あきる野市議会 2020-09-01
令和2年第1回定例会9月定例会議(第1日目) 本文(審議)
1: 9月 2日(水曜日) 午前 9時30分 開議
◯議長(天野正昭議員) 皆さん、おはようございます。
本日より令和2年
あきる野市議会第1回定例会9月定例会議を開きます。
議員並びに理事者、部課長各位の出席を賜り、誠にありがとうございます。
なお、
新型コロナウイルスの感染症対策のため、議員席等にパーティションを設置しました。また、会議中、議場のドアを開放し、換気を行います。議場内の方にはマスクの着用や手指の
アルコール消毒に御協力いただきますよう、お願い申し上げます。
なお、庁舎内ではクールビズを実施しております。各自で対応していただきたいと思います。
傍聴席の皆様には、議会に関心をお寄せいただき、誠にありがとうございます。また、傍聴席の間隔を空けていただくなど、
コロナウイルスの感染には十分気をつけていただくよう、お願い申し上げます。
ただいまの出席議員は20人であります。定足数に達しておりますので、直ちに本日の会議を開きます。
本日の議事日程は、あらかじめお手元に配付したとおりであります。
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2: ◯議長(天野正昭議員) 日程第1
会議録署名議員の指名を行います。
会議録署名議員は、会議規則第89条の規定により、議長において、
8番 大久保 昌 代議員
9番 増 崎 俊 宏議員
を指名いたします。
────────── ◇ ──────────
3: ◯議長(天野正昭議員) 日程第2 会議期間の決定を議題といたします。
議会運営委員会委員長より報告を求めます。
議会運営委員会委員長、中嶋博幸議員。
〔
議会運営委員長 中嶋博幸議員 登壇 〕
4:
◯議会運営委員長(中嶋博幸議員) おはようございます。
去る8月25日、27日に
議会運営委員会を開催いたしましたので、その結果について、御報告いたします。
まず、本定例会議の期間につきましては、本日から10月2日までの31日間となっております。
日程につきましては、既に配付してあります9
月定例会議予定表のとおりとなっております。
一般質問につきましては、19人の議員から49件の通告があり、全て許可されております。
9月7日の発言者は5人、8日が4人、10日が5人、11日が5人と決定しております。
次に、
新型コロナウイルス感染症対策として、議場及び第1委員会室の議席等にパーティションを設置し、議長席は、マスクを外せるよう三方を囲んでおります。
また、議場のドアの開放、マスクの着用、手指の
アルコール消毒及び傍聴席の間隔を空けるなどの対応を行います。
また、一般質問の4日間については、議員席の配置を変更し、質問の全てを質問席で行い、一般質問を除いた議場及び第1委員会室での審議の際の質問は、着座にて行っていただきます。
以上につきまして、
議会運営委員会で決定しております。
本定例会議の議会運営が円滑に行われますよう、議員各位並びに理事者の御協力をお願い申し上げ、報告といたします。
5: ◯議長(天野正昭議員)
議会運営委員会委員長の報告は以上のとおりであります。
お諮りいたします。ただいま
議会運営委員会委員長から報告がありましたとおり、本定例会議の期間は、本日から10月2日までの31日間といたしたいと思います。これに御異議ございませんか。
(「異議なし」と発言する者あり)
6: ◯議長(天野正昭議員) 御異議なしと認めます。よって、本定例会議の期間は、本日から10月2日までの31日間と決定いたしました。
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7: ◯議長(天野正昭議員) 日程第3 諸般の報告をいたします。
初めに議長報告をいたします。
令和2年
あきる野市議会第1回定例会第6回臨時会議後の7月29日以降、昨日までの議会の動静概要は、皆様のお手元に配付の資料のとおりでございます。
これをもって議会の諸般の報告といたします。
次に、市長より発言の申し出がありますので、許可します。市長。
〔 市長 村木英幸君 登壇 〕
8: ◯市長(村木英幸君) おはようございます。
本日、令和2年
あきる野市議会第1回定例会9月定例会議が開催されるに当たりまして、御挨拶申し上げます。
令和2年の夏は、
新型コロナウイルス感染症の感染拡大を受け、都知事から都外への旅行や帰省の自粛が呼びかけられたこともあり、市民の皆様におかれましては、例年とは違う特別な夏を過ごされたことかと存じます。
そのような中、
東海大菅生高校野球部が、夏の
全国高校野球選手権の代わりに開催された夏季東西東京都高校野球大会において優勝いたしました。西東京大会での決勝戦と東西対抗戦では、サヨナラ勝ちを収め、その最後まで諦めない粘り強い戦いぶりは、多くの人々を元気づけたと思います。改めてお祝い申し上げます。
また、8月15日には、小和田花火大会が開催されました。花火の歴史には疫病の退散祈願があったと聞いております。コロナ禍においても、工夫を凝らして実施されたことに感謝いたします。
さて、市内では8月15日以降、介護施設、幼児教育・保育施設等の職員に
新型コロナウイルス感染症の感染が確認されております。市といたしましては、引き続き、市民の皆様が安心して日々の生活を送れるよう情報発信と感染拡大防止策に努めてまいります。
本定例会議に提出いたしました議案は、報告案件3件、諮問案件1件、人事案件2件、条例案件4件、事件案件7件、決算案件8件、予算案件6件であります。よろしく御審議くださいますよう、お願い申し上げます。
次に、諸般の報告をさせていただきます。
武蔵引田駅
北口土地区画整理事業について、御報告いたします。
本事業に関しましては、
土地区画整理審議会からの答申を受け、8月7日に、地区内地権者の将来換地の位置を定める換地設計を決定いたしました。これにあわせて、9月中旬を目途に一部の仮換地指定を行う予定であります。また、9月から10月にかけて、地区内の造成工事等を複数年契約で発注する予定であります。本契約に当たりましては、議会の議決を必要といたしますので、よろしくお願い申し上げます。
次に、地方自治法に定める御報告をいたします。
報告第5号専決処分した自動車破損事故に係る損害賠償の額の報告についてであります。内容につきましては、付議議案で送付いたしました資料のとおりであります。
最後に、地方公共団体の財政の健全化に関する法律に定めのある事項について、御報告いたします。
報告第6号令和元年度決算に基づく健全化判断比率について、報告第7号令和元年度決算に基づく資金不足比率についての報告であります。いずれも、法律の定めるところにより、監査委員の審査に付し、その意見をつけて議会に報告するものであります。内容につきましては、お手元に配付した報告書のとおりであります。
以上で報告を終わらせていただきます。
大変貴重な時間をいただきまして、ありがとうございました。
9: ◯議長(天野正昭議員) 諸般の報告が終わりました。
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10: ◯議長(天野正昭議員) 日程第4 諮問第1
号人権擁護委員の候補者の推薦につき議会の意見を求めることについての件を議題といたします。
提出者から提案理由の説明を求めます。市長。
〔 市長 村木英幸君 登壇 〕
11: ◯市長(村木英幸君) ただいま上程されました諮問第1号について、御説明申し上げます。
人権擁護委員の森田康大氏は、令和2年12月31日をもって任期満了となりますが、引き続き同氏を人権擁護委員の候補者として推薦いたしたく、
人権擁護委員法の規定により、議会の意見を求めるものであります。
森田氏におかれましては、これまで人権擁護委員として、人権侵犯事件への関与や
人権身の上相談員としての相談業務など、人権擁護の取組を重ねており、啓発活動にも積極的に参加されている方であります。
また、民生委員・児童委員としても、地域住民の様々な相談に応じるとともに、高齢者や障がい者世帯の見守り活動を行うなど、地域住民の生活課題の解決や地域福祉の増進に尽力されております。
人柄につきましては、温厚、誠実で、広く社会の実情に精通し、人権擁護委員として、ふさわしい方であると考えておりますので、よろしく御審議のほど、お願いいたします。
12: ◯議長(天野正昭議員) これをもって提案理由の説明を終わります。
これより質疑に入ります。質疑ありませんか。
(「なし」と発言する者あり)
13: ◯議長(天野正昭議員) 質疑なしと認めます。
お諮りいたします。ただいま議題となっております諮問第1号は、会議規則第38条第3項の規定により、委員会付託を省略いたしたいと思います。これに御異議ございませんか。
(「異議なし」と発言する者あり)
14: ◯議長(天野正昭議員) 御異議なしと認めます。よって、諮問第1号につきましては、委員会付託を省略することに決しました。
これより諮問第1
号人権擁護委員の候補者の推薦につき議会の意見を求めることについての件を採決いたします。本件は原案のとおり適任と認める議員の起立を求めます。
(賛成者起立)
15: ◯議長(天野正昭議員) 起立全員であります。よって、本件は原案のとおり適任と認めることに決しました。
────────── ◇ ──────────
16: ◯議長(天野正昭議員) 日程第5 議案第80号あきる野市
固定資産評価審査委員会委員の選任についての件を議題といたします。
提出者から提案理由の説明を求めます。市長。
〔 市長 村木英幸君 登壇 〕
17: ◯市長(村木英幸君) ただいま上程されました議案第80号について、御説明を申し上げます。
本議案につきましては、あきる野市
固定資産評価審査委員会委員の法理規夫氏が、令和2年11月9日をもって任期満了となりますので、その後任として、岡野哲史氏を選任いたしたく、地方税法の規定により、議会の同意を求めるものであります。
岡野氏におかれましては、昭和57年3月に
法政大学経営学部卒業後、平成3年2月に税理士登録、平成4年4月に
税理士岡野哲史事務所を開設し、現在、所長として御活躍であります。
また、これまでに、あきる野市
指定管理者選定委員会委員長、
東京税理士会青梅支部支部長を歴任するなど、識見が高く、専門的な知識や豊富な経験がある方であります。
人柄につきましては、温厚、誠実で、委員としてふさわしい方であると考えておりますので、よろしく御審議のほど、お願い申し上げます。
18: ◯議長(天野正昭議員) これをもって提案理由の説明を終わります。
これより質疑に入ります。質疑ありませんか。
(「なし」と発言する者あり)
19: ◯議長(天野正昭議員) 質疑なしと認めます。
お諮りいたします。ただいま議題となっております議案第80号は、会議規則第38条第3項の規定により、委員会付託を省略いたしたいと思います。これに御異議ございませんか。
(「異議なし」と発言する者あり)
20: ◯議長(天野正昭議員) 御異議なしと認めます。よって、議案第80号につきましては、委員会付託を省略することに決しました。
これより議案第80号あきる野市
固定資産評価審査委員会委員の選任についての件を採決いたします。
この採決は無記名投票をもって行います。
議場の閉鎖を命じます。
(議場閉鎖)
21: ◯議長(天野正昭議員) ただいまの議長を除いた出席議員は19人であります。
会議規則第31条第2項の規定により、立会人に19番清水晃議員、20番奥秋利郎議員を指名いたします。
これより職員に投票用紙を配付させます。
(投票用紙配付)
22: ◯議長(天野正昭議員) 念のため申し上げます。本件を可とする議員は賛成と、否とする議員は反対と記載願います。
投票用紙の配付漏れはありませんか。
(「なし」と発言する者あり)
23: ◯議長(天野正昭議員) 配付漏れなしと認めます。
投票箱を改めます。
(投票箱点検)
24: ◯議長(天野正昭議員) 異常なしと認めます。
これより投票に移ります。事務局長が議席番号と氏名を呼び上げますので、順次投票願います。
なお、投票中、賛否を表明しない投票及び賛否の明らかでない投票は、会議規則第74条第2項の規定により、否とみなします。
記載漏れのないよう、もう一度確認願います。
(点呼・投票)
25:
◯議会事務局長(山際由晃君) それでは点呼いたします。
議席番号1番
松本ゆき子議員、2番辻よし子議員、3番中村のりひと議員、5番臼井建議員、6番中村一広議員、7番ひはら省吾議員、8番
大久保昌代議員、9番増崎俊宏議員、10番たばたあずみ議員、11番合川哲夫議員、13番窪島成一議員、14番村野栄一議員、15番中嶋博幸議員、17番
田中千代子議員、18番
山根トミ江議員、19番清水晃議員、20番奥秋利郎議員、21番子籠敏人議員、22番堀江武史議員。
以上でございます。
26: ◯議長(天野正昭議員) 投票漏れはありませんか。
(「なし」と発言する者あり)
27: ◯議長(天野正昭議員) 投票漏れなしと認めます。投票を終了いたします。
開票を行います。19番清水晃議員及び20番奥秋利郎議員の立会いをお願いいたします。
(開票)
28: ◯議長(天野正昭議員) それでは、あきる野市
固定資産評価審査委員会委員の選任についての投票の結果を報告いたします。
投票総数が19票、これは先ほどの出席議員数に符合しております。そのうち、賛成18票、反対1票、以上のとおり、賛成が18票であります。よって、本件は原案のとおり同意されました。
議場の閉鎖を解きます。
(議場開鎖)
────────── ◇ ──────────
29: ◯議長(天野正昭議員) 日程第6 議案第81号あきる野市
教育委員会委員の任命についての件を議題といたします。
提出者から提案理由の説明を求めます。市長。
〔 市長 村木英幸君 登壇 〕
30: ◯市長(村木英幸君) ただいま上程されました議案第81号について、御説明申し上げます。
本議案につきましては、あきる野市
教育委員会委員の小西フミ子氏が、令和2年10月27日をもって任期満了となりますので、その後任として、引き続き同氏を任命いたしたく、地方教育行政の組織及び運営に関する法律の規定により、議会の同意を求めるものであります。
小西氏におかれましては、都立第二商業高等学校を卒業後、昭和48年4月から昭和54年12月まで、
学校法人法政大学の事務職員として勤務し、現在は、
秋川流域生活支援ネットワークおむすびネットに勤務され、市内の身体、知的、精神に障がいのある方とその家族及び難病患者の方を対象に就労や生活に関する相談、支援を行っております。
また、これまでに、あきる野市
社会福祉協議会評議員、あきる野市障がい
者団体連絡協議会会長を歴任するなど、福祉の分野において幅広く活躍されております。
人柄につきましては、明朗快活で、前向きの考え方を持ち、教育に対しても意欲的であり、教育委員にふさわしい方であると考えております。
よろしく御審議のほど、お願いいたします。
31: ◯議長(天野正昭議員) これをもって提案理由の説明を終わります。
これより質疑に入ります。質疑ありませんか。
(「なし」と発言する者あり)
32: ◯議長(天野正昭議員) 質疑なしと認めます。
お諮りいたします。ただいま議題となっております議案第81号は、会議規則第38条第3項の規定により、委員会付託を省略いたしたいと思います。これに御異議ございませんか。
(「異議なし」と発言する者あり)
33: ◯議長(天野正昭議員) 御異議なしと認めます。よって、議案第81号につきましては、委員会付託を省略することに決しました。
これより議案第81号あきる野市
教育委員会委員の任命についての件を採決いたします。
この採決は無記名投票をもって行います。
議場の閉鎖を命じます。
(議場閉鎖)
34: ◯議長(天野正昭議員) ただいまの議長を除いた出席議員は19人であります。
会議規則第31条第2項の規定により、立会人に21番子籠敏人議員、22番堀江武史議員を指名いたします。
これより職員に投票用紙を配付させます。
(投票用紙配付)
35: ◯議長(天野正昭議員) 念のため申し上げます。本件を可とする議員は賛成と、否とする議員は反対と記載願います。
投票用紙の配付漏れはありませんか。
(「なし」と発言する者あり)
36: ◯議長(天野正昭議員) 配付漏れなしと認めます。
投票箱を改めます。
(投票箱点検)
37: ◯議長(天野正昭議員) 異常なしと認めます。
これより投票に移ります。事務局長が議席番号と氏名を呼び上げますので、順次投票願います。
なお、投票中、賛否を表明しない投票及び賛否が明らかでない投票は、会議規則第74条第2項の規定により、否とみなします。
記載漏れのないよう、もう一度御確認願います。
(点呼・投票)
38:
◯議会事務局長(山際由晃君) それでは点呼いたします。
議席番号1番
松本ゆき子議員、2番辻よし子議員、3番中村のりひと議員、5番臼井建議員、6番中村一広議員、7番ひはら省吾議員、8番
大久保昌代議員、9番増崎俊宏議員、10番たばたあずみ議員、11番合川哲夫議員、13番窪島成一議員、14番村野栄一議員、15番中嶋博幸議員、17番
田中千代子議員、18番
山根トミ江議員、19番清水晃議員、20番奥秋利郎議員、21番子籠敏人議員、22番堀江武史議員。
以上でございます。
39: ◯議長(天野正昭議員) 投票漏れはありませんか。
(「なし」と発言する者あり)
40: ◯議長(天野正昭議員) 投票漏れなしと認めます。投票を終了いたします。
開票を行います。21番子籠敏人議員及び22番堀江武史議員の立会いをお願いいたします。
(開票)
41: ◯議長(天野正昭議員) それでは、あきる野市
教育委員会委員の任命についての投票の結果を報告いたします。
投票総数19票、これは先ほどの出席議員数に符合しております。そのうち、賛成19票、反対0票、以上のとおり、賛成が19票であります。よって、本件は原案のとおり同意されました。
議場の閉鎖を解きます。
(議場開鎖)
────────── ◇ ──────────
42: ◯議長(天野正昭議員) 日程第7 議案第82
号あきる野市長の給料等の特例に関する条例の件を議題といたします。
提出者から提案理由の説明を求めます。市長。
〔 市長 村木英幸君 登壇 〕
43: ◯市長(村木英幸君) ただいま上程されました議案第82号について、御説明申し上げます。
本議案につきましては、私の選挙公約であります退職手当の支給を受けないこととするため、本条例を定めるものであります。
内容につきましては、退職手当の算定基礎となる私の退職日の給料の月額をあきる野市特別職の職員の給与に関する条例第2条第1項の規定にかかわらず0円とするものであります。
よろしく御審議のほど、お願いいたします。
44: ◯議長(天野正昭議員) これをもって提案理由の説明を終わります。
これより質疑に入ります。質疑ありませんか。堀江議員。
45: ◯22番(堀江武史議員) 総務委員ではないのですけれども、うちの会派からも出してありますけれども、1点だけ市長に確認したいことがあります。市長、退職金を自分の選挙公約ということで、やめるということなのですけれども、自分は退職金をもらう資格があるのかないのか。市長が退職金を受け取る資格があるのかないのかだけお答えください。
46: ◯市長(村木英幸君) 条例上はありますが、改めて選挙で申し上げましたとおり、ゼロにお願いをさせていただきたいということでございます。
47: ◯議長(天野正昭議員) ほかに質疑ありませんか。
(「なし」と発言する者あり)
48: ◯議長(天野正昭議員) これをもって質疑を終了いたします。
お諮りいたします。本件については、会議規則第38条の規定により、総務委員会に付託いたしたいと思います。これに御異議ございませんか。
(「異議なし」と発言する者あり)
49: ◯議長(天野正昭議員) 御異議なしと認めます。よって、議案第82
号あきる野市長の給料等の特例に関する条例の件につきましては、総務委員会に付託することに決しました。
────────── ◇ ──────────
50: ◯議長(天野正昭議員) 日程第8 議案第83号あきる野市
税賦課徴収条例の一部を改正する条例の件を議題といたします。
提出者から提案理由の説明を求めます。市長。
〔 市長 村木英幸君 登壇 〕
51: ◯市長(村木英幸君) ただいま上程されました議案第83号について、御説明申し上げます。
本議案につきましては、地方税法等の一部を改正する法律の施行に伴い、規定を整備するものであります。
内容につきましては、市民部長から説明をさせますので、よろしく御審議のほど、お願いいたします。
52: ◯議長(天野正昭議員) 市民部長。
〔 市民部長 薄 丈廣君 登壇 〕
53: ◯市民部長(薄 丈廣君) それでは、議案第83号につきまして、御説明いたします。
例規集では737ページからになります。
本条例の一部改正は地方税法等の一部を改正する法律の施行に伴うものでありますが、主な改正内容につきましては、お手元に配付しておりますあきる野市
税賦課徴収条例の一部を改正する条例新旧対照表(議案第83号資料)により説明させていただきます。
初めに、1ページの第19条から3ページの第23条第3項までにつきましては、法人市民税に関する規定でございます。法人市民税は国税である法人税を課税標準としておりますが、令和2年度の税制改正におきまして、法人税における連結納税制度を廃止する改正が行われました。このことに伴い、引用条文の項ずれを改めるとともに、文言整理等を行うものでございます。
次に、3ページの第24条は、個人市民税の非課税に関する規定でございます。これまでは前年の所得が135万円以下の障害者、未成年者、寡婦又は寡夫を非課税としており、婚姻歴がないひとり親は対象外としておりましたが、今回の改正により、ひとり親家庭であれば、婚姻歴の有無を問わず、非課税とするものでございます。
次に、5ページでございます。第34条の2は、個人市民税の所得控除に関する規定でございます。全てのひとり親家庭の子どもに対して公平な税制を実現する観点から、婚姻歴の有無による不公平と、男性のひとり親と女性のひとり親の間の不公平を解消するため、寡婦控除に関する税制改正が行われました。これにより、これまで対象外となっていた未婚のひとり親を控除の対象とする、ひとり親控除を創設するとともに、寡夫控除を廃止するものでございます。なお、所得要件につきましては、寡婦控除を含めまして、500万円以下とされております。
次に、第34条の4の2から、飛びまして、15ページの第52条までにつきましては、主に法人市民税に関する規定でございます。内容につきましては、先ほど御説明しました法人税の連結納税制度の廃止に伴う項ずれの修正と文言整理等を行うものでございます。
次に、17ページの附則の第4条の2から18ページの第5条までにつきましては、延滞金の割合の特例に関する規定でございます。延滞金の割合につきましては、本則におきましては、対象に応じて、年14.6%と年7.3%で計算する規定としておりますが、現在は低金利の状況等を踏まえ、附則で設定しました特例基準割合を基に計算しております。今回はこの特例基準割合について市中金利の実勢等を踏まえ、改正を行うものでございます。第4条の2第1項では、納期限に対して遅延した場合の利息の割合に関する名称を延滞金特例基準割合とするものでございます。
18ページの第2項につきましては、法人市民税の納期限を延長する場合の延滞金の特例基準割合について、各年の平均貸付割合に加算する割合を年1.0%から年0.5%に引き下げるというものでございます。
次に、19ページの附則第17条と20ページの附則第17条の2につきましては、長期譲渡所得に係る個人市民税の課税の特例に関する規定でございます。租税特別措置法の一部改正におきまして、土地基本法の改正により、新たに規定された低未利用土地については、5年以上保有し、譲渡した場合、一定の条件を満たせば、その譲渡所得から100万円を控除するという特別控除が新設されたところでございます。このため、本条例改正では、個人市民税の所得割を課税する長期譲渡所得の引用条文にこのことを追加するというものでございます。
施行期日につきましては、令和3年1月1日となりますが、法人税の連結納税制度の廃止に関する改正は、令和4年4月1日となります。また、延滞金及び市民税に関する経過措置を設けております。
説明は以上でございます。よろしく御審議のほど、お願いいたします。
54: ◯議長(天野正昭議員) これをもって提案理由の説明を終わります。
これより質疑に入ります。質疑ありませんか。
(「なし」と発言する者あり)
55: ◯議長(天野正昭議員) 質疑なしと認めます。
お諮りいたします。本件については、会議規則第38条の規定により、総務委員会に付託いたしたいと思います。これに御異議ございませんか。
(「異議なし」と発言する者あり)
56: ◯議長(天野正昭議員) 御異議なしと認めます。よって、議案第83号あきる野市
税賦課徴収条例の一部を改正する条例の件につきましては、総務委員会に付託することに決しました。
────────── ◇ ──────────
57: ◯議長(天野正昭議員) 日程第9 議案第84号あきる野市国民健康保険税条例等の一部を改正する条例の件を議題といたします。
提出者から提案理由の説明を求めます。市長。
〔 市長 村木英幸君 登壇 〕
58: ◯市長(村木英幸君) ただいま上程されました議案第84号について、御説明申し上げます。
本議案につきましては、租税特別措置法の一部改正に伴い、規定を整備するものであります。
内容につきましては、市民部長から説明させますので、よろしく御審議のほど、お願い申し上げます。
59: ◯議長(天野正昭議員) 市民部長。
〔 市民部長 薄 丈廣君 登壇 〕
60: ◯市民部長(薄 丈廣君) それでは、議案第84号につきまして、御説明申し上げます。
例規集は1,531ページになります。
今回の改正は、租税特別措置法の一部改正に伴い、長期譲渡所得の特別控除の規定を新たに加えるとともに、延滞金の割合の特例に関する規定について改正するものでございます。
改正内容につきましては、お手元に配付いたしました新旧対照表により御説明をさせていただきます。
まず、1ページの第1条関係、あきる野市国民健康保険税条例の一部改正でございます。附則の第8項は、長期譲渡所得に係る国民健康保険税の課税の特例に関する規定でございますが、改正内容としましては、長期譲渡所得に係る国民健康保険税の課税の特例の規定に低未利用土地を譲渡した場合の長期譲渡所得の特別控除の規定を加えるというものでございます。
2ページの第9項につきましては、短期譲渡所得の読替規定となっておりますが、前項と同様の規定を読替規定に加えるというものでございます。
続きまして、3ページの第2条関係、あきる野市営住宅条例の一部改正、4ページの第3条関係、あきる野市介護保険条例の一部改正、また、5ページの第4条関係、あきる野市後期高齢者医療に関する条例の一部改正につきましては、それぞれ特例基準割合の名称を延滞金特例基準割合に改めるということや、文言整理などを行うものでございます。
施行日は、令和3年1月1日でございます。
なお、第1条の規定については、施行以前の年度、第2条から第4条までについては、施行日以前の期間については、なお従前の例によるとする経過措置を設けております。
説明は以上となります。よろしく御審議のほど、お願いいたします。
61: ◯議長(天野正昭議員) これをもって提案理由の説明を終わります。
これより質疑に入ります。質疑ありませんか。
(「なし」と発言する者あり)
62: ◯議長(天野正昭議員) 質疑なしと認めます。
お諮りいたします。本件については、会議規則第38条の規定により、総務委員会に付託いたしたいと思います。これに御異議ございませんか。
(「異議なし」と発言する者あり)
63: ◯議長(天野正昭議員) 御異議なしと認めます。よって、議案第84号あきる野市国民健康保険税条例等の一部を改正する条例の件につきましては、総務委員会に付託することに決しました。
────────── ◇ ──────────
64: ◯議長(天野正昭議員) 日程第10 議案第85号あきる野市情報公開条例の一部を改正する条例の件を議題といたします。
提出者から提案理由の説明を求めます。市長。
〔 市長 村木英幸君 登壇 〕
65: ◯市長(村木英幸君) ただいま上程されました議案第85号について、御説明申し上げます。
本議案につきましては、より開かれた市政を目指すために、何人にも市政情報の公開を請求できる権利を保障するとともに、市政情報の公開義務を明確化するなど規定を整備するものであります。
内容につきましては、総務部長から説明させますので、よろしく御審議のほど、お願いいたします。
66: ◯議長(天野正昭議員) 総務部長。
〔 総務部長 大出英祐君 登壇 〕
67: ◯総務部長(大出英祐君) それでは、議案第85号について、御説明いたします。
例規集は237ページになります。
この条例の改正につきましては、市政に関する情報について、積極的に公開し、広く何人にも公開請求権を認めるとともに、市政に関する説明責任を果たすため、公文書の公開が原則であることを明確にするなど、規定を整備するものでございます。
主な改正点について、お配りしました新旧対照表に基づき説明いたします。
改正のポイントは3点ございます。新旧対照表の1ページを御覧ください。右側の欄が改正前で、左側の欄が改正後でございます。
まず、1点目のポイントとして、第5条の市政情報の公開を請求できる者の規定で、改正前はあきる野市の区域内に住所を有する者や事業所に勤務する者、学校に在学する者に限定していたものを、何人も請求することができると改めるものです。
次に、2ページを御覧ください。2点目の改正のポイントとなります。第9条の公開しないことができる市政情報の規定を改正するものでございます。この規定は、公開の対象となった市政情報の中に公開に適していない部分がある場合、非公開にする根拠となる規定でございますが、現在、情報公開請求と同様の制度となります個人情報保護条例に基づく、個人情報開示請求における非開示の根拠規定となる同条例第16条の規定と整合するように改正するものであります。第9条の改正前では、各号のいずれかに該当する市政情報について公開しないことができるとしていた規定を、各号のいずれかに該当する情報が記録されている場合を除き、公開しなければならないと公開することが原則であることを明確化する文言に改めるものです。
次に、第9条の改正前の第1号から第8号まで規定している非公開の規定を、第1号から第7号までとし、内容は、個人情報保護条例の非開示の規定と整合するよう改めるもので、東京都情報公開条例の非公開規定とも整合する規定とするものであります。
次に、6ページを御覧ください。下段の第11条ですが、改正前は任意的な公開の手続を定めておりますが、第5条の改正に伴い、必要がなくなるものでございます。一方で、改正後の第11条には、第9条で非公開について義務の性格が強まる文言になりますので、公益上の理由により、裁量的な公開ができる規定を設けるものでございます。
次に、6ページ最下段から7ページを御覧ください。3点目の改正のポイントになります。改正前の第11条の2を、改正後、第11条の3に繰り下げ、第11条の2として、市政情報の存否に関する情報の規定を設けるものです。この規定は、情報公開請求に対して非公開の決定をする際、対象となる市政情報の有無を明確にして、請求者に非公開決定を通知する義務が実施機関にありますが、請求の内容によっては市政情報の有無を明確にして非公開の通知をするだけで請求者の目的が達成され、そのために第三者に損害が生じることが想定されるため、このような場合に限り、市政情報の有無を明確にせず、公開しないことができることとするものです。
施行日は、公布の日であります。経過措置として、施行日前に旧条例第11条により、任意手続により公開の申し出をして、施行日の段階でまだ回答していないものがあった場合は、新条例の第5条に基づく情報公開請求があったものとして取り扱うとする規定を設けるものです。
説明は以上です。よろしく御審議のほど、お願いいたします。
68: ◯議長(天野正昭議員) これをもって提案理由の説明を終わります。
これより質疑に入ります。質疑ありませんか。合川議員。
69: ◯11番(合川哲夫議員) 改正後の第11条の2なのですけれども、これは市側のほうで情報を公開しない場合もあるというような規定だと思うのですけれども、拒否するということでうたわれていますけれども、例えばどのような内容があるでしょうか。お分かりになりましたら、お願いします。
70: ◯総務部長(大出英祐君) お答えします。
第11条の裁量的な規定がありますけれども、こちらは、例えば存否を明らかにする場合、例で一番いいと考えられるのは、DV被害者かなというところがあります。DV被害者に関する情報があるかないかだけを言うだけで、その人がいるいないが分かってしまうというところがありますので、そういったものに関しては拒否できる。公開しないということになります。
以上です。
71: ◯議長(天野正昭議員) 合川議員よろしいですか。
72: ◯11番(合川哲夫議員) 分かりました。
73: ◯議長(天野正昭議員) ほかに質疑ありませんか。
(「なし」と発言する者あり)
74: ◯議長(天野正昭議員) これをもって質疑を終了いたします。
お諮りいたします。本件については、会議規則第38条の規定により、総務委員会に付託いたしたいと思います。これに御異議ございませんか。
(「異議なし」と発言する者あり)
75: ◯議長(天野正昭議員) 御異議なしと認めます。よって、議案第85号あきる野市情報公開条例の一部を改正する条例の件につきましては、総務委員会に付託することに決しました。
ここで休憩といたします。
なお、再開は午前10時45分といたします。
午前10時28分 休憩
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午前10時45分 再開
76: ◯議長(天野正昭議員) 休憩前に引き続き会議を開きます。
日程第11 議案第86号あきる野市立小・中学校情報通信ネットワーク環境施設整備業務の請負契約についての件を議題といたします。
提出者から提案理由の説明を求めます。市長。
〔 市長 村木英幸君 登壇 〕
77: ◯市長(村木英幸君) ただいま上程されました議案第86号について、御説明申し上げます。
本議案につきましては、8月17日に開催いたしましたプロポーザル審査委員会におきまして審査を行い、株式会社内田洋行を事業者として選定いたしました。
したがいまして、株式会社内田洋行と請負契約を締結するため、議会の議決に付すべき契約及び財産の取得又は処分に関する条例の規定に基づき、議会の議決を求めるものであります。
株式会社内田洋行の概要等につきましては、お手元に配付した資料のとおりであります。
よろしく御審議のほど、お願いいたします。
78: ◯議長(天野正昭議員) これをもって提案理由の説明を終わります。
これより質疑に入ります。質疑ありませんか。辻議員。
79: ◯2番(辻よし子議員) それでは、ちょっと質問させていただきます。これは市内の学校全てに無線LANの環境を整備するための業務委託だと思います。そこで1点だけ、電磁波に関する質問をさせていただきます。日本ではまだ電磁波が子どもたちの健康に与える影響についてあまり残念ながら議論が進んでいませんけれども、フランスでは、2015年に電磁波ばく露の抑制、透明性及び協議に関する法律という法律が制定されて、3歳未満の乳幼児の受入れをしている保育園では、無線インターネットアクセスを備えた固定機器を設置してはならないというふうに定められています。また、小学校では、授業で使うとき以外は無線LANの機器を停止させなければならないと法律で規定されています。
それから、ドイツ、イギリス、イタリア、フランス、スウェーデンなど47か国が加盟している欧州評議会、ここでは2011年に電磁界の潜在的な危険性、それからそれに対する予防原則の適用を求めた決議を可決しています。その中で、子どもを電磁波のばく露から守るために、学校では有線インターネット接続を優先するようにと、そのように求めています。
こうした動きを見たときに、日本における、私は電磁波過敏症という言い方がそもそも誤解を生むのではないかなと思うようになりました。電磁波というのは食物アレルギーのように、普通の子どもには全く関係なくて、ある特定の子どもが影響を受けるというものではありません。過敏症と言うと、何か本人に原因があって、そういう特殊な人だけに配慮が必要というふうに思われがちなのですけれども、海外の動きを見れば明らかなように、実は、全ての子どもに対して電磁波というのは影響があるのだと、そういうことを考えなければいけないということだと思います。
そう考えると、今回、校内の無線LANを整備する時点で、最初から教室ごとにオンオフの切替えができるような、そうした環境を整えておくほうが望ましいのではないかなと思うのですけれども、そうしたことは可能かどうか伺いたいと思います。
80: ◯議長(天野正昭議員) 教育部長。
〔 教育部長 渡邉浩二君 登壇 〕
81: ◯教育部長(渡邉浩二君) お答えいたします。
校内の無線LANにつきましては、使用中の接続トラブル等に備えまして、その状況を監視するシステムとなっております。そういうような形をとる形でございます。個別の、今、おっしゃったオンオフ、こういった機能の有効性というものはあるとは思うのですけれども、現時点におきましては、セキュリティーとトラブルの発生時における迅速なシステムの復旧復元、そういったものに重視をし、オンオフ機能を想定した仕様とはなっていない現状がございます。
また、今、電磁波のお話がございましたが、電磁波の健康被害に関する影響につきましては、我々が生活している中で、例えば携帯電話ですとか、各家庭におけるインターネット環境あるいは電磁波を発生させるような家電といったものも多くございます。実際に調査を行ったわけではございませんけれども、電磁波による健康被害、そういったものは現状、耳にしていることはございません。
しかしながら、一方で、電磁波と体調不良の因果関係、こういったものも、必ずしも否定できるわけではなく、今後、全国で校内LANが整備をされていくわけですが、そのような中で運用していく中で、その課題ですとか実例、そういったものが取り上げられてくるかもしれません。また、因果関係を含めまして、国の対応が示されることも考えられます。そうした場合につきましては対応していく必要があるのかなというふうに考えております。
また、運用するに当たりましては、授業で指導する教員だけではなくて、養護教諭を含めまして、児童・生徒の体調管理、そういったものを組織的に行っていく必要があるのかなというふうに考えております。
以上でございます。
82: ◯2番(辻よし子議員) 分かりました。電磁波の影響について今後も注視していくということだと思います。御答弁の中に、教室ごとのオンオフの切替えについて、接続トラブルを監視するシステムが導入されているので、それとの兼ね合いで、オンオフが切替えできる機能を備えていないというような御説明があったと思うのです。監視システムとオンオフの切替えとの関係は、私はよく分からないのですけれども、仮に今後、やはりオンオフの機能を設置したほうがいいだろうということになったときにかなり大がかりな修繕が必要になってくるのか、それとも比較的簡単に改修できるのか、もし今の段階でお分かりでしたら教えてください。
83: ◯教育部長(渡邉浩二君) お答えいたします。
アクセスポイント、そちらのオンオフを操作する電源スイッチ、そういったものは現状では備えていないという状況は先ほど申し上げたとおりでございます。現段階で、金額ですとかそういった規模、そういったものを含めて、確かなことをちょっとここでは申し上げることはできません。ただ、管理上の操作というものをすることによって電波を止めること、これは物理的に可能なのではないかなというふうには思います。そうではあるのですが、何らかの不具合が生じないかですとか、また、仮に対応できるとしても、技術的な運用方法、そういったものが、今、この場で、現段階でお答えすることはちょっとできないような状況でございます。
以上でございます。
84: ◯2番(辻よし子議員) 具体的な改修の規模とか、あるいは改修しないで、切替えだけでできるのかとか、その辺も含めて今の段階では、要するにはっきりしないという、そういう御答弁だったと思います。
日本では、教育施設において電磁波の規制基準というものがあるわけではありませんので、市単独で最初から電磁波に対応して、オンオフのそういった設備を導入するというのは難しいのだろうなということはよく分かります。ただ、海外では既にそういう動きがありますので、国の基準を待っている間に健康被害が出てしまうというようなことがないように、ぜひ情報収集しっかりしていただいて、できれば市独自に先手を打つ姿勢で臨んでいただきたいなと思います。これは要望にとどめておきます。
以上です。
85: ◯議長(天野正昭議員) ほかにありますか。たばた議員。
86: ◯10番(たばたあずみ議員) 私も辻議員と同様の意見です。やはりまだ医学的に日本では諸説あるという状況になっているとはいえ、外国でもいろいろ対策がとられてきていますので、何かあってからという形では、言葉が悪いですけれども、子どもたちがモルモットのように扱われてからということでは遅いと思います。ですので、何かあってからになる前に、きちんと対応をしておけるというふうにしておかなくてはならないと。ここは、あくまでも学校きちんと管理していくという上で、子どもたちの健康を一番に考えるということが大前提だと思いますので、ぜひオンオフ機能、後からやっていくということでまたいっぱいお金がかかっていくということも想定されますので、そういうことよりも、早い段階からオンオフ機能をつけていくのだというようなことも一緒に考えていただきたいと思います。要望です。
以上です。
87: ◯議長(天野正昭議員) ほかにございますか。中村一広議員。
88: ◯6番(中村一広議員) ネットワーク環境施設整備事業ということで、ある程度できる業者が限定されているというふうに思うのです。その中で、プロポーザルでされたということなのですが、その要件として例えば地元業者に少し配慮していただくというようなことは考えていただけたのかどうかお聞きしたいと思います。
89: ◯教育部長(渡邉浩二君) お答えいたします。
今、議員がおっしゃったとおり、プロポーザルの形をとる一つの理由としては、市内業者の方の参入といいますか、御協力いただくといいますか、その部分も可能な限り行いたいというところからでございます。プロポーザルの評価点につきましても、市内業者を活用していただくというところにはポイントを、重点を置いているところでございます。その工事の内容等を、例えば先ほど議員もおっしゃったとおり、技術的な部分でシステムとの結合とか、その辺りがありますので、配線工事等が想定されますけれども、そちらにつきましても、私どものほうから例えば
あきる野市内でそういう工事ができる協会さんですとか、そういったところも提案させていただきながら進めていただくというような状況になっております。
以上でございます。
90: ◯議長(天野正昭議員) ほかに質疑ございませんか。中村のりひと議員。
91: ◯3番(中村のりひと議員) 今の辻議員のところと関連するのですけれども、多分、仕様書というところで、これからどんどんこういったかなり複雑多岐にわたっていくという中で、担当課だけでいろいろなことを把握して仕様書を作るというところは、これからかなり難しくなっていくとは思うのです。担当課においてもかなりいろいろと勉強されて作られたとは思うのですけれども。そういうところで、非常に大がかりなものに関して、担当課以外にいろいろな情報をもらうというか、ある程度幅を広げて、同じ部の中で連携して仕様書を作るとかという、そういうことをされたのかどうかお伺いをしたいと思います。
92: ◯教育部長(渡邉浩二君) お答えいたします。
まず一つは、組織的なことということになりますので、今回、私どもの主管課のほうで情報システムに一定精通した職員が中心となって、様々な情報を入手しながら行っていると。もちろん内部でも情報システム課がございますから、そういったところと協同しながらやっているというところと、あともう一つは、先進で行っている自治体もございますから、そういったところの情報をとりながら行っているというような状況でありました。
以上でございます。
93: ◯議長(天野正昭議員) ほかに質疑ございませんか。
(「なし」と発言する者あり)
94: ◯議長(天野正昭議員) これをもって質疑を終了いたします。
お諮りいたします。ただいま議題となっております議案第86号は、会議規則第38条第3項の規定により、委員会付託を省略いたしたいと思います。これに御異議ございませんか。
(「異議なし」と発言する者あり)
95: ◯議長(天野正昭議員) 御異議なしと認めます。よって、議案第86号につきましては、委員会付託を省略することに決しました。
これより討論に入るのでありますが、ただいまのところ通告がありませんので、討論なしと認めます。
これより議案第86号あきる野市立小・中学校情報通信ネットワーク環境施設整備業務の請負契約についての件を採決いたします。本件は原案のとおり決することに賛成の議員の起立を求めます。
(賛成者起立)
96: ◯議長(天野正昭議員) 起立全員であります。よって、本件は原案のとおり可決されました。
────────── ◇ ──────────
97: ◯議長(天野正昭議員) 日程第12 議案第87号あきる野市立小・中学校学習用タブレット端末及び充電保管庫の購入契約についての件を議題といたします。
提出者から提案理由の説明を求めます。市長。
〔 市長 村木英幸君 登壇 〕
98: ◯市長(村木英幸君) ただいま上程されました議案第87号について、御説明申し上げます。
本議案につきましては、8月17日に開催いたしましたプロポーザル審査委員会におきまして審査を行い、株式会社内田洋行を事業者として選定いたしました。
したがいまして、株式会社内田洋行と購入契約を締結するため、議会の議決に付すべき契約及び財産の取得又は処分に関する条例の規定に基づき、議会の議決を求めるものであります。
株式会社内田洋行の概要等につきましては、お手元に配付した資料のとおりであります。
よろしく御審議のほど、お願いいたします。
99: ◯議長(天野正昭議員) これをもって提案理由の説明を終わります。
これより質疑に入ります。質疑ありませんか。中村のりひと議員。
100: ◯3番(中村のりひと議員) 機種のほうはいろいろと仕様書の中で書いていると思うのですけれども、具体的にこの機種というものが決まっているのかどうか教えていただければと思います。
101: ◯教育部長(渡邉浩二君) お答えいたします。
現時点では、その提案を受けたというものにつきましては、OSについてはウィンドウズ、それから国が示している仕様に基づいたものであること。それから業者が提案する日本製の機種であるというところで御理解いただければと思います。
以上でございます。
102: ◯3番(中村のりひと議員) 分かりました。それで、タブレットで、キーボードがついているのかというところと、台数のほうが今年度中に用意できるのか。スケジュール感というか、その辺りもお聞かせいただければと思います。
103: ◯教育部長(渡邉浩二君) お答えいたします。
まず、納期ということになりますが、こちらは今年度中に納品できるということの担保の中で進めている状況でございます。それから現状、提案を受けているタブレットに関しましては、もちろんキーボードがついているものでございます。
以上でございます。
104: ◯議長(天野正昭議員) ほかに質疑ありませんか。辻議員。
105: ◯2番(辻よし子議員) 無線LANの環境整備と、それからタブレットの購入と同一業者に発注することになっていると思います。それから御説明あったように業者の選択に当たってはプロポーザル方式を採用したと。この辺りは担当課が様々な検討をされた上でのことで、結果的に早いタブレットの購入につながったものだと、そういうふうに理解しております。ただ、1社のみの応募しかなかった中で業者が選ばれているということですので、環境整備工事の経費とか、あるいはタブレット端末の価格ですね。この辺がどのように適正な価格が担保されているのか、そこについての御説明をお願いいたします。
106: ◯教育部長(渡邉浩二君) お答えいたします。
校内LAN環境整備に関する予算につきましては、国からICTの加速化に伴うGIGAスクール構想が令和元年12月に発表されまして、令和2年度の当初予算編成が終了した後に急遽、2社からの見積りを取り寄せまして、予算化したという経緯がございます。また、御存じのとおり、
新型コロナウイルス感染症拡大に伴いまして、4月に令和5年度まで段階的に整備する予定であった1人1台の端末整備、こちらのほうも前倒しをされまして、6月補正で議決いただいたという経緯がございます。
こういった中で、今、プロポーザルのお話がありましたけれども、当初、プロポーザル方式を採用するまでは考えてはいなかったというところがあります。校内LAN整備に関しましては、他の自治体でもプロポーザル方式が行われているという状況は確認をしております。本市におきましては、校内ネットワークのLAN整備、こちらはゼロからのスタートであることから、金額のみの判断ではなくて、実績がある業者からGIGAスクール構想の実現に向けた提案を受けながら進めていく、こういったことが有用であるのではなかろうかということ。また、システムとの接続など専門的な技術が求められますが、先ほど御質問いただきましたが、市内業者をできるだけ活用してもらうこと。また一方で、端末の確保が危惧されていた中で、いち早く確保に向けて対応する必要があったこと等。さらには、システムの通信関係に適した端末であることや、トラブル等の対応窓口を一本化したいということなどを総合的に考えまして、校内LAN整備と端末の確保を一体的なプロポーザルで行ったという経緯がございます。
実際の公募までは数社の業者から前向きなお問い合わせがございまして、実際に学校の下見なども行われておりました。しかしながら、結果的に1社のみということでございました。こちらにつきましては、先ほど来お話がある端末の確保が困難であったというふうに理由としては聞いております。
こういった経緯の中で、経費につきましては、校内LAN整備は、先ほど経緯の中で申し上げましたとおり、複数の業者からの見積りを基にしていること。それから端末につきましては、国が想定する仕様と金額に基づくものであることから、その正当性については担保されているというふうに考えております。
以上でございます。
107: ◯2番(辻よし子議員) 一体的な契約になった経緯は非常によく分かりました。それから環境整備については2社から見積りをとっているし、それからタブレットについては国の想定する仕様と金額に基づいているということで、よく分かりました。
国からの一方的な、私からすると本当にむちゃと思えるような前倒しの中で、担当課の方は本当に御苦労されたと思います。本当に敬意を表したいと思います。
ただ、私としてはこのタブレットの購入、コロナ対策の補助金から出ているということについては、補正予算の審議で述べたように、納得はしていません。それから今後の学校教育においてこのタブレットがどのように使われるのか。その辺はいろいろ正直、不安もありますので、注視していきたいなと思っております。
しかし、タブレットの購入そのものに対して反対するものではありませんので、いろいろ考えましたけれども、本議案には賛成したいと思っております。
以上です。
108: ◯議長(天野正昭議員) ほかに質疑ありませんか。
(「なし」と発言する者あり)
109: ◯議長(天野正昭議員) これをもって質疑を終了いたします。
お諮りいたします。ただいま議題となっております議案第87号は、会議規則第38条第3項の規定により、委員会付託を省略いたしたいと思います。これに御異議ございませんか。
(「異議なし」と発言する者あり)
110: ◯議長(天野正昭議員) 御異議なしと認めます。よって、議案第87号につきましては、委員会付託を省略することに決しました。
これより討論に入るのでありますが、ただいまのところ通告がありませんので、討論なしと認めます。
これより議案第87号あきる野市立小・中学校学習用タブレット端末及び充電保管庫の購入契約についての件を採決いたします。本件は原案のとおり決することに賛成の議員の起立を求めます。
(賛成者起立)
111: ◯議長(天野正昭議員) 起立全員であります。よって、本件は原案のとおり可決されました。
────────── ◇ ──────────
112: ◯議長(天野正昭議員) この際、日程第13 議案第88号から日程第16 議案第91号までの市道路線の廃止についての4件を一括議題といたします。
提出者から提案理由の説明を求めます。市長。
〔 市長 村木英幸君 登壇 〕
113: ◯市長(村木英幸君) ただいま上程されました議案第88号から議案第91号までの市道路線の廃止について、関連がありますので、一括して御説明申し上げます。
本議案につきましては、現在、廃滅等存置の必要のない市道路線の廃止をするものであります。
内容につきましては、都市整備部長から説明をさせますので、よろしく御審議のほど、お願いいたします。
114: ◯議長(天野正昭議員) 都市整備部長。
〔 都市整備部長 清水保治君 登壇 〕
115: ◯都市整備部長(清水保治君) それでは、議案第88号から議案第91号までの市道路線の廃止について、一括して御説明申し上げます。
お手元に配付をしてございます路線廃止図を御覧ください。
議案第88号市道多西547号線、議案第89号市道西秋留152号線及び議案第90号市道東秋留475号線につきましては、道路としての機能を果たしていない状況であり、存置する必要性がなく、隣接する土地所有者から路線の全部について払下げ及び交換の要望があることから、路線認定の廃止を行うものでございます。
議案第91号市道東秋留499号線につきましては、河川に接続する道路として機能を有しておりましたが、河川改修後は遊歩道が整備され、他の場所からの接続が可能となり、存置する必要性がなく、隣接する土地所有者から路線の全部について払下げの要望があることから、路線認定の廃止を行うものでございます。
路線の起点、終点及び道路幅員、道路延長につきましては、提出議案のとおりでございます。
説明は以上でございます。よろしく御審議のほど、お願い申し上げます。
116: ◯議長(天野正昭議員) これをもって提案理由の説明を終わります。
これより質疑に入ります。なお、質疑がある場合には、議案番号を述べてから質疑願います。
質疑ありませんか。
(「なし」と発言する者あり)
117: ◯議長(天野正昭議員) 質疑なしと認めます。
お諮りいたします。本件4件については、会議規則第38条の規定により、環境建設委員会に付託いたしたいと思います。これに御異議ございませんか。
(「異議なし」と発言する者あり)
118: ◯議長(天野正昭議員) 御異議なしと認めます。よって、議案第88号から議案第91号までの市道路線の廃止についての4件につきましては、環境建設委員会に付託することに決しました。
────────── ◇ ──────────
119: ◯議長(天野正昭議員) 日程第17 議案第92号現総合計画の計画期間の延長についての件を議題といたします。
提出者から提案理由の説明を求めます。市長。
〔 市長 村木英幸君 登壇 〕
120: ◯市長(村木英幸君) ただいま上程されました議案第92号について、御説明申し上げます。
本議案につきましては、現在策定中である第二次総合計画の計画期間の開始時期を令和3年度から令和4年度に変更することに伴い、総合計画に基づく市政運営の継続性を担保する必要があるため、現総合計画の計画期間を1年間延長し、同計画の終了時期を令和2年度から令和3年度に変更するに当たり、あきる野市総合計画条例第6条及び
あきる野市議会基本条例第14条の規定に基づき、議会の議決を求めるものであります。
よろしく御審議のほど、お願いいたします。
121: ◯議長(天野正昭議員) これをもって提案理由の説明を終わります。
これより質疑に入ります。質疑ありませんか。子籠議員。
122: ◯21番(子籠敏人議員) 審議会等が開けなくて、計画期間を1年延長させたいという気持ちは分かります。理解もするところです。それに関連して気になるところが、市長の政策推進目標について、これまでも一般質問をさせてもらって、聞きました。次期総合計画の中になるべく練り込む等々して、担保するような姿勢を示されました。その扱いについて、市長の政策推進目標、私はいまだに出ていないことが非常によくないと思っていますけれども、その扱いについても同様な考え方でいくのか。1年延ばして、その中に練り込むというやり方でやるのか。私は、そういうふうに1年延びるのだったら、やはりこの際、別に作ったほうが筋だと思いますよ。その辺のお考えを市長に伺えれば一番いいのですが、聞きたいと思います。
123: ◯市長(村木英幸君) 総合計画につきましては、内容が抽象的なものがほとんどですので、また、さらに事業計画に、下の段階の計画に下ろした段階で様々な具体的な事柄も出てこようかと思いますので、その際に御議論等をお願いできたらと思っております。
124: ◯21番(子籠敏人議員) 納得いく答弁ではないのですが、市長、そうされると、総合計画からさらに個別の計画のお話をされました。そこで盛り込む的な気持ちがあるのかなというふうにも受け止める解釈ができるのですけれども、そうすると、私が思うところは、やはり政策推進目標というのは4年間の任期の中でどういったことを具体的に着実にやっていくための工程表なわけですよ。
それを総合計画の中で盛り込むということになると、前に聞いたときだと、来年度からです。来年度から、来年度の4月からと考えると、市長のその時点での残りの任期というは2年半なのですよ。それがさらに1年延びるというと、残り1年半からスタートなのです。でも、今の市長のお話を聞くと、さらにそこから作っていく個別計画でとなると、残りなんて幾らもないではないですか。そこで掲げたって、政策推進目標、任期中の責任は果たせないと思いますよ。
着実にやっていくためにも、だからこそ、これは延びてしまうのはしようがないところはありますよ。審議会等を開けないのですから。でも、自分自身でお作りになることは、今、できますよ。やったらいいじゃないですか、しっかり。それがやはり公約で掲げて、皆さんに訴えてやったのですから。だから作るべきだと言っているのですよ。でも、伺うたびに総合計画でとか、施政方針の中で言うことでしますとか、揺れているわけですよ、ただでさえ。はっきり言って、ちゃんとこれに対して向き合っていないからそういうふうになっているのだと思います。だからこそ、今の答弁にもなってしまうのだと思います。改めて伺います。個別に作られたほうがいいのではないですか。
125: ◯市長(村木英幸君) 先ほども申しましたとおり、総合計画の文章表現は大変抽象的なものになっておりますので、そこでこれからのロードマップ、計画的な、そのような工程表というのはできませんので、これから個別の事業計画の中で表現してまいります。
126: ◯21番(子籠敏人議員) 今の市長のお話を伺うと、もう作る気はないのだなというふうに私は受け止めました。多分、ここで聞いている議員の皆様、また傍聴されている皆さん、職員の皆さんにおいてもそういうふうに受け止めていると思います。いや、非常に残念です。でも、これがやはり私たちの今、この市の市長なのだなというふうにも思います。本当に残念です。
市長は三十数億円のお話も標語だと切り捨てたような人ですから、この政策推進目標についても同じ程度にしか思っていただけていないのかなというふうに、市民との約束を何だと思っているんだというふうに残念に思います。
ただ、この計画を1年延ばさなければいけないというところは理解するところでありますので、賛成はしたいというふうに思っています。
以上です。
127: ◯議長(天野正昭議員) ほかに質疑ありませんか。
(「なし」と発言する者あり)
128: ◯議長(天野正昭議員) これをもって質疑を終了いたします。
お諮りいたします。ただいま議題となっております議案第92号は、会議規則第38条第3項の規定により、委員会付託を省略いたしたいと思います。これに御異議ございませんか。
(「異議なし」と発言する者あり)
129: ◯議長(天野正昭議員) 御異議なしと認めます。よって、議案第92号につきましては、委員会付託を省略することに決しました。
これより討論に入るのでありますが、ただいまのところ通告がありませんので、討論なしと認めます。
これより議案第92号現総合計画の計画期間の延長についての件を採決いたします。本件は原案のとおり決することに御異議ございませんか。
(「異議なし」と発言する者あり)
130: ◯議長(天野正昭議員) 御異議なしと認めます。よって、本件は原案のとおり可決されました。
────────── ◇ ──────────
131: ◯議長(天野正昭議員) この際、日程第18 議案第93号令和元年度あきる野市一般会計歳入歳出決算の認定についての件から日程第25 議案第100号令和元年度あきる野市秋多都市計画事業武蔵引田駅
北口土地区画整理事業特別会計歳入歳出決算の認定についての件までの8件を一括議題といたします。
提出者から提案理由の説明を求めます。市長。
〔 市長 村木英幸君 登壇 〕
132: ◯市長(村木英幸君) ただいま上程されました議案第93号から議案第100号までの8議案につきましては、令和元年度一般会計及び7つの特別会計の歳入歳出決算でありますが、地方自治法の規定により、議会の認定を求めるものであります。
内容につきましては、お手元に配付の令和元年度あきる野市各会計歳入歳出決算書及び付属書類のとおりであります。
決算の内容につきましては、会計管理者から説明をさせますので、よろしく御審議のほど、お願いいたします。
133: ◯議長(天野正昭議員) 会計管理者。
〔 会計管理者 松島 満君 登壇 〕
134: ◯会計管理者(松島 満君) それでは、議案第93号から議案第100号までの令和元年度あきる野市各会計歳入歳出決算につきまして、その概要を説明申し上げます。
恐れ入りますが、決算書の2ページ、3ページをお開きください。令和元年度あきる野市歳入歳出会計別決算総括表でございます。一般会計及び7つの特別会計の合計額を申し上げますと、歳入決算額526億7242万4118円、歳出決算額517億5570万286円、歳入歳出差引残額は9億1672万3832円でございます。
続きまして、各会計の概要につきまして、順次、御説明申し上げます。初めに、一般会計でございます。14ページ、15ページをお開きください。一般会計歳入合計の欄でございます。収入済額314億5638万5780円、不納欠損額858万3894円、収入未済額2億5648万282円、予算現額と収入済額との比較につきましては17億2640万6220円の減となっており、予算現額に対する収入割合は94.80%でございます。
続きまして、歳出でございます。20ページ、21ページをお開きください。歳出合計の欄でございます。支出済額308億2600万609円、翌年度繰越額7億3651万9000円、不用額16億2027万2391円、予算現額と支出済額との比較につきましては23億5679万1391円となっており、予算現額に対する支出割合は92.90%でございます。
歳入歳出差引残額6億3038万5171円につきましては、翌年度へ繰越しをいたしました。
次に、国民健康保険特別会計でございます。324ページ、325ページをお開きください。歳入合計の欄でございます。収入済額86億923万8096円、不納欠損額771万2869円、収入未済額1億6072万6265円、予算現額と収入済額との比較につきましては1億8110万8904円の減となっており、予算現額に対する収入割合は97.94%でございます。
続きまして、328ページ、329ページをお開きください。歳出合計の欄でございます。支出済額85億4971万9008円、不用額及び予算現額と支出済額との比較につきましては、ともに同額の2億4062万7992円となっており、予算現額に対する支出割合は97.26%でございます。
歳入歳出差引残額5951万9088円につきましては、翌年度へ繰越しをいたしました。
次に、後期高齢者医療特別会計でございます。362ページ、363ページをお開きください。歳入合計の欄でございます。収入済額21億6051万4720円、不納欠損額27万8500円、収入未済額459万6500円、予算現額と収入済額との比較につきましては1740万7720円の増となっており、予算現額に対する収入割合は100.81%でございます。
続きまして、364ページ、365ページをお開きください。歳出合計の欄でございます。支出済額21億2887万1441円、不用額及び予算現額と支出済額との比較につきましては、ともに同額の1423万5559円となっており、予算現額に対する支出割合は99.34%でございます。
歳入歳出差引残額3164万3279円につきましては、翌年度へ繰越しをいたしました。
次に、介護保険特別会計でございます。386ページ、387ページをお開きください。歳入合計の欄でございます。収入済額64億2372万6668円、不納欠損額1028万7900円、収入未済額2473万6998円、予算現額と収入済額との比較につきましては8187万2332円の減となっており、予算現額に対する収入割合は98.74%でございます。
続きまして、390ページ、391ページをお開きください。歳出合計の欄でございます。支出済額63億9714万9377円、不用額及び予算現額と支出済額との比較につきましては、ともに同額の1億844万9623円となっており、予算現額に対する支出割合は98.33%でございます。
歳入歳出差引残額2657万7291円につきましては、翌年度へ繰越しをいたしました。
次に、戸倉財産区特別会計でございます。428ページ、429ページをお開きください。歳入合計の欄でございます。収入済額785万7302円、予算現額と収入済額との比較につきましては4万5302円の増となっており、予算現額に対する収入割合は100.58%でございます。
続きまして、430ページ、431ページをお開きください。歳出合計の欄でございます。支出済額456万4826円、不用額及び予算現額と支出済額との比較につきましては、ともに同額の324万7174円となっており、予算現額に対する支出割合は58.43%でございます。
歳入歳出差引残額329万2476円につきましては、翌年度へ繰越しをいたしました。
次に、下水道事業特別会計でございます。446ページ、447ページをお開きください。歳入合計の欄でございます。収入済額34億3456万9866円、不納欠損額17万7461円、収入未済額7378万2975円、予算現額と収入済額との比較につきましては1億6671万4134円の減となっており、予算現額に対する収入割合は95.37%でございます。
続きまして、448ページ、449ページをお開きください。歳出合計の欄でございます。支出済額33億3080万1557円、不用額及び予算現額と支出済額との比較につきましては、ともに同額の2億7048万2443円となっており、予算現額に対する支出割合は92.49%でございます。
歳入歳出差引残額1億376万8309円につきましては、地方公営企業法が適用されました令和2年度の下水道事業会計へ引き継いでおります。
次に、テレビ共同受信事業特別会計でございます。470ページ、471ページを御覧ください。歳入合計の欄でございます。収入済額2976万8382円、予算現額と収入済額との比較につきましては1098万8618円の減となっており、予算現額に対する収入割合は73.04%でございます。
続きまして、472ページ、473ページをお開きください。歳出合計の欄でございます。支出済額2976万8382円、不用額及び予算現額と支出済額との比較につきましては、ともに同額の1098万8618円となっており、予算現額に対する支出割合は73.04%でございます。
歳入歳出差引残額につきましては0円でした。
最後に、秋多都市計画事業武蔵引田駅
北口土地区画整理事業特別会計でございます。488ページ、489ページをお開きください。歳入合計の欄でございます。収入済額5億5036万3304円、予算現額と収入済額との比較につきましては1億5047万6696円の減となっており、予算現額に対する収入割合は78.53%でございます。
続きまして、490ページ、491ページをお開きください。歳出合計の欄でございます。支出済額4億8882万5086円、翌年度繰越額1億240万円、不用額1億961万4914円、予算現額と支出済額との比較につきましては2億1201万4914円となっており、予算現額に対する支出割合は69.75%でございます。
歳入歳出差引残額6153万8218円につきましては、翌年度へ繰越しをいたしました。
以上、一般会計及び各特別会計の歳入歳出決算の概要でございます。
なお、各会計の決算付属書類であります歳入歳出決算事項別明細書、実質収支に関する調書及び財産に関する調書につきましては、記載のとおりでございます。
また、決算及び財政指標の状況等につきましては、別冊の令和元年度決算の概要を御参照いただきたいと存じます。
以上で決算の概要説明を終わらせていただきます。よろしく御審議賜りますようお願い申し上げます。
135: ◯議長(天野正昭議員) これをもって提案理由の説明を終わります。
これより質疑に入ります。質疑ありませんか。
(「なし」と発言する者あり)
136: ◯議長(天野正昭議員) 質疑なしと認めます。
お諮りいたします。本件8件については、委員会条例第6条の規定により、議長及び議会選出の監査委員を除く全議員をもって構成する決算特別委員会を設置し、これに付託の上、審査することにいたしたいと思います。これに御異議ございませんか。
(「異議なし」と発言する者あり)
137: ◯議長(天野正昭議員) 御異議なしと認めます。よって、議案第93号から議案第100号までの8件については、議長及び議会選出の監査委員を除く全議員をもって構成する決算特別委員会を設置し、これに付託の上、審査することに決しました。
お諮りいたします。ただいま設置されました決算特別委員会委員の選任については、委員会条例第7条第1項の規定により、議長及び議会選出の監査委員を除く全議員を委員に指名いたしたいと思います。これに御異議ございませんか。
(「異議なし」と発言する者あり)
138: ◯議長(天野正昭議員) 御異議なしと認めます。よって、ただいま指名いたしました議長及び議会選出の監査委員を除く全議員を決算特別委員会委員に選任することに決しました。
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139: ◯議長(天野正昭議員) 日程第26 議案第101号令和2年度あきる野市一般会計補正予算(第7号)の件を議題といたします。
提出者から提案理由の説明を求めます。市長。
〔 市長 村木英幸君 登壇 〕
140: ◯市長(村木英幸君) ただいま上程されました議案第101号について、御説明申し上げます。
本議案につきましては、歳入歳出予算等の補正であります。
内容につきましては、企画政策部長から説明をさせますので、よろしく御審議のほど、お願いいたします。
141: ◯議長(天野正昭議員) 企画政策部長。
〔 企画政策部長 田野倉裕二君 登壇 〕
142: ◯企画政策部長(田野倉裕二君) それでは、令和2年度あきる野市一般会計補正予算(第7号)について、御説明いたします。
補正予算書の1ページをお開きください。歳入歳出予算の総額に歳入歳出それぞれ6億5093万9000円を追加し、補正後の予算総額を424億5127万5000円とするものです。
5ページをお開きください。第2表債務負担行為補正の追加は、子育てひろば事業など5件の委託事業及び昨年の台風19号で被害を受けた牛嶽橋の災害復旧工事について、複数年契約を締結するに当たり、債務負担行為の期間と限度額を定めるものでございます。
第3表1の地方債補正の追加は、牛嶽橋災害復旧事業の財源として計上するものでございます。2の変更につきましては、野辺地区会館の空調設備等改修工事費の追加、また、臨時財政対策債は発行可能額の確定に伴い、それぞれ限度額を増額するものでございます。
10ページ、11ページをお開きください。歳入予算の主な内容につきまして、御説明いたします。第11款地方交付税、説明欄の01普通交付税追加9436万2000円は、算定の結果、交付見込額が増となったため、計上するものでございます。
第15款国庫支出金、02国庫補助金、01総務費国庫補助金、説明欄の01
新型コロナウイルス感染症対応地方創生臨時交付金追加1億5285万8000円は、歳出予算に計上しました感染症対策事業の財源として活用するため、計上するものでございます。
12ページ、13ページをお開きください。第19款繰入金、01他会計繰入金、01後期高齢者医療特別会計繰入金から同じく目03秋多都市計画事業武蔵引田駅
北口土地区画整理事業特別会計繰入金までの3件は、令和元年度決算に基づき、一般会計繰出金の精算を行うものでございます。
第20款繰越金、説明欄の01前年度繰越金追加2億5477万1000円は、令和元年度決算に基づき計上するものでございます。
14ページ、15ページをお開きください。第22款市債、01市債、08臨時財政対策債、説明欄の01臨時財政対策債追加482万円は、算定の結果、発行可能額が増となったため、追加するものでございます。
その他の歳入予算につきましては、主に歳出予算の充当財源でございます。
16ページ、17ページをお開きください。歳出予算の主な内容について、御説明いたします。第2款総務費、01総務管理費、05財産管理費、説明欄の03基金の運用に要する経費、01財政調整基金積立金3億8420万9000円は、今回の補正予算に伴う財源調整の結果、積み立てるものでございます。
同じく目10コミュニティ施設管理費、説明欄の18学習等供用施設整備事業経費1568万円は、野辺地区会館において空調設備の改修に合わせた換気機能強化等の追加工事を実施するため、計上するものでございます。
少しページ飛びまして、24ページ、25ページをお開きください。第4款衛生費、01保健衛生費、01保健衛生総務費、説明欄の32PCR検査事業経費8300万円は、
新型コロナウイルス感染症対策として、社会福祉施設の従業員等に対するPCR検査を実施するため、計上するものでございます。
同じく目02予防費、説明欄の01予防接種事業経費749万5000円は、10月からロタウイルスワクチンが定期接種化されたことに伴い、必要となる経費を追加するものでございます。
28ページ、29ページをお開きください。第8款土木費、02道路橋梁費、02道路維持費、説明欄の50道路維持事業経費8000万円は、道路や橋梁の老朽化や集中豪雨などによる損傷に対する補修、また、地域住民の要望に迅速に対応するため、道路応急補修工事費を追加するものでございます。
同じく項03都市計画費、04下水道費、説明欄の50公共下水道整備事業経費1億4880万円は、下水道事業会計における財源の精査により、資本費平準化債の発行可能額が増加したことに伴い、一般会計からの出資金を減額するものでございます。
第9款消防費、01消防費、04災害対策費、説明欄の30指定避難所等感染症予防対策経費1450万6000円は、避難所における衛生管理対策をさらに強化するとともに、避難所の迅速な設置と円滑な運営に向けた体制を整えるため、必要な経費を追加するものでございます。
第10款教育費、01教育総務費、02事務局費、説明欄の20学校感染症予防対策経費6133万1000円は、小・中学校の学習活動環境を整えるため、備品購入費等を計上するとともに、学校から保護者への連絡体制を整備するため、メール配信システムの導入経費を計上するものでございます。
32ページ、33ページをお開きください。第11款災害復旧費、01土木施設災害復旧費、説明欄の51橋梁災害復旧事業経費1590万円は、昨年の台風19号で被害を受けた牛嶽橋について、令和2年度から令和3年度の2か年をかけて復旧工事を行うため、計上するものでございます。
同じく項03消防施設災害復旧費、説明欄の50消防用道路災害復旧事業経費635万8000円は、台風被害を受けた小和田消防用道路の復旧に向けた工事設計を行うため、計上するものでございます。
同じく項05商工施設災害復旧費、説明欄の50観光施設災害復旧事業経費923万7000円は、台風被害を受けた第1水辺公園リバーサイドパーク一の谷の復旧工事を行うため、計上するものでございます。
以上が令和2年度あきる野市一般会計補正予算(第7号)の概要でございます。よろしく御審議のほど、お願いいたします。
143: ◯議長(天野正昭議員) これをもって提案理由の説明を終わります。
これより質疑に入ります。質疑ありませんか。大久保議員。
144: ◯8番(
大久保昌代議員) 予算書25ページ、資料は10ページになります。PCR検査事業経費についてです。社会福祉施設で感染が発生した場合に感染者との接触はあるものの、保健所等が実施する行政検査の対象外となった方にPCR検査を実施するものです。ここで言う社会福祉施設とは、高齢者施設、障害者施設、保育施設を含むものを予定していると確認をしております。この検査には様々な方法がありますが、ここではどのような検査方法をどのような体制で取り入れていくのか御説明をお願いいたします。
145: ◯議長(天野正昭議員) 健康福祉部長。
〔 健康福祉部長 川久保明君 登壇 〕
146: ◯健康福祉部長(川久保明君) お答えします。
今回のPCR検査事業の検査方法ということでございますけれども、体制については2通りを考えております。1つは、施設等においてある程度まとまった人数が同時に検査を受けられる場合には、委託をしました検査会社が施設等に出向きまして、その場で本人が採取をした検体を梱包、運搬して検査を行いまして、その結果を2、3日後に市に提供していただく、それが1つの方法でございます。もう一つは、検査を希望する方が医療機関に行きまして、自由診療としてPCR検査を受けていただく、その2つの方法を考えております。
以上でございます。
147: ◯8番(
大久保昌代議員) 2通りあるということで、施設でリスクがあった場合に検査機関の職員に行っていただいて検査して、そこで唾液キットですかね。唾液を採って、医師会の下で、立会いの下で検査を行うというふうに伺っております。また、個人で検査を受ける場合もあるということで、市内の様々な施設を対象に、要望があれば、幅広く検査が行われるということが分かりました。
この検査キットによる抗原検査と呼ばれるもので、各施設ごとに、医療機関に行かなくても、医師立会いの下で唾液の採取によって検査ができるというふうに確認をしております。
このPCR検査につきましては、詳しくは私の一般質問で取り上げますが、情報によると、都議会では、高齢者施設や障害者施設、障がい者の支援施設の職員、利用者に対する定期的なPCR検査について、早期の実施の取組を進めていくと聞いております。また、自宅介護を担う人が感染し、病院や療養施設に入る場合に、要介護者が取り残されないような体制づくりに都が10分の10支援するとの意向があるとの情報も入ってきておりますが、公費で行う行政検査の対象にならない無症状の人に対するPCR検査など、実際、行政検査の対象外はどういうものかということについて、御説明をお願いいたします。
148: ◯健康福祉部長(川久保明君) お答えします。
今回の事業の1つとしまして、感染者が発生した場合、行政検査の対象外となった方にもPCR検査を市として実施していくという方法がございます。行政検査の対象外ということなのですけれども、施設等において感染者が発生した場合には、保健所による調査が入りまして、感染者との接触状況で、濃厚接触者が特定をされてまいります。濃厚接触者は例えば感染者と長時間、車や電車の中で接触があった。また、必要な感染防止対策なしに、1メートル以内で15分以上接触があった。こういった方が対象となってまいります。行政検査はこのような濃厚接触者に対して行われておりましたけれども、随時、この検査対象は広がっております。
現在は、高齢者施設においては、1例でも感染者が発生した場合には、濃厚接触者に限らず、全ての施設関係者を行政検査の対象とすることができるとされております。ですので、行政検査の対象となるのは、施設によっては濃厚接触者だけではないという状況でございます。行政検査の対象とするかは、施設があらかじめ用意をしました接触者リストを基に保健所が特定をすることになっております。今回の事業につきましては、このリストに名前はあったものの、行政検査の対象とならなかった方に対してPCR検査の機会を提供するということで考えております。
以上でございます。
149: ◯8番(
大久保昌代議員) ありがとうございます。これまで保健所の調査が入って、濃厚接触者でなければ行政検査ができなかったのが、今回から検査の対象になるということです。市民が安心して生活が送れるよう、今後も情報提供や、細やかな対応を引き続きお願いしたいと思います。
以上です。
150: ◯議長(天野正昭議員) ほかに質疑ありませんか。辻議員。
151: ◯2番(辻よし子議員) PCR検査について関連で質問させていただきます。まず、自治体独自のPCR検査、いろいろハードルが高い中で、今回、あきる野市でこれに踏み切っていただいたということに大変感謝しております。ありがとうございます。
質問なのですけれども、今のやり取りの中でちょっと一つ、私の聞き間違いかなと思うのですけれども、施設で、集団で検査をする場合、委託会社のほうが検体を取りに行くと、それで梱包するというお話がありましたけれども、そこに医師会が立ち会うということをちょっと言われたような気がするのですけれども、医師の立会いというか、その辺はどうなるのかちょっと確認させてください。
152: ◯健康福祉部長(川久保明君) お答えします。
今回のPCR検査事業につきましては、あくまでも検査のみということになりますので、これは医療行為ではありませんので、医師の立会いは必要ないのですけれども、これは検査会社の意向としまして、医師の立会いの下にやりたいということがございましたので、医師の配置というのを考えております。
以上でございます。
153: ◯2番(辻よし子議員) 分かりました。その医師をどういう形でするかというのは今後の課題かなというふうに思います。
それで、質問のほうなのですけれども、検査結果で陽性となった場合、判定結果というのがどういう形で届くのか。連絡体制とか、あと、市と関係機関、要するに検査をしたところ、それから委託会社ですね。その辺との動きの概略をちょっと教えてください。
154: ◯健康福祉部長(川久保明君) お答えします。
今回のPCR検査事業につきましては、先ほどお答えしましたとおり、2通りございまして、まず、対象の施設において集団で検査を行う場合には、検査機関から市に検査結果が来ることになりますので、市から本人に結果をお知らせしてまいります。先ほど申し上げましたように、この検査方法は医師の立会いの下で行う予定ですけれども、医療行為ではなく、あくまでも検査のみを行うということになりますので、仮に検査の結果、陽性であった場合にも、改めて、医師や保健所の指示の下に行政検査を受けていただく、これを想定しております。医師や保健所につなげる方法は今後調整をしてまいります。
また、医療機関において自由診療で検査を受けた場合には、検査結果が陽性のときには、医師が必要と認めれば、保健所に発生届を出すことになりますので、陽性の確定ということになります。その場合には、医師や保健所からの指示指導に従っていただくことになります。
以上でございます。
155: ◯2番(辻よし子議員) ありがとうございました。分かりました。それから、先ほど大久保議員からの質問の中にも入っておりましたけれども、東京都のほうもこれから高齢者施設の検査を進めていくということで、スクリーニング調査というのでしょうか、そういったことを進めていくのだと思うのですけれども、恐らく市中感染が広がっている区部が中心、最初になっていくのではないかなと思います。これからインフルエンザがはやったり、あと、あきる野市での市中感染がどうなっていくかということと、それから東京都の取組と、そういったものを見据えながら、この検査をいかに有効にしていくかということが重要になってくると思うのですけれども、東京都との連携というのでしょうか、その辺についてはどのような見通しをお持ちでしょうか。
156: ◯健康福祉部長(川久保明君) お答えします。
東京都が高齢者施設の職員等を対象としまして、これまでのPCR検査とは別の方法として、対象となった方が自分で検体をとって、検査機関でウイルスの有無を判定してもらう、いわゆるスクリーニング検査を検討しているという報道がございました。市が実施をしようとしています今回の事業についても、このスクリーニング検査に当たるものということで考えておりますけれども、都の事業は定期的にやっていくということであるのに対しまして、市の事業については、感染のリスクがある場合に実施をするというところが違う点でございます。
対象となる施設につきましては、東京都の事業が高齢者施設と障害者施設ということで、一定の規模以上というふうになっております。市の事業につきましては、規模は問わず、保育所等も含まれております。対象範囲が広くなっているという状況でございます。
また、東京都の事業につきましては、今月中旬の都議会の補正予算に盛り込むという報道がされておりましたので、開始の時期は少し先になるというふうに思っております。このようなことから、高齢者施設につきましては、東京都の事業開始までの間は市の事業で対応しまして、その後、東京都の事業に移行していくことも想定をしているところでございます。また、一定規模以下の高齢者施設、また保育所等につきましては、市の事業として独自に実施をしていくことを想定しております。
現時点では東京都の事業の実施体制がまだ明確になっておりませんけれども、市の事業の実施に当たりましては、東京都の実施機関と連携を図ってまいります。
以上でございます。
157: ◯2番(辻よし子議員) 分かりました。東京都のほうはスクリーニング検査ということであれば、定期的にということになると思うのです。市のほうはある程度リスクがある方が対象になるということなのですけれども、そのリスクの考え方は、例えば家族の中で多くの人と接触するような仕事をされている方が家族としているとか、あるいはどこかにちょっと出かけて人混みの中に入ったとか、そういったレベルでのリスクも含めて検査をしていただくという形にできればしていただきたいと思います。というのは、高齢者施設などでは感染すると重篤化するリスクの高い方と密を避けられない仕事をされている方ですので、そのリスクがある方というハードルを、私はぜひ下げていただいて、この検査費用を有効に使っていただきたいなと思います。
最後になりますけれども、PCR検査は必要性が叫ばれる一方、残念ながら、陽性者に対する偏見、差別、そういったものが要因になって検査を受けることにちょっと消極的な、そういった傾向が残念ながらあるように思います。市として社会福祉施設に検査を呼びかけていく上でどのような説明を心がけていかれるのか、そういったことを含めてお考えをお聞かせください。
158: ◯健康福祉部長(川久保明君) お答えします。
事業者への説明ということでございますけれども、市では、今回のPCR検査事業につきましては、8月中旬以降に複数の社会福祉施設において
新型コロナウイルス感染症の感染者が確認されたことを重く受け止めまして、このような施設において従業員等があらかじめ検査を受けておくことで、高齢者などへの感染や、クラスターなどの発生を防ぐことにつながりますので、急遽、実施することにいたしました。
対象となる施設事業者には、このような趣旨を理解していただいた上で、検査結果につきましても、あくまでも暫定的なものであるため、陰性であっても、感染防止対策を緩めることなく、徹底していただくこと。また、陽性の判定があった場合には、医師や保健所の指示、指導に従っていただくことと、こういったことを説明してまいります。
ただし、検査はあくまでも施設事業者からの要請に基づいて行う任意の検査ということでありますので、検査を受ける、受けないは御本人の意向を尊重した上で実施してまいります。
以上でございます。
159: ◯2番(辻よし子議員) 分かりました。ありがとうございます。陽性者に対する偏見とか差別、これをなくしていくのは、私たち議会も含めて、社会全体の責任だと思っております。御答弁にもありましたように、やはり事業所に対しては陽性者が発見されることを恐れるのではなくて、早期発見こそがクラスター防止につながるということをしっかり言っていただきたいですし、それから先ほど申しましたように、病院などでは既にスクリーニング検査を取り入れていますので、そういったことも十分伝えていただきたいなと思います。
それと、集団で検査した場合に陽性者が出た場合は、再度、行政検査を行うという御説明でした。ということは、陽性者が出て、もう一回検査を受ける。そうでないと確定できないという間に、じゃあ、施設はどうするのかということになりますので、そこはなるべくスムーズに行政検査につなげられるかが一つの鍵になると思いますので、実施するに当たってはその辺のスムーズな、スピード感のある行政検査へのつなぎというか、その辺の体制をしっかり整えていただきたいと思います。ぜひよろしくお願いいたします。
以上です。
160: ◯議長(天野正昭議員) 本議案について質疑をお持ちの方はあと何人ぐらいいらっしゃいますか。お二人ですね。そうしましたら、一度ここで昼食のための休憩をとりたいと思います。
昼食のため休憩といたします。
なお、再開は午後1時5分といたします。
午後 0時05分 休憩
────────── ◇ ──────────
午後 1時05分 再開
161: ◯議長(天野正昭議員) 休憩前に引き続き会議を開きます。
ほかに質疑ありませんか。たばた議員。
162: ◯10番(たばたあずみ議員) 幾つかありますので、順番に聞いていきます。必要がありましたら止めてください。
先ほど午前中にも話がありましたPCR検査のところ、ここちょっと意見だけですけれども、本来であれば、このPCR検査の拡充というのは国がしっかり責任を持って進めるべきだと私たちは考えています。ただ、そこが明らかに遅れている状態ですので、今回、市がこのように取組をしてくださるということは本当よかったなと思っています。また、市がこうやって実施していく中で、国への必要性への訴えにもなるかと思っていますので、今後も、東京都のほうでもいろいろ考えてくださっているということですので、先ほども議論にありましたように、東京都とうまくすみ分けをしつつ、全体に必要な検査をより充実できるように努力していただきたいなと思います。これについてはそこで終わりにします。
18、19ページです。資料ですと8ページなのですけれども、上から3つ目の個人番号カード発行事業経費のところです。資料では国のマイナポイント事業に対するマイキーIDの設定支援等を整備するための経費だというふうに説明されています。今、非常にマイナポイントの文字を見ない日はないなと思うぐらい、やたらめったら目にするのですけれども、最初、基本的なところで申し訳ないのですけれども、なぜ今、こんな急激にPRされているのかというところを説明いただけますか。
163: ◯議長(天野正昭議員) 総務部長。
〔 総務部長 大出英祐君 登壇 〕
164: ◯総務部長(大出英祐君) お答えします。
マイナポイント事業というものがあります。現在、テレビでも宣伝されているところでございますけれども、国の取組でありますマイナンバーカードの普及や、キャッシュレス決済の拡大を図りつつ、個人消費を下支えする。こういうことを目的とする取組ということでございます。
マイナポイントは、キャッシュレス決済サービスを提供するキャッシュレス決済事業者を通じまして、国がポイントを付与する制度というものであります。利用するためにはマイナンバーカードを取得して、カードの公的個人認証の機能を活用した環境設定を先にやったのがマイナポイントの予約というものですけれども、これを行う必要があるということで、消費活性化策でもあるということで、還元率が25%、ポイントの上限が5,000ポイントということになっている事業となっております。
以上です。
165: ◯10番(たばたあずみ議員) 25%還元になるから非常にお得な話だよというようなことがテレビでもすごく言われています。本当に急に今、いろいろなところで目にするので、市民からも、ふだんテレビ見ないからそういうのを目にしていないのだけどという人からすら、散々言われているんだけれども、マイナンバーカードって作んなきゃいけないのだろうかというふうに相談を受けるぐらいになっています。単に25%還元されるからということが市民のお得に通じる、市民のためになるんだ、利益になるんだという部分だけだとすれば、PRすべきことというのは幾らでも制度として、市がやっていることはほかにもいっぱいありますよね。だけれども、あくまでも今、これだけマイナポイントのことばかりをやらなくてはならないというところには、すごく不思議だなというふうに思います。特にこれは、単にお得だよという話だけではなくて、本来、任意であるマイナンバーカードの普及というのが一番最初の目的になっているわけですから、そこにこれだけ躍起になるというのは、ちょっと私としては不気味ですらあるなというふうに感じています。
もちろんこれは国の仕事の補完として、市民の支援ということですから、やらないという選択肢はないでしょうし、仕方ない部分だとは思います。ただ、これは本当、マイナンバーカード自体任意でありますし、カードの作成をしなくてはいけないというものではないのだということは誤解なく伝える必要があると思います。今までも何度も申し上げて、お願いしているとおり、やはり窓口でマイナンバーをというときに、書かなくても大丈夫なのですということはきちんとお伝えしてほしいと思いますし、また、このマイナンバーカード、でも必要だから作るんだよという方に対しては、管理をしっかりすることなどのアナウンスを確実にやっていただきたいなと思うのですけれども、そこはいかがでしょうか。
166: ◯議長(天野正昭議員) 市民部長。
〔 市民部長 薄 丈廣君 登壇 〕
167: ◯市民部長(薄 丈廣君) お答えいたします。
マイナンバーカードにつきましては、今後、国のほうもデジタル化を強力に進めるということで、7月の骨太の方針にも高々と掲げられております。そういった意味では、市としては、普及に努めていきたいと思いますけれども、様々なパンフレットも作成をして、そこにはそういったリスクについても掲げておりますので、そういったもので、そういったリスクの面もしっかりアピールはできればというふうに思っております。
以上です。
168: ◯10番(たばたあずみ議員) 本来であれば必要ではなかったはずの人まで必要だと勘違いして、どうしても作らなきゃというふうに迫られてしまうこともないように、ぜひ丁寧にやっていただきたいと思います。
別に移ります。22、23ページです。また上から3つ目ですけれども、子どもの食の確保緊急対策経費のところです。これは内容の説明をお願いできますか。
169: ◯議長(天野正昭議員) 子ども家庭部長。
〔 子ども家庭部長 岡部健二君 登壇 〕
170: ◯子ども家庭部長(岡部健二君) お答えいたします。
子どもの食の確保緊急対策につきましては、昨年度、本年3月になりますが、東京都の補助事業として制定されまして、本市におきましては3月の追加補正により実施をいたしました。令和2年度になり、東京都の補助はありませんでしたが、市の単独事業として4月に補正予算で100万円の予算をいただきまして、実施をしたところです。
東京都におきましては、ここで昨年度に引き続いて、子どもの食の確保を、この事業を実施するとしました。あわせて、補助基準額や補助対象経費についても拡充するということと、子ども食堂推進事業については、この子どもの食の確保の中でやっていくということになりました。
概要としては以上です。
171: ◯10番(たばたあずみ議員) 子ども食堂なども、これからさらに充実していくための支援が進んでいるのかなというふうに理解しますけれども、この子ども食堂についてなどは上限額とかの変化があったように伺っていますけれども、その辺りはいかがですか。
172: ◯子ども家庭部長(岡部健二君) お答えいたします。
補助基準額につきましては、子ども食堂のときには、1か月1万円で1年分という予算でしたが、今回の子どもの食の確保につきましては、3月のときには1団体当たり10万円という上限がありましたが、今年度はそれが1団体当たり170万円ということになっております。ただ、この内容としては、人件費は含まないということになっておりますので、ここについても市の単独で、人件費についても上乗せで支給しようということで今回の予算は計上させていただいております。
以上です。
173: ◯10番(たばたあずみ議員) 人件費も入れて年170万円上限ということで、かなり大きく広げていただいたかなというふうに思っています。今、なかなか集まってということが困難だというふうには言われていますけれども、逆にそういう部分だからこそ、子ども食堂とかも求められている部分はあると思います。感染対策というのはしっかりやっていかなくてはならないですけれども、これだけ支援をするので、ぜひやってほしいんだという市の思いが伝わっていけばいいなと思いますし、それでも頑張りたいと思う人たちを応援することにつながっていけばいいと思います。市単独で人件費も可にしていただいたということ、本当によかったと思います。ありがとうございます。
あと一つなのですけれども、いいですか。
174: ◯議長(天野正昭議員) 続けてどうぞ。
175: ◯10番(たばたあずみ議員) 28ページ、29ページです。指定避難所等感染症予防対策経費のところです。避難所開設キット製作委託料ということです。資料のほうにも少し書かれているのですけれども、これもう少し具体的に説明いただけるでしょうか。
176: ◯総務部長(大出英祐君) お答えいたします。
避難所開設キットなのですけれども、まず、このキットはどういうものかといいますと、災害時、特に地震のときなどだと、なかなか避難所を開設するのは困難と言われています。その災害時にその場に居合わせた人たちで避難所の開設をスムーズに行えることができるようにするもの。開設運営のプロセスと必要なものを時系列的に分かりやすくまとめているものが一つのボックスに入ってセットになっているというものです。中身は手順書ですとか、避難所の避難者の受付表、避難所内の案内のサイン、そういったものが一式入っているというものです。ですから、地域の方がそこで避難所を開いたときにいた人がその手順書を見て開設もできるということになります。運営に関して当然、市が携わるわけなのですけれども、そういった地域でも活用ができるものということになっております。これを各避難所、今、主要な避難所26か所に置きたいというところで、26個分の予算となっております。
以上です。
177: ◯10番(たばたあずみ議員) 居合わせた人たちで開設できるようにしていくというのは、これまでも求めてきた部分で、本当によかったなと思います。御努力いただいて、ありがとうございます。
説明書のほうにマットや段ボールベッドも書いてあるのですけれども、こうしたものも初期段階から設営することを考えてということになっているのかどうか確認をさせてください。
178: ◯総務部長(大出英祐君) お答えします。
予算の中には、避難所用マット、これもやはり増量しないとなかなか、固いところにビニールシートだけだと、ブルーシートだけだと、毛布だけだとちょっと固いので、マットも用意したいと。あと、段ボールベッドも今、まだ不足しておりますので、その辺も追加して、対応できる限り対応したいというところですけれども、避難所開設、急な開設のときは、段ボールベッドに関しては、開設した時点で置くというのはなかなか難しいと思います。ですから、ある程度人が入った段階で用意できるというイメージがありますので、直ちにというイメージではございません。まずは、今の感染症対策をとった上でやるとなると、パーティションを区切るなり、スペースをとった形で開設しますので、まずは入っていただくというところから始まると思います。
以上です。
179: ◯10番(たばたあずみ議員) ある程度人が入ってからということで、全体がどれぐらいの人数になるのか分からないので、最初からというわけにいかないという部分もあるかとは思います。ただ、今まで伺っていたように、何日かたって、長期化しそうだったらとか、そういう感じではないのかなというふうにニュアンスとして受け取りました。とにかく最初から体育館みたいなところに雑魚寝みたいなというような状態の日本の避難所のつくり方というのはやはりおかしいのではないかというのは今までも指摘されてきていますし、私たちも問題だと思ってきました。ようやく避難して来た方たちの、感染症対策というところからですけれども、状況を少しでもよくしていこうという方向に視点が向いてきたこと、よかったなと思います。今後ぜひまたこれがいいものになっていくようにしていただきたいと思います。
以上です。
180: ◯議長(天野正昭議員) 関連ですね。大久保議員。
181: ◯8番(
大久保昌代議員) 避難所開設キット、まず、市内26か所の防災計画にある指定避難所で設置してみて、ほかの市内の避難所はこれをまた見て、活用して、もしかしてまねしてつくるとか、また、各避難所にも設置をしていくというふうに理解をしております。
公明党の市議会でも、この開設キットは要望をしてきました。この開設キットを実際に使った、今後、研修会などを開催して、市の職員や、また防災リーダーさんや、地域の人々を巻き込んでやっていく必要があると思いますが、その点、もしお考えがあればお伺いしたいのですが。
182: ◯総務部長(大出英祐君) お答えします。
避難所開設キットにつきましては、当然やはり訓練を、一回試してみるというのは大事なことだと思っていますし、これは市の職員だけでなく、やはり地域の方も入れた形での訓練というのが重要かなと思います。ですから、今後の考え方として、これが納品されるのが今年度中ということになると思いますけれども、来年度あたりに地域の防災・安心地域委員会ともよくお話をしながら訓練の在り方を検討していきたいと考えております。
以上です。
183: ◯8番(
大久保昌代議員) ありがとうございます。ぜひ地域の方々を巻き込んで、いざというときにスムーズに行えるような訓練をお願いしたいと思います。
ある自治体の手順書には、まず、ゆっくり深呼吸してくださいというところから、落ち着いて開所してくださいというふうに、本当に丁寧に、集まった方がどのようにやっていくのかというふうな説明が書いてあります。あと、事前にここは更衣室ですとか、靴で上がらないでくださいとか、その施設によって必要な情報をパウチにして、すぐ張り出せるようにしておくですとか、そういうこともできるというふうに伺っておりますので、ぜひ今回、委託料で各避難所に民間の力を使いながらやっていくということですので、掲示板の作り方ですとか、本当に地域によって必要なことを検討しながら進めていただければと思います。
以上です。
184: ◯議長(天野正昭議員) ほかに質疑ありませんか。増崎議員。
185: ◯9番(増崎俊宏議員) 2点ほど質問をさせてください。予算書が27ページ、資料で11ページですかね。感染症緊急経営支援事業経費350万円ということで、3号補正で400万円ほどやって、相談体制を強化しようということでやって、そのときは9月末までということで、これが、資料の説明を見ますと、相談数も増加しているということで、期間をさらに延長するということなのですけれども、この期間延長はいつまでになるのでしょうか。
186: ◯議長(天野正昭議員) 商工観光担当部長。
〔 商工観光担当部長 有馬哲司君 登壇 〕
187: ◯商工観光担当部長(有馬哲司君) お答えいたします。
今回の補正につきましては、これまで9月末までが相談窓口の特別期間としておりましたけれども、10月から来年3月末まで、さらに特別窓口の開設をさせていただければということで、中小企業診断士の方等の専門家の方、1名増員という形で予算の計上をさせていただいているところでございます。
以上でございます。
188: ◯9番(増崎俊宏議員) 3月末までということで、ありがとうございます。国の持続化給付金は1月15日ぐらいがたしか期限だったと思うのですけれども、その後も継続して体制強化の形をとっていただけるということで、安心しました。
あと、これは相談数が増加しているということなのですが、数字とかは出ますか。いかがでしょう。
189: ◯商工観光担当部長(有馬哲司君) お答えいたします。
各月ごとによって、これまで国や東京都の支援のタイミングというのもあって、一概に全てが増加しているという傾向ではないのですけれども、当初はやはり東京都の休業要請の協力金といったところの相談が非常に多かったというところがございます。これに変わって、7月期になってきますと持続化給付金だとか、市のほうも売上げが30%から50%未満の方々への給付金ということを開始しました。そういった相談が多くなってきたり、家賃支援給付金なども出てきたりというようなところで、制度が変わることによって、月ごとというか、そのタイミングによって件数が変わってきているというところでございます。
5月11日から開設いたしまして、まず第1期目として5月11日から6月30日までは合計201件の御相談をいただいたというところでございます。7月期につきましては95件、8月期におきましては86件というようなところでございます。
今後の予測といたしますと、これまではいろいろな給付金等の相談ということが非常に多かったわけですけれども、これから経営改善等を行っていくという意味では、企業診断士の方のフォローアップというようなところで、経営改善等の指導ということも非常に、これまで受けた実績を基に、経営改善指導ということも、各事業者さんのほうとフォローアップをさせていただいたりという、また新たな取組もさせていただきながらということから踏まえますと、これまでの状況を踏まえつつ、今後もちょっと相談が増えてくるというような予測をしているところでございます。
以上でございます。
190: ◯9番(増崎俊宏議員) ありがとうございます。あともう一点なのですが、予算書のほうで25ページ、資料で10ページ、予防接種のほうなのですけれども、ロタウイルスが定期接種化されて、10月1日からということであるのですが、これは個別の接種委託料ということで270万円弱あるのですけれども、これはどれぐらいの人を想定されているのでしょうか。
191: ◯健康福祉部長(川久保明君) お答えします。
対象者としましては、令和2年8月1日以降に生まれたお子さんということで、過去5年の8月1日から1月31日までの出生数を参考にしまして235人を見込んでおります。
以上でございます。
192: ◯9番(増崎俊宏議員) ロタウイルスのワクチンはたしか、今回、資料だとロタリックスとロタテックということで、これは2回接種するものと、3回接種するものとという、2種類あるのですけれども、大体、どちらのほうも2回接種しても大体3万円ぐらいかかるというふうに言われているかと思うのです。3回接種のほうも1回9,000円とか、1万円弱ぐらいで、トータルで3万円ぐらいになるというふうな感じだと思うのですけれども、対象人数が235人で、委託料で269万8000円、これでいけるのか。
193: ◯健康福祉部長(川久保明君) お答えします。
今、議員からお話がありましたロタリックスとロタテックについては医薬材料費としまして479万7000円のほうで見込んでおります。269万8000円というのは接種をするための医師に対する委託料ということで考えております。
以上でございます。
194: ◯9番(増崎俊宏議員) それで対象が235人で3万円で大丈夫なのかな。ごめんなさい、計算が。
195: ◯健康福祉部長(川久保明君) お答えします。
医薬材料費の内訳なのですけれども、ワクチン2種類ございまして、ロタリックスは2回接種ですけれども、こちらは1回当たり1万円の消費税で2万2000円で見込んでおります。対象者の約半数、118人分で259万6000円。それからロタテック、これは3回接種になりますけれども、1回当たり5,700円の消費税で1万8810円、これの117人分の220万770円で見込んでおります。
以上でございます。
196: ◯9番(増崎俊宏議員) ありがとうございました。よく分かりました。あと、これはよく言われるのが、8月1日以後に生まれた方が対象になってくるのですけれども、10月1日からが定期接種なので、例えば知らないで9月に接種しちゃって、公費助成の対象にならなかったみたいな話もあったり、心配をされているところもあると思うのですけれども、注意喚起とか周知徹底というのはしっかりされるとは思うのですが、そこはしっかりお願いしたいなというふうに思います。
あと、これは8月1日以後の方が対象になるのですが、それ以前、例えば同学年で4月2日生まれから7月末までに生まれた方というのは対象にはならないのだと思うのですけれども、その辺をどうしようかみたいな議論というのは、検討とか、そういったことはされたのでしょうか。
197: ◯健康福祉部長(川久保明君) お答えします。
令和2年7月31日以前のお子さんに対する助成ということなのですけれども、26市の中でもその辺の議論はされておりまして、昨年10月に行われた調査の中では、助成をするという自治体はなかったのですけれども、ここに来て、八王子市が令和2年4月2日から7月31日までの間に生まれたお子さんを対象に特別接種して、助成をしているという状況は把握しております。市としましては、自己負担についての助成をすることは今、考えておりません。
以上でございます。
198: ◯9番(増崎俊宏議員) ありがとうございます。そうなのですね。八王子市のことはちょっと知らなかったのですけれども。平等にできればという思いはあるのですけれども、その一方で、違う議論もあるとは思うので、同じ学年だったらやってあげたいなという思いは少しあるのです。そういう自治体があるのであれば、少し研究していただけるとありがたいなというふうに思います。
以上です。
199: ◯議長(天野正昭議員) 大久保議員。
200: ◯8番(
大久保昌代議員) 最後に一つお伺いします。予算書27ページ、説明書12ページです。市道管理に要する経費のところですが、るのパトアプリの運用を開始して3か月ちょっとが経過をしました。これまで何件くらいの通報があって、もし課題などがありましたら教えていただければと思います。
201: ◯議長(天野正昭議員) 都市整備部長。
〔 都市整備部長 清水保治君 登壇 〕
202: ◯都市整備部長(清水保治君) お答えをいたします。
るのパトにつきましては、本年の5月から運用を開始させていただいております。7月の末現在で159名の方から登録をしていただいておる状況でございます。道路の破損ですとか、あるいは不具合、こういったものにつきましてはるのパトの通報のほかに、直接、職員がパトロールを行ったり、市民の方から窓口に来ていただいたり、あるいは電話、こういったものの通報で発見をしているところでございます。
本年5月から8月末までの通報の件数でございますけれども、るのパトにつきましては39件、それから先ほど申し上げました道路パトロールによって87件、窓口及び電話による通報が130件、合計で256件でございます。この256件の通報の内容につきましては、舗装の補修の関係が135件、側溝、水路の補修が16件、それから安全施設に関するものが13件、そのほか構造物の破損あるいは街路樹の剪定、それから通行に支障となるような物件の撤去、こういったものが92件というふうな内訳になっております。
ここまで運用をさせていただいてきまして、5月から8月の間、特に7月につきましては月の初めから非常に断続的に雨が続いているようなそういう状況でございました。したがいまして、非常に舗装の状況が悪いというふうなところが多く発生をいたしまして、通報による連絡が重なってきたとき、こういったときは非常に確認の作業ですとか、あるいは補修の手配に時間を要してしまったということで、通報からその対応まで少し時間かかった案件も数件あったところでございます。この辺のところが、現場の処理まで、この時間を短縮をしていくというところが一つの課題かなというふうに感じているところでございます。
以上でございます。
203: ◯8番(
大久保昌代議員) 分かりました。直接の通報も多くありましたが、パトロールで87件、本当にたくさんの箇所を発見していただいて、補修につなげていただいているのだなというふうに思います。
このるのパトのアプリは大変使いやすくて、私も利用させていただきましたが、写真を張りつけられて、地図も入りますし、あと不具合部分というのを選んでチェックを入れるだけで送信が簡単にできるものですから、とても便利だなというふうに感じております。また、スムーズに道路を補修していただいたところもありまして、市民の方からも喜んでいただいております。
このるのパトのアプリ、通報箇所のメールが届きまして、開くのは管理課が担当だというふうに伺っております。実際、工事を請け負うのは建設課と手分けをするのだと思うのですけれども、この場合の課の連携のとり方をどうされているのか。例えばどういう工事を管理課にしましょうとか、建設課にしましょうとか、もし考えがあれば教えていただければと思うのですが、お願いいたします。
204: ◯都市整備部長(清水保治君) お答えいたします。
ただいま申し上げましたるのパトや道路パトロールによって発見されました比較的規模の小さな補修、例えば道路に穴が空いているその穴埋めであったり、あるいは側溝の蓋のがたつきだとか、また道路上に出ているような立ち木の枝の撤去、こういった局所的な補修を管理課のほうで担当させていただいております。これに対しまして、町内会・自治会などの要望によります一定の規模があるような工事、例えば舗装の打ち替えであったり、あるいは排水施設の改良など、こういった一定的な技術的な判断が必要なところについては建設課で行うような形をとっておるところでございます。
予算上も今回、補正をさせていただいておりますけれども、市道の管理に関する経費の中での大きい補修工事を管理課で、道路維持管理の経費の中の応急補修工事を建設課で担当しているところでございます。
先ほども申し上げましたとおり、非常に補修に関しましては件数も多いということでございますので、現在はこの対応に管理課、建設課、2課で連携を図りながら取り組んでいるところでございます。
以上でございます。
205: ◯8番(
大久保昌代議員) 詳しく教えていただきまして、ありがとうございます。あきる野市は大変地域も広くて、大変かと思います。箇所も多いかと思いますが、また引き続きまして、どうぞよろしくお願いいたします。
以上です。
206: ◯議長(天野正昭議員) ほかに質疑ありませんか。
(「なし」と発言する者あり)
207: ◯議長(天野正昭議員) これをもって質疑を終了いたします。
お諮りいたします。ただいま議題となっております議案第101号は、会議規則第38条第3項の規定により、委員会付託を省略いたしたいと思います。これに御異議ございませんか。
(「なし」と発言する者あり)
208: ◯議長(天野正昭議員) 御異議なしと認めます。よって、議案第101号につきましては、委員会付託を省略することに決しました。
これより討論に入るのでありますが、ただいまのところ通告がありませんので、討論なしと認めます。
これより議案第101号令和2年度あきる野市一般会計補正予算(第7号)の件を採決いたします。本件は原案のとおり決することに御異議ございませんか。
(「異議なし」と発言する者あり)
209: ◯議長(天野正昭議員) 御異議なしと認めます。よって、本件は原案のとおり可決されました。
────────── ◇ ──────────
210: ◯議長(天野正昭議員) 日程第27 議案第102号令和2年度あきる野市国民健康保険特別会計補正予算(第2号)の件を議題といたします。
提出者から提案理由の説明を求めます。市長。
〔 市長 村木英幸君 登壇 〕
211: ◯市長(村木英幸君) ただいま上程されました議案第102号について、御説明申し上げます。
本議案につきましては、歳入歳出予算の補正であります。
内容につきましては、市民部長から説明をさせますので、よろしく御審議のほど、お願いいたします。
212: ◯議長(天野正昭議員) 市民部長。
〔 市民部長 薄 丈廣君 登壇 〕
213: ◯市民部長(薄 丈廣君) それでは、議案第102号の内容につきまして、御説明申し上げます。
補正予算書の1ページを御覧ください。歳入歳出の補正額はそれぞれ5951万8000円の追加で、補正後の歳入歳出予算の総額を85億848万6000円とするものでございます。
8ページ、9ページをお開きください。初めに歳入について、御説明いたします。
第5款繰越金5951万8000円の追加は、令和元年度の決算に基づく繰越金を計上するものでございます。
続きまして、10ページ、11ページをお開きください。歳出について、御説明いたします。第6款基金積立金2401万7000円の追加は、本補正予算における財源調整の結果、今後の国保運営に要する費用の不足に備えるため、積立てを行うものでございます。
第7款諸支出金3550万1000円の追加は、前年度に東京都から交付された保険給付費等交付金について、精算の結果、返還が生じたため、計上するものでございます。
説明は以上でございます。よろしく御審議のほど、お願いいたします。
214: ◯議長(天野正昭議員) これをもって提案理由の説明を終わります。
これより質疑に入ります。質疑ありませんか。
(「なし」と発言する者あり)
215: ◯議長(天野正昭議員) 質疑なしと認めます。
お諮りいたします。ただいま議題となっております議案第102号は、会議規則第38条第3項の規定により、委員会付託を省略いたしたいと思います。これに御異議ございませんか。
(「異議なし」と発言する者あり)
216: ◯議長(天野正昭議員) 御異議なしと認めます。よって、議案第102号につきましては、委員会付託を省略することに決しました。
これより討論に入るのでありますが、ただいまのところ通告がありませんので、討論なしと認めます。
これより議案第102号令和2年度あきる野市国民健康保険特別会計補正予算(第2号)の件を採決いたします。本件は原案のとおり決することに御異議ございませんか。
(「異議なし」と発言する者あり)
217: ◯議長(天野正昭議員) 御異議なしと認めます。よって、本件は原案のとおり可決されました。
────────── ◇ ──────────
218: ◯議長(天野正昭議員) 日程第28 議案第103号令和2年度あきる野市後期高齢者医療特別会計補正予算(第1号)の件を議題といたします。
提出者から提案理由の説明を求めます。市長。
〔 市長 村木英幸君 登壇 〕
219: ◯市長(村木英幸君) ただいま上程されました議案第103号について、御説明申し上げます。
本議案につきましては、歳入歳出予算の補正であります。
内容につきましては、市民部長から説明をさせますので、よろしく御審議のほど、お願いいたします。
220: ◯議長(天野正昭議員) 市民部長。
〔 市民部長 薄 丈廣君 登壇 〕
221: ◯市民部長(薄 丈廣君) それでは、議案第103号につきまして、御説明申し上げます。
補正予算書の1ページを御覧ください。歳入歳出の補正額はそれぞれ3836万円の追加で、補正後の歳入歳出予算の総額を21億9035万6000円とするものでございます。
8ページ、9ページをお開きください。初めに歳入について、御説明いたします。第3款繰越金、説明欄の01前年度繰越金追加3164万2000円は、令和元年度の決算に基づき計上するものでございます。
第4款諸収入、説明欄の02広域連合保険料未収金補填分負担金還付金576万8000円は、令和元年度東京都後期高齢者医療広域連合会計の精算が完了した結果、還付金が生じたため、計上するものでございます。
同じく説明欄の03広域連合葬祭費負担金還付金95万円は、同じく精算が完了した結果、広域連合からの還付金が生じたため、計上するものでございます。
続きまして、10ページ、11ページをお開きください。歳出について、御説明いたします。第3款広域連合納付金、説明欄の01広域連合分賦金経費1927万5000円は、東京都後期高齢者医療広域連合会計の精算完了により追加納付が生じたため、計上するものでございます。
第5款諸支出金、01償還金及び還付加算金、説明欄の01償還金経費95万円は、同じく広域連合会計の精算が完了した結果、確定額より多く交付を受けていた葬祭費交付金を返還するため、計上するものでございます。
同じく02繰出金、説明欄の01繰出金経費1813万5000円は、決算の結果、令和元年度の一般会計からの繰入金について返還が生じたため、一般会計への繰出金経費として計上するものでございます。
説明は以上でございます。よろしく御審議のほど、お願いいたします。
222: ◯議長(天野正昭議員) これをもって提案理由の説明を終わります。
これより質疑に入ります。質疑ありませんか。
(「なし」と発言する者あり)
223: ◯議長(天野正昭議員) 質疑なしと認めます。
お諮りいたします。ただいま議題となっております議案第103号は、会議規則第38条第3項の規定により、委員会付託を省略いたしたいと思います。これに御異議ございませんか。
(「異議なし」と発言する者あり)
224: ◯議長(天野正昭議員) 御異議なしと認めます。よって、議案第103号につきましては、委員会付託を省略することに決しました。
これより討論に入るのでありますが、ただいまのところ通告がありませんので、討論なしと認めます。
これより議案第103号令和2年度あきる野市後期高齢者医療特別会計補正予算(第1号)の件を採決いたします。本件は原案のとおり決することに御異議ございませんか。
(「異議なし」と発言する者あり)
225: ◯議長(天野正昭議員) 御異議なしと認めます。よって、本件は原案のとおり可決されました。
────────── ◇ ──────────
226: ◯議長(天野正昭議員) 日程第29 議案第104号令和2年度あきる野市介護保険特別会計補正予算(第1号)の件を議題といたします。
提出者から提案理由の説明を求めます。市長。
〔 市長 村木英幸君 登壇 〕
227: ◯市長(村木英幸君) ただいま上程されました議案第104号について、御説明申し上げます。
本議案につきましては、歳入歳出予算の補正であります。
内容につきましては、健康福祉部長から説明をさせますので、よろしく御審議のほど、お願いいたします。
228: ◯議長(天野正昭議員) 健康福祉部長。
〔 健康福祉部長 川久保明君 登壇 〕
229: ◯健康福祉部長(川久保明君) それでは、議案第104号令和2年度あきる野市介護保険特別会計補正予算(第1号)について、御説明申し上げます。
補正予算書の1ページをお開きください。歳入歳出予算の総額に歳入歳出それぞれ2252万8000円を追加し、補正後の予算の総額を68億5907万1000円とするものであります。
8ページ、9ページをお開きください。歳入の主なものについて、御説明いたします。第1款保険料、01介護保険料、01第1号被保険者保険料、説明欄01特別徴収減額1億327万1000円及び同じく説明欄02普通徴収追加589万2000円は、令和2年度の介護保険料の賦課決定に伴いまして、介護保険料の予算額が当初の見込みを下回ったこと及び4月に審議会に報告をさせていただきました介護保険料の特別徴収が開始されていなかった事案について、普通徴収に切替えたことなどから、特別徴収の金額を減額するとともに、普通徴収の金額を増額するものでございます。
第3款国庫支出金、01国庫負担金、01介護給付費国庫負担金、説明欄01介護給付費国庫負担金過年度分44万1000円は、前年度決算の確定に伴い、介護給付費国庫負担金の不足分について追加で交付を受けるものでございます。
次に、第3款国庫支出金、02国庫補助金、01調整交付金から第8款繰入金、01一般会計繰入金、03地域支援事業繰入金(介護予防・日常生活支援総合事業以外の地域支援事業)までの追加及び減額につきましては、後に歳出で説明をいたします現年度分の地域支援事業費の組替えに伴いまして、それぞれの財源を増減するものでございます。
第8款繰入金、01一般会計繰入金、04その他一般会計繰入金、説明欄01職員給与費等繰入金減額741万6000円は、職員の人事異動による職員給与費等の減額によるものでございます。
同じく第8款繰入金、02基金繰入金、01介護給付費準備基金繰入金、説明欄01介護給付費準備基金繰入金追加1億45万8000円は、前年度の保険給付費の確定及び介護保険料の当初賦課決定等に伴う財源の調整により、介護給付費準備基金から繰り入れるものでございます。これにより、令和2年度末の基金積立金残高見込み額は3億141万2000円となります。
第9款繰越金、01繰越金、01繰越金、説明欄01その他前年度繰越金追加2657万7000円は、前年度決算の確定に伴い、計上するものでございます。
続きまして、10ページ、11ページをお開きください。歳出の主なものについて、御説明いたします。第3款地域支援事業費、02一般介護予防事業費、01一般介護予防事業費、説明欄04地域介護予防活動支援事業経費(介護予防リーダー育成事業等)の1804補助金追加70万円及び同じく第3款地域支援事業費、03包括的支援事業・任意事業費、04生活支援体制整備事業費、説明欄04生活支援体制整備事業経費の1804補助金減額90万円は、東京都から歳出予算科目の設定について指導があり、予算を組み替えるものでございます。
なお、今回の予算の組替えにより不足する20万円につきましては、既に補助金の交付申請があり、予算を執行済みであることから、流用により、予算を確保して対応しております。
第6款諸支出金、01償還金及び還付加算金、03償還金、説明欄01国都支出金等還付経費の2205返還金970万9000円は、前年度の保険給付費の確定に伴い、国都支出金の超過交付分を返還するものでございます。
同じく第6款諸支出金、02繰出金、01一般会計繰出金、説明欄01繰出金経費の2706一般会計繰出金追加2043万5000円は、前年度の保険給付費の確定に伴い、一般会計からの繰入分を繰り戻すものでございます。
説明は以上でございます。よろしく御審議のほど、お願いいたします。
230: ◯議長(天野正昭議員) これをもって提案理由の説明を終わります。
これより質疑に入ります。質疑ありませんか。
(「なし」と発言する者あり)
231: ◯議長(天野正昭議員) 質疑なしと認めます。
お諮りいたします。ただいま議題となっております議案第104号は、会議規則第38条第3項の規定により、委員会付託を省略いたしたいと思います。これに御異議ございませんか。
(「異議なし」と発言する者あり)
232: ◯議長(天野正昭議員) 御異議なしと認めます。よって、議案第104号につきましては、委員会付託を省略することに決しました。
これより討論に入るのでありますが、ただいまのところ通告がありませんので、討論なしと認めます。
これより議案第104号令和2年度あきる野市介護保険特別会計補正予算(第1号)の件を採決いたします。本件は原案のとおり決することに御異議ございませんか。
(「異議なし」と発言する者あり)
233: ◯議長(天野正昭議員) 御異議なしと認めます。よって、本件は原案のとおり可決されました。
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234: ◯議長(天野正昭議員) 日程第30 議案第105号令和2年度あきる野市秋多都市計画事業武蔵引田駅
北口土地区画整理事業特別会計補正予算(第1号)の件を議題といたします。
提出者から提案理由の説明を求めます。市長。
〔 市長 村木英幸君 登壇 〕
235: ◯市長(村木英幸君) ただいま上程されました議案第105号について、御説明申し上げます。
本議案につきましては、歳入歳出予算等の補正であります。
内容につきましては、都市整備部長から説明をさせますので、よろしく御審議のほど、お願いいたします。
236: ◯議長(天野正昭議員) 都市整備部長。
〔 都市整備部長 清水保治君 登壇 〕
237: ◯都市整備部長(清水保治君) それでは、議案第105号令和2年度あきる野市秋多都市計画事業武蔵引田駅
北口土地区画整理事業特別会計補正予算(第1号)について、御説明を申し上げます。
補正予算書1ページを御覧ください。第1条に示しますとおり、歳入歳出予算の総額にそれぞれ2億2913万7000円を追加し、歳入歳出予算の総額をそれぞれ8億7277万円とするものでございます。
それでは、補正内容について、御説明いたします。4ページを御覧ください。第2表債務負担行為の補正の追加は、公共施設等整備工事について債務負担行為の期間と限度額を定めるものでございます。
第3表地方債の補正の変更は、事業費の追加に伴い、限度額を増額するものでございます。
8ページ、9ページを御覧ください。2歳入でございます。第4款繰越金、01繰越金、01繰越金、説明欄01前年度繰越金追加5113万7000円につきましては、令和元年度決算に基づき計上するものでございます。
第6款市債、01市債、01区画整理債、説明欄01武蔵引田駅
北口土地区画整理事業債追加1億7800万円につきましては、歳出の増額に伴い、追加するものでございます。
次に、10ページ、11ページを御覧ください。3歳出でございます。第1款区画整理費、02事業費、01事業費、説明欄01武蔵引田駅
北口土地区画整理事業経費の追加1億9738万6000円につきましては、事業の一時中止の後、事業の見直しに関する検討会議の結果に基づいて工事の施工展開を再構築し、本年度の工事の施工内容が確定したため、工事請負費を追加するものでございます。また、工事の施工展開に基づいて、令和3年度の工事施工範囲が確定し、新たな工事影響範囲等の補償を行う必要が生じたため、補償費を追加するものでございます。
第2款公債費、01公債費、01利子、説明欄01借入金利子償還経費の減額187万1000円につきましては、令和元年度の借入額及び借入利率が確定したことによる減額であります。
第3款諸支出金、01繰出金、01一般会計繰出金、説明欄01繰出金経費の追加3362万2000円につきましては、令和元年度決算及び本補正予算における財源調整の結果、超過負担分となった一般会計負担分を精算するため、追加するものでございます。
説明は以上でございます。よろしく御審議のほど、お願い申し上げます。
238: ◯議長(天野正昭議員) これをもって提案理由の説明を終わります。これより質疑に入ります。質疑ありませんか。辻議員。
239: ◯2番(辻よし子議員) それでは、質問させていただきます。最初に、今年度の東京都の補助金について腑に落ちないことがありますので、質問いたします。当初予算に計上されている都の補助金は、これは昨年度の繰越分で、今年度、新たな補助金はついていないと思います。また、今回の補正予算にも都の補助金は含まれていません。昨年10月に村木新市長が就任して、事業を一時中断して、見直しを行いました。そのため、本来、昨年10月に申請すべき社会資本整備総合交付金が申請できず、それとひもづいて交付される東京都の補助金ももらえなくなったというのがこれまでの担当課の説明でした。
ところが、東京都のホームページを確認したところ、今年度のあきる野市に対するもろもろの補助金の一覧の中に区画整理事業の補助金として1億3200万円が計上されていることが分かりました。東京都としては、あきる野市に対して1億3200万円補助金を出すための予算を組んでいるということです。
一体どうなっているのかと担当課に改めてお尋ねしたところ、10月に市の担当課と東京都の区画整理課で協議をした結果、市長交代で事業の先行きがはっきりしない中で、社会資本整備総合交付金を国に申請するのは難しいというふうに判断して、申請しないということになったと。一方、東京都の補助金については、既にその時点で予算を変更するのは難しかったため、予算上、補助金は残ってしまったけれども、多分、不用額として処理されるのではないかという御説明でした。まず、この御説明に変更がないかどうかお聞きします。
240: ◯都市整備部長(清水保治君) お答えします。
ただいまのお話でございますけれども、確かに国のほうの補助金につきましては、申請時がちょうど事業の一時停止と重なってしまったというところもございまして、申請ができていない、そういう状況でございますので、今年度はついておりません。一方、都の補助金につきましては、それ以前の申請であったということもありまして、これについてはついております。しかしながら、いろいろと事業の展開を考えていったところ、今年度、今、お話にありましたとおり、都の補助金についても、これも使わないというふうなところでございます。
以上でございます。
241: ◯2番(辻よし子議員) ちょっと分かりにくい説明でしたので、もう一回、確認します。東京都の補助金はそれ以前についていたこともあって、削らないことになったということですけれども、東京都の補助金というのは、普通、国のほうの社会資本整備総合交付金の半額分が補助金としてつくと、そういうことになっているのではないですか。ですから、国のを諦めたので、東京都もなくなるという、そういう説明だったのです。それで正しいかどうかということをお聞きしたのですけれども、何か先ほどの御説明では、東京都のはそれ以前に決まっていたので、そのまま計上したという、ちょっと分かりにくい説明でしたので、もう一度はっきりお答えください。
242: ◯都市整備部長(清水保治君) お答えします。
東京都の補助金につきましては、その補助金を申請する時期が10月の一時停止の前だったということがございまして、これは全体の補助金として国にも申請をする、東京都にも申請をするというところなのですけれども、国のほうには申請はしていなかったのですけれども、東京都のほうには申請していた、できていたということで、今年度、都のほうの補助金はついているというところでございます。
243: ◯2番(辻よし子議員) それではお聞きしますけれども、その東京都の補助金、残ったというか、それ以前に決まっていた補助金はその時点であきる野市に出しますよという、そういうことになっていたのですか。それとも、これは出しませんということになっていたのでしょうか。
244: ◯都市整備部長(清水保治君) お答えします。
交付をするというふうになっておりました。
245: ◯2番(辻よし子議員) 私が担当課で聞いたお話と全く違いますね。それに、大体、交付するということになっていたら、何で当初予算にのっていないのでしょうか。どこでどうなったのか教えてください。
246: ◯都市整備部長(清水保治君) 申請をしていただくのはまず内定でございますので、その内定ができていたというところでございます。
247: ◯2番(辻よし子議員) 内定ができていて、内定の後、正式にもらえるかどうかというのはいつ決まるのですか。それで、それがどういう形で内定の後、出さないということに決まったのでしょうか。
248: ◯都市整備部長(清水保治君) お答えします。
東京のほうは内定をしておりますので、まだ市のほうが出すと、使うということであれば、これはいただけるのではないかと思いますけれども、市のほうの判断としては、次年度以降、今年度も含めて、次年度以降の全体の工事を考えまして、今年度はこの補助金を使わないほうがいいというふうな結論でございます。
249: ◯2番(辻よし子議員) 担当課に聞いていたお話と違うのですよね。この東京都の補助金というのはあくまで社会資本整備総合交付金とセットでもらうものなので、国のほうにはもう申請しても間に合わないから申請はやめたけれども、東京都のほうは残ってしまったと。だけれども、出さないと。出しませんと。私が、市長が替わった後、来年の補助金はどうなるのですかと何回も聞きに行っていますけれども、そのときに、もう申請に間に合わなかったので、社会資本整備総合交付金は間に合わなかったので、それと併せて東京都の補助金ももらえないことになりましたと、そういうふうに聞いております。では、それが違ったということですね。
250: ◯都市整備部長(清水保治君) お答えします。
そういうことになろうかと思います。
251: ◯2番(辻よし子議員) そんないいかげんな話がありますか。何回も聞いているのですよ、窓口に行って。東京都の補助金とセットだから、両方出なくなったという説明を聞いています。社会資本整備総合交付金が10月だから、間に合わなかったので、両方出なかったと。多分、説明を聞いた議員はみんなそう思っているのではないですか。東京都の交付金については選択の余地があったということじゃないですか。選択の余地があったなんて話は一切聞いていません。どうなっているのでしょうか。担当課の説明、何回も聞いているのですよ。うっかり間違えたとかそういう話ではありません。
では、東京都の補助金というのはもらえたのですね。もらおうと思えば。それがもらえなかったと。そんな説明どこでも聞いていませんよ、議会でも。東京都のほうは予算がついているのでもらえるのだけれども、あきる野市として判断として、今回はもらわないことにしましたという説明が最初からされていれば何の疑問も思いません。でも、10月の申請に間に合わなかったから両方もらえなくなったと、そういうふうな説明を受けているわけです、私たちは。それで、東京都のホームページに出ていたからびっくりしたわけです。それを今さら、いや、実は東京都の補助金はもらえたんだけれども、市の判断でやめたのですって説明を変えるんですか。そういうことしていいんですか。おかしいじゃないですか。
252: ◯議長(天野正昭議員) まだ辻議員の質問の途中ではありますけれども、ここで休憩といたします。
再開は午後2時30分といたします。
午後 2時14分 休憩
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午後 2時30分 再開
253: ◯議長(天野正昭議員) 休憩前に引き続き会議を開きます。
都市整備部長。
254: ◯都市整備部長(清水保治君) 私の確認不足で大変申し訳ございません。今、確認をしましたところ、東京都の補助金につきましては、国の補助金とセットということがまず原則であります。国の社会資本の50%に対してその半分、これを東京都がつけるという状況であります。先ほど申し上げたように、申請時期は確かにずれているというのも事実でございます。東京都のほうは7月の時点でこの申請、そして国のほうは10月ということでありますので、市といたしましては、当然、7月の時点では事業をやるということで申請をしているところでございます。
その後、国のほうの補助金の申請には間に合わなかったものですから、この国のほうの補助金を申請をしていないということがありますので、国のほうの社会資本の50%については当然ついておりません。ただ、東京都のほうは申請が早かったものですから、25%をつけてありますけれども、あくまでも東京都の判断としては、国の補助金とセットであるということでございますので、この事業ができなければ、東京都のほうは他の事業へまた流用する可能性もあるというふうなお話を当時、伺っていたようでございます。
以上でございます。
255: ◯議長(天野正昭議員) 辻議員。
256: ◯2番(辻よし子議員) 分かりました。不用額ではなくて、流用ということだったようです。でも、常識的に考えて、10月の時点でもう必要ないと。国とセットなので、東京都の補助金はもう要らなくなる、あきる野市さんはと分かっているものをそのまま当初予算に東京都がのせるというのは、ちょっと私、常識的にそんなことがあり得るのかなと思いました。それで、そういう御説明だったので、担当課にもちょっと考えにくいですよねというお話をしました。その後、東京都との協議も何回か行われたようなので、その辺も確認されたと思いますけれども、それで私は思い出したのです、2年前のこと。
2年前にあきる野市と東京都が協議をして、2018年度の社会資本整備総合交付金の申請額を当初の予定よりも減らしたことがありました。それに伴って東京都の補助金も減りました。このことが決まったのは2018年の2月です。そのことを私、議会で質問したので、2月ですという御答弁をいただきました。だけれども、議会にその減った分が補正予算として上がってきたのが、2018年の9月議会だったのです。なので、何で2月に決めたことが、そんなにタイムラグがあるのですかということを私が問題にしました。ですから、御記憶の方もいらっしゃると思います。
あのとき、2月に決めて、社会資本整備総合交付金の額を減らし、それに伴って東京都の補助金の額も減らした。そのときに東京都の予算はどうなっていたのだろうと思って、調べてみました。ちゃんと減額されています。今回決まったのは10月です。2年前は2月に決めたものが、もっとすごく額が少ないですよ、あのとき。それでも東京都の予算にはちゃんと反映されているのです。それはそうですよ。だって、まだ議会を通る前なのですから。じゃあ、何で今回はもう10月に、あきる野市さんには無理ですねと決めたものを東京都は今の今までですよ、今、ホームページを見たって出ています。1億3200万円も予算に残していたのか。物すごく不思議なことですよね、これ。
私はいろいろ考えて、考えられる可能性としては、要するに引田の区画整理事業に関わる社会資本整備総合交付金というのは、国際競争を勝ち抜く道路ネットワーク形成と首都にふさわしい都市環境の創出という、そういう計画の一環として東京都が窓口になって国土交通省に申請しているわけです。ですから、申請して、時期は過ぎてしまったけれども、あきる野市さんの、10月に市長が替わったばかりですからね。しかも、市長は見直すと言ったわけで、やめると言ったわけではないですから、様子を見ながら、場合によったらというふうに考えていたのかなと。それだとつじつまが合うのですよ。そうじゃないとおかしくないですかということです。このことについて一体、あきる野市はどういうふうに考えているのかなと。どなたか御答弁できますか。
いいです、結構です。それだったら、東京都との話し合いもあると思うので、話し合いの議事録とか、今後の話し合いをもっとはっきり説明してほしいのですよね。東京都の考えを。やはりあきる野市民としてもらえるはずの補助金がなくなってというのは大きいわけです。後年度にもらえるという話もありますけれども、それがこんな形で宙に浮いて、東京都の予算にはのっかっているというふうに思ったら、何やっているんだ、あきる野市、何でもらわないんだって話になると思うのですよ。それが何でもらえないのか。じゃあ、何で東京都は予算から外していないのか。これ、納得いく説明をやはりする必要があると思います、私は。
ちょっとここで確認しておきますけれども、国の社会資本整備総合交付金と切り離して、東京都の予算に今、残っている1億3200万円、それをもらうという、そういう選択はあきる野市にとってはあまりプラスではないというふうに伺っているのですけれども、そのことをちょっと説明してください。くれるといってももらわないほうがいいと、単独では、ということだと思うのです。それを分かりやすく説明してください。
257: ◯都市整備部長(清水保治君) お答えをいたします。
この事業を行うための事業の財源の構成というのでしょうか、そこの部分になろうかなと思うのですけれども、構成としては、国の社会資本が50%、これの半分の25%都から、その残りの25%を市でというふうな構成になります。今の段階では、国のほうの50%がついていないですから、もしこのまま事業をやったとすれば、その国の50%がない部分を市が負担しなければいけなくてしまうということがありますので、事業をやるよりは、また、この補助金については翌年度以降に繰り越せるということもありますので、そこの判断で、今回はこれを使わないということになりました。
以上でございます。
258: ◯2番(辻よし子議員) そういうことなのですよね。当然、東京都はそんなことは百も承知なわけです。なのに、東京都は予算を削っていないのですよ。何でなんだということです。おかしいなということです。その辺をぜひ分かるように説明をしていただきたいと思います。
次に、今回、議案資料として提出された資金計画について質問したいと思います。昨年の6月の議会で国と東京都からの補助金を25%減らされたということが分かって、議会でも大きな問題になりました。その際に私が補助金がこれから減るのではないの、大丈夫なのですかと。きちんと資金計画を作り直す必要があるのではないですかと提案させていただきました。それを受けて、6月議会で次のような答弁がありました。次年度の予算編成に向けて予算特別委員会を持っていただくわけですけれども、その時点では、少なくとも事業費がどう変わるのだ、どうなっていくのだというのをお示ししておかないと、予算審議もできないだろうと思いますので、少なくともそれまでには資金計画、あるいは歳出予算、歳入予算がどう変化するのかということをお示しできればと思いますと、このように御答弁いただきました。
つまり、本来であれば、今年の3月の予算編成のときに出さなければいけなかったのが今回の資料です。ただ、御存じのとおり、市長が替わって、ちょうど事業の見直しが行われていましたので、3月の予算審議には資金計画を出すことはほぼ不可能だったと思います。その後、設計内容についてはほとんど変更せずに事業を再開することになりました。その本格的事業再開に向けての初めての補正予算が今回の第1号の補正予算。今回提案されているわけです。ですから、昨年の6月議会の答弁から考えれば、当然、資金計画、今回の補正予算案とセットで出されなければいけません。
そこでお聞きしたいのですけれども、今回、セットで出すということでちゃんと準備をされてきたでしょうか。お聞きします。
259: ◯都市整備部長(清水保治君) お答えいたします。
ただいまのお話にありましたとおり、事業の見直しの検討会議の議論を経て、現在に至っているところでございますので、今回の補正というのはそれを踏まえての補正の内容になりますので、それと併せて資金計画のほうも考えていかなければならないというふうに思っています。
以上でございます。
260: ◯2番(辻よし子議員) 私がお聞きしたのは、この9月の議会に補正予算と一緒にセットで出すつもりで準備をされていましたかということです。出すべきだと思いますではなくて、出すものだと思いますではなくて、そういう準備をちゃんとされて、今回出されたものですかということを聞いているのです。
261: ◯都市整備部長(清水保治君) お答えします。
まだ事業の内容が不確定な部分もあるということで、準備はしておりましたけれども、この時期に出せる、出すという、そういうことは実際のところは考えておりませんでした。
262: ◯2番(辻よし子議員) 御答弁のとおりだと思います。担当課に出してもらえるのですよねと言ったら、いや、間に合うかどうか分かりませんとおっしゃっていましたので。ということは、6月議会の御答弁ともうその時点でずれているということですよ。昨年の6月議会で当初予算には間に合うように出す、出さなきゃいけないですね、そうじゃないと審議してもらえませんからと言われていたものが、結局、準備が間に合わないということで進んできてしまっていて、私が、はっきり言って、何回も言ったのです。こんなことじゃ審議できませんよと。資金計画を出してもらわないと何回も言って、ようやく出てきたのが今回の資金計画です。無責任ですよね。だって、今回、10億3000万円もの債務負担行為も入っているのですよ。そういうものを議会に出すのに、昨年ちゃんと約束したことさえできない。本当にいいかげんだと思います。
それで、私が資金計画がないと困ると言って、担当課が慌てて作って出したのが今回の資金計画です。今日、初めて差し替えのものを見た議員も多いと思いますけれども、議案と一緒に出された、8月26日に配付された資金計画、大きな誤りがありました。1つは、令和2年度の国庫補助金と都の補助金の額です。今年度の補助金は、昨年度の繰越し分しかないはずです。この計画表では、繰越し分を昨年度の令和元年度に入れていますので、そうであれば、今年度分は0円と記載しなければなりません。ところが、最初に議案と一緒に出てきたもの、どこから出てきた数字か分かりませんけれども、国庫補助金、都補助金合わせて1億円近い金額が計上されていました。
2つ目は、東京都の補助金の合計額、これが間違って、1億円多く計算されていました。これは、東京都の補助金の対象にならない東西12メートル道路、これを誤って東京都の補助金対象に入れて計算したために、1億円多くなってしまったそうです。それで、一昨日になって資料の差し替えがありました。修正された資料がもう配付されていますので、普通であれば、議会で取り上げるべきことではないと思います。ケアレスミスなら、そういうことありますので。
でも、今回のはあまりにもいいかげんなものを最初に出されたので、あえてここで言わせていただきます。こういういいかげんなものを最初に資料として出すということ自体、議会が軽視されているということですよ。出すと言っていたものを用意せず、慌てて作って、間違えたものを平気で出すと。これで77億円の事業をやれるのですかということです。
修正された資料についても不明な点がありますので、質問させていただきます。令和元年度までは決算ベースの金額だというふうに伺っています。歳出のほうの令和元年度の合計5億2493万8000円となっていますけれども、決算書における歳出、これは私の計算が間違っていなければ、約4億5600万円で、1億円近い違いがあります。これはなぜでしょうか。
263: ◯都市整備部長(清水保治君) お答えします。
今、すみません、私も細かい資料が手元にないものですから、ちょっと確認をさせていただきます。
264: ◯2番(辻よし子議員) とにかく決算書とは違うのです。なので、あとで説明してください。
次に、歳入の国庫補助金と都補助金についてなのです。事業計画では上の段に示されているように、合計で国から16億207万9000円、東京都から4億8517万6000円、合わせると、これは合計額が出ていませんけれども、合計すると約20億8700万円ということになっています。それがこの下の段の額に変更になったということです。それで、国庫補助金14億7675万7000円、これで約1億2000万円減っているのです、最初の計画よりも。都の補助金のほうは6億731万1000円と、何と1.3倍近く増えているのですよ。それで、合計すると約20億8400万円。国の補助金が減って、都の補助金が増えて、合計はあまり変わらないという数値が資金計画で示されています。なぜ東京都の補助金が1.3倍も増えることになったのか非常に不思議です。
それというのも、昨年の9月には今回と全く異なる補助金の予定額が議会に提出されているからです。国の補助金も東京都の補助金も減って、合計が19億1434万4000円という額を示した資料が昨年9月の議会に出されています。これは、昨年、25%補助金が減ったので、それを踏まえて作り直したものだと思います。今回の資料で示された補助金の額と比べて1億7000万円余りも違いがあるのです。たった1年の間に。これ、1年間の間に何で補助金の予定額が増えたのですか。その根拠はどこにあるのでしょうか。教えてください。
265: ◯都市整備部長(清水保治君) お答えします。
東京都の補助金が増えているというお話でございますが、この根拠としては2つございます。1つは、補助率が変わってきた。要するに、社会資本整備の関係ですね。当初は国が55%、都は22.5%だったものが、それが50%の25%となったことで、ここで都が上がっております。もう一点が電柱共同溝の関係であります。当初、国が50%、都が25%、市が25%という財源の構成になっておりましたけれども、これが、国が50%、都が50%、市は0という形で変わったということで、都の補助金が上がっているというふうに認識しております。
以上でございます。
266: ◯2番(辻よし子議員) 社会資本整備総合交付金の補助率、国が55%、都が22.5%、それが、国が50%、都が25%になったのはいつですか。それ決まったの。
267: ◯都市整備部長(清水保治君) お答えします。
平成30年度です。
268: ◯2番(辻よし子議員) そうすると、昨年度はもうその率で計算されているはずですから、先ほどの理由の1つは全然関係ないということです。関係あるとすれば、電柱化だけですね。それで1.3倍になるということですか、補助金が。そういうことでしょうか。その電柱化だけで1.3倍になるということですか。最初の、予定したものよりも1.3倍になっているのですよ。
269: ◯都市整備部長(清水保治君) お答えします。
大変申し訳ございません。ちょっと内訳、細かいものが手元にないものですから、これも調べさせていただきます。
270: ◯2番(辻よし子議員) 昨年の6月議会ではこんなふうな答弁もされています。今後の経済情勢の見通しというものが、上振れするのか、下振れするのかということも含めまして、慎重に資金計画を立てていく必要は認識しておりますと。上振れするか、下振れするかということも含めて、慎重にというふうにおっしゃっているのです。それで、私は6月の議会のとき、議員全員協議会のときに、資金計画を立てるときに、コロナのことの影響も考えて作ってくださいねというふうに申し上げました。それは、去年、こういう御答弁をいただいているからです。
今回提出された資金計画は、これはまさにコロナによって経済情勢がどうなるのか。今、非常に不安定な状況です。そういうことを踏まえたものにしてもらわないと困るのです。そういうことをするというふうにおっしゃっていたのですよ。そういう資金計画になっていますか、これ。とてもじゃないですけれども、そんなものが上振れする、下振れする、幾つかシミュレーションで2つ、3つ案が出てくるというのは分かりますけれども、全然そんなことにもなっていない。
長くなりますので、私、いただいたもので、要するに、差し替えたものでグラフを作ってみました。カラーのグラフを御覧ください。左上の工事費、青いのが最初の事業計画、今、事業計画としてのっているものです。こういう形で、2019年、2020年辺りはちょっと増えて、緩やかに減っていくという、台形というか、こういう形になっています。それが今回の見直しで、結構ピークが後ろに来ているのですね。工事のピークが結構高くなっています。14億円だったのが16億円を超えている。聞いたところによると、この時点で考えていた移転計画よりも、住民要望に応じて少し早く移転することを今、やろうとされているというふうに伺っています。地権者の中にも、やはり1年遅れると言っていたけれども、そうでなくなったというふうに聞いて、喜んでいるという方もいらっしゃいます。ということは、このピークがもっと高くなるかもしれないと、そういうことです。
一方、右の補助金のほうを御覧ください。事業計画ではこういう形で、比較的なだらかなというか、一番多くもらうときで4億円ぐらいですね。ところが、変更後は、非常にある年はたくさんもらわなければいけないと。7億円を超える額をもらわなくてはいけないと。それで、2019年、このときにもらいたいと思っていた額よりも減らされたわけです。25%減額がここであったわけです。こういうものがありながら、こんなピークで本当にもらえるのですかということです。
それで、分かりやすくするために左下、事業計画だけ見たときですね。工事費と補助金の関係がもともとどうなっていたのか。工事費がこういう形でなる中で、補助金も対応しながら、比較的なだらかにこういうふうにもらうという計画でした。ところが、変更後どうなったか。工事費に併せて相似形になっていますよね。工事が上がると補助金もたくさんもらわなきゃということで、こういう相似形になっている。本当にこういうことでもらえるのですかということです。もともとの計画と全然形が違っていますよね。これが経済情勢を見直して慎重に立てた計画ですかということです。どうなのでしょうか。
271: ◯議長(天野正昭議員) 辻議員、よろしいですかね。大体、今、50分続いておりまして、このままだとこの議案第105号は採決できない可能性もあるので、2つ連続で答弁できない部分があるのです。これをまとめたいので、ここで一回、暫時休憩をさせていただきます。それで、答えを2つ出していていただいて、出るようにしていただいて、辻議員の質問も、辻議員が納得していただくようにしてから話をもう少し進めたいと思うのですけれども。ちょっと暫時休憩させてください。暫時休憩させてください。このままだと前に進まないと思います。
ここで暫時休憩といたします。
午後 2時56分 休憩
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午後 3時25分 再開
272: ◯議長(天野正昭議員) 休憩前に引き続き会議を再開いたします。
都市整備部長。
273: ◯都市整備部長(清水保治君) 議事の進行に支障を来してしまいまして、大変申し訳ございません。
御指摘をいただきました2点につきまして、今、担当のほうとも確認をしたのですけれども、ちょっと資料が今、うまく突合ができない状況でございますので、大変申し訳ないのですが、少しお時間をいただいて、資料を再提出をさせていただきたいというふうに思います。よろしくお願いします。
274: ◯2番(辻よし子議員) 今回の資金計画は、市のほうもこれを基に審議していただくということを昨年の6月議会でも述べていらっしゃるほど、やはり重要なものだと思います。その資金計画が合っているのか間違っているのかはっきりしないという今の段階でこの採決はできないと私は思います。
そこで議長に動議を求めます。
あきる野市議会の会議規則に基づいて、この議案についての日程変更をお願いいたします。
275: ◯議長(天野正昭議員) ただいま辻議員から動議が出されました。この動議について賛同者の確認をしたいと思います。賛同者はいらっしゃいますか。
(賛成者挙手)
276: ◯議長(天野正昭議員) たばたあずみ議員、
松本ゆき子議員が賛同するということになりました。所定の賛成者がありますので、この動議は成立いたします。よって、この議案第105号についての審議はこの後どうするか決めますので、ここで暫時休憩を改めてとらせていただきます。
午後 3時28分 休憩
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午後 4時13分 再開
277: ◯議長(天野正昭議員) 休憩前に引き続き会議を開きます。
ただいま休憩中に
議会運営委員会を開催いたしました。内容について、
議会運営委員会委員長の説明を聞きたいと思います。
議会運営委員会委員長、中嶋博幸議員。
〔
議会運営委員長 中嶋博幸議員 登壇 〕
278:
◯議会運営委員長(中嶋博幸議員) ただいま
議会運営委員会を開催いたしましたので、その結果について報告いたします。
辻議員から、議案第105号については、本日の会議では結論を出さないとの動議が提出されました。
議会運営委員会で協議した結果、この動議を議題とすることに決定いたしましたので、御報告いたします。
279: ◯議長(天野正昭議員) ただいまの委員長報告のとおり、議案第105号につきまして、本日の会議では結論を出さないとの動議を議題として採決いたします。この動議のとおり決することに賛成の議員の起立を求めます。
(賛成者起立)
280: ◯議長(天野正昭議員) 起立全員であります。よって、本日の会議では結論を出さないとの動議は可決されましたので、議案第105号は保留といたします。
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281: ◯議長(天野正昭議員) 日程第31 議案第106号令和2年度あきる野市下水道事業会計補正予算(第2号)の件を議題といたします。
提出者から提案理由の説明を求めます。市長。
〔 市長 村木英幸君 登壇 〕
282: ◯市長(村木英幸君) ただいま上程されました議案第106号について、御説明申し上げます。
本議案につきましては、収益的収入及び支出予算等の補正であります。
内容につきましては、都市整備部長から説明をさせますので、よろしく御審議のほど、お願いいたします。
283: ◯議長(天野正昭議員) 都市整備部長。
〔 都市整備部長 清水保治君 登壇 〕
284: ◯都市整備部長(清水保治君) それでは、議案第106号令和2年度あきる野市下水道事業会計補正予算(第2号)について、御説明申し上げます。
補正予算書の1ページをお開きください。第2条収益的収入及び支出になります。収益的収入の予算の総額に441万9000円、収益的支出の予算の総額に57万2000円をそれぞれ追加し、補正後の収益的収入予算を22億8079万1000円、収益的支出予算を21億9280万6000円とするものであります。
次に、第3条資本的収入になります。資本的収入の予算の内訳を補正し、企業債を1億4880万円追加、同額を他会計出資金から減額するものでございます。
第4条特例的収入及び支出になります。特例的収入及び支出の額が確定したため、額を改めるものでございます。
2ページをお開きください。第5条企業債になります。企業債につきましては、発行可能額の精査に伴い、限度額を1億4880万円増額するものでございます。
それでは、14ページ、15ページをお開きください。収益的収入及び支出について内容を御説明いたします。14ページの収益的収入、第1款下水道事業収益、2営業外収益、4長期前受金戻入、1長期前受金戻入の追加441万9000円及び15ページの収益的支出、第1款下水道事業費用、1営業費用、6減価償却費、42有形固定資産減価償却費の追加57万2000円は、令和元年の決算確定により額が確定したため、それぞれ追加をするものでございます。
続きまして、16ページをお開きください。資本的収入について内容を御説明いたします。第1款資本的収入、1企業債、1企業債、2資本費平準化債の追加1億4880万円及び第2項他会計出資金、1他会計出資金、1一般会計出資金の減額1億4880万円は、企業債の金額を精査した結果、発行可能額が増額となったため、資本費平準化債を追加し、一般会計出資金を同額減額するものでございます。
また、今回の補正に伴いまして、7ページの予定キャッシュ・フロー計算書、8、9ページの予定貸借対照表及び10ページ、11ページの予定開始貸借対照表の数値の一部に変更がございます。
説明は以上でございます。よろしく御審議のほど、お願い申し上げます。
285: ◯議長(天野正昭議員) これをもって提案理由の説明を終わります。
これより質疑に入ります。質疑ありませんか。辻議員。
286: ◯2番(辻よし子議員) ここでは2点だけ質問させていただきます。まず、1点目ですけれども、16ページの今、御説明のあった資本費平準化債ですけれども、1億4880万円とかなり大きな額ですが、これは当初予算では盛り込むことができなかったのかどうか。企業会計に移ったばかりで難しかったのかなとは想像しますけれども、遅くなった理由を教えてください。
287: ◯都市整備部長(清水保治君) お答えします。
今、お話のあったとおりでございまして、ちょっとここには間に合わなかった。最初のときに間に合わなかったというところでございます。
以上でございます。
288: ◯2番(辻よし子議員) 分かりました。移行のすぐ後、なかなか難しかったということで、理解しました。確かに一般会計からの繰入金がこれで1億4880万円減るということで、一般会計にとってはいいことかもしれないのですけれども、その分、借金の返済が先延ばしになるということです。
資本費平準化債の考え方は、投資した資本の耐用年数が起債の償還年数を超える分、それを返済を先延ばしして、平準化すると、そういうもので、一見、合理的なようにも見えます。しかし、耐用年数に達する前に利用する人がいなくなってしまうとしたら、耐用年数に合わせて借金の返済を先に延ばすということは、かえって世代間の公平性に反するのではないかと思います。
人口減少が進むということは、延べ人数で考えると、1人当たりの平均利用年数は減るということになると思うのです。人口減少が進むことが明らかな今、資本費平準化債の可能額を全額起債するということに私は疑問を感じます。例えば可能額の5割にするとか、8割にするとか、そうしたことは検討されたのかどうかお伺いいたします。
289: ◯都市整備部長(清水保治君) お答えいたします。
今、お話にありましたとおり、この資本費平準化債につきましては、世代間の公平を図るということを目的に、平成16年から実施をされているものでございまして、今、市のほうでは、これは発行額の満額を今後も一応、借入れていくという方向で考えているところでございます。
以上でございます。
290: ◯2番(辻よし子議員) 今回、公営企業会計に移ったために、計算の仕方が変わって可能額が増えたということで、何も現状が変わっているわけではないのですよね。例えば人口が増えていくとか何かそういうこと、現状は変わらないのだけれども、公営企業会計に移行したので計算の仕方が変わって、可能額が増えたということなので、私は、今のあきる野市のこの人口減少の予想も考えて、本当に満額でいいのかどうか、私はもう少し検討した上で決めるべきだったと思います。意見ですけれども。ということで、これには反対させていただきたいと思っております。
以上です。
291: ◯議長(天野正昭議員) ほかに質疑ありませんか。
(「なし」と発言する者あり)
292: ◯議長(天野正昭議員) これをもって質疑を終了いたします。
お諮りいたします。ただいま議題となっております議案第106号は、会議規則第38条第3項の規定により、委員会付託を省略いたしたいと思います。これに御異議ございませんか。
(「異議なし」と発言する者あり)
293: ◯議長(天野正昭議員) 御異議なしと認めます。よって、議案第106号につきましては、委員会付託を省略することに決しました。
これより討論に入るのでありますが、ただいまのところ通告がありませんので、討論なしと認めます。
これより議案第106号令和2年度あきる野市下水道事業会計補正予算(第2号)の件を採決いたします。本件は原案のとおり決することに賛成の議員の起立を求めます。
(賛成者起立)
294: ◯議長(天野正昭議員) 起立多数であります。よって、本件は原案のとおり可決されました。
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295: ◯議長(天野正昭議員) 日程第32 陳情の委員会付託の件を議題といたします。
陳情第2-2号及び陳情第2-3号の2件が提出されております。
お諮りいたします。本陳情2件につきましては、配付の陳情文書表のとおり、所管の常任委員会に付託いたしたいと思います。これに御異議ございませんか。
(「異議なし」と発言する者あり)
296: ◯議長(天野正昭議員) 御異議なしと認めます。よって、陳情2件につきましては、所管の常任委員会に付託することに決しました。
以上をもって本日の議事日程は全て終了いたしました。
また、議場内の皆様には、
コロナウイルスの感染症対策に御理解と御協力をいただき、誠にありがとうございました。
本日は散会いたしたいと思います。これに御異議ございませんか。
(「異議なし」と発言する者あり)
297: ◯議長(天野正昭議員) 御異議なしと認めます。よって、本日はこれをもって散会いたします。
なお、次回の本会議は、9月7日月曜日、午前9時30分から開くことといたします。
大変お疲れさまでした。
午後 4時27分 散会
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地方自治法第123条第2項の規定により、ここに署名する。
あきる野市議会議長 天 野 正 昭
あきる野市議会議員 大久保 昌 代
あきる野市議会議員 増 崎 俊 宏...