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  1. あきる野市議会 2020-06-01
    令和2年第1回定例会6月定例会議(第1日目)  本文(審議)


    取得元: あきる野市議会公式サイト
    最終取得日: 2021-04-27
    1:   6月 9日(火曜日)                    午前 9時30分  開議 ◯議長(天野正昭議員) 皆さん、おはようございます。  本日より令和2年あきる野市議会第1回定例会6月定例会議を開きます。  議員並びに理事者、部課長各位の出席を賜り、誠にありがとうございます。  なお、コロナウイルス感染症対策のため、出席説明員につきましては、理事者と関係する部課長のみとしております。議場内の方にはマスクの着用や手指のアルコール消毒に御協力をいただきますよう、お願いいたします。  なお、庁舎内はクールビズを実施しております。議場が暑いようでしたら、各自で対応していただきたいと思います。  傍聴席の皆様には、議会に関心をお寄せいただき、誠にありがとうございます。また、傍聴席の間隔を空けていただくなど、コロナウイルスの感染には十分気をつけていただくよう、お願いいたします。  ただいまの出席議員は20人であります。定足数に達しておりますので、直ちに本日の会議を開きます。  本日の議事日程は、あらかじめお手元に配付したとおりでございます。           ────────── ◇ ────────── 2: ◯議長(天野正昭議員) 日程第1 会議録署名議員の指名を行います。  会議録署名議員は、会議規則第89条の規定により、議長において、             20番    奥 秋 利 郎議員             21番    子 籠 敏 人議員 を指名いたします。           ────────── ◇ ────────── 3: ◯議長(天野正昭議員) 日程第2 会議期間の決定を議題といたします。  議会運営委員会委員長より報告を求めます。議会運営委員会委員長中嶋博幸議員。          〔 議会運営委員長  中嶋博幸議員  登壇 〕 4: ◯議会運営委員長中嶋博幸議員) おはようございます。
     去る6月3日に議会運営委員会を開催いたしましたので、その結果について御報告いたします。  まず、本定例会議の期間につきましては、新型コロナウイルス感染症対策のため、日程を縮小し、本日から6月18日までの10日間となっております。  常任委員会につきましては、3常任委員会を10日に開催いたします。また、一般質問は行わず、代わりに議員全員協議会を12日に開催し、新型コロナウイルス関連の質疑応答を行います。  なお、日程につきましては、お手元に配付してあります6月定例会議予定表のとおりとなっております。  次に、新型コロナウイルス感染症対策として、市側の説明員を最小限にすること、議場のドアの開放、マスクの着用、手指のアルコール消毒及び傍聴席の間隔を空けるなどの対応が決定しております。  本定例会議議会運営が円滑に行われますよう、議員各位並びに理事者の御協力をお願い申し上げ、報告といたします。 5: ◯議長(天野正昭議員) 議会運営委員会委員長の報告は以上のとおりです。  お諮りいたします。ただいま議会運営委員会委員長から報告がありましたとおり、本定例会議の期間は、本日から6月18日までの10日間といたしたいと思います。これに御異議ございませんか。              (「異議なし」と発言する者あり) 6: ◯議長(天野正昭議員) 御異議なしと認めます。よって、本定例会議の期間は、本日から6月18日までの10日間と決定いたしました。           ────────── ◇ ────────── 7: ◯議長(天野正昭議員) 日程第3 諸般の報告をいたします。  初めに議長報告をいたします。  5月26日、日の出町議会事務局にて、秋川流域市町村議会正副議長会事務引継ぎを行いました。  5月27日、羽村市議会事務局にて、西多摩地区議長会事務引継ぎを行いました。  同日、阿伎留病院企業団議会定例会が開催され、合川哲夫議員大久保昌代議員奥秋利郎議員、窪島成一議員、松本ゆき子議員が出席いたしました。  同日、あきる野市監査委員から、令和2年4月執行分に関する出納検査結果について報告がありました。  6月5日、東京都三市収益事業議会事務局長が来庁され、子籠敏人議員堀江武史議員が現状についての説明を受けました。  以上、報告といたします。  次に、市長より発言の申し出がありますので、許可します。市長。             〔 市長  村木英幸君  登壇 〕 8: ◯市長(村木英幸君) おはようございます。  令和2年あきる野市議会第1回定例会6月定例会議の開催に当たり、御挨拶申し上げます。  緊急事態宣言が解除されてから2週間が経過いたしました。市民の皆様におかれましては、期間中、外出自粛等の御協力をいただきまして、ありがとうございました。また、市民、市内事業者の皆様をはじめ、秋川ロータリークラブあきる野青年会議所、東京都三市収益事業組合など多くの方々から、感染症対策のためのマスクやフェイスシールド、非接触式体温計などの寄附や提供がありました。この場をおかりして、厚く御礼申し上げます。頂いた物資につきましては、市内の福祉施設へ配付するなど、有効に活用してまいります。  さて、先週には東京アラートが発動され、第2波への懸念もありますが、その備えとして、秋川流域のあきる野市、日の出町、檜原村と3市町村の医師会、PCR検査センターを設置する医療機関の三者の共同事業として、明日からドライブスルー方式で実施するPCR検査センターを開設いたします。今後は、感染症防止経済社会活動の両立を図りながら、新型コロナウイルス感染症と共存する新しい日常を定着させていく必要がありますので、市といたしましては、市内事業者や子どもに関する支援を中心に様々な支援策を講じるため、新型コロナウイルス感染症関連の補正予算を計上させていただきました。  本定例会議に提出いたしました議案は、報告案件4件、条例案件4件、事件案件4件、予算案件2件であります。よろしく御審議くださいますよう、お願い申し上げます。  次に、地方自治法に定める御報告をいたします。  報告第1号令和元年度あきる野繰越明許費繰越計算書について、報告第2号令和元年度あきる野市事故繰越し繰越計算書について、報告第3号株式会社秋川総合開発公社の令和元年度事業報告及び第32期決算並びに令和2年度事業計画について、報告第4号新四季創造株式会社の令和元年度事業報告及び第14期決算並びに令和2年度事業計画についての報告であります。内容につきましては、付議議案で送付いたしました資料のとおりであります。  以上で報告を終わらせていただきます。  大変貴重な時間をいただきまして、ありがとうございました。 9: ◯議長(天野正昭議員) 諸般の報告が終わりました。           ────────── ◇ ────────── 10: ◯議長(天野正昭議員) 日程第4 議案第50号あきる野市基金条例の一部を改正する条例の件を議題といたします。  提出者から提案理由の説明を求めます。市長。             〔 市長  村木英幸君  登壇 〕 11: ◯市長(村木英幸君) ただいま上程されました議案第50号について、御説明申し上げます。  団塊の世代が75歳以上となる2025年及び団塊ジュニア世代が65歳に到達し始める2040年を見据え、介護予防の推進、介護人材の確保等を支援し、また、今般の新型コロナウイルス感染症など突発的な感染症に対し、状況に応じた対策を講じていく必要があります。  これらの事業について、当該基金を活用し、迅速かつ効果的に展開していくことから、その目的等を明確に位置づけるため、規定を整備するものであります。  改正内容につきましては、あきる野基金条例別表あきる野保健福祉基金の目的及び積立ての額、並びに処分の欄中に、それぞれ介護予防、介護人材の確保、定着及び育成の支援、感染症対策を加え、福祉施策を保健福祉施策に改めるものであります。  よろしく御審議のほど、お願いいたします。 12: ◯議長(天野正昭議員) これをもって提案理由の説明を終わります。  これより質疑に入ります。質疑ありませんか。               (「なし」と発言する者あり) 13: ◯議長(天野正昭議員) 質疑なしと認めます。  お諮りいたします。本案については、会議規則第38条の規定により、福祉文教委員会に付託いたしたいと思います。これに御異議ございませんか。              (「異議なし」と発言する者あり) 14: ◯議長(天野正昭議員) 御異議なしと認めます。よって、議案第50号あきる野市基金条例の一部を改正する条例の件につきましては、福祉文教委員会に付託することに決しました。           ────────── ◇ ────────── 15: ◯議長(天野正昭議員) 日程第5 議案第51号あきる野手数料条例の一部を改正する条例の件を議題といたします。  提出者から提案理由の説明を求めます。市長。             〔 市長  村木英幸君  登壇 〕 16: ◯市長(村木英幸君) ただいま上程されました議案第51号について、御説明申し上げます。  本議案につきましては、情報通信技術の活用による行政手続等に係る関係者の利便性の向上並びに行政運営の簡素化及び効率化を図るための行政手続等における情報通信の技術の利用に関する法律等の一部を改正する法律の施行により、通知カードが廃止されたことから、通知カードの再交付に係る規定を整備するものであります。  内容につきましては、市民部長から説明させますので、よろしく御審議のほど、お願い申し上げます。 17: ◯議長(天野正昭議員) 市民部長。            〔 市民部長  薄 丈廣君  登壇 〕 18: ◯市民部長(薄 丈廣君) それでは、議案第51号につきまして、御説明申し上げます。  例規集は893ページになります。  国は、通知カードから個人番号カードへの移行を促進するため、法律の改正を行い、通知カードを廃止いたしました。このことに伴い、条例の一部を改正するものでありますが、改正内容としましては、手数料の金額などを定めた別表から、通知カードの再交付の手数料について定めた3の項を削り、以下の項を1項ずつ繰り上げるものでございます。  施行日は、公布の日といたします。  説明は以上でございます。よろしく御審議のほど、お願いいたします。 19: ◯議長(天野正昭議員) これをもって提案理由の説明を終わります。  これより質疑に入ります。質疑ありませんか。辻議員。 20: ◯2番(辻よし子議員) 総務委員会に所属しておりませんので、2点ほど質問させていただきます。まず1点目なのですけれども、総務省は今回の通知カードの廃止の理由として次のように言っています。転居などをした際の通知カードの記載事項の変更が住民、市町村職員の双方に負担となっていた。そういう理由で今回廃止するというふうに国は言っております。そこでお聞きしますけれども、市民課において法律の改正を必要とするほどの負担になっていたのかどうかお聞かせください。 21: ◯市民部長(薄 丈廣君) お答えいたします。  確かに転入されてきたときにその通知カードの住所あるいはお名前が変わったときの名前を変更するという手続がございますので、その事務が実際にはあるという話でございます。負担と言いますか、そういった事務が生じていたということでございます。 22: ◯2番(辻よし子議員) 事務が生じていたということで、負担にはなっていなかったのではないかと思います。これまではマイナンバーカードを持っていなくても、通知カードさえあれば、マイナンバーカードを証明する書類としてカードが使えました。今後は住所等の変更が生じてしまうと今の通知カードが使えなくなります。それでどうなるかというと、マイナンバーカードを持っていない人は、その都度、住民票を取得しなければいけないことになります。通知カードの廃止は、今申し上げたように、住民にとってはデメリットなのではないかと思うのです。メリットは何もないように思うのですけれども、住民にとってのメリットはどこにあるのでしょうか。 23: ◯市民部長(薄 丈廣君) お答えいたします。  通知カードがなくなりますと、確かに個人番号を証明するものというのは、個人番号カードを取得していただくか、先ほどお話がありましたように住民票を取得していただくということになります。メリットと言いますと、住民に関するメリットというのは特にないかなというふうに感じております。 24: ◯2番(辻よし子議員) 住民にとってのデメリットはあるけれども、メリットはない。そしてこれまでもそれほど負担にはなっていなかった。では、何で廃止するのかということです。これはどう考えても、マイナンバーカードを促進したいからということですね。国がマイナンバーカードを促進したいから、住民へのデメリットも仕方がないということだと思います。その辺も十分、総務委員会の中で審議をしていただきたいと思います。  以上です。 25: ◯議長(天野正昭議員) ほかに質疑ありませんか。               (「なし」と発言する者あり) 26: ◯議長(天野正昭議員) これをもって質疑を終了いたします。  お諮りいたします。本案については、会議規則第38条の規定により、総務委員会に付託いたしたいと思います。これに御異議ございませんか。              (「異議なし」と発言する者あり) 27: ◯議長(天野正昭議員) 御異議なしと認めます。よって、議案第51号あきる野手数料条例の一部を改正する条例の件につきましては、総務委員会に付託することに決しました。           ────────── ◇ ────────── 28: ◯議長(天野正昭議員) 日程第6 議案第52号あきる野市道路の構造の技術的基準を定める条例の一部を改正する条例の件を議題といたします。  提出者から提案理由の説明を求めます。市長。             〔 市長  村木英幸君  登壇 〕 29: ◯市長(村木英幸君) ただいま上程されました議案第52号について、御説明申し上げます。  本議案につきましては、道路構造令の一部を改正する政令の施行に伴い、規定を整備するものであります。  内容につきましては、都市整備部長から説明させますので、よろしく御審議のほど、お願いいたします。 30: ◯議長(天野正昭議員) 都市整備部長。           〔 都市整備部長  清水保治君  登壇 〕 31: ◯都市整備部長(清水保治君) それでは、議案第52号あきる野市道路の構造の技術的基準を定める条例の一部を改正する条例について、御説明申し上げます。  まず初めに、改正の目的でございます。近年、道路交通法の規定に基づく普通自転車専用通行帯の設置が進んでおり、このことによりまして、自転車関連交通事故件数の減少や、道路利用者の不安感の提言など、効果が確認をされております。しかしながら、現状は自転車道の設置に必要な幅員を確保できないなどによりまして、整備ができていない状況が多数生じております。  このような状況を踏まえ、道路構造令の一部を改正する政令が施行され、自転車を安全かつ円滑に通行させるための自転車通行帯の設置について規定されたことから、市道の構造の技術的基準については、同令で定める基準を参酌して、条例で定める必要があるため、規定を整備するとともに、必要な文言整理を行うため、条例の一部を改正するものでございます。  次に、改正の概要でございます。まず、自転車通行帯の新設関係につきましては、第7条の2で、自転車を安全かつ円滑に通行させるため設けられる帯状の車道の部分として、自転車通行帯を新たに規定し、自転車通行帯の設置要件を規定いたします。また、自転車通行帯の幅員は、道路交通法に基づく普通自転車専用通行帯と同様の1.5メートル以上とし、地形の状況、その他の特別の理由によりやむを得ない場合においては、1メートルまで縮小できることとするものでございます。  次に、自転車道設置要件関係につきましては、第8条第1項及び第2項で、自転車道の設置要件として、設計速度が1時間につき60キロメートル以上であるものを追加するものでございます。また、自転車道及び自転車通行帯については、地形の状況、その他特別な理由によりやむを得ない場合においては、設置しない場合もあるとするものでございます。  施行日につきましては、公布の日といたします。  また、経過措置として、この条例の施行の際に新設または改築の工事中の道路については、改正後の第7条の2並びに第8条第1項、第2項の規定にかかわらず、なお従前の例によるものといたします。  説明は以上でございます。よろしく御審議のほど、お願い申し上げます。 32: ◯議長(天野正昭議員) これをもって提案理由の説明を終わります。  これより質疑に入ります。質疑ありませんか。合川議員。 33: ◯11番(合川哲夫議員) おはようございます。  環境建設委員会のメンバーではありませんので、ちょっと質問させていただきます。これは、当然、都道は都のほうで施工する。要するに、ラインを引くというのか、そういった形になろうかと思うのですけれども、都道は当然、都だと。それから、市はもちろん市がやるわけですけれども、その市道についてどのぐらいの路線と延長距離があるのでしょうか。それからもう一点いいですか。これを市民にどのような方法で周知させるのか。その2点をお願いしたいと思います。 34: ◯都市整備部長(清水保治君) お答えいたします。  市道に関するこの条例の適用というふうなことだと思います。先ほど申し上げましたとおり、これは経過措置として、この条例が施行される際に従前の例によるものというのが決められております。これは何に当たるかと申しますと、まずは完成をしている道路。それから工事中である道路。そして計画をされている道路。こういったものが適用外になります。また、この条例が適用されるものは、これから計画をするもの、あるいは既存の道路、これを改修するもの。これが当たるというふうに考えております。ここから申しますと、今現在すぐこの条例が適用になる市道というのはないというふうに考えております。
     また、市民への周知のほうでございますけれども、これにつきましては、この条例が定まった後に、また皆様方にはいろいろな形でまた周知をさせていただきたいと、このように考えております。  以上でございます。 35: ◯議長(天野正昭議員) ほかに質疑ありませんか。               (「なし」と発言する者あり) 36: ◯議長(天野正昭議員) これをもって質疑を終了いたします。  お諮りいたします。本案については、会議規則第38条の規定により、環境建設委員会に付託いたしたいと思います。これに御異議ございませんか。              (「異議なし」と発言する者あり) 37: ◯議長(天野正昭議員) 御異議なしと認めます。よって、議案第52号あきる野市道路の構造の技術的基準を定める条例の一部を改正する条例の件につきましては、環境建設委員会に付託することに決しました。           ────────── ◇ ────────── 38: ◯議長(天野正昭議員) 日程第7 議案第53号あきる野放課後児童健全育成事業の設備及び運営に関する基準を定める条例の一部を改正する条例の件を議題といたします。  提出者から提案理由の説明を求めます。市長。             〔 市長  村木英幸君  登壇 〕 39: ◯市長(村木英幸君) ただいま上程されました議案第53号について、御説明申し上げます。  本議案につきましては、放課後児童健全育成事業の設備及び運営に関する基準の一部改正に伴い、規定を整備するものであります。  内容につきましては、子ども家庭部長から説明をさせますので、よろしく御審議のほど、お願いいたします。 40: ◯議長(天野正昭議員) 子ども家庭部長。          〔 子ども家庭部長  岡部健二君  登壇 〕 41: ◯子ども家庭部長(岡部健二君) それでは、議案第53号について、御説明申し上げます。  例規集は1,287ページとなります。  この改正は、市町村が放課後児童健全育成事業を実施するに当たり、条例で定めるべき基準等が規定されている厚生労働省令であります放課後児童健全育成事業の設備及び運営に関する基準が一部改正され、放課後児童支援員、いわゆる学童クラブ指導員のことになりますが、この資格要件について改正があったことから、条例の一部を改正するものとなります。  条例第10条第3項で放課後児童支援員は、保育士の資格や教員免許を有する者などであって、都道府県知事または指定都市の長が行う放課後児童支援員認定資格研修を修了した者でなければならないことを規定しております。今般、この研修の受講機会の拡充を図るため、厚生労働省令が改正され、中核市の長も研修を実施できることとされました。このため、第10条第3項に規定する研修を行う者に地方自治法第252条の22第1項の中核市の長を加える者でございます。  施行日につきましては、公布の日といたします。  説明は以上です。よろしく御審議のほど、お願い申し上げます。 42: ◯議長(天野正昭議員) これをもって提案理由の説明を終わります。  これより質疑に入ります。質疑ありませんか。               (「なし」と発言する者あり) 43: ◯議長(天野正昭議員) 質疑なしと認めます。  お諮りいたします。本案については、会議規則第38条の規定により、福祉文教委員会に付託いたしたいと思います。これに御異議ございませんか。              (「異議なし」と発言する者あり) 44: ◯議長(天野正昭議員) 御異議なしと認めます。よって、議案第53号あきる野放課後児童健全育成事業の設備及び運営に関する基準を定める条例の一部を改正する条例の件につきましては、福祉文教委員会に付託することに決しました。           ────────── ◇ ────────── 45: ◯議長(天野正昭議員) 日程第8 議案第54号あきる野市庁舎空調設備改修工事債務負担行為)の請負契約についての件を議題といたします。  提出者から提案理由の説明を求めます。市長。             〔 市長  村木英幸君  登壇 〕 46: ◯市長(村木英幸君) ただいま上程されました議案第54号について、御説明申し上げます。  本議案につきましては、5月13日に執行いたしました入札におきまして、入札予定価格4億1736万2000円のところ、菱和・アーイング特定建設工事共同企業体が4億1734万円で落札いたしました。  したがいまして、菱和・アーイング特定建設工事共同企業体と請負契約を締結するため、条例の規定に基づき、議会の議決を求めるものであります。  菱和・アーイング特定建設工事共同企業体の概要等につきましては、お手元に配付した資料のとおりであります。  よろしく御審議のほど、お願いいたします。 47: ◯議長(天野正昭議員) これをもって提案理由の説明を終わります。  これより質疑に入ります。質疑ありませんか。辻議員。 48: ◯2番(辻よし子議員) この入札に関しては、条件付一般競争入札だったと思います。応札をしたのは1社のみでした。予定価格と落札金額については市長から御報告のあったとおりです。これは、落札率を計算しますと、99.99%となります。4億円を超える工事の入札として1社しかなくて、99.99%というのはいかがなものかなと思うのですけれども、この1社しか応札しなかった原因、これ、市のほうではどのように分析していらっしゃるでしょうか。 49: ◯議長(天野正昭議員) 総務部長。            〔 総務部長  大出英祐君  登壇 〕 50: ◯総務部長(大出英祐君) お答えします。  1社だった要因ということでございますけれども、今回の工事は共同企業体による申込ということで、参加資格要件を定めさせていただいて、その代表の構成員となる事業者、これは大きな事業体、それから市内の事業者のうち1業者とが特定建設工事共同企業体を結成するという方式での入札となりました。  資格がある市内事業者というのが、これは15社あったわけでございますけれども、共同企業体の結成は可能であるということではあったのですが、入札参加が1共同企業体だけであったということにつきましては、第2構成員となる市内の事業者が結成の要件を満たすことができなかったのではないかなというのが一つ要件としては考えられるというところでございます。  市内の事業者であります第2構成員というのは、出資比率30%以上と定めておりますので、工事の割合としましては約1億2000万円を請け負うということになります。それから工事現場に主任技術者を専任で配置するとか、そういった人員配置も必要になるというところがございます。いろいろな諸条件がございます関係で、最終的な申込が1団体になったということで考えております。  以上です。 51: ◯2番(辻よし子議員) 御答弁ありがとうございます。あきる野市の共同企業体発注取扱要領というものがあります。その第2条に目的が書いてあるのですけれども、中小建設業者の受注機会の増大及び技術力の向上を図るとともに、施工力及び技術力等の結集により、良質な品質確保を図ることを目的とすると。ほかのところの目的と比べて、あきる野市の場合は中小建設業者の受注機会の増大というのを冒頭に挙げているのです。そういう地元のところを支援していこうというか、そういう形のことが目的になっていると。にもかかわらず、結局、1社しか応札しなかったというのは非常に残念に思います。もっと入札しやすいような、参入しやすいような工夫ができないのかなと思うのですけれども、今、部長のお話にあったように、この共同企業体の構成員の出資比率ですね。これは2社だと30%以上。3社だと20%以上。あまり低いと、結局、共同ではなくて下請になってしまうというふうにも言われているので、なかなか難しいところではあるのですけれども、この辺の工夫ができないのかなというふうに思います。  それで、ほかの自治体の出資率をざっと調べてみたのですけれども、確かに2社の場合は30%、3社の場合は20%と定めているところが非常に多いです。ただ、中には市長が必要と認める場合は別に定める出資比率とするという一文を入れていたり、あるいは構成員の出資比率の最小限度については、構成員の数、工事の規模等を勘案の上、工事ごとに審査会に諮って決定するものとすると、そのように決めている自治体もあります。出資比率だけがネックになっているのか。それを変えることができるのかどうか。いろいろ研究、検討してみないと分からないことだとは思うのですけれども、例えば今、申し上げたようなことも含めてぜひ工夫をしていただきたいと思います。要望にとどめておきます。  以上です。 52: ◯議長(天野正昭議員) ほかに質疑ありませんか。               (「なし」と発言する者あり) 53: ◯議長(天野正昭議員) これをもって質疑を終了いたします。  これより討論に入るのでありますが、ただいまのところ通告がありませんので、討論なしと認めます。  お諮りいたします。ただいま議題となっております議案第54号は、会議規則第38条第3項の規定により、委員会付託を省略いたしたいと思います。これに御異議ございませんか。              (「異議なし」と発言する者あり) 54: ◯議長(天野正昭議員) 御異議なしと認めます。よって、議案第54号につきましては、委員会付託を省略することに決しました。  これより議案第54号あきる野市庁舎空調設備改修工事債務負担行為)の請負契約についての件を採決いたします。本案は原案のとおり決することに賛成の議員の起立を求めます。                  (賛成者起立) 55: ◯議長(天野正昭議員) 起立全員であります。よって、本案は原案のとおり可決されました。           ────────── ◇ ────────── 56: ◯議長(天野正昭議員) 日程第9 議案第55号東京都市町村職員退職手当組合規約の変更についての件を議題といたします。  提出者から提案理由の説明を求めます。市長。             〔 市長  村木英幸君  登壇 〕 57: ◯市長(村木英幸君) ただいま上程されました議案第55号について、御説明申し上げます。  本議案につきましては、東京都市町村職員退職手当組合の組織団体である福生病院組合が、地方公営企業法に規定する企業団へ移行したことに伴い、福生病院企業団に名称変更したことから、地方自治法の規定により、東京都市町村職員退職手当組合規約を変更するため、議会の議決を求めるものであります。  改正箇所につきましては、別表第1及び別表第2地方公共団体の項第1区の欄中、福生病院組合を福生病院企業団に改めるものであります。  附則につきましては、東京都知事の許可のあった日から施行し、令和2年4月1日から適用するものであります。  よろしく御審議のほど、お願いいたします。 58: ◯議長(天野正昭議員) これをもって提案理由の説明を終わります。  これより質疑に入ります。質疑ありませんか。               (「なし」と発言する者あり) 59: ◯議長(天野正昭議員) 質疑なしと認めます。  これより討論に入るのでありますが、ただいまのところ通告がありませんので、討論なしと認めます。  お諮りいたします。ただいま議題となっております議案第55号は、会議規則第38条第3項の規定により、委員会付託を省略いたしたいと思います。これに御異議ございませんか。              (「異議なし」と発言する者あり) 60: ◯議長(天野正昭議員) 御異議なしと認めます。よって、議案第55号につきましては、委員会付託を省略することに決しました。  これより議案第55号東京都市町村職員退職手当組合規約の変更についての件を採決いたします。本案は原案のとおり決することに御異議ございませんか。              (「異議なし」と発言する者あり) 61: ◯議長(天野正昭議員) 御異議なしと認めます。よって、本案は原案のとおり可決されました。           ────────── ◇ ────────── 62: ◯議長(天野正昭議員) 日程第10 議案第56号東京都市町村公平委員会を共同設置する地方公共団体の数の減少及び東京都市町村公平委員会共同設置規約の変更についての件を議題といたします。  提出者から提案理由の説明を求めます。市長。             〔 市長  村木英幸君  登壇 〕 63: ◯市長(村木英幸君) ただいま上程されました議案第56号について、御説明申し上げます。  本議案につきましては、東京都市町村公平委員会を共同設置する福生病院組合が、地方公営企業法に規定する企業団へ移行したことに伴い、共同設置している関係団体から脱退するため、地方自治法の規定により、東京都市町村公平委員会共同設置規約を変更するため、議会の議決を求めるものであります。  改正箇所につきましては、別表中、多摩ニュータウン環境組合 福生病院組合を多摩ニュータウン環境組合に改めるものであります。  附則につきましては、東京都知事へ届出の日から施行し、令和2年4月1日から適用するものであります。  よろしく御審議のほど、お願いいたします。 64: ◯議長(天野正昭議員) これをもって提案理由の説明を終わります。  これより質疑に入ります。質疑ありませんか。               (「なし」と発言する者あり) 65: ◯議長(天野正昭議員) 質疑なしと認めます。  これより討論に入るのでありますが、ただいまのところ通告がありませんので、討論なしと認めます。  お諮りいたします。ただいま議題となっております議案第56号は、会議規則第38条第3項の規定により、委員会付託を省略いたしたいと思います。これに御異議ございませんか。              (「異議なし」と発言する者あり) 66: ◯議長(天野正昭議員) 御異議なしと認めます。よって、議案第56号につきましては、委員会付託を省略することに決しました。  これより議案第56号東京都市町村公平委員会を共同設置する地方公共団体の数の減少及び東京都市町村公平委員会共同設置規約の変更についての件を採決いたします。本案は原案のとおり決することに御異議ございませんか。
                 (「異議なし」と発言する者あり) 67: ◯議長(天野正昭議員) 御異議なしと認めます。よって、本案は原案のとおり可決されました。           ────────── ◇ ────────── 68: ◯議長(天野正昭議員) 日程第11 議案第57号東京都市町村議会議員公務災害補償等組合規約の変更についての件を議題といたします。  提出者から提案理由の説明を求めます。市長。             〔 市長  村木英幸君  登壇 〕 69: ◯市長(村木英幸君) ただいま上程されました議案第57号について、御説明申し上げます。  本議案につきましては、東京都市町村議会議員公務災害補償等組合の組織団体である福生病院組合が、地方公営企業法に規定する企業団へ移行したことに伴い、福生病院企業団に名称変更したことから、地方自治法の規定により、東京都市町村議会議員公務災害補償等組合規約を変更するため、議会の議決を求めるものであります。  改正箇所につきましては、別表第1中及び別表第2選挙区の項第1区の欄中、福生病院組合を福生病院企業団に改めるものであります。  附則につきましては、東京都知事の許可のあった日から施行し、令和2年4月1日から適用するものであります。  よろしく御審議のほど、お願いいたします。 70: ◯議長(天野正昭議員) これをもって提案理由の説明を終わります。  これより質疑に入ります。質疑ありませんか。               (「なし」と発言する者あり) 71: ◯議長(天野正昭議員) 質疑なしと認めます。  これより討論に入るのでありますが、ただいまのところ通告がありませんので、討論なしと認めます。  お諮りいたします。ただいま議題となっております議案第57号は、会議規則第38条第3項の規定により、委員会付託を省略いたしたいと思います。これに御異議ございませんか。              (「異議なし」と発言する者あり) 72: ◯議長(天野正昭議員) 御異議なしと認めます。よって、議案第57号につきましては、委員会付託を省略することに決しました。  これより議案第57号東京都市町村議会議員公務災害補償等組合規約の変更についての件を採決いたします。本案は原案のとおり決することに御異議ございませんか。              (「異議なし」と発言する者あり) 73: ◯議長(天野正昭議員) 御異議なしと認めます。よって、本案は原案のとおり可決されました。           ────────── ◇ ────────── 74: ◯議長(天野正昭議員) 日程第12 議案第58号令和2年度あきる野市一般会計補正予算(第3号)の件を議題といたします。  提出者から提案理由の説明を求めます。市長。             〔 市長  村木英幸君  登壇 〕 75: ◯市長(村木英幸君) ただいま上程されました議案第58号について、御説明申し上げます。  本議案につきましては、歳入歳出予算等の補正であります。  内容につきましては、企画政策部長から説明させますので、よろしく御審議のほど、お願いいたします。 76: ◯議長(天野正昭議員) 企画政策部長。          〔 企画政策部長  田野倉裕二君  登壇 〕 77: ◯企画政策部長(田野倉裕二君) それでは、令和2年度あきる野市一般会計補正予算(第3号)について、御説明いたします。  補正予算書の1ページをお開きください。歳入歳出予算の総額に歳入歳出それぞれ5億9301万4000円を追加し、補正後の予算総額を413億4361万3000円とするものです。  4ページをお開きください。第2表で地方債の追加を行っております。牛沼地区法面災害対策事業及び山田地区運動場復旧事業は、昨年の台風19号災害の復旧事業の実施に当たり、財源として市債を追加するものでございます。  8ページ、9ページをお開きください。歳入予算の主な内容につきまして、御説明いたします。第15款国庫支出金、02国庫補助金、01総務費国庫補助金、説明欄の01新型コロナウイルス感染症対応地方創生臨時交付金2億5679万2000円は、新型コロナウイルス感染拡大を防止するとともに、地域経済や住民生活を支援し、地方創生を図るため創設されたもので、第1次配分として示された交付限度額を踏まえ、歳出予算に計上しました各種事業の財源として活用するため、計上するものでございます。  同じく目06教育費国庫補助金、節02小学校費補助金、説明欄の09公立学校情報機器整備費補助金1億2721万円及び節03中学校費補助金、説明欄の08公立学校情報機器整備費補助金6544万5000円は、小・中学校児童・生徒への1人1台のタブレット端末の整備の財源として計上するものでございます。  第19款繰入金、02基金繰入金、01財政調整基金繰入金、説明欄の01財政調整基金繰入金追加109万2000円は、財源調整の結果、計上するものでございます。  その他の歳入予算につきましては、歳出予算の充当財源となっておりますので、歳出予算と併せて説明をさせていただきます。  10ページ、11ページをお開きください。歳出予算の主な内容について、御説明いたします。第1款議会費、01議会費、説明欄の01議会運営経費、0802特別旅費減額168万8000円は、新型コロナウイルス感染症の影響により、議員視察を中止したことに伴う減額でございます。  第2款総務費、01総務管理費、05財産管理費、説明欄の03基金の運用に要する経費減額4572万2000円は、第2号補正予算で計上いたしました都支出金、市町村新型コロナウイルス感染症緊急対策特別交付金について、本補正に計上する各種事業に活用するため、予算上の一時的な措置として行った基金への積立てを減額し、対応するものでございます。  同じく目11地域振興費、説明欄の13町内会・自治会関係経費1758万1000円は、森ノ下自治会館建設事業及びコミュニティー活動用として、イージーアップテントを整備する事業について、歳入の諸収入に計上いたしました一般財団法人自治総合センターコミュニティ助成金の交付が決定したことに伴い、計上するものでございます。  12ページ、13ページをお開きください。第3款民生費、01社会福祉費、04高齢者福祉費、説明欄の65介護サービス事業所等感染予防対策経費675万円は、介護サービス事業者等が行う感染症拡大防止対策を支援するため、衛生用品等の購入費用に係る補助金を計上するものでございます。  同じく項02児童福祉費、10子育て世帯への臨時特別給付金給付費、説明欄の02ひとり親家庭への臨時特別給付金給付事業経費1545万7000円は、経済的影響を受けやすいひとり親家庭への支援として、児童育成手当の受給者に対して給付金を支給するため、計上するものでございます。  第4款衛生費、02清掃費、02じん芥処理費、説明欄の10災害廃棄物処理事業経費1760万円は、昨年の台風19号で被災した家屋等について、生活環境の保全と倒壊等の二次被害の防止を図るため、市が被災家屋等の所有者に代わり実施する解体・撤去に要する経費を計上するものでございます。  14ページ、15ページをお開きください。第6款農林水産業費、03水産業費、01水産業振興費、説明欄02内水面漁業振興対策事業経費1719万円は、昨年の台風19号で被災した秋川国際マス釣り場の復旧事業等が東京都の補助事業として採択されたため、補助金を追加計上するものでございます。  第7款商工費、説明欄の10感染症緊急経営支援事業経費1億1550万円は、商工会を通じ、感染症により経営に大きな影響を受けている中小事業者に対し、事業継続等への支援として、事業全般に広く使える給付金を支給することや、営業の自粛等によって大きな影響が出ている飲食店を支援するクーポン券配布事業などを行うため、補助金を計上するものでございます。  第8款土木費、説明欄の22牛沼地区法面災害対策事業経費2500万円は、昨年の台風19号で崩落した牛沼小松平地区の法面について、護岸の保全を図るとともに、被災宅地の早期復旧を図り、住民の生活再建を支援するため、災害対策工事費を計上するものでございます。  同じく説明欄の23山田地区運動場復旧事業経費5500万円は、昨年の台風19号による護岸の崩落で寸断した市道に代わる仮設道路として使用していたグラウンド等の施設について、被災前の状況に復旧するため、必要な経費を計上するものでございます。  第9款消防費、01消防費、04災害対策費、説明欄の20留原中村地区防災対策事業経費は、排水ポンプの増強整備について、設計を含む工事発注を予定しておりましたが、工事内容を精査した結果、設計に専門性の高い知識や技術が必要となったことから、経費の一部を工事費から設計費へ組替え、対応するものでございます。  同じく説明欄の30指定避難所等感染症予防対策経費2116万9000円は、避難所における衛生管理対策を行うため、必要な経費を計上するものでございます。  16ページ、17ページをお開きください。第10款教育費、01教育総務費、03教育指導費、説明欄の44オリンピック・パラリンピック教育推進校事業経費159万1000円は、東京都からの委託金を活用し、オリンピック・パラリンピック教育を全小・中学校で展開するため、計上するものでございます。  同じく項02小学校費、02教育振興費、説明欄の40小学校ICT環境整備事業経費2億246万3000円及び、恐れ入ります、18ページ、19ページをお開きいただきたいと思います。項03中学校費、02教育振興費、説明欄の40中学校ICT環境整備事業経費1億344万9000円は、小・中学校の児童・生徒の学習環境の整備を図るため、1人1台のタブレット端末配備に必要となる経費を計上するものでございます。  同じく項06学校給食費、02給食事業費、説明欄の03学校給食緊急対策事業経費(秋川)2300万7000円及び同じく04学校給食緊急対策事業経費(五日市)696万6000円は、従来の夏期休業期間中に授業が設定されることに伴う対応として、小・中学校で給食を提供するため、必要となる経費を計上するものでございます。  第11款災害復旧費、説明欄の50農業用施設災害復旧事業経費1850万8000円は、昨年の台風19号で被災した農業用施設の復旧等に向けて必要な経費を計上するものでございます。  以上が令和2年度あきる野市一般会計補正予算(第3号)の概要でございます。よろしく御審議のほど、お願いいたします。 78: ◯議長(天野正昭議員) これをもって提案理由の説明を終わります。  ここで休憩といたします。  なお、再開は午前10時45分といたします。                               午前10時31分  休憩           ────────── ◇ ──────────                               午前10時45分  再開 79: ◯議長(天野正昭議員) 休憩前に引き続き会議を開きます。  これより質疑に入ります。質疑ありませんか。大久保議員。 80: ◯8番(大久保昌代議員) 補正予算書18、19ページ、資料は13ページです。款11災害復旧費、説明欄50農業用施設災害復旧事業経費についてです。災害復旧事業の測量委託料の予算計上をされていますが、今後の復旧に向けてのスケジュールについて教えていただければと思います。 81: ◯議長(天野正昭議員) 環境経済部長。          〔 環境経済部長  大久保丈治君  登壇 〕 82: ◯環境経済部長(大久保丈治君) お答えをさせていただきます。  今後の復旧のスケジュールということですけれども、今回補正に計上させていただきました測量委託料につきましては、小川久保の用水と南郷用水の堰の2つの事業を対象にしております。小川久保用水路の災害復旧事業につきましては、昨年の台風19号の影響により、秋川から取水口が全て破損をしておりましたので、新しく堰を整備し、取水する方法を検討しております。既に東京都との協議を行っておるところでございます。  このような災害復旧の本工事を行うため、今後は補正予算に計上しました測量設計業務を進めながら、河川管理者である東京都や、用水を管理する用水組合と協議、調整を行ってまいります。本工事の設計が終わりましたら、その設計を基に、9月か12月の定例会議において補正予算を計上させていただきまして、今年度と来年度の2か年で工事を施工したいと考えております。  なお、本工事が完了するまでの間、来年の稲作につきましては、今年もそうなのですが、同様の応急復旧で対応しまして、作付ができるように対応していきたいと考えております。  また、南郷用水堰の災害復旧工事につきましては、小川久保用水路と同様ですけれども、本工事の設計を基に補正予算を確保させていただきまして、こちらについては今年度中に工事を完了したいと考えております。  以上です。 83: ◯8番(大久保昌代議員) ありがとうございます。小川久保用水路は今年度と来年度の2か年で工事をされるとのことです。現地を見に行きましたら、仮復旧の工事で塩ビ管をわたらせて水を引いて、水田に水が張られていました。田植えもほぼ終わっていまして、緑の爽やかな苗が並んでいました。どちらもあくまで一時的な応急処置ですので、今後大雨が降っても安定した用水管理ができるためにも、さらなる復旧工事と土砂の撤去工事を重ねて、よろしくお願いいたします。 84: ◯議長(天野正昭議員) たばた議員。 85: ◯10番(たばたあずみ議員) 12ページ、13ページの児童福祉費、ひとり親家庭への臨時特別給付金給付事業のところです。さきに決まりました児童手当受給世帯への特別定額給付金のように今回も受け取り不要の世帯の調査を待ってからの給付となるのかどうか伺います。 86: ◯議長(天野正昭議員) 子ども家庭部長。          〔 子ども家庭部長  岡部健二君  登壇 〕 87: ◯子ども家庭部長(岡部健二君) お答えいたします。  この手当につきましては、成立したらすぐに市民向けに通知を発送いたします。その通知文の中に、支給を希望しない場合には届出をお願いしますということで、一文入れております。  以上です。 88: ◯10番(たばたあずみ議員) ということは、前回のように通知の中に特別不要の場合の手続の紙とかというのは入れないということなのかなと思います。もちろんこれは必要だから給付を決めているのでありまして、さきの給付金の調査もただ時間と手間がかかっただけで、要らなかったのではないかなと私は思っています。ひとり親家庭、恐らく必要としているお金だと思いますので、迅速な給付をぜひお願いしたいと思います。 89: ◯議長(天野正昭議員) 増崎議員。 90: ◯9番(増崎俊宏議員) これ、支給のほうはいつ頃の予定なのでしょうか。 91: ◯子ども家庭部長(岡部健二君) お答えいたします。  給付予定日は今月の25日頃には口座に振り込みたいと考えております。  以上です。 92: ◯9番(増崎俊宏議員) ありがとうございます。分かりました。25日頃の振込ということですね。今、国のほうでも2次補正の審議が始まっていますけれども、その中でもひとり親の世帯へのということで、国の予算で言うと、たしか1300億円ぐらいですかね。そういうのが第一子については5万円、第二子以降3万円というのがあると思うのですけれども、その辺はちょっと間に合わないと。一緒に支給するということは間に合わないというふうな理解でよろしいのでしょうか。たしかもう少し遅かったような気もするのですけれども、今週、補正の成立を目指してみたいな報道もあるものですから、その辺もちょっと確認をお願いします。 93: ◯子ども家庭部長(岡部健二君) お答えいたします。  国の補正のほうが恐らく今週成立の見込みなのかなというふうに思っています。それを受けまして、市のほうでもまた補正予算を組む必要があるのかなと思っております。国からの、今の段階で示されているものとしては、児童扶養手当の受給者を対象に、1つの世帯に5万円、2人目以降にはまた加算があるというふうな情報は来ております。支給の時期につきましては、8月とか、そういった頃になるのかなと思っております。  以上です。 94: ◯議長(天野正昭議員) ほかに質疑ございますか。松本議員。 95: ◯1番(松本ゆき子議員) 17ページ、45の安全教育推進校事業経費、資料では11ページになります。この資料の中に、児童・生徒に危険を予測し回避する能力、それから社会の安全に貢献できる資質や能力を育成するためにこのお金を使うということなのですけれども、これをもう少し具体的に説明していただくのと、それからどのような講師がいらっしゃるのか。どういう形で進めていかれるのかということを質問します。よろしくお願いいたします。 96: ◯議長(天野正昭議員) 指導担当部長。          〔 指導担当部長  草刈あずさ君  登壇 〕 97: ◯指導担当部長(草刈あずさ君) お答えします。  安全教育の中で、こちらでお示ししています、まず危険を予測し回避する能力、それから他者や社会の安全に貢献できる資質や能力につきましては、小・中学生の発達段階に応じて求められる能力に段階があると考えられます。危険を予測し回避する能力につきましては、小学校1、2年生であれば、身の回りの危険に気づいたり、安全のための決まりや約束を守ったりするということで、中学生であれば、日常生活において安全な行動をとるということに加えて、防災への日常的な備えや、的確な避難行動がとれるということになります。他者や社会の安全に貢献できる資質や能力につきましては、小学校の低学年、1、2、3年生ぐらいですと、危険な状況があれば、近くの大人に連絡をして、その指示に従うこと。そして中学生であれば、他者の安全に配慮したり、応急手当の技能を身につけたりすることと、あとは学校や地域の防災や災害時のボランティア活動などの大切さについて理解して、参加するということになっております。  それから、こちらの事業で行われますときの講師についてですけれども、こちらにつきましては、自然災害を実際に経験をした町内会の自治会長を講師にお招きしたり、また大学の先生で土砂災害を専門としている方をお招きする予定でおります。  実際にどのような形でこの事業を進めていくのかということにつきましては、小学校ですと、ハザードマップを手にして、実際に危険箇所を確認していくということ。中学校ですと、市の防災コンテストに応募していくということも考えております。 98: ◯1番(松本ゆき子議員) 答弁ありがとうございました。今回、台風19号で大変な思いをされた方たちの自治会長さんなのだろうというふうに思いました。やはり子どもたちもそういう避難の場所でこれから自分たちでどのように、避難場所で自分たちがどういう働き方をするのかということをこれからどんどん身につけて、大人になってからでも人任せにしないで、自分たちで災害を、そういう危険のときに私たちはすぐに避難する。それから一緒に協力して助け合うと、そういう心が生まれるような教育をされていくと。分かりました。ありがとうございました。 99: ◯議長(天野正昭議員) ほかにございますか。田中議員。
    100: ◯17番(田中千代子議員) 14ページ、15ページの土木費で質問いたします。説明の23の山田地区運動場復旧事業経費が計上されておりますが、私も現地を見てきましたら、壊れた堤防はきれいに完成、まだ通行止めになっておりますけれども、できておりました。ここの運動場を元に戻すという、市で借りたものなので、元に戻すということなのですけれども、この奥、東側に住宅地、これが被災された住宅地ですけれども、ここは3棟ぐらい、その前のところに災害の廃棄物の処理をするというふうな予算が入っておりますが、この3棟分の工事が必要になってくると思いますが、その辺でこの工事をしてから、それからその運動場の復旧になるのかなというふうに思っております。その辺、土壌の工事の内容と、それから終了までのスケジュール予定をちょっと確認させてください。 101: ◯議長(天野正昭議員) 都市整備部長。           〔 都市整備部長  清水保治君  登壇 〕 102: ◯都市整備部長(清水保治君) お答えいたします。  今、お話にありましたとおり、山田の災害現場、これは非常に大きな災害ということでございまして、ふだん使っていただいている生活道路が堤防の上を通っていたということで、これがなくなってしまったということがございます。ここに行くまでの間にグラウンドがございまして、これを借りることによって、すぐ仮設道路ということで、復旧のほうも早くいったのかなと、そのように思っているところでございます。今、お話にありましたとおり、東京都の堤防の工事のほうがこの6月末には完成をするというような形で伺っているところでございます。その中で、このグラウンドのほうの工事については、今、一般の車両がこのグラウンド内の架設の通路を通っていただいているという状況もございますので、これが堤防上の通行に切り替わった後にグラウンドの復旧のほうに入っていくという形になるわけでございます。  工事の内容につきましては、グラウンドの全面におきましてかなり荒れている状況があり、また芝生が張ってあったりすることがございますので、この辺の土の入れ替え、あるいは芝の張り替え、それからフェンスも水害によりまして大部分が倒れてしまった。あるいは工事のために撤去をしたということがございますので、この辺の復旧も考えているところでございます。  先ほど申し上げましたように、ここの位置については、奥の住宅の中で、今、お話を伺っているのは、3棟ほど住宅の撤去があるというふうに伺っております。今、私どもがここで予算をいただいてやろうとしております復旧の工事、それから東京都がグラウンドの中の一部を使用しているということで、東京都のほうもグラウンド内の復旧工事を予定しているところでございます。現段階ではこういった関連する工事の進め方、それから実施する時期について決定をしていない状況がございますので、詳細な調整ができておりませんが、基本的には、今、グラウンド内にございます仮設の通路を利用して、工事車両を通行させたいなと。こういう形で想定をしているところでございます。  以上でございます。 103: ◯17番(田中千代子議員) ありがとうございます。スケジュールはまだ決定していないということですので、この予算が通ったら様々決めていかれるのかなと思います。2点気になりますのは、19号の台風の後、あそこのグラウンドを使うようになったときに、土手のほうではなくて生活道路、土手の下の生活道路を使ってこのグラウンドまで接続、生活道路として使っていたというふうな状態でしたので、土砂が流れ込んできた、それが乾いた土ぼこりが物すごかったというふうな記憶があって、市も何回か水をまきながらというふうな対応をしてくださっていたという記憶があります。  それから、あそこの道路は真ん中が側溝になっていますので、その蓋がかなり古くなって、音がかなりがたがたするというふうなところがありまして、これも市が、音がすごいところは直してもらっていたというふうな経緯がありますけれども、これからこの予算が通って、執行されるときに、あそこの道路を使ってまた工事が始まるというふうな認識でおります。その際にはやはりあそこに住んでいらっしゃる方の安全対策、それからほこりの対策、それから終わった後には真ん中の側溝の蓋、この辺の修復もぜひ考えていただきたいと思いますけれども、いかがでしょうか。 104: ◯都市整備部長(清水保治君) お答えいたします。  先ほど申し上げましたように、グラウンド内の仮設道路を利用して、工事車両を行き来させるということになりますと、ただいまお話に出ました一部住宅地の中を工事車両がまた通過するような形も想定ができます。この際には、ただいまお話に出ました土ぼこり、また騒音、こういった環境対策には十分配慮させていただき、工事のほうを進めさせていただきたいというふうに考えております。  それと、もう一つお話に出ましたここの道路につきましては、非常に変則的と言いましょうか、側溝が真ん中についている状況がございまして、これにはコンクリートの蓋がかかっております。お話に出ましたように、経年劣化が進んでおるということがございまして、例えば大きな車が蓋の角に乗ってしまいますと、そこが欠けてがたがた音がしたりということが今までもございまして、ここを利用されている方、あるいは付近の住民の方からもこれの修理の御要望をいただいておりまして、適宜対応させていただいているところでございます。工事が始まりましたら、いろいろと環境についてのこともありますし、この道路を管理していくという部分もございますので、随時現地のほうは確認をさせていただき、適宜補修のほうもさせていただきたいと、このように考えております。  以上でございます。 105: ◯議長(天野正昭議員) ほかに質疑ありますか。辻議員。 106: ◯2番(辻よし子議員) 補正予算については3点ほど質問と要望がありますけれども、まず1点目だけで一度切ります。  オリンピック・パラリンピック教育についての質問になります。予算書では、歳入のほうが9ページ、それから歳出のほうでは16ページから17ページになります。東京都の支出金、オリンピック・パラリンピック教育推進校事業委託金229万1000円についての質問になるのですが、これは先ほど御説明のありました市内全小・中学校を対象にする事業と、それから特定の対象校、今年度で言うと、南秋留小、東秋留小、五日市中、これを対象にした事業が含まれると思います。この対象校については昨年度の段階でもう内定していたというふうに伺っております。そこで質問なのですけれども、今回のこの新型コロナウイルスが感染拡大して、今、学校現場は非常に大変な状況になっていると思います。そうした状況の後、果たして今年度、昨年度の段階で決めたオリンピック・パラリンピック教育を進めていいのかどうか。市内の小・中学校の校長先生、先生を交えて教育委員会のほうで何か協議が行われたのかどうか。行われたのだとしたら、現場からどのような声が出たのかをお聞かせください。 107: ◯指導担当部長(草刈あずさ君) お答えします。  オリンピック・パラリンピック教育につきまして、市内全校で行っているものと、また特定の対象校で指定の事業が行われるものということで、昨年度のうちに内定はしておりましたが、実際の詳細な計画につきましては、今年度、新型コロナウイルスの関係も踏まえまして、各学校で検討しているところです。また、教育委員会としましても、学校と聞き取りを行いまして、実際にこの計画が実施可能であるのかということも聞き取りを行っているところであります。御指摘いただいたように、子どもたちや教員の負担とならないように、これから実施については教育委員会としても学校と連携をとって見ていきたいと思っております。 108: ◯2番(辻よし子議員) 今の御答弁をお聞きしますと、今、協議中ということで、協議の結果、やはり今年度もやりましょうという結論が出ていないのに、先に補正にのっかったというふうに聞こえるのですけれども、これは協議した結果、やはり今年は無理そうだという判断が出た場合には、これは減額というか、そういう形になるのでしょうか。 109: ◯指導担当部長(草刈あずさ君) お答えします。  少し分かりにくい表現で失礼いたしました。現在、実施するかどうかを協議しているというよりも、内容につきまして、やはり昨年度のうちに計画したものがそのままではない可能性もあると。様々な学校行事についても同じですけれども、規模を縮小するですとか、実施の形態、参加する児童の数、生徒の数などを検討して、今後進めていくということで考えております。 110: ◯2番(辻よし子議員) その点は分かりました。もともとオリンピック・パラリンピック教育というのは、5つの学習のテーマがあって、障がい者理解とか、国際感覚の醸成とか、オリンピック・パラリンピックで関係なくても既に学校で行われていた取組も入っていると思います。ですので、毎週これ1時間、オリンピック・パラリンピック教育というのはやることになっているわけですけれども、これまでの授業で行っていたものをオリンピック・パラリンピック教育に関連づけるので、あまり学校の負担にはなりませんというのがこれまでのあきる野市の教育委員会の見解だったと思います。  ただ、2017年度までのオリンピック・パラリンピック教育の予算というのは、内訳を見ると、消耗品費、それから物品購入費、これが全体の7、8割を占めています。各学校がどのようなものに使ったのか実際に報告書を見てみたのですけれども、例えば図書の購入であったり、紙を買っていたり、あるいは体育関連の用具などを買っていたり、なるほど、これまでの授業を充実させるために使っていたのだなというのが分かりました。ところが、2018年度からは、原則、講師謝礼にしか使えなくなってしまったのです。ということで、どこの学校もアスリートを招聘するということが予算の使い道の中心になったわけです。この講師謝礼に原則限るという使い方は今年度も変わっていないと思うのですけれども、そういうことでよろしいでしょうか。 111: ◯指導担当部長(草刈あずさ君) お答えします。  今年度も原則としては変わっておりません。ただし、消耗品費として使える場合というのが限られておりまして、これからの東京オリンピック・パラリンピックのレガシーにつながるものであればということで、消耗品費も一部購入が認められております。そのため、学校によってはボッチャの道具を買ったり、またパラリンピックスポーツにつながるようなものの購入も考えている学校があるということでございます。 112: ◯2番(辻よし子議員) ただ、予算のほうを見ると講師謝礼、例えばオリンピック・パラリンピック教育推進校事業経費、これは講師謝礼が全体の経費の91.5%を占めているのですね。ですから、例えば講師を呼ばずに、ボッチャのものを買って終わらせるという、そういうことを全ての学校でやるということはあり得ないわけですよね。やはり講師を呼ぶというのが中心にはなると思います。これだけコロナのことで大変になっていて、学校の授業も縮小せざるを得ないという中で、しかも、来年、オリンピックをやれるのかどうかもまだはっきりはしていないと。こういう状況の中で、これまでどおりオリンピック・パラリンピック教育を行うということが本当に学校現場にとっていいのか。子どもたちにとっていいのか。この辺、疑問を持たざるを得ません。  その辺が、先ほど協議はしているけれども、去年のとおりやるということを前提にして、あとはいかにできるかという協議になってしまっていて、これは補正予算ですから、別にここで計上しなくてもよかったと私は思っています。これはやるべきなのかどうかということも含めて、本来であれば、思い切ってやめるという選択肢もすることが学校や子どもたちにとってプラスになったのではないかと私は思います。 113: ◯議長(天野正昭議員) ほかに質疑はありませんか。増崎議員。 114: ◯9番(増崎俊宏議員) 予算書14ページ、15ページです。資料で8ページです。感染症緊急経営支援事業経費、ここで質問させていただきます。大きく3つの補助金があって、1つ目が相談体制の充実。そして2つ目が給付金、事前の説明だと、持続化給付金の対象外、持続化給付金は前年度同月比の50%以上の収入減があるところが対象だということで、そこの対象から対象外になった事業所もあるということで、そこを支援しようというふうな補助金だというふうに思います。あともう一つがクーポン券の配布ということでした。  まず、2番目の事業者緊急支援事業補助金、こちらのほうなのですけれども、これは対象事業所というのが大体どれくらいあるのかとか、あと、持続化給付金との違いというのでしょうか。その辺、先ほどの収入減の割合とかというのも当然あると思うのですけれども、そのほかにもあれば、その辺も教えてください。 115: ◯議長(天野正昭議員) 商工観光担当部長。          〔 商工観光担当部長  有馬哲司君  登壇 〕 116: ◯商工観光担当部長(有馬哲司君) お答えいたします。  この事業者緊急支援事業につきましては、まず対象といたしますと、先ほど増崎議員からございましたように、売上げが30%から50%未満減少している中小事業者さん、個人事業主さんの方を対象とした支援というふうに想定しているところでございます。これは、前年度売上げというところで比較できる事業者さんもいらっしゃるのですけれども、市といたしますと、Bi@Sta等で創業支援ということも行っておりまして、なかなか創業者の方が前年度比較できないという方もいらっしゃいますので、これは持続化給付金では対象としていないところの中では、そういった方、創業された方も対象に、1事業者さん当たり20万円の給付というふうに考えております。  事業所につきましては、これは母数を把握するのは非常に難しいのですけれども、国の統計の経済センサス等を踏まえますと、約2,430事業所ぐらいを想定した中で、国の持続化給付金の積算の中において、売上げが30%から50%未満に減少している事業者さんおよそ20%を想定していたというところがございまして、そういった数字を用いまして、約500事業所に給付をするというような考え方で制度を設計しております。  以上でございます。 117: ◯9番(増崎俊宏議員) ありがとうございます。大体500事業所ぐらいを想定されているということで、部長答弁をいただいたとおりで、4月以降の創業の事業所さんもあるというふうに伺っておりまして、4月の末ぐらいでしたか、私もBi@Staの方とちょっとお話しさせてもらったのですけれども、秋川地区に1事業所、あと五日市のほうにも1事業所というふうなことを伺っておりまして、ここが全く支援が受けられないような状況でということで、そういう話も伺っておりましたので、こういった措置をやっていただくことは本当にありがたいなというふうに思っております。  それから、この緊急支援事業補助金については、申請方法とか、あと、いつ頃のスケジュールを考えているのかというところも確認させてください。 118: ◯商工観光担当部長(有馬哲司君) お答えいたします。  この支援事業の給付につきましては、できるだけ中小事業者さんの手続の負担の軽減ということの中で考えておりまして、先ほど申し上げた2,430事業所のうち、商工会の加入事業者さんは1,500事業所というところでございまして、商工会さんですとその辺の事業者さんをよく特定しているというところがございますので、書類の簡略化はできるというようなところもございますので、商工会への補助金という形をとりまして、商工会への郵送または窓口での申請という形の中で給付をしていきたいというふうに考えているものでございます。  あわせて給付ですけれども、本日の補正予算の承認をいただけることであれば、今現在いろいろと準備を進めている中で、できるだけ早く、6月の中旬以降という形で申請の御案内をさせていただきたいなと考えておりまして、給付に要する期間につきまして、おおむね2週間から4週間程度で給付できるということで、今、準備を進めているところでございます。  以上でございます。 119: ◯議長(天野正昭議員) 山根議員。 120: ◯18番(山根トミ江議員) 今の増崎議員の関連で質問します。15ページ、資料8ページです。私のほうは、最初の01のところです。経営相談支援事業補助金400万円について最初にお聞きします。資料では、中小企業者向けの特別相談窓口について、相談数が増えることから、相談員の増加、また相談期間を延長するとあります。5月13日の臨時会議の補正でも相談員を1名増員して、相談体制の拡充を図りました。今回は相談員を何人増やすのか。これが1つです。また、相談期間はいつ頃まで延長するのかということが2つ目です。そしてあとは、申請方法が複雑だとか、そういう声もかなりあって、また実際に出るまでに時間がかかるとか、そういう声がかなり全国的にも寄せられているので、この申請方法、相談員を増やしたことによってそういう問題が改善できたのかどうか。3つ最初にお聞きしてしまいましたけれども、相談員を何人増やすのか。期間はいつ。改善できたのか。よろしくお願いします。 121: ◯商工観光担当部長(有馬哲司君) お答えいたします。  今回の相談員の増員につきましては、6月期を1名増員させていただいて、7月期から2名を増員というふうに考えております。期間につきましては、前回、6月末日、30日までの相談窓口の開設ということでございましたけれども、これを9月末まで、約3か月間の延伸というふうに考えておりまして、増員については6月期は1名、7月から9月までが2名増員で考えているところでございます。  続きまして、これまでいろいろと相談をさせていただく内容の中で、山根議員からございました、いろいろと国や東京都の給付金は手続が非常に悩ましいところもあったりとか、オンライン申請というところで、スマホが使えないとか、パソコンが使えない、そういった事業者さんもいらっしゃいました。6月3日現在の相談の窓口の件数ですけれども、122件ございまして、やはり相談の内容としては、東京都の感染拡大防止協力金や、理美容者に関する自主休業給付金が94件、持続化給付金、雇用調整助成金を合わせまして27件の御相談がございました。そういったところで、やはりこれまでの相談に関しましてはこういった給付金の手続、そういったところで、中小企業診断士、そういった相談員の方がその給付の手続の御支援をさせていただいたというところでございます。  以上でございます。 122: ◯18番(山根トミ江議員) ありがとうございます。相談員を増やすことによって、少しでも事業者に対して手助けができると、進んでいくといいというふうに思います。  次の20万円のことなのですけれども、国のほうは50%売上げが減ったのが対象だったのだけれども、今回はそれよりもっと、30%の人にも出すということで、一歩前進なのかなということで、評価したいというふうに思います。例えば今後の問題として、果たしてこの20万円で足りるのかどうかというところも心配されるところなので、例えば家賃補助など、幾らかでも市独自にさらにこの金額に加えて上乗せするなどの検討はできないものかというふうに思うのですけれども、その辺の検討については今の時点ではまだされておりませんか。その辺のところをお聞かせください。 123: ◯商工観光担当部長(有馬哲司君) お答えいたします。  ただいまの中小事業者さんへの家賃補助ということに関しましては、今、国が第2次補正予算という中で、その支援の拡充という形の中で予算の計上をされているというところがございます。基本的に家賃ということに関しましては、やはり今の中小事業者さんの固定費というところで、非常に大きなウエートを占めているというふうな認識はしているところでございます。1つは、固定費ということに関しましては、当然、私ども市も、商工会も、また地元の金融機関も含めて、固定費をある程度現金化していくという中には、給付金のほか、貸付等ということも優遇して、現在、そういった固定費の軽減というのですか、そういったところで取り組んでいるというところでございまして、まずはやはり貸付等ということ。かなり優遇された貸付がございますので、そういったものを積極的に活用いただきたいということで、御案内をさせていただいているところでございます。  あわせて、こういった状況の中で、この家賃支援ということなのですけれども、さらなる固定費の支援、拡充の必要性ということにつきましては、国の制度設計を踏まえつつ、Bi@Staに相談窓口を開設させていただいておるわけですけれども、そこでの中小企業診断士の方々に、市内の事業者さんの動向の情報収集等も含めながら、これを上乗せする必要性があるのか。また、違ったところで固定費を支援していく必要性があるのか。またさらに、今後、新しい日常を迎えていく中では、新たな経営改善ということも考えていかなければいけないというのが中小事業者さんの課題かと思っておりますので、総合的に勘案しながら、そういった支援制度という新たな在り方というのは今後検討してまいりたいと考えているところでございます。  以上です。 124: ◯18番(山根トミ江議員) ありがとうございます。様々な、ようやく国のほうも家賃補助のことも拡充していくというようなことで、貸付のこととか、いろいろなことを併せながらやっていきたいということなのですけれども、やはりコロナの問題もいつ終息するのか分からないような状況の中で、長くなるのではないかなというふうなことで、今後の事業者の経営がとてももつのだろうかということが心配されます。ぜひ、今も検討していきたいというようなことですので、今後こうした支援も含めて検討していただくよう、要望いたしまして終わります。  以上です。 125: ◯議長(天野正昭議員) 関連ということで、辻議員。 126: ◯2番(辻よし子議員) この事業者緊急支援事業補助金なのですけれども、これは考え方としては、国の持続化給付金の対象にならなくて困っている方ということだと思います。そこで、ぜひ検討していただきたいことがあります。昨日の東京新聞朝刊の一面に大きく出たので、御存じの方も多いかと思うのですけれども、不動産業をやっていらっしゃる方で、法人格でやっていらっしゃる方は持続化給付金の対象になるのですけれども、個人でやっていらっしゃる場合には給付の対象にならないということがあります。実際に市内にも個人家主ということで行っているので対象にならなくて困っている方がいらっしゃいます。ぜひ市のほうの事業者緊急支援事業補助金のほうにも検討していただきたいなと思うのです。国の場合は税制上、家賃収入というのが事業収入には入れられない仕組みになっているので、対象からどうしても外れてしまうのですけれども、あきる野市で行う場合には、なるべく市民の方に寄り添うということで、実際にされている中身が、事業としてやられていると、そういう実態があれば、ぜひこの対象にしていただきたいということで、検討していただけないかということで、要望ですが、検討していただけるでしょうか。それだけお答えをお願いします。 127: ◯商工観光担当部長(有馬哲司君) お答えいたします。  今、辻議員からございました新聞の報道というのも私も確認させていただいたところでございますけれども、正直、今回こういった状況の中で、持続化給付金という制度をつくって、さらに不動産の収入と、個人で見れば、不動産所得ということで、事業収入で見られないということも、ここで私どもも把握したというのが正直なところであります。国の動向を見る限り、いろいろな意見が出てきていますし、ひとついろいろな意味で、個人の方が不動産の収益を得ているということは、様々いろいろな業態があるというふうに考えておりますので、そういった中で、今回この事業者緊急支援事業というのは、1つは市内の産業ということを今後も継続していただくということの目的を持った形で制度設計をさせていただいたというところがまずメインにありますので、そういった事業主の方が、今後も市内の産業として継続していく必要性ということがどうあるべきなのか。そういったことは検証させていただきたいなというふうに思います。  以上でございます。 128: ◯議長(天野正昭議員) 大久保議員。 129: ◯8番(大久保昌代議員) 補正予算書15ページ、資料は9ページです。款08土木費、説明欄22牛沼地区法面災害対策事業経費についてです。具体的な工事内容と完了予定がいつ頃なのかについてお伺いをいたします。 130: ◯都市整備部長(清水保治君) お答えいたします。  牛沼地区の工事の関係でございます。現在、ここにつきましては、まず被災をした護岸が約170メートルほどございます。これを今、東京都のほうが6月の末を目途に工事を行っております。6月の末に完成する予定というふうに今、伺っているところでございます。今回、この6月の補正で予算措置をさせていただきます法面の災害対策工事につきましては、東京都の護岸工事と工事の一部が区間的に競合するということになりますので、この護岸工事の完了後実施をする予定でございます。工事の発注は7月以降を予定して、年内中の完了を目標としているところでございます。  工事の内容でございますが、ここの場所につきましては、被災前は既存の堤防の上に沿った形で石積みがございました。この石積みの上に法面がございまして、その上に宅地が建っているという、そういう状況でございました。これが水害によりまして、堤防と一緒に崩壊をしてしまったと、そういう状況がございますので、今回の工事の目的としましては、被災前の状況に近い形まで市のほうで戻していくということが一つの目標でございます。  したがいまして、工事の内容につきましては、先ほど申し上げました石積みに代わるものとして、間知ブロックというものを今、予定しております。これは、四角いコンクリのブロックを積み上げていくような工法になりますけれども、これと、それから崩落をしました法面の復旧。そしてこの法面が今後滑り落ちないような、表面を植生シートというもので覆っていく。これが工事の内容となります。  以上でございます。 131: ◯8番(大久保昌代議員) ありがとうございます。傾斜を設けながらブロックを積み上げていく方法ですね。年内の完成を目指すとのことでした。この地域は、今、御説明のあったとおり、護岸のある川から家までは約20メートルほどの緑地があったのですが、そこが削られ、家も崩落する大きな被害がありました。既に台風から8か月がたとうとしていますが、いまだに被災者宅前には危険・立ち入り禁止のテープが張られており、不自由を強いられておられます。災害後、懸命な復旧工事で川の流れをあきる野インター側に代えて、盛土をして、鉄筋で連結されている大型電設ブロックを張る工事も今の御説明どおり、進んでおられるとのことです。おかげさまで、大変ありがたく、今回の法面工事を思っております。ここは基礎部分の復旧工事ですので、工事完成後は住宅の補修工事が必要になるお宅もあるだろうとのことですが、どうか一日も早く安心して生活再建ができますよう、住民に寄り添い、無事故の工事で今後ともよろしくお願いいたします。  以上です。 132: ◯議長(天野正昭議員) 松本議員。 133: ◯1番(松本ゆき子議員) 同じページです。15ページ、20の留原中村地区防災対策事業経費、そして資料では9ページです。このポンプのこと。増設するということになったのですごくうれしかったのですけれども、設計に入るということなのですけれども、この設計がどのくらいの時間がかかるのか。それから工事の経過。そしてあと満了、いつ頃でき上がるのか。やはり地域の人たちはすごく早くやってほしいなという気持ちがあると思いますので、詳しく教えていただきたいなと思います。よろしくお願いします。 134: ◯議長(天野正昭議員) 総務部長。            〔 総務部長  大出英祐君  登壇 〕 135: ◯総務部長(大出英祐君) お答えします。  留原中村地区の排水ポンプの関係ですけれども、今回、補正の関係ですと、発電設備の設計の関係になります。ポンプの増設につきましては、早ければ今月中に入札をしまして、仮設ポンプを設置して、まず9月中にはポンプの増設を完了したいという予定でございます。発電設備につきましては、停電したときのためのものでございます。それはまた別に工事をやらせていただく予定なのですけれども、こちらは今回、補正が通りましたら、7月には入札をさせていただいて、10月までには設計を終えたいと。2期工事につきまして、発電設備を改修するという部分につきましては11月頃からやって、今年度中には発電機を設置したいというスケジュールで考えております。  以上です。 136: ◯1番(松本ゆき子議員) ありがとうございます。今年度中ということは、3月いっぱいまでにでき上がるということで理解しました。本当に地元の人たちは早くしてほしいなということです。  それで、仮設ポンプですけれども、これはリースか何か。どういうふうな形で仮設ポンプをしていくのか教えてください。 137: ◯総務部長(大出英祐君) お答えします。  仮設ポンプにつきましては、まず、今、増設につきましては、毎分7立米排水能力を持つ排水ポンプというのを現在設置しているのですけれども、本ポンプにつきましては、新たに毎分10立米の排水能力を持つ強いポンプの設置をするというふうに考えております。この能力の高い排水ポンプの前に仮設ポンプを、これは毎分8立米という排水能力になるのですけれども、これを設置させていただいて、排水能力を高めた状態でやると。出水期に間に合うようにその仮設はつけたいと考えております。  以上です。 138: ◯1番(松本ゆき子議員) いろいろと御苦労さまでございます。資料の中に補正額の節別内訳ですか。その中で工事費のところで220万円が減収になっていますけれども、これはどういうことか説明してください。よろしくお願いします。 139: ◯総務部長(大出英祐君) 減額の補正220万円。これは組替えという形になるのですけれども、前回補正で予算をさせていただきました設計が、余裕のあるというか、積算のもので不足が生じないように前回の工事を基に設計をしたというところでございます。今回、改修工事を準備する中で設計委託というのが必要になったことから、この改修工事自体を精査いたしましたところ、設計委託費相当額、こちらの減額が可能というふうに判断いたしましたので、その220万円を減額するということでございます。  以上です。 140: ◯1番(松本ゆき子議員) 分かりました。ありがとうございます。地元の人たちは3月いっぱいで何とかできるということを周知されているのか。その辺を教えていただきたいと思います。 141: ◯総務部長(大出英祐君) お答えします。  地域の方には、ついせんだって、担当職員が現地に出向きまして、その際に自治会長、その他の自治会の方々に立ち会っていただきまして、中嶋議員にも御足労いただきましたけれども、その中で詳しく説明させていただいたつもりでございます。また何かありましたら、その都度いろいろと地元地域の方と話し合いをしながら進めていきたいと考えております。  以上です。 142: ◯1番(松本ゆき子議員) ありがとうございました。本当に着々と進めていただいて、本当にありがたく思っています。ただ、今年の夏も台風が来るということもあるかもしれないので、どうなるか分かりませんけれども、本当によくしていただきますよう、よろしくお願いいたします。 143: ◯議長(天野正昭議員) ほかにございますか。辻議員。 144: ◯2番(辻よし子議員) 最後の質問になります。予算書の16ページから19ページまでかかるのですけれども、ICT環境整備事業、いわゆるGIGAスクール構想についての質問になります。新型コロナウイルスの影響で、世の中では学校と家庭を結ぶオンライン教育に対する期待が非常に高まっていると思います。私もオンライン教育そのものの必要性というのは当然認めております。ただ、今回の補正に上げたられたこのICT環境整備事業費というのは、オンライン教育を主たる目的とするものではないと思います。もともと2023年度、令和で言うと、5年度までに達成することになっていたGIGAスクール構想を政府が突然前倒しして実施することに決めたと。そこで、あきる野市もそれに沿って、今年度中に子ども1人1台の端末購入費、これを今回の補正予算に組んだと、そういう流れだと理解しているのですけれども、そういう理解でまずよろしいでしょうか。 145: ◯議長(天野正昭議員) 教育部長。            〔 教育部長  渡邉浩二君  登壇 〕 146: ◯教育部長(渡邉浩二君) お答えいたします。  今、議員がおっしゃったとおり、年度当初におきましては、国が示したスケジュールのとおり、まずは令和2年度内に校内のLAN整備を行いまして、1人1台の端末整備につきましては、令和3年度から令和5年度までの段階的に整備する予定でありました。しかしながら、今回、新型コロナウイルスによる臨時休業を踏まえまして、国がスケジュールを大幅に前倒しをしたという状況の中で、本年度中の整備とするための措置を講じたというところでございます。今回の補正につきましてもそれで計上したものということでございます。  以上です。 147: ◯2番(辻よし子議員) 文部科学省のほうのGIGAスクール構想のQ&A、コロナウイルスの後に出されたものですけれども、それを読むと、次年度以降の補助金は考えられるのかという質問に対して、次年度以降の補助金は想定していないとはっきり言っているわけですね。もともと4年間かけてそれぞれの自治体が整備する予定にしていたものを、突然、1年に縮めて、来年度以降はもう補助金は出しませんというのは、私はあまりにも乱暴なやり方ではないかなと思っています。そこまでして、強引に前倒しして、本当に今年度中に1人1台の整備がどこまで進むのだろうかと非常に疑問に思います。  なぜかというと、これは全ての自治体が小・中学校の子どもたちに1台を買うとなると、約900万台になるのではないかと言われています。2019年度の日本のパソコン、タブレットも含めて、総出荷台数は、大体2200万台ぐらいだそうです。ということは、4割に当たるわけです。しかも、コロナによって企業のほうでもリモートワークが進んでいると。こういうふうにパソコンの需要が非常に高まっていると。そういう中で本当にできるのかということで、質問なのですけれども、調達方法については今、どのような状況になっているでしょうか。
    148: ◯教育部長(渡邉浩二君) お答えいたします。  国のほうは、端末の調達の手法といたしまして、市町村がその希望を都道府県に申請する形の共同調達を推奨しているところでございます。しかしながら、東京都におきましては、この共同調達について了承を現状していないという状況にございます。これは現在も明確化されていないという状況にございます。これらを踏まえまして、都市教育長会から東京都に対しまして、この共同調達についてまた要望を上げているといったような状況でございます。 149: ◯2番(辻よし子議員) 今年度中に買うという話になっているのに、共同調達ができるかどうかも分からないと。東京都がまだ了承していないと、そういう段階だと思います。26市の中には、この共同調達を諦めたのかどうか分からないのですけれども、市独自で端末購入の契約に動き出しているところもあるようです。こうなってくると、自治体間で争奪戦になるのではないかなと。そのようなことさえ危惧しています。  質問なのですけれども、説明資料の12ページを見ますと、小学校ICT環境整備事業費も、それから中学校ICT環境整備事業費も、いずれも国庫支出金の事業費に占める割合を計算してみると96%になるのです。ただ、国はこの事業に対して3分の2の補助金しか出さないということになっているわけです。なのだけれども、国庫支出金は96%。ということは、直接の補助金以外に新型コロナウイルス感染症対応地方創生臨時交付金を充てているのではないかなと思うのですけれども、それぞれの財源内訳がどうなっているのか教えてください。 150: ◯教育部長(渡邉浩二君) お答えいたします。  端末の整備につきましては、1台4万5000円を上限に、国が公立学校情報機器整備補助金として購入費用の3分の2を負担することになっています。また、残りの3分の1につきましては市が負担するという状況でございます。この市の負担する3分の1につきましては、国から新型コロナウイルス感染症対応地方創生臨時交付金、それから東京都からの新型コロナウイルス感染症緊急対策特別交付金を充てることが可能となっておりまして、今回の補正においては、それらを財源としているという状況でございます。  まず、説明資料のほうの小学校の国庫支出金の1億9495万5000円の内訳でございますが、タブレット整備費用の3分の2に当たります1億2721万円が公立学校情報機器整備補助金でございます。それから6774万5000円が新型コロナウイルス感染症対応地方創生臨時交付金となっております。都支出金のほうにつきましては、新型コロナウイルス感染症緊急対策特別交付金ということでございます。同じように中学校につきましても、国庫支出金の9961万6000円の内訳といたしまして、タブレット整備費の3分の2に当たる6544万5000円が公立学校情報機器整備補助金。それから3417万1000円が新型コロナウイルス感染症対応地方創生臨時交付金というような内訳となっております。さらに、都支出金につきましては383万3000円でございますが、こちらも同様に、新型コロナウイルス感染症緊急対策特別交付金というような内訳でございます。  以上でございます。 151: ◯2番(辻よし子議員) 詳しい内訳をありがとうございました。要するに、新型コロナウイルス感染症対応地方創生臨時交付金だけ見てみると、小学校のほうが6774万5000円、それから中学校のほうが3417万1000円ということで、合計1億191万6000円ということになるわけです。つまり、国から出ている臨時交付金約2億5000万円ですけれども、その4割以上がGIGAスクール構想の経費に充てられていると、そういうことになると思うのです。先ほど申しましたように、GIGAスクール構想というのはもともとオンライン教育をメインにした事業ではなかったはずです。それがなぜ、新型コロナウイルス感染症の対策の交付金の対象になるのか。私は非常に不思議です。しかも国は、今回のGIGAスクール構想の補助金については繰越明許費として国会決議をとっているのですね。要するに、全国の小・中学校でこれから環境整備をして、工事をして、端末まで買いそろえるのは無理だともう国は分かっているので、最初から繰越明許費として国会を通しているわけです。その点からしても、この1億円余りのコロナ対策費を今年使える見込みが非常に少ないGIGAスクール構想に充てるというのは、私は非常におかしいことだなと思います。  質問なのですけれども、今年度中に購入できなかった場合、国からの1億円の交付金、東京都のほうは基金に積めるということですのでいいのですけれども、国のほうの1億円の交付金はどうなるのでしょうか。財政のほうになるのでしょうか、お願いします。 152: ◯企画政策部長(田野倉裕二君) お答えをいたします。  今回、国の地方創生臨時交付金が2億5000万円ほど交付をされます。前回の臨時会議で付議しました東京都の交付金も基金に積み立てておりまして、約5億円の使途をどうするかというようなことで、今回、各部署にそれぞれ提案方式で投げかけて、事業を募ったわけでございます。その中で、緊急的に対応する項目としましては、一応、4項目ほど挙げました。その中の1つとして低所得者への支援整備、それから事業者への支援、それから福祉施設等における感染症対策、それから4点目として小・中学校における学習環境整備ということで、今回のGIGAスクール構想を踏まえながら、ICT環境の整備ということで取り組んだわけでございます。  今、辻議員、それから渡邉部長とのやりとりの中で、過去、これまでの5年間での計画が急遽前倒しになって、今年度中に整備をしろというような文部科学省からの方針といいますか、それが示された中で、当然この交付金にまず学校教育のICT環境を充てる必要があるというのは内部の中で一致したことでございます。では、幾ら充て込むのかという中でも、当初は非常に多額な要望がございました。その中でいろいろと活用、実際に活用できるまでにはまだかなりの時間を要するということで、段階的に整備をしていくということで、今回の補正予算額に至ったわけでございます。  確かに東京都39市町村の中でGIGAスクール構想関連事業に手を挙げている団体が約22団体、半分以上が今回の交付金を活用してGIGAスクールのICT環境を整備するという内容でございまして、当然端末が調達できないという心配がございます。そうした場合には、しばらく様子を見て、まだ今回の交付金は第1次配分ということで、1次補正の1兆円の7000億円が配分をされたということで、2次配分として全国で3000億円。このうちあきる野市にどのくらい交付がされるか分かりませんけれども、その時点で改めて2次実施計画書の提出というものが出てきます。当然今回、1次配分における実施計画、こうしたものの見直しも可能であります。それから今、2次補正が、先ほど来出ていますけれども、今週中には可決成立という中で、こちらもやはり地方創生、今度は2兆円の規模での予算措置がなされるということで、そちらのほうの交付金も出てくる可能性もございます。この辺は、小・中学校のICT環境、今回補正で上げている端末等の調達については少し様子を見ながら、今後改めて判断をしていく必要があるのかなというふうに考えております。  以上です。 153: ◯2番(辻よし子議員) 御答弁で事情は分かったというか、ただ、これは国に対する批判になると思うのですけれども、GIGAスクール構想の前倒しというのがコロナ対策にどれだけつながるのかということを現場にしっかり聞いて、これを前倒しにしたらオンライン教育が進められますかとか、そういうことをきっちり調べた上で、ではやはり前倒しにして、オンライン教育を進めてくださいと、そういうふうにやったのなら分かるのですよ。でも、どう考えたって、オンライン教育なんてそんなに簡単に始められるわけありません。なのに、GIGAスクール構想を前倒しをすると。それで交付金を使ってもいいよと。おかしくないですかということなのです。  質問は、先ほど1億円の交付金を使えなかったらどうなるのですかという質問だったのですけれども、これは繰越明許という形で、国からの交付金2億5000万円のうちの1億円を今年使わないで、来年使うということはできないのではないかと。できるというふうにははっきり言われていないと思うのです。東京都の場合は来年使ってもいいというふうにはっきりしていますけれども、国の2億5000万円ははっきりしていないと思うので、これはもう今年買えないなとなったときにどうなりますかという質問だったのですけれども。 154: ◯企画政策部長(田野倉裕二君) お答えをいたします。  すみません。質問に対する答えになっていなかったということでございますが、確かに東京都の制度はもう基金に積み立てておりまして、令和3年度までの繰り越しが可能です。国におきましては、今年度中限りの交付金ということで、事業自体は繰り越しになりますけれども、事業費自体は繰り越しすることができませんので、そこで、先ほど言いました、2次配分の国全体の3000億円が都道府県、市町村に配分をされるという中で、改めて事業計画書を提出をすると。その中で差し替えというか、組替えといいますか、その辺を検討していく必要があるというふうに考えています。  以上です。 155: ◯2番(辻よし子議員) 分かりました。2次配分の分も、これはコロナ対策として来るものだと思うのですけれども、後から来るので、来年度まで使っていいよというふうになるのだとしたら、それを組替えるという、そういう話だと思うのです。  長くなるので終わりにしますけれども、もともとこの端末購入費、3分の2が国から補助金が出ると。残り3分の1は市財を充てることになっていたわけです。その分については基準財政需要額には入るということで、4年間、あきる野の場合は3年間をかけて市財で3分の1を補っていくということだったのだけれども、前倒しになったので大変だということで、交付金を充てると、そういうことなわけです。ですから、私はコロナ対策としてこの1億円があれば、もっと手厚い支援というのができるのではないかなと。それを直接、コロナ対策にならないGIGAスクール構想、文部科学省が勝手に前倒ししたものに使ってしまうというのはコロナ対策としていかがなものかなと思います。  今回非常に迷いました。いろいろ重要な事業も入っていますので、もともとオリンピック・パラリンピック教育には批判的なのですけれども、それだけで反対するつもりはなかったのですけれども、このGIGAスクール構想に1億円を使うということにはどうしても納得いかないので、補正予算には反対させていただきます。  以上です。 156: ◯議長(天野正昭議員) では、関連ということで、中村議員。 157: ◯3番(中村のりひと議員) 今の辻議員の質問に関連しまして、簡単に質問させていただきたいと思います。もともと執行部側でいろいろと考えて予算を積み上げてきたと思うのですけれども、具体的に、先ほど部長のほうも上限4万5000円というところで、今の段階で、もちろん端末が調達できるかどうかというのは分からないと思うのですけれども、現時点で端末がこれだというものを決めての4万5000円なのか、一応、上限が4万5000円だから4万5000円計算ということで積み上げてきているのか、そこを教えていただければと思います。 158: ◯教育部長(渡邉浩二君) お答えいたします。  先ほど4万5000円が上限と申しましたけれども、国が想定している一般的な、標準的な仕様といいますか、そういったものが4万5000円の範囲に収まるというような形であります。したがいまして、私どももその標準的なものを採用するという意味合いから、4万5000円ということで、上限で今回、補正をしているというような状況でございます。  以上でございます。 159: ◯3番(中村のりひと議員) ということは、まだ具体的にどの端末かというところを決めたというわけではないとは思います。私はこの事業を頑張ってほしいと思っていますので、もちろん賛成なのですけれども、文部科学省のほうでも様々なメーカーに働きをかけて、自治体ピッチということで、各自治体のほうがいろいろなメーカーの頑張りというところで、4万5000円の価格でいろいろな端末を用意していたりだとか、4万5000円を超える部分で、LTEを装備した端末を用意しているとか、いろいろとやられていて、もちろん辻議員がおっしゃることももっともだとは思うのですけれども、やはりこういった状況で、またいつ第2波、第3波があるか分かりませんし、またある意味では、この機会を捉えて、合理的配慮、学校に来られない子どもたちにおいても、対面が基本だと思うのですけれども、オンラインの場においてだと授業が受けられるというような子どももいらっしゃると思いますし、教科書は読めないけれども、例えば端末であれば使えるというような子どももいらっしゃると思いますので、そういったところも踏まえて、個人的にはぜひ進めていっていただきたいと思っております。意見です。 160: ◯議長(天野正昭議員) それでは、まだもうちょっと時間がかかってしまいそうなので、ここで昼食のため休憩としたいと思います。  なお、再開は午後1時10分といたします。                               午後 0時05分  休憩           ────────── ◇ ──────────                               午後 1時10分  再開 161: ◯議長(天野正昭議員) 休憩前に引き続き会議を開きます。  ほかに質疑ありませんか。たばた議員。 162: ◯10番(たばたあずみ議員) では、改めて続きを失礼します。15ページの一番下の段になります。指定避難所等感染症予防対策経費のところです。資料ですと10ページなのですが、ここには間仕切りテントと体温計、消毒液などというふうに書いてありますが、感染症対策として、今、土間になっているようなところなどは、土足の上に直接寝ているというような状況というのは感染症対策としては非常によろしくない状況だと思っています。そういったところに率先して段ボールベッドですとか、折り畳みベッドなどを入れていくべきだというふうに思っていますけれども、こうしたものの購入は考えられているのかどうかお願いします。 163: ◯総務部長(大出英祐君) お答えします。  今回のこの感染症予防対策の避難所の措置につきましては、消耗品と備品を予算に組んでいるわけですけれども、その中にこれから新型コロナウイルス感染症の予防対策としては有効とされている段ボールベッドにつきましては、数としましては、取りあえず、ふるさと工房に置くものと考えて、30個予算をとっております。徐々にこちらのほうももっと備えていく必要があると思っておりますけれども、今回の予算の中にはその数となっております。  以上です。 164: ◯10番(たばたあずみ議員) 取りあえず、土間で心配されていたところだと思いますので、ふるさと工房に30個、段ボールベッドが配置されるということはよかったと思います。ほかのところもこれからまた段階的に考えていくということですので、ぜひよろしくお願いします。  次のページです。先ほどいろいろ盛り上がっていて、関連でやってもよかったのですけれども、小学校、中学校のICTのところです。先ほど辻議員の質問を聞いていて、タブレットをいつ買えるか分からないなという気はするのですけれども、取りあえず今、ここで予算で出てきていますし、購入した後のことというのはこの後言えなくなってしまいますので、今この機会で聞かせていただきたいと思います。小学校と中学校それぞれタブレットを購入した後、どのように使うことを考えているかを簡単で構いませんので、お願いします。 165: ◯指導担当部長(草刈あずさ君) お答えします。  タブレットの活用についてですけれども、オンライン授業で家庭と学校をつなぐということも考えられますが、学校の授業での活用を主に考えております。授業の中で教師が提示した資料を子どもが手元で拡大して見る。また、計算などのドリル学習を行ったりするという簡単な利用もできますし、タブレットを用いて自分の席で調べ学習を行ったり、調べたことをタブレットを使ってまとめたりという、個々の学習にも活用できます。ほかにも子どもたちが調べたり、考えたりしたことをタブレット上で発表や話し合いをするという協同的な学習にも活用できると考えます。また、タブレットを用いた宿題を課すという家庭学習も考えられるかと思います。いずれにしましても、まずは先生方が使えるようになることが肝心と考えます。簡単な使い方からできるように研修を進めながら、ICTの活用を図っていくことを考えております。 166: ◯10番(たばたあずみ議員) オンライン云々というのは必要になる条件というのもいろいろありますし、そう簡単なことではないと思っていますので、私もGIGAスクール構想のところにオンラインを入れていくというのはどうなのかなというふうに思っています。今回、学校で教材として使っていくというような話でした。うまく使えれば、教員の負担軽減にもつながっていくのかなと今、お話を伺っていて思いましたけれども、それを使えるようになるまでが非常に難しいだろうというふうに感じました。ですので、今までやっていなかったことをさらにやらなければいけない。今、休校が明けて、どこまでその影響が続くか分かりませんけれども、非常に大変な状況で、教員の負担を増やすようなことにならないように、やはりタブレットを使って云々というところは、そのための担当人員を増やすなどの工夫も必要ではないかと思うのですけれども、そういったところについては何か考えておられるでしょうか。 167: ◯指導担当部長(草刈あずさ君) お答えします。  ICTの活用に関わりまして、人員の増員ということは、今のところこのような形でやっていくということは考えておりませんが、先生方が使えることから子どもが使えることにつながりますので、使えるようになるための研修、または人的配置というのも今後検討していかなくてはならない問題だというふうに考えております。 168: ◯10番(たばたあずみ議員) 研修はもちろん必要になってくるとは思いますけれども、人的配置も考える必要があるというふうにおっしゃっていただきました。ぜひそこは前向きに、積極的に考えていただければと思います。  先ほど申し上げたとおり、オンライン授業のことまで含んだGIGAスクール構想というものについては、私は必ずしも賛同するものではありません。ただ、補助教材具としてのこうしたタブレットの活用ですとか、あるいは端末の有無による教育格差の解消については役立つ側面もあるというふうに考えています。使用する中で、もちろんこれをうちに持って帰るのかとか、どのようなルールで使っていくのか。もちろん使い方もそうですけれども、たくさんの課題があると思いますけれども、この間の休校などで既に大変な状況にある学校、そして教員、そして子どもたちの負担を増やすようなことにはならないように十分な配慮をしていただきたいと思います。ここは意見でいいです。  次ですが、次のページ、19ページです。学校給食緊急対策事業経費、秋川と五日市と出ています。これは夏休みを削る分の昼食費を市で負担するとのことでした。このことはこの間、コロナのことで昼食費の負担が非常に増えているとの声もいっぱい上がっていますので、配慮いただいたことをすごくうれしく思っています。8月24日から28日の間は給食センターが点検整備に入るとのことですので、その期間、給食を出すということは難しいのかなというふうに思いますけれども、その間も午後まで授業をするとなった場合は、相応のカロリーが必要になってきます。内容がどの程度になるか分からないですけれども、可能な限り配慮した内容にできるよう、ぜひその配慮をお願いしたいと思います。以上、意見で終わります。 169: ◯議長(天野正昭議員) ほかに質疑ありませんか。               (「なし」と発言する者あり) 170: ◯議長(天野正昭議員) これをもって質疑を終了いたします。  これより討論に入るのでありますが、ただいまのところ通告がありませんので、討論なしと認めます。  お諮りいたします。ただいま議題となっております議案第58号は、会議規則第38条第3項の規定により、委員会付託を省略いたしたいと思います。これに御異議ございませんか。              (「異議なし」と発言する者あり) 171: ◯議長(天野正昭議員) 御異議なしと認めます。よって、議案第58号につきましては、委員会付託を省略することに決しました。  これより議案第58号令和2年度あきる野市一般会計補正予算(第3号)の件を採決いたします。本案は原案のとおり決することに賛成の議員の起立を求めます。                  (賛成者起立) 172: ◯議長(天野正昭議員) 起立多数であります。よって、本案は原案のとおり可決されました。           ────────── ◇ ────────── 173: ◯議長(天野正昭議員) 日程第13 議案第59号令和2年度あきる野市下水道事業会計補正予算(第1号)の件を議題といたします。  提出者から提案理由の説明を求めます。市長。             〔 市長  村木英幸君  登壇 〕 174: ◯市長(村木英幸君) ただいま上程されました議案第59号について、御説明申し上げます。  本議案につきましては、あきる野市下水道事業会計資本的収入及び支出予算の補正であります。  内容につきましては、都市整備部長から説明させますので、よろしく御審議のほど、お願いいたします。 175: ◯議長(天野正昭議員) 都市整備部長。           〔 都市整備部長  清水保治君  登壇 〕 176: ◯都市整備部長(清水保治君) それでは、議案第59号令和2年度あきる野市下水道事業会計補正予算(第1号)について、御説明申し上げます。  補正予算書の1ページをお開きください。第2条資本的収入及び支出になります。資本的収入及び支出の予算の総額に収入支出それぞれ950万円を追加し、補正後の資本的収入予算を20億6792万5000円、資本的支出予算を29億53万2000円とするものであります。  次に、第3条企業債につきましては、事業費の各年度の支払い額の変更に伴い、限度額を950万円増額するものでございます。  次に、12ページをお開きください。資本的収入について内容を御説明いたします。第1款資本的収入、1企業債、1企業債、1下水道事業債の追加950万円は、事業費の各年度ごとの支払い額の変更に伴い、公共下水道事業債を追加するものでございます。  続きまして、13ページを御覧ください。資本的支出について補正内容を御説明いたします。第1款資本的支出、1建設改良費、3管渠整備事業費(雨水)、62工事請負費の追加950万円は、令和元年度から令和2年度までの債務負担行為で実施をしている雨水幹線整備工事において、起工時と契約後の前払い金の額に差が生じ、各年度の支払い額が変更となり、予算額に不足が生じることとなったため、増額するものでございます。  以上が令和2年度あきる野市下水道事業会計補正予算(第1号)の概要でございます。よろしく御審議のほど、お願い申し上げます。 177: ◯議長(天野正昭議員) これをもって提案理由の説明を終わります。  これより質疑に入ります。質疑ありませんか。               (「なし」と発言する者あり) 178: ◯議長(天野正昭議員) 質疑なしと認めます。  これより討論に入るのでありますが、ただいまのところ通告がありませんので、討論なしと認めます。  お諮りいたします。ただいま議題となっております議案第59号は、会議規則第38条第3項の規定により、委員会付託を省略いたしたいと思います。これに御異議ございませんか。              (「異議なし」と発言する者あり) 179: ◯議長(天野正昭議員) 御異議なしと認めます。よって、議案第59号につきましては、委員会付託を省略することに決しました。  これより議案第59号令和2年度あきる野市下水道事業会計補正予算(第1号)の件を採決いたします。本案は原案のとおり決することに御異議ございませんか。              (「異議なし」と発言する者あり) 180: ◯議長(天野正昭議員) 御異議なしと認めます。よって、本案は原案のとおり可決されました。           ────────── ◇ ────────── 181: ◯議長(天野正昭議員) 日程第14 陳情の委員会付託の件を議題といたします。  陳情第2-1号が提出されております。  お諮りいたします。本陳情につきましては、配付の陳情文書表のとおり、所管の常任委員会に付託いたしたいと思います。これに御異議ございませんか。              (「異議なし」と発言する者あり) 182: ◯議長(天野正昭議員) 御異議なしと認めます。よって、陳情第2-1号につきましては、所管の常任委員会に付託することに決しました。  以上をもって本日の議事日程は全て終了いたしました。  また、議場内の皆様には、コロナウイルス感染症対策に御理解と御協力をいただき、誠にありがとうございました。  本日は散会したいと思います。これに御異議ございませんか。              (「異議なし」と発言する者あり) 183: ◯議長(天野正昭議員) 御異議なしと認めます。よって、本日はこれをもって散会いたします。  なお、次回の本会議は、6月18日木曜日、午前9時30分から6月定例会議最終日を開きます。  大変お疲れさまでした。
                                  午後 1時26分  散会           ────────── ◇ ──────────  地方自治法第123条第2項の規定により、ここに署名する。    あきる野市議会議長   天 野 正 昭    あきる野市議会議員   奥 秋 利 郎    あきる野市議会議員   子 籠 敏 人...