恐れ入ります。
資料右側、
対策に関する基本的な
方針をごらんください。ただいま
説明させていただきました
課題を踏まえまして、図-4のように、
空き家を発生させない
水際の
予防策を講じることも重要と考えているところでございます。
恐れ入ります。
資料3枚目、
右側の具体的な
施策をごらんください。ただいま
説明させていただきました
対策の基本的な
方針を踏まえまして、
空き家にしないこととしまして、
発生抑制の
取り組みと、
周辺生活環境が阻害されないよう、
管理不全の
空き家対策の両輪を
中心といたしまして、
関係部署や
関係機関、必要に応じて
民間の
協力をいただきながら
対策を講じてまいりたいと考えております。
以上、
計画の
概要の
報告とさせていただきますが、本日の
委員会での
意見を踏まえまして、4月に
パブリックコメントを実施いたしまして、その
意見を取りまとめた上で、
計画の策定及び公表を考えております。
報告は以上となります。貴重なお時間いただきまして、ありがとうございました。
4:
◯委員長(
山根トミ江議員) ありがとうございました。
報告が終わりました。それでは、
最初に質疑をお願いいたします。質疑ございますか。
中嶋委員。
5:
◯委員(
中嶋博幸議員)
空き家については、私は西側の
調整区域のほうの
空き家とかをいろいろやっている、あっちはまたあっちでいろいろ法規的にあると思うので、これは、
中心はどちらかというと、市街地の
空き家が
中心になるのかなと思うのですけれ
ども。結局、
空き家は、借りたいという人は意外にいるのだけれ
ども、それで
空き家もたくさんあるのだけれ
ども、実は、余り貸してくれる
空き家が少ないという、そういう現象がどこでも起きていて、結局、これを喚起するに当たっては、やはり
役所の役目と、結局はそれをあっせんしたり、契約するのは
民間の
不動産屋さんだったり、
業者だったりすると思うので、そういったものを変えて、埋めて、回していくには、
不動産業者さん
たちとの
ネットワークをうまくやらないとなかなかできないと思うのです。ただ、
調査だったり、家主さんに
いろいろ話を聞いたりというのは
役所がしやすい
状況にあると思うので、
お互い役割分担をしてやっていくといいと思うのですけれ
ども、
不動産業界さんとの
ネットワークとか、これをつくるに当たっていろいろ
意見交換とかをされているのでしょうか。
6: ◯
都市計画課長(
有馬哲司君) お答えいたします。
市内の老舗の
不動産屋さんには幾つか当たっている
状況はございます。ただ、
あきる野市内の
不動産業界というような、いろいろなものもあるということはお伺いしておりまして、その辺はうまく、各
地域特性によって考えていくということも今後取り組んでいくというようには考えておりますけれ
ども、もう
一つは、実際、これから
国土交通省がしております全国的な
空き家バンクの
登録ということを考えていきたいと思っております。そのときに当たりましては、やはり
市内の
業者さんの
協力というのは必要不可欠ですので、そういった公的な
ネットワークを
活用していく中で、御
協力いただける
地元の
不動産屋の方と今後また密に御
相談をさせていただきながら、そういったところに参画をお願いしていきたいなというふうに考えているところでございます。
以上でございます。
7:
◯委員(
中嶋博幸議員) ありがとうございます。今、
空き家バンクをという
お話だったのですけれ
ども、それは
あきる野市の中に
空き家バンクをつくるということなのでしょうか。
8: ◯
都市計画課長(
有馬哲司君) お答えいたします。
現在としては、国の
空き家バンクを使いたいというふうに考えているところでございます。
9:
◯委員(
中嶋博幸議員) 国の
空き家バンクを利用して、
あきる野の
物件とかをそういったところに
登録していってやるというような形ということですね。わかりました。
さっきも
課題の中に
耐震化が意外に問題だと言っていたのですけれ
ども、やはり
行政がやれる
空き家バンクはそういったところがちゃんとしたものしか載せられないというところがあって、ただ実際には、
市場ではそういったものの
グレーゾーンがかなり実際にはそういったところでも、別に違法ではなくて、それをちゃんと
説明してやっていれば問題はないというところがあるのですけれ
ども、そういったところが
空き家バンクだと載せにくいだとか、そういったところを改善していくだとか、載せるに当たっての
注意事項とか、そういうものというのは今、思い当たるところであるのでしょうか。
10: ◯
都市計画課長(
有馬哲司君) お答えいたします。
まず、この
空き家対策計画をつくっていくという中には、
一つの国の
支援だとか、
東京都の
支援というところも
視野に入れながら、
空き家をうまく使っていくという
仕組みも今後構築する上ではこの
計画というのは必要不可欠だと思っております。逆に、国の
空き家バンク自体もまずそれが
前提にあるということになりますから、今、
中嶋委員が言われたところで言うと、実際のところ、非常にそこは
行政がやると、安心・安全な
住宅というか、やはり
行政的な良好な
住宅としての
活用ということは
前提になるというふうに思います。
逆に、そこで言うと、
一般の
市場というところで言いますと、確かに
中嶋委員が御指摘のとおり、法的にイレギュラーなわけではないわけですから、その辺が非常に悩ましいところなのですけれ
ども、まず市といたしますと、やはりこの
計画をつくることによって国や
東京都の
支援の拡充ということも今後受けられる
状況になりますから、そういったところで、
所有者の方とか、使用される側の負担を減らしていくという
意味で、できるだけ最大限そういうものの
制度の構築ということはやっていきたいなとは考えております。
あわせて、
地域性の中でということに関しましては、それは
山間部だとか、そういったところでいろいろな実情が市としてはありますので、そこはそこで何かしら方策がないのかどうかということは、別途それはまた
調査研究をさせていただきたいなと思います。
以上です。
11:
◯委員(
中嶋博幸議員) ありがとうございます。
空き家バンクはいつごろ、
あきる野市としては取り組む予定なのでしょうか。目標としては。
12: ◯
都市計画課長(
有馬哲司君) お答えいたします。
昨年、
アンケート調査も実施したところで、やはり
所有者の
方々は、
活用するにしても非常に困っているという実態を把握できたところがございますので、そういったところを把握できたというところでは、
一つは、国の
空き家バンクへの
登録ということと、逆に、オーナーさんの御
意向をもう一回、確実にこういうものに載せていいかどうかという
意向をきちんととって、確実にできそうだというところを踏まえながら、国の
情報、そういうところを
活用できるような
仕組みをつくっていきたいと思っています。
逆に、先ほど申し上げましたように、
地元の
不動産屋さんの
協力は必要不可欠ですから、そこは、
地元の
不動産屋さん等にかけ合って、そこで合意をとれれば、すぐにでもやっていきたいなというふうに思っております。
一つは、大きくは、
所有者の
方々の
空き家バンクへの
登録の御
意向ということをきちんと確認するということと、それと、基本的には仲介をしていただける
業者さんの
協力ということを確立していくと、その辺がしっかりすれば、すぐにでもこの
制度を
活用していきたいなと考えております。
以上です。
13:
◯委員(
中嶋博幸議員) ありがとうございます。
空き家の
活用というのは法的にも難しいところがいろいろあるのですけれ
ども、ぜひとも積極的に取り組んでやっていただけたらありがたいなというふうに思います。
ちょっと名前は忘れてしまったのですけれ
ども、
山間地域で
空き家バンクをやって、かなりの数の成果を出しているような町もあるのです。でも、それは結構そこに相当熱心な方がいて、
情報はばんばん飛んでくるので、市
役所の方がそれを一々案内してなどとやっていられないと思うので、やはりそこはフットワークのいい、そういうことをやってくれる
人たちと上手に
連携して、家だけではなくて、その
地域の
紹介だったり、仕事はこういうのがあるよという
紹介だったり、あと、いいことばかりではなくて、こういうデメリットもあるよみたいなこともちゃんと言っていった中で
説明していくと、結構それがうまくマッチングがいったりするというところがあるらしいので、ぜひとも先進的なところとかも参考にしていただいて、いい
空き家バンクですとか、
空き家対策ができたらありがたいと思いますので、よろしくお願いします。
以上です。
14:
◯委員長(
山根トミ江議員)
関連で
臼井委員。
15:
◯委員(
臼井 建議員)
関連で今の
空き家バンクのことで教えていただきたいと思います。たしか都の
都市整備局もこれを検討していたというふうに認識があるのですけれ
ども、今回の
空き家バンクの国と都と市の役割分担的なところは、大まかに言うと、どのような形になっているのかといったところだけ教えてください。
16: ◯
都市計画課長(
有馬哲司君) お答えいたします。
基本的には、国の
空き家バンクにつきましては、やはり
地元の
市町村と国がそういった
ネットワークをつくっておりますので、そことの
連携ということになるかと思います。
東京都に関しましては、今、
区市町村一体となって
空き家対策連絡協議会というものを設置しておりまして、
東京都といたしますと、
空き家に対する
総合窓口等を
民間さんといろいろと
協定を交わしていただいたりして、
都内全域がそういったものを
活用できるという
ネットワークをつくっていただいているというところがございまして、これは個々個別いろいろな
状況下においても、
東京都のほうに一回
相談に行けば、そういった
窓口を御案内できるというような体制をつくっております。そういった
意味では、
東京都が
一般の
民間のノウハウをうまく
活用した形で、もう既に
情報が
ネットワーク化されつつあるというところでございますので、そこと市が
連携をして、今現在、取り組んでいるという
状況でございます。
以上になります。
17:
◯委員(
臼井 建議員) どうもありがとうございます。
最後に、この
制度はこれからなのでしょうけれ
ども、恐らくこういったものも
オープンデータというものも絡めてやっていくと、
民間も入れながら、プライバシーももちろん保護しながら、かなり
空き家の解消に非常に有効ではないかなと思うのですけれ
ども、そういった
オープンデータとの絡みといいますか、そういったものは今、
空き家バンクの中では何か話が出ているのか、特に出ていないのか、
最後に教えてください。
18: ◯
都市計画課長(
有馬哲司君) お答えします。
実は、内部的にはもう
GIS情報にこの
データを
登録したりして、
空き家に関する
情報の
データ分析等ができるような形ということができております。内部的には。これを基本的に、
臼井委員がおっしゃった
オープンデータ化していくために、逆に
活用という面のための
オープンデータとしてどうあるべきか。また、
管理という面から見たときの
オープンデータとしてどうあるべきかというようなところはもう少し検証させていただきたいと思うのですけれ
ども、実質的な
オープンデータということはいつでも開示できるような準備はほぼ終わっております。
以上でございます。
19:
◯委員長(
山根トミ江議員) それでは、
辻委員。
20:
◯委員(
辻よし子議員) まず、この
計画書を見させていただきまして、市独自の
調査もされているということ。それから、非常に興味深い
クロス集計もされていて、踏み込んだ
提案もされているということで、非常によくできた
計画だなと感想を持ちました。
それと、今、
中嶋委員と
臼井委員の
質問を聞いていまして、
五日市のほうはいろいろな
意味で
可能性があるというか、
空き家をほかの方に売るというのはあるのだなというふうに思いました。ただ、こっちの
秋川のほうはまたなかなか違う問題を抱えているので、そちらはそちらで考えなくてはいけなくて、公的に利用するとか、そういったことも考えていかなくてはいけないのではないかなと。
あきる野の場合、
五日市と
秋川で
大分対策が違ってくるのかなという印象を持ちました。
質問のほうなのですけれ
ども、
計画書の本文の55ページになります。
福祉部門との
連携ということが下に出ているのですけれ
ども、先ほど
課長の御
説明の中で、
水際の
予防策が大事になってくるという
お話がありました。その辺でやはり
福祉部門との
連携は重要になってくるのではないかなと思うのですけれ
ども、もう少し具体的にどのようなイメージで
福祉部門との
連携を考えていらっしゃるのか教えてください。
21: ◯
都市計画課長(
有馬哲司君) お答えいたします。
実際に
空き家の
管理状態が悪いようなものの
物件を見に行きますと、大体、もともともうお亡くなりになられていて、未相続だったりとか、施設に入所されている方とか、
空き家になって、
住宅自体が
老朽化しているのとあわせて、お持ちになられる
方々も
高齢化が進んでいる。また、住まわれていても非常に
高齢化というところでございまして、実際のところ、今、
福祉サイドといたしましても、
在宅介護等を進めているというようなところもございますと、そこの時点から、いろいろな
身内の
方々も含めて、今後どうしていくのかということになろうかと思います。
基本的には、住みなれたところで生活していくということは当然重要なわけですけれ
ども、その後の問題ということ
自体をきっちり考えながら、これは御
本人だけではなくて、御
家族、
身内の
方々も含めて、今後どうしていくのかということを積極的に
福祉サイドと
連携して、実際に御
本人様も不安なく住み続けるというようなこととか、さらに、
高齢者の
方々が
空き家とならないようにしていくためのさまざまな
仕組みということは、私
どもも実際に住まわれている方にいろいろと啓発していかなくてはいけないと思っております。リバースモーゲージだとか、それを信託していくというような考え方もあるでしょうし、いろいろな
状況を今後、
高齢者世帯の
方々に御案内しながら、
管理不全の
空き家を発生させないという
取り組みをしていくと、そういったことになってきますと、私
どもも、どちらかというと、
空き家対策担当だけではなくて、
高齢者の
担当と
連携を密にしながら
対策を進めていくということが
一つの
発生抑制という
水際対策になっていくのかなと考えているところでございまして、そういったところから一歩進めていければいいかなという形の中で、こういう記述をさせていただいているところでございます。
以上です。
22:
◯委員(
辻よし子議員) わかりました。
高齢者や
高齢者を抱えている
家族とふだん接しているのは
福祉部門だけれ
ども、
空き家のことをどうするのかということを考えているのは
都市計画ということで、その辺がうまく
連携をとることの
重要性がこれから出てくるのではないかなと思いました。私もまさに
自分の親とかでそういうのに直面しているので、だから、気にしながら、なかなか
情報がなくてという辺が、ふだんお世話になっている
ケアマネさんに
相談したら、それなら
都市計画のほうとかとつないでもらえると
早め早めに手が打てるのかなと思いますので、非常に重要なことだなと思いました。
それから、57ページの下のほうに
民間企業や
シルバー人材センターを使ってという
お話があって、なかなか
草刈りができないとか、私もそうなのですけれ
ども、離れていると空気の入れかえに行くだけでも結構大変だったりとか、そういうことが起きてきて、そういうのを例えば
シルバー人材センターに頼めたりすると、確かに助かるなということを思いました。この辺は何か
先進事例があるのか、その辺も含めてもう少し具体的な
可能性について教えていただけるとと思うのですけれ
ども。
23: ◯
都市計画課長(
有馬哲司君) お答えいたします。
本編の57ページの(3)の2)の
関係かと思います。
一つ、
民間企業というのはもう既にこういった
空き家をビジネス化しているモデルがあったり、
NPO法人があったりというようなところがございますので、そういった
企業さん等を
視野に入れていくという中でいろいろとサービスの提供ということを
行政がパイプ役になりながら進めていければいいのかなというふうに考えているところが
一つございます。
既にこういった
民間企業さんからはいろいろと
提案があって、そことの
協定を交わしている自治体も多々あると思いますけれ
ども、
あきる野市は残念ながら今のところそういった
締結はできていないというところがございます。
あきる野市の
シルバー人材センターとの
協定締結ということなのですけれ
ども、実は、
空き家対策を始めてから実際に
担当レベルでは
シルバー人材センターさんといろいろと
話し合いをさせていただきながら、どこまでできるかということはこれまで
協議をさせていただいたところでございます。実際に
建物の
所有者の方と
話し合いをさせていただきながら、なかなか
自分で手がかけられないといったときには
シルバー人材センターさんをあっせんしていたというのは事実でございます。
これまでは
草刈りだとか、枝の剪定だとか、また、昨年から始めておりますが、市が
防草シートを貸与しているものに関しまして、そういった
防草シートを張っていただく
作業とか、そういったことはこれまでも進めておりました。あわせて、
シルバー人材センターさんも
高齢者の方がふえてきているということで、
業務をいろいろと再編していかなくてはいけないとか、新たな
業務をつくっていかなくてはいけないということで、
空き家の
管理ということに関しましても、非常に
シルバー人材センターさんも前向きに捉えていただいておりますので、今後、こういった
空き家の
適正管理という
視点の中で、包括的な
協定を結ぶというような
作業をこれから進めてまいりたいなと考えているところでございます。
以上でございます。
24:
◯委員(
辻よし子議員) ありがとうございました。既に
協議とかあっせんも始まっているということで、かなり早い段階で具体化するのかなと思いました。こういうことをやっていただくと、
空き家の近所の方もすごく心配して見ていらっしゃると思うので、進んでいくといいなと思いました。
今のとちょっと
関連するのですけれ
ども、次のページの59ページにふるさと納税の返礼品でこういう
管理をするというのがあって、これもすごくおもしろいなと思ったのですけれ
ども、もしどこか既にやっている自治体を御存じでしたら教えてください。
25: ◯
都市計画課長(
有馬哲司君) お答えいたします。
済みません。後ほどお答えさせていただければと思います。
26:
◯委員(
辻よし子議員)
最後になります。本文の61ページになります。(2)の条例制定の検討というところで、これもかなり踏み込んだことを書かれているなと思ったのですけれ
ども、特措法を補完する条例の制定ということで、特措法ではなかなか適用できない
空き家を何かするために条例をつくるということだと思うのですけれ
ども、もう少しイメージしているものがあれば教えていただきたいのですけれ
ども。
27: ◯
都市計画課長(
有馬哲司君) お答えいたします。
この条例につきましては、
空き家に類似して、
空き家でも周辺に迷惑をかけているというのは、例えば雑草の繁茂だとか、ごみが散乱しているとか、景観上というような話とか、これは
空き家だけではなくて、例えば空き地だとか、言葉は選べないですけれ
ども、例えば何とか屋敷と言われているようなところですね。かなりこういった共通的なところは同じかなと思っておりますし、逆に、周辺への影響ということは同じようなことかなというふうに考えておりまして、幾つかのほかの先進自治体におきましても、今、言った
空き家だとか、空き地だとか、ごみが散乱している
住宅等を一括的に
管理するような環境美化とか、生活環境の改善等に資するような条例の制定という動きが出てきております。まずはそういったことをしていく中で、精神的なことを踏まえつつ、先ほど申し上げました
空き家の
発生抑制というようにつなげていけるような条例がつくれないかなということで、現在検討している
状況でございます。
以上でございます。
28:
◯委員(
辻よし子議員) ありがとうございました。この辺になってくるとなかなか難しい、税金を使ってどこまでやるのかとか、個人の財産権の問題とか、難しいことにはなってくると思うのですけれ
ども、時代的に必要な面もあるかなと。悩ましいところだと思いますけれ
ども、ぜひ御検討を進めていただければと思います。
以上です。
29:
◯委員長(
山根トミ江議員) ほかに質疑ございますか。田中千代子
委員。
30:
◯委員(田中千代子議員)
相談窓口が設置されると
計画の中でありますけれ
ども、ワンストップ体制の整備ということで、
計画的推進の中にありました。ワンストップというのは、先ほ
ども課長のほうから
お話がありましたけれ
ども、やはり
高齢化していく中で、ワンストップで
相談窓口でどこまでの機能を考えていらっしゃるのかなというのが、ちょっとイメージがわからなかったものですから。例えば
不動産屋さんとか、そういう
民間のところにきちんとつなげていく、
紹介しっぱなしなのか、その辺の責任の範囲をどこまで提供されるのかなというところを教えていただければと思います。
31: ◯
都市計画課長(
有馬哲司君) お答えいたします。
ワンストップの体制を整備していく中で、
行政といたしますと、やはりいろいろな
方々の
協力をいただきたいということは当然思っているところでございますけれ
ども、
一つここに
課題があるのは、やはり個人
情報等という
情報の問題というのがございまして、その辺をどういうふうにしていくかというのは非常にどこの自治体も悩ましいところがございまして、基本的には、このワンストップというのはまず庁内、いわゆる個人
情報を
連携できる
状況の中でいかにワンストップという体制をどこまでつくれるかというのはやっていかなくてはいけない。今の
現状といたしますと、
空き家対策を
担当しているまず
都市計画課というところは、できるだけ広く対応することが望ましいとは考えておりますけれ
ども、なかなか現実、そこはそうはうまくいかないところで、
関係する組織との
連携というところを今後さらに強化していくというところをまずはワンストップとしてできるだけやれることをしていくということであります。
さらに、こういった個人
情報等という問題に関しましては、
あきる野市だけではなく、ほかの自治体もございますので、そういったところに関しましては、国や
東京都に要望しながら法の改正ができないのかどうか。また、いろいろなほかの
制度を構築していくとか、そういったことを考えながら、できる限り総合的な
対策につながるような体制づくりに努めていきたいというのは今の
現状の考えでおります。
以上でございます。
先ほど
辻委員のほうに後ほどちょっと調べてということをさせていただいたのですけれ
ども、調べて、お知らせを
辻委員にさせていただきますので、よろしくお願いいたします。
32:
◯委員(田中千代子議員) これからこの
計画、実働はこれからということですので、進めていく中で、またいろいろ
あきる野市の特質の中での
課題も、今も挙がっていますけれ
ども、出てくるかなと思います。私も視察ですごく成功例というのを見てきた、栃木市だったかな。間違えていたらあれですけれ
ども、やはりその
計画に沿って
一つの成功例をきちんとつくるというふうなところが、そうすると市民も安心して、市がこういう成功例をつくってくれたということで、とても安心感が広がっていくという例が成功につながっていくということを学んだ記憶があります。ぜひしっかり
計画、実働が始まるわけですので、頑張っていただきたいと思います。
以上です。
33:
◯委員長(
山根トミ江議員) 今のは
質問ではなくて、
意見でよろしいですか。
ほかに質疑いかがですか。
臼井委員。
34:
◯委員(
臼井 建議員) 内容ではなくて、ちょっと教えてもらいたいのですけれ
ども、去年の3月に
骨子をつくって、今回、
計画の案ということですよね。これからパブコメをやって、案がとれるのは令和2年5月ということですね。
伺いたいのは、
空き家対策の今の案レベルでいいのですけれ
ども、案としてつくったということは、ほかの多摩
地域ではどのような
状況なのか。例えばもう幾つかつくっているよとか、例えばこのような市がとか、そういうことを何かもし御存じであれば教えてもらいたいです。
35: ◯
都市計画課長(
有馬哲司君) お答えいたします。
昨年8月の時点でございますけれ
ども、この
計画を策定済みの市は、26市中10市が策定済みになっております。
本市を含めて7市が策定予定ということで、検討中が8市、策定予定をする気はないというところが1市という
状況でございます。
以上でございます。
36:
◯委員(
臼井 建議員) ありがとうございました。ほかのところもいろいろ取り組んでいるという中で、そうすると、ほかの
計画もいろいろ見られているのだと思うのですけれ
ども、
あきる野の
計画はここがオリジナルだよとか、例えばアピールポイントみたいなものがもしあれば教えてもらいたいです。
37: ◯
都市計画課長(
有馬哲司君) お答えいたします。
市街化調整区域の中で
空き家を
活用した開発許可
制度というのは、実はこれは
あきる野市と青梅市がお互い
連携し合って、
東京都と
協議して、こういう
制度を構築したということで、これは青梅市と
あきる野市の中で、いろいろとやはり
山間部だとか、
調整区域の
空き家ということの
一つの問題ということを提起しながら、これまで
対策に取り組んできた。こういったものはこの
計画の中に反映してきたつもりでございます。
あわせて、他市と比べて
持ち家比率がすごく高いといったところというのは、非常にこの先、危機感を覚えているところもございますので、やはり
水際対策ということはきっちり進めていくというのが
本市としては望ましい姿かなというふうに考えております。
以上でございます。
38:
◯委員(
臼井 建議員) ありがとうございます。これは、きょうは案ということを我々に示したのですけれ
ども、報道機関にはこの案はどのように
情報提供しますか。
39: ◯
都市計画課長(
有馬哲司君) お答えいたします。
報道機関、プレス発表というのは今のところ考えていなかったというところでございまして、まずは
パブリックコメントを実施するというところで、広報のホームページだけというような
状況でしかなかったのですけれ
ども。
40:
◯委員(
臼井 建議員) プレスのルールというのがいまいち今のところよくわかっていないのですけれ
ども、見やすくて、よく頑張ってつくったのではないかなと私は思っているのです。例えば財政
支援につながるような
空き家の除却改修費用の
支援とか、これは普通、財政部局がこんなの書いちゃだめだ、検討じゃだめだとか言われると書けないのだけれ
ども、そういうところまでやはり必要性も思って書いていたり、
辻委員もおっしゃっていましが、条例制定のことも書いている。あとは、
あきる野の独自性というか、そういった面もしっかり踏まえているであると、多分、これプラスちゃんとプレス用の、ここが売りだみたいなものをやれば結構記事になると思うのですよね。読売とかそういうところで。
なので、パブコメのときにプレスに出すのか。でも、ここはオープンだから、もう出してもいいと思うのですけれ
どもね。
行政計画の発表については
あきる野は結構控え目なところが多いので、もっと自信を持って、頑張ってつくったのであれば、いいのもあるのですから、それは自信を持って、報道機関に投げて、記事にならなかったらならなかったでいいのです。それはしようがない。でも、余り控え目にし過ぎることなく、
自分たちの成果を自信を持って発表していただければいいかなと思うので、ちょっと検討してもらえればいいと思います。
以上です。
41:
◯委員長(
山根トミ江議員) ほかに質疑ございますか。
(「なし」と発言する者あり)
42:
◯委員長(
山根トミ江議員) よろしいですか。それでは、これをもって質疑を終了いたします。
次に、
意見をお願いいたします。
(「なし」と発言する者あり)
43:
◯委員長(
山根トミ江議員) では、
意見がないようですので、これをもって
意見を終了といたします。
それでは、今まで
意見も幾つか出ていましたので、市側には、ただいまの
意見を考慮していただくよう、お願いをいたします。よろしくお願いいたします。
以上をもちまして
行政計画の
報告を終了いたします。