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  1. あきる野市議会 2019-12-01
    令和元年第1回定例会12月定例会議(第1日目)  本文(審議)


    取得元: あきる野市議会公式サイト
    最終取得日: 2021-04-27
    1:  11月27日(水曜日)                    午前 9時30分  開議 ◯議長(天野正昭議員) 皆さん、おはようございます。  本日より令和元年あきる野市議会第1回定例会12月定例会議を開きます。  議員並びに理事者、部課長各位の出席を賜り、ありがとうございます。  傍聴席の皆様には、議会に関心をお寄せいただき、まことにありがとうございます。  ただいまの出席議員は20人であります。定足数に達しておりますので、直ちに本日の会議を開きます。  本日の議事日程は、あらかじめお手元に配付したとおりであります。           ────────── ◇ ────────── 2: ◯議長(天野正昭議員) 日程第1 会議録署名議員の指名を行います。  会議録署名議員は、会議規則第89条の規定により、議長において、              2番    辻   よし子議員              5番    臼 井   建議員 を指名いたします。           ────────── ◇ ────────── 3: ◯議長(天野正昭議員) 日程第2 会議期間の決定を議題といたします。  議会運営委員会委員長より報告を求めます。議会運営委員会委員長中嶋博幸議員。          〔 議会運営委員長  中嶋博幸議員  登壇 〕 4: ◯議会運営委員長中嶋博幸議員) おはようございます。  去る11月19日、21日に議会運営委員会を開催いたしましたので、その結果について、報告いたします。  まず、本定例会議の期間につきましては、本日から12月19日までの23日間となっております。
     日程につきましては、お手元に配付してあります12月定例会議予定表のとおりとなっております。  また、一般質問につきましては、19人の議員から42件の通告があり、全て許可されております。  12月3日の発言者は6人、4日が7人、5日が6人と決定しております。  なお、詳細につきましては、議会運営委員会審査報告書のとおりとなっております。  本定例会議議会運営が円滑に行われますよう、議員各位並びに理事者の御協力をお願い申し上げ、報告といたします。 5: ◯議長(天野正昭議員) 議会運営委員会委員長の報告は以上のとおりです。  お諮りいたします。ただいま議会運営委員会委員長から報告がありましたとおり、本定例会議の期間は、本日から12月19日までの23日間といたしたいと思います。これに御異議ございませんか。             (「異議なし」と発言する者あり) 6: ◯議長(天野正昭議員) 御異議なしと認めます。よって、本定例会議の期間は本日から12月19日までの23日間と決しました。           ────────── ◇ ────────── 7: ◯議長(天野正昭議員) 日程第3 諸般の報告をいたします。  議長から議会の諸般の報告をいたします。  11月14日、全国競艇主催地議会協議会臨時総会が開催され、子籠敏人議員が出席いたしました。  11月15日、三多摩上下水及び道路建設促進協議会第3委員会が開催され、臼井建議員が出席いたしました。  11月19日、北海道北斗市議会議会運営委員会10名が議会だよりについて視察に来庁しました。  11月20日、東京都市議会議長会定例総会が開催され、出席いたしました。  11月22日、東京都後期高齢者医療広域連合議会定例会が開催され、清水晃議員が出席いたしました。  以上、報告といたします。  次に、市長より発言の申し出がありますので、許可します。市長。             〔 市長  村木英幸君  登壇 〕 8: ◯市長(村木英幸君) おはようございます。  令和元年あきる野市議会第1回定例会12月定例会議の開催に当たり、御挨拶申し上げます。  初めに、台風19号において被災された方々への支援等につきましては、進捗状況を御報告いたします。  避難所生活を送っておりました方々におかれましては、賃貸型応急住宅の提供等により、仮住まいへの転居が完了いたしました。このことにより、いきいきセンターに開設しておりました被災者用の避難所は、11月18日に閉鎖いたしました。また、り災証明書の発行につきましては、昨日時点で71件、被災住宅応急修理につきましては、昨日時点で16件の申請をいただいております。  災害復旧工事につきましては、東京都及び市がそれぞれ管理する施設について、懸命に作業を進めているところであります。  11月8日から受付を開始したふるさと納税を通じた災害支援寄附につきましては、昨日時点で60件、141万4000円の寄附をいただいております。この場をおかりしまして、皆様の温かい御支援に厚く御礼申し上げます。市といたしましては、引き続き、被災された方々への支援と復旧・復興に向けて取り組んでまいります。  次に、先日の第6回臨時会議で報告しました産業祭のほかに開催された秋のイベント等について、御報告いたします。  10月19日には、第24回健康のつどいがあきる野ルピア秋留野広場で開催され、延べ3,000人以上の皆様に、健康に対する意識を高めていただきました。  11月1日には、JR八王子駅におきまして、秋川渓谷観光プロモーション事業カワライフ2019森のめぐみを実施いたしました。当日は、観光協会や商工会を初め、秋川渓谷観光関係機関連絡会に参画する団体に御参加をいただき、秋川渓谷のPRや認知度調査などを行いました。また、11月15日と16日には、東京都と多摩30市町村の主催により豊洲市場の屋外スペースで開催された多摩の魅力発信イベント、多摩の超文化祭において、シティプロモーションの一環として、あきる野市の魅力を発信してまいりました。  11月24日には、秋の一斉清掃が行われ、約1万3000人の市民の皆様の御協力により、町内や河川のごみが一掃され、市内の美しい環境が保たれました。  各イベントや一斉清掃には、議員の皆様方を初め、市民の皆様にも御参加いただき、まことにありがとうございました。  本定例会議に提出いたしました議案は、諮問案件1件、条例案件8件、事件案件6件、予算案件3件でございます。よろしく御審議くださいますよう、お願い申し上げます。  以上で報告を終わらせていただきます。  大変貴重な時間をいただきまして、ありがとうございました。 9: ◯議長(天野正昭議員) 次に、副市長より発言の申し出がありますので、これを許可します。副市長。             〔 副市長  尾崎喜己君  登壇 〕 10: ◯副市長(尾崎喜己君) おはようございます。  本会議中、貴重なお時間を頂戴しまして、副市長就任に当たりましての御挨拶を申し上げたいと思います。よろしくお願いいたします。  去る11月1日の第5回臨時会議におきまして、副市長選任議案の御審議では、議員の皆様方の御同意をいただきましたことに感謝申し上げますとともに、気を引き締め直しておるところでございます。  さて、本来でしたら、この場に立っているのは私ではない人がよかったのかなという気持ちもいまだ心の片隅にはあります。実際のところを申し上げれば、市長が交代すれば、副市長も交代だという大方の見方もあったのだと思いますし、私も辞表ですとか、事務の引き継ぎの準備をしていたところではありました。  一方で、多くの職員や市民の方々から継続はないのかというお声もいただいたことも事実でありますし、最終的には、市長、議員の皆様からの打診をいただきまして、決断に至ったというところでございます。最終的には、格好をつけるわけではありませんけれども、選ぶ道が複数あるときは、あえて厳しい道を選べという言葉に従ったというところでございます。  就任に当たっての御挨拶ということもございますので、今現在のマネジメントに当たっての私の心の大きな部分を占めているところを申し上げたいと思っております。  経営論の中の有名な言葉の一つを行政運営に置きかえてみました。行政運営の目的はコストの削減ではなくて、必要にして、十分に豊かな市民生活の保障であるというふうに置きかえてみたところであります。コストの削減にあっては、利益の捻出を第一に考えるなということ。そして、顧客の減少につながらないことを第一に考えるということを肝に銘じ直しているところであります。  それからもう一つは、ことし、時代が平成から令和へと変わり、2019年の私の仕事における流行語大賞があります。帳尻が合わないという言葉であります。皆さんもたくさん聞いた言葉かなと思います。改めてこの言葉を考え直しているところであります。帳尻とは何かというと帳簿の尻、いわば、財務諸表で言うなら、損益計算書の一番最後の行を指すのでしょう。公会計で見ますと、行政コスト計算書というのがそれに当たります。ごらんのとおり、毎年、大体240億円、260億円ぐらいの赤字であります。つまり、行政というのは帳尻が合わない仕事をやっているのだというふうに理解していただいてもいいのかなというふうに思っております。それを補っているのが、国や東京都の補助金、あるいは当然、市税ということになります。市税についても、東京都、国の補助金についても、これは、市民、国民の資産であります。この資産をどう有効に配分するかというのが行政の役割だというふうに捉えてもいいのかなと思っております。単純に帳尻が合う事業は民間が手がければいいことでしょうし、帳尻が合わないけども、必要な事業だからこそ自治体が担っていかなければならない。そして、自治体として市民、国民からお預かりした資産を再投入して進めていくという考え方であろうと思います。したがいまして、そこに無駄遣いがあってはいけないということが重要なことだと思っております。これは皆さん同じだと思っております。  余り長くなってもあれですので、結びになりますけれども、今、日本、世界、経済、環境、人口問題、いろいろな状況が刻々と移り変わっております。変化というのは社会の法則でありまして、過去と現在しか見ない人は、確実に未来を見失うと言われております。確実にと言いましょうか、私とすれば、未来の8万市民の笑顔と幸せの中に身を置きながら、現在をマネジメントしていきたいと思っておりますので、引き続き、御支援、それから御指導、御鞭撻を心よりお願い申し上げまして、就任に当たっての御挨拶にかえさせていただきます。  ありがとうございました。(拍手) 11: ◯議長(天野正昭議員) 以上で諸般の報告が終わりました。           ────────── ◇ ────────── 12: ◯議長(天野正昭議員) 日程第4 諮問第3号人権擁護委員の候補者の推薦につき議会の意見を求めることについての件を議題といたします。  提出者から提案理由の説明を求めます。市長。             〔 市長  村木英幸君  登壇 〕 13: ◯市長(村木英幸君) ただいま上程されました諮問第3号について、御説明申し上げます。  人権擁護委員の宮崎律子氏は、令和2年3月31日をもって任期満了となりますが、引き続き同氏を人権擁護委員の候補者として推薦いたしたく、人権擁護委員法第6条第3項の規定により、議会の意見を求めるものであります。  宮崎氏おかれましては、長年にわたり、市内の小学校などに教員として勤務され、定年退職後も非常勤教員として子どもたちの指導に当たるなど、教育行政に貢献されてまいりました。  人権擁護委員啓発活動は、小学生に対する人権の花運動や、中学生に対する人権作文コンテストなど、教育現場にかかわる活動が多い中で、宮崎氏は、これまでの経験を生かし、児童・生徒に対する人権啓発活動に積極的に取り組まれております。  人柄につきましては、温厚、誠実で、市民の信望も厚く、人権擁護委員として、ふさわしい方であると考えております。  よろしく御審議のほど、お願いいたします。 14: ◯議長(天野正昭議員) これをもって提案理由の説明を終わります。  これより質疑に入ります。質疑ありませんか。              (「なし」と発言する者あり) 15: ◯議長(天野正昭議員) 質疑なしと認めます。  お諮りいたします。ただいま議題となっております諮問第3号は、会議規則第38条第3項の規定により、委員会付託を省略いたしたいと思います。これに御異議ございませんか。             (「異議なし」と発言する者あり) 16: ◯議長(天野正昭議員) 御異議なしと認めます。よって、諮問第3号につきましては、委員会付託を省略することに決しました。  これより諮問第3号人権擁護委員の候補者の推薦につき議会の意見を求めることについての件を採決いたします。本案は原案のとおり適任と認める議員の起立を求めます。                  (賛成者起立) 17: ◯議長(天野正昭議員) 起立全員であります。よって、本案は原案のとおり適任と認めることに決しました。           ────────── ◇ ────────── 18: ◯議長(天野正昭議員) 日程第5 議案第77号あきる野生産緑地地区に定めることができる区域の規模に関する条例の件を議題といたします。  提出者から提案理由の説明を求めます。市長。             〔 市長  村木英幸君  登壇 〕 19: ◯市長(村木英幸君) ただいま上程されました議案第77号について、御説明申し上げます。  本議案につきましては、都市緑地法等の一部を改正する法律の施行に伴う、生産緑地法の一部改正により、生産緑地地区の区域の規模を条例により定めることが可能となったことから、あきる野市における生産緑地地区に定めることができる区域の規模を定めるため、規定を整備するものであります。  内容につきましては、都市整備部長から説明をさせますので、よろしく御審議のほど、お願いいたします。 20: ◯議長(天野正昭議員) 都市整備部長。           〔 都市整備部長  清水保治君  登壇 〕 21: ◯都市整備部長清水保治君) よろしくお願いいたします。  それでは、議案第77号あきる野生産緑地地区に定めることができる区域の規模に関する条例につきまして、御説明を申し上げます。  本条例は、生産緑地法の改正により、これまで500平方メートル以上とされていた生産緑地地区の区域の規模が、300平方メートル以上500平方メートル未満の範囲で市町村が条例で定めることができるようになったことから、その区域の規模を定めるものでございます。  第1条につきましては、条例の趣旨を定めており、生産緑地法第3条第2項に基づき、あきる野市における生産緑地地区に定めることができる区域の規模について定めるものでございます。  第2条では、法第3条第2項に規定する条例で定める区域の規模は、300平方メートル以上とするものでございます。  施行日につきましては、令和2年1月1日といたします。  説明は以上でございます。よろしく御審議のほど、お願い申し上げます。 22: ◯議長(天野正昭議員) これをもって提案理由の説明を終わります。  これより質疑に入ります。質疑ありませんか。              (「なし」と発言する者あり) 23: ◯議長(天野正昭議員) 質疑なしと認めます。  お諮りいたします。本案につきましては、会議規則第38条の規定により、環境建設委員会に付託いたしたいと思います。これに御異議ございませんか。              (「なし」と発言する者あり) 24: ◯議長(天野正昭議員) 御異議なしと認めます。よって、議案第77号あきる野生産緑地地区に定めることができる区域の規模に関する条例の件につきましては、環境建設委員会に付託することに決しました。           ────────── ◇ ────────── 25: ◯議長(天野正昭議員) 日程第6 議案第78号あきる野下水道事業の設置等に関する条例の件を議題といたします。  提出者から提案理由の説明を求めます。市長。             〔 市長  村木英幸君  登壇 〕 26: ◯市長(村木英幸君) ただいま上程されました議案第78号について、御説明申し上げます。  本議案につきましては、下水道事業地方公営企業法第2条第2項の財務規定等を適用するため、規定を整備するものであります。  内容につきましては、都市整備部長から説明させますので、よろしく御審議のほど、お願いいたします。 27: ◯議長(天野正昭議員) 都市整備部長。           〔 都市整備部長  清水保治君  登壇 〕 28: ◯都市整備部長清水保治君) それでは、議案第78号あきる野下水道事業の設置等に関する条例につきまして、御説明申し上げます。
     本条例は、令和2年から下水道事業財務会計に関する規定について、地方公営企業法を一部適用し、法適用事業として下水道事業を設置するに当たり、必要な規定を整備するため、条例を制定するものでございます。  主な制定内容としましては、第4条重要な資産の取得及び処分、第7条議会の議決を要する負担付き寄附の受領等については、議会の議決を要する場合の金額を規定し、第5条賠償責任の免除については、金額にかかわらず議会の同意を得る旨を規定するものでございます。  次に、第6条会計事務の処理については、会計管理者事務委任をするものでございます。  最後に、第8条業務状況説明書類の作成については、事業年度に2回作成することとなっており、その時期及び作成期限を規定するものでございます。  なお、本条例の制定により、令和2年度から下水道事業公営企業会計として設置し、附則において特別会計から削除するものでございます。  施行日につきましては、令和2年4月1日といたします。  説明は以上でございます。よろしく御審議のほど、お願い申し上げます。 29: ◯議長(天野正昭議員) これをもって提案理由の説明を終わります。  これより質疑に入ります。質疑ありませんか。たばた委員。 30: ◯10番(たばたあずみ議員) 環境建設委員会のほうで意見が言えないものですから、少し聞かせていただきます。  今回、公営企業会計に移行するということですので、仕事は何も減らない中で、企業会計に変えるという部分が、負担がふえるかなと思うのですけれども、職員の負担増についてはどのように考えておられるのか、お願いします。 31: ◯都市整備部長清水保治君) お答えいたします。  今、特別会計という形で下水道事業はなっておりますけれども、内容的にはほぼ変わらないような状況をもって移行ができるかなというふうに考えております。もちろん、中身については変更があるわけでございますけれども、現体制で事業が進められるというふうに認識をしております。  以上でございます。 32: ◯10番(たばたあずみ議員) これ以上突っ込んだところは、また委員会のほうでやっていただければと思っています。やはり仕事はふえるのではないのかなと思っていますので、現体制でいいのかどうかというところもぜひ考えていっていただきたいと思っています。  それから、収支が明朗になるということで伺っております。それによってもっと使用料を上げる必要があるのではないかという話になっていくというのは非常に心配されるところであります。もちろん、9月定例会議のときでも使用料で全て賄うという話ではないよという話も出ていましたが、この立場は変わらないということでよろしいでしょうか。 33: ◯都市整備部長清水保治君) お答えいたします。  公会計に移行することによりまして、財政状況、あるいは経営状況が明確になってまいります。そういった段階で、それをもとに、当然、使用料という部分の話にはなろうかなと思いますが、現段階では現行のままという考えでおります。  以上でございます。 34: ◯議長(天野正昭議員) ほかに質疑ありませんか。              (「なし」と発言する者あり) 35: ◯議長(天野正昭議員) これをもって質疑を終了いたします。  お諮りいたします。本案については、会議規則第38条の規定により、環境建設委員会に付託いたしたいと思います。これに御異議ございませんか。              (「なし」と発言する者あり) 36: ◯議長(天野正昭議員) 御異議なしと認めます。よって、議案第78号あきる野下水道事業の設置等に関する条例の件につきましては、環境建設委員会に付託することに決しました。           ────────── ◇ ────────── 37: ◯議長(天野正昭議員) 日程第7 議案第79号あきる野市職員の給与に関する条例の一部を改正する条例の件を議題といたします。  提出者から提案理由の説明を求めます。市長。             〔 市長  村木英幸君  登壇 〕 38: ◯市長(村木英幸君) ただいま上程されました議案第79号について、御説明申し上げます。  本議案につきましては、東京都人事委員会勧告に準じて、職員の勤勉手当を改定することから、規定を整備するものであります。  内容につきましては、総務部長から説明させますので、よろしく御審議のほど、お願いいたします。 39: ◯議長(天野正昭議員) 総務部長。            〔 総務部長  大出英祐君  登壇 〕 40: ◯総務部長大出英祐君) それでは、議案第79号の内容について、説明させていただきます。  例規集は499ページになります。  本件につきましては、東京都人事委員会の勧告に準じまして、職員の給与を改定するものでございます。  第1条につきましては、今回の勧告で示されました勤勉手当0.05月分を、令和元年は12月期の勤勉手当で引き上げるため、第21条第2項中、3級職員以下は100分の100を100分の105に、4級職員は100分の120を100分の125に、5級職員は100分の130を100分の135に改めるものでございます。  また、同項中の再任用職員勤勉手当につきましても0.05月分引き上げることから、3級職員以下は100分の47.5を100分の52.5に、4級職員及び5級職員は100分の57.5を100分の62.5に改めるものでございます。  第2条につきましては、勤勉手当0.05月分の増加分を、令和2年は6月期と12月期に0.025月ずつ配分するため、先ほど御説明いたしました改正後の第21条第2項中、100分の105を100分の102.5に、100分の125を100分の122.5に、100分の135を100分の132.5に改め、再任用職員の引き上げの勤勉手当0.05月についても100分の52.5を100分の50に、100分の62.5を100分の60に改めるものでございます。  次に、附則でございますが、第1条の規定については、公布の日から、第2条の規定につきましては、令和2年4月1日から施行するものでございます。  よろしく御審議のほど、お願いいたします。 41: ◯議長(天野正昭議員) これをもって提案理由の説明を終わります。   これより質疑に入ります。質疑ありませんか。              (「なし」と発言する者あり) 42: ◯議長(天野正昭議員) 質疑なしと認めます。  これより討論に入るのでありますが、ただいまのところ通告がありませんので、討論なしと認めます。  お諮りいたします。ただいま議題となっております議案第79号は会議規則第38条第3項の規定により、委員会付託を省略いたしたいと思います。これに御異議ございませんか。             (「異議なし」と発言する者あり) 43: ◯議長(天野正昭議員) 御異議なしと認めます。よって、議案第79号につきましては、委員会付託を省略することに決しました。  これより議案第79号あきる野市職員の給与に関する条例の一部を改正する条例の件を採決いたします。本案は原案のとおり決することに御異議ございませんか。             (「異議なし」と発言する者あり) 44: ◯議長(天野正昭議員) 御異議なしと認めます。よって、本案は原案のとおり可決されました。           ────────── ◇ ────────── 45: ◯議長(天野正昭議員) 日程第8 議案第80号あきる野市議会議員の議員報酬及び費用弁償等に関する条例の一部を改正する条例の件を議題といたします。  提出者から提案理由の説明を求めます。市長。             〔 市長  村木英幸君  登壇 〕 46: ◯市長(村木英幸君) ただいま上程されました議案第80号について、御説明申し上げます。  本議案につきましては、一般職の職員との均衡を図るため、市議会議員の期末手当を改定することから、規定を整備するものであります。  内容につきましては、総務部長から説明させますので、よろしく御審議のほど、お願いいたします。 47: ◯議長(天野正昭議員) 総務部長。            〔 総務部長  大出英祐君  登壇 〕 48: ◯総務部長大出英祐君) それでは、議案第80号の内容について、説明させていただきます。  本件につきましては、東京都人事委員会の勧告に準ずる職員の給与改定にあわせ、一般職の職員との均衡を図るため、市議会議員の期末手当を0.05月分引き上げるため、規定を整備するものでございます。  初めに、第1条でございます。令和元年12月期の期末手当について、第5条第2項中、100分の230を100分の235に改め、第2条で、令和2年以降の6月期及び12月期に支給する期末手当について、均等の月数分を支給することとするため、第5条第2項中の支給割合を100分の232.5に改めるものでございます。  次に、附則でございますが、第1条の規定については、公布の日から、第2条の規定につきましては、令和2年4月1日から施行するものでございます。  説明は以上です。よろしく御審議のほど、お願いいたします。 49: ◯議長(天野正昭議員) これをもって提案理由の説明を終わります。   これより質疑に入ります。質疑ありませんか。たばた議員。 50: ◯10番(たばたあずみ議員) 一般職の職員との均衡を図るためということなのですけれども、一般職は常勤であり、私たち議員は非常勤でありますので、均衡という考え方はちょっと当たらないのではないかなと思っています。また、市民感情から見ても、一般的に市議会議員はそんなに低い給与だというふうには思われていませんし、今、条件として、市民のほうでもたくさん収入があるというわけではありませんので、市民感情から見て、市議会議員の給与もっと上げてあげるべきだという意見がいっぱい出ているのだったらいざ知らず、そういった声を余り聞くことはありません。そういった声などが上がっているという認識はあるでしょうか。お願いします。 51: ◯総務部長大出英祐君) お答えします。  市民からの声に関しましては、私どものほうでは聞いていないというのが現状でございます。  以上です。 52: ◯10番(たばたあずみ議員) 私どもも聞いていないし、やはりそういうことなのではないかなと思っております。  議員の報酬をどうしていくかというのはこれからまた考えていかなければいけない部分というのはあるかと思いますけれども、単純に一般職の職員との均衡をという形で引き上げるというのはするべきではないのではないかと私たちは考えていますので、この議案については反対したいと思っています。  以上です。 53: ◯議長(天野正昭議員) ほかに質疑ありませんか。              (「なし」と発言する者あり) 54: ◯議長(天野正昭議員) これをもって質疑を終了いたします。  これより討論に入ります。討論の通告がありますので、発言を許します。  本件に対する反対討論の発言を許します。辻よし子議員。             〔 2番  辻よし子議員  登壇 〕 55: ◯2番(辻よし子議員) 議席番号2番、会派くさしぎの辻よし子です。  議案第80号あきる野市議会議員の議員報酬及び費用弁償等に関する条例の一部を改正する条例案に、反対の立場から討論いたします。  議員の期末手当引き上げについては、4年前の12月定例会議にも上程され、議員になって間もなくだった私は、なぜ引き上げが必要なのかと大変驚いたことを覚えています。その後も毎年引き上げの条例案が上程され、そのたびに反対をし、今回で5回目になります。  引き上げ分については、受け取りを拒否していますが、残念ながらその分が市の財源に戻される仕組みがないため、法務省に供託をしています。引き上げ率は過去4回が0.1月、今回は0.05月と、いずれも数値としては小さいですが、小さな数値が少しずつ積み上がり、昨年1年分の供託金額は20万円を超えました。この間、引き上げを行わなければ、昨年は420万円以上の支出が抑えられたことになります。  東京26市の昨年の状況を見ると、市職員の期末勤勉手当については、26市全てが、東京都人事委員会勧告に従って引き上げている一方、議員の期末手当については、14市が据え置いたままです。そうした中、26市の中で財政状況が一番厳しいとも言えるあきる野市が、なぜ、5年連続で引き上げるのでしょうか。職員との均衡を図るという理由では、市民の納得は得られないでしょう。  これまで繰り返し述べてきましたように、議員の期末手当については、単に東京都人事委員会勧告に従うのではなく、その前に次のような検証が必要です。  1点目、非常勤特別職である議員には、そもそも期末手当はなじまず、その上、根拠に乏しい部長職並みの20%加算がされています。また、期末手当の引き上げ率には、議員にはあてはまらない勤勉手当分を含んでいます。こうした問題点を中心に、議員の期末手当の妥当性を検証すべきです。  2点目、議員報酬を変更する場合には、特別職報酬等審議会に諮ることになっていますが、期末手当の引き上げに関しては審議対象にされていません。今のままではお手盛りとの批判を受けても仕方ありません。東京26市の中には、期末手当を含めて審議会に諮っている自治体もあります。あきる野市でも、特別職報酬等審議会に諮る仕組みを検討すべきです。  最後になりましたが、村木市長に期待を込めて一言申し上げます。  あきる野市においては、市職員の期末勤勉手当の引き上げにあわせて、議員の期末手当を引き上げることが、いわば慣例のようになっています。しかし、村木市長は、議員として昨年も一昨年も引き上げに反対をされています。そうであれば、これまでの慣習に縛られることなく、引き上げの提案を見送るという選択肢もあったのではないでしょうか。  市長が提案しなくても、引き上げが必要だと考える議員がいれば、議員提出議案として議会に条例改正を諮ることができます。むしろ、そのほうが議会における議員間の討議が活発になることでしょう。  以上、本条例案に対する反対討論といたします。 56: ◯議長(天野正昭議員) 以上で通告による討論は終わりました。これをもって討論を終結いたします。  お諮りいたします。ただいま議題となっております議案第80号は会議規則第38条第3項の規定により、委員会付託を省略いたしたいと思います。これに御異議ございませんか。             (「異議なし」と発言する者あり) 57: ◯議長(天野正昭議員) 御異議なしと認めます。よって、議案第80号につきましては、委員会付託を省略することに決しました。  これより議案第80号あきる野市議会議員の議員報酬及び費用弁償等に関する条例の一部を改正する条例の件を採決いたします。本案は原案のとおり決することに賛成の議員の起立を求めます。                  (賛成者起立
    58: ◯議長(天野正昭議員) 起立多数であります。よって、本案は原案のとおり可決されました。           ────────── ◇ ────────── 59: ◯議長(天野正昭議員) 日程第9 議案第81号あきる野市特別職の職員の給与に関する条例の一部を改正する条例の件を議題といたします。  提出者から提案理由の説明を求めます。市長。             〔 市長  村木英幸君  登壇 〕 60: ◯市長(村木英幸君) ただいま上程されました議案第81号について、御説明申し上げます。  本議案につきましては、一般職の職員との均衡を図るため、市長及び副市長の期末手当を改定することから、規定を整備するものであります。  内容につきましては、総務部長から説明させますので、よろしく御審議のほど、お願いいたします。 61: ◯議長(天野正昭議員) 総務部長。            〔 総務部長  大出英祐君  登壇 〕 62: ◯総務部長大出英祐君) それでは、議案第81号の内容について、説明させていただきます。  本件につきましては、東京都人事委員会の勧告に準ずる職員の給与改定にあわせ、一般職の職員との均衡を図るため、市長及び副市長の期末手当を0.05月分引き上げるため、規定を整備するものでございます。  初めに、第1条で、令和元年12月期の期末手当について、第3条第2項中、100分の227.5を100分の232.5に改め、第2条で、令和2年以降の6月期及び12月期に支給する期末手当について、均等の月数分を支給することとするため、第3条第2項中の支給割合を100分の230に改めるものでございます。  次に、附則でございますが、第1条の規定については、公布の日から、第2条の規定については、令和2年4月1日から施行するものでございます。  説明は以上です。よろしく御審議のほど、お願いいたします。 63: ◯議長(天野正昭議員) これをもって提案理由の説明を終わります。   これより質疑に入ります。質疑ありませんか。たばた議員。 64: ◯10番(たばたあずみ議員) またこれも一般職の職員との均衡を図るためということで、均衡と普通言ったときに、片方が上がるから、もう片方も同じように上げるという話になっていくのかなとは思うのですが、バランスとして既に一般職の職員とは比べものにならない高額の報酬が出ています。それでも片方が上がればもう片方も上がるのが均衡だという考えでよろしいでしょうか。 65: ◯総務部長大出英祐君) お答えします。  均衡という意味は、やはり人事委員会勧告に基づく引き上げということが観点になりますので、給与の月数分という観点ではなく、引き上げの考え方という人事委員会勧告の考えに基づいたものになります。  以上です。 66: ◯10番(たばたあずみ議員) 済みません、質疑をしないといけないので、引っ張り出してしまって申しわけないのですけれども、やはり市長、副市長の給与に関しては十分に出ていると私たちは考えています。ですので、ここでさらに上げる必要はあるのだろうかということは十分考えるべきであって、人事委員会勧告で一般職のところをふやしたからという、一般職については、公務員が上がれば民間も引き上がっていくという考え方がありますので、私たちはそこは賛成したいと思っていますけれども、特別職に関しては必ずしもそうではないだろうというところを考えていますので、また、市の財政のことも考えた中で、ここで引き上げする必要があるのだろうかという疑問を持っております。  以上です。 67: ◯議長(天野正昭議員) ほかに質疑ありませんか。臼井議員。 68: ◯5番(臼井 建議員) ありがとうございます。最初、辻議員のを聞いてからやろうかなと思ったのですけれども、御指名ですので。  私は、この条例については賛成の立場で、1点だけちょっと伺いたいと思っています。それは、市長のお考えというか、整理の仕方を聞きたいなと思っておりますので、よろしくお願いします。  今回の条例は、市長、副市長の期末手当の増額といったものでありますけれども、全くこれに異存はありません。市長は御自分の後援会の議会報告ニュース、ことしの9月に発行した初秋号で、あきる野市の財政状況については、借金返済で首が回らないという形で表現なさっております。首が回らないというのは、借金の返済でお金のやりくりができない、そういう意味で、非常に切迫感のある表現だと思っています。そのような御認識のもとで、退職手当の返上廃止、こういったものも公約として掲げられ、るのバスなどの財源に充てるということも御主張なさいました。  そこで伺いたいのは、このような首が回らないような厳しい財政状況だという御認識の中で、退職手当は返上する。ただ、自分の期末手当は増額する。そういうことをどのように御自分の中で整理なさっているのか。片や受け取らない。片や増額する。これをどのように整理して、今回、御提案なのかを、1点だけ教えていただきたいと思います。 69: ◯市長(村木英幸君) 臼井議員の質問にお答え申し上げます。  今まで議員といたしましては、確かに私自身は反対をしてまいりましたけれども、今回、市長として条例を提案するという立場になりましたので、一般職、特別職、あと教育長、それらとあわせて人事委員会の勧告どおりやらせていただいたということでございます。  ただし、臼井議員から質問の中で出ました退職金手当でありますけれども、せんだっての退職手当組合議会というところで、私にあきる野市の市長の退職金については、私のほうには支給しないで、施策に使いますので、市に戻してほしいということは、議員として提案をしてまいりました。  先ほど申しましたとおり、人事委員会の勧告につきましては、今までに倣って提案をさせていただいたということでございますので、御理解をいただければと思います。 70: ◯5番(臼井 建議員) 退職手当については一般質問でも通告をさせていただいておりますので、その際にもまたいろいろお聞きさせていただきたいと思っています。  ただ、今、財政状況のところには特に触れられませんでしたので、なかなか理解が、本当に納得ができるような御説明かどうかということになると、私は、少しどうかなという思いがあります。  いずれにしろ、市長は今のように立場が変わったということも踏まえながら整理しているというようなことで理解をいたしました。ただ、説得力についてはどうかなという思いもありますので、また今後の一般質問等でもお聞きさせていただきたいと思っております。  以上です。 71: ◯議長(天野正昭議員) ほかに質疑ありませんか。辻議員。 72: ◯2番(辻よし子議員) 私の質問も臼井議員の質問と同じ趣旨です。ただ、26市のほかの状況も含めて質問したいと思いますので、よろしくお願いします。  26市における市長の期末手当の過去7年間の状況を見ると、あきる野市は現在、4.55月ですけれども、それよりもずっと低く、3.95月でずっと据え置いたままの市もあります。東村山市、日野市、小平市、小金井市の4市です。それから昨年に関しましては、引き上げを見送った市が、この4市を含めて10市あります。こういうことから、結局、昨年の段階で比べてみますと、あきる野市よりも期末手当の月数が少ない市は26市中11市あるのです。  こういったことを踏まえるとやはり、臼井議員も言われましたけれども、繰り返しになりますが、退職金とか公用車の廃止とか、いわゆる身を切る改革ということで市長が臨んでいらっしゃることには大変評価いたします。ただ、それとの整合性が私も合わないのではないかなと思うのです。その辺を今後、来年、人事委員会勧告が引き上げになるか、引き下げになるかわかりませんけれども、少し26市の状況なども見ながら、今後検討していただく考えがおありかどうか、お願いいたします。 73: ◯市長(村木英幸君) ただいまいただきました意見等を参考にして、次回につきましては検討させていただきたいと思いますので、よろしくお願いいたします。 74: ◯議長(天野正昭議員) 辻議員、よろしいですか。  ほかに質疑ありませんか。              (「なし」と発言する者あり) 75: ◯議長(天野正昭議員) これをもって質疑を終了いたします。  これより討論に入るのでありますが、ただいまのところ通告がありませんので、討論なしと認めます。  お諮りいたします。ただいま議題となっております議案第81号は会議規則第38条第3項の規定により、委員会付託を省略いたしたいと思います。これに御異議ございませんか。             (「異議なし」と発言する者あり) 76: ◯議長(天野正昭議員) 御異議なしと認めます。よって、議案第81号につきましては、委員会付託を省略することに決しました。  これより議案第81号あきる野市特別職の職員の給与に関する条例の一部を改正する条例の件を採決いたします。本案は原案のとおり決することに賛成の議員の起立を求めます。                  (賛成者起立) 77: ◯議長(天野正昭議員) 起立多数であります。よって、本案は原案のとおり可決されました。           ────────── ◇ ────────── 78: ◯議長(天野正昭議員) 日程第10 議案第82号あきる野市教育委員会教育長の給与及び旅費並びに勤務条件に関する条例の一部を改正する条例の件を議題といたします。  提出者から提案理由の説明を求めます。市長。             〔 市長  村木英幸君  登壇 〕 79: ◯市長(村木英幸君) ただいま上程されました議案第82号について、御説明申し上げます。  本議案につきましては、一般職の職員との均衡を図るため、教育長の期末手当を改定することから、規定を整備するものであります。  内容につきましては、総務部長から説明させますので、よろしく御審議のほど、お願いいたします。 80: ◯議長(天野正昭議員) 総務部長。            〔 総務部長  大出英祐君  登壇 〕 81: ◯総務部長大出英祐君) それでは、議案第82号の内容について、説明させていただきます。  本件につきましては、東京都人事委員会の勧告に準ずる職員の給与改定にあわせ、一般職の職員との均衡を図るため、教育長の期末手当を0.05月分引き上げるため、規定を整備するものでございます。  初めに、第1条で、令和元年12月期の期末手当について、第4条第2項中、100分の227.5を100分の232.5に改め、第2条で、令和2年以降の6月期及び12月期に支給する期末手当について、均等の月数分を支給することとするため、第4条第2項中の支給割合を100分の230に改めるものでございます。  次に、附則でございますが、第1条の規定については、公布の日から、第2条の規定については、令和2年4月1日から施行するものでございます。  説明は以上です。よろしく御審議のほど、お願いいたします。 82: ◯議長(天野正昭議員) これをもって提案理由の説明を終わります。   これより質疑に入ります。質疑ありませんか。              (「なし」と発言する者あり) 83: ◯議長(天野正昭議員) 質疑なしと認めます。  これより討論に入るのでありますが、ただいまのところ通告がありませんので、討論なしと認めます。  お諮りいたします。ただいま議題となっております議案第82号は会議規則第38条第3項の規定により、委員会付託を省略いたしたいと思います。これに御異議ございませんか。             (「異議なし」と発言する者あり) 84: ◯議長(天野正昭議員) 御異議なしと認めます。よって、議案第82号につきましては、委員会付託を省略することに決しました。  これより議案第82号あきる野市教育委員会教育長の給与及び旅費並びに勤務条件に関する条例の一部を改正する条例の件を採決いたします。本案は原案のとおり決することに賛成の議員の起立を求めます。                  (賛成者起立) 85: ◯議長(天野正昭議員) 起立多数であります。よって、本案は原案のとおり可決されました。   ここで休憩といたします。  なお、再開は午前10時45分といたします。                               午前10時30分  休憩           ────────── ◇ ──────────                               午前10時45分  再開 86: ◯議長(天野正昭議員) 休憩前に引き続き会議を開きます。  日程第11 議案第83号あきる野市下水道条例の一部を改正する条例の件を議題といたします。  提出者から提案理由の説明を求めます。市長。             〔 市長  村木英幸君  登壇 〕 87: ◯市長(村木英幸君) ただいま上程されました議案第83号について、御説明申し上げます。  本議案につきましては、成年被後見人等の権利の制限に係る措置の適正化等を図るための関係法律の整備に関する法律の施行に伴い、欠格事項等の規定を改める必要があるため、規定を整備するものであります。  内容につきましては、都市整備部長から説明させますので、よろしく御審議のほど、お願いいたします。 88: ◯議長(天野正昭議員) 都市整備部長。           〔 都市整備部長  清水保治君  登壇 〕 89: ◯都市整備部長清水保治君) それでは、議案第83号あきる野市下水道条例の一部を改正する条例について、御説明申し上げます。  今回の条例改正は、成年被後見人等の権利の制限に係る措置の適正化等を図るための関係法律の整備に関する法律の施行に伴い、欠格事項に係る規定を改めるとともに、その他必要な文言を整理するため、条例の一部改正を行うものでございます。  主な内容でございますが、具体的には指定下水道工事店に係る規定で、第6条の3、指定の基準及び第6条の7、登録の申請について一部改正するもので、第6条の3第2項第1号において成年被後見人及び被保佐人を削り、同項第4号に精神の機能の障害により排水設備工事責任技術者の職務を適正に営むに当たって必要な認知、判断及び意思疎通を適切に行うことができない者を加え、第6条の7の規定において第5項及び第6項として規定を整備するものでございます。  施行日につきましては、公布の日といたします。  説明は以上でございます。よろしく御審議のほど、お願い申し上げます。 90: ◯議長(天野正昭議員) これをもって提案理由の説明を終わります。   これより質疑に入ります。質疑ありませんか。              (「なし」と発言する者あり) 91: ◯議長(天野正昭議員) 質疑なしと認めます。
     お諮りいたします。本案については、会議規則第38条の規定により、環境建設委員会に付託いたしたいと思います。これに御異議ございませんか。              (「なし」と発言する者あり) 92: ◯議長(天野正昭議員) 御異議なしと認めます。よって、議案第83号あきる野市下水道条例の一部を改正する条例の件につきましては、環境建設委員会に付託することに決しました。           ────────── ◇ ────────── 93: ◯議長(天野正昭議員) 日程第12 議案第84号あきる野市特定教育・保育施設及び特定地域型保育事業の運営に関する基準を定める条例の一部を改正する条例の件を議題といたします。  提出者から提案理由の説明を求めます。市長。             〔 市長  村木英幸君  登壇 〕 94: ◯市長(村木英幸君) ただいま上程されました議案第84号について、御説明申し上げます。  本議案につきましては、本年10月からの幼児教育・保育に係る利用料の無償化に当たり、特定教育・保育施設及び特定地域型保育事業の運営に関する基準の一部を改正する内閣府令が施行されたことに伴い、規定を整備するものであります。  内容につきましては、子ども家庭部長から説明させますので、よろしく御審議のほど、お願いいたします。 95: ◯議長(天野正昭議員) 子ども家庭部長。           〔 子ども家庭部長  岡部健二君  登壇 〕 96: ◯子ども家庭部長(岡部健二君) それでは、議案第84号につきまして、御説明させていただきます。  本年10月から幼児教育・保育の無償化が始まりましたが、この実施に当たり、国は、内閣府令であります特定教育・保育施設及び特定地域型保育事業の運営に関する基準を改正し、食事の提供に要する費用についての規定を改め、また、幼稚園、認証保育所、預かり保育事業等を無償化の対象とすることから、これらの施設や事業を特定子ども・子育て支援施設等として新たに規定するとともに、文言等の改正をしました。  本条例につきましては、この内閣府令に準拠し規定しておりますので、この改正に伴い、条例の一部を改正するものでございます。  改正の主な内容について、御説明させていただきます。  机上に配付をさせていただきました新旧対照表をごらんいただきたいと思います。新旧対照表の下線部分が改正箇所で、左側が改正後でございます。  まず、題名の改正であります。新たに特定子ども・子育て支援施設等についての規定を追加することから、条例の題名に、並びに特定子ども・子育て支援施設等を加えます。  次の2ページ目、第2条から8ページの第13条第4項まで、文言を改める改正となります。  次に、食事の提供に要する費用の取り扱いについて定めた第13条第4項第3号の改正について、御説明いたします。8ページ一番下、(3)から9ページにかけてになります。これまで教育・認定子どもの食事の提供に要する費用と2号認定子どもの主食の提供に要する費用は徴収することができることとなっておりましたが、これに加え、2号認定子どもの副食費の提供に要する費用についても徴収することができることといたします。  ただし、徴収の対象から除くものとして、ア、イ、ウを規定いたします。アといたしまして、世帯の住民税の所得割額により、副食費を徴収することができない者を規定いたします。(ア)では、1号認定子どもについては、市町村民税所得割額が7万7101円未満である世帯、(イ)では、2号認定子どもについて、市町村民税所得割額が5万7700円未満である世帯とします。ただし、2号認定子どもでも、ひとり親などの場合は7万7101円未満である世帯となります。イとしまして、兄弟姉妹が3人以上いる場合に、3人目以降からは副食費を徴収することができないことを規定します。(ア)では、1号認定子どもについては、小学校3年生までの兄弟姉妹のうち、3人目以降の子どもである者、(イ)では、2号認定子どもについては、就学前子どもの兄弟姉妹のうち、3人目以降の子どもである者といたします。ウとしまして、満3歳未満の保育認定子どもからは、食事の提供に要する費用を徴収することができないこととします。それぞれ税額につきましては、国がモデルケースにより算出したものとなっており、年収360万円未満相当の世帯としております。  次に、27ページになります。上から3行目に第2章とあります。そこまでは文言を修正する改正となります。  次に、第2章について、御説明いたします。これは、新たに特定子ども・子育て支援施設等の運営に関する基準を定めるもので、第53条から第61条までの規定になります。第53条では趣旨を、第54条では支援提供者は支援を提供した際には記録することの義務。第55条では利用料等の受領。  次のページになりますが、第56条では領収証及び支援提供証明書の交付、第57条では法定代理受領の場合の第55条及び第56条の読替え規定、第58条は保護者が偽りその他不正な行為で施設等利用給付を受けようとした場合の市町村への通知義務。第59条では子どもの差別的取扱いの禁止、第60条では秘密保持の義務、第61条では市町村への通知に係る記録を整備、保存することの義務について、それぞれ規定いたします。  施行日は、公布の日からといたします。  なお、本改正につきましては、本年10月1日からの施行を予定し、市議会9月定例会議に上程するため、これまで準備を進めてまいりましたが、改正後の内閣府令に誤りが見つかったことから、9月定例会議への上程を見送りました。その後、官報に正誤が掲載されましたので、内容を確認し、本定例会議に上程するものでございます。  また、10月1日から副食費や幼稚園等の無償化の取り扱いを進めておりますが、この内閣府令の附則に令和元年10月1日から1年を超えない期間内において改正後の条例が施行されるまでの間は、府令の基準を条例の基準とみなすという規定があります。この経過措置を根拠としてこれまで事務を進めておりますので、本条例改正が12月議会であっても何ら問題はございません。  説明は以上です。よろしく御審議のほど、お願い申し上げます。 97: ◯議長(天野正昭議員) これをもって提案理由の説明を終わります。  これより質疑に入ります。質疑ありませんか。辻議員。 98: ◯2番(辻よし子議員) 福祉文教委員会に属していませんので、1点だけ質問をさせてください。  第13条関係になります。新旧対照表だと8ページから9ページのところになるのですけれども、食事の提供に関する件なのですけれども、1号認定の子どもと2号認定の子どもで食事の提供に関して受けられるサービスに違いがあるのではないかという質問です。  副食費が無料になるかどうかの基準は、その世帯の市民税所得割額で決められていますけれども、1号認定が7万7101円であるのに対して、2号認定は5万7700円ということで、2号認定のほうが2万円近く厳しい基準になっているということです。  国は、1号認定を専業主婦世帯というふうに想定していて、2号認定は共稼ぎ世帯というふうに想定しているようなのですけれども、実際には1号認定でも共稼ぎの家庭もふえていますし、それから2号認定でも、病気等で片方しか働くことができないというような場合もあると思うのです。それから、3人目以降の子どもの副食費が無料になる制度についても、結局、制度を利用できる期間というのが、1号認定よりも2号認定のほうが3年間短くなってしまう可能性もある。  結局、世帯の状況によっては、保育園を利用するよりも幼稚園とか認定こども園を利用したほうが手厚いサービスが受けられるという違いが生まれてくるのではないかなと。そういう理解でいいのかどうかということだけ確認させてください。 99: ◯子ども家庭部長(岡部健二君) お答えいたします。  今、辻議員がおっしゃいましたとおり、同じ世帯であっても1号認定の場合と2号認定になる場合がございます。その場合には、使える、7万7101円未満という中で、1号であれば認められるものが2号だと認められなくなる。そういったケースは考えられることでございます。 100: ◯2番(辻よし子議員) わかりました。国のほうがつくっている制度ですので、それをあきる野市がどう考えるかということも含めて、ぜひ福祉文教委員会のほうで公平性の面からしっかり議論していただきたいなということをお願いいたします。  以上です。 101: ◯議長(天野正昭議員) ほかに質疑ありませんか。              (「なし」と発言する者あり) 102: ◯議長(天野正昭議員) これをもって質疑を終了いたします。  お諮りいたします。本案については、会議規則第38条の規定により、福祉文教委員会に付託いたしたいと思います。これに御異議ございませんか。             (「異議なし」と発言する者あり) 103: ◯議長(天野正昭議員) 御異議なしと認めます。よって、議案第84号あきる野市特定教育・保育施設及び特定地域型保育事業の運営に関する基準を定める条例の一部を改正する条例の件につきましては、福祉文教委員会に付託することに決しました。           ────────── ◇ ────────── 104: ◯議長(天野正昭議員) この際、日程第13 議案第85号から日程第15 議案第87号までの市道路線の廃止についての3件を一括議題といたします。  提出者から提案理由の説明を求めます。市長。             〔 市長  村木英幸君  登壇 〕 105: ◯市長(村木英幸君) ただいま上程されました議案第85号から議案第87号までの市道路線の廃上について、御説明申し上げます。  本議案につきましては、現況が廃滅している市道路線の廃止をするものであります。  内容につきましては、都市整備部長から説明をさせますので、よろしく御審議のほど、お願いいたします。 106: ◯議長(天野正昭議員) 都市整備部長。           〔 都市整備部長  清水保治君  登壇 〕 107: ◯都市整備部長清水保治君) それでは、議案第85号から議案第87号市道路線の廃止について、御説明を申し上げます。  対象路線であります市道増戸74号線及び75号線、また多西730号線につきましては、道路としての機能を果たしていない状況であり、存置する必要性がなく、また、隣接する所有者から道路の一部について払い下げの要望があることから、路線の全部を廃止するものでございます。  路線の起点、終点につきましては、提出議案のとおりでございます。  説明は以上でございます。よろしく御審議のほど、お願い申し上げます。 108: ◯議長(天野正昭議員) これをもって提案理由の説明を終わります。  これより質疑に入ります。なお、質疑がある場合には、議案番号を述べてから質疑願います。質疑ありませんか。              (「なし」と発言する者あり) 109: ◯議長(天野正昭議員) 質疑なしと認めます。  お諮りいたします。本案3件については、会議規則第38条の規定により、環境建設委員会に付託いたしたいと思います。これに御異議ございませんか。             (「異議なし」と発言する者あり) 110: ◯議長(天野正昭議員) 御異議なしと認めます。よって、議案第85号から議案第87号までの市道路線の廃止についての3件につきましては、環境建設委員会に付託することに決しました。           ────────── ◇ ────────── 111: ◯議長(天野正昭議員) 日程第16 議案第88号あきる野市観光施設に係る指定管理者の指定についての件を議題といたします。  提出者から提案理由の説明を求めます。市長。             〔 市長  村木英幸君  登壇 〕 112: ◯市長(村木英幸君) ただいま上程されました議案第88号について、御説明申し上げます。  本議案につきましては、あきる野市観光施設に係る指定管理者を指定する必要があるため、議会の議決を求めるものであります。  内容につきましては、商工観光担当部長から説明させますので、よろしく御審議のほど、お願いいたします。 113: ◯議長(天野正昭議員) 商工観光担当部長。          〔 商工観光担当部長  門脇 徹君  登壇 〕 114: ◯商工観光担当部長(門脇 徹君) それでは、議案第88号につきまして、御説明させていただきます。  観光施設であります秋川橋河川公園、第1水辺公園リバーサイドパーク一の谷及び第4水辺公園秋川ふれあいランドの施設の指定管理者として指定する一般社団法人あきる野観光協会は、観光事業の振興、観光資源の保全、観光客の誘致のほか、地域住民との交流や、地域文化の向上に取り組むとともに、市と協働で観光まちづくりを推進し、本市の観光行政及び地域経済を支えてまいりました。  また、観光案内窓口の独自開設や夏祭りや、ヨルイチなどの観光関連事業への支援など、他の産業との連携による地域経済の発展にも寄与することもできる団体でありますので、引き続き、安定した行政サービスの提供と事業効果が期待できるため、一般社団法人あきる野観光協会を当該観光施設の指定管理者とするものでございます。  指定期間につきましては、令和2年4月1日から令和7年3月31日までの5年間とするもので、指定管理料はございません。  なお、候補者の概要等につきましては、配付資料に記載のとおりでございます。  以上で説明を終わらせていただきます。よろしく御審議のほど、お願いいたします。 115: ◯議長(天野正昭議員) これをもって提案理由の説明を終わります。  これより質疑に入ります。質疑ありませんか。              (「なし」と発言する者あり) 116: ◯議長(天野正昭議員) 質疑なしと認めます。  お諮りいたします。本案については、会議規則第38条の規定により、環境建設委員会に付託いたしたいと思います。これに御異議ございませんか。             (「異議なし」と発言する者あり) 117: ◯議長(天野正昭議員) 御異議なしと認めます。よって、議案第88号あきる野市観光施設に係る指定管理者の指定についての件につきましては、環境建設委員会に付託することに決しました。           ────────── ◇ ────────── 118: ◯議長(天野正昭議員) 日程第17 議案第89号あきる野市体育施設に係る指定管理者の指定についての件を議題といたします。  提出者から提案理由の説明を求めます。市長。             〔 市長  村木英幸君  登壇 〕 119: ◯市長(村木英幸君) ただいま上程されました議案第89号について、御説明申し上げます。  本議案につきましては、あきる野市体育施設に係る指定管理者を指定する必要があるため、議会の議決を求めるものであります。  内容につきましては、生涯学習担当部長から説明をさせますので、よろしく御審議のほど、お願いいたします。 120: ◯議長(天野正昭議員) 生涯学習担当部長。          〔 生涯学習担当部長  松島 満君  登壇 〕 121: ◯生涯学習担当部長(松島 満君) それでは、議案第89号あきる野市体育施設に係る指定管理者の指定につきまして、御説明をさせていただきます。  あきる野市体育施設の市民プールにつきましては、平成27年4月1日から令和2年3月31日までの5年間、シンコースポーツ・アズビル共同事業体が指定管理者として管理、運営を行っております。ここで期間が満了いたしますので、あきる野市公の施設に係る指定管理者の指定手続等に関する条例第2条第1項第2号の規定により、引き続き現指定管理者に当該施設の管理を行わせることについて、あきる野市指定管理者選定委員会に諮問を行い、令和元年10月9日付で異議のない旨の答申をいただきました。この答申を踏まえ、教育委員会10月定例会における承認を受け、指定管理者としてシンコースポーツ・アズビル共同事業体を指定するものであります。  指定の理由といたしましては、シンコースポーツ・アズビル共同事業体は平成24年度から市民プールの指定管理者となり、民間企業の効率性や、スポーツ専門企業のノウハウ等を最大限に発揮して管理運営を行っており、その実績が高く評価できること。これまでの収支状況につきましては、電気料、燃料費調整額の変動等による光熱水費の増加など、指定管理者の責めによらない原因による支出が増加する中、作業の効率化を図るなど、支出抑制の努力が見られるとともに、自主事業に積極的に取り組み、年間計画を上回る自主事業収入を上げており、評価できること。さらに、共同事業体の職員31人のうち、市民を18人雇用し、地元雇用の創出にも大きく貢献していることなどにより、安定したサービスの提供と事業効果が期待できるものと判断したものであります。  指定の期間につきましては、令和2年4月1日から令和4年3月31日までの2年間となります。
     説明は以上で終わります。よろしく御審議のほど、お願いいたします。 122: ◯議長(天野正昭議員) これをもって提案理由の説明を終わります。  これより質疑に入ります。質疑ありませんか。              (「なし」と発言する者あり) 123: ◯議長(天野正昭議員) 質疑なしと認めます。  お諮りいたします。本案については、会議規則第38条の規定により、福祉文教委員会に付託いたしたいと思います。これに御異議ございませんか。             (「異議なし」と発言する者あり) 124: ◯議長(天野正昭議員) 御異議なしと認めます。よって、議案第89号あきる野市体育施設に係る指定管理者の指定についての件につきましては、福祉文教委員会に付託することに決しました。           ────────── ◇ ────────── 125: ◯議長(天野正昭議員) 日程第18 議案第90号あきる野市十里木・長岳観光施設に係る指定管理者の指定についての件を議題といたします。  提出者から提案理由の説明を求めます。市長。             〔 市長  村木英幸君  登壇 〕 126: ◯市長(村木英幸君) ただいま上程されました議案第90号について、御説明申し上げます。  本議案につきましては、あきる野市十里木・長岳観光施設に係る指定管理者を指定する必要があるため、議会の議決を求めるものであります。  内容につきましては、商工観光担当部長から説明させますので、よろしく御審議のほど、お願いいたします。 127: ◯議長(天野正昭議員) 商工観光担当部長。          〔 商工観光担当部長  門脇 徹君  登壇 〕 128: ◯商工観光担当部長(門脇 徹君) それでは、議案第90号につきまして、御説明をさせていただきます。  あきる野市十里木・長岳観光施設である秋川渓谷瀬音の湯の指定管理者として指定する新四季創造株式会社につきましては、平成19年のオープンから指定管理者として秋川渓谷瀬音の湯の管理運営を行っております。これまで、観光の振興、観光資源の保全等に積極的に取り組み、市との協働により、観光まちづくりを推進し、市の観光行政及び地域経済を支えてまいりました。現在、秋川渓谷瀬音の湯のほか、秋川渓谷戸倉体験研修センターの指定管理者としても地域活性化につながる安定した行政サービスの提供を行っております。また、秋川渓谷の魅力を積極的に発信するとともに、地域の農産物や観光物産の販売、地元雇用、平日の市民割引、入湯税の納付など、市に大きく貢献しているところでございます。新四季創造株式会社の今までの実績も踏まえ、今後も秋川渓谷瀬音の湯の管理運営を継続して行うことにより、安定した事業効果が期待できる団体であるため、指定管理者とするものでございます。  指定期間につきましては、令和2年4月1日から令和7年3月31日までの5年間とするもので、指定管理料はございません。  なお、候補者の概要等につきましては、配付資料に記載のとおりでございます。  以上で説明を終わらせていただきます。よろしく御審議いただきますよう、お願い申し上げます。 129: ◯議長(天野正昭議員) これをもって提案理由の説明を終わります。  これより質疑に入ります。質疑ありませんか。たばた議員。 130: ◯10番(たばたあずみ議員) 瀬音の湯のことなのですけれども、瀬音の湯でパワハラなどがあったというような気がかりな情報も得ております。指定管理者選定委員会でその点について審議が行われたかどうか伺っておきたいと思います。 131: ◯商工観光担当部長(門脇 徹君) お答えいたします。  そのようなお話はございませんでした。 132: ◯10番(たばたあずみ議員) 事の真偽ですとか、内容については定かでない部分もありますので、特には触れませんけれども、非常に重要なことだと思っています。こういった問題を抜きに決めていくということはできないのかなと思っています。ですので、この後、委員会で審議することになるかと思いますけれども、場合によっては、今定例会議では、この議案については見送り、選定委員会で十分審議をしていただいた上で、臨時会議なり、3月定例会議などに再上程ということも考えていただいてもいいのではないかというふうに思っております。意見です。  以上です。 133: ◯市長(村木英幸君) たばた議員から今、御指摘のあった件でありますけれども、皆様のもとへも匿名の手紙が届いているかと存じますが、元支配人の時代にそのような事案が発覚いたしまして、元支配人から当事者3名の名前がありましたけれども、それぞれ事情聴取をしております。また、その後、元支配人がおやめになって、昨日退任されました前支配人も面接等を行って、そのうちの1人からは始末書を取りつけております。  私も市長になりましてから、前支配人からそのことを伺いました。また、私のもとにもその手紙が届いております。内容については皆様も御存じかと思いますが、かなり具体的な部分がありましたので、前支配人からいろいろ状況について報告を受けました。  そこで私が提案したのは、今まで職員から支配人あるいは社長、市長になりますが、直接、手紙を提案する制度がなかったようでありますので、それをすぐにやってくださいということでお願いをしまして、一般の職員から何でも、業務のことあるいは対お客様のこと、そして自分が不満に思っていること、提案したいこと、それらについて支配人と私とのそれぞれ宛名を分けて提案するように。私に来たものについてはほかの職員には公開をしないということで、そのような提案制度というのをつくりまして、今、職員の控室のほうにポストといいますか、集配箱を設けておりますので、それによって、匿名の手紙でしたので、さらに意見提出があるかどうかということも、これから状況を見てから、さらに必要があれば対応したいと思っております。  とにかく、職員の意思疎通がよくできるように、新しく就任しました支配人、あと、私のほうに意見を何でも申し上げられるような体制をつくっていきたいと思っておりますので、よろしくお願いいたします。 134: ◯議長(天野正昭議員) ほかにございますか。奥秋議員。 135: ◯20番(奥秋利郎議員) 市長は就任されたばかりで、大変ですねというふうに思いまして、心中お察し申し上げます。しかし、私のところへもそういうお手紙を頂戴した。皆さん方もいただいたのではないかと思うのですが、一つだけお願いがあります。  社員の方に苦言を呈するようなお手紙は、御本人の気持ちを察すれば、出したい気持ちはよくわかるのですが、匿名では私どもは手を出しようがない。そういうお話のときはぜひ御自分のお名前を名乗っていただきたい、こう思いますので、その点も何かお伝えをいただければありがたいと思います。  以上。 136: ◯市長(村木英幸君) 奥秋議員の質問でありますけども、パワハラ、セクハラがあったということでありまして、元支配人、前支配人が名指しされている当事者に対して、先ほど申しましたとおり、説明を求めたのと、被害者と思われる方に対しても面接を行いましたが、当事者のほうからは、パワハラのようなことはあったかもしれないということと、セクハラについてはやっておりませんということ。それから、被害者らしき方からは、そのようなことはありませんので、特に申し上げることはありませんという説明があったということは聞いております。  提案の提案制度につきましては、もちろん匿名ではなく、名前を記入するようにということでお願いしております。支配人に対しても、私に対しても、名前を記載したことによってその名前が外に広まってしまうということは防いでいきたいと思っておりますので、よろしくお願いします。 137: ◯議長(天野正昭議員) ほかに質疑ありますか。中嶋議員。 138: ◯15番(中嶋博幸議員) さっき、たばた議員からの質問で、パワハラがあったのかというような御質問をしたら、なかったというような御答弁だったのですけれども、今の市長の発言だと、パワハラがあって、始末書を書かせたというような言い方をしたのですけれども、どちらなのですか。 139: ◯市長(村木英幸君) 先ほどの部長の答弁は、指定管理者選定委員会でそのような話があったかどうかということだったので、ないと申し上げましたけれども、元支配人と前支配人が面接調査をいたしましたところ、本人がパワハラは認めたということで、そのことに関して始末書は書いてもらったということでございます。私もそれを見ました。  以上です。 140: ◯議長(天野正昭議員) ほかに質疑ありませんか。              (「なし」と発言する者あり) 141: ◯議長(天野正昭議員) これをもって質疑を終了いたします。  お諮りいたします。本案については、会議規則第38条の規定により、環境建設委員会に付託いたしたいと思います。これに御異議ございませんか。             (「異議なし」と発言する者あり) 142: ◯議長(天野正昭議員) 御異議なしと認めます。よって、議案第90号あきる野市十里木・長岳観光施設に係る指定管理者の指定についての件につきましては、環境建設委員会に付託することに決しました。           ────────── ◇ ────────── 143: ◯議長(天野正昭議員) 日程第19 議案第91号令和元年あきる野市一般会計補正予算(第4号)の件を議題といたします。  提出者から提案理由の説明を求めます。市長。             〔 市長  村木英幸君  登壇 〕 144: ◯市長(村木英幸君) ただいま上程されました議案第91号について、御説明申し上げます。  本議案につきましては、歳入歳出予算等の補正であります。  内容につきましては、企画政策部長から説明をさせますので、よろしく御審議のほど、お願いいたします。 145: ◯議長(天野正昭議員) 企画政策部長。           〔 企画政策部長  田野倉裕二君  登壇 〕 146: ◯企画政策部長(田野倉裕二君) それでは、令和元年あきる野市一般会計補正予算(第4号)について、御説明いたします。  補正予算書の1ページをお開きください。歳入歳出の総額に歳入歳出それぞれ1億992万5000円を追加し、補正後の予算総額を320億6946万5000円とするものです。  5ページをお開きください。第2表、債務負担行為補正の追加は、市民プール指定管理業務委託について、債務負担の期間と限度額を定めるものでございます。  10ページ、11ページをお開きください。歳入につきまして、主な内容について、御説明いたします。なお、歳出予算の充当財源となっている歳入につきましては、歳出とあわせて説明をさせていただきます。第17款財産収入、説明欄の01市有地売払収入追加1080万円は、市有地を自治会館建設用地として森ノ下自治会に売却したため、追加するものでございます。  第19款繰入金、01他会計繰入金、説明欄の01後期高齢者医療特別会計繰入金追加3421万1000円は、平成30年度決算に基づく精算額の確定に伴い、一般会計への返還が生じるため、追加するものでございます。  同じく第19款繰入金、02基金繰入金、説明欄の01財政調整基金繰入金減額2289万4000円の減額は、今回の補正予算にかかる財源調整の結果、繰入金を減額するものでございます。  12ページ、13ページをお開きください。第21款諸収入、説明欄の15公立保育園給食納付金減額20万4000円の減額は、保護者の負担軽減のため、令和2年1月から月額1,500円の減免を実施するため、保護者からの納付金を減額するものでございます。  続きまして、14ページ、15ページをお開きください。歳出について、主な内容を御説明いたします。第2款総務費、01総務管理費、01一般管理費、説明欄の50災害被災自治体支援事業経費、2601寄附金409万1000円は、台風15号による大島町の台風被害に伴い、ふるさと納税災害支援の代理寄附受付を実施し、寄附のあった額を大島町へ支出するため、計上するものでございます。  16ページ、17ページをお開きください。第3款民生費、01社会福祉費、02障害者福祉費、説明欄の07障害児施設給付事業経費2997万円は、放課後等デイサービスの給付実績が増加し、予算に不足が見込まれるため、追加をするものでございます。  18ページ、19ページをお開きください。目02保育所運営経費、説明欄の01私立保育所運営事業経費の1904補助金追加211万5000円、同じく03認証保育所運営事業経費の1904補助金追加11万1000円、同じく18給食費の実費徴収に係る補足給付事業経費の1904補助金追加175万5000円は、いずれも幼児教育・保育の無償化に伴う、副食費相当分について負担軽減を実施することに伴い、計上するものでございます。  目04児童関係手当給付費、説明欄の03児童育成手当給付事業経費605万3000円は、新たな支給対象者の増加に伴い、予算に不足が見込まれるため、追加するものでございます。  同じく説明欄の07児童手当給付事業経費、2030児童手当追加1006万5000円は、当初の見込みより対象児童数が多く、予算に不足が見込まれるため、追加するものでございます。  20ページ、21ページをお開きください。項03生活保護費、02扶助費、説明欄の01生活保護法法内援護措置事業経費4243万円は、当初の見込みより医療扶助や介護扶助の給付額が増加し、予算に不足が見込まれるため、追加するものでございます。  第4款衛生費、01保健衛生費、04環境衛生費、説明欄の57生物多様性保全事業経費64万2000円は、特定外来生物の幼虫が寄生した被害木を伐採するため、計上するものでございます。  項02清掃費、02じん芥処理費、説明欄の02西秋川衛生組合の運営に要する経費5277万2000円の減額は、平成30年度決算の結果、構成団体の負担金が変更となったため、減額をするものでございます。  22ページ、23ページをお開きください。第7款商工費、01商工費、04観光費、説明欄の02秋川渓谷観光施設維持管理経費100万円と、第8款土木費、01土木管理費、説明欄の05秋川駅前広場維持管理経費600万円、同じく説明欄の06武蔵五日市駅前広場維持管理経費600万円は、いずれも受動喫煙防止対策として施設等を整備するため、計上するものでございます。  同じく第8款土木費、02道路橋梁費、02道路維持費、説明欄の01道路橋梁の維持補修に要する経費800万円は、樹木の剪定及び除草等について地域住民の要望が多く、通行の安全確保のため、追加するものでございます。  24ページ、25ページをお開きください。目06公園費、説明欄の01都市公園維持管理経費648万4000円は、公園遊具の修理及び樹木剪定委託料に不足が見込まれるため、計上するものでございます。  同じく説明欄の04都市公園以外の公園維持管理経費136万1000円は、法定点検の結果、不良箇所が発見された遊具について更新するための経費を計上するものでございます。  第10款教育費、02小学校費、説明欄の01小学校整備事業経費609万5000円は、法定点検の結果に基づく緊急修繕などを行ってきた結果、今後の設備補修に予算不足が見込まれるため、計上するものでございます。  以上が令和元年あきる野市一般会計補正予算(第4号)の概要でございます。よろしく御審議のほど、お願いいたします。 147: ◯議長(天野正昭議員) これをもって提案理由の説明を終わります。  これより質疑に入ります。質疑ありませんか。辻議員。 148: ◯2番(辻よし子議員) 4点ほどありますので、お願いいたします。  まず1点目です。予算書の22、23ページになります。第8款土木費、01土木管理費、01土木総務費、説明欄05秋川駅前広場維持管理経費、06武蔵五日市駅前広場維持管理経費。先ほど御説明がありましたように、いずれも受動喫煙防止対策のための設備設置、各600万円です。9月の定例会議の補正予算の審議の際に既に予告されていたものだと思います。それが今回計上されたことに大変感謝いたしております。市民からも要望の多かった件ですので、感謝いたしております。  質問は、具体的な設置場所と、それから一体どのようなものが設置されるのか、もし決まっているようでしたら教えてください。 149: ◯議長(天野正昭議員) 都市整備部長。           〔 都市整備部長  清水保治君  登壇 〕 150: ◯都市整備部長清水保治君) お答えいたします。  まず、設置の場所でございますけれども、秋川駅の北口につきましては、ロータリーの東側、現在、灰皿が設置してありますけれども、この近くに水飲み場、それからロータリーの中に街路樹が数本ございます。ちょうどその近い位置というでしょうか、そこに設置をする予定でございます。武蔵五日市駅につきましては、やはりロータリーの東側、これも現在の灰皿が設置してある位置がございます。ここに観光の看板がございますが、そこを利用いたしまして、設置をする予定でございます。  いずれの場所につきましても、駅前の広場の中において比較的、歩行者の動線に影響がなく、そして、ロータリーの中にはいろいろ埋設物等もありますけれども、これに影響がない場所というところで決定をしたところでございます。  建設予定をしております施設でございますけれども、両方の駅とも、予定の規模につきましては、幅が4メートル、それから奥行きが2メートル、高さが2.5メートルのアルミの柱で、ポリカーボネート壁、ちょうど庁舎に設置をしてあるようなイメージでございますけれども、これを両方につくる予定でございます。  以上でございます。 151: ◯2番(辻よし子議員) ありがとうございます。設置場所に関してはいろいろ御苦労もあったかなと思います。今、庁舎にあるのと同じようなパーティションということで、庁舎にあるものよりも、結構狭くなるかなと思います。これ以上に維持管理というか、管理の手間がかかるかなと思いますけれども、よろしくお願いいたします。  2点目になります。ちょっと戻りますが、予算書の14、15ページ、第2款総務費、03戸籍住民基本台帳費、01戸籍住民基本台帳費、説明欄の07個人番号カード発行事業経費69万9000円についての質問になります。いただいた説明資料のほうでは、4年が経過したために更新手続が必要というふうに書かれているのですけれども、マイナンバーカードは4年過ぎるとみんな更新手続が必要になるのかなと。その辺の方針の概要について教えてください。 152: ◯議長(天野正昭議員) 市民部長。            〔 市民部長  渡邉浩二君  登壇 〕 153: ◯市民部長(渡邉浩二君) お答えいたします。  更新の内容ということでございますけれども、カードは、カード本体とそれに附帯している電子証明についてそれぞれ有効期限があるということになります。カード本体は、成人の方ですと、カード作成時から10回目の誕生日までということになります。一方、未成年の方につきましては、5回目の誕生日までが有効期限となります。また、電子証明に関しましては、成人、未成年の方ともに、カード作成時から5回目の誕生日までが有効期限というような形になっております。  マイナンバーカードの交付は、平成28年1月から始まっております。このため、ここで電子証明書と、それから未成年の方のカード本体について有効期限を迎えることになりますので、その更新が順次出てくるというような状況にございます。  最初の1年間で約6,000人の方がマイナンバーカードの交付を受けておりますので、この方々が順次、1年間で更新を迎えるというような状況になっております。  以上でございます。
    154: ◯2番(辻よし子議員) わかりました。カード本体はパスポートと同じという感じでしょうか。ただ、電子証明書に関しては、成人でも5度目の誕生日が来るまでに変えなければいけないというのは知らなかったので、結構面倒くさいなというふうに思います。私は持って思っておりませんけれども。  1年で6,000人ということは、平均で月500人ということになると思います。全員の方が更新されればということだと思います。今回、更新手続のために非常勤の職員を増員するということなのですけれども、そうすると、更新手続というのは短期間で別に終わるわけではなくて、順次、更新に訪れる市民がこれから続くと思うのですけれども、そうなると、今後も非常勤職員の配置をし続けることになるのかどうか、今後の見通しについてお聞かせください。 155: ◯市民部長(渡邉浩二君) お答えいたします。  実質的な数字といいますか、これはあくまでも理論上の数字になりますけれども、この3月まで、この補正に関してのところですけれども、この間におきましては、数字的には約600人強という形になります。先ほど申し上げましたとおり、これからの約1年間というのは、制度開始当初にマイナンバーカードを作成した方が多くいらっしゃるということから、実際にどのぐらいの方が更新期間中のどのタイミングでお越しになるか、それはちょっとわからないのですけれども、その対応のために非常勤職員を増加した体制で取り組むということを想定したものでございます。また、令和3年度に入りますと更新のピークは過ぎていきます。交付とあわせまして、その状況を踏まえた体制を整えていく必要があるというふうには考えております。  以上です。 156: ◯2番(辻よし子議員) わかりました。来年1年で一応ピークは過ぎるだろうと。だけれども、その後また交付もふえてくるのでしょうか。そうなると、そういう状況を踏まえて体制を組んでいくということだと思います。  御存じのとおり、ことしの6月でしょうか、国が2020年度中にほとんどの住民がカードを取得するという想定を発表しました。幾らなんでもむちゃな計画ではないかと私は思っております。しかし、総務省のほうでは、2020年度の予算の概算要求においてマイナンバーカードの普及利活用の予算を何と今年度の7倍に当たる1801億5000万円も要求しています。ちなみに、今年度は260億円ですけれども、1801億円。自治体に対してもカード取得率を上げるようにということで、ますます国からの働きかけが強くなるのではないかなと心配しています。  もし仮に国の想定どおりにマイナンバーカードが普及したとすると、各自治体が更新手続するだけでも、膨大な作業に追われて大変なことになるのではないかなというふうに思うのです。しかも、それが一時的なことではなくて、エンドレスで続くということになりかねない。これは本当に持続可能な制度なのかなというふうに疑問に思います。こうしたことに対して各自治体の現場からは、不安の声とかそういったものは上がっていないのでしょうか。 157: ◯市民部長(渡邉浩二君) お答えいたします。  カードの交付ですとか、更新につきましては、先ほども言いましたけれども、理論上の数字といたしましては、それを考えた場合につきましては、一定、各自治体で苦慮することはあるかもしれません。想定はされます。しかしながら、国が進める制度に対しまして、他の自治体の状況も踏まえまして、市民サービスの停滞を生じさせることがないように、それらを踏まえた体制を私たちはとっていく必要があるというふうに認識しているところでございます。  一方、これらを進めていく上で、先般、東京都市長会での意見要望として、全国市長会の中で、行政のデジタル化を推進し、国民の利便性を高めるという方向性について、マイナンバーカードがその実現に不可欠だという意義は理解するとした中で、まず1つ目として、市民の来庁を前提とした申請または交付の仕組みの見直しについて、それから、カードの有効期限到来に伴う更新手続も含めまして、市が恒常的に業務を行っていくのであれば、財政措置を確実に行うことについて、さらには、関係省庁には現場の実情に精通している市長の意見に真摯に耳を傾け、カードの普及と利用活用の推進に取り組んでもらいたい。こういった旨の意見要望を出しているところでございます。  したがいまして、今後も、我々が業務を進める中で、支援や改善を要するようなことがあった場合につきましては、現場の声として対応状況を踏まえまして要望していく必要があるというふうには考えております。  以上でございます。 158: ◯2番(辻よし子議員) 私はマイナンバー制度そのものに反対の立場ですけれども、市としては、制度がある以上、制度に基づく住民サービスを提供していかなければいけないということだと思います。その一方で、今、お話があったように、市長会としてもマイナンバーカードの普及を前提に、現場の実情に合った措置を国に求めていくということだということがわかりました。今の御答弁の中に現場に精通している市長の意見という言葉がありましたので、ぜひ市長のほうは、現場の職員が置かれている状況などもしっかり把握していただいて、ほかの市長と一緒に声を上げていただきたいなと思います。  ただ、市民がマイナンバーカードを取得するのか、取得しないのか、これは繰り返し言っていますように、任意ですので、私は、まずはカードを取得した市民に対するサービス、更新も含めてですけれども、それがきちんと果たせる範囲で次のカードの普及を図っていくというのが筋ではないかなというふうに思います。裏を返すと、更新手続も含めて自治体がきちんと対応ができるだけの範囲の普及を図っていくということかなと思いますので、その辺は慎重に進めていただきたいなと思います。  さらに言えば、市民課の業務というのはマイナンバーカードにかかわる業務だけではありませんので、ほかの業務への影響が出たり、そのしわ寄せが職員とか市民に出たりしないように、ぜひ注意して今後の業務を進めていただきたいなと思います。ちょっと意見を言わしていただきました。 159: ◯議長(天野正昭議員) 続けてどうぞ。 160: ◯2番(辻よし子議員) 次に、18、19ページになります。第3款民生費、02保育所運営費にかかる質問です。先ほど御説明ありましたように、ここに含まれる3つの補助金は、幼保無償化に伴って保護者が副食費を負担することになったので、その補助、澤井市長のときに月500円というのを1,500円に上乗せするための予算だと思います。国の制度が不十分な中で、市がそれを補っていくということで、今回の上乗せには私は賛成です。  ただその一方で、市長の所信表明にあった幼稚園類似施設への支援ということについて、残念ながら、今回の補正予算には計上されていません。幼稚園類似施設に通う子どもたちというのは、副食費はもちろんのこと、保育料も全然恩恵にあずかっていなくて、完全に蚊帳の外に置かれていますので、早期の支援をお願いしたいなと思うのです。今回、補正予算に載っていなかったのですけれども、今後の支援の時期とか内容について市長のお考えをお聞かせ願いたいと思います。 161: ◯市長(村木英幸君) 10月より幼保無償化がスタートいたしました。それによりまして、今年度は約1億5000万円、今まで市が支出していたお金が不要になるということになりました。したがいまして、今年度につきましては、そのお金を最大限使いまして、給食費の副食費の負担を軽減する。そして、保育料も審議会等の審議を経て減額をするということと。それにあわせて幼稚園類似施設、市内には1園ございますけれども、それにつきましても、今現在、月額3,400円が保護者に補助されておりますけれども、これにつきましても可能な限り増額をしたいと考えております。  またほかにも、来年度は幼保無償化による自由に使えるお金、今まで使っていたもので使わなくてもよい予算というのが今度は9000万円ぐらいになってくるということでありますので、それもあわせて、先ほど申しましたとおり、保育料の減額、あるいは子育て支援ということで、児童館、小・中学校等のエアコン設置、それらについてもできる限り行わせていただきたいと思っておりますので、幼稚園類似施設も同様に、先ほど申しましたとおり、最大限自由になるお金の範囲内でしたいというふうに考えております。よろしくお願いいたします。 162: ◯2番(辻よし子議員) ありがとうございます。今の御答弁では、来年度からかなというふうにちょっと期待しました。できる限りというお話ですけれども、幼稚園類似施設、今、通っているお子さんの人数が変わらないとすれば、1年間無償にしたとしても600万円ですので、ぜひ実質無償化になるような支援をしていただきたいと思います。  最後になります。20ページ、21ページ、第4款衛生費、01保健衛生費、04環境衛生費、説明欄57の生物多様性保全事業経費。先ほど特定外来の幼虫のというお話がありましたけれども、クビアカツヤカミキリだと思います。実際に伐採した樹木の本数、伐採した地区がどこなのかということと、それから、クビアカツヤカミキリの生息域が広がってしまっているのか、あるいはある程度対策の効果が出て抑えられているのか、その辺の現状を教えてください。 163: ◯議長(天野正昭議員) 環境経済部長。           〔 環境経済部長  大久保丈治君  登壇 〕 164: ◯環境経済部長(大久保丈治君) お答えいたします。  今回、補正予算をいただきまして伐採する樹木につきましては、桜の4本と梅の3本ということで、合計7本の伐採を予定しておるところでございます。場所につきましては、平沢、平沢東、二宮東、草花、渕上で各1本、あと野辺の2本ということで、合計7本の伐採を予定しておるところでございます。  被害状況ということなのですけれども、クビアカツヤカミキリによる被害状況につきましては、総合グラウンド周辺で発生しまして、これまで森林総合研究所に協力いただきながら防除対策に取り組んでまいりましたところですが、寄生した樹木については減少傾向にございます。ただ、そのほかの公共施設、また民有地につきましては増加傾向にあるという状況になってございます。広がりにつきましては、あきる野市の南東部を中心に広がっておりますけれども、昨年度までの分布域から見ますと、大きく広がっている状況はありません。  以上でございます。 165: ◯2番(辻よし子議員) ありがとうございます。南東部のほうに少し広がっているけれども、大きくは広がっていないということだと思います。  これは要望なのですけれども、チラシとかホームページで市民への協力を呼びかけていらっしゃると思います。情報も市に届いているのかなと思います。これに対するフィードバックというのでしょうか、どこで発見されて、どこで駆除されたのかといったことを、できればホームページほうで上げていただければなと思います。  周辺の自治体を見たのですけれども、残念ながら、上げているところは余りないのです。ただ、埼玉県は、県ですけれども、かなり詳細なその後の様子をホームページに載せていますので、そこまで求めませんけれども、ぜひフィードバックということは重要だと思いますので、御検討いただければと思います。  以上で終わります。 166: ◯議長(天野正昭議員) ほかに質疑ありませんか。              (「なし」と発言する者あり) 167: ◯議長(天野正昭議員) これをもって質疑を終了いたします。  これより討論に入るのでありますが、ただいまのところ通告がありませんので、討論なしと認めます。  お諮りいたします。ただいま議題となっております議案第91号は会議規則第38条第3項の規定により、委員会付託を省略したいと思います。これに御異議ございませんか。             (「異議なし」と発言する者あり) 168: ◯議長(天野正昭議員) 御異議なしと認めます。よって、議案第91号につきましては、委員会付託を省略することに決しました。  これより議案第91号令和元年あきる野市一般会計補正予算(第4号)の件を採決いたします。本案は原案のとおり決することに賛成の議員の起立を求めます。                  (賛成者起立) 169: ◯議長(天野正昭議員) 起立全員であります。よって、本案は原案のとおり可決されました。   ここで昼食のため休憩といたします。  なお、再開は午後1時ちょうどといたします。                               午前11時57分  休憩           ────────── ◇ ──────────                               午後 1時00分  再開 170: ◯議長(天野正昭議員) 休憩前に引き続き会議を開きます。  日程第20 議案第92号令和元年あきる野市後期高齢者医療特別会計補正予算(第1号)の件を議題といたします。  提出者から提案理由の説明を求めます。市長。             〔 市長  村木英幸君  登壇 〕 171: ◯市長(村木英幸君) ただいま上程されました議案第92号について、御説明申し上げます。  本議案につきましては、あきる野市後期高齢者医療特別会計歳入歳出予算の補正であります。  内容につきましては、市民部長から説明させますので、よろしく御審議のほど、お願いいたします。 172: ◯議長(天野正昭議員) 市民部長。            〔 市民部長  渡邉浩二君  登壇 〕 173: ◯市民部長(渡邉浩二君) それでは、令和元年あきる野市後期高齢者医療特別会計補正予算(第1号)につきまして、御説明申し上げます。  補正予算書の1ページをお開きください。歳入歳出予算の総額に歳入歳出それぞれ4813万3000円を追加し、補正後の予算総額を20億9761万3000円とするものでございます。  8ページ、9ページをお開きください。初めに、歳入について、御説明いたします。第3款繰越金、説明欄の01前年度繰越金追加3965万円は、平成30年度後期高齢者医療特別会計の決算に基づき計上するものでございます。  第4款諸収入、05雑入、説明欄の02広域連合保険料未収金補填分負担金還付金585万3000円は、平成30年度東京都後期高齢者医療広域連合会計の精算が完了した結果、負担金に対する還付金が生じたため、計上するものでございます。  同じく説明欄の03広域連合葬祭費負担金還付金263万円は、同様に広域連合会計の精算が完了した結果、負担金に対する還付金が生じたため、計上するものでございます。  続きまして、10ページ、11ページをお開きください。歳出について、御説明いたします。第3款広域連合納付金、01広域連合納付金、01広域連合分賦金、説明欄の01広域連合分金経費1197万2000円は、平成30年度東京都後期高齢者医療広域連合会計の精算完了により、追加納付が生じたため、計上するものでございます。  第5款諸支出金、01償還金及び還付加算金、03償還金、説明欄の01償還金経費195万円は、同様に広域連合会計の精算が完了した結果、確定額より多く交付を受けていた葬祭費交付金を返還するため、計上するものでございます。  同じく項02繰出金、01一般会計繰出金、説明欄の01繰出金経費3421万1000円は、平成30年度広域連合会計の精算の結果、一般会計からの繰入金に返還が生じたため、一般会計への繰出金経費として計上するものでございます。  説明は以上でございます。よろしく御審議のほど、お願いいたします。 174: ◯議長(天野正昭議員) これをもって提案理由の説明を終わります。  これより質疑に入ります。質疑ありませんか。              (「なし」と発言する者あり) 175: ◯議長(天野正昭議員) 質疑なしと認めます。  これより討論に入るのでありますが、ただいまのところ通告がありませんので、討論なしと認めます。  お諮りいたします。ただいま議題となっております議案第92号は会議規則第38条第3項の規定により、委員会付託を省略いたしたいと思います。これに御異議ございませんか。             (「異議なし」と発言する者あり) 176: ◯議長(天野正昭議員) 御異議なしと認めます。よって、議案第92号につきましては、委員会付託を省略することに決しました。  これより議案第92号令和元年あきる野市後期高齢者医療特別会計補正予算(第1号)の件を採決いたします。本案は原案のとおり決することに御異議ございませんか。             (「異議なし」と発言する者あり) 177: ◯議長(天野正昭議員) 御異議なしと認めます。よって、本案は原案のとおり可決されました。           ────────── ◇ ────────── 178: ◯議長(天野正昭議員) 日程第21 議案第93号令和元年あきる野介護保険特別会計補正予算(第2号)の件を議題といたします。  提出者から提案理由の説明を求めます。市長。             〔 市長  村木英幸君  登壇 〕 179: ◯市長(村木英幸君) ただいま上程されました議案第93号について、御説明申し上げます。  本議案につきましては、あきる野介護保険特別会計歳入歳出予算の補正であります。  内容につきましては、健康福祉部長から説明させますので、よろしく御審議のほど、お願いいたします。 180: ◯議長(天野正昭議員) 健康福祉部長。           〔 健康福祉部長  川久保明君  登壇 〕 181: ◯健康福祉部長(川久保明君) それでは、議案第93号令和元年あきる野介護保険特別会計補正予算(第2号)について、御説明申し上げます。  1ページをお開きください。歳入歳出予算の総額に歳入歳出それぞれ231万2000円を追加し、補正後の予算の総額を63億8251万7000円とするものであります。  8ページ、9ページをお開きください。それでは、歳入について、御説明申し上げます。第3款国庫支出金から第5款都支出金までと第8款繰入金、01一般会計繰入金、01介護給付費繰入金につきましては、歳出の介護給付費の補正に伴い、その財源として、国、支払基金、東京都、市が負担する割合を乗じて、それぞれ追加するものでございます。  続きまして、第8款繰入金、01一般会計繰入金、04その他一般会計繰入金、説明欄01職員給与費等繰入金追加56万7000円は、東京都人事委員会勧告に準じた賞与の引き上げなど、職員手当の追加に伴うものでございます。  10ページ、11ページをお開きください。歳出の主なものについて、御説明申し上げます。  第2款保険給付費、05高額医療合算介護サービス等費、01高額医療合算介護サービス費、説明欄01高額医療合算介護サービス経費の追加231万7000円は、件数及び1件当たりの給付額が当初の見込みよりも上回ったことにより、追加するものでございます。  続きまして、第4款基金積立金、01基金積立金、01介護給付費準備基金積立金、説明欄01介護給付費準備基金経費減額57万2000円は、今回追加する保険給付費の財源のうち、第1号被保険者の保険料分について、基金に積み立てる予定の保険料を減額して調整するものでございます。  説明は以上でございます。よろしく御審議のほど、お願いいたします。 182: ◯議長(天野正昭議員) これをもって提案理由の説明を終わります。  これより質疑に入ります。質疑ありませんか。              (「なし」と発言する者あり) 183: ◯議長(天野正昭議員) 質疑なしと認めます。  これより討論に入るのでありますが、ただいまのところ通告がありませんので、討論なしと認めます。  お諮りいたします。ただいま議題となっております議案第93号は会議規則第38条第3項の規定により、委員会付託を省略いたしたいと思います。これに御異議ございませんか。
                (「異議なし」と発言する者あり) 184: ◯議長(天野正昭議員) 御異議なしと認めます。よって、議案第93号につきましては、委員会付託を省略することに決しました。  これより議案第93号令和元年あきる野介護保険特別会計補正予算(第2号)の件を採決いたします。本案は原案のとおり決することに御異議ございませんか。             (「異議なし」と発言する者あり) 185: ◯議長(天野正昭議員) 御異議なしと認めます。よって、本案は原案のとおり可決されました。           ────────── ◇ ────────── 186: ◯議長(天野正昭議員) 日程第22 請願の委員会付託の件を議題といたします。  請願第元(31)-1号が提出されております。紹介議員の中嶋博幸議員の説明を求めます。中嶋議員。            〔 15番  中嶋博幸議員  登壇 〕 187: ◯15番(中嶋博幸議員) 請願書の紹介議員として、請願内容についての説明をさせていただきます。  10月12日の台風19号により、中村自治会地区は床上浸水22世帯、床下浸水12世帯と大きな被害を受けました。またその日、中村自治会館には37世帯、75名の方が自治会に避難もされ、中村自治会としてはかなり甚大な被害を受けました。  そこで、過去にも第4ブロックでは2回ほど浸水被害を受けております。1回目は昭和57年にかなり大規模に床上浸水、平成19年に床下浸水、そして今回、床上浸水22世帯、床下浸水12世帯というような状況になりました。  地域の説明なのですが、請願項目の内容なのですが、言葉ではなかなかわかりづらいので、参考資料として中村地区の住宅地図に色を塗ったものを添付したのですけれども、中村自治会は、秋川渓谷が逆のUの字型に囲まれた地域でありまして、この地図でいう左側が上流で、右側に向かってUの字で流れていっている状態になります。第4ブロックというのは、右側の緑色に塗った地帯を第4ブロックと呼んでいます。右側の緑色に塗ったところが今回、床上・床下浸水があった場所であります。  その理由なのですが、河川が増水しますと、ここに水色の石積みの護岸があるのですが、これの一番下のところが切れています。この切れているところから沢の水が川のほうへ流れるようになっていて、通常はそんなに大した沢の水の流れではないのですけれども、台風のときになりますとこれが逆流してしまうので、ここに水門をつけました。  ちょっと順番が逆になってしまいましたけれども、昭和57年の台風のときはどういう状態だったかといいますと、この水門がなかったので、一番下の水色の護岸が切れているところから逆流してきて、緑色に塗られた部分が水没してしまいました。なので、その台風の後にここに水門をつけて水が入らないようにしたのと、水色の部分の護岸を50、60センチぐらい積み増ししてもらいました。そしてまた、この護岸沿いに川ではない、内側のところにずっと側溝して、水が水門のほうに向かって流れるような措置もしてもらっています。  今回の台風ではこの水門を閉めました。水かさは、水色の石垣、あと30センチぐらい上がったら上まで乗り上げてしまうなというぐらいまで来ました。この緑色の部分というのは、右下のほうの留原地域、これは地図で見ると高低差がわからないのですけれども、緑色の部分と右下のほうの留原の部分は、多分、30メートルとか40メートルぐらい高低差があって、坂になっています。この地域の水がみんなここへ集まってしまう状態になっていまして、水門を閉めることによって内水がたまってしまうので、ここにポンプをつけて排出するような仕組みになっています。  今回の台風でそのポンプを午後2時ぐらいからフル稼働したのですけれども、夕方ぐらいからは、雨量もふえたこと、それから沢の水がふえてきたことによって、ポンプでは汲み上げ切れずに、ここがどんどん水かさが増してきてしまい、床上浸水になってしまいました。  その対策としてなのですが、今回、市長の所信表明でも取り上げていただいていまして、ありがたいのですが、このポンプを増設していただきたいということが一つです。一つではもう明らかに足りないということなので、増設してもらいたいということです。それと同時に、この地域に入ってくる内水の水の量を少しでも減らさないといけないということで、一つは、この右下に小さい矢印で道路に横断したような図を、小峰さんと書いてあるところの前にしてあるのですけれども、ここも坂道なのですけれども、この辺から下に流れてくる水もみんな緑のほうに行ってしまっているのですけれども、ここに一個、グレーチングをつけてもらうと、流れてきた水がここで受けて、右側の沢に流れていって、水面より下に排出することができるので、ここで少しでも減らすことができるということ。  それともう一個は、この緑色の上のほうに横線で赤い線が引いてあって、排水口回収としてあるのですけれども、実はここも護岸があるのですが、その護岸の下に直径30、40センチぐらいの結構大きな穴があいていて、この地域の雨水ですとか沢の水が、ここから川のほうへ排出されるようになっているのですが、今回の台風で、ここの川の水がここの排水口から入ってしまいまして、逆流して、この前、この道路から噴き出して、さらに4ブロックへこれが全部流れていって、内水被害を拡大させたという原因になっているので、ここも逆流しないように、護岸に栓ができるようにしていただきたいということと、栓をしたときに、やはり同じように今度は中の内水を外に出さなければいけないので、そこに、ここの部分で排水する処理を考えていただきたいということがあります。  それともう一つ、今回、かなりの勢いで水が護岸のところを流れましたので、この水色の部分の石積みは結構古いのです。新しく上に積み重ねたところはそんなに傷んでいないのですけれども、もともとあった古い部分の石積みの目地が結構とれたりして、かなり傷んでいる状態なので、次にまた大きな台風が来たら、今度は石積みが少し崩れてしまう、とれてしまう部分が出てくるのではないかということで、石積みは上っ面しか積んでいないので、もしも表面がちょっととれたら一気に決壊へとなってしまうので、すごく心配だということで、ぜひそれを早急に点検していただいて、補修していただきたいということが地元の住民から強く上がっています。  そして、今までのように台風も数十年に一度ということではなくて、もう来年来てもまたおかしくないというような状況ですので、来年度になってからこれらをやるというと間に合わなくなってしまうので、できるだけ早急に、できれば今年度内に災害に対する補正予算を組むのであれば、ぜひそこに入れていただきたいということで、今回、請願書を出すに至りました。  説明は以上です。よろしくお願いします。 188: ◯議長(天野正昭議員) これをもって説明を終わります。  これより質疑に入ります。質疑ありませんか。辻議員。 189: ◯2番(辻よし子議員) 総務委員会に入っていないので、1点だけ質問させてください。関連で行政側への質問になってもいいのでしょうか。提案者に対する質問だけですか。わかりました。では、やめておきます。失礼いたしました。 190: ◯議長(天野正昭議員) ほかに質疑ありませんか。合川議員。 191: ◯11番(合川哲夫議員) この請願の中村地区は、もう既に行政のほうでは現地を視察しているということを聞いておりますけれども、要するに、行政のほうではやる姿勢をとっているということがありますので、反対はしませんけれども、私の気持ちとしては、あえてこういう請願を出さなくても、もう行政のほうではその取り組みをするということになっていますので、取り下げてもいいのではないかと、こういう私の考えなのですけれども、その点はいかがでしょうか。 192: ◯15番(中嶋博幸議員) することになっているということなのですけれども、これを全てやってくれるなどとまだ言っていないのですよね。請願を出して、見てもらっている部分もあるわけです。それと、中村地区の人たちからしてみれば、やはり来期までに必ずやってもらいたいという物すごく強い要望がありますので、そういった意味から出させてもらっています。必要ではないというのは合川議員の意見として賜りますけれども、これを取り下げるつもりは全くないと、私が取り下げるという判断をする立場にありませんので。 193: ◯議長(天野正昭議員) ほかに質疑ありませんか。              (「なし」と発言する者あり) 194: ◯議長(天野正昭議員) これをもって質疑を終了いたします。  お諮りいたします。本請願につきましては、配付の請願文書表のとおり、所管の常任委員会に付託いたしたいと思います。これにご異議ございませんか。             (「異議なし」と発言する者あり) 195: ◯議長(天野正昭議員) 御異議なしと認めます。よって、請願第元(31)-1号につきましては、所管の常任委員会に付託することに決しました。           ────────── ◇ ────────── 196: ◯議長(天野正昭議員) 日程第23 陳情の委員会付託の件を議題といたします。  陳情第元(31)-9号から陳情第元(31)-11号までの3件が提出されております。  お諮りいたします。本陳情3件につきましては、配付の陳情文書表のとおり、所管の常任委員会に付託いたしたいと思います。これに御異議ございませんか。             (「異議なし」と発言する者あり) 197: ◯議長(天野正昭議員) 御異議なしと認めます。よって、陳情3件につきましては、所管の常任委員会に付託することに決しました。  以上をもって本日の議事日程は全て終了いたしました。  本日は散会したいと思います。これに御異議ございませんか。             (「異議なし」と発言する者あり) 198: ◯議長(天野正昭議員) 御異議なしと認めます。本日はこれをもって散会いたします。  なお、次の本会議は、12月3日、午前9時30分から開きます。  大変お疲れさまでございました。                               午後 1時22分  散会           ────────── ◇ ──────────  地方自治法第123条第2項の規定により、ここに署名する。    あきる野市議会議長   天 野 正 昭    あきる野市議会議員   辻   よし子    あきる野市議会議員   臼 井   建...