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平成31年度予算特別委員会(第2日目) 名簿 2019-03-13
平成31年度予算特別委員会(第2日目) 本文 2019-03-13

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  1. あきる野市議会 2019-03-13
    平成31年度予算特別委員会(第2日目) 本文 2019-03-13


    取得元: あきる野市議会公式サイト
    最終取得日: 2021-04-27
    1:                               午前 9時30分  開会 ◯委員長(清水 晃議員) おはようございます。  本日は予算特別委員会の2日目となりますので、よろしくお願いいたします。  なお、奥秋委員より欠席の届出がありましたので、御報告いたします。  傍聴者の皆さんには、議会に関心をお寄せいただき、まことにありがとうございます。  ただいまの出席委員は19人であります。定足数に達しておりますので、直ちに会議を開きます。  審査に入る前に、3点お願いがございます。  質疑応答については、指名された後に発言し、質疑応答ともに簡潔にお願いいたします。  なお、質疑につきましては、1つの事業名を単位として、一問一答方式でお願いいたします。  また、配付の予算特別委員会出席説明員及び予算特別委員会配置図を確認の上、質疑をお願いいたします。  それでは、審査に入ります。第8款土木費、184ページから第9款消防費、208ページまでについて行います。  質疑、御意見をどうぞ。まず、村野委員、お願いいたします。 2: ◯委員(村野栄一議員) 朝一からありがとうございます、御指名いただきまして。予算書185ページ、予算資料56ページでございます。第8款、01土木管理費、01土木総務費、01市道管理に要する経費、1802の自動車購入費について質問させてください。  まず、本題に入る前に関連になると思いますので、1つ質問させてもらいます。昨年の12月第1回定例会におきまして、愛知県半田市の事例を挙げまして、私が道路や建物などの劣化、破損などに対して市民の声を素早く反映するためにアプリの導入はどうかという一般質問をさせていただきました。答弁では、試験的に導入を考えていきたいというような、ありがたい答弁をいただきました。実際、町田市が近隣で使っているというお話もありましたが、それについての進捗状況を教えてください。 3: ◯建設課長(伊藤 修君) おはようございます。本日もよろしくお願いいたします。それでは、村野委員の御質問にお答えいたします。  町田市で使用しております町田市道路通報アプリケーション、みちピカ町田くんといいますが、これを作成いたしました業者の方に当市へ来ていただき、アプリの内容や費用、ほかの区市町村での実績、事例などについて説明を受けております。説明を受けた内容につきましては、会社紹介、主なシステム開発及び実用実績、通報スマホアプリの実例などについての説明、導入費用、アプリ導入から運用までの工程、運用と保守点検などについて説明を受けております。以上でございます。 4: ◯委員(村野栄一議員) 今、御答弁の中にありました導入費用については、どのくらいになっているのか教えてください。 5: ◯建設課長(伊藤 修君) お答えいたします。  導入費用についての御答弁を申し上げる前に、通報アプリについてのシステム方式が2種類ございます。その中の1つがメールによる通報方式と、住民の方からアプリを利用しメールにて通報いただく方式で、前者は住民が登録の必要がなく、どなたもアプリを利用しメールで通報できるシステムでございます。もう一つがウエブサーバーによる通報公開方式で、この場合は登録されている住民の方からのみの通報可能なシステムとなります。  導入費につきましては、自治体規模により費用が変わっておりますが、当市の規模で申し上げますと、メールによる通報方式が、導入費が40万円、月額利用料が4万円になります。続きまして、ウエブサーバーによる通報公開方式の導入費用でございますが、導入費が140万円、月額利用料が14万円となっております。以上でございます。
    6: ◯委員(村野栄一議員) そうしますと、登録をしないメール通報方式では導入費が40万円で、月額が4万円。一回は40万円を払ってしまうので、1年間88万円。でも、その翌年からは年間48万円で利用できると思えるのですが、この辺の費用対効果は、導入費は確かに高いですが、十分あるかなという気がしますが、それについての展開をお聞きします。 7: ◯建設課長(伊藤 修君) お答えいたします。  まずは今後、メールによる通報方式を導入しております町田市や、ウエブサーバーによる通報公開方式を導入しております稲城市など、近隣区市に伺い、導入後の効果や課題などの話を聞いた後、関係部署との協議や試験的導入に向けて業者と協議を進めてまいります。以上でございます。 8: ◯委員(村野栄一議員) ありがとうございます。それでは、自動車購入費のほうに移ります。澤井市長が平成31年の施政方針でも掲げられました道路パトロールカーの購入の件で、東京都を事例に出すと、道路をパトロールする車両は黄色に白の字かな、書いてあったと思うのですが、今回購入する車両のデザインはどのような感じなのか教えてください。 9: ◯管理課長(田中昭二君) おはようございます。それでは、道路パトロールカーの使用について、村野委員の御質問にお答えさせていただきます。  まず、道路パトロールカーにつきましては法令等の関係がございますので、あわせて御説明させていただきたいと思います。  パトロールカーにつきましては、道路交通法第41条4項の規定により、道路の通行に関し、道路交通法の適用除外が受けられるため、使用につきましては、道路交通法施行令第14条の2第2項による内閣府令で定めるところにより、その車体を塗色したもので、道路管理者の申請に基づき、公安委員会が指定した自動車となっております。具体的には、塗色につきましては、車体両側面及び後ろ面に幅15センチメートルの帯状かつ水平の部分を白色に、車体のその他の部分を黄色に塗色したものと定義されております。さらに、昭和53年の建設省の通達でございますけれども、道路交通法の一部改正に伴う道路管理上の措置等についてによりまして、色は日本塗料工業会標準色としまして、白帯の適当な位置に公共団体名の後に道路パトロールカーと黒色で明示することとされております。バンパーの部分につきましても紅白のゼブラ模様に塗色するなど、細かく指定されているところでございます。したがいまして、購入いたします自動車も法令等に基づき仕様を定めてまいりたいと考えております。以上でございます。 10: ◯委員(村野栄一議員) ありがとうございます。規定がかなり細かく決まっているのだなということを教えていただきまして、ありがとうございます。では、実際の運用の時期はいつごろから始めますか。教えてください。 11: ◯管理課長(田中昭二君) それでは、お答えいたします。  4月に入りましたら、自動車の購入契約手続及び道路維持作業車になりますけれども、指定申請を公安委員会に行ってまいりますけれども、おおむね8月ごろからの運用を見込んでいるところでございます。以上でございます。 12: ◯委員(村野栄一議員) ありがとうございます。8月からですか。それでは、パトロールの頻度と、あと、どのようなパトロールをされるのか、決まっていたら教えてください。 13: ◯管理課長(田中昭二君) お答えいたします。  まず、通常パトロールとしまして、計画的に実施する日常点検を当面、週に2回程度、市内の1級、2級及びその他の市道について、路面、構造物及び附属物の損傷状況等を把握するパトロールを行う予定です。あわせまして道路の異常、通行障害等、道路が良好な状態でないと判断した場合は、簡易な補修や障害物等の除去などをする応急作業を行います。また、占用工事であるとか、苦情箇所の調査についても随時行ってまいります。さらに、異常時パトロールとしまして、台風、集中豪雨、降雪、地震等異常気象時及びその他道路通行に支障を与える状況が発生し、また発生するおそれがあるときにパトロールを行いまして、主に被災の予測される箇所の点検及び災害の実態等の把握を行ってまいります。また、初めての試みになりますので、今後の実施状況を確認しながら、必要に応じて見直し等を進めてまいりたいと考えております。以上でございます。 14: ◯委員(村野栄一議員) それでは、通常パトロールと異常時のパトロールがあるというお話でした。あと、道路のパトロール以外に使用するような使い方を検討されているか、教えてください。 15: ◯管理課長(田中昭二君) お答えいたします。  基本的には道路のパトロールが中心となりますが、道路の通行中にはほかの公共施設等もございますので、そのあたりも注視しながら進めてまいりたいと考えております。以上でございます。 16: ◯委員(村野栄一議員) ありがとうございます。今後の体制が、車両が入ったり、あとアプリが導入されたりしてくると、今まで以上の仕事量が予想される気がします。この辺の車両の管理はどこの課で行うかとか、いろいろなすみ分けはどうなっているか教えてください。 17: ◯建設課長(伊藤 修君) お答えいたします。  車両の管理につきましては、管理課管理となります。また、今後の体制といたしましては、先ほど管理課長より御答弁申し上げましたが、道路パトロールカーを使用してのパトロールが初めての試みとなりますので、都市整備部といたしましては、当面、部内での応援体制を整え、行ってまいります。市民からの苦情や情報の提供をお受けする窓口は、現在も管理課管理係、建設課土木係で担当しておりますので、今後も同様に対応させていただきます。また、アプリの導入につきましては、先ほど答弁させていただきましたが、試験的導入につきましては、建設課土木係で対応してまいります。その後、正式にアプリを導入し、道路の維持管理等に当たる場合は、実施状態を踏まえ、効率的な体制を検討してまいりますので、その上で担当部署を決めてまいりたいと考えております。以上でございます。 18: ◯委員(村野栄一議員) ありがとうございます。質問は以上ですが、最後に意見を言わせてください。今回の車両購入もアプリに関しても、やはり迅速性とか専門性が必要になってくると思います。せっかく車でその場所に行っても、直せなかったりとか、そういうのも問題になってきますので、ぜひ準備のほど、しっかりして対応していただければと思います。以上です。              (「関連」と発言する者あり) 19: ◯委員長(清水 晃議員) 関連、堀江委員。 20: ◯委員(堀江武史議員) 関連で質問させていただきます。市長の肝入りということで導入を御検討ということなのですけれども、やる以上、市民に親しみを持たれたほうがいいと思うのですね。車が回ってきたよとわかれば一番いいと思うので、消防団の車両にも森っこサンちゃんのステッカーを貼っておりますから、森っこサンちゃんのステッカーを貼っていただいて、名称をサンちゃん号みたいな名前にして市内を回っていただいたほうが市民から親しみがあると思うのですけれども、どうでしょうか。 21: ◯管理課長(田中昭二君) お答えいたします。  ただいまの御質問でございます。やはり親しみのあるものというのは大切なことだと思っております。ロゴ等の表示につきましては、特に道路交通法等の規定は、確認したところございませんでした。そのため、あきる野市のイメージキャラクターである森っこサンちゃんを活用してまいりたいと考えておりますが、具体的なデザイン案につきましては今後検討する予定でございます。運用開始までにマグネット等、取り外し可能なものになると思いますけれども、その形で検討してまいりたいと考えております。以上でございます。 22: ◯委員(堀江武史議員) ありがとうございます。ぜひやっていただきたいのと、あと、回る時間も、子どもたちが下校する時間とかに、子どもたちの見守りも含めながらやってもらえれば一石二鳥になると思うのですね。縦割りで、かたいことばかり言わないで、その辺も親しみを持ってやっていただければと思いますので、これは要望とさせていただきます。以上です。 23: ◯委員長(清水 晃議員) 次に、大久保委員。 24: ◯委員(大久保昌代議員) おはようございます。1点お伺いいたします。予算書195ページ、資料59ページ、06住宅政策一般経費です。資料の内訳で510万円、委託料とあるのは、業者に委託のためと理解いたしますが、需用費15万8000円は防草シートを購入して草が伸びないように配布してくれるのだと思います。そこでお伺いいたしますが、どういう物件を対象に、また年間通じて何棟分を見込んでいるのか、御説明をお願いいたします。 25: ◯都市計画課長(有馬哲司君) お答えいたします。  ただいま御質問のございました除草シートでございますが、昨今、空き家対策計画の骨子でもお示ししておりますが、日ごろ空き家の管理指導をしている中で、非常に多いのが雑草や樹木の繁茂で、約7割を占めております。これらの適切な管理、指導を日ごろ行っているわけでございますけれども、そういった物件の中でも、相続等によって所有者が遠方にお住まいになられていたりとか、場合によっては施設に入所されているという状況の中で、定期的な管理が非常に厳しい方もいらっしゃいます。そういった方々に関しまして、例えば、不動産屋さん等、管理を常態的に受託できるような方への指導等も行っているのですけれども、やはり費用的な負担も大きな課題となっております。そういったことから、管理指導していく中で、自助による前向きな管理という意識を持ちつつも、現実的に物理的に不可能な方々もいらっしゃいます。そういった方々を対象に除草シートを現物支給していくという形をとらせていただきたいと思っております。平成31年度の予算計上につきましては、8棟分を計上しているものでございます。以上でございます。 26: ◯委員(大久保昌代議員) わかりました。手入れの行き届かない空き家がふえてきて、本当に悩ましい限りなのですが、夏場ですと、雑草も、切ってもすぐまた伸びてきてしまいます。この除草シート、大変効果があると思いますので、今年度は8棟分ということで、市内、たくさん家があると思いますので、また今後ともよろしくお願いしたいと思います。以上です。 27: ◯委員長(清水 晃議員) 次に、中嶋委員。 28: ◯委員(中嶋博幸議員) まず、205ページの説明欄の1319の設計委託料の223万8000円の消防道路の復旧の工事費だと思うのですけれども、これは昨年の秋の台風で乙津にある消防道路が崩れてしまったものを復旧するのに、まず設計費がかかるということだと思うのですけれども、現在、仮復旧していただいて、乙津の堰の砂利を取っているものの車両の搬入路として使われていて、結構10トン車が頻繁に通るような道路になっていると思うのですけれども、その辺も含めて、設計とかを今後どのようにお考えになっているのかお聞かせください。 29: ◯建設課長(伊藤 修君) 道路工事に関連いたしますので、私から御答弁させていただきます。現状につきましては、今、中嶋委員がおっしゃったとおり、大型道路により仮に道路復旧をかけております。御質問にございます今回の設計では、乙津の堰堤ですか、砂利採取を行っていますが、今後、大型車両の通行をどう考えていくのかという御質問でございますが、まず、今回の道路の路肩崩壊の要因を考えますと、台風24号による河川の増水が一番の要因であると思われます。そのため、今までの蛇かごでの復旧では、今後も同様な災害が考えられるため、より強固な構造物が必要ではないかと考えております。ただし、今後、河川管理者と協議は必要になりますが、永久構造物、例えば、コンクリート積みブロック擁壁などが設置できない場合もございます。このようなことから、まず、設計委託を発注する前に、担当課とともに西多摩建設事務所と協議を行い、この結果をもって設計委託を発注してまいりたいと考えております。したがって、永久構造物の設置が可能であるならば、大型車両の通行も可能であると考えられますので、今後、東京都水道局や市関係部署と協議を進めてまいります。以上でございます。 30: ◯委員(中嶋博幸議員) ありがとうございます。建設課の皆さんには、仮復旧の非常に迅速な対応をいただいて、いつもありがとうございます。これを直すに当たってなのですけれども、単なる消防としての用途だけであれば、極端な話、そんなに堅固なものでなくてもいいのかもしれないのですけれども、あの道路の用途を見ていると、地元の人たちの相当な観光のための入り口の川へおりる道路として使われているということもありますし、あと、今回のように砂利を取ったりするのに出入りする場所としても使われていることもあるので、普通でいくと、今後、設計が終わって、実際の工事に入るとなると、工事費はあきる野市の予算でやりなさいよという話になってしまうのだと思うのですけれども、いろいろな用途もありますし、あと、災害による崩壊ということもありますから、先ほども御答弁でありましたように、西多摩建設事務所ですとか、東京都ともよく協議されて、できれば東京都の御支援もいただけるように、ぜひ努力いただきたいと思います。例えば、きのう臼井君がお話ししていた瀬音の湯のところの土手の崩壊したのも、市の単費でやらなければいけないところも、いろいろ頑張ってあれすると、かなり東京都が支援してくれたりしているところもあるので、なるべくあきる野市の財源の負担を軽くするように、今、仮設の道路をかなりしっかりつくってくれているので、急いでつくらなければいけないという状態ではないと思うので、その辺、よくよく御協議されてやっていただけたらと思いますけれども、いかがでしょうか。 31: ◯建設課長(伊藤 修君) 中嶋委員おっしゃるとおり、極力、東京都水道局も幾らかいただければ、協議をしてまいりますけれども、今後、前提といたしまして、先ほど御答弁させていただきましたが、まず、永久構造物が河川区域内に、堤防、護岸という形になると思うのですけれども、それが西多摩建設事務所で許可になるかどうかが今後の構造にかかってきますので、その辺を進めた上で、後ほど関係部署との協議をさせていただきたいと思います。以上でございます。 32: ◯委員(中嶋博幸議員) ぜひともよろしくお願いいたします。  もう一つが、207ページの説明欄05防災行政無線維持管理経費5億1400万円のところなのですけれども、私は事あるごとに、これは特殊な工事なので、主たる工事は専門性のある業者でなければできないと思うから、それはいいのですけれども、そうでない部分、例えば、鉄柱を建てるとか、電気工事の小さいところだとか、そういった地元の業者でもできるところはたくさんあるので、ぜひともそういうところは地元の業者に仕事ができるように促していただきたいというお願いをしていると思うのですけれども、その辺はできているのでしょうか。 33: ◯施設営繕課長(岩崎 徹君) お答えいたします。  今回のデジタル行政無線の工事なのですけれども、市内業者については、請負者に対して、下請を市内業者と契約できないかということで依頼はさせていただいているところです。中嶋委員がおっしゃるとおり、今年度につきましては、メーンの工事が防災センターにございます放送機器の設備の取りかえだったものですから、下請業者は入っておりませんが、今後、今、おっしゃられたとおり、柱の建てかえがメーンになってきますので、その辺で市内業者ができないかということで依頼、要望させていただければと思っております。御理解をお願いします。以上になります。 34: ◯委員(中嶋博幸議員) そのようなつもりだと言ってくれているのだけれども、現実はなかなか、聞いてみると、できない理由を並べてきて、元請の人たち、あきる野市でない業者が一式やるという形になってしまっているような気がするのですよ。だったら、分離発注するとか、多少手間はかかるかもしれませんよ。でも、7億円も工事する予算はなかなかないですよ。たとえ1000万円でも2000万円でも、あきる野市の中小・零細の事業所にしてみたら、そういう仕事がとれるだけだって随分違うのですよ、経済的な恩恵が。なので、もうちょっと親身になって地元の業者に仕事が行くようにしていただきたい。別に談合しろだとか、そんなことを言っているのではないのですよ。適正な価格の中でそういったものを配慮した中でできるんじゃないのということを私は言っているので、そこをぜひもっと強く言っていただきたいのですよ。それはどうですか。 35: ◯施設営繕課長(岩崎 徹君) お答えいたします。  下請業者の採用につきましては、あくまでも元請業者がするものとなりますので、市としましては、依頼、要請、要望をさらにしていくことになると思いますので、御理解をお願いいたしたいと思います。以上になります。 36: ◯委員(中嶋博幸議員) それで地元の業者に仕事が回るのだったら、私は別に何の異論もないですけれども、そういうやり方でして、結局、地元の業者に仕事がいかないのだったら、分離発注するなり何なりしないと回らないでしょう。だから、ぜひ、そういうふうに配慮していただきたいと思います。これは意見にとどめますけれども、また決算のときとかに聞いて、結局やりませんでしたという答弁にならないように、よろしくお願いします。 37: ◯委員長(清水 晃議員) 次に、田中委員。 38: ◯委員(田中千代子議員) 予算書の186ページ、187ページ、説明で06武蔵五日市駅前広場維持管理経費で288万9000円ありますけれども、この中に入っているものではないですけれども、武蔵五日市駅前の広場に防犯カメラが設置されておりますが、西側の駐輪場には防犯カメラが設置していないということで、特に女性とか、高校生とか、冬場は早く暗くなったりして、防犯カメラの安全対策でというお声があります。その辺は見通しどうなのでしょうか。 39: ◯地域防災課長(舘野俊之君) お答えいたします。  自転車窃盗の近年の減少が見られない状況から、警察署では対策を検討しております。五日市警察署からは、武蔵五日市駅及び武蔵増戸駅の駐輪場に防犯カメラを設置したいとの相談を受けております。計画の段階でありまして、設置時期等、詳細は未定とのことですが、警察署で設置することとなった際には、設置場所や電力供給などについて、市としても協力していきたいと考えております。以上です。 40: ◯委員(田中千代子議員) 五日市警察で検討しているというお話でしたので、武蔵増戸駅もないということなのですね。やはり駅前の防犯、安全対策というのはとても大事ですので、五日市警察がそういうお声を出していただいているのであれば、積極的に協力していただいて、声もかけていただいて、新年度でしっかりつけていただけるように、また協力していっていただきたいと思います。よろしくお願いいたします。  もう一つよろしいですか。予算書200ページ、201ページです。説明の02の市営住宅ストック総合改善事業経費というところで、今回はこの工事費ですかね、資料の60ページに市営住宅ストック総合改善事業経費ということで、浴室改善工事の増加による増が出ております。これは浴室の工事なので、私が前に質問させていただいたエレベーターの件はないなと、まず1つ認識いたしました。ただ、1年前の予算特別委員会のときに、課長の御答弁では、防災のほうにかじ取りがいっているので、エレベーターの補助金の優先順位が低くなって、厳しくなってきたという御答弁を記憶しております。そのときは、伊奈ハイツ、あとはあきる野ハイツも出していただきましたけれども、その中で80代の方が2階、3階に生活していらっしゃっていて、今後、本当に厳しくなってくるということで、福祉の観点で必要だと思っていますということで、計画の中からは外さないけれども、要望も、国、東京都に補助金のほうはしていくというお話でした。そのときに私がお願いしたのは、例えば、2階、3階の高齢者が、1階が空いたので、1階に何とか移れるのだったら移りたいという声があった場合には、引っ越し費用は市のほうで、本来なら、自分の希望で引っ越す場合には引っ越し代は出ませんけれども、特例といいますか、そういう条件のもとではどうなのでしょうかとお聞きしたときに、検討していきますというお話でした。その辺はどのようなお考えでいるか、もう一度伺いたいと思います。 41: ◯都市計画課長(有馬哲司君) お答えいたします。  本年度も伊奈ハイツのエレベーターに関しましては、補助金の獲得等に向けてということで、東京都関係部署と調整を図っております。また、今、80代の方々が高層階にいらっしゃるというところで、やはりエレベーターの設置は必要だという中でも、そういった方々の移転ということで、ことしもミスマッチという中で交渉させていただいて、エレベーターは現実的に現状なかなか設置できないという中で、その辺の御説明をしていきながら、移転先がございましたので、そこにあっせんさせていただいたという経緯がございます。ただ、結果といたしますと、やはり住みなれた場所でということで、なかなか移転については応じていただけなかったわけですけれども、これまでの田中委員からの御指摘も踏まえて、一人一人の個別の方々にはそういった事情もお話しさせていただきながら、できる限り寄り添った形での移転という形に努力したつもりでございます。現実的に費用負担というところは出てこなかったのですけれども、今後、ミスマッチを解消していく意味では、全体の市営住宅入居者の公平性等も勘案した上で、また、これから高齢者がふえてきますので、エレベーターの設置も考慮しながら、できるだけ前向きに、さまざまな支援は検討していかなければいけないという認識でおります。以上でございます。 42: ◯委員(田中千代子議員) さまざまな協力を検討していきたいということは、引っ越し代はまだ結論が出ていないということですので、これはしっかり結論を出していただきたいと思います。それから、バリアフリーというのは本当に大事になってきますし、課長がおっしゃることも、住んでいる方が高齢になってきて、引っ越しが大変だからいいよという声が多分、多いと思うのですね。ただ、もし足が不自由になったりとかしたら、手押し車なら移動ができるのだけれども、階段だけでは自分の部屋にも戻れないとなった方は、老人ホームとか施設に入らざるを得ないのかなと。手押し車でも自分の部屋に戻れるようなバリアフリーがしっかりできていれば、施設に入らないで自分の家で生活ができるという流れもあると思うのですね。ですので、東京都と調整を図っていますということでしたけれども、もう一歩強力に、単独でというのはもっと大変だと思いますので、先ほどの委員もしっかり東京都から補助をもらってという話をしていましたが、その辺をもう一重、力を入れていただいて、エレベーター設置というところをぜひ検討していただきたいと思います。要望です。意見か。よろしくお願いします。 43: ◯委員長(清水 晃議員) 次に、山根委員。 44: ◯委員(山根トミ江議員) それでは、私から2つほどありますので。まず最初に、予算書では191ページ、資料58ページです。秋3・5・15二宮東西線整備事業経費1436万4000円です。この件につきましては毎年お聞きしております。平成29年度決算で進捗状況についてお聞きしたときには、進捗率、平成30年10月現在で94.25%になるという答弁でした。その後、用地買収は順調に進んでいるのかどうか、今年度、何%ぐらいまで進む予定なのかどうか。また、今後の工事の執行の見通しについてなのですけれども、市民の関心がとても高いので、いつごろ完了予定なのかなど、今の時点でわかる範囲で教えてください。 45: ◯建設課長(伊藤 修君) お答えいたします。  昨年の決算特別委員会で私から御答弁させていただいている数字等、現在は確定しておりますので、再度、進捗率を御報告申し上げます。平成31年3月、きょう現在でお答えいたしますと、事業用地46筆、地籍2,692.17平方メートルに対し、取得用地が43筆、地籍2,537.46平方メートル、未取得用地3筆、地籍154.71平方メートル、進捗率が94.25%となっております。  続きまして、工事の関係でございますが、東京都のホームページで公表されている内容で御答弁させていただきます。つい先日の3月7日に入札がございまして、業者は成友興業株式会社が落札しております。また、工事概要、工期につきましても、公表されている内容でお答えさせていただきますが、工事概要につきましては、工事延長275.2メートル、幅員15メートル、工期につきましては、契約確定の日から245日間となっております。以上でございます。 46: ◯委員(山根トミ江議員) 順調に94.25%進んでいるということで、もうちょっとお聞きしたいのですけれども、成友興業株式会社という具体的な名前まで出てきましたので、ちょっとおくれているということなのですけれども、いずれにしても、用地買収が進まないことには進まないということなのですけれども、今のところでは完成予定がいつごろかということは、未定と考えてよろしいですか。 47: ◯建設課長(伊藤 修君) お答えいたします。  東京都の工事でございますので、未定というか、用地買収が私どもの市で受託を受けておると。先ほど御答弁した3筆、また165号もそうですけれども、非常に難しい箇所が残っております。今回の工事につきましては、西多摩建設事務所から工事施行の通知は来ておりませんが、この工事概要を見ますと、清水外科のほうから、東側から275.2メートルの工事に対して、管きょ型の側溝の設置距離が403メートルになっていますから、両側用地買収が済んでいるところから工事を進めていくと思います。正式に西多摩建設事務所から工事施行通知が来ましたら、またお知らせしたいと思います。以上でございます。 48: ◯委員(山根トミ江議員) ありがとうございます。今回も市民から、どうなっているの、いつごろなのという問い合わせがあったものですから、毎年聞いて申しわけないのですけれども、しつこく質問させていただきました。今後も東京都とよく連携して、事業が順調に進むよう取り組んでいただきたいということを申し上げて、この件については終わりにします。  次に移ります。予算書197ページで、資料では59ページです。住宅耐震助成事業経費463万6000円、毎回これもお聞きしているのですけれども、今回予算では233万6000円増額となっています。ふえた要因として、現行の補助制度に上乗せの補助金が創設されたことによるものとなっております。この件につきましても、平成29年度の決算のときに、市としても助成金を引き上げるよう私が求めたのに対して、国のアクションプログラム、さらなる耐震化促進のために拡充された国の補助制度の話がこのときにされました。今回の増額はそのプログラムに沿ったものと理解します。そこで、その内容について、金額的なことも含めて、もう少し詳しく説明をお願いいたします。 49: ◯都市計画課長(有馬哲司君) お答えいたします。  ただいまの御質問で住宅耐震の予算の増額でございますけれども、市長の施政方針でお示ししておりますように、地震災害に強いまちづくりに向けまして、住宅耐震の取り組みとして、耐震普及啓発を強化、診断から改修までの切れ目ない支援を充実するということでお示ししております。今、委員からございましたように、アクションプログラム、現在、あきる野市の耐震改修促進計画がございまして、その行動計画の位置づけとして、まずアクションプログラムを策定してまいります。このプログラムを策定後、市内木造住宅を対象とした耐震普及啓発活動の実施、また、これまで診断した住宅の改修促進に向けた戸別訪問等の実施とか、改修事業者の技術講習会等の実施を行ってまいります。これらの普及活動経費として8万6000円を計上させていただいております。さらに、これらの取り組みによりまして、住宅改修や建てかえ費用の支援として、今回、国や東京都の補助を活用してまいります。1棟当たり最大75万円の上乗せ補助を計上したものでございまして、平成31年度については3棟分、上乗せとして225万円を計上したところでございます。以上でございます。 50: ◯委員(山根トミ江議員) わかりました。さまざまな取り組み、行動計画、啓発活動とかをやった上で、1戸当たり75万円の上乗せということで、3件分で225万円ということで、上乗せ分が来ることが理由と理解しました。確認なのですけれども、そうすると、こういういろいろな手続を経た上で、現在、市は最高限度額が30万円なのですけれども、この75万円を上乗せして、30万円足す75万円は105万円ですかね、最高限度額が105万円になるという理解でよろしいですか。 51: ◯都市計画課長(有馬哲司君) お答えいたします。  その予定でおりますが、補助要綱等の見直しも行ってまいりますので、それを踏まえて、また改めて御案内したいと思ってございます。以上でございます。 52: ◯委員(山根トミ江議員) ぜひ順調に要綱の見直しまでいくといいかなと思います。これまでも、これは共通の認識だと思うのですけれども、災害がいつ起こるかわからないという昨今ですね。住宅の耐震改修は重要な課題となっています。最近は3.11、ちょうど8年目を迎えまして、テレビでもいろいろな報道がシリーズで行われていますけれども、長引く避難所生活がとても大変だという中で、住宅が守れれば避難所に行かなくても済むということもありますので、ぜひ、そういう見通しになったときに、多くの方にこの助成制度を利用してもらうための啓発とか、周知とか、今後もパンフレットの配布とか、事業者の講習会なども実施するということがこの資料には書かれていますので、こうしたこともあわせて市民への周知啓発を今後も行っていただくよう求めて、以上で終わります。 53: ◯委員長(清水 晃議員) 次に、合川委員。 54: ◯委員(合川哲夫議員) どうもありがとうございます。予算書の197ページ、資料では60ページ、53事業、特定緊急輸送道路沿道建築物耐震化促進事業経費956万円の予算を組んでありますけれども、この特定緊急輸送道路は睦橋道路ということですかね。それから、この沿道に耐震化の必要な建物がどのぐらいあるのか、お聞きしたいと思います。 55: ◯都市計画課長(有馬哲司君) お答えいたします。  緊急輸送道路に関しまして、特に特定緊急輸送道路というのは、震災等の災害時においての防災拠点となる庁舎までのルートを特定緊急輸送道路として指定しております。五日市街道並びに国道411号線が特定緊急輸送道路になってございますけれども、現在、その沿道に関しまして、耐震化が必要な建築物については2棟ございます。以上でございます。 56: ◯委員(合川哲夫議員) わかりました。これは毎年予算計上されているような気がするのですけれども、今まではそういった事例はなかったのですか。改修の事例ですね。 57: ◯都市計画課長(有馬哲司君) お答えいたします。  現在の耐震改修促進法の中の特定建築物として、特定緊急輸送道路沿道建築物も対象となってくるわけでございますけれども、現在の法律の義務化としましては、耐震診断まででございます。実際にこの2棟については耐震診断は終わっておりますけれども、やはり耐震化の強度不足が診断結果で出ておりまして、東京都並びに市、それと耐震補強のアドバイザーという、建築士会等を通じまして、所有者に改修、除却、建てかえ、そういったものを促させていただいているところでございます。昨年に関しましては、耐震診断をしても、なかなか耐震化が進まないという状況から、法に基づいた公表を行っているという状況でございまして、地道に所有者に耐震化の意識の向上を図りながら、補強設計等を進めて、また改修につなげていくという形の中の取り組みをしているところでございます。以上です。 58: ◯委員(合川哲夫議員) わかりました。耐震が必要な建物が2棟あると。なかなかこれはお金のかかることだということですので、その辺のところの補助金を計上しているということだろうと思います。沿道の緊急時の物資輸送、これは大事なことですので、実現できるように、なおかつ努力していただきたいと思います。ありがとうございました。 59: ◯委員長(清水 晃議員) 次に、堀江委員。 60: ◯委員(堀江武史議員) 最近、毎年聞いているのですけれども、201ページ、消防団運営経費なのですけれども、今回、うちの会派の臼井委員からもいろいろお願いして、会派からもいろいろお願いしまして、かなり東京都から予算を取っていただき、消防団に新しい機材を導入していただけるということなので、本当に感謝を申し上げるところでありますが、そもそもその機材を使う団員の数が本当に減ってきていると。多分、運営している本団も本当に悩んでいるところだと思っております。  最近、市に新しく入った職員の方は消防団に入らなくてもいいよみたいな風潮になっておりまして、ここ数年、新しく入った方がなかなか入っていただけないような感じになっております。その辺はしっかり市長からも、新しく入った職員はなるべく入っていただければ、AEDの講習会もありますし、土のうの積み方も覚えますし、本当に市の職員として、幹部職員になったときも、災害が起きたときにしっかりできると思うのですね。ぜひ檄を飛ばしていただいて、今、入っていない、この音声を聞いている若い職員の方がいたら、率先して手を挙げて消防団に加入していただきたいと思っておりますが、ぜひ市長、檄を飛ばしていただきたいと思いますが、いかがでしょうか。 61: ◯市長(澤井敏和君) 職員ともしょっちゅう面談しますので、機会があるごとにその旨をお話ししたいと、かように考えております。 62: ◯委員(堀江武史議員) ありがとうございます。私もここで18年間消防団をやらせていただいて、退団の運びとなりますが、かなり多くの人数が今回も退団して、入る人が少ないのではないかと思っているのですけれども、現状、どのようになっておりますでしょうか。 63: ◯防災担当課長(長谷川武浩君) 堀江委員の消防団の現状についてお答えいたします。  確かに消防団の確保については、今、問題というか、消防団の方々もかなり問題意識を持っております。ちなみに、来年度、改選期となりますけれども、入団予定なのですけれども、新入団員が16名、あと、堀江委員にも御協力いただくのですけれども、機能別団員が22名加入いたします。トータル38名加入いたしまして、退団も加味いたしまして、来年度の消防団員の数が401名の予定でいます。以上でございます。 64: ◯委員(堀江武史議員) ありがとうございます。もう400を切る、そこまで来ているということなので、500名を超える定員になっておりますので、100人欠員ということは、災害のときに非常に厳しい状況になると思います。なので、庁舎挙げてやっていただかないと、町内会・自治会にもお願いしてやっていかないと、非常に厳しい状況になっていくと思いますので、災害はいつ来るかわからない、これは議会の合い言葉のようになっておりますけれども、ぜひやっていただかないと、来年度以降、厳しい運営になっていくと思いますし、下手すれば、部によっては操法大会に出られないような状況にも陥ってきますので、その辺はしっかり市のほうで考えていただいてやっていただきたいと思います。以上です。              (「関連」と発言する者あり) 65: ◯委員長(清水 晃議員) 関連で、合川委員。 66: ◯委員(合川哲夫議員) 今の堀江委員からの消防団入団のお話なのですけれども、私のところの4分団4部は、ここで退団する人が2名ばかりいまして、部員が6名ということで、せんだってうちへきまして、全く困ったなと嘆いていました。これはもう消防団だけの問題ではないという認識を持ちまして、増戸11日会という自治会長会があります。そこでちょっとお話をさせていただいて、自治会ぐるみ、それから、防災・安心地域委員会、こういったところも巻き込んで、それにバックアップしていただく市と一体になって、新規住民の方に呼びかけてみたらどうかと、今、私は思っているのですけれども、そんなことをちょっとやってみたいと思います。私としても、これは深刻な問題だなと。いろいろな災害が各地で起こっている中で、地元の消防団の活躍は非常に重要視されている、そして感謝されていると、こういう状況ですので、そんなところを私は感じておりますので、きょうは意見だけ述べさせていただきます。ありがとうございました。 67: ◯委員長(清水 晃議員) 関連の方、中村一広委員。 68: ◯委員(中村一広議員) 私も消防団のOBとして、団員が数多く欠員があるということは非常に危惧しているところではございます。ここにも記載されておりますが、消防委員会は市長の諮問によって条例改正等が行われているときに開催されることになっているとは思うのですが、団員確保で、こういった危機的な状況があるというところで、消防委員会が私が議員になってから一回も開催されていないという状況もございます。消防委員会、そして町内会・自治会の方々も一緒に力になって団員確保に向けて取り組んでいかなければいけないとは思いますが、ぜひ市長に消防委員会を開催していただくようお願いしたいと思っております。よろしくお願いいたします。これは要望で。 69: ◯委員長(清水 晃議員) 答弁いいですね。要望だからね。  次に、関連ございますか。なければ休憩に入りますが。関連で、たばた委員。 70: ◯委員(たばたあずみ議員) 朝から手を挙げ続けているのですけれどもね。ここは関連でちょっと聞きたいと思います。今、中村一広委員から出てきた消防委員会が数年来開かれていないというのは、危機的状況でなければ開く必要がないということなのですか。そこだけお願いします。 71: ◯防災担当課長(長谷川武浩君) たばた委員の御質問にお答えいたします。  消防委員会なですけれども、過去に機能別団員を導入するときに開いております。それ以来、開いていないのですけれども、確かに中村委員おっしゃったように、市長からの諮問がないと開けないということで、現在、諮問に図る事案がないということで開催はしておりません。以上でございます。 72: ◯委員(たばたあずみ議員) そういうことなのかなということはわかりました。報酬も出ていますし、ちゃんと委員もいらっしゃるのだと思いますので、開かれなければ出ないのかな、その辺、わからないのですけれども、そのあたりも、一広委員おっしゃっていたように、今、団員確保のところで工夫がいろいろ必要なのかなとも思っていますので、ぜひ開いて、どうやって訴えかけていくかということも考えていただきたいと思います。  それで、団員確保はやはり必要なことなのだろうと私も思いまして、団員確保の工夫、今やっていらっしゃること、また来期、新しく考えていることなどありましたら伺いたいなと思いますけれども、いかがでしょうか。 73: ◯防災担当課長(長谷川武浩君) たばた委員の御質問にお答えいたします。  消防団員の確保につきましては、消防団の方々が一番気にしているところでございます。昨年から消防団正副団長会議で、消防団確保の取り組みについて会議等開催しております。毎月のように行われている幹部会議におかれましても、分団の皆様に消防団の確保の取り組みについてお願いいたしまして、その取組状況についても報告しております。本来、消防団の方々が本当に見込みのある団員を探すことが一番いいことではないかと思っております。ですので、平成30年度につきましては、消防団全員が一丸となって取り組んでいることは皆様にもお知らせしたいと思います。あと、堀江委員から、適齢期の方に通知等、お話あったのですけれども、今回、試みとしまして、副団長がチラシをつくりまして、3月、今月ですけれども、市内全域に回覧をいたしました。これによって何名入るかわかりませんけれども、さっき合川委員からお話ありましたけれども、市内に85の町内会・自治会がございます。もし町内会・自治会の方が1人入団を決めていただければ、85名の方が単純に消防団員になるという計算にもなります。地域の方々にもぜひ御協力をよろしくお願いいたします。以上です。 74: ◯委員(たばたあずみ議員) チラシつくって回覧、いろいろ回覧にも入ってきていて、活躍しているところなども拝見させていただいていますけれども、ちょうど対象になる若い年齢の方たちが見るかというと、そこが非常に難しいのではないかと思っています。現に活躍していらっしゃる団員の方たちの御家族、またそのお友達とかと広げていけば、若い人たちにも、幾らでも接点は出てくると思うのです。そういうところに働きかけながらも、私、親として思うのは、この子たちがもし団員になろうかなとか、消防団員になったらどうと話をされたときに、そもそもその内容が、どんなことをやっているのか、具体的なところがわからない。もう少し上の人たちも、仕事が忙しくて実際できないという物理的な部分もあるかもしれないですけれども、できるのか、できないのかの判断材料がそもそもすごく少ないのではないかと思っています。そういったところを丁寧に説明できる、あるいはQ&Aみたいな形でやっていくとか、やり方もあるかと思います。それから、そういう方法でこういうのができるのではないのと考えてもらえればいいなとも思っています。
     何か今、怒られていますかね。大丈夫ですか。消防団、有償ボランティアみたいなものかなと私は思っております。そういうふうにやっていく中で、土日の出動などもたくさんありますし、夜も出なければいけなかったりということで、御家族の協力あってこそだと思っておりますので、御家族の方たちにも、息子さん、あるいはお父さんだったり、そういう人たちが出ていくことに理解を示してもらえるような材料をこちらからも提供していくことも必要かなと思います。今、提供してくださっているお店とか、つくってくださっていることも存じ上げております。ほかにも家族の人たちが、うちの家族がそうやって消防団で頑張ってくれているから、こういうメリットもあるなということも感じつつ応援していくよと言ってもらえるような工夫もしていければと思うのですけれども、そういった方法は何か考えていらっしゃるでしょうか。 75: ◯防災担当課長(長谷川武浩君) たばた委員の、家族の方にいろいろとサポートしているかというお答えなのですけれども、隔年ではございますけれども、サマーランドにて家族慰安会を開催しております。これは市で補助金を出して行っております。消防団員、あと家族の方がサマーランドに来て、一日楽しくやっております。これも消防団員の幹部の方が企画して、内容を決めてやっております。これは大変人気がございます。あと、サポート事業を数年前に始めたのですけれども、これも着実にサポートしていただける店舗数がかなりふえてきまして、飲食店などがかなり多く加入していただいております。店によってさまざまなサポートがございますけれども、そういったところに行っていただければいいかなと思います。家族の方にも団員証の家族カードがありますので、それを持っていけば、同じようなサポートが受けられます。  あと、若い方に団員がどういう活動しているかを知っていただきたいということなのですけれども、一番いいのは、市で行われている操法大会に一回見に来てください。家族の方を連れて。皆さん、本当に頑張っています。今から、仕事終わって、夜、夜間訓練等して、操法大会に向けて訓練しております。そういった活動を一生懸命やっているところを見ていただければ、消防団はこういうことをやっているのだというのがわかると思います。あと、さまざまなイベント会場で勧誘活動をしておりますので、そういったところで直接団員に話を聞いたりして、消防車に乗って、消防服を着て写真撮ったりして、そういったことも必要かと思います。ですので、こちらから提供するというよりも、みずからそういう場に出向いて、子どもたちに消防団活動の役割を担っているところをお知らせしていただければいいかなと思います。以上です。 76: ◯委員(たばたあずみ議員) いろいろやっているということでした。操法大会も、私も見ていて、非常にかっこいいな、すごいなと思います。こういうのを広くアピールすることで、市民の方たちも見られると思いますので、そういったところにどれだけ案内できるかということもあるかなと思っております。何とか団員確保をしっかりやれるようにと思っております。頑張ってください。関連は以上です。 77: ◯委員長(清水 晃議員) ほかに関連関係はないですね。休憩に入る前ですが、款が変わりますので、この款はあと2人だね。では、ここで休憩にしましょう。  ここで休憩といたします。  なお、再開は午前11時といたします。                               午前10時42分  休憩           ────────── ◇ ──────────                               午前11時00分  再開 78: ◯委員長(清水 晃議員) 休憩前に引き続き会議を開きます。  たばた委員。 79: ◯委員(たばたあずみ議員) 2点あります。1つが197ページの下のほう、都市公園のところです。きのう、観光トイレのところでも伺ってはいるのですけれども、公園にもトイレたくさんございます。トイレは壊されたりとか、いろいろ難しいこともいっぱいあるのですけれども、それぞれのトイレ、昨年、おととし、すごく寒かったときに凍結ということで、水をとめざるを得ないとなりました。この凍結対策を見直してこられたかどうか。それから、今度、新しい予算の中で凍結対策として何らか考えていることがありましたら、お聞かせください。 80: ◯管理課長(田中昭二君) お答えいたします。  今、凍結というお話がございましたけれども、今年度は一定期間、都市公園で31カ所、都市公園以外の公園で8カ所、その他の水飲み場などの43カ所、閉栓を行いました。これにつきましては、今、たばた委員からお話あったとおり、平成29年度におきまして、冬季の寒波の影響によりまして、市立公園、都市公園、合わせまして20件のトイレ等の凍結によりバルブが破損した、新たな予算措置が必要になったことから、今年度も12月、たまたま急激な寒波が来たということがございまして、心配されましたので、急きょ閉栓という対策をとらせていただいたものでございます。  今後の予算でございますけれども、修繕費につきましては、通常の予算ということでとらせていただいているところでございまして、凍結しないような施設改善につきましては、図るべきものだろうとは担当課の中でも考えているところでございますけれども、公園の立地条件、川に近かったり、内陸にあったり、寒さ、いろいろな条件もあると思います。修繕費の中で対応できる経費などを勘案しながら、可能な範囲の中で考えていきたいとは考えております。以上でございます。 81: ◯委員(たばたあずみ議員) いつもいつも必要なわけではないということもありますし、凍結、本気で対策立てようと思うと、すごくお金もかかってくるということがありますので、凍結しやすい場所に絞っていくこともやはり大切かなと思っています。子どもたちも公園を使ったときにも必要としていますけれども、市内で業者の方などはお昼休みに利用されていたりということもよくあるようです。そういったところで、トイレは大分頼りにされていますので、凍結防止、必要なところから順次で構いませんので、ぜひ対策を進めていっていただきたいと思います。  それから、191ページの秋川駅自由通路エレベーターのところです。これについては、ことしの春から着工という話は出ていますけれども、もう春になったけれども、どうですかという話が、市民からも急かされていますけれども、4月になって工事が始まれそうでしょうか。そのあたりだけお願いします。 82: ◯建設課長(伊藤 修君) お答えいたします。  工事着工に向けて、現在、請負業者が図面、施工方法の詳細を精査しておるところでございます。また、あわせて、施設営繕課になりますが、市と請負業者において、今後、整備において、安全で効率的な工事になるよう、定期的に打ち合わせは行っております。そのほか、施工する敷地の一部に秋川駅の電話、給排水、ガス、空調等の移設が必要な設備があり、これらについて、現在JRと協議を行っている最中でございます。これが終わり次第、工事は着手、着工していきたいと考えております。以上でございます。 83: ◯委員(たばたあずみ議員) まだ幾つかやることが残っているということで、明確にいつとはお返事できないのかなと思います。非常に楽しみにしていますので、ぜひ早目に、また安全に工事を進めていただければと思います。以上です。 84: ◯委員長(清水 晃議員) 次に、村木委員。 85: ◯委員(村木英幸議員) 197ページ、真ん中辺にあります武蔵引田駅北口土地区画整理事業、その中で、一般会計からの繰出金がありますね。1億4669万円。これは現状では経常収支比率が98.9%という状況です。したがって、弾力的に使えるお金は本当に少ないだろうと思います。3億円弱であろうかと思いますが、そういった状況でこれだけのお金を一般会計から繰り出すというのは大変財政を圧迫しているなと感じるのですが、こういったことがもう何年か続いておりますけれども、平成28年度から続いていますか、こういった状況についてはどのようにお考えなのでしょうか。これからのことも含めて伺いたいと思います。 86: ◯財政課長(大久保学君) お答えいたします。  経常収支比率の関係なので、私からお答えさせていただきたいと思います。経常収支比率なのですけれども、経常的な一般財源に対しての経常的な経費ということでございますけれども、当然、98.9%となれば、委員おっしゃるようなことになるかと思いますけれども、実際のところは経常経費に分類されない中にでも、例えば、特別交付税とか、市町村の総合交付金とか、臨時的経費と呼ばれるものを利用して、当然、起債などを利用して、建設事業については行っているところでございますので、必ずしも経常収支比率が高いからといってできないとか、そういった判断にはならないかと思います。以上でございます。 87: ◯委員(村木英幸議員) 結構です。 88: ◯委員長(清水 晃議員) ほかにございますか。              (「なし」と発言する者あり) 89: ◯委員長(清水 晃議員) ほかに御質疑等がないようですので、以上で第8款土木費から、第9款消防費までは終わりました。  次に、説明員の入れかえのため、暫時休憩いたします。                               午前11時07分  休憩           ────────── ◇ ──────────                               午前11時11分  再開 90: ◯委員長(清水 晃議員) 休憩前に引き続き会議を開きます。  次に、第10款教育費、208ページから、第13款予備費、268ページ及び地方債の現在高の見込みに関する調書280ページまでについて行います。  質疑、御意見をどうぞ。堀江委員。 91: ◯委員(堀江武史議員) ありがとうございます、委員長。それでは、最初に257ページ、オリンピック・パラリンピック啓発事業。昨日でオリンピック前500日となりまして、もう大分目の前に迫ってきたかなと思っております。その割には50万円という予算で頑張られるのかなと。どのような事業を計画しているのかお知らせください。 92: ◯スポーツ推進課長(長谷川美樹君) お答えいたします。  東京2020オリンピックの事業について、どのような事業を計画しているかという御質問でございます。主な事業は3つ計画しております。1つ目でございますが、東京都の市町村で実行委員会を組織して、ボッチャ多摩カップを開催する予定でございます。この大会にあきる野市からも代表チームを選出し、出場してもらいたいと思いますので、予選会を開催する予定でおります。加えて、ボッチャ競技は誰でもできるスポーツですので、小学生を中心に普及事業に取り組みたいと考えておりまして、こういった取り組みで機運醸成を図っていきたいと考えております。  2つ目でございます。地域のお祭りなどで東京五輪音頭2020を踊っていただき、地域から盛り上げていただきたいということで、現在、あきる野市秋川舞踊連盟と五日市舞踊連盟の先生方に御協力をいただき、踊り方のDVDを作成しております。3月下旬ごろに町内会・自治会に、また流し踊りに参加している団体に配布する予定でおります。また、練習会も6回ほど行う予定でおりまして、多くの方に踊っていただきたいと思っております。さらに、この事業を夏まつりの流し踊りでも踊っていただく取り組みを現在進めておりまして、実現すれば1,000人の方が踊ることとなり、その家族、お友達が見ることによって、例えば、家族が4人ということで、1,000掛ける4人、4,000人の方が東京2020オリンピックに参加する、また触れるという機会になるのではないかと計画しております。  最後に3つ目でございます。各種イベントの機会を捉えて、啓発物品を配布するほか、旗などを設置することも検討する予定でおりまして、また公式マスコットのミライトワ、ソメイティを機運醸成イベントに出演してもらう、そういったイベントを考えております。このようなことを予定しております。以上でございます。 93: ◯委員(堀江武史議員) 御答弁ありがとうございました。心配していることは、本当にこの50万円で大丈夫なのかということと、踊りが結構難しいのではないかという話も出ていまして、この時期から準備しないと、8月の夏まつりに間に合わないというのはわかっていて、多分、この時期にやっているのだなと思いますので、ぜひ応援していただきたいと思いますし、東京都とか、いろいろなところからオリンピックの補助金をしっかり引っ張ってきていただいて、もっと啓発活動を進めていただきたいと思いますので、ぜひやっていただきたいと思います。市長も含めて、ぜひ引っ張ってきてください。よろしくお願いします。 94: ◯委員長(清水 晃議員) 次に、臼井委員。 95: ◯委員(臼井 建議員) よろしくお願いします。私からは事業を1つだけお願いしたいと思っております。予算書213ページです。10、01、03教育指導費の01教育指導一般経費、その中の1317調査委託料、04児童・生徒心理テスト調査委託料106万1000円についてお尋ねしたいと思います。この児童・生徒心理テスト調査なのですが、テストを実施して、調査結果をどのように活用なさっているのか、教えていただけないでしょうか。 96: ◯指導担当課長(間嶋 健君) お答えします。  児童・生徒心理テストでございますが、大きくは自己認識、社会性、学級環境、生活・学習習慣の4項目、より細かい項目では18項目調べられます。この結果をよりよい学級経営等に生かすことを目的としております。レーダーチャートをもとに、どのカテゴリーが弱いか、それから、よいかを捉え、クラス、概況を確認するとともに、散布図では、大きなストレスを抱えている子はいないか、要支援の子どもはいないかなどを発見します。概況や要配慮児童・生徒の存在をつかんだ教員や管理職は、よりよい学級経営や要配慮児童について対応策を考えております。  結果の活用といたしましては、例えば、学級が落ち着いていて問題がないように見えていても、疎外感を感じていたり、人間関係でストレスを感じていたりする子が1人、2人といます。それらの子が具体的に把握できますので、声かけをするなど、支援の第一歩がスムーズに行えるという特徴があります。市全体では大きなへこみは少ないところでございますが、学級によってはかなり形に特徴がある場合があります。落ち着かない学級がある学校には、調査結果を踏まえて、改善に向けた指導、助言をする場合もあります。  なお、市全体の概況でございますが、全国と比較してほぼ同心円で結果が出ております。ただ、学年が上がるにつれて学習習慣が落ち込んでいることはつかんでおりますので、学力向上対策として習慣つけが大事であるところは考えているところでございます。以上でございます。 97: ◯委員(臼井 建議員) ありがとうございます。学力向上対策においてもいろいろ参考になると伺いました。この結果を用いて、この子はストレスを感じているのではないかとか、そういった参考にもなるということです。私の勝手な推測なのですけれども、いじめだとか、学校でいろいろ問題を起こす子は、家庭ですごい強いストレスがあったり、家庭だけではないかもしれないけれども、そういったどろどろした部分がはけ口がなくて、学校で爆発するようなこともある子もいるのではないのかなと感じているところであります。そういうことがありますので、ストレスが見受けられるというところは、発見するというのはなかなか難しいのですけれども、学校の先生だけでもなかなか難しいので、こういった心理テストもきっかけにして、いじめ対策をやっていただけるといいなという思いもあります。  それでは、最後に伺いたいのですが、この心理テストの結果等をいじめの対策、あとは、昨今、児童虐待の問題もありますが、あわせていじめ対策や児童虐待の防止対策にどんなふうに活用していらっしゃるのか、できるのか、御見解をお願いしたいと思います。 98: ◯指導担当課長(間嶋 健君) お答えします。  個人の回答の中に、特にクラスに対する愛着が低かったり、団結したクラスだと思っていなかったりなど、満足度の低い児童・生徒がいる場合や、調査項目の一部の質問項目から把握できる直接的ないじめのサインを発している児童・生徒がいる場合には、学校が個別に対応するよう指導しています。また、その学級の規範意識の高さ、低さ、それから、絆の強さ、低さ、学級の言葉を使った認め合いの状況などを確認し、課題を明確にして指導することを結果説明会などを通して助言しているところでございます。  虐待につきましては、直接的な質問項目はございませんが、生活習慣の項目で特徴がある場合、そこから教員が個別に聞き取りを行っていき、その中で、その兆候が見られたとするならば、そこから次のステップに進むことは考えられるところでございます。以上でございます。 99: ◯委員(臼井 建議員) どうもありがとうございます。さまざまな手当を講じていただいて、いじめや児童虐待の防止対策に尽力していただきたいと思っております。市長が公約として掲げられている安全・安心は、子どもたちの安全・安心ということもぜひ御配慮いただいて、学力向上対策は本当に喫緊の課題ではあるのですが、いじめ防止対策、不登校の対応、ここを少しでもおろそかにすると、そこからだーっとひずみが出てくると私は思っておりますので、このことも同じぐらいの重さを持って、いろいろ対策を考えていただければありがたいなと思います。以上です。              (「関連」と発言する者あり) 100: ◯委員長(清水 晃議員) 関連、たばた委員。 101: ◯委員(たばたあずみ議員) ここは聞くつもりなかったのですけれども、ちょうど出たので。前にも申し上げているのですけれども、この心理テストの結果ですね。以前には特に説明なく家庭に返されることがありました。家庭でそれをどう受けとめていいのかわからないということがありましたので、もし返すのであれば、しっかりと見方、それから、どう考えるべきなのか、受けとめ方などを説明する必要がありますよということを申し上げてきていますけれども、今、返してなければ、それはそれでいいのですけれども、どのようにして返されているのか、伺います。 102: ◯指導担当課長(間嶋 健君) お答えします。  この心理調査の結果につきましては、教員を通して、この活用の仕方について、具体的に、結果説明会でこのように返してくださいということや、こういう見取りをしてくださいという形で説明をしております。個別の回答の形もありますので、その活用につきましても説明はさせていただいているところですが、その後の渡し方についても、十分に説明するようにということになっていますけれども、そこから学校で具体的に回答の説明の仕方は、各学級担任が行っているところなので、十分に把握していないところでございますが、きちっと説明しているものと判断しております。 103: ◯委員(たばたあずみ議員) 前にも申し上げているので重複してしまって申しわけないのですけれども、この心理テストというのは、見える部分は一面的なものになります。ただ、出てくる数値は非常にはっきりしたもので出てきますので、扱いはとても慎重にするべきものなのですね。それをどう受け取るかは、受け取った人によって全く変わったふうになってしまいます。あくまでも学校、あるいは教育機関が判断するときには、こういう傾向があるねとしか受け取る必要はないと判断できたとしても、各家庭に返ったときには、親にとってみると、自分の育てている子どもが何らかの影響を受けて、今、こういうふうに、非常に低い数値になっていますよ、あるいはクラスに愛着がありませんよとか、自己評価とても低いですよとか、夢がないですよみたいなことが数値として出てくるわけですよ。そういうのを受け取ったときに、親は結構ショックを受けます。これって、どうしたらいいのでしょう、これを先生に相談して何とかなるのだろうか、自分の育て方が悪いのだろうかと受け取ってしまう可能性は十分あることなのです。正しいことではないですけれども、人によっては、子どもの育て方、育ち方、そういうのが数値として評価されたときに、自分の育ててきたやり方が評価されていると受け取ってしまうケースもありますので、そのことが家庭環境に悪い影響を与えてしまってはマイナスになりますので、指導しているものと思いますということなのですけれども、本当に十分気をつけて、自分がこの子の親として、これを返されたときにどう受け取るかということも考えた上で返さなくてはいけないのですよということを、お仕事ふやしてしまって本当に申しわけないのですけれども、これを家庭に返すのだったら本当に気をつけなくてはいけないということを改めて申し上げておきます。やっているつもりですということですし、ここで言っておけばわかると思いますので、これは要望として伝えておきます。以上です。 104: ◯委員長(清水 晃議員) たばた委員、そのほかの、続けてください。お願いします。 105: ◯委員(たばたあずみ議員) では、続けます。225ページです。こちらは小学校で、中学校も含まれるのですけれども、就学援助費のところです。国で支給額を増にするという方針が出てきているようです。まだ決定していないので、決定し次第、補正で来るのではないかとは思っているのですけれども、そこであわせて卒業アルバムも就学援助の対象にすると伺っております。これが今後、あきる野市でも、卒業アルバムも就学援助に含まれていく方向があるのかどうか、伺います。 106: ◯教育総務課長(宮田健一郎君) お答えさせていただきます。  就学援助費の支給項目に卒業アルバムを加えるかどうかという御質問でございましたが、卒業アルバムを加える予定は現在ございません。以上でございます。 107: ◯委員(たばたあずみ議員) 現在のところ予定なしということで、非常に残念ではあるのですけれども、卒業アルバムはどうしても1万円を超えるような高額な支出になりまして、今までも言ってきていますけれども、卒業時、小学校の場合ですと中学校に上がるし、中学校の場合ですと、その後、大概高校に上がります。ちょうどお金もいっぱいかかる時期ですので、卒業アルバムについてもぜひ対象にしていただきたいと思います。できれば無料で配れれば一番いいのですけれども、また、学校によって差額が出てきてもいますので、差額分をならすという形でも、ぜひ考えていただきたいと思います。それは要望にとどめます。  それから、部活動費も本来、国で対象にしていいよと入ってはいるのですけれども、これについての検討はされているでしょうか。お願いします。 108: ◯教育総務課長(宮田健一郎君) お答えいたします。  国の要保護児童の補助金の基準単価にクラブ活動費も載っておりますけれども、現在、クラブ活動費につきましても支給の予定はございません。 109: ◯委員(たばたあずみ議員) 部活動は入る子も入らない子もいますし、部活動によってかかる経費も変わってくるということで、難しいのだということは伺ってはおります。ただ、国でも一定、必要性を認めて支給できますよと言っているのだと私は理解していますし、また、部活動にかかる経費のせいで、本来だったらやりたい種類のものを我慢して、お金のかからないものを子どもが選択していくというような、遠慮してやらなければならないとか、そういうことになるのは非常に気の毒だなと思います。せめて中学校の部活ぐらい、それだって数限りがありますから、好きなものを選べて、伸び伸び活動できるようにしたいなと思いますので、やり方は幾らでもあると思います。実費で最初の1つだけとかいう形もありますし、全員が全員、部活動に入るわけではないわけですから、全員に同じ額を支給しろとまでは言いません。ほかでやっているところなども見ながら、工夫するようにして、ぜひ検討していっていただきたいと思います。要望です。  次に移っていいですか。それでは、239ページの放課後子ども教室のところです。資料ですと79ページになります。今回、南秋留小学校が加わるということで、だんだんふやしていくという方針も伺っています。だんだんふえていくのはよかったなと思います。今年度、有償の方たちだけですけれども、謝礼単価も引き上げてやってきています。またここで新しく立ち上げるということで、人材確保はしっかりできているかどうか伺います。 110: ◯生涯学習推進課長(吉岡 賢君) お答えいたします。  たばた委員から先ほどお話しいただいたとおり、平成31年度の予算では、賃金も見直しを行っているところでございます。  なお、人員確保についてでございますけれども、平成28年度より当事業を御協力いただいております安全管理員の人数を4名から6名に2名増員して対応しておりますけれども、現在、全額、6名全てが配置できており、安定した人員確保ができていると、このように考えております。以上です。 111: ◯委員(たばたあずみ議員) 人数、それぞれ2人ずつふやしたけれども、それでも確保できているということで、よかったと思います。ほかにもボランティアの応援団とかもいまして、そちらもなかなか人数がどんどん広がっていく形になっていないのかなと思います。そういうところもできるだけ、活動に応じてだけれども、有償ボランティアみたいな形で考えていくことも必要なのかなとは思っています。それぞれの放課後子ども教室、場所によって特色があるというのもすごくいいと思います。ただ、それぞれのところで余り固定的になってしまうのももったいないと思いますので、各子ども教室の事業、内容などを交流できるように、それぞれ研修とかされていることは十分わかっているのですけれども、相互の活動を紹介し合ったり、あるいは実際の活動をしているところを見に行く、あるいは参加するという形で、自分たちのところでも、では、これはやれるのではないかということもありますし、ああ、こういうやり方をしたらうまくできるなということ、参考になる部分があると思うのです。そういった取り組みをぜひやっていただきたいと思うのですけれども、いかがでしょうか。 112: ◯生涯学習推進課長(吉岡 賢君) お答えいたします。  現在、各学校間の情報交換、また情報共有などを図るために、各学校のコーディネーターを集めさせていただいた会議を年2回、また全スタッフを対象とした研修会なども実施しているところでございます。引き続き他の現場の視察なども含めまして、学校間の情報交換、また情報共有が図れる機会を設けてまいりたいと、このように考えております。以上です。 113: ◯委員(たばたあずみ議員) 必ずしも全部の学校が同じ日に全部やれているわけではないので、こちらがお休みだから、ほかでやっているところを見に行ってみようとか、そういうやり方で十分だと思いますので、ぜひ取り組んでいただければと思います。  それから、もう一つ、243ページの公民館運営管理のところになります。修繕費に入るのか、額が小さいのであれですけれども、新館のトイレはいろいろやっていただいて、すごくよくなったなと感じております。今、旧館のトイレがいろいろトラブルが起きているのかなと思いますけれども、新館のトイレ、洋式はこちらが使えますよと御案内されていて、洋式が必要な人はそっちを使うようにはなっているかなと思います。ただ、新館の数だと、やはり十分ではないですね。それぞれワンフロアに、女性トイレですと個室が2つずつですので、収容人数の多い研修室ですとか、イベントがあったりするときにはちょっと不足するのかなと思っています。旧館のトイレ、使えるようにしていければと思うのですけれども、旧館のトイレの改修はこれからどう考えておられるのか、ざっくりとでも構いませんので、お願いします。 114: ◯生涯学習推進課長(吉岡 賢君) お答えさせていただきます。  公民館の本館部分のトイレでございますけれども、これまでも設備等の修理などを行いながら随時対応してきたところでございますが、現在、本館1階の男子トイレの洋式トイレの水の流れが悪いということで、一部、使用を中止しているという報告も受けておりますので、引き続き施設の管理をお願いしております指定管理者とも調整を図りながら対応してまいりたいと、このように考えております。以上です。 115: ◯委員(たばたあずみ議員) そもそもの施設自体も非常に古いので、もともとが規格として、小さかったり、低かったり、難しいなと思うことがいろいろあるのですけれども、お金もかかっていくことですので、少しずつ計画を立てながら、使いやすいように改善していっていただければと思います。よろしくお願いいたします。  それから、今までも、ぜひ若い人たちの公民館の利用、それから、生涯学習に役立てるためにミシンなども考えてくださいねということをお願いしてきました。ぜひ、そういったことも前向きに考えていただければと思います。要望にとどめます。以上です。 116: ◯委員長(清水 晃議員) 次に、辻委員。 117: ◯委員(辻よし子議員) 予算書の211ページになります。下のほうの説明欄04教育委員会事務局教職員一般経費のところの1801の物品等購入費。これは一般質問の中でも部長から御答弁のありましたタイムレコーダーの導入に係る費用だと思います。これは全ての学校に入れるのか、どのような使い方をするのか、教えてください。 118: ◯指導担当課長(間嶋 健君) お答えします。  タイムレコーダーでございますが、全ての学校、16校に配置する予定でございます。勤怠管理ソフトつきでございまして、勤務実態の正確な把握を目指します。以上でございます。 119: ◯委員(辻よし子議員) わかりました。これを入れる目的なのですけれども、前に質問したときに、教員の勤務の実態を把握するのがなかなか難しいということでした。これを入れることで、どのぐらい学校にいる時間があるのかという全体的な把握をされるという目的なのか、あるいはすごく勤務時間の長い教師に対しては何らかの個別指導をしたりとか、そういったことまで考えていらっしゃるのか、その辺の目的を教えてください。 120: ◯指導担当課長(間嶋 健君) お答えします。  勤務の実態を把握し、その教員の長くいるということを一方的に指導したとしても、その実態を変えることはできません。もちろん意識改革を進めていくことも必要でございますし、なぜそれが伸びているのか、業務改善ができる場所がないのかということを検討していく必要があると思います。そのことにつきましては、あきる野市学校職員教員の働き方改革推進プランに基づいて、個々の学校ごとに取り組んでいただこうと考えているところでございます。以上でございます。 121: ◯委員(辻よし子議員) わかりました。教員の仕事はすごく創造的な仕事なので、自分で遅くまでいろいろ教材研究して、楽しみながらって失礼ですけれども、そういった場合もあるでしょうし、あふれるほどの仕事ですごくストレスを抱えてしまっているという場合も、いろいろあると思いますので、教員の方に寄り添った形での管理職の指導を期待しております。  それでは、217ページになります。一番上の08のせせらぎ教室管理経費です。まず、不登校の人数なのですけれども、一般質問の中村のりひと議員の質問に対する御答弁で、平成29年度83名とのお答えでした。前にデータいただいたときに、たしか平成25年度、一度ちょっと多かったときがあるのですけれども、その後下がっていたと思います。それが平成27年からこの3年間の推移を見てみると、平成27年、平成28年、平成29年が56名、61名、83名とふえてきています。今年度、まだ確定人数ではないと思うのですけれども、現段階で把握できている人数を教えてください。 122: ◯指導担当課長(間嶋 健君) お答えします。  2月末現在で120名ということで不登校の数は出ておりますが、この後、確定しているわけではございません。今のところの数字としてはその数字が出ております。以上でございます。 123: ◯委員(辻よし子議員) 先ほど言いました平成25年、多くなったときはたしか90名だったかなと思います。120名ということで、かなりふえているなと思います。こうした中で、せせらぎ教室に通っていらっしゃる児童・生徒数なのですけれども、事務報告書によると、平成28年は27人、そして平成29年が41人となっています。ただ、お聞きすると、せせらぎ教室の場合には、体験という形で通っていたり、あるいは正式入室となっても、その後、登校したり、登校しなかったり、逆に体験のまま毎日来られるとか、把握の仕方が複雑だと思っております。それでも、指導員の配置を考える場合には、やはり実態に合わせて、大体毎日どのぐらい子どもたちが来るのかを把握する必要があると思います。そこでお聞きするのですけれども、今年度、多い日で大体何人ぐらい、せせらぎ教室に来ているのか教えてください。 124: ◯指導担当課長(間嶋 健君) お答えします。  不登校のお子さんが月ごとにふえていく、これは積み上げですから当然でございますので、喫緊が一番ふえてきていることになります。出席の割合でございますが、少ない日は20名程度から、多い日には30人弱、28名とか、その辺の数字が出ております。ただ、20名から30名が同じ子が来ているわけではなく、出席率もばらばらでございますので、この人数が現状のせせらぎ教室のお子さんの数というわけではございません。以上でございます。 125: ◯委員(辻よし子議員) そうすると、今年度は、多い日で30名、少ない日は20名だったという理解でよろしいでしょうか。 126: ◯指導担当課長(間嶋 健君) 今年度はと申し上げますと、先ほど最初に申し上げたとおり、最初の入室状況は非常に少ないわけですので、本当に一桁の月から、4月当初はその時期から始まり、少しずつふえていって、今の時期は20名強から30名弱というところで動いていて、30名弱ですから、先日は28とか、そういった数字が出ているところでございます。以上でございます。 127: ◯委員(辻よし子議員) わかりました。その人数は平成29年と比べてはどうなのでしょうか。 128: ◯指導担当課長(間嶋 健君) 2月、3月につきましては、多くなっているかなと感じております。
    129: ◯委員(辻よし子議員) 先ほどのお話では、学年の最初は少なくて、だんだんふえてくると。それで20名から30名ぐらいということですね。そこで見たときに、去年はもっと少なかったということですので、総体的にせせらぎ教室に通ってこられるお子さんがふえているのだなと理解しました。来年度の予算を見ると、指導員の人数、予算上はふえていないと思います。東京都から派遣される職員の人数をふやすように努力すると伺っておりますけれども、もし東京都から派遣される職員が希望どおり確保できなかった場合は、子どもの人数がふえているという実態がありますので、市の職員をふやすおつもりはあるでしょうか。 130: ◯指導担当課長(間嶋 健君) お答えします。  もちろんふえておりますが、また4月になり、子どもたちは新しい気持ちで進級、進学していきます。各学校も不登校をこれ以上ふやすという考えであってはならないわけです。在籍学級に戻っていき、新たな気持ちでスタートし、そこから子どもたちを学校で、温かい学級生活で過ごそうという流れで進んでいってほしいなと思っています。これ以上予算をふやし、指導員をふやし、せせらぎ教室を充実する、もちろんそういう場面があるかもしれませんが、まずは学校が不登校を減らす、ここに力を注いでいただきたいと考えています。以上でございます。 131: ◯委員(辻よし子議員) せせらぎ教室にお子さんを通わせている保護者の何人かの方から、最近、子どもの人数がふえてきていると。せせらぎ教室に来られるお子さんは、集団の中では思うように自分が表現できないとか、いろいろなことがあって通っていらっしゃるお子さんも少なくないです。人数が非常にふえてくる中で、前よりもどうしても個別指導という辺で手薄になったり、教室の中の人数がふえたりして、通いづらくなってしまうとか、そういうことがあって心配だという声も聞いております。そういったことがあって今回質問したのですけれども、先ほどの御答弁でちょっと気になったのが、不登校をとにかく減らしていくのが目標なのだから、ふえてきそうだから、ふやすなんてとんでもないというように、非常に強い感じで言われたように受け取りました。これは私はおかしいと思います。不登校するのがまるで悪いかのように聞こえるのですね。いろいろな理由があって学校に通えないお子さんがふえている。これは社会全体のいろいろな問題だと思います。学校制度の問題も含めてですね。そういう実態がまずあるのだと。それが子どもに寄り添う形の教育のあり方ではないかと思います。不登校がふえてきている実態があるわけですね、先ほどのお話では。そうであれば、どうしていったらいいか。減らす努力も必要かもしれませんけれども、きちんと対応できる体制を整えることも大事だと思います。いかがでしょうか。 132: ◯指導担当課長(間嶋 健君) 最初から人数がふえると考えてということでお話をしているのですが、そうではないということで、不登校がふえている現状に対しての体制をということであるならば、こちらとしては、東京都の職員、教員がこれまでやってきた、非常勤の職員ですけれども、経験の豊かな職員がふえ、より丁寧な指導ができるようにということで、非常勤職員の配置について、今、努力をしているところでございます。もちろん、そういった中で、学校でもそうですが、課題があったり、何かあったら指導方法の改善をしていくところがございます。せせらぎ教室でも課題があれば、どうやったらうまく指導ができるかを先生方で考えていただくことが大事なのかなと思っております。指導方法の工夫改善、これも大事な我々の仕事だと考えています。以上でございます。 133: ◯委員(辻よし子議員) 指導方法の改善は当然必要ですけれども、私が言ったのは、子どもの人数がふえてきて、せせらぎ教室が少し窮屈になってきているというのでしょうかね、そういう実態があるようなので、その辺は少し改善する必要があるのではないですかということです。ぜひ状況を見ながら、きちんと対応していただきたいと思います。保護者の中で心配されている方がいることも事実ですので、よろしくお願いいたします。  次に移ります。219ページ、説明欄の下から3分の1ぐらいの42の学力ジャンプアップ事業経費、それから、飛んで申しわけないのですけれども、227ページ、上のほうの説明欄33の小学校教員補助員配置事業経費、これをあわせてお聞きいたします。来年度、各学校への講師と補助員の配置時数ですね。既にもう計画立っていると思いますけれども、どのような基準で各学校への配置時数を決めているのか教えてください。 134: ◯指導担当課長(間嶋 健君) お答えします。  学校の規模、教員の編成状況、児童・生徒の実態、これまでの実績、地域の状況、いわゆる人材確保の状況、それから、効率的な外部人材の活用という研究の意味も含め、それから、実績もありますね。そういったところを踏まえて配当していくところでございます。また、一緒に質問していただきました教員補助員等の別の事業との兼ね合いもございます。そういったところを多面的、多角的に検討し、いわゆる平等ではなく、公平な配当をしようと考えております。以上でございます。 135: ◯委員(辻よし子議員) わかりました。特に基準とかがあるわけではなくて、総合的に教育委員会で判断して配置していると理解いたしました。講師と補助員の人材確保なのですけれども、これは基本的には各学校で行っているかなと思います。かなり苦労している面もあるのではないかと思うのですけれども、人材確保の面で、募集、面接、採用、これを学校で行っているという理解でいいのかということと、その辺で特に問題はないのかどうか、お願いいたします。 136: ◯指導担当課長(間嶋 健君) 人材の発掘でございますが、先ほどのところでも地域の状況と申し上げましたけれども、人材の確保はすごく大事なことでございます。もちろん学校が自校の状況、地域のこと、学校の状況をわかってくださる方を探し、そして活用したいという要望がありますので、そこから上がってくる人材をまずは第一に考えると。ただし、人材を確保して、それだけでは足りないということであれば、教育委員会として、指導室としてお手伝いをしていかなければいけないということで、公募をかけ、そして面接をし、妥当という方につきましては各学校に紹介しているということで加えさせていただいております。以上でございます。 137: ◯委員(辻よし子議員) 先ほど学校の配置の基準というか、目安の一つとして実績みたいなことがあったと思います。学校によっては、例えば、今年度、予算を使い切れなかった場合もあると伺いました。予算が使い切れなかった理由の一つに、全てではないです、一つに、頼んでいた人が急にやめてしまったとか、その後が見つからなかったとか、そういったこともあると伺っておりますので、その辺は教育委員会でしっかりフォローしていただくようにお願いいたします。  昨年の9月の決算特別委員会の中で、私のほうで補助員の働き方について少し意見を述べさせていただきました。そのとき申し上げたのは、補助員の方は勤務時間全てを直接的な子どもの指導に当てるだけではなくて、例えば、補助員と学級担任との間で子どもの指導の方針とか、役割分担とか、そういったことを話し合う、ミーティングというか、会議のような時間に当てるとか、あるいは、補助員は教員の資格も経験も問わずに雇用していると思います。でも、その一方で、働き始めれば、子どもたちにとっては先生になるわけですね。そういったことを考えると、やはり研修も必要なのではないかと。勤務時間の中で、そういった時間も確保する必要があるのではないかと9月の決算で申し上げました。来年度は少しでもそうした時間を補助員の勤務時間の中に確保していただきたいと思うのですけれども、いかがでしょうか。 138: ◯指導担当課長(間嶋 健君) お答えします。  この事業につきましては、直接子どもにかかわる部分についての時間として時数を配当しております。学校として、説明の時間を勤務時間として取られてしまうことが望ましいと思っているかどうか、それから、補助員によっては、当然、教員になろうという見込みで勉強してきて、例によっては、教育実習生として学校でやった、そのまま、しばらくこの取り組みをお手伝いするという方もいらっしゃいます。いろいろなパターンもありますので、一律にこちらがどうこうというパターンでなくてよろしいかとは考えております。こちらとしては、時間の設定をするということではなく、1回目の教員補助員説明会を研修の位置づけで行っていますので、それをもって行いたいと思います。以上でございます。 139: ◯委員(辻よし子議員) 全員に一律で研修の時間を設けるとか、そんなイメージはしていません。いろいろな方がいらっしゃると思いますし、配属されるクラスの実態などもいろいろだと思います。そうした中で、補助員として入ったのだけれども、なかなか担任の先生とゆっくり話す時間もない、どう指導に当たっていいか、すごく戸惑うという声も聞こえているものですから、直接教室に入って子どもを指導するだけではなくて、担任の先生と指導のあり方について話したりとか、相談したりとか、そういった時間も時間の中で確保する必要もあるのではないかということです。それから、初日の説明会というのはあくまで説明会で、研修という意味は含んでいないと思いますので、研修が必要な場合には柔軟に、そんなにたくさんの時間を使う必要はないと思いますけれども、必要に応じて、そうした保証もしっかりしていただきたいと。補助員の質を上げることは子どもにはね返っていきますし、長く雇用することもできますので、たしか9月の決算特別委員会のときには、そういうことをすると子どもにかかわる時間が少なくなるから全く考えていませんというような御答弁だったと思うのです。それよりか、もう少し柔軟にしていただけないかということなのですけれども、いかがでしょうか。 140: ◯指導担当課長(間嶋 健君) 指導を進める上で各校が柔軟に対応できる範囲で、指導の時間を削らないところでやっていただければと考えております。以上でございます。 141: ◯委員長(清水 晃議員) 質疑の途中ですが、ここで昼食のため、休憩といたします。  なお、再開は午後1時といたします。                               午後 0時00分  休憩           ────────── ◇ ──────────                               午後 0時59分  再開 142: ◯委員長(清水 晃議員) 休憩前に引き続き会議を開きます。  続けて、辻委員、お願いいたします。 143: ◯委員(辻よし子議員) 午前中の最後の御答弁で、一律ではなくて必要に応じてとおっしゃったのでしょうか、個別にとおっしゃったのでしょうか。そういう形でやっていただけるのかなと思ったのですけれども、最後に、指導の時間を削らないでとおっしゃったのですね。指導の時間を削らないでということは、勤務時間外でということになってしまう。それか、やらないということだと思います。私はそういうことも含めて勤務時間に入れてくださいと申し上げましたので、指導の時間を削らないという形の御答弁では私の言ったことはやらないということだと思います。大切なことですので、もう一度だけ御認識を確認したいと思います。私が2つのことを欲張って言い過ぎたかなと思いました。それで私の真意がなかなか伝わらなかったのかなと思うのですけれども、研修のことはちょっと横に置いておきます。私が今、とても必要だと思っているのは、例えば、学級崩壊というか、非常に担任の先生が御苦労されている中で、補助員の方が入られることはあると思います。そのときに、例えば、月水金と入る補助員の方、火木と入る補助員の方が会うことはありません。そして、補助員として入った中で、担任の先生を見ていて気づくこともあります。担任の先生は大勢を相手にして大変ですので、補助員の方が気づくこともあります。あるいは先生が補助員の方に、もうちょっとこう動いてほしいなと思うこともあります。そういう中で時間をとって、例えば、月に1回でも構いません、今、この学級、大変なのだけれども、どうやっていこうかというミーティングのようなものが私は必要だと思うのです。学級担任、そして補助員に入っていらっしゃる方、あるいは管理職も交えてですね。そういった中で、それぞれの役割分担、お互いの共通認識を持った上で子どもと接することがすごく大事だと思うのです。その時間を勤務時間としてきちっと認めていただきたいと、それは必要に応じて、そんなことが全く必要でないクラスも幾らでもあるでしょう。でも、そうした中で悩んでいらっしゃる補助員の方もいらっしゃいます。私のかなり前の経験になりますけれども、今のような補助員制度がないときに入らせていただいたことがあります。そのときにもそう感じました。ですので、そういう時間を勤務時間として、必要に応じて確保していただけませんかというのが私の真意です。それについてはいかがお考えでしょうか。 144: ◯指導担当課長(間嶋 健君) お答えします。  ジャンプアップ事業の実施要領、それから、教員配置の要領に従って職務に全うしていただければと考えています。それに必要なものにつきましては、柔軟に対応していただければと考えています。 145: ◯委員(辻よし子議員) どうして行政の方って、そういう御答弁されるのかなと、本当に思います。どっちともとれる御答弁ですね、今のは。もうちょっとはっきり答えていただけませんか。 146: ◯指導担当部長(鈴木裕行君) お答えいたします。  教員補助員の仕事を充実させるための打ち合わせ、あるいは相談、これにつきましては、勤務時間内でやられても問題はないと思っております。その部分については各学校の中での対応でしっかりとやっていただくことになりますが、それぞれ教員補助員の方の課題意識は異なりますので、個々の補助員の皆さんが問題意識を持ったときに、あるいは打ち合わせが必要だと思ったときに、ぜひ管理職、教員等、相談に出ていただきたい、そういうリクエストをしていただきたいと思っております。それに対して、各学校は、申し出があるなしにかかわらず、教員補助員への指導、あるいは相談、研修、この部分についてしっかりと行うように校長会を通じて指導しておりますので、それに応えないような管理職、あるいは学校の対応がありましたら、それは個別に指導室からきちんと指導して対応したいと思っております。 147: ◯委員(辻よし子議員) わかりました。1つだけ申し上げておくと、補助員の方は身分的には非常に弱い立場ですので、その辺も十分御理解いただいて、そういう時間が必要だと判断したら、つくっていただきたいと思います。  それでは、あと2つ、ここはありますので、次に行きます。223ページの説明欄の下のほうですね、27小学校特別支援事業経費。それから、ちょっと飛んで、同じようなのが中学校であるのです。231ページ、真ん中辺の説明欄の15の中学校特別支援事業経費。これも前にちょっと申し上げたのですけれども、特別支援学級の教育活動にかかわる経費でありながら、施設管理とか、管理用コンピューター経費と一緒に管理に入っているのですね。これは教育指導費のほうに科目を移すべきではないかと思うのですけれども、財政課にお答えいただいたほうがよろしいでしょうか。いかがでしょうか。 148: ◯財政課長(大久保学君) お答えいたします。  経費がどこの目に属しているかというところで、基本的には適切な目に属するようにやっているのですけれども、この特別支援事業経費については、ハード的な部分が当初含まれたかなという経緯もあろうかなとは思っています。そうした中、現状、どちらかというと運営経費的なものがメーンになってきたという状況があろうかと思います。そうしたことを踏まえまして、教育委員会とも相談しながら対応していきたいと思うのですけれども、ただ、前年度の比較とか、その辺で目が変わると見にくくなるとか、そういったこともありますので、その辺も含めて教育委員会と相談しながら検討していきたいと思っております。以上です。 149: ◯委員(辻よし子議員) わかりました。よろしくお願いいたします。  ここで最後になります。263ページ、下のほうの説明欄02の給食センター運営一般経費(秋川)のほうになります。この中の説明欄の1309派遣委託料についてです。既に今年度も人材派遣会社から人を入れていただいているということです。職員が退職された後になかなか人が来ないということで人材派遣会社に委託せざるを得ない状況になっていると伺っております。今、見積もり段階になると思うのですけれども、1時間当たりの単価が幾らになるのか。直接雇用と比べてどのぐらいの違いがあるのか、その辺を教えていただければと思います。 150: ◯学校給食課長(宮崎勝央君) お答えいたします。  平成30年度、今年度派遣の1人1時間当たりの単価でございます。2,500円でございます。これは消費税抜きの金額となります。消費税込みですと2,700円となります。  正規職員との比較ということでよろしいでしょうか。派遣の方の場合、時給2,500円、1日当たり7時間の勤務ということで、1日当たり1万7500円プラス消費税、1万8900円となっております。これを年額に直しますと500数万円となります。職員の給与は、福利厚生とかを含めますと、大体800万円から900万円となろうかと思うのですけれども、いずれにしても派遣のほうは勤務時間も短い。それから、職員と調理業務で同等の作業をしっかりやっていただくという意味で、職員を採用するよりも派遣のほうが時間を集中して働いていただけるということで対応しておるところでございます。以上です。 151: ◯委員(辻よし子議員) ちょっと質問の仕方が悪かったかもしれないのですけれども、職員が退職された後にまた新しく正規職員を入れることはなかなか難しいので、非正規を考えていらっしゃるのかなと思ったのです。非正規、臨時的任用職員なのか、嘱託員なのか、それがなかなか募集しても来ないので派遣ということだったと思ったものですから、非常勤という形で雇うとすれば、時給幾らと考えていらしたのかなということです。 152: ◯学校給食課長(宮崎勝央君) お答えいたします。  ハローワークに募集をかけたときには、非常勤職員ということで、当時、時給930円で募集させていただきました。ただ、現時点でも給食調理員ということで、非常勤職員、1日置きということで雇用していますけれども、その当時は職員の作業の内容をやっていただく、要は機械操作とか、そういったものをやっていただくという意味で、月21日とか22日勤務も考えて募集いたしました。以上でございます。 153: ◯委員(辻よし子議員) すごく開きがあったので驚いているのですけれども、月21日か22日で時給930円で募集したけれども、集まらなかったということだとすると、21日、22日とかなり日数が多い中で930円だと、確かにちょっと厳しいかなと思うのですね。もうちょっと時給を上げて、派遣の場合には2700円ぐらいになるということですので、もうちょっと間をとった形でもう一度募集するとか、そういうことはできなかったのかなと思うのですけれども、それは今の現実では厳しいのでしょうか。 154: ◯学校給食課長(宮崎勝央君) お答えいたします。  募集した当時は、今、採用している非常勤職員と正規職員の中間ぐらいの立ち位置というか、そのぐらいの人員確保ということで考えておりました。その後、平成29年度、いよいよ正規職員が減少ということもございまして、あと、非常勤職員ですと、時給を上げても、例えば、その方が急きょお休みになるとか、そういった場合に欠員状態になってしまうと。そういったことをいろいろ加味すると、派遣委託ということで、この契約の内容につきましては、その方が休みの場合はかわりの方を配置することになっておりますので、欠員状態になることはないというところで、派遣の委託を選択いたしました。以上でございます。 155: ◯委員(辻よし子議員) その方がお休みになったときにほかの方に来ていただけるから、それが理由になってしまうと、非常勤の方は人材派遣のほうがいいかなということになってしまいますので、その辺は納得しかねます。ただ、応募してもなかなか集まらないとか、私がまだわからない現状があると思いますので、これ以上は質問しませんけれども、人材派遣会社からというのは、行政としてはどうなのかなという思いもちょっとあります。賃金をもう少し上げるとか、あるいは再来年度から会計年度任用職員などが入って、手当とか、そういうものでもいろいろ処遇改善を図られると思いますので、その辺も加味しながら、今後検討していただければと思います。以上です。 156: ◯委員長(清水 晃議員) 次に、中嶋委員。 157: ◯委員(中嶋博幸議員) 予算書の243ページの説明欄の01図書館一般経費なのですけれども、これは前年に比べて約525万円予算がふえているのですけれども、予算資料を見た中では、増の理由が読み取れなかったのですけれども、一番多く費用がふえている要因は何なのでしょうか。 158: ◯図書館長(紺藤修子君) お答えいたします。  今おっしゃられましたように525万円増になっておりますが、これにつきましては、中央図書館の自動出納書庫の工事費用を436万円計上しておりますので、そちらによるものと思われます。以上でございます。 159: ◯委員(中嶋博幸議員) ありがとうございます。これは部分的なことではなくて、図書館全体としてなのですけれども、私が認識している世の中の流れとして、今、本が売れない時代、本を読まなくなっている時代、スマホですとか、ウエブですとか、そうしたものが非常にふえてきてしまっている中で、そういう時代に突入し始めてしまっているのではないかなと思うのです。そこでちょっとお聞きしたいのですけれども、貸出部数とか、図書館に来ている人数ですか、それの大まかな動向を教えてください。 160: ◯図書館長(紺藤修子君) お答えいたします。  図書館の来館者数につきましては、今年度、2月末の段階で48万1401人でございます。これは昨年の同時期に比べまして3.6%減になっております。貸出冊数につきましても、同じく平成31年2月末で59万9432冊ですが、昨年の同時期に比べますと3.9%減になっております。以上でございます。 161: ◯委員(中嶋博幸議員) 図書館というのは、そのまちにとって非常に重要な、教育上もいろいろな面で必要なものだと思うのですけれども、実際、あきる野市の一般会計300億円のうち、約3億円、1%という結構大きな額を占めている事業ですので、利用者数ですとか貸出部数が伸び悩むというか、減っていってしまう中で、予算配分もいろいろ難しくなってくると思うので、難しくなっている中で、図書館としては、今後、本を読む人が減っていってしまう中で、どういうことをお考えになっているのかをお聞かせいただけたらと思います。 162: ◯図書館長(紺藤修子君) お答えいたします。  ただいまの御質問ですが、図書館の利用者の傾向といたしまして、60歳以上の方が約30%ということで、年齢の高い方の利用が多く見受けられます。このことから、今後はますます高齢者の利用がふえると思われますので、バリアフリー化、また各種機器の操作の簡素化、さらには丁寧な説明対応ができる職員の能力の向上など、図書館機能の充実を図っていきたいと考えております。以上でございます。 163: ◯委員(中嶋博幸議員) 特に若い人は最近、本読まない、新聞読まない、テレビも見ない、スマホを見る時間が長くなって、いろいろな情報がスマホで得られてしまう時代になってきているので、これは時代の流れで仕方ないと思うのですけれども、そういう中での図書館のあり方というものもぜひ、きょう、この場で何がというものは申し上げませんけれども、ぜひそういったものを工夫していってほしいなと思います。ただバリアフリー化とか、ハード面での、お年寄りの方たちが来やすいようにということだけではなくて、もうちょっと根本的なこととかも考えていっていただけたらいいなと思います。以上です。 164: ◯委員長(清水 晃議員) 次に、田中委員。 165: ◯委員(田中千代子議員) 1点だけ、予算書の212ページ、123ページ、説明の07小規模学校対策事業経費の中で、30万円ちょっとですかね、スクールバス運行委託料が若干ですけれども、ふえているのは、これは単なる燃料費とか、そういうものなのか教えてください。 166: ◯教育総務課長(宮田健一郎君) お答えさせていただきます。  ただいまお話のあったとおり、見積もりをとった段階で業者等に確認いたしました。やはり燃料費の高騰、また来年度10月から消費税が上がるということで、メンテナンスの費用が上がるのではないか、そんなことで金額が上がっているところでございます。以上でございます。 167: ◯委員(田中千代子議員) わかりました。スクールバスに乗っている子どもたちが、バス停で見ると人数がふえているような気がしますけれども、その辺の動向といいますか、増減、わかりましたら教えてください。 168: ◯教育総務課長(宮田健一郎君) お答えいたします。  小宮地域の小学生、スクールバスに乗る児童がふえているように見られるというお話でございました。今年度、スクールバスを利用している児童については10名おります。昨年度は11名。若干1名減っているところですが、来年度は14名の予定となっております。その後、平成32年13名、平成33年13名、そのような予測が現在立っているところでございます。大きく減る、ふえるということはございませんけれども、小宮地域の子どもたちが安定して安全に学校に通えるよう、これからも努めてまいりたいと思います。 169: ◯委員(田中千代子議員) 大きな増減はないということですけれども、少しずつふえて、1名とか2名とかいう感じは、統合したときにはどんどんいなくなるのではないかという心配をされていた方がとても多かった状況でしたので、また、空き家に若い方が引っ越してこられて、子どもたちを小学校のスクールバスが来るバス停まで送っている姿も見受けられて、空き家対策も頑張ってやっていただいているという成果も出ているのかなと思いますので、今、課長がおっしゃったように、安全に子どもたちの送迎ができるように努力していただくということでしたので、どうぞ今後ともよろしくお願いいたします。以上です。 170: ◯委員長(清水 晃議員) 次に、中村のりひと委員。 171: ◯委員(中村のりひと議員) 予算書の219ページの説明欄の38のプログラミング教育推進校事業経費、資料ですと67ページの上の部分になります。東京都のお金として50万円で、消耗品費10万円と物品等購入費40万円、このようなお金を使って1年間、説明欄に書いてあるように、企業等と一緒になって研修していくということなのですけれども、1年間、どういった形で研修して、また、この10万円と40万円のそれぞれの内容を教えていただければと思います。 172: ◯指導担当課長(間嶋 健君) お答えします。  プログラミング教育でございますが、プログラミング教育の推進ということで、文字入力の基本的な操作の習得と、もう一つは、プログラミング的思考の育成というところで研究を進められました。プログラミング的思考とは、自分が意図する一連の活動を実現するために、どのような動きの組み合わせが必要であり、一つ一つの動きに対応した記号をどのような組み合わせをしたらいいか、また、それを改善していけば、より意図した活動に近づくのかといったことを論理的に考えていく力でございます。具体的には、小さなコンピューター、マイクロビットというものを買ったり、レゴブロックを組み立てた頭脳部品を使って、パソコンを使って意図的にそれを動かすというプログラミングの練習をしたりしました。また、通常の授業の中においても、順序立てて物事をつくっていくと。家庭科の料理なども入ってきますが、そういったところで組み立てていくことを論理的に考えて、順序よくやるという学習を考えるような学習をやっております。購入物品ですが、昨年度はマイクロビットのコンピューター、レゴブロックを組み立てたロボット、教材提示装置を購入しております。今年度はタブレット端末購入も考えているところでございます。以上でございます。 173: ◯委員(中村のりひと議員) タブレットを購入するということで、具体的に1年間、今回、実施指定校が南秋留小学校で、1年生から6年生までいると思うのですけれども、学年でやるのか、もっと狭めて、どこかのクラスが実証研究というか、実践していくのかどうか、もう少し中身を教えていただければと思います。 174: ◯指導担当課長(間嶋 健君) お答えします。  基本的には学校全体で研究するものでございます。1年から6年まで、全ての学級で取り組む研究でございます。以上でございます。 175: ◯委員(中村のりひと議員) 学校全部というところで、その1年間、来年度、南秋留小学校でやって、全ての学校にということなのですけれども、プログラミング教育というところで、教員の方々が授業の中で実践していくのは非常に難しいものだと思いますので、そういうところも含めて、全ての学校に、今回、南秋留小学校で1年間やると。南秋留小学校としてはいいと思うのですけれども、ほかの学校も、先生それぞれ、得手、不得手等々ありますので、そういったところの研修もしっかりとやっていっていただければと思います。終わります。 176: ◯委員長(清水 晃議員) ほかに質疑等ございますか。松本委員。 177: ◯委員(松本ゆき子議員) 予算書の219ページ、教育相談所管理経費、説明の32番、専任相談員が報酬が少しふえているので、きっと相談も多いのだろうなと思いますけれども、現在、相談件数はどれぐらいあるのか、それがまたふえているのかを教えてください。 178: ◯指導担当課長(間嶋 健君) お答えします。  平成28年度が1,691件、平成29年度は1,680件、平成30年度、2月時点で1,475件ですから、ほぼ横ばい状態で来ております。専任相談員の報酬額が1人増になっている原因でございますが、これは東京都の非常勤教員が配置できなくなるということで、市費に置きかえるということでございます。以上でございます。 179: ◯委員(松本ゆき子議員) 一応、横ばいで件数があるということで、なかなか減らないということも、これからもまたどうなっていくかわからないということで、対応するのがすごく大変なのだろうなと思います。学校でも連携をとられていて、学校へ行ったり、保育園や幼稚園などに行かれたりすることもあるでしょうけれども、具体的にお話しできないと思いますけれども、どのような相談が多いのか、教えてください。 180: ◯指導担当課長(間嶋 健君) お答えします。  相談の細かい内容は個々に違ってまいりますが、最近多いのは、発達にかかわるところが多いことは伺っております。そして、継続的な審査をしながら検査をとるというところで、結果をもとにまた適正な適応の指導の仕方とかを学校とつなげていくと、そういった取り組みをしていただいております。以上でございます。 181: ◯委員(松本ゆき子議員) ありがとうございます。発達の関係はすごく難しい問題だと、私も保育士だったことがありますので、よくわかります。それをつないでいかなければいけないということがあって、保護者とも一緒に考えていかなければいけない問題があるので、いろいろなところで頑張っていらっしゃると思うのですけれども、せせらぎなども先ほどお話がありましたけれども、学校には行けなくても、制服を着て行ける子たちがいるという、そういう場所もありますし、これからも頑張っていただきたいと思っています。  それから、もう一ついいですか。先ほど関連で聞けばよかったと思ったのですけれども、図書館のことです。図書等の購入費、前年度と同じですけれども、たくさん予算化されていますけれども。 182: ◯委員長(清水 晃議員) ページ数。 183: ◯委員(松本ゆき子議員) 249ページです、ごめんなさい。先ほど中嶋委員が質問されていました、そのときに関連で質問すればよかったなと思いましたけれども、図書購入のことです。毎年ちゃんと計上されているなと思っているのですけれども、その中で、毎年どれくらいの本を購入されているのか。それから、どんなジャンルが多いのか、教えてください。 184: ◯図書館長(紺藤修子君) お答えいたします。  図書費の購入につきましては、平成31年度は平成30年度と同額の金額でございます。こちらにつきましては、一般図書と視聴覚資料に分かれております。蔵書構成につきましては、平成30年度はまだ統計出ておりませんが、平成29年度に購入した資料で言いますと、一番多いのが文学、約40%購入しております。続きまして社会科学は約15%、続いて歴史、約10%。以下、自然科学、技術工学の順に購入しております。利用者が借りられますのが文学的なものが一番多うございますので、利用者のニーズに合った図書を選書しております。以上でございます。 185: ◯委員(松本ゆき子議員) ありがとうございます。毎年ちゃんと購入されていることがよくわかりました。また、子どもたちの図書というか、紙芝居だったり、絵本だったりということも、時々、図書館を訪れますと、新しいものが入っているなと思っています。子どもたちも保育園や幼稚園から引率されて出かけているのだろうなと思いますけれども、今、幼稚園とか保育園とかで図書カードというのですか、貸し出しはどのような形でやられていますか。 186: ◯図書館長(紺藤修子君) お答えいたします。  保育園並びに幼稚園など、学校も含めましてですが、団体貸し出しということで、クラス、学級でカードをつくっていただきまして、そちらで貸し出しを行っております。以上でございます。 187: ◯委員(松本ゆき子議員) 子どもたちに本を好きになってもらいたい、絵本を好きになってもらいたいという思いは私もずっと思っていまして、読み聞かせとかはさせていただいているのですけれども、図書館の御案内で絵本の会があったり、いろいろな行事をされていますけれども、子どもたちの参加というか、年々ふえているのか、そういう状況も教えてください。 188: ◯図書館長(紺藤修子君) お答えいたします。  子ども向けのさまざまな事業、定例的なお話し会などございますが、こちらにつきましては、ここ3年間で見まして30%参加者がふえております。以上でございます。 189: ◯委員(松本ゆき子議員) ありがとうございます。ふえているということ、すごくうれしく思います。あと、職員の方たちが工夫されていますね。折り紙でいろいろつくったりとか、季節に合わせて置いていらっしゃる。そして、この月だったらこの本を読んでいただければいいなという、展示の仕方も工夫されているなといつも思っています。子どもたちが手に取りやすいような形で展示されていることもすごくいいことだなと私は思っています。これも続けていっていただきたい。そして大きな絵本もたくさん購入されているので、保育園などでも見せることがとても楽しくなります。それもふやしていただければと思っています。  それから、紙芝居はなかなか手に取ることができないのですけれども、紙芝居を自由にその場所、子どものベースで手に取って読んでいらっしゃる方もいらっしゃいますけれども、もっともっと読めるよという形のアピールとかはしていただけるものなのでしょうか。 190: ◯図書館長(紺藤修子君) お答えいたします。  紙芝居の設置場所につきましては、各図書館、お話室のわきに置いてありますので、お話室に入っていただきまして、御自由に見ていただくことはできます。以上でございます。 191: ◯委員(松本ゆき子議員) どうしても図書館というところは静かにしなければいけないという感じところではないですか。公の場所だから静かに読むのよと言って、よく引率して行きました。ですけれども、子どものコーナーは、紙芝居を読んだりとかしてあげられる場所であってほしいので、ある程度は認めていただきたいなと。だから中央図書館では2階と1階と分かれているのだろうなと思いますので、それはすごくありがたいことだと思っています。あと、2階ですけれども、パソコンを見たりすることもできますので、すごくありがたいコーナーだなと思っています。お年寄りの方が多くいらっしゃるのは、結局、時間潰しと言ったら変ですけれども、あそこに行けば落ち着いていられるということでいらっしゃる方もいらっしゃるでしょうし、高齢の方は本が好きな方がたくさんいらっしゃる。だから、本当にいろいろなジャンルの本をふやしてほしいと思っているのです。若者のことなのだけれども、私の近所の方で、若者の読みたい本とか、関心あるものが余りないなと言われたことがあるのです。だから福生の図書館に行くのだということを聞いたこともあります。ですから、どういう本が読みたいのか、今もそういう案内みたいなものはあると思うのですけれども、もっと読みたい本とか、どんなものですかみたいなアンケートをとれるような、そういう場所も設置していただければと思っています。そういうことについてはどうでしょうか。 192: ◯図書館長(紺藤修子君) お答えいたします。  御希望の本の名前とか、そういったものにつきましては、毎年、利用者アンケートということで、夏にアンケートを行っております。自由意見の中で、こういう資料を買ってほしいという御希望もいただいておりますので、参考にさせていただいております。雑誌につきましても、毎年、雑誌に関してアンケートも行っておりますので、どういった雑誌を入れてほしいのかというものもアンケートをとっておりますので、その結果を見まして適正に購入しております。以上でございます。 193: ◯委員長(清水 晃議員) 松本委員、質問を絞っていただきたい。
    194: ◯委員(松本ゆき子議員) もう終わります。よろしくお願いいたします。そういう形で頑張っていただきたいと思っています。図書館はやはり地域になければいけないものだと思うし、もっともっと図書館司書もふやしていただければいいなと、これは要望でございます。ありがとうございました。              (「関連」と発言する者あり) 195: ◯委員長(清水 晃議員) 村野委員、関連でどうぞ。 196: ◯委員(村野栄一議員) ありがとうございます。私も中嶋委員のときに関連すればよかったのですが、関連の関連でさせていただきます。242ページの図書館費でございます。実は、一般質問で本館の秋川の館の休みを金曜日、働き方改革が金曜日は早く帰れる企業もふえてきた中で、そこを休みにするのはどうかという話をしたことがございます。それに関して、アンケート等をとって検討するというお話がありました。その後、それはどのような形になっているのか、また対象者はどのような形に絞っているのか教えてください。 197: ◯図書館長(紺藤修子君) お答えいたします。  アンケートにつきましては、毎年、利用者アンケートを行っておりますが、それ以外に、図書館にいらしていない方の意見をどう吸い上げるかということで、現在、無作為に抽出した方にアンケートをつくっておる途中でございます。以上でございます。 198: ◯委員(村野栄一議員) そのほか、予定はございますか。教えていただければ、それで終わりますが。 199: ◯図書館長(紺藤修子君) お答えいたします。  そのアンケートにつきましては、年度明けましたら、図書館協議会にかけまして、そちらで諮問していただきまして、決定を受けましたら配布する予定でおります。以上でございます。 200: ◯委員長(清水 晃議員) 次に、窪島委員。 201: ◯委員(窪島成一議員) それでは、2つ質問させていただきたいと思います。まず最初に、放課後子ども教室についてであります。予算書239ページ、資料で74ページになるかと思います。今まで5校で子ども教室を実施されていましたが、今年度から6校になると思います。1カ所ふやすのは非常に御苦労されたことかなと思います。まず、増になった学校はどこの学校か教えてください。 202: ◯生涯学習推進課長(吉岡 賢君) お答えいたします。  平成31年度に新たに開設する小学校につきましては、南秋留小学校を予定しております。以上です。 203: ◯委員(窪島成一議員) それでは、平成31年度から6校になるということで、また、今後ふやしていく予定があるのか、その辺の状況をお知らせください。 204: ◯生涯学習推進課長(吉岡 賢君) お答えいたします。  今後、放課後子ども教室をふやしていくのかという御質問でございます。現在、放課後子ども教室につきましては、隔年で、2年に1校のペースで実施校をふやしていくという計画に基づきまして準備を進めていただいておりますので、今後も実施校をふやしていければと考えております。以上です。 205: ◯委員(窪島成一議員) そうすると、あと4校ふやしていくことになろうかと思います。大変だと思いますが、全校で同じように指導が受けられるように、設置していただきたいと思います。  もう一つ、次の質問をさせていただきます。ちょっとページがわからないのですけれども、小学校の交通安全対策で、東秋留駅の西側のところで、前に教育委員会にも現場を見ていただいて、ラインを引いていただいたり、駐在さんを配置していただいたり、そういった対応をしていただいていると思います。私もたまに朝夕行って見ているのですけれども、そこにはボランティアの方が2人で子どもの誘導などをしていただいております。ただ、そこの状況を見ると、東秋留駅に向かって下りで、真っ直ぐな道でなくて、ややくねっているような感じのところで、非常に危ない感じがするのです。交通養護員をふやしてもらえれば一番いいのでしょうけれども、他地区との関係もあるので、一遍にはいかないと思います。できればもう一度現場を見ていただきたいと思うのですけれども、いかがでしょうか。 206: ◯教育総務課長(宮田健一郎君) お答えいたします。  今、御質問ありました件につきましては、以前にお話も直接お伺いさせていただいているところでございます。現在、清水外科から南に下ってきた交差点になろうかと思います。課のほうで防犯のパトロールなどをしているときには、そういった箇所がどんな状況になっているかはしっかり現地も確認させていただいておるところでございます。また、そこにつきましては、警察署等、また道路管理者などが参加する通学路の安全点検等でも確認させていただきまして、警察にも機会があればその状況等見ていただく、そんなお願いもしていただいているところでございます。交通安全指導員の配置につきましては、現在、市内32カ所に配置はしておりますけれども、有償の方にお立ちいただくということでの対策はなかなか進めがたいところもございますので、まずは地域の方々の協力もさらにいただきながら、その交差点については注視をしてまいりたいと思っております。以上でございます。 207: ◯委員(窪島成一議員) ありがとうございます。市内で危ない場所は今申し上げた場所だけでなくて、他にもあると思います。出かけたときには各地域の危ない場所等見ていただいて、できるだけ教育委員会としても交通安全対策には取り組んでいただきたいと思います。意見とさせていただきます。よろしくお願いします。ありがとうございました。 208: ◯委員長(清水 晃議員) 次に、もう一方、中村一広委員。 209: ◯委員(中村一広議員) 予算書の255ページ、あきる野ルピア運営管理経費のところなのですが、ルピアに関しては私も非常に関心を持って注視しているところなのですが、先日、ルピアの3階の集会室を利用した際に、畳がかなり傷んでおりました。市民の方の利用頻度が高いということもあると思うのですが、そこら辺の修繕等はいかがかと思って質問させていただきたいと思うのですが。 210: ◯生涯学習推進課長(吉岡 賢君) お答えさせていただきます。  ルピア集会室の畳の傷みが激しいということでございます。現在、利用者からもそういった御意見などもお伺いしておりまして、指定管理者と調整を図りまして、4月の中旬ぐらいになるかと思いますけれども、畳とふすまの交換ができるように準備を進めている状況でございます。以上でございます。 211: ◯委員(中村一広議員) 大変ありがとうございます。既に手配をしていただいているということで、目配りをしていただいて、本当に感謝を申し上げる次第です。ルピアに関しては、1階、2階も含めてなのですが、特に3階、4階は利用頻度が高いと思っております。3階にはホールがあり、また4階はNHK学園等も入っていて、かなりの市民の方も利用されているということだと思います。今後さらに、特に3階、4階を充実させていくために、何か考えていらっしゃることはあるのか、あったらお聞かせいただきたいと思うのですが。 212: ◯生涯学習推進課長(吉岡 賢君) お答えいたします。  あきる野ルピアにつきましても、現在、秋川の総合開発公社、また市の商工会とも連携を図りながら、多くの方に御利用いただけるように努めているところでございます。また、指定管理につきましても、現在、運営をお願いしておりますけれども、地域の団体の皆様方とも連携を図りながら、より多くの方に御利用いただけるように推進していきたいと、このように考えております。以上です。 213: ◯委員(中村一広議員) ありがとうございます。多くの利用者の方が気持ちよく使っていただけるような形で、今後も御配慮いただければと思いますので、よろしくお願いいたします。以上です。 214: ◯委員長(清水 晃議員) ほかに質疑等ございますか。              (「なし」と発言する者あり) 215: ◯委員長(清水 晃議員) ほかに質疑等がないようですので、以上で一般会計予算の歳出の全ての質疑を終了いたします。これをもって一般会計予算の質疑を全て終了しました。  ここで、休憩とします。  なお、再開は午後2時10分といたします。                               午後 1時54分  休憩           ────────── ◇ ──────────                               午後 2時10分  再開 216: ◯委員長(清水 晃議員) 休憩前に引き続き会議を開きます。  次に、特別会計予算に入ります。  なお、特別会計予算につきましては、歳入歳出を一括して行います。  最初に、議案第31号平成31年度あきる野市国民健康保険特別会計予算の件を議題といたします。  質疑、御意見をどうぞ。ひはら委員。 217: ◯委員(ひはら省吾議員) よろしくお願いいたします。予算書の8ページになります。国民健康保険制度は我が国の国民皆保険制度の中核として重要な役割を担っていると思っております。そして、地域住民の医療の確保と健康の保持・増進に大きく貢献しているものとも認識しているところでございます。しかしながら、より一層の高齢化の進展や医療の高度化などによりまして、財政運営は依然として厳しく、保険税の確保にも苦慮しているところと思っております。そこで幾つか質問させていただきます。国民健康保険税は前年度と比較しますと減収となっております。要因としましては、被保険者の減少によるものと思っておりますが、被保険者が減少している理由、また、今後どのような影響が考えられるのか、お伺いいたします。 218: ◯保険年金課長(薄 丈廣君) お答えいたします。  被保険者数のほうは、この数年、毎年4から6%程度減少が続いております。平成31年度も4%台の減少を見込んでいるところでございます。要因としましては、平成28年10月から始まりました社会保険の適用拡大の影響が続いている状況がございます。このため、短時間労働者、パートタイマーの方が社会保険に移行しているという状況がございます。また、最近、窓口でよくお聞きするのは、定年などで一度退職されて国保に加入された方がもう一度働きに出るということで、社会保険に移行されると、こういった方も多くなっている状況がございます。また、75歳になりまして後期高齢者医療に移行される方もここ数年多くて、毎年1,000人程度の方が後期のほうに移行されているという状況がございます。このような中で、今後の影響でございますけれども、国のほうではさらなる社会保険の適用拡大の検討を行っております。短時間労働者でも、ある程度収入のある方がさらに社会保険に移行されてしまいます。そうしますと、国民健康保険には収入が少なくて医療費がかかる高齢者が多くなりまして、そういった方の割合も多くなることが想定されます。このため、被保険者の税負担がふえることが予想されますし、財政運営的にもますます厳しくなると予想しております。以上でございます。 219: ◯委員(ひはら省吾議員) ありがとうございます。今後は財政運営的にもますます厳しくなるという御答弁をいただきました。そんな中でも何とか収入を確保していく必要があると思っております。そこで、国民健康保険税の収納率ですけれども、最近の状況と、26市と比較した場合の状況をわかれば教えていただければと思います。 220: ◯徴税課長(渡邊智志君) お答えいたします。  平成29年度決算の状況で申し上げますと、現年度分95.7%、滞納繰越分39.6%、合計では89.9%と、26市中5番目となっており、高い収納率を維持している状況でございます。平成31年度の当初予算では、これまでの経緯を参考に確実な予算を見込むため、合計では収納率を89.8%で見込んでおります。以上でございます。 221: ◯委員(ひはら省吾議員) ありがとうございます。今年度も前年度を上回る収納率が確保できるということで、この御努力には大変感謝しております。税負担の公平性を確保する意味でも、今後のさらなる取り組みに期待しております。  最後になりますけれども、この3月定例会議では、国民健康保険税条例の一部改正につきまして議案が上程されております。内容としましては、平等割の廃止に伴う税率改正と子育て支援とした新たな減免制度を創設するものとなっております。そこで、今回の減免制度を設けるに当たりまして注意した点などありましたら、教えていただければと思います。 222: ◯保険年金課長(薄 丈廣君) お答えいたします。  今回の減免制度を設けるに当たりましては、まず他市の取組状況を確認させていただきました。また、東京都内では3市で同様の取り組みが実施されておりますけれども、全国でも複数の団体で子育て支援策としての負担軽減対策が実施されております。そこで比べて感じましたのは、18歳以下の方を対象にするところはどの団体も同じでございますけれども、何人目から減免にするのか、あるいは減免割合を何%にするのか、所得制限を設けるのか、手続はどうするのかと、こういった実施内容が各団体、非常にばらばらと、同じところがほとんどないという状況がございました。それぞれの団体の事情で、考慮しながら減免内容を決めているという状況でございました。  そのような中で、あきる野市はどうするのかと考えたときに、対象を絞るということではなくて、子育て支援として他市の実施内容を参考に、対象をできるだけ広げまして、でき得る限りのことを実施しようと考えたところでございます。ただ、一方では財政的な面も考慮しなければいけない。また、都内の先進市、3市実施しておりますけれども、そういったところとのバランスもやはり考慮しなければいけないと。そういった中で、あきる野市としての減免内容を決定したということでございます。以上です。 223: ◯委員(ひはら省吾議員) ありがとうございました。私たち自由民主党志清会でも、国保運営協議会からの答申を伺った中で、多子世帯への負担軽減策につきましては早急に実施していただきたいという要望書を提出したところでございます。迅速な制度設計と対応には敬意を評するところでございます。ありがとうございました。以上です。 224: ◯委員長(清水 晃議員) 次に、山根委員。 225: ◯委員(山根トミ江議員) それでは、何点かございますので、よろしくお願いします。まず最初に、予算書では14、15ページですね。資料84ページです。高額療養費、昨年比で2445万8000円増を見込んでいます。要因としては、高齢化や医療の高度化などによる1人当たりの医療給付費の増加と、資料では書かれております。高額療養費については年々増加傾向にあるのですけれども、今後もふえる傾向にあるのかどうか、どんなふうにお考えになっているか、まず、そこら辺からお願いします。 226: ◯保険年金課長(薄 丈廣君) お答えいたします。  1人当たりの高額療養費につきましては、過去5年間の状況を見ますと、毎年5から10%程度の伸びが続いているところでございます。このため、平成31年度の予算におきましても、1人当たりでは約8%の伸びを見込んでいるところでございまして、医療技術の高度化によりまして、この傾向は今後も続くものと考えております。以上です。 227: ◯委員(山根トミ江議員) ありがとうございます。今までも毎年5年間、5から10%の伸びで、また今年度も8%増を見込んでいる、今後も続くだろうという見通しですね。  そこで、次の質問は、予算書18、19ページですかね。今回の新しい事業ですね。資料では86ページに、今の高額療養費と関係するのかなと思うのですけれども、糖尿病性腎症重症化予防事業経費が600万円、今年度、新規事業なのかしらね、計上されております。資料では、重症化リスクが高い国保被保険者に対する保健指導を行うという説明がございますけれども、具体的にはどんな指導を行うのでしょうか。もうちょっと詳しくわかりましたら、どんなのを予定しているか、お願いします。 228: ◯保険年金課長(薄 丈廣君) お答えいたします。  まず、この事業の目的なのですけれども、合併症などを発症するような糖尿病の重症化を防止しまして、医療費の増大を防止しようと、透析が必要になるような方をできるだけ少なくしようという事業でございます。この保健指導ですけれども、約6カ月にわたりまして、かかりつけ医との連携のもと、生活習慣の改善、適度な身体活動、運動について、面談ですとか電話などによりまして指導を繰り返し行うものでございます。食事、運動、服薬、またストレスマネジメント、血糖管理、こういったことなどにつきまして、個々の病状の重さを考慮した指導を実施していくということでございます。以上です。 229: ◯委員(山根トミ江議員) わかりました。これは生活習慣病だと思うのですけれども、とても大事な事業かなと思います。高額療養費がどんどんふえ続けているということで、病気を重症化させないことがとても大事だと思うのですね。そのためにはやはり早期発見、早期治療が大事だと思います。今回は新たな事業としての予算ですので、この事業が重症化を防ぐことに役立つことをぜひ期待したいと思います。これは意見です。  次に、国保の加入者の層なのですけれども、以前は、私の認識も、主に自営業者とか農業者の方が多いのかなと思っていたのですけれども、最近では非正規雇用で働く人がふえる中で、加入者層も変わってきていると言われているのですけれども、現在、加入者の層は、例えば、無職の人が何%とか、わかる範囲でいいのですけれども、その辺のところがわかりましたら、どんな状況になっているのか教えてください。 230: ◯保険年金課長(薄 丈廣君) お答えいたします。  市では特に職業までの申告をいただいておりませんので、職業別の具体的な割合までは把握しておりません。ただ、国では毎年調査を行っております。平成29年度の調査結果をもとに、全国の職業別世帯数で申し上げますと、まず無職の方、主に年金受給者になろうかと思います、こちらが45.3%です。次に、被用者、アルバイトですとか、パートの方ですね、こういった方が32.7%でございます。あと、農林水産業者が2.3%。あと、その他の自営業者が15.6%。あと、その他の職業ということで、4.1%となっておりまして、本市も同様の割合になるのではないかと考えております。以上です。 231: ◯委員(山根トミ江議員) わかりました。無職の方が45.3%、アルバイト・パート32.7%、ここのところがほとんどかなと。私も何らかの機会に国保について、とても難しいので、学習会に参加したときに、そういう話を聞きまして、びっくりしたのです。ああ、私の認識と違うわと思いましたものですから、改めて、今、お聞きしたわけです。  次に、国保の広域化に伴って、国は、自治体が保険税の値上げを抑えるために、一般財源からの法定外繰入金を行っているのですけれども、2023年度末までになくしていく方向を打ち出していますね。これは言われていますね、今までも。こうした流れの中で、今後、国が国庫負担金をふやさない場合、保険税はどうなっていくのでしょうか。今後も値上げを続けていくようになるのかどうなのか、その辺はどんふうにお考えになっているのか教えてください。 232: ◯保険年金課長(薄 丈廣君) お答えいたします。  ただいま、一般会計からの法定外繰り入れ削減の削減の話がございました。こちらにつきましては、国から、計画書をつくりまして、赤字解消計画をつくって提出するように求められているところでございます。3月中には具体的な数値目標を掲げました計画を提出する予定となっております。ただ、こちらは6年間の計画となっておりますけれども、6年間でゼロにしろというものではなくて、6年の間にどれだけ削減ができるのかという計画を提出するようにということになっております。実際、本市で考えておりますのは、今のところ10年をかけまして、毎年4000万円から4500万円ずつ、一般会計からの法定外繰り入れと国民健康保険基金からの繰入金を削減していきたいと考えております。ただ、このことを実施するためには、かわる財源を保険税で確保する必要がございます。この場合、毎年2%程度の値上げを10年間続ける必要がございます。ただ、一般会計と国保の特別会計の財政健全化という意味では、値上げを実施していく必要があるとは考えておりますけれども、被保険者の方にとりましては、それなりの負担増になるということでございます。したがいまして、計画はこのような内容で作成いたしますけれども、計画に沿った値上げの実施につきましては、毎年、一般会計、国保会計の財政状況、他市の赤字削減の取組状況、国保制度を取り巻く変化等々を十分見きわめながら、慎重には対応していきたいと考えております。以上でございます。 233: ◯委員(山根トミ江議員) わかりました。今の流れでいくと、毎年2%ぐらい10年間上げていかなければ財政が厳しいかなということだと思います。ここからは意見を言っておかないといけないので、意見を申し上げますけれども、これまでも申し上げてきましたけれども、国保加入者は先ほど説明がありました高齢者とか、無職の人など、収入が少ない人が多く加入していることが1つの特徴なのですけれども、もう一つ、他の健康保険、中小企業とか大企業とか、いろいろなところの健康保険にはない均等割、今、あきる野市では1人当たり2万円なのですけれども、あと平等割ですね、1世帯当たり1万800円、これが課せられているために、他の公的医療保険の加入者と比べて保険税負担が重くなっていると、こういう特徴といいますかね、何でこんなに重いのというのは、そこら辺のところが大きな要因になっていると言われています。  こういう中で市町村が厳しい財政状況のもとでも国保税の緩和とか軽減のために法定外繰り入れを行っている、そういう背景には、高過ぎる国保税の負担があると思うのですね。法定外繰り入れの解消は、これをなくしていってしまうということは、今の答弁では、全部なくしてしまうということをやっていくと大変なのでという話がありましたけれども、国の方針どおりなってしまうと、国保税の大幅な引き上げを招き、さらなる滞納者をふやすことにもなりかねないと思うのですね。  そうした中で、今年度、当市では国保税の改定が行われました。先ほど説明がありました。本市では国保税の改定の際に、一般財源と基金を使って均等割の部分を、18歳以下の子どもに対して、第2子以降は50%軽減することになりました。今回の税の改正の理由としては、広域化に伴って、現在の保険税の賦課方式を3方式から、平等割の部分を3年間で段階的になくして、その分を均等割に上乗せするという内容だったのですね。その結果、子どもの人数が多いほど保険税負担が多くなってしまうことから、第2子以降の子どもに対しては軽減すると、こういうことに踏み切った、そういう内容ですね。子どもの均等割の軽減については、これまでも一般質問などで求めてきました。今回、第2子、本当は第1子からやっていただきたいと思うのですけれども、本来、これは国がやるべきことだと思うのですね。でも、国がやらないから、市独自に第2子以降、50%軽減するということは、本当に評価したいと思うのですね。担当課の御努力に感謝申し上げます。ですから、国保税の改定のほうは賛成したいと思うのです。ただ、国保会計全体に言っていくと、それでも、今のような軽減策をとっても、まだ半数近い5,855世帯、46.3%が値上げになってしまうのですね。ですから、この高い国保税を引き下げるためには、やはり国が国庫負担金をふやすことが必要だと思うのです。また、自治体としても、一般財源からの繰入金をふやして、高い国保税を引き下げるよう求めます。これは意見として申し上げます。以上です。 234: ◯委員長(清水 晃議員) 次に、辻委員。 235: ◯委員(辻よし子議員) 1点だけお願いいたします。19ページになります。先ほど山根委員も質問されました真ん中辺の糖尿病性腎症重症化予防事業経費についてです。これは国が各自治体に医療費をなるべく抑える努力をしなさいと。努力した自治体には交付金を出してあげましょうという保険者努力支援制度とのかかわりで出てきたものだと思います。メニューを国が示して、ほかのことをしてもその対象にならないというやり方が私は納得いかないのですけれども、そういった中での事業かなと思います。これは保険者努力支援制度ということで、成果が上がると、その分、ポイントとして加算されて、翌年度でしょうか、交付金として出されることになると思うのですけれども、その辺はどのような期待をされているのか教えてください。 236: ◯保険年金課長(薄 丈廣君) お答えいたします。  保険者努力支援制度のメニューの1つとしまして、糖尿病性腎症重症化予防事業が掲げられております。ポイントとしては、配点が100点ということで、一番高い配点がされているところでございます。これを平成30年度に実施した状況で、金額に換算しますと、100点で約700万円程度の交付金が受けられるという計算になります。ただ、来年度以降、実施する団体がふえて、いろいろ保険事業をする団体がふえますと、国の予算を取り合うような形になりますので、あきる野市が来年度から始めたときに実際どのぐらい入るかはまた変わってくるかと思います。ただ、平成31年度実施することで、平成32年度の保険者努力支援制度の交付金が受けられるということで、国保会計としても収入の増につながるということでございます。以上です。 237: ◯委員(辻よし子議員) 予算が600万円で、700万円交付金が出るということで、ほとんど10分の10以上のものとなると思います。今のお話をお伺いすると、特に成果がどうだったかということではなくて、取り組むことが大事ということでポイントがいただけると理解しました。前も一般質問かどこかで出たと思うのですけれども、広島県の呉市だったでしょうか、すごく効果が上がったので、それを全国的に広げるということだったと思います。先ほどの山根委員の質問のお答えの中で、重症化する前に糖尿病患者が、面談とか、かかりつけ医師からのいろいろな指導を受けて日常生活を見直していくということなのですけれども、これはなかなか続けるのは難しくて、途中で連絡がとれなくなったりとか、要するに、本人の意思にかかわる問題なので、自治体としてどこまでできるかというのは非常に難しいかなと思うのですけれども、呉市の成功例を参考に、あきる野市ではこういう点を工夫して、何とか成果につながるようにしていくのだとか、もしそういうものがあれば教えてください。 238: ◯保険年金課長(薄 丈廣君) お答えいたします。  特に呉市で実施した内容の特徴の1つとしましては、やはりお医者様との連携を非常に重要視しております。国もこの点を非常に重要視しておりまして、必ず各団体の医師会等との連携をするように、これが努力支援制度に該当させる1つの項目にもなっております。このため、既にあきる野医師会には、役員の方には御説明させていただいて、来週以降、詳細を医師会の方に説明して、御協力をお願いすると。その中で、毎月、指導した内容をかかりつけ医の方にフィードバックする。そのフィードバックした内容に対して、また御意見があれば、かかりつけ医から御意見をいただく、そういうやりとりを繰り返して、実績の上がる取り組みにしたいと考えております。以上です。 239: ◯委員(辻よし子議員) わかりました。かかりつけ医師、医師会の協力なしにはできない事業だと理解いたしました。たしか呉市の場合は、大学病院とか、そういうところが非常に積極的にやったことが成果につながったのかなと思いますので、大学病院がなかなかない中で、あきる野市は大変かと思いますけれども、ぜひ医師会と連携とって、成果が上がるように努力していただければと思います。以上です。 240: ◯委員長(清水 晃議員) 次に、中村のりひと委員。 241: ◯委員(中村のりひと議員) 予算書の16ページと、あとは資料の84ページです。出産育児一時金についてお伺いしたいと思います。今年度は168万1000円増ということで、1人当たり42万円ですので、4人増を見込んでいるということなのですけれども、先ほどの答弁等々でも、国保全体の加入者が4%から6%減っているところで、端的にこの4人を出したということではないとは思うのですね。いろいろなところから計算されて、この4という数字を出してきたと思うのですけれども、どういうことをもとにして、この4という数字を出したのか、教えていただければと思います。 242: ◯保険年金課長(薄 丈廣君) お答えいたします。  出産育児一時金なのですけれども、被保険者の数と若干比例しない部分もございまして、平成30年度は人数を、平成29年度の実績がかなり落ち込んだものですから、予算的には確保を少な目にしたと。ただ、最終的には3月補正で足りなくて増額補正を行ったところでございます。平成30年度が3270万円ほどの育児金の支給が見込まれたところでございまして、どちらかというと、この金額にならって、平成31年度は約3100万円の予算を確保したということでございます。1件当たり42万円なのですけれども、全ての方が42万円ということではないものですから、なかなか件数だけでは予算ができないところがございます。以上です。 243: ◯委員長(清水 晃議員) 中村のりひと委員、いいですか。  ほかに質疑はございますか。              (「なし」と発言する者あり) 244: ◯委員長(清水 晃議員) ほかに質疑等がないようですので、以上で国民健康保険特別会計予算の質疑を全て終了いたしました。           ────────── ◇ ────────── 245: ◯委員長(清水 晃議員) 次に、議案第32号平成31年度あきる野市後期高齢者医療特別会計予算の件を議題といたします。  質疑、御意見をどうぞ。山根委員。 246: ◯委員(山根トミ江議員) 質疑は特に、今までいろいろなところでやってきましたので、ありませんので、意見だけ言っておけないといけないと思いますので、反対ですのでね、意見を申し上げます。意見を述べさせていただきます。  これまでも申し上げてきました。いろいろな機会を通じて述べてきましたように、後期高齢者医療制度は75歳以上の方を対象にした医療保険制度です。制度開始後、2年ごとに保険料の値上げが行われてきました。その結果、現在の保険料は均等割の部分が4万3300円、所得割は8.8%で、国保税より高い保険料となっています。こうした中で、国は現在1割の窓口負担を2割に引き上げようとしています。そしてまた、とりわけ収入が少ない方に、現在は特例軽減として9割と8.5割軽減を行っていますけれども、この軽減も7割にしようとしています。もし7割軽減になってしまうと、そのことによって現在軽減を受けている方は、均等割の部分ですね、2倍から3倍に保険料が上がってしまいます。75歳以上といえば、ほとんどの方が年金生活者ですね。また、高齢になれば病院に行くことも多くなります。高齢者が安心して医療にかかれるよう、安心できる医療制度の構築のためにも、国庫負担金をふやすことが必要だと思うのですね。また、広域連合に対しても保険料の軽減をぜひ求めてほしい。そして市独自でも、日の出町でやっているように、窓口負担の軽減策を取り入れるよう強く求めます。以上です。意見として。 247: ◯委員長(清水 晃議員) ほかにございませんか。              (「なし」と発言する者あり) 248: ◯委員長(清水 晃議員) ほかに質疑等がないようですので、以上で後期高齢者医療特別会計予算の質疑を全て終了いたします。           ────────── ◇ ────────── 249: ◯委員長(清水 晃議員) 次に、議案第33号平成31年度あきる野市介護保険特別会計予算の件を議題といたします。  質疑、御意見をどうぞ。山根委員。
    250: ◯委員(山根トミ江議員) 質疑はございませんけれども、この介護保険についても私たちは反対ですので、意見を言っておかないといけないと思いますので、意見だけ述べさせていただきます。  介護保険制度の当初の目的は、加齢に伴い、要介護状態になった方が持っている能力に応じて自立した日常生活を営むことができるよう、必要な保険医療サービス及び福祉サービスにかかる給付を行うためと、介護保険法第1条でその目的をうたっています。ということになっているのですけれども、介護保険制度というのは、制度を開始して3年ごとに見直しが今まで行われてきました。見直しのたびにサービスの引き下げや保険料の引き上げが行われてきました。最近では、要支援1、2の方の訪問介護の生活援助を保険給付から外して、ボランティアなどの多様なサービスを取り入れる総合事業を、今後はまた要介護1、2の方にも適用させるような動きがございます。訪問介護のヘルパーの生活援助についても、利用回数に制限を設けるなどの改定が行われています。高い保険料を年金から引かれてしまって、サービスを受けるときには必要なサービスが受けられないということでは、まさに保険あって介護なしと言われかねない、なりかねないという状況にあるのではないかと思っています。安心できる制度の構築のためには、やはり国がきちんと財政支援を行うことが必要と考えます。また、市としても、介護が必要になった方が安心して介護が受けられるよう、市独自の保険料とか、利用料の軽減策を取り入れてくれるよう求めます。以上、意見だけ申し上げておきます。以上です。 251: ◯委員長(清水 晃議員) ほかにございますか。              (「なし」と発言する者あり) 252: ◯委員長(清水 晃議員) ほかに質疑等がないようですので、以上で介護保険特別会計予算の質疑を全て終了いたします。           ────────── ◇ ────────── 253: ◯委員長(清水 晃議員) 次に、議案第34号平成31年度あきる野市戸倉財産区特別会計予算の件を議題といたします。  質疑、御意見をどうぞ。天野委員。 254: ◯委員(天野正昭議員) ありがとうございます。資料の95ページ、予算書の2~3ページ、非常にシンプルなページ数なので、すぐわかると思いますが、今年度、戸倉財産区の会計の数字が非常にわかりやすくなりました。ある意味、実態が出てきているのだと思うのですけれども、お聞きしたいのは、この数字を入れてくださった方にお聞きしたいのですが、今回、数字を入れ終わって、どのような感想を持ったかをお聞きしたいと思います。この数字というのは、外から入ってくるお金が6,000円、そして経費的な出費が548万1000円ですかね、こういう数字を書かれて、どのような御感想を持ったかをお聞きしたいと思います。 255: ◯契約管財課長(老沼陽子君) お答えいたします。  財産区の予算につきましては、案を戸倉の住民から選出されました財産区の管理員5名で組織されました戸倉財産区管理会において決定されております。市に提出されました予算案をもとに見積書等の内容確認を行いまして、歳入歳出予算を計上しております。委員が言われましたように、歳入につきましては、確定しているものだけの計上になっておりますので、予算項目だけを計上しているような形になっております。歳出につきましては、実際に支払われておりますものが計上されているという状況になっております。以上でございます。 256: ◯委員(天野正昭議員) ありがとうございます。この会計、非常にシンプルになっているのですが、実はこの3~4年間で、花粉対策事業と、それに引き継ぐ事業によりまして、戸倉財産区の持っている基金は1億2000万円から1億3500万円に増加しております。ですから、みんな何となく、まあいいかみたいな感じになっておりますけれども、実際、戸倉財産区が現在持っているお金を生むもとといったらば、木のみでございます。そういう中で、ことし書かれた予算書は非常に現実をあらわしているものだと思います。この調子で1億3500万円を使っていくわけですね。まず、ことし500万円使いますから、終わるときには1億3000万円からスタートすることになると思います。そうなってきますと、20数年でこのお金がなくなります。このお金がなくなっときに、誰が負担するのか。戸倉財産区を破産させていいのでしょうか。あるいは市が持つのでしょうか。あるいは東京都にあげてしまうのでしょうか。これは実は非常に大きな問題をはらんでいることを去年の予算特別委員会でも申し上げましたけれども、私も含めて、この議場にいらっしゃる方は、20数年後にはいないのが普通だと思います。きょう休んでいらっしゃる方はいらっしゃるかもしれませんけれども、それ以外は本当にいらっしゃらないと思います。  ただし、考えてみますと、20数年後ですから、皆様の部下をされている、カウンター沿いに座っていらっしゃる方が偉くなって、ここに座るような時代が来たときが、ちょうどこのお金がなくなっていく、ことしの予算をずっと繰り返していったときに起きる状況だと思います。それでいいのかどうか。ずっと考えていないと、商売のチャンスはあらわれません。ただ、行政の人に商売をしろというのは酷ですので、どうしていくのか考えるというのを、もう、この辺から始めていかないと間に合わないと思います。お金が1000万円か2000万円しかなくなってしまった時点であわてて考えても、もうその資金では何もできない、1億円以上持っていれば、25%を使ったって2500万円の金が使えます。逆に言うと、1億円ぐらいの何かの投資をして、上手に、大きな場所がありますので、21.5ヘクタールありますので、仕事になるかもしれません。アイデアを募るのもいいでしょう。  その前に、さらに申し上げますと、戸倉財産区とあきる野市の関係をはっきりさせておかないといけないと思います。もうそういう時代が来始めるのではないかと思います。戸倉財産区をやりたくても、銀行印を誰が持っているかといったら、あきる野市が持っているわけですから、簡単にそれを戸倉財産区が使うわけにいかないわけです。では、市はどうなのか。市も何となく、今の御答弁にあったように、戸倉財産区の言っていることです、これで終わってしまっていますけれども、もしこんなのを一般民間会社がやったらば、今の行政にも経営会議というものが存在していると思うのですが、経営会議でこんな発表を担当者がしたらどうなるか。午前中でも、きょうはお疲れさまでした、帰っていいですと言われて終わりになりますよ。それぐらい夢のないことを、危険なお話をされているのだと思います。そのことにぜひとも気がついていただきたい。提案は、1つは、戸倉財産区とあきる野市の関係がどうなるのか。そして、このままでいいのか、手を打つのは、もうそろそろ、今から始めるべきではないか。この2点です。  このことを申し上げて終わりにしようと思ったのですが、14時42分の時点で気がついたのですが、この資料、気がついていらっしゃらないと思いますけれども、あきる野市の面積より戸倉財産区の森林面積のほうがでかくなっているのですが、御確認できますか。95ページです。これは訂正されたほうがよろしいのではないかと思います。お伝えしにいく時間がなくて申しわけないです。実際、見つけたのが42分だったもので。資料の95ページの数字が違っております。これは訂正されたらよろしいかと思います。私の意見はこれで終わりですが、訂正については御確認ください。以上です。 257: ◯委員長(清水 晃議員) ほかに質疑ありますか。中嶋委員。 258: ◯委員(中嶋博幸議員) ことしは森林循環再生事業はやらない予定なのでしょうか。 259: ◯契約管財課長(老沼陽子君) お答えいたします。  平成31年度ということですか。平成31年度につきましては、現時点で花粉対策事業が入ってくるかどうかはわからないので、一応、1,000円という形での予算計上のみになっております。以上でございます。 260: ◯委員(中嶋博幸議員) 一応、依頼はしてあるということですか。ただ、それが平成31年度に施業してくれるかどうかがわからないということですか。 261: ◯契約管財課長(老沼陽子君) はい。 262: ◯委員(中嶋博幸議員) わかりました。 263: ◯委員長(清水 晃議員) ほかにございますか。              (「なし」と発言する者あり) 264: ◯委員長(清水 晃議員) ほかに質疑等がないようですので、以上で戸倉財産区特別会計予算の質疑を全て終了いたします。  ここで休憩といたします。  なお、再開は午後3時10分といたします。                               午後 2時55分  休憩           ────────── ◇ ──────────                               午後 3時10分  再開 265: ◯委員長(清水 晃議員) 休憩前に引き続き会議を開きます。  ここで天野委員から発言の申し出がありますので、これを許可します。 266: ◯委員(天野正昭議員) 先ほどの戸倉財産区の私がさせていただいた質問の最後のところで、単位が違うのではないかということでお話ししたのですが、戸倉財産区の面積は21.5平方キロメートルが、(「訂正しますでいい」と発言する者あり)訂正します。済みませんでした。           ────────── ◇ ────────── 267: ◯委員長(清水 晃議員) 次に、議案第35号平成31年度あきる野市下水道事業特別会計予算の件を議題といたします。  質疑、御意見をどうぞ。辻委員。 268: ◯委員(辻よし子議員) それでは、何点かあります。13ページになります。予算書の13ページの下の事業費の説明欄01公共下水道汚水管きょ整備事業経費、説明欄1308事業・業務委託料の01汚水管きょ布設業務委託料なのですけれども、2億4329万2000円。この中に武蔵引田駅北口区画整理事業地内の下水道事業が入っていると思います。その額が幾らになるのか教えてください。 269: ◯下水道担当課長(馬場 功君) お答えいたします。  引田地内の事業費につきましては、平成31年度1億1898万3000円を見込んでおります。以上でございます。 270: ◯委員(辻よし子議員) わかりました。約半分弱が引田のところということですね。設計は委託先のまちづくり公社が随意契約でオオバに決めたということなのですけれども、随意契約になった理由がわかれば教えてください。 271: ◯下水道担当課長(馬場 功君) お答えいたします。  こちらの設計につきましては、まず、基本設計を前年度に行っておりまして、この基本設計を落札し、契約した業者に対しまして随意契約を行うという方向で公社が発注したということです。以上でございます。 272: ◯委員(辻よし子議員) 確認ですけれども、基本設計のほうは一般競争入札でオオバが落札したという理解でよろしいでしょうか。 273: ◯下水道担当課長(馬場 功君) そのとおりでございます。 274: ◯委員(辻よし子議員) 平成31年度の工事については、まちづくり公社が、指名競争入札になるかなと思うのですけれども、その中で地域要件というのは入るのでしょうか。 275: ◯下水道担当課長(馬場 功君) お答えいたします。  公社の発注の要件につきましては以前にも答弁したとおりなのですが、まず、案件公表時に公募を行います。公募を行った上で、手を挙げた業者の中から公社が地域性等を考慮して指名して、その業者が入札を行うという流れになっております。以上でございます。 276: ◯委員(辻よし子議員) わかりました。前回、よく理解ができなかったので、もう一回お聞きしてしまったのですけれども、結局、最初は指名ではなくて一般競争で、手が挙がったところを指名して、その中に地域的なものも考慮すると、そういう理解でよろしいですね。 277: ◯下水道担当課長(馬場 功君) 済みません、ちょっと説明が足りなかったようなのですが、公募を行った後に公社側が指名を行います。5社以上の指名になるのですが、その中で指名競争入札という形になります。以上でございます。 278: ◯委員(辻よし子議員) それで地域要件がどうなるのかということなのですけれども。 279: ◯下水道担当課長(馬場 功君) 御説明申し上げます。  公募のあった業者の中から、地元の業者は地域要件を考慮して、公社のほうで選定しております。今までの例を見てみますと、地元で手を挙げた業者はほとんど指名の中に入っておりまして、入札に参加しております。以上でございます。 280: ◯委員(辻よし子議員) 整理をすると、普通に公募して、いろいろな業者から手が挙がると。その中で指名をする。その指名のときに地域要件のような形で、地元はなるべく優先的に指名の中に入ってくると。だけれども、地元の方だけではない業者も入って、そして指名競争入札が行われるということで理解いたしました。  あと、もう一点なのですけれども、汚水整備計画、予定では今年度だったと思いますが、おくれているようです。もともと予算には余り入らない、冊子とかはつくられないのでしょうかね、とにかく余り予算には出てこないのですけれども、来年度仕上げる予定なのかどうか、その辺のスケジュールを教えてください。 281: ◯下水道担当課長(馬場 功君) 御説明申し上げます。  現在、進捗につきましては説明会等を行っておりまして、ほぼ完了いたしております。一部の自治会・町内会につきましては若干調整が生じており、終了後、速やかに公表に向けて作業を進めてまいります。 282: ◯委員(辻よし子議員) 説明会をされて、それをもとに整理をして、多分、パブリックコメントもとられた上でということになると思います。この説明会は、昨年の2月6日からことしの2月7日まで計16回、主に自治会・町内会の会長への説明会が行われたようです。非常に努力されたなと思います。16回の議事録、私のほうでも読ませていただきました。読んでみると、とにかく早く下水道をやってほしいという強い意見が出されているところが1地区あったかなと思います。ほかは、住民というか、代表の方への説明会ではあるのですけれども、下水道ではなくて合併処理浄化槽になっても、そういう変更になってもやむを得ません、わかりましたとか、あとは汚水整備計画案の概要も理解できましたと、そういう意見が大半だったと思います。中には、自分は個人で合併処理浄化槽を入れているので、下水道が来ても特につなぐつもりはありませんという意見とか、あるいは下水道にしても、市のほうで考えている市設置型の合併浄化槽にしても、どっちにしても10年以上かかってしまうのだったら、そんなことをしているよりも個人設置型の合併処理浄化槽で補助金を手厚くしてほしいと、そういった意見も出ているのがわかりました。高齢化が進んでいる中で、早くても10年、もっと先になるということがいかに酷なことかというのを、短い議事録なのですけれども、読んで感じました。  区画整理事業、先ほど半額ぐらい使われているということで、ここしばらくは区画整理事業、このまま進めば、そちらのほうが先に進みますので、事業認可区域だけでも10年以内に終わるかなという感じになってくると思うのです。そうなると、今回説明会をしたところの自治会はさらに後になる。そう考えてきたときに、整備のスピードを上げることを優先されるほうが住民のプラスになるのではないかと思います。ということは、下水道ではなくて、合併処理浄化槽をメーンに進めていくことに大きくかじを切るということだと思います。その合併処理浄化槽も、市設置型ということになると結構時間かかると思うのです。住民の中から意見が出ていたみたいに、今の個人設置型で補助金を手厚くするとか、そういう形で進めていくことが一番早いのかなと。今、整備が進んでいない地域にお住まいの方の年齢層とか、そういうことも考えて、整備が優先される地域はおのずとわかってくると思いますので、そういうところを思い切ってそういうふうに、特に住民から今回、何だ、下水道ではないのか、合併処理浄化槽は嫌だよという意見が多ければ、またそれは考えなければいけないのですけれども、必ずしもそうではないようですので、その辺はもうちょっと丁寧に声を拾いながら、そういう形の方向転換が私は必要だと思います。整備計画がどこまで詳しい内容にされるかわかりませんけれども、その辺ももう一度しっかり検討していただいて、整備計画を進めていただければと思います。以上です。 283: ◯委員長(清水 晃議員) ほかに質疑ありませんか。中嶋委員。 284: ◯委員(中嶋博幸議員) 今、辻委員がおっしゃっていた自治会への説明等があったことは私も聞いております。これは私の個人的な解釈なのかもしれないですけれども、認可区域で残っているところは、なかなか工事も難しいようなところで、ここから先、なかなかスピードが思うようにいかないという現状があるのだと思います。また、認可区域でない地域でも、目の前の都道に本管が通っていて、やろうと思えばすぐにでもつなげるような場所になっているのに、そこは認可区域でないとかいう場所もあったりして、そんなことも含めて、数年前から東京都に、そういったものを最終的に、向こう10年間ぐらいの優先してやるべきところをちゃんと整理して出せ、アクションプランとして出せと言われていて、それが今、整理している最中なのかなと思うのですけれども、たとえ認可区域でなくても、住民の要望もあって、なおかつ通せるような場所は早く認可区域に入れていただいて、速やかにできるところは、別にその後だとかではなくて、先に言ったとか言わないではなくて、先にどんどんやってもらいたいなと思うのですけれども、どうなのでしょうか。 285: ◯下水道担当課長(馬場 功君) お答えいたします。  今、委員からお話がありました状況が市内にあるのも当然認識しているところでございます。ただ、下水道事業、今、非常に財政が厳しい折、事業規模が限られており、また法的な制約等もございます。ですので、整備計画等の策定を捉えて、そういったところを同時に見直していきたいと考えております。以上でございます。 286: ◯委員(中嶋博幸議員) この場でこれ以上は言いませんけれども、ぜひよろしくお願いします。 287: ◯委員長(清水 晃議員) 辻委員。 288: ◯委員(辻よし子議員) 今、中嶋委員が言われたところは、多分、私が議事録で読んだ、先ほど言った、とにかく早く下水道をやってほしいと強い要望が出ている地域かなと思います。質問は、事業認可がおりた区域と、おりていない区域とありますね。あと、おりた時期があります。事業認可が早くおりたと、早くというか、一斉におりているのでしょうかね、その辺の公平性の面での優先順位があるのかどうか。そうなってくると、正直、私は区画整理事業に反対しているからということではないのですけれども、区画整理事業で認可がおりたのは後かなと思うのですけれども、その辺も含めて、その辺の公平性というのは、市としてはどんなふうに考えているのかを教えてください。 289: ◯下水道担当課長(馬場 功君) お答えいたします。  事業認可につきましては、特定の区域を先行するということではなくて、ある程度まとまった区域を複数同時に認可することが多くあります。また、公平性という部分でありますが、面整備ですとか、例えば、道路事業による街路整備等、事業スケジュールをある程度合わせなければ施行できない部分も当然出てまいりますので、そこは全体の事業スケジュールを見ながら整備の順位をある程度考えていかなければいけないのかなと思っております。以上でございます。 290: ◯委員(辻よし子議員) わかりました。単純に事業認可がいつおりたかということだけでは決められないことはよくわかりました。その辺、住民からの問い合わせがあったときにきちっと答えられる形の公平性を確保していただきたいと思います。以上です。 291: ◯委員長(清水 晃議員) ほかにございますか。              (「なし」と発言する者あり) 292: ◯委員長(清水 晃議員) ほかに質疑等がないようですので、以上で下水道事業特別会計予算の質疑を全て終了いたします。           ────────── ◇ ────────── 293: ◯委員長(清水 晃議員) 次に、議案第36号平成31年度あきる野市テレビ共同受信事業特別会計予算の件を議題といたします。  質疑、御意見をどうぞ。              (「なし」と発言する者あり) 294: ◯委員長(清水 晃議員) 質疑等がないようですので、以上でテレビ共同受信事業特別会計予算の質疑を全て終了いたします。           ────────── ◇ ────────── 295: ◯委員長(清水 晃議員) 次に、議案第37号平成31年度あきる野市秋多都市計画事業武蔵引田駅北口土地区画整理事業特別会計予算の件を議題といたします。  質疑、御意見をどうぞ。たばた委員。 296: ◯委員(たばたあずみ議員) 少し聞きたいと思います。事業全体になってくるので、業務委託料としての12ページ、13ページのところかなと思います。現在、換地設計などをやっていると思いますけれども、今、具体的にどのあたりまで進んでいるのかをまずお聞きします。 297: ◯区画整理推進室長(沖倉和久君) お答えいたします。  現在、換地設計につきましては、昨年10月に行いました個別説明会の結果を受けまして、40名ほどの方から御意見、御要望をいただいております。現在、その御意見、御要望に対しまして、市としての判断を加えている状況でございます。都市計画審議会に関しましては、その内容を御報告し、改めて市としての方針がまとまりましたら、審議会にかけまして、換地設計の最終案にまとめていければと思っております。以上でございます。 298: ◯委員(たばたあずみ議員) 4人の方から意見があって、改めて今、市の方針をどうするかという話をしていらっしゃるということですから、まだ誰がどこに移りますというところは決定はしていないということでよろしいでしょうか。 299: ◯区画整理推進室長(沖倉和久君) お答えいたします。  御意見、御要望は40名の方から承っております。その中には、平等性の観点から、御意見、御要望に合理性を欠くもの、あるいは当然認められないもの、種々ありますので、それを今、市のほうで判断しております。ですので、10月にお示しした仮換地設計案は、まだ固まった段階ではございません。以上でございます。 300: ◯委員(たばたあずみ議員) 済みません、4人と言っちゃった。40人もあったのにね、ごめんなさい。いろいろな意見が確かにあると思います。前に思い描いていた夢が捨てられないで、すごくいい条件になるはずだと思っていたのにということもあるかもしれないですからね。そういう人には、そういうことではないですよ、現実的にという話をせざるを得ないと思いますので、そういうことは十分あり得ると思います。まだ案が決まっていないということですから、そこでいいよと言った人にしろ、換地されて移る先の土地の権利はまだ現在持っていらっしゃる人たちのというか、今、住んでいたりというところから、権利一切は全く変更はなっていないという解釈でよろしいですね。 301: ◯区画整理推進室長(沖倉和久君) お答え申し上げます。  土地区画整理事業に関しましては、今、住んでいらっしゃる土地、あるいは農耕作をされている土地に関しましては、仮換地指定を行って、それが固まりますと、その段階で従前地の権利を失い、新しい換地の権利を得ることになりますので、現段階ではまだ従前地は従前の地権者の権利となります。ただ、仮換地指定を行ったときに、全てが同時に土地を使えるようになる、あるいは使えないようになるというのは、その時々の工事等の進捗によりまして、使えない期間が一定程度出る場合もございます。それは今後の工事の進め方に応じまして地権者には連絡していきたいと思います。以上でございます。 302: ◯委員(たばたあずみ議員) わかりました。こうしますよということを、みんながいいよとたとえ言ったとしても、だからといって、いきなりそこの先に引っ越せるかというと、物理的に今、無理ですねという話ですね。そこはわかりました。  沿道ゾーンも含まれるかと思うのですけれども、商業ゾーンになるところにスーパーを誘致しようという話は今までも伺ってきています。そこにどんなスーパーマーケットを呼ぶとかいう話が、換地後になる権利者の方たちで決めているという話を伺っています。これは事実かどうか、お願いします。 303: ◯区画整理推進室長(沖倉和久君) お答えいたします。  委員御指摘のとおり、沿道ゾーンと呼ばれる駅前の街区につきましては、現在、スーパーマーケット等の商店を立地する予定でおります。この土地に関しましては、土地を一定期間、賃貸借を行って、貸し付けたいという方を集めた街区でございまして、基本的には、その方々の権利と、借り受ける店舗との契約になりますので、原則的には、そこへ換地されるであろう権利者が決めることになろうかと思います。ただ、この店舗に関しましては、地権者はそうでありましても、実際使うのは周辺の方々でございますので、引田地区内の地権者に向けましてアンケート調査をとりまして、その結果に基づいて公募をかけて、今、1社、企業が内定している段階でございます。以上でございます。 304: ◯委員(たばたあずみ議員) この先、換地される先の権利者の人たちがどこに貸そうかという話し合いもしたのだけれども、それだけではなくて、周辺、これは区画整理の地域の人たちだけなのか、そのほかの地域の人たちなのかは、この後また聞きますけれども、の人たちにアンケートをして、どのスーパーに来てほしいですかというお話を聞きましたということなのかなと理解しました。もし違うのだったら言ってください。聞いたというのは、区画整理地内の人たちだけなのか、あるいはその周辺の人たちも含めてなのかをお願いします。 305: ◯区画整理推進室長(沖倉和久君) お答えいたします。  説明がうまくなく、誤解を招きまして申しわけございません。順番としては、まず、地権者の方々、対象は地区内に権利をお持ちの方々のみに、平成29年11月30日にアンケート調査を行いまして、近隣にどのような店舗が出店したらよいかというアンケートをとりました。一番多かったのが、スーパーマーケットを誘致していただきたいという意見がありました。その中で、ドラッグストアや、あるいは飲食店等々が併設されると、より好ましいという意見をいただきました。その結果を受けまして、本地区への商業系の企業の公募に当たりまして、その辺の条件づけを行いまして、今、企業が内定しているところでございます。以上でございます。 306: ◯委員(たばたあずみ議員) ということは、その地区内に権利のある人たちにアンケートしてやりましたということなので、換地後の権利者がどこに貸したいとかいう話はすっ飛ばしてという話になるのですか。今の話だけだと。でも、そんなはずないと思うのですけれども、まさかそうではないですね。ちょっとお願いします。 307: ◯区画整理推進室長(沖倉和久君) お答え申し上げます。  この地区のまちづくりを行っていく上で商店を誘致したいというのは事業計画上の目的でもありますので、それは目的としてありまして、そこを利用されるであろう地区内の権利者の方にどのような店舗が望まれるのかというアンケートをとったのが平成29年11月30日でございます。当然、私どもの地区に複数社、出店を希望する店舗等ございましたので、その方が私どもの公募に手を挙げていただきまして、その店舗に対しまして、今度は貸す権利者、沿道ゾーンに換地されるであろう貸す権利者が投票で1店舗を決めて、今、その企業が内定しているところでございます。 308: ◯委員(たばたあずみ議員) わかりました。ということは、アンケートをして、スーパーにしようねと。スーパーにするということであれば、どこか来てくれますかというのを公募したら、幾つか出てきたので、その中で、この先、権利者となるだろう人たちが、では、ここにしましょうということを投票されて決めている状況だということなのですね。これなのですけれども、今、進出先になるスーパーが来ることになっている先は、全て区画整理、あるいは換地設計に同意された人たちだけ、少なくともそこだけ見れば、ここは決定でいけるなという地域ということなのでしょうか。お願いします。 309: ◯区画整理推進室長(沖倉和久君) お答え申し上げます。
     御質問の趣旨が、今、換地設計が案の段階であるという中で、貸すであろう権利者がいて、その権利者が企業を決めたということに関しましては、そのとおりでございまして、先ほど申し上げたように、現在、仮換地指定で初めて権利の確定ができましたので、それに向けて、そこに手を挙げた方々に対しまして、基本協定を結ぶ手続をとっているところでございます。ですので、このままいけば、そこに貸したいという気持ちをお持ちの権利者については、企業誘致に向けて準備を、手続を進めているところでございます。以上でございます。 310: ◯委員(たばたあずみ議員) 私が聞いたのと全然違うことのような気がするのですけれども、この先、そうなるだろう人たちで決めたのはわかりました。現在権利を持っていらっしゃる人たちが、少なくともそこではないところに行くよ、つまり、これからスーパーにするだろうという沿道ゾーンのその部分については、言い方は変かもしれないけれども、まっさらな状態になって、この先、新しく移ってくる権利者の人たちがきちんとはまるように、そこの部分だけでも話は全てまとまった状態になっていますか。案が固定されるような見込みがしっかり立っているのかどうかを伺っています。1つでももめているところは残っていないかということです。 311: ◯区画整理推進室長(沖倉和久君) お答えいたします。質問を取り違えておりまして、申しわけございません。  沿道地区のスーパーを呼び込む街区の中の地権者でありますけれども、今、手元に資料がないのですけれども、90%を超える方々から申出書をいただいておりまして、それぞれ、住宅ゾーンへ希望されている、あるいは産業ゾーンで土地を売りたいと希望されている方、種々いらっしゃいまして、スーパーを呼ぼうとしている街区に関しましては、今、ほぼ住宅地となっておりまして、恐らく、その方々は住宅ゾーンへ希望されている方と認識しております。まだ換地申出書をいただいていない18名のうち11名に関しましては、今、スーパーを呼び込むところにいる地権者ではないと認識しております。以上でございます。 312: ◯委員(たばたあずみ議員) 18名のうち11名はスーパーを呼び込むところではないと言ったのですね。はっきり聞こえなくてわからなかったのですけれども、ないとおっしゃった。ないということは、18名のうち7名はスーパーを呼び込む地域だということ、それとも11名がスーパーを呼び込む地域の中に入っているということか、済みません、そこを私にわかるように言ってください。お願いします。 313: ◯区画整理推進室長(沖倉和久君) 申し上げます。  申出書につきましては、どのゾーンを将来的な土地利用として希望されているかをとったものでございまして、先ほど申し上げました90%以上の方々からもらっているのですけれども、残りの18名の方々からまだいただけていない状況でございます。そのうち7名に関しましては、私道路のみの地権者でございます。今、申し上げているのは地区全体のお話でございますけれども、7名の方に関しましては、私道路だけの権利を持っている方で、この方については申し出を受けるまでもなく、換地不交付で、精算金で扱います。残りの実質11名の方々からは、まだ申出書をいただけていません。その11名の方が、今、委員御質問の沿道ゾーンのスーパーが呼び込まれるであろうところにいるのかどうかについては、今の段階でいないと認識しておりますけれども、これに関しましては、後ほど調べた上で御回答させていただけたらと思っております。以上でございます。 314: ◯委員(たばたあずみ議員) いるかいないかわからないということでした。いなければまだいいと思いますけれども、そこからどけたくないとおっしゃっているかもしれない、いろいろな考え方をしているかもしれない方が残っているような状況で、この先、私たちがこっちに来ますからね、私たちがここを貸しますからねと勝手に決めてしまうというのは、まだうちの土地ですけれどもということになってしまうから、そのやり方はおかしいのではないかと思っています。ちゃんと決めるのだったら、自分の権利になってからではないのかなと思って、そこはすごく違和感を感じています。  ちょっと質問を変えますけれども、何か私が間違っていることがありましたら後ほど発言なさってください。生産緑地指定の件を言いたいのですけれども、農業者の方からも、今回の生産緑地の件については誤解を生むやり方だという批判の意見があります。実際、生産緑地指定してもらって、一生懸命農業をやっている人たちを、まるで、言い方悪いですけれども、ごまかして安く税金をしてもらって農業していると思われるのではないかということを非常に心配しているという御意見をいただいています。そういうことも考えて、非常に問題があるやり方だったかなと私は思っています。農地から宅地課税になることについては、一気に上がってしまう、そのことを十分説明しないと大変なことになりますよと言ってきていたにもかかわらず、やはり大変なことになってしまったというのは、説明が不足していたのだろうと私はこれまでも指摘してまいりました。だからこそ、説明が足りなかったのだからしようがないよねということで、その分、支援をきちんとしてこなければいけないですよということを求めてまいりましたけれども、その方法が難しくて、どうしようか悩まれたのだとは思いますけれども、このやり方には、各方面から疑問が出てくるなと思っています。換地が始まりましたら、今回指定した生産緑地が全て解除になってしまうということがあったら、ますます批判は必至だと思うのですけれども、そのときにどのように説明なさるのか、お願いします。 315: ◯区画整理推進室長(沖倉和久君) まず初めに、先ほど委員の御質問にありました沿道ゾーン、スーパーを呼び込む街区に、現在、土地の権利をお持ちの方で申し出を出されていない方が1名おります。  あと、生産緑地に関しましては、昨年12月に指定させていただきまして、区画整理の仮換地指定の段階で土地登記簿が変わるということで、改めて御本人の同意をいただく必要がございます。その段階で、市としては、当然残るように期待しているところでありますけれども、そのときの地権者の御判断による部分もありますので、その段階でまた判断させていただければと思っております。以上でございます。 316: ◯委員(たばたあずみ議員) 先ほどのスーパー予定地に1人、まだ申出書を出されていない方がいらっしゃるということです。このまま進めていってしまうと、結局、私たちがスーパー呼びたいと思っているのに、貸したいと思っているのに、あなたのせいでという話になってしまうでしょう、これって。権利関係の話が露骨になってきてしまう、この先、私たちがここに企業を呼んで土地を貸すつもりなのですよということをどんどん明確にしていってしまうというのは、この地域内に住んでいらっしゃる人たちの分断を招くようなことになってしまうので、非常に望ましくないと思います。きちんと権利関係が片づいてからやっていくのが筋だと思いますので、そこを飛び越えるというのは絶対行政がやってはいけないことだと思います。ぜひそこは配慮して、できることなら修正していただきたいのですけれども、区画整理の地区内に悪者という人はいてはいけないのです。いないはずなのです。みんなで協力して、どういうまちづくりをしていくかを考えていかなければいけないのだけれども、そこに排除の論理が働くようなことにならないように、本当に気をつけていただきたいと思います。  先ほどの生産緑地のことなのですけれども、この後、換地すると、結局、土地が狭くなります。土地が狭くなって場所も変わるけれども、まだ生産緑地としてやりたいですか、一応、聞きますよということだと思います。できれば、市としては農地のまま耕してほしいと期待していますけれどもと、今、おっしゃったと私は理解いたしました。でも、あり得ないと思うのですね。そう考えるのだったら、少なくとも、これから商業ゾーン、あるいは沿道ゾーンに移ろうという方、それから、産業ゾーンに移そうとしている方、もしかしたら宅地の場合は、おうちもやるけれども、半分ぐらいは畑でということはあるかもしれないですけれども、産業ゾーン、商業ゾーン、沿道ゾーンの場合は、そこに畑ということはまず考えられないですし、そこで畑やりますと、今、思いついてしまったからあれですけれども、私、商業ゾーンで土地を貸すつもりだったけれども、そう言われたので、農地のままいきますというのはありなのですか。お願いします。 317: ◯区画整理推進室長(沖倉和久君) お答えいたします。  今、委員の御質問の場合、万が一そういうケースが出た場合には、市としては、換地の変更等々の対処をしなければいけない部分も出てくるのかなと思っております。以上でございます。 318: ◯委員(たばたあずみ議員) その場合は換地の変更のことを考えたい。でも、先ほどおっしゃったことは、生産緑地として残ることを期待したいとおっしゃっている。つまり、生産緑地として今回指定した先の人たちが農地として残ってもらうことを期待しているにもかかわらず、もしも産業ゾーン、商業ゾーン、沿道ゾーンに既に申し出をしているとしたら、それはおかしいことになってしまいますよと行政が言わなければいけないことになりますよね、今、聞いていたら。そう受け取ってしまっていますが、どうですか。それは正解ですか。 319: ◯区画整理推進室長(沖倉和久君) お答えいたします。  生産緑地につきましては、現状の農地を有効に肥培管理していただきたいという目的もございますので、それまでの間といいますか、緑地として保全していただくことに関しては価値があると思っております。ただ、それもゾーンを希望された方の御判断によりますので、その辺に関しましては、出たときの結果をもって適切に判断させていただければと思っております。以上でございます。 320: ◯委員(たばたあずみ議員) 今まで農地だったのだし、耕せば農地にできるのだし、区画整理始まるまで農地として使ってくれたほうがいいねというのは、気持ちはわかりますよ。気持ちはわかるのですけれども、この先、農地として残ることも期待していきますと言って、でも、その先、そんなふうになったら、もう一回、換地設計し直さなければいけなくなるのでという話で、そうならないほうがいいなと思うわけではないですか。そんなの当たり前のことで、また全部ひっくり返したいわけないですから。そうだとしたら、今のうちに決めておいたほうがいいですね。今からひっくり返す気がありますかと。そういうことを言っていってしまうと、では、生産緑地指定って何なのという話にやはり戻ってしまうのですよ。この先30年かけて換地を決めるわけではないですね。そのことを考えたら、2年、3年後には換地してどんどんやっていこうと言っていることが明らかなのに、30年は耕してねというのが前提になっているはずの生産緑地指定という方法をここでとってしまったのは、私は間違いだったのではないかと思っています。換地が始まったことで、今回指定したところが全部解除になってしまうようなことがあったらおかしいですよねと、私、東京都にレクチャーを受けにいったときに聞いたら、いや、そんな、まさかとおっしゃったのですね。そんな、まさかと言うぐらいのことなのですよ。ほとんど残さずに生産緑地ではなくなってしまったよということになるとしたら、それは本当に東京都の担当の方でもびっくりするようなことですし、実際、生産緑地指定を利用しながら農業を頑張ってくださっている人たちからも、何てことをしてくれたのだという声が上がってしまうことを私は非常に心配しています。このやり方は一刻も早く改めていく方向で考え直したほうがいいと思っています。以上です。 321: ◯委員長(清水 晃議員) 次に、辻委員。 322: ◯委員(辻よし子議員) 質問に入る前に、今のたばた委員の発言の中で、スーパーが来るところ、地権者の方が1名、まだ意向を出していないということです。この1名の方は、ずっと区画整理のあり方に対して疑問を呈している方だと思います。そういう方がいらっしゃるのがわかっていながら、権利が発生していないのにスーパーと協定を結んでしまうというのは、私はあり得ないことだし、やってはいけないことだと本当に思います。その地権者の方の意思はどうなってしまうのでしょうか。一人一人の生き方に寄り添ってということと全く矛盾すると思います。  質問に入ります。8ページと9ページになります。歳入のところですけれども、国からの社会資本整備総合交付金、それから、東京都からの土地区画整理事業補助金、これを合わせると1億5600万円になると思います。この補助金については、今年度の補正予算で大幅に削減されたことについて、そのことを議会に提案する時期がおくれたということで問題にいたしました。この1億5600万円、大きな額ですけれども、事業費の中の主にどこに充てられるのか、大まかな配分を教えてください。 323: ◯区画整理推進室長(沖倉和久君) お答えいたします。  お答えする前に、沿道ゾーンの、まだ換地申し出を出されていない方について、事業に反対されている方ではないのかという御意見ございましたけれども、私と委員の認識が合っている方であれば、先ほど申し上げたのはその方ではございません。別の方で、事情がありまして、まだ申出換地はいただけていないという方でございます。  御質問のお答えになりますけれども、今回、埋蔵文化財調査と道路築造工事、この2本につきまして、国の補助金、東京都の補助金を入れる予定でございます。以上でございます。 324: ◯委員(辻よし子議員) 具体的に言いますと、13ページの説明欄1317調査委託料、埋蔵文化財調査委託料と、その後の1502改良・改修工事、公共施設等整備工事に入るという理解でよろしいでしょうか。 325: ◯区画整理推進室長(沖倉和久君) お答え申し上げます。  先ほど申し上げた国の補助金、東京都の補助金を充当するのは13ページの説明にございます1317調査委託料、埋蔵文化財調査委託料と、1502改良・改修工事、公共施設等整備工事でございます。間違いございません。 326: ◯委員(辻よし子議員) それでは、次に、11ページの一番下の事業・業務委託料についての質問に入ります。事業・業務委託料については、きょう、別紙で資料をいただきました。2億2793万6000円。この内訳がきょういただいた資料にあるかと思います。まず、この業務委託料なのですけれども、昨年9月の決算特別委員会のときにもこれと似た資料を出していただきました。平成29年度のですね。この業務委託料、平成29年度の決算で出されたものは、大きく、運営支援業務と事業計画実施計画変更業務に分かれていました。ですから、大きなくくりの中で、ほとんどの部分が運営支援業務となっていたわけです。今回いただいたものの中には、平成29年度の資料の中で、運営支援業務の中に入っていたものがここにほとんど出ていると思うのです。ところが、今回は上のところに運営支援業務というのが入っていませんけれども、これは何か意味があるのでしょうか。 327: ◯区画整理推進室長(沖倉和久君) お答えいたします。  平成29年度の決算書類としてお配りしたものに関しましては、国の補助金を充てる事業と、国の補助金を充てない事業との区分けの中で、国の補助金を充てる事業に関しましては、事業計画関連の委託として分けまして、それ以外に関しまして、施行運営支援業務という2本立てでオオバに発注してございますので、今回、平成31年度に関しましては、国の補助金の対象としておりませんので、一本化して、平成31年度は一本でオオバへ発注する予定でございます。以上でございます。 328: ◯委員(辻よし子議員) 一本化された理由はわかりました。では、運営支援業務というのが今回入っていないのですけれども、今回のここに書かれている事業推進業務委託は、平成29年度における運営支援業務という捉え方でよろしいでしょうか。 329: ◯区画整理推進室長(沖倉和久君) お答えいたします。  お手元の資料、平成31年度の業務に関しましては、5番に施行運営支援業務とありますけれども、平成29年度に発注しましたオオバへの委託の内容も、この1番から5番、あと6番に企業誘致等の内容がありましたけれども、内容といたしましては、施行運営支援業務と捉えていただいて結構かと思います。以上でございます。 330: ◯委員(辻よし子議員) わかりました。あくまで運営支援業務ということで理解いたしました。それでは、その中の細かいところの質問になります。  まず、1番の測量関連業務ですけれども、測量については東京都の積算基準があると思います。この847万5452円は、市が東京都の積算基準に基づいて計算した額ではなくて、初年度の包括委託契約の際に各社が出してきた見積額から引き出された金額だと思います。確認なのですけれども、この資料に書かれている額は、東京都の積算基準に基づく金額よりも低い額、安い額になっているということでよろしいでしょうか。 331: ◯区画整理推進室長(沖倉和久君) お答えいたします。  平成31年度測量業務委託に関しましては、今、委員御指摘のとおり、平成28年に業務委託を発注するときの見積額に基づきます市の発注価格を参考に出しているものでございます。そのときに、業務全体として、個々に見れば、東京都の積算基準より安いものもありますし、中には高いものもございます。ただ、トータルといたしまして、当初、私どもが見積もっていた額より安かったというところがございましたので、この額を採用いたしました。測量に関しましては、今、手元に資料がありませんので、個々に高かった、安かったということを申し上げることはできません。以上でございます。 332: ◯委員(辻よし子議員) 個々に見たときに東京都の積算基準よりも高くなるというのはどういうことなのでしょうか。 333: ◯区画整理推進室長(沖倉和久君) 今回、この業務を発注するときに各社から見積もりをとりまして、その見積もりの平均額が東京都の定めた標準的な積算基準から高いものもあれば安いものもあったと。ただ、低い金額だけを拾うと、受注業者には不利益になるものですから、トータルとして判断させていただいものでございます。以上でございます。 334: ◯委員(辻よし子議員) それっておかしくないでしょうか。だって、ばらばらに入札すれば、東京都の積算基準で予定価格は決まるのですね。それよりも入札は低くなるわけですね。それよりオーバーしたら外れてしまうわけですから。ということは、個々に見たときに、全てが積算価格よりも低くなっていないとおかしいのではないですか。 335: ◯区画整理推進室長(沖倉和久君) お答えいたします。  東京都の積算基準も、標準的な測量であったときの標準値という扱いでございますので、地域特性に応じまして、社の能力に応じて、少し人手がかかるようなことであれば高い場合もありましょうし、あるいは企業努力の中で安く発注できる場合は安い金額として入ってくるところだと思いますが、今回、10年間の委託業務を発注する段階におきましては、全体金額の中で判断させていただいたものでございます。以上でございます。 336: ◯委員(辻よし子議員) 包括委託にすると安くなるから包括委託にしたという話だったと思いますので、今の御答弁は不思議で、納得いきません。  次に移ります。2の事業計画・換地関連業務の中の用途地域等変更図書作成となっていますけれども、この中に地区計画の図書作成は入っていますか。 337: ◯区画整理推進室長(沖倉和久君) 入ってございます。以上でございます。 338: ◯委員(辻よし子議員) 用途地域の変更と地区計画の決定は同時期に行われるのではないかと思うのですけれども、何月ごろを予定していらっしゃいますか。 339: ◯区画整理推進室長(沖倉和久君) お答えいたします。  用途地域等、あるいは地区計画に関しましては、私どもの土地区画整理事業で予定しております仮換地指定と並行作業として進めております。仮換地指定につきましては、この秋をめどに行っておりますので、それをめどに作業を進めております。当然、その間、東京都との協議等も含まれますけれども、仮換地指定が秋とすると、それをめどに作業を進めているところでございます。ただ、用途地域等の都市計画決定に関しましては、直接的に影響するのは、その土地を利用される換地後、工事後の地権者でございますので、都市計画決定の時期に関しましてはまだ決定しているところではございません。以上でございます。 340: ◯委員(辻よし子議員) 今のお話ですと、仮換地指定の時期はもう秋と決まっていると。だけれども、用途地域の変更と地区計画の最終的な決定は秋は間に合わなくて、その後になるかもしれないということでよろしいでしょうか。 341: ◯都市計画課長(有馬哲司君) お答えいたします。  用途地域並びに地区計画の決定時期でございますけれども、ただいま室長から答弁させていただいております、少なからず仮換地の指定以降をめどに、でないと最終的な用地地域、地区計画等を定めることは非常に厳しい状況がございますので、間に合わないというよりも、1つは用途地域ということは、私ども、技術的に見ますと建築基準法の集団規定等も適用しなければいけないところもございます。そういった意味では、いろいろと地権者の方々の合意形成をとっていきながらというタイミングと、あわせて区画整理事業の使用収益が開始して、ある程度移転等が始まるときには、最終的な用途地域や地区計画が定まっているべきだと思っております。そういったところで、基本的には地権者の方々との合意形成によって最終的な都市計画の変更と考えておりますけれども、それがある程度、仮換地の指定の段階で合意形成が至れるのであれば、それに合わせて変更等していくというのがございます。ただ、最低でも仮換地指定以降でなければ、最終的な用途地域等を定めることはいろいろと問題が出てきますので、そういったところの時期のタイミングを見はからうとともに、地権者の方々との最終的な合意形成がどういう形でできるかといったところが時期だと考えております。以上でございます。 342: ◯委員長(清水 晃議員) 辻委員、まだ続きますか。ここで休憩、1時間経過したので。ほかにこれからこの項について、中村のりひと委員と、あとはいませんね。では、ここで、1時間経過しましたので、休憩をとります。  ここで休憩といたします。  なお、再開は午後4時25分といたします。                               午後 4時10分  休憩           ────────── ◇ ──────────                               午後 4時25分  再開 343: ◯委員長(清水 晃議員) 休憩前に引き続き会議を開きます。  辻委員。 344: ◯委員(辻よし子議員) 先ほどの御答弁の中で、用途地域と地区計画の決定は仮換地指定の後だということでしたけれども、ということは、極端に言ってしまうと、どういう用途になるかわからないうちに換地先が決まるということになるのですか。私はどう考えても、用途地域と地区計画が決まって、どういうまちになるということを納得した上で、自分は商業ゾーンに移るということに手続的にはなるのかなと。換地先が決まってから用途が決まるというのは順番が逆ではないかなと思うのですけれども、その辺はどうなのでしょう。 345: ◯区画整理推進室長(沖倉和久君) お答えいたします。  従来型の都市計画決定であれば、私どもの土地区画整理事業みたいな特殊事情はなく、権利としては、今、住んでいるところに固定されていて、そこに縦覧、説明会等行いながら都市計画が決まっていくことになろうかと思います。私どもの土地区画整理事業の特殊性としましては、換地によって場所が変わるところでございまして、私どもは申出換地をとる際に、イメージとして、住宅ゾーン、こんなイメージになるよ、沿道ゾーン、こんなイメージになる、商業ゾーン、こんなイメージになるということをお示しした上で、将来、こういった土地利用を図りたいというところで御意向をとり、申出換地をいただいているところでございます。その中で、一定程度、将来的な土地利用はお示ししていますし、逆にそれが選択できるということも地権者の方に自由度を与えているという中で進めておりますので、これは並行作業で進めさせていただいております。そういうことでありますので、逆に土地利用等を固めてしまってからということになると、土地区画整理事業の進捗のスピード感といいますか、円滑に進めていく上で、なるべく早く進めたいという部分もありますので、並行作業として進めているところでございます。以上でございます。 346: ◯委員(辻よし子議員) はっきりしないのは、本来どっちなのかということです。急ぐので並行して進めるというお話ですけれども、私は本来は、用途地域、地区計画が決まって仮換地指定が行われるというのが普通のあり方だと思うのですけれども、それは間違いないですか。 347: ◯区画整理推進室長(沖倉和久君) 私ども、土地区画整理事業を進めている担当課といたしましては、用途地域を定めた上で申し出を募るというのも一つの手ではあるのですけれども、用途地域を定めるに当たっては、用途地域が十分使い切るのかというところの担保性も一方では求められるところでございますので、一方的に商業ゾーンのボリュームを決めてしまったり、住宅ゾーンのボリュームを決めてしまったり、産業ゾーンのボリュームを決めてしまった上で申出換地を受けるよりも、並行して進めたほうが、全体のボリューム感といいますか、整合したまちづくりができますので、土地区画整理事業に関しましては並行して進めさせていただいているところでございます。以上でございます。 348: ◯委員(辻よし子議員) シンプルにしたいと思います。あきる野市の引田の区画整理事業を横に置いておいて、普通、区画整理事業を行うときに、用途地域、地区計画の決定と仮換地指定とどっちが先になりますか。 349: ◯都市計画課長(有馬哲司君) お答えいたします。  最終的な用途地域の決定並びに地区計画等は仮換地指定以降でございます。以上でございます。 350: ◯委員(辻よし子議員) 羽村市の記録がその逆だったかなと私は記憶にあるので、こういうふうに考えたのですけれども、そうすると、仮換地を行って、自分の行き先が決まった後に、自分の住むところが、用途地域が何になるのかが後から決まるということで、もしも用途地域、地区計画、縦覧とかでひっくり返ってしまったときにも、そこに行かざるを得ないということが起きることになるのですけれども、そういうことですか。 351: ◯区画整理推進室長(沖倉和久君) お答えいたします。  非常にレアなケースになろうかとは思いますけれども、ないとは言えないと思います。そのときはそのときに対応していきたいと思います。私どもといたしましては、まちづくりのイメージを示しながら、将来、皆様方の御希望に沿った換地を与えたいというところで、申出換地を採用しながら並行して用途地域等の策定作業を進めているところでございます。以上でございます。 352: ◯委員(辻よし子議員) 私は、用途地域と地区計画はどう考えても仮換地指定の前に決まるものだろうと思っていました。それが決まった上で、自分がどこに動くかということが最終的に決まるという順番だと思っていたのですけれども、普通、そうでないと。一般の区画整理事業でも逆だと。先に仮換地指定があって、その後、用途地域、地区計画が決まるという御答弁でしたので、そうなると、私はそれはおかしいと思って言おうと思ったのですけれども、今の日本社会ではそういう順番だということなので、引田の区画整理事業だけがおかしいのではないということになりますので、これはわかりました。  次の3の工事施工監理業務に行きます。実施計画では、2020年度の工事箇所を対象にしているのか、それとも、それ以降の工事箇所もこの実施計画の中に含まれるのかどうか教えてください。 353: ◯区画整理推進室長(沖倉和久君) お答えいたします。  3の工事施工監理業務のうちの実施設計に関しましては、次年度以降に含まれる地域全体の実施計画を行います。以上でございます。 354: ◯委員(辻よし子議員) ということは、来年度のうちに全区域の実施設計ができることになりますので、先ほどのたばた委員の発言の中にありましたけれども、企業誘致の順番が私は絶対おかしいと思っています。ただ、そうした中で、今、産業ゾーンに誘致することになっている企業との間でいろいろ話し合いが行われているということで、まだ最終的に決まっていないとすると、どういう企業が来るかは決まっていないということだと思うのです。そういう中で、来る企業によって実施設計が変わってくるということはあり得ないのでしょうか。 355: ◯区画整理推進室長(沖倉和久君) お答え申し上げます。  産業ゾーンへ来る企業の決定いかんによって実施設計が変わるということはございます。以上でございます。 356: ◯委員(辻よし子議員) それでしたら結構です。3番の一番下の工事施工監理関連業務なのですけれども、これは確認なのですけれども、来年度の工事箇所については、実施設計と発注関連業務、これは既に今年度の予算でオオバに委託して行っていると。来年度行うところですね。それをもとに、来年度、一般競争入札で業者を決定して工事が始まると。その工事が始まってからオオバが工事施工監理を行うと、そういう理解でよろしいでしょうか。 357: ◯区画整理推進室長(沖倉和久君) 御質問のとおりでございます。以上でございます。 358: ◯委員(辻よし子議員) 来年度の工事は仮換地指定が行われる前に、先に工事を行ってしまうという、起工承諾と。こういうやり方をとることについては私は疑問ありますけれども、とにかく起工承諾ということです。対象となる地権者がいるとすれば、その地権者全員から承諾をとる必要がありますけれども、その辺はどうなっているのでしょうか。 359: ◯区画整理推進室長(沖倉和久君) 今、委員御指摘の起工承諾に関しましては、ただいま対象となる地権者に対して、起工承諾をいただいている最中でございます。以上でございます。 360: ◯委員(辻よし子議員) わかりました。全員から承諾が得られるということで進めているということですね。4の補償関連業務についての質問になります。この補償物件調査、それから、補償移転交渉、補償契約書等作成、これは全てオオバが行うことになっています。最初に私が運営支援業務にこだわったのはそこなのですけれども、これはあくまであきる野市がやることに対して支援業務なのだというつもりでいました。ですので、補償物件調査、それから、補償移転交渉、要するに、調査したり、交渉したり、契約結んだりということですね。これはオオバが行うのか、市が行うのだけれども、それをオオバが支援するのか、どちらなのでしょうか。 361: ◯区画整理推進室長(沖倉和久君) お答えいたします。  補償業務に関しましては、基本的には市が主体となり、オオバが支援するという形をとります。以上でございます。 362: ◯委員(辻よし子議員) ということは、補償物件調査というのは区画整理事業に疑問を持ったり、反対している人にとっては非常にストレスのかかる調査だと思うのです。家の中に調査員が入ってきて、押し入れの中からトイレの中から全部見ていくわけですね。柱1本、どれぐらいの価値があるか、要するに、補償価格を幾らにするか、全部、プライベートがなく丸裸にされるわけです。この事業がいいと思っている方にとっては協力しようという気持ちが働くと思いますけれども、反対している方、納得いかない方にとっては、これは大変なストレスだと思います。ですので、市の職員が行っていただきたいのですけれども、市の職員が行うことで間違いないですね。 363: ◯区画整理推進室長(沖倉和久君) お答えいたします。  補償物件調査に関しましては、基本的には市が主体でありますけれども、この業務は外注するのが通例でございますので、物件調査に関しましては、オオバの職員が、当然、市の発行する身分証明書等を持ちながら調べさせていただくことになると思います。ただ、事業に反対されている、好意的でないという方に関しましては、市も当然出向きまして、誠意をもってお願いするという形になろうかと思います。以上でございます。 364: ◯委員(辻よし子議員) 補償物件調査、これは一日で終わるのかどうなのか、私はよくわかりませんけれども、例えば、朝行って、市の職員が挨拶だけして帰ってしまって、あとはオオバがやるというようなことがないように、全員がそれをする必要があるかどうかは別ですけれども、この事業に疑問を持っていらっしゃる方に関しては、市の方がずっといてくださるという形をとっていただきたいと思いますけれども、それはいかがでしょうか。 365: ◯区画整理推進室長(沖倉和久君) お答えいたします。  ケースによると思いますけれども、そういうことが必要になった場合には、市のほうも誠意をもって対応させていただきたいと思います。以上でございます。 366: ◯委員(辻よし子議員) ぜひ、よろしくお願いいたします。区画整理事業だけではなくて、開発事業の場合に、反対している地権者に対して、事業者側が次第に高圧的な態度になるということが残念ながらあります。裁判になったケースもあります。既にオオバの職員の態度が以前よりも変わってきて、不快感というか、そういうことを感じていらっしゃる地権者がいると私は直接伺っております。どの程度なのか、人によって感じ方は違いますので、私はその場に居合わせたわけではありませんのでわかりませんけれども、そういうことも起きてはいけないですけれども、ほかの事業ではそういうことも実際起きていることを考えて、しっかり市の職員のほうで、そういうケースにおいては対応していただきたいと思います。  それでは、もう少しです。5の施行運営支援業務です。これは審議会の運営事務ですね。86万円かかるということで私が問題にしているものですけれども、来年度は何回分の予算がとってあるのでしょうか。 367: ◯区画整理推進室長(沖倉和久君) お答えいたします。  審議会運営事務、審議会諮問図書作成に関しましては、オオバへのこの段階での委託の回数といたしましては2回を予定しております。審議会の内容によりますけれども、オオバへの委託、予算化の段階では2回と見込んでおります。以上でございます。 368: ◯委員(辻よし子議員) わかりました。審議会のあり方なのですけれども、前回の審議会は地権者の方で傍聴に来られた方が多くて、傍聴できない方が出てしまったと伺っております。今、ちょうど40名から意見が出ていて、これから審議会で出された意見をどうするのか、仮換地の変更に反映させるのか、させないのかということが審議会の中で話し合われると思います。自分が出した意見がどんなふうに審議されるのか、ちゃんと審議されるのかということは当然、地権者の方は自分の換地にかかわることですので、私は知る権利があると思います。審議会の中で、この仮換地のことは個人情報なので公開しないと原則なっていますけれども、自分の案件に関しては、私は聞く権利があると思いますので、傍聴の人数、それから、その方の意見についての審議が行われるときは傍聴ができる、そういう配慮をしていただきたいと思いますけれども、いかがでしょうか。 369: ◯区画整理推進室長(沖倉和久君) お答えいたします。  ちょうど今、審議会で意見、要望を出された40件に関して審議をしている最中でございます。審議会傍聴規定等にもあるように、今、委員言われたように、個人情報にかかわる部分については非公開とさせていただいております。個人の権利にかかわるものですので、これは非公開とし、審議会の活発な御意見を承れるように配慮しているところでございます。委員御指摘の、御意見を持たれている方を仮に入室させたときに、その方の案件のみを審議できればよろしいのですけれども、どうしても審議会の中では、いろいろな地権者との比較とか、いろいろな地権者の話にも及びますので、入室に関しましては非常に難しいと考えております。審議会の中でどんな意見が飛び交うのかも予想できませんので、入室は御遠慮させていただきたいと考えております。ただ、知る権利といたしましては、会議後に審議会の議事録を開示請求していただければ、個人情報のところをあらかじめ黒塗りをしてお示しできますので、そのような対応でお願いできればと考えているところでございます。以上でございます。 370: ◯委員(辻よし子議員) 最後の部分ですけれども、要するに、個人情報を黒塗りにするけれども、御本人の部分は黒塗りにしないで話し合われたものを見せるということだと思います。傍聴の席では意見が言えるわけではありませんので、いつそれがわかるかという時間の問題だと言われればそうですけれども、本来は自分の目で確かめたいと思われると思いますので、できればもう少し考えていただきたいと思います。ただ、議事録のほうはそれでわかりました。もし傍聴ができないという結論を出したとしたら、傍聴はできないのだけれども、議事録で確かめることができますということをしっかり地権者の方、特に40名の意見を出されている方には、聞かれたからではなくて、聞かれる前からしっかりそういう形で伝えていただきたいと思いますけれども、それは大丈夫でしょうか。 371: ◯区画整理推進室長(沖倉和久君) お答え申し上げます。
     今、40名の方からいただきました御意見、御要望に関して、いずれ結論は出ることになると思います。その段階で御本人には御報告いたしますので、協議の過程は御確認いただけることはお伝えできるのかなと思っております。また、その前の段階で御本人に接触できる機会があれば、申し伝えることは可能なのかなと思っております。以上でございます。 372: ◯委員(辻よし子議員) 済みません、ちょっと飲み込めなかったのですけれども、議事録の情報公開請求をすれば発言内容が確認できますよということは、40名の地権者には伝えるということでよろしいですね。そのように理解いたしました。  あともう少しになります。まちづくりニュースのほうなのですけれども、27万5000円経費がかかるということなのですけれども、私はかかり過ぎだと思うのです。既に契約を結んでしまっているとは思うのですけれども、この27万5000円は見直しということはあり得ないのでしょうか。 373: ◯区画整理推進室長(沖倉和久君) お答えいたします。  平成28年にオオバと基本協定を結んだときに金額等も定められておりますので、一方的に金額を下げるというのは契約の不履行にも当たるかなと思っておりますので、それはできません。ただ、内容の充実に関しましては、金額に見合ったものは求める必要があると思いますので、市としては、そういった面でオオバには働きかけていきたいと思っております。以上でございます。 374: ◯委員(辻よし子議員) 最後の質問になります。この事業推進業務委託の内訳の中に、企業誘致に関する業務が全く入っていません。まだ協定が結べていないと思うのですね、産業ゾーン。でも、業務委託に入っていないということは、今後は市と地権者、それから、企業との3者で話し合いをするということで、オオバはここにはかかわらないということでよろしいのでしょうか。 375: ◯区画整理推進室長(沖倉和久君) お答えいたします。  平成31年度以降は、企業誘致に関する委託は、オオバと私どもの市との間では委託契約は結んでおりません。平成30年度中に企業が決まり、その後は、私どもといたしましては、オオバには企業のコーディネート等、情報収集等の業務委託を行っていたのですけれども、それがなくなるので、平成31年度からはオオバとの委託業務の中には計上してございません。今後はオオバが中心となりまして産業系の土地を売る地権者と土地を買収する企業との間で、その3者で話し合いが進められていくことになると思います。また、沿道ゾーンの貸地につきましても、進出しようとしている企業と貸地を希望している地権者、それとオオバ、この3者でもって話し合いが進んでいくことになろうかと思います。以上でございます。 376: ◯委員(辻よし子議員) ということは、そのときには地権者の方がオオバにコーディネーター料を直接払うと、そういうことでよろしいですね。 377: ◯区画整理推進室長(沖倉和久君) 質問を聞き逃しました。もう一度お願いできればと思います。 378: ◯委員(辻よし子議員) 今の御答弁では、市は入らずに、オオバと地権者と企業との間で話し合うということでしたので、今まで市が委託料の中で払っていたコーディネーター料は地権者の方が払われるということなのですねということです。 379: ◯区画整理推進室長(沖倉和久君) お答えいたします。  これから先につきましては、仲介業としてオオバがかかわってまいりますので、地権者と進出している企業からの手数料でこの作業が進んでいくことになろうかと思います。以上でございます。 380: ◯委員長(清水 晃議員) ここであらかじめ会議時間の延長をしておきます。  どうぞ、辻委員。 381: ◯委員(辻よし子議員) これで質問を終わりますけれども、私は、例えば、産業ゾーン、昨年の11月ですか、公募で企業が決まりかけたのだけれども、たしか高さが30メートルの高さなので、それではどうかということで地元から反対が起きて、今、決まっていないと。それは、やはり地区計画がきちっとしていなかったからではないかと私は思うのです。先ほど、それは逆だと言われましたので、何か納得いかないのですけれども、地区計画の中で、そこに住んでいらっしゃる地権者の方が、自分たちで企業を誘致するとしたらこういう企業にしようとか、高さはどのぐらいとか、そういうことを地区計画の中でしっかり決めた上で手続を踏んでいけば、こういうことは起こらなかったのではないかと。それを未来の地権者が自分たちで選んでしまうという手続をとっているがために、こうした問題が起きているのではないかと。商業ゾーンについても、アンケートをとったと言われましたけれども、私、アンケートを見ましたけれども、非常に簡単なアンケートです。実際にスーパーが来るとなったときにはいろいろな意見があると思います。それも言えないと。そういう意味では、地区計画がほとんどまだ決まっていない中でこういうことが進んでいくこと自体がおかしいと。ほかにもおかしいことがいっぱいある区画整理事業なので、とても賛成することはできないということです。以上です。 382: ◯委員長(清水 晃議員) 次に、中村のりひと委員。 383: ◯委員(中村のりひと議員) 全体のことで御質問させていただきます。一般質問でも村木議員が質問されましたけれども、当時、今の副市長が企画政策部長だったときに、完了後に年間2億円という数字がひとり歩き、今もしているような感じですけれども、あれから大分時間もたってきて、区画整理自体もいろいろと動きがある中で、いろいろなシミュレーションもされているかと思います。現在、完了後に税金等々が幾らぐらいあるようになったのか、そういうシミュレーションをされているのかどうか、お伺いしたいと思います。 384: ◯区画整理推進室長(沖倉和久君) お答えいたします。  冒頭、委員の皆様方から、引田の土地区画整理事業を終えたときにどれぐらいの税収が上がるのかという御質問がありましたので、1つのシミュレーションとして、おおむね年間2億円程度だろうとお答えさせていただいてきております。私どもも、次年度からようやく工事が始まる段階でございますので、まだはっきりとした企業の形、あるいは住まわれる方の世帯数等々、未確定要素がありますので、現段階では見直しは行っておりません。以上でございます。 385: ◯委員長(清水 晃議員) 一般質問にならない程度でよろしくお願いします。中村のりひと委員。 386: ◯委員(中村のりひと議員) 委員長に言われましたので、数点だけ確認させていただきたいと思います。数字のほうは、現在はシミュレーションはされていないと言いましたけれども、これからいろいろな動きがある中では、されていくのかなと思いつつも、以前、私が、平成28年12月定例会議のときに、もしも中止になった場合を想定されているか、お伺いしたことがございます。当時の都市整備部長が、中止を想定しているかという御質問ですが、原則的に事業認可をいただいている以上は、中止の想定は現在のところしておりません。今後進めていく中でいろいろなリスクがあるのであれば、それに対してあるとは思いますが、本土地区画整理事業を推進する上では、今までも地権者や地域の方などの声をお聞きしまして、事業上の課題に対して誠心誠意をもって対応しているところでございますという答弁がございました。  いみじくも先ごろ副市長が無謬性の原則ということをお話しされました。よく奥秋議員がお話をされています失敗はするものだと。失敗した後に、そこからどのような反省をして進めていくかというところで、過去に、捉え方は違えど、都市政策を失敗してきたと言われる方もいれば、社会情勢によってしようがなかったという答弁等もございます。そういうのはもちろんあると思いますから、さまざまなシミュレーションをしていただいて、絶対にこういうふうになるのだから、そこに対して、いろいろと行政の職員も頑張っているとは思うのですけれども、国の統計の調査の不正ではないですけれども、そういったところに合わせないでいただいて、市長を初めとした執行部の皆さんと議会と、建設的に議論をしていきたいと思っております。意見として述べさせていただきます。これで終わります。 387: ◯委員長(清水 晃議員) ほかにございますか。              (「なし」と発言する者あり) 388: ◯委員長(清水 晃議員) ほかに質疑等がないようですので、以上で秋多都市計画事業武蔵引田駅北口土地区画整理事業特別会計予算の質疑を全て終了いたします。  これで全ての付託案件について質疑を終了いたします。           ────────── ◇ ────────── 389: ◯委員長(清水 晃議員) これより採決に入ります。採決につきましては、各会計ごとに個別に行います。  最初に、議案第30号平成31年度あきる野市一般会計予算の件を起立により採決いたします。本案は原案のとおり決することに賛成の委員の起立を求めます。                  (賛成者起立) 390: ◯委員長(清水 晃議員) 起立多数であります。よって、本案は原案のとおり可決されました。           ────────── ◇ ────────── 391: ◯委員長(清水 晃議員) 次に、議案第31号平成31年度あきる野市国民健康保険特別会計予算の件を起立により採決いたします。本案は原案のとおり決することに賛成の委員の起立を求めます。                  (賛成者起立) 392: ◯委員長(清水 晃議員) 起立多数であります。よって、本案は原案のとおり可決されました。           ────────── ◇ ────────── 393: ◯委員長(清水 晃議員) 次に、議案第32号平成31年度あきる野市後期高齢者医療特別会計予算の件を起立により採決いたします。本案は原案のとおり決することに賛成の委員の起立を求めます。                  (賛成者起立) 394: ◯委員長(清水 晃議員) 起立多数であります。よって、本案は原案のとおり可決されました。           ────────── ◇ ────────── 395: ◯委員長(清水 晃議員) 次に、議案第33号平成31年度あきる野市介護保険特別会計予算の件を起立により採決いたします。本案は原案のとおり決することに賛成の委員の起立を求めます。                  (賛成者起立) 396: ◯委員長(清水 晃議員) 起立多数であります。よって、本案は原案のとおり可決されました。           ────────── ◇ ────────── 397: ◯委員長(清水 晃議員) 次に、議案第34号平成31年度あきる野市戸倉財産区特別会計予算の件を起立により採決いたします。本案は原案のとおり決することに賛成の委員の起立を求めます。                  (賛成者起立) 398: ◯委員長(清水 晃議員) 起立全員であります。よって、本案は原案のとおり可決されました。           ────────── ◇ ────────── 399: ◯委員長(清水 晃議員) 次に、議案第35号平成31年度あきる野市下水道事業特別会計予算の件を起立により採決いたします。本案は原案のとおり決することに賛成の委員の起立を求めます。                  (賛成者起立) 400: ◯委員長(清水 晃議員) 起立多数であります。よって、本案は原案のとおり可決されました。           ────────── ◇ ────────── 401: ◯委員長(清水 晃議員) 次に、議案第36号平成31年度あきる野市テレビ共同受信事業特別会計予算の件を起立により採決いたします。本案は原案のとおり決することに賛成の委員の起立を求めます。                  (賛成者起立) 402: ◯委員長(清水 晃議員) 起立全員であります。よって、本案は原案のとおり可決されました。           ────────── ◇ ────────── 403: ◯委員長(清水 晃議員) 次に、議案第37号平成31年度あきる野市秋多都市計画事業武蔵引田駅北口土地区画整理事業特別会計予算の件を起立により採決いたします。本案は原案のとおり決することに賛成の委員の起立を求めます。                  (賛成者起立) 404: ◯委員長(清水 晃議員) 起立多数であります。よって、本案は原案のとおり可決されました。  以上をもちまして付託案件審査は全て終了いたしました。  次に、日程5、その他ですが、何かございますか。              (「なし」と発言する者あり) 405: ◯委員長(清水 晃議員) ないようですので、大変長時間にわたりまして慎重な審議を賜りまして、まことにありがとうございました。  これで予算特別委員会を閉会いたします。大変お疲れさまでした。御協力ありがとうございました。                               午後 5時03分  閉会           ────────── ◇ ──────────  あきる野市議会委員会条例第29条の規定により、ここに署名する。    委員長   清 水   晃...