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  1. あきる野市議会 2018-12-01
    平成30年第1回定例会12月定例会議(第1日目)  本文(審議)


    取得元: あきる野市議会公式サイト
    最終取得日: 2021-04-27
    1:  11月29日(木曜日)                    午前 9時30分  開議 ◯議長(子籠敏人議員) 皆さん、おはようございます。  本日より平成30年あきる野市議会第1回定例会12月定例会議を開きます。  議員並びに理事者、部課長各位の出席を賜り、まことにありがとうございます。  また、傍聴席の皆様には、議会に関心をお寄せいただき、まことにありがとうございます。  なお、合川議員から欠席の届出がありましたので、報告いたします。  ただいまの出席議員は20人であります。定足数に達しておりますので、直ちに本日の会議を開きます。  本日の議事日程は、あらかじめお手元に配付したとおりであります。           ────────── ◇ ────────── 2: ◯議長(子籠敏人議員) 日程第1 会議録署名議員の指名を行います。  会議録署名議員は、会議規則第89条の規定により、議長において、              5番    臼 井   建議員              6番    中 村 一 広議員 を指名いたします。           ────────── ◇ ────────── 3: ◯議長(子籠敏人議員) 日程第2 会議期間の決定を議題といたします。  議会運営委員会委員長より報告を求めます。議会運営委員会委員長増崎俊宏議員。          〔 議会運営委員長  増崎俊宏議員  登壇 〕 4: ◯議会運営委員長増崎俊宏議員) 皆さん、おはようございます。  去る11月21日、26日に議会運営委員会を開催いたしましたので、その結果につきまして、御報告いたします。
     まず、今定例会議の期間につきましては、本日から12月20日までの22日間となっております。  日程につきましては、お手元に配付してあります12月定例会議予定表及び議案審議予定表のとおりとなっております。  また、一般質問につきましては、19人の議員から51件の通告があり、全て許可されております。  12月4日の発言者は7人、5日が7人、6日が5人と決定しております。  なお、詳細につきましては、議会運営委員会審査報告書のとおりとなっております。  今定例会議の議会運営が円滑に行われますよう、議員各位並びに理事者の御協力をお願い申し上げ、報告といたします。 5: ◯議長(子籠敏人議員) 議会運営委員会委員長の報告は以上のとおりです。  お諮りいたします。ただいま議会運営委員会委員長から報告がありましたとおり、本定例会議の期間は、本日から12月20日までの22日間といたしたいと思います。これに御異議ございませんか。             (「異議なし」と発言する者あり) 6: ◯議長(子籠敏人議員) 御異議なしと認めます。よって、本定例会議の期間は本日から12月20日までの22日間と決しました。           ────────── ◇ ────────── 7: ◯議長(子籠敏人議員) 日程第3 諸般の報告をいたします。  まず、議長から議会の諸般の報告をいたします。  平成30年あきる野市議会第1回定例会9月定例会議後の9月27日以降、昨日までの議会の動静概要は、皆様のお手元に配付の資料のとおりでございます。  これで議会の諸般の報告を終わります。  次に、市長より発言の申し出がありますので、許可します。市長。             〔 市長  澤井敏和君  登壇 〕 8: ◯市長(澤井敏和君) 改めまして、皆さん、おはようございます。  本日、平成30年あきる野市議会第1回定例会12月定例会議開催に当たりまして、御挨拶を申し上げます。  ことしの秋も多くのイベントが開催されました。10月13日には、あきる野市健康のつどいがあきる野ルピアと秋留野広場で開催され、当日は、子どもから大人まで約5,300人の皆さんに御来場いただき、健康に対する意識を高めていただいたところでございます。  10月27日には、東名高速道路下り線海老名サービルエリア秋川渓谷観光プロモーション事業、カワライフ2018森のめぐみを実施いたしました。これは、秋の紅葉キャンペーンの一環として実施したもので、当日は観光協会、商工会を初め、秋川渓谷観光関係機関連絡会に参画する団体から御参加をいただき、誘客やアンケート調査などを行いました。今後も継続的な観光プロモーションの活動を進めてまいりたいと思います。  11月10日と11日には、第24回あきる野市産業祭が秋留台公園で開催され、2日間で延べ4万8000人の皆様があきる野の美、技、食を堪能されました。  11月18日には、調布市にある武蔵野の森総合スポーツプラザで、皇族殿下御臨席のもと、第42回全国育樹祭式典行事が開催されました。この式典行事では、森の子コレンジャーの代表4人が緑の少年団として皇族殿下の誘導を、緑の贈呈では農林水産大臣に苗木を手渡す役割をいたしました。  また、本育樹祭記念行事として、18、19日の両日、秋川高校跡地で国内外のメーカー78社による森林、林業、環境機械展示実演会が開催され、市内外から約2万8000人が来場されました。会場では、秋川風神太鼓歓迎アトラクションや飲食、物販ブースなども出そろい、大いに盛り上がりました。  11月25日には、秋の一斉清掃が行われ、約1万4000人の市民の皆様に御協力いただき、町内や河川のごみが一掃され、市内の美しい環境が保たれました。  各イベントや一斉清掃には、議員の皆様方を初め、多くの市民の皆様方にも御参加いただき、まことにありがとうございました。  さて、本定例会議に提出いたしました議案は、報告案件3件、諮問案件1件、条例案件7件、事件案件6件、予算案件5件でございます。よろしく御審議のほど、お願い申し上げます。  次に、地方自治法に定める報告をいたします。  内容につきましては、付議議案で送付いたしました資料のとおりでございます。  報告第8号及び報告第9号専決処分した台風24号の影響による倒木事故に係る損害賠償の額の報告についてであります。  報告第8号につきましては、台風24号の影響により、多西小学校敷地内の樹木が根元から倒れ、隣接する建物の一部を破損させたものであります。  報告第9号につきましては、同じく台風24号の影響により、市道多西2号線敷地内の樹木が根元から折れ、隣接するコンクリートブロック塀の一部を倒壊させたものであります。  次に、報告第10号専決処分した自動車破損事故に係る損害賠償の額の報告についてであります。  本件につきましては、市道II-21号線を走行中、道路にあいた穴にタイヤが落ち、自動車を破損させたものであります。  以上、3件について、それぞれ損害賠償額の決定について専決処分をし、その内容を報告するものでございます。  以上で報告を終わらせていただきます。  大変貴重な時間をありがとうございました。 9: ◯議長(子籠敏人議員) 次に、総務委員会委員長から行政事務調査の報告をいたします。総務委員会委員長中嶋博幸議員。           〔 総務委員長  中嶋博幸議員  登壇 〕 10: ◯総務委員長中嶋博幸議員) おはようございます。  総務委員会行政事務調査の報告をさせていただきます。  去る10月15日及び16日に、静岡県富士宮市において宮タク・宮バスについて、愛知県蒲郡市において高齢者割引タクシー制度についての行政視察を行ってまいりました。  報告につきましては、皆様にお配りしてありますので、ごらんいただければと思います。  以上、報告とさせていただきます。 11: ◯議長(子籠敏人議員) 以上で諸般の報告が終わりました。           ────────── ◇ ────────── 12: ◯議長(子籠敏人議員) これから議案審議に入りますが、松本議員においては、けがにより起立が困難なため、質疑の際は着席での質疑を認めます。また、起立採決の際は挙手により起立と認めます。  日程第4 諮問第1号人権擁護委員の候補者の推薦につき議会の意見を求めることについての件を議題といたします。  提出者から提案理由の説明を求めます。市長。             〔 市長  澤井敏和君  登壇 〕 13: ◯市長(澤井敏和君) ただいま上程されました諮問第1号について、御説明を申し上げます。  本諮問につきましては、人権擁護委員の渡邊祐一氏が、平成31年3月31日をもって任期満了となりますので、引き続き同氏を推薦いたしたく、人権擁護委員法の規定により、議会の意見を求めるものでございます。  渡邊氏におかれましては、あきる野市平沢の廣濟寺の住職で、人格、識見が高く、広く社会の実情にも精通し、人権擁護について深い理解がございます。  人柄につきましては、温厚、誠実で、市民の信望も厚く、人権擁護委員にふさわしい方と考えております。  なお、今回、3期目となりますので、よろしく御審議のほど、お願い申し上げます。 14: ◯議長(子籠敏人議員) これをもって提案理由の説明を終わります。  これより質疑に入ります。質疑ありませんか。              (「なし」と発言する者あり) 15: ◯議長(子籠敏人議員) 質疑なしと認めます。  お諮りいたします。ただいま議題となっております諮問第1号は、会議規則第38条第3項の規定により、委員会付託を省略いたしたいと思います。これに御異議ございませんか。             (「異議なし」と発言する者あり) 16: ◯議長(子籠敏人議員) 御異議なしと認めます。よって、諮問第1号につきましては、委員会付託を省略することに決しました。  これより諮問第1号人権擁護委員の候補者の推薦につき議会の意見を求めることについての件を採決いたします。本案は原案のとおり適任と認める議員の起立を求めます。                  (賛成者起立) 17: ◯議長(子籠敏人議員) 起立全員であります。よって、本案は原案のとおり適任と認めることに決しました。           ────────── ◇ ────────── 18: ◯議長(子籠敏人議員) 日程第5 議案第67号あきる野市議会議員及びあきる野市長の選挙における選挙運動の公費負担に関する条例の一部を改正する条例の件を議題といたします。  提出者から提案理由の説明を求めます。市長。             〔 市長  澤井敏和君  登壇 〕 19: ◯市長(澤井敏和君) ただいま上程されました議案第67号について、御説明申し上げます。  本議案につきましては、公職選挙法の一部改正に伴い、市議会議員選挙におけるビラの作成に係る公費負担に関する規定を整備するものでございます。  内容につきましては、選挙管理委員会事務局長から説明させますので、よろしく御審議のほど、お願いいたします。 20: ◯議長(子籠敏人議員) 選挙管理委員会事務局長。        〔 選挙管理委員会事務局長  前田浩之君  登壇 〕 21: ◯選挙管理委員会事務局長(前田浩之君) それでは、議案第67号の内容につきまして、御説明申し上げます。  まず、改正の趣旨でございます。公職選挙法の一部改正により、地方議会議員の候補者の政策等を有権者が知る機会を拡充するため、選挙運動用ビラの頒布が解禁され、またあわせて市は条例で定めるところにより、当該ビラの作成について無料とすることができる旨、規定されたところでございます。本議案は、この改正に伴い、市議会議員の選挙の候補者が作成するビラの費用を市が公費負担できるようにするため、条例の一部を改正しようとするものであります。  次に、条例の改正内容でございます。現行条例での選挙運動用ビラにつきましては、市長の選挙の場合に限られておりましたが、公職選挙法の改正に伴いまして、条例の第1条、それから第6条のあきる野市長の選挙の場合に限るという文言を削るという内容でございます。このことによりまして、あきる野市議会議員選挙におきましても、選挙運動用ビラの作成に係る費用について、当該候補者の供託物があきる野市に帰属とならない場合に限り、限度額の範囲内で公費で負担できるようにするものでございます。ビラの1枚当たりの作成単価につきましては、市長の選挙と同様、政令に準拠し、7円51銭としております。ビラの上限枚数につきましては、候補者1人につき選挙管理委員会に届け出た2種類以内のビラ4,000枚となってございます。  次に、条例改正に伴う市費影響見込み額でございます。例えば前回、市議会議員選挙におきまして公費負担した立候補者は23名でございましたが、その同数の方が次の選挙に公費負担した場合につきましては、最大で69万920円となります。なお、1人当たりの公費負担限度額につきましては3万40円ということになります。  次に、施行期日でございます。施行期日につきましては、改正公職選挙法の施行日にあわせて、平成31年3月1日からとなり、この施行日以後にその期日を告示される選挙から適用することになります。  以上、内容説明とさせていただきます。よろしく御審議のほど、お願い申し上げます。 22: ◯議長(子籠敏人議員) これをもって提案理由の説明を終わります。  これより質疑に入ります。質疑ありませんか。山根議員。 23: ◯18番(山根トミ江議員) 委員会に入っていないので、ちょっとだけお伺いします。  今、説明がありました市長と同じようにビラの公費負担ということで、ビラの種類は2種類で4,000枚ということです。そこで、もうちょっと詳しく具体的にお聞きしたいのですけれども、国政ビラとか、市議会議員選挙でも、告示後は候補者の名前入りのビラは出せないことになっているのですけれども、今回の改正に含まれる公費負担の中には、その名前入りのビラも認められるのかどうか。あと、頒布方法なのですけれども、この4,000枚の頒布方法には何か制限があるのかどうか。それからもう一つは、この4,000枚については、国政などでは証紙を張ってほかのビラと区別するようになっていますけれども、今回のこれについてもそのようなことがあるのかどうなのか。その辺のところをもう少し詳しく教えてください。 24: ◯選挙管理委員会事務局長(前田浩之君) お答えいたします。  まず、ビラの記載内容についてでございますが、ビラの記載内容につきましては、他の候補者や他の政党の選挙運動に当たらず、かつ、虚偽事項の公表など、法令等に抵触しない限り、原則自由として記載できます。ただし、ビラの記載事項の必須項目として、表面に頒布責任者及び印刷者の氏名及び住所を記載しなければならないとされています。今、御質問の氏名等につきましても記載することはできることとなっております。  もう一つ、頒布方法についてということでございますが、頒布方法につきましては、新聞折り込みの方法、選挙事務所内での頒布、個人演説会場での頒布、街頭演説の場所での頒布に限られております。これ以外については一切認められておりません。  もう一つ、証紙の問題でございますが、証紙については、告示日に立候補した方に選挙管理委員会のほうで証紙をお渡ししますので、必ず張っていただくこととなります。  以上でございます。 25: ◯18番(山根トミ江議員) わかりました。この程度にしておきます。  意見として、先ほど趣旨の中に政策等を有権者が知る機会の拡大という説明がありました。現在の選挙活動は、告示後は候補者の名前が入ったビラは配れないとか、戸別訪問はいけないとか、さまざまな制限があります。やはり多くの人が政治に関心を持てるようにするためにも、こうした制限はできるだけなくしていくことが必要と考えます。ぜひ委員会の中でも、日ごろ選挙活動で感じていることなど活発な議論がされることを期待いたします。意見として申し上げて終わりにします。  以上です。 26: ◯議長(子籠敏人議員) ほかにありませんか。              (「なし」と発言する者あり) 27: ◯議長(子籠敏人議員) では、これをもって質疑を終了いたします。  お諮りいたします。本案については、会議規則第38条の規定により、総務委員会に付託いたしたいと思います。これに御異議ございませんか。              (「なし」と発言する者あり) 28: ◯議長(子籠敏人議員) 御異議なしと認めます。よって、議案第67号あきる野市議会議員及びあきる野市長の選挙における選挙運動の公費負担に関する条例の一部を改正する条例の件につきましては、総務委員会に付託することに決しました。           ────────── ◇ ────────── 29: ◯議長(子籠敏人議員) 日程第6 議案第68号あきる野市職員の給与に関する条例の一部を改正する条例の件を議題といたします。
     提出者から提案理由の説明を求めます。市長。             〔 市長  澤井敏和君  登壇 〕 30: ◯市長(澤井敏和君) ただいま上程されました議案第68号について、御説明申し上げます。  本議案につきましては、東京都人事委員会勧告に準じて、職員の給与を改定するため、規定を整備するものでございます。  内容につきましては、総務部長から説明させますので、よろしく御審議のほど、お願いいたします。 31: ◯議長(子籠敏人議員) 総務部長。            〔 総務部長  田中信行君  登壇 〕 32: ◯総務部長(田中信行君) それでは、内容について説明させていただきます。  例規集は499ページになります。  本件につきましては、東京都人事委員会の勧告に準じまして、職員の給与を改定するものでございます。具体的には、職員の勤勉手当の月数を0.1月、再任用職員につきましては0.05月引き上げること。また、平成31年以降、6月期と12月期の期末手当の支給月数を均等化すること。さらに、人材確保の観点から初任給を1,000円引き上げることから、条文及び給与表の一部を改めるものでございます。  初めに、第1条につきましては、今回の勧告で示されました勤勉手当0.1月分を、平成30年は12月期の勤勉手当で引き上げるため、第21条第2項第1号中、100分の95を100分の105に、100分の115を100分の125に、100分の125を100分の135に改めるものでございます。  また、同項第2号中の再任用職員の勤勉手当につきましても0.05月引き上げることから、100分の45を100分の50に、100分の55を100分の60に改めるものでございます。  次に、第2条につきましては、平成31年以降、6月期及び12月期に支給する期末手当について、均等の月数分を支給することとするため、第20条第2項中の支給割合を3級職員以下は100分の130に、4級職員は100分の110に、5級職員は100分の100に改め、再任用職員の期末手当については、第3項を100分の130とあるのは100分の72.5に、100分の110とあるのは100分の62.5に、100分の100とあるのは100分の62.5とするものでございます。また、勤勉手当0.1月の増額分を平成31年は6月期と12月期に0.05月ずつ配分するため、先ほど説明いたしました改正後の第21条第2項第1号中、100分の105を100分の100に、100分の125を100分の120に、100分の135を100分の130に改め、再任用職員の引き上げ分の勤勉手当0.05月についても、同項第2号中、100分の50を100分の47.5に、100分の60を100分の57.5に改めるものでございます。  さらに、一般職及び業務職の初任給を1,000円引き上げることから、別表第1及び別表第1の2、それぞれの給与表の一部を改めるものでございます。  附則でございますが、第1条の規定につきましては公布の日から、第2条の規定につきましては平成31年4月1日から施行するものでございます。  よろしく御審議のほど、お願いいたします。 33: ◯議長(子籠敏人議員) これをもって提案理由の説明を終わります。  これより質疑に入ります。質疑ありませんか。              (「なし」と発言する者あり) 34: ◯議長(子籠敏人議員) 質疑なしと認めます。  これより討論に入るのでありますが、ただいまのところ通告がありませんので、討論なしと認めます。  お諮りいたします。ただいま議題となっております議案第68号は会議規則第38条第3項の規定により、委員会付託を省略いたしたいと思います。これに御異議ございませんか。             (「異議なし」と発言する者あり) 35: ◯議長(子籠敏人議員) 御異議なしと認めます。よって、議案第68号につきましては、委員会付託を省略することに決しました。  これより議案第68号あきる野市職員の給与に関する条例の一部を改正する条例の件を採決いたします。本案は原案のとおり決することに御異議ございませんか。             (「異議なし」と発言する者あり) 36: ◯議長(子籠敏人議員) 御異議なしと認めます。よって、本案は原案のとおり可決されました。           ────────── ◇ ────────── 37: ◯議長(子籠敏人議員) 日程第7 議案第69号あきる野市議会議員の議員報酬及び費用弁償等に関する条例の一部を改正する条例の件を議題といたします。  提出者から提案理由の説明を求めます。市長。             〔 市長  澤井敏和君  登壇 〕 38: ◯市長(澤井敏和君) ただいま上程されました議案第69号について、御説明申し上げます。  本議案につきましては、一般職の職員との均衡を図るため、市議会議員の期末手当を改定することから、規定を整備するものでございます。  内容につきましては、総務部長から説明させますので、よろしく御審議をお願い申し上げます。 39: ◯議長(子籠敏人議員) 総務部長。            〔 総務部長  田中信行君  登壇 〕 40: ◯総務部長(田中信行君) それでは、内容について説明させていただきます。  例規集は471ページになります。  本件につきましては、東京都人事委員会の勧告に準ずる職員の給与の改定にあわせ、市議会議員の期末手当を0.1月引き上げるため、規定を改めるものでございます。  第1条につきましては、期末手当0.1月分を平成30年12月期の期末手当で引き上げるため、第5条第2項中、100分の232.5を100分の242.5に改めるものでございます。  また、第2条につきましては、期末手当0.1月分を平成31年の6月期及び12月期に均等配分するため、第5条第2項中の支給割合を100分の230に改めるものでございます。  附則でございますが、第1条の規定につきましては公布の日から、第2条の規定につきましては平成31年4月1日から施行するものでございます。  よろしく御審議のほど、お願いいたします。 41: ◯議長(子籠敏人議員) これをもって提案理由の説明を終わります。   これより質疑に入ります。質疑ありませんか。辻議員。 42: ◯2番(辻よし子議員) それでは、2点ほど質問させていただきます。  1点目ですけれども、あきる野市の場合は、議案の提案理由にもありますように、一般職の職員との均衡を図るためということで、東京都人事委員会勧告、略して都人勧と言わせていただきますが、それに従って議員の期末手当をこれまで上げ下げしてきているのだと思います。そこで、東京26市においてもあきる野市と同じように都人勧に従って期末手当の上げ下げを行っているのかどうか調べてみました。お手元にお配りしましたA4の横の表になっております資料をごらんになってください。  この表は、全国市議会議長会の調査資料をもとに、過去5年間の状況をまとめたものです。例えば一番左上の385と書いてあるのは3.85月分ということです。そのようになっております。これは、12月31日現在のデータとなっていますので、多少ずれがあるのかもしれませんけれども、このデータを見る限り、都人勧に従って議員の期末手当を変更しているのは、26市中、あきる野市を含む4市のみでした。表で薄い網かけをしてある4市です。あきる野市、武蔵野市、三鷹市、清瀬市、この4市があきる野市と同じように都人勧に従って上げ下げしているということです。ほかをごらんになるとわかるとおり、5年間全く変更されていなかったり、あるいは都人勧のほうが上げているのに、逆に下げたり、さまざまです。そこでお尋ねしますけれども、あきる野市が都人勧に従って議員の期末手当を変更してきている理由は何なのでしょうか。お願いいたします。 43: ◯総務部長(田中信行君) お答えいたします。  東京都人事委員会、都人勧と申し上げますけれども、こちらにつきましては、民間の賃金あるいは雇用情勢などを調査して、その結果に基づき勧告がなされていると。人事委員会というのは、人口15万人以上の自治体には設置という形ですけれども、当市はこれを有さないというところでございます。そうした中で、やはり都内の自治体といたしまして、都人勧をよりどころにするというのは、社会経済情勢を反映させる公正かつ客観的な指標であろうと認識しているところでございます。そして、議員につきましては、非常勤の特別職ということでございますけれども、議決権を有しまして、また、通年議会を通じて市政に重大な責務を負っていらっしゃる。そうした中で、市民と意見を交わすような場面も昼夜を問わず、さまざまな範囲で当たられているのだろうと思っております。  期末手当というものにつきましては、報酬に乗じるわけでございますので、その報酬月額を見ますと、先ほどお示しいただいた表の一番右のほうにもありますけれども、26市で見ますと、平成30年4月現在では25位という低い状況にあります。議員として市の改革といいますか、そういったものについて、志をされる方の生活の基盤となるものがやはり必要だと。それは生活給としてなられている方も当然いらっしゃるわけでございまして、新たに志される方もそういったものがありませんと、広く人材がなかなかその辺のところで難しい部分が出てくるのではないかなというように思っております。年収を考えたときには、繰り返しになりますけれども、手当に経済情勢などの変化を反映させる、手当というのはそういう側面もございますので、そうしたものを公正で客観的な指標を使わせていただいているということから、都人勧の数字を使わせていただいているところでございます。  以上でございます。 44: ◯2番(辻よし子議員) ありがとうございました。一つの考え方だと思います。市のほうはそのように議員の仕事を捉えていらっしゃるということで、市のお考えはよくわかりました。ただ、議員の期末手当については、東京26市の中で1市だけですけれども、例えば20%加算をしていないという自治体もありますので、いろいろな考え方があろうかなと思います。  もう一つ質問です。これは確認ですけれども、東京26市の特別職報酬等審議会、略して報酬審と言わせていただきますが、それについても少し調べてみました。この報酬審の条例のつくりは、どこの自治体もほぼ同じなのですけれども、報酬審の開催状況を見てみると、2年に1度とか3年に1度、定期的に開いている自治体もあります。また、条例上は明記されていないのですけれども、報酬審の中で期末手当についても審議している自治体があります。例外的に、国分寺市の条例は期末手当も審議できる、そういうちょっと特別なつくりになっています。あきる野市は、合併以来、議員の報酬、それから期末手当についての報酬審は一度も開かれていないと思います。これは恐らくあきる野市としては、議員報酬を変更する必要はないという判断から開いてこなかったのだと思います。期末手当のほうは条例で特に明記されていないので、審議をする必要はないということで、そういうことで開いてこなかったと、そのように理解しているのですけれども、それで間違いないでしょうか。 45: ◯総務部長(田中信行君) お答えいたします。  報酬審を開いてきていなかった理由ということで、今、議員がおっしゃったところだと理解しております。繰り返しになりますけれども、条例審の条例につきましては、諮問事項は、議員の報酬の額としておりまして、期末手当がこれに含まれていない。それから、議員の報酬、月額の部分でございますけれども、先ほどちょっと申し上げたのですけれども、26市中25位、これは、人口あるいは財政などの自治体の規模、そういったものを踏まえて26市の中のバランスを考慮して設定している。各市そういうことなのだろうなと思っておりまして、そのバランスということで、明確な基準がないことから、報酬審の意見を聞くという条例立てになっているのかなというように思っております。そして、繰り返しですけれども、26市中25位。これは、平成30年4月現在ということでございますけれども、そういった状況である。また、26市の近年の動向を見たときに、月額報酬について諮問は見送らせていただいているということでございます。  以上でございます。 46: ◯2番(辻よし子議員) ありがとうございました。意見のほうは討論で述べさせていただきます。  以上です。 47: ◯議長(子籠敏人議員) ほかに質疑ありませんか。山根議員。 48: ◯18番(山根トミ江議員) 質疑ということではなくて、討論がありませんので、やはり意見を言っておかなければいけないので。  これまでも申し上げてきましたけれども、この条例には反対です。1つは、職員との均衡を図るためという理由があるのですけれども、市民との暮らしとの関係でどうなのかと、その辺のところをやはりきちんと考える必要があるのかなと思います。今、市民の暮らしを見てみると、正社員につけず、非正規で働く労働者が依然としてたくさんいる中で、賃上げもなく、ボーナスも出ないという方もたくさんいることは事実です。本市の所得の実態を見ても、所得200万円以下の低所得者層が約6割を占める中で、職員と一緒に議員の報酬を引き上げるというのは、今の私たちの報酬は決して低くないのではないかなと、一緒に引き上げるというのは市民から理解を得られるかどうかというのは疑問だと思うのです。もう一つは、通年議会となったとはいえ、議員の仕事は非常勤なのですよね。ですから、こうしたことから考えても、職員との均衡を図るという理由で議員も一緒に引き上げるというのはいかがなものかなというように思いますので、反対の理由を申し上げて、意見とさせていただきます。  以上です。 49: ◯議長(子籠敏人議員) ほかにありませんか。中嶋議員。 50: ◯15番(中嶋博幸議員) 私からも意見を言わせていただきます。  いろいろな考え方があると思うので、先ほど意見された方の、それも考え方の一つだと思います。私としましては、議員は非常勤とはいえ、私は立派な職業だと思っているのです。あきる野市の市政に携わる非常に重要な仕事を担っている仕事だと思います。そういった仕事が、この21年間、実際問題、給与はずっと変えずにきています。そういった中で、私たちは実際見ても、多分、兼業で議員をやっている方もいれば、それ専業でやっている方もいらっしゃいます。そういった中で、私は議員報酬というものもある程度、東京都人事委員会勧告に従って値上げをするというのも決して間違っていないというふうに思いますので、私は賛成の立場から意見を申し上げさせていただきます。 51: ◯議長(子籠敏人議員) ほかにありませんか。天野議員。 52: ◯21番(天野正昭議員) 私の意見も申し述べさせていただきます。  今、地方議会において最も問題になっているのは、議員のなり手がいないことであります。議員は立派な職業です。御主人がいらっしゃって、それでさらにこのお金をもらっていれば、余裕があってそういうことも考えられるかもしれませんが、この仕事一本で生計を成り立たせている人たちもおります。以前、私のところに議員の給料が高過ぎるからと、では、幾らならいいんだいと言ったけれども、結局、自分の気持ちだけであって、正しい数字が言えませんでした。その方が言うには、生活保護費と同じならいいと、そうおっしゃいました。でも、それで優秀な、あきる野市の今後をしょって立つような人が本当に議員として立候補してくれるでしょうか。やはり普通の金額でやるべきだと私は思います。普通というのは、私たちが自分たちで決めるのはやはりいろいろな問題が出てくる。少しでも人間欲しがる人はいるでしょうから、出てくる。そういう中で、東京都人事委員会勧告に従って、第三者が正当と認める考え方でやるということは、理にかなったやり方ではないかと思います。私は今のやり方に賛成しております。  以上です。 53: ◯議長(子籠敏人議員) ほかにありませんか。奥秋議員。 54: ◯20番(奥秋利郎議員) 私は、今、中嶋議員や天野議員がおっしゃったことに基本的には賛成なのです。生活はちゃんと議員として勤めている方が成り立たなければならないと思っています。しかし、その日々の議員としての活動の中に、私は何度も申し上げておりますが、最少の投資で最大の効果が上がるような市政運営を考えるべきだと思っています。その点では、武蔵引田駅北口の土地開発について、区画整理を市が行うのではなくて、あくまでも民間に頼んで、リスクの少ない方法に変えていく。議員もそれぞれが日常から身を切るような市政に参加するということが大事というように思います。私は基本的には議員の生活も豊かになるべき、ボーナスもふえていくのが正しいと思っていますよ。しかし、それについては市の政策についてもっと厳しく目を運んでいかない限りは、私は自分たちのボーナスは返上するくらいでいいと思っていますので、本案には反対です。 55: ◯議長(子籠敏人議員) ほかにありませんか。増崎議員。 56: ◯9番(増崎俊宏議員) 各会派からもお話があるようなので、私からも一言。  今まで議員全員協議会でも市議会の中でいろいろな定数や報酬の話などをやらせてもらいましたけれども、その中でも私は申し上げました。議員というのは、やはり職業として見るべきだと思っていますし、そのための生活給という意味合いが当然あると思っていますので、その辺のことを考慮した報酬手当であるべきだと思っております。  そういった中で、市民の感情であったり、御意見を伺うと、定数の問題にもやはり踏み込んでいかなければいけないと私たちは思っていますし、報酬に関しては特別職報酬等審議会に委ねるというのがやはり適切なのではないかなというように私は思っています。そういった中で、先ほど言った定数や議会改革、そこを進めていかないといけないのではないかなというようにも思いますし、日ごろ何をやっているかわからないと言われる方もいらっしゃるので、やはり改革を進めていって、議員活動の見える化も進めていくべきだというふうに私は思いますので、この件、報酬については、それだけで述べるのではなくて、定数とかそういったところも含めて考えていくべきなのではないかなというように私たちは思っています。報酬のこの件については賛成いたします。 57: ◯議長(子籠敏人議員) ほかにありませんか。              (「なし」と発言する者あり) 58: ◯議長(子籠敏人議員) では、これをもって質疑を終了いたします。  これより討論に入ります。討論の通告がありますので、発言を許します。  本件に対する反対討論の発言を許します。辻よし子議員。             〔 2番  辻よし子議員  登壇 〕 59: ◯2番(辻よし子議員) 議席番号2番、会派くさしぎの辻よし子です。  議案第69号あきる野市議会議員の議員報酬及び費用弁償等に関する条例の一部を改正する条例について、反対の立場から意見を述べます。  私が議員になってから、今回で連続4回目の期末手当の引き上げになります。  私は一貫して引き上げには反対をしてまいりました。  格差社会が広がり庶民の暮らしが厳しさを増す中、市民の代表である議員の期末手当を引き上げることには反対です。しかし、反対の理由はそれだけではありません。  現在、あきる野市議会では、議員定数と議員報酬について、議員全員協議会の場で議論を重ねています。先ほどの議員の中の発言にもありました。この議論は、地方議会の役割は何なのかという本質的なテーマにもつながります。  議員に対してより高い専門性を求め、専業を基本とするという考え方から、むしろ、市民の声を代弁する代表者として、ボランティア精神に基づく市民活動の延長とする考え方まで、議員のあり方には、さまざまな選択肢があります。  特に、選挙の投票率の低下や議員のなり手不足に顕著にあらわれているように、民主主義の根幹をなすべき地方議会が、その役割を十分に果たせていない今、単なる議員定数と報酬額の数値にとどまらず、地方議会とは何なのか、地方議員とはどうあるべきなのか、根本的に問い直すことが、社会から求められているとも言えます。  こうした中、期末手当の引き上げに対しても、本来、議会における真剣な議論が必要です。先ほど何人かの議員から、質疑の中で意見が出されました。しかし、意見表明としての討論だけで即決をしてしまうことには無理があります。  過去の反対討論でも述べてきたとおり、議論すべき論点は幾つもあります。  例えば、本議案の提案理由としては、一般職員との均衡を図るためとされています。もし、そうであれば、あきる野市議会議員は部長並みの20%加算がされているのですから、それに匹敵するだけの仕事ができているのかが、まず、問われるべきでしょう。つまり、議会として、専門性を伴った行政チェック機能を果たしているのか、合議制の議会ならではの政策提案を行っているのか、こうした観点から議員の仕事内容を勘案した上で、期末手当の引き上げが検討されるべきだと思います。  また、非常勤特別職には、労働の対価として報酬が支払われているのですから、そもそも、期末手当はなじみません。ところが、なぜか非常勤特別職の中で、議員だけに期末手当が支給されています。この問題についても長年棚上げにされたままです。こうした課題についてほとんど議論がないまま、安易に期末手当の引き上げをすることには賛成できません。  一方、議員の期末手当については、議会における議論とは別に、市民によるチェック機能を働かせることも必要なのではないでしょうか。  東京26市の中には、特別職報酬等審議会において議員の期末手当を審議している自治体が複数あります。期末手当の変更が議案として出されれば、最終的な判断は議会に委ねられますが、審議会の答申は市民の審判結果として、議会の判断に大きな影響力を持つことでしょう。ただし、審議会が的確な分析に基づいた答申を出すためには、審議員の人選や、審議に当たっての事前調査、審議方法など、難しい課題も残されています。  審議会が独自に議員への聞き取り調査を行って評価を下すなど、ほかの市で先進的な取り組みも行われています。あきる野市においても、こうした先進的な取り組みに学びながら審議会のあり方について御検討いただくことを要望いたします。  以上、議案第69号あきる野市議会議員の議員報酬及び費用弁償等に関する条例の一部を改正する条例に対する、反対討論といたします。 60: ◯議長(子籠敏人議員) 以上で通告による討論は終わりました。これをもって討論を終結いたします。  お諮りいたします。ただいま議題となっております議案第69号は会議規則第38条第3項の規定により、委員会付託を省略いたしたいと思います。これに御異議ございませんか。
                (「異議なし」と発言する者あり) 61: ◯議長(子籠敏人議員) 御異議なしと認めます。よって、議案第69号につきましては、委員会付託を省略することに決しました。  これより議案第69号あきる野市議会議員の議員報酬及び費用弁償等に関する条例の一部を改正する条例の件を採決いたします。本案は原案のとおり決することに賛成の議員の起立を求めます。                  (賛成者起立) 62: ◯議長(子籠敏人議員) 起立多数であります。よって、本案は原案のとおり可決されました。           ────────── ◇ ────────── 63: ◯議長(子籠敏人議員) 日程第8 議案第70号あきる野市特別職の職員の給与に関する条例の一部を改正する条例の件を議題といたします。  提出者から提案理由の説明を求めます。市長。             〔 市長  澤井敏和君  登壇 〕 64: ◯市長(澤井敏和君) ただいま上程されました議案第70号について、御説明申し上げます。  本議案につきましては、一般職員との均衡を図るため、市長及び副市長の期末手当を改定することから、規定の整備をするものでございます。  内容につきましては、総務部長から説明させますので、よろしく御審議をお願いいたします。 65: ◯議長(子籠敏人議員) 総務部長。            〔 総務部長  田中信行君  登壇 〕 66: ◯総務部長(田中信行君) それでは、内容について説明させていただきます。  例規集は490ページになります。  本件につきましては、東京都人事委員会の勧告に準ずる職員の給与改定にあわせ、市長及び副市長の期末手当を0.1月引き上げるため、規定を改めるものでございます。  第1条につきましては、期末手当0.1月分を平成30年12月期の期末手当で引き上げるため、第3条第2項中、100分の227.5を100分の237.5に改めるものでございます。  また、第2条につきましては、期末手当0.1月分を平成31年の6月期及び12月期に均等配分するため、第3条第2項中の支給割合を100分の227.5に改めるものでございます。  附則でございますが、第1条の規定につきましては公布の日から、第2条の規定につきましては平成31年4月1日から施行するものでございます。  よろしく御審議のほど、お願いいたします。 67: ◯議長(子籠敏人議員) これをもって提案理由の説明を終わります。   これより質疑に入ります。質疑ありませんか。たばた議員。 68: ◯10番(たばたあずみ議員) 1点伺います。市長、副市長、教育長の報酬1割カットを前市長のときにはやっていたのですけれども、やらなくなって久しくなりました。これは今後やらない方向なのかどうか伺います。 69: ◯総務部長(田中信行君) お答えいたします。  1割カットの話でございまして、こちらにつきましては、財政状況が大変厳しい。具体的には財政調整基金が1億6000万円台まで落ち込んだと。現在、そこから約10倍のところまで持ち直しているわけでございますけれども、大変厳しい中で、当時の理事者が御判断された。それにあわせまして、厳しい中、市民の皆さんに御負担をいただく部分が出た。具体的には補助金カットということでございます。そういったものがある中で、市長として姿勢といいますか、そういったものを示されたものだと私は理解しております。現在は、確かに財政状況が厳しいというお話はございますけれども、その当時に比べますと改善をしておりまして、今後どうするかにつきましては、理事者のお考えの中で御判断いただくものだと私は理解しております。  以上です。 70: ◯10番(たばたあずみ議員) 財政調整基金が当時より10倍になりましたということなのですけれども、それだけためるためには、どうしてもさまざまなところで節約が必要になったのだというようには考えています。また、どうしてもあきる野市はお金がないのですということを、いろいろ要望を出した市民が市から言われるのですということをよく聞きます。私たちも話をするたびにお金はないのですよねという話を聞きます。やはり財政がよくなっている実感は必ずしもないという中で、給与のカットもやらないで、期末手当だけ引き上げていくということは、市民の理解を得られないのではないかなと思っております。また、同様の理由で次の議案第71号にも反対したいと思います。  以上です。 71: ◯議長(子籠敏人議員) ほかにありませんか。奥秋議員。 72: ◯20番(奥秋利郎議員) ただいま総務部長の御答弁で理解しています。市長初め、副市長、教育長におかれては、市政運営の中で足りないときは、身を切ろうというお考えがその心の中にはあるということは理解しております。  しかし、先ほども申し上げましたが、武蔵引田駅の北口の都市整備につきましては、初めの77億3000万円の総額の中では、約40億円の起債、いわゆる市民が背負わなければならない借金をするということになっていたのです。でも、西側の地所を先行取得されたせいでしょうか、二十数億円という起債なのだというように説明が変わってきたように思っています。  しかし、前回の定例会議でも申し上げましたが、本来、秋川市と五日市町が合併したときの、その後の議員全員協議会での説明です。ほかの議員はおいでにならなかった。今、私しかいないから。あのときの説明では、ルピアは商業施設としてつくったはずですよね。あくまでももとが。その辺のことから考えたものが、福祉施設に変わってきた。子育てということは大事なことだから、いいのですよ。決してそれをやってはだめだとは言わないが、しかし、このことを聞くと、いかにも子育てのために頑張ってきたような言い方をされるが、何のことはない。商業施設に失敗したから。  さらにもう一言言わせてもらえば、ずっと行ってきた土地政策に失敗したから、しようがなくて、ルピアを福祉施設に変えていこうとなさったのではないかと思うのですよ。本年度の市の持ち出しは約7000万円でしょう。こういうことをもうちょっと考えていただきたい。  先ほど総務部長の御説明では、市長がまた考える。そのときは執行部の方々のお考えでまた変わるかもしれないとおっしゃった。かつては下げたこともあるのですから、どうしてもこれは基金が少なくなっていたときにはまたお考えになるのだろうと思います。そういうことに免じて賛成はいたします。しかし、ぜひ少ない投資で大きな効果ということをお忘れにならずに市政運営に携わっていただきたい、こう申し上げて本案には賛成いたします。 73: ◯議長(子籠敏人議員) ほかにありませんか。              (「なし」と発言する者あり) 74: ◯議長(子籠敏人議員) では、これをもって質疑を終了いたします。  これより討論に入るのでありますが、ただいまのところ通告がありませんので、討論なしと認めます。  お諮りいたします。ただいま議題となっております議案第70号は会議規則第38条第3項の規定により、委員会付託を省略いたしたいと思います。これに御異議ございませんか。             (「異議なし」と発言する者あり) 75: ◯議長(子籠敏人議員) 御異議なしと認めます。よって、議案第70号につきましては、委員会付託を省略することに決しました。  これより議案第70号あきる野市特別職の職員の給与に関する条例の一部を改正する条例の件を採決いたします。本案は原案のとおり決することに賛成の議員の起立を求めます。                  (賛成者起立) 76: ◯議長(子籠敏人議員) 起立多数であります。よって、本案は原案のとおり可決されました。   ここで休憩とします。  再開は午前10時45分とします。                               午前10時32分  休憩           ────────── ◇ ──────────                               午前10時45分  再開 77: ◯議長(子籠敏人議員) 休憩前に引き続き会議を開きます。  日程第9 議案第71号あきる野市教育委員会教育長の給与及び旅費並びに勤務条件に関する条例の一部を改正する条例の件を議題といたします。  提出者から提案理由の説明を求めます。市長。             〔 市長  澤井敏和君  登壇 〕 78: ◯市長(澤井敏和君) ただいま上程されました議案第71号について、御説明申し上げます。  本議案につきましては、一般職員との均衡を図るため、教育長の期末手当を改定することから、規定の整備をするものでございます。  内容につきましては、総務部長から説明させますので、よろしく御審議のほど、お願いいたします。 79: ◯議長(子籠敏人議員) 総務部長。            〔 総務部長  田中信行君  登壇 〕 80: ◯総務部長(田中信行君) それでは、内容について説明させていただきます。  例規集は494ページになります。  本件につきましては、東京都人事委員会の勧告に準ずる職員の給与改定にあわせ、教育長の期末手当を0.1月引き上げるため、規定を改めるものでございます。  第1条につきましては、期末手当の0.1月分を平成30年12月期の期末手当で引き上げるため、第4条第2項中、100分の227.5を100分の237.5に改めるものでございます。  また、第2条につきましては、期末手当0.1月分を平成31年の6月期及び12月期に均等配分するため、第4条第2項中の支給割合を100分の227.5に改めるものでございます。  附則でございますが、第1条の規定につきましては公布の日から、第2条の規定につきましては平成31年4月1日から施行するものでございます。  よろしく御審議のほど、お願いいたします。 81: ◯議長(子籠敏人議員) これをもって提案理由の説明を終わります。   これより質疑に入ります。質疑ありませんか。              (「なし」と発言する者あり) 82: ◯議長(子籠敏人議員) 質疑なしと認めます。  これより討論に入るのでありますが、ただいまのところ通告がありませんので、討論なしと認めます。  お諮りいたします。ただいま議題となっております議案第71号は会議規則第38条第3項の規定により、委員会付託を省略いたしたいと思います。これに御異議ございませんか。             (「異議なし」と発言する者あり) 83: ◯議長(子籠敏人議員) 御異議なしと認めます。よって、議案第71号につきましては、委員会付託を省略することに決しました。  これより議案第71号あきる野市教育委員会教育長の給与及び旅費並びに勤務条件に関する条例の一部を改正する条例の件を採決いたします。本案は原案のとおり決することに賛成の議員の起立を求めます。                  (賛成者起立) 84: ◯議長(子籠敏人議員) 起立多数であります。よって、本案は原案のとおり可決されました。           ────────── ◇ ────────── 85: ◯議長(子籠敏人議員) 日程第10 議案第72号あきる野市営住宅条例の一部を改正する条例の件を議題といたします。  提出者から提案理由の説明を求めます。市長。             〔 市長  澤井敏和君  登壇 〕 86: ◯市長(澤井敏和君) ただいま上程されました議案第72号について、御説明申し上げます。  本議案につきましては、公営住宅法の一部改正等に伴い、規定を整備するものでございます。  内容につきましては、都市整備部長から説明させますので、よろしく御審議のほど、お願いいたします。 87: ◯議長(子籠敏人議員) 都市整備部長。           〔 都市整備部長  清水保治君  登壇 〕 88: ◯都市整備部長(清水保治君) それでは、議案第72号あきる野市営住宅条例の一部を改正する条例について、御説明申し上げます。  例規集は2,083ページになります。  本条例は、地域の自主性及び自立性を高めるための改革の推進を図るための関係法律の整備に関する法律、いわゆる第7次一括法の施行による、公営住宅法の一部改正に伴い、規定を適用し、また、都営住宅条例の一部改正に伴い、規定を準用するため、あきる野市営住宅条例の一部を改正するものでございます。  主な改正点について、御説明を申し上げます。  まず、子育て世帯の入居資格等について、第6条第3項第4号中、小学校就学の始期に達するまでの者を18歳に達する日以後の最初の3月31日までの間にある者に改める改正でございます。これは、東京都が子育て支援の拡充として、都営住宅条例を一部改正し、特に居住の安定を図るものとしている子育て世帯の範囲を拡大したことから、当市も市営住宅のあり方を踏まえて入居資格等を見直し、都営住宅条例の規定を準用するものでございます。  次に、第15条及び第33条に新たな項として認知症患者等の収入申告が困難な事情にある者の申告義務を緩和し、公営住宅法施行規則第9条に定める方法により、職権で収入認定を可能とする内容の規定を加える改正でございます。これは、第7次一括法の施行による公営住宅法の一部改正において、認知症患者等の収入申告が困難な事情にある者の申告義務を緩和し、職権で収入認定を可能とする内容の規定が設けられたことに伴い、当市としても、今後、高齢化が進む入居の状況等を鑑み、当該規定を家賃決定及び収入超過者に対する家賃の算定に適用するものでございます。このことにより、認知症患者等の収入申告が困難な事情にある入居者が、本来負担すべき家賃よりも高額な家賃とならないようにするものでございます。  このほか、関係法令の改正に伴いまして、引用条項の変更等、必要な文言等の規定を整理する改正をしております。  なお、条例の施行日につきましては公布の日とするものでございます。  説明は以上です。よろしく御審議のほど、お願い申し上げます。 89: ◯議長(子籠敏人議員) これをもって提案理由の説明を終わります。   これより質疑に入ります。質疑ありませんか。              (「なし」と発言する者あり) 90: ◯議長(子籠敏人議員) 質疑なしと認めます。  お諮りいたします。本案については、会議規則第38条の規定により、環境建設委員会に付託いたしたいと思います。これに御異議ございませんか。
                (「異議なし」と発言する者あり) 91: ◯議長(子籠敏人議員) 御異議なしと認めます。よって、議案第72号あきる野市営住宅条例の一部を改正する条例の件につきましては、環境建設委員会に付託することに決しました。           ────────── ◇ ────────── 92: ◯議長(子籠敏人議員) 日程第11 議案第73号あきる野市行政手続における特定の個人を識別するための番号の利用等に関する法律に基づく個人番号の利用及び特定個人情報の提供に関する条例の一部を改正する条例の件を議題といたします。  提出者から提案理由の説明を求めます。市長。             〔 市長  澤井敏和君  登壇 〕 93: ◯市長(澤井敏和君) ただいま上程されました議案第73号について、御説明申し上げます。  本議案につきましては、生活困窮者等の自立を促進するための生活困窮者自立支援法等の一部改正に伴い、規定を整備するものでございます。  内容につきましては、健康福祉部長から説明させますので、よろしく御審議のほど、お願いいたします。 94: ◯議長(子籠敏人議員) 健康福祉部長。           〔 健康福祉部長  大出英祐君  登壇 〕 95: ◯健康福祉部長(大出英祐君) それでは、議案第73号につきまして、御説明申し上げます。  生活保護法等の一部改正により、生活保護世帯の子どもの大学等への進学支援のための進学準備給付金が創設されたことに伴い、生活に困窮する外国人に対する生活保護法に準じて行う事務におけるマイナンバーの利用について規定している本条例について規定を整備するものであります。  改正内容につきましては、別表第1、別表第2及び別表第3のそれぞれの生活に困窮する外国人に対する生活保護法に準じて行う事務に、進学準備給付金の支給に関する事務を加えるものであります。  施行日につきましては公布の日でございます。  以上で説明を終わります。よろしく御審議のほど、お願いいたします。 96: ◯議長(子籠敏人議員) これをもって提案理由の説明を終わります。  これより質疑に入ります。質疑ありませんか。              (「なし」と発言する者あり) 97: ◯議長(子籠敏人議員) 質疑なしと認めます。  お諮りいたします。本案については、会議規則第38条の規定により、福祉文教委員会に付託いたしたいと思います。これに御異議ございませんか。             (「異議なし」と発言する者あり) 98: ◯議長(子籠敏人議員) 御異議なしと認めます。よって、議案第73号あきる野市行政手続における特定の個人を識別するための番号の利用等に関する法律に基づく個人番号の利用及び特定個人情報の提供に関する条例の一部を改正する条例の件につきましては、福祉文教委員会に付託することに決しました。           ────────── ◇ ────────── 99: ◯議長(子籠敏人議員) 日程第12 議案第74号あきる野市ファーマーズセンターに係る指定管理者の指定についての件を議題といたします。  提出者から提案理由の説明を求めます。市長。             〔 市長  澤井敏和君  登壇 〕 100: ◯市長(澤井敏和君) ただいま上程されました議案第74号について、御説明申し上げます。  本議案につきましては、秋川ファーマーズセンターに係る指定管理者を指定する必要があるため、地方自治法の規定により、議会の議決を求めるものでございます。  内容につきましては、環境経済部長から説明させますので、よろしく御審議のほど、お願いいたします。 101: ◯議長(子籠敏人議員) 環境経済部長。           〔 環境経済部長  吉澤桂一君  登壇 〕 102: ◯環境経済部長(吉澤桂一君) それでは、議案第74号あきる野市ファーマーズセンターに係る指定管理者の指定につきまして、御説明申し上げます。  例規集では1,891ページになります。  あきる野市ファーマーズセンターの設置及び管理に関する条例に規定するあきる野市ファーマーズセンターにつきましては、平成26年4月1日から5年間、秋川農業協同組合が指定管理者となっておりますが、あきる野市公の施設に係る指定管理者の指定手続等に関する条例第2条第1項第2号の規定に基づきまして、引き続き秋川農業協同組合に管理を行わせるものであります。  指定の理由といたしましては、あきる野市ファーマーズセンターは、開設以来25年間、指定管理者としては12年間にわたりまして、市農業者及び消費者と連携して、あきる野農業の発展に寄与してきた実績とともに、長年の施設運営に関するノウハウを活用し、スムーズな運営と農業者の経営の向上を推進しており、モニタリングの評価も良好であります。今後もあきる野農業のさらなる発展を担うことができ、事業効果も期待できるものであります。  指定の期間といたしましては2019(平成31)年4月1日から2024(平成36)年3月31日までの5年間とするものであります。  以上でございます。よろしく御審議のほど、お願いいたします。 103: ◯議長(子籠敏人議員) これをもって提案理由の説明を終わります。  これより質疑に入ります。質疑ありませんか。              (「なし」と発言する者あり) 104: ◯議長(子籠敏人議員) 質疑なしと認めます。  お諮りいたします。本案については、会議規則第38条の規定により、環境建設委員会に付託いたしたいと思います。これに御異議ございませんか。             (「異議なし」と発言する者あり) 105: ◯議長(子籠敏人議員) 御異議なしと認めます。よって、議案第74号あきる野市ファーマーズセンターに係る指定管理者の指定についての件につきましては、環境建設委員会に付託することに決しました。           ────────── ◇ ────────── 106: ◯議長(子籠敏人議員) 日程第13 議案第75号あきる野市体育施設に係る指定管理者の指定についての件を議題といたします。  提出者から提案理由の説明を求めます。市長。             〔 市長  澤井敏和君  登壇 〕 107: ◯市長(澤井敏和君) ただいま上程されました議案第75号について、御説明申し上げます。  本議案につきましては、五日市ファインプラザに係る指定管理者を指定する必要があるため、地方自治法の規定により、議会の議決を求めるものでございます。  内容につきましては、生涯学習担当部長より説明させますので、よろしく御審議をお願いいたします。 108: ◯議長(子籠敏人議員) 生涯学習担当部長。          〔 生涯学習担当部長  松島 満君  登壇 〕 109: ◯生涯学習担当部長(松島 満君) それでは、議案第75号の内容について、御説明をさせていただきます。  あきる野市体育施設五日市ファインプラザにつきましては、平成26年4月1日から平成31年3月31日まで、シンコースポーツ・アズビル・東京体育機器共同事業体が指定管理者として管理を行っております。ここで2期10年の指定管理期間が満了いたしますので、あきる野市公の施設に係る指定管理者の指定手続等に関する条例の規定に基づき、指定管理者の公募を行ったところ、1団体の申請がありました。このため、あきる野市指定管理者選定委員会に諮問し、御審議いただいた結果、平成30年10月11日付で指定管理者の候補者として基準を満たしている旨の答申を得ております。この答申を踏まえ、シンコースポーツ・アズビル共同事業体を指定するものでございます。  指定の理由といたしましては、指定管理者選定委員会において、教育委員会の定めました選定要領に基づき審査し、施設の安全管理、利用者等への対応、地域団体の育成や自主事業の提案など、13項目にわたる総合的な審査の結果、一定の基準を満たしているとされたこと及びこれまでの実績等から、安定したサービスの提供と事業効率が期待できると判断したものであります。  指定の期間は平成31年4月1日から平成36年3月31日までの5年間となります。  以上で説明を終わります。よろしく御審議のほど、お願いいたします。 110: ◯議長(子籠敏人議員) これをもって提案理由の説明を終わります。  これより質疑に入ります。質疑ありませんか。              (「なし」と発言する者あり) 111: ◯議長(子籠敏人議員) 質疑なしと認めます。  お諮りいたします。本案については、会議規則第38条の規定により、福祉文教委員会に付託いたしたいと思います。これに御異議ございませんか。             (「異議なし」と発言する者あり) 112: ◯議長(子籠敏人議員) 御異議なしと認めます。よって、議案第75号あきる野市体育施設に係る指定管理者の指定についての件につきましては、福祉文教委員会に付託することに決しました。           ────────── ◇ ────────── 113: ◯議長(子籠敏人議員) 日程第14 議案第76号あきる野市総合福祉センターに係る指定管理者の指定についての件を議題といたします。  提出者から提案理由の説明を求めます。市長。             〔 市長  澤井敏和君  登壇 〕 114: ◯市長(澤井敏和君) ただいま上程されました議案第76号について、御説明申し上げます。  本議案につきましては、秋川ふれあいセンターに係る指定管理者を指定する必要があるため、地方自治法の規定により、議会の議決を求めるものでございます。  内容につきましては、健康福祉部長から説明させますので、よろしく御審議のほど、お願いいたします。 115: ◯議長(子籠敏人議員) 健康福祉部長。           〔 健康福祉部長  大出英祐君  登壇 〕 116: ◯健康福祉部長(大出英祐君) それでは、議案第76号あきる野市総合福祉センターに係る指定管理者の指定につきまして、御説明申し上げます。  あきる野市総合福祉センターである秋川ふれあいセンターにつきましては、平成26年4月1日から平成31年3月31日までの5年間、社会福祉法人あきる野市社会福祉協議会が指定管理者として管理を行っております。ここで指定期間が満了いたしますので、あきる野市公の施設に係る指定管理者の指定手続等に関する条例第2条第1項第2号の規定に基づき、引き続き現指定管理者に当該施設の管理を行わせることについて、あきる野市指定管理者選定委員会に諮問を行い、異議がない旨の答申をいただきました。この答申を踏まえ、指定管理者として、社会福祉法人あきる野市社会福祉協議会を指定するものであります。  指定の理由といたしましては、あきる野市社会福祉協議会においては、これまで協定書、事業計画に沿って適正に指定管理業務を行い、多くの市民が安全で快適に利用できるよう努めており、秋川ふれあいセンターを地域福祉活動の拠点施設として多くのボランティア活動の推進に取り組むとともに、災害時には秋川ふれあいセンターを災害ボランティアセンターとして機能させることとしております。このようなことから、同団体が引き続き本施設の管理運営を行うことにより、安定した行政サービスの提供と事業効果が期待できると判断したものであります。  指定の期間は平成31年4月1日から平成36(2024)年3月31日までの5年間であります。  以上で説明を終わります。よろしく御審議のほど、お願いいたします。 117: ◯議長(子籠敏人議員) これをもって提案理由の説明を終わります。  これより質疑に入ります。質疑ありませんか。              (「なし」と発言する者あり) 118: ◯議長(子籠敏人議員) 質疑なしと認めます。  お諮りいたします。本案については、会議規則第38条の規定により、福祉文教委員会に付託いたしたいと思います。これに御異議ございませんか。             (「異議なし」と発言する者あり) 119: ◯議長(子籠敏人議員) 御異議なしと認めます。よって、議案第76号あきる野市総合福祉センターに係る指定管理者の指定についての件につきましては、福祉文教委員会に付託することに決しました。           ────────── ◇ ────────── 120: ◯議長(子籠敏人議員) 日程第15 議案第77号あきる野市産業文化複合施設に係る指定管理者の指定についての件を議題といたします。  提出者から提案理由の説明を求めます。市長。             〔 市長  澤井敏和君  登壇 〕 121: ◯市長(澤井敏和君) ただいま上程されました議案第77号について、御説明申し上げます。  本議案につきましては、あきる野ルピアに係る指定管理者を指定する必要があるため、地方自治法の規定により、議会の議決を求めるものでございます。  内容につきましては、生涯学習担当部長から説明させますので、よろしく御審議をお願いいたします。 122: ◯議長(子籠敏人議員) 生涯学習担当部長。          〔 生涯学習担当部長  松島 満君  登壇 〕 123: ◯生涯学習担当部長(松島 満君) それでは、議案第77号あきる野市産業文化複合施設に係る指定管理者の指定ついて、御説明をさせていただきます。  あきる野市産業文化複合施設のあきる野ルピアにつきましては、平成26年4月1日から平成31年3月31日まで、株式会社コンベンションリンケージが指定管理者として管理を行っております。ここで期間が満了いたしますので、あきる野市公の施設に係る指定管理者の指定手続等に関する条例第2条第1項第2号の規定により、引き続き現指定管理者に当該施設の管理を行わせることについて、あきる野市指定管理者選定委員会に諮問を行い、異議のない旨の答申をいただきました。この答申を踏まえ、指定管理者として株式会社コンベンションリンケージを指定するものでございます。  指定の理由といたしましては、株式会社コンベンションリンケージにおいては、協定書、事業計画書等に沿って適正に指定管理業務が行われており、収支状況も良好であること。施設の管理運営に係る改善等に取り組み、利用者の利便性の向上及び経費の削減など、その実績が高く評価できること。また、スタッフが市民と協働しながら各種の事業に取り組み、市の生涯学習の振興にも貢献していること。これらのことから、引き続き管理を行うことにより、安定したサービスの提供と事業効果が期待できると判断したものであります。  指定の期間は平成31年4月1日から平成36年3月31日までの5年間であります。
     以上で説明を終わります。よろしく御審議のほど、お願いいたします。 124: ◯議長(子籠敏人議員) これをもって提案理由の説明を終わります。  これより質疑に入ります。質疑ありませんか。辻議員。 125: ◯2番(辻よし子議員) 付託される常任委員会に所属していませんので、1点だけ質問させてください。  議案資料に掲載されております平成26年から平成29年までの収支状況を見てみました。その中で維持管理経費。維持管理経費は、年間の計画では、年約427万円と計画されています。ところが実際は毎年、計画額を下回る360万円程度に抑えられています。その一方で、毎年の収支を見てみますと、300万円から450万円ものプラスになっています。この額は945万円の指定管理料の3割から5割近くに当たります。ルピアの会議室等の備品や消耗品は決して十分整っているとは思えませんので、本来もっと維持管理経費の予算に回すべきところが抑えられて、指定管理者の収益に回ってしまっているのではないかと、ちょっとそういった印象を持ったのですけれども、そのことについての市の見解をお聞かせください。 126: ◯生涯学習担当部長(松島 満君) お答えいたします。  確かにモニタリングの表を見ますと収益が非常に多く見える。また、表上、自主事業の支出が収入より大きくなっているという状況がありまして、その中で収支を見ていただくと、300万円から400万円の上がりがあるということで、確かにこの表を見ると非常にどういう形になっているのかというふうに私も捉える部分があるのですが、あきる野ルピア3階、4階の事業につきましては、指定管理は適正に維持管理をする。それから部屋の利用の提供、運営をするということで、基本的に維持管理の費用を委託している。さらに、自主事業で生涯学習の事業、それから利用促進の事業を行っているという形になります。  利用促進の事業が講師となる市民を育てていくという形の中で、利用者からの利用料金を取らない形で、指定管理者のほうで歳入をしないという形で自主事業の財源に充てておりますので、実際に自主事業を行って収入として入ってくる部分が施設の利用料という形で入ってきます。ですから、指定管理の自主事業で上がっている部分、利用促進によって上がっている部分と、その他収入という項目で上がっている金額が指定管理者の努力によって収益を上げているという部分かと思っております。  確かに維持管理経費が予定より下がっているという部分につきましては、節電ですとか、いろいろな節約をしている成果ではあるかと思っております。確かに全体を見ますと、自主事業の部分での収益が収支の金額の大半を占めておりますので、そういった意味では、事業者の努力で収入を得ている部分かと思っております。  ただ、御指摘いただきましたように、維持管理経費が予算額より下がっているという部分がございます。今回、第1期目でこのような状況で報告が上がっておりますので、今後、第2期の選定提案の中でも、そういった施設の維持管理のほうに費用を回していく。収益が上がった部分についてはそういった取り組み、利用者の利便性の向上という部分で提案をいただいておりますので、そちらに回していくという形で今後展開をさせていただければと思っております。  以上です。 127: ◯議長(子籠敏人議員) 企画政策部長。           〔 企画政策部長  田野倉裕二君  登壇 〕 128: ◯企画政策部長(田野倉裕二君) 指定管理者制度そのものを企画政策部のほうで担当しておりますので、若干補足をさせていただきたいと思います。  今、基本的な考えは生涯学習担当部長が述べたとおりでございまして、指定管理者の経営努力。これは、自主事業ですとか、当然、維持管理費等も含まれる。ただ、維持管理費を、経営努力をすることによって利用者に迷惑をかけては一番問題があるという部分でもございます。確かに収支で300万円の利益ということかと思いますけれども、この辺は、管理業務、それから経理の状況等から客観的に見て余りにも過大、いわゆる利益が過大であるというものが認められるような場合には、例えば利用料金の見直しですとか、指定管理料の見直し、それから地方公共団体への納付等も含めて、それぞれ年度ごとに協定を締結しておりますので、その辺は指定管理者と協議をして、是正といいますか、その辺を対処していくというふうに考えております。  以上です。 129: ◯2番(辻よし子議員) 御説明ありがとうございました。  事業者の自主努力というか、経営努力がこういう形で数字として出ているということもよくわかります。ただ、今回たまたま幾つかの指定管理者の議案があるのですけれども、比べてみると、ほかのところも自主事業で収益を得て、それを維持管理のほうに回しているという、努力をして利益を設けて、その施設のいろいろな修繕に回しているところもありますので、ちょっとバランス的にここの指定管理者だけ収益が非常に多い。  ほかの自治体をざっと見てみたのですけれども、収益としてプラスになっているのは大体、指定管理料の1割ぐらいですかね。全部見たわけではないですけれども、そういったことを考えたときに、やはり3割から5割というのはいかがなものかなと思いますので、今の御説明もありましたけれども、ぜひ常任委員会のほうでこの辺が適正なのかどうかということも十分審議していただきたいなと思います。  以上です。 130: ◯議長(子籠敏人議員) ほかにありますか。              (「なし」と発言する者あり) 131: ◯議長(子籠敏人議員) では、これをもって質疑を終了いたします。  お諮りいたします。本案については、会議規則第38条の規定により、福祉文教委員会に付託いたしたいと思います。これに御異議ございませんか。             (「異議なし」と発言する者あり) 132: ◯議長(子籠敏人議員) 御異議なしと認めます。よって、議案第77号あきる野市産業文化複合施設に係る指定管理者の指定についての件につきましては、福祉文教委員会に付託することに決しました。           ────────── ◇ ────────── 133: ◯議長(子籠敏人議員) 日程第16 議案第78号台風24号の影響による倒木事故に係る和解及び損害賠償の額を定めることについての件を議題といたします。  提出者から提案理由の説明を求めます。市長。             〔 市長  澤井敏和君  登壇 〕 134: ◯市長(澤井敏和君) ただいま上程されました議案第78号について、御説明申し上げます。  本議案につきましては、秋川五丁目地内の市道内において発生した倒木事故により、隣接地の建物の屋根、外壁及び袖看板の一部の損壊被害につきまして、相手方である市内在住の方と示談解決を図るため、地方自治法の規定により、議会の議決を求めるものでございます。  内容につきましては、都市整備部長に説明させますので、よろしく御審議のほど、お願いいたします。 135: ◯議長(子籠敏人議員) 都市整備部長。           〔 都市整備部長  清水保治君  登壇 〕 136: ◯都市整備部長(清水保治君) それでは、議案第78号について、御説明申し上げます。  本件の事故の概要につきましては、平成30年10月1日未明、秋川五丁目1番地1先におきまして、台風24号の影響を受けました市道II-18号線、通称さくら通りの街路樹が根元から倒れ、隣接地の建物の屋根、外壁及び袖看板の一部を損壊させたものでございます。  和解の内容につきましては、あきる野市は、相手方である市内在住者に対しまして163万7280円の損害を賠償するものでございます。  なお、本件賠償額のほか、あきる野市及び相手方の間には一切の債権債務関係がないことを確認し、今後、いかなる事情が発生しても、双方とも異議の申し立てをしないことを確約するものでございます。  説明は以上でございます。よろしく御審議のほど、お願い申し上げます。 137: ◯議長(子籠敏人議員) これをもって提案理由の説明を終わります。  これより質疑に入ります。質疑ありませんか。中嶋議員。 138: ◯15番(中嶋博幸議員) この現場というのは、ムラウチホビーさんがあるあの通りということですよね。今回こういう事故が起きて、多分、この桜はほかにもたくさんあって、同じ時期に植えているから、みんな同じぐらいの大きさに育っていると思うのです。その中のうちの1本が今回倒れたということになると、今後ほかの木もそういうリスクがあるのだろうなというところもあると思います。そういう中で、ただ、桜というのは非常に景観もいいですし、そういったものは残したほうがいいという声と、非常に難しい選択を今後迫られてくると思うのですけれども、全体を見直すというような声は今、出ていらっしゃるのですか。 139: ◯都市整備部長(清水保治君) お答えいたします。  ただいま議員のほうからお話がありましたとおり、さくら通りにつきましては、ちょうど現場となりましたのが、国道411号線との交差点の北東の場所になります。  このさくら通りについては、全線で98本の桜がございまして、これを植えた時期からおよそ25年以上経過しているというところでございます。御承知のとおり、さくら通りにつきましては、倒木ということもありますけれども、これだけの年数がたってきますと、木自体が根上がりというような状況。いわゆる下に根を張らずに横に張っていってしまうという状況がありまして、歩道自体も非常に破損が多く、でこぼこしている状況もあるところでございます。ただ、今回の場合については、この木1本のみが倒れているということがございまして、現場でも確認したところでございますけれども、この現場の木については、根元が若干腐っていたり、あるいはほかの木に比べて少し根の張りが弱かったりという部分だと思っております。  25年たっておりますので、相当木も古くなってきておりますし、年に数回の定期的な点検、いわゆる剪定作業に含めてやっているわけでございますけれども、この辺の点検はやっているところでございますけれども、今度は角度を変えた点検も必要なのかなというように思っているところでございます。やはり木が古くなってきますといろいろとトラブルも起きてくるということもございますので、例えば古くなったものは早めに伐採をして、木を植えかえていくとか、このような方法も考えられるのかなと思っておりますので、点検とあわせて、今後の維持管理についてもまた検討してまいりたいと考えております。  以上でございます。 140: ◯15番(中嶋博幸議員) ありがとうございます。五日市の河川敷の秋川漁業協同組合さんの前の遊歩道もずっと桜があって、やはり同じようなことが起きて、事故は起きていないですけれども、もう危ないということで、植えかえるという議論が出て、ただ、一遍にやってしまうと景観上残念だよねという形で、年々、少しずつ植えかえていくということも検討されていると思うので、景観という面もぜひ考慮して、配慮していただけるとありがたいと思います。  以上です。 141: ◯議長(子籠敏人議員) ほかにありませんか。              (「なし」と発言する者あり) 142: ◯議長(子籠敏人議員) では、これをもって質疑を終了いたします。  これより討論に入るのでありますが、ただいまのところ通告がありませんので、討論なしと認めます。  お諮りいたします。ただいま議題となっております議案第78号は会議規則第38条第3項の規定により、委員会付託を省略いたしたいと思います。これに御異議ございませんか。             (「異議なし」と発言する者あり) 143: ◯議長(子籠敏人議員) 御異議なしと認めます。よって、議案第78号につきましては、委員会付託を省略することに決しました。  これより議案第78号台風24号の影響による倒木事故に係る和解及び損害賠償の額を定めることについての件を採決いたします。本案は原案のとおり決することに御異議ございませんか。             (「異議なし」と発言する者あり) 144: ◯議長(子籠敏人議員) 御異議なしと認めます。よって、本案は原案のとおり可決されました。           ────────── ◇ ────────── 145: ◯議長(子籠敏人議員) 日程第17 議案第79号東京都三市収益事業組合規約の変更についての件を議題といたします。  提出者から提案理由の説明を求めます。市長。             〔 市長  澤井敏和君  登壇 〕 146: ◯市長(澤井敏和君) ただいま上程されました議案第79号について、御説明申し上げます。  本議案につきましては、東京都三市収益事業組合に地方公営企業法の財務規定等を適用するため、同法の規定により、規約の一部を変更するものでございます。  内容につきましては、企画政策部長から説明させますので、よろしく御審議のほど、お願いいたします。 147: ◯議長(子籠敏人議員) 企画政策部長。           〔 企画政策部長  田野倉裕二君  登壇 〕 148: ◯企画政策部長(田野倉裕二君) それでは、議案第79号につきまして、御説明申し上げます。  例規集は2,211ページになります。  本議案につきましては、東京都三市収益事業組合が機動的で柔軟な運営を行うことを目的に、地方公営企業法の財務規定等を適用することに伴い、組合規約の一部を変更するものでございます。  変更内容につきましては、地方公営企業法の財務規定等を適用することで、出納その他の会計事務が管理者の権限となるため、第9条中の会計管理者を規約から削除するとともに、地方公営企業法の財務規定等を適用する旨の第14条を加えるものでございます。  つきましては、地方自治法第286条第1項の規定により、関係地方公共団体の協議により、これを定めるため、地方自治法第290条の規定により、関係地方公共団体の議会の議決を求めるものでございます。  なお、施行日につきましては平成31年4月1日となります。  説明については以上でございます。よろしく御審議のほど、お願いいたします。 149: ◯議長(子籠敏人議員) これをもって提案理由の説明を終わります。  これより質疑に入ります。質疑ありませんか。              (「なし」と発言する者あり) 150: ◯議長(子籠敏人議員) 質疑なしと認めます。  これより討論に入るのでありますが、ただいまのところ通告がありませんので、討論なしと認めます。  お諮りいたします。ただいま議題となっております議案第79号は会議規則第38条第3項の規定により、委員会付託を省略いたしたいと思います。これに御異議ございませんか。             (「異議なし」と発言する者あり) 151: ◯議長(子籠敏人議員) 御異議なしと認めます。よって、議案第79号につきましては、委員会付託を省略することに決しました。  これより議案第79号東京都三市収益事業組合規約の変更についての件を採決いたします。本案は原案のとおり決することに御異議ございませんか。             (「異議なし」と発言する者あり) 152: ◯議長(子籠敏人議員) 御異議なしと認めます。よって、本案は原案のとおり可決されました。           ────────── ◇ ────────── 153: ◯議長(子籠敏人議員) 日程第18 議案第80号平成30年度あきる野市一般会計補正予算(第6号)の件を議題といたします。  提出者から提案理由の説明を求めます。市長。             〔 市長  澤井敏和君  登壇 〕 154: ◯市長(澤井敏和君) ただいま上程されました議案第80号について、御説明申し上げます。  本議案につきましては、歳入歳出予算等の補正でございます。  内容につきましては、企画政策部長から説明させますので、よろしく御審議のほど、お願いいたします。 155: ◯議長(子籠敏人議員) 企画政策部長。           〔 企画政策部長  田野倉裕二君  登壇 〕 156: ◯企画政策部長(田野倉裕二君) それでは、平成30年度あきる野市一般会計補正予算(第6号)について、御説明いたします。  補正予算書の1ページをお開きください。歳入歳出予算の総額に歳入歳出それぞれ7794万4000円を追加し、補正後の予算総額を306億3322万1000円とするものです。  今回の補正は、東京都人事委員会勧告に準じた給与改定に伴う職員手当等の追加、平成29年度決算に伴う国及び都支出金の精算に伴う返還金、台風被害に対応するための経費の追加のほか、西秋川衛生組合負担金の減額などを計上しております。  補正予算書5ページをお開きください。第2表で債務負担行為補正の追加を行っております。表中、あきる野市総合福祉センター指定管理業務委託、あきる野市産業文化複合施設指定管理業務委託及びあきる野市体育施設指定管理業務委託につきましては、委託契約締結に必要となる債務負担行為の期間と限度額を定めるものでございます。西沢橋改良工事及び市道I-10号線道路災害復旧工事につきましては、2カ年事業とするため、債務負担行為の期間と限度額を定めるものでございます。
     第3表で地方債補正の変更を行っております。橋梁整備事業につきましては、西沢橋の改良工事を2カ年事業とすることに伴い、本年度分の限度額を減額するものでございます。道路復旧整備事業につきましては、市道I-10号線道路災害復旧工事を実施するに当たり、財源として市債を追加するものでございます。  10ページ、11ページをお開きください。歳入について主な内容を御説明いたします。第1款市税、02固定資産税、01固定資産税、説明欄の01固定資産税現年課税分追加5970万円は、家屋分で取り壊しを見込んでいた企業の建物が工期延長により課税対象となったこと。また、償却資産分で新規参入法人等の設備投資が行われたことなどにより課税実績が増となったため追加するものでございます。  続きまして、12ページ、13ページをお開きください。第18款繰入金、01他会計繰入金、01後期高齢者医療特別会計繰入金、説明欄の01後期高齢者医療特別会計繰入金追加1373万3000円は、平成29年度決算に基づき、一般会計繰出金を精算するものでございます。  その他の歳入予算につきましては、歳出予算の充当財源となっておりますので、歳出予算とあわせて説明をさせていただきます。  続きまして、14ページ、15ページをお開きください。歳出につきまして主な内容を御説明いたします。第2款総務費、01総務管理費、05財産管理費、説明欄の06庁舎維持管理経費、1503設置工事、01受動喫煙防止対策設備設置工事600万円は、歳入の都支出金に計上いたしました補助金を活用し、受動喫煙の防止を図りながら、適切な場所に喫煙所を整備するため、設備の設置工事費を計上するものでございます。  同じく30庁用自動車維持管理経費612万3000円は、歳入の都支出金に計上いたしました市町村総合交付金の新設された政策連携枠を活用し、電気自動車の購入と充電設備の整備を行うため、必要な経費を計上するものでございます。  同じく03基金の運用に要する経費、2501基金積立金追加、01財政調整基金積立金1868万4000円は、今回の補正予算に伴う財源調整として積み立てるものでございます。  同じく11地域振興費、説明欄の07生活バス路線関係経費、1904補助金追加、01生活バス路線維持費補助金281万9000円は、運行実績に加え、藤倉線の国及び都の補助金が減額となったことに伴い、本市と檜原村とで支援することにより地域住民の生活交通を確保していくため、補助金を追加するものでございます。  16ページ、17ページをお開きください。第3款民生費、01社会福祉費、02障害者福祉費、説明欄の28自立支援医療経費、2051更生医療給付費追加681万6000円は、人工透析や免疫不全などの対象者が増加したため、給付費を計上するものでございます。この増額に伴い、歳入の国庫及び都の負担金を追加補正しております。  18ページ、19ページをお開きください。同じく02児童福祉費、02保育所運営費、説明欄の03認証保育所運営事業経費、1904補助金追加、01認証保育所運営事業補助金340万8000円は、補助金の単価改正及びゼロ歳児の入所者の増加により補助金を計上するものでございます。この増額に伴い、歳入の都の補助金を追加補正しております。  同じく04児童関係手当給付費、説明欄02児童扶養手当給付事業経費、2038児童扶養手当追加591万8000円は、全部支給に係る所得制限が緩和されたこと及び新規認定者数の増加に伴い、手当を計上するものでございます。この増額に伴い、歳入の国庫の負担金を追加補正しております。  20ページ、21ページをお開きください。第4款衛生費、01保健衛生費、02予防費、説明欄の01予防接種事業経費605万9000円は、風疹患者の増加を踏まえ、本年11月より東京都風疹抗体検査事業の対象者が拡大されることとなったため、検査委託料を追加するとともに、風疹抗体検査の結果、抗体価が十分でなかった方に対する予防接種の促進を図るため、予防接種委託料を追加するものでございます。この増額に伴い、歳入の都の補助金及び受託事業収入を追加補正しております。  同じく03健康づくり費、説明欄の09胃がん対策若年層ピロリ菌検診事業経費144万1000円は、個別の受診案内を行った結果、当初の見込みを上回る申し込みがあったため、検診委託料等を追加するものでございます。  22ページ、23ページをお開きください。同じく02清掃費、02じん芥処理費、02西秋川衛生組合の運営に要する経費、1910西秋川衛生組合負担金減額3934万8000円は、平成29年度決算の結果、構成団体の負担金が変更となったため、減額をするものでございます。  第8款土木費、01土木管理費、01土木総務費、説明欄の01市道管理に要する経費、2203賠償金、02建物破損事故に係る損害賠償金163万8000円は、台風24号の影響で生じた倒木によるビルの屋根、外壁及び看板の破損事故について損害賠償金を計上するものでございます。  同じく説明欄の06武蔵五日市駅前広場維持管理経費、1106修繕料追加453万6000円は、故障した武蔵五日市駅前の噴水設備について、来年度の早期稼働に向けて修繕を行うため、修繕料を追加するものでございます。  24ページ、25ページをお開きください。同じく02道路橋梁費、04橋梁維持費、説明欄の50橋梁維持事業経費、1502改良・改修工事減額、02橋梁改良工事2480万円は、西沢橋の改良工事について用地買収に時間を要したことから、2カ年事業とするため、来年度実施となった部分を減額するものでございます。この減額に伴い、歳入の地方債を減額補正しております。  同じく03都市計画費、02土地区画整理費、説明欄の58武蔵引田駅北口土地区画整理事業経費、2808武蔵引田駅北口土地区画整理事業特別会計繰出金減額70万1000円は、職員人件費及び業務委託料過年度返還金の補正に伴う財源調整として、一般会計からの繰出金を減額するものでございます。  第9款消防費、01消防費、02非常備消防費、説明欄の04消防団活動経費、1101消耗品費追加334万1000円は、防火衣等の購入費について、歳入に計上した市町村消防団防火衣整備費補助金及び市町村総合交付金の政策連携枠の活用により購入数量をふやすため、経費を追加するものでございます。  同じく04災害対策費、説明欄の04地震・台風等災害対策経費、2201補償金、01防火防災訓練災害補償金36万2000円は、大規模地震対応訓練の際、子どもを引き取りに来校した保護者が自身の過失でけがをしたことについて、歳入に計上した防火防災訓練災害補償が適用されることとなったため、補償金を計上するものでございます。  続きまして、28ページ、29ページをお開きください。第10款教育費、06学校給食費、02給食事業費、説明欄の01学校給食事業経費、1101消耗品費減額320万6000円は、購入を予定していた給食用のおわんについて、ペットボトルリサイクル食器の試験採用として無償提供されたため、購入費を減額するものでございます。  第11款災害復旧費、01土木施設災害復旧費、01道路災害復旧費、説明欄の50道路災害復旧事業経費549万円は、昨年の台風の影響により被害を受けた道路及び道路構造物について、復旧に向けた詳細設計の完了に伴い、設計委託料を減額するとともに、歳入に計上した地方債を活用し、早急に交通の安全確保を図る復旧工事を実施するため、必要な経費を計上するものでございます。  以上が平成30年度あきる野市一般会計補正予算(第6号)の概要でございます。よろしく御審議のほど、お願いいたします。 157: ◯議長(子籠敏人議員) これをもって提案理由の説明を終わります。  これより質疑に入ります。質疑ありませんか。増崎議員。 158: ◯9番(増崎俊宏議員) 1点だけお願いします。補正予算書の15ページ、庁用自動車維持管理経費というところなのですけれども、市町村総合交付金の政策連携枠を活用してということで、たしか市町村総合交付金というのは多摩地域、島しょ部の後押しのための交付金ということで、東京都のほうで毎年500億円計上されていたと思うのですが、今年度から550億円になって、50億円拡充されたうちの20億円が政策連携枠ということで活用できるということで、電気自動車や待機児童といったことに関して政策連携枠を使えるという認識なのですけれども、これは非常にいいなと思います。環境に優しい電気自動車を取り入れていくというのは、庁用車はかなり古くなっているものもあるというふうにも伺っておりますので、そういった意味では、少しずつ変えていくのかなと思っていますが、念のため質問なのですけれども、今後の展開としてどういうことを市はお考えなのか。車両や、あと、充電設備の整備も今回行うということなのですけれども、その点についてもどのような展開をお考えなのかをお伺いいたします。 159: ◯企画政策部長(田野倉裕二君) お答えいたします。  この市町村総合交付金の政策連携枠は、まさしく今、議員がおっしゃったとおりの内容でございまして、これは、今年度から3年間の時限措置として活用できるものでございます。平成30年度から平成31年度、平成32年度と活用していくわけでございますが、今年度は補正予算で3台を購入する予定でございまして、平成31年度の当初予算では、一応予定では、やはり3台を購入していきたい。それから平成32年度においては2台。3年間で8台の電気自動車を配備していく予定でございます。  それと同時に充電設備、これは普通充電設備と急速の充電設備がございます。それもそれぞれ設置していく予定でございます。中には、一般の利用も可能なように課金式のものも設備として予定をしているということでございます。  庁用自動車については、現在、六十数台ございます。おおむね約1割強が電気自動車になるということでございますので、今後、廃車に応じた台数は、できれば電気自動車等で対応できればというふうに思っております。  以上です。 160: ◯議長(子籠敏人議員) ほかにありますか。山根議員、どうぞ。 161: ◯18番(山根トミ江議員) 私は2点ほどありますので、よろしくお願いします。  1つ目は、21ページで、資料のほうは8ページなのですけれども、年金総務に要する経費というところで、資料のほうでは今回、来年の国民年金法の改正で、平成31年4月1日から20歳から60歳までの自営業者とか、そういう方が加入している国民年金第1号被保険者の保険料の減免制度が拡大されるということで、ちょっと調べてみましたら、産前産後期間の保険料は、出産予定日の前月からその後4カ月までの間は免除できるという制度が来年から開始されるということなのです。そのほかにも、収入が低い人や収入がない場合には年金保険料が免除される制度があるのですけれども、意外と知らなくて、それをしなかったために、保険料を納めてきた期間が足りなくて年金が受けられなくなってしまったという人が意外とあるのです。なので、今回のこの改正についても、ぜひ制度の内容。この予算は制度の内容ではなくてシステム改修費の予算なのですけれども、制度の内容がこういうふうに来年から拡大されるのだよというのを何らかの形で周知をしてほしいと思うのですけれども、その辺のところは何かお考えになっていることはございますでしょうか。 162: ◯議長(子籠敏人議員) 市民部長。            〔 市民部長  大久保丈治君  登壇 〕 163: ◯市民部長(大久保丈治君) お答えします。  年金システムを改修委託するということの中で、来年の4月1日からこの制度が開始されて、次世代の育成支援の観点から、出産前後の一定期間の保険料については納付をしなくてよろしいということと、保険料納付済期間に算入されるということになります。これについて今のところ具体的に考えてはございませんけれども、被保険者に情報が伝わるような形で、広報であったり、ホームページであったり、いろいろな通知であったり、その中で適切な方法を考えていきたいと考えております。  以上です。 164: ◯18番(山根トミ江議員) 知らなかったために該当する方が申請をしなかったということがないように、ぜひよろしくお願いします。  あともう一つは、全体的なことなのですけれども、今回の補正の中に台風24号の影響、倒木などの被害に対する復旧工事費用がたくさん入っています。そこでお聞きしたいのですけれども、今年度の補正でおおむね被害に対する復旧作業は終了するのかどうなのか。それとも、今後もそういう要望が、私もまちを歩いてみると、あちらこちらで倒木になっているとか、台風の影響が結構あるなというのを感じるのですけれども、その辺の予算の関係はどのようにお考えでしょうか。 165: ◯議長(子籠敏人議員) 都市整備部長。           〔 都市整備部長  清水保治君  登壇 〕 166: ◯都市整備部長(清水保治君) お答えいたします。  今回、台風24号の関係は風が非常に強かったということで、今までになく倒木等が多かったということがございます。公園等も含めて、市内あちこちでそういったことが起きております。今回の補正をいただきまして、その辺のところは対応できるというふうに思っております。また、その前の台風は雨台風だったのですけれども、道路の陥没あるいは河川の一部壊れたところ、こういったところも今回の予算で対応できると思っております。  以上でございます。 167: ◯18番(山根トミ江議員) 今回については対応できると考えているということなのですけれども、今後もまたいろいろなところから出てくる可能性がありますので、都度対応していただきますようよろしくお願いいたします。  以上です。 168: ◯議長(子籠敏人議員) ほかにありますか。臼井議員。 169: ◯5番(臼井 建議員) 補正予算書の25ページ、09消防費、01消防費、04消防団活動経費ということで、今回、補正予算の中でも認めていただいて、ありがたいなと思っています。先ほど増崎議員からもありましたけれども、総合交付金は20億円が政策連携枠ということで、内容が待機児童の解消、そして電気自動車、そしてこの消防団活動というふうに大きく3つ政策連携枠として示されています。そもそも待機児童解消というのは、こちらの西多摩のほうというよりは、多摩地域の東部地域のためのものでもあるというふうに私は思っていて、電気自動車はそもそも島しょ部に何とか持っていこう。そして消防団の活動のためにというのは、西多摩とかあきる野市にとっては戦略的に考えて、少しでも活用できる、獲得できるものだなと思っています。  都議会公明党のおかげでこの20億円がついたのですけれども、そこを何とかうまく戦略的に活用するというのが、このあきる野市に課せられ使命だったのかなと私は思っています。今まで苦しい思いをしてきた消防団の団員の人たちにも何とか報いるために、なかなか少ないと思います。今後ぜひ本団の方とも十分に意見交換をして、どうしたらこの東京都の総合交付金を消防団活動のために充てられるかしっかり戦略を練っていただきたいなと思っています。  今回の防火服の関係でも、認めていただいたということは本当にありがたいなと思いますけれども、もっともっとできると私は思っています。働き盛りの40歳以下の人たちがやっている。ほかの自治体ではもっと高齢化していますよね。そういった意味で、活動盛りの人がやっている自治体というのは本当にありがたいことなのではないのかなと思います。また、市役所の職員もかなりやってもらっていますよね。あきる野市は総がかりでいろいろな消防団活動をやっているわけですから、この総合交付金を少しでも多く獲得できるよう、ぜひ本団と一緒に戦略を練っていただいて、よりよい消防団活動に充てていただきたいと思います。  以上です。 170: ◯議長(子籠敏人議員) ほかにありますか。田中議員。 171: ◯17番(田中千代子議員) 27ページ、10、02、04学校整備費に404万円計上されております。これは、資料のほうでは、台風24号で被害を受けた小学校施設の復旧工事、それとあとコンクリートブロック構造物の改修工事という説明があります。これは増戸小学校のことでいいのかどうかということ。それから、小学校だけ計上されていますけれども、増戸中学校のプールのほうもまだだったような気がしますので、その辺の考え方を教えていただければと思います。終わっていますか。その辺を確認させてください。 172: ◯議長(子籠敏人議員) 教育部長。            〔 教育部長  佐藤幸広君  登壇 〕 173: ◯教育部長(佐藤幸広君) お答えさせていただきます。  御質問が何点かあったと思うのですけれども、まず、増戸小学校の正門の横のブロック塀につきましては、地震が起きてすぐ撤去いたしまして、今、新しくフェンスが設置されて、工事自体も終了しております。  増戸中学校のほうなのですけれども、予算も計上しておりまして、予算説明資料でいきますと13ページ、ちょうど裏側になるのですかね。こちらのほうで中学校費のほうも計上させていただいております。増戸中のプールですけれども、プールの授業が終わった時点で、増戸中のプールにつきましても基礎の上にブロックが何段か積んでありましたので、そこを既に撤去しまして、今、アルミ製の目隠しのフェンスをやって、工事自体も終了しております。  以上でございます。 174: ◯17番(田中千代子議員) ありがとうございます。両方入っていました。済みません、見落としていました。これで多分、学校施設のブロック塀等は全部終わりになるのかなと思います。公共施設のほうも確認をされているのかなと思いますけれども、それはまた次の機会にと思いますが、この予算は一般財源で使われておりますけれども、今、東京都も国のほうも補正を組んでいるようですが、この補正を使える見込みがもしわかれば教えていただきたいと思います。 175: ◯議長(子籠敏人議員) 総務部長。            〔 総務部長  田中信行君  登壇 〕 176: ◯総務部長(田中信行君) お答えいたします。  ブロック塀の関係で補正というお話がございましたので、私のほうからお答えします。  東京都の今定例会で補正予算が計上されておりまして、それを見ますと、学校ブロック塀対策のほかに、一定条件の民間ブロック塀について市町村が補助事業をしています。そこに対しての支援をしますという話が出ております。それから国におきましては、平成31年度からになるのかなと感じているのですけれども、避難路の関係で、避難機能の確保という観点で補助事業が今、計画されていると理解しております。いずれにしましても、詳細を把握しまして、現行の私どものブロック塀の補助事業もございますので、その辺のすり合わせをしつつ、対応を考えていきたいと考えているところでございます。  以上でございます。 177: ◯17番(田中千代子議員) 関連なのですけれども、臨時会議のときに500万円の補正をつけて、民間を含めての予算措置をされましたけれども、進捗状況といいますか、どの程度声が出ているのか、その辺がわかりましたら教えてください。 178: ◯総務部長(田中信行君) お答えいたします。  市のほうで実施しておりますブロック塀等防災対策促進事業補助金という形でございまして、こちらにつきましては、これまでに申請が17件ございまして、補助金を交付させていただいたものがそのうち13件です。補助金の交付額としては約182万円ということでございます。また、相談件数は、17件に含まれるわけですけれども、これまでに58件ほどの方から御相談いただいておりまして、その中で補助の仕組みにマッチするのかどうかも含めまして御判断いただき、現在のところ17件の申請をいただいているところでございます。  以上でございます。 179: ◯17番(田中千代子議員) ありがとうございます。58件の相談があって、その中で今、対応されているのが13件ということで、たしか25件ぐらいを想定して予算を組まれていたかなと思いますけれども、これは丁寧に推進していっていただきたいと思います。私どもの会派も7月に通学路も含めてブロック塀の安全点検と、それから、さまざまな国や都の補助制度にアンテナを張ってしっかり対応していただきたいということを申し入れしておりますので、積極的に対応していただきたいと思います。  以上です。 180: ◯議長(子籠敏人議員) 質疑の途中ではありますけれども、ここで昼食のため、休憩としましょう。   再開は午後1時ちょうどとします。                               午後 0時03分  休憩           ────────── ◇ ──────────                               午後 1時00分  再開 181: ◯議長(子籠敏人議員) 休憩前に引き続き会議を開きます。  ほかに質疑ありますか。松本議員。 182: ◯1番(松本ゆき子議員) よろしくお願いします。15ページ、財産管理費のところなのですけれども、庁舎維持管理経費のところで、受動喫煙防止対策設備設置工事費が計上されました。私はとてもうれしく思いました。それでお聞きいたします。どのような工事になるのか。それから、設置場所を何カ所ぐらい考えていらっしゃるのか聞きたいなと思いました。よろしくお願いいたします。 183: ◯総務部長(田中信行君) お答えいたします。  喫煙所の関係でございまして、場所はこの庁舎の関係で考えておりまして、場所の候補としては、庁舎の北側の職員の出入り口に近いところを考えております。やはり受動喫煙の関係ですから、駐車場等々からの歩行者の動線を考えまして、動線に近いところから少し外した場所ということで考えております。大きさ等々につきましては、3メートル掛ける5メートルだったというように記憶しているのですけれども、屋根がないような形態のもので間仕切りを置こうということで考えているところでございます。  以上です。 184: ◯1番(松本ゆき子議員) ありがとうございます。試しと言ったら変ですけれども、北側の出入り口で工事を進めるということなのですけれども、効果がありましたら、ほかの場所でもというか、広げるという考えはあるのでしょうか。 185: ◯議長(子籠敏人議員) 健康福祉部長。           〔 健康福祉部長  大出英祐君  登壇 〕 186: ◯健康福祉部長(大出英祐君) お答えします。  受動喫煙防止対策は、健康対策としての受動喫煙対策ということもございますので、今、市の管理する公共施設の中で喫煙所が置いてある箇所の調査をかけているところでございまして、その中で、東京都の受動喫煙防止条例の中で受動喫煙を生じさせないようにする配慮義務というものがございますので、受動喫煙をさせないような場所に移設するか、撤去するか、または同じようにパーティションを設置するかということに関しましては、平成31年度においてよく検討して、対応していきたいというところでございます。  以上です。 187: ◯1番(松本ゆき子議員) ありがとうございます。公民館の出入り口にも喫煙場所がありましたり、東急前のところにもあったり、駅前にもあったり、灰皿が置いてある場所がたくさんありますけれども、市民の方たちはそれを何とかしてほしいという願いがあります。今後もっとそういう場所を広げていっていただきたいなという思い。これは意見でございます。そして、今、3メートル掛ける5メートルで設置されるのは1基お幾らぐらいの予算なのでしょうか。 188: ◯健康福祉部長(大出英祐君) お答えします。  東京都の補助事業がございました関係で今回の補正予算にも上げさせていただいているわけでありますけれども、パーティションの設置の1基600万円が限度額です。したがいまして、その金額を超えると自己負担になります。ただ、多分そのぐらいでは工事が可能なのかなというところでございます。  以上です。 189: ◯議長(子籠敏人議員) よろしいですか。  ほかにありますか。辻議員。 190: ◯2番(辻よし子議員) 私も今、松本議員が質問されたところの質問になります。松本議員はよかったとおっしゃったのですけれども、私のほうは疑問がありますので、幾つか質問させていただきます。  これは、来年9月から東京都の受動喫煙防止条例の一部施行に伴う工事だと思います。東京都の受動喫煙防止条例においては、市庁舎というのは第一種特定施設というふうに定義されていると思います。第一種特定施設というのは、建物内はもちろんですけれども、敷地内も禁煙。ただし、学校を除く第一種特定施設では、特定屋外喫煙場所を設置できると。できるとされているわけです。つまり、あきる野市としては、市庁舎の敷地内を全面的な禁煙にするのか、それとも特定屋外喫煙場所を設置するのか、2つの選択肢があったのだと思います。今回、この特定屋外喫煙場所を設置するというふうに、そちら側に決めるに当たってどのような検討がされたのか。そこをお聞かせください。 191: ◯総務部長(田中信行君) お答えいたします。
     今、議員からお話がありましたように、庁舎については原則は認められない。ただ、そういった場所を設けることによってという話でございまして、確かに市役所は非常に多くの方が利用される中で、現在、2カ所に灰皿を置いているわけでございますけれども、利用される方もかなり多くいらっしゃるのが事実でございます。そういったことが1点。  それからあと、たばこ事業者側からすれば、そういったものは、庁舎に多く訪れるところでという意見も一方にはあるのだろうなというふうに、その辺をしんしゃくしまして、先ほど申しましたとおり、歩行者の動線から少し外れた場所にということで設置をさせていただくということでございます。  それから、屋根につきましては、建築物になる関係でございまして、屋根をつけることが建築基準法上、容積率の関係だったと思いますけれども、もう既にこの庁舎の施設の敷地の中に建築物はできないという状況もございまして、屋根はつけられないという状況でございます。  以上でございます。 192: ◯2番(辻よし子議員) できましたら、受動喫煙防止という観点からどういう検討をされたのか、健康福祉部長のほうからもしありましたら、お願いいたします。 193: ◯健康福祉部長(大出英祐君) お答えいたします。  東京都条例の中の解釈でいくと、受動喫煙を生じさせないよう配慮するということでございます。したがいまして、当然、現在置いてある場所の灰皿は人の動線に当たっておりますので、これは撤去せざるを得ないだろう。または移設ですね。移設という考え方も、動線がない場所、人が通らない場所はちょっとあり得ないかなというところでございました。したがいまして、パーティションを設置する喫煙所としてのものを設けるということになりますけれども、喫煙所を設ける場所につきましても受動喫煙を生じさせない。これは上に煙が上がるということもございますので、そういったところも配慮する必要もあろうかと思います。  今回、市役所の庁舎を第一番目にという判断は、東京都の補助事業でこれは10分の10で行います。こちらを先行してやるということで、補正予算に上げさせていただいているのですけれども、全体も同じ考えでやるということであります。したがいまして、今の場所が候補ということで総務部長からは話がございましたけれども、その場所が受動喫煙を生じさせる場所でないという判断において決める必要があろうかと思いますので、私のほうでは、その場所が決定したものではないというふうに捉えております。したがって、また十分な協議は必要かなと思います。  以上です。 194: ◯2番(辻よし子議員) わかりました。思い切って全面禁煙にするということについては、余り検討されなかったのかなと。置くとしたらどういう場所がいいかとか、どういうふうに受動喫煙防止につなげるかということは検討されているようですけれども、この際、全面禁煙するということは、残念ながら余り検討されていないのだなという印象を持ちました。  特定屋外喫煙場所については、詳細な設置基準は設けられていないようです。ただ、厚生労働省が平成27年5月に出している職場の受動喫煙防止対策に係る技術的留意事項に関する専門家検討報告書というものがあるのですけれども、これを見ると、あきる野市が設置しようとしている、屋根がつけられないということで、開放系の喫煙所の場合には、壁を伝って建物内に煙が入ることとか、それから、職員の出入り口に近いとおっしゃいましたけれども、喫煙所の近くの出入り口から煙が建物の中に入ってしまうと、そういうことを十分留意すべきだというふうになっているのです。今回設置される場所は、そういう意味では、やや不安がある。先ほどまだ決定でないということでしたので、その辺はきちんと検討していただきたいなと思います。  報告書では、屋外喫煙場所の直近の建物の出入り口ということですから、ここで言えば、職員の通用の出入り口になると思いますけれども、そこのところで浮遊粉じん濃度が増加しないのかどうか測定して、それが増加しないようであれば、受動喫煙防止の意味で喫煙所の役割を果たしていると。そういうことで、そういう測定も進めているというか、紹介されているのですけれども、今回の喫煙場所を設置するに当たってこうした測定はされる予定はあるでしょうか。 195: ◯総務部長(田中信行君) お答えいたします。  国の専門家委員会のお話がございまして、具体の話を幾つかいただきました。この中では、壁の高さ3メートル程度ということで、その辺のところは私どものほうでも意識をしているところでございます。先ほど申しましたとおり、高さ3メートル程度のものをというふうに考えております。  あと、浮遊粉じん濃度の測定については、まだそこまでの検討には至っておりません。いずれにしましても、確かに近いところに出入り口がある、あるいは庁舎の2階の部分の窓をどうするのかという話もあると思いますので、仮にそこに設置をするような形になるとすれば、2階の窓は閉め切りにするとか、そういった対応であるとか、あわせて見たいなというように考えているところでございます。  以上です。 196: ◯2番(辻よし子議員) それと、東京都の受動喫煙防止条例では、先ほども申しましたように、学校については敷地内全面禁煙となっていて、特定屋外喫煙場所を設置することもできません。御存じのとおり、あきる野市庁舎の場合には、敷地内の西側にせせらぎ教室があります。それから、秋留台学童クラブもあります。特にせせらぎ教室というのは学校と同じ位置づけだと思うのです。人数は少ないかもしれませんけれども、毎日通ってくるお子さんがいらっしゃる。もちろん庁舎の敷地内にせせらぎ教室があるのであって、せせらぎ教室の敷地内に庁舎があるわけではありませんので、東京都の条例に違反するということはないと思うのですけれども、ただ、子どもを受動喫煙から守るという観点から考えたときに、学校は敷地内全面禁煙にしている中で、あきる野市庁舎の場合には、学校に類似する施設があるという中で、本当に設置していいのかなとちょっと疑問に思います。その点についてはどうお考えでしょうか。 197: ◯総務部長(田中信行君) お答えいたします。  せせらぎ教室につきましては、調べた範囲の中では、法的には学校に当たらないだろうということでございます。そしてまた、その場所が御存じのとおり、敷地の西側にございますので、その辺も考慮しながら、候補として庁舎の裏側というようなことで今、考えているところでございます。  以上です。 198: ◯2番(辻よし子議員) 確かに目の前ということでもありませんし、今の庁舎北側の植え込みのところに決めるに当たっても、せせらぎ教室等に配慮しながらその場所を選ばれたというふうにも伺っておりますので、もちろん全く考慮していないとは思っていないのですけれども、ただ、大変気になる点ではあります。  今回計画されている喫煙所が、先ほど言われたように、容積率の関係で屋根をつくることができないと。そうすると、雨の日や雪の日は傘を差しながら吸うことになるかと思うのですけれども、喫煙者にとっても余り使い勝手のよい喫煙所とは言えないなと。それから、喫煙場所についても、職員の方にとっては今の喫煙場所に近いところですので問題ないかもしれないのですけれども、来庁者にとってはちょっとわかりにくい場所かなと思います。それと、秋留台学童クラブの場合には、保護者がお子さんを迎えに来た場合には動線に当たってしまうのではないかなと、そのように思います。600万円をかけてつくるに当たっては、ちょっとどうなのかなと。もう少し検討する余地があるのではないかなと思うのです。  これは、東京都としては、2020年のオリンピックを目標にしておりますので、恐らく今年度限りということはないでしょうから、来年度も補助金というのは十分考えられるなと。そういう中で、ここで補正予算でかけてしまって、つくるという方向でいくのではなくて、例えば職員の方の中で喫煙されている方についてどのようにお考えなのかアンケートをとるとかいろいろな形で、私はもう少し検討したほうがいいと思います。その辺、検討する面で本当に十分だったのかどうか。その辺はいかがでしょうか。 199: ◯総務部長(田中信行君) お答えいたします。  補正予算に上げるのに検討が十分であったのかという御質問でございますけれども、私どもとしましては、もろもろ検討させていただいて、設置場所あるいは構造、そういったものを見ながら計上させていただいているところでございます。  以上です。 200: ◯2番(辻よし子議員) 私自身も確かにちょっと迷ったのですけれども、今のお話を聞いても、やはり今回補正で上げるのは、私は無理があると思いますので、これについては反対させていただきます。  以上です。 201: ◯議長(子籠敏人議員) ほかにありますか。たばた議員。 202: ◯10番(たばたあずみ議員) 1点伺います。20ページ、21ページの予防接種事業のところです。これは風疹のことなのですけれども、東京都、全国的にもふえているという話でこういうことになっているわけですが、当市での風疹の報告はふえているのかどうか伺いたいと思います。 203: ◯健康福祉部長(大出英祐君) お答えします。  風疹患者数は都内でかなり多く発生しているということを聞いておるのですけれども、西多摩地区におきましてはそれほどでもないという話は聞いております。数字につきましては、正確な数字を捉えておりませんので、ここで申し上げることはできません。  以上です。 204: ◯10番(たばたあずみ議員) 急に聞いてしまいましたので、数字が出てこなくてもあれかと思いますけれども、それほどまだ西多摩のほうではふえていないということで、ふえる前に予防接種の対象が広げられるというのは非常によかったかなと思っています。予防接種で風疹はかなり防ぐことができますので、また、国が30代から50代の男性の接種を考えているというふうにも報道されていますので、当面、妊婦に接する男性の接種が進むということで、この施策がさらに進めばいいなと思っていますので、広報にぜひ努めていただければいいと思います。よろしくお願いします。  以上です。 205: ◯議長(子籠敏人議員) ほかに質疑ありますか。大久保議員。 206: ◯8番(大久保昌代議員) 21ページの胃がん対策若年層ピロリ菌検診事業経費でございますが、当初の見込みを上回る申し込みがあったということで検診委託料を追加されております。どのくらいふえたかということでお伺いしたいのですが。 207: ◯健康福祉部長(大出英祐君) お答えします。  ふえた原因もございますので、ちょっと御説明させていただきますと、ピロリ菌検査につきましては、平成29年度から実施しておりますけれども、昨年度は市の広報、ホームページ、ポスター等で啓発して、申し込みを募集いたしました。実績的には200人を超えるぐらいの人数だったのですけれども、今年度は対象者全員に受診案内をお送りさせていただきました。約4,000人の対象者になります。その結果、当初予算で予定していたのは申込者数600人だったのですけれども、その人数を大きく上回りまして、申込締切日までに1,484人の方からの申し込みをいただいたということです。したがいまして、今年度当初予算に計上していた人数のオーバー分を予算計上させていただいたということでございます。  以上です。 208: ◯8番(大久保昌代議員) ありがとうございます。1,484人の方から申し込みがあったということで、ピロリ菌検査は、本年は11月上旬から12月中旬で検査期間が設けられて、検便を郵送で送られて、その後、陽性の方は医療機関で受診されて、精密検査をという流れになると思います。今後も検査から除菌までの流れがスムーズにいくように取り組んでいただきますようにお願い申し上げます。  以上です。 209: ◯議長(子籠敏人議員) ほかに質疑ありませんか。              (「なし」と発言する者あり) 210: ◯議長(子籠敏人議員) では、これをもって質疑を終了いたします。  これより討論に入るのでありますが、ただいまのところ通告がありませんので、討論なしと認めます。  お諮りいたします。ただいま議題となっております議案第80号は会議規則第38条第3項の規定により、委員会付託を省略いたしたいと思います。これに御異議ございませんか。             (「異議なし」と発言する者あり) 211: ◯議長(子籠敏人議員) 御異議なしと認めます。よって、議案第80号につきましては、委員会付託を省略することに決しました。  これより議案第80号平成30年度あきる野市一般会計補正予算(第6号)の件を採決いたします。本案は原案のとおり決することに賛成の議員の起立を求めます。                  (賛成者起立) 212: ◯議長(子籠敏人議員) 起立多数であります。よって、本案は原案のとおり可決されました。           ────────── ◇ ────────── 213: ◯議長(子籠敏人議員) 日程第19 議案第81号平成30年度あきる野市後期高齢者医療特別会計補正予算(第1号)の件を議題といたします。  提出者から提案理由の説明を求めます。市長。             〔 市長  澤井敏和君  登壇 〕 214: ◯市長(澤井敏和君) ただいま上程されました議案第81号について、御説明申し上げます。  本議案につきましては、歳入歳出予算の補正でございます。  内容につきましては、市民部長から説明させますので、よろしく御審議のほど、お願いいたします。 215: ◯議長(子籠敏人議員) 市民部長。            〔 市民部長  大久保丈治君  登壇 〕 216: ◯市民部長(大久保丈治君) それでは、議案第81号の内容につきまして、御説明申し上げます。  補正予算書の1ページをごらんください。歳入歳出の補正額は、それぞれ1992万8000円の追加であり、補正後の歳入歳出予算の総額を、それぞれ20億432万9000円とするものでございます。  次に、8ページ、9ページをお開きください。初めに歳入について、御説明いたします。第4款繰越金1529万6000円の追加は、平成29年度後期高齢者医療特別会計の決算に基づき計上するものでございます。  第5款諸収入、03受託事業収入、説明欄の02葬祭費受託事業収入追加30万円は、平成29年度東京都後期高齢者医療広域連合会計の精算が完了した結果、追加交付されるため、計上するものでございます。  同じく05雑入、説明欄の02広域連合保険料未収金補填分負担金還付金433万2000円は、同じく精算が完了した結果、広域連合からの還付金が生じたため、計上するものでございます。  続きまして、10ページ、11ページをお開きください。歳出について、御説明いたします。第3款広域連合納付金619万5000円の追加は、広域連合の会計の精算完了により、追加納付が生じたため、計上するものでございます。  第5款諸支出金1373万3000円の追加は、平成29年度決算の結果、一般会計からの繰入金について返還が生じたため、一般会計への繰出金経費として計上するものでございます。  説明は以上でございます。よろしく御審議のほど、お願いいたします。 217: ◯議長(子籠敏人議員) これをもって提案理由の説明を終わります。  これより質疑に入ります。質疑ありませんか。              (「なし」と発言する者あり) 218: ◯議長(子籠敏人議員) 質疑なしと認めます。  これより討論に入るのでありますが、ただいまのところ通告がありませんので、討論なしと認めます。  お諮りいたします。ただいま議題となっております議案第81号は会議規則第38条第3項の規定により、委員会付託を省略いたしたいと思います。これに御異議ございませんか。             (「異議なし」と発言する者あり) 219: ◯議長(子籠敏人議員) 御異議なしと認めます。よって、議案第81号につきましては、委員会付託を省略することに決しました。  これより議案第81号平成30年度あきる野市後期高齢者医療特別会計補正予算(第1号)の件を採決いたします。本案は原案のとおり決することに御異議ございませんか。             (「異議なし」と発言する者あり) 220: ◯議長(子籠敏人議員) 御異議なしと認めます。よって、本案は原案のとおり可決されました。           ────────── ◇ ────────── 221: ◯議長(子籠敏人議員) 日程第20 議案第82号平成30年度あきる野市介護保険特別会計補正予算(第2号)の件を議題といたします。  提出者から提案理由の説明を求めます。市長。             〔 市長  澤井敏和君  登壇 〕 222: ◯市長(澤井敏和君) ただいま上程されました議案第82号について、御説明申し上げます。  本議案につきましては、歳入歳出予算の補正でございます。歳入歳出の補正額は、それぞれ253万1000円の追加で、補正後の歳入歳出予算総額は、それぞれ65億5055万1000円とするものであります。  内容につきましては、人事異動及び給与改定に伴い、一般職員人事管理費を追加するものでございます。  よろしく御審議のほど、お願いいたします。 223: ◯議長(子籠敏人議員) これをもって提案理由の説明を終わります。  これより質疑に入ります。質疑ありませんか。              (「なし」と発言する者あり) 224: ◯議長(子籠敏人議員) 質疑なしと認めます。  これより討論に入るのでありますが、ただいまのところ通告がありませんので、討論なしと認めます。  お諮りいたします。ただいま議題となっております議案第82号は会議規則第38条第3項の規定により、委員会付託を省略いたしたいと思います。これに御異議ございませんか。             (「異議なし」と発言する者あり) 225: ◯議長(子籠敏人議員) 御異議なしと認めます。よって、議案第82号につきましては、委員会付託を省略することに決しました。  これより議案第82号平成30年度あきる野市介護保険特別会計補正予算(第2号)の件を採決いたします。本案は原案のとおり決することに御異議ございませんか。             (「異議なし」と発言する者あり) 226: ◯議長(子籠敏人議員) 御異議なしと認めます。よって、本案は原案のとおり可決されました。           ────────── ◇ ──────────
    227: ◯議長(子籠敏人議員) 日程第21 議案第83号平成30年度あきる野市下水道事業特別会計補正予算(第2号)の件を議題といたします。  提出者から提案理由の説明を求めます。市長。             〔 市長  澤井敏和君  登壇 〕 228: ◯市長(澤井敏和君) ただいま上程されました議案第83号について、御説明申し上げます。  本議案につきましては、歳入歳出予算等の補正でございます。  内容につきましては、都市整備部長から説明させますので、よろしく御審議のほど、お願いいたします。 229: ◯議長(子籠敏人議員) 都市整備部長。           〔 都市整備部長  清水保治君  登壇 〕 230: ◯都市整備部長(清水保治君) それでは、議案第83号平成30年度あきる野市下水道事業特別会計補正予算(第2号)について、御説明申し上げます。  1ページをお開きください。第1条のとおり、歳入歳出予算の総額に、それぞれ1762万7000円を追加し、歳入歳出予算の総額を、それぞれ35億6547万4000円とするものでございます。  それでは、主な補正内容について、御説明いたします。8ページ、9ページをごらんください。2の歳入でございます。第4款繰越金、01一般会計繰入金、説明欄01一般会計繰入金減額737万3000円は、下水道使用料徴収事務委託料の減額による繰入金の減、また一方で、消費税及び地方消費税や人件費が増加しており、これらを相殺した結果、繰入金を減額するものでございます。  第7款市債、01市債、説明欄01公共下水道事業債追加2500万円は、汚水ます設置工事の増額に伴い、公共下水道事業債を追加するものでございます。  次に、10ページ、11ページをごらんください。3の歳出でございます。第1款総務費、01総務管理費、01一般管理費、説明欄の02使用料徴収事務経費の1308事業・業務委託料減額1085万3000円につきましては、東京都下水道局に委託をしております下水道使用料徴収経費が、平成29年度の精算の結果、減額するものでございます。  続いて、2702消費税追加343万2000円は、平成29年度の決算に基づき、平成30年9月に確定申告をした結果、消費税及び地方消費税を追加するものでございます。  最後に、第2款事業費、01下水道事業費、01公共下水道事業費、説明欄の01公共下水道汚水管きょ整備事業経費の1564汚水管布設工事追加2500万円につきましては、今年度の申請件数が多く、工事予算が不足する見込みとなったため、追加するものでございます。  説明は以上でございます。よろしく御審議のほど、お願い申し上げます。 231: ◯議長(子籠敏人議員) これをもって提案理由の説明を終わります。  これより質疑に入ります。質疑ありませんか。              (「なし」と発言する者あり) 232: ◯議長(子籠敏人議員) 質疑なしと認めます。  これより討論に入るのでありますが、ただいまのところ通告がありませんので、討論なしと認めます。  お諮りいたします。ただいま議題となっております議案第83号は会議規則第38条第3項の規定により、委員会付託を省略いたしたいと思います。これに御異議ございませんか。             (「異議なし」と発言する者あり) 233: ◯議長(子籠敏人議員) 御異議なしと認めます。よって、議案第83号につきましては、委員会付託を省略することに決しました。  これより議案第83号平成30年度あきる野市下水道事業特別会計補正予算(第2号)の件を採決いたします。本案は原案のとおり決することに御異議ございませんか。             (「異議なし」と発言する者あり) 234: ◯議長(子籠敏人議員) 御異議なしと認めます。よって、本案は原案のとおり可決されました。           ────────── ◇ ────────── 235: ◯議長(子籠敏人議員) 日程第22 議案第84号平成30年度あきる野市秋多都市計画事業武蔵引田駅北口土地区画整理事業特別会計補正予算(第2号)の件を議題といたします。  提出者から提案理由の説明を求めます。市長。             〔 市長  澤井敏和君  登壇 〕 236: ◯市長(澤井敏和君) ただいま上程されました議案第84号について、御説明申し上げます。  本議案につきましては、歳入歳出予算の補正でございます。  内容につきましては、都市整備部長から説明させますので、よろしく御審議のほど、お願いいたします。 237: ◯議長(子籠敏人議員) 都市整備部長。           〔 都市整備部長  清水保治君  登壇 〕 238: ◯都市整備部長(清水保治君) それでは、議案第84号平成30年度あきる野市秋多都市計画事業武蔵引田駅北口土地区画整理事業特別会計補正予算(第2号)について、御説明申し上げます。  1ページをごらんください。第1条に示しますとおり、歳入歳出予算の総額に、それぞれ15万9000円を追加し、歳入歳出予算の総額を、それぞれ2億5018万4000円とするものでございます。  それでは、補正内容について、御説明申し上げます。8ページ、9ページをごらんください。2の歳入でございます。第3款繰越金、説明欄01一般会計繰入金減額70万1000円につきましては、後ほど御説明申し上げます雑入の歳入増額と一般職人事管理費の歳出増額に伴う一般会計からの繰入金の減額でございます。  第5款、諸収入、説明欄02武蔵引田駅北口土地区画整理事業業務委託料過年度返還金86万円につきましては、平成29年度に行った武蔵引田駅北口土地区画整理事業業務委託におきまして過払いがあったため、相当額を受託業者から受け入れるため、追加計上するものでございます。  次に、10ページ、11ページをごらんください。3の歳出でございます。第1款区画整理費、第1項区画整理費、説明欄40一般職人事管理経費の増額15万9000円につきましては、職員の給与の改定に伴い、変更するものでございます。  説明は以上でございます。よろしく御審議のほど、お願い申し上げます。 239: ◯議長(子籠敏人議員) これをもって提案理由の説明を終わります。  これより質疑に入ります。質疑ありませんか。奥秋議員。 240: ◯20番(奥秋利郎議員) 私ども明るい未来を創る会といたしましては、武蔵引田駅北口土地区画整理事業そのものを市の主導でやることについては賛成をいたしておりません。御承知のとおりでございます。それでありますので、今回の予算について賛成か反対かといえば、執行部の皆さん方がなさっていることを決して違っているとは言いませんが、あくまでも手法を変えていただくということから見ると、この特別会計そのものについて疑問を感じているところでありますので、我が会派といたしましては、反対させていただきます。 241: ◯議長(子籠敏人議員) 御意見ということでよろしいですね。 242: ◯20番(奥秋利郎議員) はい。 243: ◯議長(子籠敏人議員) ほかにありますか。辻議員。 244: ◯2番(辻よし子議員) 予算書の9ページになります。第5款諸収入、説明欄02武蔵引田駅北口土地区画整理事業業務委託料過年度返還金86万円についての質問です。この86万円は、9月定例会議の決算特別委員会で指摘させていただいた土地区画整理審議会の委託料が1回分多く支払われていたその分だと思います。間違って1回分多く支払われていた86万円が今回返還金としてきちんと戻されたということは、市民への説明責任を果たす上でも、大変よかったと思っております。  ただ、決算特別委員会で今回返還になった86万円の委託料がそもそも業務内容から考えて高過ぎるのではないかということもあわせて指摘をさせていただきました。この額が適正かどうか判断するためには、もう少し詳しい積算根拠のわかる資料が必要です。その資料を求めているのですけれども、いまだに見せていただいておりません。審議会の運営委託だけではなくて、例えばかわら版の作成費とか、ほかにも業務委託の中身を見て、高額ではないかと思われるものがあります。市が責任を持って株式会社オオバのほうから積算根拠となる資料を提出させるべきだと思うのですけれども、その点についてはいかがでしょうか。 245: ◯都市整備部長(清水保治君) お答えいたします。  審議会の業務につきましては、大きく2つに分かれております。1つは、運営をする事務。もう一つが諮問をするための図書の作成事務の2つに大きく分かれているところでございます。この委託料につきましては、それぞれ事務に係る技術員の人件費、これを直接人件費というふうに言いますけれども、これを算出して、その額にその他原価という諸経費、それにさらに一般管理費という諸経費が加算された形で構成されていることになっております。こうして算出された額に落札比率を乗じて、さらに消費税を加えた額がこの審議会の1回の経費という形で計算をされているところでございます。  ただ、この審議会の経費につきましては、直接人件費に諸経費を加えたものについては、受託業者を含めた4社から見積もりをとって、それの平均値で定めているところでございます。  以上でございます。 246: ◯2番(辻よし子議員) ちょっとお答えいただいていないように思うのですけれども、決算特別委員会の中でも申し上げましたけれども、見積もりによってこれが出されているわけですよね。ほかの社との見積もりを平均したものというか。そうですよね。それは、この業界の会社がそれぞれ見積もっているので、大体同じような額になる。多少安い、低いはありますが。ただ、ほかのいろいろな業務と比べたときに、この区画整理事業のさまざまな業務の内容が、ほかの同じような業務と比べて高過ぎるのではないかというのが私の感想なのです。  ですので、見積もりからいろいろ計算しても納得いかないわけです。会社のほうは当然、見積もりを出すに当たって、その見積もりを積算した根拠があるわけですから、業者のほうはそれを持っているはずなのですね。例えばかわら版の作成費であれば、印刷に幾らかかるとか。デザイン料があるのかどうかわかりませんけれども、それに幾らかかるとか、そうしたものを積算して見積もりとして出しているのだと思うのです。ですので、見積もりからということではなくて、その積算根拠を業者のほうに出させることはできないかということをお聞きしたのですけれども、いかがでしょうか。 247: ◯都市整備部長(清水保治君) お答えいたします。  先ほども申し上げましたとおり、今回の86万円という金額は4社の見積もりということでやっております。受託業者のほうも、当初、その会社の中で積算というか、そういうものを積み上げて、これは先ほど申し上げたとおり、直接人件費という人の人数の積み上げで、それに諸経費が乗ってくる形で積算をしている形になっております。当初は受託業者のほうもそういったものをやっていると思いますけれども、現在の86万円というのは、先ほど申し上げましたように、あくまで4社の見積もりの平均ということでやっておりますので、その内訳については一致していない状況があろうかなと思っておりますので、その部分で御理解いただければと思います。  以上でございます。 248: ◯2番(辻よし子議員) わかります。そうであれば、最初のオオバが出してきた見積価格がどういう積算根拠のもとに出てきたものなのかということを出していただくことはできるでしょうか。 249: ◯都市整備部長(清水保治君) お答えいたします。  見積もりの中のことでございますけれども、内訳としては一式計上という形になっておりますので、その中のものというのは、特にうちのほうとしても求めていないという現状でございます。  以上でございます。 250: ◯2番(辻よし子議員) 一式計上の書類は見させていただきました。それでは何もわからないので、さらに詳しいものを出してほしいということなのですけれども、今のお答えだと、それは出させる予定はないということですね。 251: ◯都市整備部長(清水保治君) お答えします。  一式計上ということで受け取っておりますので、それ以上のことを求める考えはありません。  以上でございます。 252: ◯2番(辻よし子議員) 10年間で12億2000万円。決算特別委員会で言いましたように、一つ一つの事業の中身を見てみると非常に高い。それが一式計上ということで、何でこういう高い額になっているのかがわからない。市も把握していないということだと思います。その額は、ほかの業者と比べてそんなに高いものではないので、むしろオオバは安いので問題ないと、そういう判断なわけですね。では、この業界が同じような高い価格をつくっていれば、それでいいのかという話です。市民感覚から見たときに、一番わかりやすいのはかわら版の作成です。あのたった1ページ、多くても4ページのものを50部つくるのに27万円もかけている。これはどう考えても高いですよ。そのことについて議会の中でも問題にしているのにオオバに対してその積算根拠を出させるつもりはないと、これはどうなのでしょうか。説明責任を果たしているとは私は思いません。  今回、86万円が返還されたことは非常によかったと思います。区画整理事業には反対ですけれども、この補正予算には賛成しようかなと迷いました。ただ、今のお答えを聞くと納得いかないですね。このまま高い業務委託料を見えない形で払い続けるということで、納得いきませんので、残念ですけれども、この補正予算にも反対させていただきます。 253: ◯議長(子籠敏人議員) ほかにありますか。たばた議員。 254: ◯10番(たばたあずみ議員) 聞こうと思っていたちょうど86万円の積算根拠のところは辻議員が先ほど聞きました。ちっともはっきりしたところがわからないということがわかりました。先ほど説明の中にあった運営事務、図書作成事務に一般管理とその他経費などが加算されて86万円という話なのですけれども、そもそも運営事務、図書作成事務のところの人件費自体も高かったのではないのかなというように思わざるを得ませんし、また、一般管理経費などが、マニュアルがあるのだとしても、そのやり方自体が何でそうなるのか、そうなっているのですということがわかったとしても、その中身が市民に説明して納得してもらえるような中身にはなりませんし、私自体もちっとも納得できないものであるので、そこはおかしいのではないかなと思います。  もちろん、今回8分の1の費用としての過払い分を返還するということなので、そのことについては当然のことだと思いますので、認めるべきだと思いますけれども、そもそもの8分の1で86万円という経費自体が納得いかないという、根拠がきちんと示されないことも考えますと、過剰に支払った金額は、1回当たりのことを考えますと、86万円ではきかないのではないかなというふうにも思われます。この点も、一個一個の内容を精査した上で、今まで1回当たり86万円と単純に分けたらそうなのですけれども、本当にそんなに必要だったのだろうかということをよく精査するべきだと思います。  また、本来、第三者機関であるべき土地区画整理審議会が委託業者の主導で行われていると見受けられるような状況ですので、このことも明らかにおかしいことを指摘しておきたいと思います。  以上申し上げて、反対の意見としたいと思います。 255: ◯議長(子籠敏人議員) ほかに質疑ありますか。              (「なし」と発言する者あり) 256: ◯議長(子籠敏人議員) では、これをもって質疑を終了いたします。  これより討論に入るのでありますが、ただいまのところ通告がありませんので、討論なしと認めます。  お諮りいたします。ただいま議題となっております議案第84号は会議規則第38条第3項の規定により、委員会付託を省略いたしたいと思います。これに御異議ございませんか。             (「異議なし」と発言する者あり) 257: ◯議長(子籠敏人議員) 御異議なしと認めます。よって、議案第84号につきましては、委員会付託を省略することに決しました。  これより議案第84号平成30年度あきる野市秋多都市計画事業武蔵引田駅北口土地区画整理事業特別会計補正予算(第2号)の件を採決いたします。本案は原案のとおり決することに賛成の議員の起立を求めます。                  (賛成者起立) 258: ◯議長(子籠敏人議員) 起立多数であります。よって、本案は原案のとおり可決されました。           ────────── ◇ ────────── 259: ◯議長(子籠敏人議員) 日程第23 陳情の委員会付託の件を議題といたします。  陳情第30-3号及び陳情第30-4号の2件が提出されております。  お諮りいたします。本陳情2件につきましては、配付の陳情文書表のとおり、所管の常任委員会に付託いたしたいと思います。これに御異議ございませんか。             (「異議なし」と発言する者あり) 260: ◯議長(子籠敏人議員) 御異議なしと認めます。よって、陳情2件につきましては、所管の常任委員会に付託することに決しました。  以上をもって本日の議事日程は全て終了いたしました。  本日は散会したいと思います。これに御異議ございませんか。             (「異議なし」と発言する者あり) 261: ◯議長(子籠敏人議員) 御異議なしと認めます。本日はこれをもって散会いたします。  なお、次の本会議は、12月4日、午前9時30分から開きます。  本日は大変お疲れさまでした。                               午後 1時51分  散会           ────────── ◇ ──────────  地方自治法第123条第2項の規定により、ここに署名する。
       あきる野市議会議長   子 籠 敏 人    あきる野市議会議員   臼 井   建    あきる野市議会議員   中 村 一 広...