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平成12年度決算特別委員会(第2日目) 名簿 2001-09-19
平成12年度決算特別委員会(第2日目) 本文 2001-09-19

  • "菅生テクノヒルズ開発担当課長"(/)
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  1. あきる野市議会 2001-09-19
    平成12年度決算特別委員会(第2日目) 本文 2001-09-19


    取得元: あきる野市議会公式サイト
    最終取得日: 2021-04-27
    1:                          午前9時30分 開議 ◯委員長(青木 豊君) おはようございます。昨日に引き続き御苦労さまでございます。  ただいまの出席議員は23人全員であります。定足数に達しておりますので、直ちに会議を開きます。  本日は第6款農林水産業費 156ページから第9款消防費 195ページまでを最初に行います。  関係部長の主な施策等の成果の説明を簡潔にお願いをいたします。環境経済部長。 2: ◯環境経済部長(吉野俊郎君) それでは、第6款農林水産業費の主な事業内容につきまして簡潔に説明させていただきます。  決算書でございますが 160、 161ページをごらんいただきたいと思います。  まず、有害鳥獣に要する経費の13、有害鳥獣駆除委託料60万円につきましては、サル、イノシシの駆除委託料として猟友会に委託いたしました。  16有害鳥獣防護原材料費 133万6618円につきましては、久保川原地区に 400メートルの電気柵を設置した原材料費でございます。これにより戸倉、小和田、乙津、青木平地区等に総延長 2,390メートルの電気柵の設置が終わりました。  続きまして、活力ある農業経営育成事業に要する経費の19、活力ある農業経営育成事業補助金7500万円につきましては、五日市ファーマーズセンター建設経費として、秋川農業共同組合に補助いたしました。秋川ファーマーズセンターは平成13年4月28日にオープンし、農産物直売機能のほか、農協の経済店舗併設の建物であります。また、研修機能、体験機能等の場として研修室を備えております。建設に伴う事業費は1億 705万7769円で、うち東京都補助金5000万円。市補助金2500万円。事業者負担3205万7769円となっております。  次に、五日市地区農業振興計画策定事業経費の13、五日市地区農業振興計画策定調査委託料 577万5000円につきましては、五日市地区での農業の活性化を図るため小庄下田地区の農業実態を調査分析し、課題を抽出するとともに実現性が高く具体的な整備構想及び事業所について、小庄下田地区農業振興計画検討委員会で検討を行いました。  恐れ入りますが 162、 163ページになります。4目畜産業費の19畜産生産環境保全事業費補助金 146万4000円につきましては、酪農家の糞尿処理機械であるフロントローダーの購入のために、西秋留地区酪農振興会への補助金でございます。5目農地費の小川久保土地改良に要する経費の19、小川久保土地改良事業補助金 900万円につきましては、土地改良区内の道路拡幅部分の用地買収費及び舗装工事費として小川久保土地改良組合への補助金でございます。小川久保土地改良事業は平成10年度に組合を設立し、約12ヘクタールの土地改良事業を行うものであります。平成12年度には補助整備及び道路整備を行いました。  なお、本事業は平成14年度に完了する予定であります。  続きまして、林業費の主なものについて説明させていただきます。ページが 164、 165ページでございます。まず、2目林業振興費の市有林管理育成委託料 498万5142円でありますが、市直営林管理分88ヘクタールのうち主に盆掘谷と千ケ沢、これは地拵と新植 5,700本を行いました。また、庄次窪の大刈と間伐であります。  続きまして 166、 167ページの市有林境界調査業務委託料でありますが、貸付林 240ヘクタールを6年間で境界確認するための費用でございまして、12年度が初年度で約57ヘクタールの調査を終えたところであります。  続きまして 168、 169ページであります。3目林道開設事業費の林道改良工事3350万円でありますが、これにつきましては、三ツ合林道と宝沢林道の開設工事を行ったものであります。  続きまして、第7款の商工費について、説明させていただきます。ページが 168、 169ページであります。まず、2目商工振興費について説明いたします。商工会補助金3074万7000円でありますが、旧五日市商工会会員 784名。旧秋川商工会会員 1,099名。計 1,883名の会員に対し経営改善復旧事業を初め、経営基盤の強化を図るための人権費及び事業費に対する補助金であります。なお、両商工会は平成13年4月に合併しあきる野商工会となっております。  次に、活力ある商店街育成事業補助金の2506万8000円は、旧五日市商工会と旧秋川商工会が共同し、平成11年度から平成13年度までの3カ年計画で実施する広域ICカード事業、いわゆる、るのかーど事業であります。補助金の内訳は東京都が1253万4000円、市が1253万4000円となっております。成果といたしましては市内 201事業所が加盟いたし3万5656人が会員登録をしております。  次に、商店街振興事業補助金の 178万1000円は原店商店街の原店ナイトバザールを初め、市内8商店街と秋川商店街連合会が販売促進事業を実施したものであり、地域商店街の活性化等が図られております。  次に、産業祭補助金 555万円でありますが、あきる野市産業祭運営委員会の運営に対する補助金であります。産業祭は平成12年の11月11日と12日の二日間、都立あきる台公園及び市民運動広場を会場に実施し、市内の商工、農林業の振興に寄与することができました。来場者につきましては二日間で約7万5000人となっております。
     次に、元気を出せ商店街事業補助金の 302万2000円は、東京都が補助対象経費の3分の2を補助したものであります。二宮商栄会のちびっこ集まれ納涼大会を初め、市内5商店街が販売促進事業を実施したものであり、商店街事業の拡大が図れました。  次に、住宅リフォーム補助金の 423万1000円は、個人住宅の改修工事に対し、工事額の5%または10万円を限度に補助を行い、件数で55件、住環境の改善と市内施工業者の振興が図られました。なお、影響額につきましては1億2700万円かかりました。  次に、4目の観光費について説明いたします。恐れ入りますが 170、 171ページをごらんいただきたいと思います。秋川渓谷自然人レース実行委員会への補助金でありますが 100万円を支出いたしました。事業は4月9日に実施いたし 772人の参加を得ております。あきる野映画祭実行委員会の補助金でありますが 500万円支出いたしました。映画祭の期間は7月25日から30日までの6日間で 6,916人の入場がありました。  次に、ふるさと工房五日市の管理運営委託料5051万9203円につきましては、職員11名、パート4名の人件費相当分であります。ふるさと工房の年間利用者につきましては、2万2808人ありました。  続きまして 172、 173ページをお願いいたします。秩父多摩国立公園指定50周年記念事業実行委員会への補助金でありますが 100万円支出いたしました。なお、このうち記念事業として、あきる野観光協会秋川支部が行った芋煮会と鮎の伝統漁法に対しまして、50万円支出されております。   172、 173ページの下段でございますが、秋川橋河川公園交流のかけはし整備事業でありますが、平成11年度からの債務負担行為事業として、平成12年度は桁制作架設工事を行いました。8404万3050円の支出をいたしております。  次に、5目の緊急地域雇用特別対策事業について説明いたします。緊急地域雇用特別事業につきましては3274万2392円の事業費を支出いたしました。事業といたしましては市内商工業者マップ作成事業など、11の委託事業と二つの直営事業を行い、延べ 2,784人の雇用を創出することができました。  以上であります。 3: ◯都市整備部長(田辺忠男君) それでは、都市整備部の平成12年度の主な事業について説明いたします。  最初に 162ページの農林水産業費の地籍調査につきましては、平成12年度は引田地区及び横沢地区の一部について測量、登記等の一筆調査を実施いたしました。これによりまして平成12年度末で全体計画面積の約 7,000ヘクタールのうち、約27%にあたる約 1,900ヘクタールの調査を完了いたしました。引き続き渕上、三内地区を行っております。  次に、土木費について説明いたします。決算書では 172ページから 188ページになっております。土木費全体は44億5023万円であります。この額は平成11年度に比べ、率で 7.1%、金額にして2億9331万7000円の増額であります。これは秋3・5・12号線の工事委託料や都道 165号線みちづくり・まちづくりパートナー事業などがふえたためのものでございます。  土木費の主なものについて説明いたします。最初に 172ページ土木管理費ですが、これにつきましては、市道を管理していく上での経費であり、事務的なものがほとんどであります。  次に 176ページ、道路橋梁費ですが、この費用については市道の応急保修を行ったりする道路維持費や武蔵引田駅周辺の1-12号線などの改良工事、町内会、自治会などからの要望が多い生活道路の整備に要する費用などと、橋梁事業として(仮称)南郷ふれあい橋の設計委託料が含まれております。また、道路の付属物であるカーブミラーや道路照明などの交通安全に関係する費用も、この道路橋梁費に含まれております。主な事業としては都道 165号線のみちづくり・まちづくりパートナー事業による用地買収を東京都の負担金で行っております。事業区間 360メートルのうち、約60%の買収が完了しました。市道の整備につきましては、改修舗装工事を13路線施工しましたが、要望路線も多く残っており、すべて完了させるには相当な年数が必要な状況であります。また特に要望が多い道路照明の設置工事は、東京都の補助金を充当させながら 115基を設置いたしました。しかし要望には応えきれなかったのが実情であります。  次に 180ページの都市計画費ですが、あきる野市の将来のまちづくりを具体的にしました都市計画マスタープランや住宅制作の方針を明らかにした住宅マスタープランの策定に伴う費用、面的にまちづくりを進めている雨間や原小宮の区画整理事業に対する助成金、都市計画道路の整備に伴う費用や公園維持管理費などが含まれております。都市計画道路につきましては、長年の懸案であった秋3・3・3号線が地権者の御協力と関係機関の御尽力のもとに本年5月より全線開通しております。また秋3・4・6号線も日の出インターチェンジから国道 411号線までの区間が供用開始されました。あきる野市施工の都市計画道路のうち圏央道と一体的に施工している秋3・5・12号線につきましては、平成12年度末までに全体工事の40%が完了し、引き続き工事を行っております。現在、 桁の架設も完了し、床板の工事が進められており、順調にいきますと平成13年末には完了する予定であります。また、秋川消防署から五日市方面に向かう秋3・5・2号線ですが、粘り強く交渉した結果、地権者の理解が得られてきており、あと1軒を残してすべて買収することができました。残る1軒につきましても、さらに交渉を進めて御理解がいただけるよう努力してまいります。なお、雨水対策として秋3・4・6号線や二宮地区内、本宿交差点などの道路工事に伴い流域の雨水対策の一環としての整備を行っております。  最後に 188ページ、住宅費でありますが、この費用は市営住宅の維持管理費など、市営住宅にかかわるものであります。平成12年度は伊奈住宅の建て替え工事を行うため、居住者の移転補償などを行いました。これにより平成13年度に懸案であった伊奈住宅の建て替え工事を着手することができました。  以上で説明といたします。 4: ◯委員長(青木 豊君) 説明は以上でしょうか。説明が終わりました。質疑がありましたらどうぞ。影山委員。 5: ◯委員(影山 保君) 最初に農林水産費の 161ページの有害鳥獣駆除に関する、要する経費という関連してお聞きいたしますが、12年度では、この農作物に関する有害鳥獣等の駆除がイノシシが25頭、サルが14頭、スズメが 210羽駆除されたというんですが、この効果というか、成果どんなものだったんでしょうか。それから捕獲したそれぞれのイノシシ、サル、スズメ等はどういう処分をしているんでしょうか。それから同時にですね、もう一度合わせてお聞きしますが、緊急地域雇用特別補助事業として、パトロール委託をしましたね。 341万2500円という。これの内容について。これサルの追い払いというふうになってるんですが、その成果と結果をお知らせ願いたいと思います。 6: ◯農林課長(田中正基君) 御答弁申し上げます。まず、獣害の駆除の関係で、事務報告書の 157ページの関係の御質問でございますけれども、イノシシ等駆除でイノシシとサル、スズメ等のですね、駆除を行いまして効果は非常に上がったということでございます。処分につきましては、基本的にはサル等は医科大学、そういうところへ送るんでございますけれども、山は深いものでございますので、銃で撃った場合には取りに行かなければそのまま処分と。それから捕獲ができる場合には、山の方に埋めているというのが現状でございます。  次ですね、(「イノシシ」と発言する者あり)イノシシにつきましては、猟友会に委託をしてございますので、猟友会の方で処分をしております。  それから、(「パトロール)と発言する者あり)失礼しましたパトロール、パトロールにつきましては、東京都猟友会の五日市支部に委託をいたしまして、約1年間毎月ですね、パトロールを約月の15日くらいに実施しております。これは追い払いでございます。それから1カ月のうちに10日から15日ぐらいで、二人で追い払いを行っております。以上です。 7: ◯委員(影山 保君) 課長、児童福祉からそっちの方、私も合併して初めてこのサルに面会するというか、予算決算書でね。非常に興味があったんですが、かつてね、なかなか唐がらし爆弾、ね、唐がらし爆弾、電気柵はさっき説明がありましたけれども、サルもなかなか知恵があって唐がらし爆弾の近くには寄らないで、イヌかなんかが行くと爆発しちゃってね、そのすきに柵をもぐって屋敷の農作物を落ちていたビニール袋に入れて持ち帰ってしまったと。部長がね、本会議でまじめに討論されるんですよ。だからそういう点ではどれほど効果があったのかと。それから、いまは引退しましたけれども、猟銃でお願いする人は当時は日曜日だったから、もうサルは日曜日は奥へ入ってしまうと。それでウィークディに山から下りてきてゲートボールを上から見ていると。こういう話がありましたね。そういう点では非常にかわいいものだなっていうふうに思うんですけれども、いつか本会議で報告があったように、いまどの程度いるのかどうかね。サルは3群、いま3群になって当時 100頭いるという報告があったんですが、現在それが変わらないのかどうか。  それから、パトロールは月15日っていうんですが、そうすると日曜日だけではないと。非常に音で脅かすんでしょうから、捕獲、直接その射撃をする、そういうものがあるんですか。何かこの前は八王子の人に聞いたら、鉄砲向けたらね、両手を合わせてねサルが、撃たないでくださいと言わんばかりにね、とても撃てなかったという話を聞きましてね。これは本当だったんだなんて言われましてね。そういう点でいまでもそのぐらいのサルが生存しているんですか。  それから、イノシシがどのくらいいるのかということも、もしわかる範囲で。お答え願いたいと。 8: ◯農林課長(田中正基君) お答えいたします。サルの群れにつきましては、影山委員さんの御質問のとおりでございます。サルは追い払いを主にやっておりますけれども、猟友会の方にお伺いしますと、やはり多少痛い思いをさせないと懲りないということでございますので、やはり銃で撃っております。  それから、イノシシについてはまことに申しわけございませんが、ちょっと頭数はつかんでございませんが、あまり昨年とは変わらないということでございます。 9: ◯委員(影山 保君) ほかの質問なんですが 159ページの農業振興費で、小庄下田地区農業振興計画検討委員会報酬というがございますが、この農業振興計画の検討委員会、五日市地区では唯一の田んぼだというふうに思っているんですけれども、これどんな検討がされているんでしょうか。されたんでしょうか。 10: ◯農林課長(田中正基君) お答えいたします。小庄下田地区農業振興計画検討委員会につきましては、平成12年度4回開催いたしまして、部長が先ほど御説明いたしましたとおり振興計画の検討をいたしております。以上でございます。 11: ◯委員(影山 保君) その振興計画の内容を知りたいんですがね。 12: ◯農林課長(田中正基君) 大変失礼しました。お答えいたします。小庄下田地区につきましては、平成11年の11月に農業振興計画の検討委員会を設置いたしまして、農業の現状を分析し、計画的な土地利用に基づいた都市と共同した農業のあり方について検討を行いました。これにつきましてはですね、あきる野市の総合計画におきまして、消費志向に合わせた都市型農業の推進を目標に掲げ、体験型農業の創設や付加価値の高い特産物開発の促進を図り、他産業と連携した魅力ある農業の育成に取り組むことが計画されています。このほかにも緑の基本計画、あるいは都市計画のマスタープラン等でこの小庄下田地区が位置づけられておりますので、それを生かしまして、それをもとに検討委員会ではですね、農業の現状の調査、それから農業の新しい形態、及び展開方法の提案等について検討を行いました。その結果、小庄下田地区の事業化の構想案として観光農園、市民農園、体験学習農園、水田ビオトープ等そういったものが構想案として提案されてございます。これも事業施行といたしましては、経営構造対策事業の導入を行うという報告でございますので、それに基づきまして、今年度は経営構造対策事業の計画書の作成を行うというスケジュールでございます。以上でございます。 13: ◯委員(影山 保君) 大変よくわかりました。それで関連して商工費の中の例の秋川橋河川公園交流の架け橋整備、これと非常に深い関係があるのかなというふうには思ってはいるんですよ。例えば観光農園だとか、体験農園ね。こういう点では大いに橋を利用して観光にきた人たちにも、農業振興にも大いに役立てるような、そういう関連性というものも合わせて検討されたんでしょうか。 14: ◯農林課長(田中正基君) お答え申し上げます。ただいま御質問のとおり、あの橋をですね、生かした地域の利便性、それから観光のルート等も検討されております。先ほどもちょっと申し上げましたが、いわゆる、その基本構想とかですね、緑マスタープラン等に位置づけられておりますので、そこら辺を加味しながら検討を行いました。 15: ◯委員(影山 保君) 非常に、そういうことで交流の架け橋の整備がね、早くできることが望ましいというふうに思います。ただこの間、環境建設常任委員会でも時間がありませんでしたから、詳しくは質問しませんでしたけれども、現地見ましてね、なかなか難しいなと、率直に。そう思った次第なんですよ。もちろん相手のあることだから、担当課としては非常に努力がいると思うんですけれども、そもそもこの交流の架け橋の整備事業が始まったのは、平成8年のときに検討委託がされたんですね。当時は私たちもよくわからなかったんですけれども、何か最初にこの橋ありきで、どうも政治的な橋というと言い過ぎかもしれませんけれども、あそこに秋川橋があって観光に来る人たちが、この交流の架け橋を利用して五日市商店街に足を運べると。こういう説明があったんですけれどもね、実際どれだけの効果があるのか。仮にこの橋ができたとしても、いま言った本当に小庄田んぼの有効的な活用が図られなければ、どうもあの橋はできても充分活用がないんじゃないかというふうに思うんですけれども。その点の最初の計画段階の、その何て言うんかね、プランというものがどういうものだったのか、どなたか知っている方、市長しかいないんじゃないかと思っているんですけれども。わかりませんでしょうか。 16: ◯商工観光課長(栗原達夫君) お答えします。最初の発端としましてはバーベキューランドがありまして、そこに来るお客さんを何とか商店街に誘導できないかというふうなところが、まず発端だと思います。それで具体的にどういう必要性を持ったかということなんですけれども、平成8年度の事業の中に整備検討調査報告というのがございまして、その中ではこういうふうな位置づけをしております。まず必要性としましては、バーベキューランドのシーズンオフに地元商店街の駐車場にもできると。もちろんバーベキューランドに来るお客も商店街に誘導というのを含めておりますけれども、奥には商店街も駐車場にもできるんじゃないかというふうなことです。それと市内観光地をつなぐ歩行者のネットワークの整備が図れるんじゃないかというふうなことです。それと案内板等の設置によってバーベキューランド等、観光の核とまた地元商店街との動線の勧誘性を確保できるというふうなことです。それと効果の期待度といいますかね、期待される効果としましては、いま言ったもののほかに留原、中村地区の住民が学校だとか、そういった公共施設、また金融機関等の利用するための利便性を確保できるというふうなことです。それと右岸と左岸との一体化、これは先ほど農林課長が言いました小庄下田の関係も出てきます。それとイベント等に、市、失礼しました。五日市町の中で、五日市町内の中でできるイベント等に対しての駐車場の確保ということで積極的に利用したらどうかというふうなことです。そういったことが今回の橋のかける理由というふうなことになっております。以上です。 17: ◯委員(影山 保君) 課長の説明はわかるんですが、もしシーズンオフのときの駐車場というのは、そのバーベキューランドの方の駐車場を借りると。その橋がどういう効果があるんですか。 18: ◯商工観光課長(栗原達夫君) お答えします。まず河川公園の駐車場にとめることによって、その橋を渡って商店街に近くなる。中心街に行くことが非常に近くなるということのイメージがとられています。 19: ◯委員(影山 保君) 何とかうまく効果が上がるように期待するしかないんですが、ただこの間見て説明を聞くと車は通行、車止めをしてしまうから通行できないという話を、説明されたんですけどね。やはり地元の軽自動車程度は通れるような方法、これができるんですか。車止めがしてしまうと私はできないと思ってるんですが、地元の車だけは通すようにすると。こういうことになるんですか。しかし、あの設計ではね、非常に難しいふうに感じてるんですが、どうなんでしょうか。 20: ◯商工観光課長(栗原達夫君) お答えします。有効幅員3メートルで計画しておりますので、軽自動車程度は確実に通れるというふうなことです。ただ、いままで地元の説明会の中では、耕作者等にはかぎを渡して通行させるというふうなこともあったんですけれども、果たしてそれが道路管理上いいのかどうかという疑問が残りますので、その点についてもう一度地元と話し合ってみたいというふうに思います。可能か不可能かという点では可能であるというふうなことでございます。 21: ◯委員(影山 保君) よくわかりました。ぜひ一刻も早く建設ができるように期待をします。  それで最後にですね、何ページかな、 167ページの真ん中に森林交付税の創設促進連盟の負担金というのがあるんですが、これはJRと同じように2万円なんですがね。非常に6割から7割森林に覆われている当市としても大いに期待をしたいわけですね。全国的にもこの会がありまして、その負担金だと思うんですけれども、いまどんな状況になっているのか、現状をお知らせ願いたいんですが。 22: ◯農林課林務担当主幹(小峯正平君) お答えします。現段階では一番唯一なのは、この森林スクラムというのへ、森林交付税創設連盟の団体数が登録されたものが発表されるんですけれども、平成13年6月11日現在では、局面からわずかなんですけど、約、約というのは 900団体に達してます。目標は 1,000団体でありますし、今後この、いまやられています会長さんの話では森林交付税という名はいいかどうかということなので、緑という名を盛り込んだような方向で、これからは国と折衝していきたいんだと。 900団体今回超えましたので、なお一層の働きかけをしていくと。ほとんど都下では参加しております。  以上です。 23: ◯委員(影山 保君) わかりました。 24: ◯委員長(青木 豊君) ほかにございますか。南雲委員。 25: ◯委員(南雲チズ子君) 観光事業のことについてお伺いしたい、お尋ねいたします。ちょっと小さい問題なんですけれどもね。観光情報PR事業経費と、下に観光情報モニターの謝礼とあるんですが、一口に情報PRて言われてもね、情報は情報なので、そうなったのかもしれませんけれども、どういうシステムで得ているのか。それとどういうふうになっているのか。どこに支払われているのか。お尋ねしたいと思います。 26: ◯商工観光課長(栗原達夫君) これモニター、市内に10人のモニターを置いております。これ一般公募により集まっていただいた方々なんですけれども。その方々に謝礼として月1万円を払っている合計額で12万円ということです。それでどういうふうにするかといいますと、まずシーズンの初めだとか、1年間を通じて活動していただくわけなんですけれども、その方々が市内各地を歩いていただいて、花の状況だとか、風景の状況、紅葉の状況、新緑の状況、そういったいろいろな観光に関する情報をファックス等で私どもにいただきます。そのファックス等をもちまして市のホームページがありますので、そういうところへ掲載をしたり、また図書館等にコピーをいたしてます。図書館等に置くには年間を通じたものを冊子としまして、市民が自由に見られるように、あきる野市にはこんないいところありますよというふうな、PRの方法の一つとして、冊子にしまして、自由に閲覧できるようにしているというふうなことでございます。 27: ◯委員(南雲チズ子君) わかりました。次にですね、大多摩観光連盟の負担金とか、年々ふえているんですけれども、ずっとこれで3回くらいお尋ねするんですけれども、窓口は新宿にあるそうなんですが、これとですね、この事務報告に、事務報告では 174ページにずっといろいろな観光店への参加等、物産展やら、いろいろ出した、もとこれ連動、この中にこれが入っていると理解してもよろしいんですか。これ別なんですか。 28: ◯商工観光課長(栗原達夫君) お答えします。そのキャンペーンに関する費用については、大多摩の負担金の中に入っているというふうなことでございます。 29: ◯委員(南雲チズ子君) じゃ、12年度の昨年やったことですから、その効果がその前の11年のと比べてどうだったかというのを、わかればお聞かせ願いたいと思います。変わらないのかどうなのか。 30: ◯商工観光課長(栗原達夫君) お答えします。効果をどういう視点で捉えるかというのは、なかなか難しいんですけれども、感じるところによりますと、私ども無料配布のものをいろいろアイデアを絞ってやっているわけなんですけれども、ススキを持っていったりとか、蒲の穂を持っていったりとか、今回栗を提供して見ようというふうなことなんですけれども、そういったものを見てますと、非常に自然へのあこがれというのは非常に強いなというふうな感じをしています。特にパンフレットについては檜原村、あきる野市、この辺のところが非常に売れ行きがいいといいますかね。持っていくのが多いというふうなことでございます。特に都内でやる事業、新宿ですとか、横浜ですとか、そういったところでやる事業については、特にそういうふうな傾向が強いということが感じられております。数字的にはちょっと表せなくて申しわけないんですけれども、以上です。 31: ◯委員(南雲チズ子君) この開催している間は課長は、ここの現場といいますか、展示場へ行っているんですか。出かけているんですか。 32: ◯商工観光課長(栗原達夫君) きょうも本当はやっているんですけれども、これがあって出られませんけれども。出られるときには積極的に出て行きます。ただ大体祭日ですかね、そういったところ、祭日とか、休日が多いものですから、そういうときには出ております。それで今回ですね、ちょうど今年度、大多摩で観光客の入り込み客数を調査しております。前回平成8年度でやっているんですけれども、今回をまた調査をしてみて、その動向でまたちょっと次の手だてを考えたいなと思って、それでふえていれば、効果があると一つの面では見られると思うんですけれども、そんなとこでいま期待しているところでございます。 33: ◯委員長(青木 豊君) よろしいですか。南雲委員。 34: ◯委員(南雲チズ子君) わかりました。お金をかけて観光にPRするんでは、少しでもたくさんの都民が圏外から来ていただくように望みたいというふうに思います。  それからもう一つ、その下に東京コンベンションビジターズビューロー負担金て、これは何なんでしょうか。 35: ◯商工観光課長(栗原達夫君) お答えいたします。これは以前ですね、東京都観光協会と言っていたものが、こういった名前になったわけです。加盟団体、西多摩地区ではあきる野市と奥多摩と檜原もそうだったかな。全市町村が入っているというわけではないんですけれども、観光に特に力を入れている市町村が加入をしていると。それで企業はJTBだとか、全日空だとか、いろいろなそういった大手の会社も入っているというふうな、大きな組織でございます。そこへも負担金を出させております。 36: ◯委員長(青木 豊君) ほかにございますか。野村委員。 37: ◯委員(野村正夫君)  161ページでちょっと確認と心配なことを、確認を1点と心配なことを2点お聞きしたいと思うんですが、まず第1点目はですね、ここに農業構造改善事業推進協議会負担金 5,000円。 5,000円たいしたことないんですが、いまこの構造改善事業の実態ですね、国の農林水産省の方ではですね、第一次構造改善事業から始まって、いま終息に向かっていると思うんですが、ここでいうこの協議会の実態、これどういうふうになっているかというのが一つと。それからもう一つは、ここに五日市地区の農業振興計画策定調査委託料というのが 577万5000円とこうありますけれども、これはどこに委託をされているのか。それからこれはでき上がっているのかどうか、いうことですね。  それともう1点は、これ決算書の中にないんですけれども、事務報告の 156ページに家畜の伝染病予防対策というのがあるんですが、たぶん、ここで牛が 333頭ここで結核の予防注射とかやっているようですけれども、いま千葉を中心にしてですね、狂牛病というのが、これちょっと幾つかふえてきちゃったんですけれども、その対策は考えていらっしゃるかどうか。その三つについて、ちょっとお聞かせいただきたいと思います。 38: ◯農林課長(田中正基君) 御答弁申し上げます。 161ページの農業構造改善事業推進協議会負担でございますが、これは農業構造改善事業を行った市町村で構成する協議会の負担金でございます。農業構造改善事業、農業に関する情報の提供等がされております。  次に 161ページの五日市地区農業振興計画策定調査委託料でございますが、委託先につきましては、株式会社都市環境計画研究所に委託してまいります。  それから、最後ちょっと聞こえなかったんですけれども、狂牛病の御質問でしょうか。       (「そうです。」と発言する者あり)  狂牛病でございますけれども、あきる野市の対策といたしましてはですね、去る9月12日にですね、東京都の家畜衛生保健所、それから農業改良普及所の職員が酪農家のお宅を回りまして調査いたしました。その結果、当市の牛については異常はなかったという報告がきております。狂牛病でございますけれども、ここにちょっと通信ということで資料を持っておりますけれども、牛のですね、脳が侵される病気でございまして、牛の脳の組織がスポンジ状に変化をしてですね、起立不能等の症状を起こすということでございます。  以上でございます。 39: ◯委員(野村正夫君) いま構造改善事業のことについて御説明受けましたけれども、私がお聞きしているのはね、わかるんですが、例えば土地改良の部分だとか、秋留台公園のまわりだとか、言えばね構造改善なんですが、農林水産省の方で言っているその構造改善の位置づけとして、この農業改善事業推進協議会の実態、実態ていいますかね、中身はいまどういう動きをしているのかということを聞きたかったんですけど、これはあとで聞きますから結構です、この部分については。ちょっと内容が細かいものですから。  それから、いまの五日市地区のですね、農業振興計画の都市環境何とかって言われたんですけれども、ちょっと聞き取れなかったんですが、それはそれでいいですが、これはどの程度進んでいるんですか。どの程度進んでいるんですか。調査等。 40: ◯環境経済部長(吉野俊郎君) この五日市地区の農業振興計画策定調査でございますが、先ほど影山委員さんの御質問もいただいたところですけれども、小庄下田地区の農業振興検討委員会、ここで御議論をいただいているわけでございます。それで12年度といたしましては、小庄下田地区の農業実態を調査分析いたしまして、課題を抽出し、実現性が高い具体的な整備構想を検討したということであります。報告書につきましては、後ほどお配りさせていただきます。できあがっておりますので。お配りさせていただきます。  なお、先ほどちょっと課長申し上げましたが、経営構造対策事業、いわゆる農林水産省の補助を得て小庄下田地区を整備をいたしたい、いうふうに考えておるわけでございます。地権者の御理解をいただき、いわゆる農業の振興、合わせて観光も視野に入れた地区整備ができればよろしいんではないかということで、現在、検討委員さん方に御検討いただきましたし、また13年度に引き続き行いたいというふうに考えているところでございます。  よろしくお願いします。 41: ◯委員(野村正夫君) いま部長のお話しですと、調査が終わって引き続きこの振興計画については続いてやっていかれると、こういうことなんでしょうけれども、これを 570数万円ですね、それから、さらにまたこれから振興計画の策定ということになりますと、またお金がかかっていくんじゃないかと思うんです。これはこれでいいんですが、農あるまちづくりですからね、これはこれでいいと思うんですが、ただ私はいままでの過去の経験、例えばこちらの方のファーマーズセンターですね、これができあがったときに、これは旧秋川市の責任ではないかと思うんですが、これは確か電通がやったと思うんですよ。ここでいま御手洗委員さんなんかも、大変御努力をされているわけでありますけれども、大変あれだけの施設でねいいなと思ったのが、不都合な部分がいっぱい出てきちゃってね。使うとね。そして例えば配置が悪かったとかですね。あるいは照明が暗いとか、陳列の棚が不具合だとかですね。それからバーベキューの部分が大変そのテントがどう言ったらいいんでしょうかね、やはりこれも不具合だったんですね。それからシャワー施設も使いにくい。それから室内、特に室内に植物の栽培施設をつくったんですけれども、これなんかは大変ひどくて、例えば1万5000ルックスくらいの明かりを必要としますから 500ワットのハロゲンランプを24個付けたんですけれど、30分経つとバアーと温度が室内の温度が60度に上がっちゃってね、中がカラカラになっちゃう。それでその要するにエアコンあるんですけれども、植物じゃなくて人間様の方へ入れちゃったものですから、もう大変な農家の方々は御苦労なさったわけですけれども、そういうことでですね、できればあの辺の地域の方々が参加して、やっていると思うんですが、特にこの策定振興計画についてはですね、やはりファーマーズセンターも二つできたわけですし、そうすると73平方キロメートルを本当に東西に長い地形でありましてね、だからこの平坦地、それと中坦地、あるいは山間部、例えば秋野菜なんかは、一月前後ぐらいの生産調整ができるわけですから、そういう中身もちゃんと入れていただいてね、成功させていただくようにしていただいた方がいいかなという私はそういう気持ちなんですよ。ですから会社にとって委託しますとね、地域性がわからなかったり、特産性というのがわからなかったりするわけですから、確かにいまは全天候型のですね、いろいろな特に果菜類なんかはですね、そういう中でできるわけですから、それはそれでいいんですが、やはりそういったところがせっかくやるんだったら、きっと秋間さんなんかはね、よく御存じだと思いますので、いいものを、中身をよく考えていただいてね、いいものを振興していただいた方が私はいいんではないかなというふうに思いましたので、一言申し上げておきます。答弁結構です。そういうことでよろしくお願いします。以上です。 42: ◯委員長(青木 豊君) 続いて、澤田委員。 43: ◯委員(澤田安次君) ちょっと消防の件で確認をさせていただきます。指導手当にからんでの話なんですけれども、いずれにしても今回は台風の、今年は当たり年ということで、大変消防団も厳しい心境、状況の中で待機しなければならない時期があったのかなと。すでにもう台風17号がまた本土に向かっているという状況でございます。昨年度、出動団員数を比べますると、一昨年は11年度においては操法訓練等もございました。そして入隊団式があるごとに操法訓練がある。操法訓練というのは、消防団の意気高揚、初めて入る団員もございますので、そういう者の中身も含めての訓練だなと思いますけれども、まず1点にですね、11年においては58回の訓練があった。12年においては 118回の訓練が行われてきたということなんですが、11年は操法訓練があった。ところが12年は操法がなかったという私の見解の中でね、この 118回の訓練の内容が、もしわかりましたら教えていただきたいと、これが第1点でございます。  それから、団員出動員については11年12年比べますると、12年度は 1,090人の総数だということから、当然出動手当は減っているわけでございますけれども、この金額がどうしてもわからない点がございますので、まずその 118人の訓練、その中身、そして操法訓練においての練習の出動については、もちろん団の方から要請がなければ出動手当は出ないと思いますけれども、ちょっとそこの確認が、ちょっとできませんので、そこをお聞きしたいと。  それから今回、台風がございました。出動要請というのは大変厳しいのかなと思うんですね。私も息子が団員に入っておりまして、「おーい、きょうはどうなんだ。出動要請はこないのか。」というような状況で、われわれはこういうふうな立場ですので、かなりどういう状態でいたらいいのか。どういうふうな形をとったらいいのかというのは、いつも心配するわけですけれども、出動を日にかかりますると、やたら出動、団員出動をかけますると、出動手当というのはかなりかかるというので、かなり躊躇する面があるのかな。そんなところの苦しみの中身を、ちょっと教えていただければなというふうに思いますけれども、いかがなものでしょうか。 44: ◯地域振興課長(関田正幸君) お答えいたします。訓練ですが、これは例えば西多摩大会だとか、東京大会だとか、あるいは市の大会、そういうのの訓練でございます。訓練に関しては市の総合大会に伴う訓練の手当はですね、二十日間認めてます。 2,200円の二十日間でございます。西多摩大会に伴う操法訓練についても同じく二十日間でございます。東京都大会についても二十日間でございます。それと歳末特別警戒についてはですね、 2,200円の6人の四日間でございます。各部ともですね。火災、あるいは式典についてはですね、1回につき 2,200円です。いまおっしゃいました台風についてはですね、一日という長い時間もありますが、一日単位で 2,200円ということになっております。ですから、例えば詰め所に待機してまして要請がありまして現場に行って、帰ってきて、また行ってもですね、これは一日 2,200円ということでございます。  以上でございます。 45: ◯委員長(青木 豊君) よろしいですか。(「中身まだないな。もう1点」と澤田委員の発言あり) 46: ◯委員(澤田安次君) わかりました。この前の台風の件についての出動要請については、やはりその状況を踏まえて団の出動を命ずるわけですね。団員の。ここは厳しいから第一分団出動願いたいと。そういう形を取るわけですね。その中身の団員出動手当というのは、やはり重なるものですから、かなりどうするのかなていうとこが心配なんですよね。そういう判断はどこで、どういう状況でするのか。 47: ◯地域振興課長(関田正幸君) お答えいたします。例えば台風の接近等がありましたらですね、まず団長と相談いたします。団長の命で自宅待機、あるいは詰め所待機というような指示を出していただきます。今後その台風の予想がですね、東京都の防災無線でですね、ある程度の被害等予想できますので、正副団長と充分話しながらですね、いま会社勤めの方も多いし、なるべく負担をかけないようにっていうことでやってますが、大きな災害の発生する恐れがあるときはですね、なるべく早めに招集をかけています。以上です。 48: ◯委員長(青木 豊君) よろしいですか。次、中嶋委員。 49: ◯委員(中嶋昭七君) それでは土木費につきまして何点か御質問、お伺いをさせていただきます。   179ページの道路新設改良事業経費の生活道路。これは私道と私は理解しておりますけれども、この舗装工事についてお伺いいたします。平成12年度ではかなりの要望件数があったかと思うんですね。そしてその要望箇所に対して、どのくらい執行で、何箇所整備できたか、その点をお伺いいたしたいと思います。そして、また平成13年度は現在、どのような、どの程度の申し込みと執行ができているか、その点について、もしわかればお伺いをいたします。そしてこの生活道路の場合には、この整備をしていただく場合には、していただくには幾つかの条件があると思うんですが、もしその点もできましたら、ひとつお伺いをいたします。  それからもう一つ、続いてお伺いをしますが、 179ページのみちづくり・まちづくりパートナー事業につきまして、3点ばかり質問させていただきます。  まず第1点はみちづくり・まちづくりパートナー事業についてですが、この事業の性格はどのような、性格かお聞かせいただきたいと思います。  2点目には都道 165号線についてですね、ついては3・5・2号線へ向けて延伸するということを伺っておりますが、今後もみちづくり・まちづくりパートナー事業で行っていく予定であるのかどうか、その点をお伺いをいたします。  それから3点目ですが、平成12年度の用地買収費として1億 954万5328円、これは執行しておりますけれども、ただいま都市整備部長の御説明ですと、約60%の買収が完了したということを伺いましたが、今後の見通し、ちょっと概略御説明いただいたんですが、もうちょっと詳しく今後の見通しについてお伺いをいたします。よろしくお願いいたします。 50: ◯建設課長(堀江 匠君) お答えいたします。ただいま施工箇所は12年度のありましたということです。22件申請ございまして、22件一応施工いたしました。また今年度、要望とまた申請予定ということでございますので、16件の申請がありまして、そのうち10路線施工をいたしました。現在の申請の状況でございますが、13での工事施行の残り、一応6路線あります。また審査会開催後の申請箇所が6件です。合計12路線ございます。またその中に条件が、またどういうのかということでございますので、お答えいたします。この私道、整備要綱でございまして、この目的でございますが、この市が整備することによりまして、市民生活の環境整備を図るということが、一応目的でございます。整備の種類といたしましては舗装、また砂利道、それから構築物の整備がございまして、そのうち一定の条件がございまして、私道の両端が公道に接続し、幅員が 1.8メートル以上であるとする。2といたしまして袋小路の私道で一端が公道に接続し、幅員が 2.7メートル以上、延長が20メートル以上で複数の家屋が存在しているところでございます。これを要件を満たしまして、審査会がこれございまして、この審査会につきましては、構成につきましては、都市整備部長、それから下水道課長、それから水道課長、私、建設課長が審査をいたしまして、これに基づいて審査し、条件が整っているところから整備していくものでございます。以上でございます。 51: ◯まちづくり推進課長(矢崎 信君) それではみちづくり・まちづくりパートナー事業の目的から、ちょっと説明させていただきます。  多摩地区の道路整備につきましては、平成8年の3月に発表されました多摩地域における都市計画道路、第二次事業計画に基づき事業を進めているわけでございます。しかしながら第二次事業計画以降、地域のまちづくりに対応する機運が高まり、地域の交通の円滑化を図る上で道路整備が生じてきています。その対応を通してですね、困難な状況になっていますので、そこで地域のまちづくりと密接に連絡して道路整備をするということを対象とする制度でございます。  本事業の制度につきましては、東京都と市町村が役割分担を明確にしまして、都道整備を進めていく制度でございます。この制度につきましては、平成11年度から創設されまして都市町村協議会で合意された事業でございます。また事業の概要につきましては、事業期間ですか、これにつきましては、平成11年度から平成15年度、約5年間でございます。全体で東京都が行う事業といたしましては、12市1町で15路線、約 400億円程度でございます。費用負担につきましては、東京都の負担につきましては、道路の整備に必要な用地、保障に関する費用。市町村につきましては、都道整備に必要な工事費と設計の費用でございます。これを市町村が工事を行いまして、あと管理につきましては、東京都管理ということでございます。  あと2点目の延伸でございます。この点につきましては、都市整備部長から今議会の一般質問にも答弁いたしましたんですけれども、いずれにしても阿伎留病院から3・4・5号線ができてございますので、それからいま日の出町が時々、またいま市の事業でパートナー事業 360メートル、これの延伸を 650メートルにつきましては、都道 185号線、市の施工しています3・5・2号線までの約 1,400メートル区間でございますけれど、この事業につきまして、とりあえず都市計画道路決定をしていながら、このみちづくり・まちづくりパートナー事業を東京都に働きかけていきたいという考えでございます。以上です。 52: ◯用地課兼菅生テクノヒルズ開発担当課長(平井隆夫君) ただいま用地買収状況につきましてお尋ねがございました。みちづくり・まちづくりパートナー事業の延長が 360メートルで、幅員が18メートルということでございます。これにつきましては、あきる野市と日の出町の共同施工ということでございます。用地買収にあたりましては、行政区域ごとに行っております。あきる野市側につきましては、全体買収面積が 2,192平方メートルでございます。土地所有者につきましては、共有者を含めまして19人。15筆が全体でございます。平成12年度では15名の土地所有者から9筆を買収いたしまして、面積が 1365.86平方メートルを買収してございます。買収金額につきましては1億 914万5328円。それから耕作物の補償対象といたしまして 555万6735円を執行いたしました。残りにつきましては、今年度 826平方メートルございまして、これにつきましては現在、用地交渉に向けて進めております。本年度で用地買収につきましては、終わると思っております。以上です。 53: ◯委員(中嶋昭七君) どうも積極的に、いろいろ取り組んでいただきましてありがとうございます。  それでは 181ページのあきる野市の将来都市像を目指して都市マスタープランの策定がなされておりますけれども、今後まちづくりをどのように進めていくのか概略御説明をお願いいたします。 54: ◯委員長(青木 豊君) ここで暫時休憩とさせていただきます。再開は10時50分といたします。                         午前10時38分  休憩        ────────── ◇ ──────────                         午前10時51分  再開 55: ◯委員長(青木 豊君) 休憩前に引き続き会議を開きます。都市計画課長、答弁お願いします。
    56: ◯都市計画課長(荒井 清君) 都市計画マスタープランがどのように進んでいるかというようなことなんですけれど、まず、都市計画マスタープランは御承知のとおり土地利用から道路とか公園、または住宅まで、あらゆる分野の基本方針を定めているというふうになっておりますので、道路なんかは市内あちこち歩くと工事なんかやっておりますので、わかると思うんです。質問の内容は土地利用の関係だということで解釈して説明させていただきます。  土地利用につきましては、皆さん御承知のとおり、線引き制度、市街化区域と市街化調整区域、それから市街化区域内の中での用途地域の商業系とか、工業系とか、住居系など、こんなのか決められておりますけれども、これの東京都の一斉線引きが平成17年度に予定されています。来年度からそれの原案作成をしていきますので、まず都市計画マスタープランの土地利用の基本方針に沿いながら、この東京都の都市計画、一斉線引きですか、一斉線引きに変更計画を出していくというふうなことから進めていきたいと思っております。  以上です。 57: ◯委員(中嶋昭七君) 都道32号線の八王子線でございますけれども、先般、新小峰トンネルは年度内に完成というようなお話しを伺っております。そうしますとですね、これが開通いたしますと、この五日市へ出てくるのに東町のところで秋3・3・3号線に合流するわけですけれども、この区間、権田トンネルと東町の区間が、まだ未整備区間が 300メートルあります。これがいま取り組んでいただいているわけなんですけれども、相当ここが混雑するというような予測が経つわけでございます。そして先般、平成12年の9月に私、説明を受けたときにはですね、平成12年度の末に説明会を、地権者への説明会をやって、用地買収はできればこの12年度でも、すぐに買収に入りますというようなことで、12、13年で買収を、買収計画を行って、14、15年で完成をいたしますというような説明をいただいた記憶がございますけれども、現在12、13年の用地買収計画がどの程度進んでおるか、そのところをお伺いいたします。 58: ◯委員長(青木 豊君) 中嶋委員に申し上げます。当初に申し上げましたとおり、本委員会につきましては、歳入歳出決算書、あるいは事項別明細書、この決算書のことでありますが、これに即して行うということになっておりますので、事項別明細に記述のある範囲に極力とどめていただきたい、いうふうに思います。答弁できますか。まちづくり推進課長。 59: ◯まちづくり推進課長(矢崎 信君) 例の権田坂の関係でございますけれども、いま中嶋委員さんから言われたとおり、12年度用地説明会は実施しました。東京都の方としましては、用地のこれから丈量図関係を12年度、13年度かけまして測量等つくるということでございます。その間、当時12、13年度と用地買収という話があったんですけれども、私の記憶としては13年度から14年度にかけて、約 300メートルの用地買収ということでございます。一部早く用地買収してくれという地権者がございます。これにつきましても、東京都で13年度で対応していくかと思います。その工事につきましては、既存の水路敷と言うんですか。その既存あります。それにつきましては、13年度中に水路の通称ちょっと専門用語で申しわけないんですけれども、カルバートを準用したいということと、あと13、14年度で用地買収しながら擁壁工事、あそこ、ちょっと坂でございますので、坂の擁壁工事をしまして、平成15年度を目途に東京都としては 300メートルの権田坂を完成したい、ということを聞いてございます。  以上でございます。 60: ◯委員(中嶋昭七君) ありがとうございました。 61: ◯委員長(青木 豊君) 次、戸沢委員。 62: ◯委員(戸沢弘征君) 土木建設関係はあとでもう一度質問させてもらいますけれども、きのう私、五日市地区のクラスター場のああいうところの農地について思い切って変えた方がいいという話しました。それ以前は私、議会で五日市線をその上野原まで抜くような、こういうようなスケールでものを考えろって言ったんですが、観光事業について幾つか質問いたします。  秩父多摩50周年で 100万円使うなんて夢にも思わないで、議員に招待状がきたんですけれども、あの日私、キャンセルしちゃったんですけれども 100万円も払ってるんだね。それでね、五日市でやはりどういうふうに観光やるかということをね、もうちょっとね、この議会も素人が多いから逆にいい発想が出るんでね。一緒に検討するくらいのことやった方がいいと私は思うんです。何かコンサルタントに頼んでやるような方法じゃなくって、例えば、例えばですよ、花火の復活をちゃんとやるとかね。やはり、やらなくなっちゃった理由はお客が減っちゃったからだろうと思うけど、実際どういうことが財政上の問題だったのかと思うけど花火やるとか。それからあとで南雲さんも質問してもらいますけれども、それこそ彼岸花を全部、五日市にやるとか。それからよくわからないけれども、戸倉の柚子をやはり大復旧するとか。どこかに植えるとか。日の出は百万本桜なんて言っているけれども、こっちは柚子百万本、こういう規模とか。それから横沢入の利用とかね。それから郷土資料館をどう利用するか。市倉家にあんな金かけたんだから、もっと違うね、いま 200万人ですか、来ているのは、この秋川渓谷。これを 500万や1000万来るような規模の観光行政をどうつくるかというね、課長、ひとつそういう規模で考えたんでしょ、あのふれあいの橋だって、本当は。ちまちまちっちゃいんじゃないんだよ。もっとでかい構想があったはずなんだから。だからそういうイメージで、私改めて秩父多摩甲斐国立公園指定50周年記念事業 100万円出すんなら、そういうでかいことを本当にみんなで議論して、どう五日市地区を活性化させるか。あの地の利を生かしてどうやるか。私は以前、予算委員会かなんかでも言ったけど、スキー場つくったらいいと、人口スキー場、そういうこと言ったことがある。そういうことが五日市線の複線化にもつながる。そう思ってるんですけれどもね。観光課長、少し大志を持って観光行政の将来をここで語ってください。サルもね、サル集めて大きな公園つくるんだよ。サル公園。 63: ◯委員長(青木 豊君) 商工観光課長、どうぞ。 64: ◯商工観光課長(栗原達夫君) 最初に委員長申し上げたいんですけれども、戸沢委員の質問の前に南雲委員の訂正をさせていただきたいんですけれども、よろしいでしょうか。 65: ◯委員長(青木 豊君) どうぞ。 66: ◯商工観光課長(栗原達夫君) 申しわけございません。先ほど南雲委員の質問の中にですね、観光情報モニターの質問で、私、単価の言い間違えをしてしまいました。先ほど月1万円支払いが出ていると申し上げてしまったんですけれども、月 1,000円の誤りでございます。申しわけございません。月 1,000円の12カ月分の10人で12万円ということです。申しわけございませんでした。  それでは、戸沢委員の質問について説明させていただきますけれども、現在は先ほど農林課長も申し上げましたけれども、小庄下田の振興策の問題。あと五日市の農業地域の問題。そういったものを委員を含めて、会に入っていただきまして検討しているところでございます。あと、もう一方では商工会の方でも、商工会総合振興計画というのを立ててまして、そこでも各業種によっての諸委員会を設けましてやっております。例えば観光だとか、飲食業、地域では五日市地区、増戸地区、秋川地区、檜原も入りますので檜原地区。いうふうな小さいワーキンググループをつくりましても検討しております。これについては商工と観光の一体化だよというふうなことで、それぞれの関係者に集まっていただいて検討もしております。個別の話をさせていただきますと、例えば柚子の問題ですけれども、確かに盆堀は柚子で非常に、柚子の生産が多いといいますか、数多くあると思います。そんなところに柚子工房がどうだとがそんなところも話も出てます。  それと人口スキー場についても、人工降雪機ですと非常に費用がかかってしまう。現在、御岳の観光協会の方でも、長尾平を人工スキー場にできないかということで検討しておりますけれども、水量の問題だとか、費用の問題で結構先へ進んでないというふうなことがございます。ただグラススキーについては多少の可能性が出てくるのかなというふうに思います。先だっての檜原村で行われました、先ほど申しました商工会のワーキンググループの中では、浅間尾根にグラススキーをやったらどうかというふうな話も出ています。  それとあと花ですけれども、確かに現在、観光企画の観光企画といいますか、観光課への問い合わせの中で花をみたいというのが結構問い合わせきております。そのところから、きのうも御手洗議員の質問にもありました、花いっぱいの関係で質問がありましたけれども、彼岸花だとか、チューリップだとか、そういったものについて検討はどうかというふうな話ですけれども、実際、観光協会秋川支部なども含めて、その花の名所をつくろうじゃないかということで、現在、検討はしております。先だても河津の彼岸桜っていうんですか、河津桜、早く咲く桜、それらを見に行きまして、実際じゃそれが可能かどうかという話なんですけれども、簡単に言えば可能なんですけれども、じゃ場所どこにするかというところで、非常にいまもめているところです。一応われわれとしては河川敷が非常にありがたいんですけれども、河川敷となると堤防の問題とかありまして、また河川占用の問題がありまして、いろいろなかなか難しい面があると。じゃ彼岸花をやった場合にどうかということなんですけれども、彼岸花については、これからちょっと検討してみたいと思っているんですけれども、空き地っていいますかね、休耕田、そういったものを利用しての彼岸花の花、そんなことも考えてます。ただ休耕田を使った場合に、もしそれをもとの畑に戻すときに、彼岸花の球根がどういうふうな影響を及ぼしてしまうんだろうというというふうなことも考えなければいけないかなと思っております。そのところで観光名所についても何とか考えていきたいと。  それとふるさと工房五日市についても、何とか木工の体験を入れたらどうかというふうな意見もございます。そのところも現在、検討しておるとこです。  それで交流の架け橋の話もちょっと出ましたものですから、言わせてもらいますけれども、交流の架け橋、例えばバーベキューランドに来たときに、一日バーベキューで遊ぶんじゃなくて、何かもう少しプラスアルファを提供しようじゃないかと。そのために交流の架け橋を使って、金比羅山への登山、1時間半か、2時間でゆっくり往復できます。それで帰ってきてからバーベキューを楽しんでもらったりとか。あとその交流の架け橋を使うことによって、河川沿いに上流に上って行きまして、戸倉の城山から荷田子峠を通ってふるさと工房に下りると。そうすると大体4時間から4時間半で行けますので。工房についても体験ができるというふうなルートを、積極的にPRしていこうというふうなことで、いろいろちょっと考えております。そこのところでいい御提案をいただいておりますので、積極的に検討してみたいというふうに思ってます。 67: ◯委員(戸沢弘征君) いい提案て言われたんでもうやめた方がいい。実は私の知り合いで3人ほど陶芸家がいるんです。やはり笠間の祭りなんていう、火祭りなんていうと、やはり行くんですよね。同じようなことをこのあきる野で考えた場合、あきる野市の人ですよ、陶芸家で。やはり階段があって登り窯って言うの。あれなんかだって、その市が何も運営しなくたって、そういうこのやる人がいて、1週間も2週間もかかるような話がありますね。赤松がないとか、あるとか、いろいろありますが。いままで一度か二度しか使ったことないっていう話ですよね。だからああいう諏訪の火祭りじゃないけれども、登り竜、登りの窯を使ってなんかやるとかね、何かこのね、醍醐味さがない感じがする。だから、何か花火もあっという間に消えちゃったというような気がしてるので、どうなんでしょう、花火の復活もね、やはり考えた方がいい。それから登り窯も眠ったままいる竜じゃなくて、本当にこの登り竜になるようなものを考えたらいい。花も河川沿いに全部、彼岸花を植えるぐらいのこと考えた方がいい。やはり大きな規模で考えないと観光というのはね、そこの町のイメージで来るわけだから。そういう点でぜひ今後大いにね、何だったらここで懇談会開いてもらってみんながいろいろなひっつさくりな話も出てるから、やったらいい。そういうことをね、提案しておきたいと思います。いいです私は、回答は。 68: ◯委員長(青木 豊君) 南雲委員、どうぞ。 69: ◯委員(南雲チズ子君) ちょっとね、ほとんど戸沢さんが言ったんですけれども、私はそれにちょっと農業施策というか、農業のためにも農業後継者、また農業をされる方にも少しは利点になるのかなというふうに、ちょっと考えたんですけれども、戸沢委員が言ったのは、観光事業を活かした五日市を中心ということ、言われたんですけれども、私は水辺を活かした、イコール休耕田を活かす。だから別に巾着田だって、彼岸花だって毎月毎月変えていくことによってね、やはり市民も喜ぶし、それから観光客も来るというふうに思うんですよね。実は私事なんですけれども、今度のお休みの日に、埼玉の巾着田行ってみようかなと思って、みんなすごい、そこで一つの花を栽培した農業の方が束ねて売るとか、そういう形もね、あり得るんじゃないかと考えるんですよね。さっきの桜の河津桜、確かに早いとこでは12月ごろから咲いてますよね。河津降りたり、伊東の手前から咲いてますけれども、桜をするか、何にするか、そちらの方で検討していただくにしても、そういった部分で一つのとこではなくて、3地区くらいに分けたね、何がチューリップで、何がひまわりとかいうように、観光と農業施策と、それから、商業と加味したね、考え方を入れていただきたいなというふうな、将来そういう構想をひとつお願いしたい。というのは私どもも女の人はね、私はお花を育てられないけれども、やはり、よくそれを見に行くんですよね。山梨の明野村っていったかなひまわりで有名な。それから、  (「南雲委員、途中ですが、質問を続けてください。」と委員長の発言あり)  ということで、それをひとつお願いですけれどもね、そういう考え方でひとつお願いしたいなということで、申し添えて終わります。 70: ◯委員長(青木 豊君) 次、上杉委員。 71: ◯委員(上杉英夫君) それでは、大分時間も経過しておりますので、数字の方へ戻させていただきます。 163ページ地籍調査費、先ほど御説明ありました。これは農業費の中に入っているんですけれども、補助金の関係でこれきっとこっちへきて、実際は用地課の方で、この事業につきましては27%完了というようなお話しを承っておりますが、この次は大変ですね。地味な仕事でございまして、民民の境界の確定ですとか。長年悶々としていた、そういった問題が解決していただいたり、あるいは道路、市道ですね、市道が交通の混乱によって、道路上、地図になかったりなんかしたものがいろいろ解決しましてですね、あと生活道路の拡幅等に現況測量等、非常にスムーズに行われていること、大変いい事業だと私は認識しておりますし、日ごろ担当の方には大変御苦労かけて感謝いたしておるところですが、27%ということなんですが、 100%、 100%はどの部分をいう 100%で、その分がちょっと 100%になるまで事業は、ぜひ続けていただきたいんですけれども、そういった御予定はおありにあるのか、その点だけちょっとお願いします。 72: ◯用地課兼菅生テクノヒルズ開発担当課長(平井隆夫君) 御答弁いたします。地籍調査につきましては全体で約 7,000ヘクタールでございます。そのうち内訳といたしましては、秋川地区が現在、実施率が81%終わっております。五日市地区につきましては、実施率が5%ということで、平均いたしまして26.5%ということでございます。なお、これにつきましては、秋川地区につきましては、いま現在、西秋留方面中心に行って、これで81%ですので、西秋留地区につきましては、まだ、全体計画では、やはり21年ほど、まだかかろうかと思います。これにつきましては、任意ということでございますので、補助金等もいただいておりませんので、市の単独誘融資いうことで行っております。  それからあと五日市地区につきましては、現在、横沢が終わりまして、横沢、三内と、それから高尾方面に向けて進めていくということでございます。これについては補助をいただきながら進めていくということで、年数的には相当時間はかかろうかと思いますけれども、継続して行っていくという考えでございます。 73: ◯委員長(青木 豊君) よろしいですか。 74: ◯委員(上杉英夫君) わかりました。 75: ◯委員(石井 仁君) 私1点だけですね、お聞きしたいと思います。単純な質問なんですけれども 195ページですか、消防費の関係ですけれども、ここに自主防災組織育成経費というのがあるわけですけれども、いまから6年前だったですかね、阪神淡路大震災があって、そのときに私も1週間後だったですかね、現地に応援に行ったんですけれど。一番現場の人、住民が最初に言ったのは、やはり消防団とかいろいろな組織があるけれども、市役所関係もそうなんですけれども、一番大切なのは隣近所と普段のつきあい、それでその応援がですね、やはり一番心強いということで、のこぎり1本で私は助かったというようなお話しも、ずいぶん聞かされてきました。そういうところから各地がいま一斉に自治防災組織を地域につくっていると思いますけれども、私もこれをどんどんね、やはり進めるべきという基本的な考え方を持っております。そういうことで、今回これだけの予算が12年度で使われているわけですけれども、現在どのくらいの組織ができているのか。あるいは今後の市の考え方としてどのくらいつくっていくのか。それから毎年継続的にこれやっていくのか。それからあと訓練等はどうしているのか。この辺をですね、ぜひお聞かせいただきたいと思います。 76: ◯地域振興課長(関田正幸君) お答えいたします。自治防災組織についてはですね、現在47の自治会町内会で設置しております。設置に関してはですね、やはりいま言ったようにですね、町内会自治会が主体となっております。規約をつくってもらいですね。市はそれに対してですね、防災倉庫、トランジスタメガホンとかですね、あるいは焚き出し釜とか、ヘルメットとか、腕章とか、そういうものを補助しています。いま89自治会町内会がございますが、理想としてはすべての町内会自治会に自治防災組織をつくっていただきたいと思っております。13年度もいま4件ほど申し込みがあります。訓練の方はですね、消防署、あるいは地元の消防団と連絡を取りながら、毎年1回以上やっていると聞いておりす。以上です。 77: ◯委員長(青木 豊君) よろしいですか。田野倉委員。 78: ◯委員(田野倉由男君) 1点ほどお尋ねをいたします。ページでいいますと、 171ページです。中段に土地借上料ですか、止水荘分が計上されてるんですが、 232万6126円、ちょっと私報告書を一生懸命探しているんですが、あそこは確か民間の方が建物を運営されていると思うんですが、幾らで貸し出して、その入ってくるのはどこに出ているか、ちょっとお教えいただきたいんです。 79: ◯商工観光課長(栗原達夫君) 大変失礼しました。お答えします。歳入については53ページの観光施設貸付収入というところに入っております。決算書の53ページでございます。財産収入の中の観光施設貸付収入、この中に入っております。土地につきましては、借地分としては2名の方から借地をしていただきまして 232万6126円入っております。止水荘の貸付分としまして 264万円の歳入をみてます。それでこの土地につきましては、止水荘から市の方で一たん預かりまして、それを地主さんにお支払いしているというふうなことでございます。 80: ◯委員(田野倉由男君) ちょっと整理させてもらいます。土地の借り上げが、 230万円、そして貸しているお金が、あの建物を貸して土地を含めて貸しているお金が 264万円ということですね。つい1、2年前でしたか浄化槽の整備で5000万円。確か予算計上されて執行されていると記憶しております。なかったですか。あそこは国民宿舎ということでしたっけね。国民宿舎の定義はどういう定義なんでしょうか。 81: ◯商工観光課長(栗原達夫君) お答えします。まず1点目の浄化槽の件でございますけれども、ちょっといま年度の件は資料ないですけれども、2、3年という話でなくて、もっと前の話で五日市町の時代で、60年ごろだったと思うんですけれども。  それとあと国民宿舎でございますけれども、現在、止水荘に管理を委託しております。そのときには、当時、環境庁だったと思うんですけれども、国民宿舎の名前を廃止しまして、民営国民宿舎というふうな名前で運営をしております。それで国民宿舎というのは、国民の保養関係をメインにした施設ということで、いまちょっと手元に資料がないんですけれども、そんなイメージだったと思うんですけれども。終わります。 82: ◯委員(田野倉由男君) 国民の憩い、憩いというかそれが目的だと思うんですが、私も近いところでありますから、ちょくちょく宴会等では大変便利に利用させていただいてます。しかし、どうもお泊まりになっている方はですね、作業ズボンに作業服という方が多いんですね。それが国民の憩いということであるならば、ちょっと私は違うのかなというふうに思うんですよ。もしそうであるならば、ましてや民営ですから、いいですか 264万円入っているんですよ。出ているのが 232万円ですよ。もし民営であるならば、ちょっとおかしいなというところがありますが、これ以上またやりますと、いろいろと問題が出てきそうで、このくらいにしておいた方がよさそうですが、実際どうなんですか、これ見直すとかいう市では、方向性を出すのかどうか、ちょっとそれ聞かせてください。 83: ◯環境経済部長(吉野俊郎君) まず考え方でありますが、先ほど課長からも答弁しましたように、民間にお使いいただくときに、公営国民宿舎の看板は外しております。したがいまして民営の国民宿舎を標榜しているわけです。営業の範囲に入ろうかと思いますが、やはり宿泊施設がありますので、営業の中でそういう方の御利用があるんだろうというふうに思ってます。  それで合併いたしまして、あきる野市になりまして、私どもとしては、二つほど整理をしなければならないだろうという問題を抱えております。まずその1点は止水荘であり、もう1点が自然休養村の山渓であります。その二つの施設につきまして、やはりきちっとした形で、今後の対応をしていかなければならないだろうというふうに考えております。山渓につきましても相談はしておりますし、止水荘につきましても、すでに公営国民宿舎の看板は外しておりますので、その後の対応、できれば、民間の方が運営しているわけでありますので、使用料にかかわらずに、運営をお願いできるような方法があるのではないかということを模索している最中であります。 84: ◯委員長(青木 豊君) よろしいですか。下田委員、どうぞ。 85: ◯委員(下田孝雄君) 決算書 181ページの交通安全施設について伺います。報告書については 283ページの事務報告がありますが、それを参考に。実はつい1週間ほど前ですけれども、ある市民の方が、路地から直角で出る道路に反射鏡カーブミラーがほしいということで、本人がこちらの市役所にお出でになったそうです。カーブミラーの要請があなたが54番目ですというふうに言われたということを伺いまして、この事務報告を見てみますと12年度取り付けたのが、カーブミラーが 283ページの反射鏡建設工事16基と書いてあるんですが、この16基の1年間で16基だとすれば、大体54番目というと4年後ぐらい。それも付くのか付かないのかはっきりよくわからないんですけれども、こういう予定で今後も進むのかどうか、ちょっと伺います。 86: ◯建設課長(堀江 匠君) お答えいたします。いま下田委員さん言いました、ちょっと私、それ何番目と聞いておりませんが、この 283ページですか、これでいきますと交通安全施設16基ですか、なってます。その他の工事でということで、この最後にありますね 851万3326円、この中に一部入っております。そうしますといま12年度につきましては、42基ということで設置をしてもらいました。それであと残りでございます。今年度3基ですね、設置しました。それでいま東京都の市町村土木の補助金を使いまして、それが10数件あります。そのほかに、いま要望が一応、私の方のみますと39件と出ております。だから予算以内の方で一応、対応したいんですけれど、財政事情もあります。これはまた協議しながらやっていきたいと、このように考えております。 87: ◯委員(下田孝雄君) その他の中に非常に多く含まれているようであります。実態がこれ16基だけかと思って非常に心配したんですけれども、42基実際にはやられたということで。この報告書の中のですね、この 283ページの7番の、(2)のところだけを見ますと、16基をつくるのに、日本ボーサイ株式会社に 289万8000円ということで、およそ18万円の予算でできたのかどうか。  それから(2)の中で、道路照明が石井電設さんと河野電気さん、内田電気さん、これを合計しますとですね、I型が、道路照明I型が8基とIII型が 107基、合わせて 115基あるんですが、これだけの集計でいきますと2000万円。それで1基あたり平均17万4000円ということなんですが、この平均の単価的にはこれだけを計算して基準としてもよろしいのでしょうか。 88: ◯建設課長(堀江 匠君) お答えします。いま受け止めました、これを反射鏡につきましては、一応16基となっております。先ほど申し上げたのは、その短費分といたしまして26基ということで、これが短費分で一応26基を付けております。それを合計しますと42基と。  道路照明につきましては、いま要望は数件ありますけれど、これは対応できるかなと。単価につきましては……、ちょっとすみません。約15万円くらい、道路照明につきましては、一応かかる予定でございます。だからそれにつきまして、あと、後ほど数件あるものに対しましては、一応、対応できるかなと、こう思っております。 89: ◯委員長(青木 豊君) よろしいですか。下田委員。 90: ◯委員(下田孝雄君) それでですね、この6目の交通安全施設の中には、いま報告書のとおりカーブミラーや照明器具以外に道路設備等が含まれているので、実際にはこれは幾ら、1億 935万円のうちのカーブミラーや、それから照明器具はごく一部なんですけれども、この16節の道路反射鏡、原材料がですね、68万2500円と。それに対して上の経費が当然、光熱水費、これは電気代だと思うんですけれども2689万円。非常に何か、計算が大きい中の一部分なんですけれども、なかなか合わないと。いまここで全部出してもらうのは無理だと思うんですけれども、すごく予算が取っている割には、要望も結構多い中でね、この反射鏡カーブミラーや道路照明等が、なかなか進みにくいのかなと思いますけれども、一つ言いたいのはあまりにも道路照明、あるいはカーブミラーもそうなんですけれども、これは単品というか、いわゆる製造業でいうと、特注の品物ではなくてですね、大量生産の中の一部分なので、もう少し安くならないかなというふうに思います。その辺はこれからの課題としてですね、もう少し容易に取り付けられるように。了解が得られたところから、もう少し単価的に同一会社に長期間契約しているというんじゃなくてですね、もう少し安くなる、あるいは入札制度も考えながらね、安くできるような方法にしていってもらいたいと思っておりますが、この契約に関しては総務で管理しているんでしょうか。あるいは都市整備部だけが担当しているんでしょうか。伺います。 91: ◯建設課長(堀江 匠君) お答えいたします。道路反射鏡、また道路照明につきましては都市整備部の方で管理しております。 92: ◯総務部長(田辺宣昭君) 契約事務規則等に基づきまして、1件30万円以上のものにつきましては契約、担当課で契約しております。以上でございます。 93: ◯委員長(青木 豊君) 次、浦野委員、どうぞ。 94: ◯委員(浦野眞司君) ちょっと交通安全について、安全協会の方でちょっとお伺いします。  あきる野の中には五日市交通安全協会と、秋川交通安全協会と二つに別れておりますが、現在の両方の地域の安全協会の体系を、ひとつちょっとお願いしたい、説明してもらいたいと思います。どのくらいの人数と、どのような関係で構成されているか。よろしくお願いします。 95: ◯委員長(青木 豊君) 浦野委員、申しわけないんですけれども、交通安全協会の項については、昨日終わっておりますので、恐縮ですが、後ほどまた担当と調整していただければというふうに思うんですが。交通安全施設についてはいまここ議論していますが、交通安全協会はきのう終わっておりますので。 96: ◯委員(浦野眞司君) じゃ、データーの方でちょっとお願いいたします。現在、補助金と。 97: ◯委員長(青木 豊君) 浦野委員、交通安全協会の関する審査は、きのう総務費の中で終わっているんです。ですから後ほど担当と御協議いただきたいというふうに思います。御手洗委員、どうぞ。 98: ◯委員(御手洗武君) 少しボーとしていましたが、戸沢委員が建設的な意見を言いまして、きょうはお株をとられちゃったかと思いまして、我にかえりまして早速、質問をさせていただきます。  まず 161ページの先ほど影山委員が言いました有害鳥獣の駆除でございますが、資料で 158ページにそのスズメの駆除があるんですね。これ駆除の日時が12年の9月26日から10月15日ていうんですが、何で駆除、どういう方法で駆除したんでしょうかね。 99: ◯農林課長(田中正基君) 御答弁申し上げます。このスズメの駆除はですね、ハリアミとムソウアミによる駆除の方法でございます。 100: ◯委員(御手洗武君) 実はですね、私が田んぼをつくっているのは雨間の南郷耕地です。約3ヘクタール、スズメがすごいんですよ。 200羽どころじゃない。ぜひですね、駆除する、ここで駆除できるんですね、それじゃ。やっていただきたい。それでですね、農協なり、モリタミ委員さんに網を借りる。いままでは3センチ真四角の網だった。ところが3、4年前くらいからそれじゃだめだ、いうことで今度は2センチ5ミリの網。それ以下にすると何か霞網になるとか、何とか言ってね、2センチ5ミリが最少なのかな。いやあ2センチ5ミリにしたって中をすいすい。網を張っておきますと網の上に10羽くらい上りましてね、ずうっと網が沈むんです。網へたかって食べてる。しょうがないから今度は案山子をつくった。昔ながらのこんな案山子をつくって帽子をかぶした。帽子へたかって食べる。やりようがない。私なんかちょっと違う機械を利用してやってるんですが、そこでぜひですね、スズメの駆除をそういう耕地で、あると思うんです苦情が。ぜひね、そういうことができるならばやっていただきたいというふうに要望いたします。  次に、サルと同じです。もう知恵比べ。南郷耕地はいまスズメと耕地組合の知恵比べをやっております。そんなことで、それから 163ページ小川久保の土地改良費 900万円。これ総額どのくらいの市から予算を出して完成するんでしょうか。 101: ◯農林課長(田中正基君) お答えいたします。2600万円の予算でございます。 102: ◯委員(御手洗武君) 南郷、そのいま言った田んぼもですね。これは自分の資源を活かしてね、この耕地もそうなんですが資源を活かして、はっきり言えば砂利を売ってやっているわけですが。これは非常に有効だと。2600万円の市の補助金で南郷下は一銭ももらえませんけれども。12ヘクタールの田んぼが蘇るんですよ、2600万で。ぜひですね、水田というのは休耕した人がいますと、その人が何か転作をしようと思っても、平ですから上から水が入ってくると水が入っちゃうんですよ。カボチャをつくろうと、さつまいもをつくろうとできない。ただできるのは芋ぐらいだけ。芋は水に強い。だからぜひですね、この耕地、改良、土地改良することによって畑と水田が別れる。引田もそうですけれども、そういうことによって12ヘクタールの農地が蘇ったと2600万円で。ぜひ第二、第三ですか、そういう一つの休耕田を交えた耕地がありましたら、ひとつ農林課、積極的にこれを奨励しやっていただきたいというふうに思います。  次に商工会 169ページ。元気を出せ商店街事業補助金 302万2000円ですか、これ。資料はですね。資料は 170ページ。事務報告ですね。すみませんでした。それでこれを見ますと、秋川駅北口会に 100万円出てる。直観的に私が元気を出せ商店街ていうんですから、北口がいま東急がきて盛ってる。元気を出してるんですよ北口は。これはどういうふうなことで振り分けをしたんですか。元気を出せ。 103: ◯委員長(青木 豊君) 商工観光課長。  では続いて質問をどうぞ。御手洗委員。 104: ◯委員(御手洗武君) じゃいいですよ。そういうわけで直観的にいま非常に秋川駅の南口がどうなのかとか、もっと秋川駅から離れている商店街はどうなのかとか、そこへ元気を出せという方が、この元気を出せ商店街の補助金としたら、当てはまるんじゃないかなというふうに思ったんです。答えが出ますか。 105: ◯環境経済部長(吉野俊郎君) これは冒頭、御説明申し上げましたが、東京都の補助金が3分の2入ってまいります。それで市を通して各商店街に補助します。それで、それぞれ額に違いはありますが、それはそれぞれの商店街が行う事業に対しての3分の2であります。北口会につきましては、このイベント関係につきまして、大変力を入れているという結果が補助額になっているということでございます。 106: ◯委員(御手洗武君) いいですか。北口はやりやすいんです。30メートルの道路があったり、そのルピアの前に広場があったり、そうじゃなくて、小川のあの商店街が閑散としちゃった。あきる野市全体の商店街を見て、元気を出せよというのは、私は秋川駅周辺ではなくて、ほかのとこだと思うんです。それは行政の方の指導が悪いんだと私は思う。もっと元気を出すような中心から離れている、例えば五日市商店街だっていいじゃないですか、ねぇ。そういうところへやはり指導的に、補助をもらえるように、東京都の補助金て書いてありますから、そういうものを指導していかないと。イベントを自分で考えて、自分が考えやすい、考えられないから補助金はないよと、それはそうかもしれませんが、その地域にそれだけのやはりイベントを考えたりして、やろうとする商店主がいなければいけないかもしれませんが、ぜひね、行政の方もそういう指導を私はすべきだと思うんです。そんなことを要望、答え出ます。 107: ◯環境経済部長(吉野俊郎君) 確かに北口会についてはインフラが整理されておりますので、イベント等がやりやすいのかなというふうに思います。例えば、駅前広場を、あきる野広場を使ったイベント等を行うということ。それからやはり商店街の自主性もあるわけであります。強い商店街、弱い商店街も実際にはございます。そういう中でやはりこの補助事業を活かしながら商店の活性化、商店街の活性化をお願いしているのは、それぞれ13の商店街ございますが、13の商店街に呼びかけているわけであります。例えば五日市の商和会につきましては、昨日、質問にもございましたが、こういうふうな補助事業を行っておりません。やはり13の商店街それぞれが力を蓄えて、お客様に支えていただくというふうなことが、これからもお願いしなければならないと思っていますし、そういうふうなことは、さらに努力していきたいというふうに考えております。 108: ◯委員(御手洗武君) じゃぜひ、ぜひその辺は行政指導の方もよろしくお願いをいたします。  次に 171ページのふるさと工房の管理費でございます。事務報告書は 175ページでございます。手漉き和紙体験者数が1万3458人とか、陶芸の体験者がとこう書いてあります。多分5000万というのは人件費ではないかなというふうに思いますが、観光協会に委託をして、年間この1万3000人とか 9,000人と書いてありますが、いま少し規模が小さいかどうかわかりません。さっき登り窯の話も出ました。いま少し5000万円を費やすものとしたらね、一体、何万人てこなきゃ、一日に産業祭は3万5000人で二日あれば何万人も来ると言っている。そういうのと対象にはならないんでしょうけれども、いま少しですね、このふるさと工房は、ただ五日市支部に任しっぱなしで、それでその人件費へ払って終わりというような気がするんです。何かその辺の、いまの状態のもっとこのお客さんというんでしょうか。見学者というんでしょうか。ふやすようなことは何かの運営委員会で何か決めてる、検討したとか、そういうふうなことありますか。 109: ◯商工観光課長(栗原達夫君) お答えさせていただきます。まず今回の5000万円の委託費でございますけれども、職員が11名、パート4名というふうな内訳になっております。ただ職員については、途中退職しておりますが、実質には10名の4名というふうなことになります。この利用、費用対効果の問題ですけれども、まず、5000万円という金額が非常に大きい数字なものですから、できるだけこの私ども市の方でも行革をしますので、行革をできないかということで、議論を進めてまいりまして、人件費のあり方だとか、そういったものをある程度決めさせていただいております。  あと観光客の誘致というか、増員を図るために、今後の問題としまして、まずお土産売り場の場所の変更だとか、あと新しい事業としては木工教室、木工体験を入れてみようとか、そういったものをいま考えております。それとあとふるさと工房だけで終わらせるんじゃなくて、今後はそのまわりですね、例えば体験施設があそこにあるのであれば、そのほかの体験施設が民間で、あの辺にもってこられないのかなと一つ考えとしてはございます。そこのところ五日市支部としましても、広報部会というのがございまして、そこに委員長、部会長、副部会長そういったものがありますので、現在、観光客の誘致についての検討始めております。支部全体としても取り組んでおりますので、もっともっと観光客が利用されるような方策を検討したいというふうに思っております。 110: ◯委員(御手洗武君) 決して人件費を減らせとかね、そういうんじゃなくて、5000万円を使ったら、5000万円をいかに有効にあきる野市民や、あきる野市民以外の方が、やはり訪れて来るか、そういう努力をね、毎年やはりこれでいいのかというようなことでね検討して、ぜひ大きく飛躍することを期待いたしまして終わります。 111: ◯委員長(青木 豊君) 岸峰委員、どうぞ。 112: ◯委員(岸峰元春君)  163ページ畜産振興についてお伺いいたします。先ほどからサルだ、イノシシだ、スズメだって小さなこと言ってますけれども、私は大きく牛についてお願いしたいと思います。千葉県の方で何か狂牛病が発生したということで、この辺、西多摩郡もちろんあきる野市としては、その調査、結果、どうだったのか。       (「さっきやったよ」と発言する者あり)  やったの。それはごめんなさい。じゃ結構でございます。聞いてなかった。 113: ◯委員長(青木 豊君) ほかにございませんか。町田委員。 114: ◯委員(町田匡志君) 1点だけ質問というか、お願いをいたします。二宮のまちづくり計画が進んでおりますが、先ほど地籍調査の順番ということで、要望というか、お願いをしてるんですが、二宮でもまちづくりを進めるにあたって、なるべくいい絵を書きたいというような形でいま進めておりますが、どうにもこうにも地籍調査が済んでおりませんので、どこが最終的に道になるのか。どこが水路になるのか。水路があっても現在はないけれども、登記上は水路になっているが、というような問題があるんです。ですから緊急性とかを充分考慮の上、二宮のまちづくりの地籍の中を進めるためにも、地籍調査を二宮地区でなるべく早期に実施していただけるようお願いをしておきます。 115: ◯委員長(青木 豊君) 要望ということでよろしいですね。 116: ◯委員(町田匡志君) はい。 117: ◯委員長(青木 豊君) ほかにございますか。戸沢委員、どうぞ。 118: ◯委員(戸沢弘征君) これまた大きな話でございますけれども、建設関係です。長い間どちらかというと、こういうモデル事業があるとか、いろんな事業がある、それを当時の企画財政もしくは建設部などが、いろいろとこう日参して、いろいろなこと研究してここに持ち込むっていう、いわゆる補助事業的なことにかなり力を入れてきたけれども、最近の動向というのは東京都もそういう施策を取っているということもありますが、単独事業を起こし、それに起債をし、その償還はまた企画財政に聞いた方がいいんですが、そういうふうな事業がふえているというふうに、私そう思っているんですけれども。そういう傾向というのは地方財政法上傾向あるんですか、いま。 119: ◯財政課長(渡辺 孝君) お答えいたします。特にはないと思います。 120: ◯委員(戸沢弘征君) 実はあの区画整理問題です。最近はもっぱら組合施行ということで原小宮の区画整理の問題で質問します。  ページ数はわかりますか。原小宮と雨間が出ているところですから、 185ページですか。 185ページ。雨間ではできなかったんですけれども、原小宮はごみの集積場を換地にしているのか、市が持っている土地といことにしたのか、何かそういう方法を取ったやに聞いております。現実にあそこ通ると、1坪弱くらいのところが角々にあるんですが、大変いいことでもあると思うと同時に、難しい問題もあります。それが仮換地から法規決定していく課程の中で、我が家の目の前にごみの集積場という問題が起ったりするわけですが、組合施行ということで、組合がとにかくいろいろと、それぞれこう審議会開いてやっていくわけですが、何か市施行というのは、いまほとんどなくなっちゃってきている。これらが言ってみれば何かそういう指導があるのかなというのを強く感じるんで、そのことと、それに対する回答と。もう一つは3億円かけるというのは、あそこに都市計画道路を入れる秋3・4・6号線ね。それからもう1本、確か入れるでしょ、図書館の方からこう行く。秋3・4・5だ。秋3・4・6は家の方だ。秋3・4・5だ銀波通りだ、ね。それともう一つが入る。秋3・4・16号線。そうするとだね、それに対しての補助が出て3億円がくるものなのか。一方、東京都は地価の評価を変えたものだから、この都市計画道路に対する来るべき金がかなり減ってきているはずなんで、減ってきているはずなんですよ。それでやむなく3億円ということになったのか。これで13年、14年、最終的に終わるまでに原小宮にはどのくらい、これから出さなければならないのか。この辺をお伺いしておきたいと思います。 121: ◯まちづくり推進課長(矢崎 信君) お答えいたします。1点目のごみ収集場所でございますけれども、いま戸沢委員さんから言われましたとおり、原小宮の区画整理から、いまごみの収集場所を置くとこが、相当、難しくなるということでございますので、原小宮の区画整理事業から、とりあえず換地をしまして、そこをあと市で買い。市の方で引き取ってもらうということになろうと思います。またいま原小宮につきましては、いま市の助成金につきましては、12年度に3億円、13年度に2億円でございまして、あと5億4000万円くらいが必要じゃないかと、そのくらい数字になろうかと。以上です。 122: ◯委員長(青木 豊君) 組合施行と市施行。答弁はありませんか。 123: ◯委員(戸沢弘征君) 組合施行と市施行。最近は組合施行の方向をかなり取っているけれども、市施行という関係は最近減少しているが、どういうわけかということです。 124: ◯まちづくり推進課長(矢崎 信君) 市施行と組合施行の関係ですけれども、いま雨間と原小宮につきましては、組合施行でお願いしております。ここで秋川駅の北口も市施行でございまして、市施行全体ということもちょっと難しいと。これからまた立ち上げする引田地区も、これにつきましては市施行ということでございますので、全部市施行で組合、区画整理というのはちょっと難しいかなということで、とりあえず面積など、そういうもの割合につきまして、そういう方向で考えているということでございます。 125: ◯都市整備部長(田辺忠男君) お答えします。区画整理事業につきましては、駅を中心にしたまちづくりというのが市施行で行う。その他の地域については、できれば組合でお願いしたいと。そういう考え方を持っています。 126: ◯委員(戸沢弘征君) 最後になります。ちょうどお昼ですね、私で。この天神霞野、最近は天神ていう言葉が消えて霞野地区区画整理という計画があります。それは駅前から30メートル道路の延伸を関東セレモニーのところで止まっております。きょうは大きなお葬式やっておりますので。あの道がですね、まっすぐ私の家の方にこう通って、それこそ秋3・4・6号線に圏央道のそこに来るという計画があります。その上をモノレールが通るという計画があります。それをいま市施行でなく組合施行で、いまやろうとしております。14ヘクタールです。今後この計画がですね、前議長の家の前を通るんですけれども、この問題というのは非常に公共性のあるものなんですね。モノレールを通す。駅前からの30メートル道路の延伸。駅からあのセレモニーホールまでは 980メートルぐらいですよ。 1,000メートルないです。 1,000メートル以上だったら下手するとアセスがあったはず。だけどない。さらにこれを延伸させる。しかも、ここは住宅がいっぱい張りついていると。こういう関係の中で本当にいま組合施行でいいんだろうか。良い点は90%の理解がないとできないという、そういう面があるので、やはり組合施行で全体の同意を得ることが先かなということで、私たちいまいろいろと対応しているわけなんですが、何となく思うのがモノレールなどの上位構想の計画があくまでも構想の範囲であって、全然何らものが進んでない、話が。そういう状況にあるんですね。だから運動そのものも止まっちゃうし、やらないんだろうと住民は思っているし、地価は落ちているし、あとの保有特定農地の方を回ってもらったらどうなのっていうことに結論としてなっちゃう方向がいまあるんですよ。そういうことについて、将来展望を霞野土地区画整理事業にどう思っているかお答え願いたいと思います。お昼になりますので、私は終わります。 127: ◯都市整備部長(田辺忠男君) お答えします。戸沢委員さん御承知のとおり、30メートルを北進して秋3・4・6号線に接続するというのは当初の計画でございました。また総合計画においても瑞穂町から羽村市を通って秋3・4・6号線から30メートルから秋3・3・9号線、八王子に。モノレールのひとつの構想でございます。しかしながら過去何回となく説明会を行ってきました。しかしながら非常に住宅が密集しているということで、11年度の、12年度説明会を一度ルピアでやりまして、二地域に分けて説明会を行ったわけでございます。私どもから非常にもう区画整理事業として、住宅が密集して非常に困難であるというお話しを申し上げました。しかしながら30メートル延伸という問題は、引き続き何らかの形で道路整備を図らなければいけないという考え方。それで30メートルの道路が必要があるのかないのかということもございます。モノレールの構想が事実そのとおりにいくのかということもございます。そういう中で特定人口保留地域にしてあります、あそこまでの約 7.8ヘクタールがあると思うんですけれども、そこも区画整理事業で提案させていただいたと。できれば圏央道のインターチェンジが15年、14年の春開通するということで、線引きも17年度にあるということで、土地利用も、周辺の土地利用もある程度進展するのではないかということで、御提案させていただきましたけど、非常に厳しいということでございます。ですから地権者の考え方っていうんですか、調整区域でもインターチェンジ周辺で、また土地利用も考えられますし、また調整区域の中でもできる施設もございますから、いずれにしても事業を進めるのも地権者の合意形成がないとできませんので、私どもには見守っているという状況でございます。 128: ◯委員長(青木 豊君) ここで昼食のために休憩といたします。再開は午後1時とさせていただきます。                         午後0時03分  休憩
           ────────── ◇ ──────────                         午後1時00分  再開 129: ◯委員長(青木 豊君) 休憩前に引き続き会議を開きます。なお、昨日確認をいただいておりますが、本日傍聴の希望があるようですので、傍聴者を許可してありますので、御了解をいただきたいと思います。  それでは、引き続き第9款消防費までについて質疑を受けます。影山委員。 130: ◯委員(影山 保君)  188ページから 189ページの常備消防費についてお聞きいたします。東京都の消防に対する事務委託が約9億円出ているわけですけれども、かなり前に聞いたこともあって、ちょっと記憶忘れてしまったものですから、この委託料の算出根拠というのか基準というのか、恐らく人口や面積や都市化や、それぞれ条件あると思うんですけれども、もう一度改めて教えていただけないでしょうか。 131: ◯地域振興課長(関田正幸君) 算出根拠につきましてお答えいたします。  ここはですね、委託費についてはですね、国勢調査の人口、平成7年10月1日の国勢調査の人口を基礎にいたします。これに補正計数 1.269を乗じますと9万5625人となります。9万5625人です。これの補正後の数値でなります。この9万5625人に単位費用、平成12年度の単位費用が1万 500円です。この数値を乗じますと10億 406万3000円となります。この10億 406万3000円に、平成12年度確定委託割合 0.9006198を乗じますと、消防費基準財政需要額の委託事務分が算出されます。この額がですね、9億 435万1000円です。これが都知事との合意書に基づく経過措置として、この99%、0.99を乗じますと、8億9530万7000円となります。これが常備消防費の委託分でございます。 132: ◯委員(影山 保君) 数字はそのとおりだと思うんですが、人口だけを基準にしたこの単位費用というか、1万 500円ですか。これの内訳というのは何かあるんですか。この算出。 133: ◯地域振興課長(関田正幸君) 私も財政担当ではありませんので、よくはわかりませんが、この単位費用というのはですね、例えば人口1人当たり、これが単位費用でございます。ですから、人口10万人ですと1万 500円がかかるということでございますね。これが単位費用でございます。人口10万人につき1万 500円。消防費がかかるという、これが単位費用でございます。 134: ◯委員(影山 保君) 東京全体の消防業務についてはよくわかりませんけれども、ただ私たちも一般的に聞くには、東京の消防職員が外国と比べても非常に少ないと、こういうふうに言われているんですよ。今回のアメリカの事件だとかね、その中で消防署員が非常に活躍をしたというのが、報道されているんですけれども、私聞きたいのは、例えば、人口はいま言いましたけれども、都市化の状況だとかね、あるいは面積だとか、そういうものが加味されて、この東京都がここの地方にはこれだけの職員が、あるいはこれだけの消防車がだとか、そういうものが決まっているんではないかというふうに思ったんですが、そうではないんですね。あくまでも人口単位ということでいいんでしょうか。 135: ◯企画財政部長(前田和利君) 御答弁申し上げます。地域振興課長の答えているとおりなんですけれども、基準財政需要額の計算上のルールですね、一般的に地方税法、ごめんなさい、地方交付税法の中で細かく決まっております。単位費用の問題であるとか測定単位。その計数をかけた数値で出てくるというふうに、御理解をいただく以外ないというふうに思っておりますけれども。 136: ◯委員(影山 保君) ただね、確かにこの間の新宿でのビル火災だとか、それぞれの地域によって特徴があると思うんですよ。やはり、あきる野市は三多摩の中でも面積的には3番目に広い面積を持っているとかね。そういうものも加味されているのかなと。そういう上で配置がされているのかというふうに思ったわけです。それから、同時にちょっと聞きたいのは、いまあきる野市に、いま市内に二つの東京都の出張所があるわけですよね。そこには梯子車というのは配置されているんでしょうか。従来はね、あきる野市は高くても3階建てくらいだったんですが、ここも6階、7階になりましたし、富士通だと高さが47メートルかな、あそこは。そういう高度な建物もできているんですが、その点はどうでしょうか。 137: ◯地域振興課長(関田正幸君) お答えいたします。秋川消防署に梯子車1台設置しております。それとですね、これに重ね合わせしますと、福生消防署からですね、梯子車が来るようになってます。これは消防署同士の協定で一応、応援、協定結ばれています。 138: ◯委員(影山 保君) わかりました。関連してあと常備消防ではなくて、この庁内の、新庁舎の消防業務。救急袋も用意されているようですけれども、使ったことはありません。われわれはね。いざというときにはどうすればいいのか、こういう訓練とかいうのは計画はあるんですか。 139: ◯総務部長(田辺宣昭君) この庁舎のいわゆる防災体制につきましては、消防計画持っておりまして、その中で対処しているところでございます。それでこの庁舎の中には自衛消防隊を設置してございまして、先日打ち合わせ会持ったところでございます。訓練もその中で要望がございまして、近いうち実施したいと考えているところでございます。 140: ◯委員長(青木 豊君) 戸沢委員、どうぞ。 141: ◯委員(戸沢弘征君) この項目としては最後になりますが、私の質問としては 175ページ。秋川駅前広場の維持管理費に要する経費のうち噴水設備点検委託料、これが 129万2500円。次のページ 177ページにこれは五日市駅の広場の維持管理費、これが54万6000円。言ってみれば2倍強のお金を秋川の方が払うことになっているわけなんですが、以前も指摘したことありますが、この噴水は年に4回のフィルター交換。それと、いわゆる何時から何時で噴水が出て、何時に止まるかっていうセンサーかなんかのことだと思うんです。ところが秋川と五日市が違うのはなぜなのか。この夏、暑い7月ですね、実は私もなぜまだ噴水が出るようにならないのかとかね、市議会議員選挙だったからねちょうどあのころ。駅に立つとわかるわけですね、よく。それでそういう要請したことあるんですが、何かはっきりしないんですねこれ。簡単に言って委託だから。秋田美装かなんかに委託なんでしょうかね、よくわかりません。これははっきりさせてほしいなと。それで五日市との違いは何かを、合わせて報告をしていただきたいと思います。 142: ◯建設課長(堀江 匠君) いま噴水の点検ということで、秋川駅の点検につきましては、一応年に4回ということです。それからさっきフィルターの交換と言ってましたけれども、それはその都度、1回か2回やっております。それから、金額については差が、五日市の方につきまして点検はやらない。同じです。やはりフィルター交換も同じにしております。どうしてそこが違うのかということでございます。これにつきましては、やはり中のポンプ、条件いろいろ違います。ということはちょっと中身につきましては、秋川駅につきましてはただ単純にポンプがありまして、それを濾過してそうやっている。それから五日市駅の広場につきましては、噴霧器、噴水がありまして、それから噴霧器がありまして、ポンプが二つほどあります。その差の関係です。それで、いま言ってましたとおり 129万2000円と。それから 164万6000円ということで、その違いが出ております。  それから、駅の噴水の時間でございます。それにつきましては、秋川駅につきましては4月から11月。これはタイマーを入れまして、9時から一応6時ということで設定しております。ちょっと12月から3月は一応凍結防止ということでしています。また、五日市駅の噴水の稼動時間でございますが、夏は一応2時間ということで、5月から一応9月ということになっております。タイマーにつきましては、午前7時から9時半。それで、その中にタイマーを入れてありまして、噴水時間ですか、それが15分運転で5分休みということです。また霧については、やはり15分運転しまして5分休むと。それから冬の時間でございますが、10月から4月にかけましては午前7時から9時と。それから噴水の時間につきましては、同じく15分で10分休みと。ちょっと違います。霧につきましては、一応、凍結の防止のために歩くまわりが飛びますので、それが風により散乱することがありますので、一応中止はしております。以上です。 143: ◯委員(戸沢弘征君) 一言だけ言っておきますが 175ページの秋川の噴水は9時からではありません。実際は7時半にはパッと出ます。毎日いたんだからあの駅に。だからこの回答が正しくないので改めて調べてみてください。何も批判しているんじゃなくて、タイマーの関係でしょう。ただ言ってみれば年に4回どの程度の委託によって、この点検しているのかというと、私の感じではこれほどお金かけるものではないのではないかと率直に思います。それが、やはり市の職員がやはり点検したとするならば、ちょっと1人誰か行ってくれば、すぐ解決するはずなんだと。そうすると 129万円もお金使わないで済むし、それから五日市の方の54万6000円も使わなくて済むんだよと。そういう指摘だけはしておきたいと思います。いいです。 144: ◯委員長(青木 豊君) この際、第6款から第9款までで質問を予定されている方は、ぜひ挙手をお願いしたいと思います。              (質問予定者挙手) 145: ◯委員長(青木 豊君) わかりました。岸峰委員、どうぞ。 146: ◯委員(岸峰元春君) それでは 173ページ。商工会の話ですけれども、市内商工業者のマップ作成委託料が 326万9700円ですか、出ています。これどのようなマップなのか。私、前回一般質問でもやらせてもらったんだけれども、もしそのマップだとしたら大変な話かなと、こんな感じがするんですけれども。このマップそのものはどんなようなマップなんでしょうか。 147: ◯商工観光課長(栗原達夫君) お答えします。これにつきましては、緊急雇用対策事業でやった事業でございまして、簡単にいいますとパソコンで管理をしているというふうなことです。どこにどういう事業所があって、それを現在どういうふうな営業をしているか。そういったものをパソコンで検索をする事業、そういった図面でございます。だからペーパーに印刷されているとか、看板に印刷されているかというのではないんです。これは市の方の商工業者の把握といいますか、そういったものを重点にしてつくったものでございます。  以上でございます。 148: ◯委員(山根トミ江君) 事務報告の 171ページ。決算書 169ページ。中小企業振興資金融資及び利子補給金。このことについて少し教えていただきたいんですけれども、この条例の目的とか、どういう業者が対象になるのかというのは、いまちょっと読んでみたんですが、いま長引く不況の中で、中小企業の皆さん本当に経営を進めていくの大変な中で、こういう制度があるというのは本当に助かるんじゃないかなと思いますので、ちょっと、もうちょっと具体的にこの申し込み方法、どんなふうに申し込んだらいいのかとか、この融資を受けられる業者が申し込んだ場合に、この実際におりてくるまでに、どれくらいの日数がかかるのかなというようなことを。それとあと利息の点なんですが、一般の金融機関から借りた場合と比べまして、少し有利な点があるのかなとか、その辺のところをもしおわかりになりましたらお願いします。 149: ◯商工観光課長(栗原達夫君) お答え申し上げます。まず受付なんですけれども、これは商工会、私どもの窓口で受け付けております。PR方法につきましては、商工会等通じて行っている事業でございまして、運転資金については、 500万円。設備資金については 700万円を貸し付けております。利息なんですけれども、長期プライムレートというのがございまして、それから 0.3%を引いて、本人負担が 0.7%。あとは市が負担をするというふうなことです。失礼しました。金融機関が 0.3%負担していただいてというふうなことです。  長期プライムレートとちょっと難しい言葉があるんですけれども、これは一流の企業、優良企業に対する銀行の最優遇貸出金利のことで、非常に有利な金利になっております。これはあきる野市の特徴としましては、金融機関が 0.3%負担しているというのが非常に大きな特徴かと思います。それと審査会を行いまして、大体月、大体じゃありませんけれども、月3回行っております。申し込まれてから10日くらいの間にはお手元にいくんではないかというふうな、できるだけ早いうちにお手元に資金を貸し出すような手順でやっております。 150: ◯委員(山根トミ江君) ありがとうございます。10日くらいでもう審査をやられる。どうもありがとうございます。10日くらいで。  (「10日というのはちょっとオーバーかもしれませんけれども、10日ちょっと過ぎるかもしれませんけれども」と商工観光課長の発言あり)  ありがとうございます。中小企業の皆さんにとっては毎月の資金繰り非常に大変な中で、やはり早くというのが資金が非常に重要なことかなというふうに思いますので、今後ともどうぞ早く敏速に、決定がおりるようによろしくお願いいたします。ありがとうございました。 151: ◯委員長(青木 豊君) それでは、お待たせしました。この項目で最後の質問者になります上杉委員、どうぞ。 152: ◯委員(上杉英夫君) すみません。さっき聞くのを忘れちゃったんですけれども 163ページ、先ほど地籍調査のことをお尋ねしたんですけれども、その上にですね、6、1、2、3へ流用7万6000円というのがありまして、 159ページを見ますと書いてある、確かに書いてある6、1、6、3から流用と。また補助金の関係かなというふうに思ったものですから。もう一つその上に6、1、1、3から流用5万9000円てあるんですが、同じところから同じところへ流用、この辺のところちょっと、よおーくあちこち見ればわかるんでしょうけれども、ちょっとここのところを御説明いただきたいと思うんですが。 153: ◯委員長(青木 豊君) 職員手当から職員手当へ流用しているんじゃないかと思うんですけれども。何か要因があったのか、そういう質問でよろしいですか。 154: ◯委員(上杉英夫君) そうなんです。なんかよくわからないんでね。 155: ◯委員長(青木 豊君)  159ページだそうです。 159ページに記載の農業総務一般管理経費のうちの流用が起った要因は何かという、そういう質問だと思うんです。助役。 156: ◯助役(荻原 尚君) 恐らく職員の手当の問題だと思うんですけれども、これは人事異動等ありましてですね、その動きによりまして、予算的に足らない分を流用かけたということだと思うんですが、この件につきましては、後ほど調べて答弁させていただきますけれども、この問題があとの質問に大きな影響をもたらすかどうかというのがあるんですけれども、もし数字的なものであれば、それでお願いしたいと思っております。 157: ◯委員(上杉英夫君) 後ほどまた詳しく伺いますので。それともう一つですね、この項目別に載ってやってますので、私、この項目別では質問ちょっとどこでしていいのかわからないで、たまたま職員手当というのが出てきたんで、ついでにちょっとお尋ねしたいんですが、普通会計決算概要というのがございます。この12ページに人件費というのがございまして、平成12年度が51億 128万5000円で、平成11年度に比べて5383万2000円減っていると。これは大変結構なことであると思いますし、御努力も大変なものだと思うんです。  それともう一つ、人件費比率というのがどこかにあると思うんですね。これも28.2%ですか。12年度、これが4ページになりますけれども、平成8年度、32.8%から、だんだん落されてきまして平成12年度は28.2%ということで、大変合併の効果が、あるいは行革の効果が表われているのではないかなというふうに、私は大きく評価したいところなんですが、これが、この28.2%という人件費比率が、この近隣というか、多摩地区に比べてどんなところにあるのかなというのが、もしおわかりになりましたら教えていただきたいのと。それはそれでよろしいんですが、あきる野市一般会計及び特別会計歳入歳出決算審査意見書というのが監査委員から出ているんですが、これの26ページにやはり性質別歳出についてということで、消費的経費の人件費というのが出ておりまして、この数字と普通会計ですから、違うのかもしれませんけれども、この数字がちょっと違う数字なんですね。こちらでは人件費が12年度53億 595万7000円。11年度決算に比べて3244万1000円ふえていると。この辺がちょっとあちこち見れば私もわかったのかもしれませんですけれど、ちょっと理解できないので教えていただければありがたい、いうふうに思います。以上です。 158: ◯企画財政部長(前田和利君) 御答弁申し上げます。1点目ですね、人件費の割合なんですけれども、決算の審査の意見書8ページを見ていただきますと経常収支比率のうち人件費ってありますけれども、この割合が出ております。これは27市の数値、これは合併前で田無市、保谷市、西東京市二つに分かれておりますので27市でいきますけれども、27市中の5番という位置に、こういうふうになっております。  もう1点御質問がありました決算概要12ページと決算審査の意見書の26ページで、人件費が決算概要では51億1128万5000円。そして監査の意見書の中では53億 595万7000円という数字で、その違いというのが2億 467万2000円出てきております。これはですね、まとめ方の問題が一つあります。と申しますのはですね、決算概要の中では義務的経費として扱っております。監査の方につきましては、消費的経費という捉え方で捉えております。そこで別れてくるわけであります。この差につきましてはですね、決算審査意見書の部分の方が多くなっているわけでございますけれども、これは繰出金との関係があるわけでございます。決算概要の中の繰出金の中の人件費相当額が、決算審査意見書の中では消費的経費の中には入ってきますので、国民健康保険でありますとか、老人保健関係。それに普通建設事業の支弁費関係が出てきます。普通建設事業を見ていただいてもですね、両方を見比べていただきますと、その差がですね、8100万円ほど出てきておりますけれども、それが申し上げてますように決算審査意見書の方、消費的経費の中では人件費の方に入ってきます。また同じように繰出金を見ていただいてもわかりますように、決算概要と決算審査意見書では違いが起ってきております。それで人件費が動いております。これは申し上げておりますように、統計上の取り方なんですけれども、義務的経費と消費的経費の分け方の中でこういうふうに起ってしまう、というふうに御理解いただく以外ないというふうに思っております。  数字につきましては、申し上げてますように、再三申し上げますけれども、人件費相当額、繰り越しの中に決算概要の中では、繰越金の中に人件費が入っておりますけれども、入って繰り出していきます。申しわけない。人件費を入れて繰り出していきます。ですから人権費相当分については義務的経費の中から除いてあります。そういう差が起ってきておりますので、ルール上の計算で起ってきていると御理解いただきたいと思っております。一般的には決算概要の中で出しております義務的経費等々の中で、経常収支比率等々を出していきますので、一般的な数値の追いかけにつきましては、義務的経費で追っております51億 128万5000円の数値で捉えていただいて結構だというふうに御理解いただきたいと思います。 159: ◯委員(上杉英夫君) わかりました。細かい点についてはまた後ほど、この差額の詳しい内容については後ほどまたお伺いします。ありがとうございました。 160: ◯委員長(青木 豊君) ほかにございませんか。           (「なし」と発言する者あり) 161: ◯委員長(青木 豊君) ないようでございますので……、農林課長。 162: ◯農林課長(田中正基君) 上杉委員さんの御質問でございますけれども、6、1、2、3流用の件でございますけれども、これは人事管理に要する経費の職員手当に不足が生じましたので、そちらに流用したものでございます。  それから、先ほど、午前中の野村委員さんからの御質問のですね、農業構造改善事業推進協議会についてお答えを申し上げます。この推進協議会につきましては、事務所を東京都農業会議内に置いてございまして、構成につきましては青梅市、あきる野市、瑞穂町、日の出町、大島町、新島村、神津島村、三宅村、八丈町、それから東京都農林水産部で構成されておりまして、事業の内容につきましては、農業構造改善事業に関する啓蒙、宣伝、調査研究、農政対策、こういうような事業を行っております。あきる野市におきましても、ここで経営構造対策事業を導入する予定でございますので、農業推進協議会のアドバイザーによる指導を受けることになっております。以上でございます。 163: ◯委員長(青木 豊君) ありがとうございました。これで第6款農林水産業費から第9款消防費は終了いたします。  次に第10款教育費 194ページから第14款予備費 279ページの全部について行います。  関係部長より主な施策等の成果の説明を簡潔にお願いをいたします。  学校教育部長。 164: ◯学校教育部長(遠藤喜義君) それでは、平成12年度教育費決算の学校教育部関係の御説明を申し上げます。  決算書の 194ページからが教育費でございます。事務報告書では 319ページから 351ページになります。  まず、決算書の 201ページに記載されております、せせらぎ教室、スクールカウンセラー活用調査研究経費、心の教室相談員活用調査研究経費など。不登校対策事業について御説明いたします。  市教育委員会ではせせらぎ教室において、不登校児童、生徒への指導を行うとともに、西中学校、御堂中学校には専門のスクールカウンセラーを、その他の四つの中学校には、心の教室相談員を配置し、教育相談に当たりました。  次に、決算書 201ページから 203ページの幼稚園費でございますが、これは幼児教育の振興を図るための補助金が主要なものでございます。補助金制度を大別しますと、幼稚園児の保護者に対する保育料等の負担の軽減を図る補助制度と、幼稚園に対し、幼児教育の充実を図る補助制度との2種類でございます。  実績につきましては、事務報告書の 320、 321ページのとおりでございます。  次に、決算書 202ページからの小学校費の学校管理費、教育振興費及び学校保健体育費は、学校配当の経費及び学校運営に要する維持管理経費等が主なものであります。  恐れ入ります、次に決算書 220ページの学校整備費でございます。前田小学校大規模改造地震補強工事。屋城小学校プール改築工事。西秋留小学校配水設備改修工事及び増戸小学校体育館床改修工事などを実施いたしました。  次に、決算書 222ページからの中学校費の学校管理費、教育振興費及び学校保健体育費は、小学校同様学校配当の経費及び学校運営に要する維持管理経費等が主なものであります。学校整備費は、増戸中学校給水管甦生工事などを実施いたしました。  次に 217、 231ページのコンピュータ教育経費でございますが、平成12年度は南秋留小学校・戸倉小学校・小宮小学校を除く各小学校には、新規に2台ずつ。中学校では西中学校と五日市中学校に22台の新機種を配備し、情報化社会の進展に対応したコンピュータ教育の充実を図りました。  また 217ページの国際理解教育経費。 233ページの国際化語学教育経費につきましては、国際化社会の進展に対応してアメリカ人による英語指導を通して小学校、中学校において国際理解教育を推進いたしました。  最後に、決算書 270ページからの学校給食費について説明いたします。  学校給食費のうち給食総務費の主なものは、秋川第一学校給食センター改修工事の外壁塗装、屋根防水工事及び五日市学校給食センター改修工事の外壁と屋根塗装工事でございます。  また、給食費は月額小学校 3,400円、中学校 3,800円で、給食の供給日数は、小学校 180日、中学校 165日となっております。  以上でございます。よろしくお願いいたします。 165: ◯社会教育部長(橋本武久君) 社会教育部の決算につきましては、決算書 236ページから 271ページまでの款教育費、項社会教育費、保健体育費まででございます。  決算額につきましては、社会教育費と保健体育費を合わせますと、決算額は13億8270万4657円となりまして、前年度決算に比較しますと6573万5958円、約 4.5%の減となってます。この主な要因は、前年度、保健体育費におきまして、市民球場への夜間照明への設置工事約2億円があったための工事費の減額によるものであります。  以下に社会教育部の主な事業内容について御説明申し上げます。  まず、社会教育課の関係でございますが、社会教育課では、市民の芸術・文化活動の振興。青少年の健全育成。男女共同参画社会の推進、あるいは公民館におきましての生涯学習等の各種事業を行ってまいりました。その主なものとしまして、文化祭を10月から11月にかけて、あきる野市民祭りの一環として中央公民館や五日市会館、キララホール等で市内文化団体 126団体の参加をいただき、各種の展示や催し物を行いました。  また、成人式を1月8日、サマーランドを会場としまして、成人者 715名。約65%の出席のもと、大きな混乱もなく行うことができました。  児童、青少年の健全育成につきましては、各地域の青少年健全育成団体の活動を支援するとともに、少年少女ソフトボール大会や中学生の主張大会等の各種事業を実施し、青少年の健全育成を図ってまいりました。  女性施策につきましては、平成10年度に策定しました女性行動計画あきる野女性プランに基づき、庁内の推進会議により女性関連施策の検討を行うとともに、セミナーやフォーラムの実施や、女性情報誌の発行を行い、女性施策の推進を図ってまいりました。  また公民館におきましては、市民の生涯学習のきっかけづくりと、少子高齢化社会における生涯学習としまして、寿大学をはじめ、市民大学、成人学級、家庭教育学級などの講座を開催するとともに、学習グループの指導育成に取り組みました。  また公民館の利用は、年間 3,763件、延べ7万2808人の方に利用されました。  文化財保護事業につきましては、東京都指定となっております広徳寺の修復事業を東京都と市の補助により、平成3年度から平成12年度までの10カ年計画により実施してまいりましたが、12年度をもちまして完成し、往時の景観が蘇りました。  また、市指定の有形文化財となっております、旧市倉家の移築記念工事も平成11年度から12年度の2年計画で完成し、本年4月から展示と公開を始めたところであります。  次に、体育課の関係でありますが、平成12年度の体育施設の使用者は秋川体育館、五日市ファインプラザ、市民プール、いきいきセンター及び各グラウンド等の施設全体で、延べ約55万人を超えて、各施設で活発な体育活動が行われました。  一方、使用者に安全で快適な施設提供を図るため、秋川体育館、山田テニスコート、市民プール屋外水泳場、市民球場等の改修工事を行うとともに、市民球場には防球ネットの設置工事を実施いたしました。  また、体育の振興を図るため、各種のスポーツ教室や講習会の開催、市民の体力増進や融和の場として、スポーツリクレーション大会や夜明け歩き大会などの事業を行い、多くの市民の参加をいただきました。  次に、図書館でございますが、平成12年度には電算システムを更新し、秋川図書館にサーバーを設置して、予約処理の集約化と迅速化を図るとともに、ホームページを開設して、インターネットによる蔵書検索、催し物や事業の案内、新刊案内等の情報提供を行っております。  蔵書冊数は、12年度末で37万冊を数え、年間貸し出し冊数は38万冊を超えております。また12年度の購入冊数は1万8200冊でございます。  次に、キララホールでございますが、主催事業としましてクラシックを8公演、ポップスを7公演行いました。また、スポーツと音楽のまち振興育成事業としまして、市内中学校吹奏楽部の部員を対象に、指導者講習会等を実施いたしました。また、ホールの貸し館事業は年間 149件で、稼働率は84.1%と多くの方々に利用いただきました。  次に、ルピアでございますが、生涯学習センターにおきましては、市民の多様な学習要望に応えるためNHK学園と提携しまして、オープンスクール及び教養セミナーを開催するとともに、地域の再発見とまちづくり活動のための人材養成講座として、市民カレッジや家庭教育セミナーを開催しました。  中でも、市民カレッジでは、市民解説員が33名誕生しておりまして、二宮考古館、五日市郷土館での解説や、市民を対象とした地域めぐりの解説活動を行い、講座で習得した知識や技能を市民に還元しております。  また、ルピアの3階、4階の貸し館業務につきましては、各種団体が会議や研修、講演会などで、年間 1,925件、延べ8万4355人の方々に利用いただきました。  以上でございますが、社会教育部の所管する事業等につきましては、事務報告書の 355ページから 423ページまでの記載のとおりでございます。よろしくお願い申し上げます。 166: ◯委員長(青木 豊君) ありがとうございました。説明は終わりました。質疑をお受けいたします。奥秋委員、どうぞ。 167: ◯委員(奥秋利郎君) 先ほど学校教育部長から不登校児童生徒のことについて、御説明をいただきましたが、この中にあるスクールカウンセラーの活用調査研究経費、予算書の 201ページでございますが、これに、失礼決算書、失礼しました。予算書じゃないな、 162万4000円のスクールカウンセラー謝礼。なお、もっと下の方に同じくスクールカウンセラー配置事業として 162万4000円、その中の謝礼ですね、出ていますが、これはどういうことでここに分かれているのか。それから、スクールカウンセラーというのは市の中に何人いて、どのようなことで配置されておられるか。どのような内容ですね。まずお知らせください。 168: ◯指導担当参事(山本修司君) スクールカウンセラーにつきまして、お答え申し上げます。  まず、スクールカウンセラーの活用調査研究経費という項目と、スクールカウンセラー配置事業と二つに別れておりますけれども、一つは予算のこのお金の出所が、上の方の活用調査研究というのは、国の予算で行われている事業であると。それから、スクールカウンセラー配置事業の方は、東京都の方の予算で行われている事業ということで、二つ区別して載せてございます。ただ、これは平成13年度からは統一されて、東京都の予算ということで行われております。  スクールカウンセラーの配置ですけれども、正式に心理の専門を学んだ方を招いて学校で指導していただいているのは、中学校6校中、平成12年度は2校でございます。残りの4校につきましては、同じく 201ページに掲載してありますように、心の教室相談員という形で教育相談にあたっております。  その仕事の内容につきましては、子供たちへの教育相談。また保護者との教育相談。そして先生方への指導と。おおむね三つございます。以上です。 169: ◯委員(奥秋利郎君) そうしますと、中身としては先生や子供たちに対する心理的な相談というんでしょうか。そういうことということで理解していいですか。 170: ◯指導担当参事(山本修司君) 中心になるのは、子供たちの心理的な悩み等についての相談事業でございます。 171: ◯委員(奥秋利郎君) そうしますとですね、教育委員会が進められておられる学校評議員制度とのかかわりあいはどのようでございましょうか。 172: ◯指導担当参事(山本修司君) 現在取り組んでいる学校評議員制度は、地域の方々が学校運営に対して御意見をいろいろと述べていただくという、そういう機関でございまして、このカウンセラーにつきましては、教育上のさまざまな悩みを持つ子供や保護者や、またその指導上の課題について指導、助言するという、そういう方でございます。 173: ◯委員(奥秋利郎君) それでは、次の社会教育の方で、ちょっとお尋ねいたします。
      237ページ、先ほど成人式で成果が上がったという御報告でございましたが、今年は各地で、今年の正月の成人式ですね、各地でいろいろな問題がありまして、私が大変あこがれている高知県の橋本大次郎知事は、なんか大騒ぎをしたというふうに新聞に出ておりましてね、それで知事の名前が出た、大騒ぎした。それでね、新聞によれば八王子市では片づいてみたら4トンものごみが出た。4トンものごみが出たけれども、でも今年は良かった。何が良かったかといったら、記念品配らなかったから、ごみが4トンで済んだというんですね。当市では御承知のようにサマーランドでやっているわけでありますから、ごみの出た量なんていうのは、あまりわからないと思うんですけれども、でも現実、毎年、正義感の強い田野倉委員なども、いつも御立腹しておられますが、新成人の中の女性がショールをいくら外せと言っても外さない。足は組んだまま。中にはたばこは吸い出す。酒のビンは回し飲みにする。目に余る行動が多々ある。これについてですね、何とか参加者、要するに新成人に対して、入る前にきちっと注意することができないかどうか。その辺また一つ。 174: ◯社会教育課長(浦野 勝君) お答えいたします。現在その事務関係のことに関しましては、社会教育部の者、あと学校教育部にも応援をいただきまして、対応しております。そういうことでございますから、次回に対しまして受付の段階から、そういう注意ができるかどうか検討してみたいと思っております。 175: ◯委員(奥秋利郎君) 注意ができるかどうか検討していただくということは、大変ありがたい。ぜひ御検討いただきたいと思います。さらにその注意をされる検討内容についてですが、開会時間に間に合うように、きっちり着席するよう、それから、そのことを思えばですね、私どもがこの議会に、委員会もそうですけれど、遅れて大変恥ずかしいわけですけれど、恥ずかしいと思ってないようですね。ですから、せめて10分前には着席するとか、5分前には着席するとか、その辺も御検討いただいて、御指導いただいたらと思っております。  それからですね 245ページ、青少年健全育成地区委員会補助金 360万円という金額が出ております。それから、その下の方にですね、その中の一部なんでしょうけれども、非行のない明るい街づくり五日市連絡協議会負担金というのが33万4305円ですか、出ておりますが、これは青少年健全育成地区委員会というのはね、どんなことをまずしていくんでしょうか。 176: ◯社会教育課長(浦野 勝君) お答え申し上げます。まず、青少年健全育成地区委員会の件でございますが、これ現在、市内に18カ所ございます。各小学校、中学校にございます。その団体に1件あたり30万円の補助を出すとになってます。その合計がこの 360万円ということになっております。これに関しましては、事務報告書でございますが 374ページ、この(5)番からですね、ずっと各地区の行動が書いてございます。こういう事業をお願いしております。  それから、次の質問でございますが、非行のない明るい街づくり五日市連絡協議会負担金に関して申し上げます。これはですね、五日市の警察署の管内でございまして、五日市、あきる野市の五日市関係、それから日の出町、檜原村、その中で青少年の非行等でございますが、それをなくすような運動をしてございます。この負担金でございますが、各人口かける確か15円だと思うんですけれどもね、それを各、出し合いまして行ってます。それに関してはあきる野市からは、この額が支出ございます。  主な事業でございますが、剣道大会、柔道大会、あるいは河川清掃、そういうふうなことをしまして、青少年の健全育成、そういうことに関して、力を入れている段階でございます。 177: ◯委員(奥秋利郎君) わかりました。私もちょっといろいろな行事をね、ソフトボールだとか、剣道大会や、柔道大会や、そういうものやっているんだということで使ってられるんですね。私の家のそばにね、五日市図書館がありまして、ここに毎晩5人から10人くらいの若者が集うんです。明らかにたばこを吸ってはいけない年だと思うんですけどたばこは吸っておりますし、飲みもののかすはいっぱい捨てておりまして、図書館の方が朝、毎日片づけているようです。もっとひどいことになりますとね、御近所の方から言わせると、あまり口には出したくないんですけれど、男女が性行為に用いるようなゴム製品なども落ちている。いうこともありまして大変迷惑である。それは何がいけないかといったら、あなた議員なのに、何そういうことに気がつかないんだということを時々言われるんですね。確かにこれは私たちが気がついているんだけれども、目に余るときは何か注意するようにしているようにしているんですが、こういう非行のない明るい街づくり五日市連絡協議会なんていうのがあるんでしたら、こういうときにぜひ警察もそうだが、そういう地域がまとめてですね、そういうとこを見て回ったりするようなことができないんでしょうか。注意がないんでしたら、ぜひできるように御配慮願いたい、こう思うんです。その辺どうでしょう。 178: ◯社会教育課長(浦野 勝君) 御指摘のとおり非常に大きな問題だと思っております。現在ですね、先ほど申し上げた青少年健全育成地区委員会でございますね、これ等においては各地区をパトロール等通して、そのようなものに関する努力をしております。そういうことで、また努力したいと思っております。 179: ◯委員(奥秋利郎君) わかりました。パトロールしていただいてないんじゃないかと思って申し上げたんですが、パトロールしていただいてるんでしたら、ぜひこういう話も出たということを、またさらに加えていただいたらありがたいと思います。  私、先ほどスクールカウンセラーの前にお尋ねしようと思ってちょっととばっしちゃったとこあるんですけれども、教職員住宅の草刈りの委託料が出ております。金額は大変少ないんですね、1万3200円ですけれども、これも教職員の住宅が五日市小学校の校庭の中というんでしょうか。あそこにあるんですけれども、現実には、もうしばらく教員の方がお住みになってらっしゃらない。教職員住宅というのは、まだあちこちで生きているんでしょうか。またそれに対して利用者があるのかどうか。それから、もしあそこが生きてはいるが、利用者がないんだっていうことであるならば、本当に必要なら現在のままでは無理だと思うんです。というのはね、住む方が皆さんおっしゃる、湿気が強くてね、毎日お布団を日に干さなければいられないほどベタベタする。何ていうんですか、人間が住むとこじゃないですよっていうことまで先生がおっしゃるんですよ。ですから、やるんならこれは直していただかなければならないし、それから、そうでないなら何か別な方法を考えた方が。例えばつぶしちゃってね、一時は五日市の町のときには、何かあそこを図書館の何ていうんですか、倉庫が書庫っていうのかな、ないからそれにしたらなんていうこともあったりしたそうですけれども、その辺も含めてお答えをいただきたい。 180: ◯指導担当参事(山本修司君) 教職員住宅につきましては、現在三棟市内にございまして、そのうち五日市小学校の校庭のわきにある二棟のうちの一棟に、教員がいま使っているという状況でございまして、残りの二棟はいま空き家になっております。ただその若い教員がですね、実家の方に時々帰っているということで、そこを使う日もさほど多くないということは、私も学校の方で聞きました。実際に、三棟とも大変老朽化しているという大きな課題が残っておりますので、その件につきましては、また検討していきたいと思っております。 181: ◯委員(奥秋利郎君) 三棟のうち二棟が私の家の前に住んでいるものですから気になっているんですけれども、現実はね、この前もお尋ねしたら若い方が住んでいられる、使っていられるんだと言ったけれど、私には、私があそこに住んでみて、お出でになるのをお見かけしたことがない。そのくらいお出でにならないんですよ。だから、その辺とこもぜひ御注意いただきたい。御注意って、注意してお考えいただきたい、こう思います。  それからですね、 261ページ東海大菅生高校が第82回全国高校野球大会に出場し補助金 100万円を出された。というふうにも書いてありますが、これはあれでしょうか。たまたま野球が、野球で全国大会へ出るというのは、これは大変なことだと思うんです。そうするとほかの競技でも、その全国大会に出るようなことがあったら、例えばかつて五日市高校では重量挙げで出たことがありますね、全国大会に。そういうことにも、こういうふうなお考えなのか。それから、都立五日市高校の定時制には太鼓のクラブがあるんですね。これボランティアで私どもお願い、私の運営する特別養護老人ホームで、それを披露してお年寄りを慰めていただいた。どっちかというとね、全国大会には出ないけれども、すばらしいんですよ。高校生とは言えね、素晴らしい技術を持って継承している。こういうものにはね、かえってこういう人たちにこそ、補助金を出していただけたらというふうに思うんです。  それですから、その次に出ている秋川渓谷夜明け歩き大会ありますね、どのくらいの人間がどうなっているかわかりません。でも 300万円、だんだん人数が確か減ってきたと思うんですけれど、もしやっていただけるんなら、これももちろん続けることに反対ではない、賛成なんですけれども、もっともっと宣伝して、参加者がふえるような方法を考えていったらいいかと、要するに市の宣伝になるというふうに思うんです。ですからその辺も考えていただきたい。それと同時にちょっとさっき菅生高校のときに言い忘れました。 100万円を出して市の宣伝になるというふうなことで、そうやっていられる部分があるとしたら、できれば島田久先生にお願いして、校名も東海大学あきる野高校とかにしてもらえないかどうか、いかがでございましょうか。以上です。 182: ◯委員長(青木 豊君) 時間がまいりましたので、ここで暫時休憩といたします。再開は2時15分といたします。                         午後2時00分  休憩        ────────── ◇ ──────────                         午後2時14分  再開 183: ◯委員長(青木 豊君) 休憩前に引き続き会議を開きます。奥秋委員の質問に対する答弁どうぞ。体育課長。 184: ◯体育課長(田中惟一君) 先ほどの奥秋委員さんの、菅生高校の補助金の 100万円につきまして御答弁申し上げます。  菅生高校につきましては、第82回の全国野球大会に出場ということで補助金を出してございます。後援会の方に出してございます。それでこの 100万円でございますが、以前も春の選抜ですか、それから他市の状況等も勘案してですね、今回 100万円の補助をしたところでございます。  それからもう1点の学校の名前の変更ということで、ちょっとお話がございましたが、学校も実情もあるかと思います。そういう中、今後また機会をみてですね、お話しをしてみたいと思っているところでございます。よろしくお願いいたします。 185: ◯秋川キララホール館長(高木祐幸君) 奥秋委員さんから小中高校生の支援の関係でお話がございましたので、当キララホールにおきましても、スポーツと音楽のまち振興協会をもって、いわゆる青少年のさまざまな振興育成事業として、現在行ってございます。その中にありまして市内の小中学校、あるいは高校のスポーツ、そして音楽、これらの活動について、いわゆる全国的に名声を博すような形の中でいく、そういう学校、クラブ、個人に対しての支援活動も行っております。ちなみに五日市高校、先般五日市高校の重量挙げの生徒さんにつきましても、御支援申し上げたところでございます。以上でございます。今後ともそういう形でやってまいりたいと思ってます。 186: ◯委員(奥秋利郎君) 全国的に名声を博した者には支援するということで理解いたしました。すると、例えば小学生のソフトボールのチームが全国大会に出た。あるいは中学生のサッカーが、あるかどうかわかりませんが、全国で力を出したとかいうことになると、それにも支援をいただけると理解していいですか。 187: ◯秋川キララホール館長(高木祐幸君) お答えいたします。いまおっしゃられた内容につきましても行って、支援しているということでございます。 188: ◯委員(奥秋利郎君) わかりました。それから、先ほどちょっと言いました秋川渓谷夜明け歩き大会ですね、これなんですけれども、私が言いながら恥ずかしいんですが、うちの会派がちょっといま休み時間にみえました。何か参加した人がね、地元の方でない方が参加されたそうです。そしたら早い時間に終わってしまうんですかな。この終了より。暗いうちにね。夜明け歩き大会なんだから、その夜明けに歩いて、朝終わるようにしてもらいたい。できれば歩きながらですね、真っ暗な中歩くんじゃ、ちっとも秋川渓谷がわからないっていうんですね。ですから朝方の明るいとき歩かせてもらって、地元の観光施設や商店が少しでも潤うような計画にしていただくと、なお、いいんじゃないか。少し中身を考えていただけたらという意見がありましたので、その点についていかがでございましょうか。 189: ◯体育課長(田中惟一君) お答え申し上げます。今年度で行ったの17回でございます。前回、12年度行ったのが16回ですね。その終了時間につきましては、朝の翌日の8時ということで決めてございます。そのセレモニーのとき、例えば30キロコース、また15キロ、20キロというコースがございます。そのセレモニーのときにもですね、決して競歩じゃございませんと、要するにゆっくり歩いて、要するに、例えば朝焼けを見ながらですね、秋川渓谷を歩いていただきたいということのお話しをするわけでございますが、中にはですね、やはり競歩、競歩でですね、歩く方がいます。早い人が、例えば渓谷コースで30キロございますが、それが土曜日の午後10時スタートでございます。秋留台公園10時スタートでございます。それで入ってくるのが、この16回の、前回のときには、もう午前1時56分に入ってね、3時間ちょっとですね。一番遅い人が、ゆっくり歩いている方が7時38分到着です。こういう方は朝ゆっくり歩いて、中にはファインプラザでも、失礼しました。あそこのファーマーズセンターでも朝市やっておりますので、そういうとこで野菜を買ってくる方もいます。やはり主催者の方でもですね、そういう注意をしているとこでございますが、なかなかつられて早く歩いてしまうという方がございます。今後そこらは注意していきたいと思っております。 190: ◯委員(奥秋利郎君) 主催者側で大変御苦労されているのはわかります。どうでしょうね、例えばスタートを10時を12時にしてもらうとかね、もうちょっとずらしたら、そういうことも大分違うかなと、だから終わるのをずらせばいいんだ2時間。そんなふうにも思います。御検討いただけたらありがたい、こう思っています。何だかそんなことまで話をさせちゃっていただいて、終わらせていただきます。 191: ◯委員長(青木 豊君) 次、宮沢委員、どうぞ。 192: ◯委員(宮沢洋子君) 決算書 201ページの先ほど奥秋委員からも質問がありました、スクールカウンセラーについての質問をさせていただきます。  文部科学省は '95年度から、各教育委員会へのこの調査委託事業として、臨床心理士の資格を持った人をスクールカウンセラーとして配置を進めてきたんですけれども、その効果、検証をちょっと古い資料なんですけれども、 '97年から '99年に公立の不登校は22.6%増加したが、このスクールカウンセラーを配置した学校では 9.2%と、その増加率が半分以下にとどまっているという効果のほどを発表したことがありますけれども、わがあきる野市では、この文部科学省の調査研究事業は平成10年、11年でしたかしら増戸中学校でやっていると思うんです。この12年度が西中学校、東京都の方の配置事業は御堂中学校ということでやってきてますけれども、この効果のほどどのくらいあったのかお聞きします。 193: ◯指導担当参事(山本修司君) スクールカウンセラーの配置の効果なんですけれども、これは本市におきましては、議会等の答弁でも申し上げましたが、平成11年度に現象傾向を示しているということで、全体的なさまざまな取り組みが効果を上げているというふうに、私どもは解釈しておりまして、それぞれの学校差による分析というものは、現時点では行っておりません。というのはやはり地域性とかですね、その学校の取り組みとか、その年度の傾向とか、さまざまな要因がありまして、学校単位の数が少ないものですから、はっきりとした傾向というか、そういう分析は、いまのところはできないのではないかと思っております。 194: ◯委員(宮沢洋子君) 私のところにも不登校の生徒児童持った親御さんから相談にこられると、私はカウンセラーの資格もありませんので、まず教育相談室の方にカウンセリングしたらとお進めしているんですけれども、この資料の事務報告書の 339ページで、研修事業の措置として、あきる野市の教育委員会が実施した研修事業に、スクールカウンセラーの初級研修会というのがございますね。回数は6回、参加者が65人とありますけれども、これはどういった方が対象になっているんでしょう。 195: ◯指導担当参事(山本修司君) スクールカウンセラーの初級研修会は、市内の全教員を対象として行っております。ただこれは初級でございますので、比較的、若手の教員が参加をしながら、教育相談の手法などを学んでおります。 196: ◯委員(宮沢洋子君) 全教員と申しますと、じゃ、各学校にその資格を持った先生はいらっしゃるということですね。 197: ◯指導担当参事(山本修司君) 特別な資格を与える研修会ではございませんが、多くの教員がこの研修を通してスクールカウンセリングマインドを見つけている状況であるということは言えると思います。 198: ◯委員(宮沢洋子君) それは大変結構なことだと思うんですけれども、このカウンセラー事業は、これ東京都になるんですけれども、中学校が対象ですよね。小学校の心の教育相談員は中学校になってますが、これを小学校に拡大していくという考え、市独自の考えはございますでしょうか。 199: ◯指導担当参事(山本修司君) 現時点では東京都の事業として中学校、すべての学校でスクールカウンセラー、あるいは心の教室相談員という形で行っております。それで市独自のものとしては、緊急雇用対策事業の一環として各小学校で指導の補助をする形で、各学校で要請をして派遣する形で現在行っております。 200: ◯委員(宮沢洋子君) 私に寄せられるその相談件数の中でも、決して私は少なくなっているとは思わないんですね。非常に不登校で悩んでいる子供さんや親御さんが相談にみえます。私も民生児童審議委員会につなげたり、教育相談室を紹介したりしているんですけれども、たくさん悩みを持っている方が大勢いらっしゃいますので、この研修会もずっと継続してやるというふうに、私捉えていいかどうかということと、先生がまずね、そういった資格がなくても、その心得っていうんですか、持って、この不登校対策に力強く取り組んでいただきたいなという要望して終わります。 201: ◯委員長(青木 豊君) ほかにありますか。町田委員。 202: ◯委員(町田匡志君)  239ページの女性対策充実事業経費についてお伺いをいたします。  これは先ほど男女共同参画法に基づく事業だというような御説明があったと思いますけれども、これは国の方では総理府が取り組んで、内閣の最重要課題として位置づけ、全庁を上げて取り組むべき問題というふうにして、法律の施行を国もやるし、地方の団体にもお願いをするというような形の趣旨の法律だと思うんですが、わが市では社会教育の女性、婦人係、女性係が中心になって、幾つかの事業をしているというふうに認識をしておりますが、本当にそれでいいのか。例えば、これは全部のセクションに取り組まなければいけないということで、国は総力を上げて取り組むべき課題として扱っているのに、わがあきる野市では、一女性係に事業をお願いをしているというようなことで、それで本当に男女共同参画社会が図れるのかということを、助役にお聞きしたいと思います。 203: ◯助役(荻原 尚君) 町田委員さんのおっしゃるとおりですね、これは国を挙げて世界的にもですね、女性の社会参画ということですね、担っているわけでございまして、まず一つに市の職員、市民と、こういう捉えた方もあるわけですけれども、一つ申し上げさせていただきますけれども、市長が、市長当選今回のときだったと思いますけれども、いわゆる審議会の委員さんですね、これを30%、これを女性に、何て言うか加わっていただこうと、こういうひとつの方針を出したわけでございますけれども、いろいろ市の審議、審議会での審査、こういったものについても、女性の意見を積極的に取り入れていこうというのがひとつございます。実は社会教育部の方で、いわゆる女性係が、いろいろなアンケート、市民のアンケート調査だとか、幾つかの、年4回ほどのリーフを、リーフレットを出してですね、共同参画型の社会をつくるためのね、啓蒙をやっている程度でございますけれども、これから市としても、市役所の職員のアンケート調査、こういうのを予定しておりますけれども、やはり市民もいわゆる意識改革、こういったものにも力を入れていく必要があるのかなと、こういうふうに思っております。まだまだこの男女共同型参画社会、これの問題が浸透されてないという感じを持っております。以上です。 204: ◯委員(町田匡志君) 社会教育一課でなくて、やはり総務部あたりが主管すべき問題というふうに捉えますが、その辺はいかがですか。 205: ◯教育長(小林嘉美君) この法、女性の問題を推進していくために、一つの計画がありまして、その計画を動かしているのは助役がヘッドとなってですね、各部長が参画する推進会議がございますので、全庁的な取り組みという形を捉えているということと同じだという形で理解しております。それから、事務局が社会教育課が行っておるということでございます。 206: ◯委員(町田匡志君) 終わり。 207: ◯委員長(青木 豊君) 次、戸沢委員、どうぞ。 208: ◯委員(戸沢弘征君) 最初にですね、事務報告書では 320ページ。これ私は就学援助制度についてお伺いします。  先ごろ学校給食の運営協議会が、学校給食費の値上げの検討しているという報告を聞きました。小学校、中学校とも 500円ということですが、当然、この問題の論議には未納者という問題がございます。トータルでいいますと1900万円くらいの給食費の滞納がある。そういうことですが、実は就学援助制度を、本当に困っている家庭については活用すべきではないか、いうふうにかねがね主張してきたところでございます。就学援助の利用率というのは、この2、3年を推移してどういう状況にあるのか、お答え願いたいと思います。 209: ◯学務課長(吉野忠吉君) 就学援助費の利用率ということでお答えいたします。  12年度につきましては、小学校で 371人。中学校で 150人。合計で 521人でございます。11年度ですが、小学校で 316人。中学校で 148人。47人ぐらいですか、ふえている状況であります。子供は減っているんですが、そちらについてはふえていますので、その辺も給食ではないんですが、多少、貢献しているのではないかと思っています。 210: ◯委員(戸沢弘征君) この就学援助制度は、パーセント、児童数で言えば非常に低いものです。財政当局にお伺いいたしますが、就学援助制度のそのお金というのは、その2分の1が国庫負担金だというふうに記憶しておりますが、そういうふうに理解してよろしいでしょうか。しかもそれは2分の1と解釈しているんですが。 211: ◯財政課長(渡辺 孝君) 国庫補助金2分の1ということで処理してます。 212: ◯委員(戸沢弘征君) 実は 214ページ、 214ページを見ますと小学校の就学援助の金額は2043万円です。それで40ページに逆上りまして、国からの小学校の就学援助費が幾らしているかと見ると 522万9000円です。すなわち2分の1出るはずだとするならば、1021万5000円出ると。中学校で言えばね。ところが、 522万9000円しか出ておりませんから、 498万6000円、これが超過負担ですよ。これ同じように中学校の方見ますと 228ページ。1290万 731円になっております。これやはり40ページの方の国の方の出る補助金は 373万4000円。すなわちここもですね、不足の金額は2716万3655円あるんですよ。こういうふうに就学援助の本来の制度がもう崩れているとしか言いようがない。こういう事態になっているというふうに考えているんですが、その認識でよろしいでしょうか。 213: ◯学校教育部長(遠藤喜義君) お答えいたします。国の補助制度については、いまお話しのあったとおりでございますが、いわゆる国は予算の範囲内で、いわゆる補助率については、執行した事業費の2分の1を補助するということでございまして、では実質、計算どおり市に補助金として入ってくるかということになりますと、前段で言いましたように国の予算の範囲内ということでございますから、実態としては2分の1の8割程度くらいしか入ってこないというのが、いわゆる補助金の実態でございます。したがいまして、これが制度論そのものは、形骸化しているのではないかという設問でございますが、その点については、やはりこの社会経済情勢の中で、経済的に困窮している児童生徒に対しての施策としてですね、その点については決して形骸はしてないと、制度としてはりっぱな制度として生きている、いうふうに解釈をしているところでございます。 214: ◯委員(戸沢弘征君) 私どもは、毎回もこの決算特別委員会では、就学援助の問題を取り上げてまいりました。それで実はこの文部省、文部科学省、ここへ聞くとですね、前年度実績なんですよ。学校教育部長答えておりますけれども、前年度実績なんです。ところが前年度実績できて、今度は平成13年に就学援助の枠を広げると、市費がいっぱい出ちゃう、市のお金が。だから、この枠を広げるということが非常に困難なんですよ。あきる野市の財政状況から言って。これが客観的なことなんです。だけれど平成14年度、ふやしたとすると、すなわち生活保護の基準の現在は 1.5でしょ。これを 2.0にする、いうふうにしたら、どっとふえる。しかし、ふえれば平成15年度は、国庫からの実績からくる2分の1の金になってくるわけだから、そういった点では思い切って学校給食費の値上げっていう問題と、本当に困っている準要保護家庭の方を救済するっていうことを考えたら、ここに事によるとどっとお金を使う。どっとってそんな金額使わないですけれども、やはり必要な人にはこの就学援助制度の利用を活用していく、そういう指導が必要だと思うんですが、どうなんでしょうか。 215: ◯学校教育部長(遠藤喜義君) お答えします。学校給食費の納付金の額の 500円の今回見直しを諮問してございますが、この学校給食費の関係と就学援助費とは、ちょっと、もちろんその就学援助費の中に学校給食費分、あるいは学用品分等、さまざまな品目がございますので、当然そういう中に学校給食費も含まれておりますから、その点については、実際に経済的に困窮されている保護者に対してですね、児童を持つ保護者に対して、そういう援助の手が差し伸べられるという制度ですから、それはそれでよろしいかなと。学校給食費納付金については、これはあくまでも、学校給食法に定められた、いわゆる設置者が、いろいろな経費の全てを持ちましてですね、保護者に負担していただくのは、あくまで食材料費の原材料費のみの直接的な負担をしていただくということになっておりますから、それの性格とはお話しの点での内容的にですね、ちょっと議論がかみ合わないところがあるなという理解をしております。  それから、もう1点何かちょっと……、ではいいようです。 216: ◯委員(戸沢弘征君) かみ合わないというのはとんでもないことでね、就学援助制度というのは御存じのとおり、そちら専門ですから、遠藤さんの方は。入学準備金、移動教室、修学旅行費、卒業記念、卒業のあれですね、こういうのが入っております。そういう基準でなっているわけで、その一つに給食費というのがあるんだから、そこで私は就学援助を大いに活用されるよう援助しろと言っているのをわかってください。  そして私が言いたいのは、ここでは超過負担のこと言っているわけなんですよ。それで前年度の実績できているんだということを考えると、その超過負担を乗り越えるには、新年度新たにやはり大きく枠を取って、所得の生活保護の水準の 1.5にしているの 2.0にするとか、または母子家庭とか、困った家庭とか、給食費の納付のお願いに行ったときに、この家はリストラで退職したとか、失業したとか、事態は深刻だというときには、その制度活用すれば1900万円の滞納も職員の努力だけじゃ限界があるので、そのことを強調しているということを理解してください。答えてくださるならお願いします。 217: ◯学校教育部長(遠藤喜義君) お答えします。積極的に啓蒙すべきだと、先ほど後段で言われたのはそういうことだったんですね。という点なんですが、この積極的に啓蒙すべきだという点につきましては、いまお話しの中にありましたように、文部省、文部科学省の基準でいきますとですね、基準収入額の 1.5倍というのが、一つの指標として示されているわけでございますが、わがあきる野市ではそれを弾力的に運用し、おおむね 2.0倍まで拡大して対象にしているという実態があるわけです。これは要綱に沿って、そういう実施しているわけでございます。これをPRといいますか、積極的にということなんですが、毎年、この4月、5月新年度に入ってですね、学校が始まりますと、学校を通じて全児童生徒に対して、保護者にそういった御案内をするとともに、市の広報にも掲載をし、PRをしてやっているとこでございます。ただ対象になるならないを拡大ということは、これは基準があることなので、べらぼうにそれを、例えば昨年実績を倍に3倍にふやそうということは、それはなかなか難しいことだというふうに理解しています。  それから、給食費の滞納の関係がですね、こういった、そういう点からも、こういう援助費でということなんですが、これは給食納付金のところでも関係してくるかと思うんですが、担当職員が非常に苦労して督促もし、また時間のアポイントを取って行くんですが、実際にいまこういった御時世ですね、リストラとか社会経済情勢厳しい。しかしながら、そういった未納の方の生活というものを見たときに、必ずしも給食費がどうして払えないかなと、例えば取りに行ったときに寿司のハンデがいっぱい並んでいたり、いろいろな実態があるわけです。ですから、それはそれで、充分これから先も充分努力をしてまいりますが、そのこととこの就学援助費の関係とは、若干ちょっと話の内容が、性質が違うということを、私は申し上げたつもりでございます。 218: ◯委員(戸沢弘征君) 全く関係ないことじゃなくて、大いに関係があって1900万円の滞納を克服するために、就学援助というのを活用したらどうかと。同時にその国の補助金の補助率は2分の1にもかかわらず少ないぞと、こういうことを言っているというふうに考えてくださればいいです。   203ページの私立幼稚園等園児保護者負担軽減費補助金と、私立幼稚園就園奨励費補助金とについて、ちょっとお伺いします。  事務報告書でいきますと 320ページ、それから 321ページにわたります。幼稚園の就園奨励補助金交付事業というのが、事務報告書に 320ページ、 320ページにあります。これはどういうことかというと、40ページに歳入にありますが、教育費の国庫補助金です。この教育費の国庫補助金を私立幼稚園の就園奨励補助金として交付しているわけです。次のページの 321ページが私立幼稚園児の保護者負担軽減費補助金交付事業、これは教育費の48ページにありますけれども、東京都の補助金でこれがやられているというふうに思います。あとは私立幼稚園に対する補助金交付事業、これはあきる野市が単独でやっているということ認識しているんですけれども、問題はですね、ここで問題はすなわち教育費の国庫負担金は、その事業の出す交付事業の私は3分の1というふうに記憶であるんですけれど、そうでしょうか。それから東京都の方におきましても、そういうことにあるっていうふうに認識しているんですが、間違いでしょうか。 219: ◯庶務課長(関根健次郎君) お答えいたします。まず、最初に幼稚園就園奨励費ですけれども、こちらにつきましては、委員さんおっしゃるとおり、国の補助制度といたしまして、幼稚園就園奨励費補助金交付要綱に基づきまして、国庫補助率は3分の1以内というふうな形で、補助金が国から交付されております。  もう1点、幼稚園等園児保護者負担軽減事業補助金、こちらにつきましては、東京都の補助ということでございますけれども、こちらにつきましては、東京都の方の補助単価がございます。それで一定の区分に従いまして、12年度の場合には1区分ですか 6,200円、次が 4,500円というふうな区分で、補助金が該当者にまいります。この場合には保護者の負担軽減費の場合には26市全部そうなんですけれども、これに市の上乗せ分をたけまして、実際には保護者に補助をしております。ですから、単純にいいますと保護者負担軽減費には申請をされますと、その保護者全員に交付をしております。就園奨励費の場合には、やはり一定の基準がございますので、その基準に従って補助金の方は交付をしております。以上です。 220: ◯委員(戸沢弘征君) 都立の方はさて置きまして、国の制度のことでございますが、もしこの実績で考えるならば、4144万8200円、第一子目が。第二子目が 367万2000円ということでございますので、これを足すと45万1000円くらいになるのかな。4510万くらいになるでしょう。ところがこの40ページの教育費国庫補助金を見ますと1346万8000円しかきてないですね。ということは、やはりこれも本来くるべきものがきていないんですよ、はっきりしているのは。きてないんですよ。だから今度は東京都の方も、この軽減補助金を出すようにもなるし、市はそこに上乗せをするということで、なにしろ幼稚園の園児の家庭を守っている、こういうものだというふうに私思うんです。それでね、このことについて言うと、幼稚園協会からも、ささやかだけれども補助を出してほしいというのが議員にも出てるんですね、要望書が。それで、われわれはとかく市立幼稚園というものがないものだから、私立、私、公立幼稚園というものがないものだから、お任せしていると。保育園の方については公立保育園かかえているものだから5園。これはまたどうしても、この問題では市がかなり力を入れなければならない。ここにもものすごい超過負担があるわけです。上乗せもあるわけですね。それで保育料決めるのも悩むわけなんですけれども、要は、要はこういうこの超過負担分について、本当にいまあきる野市は、どれだけ本当にあるんだと。補助率の問題ではね、過去やりました。10分の8だったのが、10分の7だって、そのうち2分の1に、今度59年からなっちゃったと。その影響額ももらってますよ。だけれども、その影響額で児童福祉でいけば、8000万円くらい影響額あるっていうのは知ってるんですけれど、そうではなくて、超過負担ということで、もっとね、地方自治体は国にがんばらないと、構造改革論のもとでね、地方自治体に対して、ますます分権分権て言いながら、事実上、国の施策を放棄するということがこれから起る。これに対して、やはり機敏に各課は、こういう計算をしてまとめて、やはり市長会、また全国市長会等でどんどん意見を言っていく。あきる野市ではこういう状態があるんだ、ということを出していくことが求められていると思うんですが、いかがでしょう。職務代理者の助役にお伺いしたいと思います。 221: ◯助役(荻原 尚君) いろいろと私立幼稚園の就園奨励費補助金の問題。これらの3分の1の問題等説明しているわけでございますけれども、市長会、都市長会でですね、この問題については触れて、ここ数年ないようですね。この制度がいま戸沢委員さんおっしゃるような問題点が、各自治体に起きているのかというと、私はそうではないと、こう思っております。きょうは、いわゆる戸沢委員さんのひとつの研究した考え方っていうんでしょうか。それを発表されたということで、内容受け止めさせていただきます。こういうふうな問題が教育委員会担当している部長なり、課長から、市長会に持ち上げてほしいということがあれば、その時点で充分調整をします。以上です。 222: ◯委員長(青木 豊君) いいですか。では次の質問者。学校教育部長。 223: ◯学校教育部長(遠藤喜義君) 市長職務代理者のあと、ちょっと補足させていただきます。  教育費関係に限って言えばといいますか、私ども教育関係ですが、その補助金の関係については、国の制度上ですね、そういった3分の1以内、あるいは2分の1以内、いうことですから、それは超過負担にあたるかどうかというのは、ちょっと疑問な点もあります。それから、そういった点を踏まえて、教育関係においては教職員の給与事務関係だとか、さまざまな機関委任事務等がございます。こういったものに対する、いわゆる超過負担的なですね、ものについての解消ということで、都市教育長会等を通じて、東京都に対しての要望、こういった活動も行っているところでございます。以上です。 224: ◯委員長(青木 豊君) ほかに。ちょっと手を上げておいていただけますか。確認します。下田委員。 225: ◯委員(下田孝雄君) いま戸沢委員が取り上げました就学援助金のことで、ほかの件で伺います。  いまの就学援助金は、これは事務報告では 328ページから 333ページにわたってございますが、学校教育の面で、就学困難な児童及び生徒にかかわる就学奨励についての国の援助に関する法律で、これが決められていると思うんですが、 333ページの事務報告の学校保健のところでは、健康診断と思われるんですが、眼科だとか、耳鼻科、心臓、ぎょう虫、尿検査、側わん、結核、貧血ということで、これはされておりますが、一方、逆上って 331ページにはいま戸沢さんが取り上げた給食費を含む修学旅行費だとか、新入学用品等あります。学校保健法の中で、要保護所帯及び準要保護所帯の、伝染性または学習に支障の生ずる恐れのある疾病で政令で定めるものにかかわり、学校において治療の指示を受けたときは、当該児童または生徒の保護者で、次の要保護所帯、準要保護所帯なんですが、必要な援助を行うものとするというふうにありますけれども、健康診断等やっているんですが、学校の活動というのか、授業中というか、この子供が健康上治療を要するので、学校の先生が直しなさいと、治療しなさいというふうに言われたときは、これは保護者の保健だとか何とか以外に、学校のこの指示によって、学校保健法に適用されて治療を受けることができるのかどうか。あきる野市は何かこれは治療に関しては、要保護法と準要保護法は適用されてないようなこと、間違っているかもしれないけれども、一部の父兄の方から、そういう申し出がありましたので、確かめたいと思っております。  お伺いいたします。 226: ◯学務課長(吉野忠吉君) お答えいたします。最初に下田委員おっしゃったのは、学校保健の場合には4月から6月の間に、学校保健法に基づきます研修を事務報告書で 303ページなんですが、こちらでやってます。こちらでやるのは第一次的なもので、一応ここで医者等にかかれとか、いろいろな指示が出ると思うんですね。その辺で学校保健の方でやってるんじゃないかと思うんですけれどもね、はい。 227: ◯委員(下田孝雄君) 4月から6月にかけての健康診断的な学校保健でやっているのはわかるんですが、例えば子供さんにありがちですけれども、虫歯が多い子供さんだとか、それから湿疹が強い子供さんで、別にこの新入学の時期じゃなくて、あるいは夏場、あるいは冬場において、虫歯がひどいというと給食がなかなか取れないから、これは歯医者さんに行ってきなさいと言ってもなかなかお母さんも行かないと。そのお母さんが行かないのを見かねて、学校の先生が歯医者さんに連れて行った場合に、学校保健法で適用されるのかどうか。そういうことを伺ってるんですけれどもね。 228: ◯学務課長(吉野忠吉君) お答えいたします。先ほど戸沢委員さん、いろいろ就学援助の関係でお話しをされたんですが、国の方でも要保護、準要保護、児童生徒援助費補助金交付要綱というのがございます。そこの中で市では就学困難な児童生徒の保護者に対しまして、義務教育に円滑な実施にするということで、学用品とか、修学旅行費とか、学校給食ですか、そういうものに対しまして援助しているんですが。  お答えいたします。学校保健法の中では、そういうものはやっておりません。 229: ◯委員(下田孝雄君) きょう、私は参考までに小学校の学校小六法、古いんですけれども、持ってきました。その中には学校保健法の第5章第17条に治療の指示を受けたときは、当該児童は生徒の保護者で次の各号1、2というのは、要保護、準要保護なんですが、必要な援助を行うものとすると。これは地方公共団体の援助というはあるんですけれども、あきる野市はこれを適用していないのか、あるいはしないと決めているのかもう一度伺います。 230: ◯教育長(小林嘉美君) 学校保健法で要するに政令に定める疾病ですか。そういったものに対して、要保護、準要保護の家庭に、要するに、例えば治療費だとかを、そういったものを学校保健の中から出しているか出してないかという質問という形で解釈しております。ちょっとその辺の関係についてですね、現実、私も対応したことがございませんので、後ほど調べてからですね、御返事をさせていただきたいと思っております。 231: ◯委員長(青木 豊君) 次、中村委員。 232: ◯委員(中村雅一君) 私は自分の好きなスポーツ、体育の関係で、そこら辺でちょっと、あまり高級な質問じゃないんですけれどもさせていただきます。  体育協会を代表してね。では一つ 261ページ、これはごめんなさい。最初には 223ページです。ここに学校管理費の中で、課外クラブ指導員の報償ですか 614万5750円というのがございますけれども、これのちょっと中身を教えてください。  それとついでにと申しますか、ここにこの学校管理費の中に、予備費から充用というふうになっておりますけれども、あとになりますが、これ予備費のところが充用が多いなというふうに思っておりまして、たまたまここのページに出てきておりますので、その理由をちょっと教えていただきたいと思います。何か14の項目に充用したということだと思いますけれども、そこをすみません。  それから 261ページです。さっき奥秋委員もちょっと質問されておりましたけれども、秋川渓谷の夜明け歩き実行委員会補助金 300万円。これは 300万円は補助金だと思いますが、全体の経費わかりましたら教えてください。  それから、その下にですね、体育施設費の11番の修繕料がございます、 614万8931円。これの中身も、すみませんお願いいたします。ここにもちょっと予備費から充用、予備費の1200万円くらい充用の中から、ここに28万4000円の充用があって、逆に今度は10、5、1、13へ流用というのがありますけれども、ここら辺の関係について、会計上の処理の問題としてどうなのかというふうにちょっと思いますが、そこら辺の見解も財政課長でも結構ですので、お願いしたいと思います。  それから 269ページ、秋川体育館の施設工事、この内容もすみません教えてください。以上です。 233: ◯学務課長(吉野忠吉君) お答えいたします。まず1点目の課外クラブ指導員報償でございますが、学校長が課外の部活動で平日土曜日、学校勤務中におきまして、指導した日数に対しまして支払っているものでございます。金額につきましては、平日が 250円。土曜日が 750円、日曜が 1,500円という内訳でございます。  それから、予備費から充用の38万円ですが、12年度に今年度なんですが、中学校5校がマーチングバンドをつくりまして、東京都の大会に出場しまして、それのバス、トラックの借り上げ料が38万円でございます。以上でございます。 234: ◯体育課長(田中惟一君) まず、1点目の夜明け歩きの予算でございますが、補助金につきましては 300万円いただいて執行しているところでございます。そのほかにつきましては、協賛金、これは建設サービス協会とか、ロータリークラブ、それから金融機関、協議会からいただいております。そのほか広告料、それから参加費ということで、この16回につきましては、参加費が大人が1人 2,000円。子供が 1,000円でございます。このときの決算予定が、ちょっと決算書ちょっとありませんが 947万4000円。失礼しました。決算でございます。決算が 947万4000円となっているところでございます。  それと、先ほどの修繕の関係の御質問でございます。 261ページの修繕料でございます。 614万8931円につきましては、これにつきましては、グラウンド関係、例えばグラウンド関係のガラス修理だとか、それから管理棟の排水管の修理だとか、それからスポーツトラクターの修理、それから増戸中学校の屋外トイレの修繕とか、それから西秋留小学校の屋外トイレの手洗いの漏水の修理。それから各グラウンドの修理、等々の修理でございます。  それから、さっきの流用の話でしたね。この10、5、1、13へ流用ということで、これにつきましては、委託料がちょっといま資料持ってありませんので、後ほど調べて御答弁申し上げたいと思います。委託料、この科目がちょっと事業費が違いましたので、違うので、そっちの事業の方に予測していたもので流用してございます。後ほどこれは御説明申し上げます。  体育館、先ほどの秋川体育館の管理の中での 269ページの、これ工事の内訳だと思います。これにつきましては、秋川体育館の1階の更衣室、また地下の女子トイレの洗面台の工事、修理ですね、工事をしております。それと小体育館の屋根の一部、雨漏り等がありましたので、屋根の改修。それと非常灯、これ公民館の地下にバッテリーがありましたが、そのバッテリーがだめになりまして、公民館と体育館の非常灯の改修工事を行っております。そのほか、弓道場の屋根の吹き替え工事の工事でございます。以上でございます。よろしくお願いいたします。 235: ◯委員(中村雅一君) 最初の 223ページの課外クラブの報償の件なんですが、これは対象者というか、ある方は教員ということでよろしいんですか。 236: ◯学務課長(吉野忠吉君) お答えいたします。教員でございます。 237: ◯委員(中村雅一君) 私も勉強不足で間違ったことをお聞きするかもしれませんけれども、あきる野市市立中学校課外部活動外部指導補助員に関する要綱というのがあるかと思うんですが、ここで言っている指導補助員ではないんですか。お願いいたします。 238: ◯指導担当参事(山本修司君) 外部指導員は教員以外の方で、補助的に指導してもらっている方がおりまして、その方には別途に要綱によりまして、謝礼金を払っております。平成12年度は約20名の方に来ていただいてます。
    239: ◯委員(中村雅一君) ではもう一つ、このクラブ活動の指導員ということでは、中学校のクラブ活動が、前には必ずどのクラブかに生徒が入らなければいけないっていうようなことだったと思うんですが、何年か前からクラブ活動については自由、やりたい者はやるんだというような形になったように記憶しているんですけれども、そういう中と合わせて、そういうことと合わせて学校の先生だけがこのクラブ活動の指導員ということではなくて、いま後段で答弁いただきましたように、補助指導員というような形で教員以外の指導員が、義務教育の生徒に対するクラブ活動の指導員として、当たれるというようなことにもなってきたのかなというふうに思うんですが、これからだんだんその、私も感じることで事実に沿っているかどうかというのはわからないんですけれども、特にスポーツのクラブ活動については、担当されるというか、指導する先生がだんだん少なくなったと申しますか、担当をなかなかしないというようなこともあるように聞いてるんですが、そういうような中では教員だけではなくて、教員以外の指導員というのを、もう少しこういうクラブ活動に当たれるように、指導員になれるように、もう少しその改善と申しますか、これは全国的な問題として、教員でなければクラブ活動を、その延長上にある各種大会に参加するなんていうところに、引率できないんだとかというようなことがあるのかとは思いますけれども、ここら辺のとこをぜひ改善すると申しますか、何かいい方法で解決するようなことで、クラブ活動の種目等もぜひふやしていただいて、体育をする子供がいろいろな選択ができるような形に、ぜひしていただきたいというふうにも思っておりますので、その現状について、また方向についても、ちょっとお伺いしたいと思います。お願いします。 240: ◯教育長(小林嘉美君) 中学校の一般的に言われる部活なんですけれども、この方向性というのは、平成確か12年に週1時間、必修だったクラブ活動がなくなりまして、どちらかといいいますと部活動に、要するに子供たちのスポーツ、それから文化活動、そういったものに対するものが移ったという形になっております。ですから平成11年までは確かクラブ活動の時間がありましたから、どこかのクラブに加入しなければならないという形だったんですけれども、確か12年からはですね、それが一つの歯止めがなくなったという形になります。部活というものが残ったわけですけれども、部活につきましては、どちらかといいますと、要するに自由だということ。それから、教員につきましても、これに対する、要するに、ひとつの義務がないということで、どちらかといいますと教員が、ひとつの要するに子供たちをスポーツだとか、文化を通じてすくすく育てたいという意欲、そういったものによって、こうなされてきたというのが現状でございます。それがいま私の一番の悩みとなっているのも事実でございます。  特にこうスポーツ関係でいいますと、外部指導員が入ることによって、部活そのものというのは存続をしますけれども、いまの例えばその中学校体育連盟の参加資格だとか、そういったものになりますと教員が顧問として必ず入っていなければならないだとか、そういうことで、なかなかこう中学校体育連盟そのものの受け入れ側も難しくなっていると。子供の励みというのは、やはり、例えば中学校体育連盟の大会に出たり、そういったものがやはりスポーツをやる以上、こう励みになるのかなという形で考えてございます。なかなかその辺の部分的なものが、なかなか解決されないというのが一つの問題であります。  それから、将来的な問題という形になりますと、やはりスポーツ振興法の関係で、いま全国に各自治体一つくらいずつ、要するに、何ていうんですかね、スポーツクラブですか、そういったものをつくっていきたいという形になろうかと思います。そうなりますと、やはり将来的には、多分、各学校のクラブハウスだとか、そういったもが拠点になりながら、例えばAという学校に行けばバスケットができます。それからBというところに行けば陸上ができます。Cに行けば、例えばテニスができます。こういう形、将来的にはだんだんなっていって、スポーツクラブそのものが、要するにこれからの子供のスポーツの受け皿、そういったものになるのではないかなんていうのが、いまのところ私が、私がというよりも、全国的な動きという形で解釈をしております。 241: ◯委員長(青木 豊君) ここで暫時休憩といたします。休憩中ではありますが、あらかじめ出席の皆様方にお断りを申し上げますが、昨年度の決算特別委員会と比較いたしましても、およそ2時間半程度の時間の延長が、延長といいますか、遅れがございます。したがって大変恐縮ですが、本日も時間延長をしなければならないような状況にあるというふうに認識をいただきたいと思います。再開はおよそ3時35分といたします。                         午後3時22分  休憩        ────────── ◇ ──────────                         午後3時35分  再開 242: ◯委員長(青木 豊君) 休憩前に引き続き会議を開きます。中村委員、どうぞ。 243: ◯委員(中村雅一君) たびたびと申しますか、最後で申しわけないんですが、いまのクラブ活動の事につきまして、教育長からお答えいただきましたが、私がちょっと知るところによりますと、このクラブ活動に関する検討委員会みたいなものがあって、その中での検討結果が出たように聞いておりますけれども、その結果についても、いま教育長がお答えいただきましたような方向での考え方であったのかどうか。その点についてお伺いいたします。 244: ◯指導担当参事(山本修司君) 教育委員会では、平成12年12月31日付けで、あきる野市中学校部活動の課題と対策という報告書を出しまして、その中で当面の対策、中期長期的な対策ということで方向性を打ち出しております。先ほどの教育長が申し上げましたのは、将来像については、教育長が話したような内容で進むと思いますが、当面の対応としては、指導室の方が主幹となりまして、部活動指導報償費の増額。あるいは外部指導員枠の拡大というような学校部活動へ支援すること。それで中期的の対応としましては、地域の体育の指導員の方々、それから保護者の方々、それと教員の三者が連携しながら、スポーツ活動を推進していくような方向で、ただいま取り組んでいるところでございます。 245: ◯委員長(青木 豊君) よろしいですか。中村委員。 246: ◯委員(中村雅一君) いまのクラブ活動につきましては、わかりました。  先ほど 261ページで、ちょっとこれは流用と、それから充用の件でお伺いしたんですが、予備費からの充用があって、ほかの款項目ですか、目に流用したということが 261ページの中で、ちょっとありましたので、それについてお伺いしたんですが、これの答えがまだありませんので、財政課長か、企画財政部長からの答えいただきたいと思っております。ちょっと充用と流用の仕方がどうなのかというふうに疑問も思いますので、よろしくお願いいたします。 247: ◯企画財政部長(前田和利君) 充用と流用の関係で、確かに一般的にみるとおかしいというふうな疑問が見えるわけでありますけれども、本来、予算というものにつきましては、見積の最大値を取っていきまして、最少の経費で最大の効果を上げるという部分で、不用額が出てくることがあるんです。本来、不用額は早くつかめればですね、流用がかかるわけでありますけれども、予備費から充用を持っていく時期によりますと、先に予備費から移さないと、仕事が安心してできないという部分が起ってくるわけであります。いずれにしましても、予備費を充用していくということになりますと、予見しがたい事情が発生したというところでの動きというのが一番大きな部分であります。おっしゃるように、そこだけを見てきますと、おかしな部分ていうのが出てくるわけでありますけれども、時点のとらえ方によりまして、やむを得ず、とりあえず予備費から対応すると。結果的には申し上げましたように、大きな枠の中で捉えていきますと、冒頭申し上げましたように、最少の経費で最大の効果を上げる部分での、余分な部分ていいますか、不用額が出てきますので、ほかの部分でまた必要が出たということが起りますと、流用をするという事態があるわけでございます。 248: ◯委員長(青木 豊君) よろしいでしょうか。中村委員。 249: ◯委員(中村雅一君) 時点の違いでということでは理解いたします。ただ予算の執行について、予算編成、それから予算書に計上されている金額についての流用、あるいは執行という形につきまして、なるべくなら款項につきましては、議決科目ではございまして、そういうことでは議会の云々ということはありますけれども、長の権限の中でできる問題についてのことで、どうこうというのもおかしいんですが、できるならば、なるべく当初予算に見積もった、計上したそういうものを、その中で使っていただくという形が私は、予算の執行としては正しいのではないかなというふうに思っております。それもあまり早い時期にということでは、予算の編成終わって、議決されて、すぐに充用が出たということになると、なんのための予算かというようなことにもなりますので、その点については、私は今後の予算の執行について、充分注意していただきたい、そのように思っております。  それと、ちょっと意見みたいな形になりますけれども、先ほど体育の施設の工事や修繕、ぜひ大変厳しい財政の中でも、よりそういう施設が扱いやすいようになるようにですね、全力で担当課の皆さんには御努力いただきたい、いうふうに申し上げまして私の質問を終わります。以上です。 250: ◯企画財政部長(前田和利君) ただいまの御意見につきましては、充分に参考にしていただきたいというふうに思っております。いずれにしましても、予備費の関係につきましては、議会のですね、予算の中で認められた範囲内だというふうに理解をしておりますし、何分にも予見しがたいことが起ってくると。起ったことにつきまして、予備費を充用したというふうに御理解いただきたい。 251: ◯学務課長(吉野忠吉君) 先ほどの下田委員の就学援助の関係でございますが、学校保健法の施行例の中で第7条で疾病が定められております。それでこの疾病にかかった場合には、学校保健法の中の第17条で地方公共団体の援助というのがあります。ここで準要保護家庭には、準要家庭に今次している準要保護者については、できる限り阻止するというようなことになっております。それで現在の市の就学援助費支給要綱ですが、この中では決まったものにつきましては、学用品等、新入学児童生徒学用品等、修学旅行、校外活動費、給食費ということになっておりますので、この医療費につきましては、今後、調査研究をさせていただきたいと思います。 252: ◯委員長(青木 豊君) お待たせいたしました、二宮委員、どうぞ。 253: ◯委員(二宮和子君) 決算書の 241ページ、アートスタジオ五日市の運営経費のところ、11番から14番まであるんですけれども、事務報告の方の 357ページを見ますと、このアーチスト・イン・レジデンス事業として9月1日から11月30日まで、ここのアートスタジオ五日市を使っての行事が報告されていますけれども、この9月1日から11月30日以外のときには、アートスタジオ五日市はどのように使われているのでしょうか。 254: ◯社会教育課長(浦野 勝君) お答え申し上げます。これは9月から11月、3カ月間ということで、外国、あるいは日本人の方3名ということで、招致しておりまして、それが終わりましたら、あとはそういう方たちは使っておりませんが、あとは地元の方たち、版画の愛好家の方たちに一応開放しまして、版画の制作等に当たっております。 255: ◯委員(二宮和子君) ということは、どなたかのアトリエになっているということですか。 256: ◯社会教育課長(浦野 勝君) お答えします。この3カ月間のうちにですね、この芸術家たちは地元の、あるいは市民の方の交流を行っております。この時間の中で版画教室を行いまして、そういうふうな中でそういうグループが生れまして、その方たちが利用する、そういうことになります。 257: ◯委員(二宮和子君) 利用料などはどのようになっているんでしょうか。施設利用料の中には、このアートスタジオ五日市の何かありましたっけ。 258: ◯社会教育課長(浦野 勝君) ではちょっと経営をお話し申し上げます。実はですね、平成5年だったんですかね、多摩移管の百周年事業ございましたね。多摩ライフでございました。そのときの多摩ライフの事業の中でですね、旧戸倉村役場、そのあとを一応改造しましてですね、その中にアートスタジオをつくったと。この目的はですね、国外、外国の絵を入れましてですね、前途有望な若者をですね、招致しまして、ちょっと3カ月間その場所で制作をしていただきます。そういうことにもなっておりますね。  それから、これ終わったあとに関しましては、旧五日市町ではですね、その事業をそのまま受け継ぐということになっております。現在は来ております。そしていままでですね、平成5年から12年まで、約15名の方が一応アートスタジオへ来ております。外国人は、そのうちの、国内では15名で、外国は10名、25名でございますか。そんな中で行った制作活動の中で、非常にいいものをですね、各自2点ずつ、市に寄付してございます。それが現在51点ほどひとつあると思います。このアーチスト・イン・レジデンスでございますが、芸術活動を行う場の提供をしてもらって、その中で自分たち一生懸命腕を磨きつつ、地域の方と交流等を行っております。  それでこの建物でございますが、中には版画の非常に高価な大きな機械等置いてございまして、それを有効に使ってまして、普段のときに関しましては、地元の自治会の会館になっておりますと同時に、その市内の方たちの同行をする方たちがその機械を使っている。そういうことになっております。  (「使用料は。」と二宮委員の発言あり)  取っておりません。 259: ◯委員長(青木 豊君) よろしいですか。次、御手洗委員、どうぞ。 260: ◯委員(御手洗武君)  243ページ、市倉家の4300万、4378万7100円、総額的に幾らになったんでしょうかね、一倉家で。そしていま管理はどういうふうにやっているんでしょうか。まず聞きます。 261: ◯文化財担当主幹(鈴木章夫君) お答えを申し上げます。市倉家住宅の移築復元事業につきましてはですね、平成11年度から12年度までにかけまして、2年の事業で行いました。平成11年度につきましては、3842万7900円でございました。それで平成12年度は4378万7100円でございます。それから、解体工事等を入れますと、9658万9500円でございます。以上でございます。(「管理は、管理は大体。」と御手洗委員の発言あり) 用地につきましては、よろしいでしょうか。平成13年度で取得をするということで、8171万4814円でございます。       (「管理は、管理」と御手洗委員の発言あり)  管理につきましては、五日市郷土館において管理をしております。要するに文化財として管理をしております。以上でございます。 262: ◯委員(御手洗武君) 昨年でしたか、予算編成、今年の予算編成でしたか言った覚えがあるんですが、9千何百万が市倉家にかかって、8千何百万かの用地買収をして建てた。私の孫もおじいちゃん行ったよ、と言ってました。見に行った。各小学校で何年生でしょうか。6年生、6年生のときかな、見に行ったよという話をしました。あれ一辺、見に行くと二度と行かないところです。そこで、そこでやはり1億何千万もかけた施設をいかに使うかというのが、これからの話だと思うんです。そこで言ったのは養蚕農家ということで移築したんですよ、あれは、ね。養蚕をそこでやらなければ意味がないじゃないですかと言いました。教育委員会、教育の中で養蚕というものの科目があるかどうかわかりませんが、そういうようなことを取り入れるようなことはできませんか。 263: ◯社会教育部長(橋本武久君) 郷土館事業としては、あの中に市倉家を移築しまして、いろいろな郷土になじんだ各四季四季の飾り物や、いろいろな事業をやっていくということで、いまおるわけなんですが、その養蚕についてということですと、いろいろ社会教育の中にもいろいろ講座講習がございます。その中でいろいろやった経過もございまして、また今後ともそんなような事業と連結した形も考えていきたいと思います。以上です。 264: ◯委員(御手洗武君) あまり言うと一般質問になりますが、麦からっていうか、茅葺き屋根、これはやはり年何回か、中で火ジロというか、そこで火を燃やさないと虫が沸いてしまう。そういうようなこともやらなければいけない。せっかく養蚕農家なんですから、よくテレビや何かでやっていますね、うちわの、うちわのこの骨だけで、そこへ蚕を這わすことによってうちわができるんです、糸で。そういうこともできるんですよ。それから、繭をつくるね、引きて繭をつくるときには全くきれいなものですよ。自分でね、糸を吐いてぐるぐるぐるぐるやってこの繭ができるんです。ぜひね、そういうことを市倉家1億7000万円のものを有効に使うように、ぜひ考えてみてくださいよ。そういうことで。  じゃ次移ります。次は戸沢委員が昨日、質問をしました。土地代金が安い高いというお話がありました。私も雨武主神社の土地を、いきいきセンターということで公共施設に使っていただいている。二宮も何とかということで考古館ができ、無償提供だったのが、いま有料になってやっております。いま二宮の考古館の借地料と、雨武主神社のいきいきセンターの借地料は、税金に対して、固定資産税に対してどのくらいになったんでしょうか。五日市地区は 2.5倍というのが常識論なんですけれど、それに合わせるように努力をしているということで、だんだん値が上がってきましたが、どのくらいになってきたんでしょうか。 265: ◯文化財担当主幹(鈴木章夫君) お答えを申し上げます。二宮考古館の使用料につきましては、平成11年度までは無償でお借りしておりましたけれども、平成12年度から有償ということになりました。基本的には固定資産税、プラス都市計画税、それに月、坪50円ということでございます。以上でございます。  (「雨間は。雨武主神社。」と御手洗委員の発言あり) 266: ◯体育課長(田中惟一君) お答え申し上げます。体育課におきましては、いきいきセンターの敷地ということで、雨武主神社の土地をお借りしてございます。その面積が11年度、12年度同じでございますが、 3810.86坪ございます。それに12カ月かけまして、それで単価50円をかけてございます。それで12年度におきましては 228万6516円賃貸料として支払ってございます。そのほか、固定資産税、都市計画税、これが 429万2456円、これも払っているところでございます。  なお、13年度からにつきましては、面積によりますが 1.8または 2.5倍としてですね、計算しているところでございます。よろしくお願いいたします。 267: ◯委員(御手洗武君) いずれにしても、雨武主神社のいま例が出ました。 425万円の税金に対して 2.5倍というと1000万円近くなっちゃうのかな、これ。だけれど、私は思うんです。二宮神社も宗教法人、雨武主神社も宗教法人、あえてですね、神明社もね。そういうところは、やはり公共施設という意味から、あえて 2.5倍までする必要はないのかなというふうに私は思います。せいぜい2倍ぐらい、もらったお金の中で税金の方が多く払うよ、こうなりますとね、何となく少ない。それはいいじゃないですか。 2.5倍にするなら 2.5倍だって。今度考え方。 268: ◯助役(荻原 尚君) いろいろとですね、きのうもお話し申し上げましたけれども、五日市町当時のね、考え方と、秋川市の考え方が違いがあるということで、実は12年度にですね、いろいろと内部調整をしました。その結果をですね、土方担当主幹の方から、ちょっと方向性をね、こういう方向でいくということを、きょうお話申し上げます。 269: ◯管財担当主幹(土方捷宏君) お答えいたします。きのうも助役の方から話がありましたけれども、合併により主管課の借地料の算出方法が若干異なることから、市といたしましても、公平性を確保する上からも、契約当初の経緯経過等を尊重しながら、他市の借地料を参考にし、特例を除き統一した算定基準により、13年4月以降の契約更新時から改定するよう方針決定させていただきました。  また、この更新については、更新内容についてはすべて同一基準で一気に改定すると財政負担も大きく、また他に及ぼす影響等配慮して、当面の激変緩和策として、最終的には個人からの借地料については、いま申し上げたとおり、税額の 2.5倍に。また神社等、自治会等の大勢で持っているような土地については税額の 2.5倍に改定させていただき、失礼しました、 2.0倍に改定させていただいたところです。  個人についてはですね、例えば 1,000平方メートル未満については 2.5倍。また 1,000平方メートル以上については次回の更新時に 2.0倍。また次次回の更新時には 2.5倍。それから神社等、いま申し上げましたとおり、自治会等で持っている 500平方メートル未満の税額については 2.0倍。それから 500平方メートル以上の面積については、次回税額の 1.8倍。それから次次回に 2.0倍、このように方針決定させていただいたところです。以上です。 270: ◯委員(御手洗武君) 格差是正といいましょうか。していただきまして、大変ありがとうございました。  次に 255ページのキララホールの管理運営費、1億2925万8000円という大枠の中で、ちょっと御質問を申し上げます。資料の中では、資料は何ページでしょうか。キララは。 416ページです。 416ページに書いてありますが、 365日の中で 149回をつくったよと、こう書いてある。しかし、いま少し1億2000万円、1億3000万円かけて、いま少し工夫はないものなんでしょうかね。毎年、毎年、これじゃちょっと先に聞きます。催事委託料というのが2520万円ございます。それからスポーツと音楽のまち振興協会交付金、ちょっとこの説明をまずしてください。 271: ◯秋川キララホール館長(高木祐幸君) お答えいたします。催事委託料につきましては2520万円というようになっております。これらにつきましては、委託料、これ現在2400万円。これは市から第三セクターの方に委託しております。それと合わせて事務手数料の 120万円、計合わせて2520万円、これらについての主催事業関係を総合開発公社第三セクター、そちらの方にお願いしているところでございます。これは委託という形でやっております。  催事のいろいろな年間の行事内容ですね、いわゆる年6回か7回ぐらいの、そういうスケジュール調整を行って、予算の範囲内でキララホールの、協議の上で、現在可能な限り、回数の範囲内でもってやっているところでございます。  それと、(「スポーツと音楽のまち振興協会交付金」と御手洗委員の発言あり)  こちらの1000万円につきましては、あきる野市のスポーツ、音楽の振興のために、さまざまな主催事業、これはクラシックを中心にしたものでございます。それとあと育成事業、先ほど奥秋委員さんからもございましたように、スポーツと音楽に振興、育成にかかる、そういう助成関係。これらについて助成を、そういう内容のものを。それと、これについての委託関係は市が交付金をいただいて、振興協会でそれをやるわけです。それから、それらについての第三セクターの方にお願いしているということでございます。 272: ◯委員(御手洗武君) 確かにキララホールの催し物がパンフレットで、新聞折り込みにチラシで入ってきますね。ついこの間入ってきた三味線の何とか兄弟と何とかというのありますね、一日で売れちゃったと。有名人はそうなんですね確かに。ところがこれどうですか、入っている人のあきる野市民とあきる野市以外の人の割合とか、催事のときの入場者数というののデータというのは、これどこかに書いてあるのかな、わかりませんが。どうもそのキララホールというものができて、音楽の町、また、そのある程度音響効果がいいんだ。いやいまどこの会場行ったってみんな音響効果いいですよ。キララホールだけじゃない。だけれども、キララホールで録音を録るというか、そういうのがたくさんあるというんですから、それはいいんです。もっとあきる野市民がキララホールを利用するようなことは、キララホールの運営上考えられませんかね。いままでのこの催事の主催及び共催というのは17回あります。それで1億2000万円かけて、このただの1ページですよ。これっきりない。報告が。それで主催事業は1、2、3きりない、ね。やあー、キララホールつくったときには 700何名というのに議論がありました。私は 1,200から 1,500のものつくって、あきる野市民のではなくて、秋川流域の会館としてやるべきだという。しかし、時の首長がどうしても 700だと言うから 700になった。そしてその答弁の内容は、その当時の教育長が、いやー、学校や小学校や中学校は大体 500から 600の生徒数だ。その生徒数が入る数はもう 700あれば充分だ。ところがその口が乾かないうちに、秋多中学校から音楽祭がありますから来てください。通知を見ましたら昭島市の市民会館、父兄が入れない。生徒だけじゃない。音楽祭はやはり父兄を交えますから 1,000人以上の会場じゃないとできない。あえて、 700が小さかった、大きかったという議論をここでやる必要はありませんが、いかに 700の会館を、市民がいかに利用するかということを、絶えず考えなければいけない。きのうからやってますけれども。そういう発想の転換というのかな、ぜひですね、要望でもいいです。ちょっとこのページだけで、じゃ何をやったんですかって言ったら、何も残らない。新聞折り込みで確か入っていますね。だけれどあきる野市民がどれくらい入ってんでしょうかね。クラシック、クラシックってできないですよ 700だから 700。福生の市民会館、北島三郎オンリーで、何かあきる野市の行っている島崎というのが館長だそうで、それが、とにかく北島三郎のワンマンショーをやって、 5,000円で入って北島三郎曰く、 5,000円で皆さん私のショーを見られるのはここだけだよと。もっと高いんだよ。なんて言ってましたけれどもね。そうしたら、この間、8月の七夕祭りの前にわざわざNHKののど自慢をもってきた。そしてそこに七夕祭りの実行委員の皆さんが出席をして、七夕を宣伝をする。そういう公共電波を使ったり、いろいろなもので福生市をアピールしています。ぜひね、キララホールを使ってあきる野市をアピールするように、そういう催しを考えてみてくださいよ。あまり言いますと一般質問になります。その辺で。  それから、あとじゃもう一つ、市民プール、市民プールの運営費1億1832万6000円。これも資料がございます。それでこの間の広報秋川、あきる野。飛び込みができない。25メートルプールで1メートルきり深さがないので、1メートル20ないと飛び込みができないから、市民大会ができなくなった。そう書いてありました。あのときもあったんです。50メートルプールをつくるか、25メートルプール。そのときも私は50メートルプールでいかなければだめだ。25メートルは小中学校にあるんですから、大会を開くとき50メートルでないと記録にならないんです。そのつけがやはりきたんです。今度は思い切ってね、金があるかないかというと困りますけれども、ぜひ50メートルプールをつくるような 100メートル、50メートルプールをつくるようなことで、ぜひね市民大会ができるよう、そして福生市の市民大会には岩崎恭子が来て泳いだ。青梅市のマラソンには高橋尚子が来た。来て一緒にマラソンをやった。そういうことをね、考えましょうよ。そんなことを言いまして終わります。 273: ◯委員長(青木 豊君) あらかじめ予定されていた方は以上なんですが、ありませんか。田野倉委員、どうぞ。 274: ◯委員(田野倉由男君) いろいろな人のアイデアを聞いておりまして、ひとつ思い出しました。ページ数が 217と 233ページに特色ある学校づくり経費が、小学校、中学校それぞれ載っております。しかし、この中身について、いま報告書から探してみましたら何も掲載がされていないんですが、どのようなことをされているか、まずお訪ねします。 275: ◯指導担当参事(山本修司君) 特色ある学校づくりの経費につきましては、各学校で現在取り組んでいる、総合的な学習の基盤になるような体験的な活動を中心に平成12年度は行っておりまして、多くは栽培活動を行うことになりましたので、栽培の苗や、それから植木鉢とか、その他の道具とか、そういうものに使われておりました。       (「小中学校とも。」と田野倉委員の発言あり)  小中学校とも、それが一番多かったということです。平均いたしますと、5、6万円、1校あたり5、6万円の金額でやっております。 276: ◯委員(田野倉由男君) 実はですね、決算特別委員会が私たち五日市当時は、12月に行われてまして、秋川市でもそうだったというふうに聞いておりますが、決算特別委員会をなぜ9月にもってきたかというと、予算執行にできるだけ反映できるというようにということだった、というように記憶しておりますが、現実、来年からですね、学校は五日制、完全五日制になります。そしていま教育改革の中で、心の豊かな子供の育成ということで、いろいろな改革がされているわけですけれども、あきる野市は、それこそサルと一緒に勉強する小宮小学校から、東の方では屋城小学校ではスズメが邪魔をするような、そういう広範囲な、大変地域でありまして、それぞれやはり文化、歴史等を充分持ち備えている環境にあるわけで、これからまさに完全五日制になったときに、地域といかに密着して子供たちを教育していくかということも、大変重要なことだと私は思っているんですが、そうしたときに、来年度の予算に反映できるかどうかわりませんけれども、この特色ある学校づくり、この項目をベースにですね、もっと多くの学校で、もう少し地域の皆さんを取り込んだ大きな事業ができるかできないか。これはどうでしょうか。 277: ◯指導担当参事(山本修司君) 今年度、平成13年度からですね、この予算の項目を変えまして、総合的な学習の予算といたしまして、金額的には大体1校あたり20万円程度ですので、3倍から4倍程度に増額いたしまして、その中で地域の方を学校に招いて、さまざまな御指導をいただくというような機会も大きくふやしております。 278: ◯委員(田野倉由男君) 先ほど御手洗さんが繭のつくり方ということありましたが、お米のつくり方も、それから木の育て方も、いろいろあるわけで、20万円程度でね、どれだけのものができるかわかりませんけれども、お金ではないことは事実なんですが、現実、事業を起こすということはお金がつくわけで、もう少しですね、この額を、極端なこというと1個 100万円、小中学校出すと1800万円。このことによって子供たちが体験したことのない、それこそお米づくりはどこかの学校でやられると思うんですが、繭玉、確かにいま官憲取引も大分、あまり低調で、蚕糸組合の方が試験場もなくなっちゃった状態で、繭で損した方はある人はいるかもしれませんけれども、繭はともかくとしましてですね、とにかく小宮、戸倉から屋城小学校までの広大な地域を活かした、活かしたやはり特色ある学校を目指していただきたいということを、一言申しておきまして終わります。 279: ◯委員(二宮和子君) すみません。ちょうどぼやぼやしていたら、どんどん先へ進んでしまいまして、アートスタジオ五日市の件については、一部の人が密やかに使っているのではなくて、ぜひせっかくある施設ですから、広く市民に使われるような有効な使い方をしていっていただきたいと思います。何も使用料を取ってほしいということではありませんので、よろしくお願いいたします。  同じく 241ページの下の方なんですが、西多摩地域広域行政圏協議会西多摩写真展事業経費の中の審査員等の謝礼なんですけれども、 120万6286円ということで、とても謝礼としては、ほかの謝礼よりも金額が高いように思うんですけれども、どのような使われ方をしたのか、ちょっと教えてください。多分、西多摩広域行政圏というので、ほかの市町村からも予算が集まってくると、すごい金額になるのではないかと思うんですけれども、お願いいたします。 280: ◯社会教育課長(浦野 勝君) お答えいたします。西多摩広域行政圏ということでございますから、この西多摩の青梅市、羽村市、福生市、瑞穂町、奥多摩町、日の出町、檜原村、それと当市でございます。これがですね、ちょうど私の方で平成12年度は当番になってしまったということでしょうかね。そういうことで番が回ってまいりまして、そして多くの市町村の方々を動員しまして行った事業でございます。そして、これは各負担金がございまして、人口割かける幾らということになってまして、そういうことで行っております。そうして大きな 120万円ということでございますが、これは今回に関しましては約 320点の参加がございました。その参加賞とか、入賞した方の賞品とか、あるいは審査員等の謝礼でございます。 281: ◯委員(二宮和子君) じゃ、審査員の謝礼だけじゃないということですね。  はい、わかりました。 282: ◯社会教育部長(橋本武久君) 先ほどアートスタジオの使われ方ということで、お話がございましたが、アートスタジオにつきましては、先ほど社会教育課長が説明したとおりの経過であそこへできているわけです。そして9月から11月毎年、外国人アーティストを呼んで、彫刻をやっていると。その開いている12月以降ですか、それから年間を通してでございますけれども、開いているときについては、地元との取り決めがありまして、戸倉の本郷の自治会、それからあと地元のPTA、こういったところが使うと、いうふうな取り決めになっております。 283: ◯委員長(青木 豊君) ほかにございますか。           (「なし」と発言する者あり) 284: ◯委員長(青木 豊君) ないようでございます。以上をもちまして議案第51号平成12年度あきる野市一般会計歳入歳出決算の質疑を終了いたします。  ここで説明者、答弁者の交代のため5分ほど休憩をしたいと思います。                         午後4時19分  休憩        ────────── ◇ ──────────                         午後4時23分  再開 285: ◯委員長(青木 豊君) 休憩前に引き続き会議を開きます。  次に、議案第52号平成12年度あきる野市国民健康保険特別会計歳入歳出決算の認定についてを議題といたします。  歳入歳出全般につきまして審査を行いますが、まず、市民部長から決算概要の説明を簡潔にお願いをいたします。市民部長。 286: ◯市民部長(乙津勝利君) それでは、国民健康保険特別会計歳入歳出決算につきまして、状況の説明をさせていただきます。  決算書は 284ページから、事務報告書は 109ページからとなっております。平成12年度の歳入は47億7848万9675円。歳出は46億6328万4200円でございます。国民健康保険の制度につきましては、皆さん御承知のとおり、相互扶助共済の精神にのっとりまして、病気、怪我、出産、及び死亡の場合に保険給付を行う。そういう制度でございます。先般の厚生労働省の発表によりますと、平成11年度の国民医療費は、高齢者社会でふえ続ける老人医療を中心に、30兆円を初めて超えたというふうな報道がありました。また、国民健康保険につきましては、経済不況で会社をリストラ、退職した人などの加入で、被保険者が大幅に増加しているというような報道もされております。当あきる野市におきましても、年間の平均でございますが、平均の数値でございますが、国民健康保険の世帯数1万3470世帯。11年度と比較いたしますと、 1,312世帯の増となっております。被保険者も2万6242人で、前年より 2,098人の増となっております。また70歳以上の老人分でございますが 6,194人で、前年より 715人の増。退職分が 3,917名で 1,686人の増となっております。医療給付費の1人あたりの被要額、これもちなみに11年度と比較してみました。一般被保険者分、これは16万2945円でございます。前年より4万3971円の増。退職被保険者分につきましては、34万1388円。前年より5万9971円の増となっております。次に、老人保健対象者分でございますが、これが64万3556円で、前年より2万8771円の増ということで、トータルで見ますと大幅な増額になっております。  歳入につきましては、12年度分から介護保険分が導入されまして、介護納付金1億4440万5359円が新たな税として入ってきております。そのほかに国、都支出金、及び連合会支出金の中にも、介護保険関連費が歳入されておりますので、合わせて申し上げます。  なお、国民健康保険の運営は保険税と国庫支出金により、賄うことが原則とされております。しかし、一般会計の繰入金でございますが、その中で、その他、一般会計繰入金が4億6711万5000円となっております。また基金繰入金が4178万3000円。合わせますと5億 898万8000円となります。これはいま申し上げましたように、税と国の支出金では不足をしている。実質的にはこの分が不足ということになっております。保険税の収納率でございますが、平成10年度、現年課税分でございますが 92.85%。11年度は 92.28%。12年度は93.4%になっております。これはちなみに26市中では、一番徴収率はよくなっております。介護保険法の実施に伴いまして、国民健康保険法が改正されました。納税相談等行わないような、悪質な滞納者につきましては、短期被保険者証の交付を2月にお知らせ等で実施いたしまして、その後、滞納している方々との相談等を行いました。被保険者資格証の今後その滞納が続きますと、そういうことも、これから実施しなければならなくなるという事態になろうかと思います。  なお、短期被保険者証の交付にあたりましては、お知らせの文書を2月に発送しました。13年2月です。 1,295件、発送いたしまして、納税相談等受けました。それに伴っての歳入影響額は、確か3月議会でも御報告申し上げたかもしれませんが、約2660万円程度にはなっていると考えております。  次に、歳出につきましては、保険給付費が前年対比で、1億6494万1434円の 5.6%の増であります。老人保健拠出金につきましては、前年度対比では大幅に減額になっておりますが、これは介護保険の導入にかかわるものでございます。第4項に介護保険納付金がございますが、これは全て12年度からの新規分でございます。いずれにいたしましても、高齢社会の進展や、医療の高度化など、いろいろな要因がございまして、引き続き医療費につきましては、伸びる方向にあると思われます。加入者の所得につきましても、景気の低迷によりまして、依然として大きな伸びは見込まれないのが現状でございます。今後また財政上、厳しい状況が続くのではないかと思いますが、われわれとしては国民健康保険、一生懸命やってまいった所存でございます。よろしくお願いいたします。 287: ◯委員長(青木 豊君) 説明が終わりました。質疑がありましたらどうぞ。  影山委員。 288: ◯委員(影山 保君) いま部長から数字言われまして、ちょっと全部はとても記憶はできません。あとで見せていただきたいんですが、ちょっと私も監査委員の報告を基準に見てみたんですが、若干、細かい数字が違うようであります。そこで確認のためにお聞きしたいんですけれども、いまの説明がありました。国民健康保険税が14.8%対前年比で伸びております。これは介護保険の第2号保険者の、保険料の上乗せが実施されたからだと思っております。そういう説明だったと思いますが、それに間違いないかどうか。同時にですね、その被保険者1人あたりの金額は、確か 1,300円だというふうに記憶しているんですが、間違いがないかどうかお尋ねいたします。 289: ◯市民部長(乙津勝利君) ただいま私が申し上げました数字でございますが、これはかなり移動しますので、平均的数値ということで申し上げましたので、その辺を御理解いただきたいと思います。 290: ◯保険年金課長(大野誠一郎君) お答え申し上げます。介護保険料の1人あたりでございますけれども、これは平均的な 1,300円というのは、基本的な考え方であります。ただそこに収納率もございますので、実際にはですね、 1,430円ぐらいの額で、おおよそですね、かけてございます。そこから収納率がございますので、そういった形で徴収しております。 291: ◯委員(影山 保君) 私は決算カードでちょっと比較をしてみました。そうしますと、被保険者1人あたりでしますと、保険税がですね 4,761円、伸びているんですね、これは8.47%。実際の決算でいいますと、もう少し10%ぐらい伸びたのかなというふうに計算では出てくるんですけれども、それで間違いないでしょうか。 292: ◯保険年金課長(大野誠一郎君) 保険税の1人あたりの額でございますが、これにつきましては、年俸というものを各市町村で東京都の方へ出してございます。これを集計したものが9月のはじめにまいりまして、それを確認しますと一般被保険者で1人あたり5万7170円。それから退職被保険者が7万7487円と。合計、平均ですね、6万 202円というのが、あきる野市の平均の保険料でございます。 293: ◯委員(影山 保君) 新たに介護保険制度が導入さたために、先ほど14.8%、全体としたら伸びたわけですね。私被保険者、1人あたりの保険税を比較したんですけれども、やはり10%ぐらい伸びたという判断で間違いありませんか。 294: ◯保険年金課長(大野誠一郎君) お答え申し上げます。実際には介護保険が上乗せになりました。それプラスですね、被保険者の増の自然増ですね、これが加わりますと、おおよそ10%ぐらいです。 295: ◯委員(影山 保君) わかりました。それから東京都の支出金がですね、 3.4%マイナスになったわけですけれども、これは理由はなんですか。 296: ◯保険年金課長(大野誠一郎君) お答え申し上げます。大変申しわけございません。その3%減ったという、その理由はちょっと持ち合わせしてないんですが、調整交付金等との関係もございます。当然、普通調整交付金がつくようになりまして、そちらの関係があろうかと思います。 297: ◯委員(影山 保君) それはわかりました。それからですね、老人保険拠出金、これも部長から説明がありました。1億4743万6000円が減少されたわけですね。11.5%になるんですが、これは介護保険の給付金が新設をされ、それに回ったためだとすれば、その内容というかね、ちょっと説明していただきたいんですが、どういうことでそれだけ減るのかということを。 298: ◯保険年金課長(大野誠一郎君) お答え申し上げます。これは公費5割と、公費5割負担というのがございまして、その対象者の層ですが、当然、医療でかかっていた方々が介護に変わりますね。そういった老人ホーム等の老人保険施設、それから療養型病床群、こういった方たちの移行分でございます。
    299: ◯委員(影山 保君) わかりました。それから今度、12年度の決算で歳入歳出の差し引き残高が1億1520万5000円ですか。これは翌年度の繰り越しに入れたと思うんですけれども、そういうふうに理解すればよろしいですね。 300: ◯保険年金課長(大野誠一郎君) これにつきましては、国庫負担金のですね、療養給付費負担金というのがございますが、これの精算分があるんですね、その中で3700万円ぐらいですか。それから介護保険の方の浮いた分ですね。調整交付金だとか、国の分、若干浮いてます。それが2700万円。そういう形で、当初予定した5000万円より、6500万円ぐらいふえている、いうことです。 301: ◯委員(影山 保君) 今回は、この12年度は国民健康保険税は値上げはしなかったと。新たに市長が本会議の初日に、来年度は値上げをせざるを得ないと、こういうことを言明されました。現在その構成割合が所得割が 56.26%、資産割が 13.29%、それから均等割が 23.60%、平等割が6.85%、これは事務報告の 114ページにあるわけですけれども、これらをあれですか、値上げを考えるときに検討するようなこと、いま準備しているんですか。 302: ◯市民部長(乙津勝利君) また確たることで検討はしておりませんが、いまの率を当然見直すという形にはなろうかと思います。正確な数字をどのような形に変えるというところまで、まだ検討が、結論が出ておりません。 303: ◯委員(影山 保君) わかりました。あとは要望しておきます。国民皆保険ということで、これは戦後ただちに、多分昭和22年か23年、社会保障制度の一環として、そもそも国民健康保険法ができました。そういう点では、今年1月からは70歳以上の医療費が上がる。さらに今後、医療費の増加が見込まれ、医療費の値上げ等が考えられております。そういう点ではですね、社会保障の一つとして位置づけられている以上、ぜひがんばっていただきましてね、これは財政当局の方もあると思うんですけれども、不足分については、なるべく市税からも援助していただくということを含めて、ぜひ値上げはなるべく押さえていただきたい、要望して私は終わります。 304: ◯委員長(青木 豊君) ここであらかじめ時間延長をさせていただきたいと思います。ここで暫時休憩といたします。再開は16時55分とさせていただきます。                         午後4時41分  休憩        ────────── ◇ ──────────                         午後4時56分  再開 305: ◯委員長(青木 豊君) 休憩前に引き続き会議を開きます。  ほかにございますか。御手洗委員。 306: ◯委員(御手洗武君) 影山さんの質問から初歩的な質問になって申しわけない。 311ページで出産育児の一時金支給、確か30万円だと思うんですが、 132名が生れたというふうに解釈しますが、それで間違いがないかどうか。30万円という一時金が少ないのか、多いのか、普通なのか。その辺ちょっと。他市と比べて。 307: ◯保険年金課長(大野誠一郎君) お答え申し上げます。30万円で間違いございません。それで他市の状況ですが、32万円というところがですね、3市ございます。これが国立市、小金井市、東大和市でございます。そのほかはすべて30万円でございます。 308: ◯委員(御手洗武君) やはりこれからのあきる野市は、やはり若者が住む町、あきる野、そういうイメージでいかなければいけない。それにはやはり保育だとか、まずは子供が生れたら、それに対して補助金が多いとか、そういうことでやらないとですね、どうも五日市線がすぐ出てきますけれども、いろいろな面で、非常に他市と比べてね、青梅線の沿線とか、中央線の沿線とか、ああいうようなところから比べてですね、あきる野市をイメージアップするには、そういう金銭的なものも必要ではないか。32万円という、2万円だけふやしてもどうかなと。思い切って35万円とか、40万円とかね。そうしてですね、そうしますと 130幾人かだと、どのくらいになるのかな。まあいいや。まあいいです。そういうことでね、今後ひとつその辺は、料金をいまふやさないでといいますが、やはりいまの状態ですと最高限度額だけで言いますと、高い方ですか、安い方ですか。いま48万円だと思いますが。それはどうでしょうか。 309: ◯保険年金課長(大野誠一郎君) お答え申し上げます。48万円というのは、下が45万円がございます。その次、47万円が2市、その次でございます。平均をしますと、26市の平均は50万2333円と、こういうふうになります。 310: ◯委員(御手洗武君) 安い方がいいんですがね。これ多分ペナルティっていうんでしょうか。それが取られているんです。やはりね、ある金額を出さなければいけない。それにはあきる野市は均等割りとか、そういうものが安いんじゃないでしょうかね。それを上げるとある政党がすごくさわぐんですがね。そうではなくてね、やはり他市と比べて公平な目で、もし価格を直すとするならば、私は要望するんですが、上杉委員がこの間言いましたけれども、資産割というはね、どうしても初めからね、割があわない。ただ土地を持っていてね、売ったときには収入がありますよ。だけど高い固定資産税を払っていて、また国民健康保険の方へ税金がかかって二重払い。だから所得割だけはね、一度にこれもなくなすというわけにいかないかもしれませんが、ぜひね、これを減らして均等割とか、そういうものとか、最高限度額はある程度しょうがないのかなというふうに思います。今後のそういう審議会が開かれそうですから、その辺、御期待申し上げます。以上です。 311: ◯委員(中村雅一君) 私も御手洗委員と若干、何か方向が同じということもありますけれども、一つ二つ質問いたします。先ほど部長の説明の中で繰入金の総額について5億 800某かの繰入金があると。それは一般会計とそれから基金からの繰入と。合わせて5億 889万8000円ですか、そういう金額かと思いますが、これは義務的な部分を抜かした一般的な繰入金だというふうにおっしゃったと思いますが、こういう繰入金を持たないと、この国民健康保険会計がバランスをとれていかないという、こういう現状について、私は従来、国民健康保険税と言われて、いまはそうなんですが、昔は保険料というようなときもあったかと思いますけれども、この収入支出のバランスを取るという形からすると、やはり加入者の保険料ないしは保険税で、基本的にはこの会計は賄なっていくべきだろうというふうに思うんですよ。それで、というのは、これは一般会計の繰入金というのは、どこからという色は付いてないにしても、これ市税から入ってくるわけですから、そういう意味では一定に決められた方だけ、限られた人にその7万9000人の市税をですね、これに入れていくというについては、私はいかがなものかというふうに思っております。というのは、確かに27市の中ではどうなのかっていうのはありますのでね、他市に倣ったということになるかと思いますので、その他市の状況をちょっとお聞かせいただきたいというふうに思っております。  それと最高限度額があきる野市は、まだ法律の限度額までいってなくて、48万円だというふうにちょっと聞きますけれども、この48万円の最高限度額を納めている、課税されている世帯はどのくらいなのか。  それから、先ほど、やはり加入者は世帯数とも、世帯数が 1,312、加入者が 2,098というふうに11年度、12年度比べて場合にふえていると、こういうふうに言われたんですけれども、10年度から11年度去年の状況はどうなのかを、ちょっとお知らせいただきたいというふうに思っております。  それから、保険税の滞納等について、やめて転出等で出ていく場合の滞納者に対する治めていただく方法については、どのようにされているか、そこら辺についてもお伺いしたいと思います。以上です。 312: ◯市民部長(乙津勝利君) 先ほどの私の繰入金の、ちょっと、何ていうんでしょうか、数値に関することで、先ほど申しましたのは、予算書の中ではトータルで繰入金、一般会計からの繰入金は5億7782万7000円になっていると思います。そしてその中に、例えば保険基盤安定繰入金4072万8000円ですとか。職員の給与分ですとか、そういう、ただいま御手洗委員さんからもお話が出たように、出産育児金の部分ですとか。そういうものが入っておりまして、5億7782万7000円になります。そのほかに財源不足分という形で4億6711万5000円と基金が、現在は基金が決算書で見ていただくとわかるように、利子の8万何がしと、残金の 271円ぐらいのものしか基金残っておりませんが、12年度は基金がございましたので、4178万3000円が基金から繰り出しておりますので、実質的には5億 898万8000円が、私は財源不足というふうに表現させていただきましたので、その辺を御了解いただきたいと思います。それとあと細かい数字の方は課長の方から、滞納の転出時の滞納者ですとか、それから最高限度額の市だったりは課長の方から、答弁。 313: ◯保険年金課長(大野誠一郎君) お答え申し上げます。まず、最初に繰入金の状況でございます。これは他市の全体を申し上げるのもなんですので、1人あたりの繰入金の額を申し上げます。あきる野市の被保険者に対する、被保険者1人あたりの繰入金の額でございます。これが1万7800円。一番高いところがですね、3万1938円。一番低いところが 8,883円。いう間に各市入ってございます。  それから、限度額を越している世帯でございます。これは世帯でよろしいでしょうか。11年度申し上げますと 402世帯。12年度が 468世帯でございます。それから10年から11年への被保険者の伸びですね。これが 905人の伸びでございます。それから滞納者の転出の際でございますけれども、これはあきる野市の場合、保険税係が同じ課の中にございます。そういう関係で転出を通し、市民課の方から口座といいますか、書類が回ってきますので、そこで国民健康保険の転出の手続きと税の方の処理、これ一緒にやっております。 314: ◯委員(御手洗武君) いいですか、関連で。 315: ◯委員長(青木 豊君) 中村委員、よろしいですか。中村委員。 316: ◯委員(中村雅一君) お答えありがとうございました。いまのちょっと戸沢委員からやじがとびましたけれども、私は税から全然入れなくてもいいというわけではございませんけれども、なるべく保険税の中で賄おうというのが基本的な考え方ではないかなというふうに考えているということで、お伺いいたしました。そういう観点から、限度額が48万で53万、まだ5万円低いわけですね。決められたひとつの額からいきますと。そして、11年度が 402世帯。12年度は 468世帯ということでは、66世帯やはりオーバーした世帯が伸びていると、こういう状況の中では、そういう意味でやはりバランスという感じからいきますと、なるべく納められる範囲というのが限られているかもしれませんけれども、一定の金額ではありますが、なるべく法律の限度額に近づけるような形で、納められる方には納めていただくということで、より税金はですね、一般会計から入れる、一般の税金は少なくするような形でやるべきだろうというふうに思うわけでございますが、そこら辺でぜひですね、ちょっと意見になってしまいますけれども、そういう方向で私は今後の保険税の会計等もやっていただきたい、いうふうに思っております。以上です。 317: ◯委員長(青木 豊君) 御手洗委員、どうぞ。 318: ◯委員(御手洗武君) ちょっと中村委員さんが、ちょっと何かその7万8000人の税から2万6000人、約3分の1の健康保険へ持ち出しがどうだという考え方、そうではなくてね、国民健康保険というのは、本当の弱者の健康保険なんです。  社会保険、共済保険というのは、そういう弱者がいないんです。サラリーマンの方の保険というのは、そういう人はいないんです。だから生活保護をもらっている方には、その保険料はないわけですから。そういうひとつのその国民健康保険と社会保険や共済保険と違う面、そうしますとその面はですね、やはり市が持ち出して補助していかなければ健康保険というのは、さっき言った資産割がどうだとかいうのが多くなっちゃうんですね。結局これからは、やはりそういうものに対しても、市は積極的にやはり私は出すべきだと、出すべきです。出すべきです。それから私はその所得割というのが中心で今後考えるべきではないかな。所得がある人が、やはりたくさん出すというのが一番公平ではないかなというふうにも思います。ちょっと中村さんと意見違いますが、そんなことちょっと申し上げます。 319: ◯委員長(青木 豊君) ほかにございますか。           (「なし」と発言する者あり) 320: ◯委員長(青木 豊君) ないようでございます。これで質疑を終了いたします。        ────────── ◇ ────────── 321: ◯委員長(青木 豊君) 次に、議案第53号平成12年度あきる野市老人保健特別会計歳入歳出決算の認定についてを議題といたします。  歳入歳出全般について審査を行いますが、まず、福祉部長から決算概要の説明を簡潔にお願いします。福祉部長。 322: ◯福祉部長(浦野龍治君) それでは、議案第53号平成12年度あきる野市老人保健特別会計決算の概要について簡潔に説明をさせていただきます。  決算書は 320ページからでございます。事務報告書は 204ページと 205ページになっておりますので、よろしくお願いいたします。  老人保健医療制度は70歳以上の高齢者等を対象とした国の制度であります。高齢者も年々増加し、平成12年度の受給者数は 7,985人で、平成11年度と比較して 315人の増。受給件数では20万4190件。1万4636件の増となっております。平成12年度あきる野市老人保健特別会計決算額につきましては、歳入歳出とも平成11年度と比較して0.09%の増となっております。歳入の主なものは支払基金交付金33億5282万8068円で、歳入総額の 69.42%を占めております。歳出の主なものは医療諸費で47億5294万3006円で、前年度と比較しまして0.90%の減となっております。この要因は介護保険の施行や、老人保健法の一部改正などの影響があるものと思われます。以上でございます。よろしく御審議のほどお願いいたします。 323: ◯委員長(青木 豊君) 説明が終わりました。質疑がありましたらどうぞ。  影山委員。 324: ◯委員(影山 保君) いま一番部長が最後に言った、その医療費、医療諸費がね、前年対比で 0.9%。金額にして4300万円ほどだと思うんですけれども、介護保険と、それから今年の1月から医療費が1割負担になりましたね。そういうふうに説明があったんですが、介護保険は影響あるんですか。私はかなり医療費がね、わずか3カ月間ですけれどもね、12年度は。やはり抑制したというのが、これは全国的にも言われたわけですけれども、それが主な原因ではないでしょうか。 325: ◯高齢者福祉課長(岸 盛美君) 前年より少し医療諸費が減ったということなんですが、いま部長がいいましたとおり介護保険でも減りましたと思うんです。それと今年の1月に一部改正がありまして、それで多少減りました。ただ、いまは、いまの6月くらいまでになると、もとの数字に戻っているということになっております。それと介護保険のことなんですが、介護保険ではいままで5割負担ということで、老人保健施設等がありました。その施設というのは介護保健施設に変わりました。ただ老人病院などは事業所指定を受けない病院もありますので、それが移行しなかった分もございますが、介護保険で老人保健施設、これはいままでリハビリとかやっていたのは、この保険を使ってましたが、介護保健施設になりましたので減ります。以上です。 326: ◯委員(影山 保君) わかりました。先ほど国民健康保険の論議でもあったんですけれども、結局、医療費に対する国庫負担が、この80年代初めは30.4%だったんですね。それがいま24.4%へと削減をされてしまいました。その大半が、この老人医療費に対する国庫負担分だというふうに思いますけれども、間違いありませんか。 327: ◯高齢者福祉課長(岸 盛美君) 老人医療費制度につきましては、老人保健法で決まっておりまして、まず、拠出金等がありまして、国民健康保険、社会保険、政府管掌とか、そういうところから拠出した、その支払交付基金ですかね、拠出した団体が10分の7を持ちまして、10分の2が国、10分の 0.5と、10分の 0.5、これは市ということで、法で決まってますので、国民健康保険から老人病院に来ているというのは、間違いなくきておりますので、多いか少ないかということになりますと、医療費でかかったもので決まってしまいますので、割合で決まっちゃってます。 328: ◯委員(影山 保君) あとは私の意見のようになるかもわかりませんけれども、結局、老人医療費を支える各保険財政からの拠出金がですね、結局膨らんだと。健康保険の赤字の大きな要因になったというのはね、これは、やはりここだけではなくて全国的に国の負担が少なくなったためにね、各自治体が苦労しているところだと。そういう私は認識でいます。これは私の意見で言っています。 329: ◯委員長(青木 豊君) ほかにどなたかございますか。           (「なし」と発言する者あり) 330: ◯委員長(青木 豊君) これで質疑を終了いたします。        ────────── ◇ ────────── 331: ◯委員長(青木 豊君) 次に、議案第54号平成12年度あきる野市介護保険特別会計歳入歳出決算の認定についてを議題といたします。  歳入歳出全般につきまして審査を行いますが、福祉部長より決算概要の説明を簡潔にお願いします。福祉部長。 332: ◯福祉部長(浦野龍治君) それでは、議案第54号平成12年度あきる野市介護保険特別会計歳入歳出決算の概要につきまして、簡潔に御説明いたします。  介護保険特別会計は保険事業勘定と介護サービス事業勘定とに分かれております。まず、保険事業勘定でございますが、決算書は 340ページ、事務報告書は 210ページからになっております。平成12年度あきる野市介護保険特別会計保険事業勘定決算につきましては、昨年4月より開始されました制度といたしまして、初めての決算でございます。あきる野市の第1号被保険者数は、平成13年3月31日現在、1万1723人で介護認定者数は 1,110人でございます。歳入のうち保険料につきましては、国の特別対策により、半年間徴収猶予後、12月から本来の保険料額の半額徴収でございましたが、収納率は普通徴収におきまして96.5%、全体では99.4%でありました。また歳出におきます給付費につきましては、延べ 8,678人の方が介護保険のサービスを利用され、保険給付費は15億2574万5542円となっております。  次に、介護サービス事業勘定でございますが、決算書は 372ページから、事務報告書は 203ページでございます。本事業につきましては、三つの施設で延べ 4,982点の御利用をいただきました。  以上でございます。よろしく御審議のほどお願いいたします。 333: ◯委員長(青木 豊君) 説明が終わりました。質疑がありましたらどうぞ。  影山委員。失礼、戸沢委員。 334: ◯委員(戸沢弘征君) あまり前半発言しちゃったもので、イエローカードがかかっているような気がして仕方ありません。   341ページの収入未済額64万2600円。このことの説明と、国庫支出金、国庫補助金のこれは 306万円。このことについて、減額されているので説明を求めたいと思います。 335: ◯介護保険課長(荻島邦彦君) お答えいたします。 341ページの収入未済額64万2600円につきましては、保険料の未納者がいるということで、その分でございます。内訳は説明させていただきます。第一段階の方が1人。第二段階の方が55人。第三段階の方が29人。第四段階の方が12人。第五段階の方が6人。合計で 103人。64万2600円ということでございます。それから国庫補助金の 306万円につきましてはですね、これは調整交付金が本来5%という、ルール計算でいきますと5%という、基準額で5%ということになっているわけなんですが、あきる野市の場合ですね、公費高齢者が比較的、全国レベルに比べて少ないということと、それから所得レベルが、やはり全国レベルに比べて高いということで補正を受けまして、その分、減額されて通常5%の交付率ということだったものが3.84%の交付率になってしまったということでございます。  以上でございます。 336: ◯委員(戸沢弘征君) この介護保険の保険料というのは、年金からも強制、差し引かれるもでございます。がしかし第一段階の1人というのは、これ1人のちょっと意味がわからない。それから第二段階55人、本人非課税。それから第三が世帯、世帯が55、ここのところでですね、やはり何でこの人が出るんだろうかと。無年金者なのだろうか、それとも、やはり何か倒産しちゃったとか、破産宣告しちゃったとか、そういう人たちなのでしょうか。 337: ◯介護保険課長(荻島邦彦君) お答えいたします。1人の方につきましては、生活保護の対象の方で、他市町村の生活保護の対象になっておりますから、それはまだ支払われてないというだけの話でございます。55人の方につきましてはですね、8月に納付のお願いに歩きまして、実際、会えた方は40数名、その第二段階の方に限らず 103名の方を歩いたということなんですけれども、40数名の方にお会いしました。実際、お話しを聞いてみますと、払っていただけた方も当然いらっしゃいますし、払っていただけない方は、あとで払うというようなお話しとですね、または、いまリストラ中だというような方もいらっしゃいました。というような状況でございます。 338: ◯委員(戸沢弘征君) この調整交付金ですけれども、この調整交付金が所得レベルがあきる野市高い、ちょっと意味がわからないですね。そうしますと、例えば生活保護の基準だったら、当然、あきる野市1級地ということになって当り前、2級の1なわけですよね。所得が多いって判定されるような理由は別にないと私は思うんですよ。だから所得レベルが高いっていうことだけで、5%大体調整交付金がくるのが3.84%だという、これ納得できないんですけれども。もちろん担当が納得できないと言えば仕方ないんで。これは上に向かって言うしかないということなんでしょうけれども、どうなんでしょうね、こういうところは。 339: ◯介護保険課長(荻島邦彦君) 調整交付金につきましては、これルール計算でまいりますので、いたしかたないというのが実情なんですが、これは全国市長会とかですね、町村会で国の負担が介護保険財政上20%の負担ということと、あと調整交付金が5%というルール計算になっておりますので、それ全て、25%を国が全て持ちなさいと、持ってくださいというようなことで、要望しているというような実情でございます。以上でございます。 340: ◯委員長(青木 豊君) 答えよろしいですか。影山委員。 341: ◯委員(影山 保君) 関連してね、きょう、実は市長さんがいないから、本当は市長に聞きたかったんですが、かなり本会議とそれから福祉委員会で、市長が答えていることを、何か勘違いしているんじゃないかというふうに思ってね。実はあとで担当部長でも、助役さんでもいいんですけれども、回答してほしいんです。  その前にですね、事務報告の 210ページ、その介護保険料の第一段階 135人というのは老齢福祉年金の受給者と生活保護者。それから第二段階の 2,927人は住民税の非課税世帯。それから第三段階は 4,812人は本人が住民税非課税。こういうことで間違いないと思うんですが、それでよろしいですね。  いいですね、確認しました。全国的にはですね、いま言った住民税非課税の被保険者、第1号被保険者は全国平均では76%なんですよ。ところがこのあきる野市を合計すれば 7,874人で 66.36%、だから10%あきる野市の方が少ないんですね。だから要するに住民税非課税の人が少ないというのは、全国平均からすれば、さっき言った調整をされるのかなという要因の一つかなというふうに思うんですけれども、そういうことでしょうか。 342: ◯介護保険課長(荻島邦彦君) お答えいたします。国の平均の割合ですか、それに比較してということでございますので、そういうことも配慮されていると思います。 343: ◯委員(影山 保君) 多分そういうことだろうというふうに私も思うんですが、それでですね、介護保険について、保険料及び利用料について、減免制度がいろいろな自治体でやられているんです。市長が答えていたのは、生活を大変な人は生活保護で対応します。これが本会議でも、その福祉委員会でも、そういう答えなんですよ。それはいま言ったこの第一段階の人なんですよ、ね。そうすると、いま言った住民税非課税の人、この人の中で本当に大変な人についてはね、いま多くの自治体でやられているところが、特に利用料ですけれども、多いんです。そうしますとね、市長が言った生活保護で対応することはできないんですよ、これは。違いますか、その辺答えてください。 344: ◯福祉部長(浦野龍治君) 御答弁申し上げます。きょう、あいにく市長がおりませんので、私からの答弁になりますけれども、いずれにしましても、本会議並びに委員会で市長が答弁したとおりでございますけれども、いま影山委員さんからもお話がありましたように、第一段階についてはですね、生活保護あるいは老齢福祉年金ということで、これは当然でございます。いまも影山委員さんも問題にしているのは第二段階の方で、所得の少ない方だと思われます。私どもは本会議のときも、委員会でも申し上げておりますけれども、すでにこの制度にはですね、低所得者に配慮したこの保険料の段階、あるいは高額サービス費の仕組みがあるということで、生活保護ということをですね、市長が申しておりますのは、やはり具体的なですね、お困りで、相談があればですね、当然、生活保護法で相談にのると、こういうふうなことで、市長は申していると、私は理解しております。 345: ◯委員(影山 保君) じゃもう一つね、例の特別対策の3%。この理解なんですよ。これは昨年の3月までホームヘルパーを利用していた方が国の法律で3%なんですですね、利用料のね。しかし新規の方は10%だと。いままで無料にほぼ近い人が有料になったから、1割は気の毒だから3%にするというのが国の考え方だった。しかし、新たに介護保険制度というのが去年の4月から始まったわけですよね、新しい制度として。もしそこからすれば、同じような処遇の方がいたらね、同じように3%にすべきだというのが、私は公平だというふうに思うんですよ。その話もしたら、それも生活保護で何とかしましょうみたいな話するから市長が。だからそこは勘違いをしているのではないかというふうに思うんですけれども、いかがですか。 346: ◯福祉部長(浦野龍治君) 御答弁申し上げます。やはり介護保険制度そのものがですね、影山委員さんも御承知のとおり、大変駆け足の中で出発をしております。ですから私ども、この制度の中にはですね、矛盾も疑問点もあるのを承知をしております。そういう意味で激変緩和を設定をするという形で7%が導入をされたわけでございますから、そういう意味からすればですね、やはり一つの措置として、これは当然、導入されてしかるべき方法ではないかと理解しております。 347: ◯委員(影山 保君) いや私そう聞いたんじゃないんですけれども、市長がいないからね、これはしょうがないから、いまね、3%に新規の人も本来やるのが公平じゃないのかというふうに思ったらね、市長はそのことも含めて生活保護で対応しますよみたいなことを言うから、それは間違いじゃないか、そういうことをね、指摘をしたんです。だから正直言って、もうちょっとね、こういう大事なものは勉強してほしいですね。私ははっきり言って、この前も言いましたけれども、市長、勉強してないですよ介護保険。私そういうふうに言いたいです。きょうはね、いないからしょうがないんだけれども。やはりその時々の大事な政策的な課題はね、トップがやはり本気になって勉強しなきゃ。武蔵野市長なんていうのは、これは保険では合わないって言って、税方式にすべきだって言って、あれだけキャンペーン張ったわけでしょ、本人が。あれはかなりね勉強してないと、あそこまで言い切れないんですよ。もちろん環境も違いますけれどもね。そういう点では、まことに残念なことで仕方ありません。  この前も言いましたように、いま軽減策を取ってないのが、あきる野市と青梅市と八王子市と稲城市と、この三多摩では残ってしまって、どこが最後まで残るか競争しているような感じでね。あまりいい競争じゃないので、せっかくいい制度だと、私たちは思ってるんですよ。だからこれを本当に有効に活用できるような内容のあるものにしていかないとね、いけないと思います。確かに国の見直しというのもあるんですけれども、市としてできることは、大いに積極的にやるべきだと。もし、もう一度一言だけ言うと試算をしていただいたら、新規の3%にしても 300万円ほどあれば、できるというわけでしょう 300万円ね。だから、やはりこれも本当に税金の使い方、市民の公平さ、そういうことも含めれば、大いに検討していただきたい、こういうふうに要望しておきます。 348: ◯委員(戸沢弘征君) 最後。これはどちらかと言ったら認定しますから心配しないでください。  それでですね、武蔵増戸にある居宅入浴サービスをやる事業者と懇談した機会があるときに、予約を取るじゃない、きょう3時とか言って。ところが行ったらそこのおじいちゃん、おばあちゃんが、ちょっと熱出して体調悪いと。看護婦さんと運転手とヘルパーさんが行くんだけれども、結局その日だめだって帰ってくるんですね。全く出ないんですよ、介護のあれゼロ。これやはり矛盾だね。だから入浴サービスというのが、いま社会福祉法人の方でも、いまどちらかというといやがっちゃうというの。そういう傾向がいろいろな意味で出ているので、制度的に矛盾があるっていうことはわかっていただいてるわけだから、ちょっとその辺は議会も一緒になってがんばりますので、福祉もがっばってください。よろしいでしょうか。 349: ◯福祉部長(浦野龍治君) 御答弁申し上げます。前回のときにも申し上げたんですけれども、介護保険制度の見直しについてはですね、厚生労働省の方でもすでに始めております。その中でも介護報酬の見直しについては、いまの大臣も一定の考え方を持っているようでございます。また要介護認定の方法等も見直しの俎上に上がったと聞いておりますので、国の方で一定の考え方を示してくるものと理解をしております。以上です。 350: ◯委員長(青木 豊君) ほかにございませんか。山根委員。 351: ◯委員(山根トミ江君) 二つほどお伺いしたいんですけれども、歳入歳出の、 345ページです、決算書の。差額が8686万3503円、先ほどの影山委員の国民健康保険と同じような質問なんですが、このお金は次年度に繰り越されるのかというのことが一つなんですが。あともう一つお聞きしたいんですが、10月から第一号保険者、保険料が満額徴収になりまして、そのことによりまして、13年度保険料どれくらい、収入があるかという質問です。 352: ◯介護保険課長(荻島邦彦君) お答えいたします。1点目は8600万円の中身というようなことでよろしいでしょうか。 353: ◯委員(山根トミ江君) これが次年度に繰り越されるのかどうかということです。 354: ◯介護保険課長(荻島邦彦君) これは次年度に繰り越しましてですね、この中身は国の負担金、あと支払金交付金とかですね、あと東京都の負担金ということになっておりますので、これは返還する分ということで繰り越させていただいております。 355: ◯委員長(青木 豊君) どうぞ答弁。介護保険課長。 356: ◯介護保険課長(荻島邦彦君) 介護保険財政上は国、東京都、支払基金交付金、あと市の負担というふうな形で、法定で率が決まっているわけなんですね。そうしますと予算で組んで、その部分まで執行できない場合ですね、要は予算以下で給付サービスが行われるということになりましたので、この部分、下の部分で国の負担が20%取られます。当初予算で組んだのは,この上の部分も組んでありますので、この差分を返さなければいけないということで、この8600万円が発生しております。  (「ということは、これ全額繰り越しになる」と山根委員の発言あり) 357: ◯委員長(青木 豊君) 山根委員、答弁を全て聞いてから、もう一度質問してください。どうぞ。 358: ◯介護保険課長(荻島邦彦君) そのとおりでございます。それと13年度の予算ということでございますけれども、資料持ち合わせておりませんが、概算でですね、12年度は保険料といたしまして約1億円、4分の1ということで。13年度は4分の3の保険料取るということになりますから、約3億円の収入になろうかと思います。 359: ◯委員(山根トミ江君) わかりました。どうもありがとうございました。 360: ◯委員長(青木 豊君) よろしいですか。ほかにございませんか。           (「なし」と発言する者あり) 361: ◯委員長(青木 豊君) 以上で質疑を終了いたします。        ────────── ◇ ────────── 362: ◯委員長(青木 豊君) 次に、議案第55号平成12年度あきる野市戸倉財産区特別会計歳入歳出決算の認定についてを議題といたします。  歳入歳出全般について審査を行いますが、総務部長より簡潔に説明を受けます。総務部長。 363: ◯総務部長(田辺宣昭君) 平成12年度あきる野市戸倉財産区特別会計決算について御説明いたします。  歳入の主なものは、残留緑地緑化保全料が 533万 376円。採石用土石売払が2340万9000円で収入総額に対し、63%でございます。  歳出でございますが、戸倉財産区は緑を守ることが目的の一つでございますので、育成途中の保育管理として1009万8000円の経費により下刈り、間伐等の作業を行い緑の保全に努めているところでございます。また地域住民の福祉の増進等事業経費が 620万9000円の歳出となっており、歳出総額の45%でございます。以上、説明を終了させていただきます。 364: ◯委員長(青木 豊君) 説明が終わりました。質疑を受けます。
              (「なし」と発言する者あり) 365: ◯委員長(青木 豊君) 質疑なしと認めます。以上で質疑を終了いたします。        ────────── ◇ ────────── 366: ◯委員長(青木 豊君) 次に、議案第56号平成12年度あきる野市秋多都市計画事業西秋留駅北口土地区画整理事業特別会計歳入歳出決算の認定についてを議題といたします。  都市整備部長より簡潔な説明を受けます。都市整備部長。 367: ◯都市整備部長(田辺忠男君) 説明いたします。西秋留駅北口土地区画整理事業は平成7年3月20日に換地処分を行い、その後の事務であります換地清算金の分割徴収を行っております。清算金の徴収事務は5年間で11回の分割徴収を行い、平成12年度は最終年度で11回目の分割徴収であります。  以上でございます。よろしく御審議のほどお願いします。 368: ◯委員長(青木 豊君) 説明が終わりました。御質疑をどうぞ。           (「なし」と発言する者あり) 369: ◯委員長(青木 豊君) 質疑なしと認めます。以上で質疑を終了いたします。        ────────── ◇ ────────── 370: ◯委員長(青木 豊君) 次に、議案第57号平成12年度あきる野市下水道事業特別会計歳入歳出決算の認定についてを議題といたします。  歳入歳出全般について審査を行いますが、都市整備部長より簡潔な説明を受けます。都市整備部長。 371: ◯都市整備部長(田辺忠男君) それでは、平成12年度あきる野市下水道事業特別会計決算について説明します。  決算書は 430ページ、事務報告書では 292ページから記載されておりますので御参照ください。市の下水道は流域関連公共下水道として、全体計画面積が 1,923ヘクタールであります。現在、事業認可面積は 1,343ヘクタールのうち、平成13年度末市街化区域全域 1,119ヘクタールの整備を目標に進めております。平成12年度は汚水管敷設工事35件。延長1万5600メートル。整備面積63ヘクタールを施行しました。これにより平成12年度末整備面積は 1,064ヘクタールとなり、普及率は約79%となります。平成13年度より市街化区域の整備を完了し、引き続き、平成14年度より市街化調整区域の整備を図っていく計画であります。今後も引き続き面的整備を重点に区域の拡大を図っていきたいと考えております。以上です。よろしくお願いします。 372: ◯委員長(青木 豊君) 説明が終わりました。質疑が終わりましたらどうぞ。  上杉委員、どうぞ。 373: ◯委員(上杉英夫君) すみませんね。せっかく下水道課長がおりますので、この 430ページ、使用料及び手数料6億 500万円収入済みですが、昨年に比べまして6000万円オーバーしています。ただいま部長の方から説明がありました平成13年度で市街化区域が完了というお話しでございますが、そうしますと全部完了した時点で、この使用料はどのくらいになる予定で、ということが1点と。もう一つ 294ページ、失礼しました事務報告書の 294ページに地方債の現在高というのがございます。この合計が、現在高が 284億1193万9000円、借金の合計がこれだと思うんですが、今度は 448ページで利子というのがあります。割引料というのは関係ないですけれど、償還金利子10億6700、失礼しました。支出済額が10億6004万9000円と、こうありますと、要するに利子だけでも手数料より、よけい利息を払わなくてはいけないというのが現状でございます。そうして単純に計算しますとですね 3.4%近い平均になるかと思うんですが、かなり高い利率のものがあるとは思うんですが、一般会計で借り換えをして利息を、何ですか、節約しようというような分が、たまに出てきてますけれども、この会計では、そういうことは不可能なんでしょうか。 374: ◯下水道課長(河野一智君) お答えいたします。使用料の収入見込みでございますけれども、13年度に市街化区域が終わりましても、そこで一斉に全員が、全世帯が接続するわけではございません。私の方では3年くらいの予定で収入を見ております。それができますと、今年度、平成13年度の当初予算では、使用料を6億5000万円あまりを見ております。来年度6億8000万円あまり。15年度が7億円というふうに見込んでおります。  それからもう1点が、その前に借り換え債でございますけれども、先日の下水道特別会計の補正予算を御承認いただきました。そのときに東京都の振興基金の借り換えを5200万円ばかり行いました。そのほかに借り換え制度あるのかどうかということでございますけれども、現在、下水道事業で借り換えが認められておりますのは、公営企業銀行から借りた地方債、これが認められております。年利7%以上のもので、またそのほかに使用料単価、それから使用料単価と商品単価、こういう条件がございます。7%以上のものが1500万円ばかり出てございます。しかしながら使用料単価と使用した単価が、この条件に合いませんので、借り換えることはできないというのが実情でございます。 375: ◯委員(上杉英夫君) どうもありがとうございました。接続しないという御家庭もあるようでございますが、これはほかの環境等にも関係するかと思うんですが、そういう地域にありながら、側溝等へ汚水を流しているというような例も無きにしもあらずですのでございますので、その点も含めひとつお願いしたいというふうに思います。 376: ◯委員(影山 保君) いよいよ調整区域に下水道が入る。まさに文化的な生活を営む権利があるといって、こう憲法25条にも言われているんだと思うんですが、非常に結構なことだというふうに私も思います。そこでですね、来年度、これも市長が料金値上げをすると言ったんですが、いまの課長の答弁で12年、13年、14年の使用料の大まかな概要を言いましたけれども、そうすると、ほぼ1000万円から3000万円相当上げざるを得ないという認識でよろしいんでしょうか。 377: ◯下水道課長(河野一智君) お答えいたします。先ほどの使用料の収入見込みについては、現行の使用料で推移していった場合の使用料の見通しを申し上げたわけです。 378: ◯委員(影山 保君) 確認をしたいことが1、2あるんですけれども、いわゆる公共下水道が都市衛生の保持だとか、水質保全だとか、それからやはり防災等のですね、役割を果たす重要な都市施設だと思うんですね。いわゆる公共施設だというふうに思います。そういう点では、今度、調整区域にいよいよ入りますから、住民一般にも利益につながっていくと、こういうふうに思います。そういう点では非常に公共性の高いものだと、こういうふうに理解してよろしいかと。 379: ◯下水道課長(河野一智君) お答えします。下水道施設は地方自治法でいう公の施設に含まれていますので、影山委員が言っている公共性という意味よくわかりませんけれども、公共性のある施設だというふうに私は理解しております。 380: ◯委員(影山 保君) そのために下水が入れば、当然3カ年でしたっけ、水洗化をしなければいけないとか、いろいろな当然こう、それに違反するとペナルティ等も当然出てくると思うんですが、いわゆる下水道法の第10条と下水道法の第11条の3、10条というのは配水設備等だと思ったんですが、それから11条は水洗化等だと思うんですが、ちょっと説明していただけませんか。 381: ◯下水道課長(河野一智君) 下水道法の10条でございますけれども、これは配水設備の設置などという条項でございます。配水区域になりましたら遅滞なく配水設備を設置しなければならないというふうに義務づけがなされております。  また11条の3が水洗面の改造義務です。処理区域の汲み取り便所は3年以内に水洗便所にしなければならないという規定でございます。 382: ◯委員(影山 保君) わかりました。あとはちょっと意見になるかもわからないので、答えはいいと思うんですが、いま言われたように一定の計画がされると、そういう義務があると。同時に住民の権利でもあるわけですね。そういう点で、非常に公共性の高いものであると思いますし、公共下水道のそれによって公共性が達成されるものだと思うんです。これからは若干、意見が違うと思うんですが、いわゆる行政改革大綱でいう受益者負担というものがあります。これとは下水道については利用者が使うということで、利用料だという考え方ですけれども、いわゆる住民票を取るとか、それは自分のために取るわけですから受益者負担。しかし公共下水道というのは、いまいった広く一般に公共的なものだというふうに考えますとね、そういう受益者負担という概念は当たらないと、いうふうに私どもは思っているんですけれども。この辺は無理があるんですか。じゃ、答えは要らないわ。じゃ答弁してください。 383: ◯下水道課長(河野一智君) 下水道財源の仕組みからお話ししなければならないかと思いますけれども、下水道建設に要する財源は国の補助金、それから地方債、それと地域、これが原則でございます。その後の管理経費、下水道管理経費、これは維持管理費、使用料もなんですけれども、これは下水道使用料で賄うのが基本でございます。それと影山委員がいま言いました広く一般に利益があるじゃないかということでございますけれども、そのために使用料対象経費から水洗便所の普及経費だとか、高度処理費用だとか、そういうものを差し引いて使用料を決めなさいという条項ありますので、これは12月議会に使用料改定の提案を予定しておりますので、そのときにまた議論をしたいというふうに思います。 384: ◯委員(影山 保君) 確かにね、下水道は財源があって始めたわけではなくて、起債から始めるわけですから、それを返済していかなければいけないというのは、よくわかります。それから使う人が当然、一定の負担はしなければいけないというのもよくわかります。特にこのあきる野市の場合は後発、いわゆる東京中がもうほとんど始まった最後に事業を起こしたわけですから、工事費の単価だとか、それから材料等もほかの自治体と違ってですね、多くかかってくることはわかります。そういう中で、これまでも約17億円から19億円くらいの市税を持ち出しましたね、そういう点では非常によくがんばってもらったというふうに、そういう点では感謝をいたします。ただ下水道料金がそのために西多摩で一番高い。福生市や羽村市の 1.8倍ですから。そういう点では、この大口利用の方が多少負担はふえてもね、一般の庶民はやはりそうじゃなくてもいろいろな値上げが計画されているようでありますから、極力押さえていただかないと、大変困ります。そういう要望だけお願いをいたしまして、あとは12月議会をお待ちをしていきたいと思っております。以上で終わります。 385: ◯委員長(青木 豊君) ほかにございますか。           (「なし」と発言する者あり) 386: ◯委員長(青木 豊君) 以上で質疑を終了いたします。        ────────── ◇ ────────── 387: ◯委員長(青木 豊君) 次に、議案第58号平成12年度あきる野市受託水道事業特別会計歳入歳出決算の認定についてを議題といたします。  都市整備部長より決算概要の説明を簡潔にお願いをいたします。  都市整備部長。 388: ◯都市整備部長(田辺忠男君) それでは、平成12年度あきる野市受託水道事業特別会計決算について説明いたします。  決算書では 454ページ、事務報告書では 302ページから起債されておりますので、御参照ください。市の水道は東京都水道局からの受託水道事業として事務事業を行っております。給水区域内の普及率は 100%であり、平成12年度の給水は2万8501世帯。9万8938人に対して給水を行っており、一日あたりの平均給水量は3万 340トンとなっております。平成12年度は道路下水道等の工事に関連し、排水管敷設工事等26件 5,307メートルを施行し、安定供給を図るため、圏央道や都市計画道路等の排水管新設等を33件 5,709.7メートルを施行しました。しかしながら、市内には流量の不足に伴い給水圧力の少ない地域が給水不良を起こす地域があります。このような地域について、給水の利用状況や水圧調査を行いながら、一日も早く整備できるよう東京都水道局と調整を図っているところでございます。以上でございます。よろしく御審議のほどお願いします。 389: ◯委員長(青木 豊君) 説明が終わりました。質疑ありましたどうぞ。  矢野委員、どうぞ。 390: ◯委員(矢野由美子君) ここでお聞きできるのかなと思っているんですけれども、水道管に鉛の給水管というのが昔使われていて、いまも取り替えているということですけれども、その辺はあきる野市の状況をちょっとお伺いしておきたいと思います。 391: ◯水道課長(青木勝俊君) お答えいたします。ただいまの鉛管の市の状況でございますけれども、あきる野市全体で9カ所の給水栓ございます。これは延長しますと1カ所、約3メートルくらいですので、20数メートルということになろうかと思いますけれども、これはいま東京都水道局も鉛管の解除ということで、懸命に取り組んでいる最中でございまして、ただいまの計画でございますと、平成14年度には全ての鉛管は、あきる野市から撤去されるということで、いま準備を進めております。 392: ◯委員長(青木 豊君) よろしいですか。戸沢委員。 393: ◯委員(戸沢弘征君) 私は水道管というのは、どうしても消火栓という課題がありますので、それぞれの計画の中には、当然 100ミリ管の中には、延長線に幾つ付けられたとか、いろいろ計算値があると思うんです。そういう努力していると思いますが、最近の住宅事情が変わってきまして、北口の区画整理の中などは、かなり防火貯水槽っていうのはつくりにくいので、消火栓に依拠しなければならなくなっていると思うんです。そういった点で水圧の関係という問題も出ますので、今後、計画をしていく上で、ぜひそのことを考慮していただきたい。要請しておく発言で終わります。 394: ◯委員長(青木 豊君) ほかにございますか。           (「なし」と発言する者あり) 395: ◯委員長(青木 豊君) 質疑なしと認めます。これで質疑を終了いたします。        ────────── ◇ ────────── 396: ◯委員長(青木 豊君) 次に、最後の資料、平成12年度財産に関する調書について、御質問がございましたらどうぞ。           (「なし」と発言する者あり) 397: ◯委員長(青木 豊君) ないものと認めます。  これですべての質疑を終了いたします。  各議案ごとに質疑を受けましたが、採決につきましては、個別に行います。       ────────── ◇ ────────── 398: ◯委員長(青木 豊君) 初めに、議案第51号平成12年度あきる野市一般会計歳入歳出決算の認定についての件を起立により採決をいたします。  本案は、原案のとおり認定することに賛成の諸君の起立を求めます。               (賛成者起立) 399: ◯委員長(青木 豊君) 起立多数と認めます。よって、本案は原案のとおり認定されました。       ────────── ◇ ────────── 400: ◯委員長(青木 豊君) 次に、議案第52号平成12年度あきる野市国民健康保険特別会計歳入歳出決算の認定についての件を起立により採決をいたします。  本案は、原案のとおり認定することに賛成の諸君の起立を求めます。               (賛成者起立) 401: ◯委員長(青木 豊君) 起立多数と認めます。よって、本案は原案のとおり認定されました。       ────────── ◇ ────────── 402: ◯委員長(青木 豊君) 次に、議案第53号平成12年度あきる野市老人保健特別会計歳入歳出決算の認定についての件を起立により採決いたします。  本案は、原案のとおり認定することに賛成の諸君の起立を求めます。               (賛成者起立) 403: ◯委員長(青木 豊君) 起立多数と認めます。よって、本案は原案のとおり認定されました。       ────────── ◇ ────────── 404: ◯委員長(青木 豊君) 次に、議案第54号平成12年度あきる野市介護保険特別会計歳入歳出決算の認定についての件を起立により採決いたします。  本案は、原案のとおり認定することに賛成の諸君の起立を求めます。               (賛成者起立) 405: ◯委員長(青木 豊君) 起立全員であります。よって、本案は原案のとおり認定されました。       ────────── ◇ ────────── 406: ◯委員長(青木 豊君) 次に、議案第55号平成12年度あきる野市戸倉財産区特別会計歳入歳出決算の認定についての件を起立により採決いたします。  本案は、原案のとおり認定することに賛成の諸君の起立を求めます。               (賛成者起立) 407: ◯委員長(青木 豊君) 起立多数と認めます。よって、本案は原案のとおり認定されました。       ────────── ◇ ────────── 408: ◯委員長(青木 豊君) 次に、議案第56号平成12年度あきる野市秋多都市計画事業西秋留駅北口土地区画整理事業特別会計歳入歳出決算の認定についての件を起立により採決いたします。  本案は、原案のとおり認定することに賛成の諸君の起立を求めます。              (賛成者起立) 409: ◯委員長(青木 豊君) 起立全員であります。よって、本案は、原案のとおり認定されました。       ────────── ◇ ────────── 410: ◯委員長(青木 豊君) 次に、議案第57号平成12年度あきる野市下水道事業特別会計歳入歳出決算の認定についての件を起立により採決いたします。  本案は、原案のとおり認定することに賛成の諸君の起立を求めます。              (賛成者起立) 411: ◯委員長(青木 豊君) 起立全員であります。よって、本案は、原案のとおり認定されました。       ────────── ◇ ────────── 412: ◯委員長(青木 豊君) 次に、議案第58号平成12年度あきる野市受託水道事業特別会計歳入歳出決算の認定についての件を起立により採決いたします。  本案は、原案のとおり認定することに賛成の諸君の起立を求めます。              (賛成者起立) 413: ◯委員長(青木 豊君) 起立全員であります。よって、本案は、原案のとおり認定されました。       ────────── ◇ ────────── 414: ◯委員長(青木 豊君) 以上をもちまして付託案件審査はすべて終了いたしました。  次に、その他でありますが、何かございますか。           (「なし」と発言する者あり) 415: ◯委員長(青木 豊君) なしと認めます。
     大変長時間にわたりまして慎重な御審議を賜りまことにありがとうございました。大変熱心にしかも独創的な、あるいは御意見等も賜ったわけでございますが、最終的にこのような時間になってしまったことは来年の課題とさせていただきます。  これにて決算特別委員会を閉会いたします。大変御苦労さまでございました。                         午後6時02分  閉会       ────────── ◇ ──────────  あきる野市議会委員会条例第29条の規定により、ここに署名する。    委員長    青 木   豊...