羽村市議会 2020-09-16
令和元年度一般会計等決算審査特別委員会(第3号) 本文 2020-09-16
↓ 最初のヒットへ(全 0 ヒット) 1 午前10時00分 開会
◯委員長(馳平耕三) ただいまの出席委員は16人です。定足数に達しておりますので、直ちに本日の会議を開きます。
本日の議事日程は、お手元に配付の令和元
年度一般会計等決算審査特別委員会議事日程(第2号)のとおりです。
日程第1、認定第1号「令和元年度羽村市
一般会計歳入歳出決算の認定について」の件を議題とし、前日の議事を継続いたします。
円滑な審査の進行のため、意見については質疑とは分けて討論の場で行うことといたします。また、前置きを極力少なくしていただいて質疑の時間をきちんと取っていきたいと思いますので、よろしくご協力のほどをお願いいたします。
これより、衛生費、労働費、農林費及び商工費関係の質疑に入ります。決算書のページは、202ページから257ページまでです。
これより質疑に入ります。質疑ありませんか。秋山委員。
2 ◯委 員(秋山義徳) すみません。2点、質問させていただきます。
衛生費なのですが、決算書225ページ、
事務報告書281ページなのですが、小作駅の喫煙所を今回造られましたけれども、その利用状況と、利用者からの何か声みたいなものを拾ってあれば、それを教えてください。それから、同じく衛生費、決算書227ページ、公害対策に要する経費のところで蜂用防護服15万1200円とあったのですが、これは市民の方からの相談が全部で68件、害虫関係等々であったのですけれども、これは相談があったときには市で何か対応するのではなく、この服を貸して市民が駆除するとか、これはどういった形で対応しているのかを教えてください。
3 ◯委員長(馳平耕三)
環境保全課長。
4
◯環境保全課長(神尾成也) まず、1点目の小作駅東口の駅広場の関係ですけれども、これは整備を年度末に行いまして、それ以降、市民からの問合せにつきましては、やはり基本的には中の煙が外に漏れないように窓を閉めてくださいということをお願いしているのですが、若干守っていただいていない方がいらっしゃいまして、そういうことに関して市に対応するようにといった要望が寄せられております。あと、2点目の蜂の防護服につきましては、基本的に個人の方のところにある蜂の巣につきましては、防護服を市でお貸しして、各市民の方がやっていただく。そういった対応を取らさせていただいております。以上となります。
5 ◯委員長(馳平耕三) 秋山委員。
6 ◯委 員(秋山義徳) まず、喫煙所なのですけれども、その利用件数みたいなものは何かそういった、大体何人使っているとか、利用状況が分かったら教えていただきたい。
蜂の駆除に関しては、やはりスズメバチなどですと、市民自体が希望するのだったら貸出は構わないと思うのですが、そうではない、怖い場合は、例えば業者などを紹介したりとか、どういった対応をしているのかを教えてください。
7 ◯委員長(馳平耕三)
環境保全課長。
8
◯環境保全課長(神尾成也) 利用状況ですけれども、特にカウントはしておりませんが、たばこの吸い殻入れに入っているたばこの吸い殻の量を見ますと前年度よりも増えていることから、前年度よりも利用者が増えている。別の場所から小作駅の喫煙場所については移転したのですけれども、その前の場所にも灰皿入れを置いてありまして、そこにはたばこの吸い殻を入れている。新しい場所にも当然、たばこの吸い殻を入れている。その量を比較すると、吸い殻の量が増えているということは利用者が増えていると考えております。
あと、2点目の害虫駆除、スズメバチの関係などですと、やはりどうしても怖いとおっしゃる場合には、業界団体で行っている東京都
ペストコントロール協会というところがありますので、そこの電話番号を教えまして、そこから適切な業者を紹介していただいている。そういう対応を取らさせていただいております。
9 ◯委員長(馳平耕三) 秋山委員。
10 ◯委 員(秋山義徳) では、小作駅の喫煙所に関しては、概ね喫煙者にとっては好評であると考えていいのかどうか。それにあたって、今度は羽村駅にも今後の計画的にはどういう考えを持っているのか、教えていただきたい。あと、蜂の駆除に関しては、特に市民からの苦情とか、そういったことはなかったかどうか教えてください。
11 ◯委員長(馳平耕三)
環境保全課長。
12
◯環境保全課長(神尾成也) 1点目の小作駅の喫煙所の利用状況については、基本的には適正に利用されていると承知しております。あと、羽村駅につきましては、以前は羽村駅前のコンビニの前に吸い殻入れがありまして、そこのところで多くの方が利用されていて問題があったのですけれども、そこが今年の4月から5月の間にかけまして撤去されまして、今、
指定喫煙場所の利用者の方が増えておりますので、そこに
パーテーション等を設置できないかどうかというところで検討しておる状況となっております。あと、2点目の蜂の関係ですが、業者等を紹介することによって、特に市に苦情は寄せられておりません。以上です。
13 ◯委員長(馳平耕三) ほかに質疑ありませんか。中嶋委員。
14 ◯委 員(中嶋 勝) すみません。小作駅の喫煙所の件で関連で、今のところ、苦情はないということなのですが、確かに通行人とか近隣住民から喜ばれていることはお伝えしておきます。
今度は逆に小作駅のホーム寄りになりまして、小作駅のホームの利用者からもそのような苦情はないのかというところをちょっと確認します。
15 ◯委員長(馳平耕三)
環境保全課長。
16
◯環境保全課長(神尾成也) 小作駅のホームの利用者からの苦情については寄せられておりません。
17 ◯委員長(馳平耕三) 中嶋委員。
18 ◯委 員(中嶋 勝) 分かりました。
苦情はないということなのですけれども、当初、排気ダクトからストレートに煙を出さずにフィルターなり、何か無臭にして、たばこの関連業者とかとも協力してもらいながら、そのように無臭にして出すような構想だったと思うのですが、苦情はないにしても、この無臭にして排気する計画は今後を見据えても進めておいてもいいのかなと思うのですが、どのようなお考えでしょうか。
19 ◯委員長(馳平耕三)
環境保全課長。
20
◯環境保全課長(神尾成也) いわゆるたばこの煙をずっと吸引して上のダクトから出すのですけれども、これはコンペで、
企画競争方式でやってはいるのですが、その段階で提案されたのが上から高いところ、5メートル以上の高いところから一回、凹凸のある壁に落として、無臭にするのではなくて、そこで空気を分散させて、臭いを少しでも少なくするといいますか、そういったところの計画になっておりますので、当初から無臭ということは想定しておりません。無臭となってきますと、いわゆる
ランニングコスト等、触媒等を使いますので、なかなか経費的にも難しいと考えております。
21 ◯委員長(馳平耕三) ほかに質疑ありませんか。冨松委員。
22 ◯委 員(冨松 崇) 商工費で2点お伺いします。
1点目は、決算書253ページ、
事務報告書59ページの
プレミアム商品券事業で、最終予算額と決算額が大きく違っていますけれども、この事業の目的はどういうものだったのか。また、商品券が想定より売れなかったのか。その辺をお伺いします。
もう一点が同じく商工費で、決算書249ページ、
事務報告書252ページと256ページ、はむりんスクラッチ2019の発行支援で、総配付枚数が19万6920枚とありますが、これは参加事業所へ配付した枚数なのか、それとも、利用者への配付した枚数なのか、お伺いします。
23 ◯委員長(馳平耕三)
産業振興課長。
24
◯産業振興課長(宮田満裕) まず、1点目ですけれども、
プレミアム商品券に関するご質問ですが、こちらは昨年、消費税・
地方消費税率の改定、10パーセントへの引上げに伴いまして低所得者の方、または子育て中の方々の消費に与える影響を緩和することを目的に国の施策として実施したものでございます。売上げの枚数等につきましては目的にあるとおり、
住民税非課税対象者の方と3歳未満のお子様を育児されている世帯の世帯主の方が対象となっておりまして、その対象者の方に書面をお送りして、その申請に基づきまして引換券を交付し、その引換券をお持ちになって、販売所と定めました
産業福祉センターでの
プレミアム商品券の販売に取り組んだところでございます。販売件数といたしましては、
事務報告書に記載のとおり、1万526冊という形となりました。したがいまして、こちらにつきましては、
販売予定総数に対しまして実際のお買い求めになられてご利用になった数は想定を下回っていた結果になってございます。それから、
プレミアム商品券の利用の低かったことにつきましては、利用開始が10月1日から始まって以降、その後につきましても対象者の方への広報の周知なども関係各課と共に連携して行ったところでありますが、ご利用が低かったものとなっております。実際に販売窓口に私も立ち会うこともしばしば行いましたけれども、ご利用いただく方の中には1冊ずつお買い求めになる方、または購入はなかなか難しいという生の声は伺ったところでございます。購入の普及に努めたところですが、結果的にこのような実績となったものでございます。
2点目のスクラッチのほうでございますけれども、今、冨松委員からご質問のあった19万6920枚は、想定は20万枚の発行を予定してございましたので、実際に配付された枚数は各店舗での配付された枚数となってございます。以上です。
25 ◯委員長(馳平耕三) 冨松委員。
26 ◯委 員(冨松 崇) まず、1点目の
プレミアム商品券なのですけれども、これまで行ってきた
にぎわい商品券事業との違いについてお伺いします。
それから、はむりんスクラッチ2019なのですが、これは結構な枚数で配付されたということなのですけれども、市内の小売店に対する経済効果、どのくらいのお金が市内で使われたのか、効果をどのように捉えているのか、お伺いします。
27 ◯委員長(馳平耕三)
産業振興課長。
28
◯産業振興課長(宮田満裕)
プレミアム商品券と羽村市がこれまで10回、スペシャルを入れると11回重ねてきた
にぎわい商品券との違いというご質問でございますが、今回の
プレミアム商品券につきましては、対象の方が限られておりますので、従前、羽村市が行っておりました
にぎわい商品券と一概に、商品券事業ということではキーワードは一緒ですけれども、比較することはちょっと困難かと捉えております。
それから、はむりんスクラッチ2019につきましては、500円で1枚の券ということで取り扱ってございましたので、約1億円からの金額がスクラッチカードを発行する度にお買い物に使われたと捉えてございます。以上です。
29 ◯委員長(馳平耕三) 冨松委員。
30 ◯委 員(冨松 崇) はむりんスクラッチ2019は分かりました。すごい効果があったと思います。
プレミアム商品券なのですけれども、
にぎわい商品券のときはA券、B券とかありましたが、今回のこの
プレミアム商品券はその辺はどういう違いがあったのか。取扱店舗の数とかも何か違いがあったのか、お伺いします。
31 ◯委員長(馳平耕三)
産業振興課長。
32
◯産業振興課長(宮田満裕) 昨年行いました
プレミアム商品券事業につきましては、券の種別につきましては、今、冨松委員がおっしゃられたように、従前の市が行っていた
にぎわい商品券ではA券、B券という2区分を盛り込んでの1冊という形で販売させていただいておりましたが、この度の
プレミアム商品券につきましては、A券、B券という区分はなく、取扱事業者・店舗数につきましては222店舗の取扱いがあり、そこの店舗に対して先ほど申し上げました対象者の方がお買い物にご利用いただいたところでございます。以上です。
33 ◯委員長(馳平耕三) 冨松委員。
34 ◯委 員(冨松 崇) すみません。A券、B券とかが無かったということなのですけれども、その統一の券でスーパーとか大型店でも使えるような形だったのか、お伺いします。
35 ◯委員長(馳平耕三)
産業振興課長。
36
◯産業振興課長(宮田満裕) この度の
プレミアム商品券はA券、B券の区分はございませんでしたので、今、冨松委員がお尋ねの
大型スーパーなども一緒に、同じ券を持って、ほかの店舗と同じ券で店頭利用ができたものとなっておりました。以上です。
37 ◯委員長(馳平耕三) ほかに質疑ありませんか。濱中委員。
38 ◯委 員(濱中俊男) 決算書249ページ、
産業祭助成金についてお尋ねします。産業祭50周年ということで、また、昨年は天候にも恵まれ、多くの来場者に来ていただいて、盛大に開催できたと承知しておりますけれども、今まで50年間ずっと続けてきて、総括して、どのような効果があったと市は認識していらっしゃるのか。まず、1点目、お伺いします。
2点目ですが、
事務報告書268ページの
認定農業者制度についてお伺いいたします。
認定農業者制度に以前から市は力を入れていて、この
事務報告書を見ると、今年は特に力を入れていたとのことだったのですけれども、しかしながら、いなかったところが書いてありますね。どのように力を入れていたのか。また、何かちょっと方向性が違っていたのかもしれないと思って、その辺について2点目にお伺いします。以上です。
39 ◯委員長(馳平耕三)
産業振興課長。
40
◯産業振興課長(宮田満裕) まず、1点目、産業祭の関係でございますけれども、今、濱中委員からご発言がありましたとおり、昨年の産業祭は記念すべき節目の第50回産業祭ということで「軌跡」というテーマを掲げさせていただいて、これまで行ってまいりました産業祭を振り返るような形で、従前の古き記録として残っていた写真などの展示もさせていただきながら、これまで歩んできた羽村市の歴史を振り返るとともに、職住近接のまちづくりをいま一度見つめ直すという機会になったかと捉えております。初回の頃、古くからは出展の内容とかも今とは違って、まだ酪農・養豚業など、そういった農業の方々の出展であったり、製造業の方々の出展も今も盛んに行われているところですが、現状の羽村市における全ての産業、消費者展も含めた形での市内の産業の発展と現在の羽村市の状況を展示することで、市民の方々に改めて羽村市の勢いをご確認いただき、再認識いただける回になっているかと思います。また引き続き、この産業祭につきましては、今回、第51回につきましても、今、新しい形で取り組む予定で実行委員会を立ち上げて動き始めたところですので、引き続き市の活性化に努めていきたいと考えております。
2点目、認定農業者の関係ですけれども、認定農業者は令和元年度につきましては新たな認定農業者を認定することには至りませんでしたが、その至る結果は認定農業者を認定できなかったのですけれども、各農家に赴きまして、候補となる方々にお声がけをするとともに、東京都の普及事務所と連携も取りながら、対象者のお声がけなどもさせていただいておりました。あいにく、昨年度については認定に至ることはできませんでしたが、今年度につきましては、今、候補となる方がいそうでございますので、今、ご本人並びに東京都と連携して認定の事務に着手しているところでございます。以上です。
41 ◯委員長(馳平耕三) 濱中委員。
42 ◯委 員(濱中俊男) 産業祭でございますけれども、確かに昔からいろいろ変わってきていまして、昔は魚屋が並んでいるのが私は一番印象に残っているのですが、いろいろ羽村市内の産業も変わって、また、昨年、50周年とされて、今年はちょっと
新型コロナウイルス感染症の関係で違った形になろうかと思いますけれども、大変意義のあるイベントだと思っていて、羽村市は職住近接、経済活力があって、そして、税収も増えて発展していくといったまちでございますので、今回の産業祭は一つの教訓にもなるかと思いますが、これはこれからもずっと続けていっていただきたい。今後について、お考えをまずお伺いしたいと思います。
それと、認定農業者。今回、1人見つかりそうだということで、これからもずっと力を入れていってくださるのか、確認いたします。以上です。
43 ◯委員長(馳平耕三) 並木市長。
44 ◯市 長(並木 心) 産業祭に対する濱中委員のご意向をお伺いいたしました。産業祭だけに限らず、今回の
新型コロナウイルス感染症の関係で、幸か不幸か、中止とか延期になっている事業につきましては、毎回お答えをさせていただいておりますけれども、今までのところをきちんと総括して、新たな方向とか、そういうものを、いいところは残しながらということで、羽村の特色は残すべきだと思っております。それから、産業祭だけでなくて、夏まつりとか、そういうところも私自身も前のビデオテープとか、そういうものをちょっと見させていただいたり、テレビはむらでそういう過去のところについても放映などをさせていただいて、市民の皆様にも一緒に考えていただくような機会をこれからも作っていきたいということにさせていただき、令和3年のときにはそういう実のある、実効性、将来の展望も含めたものというところについて、鋭意、いいものに、充実したものにしていくという基本的な姿勢を我々は持っているところでございます。
45 ◯委員長(馳平耕三)
産業振興課長。
46
◯産業振興課長(宮田満裕) 2点目の認定農業者の関係につきましても、羽村の都市農地の保全とともに、農家の皆様方の支援をこれからも続けていく考えに変わりはございません。少しでも安心で安全なお野菜、お花などを市民の皆様に供給できるような支援策の一つとして取り組んでいく考えでございます。以上です。
47 ◯委員長(馳平耕三) ほかに質疑ありませんか。大塚委員。
48 ◯委 員(大塚あかね) すみません。簡単に3点聞かせていただきます。
1点目は決算書217ページ、
事務報告書375ページの特定不妊治療助成金についてなのですが、令和元年度は31人の方が申請が決定されて、申請延べ人数48人ということなのですけれども、この助成の対象とならなかった方の理由について教えていただきたいことと、令和元年度から都の所得制限が夫婦合算の所得が730万円未満から905万円未満に拡充されているのですが、制度が拡充されたことによっての影響があったかどうかについて、まずお伺いいたします。
2点目は決算書227ページ、
事務報告書287ページの航空機騒音調査についてなのですが、平成30年度から比べると騒音の発生回数が市役所屋上、そして、スイミングセンター屋上ともども増えていますし、最高音も、うるさくなっていると言うと言葉はおかしいですけれども、数値が上がっているわけです。これは調査とありますが、それは調査だけして終わりではなく、対策をこれからどのように打っていくかということについてお伺いします。
3点目は商工費なのですが、これは予算説明書には起業・創業・開業支援と書かれていまして、恐らく決算書249ページの企業活動支援事業委託料と創業支援事業委託料に該当するのではないかと思うのですけれども、空き店舗の解消、商店街の活性化を図るため、市内の空き店舗を活用して起業・創業・開業を希望する事業者を支援とあったわけなのですが、令和元年度、開業なさった方がいたのかどうかについてお伺いします。以上です。
49 ◯委員長(馳平耕三) 健康課長。
50 ◯健康課長(大高淳子) まず、1点目の特定不妊治療のお尋ねについてです。羽村市の特定不妊治療費助成制度につきましては、東京都の特定不妊治療の決定を受けている方で、一回の治療が東京都の助成決定金額を超える費用がかかった場合ということが条件として付されていますので、東京都の所得制限等について、それをクリアされている方しか助成できませんので、特に所得制限の影響はございません。それから、令和元年度・平成31年度に関して、申請をお受けして断った件数はございません。以上です。
51 ◯委員長(馳平耕三) 企画政策課長。
52 ◯企画政策課長(ぬで島孝文) 航空機騒音の件につきましては、基地対策を担当する企画政策課で回答させていただきます。大塚委員のご指摘のとおり、航空機の騒音に関しまして、前年度と比較して回数が増えている点につきましては、こちらもデータとして承知してございます。この件に関しまして、データを収集するだけではなく、対策が必要ではないかという件につきましては、基地に起因する問題につきましては国が責任を持って対応するべきということで、従前からお答えしておりますとおり、東京都を含めまして、都と5市1町で連携して騒音の抑止につきまして騒音防止対策を推進することについて引き続き要請を行っていく考えでおります。以上です。
53 ◯委員長(馳平耕三) 産業企画課長。
54 ◯産業企画課長(河合佐枝子) 3点目の空き店舗を活用した開業についてでございますが、まず、空き店舗の調査につきましては、毎年度当初、4月に時点を捉えて行っているものですけれども、昨年4月の時点では空き店舗数は85ございました。また、開業につきまして、市では企業活動支援事業委託料の中で創業に関するご相談も伺っている事業がございまして、そちらの相談件数としまして、創業希望が昨年1年間で14件、または創業予定ということでご相談いただいた方が43件、合わせまして57件のご相談をいただいたところでございます。ただ、こちらの皆様が実際に創業されたかどうか。また、その創業の場所として空き店舗を活用していらっしゃったかどうかにつきましては捉えていないものでございます。以上です。
55 ◯委員長(馳平耕三)
産業振興課長。
56
◯産業振興課長(宮田満裕) 今の創業の関連で、
事務報告書254ページには創業支援事業の実施という項目を掲載してございますけれども、
産業福祉センターの中に産業支援スペースiサロンというものを平成27年から設置して、新規に創業される方、また、創業間もない方々への支援をさせていただいているところですが、iサロン利用者の昨年度の創業実績は、延べ相談件数186件あった中で7件の方が創業に至ったという数字を捉えてございます。併せまして、先ほど産業企画課長からの答弁のとおり、空き店舗に入られたか、自宅での創業の方もいらっしゃったと記憶しておりますので、数値については捉え切れてございません。以上です。
57 ◯委員長(馳平耕三) 大塚委員。
58 ◯委 員(大塚あかね) まず、特定不妊治療助成金の件なのですけれども、都の認定を受けていないと羽村市の助成も受けられないということは私も承知しているのですが、今まで夫婦合算で730万円未満ということで、夫婦合算の所得が730万円よりも超えてしまうから、なかなか助成の申請ができなかった方も実際いらっしゃったわけです。都の制度が拡充されたことを知らない人も案外いらっしゃるわけです。それで今回を見ると、平成30年度からと比べて羽村の助成金の申請も増えているので、やはり730万円を超えていらっしゃるご夫婦の方が申請しているのかなと読み取れるわけなのです。その制度の拡充について知らない方も結構いらっしゃるわけなので、令和元年度は、その制度拡充も含めて、どのような広報をしたのかについて、ちょっとご説明いただきたいと思います。
あと、騒音の件なのですけれども、国に対して要請するからいいのだということだけではなく、やはり令和元年度あたりから早朝とか夜の騒音が多いというご意見を多分、ここにいる委員の方は皆様受けていらっしゃるのです。その飛行ルートも変わってきているので、例えば瑞穂町とか昭島市辺りはこの調査を時間ごとに分けてちゃんと公表しているのです。朝、昼、夜みたいな形で、昭島市においては1時間ごとのデータをきちんと公表しているのですよ。だから、そうやってデータをきちんと捉えていくことも大事だと思いますし、あと、例えばこのルートもちょっと変わってきているという意見も随分いただいているので、この市役所屋上、スイミングセンターという固定に加えて、移動式の騒音測定も今後必要ではないかと思うのですが、その件についてはどう思っていらっしゃるのか、お伺いします。
あと、創業支援なのですが、これだけ多額の予算を使っていて実態を把握していないのは私はおかしいと思うので、その辺、きちんと把握してほしいと思うのですけれども、後追い調査ではないですが、その辺、どのようにお考えなのかをお伺いいたします。
59 ◯委員長(馳平耕三) 健康課長。
60 ◯健康課長(大高淳子) 特定不妊治療の東京都の所得制限の拡充に伴う広報につきましては、市では特定不妊治療につきましては市の公式サイト等で広報はさせていただいております。ただ、東京都の制度の改正等について細かくは今、特に触れてはおりません。今後、またそういった広報の仕方等につきましても研究してまいりたいと思います。以上です。
61 ◯委員長(馳平耕三) 企画政策課長。
62 ◯企画政策課長(ぬで島孝文) 航空機騒音の件でありますが、時間帯別のデータの収集につきましては、羽村市としても収集を行っております。公表できるようなデータとしても捉えておりますので、今後は公表の仕方等については検討していきたいと考えております。また、飛行ルート等がかなり従前と変わってきているような状況もあるというご指摘につきましては、横田基地からは正式には特に飛行ルート等に変更が生じているという情報はいただいておりません。航空機につきましては、広範囲に及ぶ飛行をしておりますので、国も含めてデータの収集を行っておりますので、これは羽村市に限らず、周辺5市1町、また、国、東京都、それぞれにデータを収集しているものがありますので、こうしたものを情報共有しながら様々な検討をしていくことが有効ではないかと考えておりますので、今後も東京都、5市1町、さらに国に対してもきちんとした情報提供を求めるような形で対応していきたいと考えております。以上です。
63 ◯委員長(馳平耕三) では、移動式測定機については考えていないということでよろしいのですか。企画政策課長。
64 ◯企画政策課長(ぬで島孝文) ただいまも申し上げました、都と5市1町、それぞれに固定のポイントを用意しております。必要に応じて騒音測定のポイントについても実態に応じて増やしていくような要請も行っておりますので、移動式という点については現在検討しておりません。以上です。
65 ◯委員長(馳平耕三) 産業企画課長。
66 ◯産業企画課長(河合佐枝子) 3点目の空き店舗を活用しての創業につきましてですけれども、お尋ねのこちらの決算書に記載がございます金額につきましては、創業だけではなくて、そのほかの分野の企業活動支援の経費も含まれているものでございまして、分野別に工業、商業、建設業、創業ということで大きく4つの分野に分けて支援させていただいておりますが、先ほど申し上げました空き店舗を活用しての開業、創業につきまして、その開業場所ということでは捉えられておりませんが、創業された事業所につきましては、創業を担当する支援員だけではなく、工業であったり、商業であったり、その他の分野の支援員が引き続き支援させていただいているものですので、その創業の状況につきまして、こちらでは通常の活動の中で数として、また、支援先として捉えているものと考えております。以上です。
67 ◯委員長(馳平耕三) 大塚委員。
68 ◯委 員(大塚あかね) 特定不妊治療と創業は分かりました。特定不妊治療は特に所得制限が拡充されていますので、しっかりとPRをお願いしたいと思います。
航空機騒音なのですけれども、今、飛行機だけではなくてヘリコプターの騒音も結構ひどくなっているのですが、ヘリコプターの騒音については把握していて、データとして発表できるのかどうか。その点についてお伺いいたします。
69 ◯委員長(馳平耕三)
環境保全課長。
70
◯環境保全課長(神尾成也) 今、大塚委員のご指摘のヘリコプターについては、回数を特定することはできておりません。以上です。
71 ◯委員長(馳平耕三) ほかに質疑ありませんか。鈴木委員。
72 ◯委 員(鈴木拓也) 大塚委員との関連で、1点目が
事務報告書254ページの創業支援なのですけれども、結果として7件の創業に結びついたということでした。業種などの内訳がどういうものになっているか、ちょっと教えていただければと思います。
2点目の航空機騒音なのですが、
事務報告書287ページです。市役所の上が騒音発生回数が約2割増し、スイミングセンター屋上は約3割増しとなっていまして、非常に顕著な伸びを示しているという、今、質疑の中でも明らかになりました。1つは、この回数の増は表れとして何でなのか。オスプレイが常駐していること、基地所属の飛行機の変化などもあるのかなと思うのです。なぜ、これだけ増えてきているということなのか。それから、もう一つはさっきの質疑の中でそれは分からないという答弁だったかと思うのですけれども、米軍側の意図というか、考え方というか、増えている理由というか、そこは何かしら伝えられているのか、あるいは分析してこういうことなのだろうなと認識がされているのかどうか。表れとその意図、それぞれどういう形で捉えられているか、お尋ねします。
73 ◯委員長(馳平耕三)
産業振興課長。
74
◯産業振興課長(宮田満裕) 先ほどのiサロン利用者に伴う創業の実績、私のほうで7件と回答した、その内訳でございますが、7件のうち飲食業の方が2件、小売業の方が1件、習い事教室というくくりで捉えますと、その方が1件、あと、その他が3件となってございます。以上です。
75 ◯委員長(馳平耕三) 企画政策課長。
76 ◯企画政策課長(ぬで島孝文) 飛行回数の増加に関します理由、所属機の変化とか、米軍側の意図というご質問でありますが、こうした件につきましては、我々といたしましても、都と5市1町、または5市1町を通じまして北関東防衛局にも確認しておるところでありますが、米軍からは特段の変更等が生じていることはないという回答を得ております。以上です。
77 ◯委員長(馳平耕三) 鈴木委員。
78 ◯委 員(鈴木拓也) 分かりました。
iサロンのほうなのですけれども、業種別は分かりました。比較的小規模な企業、小規模な事業所というふうに全体が見えるのですが、ターゲットとしては元々のターゲットにふさわしい企業の実態となっているのかどうか。最初はそんなに大きいところから始めるというのはありませんから、その辺の狙いと効果がどういう関係になっているかをお尋ねいたします。
2つ目の基地騒音なのですけれども、米軍からの説明は明らかなものはないということでしたね。表れの面では、以前は主にC-130がやはり中心だったと思うのですが、今はそういうふうにオスプレイが加わっているということがございますね。その航空機の種別の変化による騒音発生回数の増という、もう少しそこら辺の分析は何かあるのかどうか。オスプレイが加わったことによって全体が増えているということなのか、あるいはC-130も運用形態がさらに頻繁なものになっていて増えている等々、多分分析されているのではないかと思うのですけれども、もう少し、その辺のところをご説明いただけないでしょうか。
79 ◯委員長(馳平耕三)
産業振興課長。
80
◯産業振興課長(宮田満裕) iサロンでの創業の支援なのですけれども、今、鈴木委員がおっしゃられたとおり、相談いただいている方は今、主に個人事業者、個人の方が中心となっております。創業に至った後におきましても、企業活動支援員とか商工会による引き続きの支援を行っておりますので、創業に至った方々がさらに店舗を拡大したいとか、市内にお店を広いところに移転するとか、そういったことのご相談などにも今も承ってご支援させていただいているところですので、そうした点で規模が大きくなっていく。また、第二創業などという展開になることにつきましても支援させていただいておりますので、引き続き取り組んでいきたいと考えております。以上です。
81 ◯委員長(馳平耕三) 企画政策課長。
82 ◯企画政策課長(ぬで島孝文) 横田基地所属の飛行機、機種別での状況の変化というところのご質問でありますが、まず、CV-22オスプレイにつきましては、2018年10月1日に正式に配備されまして、昨年、1年を経過したところで、それまで北関東防衛局で目視の状況を行っておりましたが、これについては日々の目視活動、離着陸回数の情報提供については終了することになってございますので、現在、このCV-22オスプレイの飛行の状況、もしくは飛行の回数は市としても把握ができておりません。全体的な飛行回数につきましては、先ほど環境データとして捉えている全体数値の中で増加傾向があるのは承知しておりますが、機種別の状況は市としては把握しておりません。これにつきましては、都と5市1町で、国の責任においてきちんと公開すべき、もしくは把握すべきということを要請しておりますので、引き続き、これは粘り強く要請していきたいと考えております。以上です。
83 ◯委員長(馳平耕三) ほかに質疑ありませんか。門間委員。
84 ◯委 員(門間淑子) 3点お尋ねします。
事務報告書247ページの企業・事業所への支援活動、企業活動支援員のところで、この2019年の訪問回数は前年に比べて非常に増えています。企業活動支援員の方4名は変わらないわけですけれども、延べ回数になっていますので、どのぐらいの事業者にどういう形でお尋ねしたのか、分からないのですが、この支援内容は変わらないわけで、昨年に比べてこれだけ増えていった理由で、そのことの及ぼす効果についてはどういうことが挙げられるかということがまず1点目です。
2点目です。同じく
事務報告書291ページ、富士見霊園のところですけれども、かつては小さな区画のところがなかなか利用が少ないときがありましたが、今回のこの
事務報告書の中では応募数がかなり増えてきているということで、利用が進んでいるのだなとは思います。この利用が進んだ理由をどのように把握しているのか。それから、この各区画の残数です。今、どれぐらい空いているのかについてお尋ねします。
3点目は、決算書225ページのリユース食器ですけれども、予算の段階では4万6000個ということで説明がありましたが、実際は約5万5000個の利用が進んだということで、大変喜ばしいことであるとは思います。本年度は事業がないので利用がないわけですけれども、当初、この4万6000個に減らしたときに本当に大丈夫なのかとは思ったのですが、この5万5000個ぐらいというのは通常利用ということで今後も考えていける、ある程度、定数的なところで捉えていいのかどうかです。どういうふうに市は考えているのか。リユースは広がっていくのがいいと私などは思うわけですが、市の方向性についてお聞きします。以上、3点です。
85 ◯委員長(馳平耕三) 産業企画課長。
86 ◯産業企画課長(河合佐枝子) 1点目の企業活動支援員の実績につきましてですけれども、まず、大きな理由としまして、平成30年度につきまして、5か月間、1人不在だったといいますか、増員を予定していたのですが、適任者がなかなか見つからず空席となっていたところに、9月から1人増員させていただきました。令和元年度につきましては、通年を通して活動しておりますので、その空白の5か月間の部分が最も大きな要因ではございますが、元々のそのほかの分野につきましても、支援回数、訪問回数などは増えておりまして、そちらはより丁寧な支援に努めさせていただいたところでありますが、特に令和元年度末、3月につきましては、この
新型コロナウイルス感染症の関係などでより丁寧に経営活動の業況、事業の内容などについて丁寧なヒアリングとか支援に努めさせていただくということで活動内容が増えているものでございます。以上です。
87 ◯委員長(馳平耕三) 今、効果も聞いていました。産業企画課長。
88 ◯産業企画課長(河合佐枝子) 大変失礼しました。それによります効果ですけれども、より丁寧な支援活動を行うことによりまして、事業者同士のマッチングとか実際の経営相談とか、そういったもの、丁寧な課題をお伺いすることができて、充実した支援に繋げていけているものと捉えております。
89 ◯委員長(馳平耕三) 生活環境課長。
90 ◯生活環境課長(滝沢修一) 2点目の富士見霊園の関係ですけれども、令和元年度につきましては1.0平方メートルと1.5平方メートルの小さい区画がいずれも抽選となっております。令和元年度については4.5平方メートルと6平方メートルの大きい区間の公募がなかったということもありますが、利用者の方からは小さい区画、費用も使用料も安価であるということと、それに伴う設置費も安価でできるということで、小さい区画を求めたいという声が聞かれております。そのようなことが原因で利用が進んでいるのではないかと考えております。令和元年度末の区画墓地、合葬式墓地の残数ですけれども、1.0平方メートが56区画。1.5平方メートルは0区画です。4.5平方メートルが、返還に伴う残が、7区画です。6.0平方メートルが13区画。続いて、合葬式墓地ですけれども、1体用が76基、2体用が66基、合葬室が1,310となっております。以上です。
91 ◯委員長(馳平耕三)
環境保全課長。
92
◯環境保全課長(神尾成也) 3点目のリユース食器の関係ですけれども、まず、このリユース食器の場合、各町内会からの依頼があるのですが、以前は少し余分に申請がありまして、そうすると、余った分は半額返すのですけれども、それも費用がかかっていた。そういったところの中で、予算も抑えられてきている中で、より精査して、余りが出ないようにお願いしている。そういった中で、当初の4万5000個程度よりもかなり増えまして、5万4000個という実績ができた。今後につきましても、各町内会長とかにお願いして、より精査して、この個数をどんどん増やしていきたいと考えております。
93 ◯委員長(馳平耕三) 門間委員。
94 ◯委 員(門間淑子) 企業活動支援員の活動についてお尋ねします。延べ回数で見ると、非常にたくさんの活動をされているのが分かります。業種別で中小企業をお尋ねしているのだと思うのですけれども、全ての事業所に支援員の方がアプローチをして支援に行きますということなのか、事業者のほうがこれとこれが非常に問題なのだということでの申込みになるのか。どういう形で、この工業系、商業系をカバーしているのか。支援と求めるものとの結びつきをちょっと説明してください。ほかのところも、創業支援員も3名いらっしゃって、非常に相談体制が充実していると思うのですが、まだまだ、この支援の相談のところに結びついていないところがあるのかどうかもお尋ねします。
それから、墓地に関しては、そうすると、残りがあまりないということになるのかどうか。あと何回かで一杯になってしまうような状況なのかどうかはどういうふうに考えていらっしゃるのか、お聞きします。
95 ◯委員長(馳平耕三) 産業企画課長。
96 ◯産業企画課長(河合佐枝子) 1点目の企業活動支援員の活動についてでございますが、両面ございまして、やはり開業間もない事業所とか、あとはこちらからアプローチさせていただいて、経営上お困りのことはないかとか、そういった課題をお伺いしながら支援に繋げていくこともさせていただいていますし、逆に様々な創業支援セミナーとか、そういったところから市にご相談いただいて、企業活動支援員でお尋ねしたり、ご相談を伺うような、両方向でのご相談の結びつきがあると捉えております。それから、全ての事業所にお伺いしてお話しするのはなかなか難しいものでありますけれども、こちらとしましては情報発信に努めながら、できるだけ多くの事業所と繋がりが持てるように努めております。また、先ほども申し上げましたが、創業支援セミナーとか、各種そういった場においてPRをしながら、まずは皆様に知っていただいて、企業活動支援員とか創業支援の相談窓口があるということを知っていただくことに努めながら、より多くの事業者の方々と繋がって、ご相談を伺いながらご支援できるように努めているところでございます。以上です。
97 ◯委員長(馳平耕三) 生活環境課長。
98 ◯生活環境課長(滝沢修一) 富士見霊園の区画墓地に関してですけれども、平成25年に整備した区画墓地、計画的に公募を行ってまいりましたが、現在、1.0平方メートルが56区画の残ですので、こちらについても、需要、市民のニーズを把握しながら計画的に公募していく予定ではありますけれども、限りがありますので、3年、4年とかという単位でこちらの公募が終了すると考えております。ただ、その後、4.5平方メートルとか6平方メートルに関しても返還されております。返還された墓地については、順次、公募していくということで計画しております。以上です。
99 ◯委員長(馳平耕三) 門間委員。
100 ◯委 員(門間淑子) 企業活動支援員の方の延べ訪問回数を見ると非常に多くて、支援事業委託料は1839万円。これが恐らく人件費なのだろうとは思うのですけれども、ほぼ毎日動いているのかなと。2,300回ということはかなり大変だなとは思うのですが、直接、顔を合わせていろいろなお話をされるのはとても効果的なことであると私も思います。3月末は感染症対策ということで非常に難しい局面があったのかとは思いますが、来年のことを言ってはちょっとまずいですけれども、非常にこの活動を維持していくための困難はいろいろあると思うのですが、ぜひ、これは続けていっていただきたいので、どういう形で今後続けていくのか。恐らく、これからが相談が大変重要になってくると思いますので、どういうふうに考えているのか。それから、創業支援の方も創業のプロであるとなっていますが、企業診断は難しいのかどうか。グルーピングするといいますか、一緒になって羽村の産業支援みたいな形になっていかないのかどうか。そこをどう考えているのか、お聞きします。
それから、霊園のほうですけれども、今、日本中で墓じまいみたいなことが進んでいて、そういうご相談を受けるときもあるのですが、そういうご相談がこれから増えていく可能性もあると思うのですが、今後はどう対応されていくのか。合葬室のほうにお願いする形になるのかどうか。そこをどう考えていらっしゃるのか、お聞きします。
101 ◯委員長(馳平耕三) 産業環境部長。
102 ◯産業環境部長(橋本 昌) まず、企業活動支援の関係でありますけれども、これはこれまで述べさせていただいているとおり、羽村市の独自施策として、今は東京都の産業集積化の補助金の採択も受けて、東京都の補助金も入れながら事業実施をさせていただいている最中でありますが、まさにこの羽村市が職住近接のまちづくりを進めていく過程において、各事業者の皆様とそこで働く従業員の皆様と共にまちづくりをしてきた経緯がある中で大事なものであると承知しております。そういった中で、昨年の米中、または日韓の貿易摩擦から始まって、今年に入ってからの
新型コロナウイルス感染症の拡大に伴う経済の悪化をしていく中で、この企業活動支援員とか商工会の職員とか、それから、羽村市独自に産業支援ネットワークを構築していることは述べておりますけれども、現在は20の公的団体とネットワークを結んでいるわけです。そこから、今、門間委員からお尋ねのように、各事業所からお話があるだけではなくて、羽村市がネットワークを組んでいる20の機関からも融資であったり、助成金であったりというつてをたどって情報なども入ってくるわけです。そういったものを総合的に市役所として捉えながら、この事業所の皆様には今、国や東京都や羽村市や金融機関が展開している事業施策の中で何が有効なのか。また、どういった職種の専門職を派遣することが適当なのかということもチームを組みながら捉えて、訪問や来庁いただきながら、また、オンラインも活用しながら相談支援に努めているという状況です。これは、この経済の悪化がまだ2~3年は続くだろうという国の見通しの中で、こういった企業活動を続けていくことが創業環境を継続していくことと雇用の継続、ひいては定住促進にも繋がるわけでございますが、そういう意味で大きな役割を果たしていると思います。昨日の歳入のところでもありましたけれども、1号法人から9号法人、
事務報告書142ページのところでありましたが、1,281法人ということが出ました。これは一昨年の
事務報告書を見ると13事業所増えているわけです。日本全国を捉えると、中小企業は残念ながら減っている。毎年、日本全国の事業所数は減っている中にあって、羽村市内の事業所数は昨年度比でも
事務報告書上でも法人として13事業所増えていることがあります。残念ながら、経済が悪化して、税収に結びついているかどうかは別として、ここで働いている皆様がいらっしゃる。それから、生産していらっしゃる方がいらっしゃる。そして、そこで給与を得ていらっしゃるということでありますので、昨日から出ております産業振興を続けることによって、いわゆる産業を興していくことによって、そこで働き、そこで消費し、そこに住んでいく。そういうまちづくりの循環が繋がっていくものであろうと思っておりますので、その視点で今、頑張りどころではありますので、引き続き精一杯続けていきたいと思っております。
それから、2点目の墓じまいというお話でございますけれども、富士見霊園については平成25年に拡張させていっていただいて、当初、5か年の計画を立てて計画的に募集をかけさせていただきました。そういった中には住民票の要件であったり、税金の要件であったり、現にお骨をお持ちの方の要件であったりということで、現に墓地が必要であるという方々に対象を絞り込んだうえで行ってきているものでございます。その結果として、今、残数があるわけでございまして、これは貴重な財産でございますので、そういった、これからも羽村市に住み続けていただけるような施策として、羽村市内に墓地を求めていく。墓地の形態は様変わりしてきているのは事実でございますが、そういった墓地のニーズ、需要に応えていくために、市としてはこれから中期的な、ある程度、3年間ぐらいの計画を立てながら、墓地のニーズの変化にも対応していきながら、市営霊園、いわゆる都市計画墓苑事業を続けていきたいと考えています。以上です。
103 ◯委員長(馳平耕三) 生活環境課長。
104 ◯生活環境課長(滝沢修一) 門間委員の墓じまいに関する関係ですけれども、墓じまいの相談については市にも寄せられておりまして、従前より富士見霊園の区画墓地を返還して合葬式墓地へ改葬することは認めておりましたが、昨年の9月議会で条例改正をさせていただいて、令和元年10月1日から富士見霊園以外の墓地からの改葬、墓じまいをした改葬も受け入れるということで制度を設けておりまして、令和元年度については3件7体の富士見霊園以外の墓地からの改葬を受け入れております。
105 ◯委員長(馳平耕三) しばらく休憩いたします。
午前11時06分 休憩
午前11時15分 再開
106 ◯委員長(馳平耕三) 休憩前に引き続き会議を再開いたします。
目安時間の11時30分に近づいてきておりますので、先ほど言ったように、質問も前置きは極力少なくして、答弁も簡潔にお願いいたします。
ほかに質疑ありませんか。中嶋委員。
107 ◯委 員(中嶋 勝) 先ほどの関連も含めて、
事務報告書247ページの企業活動支援員の件なのですが、延べ回数は出ていますので分かりますけれども、事業所件数、行った事業所は何件なのかがこの工業系、商業系、建設系、それぞれで分かればお願いします。分からなければ一括でもいいです。
それから、新生児の聴覚検査について、決算書217ページです。令和元年度、新規事業で始まったものなのですが、予算に対して46万円ぐらい少なかったのですけれども、この年、365人の赤ちゃんが生まれておりまして、2月、3月、
新型コロナウイルス感染症の影響があったにしても全員に至らなかったのですが、どうしてなのかを伺います。以上です。
108 ◯委員長(馳平耕三) 産業企画課長。
109 ◯産業企画課長(河合佐枝子) 1点目の企業活動支援員の訪問事業所数でございますが、大変申し訳ありませんが、事業所数ということでは捉えておりませんで、今後、その捉え方について研究してまいりたいと考えております。以上です。
110 ◯委員長(馳平耕三) 健康課長。
111 ◯健康課長(大高淳子) 新生児聴覚検査についてのお尋ねです。昨年4月1日より始まった事業になります。こちらは人数が予算に対して少なかったという点ですけれども、平成31年4月より事業を開始した関係で、母子手帳にこの検査のためのクーポンを入れるのですが、それを配付できたのが平成31年4月の母子手帳からになります。実際、出産される方はそれより前に母子手帳を受け取っていらっしゃいますので、受け取っていらっしゃらない方たちは券を窓口に取りにいらしていただくか、領収書、母子手帳等を持って償還払いという形でお手続をしていただくかということになります。出産時の費用はたくさんの費用が全て込みでお支払いいただくということで、3,000円という助成金額なのですけれども、そのことで手続にいらっしゃらなかった方を想定しておりますので、月を追うごとに件数がだんだん上がってきて、だんだん一定になってきているので、その差異ではないかと捉えております。以上です。
112 ◯委員長(馳平耕三) 中嶋委員。
113 ◯委 員(中嶋 勝) ありがとうございます。
企業活動支援員なのですが、必要ではないかなと私も思いますので、お願いします。ここでビジネスマッチングのコーディネートも進めたとあるのですけれども、どんな業種間をどのようにまとめたのか。それで、どんな効果が生まれているのかをお聞きしたいと思います。
それから、新生児聴覚検査なのですが、分かりました。それでは、これからは常時周知といいますか、母子手帳に入っているから漏れることはないということですね。それで、市内にはこの検査を受けられる医院はどのくらいあるのかをお聞きしたいと思います。
114 ◯委員長(馳平耕三) 産業企画課長。
115 ◯産業企画課長(河合佐枝子) ビジネスマッチングについて、分野も違いますので、様々にありますが、例示としましては、農家の方の農産物と飲食店の食材としてのマッチングなどもございました。そういった意味で、効果としましては、やはり新商品の開発とか、または販路の開拓というところに繋がっているものと捉えております。以上です。
116 ◯委員長(馳平耕三) 健康課長。
117 ◯健康課長(大高淳子) 市内の医療機関というお尋ねですが、ひまわりクリニック1か所のみとなっております。以上です。
118 ◯委員長(馳平耕三) 中嶋委員。
119 ◯委 員(中嶋 勝) 企業活動支援員なのですが、事業者からの生の声をタイムリーで聞けるということで、非常にいいことだと思って、2,338回も訪問していただいているところですね。それで、市はこの大切な情報をどのように活かしていくかというところが非常に大切になろうかと思います。法人税関係もあろうかと思いますけれども、どんな部署にどのように反映されているのかをお尋ねします。
新生児聴覚検査なのですが、受診した赤ちゃんの中で再検査であったり、治療が必要であったりという新生児はいたのかどうか。いれば、比率的なものがあれば教えてください。
120 ◯委員長(馳平耕三) 産業企画課長。
121 ◯産業企画課長(河合佐枝子) 1点目の企業活動支援員の情報をどのように共有しているか、どのように活かしているかという点でございますが、まず、産業振興に関わる商工会、市の産業部門の職員、また、企業活動支援員を含めて、毎月、情報共有する会議を設けておりまして、商工会と市を含めて情報共有に努めている機会がございます。また、そういった情報を基に産業部門としましては情報をまとめて、毎月、庁議に報告しており、全庁で情報を共有するように努めておりまして、各分野でその情報を活かして施策の立案、また、運営に努めているものと考えております。以上です。
122 ◯委員長(馳平耕三) 健康課長。
123 ◯健康課長(大高淳子) 258件の中で1件ございましたが、その後の検査はパスをしていると聞いております。以上です。
124 ◯委員長(馳平耕三) ほかに質疑ありませんか。富永委員。
125 ◯委 員(富永訓正) 1点お伺いします。
事務報告書297ページ、決算書235ページ、衛生費です。リサイクルセンターの管理運営に要する経費のリサイクル品の販売事業について伺います。直近の過去5年間で令和元年度、私が調べた限り、最高の販売品数と売上額になったのではないかと思うのですけれども、年度によって多少の波はありますが、平成26年度の
事務報告書によりますと、販売品数が2,149品であったものが令和元年度は4,109品、プラス191パーセントで、売上げが95万1000円であったものが令和元年度は156万3000円ということで、プラス164パーセントとなると思います。事業規模は小さいかもしれませんが、着実な成果を表している結果ではないかなと思っているのですけれども、市ではこの結果から効果をどのように捉え、今後に向けてさらなる取組みを期待しますが、どのように考えているのか、お伺いします。
126 ◯委員長(馳平耕三) 生活環境課長。
127 ◯生活環境課長(滝沢修一) お尋ねのリサイクル品販売事業に関してですけれども、確かに毎年増えておりまして、元年度につきましては4,109点で156万3000円の売上げとなっておりますが、こちらについては平成22年からシルバー人材センターが運営しておりますけれども、令和元年度については広報はむらで大々的にPRしたり、ホームページでも周知したり、様々な形でリサイクル品販売事業について周知を図りました。重量については1,442キロ増で、こちらについては本来であれば粗大ごみとして処理されるものが、皆様のごみとして排出されるものがリユースとして市民の方々に再利用されておりますので、資源化について図られていると思っております。今後につきましても、シルバー人材センターと連携しながら様々なPRをしてリサイクル品販売の向上に努めてまいりたいと考えております。以上です。
128 ◯委員長(馳平耕三) 富永委員。
129 ◯委 員(富永訓正) 実際に我が家でもリサイクルセンターで購入したものは使わせてもらっているのです。例えば新品で買えば数万円はするだろうと思われる頑丈な本棚とか、座り心地の良い本革の座椅子とか、いろいろ活用させてもらっているのですけれども、わずか数百円という金額で購入可能という場合もあります。少し残念かなと感じるのが、こんなに良質のものが格安に入手できるリサイクル品が多くあるわけですよ。
130 ◯委員長(馳平耕三) 端的に質問をお願いしたいのですが。
131 ◯委 員(富永訓正) もう少しアピールして、確かに広報はむらとかでもたまに出ますけれども、広報はむらとか市公式サイトのリサイクルセンターのページで具体的な商品を紹介するとか、もう少しアピールして廃棄物の減量とリサイクルの推進に繋げていく考えから、この辺、しっかりやっていただきたいなと思うのですが、いかがでしょうか。
132 ◯委員長(馳平耕三) 生活環境課長。
133 ◯生活環境課長(滝沢修一) ご指摘のように、本当に低価格でたくさんのリサイクル品を販売しておりますので、今後、シルバー人材センターと協力しながら、様々な媒体を活用し、また、リサイクルセンターを訪れる方々にもPRしながらリサイクル品販売の向上に努めてまいりたいと考えております。以上です。
134 ◯委員長(馳平耕三) ほかに質疑ありませんか。水野委員。
135 ◯委 員(水野義裕) 実施計画書63ページ、
産業福祉センターに関して、施設の整備についての検討及び検討結果の取りまとめをするのが令和元年度であると。結論はどうなったかを伺いたい。
それから、やはり実施計画書72ページのナンバー9、市内産の農産物取扱店舗の拡充なのですが、令和元年度はどのくらい拡充できたのでしょうか。
3点目、実施計画書74ページ、新たな観光資源の発掘・研究で、近隣自治体との共同事業、女子旅推進プロジェクトの検討を受けて実施とあるのですが、これはどんなふうなことになったのでしょうか。以上、3点お願いします。
136 ◯委員長(馳平耕三)
産業振興課長。
137
◯産業振興課長(宮田満裕) まず、1点目、
産業福祉センターの関係でございますけれども、
産業福祉センターにつきましては従前の東京都の勤労福祉会館の建物を都から譲り受け、用地につきましては東京都から20年間の無償貸借を行っておりました。その期限が令和2年6月末日までとなっておりましたところ、昨年におきましては東京都と引き続きの借用の交渉を重ねて行いまして、この度、令和2年4月1日付をもって、令和2年7月1日から向こう20年間の契約の更新を締結することができました。今後は、この使用貸借の延伸が確保できましたので、現在の施設を活用した展開を検討する中で、建物も昭和40年代の建築物でございますので、その辺の利活用なども検討した中で有効に使っていくことを検討するということで、今、内部で検討しているところでございます。
2点目の農産物取扱店舗数ですが、令和元年度中は4店舗となっております。平成30年度の取扱店舗数も4店舗で、引き続きの件数となってございます。
3点目の女子旅の関係でございますけれども、令和元年度2月には共同イベントといたしまして女子旅パネルディスカッションを立川で開催し、40名ほどの参加がございました。こちらにつきましては、参画している関係自治体、また、観光協会と共に引き続き検討し、展開していきたいと考えております。以上です。
138 ◯委員長(馳平耕三) 水野委員。
139 ◯委 員(水野義裕) あとの2つはいいです。
そうすると、
産業福祉センターの整備という意味では、施設をどうするかについては東京都と折り合いがついて、今後どうするかについてはまだ検討するということでいいのですか。
140 ◯委員長(馳平耕三)
産業振興課長。
141
◯産業振興課長(宮田満裕) 今、水野委員がおっしゃられたとおり、市としての今の建築物の今後の活用についてはこれから検討してまいります。以上です。
142 ◯委員長(馳平耕三) ほかに質疑ありませんか。鈴木委員。
143 ◯委 員(鈴木拓也) では、4点まとめて端的に。
144 ◯委員長(馳平耕三) 2点ずつでいいです。
145 ◯委 員(鈴木拓也) 1点目が決算書225ページにあったはずなのですけれども、新たなみどりの創出事業は実績がなかったのです。どういう状況であったのか、お尋ねいたします。
2点目が、決算書231ページ、
事務報告書288ページ、飼い主がない猫の事業なのですが、かなり事業の規模は少なくなっております。その状況と理由をお尋ねいたします。
146 ◯委員長(馳平耕三)
環境保全課長。
147
◯環境保全課長(神尾成也) 1点目の新たな緑の助成金の関係ですけれども、鈴木委員のご指摘のとおり、令和元年度は実績はございませんでした。それについては反省すべきところがあるのですが、今年になりまして、例えば創省エネ化とかと併せて環境配慮事業助成制度になったところは、PR効果もあったせいか、2件。新たな緑の助成金は申請がありますので、そういった形でカバーしていきたいと考えております。
2点目のいわゆる飼い主のいない猫の関係ですけれども、これは非常にボランティアの方に一生懸命やっていただいて、その効果は出てきている。実際に市にそういった猫の関係で、例えばうるさいとか、そういった苦情などもほとんどなくなってきていますので、実態としても減ってきていると認識しております。以上です。
148 ◯委員長(馳平耕三) 鈴木委員。
149 ◯委 員(鈴木拓也) 2点、了解しました。
では、別の項目で、決算書255ページ、
事務報告書273ページの消費生活相談なのですけれども、令和元年度は平成30年度と比べまして相談件数がかなり減っている。救済金額はもちろん、こちらも減っているのですが、大幅に減っている状況になっております。その理由、もちろん、内訳が変化しているということだと思うのですけれども、それが何なのかをお示しください。
もう一点は、
事務報告書262ページの小作駅前駐車場なのですが、令和元年度も比較的堅調に稼働したのが読み取れます。今、こちらの土地を売却するお話も聞いているのですけれども、売上げから費用を差し引きますと1400万円ほど利益があることになっているのですが、これは仮に売却した場合の金額をその利益で割ると何年ぐらいのものになってくるのかをお尋ねいたします。
150 ◯委員長(馳平耕三)
産業振興課長。
151
◯産業振興課長(宮田満裕) まず、1点目の消費生活相談件数の平成30年度と令和元年度の比較につきましては、まずは平成30年度の夏の時期、8月、9月に集中的に市内に法務省とか行政をかたるような郵便物が送りつけられ、それらに対する相談が著しく急増しておりました。そちらの件数は、ほぼ月50件から80件程度で推移しているところ、平成30年度の8月は133件、9月が112件といった実績がございました。そういったことでの件数の増減が表れているものと思われます。救済金額につきましても、それらに連動するもの、相談の内容によっては大きいものもございますし、小さいものがあります。金額の大きい小さい関係なく、皆様お困りになっていることで解決に向けて取り組んでいるものでございますので、その増減については年によって違いがあるものと捉えております。以上です。
152 ◯委員長(馳平耕三) 財務部長。
153 ◯財務部長(高橋 誠) 小作駅前駐車場の用地につきましては、まだ売却することが決定しているわけではなくて、それも含めて検討している段階です。固定資産税評価額を基礎に、現在の駐車場利用料金の売上げを単純に割りますと、約20年分という形を想定しております。
154 ◯委員長(馳平耕三) 鈴木委員。
155 ◯委 員(鈴木拓也) 1点目の消費生活相談は分かりました。電話自動録音機は高齢者のお宅に普及していますね。これの効果がどういうふうに生活相談のところに現れているのか、いつも考えるのですけれども、その辺は何か分析されていることがあるのかどうか。
2点目の小作駅前駐車場なのですけれども、20年分ということで分かりました。これからどうするのか、検討ということなのですが、ちょっと決算と離れてしまうけれども、大丈夫ですか。20年であれば施設の老朽化等もあるのでしょうけれども、売ってしまった効果は思ったほど大きくないなどと思うのですが、その辺は管理者の方中心に現状ではどんなふうに考えていらっしゃるのかどうかをお尋ねします。
156 ◯委員長(馳平耕三) まだ決まっていない。
157 ◯委 員(鈴木拓也) 決まっていないから駄目ですね。でも、数字は分かりました。
158 ◯委員長(馳平耕三) 1点目だけでよろしいですか。
159 ◯委 員(鈴木拓也) はい。
160 ◯委員長(馳平耕三) 1点目をお願いします。
産業振興課長。
161
◯産業振興課長(宮田満裕) 自動通話録音機の関係でございますけれども、相談を消費生活センターに受けていたお客様からの設置後のお声としましては、悪質な売込みであったりという電話がかからなくなってきたというお声を受けております。そうしたことで相談件数が減っているものと捉えておりますが、今後も新たに、今、未設置の方からのご相談等があった際には設置についてのアドバイスなどもさせていただき、関係部署と連携し、被害の防止に努めていきたいと考えております。
162 ◯委員長(馳平耕三) ほかに質疑ありませんか。健康課長。
163 ◯健康課長(大高淳子) 申し訳ありません。先ほど中嶋委員のお尋ねでお答えしたところで訂正させていただきます。新生児聴覚検査258件のうち、再検査が必要な件数は、そこでは0件でした。ただ、それ以外、乳児健診・相談等で確認したものが2件あったということになります。
164 ◯委員長(馳平耕三) ほかに質疑ありませんか。
(「なし」と呼ぶ者あり)
165 ◯委員長(馳平耕三) 時間の関係もありますので、衛生費、労働費、農林費及び商工費関係の質疑を終わらせていただきたいと思いますが、ご異議ありませんか。
(「異議なし」と呼ぶ者あり)
166 ◯委員長(馳平耕三) ご異議なしと認めます。しばらく休憩いたします。
午前11時39分 休憩
午前11時41分 再開
167 ◯委員長(馳平耕三) 休憩前に引き続き会議を再開いたします。
これより、土木費及び消防費関係の質疑に入ります。決算書のページは、256ページから287ページまでです。
これより質疑に入ります。質疑ありませんか。高田委員。
168 ◯委 員(高田和登) 決算書265ページ、
事務報告書436ページ、街路照明施設整備に要する経費ですが、街灯のLED化についてだと思いますが、平成30年度は羽東の13基に対して、令和元年度は270基と増加しております。市民の評判も大変高くて、良い施策だと思いますし、今日のニュースによるとLED化をもっと進めようということを環境省か何かが言っているような報道もありますので、ぜひ進めていただきたいのですが、これまで街灯をLED化した道路の割合、進捗率を、令和元年度末でいいですけれども、教えていただきたいと思います。
2つ目ですが、同じく決算書265ページのすぐ上に街路照明施設維持管理に要する経費がありまして、電気料だけ見ると平成30年度が約3209万円なのに対し、今回の令和元年度の決算では約4026万円と、25パーセントも上昇しております。街灯のLED化は電力量も削減されると聞いているのですが、増加した理由を教えていただきたいと思います。
169 ◯委員長(馳平耕三) 土木課長。
170 ◯土木課長(杉山 誠) まず、1点目のLED改修の進捗率でございますが、このLED改修は平成26年度より実施しておりまして、令和元年度末で62.7パーセントの進捗となってございます。
2点目の電気料ですけれども、電気料の算定のご質問を毎年いただいているところでございますが、今回の決算額で4025万円になっておりまして、昨年度に比べると、高田委員のおっしゃるとおり、増加している傾向になっています。この街路照明灯の電気料につきましては、当該年度の初めに年間の電気料を一括払いにより支払いを行っておりまして、翌年度にまたがって前年度の精算を含めた金額を支払いするような形になっておりますので、LED効果については、この決算数値では直接反映されていないような状況でございます。この増加分については、いわゆる電気には電気料のほか、燃料調整費もございます。その燃料調整費の増の部分と、平成30年度に既に払ってあります支払料が不足分が発生しておりまして、その上乗せ分ということで支払いした結果、増額になったということでございます。以上です。
171 ◯委員長(馳平耕三) 高田委員。
172 ◯委 員(高田和登) まず、1問目の62.7パーセントなのですけれども、令和元年度予算なのですが、800万円ということでちょっと金額が削減されてしまっているので残念なのですけれども、これからも着実に進めていただきたいということで、分かりました。
2つ目の電気料なのですが、この2年間だけでなくて、さらに過去にさかのぼると、100万円単位で言いますと、28、30、32、40と一方的に上がっているのです。では、もっと遡ってみようということで、平成26年度、平成27年度を見ると56ということで、すごく高い金額の電気料を払っていることになります。ですから、それに比べると確かに安くはなっているのですが、一括払いとか精算もあるとか、いろいろな結構複雑な計算をされているみたいなのですけれども、その辺り、もう一度詳しくご説明いただきたいなと思います。
173 ◯委員長(馳平耕三) 土木課長。
174 ◯土木課長(杉山 誠) 大変分かりづらくて申し訳ございません。まず、一括前払いの制度の細かい算定方法についてお話しさせていただきますと、令和元年度の支払いについては、平成31年3月分の実績が約253万円だったのですけれども、それの12か月分を掛けまして金額を出しております。それで、平成30年度の段階の不足分が293万円ほどありましたので、そちらを合わせまして、街路灯にする電気料としては3300万円ほどの金額になっています。こう考えますと、毎年、前年の3月分を12か月分で前払いする形になりますので、その3月分の実績が非常に大きく影響してくることになります。平成31年3月分が253万円に対して、その前の年の平成30年3月分が210万円ということで、月42~43万円ほど上がっている状況です。これは全て燃料調整費が上がった結果となっておりまして、それで影響があると思います。
電気料の算出方法は、一般家庭のように何キロワットを使ったとかということではなくて、それぞれの電気、例えば水銀灯1基をLEDに交換した場合に、1台につき月505円だったものが218円に下がるような形になりまして、そういった計算をして年間の算出金額が発生しているということでございます。それで、平成26年当時の電気料と現在の電気料を、前払金ではなくて、1年間の実際の数字で換算して計算しますと、年間で723万円ほど当時よりも減額になっている計算になってございます。
175 ◯委員長(馳平耕三) 高田委員。
176 ◯委 員(高田和登) かなり数字が多くて非常に分かりづらいところが若干あるのですけれども、要するに下がっていることは確かなようなのですが、こういう形ではなくて、もっとばらつきを少なくするような電力計算の方法、契約方法はご検討できないのかなということを最後にお尋ねします。
177 ◯委員長(馳平耕三) 土木課長。
178 ◯土木課長(杉山 誠) この街路灯電気料の支払方法は、まず先ほどから説明しております一括前払いの方法と月ごとに支払う方法、2通りあります。一般家庭と違って、各電灯に全て検針をするようなメーターがついているわけではないのです。一個一個について何ワット以下の電灯はいくらということで月々のものが決まっておりまして、基本料金と電気料と燃料調整費という算出になってきます。確かにばらつきがあって、今の段階でこの一括前払制度を活用しておりますけれども、制度上、やはり燃料調整費の増減や前年度の支払いの過不足分であったり、そういったこともありますので、出っ込み引っ込みが出てしまうことは事実であります。一括前払方法ですと、通常の月払いに比べて料金の割引が適用されておりまして、一契約について、たしか10円ほどの割引がございます。羽村市には3,000強余りの街路灯がありますので、それを計算しますと、年間で大体30万円以上の節約に繋がっておりますので、確かに高田委員がおっしゃるように、平準化という意味では出っ込み引っ込みはありますが、引き続き、こういった節減に努めて、このような形の契約で今後も努めていきたいと思っております。以上です。
179 ◯委員長(馳平耕三) ほかに質疑ありませんか。鈴木委員。
180 ◯委 員(鈴木拓也) 今の街路灯なのですけれども、電力自由化に伴う何か代替メーカーの検討などはされているのかどうか、お尋ねします。
181 ◯委員長(馳平耕三) 土木課長。
182 ◯土木課長(杉山 誠) 電力自由化ということでご質問でございますけれども、この街路灯につきましては、東京電力関係の事業者以外は扱っていないことが分かっておりまして、以前、やはりこういったご質問をいただいた中で各市町村にもお問合せもさせていただきましたが、各市も東京電力との契約という形で進めているところでございます。以上です。
183 ◯委員長(馳平耕三) ほかに質疑ありませんか。浜中委員。
184 ◯委 員(浜中 順) 決算書287ページの防災訓練等に要する経費について、防災訓練を担う各自主防災組織の支援強化は具体的に今、どのようになされているのか。それから、その自主防災組織の責任者などを対象にした、そういう取組みの経験交流会みたいなものはなされているのかどうか、お尋ねします。
185 ◯委員長(馳平耕三) 防災安全課長。
186 ◯防災安全課長(中根 聡) ただいまのご質問についてですけれども、自主防災組織への支援につきましては、まず金銭的なものから言いますと、隔年にはなりますが、防災に使用する備品の購入の支援をさせていただいております。また、ソフト面につきましては、常日頃から防災に関する様々な意見や要望をお伺いするとともに、訓練前につきましては、それぞれの地域の方となるべく意見を交わすよう心がけながら支援に努めているところでございます。
187 ◯委員長(馳平耕三) 浜中委員。
188 ◯委 員(浜中 順) 先ほど質問しましたけれども、そういう自主防災組織の責任者の経験交流会、要するに防災訓練を具体的に現実に対応できるようなプログラムをどう作るかとか、そういうことに向けての経験交流会みたいなものはどのように進められているのか、お尋ねします。
189 ◯委員長(馳平耕三) 防災安全課長。
190 ◯防災安全課長(中根 聡) 失礼いたしました。自主防災組織のリーダーに対します支援は年1回、防災リーダー講習会を実施しており、その中でできる限りの支援をさせていただいてございます。
191 ◯委員長(馳平耕三) 浜中委員。
192 ◯委 員(浜中 順) 今、実際に責任者をやっている方にいろいろとお聞きしたのですが、やはり年1回のリーダー講習会だけでは非常に不十分で、要するに町内会でそういう話合いを進めようとしてもなかなか思うようにいかなくて、では、現実に即したような訓練をしようと思って一生懸命、自分としては悩みながら考えているのだけれども、そういう手がかりをなかなかつかめないと言っているのです。例えば昨年の台風の避難訓練、実際に避難されて、具体的にいろいろな教訓を学んだと思うのですが、そういう教訓もぜひ教えてほしいと言われたのですけれども、そういう昨年の台風の避難に対する教訓を自主防災組織の担当者とか、その方々に教えていくといいますか、学んでもらうような計画は今、なされているのかどうか、お聞きします。
193 ◯委員長(馳平耕三) 防災安全課長。
194 ◯防災安全課長(中根 聡) 今年度の防災訓練でも、市としましては新たな課題といたしまして、複合災害に対応した訓練を実施させていただきました。災害はいろいろ状況も変わってきまして、例えば豪雨とか地域的に降るゲリラ豪雨もそうですけれども、台風も大型化してございます。災害対応はやはり年々厳しくといいますか、広範囲に及んでいると捉えております。今、浜中委員がおっしゃいました、例えば実際に避難所の運営をしていただく委員の方々、それから、自主防災組織の方々ともそういう新しい課題に向けて共有させていただくとともに、今後、自主防災組織の方々につきましては、より一層の情報交換をしながら支援を強化してまいりたいと考えてございます。
195 ◯委員長(馳平耕三) 市民生活部長。
196 ◯市民生活部長(島田裕樹) 昨年の台風第19号の教訓につきましては、対応記録を作りまして、今後の課題とか教訓を活かした防災対策という内容を取りまとめたものを各町内会・自治会の自主防災組織へもお配りしているところです。また、防災訓練の前に各避難所の運営連絡会を開きまして、各自主防災組織の方、学校関係、市職員関係が集まりまして、避難所の運営とか、毎年新しい課題について検討することになっているのですけれども、今年につきまして、やはり台風第19号の教訓を活かした車での避難とか、あと、ペット対策、また、新たに発生した
新型コロナウイルス感染症対策を踏まえた避難所運営をしていく必要がありますので、どういった運営をするかという資料等も提供させていただきながら、マニュアルの改訂とか、そういったものを各避難所運営委員会の方々が情報交換しながら対策を推進していくといった体制を取っております。
197 ◯委員長(馳平耕三) しばらく休憩いたします。
午前11時59分 休憩
午後1時00分 再開
198 ◯委員長(馳平耕三) 休憩前に引き続き会議を再開いたします。
土木費及び消防費関係の質疑を続けます。
質疑ありませんか。冨松委員。
199 ◯委 員(冨松 崇) 土木費についてお伺いします。決算書265ページ、事務報告書439ページ、道路維持整備に要する経費の工事請負費約1億1138万円ですけれども、平成30年度は約1878万円で、今年度予算は約657万円となっています。年度ごとに大きく増減している状況で、道路維持保全計画に沿って計画的に道路の補修・修繕が進められているのか、お伺いします。
200 ◯委員長(馳平耕三) 土木課長。
201 ◯土木課長(杉山 誠) ただいまの工事請負費、市道の補修等の工事につきましては、平成28年度に作成いたしました道路舗装修繕実施プログラムに沿って補修工事を進めてきたところでございます。現在、その補修工事の状況でございますが、令和元年度現在で25.7パーセントほどの進捗状況となってございます。ただ今回、この増減がございますけれども、今回の工事については、いわゆる神明台2丁目地区の歩道の改修工事なども含まれている現状がございます。今後、財政状況なども見極めながら引き続き計画的に補修に努めてまいりたい。そのように考えてございます。
202 ◯委員長(馳平耕三) 冨松委員。
203 ◯委 員(冨松 崇) 市民の方からも修繕の要望とかが出ていると思いますけれども、令和元年度は何件要望があり、そのうち、修繕が実施されたものは何件あったのか、お伺いします。
204 ◯委員長(馳平耕三) 土木課長。
205 ◯土木課長(杉山 誠) 令和元年度に皆様から頂いた要望、大小含めまして、道路補修に関してですと60件余り要望をいただいているところがございます。ただ、その中でも、大幅に改善しなければいけないご要望もありますし、軽微なもので職員がすぐに伺って修繕できるような部分もありますので、処理率としては80パーセントほどは処理できていると思われます。
206 ◯委員長(馳平耕三) ほかに質疑ありませんか。濱中委員。
207 ◯委 員(濱中俊男) 1点お伺いいたします。決算書275ページ、水上公園についてお伺いいたします。令和元年度は休園していましたので入場者もいなかったわけでございますけれども、指定管理者に860万円から支出しておりますが、この内容はどういったものだったのか、お伺いいたします。
208 ◯委員長(馳平耕三) 土木課長。
209 ◯土木課長(杉山 誠) 水上公園につきましては、施設の老朽化に伴いまして令和元年度については休止させていただいた経緯がございます。指定管理者との契約につきましては、4年間の4か年目に当たる年でございました。こちらについては、水上公園のプールとしての運営はございませんけれども、施設の管理、管理事務所等もございますので、消防法による点検とか、受水槽の清掃とか、また、トイレは親水ゾーン部分については1年を通じて公園として市民の皆様にご利用いただいている状況がございますので、清掃とかトイレ清掃も含めて様々な維持管理を中心にして指定管理のほうで維持管理をしていただいたところでございます。
210 ◯委員長(馳平耕三) 濱中委員。
211 ◯委 員(濱中俊男) 今年度からは指定管理が無いわけですけれども、これらはどういう管理をされているのか。また、設備の老朽化といっても、一部、機械等はあれですが、例えば歩く部分のタイルなども以前改修したり、まだ普通のプールとしたら使えるのかなと私は思うのですけれども、そんなふうにして活用するようなことはできないのか、お伺いいたします。
212 ◯委員長(馳平耕三) 土木課長。
213 ◯土木課長(杉山 誠) 水上公園の管理につきまして、令和2年度からは市の直営で管理するような形になっています。ただ、いわゆる設備点検等もやはりございますので、そういったものについては委託するような形でやらせていただいているのと、清掃などについても直営、市職員で対応しているところが現状でございます。プールとして、要は流れなくてもということだとは思うのですけれども、今、もう既に平成30年度の段階、プール営業が終わる段階においては、衛生設備とか、そういった環境が全て壊れてしまっている現状がありましたので、プールとして開園することは現在、設備上不可能でございます。以上です。
214 ◯委員長(馳平耕三) ほかに質疑ありませんか。鈴木委員。
215 ◯委 員(鈴木拓也) 水上公園なのですけれども、その後、どうするかという検討は今、どうなっているのでしょうか。それから、親水公園、親水部分の利用状況はどうなっているか、把握していますでしょうか。
216 ◯委員長(馳平耕三) 土木課長。
217 ◯土木課長(杉山 誠) 今、水上公園の今後の検討はどうなっているかというところでございますが、現在、私ども担当所管課では、今後、どういった活用ができるのか。多摩川の自然を活かして、どういうふうに維持管理費のかからないような形で1年を通じて皆様にご利用いただけるのかどうかというところで様々検討している中で現在、いわゆる様々な事業主体にお声をかけさせていただいて、いろいろなご意見をいただきたいということで、いわゆるサウンディング的なことを進めています。その中では公園の遊具メーカーとかアウトドアメーカーとか、そういった様々な業態について、いろいろと意見をいただきたいということでこちらから投げかけているようなところもあります。まだそれについては整理ができておりませんので、そういったところも整理しながら検討も進めていくという段階でございます。
それと、親水公園については、通常の私どもの管理している公園と同様な扱いをして運用しています。今回、コロナ禍において花と水のまつりとか、そういったイベント事も縮小されてしまった部分もありましたので、利用状況についてはあまり一般の広場、公園的なところで利用していただいていますけれども、公園利用というところで手続をして、団体で利用しているとか、そういった現状はございません。ただ、昨年度は1件、東京都自転車商協同組合が最新の自転車を展示して、例えば市民の皆様に試乗していただきたいというところで、1日だけだったのですが、そこを拠点にして羽村の堤防で新しい自転車の試乗会とか、メーカーの展示ブースなどを設けたようなイベントが1回あったということでございます。
218 ◯委員長(馳平耕三) 鈴木委員。
219 ◯委 員(鈴木拓也) 分かりました。
ちょっと先の話になってしまうのですけれども、水上公園の利用の方向を決めるのはいつまでに決めるとしているのでしょうか。
220 ◯委員長(馳平耕三) 土木課長。
221 ◯土木課長(杉山 誠) まだいつということでここで断言できない状況でありますが、引き続き様々な事業者、または市民の方でもこういったことでほかの市はこういうことをやっていますとかという情報提供をいただけているところもあるのです。そういったものを整理して、いずれにせよ、市民の皆様もあそこを何らかの形でということで期待されている部分もあると思いますので、なるべく早くそういったことを取りまとめていって方向性を示せるようにしたいと思っています。
222 ◯委員長(馳平耕三) ほかに質疑ありませんか。門間委員。
223 ◯委 員(門間淑子) 決算書269ページの土地区画整理に関して、繰出金が6億2647万2000円となっています。この操出金の財源内訳をできるだけ詳しく教えてください。
224 ◯委員長(馳平耕三) 財政課長。
225 ◯財政課長(河野行秀) 今、手元に資料が探せないので、後ほど詳しくお伝えさせていただきたいと思います。
226 ◯委員長(馳平耕三) ほかに質疑ありませんか。中嶋委員。
227 ◯委 員(中嶋 勝) 避難行動要支援者制度についてお聞きします。決算書287ページ、事務報告書230ページです。昨年の台風第19号のときに避難勧告・指示が出たのですけれども、どれだけの方のところに避難誘導といいますか、声かけができたのかなというところなのですが、民生委員とか町内会、先ほどの自主防災組織。そういう方が動いたのか、動いていても皆様のところにそういう把握ができているかどうか。その辺のところをお伺いします。
もう一点、災害時応援協定の締結について、決算書287ページ、事務報告書231ページで、民間のヤフー株式会社との災害協定が載っておりました。どのような内容で、どんなメリットがあるのか、お伺いします。
228 ◯委員長(馳平耕三) 防災安全課長。
229 ◯防災安全課長(中根 聡) まず、1点目のご質問についてお答えさせていただきます。昨年の台風第19号で要支援者の方々にどれだけの声かけができたかというご質問につきましては、詳細な統計を取ってございませんので、お答えすることができません。
続きまして、2点目の協定についてでございます。こちらはヤフー株式会社との協定についてでございますが、こちらは災害が発生した場合に、市といたしましては様々な媒体を活用しまして市民の皆様にその情報を提供させていただいております。その一つといたしまして、市の公式サイトのトップページにも、例えば避難情報を載せさせていただいたりという形で市民の皆様に広く情報を提供してございます。その際に、市の公式サイトにアクセスが集中いたします。そういたしますと、なかなかホームページが開けないといった状況になりますので、その場合、ヤフーの防災のページに自動的に飛ぶような形になりまして、そちらのページからも市の公式サイトに載せた内容が閲覧できるという協定となってございます。以上でございます。
230 ◯委員長(馳平耕三) 中嶋委員。
231 ◯委 員(中嶋 勝) なかなか把握が難しかったかなとは思っておりますけれども、名簿は毎年更新といいますか、アップデートしていると思うのですが、平時から名前の公表に同意してくれている方が、
事務報告書を見ますと、毎年ほぼ6割で、同意に対して、同意の方が多ければ日頃からそういう見守りとか今回の台風みたいなときにすぐに行ける形になるのかなとは思っているのですが、この同意に関して、更新するときに説明とか説得とか、なるべく多いほうがいいように私は思っているのですけれども、この6割の同意率をどのように思って進めているのか、お伺いします。
それから、災害協定なのですが、今はスマートフォンとか、そういう情報収集の方が非常に多いのと、市内は工場が多いということで、他市から来て仕事をしている方なども多いので、地元ではないからなかなか分かっていないのでスマートフォンで検索する方がいざというと多いのかなと思うので、非常にいい効果があるのかなと思います。それで、同じく地図のゼンリンというメーカーも同じようなものを電子で提供するようなものをやっておりまして、その辺も候補に挙がって協定の交渉とか、そういうところをしたのか。市において、あまり有効ではないとか、いろいろな判断があったのか。その辺をお聞きしたいと思います。
232 ◯委員長(馳平耕三) 防災安全課長。
233 ◯防災安全課長(中根 聡) まず、1点目のご質問についてお答えさせていただきます。こちらの避難行動要支援者の名簿につきましては、中嶋委員がご説明いただいたように、承諾をいただけた方については事前の名簿に登載させていただいて、要支援者の援護をしていただく関係部署に配付させていただいているところでございます。こちらにつきましては、市といたしましても、当然、従前から名簿登載をさせていただいたほうがより厚い支援が可能であると考えてございますが、当然、こちらの情報につきましては、お名前、ご住所、それから、現在服用されている薬の内容などもご提供いただく形になってございますので、その辺につきましては個人の考え方もあるのかなとは認識してございます。今後とも、その辺につきましては配慮しながら、なるべく登載していただくような形でご説明させていただきたいと考えてございます。
また、2点目につきましては、ゼンリンということでございますが、こちらにつきましては、過去にお話等も伺ったところはございます。しかしながら、協定まではまだ至っていないのが現状でございます。以上でございます。
234 ◯委員長(馳平耕三) 中嶋委員。
235 ◯委 員(中嶋 勝) 分かりました。
避難支援者なのですけれども、災害のときに誰が地元で訪問できるかというのは分からないにしても、その地域の方が普段から見守りとか、一部の方だけでもご自宅とか個人を知っているか知らないかでは双方の応対が実際のときに大分変わってくると思うのです。また、その家族も地域に繋がっているという安心感等のメッセージにもなるのかなと思っているので、いろいろな事情は当然ありますが、名簿を作成するという現在の第1ステップだとすれば、このように災害が多いと、今度は日頃からの見守りにできるような第2ステップへ進めていく段階なのかなとも思っているのです。昨年の台風の避難を経験して、日頃からの取組みを、要支援者に対してのところをどういうふうに思っているのか、お伺いします。
それから、協定なのですけれども、分かりました。他に現在、検討に入っている、災害協定を結ぼうとしているところがあるのかないのか。あれば教えてください。
236 ◯委員長(馳平耕三) 防災安全課長。
237 ◯防災安全課長(中根 聡) まず、1点目のご質問についてお答えさせていただきます。こちらの避難行動要支援者の名簿制度につきましては、やはり今、中嶋委員がおっしゃったような内容でできているものであるとは捉えております。確かにこちらの制度につきましては、まだ市としてそれほど突っ込んだ取組みができていないのが現状でございますが、今後、支援をいただく関係団体等の方にも情報交換をさせていただきながら、市として支援できること、それから、要支援者に対して支援していただくやり方みたいなものも詰めていければと考えてございます。
続きまして、2点目の協定についてなのですけれども、市といたしましても、なるべく多くの関係機関と協定を結びたいとは基本的に考えてございます。先日も災害時における段ボールの協定ということで市内の業者と協定を結ばせていただきました。今後につきましては、災害時に例えば物品、それから、人員もそうなのですが、そういうものを運搬といいますか、運ぶ機械。要は、例えばバスみたいなものとか、物品であれば濡れないようなコンテナみたいな形の、例えばトラックとか、そういうものを提供いただけるようなところとの協定を検討しているところでございます。
238 ◯委員長(馳平耕三) 先ほどの門間委員の質問への回答は出ましたか。財政課長。
239 ◯財政課長(河野行秀) 先ほどの門間委員からの区画整理事業会計の操出金の財源内訳でございますが、まず、都費の市町村総合交付金が9480万円。それから、羽村駅西口都市開発整備基金が3億円。あと、残り2億3167万2000円が一般財源となってございます。
240 ◯委員長(馳平耕三) 門間委員。
241 ◯委 員(門間淑子) 都費と基金ということですね。それで、一般財源のほうですけれども、2億3000万円と言いましたか。これは全額、都市計画税で充当したのかどうかを確認させてください。
242 ◯委員長(馳平耕三) 財政課長。
243 ◯財政課長(河野行秀) 一般財源の2億3167万2000円は全額、都市計画税で充当させていただいております。
244 ◯委員長(馳平耕三) ほかに質疑ありませんか。山崎副委員長。
245 ◯副委員長(山崎陽一) では、今の操出金の下にある土地権利者の会の補助金に関して伺います。毎回聞いていることですが、当然、経年変化があるので、その前提で伺います。補助金、予算が30万円、決算額が10万円で、その目的は何なのか。それから、この土地権利者の会の会員数、会員名簿はあるか。会費は取っている会なのか。それから、この土地権利者の会の目的、活動内容、事業への影響を伺います。
246 ◯委員長(馳平耕三) 区画整理総務課長。
247 ◯区画整理総務課長(橋本雅央) 順不同でお答えさせていただければと思います。まず、土地権利者の会の会員数、名簿なのですけれども、会員数につきましては444名。名簿については、これまでもお答えさせていただいておりますが、土地権利者の会が所有している形となってございます。会費の関係ですけれども、これもこれまで一般質問、また、予算審査特別委員会、決算審査特別委員会でもお答えしておりますが、定期的な会費を徴収されているということではなく、何らかの事業活動がある際に会費といいますか、そういうものを徴収して事業を行っている状況でございます。また、土地権利者の会の目的になりますが、土地権利者の会の目的は健全な市街地の整備と土地利用の増進が図られるよう、羽村駅西口土地区画整理事業に協力し、権利者相互の連携と共同の利益を図ることを目的としている会でございます。あと、活動内容なのですけれども、例年、総会と役員会等の会議、また、視察・研修会のような内容になってございます。また、事業への影響なのですが、これもこれまでもお話ししておりますけれども、この権利者の協力をいただくことによって健全な市街地整備ができまして、道路や公園の整備などを通じて関係者をはじめ、この地区で暮らしていく方にとって安全・安心・快適さを享受いただける。これが共同の利益でありまして、これらの共同の利益、権利者の方や市民の方が安全・安心なまちを享受できることが市の利益に繋がっていくということで、このような意味で羽村駅西口土地区画整理事業への影響があるものだと認識しております。以上です。
248 ◯委員長(馳平耕三) 山崎副委員長。
249 ◯副委員長(山崎陽一) 今まで、これは何年間、補助金を支払い、それの合計額はどのくらいになるかということです。それから、今回の10万円の補助金の使用内容。当然、使用すればそれに基づく報告があると思うのですけれども、どのような内容で、どのような報告が来ているかということです。それから、区画整理に関しては今までも、まず計画の段階ではいろいろ市民に説明することはありましたが、個人交渉に移ると、逆に個人交渉だからということで個人情報の公開を差し控えるというのが常に答弁です。ということは、この土地権利者の会というものは逆に権利者の相互の連携・関わりということで、逆にそういうことを公にしろという話になりかねない。そこら辺の矛盾をどう考えるのか。実施段階に入ったということであれば、この土地権利者の会の在り方そのものが問題になるのではないかと思いますが、以上、お願いします。
250 ◯委員長(馳平耕三) 区画整理総務課長。
251 ◯区画整理総務課長(橋本雅央) また質問数が多いので、順不同でお答えさせていただければと思っております。まず、3点目の土地権利者の会の補助金で、今回、決算書に載っている補助金10万円の件になりますけれども、この使用内容につきましては、まず、視察の費用です。それと、会議費、総会費、また、事務費への充当で、主には視察の費用に充当されてございます。それと、この10万円の補助についての報告につきましては、市へは実績報告が出されます。その中で、この10万円の使用内容について確認することを毎年行ってございます。それと、補助金の関係なのですが、これまで何年間支払いを続けているかというのは平成15年度から17年間の補助金を交付してございます。それで、合計額につきましては332万40円になってございます。5点目、6点目なのですけれども、近年、移転に伴って個人交渉が多くなっている。そういう中では権利者の会への相互の連携等は個人情報の観点から矛盾があるのではないかというお話があるのですが、基本的には、先ほども申しましたが、土地権利者の会につきましては健全な市街地の整備と土地利用の増進を図るよう、協力いただきまして、権利者相互の連携と共同の利益を図ることを目的としているもので、特段、この土地権利者の会等で個人情報のことをお話しされているようなことでもありませんので、そういう部分では特段、今の権利交渉の形態、個人と市とでの権利交渉を行っている状況との矛盾はないとは考えてございます。以上です。
252 ◯委員長(馳平耕三) 視察内容についての報告が上がっているかという質問は。
253 ◯区画整理総務課長(橋本雅央) 10万円の報告ということだったと思ったのですが、視察内容の報告でしょうか。
254 ◯委員長(馳平耕三) 山崎副委員長。
255 ◯副委員長(山崎陽一) では、もう一度聞き直しましょうか。視察に14万円というふうに表示されています。それで、そのうち恐らく食費代と4万円はそれぞれがその場で払ったということだと思います。恐らく10万円というものはその視察の費用に使われたのではないか。そうしましたら、どこへ行って、どのような視察をして、どのような成果を上げて、どういう報告が来たかということを伺っています。まず、それを確認します。先ほど聞いたところです。
256 ◯委員長(馳平耕三) 区画整理総務課長。
257 ◯区画整理総務課長(橋本雅央) まず、視察についてですが、視察の報告は、例年もお答えしておりますが、土地権利者の会の総会資料において、令和元年度、土地権利者の会としては事業活動報告書の中でご説明をいただいております。その補助金10万円ということで、これは視察研修会で使われているのではないかということなのですけれども、先ほどもお答えしましたが、この補助金10万円のうち視察の関係についてでは約8万5000円が視察の費用という形で充当されておって、それ以外については先ほど申しました会議費であったり、通信費も合わせて10万円でございますので、この事業費の14万2000円と今、おっしゃられたのですけれども、それ全てが視察の費用としての補助金の充当ではございません。それと、視察先につきましては、令和元年度につきましては、神奈川県大和市渋谷南部地区土地区画整理事業に視察へ行かれております。その中で、この渋谷南部地区の特徴ということで、羽村駅西口土地区画整理事業の事業計画があるわけですが、ほぼ同様な内容になっている。面積的にも42ヘクタール、また、計画人口も同じで、移転棟数等もほぼ同じような地区になっておりまして、そういうことでかなり羽村駅西口に類似している地区ということで視察を行ってございます。以上です。
258 ◯委員長(馳平耕三) 山崎副委員長。
259 ◯副委員長(山崎陽一) 大和市渋谷地区で、大和市は人口24万人、面積27ヘクタールで、駅前は42ヘクタールと言ったけれども、これは駅前両側だと思うのです。片側だけだと半分のはずです。それから、羽村とよく似ているということですが、駅前に日本一の図書館があります。シリウス、6階建て、地下1階、日本一と言われています。劇場もあります。羽村と似ているということですね。つまり、そういうものが羽村にできるのではないかという希望をしてよろしいのでしょうか。
それから、今、詳しい説明がありませんでしたけれども、この地域を選んだのは誰で、誰が案内して、区画整理課の関係者は一緒に行ったのでしょうか。行ったのであれば、行った感想で結構ですから、聞かせてください。当然、市のお金で行っているわけですから、あるいは土地権利者の会からこのお金が出ているのでしょうか。
260 ◯委員長(馳平耕三) 区画整理総務課長。
261 ◯区画整理総務課長(橋本雅央) これは羽村市、大和市、それぞれの行政によって都市計画・都市整備というものは違いますので、一概にそういう部分では羽村市としてお答えするような性質のものではないと考えてございます。駅前については、これは山崎副委員長のおっしゃられたとおり、両側に駅前広場があります。その整備を含めて42ヘクタールという地域でございます。それとシリウスは、以前に議員の研修のときにも大和市の紹介がございました。そのシリウスの図書館につきましては、これは高座渋谷駅という今回の土地区画整理事業の区域より2つか3つ先の大和市の駅に近いところにありまして、特段、この地区にシリウスという図書館を造っているわけではございません。全く別の地区で造られているようで、我々も現地に行く途中に道路を通りまして、そこから見えるような状況でございました。
また、ここの地区を誰が視察先として選定したかということにつきましては、これは土地権利者の会が決定しましたので、その方向でこちらに伺っております。また、ここでの渋谷南部地区での案内なのですけれども、ご案内されたのは大和市の職員の方が紹介していただいてございます。あと、感想なのですが、ここは市の職員としての私の感想ですけれども、ここは約960数棟という建物移転がございます。そういう中で第1回の仮換地指定から約20年でこの960余棟についての移転が完了しているということで、そういう部分ではその期間の中で事業自体、移転は可能であるのだということは認識いたしました。以上です。
262 ◯委員長(馳平耕三) 山崎副委員長。
263 ◯副委員長(山崎陽一) シリウスは区画整理の地区から2区画離れたそうですけれども、そこも見てきたわけですね。
では、最後になりますけれども、土地権利者の会からいろいろな要望等はあるのでしょうか。あったとしたら、どんな要望で、どう応えたか。あるいは逆に施行者のほうから例えばいろいろな要望なり、あるいは説明会なりをしたことがあるのでしょうか。仮にそういう会があったとしたら、どちらの要望で、どういうことをやったのかということを確認します。
264 ◯委員長(馳平耕三) 区画整理総務課長。
265 ◯区画整理総務課長(橋本雅央) 特段、要望書という形での要望は今回、令和元年度についてはいただいてございません。ただ、やはり事業が大分進んでまいりますと、権利者も事業についてどういう状況なのかということでかなり気にされているところもございますので、土地権利者の会から事業の進捗状況と今後の予定についてご説明いただきたいということの要望がありましたので、そういうものに出向いて説明には上がってございます。以上です。
266 ◯委員長(馳平耕三) 山崎副委員長。4回目になります。
267 ◯副委員長(山崎陽一) いや、今のに関してなのですが、そうしますと、例えば土地権利者の会に限らず、地権者から現状を説明してほしいという要望があれば、あるいはある一定地区の地権者からそういう要望があれば、そういう会を開くということでよろしいですね。確認します。
それから、もう一点、最後に確認しますが、土地権利者の会というものは事業を進めるための会です。土地権利者の会として事業に反対している人、あるいは移転に応じない人に対して圧力をかけるようなことはないと今までも答弁しておりますが、改めて確認します。
268 ◯委員長(馳平耕三) 区画整理総務課長。
269 ◯区画整理総務課長(橋本雅央) 1点目の事業の概要の説明等については、これはあくまでも事業を推進するための説明ということで、事業を進めていく形の中での前提として、そういうご要望があれば説明する機会を設けていきたいとは考えてございます。
また、土地権利者の会につきましては、先ほど権利者相互の連携と共同の利益を図ることを目的としている会でございます。そういう意味では、例えば今、移転をされない方、あと、反対される方が仮におられましたら、その方たちに土地権利者の会から圧力をかけるようなことはないということで承知しております。以上です。
270 ◯委員長(馳平耕三) ほかに質疑ありませんか。西川委員。
271 ◯委 員(西川美佐保) 1点お伺いいたします。先ほどLEDの照明について高田委員から質問があって、大体分かったのですけれども、その件で進捗率、LED照明の交換率が62.7パーセントということでお話を伺ったのですが、当初、5年計画で全照明を替えるということだったのですけれども、一度に変えると交換も一度になるということで、長く延ばして10年間でということだったと思うのですが、今のこの62.7パーセントはその10年間に延ばして順調にいっているという、このままでいくとあと4年ぐらいで全部交換できるのかどうかというところ。それから、その後のイメージ、終わった後、どういう管理になっていくのか。その点をお伺いします。
272 ◯委員長(馳平耕三) 土木課長。
273 ◯土木課長(杉山 誠) LEDの改修計画につきましては、当初、平成26年度から令和元年度の6年間ということで計画を作って進めてまいりました。その後、様々な社会状況・財政状況等を踏まえながら、計画については令和5年までに延伸して10年間という形でさせていただきました。その10年間としましては、やはりLEDもいつか寿命がありまして、メーカーからは10年ないし15年というお話もあります。1年で全部交換すると、また10年後、15年後には同じだけの費用が一遍に発生することから、維持管理の平準化という意味で10年ないし15年というスパンで順次やっていったほうが今後の財政的な負担も軽減できるという判断で延ばした経緯もあります。令和元年度については先ほどお話のあった270基の交換をしておりまして、令和2年度については55基という計画でおりますけれども、このまま計画については、財政状況なども見据えたうえで優先順位を定めて計画的に改修していくということで考えてございます。
274 ◯委員長(馳平耕三) 西川委員。
275 ◯委 員(西川美佐保) その後のイメージは、その10年間、全部替え終わった後も、また今度は次のものに替えていくことに繋がっていくということでしょうか。
276 ◯委員長(馳平耕三) 土木課長。
277 ◯土木課長(杉山 誠) LEDの交換も寿命が来ますと、球だけを替えるわけにはいかないので、全部、灯具ごと替えることになりますので、そういったことが10年、15年、機器によっては20年ということもあるかと思いますけれども、順次、またそういった形で交換していくことになってまいります。
278 ◯委員長(馳平耕三) ほかに質疑ありませんか。
(「なし」と呼ぶ者あり)
279 ◯委員長(馳平耕三) 時間の関係もありますので、土木費及び消防費関係の質疑を終わらせていただきたいと思いますが、ご異議ありませんか。
(「異議なし」と呼ぶ者あり)
280 ◯委員長(馳平耕三) ご異議なしと認めます。しばらく休憩いたします。
午後1時45分 休憩
午後2時00分 再開
281 ◯委員長(馳平耕三) 休憩前に引き続き会議を再開いたします。
これより、教育費、災害復旧費、公債費、諸支出金及び予備費関係の質疑に入ります。決算書のページは、288ページから367ページまでです。
これより質疑に入ります。質疑ありませんか。浜中委員。
282 ◯委 員(浜中 順) では、3点お聞きします。
ひきこもり対策で、決算書333ページ、
事務報告書423ページで、平成30年度に比べて取組みが強化されたかなと思うのですけれども、取組み回数とか参加者を増やす努力をどのようにされてこられたか、お聞きします。
それから、決算書293ページ、
事務報告書542ページの授業力向上アドバイザーで、小学校、中学校、1人ずついらっしゃるのですが、中学校は教科別指導になっているのですけれども、中学校はお一人なのですが、どのような対応をされているのか、お聞きします。
3点目、決算書293ページ、すぐ下にある学習サポーターですが、現在は小学校のみなのですけれども、中学校への配置の検討は並行してなされているのかどうか、お聞きします。
283 ◯委員長(馳平耕三) 児童青少年課長。
284 ◯児童青少年課長(中島静樹) ひきこもりの関係ですが、過去におきましては、市では、まずは関係者・当事者等を対象にした講演会の開催をしてまいりました。その後、実際にその当事者がどのようなことでお困りになっているか、どのような支援をしていただきたいかということで講演会及び相談会を開催するようにしてまいりました。この相談会も、講演会の後等でなかなか皆様のいる状態の中では相談しづらいとか、そういう状況もありましたので、令和元年度につきましては、あえて、この講演会とは切り離し、若者総合相談窓口として一日開催のものを4日間、実際には窓口として開いて、お客様が来られる時間帯、また、日にちに合わせて相談するような形をさせていただきました。令和元年度の実績につきましては、この4日実施した中で、まず大きく分けて11月と2月に2日間ずつ実施したわけですが、11月は相談者が2名、令和2年2月には相談者1名という実績を得ております。こういう形でやり方または広報の仕方等を変えながら、このようなひきこもりの状態の方があった場合の支援がいかにできるかというものを考えながら、支援の方策を変えながら実施しております。
285 ◯委員長(馳平耕三) 学校教育課長。
286 ◯学校教育課長(西尾洋介) それでは、2点目の授業力向上アドバイザーのご質問ですけれども、浜中委員のおっしゃるとおり、今、2名の方に各学校、分担して指導していただいております。小学校、中学校もなのですが、主に中学校、現在、お二人のアドバイザーには新規採用を含みます若手教員を中心に指導力の向上に向けた指導をしておりますので、特に教科といった分けではなく、若手教員の指導力向上といった視点で今、携わっていただいております。
2点目の学習サポーター、中学校への導入に向けてですけれども、小学校、特に低学年であったり、今、少人数学級等で子どもたちの指導の補助的な役割をしていただいています。中学校に向けても、ぜひ、この小学校の成果を踏まえて中学校にも広げていきたいという考えではいます。以上です。
287 ◯委員長(馳平耕三) 浜中委員。
288 ◯委 員(浜中 順) ひきこもりの相談なのですけれども、都が主催して羽村市のそういう方に対して紹介している、都の相談も使ってくださいとやられている相談もあると思うのですが、それへの紹介の件数がもし分かったら、それから、今後の課題ですけれども、青梅市などではこの相談の回数をもっと多くやっているのです。それから、要するに学習会的なものも回数をもっと多くやっているのですが、今後のそういう取組みの見通しをお伺いします。
それから、授業力向上アドバイザーですけれども、新任の採用者に対しては今、校内にそれを直接担当する先生方がいらっしゃるのです。それのプラス、この授業力向上アドバイザーがいらっしゃるわけですが、新任だけではなくて、授業を向上するためにいろいろ悩まれる方、各学校、中学校の教科は1人しかいないとか、そういうことがあって、もしそういうところでもっとアドバイスができるのだったら、中学校の教科、例えば強化すべき英語とか数学とか、そういうものの専門的な教員を配置することは考えていないのかどうか。
それから、学習サポーターですけれども、今、考えられているということですね。ぜひ、その方向性でよろしくお願いします。2点お聞きします。
289 ◯委員長(馳平耕三) 児童青少年課長。
290 ◯児童青少年課長(中島静樹) 1点目の東京都が実施しているひきこもり等の相談窓口等は、令和元年度の件数につきましては0件でございました。日にちを設定した形ではなく、オープンなときにそういうご相談があった場合、市が受け付けて、内容によっては東京都の専門家に引き継ぐという形で体制を取っておりますが、実際は受け付けた件数はなかったということです。
2点目の学習会等の実施でございますが、こちらの令和元年度の実績、また、さらに過去のものも見させていただいておりまして、いろいろ施策を毎年変えてございます。このような中で、実際のニーズを今後も見極めながら、状態に応じて、開催の回数であったり、内容等を検討してまいりたいと考えています。
291 ◯委員長(馳平耕三) 教育支援課長。
292 ◯教育支援課長(三品孝之) 2点目の授業力向上アドバイザーについてですが、小学校、中学校、それぞれ希望する先生方、これは若手教員以外も対象となっていますが、特に中学校におきまして、先ほど専門的なというお話がありました。そこにつきましては、教科ごとに羽村市教育研究会、また、西多摩中学校教育研究会等の教科部会等で専門的なことを特に研修し、本市の全体像としての授業力向上については、発問とか導入とか授業展開、また、近年言われています指導と評価の一体化といった授業共通に繋がるものについての向上アドバイザーとしてアドバイスしている状況でございますので、今後、専門的なニーズがさらに必要になってくれば、指導主事、また、教科等の部会ごとの対応に合わせて考えていくことも検討してまいります。以上です。
293 ◯委員長(馳平耕三) ほかに質疑ありませんか。鈴木委員。
294 ◯委 員(鈴木拓也) すみません。ひきこもり相談会のことなのですけれども、3人の相談者の属性はどんな方だったのか、お伝えできる範囲でお伝えください。それから、この相談会は対応者は誰がやっているのでしょうか。以上です。
295 ◯委員長(馳平耕三) 児童青少年課長。
296 ◯児童青少年課長(中島静樹) まず、若者総合相談窓口の参加者の属性につきましては、3名とも親が子どもの内容についてのご相談で受け付けました。この主催につきましては、羽村市と東京都の共催という形で実施させていただいております。以上です。
297 ◯委員長(馳平耕三) 鈴木委員。
298 ◯委 員(鈴木拓也) 属性なのですけれども、年齢など、例えば保護者や、あるいはひきこもりされている方の年齢等ももし分かっているのであればお伝えください。それから、対応者は市と都の共催ということで、その分野のプロフェッショナルの方、専門的な知見をお持ちの方が対応していることになっているのかどうか、お尋ねします。
299 ◯委員長(馳平耕三) 児童青少年課長。
300 ◯児童青少年課長(中島静樹) まず、1点目の対象になるひきこもりの相談の該当者は、2点目の内容と同じになりますが、東京都を介して専門のアドバイザーの方が実際は相談に当たっております。この中で詳しく、その年齢等は、今後の相談のこともある関係から、当然、市には控えさせていただいて、どういうジャンルのご相談かというところだけ聞きおいているのが現状でございます。
301 ◯委員長(馳平耕三) ほかに質疑ありませんか。門間委員。
302 ◯委 員(門間淑子) 3点お尋ねします。
最初に、教育相談についてお尋ねします。
事務報告書554ページからです。今、学校に様々な相談員の方が行っていますね。スクールカウンセラー、巡回教育相談員、スクールソーシャルワーカー、家庭と子どもの支援員、不登校対応指導員。これははむらの教育ですけれども、そのほかにスーパーバイザーという方もいらっしゃいます。それぞれの相談の内容とか時間とかあるのですが、この方たちがどういうように子どもたちの支援に入って、はむらの教育では連携体制の構築ということがあるわけですけれども、この方たちがどういうふうに子どもたちに支援に入って、あるいは家庭に支援に入って、その悩みを解消していったのか。この悩みを見ると、大体が長期欠席とか性格とか友人ということになってきていますが、これがこれだけの方たちの関わりでどれだけ子どもの心が軽くなったのか。まずはそこからお尋ねします。
2点目は、
事務報告書538ページに学校閉庁日というものがありまして、各学校が夏休みを取って、大変良かったと思うのですが、未実施校が1校あるのですけれども、これはこの年だけなのか、理由についてお尋ねします。
3点目は、図書館のことなのですが、図書館の選書はどういう体制で行われているのかということです。以上です。
303 ◯委員長(馳平耕三) 教育支援課長。
304 ◯教育支援課長(三品孝之) 先ほどの教育相談に関してお答えさせていただきます。お話しいただきました相談機能としてスクールカウンセラー、巡回指導教育相談員、スクールソーシャルワーカー、家庭と子どもの支援員、不登校対策対応指導員等、それぞれ相談の内容によって大きく分けております。大きなくくりでいきますと、スクールカウンセラーは東京都から派遣されておりますので、教育の相談に関する全てを網羅しております。また、巡回している教育相談員につきましては、主に発達支援に関する相談が中心となっておりますが、こちらはスクールカウンセラーと連携して、学校内で起きている相談内容、子どものそれぞれに関わっているもの、また、相談室の連携として関わっているものを行っています。また、スクールソーシャルワーカーは主に福祉関係の専門性を持っておりますので、教育相談の入り口ではありますが、特に家庭の状況、家庭訪問や保護者に寄り添った対応も含めて行っております。また、家庭と子どもの支援員につきましては、相談室としての機能として持っておりますが、こちらにつきましては、具体的には学校のなかなか手が行き届かないような適応ができないお子様の別室の見守りとか、朝、家庭訪問に出かけていって、学校まで登校支援を行っていくとか、相談内容よりも主にそういった実質面の内容を行っています。また、不登校対応指導員につきましては、教育相談室に併設しています適応指導教室、通称ハーモニースクール・はむらにおける、指導員が各校に定期的に不登校の対応についての巡回を行いまして、相談、また、ハーモニーに繋がっていくような形を取っております。相談システムと申し上げても、機能が様々、対応の幅をそれぞれに専門性を持たせております。また、スーパーバイザーにつきましては、心理職等、客観的な目が必要というところもございますので、年に数回、研修や派遣、直接、対応についての指導・助言を受けるようなことがございます。さらに、どれだけ心が軽くなったのかというご質問ですが、こちらはなかなか数値や言葉、内容で説明していく部分については非常に難しいところであるのですが、それぞれ不登校であったお子様が学校に通えるようになったり、また、なかなか連絡が上手につかなかったお子様の心が開いていったり、場合によってはハーモニースクール・はむらで元気に活躍して学校復帰していくなど、様々、個別に対応しているような状況でございますが、こういった相談機能が子どもたちの負担を軽減する中で、まだ経過途中ではございますが、心を軽くしていくような一助になっていると考えております。以上です。
305 ◯委員長(馳平耕三) 学校教育課長。
306 ◯学校教育課長(西尾洋介) 2点目の学校の閉庁日のご質問ですけれども、まず、この学校閉庁日は、こちらに記載のとおり、教員が休暇取得、いわゆる働き方改革の一つの取組みとしまして、先生方が休みを取りやすい制度ということで平成30年度から試行的に始めまして、令和元年度、こういった形で閉庁日を設けております。基本的には学校が主体となりまして、期間、実施の有無について検討して、こういう形で実施しております。羽村第二中学校におきましては、令和元年度、また、この令和2年度も未実施ではありますが、これは学校の中の考えとして、羽村第二中学校の中では閉庁日を設けることなく先生方が休暇を取るようなことでの共通認識を図っての結果でございます。以上です。
307 ◯委員長(馳平耕三) 図書館長。
308 ◯図書館長(松原 隆) 3点目の本の選書の話ですけれども、まずは書籍の選書につきましては、本の種類、本の部門ごとに司書と職員をいくつかの部門、グループに班分けしまして選書を行っています。見計らいといいまして、取引している契約業者から毎週、新刊で発行された本とか書評とかパンフレットでの情報、また、うちのほうで蔵書がないのですが、市民からリクエストが入ったものの情報と、取引している書店の大型店舗に直接出向いていって、実際にその本を見て、これは必要かどうかとか、そういうところの判断もしております。ポイントとしましては、図書館として蔵書する本なのかどうかというものと、今までに類書があるかとか、あったとしても、今あるものの情報が古くはなっていないかとか、そういう状況をいろいろ勘案しまして選書を行っているところでございます。雑誌につきましては、アンケート等も取りまして、あと、その情報とか、どれだけ借りていらっしゃるか、利用されているかというところも判断しまして選書を行っております。この選書の方針につきましては、図書館のウェブページにも掲載させていただいているところでございます。以上です。
309 ◯委員長(馳平耕三) 門間委員。
310 ◯委 員(門間淑子) 教育相談のところをちょっと聞きます。それぞれの目的があって対応をいろいろ変えているということですけれども、結果として報告で見てみますと大体同じようなことになっていて、多分、これは重複されている可能性もあるのかなと思うのです。もう一つ、このスクールカウンセラーは小学校5年生全員と中学校1年生全員に対して面接もしておりますね。主訴別ではなく、こういう面接もしていることになりますと多分、いくつかのところは重なりがあって、必ずしも登校が難しいだけではない問題にいろいろお聞きしているのかなと思うのです。今回の
事務報告書を見てみますと、いじめについてはどんなところでもゼロなのですが、電話相談のところだけ中学校で1件ありました。これは電話だから言いやすかったのかなという気もしまして、たくさんの方が子どもたちに関わっていただいて大変いいなとは思うのですけれども、どれぐらい子どもたちとの接点、時間とかを取っているのか。
それから、学校と家庭の連携事業の中で家庭と子どもの支援員の方が家庭訪問もされていますが、活動日数と活動時間を見てみると、これは小学校6校、中学校3校分でしょうか。1件のうち訪問していくのに2時間ぐらいなのかなと思うのですけれども、実際問題として直接、子どもとか保護者に関わる時間がどれぐらい持てているのかということをお聞きします。これだけの方たちが関わっていて、どういうふうに連携して全体として底上げしていこうとしているのかがちょっと見えにくいのですが、そこについて、どういう考えなのかをお聞きします。
311 ◯委員長(馳平耕三) 教育支援課長。
312 ◯教育支援課長(三品孝之) 重なりがあるということでご質問がございました。まさに先ほど、例えば小学校5年生、中学校1年生の全員面接につきましては、まず、この小学校、中学校、それぞれに相談が必要なときには、こういった相談員等が学校には居て、いつでも相談ができるのですということ、面識を持っていただくことが大きな趣旨となっています。こちらが入り口になる場合もございますが、それぞれ担任の先生を通じてとか保護者を通じてとかという形もございますので、いくつか重なりがある部分につきましては、校内で情報連携等をして、一人ひとりの子どもにいわゆるフィットするといいますか、一番しっくりくるところが中心となって対応していくのが現状でございます。また、いじめの件につきまして、電話による相談。これは実際、本当にこれが象徴的だなと思うのですが、こちらの事務報告させていただいているものは教育相談室の電話相談なのですが、校内でのそれぞれの相談場所は、先ほど申し上げましたように、人や場所、それぞれになっておりますので、結果で見ると、やはり面識のあまりないものについてはなかなか繋がりにくい現状があると捉えております。また、家庭と子どもの支援員のそれぞれ、先ほど1回の面談というものは事実上、必ずしも保護者と面談しているわけではなかったりするので、報告によると概ね1時間程度、訪問した場合にはご相談してということがあるようです。また、最初のうちは何回か保護者だったのですが、これが徐々に子どもに割く時間を増やしていくような対応も報告で受けております。
また、これらの相談機能をどのように連携して底上げしていくかということが現在模索しながら取り組んでいるところですが、こういったそれぞれの対応しているものの全体会として集まったり、また、これは学校には管理職が一元化して情報については共有できるようにしています。また、何かの対応の必要があったときには、昨年入れていただいています教育相談室の情報のネットワーク。これは事実上、コンピューターのLANが繋がったものについて、相談室で受けている相談についても、ある程度の概要や履歴が分かりますので、そこでの連携を整理していくような作業をこちらの教育相談室の事務局や指導主事等、また、学校管理職との相談の中で行っている状況でございます。底上げということで、今後、こういった連携がさらに強化されて、それぞれの専門性を活かしながら、一人の子どもへの対応、課題等の解消に向けていくのは継続して行っていきたいと考えています。以上でございます。
313 ◯委員長(馳平耕三) 一人の子どもにかけられる時間は。
314 ◯教育支援課長(三品孝之) 一人のお子様のということの、先ほどの保護者については1時間程度ということでお願いいたします。
315 ◯委 員(門間淑子) 子どもはどうですか。
316 ◯教育支援課長(三品孝之) 子どもはそれぞれ対応が若干違っておりまして、家庭と子どもの支援員につきましては、相談だけではなくて、学校には来るのですが、別室で、なかなか教室に入れないお子様は、そこでの自分で学習していく見守りも対応しておりますので、子どもによって、また対応の状況によってまちまちとなっておりますので、一概には時間を申し上げられません。
317 ◯委員長(馳平耕三) 門間委員。
318 ◯委 員(門間淑子) 先ほど質問の中にスーパーバイザーの働き方のことも質問したと思うのですけれども。
319 ◯委員長(馳平耕三) 教育支援課長。
320 ◯教育支援課長(三品孝之) スーパーバイザーにつきましては、主に家庭と子どもの支援員や教育相談員のスーパーバイズということになっておりますので、直接、保護者等の対応ではなく、その対応していく心理職に対してのアドバイスを行っている状況でございます。
321 ◯委員長(馳平耕三) 門間委員。
322 ◯委 員(門間淑子) 先ほど電話相談の中でいじめが1件あったというのが、ここはとても見逃せなくて、やはり直接言えない子もいるでしょうし、場所ではなかなか言えないということもあるでしょうし、電話でも何でもそうですけれども、いじめの相談ができやすい、受けやすい。ないのが一番ですが、もしも、いじめというものは本人がどう思うかですから、相談できる方法を子どもたちに知らせていく必要があると思うのですけれども、現在どうなっているのか、あるいはこれからどうしようとしているかということです。
それから、今のお話ですと、この関わってくださっている方たち全体の会議があったり、学校との連携で、いわばケース会議のようなものもあるというふうに見ていいのでしょうか。小学校5年生と中学校1年生全員にも面接しているということですから、この悩みそのものも含めて自己肯定感を高めていくことが大事なのだろうと思いますが、この小学校5年生と中学校1年生だけでいいのかどうかというのはどういうふうに考えていらっしゃるのか、お聞きします。
323 ◯委員長(馳平耕三) 教育支援課長。
324 ◯教育支援課長(三品孝之) まず、いじめの相談の受けやすいというところでございますが、年間で、これは羽村市内だけではなく、国、東京都、また、羽村市の教育相談室も含めて、電話、LINE等で相談の受けられる窓口を一覧表にして配布しております。今年度につきましても、年2回、既に配布しているような状況でございます。
また、全体のケース会議というお話がございましたが、全体のケース会議は学校ごとに行っているものですが、それだけではなくて、情報の連携という形も取って全体会のようなものも行っております。合わせているということでございます。また、小学校5年生、中学校1年生だけで大丈夫かというお話でございますが、概ね年度当初に、今年度は実は4月、5月、欠けてしまっているのですが、例年でいけば夏休み前までぐらいにこの小学校5年生、中学校1年生を中心に全員面接を行っております。もちろん、学校によってできる限り、その対応の幅を広げて全員面接の段階をほかの学年ということも設けたり、また、手が届かないことがないように学校だより等での紹介も行っているような状況でございます。以上です。
325 ◯委員長(馳平耕三) 門間委員。
326 ◯委 員(門間淑子) すみません。ちょっと聞き忘れていた図書館の選書なのですけれども、司書と職員がというお話でしたが、これは何か選書会議みたいなものをやるのか、日常業務の中でやるのか。どういう形でこの選書を、定期的にやっているかどうかも含めて、具体的に教えてください。
327 ◯委員長(馳平耕三) 図書館長。
328 ◯図書館長(松原 隆) 選書会議というものは、年間、最初に方針等もいろいろ話し合いますけれども、ルーチン的には週に一度、ほぼ3~4時間ぐらいかけて、来る本をいろいろと、大体5~6人の班体制で、例えば文芸の部門であったり、例えば自然科学とかなんとかという部門を3つに分けまして、そこに当てはまった本とかを一冊一冊見たり、協議したりして、入れるか入れないかというものを話し合ってやっています。以上です。
329 ◯委員長(馳平耕三) ほかに質疑ありませんか。鈴木委員。
330 ◯委 員(鈴木拓也) 今の学校の、家庭と子どもの支援員の話もあったのですけれども、不登校の子どもの状況がどうなっているか。それで、今の話になってしまうので申し訳ないですが、コロナの後、それらがどう推移しているのか。
それから、別室登校への支援を家庭と子どもの支援員がされているということですが、学校によって、もちろんばらつきはあるのでしょうけれども、大体どういう規模でこの別室での子どもの援助はされているのかどうか、お尋ねします。
331 ◯委員長(馳平耕三) 不登校の現状は令和元年度でいいのですか。
332 ◯委 員(鈴木拓也) 構いません。
333 ◯委員長(馳平耕三) 教育支援課長。
334 ◯教育支援課長(三品孝之) 不登校の状況でございますが、令和元年度と平成30年度の比較でお伝えしたいと思います。いわゆる不登校の出現率ということでこちらを測っていますが、平成30年度は小学校が1.19、令和元年度は0.86。中学校につきましては、平成30年度が4.02、令和元年度が4.46ということでございまして、大きな差は今までとはありませんが、若干上がったり下がったり、小学校は下がりましたが、中学校は若干上がっているという状況でございます。続いて、コロナの後というのは実質、数字がつい最近、これまでしっかりとしたものが取れていませんでしたので、今、集約中でございます。状況によって、若干お休みが出たりというのはありましたが、大きな点ではそれほど変わっていないような推移として伺ってはいます。
2点目、別室登校の支援は、先ほどお話がありましたとおり、学校によって大分違いまして、羽村第三中学校は大きくチャレンジルームという形で部屋を設置して数名、入れ替わりですが、対応しているところもございますし、個々にその状況によって対応していることがございますので、こちらの主に全員集合して学習するような形ではございませんで、ほぼ少人数の形で会議室や保健室、図書室等の空いている部屋を使いながら対応しているところでございます。以上です。
335 ◯委員長(馳平耕三) 鈴木委員。
336 ◯委 員(鈴木拓也) 分かりました。
不登校の出現率ですけれども、都や全国と比べると数字はどういうことなのか、お尋ねします。
それから、別室登校は、令和元年度は小学校3校が新しく家庭と子どもの支援員を配置して、恐らく別室登校も対応されているのではないかと思うのですが、小学校における別室登校の状況、もちろん、これも十人十色で、でも、3校しかないから、こちらは全体でもいいですけれども、どんな感じで利用されているのか、お尋ねします。
337 ◯委員長(馳平耕三) 教育支援課長。
338 ◯教育支援課長(三品孝之) 東京都の比較というところでございますが、実は今まで文部科学省の、いわゆる国の問題行動等の調査につきましては、目的が国が調査しているものなので、そのままの数字が申し上げられなくなったのが平成30年度からというふうに指示を受けていますので、平成30年度の数値を参考までにお伝えいたします。小学校が0.74、中学校が4.33でございます。
続いて、小学校の別室登校の規模でございますが、これは中学校よりも人数も少ないということで、割合、個別に小さな部屋で対応していることが事実上多いということでございますので、数字では入れかわり立ちかわりであったりするので、なかなか挙げられないところもございますが、少人数でそれぞれ個別対応というところでございます。以上です。
339 ◯委員長(馳平耕三) ほかに質疑ありませんか。濱中委員。
340 ◯委 員(濱中俊男) 決算書363ページ、災害復旧費の羽用水路の災害復旧約2200万円余についてお尋ねいたします。
事務報告書に内容説明が書いてあるわけでございますけれども、これについてより詳細にまずお伺いしたいと思います。
もう一点なのですが、この災害復旧費は当初予算には1,000円の科目存置の金額しか載っておりません。それでこういった大きな災害が起きたときに発生するものだと思いますけれども、今回、国の激甚災害を受けたのは承知しておりますが、予算といいますか、財源の確保が大変だと思うのです。これが予備費からすぐ充当できればいいのですけれども、予備費とほぼ同じ額ぐらいを出さなくてはならない。また、宮の下運動公園の分も合わせると9000万円を超える額を支出しなければならない。その辺の財源の用立てといいますか、確保はどのようにされたのか、お伺いいたします。
341 ◯委員長(馳平耕三)
産業振興課長。
342
◯産業振興課長(宮田満裕) それでは、災害復旧費に関する羽用水路が被害を受けたことの詳細ということで説明させていただきます。昨年、令和元年10月に襲来いたしました台風第19号の被害によりまして、多摩川の急な増水、川幅一杯になるような、今までに体験したことのないような増水がございましたが、あの増水を受けまして、羽用水路の河川敷内の用水路部分、コンクリート構造物部分に堆積土砂がたまってしまったこと。また、その上流部分の土砂により構築されている部分が流出してしまったことによって用水路の機能が果たせなく、水が引かない状況になりました。こちらにつきまして、国の激甚災害の指定を受けまして、国の経費と残りを東京都の経費として、国で97.8パーセント、残りの2.8パーセント分を東京都の補助をいただき、100パーセント、国と都の経費によりまして、それらの堆積土砂の除去とその作業、経費等について、今年2月の臨時会において補正予算をお認めいただきまして、今年の春の稲作に間に合うように修繕工事を行わさせていただいたところでございます。以上です。
343 ◯委員長(馳平耕三) 財政課長。
344 ◯財政課長(河野行秀) ただいまの災害復旧費を当初予算に計上するかどうかという問題ですけれども、災害対応につきましては、予備費を活用するのか、また、臨時会などを開いて急遽対応していくのかということになってございますが、今回の場合、災害復旧事業として大きな案件が2件、羽用水路と宮の下運動公園というものが生じたところでございます。こちらはかなり高額の復旧費が必要であったことから臨時会を招集させていただきまして対応したということになってございます。こういった経費をあらかじめ全て予算に盛り込むのはなかなか予算規模上難しいものがありまして、それで予備費を一定規模計上させていただいて、軽微なものはそちらで対応していくという考え方で対応しているところでございます。
345 ◯委員長(馳平耕三) 濱中委員。
346 ◯委 員(濱中俊男) まず、その内容でございますけれども、私も現地をちょっと見まして、なかなか大変な災害であったなというふうに、また、用水路もしばらく水がなくて、それで羽村市の協力もあって、今回の田植えには何とか間に合った形にはなりましたが、農家の方に伺うと、稲はある生育の段階でいくらでも水を欲しがるときがあるみたいで、本来、最初から災害がなくて水が取り入れられるような状況だったらもっと良かったのかなとは思います。また、これから台風の時期になって、もう一度同じことがあってはならないと思うのですけれども、これからまたないとも限らないので、今後、何かもう少し手立てはないのか。その辺について、お尋ねしたいと思います。
あと、2点目の災害復旧費についてですが、私は当初から予算に盛り込んでほしいという考えではなくて、確かに大きな災害があったときに、議会の臨時会までにすごく時間がない中でよく予算立てをまとめられた。市長はじめ皆様の努力がそこにあったのではないかなと思うのです。間もなく台風シーズンになっていくわけなので、またこういったこともあろうかと思うので、今回もいい教訓として、こういったときには今回のことを参考にしていろいろ市も対応に当たられてほしいと思います。1点目だけ再質問させていただきます。
347 ◯委員長(馳平耕三)
産業振興課長。
348
◯産業振興課長(宮田満裕) 今、ご質問の河川敷内の羽用水路に関しましては、農家の皆様で構成していらっしゃる羽用水組合によって管理がなされているものでございます。心配されるような昨年度と同等のような台風が来ることはあってほしくないことですけれども、また大きい小さい関わらず被害が起きたときには羽村市として国や東京都の財源の確保に努めることには取り組みますので、今後の管理、施設の維持に関しましては、羽用水組合のお考えと私どもの財政的な国の特定財源の確保等で調整し合いながらやっていくものと捉えております。以上です。
349 ◯委員長(馳平耕三) ほかに質疑ありませんか。大塚委員。
350 ◯委 員(大塚あかね) 3点聞かせていただきます。
1点は先ほどの門間委員と鈴木委員の質疑で分かったのですけれども、まず決算書297ページ、
事務報告書556ページと557ページなのですが、1点目が
事務報告書556ページのスクールソーシャルワーカーについてなのですけれども、その支援対象児童・生徒が昨年度と比べて、特に小学校は倍に近いぐらい増えているのです。56件から令和元年度は90件になっていますし、あと、中学校も50件から68件となっているのですが、今、スクールソーシャルワーカーが抱えている一人当たりの件数が何件あるのかについて、まずお伺いいたします。
続いて、
事務報告書557ページの学校と家庭の連携事業。これはさっき分かったのですけれども、1点、ここで聞きたいのは、令和元年度は中学校全校と小学校3校ということで、間違ったらすみません。羽村西小学校、栄小学校、小作台小学校に配置されているはずなのですが、それ以外の小学校に対してはどのような対応を図ってきたのかについてお伺いします。
3点目は、
事務報告書537ページなのですけれども、学校の先生方のストレスチェックです。このストレスチェックが、受けていらっしゃる方が年々減ってきているのです。例えば平成29年度は79.8で、平成30年度が66.2、令和元年度は60.0となっているのですが、これは受検できない原因が何かあるのですか。忙しくて受けられないとか、そういうことではないと思いたいのですけれども、その点についてご説明いただきたいと思います。
351 ◯委員長(馳平耕三) 教育支援課長。
352 ◯教育支援課長(三品孝之) スクールソーシャルワーカーの一人当たりの件数につきましては、羽村第一中学校区、羽村第二中学校区、羽村第三中学校区とそれぞれ担当がございますので、羽村第一中学校区は小学校が49件、中学校が21件、合わせて70件でございます。羽村第二中学校区は小学校が29件、中学校が36件、合わせて65件。羽村第三中学校区は小学校が12件、中学校が11件、合わせて23件になります。
また、家庭と子どもの支援員でございますが、昨年度は小学校3校で、おっしゃるとおり、羽村西小学校、栄小学校、小作台小学校の3校が対象となっておりました。残りの小学校4校につきましては、この家庭と子どもの支援員の機能がなかなか使えませんでしたので、それぞれ学校ごとに別室登校の対応をしてきたところでございます。以上でございます。
353 ◯委員長(馳平耕三) 学校教育課長。
354 ◯学校教育課長(西尾洋介) ストレスチェックの受診率のご質問ですけれども、基本的にはストレスチェックは受診した方がどなたかというのは本人以外はどなたも分からないような制度になっております。ご自身で受診していただくことになります。受診する環境といたしましては、事前に個別の識別のID的なものを付与しますので、いわゆる学校でもご自宅でも受診する、いわゆるストレスチェックを受ける環境は整っていると認識しております。そういった中で、結果的にいわゆる業者から最終的に受診率であったり、傾向であったりというものを出されたときに、私どもとしては初めて、そこで受診率が把握できるといった状況です。受診する機会は広く与えるといった受診をする環境は整えていると認識しております。以上です。
355 ◯委員長(馳平耕三) 大塚委員。
356 ◯委 員(大塚あかね) 分かりました。
スクールソーシャルワーカーの件なのですけれども、お一人ですごく多くの案件を抱えていて、これできちんと一人ひとりと向き合っていけるのかなというのはちょっと心配にはなるのですが、やはり抱えている問題、例えば小学生は中学校に上がってもこういう問題はそう簡単には解決できないと思うので、そういう切れ目のない支援といいますか、見守りの体制は取っていく必要がすごく必要だと思うのです。その辺の体制がちゃんと取られているのか、令和元年度はどうだったのかについてお伺います。
ストレスチェックなのですけれども、チェックの仕組みは分かりましたが、やはりストレスは知らないうちにかかってくるもので、ある日突然、どこか破綻することもあるので、受診率を上げていく取組みも必要だと思うのですが、そういった取組みを令和元年度はどのように行ったのかについてお伺いいたします。
あと、学校と家庭の連携事業については、来年度から全校配置になるということで解釈してよろしいのですね。以上です。
357 ◯委員長(馳平耕三) 教育支援課長。
358 ◯教育支援課長(三品孝之) 先ほどのスクールソーシャルワーカーですが、軽微なものも含まれているようなところがございますので、特に見守りの体制の引継ぎについては、幸いにしまして、ここ3年間、同じスクールソーシャルワーカーが担当しておりますので、学校任せに、学校が抱えていることがないように、そういった専門機能として継続、中学校に上がっても、また校区ごとに配置しておりますので、同じ卒業した校区の中で連携ができるような仕組みを持っております。また、家庭と子どもの支援員でございますが、昨年度末に予算をご承認いただきましたので、今年度は全校配置という形でスタートしております。以上でございます。
359 ◯委員長(馳平耕三) 学校教育課長。
360 ◯学校教育課長(西尾洋介) このストレスチェック受診に向けて、具体的な取組みとしてお答えさせていただきますと、まず、このストレスチェックは概ね9月から実施しますので、その以前に校長会を通じて、この実施に対してのお知らせをいたします。また、昨年度はお一人に対する通知もしております。あと、このストレスチェックを実施する委託業者からも個々に受診する旨の葉書が送られてきますので、そういった意味ではご本人に対してはあらゆる方法で通知をしてお知らせさせていただいております。令和2年度以降もそういった取組みをさせていただきながら、皆様に広く多く受診していただきたいと思っております。以上です。
361 ◯委員長(馳平耕三) 大塚委員。
362 ◯委 員(大塚あかね) 最後にスクールソーシャルワーカーの件なのですけれども、同じ方が担当しているということで、子どもたちだけではなくて保護者への支援もしっかり取られていると思いたいのですが、その点、どうであったのかということと、この連携した関係機関で児童福祉とか保健医療がとても増えているわけなのですけれども、例えば立川児童相談所とかと連携した件数が令和元年度はどうであったのか。その辺についてお知らせください。
363 ◯委員長(馳平耕三) 教育支援課長。
364 ◯教育支援課長(三品孝之) スクールソーシャルワーカーの連携でございますが、同じスクールソーシャルワーカーが担当することで保護者との信頼関係も増しておりまして、先ほど医療機関等のお話を出していただきましたが、こういったものはすぐに繋がっているものではなく、継続の面談や家庭訪問等を重ねた上で動いてきたようなケースが多くございます。また、立川児童相談所等は直接的には子ども家庭支援センターを介して行っておりますので、スクールソーシャルワーカーも庁舎に情報の連携をした場合には立ち寄って情報の連携や共有をしているところでございます。
365 ◯委員長(馳平耕三) しばらく休憩いたします。
午後2時56分 休憩
午後3時05分 再開
366 ◯委員長(馳平耕三) 休憩前に引き続き会議を再開いたします。
教育支援課長。
367 ◯教育支援課長(三品孝之) 先ほど鈴木委員のご質問の答弁に誤りがございましたので、訂正させていただきます。不登校率でございますが、先ほど国の数字ということで申し上げましたが、東京都の誤りでございました。大変失礼いたしました。以上でございます。
368 ◯委員長(馳平耕三) それでは、教育費、災害復旧費、公債費、諸支出金及び予備費関係の質疑を続けます。
ほかに質疑ありませんか。冨松委員。
369 ◯委 員(冨松 崇) 教育費で2点お伺いします。
決算書307ページと319ページ、
事務報告書525ページの教育用コンピューターの更新ですけれども、令和元年度に6校入替えを行いまして、その前の年の平成30年度には4校入れ替えています。今年度導入予定のタブレット端末とどのように使い分けて学習に使っていく考えなのか、お伺いします。
もう一点、
事務報告書560ページ、生涯学習センターゆとろぎの施設利用状況ですが、約50パーセント以下の利用率となっています。施設使用料も平成30年度から減っているようですけれども、利用率の向上をどのように図ってこられたのか、お伺いします。
370 ◯委員長(馳平耕三) 学校教育課長。
371 ◯学校教育課長(西尾洋介) まず、1点目の教育用コンピューターの令和2年度以降の用途のご質問ですけれども、ご質問のとおり、平成30年度と令和元年度にそれぞれの10校の入替えをしております。このコンピューター室では、これまでは調べ学習等で活用して、部屋的には広く、オープンスペースにもできるような環境が整っております。このコンピューター室も含めた機器の活用については、現在はまだ結論は出しておりません。年度内、これから学校の先生方も含めた、今後のGIGAスクールも含めた検討会議をしていく中で、この教育用コンピューターの活用についても協議させていただいて、方向性を示していきたいと考えております。以上です。
372 ◯委員長(馳平耕三) ゆとろぎセンター長。
373 ◯生涯学習センターゆとろぎセンター長(羽村典洋) それでは、2点目の生涯学習センターゆとろぎの利用率向上ということでございます。確かに令和元年度、利用料が大分減っております。これにつきましては、3月の
新型コロナウイルス感染症の影響で自粛要請をしたところ、やはり団体などの方々が部屋をキャンセルされたりして、3月の利用率が主に下がっているのが理由でございます。これに伴いまして、利用率の向上につきましては、生涯学習センターゆとろぎはいろいろな事業をやりますので、それに参加していただく方々に施設の良さをよく知っていただいて、生涯学習センターゆとろぎを使っていただいて、生涯学習の推進に努めていきたいと考えております。以上です。
374 ◯委員長(馳平耕三) 冨松委員。
375 ◯委 員(冨松 崇) 教育用コンピューターなのですけれども、機器のリースが満了した後はどのようにしていく考えなのか、まだこれからですか。お伺いします。
それと、生涯学習センターゆとろぎなのですが、曜日とか時間帯によって利用が多い時期や時間帯と、そうでない時期や時間帯があると思うのですけれども、そういうところで使用料の差を作るなどの工夫で利用率の向上を図る検討はこれまでされていないのか、お伺いします。
376 ◯委員長(馳平耕三) 学校教育課長。
377 ◯学校教育課長(西尾洋介) 教育用コンピューター、パソコンですけれども、ここで急遽、国の方向性も示されて、GIGAスクール構想の下に今年度、今、1人1台端末を整備しております。その前段として、この2か年で機器が、リースが満了したことによりまして全台入れ替えた経緯もございます。今後、このリースは5年リースで契約しておりますので、この間、まずは方向性を示すとともに、その後のリース満了後につきましては、これから整備する1人1台端末へは、順次と言っては変ですが、1人1台端末を活用していくような環境に移行していく方向でおります。以上です。
378 ◯委員長(馳平耕三) ゆとろぎセンター長。
379 ◯生涯学習センターゆとろぎセンター長(羽村典洋) 利用率向上に向けて料金に差をつけたらということでございますが、確かに冨松委員のおっしゃるとおり、利用の区分によりまして利用が多い区分、少ない区分がございます。区分で言いますと、夜間などはやはり利用がそんなにない形でございますが、それによって利用料に、例えば昼間を上げて夜間を下げるような検討はしてございません。ただ、生涯学習センターゆとろぎを利用していただくために、市の公式サイトや生涯学習センターゆとろぎイベントガイドなどを使用して利用率向上に努めていきたいと考えております。
380 ◯委員長(馳平耕三) ほかに質疑ありませんか。鈴木委員。
381 ◯委 員(鈴木拓也) では、4問お聞きしたいので、2つずつに分けて。
決算書299ページ、
事務報告書538ページ、学校のタイムレコーダーなのですけれども、運用した結果がどうであったのか、お尋ねします。
2点目が決算書313ページなど、
事務報告書553ページの特別支援教室なのですが、小学校を利用したお子様がすごく増えてきているということになっておりまして、あまり設備的には広い部屋が取れなかったり、部屋数が1つしかなかったり、学校によっていろいろな違いがあったかと思うのですけれども、十分に子どもたちが必要な教育を受けられる設備の面でどうであったのかという点をお尋ねいたします。では、まず2点です。
382 ◯委員長(馳平耕三) 学校教育課長。
383 ◯学校教育課長(西尾洋介) まず、1点目のタイムレコーダーを設置した以降のご質問ですけれども、このタイムレコーダーは平成30年9月から設置して導入しております。それ以降、先生方は出退勤の意識を持っていただく。また、タイムレコーダーで打った時間については、当然、職員一人ひとりがそれをまずは確認していただく。それを基に管理職が集計等をして、そのときにも各先生方の働き方は管理職の先生方、校長、副校長もその下に認識していただく。また、それを基に教育委員会にも報告が上がっていきますので、全体的に学校、教育委員会がそのタイムレコーダーで打刻した数値を基に、意識づけから今後の働き方改革にどう取り組んでいくかというところの参考値としても活用して今は運用しております。以上です。
384 ◯委員長(馳平耕三) 教育支援課長。
385 ◯教育支援課長(三品孝之) 特別支援教室ですが、設備面につきましては、個別の指導、また、小集団指導等、時間割等の工夫をしておりますので、各学校で施設面での不具合はございません。
386 ◯委員長(馳平耕三) 鈴木委員。
387 ◯委 員(鈴木拓也) タイムレコーダーなのですけれども、時間外労働の平均とか最高の数値。定時が決まっていますから、定時の時間を超えた、一般的には時間外労働ですね。その数値はどうなっているか。また、それが国とか、あるいは都や自治体のものと比較してどうなのかという点をお尋ねいたします。
2点目の特別支援教室なのですけれども、あるものでやらなければいけないという側面もありますから、頑張っているのだろうなと思うのですが、以前、通級指導学級の際には集団指導が結構有効な指導方法として取り入れられていて、今回、特別支援教室を見ても、かなり各学校で子どもが増えてきているので、そういった形態での指導も必要に応じて有効にできる状態になっているのではないかなと感じるのですけれども、現場ではそれがどういうふうになっているかをお尋ねします。
388 ◯委員長(馳平耕三) 学校教育課長。
389 ◯学校教育課長(西尾洋介) 比較というご質問ですが、一つの例として、設置した9月の運用で見させていただいて、小学校の平均ですと、平成30年9月ですと、小学校の平均で59.3時間、中学校が50.6時間。それが令和元年9月、同月で見させていただいて、単純比較になりますけれども、小学校では48.9時間、中学校では46.7時間。それぞれの月で繁忙期等もありますので、前年度との比較では一概に全体的にマイナスになったかというと、そうではない月も当然ありますが、そういった形でいろいろな取組みをする中で効果が徐々に出ているとは思っております。なお、国や都の平均といったところでは、申し訳ありませんが、今、把握はしておりません。以上です。
390 ◯委員長(馳平耕三) 教育支援課長。
391 ◯教育支援課長(三品孝之) 2点目の特別支援教室の指導でございます。自立活動として東京都のガイドラインに従いまして、個別の指導と小集団指導を週当たりで組み合わせて指導しておりますので、以前の通級指導学級よりも規模は小さいのですが、小集団としてそれぞれ両方ともの障害特性に合わせた指導を行っております。以上でございます。
392 ◯委 員(鈴木拓也) 最高は、一番多く残業した人の数値はありますか。
393 ◯委員長(馳平耕三) 学校教育課長。
394 ◯学校教育課長(西尾洋介) 手元の資料の中での範囲になりますけれども、平成31年4月より令和元年度の中の今、手元にあるところでは、最高で189時間という教員がいます。以上です。
395 ◯委員長(馳平耕三) 鈴木委員。
396 ◯委 員(鈴木拓也) 2点目は分かりました。
1点目はそういうことですね。これは本当かどうか、分からないのですけれども、先生方の間で交わされる雑談の中で、羽村市は前に2期制をやっていたり、小中一貫をやっていたり、とても忙しいから、例えばどこの自治体に仕事を求めようかと思うと、羽村は敬遠されてしまうみたいな噂も聞いたことがあるのです。やはりその辺はしっかり労働時間を管理するツールも揃ってきているので、ぜひしっかり進めていただきたいと思っているのですが、この189時間はちょっと異常なほど仕事をしているなと感じているのですけれども、何か理由があるのか。それから、対応はしっかり取られているのか。それから、有給休暇の取得率です。これは羽村市の教員の方が例えば都の平均と比較してどうなっているかという点も併せてお尋ねします。
397 ◯委員長(馳平耕三) 生涯学習部参事。
398 ◯生涯学習部参事(佐藤晴美) まず、最初の勤務時間外の労働の多さについてはどう対応するか、どうしているかということですが、雑談の中でというお話がありましたが、そういうことはいろいろなところであると思います。今回、180時間を超えていた教員につきましては中学校の教員でありまして、部活動の時間が土日も含めて入っている状況です。今、やはり適正にというのは子どもたちへの指導の質を下げないために教員が心身ともに健康であることが大切であると私たちは捉えております。そのために、では、そんなに長く働いていることが心身の健康に繋がるかといいますと、そこには課題があると捉えております。そのために、業務の内容については、単純に減らせばいいという考えではなく、子どもたちに必要なものは何なのかということを学校と共に考え、今後スクラップするものと、現代の子どもたちに必要なものは何かということでビルドする部分。そういう考えで精査をしながら、そして、教員の働き方と意識については常に働きかけて話をしていき、ただ、教育委員会からこれをしなさいというのではやはり向こうはまたそれもやらされ感ということになりますので、先生方と会話を通じて、では、何が必要かということで組み立てていきたいと思っております。
399 ◯委員長(馳平耕三) 学校教育課長。
400 ◯学校教育課長(西尾洋介) 休暇の取得率ではなく、平均の日数で今、手元にあります平成30年度でお答えさせていただくと、これは管理職と教員全てになりますが、小学校で13.3日、中学校で11.7日。これは東京都の資料から見たのですけれども、東京都の教員としては14.7日。参考までに、令和元年度の市のほうは、小学校で14.9日、中学校で13日となっております。以上です。
401 ◯委員長(馳平耕三) ほかに質疑ありませんか。水野委員。
402 ◯委 員(水野義裕)
事務報告書543ページ、スクール・サポート・スタッフ。これがかなり残業に利いたのかななどと思っているのですが、ただ、配置時間がかなり学校によって差があるのですけれども、この辺りの分析とか、担当してもらっている仕事の情報に関して、校長同士で意見交換がされて有効になっているのかどうか。その辺りの状況を伺いたいと思います。
次に、
事務報告書546ページの外国語活動アドバイザーというものがありますが、そこには英語コーディネーターの育成という言葉が載っかっていて、その次の547ページの下には英語コーディネーター2人が1,200時間でやりましたとあるのですけれども、この辺りはどんなふうに考えればいいのでしょうか。そのコーディネーターは育成をしなければいけない人がやっているのかと読めてしまうのですが、そういう意味では学校活動アドバイザーがどんな役割をして、どんな仕事をしているか。資格はどんな資格を持っていて、その任にたえるような状況にあるかどうか。2つ伺います。
403 ◯委員長(馳平耕三) 学校教育課長。
404 ◯学校教育課長(西尾洋介) まず、スクール・サポート・スタッフは各学校、雇用しているスクール・サポート・スタッフのいわゆる1週間当たりの労働日数・時間等に差があるといったところが、各学校での従事している配置時間に差が出ております。各学校間で情報等を共有しているかというご質問もありますけれども、これは恐らく学校もまず導入当初には、このスクール・サポート・スタッフをどう使っていくかといったところは非常に学校も考えたり悩んだりしたところも聞いておりますので、そういった意味では校長同士というよりも副校長同士がうちではこんなことをしているといったところのお話合いはしたときもあります。また、教育委員会では、ある意味、学校で活用している事例などもお示ししながら、当初に活用がなかなかうまくいかなかったようなところには校長などにこんな活用をしていってはどうですかと情報提供しながら今に至っておりまして、それ以降、学校からもスクール・サポート・スタッフ本人からもそういった課題等は聞こえてこない。ただ、学校によってスクール・サポート・スタッフに頼む先生と自分でやってしまう先生はやはりどこの学校にもいるのは承知しております。全く活用しないような先生にとって、いかに効果的な、有効的な制度かといったところは今後も理解していただく必要はあると思っております。
2点目の、
事務報告書546ページの外国語活動アドバイザーにつきましては、記載があるとおり、お一人なのですが、羽村市の英語教育を推進して、今、アシスタント・ランゲージ・ティーチャーであったり、先生方の英語での教育というところを推進していく中で、この外国語活動アドバイザーのお一人の方を中心に、いわゆる地域人材、アシスタント・ランゲージ・ティーチャーといった外国の方の調整からを含めて、こちらのアドバイザーの方が中心となって、今のいわゆる英語教育の外部人材として、こちらの方に中心となって働いていただいております。その下というのでしょうか、組織的には、その外国語活動アドバイザーの下で英語コーディネーター。こちらはお二人いますが、この英語コーディネーターの方が直接、各学校に出向いて、先生方、また、このアシスタント・ランゲージ・ティーチャーの方といわゆる授業の具体的な調整を図っている。そういったところで、それぞれの役目を担っていただいているところであります。特段の資格はございませんけれども、この外国語活動アドバイザーの方につきましては、古くから学校教育、英語教育の中にも携わっていただいておりまして、学校での英語教育についても十分、理解を持っていただくとともに、当然、英語も堪能であり、アシスタント・ランゲージ・ティーチャーという外国人の方とのお話の中でも羽村市の英語教育について説明する、理解を求めるといったところでの知識・経験も兼ね備えた方に担っていただいております。以上です。
405 ◯委員長(馳平耕三) 水野委員。
406 ◯委 員(水野義裕) スクール・サポート・スタッフなのですが、配置時間が違うのはスタッフの都合。だから、私はこの時間しかできませんからということで、そういう人が例えばここでいくと486時間になっているという理解でよろしいのですか。それとも、学校が仕事を出さなかったのでそうなってしまったのか。基本的には活用ができるとすれば、もっと働いてもらわなければいけないわけですよ。そういう意味で、採用するときにきっちり、そういうことについて話ができているかどうかを確認させてください。
それから、外国語活動アドバイザーについて、基本的に教員資格は持っているか。特に中学校の英語で、結局、中学校の英語の先生との認識の違いがあるという話も聞いているのです。そういう意味で、しっかりそういったことも教員の中で位置づけを理解したうえでうまくコーディネートしてもらうことは必要なのではないかと感じて、そういう話も聞こえてくるので、少し気になっています。そういう資格の件、英語教員の資格は持っているか持っていないか。
407 ◯委員長(馳平耕三) 持っていないと言いました。
408 ◯委 員(水野義裕) そういう意味では、持っていないとしたら、そのカバーをすることについて、どう考えるか。その辺りをお願いします。
409 ◯委員長(馳平耕三) 学校教育課長。
410 ◯学校教育課長(西尾洋介) まず、スクール・サポート・スタッフの配置時間の各学校での差になります。特段、一番少ないところで羽村東小学校がございますが、やはりこれはスクール・サポート・スタッフと面接をする中で現状での働く時間、曜日等は面接の中で私どもも知り得て、学校にはその旨でスクール・サポート・スタッフとして配置しております。若干具体的な話になりますと、この羽村東小学校に配置しているスクール・サポート・スタッフは当初、週3日という条件で働いていたのですが、その段階で、ほかの仕事との兼ね合いで徐々にこちらのサポートスタッフにシフトしていくような話を事前には聞いておりましたので、最終的には週3日から始まったところが現状、週4日の勤務というところで、そういうお話も聞いたうえで配置させていただいておりますので、少し先を見た配置としていったところです。そこは若干、羽村東小学校でこの配置時間の令和元年度で少なかったところと捉えております。
外国語活動アドバイザーは、先ほどもお答えしましたとおり、特段の英語の教員免許を持っているといった免許制度、いわゆる資格を持ってはおりません。
411 ◯委員長(馳平耕三) 生涯学習部参事。
412 ◯生涯学習部参事(佐藤晴美) 英語コーディネーター、外国語活動アドバイザーについてでございますが、今、外国語活動アドバイザーは主にアシスタント・ランゲージ・ティーチャーと学校との繋ぎ役という形で調整していただいています。その中で、先ほど水野委員からお話があった、英語コーディネーターへの育成という言葉が書いてあるのに、なぜ、その資格がないかあるかということも関わると思うのですが、この場合は英語コーディネーターは、小学校においてはアシスタント・ランゲージ・ティーチャーと共に授業に入ったりします。そのとき、やはりどういうふうに教員と関わりながら、またはアシスタント・ランゲージ・ティーチャーと関わりながら授業を進めていくのがいいか。また、小学校には共通した英語の教材を羽村市として持たせております。その教材をどのように使っていくといいのかということをアドバイザーが中心に、英語コーディネーターにこういうふうに使うといいだろうという話をしながらということで、ここに英語コーディネーターの育成ということも書かせていただいております。中学校につきましては、基本的にアシスタント・ランゲージ・ティーチャーとの調整ということで、授業はやはり英語の免許を持った中学校の教員が中心となってやっている現状でございます。
413 ◯委員長(馳平耕三) ほかに質疑ありませんか。鈴木委員。
414 ◯委 員(鈴木拓也) では、2つお尋ねします。
決算書355ページ、
事務報告書572ページ、堰下レクリエーション広場なのですけれども、台風でアクセス道路が駄目になってしまいまして、その後、これは復旧されているのかどうか、お尋ねいたします。
もう一点は、決算書243ページ、
事務報告書589ページ、図書館の分室なのですが、分室の表の下に火曜日、金曜日の開室時刻を試行的に変えてみたということが書いてあります。総数は、貸出は減ってしまっているわけですけれども、この開室時刻の変更の結果、どういった現れ、効果があったのか、お尋ねいたします。
415 ◯委員長(馳平耕三) スポーツ推進課長。
416 ◯スポーツ推進課長(小山和英) まず、1点目の堰下レクリエーション広場の復旧についてということなのですが、車で中まで入れるかというところでよろしかったと思いますが、そちらはもう復旧してございます。
417 ◯委員長(馳平耕三) 図書館長。
418 ◯図書館長(松原 隆) 分室の時間変更の、試行的に令和元年度の9月から行ったわけですけれども、今まで分室は13時から17時の、小学校の下校時間帯の小学生をターゲットにずっと行っていたのですが、小学生だけではなくて、午前中ですと例えば幼児を持ったお母様ですとか、また、保育園とかの遠足がてらに寄ったり、そういう年齢層を変えてのターゲットをやってみるとどういう変化があるかというところを試行的に行ったわけでございます。それで、令和元年度の9月から行いまして、当初はやはり周知もまだ若干知られていなかったこともありまして、落ち込みもあったのですが、暮れから年明けぐらいのところについては、前年の貸出実績とかに近いぐらいの数字にはなってはきた。うちの図書館も近くの保育園とか幼稚園に説明に行ったり働きかけをして、利用もお願いしに行ったり、そういうPRをさせていただきました。そのおかげで保育園などがちょっとまとまった園児を連れてこられて本を見たり、そういうことを行ったりして、徐々に回復はしているのですけれども、今年3月、
新型コロナウイルス感染症の関係で休館という形になってしまいましたので、ちょっとリセットをして、今、また試行を再開しまして、徐々に増えてはきている状況ですが、保育園とかがまだ
新型コロナウイルス感染症の心配をされておられます関係と、分室等は建物も小さいものですから、まとまっての来園もなかなか厳しいところもございますので、ここについてはもう少し事態が収束しましたら、また園と話合いをしながら活用をお願いしたり、そういう形で利用の増を図っていきたいと考えています。以上です。
419 ◯委員長(馳平耕三) 鈴木委員。
420 ◯委 員(鈴木拓也) 1点目は分かりました。
2点目の分室なのですけれども、廃止をという方向が一度示されたこともあったかと思うのです。ただ、いろいろ工夫も重ねて、ぜひ存続したいということでやられているのではないかと思うのですが、その大きな方針に関しては現在どうなっているのか、お尋ねします。
421 ◯委員長(馳平耕三) 図書館長。
422 ◯図書館長(松原 隆) 分室につきましては、確かに建物が老朽化しているところがございますので、将来的には今の建物がそのままずっと使われることは考えづらいとは思いますが、図書館も本館を中心に市内の各方面にバランス良く、今、存在しておるところもございますし、図書館までなかなか来られない高齢者の方も今、図書館の窓口の、分室でもできるというところをPRしながら利用の数を増やしていきたいと思っています。やはり利用の数が増えないことにはなかなか改修とか、そういう話も難しいところがございますが、そちらについても図書館協議会などの委員などにもお話を諮りまして、できることならば図書館の分室は存続して機能していってもらいたいというご意見もいただいていますので、そのような形で将来的なものは考えていきたいと思っています。以上です。
423 ◯委員長(馳平耕三) ほかに質疑ありませんか。浜中委員。
424 ◯委 員(浜中 順) 部活動の外部指導員の問題で、決算書295ページ、
事務報告書540ページですけれども、部活動の外部指導員の報酬が途中でなくなってしまって、あとはボランティアでやっているというのを聞いているのですが、要するに費用が足りているのかどうかという把握と、それをどのように改善しようとしているのか。それが一つ。それから、ボランティアでの指導員のスタッフの必要数は今、令和元年度で確保できたのかどうかをお聞きします。
2点目ですけれども、
事務報告書544ページの冒頭に東京都委託事業としてですが、学力向上担当教師加配事業というものがありまして、都から教員がプラスされるということですけれども、これの年数、何年間いていいと言われているかどうかを教えてください。
425 ◯委員長(馳平耕三) 学校教育課長。
426 ◯学校教育課長(西尾洋介) まず、部活動の外部指導員のご質問でございます。各学校、もちろん、この予算の範囲内にはなりますけれども、必要な部活動に対して外部指導員の方を計画的に年間を通して活用しております。年度の途中で予算が足りなくなった直接の具体的な正式なご相談は私の耳にも入っておりませんので、当然、年間で部活動の活動計画は学校が立てますので、その中で外部指導員の方をどのように配置していくかというのは当初に学校は立てて、この予算の範囲内でうまく活用していると認識しております。また、外部指導員の方の人材の確保は、やはりそれぞれに部活動の教えるといった立場の方になりますので、各学校、いろいろな手を使って、いろいろなネットワークを使って配置しております。特段、教育委員会にこんな人材がいないかなどといった相談は受けてはおりませんので、これまでのいわゆる経験であったり、先生方のネットワーク等を通して、地域の方たちも含めた人材を活用しているのではないかなと思います。
2点目になりますが、学力向上担当の加配については、平成29年度から、まず、その時点では東京都からは平成29年度、平成30年度、平成31年度の3か年という制度で、この学力向上の加配について制度的にはありました。昨年度で一度区切りがついたというところで認識していたのですけれども、年度当初の予算にも計上していますが、この制度については令和2年度も加配の先生がついております。次年度以降はまだ東京都からも正式な示しがないですので、現在の時点では今年度までまず加配はついております。以上です。
427 ◯委員長(馳平耕三) 浜中委員。
428 ◯委 員(浜中 順) 外部指導員のボランティアスタッフですけれども、ちょっと大事なことだから言っておきますが、学校は職員会議のときに全員、職員室に集まってしまうのです。それで、部活動はその間でも多くはやっているのです。そのときにこういうスタッフが全部、自分の与えられた部活動だけではなくて全体を見渡せるようなお願いはされているのかどうか。もしされていないとしたら、そういう方向性で検討していただきたいのですけれども、その実態はつかんでいらっしゃいますか。それが1点です。
それから、学力向上担当教師加配事業ですが、今、1年延ばされたのはすごく良かったなと思うのですが、学校現場では多分、この学力向上担当教師加配事業がすごく短いのです。3年とか2年とかで、それがために学校がそれではちょっと無理だと言って取らないことが多いので、それをどうしても延ばしてもらう。そういう働きかけはされているのかどうか、お聞きします。
429 ◯委員長(馳平耕三) 学校教育課長。
430 ◯学校教育課長(西尾洋介) 1点目の部活動の外部指導員の活用・運用の面ということでは、今のご質問の内容については、私のほうでは把握はしておりません。必要に応じて学校にも確認する必要があれば検討したいと思います。
2点目につきまして、加配につきましては、これは羽村市でも様々な加配の先生が毎年度、これは単年度の制度もありますけれども、加配の先生はついております。必要に応じた加配の先生のいわゆる維持であったり、増員であったりという、その制度については、必要なものについては、都市教育長会等を通じて26市のまとめた要望として東京都教育委員会にも要請しているところでございます。
431 ◯委員長(馳平耕三) 生涯学習部参事。
432 ◯生涯学習部参事(佐藤晴美) 1点目の部活動の外部指導員につきましては、外部指導員のみで子どもたちを指導するとか見ている立場ではございません。そのため、職員会議等の場合は学校で顧問が、教員がいなくても安全にできるものを指示してさせることとなっております。以上でございます。
433 ◯委員長(馳平耕三) ほかに質疑ありませんか。
(「なし」と呼ぶ者あり)
434 ◯委員長(馳平耕三) 時間の関係もありますので、教育費、災害復旧費、公債費、諸支出金及び予備費関係の質疑を終わらせていただきたいと思いますが、ご異議ありませんか。
(「異議なし」と呼ぶ者あり)
435 ◯委員長(馳平耕三) ご異議なしと認めます。
お諮りいたします。本日の会議は、この程度にとどめ、延会としたいと思いますが、これにご異議ありませんか。
(「異議なし」と呼ぶ者あり)
436 ◯委員長(馳平耕三) ご異議なしと認めます。
本日は、これにて延会といたします。大変ご苦労さまでした。
午後3時49分 延会
Copyright © Hamura City, All rights reserved. ↑ ページの先頭へ...