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令和2年度一般会計等予算審査特別委員会(第2号) 本文 2020-03-18

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  1. 羽村市議会 2020-03-18
    令和2年度一般会計等予算審査特別委員会(第2号) 本文 2020-03-18


    取得元: 羽村市議会公式サイト
    最終取得日: 2021-06-14
    ↓ 最初のヒットへ(全 0 ヒット) 1                                     午前9時00分 開議 ◯委員長(門間淑子) おはようございます。ただいまの出席委員は17人です。定足数に達しておりますので、直ちに本日の会議を開きます。  本日の議事日程は、お手元に配付の一般会計等予算審査特別委員会議事日程(第2号)のとおりです。  日程第1、議案第2号「令和2年度羽村市一般会計予算」の件を議題とし、前日の議事を継続いたします。  円滑な審査の進行のため、意見については質疑とは分けて討論の場で行うこととします。  これより、教育費、災害復旧費、公債費、諸支出金及び予備費関係の質疑に入ります。予算書のページは、298ページから379ページまでです。  これより質疑に入ります。質疑ありませんか。浜中委員。 2 ◯委 員(浜中 順) 3点お伺いします。予算書の305ページの教育研究・教育指導に要する経費で、報酬のスクール・サポート・スタッフ、309ページの報酬のスクールソーシャルワーカー、それから、すぐ下の学校と家庭の連携推進事業支援員等謝礼。その3つで、これは都の補助金なのですけれども、補助の期限は毎年出るのかどうか、期限が限られているのかどうかをお尋ねします。  2点目、予算書の311ページの一番下、教職員人事給与事務等に要する経費の報酬の産業医報酬について、働き方改革、長時間労働をした教職員への相談等をしてくださる産業医だと思うのですが、今、対象者は何人ぐらいいるのかをお尋ねします。  3点目、予算書の333ページの真ん中より上のほうの就学援助に要する経費で、昨年度と比べて870万円減額になっているのですけれども、それは入学準備金が時期が変更されて、普通、6、7月頃に出されていたものを本来の2、3月分、3月に支給されるということで昨年度は2回払うことになったのですが、今回は正常に1回ということで減額されたのかどうか。その確認。以上3点、よろしくお願いします。 3 ◯委員長(門間淑子) 学校教育課長。 4 ◯学校教育課長(西尾洋介) 1点目、スクール・サポート・スタッフの補助金の期限のご質問ですけれども、これは毎年度、単年度で東京都のほうからは制度として通知がありますので、令和2年度につきましても、いわゆる単年度、令和2年度で計画をしております。次年度以降については、また改めて東京都の動向を注視しますが、必要に応じた要請はしていくという形で取り組んでいきたいと思っています。  2点目になりますけれども、産業医の対象者というお話ですが、産業医につきましては労働安全衛生法の規定に基づきまして、従業員等が50人以上になります羽村第一中学校に産業医を置くこととなります。その中で、羽村第一中学校で長時間労働をしている教員を必要に応じて、この産業医を活用させていただいて面談をしていくということで今は検討しております。羽村第一中学校の教員を今は対象としております。  3点目の就学援助の減額についてのご質問ですけれども、こちらは今年度も減額の補正をさせていただいております。ご質問にあるような入学準備金が影響しての減額ではございません。入学準備金は、また来年度以降も就学する前の未就学児、また小学校6年生に対して入学準備金という形で支給するとともに、新たに小学校1年生、また中学校1年生にも入学金として対応していく。これは当初の人数のこともあります。また単価が、去年は上乗せで予算要望させていただいておりましたが、令和2年度については、そこら辺を少し現状に合わせた金額に見直したところから今年度と金額が下がっています。以上です。 5 ◯委員長(門間淑子) 浜中委員。 6 ◯委 員(浜中 順) ちょっと聞き漏らしたかもしれないのですけれども、1点目のスクール・サポート・スタッフ、スクールソーシャルワーカー、学校と家庭の支援員。それは3つとも毎年更新でいいのかどうか。それの確認です。  産業医のほうですが、具体的にはどういう計画で実施されようとしているのか、お尋ねします  3点目の就学援助の件ですけれども、入学準備金で、今年度については、今年度の6月。今年度というのは、昨年の6、7月に入学金が出ていて、今年の2、3月に新年度、令和2年度の入学準備金として2回出されていることになったはずなので、それが減額されているということではないのですか。その確認をよろしくお願いします。 7 ◯委員長(門間淑子) 教育支援課長。 8 ◯教育支援課長(三品孝之) 先ほどの1点目のスクールソーシャルワーカーの報酬及び学校と家庭の連携推進事業の謝礼金につきましては、私がお答えをさせていただきます。都の補助金については、現在のところ、期限については伺っておりませんので、継続ということで考えております。
    9 ◯委員長(門間淑子) 学校教育課長。 10 ◯学校教育課長(西尾洋介) 2点目の産業医につきましてですけれども、こちらは今、まだ具体的に産業医の方の推薦を羽村市医師会に相談をさせていただいております。4月1日から羽村第一中学校での衛生管理体制を整備するために今、様々、羽村第一中学校であったり、医師会のほうとも相談をさせていただいておりますので、今後、産業医の方を推薦していただいて、その産業医の先生と個々の来年度に向けた取組みについては調整させていただきたいと思っています。今、私どものほうで考えているのは月1回の巡視であったり、月1回、なるべく何人かの先生方がこの産業医の先生に面談をしていただけるような体制として考えておりますので、今後、産業医となられた、推薦していただいた先生と具体的には詰めていきたいと考えております。  3点目の就学援助の新入学準備金ですけれども、こちらは新入学準備金を支給した世帯については、その次の年の入学金はダブっての交付はいたしませんので、事前に準備金として支給した世帯については、その次の年の、いわゆる小学校1年生、中学校1年生の世帯については交付いたしませんので、その点が減額とした要因ではございません。以上です。 11 ◯委員長(門間淑子) 浜中委員。 12 ◯委 員(浜中 順) 就学援助については。 13 ◯委員長(門間淑子) 補充答弁はありますか。つけ加えることとかはありますか。ありませんか。  学校教育課長。 14 ◯学校教育課長(西尾洋介) 今年度、初めて入学準備金制度を立ち上げさせていただきました。新年度予算として、入学準備金という予算も計上させていただいております。それは今年度の、これから3月に向けて今、支給の準備をしておりますけれども、この入学準備金、また今年度の春に既に入学されている1年生と新1年生に対しての入学金の2つを今年度、予算を計上しています。来年度についても、まずは春に入学金として支給する金額を計上しております。その金額については、今年度のこれから支給する準備金でお支払いした世帯は基本、対象となりませんので、そこについての入学金としては加味しておりません。さらに、今年度のこの3月に支払いさせていただく入学準備金でお支払いした世帯分についての次年度にはその人数は加算しておりませんので、そこについては減額の要因となっております。大変失礼しました。 15 ◯委員長(門間淑子) 浜中委員。 16 ◯委 員(浜中 順) 1番目のスクールソーシャルワーカーと学校と家庭の支援員ですけれども、これから継続されるというふうに今のところは理解されているということですが、これは子どもたちの不登校等の面倒を見ている方々なので、やはり継続性が必要なので、もし、それが続かないとなると、かなり子どもたちにとってすごく厳しいかなと思うのですけれども、そういう場合に今、これは都の補助金が半分、市費負担が半分になっているのですが、それを今後、都の補助金が削られても同じ水準でやろうとしているのかどうか。それをお聞きします。  産業医の予算の関係ですけれども、これで金額的に毎月、対応ができるものかどうか。回数的な問題とか、その点をお伺いします。  入学準備金については、今年の3月、実際に出された支給人数と総額、それから、今年初めて準備金を正常な2月か3月に出されたので、そういう保育園とか幼稚園の手続上の課題。そういう課題がなかったかどうか、お尋ねします。 17 ◯委員長(門間淑子) 教育長。 18 ◯教育長(桜沢 修) スクール・サポート・スタッフ、スクールソーシャルワーカー、それから、学校と家庭の支援員につきましては、まず国が補助を出すという形を併せて、東京都でも補助金の関係については、26市の教育長会を通じて、これの継続、拡大、充実を図ってほしいということでの要望は出しておりますので、今の段階ではこれを東京都としても途中でやめるとかという形での話は聞いておりません。ですから、継続して持続可能な形でこういう制度が行われるようにということで、26市の教育長会、また、区の教育長の会議もありますけれども、東京都、国に対してはそういう形での要望をしておりますので、絶対ないとは言えませんが、その形でのさらに充実を図ってほしいという形で要望もしておりますので、その形でいくというふうには理解はしているところです。以上です。 19 ◯委員長(門間淑子) 学校教育課長。 20 ◯学校教育課長(西尾洋介) 産業医の報酬の予算、単価ということでございますけれども、こちらは月報酬ですが6万3500円掛ける12か月分。こちらは羽村市の産業医と同額の予算で組まさせていただいております。この産業医につきましては、労働安全衛生法の規定に基づきまして産業医の役割等が示されておりますので、そちらの巡視であったり、面談・面接であったり、会議への出席であったりというところが法令等にも示されておりますので、この予算の中で産業医としてお願いさせていただく考えでおります。  就学援助につきまして、まず、幼稚園、未就学児ですけれども、こちらの周知を、これは初めてであったこともあるのですが、周知につきましては、新入学の健康診断、入学時健康診断のご案内とともに、こちらの申請書をご案内しております。それに基づきまして、その通知のもとに保護者の方が申請していただくような形で今年度はやらさせていただきました。課題があるかないか、まだ保護者からはそういったご質問・ご意見はいただいておりませんので、これからもそういったご意見があれば、改善ができるものであれば改善をしていくような考えで充実していかなければいけないと考えております。  もう一点目の今年度の未就学児の実績というのでしょうか。今、事務的には進めておりますけれども、今、事務の過程でありまして、ちょっと今、手元に資料がなく、人数的なものが手元にないので、また改めて、後で分かり次第、ご報告させていただきたいと思います。以上です。 21 ◯委員長(門間淑子) 他に質疑ありませんか。関連で、鈴木委員。 22 ◯委 員(鈴木拓也) 今の309ページのスクールソーシャルワーカーと学校と家庭の支援員なのですけれども、予算が増えておりまして、その理由をお尋ねします。 23 ◯委員長(門間淑子) 教育支援課長。 24 ◯教育支援課長(三品孝之) 今、お話しいただきましたスクールソーシャルワーカーにつきましては、先ほど来、お話しさせていただいておりますように、市の中でも重要性を非常に感じておりまして、活用の頻度が上がっておりますので、さらに活用ができるように充実させているところでございます。また、学校と家庭の支援員につきましては、既に中学校3校、小学校3校を昨年度から実施しておりますが、こちらにつきましても、有効性と重要性が高いということで、来年度、令和2年度から全校の配置の形で行うため増額しております。 25 ◯委員長(門間淑子) 鈴木委員。  すみません。時間も限られていますので、質問と答弁は端的な形でお願いいたします。 26 ◯委 員(鈴木拓也) 学校と家庭の支援員は分かりました。スクールソーシャルワーカーの頻度を増やすというのは具体的にどういう形になるのか、お尋ねします。 27 ◯委員長(門間淑子) 教育支援課長。 28 ◯教育支援課長(三品孝之) 一日当たりの勤務時間をこれまでは4時間としておりましたが、一回にかかる時間、例えば医療機関であるとか保護者の家庭訪問等を行うことで時間がかかるということで、5時間で計上させていただいております。以上でございます。 29 ◯委員長(門間淑子) 他に質疑ありませんか。梶委員。 30 ◯委 員(梶 正明) 2点ほど質問させていただきます。一般会計予算書の315ページの英語コーディネーター報酬が262万8000円となっておりますが、学習指導要領の英語教育の教科が始まります。この予算の算定と、コーディネーターは何人おられますでしょうか。  2点目なのですけれども、予算書の321ページ、下段の小学校の準要保護児童扶助費が3537万2000円と、予算書の333ページ、中学校の準要保護生徒扶助費が3012万7000円ですが、今、コロナウイルスで経済が大変、打撃を受けるような状況になっております。また、収入の減額も各家庭で予想されております。この予算で大丈夫なのか。そしてまた、今年度は小学校、中学校、合わせて何名でしたか。お尋ねいたします。以上です。 31 ◯委員長(門間淑子) 学校教育課長。 32 ◯学校教育課長(西尾洋介) 1点目の英語コーディネーター報酬で、こちらは262万8000円と予算を計上させていただいておりますが、まず、英語コーディネーターの方は2人体制でおります。262万8000円の内訳でお答えさせていただきますと、時間当たり単価が2,120円、600時間をお二人で、あと、交通費が別にありますけれども、概ね一人当たり年間で600時間の中で、コーディネーターとして小中一貫教育基本カリキュラムの英語の部分であったり、ALT、いわゆる外国語指導助手との連絡調整等にこちらは従事していただいております。  2点目の就学援助のご質問ですが、就学援助につきましては、現在、基準を設けさせていただいておりまして、その基準に基づき世帯の総所得と比較させていただいて、一定のラインで審査のうえで支給させていただいております。今後のコロナウイルス等での経済的な問題、また家庭の総収入等の変化があれば、要綱上の話になりますが、世帯の総所得が著しく大きく変わったような場合には、その都度、その一つひとつの案件に基づいて改めて個別に対応させていただいて審査をするという形で対応していますので、今後も、コロナウイルスだけではないですけれども、そういった形での対応はしています。人数については、今年度の人数が今、手元にないものですが、現在、これも今、3月までの支給について準備をしておりますので、まだ事業が全て終わっておりませんので、申し訳ありません、今、手元にございません。以上です。 33 ◯委員長(門間淑子) 他に質疑ありませんか。富永委員。 34 ◯委 員(富永訓正) 予算(案)説明書の27ページ、実施計画書の23ページで学校教育環境の整備なのですけれども、予算書では321ページの教育用コンピュータ機器等使用料になるのかなと思うのですが、1点お伺いします。教育用コンピュータ機器等使用料として3034万8000円が今回計上されておりまして、今年度と比べて1174万3000円ほど増額となっているのですけれども、この内容と増額の要因をお伺いいたします。 35 ◯委員長(門間淑子) 学校教育課長。 36 ◯学校教育課長(西尾洋介) 教育用コンピュータで今年度と来年度で大きく変わるところといたしましては、ここで教育用コンピュータのちょうど入替えの時期が平成30年度、令和元年度とございました。その教育用コンピュータにつきましては、5年リースを経て1年間再延長する形で、保守委託をするような形で若干、経費が昨年度と今年度は低額で抑えられておりました。それがここで12月末までで2年計画の2か年目の学校が全て整備されましたので、また、今年の1月以降はまた5年リースで全10校がスタートしますので、その分で一度、保守委託で低額とされていた部分が、また、リースでその分が増額となった要因となります。以上です。 37 ◯委員長(門間淑子) 富永委員。 38 ◯委 員(富永訓正) 希望する学校の児童生徒1人にPCやタブレット端末を1台配備し、学校内に高速大容量の通信ネットワークを整備するとして政府が掲げておりますGIGAスクール構想なのですけれども、2019年度補正で2318億円が盛り込まれております。また、1台4万5000円限度に補助を実施し、2020年度までに全ての小中学校、3クラスに1クラス分ぐらいの学習用端末を整備するとしております。このGIGAスクール構想についてなのですが、市としてはどのようにお考えなのか、お伺いします。 39 ◯委員長(門間淑子) 学校教育課長。 40 ◯学校教育課長(西尾洋介) 国のGIGAスクール構想について、羽村市での今後の取組みになりますけれども、こちらにつきましては、国からも示されておりますが、まずネットワークの環境整備を補正で繰り上げましたので、令和元年度と令和2年度中に各自治体が環境整備をする場合には国からの補助等が対象になるという、まずはそこが一つ区切りになります。令和2年度中にやることが国の財源を確保して整備できますので、今、教育委員会として考えていくこととしては、令和2年度中にネットワーク整備のほうは環境整備していきたいということで今、一つ検討をしているところでございます。それに基づいて、国ではコンピュータを1人1台端末で、ただ、これは3分の1が国の負担となりますので、児童生徒数の3分の2に相当するタブレットが国からという指針が出ていますので、こちらの整備については、国では令和2年度、令和3年度、令和4年度の4か年で学年ごとで整備することのロードマップは出ておりますので、それに基づいて、国の指針では令和5年度までに各児童生徒に1人1台、コンピュータを配備することのロードマップは示されていますので、羽村市といたしましても、このロードマップに沿った形で配備できるような形を今、業者等からも情報収集しながら、また国も今、いろいろと個々に情報が提供されていますので、そのようなところの情報収集と、他市も含めた動向なども見ながら、このGIGAスクール構想に乗っかった形で是非整備していきたいと考えております。以上です。 41 ◯委員長(門間淑子) 市長。 42 ◯市 長(並木 心) 今の羽村市はそういう形で対応していこうという方向性は出しておりますけれども、財源につきまして、全国津々浦々大きいところと小さいところがありますから、そこの保証はどうなのかという意見とか、内容について十分分かっていないという要望が強く出ておりますので、それらにつきまして文科省にきちんと説明するようにということでさせていただいております。東京都の市長会も、今度の4月の後半の市長会のときに文科省から専門官をお呼びして、財政の問題。そういうところについて、きちんと説明する機会を設けさせていただいております。そういう中で財源その他につきまして、きちんとこれが執行できる体制を国のほうからも、全国にたくさん自治体がありますから、温度差はいっぱいありますので、それを埋められるような、横串ができるようなものをきちんと整備させていただいて、具体的なこれらの導入については羽村市の中で図っていく作業がこれから来るということになっております。以上です。 43 ◯委員長(門間淑子) 秋山委員。 44 ◯委 員(秋山義徳) 今のGIGAスクール構想の件で、今回、令和元年度でリースで入替えになったパソコンがここで計上されておりますけれども、これに関して、今回のGIGAスクール構想でのタブレットを購入、1人1台配るということに関しては特に影響はないと考えてよろしいのでしょうか。 45 ◯委員長(門間淑子) 答弁は簡略にお願いします。学校教育課長。 46 ◯学校教育課長(西尾洋介) 今年度導入したパソコンにつきましては、コンピュータ教室に入れたパソコンでよろしいですか。 47 ◯委 員(秋山義徳) はい。 48 ◯学校教育課長(西尾洋介) コンピュータ教室に入れましたパソコンは各学校40台、コンピュータ教室に児童生徒数として1学級分に相当する額、40台を入れていますので、こちらについては、既に単費で入れていますので、今後、導入に向けては、その部分は市が導入したという加算のほうでは、その数は加えていけると思います。ただ、このGIGAスクール構想での羽村市にとってのマイナスといった面はございません。以上です。 49 ◯委員長(門間淑子) 秋山委員。 50 ◯委 員(秋山義徳) そうしますと、今後も併用しながらパソコン教室を、そのままパソコンを置いて、リースはそのままずっと継続しながら、さらに生徒一人ひとりにタブレット、パソコンが配られるような方向で動いていくということでしょうか。 51 ◯委員長(門間淑子) 学校教育課長。 52 ◯学校教育課長(西尾洋介) このパソコン教室に入れましたパソコンについては今、5年リースを組んでおります。その他については、パソコン教室で、いわゆる調べ物学習でやっていたところでのクラス単位で活用するところとしての環境は、このリース期間中は少なくとも、そこは活用する場として設けていきます。それと併せて、令和5年度までを今、ロードマップと示しているところについては、各児童生徒1人に1台のコンピュータの配備は計画をしつつ、その5、6年先にはコンピュータ室のコンピュータはなくしていく。いわゆる、そこでのリースが、契約が終われば、そこは一回なくす、廃止する、リセットされるようなイメージでいます。以上です。 53 ◯委員長(門間淑子) 他に質疑ありませんか。大塚委員。 54 ◯委 員(大塚あかね) 1点だけお伺いさせていただきます。予算(案)説明書の27ページで、予算書は313ページをメインに何点かあるのですけれども、特別支援教育に要する経費についてなのですが、予算(案)説明書には「小中学校の特別支援教室を中心とした特別支援教育体制の充実を図り」とあるわけなのですが、保護者からすごく要望が強い、中学校に情緒の固定教室を開設するということについて、来年度といいますか、検討がどのようにされていくのかについてお伺いいたします。 55 ◯委員長(門間淑子) 教育支援課長。 56 ◯教育支援課長(三品孝之) 特別支援教育の充実ということで、これまで小学校・中学校、それぞれに知的障害学級、また、自閉症情緒障害特別支援学級を設置しておりますが、今、お話をいただきました課題としましては、小学校のほうに自閉症情緒障害の特別支援学級がございますが、その進路先である中学校のほうにまだ設置されていない状況がありますので、今後、特別支援教育の充実として、その課題について検討していく必要があると考えております。具体的には、現段階では意思形成過程の段階であるため、次年度のということはお答えできませんが、見通しを持って次年度から計画的に動いていく予定でございます。 57 ◯委員長(門間淑子) 大塚委員。 58 ◯委 員(大塚あかね) その保護者の方には、やはりお子さんが小学校から中学校に進学する際に行き場がないということで、大変強い不安を持っていまして、要望も何回か受けていらっしゃると思うのですけれども、来年度は一定の計画をということですが、ある程度めどがついたところで、その保護者の方に対して経過説明的なものは開催する手はないでしょうか。 59 ◯委員長(門間淑子) 教育支援課長。 60 ◯教育支援課長(三品孝之) 現在のところ、説明という予定ではありませんが、次年度以降、検討していった結果を情報発信していく形で進めたいと考えております。 61 ◯委員長(門間淑子) 他に質疑ありませんか。印南委員。 62 ◯委 員(印南修太) 1点だけ、令和2年度の新学期にまたがることなので質問させていただきたいのですけれども、今、学童保育にいる子どもたちの環境改善として、入学式が始まるまでに校庭を開放することはできないのかどうかをお伺いします。 63 ◯委員長(門間淑子) それは要望ですか。 64 ◯委 員(印南修太) 開放できるかどうかということを、緊急時なので。 65 ◯委員長(門間淑子) コロナウイルス対策という意味で、緊急対策ということですか。 66 ◯委 員(印南修太) はい。お伺いさせていただきます。 67 ◯委員長(門間淑子) いいです。緊急質問ということで、答えられますか。教育長。 68 ◯教育長(桜沢 修) ご承知のとおり、25日までの臨時休校をやっておりますので、休校という形ですと今の段階では学校のほう校庭も含めて休校の形になっています。今、これからのコロナウイルスの感染の状況を見ながら4月以降、今、31日までいろんな公共施設も縮小・中止したりしておりますので、それと併せて、コロナウイルス対策の本部会議等々の中でも、これからの見通しを見る中で実施していきたい、考えていきたいとは思っておりますけれども、子どもたちもストレスや運動不足等々でありますので、学校の校庭を使っての遊びとかができるような形も一つ、いろいろ動きもあります。そういった動きなども見ながら、この3月中旬以降、検討させていただきながら、中で方向性を出していきたいと思っております。 69 ◯委員長(門間淑子) 印南委員。 70 ◯委 員(印南修太) ありがとうございます。  一昨日、3月16日付に学童の先生宛てに感染者の問い合わせに対するマニュアルが配られたのですけれども、それではやはり無理なのです。今、教育長がおっしゃったようなことを、情報を小学生もしくは中学生の保護者の方に出して安心していただかないと、明らかに羽村市の中の状況、フェーズが変わってきているので、やはり保護者の方たちは自分たちもラインでがんがん情報を拡散されていますので、まずは冷静に対応していただくということを、教育委員会はしっかり取り組んでますということを、情報を出していただきたい。そのように思います。質問ではありません。以上です。 71 ◯委員長(門間淑子) では、予算書に戻って、質問を続けます。他に質疑ありませんか。濱中委員。 72 ◯委 員(濱中俊男) 予算(案)説明書の29ページ、スポーツ施設の整備・充実のうち、スポーツセンター第3ホール畳の入替えについて質問いたします。これはオリンピックのキルギスの柔道チームの事前キャンプの準備なのか、お伺いするとともに、また現在敷いてある畳もそう古くないと思うのですけれども、何年ぐらい経過したものなのか、お伺いいたします。 73 ◯委員長(門間淑子) スポーツ推進課長。 74 ◯スポーツ推進課長(小山和英) まず、現在の畳につきましては、平成15年度に入替えをしてございます。畳の入替えにつきましては、柔道会から端のほうが切れてしまっている部分もあるというご要望がここ何年かされているところもございますので、入替えの時期であるとは認識はしてございます。もちろん、キルギスの柔道チームが事前キャンプをする部分もございますので、来年度という形でやらせていただきたいと思っております。以上です。 75 ◯委員長(門間淑子) 濱中委員。 76 ◯委 員(濱中俊男) 予算的にはいくらぐらいを考えているのか。また、その財源は市のほうで持ち出しなのか、お伺いいたします。 77 ◯委員長(門間淑子) スポーツ推進課長。 78 ◯スポーツ推進課長(小山和英) 予算につきましては、269万5000円でございます。こちらは全て市の予算という形になります。 79 ◯委員長(門間淑子) 他に質疑ありませんか。中嶋委員。 80 ◯委 員(中嶋 勝) 予算書の321ページに小学校の校外活動の修学旅行とか移動教室の件がありますので、その件についてお伺いします。中学校は333ページですけれども、今回、修学旅行への補助金が、小学生でマイナス1,000円の7,000円で、中学生がマイナス2,000円の1万8000円で、また移動教室もそれぞれマイナス2,000円となりまして、スリム化の一環ということで、とうとう子どもにも影響が出てきたところで、各家庭においては厳しい財政のしわ寄せが行くことになりました。たかが1,000円から2,000円ですが、ぎりぎりでやりくりしているご家庭にとっては大変で、またコロナウイルスの影響もあるので、さらに大変になると思いますけれども、まず、この辺の見解をお伺いしたいと思います。  もう一つ、今、スポーツセンターの件が出たので、その備品についてお伺いしたいと思います。玄関入口の右側の休憩所といいますか、テーブルがあって、椅子がたくさんあるところなのですが、大変、椅子がくたびれてきているということがありまして、来年度の予算でこの備品等の交換の予定は入っているのかどうかというところをお聞きします。 81 ◯委員長(門間淑子) 生涯学習部参事。 82 ◯生涯学習部参事(仙北谷仁策) 1点目の移動教室や修学旅行に対する減額の見解ですけれども、教育委員会としましても、従来どおり、そういった金額はこれまでも続けてきたところですが、様々な現状を捉えて、次年度の予算においてはこういう結論を出しました。その中で、学校においてもいろいろな移動教室や修学旅行の計画を一つ見つめ直す中で、家庭への負担感の減少もちょっと考慮に入れて、今まで5年、10年、同じような計画で続けてきたから同じようなことをまたこれからも続けるのではなくて、そういう学校の取組みも、いい意味でのスリム化も図りながら、家庭への負担感を少しでも減らせるような工夫を学校と共にやっていければと考えております。以上でございます。 83 ◯委員長(門間淑子) スポーツ推進課長。 84 ◯スポーツ推進課長(小山和英) スポーツセンターのロビーの椅子等の傷みという形でのご質問ですが、今年度につきましても、上がって事務室の横のところ、黒いソファーとかがあるのですが、あれも修繕させていただいています。それで、入って右側の入口のところも現在、今年度も修繕をする計画もございまして、来年度も、入替えという形ではないのですが、修繕を少しずつしていく形で計画はしてございます。 85 ◯委員長(門間淑子) 中嶋委員。 86 ◯委 員(中嶋 勝) 修学旅行のほうは、そういうお答えが聞きたかったわけなのですけれども、もう少し、今、子どもたちの補助金も入れて1人いくらぐらいの旅行代金になっているのかというのを、小学校のどこか一校で結構ですので、教えていただけますか。それと、学校は依頼する旅行業者に何社か相見積もりを取っているのかどうかというところもお聞きします。  スポーツセンターのほうなのですが、やりくりしていることは十分分かります。他市からもいろんな大会で来るし、ガムテープみたいなテーピングで貼り合わせているということで、ある意味、自虐で非常に話題になっています。そういう意味でキルギスがこういう状況なので来るかどうか、分かりませんけれども、そういう前提で進んでいますので、しっかりきれいに整備をしていければと思うのです。昨日も質問しましたように、ネーミングライツがうまくいけば、その施設に使うということで、そういうものも併せて進んでいくのかなと思いますので、その辺の改善への取組みを再度伺います。 87 ◯委員長(門間淑子) 学校教育課長。 88 ◯学校教育課長(西尾洋介) それでは、1点目の修学旅行、移動教室の一人当たり、本当に約になりますけれども、平成30年度は今、手元にあるので、平成30年度で言いますと、小学校の修学旅行。こちらは日光の2泊3日になりますが、大体3万円ぐらいから、高いところで3万9000円ぐらいまでを示しています。移動教室は5年生で、清里になりますけれども、こちらは小学校で1万8000円台から2万9000円台ぐらいまでが平成30年度であります。中学校の修学旅行は京都・奈良になりますが、2泊3日で、一人当たりですと大体4万円、4万2000円ぐらいになります。移動教室は1年生でスキーの教室になりますけれども、一人当たり2万3000円ぐらいから3万円という学校もございました。  あと、業者の選定についてですが、聞くところによるとという話になりますけれども、小学校は大体、毎年同じ宿を利用することもあるので、一つの業者から見積もりを予めもらって、それを学校の中で企画する旅行会社と詰めていくような形になっていると思います。中学校については、複数社からプレゼンテーションみたいな形だと思うのですが、そのような形を経て、どこかの旅行会社さんと話を進めていく。そういった形で旅行先、旅行の行程等を決めております。以上です。 89 ◯委員長(門間淑子) スポーツ推進課長。 90 ◯スポーツ推進課長(小山和英) いろいろ傷みが出ているというところは認識してございまして、そちらのほうは気持ちよくお使いいただくように改善しているところではございます。ただ、現在はより安全・安心にお使いいただくのを優先して修繕をかけている部分がございますので、そちらを優先させていただきながら、見栄えといいますか、きれいに使っていただけるような施設になるように心がけていきたいと思っております。以上です。 91 ◯委員長(門間淑子) 中嶋委員。 92 ◯委 員(中嶋 勝) 修学旅行のほうなのですが、中学校は何社かプレゼンということで、そういう部分では競争原理が働いているのかなとは思いますけれども、小学校のほうも是非相見積もり等を取るような形。これは一部報道とかでも、全国の話ですが、本当に先生も大変なので、決まった業者にずっと契約ということで、言い値だという話もありますので、羽村市に限ってはそんなことはないのでしょうけれども、しっかり相見積もりを取っていただいて、そうやって、例えば補助金が下がっても各家庭には負担をさせずに、かえってもっと安くなるかもしれません。それで、質も向上させることもできます。やはり民間を、しっかりと競争原理を働かせていくことが非常に大事ではないかなと思いますが、その辺の取組みをお伺いします。 93 ◯委員長(門間淑子) 教育長。 94 ◯教育長(桜沢 修) 今のご質問で、各学校にもそのように指導していきたいと思っております。それから、全体の26市での状況等々についても事前に調査等もして、一律カットではなくて、やはり今の羽村市の補助額の水準がどの程度だということもしっかりと把握させていただきながら、今回の額の設定についてはやってきております。  そういった意味では、例えば中学校の修学旅行ですけれども、現在2万円ですが、26市中一番高い補助を出しております。1万8000円になっても、まだ26市中では一番高い水準にあるということも含めて、その辺のところもいろいろと加味しながら今回の減額については実施しましたし、だからといって、先ほど生涯学習部参事からもお話がありましたように、今の中嶋委員のご質問にありましたように、それでは、総額として保護者の負担をどれだけ軽くできるのか。そういったこともしっかりと学校のほうにも指導しながら、今回のこの減額が保護者の負担だけになるということでなく、その辺のところについても、しっかりと学校に指導しながらやっていきたいと思っておりますので、よろしくお願いしたいと思います。
    95 ◯委員長(門間淑子) 学校教育課長。 96 ◯学校教育課長(西尾洋介) すみません。先ほどの中学校の移動教室で1点訂正させてください。スキー教室でございますけれども、先ほど2万円台とご回答させていただきましたが、3万5000円前後の誤りでした。大変申し訳ありません。  あと、先ほどの浜中議員の就学援助のご質問でご回答させていただきたいと思います。入学前準備金の人数になりますけれども、小学校未就学児になりますが、ここで37件の認定をしております。以上です。 97 ◯委員長(門間淑子) 他に質疑ありませんか。馳平委員。 98 ◯委 員(馳平耕三) 予算(案)説明書の28ページ、学力向上のための取組みの推進と直接、予算と関係ないわけですけれども、今回、授業を行っていないという形になっているわけです。 99 ◯委員長(門間淑子) 予算と関係あります。 100 ◯委 員(馳平耕三) それで、今まで授業時数の確保とか、ずっと言ってきたわけですけれども、その間の単元の未消化の部分はどういうふうに今後扱っていくのか。入試には出てしまうわけだと思うわけですよ。多分、この期間のものも、中学校2年生のこの部分、中学校1年生のこの部分は都立高校入試とか私立高校入試というものには出てくるわけです。その部分の授業時数をどう確保していくつもりなのか、お聞かせいただきたいと思います。 101 ◯委員長(門間淑子) 教育支援課長。 102 ◯教育支援課長(三品孝之) 授業時数につきましては、文部科学省からも今回の措置について、特にカウントとしてはなりませんが、一方で学習内容については、きちんと保証する必要がありますので、現在、各学校で未履修になるような状況、また、指導内容が浅いようなところについては、現状を学校で確認、また、教育委員会でも確認させていただきまして、次年度当初からそういった部分については、一部、学習の中で補充しながら進めようと考えております。 103 ◯委員長(門間淑子) 馳平委員。 104 ◯委 員(馳平耕三) そうなると、また次の学年で教えなければいけないことも、内容もすごく濃いわけですから、量がかなり増えていく形でなっていくわけですね。それと、今回のことに関して、安倍さんが答えていたのは、例えば民間の習い事や塾なども集まらないようにするように要請すると言っていたのですけれども、現状はそうなっていないと私は見ているのです。羽村の様子を見ていても、みんな塾や習い事はやっている。そうすると、塾へ行っている子と行っていない子の間で大きな、そこの部分の違いは出てきてしまうのではないかなと思うのですが、そうした塾へ行っていない子どもたちを救うための方策は何かないか、お聞かせいただきたいと思います。 105 ◯委員長(門間淑子) 教育支援課長。 106 ◯教育支援課長(三品孝之) 各学校で児童生徒一人ひとりの学習状況、また、そういった習得の状況はそれぞれ、これまでの通常の状況でも違っておりますので、年度を明けて、また学校が開催されてから、塾等については、現状のところ、羽村市では動いておりませんが、まずは一人ひとりの学習状況の内容等も把握しつつ、それが補填できるような形で進められるように教育委員会としても指導、助言してまいりたいと考えております。 107 ◯委員長(門間淑子) 馳平委員。 108 ◯委 員(馳平耕三) 例えば中学校2年生から中学校3年生になる、中学校1年生から中学校2年生になる中で、先生等も代わってしまうわけですね。小学校も同様だと思うのですけれども、何が未履修で、どこの部分が生徒が弱かったのかとかというのは、きちんと本当に情報として伝わっていくのかどうかというのは非常に心配もあるわけで、本当にきちんとそれが全体に補っていけるのかどうか。また、それはどういう形で補っていくのかということをきちんと情報を伝えるような形でやると考えているかどうかをお聞かせいただきたいと思います。 109 ◯委員長(門間淑子) 教育支援課長。 110 ◯教育支援課長(三品孝之) 履修内容につきまして、情報につきましては、現在、それぞれの学校でまとめているものを次年度、確実に引き継ぐような形で進めたいと考えております。また、補う方法につきましては、今後、教育課程につきましては現状で受理しておりますが、一部内容等も含めて指導、助言をしてまいりたいと考えています。 111 ◯委員長(門間淑子) 他に質疑ありませんか。鈴木委員。 112 ◯委 員(鈴木拓也) 項目はたくさんあるのですけれども、絞ってですね。 113 ◯委員長(門間淑子) はい。 114 ◯委 員(鈴木拓也) 分かりました。  予算書の309ページ、上のほうの特色ある学校づくり交付金の減額の理由をまずお尋ねします。  2点目は、予算書の311ページの音楽教育の中で、小中学校の金管バンド等指導者報酬。これは増額になっていまして、この理由をお尋ねします。  3点目は、予算書の315ページ、小中一貫教育の中の学習コーディネーターなのですけれども、こちらはマイナスになっております。その理由が何か、まず3点お尋ねします。 115 ◯委員長(門間淑子) 学校教育課長。 116 ◯学校教育課長(西尾洋介) まず、1点目の特色ある学校づくり交付金の800万円でございます。この制度は、当初は1000万円で事業をさせていただいておりました。今年度は900万円の交付金の中で、各学校、特色の取組みをしております。この財政状況等で、一律の見直し等の中で、この補助金交付金につきましても800万円の予算を査定しております。その中で学校としては、この予算の中で、もう一度、特色のある事業についての見直しを図っていただいた上で来年度取り組むということで今、準備を進めているところでございます。  次に、小中一貫の学習コーディネーターの部分の、こちらが減額になっている。それと併せて、予算書の311ページの金管バンド等の指導者。こちらが増額になっているという、こちらはこの2つの予算課目は関係しておりまして、今、音楽コーディネーターとして従事していただいている方は今、2つの役割をお願いしております。このコーディネーターの方は、一方では市全体の音楽のコーディネートをする役割、もう一方では羽村第一中学校の音楽の指導者という役割を今、担っていただいております。ここで、このコーディネーターであり指導者である方を、言わば実情により近い形で羽村第一中学校のいわゆる吹奏楽部の指導者として、より重点を置かさせていただきたく、この中で増減をさせていただいたということで、予算配分を見直したといったところで、このような形で予算を計上させていただいております。以上です。 117 ◯委員長(門間淑子) 水野副委員長。 118 ◯副委員長(水野義裕) 今の音楽教育で、具体的に何が変わるかがよく見えないのですが、楽器はリースにすると、楽器は全部リフレッシュするのかどうか辺りのところがよく見えない。どのように楽器の扱いをするのかという辺りを教えていただきたい。  それから、予算(案)説明書の26ページの下のほうに中学校体育館への空調機器の設置で「部活動」と書いてあるのですが、学校開放で中学校の体育館を使ったことがあるのですけれども、そこは使えるかどうかということと、この予算の中に電気代がちゃんと入っていて、それは部活の時間だけなのか。そこを確認させてください。  最後は、英語教育の充実ということで、羽村は英語教育をやっているということなのですが、その評価をどんな点でやっているか。羽村の中学生が高校に行って、英語ができているよとか、そういう評価についてはちゃんと把握しているのでしょうか。その辺りについて確認させてほしいと思います。 119 ◯委員長(門間淑子) 生涯学習総務課長。 120 ◯生涯学習総務課長(池田浩幸) それでは、中学校への空調設備の設置についてですけれども、今回は羽村第一中学校に設置する予定でございます。以前から、部活動に対する設置ということでご説明のほうはさせていただいております。今回につきまして、電気代につきましては、今回、昨年度の6月の補正予算で羽村第二中学校に設置を認めていただきまして、9月の設置になったので実績等があまり残っていないのです。そういったものもありまして、予算的には増額としては、電気代としては組んでいないのです。もう一点、学校開放については、使用のほうは考えてはおりません。 121 ◯委員長(門間淑子) 学校教育課長。 122 ◯学校教育課長(西尾洋介) 音楽の楽器のご質問ですけれども、予算書でいいますと321ページに、まず小学校費で楽器使用料というものが一番上の13使用料及び賃借料。 123 ◯副委員長(水野義裕) 学校教育課長、途中で悪いけれども、その扱いをどうするかということをはっきり、ですから、今、古くなったものが何本あるから、その何割ぐらいを代えるつもりなのかという辺りをちゃんと説明していただければいいです。楽器が100個あって、50個はリースにするとか、そういう判断をしているかどうか。これによって環境がどう変わるかが見えないのです。そこだけ言ってくれれば、金額はどうでもいいです。 124 ◯委員長(門間淑子) どのぐらいのものを入れ替えて、どういう効果が生まれるかということをお聞きしている。 125 ◯副委員長(水野義裕) 何割ぐらいの楽器を入れ替えるつもりですという辺りがはっきり分かればいいです。 126 ◯委員長(門間淑子) 学校教育課長。 127 ◯学校教育課長(西尾洋介) まず、来年度予算で計上させていただいているリースは、楽器を小中学校合わせて27台を予定しております。ただ、小中学校全体の楽器の数で分母といいますと、今、集計はしておりません。学校ごとのものは持っていますが、単位としては何千という数にはなります。 128 ◯委員長(門間淑子) 教育支援課長。 129 ◯教育支援課長(三品孝之) 3点目の英語教育の評価につきましては、小学校の段階ではコミュニケーション能力の向上が主になっておりますが、中学校に上がりまして、主に全国学力・学習状況調査。これは中学校3年生。また、東京都の学力向上を図るための調査。これは中学校2年生を対象としておりますが、その中での英語の評価について確認しているところでございます。 130 ◯委員長(門間淑子) 関連で、石居委員。時間が限られていますので、端的に。 131 ◯委 員(石居尚郎) 今の楽器のことについてお伺いしたいと思います。リース方式を今年度から始められるということなのですが、そこにはやはり予算も限られて、今、言ったとおり、楽器の台数も限られてくると思うのですが、今年度でそれが終わりというわけには多分いかないと思うのです。私も楽器庫を確認させていただきましたけれども、既に使えなくなっている楽器が相当ある。そうなってくると、今回の予算だけでは恐らく足りないだろう。そうすると、やはり連続した取組みが今後必要になってくるのではないかなと思いますが、そこら辺の考え方をお聞きしたいと思います。 132 ◯委員長(門間淑子) 教育長。 133 ◯教育長(桜沢 修) 音楽のあるまちづくりを始めて、全部、今、中学校でやっていますけれども、楽器の使用年数についても一覧表を作っている中では、20年、30年使っている楽器も確かにありますので、その辺のところの入替えを今後考えていかなければいけない時代にはなっているとは認識しております。限られた予算の中で、どのような形でそれらを持続可能な形で循環していくかというところがこれからの課題であるとは認識しています。今、ここで何年にまた、このリースをやっていくということでは申し上げられませんけれども、十分、その辺も検討しながら、財政担当とも調整をさせていただきながら対応を図っていきたいと思っています。 134 ◯委員長(門間淑子) 他に質疑ありませんか。  鈴木委員。時間が限られていますので、ショートで。 135 ◯委 員(鈴木拓也) 分かりました。では、端的にお聞きします。予算書の347ページ、若者の自立等支援事業委託料が半減しておりまして、その理由をお尋ねします。  2点目は予算書の357ページ及び359ページも関わるのですけれども、図書館の雑誌購読料、それから、図書の購入費がマイナスになっておりまして、冊数と購読雑誌数が減るのではないかと思うのですが、どういう状況を計画しているのか。  それから、予算書の363ページ、郷土博物館なのですけれども、学芸員の報酬が若干下がっておりまして、これはなぜか。3点お尋ねします。 136 ◯委員長(門間淑子) 児童青少年課長。 137 ◯児童青少年課長(中島静樹) 子ども・若者の関係の委託料の減でございますが、本年度予算を組みまして、実際、2日間の相談日という計画で事業を展開させていただきました。本年度、市単独で、市の予算で行うべき業務が、年度入ってから東京都と共催でできる形になりまして、本年度は実際、全て東京都の予算で4日間開設したわけでございますが、実際の実績といたしましては4日開設して1日1人という状況でございました。来年度も引き続き東京都と、この事業の共催ができるような協議はしておりますが、ちょっと予算の段階では未定だったことと、本年度の実績から、来年度は当初、この令和元年度は2日予定だったものを、令和2年度は1日開催という形で、事業の中身を見直した関係で減額という状態になっております。 138 ◯委員長(門間淑子) 図書館長。 139 ◯図書館長(松原 隆) 雑誌と図書の購入の関係でございますが、細かい数字はちょっと手元のほうに持ち合わせていないのと、まだ年度末まで図書を購入するのではっきりした数字は出せませんが、今年度の雑誌でいきますと、229タイトルは購入していました。図書のほうは大体、コンスタンスに8,000冊ぐらいは買っていたのですが、予算が落ちたということで、ご意見のとおり、冊数は少なくなるかと思います。  図書館のほうでは、本が借りられるニーズですとか、リクエストの様子ですとか、また、本を選ぶときに類似の図書はどうなのかとかというところで、予算に見合う本を今後、選書というものをより精査しながら検討、買う本を選んでいくということで対処してまいりたいと思っています。以上です。 140 ◯委員長(門間淑子) 郷土博物館長。 141 ◯郷土博物館長(河村康博) 学芸員の報酬についてですが、毎年、微妙に時間の積算とかが変わりますので、その範囲での変動ということで、特に原因だとか、何かを削減ということではございません。 142 ◯委員長(門間淑子) 他に質疑ありませんか。      (「なし」と呼ぶ者あり) 143 ◯委員長(門間淑子) 時間の関係もありますので、教育費、災害復旧費、公債費、諸支出金及び予備費関係の質疑を終わらせていただきたいと思いますが、ご異議ありませんか。      (「異議なし」と呼ぶ者あり) 144 ◯委員長(門間淑子) ご異議なしと認めます。  しばらく休憩いたします。                                     午前10時11分 休憩                                     午前10時25分 再開 145 ◯委員長(門間淑子) 休憩前に引き続き会議を再開いたします。  令和2年度羽村市一般会計予算について、一通り質疑が終わりましたので、これより総括質疑に入ります。質疑ありませんか。西川委員。 146 ◯委 員(西川美佐保) 2点お伺いいたします。1点目は予算に直接関係がないので、ここでちょっと質問を。 147 ◯委員長(門間淑子) 関係ない質疑は。 148 ◯委 員(西川美佐保) すみません。少し関係あります。 149 ◯委員長(門間淑子) 予算に関係する形で質問してください。 150 ◯委 員(西川美佐保) 路上喫煙についてです。羽村市では数年前からマナーアップキャンペーンを行い、ごみのポイ捨てとか路上喫煙などに関する啓発を行っております。しかし市民の方からは、子どもが通園しているなど関係なく歩きたばこの人が非常に多くて困るという声が聞かれていて、まだ改善されていないという声があります。これまで羽村市は厳罰化というものも図っていますけれども、実行されたことがあるのか、お伺いいたします。  2点目は、公共施設や公園施設などの有料施設の使用料全体について質問します。本議会でも公園施設の一部を改正する条例が提出されまして可決いたしましたが、見直されたのは全て市内料金の見直しだけでした。他の全ての施設でも市外料金の見直しがされておりません。羽村市では他市との差別化があまりありませんし、あったとしても厳格に実行されていないと思います。庭球場にしましても、福生市、あきる野市、瑞穂町では市内に比べて市外料金は庭球場に限らず3倍の料金となっておりますけれども、羽村市では他市との差別化があまりされておりません。財政が厳しい中で、ここの見直しとかが必要と考えますが、市の考えを伺います。 151 ◯委員長(門間淑子) 環境保全課長。答弁も簡潔にお願いいたします。 152 ◯環境保全課長(神尾成也) 羽村市におきましては、7月、11月、近年では12月に青梅線一斉のマナーアップキャンペーンをやっておりまして、路上喫煙防止の普及活動に努めておりますが、いまだ厳罰といいますか、法的措置を取ったことはございません。以上です。 153 ◯委員長(門間淑子) 財政課長。 154 ◯財政課長(河野行秀) 使用料の関係で市外料金の設定についてですが、今般、使用料の改定につきましては、使用料審議会を開いて、諮問をして、その答申を受けて料金改定をさせていただいたところでございますけれども、市外料金につきましては特別に諮問したりということはしておりませんで、現状ある、もちろん市外料金、市内料金ということで使用料審議会のほうにも資料を提供して、どうかというところを判断していただいたところでありますので、市外料金を特別に今後どうしていくかというところにつきましても、今後、使用料審議会は令和3年に予定してございますので、そういったところでしっかりと議論をしていくような形で検討を進めてまいりたいと考えております。 155 ◯委員長(門間淑子) 具体的に聞いてください。西川委員。 156 ◯委 員(西川美佐保) 1点目の路上喫煙についてですけれども、厳罰化されていないということで、取締りがされていないということで、決まりがあっても、それが実行されていないと市民の意識は薄れると思います。期間を決めて、こういったキャンペーンをさらに設けて、実際に警察とも連携して取締りを行うなど、いま一歩強化すべきではないかと思いますが、いかがでしょうか。  2点目に関しましては、財政の余裕がない中で、市民が近隣自治体の施設をお借りするときには、3倍ということで、非常に高いのです。でも、羽村市は市外に対してこんなに安いのにというふうにすごく逆の不満にもなります。他の自治体と合わせることはそういう意味で大事かなと思います。この視点においても見直しをすべきと思いますけれども、もう一度お願いいたします。 157 ◯委員長(門間淑子) 環境保全課長。 158 ◯環境保全課長(神尾成也) 西川委員のおっしゃるとおり、たまに市に、路上喫煙をしている、常習的な方がいらっしゃるようなことがあるとメールがあるような場合については、職員が例えば朝とか夕方とか、何回か行って注意をしますと、その後は守っていただける。そういったことが現状起きておりますので、こういった形で引き続き、必要に応じてやっていきたいと考えております。以上です。 159 ◯委員長(門間淑子) 財政課長。 160 ◯財政課長(河野行秀) ただいまの質問、市外料金の設定につきまして再度ご説明しますが、市外料金につきまして、個別の事情もございます。そうしたところで、全体的に市外料金を上げたりということはちょっと一概に申し上げられませんので、今後、広域利用等の状況もありますので、そうしたところも検討材料として、令和3年度の使用料審議会に向けてしっかり準備して、そういった資料を取りそろえて対応してまいりたいと考えております。 161 ◯委員長(門間淑子) 西川委員。 162 ◯委 員(西川美佐保) 路上喫煙に関してですけれども、職員の方が立って注意をされているということで、それでも効果があるということなのですが、警察との連携についてはどうお考えなのか、お伺いいたします。 163 ◯委員長(門間淑子) 環境保全課長。 164 ◯環境保全課長(神尾成也) 現状のところにつきましては、繰り返しになりますけれども、職員の注意等でそういった行為をする方が帰っているような状況がございますので、実情に応じて、余りにもひどいような場合には警察等の対応も視野に置いておりますが、今のところ、警察と共同してやっていくような事態にまで至っていないと考えております。以上です。 165 ◯委員長(門間淑子) 他に質疑ありませんか。冨松委員。 166 ◯委 員(冨松 崇) 予算(案)説明書の22ページですけれども、行政のスリム化に向けた全事務事業の点検・見直しに取り組んでこられていると思います。これは経常的経費の削減を図ることを目的としていると私は理解していたのですが、市としてどのような位置づけで取り組んでいるのか、お伺いいたします。 167 ◯委員長(門間淑子) 財政課長。 168 ◯財政課長(河野行秀) 行政のスリム化に向けた全事務事業の点検・見直しにつきましては、おっしゃるとおり、経常経費の削減を主にやっているところでございますが、経常経費だけではなくて、ここに示させていただいているとおり、小作台5丁目広場の管理ですとか、そういった面の歳入の確保ですとか、そういった面も含めて財政を健全化していこうという取組みでございます。 169 ◯委員長(門間淑子) 関連で、馳平委員。 170 ◯委 員(馳平耕三) 関連と、それ以外の1問をお願いします。予算(案)説明書の22ページから23ページの行財政改革の取組みと、予算(案)説明書の42ページの行財政改革の推進という点についてお聞かせいただきたいと思います。これは各課に跨って予算の行財政改革の取組みが出ているわけですけれども、これは答弁の中で皆さん、関係者に説明したらご理解いただいているという話があるのですが、我々が生に接している声を聞くと全然ご理解いただいていない。なぜご理解いただいていないかといいますと、余りに説明も唐突ですし、どうしてこの数字になったのか、ちゃんと具体策を説明していない。この議会に通るまで、まだ実際には決まってもいないわけでもあるので、議会ではどうなっているのかという質問も非常に多くいただいています。  そこで、この行財政改革の推進本部での会議の内容は議事録がきちんと残っているのかどうか。それは公開するつもりはあるのかどうかということと、どうして、この20パーセント削減、例えば補助金、助成金は概ね20パーセントというふうに決まった。なぜ20パーセントなのかという、その合理的な説明があるのかどうか。それから、外郭団体運営助成金の一律削減5パーセントというものは、その本部の中で決まったのかというのは、なぜ、この数字なのかという具体的な説明をいただきたいと思います。  2点目は、予算全体に、今後のことに大きく関わってくることなので、コロナウイルス対策についてお聞かせいただきたいと思います。東京都は今、感染者数、感染者の自治体名とかは公表していない。他の都道府県は公表しているところもあるわけですけれども、東京都はどうして公表していないのかということ。それから、公表していなくても羽村市にはきちんと情報は入ってきているのかどうか。それと、医療機関とその点のきちんと情報共有をしているかどうか、お聞かせいただきたいと思います。 171 ◯委員長(門間淑子) 企画政策課長。 172 ◯企画政策課長(ぬで島孝文) 1点目のお尋ねの、行政改革推進本部会議での議事の公開もしくはその議事録をきちんと策定しているかという点について、私のほうからお答えをさせていただきます。行政改革推進本部会議につきましては、行政内部の会議体でございまして、これは常設の会議体として、例年、行政改革の実効的な取組みを進行管理しながら、来年に向けての課題の抽出でありますとか、それに向けた取組み。そういったものを例年、検討させていただいております。これにつきましては、今回の行政のスリム化に向けた取組みにつきましても、この本部会議において議論、検討させていただいておるところでございます。これにつきましては議事録をきちんと作成して、残すという形での取組みをしております。  ただ、これにつきましては、政策形成過程の段階におきましては、これは行政内部の会議体でありますので、ここでの議論が外部に公表されることによることの様々な影響等を鑑みまして、方向性がきちんと定まるまでについての公開は行っておりません。これらの方向性が定まった段階におきましては、情報公開制度の規定に則りまして、これは一般的に公表できる資料としてお出しするような形で手続を取ってございます。以上です。
    173 ◯委員長(門間淑子) 健康課長。 174 ◯健康課長(大高淳子) 新型コロナウイルス感染症についての情報についてのご質問でございます。東京都は、このたびの感染症に関しまして、個人情報の保護の観点と、それから、風評被害を防止するということで、自治体名を原則公表しておりません。それは国とも示し合わせながらと聞いておりますが、市といたしましては、市内の感染状況については保健所と共同して把握はしておりますが、その公表云々に関しましては、全て東京都及び保健所の判断となっているところでございます。  それから、医療機関につきましては、医療機関は直接、保健所と全てやりとりをしております。検査の依頼ですとか現状ということは保健所とのやりとりになりますので、特に個別に医療機関との連絡は取っておりませんが、羽村市医師会を通しましてマスクのことですとか、あるいは受診時の防護服のことですとか、医療機関とは常に連携を取らせていただいております。以上です。 175 ◯委員長(門間淑子) 財政課長。 176 ◯財政課長(河野行秀) 行政改革の取組みのところで、なぜ補助助成金で20パーセントなのかというところで、まだ羽村市につきましては補助費等が非常に他市と比べて、決算ベースで見ても一番高い水準にある状況でございます。そうしたところから、この補助助成金を段階的に引き下げていきたいというところがございまして、昨年度も10パーセントでやらせていただいております。そういった意味で、今年度につきましては、またさらに10パーセント上乗せして、前年度やっていなかったところは20パーセント一気に下げさせていただくというところで20パーセントというところでございます。  それから、外郭団体の運営助成金の一律削減5パーセントというところで、この5パーセントにつきましては、もともとスリム化をやるときに経常収支比率が105パーセントを超えているというところで、5パーセント程度下げていこうというところがございました。そうしたところで、他の同じく人件費も含めて運営を助成しているような団体にも同様の取組みを求めていくべきではないかというところで、補助助成金に関しまして5パーセントの削減をお願いしたところでございます。  それから、これが行政改革本部会議で決まったのかというところで、こちらにつきましては、予算(案)説明書の22ページに掲げている行政のスリム化につきましては行政改革本部会議でしっかり議論をして出していったものでございますが、予算(案)説明書の23ページの行政改革の取組みについては主に予算編成過程の中で決まってきたものでございます。 177 ◯委員長(門間淑子) 馳平委員。 178 ◯委 員(馳平耕三) そうすると、予算(案)説明書の23ページの部分は行政改革の取組みとしてやったわけではないということなのですか。それとも、予算編成の中でやったということなのかどうか、もう一度確認したいのと、特に説明の中で、これは今年だけのものなのかどうなのかということもよく聞かれるわけです。そこもちゃんと説明されていないと私は思っているのですが、どうなれば、この形は元に戻るのかどうか。また、町内会等につきましては、補助金などを下げるよりも先に行事等をきちんと削減して、その分がなければ、ある程度、自分たちの運用はできるけれども、それもない限り、この非常に厳しい状況の中でできないのではないかという話も出ているわけですが、その辺に関してどういうふうに考えているかということをお聞かせいただきたいと思います。  2点目のコロナウイルスの関係なのですけれども、今後も、これがもし市内で感染が拡大したときにも、東京都がもしそういう形で別に情報公開しないといったときにはそういう形でやっていくのか。我々レベルも、個人レベル、また企業も警戒レベルを上げていく必要はどこかの段階で出てくる可能性はあるでしょうし、変なデマが飛んでしまう可能性も大きくあるのではないかと思うのですが、市のほうではどういうふうに考えているかということをお聞かせいただきたいと思います。 179 ◯委員長(門間淑子) 財政課長。 180 ◯財政課長(河野行秀) まず、この取組みが行政改革本部会議を経ずにというところでございますけれども、行財政改革の取組みにつきましては、大きなところでは行政改革本部会議に係るところで、個別の取組みについては、各担当であったり、予算編成過程の中で実施していくものでございますので、予算(案)説明書の23ページに記載しているものについては、大枠のところ、この税収の確保ですとか、多様な資金調達の取組みですとか、事務経費の見直しといったところは行政改革本部会議で決定し、行財政改革基本計画にも掲げている項目でございます。そこから実施に行くところについては予算編成過程でやらせていただいた部分があるというところでございます。  それから、これがいつまでのものなのかというところで、行財政改革につきましては不断にずっと取り組んでいるところでございます。こういった急激な20パーセントの減がいつまで取り組まれるのかというところで、財政の健全化を果たすまでは続けていくというところでございます。もちろん、財政が健全化すれば、また補助助成金についても、どのようにしていくかというところは議論されるべきところだと思います。  それから、優先順位的に補助助成金の前にイベント等というところでございますが、イベントにつきましても大幅に、例えば行政のスリム化で環境フェスティバルですとか夏まつりといったところも。 181 ◯委 員(馳平耕三) 町内会に関するイベントです。 182 ◯財政課長(河野行秀) すみません。以上です。 183 ◯委員長(門間淑子) 副市長。 184 ◯副市長(井上雅彦) 町内会に関しましては、この予算審査特別委員会、昨日もお話ししたとおり、町内会連合会、また、町内会長の方々とお話をさせていただきまして、了解は得ているところでございます。今、お話があったように、来年度以降どうなのかというお話で、財政の健全化が一定の効果を上げるのは本来でございますけれども、それぞれの事情もあるでしょうから、それらにつきましては丁寧にお話し合いをする中で、これは町内会・自治会だけではございませんが、その中で検討させていただければと考えております。 185 ◯委員長(門間淑子) 福祉健康部長。 186 ◯福祉健康部長(粕谷昇司) コロナウイルス関係の公表の仕方でございますけれども、先ほど健康課長からお答えしたとおり、基本線としてはそのような形になります。ただ、東京都のほうと保健所との話し合いの中では、現状、個々の部分については、今、お話のとおりでございますが、例えば学校であるとか、保育施設であるとか、老健施設であるとか、そうした部分については非常に影響力が大きいところでございますので、そうした部分についてはそうした施設での発生があったということも公表はすることがあります。現状として、今後どういう形で推移していくか、分かりませんけれども、個々の状況につきましては、また保健所等と調整しながら、場合によってはそうした部分、より詳しい情報を公表することもあるかもしれませんが、その辺については東京都との調整のうえという形になりますので、ご理解いただきたいと思います。 187 ◯委員長(門間淑子) 馳平委員。 188 ◯委 員(馳平耕三) コロナウイルス関係は分かりました。  行財政改革のほうをもう少し聞きたいと思います。多分、これは関係者以外にも市民生活に大きな影響を及ぼすわけで、より詳しい説明が必要になってくるだろう。特に、なぜこうなっているのか、財政が本当にどれぐらい厳しいのか、なぜそうなったのかということをきちんと説明しない限り、理解してもらえない。我々もようやく説明して、それが理解してもらえるような形になっているので、今後、市民に対してもどういうふうにこれを説明していくのかということと、それから、全体として行政改革の流れだと思うのですけれども、行政改革審議会がありますね。これは、予算(案)説明書の22~23ページの両方の部分は、そこの審議会でもきちんと議論されて、この結論、この5パーセント、20パーセントや、他の削減する部分も出てきたのかどうかについて、市民の声が反映されるのはそこだけですから、そこをきちんと、その議論を経ているのかどうかをお聞かせいただきたいと思います。 189 ◯委員長(門間淑子) 財務部長。 190 ◯財務部長(高橋 誠) 1点目の、現在の財政状況ですとか、どうしてこういう取組みをしなければいけないのかという説明をどのように市民の皆様にしていくかというところでありますけれども、基本的には今後、4月1日号の広報はむらでも予算の関係の記事を出させていただく予定ですが、そういった広報や公式サイトで発信していくことがまず一つあります。その他にやり方としましては、いろいろと説明会ですとか、ワークショップですとか、お話にありました行政改革審議会ですとか、そういったところで、市民の皆様が入ってくるような委員会の中でご説明していくこともあろうかと思います。まずは広報はむらや公式サイトでのご説明、また、財政白書や予算の説明書などでも詳しく、分かりやすく説明していくというものを基本としながら、他の手法については今後検討していきたいと思っております。 191 ◯委員長(門間淑子) 企画政策課長。 192 ◯企画政策課長(ぬで島孝文) 行政改革審議会につきましては、地方自治法に定めました付属機関としまして行政改革に関することについての諮問・答申をいただいて、具体的には行政改革基本計画を定める際に諮問をして答申をいただくような形になっておりますので、全ての行政改革の取組みにつきましては、この基本計画に沿って取組みを進めておりますので、そうした意味では行政改革審議会の下に様々な取組みが進められているということであります。先ほども申し上げました行政改革推進本部会議が市のほうで常設をしております市の内部機関としての行政改革を考える会議でありますので、その例年の取組みでありますとか、進捗管理。こういったものにつきましては、この行政改革推進本部会議のほうで行っている。市のほうではそういう形で取組みを進めてございます。以上です。 193 ◯委員長(門間淑子) 馳平委員。時間が余りないのですけれども、どうしてもですか。 194 ◯委 員(馳平耕三) やはりこれだけ市民生活に大きな影響を及ぼすわけですよ。市民の声が届かないのは全くおかしな話だと私は思っているのですよ。この審議会とかもきちんと開いて、声を吸い上げる。それから、また一方的な説明にならないように、市民からの声も届けられるような形にして、それに応えるような形の、双方向のきちんとした情報提供に努めていただきたいと思うのですけれども、そのあれはないかどうか。 195 ◯委員長(門間淑子) 要望にします。  時間が限られているので、あと何名いますか。あと5分ぐらいなのですけれども。  山崎委員。端的に短く。 196 ◯委 員(山崎陽一) 今の答弁にもありましたが、経常収支比率が2017年で105.8パーセント、臨時財政対策債を除くと106.7パーセントで、これが一つの要因で行財政改革に拍車がかかったということでした。それで、2020年度の経常収支比率の予測、それから、今年度、これはまだ決算が出ていないから正確でないと思いますが、予算の時点でいいのですけれども、経常収支比率の予測をお答えください。たしか市長は90パーセント前半を目指すとおっしゃっていたと思いますが、現実に2016年からずっと100パーセント台が続いていて、多いときは夕張市がトップで、上から4番目ぐらいになったと思いますが、全国で100パーセント以上のところはたしか40自治体ぐらいしかないと思います。かなり厳しい状態だと思いますが、とりあえず数値と臨時財政対策債を入れたものと入れないものの2019年度、2020年度の数値と、それから、90パーセント台前半を目指すという市長の思いに対して、できない要因が分かれば教えてください。 197 ◯委員長(門間淑子) 財政課長。 198 ◯財政課長(河野行秀) 経常収支比率につきましては、令和2年度予算ベースでお答えしますと102.9パーセント。それから、臨時財政対策債を含まないものとしては105.2パーセントと予算では試算しております。令和元年度につきましては、臨時財政対策債を含んだものは104.0パーセント。それから、臨時財政対策債を含まないものですと106.2パーセントとなってございます。  90パーセントを目指すというところで、なぜ達成できないのかというところで、この経常収支比率につきましては年度でかなり増減がございます。前回は100、前々回、平成29年の最も悪かったところは105.8パーセントでございました。それから、平成30年度の決算につきましては100.7パーセントと、大幅に改善したところでございます。経常収支比率につきましては、市民税法人税割とかの増減に多分に影響を受けます。歳入につきましては、ある程度交付税で算定されまして、普通は平準化されるのですけれども、なかなか交付税の関係も3年間の精算という形でなかなか平準化されないものでございますので、年度でかなりばらつきが出るところはございます。そうしたところで、安定的に100パーセントを切っていくところが第一の目標であると考えております。もちろん、その先には90パーセント台前半を目指していくところがございます。以上です。 199 ◯委員長(門間淑子) もう時間が来ているのですけれども、どうしてもという方はいらっしゃいますか。濱中委員。短くお願いします。 200 ◯委 員(濱中俊男) 実施計画書の104ページの市制施行30周年を記念とする取組みの実施で、市制施行30周年、令和3年11月1日を記念する取組みについて検討を実施しますということで、令和2年度検討とございます。これは11月1日だけの何かイベントとか式典を考えていらっしゃるのか。令和3年度全体の中でいろいろなこともできるかと思いますけれども、その辺、どのように考えて、来年、いろいろ検討するのか、お伺いしたいと思います。 201 ◯委員長(門間淑子) 企画政策課長。 202 ◯企画政策課長(ぬで島孝文) ご質問をいただきました市制施行30周年を記念とする取組みでありますが、濱中委員のご指摘のとおり、令和3年には市制を施行して30年が経過する節目の年となります。これにつきましては、市民の皆様と一緒にこの年を記念し、また市制の今後の発展に向けて盛り上げていきたいと考えております。こちらの取組みにつきましては、11月1日のその式典のみにかかわらず年度を通じまして様々な取組みを進めていきたいと考えております。全庁的に取組みができるものを取りまとめて、様々な取組みを進めていきたいと考えておりますので、まずは令和2年に早急に会議体を持ちまして、取組みを進められるものの検討を進めていきたいと考えております。 203 ◯委員長(門間淑子) 濱中委員。 204 ◯委 員(濱中俊男) そうしますと、例えば個人的に、ラジオ体操とか、こういう記念だから来てもらえないかとか、そんなことも考えられるのではないか、テレビ、ラジオの番組なども来ていただければ、またお祝いに花を添えてもらえるのではないかと思います。いろいろな点から盛り上げることを考えていただければと思いますが、いかがでしょうか。 205 ◯委員長(門間淑子) 要望ですね。  企画政策課長。 206 ◯企画政策課長(ぬで島孝文) 濱中委員のご指摘のとおり、様々な取組みを進める中にはそうしたタイアップで取り組めるものなどもあると考えております。そうしたものにも全職員、知恵を絞りながら取り組んでいきたいと考えております。また令和3年につきましては、市史編さんの過程で市史を発行できる形になりますので、こうしたものも大きな取組みの一つになるかなと考えております。 207 ◯委員長(門間淑子) 時間の関係もありますので、これをもって総括質疑を終わらせていただきたいと思いますけれども、ご異議ありませんか。      (「異議なし」と呼ぶ者あり) 208 ◯委員長(門間淑子) ご異議なしと認めます。  しばらく休憩いたします。                                     午前10時58分 休憩                                     午前11時10分 再開 209 ◯委員長(門間淑子) 休憩前に引き続き会議を再開いたします。  これより討論を行います。順次発言を許します。討論ありませんか。鈴木委員。 210 ◯委 員(鈴木拓也) 議案第2号「令和2年度羽村市一般会計予算」に反対の討論を行います。  法人からの税収が51パーセントも減るなど、厳しい財政の見通しの下、町内会助成金や小中学校修学旅行補助金、敬老金など、様々な市民のためのサービスを削る予算案となっています。一方で、多くの市民から見直しをの声が上がっている羽村駅西口土地区画整理事業には99パーセント増しの18億5000万円余もの予算をつけています。税金をどこに優先的に回すかの順番が完全に間違っている本予算案を認めることはできません。以上です。 211 ◯委員長(門間淑子) 他に討論ありませんか。冨松委員。 212 ◯委 員(冨松 崇) 議案第2号「令和2年度羽村市一般会計予算」に賛成の立場から討論を行います。  今回提案された予算案は、行政のスリム化に向けた全事務事業の点検・見直しの取組みをはじめ、積極的に行財政改革に取り組み、増大する財政需要に対して予算規模を3年連続で縮小したものとなっております。こうした厳しい予算編成の中でも、喫緊の課題である風水害対策などの防災関連の経費や子育て支援の経費、都市基盤整備などの経費については積極的に予算化し、将来を見据えたまちづくりへ対応を図られているものと捉えております。持続可能な財政基盤の構築に向けて、引き続き行財政改革に強力に取り組んでいただくことを強く要望し、本予算に賛成の立場からの討論といたします。 213 ◯委員長(門間淑子) 他に討論ありませんか。山崎委員。 214 ◯委 員(山崎陽一) 議案第2号「令和2年度羽村市一般会計予算」に反対します。  理由は3点。  1 2020年度予算220億円は前年度比3億円の減少です。一方で、歳出は扶助費や区画整理繰出金の増加で非常に厳しいものになりました。経常収支比率予想は臨時財政対策債を入れた数値で102.9パーセント、臨時財政対策債を除くと105.2パーセント、100パーセント超えは全国で40自治体ほどしかなく、財政の硬直化が止まりません。今後の財政フレームでも歳入が減り続けることが示されており、抜本的な対策が必要です。  2 収入減・支出増に対して、行財政改革で全事務事業の点検・見直し、補助金減額などを進めましたが、結果的に市民サービスの低下につながりました。住民福祉の増進という自治体の基本理念に沿った対応を求めます。  3 原因の一つが最重要施策に掲げる羽村駅西口土地区画整理事業です。広い道路を造るため、1,000戸の取壊しや移動する事業の今後の市費負担は180億円で、年間10億円にもなり、財政危機を招きます。よって、区画整理繰出金7億2526万円は認められません。また、土地権利者の会への補助金は不要です。経済委員会の所管事項である都市整備に関する地権者への懇談要望にも、話すことはないと断ってきており、実質的活動も不明です。  以上、2020年度一般会計予算に反対の理由です。 215 ◯委員長(門間淑子) 他に討論ありませんか。西川委員。 216 ◯委 員(西川美佐保) 議案第2号「令和2年度羽村市一般会計予算」に公明党を代表し、賛成の立場から意見を述べさせていただきます。  令和2年度は、第5次長期総合計画後期基本計画の4年目でありますが、その内容は前年にも増して大変厳しい財政運営が行われることが分かりました。市民税法人分が前年度比4億4657万円の減と、51.5パーセントもの減を見込んでいること。市債残高は減っているものの、財政調整基金も当初予算で5億3421億円、基金残高も9億4640万円と、過去最低となる見込みで、さらに予算に見込まれていないコロナウイルスなどの今後の社会情勢の影響や対策を考えると、予断を許さない予算となっております。その中で、令和2年度に実施すべき行財政基本計画に基づき、行政のスリム化に向けた全事務事業の点検・見直しを進めながら、歳出予算の総額を抑える取組み、需用費や補助金、助成金などを前年度より一定率を減じていく予算となっております。痛みを伴う削減に対し、住民の理解を得られるよう、くれぐれも丁寧な説明をお願いいたします。  歳入では、財産収入として市有地処分金の計上や返礼品を用いたふるさと納税への活用、公共施設へのネーミングライツを見込むなど、少しでも歳入につなげようとの市の姿勢がうかがえます。これら収入増も予算化されているものの、市税、特に住民税法人税割の一部国税化の影響などによる激減は企業の法人税に頼る羽村市の財政運営を直撃する予算減額となりました。  歳出では、公明党の主張が数々反映された予算となっております。私どもはこれまで、公会計制度とともに事業仕分けも訴えてまいりました。まだまだ運用面も含め見直すべき余地があり、さらに歳入に見合った歳出となるよう、行財政改革を進めていかなければなりません。それには市民の方の理解を得ていくことが重要であります。同時に削減だけではなく、第6次長期総合計画策定に向けて、次の発展となる積極的な施策の展開へとつなげていくことも視野に入れ、令和2年度は着実な財政の再建へと築いていかれることを強く望み、議案第2号に賛成の立場からの意見といたします。 217 ◯委員長(門間淑子) 他に討論ありませんか。濱中委員。 218 ◯委 員(濱中俊男) 令和かがやきを代表し、議案第2号「令和2年度羽村市一般会計予算」に賛成の立場から討論をいたします。  一般会計の予算規模は、3年連続減額の220億600万円となっています。歳入のうち、市民税法人分が5割強の、額にして4億4000万円減など、厳しい財政状況が映し出される予算となりました。地方消費税交付金の増額や市有地処分の財産収入等の増額もありますが、財政調整基金は残高が少なくなり、基金の活用も限界に近づいていると言わざるを得なく、さらなる財源の確保が望まれるところです。歳出については、性質別歳出総額の35.3パーセントを占める扶助費が、子育て環境の整備に必要な施設等整備費、障害福祉サービス費、生活保護費等の増額から前年度比9.2パーセント増となり、右肩上がりの伸びを示しています。市民の命と未来を守る重要な事業であると認識していますが、財政の硬直化は否めないところです。ここで、新規及びレベルアップ事業を見てみますと、防災行政無線(固定系)デジタル化整備工事、昨年の台風被害対策として防災非常用蓄電池や可搬式大型排水ポンプ購入等の市民生活全般の諸施策が盛り込まれました。  今回の予算審査は、新型コロナウイルスの感染が拡大する中、行われました。この感染拡大により、我が国の国民生活や経済活動全般が大きな影響を被ることが危惧されているところです。  今後の予算編成についても、税収減の圧力が増し、大規模な歳出抑制が求められてきています。大規模イベントの統合や中止も含めた検討や、さらには羽村市自然休暇村、羽村市動物公園、羽村市スイミングセンター等についても存廃も視野に入れた大胆な検討をして、財政のさらなる健全化に道筋をつける時期と言えます。より質の高い市民サービスを継続的に提供できる体制作りを期待し、本予算に賛成の立場からの討論といたします。 219 ◯委員長(門間淑子) 他に討論ありませんか。      (「なし」と呼ぶ者あり) 220 ◯委員長(門間淑子) 討論なしと認めます。これをもって討論を終了いたします。  これより議案第2号「令和2年度羽村市一般会計予算」の件を挙手により採決いたします。  本件は、原案のとおり決定することに賛成の方の挙手を求めます。      [賛成者挙手] 221 ◯委員長(門間淑子) 挙手多数であります。よって、令和2年度羽村市一般会計予算は原案のとおり決定いたしました。  これより日程第2、議案第3号「令和2年度羽村市国民健康保険事業会計予算」の件を議題といたします。  本件については、提案理由の説明を省略し、直ちに審査に入りたいと思いますが、ご異議ありませんか。      (「異議なし」と呼ぶ者あり) 222 ◯委員長(門間淑子) ご異議なしと認めます。  これより質疑に入ります。質疑ありませんか。      (「なし」と呼ぶ者あり) 223 ◯委員長(門間淑子) 質疑なしと認めます。これをもって質疑を終了いたします。  これより討論を行います。順次、発言を許します。討論ありませんか。浜中委員。 224 ◯委 員(浜中 順) 議案第3号「令和2年度羽村市国民健康保険事業会計予算」に反対の討論を行います。  負担が重過ぎると言われている国民健康保険税を、今回の改定で一層引き上げようとしています。両親40歳以上子ども2人の所得200万円の4人世帯では、30万400円に値上げされ、所得200万円の15パーセントに上ります。どう見ても負担が重過ぎると言わざるを得ません。都道府県知事会も国保税は高過ぎるとして、国に対して1兆円を国保へ補助すべきと要請しています。行政の重要な役割の一つは支払い可能な保険税で安心してかかれる医療を提供することです。国への補助の増額要請を行いつつ、市の一般会計からの繰入れをしっかり行い、保険税は極力抑えるべきです。よって、保険税の値上げを含む本予算には反対いたします。以上です。 225 ◯委員長(門間淑子) 他に討論ありませんか。秋山委員。 226 ◯委 員(秋山義徳) 議案第3号「令和2年度羽村市国民健康保険事業会計予算」に賛成の立場から討論いたします。  令和2年度当初予算においては保険税率の一定の引上げが盛り込まれていますが、保険者として税の収納強化をはじめ、医療給付の適正化、被保険者の健康作り促進等に積極的に取り組み、制度運営の健全化に努めており、国民健康保険制度を取り巻く環境を鑑みた場合、今回の保険税引上げは必要最低限のものであると判断することができます。将来にわたり健全かつ安定的な制度運営を図っていくため、なお一層の健全化を努めていただくことを要望し、賛成の立場からの討論といたします。 227 ◯委員長(門間淑子) 他に討論ありませんか。      (「なし」と呼ぶ者あり) 228 ◯委員長(門間淑子) 討論なしと認めます。これをもって討論を終了いたします。  これより議案第3号「令和2年度羽村市国民健康保険事業会計予算」の件を挙手により採決いたします。  本件は、原案のとおり決定することに賛成の方の挙手を求めます。
         [賛成者挙手] 229 ◯委員長(門間淑子) 挙手多数であります。よって、令和2年度羽村市国民健康保険事業会計予算は原案のとおり決定いたしました。  これより日程第3、議案第4号「令和2年度羽村市後期高齢者医療会計予算」の件を議題といたします。  本件については、提案理由の説明を省略し、直ちに審査に入りたいと思いますが、ご異議ありませんか。      (「異議なし」と呼ぶ者あり) 230 ◯委員長(門間淑子) ご異議なしと認めます。  これより質疑に入ります。質疑ありませんか。石居委員。 231 ◯委 員(石居尚郎) 1点お伺いいたします。ページの指定はないのですけれども、住所地の特例制度について質問させていただきます。介護保険制度では区市町村の間で財政上の不均衡を回避するために、この住所地の特例制度というものが設けられておりますが、この後期高齢者では設けられていない。この現状ということと、今、羽村市の取組みについてお伺いしたいと思います。 232 ◯委員長(門間淑子) 市民課長。 233 ◯市民課長(鈴木宏哉) 申し訳ございません。こちらにつきましては、ただいま詳しい資料を持参しておりませんが、羽村市におきましては、この後期高齢制度につきましては住所地特例という制度はございません。石居委員のおっしゃるとおりです。羽村市につきましては介護保険と同様に、住所地特例を考えた場合に負担が多少なりとも出ている状況となっております。これについても、私ども担当の課長会をはじめ、幹事会などで今、協議をされておりまして、連合会のほうでも今、その対策として、どうにかその解消を図れないかということで、また今年度も来年度も検討を進めていくということでありまして、羽村市におきましても、是非そのような方向で検討を進めていただきたいと考えております。以上です。 234 ◯委員長(門間淑子) 石居委員。 235 ◯委 員(石居尚郎) 東京都の後期高齢者医療の広域連合議会に私も参加させていただいておりまして、本年の1月30日にこのことについて広域連合議会で質問させていただきました。そこでの答弁で明らかになったことなのですが、転入・転出者の受入れが超過している自治体の数をお聞きした中で、トップ10のうち9つの自治体が多摩地域の自治体であったことが分かりました。また、その中で羽村市は第11位ということです。そうする中で、トップ11位の中で西多摩地域の自治体が7つ入っている現状も分かりました。このことについては、これは非常に大きな問題であろうと私も感じているのですが、市長会としてはどのような取組みをやっていらっしゃるのか、お伺いしたいと思います。 236 ◯委員長(門間淑子) 市長。 237 ◯市 長(並木 心) 高齢者のほうからの説明、市長会で必ず変化ごとにやって、本件につきましては直接、話題になったことは今までございませんけれども、西多摩の関係と市長会あるいは町村会のほうも大きく影響いたしますので、そちらのほうと連携して、ふだんあったときには、この住所地特例は他の面でもいろいろ問題になっておりますが、常にそれについては、こちらの不利にならないようにという形はきちんと取り上げておりますし、石居委員の質問についても私も承知しておりますので、今後とも協調していきたいと思います。今、市民課長が答えたように、これからの取組みについては不利にならないように、特に西多摩地域についての見解も含めて協調していきたいと思っております。 238 ◯委員長(門間淑子) 石居委員。 239 ◯委 員(石居尚郎) ありがとうございました。  これでトップ3をお聞きしたら、トップが、一番被害額が大きかったのは青梅市で6600万円です。第3位があきる野市で3700万円。ちなみに、11位の羽村市は、影響額は800万円です。それを考えれば、11自治体の中で7つの自治体が西多摩地域である。これは由々しき問題であろうという認識を持っていますので、これは西多摩地域の広域連合の協議会の中でもしっかり重要な課題として取り上げていただいて議論を前に進めていただきたいと思いますけれども、その線の姿勢はいかがでしょうか。 240 ◯委員長(門間淑子) 市長。 241 ◯市 長(並木 心) 今の例も承知して、青梅は特にそういう影響がある。協議会の会長は青梅でございますので、そういう意味では問題意識は強いと思っておりますので、議題として取り上げて、また実務的なものからずっと盛り上げていただく組織になっておりますので、そこでも検討をきちんとしていきたい。比較とか、きちんと資料を整えて、それについて要望・要求・要請にできるかどうかをきちんと検討していきたいと思っております。 242 ◯委員長(門間淑子) 他に質疑ありませんか。鈴木委員。 243 ◯委 員(鈴木拓也) 保険料が値上げということの予算になっているわけですけれども、かなり年金で生活している方ですから、負担が大きくなるだろうと思われるのです。また同時に、滞納したからといって医療が受けられないというふうになりますと、年齢のこともあって、非常に重症化する恐れもあると思いますので、短期保険証、また、資格保検証がどういうふうに運用されているのか、あるいは運用されていないのか。その辺が気になるのですけれども、現状と、予算の中でどうなっているかをお尋ねします。 244 ◯委員長(門間淑子) 市民課長。 245 ◯市民課長(鈴木宏哉) 短期保険証と資格保険証の発行の状況ですが、羽村市におきましては、平成24年に過去1件、交付した実績がありますが、それ以降については発行している実績はございません。令和2年度におきましても、今のところ、発行はないものと考えております。以上です。 246 ◯委員長(門間淑子) 鈴木委員。 247 ◯委 員(鈴木拓也) 過去1件あったということなのですけれども、そのポリシーが変わっているのか、あるいはポリシー、基準に照らして対象者がいるいないということだったのか。また、ポリシーがあるとすれば、どういったポリシーを設定しているのか、お尋ねします。 248 ◯委員長(門間淑子) 市民課長。 249 ◯市民課長(鈴木宏哉) 基本的な方針としては、変化はございません。ただ、近年になりまして、より収納者の方に寄り添った形で判断するような制度のほうへ若干緩和をいたしました。以上です。 250 ◯委員長(門間淑子) 他に質疑ありませんか。      (「なし」と呼ぶ者あり) 251 ◯委員長(門間淑子) 質疑なしと認めます。これをもって質疑を終了いたします。  これより討論を行います。順次、発言を許します。討論ありませんか。      (「なし」と呼ぶ者あり) 252 ◯委員長(門間淑子) 討論なしと認めます。これをもって討論を終了いたします。  これより議案第4号「令和2年度羽村市後期高齢者医療会計予算」の件を採決いたします。  本件は、原案のとおり決定することにご異議ありませんか。      (「異議なし」と呼ぶ者あり) 253 ◯委員長(門間淑子) ご異議なしと認めます。よって、令和2年度羽村市後期高齢者医療会計予算は原案のとおり決定いたしました。  これより日程第4、議案第5号「令和2年度羽村市介護保険事業会計予算」の件を議題といたします。  本件については、提案理由の説明を省略し、直ちに審査に入りたいと思いますが、ご異議ありませんか。      (「異議なし」と呼ぶ者あり) 254 ◯委員長(門間淑子) ご異議なしと認めます。  これより質疑に入ります。質疑ありませんか。高田委員。 255 ◯委 員(高田和登) 予算書の114ページ、115ページなのですけれども、高額医療合算介護サービス等費として1995万2000円についてお尋ねいたします。昨年度の予算額が905万円と比較しますと約1000万円という大きな金額になっております。そこで質問させていただきます。まず、倍増になった理由を教えていただきたいと思います。それから、これは多分、人数が増えたのではないか。対象者が増えたのではないかなと思うのですけれども、何人から何人に増加したのでしょうか。また、合算という意味が必ずしも理解していないので、少しその辺についてご説明いただきたいと思います。 256 ◯委員長(門間淑子) 高齢福祉介護課長。 257 ◯高齢福祉介護課長(島田由則) 高額医療合算介護サービス等費についてのご質問で、まず合算という、この制度の内容でございますが、こちらにつきましては、介護保険と医療保険の両方の自己負担額が高額になった場合につきまして、介護保険側では高額介護サービス費、医療保険側では高額療養費をお支払いしますが、それを適用した後の自己負担額を介護と医療のほうで年間分、両方合算いたしまして、それが定められた限度額を超えた場合に、申請に基づきまして、後から給付費としてお支払いをする形になっております。給付額は、医療保険のほうの自己負担額と介護保険のほうの自己負担額で案分いたしまして、介護保険側からは高額医療合算介護サービス費という形で、医療保険側からは高額介護合算療養費という形で支給がされている制度という形になってございます。  続きまして、対象者で、令和元年度予算では対象を282人、平均3万2000円で、905万円の当初予算を計上してございます。令和2年度当初予算では623件分で、平均3万2000円、1995万円ということで計上させていただいておりまして、対象者は341件の増を見込んでございます。こちらにつきましては、近年の決算額の状況等を鑑みまして、平成30年度の決算が198件、令和元年度の決算見込みが362件など、利用が増えておりますことから、そのような傾向を考えまして令和2年度の予算を算定させていただいております。以上です。 258 ◯委員長(門間淑子) 高田委員。 259 ◯委 員(高田和登) ありがとうございました。  ちょっと高額医療というものが、例えばベスト3といいますか、一番高い病名とか治療とかというものは何かということがもし分かったら教えていただきたいと思います。 260 ◯委員長(門間淑子) 高齢福祉介護課長。 261 ◯高齢福祉介護課長(島田由則) こちらの制度につきましては、介護保険側の自己負担額をまず医療保険側にお伝えいたしまして、医療保険側でこの制度に該当する方を抽出いたしまして、その方に連絡を差し上げて申請をお願いする制度になっておりますので、持っている情報といたしましては自己負担額の情報のみでございますので、病名等は私どものほうでは把握はしてございません。以上です。 262 ◯委員長(門間淑子) 他に質疑ありませんか。      (「なし」と呼ぶ者あり) 263 ◯委員長(門間淑子) 質疑なしと認めます。これをもって質疑を終了いたします。  これより討論を行います。順次、発言を許します。討論ありませんか。      (「なし」と呼ぶ者あり) 264 ◯委員長(門間淑子) 討論なしと認めます。これをもって討論を終了いたします。  これより議案第5号「令和2年度羽村市介護保険事業会計予算」の件を採決いたします。  本件は、原案のとおり決定することにご異議ありませんか。      (「異議なし」と呼ぶ者あり) 265 ◯委員長(門間淑子) ご異議なしと認めます。よって、令和2年度羽村市介護保険事業会計予算は原案のとおり決定いたしました。  これより日程第5、議案第6号「令和2年度羽村市福生都市計画事業羽村駅西口土地区画整理事業会計予算」の件を議題といたします。  本件については、提案理由の説明を省略し、直ちに審査に入りたいと思いますが、ご異議ありませんか。      (「異議なし」と呼ぶ者あり) 266 ◯委員長(門間淑子) ご異議なしと認めます。  これより質疑に入ります。質疑ありませんか。鈴木委員。 267 ◯委 員(鈴木拓也) 2点お尋ねいたします。予算書の155ページ、歳入のほうなのですけれども、国庫支出金としまして社会資本整備総合交付金の3つのメニューが予定されております。住宅市街地総合整備事業、道路事業、それから、都市再生区画整理事業です。道路事業は大体分かるのですが、残り2つはどこに充当されていくのか。それぞれの件数、また、計算方法はどういう計算方法で導き出されているのか、教えてください。  2点目は予算書の159ページなのですけれども、人件費に関するところで再任用職員が2名に増えているということがあります。これはなぜかをお尋ねします。以上です。 268 ◯委員長(門間淑子) 区画整理総務課長。 269 ◯区画整理総務課長(橋本雅央) 1点目の国庫補助金、社会資本整備総合交付金の充当先についてですが、まず2つ、社会資本整備総合交付金(住宅市街地総合整備事業)の関係につきましては、令和2年度につきましては、老朽住宅という基準がございますが、その建物に対して8棟の建物に充当する予定でございます。また、都市再生区画整理事業補助。これは令和2年度から新たに事業計画変更に伴いまして導入いたしましたが、これにつきましては、建物の23棟に充当する予定でございます。以上です。 270 ◯委員長(門間淑子) 企画政策課長。 271 ◯企画政策課長(ぬで島孝文) ご質問の2点目の再任用職員の件でありますが、組織定員につきましては常に実効的・効率的な組織体制の確立を目指しております。こちらにお示してありますのは予算時のあくまでも仮配置であるということでお答えをさせていただきます。以上です。 272 ◯委員長(門間淑子) 区画整理総務課長。 273 ◯区画整理総務課長(橋本雅央) 1点、答弁漏れがございました。補助金の計算方法なのですけれども、まず住宅市街地総合整備事業につきましては、これまでもお答えしておりますが、補助対象事業額の2分の1という形で補助額がございます。都市再生区画整理事業補助につきましては、国庫補助金につきましては、やはり補助対象となる移転補償費の2分の1が国庫補助金です。これに、さらに東京都補助金があるのですけれども、東京都補助金が4分の1ですので、国が2分の1、東京都が4分の1、市が4分の1という形になってございます。以上です。 274 ◯委員長(門間淑子) 鈴木委員。 275 ◯委 員(鈴木拓也) 1点目の国の補助金なのですけれども、例の分配率という数字がございますね。年度によって変わってきますが、予算時ではそれは1ということで計算をしているのかどうか。また、それは何か国からの内示等は示されているのかどうかをお尋ねします。  2点目の再任用職員2名が、仮配置ということだと思うのですけれども、予算時点では再任用職員はフルタイムの人と短時間の人がいらっしゃいますね。予算では、この2人はどういう内訳として計算しているのか、お尋ねします。 276 ◯委員長(門間淑子) 区画整理総務課長。 277 ◯区画整理総務課長(橋本雅央) ただいまの国庫補助金交付金の予算の額につきましては、まず国からいくら来るかという内示については、まだこの段階では示されてございませんので、これまでの経験とか想定の範囲内で行っておりまして、まず今回、都市再生区画整理事業補助については、これは1と言われましたけれども、100パーセントという形で見込んでおります。住宅市街地総合整備事業につきましては、これまでもお答えしておるのですが、近年、予定どおりの補助金といいますか、100パーセント以上の補助額がいただいてはおるのですけれども、一応、念のため、やはりこれまでの予算を組んでいる段階がございますので、70パーセント程度を今回も予算上は見込んでいるような状況でございます。以上です。 278 ◯委員長(門間淑子) 職員課長。 279 ◯職員課長(本橋秀敏) 再任用職員の関係で、短時間かフルタイムかについてのお尋ねですが、2名ともフルタイムで予算計上してございます。以上です。 280 ◯委員長(門間淑子) 鈴木委員。 281 ◯委 員(鈴木拓也) 国の補助金のほうは分かりました。  人事のことなのですけれども、確定ではないということなのですが、何か随分、西口土地区画整理事業に人が他と比べても厚く配置している、多過ぎるのではないかと率直に思うのです。それは市長かもしれませんが、どうお考えですか。 282 ◯委員長(門間淑子) 企画総務部長。 283 ◯企画総務部長(市川康浩) 組織定員の関係でございますけれども、こちらにつきましては毎年度、それぞれ所管からのいろいろ事業内容ですとか、職員の要望ですとか、そういったものを精査しながら、また、市が進めていく施策の部分を見まして全体的に定めているものでございます。先ほどご説明させていただいたとおり、まだ予算の段階ではございますけれども、予算編成をする中で、新年度に向けた組織体制を構築する中で適正な人員の配置を予算化しているということでございます。 284 ◯委員長(門間淑子) 他に質疑ありませんか。山崎委員。 285 ◯委 員(山崎陽一) 主に業務委託の内訳という区画整理部から受取った資料に基づいて質問します。  その前に、一般会計からの繰入れの中で、基金が1億9500万円で、これであとの基金残高がいくらになるか、残りがあったら教えてください。  それから、公社への業務委託の内訳表に基づいて伺いますが、上からいって、換地変更の処理のところなのですけれども、今まで基本的に換地は変更しない、相続等でということでしたが、今回新たに別の理由で換地変更したということなのですが、大体、この金額はいつも159万円ということでやっておりますけれども、そういった新たな換地変更が今後も出てくるか、出てきても、この額でやるのかということ、1棟当たりの経費がどのくらいかかるかを教えてください。 286 ◯委員長(門間淑子) 山崎委員、今の資料は全員に配ってありますか。 287 ◯委 員(山崎陽一) はい。先ほど、必要な人はということで、控室で。 288 ◯委員長(門間淑子) では、予算になるべく引き寄せる形で質問してもらえますか。 289 ◯委 員(山崎陽一) 予算の中の委託費の内容を伺っています。 290 ◯委員長(門間淑子) なので、それに基づいた質問という言い方になるとちょっと困るので、予算書に基づいて。 291 ◯委 員(山崎陽一) それから、補償業務に関して、3番目で、3928万円ということですけれども、これは補償契約を一棟当たり取ることで支払うのだということですが、一棟当たりの補償交渉は大体いくらぐらいと見積もっているのでしょうか。まず、それだけ伺います。 292 ◯委員長(門間淑子) 財政課長。 293 ◯財政課長(河野行秀) 西口土地開発整備基金の残高につきましては、令和2年度末で申し上げますと、8183万円でございます。以上です。 294 ◯委員長(門間淑子) 区画整理推進課長。 295 ◯区画整理推進課長(吉岡隆宏) 2点目の、移転補償業務の一棟当たりの額については、今、計算しておりますので少々お待ちいただきまして、換地変更は今後あり得るのかというところで答弁をさせていただきます。基本的には、既に決定しております換地先に移転協議を進めていくことが大前提となります。これまでもお答えしておりますとおり、事業の推進に当たりましては、基本的には施工ルートの変更、それから、工事工程の見直しなどによりまして事業の推進を図っていくことをしておりますけれども、今後の事業展開によっては換地変更も視野に入れながら、様々なケースを想定しつつ総合的に判断してまいりたいと考えてございます。以上です。
    296 ◯委 員(山崎陽一) 経費の問題が答弁に出ていませんけれども。 297 ◯委員長(門間淑子) 今、計算しています。 298 ◯委 員(山崎陽一) そうではなくて、換地変更の経費です。 299 ◯委員長(門間淑子) すぐ出ますか。時間がかかりますか。 300 ◯委 員(山崎陽一) 補償業務の経費は今、計算中であると聞いていました。 301 ◯委員長(門間淑子) 区画整理推進課長。 302 ◯区画整理推進課長(吉岡隆宏) この件につきましては、後ほどご答弁させていただきたいと思います。 303 ◯委 員(山崎陽一) 両方ともですか。換地変更というものは手法の原則、その他、いろいろ細かい調査をしなければいけないと思うのですけれども、その経費を聞いています。 304 ◯委員長(門間淑子) 細かな経費は後ほどですか。区画整理推進課長。 305 ◯区画整理推進課長(吉岡隆宏) 換地変更の一軒当たりの額でございますけれども、こちらは東京都都市づくり公社のほうで事務費算定基準というものを作成しておりまして、この一軒当たりの歩掛かりが0.65人となってございます。したがいまして、令和元年度の人件費単価3万7300円を乗じますと、約1軒当たり2万4000円という金額になっております。以上です。 306 ◯委員長(門間淑子) 山崎委員。 307 ◯委 員(山崎陽一) 確認ですけれども、今の1軒当たり2万4000円は、単なる遺産相続の問題での換地ではなくて、実質的な換地、別の場所にやるということも含めて、そういうわけですね。分かりました。  では、補償費のところに行くのですが、補償費が17億8200万です。この年の移転棟数が43棟で、これを単純に計算すると一棟当たりの補償費が4140万円ぐらいになるのですけれども、この補償費、43棟で17億8200万円はどのように考えればいいかということです。  それから、仮にこの中にマンションがあった場合、マンションは1棟として数えるのか。あるいはそこに15世帯入っていた場合、補償費はプラス15になるわけですから、そこらをどのように計算しているのか。その2点を伺います。 308 ◯委員長(門間淑子) ちょっと待ってください。時間が迫ってきたので、ここで一旦切らせてもらっていいですか。  すみません。予定の時間が大分迫っていますし、討論も長くなりますので、休憩に入らせていただきますので、ご了解いただきたいと思います。  しばらく休憩します。                                     午前11時54分 休憩                                     午後1時00分 再開 309 ◯委員長(門間淑子) 休憩前に引き続き会議を再開いたします。  先ほどの山崎委員の質問への答弁から始まります。区画整理推進課長。 310 ◯区画整理推進課長(吉岡隆宏) 先ほどの午前中のご質問にご回答させていただきます。まず、1点目の移転交渉の1軒当たりの金額でございますが、こちらにつきましては、1軒当たり約32万円となっております。こちらにつきましては、交渉の回数、時間にとらわれることなく、出来高として捉えておりますので、1軒当たり約32万円ということになります。  2点目の補償費の関係でございますけれども、令和2年度の移転棟数につきましては、現在43棟を予定しておりまして、その中に分譲マンションも1棟として数えているのかというご質問でございましたが、分譲マンションにつきましては1棟と数えております。また、その中には、例えば1棟の中に20世帯あれば、20世帯分の移転交渉をしていかなければなりませんので、個数と棟数は別物でカウントしております。以上です。 311 ◯委員長(門間淑子) 山崎委員。 312 ◯委 員(山崎陽一) 今、伺っているのは、委託に関しての予算の中で、事前に内容を詳しく知りたいということで受けた業務委託の内訳をベースにして話を聞いているわけですけれども、その中で今、マンションが1棟あって43棟。そこに十数戸あるとして、それで計算してもかなり大きな移転補償額になると思うのです。移転補償額というものは大体、基本的に通常の100平米ぐらいの2階建ての家でいくらと計算していて、それとの差がかなりあるのですが、そこら辺の説明をひとつお願いします。  それから、マンションに関して、今までもマンションの移転というものはあったのですけれども、これは全部、賃貸の人たちでした。今回は中には買っている人もいるわけです。そうすると、買っている人への、部屋を持っている人への補償と、それから、今度は借りている人への補償と両方出てくると思うのですが、そこら辺はどのように区分けしているのか。それで、建物の内部調査などの場合、どちらの許可を取るのかという問題が出てくると思うのですが、そこのところの説明をお願いします。 313 ◯委員長(門間淑子) 区画整理推進課長。 314 ◯区画整理推進課長(吉岡隆宏) それでは、1点目の移転棟数の中の補償費でございますけれども、こちらにつきましては、43棟のうち、令和2年度は木造・非木造を含めまして7棟の共同住宅の移転を予定しております。個々の建物につきましては、構造ですとか、規模、設備関係、工作物等、それぞれ異なってまいりますので、単純に割り返した数値が一軒当たりの補償費とは一概には言えないものと担当のほうでは認識してございます。  それから、分譲マンションの関係で、こちらは当然、所有者がいて、その中に借りている人もいらっしゃいます。占有者、借家人ともいいますけれども、こちらの方も一応、交渉はしてまいるような形になります。  建物調査につきましては、共同住宅の場合ですと、まず所有者様にお伺いいたしまして、区画整理の全般の説明をさせていただいて、それから、建物補償調査の必要性、調査内容をお話しさせていただいた上で補償調査の了解を得るような形になります。借家人につきましては、所有者様のご了解が得られた上で借家人のほうにお伺いいたしまして、同様の説明をさせていただいて建物調査をさせていただくような形で移転協議のほうは進めているところでございます。以上です。 315 ◯委員長(門間淑子) 山崎委員。 316 ◯委 員(山崎陽一) 建物補償の平均額は。 317 ◯委員長(門間淑子) 区画整理総務課長。 318 ◯区画整理総務課長(橋本雅央) まず、羽村駅西口につきましては、これは当然、平均額は出ません。これから調査を進めて補償費を算出していきますので、これまで、まちなみにも掲載しているのですけれども、移転のモデルケースということで行っておりまして、これは要件があって、木造日本瓦ぶきの2階建ての約31.5坪の建物で、建築後24年が経った建物ということで、敷地面積も178平米ある。そういうものをモデルとしてまちなみに載せておりまして、その曳家の工法の額が1820万円程度。また、再築については2720万円をこのモデルケースでは見込んでいるということで、あくまでも平均ではございません。以上です。 319 ◯委員長(門間淑子) 山崎委員。 320 ◯委 員(山崎陽一) 今のマンションに関してなのですけれども、双方の了解を得た上で家屋調査を一緒にやるということですね。それから、これはマンションの区分所有者の、借家人の補償に関しては以前、マンション補償で、室内のいろんな工作物の移転補償と出ていて、これは前回と変わりないということでよろしいですね。それから、マンションの区分所有者に関してなのですが、このマンションで家賃を受け取っていたわけですけれども、この家賃補償はどのようになるのでしょうか。 321 ◯委員長(門間淑子) 区画整理推進課長。 322 ◯区画整理推進課長(吉岡隆宏) 区分所有マンションの所有者様の補償ということで、当然ながら建物補償の他に家賃減収補償が発生してまいりますので、こちらも事務費算定基準に基づきまして算出して、しっかりと補償しているところでございます。以上です。 323 ◯委員長(門間淑子) 他に質疑ありませんか。鈴木委員。 324 ◯委 員(鈴木拓也) 43棟の移転ということなのですけれども、工法別、再築工法が何棟、曳家工法が何棟か。それから、そのうち集団移転は何棟になるのか。また、中断移転は何棟になるのか。それから、中断移転の期間の平均は何か月と見通しているのか。以上、お尋ねします。 325 ◯委員長(門間淑子) 区画整理推進課長。 326 ◯区画整理推進課長(吉岡隆宏) まず、1点目の工法別の関係でございますけれども、こちらはまだ移転工法につきましては、これから決定してまいりますので、予算ベースの予定数値ということで申し上げさせていただきますと、今回、令和2年度の移転棟数は43棟を予定しておりますが、そのうち曳家が7棟、再築が36棟を予定しております。集団移転棟数ですけれども、移転棟数43棟のうち、1つの集団を5棟以上と捉えた場合で申し上げますと、全体で34棟、残りの9棟につきましては単独の移転を予定しております。中断移転棟数につきましては、現段階では移転棟数と同じ43棟を予定しております。それから、中断期間につきましては、過去の移転サイクルから平均を取りますと、約1年6か月という形で想定しております。以上です。 327 ◯委員長(門間淑子) 他に質疑ありませんか。山崎委員。 328 ◯委 員(山崎陽一) 先ほど答弁で社会資本整備等の補助金の棟数が出ましたけれども、43棟中、これで37棟になるのかな。何棟か補助金の対象になっていないと思うのですが、その棟数と対象にならない説明をお願いします。  もう一点、伺います。移転という言葉を使っていますけれども、移転とは辞書で引くと権利の移動という意味になっています。家が移ることは転居といっています。移転という言葉を使うときは同じ敷地内で家を移すときという使われ方をしています。今まで移転が、例えば年度末に100棟の移転をといいますが、権利の移動であれば、当然、換地先が使えることになることが移動だと思うのですけれども、そういう意味で私は理解していますが、区画整理部のほうとしてはどういう理解なのか。仮に権利の移動であれば、今まで100棟であれば、権利の移動は何棟であったかを伺います。 329 ◯委員長(門間淑子) 区画整理総務課長。 330 ◯区画整理総務課長(橋本雅央) 1点目の補助金の充当棟数ということだと思うのですけれども、先ほど鈴木委員から午前中にご質問がありました関係で、これは国庫補助金についての、それぞれの充当棟数を申し上げました。合計すると、国庫補助金につきましては34棟になりまして、43棟全部移転するということなので、残り9棟につきましては、これは東京都交付金。これまでもお答えしていますが、都市づくり公社に委託した場合に東京都交付金がいただけるわけですけれども、その東京都交付金の対象建物が9棟で、合計で43棟という形になります。以上です。 331 ◯委員長(門間淑子) 区画整理推進課長。 332 ◯区画整理推進課長(吉岡隆宏) それでは、移転とはということで、こちらで捉えている考え方を申し上げますと、区画整理事業では、移転とは現在の場所から一時、別の場所に移っていただくことを移転として認識してございます。また、仮換地指定によりまして使用収益が停止となりますけれども、その土地そのものの所有権自体は登記簿上、そのまま消滅することはありませんので、そういう認識でおります。以上です。 333 ◯委員長(門間淑子) 山崎委員。 334 ◯委 員(山崎陽一) いや、私が言っているような意味で移転を捉えたら何棟になりますかと聞いています。仮換地先が使えるようになるというのを権利の移動と考えれば何軒になりますかと聞いています。 335 ◯委員長(門間淑子) 区画整理推進課長。 336 ◯区画整理推進課長(吉岡隆宏) 今のご質問に対しまして、使用収益箇所数ということで申し上げますと、令和2年度、使用収益を開始する予定箇所数につきましては、全体で16か所を予定してございます。以上です。 337 ◯委 員(山崎陽一) 今まで100棟のはずなのですけれども、ちょっと意味が分からない。 338 ◯委員長(門間淑子) 解釈の違い。 339 ◯委 員(山崎陽一) 今までのトータルで何棟ですか。去年の12月では使用開始が23棟というのがあったから、足せばいいのですか。 340 ◯委員長(門間淑子) 区画整理推進課長。 341 ◯区画整理推進課長(吉岡隆宏) たしか山崎委員の一般質問でもお答えしているかと思いますけれども、令和2年2月末現在の最新の使用収益箇所数で申し上げますと、令和元年度末の決算見込みを見込みまして、全体で使用収益箇所数につきましては26か所を予定しております。以上です。 342 ◯委員長(門間淑子) 山崎委員。 343 ◯委 員(山崎陽一) 先ほどの答弁で、9棟が都交付金ということで、これは社会資本整備等の補助金が使えないということで、例えばそれが使えないのは新築であるとか、倉庫であるとか、お店であるとか、例えばお店などの住んでいないところ、要するに住居ということなのか、あるいは建物全てなのか。そこの9棟の理由を、補助金の対象が何であるかということを明確に。 344 ◯委員長(門間淑子) 区画整理総務課長。 345 ◯区画整理総務課長(橋本雅央) この東京都交付金につきましては、基本的には、まず1つ目としては、都市計画道路の中でも都道の計画上にある建物であれば、建物ではなくてもですけれども、工作物でもそれは全て充当できます。また、それ以外にも、これは特に制限がございませんので、店舗であろうが、倉庫であろうが、住居であろうが、それは全て東京都交付金については充当が可能でございます。以上です。 346 ◯委員長(門間淑子) 山崎委員。 347 ◯委 員(山崎陽一) そうすると、道路に当たればほとんど補助金が出るわけですから、有利なほうを使ったということだと思うのですが、では、全く補助金対象にならなかった家屋、あるいは店、倉庫はないということでいいのですか。 348 ◯委員長(門間淑子) 区画整理総務課長。 349 ◯区画整理総務課長(橋本雅央) そのとおりでございます。以上です。 350 ◯委員長(門間淑子) 他に質疑ありませんか。印南委員。 351 ◯委 員(印南修太) 昨日、今日と、審議の中で多くの事業・予算が削られている中で、この区画整理事業だけが98パーセント増となっている。これは前年度比で、僅かでも減っていれば、今、やはりみんなで我慢していくときだから、羽村がワンチームになって乗り越えていこうというのは分かるのですけれども、これは非常に重要な事業というのは分かるのですが、なぜ、この財政が厳しいときにこれだけ区画整理だけ多くなったのかをやはり市民誰もが分かるように説明ができなければいけないと思うのですけれども、その点についてはいかがでしょうか。 352 ◯委員長(門間淑子) 区画整理部長。 353 ◯区画整理部長(石川直人) まずは、印南委員もご承知のとおり、この西口土地区画整理事業につきましては最重要施策であるということをまず前提にこれまで議会でもご承認をいただきまして、債務負担行為を取って、このことを前提に平成27年度から念願でありましたハード整備事業に着手して、現在、5年目が経過するところでございます。これまでの移転工事に当たりましては、公共性ですとか、あるいは安全性、効率性。これらを考慮して設定しました優先整備地区を中心に、事業の継続性を踏まえまして移転工事を鋭意取り組んでまいりました。この間、関係権利者の皆様方にもご理解とご協力をいただく中で、おかげさまで概ね順調に施工を進めることができております。ハード整備事業は、令和2年度は6年目を迎えるわけでございますが、新たに変更しました事業計画に基づきまして継続的な事業展開を図りまして、早期実現を目指す。そのうえでも極めて重要な、大切な局面にあると捉えております。  こうした前提の下に、これまでもお答えしておりますけれども、社会資本整備そのものはどうしても長期にわたる事業でありますことから、経済情勢によりまして様々変動します時々の財政事情についてはその影響を受けることになりますが、いつの時代でも将来を見据えて、市民の皆様が安心・安全を根幹として便利・快適に暮らすことができるまちを創出していくことが行政の責務であると捉えておりますので、経済的には厳しい状況にありますが、より効率的な事業推進。これはもとより、特定財源を可能な限り確保して、事業費の軽減に努めながら着実な事業の推進を図ってまいりたいと考えております。以上です。 354 ◯委員長(門間淑子) 印南委員。 355 ◯委 員(印南修太) その部分は私も分かっています。それで、例えば昨日、道路維持保全ですとか、土木費などにしてもいろいろ質問が出ました。そこもやはり重要だと思っている委員もいて、そういった他の事業とのバランスを欠く区画整理事業の予算配分は今後、反発を強めていくのではないか。逆に、この事業を進めていくリスクを高めていくのではないかなと私は思います。これは一般質問でもやらせていただきましたけれども、区画整理部長がおっしゃる一番最重要部分ということで言えば、今、家の周りが工事中になっている方たち。その方たちにやはり安心して暮らしてもらえる日常に戻してもらう部分が最重要であると思うのです。  このまちなみの60号を出していただいて、この令和2年度予算というものは非常に分かりやすくまとめて出していただきましたが、主にどこに使っていく予算になっているのでしょうか。例えば、都市計画道路3・4・12号線の周辺に係る部分に使っていく令和2年度の98パーセント増になっている予算なのか。それとも、全体に分散して使っていくという考えなのかということをお伺いいたします。 356 ◯委員長(門間淑子) 区画整理部長。 357 ◯区画整理部長(石川直人) 令和2年度の予算につきましては、これまでも申し上げておりますけれども、都市計画道路3・4・12号線、羽村大橋から東部踏切を経て羽村街道に通ずる約500メートルの区間ですが、これは印南委員もご承知のとおり、朝夕、大変な混雑をしております。最長時間帯によっては1.5キロメートルぐらいまで渋滞が羽村大橋の交差点の部分でされております。こういった車両が川崎地区の住宅、いわゆる一般的な区画道路に流入してくるということで、川崎地区につきましては羽村東小学校もある中で、子どもさんたちの通学路に指定されている。そういったところの牛坂ですとか、地区界の狭隘道路に車両が入ってくる。こういった環境を早期に改善しなければいけない、早期に整備の必要があるということで、令和2年度の予算、今回、債務負担でも4年間取らせていただきましたけれども、都市計画道路3・4・12号線の早期整備。この実現に向けた移転。これを中心に予算化をしているものでございます。以上です。 358 ◯委員長(門間淑子) 印南委員。 359 ◯委 員(印南修太) 分かりました。  それと同時に、Gエリアとか、まだ手つかずの部分、それから、このAエリアのほうもそうなのですけれども、5年後、10年後に移転の説明が行われる地区に関しては、やはりどうしていくのかという部分の話し合いは、令和2年に関しては必要だと思います。  それとプラスアルファなのですが、やはり羽村駅西口の駅前に関しては、今、羽村市はモノレールに声を上げていこうですとか、あと、神明台2丁目のまちづくりをどうしていくのかというものを部署内でやられているということですけれども、それも重要だと思います。ただ、やはり順番からいって、羽村駅西口の駅前をどうしていくのかというのは、周辺の事業者も含めて、もっと積極的に力を入れて議論していく必要性が次年度はあると思うのですが、その点について最後にお伺いいたします。 360 ◯委員長(門間淑子) 区画整理部長。 361 ◯区画整理部長(石川直人) 印南委員がおっしゃるように、駅前につきましては、交通結節点でありますし、羽村市の玄関口ということで、いわゆる早期整備に着手して完遂を目指したいのは私どもも考え方は全く同じでございます。しかしながら、既成市街地という観点から、やはり居住者がいて、事業を進めていく中では計画的に進めていく。仮にも私どもではスピード感を持ってやっていきたいという気持ちはありますけれども、計画的に進めていくということで、羽村駅前につきましては、令和5年、令和6年ぐらいから、新奥多摩街道から羽村駅のほうに向かって整備を進めていく予定でございます。  そういった計画に基づいてやっていくことによって、これはそういった中で整備機運ももちろん上がっていきますし、それから、周辺の方々につきましては、これまで以上に身近な事業として関心を寄せていただいて、そういった関心に対してしっかりご説明をさせていただきながら事業を進めていきたいと思っています。今の羽村駅前が、やはり安全性ですとか利便性ですとかというところでは、まだ暫定整備の段階で、十分ではございませんけれども、仮にもこのまま何もしない状態が続いたとすれば、やはり今の感情はそのまま残ると思います。ですから、私どもとしては今、計画に基づいて着実に進めさせていただきたいと考えております。以上です。 362 ◯委員長(門間淑子) 他に質疑ありませんか。      (「なし」と呼ぶ者あり) 363 ◯委員長(門間淑子) 質疑なしと認めます。これをもって、質疑を終了いたします。  これより討論を行います。順次発言を許します。討論ありませんか。山崎委員。 364 ◯委 員(山崎陽一) 議案第6号「令和2年度羽村市福生都市計画事業羽村駅西口土地区画整理事業会計予算」に反対します。理由は3点。  1 広い道路を作るため、総事業費436億円、うち市費負担255億円で1,000戸の家の取り壊しや移動する羽村駅西口土地区画整理は、権利者だけでなく、全市民一人当たり45万円の負担を強いるもので、羽村市の財政危機のおそれがあります。基本工程で79年かかる事業を大幅に短縮したことで、より事業費も増大しています。  2 2020年度の事業費18億5000万円は前年度の倍額です。市債が6億9000万円、一般会計繰出で7億2500万円、うち基金が1億9500万円。これで西口基金は残り8000万円ほど。今後は不足分を借金で賄うことになり、将来世代に多大の負担を強いることになります。  3 市長は今年度末で100棟の建物等の移転を見込んでいると述べましたが、移転とは権利の移動です。現在は換地先使用可能は26か所のみということです。家を取り壊して仮住まいのままでは移転とは言えません。来年度は43棟の予定ということで、ますます地権者の犠牲を増やすことになり、認められません。  以上、区画整理予算に反対、東京地方裁判所の違法取消判決を受け入れ、修復的まちづくりへの転換を求めます。 365 ◯委員長(門間淑子) 他に討論ありませんか。印南委員。 366 ◯委 員(印南修太) 議案第6号「令和2年度羽村市福生都市計画事業羽村駅西口土地区画整理事業会計予算」に賛成の討論を行います。  新年度予算は多くの事業が減額されていく中で、前年度比98パーセント増の18億5000万円となっておりますが、川崎地区をはじめ、工事中のエリアに暮らす市民の方が安心して暮らせる日常に戻していくために必要な、極めて重要な予算だと考えます。ただし、新型コロナウイルスの影響などで令和2年度以降は市の財政が羽村市始まって以来、最も厳しいものになると予想します。  そこで、以下の3点を要望いたします。  1つ目が、令和2年6月以降に想定を上回る財源不足になった場合は、可能な部分で市費負担分の軽減を図っていくこと。  2点目は、他の土木費など、事業とのバランスを考慮した、令和2年度中に作る令和3年度予算にしていただくこと。  3点目は、まちなみ60号のAやGのエリアをどうしていくのか。それと、羽村駅西口駅前をどのようにしていくのかということを、やはりもっと市民が未来志向で語れるような場を作っていただきたい。  以上のことを要望して、賛成の立場からの討論といたします。
    367 ◯委員長(門間淑子) 他に討論ありませんか。      (「なし」と呼ぶ者あり) 368 ◯委員長(門間淑子) 討論なしと認めます。これをもって討論を終了いたします。  これより議案第6号「令和2年度羽村市福生都市計画事業羽村駅西口土地区画整理事業会計予算」の件を挙手により採決いたします。  本件は、原案のとおり決定することに賛成の方の挙手を求めます。      [賛成者挙手] 369 ◯委員長(門間淑子) 挙手多数であります。よって、令和2年度羽村市福生都市計画事業羽村駅西口土地区画整理事業会計予算は原案のとおり決定いたしました。  これより日程第6、議案第7号「令和2年度羽村市水道事業会計予算」の件を議題といたします。  本件については、提案理由の説明を省略し、直ちに審査に入りたいと思いますが、ご異議ありませんか。      (「異議なし」と呼ぶ者あり) 370 ◯委員長(門間淑子) ご異議なしと認めます。  これより質疑に入ります。質疑ありませんか。浜中委員。 371 ◯委 員(浜中 順) 予算書の33ページの、ここで合っているかどうか分からないのですけれども、修繕費関係なのですが、台風19号で水源の井戸が2つ使えなくなったのですけれども、それに対して対策というのですか。濁ったということですが、あと、数日経てば自然に浄化されるということで、特別な対策はどのようにされているのか。その辺を具体的にお伺いしたいと思います。 372 ◯委員長(門間淑子) 上下水道設備課長。 373 ◯上下水道設備課長(渡辺 篤) 台風のときの井戸の濁りの対策ですが、これは台風が来て地下水が上昇してきたときに、各井戸に消火栓がございますので、その消火栓から水を排水しまして、濁りを極力抑えるような形で対応いたしまして、翌日にはほぼ使えるような状態で、濁度が下がっているような状態になってございます。これからもこのような濁度が下がる対策としては、消火栓のポンプ等を使いまして排水していきたいと考えてございます。 374 ◯委員長(門間淑子) 他に質疑ありませんか。西川委員。 375 ◯委 員(西川美佐保) 1点お伺いいたします。予算書の31ページの営業収益の給水収益についてなのですけれども、この給水収益が前年に比べて755万9000円の減を見込まれておりますが、この要因をお伺いいたします。 376 ◯委員長(門間淑子) 上下水道業務課長。 377 ◯上下水道業務課長(加藤 純) ただいま、水道料金の給水収益のところで、前年比で755万9000円の減ということでご質問いただきましたが、こちらのほうは、令和元年もそうなのですが、傾向としましては微減ですが、少しずつ使用量が減ってきている状況がございます。こちらのほうは大手企業というよりも、やはり全体的に一般家庭でも節水機器等の普及によりまして、このような形で若干ですが、下がっている状況がございます。こちらのほうは、令和元年の予算につきましても、先日の議会で減額補正を対応という形で取っておりまして、この現状に合わせた形でこれを減額させていただいたものでございます。以上です。 378 ◯委員長(門間淑子) 西川委員。 379 ◯委 員(西川美佐保) 水道料金の適正化について、令和元年度でも検証されたと思いますが、その結果についてはどういうものだったのか、お伺いをいたします。 380 ◯委員長(門間淑子) 上下水道業務課長。 381 ◯上下水道業務課長(加藤 純) 水道料金の適正化に関しましては、平成26年に料金改定をいたしまして、現在に至っているといったところでございます。こちらのほうは毎月、私ども例月の出納検査がございまして、そういった中でも調定水量の過去2年間との比較ですとか、そういったものから推移をずっと見てきております。令和元年につきましては、年間通しまして、対前年比では若干ですが、減少が見込めましたが、平成29年、平成30年はほぼ横ばいな形で推移していたところでございます。したがいまして、この部分につきましては、この水道料金につきましては事業の根幹でございますので、今後とも推移を見ながらきちんと対応していきたいと思っております。適正化という意味では、今のところ、純利益のほうも1億7000万円くらいの純利益がございますので、概ね順調に推移していると考えております。以上です。 382 ◯委員長(門間淑子) 他に質疑ありませんか。大塚委員。 383 ◯委 員(大塚あかね) 1点だけ質問させていただきます。予算(案)説明書の38ページで、予算書が予算執行計画明細書の37ページになるのですけれども、令和2年度は第二次水道ビジョンの策定が計画づけられているわけですが、まず、いつ頃までに策定するのかということと、懇談会が予定されていますけれども、何回ほどの懇談会を予定しているのかについてお伺いいたします。 384 ◯委員長(門間淑子) 上下水道業務課長。 385 ◯上下水道業務課長(加藤 純) 今回、この水道ビジョンの策定に関しましては、令和3年度末までに策定いたしまして、令和4年度から開始という形で進めていきたいと思っております。この令和2年に行いますビジョンの策定の推進懇談会に関しましては、回数は1回を予定してございます。 386 ◯委員長(門間淑子) 大塚委員。 387 ◯委 員(大塚あかね) そうすると、今、西川委員からもありましたけれども、ここずっと、給水収益が下がっていて、これは人口の減ですとか節水機器の普及ということもあって、致し方ないことだと思うのですが、今後は安定した事業を運営していく上で、この第二次水道ビジョンはどういう給水収益の見込みを持って、どういう方向性を持って策定していくのかについてお聞かせいただきたいと思います。 388 ◯委員長(門間淑子) 上下水道業務課長。 389 ◯上下水道業務課長(加藤 純) 第一次水道ビジョンが12年間の期間がございまして、今回、水道ビジョンは第二次という形になってまいります。給水収益に関しましては、今、大塚委員がおっしゃったように、給水人口のほうも減少している傾向もございますし、また、節水機器の普及ということもございます。この中で、全国的に見ますと、よくダウンサイジングという言葉も聞かれますし、そういったこともありますし、また一方で、安全・安定した供給も当然、必要な形でございます。また、管路につきましても、老朽化が進んでいるということもございますし、したがいまして、安全で安定した供給をする観点から、管路につきましては、例えば送水管路の複線化、二重化といったことも考えながら事業を行っていきたいと思っております。この事業に関しましては、やはり企業債なども活用しながら、ここは事業を進めていきたいと思っております。  そして、水道料金等の自主財源の確保に関しましては、やはりなかなか難しい部分だと思っておりまして、こういった水道の現状を多くの市民の方に知っていただくといったPR活動にも力を入れながら、料金の適正化については検討していきたいと考えております。以上です。 390 ◯委員長(門間淑子) 他に質疑ありませんか。鈴木委員。 391 ◯委 員(鈴木拓也) 予算書の35ページの水質検査なのですけれども、昨日も別項目でお聞きした有機フッ素化合物、PFOS、PFOAは今年、合計で1リッター当たり70ナノグラム以下という結果が発表されてよかったのですが、毎年出ないにせよ、定期的にしっかり調べていく必要があるのではないかなと思うのですけれども、この予算はそれも含まれているようなことになっているのかどうか、お尋ねします。 392 ◯委員長(門間淑子) 上下水道設備課長。 393 ◯上下水道設備課長(渡辺 篤) PFOS、PFOAの水質検査の関係ですけれども、こちらのほうにつきましては、令和2年度から毎年度1回、実施していきます。以上でございます。 394 ◯委員長(門間淑子) 鈴木委員。 395 ◯委 員(鈴木拓也) 恐らく、これまでは入っていなかったのではないかと思うのですけれども、追加するとどのぐらいのコストは増えることになるのか、お尋ねします。 396 ◯委員長(門間淑子) 上下水道設備課長。 397 ◯上下水道業務課長(加藤 純) PFOS、PFOAの水質検査の費用で、令和元年度にこの部分のPFOS、PFOAのみの水質検査を行いました。このときが21万5600円でございました。ただ、来年度からは水質検査業務委託の中に含めて行いますので、その予算の範囲内、同額の中で行っていくことが可能という形になっています。以上でございます。 398 ◯委員長(門間淑子) 他に質疑ありませんか。中嶋委員。 399 ◯委 員(中嶋 勝) 私のほうからは、第1配水場への送水管の二重化の取組みについてお伺いしたいと思います。予算書の41ページに管路の耐震化のほうの支援業務で入っておりますけれども、今年度も基本設計の調査と仕様書作成まで来たのかなと思いますが、ですから、来年度は実質の設計という形になるのでしょうか。その辺の取組みで、大きな課題としてはどういうところなのかなというのがあればお聞きしたいと思います。 400 ◯委員長(門間淑子) 上下水道設備課長。 401 ◯上下水道設備課長(渡辺 篤) 送水管の二重化の関係でございますが、令和元年度につきましては、二重化に向けた新設ルートの敷設案や敷設工法などの具体的な検討を行ってまいりました。令和2年度も引き続き、基本設計に向けた支援事業といたしまして、水道技術に関する経験者のアドバイスをいただきながら、既設送水管の耐震化はまた浄水場のポンプ等の運用方法と検討していくという形で考えております。その中で一番課題になるのが実際、スポーツセンターから浄水場までの経年管を今後二重化した場合に更新していくか、休止するか。その辺も検討しなければなりません。また、浄水場のほうのポンプも、既存のポンプですが、その二重化に伴って、今のポンプで容量が足りるか。その辺も検討していきたいと思っております。以上でございます。 402 ◯委員長(門間淑子) 中嶋委員。 403 ◯委 員(中嶋 勝) 将来的にも危機管理的にも非常に大事な事業かなと思います。何か相当大きな事業といいますか、長い年月がかかりそうなお話ですけれども、実際に来年度、設計がすんなりいったとして、いつぐらいから工事が始まって、大きく10年ぐらいかかるのですよとか、何かそういうスパンみたいなものがあれば教えてください。 404 ◯委員長(門間淑子) 上下水道部長。 405 ◯上下水道部長(田中祐子) ただいま中嶋委員のご質問のとおり、本事業は大変とても大きな事業で、今年度も計画をする中で、検討する中で、ルートの部分につきましても、複数のルート案が出てございます。そのルートを、例えば1ルートをやるにしても、かなりの時間と労力がかかるということは、あらあらですけれども、既に出ております。その中で一体、どのルートを選択するなり、考えていったらいいのかということ。それから今、上下水道設備課長も申し上げましたが、それに伴いまして、もとの浄水場のポンプのほうの容量といいますか、その部分もそれで足りるのかというところもございまして、これからもう少し検討を深めていかなければならない事態になりましたので、令和2年度につきましても、その辺りを検討してまいりたいと思っているものでございます。以上でございます。 406 ◯委員長(門間淑子) 他に質疑ありませんか。山崎委員。 407 ◯委 員(山崎陽一) 予算書の37ページ、ペットボトル「水はむら」製造委託料445万9000円について伺います。随分長くやっていると思うのですが、このペットボトルの目的、誰を対象に行い、達成目標は何であるか、費用対効果はどうであるかを伺います。 408 ◯委員長(門間淑子) 上下水道業務課長。 409 ◯上下水道業務課長(加藤 純) ペットボトル「水はむら」でございますが、まず目的に関しましては、やはりこの地下水100パーセントの羽村市の水道事業のPRということで、井戸からくみ上げた水を熱処理した状態でボトリングしまして、それがそのままお飲みいただけるということで、その水道事業のPRでございます。  誰を対象かと申しますと、やはりこれは市民、また市外の方も問わず、多くの方にご愛飲いただきたいと思っております。  また、費用対効果につきましては、年間6万本くらい製造しておりまして、同数ぐらいが今、販売という形で売れております。製造につきましても、販売に対しまして少し安い金額で製造しておりますので、費用対効果につきましては、ここ数年はほぼ拮抗した形で、いわゆる赤字にならないような範囲でこの事業は進められております。以上でございます。 410 ◯委員長(門間淑子) 山崎委員。 411 ◯委 員(山崎陽一) これは羽村の水をPRするわけですから、羽村の水を、水道の水をそのまま使っているわけですね。それで、羽村の人に羽村の水をPRするというのですけれども、羽村の人は水道から飲めばいいわけで、恐らく水の原価は2円か3円、いや、1円かもしれない。自前のペットボトルを持って、中に入れて歩けばいいわけですね。  それで、市外の人にというのですけれども、市外の人がわざわざ、例えば富士山の水であるとか、そういうものと違って、羽村の水を買うことがあるのか。あるいは羽村の水がおいしいから引っ越そうとしてくるのか。そういうことを目的にしているのかがちょっと見えません。  今、年間6万本を作っているようですけれども、これはよく市内のイベントや、あるいは会議のときなども提供されますが、これは市として原価で提供しているのか、あるいは市も買ってやっているのか。どうも、そこら辺がすごくよく見えないのですけれども、少なくとも商売としてやっているのでなければ、ある程度、達成目標を決めて、いつまでにやるのかは決めたほうがいいと思う。といいますのは今、プラスチックの容器ごみの問題は世界的に問題になっていて、日本ではアメリカに次いで世界で2番目にも多いと言われているぐらいです。ですから、やはり一つの事業として、目的を達成することであれば、達成したのであれば、そろそろ見直す時期ではないかなと思うのですけれども、そこら辺の見解を伺います。 412 ◯委員長(門間淑子) 上下水道業務課長。 413 ◯上下水道業務課長(加藤 純) ただいま原価のお話がありましたけれども、今、税込みで1本63円ということで製造しておりまして、卸の場合はこの同額で卸してございます。また、市の一般会計のほうでも買い上げていただいているのですが、同額で買上げをしていただいております。  それから、先ほどプラスチックのお話がございました。世界的にはマイクロプラスチックということで、海洋汚染などにもつながっているのはニュース等でもお聞きしているところでございます。このペットボトルに関しましては、とても軽くて丈夫で持ち運びも便利ということで、こちらのペットボトルについては、やはりそういったプラスチックの問題もある反面、例えば災害のときにはすごく威力を発揮するとか、携帯しやすいとか、衛生的にも非常に優れているとか、そういった部分もございますので、私どもとしましては、このペットボトルの水をPRに用いながら、水道事業のPR等に努めていきたいと考えてございます。まだ、こちらの事業は続けていく必要があると考えております。 414 ◯委員長(門間淑子) 山崎委員。 415 ◯委 員(山崎陽一) 確認しますが、全く水道の水と同じですね。  もう一点、これは消費期限みたいものはあるのですか。いつまでも取っておけるものでしょうか。もし消費期限があるとしたら、毎年6万本作っているということで、毎年6万本、きちんと消費して、翌年に新しく作っているのでしょうか。確認します。 416 ◯委員長(門間淑子) 上下水道業務課長。 417 ◯上下水道業務課長(加藤 純) まず、水に関しましては、水道水は塩素消毒をしてございます。その意味では、全く同じではございません。水道は塩素が入っている、水はむらは塩素が入っていない。原水を熱処理したものでございます。その違いがございます。  2点目の消費期限で、ペットボトルは採水してボトリングしてから2年間が消費期限でございます。全て2年以内には消費が済んでおります。以上です。 418 ◯委員長(門間淑子) 他に質疑ありませんか。      (「なし」と呼ぶ者あり) 419 ◯委員長(門間淑子) 質疑なしと認めます。これをもって質疑を終了いたします。  これより討論を行います。順次発言を許します。討論ありませんか。      (「なし」と呼ぶ者あり) 420 ◯委員長(門間淑子) 討論なしと認めます。これをもって討論を終了いたします。  これより議案第7号「令和2年度羽村市水道事業会計予算」の件を採決いたします。  本決算は、原案のとおり決定することにご異議ありませんか。      (「異議なし」と呼ぶ者あり) 421 ◯委員長(門間淑子) 異議なしと認めます。よって、令和2年度羽村市水道事業会計予算は原案のとおり決定いたしました。  これより日程第7、議案第8号「令和2年度羽村市下水道事業会計予算」の件を議題といたします。  本件については、提案理由の説明を省略し、直ちに審査に入りたいと思いますが、ご異議ありませんか。      (「異議なし」と呼ぶ者あり) 422 ◯委員長(門間淑子) ご異議なしと認めます。  これより質疑に入ります。質疑ありませんか。中嶋委員。 423 ◯委 員(中嶋 勝) 81ページになろうかと思います。可搬式排水用大型エンジンポンプの購入の件で確認させていただきます。那賀樋管の水害対策で、排水機能をさらに強化していくということでこの大型エンジンポンプを導入したものと思っております。それで、可搬式なので、どこでも運べるし、どこでも対応ができるということで、利便性・効率性がいいかなと思います。たしか、1台300万円ぐらいのポンプを2台ということのお話をちょっと聞いたのですが、予算額では440万円弱で、これで2台分になるのでしょうか。この辺も含めて、そのポンプのどんな仕様になるのか、お聞きします。 424 ◯委員長(門間淑子) 上下水道設備課長。 425 ◯上下水道設備課長(渡辺 篤) 可搬式排水用大型エンジンポンプの関係ですが、ポンプは2台購入予定でございます。仕様としましては、ポンプの吸込口・排水口が150ミリメートルでございます。こちらのほうが1分当たり約3立米の排出能力がございます。1時間当たりにしますと180立米排出できるような形でございます。こちらのほうが、稼働時間が3時間でございます。  大変申し訳ございません。可搬式排水用大型エンジンポンプは今、予算が438万9000円でございますが、こちらのほうで2台購入できます。以上でございます。 426 ◯委員長(門間淑子) 中嶋委員。 427 ◯委 員(中嶋 勝) 予想よりお安くなったので、よかったかなと思います。  災害時、特に那賀樋管が想定されるということなのですが、どこでも使えるのですが、常時、どこにストックしておいて、配備体制が迅速にできるようにするのかということと、このようなポンプは全体で何台ぐらい全庁的にあるのでしょうか。今回は上下水道部で購入ということですが、当然、いろんな部署でいろんな災害があるときに共有して使うのでしょうけれども、このようなポンプが、小型にしても、どのくらい、今、配備されているのか。その辺もちょっと確認しておきたいと思います。 428 ◯委員長(門間淑子) 上下水道設備課長。 429 ◯上下水道設備課長(渡辺 篤) 排水ポンプをどこに保管するかといいますと、水道事務所の倉庫がございます。こちらのほうに2台保管する予定でございます。あと、このような同程度のポンプで、上下水道部では今のところ、今回が初めてです。あと、こちらのほうは仕様がガソリンでございますので、危険な関係がございますので、やはり倉庫の中で保管するような形でやっています。 430 ◯委員長(門間淑子) 市民生活部長。 431 ◯市民生活部長(島田裕樹) 消防団のほうの詰所に配備してある消防自動車につきましても、消火用ですけれども、同様の排水ができます。また、積載しています可搬式ポンプについてもありますので、自動車6台、可搬式6台ということで、これも同じような用途で使用はできます。 432 ◯委員長(門間淑子) 他に質疑ありませんか。      (「なし」と呼ぶ者あり) 433 ◯委員長(門間淑子) 質疑なしと認めます。これをもって質疑を終了いたします。  これより討論を行います。順次発言を許します。討論ありませんか。      (「なし」と呼ぶ者あり) 434 ◯委員長(門間淑子) 討論なしと認めます。これをもって討論を終了いたします。  これより議案第8号「令和2年度羽村市下水道事業会計予算」の件を採決いたします。
     本件は、原案のとおり決定することにご異議ありませんか。      (「異議なし」と呼ぶ者あり) 435 ◯委員長(門間淑子) ご異議なしと認めます。よって、令和2年度羽村市下水道事業会計予算は原案のとおり決定いたしました。  以上で、令和2年度羽村市一般会計等の各予算の審査は全て終了いたしました。  本委員会の予算審査報告書及び委員長口頭報告については、委員長にご一任願いたいと思います。これにご異議ありませんか。      (「異議なし」と呼ぶ者あり) 436 ◯委員長(門間淑子) ご異議なしと認め、そのようにさせていただきます。  この際、私から一言ご挨拶を申し上げます。各委員におかれましては、終始ご熱心に審査に努めていただき、また、理事者・職員の皆様には、審査にご協力いただきました。委員長としてお礼を申し上げます。  おかげをもちまして、各予算共に滞りなく審査を終了することができました。大変厳しい財政状況の中で、新たな課題も生まれつつある中での行財政運営が続きます。共に知恵を出し合いながら、市民福祉の増進に努めていきたいと思います。  大変長い間、時間をかけて、ありがとうございました。  これにて、一般会計等予算審査特別委員会を閉会いたします。大変ご苦労さまでした。                                     午後1時57分 閉会    羽村市議会委員会条例第28条第1項の規定によりここに署名する。               一般会計等予算審査特別委員会委員長   門  間   淑  子 Copyright © Hamura City, All rights reserved. ↑ ページの先頭へ...