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令和2年度一般会計等予算審査特別委員会(第1号) 本文 2020-03-17

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  1. 羽村市議会 2020-03-17
    令和2年度一般会計等予算審査特別委員会(第1号) 本文 2020-03-17


    取得元: 羽村市議会公式サイト
    最終取得日: 2021-06-14
    ↓ 最初のヒットへ(全 0 ヒット) 1                                     午前9時00分 開会 ◯委員長(門間淑子) おはようございます。ただいまの出席委員は17人です。定足数に達しておりますので、これより一般会計等予算審査特別委員会を開会いたします。  直ちに本日の会議を開きます。  都合により、一旦休憩いたします。                                     午前9時01分 休憩                                     午前9時04分 再開 2 ◯委員長(門間淑子) 失礼いたしました。休憩前に引き続き会議を再開いたします。  本日の議事日程は、お手元に配付の一般会計等予算審査特別委員会議事日程(第1号)のとおりです。  円滑な審査の進行のため、意見については質疑とは分けて討論の場で行うことといたします。  これより日程第1、議案第2号「令和2年度羽村市一般会計予算」の件を議題といたします。  本件については、提案理由の説明を省略し、直ちに審査に入りたいと思いますが、ご異議ありませんか。      (「異議なし」と呼ぶ者あり) 3 ◯委員長(門間淑子) ご異議なしと認めます。  審査の方法につきましては、お手元に配付の令和2年度一般会計等予算審査要領のとおりです。  歳入については一括審査とし、歳出については各款を5つの単位に区分して審査したいと思いますので、よろしくお願いします。  本特別委員会の日程が2日間となっておりますので、予算審査要領の記載の目安時間で進めたいと思いますので、ご協力をお願いいたします。  次に、質疑・答弁の方法について申し上げます。質疑に際しては、質疑に関わるページ数を告げてください。同一項目内で質疑が数箇所にわたる場合は、質疑内容を簡潔に整理し、分割して質疑されるようご協力願います。答弁の際は、挙手して委員長と呼び、必ず何々部長、何々課長というように役職名を言ってください。なお、質疑・答弁は、記録の関係がありますので、マイクを使用し、大きな声で端的に行ってください。  それでは、質疑に入ります。初めに、歳入関係の質疑を行います。予算書のページは、18ページから65ページまでです。質疑ありませんか。濱中委員。 4 ◯委 員(濱中俊男) 予算書の56ページ、寄付金についてお尋ねいたします。予算(案)説明書の9ページに、返礼品を用いたふるさと納税を実施することとし、300万円を計上しましたというふうにございます。ふるさと納税に今回、力を入れるのかなと思うのですけれども、このふるさと納税、今までは市民の方が他の市町村への納税のほうが多かったかなと思うのですが、過去はプラスマイナスでどうだったのか。また今回、どのような点に力を入れるのか、お尋ねいたします。 5 ◯委員長(門間淑子) 課税課長。
    6 ◯課税課長(平原貞幸) ふるさと納税についてのお尋ねでございます。  まず、ふるさと納税に伴います減収分といたしまして、お答えさせていただきます。こちらにつきましては、今、集計を取っているのが平成21年から11年間ございます。ふるさと納税全体といたしまして、3億8000万円ほどございます。その中で、税額控除分といたしましては1億6200万円ほどになりまして、こちらは減収分トータル、11年間でございますが、1億4870万円ほどで今、見積もってございます。  ふるさと納税につきましては、ご承知おきのとおり、年々伸びてきてございます。令和2年度におきますふるさと納税の影響額の見積もりで、令和元年度のふるさと納税の実績といたしましては、控除分といたしまして5755万5000円ございます。こちらのほうが、国の統計とかを見ますと1.3パーセントほどまだまだ伸びてございます。納税義務者が2万9000人いまして、ふるさと納税が1,400人ほど羽村市内でございます。こちらのほうでまだまだ伸びるというふうに算定をして、結果といたしまして7255万5000円、1500万円ほど伸びるというふうに推計をしてございます。以上です。 7 ◯委員長(門間淑子) 財政課長。 8 ◯財政課長(河野行秀) 2点目の、どのようなところにこのふるさと納税に力を入れるのかというところでございますが、今年度からふるさと納税につきましては、地場産品基準ですとか、返礼品が3割以下ですとかという制度が新たにスタートしていることから、羽村市でも返礼品を用いたというところで力を入れていきたいと考えております。具体的に申し上げますと、産業部門と連携いたしまして、この返礼品を取り揃えていくというところに力を入れて、それを用いてふるさと納税の寄付の促進を図っていきたいと考えております。以上です。 9 ◯委員長(門間淑子) 濱中委員。 10 ◯委 員(濱中俊男) これからも努力をされるという、特に返礼品に力を入れていくというお話でしたけれども、今、お伺いするところによると、今まで1億4000万円余、プラスマイナスで言うとマイナスがあったというお話でした。これからもふるさと納税に関してはプラスになるように持っていくように、いろいろ縛りがあるのかもしれませんが、その範囲内で、また市内の皆さんの特産品なども開発していけばいろいろ見つかっていくのかなとも思いますけれども、魅力ある返礼品について再度お尋ねしたいと思います。 11 ◯委員長(門間淑子) 財政課長。 12 ◯財政課長(河野行秀) 魅力ある返礼品を取り揃えていくというところがかなり重要になってくると考えております。こちらにつきましては、商工会ですとか、そういったところと連携して、新たな所物ですとか、あと、体験型のものというところもあります。そうしたところを今、研究を重ねているところで、返戻品の事務にたけた事業者。これは代行事業者というところなのですけれども、そういったところと協議を重ねているところで、どのような返礼品が魅力として受け取られるのかというところも研究して、今、取り組んでいるところでございます。5月には事業者向けに説明会なども実施して、返礼品を広く募っていくような、そういった取組みをしていく予定でございます。重ねて申し上げますが、こういったところに力を入れて取り組んでいきたいと考えております。 13 ◯委員長(門間淑子) 他に質疑ありませんか。高田委員。 14 ◯委 員(高田和登) 予算書の56~57ページ、予算(案)説明書ですと9ページになると思うのですけれども、財産収入ということで不動産売却収入といいますか、市有地処分金といいますか、そこで4億1200万円が計上されているのですが、これについてお尋ねいたします。  これは小作台地区の公共施設整備用地だろうと思うのですけれども、いわゆる5丁目広場で、現在シニアクラブ小作台西ゲートボール場として活用しているところなのです。他にも羽村プレーパークの会なども活用していて、私も昨年6月の議会で、処分すべきでないという立場で一般質問させていただきました。まず、昨年1年間の利用団体と利用回数を教えていただきたいと思います。また、市長答弁では小作台5丁目広場管理運営委員会へ説明していくとのことでしたが、説明はいつ、どこで実施されるのでしょうか。さらに、その説明は一般の方にも公開されるのかについてお尋ねします。 15 ◯委員長(門間淑子) 地域振興課長。 16 ◯地域振興課長(荻島一志) ただいまの利用団体と回数のご質問だと思うのですけれども、利用団体につきましては、シニアクラブ、はむらプレーパークの会、少年少女のキックベースのほうで利用しているというふうに確認しております。利用回数につきましては、シニアクラブ少年少女キックベースのほうにつきましては、回数を地域振興課では把握していないのですが、プレーパークのほうに関しましては、地域振興課市民提案型協働事業の団体となっておりますので、平成30年度の利用回数につきましては、放課後プレーパークが8回、一日プレーパークが3回の計11回となっております。  また、5丁目広場の運営委員会のほうに報告・説明しているのかということにつきましては、以前からこちらの広場につきましては、市の方針が決まるまでという形になっておりますけれども、1年ごとの協定書になっております。今回も、売却の話が出たときに5丁目広場の管理運営委員会にはお話をさせていただいております。以上です。 17 ◯委員長(門間淑子) 高齢福祉介護課長。 18 ◯高齢福祉介護課長(島田由則) シニアクラブ小作台西の利用状況でございますが、小作台5丁目広場におきまして、週1回、毎週金曜日にグランドゴルフを行ってきたという経緯がございます。以上です。 19 ◯委員長(門間淑子) 高田委員、過去の利用状況よりも、この歳入で何を生み出すかという視点で深掘りしてください。 20 ◯委 員(高田和登) 利用回数自身が余り十分把握されていないのはちょっと心外なのですけれども、いいです。  この広場を活用している全ての団体に、丁寧に説明していく必要があるのではないかなと思います。それから、売却されるということについても、日照権の問題もあって、マンションを建ててほしくないという市民の声もあります。土地の使い道について条件をつけて売却するということは可能なのでしょうか。 21 ◯委員長(門間淑子) 契約管財課長。 22 ◯契約管財課長(田村和隆) ご質問の売却条件をつけて売却することは可能かということでございますが、こちらの売却に際しましては、その後の建物等の条件をつけて売却をすることはできないであろうと考えております。ただ、建築できる建物につきましては、都市計画の用途地域指定に沿ったものが建築されることになるかとは思っております。可能なものであっても、この地域の建ぺい率、容積率、それから、高度地区等の制限がかかってまいりますので、おの図と建てられるものは決まってくるのかなと考えております。この地域の用途地区でございますが、第1種の中高層居住専用区域で、主なものとしては住宅、共同住宅、寄宿舎、会社の寮、それから、クリニック、幼稚園等となっております。以上でございます。 23 ◯委員長(門間淑子) 高田委員。 24 ◯委 員(高田和登) この3,000平方メートルという土地はなかなか手に入らないということで、去年の6月のときも財務部長が答弁しているのですけれども、難しいと思います。今、財政難ということで、4億円という収入が得られるのはすごく大きいものだとは思うので、気持ちとしては十分理解できますが、やはり地域住民への丁寧な説明会を開催すべきだと思うのですが、いかがでしょうか。 25 ◯委員長(門間淑子) 要望ですか。 26 ◯委 員(高田和登) 要望ではなくて、説明会を開催すべきですが、どうですかという質問です。 27 ◯委員長(門間淑子) 契約管財課長。 28 ◯契約管財課長(田村和隆) 地域の方々へのご説明ということでございますが、売却に関しての地域の方々への説明会は、現在は想定しておりません。ただ、やはり売却する、この市有地の隣接の所有者の方々、それから、付近にお住まいの方々につきましては、個別に丁寧にご説明をさせていただく考えではおります。以上です。 29 ◯委員長(門間淑子) 他に質疑ありませんか。馳平委員。 30 ◯委 員(馳平耕三) 予算書の18ページ、予算(案)説明書の5ページについてお聞かせいただきたいと思います。この予算を作る段階では、まだ新型コロナウイルスの影響というものは多分、まだそれほどない中で予算が作られているのだろうと思うわけですけれども、この影響というものは多分、甚大な影響を受けてくるだろうと予想されて、本当に歳入もこうした感じで法人税、また、市民税が推移するのかどうかということを非常に懸念される状況になってきていると思うのですが、危機管理として財政的にその辺の状況も踏まえて、どういうふうにお考えなのか、まず1点お聞かせいただきたいと思います。  2点目は、市民税法人分の影響、予算(案)説明書の5ページの中に51.5パーセント減の説明が書いてあるわけですけれども、1つが市内企業の業績の見通し、令和元年度の予定申告の状況、それから、住民税法人割の一部国税化の影響と、この3つが書かれているわけです。その中で、まず1つが、法人税の一部国税化がどのぐらい影響を受けているのか。2つ目として、業績の見通し、それから、予定申告の状況は、これは大企業だけではなくて中小企業も含めて、この状況を把握しているのかどうか。その2つをお聞かせいただきたいと思います。 31 ◯委員長(門間淑子) 財政課長。 32 ◯財政課長(河野行秀) 1点目の、新型コロナウイルスの関係で今後、影響がどのように出てくるのかというところと、それに対応する危機管理というところでございますが、コロナウイルスの関係は日々動いておりまして、今日もニュースではニューヨークの株式が相当下落したというところが報じられております。こうしたところの流動的なところは十分見ていくのですが、現在のところ、まだどのように影響が出てくるかというのははっきりしておりません。そうした中で、今後、法人市民税などが大きく落ち込んでくるような事態になれば財政的なところも考えていかなくてはいけないと捉えております。実際に、具体的には今年度、令和元年度においても法人市民税の落ち込みによって予算の凍結などということも実施してまいりました。そうしたことも視野に入れながら、今後影響が出てきたときにはしっかり対応していきたいと考えております。 33 ◯委員長(門間淑子) 課税課長。 34 ◯課税課長(平原貞幸) 法人市民税のお尋ねでございます。まず、この予算における一部国税化の影響額ということで申し上げさせていただきます。一応、この予算の中では4000万円ほどの影響額を見させていただいてございます。こちらの予算の積算に当たりまして、大企業を含めて全体を見ているのかというお尋ねで、全体といたしまして見させていただいてございます。大企業の影響は当然大きいところで、中小企業につきましても決算の委員会のときに号法人でお答えをさせていただいている部分がございますので、こちらが分かりやすいかと思いますので、こちらでお答えさせていただきますが、こちらのほうは現在、2億6000万円ほどの法人税割を見させていただいております。  この中で、ちょっと話を戻させていただいて申し訳ないのですが、一部国税化前の全体の予算を3億円と見させていただいてございます。この中で5号法人から9号法人までの部分を1億8000万円、1号法人から4号法人までを1億2000万円、中小企業のほうは景気に左右されないで税収は1億2000万円ほどございまして、そちらのほうをロックさせていただいてございます。その部分から一部国税化を含めまして2億6000万円という形にさせていただいている状況でございます。  理由につきましては、馳平委員のおっしゃるとおりでございます。以上でございます。 35 ◯委員長(門間淑子) 馳平委員。 36 ◯委 員(馳平耕三) はっきりするのがいつか。予算が厳しくなることは多分間違いないだろうと私たちも思っているわけです。それがはっきりするのは多分、このコロナウイルスのこの後の感染とか、そういうこともあるのだろうと思うのですけれども、ある程度の時期に来たときに、本当に歳入がどうなるのか、もう一度きちんと検証していく必要があると思っているのです。相当落ち込んだときには、本当に今のこの歳出の形でいったら財源不足が必ず生まれてくる可能性が出てくるだろうと思うわけなので、そこをきちんとどう補っていくのか。今、土地を売らないとか、そういう話もありますし、また秋以降の事業をやめるとか、いろんなことがあると思うわけですが、もし財源不足が生じるときの体制というのはどういうことも、基金も今の状況ではほとんど目減りしてきているわけですね。乗り切る方法はほとんどないわけですけれども、そういうことに関して何らか見通しをつけているのかどうか、お聞かせいただきたいと思います。  市民税法人分なのですが、非常に今、中小企業もここに来て、小売も本当に今、資金繰りもどうやっていいのか。本当にばたばた倒れる企業は、この市内でも出てくるのではないかと思っているわけです。恐らく大手企業は何らか、まだ方法はあったとしても、中小企業のほうはさらに厳しい状況がある。それも多分理解していると思うのですけれども、その辺の現状も含めて、どういうふうにお考えなのか。また、今後どう対応していくのか、お聞かせいただきたいと思います。 37 ◯委員長(門間淑子) 財務部長。 38 ◯財務部長(高橋 誠) まず、コロナウイルスの関係の影響、今後の財政の見通しと対策ということですけれども、税の関係につきましては、当初賦課が終わります6月頭辺りで、ある程度の確定はしてくる。法人につきましても、第一の山としては6~7月の収入があります。その辺りを見極めて今年の市税の見通しを見極めていきたいと考えています。そのうえで、やはりさらに月収が落ち込むようなことがありましたら、歳出を抑制していくしかないだろうと考えておりますので、その辺りは事業を、税収の見通しをよく踏まえた上で歳出の見直しも検討していきたいと考えています。 39 ◯委員長(門間淑子) 産業環境部長。 40 ◯産業環境部長(橋本 昌) 特に今、中小企業についての厳しい状況への対応ということでございますけれども、現在、この予算編成の前の段階まで、この新型コロナウイルスの前の段階までの状況としても、厳しい状況の中で予算編成を組んできた中で、ここに来て新たなコロナウイルス対策が求められてきて、それに応じて今、国と東京都と相まって、羽村市としてできる限りの最大限の対応を取っている最中でございます。例えば国が1.6兆円の緊急融資の施策も取りましたが、羽村市並びに羽村市商工会において、日々、たくさんのご相談をいただく中で、これについては政府系の金融機関でございますから、近場ですと日本政策金融公庫の立川支店ということになりますけれども、そことも連絡を取り合いながら、既に申請受理というものが羽村市内の企業においても始まっているところでございます。  また、別に東京都が独自に進めている緊急融資制度などにおいても、これは羽村市を経由していく事務で、既に昨日の段階で12件の受理をしたところでございます。そういったふうに、これから雇用調整助成金などの事務も始まっていくわけで、これまで羽村市内の経済並びに羽村市民の生活そのものを支えていただいている企業の皆さん方が廃業だとか倒産だとか、そういったことに陥ることがないように、市として各関係機関と連携をしながら、この場を何としても乗り切っていく。そういう姿勢で、あらゆる金融機関などとも連携を図りながら対策を今、講じている最中であるというところでございますので、これからもそういった視点でこれを乗り切っていきたいと考えてございます。以上です。 41 ◯委員長(門間淑子) 馳平委員。 42 ◯委 員(馳平耕三) まず、今の歳出で、財源不足が生じるときには歳出を見直していくしかないという話なのですけれども、今までもそうして答弁しているわけですが、最終的に予算が厳しかったときには歳出を削減するしかないということをここでも何回もその話をしているのですが、実際できなかったということが今までも多いわけですね。歳出を削減するという形に関して、議会の中でも状況を見ながら、それは歳出をカットしていくのだということを言っているわけですけれども、それは具体的に本当に歳出カットができるのかどうか。もし本当に財源不足が生じたとき、どういう形でやっていくのか。その辺について、もうちょっと具体策を聞きたいと思います。  それから、市民税法人分、非常に厳しい状況で、中小企業基本条例も早く作っておけばよかったなと今でも思っているわけですが、本当に今、市民、企業と話していても非常に厳しい。それで、大手もここでまた本当に厳しい状況で、製造業等、サプライチェーンの低下、また、税金の取り方に関しても大手企業と市の間でちょっと齟齬がある。そういう話も聞いているわけです。路線価なのかどうなのかとか、そういう話も聞いているわけですけれども、違いますか。では、それはやめます。  市民税法人分がこれほど、今後もまたさらに厳しくなるのではないのかなという気がするわけですが、その辺に関して、さらなる情報の提供に努めるとか、そういうこともそうなのですけれども、今の状況で資金繰りが厳しいし、中小企業も結局貸し付けでしかないわけですね。さらなる何か対策というのは、羽村では考えていないのかどうか、お聞かせいただきたいと思います。 43 ◯委員長(門間淑子) 副市長。 44 ◯副市長(井上雅彦) 細かなところにつきましては、また担当からお答えさせていただきますけれども、現在、スリム化という形で、この財政再建という形で、財政の健全化に向けて走っているレールとは、今回のコロナウイルスに関するものについてはまた違った意味が出ていると思っております。これにつきましては非常に緊急な部分でございますので、そういった意味では歳出も増える可能性がございますし、歳入のほうは減ってくる可能性もございます。その中で歳入欠陥に陥らないように、経常的な事業につきましては、やはり一定のシーリングをかけて、予算の執行を凍結するような手もございますので、そういったものを打ちながら、やはり見直すべきものは見直していく。  現在、この当初予算で、ご提案しているものがそういったところを勘案していないわけではございません。これはずっと、この3年間、財政フレームが下がってきているように、ここにつきましては私どもも真摯に効率化を図っているのですが、今回のコロナウイルスに関しましては、まるっきり緊急事態でございますので、それによる対応についてはしっかりやっていきたいと思っております。  また、歳入の関係で各法人等の動向ですけれども、これは毎月、企業支援員が回っている中で、私どもも庁議の中で動向をずっと見ております。昨年から毎月、法人等の状況と、また現在の財政状況等について、これは庁議の中で議論をしております。そういった中で、今回も非常に法人税としては今までにない金額を組まさせていただいているのですが、そういった努力は続けていきたいと思っております。 45 ◯委員長(門間淑子) 産業環境部長。 46 ◯産業環境部長(橋本 昌) 今、副市長からご答弁を申し上げたとおりの状況で、羽村市においては独自に市の職員と商工会の職員と、それから、市が企業活動支援員ということで金融機関や中小企業診断士などを雇用させていただきながら、業種業態を問わず、くまなく市内の産業の把握、そして、支援策に努めているのは今のところです。特に、この令和元年度は力を注いできたところが実績としてございます。そういった中で、この予算反映ということもしてきたわけでございますが、ただ単にヒアリングをして、その状況を伺ってくるだけではなくて、それに応じて、今、何が必要なのかという、たくさんの企業、法人だけでも580ぐらいの法人がございますが、そのうち製造業は140ぐらいございますが、ニーズが違いますので、必要に応じて国や東京都の支援策や助成金であったり、相談窓口であったり、金融機関を通じた融資であったり、今般のコロナウイルスのこともそうですけれども、そういったものを多面的に活用させていただきながら、それによって、これまで羽村市の各産業がここまで来ているのだと思っております。  令和2年度においても、さらに厳しい状況になることは承知をしておりますが、特に製造業でいえば、羽村市内で働いている方々の30パーセントは製造業に携わっている方々でございますから、そこのところの市民生活の面からも、ここを何とか乗り切っていくように、国を挙げて、国の施策などを全て総動員して、情報収集に羽村市として努めながら、それに取り組んでまいりますので、そんな考えでおります。以上です。 47 ◯委員長(門間淑子) 関連で、鈴木委員。 48 ◯委 員(鈴木拓也) 一部国税化の影響が4000万円という答弁があったのですけれども、意外と少ないなと感じたのですが、去年10月からの増税との関係があるということなのかなと思ったのですけれども、例えば令和3年度、同じ国税化の影響というものを見ると、これは令和2年度よりもさらに増えるものなのか、あるいはこの程度の額でこの影響に関しては今後も推移していくということなのか。ちょっと、その点をお示しください。 49 ◯委員長(門間淑子) 課税課長。 50 ◯課税課長(平原貞幸) 一部国税化のお尋ねでございます。先ほど4000万円とお答えさせていただいております。令和2年度の積算に基づきます影響額ということでございます。景況がいいときは影響額も大きいという形になりますので、これまでは数億円というお答えもさせていただいているところでございます。令和2年度につきましては4000万円の影響という見積もりでございます。  これが底なのかどうなのかというところで、鈴木委員のおっしゃるとおり、令和2年度につきましては約半分ぐらいの影響額となってございます。令和元年10月1日に事業開始になる、その期が対象になりますので、100パーセント影響のあるものは令和3年度からということで、影響額の一番ピークといいますか、それ以降は一緒でございますが、令和3年度からフルマックスという形になります。 51 ◯委員長(門間淑子) 他に質疑ありませんか。中嶋委員。 52 ◯委 員(中嶋 勝) 2点お伺いします。市税の収納率の向上についてお聞かせ願います。  実施計画では、来年度、クレジット等の電子収納拡張検討及びSMSでの催告導入の検討ということに記載されています。電子収納拡張については今年度も検討してきたはずだと思いますけれども、来年度はそれを実施する方向だったのですが、また1年延びたということで、それぞれ、もう少し詳しくお聞きしたいのです。  2点目が、ネーミングライツについてお聞きします。前回の質問で、令和2年度でガイドラインを作成して広く募集をしていくということでした。それで、新たな財源として有効であるので、ちょっと景気の動向で心配はしておりますけれども、周辺他市においては既に始めていて、軌道に乗っているようですので、どのような公共施設を候補に描いているのか。建物とか公園とか、いくつか候補に挙がっているものを教えていただきたいと思います。それと併せて、いくらぐらいの収入の金額を想定して、今、計画を立てていくのか、お伺いします。 53 ◯委員長(門間淑子) 納税課長。 54 ◯納税課長(飯島直哉) ただいまのご質問のうち、電子収納の取組み方についてでございますが、ご案内のとおり、令和元年度におきましては、クレジット収納の導入について主に検討させていただきましたが、さきの一般質問等でお答えしましたとおり、まだ課題がございましたことから、令和2年度につきましては、他の電子収納やキャッシュレス決済の手段と併せて、引き続き導入に向けて検討していくことを考えてございます。併せまして、SMS納税催告の導入ですとか、ウェブ口座振替受け付けサービス導入。これらについても検討してまいりたいと考えてございます。以上です。 55 ◯委員長(門間淑子) 財政課長。 56 ◯財政課長(河野行秀) 2点目のネーミングライツに関してなのですけれども、ネーミングライツの導入を、どのような施設を想定しているのかというところでございますが、まずネーミングライツについては、企業がある程度提案していただくことが前提になっているのですけれども、およそどのような施設に導入されているのかというのを他市の事例などから把握いたしますと、年間、まず利用者数が多い施設。このようなものが対象になってくる。それから、他市の施設で同じような種類、どのような施設の種類で導入されているのかというところもポイントになってくると思います。そうしたところで考えまして、今、検討しているところでは、市の公園施設、それから、スポーツレクリエーション施設。こういったところを今、検討しているところでございます。ただ、これに限らず、見込めるようなところがありましたら、そういったところも検討の対象にしていきたいと考えております。  2点目の、どのくらいの収入が見込まれるかというところでございますけれども、近隣のところで確認しているところでは大体、一施設で100万円から150万円くらいの導入実績、ネーミングライツ料が設定されているところでございます。これにつきましても、景気の動向などにより広告料などを引き下げるようなところもありますので、なかなか実際、この金額で契約に至るかどうかというのは企業次第というところもあります。ただ、そういったところの金額を目安に今のところは考えているところでございます。以上です。 57 ◯委員長(門間淑子) 中嶋委員。 58 ◯委 員(中嶋 勝) ありがとうございました。  収納率のほうなのですが、これまでも力を入れてきた収納率向上ですね。今、聞いたのは今年度の検討課題ですけれども、収納率向上のほうでは来年度の効果額が約1000万円と見込んでおります。これは毎年やってきている中で、どのような取組みで来年度、今年度より1000万円上乗せしていくのかというところをお聞きします。  ネーミングライツのほうなのですが、スポーツ施設とか、スポーツセンターなどが他市においてもやっているところなので有力かなとは思うのですけれども、表だけではなくて裏側も、電車が通ったりするので、企業にとっては効果があるのかなと思います。それで、仮に施設で実施できたとして、その財源の使い方、使途についてなのですが、その金額は市の全般に使っていくようにするのか、あるいはその施設に特化するのか。または、全額でないにしても、その施設を優先的にいろいろ、施設において課題があるでしょうから、その辺に優先的に配慮していくのかという、どんな考えがあるのか、お聞きします。 59 ◯委員長(門間淑子) 納税課長。 60 ◯納税課長(飯島直哉) 収納率の向上に向けて、令和2年度、どのような取組みをしていくのかということでございますが、収納率につきましては、例えば調定額の増減とか、そういったことに伴いまして、0.1とか、そのぐらいが、ちょっと上下するようなことがございますので、そのまま取組みの成果がストレートに現れるとは限らないものでございますが、ただ、取組みの方向性としては、現在の取組みをやっていくことで収納率が上向きの方向に行くと考えてございますので、令和2年度につきましても現在の取組みを基本的には継続してまいりたいと考えてございます。  具体的には、市税等収納対策アクションプラン。こういうものを内部で作って取り組んでおりますが、これの最終年度としまして、預貯金照会の電子化ですとか、東京都職員の随時派遣受入制度の活用等により、事務の効率化・深化を図りながら、全庁的体制によりまして市税等収入の確保、収納率の目標達成、滞納件数と金額の圧縮に努めるとともに、令和3年度からの次期アクションプランを策定してまいりたいと考えてございます。収納率の向上、現年度分の対策につきましては、口座振替の推進、あと、納付手段の多様化、期限内納付意識の醸成につきまして力を入れていくとともに、電話や文書催告、視覚的効果の高い文書催告方法の工夫、収入・預貯金調査、納税猶予などの積極的な推進、また、市税等収納特別対策、全庁を挙げての対策ですが、これら及び高額滞納に対する迅速な滞納整理の推進をしていきたいと考えてございます。  また、滞納繰り越しにつきましては、必要に応じた財産調査、差し押さえ、取り立て、捜索やタイヤロック、動産や不動産の公売・滞納処分、また執行停止等。こういったものを適宜進めることによりまして、それと東京都職員の随時派遣の受入れの活用、遠隔地居住実態調査、相続財産管理人制度の活用。こういったものを図りまして対応していきたいと考えてございます。  納付環境の向上につきましては、先ほどお答えしたように、ウェブ口座振替受け付けサービスの検討、あと、クレジット収納の検討。これはまだ令和2年度導入ではなくて、令和2年度に導入について検討していくということでございます。これらを進めながら、現行のスマートフォン決済についても拡大を図りたいと考えてございます。以上です。 61 ◯委員長(門間淑子) 財政課長。 62 ◯財政課長(河野行秀) ネーミングライツで得られた収入の使途につきましては全額、その施設の維持管理費に充てていきたいと考えております。 63 ◯委員長(門間淑子) 中嶋委員。 64 ◯委 員(中嶋 勝) 収納率のほうなのですが、すごく多岐にわたって取組みをして向上しているのが今、お話で分かりましたけれども、先ほどから出ているコロナウイルスの問題で経済も落ち込むということで、税金を払いたくても払えない事情の方も出てくることが予想されます。まずはよく相談に乗ってもらって、その人の最善の策を導き出してもらいたいなと思うのですが、融資制度の話も先ほど産業環境部長のほうからありましたけれども、そういうところとの連携とか、東京都から出しているメニューとか、納税課のほうでもそのような相談窓口を積極的に紹介してあげるとか、うまく連携したものが取り組めればなと思っておりますので、その辺の取組みをお伺いしたいと思います。  それから、ネーミングライツのほうも、やはりコロナウイルスの関係でちょっと時期を逸してしまったかなという感はありますが、広く募集をかけていただいて積極的に行っていってもらいたいのですが、いつごろ、この年度中にとなりますけれども、今から進めていく段階でいつ頃の募集をかける予定というのはどのくらいのところを見込んでいるのでしょうか。 65 ◯委員長(門間淑子) 納税課長。端的な答弁でお願いします。 66 ◯納税課長(飯島直哉) コロナウイルス問題に係ります収入減などにつきましては、現行の徴収猶予制度を適宜活用してまいりたいと考えてございますが、加えまして、今、ご質問にありましたように、融資制度などにつきましても連携を取りまして、繋げていけるように検討していきたいと思います。 67 ◯委員長(門間淑子) 財政課長。 68 ◯財政課長(河野行秀) ネーミングライツのスケジュールでございますけれども、ネーミングライツのパートナーの募集というところでは令和2年6月くらいを考えております。 69 ◯委員長(門間淑子) 他に質疑ありませんか。山崎委員。 70 ◯委 員(山崎陽一) 予算(案)説明書の4ページに予算規模ということで、全体の説明が書いてあります。この3年間、ずっと予算規模が減ってきている。それで、これは長期総合計画の実施計画にも関係することなので伺いますが、今後の財政見通し。ずっと、ここのところ3年間落ちてきている。それで、今後の財政見通しの予算規模と、それから、市税収入をどのように予測しているか。分かっている範囲でお答えください。 71 ◯委員長(門間淑子) 財政課長。 72 ◯財政課長(河野行秀) 予算規模、今後の見通しというところでございますけれども、令和3年度までの予算を実施計画書の2ページに記載させていただいております。こちらでは、令和3年度につきましては218億8700万円というフレームで考えております。その後につきましては、第6次の長期総合計画がスタートしますので、また改めてそのときに試算していきたいと考えております。 73 ◯委員長(門間淑子) 課税課長。 74 ◯課税課長(平原貞幸) 税の見通しということでございます。市税の内訳につきましても実施計画書のほうに記載がございますが、今、こちらの101億円弱の部分で当面は推移していくというふうに今は推計してございます。以上です。 75 ◯委員長(門間淑子) 質問者、答弁者共にお願いします。今回はちょっと時間が限られております。目安の時間はあと10分ぐらいになっているのですけれども、ご協力をお願いします。端的な質問、答弁でお願いします。  山崎委員。 76 ◯委 員(山崎陽一) 実施計画は来年度までです。では、それ以降の長期総合計画フレームは計算していないで財政運営しているということの理解でよろしいでしょうか。実は先日の議会の答弁ではもう少し先まで言っていたような気がしますが、私が聞いているのは実施計画の中に書いてあることではなくて、その先はしていますかということを聞いています。  それから、実施計画を見ると、前年度の実施計画と今年度の実施計画ではやはり税収見込みで数値が下がってきています。歳入総額も下がってきているし、税収総額も下がってきています。つまり、実際に実施計画以上に下がってきている中で、全くそれ以上の先のことは考えていないのか。今、答弁がありませんでしたけれども、そういうことでよろしいのか。下がってくるということをリスクと考えているのだったら、そのリスクに対してどういうふうにしていくかということは当然必要なわけで、その考えが今の答弁では聞こえませんでした。しかも、もしリスクであるのだったら、きちんと情報として発信していくのが行政の義務だと思いますが、それについて伺います。 77 ◯委員長(門間淑子) 課税課長。 78 ◯課税課長(平原貞幸) 実施計画書のほうに101億円弱ということで申し上げましたが、こちらのほうは当面はということで大変雑駁な発言で申し訳なかったのですが、令和6年ぐらいまではこちらの推計でいくのではないかという、若干増減はございますけれども、なかなか所得の状況は、先ほどのコロナウイルスのお話もございました。固定資産税についても評価替えがございますので、そちらのほうはある程度見積もった中でこのぐらいの推移と見積もってございます。以上です。
    79 ◯委員長(門間淑子) 財政課長。 80 ◯財政課長(河野行秀) 財政フレームにつきましては、今後、見通しを持っているのかというところでございますが、見通しは持っておりまして、減少傾向に、徐々に予算フレームは下がっていくような見通しは持っております。以上です。 81 ◯委員長(門間淑子) 山崎委員。 82 ◯委 員(山崎陽一) 長期財政フレームはいつまでやっていますか。その数値を出してくださいと言っています。 83 ◯委員長(門間淑子) 財政課長、質問に答えてください。 84 ◯財政課長(河野行秀) 試算ということでありますと、令和4年まで3年間の試算をしております。それでいきますと減少しております。以上です。 85 ◯委員長(門間淑子) 財政課長、金額の質問も入っていますので、答えてください。 86 ◯財政課長(河野行秀) 具体的に今、試算をしているところでございますけれども、歳入フレームにつきましては212億4300万円というふうに試算しております。以上です。 87 ◯委員長(門間淑子) 山崎委員。 88 ◯委 員(山崎陽一) あと、今、総額ですけれども、212億4300万円で、税収も聞いています。 89 ◯委員長(門間淑子) では、ちょっと元に戻しますね。山崎委員、先ほどの数字が出ているということなので。 90 ◯委 員(山崎陽一) 同程度と言ったのですか。いつと同程度ですか。 91 ◯委員長(門間淑子) 実施計画の中に数字が出ているので、そこから3番目の質問をどうぞ。山崎委員。 92 ◯委 員(山崎陽一) 令和4年が212億4000万円で、そうしますと同程度ということは100億7200万円でよろしいのですか。 93 ◯委員長(門間淑子) 課税課長。 94 ◯課税課長(平原貞幸) 山崎委員がおっしゃられた部分は令和3年度の税収ということで、同程度というお答えをさせていただいてございます。具体的な数字、令和4年度の見積もりでございますが、101億100万円という試算をしてございます。以上です。 95 ◯委員長(門間淑子) 財政課長。 96 ◯財政課長(河野行秀) 先ほどのフレームというところで、ちょっと私、歳入フレームだけを申し上げたのですけれども、この歳入フレーム、予算のフレーム、今年の220億600万円に対応した予算フレームで申し上げますと、218億7600万円でございます。ちょっと訂正させていただきます。 97 ◯委員長(門間淑子) 他に質疑ありませんか。印南委員。 98 ◯委 員(印南修太) 先ほどの馳平委員の関連なのですけれども、6~7月の市税収入を見て決めていく、歳出を減らしていくと財務部長はおっしゃっていましたが、その後、経常的経費を見直して予算の執行を停止していく部分という、その下半期に予算の執行を停止していく部分での大きなボリュームという部分でいいますと、また何か人件費のカットとか、そのぐらいしかないのではないのかなと思うのですけれども、その辺、どのようにお考えになっているか。間違いなく、ここは減ってくるので、その辺のお考えをもう少し詳しくお聞きしたいと思います。 99 ◯委員長(門間淑子) 財務部長。 100 ◯財務部長(高橋 誠) コロナウイルスの影響で市税の減収が見込まれるということに対する対策ですけれども、先ほど6月の当初課税などを見てということでお話ししました。今、印南委員のご指摘のように、その時期がどんどん判断が遅れてくると実施するべきことも限られてきてしまうということもあると思います。したがいまして、その辺につきましては、なるべく早期に見極めていくことが重要になってくるのだろうと思っております。  どういった費目の歳出を減らしていくかということについては、今後の検討課題になってまいりますけれども、税収の見通しに合わせてどれぐらいの歳出を抑えていく必要があるかということを踏まえた形で検討していくという形なのですが、現時点では具体的にこの費目をということは申し上げられませんけれども、総合的に検討していく必要があるのかなと考えています。 101 ◯委員長(門間淑子) 印南委員。 102 ◯委 員(印南修太) 最後に1点だけ確認なのですけれども、経常的経費だけではなくて投資的な部分でも、ここで仮に予算が執行されたとしても、そこで契約されるわけですね。それを下半期に、契約をした後に、それは予算を羽村市として停止していくことは多分できないと思うのですが、その部分で借入れでしのいでいくしかなくなってくると思うのですけれども、それで間違いないでしょうか。 103 ◯委員長(門間淑子) 財務部長。 104 ◯財務部長(高橋 誠) 印南委員のご指摘のとおりで、投資的な建設事業などにつきましては、当初に契約をしますので、なかなか、その後の変更は難しくなってくるのだろうと捉えておりますけれども、先ほどの繰り返しになりますが、早めに見極めていくことがやはり重要になってくるのだろうと思いますので、その部分、建設関係の事業なども踏まえて早期に判断といいますか、見極めていく必要があるだろうと考えています。 105 ◯委員長(門間淑子) 目安の時間が迫っておりますが、まだ他に質疑ありますか。      (「なし」と呼ぶ者あり) 106 ◯委員長(門間淑子) 時間の関係もありますので、歳入関係の質疑を終わらせていただきたいと思いますが、これにご異議ありませんか。      (「異議なし」と呼ぶ者あり) 107 ◯委員長(門間淑子) ご異議なしと認めます。  以上で、歳入についての質疑を終了いたします。  しばらく休憩いたします。                                     午前10時00分 休憩                                     午前10時10分 再開 108 ◯委員長(門間淑子) 休憩前に引き続き会議を再開いたします。  これより、歳出についての質疑に入ります。  議会費及び総務費関係の質疑を行います。予算書のページは、66ページから145ページまでです。  これより質疑に入ります。質疑ありませんか。秋山委員。 109 ◯委 員(秋山義徳) 予算書の105ページ、計画書の47ページなのですが、町内会・自治会活動への支援の項目で、今回、町内会・自治会への支援金が20パーセントカットされているようなのですけれども、この20パーセントカットされた経緯をちょっと教えていただきたいのです。 110 ◯委員長(門間淑子) 財政課長。 111 ◯財政課長(河野行秀) 令和2年度の予算編成におきまして、補助助成金ということで、前年度当初予算から比べましておおむね20パーセントの減額の一律削減ということでさせていただいております。そういった中で、この町内会の助成金につきましても同様に削減をさせていただいたものでございます。以上です。 112 ◯委員長(門間淑子) 秋山委員。 113 ◯委 員(秋山義徳) 町内会のほうでも結構、もう少し何とかならないかという悲鳴のような声も聞こえているのですが、例えばちょっと素人考えのようで申し訳ございませんが、今回いろいろなイベントがコロナウイルスの影響で中止された今年度の予算等を補正予算として追加で町内会の支援に充てるということはできないのでしょうか。 114 ◯委員長(門間淑子) 質問ですね。補正予算に組み替えてほしいと。要望にもなりますけれども。 115 ◯委 員(秋山義徳) 可能かどうかだけを。 116 ◯委員長(門間淑子) 財務部長。 117 ◯財務部長(高橋 誠) コロナウイルスの対策の関係でということですか。 118 ◯委員長(門間淑子) 削減された分を補正予算に組み込めないかということですね。 119 ◯財務部長(高橋 誠) 分かりました。  当初予算で、先ほど財政課長が申し上げたとおり、市税収入等の減少に伴いまして、補助助成金につきましては削減という形を取らせていただきました。それで上程させていただいているところでありますので、現時点で補正予算ということについては検討しておりません。今後、コロナウイルスの対策等の関係で情勢がどうなっていくかというところもちょっと見極めながら、予算については今後の状況で検討していく形になりますので、現時点でそういう予算ができるかできないかということはちょっと申し上げられないと思っております。 120 ◯委員長(門間淑子) 関連で、冨松委員。 121 ◯委 員(冨松 崇) 町内会・自治会のコミュニティ助成金削減ということですけれども、これまで町内会・自治会の加入率が年々下がっている中で加入率を上げる策を実施してきたと思いますが、それに影響は出ないとお考えなのか、お伺いします。 122 ◯委員長(門間淑子) 地域振興課長。 123 ◯地域振興課長(荻島一志) ただいまのご質問ですけれども、今回の助成金のカットにつきまして、全く影響がないということではないとは思われますが、町内会・自治会につきましては、市からの補助金だけでなく、町内会費は事業収入などの財源により運営されている部分もございます。今回の事業を、町内会の各事業などを見直していただくことによって、また町内会のほうと市のほうの協力をしながら、町内会・自治会の負担軽減とかもしながら、何とか令和2年度の運営をやっていっていただければと思っておりますので、そのように町内会にもお話をさせていただいております。以上です。 124 ◯委員長(門間淑子) 冨松委員。 125 ◯委 員(冨松 崇) 長期総合計画の将来像実現のためには市民の活力が必要不可欠だと思いますけれども、もう一度、どのような考えで減額に至ったのか、お伺いします。 126 ◯委員長(門間淑子) 財務部長。 127 ◯財務部長(高橋 誠) 冨松委員のご指摘のとおり、市民の皆様の活力、町内会の皆様の活力は非常に重要である。コミュニティ助成金につきましても、これまで重要な役割を担ってきたものであるというふうには認識しております。そうした中で、この令和2年度の予算を編成するときに、市税収入が大幅に減少するということの見積もりの中で今回、こういった取組みをさせていただいたわけでありますけれども、基本的な姿勢としましては、予算方針編成の考え方でも示させていただいてありますとおり、羽村市が魅力あるまちとして今後も発展していくための予算、長期総合計画に掲げた将来像を達成していくための予算ということで、そのスタンスは堅持しながら予算編成を図ってきたものであります。 128 ◯委員長(門間淑子) 他に質疑ありませんか。富永委員。 129 ◯委 員(富永訓正) すみません。今の質問の関連なのですけれども、助成金の削減と加入率への影響とか、考えられる問題もあるのですが、そのような中で、どのように町内会あるいは自治会等の振興を図っていくのかというところを改めて確認したいと思います。  それと、別の質問もよろしいですか。 130 ◯委員長(門間淑子) 今の質問は、あるのですね。 131 ◯委 員(富永訓正) 予算書の105ページの町内会・自治会の振興に要する経費の関連であります。それが1つ。  他の質問をいいですか。 132 ◯委員長(門間淑子) どうぞ。 133 ◯委 員(富永訓正) 予算書の83ページなのですけれども、平和事業に要する経費で、3月実施予定だった東京空襲資料展。これは感染症の対策で中止になったわけなのですが、75周年となります夏の平和の企画展に向けて、その分の充実といいますか、その辺はどのようにお考えになっているのかというのが2点目です。  もう一つ、予算書の85ページ、長期総合計画に要する経費で、令和3年度の策定に向けて来年度から動き出すということでしょうけれども、この中でSDGsの実現に向けた取組みという考えでいうと、今や地方自治体としては不可欠な取組みになってくるのかなと思うのです。それで、長期総合計画策定に向けて、市ではSDGsの考えをどのように反映させていくのか。その辺をお伺いしたいと思います。 134 ◯委員長(門間淑子) 副市長。 135 ◯副市長(井上雅彦) コミュニティ助成金の関係でございますけれども、先日、町内会連合会の役員と数名の町内会長様にお集まりいただきまして、20パーセント削減ということにつきまして意見交換をさせていただきました。その中でお話があった中では、やはりそれぞれの町内会・自治会の役員の方の事務負担が非常に大きいというお話がございましたので、それらにつきましては今後、市のほうでも、先ほど地域振興課長でもお答えしましたけれども、市のほうでも一緒になって見直しをしていきたいというお話をさせていただきました。  当然、町内会・自治会につきましては、羽村市の行政を運営していく中では非常に大きな役割を担っていただいておりますので、そういった意味でも、これからも町内会・自治会の皆様のご意見を聞きながら、この20パーセント削減したコミュニティ助成金を有効に使っていただけるような施策について一緒に検討していきたいと思っておりますので、ご理解をいただければと思っております。 136 ◯委員長(門間淑子) 企画政策課長。 137 ◯企画政策課長(ぬで島孝文) ご質問いただきました平和事業に関する件でお答えをさせていただきます。富永委員のご指摘のとおり、令和2年度につきましては戦後75周年ということで節目の年を迎えます。年々、戦争を体験された方が減っていくような状況の中で、しっかりと平和に関する考え、また、そういった体験談などを後世に伝えていくためにも、この平和の取組みというものは充実をさせたものに、この節目の年にしていきたいと考えております。  そうした中で、従来実施をしております中学生の広島への派遣の事業。これにつきましてはしっかりと取組みを継続していきたいということと併せまして、企画展につきましては、こちらも組織横断的に、平和担当部署として企画政策課だけで考えるのではなく、組織横断的に、図書館でありますとか、郷土資料館、ゆとろぎ。こうしたところと連携をしながら、企画展、あるいはイベントとしての映画の上映会でありますとか、もしくは体験をされた方にお話を聞ける機会の設定ですとか、そうした様々な取組みを実施しまして、75周年という、この節目の年をしっかりと平和について考える年にしていきたいと考えております。以上です。 138 ◯委員長(門間淑子) 企画政策課主幹。 139 ◯企画政策課主幹(中野 敬) 3点目のご質問で、SDGsの関係でございます。第6次の長期総合計画につきましては、来年度、再来年度で検討を進めていく中で、策定に向けて取り組んで、進めていくところでございますけれども、SDGsにつきましては、現行の計画であります第5次の長期総合計画につきましても、これまでも議会などで答弁をさせていただいておりますが、規模に違いはございますが、方向性は基本的には同じであると考えてございますし、市といたしましてもそういった取組みを進めているというふうに承知をしているところでございます。  今後、第6次の長期総合計画の策定に向けましては、当然、市民の方、団体の方、事業者の皆様からも様々なご意見をお伺いしていく中で、市が目指す将来のまちの姿、また、具現化に向けて取り組んでいく施策等についても、市の庁内でもしっかりと議論を交わしながら定めていく考えでございますので、そういったこれから目指していく方向性を定めていく中で、やはりSDGsの考え方に基づいた取組みもしっかりと計画のほうにも、どのように位置づけをしていくのかという部分も含めて、整理をしながら、慎重に検討を重ねてまいりたい。そのように考えているところでございます。 140 ◯委員長(門間淑子) 富永委員。 141 ◯委 員(富永訓正) ありがとうございました。  1点確認しますけれども、平和事業に要する経費。これまで一般質問等でもデジタル平和資料館の開設はどうかというご提案をさせていただいていますが、このデジタル平和資料館の開設に向けた取組みはなされているのか。あるいは来年度、その辺はどのように取り組むお考えがあるのか。その辺をお伺いしたいと思います。 142 ◯委員長(門間淑子) 企画政策課長。 143 ◯企画政策課長(ぬで島孝文) デジタル平和資料館のお尋ねでありますが、これにつきましては一般質問でのご答弁も市長からさせていただいておりますが、先行する各自治体のそうした取組みを今、研究をしておるところであります。また、郷土博物館のほうにおきましても、そうした資料がしっかりと収蔵されておりますので、こうしたものを広く市民の方にも知っていただくような効果的な取組みがどういったものがあるのかということも含めて、先行する自治体の事例でありますとか、またどういった資料をお出しするのがいいのか。また、映像資料でありますとか、書物の資料がありますので、どういったものをお出しするのが、また手法としてデジタルの手法の示し方といいますか、ホームページの作り方というところも含めて、まだ研究を重ねている段階にあります。以上です。 144 ◯委員長(門間淑子) 他に質疑ありませんか。浜中委員。 145 ◯委 員(浜中 順) 予算(案)説明書の33ページの真ん中辺り、あと、予算書は83ページですけれども、若者世代のまちづくりへの参加の機会の検討・提供ということで、具体的に今、どのような対策をされているのかということと、羽村高校との連携、その具体的な中身についてお尋ねします。それが1点目。  2点目、予算書の113ページ、予算(案)説明書の行政改革のコミュニティセンターの管理運営で、月曜日のコミュニティセンターの休館について、これまでの最新の年間の利用者数と、月曜日休館になった場合に減ると予想される利用者数及びその全体、利用しているところの割合で、どのくらいの割合が減るのかをお尋ねします。 146 ◯委員長(門間淑子) 地域振興課長。 147 ◯地域振興課長(荻島一志) 1点目のお尋ねなのですけれども、若者のこれからの今後の会議等の見通しと羽村高校の連携についてなのですが、現在行っております、はむら若者輝会議というものがございますけれども、そちらにつきましては、今回、3年目が一応終わったということで、講師の多摩大学の先生をお呼びしていたのですが、来年度からは市の事務局と若者のほうと一体となりまして、講師の方はいないのですけれども、やっていきたいと思っております。あと、羽村高校との連携につきましては、昨年度までは12月に1回、連携をしていたのですが、今年の令和2年度につきましては、羽村高校からの要請がありまして、事業の内容を探求というものを行いたいという要請がございます。できれば年に1回、羽村高校との連携でやらせていただいていた事業を年間通して、できるだけの協力をさせていただくような形になります。具体的には、例えば月に1回とか、そういった形で、市のほうでできることがあれば、例えば講座を開いてほしいとかというものに対しては各課に協力を要請させていただきまして、羽村高校に出向いていくようなことも考えております。  あと、平成30年度のコミュニティセンターの年間の利用者数につきましては5,216件。そのうち、月曜日の利用が570件となっております。影響につきましては約10パーセントの減と考えております。 148 ◯委員長(門間淑子) 浜中委員。 149 ◯委 員(浜中 順) 羽村高校に関してですけれども、具体的に進められての効果とか反響をお聞きしたいと思います。コミュニティセンターですが、地域の方々は利用を楽しみにしていて、利用回数が減るのではないかという危惧があるのです。やはりお年寄りの方々の健康の保持とか、そういう面でも今、非常に役立っていると思うのですが、その点、減ることによって、どのように考えているのか、お伺いします。 150 ◯委員長(門間淑子) 地域振興課長。 151 ◯地域振興課長(荻島一志) 1点目の羽村高校の効果についてということだと思うのですけれども、その効果が表面に具体的にどこに出るかというのはちょっと難しいところはありますが、羽村高校の若い子たちのワークショップをやっている中で、いろいろ羽村について知っていただいたり、理解をしていただいたり、また市にとっても、若い子の意見を聞くという形で、今後の長期総合計画とか、そういった具体的な市の施策のほうにも取り込めるものは取り込んでいきたいと考えております。  また、2点目のコミュニティセンターの休館に関しての市民の方への影響ということだと思うのですけれども、こちらにつきましては、確かに休館によって利用者の方で曜日を変更せざるを得なくなったり、場所の変更をせざるを得なくなったりする方がいらっしゃると思いますが、その辺につきましては、よくご説明をさせていただいて、ご利用場所の変更や曜日の変更をしていただくということでご理解をいただいていると考えております。以上です。 152 ◯委員長(門間淑子) 浜中委員。 153 ◯委 員(浜中 順) 羽村高校については、よく分かりました。ありがとうございました。  コミュニティセンターの休館のことですけれども、長寿会で話しましたところ、全然知らなくて、皆さんびっくりされていて、これは困るというすごい反響があったのです。事前にこういうものは、説明は全くされていないのかどうか、お伺いします。 154 ◯委員長(門間淑子) 福祉健康部長。 155 ◯福祉健康部長(粕谷昇司) コミュニティセンターといいますか、老人福祉施設との併設施設でございますので、そちらのほうかと思いますけれども、今回の月曜日休館に当たりましては、老人クラブ云々でなく、そこに利用されていらっしゃる方々に、この辺の部分については担当からヒアリングといいますか、そういう形では聞いておりまして、事情はお話ししています。ただ、実際に老人クラブ全体に対しての説明という形ではしておりません。  ただ、ホール等で利用されている方の個々に説明という形はさせていただいておりまして、今、地域振興課長からもお話がありましたように、曜日の変更であるとか、あるいは個人利用の部分については別のときにご利用いただくという形で一応、利用されている方へのお話としてはご理解いただいているものと承知しております。以上です。
    156 ◯委員長(門間淑子) 山崎委員。 157 ◯委 員(山崎陽一) 今のコミュニティセンターに関して伺います。施設の効果的運営のため、毎週月曜日を休館にしますという張り紙が出ていました。それが恐らく説明だと思うのですが、施設の効果的運営のためとはどういうことか。その意味をご説明ください。  それから、これによって、例えば何が効果があるのか。今までのコミュニティセンターの運営費がどうなるのかも含めてご説明ください。変更に関しては説明をするという話でしたが、誰が説明するのか。窓口の人に聞くと、私たちには分かりませんと。それはそうです。窓口の人が決めたわけではありませんから、誰が説明するのか。その3点をお伺いします。 158 ◯委員長(門間淑子) 地域振興課長。 159 ◯地域振興課長(荻島一志) コミュニティセンターの効果的な運営という形のご説明なのですけれども、ただいまコミュニティセンターの、確かに老朽化が進んでいる中で突発的な、例えば冷暖房機が壊れたとか、そういったことがかなり発生している中で、点検をよくさせていただけるような機会を設けたいというのもございます。それと、今の市の状況も含めまして休館日を1日設けるということになっていましたので、月曜日が一番、利用者が少ないということで、月曜日の休館とさせていただいております。説明につきましては、地域振興課でコミュニティセンター部分につきましては説明をさせていただいております。  あと、効果額につきましては、試算で年間91万6000円を見込んでおります。以上です。 160 ◯委員長(門間淑子) 山崎委員。 161 ◯委 員(山崎陽一) 施設の老朽化、そのための整備ということであれば、ずっと休館ではなくて、どこの設備のためにいつということで済むはずで、このままだと通年、しかもいつまでになるか分かりませんということで、施設の整備であれば具体的な施設整備のことを説明した上でいつと言うべきです。例えば、印刷室などの電話は3年も4年も壊れたままです。  それから、市の都合もありということですけれども、これは財政的なことなのでしょうか。  地域振興課が説明しているということですが、窓口にはおりません。窓口の人が答えています。ただ、私たちには分かりませんという答えしか窓口の人にはできません。地域振興課はどのように、どこで説明していますか。  それから、これは例えば月曜日としてしまうと、月曜日しか休めない人は使えなくなります。例えば1日、11日、21日という日にちの設定であれば、それは割とみんなに平等になります。そういう考え方もできるはずです。  もう一つ聞きますが、これは市民サービスの向上でしょうか。低下でしょうか。以上。 162 ◯委員長(門間淑子) 地域振興課長。 163 ◯地域振興課長(荻島一志) ただいま休館についての答弁をさせていただいたのですけれども、施設の整備だけということではございませんので、その点をご理解いただければと考えております。  2点目、どこで説明をしたかというものなのですが、確かにコミュニティセンターのほうには職員はいませんので、市の地域振興課のほうで利用回数の多い団体にはご説明させていただいております。  今、月曜日以外にというお話だったのですけれども、確かに月曜日が一番利用人数が少ないということで、どこか休みを取らなければいけないという形で月曜日を選定させていただいております。 164 ◯委員長(門間淑子) 市民生活部長。 165 ◯市民生活部長(島田裕樹) 補足で、具体的には毎週月曜日は休館とすることで施設のほうを休ませるという意味もございます。また、修繕等といった意味もございます。  あと、説明につきましては、月曜日に限ったということにも絡むのですけれども、週1日休館するにあたって、利用者の方に一番、影響の少ないところということで調査しまして、そうしますとやはり月曜日が一番、定期的な利用が少ないということで、月曜日という形に決めさせていただきました。その中で、定期的に月曜日に利用している団体の方に直接、個々の団体のほうに説明するとともに、曜日を変えるとか、他にゆとろぎですとか、そういったところも使うとか、そういったことで対応ができるかどうかということで個々にお話をして、そこで対応ができるというお話を伺っていますので、ここで月曜日を休館とさせていただいております。  こういった総合的に考えますと、施設の延命化ですとか、そういったこともありますので、こういった施設を利用していただくということで市民サービスの向上につながるものと捉えております。 166 ◯委員長(門間淑子) 答弁もちょっと繰り返しになっているところがありますので、聞かれたことに答えてください。  山崎委員。 167 ◯委 員(山崎陽一) 今度は、施設整備だけではない、施設の延命化であるという答弁になりました。ということは、月曜日をずっと今後も施設がある限り続けるということなのかどうか。例えば、そこで働いている人の報酬にどれだけマイナスなのかというと、29万円です。トータルで91万円という話でした。こういう施設産業というものは施設があるから使ってこそプラスになる、あるいは収入になる。飛行機は空で飛ばせば全くお金にならないけれども、ほとんど安い値段でもとにかく乗せて飛ぶからということですね。こういう施設というものは使ってこそ意味がある。しかも月曜日、一番少なかったからと言いますけれども、最近でも直近で見れば1日19の場が使われていました。ですから、どこか別のところで使えばいいということではなくて、もっと長期的に具体的な、整備なら整備、あるいは延命化なら延命化でいいのですが、もう少しやはり市民サービスという視点で物を考えていただけないか。  だから、先ほど言いましたように、例えば1日、11日、21日ということにすれば皆さん平等に負担をすることにはなりますけれども、そこは割合、月曜日が休みのところがあちこち多いからみたいな形でされたのではないかという気もして、何かもう一つ、ここは知恵を出してもらえないかということを望みたいのですが、いかがでしょうか。 168 ◯委員長(門間淑子) 要望になってしまうけれども、提案ですね。 169 ◯委 員(山崎陽一) 提案です。 170 ◯委員長(門間淑子) その件に関しては、先ほどはまだ答弁が出ていないので。市民生活部長。 171 ◯市民生活部長(島田裕樹) 確かに1日ですとか11日ですとか、そういった限定をしていくのは可能かと思うのですけれども、やはり定期的に使っている方は曜日で定期的に使っていますので、そこでまた個々にそこで使っている方に説明させていただいて、一番、人が少ないということで、月曜日という形でさせていただいております。以上です。 172 ◯委員長(門間淑子) 馳平委員。 173 ◯委 員(馳平耕三) 予算書の87ページ、オリンピック・パラリンピックの経費に関してお聞かせいただきたいと思います。委託料が1659万円になっていますけれども、この委託内容。  それから、恐らく延期・中止になる可能性が高いと見ているわけですが、そうなったときにこの委託はどうなっていくのか、委託料はどうなっていくのか。  3つ目が、今、キルギスは多分、日本への渡航制限が出ていると思うのですけれども、予定どおりにちゃんと、今、連絡が取れていて、日本に来る予定なのかどうか。来るとしたら、今、いつ頃に来る予定になっているのか、お聞かせいただきたいと思います。 174 ◯委員長(門間淑子) 企画総務部参事。 175 ◯企画総務部参事(竹田佳弘) 委託内容についてでございますけれども、柔道の事前キャンプの受入れの関係が約700万円ぐらいです。それから、今まだ交渉中ですが、パラリンピック競技のキャンプの部分も一応見積もらせていただいておりまして、それが200万円ぐらいになります。それから、聖火リレーの関係。これは新たに入ってくるものですけれども、それが500万円ぐらいで、あとはキルギスの柔道チームの応援ツアーみたいなことを計画しておりまして、それが100万円ぐらい。その他、ちょっと細々したことを含めて、今回の委託料の1659万円になっています。  それから、コロナウイルスの関係です。ギリシャの国内での聖火リレーが中止になったり、今度、26日から福島県から国内の聖火リレーがスタートするのですが、そこで沿道観戦の自粛という報道も出ています。今の時点で多少、影響が出てくるかなと感じているのですが、東京都や組織委員会のコメントですと、安全対策とか安心に開催できるように準備をしていく、予定どおり準備していくというところですので、今のところは羽村市としては予定どおりの開催に向けて着実に準備を進めていきたいと考えています。  キルギスの柔道チームの関係につきましては、一応、日程とか人数とか、まだはっきりはしていません。今、おっしゃるように、国内は入国禁止みたいな形の措置を取っているようです。それで、柔道の大会なども4月末までの予定が中止になったりしています。そういう大会でポイントを稼いでオリンピックに出るとかという形になっていますけれども、国際柔道連盟がテストといいますか、予選みたいなことを6月まで延ばすと言っているので、このコロナウイルスの状況を見て、新たに大会をやって、正式なオリンピックに出る人を選ぶという形になるとは思うのですが、現時点ではそういう予定になっておりますので、それと向こう側の連絡調整も今のところ、まだ明確にはなっていないですけれども、現時点では去年と同じようにキャンプをしていただくことにはなっていますので、そのための準備を粛々と進めていくという、今の時点での状況になっています。以上です。 176 ◯委員長(門間淑子) 馳平委員。 177 ◯委 員(馳平耕三) これは委託に関して、もし仮に中止とか延期になった場合、キャンセルはできるような形になっているのでしょうか。 178 ◯委員長(門間淑子) 企画総務部参事。 179 ◯企画総務部参事(竹田佳弘) 委託内容が変わるようでしたら、変更契約ということになるとは思います。今のところ、先ほど申し上げた内容で準備は進めておりますけれども、例えば実際に来られなくなってしまった場合には、準備の経費はありますが、そこの部分の必要ない経費を変更契約みたいな形にはなるとは思います。以上です。 180 ◯委員長(門間淑子) 馳平委員。 181 ◯委 員(馳平耕三) もう一度確認なのですけれども、キルギスとはちゃんと連絡が取れていて、今のところ、こちらに来ないということではない、今までとおりだということを確認しているかどうか、もう一度お願いします。  それから、例えば延期になった場合は、今のこの委託内容をそのまま来年に延期することはできないのでしょうか。今年の委託になっているものを、今年がなかったとして、来年、再来年になったとしたら、その分、同じ金額でそのまま移動させることは契約上できないのかということです。 182 ◯委員長(門間淑子) 企画総務部参事。 183 ◯企画総務部参事(竹田佳弘) キルギスの柔道チームとの関係につきましては、今までと同様に連絡をしてあって、今の時点で来ないとかという状況にはなっていない状況です。今後はコロナウイルスの関係でまだ分かりませんけれども、今の時点ではそういう状況です。  このまま来年度というのは、契約が当然、3月末とか年度内の契約になるので、来年度に延期する場合は、予算もありますけれども、また新たにということになると思います。以上です。 184 ◯委員長(門間淑子) 他に質疑ありませんか。鈴木委員。 185 ◯委 員(鈴木拓也) 3点お聞きします。予算書の87ページ付近かと思うのですけれども、公共施設等総合管理計画の推進という予算が今回見当たらなかったのですが、これはどういうことなのか。  2点目は、予算書の105ページです。市民活動広報なのですけれども、印刷代、また配布料が共に減額になっておりまして、なぜか。  3点目は、予算書の107ページですが、市民提案型協働事業助成金です。こちらも減額になっています。なぜかです。3点お願いします。 186 ◯委員長(門間淑子) 企画政策課長。 187 ◯企画政策課長(ぬで島孝文) 1点目の公共施設等総合管理計画の推進に関しまして、私からお答えをさせていただきます。予算につきましては、予算の項目で要する経費が昨年から今年に比較しますと無くなっているということでありますが、公共施設等総合管理計画につきましては計画に沿ってしっかりと取組みを進めていくという内容に変わりはございません。しっかりと取り組んでまいります。  予算につきましては、これは企画調整関係に要する経費。こちらの範囲内で取組みを進めていくということでありますが、公共施設等総合管理計画の推進につきましては、策定後5年間で取組みを進める施設を計画の中に列挙しております。それで、それぞれに取組みの方針に沿って検討を進めることとしておりまして、そうした点では施設は限定されておりまして、取組みの進捗管理につきましては、内部においてしっかりと行いながら、個別の施設の検討を行う際には必要に応じて広く市民の意見を聞くという取組みを進めてまいりたいということでありますので、大きな予算をここで計上せず、企画調整に要する経費の中で取組みをしっかりと進めていきたいということで費目の要する経費を削減したということでございます。以上です。 188 ◯委員長(門間淑子) 地域振興課長。 189 ◯地域振興課長(荻島一志) 予算書の105ページの市民活動広報の印刷の減、また、市民活動広報配布委託料の減につきましては、きずなの印刷と配布になっておりますけれども、今年度が6回のきずなの発行になっていましたが、来年度から4回ということになりましたので、その印刷の減と配布の委託の減となっております。  2つ目なのですけれども、市民提案型協働事業につきましても、今年度は4事業を予定しておりましたが、来年につきましては3事業の予算措置とさせていただいております。以上です。 190 ◯委員長(門間淑子) 鈴木委員。 191 ◯委 員(鈴木拓也) 1点目の公共施設等総合管理計画の推進なのですけれども、令和2年度の成果目標はどういうものなのか、お尋ねします。  2点目のきずなの印刷と配布なのですが、減ってしまうのですね。現状でもなかなか市民活動の推進という、求められている大きな役割からいうと、2か月に一遍なので少ないかななどと思っていたのですけれども、さらに減らしてしまうことになりますと、やはりこの分野は力を入れないという市の方針なのではないかなという気もするわけですが、例えば減らすにしても、ページを増やすとか、何か代わりになることはないのかどうなのか。あるいはただ3分の2減ってしまうということになっているのかどうか、お尋ねします。  3点目の市民提案型協働事業なのですけれども、3事業に支援数を減らすということなのですが、これはどのくらい、毎年度、手を挙げるグループがいるのか。その規模に見合う助成制度ということに令和2年度はなっているのかどうか。それをお尋ねします。 192 ◯委員長(門間淑子) 企画政策課長。 193 ◯企画政策課長(ぬで島孝文) 公共施設等総合管理計画につきましては、現在、庁内に推進委員会と、その下に公共施設の建築を検討する部会と、用地に関する検討を進める部会。この2つの部会を設けまして、鋭意、検討を、取組みを進めてございます。令和2年度につきましては、公共施設等総合管理計画の中にそれぞれ取組みの方向性が示されておりますが、例えば第5分団の消防車庫でありますとか、第6分団の消防車庫。こうしたものの耐震診断を実施してまいります。こうした状況を踏まえ、今後の方向性をさらに検討を進めていくということであります。  また、集会施設などにつきましても、来年、栄会館、三矢会館、神明台会館など、耐震診断を実施してまいりますので、そうした耐震診断をした結果などを踏まえ、今後の方向性なども検討していくということでございます。  また、用地のほうにつきましても、来年度予算の中では小作台5丁目の用地の売却なども予算の計上をさせていただいておりますので、そうしたものも含めまして、様々、公共施設の建築物と用地の有効活用について検討をしっかりと進めていきたいと考えております。以上です。 194 ◯委員長(門間淑子) 地域振興課長。 195 ◯地域振興課長(荻島一志) 1点目のきずなについてなのですけれども、確かに回数は減るということになりますが、その他、記事の内容を充実するということも含めまして、あと、市の公式サイトやポスター。そういった掲示板の充実と掲載記事の内容を、市民サービスの低下にならないような形で提供していきたいと考えております。  また、件数なのですけれども、令和元年度につきましては4件、平成30年度につきましては6件なのですが、これが予算とどういう関係があるかといいますと、助成の上限を決めておりますけれども、全ての事業が満額の助成の申請ということではありませんので、そういった面で予算の減額をさせていただいております。以上です。 196 ◯委員長(門間淑子) 他に質疑ありませんか。大塚委員。 197 ◯委 員(大塚あかね) すみません。1点だけ質問させていただきます。予算書の83ページのはむらの魅力発信・知名度向上事業なのですけれども、来年度は854万円ちょっとということで、今年度に比べて削減されているわけなのですが、これまでもシビックプライドの醸成という言葉を毎年、この予算・決算を通じて聞いてきているわけなのですけれども、この事業を積み重ねたことによって市民の認知を深めていくことも大事だと思うのですが、令和2年度はこれまでの業績を評価なさったことを踏まえた上で、どこに力を入れて、このプロモーションに取り組んでいくのか、ご説明いただきたいと思います。 198 ◯委員長(門間淑子) シティプロモーション推進課長。 199 ◯シティプロモーション推進課長(高岡弘光) 令和2年度の、このはむらの魅力発信・知名度向上事業の進め方なのですけれども、計画上では同じようなことをやっていくのですが、東京で子育てしやすい町というブランドを認知してもらうことが主眼になって取り組んできておりまして、その結果としてシビックプライドの醸成とかブランド化を推進していこうということなのです。  令和元年度で取り組んでくる中で、アンケートなどを取らさせていただいています。例えばケロポンズ、2月にやらさせていただいたのですが、この申込みをするときに、羽村市が東京で子育てしやすいまちとして知っていますかということで確認させていただきますと、市民の方も90パーセントを超えるぐらい、知っているという形になるのですが、やはり市外の方はまだ50~60パーセントと低い感じなのです。これが西多摩、多摩、区部という形になっていくと、羽村市から離れれば離れるほど認知はどんどん下がっていきまして、区部では25パーセントだったのです。ですので、これから令和2年度事業については今年度同様な形でやっていくのですけれども、市外につきましては、広報はむらだとか、市民の方にも関わっていただきながら事業を展開していますので、認知は取れてきているのですが、やはり市外での認知を拡大していくことが必要ということで課題の一つと捉えまして事業を展開していって、令和3年度にまたつなげていきたいと考えております。 200 ◯委員長(門間淑子) 大塚委員。 201 ◯委 員(大塚あかね) 今、市外での認知を令和2年度は高めていくのだということだったのですけれども、そうすると来年度、予算書を見れば分かりますが、暮らし・子育て体験ツアーを来年度もやる。ワークショップも開催します。それで、シティプロモーション推進事業支援業務委託料も360万円ちょっと使っていくわけなのですけれども、そういった、今、シティプロモーション推進課長がおっしゃった市外での認知を拡大していくといったことを踏まえた上で、その暮らし・子育て体験ツアーと、ワークショップの内容と、この360万円を使う事業支援業務委託の内容についてご説明ください。 202 ◯委員長(門間淑子) シティプロモーション推進課長。 203 ◯シティプロモーション推進課長(高岡弘光) まず、暮らし・子育て体験ツアー。こちらは羽村市のモニターツアーという形で展開しているのですけれども、こちらについては、市外の人に羽村市に来ていただきまして、暮らし・子育ての魅力を体験していただく。そして、その方々がどういう感想を持ったのかをヒアリングしまして、それを発信していくところでモニターツアーという形でやらさせていただいています。こちらの募集のプロモーションを市外に限って行うのですが、こちらにつきましては、いろいろな事業者にも協力いただきまして、チラシの配布とかをやっていただきながら取り組んでいくところです。ちょっと変わらずな状況なのですが、そういったところでやってきています。  また、シティプロモーション推進事業支援業務委託料。こちらについて、はむら家族プロジェクトという形でやっているのです。こちらについては、この中にいろいろな事業がありまして、その中でワークショップも年5回計画しているのですけれども、令和元年度はこの委託料の中でワークショップも取り組んでいたのですが、そうすると年度間のところで開催に何か月という形で間が空いてしまうのです。参加している方も、年度の区切りという捉えもあって、年度間を超えた参加がちょっとそこでがくっと減ってしまうのです。  そこで、ここでコロナウイルスの関係があってできないのですけれども、4月開催をできるような形でこの委託から切り離しまして、ワークショップに関連する保育士だとかファシリテーター、あと、消耗品類。そこを切り分けて実施していきまして、そこについても、これまで、はむら家族ミーティングという名称でやっていたのですが、これらについても、名称からこれまでの参加者の方にちょっと一旦、参加してみてどうだったかというところで、ヒアリングする機会なども設けさせていただいて、このはむら家族ミーティングというものが市外の方が参加する一つのハードルになってしまっているのであれば、これもまた見直しをしながら取組みをまた展開していきたいと考えております。  令和元年度はケロポンズのファミリーコンサートをやらさせていただいたのですけれども、ここで市外からも大変大勢の方の申込みがあって、羽村市に来ていただくことができましたので、ちょっとケロポンズでできるかどうかというのはあれなのですけれども、また大ホール事業で大勢の方に認知していただきながら楽しんでいただく。そういった事業を展開していきたいと考えております。 204 ◯委員長(門間淑子) 大塚委員。 205 ◯委 員(大塚あかね) 分かりました。  そうすると、その暮らし・子育て体験ツアーはこれまで市外に向けて応募をかけていくのだということだったのですけれども、どこまでターゲットを広げてお呼びするのか。先ほど最初の質問で、区部ですごく認知が低いとおっしゃっていたのですが、それは23区もターゲットに入れて、そういう応募をかけていくのかということと、先ほどケロポンズのことを盛んにおっしゃっていますけれども、そのケロポンズを通じて、どうやってはむらの魅力を発信していくのかということがどうも一致しないのですが、そこだけ最後にお聞かせいただければと思います。 206 ◯委員長(門間淑子) シティプロモーション推進課長。すみません、具体的にお願いします。 207 ◯シティプロモーション推進課長(高岡弘光) どこというところはなかなか言えないところなのですけれども、大体、新宿から西側に係るところで、埼玉などもちょっと近い、神奈川もそういった近いところをターゲットエリアにしまして、この委託事業の中でヤフーのインターネット広告事業もありますので、そういったものでエリアとか何歳までの方とかが絞れますので、そういったところで認知を取りながらやっていきたい。そこのインターネットとかチラシなどもお配りさせてもらっているのですが、そこから羽村市の公式PRサイトに誘導するような仕組みになっていますので、そこでサイトの中を見てもらうことで、東京で子育てしやすいまちの魅力というところを伝えていきたいと考えております。  また、暮らし・子育て体験ツアーもそういった形でやっていくのですけれども、令和元年度の参加者の中でだんだん、羽村市以外の方が来ているのですが、その羽村市以外に住むお友達から羽村市は子育てしやすいまちだということを聞いたから興味が湧いてきたという方がだんだん増えてきていますので、そういったところで認知が取れてきているというところで感触があります。  ケロポンズも、先ほどお話ししたとおり、ヤフーのインターネット広告を使っていますので、そこで申込みをするときにサイトを見に来ていただいて、そこで環境を見ていただく。これはチラシなどもQRコードをつけていますので、みんな、そこの公式PRサイトのページに集約しまして、そこで申込みをしながらサイトを見ていただくということです。以上です。 208 ◯委員長(門間淑子) 他に質疑ありませんか。  中嶋委員。 209 ◯委 員(中嶋 勝) 実施計画書の49ページになるのですけれども、福生市と共同で多文化共生事業を開始するということなのです。事業を立ち上げた経緯と、市長会からの予算ということで伺っていますが、これがどのくらいなのか。羽村市のほうには載っていないので福生市のほうという形になろうかと思いますけれども、来年度、どのような事業をしていくのかというところをお伺いします。  それから、予算書の111ページのコミュニティバスはむらんの運行についてで、少しでも財政負担が軽くなればということでお伺いしますが、はむらんのバス停のネーミングライツについてもお聞きしたいのですけれども、たしか来年度から導入することになっていたと思うのですが、実施計画を見ますと、もう一年、調整協議ということになっております。今、どのような状況になっているのか、なぜ進まないのか、課題は何なのかというところをお伺いします。 210 ◯委員長(門間淑子) 地域振興課長。端的に答弁をお願いします。 211 ◯地域振興課長(荻島一志) 福生市との多文化共生の事業についてお答えさせていただきます。近年、外国籍の方が福生市や羽村市も増加傾向にあるということで、その外国籍の方を含めた日本人の方が共生していくためにはどんな課題があるのかとか、そういったものを、アンケート調査をするために、来年度、福生市と共同で事業をやらせていただきます。また、予算につきましては市長会から500万円の助成をいただく予定でいます。以上です。 212 ◯委員長(門間淑子) 都市計画課長。 213 ◯都市計画課長(指田寿也) 2点目のはむらんのネーミングライツの件でございます。調査研究ということなのですけれども、端的に言いますと、費用対効果をよく検証するということでございます。ネーミングライツをするからには、利益といいますか、プラスというものを考えるわけなのですが、今、試算で言いますと、バス停でネーミングライツを行うと1件5万円程度で、先のアンケート調査で各事業所の見込みのあるような方に聞きますと、5社いるかどうかというところなのです。今度は支出のほうなのですけれども、いろいろ時刻表を変えたり、また、時刻表を変えれば広報で配ったりする経費があります。それは100万円以上かかってくるような試算になりますので、ネームバリューがあれば収入もあるとは思いますが、今の段階で考えますと、費用対効果がちょっと見込めない状況にあることから、他の手法もまたエントリーに入れて、いろいろ多方面から考えていきたいということで調査研究ということで考えております。以上です。 214 ◯委員長(門間淑子) 中嶋委員。 215 ◯委 員(中嶋 勝) 分かりました。  市民活動、多文化共生のほうなのですけれども、福生市との、横田基地も近いことから、外国の方も多いから、結構有効かなと感じています。市民ボランティアも、市内において、この多文化共生とか、いろんな形で協力してくれている団体がありますが、そのような団体とかと、この事業の関わりはどのような形になるのかというところをお伺いします。  コミュニティバスはむらんのほうなのですが、全バス停を一遍にやるみたいな話も前にあって、そうではなくて、スポンサーがついたところからやればいいのではないかという議論もしたと思うのですが、そうすると時刻表などがなかなか、その都度変えなければいけないとか、多分そういうことも負担になっているのかななどと思いますけれども、できるところからで、例えば当面は、この現バス停名と新しいバス停名のところを併用していくとか、今の時刻表をうまく使いながらみたいな、あと、新しく配るものにはシールを貼りながらみたいな、そういう対応とかなどでも、収入源としていいよと協賛してくれるスポンサーもあるわけですから、そういうところはしっかり、実施に向けて取り組んでいければいいのかなと思っているのですが、いろいろ課題があるのは分かりますけれども、何とかその辺も見つけてもらって進めていくという、この来年度の取組みを期待したいところなのですが、要望になってしまうから、そうではないのですけれども、その辺の取組み方をお伺いします。 216 ◯委員長(門間淑子) 地域振興課長。 217 ◯地域振興課長(荻島一志) 多文化共生事業の中での福生市との共同の中で、全体の中で、アンケート以外にも福生市と羽村市で講座も開催する予定をしております。その中で羽村市の講座につきましては、毎年、世界の文化講座ということで、日本語ボランティアの団体の方にご協力をいただきまして料理講座などを開いております。令和2年度につきましても、羽村市でやる講座につきましては、そちらのほうのボランティア団体と共同でやらせていただこうと考えております。以上です。
    218 ◯委員長(門間淑子) 都市計画課長。提案について答弁してください。 219 ◯都市計画課長(指田寿也) ネーミングライツでいろいろ、シールを代えたり、そういうことで何か工夫してということでございます。オーナーの皆様、いろいろ調整をしながら、どういった形で反映できるか、取り組んでいくのですけれども、1つ、ネーミングライツに関連するようなことで検討しているのは車内アナウンスという手法で、それは運転手の方がこの次は何々医院ですとか、何々店ですとか、そういったアナウンスでお店の紹介をしたりすることもできるのではないかということで、その代わり、収入といいますか、費用のほうは安くなるといいますか、そういうふうに考えているのですが、そういう車内アナウンスという手法も考えております。また、そういうことにつきまして、はむらんの懇談会にも皆様から意見も聞きまして、いろいろ調査研究していきたいと考えております。 220 ◯委員長(門間淑子) 中嶋委員。 221 ◯委 員(中嶋 勝) 最後に1点だけ、多文化のほうなのですが、この事業をやっていって、いつまでに何をどうするみたいな目標といいますか、形はあるのかということと、東京都の来年度予算に多文化共生の社会の推進事業で増額予算を組んでいる対象があるのですけれども、その辺の補助事業が該当できないのかと思っているのですが、市長会から出してもらっていると、ちょっとその辺は無理なのでしょうか。  はむらんのほうなのですが、ネーミングライツから変わりまして、急速充電器の入替えが予算に入っています。こちらも東京都の補助金で充電設備導入促進事業というものがありまして、来年度から工事費とかランニングコストの維持管理費まで追加されているのですけれども、その辺の補助対象ということは考えられないのかどうか、お伺いします。 222 ◯委員長(門間淑子) 地域振興課長。 223 ◯地域振興課長(荻島一志) 今回の福生市との共同連携事業につきましては、一応、予定の段階なのですけれども、令和2年度、令和3年度、令和4年度の3年間を計画しております。令和2年度の調査によりまして、そこで課題とかを取りまして、その中で課題解決に向けた事業を令和3年度、令和4年度というふうに展開をしていければと考えております。また、助成金につきましては、今回、市長会から補助金を10分の10もらっているということで、他からいただくことはできないということでございます。以上です。 224 ◯委員長(門間淑子) 都市計画課長。 225 ◯都市計画課長(指田寿也) はむらんの急速充電器の関係で、導入にあたって、いろいろ補助金の活用を考えております。国土交通省とか、各機関からメニューがありますので、来年エントリーして、できるだけ活用を図った上で導入を計画しております。以上です。 226 ◯委員長(門間淑子) すみません。時間が迫ってきていますので、具体的に絞り込んだ質問でお願いします。鈴木委員。 227 ◯委 員(鈴木拓也) 関連になりますけれども、予算書の111ページ、はむらんの運行の補助金は毎年300万円ずつ上がっているということなのですが、これはなぜかということです。  2点目は、予算書の117ページ頃なのですけれども、今年度出していました被災者支援事業負担金というものがなくなってしまったのです。これはなぜかです。  3点目は、予算書の129ページ、連絡所なのですが、9月で廃止という方針が出されております。市民説明会等は行われるのかどうかです。以上です。 228 ◯委員長(門間淑子) 都市計画課長。 229 ◯都市計画課長(指田寿也) はむらんの運行補助金の増の関係です。まずは、人件費の増があります。次に、経年劣化による修繕がだんだん多くなってきている。あとはルートを改善して、ちょっと長くなっておりますので、その分、燃料費とか、そういうものが多くなっているということでございます。 230 ◯委員長(門間淑子) 企画政策課長。 231 ◯企画政策課長(ぬで島孝文) 2点目のご質問であります被災者支援に要する経費の中の補助金の減について、私のほうからお答えをさせていただきます。東日本大震災の被害につきましては決して風化させてはならないと考えておりまして、被災地に対する支援につきましても市では義援金の募集を継続して実施している他、市内の福島県人会の皆様と連携・協力しながら、各種イベントでの物産の販売、また、市民による復興支援団体への支援などにも取り組んでおります。また、市内への避難者に対しましては、サポートカードを発行いたしまして公共料金の減免を行うなど、独自の様々な取組みを進めてきたということで、東日本大震災からの復興支援にこれまで努めております。  ご質問のありました補助金の減でありますが、こうした一環としてこれまで取り組んでまいりましたが、補助金の交付実績を見ますと、今年度につきましては助成団体が1団体のみと、限られた状況となっております。また、補助対象事業につきましても、団体側の自然休暇村に被災者を招きまして、参加者の宿泊費を市が全額補助するという内容でありまして、参加者は羽村市を訪れるということではなく、北杜市と被災地を行き来するという事業内容となってございます。  この団体とは別に、同様の事業を市内において、民間施設の協力を得ながら、無料で宿泊を行いながら実施しているという市民団体もございます。市ではこちらの団体には助成金の支出はなく、移動に際しての庁用バスでありますとか、そうした支援を継続して行っているという状況であります。こうした事業の実施方法をそれぞれ、団体において工夫をしていただきながら同様の成果を上げているというグループもあることの実情を踏まえまして、現下の財政状況等を総合的に鑑みまして、今後も移動手段や市内公共施設の利用などの支援につきましては継続して実施していくということで今回、補助金につきましては皆減とさせていただいたということでございます。以上です。 232 ◯委員長(門間淑子) 市民課長。 233 ◯市民課長(鈴木宏哉) 3点目の連絡所の関係ですが、現在、市民説明会の開催予定はございません。ただし4月以降、市のウェブサイト、広報と、現に連絡所を利用する方々に個別案内として、今後はこういう窓口の利用になりますのでとかという個別チラシの配布、またその掲示等を考えております。 234 ◯委員長(門間淑子) すみません。一応、計画時間がありますので、それにできるだけ沿う形で、他に質疑ありますか。      (「なし」と呼ぶ者あり) 235 ◯委員長(門間淑子) 時間の関係もありますので、議会費及び総務費関係の質疑をこれで終わらせていただきたいと思いますが、これにご異議ありませんか。      (「異議なし」と呼ぶ者あり) 236 ◯委員長(門間淑子) ご異議なしと認めます。  しばらく休憩いたします。                                     午前11時24分 休憩                                     午前11時34分 再開 237 ◯委員長(門間淑子) 休憩前に引き続き会議を再開いたします。  これより、民生費関係の質疑に入ります。予算書のページは、144ページから211ページまでです。  これより質疑に入ります。質疑ありませんか。西川委員。 238 ◯委 員(西川美佐保) 予算(案)説明書の14ページの扶助費についてお伺いいたします。前年に比べて全体的に9.2パーセント増ということで、予算が6億5400万円増えているわけですけれども、この最も大きく増えている要因が施設等の利用費とか障害福祉サービス費とか生活保護費とかいろいろあるわけですが、この中で最も増えている大きな要因となっているものをいくつか、3点ぐらい教えていただきたいと思います。 239 ◯委員長(門間淑子) 財政課長。 240 ◯財政課長(河野行秀) 扶助費の伸びについてのご質問ですけれども、予算(案)説明書の18ページに記載させていただいているとおりかと思うのですが、大きな要因といたしましては施設等利用費、それから、障害福祉サービス費、生活保護費が上から順番に申し上げたとおりでございます。また、この6億5400万円の中には、昨年度から性質区分を変更したということで、通所介護サービス業務委託料、デイサービスセンターさくらの事業運営費・委託料などを、こちらは補助費から扶助費に持ってきたということで、こういった1億3900万円なのですけれども、そういった部分も含まれているという数字になってございます。以上です。 241 ◯委員長(門間淑子) 西川委員。 242 ◯委 員(西川美佐保) 予算書の209ページの生活保護費に要する経費なのですけれども、これに関しても結構増えているわけですが、何世帯分を見込まれているのか、お伺いをいたします。 243 ◯委員長(門間淑子) 社会福祉課長。 244 ◯社会福祉課長(阿部知宏) 予算上の生活保護の見込み人数なのですけれども、世帯で57世帯増と見越しております。 245 ◯委員長(門間淑子) 西川委員。 246 ◯委 員(西川美佐保) この57世帯増ということなのですけれども、これは例年に比べてすごく増えているのかどうか。あと、今後の見通しについてお伺いいたします。 247 ◯委員長(門間淑子) 社会福祉課長。 248 ◯社会福祉課長(阿部知宏) 生活保護の受給者の状況ですけれども、年々、若干増えている状況と捉えております。今後の見通しで、75歳以上の人が増えている状況にございます。それと、1年間の推移を見ていくと、50代の方の増も見受けられるところでございます。あと、20から39歳、病気や疾患のある方で受給に至る方が多い状況が見えますので、若干増えていく傾向にあるのかなと見越しております。以上です。 249 ◯委員長(門間淑子) 他に質疑ありませんか。大塚委員。 250 ◯委 員(大塚あかね) 1点だけお伺いします。予算書の185ページの利用者支援事業なのですが、予算(案)説明書では新規事業ということで25ページに記載がされています。産後ケア事業ということで、来年度は宿泊型を開始とありますけれども、まず、この対象となる方と利用要件、宿泊施設、利用日数、利用者負担金と申請方法について教えてください。 251 ◯委員長(門間淑子) 子育て相談課長。 252 ◯子育て相談課長(山本明子) 今、大塚委員ご質問の産後ケア事業の来年度の対象者、利用者共に、平成30年度から始めました産後ケア事業、アウトリーチと同等と考えております。産後、家庭での支援が多く見込めない方を申請方式で宿泊型のほうのご案内にもつなげていく予定でございます。  前後していたら申し訳ないのですけれども、宿泊施設につきましては市内の産科医療施設、それから、市外の助産所と同等にこれまでとおり、デイサービスと同じ形で宿泊型も広めていく計画です。  あと、申請方式につきましては、妊娠時の面接のときにも一旦ご案内をし、産後すぐに新生児訪問のときにもご案内をして、また申請に来られない方に関しましては、担当の保健師がお家まで行って、そこでの申請をやりとりして、直接の支援に早期につなげられるように検討しているところです。  すみません。追加で、説明不足がございました。利用者の負担額につきましては、1泊2日で6,000円、2泊までを連続利用した場合には次の宿泊は3,000円と見越しておりますので、2泊3日の場合には9,000円の利用者負担となってございます。利用日数、産後ケアの宿泊につきましての利用日数につきましては2泊までです。多胎に関しましては4泊までと検討しております。以上です。 253 ◯委員長(門間淑子) 大塚委員。 254 ◯委 員(大塚あかね) 分かりました。  その利用者負担金は今、1泊6,000円、あと、2泊目が半額になっていくということだったのですが、住民税非課税の方と生活保護世帯の負担金はどうなるのかということと、多胎児、双子以上の加算金についてはどうなのでしょうか。これは母子で利用することになるのですが、例えば渋谷区だと1人につき1日2,000円とか、世田谷区の場合は多胎児の場合は1人500円と、少し安くなるのですけれども、その辺はどうなっているのかということと、1泊2日以降の料金は先ほど9,000円とおっしゃいましたね。分かりました。あと、赤ちゃんに兄弟がいた場合の同伴については、どのように考えていらっしゃるのでしょうか。対象となる兄弟が利用する場合の宿泊料金について、どういうふうにお考えなのかということをお伺いいたします。 255 ◯委員長(門間淑子) 子育て相談課長。 256 ◯子育て相談課長(山本明子) まず1点目、生活保護、非課税世帯に対しての利用料につきましては負担金ゼロとなってございます。あと、多胎児の加算につきましては特に設けてございません。兄弟がいるときの利用につきましては産後の母子のケアと考えておりますので、上のご兄弟がいた場合には他の事業、例えばショートステイですとか一時預かりですとか、保育園・幼稚園に入園されている方は日中のご利用という形でデイケアも既に利用していただいているところです。 257 ◯委員長(門間淑子) 大塚委員。 258 ◯委 員(大塚あかね) 最後なのですけれども、宿泊ということは当然、食事も含まれてくるわけですが、食事のアレルギー対応については、どこまで対応を考えていらっしゃるのかということと、利用者負担金は医療費控除の対象となるのかどうか。この2点についてお伺いします。 259 ◯委員長(門間淑子) 子育て相談課長。 260 ◯子育て相談課長(山本明子) 食事の提供につきましてのアレルギーにつきましては、事前に利用の際に事業者と調整をしていただいておりますので、そこの部分につきましては、お母様のアレルギー対応につきましては対応できるかと考えております。それから、医療費控除の部分に当たるかというご質問につきましては、医療ではございません。サービスとなりますので、医療費控除の対象とはならないと捉えております。以上です。 261 ◯委員長(門間淑子) 他に質疑ありませんか。浜中委員。 262 ◯委 員(浜中 順) 2点お伺いします。予算書の167ページ、下から2つ目の高齢者クラブ活動の助成金で、高齢者クラブ助成金が300万円ほど減額されています。やはり高齢者の方々の健康保持の観点からも、どのような理由で削られたのか、お伺いします。  2点目、予算書の165ページ、ちょうど真ん中辺りで、0114800というものは昨年度はあったのですけれども、今回はスリム化の影響で、予算(案)説明書の22ページ、令和元年度で審議されたものとして、一番上に高齢者自立支援日常生活用具給付事業、それから、高齢者特殊眼鏡・コンタクトレンズ助成金が廃止となっているためにその支援の項目がないわけですが、それから、昨年度あった高齢者交通災害共済掛金助成金。それも今回は予算書にありません。介護保険のほうに行ったのかなという予想はされるのですけれども、その説明。それから、実績、どのような感じでここ数年間利用されていたかをお伺いします。 263 ◯委員長(門間淑子) 高齢福祉介護課長。 264 ◯高齢福祉介護課長(島田由則) まず、ご質問の1点目、高齢者クラブの助成金の関係でございます。助成金につきましては、財政の削減の一環といたしまして各クラブの助成金を一律20パーセントという形で算定をさせていただいております。これにつきましては、各クラブとも令和2年度の事業計画等を立てていく必要がございますので、予算案という形で三役会、それから、理事会等でご説明をさせていただいておりまして、特にクラブからは異論と申しますか、そのようなご意見はいただいていない状況でございます。  2点目の自立支援の関係で、まず、高齢者自立支援日常生活用具給付事業でございます。こちらにつきましては、65歳以上で要介護認定の結果、非該当とされた方につきまして日常生活用具を給付する事業でございますが、こちらにつきましては、平成17年度に1件、平成21年度に1件の実績があったのみで、その後、利用実績がないということで、事業の廃止をさせていただいたものでございます。  高齢者特殊眼鏡・コンタクトレンズ助成金につきましても、白内障の手術のときに眼内レンズの挿入術が受けられない方を対象にいたしまして、特殊眼鏡ですとかコンタクトレンズの助成をしている事業となってございますが、やはり最近、医療の進歩によりまして眼内レンズを使えないケースがほぼ無いという形になってきておりまして、こちらにつきましても制度の利用実績が近年ございません。その関係で事業を廃止したものでございます。  高齢者交通災害共済掛金助成金につきましては、4月1日現在、市内に在住で市民税非課税世帯の高齢者のみ世帯の方に掛金500円を助成しているものでございます。こちらにつきましては、まず実施する自治体が羽村市を除くと立川市、武蔵村山市、瑞穂町に限られておりまして、他自治体でも実施する例は少ないということです。それから、任意加入の保険であります交通災害共済の掛金を市が負担するところの必然性とか、その辺を検討させていただきまして事業の廃止に至ったという経緯でございますが、利用実績につきましては、平成30年実績で110人、令和元年で87人という形の実績になっております。以上です。 265 ◯委員長(門間淑子) 浜中委員。 266 ◯委 員(浜中 順) 高齢者クラブの助成金について、どの程度の高齢者の方々の代表と話し合われたのか。それはちゃんと高齢者の方々の意見をかなり反映されたものになっているのかどうか、お伺いします。  共済掛金の問題ですけれども、やはり110人の方々が利用されて、それを享受されていたので、それなりの必要性を感じて喜んでいらっしゃったと思うのですが、その辺をばっさり切るのはなかなか、その対象者にとっては厳しいかなと思われるのですけれども、もう一度お聞きします。 267 ◯委員長(門間淑子) 何を聞きますか。削った理由ですか。今、言いましたね。削減した理由は言いましたので、同じ質問になります。 268 ◯委 員(浜中 順) 対象者に対して意見などを聞いているのかどうか、お聞きします。 269 ◯委員長(門間淑子) 高齢福祉介護課長。 270 ◯高齢福祉介護課長(島田由則) まず、1点目の高齢者クラブの助成金の関係でございますが、すみません、繰り返しにはなりますけれども、今回の予算案の内容につきましては、三役会、それから、理事会で、予定というところでご説明をさせていただきまして、その説明の中では特に異論というような、困りますというような形での意見は伺っておりません。むしろ、今まで手厚く支援をしていただいておりますというお話は伺ってございます。  交通災害共済の関係で、これまでも一定の利用実績は確かにございましたけれども、先ほども申しましたが、任意加入であるところの掛金を市が負担するところの必然性ですとか、他で実施している自治体が少ないというところで判断をさせていただいておりましたが、利用者の方にご意見をお伺いする形では実施しておりません。以上です。 271 ◯委員長(門間淑子) 他に質疑ありませんか。高田委員。 272 ◯委 員(高田和登) 予算書の195ページなのですけれども、認可外保育施設等の事業に要する経費、1億2459万2000円についてお尋ねします。昨年度の予算書と比較すると、認証保育所の事業に要する経費に相当すると思うのですが、記載場所と名称が変更になっています。また、金額も8464万7000円から増額になっているのですけれども、記載場所と名称を変更した理由と予算を増額した理由について教えてください。 273 ◯委員長(門間淑子) 子育て支援課長。 274 ◯子育て支援課長(吉岡泰孝) 予算書の195ページ、認可外保育施設等の事業に要する経費でございます。こちらにつきましては無償化に伴いまして、無償化の対象となる認可外保育施設の利用料と、一時預かりですとか病児・病後児保育ですとか、そういった無償化の対象となる事業。こうしたものについて計上するために新たに設けたものでございます。高田委員がおっしゃるように、今年度まで認証保育所の事業に要する経費でございました。こちらを認可外保育施設等の事業に要する経費に含めて計上させていただいておりますが、それの理由につきましては、認証保育所というものは東京都が独自の基準で認可した保育施設になっておりまして、分類としましては認可外保育施設に分類されるものとなっておりますということで、こちらのほう、認証保育所以外のものも無償化対象の事業がございますので、ここに包含して掲載をさせていただいたものでございます。  予算が増額となっている理由につきましては何点かございまして、まずは認証保育所事業運営費補助金。こちらにつきまして、補助単価が来年度増加をしております。それと、認証保育所を利用している市民利用者、運営費につきましては市民利用者の分のお支払いとなりますので、市民利用者が増加したこと。これらによって事業運営費補助金が増加している。あとは、新設したものもいくつかございます。こちらにつきましては、無償化の実施に伴いまして新たに事業を設けなければいけないものということで、具体的には実費徴収に係る補足給付事業費補助金と施設等利用費。こちらについて、無償化の関係で新たに設けたものでございます。以上です。 275 ◯委員長(門間淑子) すみません。この民生費について、他にまだ質問する方はどれぐらいいらっしゃいますか。鈴木委員。 276 ◯委 員(鈴木拓也) 予算書の205ページなのですけれども、児童館の事業に要する経費で、大体3つの児童館2万円ずつぐらい削られているのですが、大体、15万円とか14万円という非常に低額の予算をさらに2万円削ってちゃんと事業ができるのだろうか、非常に危惧するのですけれども、いかがでしょうか。 277 ◯委員長(門間淑子) 児童青少年課長。 278 ◯児童青少年課長(中島静樹) 主に削減になっているものは消耗品関係が主でございますが、これにつきましては、館同士でいろいろ利用し合ったり、様々な工夫をさせていただきながら、昨年の実績に基づいた金額で算定をさせていただいた結果、削減になっている。実施については、質を落とさない形で工夫しながら令和2年度もやっていく考えでございます。 279 ◯委員長(門間淑子) 他に質疑はありませんか。      (「なし」と呼ぶ者あり) 280 ◯委員長(門間淑子) 質疑なしと認めます。  時間の関係もありますので、民生費関係の質疑を終わらせていただきたいと思いますが、これにご異議ありませんか。      (「異議なし」と呼ぶ者あり) 281 ◯委員長(門間淑子) ご異議なしと認めます。  しばらく休憩いたします。                                     午後0時00分 休憩                                     午後1時00分 再開 282 ◯委員長(門間淑子) 休憩前に引き続き会議を再開いたします。  子育て相談課長。 283 ◯子育て相談課長(山本明子) 午前中、民生費のご質問の中でいただきました点で訂正がございますので、発言をお許しください。大塚委員のご質問の産後ケア事業は医療費控除の対象となるかにつきましてですが、私、答弁の中で医療費控除の対象ではないと発言させていただきましたけれども、対象となる場合もあることから、当該サービスを利用する方には、なることもあるということでご説明をした上で利用を申請していただくようにしたいと思います。以上です。 284 ◯委員長(門間淑子) 分かりました。  これより、衛生費、労働費、農林費及び商工費関係の質疑に入ります。予算書のページは、210ページから265ページまでです。  これより質疑に入りますが、委員の皆さんも職員の皆さんもマイクを近づけて発言していただけるようにお願いします。質疑ありませんか。濱中議員。 285 ◯委 員(濱中俊男) 衛生費の235ページ、額は少ないのですけれども、保存樹木助成金についてお尋ねいたします。これは自然環境の保全ということで、市のほうで保存樹木ということで、今まで一本当たりまで5,000円が、今回からまたシーリングというのですか、20パーセントカットで4,000円という予算というふうに見えるのですが、この保存樹木に関しましては、担当課の方が各所有者のところに回って丁寧な説明をされていると承知しているのですけれども、その中でどのようなお話が所有者から聞けたのか。また、改めて保存樹木の基準についてもお尋ねしたいと思います。
    286 ◯委員長(門間淑子) 環境保全課長。 287 ◯環境保全課長(神尾成也) 保存樹木の助成金につきましては、濱中委員がおっしゃるとおり、5,000円から4,000円ということで一律20パーセントカットとなっておりまして、今月になりまして各所有者の方に職員のほうから説明をさせて、概ね理解をしていただいている状況でございます。中には厳しいご意見も多少あったみたいですけれども、概ねご了解を得ているものと理解しております。  あと、助成金の金額につきましては、他市の状況等を見ますと、4,000円というものは比較的高いレベルの金額となっておりますので、この金額について維持していきたいと考えております。以上です。 288 ◯委員長(門間淑子) 濱中委員。 289 ◯委 員(濱中俊男) 今、他市に比べて高いというお話があったと思いますけれども、これはまた、保存樹木をお持ちの方からすればちょっと逆の意見のような感じもいたします。そこで今、28本というふうに思うのですが、これが新しく申請があって、またその基準を満たした木があった場合、それを増やしていく、認めていくというお考えがあるのかどうか、再度お尋ねいたします。 290 ◯委員長(門間淑子) 環境保全課長。 291 ◯環境保全課長(神尾成也) 保存樹木につきましては、例えば地上から1.5メートルの高さにおける幹周りが2メートル以上とか、そういったものが基準になっておりまして、今後、市としてはやはり少しでも緑を残していきたいと考えておりますので、特に保存樹木となるような木については残していきたいと考えておりますので、そういった申請がありまして、その基準を満たせれば指定していきたいと考えております。 292 ◯委員長(門間淑子) 他に質疑ありませんか。冨松委員。 293 ◯委 員(冨松 崇) 予算書の257ページの商工費なのですけれども、商工業振興に要する経費の商工会補助金約4400万円ですが、補助金助成金を一定率減額している中で、昨年度の予算から400万円ほど増えているのではないかと思います。令和2年度は、さらに商工業の振興を図る考えなのか。それと、景気対策事業助成金640万円について、どのような事業を予定しているのか、お伺いいたします。 294 ◯委員長(門間淑子) 産業振興課長。 295 ◯産業振興課長(宮田満裕) ただいまのご質問の1点目、商工会補助金でございますけれども、こちらにつきましては、これまでも商工会補助金に出していた額は昨年実績でも3954万円ほどだったと思うのですが、そちらに今年度はこれまで行っておりました景気対策事業並びに地域活性化事業、イルミネーションと昨年でいうところのスクラッチ事業。これらにつきまして、これまで商工会のほうで、特に景気対策事業につきましては共同販促事業といたしまして、にぎわい商品券などの実績も踏まえ、商工会で長く展開してまいりました。そうしたことも踏まえた商工会での自主的、主体的な事業の展開をしていただこうと考えまして、今回、一本化してございます。したがいまして、増額となってございます。  もう一点の景気対策事業につきましては、市が負担する分の、令和元年度でいうところのスクラッチ事業でございます。令和2年度につきましては、今後、また商工会と協議いたしまして、景気対策事業として展開していきたいと考えているところでございます。以上です。 296 ◯委員長(門間淑子) 他に質疑ありませんか。印南委員。 297 ◯委 員(印南修太) 予算書の219ページの予防接種と、225ページの乳幼児健診についてお伺いいたします。今年度なのですけれども、今、延期されている状態にあると思うのですが、これはどちらもタイミングがあると思うのです。やるタイミングを逃がしている子に対して、特に健診のほうなのですけれども、3歳児健診を受ける予定だったのが4歳になってしまった子とかに今後なると思うのです。それが次年度予算以降、何か影響してくるのかどうかというところをちょっとご説明いただければと思います。 298 ◯委員長(門間淑子) 健康課長。 299 ◯健康課長(大高淳子) お尋ねの予防接種、それから、健診についてでございます。特に健診につきましては、乳幼児健診、1歳6か月健診、3歳児健診の法定健診がございますが、3月に関しましては乳幼児健診のみ実施いたしまして、1歳6か月健診、3歳児健診は中止といたしました。これらの対象のお子さんに関しましては、1歳6か月健診は2歳まで、3歳児健診は4歳までの間、受けることが可能でございます。今後、そのご案内をするとともに、年齢が迫ってきてしまったお子さんの場合には経過観察健診という小児科の医師が入る健診も保健センターで月1回やってございますので、そちらのご案内をしたいと思っております。なお、今回中止したBCGの予防接種に関しましては、接種状況を確認し、個別に市内の医療機関で委託をしているところに個別の接種が可能ですので、そのご案内を全て個別にさせていただきました。以上です。 300 ◯委員長(門間淑子) 他に質疑ありませんか。浜中委員。 301 ◯委 員(浜中 順) 1点、予算書の265ページ、ちょうど真ん中辺りの観光振興に要する経費の委託料、花いっぱい運動植栽等委託料が今年度と比べて255万6000円減額となっています。花の苗だと思うのですけれども、要するにビニールハウスとか大きな施設を持っていらっしゃって、それで花の苗を育てているということで、やはりある程度、先を見通して、そういう設備を設けてやっていらっしゃるわけですが、そういう中で減額されるのはなかなか厳しいものがあるかなと思うのです。その点、そういう委託者に対する補償の問題をどのように考えていらっしゃるか、お尋ねします。 302 ◯委員長(門間淑子) 産業振興課長。 303 ◯産業振興課長(宮田満裕) ただいまお尋ねの花いっぱい運動植栽等委託料でございますけれども、今、浜中委員がおっしゃられるとおりに、こちらの事業につきましては市内の農家の皆さん、園芸組合のご協力をもって事業を行っているものでございますが、今回、花いっぱい運動というものは春と秋と年に2回行っているわけですけれども、今回お示ししております予算の内容で、春の分につきましては従前どおりの計画で花の植栽を行いたいと考えております。下半期、秋口の花いっぱい運動の分につきましては規模を縮小して実施するという考えでおります。したがいまして、今、浜中委員からお話のございました補償については特段、今は考えてはございません。以上となります。 304 ◯委員長(門間淑子) 浜中委員。 305 ◯委 員(浜中 順) 私の知り合いなのですけれども、実際に他の仕事をやめて、おじいちゃんから引き継いで農業を継承しようという若者なのです。そういう若者の意欲がある、後継として頑張ろうとしている中で、そういう点を配慮しての補償といいますか、件数を確保することはできないのかどうか。その点をお聞かせください。 306 ◯委員長(門間淑子) 産業振興課長。 307 ◯産業振興課長(宮田満裕) 先ほどもお答えしましたけれども、今回、この委託の内容については、補償というものに当たらないと捉えております。しかしながら、これまでも花いっぱい運動という形で、羽村市内に入れば街路樹の下にきれいに花が咲き誇っていて、ここから羽村だなというのが分かるようなまちづくりをしてきた経緯がございます。それを支えてくださっていただいた花卉農家の皆様方のお力添えは多大なものだと思っておりますので、いろんな場面で、産業祭での昨年でいう50回のフラワーアートとか、そういった場面なども踏まえまして、これからも農家の皆さんの支えとなるような取組みはしていきたいと考えております。以上です。 308 ◯委員長(門間淑子) 他に質疑ありませんか。石居委員。 309 ◯委 員(石居尚郎) 1点お伺いします。予算書の241ページの、飼い主のいない猫不妊・去勢手術等助成金のところでございます。39万円という予算ですけれども、これは羽村市として飼い主のいない猫の対策として助成金をスタートさせて数年が経ち、ボランティアの皆さんのおかげで随分、成果が上がってきていると思うのですが、来年度のこの39万円という数字にした根拠、背景を教えていただきたいと思います。 310 ◯委員長(門間淑子) 環境保全課長。 311 ◯環境保全課長(神尾成也) 石居委員のおっしゃるとおり、ボランティア等々、一生懸命、飼い主のいない猫につきまして、不妊・去勢手術をして、だんだん不妊助成の件数が減ってきておりまして、そういった状況を鑑みまして、この予算額となっております。内訳につきましては、不妊手術が20頭、去勢手術が20頭、捕獲器が5件、あとは実際に猫を捕まえる際の餌代につきまして1頭1,000円を上限として、合わせて39万円の予算計上となっております。以上です。 312 ◯委員長(門間淑子) 石居委員。 313 ◯委 員(石居尚郎) ありがとうございます。  これは当初、不妊・去勢手術だけの金額として設けられた制度ですけれども、それからボランティアの皆さんの、羽村市だけではなく、いろんな地域の方々との交流を通しながら、やはり他のものにも使えないかということでいろいろ要望等も出てきていると思うのですが、その辺の運用の柔軟性は来年度どうなっていくのか、教えていただきたいと思います。 314 ◯委員長(門間淑子) 環境保全課長。 315 ◯環境保全課長(神尾成也) 実際、来年度運用していくにあたっては、できる限りボランティアの方のご要望等を聞きながら、来年度からは新しく1頭につき1,000円の餌についても予算計上しておりますので、そういったこともうまく使いながら、ボランティアの負担が軽減できるように運用していきたいと思っております。 316 ◯委員長(門間淑子) 石居委員。 317 ◯委 員(石居尚郎) ありがとうございます。  それから、毎年、環境フェスティバルで動物愛護のブースを羽村市として設けていただいて、ボランティアの方と連携して事業を進めていらっしゃると思うのですけれども、今、課題として、やはり高齢者の方が動物を飼って、それで飼い切れない問題が羽村市でも市外でも起きているのですが、来年度のそこら辺の環境フェスティバル等の動物愛護または動物の飼育の課題はどういう形で取り組んでいかれるのか、お聞きしたいと思います。 318 ◯委員長(門間淑子) 環境保全課長。 319 ◯環境保全課長(神尾成也) 石居委員がおっしゃるとおり、環境フェスティバルについては、ボランティアの方と協力しながら、今の猫とか、ペットに関する問題について皆さんに知っていただくということになっておりまして、来年度につきましては東京都と協力しまして、高齢者でなかなか飼い切れなかった人に対してどういうふうにしていけばいいとか、そういったポスターを東京都はお持ちですので、そういったものをお借りして、掲示して、普及啓発に努めていきたいと考えております。 320 ◯委員長(門間淑子) 他に質疑はありませんか。大塚委員。 321 ◯委 員(大塚あかね) 1点聞かせていただきます。予算書は259ページで、予算(案)説明書は35ページになるのですけれども、共同販促事業の推進という中に利用可能な共通ポイントカード事業などを検討し、実施しますとありますが、ここにも書かれているので、現在、具体的にどういったポイントカード事業を実施しようとしているのかのご説明を聞かせていただきたいのです。 322 ◯委員長(門間淑子) 産業振興課長。 323 ◯産業振興課長(宮田満裕) こちらに記載してございますポイントカード制度につきましては、神明台2丁目に出店が予定されています大型店舗の出店に伴って、そういう企業が使っているポイントカードを地域の商店街の方々も一緒に使えるような制度があるという情報を以前から掴んでおりまして、それらを見据えて計画に載せているものでございます。したがいまして、今後の出店の動向などを踏まえて、さらに精査して取り組んでいきたいと思っているところでございます。以上です。 324 ◯委員長(門間淑子) 大塚委員。 325 ◯委 員(大塚あかね) そうすると、その大型店舗の出店によりけり、事業が実施するかどうか、やるかどうかは変わるということなのでしょうか。 326 ◯委員長(門間淑子) 産業振興課長。 327 ◯産業振興課長(宮田満裕) 当初計画に掲載したときには、今、当初の規模の大きい店舗で出るという計画の下で、それであれば羽村市内の大型店と共に共存していくことができるだろうというもので計画に載せたものでございますが、今、大塚委員からお話がございましたけれども、出店ありきということではなく、様々な手法も他にもあると捉えますので、地域の商店街の皆様を支えるような制度が新たに構築できるものにつきましては、これからも研究して取り組んでいきたいと思っております。 328 ◯委員長(門間淑子) 他に質疑ありませんか。鈴木委員。 329 ◯委 員(鈴木拓也) 何点かありまして、分けてお聞きいたします。  1つ目は、予算書の229ページ、行政改革のところにも出てきましたけれども、平日夜間急患センターの終了時間30分短縮ということがあります。この時間帯は、受診状況はどうだったのかをお聞きいたします。  2点目が、予算書の235ページで、環境関係のところなのですが、環境フェスティバルは40万円のマイナス、それから、リユース食器も減額。また、環境配慮事業助成金はエコアクションポイント等も統合して増額となっておりますけれども、それぞれの事業の内容がどういうふうに変わってくるという提案になっているのかをお尋ねいたします。 330 ◯委員長(門間淑子) 健康課長。 331 ◯健康課長(大高淳子) お尋ねの平日夜間急患センターの10時以降の患者数でございます。平成30年度4月から3月に関しては、770人中25人、3.2パーセントになります。それから、今年度ですが、令和元年度4月から2月末の数字でございますが、635人中13人で、2パーセントとなっております。 332 ◯委員長(門間淑子) 環境保全課長。 333 ◯環境保全課長(神尾成也) 2点目の環境関係の助成金等の関係ですけれども、まず環境フェスティバルの助成金につきましては、今まではゆとろぎ通りとかを使って屋外でやっておりましたが、来年度からはそれをしないことになりまして、テント設営費等が削減できることから40万円を減額しております。  2点目のリユースの分析の関係ですけれども、これは一律2割カットのシーリングとなっております。  3点目の環境配慮事業助成金につきましては、今までの創省エネルギー化助成制度、新たな緑の創出助成制度、家庭生ごみ用等の購入助成制度を統合するとともに、エコアクションポイント、例えば歩くとかはむらんに乗るとか、そういったことに対してポイントを付与するような制度となっております。以上です。 334 ◯委員長(門間淑子) 鈴木委員。 335 ◯委 員(鈴木拓也) 1点目の平日夜間急患センターなのですけれども、30分で約2パーセントということだったのですが、他の時間帯は30分刻みで見ていくと、どのぐらい差があるものなのですか。それを教えてください。  2点目の環境フェスティバルは、恐らくテントをゆとろぎの中ということだったと思うのですけれども、つまり形態が変わるだけで、事業の規模といいますか、内容そのものを縮めてしまうということではないことなのか、ちょっと確認させてください。  3点目のリユース食器なのですが、これは2割カットになるわけですけれども、需要との関係で、市民や市民団体との、これは十分足りると見込んでいるのか、あるいは少し断らなければいけないという額になってくるのかどうか、お尋ねします。  それから、最後の環境配慮事業助成金なのですが、これまでの創省エネルギー化助成金、かなり盛りだくさんのメニュー、様々な省エネですとか、また再生可能エネルギーの利用に関する様々なメニューがありましたけれども、そのメニューが減ってしまう。そういう要素にはなっているのかどうか。そこをちょっと教えてください。以上です。 336 ◯委員長(門間淑子) 環境保全課長。 337 ◯環境保全課長(神尾成也) まず、1点目の環境フェスティバルですけれども、規模は変わらず、ゆとろぎの施設内で有効活用するということで、規模縮小ではございません。  リユースの関係ですが、今年度につきましても、貸し出すときに、利用者の方に極力、数を精査していただくようにお願いしておりまして、今年度も持ちこたえておりますので、来年度もさらにそういったことに精査をして申請していただくように促して、何とかこの金額の中で収めたいと考えております。  3点目の環境配慮事業、特に創省エネルギーの関係ですけれども、メニューはたくさんありますが、そのメニューを特に削減等はしておりません。以上となります。 338 ◯委員長(門間淑子) 健康課長。 339 ◯健康課長(大高淳子) 平日夜間急患センター、他の時間帯のお尋ねですが、7時から8時が約50パーセント、8時から9時が29パーセント、9時から10時が18パーセントとなっておりまして、やはり7時から8時が圧倒的に多い状況です。以上です。 340 ◯委員長(門間淑子) 馳平委員。 341 ◯委 員(馳平耕三) 2点お願いします。予算書の250ページ、労働費なのですけれども、もともと予算が少ない中でまた削られるということで、3万円しかないわけですが「雇用対策事業等」と書いているのですけれども、この少ない予算で何をやるつもりなのか、お聞かせいただきたいと思います。  それから、予算書の265ページ、はむら花と水のまつり事業なのですが、これは中止となりまして、これまでに使っている部分もあると思うのですけれども、実際、中止ということで、この予算にどういう影響になるのかということと、観光協会事業助成金の中にも、このはむら花と水のまつり事業に対する事業の委託は入っているのではないのかなと思っているのですが、それは削減できるのかどうかもお聞かせいただきたいと思います。 342 ◯委員長(門間淑子) 産業企画課長。 343 ◯産業企画課長(河合佐枝子) 雇用対策に関するご質問についてですけれども、こちらの予算は大変少額にはなってございますが、こちらは主にハローワークと連携をしまして、出張ハローワーク、羽村市内で雇用の相談ができるものを月に2回実施しておりまして、その他、合同就職面接会ですとか、そういったイベントを、基本的にはハローワークとの連携事業で、その事業実施につきましては、経費はかからないで実施ができるものでございます。また、こういった取組みにつきましては、年に一度、ハローワーク、それから、労働基準監督署ですとか、東京都の労働局。そういった関係の機関、また、市の担当の部署が一堂に会しまして、それぞれの雇用対策に関する取組みを検証しながら毎年度実施しているものでございます。以上です。 344 ◯委員長(門間淑子) 産業振興課長。 345 ◯産業振興課長(宮田満裕) はむら花と水のまつりに関する事業経費のことでございますけれども、昨今のこの状況から、残念ながら中止の決定を実行委員会のほうでさせていただいたところであります。中止とはなりましたが、桜の花にしろ、チューリップにいたしましても、これから先、間もなく開き始めるという状況でございますので、おまつりは中止でありますが、地域の皆様方のご理解とご協力を得て盛大に行われているおまつりですので、実行委員会の経費の中で、この度、中止の中でも交通整理員、ガードマン等を配置して渋滞等の、路上駐車等が起きないような配慮をするとともに、来年につなげるような取組みをしたいと考えております。したがいまして、こちらに今回掲載しております助成金については、一度、実行委員会のほうに助成いたしまして、清算するような形で、今回の2020年のはむら花と水のまつりを清算したいと考えております。  そして、観光協会の事業助成金の一部にはむら花と水のまつりの経費が含まれているのではないかというご質問ですけれども、こちらにつきましては含まれておりません。実行委員会形式を昨年度から導入しておりますので、2本ございますが、はむら花と水のまつり事業助成金がおまつりの経費となっておりまして、上の観光協会助成事業というものはそれ以外の観光協会事業に対するものとなっておりますので、そこは重なってございませんので、ご理解ください。 346 ◯委員長(門間淑子) 馳平委員。 347 ◯委 員(馳平耕三) 雇用対策なのですけれども、恐らく、これは内定取消しとか、また企業の中でも急に雇い止めとか、雇用環境が非常に厳しくなる可能性はこれから出てくるだろうと思いますので、きちんと相談できる体制を、ハローワーク等を含めて市内の、特にこれから出てくるであろうことに関して万全の対応を取っていただきたいと思っているわけですが、さらに強化する考えはないかをお聞かせください。  はむら花と水のまつりは分かりました。それで、例えば東京都は宴会等も禁止するという形になっているわけですけれども、羽村市としては例えばその中で花見客が飲んだり食べたりすることに関してはどういう考えでいるのか、お聞かせいただきたいと思います。 348 ◯委員長(門間淑子) 産業企画課長。 349 ◯産業企画課長(河合佐枝子) 雇用対策につきましては、馳平委員がおっしゃるように、大変厳しい経済状況が予想される中でそういった状況が起こることは必然であるとも思っておりますけれども、先ほども申し上げましたように、ハローワークとの連携はこれまでも取ってまいりましたが、なお一層、強化をする必要性は当然あると考えておりますので、今後もぜひ積極的に取り組んでまいりたいと考えております。以上でございます。 350 ◯委員長(門間淑子) 産業振興課長。 351 ◯産業振興課長(宮田満裕) 東京都における、特に都立公園等におけるお花見の自粛という報道がなされているかと思いますけれども、こちらにつきましては、はむら花と水のまつりの会場、特に桜については水道局用地の土手沿いになっておりますが、実行委員会といたしましては、お花見の宴会を中止するだとかということは出してございません。お客様にご来場いただきまして、お花を眺めて散策いただくことにつきましては止めることもできませんので、きれいに咲き誇ったお花をぜひご覧いただきたいと思っていますけれども、大勢が集まって、今、俗にクラスターといったことが醸し出すことが今、回避しなければいけないと捉えておりますので、その辺はそれぞれのご判断で自粛していただければと思っております。  また、東京都水道局からの用地、特に桜の会場については、ふだん、門扉が閉まっているところをご協力いただいて通行させていただいているわけですけれども、そうした東京都との連携の中でも自粛という意見がございますので、それらを踏まえて、それぞれの皆様がご判断いただき、ご対応いただければと思っております。以上です。 352 ◯委員長(門間淑子) 馳平委員。 353 ◯委 員(馳平耕三) 労働のほうは分かりました。  ということは、例えば市内の公園、市立公園の中で別に、それは普通に宴会を開いて花見の飲み食いは全然、禁止することではないということでよろしいですか。 354 ◯委員長(門間淑子) 土木課長。 355 ◯土木課長(杉山 誠) 現在、公園について、利用の規制はかけておりません。今後、国や東京都、また、各周辺市町村の状況などに応じながら、その辺は判断していきたいと思いますが、今の段階でそういった規制までをかけているということは、処置はしておりません。 356 ◯委員長(門間淑子) 馳平委員。 357 ◯委 員(馳平耕三) もうそろそろお花が咲く状況で、今のところ、もうすぐなってしまうわけですけれども、ある程度、一定の見解を早いうちに出されたほうがいいのではないかなということで、今のところということは基本的にはないという考えでよろしいですか。もう一回、確認です。 358 ◯委員長(門間淑子) 副市長。 359 ◯副市長(井上雅彦) 現在、この新型コロナウイルスにつきましては対策本部を開きまして、これまで7回、会議のほうは開いております。これは今週もまだ開く予定でございますので、今、お話のあったような部分につきましても検討させていただいて、絶えず、臨機応変に対策のほうは取っていきたいと思っておりますので、その中で検討させていただければと思っております。 360 ◯委員長(門間淑子) 他に質疑ありませんか。中嶋委員。 361 ◯委 員(中嶋 勝) 予算書の235ページに、環境配慮に関する事業の廃熱利用実証がございますので、これをちょっとお聞きします。日野自動車羽村工場とのあれで廃熱をスイミングセンターに利用する実験を今年度も行ってきまして、それを受けて今後どう進んでいくのかというところが非常に気になりますけれども、来年度も実験をして、そしてその結果を精査するような記載になっていますが、その現状と内容、今、どのように進んでいるのかというところをお聞きしたいと思います。 362 ◯委員長(門間淑子) 環境保全課長。 363 ◯環境保全課長(神尾成也) スイミングセンターの廃熱利用の実証実験の関係ですけれども、今年度は約50回やりまして、いわゆるスイミングセンターの空調等のCO2削減とかということを目的にやっておりまして、季節にもよるのですが、一番効果があるのはやはり冬の時期です。その場合ですと、効果としますと約1回、措置を行いますと約7,300円程度、ガスの削減効果が出てくるということになっておりまして、こういった現象も踏まえて、来年度、施設がまだ使えるものですから、実証実験を日野自動車と協定を結んで、費用は約400万円程度かかるのですけれども、半分半分といった形で合計200万円を計上させていただいております。以上となります。 364 ◯委員長(門間淑子) 中嶋委員。 365 ◯委 員(中嶋 勝) そうなると、400万円の予算で進めているということになるのでしょうけれども、スイミングセンターはご存じのように工事が入って、12月まで使用ができないことになりまして、来年度の実験結果がなかなか得られないのではないかなと思うのですが、その辺、どうするのかというところをお聞きします。 366 ◯委員長(門間淑子) 産業環境部長。 367 ◯産業環境部長(橋本 昌) 今、中嶋委員からご指摘のように、この予算編成のときと現在の状況ということで変化が生じてきています。実際のところは今、スイミングセンターの大規模な改修工事に入る関係で閉館という措置をやむなく講じているところでございますので、その期間は、当然のことでございますが、実証実験はできていない状態でございます。先ほど環境保全課長からご説明をいたしましたとおり、非常に湿度を下げるであったりとか、CO2を削減するであったりとか、ガス代が削減されるであったりとかということで、これは地球温暖化対策として非常に大きなチャンスであり、ビジネスモデルとして発展していく可能性を秘めているわけでございますけれども、その社会実験として行っている今のものについては当面、中断をさせていただきながら、スイミングセンターが新たにオープンした際には再開をしていく中で、きちんとした成果とビジネスモデルといったものを導き出していくことで、相手方、パートナーと協議が整っているような状況でございます。予算の策定の段階ではこういう予算を組まさせたということでご理解をいただきたいと思います。以上です。
    368 ◯委員長(門間淑子) 中嶋委員。 369 ◯委 員(中嶋 勝) よく分かりました。  それで、期間が少しずれるにしても、この実証実験をいつまでに何か形づくりをするのかというところなのですけれども、もう一点は廃熱利用ということで、これはたまたま日野自動車羽村工場なのですが、例えば西多摩衛生組合から出る熱とかというものは同じような利用ができないのかというところもお尋ねします。 370 ◯委員長(門間淑子) 産業環境部長。 371 ◯産業環境部長(橋本 昌) 現在、日野自動車羽村工場から排出される廃熱、約100度以上の煙突から出る廃熱を利用して、それを採用していこうというところでございます。これは蓄熱をして、運搬をしていく行為が必要になるわけで、その費用対効果というところをCO2の削減も含めて検証しているものでございます。これは次世代の社会実験として技術開発をしていく上で非常に重要なことだということで羽村市としても正式に取り組んでいるもので、これを実証実験から環境ビジネスとして展開をしていくことが主眼としている目的でございますので、この実証実験、令和3年に入ってしまいますけれども、その時点で報告書を作成した上で、これが西多摩衛生組合を含めてどういった施設で活用していけるのかということも検討していく必要がございますので、そういう視点でこれからも取り組んでまいります。 372 ◯委員長(門間淑子) 他に質疑ありませんか。鈴木委員。 373 ◯委 員(鈴木拓也) 3点お尋ねします。1点目は予算書の219ページのヘルスアップ健診の委託料なのですけれども、大きく増額しております。その理由をお尋ねいたします。  2点目が予算書の243ページ、一番下のところで資源回収事業助成金。こちらは大きくマイナスになっています。その理由をお尋ねいたします。  3点目は、予算書の257ページ、企業活動支援員なのですが、若干、委託料が減額となっておりまして、この理由です。3点お尋ねします。 374 ◯委員長(門間淑子) 健康課長。 375 ◯健康課長(大高淳子) ヘルスアップ健診(いきいきしあわせ健診)に関する質問でございますが、こちらは国民健康保険の特定健診に係る、追加する健診になります。こちらの増額の理由ですが、国民健康保険加入者に関しては、受診の方は減少傾向にあるのですが、後期高齢者分の増が大きくなっておりまして、増額となっているものでございます。以上です。 376 ◯委員長(門間淑子) 生活環境課長。 377 ◯生活環境課長(滝沢修一) 資源回収事業の助成金の減額の理由ですけれども、厳しい財政事情を踏まえまして、助成金の一律おおむね20パーセント減ということで、こちらも対象になっておりますので、削減となっております。 378 ◯委員長(門間淑子) 産業企画課長。 379 ◯産業企画課長(河合佐枝子) 企業活動支援員の委託料の減額につきましては、活動内容を変更するということではございませんで、現状をより充実させていくということは前提として考えた上で、派遣元との委託料の調整ですとか、または関連する事務経費の精査。そういったことによりまして減額を生み出したものでございます。以上です。 380 ◯委員長(門間淑子) 鈴木委員。 381 ◯委 員(鈴木拓也) ヘルスアップ健診なのですけれども、人数の増ということなのですが、平成30年と令和元年を比べるとマイナスだったのですね。それで、ここに来てぐっと上がっているものですから、ちょっと高齢化だけでは説明がつかないのではないかなとちょっと思ったのですが、内容は変わらず、人数が増えるということなのか、ちょっと確認させてください。  2点目の資源回収助成金で、そういうことですね。非常にご苦労されて各町内会でやられているのですけれども、きちんと説明を納得された上での減額になったのかどうかをお尋ねいたします。  3点目の企業活動支援員で、人数は7人だったと思うのですが、委託費の減額で人数や時間等はどう変化していくのか。それをお尋ねします。 382 ◯委員長(門間淑子) 健康課長。 383 ◯健康課長(大高淳子) 確かに受診者数の伸びは非常に大きいということではございませんが、一応、対象者数を基に受診率等も考えながら予算を計上していることで、後期高齢者のこの健診の対象者の数字が伸びていることが一点。それから、毎年見積もり等で行うのですが、単価の増もあることが一点。両方のことで増額となっております。以上です。 384 ◯委員長(門間淑子) 生活環境課長。 385 ◯生活環境課長(滝沢修一) 資源回収事業ですけれども、令和2年度におきましては、令和元年度の回収見込量を全団体に助成金をきちんと交付していくために、令和2年度から回収実績の1キログラム当たり、今までの10円から8円で実施していきたいと考えております。こちらにつきましては2月中旬に、令和元年度に登録しております全団体と町内会・自治会に通知させていただきまして、3月1日号の広報はむらでも周知させていただいて、ご理解をいただいているところでございます。 386 ◯委員長(門間淑子) 産業企画課長。 387 ◯産業企画課長(河合佐枝子) 企業活動支援員の勤務体制につきましてですけれども、実人員としまして7名おりますが、勤務体制に複数の種類がございまして、まず3名が週5日フルタイムの勤務で市役所に常駐しております。もう一名、月に7日程度、市役所に勤務している方が1名おります。その他に、基本的に産業福祉センターで新規の創業のコーディネーターということで、3名の方が交代で勤務をいただいていますが、こちらの方々が年間で120日という勤務でございます。来年度、委託料の若干の減額がございますが、こういった勤務体制につきましても変更なく同じように実施してまいります。以上です。 388 ◯委員長(門間淑子) 他に質問ありませんか。大塚委員。 389 ◯委 員(大塚あかね) すみません。1点追加で、予算書の221ページの感染症予防に要する経費についてなのですが、これは今年度までは青梅市立総合病院併設伝染病院起債償還負担金ということで計上されていまして、これは今年度終わって、来年度からは医薬材料費となって7,000円ついているわけなのですが、この青梅総合病院のこの伝染病院は起債が終わったということは今後、羽村市民に何かあった場合には、ここに来年度からは病床の確保ができているのかということがまず1点と、来年度からは医薬材料費ということで7,000円ありますが、この予算を計上したときには、この医薬材料費というものは一体、何を想定していたのかについてご説明いただきたいと思います。 390 ◯委員長(門間淑子) 健康課長。 391 ◯健康課長(大高淳子) まず、お尋ねの1点目、青梅総合病院への感染症に関する委託料ですが、これは当初から5年間お支払いするというお約束で実施しておりました。これが令和元年度が5年目で、令和2年度が6年目ということで、委託料としてなくなったということで、特にそれで今後頼めないとか、そういう趣旨のものではございません。あと、医薬材料費の7,000円なのですが、これは保健センターのほうで備蓄しているアルコール消毒液を購入するものでございます。以上です。 392 ◯委員長(門間淑子) 大塚委員。 393 ◯委 員(大塚あかね) 健康課長は勘違いしているのかもしれない。頼めないのではなくて、要するに5年間、羽村市がいくらか負担していたわけですから、何かあったときに病床が確保できているのかということ。あと、アルコール消毒液のお話がありましたけれども、今回のこういったコロナウイルス感染症を踏まえて、7,000円でアルコール消毒液だけでいいのかどうか。今後見直していく必要があるのではないかと思うのですが、その辺についてのお考えをお伺いいたします。 394 ◯委員長(門間淑子) 福祉健康部長。 395 ◯福祉健康部長(粕谷昇司) 1点目の青梅市立総合病院の関係で、こちらについては青梅市立総合病院に陰圧室というものを4床作ってございます。そちらについての負担という形で、病床については現在も使うことは可能でございます。今回のこうした場合においても、必要に応じて対応する形になってございます。以上です。 396 ◯委員長(門間淑子) 健康課長。 397 ◯健康課長(大高淳子) お尋ねいただきましたアルコール消毒液の件でございますが、確かに今回、予算を計上した際には、この今般の新型コロナウイルス感染症自体については特に検討しておりませんでした。ただ今回、私ども、保健センターに備蓄しているアルコール消毒液等も当然、今、足らなくなりつつある状況ですので、今後こういった事態に備えた感染症に関する、例えばアルコール消毒液、あるいはマスクですとか、そういったものをどのような形で備蓄していくのか、ローリングストックをしていくのか。それはこちらの予算に限らず、いろいろな課でも使うものでございますので、今後、令和2年度、全庁的にも含めて、どのぐらい何が必要なのかということを考えながら、当然、財政部署とも調整をしながら検討していかなくてはいけない。そして、令和3年度以降はそれを踏まえた予算の計上が必要なのではないかと考えております。以上です。 398 ◯委員長(門間淑子) 他に質疑ありませんか。水野副委員長。 399 ◯副委員長(水野義裕) 3点ほど伺います。予算(案)説明書の35ページ、一番下に産業福祉センター機能の充実・拡大ということで900万円ぐらい予算が上がっています。これはどんなことをやって、達成目標はどんなものかを伺います。  次の36ページの一番下の、基本目標4の上のところに買い物環境の充実というテーマがありますが、これも具体的に何をして、どういうふうにするか、達成目標を説明してください。  あと、その2つ上に花と水のまつり云々とありますけれども、ここにある費用は多分、外部に補助費とか運営費として出すものだと思うのですが、それぞれについて職員がどのくらい時間をかけているかということについて統計的な把握をしているかどうかを伺います。 400 ◯委員長(門間淑子) 産業振興課長。 401 ◯産業振興課長(宮田満裕) まず、1点目の産業福祉センターの機能拡充というところで、予算(案)説明書の35ページに記載の金額につきましては、現在の産業福祉センターの維持に関する経費と受付等に関する経費を積み上げたものでございます。その合計額がこちらに記載の907万2000円となっているものでございます。  2点目の買い物の関係につきましては、商工会事業として取り組んでいるはむらe市場。こういった対策に関する取組みを支援しているものでございまして、こちらにつきましては引き続き、一般質問等でもいただいておりますけれども、様々な手法、いろいろな事業者もいるということで、羽村にマッチングするような事業がございましたら、ぜひ導入していきたいと考えているところでございます。これらについては、引き続き研究をしてまいりたいと考えております。  3点目、同じく予算(案)説明書の36ページの中段から、今の買い物の2つ上ですか。花と水のまつり、夏まつりなどの事業に関する職員の負担につきましては、私ども産業振興課を中心に様々な課に職員の動員等をお願いする中で、オール羽村でこれらの事業を展開しているところでございますが、統計的にこの事業、他の事務・事業も重ねてやっているので、細かな分析の統計は持ち合わせてございません。以上です。 402 ◯委員長(門間淑子) 水野副委員長。 403 ◯副委員長(水野義裕) 今の産業福祉センターの説明は、テーマとして充実・拡大とあるのでちょっと聞いたわけですけれども、実態としては現状維持ということのように今の答弁では聞こえるのです。それで、新たな施策がないとしたら、やはりそれはそれなりの表現をすべきであるのではないかと思うのです。その辺は今、私は答弁をそう取ったのですが、それの認識でいいかどうかを確認します。  それから、これは事務・事業の評価のほうには出てくるのだろうと思うのですけれども、今後、様々な点検をする中で、アウトに行くだけではなくて、これは意見になってしまうからあれかな。把握をするための何か努力といいますか、その辺は現時点では全くやられていないと思っていいのでしょうか。例えば休日出勤をしたから代休を取るとかという中で、関連で取っているとかというふうにして、代休取得制度でもいいから取って、それがどうなのだという分析をする中で総コストがどうなるかみたいなことを見る必要があるかなと思うのです。ちょっと要望に、意見に近いところもあるのですが、見解がありましたら伺いたい。 404 ◯委員長(門間淑子) 産業振興課長。 405 ◯産業振興課長(宮田満裕) それでは、1点目の産業福祉センターの件でございますが、経費につきましては先ほどの答弁のとおりなのですけれども、現在の産業福祉センターにつきましては、建物は市の所有物として東京都から譲り受けておりますが、現在も土地は東京都の所有となっておりまして、その貸借の契約が今年、令和2年6月末をもって20年の期間が切れます。ここ数年をかけて東京都と粘り強く交渉していきまして、ここでこの度、7月以降、20年間の契約の締結に見通しが立ちまして、今、契約準備をしているところです。  したがいまして、向こう20年の契約の見通しが立ったことから、これから先、あの場所をどのように活用していくかということに手がけることができます。まずは老朽化もしている建物でございますので、耐震診断などを取り組むことに検討してまいりまして、その後の利活用につきましては、それらの結果を踏まえて庁舎の中での公有財産の検討の中で運用を検討していきたいと考えております。 406 ◯委員長(門間淑子) 企画総務部長。 407 ◯企画総務部長(市川康浩) 先ほどの水野副委員長からのご質問の様々な行政コストの管理というお話でよろしいかと認識しておりますけれども、現時点では行政評価の中で、人件費につきましては係長以下のところ、理論値でありますが、それぞれある程度把握をしているところでございます。これまでも議会等でもご答弁差上げておりますけれども、人件費をそれぞれの事業に正確に測るのはなかなか難しい状況でございますので、理論値におきまして、ある程度は把握しているところでございます。これにつきましては、私どもも課題としては捉えておりますので、どういった手法があるのかというのはなかなか、今、1つの事業に集中してやるという業務分担になっておりませんので、複数を抱えておりますので、その辺が非常に難しい課題はございますが、引き続き、その辺につきましても研究していきたいと思います。 408 ◯委員長(門間淑子) 水野副委員長。 409 ◯副委員長(水野義裕) 後のほうは結構です。  産業福祉センターは今後、耐震診断とかなんとかについてはまた別の費用が出てくるということで、この費用は実際的には今の機能を維持するための費用である。そういうことでよろしいですか。確認をさせてください。 410 ◯委員長(門間淑子) 産業振興課長。 411 ◯産業振興課長(宮田満裕) ただいま水野副委員長がおっしゃられたとおりでございます。 412 ◯委員長(門間淑子) 他に質疑ありませんか。  健康課長。 413 ◯健康課長(大高淳子) 先ほどの印南委員のご質問のBCGの集団接種のところでちょっと誤りがありましたので、訂正させていただきたいと思います。個別にお電話でご案内するのは接種が迫っている、BCGは6か月から1歳未満なのですが、生後10か月から11か月のお子さんは個別でお電話でご案内をしました。それ以外の6か月から9か月のお子さんに関しては、お葉書で次回の接種にいらしてくださいということでご案内をしております。以上です。 414 ◯委員長(門間淑子) 他に質疑ありませんか。      (「なし」と呼ぶ者あり) 415 ◯委員長(門間淑子) 質疑なしと認めます。  時間の関係もありますので、衛生費、労働費、農林費及び商工費関係の質疑を終わらせていただきたいと思いますが、これにご異議ありませんか。      (「異議なし」と呼ぶ者あり) 416 ◯委員長(門間淑子) ご異議なしと認めます。  しばらく休憩いたします。                                     午後1時59分 休憩                                     午後2時09分 再開 417 ◯委員長(門間淑子) 休憩前に引き続き会議を再開いたします。  これより、土木費及び消防費関係の質疑に入ります。予算書のページは、264ページから299ページまでです。  これより質疑に入ります。質疑ありませんか。山崎委員。 418 ◯委 員(山崎陽一) 予算書の276ページ、土木費の都市計画費に関して伺います。都市計画税は8億3800万円ほどですけれども、今までの答弁で区画整理費は都市計画税からということで、大体3億円から3億5000万円という答弁を受けていました。都市計画費は15億5600万円で、これ全体が都市計画税の対象になると思うのですが、来年度の予算での都市計画税の充当事業と額を教えてください。 419 ◯委員長(門間淑子) 財政課長。 420 ◯財政課長(河野行秀) 都市計画税の充当につきましては、衛生費、土木費、公債費にわたっております。一つひとつ申し上げますと、衛生費の清掃費は東京たま広域資源循環組合の負担金の一部に793万1000円を充当しております。それから、土木費の都市計画費のうち下水道事業会計の負担金の一部に3億4551万2000円、羽村駅西口土地区画整理事業会計の繰出金に4億3864万円。それから、公債費につきまして、こちらは加美緑地公園の取得事業の地方債の償還金に54万2000円でございます。それから、都市計画道路の3・4・16号線の立体交差事業。こちらの地方債の償還金に4600万1000円。こちらで合わせまして8億3862万6000円全てを充当しているという状況でございます。 421 ◯委員長(門間淑子) 山崎委員。 422 ◯委 員(山崎陽一) 例えば前年度ですと、道路、公園、動物公園、児童公園、水上公園、レクリエーション広場、その他、一般財源分として3億6200万円ほどあったと思うのです。今回、それがなくなって、区画整理のほうが増えた。前回の区画整理繰出金は3500万円であったと覚えていますけれども、ここら辺のいろんなお金のやりくりは一般財源のほうにするのか、あるいは目的税からやるのかという、ここら辺の判断、特にお金に色がついているわけではないから、どういうふうにするのか。判断基準というものはあるのでしょうか。といいますのは、今までの答弁で、区画整理には目的税から大体3億円から3億5000万円と聞いていましたので、今回、それが4億3800万円になっているわけで、そこら辺の使い分けの手法、意味がもう一つ分からないのです。 423 ◯委員長(門間淑子) 財政課長。 424 ◯財政課長(河野行秀) 税につきましては、まず目的税から先に充当しているということでございます。前年度につきましては、都市計画税は全て充当し切れなかった部分がございますので、一部、一般財源のほうに振向けたところでございます。今年度につきましては全額、都市計画税を先にまず充当して、充当し切れておりますので、全て、最初に都市計画税を充当するという考え方でございます。 425 ◯委員長(門間淑子) 山崎委員。 426 ◯委 員(山崎陽一) そうしますと、仮に8億2300万円、全部、区画整理費に持っていくことが可能なのか。あるいは先ほど下水道事業会計の繰出金が3億4500万円。これはこのまま変わらずに目的税から出すのか。そこら辺をお願いします。 427 ◯委員長(門間淑子) 財政課長。 428 ◯財政課長(河野行秀) 他の事業のどちらに充当するのかというのは、その時々によって判断されるべきことであるとは考えておりますが、今回につきましては下水道事業会計にも満額充当して、土地区画整理事業についても満額充当できたところでございます。今後、どちらにどういう割合でというのは、やはり特定財源の状況、基金の状況等もありますので、そちらを勘案しながら充当していきたいと考えております。 429 ◯委員長(門間淑子) 他に質疑ありませんか。秋山委員。 430 ◯委 員(秋山義徳) 計画書の91ページ、予算書の273ページなのですけれども、道路橋梁の計画的な維持・補修のところなのですが、令和元年度をちょっと見てみると、計画書のほうは補助金も多く、計画も多いのですけれども、支出が1億1752万円で、本年度を見ると657万4000円という形で支出が載っているのですが、これですと道路維持保全計画のほうでは、令和2年度では7500万円必要となっているのですが、これによって保全計画等、計画のずれというものは出てきてしまうのかなと思ったのですが、その辺はいかがなのでしょうか。 431 ◯委員長(門間淑子) 土木課長。 432 ◯土木課長(杉山 誠) ただいまのご質問でございますけれども、道路の補修の計画については平成28年度に修繕実施プログラムを作成いたしまして、優先順位を定めて、また維持についても平準化した形で進めていく計画を作ったところでございます。たしか、令和元年度につきましては1億円強の予算がございましたが、こちらについては対象の路線としては5路線の工事を予定しておりました。令和2年度につきましては、現在、1路線の工事を実施する予定でおりまして、計画はありますけれども、今の財政状況なども見極めながら、また、他の工事の関係も調整しながら進めていくこととしておりますので、次年度については1路線ということになります。この計画は6年のうちの3年間が経過しておりますが、実際としては来年度につきまして整備をしますと、進捗率としては27パーセント程度の進捗率になってまいります。以上です。 433 ◯委員長(門間淑子) 秋山委員。 434 ◯委 員(秋山義徳) 令和2年度完了時に27パーセントということになると、もともとの計画であるものと道路維持保全計画で計画していた令和2年度完了時とどのぐらいのずれが出るのでしょうか。 435 ◯委員長(門間淑子) 土木課長。 436 ◯土木課長(杉山 誠) 当初の計画どおりで進捗しますと、令和2年度完了時点で60パーセントを見込んでおりましたが、今の実施の計画でいきますと27.4パーセントという形になります。 437 ◯委員長(門間淑子) 秋山委員。 438 ◯委 員(秋山義徳) 今後、どのような形で計画にある程度戻していくという形をお考えなのでしょうか。また、令和元年度でこれだけ多くのお金、工事で1億円を超えたものがあるので、少し令和2年度の分も先送りで行われたこととかがあるのでしょうか。その辺をお聞かせください。 439 ◯委員長(門間淑子) 土木課長。 440 ◯土木課長(杉山 誠) この計画につきましては、この計画に基づいて今後も道路の補修工事などは進めていく予定でおりますけれども、計画の6年間のうち3年間がこれで終わりになりますので、改めて、この進捗を踏まえた計画の見直しも視野に今後は進めていきたいと思っております。当初の来年度実施する部分でございますが、令和元年度について先に事業を実施した工事は今の計画の中ではありません。 441 ◯委員長(門間淑子) 他に質疑ありませんか。冨松委員。 442 ◯委 員(冨松 崇) 今の関連なのですけれども、令和2年度で657万4000円で、令和元年度が1億円で、その前の平成30年度は決算で1800万円だったと思うのですが、それで長期総合計画を見ると令和3年度は4800万円と、年度ごとに予算が増えたり減ったりしているのですけれども、同じく街路照明施設維持管理・整備に要する経費も平成29年度決算で5000万円、平成30年度決算で700万円、平成31年度予算で3380万円、令和2年度予算が1280万円で、長期総合計画の令和3年度予定は3700万円と増えたり減ったりしているのですが、これはどうせ、その予算を組むのでしたら、毎年度均等に配分できないのか、お伺いします。 443 ◯委員長(門間淑子) 財政課長。 444 ◯財政課長(河野行秀) 予算につきましては、毎年度、予算編成の中でやりくりをさせていただいて、その年にできる事業量を財政課のほうで、ある程度査定をさせていただくという形で予算編成をしております。そういった中で、どうしても当初の3年計画の中で予定していたものがなかなかできない場合もございます。そういった中で、それを毎年平準化するというところは、なるべくそういう形で均等にやれればいいのですけれども、毎年需要が異なりますので、そういった増減が出てきてしまうのが現状でございます。 445 ◯委員長(門間淑子) 冨松委員。 446 ◯委 員(冨松 崇) 市内事業者を守っていくことも重要だと、これまでいろいろご答弁いただいていますけれども、維持管理とか整備の予算が年ごとに大きく増減することは事業者にとっては事業の予定が立てられないと私は考えているのですが、このようなことに関して、財務、産業の分野ではどのように考えているのか、お伺いします。
    447 ◯委員長(門間淑子) 財務部長。 448 ◯財務部長(高橋 誠) 市の事業に係る市内事業者の皆様の工事の発注などについて、年度で増減があることは非常に影響が大きいことだろうと我々のほうも思っております。我々としましても、道路、またはいろいろな計画に基づいて予算を計上していくことが前提になっているわけでありますけれども、その年度の市税等の収入の状況を見ながら、それに併せて事業費を変動させていただくような形を取らせていただいております。したがいまして、先ほど財政課長が申し上げたような形で予算編成をやりくりしているところが現状なのですが、市内事業者の皆様にも非常に工事関係などにつきましても大きな影響が出るものと認識しておりますけれども、そういった現状でありますので、影響についてはなるべくないようにやっていきたいとは思っておりますが、そういう現状であります。 449 ◯委員長(門間淑子) 他に質疑ありませんか。浜中委員。 450 ◯委 員(浜中 順) 今のところとほぼ近いところなのですけれども、同じ工事請負費で今、市道の改修について論議されていましたが、市道の補修等の工事費で、昨年度は950万円ほどありましたけれども、今年度はゼロになっているのです。補修関係についても今の改修と同様に大幅に減っているのですが、この状況を詳しく説明してください。  それから、別の項目で、予算書の285ページ、水上公園について、今、市長宛てに多分、流れるプールの継続を求める署名が上げられたと思うのですけれども、その数と、それをどのように受け止めているか、お伺いします。 451 ◯委員長(門間淑子) 浜中委員、水上公園に関しては、この予算書に即して質問していただかないと。引き寄せた形でお願いします。 452 ◯委 員(浜中 順) 施設維持管理委託料に絡んで、そのことをお聞きします。 453 ◯委員長(門間淑子) 土木課長。 454 ◯土木課長(杉山 誠) 初めに、市道の補修工事につきまして、こちらは今、市道の改修等工事と補修工事と、令和元年度は2本ございました。その内訳は、改修工事については基本的に市町村土木補助の補助対象となるものを改修工事といっておりまして、市道補修工事というものは市町村土木補助の補助対象外の工事については、それを市道補修工事として計上するような形になっています。昨年度につきましては、市道補修工事については、市役所通りの101号線。こちらの部分補修を計上しておりましたけれども、令和2年度については、単独費のみで実施する補修工事については無いという形になります。  ただ、その上にあります道路補修委託料というものがございまして、こちらは市民の皆様ですとか町内会ですとか、そういったところからいろいろな情報もいただきますし、私どもも巡回をして、パトロールをして、発見したところを修繕していくような事業費になってございますので、今後はこういった危険性ですとか、そういった優先順位をつけながら、そういった皆様の情報を得て修繕をしていくという形で予算計上をさせていただいております。  続きまして、水上公園についての署名の数でよろしいでしょうか。流れるプールの稼働継続を求める会から、署名については4回に分けて署名提出をしていただいておりまして、私どものほうで集計等もさせていただいているところですと、4回分で2,506名の署名数がございました。ただ、その4回で重複している方もやはりいらっしゃいまして、その方たちが138名ほどいらっしゃったかと思います。実質の署名数を数えますと2,368名で、市内の方が1,494名、市外の方が874名という内訳になっていたかと思います。このような署名数がございますので、やはり市内の方、市外の方も水上公園について関心があられるといいますか、そういった継続を求める方が多数いらっしゃることは認識しておりますけれども、定例会などでもご質問がありますように、私どもとしては、流れるプールについては、維持管理コストのかからないような施設へ変更していくというところで現在もいろいろな、様々な事業者やコンサルタントのご意見も聞きながら検討していくというところで進めているところでございます。 455 ◯委員長(門間淑子) 浜中委員。 456 ◯委 員(浜中 順) 道路のほうですけれども、補修工事の金額的には、合わせると昨年と比べて減少して、内容的には少なくなっているということが言えるのではないでしょうか。お伺いします。  それから、流れるプールの水上公園に代わる施設、今後の計画について、台風の影響もあり遅れているということを一般質問でも回答がありましたが、今後どのように計画をしようとしているのかをお尋ねします。 457 ◯委員長(門間淑子) 土木課長。 458 ◯土木課長(杉山 誠) 初めに、道路の補修の工事が減っているというお話ですけれども、先ほど言いましたように、市道の改修工事と市道補修等工事。これは両方ともいわゆる補助対象になるかならいかの区分でございますが、道路の補修ということでございます。道路の改修工事については、令和元年度は1億274万6000円の予算で、市道補修工事については951万1000円の予算がありましたが、令和2年度については、改修工事については657万4000円で、市道補修工事についてはゼロということになっていますので、明らかに減っていることは明らかでございます。  水上公園の改修計画で、先ほどお話ししましたように、様々な事業者、またコンサルタント、金融機関などとも今後、いろんな意見をいただいたり、情報を収集している段階でございますので、そういった中で、令和2年度には今後の工程なども踏まえて計画作りをしていきたいと考えてございます。 459 ◯委員長(門間淑子) 浜中委員。 460 ◯委 員(浜中 順) 流れるプールの件はありがとうございました。  道路のほうですけれども、これは最新かどうか、あれなのですが、平成25年度道路維持保全計画によると、補修のコストシミュレーションというものが出ていて、平成25年度から10年間で7億2000万円、毎年にしては7000万円から8000万円の事業となるということをうたっていますけれども、それから比べると非常に額的には少なくて、補修とか先ほどの改修工事がやはり計画よりも遅れると、その分、その間に道路の傷みがあって、費用がよりかさむのではないかという感じがするのですが、お伺いします。 461 ◯委員長(門間淑子) 都市建設部長。 462 ◯都市建設部長(細谷文雄) 先ほども財政の担当からお答えしましたように、道路補修費用につきましては年度ごとに出込み引込みというものは生まれると思うのです。こういう中でも、課の中で費用のやりくりをして、結果的に道路費用が少なくなったということがありますので、財政の担当から答えたように、ローリングをしながら進めているということでありますので、今回の事業費の減についてはそういう意味でご理解をいただきたいと思います。 463 ◯委員長(門間淑子) 他に質疑はありませんか。山崎委員。 464 ◯委 員(山崎陽一) 2点伺います。まず、羽村駅西口の駅舎の時計が前々から壊れていて。 465 ◯委員長(門間淑子) どこですか。何ページですか。 466 ◯委 員(山崎陽一) ページは、載っているかどうかから先ず確認します。住民から指摘されていると思いますが、夜になると真っ暗で時計が見えないと。これは住民のほうから既に市には言ってあると。当然直すべきものだと思って、今、ページを繰っていますが、載っていたらどのページに載っているか、教えてください。もし載っていないとしたら、なぜ載っていないのか。今までの経過と今後の補修計画を聞きます。  もう一点、土地権利者の会の補助金、予算書の279ページです。これは25万円から20万円ということで2割の減だと思いますけれども、この会に関して、会長はどなたか、会員数はどのくらいか、日常活動はどんなことをしているかをお願いします。 467 ◯委員長(門間淑子) 土木課長。 468 ◯土木課長(杉山 誠) 初めに羽村駅西口の時計に関してですが、市民の方からもそういった情報をいただいておりまして、令和元年度のいわゆる道路の陥没等緊急修繕料というものがございますけれども、その中で緊急的に、時計に当てるライト、LEDといったものを設置させていただいております。その後にも、私ども職員直営によりまして、時計の裏側の面をシルバーから白に変えて見やすくするなどの工夫をさせていただいておりまして、先般もLEDの角度なども調整して、見えるような形にさせていただいてございます。以上です。 469 ◯委員長(門間淑子) 見えるようになったということですね。 470 ◯土木課長(杉山 誠) はい。改善はされております。 471 ◯委員長(門間淑子) 区画整理総務課長。 472 ◯区画整理総務課長(橋本雅央) 2問目のご質問の内容ですけれども、羽村駅西口土地区画整理事業権利者の会の会長につきましては島田清四郎氏、会員数につきましては444名、日常活動につきましては総会とか役員会、それぞれの研修会、視察。そういうものが行われているということです。以上です。 473 ◯委員長(門間淑子) 山崎委員。 474 ◯委 員(山崎陽一) これは直されたということですけれども、本来、時計の針の中から光が出ているようなものだったと思うのです、外からライトを当てたのでは、これはなかなか見えないのです。僕は、10日でしょうか、しばらく前に見たときはやはり見えなかったのですが、では、ごく最近なさったということでいいですね。それで、その費用はいくらですか。それから、もしきちんとした内部からの本来の形にするにはどのぐらいかかるのか。それをお願いします。  それから、権利者の会の会長さんで、先日、実は経済委員会で区画整理の地権者のお話を伺いたいと。これは所管事項なので、そういった依頼をしたところ、話すことはないということで断られました。そのときに答えてくださったのは島田さんという方ではないのですけれども、島田さんが会長ですか。 475 ◯委員長(門間淑子) 区画整理総務課長。 476 ◯区画整理総務課長(橋本雅央) 2つ目のご質問ですけれども、権利者の会の会長につきましては島田清四郎氏でございます。以上です。 477 ◯委員長(門間淑子) 土木課長。 478 ◯土木課長(杉山 誠) 羽村駅西口の時計はLEDがついていて、明るく指示するような形の針のものだったのですけれども、ちょっと手元に資料がないのですが、修繕費の見積もりを取りますと数百万円かかるということでございました。そういった見積もりがあったものですから、多少、以前よりは見づらいかもしれませんけれども、そういったLEDを当てたりとか、表面を白くシートを貼ったりとかという工夫をさせていただいておりまして、LEDの設置については8万円程度で済んでおります。シールを貼り替えた作業については市の職員がやっておりますけれども、材料としては6,000~7,000円程度のものでございまして、あと、高所作業車をお借りしましたので、それで3万円程度かかっているというところです。LEDの設置については11月の段階でやらせていただいて、第2弾としては3月11日ぐらいだったでしょうか。市の職員が最近、シールを貼って、それでもちょっと見づらい部分はあったので、ライトの角度を変えたのも先々日ぐらいだったと思います。以上です。 479 ◯委 員(山崎陽一) いや、まだ答えていない。 480 ◯委員長(門間淑子) もう会長さんのお名前は出ましたから。 481 ◯委 員(山崎陽一) いや、会長さんではなくて、我々が経済委員会としてお願いしたときに答えたのは違う人でした。島田さんではありませんでした。 482 ◯委員長(門間淑子) 答えられますか。区画整理総務課長。 483 ◯区画整理総務課長(橋本雅央) それは経済委員会と権利者の会との間のことなので、我々は承知しておりません。以上です。 484 ◯委 員(山崎陽一) 会長代行はいますか。 485 ◯委員長(門間淑子) 山崎委員、向こう側に聞くことと経済委員会のことは違うので、分けて聞いてください。 486 ◯委 員(山崎陽一) では、もう一度聞きます。会長は島田さんということで、では、会長代行はいらっしゃいますか。 487 ◯委員長(門間淑子) 区画整理総務課長。 488 ◯区画整理総務課長(橋本雅央) 会長代行はいらっしゃいます。以上です。 489 ◯委 員(山崎陽一) お名前を聞いています。 490 ◯区画整理総務課長(橋本雅央) たしか、小宮会長代理だと承知しております。以上です。 491 ◯委員長(門間淑子) 他に質疑ありませんか。鈴木委員。 492 ◯委 員(鈴木拓也) 予算書の273ページ、道路維持管理なのですけれども、街路樹剪定等委託料が200万円のマイナス、道路路面清掃委託料が約30万円のマイナス、また、植樹帯除草委託料が100万円のマイナスなのです。その理由をお尋ねします。  それから、281ページ。こちらは公園なのですが、公園除草等委託料が600万円のマイナス、トイレの清掃委託料が200万円のマイナス、高木等剪定委託料が140万円のマイナスなのです。これも理由をお尋ねします。以上です。 493 ◯委員長(門間淑子) 土木課長。 494 ◯土木課長(杉山 誠) それぞれの科目、委託につきましても、次年度の計画を立てまして積算をしているところでございますけれども、街路樹剪定等委託につきましては、大体2年から3年に一度、市内を回すような形にしておりまして、令和元年度はご存じのように、市役所通りを全体的にすることができましたので、そういったところから減額となっております。路面清掃委託についても、路線の対象となる、これは車両で清掃するものなのですが、夜間でよく清掃しているものでございますけれども、こちらについても路線の見直し等を行いまして、その形で減額になっております。植樹帯除草委託につきましても、やはり市民の皆様から要望をいただいたりとかというところも集約させていただいて、ある程度優先的にする部分を見積もらせていただいたのと、あとは職員対応なども図っていきながら進めていきたいということで、その辺を減額とさせていただいております。  公園についても同じことでして、公園の除草委託についても同様な考え方で対応させていただくというところでございます。公園のトイレ清掃委託については、今、考えております、週3回、トイレ清掃を行っていた公園を見直しまして、週2回に変更させていただいて減額とさせていただいています。高木等剪定委託につきましても、現在、高木等剪定委託は年間を通じたいわゆる単価契約を結んで実施しているものと、公園をある程度抽出して、計画的に剪定していくものと分けてございます。そういった中で昨年度、また令和元年度につきまして、かなりの剪定や伐採等が行われることができましたので、次年度については減額として実施していくものでございます。以上でございます。 495 ◯委員長(門間淑子) 鈴木委員。 496 ◯委 員(鈴木拓也) まず道路のほうなのですけれども、計画を作って、剪定する路線もあるし、ある年に限ってみれば剪定しない路線もあるということで、ただ、ずっと続けていくと市全体が剪定されるという経費だけなのですか。例えば街路樹は1、2、3、4という通りがあると、今年は1と3で、来年は2と4という、そんなことも街路樹はやっていますね。枝を落としたとか、ああいう費用もこれは含まれていませんか。つまり、市全体を一定の水準を保つために、全体にかける剪定等は含まれていないのかどうか。年度によって、そんなに大きく増減してくるものなのか、確認させてください。  それから、清掃委託も市全体を満遍なくやるという内容が入っているのかどうか。それから、除草も同じですね。全部同じだ。やはりかなり管理しませんと、すぐ木が伸びたり、ごみが落ちたり、草が生えたりするので、そういう予算が削られていないかどうかが非常に気になるわけですけれども、その内訳をもう少し詳しくお示しください。トイレも公園も一緒ですね。日常的な管理部分が、トイレは明らかに、回数を減らせば、これはやはり汚れると思うのですけれども、それから、草ですとか高木剪定も日常的な管理のコストをかなり削られてしまっていることになっているのではないかと危惧しているわけですが、その点はいかがなのか。内容を詳しくお示しください。 497 ◯委員長(門間淑子) 土木課長。 498 ◯土木課長(杉山 誠) それぞれの科目も皆、同じような状況ですけれども、全体、それぞれ、植樹帯、街路樹についても、その路線を委託する路線と直営でやる路線と、そういった振り分けをしておりますので、一般的に街路樹剪定については、年度を分けて、昨年度やったところについては手を入れずに別のところをやるというところで進んでおります。除草委託については都度生えてくるものですので、それについては幹線道路で交通、いわゆる歩行者の多いような道路を中心に委託しておりまして、それ以外の道路については、今、市の直営でやっているような状況でございます。  トイレ清掃も含めまして、トイレ清掃などにつきましてはシルバー人材センターのほうに委託をしてやっている部分と、駅は民間委託をしておりますけれども、そういったひどい状況というのですか。そういった週2回でも、ある程度きれいに保てるというところを確認させていただいておりまして、その中で今回、減額ということで予算計上させていただいているところです。 499 ◯委員長(門間淑子) 鈴木委員。 500 ◯委 員(鈴木拓也) いろいろ、やはり内訳があるのですね。  それで知りたいのは、道路の樹木ですとか草ですとか、あと、公園のトイレですとか除草ですとか、これまでと同様の美しさあるいは頻度が、これだけ金額を削ってしっかりと保てていけるのかどうか。その分、全部職員さんが補うのであればそれは無理だろうなと思うのですけれども、これまでと同様の管理がこの予算でできる見通しになっているのかどうか、お尋ねします。 501 ◯委員長(門間淑子) 土木課長。 502 ◯土木課長(杉山 誠) 鈴木委員のおっしゃるように、外見の美しさというものがありますし、私どもにとっては市民の安全という面で、高木等といったものについても実施していく必要があります。その中で、現在の予算の中、私どもも日頃の点検、そして、維持管理のほうに努めさせていただいて、この当初の予算で賄えるという形で計上させていただいております。 503 ◯委員長(門間淑子) 他に質疑ありませんか。富永委員。 504 ◯委 員(富永訓正) 消防費で1点お伺いします。予算書の297ページ、避難行動要支援者名簿システム機器等使用料なのですけれども、名簿登録対象者数と各機関への配付への同意をされている方の人数、現状を教えていただきたいと思います。 505 ◯委員長(門間淑子) 防災安全課長。 506 ◯防災安全課長(中根 聡) ただいまのご質問にお答えさせていただきます。対象者につきましては、現在、市内で5,586名でございます。それにつきまして、同意をいただいた方が3,457名となってございます。以上です。 507 ◯委員長(門間淑子) 富永委員。 508 ◯委 員(富永訓正) この制度について、各機関への名簿の配付への同意者数の充実も必要だと思うのですけれども、それと災害時における避難支援や地域の共助の充実。こうしたことも大切ではないかと思うのですが、どのように推進していかれるのか、お伺いします。 509 ◯委員長(門間淑子) 防災安全課長。 510 ◯防災安全課長(中根 聡) こちらの制度の充実につきましては、昨年の台風19号時も課題として上がっているものでございます。今後、担当課といたしましては、こちらの名簿を配付させていただいている団体等に働きかけをさせていただきまして、今後、要支援者をどのように避難に導いていくのかという検討会みたいなものを開催していきたいと考えてございます。以上です。 511 ◯委員長(門間淑子) 他に質疑ありませんか。中嶋委員。 512 ◯委 員(中嶋 勝) 2点お伺いします。予算書の285ページに公園施設整備、加美緑地公園の改修工事がございます。8200万円で、3年間で買い取りをして、来年度から整備が始まるということですけれども、結構細長くて広い土地になろうかと思います。以前より近隣住民の方から整備に関してはいろいろとお話もあったかと思いますが、その都度、私もお伝えしてきましたけれども、それらも今回のこの整備は網羅される整備になるのかどうかというところをお聞きします。  もう一点は、予算書のページはないのですが、実施計画書の91ページに動物公園前の歩道橋撤去の項目があるのですけれども、本来であれば来年度で撤去のはずだったのですが、延びてしまったのですけれども、ご存じのように、全体的に錆がひどくて、腐食で穴が空いていたり、修理もされていますが、またさらに穴も空いてきているということ。耐久性の観点とか、動物公園入口がリニューアルしてきれいなところに景観的に、また利用者の数が非常に少ない。今後の維持費という観点からも早く撤去したほうがよいのではないかということで以前からも言ってきたのですけれども、先送りされた経緯といいますか、理由をお伺いしたいと思います。 513 ◯委員長(門間淑子) 土木課長。 514 ◯土木課長(杉山 誠) 初めに加美緑地公園の改修工事ですけれども、今回、この加美緑地公園、グリーントリム公園の改修にあたっては、いわゆるいつもご協力いただいているボランティア団体の皆さんですとか、よくグリーントリム公園を使っていただいている幼稚園ですとか保育園の皆さん、先生なども何回かに分けて意見交換などもさせていただいております。それで、子どもたちを対象にしまして、どんな遊具が皆さん喜ぶのだろうということで、年中さんを中心に投票形式で遊具を選んでもらう試みをやってきたところで、そういったものも内容に含めて加美緑地の改修工事を進めていく予定でございます。その以前からいろいろと、樹木もそうですし、隣接する道路の部分もそうですけれども、そういった意見も皆さんから情報をいただいておりますので、そういったものについても極力、この改修工事の中に含ませたものとして、今、設計委託のほうも進めていて、今年度中にはそれができ上がってくるというところでございます。  もう一つ、横断歩道橋の撤去については、今年度、撤去のための設計委託をさせていただきまして、その結果が出てきまして、今、設計のほうは終わっている段階でございます。それによりますと、やはり費用的に3240万円ほどの撤去費用が発生するということでございます。そういった金額もそうですけれども、また、この撤去については、撤去後に警視庁のほうで信号を設置していただかなければいけないのがございまして、そういった中でまだ実は警視庁のほうとも調整が全て終わっていない状況でもございます。いずれにしましても、この撤去については令和3年度以降に送らさせていただきますが、いわゆる安全という面で、日々の点検を行いながら、ご利用いただけるように努めてまいりたいと考えております。 515 ◯委員長(門間淑子) 中嶋委員。 516 ◯委 員(中嶋 勝) 公園整備のほう、ボランティアの団体さんたちもお手伝いしていただいているので、あと、ぜひ防犯対策にもその視点も入れてやっていただければと思うのです。  ちょっと話は変わるのですけれども、来年度、公園全体を、指定管理制度を検討するという項目が入っているのですが、現在の課題、そして、導入されるとどのようなメリットがあると考えているのか、お伺いします。  動物公園のほうなのですが、3240万円ですか。以前のお話ですと2000万円ぐらいと聞いていて、維持費も10年で2000万円なので、早めにやっていったほうがいいかなと思っていたのですけれども、令和3年度以降ということで、今、お話をいただきましたが、できたのが昭和52年ですか。ですから、43年目に入るということで、実は今、言った錆などもそうなのですけれども、階段のステップがぼろぼろなのです。端を歩くと、ぼろぼろと実際に崩れ落ちています。踏み外すことも考えられるのかななどとも思いますし、あまり利用者がいないので、その点はあれなのですが、その崩れたときに、ステップに金具もついているのですか。金具も一緒に崩れ落ちてくるということで、その辺に金具も落ちているし、セメントの粉々のちょっと大きい形もあるということで、誰かがいたずらで投げたりなどしたら大げさなことになってしまうのですけれども、そういう観点からもちょっと、1年延びるのであればしっかりと保全をしてもらって、点検を小まめにやってもらって、そういうものがあればすぐ片づけていただくとか、この1年間でちょっと注視してもらいたいなと思います。その辺の取組みをお伺いします。 517 ◯委員長(門間淑子) 土木課長。 518 ◯土木課長(杉山 誠) 今、実施計画のほうに載せさせていただいています公園管理の指定管理委託。これについては、今年度、先進的な市町村、西東京市ですとか、八王子市ですとか、そういったところにいろいろとお話を伺って、今、整理をしている段階です。非常にメリットは大きいと思っておりますけれども、逆に今までの、いかに公園を管理していたかという台帳をしっかりと、いわゆる紙だけではなくてコンピューター化するとか、そういったものをやはり準備をしていく必要が出てきていますので、そういったところでは整理していく必要があるのかなと思っております。ぜひ、これについては順次進めていきたいと私どもは考えてございます。  あと、歩道橋については、やはりそういったお話がありまして、日々、私どもも動物公園に伺うときは階段を見て確認をするような作業はしておりますが、決して事故があってはいけない話ですので、徹底的にその辺は巡回頻度も増やすなどをして確認していきたい。余りにも危険だという判断が取れるようであれば、また通行止めということも考えなければいけないことも出てくるかと思いますけれども、いずれにしても、1年間、撤去については延ばすということになっていますので、適宜、その辺の修正等は行っていきたい。補修等はしていきたいと考えております。 519 ◯委員長(門間淑子) 他に質疑ありませんか。大塚委員。 520 ◯委 員(大塚あかね) 1点だけ、予算書の275ページなのですが、今年度はない項目で、来年度、私道整備補助に関する経費が110万円ちょっとついているのですが、この内容は私道整備費補助金とあるわけで、この補助金を削減している中で、この110万円を充てる私道は市にとってどういうメリットがある道なのか、ご説明いただきたいのです。 521 ◯委員長(門間淑子) 土木課長。 522 ◯土木課長(杉山 誠) 今回、私道の整備補助金としまして110万円ほど計上させていただいておりますけれども、こちらは補助金の交付要綱に基づいて補助しておりますが、いわゆる今回の対象路線については、奥行きが道路延長として40メーター程度の道路ということで申請があります。やはり私道としてでも、皆さんが共有している道路でございますので、そういった意味では維持管理上必要な措置ではあると考えておりますが、この補助金の交付要綱については、今、周辺の市町村も踏まえて、いろんな情報収集をしておりますので、改めて、この制度の改正が必要かどうか等も踏まえて検討していく必要があると捉えておりますので、令和2年度については、そういった要綱の改正も踏まえて検討していきたいと思っています。 523 ◯委員長(門間淑子) 大塚委員。 524 ◯委 員(大塚あかね) もしご説明いただければいいのですけれども、その対象の路線は大体、どの辺りなのでしょうか。 525 ◯委員長(門間淑子) 土木課長。 526 ◯土木課長(杉山 誠) 今回いただいたところは羽中3丁目地内で、都道の奥多摩街道と一中通りの間の周辺の私道ということでございます。 527 ◯委員長(門間淑子) 他に質疑ありませんか。鈴木委員。 528 ◯委 員(鈴木拓也) では、1点だけお尋ねします。予算書の297ページ、緊急指定井戸水質検査なのですけれども、横田基地周辺の自治体で話題になっているPFOS、PFOAという有機フッ素化合物で、立川でアメリカの勧告値の19倍が出てしまったという話なのですけれども、この緊急指定井戸に関しては、そのPFOS、PFOA等の検査はされているのかどうか、お尋ねします。
    529 ◯委員長(門間淑子) 防災安全課長。 530 ◯防災安全課長(中根 聡) ただいまのご質問にお答えさせていただきます。こちらの井戸水水質検査についてですが、こちらは簡易10項目の検査を行っておりまして、その中には今、鈴木委員がおっしゃったような物質の検査項目は入っておりません。以上でございます。 531 ◯委員長(門間淑子) 鈴木委員。 532 ◯委 員(鈴木拓也) それはやる必要があるのかなと思うのですけれども、いかがでしょうか。 533 ◯委員長(門間淑子) 防災安全課長。 534 ◯防災安全課長(中根 聡) 災害時の緊急井戸の水質検査につきましては、従前から簡易の10項目というものをしておるのですけれども、実はこちらのほうの上位の検査になりますと、51項目という項目が増えてしまうのです。そちらの項目の検査を行いますと1か所あたり20万円ぐらいかかるということで、現在の10項目の簡易の水質検査を活用させていただいてございます。以上です。 535 ◯委員長(門間淑子) 鈴木委員。 536 ◯委 員(鈴木拓也) 緊急指定井戸は、緊急の場合には口に入るという使用方法は想定しているのかどうか、お尋ねします。 537 ◯委員長(門間淑子) 防災安全課長。 538 ◯防災安全課長(中根 聡) 基本的には生活用水でお使いいただくような形を想定してございます。飲料水はまた別で、市のほうで備蓄してございますので、そちらで利用していくという考えでございます。以上です。 539 ◯委員長(門間淑子) 他に質疑ありませんか。印南委員。 540 ◯委 員(印南修太) 1点だけ、予算書の285ページの先ほどの浜中順議員の水上公園の関連なのですけれども、需用費で、これは電気料が120万円なのですが、何も動いていない今年の状況で次年度が120万円で、これは基本料金みたいなものなのかなと思うのですけれども、その辺をお伺いいたします。 541 ◯委員長(門間淑子) 土木課長。 542 ◯土木課長(杉山 誠) こちらの電気料でございますけれども、水上公園の廃止に伴いまして、今度は直営で運営する中で、令和元年度の実績、指定管理者の実績を基準に今回の算出をさせていただいております。月10万円の12か月で120万円という形で積算をさせていただいております。基本的には、これは基本料金が主という形になりますが、電気の基本料金は前年度にどれだけ動いたかで大分動きがありますので、そういった中では多少、平成30年度に稼働していたことがありますので、実績ベースでありますけれども、そういった形で出ています。 543 ◯委員長(門間淑子) 印南委員。 544 ◯委 員(印南修太) ぜひ、この辺は見直して、親水公園の水を流していただきたいのです。明日質問すればいいのですけれども、教育委員会が学校のプールをどうするのか、分からないのですが、いずれにしても、乳幼児に関しては、やはりあそこは水が流れていないと居場所がなくなってしまうので、目の前の川も結局工事中なので、今年の夏は使えないですし、その辺のほうに流用というのか、分からないですけれども、お金を充てるようなことは可能なのかどうか。この下に水道料がありますが、その辺だけお伺いいたします。 545 ◯委員長(門間淑子) 土木課長。 546 ◯土木課長(杉山 誠) その辺につきましては、今回、水道料金、下水道料金については、今、親水公園を、水を流さないことを前提として、これは積算しているものでございます。ただ、先ほどお話ししましたように、いろんな市民団体の方からもご利用したいというお話も実は伺っておりますので、そういった意味では、また補正対応ということもあるかとは思いますけれども、そういった側面から、水道が流せるかどうかというところも含めて、お使いになられる方の利用状況も踏まえて検討していく必要があるかなと思っています。 547 ◯委員長(門間淑子) 他に質疑ありませんか。      (「なし」と呼ぶ者あり) 548 ◯委員長(門間淑子) 時間の関係もありますので、土木費及び消防費関係の質疑を終わらせていただきたいと思いますが、これにご異議ありませんか。      (「異議なし」と呼ぶ者あり) 549 ◯委員長(門間淑子) ご異議なしと認めます。  お諮りいたします。本日の会議は、この程度にとどめ、延会としたいと思いますが、これにご異議ありませんか。      (「異議なし」と呼ぶ者あり) 550 ◯委員長(門間淑子) ご異議なしと認めます。  本日は、これにて延会といたします。大変ご苦労さまでした。                                     午後3時08分 延会 Copyright © Hamura City, All rights reserved. ↑ ページの先頭へ...