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平成28年度一般会計等決算審査特別委員会(第2号) 本文 2017-09-20

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  1. 羽村市議会 2017-09-20
    平成28年度一般会計等決算審査特別委員会(第2号) 本文 2017-09-20


    取得元: 羽村市議会公式サイト
    最終取得日: 2021-06-14
    ↓ 最初のヒットへ(全 0 ヒット) 1                                     午前10時00分 開議 ◯委員長(小宮國暉) おはようございます。  ただいまの出席委員は16名です。定足数に達しておりますので、直ちに本日の会議を開きます。  本日の議事日程は、お手元に配付の平成28年度一般会計等決算審査特別委員会議事日程(第2号)のとおりです。  日程第1、認定第1号「平成28年度羽村市一般会計歳入歳出決算の認定について」の件を議題とし、前日の議事を継続いたします。  前日の民生費関係の質疑を継続します。  子育て相談課長。 2 ◯子育て相談課長(山本明子) 昨日の私の印南委員のご質問の回答に対して、訂正と、追加で説明をさせていただきたいと思います。よろしいでしょうか。 3 ◯委員長(小宮國暉) はい、どうぞ。 4 ◯子育て相談課長(山本明子) 昨日、印南委員より虐待の件数についてのご質問がありました。私の回答の中に「印象で」という言葉を使ってしまいましたが、実数を把握してまいりましたのでご説明させていただきます。  子ども家庭支援センターは、通告先の窓口となっている関係上、一旦情報が入りますと、児童福祉法25条に基づいて調査権を発動して調査をしてまいります。その時に一旦受理する形で、すべて虐待という判断をしております。その中で、虐待となるかどうかは調査をして、虐待か、虐待ではない非該当になるかということで調査をさせております。  その中の非該当という件数が実数として出てまいりましたので、その件数で考えますと、実際、小学生の数のほうが上回っておりましたので、昨日の虐待の件数は中学生ではなく、小学生という形で回答させていただきたいと思います。  また、子ども家庭支援センターは、平成26年度から国の居所不明児の調査に関わる調査もしておりますので、その中ではネグレクト、親の不適切な、保護者の不適切な養育環境ではないかということでの受理もしておりますので、その調査もしておりますことから、件数が伸びているという現状でございます。以上です。 5 ◯委員長(小宮國暉) 印南委員、これでよろしいですか。 6 ◯委 員(印南修太) はい。 7 ◯委員長(小宮國暉) それでは改めて、前日の民生費関係の質疑を継続いたします。  質疑ありませんか。高田委員。 8 ◯委 員(高田和登) 決算書の141ページ、事務報告書の188ページの火葬費等の助成に要する経費の負担金、補助金及び交付金310万1,900円についてお伺いいたします。  火葬費等の助成については条例があります。条例によると、霊柩車の使用に要する経費相当額とし、瑞穂斎場組合が定める額としています。瑞穂斎場組合の霊柩車の使用料はいくらに定めているのでしょうか。また、霊柩車の使用料は距離によって決められているのでしょうか。  それから2番目が、火葬費等の助成については公式サイトもあります。瑞穂斎場利用の場合、亡くなられた方の青梅線西側に住所があるなら7,200円、青梅線東側なら6,100円というようなルールになっているんですね。青梅線の西側と東側でなぜ助成額が違うのでしょうか。
     3番目が、平成24年に羽村市版事業仕訳公開型事務事業外部評価というのが行われました。その中で、火葬費等の助成金の交付事業がテーマになり、評価結果は市が実施改善が必要、事業の終期を設定すべきものであるとしているんですけれど、廃止すべきという意見もありました。その説明の中で、福生市はその年の平成24年から4月から廃止しているとの記載もありました。  改めて確認させていただきます。今現在、東京都内の自治体で火葬費等の助成を実施している自治体はどこなのでしょうか。  以上3点、質問させていただきます。 9 ◯委員長(小宮國暉) 市民課長。 10 ◯市民課長(羽村典洋) それでは、火葬費等の助成に関する質問に対してお答えさせていただきます。  助成金額のほうですが、高田委員おっしゃるとおり、助成額は霊柩車の使用に要する経費の相当額というふうになっておりまして、瑞穂斎場組合では青梅線の西側が7,200円、青梅線の東側が6,100円というふうに定められておりますので、この額を助成してございます。  また、金額でございますが、これは距離によって決まっているのかということでございますが、やはり青梅線の西側と東側では距離が違いますので、距離によって決まっているものと思っております。  それから、都内の自治体で火葬費等の助成を実施している自治体でございますが、都内のほうは、申し訳ございません、ちょっと把握してございませんが、組合内では羽村市と瑞穂町が助成を行ってございます。以上でございます。 11 ◯委員長(小宮國暉) 高田委員。 12 ◯委 員(高田和登) 瑞穂斎場組合のルールで霊柩車の使用料はいくらと決めているのかというのが、ちょっと答弁漏れのような気がしました。ちょっともう一度、ご確認させていただきます。  それから、青梅線の西側と東側で料金を分けたのは、相当にアバウトでないかなという気がしています。瑞穂斎場から例えば何キロとかいうルールだったらまだわかるんですけれど、青梅線で分けたというのは何か根拠があるのでしょうか、教えてください。  それから、3番目の事業仕訳なんですけれど、今、市民課長から羽村市と瑞穂町ということだったんですけれど、廃止してもよいのではということを検討しているのでしょうか。事業仕訳から5年経っているんですけれど、今現在、存続しているわけですね。それの理由を教えてください。 13 ◯委員長(小宮國暉) 市民課長。 14 ◯市民課長(羽村典洋) 申し訳ございません。瑞穂斎場組合の金額が漏れておりまして。青梅線の西側ですと7,200円、それから青梅線の東側ですと6,100円という料金設定になっております。  これの金額は、距離によって決まるのではないかということでございますが、亡くなられる方、いろいろ距離が違いますので、本当に大ざっぱなんですが、青梅線の西側と東側という形で料金設定をしているという形でございます。  それから、事業仕訳で廃止のほうがいいんじゃないかという話なんですが、現に年間で439件ご利用がございます。多くの方々にご利用いただいておりますので、今後ともこれについては存続していきたいというふうに考えてございます。以上でございます。 15 ◯委員長(小宮國暉) 高田委員。 16 ◯委 員(高田和登) わかりました。  それで、条例を見ますと、加算額というのが3つに分けられているんですね。瑞穂斎場組合とその他の斎場の12歳以上と、その他の斎場の12歳未満ということで、加算額がそれぞれ5,000円、2,500円と決められているわけですけれど、この条例で3区分に分けた根拠みたいなものを教えていただきたいと思います。  また、瑞穂斎場組合の使用料というのをホームページで確認しますと、火葬炉の費用は組合内の4市1町の自治体では無料になっているんですね。組合外では、ケースによって違うんですけれども、8万円、5万円、2万円と分かれていると。瑞穂斎場組合以外の斎場を使用した場合の火葬料の加算額が5,000円、2,500円というのは随分、5万円、8万円、5万円、2万円と差があるような気がするんですけれど、加算額が5,000円、2,500円とした根拠みたいなものはあるのか、教えていただきたいと思います。  最後になりますけれど、行財政改革というのは喫緊の課題で、火葬費等の助成制度が、死亡届のために市民課の窓口に来たら火葬費の助成ができるということを知ったという市民が多いんじゃないか思うんです。  葬儀には何十万、何百万というお金がかかります。面倒と思いながらも何千円の補助を受けるため多くの市民が申請するのが実情と感じます。これは助成サービスとはあまり言えないのではないかということで、条例と制度の廃止をすべきと考えますがいかがでしょうか。以上です。 17 ◯委員長(小宮國暉) ただいまの質問ですが、市のほうのお答えは、一部事務組合議会というのがございますので、なかなか答えにくい点があると思いますが、差し支えない程度でその辺はお答え願えればと思います。よろしくお願いいたします。  高田委員、ちょっと私から言いますけれど、一部事務組合になっていますものですから、そこに議会というものがあって、いろいろやっていますので、その辺のところはひとつ鑑みてお答えを聞いてください。よろしくお願いします。  市民課長。 18 ◯市民課長(羽村典洋) 加算の件でございます。高田委員おっしゃる、12歳以上、それから12歳未満で、加算額が5,000円、2,500円というふうに定めております。  これの根拠でございますが、正直言いまして、詳しいことは私のほうもちょっと把握はしてございませんが、やはりこちらの条例にあるとおり、霊柩車の使用に要する相当額というふうになっておりまして、瑞穂斎場組合内ですと、先ほど言いましたとおり、青梅線の西側なら7,200円、東側なら6,100円という形になってございますが、例えば青梅市の斎場やあきる野市の斎場などを、もし使うとすれば、圏外になりますので、その分やはり距離がありますので、その分の5,000円なり2,500円を加算しているというような形で助成しているというふうに考えてございます。  それから、行財政改革でございますが、先ほども申し上げましたとおり、平成28年度でいいますと、大体亡くなられた方の83パーセントほどが、この助成金を使用されております。ですから、多くの方々にやはり利用されているということを考えますと、今後とも存続していきたいというふうに考えてございます。以上です。 19 ◯委員長(小宮國暉) ほかに質疑ございますか。浜中委員。 20 ◯委 員(浜中 順) 3点、よろしくお願いします。  決算書の180ページ、それから事務報告書の394ページ、保育園の委託料に関してで、保育士の確保の問題なんですけれども、1月の厚生委員会と保育園長との懇談会で、保育士の不足が非常に厳しい、確保が厳しいということで、八王子市とかあきる野市などは家賃の補助をしてそれを確保しようとしている、それから市内の保育園でも1人当たり70万円の派遣料を払って確保している、それから紹介料なども払って確保に努力をしているということで、保育士の奪い合いというか、そういう状況だそうなんですけれども、その実情に対して、この委託料というのはそういう要素も入っているのかどうかという、それが1点。  それから、別項で、生活保護者就労支援の問題ですけれども、事務報告書の311ページ、312ページですけれども、311ページに、生活保護者就労支援の表が、2つの表のうちの上のほうにあります。ケースワーカーによる支援で今年度は44人の対象者に対して就労者43人、就労支援員との面接で30人に対して、就労できた人が13人、あと、自立支援事業で対象者12人に対して就労者12人といって、非常に就労効果が上がっていると受け取れるんですけれども、就労希望者すべてが希望どおり支援を受けられているのかどうか、それを1点お聞きしたいと思います。  それから、その次のページの312ページの一番下の保護世帯の類型の表がありますけれども、就労支援の対象になるような人というのは、この表を見ると、一番右の「その他」の人にあたるのかなというふうに思ったりするんですけれども、この表絡みで就労になり得る人というのはどういう状態の人なのかというのが3点目。  以上3点、よろしくお願いします。 21 ◯委員長(小宮國暉) 子育て支援課長。 22 ◯子育て支援課長(吉岡泰孝) 1点目の決算書181ページの保育園への委託料の関係でございます。  こちらの中で保育士の確保ということなんですけれども、この委託料の中には、直接的に保育士の確保ということではないんですけれども、処遇改善の加算というのがございます。  その中で、保育士に対する処遇の改善を行っていただいていると、各園で行っていただいている。そういったところで、お給料だとか、そういったところに反映をしていただいていますので、そういったところで保育士の確保の、直接の補助ではないにしても、関係しているというふうに捉えています。 23 ◯委員長(小宮國暉) 社会福祉課長。 24 ◯社会福祉課長(大野直敬) それでは、まず2点目の就労支援の関係でございます。  就労支援の状況におきましては、平成28年度におきましては効果が出ているかなという部分もございますが、まず就労支援の中では、就労支援員が週4日、勤務をしております。  そういった中でケースワーカーとともに、その被保護者の状況、いわゆる稼働能力、その方がどういった能力を持っているかということを判断しながら、就労支援員と合わせまして、こういった仕事がいいのではないかというようなことでお勧めをしています。  そういった部分では、被保護者の希望の職種に就けるかどうかというのはございますけれども、ただ、その辺は適性を見ながら、まず就職、仕事に就いていただけるということが私どものほうとしては支援の成果と考えておりますので、なかなか希望どおりというわけにはいきませんけれども、まず就労をした上で適性をまた判断していくというようなこともございます。  次に3点目でございますが、世帯類型、保護世帯の中でこういった就労支援をする方はどういった方なのかということでございますけれども、浜中委員おっしゃるように、この世帯の分類の中では「その他」の中に当てはまる方も多いかと思います。  そういった中で、単身の世帯の中で稼働年齢層にありながら、なかなか仕事が見つからないというような方が多くございます。ただ、一方で傷病をお持ちの方でも、要するに稼働能力、その方の能力活用という部分で活用ができる方については、やはり仕事をしたいという方もございますので、そういった方も併せて就労支援をするというようなことはしております。以上です。 25 ◯委員長(小宮國暉) 浜中委員。 26 ◯委 員(浜中 順) 保育園のほうですけれども、処遇改善の費用が出ているということですけれども、このように1人当たり70万円も派遣料を払っているということで、従来の処遇改善で足りるのかどうかということ、それからあと、奪い合いというのはあまり好ましくないと思うんですけれども、羽村市では八王子市とかあきる野市のように住宅の補助をするとか、そういうことを考えているのかどうかという点。よろしくお願いします。  それから、就労支援の問題ですけれども、私も実は被保護者の方から、かなり、就労支援というか、就職についての相談をよく受けるんですね。やはりかなり厳しくて、何度も何度も落とされるという、そういう状態なんですけれども、そういう生活保護者の方が実際に相談を受けたいというのに対して、ケースワーカーの方とか就労支援員の方が十分にそれに対応できるだけの条件というのが満たされているのかどうか、市の中に。  やはり働けるのだったら働きたいという希望はすごく持っているんですね。だけれども、なかなかハードルが高くて厳しいという中で、やはりよほど丁寧に対応しないと就労支援までいかないかなというふうに思うんですけれども、その辺努力されていること、それからその体制が充足しているのかどうか、教えてください。 27 ◯委員長(小宮國暉) 子育て支援課長。 28 ◯子育て支援課長(吉岡泰孝) 1点目のお尋ねです。処遇改善加算が足りているのかということでございますが、こちらにつきましては、国あるいは東京都でここ数年、平成25年度以降、毎年度、充実されてきております。  そういった中で、それぞれの処遇改善については各園の裁量に任されている部分はございますけれども、年々、保育士の待遇というのは改善をされているというふうに捉えてございます。これが十分かどうかというところはなかなか判断が難しいところでございますが、改善が図られていることは間違いないところと捉えています。  それと、2点目の家賃補助なんですが、こちらにつきましても、国あるいは東京都のほうで補助事業として設定がされてございます。こちらの内容については、保育園協議会のほうに情報は提供させていただいておりますので、そこと情報共有をする中で、ご要望を伺って費用対効果等も検討する中で、今後検討していきたいというふうに考えてございます。以上です。 29 ◯委員長(小宮國暉) 社会福祉課長。 30 ◯社会福祉課長(大野直敬) 就労支援の関係でございますが、先ほど申し上げましたとおり、週4日、就労支援員が来て対応にあたっております。さらに、担当しているケースワーカーと連携をしながら、その方の持つ能力や、年齢というものも確かにございます。ですので、その辺は親切丁寧な対応をしてございます。  ただ、そういった中で被保護者側としても、やはり自分の仕事、こういう仕事がしたいというものがかなり強い意識を持っている方などもいらっしゃいますので、そういった方については、やはり現実的に考えていただく部分の中では、そういった相談員と併せて「こういった仕事もありますよ」というような中で、丁寧に対応をしているところでございまして、その辺の体制について充足しているというふうには考えてございます。以上です。 31 ◯委員長(小宮國暉) ほかに。鈴木委員。 32 ◯委 員(鈴木拓也) 今の浜中委員に関連してなんですけれども、まず1点目は事務報告書394ページの保育園なんですけれども、この間、建て替えを進めてきまして、定員がかなり増えているという状況にあります。保育士は実際に現場では必要な人数が確保されているのかどうか。加配などもしていると思うんですが、それも含めて状況を教えてください。  2点目は、事務報告書311、312ページあたりなんですけれども、ケースワーカー1人当たりの担当世帯数、人数がどうなっているか。以前と比べて担当人数はどういうふうに推移をしているのかを教えてください。 33 ◯委員長(小宮國暉) 子育て支援課長。 34 ◯子育て支援課長(吉岡泰孝) 1点目の保育士が十分確保されているかということでございますが、こちら、毎月、委託料を各園にお支払いする際に報告のほうが上がってきております。その中で必要な、定められた保育士の数が確保されているように確認はしてございます。以上です。 35 ◯委員長(小宮國暉) 社会福祉課長。 36 ◯社会福祉課長(大野直敬) ケースワーカーの人数のお尋ねでございます。  今年度、平成29年4月からケースワーカーが1名増員となりまして、現在7人、ケースワーカーがおります。現在の世帯数が約570世帯ほどでございますので、1人当たり82人程度の受け持ちというようなことになってございます。以上です。 37 ◯委員長(小宮國暉) 答弁漏れですか。ではその1点を追加して言ってください、鈴木委員から。鈴木委員。 38 ◯委 員(鈴木拓也) 今年の4月時点で。わかりました。  ケースワーカー1人当たりの担当の人数って前は100人ぐらいとなっていたかと思うんですけれども、ちょっとその推移の状況がもし出れば。 39 ◯委員長(小宮國暉) 社会福祉課長。 40 ◯社会福祉課長(大野直敬) 大変失礼いたしました。ケースワーカーの人数の推移ということでございますが、先ほど申し上げましたとおり、今年4月には増員をしておりますけれども、平成27年度ですと、1人当たり93人の持ち世帯でございました。平成26年度では91人、平成25年度では87人というようなことになってございます。  失礼しました。今、人数と申し上げましたが、世帯でございます。申し訳ございませんでした。  平成27年度が93世帯、それから平成26年度が91世帯、平成25年度が87世帯。これが1人当たりのケースワーカーの持ち世帯ということになってございます。以上です。 41 ◯委員長(小宮國暉) ほかに。富永委員。 42 ◯委 員(富永訓正) 1項目についてお伺いします。  決算書161ページ、事務報告書332ページ、特別養護老人ホーム建設に要する経費なんですけれども、老人福祉施設建設費の助成ということなんですが、この助成事業の内容がどのようなものか、増設だと思うんですけれども、その辺ちょっとご説明をお願いします。 43 ◯委員長(小宮國暉) 高齢福祉介護課長。 44 ◯高齢福祉介護課長(島田由則) ただいまの特別養護老人ホーム建設に要する経費に関するご質問でございますが、こちら、市内にございます特別養護老人ホームを建設いたしました際に、建設費用の助成を行ったものでございます。  平成10年度から平成29年度まで、毎年450万円の助成ということで、合計で9,000万円の助成をしてまいりまして、平成29年で終了することとなってございます。以上です。 45 ◯委員長(小宮國暉) 富永委員。 46 ◯委 員(富永訓正) わかりました。この中で羽村市民にとって何かメリットといいますか、例えば優先枠があるとか、その辺お聞きしたいと思います。 47 ◯委員長(小宮國暉) 高齢福祉介護課長。 48 ◯高齢福祉介護課長(島田由則) その際の契約で、20床分の優先枠をいただくということで契約をしてございます。以上です。 49 ◯委員長(小宮國暉) よろしいですか。ほかに質疑は。石居委員。 50 ◯委 員(石居尚郎) 1点お伺いいたします。  自然休暇村の管理運営に関することにつきまして、決算書が153ページ、それから事務報告書が220ページからになります。  この事務報告書の220ページから3ページにわたって、利用状況というのをここに出していただいているんですが、220ページは清里、それから別荘、221ページが八ヶ岳の8畳と15畳の施設、それから222ページが、本館と別荘の合計とテントサイトという形で掲示いただいているんですが、ここでの稼働率というところ、例えば222ページの本館・別荘計でまとめたところで、利用率と稼働率があるんですが、稼働率で見たら、低いところでは3月が13.9パーセント、それから11月で14.3パーセント、4月で14.6パーセントと、4割を切っているところが10カ月という、この状況がございます。  もっと見て、前ページに戻って、例えば220ページで見たら、別荘、これ3棟あって、木のすごく立派なものを造っていただいているんですが、ここで見たら、低いところは3.6パーセント、2.4パーセント、6.9パーセント、6.4パーセント。極めて稼働率からすれば非常に低いということですが、この例年、過去3年でも結構ですけれども、この推移ということと、この利用率、稼働率に対して、羽村市としてどういう認識を持っているのか、考えを持っているのか、お伺いいたします。 51 ◯委員長(小宮國暉) 地域振興課長。 52 ◯地域振興課長(石田哲也) 今ご指摘をいただきましたとおり、別荘ですとか季節によりまして稼働率が低いという、月によりまして低い時もございます。2.6パーセントですとか、3.8パーセントですとか、そのような形で、全体の稼働率が低い時には下がってしまうという形になります。  別荘については、例えば5月を見ていただきますと、利用率は18.4パーセント、稼働率につきましては23.0パーセントという形で、5月の連休とかという形で、全体の稼働率が上がる時については上がっているという形になっております。  別荘の良さ等は、今後とも、またPRをして利用を上げていくような形を考えておりますし、施設的には、食事についても自炊をする形にはなっておりますが、休暇村の中で食べることも可能ですので、そのような形も含めてPRをしていきたいと思っております。  今後とも施設につきましては、ここで、平成元年にオープンをして今年30年目を迎えてという形になりまして、大分老朽化をしている部分もありますが、直すべきところは直していって、市民の皆様に使っていただけるよう、今後ともPRには努めていきたいと考えております。 53 ◯委員長(小宮國暉) 石居委員。 54 ◯委 員(石居尚郎) ありがとうございます。  この自然休暇村の運営に関しては、今後また30年契約をここでされました。その過程の中で、羽村市議会の中でも一般質問でいろいろな方が、今後、維持をどうしていくのかという質問等が出ました。  その中で、最終的に羽村市としては、自然休暇村は非常にやはり大事な施設であると、今後とも運営していくんだという判断で今動いていると思うんですけれども、ただ、やはり懸念するのは、今までの30年と今後の30年というのは明らかに違う。時代状況も違うということと、いわゆる宿泊施設ですので、老朽化したら目に見えるところ、また目に見えないところ、また躯体部分、いろいろなところをやはり補修していくのに大変な金額がかかるということは予想できるわけです。  その中で維持・運営していくということは、よほどの覚悟をもって取り組んでいかないと、これはいけないんじゃないかというふうに思います。  ですから、今のご答弁であると、市内の方にさらに勧めていくということですが、今回の一般質問でも出ましたけれども、やはり市内外にわたってしっかりとした営業努力を、これは指定管理者の制度でやっておりますけれども、指定管理者の役割、また市の担当の役割を明確にしながら、しっかり稼働率を上げていくんだと、維持運営していくんだという、そのところの姿勢というものを、もう一回しっかりと確認していきたいと思うんですが、その点はいかがでしょうか。 55 ◯委員長(小宮國暉) 地域振興課長。 56 ◯地域振興課長(石田哲也) 施設の修繕につきましては、まず指定管理者のほうに年間300万円の予算をお願いしておりまして、軽微なものにつきましてはその中で順次修理をしていただくような形をお願いしております。また、それ以上のものになりました場合については、市のほうで予算をつけて修繕をするというような形になっておりますので、市民の皆様、利用者の皆様が快適に使えるような形で今後とも維持管理はしていきたいと思っております。  また、市の施設ではございますが、稼働率を上げるということは必要なことと考えておりますので、指定管理者と協力をしまして、例えば従前ですと、今まで利用していただいた方々のところへ電話でご案内をするとか、プランとしては宴会プランですとか、新年会のプランとか、そのような形のものを作って、今まで利用していただいた方々の再度のご利用をお願いし、リピーターの方々の確保をするですとか、市としてはモニターバスツアーなどを開催しまして、日帰りのものと一泊のものを開催して、市民の皆様に建物の良さを改めて実感していただいて、そこのところからまた家族で行ってみたいとか、友達同士で行ってみたいとかいうような形で、少しずつ利用率を上げていければと思っております。
     また、少年自然の家の部分につきましては、小学校ですとか、中学校ですとかの移動教室とか、スキー教室というような形で、羽村市以外でも昭島市ですとか、青梅市ですとか、狛江市とか、国立市というような形で利用がだんだんと増えております。  やはり稼働率を上げるという形になりますと、個人というよりは団体の利用が増えたほうがいいと思いますので、そのようなところにつきましては教育委員会とも協力をして、PR等に努めていきたいと思っております。以上です。 57 ◯委員長(小宮國暉) 並木市長。 58 ◯市 長(並木 心) 今、地域振興課長から述べた形、目的で費用対効果、そして充実した施設として使っていただくと。もう過去の30年とこれからの30年は違う、認識はそのとおりでございます。  過去とまた違ってきているのは、今、防災という形での広域的な防災ということがあります。そういう意味では自然休暇村というのは、もし羽村市全体が災害に遭った時に、それぞれ避難地とかやっていますけれども、そういう宿泊施設があるところ、緊急の時にそういう施設を持っているということは、被災なさった方にそこに行って休養していただくと。  それから、よその人、今回も福島県の皆さんが来て、夏休みに子どもたちが来て、あそこに行っていただいた。そういう目的も非常に、大きな物理的なものを置いておくことの意味としては、大変、私は貴重なものだというふうに、費用対効果だけでなく、それを一つ思っていること。  それから、名前が自然休暇村でございます、それから少年自然の家ですから、三つ星印のホテルやそういうきんきらきんと住みやすいようなものという、そういう設備投資とか、顧客を呼ぶためのテーマパークとか、そういうものではなくて、必要最小限度のきちんとできるところで、自然の中で草の露が足についちゃったとか、そういうものが経験できるような施設としての存在というものも、極めて大事だというふうに思っておりますので、その辺も勘案しながら、今後のあり方についても十分検討していきたいというふうに思っております。以上です。 59 ◯委員長(小宮國暉) 石居委員。 60 ◯委 員(石居尚郎) ありがとうございました。  自然休暇村、非常に立派な建物で、これ以上華美にするということを求めているわけではなくて、やはり宿泊の場として最低限のもの、やはり泊まって気持ちのいい、やはりここに来てよかったな、もう一回またここに来ようというような、そういった取組みが大事なんだろうと思いますし、また、ここは自然休暇村ですけれども、八ヶ岳のほうの、これは教育委員会のほうの管轄になるんでしょうかね、団体のお客さんをさらに呼んでいくということにも関わってくると思うんですが、これ、やはり明確な目標設定というものを持たれてやはり取り組んでいかないといけいなのかなという、費用がかなりこれからやはり出るということが予想されるわけですから、その辺の取組みというものをどういうふうに考えていらっしゃるのか、最後にお聞きいたします。 61 ◯委員長(小宮國暉) 地域振興課長。 62 ◯地域振興課長(石田哲也) 明確な目標というご指摘でございますが、指定管理をこの4月から、4年間続けましたところと継続という形になりましたが、毎年、年度計画を出していただく中で、1万5,000人前後の年間の計画を立てていただきまして、そこを目標に指定管理は指定管理者として頑張るという形があると思います。  また、市は市として、できる限りのところを地域振興課と教育委員会が協力をして集客に努めていくような形を考えていきたいと思っております。以上でございます。 63 ◯委員長(小宮國暉) ほかに質問ございませんか。瀧島委員。 64 ◯委 員(瀧島愛夫) 今、地域振興課長が1万5,000人を目標でと言われていましたけれども、指定管理者に移行する時に、1万6,000人の利用があって、羽村市の費用が1億6,000万円かかっていた。これは1人の宿泊客に1万円ずつかかっているんだというのが私の頭の中に残っているんですけれども、未だに1万5,000人目標。全然進歩ないじゃないですか。  営業努力をしていくならば、やはり1人、2人、3人、これ、多くなっていかなければしょうがないでしょう。指定管理に移した時よりも1,000人も低い目標を立てて、一生懸命やっていますなんてどこを押したら出てくるんですか。もうちょっとしっかり答弁してくださいよ。 65 ◯委員長(小宮國暉) 地域振興課長。 66 ◯地域振興課長(石田哲也) まず、集客の目標につきましては、平成29年度の指定管理の団体のほうから出されている数字を申し上げさせていただきました。平成28年度の実績を踏まえて、これに対して2.5パーセント増の1万5,300人を目標に、平成29年度については集客を行っていくという形でしたので、数字的には1万5,000人という形でお話をさせていただきました。  瀧島委員ご指摘のとおり、確かに1万6,000人と、指定管理の指定の時の計画では出ておりましたが、今回につきましては、平成28年度の実績を踏まえて、平成29年度の数字という形でしたので、その数字を申し上げさせていただきました。  確かに利用者については増やさなければいけませんので、今後とも私ども協力して、指定管理者と人数については増やすような努力をしていきたいと思っております。以上でございます。 67 ◯委員長(小宮國暉) 瀧島委員。 68 ◯委 員(瀧島愛夫) こういうものの目標値の設定というのは、指定管理者が出してくる数値、それは2.5パーセント、それを努力しますよと。それをそのまま鵜呑みにして、羽村市がそれでいいですよと、それは進歩ないですよ。  やはり羽村市として、あそこを所有して運営経費も出しているならば、やはり1人でも多くの利用を求める。それは指定管理者のほうに、もうちょっと目標数値を上げられないのか、もうちょっと努力はできないのか、やはりそういう話し合いがあってしかるべきで、「指定管理者のほうからこの数字が出ていますから、この数字を目標にしていますよ」、そんなことは誰でも言える。  やはり、あそこを維持管理して、お金を出して管理していく羽村市として、どれだけの利用人数を確保し、どれだけの利用率を上げ、羽村市の負担を軽減していくその努力は、あなたたちの仕事ですよ。指定管理者の仕事じゃないんですよ。そこのところをはき違えないで、やはりしっかりと経営をしていっていただきたい。これは係の人の答弁じゃなくて、もうちょっと責任のあるしっかりした答弁をお願いをしたいと思います。 69 ◯委員長(小宮國暉) この答弁については、それでは担当部長にお願いしたいと思います。市民生活部長。 70 ◯市民生活部長(小林秀治) 確かにご指摘のとおりです。これから市といたしましては、積極的な営業展開をして利用率を改善していきたい、もっと上げていきたいというふうには考えております。  毎月、市の職員が行きまして、じかに現地の指定管理者と話し合いをさせていただきながら、いろいろな改善とか、要するに利用者からのアンケートを一つひとつ、これにどういう対応をしたのかということも確認をさせていただいております。  そのようなことを一つひとつ積み上げていきながら、ぜひ利用率の改善は図っていきたいというふうに考えております。以上でございます。 71 ◯委員長(小宮國暉) 瀧島委員。 72 ◯委 員(瀧島愛夫) その会合を持つ前提として、羽村市として最終目標の数値を持っていなければ、これはだって指定管理者の言ったまんまじゃないですか。羽村市はあそこを維持するためにどのくらいの規模までに持っていきたいのか、やはりそういうものを庁舎内で共有していかなければ、これは進歩なんか絶対ないですよ。それが経営なんですよ。黙って金が入ってくる、その金を使っていればいいという、そんな甘っちょろいものじゃないんですよ、経営というのは。もうちょっとしっかりした答弁をお願いしますよ。 73 ◯委員長(小宮國暉) 井上副市長。 74 ◯副市長(井上雅彦) 今、瀧島委員がおっしゃったとおり、物事の経営につきましてはそういう側面があると思っております。今お話のあったように、公共施設でございますので、どれくらいのところで、完全に黒字になってペイをするというのはなかなか難しいところでございますけれども、そこに一つでも近づけるように努力をしてまいりたいと思います。  今、お話のあったような部分につきましては、再度、検討させていただきます。ここでまた30年という長期契約を山梨県と結んだわけでございますので、そういった意味でも、今一度、当初考えていた部分につきましても検討しながら、どうやって収益を上げていくかにつきましては真摯に検討してまいりたいと思っております。 75 ◯委員長(小宮國暉) よろしいですか。 76 ◯委 員(瀧島愛夫) はい、結構です。 77 ◯委員長(小宮國暉) ほかに。西川委員。 78 ◯委 員(西川美佐保) 今の関連なんですけれども、以前、自然休暇村に対して、ほかの自治体との提携というか契約を提案させていただいたんですけれども、現在、10自治体ぐらいだと思います。今年7月に会派で自然休暇村に行きまして、そこで3食全部、向こうの食事を写真を撮ってきて、それで私自身のフェイスブック等でその写真を発信したんですけれども、それを目にかけた国分寺市の議員が今回取り上げて議会で提案されたということを伺いました。  どこに興味を持たれたのかなと思ったら、そういう施設があるというのは前から聞いていたけれども、食事がどうなのかということがすごく気になっていたということで、写真を見て「ああ、こんなにいい食事なら」ということで、今回の提案につながったということだったんですけれど、まだまだ自然休暇村の食事のこととかPRしていくと、もっともっとほかの自治体との提携も進んでいくのではないかなと思いますので、こういったところをぜひPRしていただきたいと思いますが、いかがでしょうか。 79 ◯委員長(小宮國暉) 地域振興課長。 80 ◯地域振興課長(石田哲也) 今、国分寺市のお話を伺いましたが、その時に国分寺市のほうからも問い合わせをいただきました。その関係で、現在、青梅市ですとか協定を結んでいる団体、自治体を含めまして14自治体と事業所のところでは協定という形を結んでおりますが、国分寺市につきましても、今後、施設を見学させていただいたり、利用の関係で食事をしたいというお話をいただきましたので、ぜひご利用くださいという形で、そのお話はさせていただきました。  また、料理長が替わった関係で食事もなかなかおいしくなったという評判をいただいておりまして、それにつきましては、例えば幼児食ですとか、子ども用の食事だとか、少しメニューを増やしたりして食べやすいような形のものを提供させていただいて、アンケートを見ましても、「食事がおいしくなった」とかという形をいただいております。  また、自然休暇村のほうで私どもがやりましたモニターツアーにおきましては、お昼の時に本来の夕食の部分のところで何品か減らして、「このような形のものが出ます」というようなことで食事を食べていただいて、やはり食事がおいしかったということで、「こういう食事ならまた家族と来てみたい」とか、「団体で来たい」というようなアンケート結果もいただいておりますので、やはり良いところはどんどんPRをさせていただいて、利用につなげていくような形をとっていきたいと思っております。以上でございます。 81 ◯委員長(小宮國暉) 西川委員。 82 ◯委 員(西川美佐保) ぜひ、よろしくお願いします。  国分寺市でも、教育委員会としてもすごく使いたいというお話もありましたので、同時に、団体ですね、学校教育団体へのPR等も必要だと思いますので、ぜひそこら辺もよろしくお願いしたいと思いますが、いかがでしょうか。 83 ◯委員長(小宮國暉) 生涯学習部長。 84 ◯生涯学習部長(伊藤文隆) 教育団体の利用促進ということでございます。担当とも連携をしながら、そういった教育委員会のほうの関連でも利用を呼びかけるような方策を考えてまいりたいというふうに思っております。 85 ◯委員長(小宮國暉) 桜沢教育長。 86 ◯教育長(桜沢 修) 学校の自然休暇村の少年自然の家の利用ということですけれども、先ほどから昭島市の話も出ました。当初、1校が移動教室で自然休暇村を使いまして、その後、その評価を昭島市の中でいろいろ検討なりをしたそうです。  その話の中で、昭島市の教育長から私宛てに、いわゆる全校、昭島市は13校、小学校があるんですけれど、全校でそこを使いたいという昭島市の方針として、受入れをしてくれないかというようなお話がありまして、これについては休暇村の、羽村市の小学校も使いますので、一時期、同じような時期になると困るので、その辺も調整をさせていただきながら、「ぜひ、どうぞ」というような形で全校を受け入れるというような形になりました。  あと、学校行事ではないんですけれども、少年のスポーツ団体、そこが今、サッカーやバレーボールで、旧高根町、また北杜市の体育協会等と連携も深めながら、そういったものでも使っております。  向こうへ行って、向こうのグラウンドで、向こうのチームと、少年サッカーだったり、または自然休暇村の体育館を使ったバレーボールの練習試合、そういったものも盛んになってくる中で、北杜市の教育長と私との話の中では「スポーツの交流でお互いが使い合う、そういうような形ってとてもいいですよね。また、やりやすいですよね」と。それで向こうのスポーツ団体の紹介、そして我々羽村市のスポーツ団体で行ける団体があれば、そういうスポーツを通じた交流もやっていきたい、それによって羽村市民が自然休暇村を利用して、また自然休暇村を利用して北杜市民の競技団体や少年のスポーツの団体の指導者等との交流も深まると。  それからもう1点が、文化協会が北杜市の文化協会と交流をする中で、文化協会が八ヶ岳音楽祭を定期的に、昨年からですけれど見に行っています。バスを仕立てていって、向こうとの交流も図っています。自然休暇村を利用するというわけではなく、それも今後そういった形に発展していけば、そういった形での使い方があるのかなと。  もう一つは、生涯学習の基本計画の中で、羽村の子どもたちが自然体験、自然休暇村ですのでああいった大きな大自然に触れるというようなことでキャンプを、以前はやっていたんですけれども、ああいったキャンプなどの企画をし、羽村の子どもたちが実体験で自然休暇村の中で体験できるような事業などについても検討していきたいなと。  そういった、子どもたちを中心にした自然休暇村の利用というのも、先ほど地域振興課長から話がありましたけれども、経営も確かに大切ですけれども、経営努力の中でそういった試み、そういった生涯学習というものの推進にも自然休暇村をぜひ我々としても活用して、それが結果的には利用者の増になればなというふうに考えております。  そういった取組みもしっかりとやっていきたいというふうに考えております。以上です。 87 ◯委員長(小宮國暉) ありがとうございました。  よろしいですか。ほかに。鈴木委員。 88 ◯委 員(鈴木拓也) 事務報告書388ページ、養育支援訪問事業なんですけれども、相談数、またヘルパー派遣数ともにかなり増えてきておりまして、どういう状況なのかをお教えください。  それから、事務報告書382ページ、母子家庭及び父子家庭に関する相談事業なんですけれども、こちらもかなり相談件数が増えておりまして、特に経済的支援の相談が多いという数字が出ているんですけれども、こちらもちょっと状況をお教えいただけないでしょうか。  それから最後、3点目。事務報告書81ページ、児童館に関しまして、杏林大学から人を来てもらってという取組みを多分平成27年度からやっているかと思うんですけれども、ちょっと平成28年度はその回数がかなり減ってしまいまして、学校の事情もあるんでしょうけれども、できたら機会を増やすということが子どもが児童館を利用するということにもつながるんじゃないかというふうに感じていましたので、これの状況がどうなのかという点を。3点。 89 ◯委員長(小宮國暉) 以上3点よろしくお願いします。  子育て相談課長。 90 ◯子育て相談課長(山本明子) まず1点目、養育支援訪問事業についてのご質問です。  件数が伸びていることに関しましては、相談の中から支援が必要なご家庭を早期に発見して、早期に支援を入れるという形で実施してきております。  件数が多い内容に関しましては、養育支援訪問ヘルパーにつきましても多くなっている現状でございます。こちら、当初、育児支援ヘルパーということで産後のみの支援だったんですけれども、平成23年から、児童福祉法の改正の中で18歳まで対象を広げたことから、小学生のお子さんがいるご家庭のお母さんの支援という形でも入れていることから、実数、時間数とも伸びている現状でございます。以上です。 91 ◯委員長(小宮國暉) 子育て支援課長。 92 ◯子育て支援課長(吉岡泰孝) 2点目の事務報告書382ページ、母子家庭及び父子家庭に関する相談件数の伸びということなんですけれども、こちらの経済的支援の相談件数、鈴木委員ご指摘のとおり前年度から比較してほぼ倍増という形になってございます。  こちらなんですけれども、平成28年度に福祉資金等の貸付けを市では東京都の事務委託ということでやっておりまして、そちらの返済の滞りがちな方に対して、ヒアリング、働きかけ等をさせていただいた、集中的に平成28年度そういったことをさせていただきました。そういった件数もこの中に入ってございますので、大幅に増えた要因としては、ほぼそこの部分というふうに捉えてございます。  ほかのところについては、昨年とほぼ数字としては変動がないところでございますので、平成28年度についてはそういった要因ということで、大幅に傾向として増えているということではないと捉えております。以上です。 93 ◯委員長(小宮國暉) 児童青少年課長。 94 ◯児童青少年課長(山口ひとみ) 3点目の児童館における杏林大学との連携の件についてでございます。  今、ご質問にございましたように、平成28年度につきましては、児童館事業の企画運営ということで、学生1名が来てくださっております。その前の年、平成27年につきましては、各児童館のほうに、中央、西、東ともボランティアによる受入れをしてございますので、そういったところを考慮すると、やはり減ってきているところが現状でございます。  杏林大学のキャンパスが移動した点などにもあるのかなとは思っているところなんですが、こちらとしましては、継続して今年度もお願いしているところなんですが、杏林大学の学生との連携は減ってきている状況ではございますが、大学の学生が羽村市にインターンシップにお見えになったり、また実習生が児童館に来るということがございますので、そういった中で若い学生と児童館職員、また来館する児童たちの遊びの場というのは、継続して提供していきたいと考えております。以上です。 95 ◯委員長(小宮國暉) 鈴木委員。 96 ◯委 員(鈴木拓也) 2点目、3点目、わかりました。  1点目の養育支援なんですけれども、主には育児ストレスとか、産後うつとか、ノイローゼとか、何かそんなことをやっていることだったんじゃないかと思うんですけれども、対象年齢が広がった故と。それはヘルパーのことだったんですけれども。それはわかったんですけれども、そういう傾向のご家庭とか保護者の方などは、何か増えてきているという現状にあるのかどうか。課としてはどういうふうに捉えているか。  それから、相談件数がかなり増えているんですけれども、子ども家庭支援センターの職員の体制などは十分に充足して、少し余裕をもってやれているのかどうか。ちょっとその辺の状況を教えてください。 97 ◯委員長(小宮國暉) 子育て相談課長。 98 ◯子育て相談課長(山本明子) 今のご質問の、世帯の傾向として増えているのかというご質問ですけれども、増えているという現状がございます。その中で、新たに平成29年4月から、子育て相談課の中に相談係、母子保健という形で、利用者支援を妊娠の時から関わることで早期発見、早期支援の介入ということで設置しております。  現在、相談係のほうでも2名の保健師が妊娠届から切れ目なくお話を聞き、支援につなげているという現状です。ですので、今後も件数として伸びる可能性は大いに考えてございます。ヘルパー事業所もただいまの契約の箇所は2カ所ですが、漏れなく派遣ができるようにということで、新たな事業所も開拓していかなければという課題を持っております。  あと、子ども家庭支援センター職員の相談件数につきましてですけれども、現状としては大丈夫かと思います。以上です。 99 ◯委員長(小宮國暉) 時間の関係もありますので、ひとまず民生費関係の質疑を終わらせていただきたいと思いますが、ご異議ありませんか。      (「異議なし」と呼ぶ者あり) 100 ◯委員長(小宮國暉) ご異議なしと認めます。  ここでしばらく休憩をいたします。                                     午前11時07分 休憩      [説明員交代]                                     午前11時20分 再開 101 ◯委員長(小宮國暉) 休憩前に引き続き会議を再開いたします。  衛生費、労働費、農林費及び商工費関係の質疑に入ります。  決算書のページは、204ページから259ページまでであります。  これより質疑に入ります。質疑ございませんか。大塚委員。 102 ◯委 員(大塚あかね) いくつかあるので、分けさせていただきます。  まず、農林費なんですけれども、事務報告書の265ページ、決算書は247ページになりますが、環境保全型農業支援支払交付金が、決算額が7万4000円でした。これ、予算は18万1000円で、平成28年度の予算審査の時の説明に、対象者は東京エコ100、東京エコ50の方になっていて、市内ではそれぞれ、1人ずつ、計2人が対象となりますという説明があったんですね。  ですので、本当だったらばこの2人の方がこの支払交付金を受けるはずだったんですが、1人になってしまったのは何か理由があると思うんですが、どういうことなのかということについてご説明いただければと思います。  それと、同じく265ページの農業後継者の件なんですが、平成28年度時点では何人の方が後継者でいらして、また平成28年度新たに後継者になられた方が何人いらしたのかということについてご説明いただければと思います。  もう1つは、商工費の257ページで、北杜市との産業交流について記載があるわけなんですが、羽~杜プロジェクトということで。10月4日に北杜市でジビエ料理の試食ということで鹿肉を皆さんでお召し上がりになっているようなんですが、鹿肉の利用について販路開拓など議論したということで終わっているんですが、議論しただけで終わっちゃったんでしょうか。販路開拓はなされたのかどうか。その結論についてご説明いただければと思います。  以上3点、よろしくお願いいたします。 103 ◯委員長(小宮國暉) 以上の3点でございますが、ご答弁よろしくお願いいたします。
     産業振興課長。 104 ◯産業振興課長(中島静樹) まず1点目の、環境保全型農業直接支払交付金でございますが、ご報告のとおり、東京エコ100と50の方が対象となっておりますので、平成28年度につきましては、東京エコ、100、50が1名ずつでございますので、2名について、直接ということではなくて、農業団体協議会を通じてお支払いをさせていただいているところでございます。  3点目のほうにいきますが、羽~杜プロジェクト、北杜市と羽村市との産業等の連携を目的といたしまして、このものを結成、ずっと検討の会議を毎年行っているところでございます。  この中身のジビエに関しましては、当然羽村市の場合は山林を持っているものではございませんので、ジビエを実際捕獲するようなところではございませんが、北杜市のほうが、やはり地域柄、こういうようなジビエの捕獲のものが多くあると。これをどうにか地元だけの消費ではなくて、せっかくであれば羽村市との交流の中で、一つの産業として結びつけられないだろうかというようなものを検討してきたものでございます。  実際、中身につきましては、いきなり販路として羽村市の事業所等にこれを供給して羽村で売るという段階までは、今、至っておりませんが、まずは前段階といたしましては、その他の全国の中でもこのジビエというのが近年、はやっておりますので、産業祭等にも北杜市としてはいろいろ出展をして交流を深めているところでもございますので、まずは産業祭等のイベントに出展をして、消費者等の動向を見ながら、今後どのように羽村市として取り入れることが可能なのかを、引き続き検討してまいりたいと考えております。  2点目の後継者クラブの後継者の人数でございますが、平成27年度から平成28年度への推移は2名でございます。平成28年度は27名が後継者クラブの人数でございます。以上です。 105 ◯委員長(小宮國暉) 大塚委員。 106 ◯委 員(大塚あかね) 先ほどの環境保全型農業支援の支払いの件で、1団体ということだったんですが、私が聞きたかったのは、予算説明の時には、対象はそれぞれ1人ずつ、2人ということだったので、この2人というのは1団体というカウントになるのかなということ。農業団体協議会を通じてその方に支払っているんですよね。では農業団体協議会が1団体ということなんですか。わかりました。  ではもう一つの、農業後継者のほうの、人数はわかりましたので、今、平均年齢が何歳なのかについてご説明いただければと思います。  それとジビエの件なんですが、今、産業振興課長がおっしゃられたように、近年、大変、ジビエというのはブームと言っていいほどなんですが、結構、檜原村とか青梅市あたりでは、もうグルメ的な何かイベントや一般の商店でも、レストランとかでも、今食べられるような状況が整っているんですね。  せっかくこういう北杜市の、あきる野ジビエ肉処理加工施設まで行って、まだ結論が出ていないというのは、ちょっとこう、乗り遅れているかなというか、ちょっとスピード感がないなという感じもするんですが、実際に羽村市商工会、飲食店関係で積極的に取り入れていこうという動きはなかったんでしょうか。 107 ◯委員長(小宮國暉) 今の質問に対するご回答はいかがですか。産業振興課長。 108 ◯産業振興課長(中島静樹) 農業後継者クラブの平均年齢は、今現在、ちょっと手元に資料がございませんので、後ほどご報告させていただきます。  2点目のジビエに関しましては、実際、平成28年度の産業祭にもジビエを使ったバーガーの出展はしていただいておりますし、過去には、やはり市内事業者、商業者の方との連携ということで、北杜市からのワイン等を市内の酒屋が販売をしたとか、そういうようなものもございますが、このジビエに関しましては、まだ商工会等と、実際、この食肉を扱って販売をしていただけるかどうか、事業所等のまだ検討の段階までは確かに至ってございません。  当然、商売としてこのジビエを入れていくということであれば、安定的な供給が望まれますし、そういうようなものは確かに近年はやっておりますが、もとは鳥獣害等のもとに、こういう捕獲したものを二次的にどう産業に活かせるかというような部分から始まっている部分もございますので、この辺であれば、やはり奥多摩町とか、そういうようなところも同じような食肉の加工施設を造ったり、こういうようなものに対しまして取り組んでおりますが、引き続き羽村市のほうも、市内の事業者が使えるような形も含めまして検討してまいりたいと考えております。 109 ◯委員長(小宮國暉) ほかに質疑ございませんか。中嶋委員。 110 ◯委 員(中嶋 勝) 衛生費、農林費、商工費、それぞれ1つずつ質問させてもらいます。  決算書の225ページの環境配慮意識の啓発に要する経費です。事務報告書は279ページです。  エイゼムスの、今回、電気自動車の充電についてちょっとお聞きします。この電気自動車の充電利用台数、報告書を見ますと1,144台。1日当たり3.4台と。また充電量としては6,173キロワットアワー、1台当たりは5.4キロワットアワーという、このような数字が出ておりますが、当初の目標に対して、これ、どうだったのかということです。利用台数にしても、充電量にしても、多いのか少ないのかというところ、どうなんでしょうか。  それから農林費で、決算書247ページで、事務報告書は264ページになりますでしょうか。水田営農活性化対策に要する経費で、羽用水路の維持補修についてお聞きします。  この多摩川水系で唯一の田んぼであり、その水田維持になくてはならない大事な用水路であります。残念ながら、昨年、台風の影響でこの水の供給ができなくなってしまって、大規模な補修に助成をしたというもので、今年になりますか、田植えに間に合って本当に良かったなというふうに思っております。  今後、同様の水害があっても、当然乗り越えられる丈夫で安心な補修工事になったものと思いますけれども、どういった工事だったのか、もう少し詳しく工事内容をお知らせいただきたいと思います。  それから商工費、決算書255ページ、事務報告書では272ページになります。消費生活相談に要する経費をお聞きします。新たに法律事務所とアドバイザー契約を結んだということでありまして、それによってどのような効果があったか、どう認識しているのかというところをお聞きします。以上3点です。 111 ◯委員長(小宮國暉) ただいまの3点についてご答弁をお願いいたします。環境保全課長。 112 ◯環境保全課長(宮田満裕) それでは1点目の、エイゼムスに伴う電気自動車の使用量の関係でございますが、エイゼムスになってからの電気自動車の利用の目標値というものは、特段、台数というものは掲げて持ってございませんでした。エイゼムス導入前の試験導入をしていた、電気バスはむらんの充電器を併用していた時には、1日当たり2台という目標値を持ってございました。  なお、こちらの事務報告書279ページにございます、エイゼムス全体の電気発電量を5万9,437キロワットアワーというものに関しましては、目標としまして5万6,296キロワットアワー、目標値より5.6パーセントほど多く発電できたという実績が得られました。以上です。 113 ◯委員長(小宮國暉) 産業振興課長。 114 ◯産業振興課長(中島静樹) まず2点目の、羽用水の維持修繕でございますが、ここは国土交通省の管轄の河川の中ということで、工事というもの、本来であれば現時点からもうちょっと恒久的な施設として工事を組合としてはしたいというような希望もございましたが、やはり河川の中で従前のものと同じ、工事はできないという国との交渉結果から、既設にあるものを補修した修繕という形で行わせていただいたものでございます。  実際は、要は水路の壁面と底面の間に大きな穴が生じてしまいましたので、そこをふさぐための底面のコンクリートを敷設する修繕と、あとは、壁面にやはり多く水が漏れている箇所がございましたので、壁面にやはりコンクリートのものを既存のものより厚く塗って、水漏れを防いだ形の修繕を行ったというものでございます。  あとは、それに伴いまして、多く堆積していた土砂も合わせて取り除いてからの修繕を行ったものでございます。  3点目の、消費者相談の中のアドバイザーを、昨年度から実際追加させていただいたと。このアドバイザーが消費相談の相談員の方は実際そういう専門的な知識をお持ちの部分と、その専門性の研修等にも派遣をし、消費者からの相談を的確にアドバイスできるような者として育成をしているところでございますが、近年、法律の中身または実際、相談員だけでは判断し切れないような複雑な内容も多くなっていたことから、実際、弁護士の法律事務所と契約を結ばさせていただきまして、相談員だけの判断ではちょっと判断し切れないものにつきまして、実際、直接その内容を弁護士に相談させていただき、その弁護士から的確なアドバイスを受けて即座に、やはり振り込め詐欺とか、時間が経過すると被害が大きくなるような、当然、悪質な被害防止のための一つの相談業務でございますので、瞬時に的確なアドバイスができるために、このものと契約を結び、実際、月によってばらつきがありますが、月平均2件ぐらいはこの事務所のほうにご相談をさせていただき、アドバイスに至っているところでございますので、その点から関しましては、少なからず被害防止に努める有効な策であったと判断してございます。以上です。 115 ◯委員長(小宮國暉) 中嶋委員。 116 ◯委 員(中嶋 勝) わかりました。ありがとうございます。  エイゼムス、電気自動車充電のほうなんですけれども、目標は設定してないということですね。それでは、登録をして充電をできるようにしていると思うんですけれども、その登録者数は現在何名で、その人数というのも、当初予想、全然決めていないんでしょうか。  それから、2点目の用水路のほうは、この場所は羽村市においても特区の一つと言っても過言ではないような場所だと私は思っております。稲作だけじゃなくて、当然、季節を問わずして、この用水路の水で鯉が泳いで、蛍が舞って、カエルや虫がいて、ハスが咲いてというような場所で、それにこの用水路が必要なわけでありまして、観光面でも、子どもたちの稲刈り等の教育の面でも、重要な役割を要していると思います。  羽用水組合の方々と一緒になって大切に維持保全して、しっかり守っていってほしいなというふうに感じているんですが、多くの分野にこのように影響する場所であるというこの地の今回のこの補修工事で感じたことといいますか、なくてはならないものなんだというところ、その辺のお考えと、これからどのようにまた支援を充足していくのかというところをお聞きしたいと思います。  それと、最後の消費生活のほうなんですが、これ、法律相談件数は23件となっておりまして、これはアドバイザーが法律事務所へつないだ件数だというふうに記載されています。その後の継続した相談等で解決に至ったものですとか、つないでもらった時のみで相談が終わってしまった、打ち切ってしまったもの等、少し詳細がわかれば教えてもらいたいと思うんです。  というのは、相談を継続していけば、当然、個人のお金がかかっていくと思うんです、法律相談のね。ですので、その辺で最初の相談のみで終わったしまったものとか、つないでこのようになったとか、その辺の様子が伺えればと思います。以上です。 117 ◯委員長(小宮國暉) 並木市長。 118 ◯市 長(並木 心) 羽用水の関係は、本当に羽村の宝だというふうに思っております。もともとあそこは水田のための、農業者のための限定的な、自分たちで一部事務組合をつくって自分たちの拠出金でやっていて、それを広げていっていただくという形で、行政も、それから農業経営者も、農業者の人も、市民も一緒になってやっていただいているという形式でございます。  我々行政がそこを組織して、そこに入っていただいているということでなく、一番基本になるところは大変大切にしておりますし、歴代の用水の組合長さんに大変ご理解いただいたり、それから前の井上篤太郎市長が管理者をやっていたり、それから宮川修さんがやっていたり、今度は青年のほうの清水亮一さんというふうに、そこの管理者もいろいろ年代によって変わってきておりますので、その辺のニーズもいろいろあり、あそこも田んぼのところから畑にして見たりとか、いろいろな方が花卉を植えたりしておりますが、本来水田という単一のところから、いろいろ使用目的も、農業者が使っているところのそれを優先するか、行政として今言ったようなその辺の兼ね合いが大変出てきますので、そこは上手にやっていきたいというふうに思っております。自主的にあそこを管理したいと、用水組合の皆さんがそういう総意があるうちは、そちらを優先してそこにお願いしてみたりとか、共用していくという形。  それから、羽用水。そういう意味で、今みたいに占有権とか、多摩川の水のそういうものがまだはっきりしていない頃にあの用水が引かれておりますので、もともとそういう、今でいえば東京都とか国に認可を得て、そういう事業決定をしておいて用水を引くとか、今の法律に当てはめますとそういうところはいっぱいあるわけですけれど、その辺まで遡っていくといろいろあるものですので、今回も我々は、維持するために資金が必要でしたら、皆さんの税金を使ってでもそこは直していただきたいという、そういう基本姿勢を出しておりますので、それをどういうふうにするかというのは羽用水の考え方にまずは第一義的にしたと。それを競合しながらお互いに共用できるような形で今進んでいますので、この基本姿勢は守っていきたいというふうに思っております。以上です。 119 ◯委員長(小宮國暉) 産業振興課長。 120 ◯産業振興課長(中島静樹) アドバイザーの相談の関係でございますが、直接、相談者が弁護士のところに連絡をつないだのではなくて、市の相談員が自分の知識で補えない時に、相談員が法律事務所と連絡を取り合って解決策を引き出し、それを相談員が相談者にお伝えをするという形をとりました。  実際は、この相談者、ここにあります23名の相談に関しましては、すべてそこで完結をして、引き続き行っているということはございません。ですので、市としましても、市と法律事務所との引き続いた相談というのは今現在行っているところではございません。  あと、先ほど大塚委員からご質問の後継者クラブの平均年齢でございますが、現在50歳が平均でございます。以上です。 121 ◯委員長(小宮國暉) 環境保全課長。 122 ◯環境保全課長(宮田満裕) 電気自動車利用者の登録数なんですが、登録者数につきましても、目標値というものは持ってございませんが、平成28年度末、この3月末の登録者数が21台、半年経過しました現在ですが、34台となっております。伸びてきております。以上です。 123 ◯委員長(小宮國暉) 中嶋委員。 124 ◯委 員(中嶋 勝) わかりました。ありがとうございます。  エイゼムスのほうです。登録が伸びているということで、社会的にもそういう感じで、ある国では将来すべて電気自動車だとか水素、燃料電池とかにしていくような報道もある中で、日本もハイブリッドも含めて電気自動車が増えていって、電気充電スタンドの増設が今課題になっているというふうに認識しています。  市としては、いち早く設置をして、しかも無料で充電ができる体制をとったということでありまして、今後のあり方として、電気自動車の普及を図るため、これまで同様、無料で開放していくのか、それとも、以前説明にあったように、カード決済の有料化みたいな話もあったと思うんですが、そのようにしていくのか、その辺のお考えを聞いておきたいと思います。  それから、3点目の消費生活の相談のほうなんですが、昨日、総務費の特殊詐欺対策の自動通話録音機の質問をした時に、貸出件数が市内に今278台が出回っているというふうな回答でした。ということで、これに関連して相談件数とか、特に特殊詐欺の相談とか件数に何か変化が出てきているのかというところを、ちょっとわかればお聞きしたいと思います。 125 ◯委員長(小宮國暉) 環境保全課長。 126 ◯環境保全課長(宮田満裕) 電気自動車の急速充電器の件ですが、現システムにおきましても、以前の委員会等での答弁で申し上げましたとおり、決済機能は持っている機器であります。今現在、羽村市としましては、電気自動車、次世代自動車の普及を目的に無償での供給を引き続き続けていく考えであります。  また併せまして、創省エネルギー化の助成制度の中でも、電気自動車であり、FCV等の助成メニューも併せ持っておりますので、重ねて環境に配慮した自動車の普及に推進していきたいと思っております。以上です。 127 ◯委員長(小宮國暉) 産業振興課長。 128 ◯産業振興課長(中島静樹) 実際、消費相談の件数で見ますと、平成27年度521件から昨年度489件ということで、実際、この自動録音機能のものも消費生活のほうの中で都の補助金を獲得しまして、実際、防犯のほうでその手続き等を踏んでいただいているんですが、そういう観点からでも、まだ在庫はございますが、引き続きそのものを市民等にもPRしながら、実際、相談件数は少なくなっている、または利用している方からも、そのものを付けたことによってそれ以後の何か勧誘の電話は、当然、録音されるというメッセージが先に流れますので、変な勧誘の電話はなくなったというような、直接のご連絡も受けております。  そういう声からしまして、その機能、録音機を付けることによって、少なからず効果はあるものとして、市も引き続きそういうような契約、またはそういうような設置に関しまして努めてまいりたいと思います。 129 ◯委員長(小宮國暉) 鈴木委員。 130 ◯委 員(鈴木拓也) 今の中嶋委員の消費生活アドバイザーなんですけれども、事務報告書272ページに23件とあるんですけれど、その具体的な内訳ですね、右の273ページの分類ですと、どういう内容で弁護士さんに聞いたということになったのか、そこを教えてください。 131 ◯委員長(小宮國暉) 産業振興課長。 132 ◯産業振興課長(中島静樹) いくつか例を申し上げますと、遺産相続の関係でありましたり、街金みたいな貸し金の債務者不在の確認の訴訟の関係、差押えの関係とか、ちょっと内容的には個別さまざまでございますので、統計的にこのケースが多いということではございません。以上です。 133 ◯委員長(小宮國暉) 石居委員。 134 ◯委 員(石居尚郎) 先ほど中嶋委員の根がらみ前水田のお話が出ましたけれども、その関連で質問をさせていただきます。ちょっと土木も絡むところですので総括でと思ったんですが、今ちょっと質問させていただきます。  決算書257ページ、チューリップ観光に要する経費というところと、農業にも関連してくるんですが、間坂交差点からずっと下りて、根がらみ前水田に行きますよね。そこからずっと突っ切って、それから大正土手の宮の下グラウンドのほうに行く、農道というんですか、わかりますでしょうかね。  そこのところ、毎年、チューリップの時は市外からたくさんの方がお見えになっていらっしゃいます。ところが、あそこは農道ということで、アスファルトはちょっと敷けないという、油が出るのでねということで、特殊な土を埋めていらっしゃるんですが、かなり凸凹して、いわゆる車いすの方とか、足元がなかなか十分に歩けない方も、たくさんチューリップを見にお見えになっているんですが、毎年その時期になると、その場でその土を埋めてもらっていることをずっとやってきたんですね。  これやはり、一つの私たちのまちのチューリップ、また目玉として、やはりお出迎えする心として、もうちょっとしっかりとした整備をやっていっていいんじゃないかなというふうに思っているんですけれども、その辺の考え方をお伺いいたします。 135 ◯委員長(小宮國暉) 産業振興課長。 136 ◯産業振興課長(中島静樹) 今、石居委員ご指摘のとおり、もともとは景観を残すためと、いろいろな部分で砂利道の部分が水田の周りには多いかと思います。あそこは基本的には市道という形で土木課のほうの所管するものにはなりますが、過去に踊子草公園から一本杉に向かう道に関しましては、やはり水田に油分が入らないとか、そういうような配慮をしながら、農林費の中でああいう特殊な道路の舗装を施したという経過がございます。  今まで、平成27年度までは一本杉のほうに、身障者とか弱者の方の駐車場を設けさせていただきましたが、本年度から田ノ上会館の前のほうの駐車場を、より本会場に近いところということで、身障者の駐車場の位置を動かさせていただきました。  その関係から、来客者の動線も踊子草公園の縦だけではなくて、玉川苑の横道の部分に関しましても通行が、弱者の方が今度は通るというような考えも持ってございます。その観点から、当然、産業の観点だけでは工事等まではできませんが、市といたしましても、土木費だけではなくて農林費の中でも、そういうふうな中で対応できるようなものを模索させていただきながら、何かしらのそういうようなもので、来訪者に対する、また弱者に対する道づくりに努めていきたいとは考えてございます。 137 ◯委員長(小宮國暉) 都市建設部長。 138 ◯都市建設部長(細谷文雄) 土木の担当から申し上げます。  これは、今、答弁があったように市道でございまして、市で管理する道路でありますので、またご来場者の方からも、石居委員のおっしゃられるような要望、その辺のことも、車いす等の要望も受けていることもありますので、今後その舗装、それから通行しやすい方法、さまざまな点から農業者にもご相談した上で、少し検討をしていきたいというふうに考えております。 139 ◯委員長(小宮國暉) 石居委員。 140 ◯委 員(石居尚郎) これ、もう本当に毎年の要望で、本当に大変な思いをして車いすを押して、何とかなりませんか、何とかなりませんかと、そのたびにやっている。やはり市外からお迎えする姿勢として、これ、早めの改善が求められるなと。  私も何度か窓口に行かせていただいたんですが、やはり普通のアスファルトと違って、どうしてもお金がかかるんだという話を伺っていますけれども、ここのところは、細かいところなんですけれども、やはりこう、羽村市としてこれから活性化していこうという、こういう見えるところは、かなりやはり印象が違ってきますので、そこら辺のところを改めて、これは即に取り組んでもらいたいところだと思うんですが、再度ご答弁をお願いいたします。 141 ◯委員長(小宮國暉) 並木市長。 142 ◯市 長(並木 心) もともとあそこの農業者の方たちは反対で、コンクリートだと降った水に付随して良からぬものが入るから困るよというものがあったんですけれども、そのあといろいろ交渉させていただき、少し浸透性のあるもの、コンクリートじゃなくて、降った水がその道のところでできると、そういう妥協の形でやったわけです。  その時、基本的には観光協会のほうから、あそこの水田とかそういうもので、そういう人が使いたいと、そういうニーズが一番先にあったような気がしております。  今は福祉的な意味もありますので、そういう各部署でやって、そういう目的に農業者の人たちの目的にかなうということで交渉させていただきまして、改善させていただくと大変重要なところだというふうに思っておりますので、農林費だけではなく、財政の面も工夫しながら、それを共通の、市道で管理はこちらになりますけれども、応用しながら改善できるかどうかを前向きに検討したいと思います。 143 ◯委員長(小宮國暉) ほかに。富永委員。 144 ◯委 員(富永訓正) 2点、お伺いいたします。  先ほどのエイゼムスの関連なんですけれども、庁舎の電気使用量が2万2,756キロワットアワー削減されたということでした。この電気のキロワットに対する単価がよくわからないので、これ、電気料金換算でするといくらになるのか、わかればで結構です、教えてください。  それともう1点は、事務報告書281ページ、決算書227ページになるんですけれども、環境マネジメントシステムの運用に要する経費の中で、エネルギー使用量及び二酸化炭素排出量の削減というところなんですけれども、原油換算使用量は470キロリットル、約18パーセントほどになるんでしょうか、目標値に対してクリアしているということなんですけれども、それに対しましてCO2の排出量が840トンほど、これはオーバーしているのかなというふうに見えるんですけれども、その辺、どういった理由でこうなったのかというのをお聞きしたいと思います。 145 ◯委員長(小宮國暉) 財務部長。 146 ◯財務部長(早川 正) 1点目のエイゼムスの関係でございます。  電気使用量がマイナスの2万2,756キロワットアワーということで、これを電気料金に換算にいたしますと、従量の料金単価を14.43円と仮定いたしますと、通常の部分ですけれども、影響額がマイナスの約32万8,369円の影響、その分削減できたという形になってございます。以上です。 147 ◯委員長(小宮國暉) 環境保全課長。 148 ◯環境保全課長(宮田満裕) 2点目のエネルギー使用量とCO2排出量の関係ですけれども、ご覧のとおり、エネルギー使用量につきましては400キロ程度の削減に努めることができましたが、二酸化炭素の排出量に関しましては、電気事情の変化に伴って排出係数が高くなっているために、CO2発生量が増えているものであります。以上です。 149 ◯委員長(小宮國暉) 富永委員。 150 ◯委 員(富永訓正) 電気料についてはわかりました。  この二酸化炭素の排出量なんですけれども、そうしますと、原油換算に対して目標値は適切だったのか、あるいは今後の目標値の設定というのは見直すのか、その辺をお伺いします。 151 ◯委員長(小宮國暉) 環境保全課長。 152 ◯環境保全課長(宮田満裕) 電力の換算係数につきましては、今後、国の示されている資料等においても係数がまた下がっていくという報道もございます。市の計画につきましては、現行の計画を引き続き推進していく予定で、今大きく見直すということはございません。 153 ◯委員長(小宮國暉) それでは、休憩に入ります。                                     午後0時00分 休憩                                     午後1時00分 再開 154 ◯委員長(小宮國暉) 休憩前に引き続き会議を再開いたします。
     午前中よりの衛生費、労働費、農林費及び商工費関係の質疑を続行いたします。  質問のある方は。門間委員。 155 ◯委 員(門間淑子) 環境保全のほうと、生活衛生と両方ありますので、環境保全から分けて質問をします。  決算書は227ページ、事務報告書は278ページの創省エネルギー化助成金というのがありますけれども、これ、大変ユニークな助成金で、非常に良いものだというふうに思うわけです。  事務報告書を見てみますと、助成件数は増えているわけですが、これがどういうふうにPRされて、どういうふうに周知されているというふうに考えていらっしゃるかどうか、平成28年度はどんなふうにPRをしたのかということを、まずお聞きします。  それから、同じ227ページの航空機騒音に関することで、事務報告書は287ページぐらいになりますけれども、航空機騒音というのは、大きくなかなか減っていかないもので、最近特に時間外の発生が感じられるわけですけれども、以前から、最近ちょっと低い高度での飛行も、機械が新しくなったということもあって多いんですけれども、高さの測定とか、それから高機能測定器というんですか、低周波というんでしょうか、そういうものもあるというふうに聞いているんですけれども、そういうことも必要なんじゃないかなというふうに思うのが1つ。  それから、平成28年度は航空機騒音に関しての苦情はどれぐらいあったのかということを、まず最初にこの2点からお聞きします。 156 ◯委員長(小宮國暉) 環境保全課長。 157 ◯環境保全課長(宮田満裕) それでは、まず1点目の創省エネルギー化の助成制度ですが、PRの手段といたしましては、広報紙、公式サイトをはじめ、6月に行っております環境フェスティバルの会場でのチラシの啓発などに取り組み、助成のPRを行ってまいりました。  航空機騒音計の性能の高い、高度の測定だったり、低周波をという機種の件ですが、現時点では市で設置しているものはそれらの機能を備えてございません。平成29年度も引き続き現機種をもって計測を努めていきたいと考えております。 158 ◯委員長(小宮國暉) 企画政策課長。 159 ◯企画政策課長(ぬで島孝文) 航空機騒音の件数につきましては、横田基地対策のほうを担当しております企画政策課のほうでお答えをさせていただきます。  平成28年度の航空機騒音に関する苦情、問い合わせでございますが、17件ございました。以上です。 160 ◯委員長(小宮國暉) 門間委員。 161 ◯委 員(門間淑子) 創省エネルギー化助成金なんですけれども、先ほどもエイゼムスのところで出ていましたが、このそれぞれの事業について、エネルギー換算値といいますか、再生可能エネルギーの利用や省エネルギー化の普及ということでこの助成があるわけですので、省エネルギーとしたらどうなんだろうという数値化があれば、市民の方たちにもわかりやすくなるんだろうと思うんですが、そうした数値化は難しいのかどうか。そういうものを付けてPRしていけば、もっと進んでいくんじゃないか、太陽光発電なんかはできるかなというふうに思うんですけれども、そういう試みができるかどうかということです。  それから、この省エネルギー化助成金は、ほかの自治体ではやっているのかどうか。割と羽村が特徴的にやっていることじゃないかなと思うんですけれども、ほかの自治体もこういうことをやっているところがあるとするならば、そことの連携を図って、このエリアとしてこのぐらい効果が出ていますよというようなことで、共同で進めていくということも可能かと思うんですけれど、そうした広域的なつながりというのはあるのかどうか、ここについてお聞きします。  横田基地のほうですけれども、苦情の件数そのものは平成27年度と比べると少なくなっているようですが、高性能の低周波測定器みたいなのを設置しているところがあるのかどうか、そういうことを実現しているところがあるかどうか。  最近やはりとても広域に騒音も広がっていますし、新しくなった輸送機がかなり大きくて低いということもあるので、騒音の密度というんでしょうか、早朝も深夜も含めてぐっと増えてきているというふうに体感しているんですけれども、現実性を伴った予算配置といいますか、機種の設置というのも必要じゃないかなというふうに思いまして、機械の精度アップというものもぜひ進めてほしいと思うんですけれども、現実化に向けての展望をちょっとお聞きします。 162 ◯委員長(小宮國暉) 環境保全課長。 163 ◯環境保全課長(宮田満裕) それではまず創省エネルギー化の助成のほうなんですけれども、こちらそれぞれのメニューの実績、効果という点のご質問かと思うんですけれども、それぞれ設置したご家庭もしくは事業者によって、利用の形態等も異なることから、全貌を市のほうで把握することが困難な状況にあります。1件1件、それぞれがどれだけ使ったかというふうな細かな数値の報告を収集してございませんので、今そういう数値は備え持ってございません。  また、近隣市のほかでメニューがあるかというふうなご質問ですが、羽村市ほどの細かいメニュー、数の多さというのは、羽村市の特徴で、他市でも多く取り組んでいますが、これまでの数を持っているところはあまりございません。  また、羽村市の助成につきましては、助成金という形でなく、エコポイントを付与して市内での消費の喚起にもつなげるような形の二段構えの助成制度になっていると言ってよろしいのかあれですけれど、経済効果も兼ねたメニューになっていますので、市単独で今のところ運用しているのが現状でございます。  それから、航空機騒音の機種の関係ですが、門間委員おっしゃられた機器を設置、導入している自治体という情報につきましては、把握してございません。 164 ◯委員長(小宮國暉) 門間委員。 165 ◯委 員(門間淑子) この創省エネルギー化助成金というのも、本当に羽村市は特徴的な助成制度で、大変良いものだというふうに思うんですけれど、例えば太陽光発電なんかですと、どのぐらいの面積で助成していくみたいなことで、発電量の推計みたいなのはできないのか、この中で数値化できるものは全くないのかどうか。  多少なりともそういうものがあれば、例えば地球温暖化対策とか、省エネルギーとか、再生エネルギーの数値とか、何らかその数値が把握できる方法はないのかどうか。このたくさんあるメニューの中のどこかだけでもいいんですけれども、特徴的にこういうことがありますようというふうに言えるものが、何か数値化できるものがないかどうか、もう一度ちょっとお聞きします。 166 ◯委員長(小宮國暉) 環境保全課長。 167 ◯環境保全課長(宮田満裕) 太陽光発電システムを例にとってのご質問ですけれども、先ほど申し上げたとおり、設置の機器、それぞれの利用勝手によって違うのはご理解いただけると思うんですが、各メーカー等が示している理論値によって数値を捉えることは可能かと思いますので、今、手元にはございませんけれども、そういったことが取り組めるかどうか、今後研究してまいりたいと思います。 168 ◯委員長(小宮國暉) ほかに。西川委員。 169 ◯委 員(西川美佐保) 4点ありますので。 170 ◯委員長(小宮國暉) では、2点ずつにしてください。 171 ◯委 員(西川美佐保) 事務報告書253ページ、決算書251ページ、羽村市産業祭事業助成金950万円に関してなんですけれども、羽村市産業祭の開催支援として特別企画が5つ開催されたということで、事務報告書にも記載されているんですけれども、例えば「360度パノラマ映像大撮影会」とか、「羽村で働く人の“夢中”を知る」とか、「野菜グランプリ」、「バーチャル体験」、「お仕事体験」と、5つの企画が書かれているんですけれども、この反響はどうだったのかというのが1点目です。  それから2点目は、事務報告書261ページ、決算書が257ページ、観光案内所修繕料27万8,640円ということで、ここの修繕について、どのようなことだったのかということを詳しくお聞きしたいと思います。 172 ◯委員長(小宮國暉) 産業振興課長。 173 ◯産業振興課長(中島静樹) お尋ねの1点目の、産業祭の特別企画でございますが、当日、産業祭の会場を360度のパノラマ映像で撮ったり、市内企業の紹介ということで、企業の協力をいただきながら、その企業の普通ではなかなか見られないところ、この産業祭というのは観光的なイベントというより、羽村市の産業をいかにこれからPRし、市内の小学生、中学生、そういう方がやはり地元で職に就いていただいて、羽村に愛着を持っていただく、定着していただく、そういうふうなことも込めまして、やはり早い段階から教育的な観点からも、こういう地元の産業に触れていただくということを主眼に置いてこういうふうなものをさせていただきました。  羽村市の中では、日野自動車とかいろいろな工場見学等もしていますが、普段そういうところでは見られないようなものを、こういう映像というもので昨年度は皆さんの目に触れていただき、お子様だけではなく大人も、羽村市にはこういう工業があるんだと、産業があるんだというものを見られるような場として、360度のパノラマの映像であったり、バーチャル体験という形で、実際、農業だったり、工業のやっている風景を映像によって体験できる、そのようなものを特別企画とさせていただいたところです。  また、野菜グランプリも農業と商業という形の連携の部分で、やはり同じ産業の中でこういうふうなものの体験をしていただくと。お仕事の部分は、建設業なども実際普段は乗らないような建設に関する重機等に乗車体験、多少動いたりとか、高所作業車で上に上がったりとか、こういうふうなものを実施したところ、当然、締め切り後も体験したいというようなお客様も多くありましたし、産業祭2日間の限られた時間の中での実施でございましたので、開催した実行委員会のほうでは、盛況に終わり、このようなものを引き続き本年度の産業祭でもやっていきたいというような方向性で考えてございます。  2点目の観光案内所の修繕の関係でございますが、以前から言われていたんですが、羽東の花と水のまつりの時に開催しておりました観光案内所が、駅から多摩川のほうに向かって奥多摩街道を下っていくわけでございますが、従前あったものを借り受けて観光案内所としていた関係から、道路と建物との間の、ちょっと入り口のスロープがございますが、ここからすぐ道路に飛び出てしまう、来たお客様が車道に飛び出たり、ちょっと危険な構造になっていたということで、そこのスロープの脇に手すりをつけさせていただき、高齢者等もそれにつかまりながら入退場すると。建物から直接、歩車道へ飛び出さないような抑制のために手すりを設置させていただいた修繕工事でございます。以上です。 174 ◯委員長(小宮國暉) 西川委員。 175 ◯委 員(西川美佐保) わかりました。  1点目のパノラマ映像なんですけれども、これは既に撮ってあるものをそこで見られるようにされたのか、その場で今やっている状況を見られるようにされたのか。バーチャル体験も同じく、既に何か撮ってある映像を見られるように、リアルタイムの今の現状を見られたのか、そこをちょっと確認をお願いします。  それから、観光案内所なんですけれども、改修をされたということなんですけれども、花と水のまつり、3月25日から5月3日の間、開いていらしたと思うんですけれども、その後の活用については計画がないのかどうか、そこら辺をお伺いいたします。 176 ◯委員長(小宮國暉) 産業振興課長。 177 ◯産業振興課長(中島静樹) 1点目の産業祭のバーチャル体験でございますが、これ、ライブではなくて、地元の事業所の中身を撮影したものについては、当然、産業祭の前に許可をいただいて工場の中等で撮影したものを、羽村の工業とか産業を皆様に見ていただくということで、産業祭の当日、VRというような形のものを目にかけて見ていただくというような形をやらせていただいたのが1点と、あとはもう一つ、事務報告書の1番目に出てくる360度のパノラマですが、羽村市の産業祭というものがどういう形で行われているかというものを、ライブではないんですが、昨年やった2日間の状況を、360度映像で撮るカメラで会場内を撮影させていただいております。  これは、昨年、産業祭が終わった後、今現在もそうですが、YouTube(ユーチューブ)等でその映像を見られるような状態にしてございます。これによって羽村市の産業祭のイメージをPRさせていただき、本年度の産業祭にお客様が足を運んでいただけるような形で撮らせていただいたものでございます。  あと、2点目の手すりの関係でございますが、これは平成28年度中に行った工事で、2017年の花と水のまつりに間にあうように手すりを設置させていただいたものでございます。以上です。 178 ◯委員長(小宮國暉) 観光協会のあの建物は、閉館中というんですか、その使い道、それを質問していますけれども、いかがですか。産業振興課長。 179 ◯産業振興課長(中島静樹) 平成28年度に実施した工事以後は、従来どおり5月末をもって観光案内所と商業者の販売店としての機能は閉じたわけですが、今現在、観光協会のほうでも、広報等でも周知を差し上げますが、10月2日から観光案内所を通年開設という形で、ここで準備を進めております。当然、10月2日以降は、今まで期間限定だったものが通年という形で、あそこで観光案内所として業務を行っていただくことになっておりますので、その修繕で補ったもの、またここで修繕したものが活用されていくものと考えております。 180 ◯委員長(小宮國暉) 西川委員。 181 ◯委 員(西川美佐保) ウェブをつくられた時に、これは無料ソフトというか、それを使われているんでしょうか。動画になっていますよね。動かすといろいろな方向から映像が映るようになっている動画だと思うんですけれど、それは、ソフトは無料のソフトを使われているんでしょうか。 182 ◯委員長(小宮國暉) 産業振興課長。 183 ◯産業振興課長(中島静樹) ソフト自体、細かいところはちょっと存じあげておりませんが、撮影とこの成果品につきましては、業者に委託させていただいてつくっているものでございます。 184 ◯委員長(小宮國暉) 西川委員。 185 ◯委 員(西川美佐保) わかりました。無料ソフトでいろいろな、グーグルアースとか無料で使えるものがありますので、ぜひ、ここだけじゃなくて、いろいろ観光とか企業誘致等にも、現場はこうなっていますよというのを、市のウェブページとして活用も考えられるのではないかなと思いますので、またさらに活用していただければと思います。  それから次の2点、よろしいですか。 186 ◯委員長(小宮國暉) 西川委員。 187 ◯委 員(西川美佐保) 次の2点なんですけれども、先ほどの同じ257ページなんですけれども、観光用駐車場用地借上料というのは、これは場所がどこなのかということと、それからレンタサイクル事業についてなんですけれども、事務報告書の261ページから262ページに、このレンタサイクル事業が載っております。  先ほど事務所を今度通年開設されるということだったんですけれども、このレンタサイクル事業は、花と水のまつりで活用されたのかどうかということをお伺いいたします。 188 ◯委員長(小宮國暉) 産業振興課長。 189 ◯産業振興課長(中島静樹) 1点目の観光用駐車場でございますが、所在につきましては、奥多摩街道沿いの玉川神社を少し青梅方向に行ったところに、ちょうど位置的には田んぼの上段のところになりますが、ここを借り上げて、大型バスの転回とか、大型バスの駐車場等として年間お借りしているところでございます。  レンタサイクルの活用状況でございますが、昨年、観光協会のほうでこの運営を行っていただいておるところでございますが、花と水のまつり期間中の利用に関しましては、期間中は22件のご利用がございました。その後、花と水のまつり以後、案内所のほうでは商業者と連携したマルシェを5月いっぱい開催していたわけでございますが、このまつり以後、5月までの間には6件の利用があり、実際、今現在は28件の利用があったとお聞きしております。以上です。 190 ◯委員長(小宮國暉) 西川委員。 191 ◯委 員(西川美佐保) ありがとうございます。  観光案内所が閉まっていた時は、レンタル事業というのはやってなかったと思うんですけれど、今後、通年開催になると、このレンタサイクル事業はこれからもやっていかれるということでよろしいんでしょうか。 192 ◯委員長(小宮國暉) 産業振興課長。 193 ◯産業振興課長(中島静樹) 実際、この観光案内所の部分が閉まっていた期間は、観光協会の事務所であります市役所の西分室のほうで貸出しは継続して行っていたんですが、どうしても観光拠点との動線の関係なのか、西分室でのご利用はなかったというのが実績でございます。  あと、10月2日以降は引き続き、貸出しの場所につきましては、観光案内所のほうで通年やっていく予定でございます。以上です。 194 ◯委員長(小宮國暉) 西川委員。 195 ◯委 員(西川美佐保) わかりました。なかなか知られてないかなと思いますので、再開されるにあたりましては、ぜひ宣伝をやっていただけたらなと思います。 196 ◯委員長(小宮國暉) ほかに質問ありませんか。橋本委員。 197 ◯委 員(橋本弘山) 1点だけ、お聞きします。  事務報告書の291ページ、決算書の231ページで、市営霊園の募集と、あと、墓地の維持管理についてお聞きしたいと思います。  事務報告書の291ページで、区画墓地の募集数と応募数、それと許可数というのが出ていますけれども、それぞれに募集数に対して応募数が少ない。その理由ですね、これ、どういうふうに市は考えているかということと、それと、合葬式の墓地で募集が44件あるところで、応募は30件あったんですけれど、許可が17件ということで、それが17件しか許可がなかった理由ということをちょっとお聞きしたいと思います。  あと、募集に対して応募が少ないということは、まだ残りがあるということなんですが、残りはいくつ、これ今残っているのかということと、それと、一応期間を区切って募集したというふうに思うんですが、集まらない場合は当然、募集は延ばすんだろうなというふうに思うんですが、その辺はいかがでしょうか。  それとあと、墓地の管理のことなんですが、墓地所有者の総数ですね、これ、どのくらいあって、そのうち管理を委託している所有者というのはどのくらいあるのか。  それとあと、所有者不明の区画というのはあるのか。これから代が替わって非常にその辺のところが危惧されるというか、そういう問題が出てくるかなというふうに思うんですが、その辺いかがでしょうか。以上です。 198 ◯委員長(小宮國暉) 生活環境課長。 199 ◯生活環境課長(鈴木宏哉) まず初めに、募集数、許可数の関係ですが、この区画墓地、こちらのほうの需要が少なくなっているというのは、今年に限ったことではなく、従来からだんだん顕著化してきたものです。それがここで大きく現れてきたというものだと、こちらは考えております。  あと、納骨壇の募集数44件に対して30件のところなんですが、ここでは44件、こちらの内訳としまして、生前に申し込める枠というのが10件と、ご遺骨を持っている方が申し込める枠というのが34件で、合計で、これ44件になります。  生前で申し込める枠というのが非常に人気がありまして、ここが10件に対して23件、2.3倍の申込みがありまして、逆に、遺骨ありというほうが34件に対して7件の申込みがありまして、合計で17件となっております。  次に、所有者不明の場合の対応ですが、こちらにつきましては、今現在、所有者が特定できないというか、以前、所有者だった方の住所が不明になったというのが1件ございます。それを今、集中的に住民票を公用請求したりして所有者を特定している段階です。あとの墓地につきましては、所有者が不明というのはございません。  逆に、今年になりまして墓地の所有者の方が、承継のことをいろいろ考えて、返還をなさるという事例が増えてきています。こちらのほうも、もしそういうお話がありましたら、積極的にではないですが、いろいろ事情を伺って最終的にはご本人に決定をいただくんですが、いなくなるようなことであれば、できれば合葬式墓地のほうに、実際のところ、もともとの墓地の使用料をお返しして、合葬式の墓地に入れば差額が生まれてお金が返金されますので、その辺のところで永代供養型の墓地のほうへの改葬というのを勧めている状況です。  前後して申し訳ありませんが、管理している墓地の全区画数ですが、こちら、第一霊園のみになります。全区画1,218です。その中で、有料で羽村市のほうが管理をしているのが110区画となります。  あと、こちらの墓地の今後の考えなんですが、こちらのほうにつきましては、この募集の状況から明らかなように、後世代のほうへ負担を続けていかない、いわゆる永代供養型の墓地というのが非常に需要が増えております。こちらのほうを今後、もともと今回の募集墓地でも、空きというんですか、未利用地が残っておりますので、そちらのほうで何か対策ができればと思い、今年度から来年度にかけて検討していきたいと考えております。以上です。 200 ◯委員長(小宮國暉) 橋本委員。 201 ◯委 員(橋本弘山) わかりました。  募集に対して応募が少ないというのは、平成28年度に限ったことではないということですけれども、だんだんそういうふうな傾向になってきたということで、最初、区画でこういうふうに区切ったのが、本当に応募が少なくなったということになると、例えばずっとそのまま募集をするのか、あるいは別の方法で、例えば1平方メートルというのはそんなに大きくないんですけれど、その辺のところの区画割というのを、例えば少し広げるだとか、いろいろなやり方があるのかなというふうに思っています。  それで、今は、一つの家が一つの墓地を買うのではなくて、何人かで合葬みたいな形で、何々家というよりも、上に「絆」だとか付けて、いろいろな家族の方が1つのところへ入れるというようなことの、そういった多分需要もあると思うんです。  そうすると、やはりそれなりの広さも必要だというふうに思いますし、そういう需要というのは多分出てくるなというふうに思っているんですが、そういったことも含めて、先のことをどういうふうに考えているかというのを一つお聞かせいただきたいのと、それとあと、1,218区画のうち委託されているのが110区画ということなんですが、110区画の方は委託されているからそこはきれいになるんですが、それ以外のところで、委託されてない方が本当に自分で何もしないで、草が生え放題とか、いろいろな面で周りの方に迷惑をかける部分も多分あると思うんですが、その辺のところはどういう形でその方にお知らせしたり、あるいはどういう形でそれに対応していくのかというのを、ちょっとお聞きしたいと思います。 202 ◯委員長(小宮國暉) 生活環境課長。 203 ◯生活環境課長(鈴木宏哉) 初めに、この先の墓地の整備の件ですが、先ほど橋本委員おっしゃるように、複数の家族で1つの墓地を持つというのも事例としてはあります。ただ、それは公営墓地とすると承継等の問題で課題が多くありまして、現実的には今言われるような方法は難しいのかなと考えております。  ただ、今おっしゃるように、複数の方で1つに入るというのは、この先の大きな方向性だと思っております。先ほど申し上げたように、合葬型のものでも今、市が既存の設置しているものではなく、もうちょっと、みんなで建てているというイメージのものなどもありますので、そこのところはそういう先進地などを見に行って、これからどんなものがいいのか研究させてもらいます。  ただ、墓地の需要というのが急速に変化しています。1年、2年、大きく変わっているという現状もありますので、そこも見定める必要があると考えております。  次に、管理委託のない墓地に関して、管理の不徹底等があるかと思いますが、年2回、状況を確認して葉書でその都度催告をしております。実際には、墓地へ行くたびに目に余るものがあれば、逐次連絡をして対応しているような状況です。  ここで整備した1.0平方メートルと1.5平方メートルというところは、墓石さえ乗っていれば草が生える余地がない大きさなので、そこのところは心配ないんですが、旧の墓地のほうに関していえば、先ほど申し上げたように、実際は逐次見に行って、その都度やっている。ただ、大がかりなものとしては年2回、写真を撮って葉書でお送りしているというような状況でございます。その結果、今のところは管理のほうは、遅れ遅れですが、徹底されております。以上です。 204 ◯委員長(小宮國暉) 橋本委員。 205 ◯委 員(橋本弘山) 先ほど質問の中で、あと残りがいくつあるかというのを、ちょっとお聞きしたと思うんですが、いくつ残っていますか。 206 ◯委員長(小宮國暉) 生活環境課長。 207 ◯生活環境課長(鈴木宏哉) 失礼いたしました。平成25年に整備した墓地に関してですが、1.0平方メートルが約100、1.5平方メートルが約50、納骨壇の1体用が約100で、2体用も約100。合葬室に関しては1,000強ございます。以上です。 208 ◯委員長(小宮國暉) 橋本委員。
    209 ◯委 員(橋本弘山) まだ相当残っているということなんですが、やはりせっかく市のほうで整備しながらつくったわけなんですが、例えば今、これに入れる、さっきいろいろ遺骨を持っている人だとか、生前だとか、いろいろ条件がありましたけれど、利用する場合の条件ですね、これ当然羽村市内に住居を構える方なのか、その辺のところも、条件の緩和も含めて、やはりこれだけ残りがあったら、何か手を打たないと難しい部分があるのではないかなと思うんですが、その辺いかがでしょうか。 210 ◯委員長(小宮國暉) 生活環境課長。 211 ◯生活環境課長(鈴木宏哉) 今後の方向性の話ですが、そちらのほうに関しては、限られた墓地でございます。空いているからといって、条件を緩和して使い切ってしまうということではなく、将来、少し見通して、中期間ぐらいのスケジュールを管理しながらの中で募集をかけていくべきものだと考えております。  ですので、ここで条件の緩和をいきなりして全部使うようなことは、こちらのほうでは今のところでは実施する考えはございません。以上です。 212 ◯委員長(小宮國暉) 橋本委員。 213 ◯委 員(橋本弘山) これだけ残っているということなんですが、それで全部使うということではないというにしても、やはりある程度計画というのは立てていかないといけないというふうに思いますし、やはりぜひ欲しいという方もいらっしゃるし、これからどんどん核家族で自分のお墓がない方が使用するというのは絶対あるというふうに思うんですが、その辺も含めて、計画的な施策が必要かなというふうに思うんですが、最後にお答えいただきたいと思います。 214 ◯委員長(小宮國暉) 産業環境部長。 215 ◯産業環境部長(橋本 昌) この富士見霊園については、昭和40年代から整備をさせていただいて、順次拡張をしながら計画的な募集をさせていただいてまいりました。その間、一貫して住所要件であったり、納税要件であったり、遺骨を保持している要件であったりというものを順次、過去の事例なども踏襲しながら一貫して行ってきたことがございます。  墓地というのは永代的に使用するものであって、これからの新しく羽村市民になられる方のためにも限られた土地を有効活用していくという観点が非常に重要であるというように思っていまして、平成25年に立てた計画が今年度終わりますので、今年度に新たないわゆる次の5カ年計画というんでしょうか、そういったものを立案させていただきながら、限りある墓地の区画というものを、将来羽村市民になる方なども含めて、恒久的に使用できる、またその条件というものを整備しながら、永く使っていくことが肝要であるというふうに捉えておりますので、そういう過去の観点を踏まえながら末永く募集ができるような、そういうことで取り組んでまいります。 216 ◯委員長(小宮國暉) ほかに。浜中委員。 217 ◯委 員(浜中 順) 決算書227ページ、事務報告書285ページ、多摩川の水質調査、汚染の関係で、事務報告書の表が真ん中と下にあるんですけれども、大腸菌群数というので平成28年9月29日、最上流、中流、最下流で4,900MPN/100ml、7,900MPN/100ml、3,300MPN/100mlというふうに基準値を大幅にオーバーしています。  昨年も1カ所で1,400MPN/100mlというのがありまして、夏場にはあることだよという、そういう回答をしていたんですけれども、これ、かなり異常に高いんですけれども、原因の調査はどのようにされているかお聞きいたします。1点です。 218 ◯委員長(小宮國暉) 環境保全課長。 219 ◯環境保全課長(宮田満裕) 事務報告書285ページの平成28年度の今のご指摘は、9月の計測の値のことだと思います。平成28年度の9月期のサンプリングの値につきましては、こちらの記載のとおり、数値の高いものでしたが、この時の29日の前の日には、降雨が続いた日の後だったということも影響があるかもしれません。そこは特定することはできませんが、雨によりいろいろな不純物が川の水に混ざって流れてきたということも一因あるかと思います。  今回の4,900MPN/100ml、7,900MPN/100ml、3,300MPN/100mlという値は、確かに環境基準値1,000MPN/100mlを超えて超過してございますが、過去にも夏場の時期の測定では超過していた事象が確認されております。 220 ◯委員長(小宮國暉) 浜中委員。 221 ◯委 員(浜中 順) 昨年言ったかどうか、ちょっと忘れてしまったんですけれども、支流の青梅側の片砂というんですか、大仁田川の上流に家畜の糞尿を大幅にどかっと置かれているのを、半年ぐらい前かな、確認をしてきたんですね。  そういうのがあると、やはり大雨が降るとそこから流れていく可能性があって、ちょうど中流あたりにあたりますので、値が出るのかなという気がするんですけれども、こういう調査をすべきじゃないかと思うんですけれどもいかがでしょうか。 222 ◯委員長(小宮國暉) 環境保全課長。 223 ◯環境保全課長(宮田満裕) ただいまのご指摘の部分につきましては、羽村市域ではないので私たちが現地を把握することはしてございませんが、下流域におきまして、川ですので当然下流に流れていきますので、共通してその数値の増減というのは現れてございますので、引き続き数値を見守って計測に努めていきたいと考えております。 224 ◯委員長(小宮國暉) 浜中委員。 225 ◯委 員(浜中 順) 今、ちょっと語尾がわからなかったんですけれども、市としてそれを調査することはできないということですか。それとも、調査は可能で、何かやはり常識的に見ると、そういうのを確認して、隣の市だったら、やはりこういうことがあって困りますというのは言うべきじゃないかなと思うんですけれども、いかがですか。 226 ◯委員長(小宮國暉) 環境保全課長。 227 ◯環境保全課長(宮田満裕) 昨年度、一般質問で水質の件がございましたけれども、あれ以降も東京都をはじめ、上流の青梅市、下流の福生市とも情報は密にして、水の監視については努めておりますので、上流域の市域の中の現況調査というまでは羽村市として取り組む考えは持ってございませんが、こういったご質問、指摘があったということにつきましては、青梅市に情報は伝えてございます。 228 ◯委員長(小宮國暉) よろしいですか。ほかに。門間委員。 229 ◯委 員(門間淑子) ごみ減量に要する経費のうちで、事務報告書の295ページにあるんですけれども、事業用大規模建築物所有者等の指導というのがありまして、大きな企業では廃棄物の減量及び再利用に関する計画書を提出するということで、56件が市のほうに提出されたということなんでしょうか。  うち、立入検査が22件というふうになっていますが、これはどういう理由で立ち入りをして、その結果どういうような改善点があって、この計画書全体そうですけれど、その後のチェック体制はどういうふうにとられているのかをお聞きします。  もう1点は、東京たま広域資源循環組合のほうで不燃物の量がゼロというふうになって、もうこれ、大分、そうかなと思うんですけれども、これは26市というか多摩地域全部がこのゼロということで今進んでいるのかどうか、こういうような埋め立てはもうしないというふうな方針で、頑張ってリサイクルなり何なりしているのかどうかについてお聞きします。 230 ◯委員長(小宮國暉) 生活環境課長。 231 ◯生活環境課長(鈴木宏哉) 初めに事業用大規模建築物所有者等の指導に関してですが、こちらのほうにつきましては、3年に一度、同じ事業所に回る形をとっております。この56件中、これが全体の件数ですが、それに対して22件やったというのは、3年前にやったところをまた平成28年度にやった。次年度はまた、その次の3年前にやったところをやっていくというのを繰り返して、チェックをかけています。  その中で、概ね皆さん適正な処分をされているんですが、前回の指導の時にあった分別がまだ守られていないようなところ、あと、本来であれば事業者が自ら処分しなければいけない産廃的なごみ、そちらのほうの放任が多少ある事業所等がありましたので、その都度それはチェックをして、また次回の時にそれを確認するようにしております。  それを繰り返すことによって、平成28年度実施したものの中では、22社のうち、概ね皆さん、ちょっと正確には覚えてないんですが、1、2社で先ほど申し上げた指導があったような状況でございます。  もう1つが、東京たま広域資源循環組合の関係で不燃ゴミが全市でゼロになるような方向になっているかとのことですが、全市でそういうような方向にあるということは確認はしておりませんし、皆さん事情があるので、まだできないと考えております。  ただ、今現在4市が今でも不燃物を搬入されている。ただ、これ自体もだんだん減っていくだろうという方向性であるということは、東京たま広域資源循環組合のほうから伺っております。以上です。 232 ◯委員長(小宮國暉) 門間委員。 233 ◯委 員(門間淑子) 東京たま広域資源循環組合のほうは、すごく分別を頑張ってやって、羽村市は今年、ごみの量も数年ぶりで1人当たりのごみ量も多く減少してきて、努力の成果が見えるなというふうに思いますし、東京たま広域資源循環組合のほうもゼロにしていて、このところずっと頑張ってきているというふうには思っています。  この立ち入りの22件というのは、3年ごとということですから、それは今回来たら次はまた3年で来るということになるわけですね。そういうような固定的な、ローリングというんですか、指導といいますか、そういうことなんでしょうか。ほかのところは、概ね大丈夫というのは、計画書の中からチェックするということなんでしょうか。立ち入りは3年に一度だけれども、あと、年度ごとは3年に一度だけということなんでしょうかね。  ここで市のほうでも、リサイクルするものがいろいろ変わってきたりしているわけですけれども、分別も変わってきているわけですけれども、そういうことについても3年ごとですと、事業者のほうにきちっと伝わっているのかなというのもありますので、定期的な3年という形でいいのかどうかも含めてお聞きします。 234 ◯委員長(小宮國暉) 生活環境課長。 235 ◯生活環境課長(鈴木宏哉) 言い方が不足しておりまして、大変申し訳ございませんでした。  56件というのは、対象となる3,000平方メートル以上の事業所全体の件数です。この全体の件数に対しては、書面で報告をしていただいております。その書面のチェック上でいえば、全団体、特にどこか悪いというところはありません。  その中で、22件、3年経過したところを実際に回ってみて、現地調査、指導等をしていこうというものでありまして、結果的には3年に一回、回っていくようにはなるんですが、その際にも、書類を出していただいた際にもですが、市のほうから「こんな分別もできるんじゃない」という情報提供はさせていただいておりますので、市の分別区分以上のところの情報提供というのはさせていただいているつもりではございます。以上です。 236 ◯委員長(小宮國暉) 門間委員。 237 ◯委 員(門間淑子) わかりました。  大手の企業の方のところはきちっと計画を出して、今回も事業系のごみは減少していますので、効果は出ているんだというふうに思いますけれども、そのほかのところについては、事業者たくさんあるわけですけれども、どういう形で、3年に一遍ぐらいは何か声かけをしているのか。今回、事業系の減少というのはこの56社に留まらないというふうに思うんですけれども、そこはどういうふうに見ているのかお聞きします。 238 ◯委員長(小宮國暉) 生活環境課長。 239 ◯生活環境課長(鈴木宏哉) そちらに対しましては、通常の一般家庭と同様、広報による周知、また戸別収集を行っておりますので、その事業者のほうから分別の徹底をお願いする、あまりにも度重なる時には私どものほうから直接行って事細かに分別を指導するという、分別指導の方法をとっております。  特に何年に一回ということはございません。収集事業者が毎日毎日そこを回って見ておりますので、その中から状況が悪いものに関しては、こちらのほうでその都度指導に伺うような状況です。以上です。 240 ◯委員長(小宮國暉) 鈴木委員。 241 ◯委 員(鈴木拓也) まずは3点ぐらいお聞きします。  1点目、事務報告書288ページ。廃棄物埋立地排出ガス調査をやっていまして、メタンが2.8ppmと出ているんですけれども、ちょっとこの値がどのくらいのものなのかというのがよくわからなかったんですけれども、平成27年度がアンダー0.1だったので、かなり増えているように見えたんですね。ちょっと状況がどうなのかというふうにお尋ねいたします。  2点目が、事務報告書262ページ、合同就職面接会、就職支援セミナー等です。他市とも協働しながらさまざまやっているんですけれども、成果としてどのぐらいの就職に、特に市民の方がつながったのかというところを教えてください。  3点目が、事務報告書257ページ。工業系、商業系の未利用地ですとか、空き店舗数というのを調べているんですけれども、工業系は未利用地が大きく面積としては減っていると。それから中心市街地の空き店舗数のほうも減っているという結果になっているんですけれども、どういう状況でこういう結果になっているのか。また工業系のほうは、箇所数はないんですけれども、何カ所ぐらいのところなのかという点を、まずお尋ねします。以上です。 242 ◯委員長(小宮國暉) 環境保全課長。 243 ◯環境保全課長(宮田満裕) こちらのメタンの濃度につきましては、これまでも継続して報告し、事務報告書に掲載してございますが、平成28年度2.8ppmという値で、今、鈴木委員おっしゃられた平成27年度は、定量下限値の0.1ppmという値をつかんでおりますが、その前の年、平成26年度は2.0ppm、平成25年度が2.1ppm、平成24年度が2.0ppmというような推移でありまして、平成27年度が定量下限値であったという事実がございます。  その前後、ここの推移としましては、2.0ppmから2.8ppmぐらいの間で推移している状況であります。また、この2.8ppmとか2.0ppmというものが、メタンという性質上、すぐ引火するだとか、そういったものではないと解釈しています。以上です。 244 ◯委員長(小宮國暉) 産業振興課長。 245 ◯産業振興課長(中島静樹) 合同就職面接会の関係ですが、報告書の中では、6月に行っているものは58人が参加している数値になっておりますが、この面接会の中で、参加者は市内だけではないんですが、市内で捉えた時に、市内在住者は5名がその後に就職に結びついたという報告を受けております。  2点目の工業用地の未利用地の、面積ではなくて箇所数については、今手持ちの資料がございませんので、報告させていただきます。 246 ◯委員長(小宮國暉) 鈴木委員。 247 ◯委 員(鈴木拓也) メタンのこと、わかりました。  2点目の合同就職面接会、事務報告書262ページ、263ページですけれども、今のは、きっと6月17日のことだったんですかね。合同就職面接会。ほかもさまざまやっていまして、それぞれの結果はわかりますでしょうか。ほかのたくさんあるのであれですけれども、ちょっと教えていただければと思います。  それから、3点目の未利用地なんですけれども、事務報告書257ページに関しては、情報提供を行ったというふうにあるんですけれども、これはどういう手段で、誰を対象に情報手段をしているということになっているのかどうか、そこを教えてください。 248 ◯委員長(小宮國暉) 産業振興課長。 249 ◯産業振興課長(中島静樹)  先ほどの、合同就職面接会で市内在住者の5名が就職に結びついたというご説明でしたが、ちょっと説明不足で申し訳ございませんでした。6月に行った合同就職面接会のみではなくて、事務報告書の中でも書いておりますが、ハローワーク青梅でありましたり、そのほかの東京しごとセンター多摩とか、さまざまなそういう雇用に対する協力をしている連携機関がございます。ここでいろいろな就職に伴うようなきっかけづくりのセミナー等を開催しているところです。この中で最終的に就職に結びついた市内居住者が5名ということが正確なところでございます。  あと、企業の空き地等の情報の提供でございますが、主なものは仲介者がいる場合は直接、産業振興課のほうに相談に来るケースもございますが、半分以上は電話による問い合わせが多いところでございます。  あくまで問い合わせの内容としては、どうしても面積と地区、工業専用地域なのか、準工業なのか、それに伴って、向こうはある程度の条件を示してきて、その条件に、羽村が今持っている情報と適合するかというような、情報をお流しするような形で行っているところでございます。 250 ◯委員長(小宮國暉) 鈴木委員。 251 ◯委 員(鈴木拓也) 就職面接会は、市内でやったということもこれまであったんじゃないかと思うんですけれども、平成28年に関しては、羽村市内でやられたものというのはどれだったのか。以前と比べてその規模というのは増えているのか、減っているのか、変わらずやっているのか、ちょっとその辺の様子を教えていただけないでしょうか。  それから2点目の、未利用地ですとか空き店舗なんていうのは、市役所に電話で問い合わせするというふうに、企業は発想するんだなって思ったんですけれど、あれこれ探している人が、羽村市でどうなのかって調べようと気がつくというのは、何かもっと気がついてもらう情報提供の方法ってあるんじゃないかなって感じたんですけれども、どうなんでしょう、その辺は。電話を待っていれば大体用は済むという状況なのかどうか。ちょっとそこを教えてください。 252 ◯委員長(小宮國暉) 産業振興課長。 253 ◯産業振興課長(中島静樹) まちの姿勢だけではなくて、やはり企業が、そのまま安泰的に操業している方もいれば、企業拡充で第2工場を探している市内の事業者もいたり、よそから羽村市に工業専用地域があるということで来たいというようなご相談もあります。  こういうような部分は、産業振興課だけではなくて、企業間同士のつながりによって、企業からの相談を受けたり、それをもって企業支援員が持ち帰っての調整をしたり、あとは産業振興懇談会の連携をしているさまざまな事業体がございます。  例えば金融機関等もこの推進懇談会のメンバーに入っているわけでございますが、そういうようなところに顧客が相談したものを、産業振興課に相談を持ち込んでくる、このようなさまざまなものにも対応しているところでございます。  あと、就職面接会は、羽村市の場合は産業福祉センターを使う場合と、会場のキャパシティの関係から、高校生向けとかそういうようなものについては、ゆとろぎのレセプションホールを使って、高校生がこれから就職するにあたっての就職相談会等を行ったり、これはこの管轄がハローワーク青梅ですので、羽村市単独ではなくて、会場を共催する場合は青梅市であったり、福生市であったり、そういうような会場を移しても実施しているところもございます。  また、直接、この部分も羽村に来てもらう、地元だけ、近隣だけということではなくて、こちらのほうが大学等に出向いて、直接、大学の構内でそういうような相談会、企業を紹介するような機会等も実際行っているところでございます。 254 ◯委員長(小宮國暉) ここで休憩に入ります。                                     午後2時06分 休憩                                     午後2時18分 再開 255 ◯委員長(小宮國暉) 休憩前に引き続き会議を再開いたします。  質疑を続行いたします。大塚委員。 256 ◯委 員(大塚あかね) 2項目というか、3項目になるかもしれませんけれど、まずは決算書の251ページの地域活性化事業補助金。これは若者が行う活性化事業に対する支援ということで700万円の予算で、使い切りで700万円計上されておりまして、それとその下の創業支援補助金、これ、平成28年度新規事業で、これも予算100万円に対して、100万円の決算ということなんですが、これの詳しい説明がちょっと見当たらなかったので、どういったことに使われたのかということについてご説明いただければと思います。  それともう1つは、先ほど鈴木委員からも質問がございましたが、就職面接会というか、就職に関してなんですが、先だっての報道でも、現在65歳以上で働いている人が、今年度なんですけれど、過去最高の770万人という報道もございまして、やはり高齢者の方が大変働くというか、就職している現状がありますが、平成28年度はその高齢者に対する就職支援というのはどのように行ったのかについてご説明いただければと思います。 257 ◯委員長(小宮國暉) 産業振興課長。 258 ◯産業振興課長(中島静樹) まず大塚委員への答弁の前に、先ほどちょっと答弁を保留しておりました、工業系用途地域、未利用地の面積2万3,416平方メートルに対する件数でございますが、7件でございます。  ただいまのお尋ねの、地域活性化事業補助金でございますが、小作駅で行っております、はむらイルミネーション事業、こちらを商工会の青年部が中心になって行っておりますが、こちらの地域活性化、まず子育て世代のそういうような関係で地元でやっていただいているものに対して、事業の補助をしているものでございます。  下段の創業支援補助金につきましては、羽村市で新たに事業を行っていただける方に、宣伝広告だったり家賃等の補助をしていくものとして実施しておりまして、昨年は2件の方を採択させていただきまして、おのおの50万円ずつの助成を行っていると。  このものは、ハンズオンとか、いろいろさまざまな事業を市のほうも展開しておりますが、そういうふうなものを引き続き産業福祉センターのiホールで、創業する前から、また創業した時、さまざまな部分でずっと伴走型に支援していく方を補助金の対象として採択しているものでございまして、また昨年のiサロンのオープン1周年の事業につきましては、この採択者をパネラーとして、今度、創業を目指そうとする方への研修の場として、講師等を実施していただいたりとかしております。以上です。 259 ◯委員長(小宮國暉) もう1点ありました。産業振興課長。 260 ◯産業振興課長(中島静樹) 答弁が漏れました。高齢者向けの雇用の関係でございますが、中高年齢者を対象として就職セミナー、就職面接会を、ハローワーク青梅と共催で実施いたしました。事務報告書では263ページの大きな項目の2段目のほうに、その状況を記載させていただいております。以上です。 261 ◯委員長(小宮國暉) 大塚委員。 262 ◯委 員(大塚あかね) 地域活性化のほうはわかりました。  創業支援補助金は、私も1周年の時に参加させていただいたんですが、スポーツ店と英会話の喫茶店みたいな方だったと思いますが、それでいいのかということについて、ちょっと確認させていただきたいと思います。  それと、高齢者の就職支援なんですが、中高年再就職支援セミナーは記載されているのでわかるんですが、それ以外に、例えば市内の事業者の方に対しての高齢者の雇用に対しての働きかけをしたのかとか、そういう点についてどのような対策をとったのかなということについて、もう少し掘り下げてご説明いただければと思いますし、先ほど、5人の方の就職が決まったということだったんですが、この中にそういった高齢者の方がいらっしゃったのかどうか。その点についてお伺いします。 263 ◯委員長(小宮國暉) 産業振興課長。 264 ◯産業振興課長(中島静樹) まず1点目の、昨年の創業支援補助金を採択された方は、1件はカフェを営む方で、そのカフェの営みの形態が外国人を、ネイティブスピーカーの方をお呼びして、英語を学べるような形のカフェをオープンする方でございました。もう1件は、空き店舗を活用した卓球教室を実施する方の、採択2名でございます。  2点目の中高年齢に関しましては、先ほどご説明させていただいたものに、そのほかは特段、特化したセミナー等はやってございませんが、年齢は問わず、毎月2回は出張ハローワークを産業福祉センターのほうで相談会という形で窓口を開設しております。  これは年齢を問わずそういうような状況の方が月2回、そちらにお越しいただいて、直接、ハローワークの職員と雇用に関してのご相談をできるような窓口も開設させていただいているところでございます。以上です。 265 ◯委員長(小宮國暉) 答弁漏れ、大丈夫ですか。産業振興課長。 266 ◯産業振興課長(中島静樹) 就職に結びついた5人の中には、年齢まで個人情報の部分ではお聞きしておりませんでしたので、高齢者がいるかどうかは不明でございます。
     あくまで、先ほどの5人も企業からご報告を受けて市が把握している方が5人という状況でございますので、実際は高校生とか高齢者、女性とか、さまざまな分野でセミナー等を行っておりますが、すべて詳細を、就職できたかどうかまでの追跡は行っていないのが状況でございます。 267 ◯委員長(小宮國暉) よろしいですか。ほかに。鈴木委員。 268 ◯委 員(鈴木拓也) 事務報告書260ページ、真ん中あたりにある企業誘致のことなんですけれども、平成28年度は1社が新しくというところでした。どういう業種のどのぐらいの規模の会社が決定ということになったのか、また、ここに至らないまでも、問い合わせが状況としてはどのぐらい市役所には寄せられているのかというところをお尋ねいたします。  2点目が、事務報告書271ページ、青空市、フリーマーケットなんですけれども、いつも楽しみにしているんですけれど、雨で中止というケースが非常に多いなって感じているんですね。お天気のことはしょうがないんですけれども、例えば屋内に会場を設置してやるという工夫みたいなことが必要なんじゃないかなって、ちょっと感じたものですから、どういうふうにお考えになっているのかをお尋ねいたします。以上です。 269 ◯委員長(小宮國暉) ただいまの2点についてお答えをお願いいたします。産業振興課長。 270 ◯産業振興課長(中島静樹) まず1点目の企業誘致でございますが、平成28年度の1件につきましては、物づくりの中でも、その他装飾品関係の企業のほうを誘致しております。  規模は、従業員規模で把握しているところだと、雇用に関しては20人強の従業員を雇っての操業を今現在実施していただいているところでございます。  また、平成29年度の今現在におきましても、先般の議会の中ではあれでしたが、今1件相談をいただいて、今後、誘致または企業立地継続支援の関係でご相談をいただいて調整を図っているところでございます。  2点目の青空市でございますが、近年、雨天が多くて、実際この2年の中で開催は1回だけという形にはなっております。  実際、運営の中では、消費者運営委員会の方が中心となって青空市のほうを実施していただいておるんですが、その方々、または参加していただいている方が、また今年新たに始めた、車で実際来て行えるような、車出店型のフリーマーケットを本年4月にスポーツセンターの駐車場のほうをお借りして実施した経緯がございますが、確かに雨天で中止という部分もございますが、出店している方、または携わっている方の中で、いろいろご協議いただいている中では、まずは出店している方が出やすい、また出店する場所にあまり土ぼこりとかいろんな、天候に左右されないところ、雨天も一つの天候の原因にはなりますが、まずは楽に出店し、片付ける時間も短い形で出店したいという意見が強くて、今回の車出店型のフリーマーケットというものが来て、今試験的に並行して動いているところでございます。  この辺の、今年行っている2種類のものをいろいろ十分検討しながら、今後の方向性なども、実施していただいている主体の方々等含めて検討してまいりたいと考えております。 271 ◯委員長(小宮國暉) 鈴木委員。 272 ◯委 員(鈴木拓也) 企業誘致のほうなんですけれども、何か問い合わせって前も聞いていた気がして、どのぐらい市役所に来ているのか。それが増えているのか減っているのか、変わらずあるのかと、何かその状況ってどういうものなのか、何かもしわかれば教えていただけないでしょうか。以上です。 273 ◯委員長(小宮國暉) 産業振興課長。 274 ◯産業振興課長(中島静樹) 先ほど、工業系の中では15件お問い合わせということもございますが、工業の中ではいたって問い合わせが大きく増加しているというところではございません。商業の部門で、空き店舗のほうの問い合わせというものも頻繁に行われますが、意外とやはり面積要件の中でお互いの条件が合わないという部分で、立地に結びつかないというような状況でございます。以上です。 275 ◯委員長(小宮國暉) ほかにございますか。印南委員。 276 ◯委 員(印南修太) 1点お伺いいたします。  事務報告書の255ページのにぎわい商品券についてですが、2,378万円。第8弾、第9弾なんですけれども、現場に職員がたくさん動員されて販売に立ち会われていると思います。そういった職員からは、もっとこうしたほうがいいんじゃないかとか、何か意見のほうは出ているのかをまずお伺いします。 277 ◯委員長(小宮國暉) 産業環境部長。 278 ◯産業環境部長(橋本 昌) このにぎわい商品券、これまで即日完売という形でございますけれども、朝早くから並ばれる方が大変多くございまして、その整列の仕方であったり、駐車場の対策であったり、ご近所にご迷惑をかけるというふうなことの配慮というものが、動員職員の中からは、一番多く要るというような状況でございます。 279 ◯委員長(小宮國暉) 印南委員。 280 ◯委 員(印南修太) 私も5年ぐらい前から販売の補助のほうをさせていただいているんですけれども、先行販売ということで、小さいお子さん連れの方、お年寄りの方に対してやられているというのも、改善されているんだなと思うんですけれども、まだ小さいお子さんを抱えたまま、もしくはお年寄りの方が、私が担当のところですけれども、今、産業環境部長がおっしゃられたとおり、朝早くから並ばれているという方はいらっしゃいます。  それは多分、先行販売の仕組みとか、それが面倒くさいとかというのがあるのかもしれないんですけれども、そういう方は現実いらっしゃいます。  それからあと、これ、回を重ねるごとにだんだん公平性が保てなくなってきているんじゃないかなというふうに、率直に思います。場所を変えたりですとか、グループでたくさんお金を下ろしてきてまとめて買っている方、本当にここに書いてあるような市民の消費生活の一助とするためという部分の、本当にこのにぎわい商品券を使って、小さい子を持っているお母さんとかお年寄りの方とかに使ってもらいたいなというんじゃなくて、何かまとめてドカンと買っていくような人が、やはり回を重ねるにしたがって、何か知恵がついていくという言い方はおかしいのかもしれないんですけれど、何かだんだんそういう方が目立ってきているように思うんですけれども、職員のほうからはそういう意見は出てないでしょうか。 281 ◯委員長(小宮國暉) いかがですか、今の質問に対して。産業振興課長。 282 ◯産業振興課長(中島静樹) 実際のところ、公平性を欠くようなものの並び方は、当然、販売を携わる市としても、買うお客様の安全性を見ながら、そちらのほうに重点的に職務を行っていますので、中にはそういうような声があるというのは実際お聞きしますが、一人ひとりが均衡がとれないような購入の仕方、販売の仕方はしてないものとは市としては捉えておりますが、ここで第9弾も終わりましたところでいろいろな今後のこともあります、販売事業の検討委員会もございますので、そういうような時に、今後の部分などにつきまして、そういうようなご意見、いろいろな部分で検討をしてまいる材料として取り扱っていきたいと思います。 283 ◯委員長(小宮國暉) 井上副市長。 284 ◯副市長(井上雅彦) このにぎわい商品券自体が消費喚起というのが第一の目的でございますので、そういった意味で市内の皆様にお買い上げいただいて、市内で使っていただくというところが第一義的な目的でございます。  その中で、例えば今お話があったような、配慮が必要な方につきましては、事前の形でご購入いただけるような施策をとらさせていただいているわけでございます。市内の消費の喚起という部分から申し上げれば、それはやはり一律に同じ時期に売り出すのが一番いいんですけれども、そういった意味では、それではなかなかお買い求めできない方もいらっしゃるということで、その配慮の部分をいくつか広げているわけでございます。  また、今お話があったようなことにつきましては、また今後も、商工会が中心になっておりますので、次回、もし行うという場合には、それらの会議の中でそれらも議題にしながら検討はしていきたいというふうには思っております。 285 ◯委員長(小宮國暉) ほかには。山崎副委員長。 286 ◯副委員長(山崎陽一) 1点伺います。  羽村にぎわい音楽祭第3回、事務報告書256ページ、予算書251ページ。この256ページの(イ)ですね、にぎわい音楽祭の支援ということで、これ、まず全予算はどのくらいで、そのうち補助金がいくらかということ。  それから、ここに示してある来場者数3,500人。この日、雨模様だったんですが、来場者数3,500人、誰がどのように数えたか。  それからスタンプラリー。これは11月1日から27日。これは商店街の活性化ということで、例えば売上げはどのくらい目標にして、実際どのくらいであったかということで、数値で示していただきたい。  それから、今までも随分、騒音に対して市長への手紙や電話で抗議、苦情が来たと。これに対して対応したということなんですが、確か騒音測定もしたということなので、その騒音測定の場所、結果を伺います。 287 ◯委員長(小宮國暉) ただいま4点の質問が出ました。にぎわい音楽祭についてでございます。産業振興課長。 288 ◯産業振興課長(中島静樹) まず、にぎわい音楽祭の来場者数ですが、にぎわい音楽祭実行委員会のほうで、第2回、第3回の状況と、また当日のステージ等の周りの人数の状況から把握して、3,500人という数値を確定しております。  あと、実際の費用でございますが、全体の事業費としては409万5,614円、これが総事業費でありまして、そのうちから、補助対象外というものがありますので、補助対象事業費が376万223円。この内訳として、都からの補助金が125万2,000円、同額の125万2,000円が市からの補助金、残りが商店街の負担という金額になります。  あと、事務報告書の中に記載しております、11月1日から11月27日までの各事業所の個別の個店、東口は19事業所、本町西口商店街は21事業所、この期間の中でスタンプラリーで売り上げた金額は、ちょっと報告を受けておりません。  にぎわい音楽祭の当日、模擬店等がやはり商店街で出ておりますが、こちらは12店舗で57万1,610円。  もう1点ございます。騒音の関係でございます。場所につきましては、ステージ前に、音源から10メートル離れたところに、ステージから10メートル離れたところに1カ所と、羽村駅の西口の交番の裏手に1カ所。そのほか東口のロータリーを越えたあたりの住宅前に1カ所、あと4カ所目が三井住友銀行のATMの機械が青梅線の線路沿いにあります。そこを含めて、計4カ所の設置をさせていただきました。  結果につきましては、12時30分から17時の音楽祭をやっている期間での平均でございますが、音源から一番近い10メートルの部分は平均が93.8デシベル、交番の裏手が平均が75.8デシベル、ロータリーを越えた住宅の前が94.8デシベル、あと、青梅線沿いの三井住友銀行のATMのところが84.8デシベルでございます。以上です。 289 ◯委員長(小宮國暉) 山崎副委員長。 290 ◯副委員長(山崎陽一) 実行委員会が第2回、第3回を見て、目視で3,500人ということでした。具体的にどう数えたかというのを伺ったんですが、これ、雨模様で多くの人が見ていたので、どのくらいいたかというのは大体想像がつくんですけれども、もう一度伺います。本当に3,500人でよろしいのか。  それから、確か防音幕を付けたと思うんですけれど、その防音幕というのはこの125万円に入っているのかどうか。  それから、今、平均93.8デシベル、音源から10メートル、交番裏75.8デシベル、駅の東口のほうで84.8デシベルということなんですが、この84.8というレベルは騒音レベルで一般的に言うとどのくらいのレベルなのか。例えば極めてうるさいというレベルがありますけれども、そこに入るのかどうか。  それから、仮にもう少し音を外に漏れないようにするような方法というのは考えられないのかどうか。改めて伺います。 291 ◯委員長(小宮國暉) ただいまのご質問に対していかがですか。産業振興課長。 292 ◯産業振興課長(中島静樹) まず1点目の、3,500人、具体的にどのように数えたかということですが、一時的なステージの人数ではなくて、午前中はこのスタンプラリーをやった方が抽選会をやったり、その方がずうっと見ていたわけではございませんので、その方がそのまま延べ1人としてステージを見ていたかどうかというところまでは、実行委員会のほうも捉えておりませんが、午前中からの人の動き、また午後になってさまざまな演舞としてやっていただいた人数、また模擬店のほうにいた人数を、昨年度の状況等と比較して、その人数を計り出したというものでございます。  あと、防音幕をステージ周りに張ったものでございますが、これは先ほどご説明させていただいた総事業費とは別に、市のほうで支出したものでございます。  騒音の平均的な84.8デシベルという部分はどのぐらいに値するかというものでございますが、環境に特に配慮する最大の音量という部分では、80デシベルというような一般的な基準もございますが、さまざまなイベントの時の、これが継続的に毎日続くものではなく、一時的なイベントでの実施におきましては、この基準外という形で、それがいいというわけではございませんが、通常の住宅地の平均60とか、環境に配慮する音量の80とか、そこと比較するものではないと判断しております。  最後の4番目の、音をもう少し外に漏らさない方法というものは、今年度もいろいろ実行委員会の中でも検討はしておりますが、設備に金を湯水のごとくかけて全然音響を出さないという方法ではなくて、人に心地よいというわけではないですが、音のジャンルですね、音源の、演歌であったり、ポップスであったりとか、トークであったりとか、そういうような必ずしも高い音が出るような音源じゃないジャンルをきちっと組み込むことによって、その音楽祭が不快ではなくて、快適に聞こえるようなプログラムづくり、この辺を気にしながら実行委員会のほうでも検討しておりますので、そういった部分で昨年と比較して差が出るような形で実施していきたいと、実行委員会のほうでは考えております。以上です。 293 ◯委員長(小宮國暉) 山崎副委員長。 294 ◯副委員長(山崎陽一) 防音幕は市のほうで負担したと。これはいくらでしょうか。  本来、防音幕をつくるのだったら、それは実行委員会がやるべきことではないかというのが1点。  それから、この人数なんですけれども、私も一日中いたので数えました。大体600人から700人。今までのと比べたら、それは今までだったら、そうしたらじゃあ1万人以上いたという計算になるんですけれども、これ4回、フラチナリズム演奏、電撃ネットワーク、リフレンズ、これ一回一回を600人、700人と考えれば、全部足せば3,000人にはなるかもしれない。そういう言い方のようでした。でも、これは普通そういう考え方をしては、まずいんじゃないかと私は思いますが、もう一回伺います。  それから先ほどの、音を外に出すのがやっているという目的のように聞こえましたけれども、先日、夏まつりの音楽、これは多摩ケーブルのデュオでしたっけ、これは大変心地よかった。それはちょうど駅の階段のところで、ちょうどいい音に聞こえるんですよね。  ということは、これ簡単な話、全体のボリュームを落として、スピーカーを内側に向ければいいんですよ。85デシベルというのは、これは本当にうるさいという、騒音の基準になっておりますので、もう一遍そこらを考えるということは、これは実行委員会じゃなくて、補助金を出すほうからそういう要請ができるんじゃないんですか。仮にやるのであれば。ということで3点。 295 ◯委員長(小宮國暉) ただいまの質問に対するご回答をお願いします。産業環境部長。 296 ◯産業環境部長(橋本 昌) まず、防音シートの関係でございますけれども、昨年の市議会、9月の市議会の補正予算でございますけれども、50万円ということで補正予算をお認めいただいて、それを商店会が主催する実行委員会に支出をさせていただいたその経費をもって、防音シートを設置させていただきました。  これは一昨年の結果なども踏まえた上で、市としてとり得る、にぎわい音楽祭ですので、にぎわいをもたらして地域の活性化を図っていくための催し物として、市として環境配慮の面からも、産業振興の面からも、どうした対策をとり得ることができるのか、そういった観点から議会にもご提案をし、お認めいただいて支出をして、実施をさせていただいたものでございます。  その上で、昨年度については、参考値として騒音測定、議会での質問なども踏まえまして、参考値ではございますけれども、騒音測定も実施をさせていただいた上で、それを今後に活かしていこうということで、先ほど結果についてはお示しをさせていただいたところでございます。  このイベントにおける騒音規制というのはないのが現状でございますけれども、にぎわい音楽祭としてまちににぎわいを興していくためにはどうしたらいいのかと、皆さんで考えて、羽村のためにどのような方策がいいのかということで、その結果であるというふうに思っていますので、決して不快な音を出すというようなことが目的ではないということは言うまでもないことでございます。  今年についても、ただいま実行委員会を組織して、これまでの経験をもとに改善策を講じながら、まちににぎわいをもたらしていくためにイベントを盛り上げていこうという方策を練っているところでございますので、これまでご議論いただいたこと、また市としてできること、市としては産業と環境の両面からイベントを成功させたいというのが一つの目的でございますので、そういう目的に向かって頑張っていきたいというふうに思います。  また、人数について3,500人。これは市として勘定した数字ではございません。あくまでも商店会の皆さん方が実行委員会を組織して行った数字でございますので、その捉え方について、こういう計算式でやったというのをこの場でお答えするのはなかなか困難な面がございますので、確かに全体の状況から見て、一つの時間、時間のポイントでその人数を抑えられたんだろうというふうには推測はいたしますけれども、そういった観点で市としては捉えているものでございます。3,500人は市として数えたものではないということでございます。  また、夏まつりの音楽、このにぎわい音楽祭の音楽、音楽のジャンルによっては区分がございますけれども、市として、各商店会や商工会、また各イベント団体が行うものに対して、市が産業振興の観点から応援をしていくという観点が大事だというふうに思っていますから、そのジャンルなどは工夫をしながら、音楽祭にしても、他のイベントにしても、産業振興のために尽くしていきたいというふうに思っております。 297 ◯委員長(小宮國暉) ここでひとまず、衛生費、労働費、農林費及び商工費関係の質疑を終わらせていただきたいと思います。  また、残りがありましたら、総括という場でひとつよろしくお願いしたいと思います。  これにご異議ないでしょうか。      (「異議なし」と呼ぶ者あり) 298 ◯委員長(小宮國暉) ご異議なしと認めます。  しばらく休憩をいたします。                                     午後2時55分 休憩      [説明員交代]                                     午後2時57分 再開 299 ◯委員長(小宮國暉) 休憩前に引き続き会議を再開いたします。  これより、土木費及び消防費関係の質疑に入ります。  決算書のページは、258ページから291ページまでであります。  それでは、これより質疑を受け付けたいと思います。質疑ありませんか。西川委員。 300 ◯委 員(西川美佐保) 1点お伺いをいたします。  決算書の291ページの防災訓練等に要する経費ですけれども、ちょっと経費はかかってないと思うんですけれども、防災訓練で、例えば3町内会で1つの学校で訓練とかされているんですけれども、例えばマンホールトイレとかも今回みたいに設置をされていて、そういった説明員というのは市の職員の方が来て説明をされるのか、それとも町内会で担当とかを決めてやっているのか、ちょっとそこら辺が、説明員がいなくて今回ちょっと、誰がそれをやるのかなということが疑問に思ったんですけれども、その点についてお伺いをいたします。 301 ◯委員長(小宮國暉) 防災安全課長。 302 ◯防災安全課長(中根 聡) ただいまのご質問ですけれども、防災訓練の説明員というようなお話なんですが、一応、各避難所には、西川委員ご存じだと思いますけれども、市役所から3名、避難所連絡員というのを配置してございます。  その避難所連絡員というのは、本来、例えば災害対策本部とそれから避難所との連絡を取り合うというのがまず主な仕事になってございますが、そのほかにも、例えばそこの避難所ごとに備蓄してございます設備の把握ですとか、それから使用方法の説明とか、そういうものの役割もございます。  市としましては、防災訓練の中で各避難所に設置してございます機材につきましては、自主防災組織の方を中心にやっていただくというような形で捉えてございます。  ですので、例えば自主防災組織の中で、また例えば年度が替わりまして新しい方が防災部長になられたりとか、実際そういう問題が起こり得ると思うんですけれども、そういう場合につきましては、その市で配置してございます連絡員が例えば説明員になってやる場合もございますし、例えば前年に引き続き自主防災組織の役員が替わってないのであれば、その中の方が市民の方に対して説明をしていただくというような形で進めていただければというふうに考えてございます。以上でございます。 303 ◯委員長(小宮國暉) 西川委員。 304 ◯委 員(西川美佐保) ということは、例えばここの説明員、ここの説明員はそれぞれどちらがやるかということを事前に協議しておくことで決まっていくということでしょうか。 305 ◯委員長(小宮國暉) 防災安全課長。 306 ◯防災安全課長(中根 聡) 避難所ごとに打合わせ会というのを行ってございますので、そこに自主防災組織の方々、それと市役所から配置しております避難所連絡員で、その説明会の中で調整をしていただいているというふうに捉えてございます。 307 ◯委員長(小宮國暉) ほかに。浜中委員。 308 ◯委 員(浜中 順) 今の簡易トイレ、マンホールトイレというんですか、今回の防災訓練で使い方とかそういう説明が、今、西川委員が言われたとおりなんですけれども、あれ、実際に汚物が出た場合、水で流す、ぐっと上げて流すという仕組みになっているんですけれども、もし断水したらどういうような対応をするか、どういうふうに考えていらっしゃるか、お聞きしたいと思います。 309 ◯委員長(小宮國暉) 上下水道部長。 310 ◯上下水道部長(田中祐子) 今、浜中委員ご指摘のとおり、マンホールトイレにつきましては、一度そこにためまして、それから上流から水で流すという仕組みになってございます。確かに断水をした時にどうなるかということは、当然起こり得ることでございまして、基本的には小中学校に設置している場合には、プールの水ですとか、貯水タンクに水をためていただくことになってございますので、そういったもので流すという形になってございます。  それから、今は福祉避難所のほうに配置をさせていただいております。平成28年度は福祉センターのほうに5基配置をさせていただいておりますけれども、こういったところについては、プール等はございませんので、貯水されているところから流していただく、またはこちらの方から水を持っていくとか、そういう形で水を確保して流すという形になろうかと思います。以上でございます。 311 ◯委員長(小宮國暉) 浜中委員。 312 ◯委 員(浜中 順) 多分そうなるだろうなと予想されたんですけれども、実際にそれをどのような形でプールから持ってくるという、そういう訓練といいますか、もうそれはされているんですか。 313 ◯委員長(小宮國暉) 防災安全課長。 314 ◯防災安全課長(中根 聡) 実際には、例えばそういう断水とかというのも想像はできると思いますけれども、その辺につきましては、各避難所、自主防災組織の方の中で訓練をやっていただいているということで認識してございます。
    315 ◯委員長(小宮國暉) 浜中委員。 316 ◯委 員(浜中 順) それって、なかなか難しいことかなと思うんですね。実際、プールからトイレまで、近いところもあるし、遠いところもあるし、それを例えばポンプアップしてホースでつなぐとか、そういう備品の備え具合とか、どういうふうにやるかという、そういう計画というのがないと、実際、簡易トイレも対応できないですね。その計画と備品がやはりちゃんとそろうべきだと思うんですけれども、その点、ご説明をお願いします。 317 ◯委員長(小宮國暉) 防災安全課長。 318 ◯防災安全課長(中根 聡) 実際のちょっと訓練の実施の内容が、各避難所によっても多少異なりますので、その辺のところの状況を把握しながら、今後、運搬の方法ですとか、そういうものについても検討してまいりたいというふうに考えます。 319 ◯委員長(小宮國暉) 浜中委員。 320 ◯委 員(浜中 順) それ、実際に栄町でやられた時に、地域の町内会長をやった経験者がすごく心配されているんですよ。「これ、どうするの」って。「具体的に我々はどうすればいいの」というようなことをすごく心配されていますので、ぜひご検討をお願いします。以上です。 321 ◯委員長(小宮國暉) よろしいですか。防災安全課長。 322 ◯防災安全課長(中根 聡) 今年度の防災訓練が終了しまして、各自主防災組織の方からも、今年の訓練に対しての課題ですとか反省というのを、今お出しいただいているところでございます。そのものも含めまして、今、浜中委員がおっしゃっていた件も、来年度に向けて検討してまいりたいというふうに考えています。 323 ◯委員長(小宮國暉) ほかに。大塚委員。 324 ◯委 員(大塚あかね) 事務報告書の436ページの動物公園の件なんですが、去年もちょっと気になっていたんですが、今年やはり聞いておこうと思いまして。  鳥類が、何か年々、鳥の数の減りが激しいんですね。特に今年は、アヒルが35羽から18羽に減ってしまっているんですが、この、鳥がやたら減っていく理由というのは、指定管理者のほうから何か聞いていますでしょうか。  それと、やはり開園して結構年数が経っていますと、飼育されている動物もそれなりに年をとってくると思うんですが、動物の高齢化に対しては何か指定管理者からは、例えば動物を入れ替えるとか、ほかの動物園との動物の交流というか、そういう貸し借りみたいなのが確かあったはずなんですが、そういった点については図られているのかということについてお伺いします。 325 ◯委員長(小宮國暉) 土木課長。 326 ◯土木課長(杉山 誠) 先ほど、アヒルというお話がございましたけれども、アヒルに限らず動物につきましては、亡くなってしまったりとか、そういうこともありますし、ブリーディングといいまして繁殖を日本国内の中で、新しく仕入れるのではなく、日本国内で貸し借りをしながら繁殖をして、また血の濃くならないような工夫がされていまして、日本動物園水族館協会を含めてそういった対応をさせていただいて、動物のローテーションを全国的に行っているという中で、市に対してもお伺いといいますか、報告等は上がってまいっております。以上です。 327 ◯委員長(小宮國暉) 大塚委員。 328 ◯委 員(大塚あかね) 今年のアヒルの大量死というのは、管理者の管理の仕方が悪いとかではなくて、寿命によるものという判断でいいんですか。 329 ◯委員長(小宮國暉) 土木課長。 330 ◯土木課長(杉山 誠) 平成28年度、鳥インフルエンザとか流行した時期がありましたけれども、それに影響するものでもございませんし、基本的には寿命のもので亡くなったというふうな形で私ども認識してございます。 331 ◯委員長(小宮國暉) ほかに。橋本委員。 332 ◯委 員(橋本弘山) 1点、234ページの防災行政無線の運用についてちょっとお伺いしたいんですが、ここに定時放送と子どもの見守り放送、それぞれの回数が出ていまして、(3)に臨時放送ということで、40回ということで回数が出ております。  その中で、火災や気象情報、迷い人等の人命や財産の危機に関すること、防災に関すること、これはわかるんですが、その他緊急を要する内容等のお知らせということの中で、例えばこの間もありましたけれども、はむらプレーパークが延期されるとか、例えばフリーマーケットが中止されるだとか、そういったものの放送があるんですが、これはこういったイベントの中止等というのは、すべての行事が中止された時にこういう放送って多分ないかなと思うんですが、これに関して何か決まりみたいなことがあるんでしょうか。それをちょっとお聞きしたいと思うんですけれども。 333 ◯委員長(小宮國暉) 防災安全課長。 334 ◯防災安全課長(中根 聡) 防災行政無線の放送なんですけれども、事業においての例えば中止については、特に規定というのはないんですが、例えば市全体で行っている事業につきましては、例えば中止の場合は放送をしているというようなことで判断をしてございます。 335 ◯委員長(小宮國暉) 橋本委員。 336 ◯委 員(橋本弘山) 市全体ということだと、例えば広報紙に載って、いついつにこういうのがありますよということのイベントってありますよね。それってたくさんあると思うんですよ。その中で特に、いくつかの行事が中止というのは、例えばそれは主催者のほうから依頼されて、その防災行政無線を使ってください、お願いをしますということの、依頼があって初めてそういうことになるわけですか。 337 ◯委員長(小宮國暉) 防災安全課長。 338 ◯防災安全課長(中根 聡) 橋本委員おっしゃるとおり、担当課のほうから依頼がありまして、それに対して許可をするという形になってございます。 339 ◯委員長(小宮國暉) 橋本委員。 340 ◯委 員(橋本弘山) そうしますと、例えば広報はむらに、いついつやるということの予定が載っているものについては、主催者が依頼すれば防災行政無線で流して、今日は雨のため中止または延期ということで、それはちゃんとやってもらえるということですか。ちょっとそれの確認をしたいなと思っているんですけれど。 341 ◯委員長(小宮國暉) 防災安全課長。 342 ◯防災安全課長(中根 聡) 今、橋本委員がおっしゃっている主催者ということは、例えば実行委員会とか、外の組織の方々も含めてという意味でございますかね。今まではそういう方々からの依頼というのは特になかったので放送は当然してないんですけれども、今後につきましては、先ほど申しましたように、例えば市の全体に関わることですとか、例えば参加者が多い事業ですとか、そういうことにつきましては、今後はご相談に乗らせていただきたいというふうに考えてございます。 343 ◯委員長(小宮國暉) 橋本委員。 344 ◯委 員(橋本弘山) 今回のはむらプレーパークだとか、フリーマーケットについては、主催者から中止または延期の依頼があったということで、防災行政無線を流したということの判断でよろしいんですか。 345 ◯委員長(小宮國暉) 防災安全課長。 346 ◯防災安全課長(中根 聡) 橋本委員おっしゃるとおりでございます。 347 ◯委員長(小宮國暉) 橋本委員。 348 ◯委 員(橋本弘山) この臨時放送ということなんですが、防災安全課長の答弁で大体わかったんですが、一つ何かやはり指針というのはつくっておいたほうがいいのかなというふうにちょっと思うんですよ。ぜひそれは、ちょっともう一回検討していただきたいなと思うのと、もう1つ、この臨時放送の中で、私の家は対岸が青梅市なので、よく選挙の投票日に一日いますと、青梅市では2時間ごとに投票率を防災行政無線で皆さんに周知させるんですね。  確か10時、12時、2時間ごとだったというふうに記憶しておりますけれども、これを流すことによって、私、投票率なんかにも多少の影響があって、まだこれだけ、前回に比べてはこうだということになれば、投票率の少しアップにもつながるようなことにはなるのかなというふうに思っているんですが、臨時放送の中でそういったものも考えられないかどうかというのを、ちょっとお聞きしたいなというふうに思います。 349 ◯委員長(小宮國暉) これについてはいかがですか。市民生活部長。 350 ◯市民生活部長(小林秀治) おっしゃるとおり、やはり指針なりをつくって、適正に対応してまいりたいと思います。基本は防災無線ですから、防災に要する時に第一に使えるというのが原則でございます。ただ、その他市の事業等、活用できる際につきましては、やはり指針等に基づきまして対応してまいりたいと思います。  また、選挙等の関係でございますけれども、こちらのほうにつきましては、選挙管理委員会等と調整をしてまいって、なるべく投票率の推進につながるような形で考えていきたいと思います。以上でございます。 351 ◯委員長(小宮國暉) 瀧島委員。 352 ◯委 員(瀧島愛夫) 防災行政無線を設置した時に、防災行政無線を使っての連絡の内容等の制約だとか決まり、これはあったはずですよね。なかったですか。私はあったように記憶しているんですけれど。それが今のご答弁だと、何かなし崩しにずるずる、ずるずる広範囲になっていく。基本的に防災行政無線はある程度使用制限なりをもって、実際に設置する許可が下りているはずですよ。  それを、また検討します、検討します、検討しますって、あまりにも裾野を広げていって、何か最初の設置目的と外れていくような気がするんですよね。私は、防災行政無線を設置した時には、ある程度、放送内容だとか連絡内容だとかは制限があったに記憶しているんですけれども、なかったですか。 353 ◯委員長(小宮國暉) 市民生活部長。 354 ◯市民生活部長(小林秀治) おっしゃるとおり、原則は防災に要するということでございます。ちょっと確認をさせていただきたいと思います。後ほど、もう一回答弁をさせていただきたいと思います。 355 ◯委員長(小宮國暉) ここで休憩に入ります。                                     午後3時18分 休憩                                     午後3時29分 再開 356 ◯委員長(小宮國暉) 休憩前に引き続き会議を再開いたします。  現在、土木費及び消防費関係の質疑に入っておりますが、ほかに質疑ありませんか。富永委員。 357 ◯委 員(富永訓正) 1点お伺いします。  事務報告書421ページ、決算書が263ページになると思うんですが、道路管理事務に要する経費の屋外広告物違反処理除去件数というところなんですけれども、イメージとしては、例えば電柱への張り紙ですとか、捨て看板とか、そういうものかなというふうにちょっとイメージしているんですけれど、これを市で除去したということだと思うんですが、除去するのもお金がかかると思いますし、またその除去したものの処分費用もかかると思うんですけれども、いくらぐらいかかって、決算書にはどういうふうに反映されているかというのをちょっとお伺いしたいと思います。 358 ◯委員長(小宮國暉) 土木課長。 359 ◯土木課長(杉山 誠) 捨て看板ということでございますけれども、これは羽村市捨て看板防止条例に基づいて事業を実施しております。この内容につきましては、いわゆる電柱等に無許可で掲示をしている、案内の看板ですとか、いわゆる捨て看板ですとか貼り紙、そういったものを除去しているということでございます。  捨て看板の発生するものですけれども、265ページに捨て看板除却委託料という項目がございまして、こちらが決算額になってございますが、まず羽村市シルバー人材センターに委託している分、それと私ども職員が週2回回っている分、それと推進委員の皆様がおりまして、各地域から推進委員の方がいらっしゃるんですが、そういう方も除却物のお手伝いをいただいいるということでございまして、この決算書には、そのシルバー人材センターに対する委託料が決算の数字として載っているということでございます。  処分につきましては、各推進委員の方からご連絡がありますと、私どもがまず回収させていただくのと、紙でございますと西多摩衛生組合のほうにおきまして処分をしているというようなことでございます。以上でございます。 360 ◯委員長(小宮國暉) 富永委員。 361 ◯委 員(富永訓正) そうしますと、具体的な金額というのは今のシルバー人材センターへの委託の中に含まれているという形ですかね。ちょっと後で見てみますけれども。これ、結局お金もかかっているということですし、撤去する前に違反者への警告等があるのか、あるのであればどのような内容になってくるのか、その辺お伺いしたいと思います。 362 ◯委員長(小宮國暉) 土木課長。 363 ◯土木課長(杉山 誠) この処分費につきましては、決算上、この中には入ってございません。お金が発生してないということでございます。  それと、違反者に対してなんですが、これはやはり、多くは建物分譲の案内看板ですとか、また金融関係のものでございまして、相手方がわかるような場合には私ども職員のほうから連絡をして、注意喚起をしているということはしております。以上でございます。 364 ◯委員長(小宮國暉) 富永委員。 365 ◯委 員(富永訓正) 費用がかかってないということですが、少なくとも人件費とか、直接的に見えないお金というのが、恐らくかかっていると思うんですね。そういうのもあるでしょうし、違反された人に対しては、この辺、例えばごみの処分費ですとか、そういったことというのは請求はされないのかどうか。また、請求するべきものではないのかなというふうに考えるんですが、その辺いかがでしょうか。 366 ◯委員長(小宮國暉) 土木課長。 367 ◯土木課長(杉山 誠) 先ほど、処分費がかかってないというお話をさせていただきましたけれども、流れとしては、回収した看板については市役所の置場のほうに運んでいただいてございます。それをまとめまして、私ども職員が処分に伺っているということでございます。  また、処分費をその事業者等に負担させたらどうかということもございますけれども、こちらについても、私ども注意喚起をしながら是正するようなことを求めてございますけれども、そういったものも最終的にはいろいろ検討した中で、ちょっと調査研究していきたいというふうに思ってございます。 368 ◯委員長(小宮國暉) 中嶋委員。 369 ◯委 員(中嶋 勝) 2項目質問します。  市営住宅維持管理に要する経費で、事務報告書は417ページになります。  市内には、ここに載っているとおり、市営住宅が6施設で131部屋用意してありますけれども、競争率が高く、なかなか入居できない現状があると思います。  ここ数年の新たに入居できた数と、今、登録制になっていると思うんですが、登録をしていても入居できない、いわゆる待機者という言葉が適切かどうかわかりませんけれども、その辺の数が過去3年ぐらいでわかれば教えてください。  2項目めは、先ほど、防災行政無線の話が出ましたけれども、今、北朝鮮等のミサイル問題でも取り沙汰されて、Jアラートが通じて鳴るようになって、非常に重要な運用が期待されているんですけれども、いくら重要な情報が流れたとしても、聞こえないとか聞こえづらい、今までもたくさん市民からも声がありましたけれども、その辺も随分改善してきているんだろうなというふうに感じております。  昨年度、平成28年度、その辺の苦情というのはどのくらいあったのかというところをお尋ねしたいと思います。 370 ◯委員長(小宮國暉) 都市計画課長。 371 ◯都市計画課長(池田明生) まず1点目の、市営住宅の入居のあっせん状況ということですが、ご承知のとおり、今お話もありましたが、なかなか入居に空きがない状況でございます。平成28年度実績をまず申し上げさせていただきますと、ちょっと過去3年間の手元の資料がないんですが、基本的には同じぐらいの平均だったと認識してございます。  46名の応募がありまして、あっせんできたのが6名ということですので、倍率で申しますと7.7倍、大体、平均40名程度の応募がありました、やはり5、6名のあっせんという状況が続いていると認識しております。以上です。 372 ◯委員長(小宮國暉) 防災安全課長。 373 ◯防災安全課長(中根 聡) 2点目のご質問ですけれども、防災行政無線の苦情というか、聞き取りづらいというご意見なんですけれども、平成28年の6月15日から、防災行政無線をリピートで聞けるフリーダイヤル制度というのを実施してございます。  その後は、ちょっと統計をとってないんですが、大体、年、数件あるぐらいの状況でございます。以上でございます。 374 ◯委員長(小宮國暉) 中嶋委員。 375 ◯委 員(中嶋 勝) 市営住宅のほうです。ということは、46名中6名ですので、40名の方は待機状態にあるという形でわかるんですけれども、実は、その裾野と言ったたらどうなのかあれなんですが、登録はしていないけれども、実は空きがあれば本当は入りたいんだという人も、そういう希望者もたくさんおられると思います。  実際には、そう考えると全体では相当な希望者がいるわけなんですけれども、高齢者だけではなくて、子育ての世代、昨日もいろいろと議論されましたけれども、若い世代に定住してもらおうというような、そういう流れの中で、その辺の需要も考慮するとしますと、市として供給する住宅についての、このままでいいのかどうかというところ、どういうお考えなのかというところをお聞きしたいと思います。  それから、防災行政無線のほうは、フリーダイヤルの話を聞こうと思ったけれど、先にあれだったんですけれどね。あと、今後、固定型のデジタル化へと移行するようなお話も聞いておりますが、デジタル化になると、何が違って聞こえづらいということはなくなるんでしょうか。また、それはいつからの予定なのかというところを教えてください。 376 ◯委員長(小宮國暉) 都市計画課長。 377 ◯都市計画課長(池田明生) 今ご質問にありましたとおり、確かに40人ほどの待機者が出て、1年経ちますと新しい抽選が始まりますので、結果的にその方々はもう一度申し込まなければならないという事実があります。  ただ、こちらのほうもちょっとPR不足の部分もあるかとは思いますが、実際40人の登録の中でも、申込みを希望する団地ごとでいいますと、例えば栄町団地に行きたいという人は、その中でも、例えば昨年のデータだと8名だったりという部分があるので、ちょっとそういった意味では、どうしても40人中6人だけだったというPRの仕方だと、確かに中嶋委員のご指摘のとおり、申し込むのを控えてしまう方もいらっしゃるかもしれませんので、そういった意味の周知については、今後また検討していきたいと思っております。  また、市営団地につきまして今の状況でいいのかということに関しましては、今の羽村市の考え方としましては、今ある団地について、まず維持保全を図っていきながら対応していくという考えでございますので、この団地を斡旋していきながら対応していきたいと、今の段階では考えてございます。以上です。 378 ◯委員長(小宮國暉) 防災安全課長。 379 ◯防災安全課長(中根 聡)  2点目のご質問でございますが、まずデジタル化にすると聞こえやすくなるのかというようなご質問ですけれども、これはちょっと業者から聞いている範囲なんですが、例えば特に音質が良くなるとか、そういうことではないということでございます。  何が違うのかというのは、こちらの基地局というのが市役所内にございます。そこから各子局、タワーですね、タワーのほうに電波を飛ばして、そこから音声を発するというようなことなんですけれども、そのもとの、この市役所から電波を飛ばす時に、それがデジタルの電波になるという形で、例えば利点としましては、混線がしづらくなるですとか、それからあとは、個別受信機などを設置した場合は、そこで今度は文字による情報の発信というのができるような形になったりとか、例えば駅前などに電光掲示板みたいなものを設置して、そこで文字として放送した内容を表示するような形ですとか、そういった形で、ちょっと使用方法が広く使えるようになるのが利点でございます。  それと、今後の導入の予定ということでございますが、現在のところ、デジタル化へ向けて担当部署の中ではもう動いてございまして、今、関係がございます業者等ともいろいろ情報収集をしているところでございます。  導入につきましては、やはり防衛補助のほうを活用させていただく予定ですので、防衛省との調整とかというのがまた出てくるんですけれども、今のところ、市といたしましては、平成32年度に伝搬調査・設計、それから平成33年度に整備工事を行っていく予定でございます。  当然、移行する前には、例えば伝搬調査というのを行いまして、例えばどこまで既存の音が届いているとか、そういうものも調査をいたしまして整備をしていきますので、その辺の例えば難聴地域というのは解消できていくのかなというふうに捉えております。以上です。 380 ◯委員長(小宮國暉) 中嶋委員。 381 ◯委 員(中嶋 勝) もう一回だけ。市営住宅のほうなんですが、富士見平の住宅は借上げ方式ですと。そういうこととか、今現在、民間アパートなどに住んでいる入居者への家賃補助みたいな、そういう話も以前、議員からもあったと思います。市営住宅の入居の条件の変更もというところもあったかと思いますが、いろいろとそういう部分、検討を進める必要があって、入居しやすい、今の現状じゃなくて、やはりもう少し1人でも多く入居ができるような、そういう方向にもっていく必要があるだろうなというふうに感じておりますが、その辺のお考えをお聞きします。  それから防災行政無線ですが、聞こえなかった、また聞き直したい人が、先ほどのフリーダイヤル化で大分良くなったと思いますが、以前、内線888で聞き直す時には、ちょっとその辺のどれだけ利用回数があったかというのはわかりづらいというふうなご回答があったかと思うんですが、フリーダイヤル化したことによって、その辺の利用実績というのがわかれば、教えていただきたいと思います。 382 ◯委員長(小宮國暉) 都市計画課長。 383 ◯都市計画課長(池田明生) 今、中嶋委員ご指摘のとおり、確かに先ほどの答弁の中で、ほかの状況とかをご説明しなかったので、まさに中嶋委員おっしゃるとおり、富士見平高齢者住宅など借上げ等行っております。国の中でも、やはり借上げなども検討したらどうかという方針も出ていたりしております。  また、現在の市営住宅の条件ですが、先日の条例改正において、若干ではございますが、子育て世代に向けて若干広げさせていただいた部分も挙げておりますので、そういった意味で取り組んでいるところでございますので、今後も、今ある市営住宅以外の民間もしくはURの団地、それから都営の団地等、市内にはございますので、そういったところと連携をとりながら、やはり羽村市に住んでいただく方を増やして、また子育て世代を増やしていくことを取り組んでいきたいと思っております。以上です。
    384 ◯委員長(小宮國暉) 防災安全課長。 385 ◯防災安全課長(中根 聡)  2点目のご質問ですが、フリーダイヤルは、先ほどご説明させていただいたように、平成28年6月15日から開始してございます。平成29年3月末現在までの統計ですけれども、これ、臨時放送の件数が36回、それに対しましてフリーダイヤルの利用件数が518件。これ、1件当たりに直しますと、大体1回の放送で14件という形で実績として出てございます。以上です。 386 ◯委員長(小宮國暉) 中嶋委員。 387 ◯委 員(中嶋 勝) わかりました。ありがとうございます。  市営住宅の管理のほうで、もう1点だけ。  この市営住宅じゃないんですが、事務報告書の同じ場所に空き家対策についてのデータが載っておりました。それについてちょっとお尋ねします。  特別措置法の施行もある中で、まずは現状を押さえるということが大事になりますけれども、これを見ますと、201戸を調査して、内、18戸については所有者に通告したというふうな内容ですが、その結果どのような回答があって、対策が進んだ案件というのはあったのかどうかということをお聞きします。 388 ◯委員長(小宮國暉) 都市計画課長。 389 ◯都市計画課長(池田明生) 空き家については予算等ございませんので、事務報告書418ページに概略を載せさせていただいたところでございます。  空き家対策特別措置法に基づいて、シルバー人材センターや水道事務所などとも連携をとりながら、空き家と思われるところの情報収集をまず昨年度させていただきました。その中で、市の職員のほうで201戸、昨年中訪問をして現況調査をさせていただいたところでございます。  その中で、全部が空き家というわけではございませんので、すべてまだ終わったわけではございませんので、今年も行っているところでございます。  あと、18件の問い合わせというのは、周辺の方から、やはり草が生えているとか、空き家だというのはわかっているんだけれども、もう自分のところに越境して草木が生えてきているというような状況の問い合わせがあったものについて、まずは現地確認をさせていただいて、その中で、空き家対策特別措置法ができましたので、所有者の確認ができますので、こちらで調べさせていただいて、ご本人に郵送でまずは連絡をさせていただいて、「こういう苦情がありますので対応してください」ということで、まずは雑草等の対応についてお願いをしているところです。  基本的には、連絡をとりますと「対応させていただきます」ということでご連絡をいただいているところでございます。また、「今後ちょっと売却を考えている」などという話もありますので、そういった情報をつかみながら、今後の対策を考えていきたいと思っております。以上です。 390 ◯委員長(小宮國暉) ほかに。西川委員。 391 ◯委 員(西川美佐保) 市の行政無線の件なんですけれども、今年の防災訓練の時に、放送がラジオ波の電波の中で市の行政無線が聞こえてきたという、そういった声を伺っているんですけれども、そういったご意見があったのかどうか。  それと、デジタル化をすればこういったことは、混線するとかということがなくなるのかどうか、それをお伺いいたします。 392 ◯委員長(小宮國暉) 防災安全課長。 393 ◯防災安全課長(中根 聡) ただいまのご質問ですが、ラジオのほうから聞こえてくるということですか。 394 ◯委員長(小宮國暉) 西川委員。もう一度、そこら辺のところを詳しく言ってください。 395 ◯委 員(西川美佐保) ラジオを聞いていて、市の無線というか放送が混線して入ってきたということで、すごく驚いたという声があったんですけれども、過去にそういう話があったのかどうか。 396 ◯委員長(小宮國暉) 防災安全課長。 397 ◯防災安全課長(中根 聡) どうもありがとうございます。  今、西川委員がおっしゃっていたような事例は、市民の方からも今までは伺ってございません、初めてでございますけれども、先ほどちょっとご説明させていただいたとおり、デジタル化になった場合は電波がデジタルになりますので、例えば、より強固な形でその電波が守られるという形になりますので、混線のほうはしないであろうというふうに認識してございます。 398 ◯委員長(小宮國暉) ほかに。鈴木委員。 399 ◯委 員(鈴木拓也) 先ほどの中嶋委員の防災行政無線のフリーダイヤルなんですけれども、1回当たり14件の電話があったということなんですけれども、一時期に集中すると思うんですね。これは例えば、電話をしたんだけれどもすぐには聞けなくてという状況が生じないものなのかどうか、そこを教えてください。 400 ◯委員長(小宮國暉) 防災安全課長。 401 ◯防災安全課長(中根 聡) フリーダイヤルにつきましては、現在2本回線をご用意させていただいてございます。確かに、鈴木委員おっしゃるように、例えば放送直後であれば、多分複数の方がかけてくれば、当然2本しか受けることができませんので、ちょっとお待ちをいただくような形になるかと思うんですが、その放送内容につきましては、次回、防災行政無線で流すまではその内容がとってございますので、例えばちょっとお待ちいただければつながるような形で対応させていただいてございます。 402 ◯委員長(小宮國暉) 鈴木委員。 403 ◯委 員(鈴木拓也) ただ、やはり目的からいいますと、災害があった場合の問い合わせというのは、もう比較がならないぐらい集中しますから、やはりちょっと2本で十分というふうにはならないんじゃないかなと思うんですね。メールとか、ほかの手段もいろいろあるという中ですから、それはあるんですけれども、今後としてはもう少し本数を増やすだとかいうことが必要なんじゃないかなと思うんですけれども、いかがでしょうか。 404 ◯委員長(小宮國暉) 防災安全課長。 405 ◯防災安全課長(中根 聡) 鈴木委員おっしゃるとおり、現在、防災行政無線で放送した内容というのはメールのほうでも配信をさせていただいてございます。より多くの方にやはり情報を提供するという意味からでございますが、鈴木委員おっしゃるとおり、今の回線が2本ということでちょっと少ないんじゃないかということなんですが、市役所全体の回線数もございますので、その辺のところは担当部署とも相談をしながら、ちょっと検討をさせていただきたいというふうに思います。以上です。 406 ◯委員長(小宮國暉) 山崎副委員長。 407 ◯副委員長(山崎陽一) 今の答弁に関してなんですが、先日、防災無線が流れたんですが、うちは音がモワーンとして聞こえないので、1分ほど経ってかけました。そうしたら、10日ほど前のがそのまま流れたんですね。つまり前のが残っていたということ。これ、少なくもその場合だったら現在は防災警報が出ていませんというのだったらいいんだけれども、前のが出て、それから数分経ってもう一度かけたら現在のが出たということで、前のが残っているということはあるんですか、いつも。それがちょっと違和感があるんですけれども。 408 ◯委員長(小宮國暉) 防災安全課長。 409 ◯防災安全課長(中根 聡) 時間帯によりましては、例えば昼間であれば、防災安全課の職員が手分けをして、放送する者、それから録音する者というような形で手分けをしてやっているんですが、例えば朝夕、庁舎が閉まっている状況では、庁舎管理員がそれに代わってやってございます。  庁舎管理員は1名しかおりませんので、例えば放送をした後にフリーダイヤルのほうにまた再登録をするような形で録音しているのが現状でございます。そういう形で若干タイムラグが生じている場合もあるかとは思います。以上です。 410 ◯委員長(小宮國暉) 山崎副委員長。 411 ◯副委員長(山崎陽一) 今伺ったのは、10日ほど前のが、大分前のが残っていたということなんで、例えば1日経てば必ず消すみたいな、そういう作業はされるのかどうかということです。 412 ◯委員長(小宮國暉) 防災安全課長。 413 ◯防災安全課長(中根 聡) 先ほどご答弁させていただいた内容で、次に新しい放送を入れない限りは、前の放送が残っているというような形になります。タイムラグが出てしまうのは、先ほどちょっとご説明させていただいたように、昼間と夜間、それから早朝ですと、対応する職員が1名しか今おりませんので、その職員が対応させていただくので、若干のタイムラグが出てしまうということでございます。 414 ◯委員長(小宮國暉) 山崎副委員長。 415 ◯副委員長(山崎陽一) 意味はわかりましたが、次のを入れるまで、前のが残っているということになるのがちょっとわからないんですけれど。 416 ◯委員長(小宮國暉) ここで整理しますと、前の防災無線がずっと残っていると。新しい防災無線が入ると消えるというわけでしょ。前のがもっと早く消えないかという質問です。  防災安全課長。 417 ◯防災安全課長(中根 聡) 今のシステム上、上書きという形になってございますので、新しく放送した内容を、今までの内容を消すというのがちょっと難しい状況になってございます。以上でございます。 418 ◯委員長(小宮國暉) 鈴木委員。 419 ◯委 員(鈴木拓也) 事務報告書289ページ、新たなみどりの創出助成制度事業なんですけれども、大変意味のある事業だと思うんですけれど、なかなか変わらないという現状になっていまして、どういうふうに分析をされているのか。また、問い合わせ件数などは実際にはたくさんあったのかどうか教えてください。  2点目は、決算書265ページぐらいかと思うんですけれども、事務報告書にないんですけれども、市が争っている墓地、ございますよね。そこの歩道のところがすごい状況で、草ぼうぼうになっちゃっているんですね。ただ、相手との関係がありますから、なかなかやりようの難しさというのはあるんじゃないかと思うんですけれども、ただ、ちょっとひどい状況なので、市は多分、認識されているんじゃないかと思うんですけれども、どういうふうな対応をとられているのか。2点目です。  それから3点目が、事務報告書213ページ、災害時応援協定なんですけれども、団体とは3つの団体と協定を結んでいるというふうになっています。ただ、訓練などの際に協定を一回動かしてみるということがありませんと、実際には急場で機能しなかったというふうになりかねないんじゃないかなと危惧するんですけれども、その協定に関しては、定期的に動かしてみる、例えば連絡訓練みたいなことをしてみるということをされているのかどうかをお尋ねします。3点です。 420 ◯委員長(小宮國暉) 環境保全課長。 421 ◯環境保全課長(宮田満裕) 新たなみどりの創出助成制度事業ですが、こちらの事業につきましては、平成26年からスタートしている事業でして、平成28年度、事務報告書掲載のとおり、2件の実績でございました。  鈴木委員おっしゃるとおり、2件という件数が少ないではないかというご意見でございますけれども、こちらにつきましては、先ほどの創省エネルギー化助成金と同じように、環境フェスティバルであったり、窓口にいらっしゃる創省エネルギー化助成金の相談のある方などにも、こういった制度もありますよというふうなことを周知しながら、市内のみどりを増やしていくためにPRを重ねているものです。  特段、相談件数とかというものの数字をとっておりませんので、今、何件ということは申し上げられませんが、より普及に努めてまいりたいと思っております。以上です。 422 ◯委員長(小宮國暉) 土木課長。 423 ◯土木課長(杉山 誠) ご質問がありました、動物公園通りの草の関係ですけれども、もちろん私どもも承知をしてございまして、数回にわたって所有者の方に剪定のほうをお願いしている事実はございます。  そのほかにも、そこに限らずそういったところがわかれば、ほかにも声をかけさせていただいて、お願いをしているというようなところが現状でございます。以上です。 424 ◯委員長(小宮國暉) 危機管理課長。 425 ◯危機管理課長(指田寿也) 先ほどの2点目のご質問です。協定を3つ締結しておりますけれども、この3つの協定の今後の活用等のご質問ということで、3つのうち、例えば一番初めの西多摩薬剤師会の協定は、今年の防災訓練で医療救護所を羽村二中に作っております。あと、保健センターに医療救護活動拠点という、また医療のコーディネートをする、災害時のコーディネートをするような位置づけで拠点を作っておりますけれど、そこに薬剤師の方を派遣していただいて、訓練に活かしているということでございます。  あと2番目の、これは薬剤の卸の業者5社なんですけれども、この5社の協定につきましては、薬剤の確保等のための協定でございます。あと3番目の東京土建のほうは、これは土木関係の応急対策の救護ということで位置づけております。  残りの2点のほうにつきましては、まだ協定を行った後、また活用方法については防災訓練等ではじかに参加という形にはないんですけれども、活かすような形を検討していきたいと考えております。以上です。 426 ◯委員長(小宮國暉) 鈴木委員。 427 ◯委 員(鈴木拓也) 新たなみどりの創出助成制度事業なんですけれども、アナウンスが不足しているのか、それとも例えば補助が魅力的なものじゃないのか、ちょっとどこに問題点があるのかなと、よくわからなかったんですけれども、今年度の状況ってどうなっているのか、ちょっと教えていただけないでしょうか。  それから、2点目の動物公園通りなんですけれども、なかなかただ、相手との関係で、素直にやってくれるという関係性になっていませんから、へたをするとしばらく放置されて、ますます荒れちゃってというふうになりかねないので、「やってくれ」ってもちろん話をするんですけれども、なされない場合は市がやってしまうとか、一定の管理はですね、何かしらやっておかないと、荒れ放題でひどい状況を放置というふうになっちゃうんじゃないかと思うんですけれども、ちょっと今後どういうふうにしようと考えているのか、それをお尋ねいたします。その2点です。 428 ◯委員長(小宮國暉) 環境保全課長。 429 ◯環境保全課長(宮田満裕) 今年度、平成29年度の新たなみどりの創出助成制度事業の今の申請実績は2件となっております。  それと、PRの方法等の分析に関しましては、先ほどの環境フェスティバル以外にも、公式サイトもしくは広報はむらへの掲載を重ねてPRし、より実績を上げていくよう努めていきたいと考えております。 430 ◯委員長(小宮國暉) 土木課長。 431 ◯土木課長(杉山 誠) 先ほどの草の関係ですけれども、いろいろ関係はあるということですが、私ども道路管理者という立場でございますので、引き続きご連絡をさせていただいて、その除草についてはお願いをしていく、そういう姿勢でおります。以上でございます。 432 ◯委員長(小宮國暉) それではほかに。高田委員。 433 ◯委 員(高田和登) 2点、お伺いいたします。  1点目が、決算書の267ページ、事務報告書の425ページになると思うんですけれど、道路維持整備に要する経費6,146万円になると思うんですけれど、羽村市内、たくさんのまだ4メートル未満の狭あい道路というのがあると思うんですね。市はそれについてどのようにお考えでしょうかという質問です。何かこの辺に項目としてはないんですけれど、ちょっとその辺お聞かせいただきたいと思います。  もう1点が、決算書の279ページ、事務報告書の429ページで、水上公園の管理運営に要する経費として1億8,525万円が計上されています。以前にも質問が出たかもしれませんけれど、水上公園の入り口等に、タトゥー、入れ墨ですね、あれを入場禁止みたいなことを、羽村市は何か表示しているのかどうかお尋ねいたします。 434 ◯委員長(小宮國暉) 土木課長。 435 ◯土木課長(杉山 誠) 狭あい道路の整備の関係でございますが、決算書の267ページにございます西地区道路拡幅セットバック舗装委託、こういったところで幅員の狭い道路について、皆様に広報等で周知をさせていただいて整備をしていくということで、継続して行っていきたいとそのように考えてございます。  それと、水上公園のタトゥーの関係ですが、こちらにつきましては、まず入り口の券売機のところと更衣室、それと、中に入りまして、プールサイドに入る手前に強制的にシャワーを浴びるところがあるんですが、そちらにも掲示をさせていただいて、タトゥー等がある場合は隠して入園していただくというようなことで徹底を図っているところでございます。以上です。 436 ◯委員長(小宮國暉) 高田委員。 437 ◯委 員(高田和登) 狭あい道路のほうですけれど、ここに西地区道路拡幅(セットバック)というのがあるんですけれど、440万円なんですよね。今後もっと拡幅に力を入れてもいいんじゃないかと思うんですけど、ご見解をお伺いします。今後の予定というか、今後の計画ですね、ぜひ教えていただきたいと思います。  あと、水上公園のほうなんですけれど、そういうことで表示があるということなんですけれど、同じようなのがスイミングセンターのほうにも言えると思うんですけれど、その辺はどのようになっているのでしょうか。2点お伺いします。 438 ◯委員長(小宮國暉) 高田委員、スイミングセンターのほうは教育費のほうで扱ってください。今の質問で水上公園についてはどのようにお答えを。 439 ◯委 員(高田和登) そうですね、具体的にどのようになっているか教えてください。  隠してというような話がありましたけれど、隠すんじゃなくて、もっと、入場禁止にしたほうがいいんじゃないかと思うんですけどいかがでしょうか。 440 ◯委員長(小宮國暉) 土木課長。 441 ◯土木課長(杉山 誠) 狭あい道路の関係でございますけれども、こちらにつきましては、皆様に広報等で周知をさせていただいてご協力いただいているところで、平成28年度もかなり皆様からご協力いただけたということで、12月だったかと思うんですけれども、5号の補正で予算を増額させていただいて対応しているというところでございますので、今後も周知のほうをさせていただいて、少しでも道路が広がるような形で広報等を通じてご協力をお願いしたいと、そのように考えてございます。 442 ◯委員長(小宮國暉) 都市建設部長。 443 ◯都市建設部長(細谷文雄) タトゥーに関しましては、以前も議会等でいろいろ論議されたところでございまして、原則、地方自治法の何条か忘れましたけれども、公共施設に入る人をいかなる理由があっても拒んではならないという地方自治法の定めがございます。  これに基づいて、タトゥーによっても、ほんの一部だけ入れるというのもありますし、背中全面に入っているのもありますし、いろいろですから、そういう判断もできないと。そのことで、地方自治法とそういう理由も合わせまして、隠していただければ入場はいいですよと。ただ、人種差別じゃないですけれども、入っている人はだめですよというのは一方的に言えませんので、そういう対処をしているのと、それから、プールでもウェットスーツみたいなのを無償貸与しておりますので、そういうものを着ていただいて入っていただくと。そのご理解をいただいてやっているのが現状でございます。 444 ◯委員長(小宮國暉) よろしいですか。ほかに。山崎副委員長。 445 ◯副委員長(山崎陽一) 1点伺います。  事務報告書455ページ、決算書273ページです。区画整理のところですけれども、この区画整理事業委託で、もし平成28年度できなかった事業、大きなものがあったらどんな事業であったかをお願いします。  それから、土地権利者の会補助金30万円のうち、決算17万円。一応この土地権利者の会の日常的などんな活動、事業をしているかということを伺います。  それから、見学に行かれたということで、これは資料をもらっていますので、その内容です。豊田南の区画整理見学。この地を選んだ意味。それからどんなことを聞いてきたか。それから高幡不動区画整理。これもどんなことを研修に行って見てきたかということ。それから、武蔵村山民俗資料館。ここに行った理由、内容ですね、お願いします。  それから、平成28年度の権利者の会の会員数。今回、区画整理を3地区に分けて、最初の10年目、次の10年目、次の10年目ということで、3カ所、30年でやるわけですが、それぞれの地域の会員数というのを伺います。 446 ◯委員長(小宮國暉) 区画整理総務課長。 447 ◯区画整理総務課長(橋本雅央) まず2点目の権利者の会の補助金17万円の決算について、どのような活動をしたのかということになりますけれども、この17万円につきましては、基本的に権利者の会の総会、それとその他ほかの会議費、そして事業費としては視察研修会と支部活動費、それと印刷費、通信費、そのようなものに、この17万円の補助金を充当しております。  それと、4点目の権利者の会の会員数になりますけれども、平成28年度の会員数につきましても、権利者の会から444名という形で伺っておりますが、ちょっとここに地区別の会員数については、申し訳ありませんが、データがございませんので、それについてはここでお答えすることはできません。申し訳ありません。  それと、3点目の平成28年度の権利者の会の視察の関係なんですけれども、今回につきましては日野市の土地区画整理事業として、山崎副委員長おっしゃられました、豊田南の土地区画整理事業。豊田駅の南側です。ここにつきましては、豊田駅の南口に駅前広場がないという地域であったと。  それとまた、豊田駅の南側からもう少し南側に下がりますと、浅川がございます。そちらのほうに若干傾斜地がついておりまして、ハケになっております。その部分につきましては、もう大分、造成が終わっているんですけれども、終わって家も建っているんですけれども、そこの段々造成というか、擁壁を使った各宅地の造成の状況、そこの中で車の出入りですね、どういうふうに駐車場を置いているのかとか、駐車場と住宅が建っている高さの段差があったりとか、さまざまな利用方法がありますので、そういうものを先進事例として参考に見に行ってまいりました。  それと、高幡不動の高幡土地区画整理事業になります。これはご承知のとおり多摩動物園の乗り換えの駅になりますけれども、ここにつきましても、以前は駅前広場はあったんですが、やはりかなり狭あいな道路等がございまして、駅前広場もそんなに広くない整備でございました。  ただ、今は大分、駅舎も変わりまして、駅の中にも商業施設があったり、また高幡不動に向かう参道ですね、ここにつきましては、以前から参道の位置はもちろん変わりませんけれども、電線地中化ということが一般質問でもございましたが、電線地中化をしております。  また、高幡不動の前の、ちょうどこれは川崎街道でしょうか、川崎街道の部分についても電線地中化を合わせてやっているような形で、景観に配慮されているというようなところについても視察で見てまいりまして、こういうものについても、羽村として羽村駅西口ということで羽村堰に通じる玄関口としてふさわしい駅前整備とか、電線地中化、そういうものも今後の事業の進捗の中で取り入れればという形の中で視察に行っております。
     それと、3つ目が武蔵村山民俗資料館。これは武蔵村山市の民俗資料館になりますが、ここには羽村村山軽便鉄道、これも以前にも一般質問等でございましたが、その資料が展示してございます。これにつきましては、ご承知の方もいらっしゃると思いますが、羽村駅の西口の地区内、川崎の周辺ですね、ここに以前、羽村村山軽便鉄道が走っていたという形がございましたので、その辺の歴史も学ぶという形で、この民俗資料館のほうに伺ったような状況でございます。  失礼しました。先ほどの西口の権利者の会の会員数についてなんですが、まず、地区別なんですけれども、本町一丁目地区が124名、本町二丁目が102名、本町三丁目が78名、川崎西町内会が79名、それと奈賀地区なんですけれども、これは西口の範囲内だけです、15名。それと、東町町内会が32名、それと地区外が14名という形で、合計444名という形で伺ってございます。  それと1点目、これは繰出金の関係になるんでしょうか、平成28年度でできなかったものは何かということで、これにつきましては改めて、詳細については西口会計の中でお話をさせていただきたいんですが、これにつきましては、平成28年度の予算で建物移転、区画道路の築造工事等ございましたが、概ね予定どおり、道路整備についても、建物移転についても、計画どおり完了してございます。以上でございます。 448 ◯委員長(小宮國暉) 山崎副委員長。 449 ◯副委員長(山崎陽一) わかりました。事業委託に関しては明日ということで。  権利者の会なんですが、会議費ということですが、会議というのは何回ぐらいやっているんでしょうか。  それから、見学に関してですけれども、豊田南、擁壁工事ということで、確かにあそこも標高差があるということで、そうですね。それからここは、豊田南、大体41年間という予定で、事業計画変更を9回やっています。ここは確か88ヘクタールくらいだと思いますが、これ、最初の計画から9回の変更で、例えば地域の見直し等あったのか、それから最初の事業費から9回やる中でどのくらい変わってきたか、ここらも聞いてきていると思いますのでお願いします。  高幡不動。これは駅前商店街電線地中化等のことでしたが、ここは確かモノレールがあって、JRとの立体交差があるところだと思うんですが、例えばこれも見学に行ったんじゃないのかなと思いましたが、羽村市の場合はモノレールは構想路線、JRの立体交差はこれは事業化されていないし、いずれも事業化されておらず別事業ということになると、そこらに関してではなかったのかなと思いましたがどうでしょう。  武蔵村山民俗資料館、軽便鉄道ということですけれども、特にこれは区画整理には直接関係ないであろうと。今、実際に遺跡が出ていて、かなり貴重なものだというふうに伺っていますが、そこらのことを武蔵村山民俗資料館で学んできたのなら伺いたいと。  それから会員数について、各地区、人数が出たということは、それではそれぞれ会員の方の名前は把握しているということでよろしいですね。  それから、今回、3年間プラス1年、4年間で52棟ほどの移転が予定されていますけれども、その中に会員は何人いらっしゃるかということを伺います。 450 ◯委員長(小宮國暉) いくつか細かな点まで質問が出ましたけれども、よろしいでしょうか。  区画整理総務課長。 451 ◯区画整理総務課長(橋本雅央) まず2点目、豊田南土地区画整理事業の関係で、事業計画期間が41年間、それと事業計画変更回数が9回、88ヘクタールということで、事業費の変更はあったかということなんですが、今回の目的は、特に権利者の方たちが宅地造成というか、それぞれの各宅地のどういう形で、道路との高さの関係ですね、そういうものを考えていけばいいのかということを重点的に行ってまいりましたので、特にそこの事業費の変更とか、面積の変更とかそういうことについては、申し訳ありませんが、その場では伺っていない状況でございます。  それと、高幡土地区画整理事業につきまして、モノレールがあそこを通過しているというか、駅があるという形なんですが、それは皆様ご承知のとおり、多摩都市モノレールが立川の駅から多摩センター方向に向かって高幡不動の駅を通過しているわけなんですけれども、確かにそこの構造自体は立体交差の三層構造、地下が道路、地上部分が京王線、地上がモノレールということになっているんですけれども、そこにつきましては、基本的に武蔵村山の方向に向かうにあたって、そこの道路を通過しながらモノレールを見学していたという形になってございます。  それと、軽便鉄道の関係、これは武蔵村山民俗資料館なんですけれども、特にここの民俗資料館に行って遺跡について学んだわけではございませんで、やはりこの事業として、今、羽村大橋周辺、それと川崎一丁目エリアの事業を4地区の優先整備エリアの中の2つの地区として進めているわけなんですけれども、そこでやはり軽便鉄道があったんだよというところを、やはり羽村の歴史としても学んでいただきたいということで、先ほども申しましたが、そういう中でこの民俗資料館には行ってまいりました。  それと、会員数で、それぞれのお名前を把握しているかという形なんですが、ちょっと市のほうには名簿が今ございませんので、それについてはこちらでは把握しておりません。  それとあと、1点目の会議を何回、回数をやられたかというお話なんですけれども、合計6回という形で、定期総会を入れまして6回という形で会議を、これは本部会議になりますけれども、本部の会議を実施しております。  それと、移転棟数の関係で、この3年で52棟という、今ご質問があったんですけれども、この52棟の方たちの中に会員が何人いるかというものにつきましても、把握はしてございません。以上です。 452 ◯委員長(小宮國暉) 山崎副委員長。 453 ◯副委員長(山崎陽一) 再三、もう既に実施段階に入ったので、それぞれ個々に説明していくということを答弁されていると。なかなかそうすると、土地権利者の会という形で全体が動くということになると、いつも言っている個人情報というのが、その中ではどう保持されているのかということが大変心配になるわけで、実際に現在、移転、仮換地等の話をされている方には、いろいろな形であちこちから声がかかる。圧力とは言わないけれども、非常にプレッシャーを感じるという声も届いている。つまり、そういったことが権利者の会でされるようになると、それは非常にまずいことで、これは今までもそういうことはないと言っていますが、もう一遍それは確約させていただきたいと思いますが、いかがでしょうか。 454 ◯委員長(小宮國暉) 区画整理総務課長。 455 ◯区画整理総務課長(橋本雅央) ただいまの関係でございますが、権利者の会につきましては、以前から申し上げているとおり、決して圧力をかけるような団体ではまずございません。  それと、権利者の会での会議の中で、これも以前にもお話ししましたが、権利者の会の会員の方が市の前年度の実績とか、当該年度以降の事業の進捗にあたって説明したことにあたりましては、改めてそれを、出席されなかった会員の方たちに話していただいているような状況もございまして、実際そういう総会等に出られなかった方たちについては、市のほうに改めて「聴きに来たんだよ」なんていう方もいらっしゃいますので、そういう部分では、非常に権利者の会の権利者相互の連携という中では、非常に役立っている会だとは認識しております。以上です。 456 ◯委員長(小宮國暉) 時間の関係もありますので、ひとまずここで、土木費及び消防費関係の質疑を終わらせていただきたいと思いますが、ご異議ありませんか。      (「異議なし」と呼ぶ者あり) 457 ◯委員長(小宮國暉) ご異議なしと認めます。  お諮りいたします。本日の会議はこの程度に留めまして延会としたいと思いますが、これにご異議ありませんか。      (「異議なし」と呼ぶ者あり) 458 ◯委員長(小宮國暉) ご異議なしと認めます。  本日は、これにて延会といたします。大変ご苦労さまでした。                                     午後4時27分 延会 Copyright © Hamura City, All rights reserved. ↑ ページの先頭へ...