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平成29年第3回経済委員会 本文 2017-09-08
平成29年第5回定例会(第3号) 本文 2017-09-08

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  1. 羽村市議会 2017-09-08
    平成29年第5回定例会(第3号) 本文 2017-09-08


    取得元: 羽村市議会公式サイト
    最終取得日: 2021-06-14
    ↓ 最初のヒットへ(全 0 ヒット) 1                                     午前10時00分 開議 ◯議 長(馳平耕三) おはようございます。  ただいまの出席議員は18名です。定足数に達しておりますので、直ちに本日の会議を開きます。  本日の議事日程は、お手元に配付の議事日程(第3号)のとおりです。  日程第1、一般質問を行います。  前日の一般質問を継続いたします。10番 橋本弘山議員。      [10番 橋本弘山 登壇] 2 ◯10 番(橋本弘山) おはようございます。  通告に従いまして、3項目の一般質問をいたします。  まず1項目めは、「監査制度の充実について」であります。  本年6月、総務大臣より地方自治法等の一部を改正する法律の公布及び施行についての通知が、都知事を通じて羽村市に送付されています。その通知の2項目めには、監査制度の充実強化が明記され、監査基準に従った監査の実施等や監査委員の権限の強化等、監査体制の見直し等が記されています。  厳しい財政状況の下、羽村市もこの通知に従い、今まで以上の監査制度の充実が肝要と考えます。  監査制度の充実について以下伺います。  (1)監査委員制度について伺います。    1) 権限強化、制度の見直しが提案されていますが、市はどう考えているでしょうか。    2) 独立性、専門性を高めることについて市はどう考えているでしょうか。    3) 議員のうちから監査委員を選任しないことが可能になりましたが、市はどう考えているで     しょうか。    4) 外部監査制度について市はどう考えているでしょうか。  (2)次に、監査委員事務局の充実について伺います。
       1) 現在、監査委員事務局職員選挙管理委員会事務局職員が兼務となっていますが、当市の     ように監査委員事務局職員が他の事務を兼務している自治体はいくつあるでしょうか。    2) 兼務していることについて市はどう考えているでしょうか。    3) 独立性、専門性を高めるためにも兼務は避けるべきと考えますがいかがでしょうか。    4) この10年間で住民監査請求は何件あり、それはどのような内容だったでしょうか。  (3)福祉健康部の中に社会福祉法人の指導検査部門が存在しますが、組織改正を行い、監査委員     事務局に統合し、さらにその専門性を高める事は可能でしょうか。  (4)厳しい財政状況の下、監査制度の役割は益々重要になると思われますが、羽村市の見解をお     聞きいたします。  以上が、1項目めの質問であります。  2項目めは、「北朝鮮による弾道ミサイルへの危機対策について」であります。   北朝鮮は国際社会のたび重なる警告を無視し、弾道ミサイル発射を繰り返し、軍事的挑発をエスカレートさせています。特に今年に入ってからは、国連安保理決議に反し、その精度を確認するかのような様々な発射場所を変えてのミサイル発射実験を繰り返しています。  そんなさなか、8月25日の午前5時58分頃に、北朝鮮の発射した弾道ミサイルは北海道の襟裳岬の上空を通過し、6時12分頃に襟裳岬の東約1,180キロメートルの太平洋に落下しました。ミサイル発射から着弾までの所要時間はわずか14分でした。  日本政府は、発射直後、全国瞬時警報システム、Jアラートを通じて、北海道、東北などの住民に避難を促しました。その後、日本政府は、北朝鮮への断固たる抗議と国連安保理に対して緊急会議の開催を要請しました。これからも、太平洋に向けてミサイル発射を繰り返すという趣旨の発言、恫喝は、常軌を逸していると言わざるを得ません。  これまでに弾道ミサイル発射に使用されたノドン、テポドンは射程距離が1,300キロメートルから1,500キロメートルであり、完全に我が国全域が射程圏内に入っています。自衛隊がイージス艦や陸上配備のPAC-3などの迎撃システムを構築し、弾道ミサイルに備えてはいるものの、それをすり抜けて万が一羽村市周辺に着弾した場合、羽村市は「羽村市国民保護計画」に基づき、市民の生命、身体及び財産を守る責務があります。  改めて羽村市の有事の際の対応について以下伺います。  (1)日本にとって戦後最大の危機と重く受け止めておりますが、市長の考えをお聞きいたします。  (2)啓発のために政府がインターネットで配信した「国民保護ポータルサイト」は市民に周知さ    れたでしょうか。  (3)弾道ミサイルが発射された場合、Jアラートを通じてどのように市民に知らされるのでしょ    うか。また、万が一羽村市周辺に着弾したときには、市はどのような対応をし、市民はどのよ    うな対応をすべきなのでしょうか。  (4)ミサイル発射から極めて短時間で日本国内に着弾すると言われています。着弾までに警報が    間に合わないことも想定され、Jアラートだけに頼らない特別な訓練も必要と考えますがいか    がでしょうか。  (5)避難施設として「災害」を念頭に置くのではなく、通常弾頭の場合には待避者をミサイルの    爆風から防護可能な堅固な建造物などを「一時的避難施設」として指定すべきと考えますがい    かがでしょうか。  (6)核弾頭が搭載された弾道ミサイルが首都圏に着弾した場合の対応や化学兵器や生物兵器など    が用いられた場合の羽村市の対策と市民への対応は考えているでしょうか。  (7)ミサイル着弾などの有事の際の情報収集、避難誘導、避難施設指定等、取り組むべき課題は    多くあります。今後、羽村市としてどのように市民の生命、身体、財産を守っていくのか、羽    村市の所見をお聞かせください。  以上が、2項目めの質問であります。  3項目めは、「介護予防事業に健康麻雀の導入を」であります。  高齢者が熱中する余暇の利用の一つに囲碁や将棋が挙げられています。各公共施設では多くの高齢者が真剣に取り組まれています。いずれも頭を使い、指先を使うことで、認知症予防にも大きな効果があると言われています。  今回、これに加えて健康麻雀の導入を提案するものであります。麻雀といいますと、昔は飲酒、喫煙、あるいは賭け金を伴うギャンブルという、あまりいいイメージが浮かんでこないと思います。しかし、この健康麻雀は「飲まない」「吸わない」「賭けない」とあくまで健康にこだわってそれを楽しむものであります。羽村市として高齢者の認知症予防の面からも、また健康づくり・生きがいづくり・友達づくりの面からも、この健康麻雀に積極的に取り組んでみたらいかがでしょうか。  以下伺います。  全国健康福祉祭、愛称「ねんりんピック」というそうでございますけれども、これはスポーツや文化種目の交流大会をはじめ、健康や福祉に関する多彩なイベントを通じ、高齢者を中心とする国民の健康保持、増進、社会参加、生きがいの高揚を図り、ふれあいと活力ある長寿社会の形成に寄与するため、厚生省創立50周年にあたる昭和63年から毎年開催されています。本年9月に秋田県の各都市で開催される「秋田ねんりんピック」の26種目の1つとして、正式種目に健康麻雀がエントリーされています。そこで伺います。  (1)羽村市の状況について伺います。    1) 公共施設で、囲碁、将棋を楽しんでいる高齢者の数を把握していますか。    2) 麻雀が行われている公共施設はあるでしょうか。    3) 一部の議員の下には要望が届いているとの話を聞いておりますけれども、市への麻雀の要     望は届いているでしょうか。  (2)健康麻雀について市の考えと今後の取組みについて伺います。  以上を持ちまして、壇上からの質問を終わらせていただきます。 3 ◯議 長(馳平耕三) 並木市長。      [市長 並木 心 登壇] 4 ◯市 長(並木 心) おはようございます。  10番 橋本弘山議員のご質問にお答えします。  初めに、ご質問の1項目め「監査制度の充実について」の1点目、「監査委員制度について」のお尋ねのうち、まず、「権限強化、制度の見直しが提案されているが、市の考えは」、及び「独立性、専門性を高めることについて市はどう考えるか」については、関連がありますので合わせてお答えいたします。  本年6月の地方自治法の改正では、これまで自治体ごとの判断に任されていた監査基準の策定の義務づけや、勧告制度の創設などが盛り込まれており、権限の強化と合わせて、監査委員の独立性、専門性が高められたものと認識をしております。  地方分権が進展する中で、自治体が住民の信頼を得て行政運営を行っていくためには、予算執行の適正、及び事務事業の有効性を確保することが大前提でありますので、監査委員には、改正の趣旨に沿った適切な監査を引き続き実施していただけるものと考えております。  次に、「議員のうちから監査委員を選任しないことが可能となったが、市はどう考えるか」についてですが、これまで市では、地方自治法に基づき、識見を有する方と議員の中から監査委員を選任してまいりました。  今回の改正では、ただし書きにおいて、条例を制定することにより議員の中から監査委員を選出しないことも可能となりましたが、議員選出の監査委員については、監査の実効性と深く関連する部分でありますので、今後、監査委員及び羽村市議会との十分な協議が必要であると考えております。  次に、「外部監査制度について市はどう考えるか」についてですが、地方自治法では、市は包括外部監査と個別外部監査を、条例により任意に導入することができると規定されております。  外部監査制度は、地方公共団体の監査機能の独立性と専門性を強化、補完するために設けられた制度でありますが、市の監査を本来的に担うのは、法に定められた監査委員であることから、現在のところ、外部監査制度の導入は考えておりません。  次に2点目、「監査委員事務局の充実について」のお尋ねのうち、まず、「監査委員事務局職員が他の事務を兼務している自治体はいくつあるか」についてですが、多摩地区26市では、監査委員事務局職員が他の事務を兼務している自治体は羽村市のみでありますが、全国都市監査委員会の調査によりますと、全国の自治体では、技術系の職員を除き、監査委員事務局の職員が他の事務を兼務している自治体は、全体のおよそ4割となっております。  次に、「兼務していることについて市はどう考えるか」、及び「独立性、専門性を高めるためにも兼務は避けるべきと考えるがいかがか」については、関連がありますので合わせてお答えいたします。  現在、監査委員事務局には、専任の係長職が1人と、選挙管理委員会事務局を併任する局長及び再任用職員1人を含む係員2人の合計4人の職員を配置しており、監査委員の権限に属する事務の執行に関する事務局機能は果たされているものと認識をしております。  今回の法改正に伴い、監査基準の策定や勧告制度の創設などの新たな事務事業が加わるほか、新たな地方公会計制度の運用開始に伴う対応などによる事務量の増加が見込まれますので、兼務に関することも含めた監査委員事務局の体制については、さまざまな行政需要に対応していくための市役所全体の組織・定員の見直しの中で検討してまいります。  次に、「この10年間における住民監査請求の件数と内容」についてですが、監査委員事務局からの報告によりますと、平成19年度から平成28年度までの10年間の請求件数は6件で、その内容は、西口土地区画整理事業に関する請求が4件、市有地に関する請求が1件、固定資産税に関する請求が1件であります。  次に3点目、「社会福祉法人の指導検査部門を監査委員会事務局に統合し、さらにその専門性を高めることは可能か」とのお尋ねですが、平成29年度に福祉健康部社会福祉課に新設した法人検査係は、社会福祉法の規定に基づき、市内の社会福祉法人の指導検査を行うことを目的に設置しているのに対し、監査委員は、地方自治法に基づき、地方公共団体の財務や事業について監査を行うことを目的に設置されているものであります。  それぞれの設置目的は異なるものでありますので、組織を統合したとしても、専門性の向上などの効果が必ずしも上がるとは言えないため、現在のところ統合については考えておりません。  次に4点目、「厳しい財政状況の下、監査制度の役割はますます重要になると思われるが、羽村市はどう考えるか」とのお尋ねですが、予算の適正な執行の確保には、住民の代表である議会や監査などのチェック機能が十分に働くことが必要であり、そうした自治体における監査機能の重要性については、これまでも十分理解しながら行政運営に取り組んできたところであります。  その中でも、例月出納検査や決算等審査、定期監査といった監査委員による監査業務は、市が行財政運営の適正を確保し、より効率的・効果的な事務事業を実施するにあたって、欠かすことのできない職務であります。  監査委員におかれましては、今回の法改正によって充実強化が図られた制度に即して、公正で、合理的かつ効率的な地方自治行政の確保に引き続きご尽力いただくことを期待するものであります。  次に、ご質問の2項目め、「北朝鮮による弾道ミサイルへの危機対策について」の1点目、「日本にとって戦後最大の危機と重く受け止めているが、市長の考えは」とのお尋ねですが、北朝鮮による弾道ミサイルの発射は、過去に例をみない頻度で行われており、大変憂慮すべき事態であると考えております。  直近では、平成29年8月29日、午前5時58分頃に弾道ミサイルが発射され、北海道上空を通過し、襟裳岬の東、太平洋に落下する事態が生じており、防衛省・自衛隊においては、情報の収集・分析や警戒監視等に全力を挙げて取り組んでいるとのことであります。  羽村市は、平成7年に平和都市宣言を行っており、国家間の争いを武力で解決することについては、市民の皆様の総意のもとで、反対の立場であります。  次に2点目、「啓発のために政府がインターネットで配信した『国民保護ポータルサイト』は市民に周知されたか」とのお尋ねですが、「国民保護ポータルサイト」については、市公式サイトに、本年4月26日から情報を掲載しており、随時、最新の情報を更新するなど、市民の皆様への周知に努めております。  次に3点目、「弾道ミサイルが発射された場合、Jアラートを通じてどのように市民に知らせるのか。万が一羽村市周辺に着弾したときに、市はどのような対応をし、市民はどのような対応をすべきなのか」とのお尋ねですが、弾道ミサイルが発射され飛来する可能性がある場合は、内閣官房から全国瞬時警報システム、通称Jアラートを通じて、市に設置されている受信機が起動し、自動で防災行政無線による特別なサイレン音とともに発射事案等の緊急情報を流すほか、緊急速報メール等によりお知らせすることしております。  万が一着弾した場合は、国民保護計画に基づき、市の国民保護対策本部を設置し、関係機関と連携し、避難誘導、救助活動、消防、応急措置などを行ってまいります。  市民の皆様には、着弾により被害の及ぶ範囲は異なりますが、屋外にいる場合には、口や鼻をハンカチなどで覆い、現場から離れ、密閉性の高い建物か風上に避難していただくこととしております。  また、屋内にいる場合には、換気扇を止め、窓を閉め、目張りをし、室内を密閉するとともに、テレビ、ラジオ、インターネットなどを通じ情報収集に努め、行政から指示があればそれに従い、落ち着いて対応していただくようお願いをしております。  次に4点目、「ミサイル発射から極めて短時間で日本国内に着弾すると言われている。着弾までに警報が間に合わないことも想定され、Jアラートだけに頼らない特別な訓練も必要と考える」とのお尋ねですが、Jアラートは、弾道ミサイル攻撃や大規模な自然災害等の時間的余裕のない緊急情報を、国が住民に瞬時に伝達するために運用されているシステムであり、国民保護計画の指針となる国の「国民の保護に関する基本指針」においても警報等の伝達手段として活用していくことが明記されております。  政府においても、避難行動などの呼びかけは全国一律にJアラートによる特別なサイレン音から始まり、併せて、緊急情報ネットワークシステム通称エムネット等による緊急情報やテレビや携帯電話などにより伝達されることから、現時点では、国や東京都と連携し、避難行動をより早く確実に開始するための警報システムとして、Jアラートが最も有効なシステムであると考えております。  なお、より有効な訓練を行うためには、国や東京都及び市区町村が連携した、広域的な訓練を実施することが望ましいことから、現在、東京都が調整を行っているところであります。  次に5点目、「避難施設として『災害』を念願に置くのではなく、通常弾頭の場合には、ミサイルの爆風から防護可能な堅固な建造物などを『一時的避難施設』として指定すべきと考える」とのお尋ねですが、国民保護法では、都道府県知事が施設管理者の同意により避難施設を指定することと規定されており、市内においても既に、小中学校の校舎、児童館、福祉センター、いこいの里など、計28施設が指定されております。  次に6点目、「核弾頭が搭載された弾道ミサイルが首都圏に着弾した場合や化学兵器や生物兵器などが用いられた場合の羽村市の対策と市民への対応は」とのお尋ねですが、核弾頭、化学兵器及び生物兵器による武力攻撃災害が生じた場合においても、国民保護計画に基づき、市民の皆様の避難誘導及び救助活動を行うとともに、国や東京都と連携し、汚染原因に応じた措置等を行うこととしております。  市民の皆様がとるべき対応については、3点目でお答えしたように、自分の身を守る行動と落ち着いた対応をお願いしております。  次に7点目、「ミサイル着弾などの有事の際の情報収集、避難誘導、避難施設指定等、取り組むべき課題は多い。今後、羽村市としてどのように市民の生命、身体、財産を守っていくのか」とのお尋ねですが、ミサイル着弾などの有事については、エムネット等による情報収集、市の国民保護対策本部による避難誘導、既に指定されている避難施設の活用など、国民保護計画に基づいて対処していくとともに、国、東京都及び関係機関と相互に連携し、市民の皆様の生命、身体、財産を守ってまいります。  次に、ご質問の3項目め、「介護予防事業に健康麻雀の導入を」の1点目、「羽村市の状況について」のお尋ねのうち、まず、「公共施設で、囲碁、将棋を楽しんでいる高齢者の数を把握しているか」についてですが、市では、老人福祉センターじゅらく苑において、お好み講座として、囲碁講座、将棋講座を開催しております。  平成28年度における開催状況は、囲碁講座が40回、延べ1,472人、将棋講座が51回、延べ594人の参加がありました。  また、じゅらく苑には、囲碁、将棋で各1団体の自主グループが利用登録しており、平成29年度の登録者数は、囲碁グループが74人、将棋グループが46人で、老人研修室やコミュニティセンターロビーにおいて活発な活動を行っております。  同様に、いこいの里においても、囲碁の自主グループが1団体で、約15人が週2回程度の活動を行っております。  なお、市民活動団体及び社会教育関係団体には、囲碁団体として4団体の登録があり、生涯学習センターゆとろぎが活動場所となっております。  次に、「麻雀が行われている公共施設はあるのか」についてですが、地区会館等、全ての施設の状況は把握しておりませんが、コミュニティセンター・じゅらく苑、いこいの里、及び生涯学習センターゆとろぎでは、利用された例はありません。  次に、「麻雀の要望は届いているか」についてですが、コミュニティセンター・じゅらく苑、いこいの里などの各施設では、麻雀についての要望は聞いておりませんが、市民活動センターには、年齢は不明ですが、平成28年度中に、健康麻雀の団体を紹介してほしいなど、3件の問合せが寄せられております。  次に2点目、「健康麻雀についての市の考えと今後の取組みについて」のお尋ねですが、健康麻雀は、頭を使い、指先を使い、仲間との交流を楽しみながら行うことから、高齢者の生きがいづくりや、認知症予防の効果が期待できるものとして、自治体においても、健康麻雀教室の開催等の取組みを行っている例があると聞いております。  市では、じゅらく苑、いこいの里で開催しております各種講座等を通じた高齢者の生きがいづくりや、まいまいず健康教室の開催、認知症予防プログラム、体力向上教室等のさまざまな介護予防事業に取り組んでおりますが、今後、地域におけるさまざまな生きがいづくり活動、介護予防活動をさらに展開していくためにも、市民の皆様の多様な通いの場づくりを進める中で、調査研究を行ってまいりたいと考えております。  以上で答弁を終わります。 5 ◯議 長(馳平耕三) 10番 橋本議員。 6 ◯10 番(橋本弘山) それでは、3項目につきまして再質問させていただきます。  まず一番最初に、監査制度の充実について再質問いたしますけれども、(1)の監査委員制度についてということで、権限強化、制度の見直し、独立性・専門性を高めることについて答弁をいただきました。この議会の1日目の一般質問で、新地方公会計制度の質問がございました。その新しい会計制度に移行するわけでなんですが、その主なものについてお答えがありましたけれども、財務諸表作成、日々仕訳の実施、複式簿記の導入等ということのお答えがありました。  これ、複式簿記というのは、今現在は単式簿記で、これは現金主義ということで、それが複式簿記になりますと発生主義に変わるということになりますと、やはりかなりの能力が必要だというふうに私は思っております。  今まで期末の一括方式だったのが、この日々仕訳ということになりますと、例えば一つ例を挙げますと、これは例えばの話ですけれども、9月1日に5万円の事務用品が納入されて、それが9月20日に例えば普通預金から業者に支払いをしたという例を出しますと、今までの現金主義であれば、9月20日の5万円の支払いのみの伝票といいますか、そういった監査の仕方だったんですが、発生主義ということになりますと、もう9月1日に事務用品が納入された時点で、それが未払金として発生して、それが20日に支払った時点で未払金が消えるということで、今までの作業が倍になるということを私は予想するんですけれども、こういったかなりの事務量が予想されますし、もう既に隣の福生市ではこの方式が採用されています。  現在の例月検査等の実施方法についても、今までのやり方の見直しや、ほかの自治体の例月検査等の実施方法の調査研究等も、これから本当に必要になってくるのかなというふうに思っておりますけれども、その点はどういうふうに市としてはお考えでしょうか。 7 ◯議 長(馳平耕三) 企画総務部長。 8 ◯企画総務部長(市川康浩) 今お話の、いろいろ会計制度が変更になってくるというようなことは承知しているところでございます。
     その中で、どういった実際面においての会計の処理をしていくかというところは、まだ最終的に煮詰まってないところでございますので、今、日々仕訳というようなお話がございましたけれども、そこもまだ今、調査検討の段階でございますので、複式簿記制度が導入された中で、どこの部分についての監査の必要性といいましょうか、種類があるのかというところの整理をしながら、またしっかり監査をしていくような資料づくりにつきましては対応していきたいというふうに考えております。 9 ◯議 長(馳平耕三) 10番 橋本議員。 10 ◯10 番(橋本弘山) 同じように、私は前回まで監査委員をやっていたものですから、何か今までのことを否定するとか、そういうことではないんですが、やはりこれから新しい会計制度に向かっていく中で、今までやってきた中の経験を踏まえてちょっとお話をさせていただいているということだけは、承知していただきたいなというふうに思っています。  その中で、議会選出の監査委員はやはり必要であるということ、私もこれは必要だというふうに思っています。なぜかといいますと、代表監査の方と議会選出の監査委員がやるんですが、やはり、今、羽村市がどういうふうな状況で、どういう事業が進められているだとか、いろいろな羽村市の今の流れというのは、やはり議員でなければわからない部分もあるし、それをもう一方の監査の方はその辺のところは把握していないということになれば、やはり私は議会選出の監査委員というのは必要だというふうに思っています。  ただ、その中で、例月検査を行っておりますけれども、例えば1,000万円以上の契約の内容ですとか、契約書の提示、今、羽村市がどういうふうな形でどういう事業が進められているとか、そういったものの状況や支出の状況、そういうものがわかるような資料請求も必要だというふうに思っています。  ただその書類を見るだけということではなく、もっと大きな括りでそういった、羽村市がどういうふうな状況に今なっているかというのを示す書類等も本当に必要かなというふうに思っているんですが、その辺はいかがでしょうか。 11 ◯議 長(馳平耕三) 監査委員事務局長。 12 ◯監査委員事務局長(並木健史) ただいまの質問にお答えいたします。  橋本議員ご指摘のとおり、現状、例月出納検査につきましては、伝票等を中心にしたお金の流れについて監査をしていただいております。  他の市におきましても、さまざまな取組みが行われていることは承知しております。中には金額の大きな支出につきましては、契約書であったり、その事業の内容に関する詳細な資料を求めていると、こういった取組みが他の市で行われていること、承知をしておりまして、これにつきましては今後研究していく必要があるだろうと思っております。  現在、多摩地域のほかの監査委員事務局との交流も盛んになっておりますので、そういった機会を通じまして、他市のさまざまな取組みを、いいところを、エキスを取り入れてまいりたいと思っております。以上です。 13 ◯議 長(馳平耕三) 10番 橋本議員。 14 ◯10 番(橋本弘山) ぜひ、それをお願いしたいと思います。  そういうことで、新会計制度、今の契約の問題等、そういうふうないろいろな話が出てきますと、本当に事務量というのが増えて、監査の仕方も変わってくるだろうし、監査委員事務局の職員の皆さんの負担というのも増えてくるかなというふうに思っているんです。  ですから、そういったことも含めて、これから監査委員事務局等に負担がかかるということも考えられるんですが、その辺はどういうふうにお考えでしょうか。 15 ◯議 長(馳平耕三) 企画総務部長。 16 ◯企画総務部長(市川康浩) 橋本議員からもご指摘をいただいた公会計制度、そして今のような法改正に伴う新たな視点、そして今お話しのような監査制度、そういったところで事務量が増えるということは予想されるところでございます。  市長のほうからもご答弁させていただいておりますけれども、さまざまな行政需要に対応していくということも一方でありますので、市の中、全体の中でいろいろ考えながら、定員等の見直し等につきましては今後検討していきたいというふうに考えております。 17 ◯議 長(馳平耕三) 10番 橋本議員。 18 ◯10 番(橋本弘山) それと、先ほどの答弁の中で、今のところ監査委員事務局の機能を果たされているので、特に今まで支障はなかったということの答弁があったというふうに思っていますけれども、例えば昨年7月には東京都知事選挙がありまして、これ、7月の末ですね。その時に、7月の末というのは、前年度の決算監査のちょうどそれにあたるということで、そのことと選挙事務ということが重なって、非常にやはり、多分その時は忙しかったかなというふうに思うんですよ。  これから、例えば都知事に何もなければ4年後にまた同じようなことで、7月に選挙があるということになれば、今兼ねているということは、やはりそこで負担が出てくるのではないかなというふうに思っておりますけれども、ちなみに、昨年、どういうふうにそれを乗り越えたか、乗り切ったかということを、ちょっとお聞かせいただきたいと思うんですけれど。 19 ◯議 長(馳平耕三) 監査委員事務局長。 20 ◯監査委員事務局長(並木健史) ただいまの質問にお答えいたします。  橋本議員ご指摘のとおり、昨年の7月におきまして、中旬から下旬にかけて、監査委員事務局では決算審査、選挙管理委員会事務局では都知事選挙、それぞれの対応が日程的にかぶってしまったということは事実でございます。  ただ、6月の時点で、都知事選挙が行われることが決まった際に、すぐに市長部局の人事担当と協議させていただき、都知事選挙のほうに職員の応援をお願いしております。ほぼ2週間にわたりまして、延べ人数で19名程度、職員を割り当てていただきまして、その分、監査委員事務局のほうには職員の余裕が生じております。  そういった市長部局からの職員の派遣によって当時を乗り切ったと、そういった状況でございました。以上です。 21 ◯議 長(馳平耕三) 10番 橋本議員。 22 ◯10 番(橋本弘山) 先ほどの答弁で、これから組織、定員の見直しの中で検討していくとの答弁がありました。やはり26市中、他の事務を兼務している自治体というのは羽村市だけということを考えますと、それだけやはりこれから監査委員事務局というものの役割というのはすごく大きいのではないかというふうに思っています。  それと、やはりこれ、監査請求というのも、この10年で6件あったということなんですが、それも含めて、今、監査請求に対応する体制というのもできているのかを、ちょっと伺いたいというふうに思います。 23 ◯議 長(馳平耕三) 監査委員事務局長。 24 ◯監査委員事務局長(並木健史) ただいま、住民監査請求に関するお問い合わせですけれども、過去10年間で6件の請求がございました。しかし、それぞれにつきまして、当時の人員体制で適切に対応ができていると判断しておりますので、この点に関しては、しっかりとした職員体制がとれていると認識しております。  また、今後、実際に請求があるかと思いますけれども、そうした場合でも、これまでの対応状況であったり、近隣の自治体の対応方針、また、時には東京都の監査委員事務局に問い合わせをするなど、対応する体制は整っているものと考えております。以上です。 25 ◯議 長(馳平耕三) 10番 橋本議員。 26 ◯10 番(橋本弘山) わかりました。ぜひ適切にお願いしたいと思いますけれども、監査制度の中で、全然別なことなんですが、今、全国的に注目されています議員の政務活動費なんですけれども、ちょっと全然別の話になっちゃうもしれないですけれど、非常に不適切に使われていることで、羽村市の中はしっかり政務活動費というのは議会事務局と議長が見ていただいて、適切に私は執行されていると思っているんですが、これからさらにそういう中で監査、例えばこれは私の私案ですけれども、議会選出の監査委員以外の方の代表、ここでは代表監査になりますが、その第三者の眼で政務活動費の内容を見てもらうということも、何かちょっと必要なのかなというふうに思って、それは自分の意見ですけれども、これは質問ではありません。そういうことも含めて、これから監査制度というのは大事だというふうに私は思っております。  次にいきます。福祉健康部社会福祉課法人検査係の関連の質問ですけれども、今、法人検査係が担当する社会福祉法人の数はどのくらいありますでしょうか。それと、その業務内容というのはどういうふうなことになりますか。 27 ◯議 長(馳平耕三) 福祉健康部長。 28 ◯福祉健康部長(粕谷昇司) 今回、新設した係のほうで所管します社会福祉法人につきましては、現在、10法人が該当いたします。  また、業務内容といたしましては、法人の運営及び会計の検査というのは当然のことでございますけれど、今年度から、施設の運営とか、そのサービス内容の部分についても検査することになってございます。以上です。 29 ◯議 長(馳平耕三) 10番 橋本議員。 30 ◯10 番(橋本弘山) 社会福祉法人の担当ですけれども、今、10法人と言われましたけれども、これから社会福祉法人が新たに始める地域広域活動というのも増えていまして、来週、実際やっているところの見学会、説明会があるんですが、そういうことも含めて多方面に活動が増えていくというふうに思っていまして、その検査も含めて、そういったものの検査も一緒に、今の法人検査係の中で行われるのかどうかというのをちょっとお聞きしたいと思います。 31 ◯議 長(馳平耕三) 福祉健康部長。 32 ◯福祉健康部長(粕谷昇司) 社会福祉法に基づきます検査でございますけれども、法人に対して特定の事業実施を指導するというわけではなく、そうなりますとその団体の自主性というものが損なわれてしまいますので、そういうことではなくて、ただ、実際に各福祉法人が福祉施設の充実のために計画した事業というものは当然いろいろあるわけですので、そうした計画した事業がどのように運営されているかという程度の確認をするというような状況で考えてございます。 33 ◯議 長(馳平耕三) 10番 橋本議員。 34 ◯10 番(橋本弘山) わかりました。  それでは次の項目に移ります。北朝鮮による弾道ミサイルの危機対策ということなんですが、たまたまこれは私が一般質問提出後に、弾道ミサイルが日本の上を飛び越えたということで、ちょっと自分で質問して驚いたんですが、今回、先ほど市長の考え、最大の危機を市長がおっしゃっていましたけれども、その後に、今度は核実験を行って、それで羽村市としては羽村市議会も同時に抗議文を送付しました。  改めて、平和宣言を行っている羽村市長の所見をお伺いしたいなというふうに思います。 35 ◯議 長(馳平耕三) 企画総務部長。 36 ◯企画総務部長(市川康浩) 今お話がありましたとおり、羽村市では平成7年8月10日に、戦後50周年にあたって、平和の誓いを新たに「平和都市宣言」を行ったところでございます。  この宣言は、日本国憲法の平和の精神を守り、世界の人々と手を携えて、戦争の防止と被爆国としての悲惨な体験から、核兵器のない世界平和の実現に努めるといった内容でございます。  残念ながら、朝鮮民主主義人民共和国は、今お話のとおりのミサイル発射を繰り返し、9月3日には6回目となる核実験を強行したところでございます。  この行為につきましては、世界の平和と安全を著しく損なう行為であり、核軍縮・不拡散に向けた国際社会の真剣な取組みに逆行する行為であり、到底許しがたく、強い憤りを覚えるものであると、抗議文を出したところでございます。これにつきましては、市議会議長との連名で抗議文を送付していることもご承知のことかというふうに思います。こういったことがないように、こういった抗議文を出したというところの状況でございます。 37 ◯議 長(馳平耕三) 10番 橋本議員。 38 ◯10 番(橋本弘山) この抗議文ですけれども、送付した我々議会も市長部局側も、市の職員等もわかっていると思うんですが、これ、一般市民には、この送付した事実というのは知らされていますでしょうか。 39 ◯議 長(馳平耕三) 企画総務部長。 40 ◯企画総務部長(市川康浩) 今お話のように、この抗議文につきましては議員の皆様方に同様の文書を配付するとともに、市の公式サイト、ここにも即刻に載せまして、また報道各社、プレスの発表をして、広く意思表示を示したというところでございます。以上でございます。 41 ◯議 長(馳平耕三) 10番 橋本議員。 42 ◯10 番(橋本弘山) 続きまして、国民保護ポータルサイトですけれども、先ほど公式サイトで発表したということなんですが、紙ベースで市民に周知ということはどうだったんでしょうか。 43 ◯議 長(馳平耕三) 市民生活部長。 44 ◯市民生活部長(小林秀治) 市の公式サイトにおきまして周知しているところでございますが、紙ベースの広報でございますが、こちらのほうは、6月議会の富永議員からのご質問の際に、国、東京都、近隣市等の合同訓練の際に紙ベースで広報してまいりたいというふうにお答えはしたところでございますが、事態は急を要する状況になっておりますことから、早急に広報はむら等に掲載をして周知していきたいと考えております。 45 ◯議 長(馳平耕三) 10番 橋本議員。 46 ◯10 番(橋本弘山) ぜひ、早急にお願いしたいと思います。  それと、実際に8月25日の早朝の弾道ミサイル発射の際ですけれども、羽村市の対応はどうだったのか教えていただきたいと思います。 47 ◯議 長(馳平耕三) 市民生活部長。 48 ◯市民生活部長(小林秀治) 危機管理担当職員が市役所に参集いたしました。こちらのほうは、国民保護計画に基づく担当課体制ということでございますけれども、そちらの体制をとりまして、情報収集を行ったということでございます。以上です。 49 ◯議 長(馳平耕三) 10番 橋本議員。 50 ◯10 番(橋本弘山) 緊急情報というのは、内閣官房から国民保護に関する情報と、地震等の気象庁からの自然災害に関する情報の2種類があるということなんですが、サイレンの種類ですね、その周知と、その実験放送とを、これからどういうふうに対応していくのでしょうか。それをお聞きしたいと思います。 51 ◯議 長(馳平耕三) 市民生活部長。 52 ◯市民生活部長(小林秀治) Jアラートを使った緊急通報でございますけれども、国民保護に関する情報と、あと、自然災害に関する気象情報、こちらの際のサイレンの種類は同じでございます。  サイレンにつきましても、先ほど橋本議員がおっしゃられました、内閣官房の国民保護のポータルサイトのほうでも試聴できるようになってございます。また、市の公式サイトにおきましても、内閣官房のほうのポータルサイトにリンクを張りまして聞けるような状況になっております。  今後の広報におきまして、サイレン音を試聴できることも合わせて周知していきたいと考えております。  また、サイレンの試験放送の件でございますけれども、市の総合防災訓練の際にも鳴らしております。また、これ以外にも年1回、定期的に、大体11月頃になっておりますけれども、こちらのほうで試験放送を実施しております。以上でございます。 53 ◯議 長(馳平耕三) 10番 橋本議員。 54 ◯10 番(橋本弘山) わかりました。  今回、最初にお話ししましたけれども、弾道ミサイルの発射から着弾までの14分ということの短時間ですけれども、本当に14分で着弾するということで、日本に着弾するのはもっと早い時間だというふうに思いますけれども、今、Jアラートの警報が非常に無意味という議論も出ています。  そういうことも含めて、Jアラートの改善ですかね、危機に応じた呼びかけというのを国のほうにもっと促していく必要があるのかなというふうに思いますけれども、その辺いかがでしょうか。 55 ◯議 長(馳平耕三) 市民生活部長。 56 ◯市民生活部長(小林秀治) 確かに警報から着弾までわずかな時間しかないということでございます。  そのため、橋本議員がおっしゃられるとおり、Jアラートが無意味ではないかというような議論が出ていることも確かでございますが、そのわずかな時間にとれる避難行動等によりまして、被害を少なくする可能性を高めることができるわけですね。そういうことからしますと、全く無意味であるというふうには担当では考えてございません。  また、Jアラートにつきましては、現在の技術を駆使して、市職員が参集しなくても自動的に起動できるようなシステムになっております。ということでございますので、現時点では最短で緊急情報を伝えられるシステムとなっていることと、それは確信してございます。  このJアラートにつきましては、技術的な進歩のたびに改修や改善が図られていくものと考えておりますけれども、例えば運用面等でこういうやり方のほうがいいのではないかということがあれば、当然それは市のほうから国に対して要望をしていきたいと、そういうふうに考えております。 57 ◯議 長(馳平耕三) 10番 橋本議員。 58 ◯10 番(橋本弘山) わかりました。  それと、一時的避難施設ということで28施設が避難施設に指定されているということなんですけれども、その周知というのは市民にされているのでしょうか。 59 ◯議 長(馳平耕三) 市民生活部長。 60 ◯市民生活部長(小林秀治) 現在、市の公式サイトに掲載しております。先ほど申しました広報はむらのほうの掲載、そちらのほうでさらに周知してまいりたいと思います。  なお、この避難施設につきましては、実はJアラートが鳴ったら必ずそこにすぐに避難するという施設ではないわけです。まず第一にやっていただくのは、先ほども申しましたように、身近な建物に入って頭部を保護するとか、そういう態勢をとっていただいて、自分の身を守る、身近なところで守るというのが第一にやっていただくことでございますので、その辺を勘違いしないように、十分細かくわかるような形で広報はしていきたいと、そういうふうに考えてございます。 61 ◯議 長(馳平耕三) 10番 橋本議員。 62 ◯10 番(橋本弘山) ぜひ、その辺が勘違いをされていて、やはり鳴ったから避難所へ行くということの、今までの防災訓練のような意識というのが多分あると思うので、その辺を徹底してやはり周知していただきたいと思っています。  もう一度お聞きしますけれども、今回の弾道ミサイル発射、水爆実験を繰り返す北朝鮮の指導者が存在することの現実を踏まえ、この新たな危機に羽村市が市民の生命、身体、財産を守っていくための決意を再度お聞かせいただきたいというふうに思います。 63 ◯議 長(馳平耕三) 井上副市長。 64 ◯副市長(井上雅彦) 今お話があったように、確かに近年、そういった脅威が増しているというのは重々承知しております。そういった意味で基礎的自治体に求められるものは、市民の方々の生命、財産、それらを守ることでございますので、そういった意味では私ども緊張感をもって取り組んでいきたいというふうに思っております。 65 ◯議 長(馳平耕三) 10番 橋本議員。 66 ◯10 番(橋本弘山) それでは3点目の、介護予防事業に健康麻雀の導入ということで質問をさせていただきます。  ちょっと唐突ですけれども、市長にお聞きしたいんですけど、市長は麻雀をおやりになりますか。 67 ◯議 長(馳平耕三) 並木市長。 68 ◯市 長(並木 心) 嫌いではありません。 69 ◯議 長(馳平耕三) 10番 橋本議員。 70 ◯10 番(橋本弘山) 結構、我々の世代から、いろいろな方がこの麻雀というのは、学生時代等やったことがある経験がすごく多いと思うんですよ。  そういう中で、今まで大体、囲碁とか将棋とかというのはよく言われていましたけれども、最近やはり結構いろいろな方が、麻雀というのはどうなんだろうというようなことの話が出ていまして、よく、昔、うちなんかにもありましたけれども、電気ごたつの上の天板が、ひっくり返すと緑のフェルトが出てきて、完全に麻雀の盤なんですよね。そういうのを見ると、結構、一般に普及していたのかなというふうに思っています。  そんな中で、やはり先ほどお話ししたように、昔はあまり何か良いイメージがなかったんですが、健康麻雀というと、やはり指を使ったり、頭を使ったり、人との会話を楽しむとか、いろいろな中で介護予防という形が自然にできるのかなというふうに思っています。
     そういう中で、まず市として取り組んでいただきたいというのがあるんですか、これは市としては場を提供するということが非常に大事かなというふうに思ったりするんですが、その場をつくってもらうことというのは可能なんでしょうか。 71 ◯議 長(馳平耕三) 福祉健康部長。 72 ◯福祉健康部長(粕谷昇司) 今、囲碁や将棋なども、先ほど市長も答弁したように、じゅらく苑であるとか、それから、いこいの里であるとか、そういうような場所で行われているわけでございまして、例えば一つじゅらく苑をとりますと、そこには利用団体が何団体かありまして、そうしたところへ利用登録していただきまして、その団体間の中で調整しているというようなことでございますので、新たな団体等ができた場合、そういう中でも調整は可能なのかなと思います。  また、いこいの里につきましても、自主グループというような形で今、囲碁をやっていますので、そういうような形での上のほうとの調整ということは可能かと思います。  そうした意味で、利用する団体間の中で、あるいはそういった場所もさらに、具体的な把握はしてございませんけれど、地域の会館なども利用することも可能かと思いますので、場所的な部分としては大丈夫かと思います。  ただ、実際的な問題としては、やはり場所より設備的な問題のほうが難しいのではないかなと考えております。以上です。 73 ◯議 長(馳平耕三) 10番 橋本議員。 74 ◯10 番(橋本弘山) 実際に千代田区では、敬老の日に、敬老健康麻雀大会というのが開催されているそうなんですよ。それで、区長杯、会長杯の争奪戦が行われて、今年で17回目だそうです。  ぜひそういったことも含めて、羽村市老人クラブ連合会等にも呼びかけをして、健康麻雀の良さをアピールしていただきたいというふうに思うんですが、いかがでしょうか。 75 ◯議 長(馳平耕三) 福祉健康部長。 76 ◯福祉健康部長(粕谷昇司) 羽村市老人クラブ連合会への呼びかけとか、PRということでございますけれども、羽村市老人クラブ連合会自体、現在、年間を通しまして、輪投げ大会であるとか、ペタンクであるとか、グランドゴルフであるとか、そういうようないろいろな事業を行っていますし、そのほか社会奉仕活動や夏まつりの参加と、年間を通していろいろな活動を非常に活発にやっているところでございます。  麻雀というのは、今、橋本議員ご指摘のように、介護予防とか、認知症予防に非常に有効的なものであるというふうに言われております。羽村市老人クラブ連合会の活動につきましては、あくまで羽村市老人クラブ連合会の自主的な活動でございますので、そうした健康麻雀につきましては、情報の提供というような形で留めておきたいと考えております。以上です。 77 ◯議 長(馳平耕三) 10番 橋本議員。 78 ◯10 番(橋本弘山) 多分、経験者というのはかなり多いはずなので、ぜひ何かきっかけをつくっていただいて、皆さんがそういう競技ができるような健康麻雀の推進をお願いいたしまして、一般質問を終了させていただきます。 79 ◯議 長(馳平耕三) しばらく休憩いたします。                                     午前10時59分 休憩                                     午前11時10分 再開 80 ◯議 長(馳平耕三) 休憩前に引き続き会議を再開いたします。  次に、17番 水野義裕議員。      [17番 水野義裕 登壇] 81 ◯17 番(水野義裕) 通告に従いまして、2項目の質問をいたします。  1項目めは、「羽村駅西口土地区画整理事業について」であります。  この事業を円滑に進めるには、過去の経験、5つの区画整理をやってきましたけれども、その事業から学び、この経験を活かすとともに、地権者を含む市民の理解が必須と考えています。そこで伺います。  (1)市がこれまでに実施してきた5つの区画整理事業について    1) 工期が延びたり、事業費が予定より膨らんだりしたのは何故か分析しているでしょうか。    2) その分析の中で今回の事業に活かすべき点があるでしょうか。    3) その分析は、市や公社の職員に共有されているでしょうか。    4) これらの5つの事業の清算金を算出するための点数1個当たりの単価は、それぞれいくら     だったでしょうか。  (2)情報の蓄積と継承について    1) これまで「まちなみ」に掲載してきた情報、もう今は50号を超えていますけれども、例     えば17号のQ&Aなど、さまざまな場所で疑問に答えたり情報提供したりしています。時     間が経ったわけで、だんだん情報が古くなると、現状にそぐわなくなってきたものがあるか     と思いますが、あるとすればどんなものがあるでしょうか。    2) 地権者の協力を得るためにも、これまでに情報紙「まちなみ」に掲載された情報で、質問     への回答や、換地などについての具体的な最新情報をまとめているでしょうか。    3) 市や公社の職員は何年かで交代しているようです。地権者との折衝の経緯などについて、     情報はきちんと引き継がれているでしょうか。  (3)今後の事業について    1) 10年を区切りに、3年ごとの計画で進めるということですが、少なくとも最初の10年に     ついて計画を作成して公表すべきではないでしょうか。3年ごとの単位で10年まとめてみ     たら、こんなになっちゃったよということを避ける意味でも、10年単位の計画を作成して公     表すべきだと思いますがいかがでしょうか。    2) コスト圧縮のためにも、公社への委託割合を減らすべきではないか。区画整理部の職員は     増えています。公社への委託分は職員でできるだろうというふうに思っていますが、この件     についていかがでしょうか。    3) 既に一般質問でも出ていましたが、電線地中化や1時間50ミリを超える豪雨への対策は     計画に組み込むべきではないかと思いますがいかがでしょうか。    4) 曳家対象の家屋が百数十戸あるということですが、これらはすべて同じ曳家工法で移転で     きると考えているでしょうか。    5) 先般行われました擁壁工事の説明会には、何人が参加されたでしょうか。また、その工事     について地域には今後どのように周知していくでしょうか。かなり交通量があります。特に     子どもの下校時間、これはばらばらです。交通事故が起こり、悲劇が起こらないようにする     ための対応が求められていると思います。そういう意味でもやはり周知をする必要があると     思いますので伺います。  2項目めは、「都市基盤の維持は十分か」であります。  近年、地球温暖化の影響か豪雨による被害が多発しています。建物への浸水、土砂災害などへの対応について伺います。また関連して、水道ビジョンに示された計画についても伺います。  (1)道路側溝・雨水枡の維持について     雨が降って溢れているという通知がたくさんあって、心配している話があります。そういう    意味で伺います。    1) 側溝・雨水枡全体の現状を把握しているでしょうか。    2) 市内全域は、1時間50ミリの雨に対応できているでしょうか。    3) 豪雨時に溢水の危険のある場所はどれくらいあるでしょうか。    4) 側溝や雨水枡のクリーニングはどのように実施しているでしょうか。    5) 豪雨時にはどのような対応をしているでしょうか。危険個所の見回りが必要ではないかと     思いますがいかがでしょうか。  (2)土砂災害への対応はどうしているでしょうか。  (3)水道ビジョンについて    1) 石綿セメント管の敷設区域が羽村駅西口土地区画整理地区に重なるということです。この     地区の区画整理が終わるのは計画では30年後。事業の完成までの使用に耐えうるでしょう     か。    2) 管路の耐震化率は、近隣の福生市、瑞穂町、昭島市と比較してどうなっているでしょうか。    3) 委託業務の拡充を検討するとあります。拡充に伴い業務を監督できる人材の育成が必須と     考えています。水道ビジョンには、人材育成と技術力の強化を図るとありますが、具体的に     必要な技術の要件と、専門家の確保についてどう考えているでしょうか。    4) 配水管から各家庭へ引き込む給水管の現状、どんなものがどのくらいあるかについて把握     しているでしょうか。このあたりは災害後の復旧で、配水管だけではなくて、給水管の復旧     も考えなくてはならないという意味では、把握していく必要があると思います。そのあたり     についての現状を伺います。  以上で、壇上からの質問といたします。 82 ◯議 長(馳平耕三) 並木市長。      [市長 並木 心 登壇] 83 ◯市 長(並木 心) 17番 水野義裕議員のご質問にお答えします。  初めに、ご質問の1項目め、「羽村駅西口土地区画整理事業について」の1点目、「市がこれまでに実施してきた区画整理事業について」のお尋ねのうち、まず、「工期が延びたり、事業費が予定より膨らんだりしたのは何故か分析しているか」、「その分析の中で今回の事業に活かすべき点はあるか」、及び「その分析は、市や公社の職員に共有されているか」については、関連がありますので合わせてお答えいたします。  これまで市施行により整備してきた、神明台土地区画整理事業、富士見平土地区画整理事業、小作台土地区画整理事業、羽ケ上土地区画整理事業の4地区については、地区ごとに「施行面積」、「権利者数」、「建物棟数」及び「土地利用状況」などが異なります。  当時の土地区画整理事業における、まちづくり計画では、街区構成を柱とした宅地を供給する造成事業であったことから、事業期間を5年程度で設定し、事業の推進を図ってまいりました。  その結果、神明台地区は5年で完了し、その他3地区については、5年が経過した時点において、事業の進捗状況を踏まえ事業期間延伸の手続きを行っております。  なお、昭和39年当時の神明台地区は、区画整理前の土地利用状況が、農耕地約60パーセント、山林・原野約30パーセント、一般住宅約10パーセントで、建物移転棟数が42棟と少なく、宅地供給型の土地区画整理事業であったことから、当初の事業期間内で換地処分が行えたものと分析をしております。  また、ご指摘のとおり「事業費」の関係については、各地区とも当初計画の事業費に対して、事業完了時の事業費が増加しております。  その理由は、過去4地区の事業の実施時期が日本経済の拡張期にあったことなどにより、物価等が高騰し、人件費、資材費、工事費等が膨張したこと、また、建物移転棟数の増加、これに伴う権利者との移転協議件数の増加などにより事業期間を延伸する必要が生じたことが、主な要因であると分析をしております。  「今回の事業に活かすべき点」についてですが、計画的、効率的に事業を進めていくためには、権利者等への丁寧な説明に努めつつ協議を重ね、権利者それぞれの要望等を十分に聞き取りながら、事業を推進していくことが肝要であるとの点について、活かしていくべきと捉えております。  これらの分析を踏まえ、既成市街地の再編整備事業を目的とした事業である「羽村駅西口土地区画整理事業」にあたっては、事業計画上、移転棟数を968棟と見込んでおりますので、これまで以上に、関係権利者の皆様への丁寧な対応はもとより、より効率的な事業実施等の必要性について、東京都都市づくり公社と共通認識に立って、平成26年度に策定した移転実施計画をもとに、現在、建物移転や道路築造など、着実な事業の進展を図っているところであります。  次に、「清算金を算出するための点数1個当たりの単価は」についてですが、清算金については、土地区画整理事業において、通常減歩の宅地と減歩緩和を受ける宅地などにおける各権利者間の換地の価値に差が生じた場合などに、すべての土地について負担と受益が公平となるよう、事業の完了に合わせて、清算の仕組みにより徴収または交付する金銭のことであります。  清算金を「額面」により関係権利者の皆様にご提示する時期は、事業が概ね完了する段階となり、その時点の相続税評価額及び固定資産税評価額等を勘案し、清算金単価を定めるため、事業当初では「額面」でなく、指数である「個数」によりお示ししているものであります。  その上で、これまで市施行として整備してきた過去4地区における、1個あたりの清算金単価については、神明台土地区画整理事業が11円、富士見平土地区画整理事業が13円、小作台土地区画整理事業が54円、羽ケ上土地区画整理事業が54円となっております。  次に2点目、「情報の蓄積と継承について」のお尋ねのうち、まず、「これまで『まちなみ』に掲載した情報で、現状にそぐわなくなってきたものはあるか。あればそれはどんなものか」、及び「地権者の協力を得るためにも、これまでに情報紙『まちなみ』に掲載された情報で、質問への回答や、換地などについての具体的な最新情報をまとめているか」については、関連がありますので合わせてお答えいたします。  情報紙「まちなみ」については、関係権利者の皆様に対して、羽村駅西口土地区画整理事業へのご理解を深め、ご協力をいただくため、これまでも事業の進捗状況に合わせ、適宜、その時点における必要な情報の提供に努めており、基本的に現状の計画等にそぐわない内容があるとは考えておりません。  お尋ねの「具体的な最新情報をまとめているか」についてですが、事業の進展を図っていく上では、正確に情報を収集し発信していくことが極めて大切であると捉え、これまでの必要な情報については整理をしており、ご質問等への回答に限らず、今後も最新の情報を積極的に掲載してまいります。  次に、「市や公社の職員は何年かで交代しているが、地権者との折衝の経緯などについて、情報は引き継がれているか」についてですが、市及び都市づくり公社における人事異動等の際には、関係権利者の皆様とのこれまでの協議経過や調整内容など、適切に引き継がれ、常に一貫した対応、説明に努めているところであります。  次に3点目、「今後の事業について」のお尋ねのうち、まず、「10年を区切りに、3年ごとの計画で進めるとのことだが、少なくとも最初の10年についての計画は作成・公表すべきではないか」についてですが、これまでの一般質問でもお答えしましたとおり、平成26年度に策定した移転実施計画に基づき、概ね10年ごとの工期を基本に、工事範囲を3分割した上で、地区全体の移転順序等を定めた、年度別の移転実施工程図を活用し、これまでも関係権利者の皆様にはこの計画についてお示しし、丁寧な説明に努めているところであります。
     ご指摘の公表については、この移転実施工程図を基本に、個人情報に配慮した上で、わかりやすい資料を作成し、情報紙まちなみや市公式サイトなどにより公表していく考えであります。  次に、「コスト削減のためにも、公社への委託割合を減らすべきではないか」についてですが、東京都都市づくり公社への業務委託については、昭和36年の「設立に関する協定」において、関係市は「土地区画整理事業及び下水道事業の実施にあたっては、公社に委託し、公社はこれを受託する」ものとしており、本協定に基づき、過去に実施した4地区においても、都市づくり公社への業務委託を行っているものであります。  こうした実績や現行の東京都交付金制度の有利性などから、都市づくり公社への業務委託を基本としてまいりますが、その中で市職員による対応が可能な業務については、今後も引き続き、市直営による対応を視野に入れ、工夫しながら事業を実施していく考えであります。  次に、「電線地中化や1時間50ミリを超える豪雨への対策は計画に組み込むべきではないか」についてですが、「電線地中化」については、本年3月市議会定例会における9番、西川美佐保議員の一般質問にお答えしましたとおり、羽村駅西口土地区画整理事業施行地区における主要幹線道路の整備にあたっては、防災力の強化、良好な景観形成、商工業の活性化や観光振興など、さまざまな観点から電線類の地中化事業を進めていく考えであります。  また、「豪雨対策」についてですが、羽村市公共下水道事業計画では、市内のほぼ全域を1時間当たり50ミリの降雨強度に対応するよう、雨水管の整備を進めていくこととしておりますので、本地区においても同様に進めていく計画としております。  さらに、河川への雨水流出を抑制するため、雨水管の整備に加え、浸透管及び浸透枡等を設置し、雨水の地下への涵養を図っていく考えであります。  次に、「曳家対象の家屋は、すべて同じ工法で移転できるか」についてですが、平成26年度に策定した移転実施計画における曳家対象の家屋については、今後の区画道路の築造計画や宅地の造成工事などの進捗状況に合わせて、建物等の移転補償調査を実施してまいりますので、その段階で改めて曳家または再築等の工法を認定していくことになります。  次に、「擁壁工事の説明には何人が参加されたか。地域には今後どのように周知していくか」についてですが、羽村大橋東詰交差点周辺における擁壁築造工事にあたり、去る8月6日と7日の両日に、関係権利者の皆様をはじめ、羽村東小学校の学校区を踏まえた町内にお住まいの方、市民の皆様を対象に工事説明会を実施いたしました。  お尋ねの、説明会への参加者数については、6日が40人、7日が26人の延べ66人であります。  説明会後の地域への周知についてですが、8月14日には、工事箇所に隣接する居住者及び工事車両の運行ルートとなる道路に接する居住者等を対象に、改めて市職員並びに東京都都市づくり公社の職員が戸別訪問をし、「工事のお知らせ」をもとに説明を行いました。  今後も擁壁工事の進捗状況を踏まえつつ、必要に応じて近隣の皆様への説明をするとともに、関係権利者をはじめ市民の皆様にも、広報はむらや情報紙まちなみ、及び市公式サイト等を活用し、お知らせしていきたいと考えております。  次に、ご質問の2項目め、「都市基盤の維持は十分か」の1点目、「道路側溝・雨水枡の維持について」のお尋ねのうち、まず、「側溝・雨水枡全体の現状を把握しているか」、及び「クリーニングはどのように実施しているか」については、関連がありますので合わせてお答えいたします。  道路側溝や雨水集水枡の状況については、職員による巡回や市民の皆様から寄せられる情報等で把握しており、対応が必要な箇所については、適宜、蓋の修繕やバキュームカーにより土砂を取り除くなどの清掃を行っているところであります。  平成28年度においては、道路側溝の清掃について、市民の皆様の協力や市職員による清掃のほか、業務委託により、延長1,300メートル、集水枡64カ所の清掃を実施しております。  次に、「市内全域は、1時間50ミリの雨に対応できているか」についてですが、羽村市公共下水道事業計画では、市内のほぼ全域を1時間当たり50ミリの降雨強度に対応するよう、雨水管の整備を進めていくこととしており、これに対応する整備率は、平成28年度末で54.5パーセントとなっております。  次に、「豪雨時に溢水の危険のある場所はどれくらいあるか」についてですが、昨年8月に上陸した台風9号では、短時間の集中豪雨により、羽村市においても市内各所において浸水が発生いたしました。  この状況を踏まえ、大きな公園の周辺や高低差による浸水が起こりやすい場所など、市内計21カ所を注意箇所として、豪雨時の警戒に備えているところであります。  次に、「豪雨時にはどのような対応をしているか。危険箇所の見回りが必要ではないか」についてですが、豪雨が近づくと予想される際には、その都度、事前準備を行うこととしており、気象情報による情報収集を行った上で、職員により、道路側溝や雨水集水枡の清掃等を行うとともに、土のうの準備や配布、資機材の確認等を行っております。  また、豪雨の際には、21カ所の注意箇所を中心に、職員による警戒パトロールの実施や、市民の皆様から寄せられる情報と協力をもとに、浸水への未然防止と対策に努めております。  これらの対応に際しては、昨年8月の台風9号の教訓を活かし、注意箇所への重点監視や消防団などとの組織間連携を図り、効果的に活動ができるよう体制を整えているところであります。  次に2点目、「土砂災害への対応はどうしているか」とのお尋ねですが、土砂災害については、大雨警報発令と同時に、地域防災計画に定める風水害非常配備態勢をとり、雨量や今後の状況について、気象庁・京浜河川事務所などの関係機関から情報を収集するとともに、市内の土砂災害警戒区域の巡回を行い、事態の急変に備えております。  さらに、雨量が多くなり、土砂災害警戒情報が発令された場合には、それまでの巡回内容や気象情報を分析し、状況に応じて避難所等を開設するとともに、防災行政無線、メール配信サービス、消防車両や公用車による広報などにより、土砂災害警戒区域内の市民の皆様に避難情報を伝え、避難誘導を行うこととしております。  次に3点目、「水道ビジョンについて」のお尋ねのうち、まず、「石綿セメント管の敷設区域が羽村駅西口土地区画整理地区に重なるとのことだが、事業の完成までの使用に耐えうるか」についてですが、石綿セメント管の管種替え工事については、効率性や経済性を考慮し、羽村駅西口土地区画整理事業の中で行う予定としており、今後についても、区画整理事業の進捗に合わせ順次管種替え工事を行ってまいります。  なお、水道管路の漏水等については、適宜、修繕等の対応を図っておりますことから、本区画整理地区内においても同様に対応していくこととなります。  次に、「管路の耐震化率は、近隣の福生市、瑞穂町、昭島市と比較してどうなっているか」についてですが、平成27年度末時点の管路の耐震化率は、福生市は38.0パーセント、瑞穂町は31.0パーセント、昭島市は30.2パーセント、羽村市は0.2パーセントであります。  次に、「委託業務の拡充を検討するとあるが、拡充に伴い業務を監督できる人材の育成が必須と考える。人材育成と技術力の強化を図るとあるが、具体的に必要な技術の要件と、専門家の確保についてどう考えているか」についてですが、水道管路工事については、布設工事監督者の資格要件を満たす者として、「羽村市布設工事監督者及び水道技術管理者の資格等に関する条例」に規定する、土木工学を修め、水道の実務経験を有する者などが、その必要な技術の要件となります。  これらの要件を満たす人材について、職員の人事異動や新規採用を含め対応しているところであります。  次に、「各家庭等の給水管の現状(管種・延長など)はどうなっているか」についてですが、配水管から分岐し、家庭や事業所などに引き込まれている給水管は、平成29年4月1日現在、管種についてはすべて硬質塩化ビニール管であり、総延長は約16万9,000メートルであります。  以上で答弁を終わります。 84 ◯議 長(馳平耕三) 17番 水野議員。 85 ◯17 番(水野義裕) 両方の項目について再質問をいたします。  まず2項目めからいきます。石綿セメント管なんですが、結局30年かかって、布設したのが昭和36年でしたかね。それから事業が終わるまでというと、残念なんですがわかりません。使用に耐え得るかということについては、水漏れがあったら直して、最終的には区画整理までそのままいくよと。大きな問題はないと考えているというふうにとれましたが、そういう認識でよろしいですか。 86 ◯議 長(馳平耕三) 上下水道部長。 87 ◯上下水道部長(田中祐子) そのとおりでございます。 88 ◯議 長(馳平耕三) 17番 水野議員。 89 ◯17 番(水野義裕) 管路の耐震化率で、すごく差がありますよね。福生市、瑞穂町は都水、昭島市は自営だと。この差についてどんな認識をしているか伺います。 90 ◯議 長(馳平耕三) 上下水道部長。 91 ◯上下水道部長(田中祐子) 管路の耐震化につきましては、これまでも申し上げておりますけれども、継手部分が耐震化されているかどうかというところが問題になるわけでございまして、特に羽村市の場合におきましては、地盤が良いものでございますので、耐震継手ではなくて、K形といいまして、それに相当する継手でも地盤が良いものですから、オーケーというような形になってございまして、それで進めてきたという経過がございます。  その背景には、継手がより強固な耐震継手というものの施工についても、ずっと考えてきたところでございまして、そちらにつきましては、価格の問題、それから施工の技術的な問題がありまして、なかなか導入ができなかったところもあるわけですが、今般、GX管といいまして、非常に施工性も良く、それから価格も、今までのNS管と言われているものよりも低価のものが出てきたというようなところも受けまして、今後、昨年度からもう導入も始めてきているところではございますが、そちらに移行するという形で、耐震化率はこれからどんどん上昇するというような形で考えているものでございます。今までは、耐震の部分については適合率という形でやってきたところでございます。以上でございます。 92 ◯議 長(馳平耕三) 17番 水野議員。 93 ◯17 番(水野義裕) ただ、30数パーセントと0.2パーセントのところの判断基準は同じだということですよね。  これから進めるということなんですが、これは工事も伴うので30パーセントに追いつくにはとんでもない費用がかかりますよね。その辺のことはこれから具体的に出てくるんだと思いますけれども、これは答えにくいんでしょうけれど、都水だから耐震化が進んだという背景はあるのか、ないのか、その辺の感覚だけ伺います。 94 ◯議 長(馳平耕三) 上下水道部長。 95 ◯上下水道部長(田中祐子) その点につきましては、ただいま市長の答弁の中で申しましたように、昭島市の例を挙げさせていただいていると思います。  昭島市につきましては、都水と同等の30パーセント台の耐震化率の管路を布設しているというところから考えますと、それは都水だから、独自でやっているからということではなくて、これは羽村市のこれまでの施工の考え方といいますか、導入について異なるものだと、その点の違いだというふうに認識しております。以上でございます。 96 ◯議 長(馳平耕三) 17番 水野議員。 97 ◯17 番(水野義裕) 羽村市は地盤が良いから耐震に強いものでなくてもよかったと。昭島市、瑞穂町、福生市が羽村市とそんなに違うとはちょっと思えないんだけれど、その辺の認識というのはどうなんですか。 98 ◯議 長(馳平耕三) 上下水道部長。 99 ◯上下水道部長(田中祐子) 東京都のほうはちょっとわかりませんけれども、昭島市について言えば、同じ独自の水道を展開してございますので、そちらも以前は耐震化、適合率ということで、そちらのほうで進めていたという経過もございます。  その後、財政の問題でありますとか、布設の体制でありますとか、そういったことから切り替えたというふうに聞いておりますので、私どものほうでも、そういった形で今回切り替えるような形で導入を図っていくということでございます。 100 ◯議 長(馳平耕三) 17番 水野議員。 101 ◯17 番(水野義裕) ちょっと耐震化のことについて、もう少し詳しい情報が載っていたら早いんですけれど、30パーセントに到達するのに、今の工事計画でいうとどのくらいかかると思いますか。 102 ◯議 長(馳平耕三) 上下水道部長。 103 ◯上下水道部長(田中祐子) 平成33年度までの水道ビジョンの工期計画の中では、5.4パーセントという形でお示しをさせていただいておりますので、その後につきましては、今の管路の布設の工事が大体1,500メートルから2,000メートルで推移をしておりますので、その点を考えますと、10数年かかるというような形になろうかと思います。以上でございます。 104 ◯17 番(水野義裕) 差があることを認識した上で、順次、お金の問題もあると思うので、そこは現状を把握するという意味で。  それから、専門家の話なんですが、現実に職員の中で先ほど挙げられた要件を満たす職員が今何人いるんですか。 105 ◯議 長(馳平耕三) 上下水道部長。 106 ◯上下水道部長(田中祐子) 現在、水道事業に関わっている職員では2名、それから再任用の職員で1名、現在3名の者が布設工事監督者という要件を満たす者で、今、水道事業のほうでは携わっております。以上でございます。 107 ◯議 長(馳平耕三) 17番 水野議員。 108 ◯17 番(水野義裕) 今の部署ではそうかもしれないんですが、これは人事のほうになるんでしょうけれど、職員全体ではどのくらいいますか。異動してしまい、資格を持っているけれど、今はほかにいるよという。 109 ◯議 長(馳平耕三)上下水道部長。 110 ◯上下水道部長(田中祐子) ちょっと今、そちらの数字を手元に持ってございませんので、確認させていただいてお答えさせていただきたいと思います。 111 ◯議 長(馳平耕三) 17番 水野議員。 112 ◯17 番(水野義裕) 集水枡とか側溝が塞がってしまっていて、溢れて困るよという話がいっぱいあって、その対応をしているということで、1,300メートル、64個の集水枡。  側溝の延長、それから集水枡、全部でいくつあったんでしたっけ、把握していますか。 113 ◯議 長(馳平耕三) 都市建設部長。 114 ◯都市建設部長(細谷文雄) U字側溝の延長が、市内全体で11万3,200メートルございます。  集水枡につきましては、ちょっと個数は把握はしておりません。常時、設置とかしておりますけれども。以上です。 115 ◯議 長(馳平耕三) 17番 水野議員。 116 ◯17 番(水野義裕) 場所で特性があると思うんですよね。すぐに埋まっちゃうところと大丈夫なところ。やはりそういう分類をして、今はネット時代ですから、U字溝の所在場所とか危ない場所だとか、それから集水枡のよく埋まるところとか、そういうのはマップの上で確認して、そういうところを重点に回るというふうなことについて、工夫はされるようにしていますか。 117 ◯議 長(馳平耕三) 都市建設部長。 118 ◯都市建設部長(細谷文雄) 市民からのご要望とかご指摘もありますし、畑の近くとかはすぐに土砂がたまってしまうと。そういうところは現場の作業員が把握して、常に見回りを行っているところでございます。  市民の要望にはすぐに応えるようにしておりますので、今後もその辺の重点箇所ですね、その辺のところは対策をとっていきたいというふうに考えております。 119 ◯議 長(馳平耕三) 17番 水野議員。 120 ◯17 番(水野義裕) とにかく、通報もあるんだけれど、定期点検というか、ポイントを絞って、たくさん降った時に溢れるところの把握をして、そこはもう必ず、最低、年1回は見るとか、そういうのがルーチンワークだと思うんですよ。そういう工夫をすべきだと思うので、そのあたりはどんなふうにされていますか。 121 ◯議 長(馳平耕三) 都市建設部長。 122 ◯都市建設部長(細谷文雄) 特に集中豪雨、ゲリラ豪雨等の際には、洪水の危険がありますので、そういうところは常に把握して対応しているところですし、また、市民の方にもご協力をいただいているところがございます。自ら清掃掃除をしていただいて、その土砂を市のほうで片付けると。そういったところもございますので、市民の協力を得ながら、市の職員も徹底してやっていきたいというふうに考えております。 123 ◯議 長(馳平耕三) 17番 水野議員。 124 ◯17 番(水野義裕) そういう意味で、誰がやっても市民の協力で、例えば公園の樹木などは勝手にやると怒られますよね。だけど側溝なんかはもう、例えば私が気が付いてポッとやって、「やっておいたよ」と言えば片付けてくれるんですか。 125 ◯議 長(馳平耕三) 都市建設部長。 126 ◯都市建設部長(細谷文雄) 土砂を寄せておいてもらえば、電話で連絡をいただければ片付けにすぐに参ります。 127 ◯議 長(馳平耕三) 17番 水野議員。 128 ◯17 番(水野義裕) そういったあたりも、しっかり市民に伝わってなくて、言って「やってくれない」という話があるんですよ。やはり自立をする市民になっていただくためにも、そういうことを通して問題解決の一部を担っていただくということについての広報というか、周知が必要だと思うんですよ。そのあたりはどんなふうになっていますか。 129 ◯議 長(馳平耕三) 都市建設部長。 130 ◯都市建設部長(細谷文雄) ふだん清掃をいただいている市民の方には、お礼方々そのような、周りの方にもお知らせしながら周知を図っているところですが、ただいまご意見をいただきましたので、そういうようなところについても広報等でお知らせをしていきたいと考えております。 131 ◯議 長(馳平耕三) 17番 水野議員。 132 ◯17 番(水野義裕) 1時間50ミリの雨に対応できているところが54.5パーセント。そういう意味では対応できていないところが半分ぐらいあるわけですが、このあたりは、雨がぎりぎり50ミリ降った時に、54.5パーセントじゃないところは、今のところ大丈夫なんですか。 133 ◯議 長(馳平耕三) 都市建設部長。 134 ◯都市建設部長(細谷文雄) 市内の54.5パーセントほど、雨水管としての50ミリ対応が地下に入っているわけです。それは主に幹線道路から、幹線道路の枝管、その辺のところについてはU字溝の能力というのは決まっていますから、集水枡の数でもってそういうものを集めて50ミリ対応の雨水管に流すということが可能でありますけれども、ですから約半分ぐらいのところは、U字溝にたまっても雨水管のほうで能力がないと、そういうところがありますので、今後は雨水管整備、これを進めて、U字溝の水の集水枡の数も増やしていって、今後は対応していくというような考えではおります。 135 ◯議 長(馳平耕三) 17番 水野議員。 136 ◯17 番(水野義裕) そのあたりは何とか計画というのが作られていて、述べられていますか。 137 ◯議 長(馳平耕三) 上下水道部長。 138 ◯上下水道部長(田中祐子) そちらにつきましては、事業認可を受けております羽村市の下水道事業計画、こちらで進めているわけでございますが、こちらにつきましては今現在、平成32年度までの認可を受けておりまして、その後につきましては、今後50ミリ対応のやれる場所というのは限られてございますので、というのは下流側が50ミリ対応になっておりませんと、その上流はつなげられませんので、そういったところの場所等も勘案しながら事業を進めていくという形になるものでございます。以上でございます。 139 ◯議 長(馳平耕三) 17番 水野議員。 140 ◯17 番(水野義裕) 線状降水帯でしたっけ、同じところにダッーと降って、もう50ミリを超える雨が降るのが当たり前になっているので、やはりその辺は留意して整備を進める必要があるというふうに思います。  区画整理のほうに移りますが、まず、擁壁工事の説明会があって、60人余の方が参加された。地域には今後どのようにということについては、お知らせを個別にやったり、それから投函だけ。  それで伺いますけれども、その説明に使った文書というのは、平成29年8月付の「擁壁築造工事のお知らせ」という、これと、それから工事説明会に使った資料のことですか。 141 ◯議 長(馳平耕三) 区画整理部長。 142 ◯区画整理部長(石川直人) 説明会の際にお配りした、A3版の縦型の写真付きの資料と、それからA4の1枚のかがみ文書を付けて、説明あるいは投函をさせていただいております。 143 ◯議 長(馳平耕三) 17番 水野議員。
    144 ◯17 番(水野義裕) 工事する道路を、子どもが何人通るか把握していますか。 145 ◯議 長(馳平耕三) 区画整理部長。 146 ◯区画整理部長(石川直人) この地区は、説明会でも申し上げましたけれども、通学路でございます。ちょうど説明会の時には夏休みの期間でございましたけれども、夏休みの明けました8月25日、金曜日でございますが、これは、ちょうど児童が登校する時間の7時40分から8時15分、約35分ですけれども、この通学路について児童の登校状況を調査いたしました。  その中で、35分の間に87名の児童が登校している状況を確認しました。また合わせて、同時にそれ以外の歩行者、自転車の利用者、一般の方がいらっしゃいます、市民の方がいらっしゃいますので、その方々が46名ということで、合計133名の方が、この8月25日の金曜日、その時間帯に利用されている、通られていることが確認をされております。 147 ◯議 長(馳平耕三) 17番 水野議員。 148 ◯17 番(水野義裕) 工事のお知らせは、そういった人たちに届いていますか。 149 ◯議 長(馳平耕三) 区画整理部長。 150 ◯区画整理部長(石川直人) 工事のお知らせにつきましては、まず、教育委員会との協議の中で、学校を通じて保護者の方にはお知らせをさせていただいているというのと、それから、今回、説明会にあたっては、区画整理の地区外の、先ほどお答えしているとおり、羽村東小学校の学校区、範囲を広げてご案内をさせていただいているというのと、それから工事箇所の周辺に、工事のお知らせ板を設置しております。以上でございます。 151 ◯議 長(馳平耕三) 17番 水野議員。 152 ◯17 番(水野義裕) 学校を通じてというお知らせは、情報的には築造工事のお知らせ程度の話しか載せられないですよね、多分ね、学校だよりだからね。  一日に30台も通ると。特に気になるのは下校時間です。固まって行くんじゃなくて、ばらばらで行きます。一日にそのぐらい通るという危険性について、どういうふうに認知して、関係者に意識を徹底することについてどう考えていますか。 153 ◯議 長(馳平耕三) 区画整理部長。 154 ◯区画整理部長(石川直人) これまで、工事にあたってはさまざまな協議をさせていただいております。その中で、施工していく上で基本となります施工計画、こういったものを現場の代理人が立てることになります。  そういった中で、通学路であるというようなところの認識から、車両の運行台数、こういったところも加味した中で、徹底して安全対策を講じるという中で、今回の整備にあたっては車両が運行するところについては交通誘導員をきちっと立てて対応していくというところも、説明会でもご説明をさせていただいたところでございます。いずれにしても、安全第一を最優先に対応を図っていくという基本的な考え方でございます。 155 ◯議 長(馳平耕三) 17番 水野議員。 156 ◯17 番(水野義裕) やはりどれだけ危険があるかということについて、子どもを通学させている親たちにきちっと教える必要があると思うんですよ。「工事をしますよ」、「あ、そう」で、私は交通事故が起きて子どもが犠牲になることを非常に危惧しています。  そういう意味でも、アナウンスメントの仕方としては、そういう危険があるんだということを、きっちり子どもたちに教える。教えたって、子どもはやっちゃうんですよ。さらに言えば、指導員がいても指導員の能力によって子どもたちを抑えられないことだってあるんです。  そういう意味でも、子どもたち、また親に、そういうことについて認識をして、子どもたちにきちんと教える、そういう情報を提供することは必要だと思います。  子どもたちは、町内会で言えば川崎西地区、川崎東地区、上水通り地区、この3つが通るんですよ、78人。その上に中学生も通るんです。  やはり危ないことであれば、その起こり得ることについて危険を予告する。これは想定外を生まないための大切な方策だと思います。いかがですか。 157 ◯議 長(馳平耕三) 区画整理部長。 158 ◯区画整理部長(石川直人) これまでもこの施工にあたっては、さまざまな角度から検討して対応をしていくということで、説明会の中でもご説明をさせていただいております。やはり、当然そういった事故も想定する中で対応を図っていくというのは基本になろうかと思います。  特に今回、大型のトレーラーが運行するというようなことで、あの幅員の中で運行するトレーラーの、車幅が3.2メートルで、延長が17メートルから20メートルという車両が実際どうなんだというところもありますので、これは、きちっとシミュレートした中で、今回そういった運行計画も立てておりますので、いずれにしても水野議員と私どもも同じ考え方でございますので、最大限、安全対策には努めてまいりたいというふうに考えております。 159 ◯議 長(馳平耕三) 17番 水野議員。 160 ◯17 番(水野義裕) 安全対策はいいんだけど、万が一を生まないためにも、リスクについて説明しなさいと言っているんですよ。するか、しないか、言いなさいよ。 161 ◯議 長(馳平耕三) 区画整理部長。 162 ◯区画整理部長(石川直人) これからそういう機会を通じて、必要に応じてそれは説明をさせていただくということになろうかと思います。 163 ◯議 長(馳平耕三) 17番 水野議員。 164 ◯17 番(水野義裕) 悠長なことは言っていられないんですよ。もう既に車両の通行が始まるわけですよ。さっさとやりなさいよ。いつやるの。 165 ◯議 長(馳平耕三) 区画整理部長。 166 ◯区画整理部長(石川直人) 今回の施工、運行にあたっては、児童が登校する時間、あるいは下校の時間、交差点のところにスクールガードという方が、ボランティアの方だと思うんですけれどもいらっしゃいます。こういった方々とも調整をし、当然、教育委員会とも調整を図って今回計画を進めておりますので、そういった中で真に必要であれば、それは対応をしてまいりたいというふうに考えております。 167 ◯議 長(馳平耕三) 17番 水野議員。 168 ◯17 番(水野義裕) 事が起こってからでは遅いですよね。スクールガードリーダーの責任てどこまでですか。死亡事故が起こったら、その人たちに責任が転嫁されるんですか。おかしいでしょ。  起きないようにするためにやはり、何度も言うけど、早くそういうことについて子どもたち、親たちに言って、覚悟してもらうことが必要なんですよ。しのごの言わないでやりなさいよ。いかがですか。 169 ◯議 長(馳平耕三) 区画整理部長。 170 ◯区画整理部長(石川直人) 工事の施工にあたっては、さまざまな…… 171 ◯17 番(水野義裕) やるか、やらないかを聞いているんだよ。やるか、やらないかを答えろよ。 172 ◯区画整理部長(石川直人) 先ほどお答えしたとおりでございます。 173 ◯議 長(馳平耕三) 17番 水野議員。 174 ◯17 番(水野義裕) まあ、事が起こってからやるんでしょうな。  曳家対象の話です。移転実施計画によると167という数字があるけれど、さっきの答弁だと、今後の検討でこの数字は動くというふうに聞こえましたけれど、そういうことなんですか。 175 ◯議 長(馳平耕三) 区画整理部長。 176 ◯区画整理部長(石川直人) 市長のお答えの中にありましたように、建物調査をして最終的な認定をしていくと。今回は移転実施計画の中で、当然、現況で目視をしておりますけれども、基本的には机上で判断をしておりますので、数字は変わってまいります。 177 ◯議 長(馳平耕三) 17番 水野議員。 178 ◯17 番(水野義裕) そうすると、どういうタイプの曳家をしなければいけないかということはわからなくて、目視で、1棟このぐらいだろうと言ってコスト計算をした、費用計算をしたと。そういうことですか。 179 ◯議 長(馳平耕三) 区画整理部長。 180 ◯区画整理部長(石川直人) 建物の補償に関しましては、当初、平成15年の際にも数値は出しておりますけれども、その後、各地区で行っております建物の移転、この補償の経費が出ておりますので、こういった事例も参考に、そういった情報も含めた中で1棟当たりの金額を算出しております。 181 ◯議 長(馳平耕三) 17番 水野議員。 182 ◯17 番(水野義裕) いろいろ調べたところ、家の造り方によってはコストがかなり違う、そういう情報も得ています。そういう意味では、やはり計画を明確にしてコスト計算を積み上げない限り、正しいお金は出てこないですよね。今後やるということですから、やった結果どうなったか、やる前とどう違ったか、このあたりはきちんと情報公開しますか。 183 ◯議 長(馳平耕三) 区画整理部長。 184 ◯区画整理部長(石川直人) 今、事業計画の変更の協議を東京都と進めておりますけれども、こういった協議が調った段階で、そういった補償費も含めて、事業費についてはお示しをして、ご説明をしてまいりたいというふうに考えています。 185 ◯議 長(馳平耕三) 17番 水野議員。 186 ◯17 番(水野義裕) ここに、財団法人東京都新都市建設公社の事務費算定基準というのがあります。この基準は現在も有効ですか。 187 ◯議 長(馳平耕三) 区画整理部長。 188 ◯区画整理部長(石川直人) 今、水野議員がお手元にお持ちの基準が、どういう入手経路なのかわかりませんけれども、基本的には今お持ちのもの、それをベースに算出しているということが基本になります。 189 ◯議 長(馳平耕三) 17番 水野議員。 190 ◯17 番(水野義裕) この中でも、発行年月日を見ると平成10年3月です。これは議会の図書室にあったものです。ここにも、諸経費、直接人件費の90パーセントとすると。  頼むと人件費の90パーセントがかかっちゃうということは、1人の人が係る作業をすると、ほぼ2人、もう1人分かかると、こういう話なんです。だからコストがかかるというのもあるわけです。もちろん都の補助の話もあるから一概に言えるわけじゃないんですがね。そういう意味でも、どんどん職員を活かす必要があると思います。  ちょっといろいろ調べてみると、土地区画整理技術士という資格があるらしいですね。今、職員の中、また都市づくり公社で、この資格を持って西口の事業に携わっている人が何人いるかを把握していますか。 191 ◯議 長(馳平耕三) 区画整理部長。 192 ◯区画整理部長(石川直人) 都市づくり公社はシンクタンクですから、当然今、西口の事務所を担当されて、羽村駅西口だけではなくて、都市づくり公社の多摩西部の事務所は、瑞穂とそれから武蔵村山も担当しています。  今、職員の方がいらっしゃいますけれども、皆さん技術職でございますので、何らかの土木技師ですとかの資格を所有されているというふうに捉えておりますけれど、何人、内訳というのは、今、把握しておりません。 193 ◯17 番(水野義裕) 市の職員は。 194 ◯議 長(馳平耕三) 区画整理部長。 195 ◯区画整理部長(石川直人) 市の職員では、今、土地区画整理技術士が1名でございます。 196 ◯議 長(馳平耕三) 17番 水野議員。 197 ◯17 番(水野義裕) 前回も質問して、市の職員は替わってしまうから都市づくり公社に頼んでいる背景があるんじゃないかという話もしたんですが、そうじゃなくて、情報は引き継ぎながらということなんですが、その引継ぎについて文書等は作成していますか。 198 ◯議 長(馳平耕三) 区画整理部長。 199 ◯区画整理部長(石川直人) 通常、我々もそうですけれども、事務引継文書というのは作っております。それから、個々個別の権利者対応につきましては、記録を全て残しておりますので、当然、人が替わった場合には、改めて伺う時には過去の状況も踏まえた中で伺うというのが基本的なことになるかと思います。 200 ◯議 長(馳平耕三) 17番 水野議員。 201 ◯17 番(水野義裕) 担当が替わった時の引継ぎの仕方で、文書なり何なりで情報を引き継ぐのはそうなんですが、市民を相手にするとなれば、特に権利を伴う、自分の財産を左右されるような人の対応で、人が替わる時に、「今日から私です」というやり方をしていますか、それとも、きっちり「私からこちらに引き継ぎます」ということについて、しっかりやっていますか。 202 ◯議 長(馳平耕三) 区画整理部長。 203 ◯区画整理部長(石川直人) これまでも申し上げていますけれども、事業をこれから進めていく上では、やはり権利者の方はもとより、市民の方々に信頼を得ながら施工を進めていくという形になりますので、これまでもそうですけれども、職員が異動で替わった場合には、都市づくり公社の職員はもとより、市役所の職員もそうですが、前任と後任が一緒に伺って、まずご挨拶をさせていただく。それから次の協議、交渉に入っていくというような形をとらさせていただいております。 204 ◯議 長(馳平耕三) 17番 水野議員。 205 ◯17 番(水野義裕) あと、情報の件で、整理しているという話なんですが、ためておいて「あそこにあります」じゃなくて、それぞれの情報の最新情報をまとめた冊子をつくって、地権者なり、市民なり、我々への説明も、そうすれば矛盾がない話になると思うんです。そういうことについては具体的に何か手を打たれていることがありますか。 206 ◯議 長(馳平耕三) 区画整理部長。 207 ◯区画整理部長(石川直人) 現在、具体的に最新情報だけを取りまとめているということはございませんで、「まちなみ」の最新号が、最新の情報といえば最新の情報と。ただ、今ご意見がありましたようなところも、これから考慮しながら対応を図ってまいりたいというふうに考えております。 208 ◯議 長(馳平耕三) しばらく休憩いたします。                                     午後0時10分 休憩                                     午後1時10分 再開 209 ◯議 長(馳平耕三) 休憩前に引き続き会議を再開いたします。  この際、市民生活部長から、先ほどの橋本議員の質問における答弁について、訂正の申し出がありますので、これを許します。市民生活部長。 210 ◯市民生活部長(小林秀治) 午前中の橋本議員からの再質問におきまして、国民保護に関する情報と自然災害に関する情報の場合のJアラートのサイレンの種類ということでご質問いただきました。  同じものと答弁させていただきましたけれども、実は外国からの武力攻撃事態とテロ等による緊急対処事態は同じ、不協和音的なウーというサイレン音でございますが、自然災害に関する情報につきましては、ピンポンパンポンという、そういう音から始まるものでございますので、訂正させていただきたいと思います。申し訳ございませんでした。 211 ◯議 長(馳平耕三) よろしいですか。  次に、10番 橋本弘山議員から発言の申し出がありますので、これを許します。10番 橋本議員。 212 ◯10 番(橋本弘山) 私からも訂正させていただきます。  先ほどの私の一般質問の「監査委員制度の充実について」の再質問の中で、政務活動費の適正な執行について、監査委員の監査報告書等も必要ではないかという趣旨の発言をしたつもりでありましたが、結果、政務活動費の監査が行われていないと誤解を招くような旨の発言をしてしまいました。ここに発言の訂正をさせていただきたいと思います。 213 ◯議 長(馳平耕三) お諮りいたします。  ただいま、10番 橋本弘山議員から、会議における発言について訂正したい旨の申し出がありました。この訂正を許可することにご異議ありませんか。      (「異議なし」と呼ぶ者あり) 214 ◯議 長(馳平耕三) ご異議なしと認めます。  一般質問を進めてまいります。  次に、7番 鈴木拓也議員。      [7番 鈴木拓也 登壇] 215 ◯7 番(鈴木拓也) 通告に従いまして、3項目の一般質問を行います。  1項目め、「羽村駅に待合室やブックポストの設置を」です。  羽村駅をより利用しやすく、また機能を多機能化をしていくなどの提案を行い、質問をしてまいります。  (1)羽村駅のホーム待合室の設置について、具体化は進んでいるか。状況はどうかです。     以前から、この議会でも一般質問等で要望がありました。市からも、西多摩の自治体、力を
       合わせて取り組んでいる、広域行政圏でも要望を続けているというお話、答弁をいただいてい    ました。     ご存じの方も多いと思うんですけれども、こういうものなんですね。ホームの待合室。これ、    福生駅です。冷房や暖房が効きまして非常に快適に過ごすことができます。ご高齢の方ですと    か、ちょっと体調が悪い方なども快適に過ごせる。ベンチもたくさん設置されているというも    のです。     下は箱根ヶ崎の駅の例で、こちらの特徴は、階段の斜めになっているところが、下の部分を    待合室にしていると。ちょっと狭いんですけれども、非常にスペース的には有効活用されてい    るというものです。     羽村駅にこれの設置を求めているというのは知っているんですけれども、まずその状況をお    尋ねしました。  (2)羽村駅自由通路の拡幅に伴って     現在、羽村駅の上の改札の前の通路、これを大体、現在の倍ぐらいに広げるという計画が進    んでいまして、今年と来年でやられるということになっていたと思います。それに伴ってスペ    ースが生まれてきますので、そこを使ってさまざまな機能を持たせることができるんじゃない    かという質問になります。    1) 図書館の本を返却できるブックポストを設置してはどうでしょうか。      こちらは、福生市、拝島駅に設置されているブックポストです。こちらは、昭島市が昭島     駅に付けているブックポスト。こういうものができないかということです。    2) 選挙の際には、期日前投票所の設置をしてはどうか。    3) 市民活動団体などが、催事告知、イベント告知や会員募集ができる掲示板を設置してはど     うか。    4) 市民活動団体などが、作品などを展示できるショーウィンドウを設置してはどうか。      こちらは、拝島駅に設けています昭島市の自由通路内展示ケースということで、見に行き     ましたら、結構大きなこういうウィンドウが3つありまして、クラフトですとか、それから     押し花などが展示されていました。こういうものを羽村駅にも造れないかという提案です。    5) コインロッカーを設置してはどうか。    6) 自由通路拡幅工事について市民へのアナウンス・周知はなされたか。  2項目め、「中学校の3学期制への移行準備はどう進んでいるか」です。  来年の4月から、中学校で現在の2学期制から3学期制に移行するということを伺っています。3学期制へのスムーズな移行がなされるよう、準備状況などを聞いてまいります。  (1)中学校の3学期制への移行準備状況はどうか。  (2)年間スケジュールについて    1) 長期休業期間はどのように設定される予定か。    2) 小中一貫教育に伴う連携事業はどのように設定される予定か。    3) 職場体験はどのように設定される予定か。    4) その他、学年行事や学校行事はどのように変化する予定か。  (3)保護者への説明会、周知はどのように行うのか。  (4)2学期制から3学期制に変わることにより「中1ギャップ」が新たに生じます。つまり、そ    れまでは2学期制で、ゆったり、しっかりという教育があるわけですね。ところが今度は、少    しそれに比べるとペースが早くなるという問題が生じまして、それを中1ギャップというふう    に表現しました。これに対してどのような対応をとるのか。  3項目め、「相次ぐオスプレイ事故はどう市に説明されたか」です。  度重なる事故に、オスプレイの安全性にますます疑問が持たれております。そのような状況の下で問うてまいります。  (1)昨年12月13日、沖縄でのオスプレイ事故。名護市の沖で空中給油を受けている際に墜落を    しまして、機体がばらばらになりました。この事故について、羽村市への説明はどのようにな    されたか。納得できる説明だったか。  (2)今年の8月5日、オーストラリア沖でのオスプレイ事故。船への着艦の際に衝突をしまして、    海に落下をしました。3人が死亡という事故でした。これについて、羽村市への説明はどのよ    うになされたか。納得できる説明だったか。  (3)相次ぐ事故で、オスプレイの安全性に対する疑問はふくむらばかりです。横田基地への飛来・    配備がなされないように、今まで以上に市は力を尽くすべきではないでしょうか。  以上、壇上からの質問を終わります。 216 ◯議 長(馳平耕三) 並木市長。      [市長 並木 心 登壇] 217 ◯市 長(並木 心) 7番 鈴木拓也議員のご質問にお答えします。  初めに、ご質問の1項目め、「羽村駅に待合室やブックポストの設置を」の1点目、「羽村駅のホーム待合室の設置について、具体化は進んでいるか。状況はどうか」とのお尋ねですが、羽村駅などのJR東日本が所有する施設に関する対応につきましては、西多摩地域広域行政圏協議会を通じて、毎年、JR東日本に対し、青梅線、五日市線及び八高線に係る要望活動を行っており、その中で、羽村駅への待合室の設置について、平成22年度から継続的に要望を行っているところであります。  今年度は、去る8月22日に、各首長とともに私も直接、JR東日本八王子支社を訪問し、要望活動を行ってまいりました。  JR東日本の回答としましては、待合室の設置は、観光拠点となる駅等を優先し、順次設置していると聞いており、具体的な設置時期等の回答はありません。  青梅線は、中央線に比べ待ち時間が長いことから、駅利用者が夏の暑さや冬の寒さを避け、快適に電車を待つことができるよう、早期設置に向け、西多摩地域の8市町村が一体となって今後も要望活動を継続してまいります。  次に2点目、「羽村駅自由通路の拡幅に伴って」とのお尋ねのうち、「ブックポスト、期日前投票所、掲示板、ショーウィンドウを設置してはどうか」、及び「コインロッカーを設置してはどうか」については、関連がありますので合わせてお答えいたします。  羽村駅自由通路拡幅については、混雑時の歩行空間や一定のフリースペースを確保するため、現状の幅員約4メートルを約9メートルに拡幅するものであります。  お尋ねの物品等の設置のうち、掲示板については、拡幅部分の東口側と西口側のそれぞれに計3カ所の掲示板及びリーフレットケースを設置することとしております。  そのほか、ブックポスト等の設置については、今後、必要性や市民ニーズ等を把握するとともに、羽村駅自由通路は、小作駅自由通路と同様に、市道路線として認定し、道路として拡幅整備を行いますので、道路法や羽村市道路占用規則等に基づき、適切な対応を図ってまいります。  次に、「自由通路拡幅工事についての市民へのアナウンス・周知はなされたか」についてですが、羽村駅自由通路の拡幅工事については、7月末で店舗移転が完了し、10月からは通路の拡幅工事に着手いたします。  店舗移転にあたっては、駅構内の通路部分に工事案内の掲示を行い、駅利用者の皆様に対しお知らせしてまいりました。  10月以降は、本格的な通路部分の拡幅工事に着手することから、広報はむら9月15日号及び市公式サイトにより、工事時期や工事内容等をお知らせするとともに、駅構内での案内や、駅に隣接する町内会や近隣住民の皆様にも工事のお知らせ文書を配布し、ご理解とご協力のお願いと周知を図ってまいります。  今後は、通路拡幅から階段部分の改修など、工事を段階的に進めてまいりますので、その都度お知らせを行い、ご理解とご協力をいただけるよう、市民の皆様や駅利用者への周知に努めてまいります。  次に、ご質問の3項目め、「相次ぐオスプレイ事故はどう市に説明されたか」の1点目、「昨年12月13日の沖縄でのオスプレイ事故について、市への説明はどのようにされ、納得できる内容であったか」、及び2点目、「8月5日のオーストラリア沖でのオスプレイ事故について、市への説明はどのようにされ、納得できる内容であったか」とのお尋ねについては、関連がありますので合わせてお答えいたします。  沖縄県名護市沖合及びオーストラリア沖において発生したオスプレイの事故案件については、発生直後から、防衛省北関東防衛局より、電子メール並びに電話での情報提供、及び防衛省職員の来庁による、事故の概要、事故状況及び原因、日本政府の評価などの数項目にわたる説明を受けているところであります。  市としましては、これらの説明を受け、国に対し、横田基地に関する東京都と周辺市町連絡協議会、及び横田基地周辺市町基地対策連絡会において、迅速で正確な情報提供、丁寧な説明を行うよう文書及び口頭での要請を行い、議員各位への情報提供並びに市公式サイトを通じ市民の皆様などへ周知を図っております。  それぞれの事故については、現時点では、米国側からは事故調査報告書が提供されていない状況にあり、国に対しては、報告書が提供され次第、迅速かつ丁寧に説明を行うよう求めております。  次に3点目、「オスプレイの横田基地への飛来・配備がなされないよう、今まで以上に市は力を尽くすべきではないか」とのお尋ねですが、平成29年6月市議会定例会において2番、浜中 順議員のご質問にもお答えしたとおり、横田基地に起因する諸問題の解決にあたっては、東京都と横田基地周辺の自治体が緊密に連携し、共通の声を上げていくことが重要であり、大きな効果を発揮するものと考えております。  「横田基地に関する東京都と周辺市町連絡協議会」及び「横田基地周辺市町基地対策連絡会」では、毎年度実施している国や米軍に対する総合要請をはじめ、横田基地で行われる訓練や、外来機の飛来、米軍人・軍属の不祥事などの事案が発生するたびに、基地周辺住民の皆様の生活を念頭に置きながら、国や米軍に対するさまざまな申し入れを積極的に行っております。  MV-22オスプレイの飛来や、CV-22オスプレイの配備計画についても、横田基地周辺自治体と緊密な連携を図りながら、国や米軍に対し、地元自治体や地元住民に迅速かつ正確な情報提供を行うなど、十分な説明責任を果たすとともに、安全対策の徹底と環境への配慮等を行うよう働きかけております。  市では、こうした横田基地に起因する諸問題に取り組むにあたり、我が国の安全保障については、国の専管事項であり、国際社会における国家としての存立に関わる重要事項であるものと認識しております。  その一方で、市民の皆様の生活における安心・安全を守ることは、基礎自治体としての責務でありますので、今後も引き続き、東京都、そして横田基地周辺市町と連携し、それぞれの事案に対する適時適切な対応を図っていく考えであります。  なお、教育委員会に関するご質問については、教育長からお答えします。  以上で答弁を終わります。 218 ◯議 長(馳平耕三) 桜沢教育長。      [教育長 桜沢 修 登壇] 219 ◯教育長(桜沢 修) 7番 鈴木拓也議員のご質問にお答えします。  ご質問の2項目め、「中学校の3学期制への移行準備はどう進んでいるか」の1点目、「中学校の3学期制への移行準備状況はどうか」とのお尋ねですが、平成28年3月に羽村市小中学校2学期制検証委員会がまとめた「今後の学期制の在り方について」の最終報告を受け、平成28年9月に「羽村市立中学校3学期制移行準備会」及び「羽村市立中学校3学期制移行準備作業部会」を設置し、3学期制への移行準備を進めてきました。  3学期制移行準備作業部会は、小・中学校全校の教務主任を中心に構成されており、今年度は、3学期制移行に伴う実務者レベルでの調整を行ってきました。  作業部会での調整内容は、学校長等で構成される3学期制移行準備会に報告され、移行にあたっての最終的な確認を今月中に行うことになっています。  次に2点目、「年間スケジュールについて」のお尋ねのうち、まず、「長期休業期間はどのように設定される予定か」についてですが、小中学校の長期休業期間については、「羽村市公立学校の管理運営に関する規則」に定める期間内において、現在、中学校及び中学校区での調整を図りながら、学校ごとに教育課程の編成を行う中で設定されており、日数については、大幅な変更は行わない方向で調整しています。  次に、「小中一貫教育に伴う連携事業はどのように設定される予定か」、「職場体験はどのように設定される予定か」、及び「その他、学年行事や学校行事はどのように変化する予定か」については、関連がありますので合わせてお答えします。  「今後の学期制の在り方について」の最終報告を踏まえ、3学期制移行準備作業部会で検討した結果、小中一貫教育に伴う連携事業、職場体験、修学旅行やスキー教室、校外学習、体育大会、音楽会など学年行事や学校行事については、今年度の実施時期と大きく変更することなく実施していくことで確認しています。  細かな行事日程は、市及び地域の行事等との調整を図る必要もありますので、学校ごとに教育課程を編成していく中で設定していくこととしています。  次に3点目、「保護者への説明会、周知はどのように行うのか」とのお尋ねですが、本年1月には各中学校において、新中学1年生保護者説明会の際に、「2学期制の成果を活かした新たな3学期制」についての説明を加えたリーフレットを配布したほか、3月1日発行の「はむらの教育」において、広く市民に向け周知を図ってきました。  今年度については、11月初旬を目途に、詳しいリーフレットを作成し、中学校において、現に在籍している1・2年生と保護者への説明を行うとともに、小学校においても、小学6年生とその保護者に保護者会などを利用して説明、周知を図っていきます。  また、来年度に進学する新中学1年生保護者説明会においても周知を図るほか、市公式サイトや「はむらの教育」などを活用した周知を図っていきます。  次に4点目、「2学期制から3学期制に変わることにより、『中1ギャップ』が新たに生じる。どのような対応をとるのか」とのお尋ねですが、文部科学省によると、「中1ギャップ」とは、「児童が、小学校から中学校への進学において、新しい環境での学習や生活へうまく適応できず、不登校等の問題行動につながっていく事態」としており、こうした「中1ギャップ」を乗り越えるために、「小中一貫教育の推進や小中連携の取組みに期待する」としています。  市では、これまで小中一貫教育に取り組み、中学校教員の小学校への乗入れ授業や部活動体験などを通じ、「中1ギャップ」の解消に努めてきました。  「中1ギャップ」の要因となるものは多様であり、3学期制への移行がそのまま「中1ギャップ」につながるとは考えていませんが、今後も小中一貫教育を推進する中で、小学校から中学校への円滑な接続が行われるよう努めるとともに、小学校6年生児童を対象とした入学説明会や入学後のガイダンスを丁寧に行っていくように努めていきます。  以上で答弁を終わります。 220 ◯議 長(馳平耕三) 7番 鈴木議員。 221 ◯7 番(鈴木拓也) ご答弁ありがとうございました。  再質問をしてまいります。  まず、羽村駅なんですけれども、待合室に関して観光拠点の駅優先に付けているというお話でした。例えば年に1カ所ずつとか、何カ所ずつとか、設置される駅は増え続けているということなんでしょうか。 222 ◯議 長(馳平耕三) 都市建設部長。
    223 ◯都市建設部長(細谷文雄) 都内からずっと全般を見れば増えているんですけれども、青梅線のところでは現在は8カ所が設置されていて、5カ所が設置なしということでありまして、青梅線に関してはそんなには進んでいないという状況でございます。 224 ◯議 長(馳平耕三) 7番 鈴木議員。 225 ◯7 番(鈴木拓也) 羽村駅に関しては、つまりまだ具体的な検討はされていない段階ということなんでしょうか。 226 ◯議 長(馳平耕三) 都市建設部長。 227 ◯都市建設部長(細谷文雄) 先ほども市長のご答弁にありましたけれども、市長が直接行っていただいてお話をしていただいた中では、その返答としまして、観光拠点を優先にやっているということで、羽村駅は何年に付けると、そういう具体的な回答は得られなかったという状況でございます。 228 ◯議 長(馳平耕三) 7番 鈴木議員。 229 ◯7 番(鈴木拓也) まだちょっと距離があるという答弁だったと思うんですけれども、大体、規模感から言いますと、はるか先になれば付くのか、それとも比較的短い時間で付くのか、あるいは永遠に付かないのか、どういう規模感での相手の回答だというふうにニュアンスを捉えていますでしょうか。 230 ◯議 長(馳平耕三) 都市建設部長。 231 ◯都市建設部長(細谷文雄) 近隣では福生市が、先ほどお話ししましたように付いていますし、小作駅も階段の下に上下線とも、両方付いています。そしてまた、付いてないところが中神駅、それから東中神駅、西立川駅、牛浜駅と、この5カ所が付いていませんけれども、乗客数から言いまして、羽村駅は1万3,958人と高くなっていまして、福生駅と比べても引けをとらないという数字になっていますから、次は羽村駅であろうというふうに思っておりますので、市長が直接行っていただいて要請していますので、これ以上の要請はないということになりますから、今後も要請を強くしていきたいというふうに思っております。 232 ◯議 長(馳平耕三) 7番 鈴木議員。 233 ◯7 番(鈴木拓也) ニュアンスはそういうニュアンスで捉えているということでしたので、引き続き働きかけを強めていただきたいと思います。  自由通路の話ともちょっと関わってくるんですけれども、議会でもかなり、この自由通路に関しては、特に金額の面で議論がありましたよね。ちょっと高過ぎるんじゃないかということがありました。  市とJRと交渉をしてきて、最終的にはそういう提案になったわけですけれども、市は、タイミングの問題もありますし、相手のご提案をやはり譲歩もして受け入れるという、そういうニュアンスだったんじゃないかと思うんですね。  それで、工事がこれから始まるというタイミングですので、直接、ホームの待合所とは関係がないと言われてしまえばそうなんですけれども、ただやはり交渉のありようとしては、ぜひ同時にホームの待合室もやってくれと言えば、それは好機なんですよ、今ね。チャンスなんですよね。ぜひそういう視点も持ちながら頑張っていただければというふうに思います。  それから、自由通路に関してなんですけれども、まず掲示板のお話は、前に聞いていたので付くんだろうと思ったんですけれども、今あるような市の広報、市から発信する情報をお知らせする掲示板なんじゃないかなと思ったものですから、同時に、市民活動を応援するという立場で、市民活動がやはり、自分たちのさまざまな取組みや行事などをお知らせする掲示板も要るんじゃないかという提案をいたしました。  3カ所付けるという話なんですけれども、市民活動が使える掲示板はこの中にあるのか、ないのか、予定としてですね、お聞かせください。 234 ◯議 長(馳平耕三) 都市建設部長。 235 ◯都市建設部長(細谷文雄) 掲示板は3カ所に設置しますけれども、何を置くかというのは、まだ現在は決めておりません。今お話がありました市民活動、これらの広報媒体としてそういうのを使っていくことは考えておりますので、なるべくそういうような公共的なものはぜひ使っていきたいというふうに思っております。 236 ◯議 長(馳平耕三) 7番 鈴木議員。 237 ◯7 番(鈴木拓也) わかりました。  それから、市民活動つながりでショーウィンドウの提案もしまして、さっき、拝島駅の昭島市のものを紹介したんですけれども、これ、サイズが、横が172センチメートル、高さ112センチメートル、奥行き15センチメートルというものなんですね。そういうのが3つくっついているんですね。意外とボリュームがあって、かなり広いスペースになっているんです。  昭島市に聞きましたら、大体15団体ぐらいが半月か1カ月単位で交代して展示をしているということでした。  ちょっと様子を見ていましたら、たまたま通りかかったご婦人が、何かジッーとのぞき込んでいるんですね。お話を聞きましたら、やはり定期的に作品が替わってくるので、次は何かなというふうに、楽しみにいつも見ているんですというお話もありました。  ちょっとこの奥行き、要するに壁に埋め込むタイプですから、あらかじめ、やはり付けるというふうにしておかないとできませんよね。大した工事じゃないんじゃないかと思うんですけれども、これはあらかじめ、やるならやるというふうにしておきませんとできませんから、ぜひこれも羽村駅に欲しいと思うんですけれども、いかがでしょうか。 238 ◯議 長(馳平耕三) 都市建設部長。 239 ◯都市建設部長(細谷文雄) 現在の計画ですと、この改札を出て外を見た時に、ガラス面がほとんどなんですね。開口率を明るくするために。それでその脇に、3カ所に掲示板を置くというような現在の計画にしております。  今お話のありましたショーウィンドウにつきましては、今のところは計画はございませんですけれども、その掲示板を置くスペースをある程度幅を確保するとか、そういった方法も可能とは考えられますので、今後検討していきたいというふうに考えております。 240 ◯議 長(馳平耕三) 7番 鈴木議員。 241 ◯7 番(鈴木拓也) それからブックポストなんですけれども、以前、私、どこで聞いたんだったかちょっと忘れましたが、議会で聞きましたら、いろいろないたずらがあって、中に入れられちゃうという問題があるんですという市のご説明があって、「あ、なるほどな」なんて思ったんですけれども、福生市と昭島市のブックポストは、縦にスリットが入っているんですよ。透明なプラスチックの部分を設けていまして、中が見えるようになっているんですね。  恐らくいたずら防止という観点があるのではないかと思うんですけれども、全面閉じられているんじゃなくて、一部分が見えるという形にしていたずらを防止していると。  箱根ヶ崎駅にもありまして、瑞穂町に聞きましたら、1回だけお弁当を入れられちゃったことがあって、大変だというふうにおっしゃっていました。ただ、数年前に1回だけでその後は、ブックポストの上に「いたずら防止」って書いてあるんですよね。その効果もあって、その後はないというお話でした。  福生市に聞きましたら、お弁当なんかはなかったんだけれども、知らない本が入っていることがあるんだそうです。それが本の寄附なのか何なのかわからないんだけれども、そんな感じで予期せぬ物が入っていることもあるんだけれども、付ける前に予想していたほどは、いたずらはないんですと。今はカメラなんかも付けますから、多分そういう点も大きいと思うんです。  なかなかやはり、図書館の貸出しの冊数というのも思うほど増えていませんよね。福生市に聞きましたらば、このブックポストで返却する冊数って全体の5パーセント弱なので、そんなに思ったほど多くないんですけれども、ただ、年間で見ますと、福生駅と拝島駅で2万5,000冊以上が返却されるということですから、かなりの利用者であることは間違いありません。  ぜひこれは設置をしていただいて、できれば小作駅も付けていただいて、気軽に図書館で本を借りて、簡単に返せるというふうにしてほしいと思うんですけれども、いかがでしょうか。 242 ◯議 長(馳平耕三) 生涯学習部長。 243 ◯生涯学習部長(伊藤文隆) ブックポストの設置についてでございます。過去には、やはり食品ですとか、そういったものを投げ込まれたという事例が散見される状況でございます。  先ほど市長の答弁にもございましたけれども、市民ニーズとか、そういった必要性なども含めて、この設置については検討してまいりたいと思っております。  ただ、通路ですけれども道路認定してということになりますので、やはりいろいろ手続的なものもございますので、そういったものも含めまして検討してまいりたいと思います。 244 ◯議 長(馳平耕三) 7番 鈴木議員。 245 ◯7 番(鈴木拓也) 今お話があった道路法の関係、また市の道路占用規則の関係、どういう難しさがあるんでしょうか。 246 ◯議 長(馳平耕三) 都市建設部長。 247 ◯都市建設部長(細谷文雄) 基本的には、道路占用という形で届けを出しておくということになります。通常ですと、道路ですと電柱とか、電線とか、ガス管とか、そういうものは道路占用を取って、そこに置くということになります。  それが、今はJRの財産で建物扱いだったんですけれども、今度、市のほうで譲り受けて道路として認定しますので、通常ですと普通の道路と同じように、道路の上には何も置かないというのが原則なので、そういった難しい面がありますけれども、例えばブックポストでいえば郵便ポストなども同じような扱いですから、それは置いてあるわけですね。  だから、そういうものについては置くことも可能。ただし、期日前投票所というのは、席を置いて通行をある程度妨害してしまうので、そういう面では道路占用というものは許可はしないと、そういう難しさがあるということでございます。 248 ◯議 長(馳平耕三) 7番 鈴木議員。 249 ◯7 番(鈴木拓也) ポストと一緒の扱いでブックポストはできるというお話でしたので、ぜひやってほしいと思います。  それから、今お話のありました期日前投票所。瑞穂町が箱根ヶ崎駅で平成24年からやっているんですね。ちょっとあそこが道路なのか、建物なのか、確認しなかったものですから、わからないんですけれども。  つまり法的な難しさはあるんですけれども、スペースの問題はちょっと脇に置いておいて、それでもやれることはやれるんですかね、羽村駅でも。 250 ◯議 長(馳平耕三) 都市建設部長。 251 ◯都市建設部長(細谷文雄) 安全確保の面からいえば、私たち道路管理者の立場からいえば、あまり好ましくないとは思いますけれども、やることは可能ではあると思います。 252 ◯議 長(馳平耕三) 7番 鈴木議員。 253 ◯7 番(鈴木拓也) 瑞穂町に行って聞いてきましたらば、7月の都議選なんですけれども、町民会館、それから武蔵野コミュニティセンター、それから箱根ヶ崎駅、3カ所設けているんですね、期日前投票所を。それで町民会館は8日間の期間があったんですね。もう2カ所、武蔵野コミュニティセンターと箱根ヶ崎駅は、その半分の4日間投票できるというふうにしていたそうです。  投票数を見ますと、駅でちょうど33.3パーセントの投票があったということで、やはりかなりの町民の方が利用したんだなというのがわかりました。  9メートルという幅でできるのかなって、ちょっとイメージが湧かなかったんですけれども、でも投票率を上げていくという効果からいっても、できるのであればやはりやったほうがいいんじゃないかと、また小作駅も含めてですけれども、思うんですね。どうでしょうか、その点は。検討していただけないでしょうか。 254 ◯議 長(馳平耕三) 都市建設部長。 255 ◯都市建設部長(細谷文雄) 羽村駅の場合は、特に駅前に会館もございますので、そういったところをご利用いただくほうがいいのではないかというふうに考えます。 256 ◯議 長(馳平耕三) 7番 鈴木議員。 257 ◯7 番(鈴木拓也) 五ノ神会館、私もそう思ったんですね。じゃあ、会館でやっていただけますかね。ぜひ、今度の選挙から。 258 ◯議 長(馳平耕三) 選挙管理委員会事務局長。 259 ◯選挙管理委員会事務局長(並木健史) 期日前投票所の増設ということになるんですけれども、これに関しては以前からお話を差し上げているとおり、羽村市の分庁舎で期日前投票を行っております。現在の有権者数ですとか、羽村市の広さ、また、はむらんですとか、そういったものの設置の状況などを踏まえますと、分庁舎1カ所で十分であると認識をしております。以上です。 260 ◯議 長(馳平耕三) 7番 鈴木議員。 261 ◯7 番(鈴木拓也) この前の都議選の羽村市の投票率は何パーセントで、ランキングは全都で何位だったか教えてください。 262 ◯議 長(馳平耕三) 選挙管理委員会事務局長。 263 ◯選挙管理委員会事務局長(並木健史) 投票率でございますけれども、西多摩の地域では、確かにあまり高くなかったことは事実でございます。  申し訳ございません。ただいま手元に資料がありませんので、後ほどお答えさせていただきます。 264 ◯議 長(馳平耕三) 7番 鈴木議員。 265 ◯7 番(鈴木拓也) ちょっと私が調べた限りでは、正確かどうかということもあるんですけれども、羽村市は47.0パーセント、全都で58位ということでした。  その前は、去年の7月の知事選があったんですね。これは56位ということで、なかなか、もちろん投票者の話だけじゃありませんから、投票率はね。いろいろな要素の複合として出てくるんですけれども、やはり打てる手は打っていかないと、これはやはり羽村市としてよろしくないんじゃないかというふうに思うんですね。そのための対策の一つとして提案しているんですけれども、検討してほしいと思うんですね。  瑞穂町は、複数個所でやっていますと、例えば同じ瞬間に、なりすまし投票があった場合に困るわけですよね。これをどう排除するかということをお聞きしましたらば、武蔵野コミュニティセンターと、それから箱根ヶ崎駅には、ちゃんとオンラインで線が引いてあるそうです。  それで、投票した瞬間に町民会館のほうのデータベースにアクセスをして、絶対に二重投票が起こらないような仕組みをちゃんと構築してやっているということでしたから、確かにちょっとコストがかかるんですよ。ただ、これは一回設定してしまえば十分できます。初期投資は多分かかると思うんですけれども。これはぜひ前向きに検討してほしいと思うんです。駅だか、五ノ神会館だか、別に場所はまずは問わずにおきますけれども、ぜひ複数場所で、羽村市狭いとはいえ、なかなかやはり小作の端から市役所まで、そんなに近くはないですよ。ぜひ検討してほしいと思いますがいかがでしょうか。 266 ◯議 長(馳平耕三) 井上副市長。 267 ◯副市長(井上雅彦) 期日前投票所の関係につきまして、選挙管理委員会の事務でございますので、私どものほうから答えるわけにはいきませんけれども、今のお話の中、ご質問の中では、あそこの自由通路のスペースのところに何が置けるかというお話だと思っておりますので、それにつきましては、今、都市建設部長からお話があったように、道路法等々を鑑みて、それについては検討していきたいということでございます。  五ノ神会館というお話につきましては、これは別問題でございますので、そういった意味では今回の通告の中に入っているものではございませんので、それにつきましては、またほかの時点でお聞きいただければというふうに思っております。 268 ◯議 長(馳平耕三) 7番 鈴木議員。 269 ◯7 番(鈴木拓也) 確かに通告にちょっと外れるんですけれども、ただ、検討してほしいという話をしたんです。検討もしないということですか、今の答弁は。 270 ◯議 長(馳平耕三) 井上副市長。 271 ◯副市長(井上雅彦) 検討する、しないということではなくて、そのこと自体につきましては今回の通告の中に入っておりませんので、そういった意味では私どものほうで答えられないということでございますので、また、そのほかの時にご質問をいただければということでございます。ご理解いただければと思います。 272 ◯議 長(馳平耕三) 7番 鈴木議員。 273 ◯7 番(鈴木拓也) 次にいきます。コインロッカーの提案もしまして、これ、箱根ヶ崎駅のコインロッカーです。こんな感じです。  それから今、面白いのは、例えばアマゾンなどで注文しますと、受け取れなくて配達者が困るというお話がありますよね。それで宅配ロッカーというのがマンションの中に付いているんですね。実は駅にも宅配ロッカーを付けるという話がありまして、東村山市でそれを始めたと。世田谷区で2カ所目ということがあって、そんな利用方法もあるのかなんて思ったんですね。  それから、下はリサイクル傘入れ。これは箱根ヶ崎駅ですけれども、不用な傘をそこに誰でも置いて帰っていいと。急な雨の場合にそれを利用者が利用できるというのをやっていますので、ぜひこんなものも検討したらどうかなと思うんですけれども、いかがでしょうか。 274 ◯議 長(馳平耕三) 都市建設部長。 275 ◯都市建設部長(細谷文雄) 申し訳ありませんが、箱根ヶ崎駅が道路認定を取ってやっているのか、あるいは駅の建物の中でやっているのか、ちょっと私、今、確認がとれないんですけれども、羽村市の場合は道路認定を行いますので、そのコインロッカーというのは、道路上に置くことは不可能です、認めません。  ですから、コインロッカーについては駅の構内に置いていただいて、駅が管理している管理区域の中で置いていただくことが望ましいというふうに考えております。 276 ◯議 長(馳平耕三) 7番 鈴木議員。 277 ◯7 番(鈴木拓也) この項の最後に、計画どおりに拡幅工事が進んでいく見通しになっているかどうかお尋ねします。 278 ◯議 長(馳平耕三) 都市建設部長。 279 ◯都市建設部長(細谷文雄) 計画どおりに進めてまいります。 280 ◯議 長(馳平耕三) 7番 鈴木議員。 281 ◯7 番(鈴木拓也) 2項目め、3学期制の問題に入ります。  移行の準備は着々と進められているというふうに理解をいたしました。気になるのは、子どもたちへの影響がどういうふうになるかというところなんですけれども、大幅な変更は行わないということ、それは長期休業日に関してですね、ということをお聞きしました。  例えば今年度、羽村二中は、夏休みが7月24日から始まりまして8月25日まで、33日間あるんですね。それから、同じく羽村二中、冬休みは12月26日から始まって1月5日まで、11日間。春休みは3月26日から始まって、ちょっと来年度いつ始まるかわからないんですけれども、大体12日間ぐらいとられるということになっています。  大きくは変更しないということですけれども、ただ、短くなる方向に変わりそうだということも含めての答弁でしたでしょうか。 282 ◯議 長(馳平耕三) 生涯学習部参事。 283 ◯生涯学習部参事(仙北谷仁策) 短くなる可能性といいますか、そういう前提で検討しているわけではございませんで、現在、先ほどの鈴木議員のお話のように、子どもたちへの影響というところを最大限考えておりまして、それに伴って、今年度と同程度の、まず、例えば長期休業日の設定というところを考えまして、またカレンダーで土曜、日曜がどのあたりにあるかということもありますけれども、次年度以降の長期休業日について設定を考えているところでございます。  したがいまして、長くするとか、短くするとかという前提があるわけではございません。以上でございます。 284 ◯議 長(馳平耕三) 7番 鈴木議員。 285 ◯7 番(鈴木拓也) わかりました。  それから、小中一貫、また職場体験を具体的に聞いたんですけれども、その他の行事も含めて、今年と同じようなものにしていきたい、いかせていくように学校が考えているというご答弁がありました。  これまでは夏休み前に通知書が出ませんから、それを補うという意味合いも込めまして、面談が1週間ぐらいやられていましたよね。例えば羽村二中でいいますと、7月10日から14日まで、5日間ありましたけれども、この面談も引き続き行うということでいいんでしょうか。
    286 ◯議 長(馳平耕三) 生涯学習部参事。 287 ◯生涯学習部参事(仙北谷仁策) 面談等につきましても、今度は長期の休みになりますので、今までも長期の休みは休みですが、より、その目当てや2学期に向けての課題といったものをしっかり共有するということを含めて、三者面談を7月に執り行うという予定でございます。以上でございます。 288 ◯議 長(馳平耕三) 7番 鈴木議員。 289 ◯7 番(鈴木拓也) 今は年2回ありまして、12月にも面談をやっていますが、面談は12月はあるんでしょうか。 290 ◯議 長(馳平耕三) 生涯学習部参事。 291 ◯生涯学習部参事(仙北谷仁策) 12月につきましても行う予定でございます。 292 ◯議 長(馳平耕三) 7番 鈴木議員。 293 ◯7 番(鈴木拓也) わかりました。  細かい話まで多分計算がいってないと思うんですけれども、授業時数、これはどういうふうに変化をしますでしょうか。 294 ◯議 長(馳平耕三) 生涯学習部参事。 295 ◯生涯学習部参事(仙北谷仁策) これは文部科学省が定めた学習指導要領に基づき、いわゆる標準時数というのがございますので、そこの部分を基調として、各学校が教育課程において適切な授業時間数を設定するということになっております。  全体の日数とか、それから曜日のバランス等で多少前後はしますけれども、概ね今年度と同程度の授業時数になると考えております。以上でございます。 296 ◯議 長(馳平耕三) 7番 鈴木議員。 297 ◯7 番(鈴木拓也) 概ね同程度ということは、さっきと同じような話になっちゃうんですけれども、少しは少なくなっちゃうというニュアンスも含めての話なのか、それとも、ほぼ変わらずに設定はうまくいたしますよというニュアンスなのか、お聞かせください。 298 ◯議 長(馳平耕三) 生涯学習部参事。 299 ◯生涯学習部参事(仙北谷仁策) プラス・マイナスの数値感というものは、少しあってもこれは仕方がないかなと思うんですが、基本的には今年度と変わらずといいますか、例えば1日、2日、もし授業日数が減ることになれば、その分やはり授業時間数も減ってしまいますし、カレンダーの関係で1日、2日、また増える可能性もあります。その場合にはまた授業時間数が増えるというような、そういう微増、微減ということが考えられます。以上でございます。 300 ◯議 長(馳平耕三) 7番 鈴木議員。 301 ◯7 番(鈴木拓也) わかりました。  それから、職場体験は羽村市は5日間行っていまして、多分周辺の自治体より多いんじゃないかと思うんですね。かなり日程がタイトになる中で、これ、減っちゃうんじゃないかななんて、ちょっと感じたものですから聞いたんですけれども、引き続きこれは5日間、中学2年生が行くというふうに考えているのかどうかをお尋ねします。 302 ◯議 長(馳平耕三) 生涯学習部参事。 303 ◯生涯学習部参事(仙北谷仁策) 職場体験、市内の多くの事業者の皆様にご協力いただいた、貴重な子どもたちにとっての体験でございます。ですから、従来どおり5日間というところを設定し、事前学習、事後学習も含めてですけれども、今までどおり続けていきたいと考えております。以上でございます。 304 ◯議 長(馳平耕三) 7番 鈴木議員。 305 ◯7 番(鈴木拓也) わかりました。  それから、説明会は11月の初旬にリーフレットを作って、それで行っていくということでした。これまで保護者などから、この3学期制移行に関しての問い合わせですとか、ご意見などは教育委員会のほうには来ていますでしょうか。 306 ◯議 長(馳平耕三) 生涯学習部参事。 307 ◯生涯学習部参事(仙北谷仁策) 今年度に入って問い合わせ等は具体的にはまだ来ておりませんが、例えば中学校、羽村一中、二中、三中のほうへ、そろそろそういったところの問い合わせも来るかと思いますので、そういったものは教育委員会でも把握するように心がけまして、適切に対応してまいりたいと考えております。以上でございます。 308 ◯議 長(馳平耕三) 7番 鈴木議員。 309 ◯7 番(鈴木拓也) わかりました。  それから、4点目の中1ギャップという点なんですけれども、ギャップにならないというご答弁だったんですけれども、そうでもないんじゃないかなと、ちょっと感じたんですよね。  やはりかなりペースが、もちろんギャップが全て悪いという前提で話してしまいますと、やはり人間は一歩一歩階段を昇っていくものなので、必ずギャップはあるんですけれども、スピード感がやはり中学校って増すわけですよね、授業にしても。また、先生が入れかわり立ちかわり教科担任制で来ているということに関しても。  今でもそう感じる子どもって意外と多いんじゃないかなって感じまして、それがいろいろな問題行動の一因にもなっているんじゃないかなという気がしていまして、この3学期制になるということで、やはりペースアップという面も否めないので、そこはしっかり子どもの状況を見ながら対応していく必要があるんじゃないかというふうに思うんですけれども、といってもなかなか、じゃあ5年生、6年生は3学期制となりませんから、難しさがあると思うんですけれども、あまりギャップにつながらないというふうに見ないで、そこは丁寧に、ギャップにもなり得るかもしれないという捉え方で対応していくことが大事なんじゃないかというふうに思うんですけれども、いかがでしょう、考え方として。 310 ◯議 長(馳平耕三) 生涯学習部参事。 311 ◯生涯学習部参事(仙北谷仁策) 先ほど教育長の答弁にもありましたように、3学期制への移行がそのまま中1ギャップそのものにつながるというのは考えてないんですね。ところが、やはり子どもたちの生活のサイクルの変化だとか、そもそもとして小学校から中学校生活に入るというところの不安というのは、それはもうどの代でもありますので、そういったところに丁寧に対応すべく、先ほど答弁の中にもありましたように、入学前の、例えば体験授業とか部活動といったような中学校の生活を知らしめること、そして入学後に中学校の教員から丁寧なガイダンスを行って、先の見通しを持たせるといったような取組みのもとで、そういった中1ギャップをなるべくなくす、あるいは減らすというような取組みにつなげていきたいと考えております。以上でございます。 312 ◯議 長(馳平耕三) 7番 鈴木議員。 313 ◯7 番(鈴木拓也) では3項目めに移ります。  オスプレイなんですけれども、去年の12月も非常に衝撃的な事故がありました。また、今年の8月もオーストラリアで事故があったと。その後も、煙が出ちゃうだとか、いろいろなことが続いておりまして、本当にオスプレイというのは安心して受け入れるということができないなというふうに、ますます感じているわけです。  ただ、ちゃんとした説明が、こういう理由で事故が起きてしまったんですと、それに対してはこういうしっかりした対応策をとりましたから今後ありませんというふうに言われるのであれば、まだましかなと思うんですけれども、なかなか十分な説明、また対応策が見えてこないというところは、本当に深刻で、絶対に配備を許せない、また飛来に関してもやめてほしいと、強くこう思っているところです。  最初に市長にお聞きしますけれども、そういうふうにお感じになりませんでしょうか。 314 ◯議 長(馳平耕三) 企画総務部長。 315 ◯企画総務部長(市川康浩) 事故の報告につきましては、国のほうに状況の説明を求めているわけでございますけれども、国のほうにおきましても、米側のほうに照会をかけて、現在、最終調整というようなところでございますけれども、その状況、原因がわかれば、その説明を受けて、それをまた皆様にお知らせしていくと、丁寧に説明をしていきたいと。地元自治体にも丁寧に説明をしていただけると、こういうことでございますので、それらを待っていたいと思います。 316 ◯議 長(馳平耕三) 7番 鈴木議員。 317 ◯7 番(鈴木拓也) 今、最終調整というのは何に関しての最終調整ということなのか、ちょっともう一度丁寧にお答えください。 318 ◯議 長(馳平耕三) 企画総務部長。 319 ◯企画総務部長(市川康浩) 米側におきまして事故報告書の内容について調整をされていると。沖縄の関係とかです。以上です。 320 ◯議 長(馳平耕三) 7番 鈴木議員。 321 ◯7 番(鈴木拓也) それはいつ頃最終調整が済んで、発表、また説明がされるというふうに、何かお聞きになっていますか。 322 ◯議 長(馳平耕三) 企画総務部長。 323 ◯企画総務部長(市川康浩) 日時につきましては明確に示されておりませんけれども、防衛省としては米国から事故報告書の写しが提出され次第、準備が整い次第、私ども関係自治体のほうに丁寧に説明をしていただけるというふうに承知しております。 324 ◯議 長(馳平耕三) 7番 鈴木議員。 325 ◯7 番(鈴木拓也) 沖縄の、不時着水なんて言っているんですけれども、それに関しては去年の12月19日に防衛省からペーパーが出されまして、市もそれに基づいて説明を受けているというふうに思うんですけれども、空中給油の際にホースがプロペラ、ブレードに触ってしまって、それが損傷してふらふらになって海に落ちたということなんですね。  結局、結論的には搭載システム、機械系統及び機体構造を原因とするものではないんだというふうになっているんですね。恐らく、これはヒューマンエラーだというふうに言いたいんでしょうけれどもね。簡単に言っちゃうと、そういうふうに説明があったんでしょうか。 326 ◯議 長(馳平耕三) 企画総務部長。 327 ◯企画総務部長(市川康浩) 事故の原因等につきましては、今お話のありましたような、搭載システム機械系統、機体構造が原因ではないかと考えられる中で、オスプレイの脚部故障が発生したことを踏まえて、全ての機体については点検を実施し、問題がないことを確認しているというふうに説明を受けております。 328 ◯議 長(馳平耕三) 7番 鈴木議員。 329 ◯7 番(鈴木拓也) 恐らくそうなんですよね。ヒューマンエラーだったと。米軍は集合教育、手順の確認及び地上におけるシミュレーションの手順が完了して、空中給油、飛行も再開していると。教育と手順の確認をやったから、同じことは起こさないから大丈夫だと、飛ばしているわけですよね。何というか、そんなものでいいのかと思ったりするわけですね。  それから、オーストラリアでの8月の事故に関しましても、今年の8月11日に防衛省のほうからペーパーが出ておりまして、これは市のホームページにも載っていました。デッキにぶつかっちゃって、最終進入中、着艦中でしょうね、衝突して落ちてしまったと。  これに関しても、MV-22に安全な飛行を妨げるような機械的、構造的及びシステム上の欠陥はないと認識している。恐らくこれもヒューマンエラーだと言いたいんでしょうね。そういうふうに認識、説明がありましたか。 330 ◯議 長(馳平耕三) 企画総務部長。 331 ◯企画総務部長(市川康浩) この事故原因は調査中であるものの、という前提でございますけれども、海上を移動中の艦船への着艦という複雑な作業の最中に発生したこと、そして米軍が初期調査を行って、オスプレイの飛行は安全であると結論付けていること、そして今お話があった、安全な飛行を妨げるような機械的、構造的及びシステム上の欠陥はないと認識している。そして、この当該部隊につきまして、全隊員に対して安全及び運用の手順の再度徹底をさせたというようなことをしたというふうに報告を受けております。 332 ◯議 長(馳平耕三) 7番 鈴木議員。 333 ◯7 番(鈴木拓也) 今、自動車でも、ぶつからないように車が補整とかしてくれますよね。やはりヒューマンエラーと米軍は言うんですけれども、ヒューマンエラーを起こしてしまうような、例えば操作性の難しさだとか、そういったアシスト機能の欠如とかということもあるんじゃないかと、やはり感じるわけですよね。  ぜひ、この問題、しっかり説明を求めていただきたいと。それから市長を先頭に、配備中止、また飛来しないように働きかけを強めていただきたいと思うんですけれども、改めて市長にご答弁をお願いします。 334 ◯議 長(馳平耕三) 並木市長。 335 ◯市 長(並木 心) 今、部長等が説明したとおりでございます。もう前々から言っておりますけれども、日米の安全保障に関すること、戦略的な意味でこのオスプレイの活用と訓練、あるいは実践に向けての配備、そういうところについては、国の専管事項でございますけれども、それ以外のところで安全性を、先ほどヒューマンエラーと言っていますけれども、操縦がなかなか難しいような機種というのが、それで事故を起こせば、やはりそれは住民にとっては安全・安心には心配なことだということは常識的な判断だというふうに思っております。  ですので、こういうデモンストレーションとか、本当にそういう軍事的な意味でない時に、そういうところについては自重していただきたいというのは私の基本的な姿勢でございます。なお、その事故あるいは安全については、あくまでも徹底的に追求していただいて、情報はきちんと正確に知らせていただくというのは当たり前のことだというふうに思っております。以上です。 336 ◯議 長(馳平耕三) しばらく休憩いたします。                                     午後2時13分 休憩                                     午後2時30分 再開 337 ◯議 長(馳平耕三) 休憩前に引き続き会議を再開いたします。  次に、2番 浜中 順議員。      [2番 浜中 順 登壇] 338 ◯2 番(浜中 順) 浜中です。2項目にわたって質問いたします。  1項目め、「必要な介護などが保障されるために」。  介護保険制度については、国による介護報酬の引き下げなどによって、サービスの低下・利用者負担の増加や、介護士の待遇や確保の困難さ、介護の認定の引き下げなど、課題は大きくなっています。  現在、介護サービスの市町村での大きな課題の一つとして、要支援1、2の方を対象とする予防給付のうち、訪問介護、通所介護については市町村の取組みとして、「介護予防・日常生活支援総合事業」、いわゆる「新しい総合事業」に移行することが決まっています。  羽村市では今年4月からその事業が一部開始され、介護サービスの質と量を低下させないことが問われています。  前もって総合事業の内容をちょっと確認をさせていただきます。総合事業のサービス類型として、訪問型サービスというのと通所型サービス、2つありまして、形やパターンは、訪問型サービス、通所型サービス、もうほぼ同じ形です。ご承知のとおりです。  現行相当の、1番目、訪問介護です。従来の介護と同様のものです。それに対して新しく、多様なサービスとして1)、2)、3)。訪問型サービスが、いろいろとこれ、A、B、Cとありますけれども、1、2と言ったりしていますけれども、A、B、Cとありまして、それを、現行相当に対して時間的に緩和したりする、そういうサービスですね。それから、住民主体のボランティアである、そういう訪問型サービス。この2)と3)、A、Bについては生活援助を中心とします。それに対して従来のものは身体介護と生活援助。  4番目として、訪問型サービスCとして、短期集中として、生活相談などで日常生活ができるような訓練をするという形で訪問型サービスCという形があります。  これと同じような区分けをして通所型サービスというのがありますけれども、それについては、このサービスの中身が身体介護とか生活援助でしたが、その部分が通所サービスについては生活機能、運動能力などを訓練するという中身に変わっただけで、形としては、全体として従来の介護職員がやるのに対して、ボランティアとか、緩和型の、一般の労働者が対応するという、比較的安価なというか、そういう人でもできるという、そういう全体的な構成類型になっています。  昨年の12月議会でも、鈴木拓也議員から「介護保険は来年4月からどう変えるのか」ということで、今年の4月からどう変えるのかという一般質問がありました。  その質疑の中で明らかになったことは、次の3点です。  1点目は「新しい総合事業」については、これまでサービスを提供してきた訪問介護事業者または通所介護事業者に対し、新しい総合事業にも参入し、これまでどおり有資格者の介護職員に担ってもらえるよう市が働きかけるということが明らかにされています。去年の12月議会で。  2点目は、しかし従来の資格を持った介護職員が、短期研修のみで資格を持たない職員でもできる「新しい緩和型サービス」(家事援助とか家事サービス)を行う場合には、事業所に支払われる額はこれまでの15パーセント程度の減額になるということを担当者は答えています。  3点目は、これまでの「現行型サービス」と新しい「緩和型サービス」のサービス内容については、その違いはほとんどないという回答でした。  4月の総合事業の一部実施以来、どのように進められてきたのか、ほかの質問とともに質問をさせていただきます。  (1)今年4月から「介護予防・日常生活支援総合事業」が開始されたが、利用者のサービス低下    はないのか。    1) 今年度の新たなサービスとして緩和型サービスが行われていると聞いているが、利用者数     は何人か。また、利用者が受けるサービスに低下はないのでしょうか。    2) 上記1)以外の新たなサービスの計画はどうなっているのでしょうか。  (2)基本チェックリストカードの導入など制度的にも認定率を下げる圧力が強まっていることが、    関係者から伝えられています。今年の通常国会では、介護給付を抑える実績によって国の介護    の補助金額を決めていくという、インセンティブの制度が決められました。     その中に、要支援・要介護の認定率を下げると補助金を多くもらえる仕組みもつくられると    いうふうに聞いています。高齢者の健康施策の推進によって認定率を下げることは、一層進め    られなければなりません。しかし、近隣の市ではこういうことも起こっています。     認定をしたんだけれども、医師に勧められて認定をもう一度し直してくださいということを    言ったんですけれども、2度目の介護申請でやっと要支援から要介護に認定されたというケー    スも出てきているというふうに聞いています。
        こうした現状の中でこのような仕組みが導入されることは、今後、補助金目当てに認定率を    下げる、場合によっては認定されるべき人が認定されないという現状ですね、そういう力が働    く要因にならないか危惧されます。その心配はないのでしょうか。  (3)介護を受けている方が認知症になった時、介護保険をもらっている人でも認知症の人はいま    すけれども、重度の認知症になった時に、精神障害者保健福祉手帳を受けることによって税金    の軽減など負担を減らすことができる場合があります。ちなみに言っておきますと、福祉の手    帳には身体障害者手帳と知的障害者の愛の手帳と、それからもう一つ、精神障害者保健福祉手    帳、3種類あるわけなんですけれども。     この精神障害者保健福祉手帳の取得について、関係担当者に周知するとともに、多くの市民    に伝えるために、高齢者担当窓口にわかりやすいリーフレットを置いたり、広報や「ふれあい    福祉のしおり」などに、わかりやすく掲載すべきと考えますがどうでしょうか。また、関係の    課が連携して、対象になりそうな方に申請を勧める必要があるのではないでしょうか。  2項目め、「市道の安全対策について」です。  一旦停止をしないなどの自転車の無謀な運転、スマートフォンを見ながらの歩行・自転車に乗るなど、また高齢者による急な飛び出しや、ふらふらした運転などの危険など、多くの市民から心配の声が寄せられています。早急に交通安全対策をすべきと考えます。  (1)安全施設などの点検改善を    1) 交差点中央で安全のために光っている自発光式交差点鋲が点灯していなかったり、壊れて     放置されています。点検・補修を早急にすべきと考えますがいかがでしょうか。    2) 自転車の安全対策について      駅前中央通り、駅前から動物公園のほうに向かう通りと産業道路との交差点は自転車ナビ     が標示されていますが、自転車と大型車が入ることになり、大型車は送迎用でかなり頻繁に     その時間には通ります。極めて危険です。安全対策をすべきと考えますがいかがですかとい     うことで、これがその写真です。      これは全く同じところなんですけれども、ここです。自転車ナビとここに目印があります     けれども、バスが入ると、こうなって、もう自転車とバスと並走はできないんですよね。で     も「どうぞ」と、「自転車もいいよ」と言っているんですけれども、危険度があるんじゃな     いかということです。極めて危険です。安全対策をすべきと考えますがいかがでしょうかと     いうことです。    3) 緑ヶ丘と五ノ神の境の四面道交差点に続く水道道路(市道103号線)の一部曲がったセン     ターラインの道路鋲を、自転車を避けるために踏みがちになります。騒音も発生します。撤     去をすべきと考えますがいかがでしょうか。    4) 公園の樹木が伸び、信号が見えにくくなっています。早急な対策をすべきと考えますがい     かがでしょうか。具体的には、やまぶき児童公園などです。  (2)交通安全マナーの一層の啓発活動を    1) スマートフォンを見ながらの歩行・自転車、または夜間・早朝の黒い服での散歩などの危     険について、もっと効果的なPRをすべきではないでしょうか。    2) 市民が交通安全マナーを身につけられるよう、市主催で地域ごとに「交通安全教室」を開     く必要があるのではないでしょうか。その際に、1)の散歩の安全対策のために、反射テープ     やたすきの無料配布をしてはいかがでしょうか。      皆さんも知っていると思うんです。これ、暗くすると灰色のところが光るんですね。  以上、登壇からの発言とします。 339 ◯議 長(馳平耕三) 並木市長。      [市長 並木 心 登壇] 340 ◯市 長(並木 心) 2番 浜中 順議員のご質問にお答えします。  初めに、ご質問の1項目め、「必要な介護などが保障されるために」の1点目、「今年4月から『介護予防・日常生活支援総合事業』が開始されたが、利用者のサービス低下はないのか」とのお尋ねのうち、まず、「今年度の新たなサービスとして緩和型サービスが行われていると聞いているが、利用者は何人か。また、利用者が受けるサービスに低下はないのか」についてですが、市では、介護保険法の改正に基づき、従来の要支援1、2の方を対象とする予防給付のうち、訪問介護、通所介護について、介護保険制度の地域支援事業に移行して実施する「介護予防・日常生活支援総合事業」、いわゆる「新しい総合事業」として、平成29年4月から開始しております。  サービスについては、訪問型サービス及び通所型サービスともに、従来の介護予防訪問介護、介護予防通所介護に相当するサービスを、訪問型サービスI、通所型サービスIとして実施するほか、訪問型サービスについては、生活援助を中心とした基準を緩和したサービスを、訪問型サービスIIとして新たに追加し、7月の利用者は11人となっております。  また、「サービスに低下はないのか」とのお尋ねですが、利用者には、地域包括支援センターが行う介護予防ケアマネジメントに基づいたサービスを、本人または家族が選択してご利用いただいておりますことから、利用者に見合った適切なサービスが提供されているものと捉えております。  次に、「その他の新たなサービスの計画はどうなっているのか」についてですが、訪問型サービスについては、従来、二次予防事業として実施しておりました訪問型介護予防事業を、新たにリハビリテーション専門職が家庭訪問を行う生活動作向上プログラムとして、10月から実施してまいります。  また、通所型サービスについては、従来実施しておりました、転倒骨折予防事業、栄養改善事業、口腔機能向上事業を、運動・口腔・栄養等を複合したプログラムである「通所型体力向上教室」として、10月から実施してまいります。  次に2点目、「介護給付を抑える実績によって、国の介護の補助金額を決めていくインセンティブの制度により、今後、補助金目当てに認定率を下げる力が働く要因にならないか」とのお尋ねですが、介護保険制度における自治体に対する補助金額を、介護給付の抑制を図った分に応じて決定していくといった財政的インセンティブについては、市町村における保険者機能の強化等の取組みを推進し、地域包括ケアシステムを深化・推進を図るため、「地域包括ケアシステムの強化のための介護保険法等の一部を改正する法律」により、介護保険法の一部が改正され、市町村に対する交付金の規定が整備されたものであります。  そのため、財政的インセンティブの付与については、保険者のさまざまな取組みの達成状況が評価できるよう、客観的な指標を設定することとされておりますが、指標の設定にあたっては、適正なサービス利用の阻害につながらないことなどを前提として、要介護認定率を直接的な指標とせず、要介護状態等の維持・改善が図られているかを示す指標となるよう、現在、国で検討がなされていると聞いております。  そのような中、市での要介護認定は、国の認定基準に即した認定事務として、羽村市介護認定審査会において、認定調査員による調査結果及び主治医の意見などを参考として審査判定を行い、その結果に基づき決定しており、引き続き、国のこうした動向を注視してまいります。  次に3点目、「介護を受けている方が認知症になった時、精神障害者保健福祉手帳を受けることについて、その周知や関係課との連携は」とのお尋ねですが、精神障害者保健福祉手帳は、精神障害のある方の自立と社会参加の促進を図ることを目的として、精神疾患を有する方のうち、精神障害のため、長期にわたり日常生活または社会生活に制約を受けている方を対象として交付されるものであります。  また、認知症については、その代表的な症状となるアルツハイマー型認知症や血管性認知症から生じた記憶障害等により、日常生活に制約があると判定された場合において、精神障害者保健福祉手帳が交付され、障害者控除等の税制上の優遇措置や公共料金の減免など、各種の支援策を受けられることとなっております。  さらに、国税・地方税における障害者控除については、手帳の交付を受けていない場合であっても、65歳以上で身体または認知機能の障害の程度が障害のある人に準ずるものとして市町村長の認定を受けた方は対象となることから、確定申告時期には広報はむら等で周知を行い、認定書を発行するといった対応を図っております。  市では、今後も、市公式サイトやふれあい福祉のしおり等により、精神障害者保健福祉手帳の取得方法等の周知に努めながら、高齢者の総合的な相談窓口である地域包括支援センターにおける相談業務等を行う中で、認知症が手帳の交付対象になり得ることを含めた案内を行うとともに、福祉部門のみならず、各種支援策を担当している関係課と連携・協力しながら、制度のさらなる周知に努めてまいります。  次に、ご質問の2項目め、「市道の安全対策について」1点目、「安全施設などの点検改善を」とのお尋ねのうち、まず、「交差点中央で安全のため光っている自発光式交差点鋲が点灯していなかったり、壊れて放置されている。点検・補修を早急にすべきと考えるがどうか」についてですが、市内には、市道の交差点に、合計93カ所の自発光式交差点鋲を設置しており、要望による新規設置や、必要に応じ随時、修繕・取替え等を行っております。  今後も、夜間の道路パトロール等による点検を実施し、危険箇所については、優先して交換等を行うよう対応してまいります。  次に、「駅前中央通りと産業道路との交差点は自転車ナビが標示されているが、自転車と大型車が入ることになり極めて危険である。安全対策をすべきと考えるがどうか」についてですが、市内の道路上に標示されている自転車ナビマークは、平成28年度に交通管理者である警視庁が整備したもので、ご質問の羽村駅前中央通りのほか、羽村駅、小作駅周辺の道路、動物公園通り、羽村街道などの幹線道路に標示しております。  自転車ナビマークの設置に関しては、警視庁が安全性を確認した上で、路線や位置関係を特定し、設置しているものと認識をしております。  次に、「緑ヶ丘と五ノ神の境の四面道交差点に続く水道道路(市道103号線)では、自転車を避けるために、一部曲がったセンターラインの道路鋲を踏みがちになり、騒音も発生する。撤去すべきと考えるがどうか」についてですが、車道中央線に設置している道路鋲は、運転者の視線誘導を行うとともに、往復分離の認識を与えるため、道路管理者である市が設置しているもので、市内では、水道道路と市役所通りの一部に設置しております。  道路鋲の設置に関しては、福生警察署との安全対策等の協議を行った上で、必要と判断した箇所に設置をしております。今後も、さらなる安全対策が必要な場合には、適宜、福生警察署とも協議してまいります。  次に、「公園の樹木が伸び、信号が見えにくくなっている。やまぶき児童公園など、早急な対策を」についてですが、道路の状況は、日常的な道路パトロールのほか、市民の皆様や町内会・自治会などから寄せられてくる情報により把握しており、お尋ねのように、街路樹や公園樹木により信号機が見えにくい場合には、職員による剪定作業や、高所作業車が必要な場合等は民間事業者に委託発注して対応しているところであります。今後も、道路パトロールや情報収集の徹底に努め、道路の安全管理に努めてまいります。  次に2点目、「交通安全マナーの一層の啓発活動を」とのお尋ねのうち、「スマートフォンを見ながらの歩行・自転車、また、夜間・早朝の黒い服での散歩などの危険について、もっと効果的なPRをすべきではないか」、及び「市民が交通安全マナーを身につけられるよう、市主催で地域ごとに『交通安全教室』を開く必要があるが、その際に反射テープや、たすきの無料配布をしてはどうか」については、関連がありますので合わせてお答えいたします。  交通ルールやマナー等の遵守は、一義的には、個人の規範意識の問題であると捉えておりますが、市ではこれまでさまざまな事業等を通じて、交通安全マナーの啓発活動を行ってきました。  例を挙げますと、各小学校における自転車安全教室、中学校におけるスケアードストレイト方式を用いた交通安全教室や、一般市民向けの運転者交通安全講習会などを実施してきております。  小・中学校安全教室では、保護者や地域の皆様に参加を呼びかけたり、運転者交通安全講習会では、免許を所持していない方を参加対象として、より多くの市民の皆様にご参加いただけるよう工夫して開催しております。  また、地域や組織・団体に対しても、要請に応じて、交通安全マナーの啓発を図るための出前講座を実施しております。  さらに、羽村市交通安全推進委員会では、交通安全日における市内全域広報活動や交差点での立哨活動に加え、羽村高校交通安全指導等の活動など、交通安全マナーの普及・啓発に努めていただいております。  今後も、福生警察署・羽村市交通安全推進委員会と連携し、広報はむらや市公式サイト等を効果的に活用し、交通安全意識を持つことの重要性等をPRすることで、教室・講座等への参加者がさらに増加していくよう取り組んでまいります。  なお、お尋ねの「反射テープ等の無料配布」については、春と秋に開催しております運転者交通安全講習会等で実施しておりますので、今後も継続して実施してまいります。  以上で答弁を終わります。 341 ◯議 長(馳平耕三) 2番 浜中議員。 342 ◯2 番(浜中 順) 答弁ありがとうございました。  1項目め、2項目めの順に再質問をさせていただきます。  1項目めに関連してですけれども、先ほど7月の利用された人が11人と言われましたけれども、新しい年度になって4月からこれまでで、現行のサービスと緩和型サービス、通所と訪問、それぞれ何人ずつか、ちょっと数を教えてください。 343 ◯議 長(馳平耕三) 福祉健康部長。 344 ◯福祉健康部長(粕谷昇司) それでは今ご質問のありました、今年度の訪問型、通所型それぞれの人数でございますけれども、訪問型サービスI、従来型のほうでございますけれど、こちらについては9人。それから訪問型IIの緩和型のほうについては、先ほどご答弁しましたように11人。通所型サービスIの従来型については43人となってございます。以上です。 345 ◯議 長(馳平耕三) 2番 浜中議員。 346 ◯2 番(浜中 順) これまで、先ほど行った鈴木議員の前の質問で、現行型サービスと新しい緩和型サービスの内容については、ほとんど変わらないという、そういう回答が去年の12月に行われているんですけれども、実際やってみて、その違いは変わらないのか、あるとしたらどんな点が少しでも変わったのか、その点教えてください。 347 ◯議 長(馳平耕三) 福祉健康部長。 348 ◯福祉健康部長(粕谷昇司) 訪問介護についてでございますけれども、基本的に従来については身体介護と生活援助というのは一体的にやっていたということは既にご承知だと思いますけれども、今回の緩和型等については、これは事前に利用者の方の意見、アンケートなども確認した上で、身体は含めずに、生活援助のほうが割合に多かったというような形で、生活援助を中心とした緩和型を実施しているところでございます。  先ほど市長のほうからご答弁させていただきましたように、実際にはケアマネジャーがケアプランを作っていくわけでございますけれども、その中におきましては、ご本人であるとか、また家族であるとか、そうした方々の希望することもきちっと伺いながら、必要な、適切なサービスの利用を選んでいただいておりますので、具体的にサービスの低下というようなことはあり得ないと考えております。 349 ◯議 長(馳平耕三) 2番 浜中議員。 350 ◯2 番(浜中 順) 家事援助などでは、利用時間が従来より1時間から45分に短縮されているんですけれども、実際に携わっている人の声として、45分ではなかなか厳しいという声を聞いているんですね。それも本人が、45分でいいんだよという、そういう合意のもとで決められていることですか。 351 ◯議 長(馳平耕三) 福祉健康部長。 352 ◯福祉健康部長(粕谷昇司) 時間等につきましても、まず基本的にこのサービスについては、時間でございますが、そもそもサービスを提供していただく事業者との中で、提供時間の規定というのは定めがないわけです。ただ、ないんですけれども、市のほうとしては、事業者に対して1回の時間数を45分から1時間の間でお願いしたいという形で契約を結んでいるところでございます。  というのは、訪問介護の報酬の算定構造というのがございまして、その中が20分から45分未満というような形と45分以上というような形になってございます。これまでは、基本的にはほとんどの事業所が1時間という単位で行っておりましたけれども、緩和という部分で45分に変えた事業所もいくつかございます。  ただ、その辺については、内容等について、先ほど申し上げましたとおり、利用者側のほうと十分に相談をした上でやっておりますので、そのような、足りないというようことについては、直接はこちらでは聞いておりませんけれども、もし、そのような形でご不満があるのならば、またケアマネジャーのほうと調整をさせていただいて、サービスの提供時間等についても調整をさせていただければと思っております。 353 ◯議 長(馳平耕三) 2番 浜中議員。 354 ◯2 番(浜中 順) どうぞ、その点しっかりと意思疎通をとって、希望の措置をお願いしたいと思います。  それから、新しい総合事業については、12月の鈴木議員の一般質問の確認ですけれども、これまでサービスを提供した訪問介護事業者または通所介護事業者に対して、新しい総合事業についても参入してもらって、これまでどおり有資格者の介護職員に担ってもらえるように市が働きかけるというふうな回答でした。  現実的に、この間いくつの事業所や施設に働きかけを行って、いくつの事業所、施設が受け入れたのか、それを教えてください。 355 ◯議 長(馳平耕三) 福祉健康部長。 356 ◯福祉健康部長(粕谷昇司) 訪問介護の部分でございますけれども、現在、介護予防事業所としてお願いしているところが7事業所ございます。そのうち、1事業所を除いた6事業所が総合事業に参入していただいてございます。6事業所については、現行相当と緩和型の両方を行っていただいております。  それから、通所介護事業者のほうにつきましては、現在9事業所にお願いしているところでございますが、こちらも先ほどと同じように、1事業所につきましては総合事業に参入していただけていない。8事業所が現行相当の事業に参入してサービスを提供していただいているというような状況でございます。 357 ◯議 長(馳平耕三) 2番 浜中議員。 358 ◯2 番(浜中 順) 緩和型サービスを行う場合には、その単価がやはり安くなる、低くなるということで、事業所にとってはマイナスになるんですね。そこのところを市がお願いして従来と同じようにやっていただくというふうになっていると思うんですけれども、事業所からしたら結構つらい思いをすると思うんですね。その辺について、市はどのように考えていらっしゃいますか。 359 ◯議 長(馳平耕三) 福祉健康部長。 360 ◯福祉健康部長(粕谷昇司) 緩和型という形ですので、やはり有資格者ではない方というような方もサービス提供に携われるわけでございますけれども、先ほどお答えいたしました参入していただいている事業所につきましては、有資格者の方が全て従来どおり行っていただいているというところで、そういう意味では、時間が多少短くなって報酬のほうが少なくなっているわけでございますけれど、その辺についてはご理解いただいているというような状況でございますので、引き続きそういう形で、事業者のほうにも従来どおりの形で、有資格者で対応できるようにお願いしていきたいと考えてございます。 361 ◯議 長(馳平耕三) 2番 浜中議員。
    362 ◯2 番(浜中 順) ぜひ、見通しを持ってそういう課題も考えながらやっていただきたいと思います。  関連して、これまでの要支援1、2の人がサービスを受ける場合に、それはサービスを受けられるよということを見通して暫定的な措置としての見なしのサービスを受けられるというふうに聞いています。  しかしながら、総合事業の支援サービスに変わった場合、その暫定的な措置がなくなった事例が他市であります。病気のために体調が厳しくてそこで遡って暫定措置をしてもらえなかったので、非常に困っているという具体的な事例があるわけですけれども、羽村市はその暫定的な措置を総合事業でもやる意思があるのかどうか、その点お答えください。 363 ◯議 長(馳平耕三) 福祉健康部長。 364 ◯福祉健康部長(粕谷昇司) 今も言われたような事例というのは、現状、羽村市の中では確認とか報告はされておりません。何といいましても、やはり利用される市民の方が十分満足いただけ、生き生きと生活できるというのが何よりのことでございます。  そうした形での暫定的な形につきましても、可能な範囲の中で継続してできるように、また事業者などと、また地域包括支援センターでケアプランを立てる中でも、そうした利用者との相談、また調整をしながら、少しでも利用者のためになる形に整えていきたいと考えております。 365 ◯議 長(馳平耕三) 2番 浜中議員。 366 ◯2 番(浜中 順) ぜひ、従来とおり暫定的な措置が使えるように、前向きに検討していただきたいと思います。  精神障害者の保健福祉手帳に関してですけれども、今それを受けている人、その人数を教えてください。 367 ◯議 長(馳平耕三) 福祉健康部長。 368 ◯福祉健康部長(粕谷昇司) 手帳の交付を受けている方でございますけれども、これ、平成28年度末現在というような形でございますが、444名になってございます。 369 ◯議 長(馳平耕三) 2番 浜中議員。 370 ◯2 番(浜中 順) そのうち、認知症と考えられる人数というのは、なかなか限定するのが難しいと思いますけれども、予想的に何人ですか。 371 ◯議 長(馳平耕三) 福祉健康部長。 372 ◯福祉健康部長(粕谷昇司) この手帳の有効期間というのは2年なんですね。新規で申請される方もいますし、2年ごとに更新されるというような方もございます。  実際、認知症等については、医師の診断書をつけて申請するというのが基本でございまして、ただ、実際のところ、平成28年度中における認知症としての診断書を付けて申請をされた方については、6名というようなところでございます。これは平成28年度でございますので、先ほど言ったように2年に1回という形になりますので、これを単純に倍とすれば大体12名、十数名というようなところかと見込んでおります。 373 ◯議 長(馳平耕三) 2番 浜中議員。 374 ◯2 番(浜中 順) 実際に6名以上いるということで、その方々が税金の軽減とか、いろいろな負担軽減をしてもらっているわけです。例えば一つとして、西東京バスの乗車料金の軽減とか、そういうのも載っているようですけれども、それと関連して、はむらんはその対象にはなっていないでしょうか。確認です。 375 ◯議 長(馳平耕三) 都市建設部長。 376 ◯都市建設部長(細谷文雄) そのような軽減措置は、はむらんではございません。 377 ◯議 長(馳平耕三) 2番 浜中議員。 378 ◯2 番(浜中 順) やはり西東京バスが頑張ってそういう方の応援をしているというんですから、はむらんでも同じような考えで応援するというのは、やはり至極当然かなと思うんですけれども、いかがでしょうか。 379 ◯議 長(馳平耕三) 都市建設部長。 380 ◯都市建設部長(細谷文雄) 前にも議会でお答えをさせていただいていますけれども、はむらんの趣旨でワンコイン、100円で乗れると。皆さんが乗れるという趣旨がございまして、その辺のところはさまざま検討してまいりましたが、現行の制度で行っていくということでございます。 381 ◯議 長(馳平耕三) 2番 浜中議員。 382 ◯2 番(浜中 順) 先ほどの精神障害者保健福祉手帳の、認知症の方がそういう手帳を受けられるよという認識ですね、知っているかどうかということについて、ケアマネジャーの多くの方というのは知っていらっしゃいますか。その辺、どういうふうな把握をされているかどうか。 383 ◯議 長(馳平耕三) 福祉健康部長。 384 ◯福祉健康部長(粕谷昇司) その辺は、ケアマネジャーでございますので、当然、ご本人あるいはご家族の方と接しているわけでございますので、その辺については当然、承知しているところで、そういう方についてはご案内をしているところでございます。  ただ、その周知方法についてですけれども、先ほど市長のほうから、公式サイトであるとか、ふれあい福祉のしおりでというような形でございますけれども、その中では具体的に認知症の方がそうした形の手帳の取得に該当するという表現がしてないというのが現状でございます。  ただ、公式サイトなどについても、福祉手帳についての内容について、またどのようなサービスが受けられるのかということについては表記がございますけれども、その部分に認知症の方が対応するというところが現状欠けているところでございますので、その辺については、今後そういうような形でわかりやすく周知のほうを固めていきたいと思っております。 385 ◯議 長(馳平耕三) 2番 浜中議員。 386 ◯2 番(浜中 順) 私が知っているケアマネジャーによると、仲間のケアマネジャーは知らないよという話を聞いているんですけれども、ぜひ周知のほうを丁寧にしていただけるように、よろしくお願いしたいと思います。  それから、高齢福祉介護課と障害福祉課でやはり連携して、頑張るよというふうに言っていただいたんですけれども、やはりこの人は対象になりそうだなという人で、多分本人は知らない人がかなりいらっしゃると思うんですね、この手帳を受けられることについて。ですので、もしその可能性、この人だったら受けられるんじゃないかという人が窓口で感じられましたら、連携してそういう人に、押しつけにならないような形で丁寧に対応していただけたらと思うんですけれどもいかがでしょうか。 387 ◯議 長(馳平耕三) 福祉健康部長。 388 ◯福祉健康部長(粕谷昇司) 高齢介護の部分、また障害の部分という形で、どちらも私どもの所管でございますし、そうした部分での連携、また、先ほど市長からご答弁しましたように、関連するいろいろな部署とも連携をとりながら、そのような形をきちっとやっていきたいと考えてございます。以上です。 389 ◯議 長(馳平耕三) 2番 浜中議員。 390 ◯2 番(浜中 順) 要介護4、5の人で、重度の認知症の方はどのくらいいらっしゃるか。人数がわかれば。 391 ◯議 長(馳平耕三) 福祉健康部長。 392 ◯福祉健康部長(粕谷昇司) そのような形の人数の把握をしてございませんので、大変申し訳ありませんが、ご了解いただきたいと思います。 393 ◯議 長(馳平耕三) 2番 浜中議員。 394 ◯2 番(浜中 順) 事後にまた教えてください。  2項目めの、市道の安全対策のほうにいきます。  自発光式交差点鋲の総数は言っていただきました。私が市内の道路を車で走っていてちょっと感じるんですけれども、何か大変失礼なんですけれども、故障しているところがあまり直ってないなという、結構放置されているなということをすごく感じるんですね。  どのくらいのペースで点検、補修をされているのかどうか、それを教えてください。 395 ◯議 長(馳平耕三) 都市建設部長。 396 ◯都市建設部長(細谷文雄) この自発光式交差点鋲につきましては、市内に93カ所設置しておりまして、先般、夜間点検を再度行いまして、現時点で機能してないものは39カ所あるということで把握しております。  この中で、1カ所、工賃込みで約17万円ほどかかりますので、正直、予算の関係もございますけれども、付けた後に信号が付いたり街路が明るくなったりして必要がない箇所もあります。そういったことを精査する中で、最低限必要なものは随時交換しているという状況でございます。 397 ◯議 長(馳平耕三) 2番 浜中議員。 398 ◯2 番(浜中 順) 39カ所が修理されていないという数なんですけれども、やはり修理されてない状態でそのまま放置されていて、市民が見るというのは、やはり何か行政はやる気がないなという、失礼ですけれども、そういう感じを受けるんですね。  もし、信号ができて安全上必要ないんだったら、また今度はそれを取り除くのはお金がかかるかもしれないんですけれども、取り除く費用とか、そういうのはどうなんですか。もうそれは安全上必要でなければ、そこはやはり取り除いたほうがかえって安全とか、見栄えもいいと思うんですけれども。 399 ◯議 長(馳平耕三) 都市建設部長。 400 ◯都市建設部長(細谷文雄) 交差点鋲につきましては、道路とフラットになっておりまして、ガラスとかが割れてなければ、道路の通行上支障がありませんので、そういった、交差点で信号がついて不用となった場所については、交換を行わないでそのままあっても、通行には支障がないというものだけは残して、あるものについては撤去するような、取り替えたり修繕をするような形で対応しております。 401 ◯議 長(馳平耕三) 2番 浜中議員。 402 ◯2 番(浜中 順) その展望というんですか、今どういうペースでその39カ所を点検して取り除こうという見通し的なものってありますか。 403 ◯議 長(馳平耕三) 都市建設部長。 404 ◯都市建設部長(細谷文雄) 必要な箇所はこれまでに対処しておりますので、交通上問題のないところは、点かなくても残していて交通上は問題ないですから、そういうような対応を図っておりますので、今後の展望というのは、今後また精査して随時交換をしていくというような対応をとっていくということでございます。 405 ◯議 長(馳平耕三) 2番 浜中議員。 406 ◯2 番(浜中 順) ということは、今、交通上問題はないとか、問題があるのは一つもないということですか。 407 ◯議 長(馳平耕三) 都市建設部長。 408 ◯都市建設部長(細谷文雄) 道路点検の中ではそのような、例えば割れていて交通で対応に支障があるとか、そういうところはないというようには確認をしております。 409 ◯議 長(馳平耕三) 2番 浜中議員。 410 ◯2 番(浜中 順) それではしっかり点検していただいて、安全の確保をよろしくお願いしたいと思います。  交通安全のマナーの(2)の2)の交通安全教室ですけれども、やはり小学生が、今3年生を対象に、年1回ですか、やっているというふうに教えていただいたんですけれど、あと、中学生はスタントマンが来て3年に一回、交通安全教室をやるということです。  先日、私の目の前で、中学生が一旦停止をしないでバーッと出て、車と激突したんですけれども、でもサイドミラーが飛んだだけで大事故にならなかったんですけれども、やはりそういう最低限の注意、そういうのって、いつもいつも身近でやられているということがすごく大事かなと思うんですね。  ちょっと私も、恥ずかしいんですけれども、いつも免許更新の時にゴールドじゃなくて毎回研修を受けるんですけれども、あそこでシビアな交通事故の写真を見ると、「ああ、俺、頑張らなきゃ」って、すごく身が締まるんですね。  やはり交通安全教室、交通安全研修、そういうものって、起こる前に何とかいろいろな手立てを打ってやるべきじゃないかなと思うんですけれども、先ほどの回答だと、今これだけやっているからいいんじゃないかなという、そういう感じに受け取ったんですけれども、やはり、やれる手立ては打ったほうがいんじゃないかなと思うんですけれども、その点いかがでしょうか。 411 ◯議 長(馳平耕三) 市民生活部長。 412 ◯市民生活部長(小林秀治) まず、交通安全講習会でございますけれども、運転者の講習会につきましては、実は羽村市は近隣の3市1町の中で非常に出席率が良くて、例えば昨年の春、秋は、393人、422人という形で、ほぼ400人前後の出席がございます。福生市、あきる野市、瑞穂町につきましては、大体150人程度の出席者で、実は福生警察署からは、非常に出席率が良いということはいつもお褒めをいただいております。  確かにご指摘のとおり、こういうことにつきましては、やはり効果的な研修というのは必要だと考えております。時と場合によるんですけれども、例えば基本的な講習というのはやはり文字とかになってしまうわけですけれども、文字よりは例えば絵を使う、絵より動画を使う、動画より例えば先ほど言われましたスケアードストレート、じかに見て恐怖心を確認していただくような、そういうものを臨機応変に使ってやっていくことが非常に大事だと思います。  ただ、確かに出席率がいくら良いといっても、全員の方は来てないわけです。そういう方に対しましては、やはり市の公式サイトを使いまして、例えば動画等をリンクして、暗闇でも明るく目立つものを付けましょうだとか、そういうものを視覚的な効果を訴えながらやっていくことは、今後ちょっと検討したいと考えております。以上です。 413 ◯議 長(馳平耕三) 2番 浜中議員。 414 ◯2 番(浜中 順) 先日、震災の訓練が地域でありました。やはり中学生も、それから小学生なども親子で来て、いろいろと参加することによって多くのことを学んでいるなという、そういう実感をしたんですね。  やはり交通安全についても、すごく身近な問題なので、皆さんそういう場があって気軽に参加する場所があれば、やはり多くの方がひやっとした場面というのを感じていらっしゃると思うので、真剣に具体化したほうがいいかなというふうに思うんですね。  その点について、300何人て言いましたけれども、もっとたくさんの人がやはり交通事故については、お年寄りも含めていろいろな人が、やはりもっともっと関心を持って、ちゃんと自分の行動を再点検しようという、そういう場をつくったほうがいいんじゃないかというふうに思うんですけれども、いかがでしょうか。 415 ◯議 長(馳平耕三) 市民生活部長。 416 ◯市民生活部長(小林秀治) 確かに場を増やす、機会を増やすというのは必要だと考えております。  市のほうでは、防犯交通安全係が出前講座を実施しております。平成26年から今年にかけて各町内または保育園等に赴きまして、要請があれば日程を調整して、出前で講習会を開いておりますので、市といたしましても、ぜひそういうご要望があれば、ご一報いただければ対応してまいりたいと考えております。以上です。 417 ◯議 長(馳平耕三) 2番 浜中議員。 418 ◯2 番(浜中 順) 交通安全教室、前向きに検討していただけたらと思います。終わります。 419 ◯議 長(馳平耕三) しばらく休憩いたします。                                     午後3時30分 休憩                                     午後3時40分 再開 420 ◯議 長(馳平耕三) 休憩前に引き続き会議を再開いたします。  企画総務部長から、先ほどの17番、水野義裕議員の一般質問について答弁の申し出がありますので、これを許します。企画総務部長。 421 ◯企画総務部長(市川康浩) 先ほど、水野議員の一般質問の中で、水道事業の布設工事監督者の資格を有する職員数のお尋ねにつきまして、お答えをさせていただきます。  羽村市布設工事監督者及び水道技術管理者の資格等に関する条例に規定されております、布設工事監督者の資格を有する職員数でございますが、先ほど上下水道部から、水道事業においては3名とお答えをいたしましたけれども、上下水道部においては5名、正規職員3名、再任用職員2名でございます。それ以外の職場におきまして5名、合計10名。正規職員が8名、再任用職員が2名。以上でございます。 422 ◯議 長(馳平耕三) よろしいですか。  次に、3番 印南修太議員。      [3番 印南修太 登壇] 423 ◯3 番(印南修太) 通告に従い、壇上から1項目の質問をいたします。  1、「羽村市の無電柱化に対する取組みについて」  東京都では、今年度新たに「無電柱化チャレンジ支援事業」など、積極的にこの施策を推進しており、他の自治体においては駅周辺などの整備が進んでいるところが増えてきております。  このような状況にあって、羽村市においても防災機能の強化や良好な景観の創出など、街の魅力をさらに高めていくために大変重要な事業であると考え、以下質問いたします。  (1)小作駅東口の無電柱化について    1) 東京都が施工した、羽村市の延長は何メートルで、事業期間及び事業費はどのぐらいだっ     たのか把握しているか。    2) この無電柱化による効果をどのように捉えているか。  (2)JR青梅線の東側について    1) 羽村駅東口周辺の無電柱化の計画はどのようになっているか。    2) 消防署通りを無電柱化できないか。
     (3)JR青梅線の西側について    1) 羽村駅西口周辺の無電柱化の計画はどのようになっているか。    2) 土地区画整理事業と同時進行で、事業区域外の無電柱化に取り組む考えはあるか。  以上で壇上からの質問を終わります。 424 ◯議 長(馳平耕三) 並木市長。      [市長 並木 心 登壇] 425 ◯市 長(並木 心) 3番 印南修太議員のご質問にお答えします。  ご質問の「羽村市の無電柱化に対する取組みについて」の1点目、「小作駅東口の無電柱化について」のお尋ねのうち、まず、「東京都が施工した、羽村市の延長は何メートルで、事業期間及び事業費を把握しているか」についてですが、東京都が施工した小作駅東口から新青梅街道方向へ続く、都道181号藤橋・小作線の無電柱化については、道路管理者である東京都西多摩建設事務所に確認したところ、道路延長約160メートルの両側歩道部分に、電気施設や通信施設など331メートルを埋設し、事業期間については、平成15年12月から平成17年3月まで、事業費については、歩道舗装や道路付属物などの付帯工事を除く本体工事が、約6,529万円とのことであります。  次に、「この無電柱化による効果をどのように捉えているか」についてですが、無電柱化の効果としては、まず第一に、都市防災機能の強化として、災害時に電柱の倒壊による道路閉塞を防ぐとともに、電気や電話などのライフラインの安定供給が確保されます。  そのほか、歩道内の電柱をなくすことで、ベビーカーや車いすも移動しやすい歩行空間を確保することができ、良好な都市景観の創出が図られます。  東京都が施工した小作駅東口の無電柱化についても、このような効果が発揮されているものと捉えております。  次に2点目、「JR青梅線の東側について」のお尋ねのうち、まず、「羽村駅東口周辺の無電柱化の計画」についてですが、市道の無電柱化については、防災力の強化や安全対策、良好な景観形成、商工業の活性化や観光振興など、さまざまな観点から市の将来を見据えた総合的なまちづくりとして検討していく必要があり、基本的には、無電柱化事業は道路改修工事に合わせて行うこととし、これに、バリアフリー化や自転車レーンの設置などの安全対策を同時に検討し進めていく考えであります。  また、東京都では、東京都知事が実現を目指す「セーフシティ」の中で、無電柱化の推進を位置づけ、都内全域での無電柱化を加速していくこととしており、技術的、財政的支援を拡充するための「無電柱化チャレンジ支援事業制度」を創設いたしました。  こうした中で、羽村駅東口周辺は、市の中心市街地であり、優先度の高い区域として捉えておりますので、今後、市内の総合的な無電柱化の方針と計画を立てた上で、国の補助や東京都の支援制度も活用しながら、具体化に向けて調査・研究を進めてまいります。  次に、「消防署通りを無電柱化できないか」についてですが、道路の無電柱化は、道路上にある電柱や電力線、通信線を地下に収容するための施設、いわゆる電線共同溝を歩道内に埋設し、変圧器などの地上機器を歩道上に設置することが必要なため、歩道の幅員は2.5メートル以上が必要となります。  このことから、お尋ねの市役所北側交差点から保健センター前を通過する消防署通りについては、現状、車道幅員が6メートル、歩道幅員が両側2メートルでありますので、現在の形状のまま工事を行うことはできません。  しかしながら、消防所が所在するこの路線は、羽村市地域防災計画において「羽村市復旧優先道路」として指定しており、防災面の観点から無電柱化にあたっては、市内の緊急輸送道路と同様に、優先的に整備を図っていく必要があるものと捉えております。  先ほどもお答えしたとおり、総合的な無電柱化の方針と計画を策定していく予定でありますので、その中で検討してまいります。  次に3点目、「JR青梅線の西側について」のお尋ねのうち、「羽村駅西口周辺の無電柱化の計画はどのようになっているか」、及び「土地区画整理事業と同時進行で、事業区域外の無電柱化に取り組む考えはあるか」については、関連がありますので合わせてお答えいたします。  17番 水野義裕議員のご質問にもお答えしましたとおり、羽村駅西口土地区画整理事業施行地区における主要幹線道路の整備にあたっては、防災力の強化、良好な景観形成、商工業の活性化や観光振興など、さまざまな観点から電線類の地中化事業を進めていく考えであります。  事業区域外の無電柱化の取組みといたしましては、総合的な方針、計画を策定してまいりますので、その中で検討していくとともに、現在、東京都が計画的に実施しております、青梅市から福生市へ続く都道「新奥多摩街道」の無電柱化については、第一次緊急輸送道路にも指定されていることから、早期事業化に向けて、市として東京都に働きかけているところであります。  以上で答弁を終わります。 426 ◯議 長(馳平耕三) 3番 印南議員。 427 ◯3 番(印南修太) それでは再質問をさせていただきます。  羽村市では現在、ハード面のまちの整備といえば西口の区画整理事業を最重要として平成15年から取り組んでおりますが、今後、無電柱化による羽村市全域での防災力の強化ですとか、それを進めていくことが羽村市にとっても新たな強みの一つになるのではないかという点から再質問をさせていただきます。  まず初めに、ご承知のとおり、国の中央防災会議が2013年に、首都直下地震マグニチュード7.3クラスが今後30年に70パーセント程度の確率で起こるというふうに発表しましたが、この想定内容というものは死者が2万3,000人、経済被害が95兆円、こうした情報というものを羽村市としてはどのように捉えられていらっしゃるんでしょうか。  例えば、明日の天気予報で降水確率が70パーセントというふうになった時に、私だったら折りたたみ傘などを持って外出をしますが、朝、降ってないんだから、荷物になるから持っていかないというふうに、同じ70パーセントのものでも、その人によっての捉え方ですとか、備えというものは変わってくると思うんですが、羽村市はこの国の想定というものを、例えば非常に高い確率だからソフト・ハード面で対策を急いでいるように受け止められているのか、それとも、不確定要素が多いので、あまり神経質になると、かえって市民生活に不安を来すというふうに捉えられているか、どのように捉えられているのかをまずお伺いいたします。 428 ◯議 長(馳平耕三) 市民生活部長。 429 ◯市民生活部長(小林秀治) 国の想定に基づきます確率論ですけれども、いつ起きてもおかしくないという認識でおります。そのために市では毎年、総合防災訓練を実施し、備蓄も増やしていきつつございますので、ソフト面という形になってしまうのかもしれませんけれども、考え方としましては、危機感をもって対応していると考えています。以上です。 430 ◯議 長(馳平耕三) 3番 印南議員。 431 ◯3 番(印南修太) この、国の想定、都心南部直下地震、マグニチュード7.3のケースですと、建物の被害想定というのは最大61万棟で、地震の揺れによる被害、全壊などは17万棟で、それに対して地震火災による焼失などは41万棟で、倍以上に想定されております。  死者の合計を見ますと、約2万3,000人のうち建物倒壊、これ、圧迫死などですが、これは約6,400人で、それに対して地震火災による死者、これは1万6,000人が亡くなると。こちらも3倍近く想定されています。  こうしたデータの根拠となるものが、今から22年前の平成7年の阪神・淡路大震災で、約8,500本もの電柱が倒れるなどの被害に遭い、緊急車両ですとか、消火・救助活動の非常に妨げになって、通常でしたら救えた命がたくさん失われてしまったということがあります。  つまり地震の揺れによる被害よりも、この都市型、首都直下においては火災による被害が多いという想定がされているのですが、その対策の一つとして消防庁などの専門機関が研究を重ねた結果、推進されているのが無電柱化の事業になります。  ただ、羽村市では、先ほどご答弁をいただきましたが、平成17年の小作駅東口の事例以降、市役所の庁舎ですとか、学校校舎といった耐震工事というものが非常に取り組まれてきておりますが、今、国や東京都では、そうした点の対策から、線や面の対策にフェーズが、防災強化、移っております。羽村市の現状は、こうした線や面、つまり道路の動線の確保、そういった防災機能という面ではなかなか進んでいないように思うんですけれども、いかがでしょうか。 432 ◯議 長(馳平耕三) 都市建設部長。 433 ◯都市建設部長(細谷文雄) 先般、高田議員のご質問にもありましたけれども、緊急輸送道路の沿道の建築物、こういったものは国でも東京都でも補助をしまして、羽村市でもそれに取り組んでいるところで、避難の道路の誘導をする面では有効だというふうに捉えております。  そして、そのような対策の中でも、東京都のほうで無電柱化チャレンジ支援事業というものを今年から始めましたので、このような制度を使って、今後は積極的に無電柱化に取り組んでいきたいというふうに考えております。 434 ◯議 長(馳平耕三) 3番 印南議員。 435 ◯3 番(印南修太) 先日、防災訓練がありまして私も参加して、私の参加した町内会では、一回、玉川神社に集合して、そこから避難所になります羽村一中に移動するんですけれども、その間、大体150から200メートルぐらいで、その間に、このあいだは数えて参加したんですけれども、12本の電柱があります。  電気屋さんに聞いたら、一番上のところは6,000ボルトあるらしいんですけれども、もしこれが1本でも2本でも倒れていたら、多分、震災が起きてすぐに一中の避難所までたどりつけないだろうなとか、そういったことを考えながら参加をしていたんですけれども、まず火災の消火活動もそうですが、特殊車両などで倒れた電柱とか建物というものを撤去して動線が確保されないと、生身の体では、阪神・淡路大震災の写真なども今回見たんですけれども、ちょっと外に出て歩けるような状態にないなと。  電気が本当に来ているのか、来ていないのかとか、そういうことってどうやったらわかるんだろうという、私の勉強不足なんですけれども、その辺もこれから課題なのかなと思うんですが、ただ、そういったことで、この事業の必要性、無電柱化の必要性というものは非常に理解していただける、誰もが必要性はわかると思うんですけれども、非常にコストがかかるものです。  平成26年度時点で私が調べたところによると、1キロメートル5.3億円かかるというふうに目安はされております。羽村市としては、今、都市建設部長から、今後、チャレンジ支援事業なども使ってということでお話しいただきましたが、なかなかこういったコスト面ということがあって、今まで進んでこなかったということは、それが課題ということはあるんでしょうか。 436 ◯議 長(馳平耕三) 都市建設部長。 437 ◯都市建設部長(細谷文雄) 確かにコスト面が課題になったということはありますし、また、その前に、道路整備、補修工事等の必要性もありますので、そういった総合的な観点から今まで検討を進めてきたところでございます。  ただ、コスト面から考えれば、最近の無電柱化の技術としましても、コストを下げるような技術支援なども東京都で行っておりますし、また、無電柱化といって地下に埋設するのではなく、建物の壁を使ってやるとか、民地を使ってやるとか、そういうふうな方法も今、技術開拓がされておりますので、なるべくコスト軽減を図る中で今後検討していきたいというふうに考えております。 438 ◯議 長(馳平耕三) 3番 印南議員。 439 ◯3 番(印南修太) 私も、先月、8月21日に都庁の建設局に行って説明を聞いてきたんですけれども、この事業評価表、区市町村における無電柱化の促進事業評価表などを見てみますと、平成19年にまず都道の無電柱化というものを、東京都が方針を策定して、その中において区市町村道に対する平成20年度から平成30年度までの無電柱化計画の補助制度を創設しています。  これが非常に大きいんじゃないかなと思うんですけれども、平成27年度から、その対象に防災に寄与する路線を追加しております。平成27年度決算で2億6,000万円、平成28年度予算が4億5,000万円、平成29年度見積りで8億4,000万円と、倍、倍で予算を増やしていっている制度です。  中身は、通常、国が55パーセントで、東京都が25パーセント補助だったものが、今ご答弁もいただきましたが、今年度新たに無電柱化チャレンジ支援事業として、国が55パーセントで、東京都が45パーセント、つまり100パーセント補助のものを始めました。この交付要件が、歩道幅員が2.5メートル未満または歩道がない市道が対象になります。  福生市はこの制度を使って、本町通り、防災拠点となる市役所から緊急輸送道路を結ぶ新奥多摩街道、産業道路、国道16号線までの713メートル、幅員8メートル、歩道なしの無電柱化を始めます。  こうした近隣自治体の動きですとか、国や東京都の動きというものも踏まえて、羽村市としても今後、総合的な計画を作られるということですが、具体的な計画作り、早急に進めていただきたいと思いますが、改めてお伺いいたします。 440 ◯議 長(馳平耕三) 都市建設部長。 441 ◯都市建設部長(細谷文雄) 今、総合的な道路の無電柱化とバリアフリー、それから自転車レーンの設置、そういうふうなものを総合的に勘案して道路の改修計画作りを今、研究、検討している段階でございます。  今後も、先ほども言いましたけれども、コスト削減なり、いろいろな手法が取り入れられるよう、そういった面でも検討しながら、総合的な計画作りをしていきたいというふうに考えております。 442 ◯議 長(馳平耕三) 3番 印南議員。 443 ◯3 番(印南修太) 技術的な部分ということで、それも東京都が力を入れていて、都内の公道約2万4,500キロメートルのうち、区市町村道が9割にあたる2万1,800キロメートルで、そのうちの大半が狭あい道路で、技術的な課題で無電柱化が進んでこなかったという経緯を踏まえて、東京都として新技術、低コスト手法を区市町村とともに実施するというふうにあります。  これは、もともと地中化が車道のすごく深い部分から始まって、それから歩道の広いところに、その下に埋設するという技術が開発され、今では、都市建設部長がおっしゃられたとおり、いろいろな技術、新しい技術がどんどん開発されておりますが、私も実際に見てきましたが、高幡不動の駅前、参道のところなどは、柱上変圧器ですか、街灯の上の部分に変圧器がくる。小型ボックスを地上に置かないで済むというものの開発のお蔭で、狭いところでも無電柱化が今、可能になっております。  消防署通りのような部分は狭いです。歩道が今2メートルで、なかなか難しいというご答弁でしたが、保健センターですとか、福祉センターもあって、道路の延長がそんなに長くないですし、そのことで事業期間が長期化したり、それに伴う事業費増大のリスクが低くて、無電柱化の効果が非常に大きいと考えられる道路に関しては、今、検討されている計画の中にぜひ候補として挙げていただきたい、入れていただきたいと思いますがいかがでしょうか。 444 ◯議 長(馳平耕三) 都市建設部長。 445 ◯都市建設部長(細谷文雄) ただいまお話がありましたように、技術が進化しておりまして、街路灯の上にトランス、変圧器があって電線が要らない、そういう今のお話のような技術もありますけれども、やはりそれもいろいろな評判がありまして、景観にはあまり良くないとか、倒れてくる危険性もあるというようなこともありますので、消防署通りに関しては、やはり現状のままでは民地を借用するだとか、買収するだとか、それでそこに地上機器、トランスを置くといった方法も、いろいろさまざまな方法が考えられますので、そういった手法も取り入れながら、今ご意見のあった消防署通りに関しましては検討をしていく必要があるというふうに考えております。 446 ◯議 長(馳平耕三) 3番 印南議員。 447 ◯3 番(印南修太) 仮に、今、計画を立てられておりますが、市役所通りですが、私も質問させていただいております消防署通りなどで、約5キロメートルの無電柱化の計画を羽村市が立てたとして、事業費は、私が先ほど言いました1キロメートル5.3億円だとすると、26億5,000万円になります。  そのうち、チャレンジ支援事業の対象にならないとしても、通常80パーセント補助なので、市の負担は5億3,000万円。それを10カ年で計画的に整備をしていったとして、ところが20年、30年経っても国が、先ほど一番最初に質問をさせていただいた、計画をしていた首都直下地震が来なかったにしても、そのほうがいいんですけれども、この公共投資は無駄にはならないというふうに思っております。  小作駅東口の効果として挙げていただきましたが、良好な景観の形成ですとか、安全な歩道の確保といった、市民生活の中で成果として実現できるからですが、この無電柱化というものは防災力を上げること以外にも、こういった街の印象を変えていくような可能性を持っている事業だと思うんですけれどもいかがでしょうか。 448 ◯議 長(馳平耕三) 都市建設部長。 449 ◯都市建設部長(細谷文雄) ただいまお話がありましたように、無電柱化というのはさまざまな視点から利点がございます。今、コストのお話がありましたけれども、東京都と国の補助金がチャレンジ事業だと100パーセント出ると。チャレンジ事業を充てないとなると、22.5パーセントは市の負担だと。22.5パーセントの差なんですけれども。この事業に関しましては、ただ地中に配線を埋めるだけじゃなくて、いろいろな付帯事業が伴ってまいります。  例えば、歩道を改修すればインターロッキングを入れ替えたり、街路灯を付け替えたり、それから街路樹なども、この機会に植え替えようというような話もありますので、やはり100パーセントの補助金だけでは賄えない部分もございますから、そういったコスト面もいろいろ研究しながら、市の負担なるべく減らす形での検討はしていきたいというふうに考えております。 450 ◯議 長(馳平耕三) 3番 印南議員。 451 ◯3 番(印南修太) やはりお金がかかることなので、なかなか難しいとは思うんですけれども、今、人口減少期にあって、羽村市がこの自治体間競争の中で選ばれるまちになっていくためには、この無電柱化の事業というものは不可欠だというふうに、私は思っております。  都庁に行くまでの青梅線、中央線に乗っていても、今、東小金井駅前が非常に大規模な開発をされておりますが、その次の武蔵境あたりから、この無電柱化によって、電車の中から見える街の印象が非常に洗練されたものに変わってきます。  3年後に東京オリンピック・パラリンピックも控えて、羽村市内の企業の視察ですとか、それからゆとろぎでの文化プログラムなどは、たくさんの人がいらっしゃることが予想されますが、やはり羽村市にとって交流人口が増える最大のチャンスがこれから訪れると思っております。  ぜひ、そうした点からもこの無電柱化というものを、青梅線の東側についても非常に進めていただきたいと思いますが、改めてお伺いいたします。 452 ◯議 長(馳平耕三) 都市建設部長。 453 ◯都市建設部長(細谷文雄) ただいまのご意見のとおり、無電柱化は景観形成のためにも有効的な手段です。まずは防災力の向上というのが第一でございますけれども、そういった市の魅力向上のためにも有効でございますので、総合的に研究をしていきたいというふうに考えております。 454 ◯議 長(馳平耕三) 3番 印南議員。 455 ◯3 番(印南修太) それでは、(3)の西側についてですけれども、区画整理の中で整備をしていくというご答弁だと思うんですが、以前、私が羽村駅の自由通路の質問をさせていただいた際に、羽村市として、まちづくりはできるところからやっていかなければならないというふうにおっしゃっていただきましたが、この区画整理事業は国や東京都から、現計画のままでは非常に時間が、30年かかるために、定期的な見直しが望ましいというふうに言われている事業であります。  一方で、無電柱化は国や東京都が8割から10割補助するので、ぜひ進めてくださいと。これは都庁で、無電柱化に関しては私が実際に言われたことなんですが、どちらが今できるところなのかといえば、私は西口の区画整理の中で行われる無電柱化というものが時間がかかるのであれば、その区域外の無電柱化という部分を、最重要な部分だけでも進めていただきたい、そのように考えますがいかがでしょうか。 456 ◯議 長(馳平耕三) 都市建設部長。 457 ◯都市建設部長(細谷文雄) 西口の区画整理事業に伴いまして、都道、新奥多摩街道、この事業が東京都で着々と進められているところでございまして、青梅方面、福生方面、またその間で挟まれている西口の区画整理をはじめ、スポーツセンターの前から青梅にかけて、これがまだ無電柱化が図られていないということでございますので、この辺のところを、都道を基軸にして、それに合わせて西口も関連して進めて行って避難誘導を図っていくと。そういった方針をもちまして、無電柱化の計画を立てていきたいというふうに考えております。 458 ◯議 長(馳平耕三) 3番 印南議員。 459 ◯3 番(印南修太) 最優先道路の新奥多摩街道、都道ですけれども、今、福生と青梅のほうから進んでおりまして、今、都市建設部長もおっしゃられたとおりの羽村市の計画だというのもわかりました。  1点、気になるのは、羽村市だけが無電柱化の工事が後から始まると思うんですけれども、区画整理の関係で今実際そうなんですが、そのことによって、災害が起きた時に、道路ですから羽村市の区間だけが電柱が倒れていて近隣に影響が出る、そういう想定というのはされているでしょうか。可能性として。 460 ◯議 長(馳平耕三) 都市建設部長。 461 ◯都市建設部長(細谷文雄) その工事につきましては、実際に今動き出して、東京都のほうで、もう着手に向けて進んでいるというふうに聞いておりまして、被害想定に関しましてはそのような想定は東京都からも聞いてはおりません。 462 ◯議 長(馳平耕三) 3番 印南議員。 463 ◯3 番(印南修太) すみません。私の質問がわかりづらい質問だったんですけれども、距離にもよるんですが、無電柱化の事業が羽村が後から始まると思うんですけれども、青梅側が完成していて、福生側が完成して、羽村がまだ完成していないという可能性というものが、近隣に影響を与えることになると思うんですけれども、そういったことは想定されていないでしょうか。 464 ◯議 長(馳平耕三) 都市建設部長。 465 ◯都市建設部長(細谷文雄) 新奥多摩街道は第一次、最優先の緊急輸送道路でありますから、両側がつながってないとそこを通過できないということがありますから、当然そのような危惧はされるところであります。 466 ◯議 長(馳平耕三) 3番 印南議員。 467 ◯3 番(印南修太) そうしますと、ご答弁にありました西口の区画整理の現計画の中で、無電柱化を進めていくというご答弁だったと思うんですけれども、両隣の自治体の進行具合いによっては新奥多摩街道の無電柱化が先に、優先的に区画整理内でも整備が進められていくということでしょうか。 468 ◯議 長(馳平耕三) 都市建設部長。 469 ◯都市建設部長(細谷文雄) 先ほどもお答えしましたけれども、東京都で計画作りが着々と進んでいるということでございますから、区画整理を前にして整備が進むというふうに考えております。 470 ◯議 長(馳平耕三) 3番 印南議員。 471 ◯3 番(印南修太) わかりました。  この区画整理事業、駅前ですとか、都市計画道路3・4・12号線の擁壁工事など、大変重要な段階に入ってきていると思うんですけれども、仮に現計画のとおり今後30年かけて、300億円のお金をかけて、現計画どおりの素晴らしい地区が完成しても、その間に国が想定していた首都直下地震が発生してしまった際に、この地区だけが非常に計画どおりの整備を進めていたお蔭で被害が少なかったということがあってはならないというふうに思います。  都道の優先的な整備ですとか、それから区画整理以外の部分でも、羽村市全域での防災力の強化のためにやはり整備を進めていただきたいと思います。  財源の確保ですとか、非常に難しい問題があるとは思うんですけれども、この区画整理事業を行いながら、今の羽村市で同時進行で、例えば東側の市役所通りの無電柱化を進めるですとか、そういったことは可能になるんでしょうか。 472 ◯議 長(馳平耕三) 都市建設部長。 473 ◯都市建設部長(細谷文雄) 西口の区画整理に合わせて東口も同時進行で行うということは、その時系列というものは考えていませんけれども、どちらも早急に整備をする必要はあるということでございます。
    474 ◯議 長(馳平耕三) 3番 印南議員。 475 ◯3 番(印南修太) わかりました。  私は、この無電柱化による市内全域の防災力の強化を進めていくことで、羽村市は首都圏でもトップクラスの防災力の高いまちに、他市と比較しても比較的に短い期間で変わっていけるというふうに思っております。  そもそも、まち自体がコンパクトで、最優先道路、先ほど挙げていただきました新奥多摩街道、これ都道ですけれども、市役所通り、消防署通り、私が質問させていただいたもの、そういったものの無電柱化を整備ということでも、総延長がそんなに長くはなくて、膨大な事業費にはならないということが理由の1つと、それから現時点で高層マンションが羽村市の中にはそんなに多くはありません。  そして、そもそも、環境ですとか緑の保全ということを、非常に大切にして基盤整備が行われてきたことによって、公園ですとか緑地が市内にバランスよく配置されております。富士見公園のあれだけの面積が市の中心部にあるというものは、非常に防災力にとって有効だなというふうに、武蔵野公園もそうですけれども、思っております。  それから、先日の防災訓練でも改めて実感したんですけれども、町内会ですとか消防団といった力強い絆の存在が活発に活動しておりまして、一部ですが、こうした点からも、羽村市は短い期間で防災力が非常に高いまちに変わっていくことが可能だというふうに思っています。  このことは、羽村市が取り組んでいる子育て世代の転入人口を増やしていくことですとか、または企業誘致、企業の進出、会社や工場を造って、ちょっとこういった防災力が弱いところというのは、これから企業としてはなかなか選択しないと思いますので、こういった羽村市の強み、新たな強みというものに、この防災力の強化というものがつながっていくのではないかなというふうに私は思うんですけれども、いかがでしょうか。 476 ◯議 長(馳平耕三) 並木市長。 477 ◯市 長(並木 心) 総括的な今のお話を聞かせていただきました。  羽村市も東口のほうは、もう十数年前ですけれども、あそこにペデストリアンデッキをやって、市役所通りまでのところのあそこを整備しようというふうな計画も立てて、その構想の中に多分、電線の地中化というのが入っていたと思いますけれども、その後、都道、市役所通りとか、いろんなところで立ち消えになったその原因をちょっと振り返ってみたわけですけれども、その時は大変高いという、構想に入れたけれども実現に向けてどうだということで、あまり議論しないうちに地中化は高い事業だというふうなこととか、それから羽村市が、先ほど述べていただいた防災力とか、そういうものについては、地盤が堅くて災害に強いまちだという、伝統的にそういう言い方をしておりましたので、今言った印南議員の構想の背景になる原点としては、あまりそういう意味で地下の防災のところとマッチングしてなかったというふうな感じがございます。  それから、都市を整備して工場を造って、工場の近くに電線があってもそこから電気が行っているというそんな風景の中でも、地下ということについてのあれがあまりなかったと。それから、職住近接のまちの中で、電線に鳥がとまっているとか、そういうふうな風景も、一つの原風景の中、羽村市民の中にかなり強かったという印象がございますので、そういう意味で地中化についての視点を、発想はあったけれどもそれを実現するためのニーズとかエネルギーは、今まであまりなかったというのが現実ではないかというふうに承知をしているところでございます。  ただ、そういうことをやりながら、そして東京都のほうも、もともと高かったところが東京方式で大分安くできるから、そういう事業をやりますということも、何年か前に我々のほうにも情報が伝わってきておりますけれども、その中で手を挙げなかったということも事実でございます。  それらを含めて、その辺のところをきちんと総括しながら、印南議員からご指摘の電線の地中化の持つ意味と、それから防災の羽村のまちづくりの中のということで、一つの大変貴重な提案だと思いますので、再度、先ほど都市建設部長からありましたけれど、そのような背景も含めまして、市民にとって合意形成ができるようなものとして、これを取り組むのだったら本格的に取り組んでいかなければならないと、そのきっかけにさせていただきたいというふうに思っております。  そして西口の区画整理事業で、あそこへ自由通路も、西と東がきちんとつながって、同じようなにぎわいのまちとか、そういうふうな連携として西口の区画整理事業も捉えておりますので、もしその点で具体的に進めるとしたら、西口の区画整理事業と東口の、一旦は地中化についてはいっぺんになってしまいますけれど、その辺が一つ典型的なモデルケースとしては取り上げていくべきところかなと、そんなことも感じているところでございます。  以上、感想ではありますけれども、一般質問に対して私なりの、また市としてそういう考え方が出来上がるかどうかは早急に検討していくようにしていきたいと思います。以上です。 478 ◯議 長(馳平耕三) 3番 印南議員。 479 ◯3 番(印南修太) 今回質問をさせていただいた、今後70パーセントという想定をされている首都直下地震のようなものは、すべて行政の方たちで備えて対応していくということは不可能であって、やはり先日の訓練にもあったような自助、共助の部分、一人ひとり、私も含めた市民が意識を持って備えていて、町内会、消防団といった地域の力でもやはり備えていくことが大変重要だというふうに思っていて、ただ、自分のまちなので、町内会ですとか消防団というものが活発に動いているというのが当たり前のように思ったんですけれども、たまたま昨日、西多摩は非常に消防団、町内会も活発だけれども、それ以外の東京都のところは、全く人数も少なくて、そういうのは珍しいんだよというお話をお伺いして、「ああ、すごいことなんだな」というふうに改めて実感したんですが、いざ有事の際に、こういった今羽村市にある地域の力というものが、例えば電柱が倒れているから避難所に移動できないとか、消防団がそこに駆けつけようとしているのに車が出せないといったことがないように、こういった点のハード整備というものは、やはり羽村市として無電柱化などの対策をとって進めていただきたいというふうに思います。  前回、私は、羽村市は日本でも有数の花がいっぱいの美しいまちだというふうに発言をさせていただきましたが、この電柱が一本でも地中化されて、この羽村の花がきれいに引き立つ街並み、そして今まで以上に防災力の高い安全なまちづくりを実現していただきたいと思います。以上で終わります。 480 ◯議 長(馳平耕三) これをもちまして一般質問を終わります。  以上で本日の日程は全て終了いたしました。  本日はこれにて散会いたします。ご苦労さまでした。                                     午後4時23分 散会 Copyright © Hamura City, All rights reserved. ↑ ページの先頭へ...