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平成22年度一般会計等予算審査特別委員会(第2号) 本文 2010-03-17

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  1. 羽村市議会 2010-03-17
    平成22年度一般会計等予算審査特別委員会(第2号) 本文 2010-03-17


    取得元: 羽村市議会公式サイト
    最終取得日: 2021-06-14
    ↓ 最初のヒットへ(全 0 ヒット) 1                                     午前10時00分 開議 ◯委員長(中根康雄) おはようございます。  ただいまの出席委員は、17名です。定足数に達しておりますので、直ちに本日の会議を開きます。  本日の議事日程は、お手元に配付の平成22年度一般会計等予算審査特別委員会議事日程(第2号)のとおりです。  日程第1、「平成22年度羽村市一般会計予算」の件を議題とし、前日の議事を継続いたします。  質疑に入る前に質問者に申し上げます。同一項目での質疑は3回までとしております。したがいまして、再質問は2回までですので、よく整理して質問していただきますようご協力願います。  これより、衛生費、農林費及び商工費関係の質疑に入ります。予算書のページは208ページから263ページまでです。  これより質疑に入ります。質疑ありませんか。大塚委員。 2 ◯委 員(大塚あかね) とりあえず3項目質問いたします。  まず、215ページの女性特有のがん検診委託料なんですが、まず、このがん検診なんですが、今年度の見込みで結構ですので、どの程度の実績があるか教えていただきたいと思います。  これ、多分、がんクーポンの利用だと思うんですが、先日、ある報道によると、クーポンがうまく利用されていなくて、多い自治体で57%で、ひどい自治体だと1.25%しか使われていなかったというニュースが報道されていまして、平均で25%ぐらいだということなんですが、市の実績はどのくらいなのか教えていただきたいと思います。  それから、商工費、263ページなんですが、観光協会の助成金についてお伺いします。  これの助成金が昨年と同額なんですが、団体の補助見直しの対象になっていない理由と、先日、社協の40周年の式典に出たときなんですが、観光協会が社協に多額の寄附をしたという団体で出ていました。市から助成を受けている団体がどうして社協に寄附をできたのかを教えていただきたいと思います。とりあえず2点お願いします。 3 ◯委員長(中根康雄) 健康課長。 4 ◯健康課長(遠藤也寸子) それでは、女性特有がん検診の平成21年度の実績の見込みについて申し上げます。  乳がん検診は、受診率は24.7%、子宮頸がん検診は19.9%の見込みとなっております。 5 ◯委員長(中根康雄) 産業活性化推進室長。 6 ◯産業活性化推進室長(小作貫治) 2点目の観光協会の関係でございますけれども、観光協会の補助金につきましては、昨年同額、965万円を計上させていただいております。観光行政につきましては、今後、観光協会と連携しながら、羽村の特性を生かして観光振興を図っていきたいという思いと、さらに、今後、考えられる集客、それらを踏まえまして同額で計上させていただいております。  また、2点目の寄附金の関係でございますけれども、こちらにつきましては、観光協会ではイベントを行う際に駐車場をお借りしていると。そこで、特別会計の予算を組みまして駐車場の運営を図っているわけですけれども、この中の一部の経費を社会福祉協議会に寄附金を出しているということは聞いております。以上です。 7 ◯委員長(中根康雄) 大塚委員。
    8 ◯委 員(大塚あかね) がん検診のほうなんですが、来年度から、市も2分の1持つことになると思うんですけれども、来年度は何%の受診率を見込んでいるかということをお伺いします。 9 ◯委員長(中根康雄) 健康課長。 10 ◯健康課長(遠藤也寸子) 来年度の見込みとしましては、対象者がそれぞれ2,000人ということで、約40%、800人を見込んでおります。 11 ◯委員長(中根康雄) 大塚委員。 12 ◯委 員(大塚あかね) 観光協会のほうなんですけど、そうすると利益、利益っていったらおかしいですが、あったわけですよね。そうしたら、それを寄附をしないで観光協会のほうで自分たちで使って、その分、助成金を減額するほうがいいんじゃないでしょうか。 13 ◯委員長(中根康雄) 産業活性化推進室長。 14 ◯産業活性化推進室長(小作貫治) 寄附金の支出が観光協会の駐車場事業特別会計という項目から支出されております。補助金は、花と水のまつりの経費あるいは人件費にあてているものでございますけれども、ひとつ特別会計というすみ分けをした形で観光協会でも対応をしているようですので、ちょっと別かなという形でとらえております。以上です。 15 ◯委員長(中根康雄) ほかにございませんか。山崎委員。 16 ◯委 員(山崎陽一) 農業費に関して伺います。  農業費が3,461万円で、3分の2が人件費ということで、事業に関する部分が少ないのがちょっと気になっているんですが、農地は羽村にとって、産業面でも環境面でも防災面でも大変必要なものだと思っております。農業振興計画というのがきっとあると思うんですが、幾つか具体的に挙げていただければと思います。  それから、もう一つ、有機栽培が始まったんですが、なかなか売れないというふうに関係者がなげいておりました。アンケートを取ったら、普通の野菜より2割高いと手が出ないと。1割ぐらいの高さだったら考えてみようかなというような結果が出たそうですが、ここらの有機栽培の野菜に関する何か援助ができないのかなということで、二つお願いします。 17 ◯委員長(中根康雄) 産業活性化推進室長。 18 ◯産業活性化推進室長(小作貫治) 1点目の農業関係の予算のことでございますけれども、農地は、生産の場だけではなく緑地、防災面など多面的な機能を持っております。このため、生産緑地の追加指定など農地の保全については今後も進めていくと考えてございます。また、農業が自立した後継者に魅力あるものとすることも重要なことでございます。  このような観点から、農地の保全あるいは活性化にもつながる考え方を踏まえまして、後継者の育成あるいは直売所の支援、また援農ボランティアコーディネート等支援を継続して実施していく考えでございます。  また、農業者の生活の安定あるいは農地保全につながります市民農園、農業体験農園等を今後、計画的に増設していくというような形で農業委員会等と連携しながら対応を図っております。  また、2点目の有機関係でございますけれども、直売所をひとつとらえますと、直売所の経営の特性が、市内でとれた朝どりの野菜、新鮮で安全な野菜を供給するという大きな特性がございます。そういう観点から、市としては、価格的なものというのはなかなか難しい部分はあるんですけれども、販路がより拡大するような形でPR、そういう形では今後も積極的に支援していこうと考えております。以上です 19 ◯委員長(中根康雄) 山崎委員。 20 ◯委 員(山崎陽一) 今の答弁、もう少し具体的に伺いたいんですが、市民農園はこれからふえるということですが、その数、場所、それから、宅地前の農地を一時的にそういった市民農園にすることも可能じゃないかというような話も聞いておりますが、そういうことを考えているのか。  それから、行政評価の中に水田保全計画ですとか、認定農業者というような言葉も出てきているんですが、もし具体的にここらがわかれば教えてください。 21 ◯委員長(中根康雄) 産業活性化推進室長。 22 ◯産業活性化推進室長(小作貫治) 市民農園につきましては、平成22年度予算で2園増設するという形で、4園から6園にするという計画を今、進めてございます。その中で、この増設される2園につきましては、両方とも栄町地区に設置をする予定でございます。  水田の関係でございますけれども、水田につきましては、現在、約50数名の所有者がおりますけれども、今後、市としては、水田は自然環境あるいは観光資源として重要な財産であるととられておりまして、現在、耕作できなくなった水田等については、市が借り上げて稲作体験水田あるいは大賀ハスの観賞用の水田に整備しておるというようなこともあります。  また、水田の買い取りというのは、なかなか難しい問題でございますけれども、農業が産業として自立して魅力あるものとすることが重要ととらえておりますので、これが水田の保全につながるという観点からも、後継者の育成あるいは援農ボランティア、これらの活用を積極的に進めていく考えでございます。  それと、認定農業者の関係でございますけれども、認定農業者は、効率的で安定した魅力ある農業経営を目指す農業者の方が、自ら農業改善計画、これ5年後の目標も含めてつくるということで、現在、羽村では、この認定農業者はおりませんけれども、今後、そういう形で希望される方が出るようでございましたら、当然、認定農業者としての支援を進めていくというような考えでございます。以上です。 23 ◯委員長(中根康雄) 山崎委員。 24 ◯委 員(山崎陽一) 先ほど、もう一つ、宅地化前の農地を一時的に市民農園のような形で転用できるのではないかという話がありましたけど、それは検討されているのでしょうか。 25 ◯委員長(中根康雄) 産業活性化推進室長。 26 ◯産業活性化推進室長(小作貫治) 宅地化すべき農地を市民農園への移行というのは可能でございます。今回、栄町につくる2園、こちらは宅地化すべき農地をお借りして対応を図る計画でございます。以上です。 27 ◯委員長(中根康雄) 山崎委員。 28 ◯委 員(山崎陽一) 結構です。 29 ◯委員長(中根康雄) ほかにございますか。門間委員。 30 ◯委 員(門間淑子) 何点かお聞きします。  商工費のところでお聞きしますが、今回、産業福祉センターの運営に関して大きな変化があったというふうに思います。従来は、委託という形で事業費も含めて委託していたものを、貸し館という形にするということなんですけれども、従来、産業福祉センターでやっていたパソコン教室とかああいうものについては、廃止するということなんでしょうか。  この運営のところを見てみますと、受付事務というのがあって、これは640万円というようにありますけれども、これは何人ぐらいで、何時から何時まで受け付けていくのか。産業福祉センターは、もう純粋に貸し館として機能させていくということなのかどうかですね。  それから、もう一つは、企業活動支援事業も、これは前に、産業福祉センターの中で1人いて、で、そのほかに支援事業として委託するという二つの形がとられていたと思うんですけれども、これを一括した形になっていますが、これはどこへ委託していくのでしょうか。  それから、前に産業福祉センターには、センター長という方がいらして、そこで306万円の報酬が発生していたわけですけれども、これは、今回には載っていないわけですから廃止されるということなんでしょうが、産業福祉センターの維持管理も含めて、責任っていいますか、運営責任っていいますか、それは産業課のほうで統括するという形に変わるのかどうかですね。そのことをまずお聞きします。  それからもう1点は、小作駅前駐車場の運営管理委託ってありますが、これはどこへ委託するんでしょうか。産業福祉センターの委託と、それから、小作駅前駐車場管理の委託と2種類お聞きします。以上、とりあえずお聞きします。 31 ◯委員長(中根康雄) 産業活性化推進室長。 32 ◯産業活性化推進室長(小作貫治) 産業福祉センターにつきましては、事業の見直しという形で運営面の見直しが図られまして、貸し館中心となると、業務体系を改めるものでございます。  従前、センター事業運営委託の中でパソコン教室等を行っていたわけでございますけれども、こちらについては、インストラクター等も廃止に伴いまして縮減されますことから、市内でパソコン教室を実施しているNPO法人等がございます。こういう団体の方々のお力を借りながらセンター機能が維持できればと考えてございます。  また、受付でございますけれども、こちらについては、8時半から夜の9時半まで、1日を通して常時お二人配置できるような形で受付業務を行うつもりでございます。また、当然、館のほうには職員も随時行きまして受付等のサポートを行う予定でございます。  それと、企業活動支援事業の関係でございますけれども、こちらにつきましては、従前、産業福祉センターの経費また商工業振興に関する経費、二つ立てでつけておりましたけれども、これ、今回一本化させていただいて、商工業振興対策に要する経費に計上させていただきました。こちらにつきましては、3名体制で行うわけですけれども、委託先につきましては、中小企業診断士等のネットワークをお持ちになっております商工会を考えてございます。  それと、産業福祉センターの関係で事業の見直しで館長も廃止になりますけれども、維持管理の責任、運営については、私ども産業活性化推進室で行うつもりでございます。  それとあと、駐車場の小作の駅前の駐車場の関係でございますけれども、こちら、現在、けやきさんが行っておりました業者さんと引き続き契約を結ぶという予定でございます。以上です。  すみません、駐車場の委託につきましては、現在、機械のメーカーでございます業者と引き続き管理業務の委託を締結させていただくと考えてございます。以上です。 33 ◯委員長(中根康雄) 門間委員。 34 ◯委 員(門間淑子) 続いてですが、産業福祉センターのほうのパソコン教室は、NPO法人ということの名前が出ましたけど、ゆとろぎでもたしかやっていて、すぐ近くでやっているわけですけれども、それとの関係はどういうふうにとっていくのかですね。メニュー、とてもいい部屋で集中して教えてもらえるというのがあるんですけれども、ゆとろぎのほうとの関係で、どういうふうに両立、並立というんですか、させていくのかということですね。  それから、この企業活動支援事業というのは、平成21年度に商工会に委託したときには、そこの職員のような形で企業活動支援員がいたわけですが、そうでない分野ですね。振興費用のところでの企業活動支援員については、ちょっと別のほうに委託していたというふうに思うんですけれども、これを3人合わせて商工会のほうで人材確保もお願いするということなんでしょうか。 35 ◯委員長(中根康雄) 産業活性化推進室長。 36 ◯産業活性化推進室長(小作貫治) 産業福祉センターで行うパソコン教室の件でございますけれども、確かに、ゆとろぎでも市民の皆様向けにパソコン教室を行っていると聞いてございます。産業福祉センターでは、施設の特性、産業振興を踏まえて産業の拠点と位置づけをしておりますので、企業向けの、いわゆる従業員だとかそういう対象者向けにすみ分けをいたしまして、産福ではパソコン教室は行っていきたいと考えています。  また、企業活動支援員事業の件でございますけれども、平成21年度につきましては、嘱託員1人、それと委託2人という位置づけで、合計3名で行っておりました。今回、嘱託員の方も含めて委託しようという考えでございまして、これについては、先ほど申し上げましたとおり、仮に嘱託員の方が途中で退社等をされた場合、委託にしておくメリットとしまして、商工会で持つ中小企業活動支援員のネットワーク、これらの活用が図れるという形で委託で一本でまとめたいという考えでございます。以上です。 37 ◯委員長(中根康雄) 産業環境部長。 38 ◯産業環境部長(竹田佳弘) 今、産福センターのことに関しまして、ちょっと補足をさせていただきます。  基本的に、今までは、産福センターは企業活動拠点として貸し館業務と事業も一緒にやっていたということになります。それが、平成22年度からは、貸し館業務のみに、この予算でいう貸し館業務のみにさせていただくというものです。で、今までやっていた事業というのは、産福センター事業としては行いません。ただし、企業向けとか利用者があるということがありますので、先ほど申し上げたNPOってありましたけど、例えば、民間事業者だとか、NPOさんだとか、あと一般質問にもちょっとお答えしましたが、コミュニティビジネスでそういうこともやってみたいという方がいらっしゃるので、そういう方に活用していただいてやっていただけないかということを、今、ちょっと調整をさせていただいていまして、なるべくそういう方向でいけるように努めていきたいというふうに考えています。以上です。 39 ◯委員長(中根康雄) 門間委員。 40 ◯委 員(門間淑子) 産業福祉センターの運営のところなんですが、その成立の性格として企業支援とか商業発展ということで、企業の方たちが使うということが主軸としていろいろ行われてきますね。だから、パソコン教室なんかも、かなりグレードの高いものをやっていたというふうに思うんですね。これから貸し館業務になりますと、ああいう機械室なんかも含めて民間に貸していくのか、ホールだけじゃなくしていくのか。貸し館として機能させていく、何て言うんですかね、方向性というか、そこのところが、いまいちちょっと見えないんですけれども、あくまでも企業活動を支援するセンターであるという位置づけはありますよね、条例上の問題も。そこで、貸し館にしていくという切り分けと、貸し館にしていくときのいろんな条件も出てくると思うんですけれども、事業として貸し館にしていくというところの主軸というんですかね。どこをどういうふうに貸していくというのか、並立になってくるのか、その企業のほうと。どちらが主要なポイントになってくるんでしょうか。 41 ◯委員長(中根康雄) 産業環境部長。 42 ◯産業環境部長(竹田佳弘) 産福センターの貸し館の関係ですが、基本的には、今までもそうですけど、今、門間委員さんおっしゃったように、条例に基づいて決められているというか、決まっていることがございます。それは、そのまま変わりませんので、企業の活動拠点として企業さんにお使いいただくんですが、そのあいているところには、市民の有効活用ということで、市民の方にも利用していただいているというのは、今までもそうです。その考え方は、基本的に変わりませんので、平成22年度も継続してその形でやっていくというものでございます。以上です。 43 ◯委員長(中根康雄) ほかにございますか。鈴木委員。 44 ◯委 員(鈴木拓也) 何点かありますので、分けて質問をいたします。  まず、225ページのブックスタート事業が見直しが図られるということでしたけれども、どういうふうに内容が変わるのかというのが1点目です。  それから、231ページ、環境マネジメントシステムの運用に関する経費で、内部監査の人を要請すると、しているという話を聞いていましたけれども、来年度、予算が7万1,000円になりますが、どういうふうにこれまでやってきた機能が内部的に維持されていく見通しになるのかという点が二つ目です。  三つ目が、239ページ、ごみ収集に要する経費になると思うんですけれども、最近、こういうのが配られまして、ごみ収集に関して、間違いやすいものという中で、ちょっと私もびっくりしたんですけれども、ビンの中で、梅酒を購入したときのビンの容器は資源Bなんですね。ところが梅酒をつくるために購入したビンは、燃やせないごみになっていると、これちょっと知らなくてびっくりしたんですけれども、要は、なかなか分別のときに応用が利かないなって感じがするんですよね。ビンであれば全部資源ごみBということでなくて、なかなか物によって違いが生じていると。こういう印刷物をつくる際に、どうして違ってくるのかという理由が明示されていると、実際に自分が手元で分別する際に応用が利いてくるということになるんじゃないかと思うんですけれども、ちょっとその辺のご見解と、こういった印刷物に、どうしてこういうふうに分別が違ってくるのかということをはっきり明記する必要があるんじゃないかなと考えたんですが、それに関して、まず3点お願いいたします。 45 ◯委員長(中根康雄) 健康課長。 46 ◯健康課長(遠藤也寸子) ブックスタート事業の変更点でございますが、こちらにつきましては、贈呈絵本を2冊から1冊へ減らすというものでございます。  ブックスタート事業自体は、絵本を介してふれあいの機会を持っていただく啓発事業としてそのまま継続いたします。これにつきましては、3、4カ月健診後に、先ほどの絵本を贈呈し、それから絵本の読み聞かせの実演、これは図書館によるものですけれども、それから、紹介等を行っております。こちらにつきましては、このまま継続ということでございます。以上です。 47 ◯委員長(中根康雄) 環境保全課長。 48 ◯環境保全課長(小林健朗) 環境マネジメントシステム、内部監査に伴うシステムのあり方と解釈いたしました。  環境マネジメントシステムにおきましては、市独自のシステムであるエコクリはむらに移行いたしました。この特徴といたしまして、日常業務の中でマネジメントを管理していくという方法でございます。したがいまして、内部監査につきましては、日常の業務を進行管理する、いわゆる行政総合マネジメントシステムと人事評価制度と連動して動かそうとしております。したがいまして、課レベルの仕事の中の環境マネジメントシステムであるならば、課の中の課長職によって管理を進めてまいります。また、総合的に市のエリアに入ってくるものにつきましては、行政総合マネジメントシステムの中で管理をしていきたい、そのように考えております。以上です。 49 ◯委員長(中根康雄) 生活環境課長。 50 ◯生活環境課長(平井成泰) それでは、分別徹底チラシ、3月15日号の広報はむらと一緒にお配りさせていただいたものでございますが、この件でございますが非常に分別の徹底がされないということで例示させてもらったものでございます。それで、このチラシの中の向かって左側に掲載されているビンにつきましては、容器包装リサイクル法に基づくビンでございます。中身を使用したいというようなものでございます。それで、右のほうは、商品として販売されているビンでございまして、確かに、同じガラスはガラスでございますが、商品と中身を利用するもの、外がごみとなるようなものということでございまして、向かって右のほうは、ビン自身が商品でございます。そして、左のほうは容器ということでございますので、そのような誤解がないように、このチラシではそのように掲載させていただきましたが、委員さんのご指摘がございましたので、広報等で十分にまた再度、広報はむらで周知させていただきたいと思いますので、よろしくお願いしたいと思います。 51 ◯委員長(中根康雄) 鈴木委員。 52 ◯委 員(鈴木拓也) 環境マネジメントシステムは、要するに、以前のISO14001のころと効果としては同じようなものが、引き続きやっていけるということなのかどうか、ちょっとそこのところ、1点お願いいたします。 53 ◯委員長(中根康雄) 環境保全課長。 54 ◯環境保全課長(小林健朗) 新しいシステムの移行する前提といたしまして、いわゆる平成12年からずっと実施まいりまして、職員における環境配慮意識の定着といいますか、管理の定着がございます。したがいまして、今後、温室効果ガスの削減ですとか、それによるエネルギーの削減等、今までの環境マネジメントと同等のものを進行していきたいと考えております。以上です。 55 ◯委員長(中根康雄) 鈴木委員。 56 ◯委 員(鈴木拓也) 引き続きまして、別の項目に移ります。  すみません、さっきのごみの収集ですが、このビンに限らず、どうしてこういう分別になるのかってその理由が、全体やっぱり明示されることが、すごく覚えやすいですしね、分別の際、迷うということがなくなりますので、大事かと思うので指摘させていただきます。  それから、255ページの商工会の補助金が120万円ほど減っておりますけれども、これはどういう理由で減っているかというところを、まず1点です。  2点目が261ページの消費者教育・啓発に要する経費というところで、消費生活相談室の改修工事と備品の購入、それからパンフレットの印刷ってありますけれども、これまでに比べてどういうふうに変わってくるのかということをお伝えください。その2点です。 57 ◯委員長(中根康雄) 産業活性化推進室長。 58 ◯産業活性化推進室長(小作貫治) 1点目の商工会の補助金の関係でございますけれども、前年度予算が4,860万円、次年度、平成22年度が4,741万円で119万円の減となってございます。こちらについては、補助金の見直し等も踏まえて、事務管理経費あるいは会議経費の一部の縮減が図られて減になっているものでございます。以上です。 59 ◯委員長(中根康雄) 生活環境課長。 60 ◯生活環境課長(平井成泰) それでは、消費者教育・啓発に要する経費の中で、まず上からご説明させていただきますと、消費者教育・啓発パンフレット印刷でございますが、こちらのパンフレットにつきましては、羽村独自のものをつくらせていただきたいと考えてございます。そして、消費生活相談PR及び消費者被害防止啓発パンフレットを印刷ということで1万枚ほど作成させていただく予定でございます。もう一つは、悪質商法お断りパンフレットを作成する予定でございまして、5,000枚ほど作成する予定でございます。  次に、消費生活相談室の改修工事でございますが、こちらは、現在、消費生活相談室が事務室内に設置されているため、相談室のスペースが手狭であります。また、相談室が扉等で仕切られていないことから、相談の際のプライバシーの確保やよりきめ細やかな相談ができるよう、分庁舎の印刷室を相談室に改修しようとするものでございます。  もう1点が、それに伴う備品購入でございますが、消費生活相談室の改修に伴いましてテーブルやいす等の事務用什器類等を整備しようとするものであります。以上でございます。 61 ◯委員長(中根康雄) 鈴木委員。 62 ◯委 員(鈴木拓也) 商工会の補助金は、まず商工会自身の内部努力による経費の削減、縮減ということなんですか、確認ですが。  それから、消費生活相談室は、これ、かなり広くなるという、端的にいうと、そういうことなんでしょうか。確認です。 63 ◯委員長(中根康雄) 産業活性化推進室長。 64 ◯産業活性化推進室長(小作貫治) 商工会の経費の縮減でございますけれども、こちらは商工会さんのほうの内部努力によって縮減されているものでございます。以上でございます。 65 ◯委員長(中根康雄) 生活環境課長。 66 ◯生活環境課長(平井成泰) 今の件でございますが、個室になりまして、今の相談室と比べますと1.5倍程度の広さになります。以上でございます。 67 ◯委員長(中根康雄) ほかにございますか。西川委員。 68 ◯委 員(西川美佐保) 3点お伺いいたします。  221ページの母子健康手帳9万8,000円なんですけれども、この手帳の発行で、内容は例年と変わることがあるのか伺います。  それから、2点目に、231ページの太陽光発電施設のシステム助成金の200万円が予算化されておりますけれども、これは1人幾ら助成されているのか。また、ほかに国と都で幾らぐらい補助されて、合計幾らの助成となるのか伺います。  それから、3点目に251ページの農業振興等に要する経費183万4,000円なんですけれども、この経費の中に、例えば、地産地消を推進する事業として、農作物直売所を一定以上利用する商店に対して登録し、地産地消を推進するお店として、一定以上利用する商品に対して、そういった旗なり看板なり、ホームページで紹介するなど推進してはどうか。また、それを希望している商店はあるかどうか伺います。 69 ◯委員長(中根康雄) 健康課長。 70 ◯健康課長(遠藤也寸子) 母子健康手帳の関係でございますが、こちらにつきましては、変更点はございませんで、単価128円の600冊ということで購入を予定しております。以上です。
    71 ◯委員長(中根康雄) 環境保全課長。 72 ◯環境保全課長(小林健朗) 太陽光発電の助成金についてのご質問ですが、国と東京都の合計、羽村も含めてという解釈といたしますが、最大の容量の太陽光発電を設置した場合、3キロワットが基準になっておりますので、国と東京都を合わせますと51万円になります。羽村市では、1人当たり5万円を予定しておりますので、合計56万円になる見込みでございます。マックスとして解釈していただければと思います。以上です。 73 ◯委員長(中根康雄) 産業活性化推進室長。 74 ◯産業活性化推進室長(小作貫治) 3点目の農商連携にかかわるものだと思いますけれども、予算の中には、そういった登録している看板あるいはのぼり旗等の予算は計上しておりません。  また、商店の皆様からそういう声があるかということでございますけれども、現時点では、ちょっと私どもはまだ聞いていないんですが、いずれにしても、平成22年度に農商連携のPRも含めて直売所等にポスターを掲示していこうかなという計画は、今、考えております。以上です。 75 ◯委員長(中根康雄) 西川委員。 76 ◯委 員(西川美佐保) それでは、母子手帳なんですけれども、例えば、ファミリー・サポート・センターとか、初めて母子手帳を受け取る方は、ファミリー・サポート・センターとか保育園とか、どういうものかなというのがわからない方がほとんどだと思うんですけど、そういう発行手帳と同時に体験の無料クーポン券みたいなものを今後つけてはどうかなと思うんですが、いかがでしょうか。 77 ◯委員長(中根康雄) 健康課長。 78 ◯健康課長(遠藤也寸子) 母子健康手帳を交付するときに、いろんなものをセットとしてお渡ししています。今のお話ですと、またさらに別のものも追加してということでございましたら、そちらにつきましては、内容によって検討させていただきたいと思います。以上です。 79 ◯委員長(中根康雄) ほかにございますか。石居委員。 80 ◯委 員(石居尚郎) 1点お伺いをいたします。  255ページになりますか、商工業振興対策に要する経費というところになると思うんですが、今年度の補正予算ということでにぎわい商品券の第2弾が発行されて、一般質問でも出てきたんですが、特にそういうところで、昨年やってことしやって2度目、そこで商工業の商店がいろんな工夫をされていらっしゃると思うんですが、そこら辺の連携の成果というものがどうだったのかということと、今年度、新年度の見通しについてちょっとお伺いをいたします。 81 ◯委員長(中根康雄) 産業活性化推進室長。 82 ◯産業活性化推進室長(小作貫治) にぎわい商品券の関係でございますけれども、今年度2月28日に第2弾という形で発行いたしました。各お店でいろんな副賞をつけて商業振興に役立てようという形でさまざまな工夫をしていただいてございます。その中で成果といたしまして、第1回目の運営委員会の検証結果では、生活支援あとは売り上げにつながったという声も聞いてございます。  また、新年度の見通しでございますけれども、これは7月いっぱいまでの有効期間がありますが、それをまた検証等を踏まえまして結果を考えるわけでございますけれども、今後、今の段階では、今年度の部分も、恐らく商業振興あるいは生活支援のほうで大きく結びつくものという形ではとらえてございます。以上です。 83 ◯委員長(中根康雄) 石居委員。 84 ◯委 員(石居尚郎) 企業活動支援員の方もいろんな商店さんに入って、例えば、メニューを新しく工夫してやっていただいたりとか、ちょっとしたことが商店の方にとっては大きな刺激になっているんですね。少しのアドバイスが、ああこうしたらいいのかということで、本当、企業活動支援員の方に訪問していただくということがすごくありがたい、こういう話は聞いております。そういった中で、商品券を発行する。今年度で約1,600万円の予算で補正予算を組まれたと思うんですが、できれば第3弾をやるのかどうなのか、それが効果があるのかどうなのかというのが、議論もあるとは思うんですが、やはり今、羽村の産業振興を元気にしていこうという思いの中で工夫が始まってきた。そういうことであれば、その商品券を発行していく価値があるのかどうなのか。また、その辺の企業との連携ということを通していろんな工夫がまた羽村の商店の中に生まれてくる、そういった環境ということでにぎわい、そういう方向性というか考え方、これはどういうふうに持っていらっしゃるのか、再度お聞きしたいと思います。 85 ◯委員長(中根康雄) 副市長。 86 ◯副市長(北村 健) にぎわい商品券の関係でございますけれども、これは、今、課長から説明がありましたように、第1弾、第2弾終わりまして、第2弾は、今、使用していただいている段階ですけれども、いろんな工夫を凝らしてより大きな成果があるものではないかというふうに思います。  今後、経済の状況がどうなるかという問題がございますけれども、長引くということが想定されております。その中で経済対策ですね、これを重点に行っていくということでございますので、にぎわい商品券に限らず、例えば、前回の議会で議決をいただきました企業の誘致の関係ですね、あれも償却資産でございますけれども、そういうところもさらに検討して、もっと広げて効果のあるものにしていくのかとか、商品券につきましても、また商工会等とよく協議をして、さらに効果があるとすれば、これは考えていかなければならないというふなことであろうかというふうに考えております。以上です。 87 ◯委員長(中根康雄) 石居委員。 88 ◯委 員(石居尚郎) 一昨年になりますけれども、中国のほうに商品券のことで視察させていただいたんですけれども、そこではもう11年間連続発行している。その中で、私がお聞きしたのは、では、それがどういうふうにそれが商店のほうに変わってきたのか、そこがやっぱり大きな問題だと思いますので、そこら辺のことを検証していただきながら、価値ある対策をお願いしたいと思います。以上で終わります。 89 ◯委員長(中根康雄) 馳平委員。 90 ◯委 員(馳平耕三) 4点。まず、1点目は、231ページの地球温暖化対策地域推進計画の策定ということなんですけれども、これは、温室効果ガスの市全体の排出量を把握して計画策定すると書いてあるんですが、1点目、その中で、市民参画というのをどういうふうにこの策定の中で考えているかということと、もう1点は、ここで目標数値というのを設定する考えがあるのかどうかというのをお尋ねしたいと思います。  それから、2点目は255ページ、中小企業振興資金利子補給金なんですけれども、これの平成21年度の補助、助成の実績と増額の理由について。今回、増額になっていると思うんですけれども、増額の理由を教えていただきたいと。  それから、3点目は、同じ255ページなんですけれども、技術力向上支援助成金のところで去年まではそんな名前だったんですけど、そこに人材育成支援助成金という名前がつけ加わったと、で、同じ金額だということになっていると思うんですが、この人材育成という中には特にどういう考えを持っているかということをお聞きしたいと思います。  あと4点目は、どこに予算が入っているのか、よくわからないんですが、産業活性化推進室で緊急雇用対策の実施ということで臨時職員の採用をする形が入っていると思うんですけれども、これは臨時職員何人ぐらいをどういう形で、またどこから雇用しようとしているかということもお聞きしたいと思います。 91 ◯委員長(中根康雄) 環境保全課長。 92 ◯環境保全課長(小林健朗) 地球温暖化対策地域推進計画の策定の市民参画の部分でございます。市民参画、柱に置いてやってきております。まず、今年度初めから進めておりますが、最初行ったことは、市民へのアンケートでございました。また、今、推進しておりますが、ワーキンググループを市民、事業者、そして庁舎内の課長を対象にしたワーキンググループを行っております。これまでに合計で、正式には10回のワーキング、また、市民の皆さんが独自でやるワーキングも2回ほど開いて、12回ほどのワーキングを開いてございます。そのいわゆる行動計画だとか考え方を積み上げて、2点目のご質問でございます目標値を定めていこうと思っています。  定め方といたしましては、都や国のように目標をがんと掲げて、それに推進するんだという方法もございますが、今、申し上げたように、行動を吸い上げて、その中からできるものを得る、削減のカウントをしていって目標値を掲げたい、このように考えています。以上です。 93 ◯委員長(中根康雄) 産業活性化推進室長。 94 ◯産業活性化推進室長(小作貫治) それでは、2点目の中小企業振興資金利子補給の関係でございますけれども、平成21年度の実績といたしましては、244件、利子補給金額941万598円という形になってございます。次年度、平成22年度につきましては、補給金の予算額が大きくふえてございますけれども、こちらについては、平成20年度に行いました緊急経済対策、この部分の要件緩和等で多くの利用者がありましたものですから、大幅な増とさせていただいてございます。  また、3点目の技術力向上及び人材育成支援事業助成金の関係でございますけれども、こちらについては、昨年10月に人材育成の部分を拡大して、より企業支援につながるように要項を改正したものでございますが、具体的に人材育成のほうになりますと、階層別研修、いわゆる管理職育成研修とか、あとマーケティングの研修、こういうものを補助対象事業として認めまして使っていただくと、助成をさせていただくというような形でございます。  また、3点目の緊急雇用でございますけれども、臨時職員の関係でございますが、こちらは東京都の緊急雇用の補助金を使って、これを財源に10人の臨時職員を雇用する予定でございます。なお、予算が71ページの総務管理費、職員人事給与事務等に要する経費の中に緊急雇用臨時職員という形で予算を計上させていただいております。以上です。 95 ◯委員長(中根康雄) 馳平委員。 96 ◯委 員(馳平耕三) まず、1点目の市民へのアンケートがあって、まず、市民へのアンケートの結果というのはどういうふうに反映されたかとか、それをまたこのワーキンググループの中で検討した結果を、市民にまたどうフィードバックしていくかと、そういう点はどういうふうにお考えかということを、計画を、最終的に目標数値を定める前に、もう一度市民参画というのは必要なんじゃないかという考えなんですけれども、そこのフィードバックをどうするかというのをお聞きかせいただきたい。  それから、2点目は、緊急雇用対策の件なんですけれども、今までも非常に臨時職員、待っている人も多いわけですよね。何人もの人が待機というか、待っている人が多いわけですけれども、そういう人に対してはどういうふうにお考えなのかということも含めて、ちょっとお聞きしたいと思います。2点です。 97 ◯委員長(中根康雄) 環境保全課長。 98 ◯環境保全課長(小林健朗) 計画の進め方は、先ほど申し上げました三つのワーキング、市職員以外はすべて市民の皆様です。それと、審議会と策定委員会を兼ねてございますので、この方たちすべてが市民です。したがいまして、その都度の出たことはキャッチボールによってお示しして、最終的には、全体の市民をとらえたときには、やはりパブリックコメントをかけて周知して決定していきたい、そのように考えております。以上です。 99 ◯委員長(中根康雄) 産業活性化推進室長。 100 ◯産業活性化推進室長(小作貫治) 臨時緊急雇用の職員の関係でございますけれども、こちらにつきましては、平成21年度についても10名の方を採用させていただいて運用を図ってまいりました。次年度も同じような形で対応を図るわけですけれども、これについては、ハローワークを通じて募集をかけると。当然、広報はむら等でも市民の皆様に対して呼びかけもいたしますが、基本的な形としては、ハローワークを通じながら採用を図っていくというような形で考えてございます。以上です。 101 ◯委員長(中根康雄) 馳平委員。 102 ◯委 員(馳平耕三) まず、1点目の件なんですけれども、これは特に目標数値を定めて有効的なものにするためには、市民の協力と、それから事業者の協力というのが欠かせないわけで、それをワーキンググループに入っていない皆さんに、どう途中の経過も含めて知っていただいて、最終的に市民全体、市内の企業に協力していただくということが大事だと思いますので、極力、どういう形で広報していくかということも含めて、途中経過を出して、その中でパブリックコメント、最終的にパブリックコメントという形になると思うんですけれども、途中経過をきちっとやりながら、市民の意見もまた聞いていただきたいなというふうな気持ちがあるんですけれども、それについてちょっとお考えをお聞かせいただきたいと。  それから、2点目のほうは、先ほどはハローワークを通じてということなんですけれども、今まで、羽村市でも待っている人がたくさんいるわけですよね。それがハローワークに行ってなければ、そこの人たちの新規雇用につながらないということは、ちょっと何か腑に落ちないところがあるんですけれども、待っている人たちですね、臨時職員の待ちの人たちは、その事実というのは知っているんでしょうか。 103 ◯委員長(中根康雄) 環境保全課長。 104 ◯環境保全課長(小林健朗) 計画の期間が約2年と長ごうございます。また、どの時点で周知していくか、また研究課題もございます。進めていく中で周知の方法、また考えていきたいと思います。以上です。 105 ◯委員長(中根康雄) 産業活性化推進室長。 106 ◯産業活性化推進室長(小作貫治) 緊急雇用の臨時職員の関係は、東京都の緊急雇用創出事業臨時補助金、これを財源に運用するわけなんですが、この補助金の事業の概要といたしまして、急激な経済情勢の変動で離職を余儀なくされた非正規労働者及び中高年者等に対し、臨時的、一時的な雇用機会の創出というような大きな前提がございます。この条件には、我々考慮しながら対応を図るということでハローワークを通じながら、離職を余儀なくされた方、こういう方を募るとそういう考えでございます。以上です。 107 ◯委員長(中根康雄) 産業環境部長。 108 ◯産業環境部長(竹田佳弘) 今、緊急雇用の関係でちょっと補足させていただきますけれども、平成21年度にやらせていただいたのも、2カ月間ということでつなぎの雇用の就労というんですかね、次の仕事を見つけていただく間のつなぎということなので、平成22年度も同じ形で考えています。馳平委員がおっしゃっているのは、例えば、市のほうに臨時職員でやりたいと登録されている方に周知ということだと思うんですけど、多分そういう方たちというのは、もうちょっと期間が長かったりということは考えられて、今回、前回もそうですけれども、なるべく広く周知をさせていただくという趣旨でハローワークを通してということでやらせていただきますので、次年度もそういった形でやらせていただきたいと思っております。以上です。 109 ◯委員長(中根康雄) あと何人いらっしゃいますか。2人。  ここで一たん休憩をしたいと思います。休憩後に、またお願いいたします。                                     午前10時58分 休憩                                     午前11時10分 再開 110 ◯委員長(中根康雄) 休憩前に引き続き会議を再開いたします。  大塚委員。 111 ◯委 員(大塚あかね) 馳平委員から、先ほど地球温暖化対策地域推進計画の質問が出まして、この中で市民参画という話がありました。ワーキンググループをつくって審議したと。庁内の課長、皆さんでワーキンググループを行って目標を決めていくというお話だったんですが、そうすると、今後、羽村として環境問題に取り組んでいく姿勢として、環境自治体会議に参加するようなお考えはあるんでしょか。  近隣では八王子が一番大きい取り組みをやっていて、要するに、ISOの取り組みと比べると、市民参画とか目標制定チームに市民も入って、事業者も入って、市の、あと監査チームにも市民、業者が入って、自治体のスタンダードをつくっていく環境全部の取り組みなんですよね。で、八王子とか、あと福生市もその自治体会議に参加して、ネットワークをつくっているんですけれども、市としてはどうなのかなと思います。 112 ◯委員長(中根康雄) 環境保全課長。 113 ◯環境保全課長(小林健朗) 失礼いたしました。環境自治体会議、恐らく、LAS-E・ラスイーですね、これまでも、従前のISOをどうしようかというふうなときに、研究もさせていただきました。今、推進計画を立てる中でも、加盟していくという考えは、今のところございません。以上です。 114 ◯委員長(中根康雄) 大塚委員。 115 ◯委 員(大塚あかね) 今のところはそうなんでしょうけど、これからの市の取り組みを見ていくと、庁内の省エネ化とかいろいろあって、そこに市民が入って、第三者評価で見えるところは、私、この取り組みは評価できると思いますので、ぜひもう一度検討したらいかがかと思います。 116 ◯委員長(中根康雄) 産業環境部長。 117 ◯産業環境部長(竹田佳弘) 自治体そのものが環境マネジメントを動かしていくということで、基本的には独自のマネジメントを回していくということになると思います。  ただ、今後、そういったいろんな地球環境を含めた環境対策というのは、市役所が事業者としても行っていかなければいけないことなので、今、ご指摘いただきましたことについては、今後、十分研究させていただいて、必要に応じて対応していきたいというふうに考えております。以上です。 118 ◯委員長(中根康雄) よろしいですか。小宮委員。 119 ◯委 員(小宮國暉) 3点ほどお伺いいたします。  まず、1点目は、241ページの上のほうにあります資源回収事業ということに関する質問です。  2点目は、253ページの、やはり上のほうにある水田営農活性化対策に要する経費の中の、特に羽用水路維持補修に関することですね、維持に関すること。  それから、3点目は、255ページの補助・助成金の中での、真ん中辺ですね、企業誘致促進制度助成金というのがあります。  それぞれ質問をさせていただきますが、241ページのまず1点目の資源回収についてなんですが、これの、ここで経常的には金額が1,274万円というふうになっています。もともと資源回収というのは、これ任意団体が非常に積極的に子どもたちを集めてやったり、長く、これは羽村市独特の、ある程度独特な事業じゃないかなというふうに思います。これに対してどのくらいの今、団体がこれに参画しておやりになっているのかということと、やはり市の中の組織としてのいろんな関係が、町内会の関係、生活安全課ですか、それとか教育にも影響するもので、教育部との関連とか、そういったPTAとか、いろんなコミュニティに役立つと思うんですが、その連携ですね、あるいは広報、そういったところがどのように働いているかをまず教えていただきたいと思います。 120 ◯副委員長(水野義裕) 小宮委員、三つ続けてやっちゃってください。 121 ◯委 員(小宮國暉) それでは、253ページの上のほうの羽用水路維持に関することなんですが、水田はもともと大事な生田でございまして、この用水路が確保されていないと、稲にしてもチューリップにしても育たないと。大事なことでございます。これの支援状況ですね。また、どういった方がこの用水を守っておられるのかということでございます。  それから、3点目の255ページの。 122 ◯委員長(中根康雄) 小宮委員、語尾をはっきり言ってください、聞き取れないそうです。 123 ◯委 員(小宮國暉) 企業誘致の促進制度というものがここに計上されています。歯がこぼれるように、今、企業は統廃合、縮小、移転、こういうものが盛んに行われております。で、羽村市の財政にとっても企業に来てもらわなければしょうがないということで、この企業誘致促進ということがされたと思うんですが、その現状ですね。その活動の現状を教えてもらいたいということでございます。その3点です。 124 ◯委員長(中根康雄) 生活環境課長。 125 ◯生活環境課長(平井成泰) それでは、1点目の資源回収の登録団体数でございますが、現在、46団体となってございます。  あと、PR等のことでございますが、3月1日号の広報はむらで、集団回収していただけるようにPRしてございます。また、今月ですが、全町内会長さんまた自治会長さんあてに、集団回収をしていただけるようにお願いの通知を差し上げさせていただいております。そのほかに、平成21年度登録している団体の方々には、引き続いて集団回収していただけるように通知を申し上げたところでございます。  そのようなことをしておりまして、平成20年度実績は42団体だったんですが、平成21年度には4団体ふえまして、46団体となってございますので、委員さんがおっしゃるとおり、とても重要な事業だと思っておりますので、さらにPR活動に努めてまいります。以上でございます。 126 ◯委員長(中根康雄) 産業活性化推進室長。 127 ◯産業活性化推進室長(小作貫治) 2点目の羽用水路維持補修の関係でございますけれども、こちらにつきましては、水田の保全また水路の維持管理等につきましては、羽用水組合の皆様に委託を行いまして、水田の環境の保全とあわせて大賀ハスあるいはスイレン等の観賞用植物の維持管理等も行っていただいてございます。  市としては、組合さんと連携を取りながら水田の保全に努めているわけでございますが、具体的には、国との占用協議がございます。履行検査等も用水路の場合はございます。これは一緒に組合の皆様とあわせて検査、支援を行っているものでございます。  また、随時、用水組合の役員の皆様と協議を持たせていただいて、水田の保全につながる施策、その辺を協議しながら検討しているというようなことでございます。  また、3点目の企業誘致の関係でございますけれども、こちらについては、制度といたしまして、誘致の際、固定資産税償却分に相当する額の範囲内で奨励金を3年間交付する制度でございます。現在のところ、4社の方が奨励企業として挙げられてございまして、平成22年度予算に計上させていただいている241万1,000円については、これは、既に1社、奨励金の交付が終わっていますので、3社分という内容になってございます。企業誘致については、現在、空き工場が6、また、工場跡地が1件あるというような状況でございます。  今後、これらのマッチングが進むように、企業活動支援員あるいは我々産業活性化推進室でより広くPR、情報発信をして企業誘致を図っていくということ。また、よその自治体によっては、かなりユニークな誘致施策等も考えているようでございます。これらも検討しながら、より羽村で操業しやすい環境づくり、こういう形で誘致を含めて進めていく考えでございます。以上です。 128 ◯委員長(中根康雄) 小宮委員。 129 ◯委 員(小宮國暉) 結構です。 130 ◯委員長(中根康雄) 水野副委員長。 131 ◯副委員長(水野義裕) 先ほど回収団体の話があったんですが、これは、今の傾向でいけば、進めるという姿勢でいらっしゃると思うんですが、やっぱり広報という面で町内会とか既存団体だけじゃなくて、例えば、ボランティアセンターに登録している団体に声をかけるとか、そんなような発想みたいなことはないんでしょうか。  要は、やっぱりボランティア団体そのものも活動費用は欲しいだろうと思うんですよ。そのあたりについて、やっぱりせっかくセンターをつくったんだったら、いろんな施策で協力するというところに声をかけるという考え方は必要ではないかというふうに思うわけですね。そのあたりについての見解を伺いたい。 132 ◯委員長(中根康雄) 生活環境課。 133 ◯生活環境課長(平井成泰) 貴重なご提言だと感じますので、前向きに取り組んでいきたいと思います。以上でございます。 134 ◯委員長(中根康雄) 小宮委員、関連ですね。 135 ◯委 員(小宮國暉) その資源回収の団体に対してのPRというのは、前にもちょっと話したことがあるんですが、これは20年ぐらい前でしたかね、ごみいきいきまつりといいますか、そういうのが市の主催で開かれまして、そういう団体に対して表彰したり、非常に効果をねらったイベントが開かれたわけですね。そういった活動または宣伝の仕方ですね、啓発の仕方を、大した費用じゃないもんで、やっていただきたいというふうに私は思うんですけれども、いかがでしょうか。 136 ◯委員長(中根康雄) 生活環境課長。 137 ◯生活環境課長(平井成泰) それでは、研究してみたいと思いますので、よろしくお願いしたいと思います。 138 ◯委 員(小宮國暉) はい、結構です。 139 ◯委員長(中根康雄) 時間の関係もありますので、ひとまず衛生費、農林費及び商工費関係の質疑を終わらせていただきたいと思いますが、これにご異議ありませんか。       (「異議なし」と呼ぶ者あり)
    140 ◯委員長(中根康雄) 異議なしと認めます。  しばらく休憩いたします。この際、説明員の交代を求めます。                                     午前11時23分 休憩                                     午前11時24分 再開 141 ◯委員長(中根康雄) 休憩前に引き続き会議を再開いたします。  これより、土木費及び消防費関係の質疑に入ります。予算書のページは262ページから297ページまでです。  これより質疑に入ります。質疑ありませんか。大塚委員。 142 ◯委 員(大塚あかね) 295ページ、消防費、1点だけ。  295ページの補助金・助成金に、自主防災組織用資器材購入助成金というのが来年度計上されているんですが、この内容についてお伺いします。 143 ◯委員長(中根康雄) 生活安全課長。 144 ◯生活安全課長(島田裕樹) 自主防災組織用資器材購入助成金ということでございますが、こちらは、町内会・自治会を中心としました自主防災組織が災害対策用の資器材を整備するための助成金でございます。39の団体に対しまして、今年度、各団体5万円ということで予算のほうを計上させていただいております。  主な過去の整備内容につきましては、各組織でヘルメットですとか、防災用のテントですとか、コンロですとか、リヤカーですとか、そういったものを整備していただいております。以上です。 145 ◯委員長(中根康雄) 大塚委員。 146 ◯委 員(大塚あかね) ちょっと早口で聞こえなかったんですけど、39団体というのは、各町内会のことですか。 147 ◯委員長(中根康雄) 生活安全課長。 148 ◯生活安全課長(島田裕樹) 39というのは、各町内会・自治会で構成しております自主防災組織でございます。 149 ◯委員長(中根康雄) いいですか。ほかにございますか。橋本委員。 150 ◯委 員(橋本弘山) 2点ほどちょっとお伺いします。  まず1点目は、奥多摩街道の間坂の交差点の関係の話なんですが、2カ年の計画のところをみますと、平成22年度で用地取得という一応予定にはなっております。また、平成23年度には、実施設計用地取得、工事ということになるんですが、そういった一連の進捗状況をちょっとお伺いしたいと思います。  それと2点目は、この間、私も一般質問をさせていただいたんですが、消防団車庫の耐震化のことなんですが、この耐震の調査、この経費はどこに入っているのか、ちょっと教えていただきたいと思います。  以上、2点です。 151 ◯委員長(中根康雄) 施設計画課長。 152 ◯施設計画課長(中村幸夫) 奥多摩街道の関係でございますが、この計画につきましては、東京都の事業と並行してやるということでございます。  それで、事業としましては、平成21年度に東京都にお聞きしましたところ、物件の調査をして、今年度補償提示をしたと聞いてございます。この計画につきましては、平成24年度までの工事と、東京都は平成24年度までに工事を進めるとしておりますので、市は、東京都の進捗状況に合わせて事業を進めていく計画でございます。  今、お話あったように、平成22年度について一部用地買収、それから、平成23年度も用地買収、それから、平成24年度工事というふうな形で進めていきたいということで考えてございます。  それから、消防団車庫の耐震化につきましては、前回の一般質問の中で市長のほうから答弁させていただきましたが、今回の予算の中には、これについては予算は計上してございません。平成22年度において、この耐震化について調査をし、それでもし、市の職員として調査をした中で耐震化が必要となりましたら、また補正等の関係でよろしくお願いしたいと思います。以上でございます。 153 ◯委員長(中根康雄) 橋本委員。 154 ◯委 員(橋本弘山) 分団の車庫につきましては、ぜひ、今年度に一応調査をしていただくということなので、もし必要でありましたら補正予算のほうをお願いしたいと思います。  それと、間坂交差点の進捗状況なんですが、2カ年にわたって用地取得ということなんですが、具体的に地権者の方の了解というのは、全部「いいですよ」というふうなOKをいただいたんでしょうか。 155 ◯委員長(中根康雄) 施設計画課長。 156 ◯施設計画課長(中村幸夫) このところにつきましては、おおむねの了解はいただいてございます。以上です。 157 ◯委員長(中根康雄) 橋本委員。 158 ◯委 員(橋本弘山) いいです。 159 ◯委員長(中根康雄) ほかに。鈴木委員。 160 ◯委 員(鈴木拓也) 2点ほどですが、279ページの公園の管理運営に要する経費の中で、委託料がかなり削減が進んでいる中で、トイレの清掃委託料が3割近く大きく減っている。どういうふうにこれまでと比べて変わってくるのかということです。  それから、そのすぐ下です。公園高木等剪定委託料というのも大きく減っていると。委託料の下のほうに、公園等支障木処理委託料って新しく入っているということがありますが、木の剪定の関係で委託が減り、支障木って新しく入ってくると。ちょっとこの辺がどういう関係で、公園の管理に関してどういうふうにこれから変わってくるのかというのが1点目です。  2点目が285ページ、こちらは児童遊園ですけれども、さっきと似ていますが、トイレの清掃委託料が3割ぐらい減っていると。児童遊園のトイレの清掃は、これまでと比べてどういうふうに変わってくるのか。その二つ、お願いいたします。 161 ◯委員長(中根康雄) 土木課長。 162 ◯土木課長(小沢和良) まず1点目の、279ページのトイレの清掃の関係でございますが、こちらにつきましては、平成21年度につきましては、週6回清掃が25棟、週3回が15棟でございました。平成22年度予算につきましては、この回数を減らしまして、週4回が25棟、週2回が15棟を予定しております。  また、公園高木等の剪定委託でございますが、これにつきましては、前年度と比べて約500万円ぐらい減となっておりますが、これにつきましては、もう1点の公園等支障木処理委託でございますが、こちらにつきましては、緊急雇用対策事業で実施します関係で、こちらにつきましては、公園の隣接地の民家とかアパート、畑等に支障を来たしている樹木の剪定や伐採を予定しているものでございます。  2点目の285ページの児童遊園のトイレの関係でございますが、こちらにつきましては、平成21年度につきましては週3回の回数を、平成22年度につきましては、2回、8児童遊園を予定しております。以上でございます。 163 ◯委員長(中根康雄) 鈴木委員。 164 ◯委 員(鈴木拓也) すみません、ちょっとよくわからなかったのが、公園高木等剪定委託料は500万円マイナス、これはどういうふうに変わってくるのかということです。支障木との関係といいますか、内容の違いをちょっともう一度お願いします。 165 ◯委員長(中根康雄) 土木課長。 166 ◯土木課長(小沢和良) 平成21年度につきましては、公園高木等剪定委託の中で、民地等に支障を来たしております支障木等も一緒に剪定をいたしておりましたが、平成22年度につきましては、緊急雇用対策事業というのがございましたので、そちらのほうで支障木につきましては処理をしていきたいと考えております。以上でございます。 167 ◯委員長(中根康雄) 関連ですか、水野副委員長。 168 ◯副委員長(水野義裕) 高木剪定は、まだ市内に対象物は残っているんですか。ただ、どのくらいやらなければいけないのがあって、どのぐらい終わっているかということについて、把握されていたら教えてください。 169 ◯委員長(中根康雄) 土木課長。 170 ◯土木課長(小沢和良) 平成21年度につきましては、補正予算を組ませていただきまして、富士見公園、水木公園、武蔵野公園と、大きな公園につきましては、かなり伐採をさせていただきました。まだ幾つか伐採していただきたいという要望はございますが、特にその都度対応させていただいておりますので、あとどのぐらいかというのは、ちょっと今、全体では把握しておりませんが、その都度、苦情等が来た時点では現地を見まして対応していきたいと考えております。以上でございます。 171 ◯委員長(中根康雄) 山崎委員。 172 ◯委 員(山崎陽一) 276ページ、277ページ、土地区画整理費について二つ伺います。  歳入の面で、市町村総合交付金ということで2,480万円あるんですが、これは、土地区画整理費6億4,696万円と今回、土地区画整理特別会計で出ていますが、これ、すべてに関してのこれが対象になっての2,480万円なのか。あるいは、その中の特定の事業に対してなのか、そこらを教えてください。  もう1点、土地権利者の会への交付金、補助金30万円ということですけれども、この会の目的、会長、会員数、事業内容等、それと今までの過去3年の交付金額実績、それから、平成21年度についてはどうなっているかということを伺います。 173 ◯委員長(中根康雄) 区画整理管理課長。 174 ◯区画整理管理課長(石川直人) まず、1点目でございます。最初のページ数で276ページでございます。276ページの土地区画整理費の中の財源内訳、一番下にございます(都)市町村総合交付金2,480万円のお尋ねかと思いますけれども、これは、昨日の歳入の際に、市の全体の費用として6億円ということでご説明があったかと思いますけれども、その中の36件のうちの区画整理事業に充当いただいた分でございます。今年度、平成22年度でございますけれども、区画整理事業の中の委託の中で工事費を約5,000万円計上してございます。この5,000万円のうち国の補助金、それから都の補助金を控除したもの、これが、補助金が2,100万円ほどになりますけれども、これを控除した残りの2,900万円に対しての充当になります。  それから、2点目の土地区画整理の権利者の会の関係でございますが、質問内容は多岐にわたっていますけど、順序だってご説明をさせていただきたいと思います。  まず、この会の目的でございますけれども、羽村市が施行しますこの区画整理事業にまず協力をいただくと。さらに、その中で権利者相互の連携、それから共同の利益を図っていただくことを目的に、地区内の権利者をもって構成する会でございます。そこに、会の活動費の一部を補助していくというものでございます。  会員数につきましては、これは平成21年度の総会の資料から申し上げますと、現在、464名の会員ということでお聞きしてございます。  それから、過去の交付額でございますけれども、過去3年間ということでございますけれども、まず、平成18年度、これは決算額で申し上げますと、22万円でございます。それから、平成19年度でございますが、これが23万円になってございます。それから、昨年度、平成20年度でございますが、これが15万円の決算ということで報告をいただいております。合わせまして60万円という金額になってございます。  それから、平成21年度の交付状況でございますが、これは、権利者の会の総会が毎年5月に開催されます。まだ、決算は見てございませんけれども、現段階でその活動状況ですとかそういったものを報告、あるいはこちらの聞き取りをしておりますけれども、その中では21万円の交付を予定してございます。以上でございます。 175 ◯委員長(中根康雄) 山崎委員。 176 ◯委 員(山崎陽一) 今、最初のほうの交付金、工事費5,000万円のうち、都と国が2,100万円、それに対してあと2,840万円ということは、そうすると、ほとんど工事費は交付金で全部充当するというふうに理解していいのかどうか、確認します。  それから、土地権利者の会なんですけれども、事業内容というのを先ほど聞いたんだけど、答えがありませんので、ちょっと説明願います。  それから、464名、平成21年度ということですが、これはスタートしたときは何名だったか教えてください。会長名をまだ聞いておりません。 177 ◯委員長(中根康雄) 区画整理管理課長。 178 ◯区画整理管理課長(石川直人) それでは、1点目の2,480万円の内容でございますけれども、先ほど申し上げましたように、5,000万円の工事費を見込んでいる中で、国費、都費を除いた市単費になりますが、これが約2,900万円ほどになります。それに対して充当をいたしておりますので、委員おっしゃるとおり、ほとんどが交付金によって対応ができるというものでございます。  それから、権利者の会の活動状況でございますけれども、今年度は、会議ですね、各支部会それから視察研修を行ってございます。それから、具体的に申し上げますと、定期総会、常任理事会ですね。それから役員会、今、お話ししました視察研修というような内容になってございます。  それから、当初の会員数でございますが、450名、設立当時450名になってございまして、その差がプラス14名ということになろうかと思います。以上です。       (「答弁漏れ。会長名はだれかということ」と呼ぶ者あり) 179 ◯委員長(中根康雄) 区画整理管理課長。 180 ◯区画整理管理課長(石川直人) 会長は、島田清四郎氏でございます。以上です。 181 ◯委員長(中根康雄) 山崎委員。 182 ◯委 員(山崎陽一) そうしますと、最初の交付金に関してなんですが、工事費が5,000万円で、都と国の補助金が2,100万円。そうすると、5,000万円ということで申請すると、この2,480万円が来たんだというふうに、もう1回、理解していいかどうか確認します。  それから、この会員数ですけれども、これは名簿があっての確認でしょうか。それとも、単に数字だけのことで答弁されたんでしょうか。  それからもう一つ、つまり30万円ずっと予算でついているんですけれども、実績から見ると大体22万円、23万円、15万円、21万円ということで、常に大分下回っています。こういった使用実績がないのに、あえて30万円というのを予算化していく必要が財政危機の中で必要なのかどうかということを伺います。 183 ◯委員長(中根康雄) 区画整理事業課長。 184 ◯区画整理事業課長(阿部敏彦) 1点目の5,000万円の関係でございますけれども、平成22年度の工事関係において、都市計画道路を含めた街路計画等で補助金をいただけますので、単費になる部分の0.85というふうな形で、先ほど管理課長が答えた数字で2,480万円でございますので、今後、工事の進捗状況に応じては、都市計画道路だとか一般街路だとかによって違いますので、交付金の内容もその都度、数字的には変わってくるということで、5,000万円だからこの金額ですということではないということだけご理解いただければと思います。以上です。 185 ◯委員長(中根康雄) 区画整理管理課長。 186 ◯区画整理管理課長(石川直人) 2点目についてお答え申し上げます。  今、委員ご指摘のとおり、今年度も前年同額の30万円を計上させていただいております。これは、権利者の会は、市の最重要施策であります西口の事業推進にあたって必要な大切な会でございます。これは、これまでの土地区画整理事業の実績を見ても、当時は、地主会というふうな形であったかと思うんですが、こういったところの組織をされている地主会からも理解はできるものではないかと思います。  いわゆる補助金は、市が公益上必要な補助ということで、今回30万円計上させていただきました。あくまでも予算で30万円の計上ということでございます。以上です。 187 ◯委員長(中根康雄) ほかにございますか。区画整理管理課長。 188 ◯区画整理管理課長(石川直人) 答弁漏れです、すみません。  会員の名簿につきましては、名簿そのものをこちらのほうに提出いただいて確認をさせていただいているものではなく、あくまでも総会の際の資料の会員数ということで申し上げてございます。 189 ◯委 員(山崎陽一) 総会の際の何なの。 190 ◯区画整理管理課長(石川直人) 資料です。 191 ◯委 員(山崎陽一) 会のほうが提出した資料ということですね。はい、わかりました。 192 ◯委員長(中根康雄) いいですか。西川委員。 193 ◯委 員(西川美佐保) 295ページの防災訓練等に要する経費なのか、自主防災組織用資器材購入助成金なのか、ちょっとどちらにあたるのかわかりませんけれども、昨日、市内で火災が発生しておりますけれども、この初期消火に、火災が発生したときに、投げて、投げたものが割れると、6畳から8畳くらいのお部屋の燃えているものが、10秒くらいで完全に消すことができるというそういったものがテレビでも紹介されておりましたけど、こういったものを防災訓練等に活用してはどうかなと思ったんですけれども、いかがでしょうか。 194 ◯委員長(中根康雄) 生活安全課長。 195 ◯生活安全課長(島田裕樹) 今、委員ご指摘の、投げてすぐ消える消火器にかわるものということですが、担当課のほうでも今、見本品ということで入手しておりまして、そういったものも研究しております。また、東京消防庁のほうでも、こちらをかなり推進といいますか、使用されている消防署と、まだまだそうでない消防署等もあるようなんですけれども、その辺の有効性について検証しながら、使用についても検討していきたいと考えております。以上です。 196 ◯委員長(中根康雄) 川崎委員。 197 ◯委 員(川崎明夫) 273ページなんですけれども、先ほど、橋本委員のほうから間坂交差点についての質問があったと思うんですけれども、同じ市道203号線、間坂街道ですけれども、スポーツセンターから踏切までが、まだ中途半端なんですね。あの道路については、歩道の設置工事については、既に4軒ばかり移動したり、敷地をカットしたりしながら協力してきたわけですけれども、個人的なものもあるので、ちょっとあんまりなんですけれども、そのまんまの中途半端なことで終わっているんですね。この予算の中にどう活かされているのか、継続しているとは思いますけれども、進捗状況、それと今後どうするのかということをお聞きしたいと思います。  それと西の、青梅線以西の道路については、これまでもいろいろお願いをしたりしてきましたけれども、この平成22年度の予算の中でどう活かされているのかと思うんですね。特に、羽加美、栄立体交差が完成した後に、非常に間坂街道、田ノ上街道、美原街道ですか、そういうところに、生活道路の中に流れていく車の量が多いということで、いろいろ地元の町内会の会長さんからも言われているんですけれども、その道路の整備については平成22年度の予算としてどう反映されているのか、お聞きをしたいと思います。 198 ◯委員長(中根康雄) 施設計画課長。 199 ◯施設計画課長(中村幸夫) 間坂街道のスポーツセンターの交差点から踏切の間でございますが、ここにつきましては、現在、地権者との交渉を行っているところでございますが、現在、合意には達しておりません。一応、今後も交渉していくということですが、今、難航している状況でございます。  それから、青梅線以西につきましては、今回の予算の中では反映されてございませんが、これにつきましては、セットバック、それから隅切り等の関係、それから、建築基準法の42条2項道路等の関係ありましたら、それらについて寄附をいただくか、貸していただくような形で市のほうで道路用地として進めていくというような形になりますが、今、お尋ねの間坂街道や田ノ上街道、こちらのほうにつきましては、今後、これらについて十分検討していきたいということで考えております。以上です。 200 ◯委員長(中根康雄) 川崎委員。 201 ◯委 員(川崎明夫) そうすると、交渉している最中であって、同意をされていないということで、聞くところによると、ほとんど門前払いといいますか、聞く耳を持たないという、その原因がどこにあるのかよくわかりませんけれども、その辺のところはどういうふうな交渉をしているのか。あそこの土地はもう、その分の土地ということで確保はしてあるというふうに聞いていますけれども、その辺のところも、その話の中にきちっと入っているのかどうかですね。  その辺のところ、もう1回確認と、隅切り等で西のいろんな交通量が多くなってきているところで、隅切りだけで用が足りるのかどうかね。やっぱり児童だとか見守りということで、それぞれ会長さんだとかが道路の角々に立っているんですよね。その人たちが非常に立体交差が完成した後に交通量が多くなったって言っているんですよね。もうちょっとやっぱり真剣に考えていただきたいと思うんですけど、その辺のところをお願いします。
    202 ◯委員長(中根康雄) 市長。 203 ◯市 長(並木 心) 間坂の街道のところは、私も就任してからすぐ始まったところですし、あそこの交差点の改良、それからトンネルもつくっているということで、私も関心を強く持って、あと1軒、その方については、歴代の課長以下、部長以下、再三再四交渉をしていっております。そういう中で、この前の雪の日でしたけれども、あそこで単独で事故で塀が壊れたんですよね。いい機会だから、今、行って、ちゃんとみんなお話ししてこいというふうに担当にはしたんですけれども、行ってきたような、行ってこないような、ちょっと、そういう意味では、改めてそういう機会とか活かして、もう1回、活かすとかいう意味じゃなくて、新年度にきちんともう1回、過去の例もきちんとしまして、ほかの人たち協力してくださっているわけで、ご親戚の方も協力してくださっていますので、もう1回改めてきちんと、そこについては、今の変化も含めて堂々ときちんとした交渉をするようにしたいと思っています。 204 ◯委員長(中根康雄) 建設部長。 205 ◯建設部長(島田秀男) 市道203号線の間坂街道につきまして、ただいま市長からは、踏み切りまでの間の話がございました。間坂交差点までの拡幅工事につきましては、一応地権者の方たくさんおりますし、道路事情も以前から変わってきている状況、通行量が変わってきている状況がございます。そういったものをきちっと把握した上で、今後どんなふうな形で歩道設置、道路の拡幅ができるかどうか、一応、調査、研究をこれからしていきたいというふうに考えております。事実をまずとらえた上で、なおかつ、町内会長さん、それから地権者の方々のご理解をいただいた上で工事が進められていくと思いますので、その合意形成に向けた努力を建設部としても今後も続けていきたいというふうに思っております。よろしくお願いいたします。 206 ◯委員長(中根康雄) よろしいですか。あと何名いらっしゃいますか。6名ですか。  それでは、ひとまず休憩としたいと思います。                                     午前11時54分 休憩                                     午後1時00分 再開 207 ◯委員長(中根康雄) 休憩前に引き続き会議を再開いたします。  質疑ございますか。小宮委員。 208 ◯委 員(小宮國暉) 4点ほど質問をいたします。  1点目、267ページ、都市再生地籍調査事業に要する経費のうち地籍調査業務委託料というのがございます。762万円計上されておりますが、これの地籍調査をやっている範囲ですね。今年度見込んだ地籍調査の内容、それを教えてください。それが第1点目です。  それから、第2点目は、271ページの道路維持整備に要する経費で、下のほうに、西地区道路拡幅(セットバック)の舗装委託料というのがある。このセットバックというのは、もちろん4メートル未満の42条道路という中でのものと考えられますが、このセットバックについて、いわゆる狭隘道路の拡幅というのがテーマにあると思いますので、その関連から、そのセットバック部分は、要は民地、いわゆる固定資産税上はその対象とされている土地なのか、土地の場合ですね。いわゆる、それを市として拡幅するにあたって買収するのか、あるいは無償提供を要求するのか、市の法的な対応をお聞きしたいというふうに思います。  それから、273ページの街路照明施設ですね、これは球切れだとか、いろんな町内会として言ってきたり、いろいろ街路灯に関してはいろんな市民からの要望が多々あると思いますけれども、これについて、不足しているとか、あるいはこれは老朽化して塗装で塗り替えをしなくちゃならないとか、あるいは庁舎でも採用するような省エネの器具に取り替えるとか、いろんな街路灯に関する施策が講じられていると思いますが、その辺の今の計画がありましたら、維持管理に関する方策をお聞きしたいというふうに思います。  では、その3点をお聞きしたいと思います。よろしくお願いします。 209 ◯委員長(中根康雄) 施設計画課長。 210 ◯施設計画課長(中村幸夫) 地籍調査の範囲ということでございます。地籍調査につきましては、現在、一筆調査、個人の宅地の中まで、官民じゃなくて個人の宅地の中まで入りまして、一筆調査を、平成19年度から平成24年度にかけて双葉町二丁目から三丁目にかけて実施してございます。  内容でございますが、今、お話したように官民境界以外の全地域、一つの、私の土地であれば、登記簿に載っているその一筆まで官民境界、民民境界も含めてやっていくということでございます。ですから、この内容につきましては、縄伸びとか、縄縮みというようなことも全部明確にされてくるということでございます。  それから、2点目のセットバックの関係でございますが、これは民地の建築基準法の42条2項に該当するところでございます。これにつきましては、固定資産税がかかった土地でございます。一応、この土地に家を建てますと、42条2項道路に載っておりまして、中心線から2メートルバックしなければいけないということになっていますので、その赤道だったら、6尺の道路だったら、それプラス1.1ぐらいですか、その部分につきましては、固定資産税がかかっている土地でありまして、これを市のほうで寄附をいただくか、または借り上げて舗装道路にしていくということでございます。これにつきましては、そのような時点におきまして面積を測りまして、課税課のほうと調整しまして、その土地につきましては、税金を免除にしていくというような形で道路整備を図っていきたいということでございます。以上です。 211 ◯委員長(中根康雄) 土木課長。 212 ◯土木課長(小沢和良) 3点目の273ページの街路灯の維持管理の関係でございますが、こちらにつきましては、市民や町内会長さん等から、年間約330件ぐらいの球切れとか、昼間でも電気がついているとかというようなことで要望がございます。その中で、こちらにつきましては、球切れ等は現地を確認いたしまして、専門業者に依頼をいたしまして修繕等を行っております。あと、長期間経過いたしまして街路灯の柱の塗装がかなりさびが出ていると、そのような箇所もございますが、現地を確認しまして、特に危険な箇所につきましては、こちらにつきましても、新年度の中で専門の業者に委託をいたしまして修繕をしているのが状況でございます。  また、省エネの関係でございますが、こちらにつきましては、灯具等につきましては、長期間利用できるということと、また電気料も大分削減できるというようなことの利点がございますが、現在、LEDの照明につきましては、道路照明につきましては、路面の照度とか明るさのムラとか、まぶしさ等の技術的な課題があるというようなことで、現状では、東京都におきましても、まだ本格的には設置しないというようなことを聞いております。今後、省エネ対策等になりますので、今後、より調査していきながら、LEDの照明の採用につきまして検討していきたいと思っております。  以上でございます。 213 ◯委員長(中根康雄) 小宮委員。 214 ◯委 員(小宮國暉) はじめの地籍調査の関係なんですけれども、これは民民までやっているというふうに今、お伺いいたしました。この調査が済みますと、先ほどの課税対象の面積に、いわゆる連動するのかどうかというところを聞きしたいと思います。 215 ◯委員長(中根康雄) 施設計画課長。 216 ◯施設計画課長(中村幸夫) 課税対象に連動するのかということでご質問でございますが、これは連動していきます。以上です。 217 ◯委員長(中根康雄) 小宮委員。 218 ◯委 員(小宮國暉) この地籍調査に関しては、計画的な形でやっていただければというふうに思います。狭隘道路の解消に大きくつながっていくと思います。そういう意味で、まだそういった官民境界、今回、民民もやっていますけれども、官民境界が確定していないようなところ、これについては計画的に地籍調査というものを推進していかれればと思いますが、その辺はいかがでしょうか。 219 ◯委員長(中根康雄) 施設計画課長。 220 ◯施設計画課長(中村幸夫) 地籍調査につきましては、平成2年度から羽村市のほうは行ってきております。区画整理地区を除いた地区につきましては、官民の境界が確定されています。先ほど説明しました一筆調査地区につきましては、玉川二丁目、それからあと、現在やっている双葉町ということでございます。  この一筆調査につきましては、今後、国の補助とか都の補助を受けてやっていきますので、それらを補助金の獲得に向けて努力しながら、地籍調査を順次進めていきたいということで考えてございます。そのようなことで努力していきたいということでございます。以上です。 221 ◯委員長(中根康雄) 小宮委員、四つ目ですね。 222 ◯委 員(小宮國暉) セットバックに関すること。 223 ◯委員長(中根康雄) もう4回目ですよ。再質問は2回まで。 224 ◯委 員(小宮國暉) セットバックに関することなもので、項目が違うんでございますが。 225 ◯委員長(中根康雄) 最初のときの、入っているんじゃないですか 226 ◯委 員(小宮國暉) いや、質問項目は、確かに同じことを3回聞いているわけじゃないんですよ。別な項目に関しての再質問でございますので、3回という意味を履き違えておられるんじゃないですか。 227 ◯委員長(中根康雄) それでは、質問どうぞ。小宮委員。 228 ◯委 員(小宮國暉) 先ほどのセットバックのことに関しての質問でございますが、借りると、そのセットバックの部分をですね。買収という方法は考えられないんでしょうかという質問です。 229 ◯委員長(中根康雄) 施設計画課長。 230 ◯施設計画課長(中村幸夫) 買収に関しましては、現在、鳩胸坂のところで今年度、事業をしました市道504号線の拡幅事業というような形で、ある程度の一定区間をやるところについては、買収をしていくような方法で考えておりますが、個々的にできてくるセットバック、これにつきましては、現在、その土地を寄附していただくか、または無償で借り上げて税金の免除ということで、そのようなことで道路として広げていくというようなことで実施してございます。以上です。 231 ◯委員長(中根康雄) 山崎委員。 232 ◯委 員(山崎陽一) では、関連で、今の拡幅に関してのこと、それから、照明設備のことで伺います。  特に西地区の狭い道路の拡幅ということで、既に21路線、2,600メートルということで、事業費12万円で行ってきたと。その後、平成21年度までに狭隘道路の整備計画を策定するというふうに、以前、市議会で答弁があったんですが、この計画は、もう平成21年度、あと2週間ほどですけれども、どのようになっているかということが一つ。  それから、街灯照明についてなんですが、今、球切れなんかはすぐわかるんですけれども、割合日が高く上ってもついているものがあるということで、財政危機なのにちょっとという市民の声もあります。私も、自分の家のところから見える8本ほどを見ていますと、今、日の出が大体5時51分なんですけれども、それから1時間近くまだついているのもあるということで、一度チェックして何らかの整備をしたほうがいいんじゃないかと思います。何かセンサーがついていて、ひょっとしてセンサーなんかが汚れると鈍くなるんじゃないかということなんですが、多分、これ全部調べるというのは大変でしょうけれども、町内会等の協力を得てチェックすれば、割合スムーズにいくんじゃないかと思うんですが、この二つを伺います。 233 ◯委員長(中根康雄) 施設計画課長。 234 ◯施設計画課長(中村幸夫) 狭隘道路整備計画(仮称)の策定の件でございますが、この計画につきましては、現在、この策定に向けて会議を進めてございます。それで、策定時期でございますが、一応平成21年度末をめどに行っております。  この計画につきましては、狭隘道路整備計画というような形で要項等をつくりまして、策定をしてきたわけでございますが、内容としまして、これを整備方針また指針の決定というような形で、今現在進めているところでございます。以上です。 235 ◯委員長(中根康雄) 土木課長。 236 ◯土木課長(小沢和良) 273ページの街路灯の関係でございますが、街路灯につきましては、長期間経過いたしますと、明るさを感知する光センサーの能力が低下いたしまして、適正に判断できなくなり、明るくなっても消灯しなくなったりと、そのようなこともございます。その中で街路灯の管理につきましては、職員によるパトロールなどにより行っておりますが、町内会長さんや市民の皆様から故障等の連絡をいただいた場合には、職員が現地を調査、確認しまして、直営で修理できないものにつきましては、専門業者に依頼をして修繕を行っているような状況でございます。今後、自動点滅機に限らず、電球の球切れやカーブミラーの損傷、あるいはガードパイプの変形などにつきまして、町内会長さんや市民の皆様から連絡をしていただきまして、今後、より効率的に管理していくために、再度、広報等によりまして、多くの皆様に、維持管理につきまして協力していただきますようにお願いしていきたいと考えております。以上でございます。 237 ◯委員長(中根康雄) ほかにございますか。市川委員。 238 ◯委 員(市川英子) 281ページの堰下レクリエーション広場の管理に要する経費でお尋ねをします。  一般質問でも私もしたんですが、あの広場のトイレを、のぞくと汚物が見えるようなトイレになって、今は工事現場にでも水が流れるような簡易トイレがあるわけですから、それをお願いできないだろうかって一般質問したんですが、これで予算見ますと、平成21年度予算と同じなんですね。ということは、かえられないのかどうかですね。それが一つです。  それから、レクリエーション広場での2点目の質問は、委託料で設備維持管理委託料が13万7,000円減っていますが、これはどういうふうになっていくのか、どういうところで減ってきたのかということですね。  それから、2点目の質問は、283ページの動物公園の運営に要する経費で、委託料で指定管理委託料のところで、八景島さんの経営努力でいろいろ収入をふやしていらっしゃると思うんですが、幾らぐらいの収入増が経営努力であるのかですね。内訳がわかれば、なおありがたいんですが、わからなければ総額でお願いをします。  以上、2項目、3点です。 239 ◯委員長(中根康雄) 土木課長。 240 ◯土木課長(小沢和良) まず、1点目のレクリエーション広場のトイレでございますが、こちらにつきましては、トイレを借り上げてリースで行っておりますが、平成22年度につきましては、洗浄フラップ式トイレということで、用を足した後、上から見えないような構造のトイレにかえることに今、予定をしております。ですから、次の方が入ったとしても、前に用を足した人の汚物が見えないようなそういう構造のものでございます。  続きまして、2点目の、維持管理料の減でございますが、こちらにつきましては、維持管理上、広場の芝刈りとか、あと仮設トイレの清掃等が、この施設維持管理の委託の中に入っております。その中で、特に13万7,000円の減につきましては、芝刈り等の回数等、利用状況を見ながら、利用者に支障のないような形で芝刈りの回数などを調整しながら管理運営していきたいと考えております。  3点目の238ページ、指定管理の動物公園の関係ですが、指定管理料につきましては、4年間の協定の中で定められておりますので、金額については4年間同額となっております。以上です。  金額につきましては、今、調べさせていただきます。すみません。 241 ◯委員長(中根康雄) 市川委員。 242 ◯委 員(市川英子) トイレは、予算は変わらないんですけれども、予算は平成21年度と変わっていないんだけれども、簡易水洗トイレっていうんですか、少し水が流れて、ぱぱっと閉まるようなやつ、そうすると、ぜんぜん経費が変わらないでやれたわけなんですか。 243 ◯委員長(中根康雄) 土木課長。 244 ◯土木課長(小沢和良) 年々、製品が改良されておりまして、この金額でも対応できるということを確認しておりますので、間違いなくこの形でいけると思います。ご安心いただきたいと思います。 245 ◯委員長(中根康雄) よろしいですか。ほかにございますか。門間委員。 246 ◯委 員(門間淑子) 予算書にはどこに載っているのかわからないんですけれども、実施計画の74ページに、双葉町地区の公園の整備とか、既設公園のリニューアル及び適正管理というのがあります。昨年の夏、前、育成グラウンドと言ったところの双葉町の動物公園通りに隣接する広場が住民の方たちが整備をして、きれいにして、あそこにある二つの町内会が交互に使うようになって、市長もそこにお見えになって、「これから市民の皆さん、使ってください」というようなお話をされていましたね。で、あそこのトイレ、またトイレの話で申し訳ないんですけど、トイレを何とかしてほしいというのが要望としてずっと出されているんですけれども、ここの整備計画を見てみますと、双葉町地区の公園の整備に関しては、実施計画では予定事業費はゼロで、既設公園のリニューアル及び適正管理というところは水上公園というふうになっているわけですね。自主的に住民の方が整備されて、トイレの要望もあるんですけど、この件について、担当の方もご承知だと思いますが、この計画を見ると、平成24年度までずっと何もなしということなんですが、今のままの状態でいってほしいということなのかどうなのかですね、考えを聞かせていただきたいと思います。 247 ◯委員長(中根康雄) 建設部長。 248 ◯建設部長(島田秀男) ただいまのご質問は、松原児童公園といいますか、そのお話だと思います。あそこは、現在の土地が土地開発公社の土地になっております。ですから、基本的には、まだ市民の方々にお使いいただくような形ではないわけなんですが、町内会で今までもずっと使っていたという経緯もございます。そういうことで、一応あそこは借地だったわけですけれども、土地開発公社で買い上げて、それで今度はそれを市で今度は買っていただいて、公社から見ると買っていただいて、公園に整備をするということでございます、正式には。ただ、それまでの間、今まで使っていた町内会が支障を来たすということで、あそこに一応トイレを設置してくれないかというお話もありました。ただ、現在のところ、土地開発公社が持っているものですから、まだ市が、市としてあそこにきちんと公園の整備計画もつくっておりませんので、現在のところは、市が、例えば、簡易なトイレじゃなくて普通の壊れない丈夫なトイレを設置することは、まだ不可能ですよということで、いろいろと町内会とも話し合いながら、簡易なトイレだけでも、じゃあ一応置きましょうということで、市としてやりまして、下水道も一応市が援助させていただいて、簡易トイレだけは設置したという経緯がございます。  今後は、公園の整備、都市公園として整備するわけですが、防衛の補助をいただきながら、市がその土地を買い上げて公園として整備していきたいという計画でございます。 249 ◯委員長(中根康雄) 門間委員。 250 ◯委 員(門間淑子) 開発公社の債務負担のところで質問しようかなと思ったんですけど、ついでなのでちょっとお話しますけど、開発公社の社長(トップ)が副市長ということで、開発公社で幾つか土地を買っていますね。それに対する利子補給ということで、市のほうでずっと費用負担を債務負担でやっています。なのに、開発公社が買った土地だから、きちんと整備ができないとか、使うのが中途半端だということであると、むしろ開発公社が土地を買うということはどうなんだろうと。市が直接購入するという形でもいいんじゃないかと。区画整理なんかですと、市が購入しているわけですね。で、開発公社の役割として、これから先もこういうような形で先行で、公社で土地を買ったとしても、利子は市が払っていくわけで、計画的に市で土地を買っていけばいいんじゃないかというふうに私は思うんですけれども、むしろ、今の話を聞いていると、開発公社が買ったから、市がそこを整備できないんだという、ある意味マイナスの要因としてあるというふうに聞こえるんですけれども、今後の開発公社のあり方と、市の債務負担の問題と、現実的にニーズになかなかマッチしないという問題も含めて、どんなふうにお考えなのかお聞かせいただきたいと思います。 251 ◯委員長(中根康雄) 副市長。 252 ◯副市長(北村 健) 開発公社の関係でございますけれども、開発公社は、市がいずれ買おうとする土地を代わって先行取得するわけでございます。結局、先ほども課長から話がありましたけれども、いずれ補助金を受けて整備するとか、そういう予定があって、市が直接買ってしまいますと、その時点では補助金がつきませんから、あらかじめ公社が買っておいて、補助金の設定ができた段階で市が買って補助金を受けるというような場合に、公社で買っているわけでございます。その買うまでの期間、公社に持っていただくわけですけれども、公社が借り入れていますから、利子補給を市からしているということです。公社が持っておりますから、市は、ですから、お借りして今、松原も使っているわけでございまして、完全に市が取得して、補助を受けて公園を整備しないと、きちっとしたトイレはできないと、そういう意味でありまして、今も仮設のものは使って、皆さんにはご利用いただいていると、そういう形態になっております。  したがいまして、公有地の先行取得ですね。公有地拡大、公拡法っていうんですか、それに基づく公社でございますから、そういう目的を持ってやっているわけで、これは必要なもので、どこでも持っておりますけれども、ただ、公社で長らく、ずっと目的もないままに持っているようなものは、これはまかりならんというふうに指導されておりますが、そういうものはないわけでして、例えば、急患センターの用地などがありますけれども、そういうものは、急患センターは、今後どうしていくかというようなことがありますから、そこら辺のところをきちんとした上で決めていくということになりますので、そういう目的でやっておりますので、決して無駄ということではないというふうに思います。 253 ◯委員長(中根康雄) 門間委員。 254 ◯委 員(門間淑子) 今、副市長からいろいろご説明いただいたのはわかるんですけれども、市としても計画的な市街地の整備とか、まちづくりとか、緑地の計画とかそういうものを持つわけですよね。で、それに見合って、予算に見合って、きちっと購入して、現実に対応して、購入して、整備していくと、非常に見える形になるわけですね。市がいずれ、後々使うために開発公社という形の法人が先行取得するというのはわかるんですけれども、でも、これから先のまちづくりのあり方として、今のように、買ったけど、形としては市のものではないから、きちんと整備できないんだということになると、じゃあ、それは目的と費用との齟齬が出てくるわけで、それがこれから先、そういうやり方でいいのかと。計画的な緑の整備とか、公園の整備とかということを含めていくと、先行取得という言い方でいいのか、公社という取得のあり方でいいのかということも含めてお聞きしているわけですね。副市長は、その長であるわけで、だから、これから先の公社のあり方も含めて、お聞きしたいのはそこで、羽村の、もちろん塩漬けにするなんてことは絶対許されないわけですけれども、市全体の整備計画も計画的にやっていくわけですから、先行取得でずっと置いておいて使えないというのはどうなんだろうということでお聞きしているわけです。 255 ◯委員長(中根康雄) 副市長。 256 ◯副市長(北村 健) ご指摘のとおりでございまして、市が、結局、土地の購入を長計等でいろんなものを予定いたしますね。そういうものがありまして、公社に取得を依頼して取得するわけですけれども、直接、直ちに必要な土地が出たときに、市がすぐに買えればいいんですけれども、そのためには財源が必要ですね。それも国庫補助をお願いしたりとか、起債をお願いしたりとかいうことになるわけでして、それまでの間、公社で買って持っていて、そういった手当てがついた段階で市が買うということでございますから、全く目的のないものを公社が買うということはないわけで、これは、ですから、市の土地利用の計画に従って公社が取得するということです。  公社が財団法人で持っていますから、一応これは一つの法人でありますから、これの持っている土地を、市が利子補給しているからといって勝手に使うということは、これはできないわけで、その契約に基づいて、市が、借りて使っていると。ですから、公社が市に対して便宜を図らないとかいうことは全くないわけでして、完全に市が取得する間には、ある程度有効に活用できれば、公社のほうから市にお貸しするというふうな形でやっている。ですから、松原の児童公園につきましても、すぐに市が買って整備すればいいわけですけれども、防衛の補助等が、まだちょっとここ1、2年でつくかどうかわかりませんので、それがついた段階で市が買って、起債をつけて整備するということですから、その間、公社が持っているとそういうことでございますので、ご理解をいただきたいと思います。 257 ◯委員長(中根康雄) 門間委員。 258 ◯委 員(門間淑子) ご説明はそのとおり、わかるんです、理解しているんですけれども、実施計画を見ると、ずっと継続、継続、継続になっているわけですよ。もうずっと前から要望も出ているわけですね。それで、自分たち自主整備というような形で、これから先もいくのかどうか。市長もオープニングのときお見えになって、「ようやく用意できました、皆さんで使ってください」ということで非常に住民の方が整備されて、砂も入れて、子どもたちなんかもいろいろ使っていて、とてもよい状態にはなってきているんですね。ですから、せめて水とトイレを何とかというところの見通しがなかなか立たないということに対する、いつまでにしていけばいいのかというお話があるわけですよ。そのことについてのお答えを聞きたいわけです。 259 ◯委員長(中根康雄) 建設部長。 260 ◯建設部長(島田秀男) 特に松原児童遊園につきましては、土地購入にあたっては、かなり地主さんが、いわゆる相続税とか継承の関係とかありまして、それで、もう今年度中とか、非常に切羽詰ったところがあったわけですね。そういうものがなければ、まだ一応借地としてお借りしながら、今まで従前どおり児童公園等お使いいただくということは、我々としても計画は持っていたわけですね。ただ、相続が発生してしまいましたので、短期間にそこをやらない限り、そこが売られてしまうと、そういう特殊事情がありました。だから、市としても、これは、松原、それから双葉、富士見の町内会がお使いだから、これは絶対逃しちゃいけない、相続でそれは売られてはいけないということもありました。必要性は非常にあったわけですね。そうすると、市としては、まだ財源もない、補助金もない、取れないという段階の中で、あの土地を今までどおり、市としてそれを公園にしていくわけですから、そういう計画を持つ中で、土地開発公社に先行取得をしていただいたと。(「だから、その辺はもう全部わかった上で」と呼ぶ者あり)  それで、一応、防衛の補助がつく段階でどうしていこうかということで、実施計画をお持ちだと思うんですが、74ページに、双葉町地区の公園で、用地取得を平成24年度に一応計画はさせていただいております。 261 ◯委 員(門間淑子) ゼロなんです、予算のとこね。何も書いてないんですよ、平成24年度のところは。 262 ◯建設部長(島田秀男) 平成24年度に市として公社から買い上げて、そして公園として平成24年度以降… 263 ◯委 員(門間淑子) 見込みですよね、平成24年度は。22、23だけですよね、この実施計画は。平成24年用地取得でいいんですか。 264 ◯建設部長(島田秀男) 74ページで、一応実施計画の中では平成24年度、一応用地取得というふうに明記はさせていただいております。ただ、第五次の長期総合計画になりますので、補助金の関係もございますけれども、その中で一応、予定では平成24年度させていただいて、正確な数値については、五次の計画の年度になりますから、ここでは明記してないということでございます。 265 ◯委 員(門間淑子) じゃ、22、23年は今までどおり地域でお借りしていってくれということなんですね。違うお話しているんですか。 266 ◯建設部長(島田秀男) 地域では借りてないですよ。 267 ◯委員長(中根康雄) 手を挙げてお願いいたします。建設部長。 268 ◯建設部長(島田秀男) すみません。一応、土地開発公社の土地ですので、それを、まだ市の土地ではなくて公社の土地で、一応そのまま町内会に使っていただいているということでございます。 269 ◯委員長(中根康雄) 水野副委員長。 270 ◯副委員長(水野義裕) 一つ、今の関連で、要は、公社が持っている土地に市が勝手に物をつくるのはできないんだという話は、そういうことなんですかというのが1点。  それから、補助金をもらうときに、恒久的な施設があると補助金はもらえないというような前提があるから、そういうことなんですか。その2点について、ちょっと教えてください。 271 ◯委員長(中根康雄) 建設部長。 272 ◯建設部長(島田秀男) はい、そのとおりでございます。 273 ◯委員長(中根康雄) 水野副委員長。
    274 ◯副委員長(水野義裕) 建前というか、それはそうかもしれませんけれども、地主がいて、それで契約して使う分には問題はなかったわけですよね。そういう意味では、きれいなトイレ、水洗トイレにしろというあたりのところは、もう補助をもうらうときに恒久的な施設があるとだめなんだということであれば、それはそこにするのはやむを得ないんだけれども、要は、所有権がどこにあるからこうなんだというあたりについては、やはり今の説明は、なかなか理解、納得しがたいと思うんですよ。今、ここで答えはなかなか明快にはいかないと思うんですが、こういう問題はあちこちで起こりかねない。事実、市が持っていると同然のところを、何で整備しないんだというあたりのところについての理解が得られるような説明を、担当町内会にはきちんとしていただいて、やっていただきたいというふうに考えますが、いかがですか。 275 ◯委員長(中根康雄) 建設部長。 276 ◯建設部長(島田秀男) 一応そういうふうな形で事業を進めていきたいと思いますし、また現時点でも、両町内会、双葉町松原、双葉富士見町内会等の町内会長さんとも常に連携取りながら、それで、あそこの公園の中にございます木の剪定とか、それも町内会の方のご要望によって、伐採したものもございますし、常に連携を取りながら、あの土地の利用についてはやっているつもりでございます。ご意見があって、あの簡易トイレも設置したということも、すべて町内会の方々との連携の中で、現在、あそこを我々としてもああいう形で整備をしているということでございます。 277 ◯委員長(中根康雄) ほかにございますか。馳平委員。 278 ◯委 員(馳平耕三) 3点お願いします。  まずは、285ページ、緑化推進事業なんですけれども、これ、かなり自治体によっては力を入れているところもあるんですが、今回も43万円ほど減額になっているんですけれども、先ほどの地球温暖化の推進の中でも、やっぱり緑化推進というのをどういうふうに考えているのかと。屋上緑化とかも含めて、緑化についてどういう考えがあるかということをお聞きしたいと思います。  それから2点目は、287ページ、市営住宅の維持管理に関する経費です。これ、施設修繕費は350万円から422万円と値上がりしているわけですが、これ、市営住宅どこでも非常に老朽化が進んでいるわけで、今回、どこが施設修繕の対象になったのかということと、それと、いろんな修繕要望が出ていると思うんですけれども、その要望に対してどのぐらい応えていけてるのかということを聞きます。  それから3点目は、これは、予算書のどこに書いてあるか、よくわからないんですけど、説明書の中の木造住宅の耐震診断補助金、それから改修費補助金で、診断のほうが5万円、10件、それから改修費が50万円、4件という形で出ているんですけれども、これは、もう要望出たのがこの件数だったのかということと、今後、これどうするのかということも含めてお聞かせいただきたいと思います。3点です。 279 ◯委員長(中根康雄) 環境保全課長。 280 ◯環境保全課長(小林健朗) ご質問の緑の保全、推進についての考え方、市のスタンスでございますけれども、東京都の緑の確保総合的方針の会議等に参加いたしまして、改めて確認できたこともございます。というのは、都市化が進む当市のようなバランス型がよい配置された都市の共通の課題として緑は都市化によって減少しております。これは事実でございます。しかし、守らなければならない緑というものが明確になってきたような気がいたします。それは、崖線の緑でございます。これについては、現在もボランティア等で確保しているところでございますが、また、予算書のほうにも一部稲荷緑地の357平米購入をさせていただきます。確実に、この辺は守っていきたいと考えております。  また、これまでも生産緑地については、確実に守ってきたところがございます。これも推進して守っていきたい緑だと確認してございます。  そのほか保存樹林地でございますが、平地林につきましては、いわゆる土地の利用価値が高いものですから、東京の平地林というのはどんどんなくなっております。当市についても、そうでございますが、確実に保存樹林地につきましては、守れている部分もございます。5年間の減免措置ということでございますが、その期間を担保させていただいて、今、3万何千平米というものが残ってございます。そのほか、これから宅地開発が進む中では、これから民の部分の緑の促進、これ以上減らさないというような努力をしていただきたい。また、協力をしていただきたいと考えております。  また、いわゆる羽村市で考えれば、緑は減少しております。しかし、西多摩郡エリアで考えますれば、ここからも草花丘陵が見えたり、青梅の森が見えます。やはり、緑を一体的にエリアとして、景観上も近隣市と手を携えて守っていかなければならない、こんなふうにとらえています。以上です。 281 ◯委員長(中根康雄) 施設計画課長。 282 ◯施設計画課長(中村幸夫) 市営住宅の修繕の関係でございますが、これにつきましては、毎年、市営住宅の退去者がございます。それにつきましては、3件から5件というような形で退去者が出ます。1件大体4、50万円かかりますので、それのふすまとか、畳とかそういう形の修繕をこの中で見ております。それで、その後、委員さんのほうから質問ありました、修繕について対応できているのかということでございますが、大きな修繕ということになりますと、全体的な面でやっていくような形になりますが、個々的な、例えば、浴室の排水のつまりとか、ビニールクロスがはがれたとか、そういうような形とか、緊急漏水とか、そういう要望についてはこの中で応えていくと、実施していくというようなことで、この予算を組ませていただいております。以上です。 283 ◯委員長(中根康雄) 建築課長。 284 ◯建築課長(指田富一) ページで295ページの木造住宅の耐震診断並びに改修の件でございますが、この件につきましては、耐震診断のほうが平成18年から実施をしております。また、耐震改修のほうにつきましては、その1年後の平成19年から開始をしております。平成19年度の実績は診断が6件、改修はございませんでした。平成20年度の実績は、診断が3件、それと改修が1件、それから平成21年度の実績で、診断が3件、それから改修が1件ございました。これにつきましては、毎年、広報、これは年に2回、4月と9月に広報等でPRをしております。また、ホームページに載せておりまして、これもPRをしております。それから、産業祭でも毎年PRをしているところでございまして、今年度、平成22年度の予算につきましては、それらの広報等を見ていただいて、使っていただくということで、予定でございますが、耐震診断が10件、これは5万円でございますので、50万円、それから改修につきましては、4件、それで最高50万円まで補助できますので、200万円ということで予算措置をしたものでございます。以上です。 285 ◯委員長(中根康雄) 馳平委員。 286 ◯委 員(馳平耕三) まず、1点目の緑化推進事業の件なんですけれども、ちょっとよくわからないところが幾つかあったんですが、守らなければいけない緑というのがあって、それはやっているんだと。羽村ではなくて、景観上も、ほかの西多摩の緑があるから羽村がそんなに推進事業に力を入れていかなくても、まあ大丈夫なんじゃないかとそういうことなんじゃないかなと思うんですが、1点は、特に今回は、公園緑化用の苗木というのは削られていると思うんですけれども、それと、さっき言った屋上緑化とかも含めて、羽村の中で緑をふやすっていうのもいろんな方法があるだろうと。もう、あきらめないで、それはあるだろうと思うわけですけれども、どういうことを考えているのかということと、今回、苗木なんかも減っているのはどうしてなのかということをお聞きします。  それから、2点目の住宅なんですけれども、今の話で言えば、引っ越したときの修繕料と、それとあとは、それぞれ具体的にちょっとしたのは対応できてるし、この予算で大丈夫だということなんだろうと思うんですけれども、今後、大規模な市営住宅の修繕というか、改築とか、こうしたことに関することは、今のところ全くその必要はない状況にあるのかどうか。施設維持の管理からお聞きしたいと思います。  それから、3点目の耐震診断なんですけれども、今の話でいくと、今までは結局、3件、3件、1件とか、この10件、4件にも至っていないわけなんですけれども、今回の予算の分は、もうこれが申し出があったということなんでしょうか。これからそれがあるんじゃないかということで予算つけたということなのかどうか、ちょっとお聞きします。 287 ◯委員長(中根康雄) 環境保全課長。 288 ◯環境保全課長(小林健朗) ご質問の、羽村の中で緑を推進していくという内容でございますが、やはり市民の皆様にも、ビルであるならば、屋上緑化の推進ですとか壁面緑化、また、住宅におきましても、緑のカーテンを時季には設置してくださいですとか、民地の中でも、隙間といいますか、いわゆる芝を植えられるところの緑化推進等をお願いし、啓発していきたいと考えております。  そしてまた、官のほうでございますが、学校、会館、保育園等ございます。この中でも、限られたスペースでございますが、官のほうも促進を図っていきたいと、このようなことが羽村の中でできる緑の推進ととらえております。推進していきたいと考えております。以上です。 289 ◯委員長(中根康雄) 施設計画課長。 290 ◯施設計画課長(中村幸夫) 修繕の関係でございますが、先ほど、個々のものについてはお答えしたとおりでございます。再質問にありました、例えば、屋上防水とか外壁とか、給水ポンプとか、そういうものの大きな取り替えについては、耐用年数もございます。また、それに沿った形で定期的な点検をした中で、計画的なものをつくってその中で対応していくということで、この修繕とは別に工事費として組みまして、実施していくということで、今現在、実施しているところでございます。以上です。 291 ◯委員長(中根康雄) 土木課長。 292 ◯土木課長(小沢和良) 緑化推進事業に要する経費の中の苗木の関係でございますが、37万5,000円の減の関係でございますが、こちらにつきましては、東京都の苗木生産供給事業によりまして東京都から無料で苗木がもらえるというようなことで、この予算上には計上しておりません。以上でございます。 293 ◯委員長(中根康雄) 建築課長。 294 ◯建築課長(指田富一) 木造住宅の耐震の関係でございますが、これは既に、申し込みがあるということではございませんで、あくまでも予定でございます。今後、PRをしてこの数字までもっていきたいということでございますので、よろしくお願いします。 295 ◯委員長(中根康雄) 馳平委員。 296 ◯委 員(馳平耕三) 1点目の緑化推進の件なんですけれども、先ほど、地球温暖化推進計画の中で目標数値定めて、市民の中から定めていくという話もあります。そうすると、必然的にこの緑化の部分もある程度羽村市の中でどれぐらい目標として緑化を推進していくのかというのも出てくるのではないかなと思うわけですね。今、その中で市民にお願いしていくということだけなんですけれども、やはり市としても積極的に屋上とか壁面の緑化の補助なりをどうするのか、その目標設定をどうするのか、そういうことについて考えていく必要があるんじゃないかなと思うんですが、それについてはいかがでしょうか。 297 ◯委員長(中根康雄) 産業環境部長。 298 ◯産業環境部長(竹田佳弘) 緑化の関係でございますが、先ほど来、環境保全課長からご説明させていただいていますが、基本的には、今ある緑は守りましょうと。例えば、農地にしてみれば、農業振興策によって、都市農地という厳しい中で守っていくということや、あとそのほかにも、ここで285ページの生垣の補助なりで守っていこうと。  確かに、緑の部分というのはCO2を吸収するということがあったり、環境保全機能というのは持っていますので、当然、なかなか難しい面はあると思うんですけれども、緑をふやす取り組みというのは市としてもやっていく必要があるというふうには考えています。  この計画づくりの中で当然、そういうことも検討していきたいというふうに考えておりますので、市民へのPRも含めて全体的にそういうことは考えていく必要があるというふうに思っております。以上です。 299 ◯委員長(中根康雄) 露木委員。 300 ◯委 員(露木諒一) 富士見平の高齢者住宅の関係でお聞きしたいんですけれども、これは、契約の切り替えは何年でしょうか。  もう1点は、家具転倒防止、297ページにありますけれども、今までの状況はどうだったのか。  2点お伺いします。 301 ◯委員長(中根康雄) 施設計画課長。 302 ◯施設計画課長(中村幸夫) 富士見平の高齢者住宅ボナール羽村でございますが、平成26年3月31日までの契約となってございます。以上です。 303 ◯委員長(中根康雄) 生活安全課長。 304 ◯生活安全課長(島田裕樹) 家具転倒防止器具の助成の関係でございますが、平成21年度564件について支給を行いました。また、高齢者等の取り付けの助成につきましては、60件でございます。以上です。 305 ◯委員長(中根康雄) 露木委員。 306 ◯委 員(露木諒一) 富士見平の高齢者住宅なんですけれども、階段のところが雨とか雪のときに非常に急なので、降りるのに大変なんですね。何回か私もここで話したことがあるんですけれども、先ほど26年ということですので、まだ大分ありますので、その辺のところとか、またあと中の、何回も言いますけれども、お風呂のほうの、非常に高くて、とてもバリアフリーとかいう感じじゃないんですね。契約のときにという話もあったんですけれども、これについて、もう一度お聞かせ願いたいと思います。  それから、あと家具転倒防止のほうは、ことしは何件なのかということと、昨年、防災のときに、9月1日に、やっぱりこのような家具転倒防止について、私なんかも話ししまして、非常にそとのきに、その次の日あたりになくなっちゃったみたいな感じもするんですけれども、やっぱりPRは大事なんですね。そういう意味では、しっかりと広報していただきたいなと思う。これについてお願いいたします。 307 ◯委員長(中根康雄) 施設計画課長。 308 ◯施設計画課長(中村幸夫) ボナール羽村につきましては、高齢者住宅でございますが、これにつきまして、委員指摘のとおり、階段等またバリアフリーができていないというのは、私どもも承知しているところでございます。これにつきまして、管理会社のほうへ要望も出しているわけでございますが、ちょっと対応できていないというのが現実でございます。それについては、またさらに要望していきたいということで考えています。以上です。 309 ◯委員長(中根康雄) 生活安全課長。 310 ◯生活安全課長(島田裕樹) 平成22年度の家具転倒防止器具につきましても、前年と同様の件数ということで、予算上では1世帯あたり1万5,000円の413世帯ということで考えてございます。  また、昨年につきましては、防災訓練等、皆様にPRしていただいたおかげで早急に申し込みが完了しましたが、当初、広報はむら、またホームページ等でPRを行っていたんですけれども、当初はなかなか申し込みがないような状況でした。平成22年度につきましては、既に4月1日から広報紙でのPRを予定しておりまして、いろいろ問い合わせ等もいただいておりますので、申請のほうがスムーズにいただけると考えております。以上です。 311 ◯委員長(中根康雄) よろしいですか。ほかにございませんか。水野副委員長。 312 ◯副委員長(水野義裕) 二つありまして、一つは、道路の話で、清流のほうの取り付け道路の話は、その後、進捗状況はどうなっているかについて、ちょっと経過を。予算の中にはどこにも載っていないと思うんですよね。で、その件でちょっと説明をしていただいて、それから、小作駅のエスカレーターの修理費は何百万円というふうに上がっているんですが、こういう事故は、その原因とか、今後、起こる可能性については、どんなふうに理解をしていらっしゃるか。多額の修繕費が起こるようだと、一定の準備をしておかないといけないというふうな気もするんですが、その点のことについて伺います。 313 ◯委員長(中根康雄) 施設計画課長。 314 ◯施設計画課長(中村幸夫) ただいまの質問でございますが、清流町の取り付け道路、あきる野5・4・8号線の件だと思いますが、これにつきましては、羽村市のほうは、あきる野市のほうに事業委託をしておりまして、あきる野市のほうで土地の交渉とか工事をやっていただいているところでございます。  これにつきまして、以前もちょっと質問いただいた件もありますが、ここについて、あきる野市の担当のほうへ、つい最近、確認しておりますが、以後、進捗状況、和解になる進捗状況はないということであります。以前には、中に地区委員会、促進協議会というのがございまして、その協議会の中で推進に向けて協議をさせていただいた。また、あきる野市長も出向いてもらって協議をしてきたところですが、その中で合意に達していないというのが現在まで続いているということでございます。以上です。 315 ◯委員長(中根康雄) 土木課長。 316 ◯土木課長(小沢和良) 2点目の、ページ、271ページの施設修繕料の関係でございますが、こちらにつきましては、小作駅の自由通路のエスカレーターでございますが、こちらにつきましては、エスカレーターの乗降板の取り替え、経年劣化によります変形の段差の取り替えでございます。  もう1点が、同じくエスカレーターの踏段クリート破損の全段取り替えを予定しております。  また、定期点検等につきましては、小作駅、羽村駅、各エスカレーター4基、エレベーター2基ございますが、こちらにつきましては、月に1回点検をし、また、建築基準法によりまして定期点検を年1回実施しております。以上でございます。 317 ◯委員長(中根康雄) 水野副委員長。 318 ◯副委員長(水野義裕) エスカレーターの件なんですが、経年ということでいくと、耐用年数が来たからこういう話なのか、経年劣化なのか。要は、もともとそういう仕様だったのかどうか。逆にいうと、発注したときの品質保証の範囲はどこまでかというようなことにも絡んでくると思うんですが、そういうあたりのことについて伺います。 319 ◯委員長(中根康雄) 土木課長。 320 ◯土木課長(小沢和良) こちらのエスカレーターにつきましては、既に10年以上経過しておりますが、定期点検を実施しながら、事前に事故等を防止するような形で今後もまた適正な維持管理を行っていきたいと考えております。以上でございます。 321 ◯委員長(中根康雄) ほかにございませんか。時間の関係もありますので。  答弁漏れですね。土木課長。 322 ◯土木課長(小沢和良) 先ほどの動物公園の指定管理者導入後の効果等でございますが、こちらにつきましては、導入前と導入後と比較しまして、約3,000万円の経費を削減することができました。  また、指定管理者の経営努力に伴う収入等でございますが、こちらにつきましては、入園者の増に伴う収入増、商品等の販売収入、また自動販売機の手数料等によりまして、約660万円の収入増となっております。以上でございます。 323 ◯委員長(中根康雄) ひとまず土木費及び消防費関係の質疑を終わらせていただきたいと思いますが、これにご異議ございませんか。       (「異議なし」と呼ぶ者あり) 324 ◯委員長(中根康雄) ご異議なしと認めます。  しばらく休憩いたします。                                     午後2時03分 休憩                                     午後2時15分 再開 325 ◯委員長(中根康雄) 休憩前に引き続き会議を再開いたします。  これより、教育費、公債費、諸支出金及び予備費関係の質疑に入ります。予算書のページは296ページから373ページまでです。  これより質疑に入ります。質疑ありませんか。瀧島委員。 326 ◯委 員(瀧島愛夫) 緊急財政対策のところで、教育のところで副教材費が、(「ページ数は」と呼ぶ者あり)小学校と中学校がありまして、中学校の、ページ数は329ページですか、ありまして、ここで平成21年度が341万5,000円、平成22年度予算が303万円になっておりまして、経費の削減についてはよろしいんですけれども、何でこの教育の直接経費にあたる副教材費を削らなければいけないのか。それだったら、特色ある交付金を削ってでも、やはり教育の直接費に充てるべきではないかと。要するに、教育委員会としての基本的な姿勢を教えていただきたい。子どもたちの副教材の教材費を削って、それでやらなくてもいい特色ある学校の交付金をそのまま残しておくという考え方、教えてください。 327 ◯委員長(中根康雄) 教育総務課長。 328 ◯教育総務課長(小林幸子) それでは、ただいまの副教材費の関係でお答えを申し上げます。  まず、委員ご指摘のとおり、今回、副教材費につきましては、10%の削減をさせていただいております。小学校、中学校がございまして、小学校が1,600円を10%ですので160円の削減で、予算が54万1,000円を減額してございます。同じく中学校につきましては、2,100円であったものを210円減額をいたしまして、額としましては33万7,000円を減額したところでございます。 329 ◯委員長(中根康雄) 教育部長。 330 ◯教育部長(遠藤和俊) ご質問の何で副教材費を、直接経費である教材費を削減するかということでございますけど、これについては、副教材を一つ一つ何かをやめるとかそういうことではなくて、今使っているものの教材の精選をして削減をするという考え方でございます。  それから、特色ある交付金につきましては、やはり各学校がそれぞれの学校経営の中で特色ある活動をしてもらいたいということの願いもありますので、それはそれで現状維持のまま、継続した予算で残したという考え方でございます。以上です。 331 ◯委員長(中根康雄) 瀧島委員。 332 ◯委 員(瀧島愛夫) これ考え方の相違かもしれないんだけれども、要は、特色ある学校づくり交付金というのは、要するに、一定の決められた教育の上に付加するものであって、この副教材の費用を予算の段階から削ること自体はおかしいんじゃないですか。今、部長が話したように、結果として安いものが手に入って不用額が出た、それなら話はわかりますよ、ね。事前に、これから始まる計画の中で、何で教育の直接経費のものを削るんだと。大人が飯を1回抜いても子どもにかける経費は削っちゃいけないんだよ。(「そうだ」と呼ぶ者あり)みんなそうやって、俺たちの親はそうやって、やってきてくれたんだよ、なあ。だから、やはり本当にその気になって、教育委員会だってやっていかなきゃいけないんじゃないの。教育長、考えを教えてください。 333 ◯委員長(中根康雄) 教育長。 334 ◯教育長(角野征大) 瀧島委員のお考え方、私も、全くその点では同感です。いつも私申し上げていますけれども、子どもたちの明日の授業の差し障りになるようなそういうような予算配分をしてはいかんということで、現場の校長さん方にも、絶対にそういうことはさせないよと申し上げていますので、予算がこういう形になっておりますけれども、本当に今、部長が言ったように、精選しながらしっかりした予算執行を、現場の声が届いてくるような予算措置をしていきたいというふうに思っています。  それから、特色につきましても、これも何年も特色1,000万円つけていただいております。これも見直しも含めて、本当に10校の学校経営、学校運営の中で活かされるべき。活かされなければ減額してもいいということを、私も、校長たちにも明言しておりますので、この使い勝手については審議会の中でやっていただきますけれども、これもまさしく精選して、本当に学校が特色を出すような形でできるように予算を使ってもらいたいなというふうに、私はそのように考えております。 335 ◯委員長(中根康雄) 瀧島委員。 336 ◯委 員(瀧島愛夫) これは、私は、特色ある学校づくり交付金がいけないって言っているんじゃないんです。これもやっぱり十分に活用してもらって、子どもたちの情操教育だとかそういうものに充てていただければいいことなんです。だけども、やはり学校の現場で、教材費を見つけるのに、やはりこの予算の範囲でやらなければならないという枠をつけて、やはり一定の教育をするには毎年同じような副教材が必要になってくるんでしょう。そんなところで学校の現場に余計な負担をかける。よく皆さん言いますよね、教育の現場は大変仕事が多くて大変だって。やっぱりそう思われるような事情を一つでもなくす努力を、やはり教育のトップでやるところは考えていかなければいけないと思うんですよ。だから、今、教育長も言ったけれども、支障のないようにする。ただ、さっき言った一律10%削減なんて、とんでもない話なんだよ。これが1個幾ら安くなったから、幾ら予算が削れましたって話ならわかるけれども、一律10%なんていうのは、みんな検討しないで、何のあれもなくて、集まって、じゃあ、これだけ金を生み出さなきゃいけないんだと。だったら、お前のところ10%削れよと、お前のところ5%削れよって、そんな予算の立て方じゃないですか。違うのかな。もうちょっと、予算ついちゃったんだけれども、これは現場で必要となったら、補正組んででもやるということの理解でいいのかな。 337 ◯委員長(中根康雄) 教育部長。 338 ◯教育部長(遠藤和俊) 学校に一律10%というのは、確かに、やり方としてはご指摘のとおりな部分があるかもしれませんけど、学校に教材を精選させるということは、今後、学習指導要領の改定もございますし、必要なことだとは思います。ただ、お尋ねのように、子どもたちに影響が出るようなことはしないようにしていきたいというふうには思います。 339 ◯委員長(中根康雄) 企画部長。 340 ◯企画部長(下田和敏) 今の副教材費のことですが、それとあと一律10%とかそういったことに対することですが、基本的には、そのシーリング目標というものを出して、それで市民生活に影響を与えないように、市のほうの経費のところをいかに削減するかというような目標で、職員全員でやってきました。  それで、副教材費に話がいきますが、副教材費については、毎年、先ほどおっしゃったようにやっているわけですね。その中で、その質を下げないで、これは担当のほうですが、質を下げないで、でもこの予算でできるだろうという見込みを立てたからそれが出てきたんです。それによって副教材費の質を下げたり何とかということだったら、おっしゃるとおりですが、そうしたら、そういうふうに予算で見込んだら、不用額で余らせるんじゃなくて、当然、予算をやるときにそれぞれ見込みを立てたならば、当然、予算のときに下げておくのが、これは普段からおっしゃっていることでしょう。そもそも予算というもので取っておいて、後で余ったら不用額に残せばいいやっていうそういうもんじゃなくて、やはりぎりぎりを見積もりした結果、そういうふうにして予算を編成した立場とすると、そういうふうに解釈しております。以上です。 341 ◯委員長(中根康雄) 瀧島委員。 342 ◯委 員(瀧島愛夫) 企画部長のご答弁、ごもっともなんだけれども、じゃあ、ほかの経費も全部そういうふうに精査して、不用額が出ないような予算組んでいる自信があるんだな。 343 ◯委員長(中根康雄) 企画部長。
    344 ◯企画部長(下田和敏) はい、基本的にその部分を精査して、うちのほうではそのように最低の予算というか、必要最小限の、十分目的を達成するために必要な経費の最小値といいますか、それを見込んで予算はそれぞれ組んでいるつもりです。ただ、結果として、それは入札があったり、事後何とかあったり、いろんなことで不用額というのは出ます。  それで、足らないほうの影響が大きいので、不用額みたいなところではどうしても生じる、それは何割かは生じますが、あらかじめ不用額を見越して予算はつくっておりません。 345 ◯委員長(中根康雄) ほかにございますか。鈴木委員。 346 ◯委 員(鈴木拓也) 副教材費なんですけれども、10%削減は、学校なり副教材をどれにするかって選ぶ教員にはどういう話をするんでしょうか。10%削られたから、その枠内で、質よりもやっぱり枠内でという話に結局なるんじゃないかというふうに危惧するんですが、どういう話を現場にしていくつもりなんでしょうか。 347 ◯委員長(中根康雄) 教育部長。 348 ◯教育部長(遠藤和俊) 今回の予算全般につきましては、既に、校長会のほうに説明をしていまして、そういう中で副教材についても精選をしてほしいということでお伝えをしてございます。 349 ◯委員長(中根康雄) 鈴木委員。 350 ◯委 員(鈴木拓也) 結果として、やはり質が下がってしまうという危惧が残ってしまうということを言いたいと思います。  それから、同じものを選んだ場合は、保護者の負担がふえてくるということになると思うんですけれども、東京都の場合は、教材活動費という項目で保護者負担を統計取っておりまして、例えば、小学校ですと、平成15年と平成20年を比べると、1,026円ふえているんですね、保護者負担が。中学校は、平成15年と平成20年で268円ふえていると。副教材費は、この間、保護者負担は増え続けているということが、都としては言えてると思うんですけれども、羽村では、その辺がどうなっているかという統計を検討した上で、この副教材費の問題、10%削減ということになっているかどうか、その点をお願いいたします。 351 ◯委員長(中根康雄) 教育部長。 352 ◯教育部長(遠藤和俊) 平成20年度の実績を踏まえて今回の対応を図りました。以上です。 353 ◯委員長(中根康雄) 鈴木委員。 354 ◯委 員(鈴木拓也) ちょっと、今、よくわからなかったんですけれども、平成20年度の実績で削ったというのは、もう少し詳しく、経年的にどういうふうになっているのかということも含めてご説明ください。 355 ◯委員長(中根康雄) 教育総務課長。 356 ◯教育総務課長(小林幸子) まず、市が予算を立てている副教材費については、ここ5年間以上、小学校が1,600円、中学校が2,100円ということで、予算は変わってはございません。この副教材費というのは、市が予算を立てた後に、各学校に配当をいたしまして、学校のほうで先生方が選ばれた教材について、保護者の負担を軽減するために学校でその分を、例えば、2,000円買うのであれば、1,600円はその副教材費、市から配当されたお金でやって、残り400円については保護者の方の負担をいただくということになっております。  幾らぐらいかかっているかというお話でございますが、具体的に数字としては、過去のものは持ってございません。ただ、先だっての一般質問の際に、鈴木委員からもご質問がありました保護者負担というところで、学校徴収金というのがどれぐらいあるかというのは、先だっての一般質問の際に調べておりますが、実質的には、羽村に限らず、やはり学校での教材費というのは、保護者の方に負担をいただいている部分というのは、多かれ少なかれあるのではないかというふうに考えております。  また、26市の中で羽村につきましては、近隣も含めてですが、副教材等を、中には特に補助をしていないという市もございますので、そういった部分では、保護者の負担軽減というのは、教材費のみならず、そのほかランドセルカバーですとか、1年生に対しては学童帽を配るですとか、また、音楽会への参加の負担といったいろいろな形で、全体の中で保護者負担の軽減も図っているところでございます。以上です。 357 ◯委員長(中根康雄) ほかにございますか。中原委員。 358 ◯委 員(中原雅之) 3点質問いたします。  第1点は、315ページ、下のほうに工事請負費というのがありまして、維持補修等工事費、富士見小学校、栄小学校校舎外壁補修工事、この内容ですね。それと、これに関連して、この前、一般質問で市川議員からも出たんですが、栄小の4階の空調が耐用15年のところ、もう28年ですか、倍ぐらい使っていて、現場で聞いたら、とにかくいろいろ工夫して使っている、修理しながら使っていても、それだけ古いから授業中とまるということだって、あり得ないことではないという話も聞いているんですよね。ですから、それを防衛の補助待ちでほったらかしているのも問題なんですけれども、いろんなきめ細かな補助金なんかも出ていますし、この中で、それをやるとこの範囲内で収まらないかもしれませんけど、どうせ外壁工事やるんだったら、その足場なんかも組んだりするでしょうし、一緒に空調工事をするということを考えられなかったのかですね、それもちょっとお伺いします。  2点目は、333ページ、幼稚園の関係です。幼稚園の保護者負担軽減なんですけれども、予算案の説明書を見ますと、私立幼稚園に在籍する園児の保護者の経済的負担を軽減と、優遇措置の拡充というふうに、この説明がしてありますけれども、どれぐらい軽減拡充がされるのかと、この予算で。その辺をちょっと、もう少しわかりやすく説明をいただきたいと思います。  次に、341から343ページなんですけれども、郷土博物館の関係です。これらの343ページに文化財説明板作成設置委託料とあります。これも、これが幾つぐらいですかね、更新するのか、新たにつくるのか。要するに、結構古いのもあるわけですね。日焼けして何か色が薄くなったり、文章の表現がどうかと思うような気になるのもあるんですけど、その辺をどれだけやるのかですね。  それと、郷土博物館関係で、ついでって言ったらあれなんですけれども、私も、濱中議員も、羽村市史の編さんをということを言ってきて、今までの答弁では、少しずつ資料を集めているけど、まだそういう時期には至っていないという答弁がずっと続いているんですけれども、小中一貫教育で羽村学というので、羽村のことをいろいろやるんだという話ですよね。前から私が言っておりますように、羽村の遺跡発掘とか古いところは、よく今までやられていると思うんですけど、近現代史ですね、特に戦後のものとか、その前後がやっぱりかなり遅れているんですよね、調査が。いろいろ聞き取りをされているけれども、まとまっていないと、そういうふうなものがありまして、すぐに羽村市史というわけにもいかなくても、やはり羽村学ということでやるんだったら、その一番遅れている近現代史については、やはり思い切って調査員をふやして、ちゃんと調査していくべきじゃないかと思うんですが、その辺をどう考えておられるか、その点、お願いします。 359 ◯委員長(中根康雄) 建築課長。 360 ◯建築課長(指田富一) それでは、中原委員のご質問にお答えいたします。  ページが315ページでございますが、小学校の外壁補修、これは富士見小学校及び栄小学校の外壁の補修でございますが、この両校とも、まず、富士見小学校は、昭和44年に最初に建てられています。それで、昭和53年までに増築をしてございます。それから、栄小学校につきましては、昭和46年に一番最初に建てられまして、昭和54年ぐらいに増築をしております。そんな中で、今回、外壁の補修につきましては、外壁のひび割れですとか、屋上のパラペットっていう、壁がずっと立ち上がった、人が落ちないように少し高くなっていますけれども、その笠木とか、そういったものがひび割れているとかそういうことで、落下をするという危険性がありますので、これを早期にやりたいということが主な工事内容でございます。  それから、先ほど栄小学校の空調のお話がございましたが、これにつきましては、以前、委員さん、建築のほうにもお見えになりましてお話しをしたんですけれども、当初からですと、大分25年ぐらいたっているんですけれども、その間に、現在までの間、15年ぐらいたっているんでしょうか、一度空調の取り替えをしております。その後は取り替えをしていないんですけれども、オーバーホールをしております。これは平成19年に一度やっております。それから、平成21年にもやる予定になっております。オーバーホールすることによって、そういった空調等の故障が起きないように、とりあえず処置をしたいと。それから、補助金等が確保できれば、その時点で全面的な空調の取り替えをしたいと、そういう考え方でございます。よろしくお願いいたします。 361 ◯委員長(中根康雄) 保育課長。 362 ◯保育課長(雨倉久行) 私立幼稚園の保護者負担軽減の関係でございますが、優遇措置と申しますのは、333ページのその上に、就園奨励費というのがございます。こちらは国の補助金で、市の持ち出しというか、上乗せでやっているわけなんですが、国のほうで、2、3年前から、兄、姉が1年生になったときも第1子、第2子の考え方がありまして、小学校へ上がった方が第1子、幼稚園にいる方が第2子というようなことで、優遇措置を設けてまいりました。で、次の年には2年生まで、次の年は3年生までということで、今、3年までいっております。それが保護者負担軽減、都のほうにはございませんでした。それを東京都のほうで国の就園奨励費と合わせるような形で優遇措置を設けまして、小学校3年生まで、兄、姉がいるそういう世帯も対象となったことで優遇措置ということで載せていただきました。以上でございます。 363 ◯委員長(中根康雄) 教育部長。 364 ◯教育部長(遠藤和俊) 4点目の文化財の説明板の関係でございますが、市内に全部で58カ所、説明板がございます。これについて、修繕の必要なものを文化財保護審議会などにも諮りまして、17カ所補修する予定で、今、計画をしてございます。平成22年度につきましては、伝三田雅楽助平将定等の墓と根がらみ坂の部分ですね、その2カ所について改修をする予定になってございます。  それから、5点目の市史の編さんの関係ですが、基本的には、今までお答えしてきたとおりでございますが、例えば、本年度、企画展におきまして、羽村の養豚を取り上げました。そういう中で、その成果についても、博物館の紀要として残しておきますし、また、合わせていろんな形でかなり高齢者も多くなっていますので、聞き取りを鋭意進めていくということと、それから、早くそういうものをやるために人材をふやしたらどうかというようなお尋ねもございました。その辺につきましては、平成22年度から市民の郷土研究員制度の、これはまだ仮称ですけれども、そういったものを設けまして、講座を終了した方を、こういう方に郷土研究員という形で位置づけて、そういう方にそういった、いわゆる資料づくりですね、そういったものをやっていただきたいというふうに考えております。以上です。 365 ◯委員長(中根康雄) 中原委員。 366 ◯委 員(中原雅之) まず、小学校の外壁の関係ですね。空調については、オーバーホールで故障のないようにしていくというお話でした。栄小は、この前伺ったときに、1、2、3階は途中で直したんだけれども、4階のほうが特に古くなっているという話を伺ったんですけれども、空調機っていうのは、水がたまったりしてさびやすいという問題があったり、そういうことで耐用年数も15年って決まっているんじゃないかと思うんですけれども、まあ、あれですか、オーバーホールで大丈夫だと、子どもの授業に絶対差し支えないというふうに自信を持って言えるならそれで結構ですけれども、その辺はどうでしょうか。  それと、幼稚園の関係です。就園奨励費と保護者負担軽減の関係が東京都の制度が拡充されたということですけれども、これは予算書には拡充軽減と書いてありますけれども、じゃ、東京都の制度がほとんどで、市として何かそれに上乗せしてとか、何か努力したところがあるのかどうか、その辺をちょっとお伺いします。  3点目ですけれども、一般質問でも何度も取り上げているんですけれども、特に、戦中、戦後の歴史を知っている方がかなり高齢で、急がないと聞き取りができなくなると。十分聞き取れないままお亡くなりになられた方も、何人か、私知っておりますけれども、そういう点では、今までと同じペースじゃ、ちょっと間に合わないんじゃないかと思うんですね。今のお話ですと、市民を養成してということですけれども、それはそれで結構なんですけれども、やはりもう少し資料収集とか聞き取りをしっかりやる必要があるんじゃないかと思うんですけれども、ちょっとその辺がどうも何か必要とされているペースに合わないんじゃないかという気がするんですけれども、その点、もう一度お願いします。 367 ◯委員長(中根康雄) 建築課長。 368 ◯建築課長(指田富一) ただいまの学校の栄小の空調の関係でございますが、授業に支障のないように工事をしたいというふうに思っております。以上です。 369 ◯委員長(中根康雄) 保育課長。 370 ◯保育課長(雨倉久行) 市の単独の補助金単価につきましては、変わってございません。 371 ◯委員長(中根康雄) 教育部長。 372 ◯教育部長(遠藤和俊) 市史の編さんの関係でございますが、やはり基本的な考えとしては、今、ご指摘のありましたように、聞き取りをしていくということだと思うんですけど、高齢化しているので早くというようなお尋ねだったと思うんですけど、だれでも聞き取れるということでもないと思いますので、先ほど申し上げましたような市民の郷土研究員などを育成するということも大切だというように思います。  いずれにいたしましても、調査、聞き取り、資料収集ですね、こういったものを積み重ねていきたいというのが基本的な考えでございます。 373 ◯委員長(中根康雄) ほかにございますか。濱中委員。 374 ◯委 員(濱中俊男) 羽村市史について、さらにお尋ねしたいと思います。  今、いろいろ聞き取りとか調査をされるということなんですけれど、私も、福生市史と青梅市史を調べまして、前市長さんにお会いして、発刊したお気持ちなどもお伺いいたしました。そのときは、私が感じたのは、市長の決断一つだなというふうに思います。予算的にも、印刷の面がかなりしまして、今は、例えば、携帯電話で小説が読めるような時代です。別に印刷にしないでも、そういったものを編さんするという大方針をつくれば、5年ないし10年間でまとめることができるというふうに思うんですね。ただ、いろいろ資料を集めているというだけでは、まとまりません。いつまでにやるという方針さえ決めれば、それほどまとまった予算がなくて羽村市史という形でまとまるのではないか、発刊できるんではないかというふうに思いますが、お尋ねいたします。 375 ◯委員長(中根康雄) 並木市長。 376 ◯市 長(並木 心) 今、教育委員会のほうからお話がございました郷土博物館の専従の事業ということより、やっぱり羽村全体の中でこのことは財産として残しておくべきだというふうに思っております。そういう意味では、どういうスタッフがいて、どういう人に、適材適所で、方向性とかそういうものをきちんとやっていただきたいという気持ちはありますので、私は、ことしから、そういう意味では、郷土博物館でそういう市史に向けてという羽村の歴史については、やっぱり一層力を入れていきたいというふうに思っておりますし、教育委員会のほうにもそういう要請は、予算をつくるときにもそうでしたし、今後もそういう充実したものとして取り組んでいくようにということは、指示をさせていただいております。 377 ◯委員長(中根康雄) よろしいですか。ほかにございますか。大塚委員。 378 ◯委 員(大塚あかね) 何点かあるんですが、まず、3点ほど質問いたします。  311ページの小中一貫教育に要する経費で、学習コーディネーターの報酬80万円が計上されているんですが、これはどういう人なのかということと、やはりこれから小中一貫を進めていく上で、このコーディネーターだけの予算しか来年度は計上されていないんですが、果たしてこれでちゃんと進めていくことができるのか。やはり事務経費とか、この間も一般質問でお伺いしましたけども、広報にもお金がかかるでしょうし、説明会とかいろいろな経費がかかると思うんですが、これだけの経費で来年度、小中一貫を進めていくことができるのか、その辺の予算の確保についての見解をお伺いします。  それから、2点目は、317ページの松林小学校の芝生化事業について伺います。  この間からの説明で、この芝生のメンテナンスは学校中心の管理団体で行っていくということがありましたけれども、やはりPTAというのは毎年毎年変わっていくわけで、PTAと保護者の理解がちゃんと得られているのかということと、組織の維持がちゃんと、これからずっと芝生の維持が大変なものですから、組織の維持もできていくのかということと、あと設置工事と設備工事はどこが行うのかということを伺います。  それから3点目は、ゆとろぎとスポーツセンターの委託料で、清掃業務に関してなんですが、ちょっと市民の方からもご意見ありまして、ゆとろぎの場合は9時から開館ということなんですが、9時で、例えば、予約した会場に行くと、まだ清掃が終わっていなくて、清掃の方がいらっしゃって、9時から借りて、9時からの料金を払っているのに、清掃が入っているために活動ができないというご意見を何回か聞いています。それから、スポーツセンターのほうなんですが、特に更衣室なんですが、着替えている最中に急に清掃に入ってこられて、寒い思いをしたという意見も聞いているので、清掃業務に関して、一体契約の段階でどういった契約になっているのか。普通、清掃っていうのは、活動が始まる前に行うとか、特に更衣室なんていうのは、始まる前か、終わった後にやればいいんじゃないかなと思うんですが、その辺の契約の内容についてお伺いします。 379 ◯委員長(中根康雄) 指導室主幹。 380 ◯指導室主幹(黒羽次夫) 小中一貫コーディネーター及びその予算についてのお尋ねについてお答えいたします。  まず、小中一貫コーディネーターといたしまして、学習コーディネーターと英語コーディネーターというのを設置いたします。どういう方がということですけれども、今年度、武蔵野小学校と羽村第三中において、試行的に入れました。その中では、教員免許を持った方がお二人ともそうです。それと、英語と数学ということですので、英語の免許、数学の免許をそれぞれ持った方にお願いをして、小中学校のコーディネイトをしていただきました。  それから、それ以外の予算の確保についてですけれども、平成22年度は、武蔵野小学校と羽村第三中学校で実施計画をつくることになります。その実施計画の中に盛り込んでいくべき内容についての予算化というものも、今後、各学校、三中と武蔵野小において、特色の中で上げていただくことになっております。特色のことにつきましては、今後、審査会等を経まして決定をさせていただくということになっております。以上でございます。 381 ◯委員長(中根康雄) 教育総務課長。 382 ◯教育総務課長(小林幸子) それでは、松林小の芝生工事の関係でお答えを申し上げます。  委員ご指摘のとおり、芝生化した後の維持管理というのが非常に重要になってまいります。この件につきましては、学校とも十分、今、話し合いをしておりまして、学校長のほうもPTAですとか、あるいは町内会、まずは学校自体が主体になることが一番重要になってまいります。おっしゃるとおり、PTAですとか町内会ですと、役員の方も変わってまいりますので、まずは学校が中心となって維持管理組織の事務局は学校に置くというのが基本になっております。そうした中で、きちんとした継続的な維持管理ができるように学校として取り組んでいく、また、教育委員会も、その部分については支援をしていくという考え方でございます。  設置工事はどう行うかということで、(「どこが」と呼ぶ者あり)どこが、(「業者というか」と呼ぶ者あり)、どこの会社がということですか。どこの会社かというのは、まず、この工事につきましては、予算上もございますが、学校の校庭の整備も含めての工事を今、予定してございます。基本的には、これから予算を認めていただいた後、入札ということになってまいりますので、ちょっと今の段階では、どこのというのは、まだ未定ということでございます。以上です。 383 ◯委員長(中根康雄) 生涯学習課長。 384 ◯生涯学習課長(田中繁生) 3点目のゆとろぎの清掃の関係でございます。  委託の内容につきましては、施設維持管理委託料ということで、ビル管理会社のほうに一括して委託をしております。その中には、ビルの、いわゆるメンテナンスも含めた形の総合的な委託契約でございます。  それで、清掃の内容でございますけれども、午前7時半から清掃に入りまして、開館までの9時までの間に終了するという内容でございます。清掃の順番につきましては、まず最初に、使用をされる部屋を優先的に清掃いたします。それから、順次、例えば、午前中にあいている部屋などについてはその後に清掃するというふうな形で、まず、使用する部屋を真っ先に清掃するという形をとっております。ただいま委員さんのほうから9時の開館以後にも、まだ清掃しているというふうなことをお話しをいただきました。もし、そういうことがあれば、調査の上、私どものほうでも対応したいと考えております。以上でございます。 385 ◯委員長(中根康雄) 体育課長。 386 ◯体育課長(堀松英紀) スポーツセンターの清掃委託料でございますが、今、委員ご指摘のように、更衣室を使っているときに急に入ってきて寒いと、清掃するので、窓をあけて寒かったのというように思いますが、まず、時間が午前7時半からと、ゆとろぎと同じ時間でございます。それから、常駐が2名でございます。予算が928万円と、平成21年度は928万円、今年度、平成22年度は673万6,000円というこの減の部分につきましては、常駐者の清掃時間の減、時間の短縮、それから、じゅうたん清掃、年4回のものを1回、ガラス清掃、年3回のものを1回というようなものの減でございます。  それから、今、言われました、急に清掃に入ってきて寒いということで、その部分につきましては、委託業者のほうに、利用される時間の方々の、特に多く利用される時間がこちらでもわかりますので、きちっとその辺を指導して、利用者にご不便をかけないようにしていきたいと思っております。以上でございます。 387 ◯委員長(中根康雄) 大塚委員。 388 ◯委 員(大塚あかね) わかりました。  まず、小中一貫のほうなんですけれども、来年度は数学ということで、羽村学と人間学のほうは、今年度は予定していないということだと思うんですが、あと、これから特色ある学校の中の経費で賄うとおっしゃっていましたけど、それを今までもずっと武蔵野、三中はそれで交付金の中でそれぞれやってきたわけで、そこにプラスで小中一貫の授業が入ってくるわけですから、果たして、それで大丈夫なのかなと危惧するわけですね。やはり、この間も言いましたけど、小中一貫をちゃんと進めていくんだったらば、プラスアルファでちゃんと予算を確保していくべきだと、私は思うんですけれども、その辺の考えをお伺いします。  それから、芝生のメンテ化のことなんですが、当然、維持管理は継続していくようにするということはわかりますけど、やはりそうすると、今、働いているお母さんとか多いわけですから、そういった方がこれから、松林小学校に入学すると、ある程度やっぱり父兄の負担もふえてくるんじゃないかと思うんですよ。そういったことの理解を、どういうふうに得ていくのかということがあると思うんですね。やはり、今現在いらっしゃる方は、「芝生化するんだからしょうがないわ」という思いもあるかもしれませんけど、これから入学する人は、「仕事をしているのに、維持管理までやらされるの」っていう、逆に、今までの校庭が「雨でメンテが大変」という意見の代わりに、今度は、「芝生の手入れをしなければいけないの」という意見も出てくるんじゃないかと思うんですが、その辺をどのように納得させていくというか、継続させていくのかということをお伺いします。  あと、ゆとろぎとスポーツセンターに関しては、ぜひそういった利用者に迷惑がかからないような形で図っていただきたいなと思います。 389 ◯委員長(中根康雄) 教育部参事。 390 ◯教育部参事(中澤正人) 小中一貫の予算のことについてですが、もちろんコーディネーターだけでうまく回っていくとは考えておりません。これは一般質問の中でもお答えさせていただいたかなと思いますけれども、例えば、小中一貫教育の中で、小学校1年生の教育の充実というところの中で、副担任とか、まだ具体的に今、人事が動いているところですので、決定というお話ではないんですけれども、予定としては、小学校1年生には副担任をつけるとか、あるいは英語、数学の、いわゆる相互乗り入れのために非常勤の先生方をつけるというようなことについては、これは市の予算ではなくて、これは都の予算で賄いますので、そうした都の予算等を活かしながら、この小中一貫教育の充実を図っていきたいと考えております。  なお、特色ある教育活動の予算については、もちろんそこも使っていくわけですけど、これは、先ほど説明しましたように、そこの学校の特色づくりですので、小中一貫教育というのは、これはもうどの学校もベースになります。さらに、その上に、武蔵野小と三中の中で小中一貫ということを進めていく中で、隣接型として特色を出したいというところの部分のプラスアルファについて、特色のところの予算の中で使っていただければということで考えているところでございます。以上です。 391 ◯委員長(中根康雄) 指導室主幹。 392 ◯指導室主幹(黒羽次夫) 先ほど、学習コーディネーターについて、数学ということでお話しましたけれども、来年度から、羽村学と人間学というのも試行いたします。その中で地域の人材の発掘、そして導入等も、その学習コーディネーターにやっていただくこということを考えております。以上でございます。 393 ◯委員長(中根康雄) 教育総務課長。 394 ◯教育総務課長(小林幸子) 芝生の管理の関係でございます。  委員ご指摘のとおり、忙しい皆様に何度も来ていただくというのは、なかなか継続にならないというところがあろうかと思いますが、一つには、まず、芝生を選ぶにあたって、維持管理の容易なものを選んでいくというのが一つあるかと思います。また、保護者の皆様には、学校の支援というところのご理解をいただくことを継続してお話をさせていただく必要があろうかと思います。  それともう一つ、この東京都の事業でございますが、備品の購入につきましても補助が出ておりまして、備品購入費といたしまして、乗用の芝刈り機ですとか、何人かがまとまって芝刈りできるように、手押しのものも20台ほど用意をさせていただく予定でございます。お一人の方、限られた方に負担がかからないような形で維持管理を進めていきたいと考えております。 395 ◯委員長(中根康雄) 生涯学習課長。 396 ◯生涯学習課長(田中繁生) ただいまの清掃の件でございます。  やはり清掃につきましては、施設をいつまでも美しい状態で保っていく上で重要な業務であると思っております。また、私ども、施設につきましては、あくまでお客様が第一でございます。おいでいただいたお客様に、いつまでも気持ちよくご利用いただけるよう、今後も努めてまいります。以上でございます。 397 ◯委員長(中根康雄) 大塚委員。 398 ◯委 員(大塚あかね) 話が、小中一貫、元に戻っちゃったんですけど、だから、羽村学、人間学の学習コーディネーターはどういう方なんですかということを最初に伺ったんですけれども。 399 ◯委員長(中根康雄) 指導室主幹。 400 ◯指導室主幹(黒羽次夫) 羽村学、人間学につきましては、地域の教材等が中心になりますので、地域をよく知っている方ということで、その方が現在は数学の免許を持っていらっしゃる方ということです。以上です。 401 ◯委員長(中根康雄) 指導室主幹。 402 ◯指導室主幹(黒羽次夫) 現在、試行的に三中と武蔵野小に入っていただいている方を、来年度も継続してお願いしようと思っていますけれども、その方が地域の方で、地域をよく知っている方で、教員免許を持っている方ということです。そういう方を予定しております。以上です。 403 ◯委員長(中根康雄) 体育課長、答弁ありますか。体育課長。 404 ◯体育課長(堀松英紀) ゆとろぎと同様に、委託業者にきちんと指導してまいります。以上でございます。 405 ◯委員長(中根康雄) 鈴木委員。 406 ◯委 員(鈴木拓也) 小中一貫で関連の質問です。  学習コーディネーター、英語コーディネーターで、教員免許有りで、英・数の免許があるということなんですけれども、教師の経験は何年ぐらいある方なのかと。それから、勤務は何曜日の何時から何時ということになるのか、そこまでお願いいたします。 407 ◯委員長(中根康雄) 指導室主幹。 408 ◯指導室主幹(黒羽次夫) 今年度入っていただいて、来年度も継続していただこうと思って、また、学習コーディネーターにつきましては、教員の経験は、もう30年以上という方です。英語コーディネーターの方につきましては、英語の免許は持っていますけれども、実際の現場の経験はございません。  勤務日数ですけれども、これにつきましては、学校と相談の上、今後、予算の範囲内で決定していきたいと思っております。以上です。
    409 ◯委員長(中根康雄) 鈴木委員。 410 ◯委 員(鈴木拓也) 勤務日数ですが、80万円なわけですね。そんなに多くないんですが、大体、学校と相談ということですが、羽村市としては、教育委員会としては、どういうペースだったら80万円なんだろうということで考えられているのかということと、それから、具体的にどういう仕事をするかということで、さっき、地域の人材発掘ということがありましたけど、ほかに、これまで説明してきた以上に詳しくこの仕事をやってもらおうということが、はっきり考えとして決まっていることがあれば、そのことをも合わせてお知らせください。 411 ◯委員長(中根康雄) 指導室主幹。 412 ◯指導室主幹(黒羽次夫) コーディネーターをお願いする方につきましては、単価を2,000円というふうに考えております。そして、400時間を予定しております。その400時間の使い方につきましては、例えば、人間学で職場体験のサポートをしていただくということになりますので、そのときには集中してやっていただくということが出てくるかと思います。  カリキュラムが、羽村学も人間学も、3年間研究しましたカリキュラムがもうすぐできますので、それをもとに具体的な仕事をしていただくということです。地域の人材、例えば、羽村の水と言えば、こちらの水道のほうもありますので、その方と話をしてもらったり、そういうことも考えたり、それから動物園を使ったりすることもありますので、動物園の園長先生とか職員の方にアポを取ったり、そういう仕事もやっていただきます。  それから、英語コーディネーターにつきましても、同じようにカリキュラムができますので、小学校と中学校をつなぐ、具体的には、それぞれの授業に入っていただいて、具体的に先生と協力したり、先生に指示をしていただいたりしながらやっていただくということを考えております。 413 ◯委員長(中根康雄) よろしいですか。水野副委員長。 414 ◯副委員長(水野義裕) 1点だけ、関連ですけれども。小中一貫に関して、特色ある教育のお金を使うような、足りないところはね。足りないところがよくわかりません。今まで特色ある教育のために1,000万円あって、今までの配分は、ほぼ横並びだったと思うんですね。その使い方については、私は、いろいろ言いたいことがあるんですが、今後、今、特色あるの中で、三中、武蔵野小のために、例えば、全部使っちゃうとか、例えばですよ、そんなふうなことはお考えであるかどうか。今までの申請に基づいて査定をした額を見てみると、ほぼ横並びなんですよ。それが崩れることの可能性があるか、ないか。それから、もしそうだとすると、そのあたりについて各学校にきちっと了解を得てあるかどうか、その点について伺いたい。 415 ◯委員長(中根康雄) 教育長。 416 ◯教育長(角野征大) 先ほど、瀧島委員からの特色のときにちょっとお話しましたけど、まさしく、この厳しい状況の中で1,000万円というのを予算化しているのは、相当なやっぱり私どもは、重みがあるというふうに受けとめております。ちょっと誤解をしないでいただきたいのは、特色を使って一貫教育の補てんをするんだとかいうような発想ではありませんので、本当に、武蔵野小あるいは第三中学校もそうですが、これこそがうちの目玉商品だと、教育を実践していく上でここが必要なんだというところを審議会で審議していただいて配分していくということで、それが審議会のほうで、これでいいんじゃないかということになれば、使ってもらってもいいわけですけれども、ここずっと1,000万円になってきたのは、私なんかの願いでは、2,000万円になったり、3,000万円になれば、これはいいんですけれども、それだけのことを説得するだけのものは、残念ながら、これまでの実践の中では、相当説得力のあるものは現実には、まだまだ見えてきていないということがありますので、努力をしてもらいます、10校それぞれ。そして、なおかつ、割る10じゃなくて、本当にそれでいいのかなということを精査しながら予算というのは使っていくべきだろうと、そういう基本的な認識を持っていますので、1カ所だけ集中するとそういう、使い方によってはそういう考え方もあるかもしれませんけれども、現段階では、そこまでのことは考えておりません。できる限り10校の中に有効に使ってもらいたいというのが願いです。 417 ◯委員長(中根康雄) よろしいですか。ほかにございますか。あと何名いらっしゃいますか。7名ですね。  しばらく休憩したいと思います。                                     午後3時12分 休憩                                     午後3時25分 再開 418 ◯委員長(中根康雄) 休憩前に引き続き会議を再開いたします。  質疑ありませんか。小宮委員。 419 ◯委 員(小宮國暉) 367ページの国民体育大会に要する経費という中で、これは準備委員会の経費が計上されております。これについてと、もう1点、同じスポーツセンターの中のことを質問いたします。  この国民体育大会に向けての準備委員会は、昨年でしたか、設立いたしまして、平成25年に羽村市にやってくるという。これは大変な羽村市にとっては一大イベントだと。それから、羽村市を全国にアピールする一大チャンスであるという認識のもとで質問させていただきますが、実施計画でいきますと、平成23年には耐震補強ですか、これの設計が計上されております。それから、実施に向けた整備工事という実施設計の設計料として載っておりますけど、この準備委員会の中身は、いろいろと工夫されているとは思いますけれども、ハード面とソフト面、両方合わせてひとつ、こういう機会ですから、市長が先頭に立って、その中身というものをよく精査されればというふうに思いますが、その点、よろしくお願いしたいと思います。ちょっとその辺について、お考えを、この準備委員会それから大会に向けての市としての意気込みといいますか、それが形になってあらわれると思いますけれども、その辺のスケジュール等を教えていただきたいというふうに思います。  もう1点は、これは同じくスポーツセンターの中のことなんですけど、特に最近というか、昨年からホールの空調設備が壊れているというか、冬場寒くてしょうがないという意見がある。いつ直してくれるんだろうな、なんていう声が聞こえました。関係者に聞きましたら、この国体の整備、大規模改修に合わせて空調を整備するんだよということを聞きました。これについては、張り紙をするなり、またはそういった計画がありますよということを広めていただきたい、広報してもらいたい、そういうことでございますが、いかがでしょうか。 420 ◯委員長(中根康雄) 並木市長。 421 ◯市 長(並木 心) 国体の関係ですけど、これは、最初から東京都が一回り回ってまた来ると。それで、東京オリンピックとの関連で、ずっと都心のほう、8キロのところで東京オリンピックと。で、国体のほうは都下でと、そういうふうな形で、最初、言葉は「多摩国体」というような言葉を使いながらずっとやってきたんです、10年間。そして、私自身も、せっかくだったら体育施設あるいは環境も、23区と都下は違うから、この国体というのは東京国体で、都道府県の名前で国体の正式名称ですけれども、そのときに通称じゃないけれども、イコールで多摩国体という言葉を市長会でも使わせていただきたいと。そして、それをきっかけに、東京オリンピックではそこの競技場の便利なところを区民は享受できるけれども、我々のところは、なかなかそこに、行くのに1時間もかかるようなものだから、その分だけ国体のほうに力を入れてくれと、こういうことでずっとやってきたものでございます。その趣旨からすれば、残念ながらオリンピックはこういう形になりましたので、都心のほうも国体については東京国体という「東京」という言葉を使って、こちらができなきゃ、こっちで引き受けてもいいよみたいな雰囲気がこれから出てくる可能性もゼロとは言えませんけれども、なるべく最初の趣旨のとおり、我々西多摩にしたって、体育施設、環境が悪いわけですから、これをきっかけにそういうものにしていきたいという意気込みは強く持っておりますし、市長会の中でも、そういう意味では、区内じゃなくて、そのハンディを埋めるためにも国体も多摩国体として成功させたいというふうに思っておりますので、そういう意味では、羽村市だけではなくて、いろんな意味で、いろんな要素を入れながら成功させたいし、我々はバレーボールを引き受けますけれども、それだけが小さな目的ではなくて、きちんとそこに付加価値をつけながら、体育環境、スポーツの環境のためにも、そして、羽村市そのものが正当な形でほかの人に認知してもらうと、これも形づけながらやっていきたいと、そういう意気込みでございます。 422 ◯委員長(中根康雄) 体育課長。 423 ◯体育課長(堀松英紀) 2点目の、スケジュールそれから設計、ハード、ソフト面というご質問でございましたので、そのお答えを申し上げます。  スケジュールにつきましては、準備委員会が昨年の7月17日に設立をしていただきましたので、本年度7月ごろに、国体が正式に東京国体が決定されますので、その後、実行委員会に切り替えまして、準備委員会から実行委員会に切り替えまして、その中で、今、市長が申し上げましたような中身だとかという部分を実行委員会の中で十分検討していくということでございます。  それから、施設の整備につきましては、平成23年、24年というふうに考えておりますが、幾つかの東京都の補助事業、施設整備費の補助も計画がありますので、そういうものをもらいながら整備を進めていきたいというように思っております。  それから、先ほど空調機のお話がございましたが、空調機につきましても、その中で一緒にやっていきたいというふうに考えております。以上でございます。 424 ◯委員長(中根康雄) 小宮委員。 425 ◯委 員(小宮國暉) 市長のご答弁の意気込みというもの、一つの例を挙げて提案させていただきますが、例えば、先ほど来、羽村の市史の編さんですか、これがまだ遅々として進んでいないという問題、これに合わせて編さんをして、来る選手に無料で配るとか、そのぐらいの配慮は必要なんじゃないかと。これは、羽村はこういう市ですよということと合わせて、観光資源なり地場産業なり、あるいはアクセスですね。羽村駅からスポーツセンターまでのアクセス、草が生えていたり、道路の整備が行き届かなかったりすれば、これは考え方は立派だけれども、ハード面で全然汚い街だなんて思われたんじゃ話にならない。そういう意味で、ハード面も合わせて考えていただきたいというのが私のあれなんですけど、その辺はどういうふうに持っていくか、ちょっとお答え願えれば助かります。 426 ◯委員長(中根康雄) 教育部長。 427 ◯教育部長(遠藤和俊) 平成25年度の国体につきましては、羽村市がバレーボールの成人女子の地区会場になっているわけですけど、ご指摘のように、それを機に市をアピールするチャンスだと思います。これは、準備委員会それから、今後、準備委員会が実行委員会にかわっていくわけですけど、そういう中でどういう取り組みをするかというのは検討していくわけですけど、全市を挙げて心ですね、おもてなしの心を持ってお迎えするような体制をつくっていきたいと考えています。 428 ◯委員長(中根康雄) ほかにございますか。石居委員。 429 ◯委 員(石居尚郎) 3点、質問をさせていただきます。  まず、1点目は、ページでいうと299ページ、下に子ども議会用消耗品と出ております。実施計画の中にも小学6校年生と2年生云々とこう文章も出ているんですけど、いつ開催をされるのか、また、それまでどういう行程で、どういう内容でと考えていらっしゃるのか、お聞きをいたします。  それから、2点目が、303ページの理科支援員賃金となるのか、また、こちらの予算説明書の中に理科教育指導力の向上、ここで3万円って出ているんですが、この内容についてお聞きしたいと思います。  それから、3点目、実施計画の36ページになるんですが、これは予算書で言えば小学校費、中学校費になろうかと思うんですが、小中学校の音楽活動の推進ということでお聞きをします。  平成21年度の現状の予算で494万6,000円が約90万円減って、460万円になっている。現状でも現場の声として、なかなか修理代というのが出てこない、何とかならないのかと。いろいろ工夫しながらやっていらっしゃる。そこで予算が減っているわけなんですが、これはどういうふうに考えていらっしゃるのか。  以上、3点お聞きいたします。 430 ◯委員長(中根康雄) 教育総務課長。 431 ◯教育総務課長(小林幸子) ご質問いただきました3点のうち2点、1番目と3番目をお答えいたします。  まず、子ども議会の関係でございますけれども、今、委員からお話ございましたように、小学校6年生と中学2年生、合計23人のお子さんに子ども議員ということで議会の活動をしていただきたいと考えております。開催の時期は、学校ともよく調整をしながらやっていく必要がございますが、今、事務局サイドで考えているのが、夏休みの平日どこかでというふうに思っております。  形式でございますけれども、まずは、市政に興味を持っていただいて、どういう仕事をしているのか、自分たちの生活とどうかかわっているのかの勉強をしていただく事前研修を行った上で、本会議場での一般質問という形で市政に対する質問をしていただく予定でございます。  それから、3点目の楽器の関係でございますが、ご指摘のとおり、確かに厳しい金額となってございます。ただ、私どものほうの認識といたしましては、楽器の修繕に関しては、予算を減らすということはしてございません。備品購入費を特別楽器購入という名目で確かに予算立てすることが、今回、できておりませんけれども、平成21年度につきましても、教材用の備品の中で、学校ではキーボードを買ったり、ドラムを買ったりということをしていただいております。学校長のほうにも、校長会で今回の予算の件については、こういう状況ですというお話をさせていただいて、ご理解とご協力をお願いしているところですけれども、音楽活動につきましては、市としても、音楽のあるまちづくりという中で進めている中ではございますが、修繕等していただきながら、現状のものを使っていただくということでお願いしたいと考えております。以上でございます。 432 ◯委員長(中根康雄) 教育部参事。 433 ◯教育部参事(中澤正人) お尋ねの2点目の理科支援員の賃金と、それから3万円の、これはコア・サイエンス・ティーチャーのところの3万円かと思いますが、このことについて答弁させていただきます。  まず、理科の支援員の賃金でございますけれども、これは、東京都が実施しております、理科離れによります理科教育の充実というところの中で、支援員を派遣して各学校の、いわゆる実験を特に中心とした理科教育の充実を図るための賃金でございまして、本市小学校6校に配置をしております。  内容につきましては、今、お話をさせていただいたとおり、理科の実験の準備、片づけ、そして理科の実験に際して、担任とTTをしながら、子どもたち一人一人の理科の実験、それから内容の理解が十分いくように支援をするという内容でございます。  それから、3万円のコア・サイエンス・ティーチャーですが、これは、来年度から東京都教育委員会がお茶の水女子大学と協同して、さらにこの理科教育の充実、発展のために、指導力と教材開発力に優れたコアとなる、中心となる先生を育てるための事業でございます。本市では、1名がこの事業に参加することが決まりまして、この1名の教員に対する支援とか、それから、この1名を育てるための研修の費用ということで3万円という形でついているものでございます。このコア・サイエンス・ティーチャーが研修終了後は、この教員が中心となって、羽村市全体の理科教育の充実、発展に努めていくという形で、今後は務めていくような形になるということでございます。以上です。 434 ◯委員長(中根康雄) 石居委員。 435 ◯委 員(石居尚郎) 子ども議会に関しては、大体わかりました。市長をはじめ、理事業者の方は本当に子どもたちの質問に対して、しっかりと答えていただければというふうに思います。  それから、理科教育ということなんですが、やはり理科離れというのは、私、現場を歩いていましても、なかなか先生方も苦労されていると思います。限られた予算の中でどうしていくのかということも含めて、関心、意欲をどう持たせていくのか。そのためには、どうしても教材も必要でしょうし、工夫も必要でしょうし、場合によっては、限られた時間の中で、多摩川が近くにあれば、そこに行って観察ということもあるんでしょうけれども、以前、私、教育センターの構想というのを提案させていただいたことがあるんですが、そこで理科教育というものももっと充実していくべきではないか。これは、今後の子どもたちの将来を考えると、非常に大事な観点かなと思って質問させていただいたんですが、そこら辺のさらなる市としての充実というのを、どう考えていらっしゃるのか。細かく言えば、今、各学校にお一人、じゃあ今度、学年ってなってくると、どの辺に入っていくのか、具体的にどう展開されていくのか、もうちょっと詳しくお話をしていただければというふうに思います。 436 ◯委員長(中根康雄) 教育部参事。 437 ◯教育部参事(中澤正人) これは、3年生以上の、理科の特に実験にかかわるところ、観察にかかわるところにつきまして、当然、この理科の実験あるいは観察には準備が必要になってまいります。教員が空きの時間にこれまではやっているわけですけれども、なかなかそのところの中で十分な準備ができないと、あるいは予備実験なんかも必要になってまいります。そういうところを補って、できるだけ実験、それから観察が理科の授業と並行してそういう活動が組み立てられるようにということで、3年生以上に、基本的には実験と観察を中心についております。  さらに、安全面でも、保障ということも含めて、授業時間についても一緒について子どもたちの補助をすると、教員の補助をするという形で実施しております。  一番最初のお尋ねの、いわゆるセンター構想ですけれども、これについては、そういう施設の問題、それから人員確保の問題、このようなことも含めて、大変大きな課題になってくるかと思います。確かに、そういう施設があれば充実が図れるかと思いますので、そんなことも視野に入れながら考えていければというふうには考えております。以上です。 438 ◯委員長(中根康雄) 指導室主幹。 439 ◯指導室主幹(黒羽次夫) コア・サイエンス・ティーチャーについて、新規事業ですので、詳しく説明させていただきます。  小学校の教員につきましては、理科を不得意とする教員が多いということで、この制度ができまして、そして市内で1人、コア、核になる教員をつくりまして、その方がお茶の水大学の研修を受けて羽村に帰ってまいります。そして、その教員が小学校の先生を対象にして研修会を開いて、その研修を受けた先生が各校に行って、各校での授業を実践すると。そいうところで、来年度からコア・サイエンス・ティーチャーというシステムを使って、小学校教員の指導力の向上を図っていくと、そういうところで、本市におきましても理科教育の充実を図っていきたいと思っております。以上です。 440 ◯委員長(中根康雄) 石居委員。 441 ◯委 員(石居尚郎) 音楽のまちづくりというところなんですが、ちょうど各学校、合唱、また音楽会が盛んに行われているんですけれども、そういった中で、機器の運搬ということでも、ご父兄の車を利用されたりとか、非常に苦労されているという話も聞いております。それから、いろんなところで、かなりきついなというところを感じているんですけれども、もうちょっと、教育委員会だけではなくて、いろんなところが連携をして、細かいところまで見ていただきたいなという思いはあります。これ、いろいろちょっとやれば、工夫できるんじゃないかなということ。  それから、楽器の修繕ということに関して言えば、それぞれ学校間で貸したりとか、また、あるいは社会教育のほうから借りたりって工夫はされていらっしゃるみたいですけれども、それでも、要するに足りなくなったら、例えば、鳴らなくなったら演奏ってできなくなるわけですから、場合によっては、どうしても必要があれば補正の中でも検討していくという考えはあるのかどうなのか、お聞きいたします。 442 ◯委員長(中根康雄) 指導室主幹。 443 ◯指導室主幹(黒羽次夫) 楽器の運搬につきましては、まず一つは、指導室の事業で小中学生音楽フェスティバルというのを実施しております。その際、自動車借上料といたしまして、12万6,000円を充てております。そのほか、定期演奏会であるとかそういう部分につきましては、今でもそうなんですけれども、役所の市の庁用車のほうを利用していただいております。ただ、中には委員ご指摘のように、保護者が自主的に運搬してくださるということもあると思いますので、今後につきましては、その辺も詳しく調べて検討していきたいと思っております。以上です。 444 ◯委員長(中根康雄) 教育長。 445 ◯教育長(角野征大) 今、石居委員のお話にあった、羽村は、従前から、市制をしいたときから音楽活動に力を入れておりますので、平成21年度も既に、例えば、武蔵野小学校は東日本学校吹奏楽大会、大変ないろんな皆様方にもお知恵をいただいたんですけれども、全員を札幌まで行かせようじゃないかというそういう思いで行ってもらいまして、いろんなお金の面でのカバーリングをしてまいりました。これも皆さんのご協力があってできたことだろうと思います。  ここで一中のアンサンブルが新潟に行くということで、校長さんから話があって、厳しい状況ではありますけれども、頑張って行ってくれということでやっております。いろんな工夫をすれば音楽活動、教師が学校を挙げて取り組んでいる、これを支援していくのは、いろんな知恵を絞っていけば、私は、発展できる活動だろうと思いますから、小中学校を問わず、ゆとろぎの施設を使うときも最優先して提供していますので、十分な活動ができるようにというか、できる範囲の中で楽器等は、それは確かに、壊れたら演奏も何もないわけですから、いろんな意味で保障していきたいなというふうに思っております。いつか補正でも組めということであれば、ぜひご理解いただきたいと思います。よろしくお願いしたいと思います。 446 ◯委員長(中根康雄) ほかにございますか。馳平委員。 447 ◯委 員(馳平耕三) 4点ほどお願いします。  まず、1点目は、たびたびで申し訳ないんですが、365ページの弓道場なんですけれども、去年は、用地借上料が入っていたと思うんですけど、その後、今回、入っていないわけですけれども、どういう展開になっているのかというのを、まずお聞きしたいと思います。  それから、2点目は329ページ、就学援助なんですけれども、小学校はこれふえるんですけど、中学校は減額になる。去年と比べて減るんですけれども、これは単純に対象者が少なくなるというふうに考えているのかどうか。どういうことで中学校は減るということになるのか、お聞きしたいと思います。  それから、3点目は、333ページの幼稚園の助成なんですけど、この3年間の園児の推移と、それから、ことし、新年度は何人ということで予算を考えていらっしゃるかということをお聞かせいただきたいと思います。  それから、4点目は、339ページと365ページにまたがるんですが、社会教育団体への助成があるんですが、これは生涯学習課と体育課で、生涯学習課は一律大体10%カットされているんですけれども、体育課のほうの社会教育団体は同じ額なんですね。同じ社会教育関係団体であって、何で削られるところと、同じところとあるのかというのをお聞かせいただきたいということです。 448 ◯委員長(中根康雄) 教育部長。 449 ◯教育部長(遠藤和俊) まず、1点目の弓道場の関係でございますが、ちょうど昨年の予算審査特別委員会で、この予算に関しましていろいろ質疑がございまして、その中でいろんな意見もございました。市としては、そういったご意見などを踏まえて、予算で措置した事業用借地権契約の締結はちょっと難しいだろうという判断をしています。で、その旨を東日本高速道路株式会社のほうにお伝えをしております。で、現状は、予算は執行していません。  その関係もございまして、平成22年度につきましては、予算は計上してございません。以上です。 450 ◯委員長(中根康雄) 教育総務課長。 451 ◯教育総務課長(小林幸子) それでは、就学援助の関係で中学校費が減額になった理由ということでございますが、まず、対象の人数については、これは減ではなく、増の人数を積算してございます。272人だった平成21年度予算を、平成22年度は295人ということで上げております。  では、何でこれだけ減額しているのかという部分でございますが、実は、中学校の移動教室につきましては、従前、2年生が実施をしてございましたが、2年生については、職場体験が入ってきたということで、順次1年生に実施の時期をずらしてございます。平成21年度につきましては、この部分についてダブルカウントを就学援助についてはしておりまして、ここで補正予算でも中学校費の就学援助費のほうは減額をさせていただいていたんですけれども、そこの部分が平成21年度は多かったものですから、その差額が大きかったということ。あと、ちょっと数字で、金額的には少ないんですけれども、中学3年生の対象児童の見込みが前年度より低くなっておりまして、中学生の場合、3年生は修学旅行がございまして、この負担分というのが一応6万円を予定してございます。で、人数が何人か減ることで、これが結構大きな減になっておりまして、その二つが減額の理由でございます。 452 ◯委員長(中根康雄) 保育課長。 453 ◯保育課長(雨倉久行) 幼稚園に通っている方の人数の推移ということなんですが、平成19年度796人、平成20年度738人、平成21年度698人でございます。 454 ◯委員長(中根康雄) 保育課長。 455 ◯保育課長(雨倉久行) 保護者負担軽減で見ている予算上の人数ですと、740人でございます。 456 ◯委員長(中根康雄) 生涯学習課長。 457 ◯生涯学習課長(田中繁生) 4点目の社会教育団体補助金の関係でございます。これにつきましては、文科系の団体につきまして、サンセット方式、これは成人の団体につきましては、5年間補助年限を取りまして、5年でサンセットで終了させていただくという手法を取っております。  なお、同じ社会教育関係団体でも、子どもの団体につきましては、お子さんがやはり入れ替わりますので、これにつきましては、サンセット方式は取っておりません。  このような理由によりまして、交付団体数につきましても、交付額につきましても、減少していることから、今回、削減をしたものでございます。以上でございます。 458 ◯委員長(中根康雄) 体育課長。 459 ◯体育課長(堀松英紀) 365ページの社会教育関係団体補助金でございますが、こちらにつきましても、スポーツ・レクリエーション団体に交付いたしておりまして、子どもの団体、成人の団体でございますが、サンセット方式がございませんでしたので、同額でございます。以上でございます。 460 ◯委員長(中根康雄) 馳平委員。 461 ◯委 員(馳平耕三) 2点目の就学援助は、よくわかりました。ありがとうございます、詳しい説明。  それから、まず1点目の弓道場なんですけれども、これ、弓道場、今まだ使っているわけですよね。使っていて、それで予算の中では9,000円の予算しかないわけなんですけれども、この使ってることに関して、相手方はですね、今、問題になっている相手方は、どういうふうなことを言ってきているのかということと、今、使っている皆さんには、何ら問題なく普通に使えているのかどうかということを、まず、弓道場についてはお聞かせいただきたいと。  それと、今後の見込みですね。交渉を今やっているということなんだと思うんですけれども、今後どうなるのかということも含めて、もうちょっと詳しくお伝えいただきたと思います。  それから、3点目の幼稚園なんですけれども、740人で予算立てしたということですが、これだけ減ってきているわけですよね。加えて、非常に予算、今厳しい状況で、どうして補助金とかもこの額なのかというの、ちょっと不思議だなと思うんですけど、これ必ず740人ぐらい集まるわけですか。お聞かせいただきたいと思います。  それから、3点目の体育課と生涯学習課でサンセット方式を用いているか、用いていないかというこの違いというのは、同じ教育に携わるところで、子どももかかわっていたりしているので、これは不条理があるんじゃないかなって、私は思うわけですけれども、特に、体育課の中の社会教育関係団体ですね、これ団体は減っているわけじゃないですか。その関係団体に所属している人の人数と、それと団体数ですね、それが去年と比べて減っているかどうか、そこも含めてお聞かせいただきたいと思います。 462 ◯委員長(中根康雄) 教育部長。 463 ◯教育部長(遠藤和俊) 1点目の弓道場の関係でございますが、現在は、当初に戻って、当面無償という形での交渉を進めております。  それから、弓道場の使用に関しましては、特に影響等はございません。(「今後の見通しは」と呼ぶ者あり)  相手がございますので、その辺は、どうなるとかそういうことは、現段階では申し上げられません。以上です。 464 ◯委員長(中根康雄) 保育課長。 465 ◯保育課長(雨倉久行) 幼稚園の補助金の関係でございますが、先ほど、幼稚園へ行っている児童の人数なんですが、先ほどの人数、一応、市内の7園に通っている児童の人数なんですが、このほかに管外、羽村市の児童が羽村市外の幼稚園に通っている方がございますので、就園率等を勘案しますと740人になるということでございます。以上でございます。 466 ◯委員長(中根康雄) 体育課長。
    467 ◯体育課長(堀松英紀) 社会教育関係団体の補助金の件でございますが、先ほど、サンセット方式、ゆとろぎではやっていて、スポーツセンターではやっていないということでございますが、成人団体でサンセット方式、私どものほう、もう終了いたしまして、それで、ないということでございます。  それから、団体数につきましては、社会教育関係団体登録254団体、昨年、ことし、現在変わっておりません。以上でございます。(「人数も変わっていない」と呼ぶ者あり) 468 ◯委員長(中根康雄) 体育課長。 469 ◯体育課長(堀松英紀) 社会教育関係団体の人数でございますが、5,328名というふうになっております。以上でございます。(「変わっていないんですか」と呼ぶ者あり) 470 ◯委員長(中根康雄) 体育課長。 471 ◯体育課長(堀松英紀) すみません。社会教育関係団体の登録が3年に1度ということになっておりまして、平成21年度に登録をしていただきまして、それが254団体ということで、5,328名というふうなことで、その人数の変化は年々ありますが、個々の団体によって、変更があれば変更を出していただいておりますが、特に平成22年度も多少の変更はあると思いますが、そういう人数の推移になっております。以上でございます。 472 ◯委員長(中根康雄) 馳平委員。 473 ◯委 員(馳平耕三) 弓道場のほうなんですけど、それでよければ、全く今まで何もしなくてもよかったんじゃないのっていう話になりますよね。1度、貸り上げ料とかの話にならなくたって、それで向こうも納得してもらえるんであれば、今まで、去年、予算を入れたのはどういうことだったのかということになるわけなんですけれども、後で買う、買わないという話も出ていましたよね、前には。それについては、結論は出たのかどうかということですね。相手のあることだって、もちろんわかっているわけなんですけれども、相手との今の話し合いの、今、状況がまだよく見えてないわけですけど、我々は。そこが今、どういう話し合いが行われているのかって、もうちょっと詳しく説明してくださいっていう話をしているんです。  それから、2点目の幼稚園なんですけれども、これ、今後も社会ニーズの変化で、幼稚園というのは、なかなかやっぱり、幼稚園より保育園に行く方のほうが比率として高まってくるんじゃないのかと思うんですよね。そういう面で言えば、今までこれだけのずっと3年間減ってきているわけですけれども、これに対してずっと今まで、今回の助成額とかというのは変わらない、むしろふえている部分もあったりとかするわけですけれども、今のこういう構造変化に関してはどういうふうに対応していこうかと考えているということを、再度お聞かせください。  それから、社会教育団体のところなんですけど、特に339ページの教育委員会の生涯学習課のほうなんですけれども、これ、ここで社会教育関係団体補助金ということで、あとPTA連合会など活動費補助金、文化協会補助金、これ一律に全部10%、さっき一律の話でいうと、全部10%は引かれていますよね。それぞれ、また実績とか、活動内容とかも違うはずなんですけれども、何でここだけは全部一律10%なんですか。 474 ◯委員長(中根康雄) 教育部長。 475 ◯教育部長(遠藤和俊) 弓道場の関係でございますけど、平成21年度の当初予算の関係につきましては、その形が当然いいと思ったから予算を措置したということでございます。このままでいいのかということも、相手がありますので、その辺は、わからないとしか言えません。  ただ、相手側は、やはり、ずっと無償でという考えはないということは、こちらのほうに伝えられておりますので、その辺で、今後、交渉をしていくという形の答弁しかできないということで、よろしくお願いしたいと思います。 476 ◯委員長(中根康雄) 子ども家庭部長。 477 ◯子ども家庭部長(中島秀幸) 幼稚園の関係でございますが、年々減少しているというのは、目に見えてわかってございます。私立の幼稚園につきましては、市内だけではなくて、市外からも幼児を入れて、定員の拡大というか、拡充を、それぞれの幼稚園のほうで働きをしているということでございます。  また、そのほかにも認定子ども園という制度ができておりますので、そういう形で、市内でも2園を幼稚園型という形で、保育と幼稚園を混ぜた複合型の施設にして、新たな保育事業を担っていただいているということもございますし、また、延長保育ということで、時間外を使って5時とか6時まで延長した保育をしているという園も、ほとんどの園でやっておりますので、そういう形で施設を余らせないような形で取り組んでいるということでございます。以上です。 478 ◯委員長(中根康雄) 生涯学習課長。 479 ◯生涯学習課長(田中繁生) ただいまの社会教育関係団体補助金の関係でございますけれども、文化協会につきましては、昨年度、新たに清涼飲料水の自動販売機をゆとろぎの1階に設置をいたしました。その販売機の収益が増になっているということと、それからあと、年々加盟団体数がふえております。それに伴いまして、会費収入がふえているということでございます。  それから、PTA連合会の活動費補助金でございますけれども、これにつきましては、毎年の決算状況の中で、1割の繰越金が生じております。これに伴いまして補助金額を削減したものでございます。以上です。 480 ◯委員長(中根康雄) ほかにございますか。門間委員。 481 ◯委 員(門間淑子) 3点ほどお尋ねします。  まず、最初は、303ページのプール指導補助員賃金ということで、平成21年度と比べて削減されたわけですね。この緊急財政のほうを見ると、学校の教員で対応するということですけれども、どういうふうに、夏季休業中といえども、教員の皆さんはそうそうお休みは取れないと思うんですが、この学校のプール指導はどういうふうに変化するのか、それが1点です。  それから、2点目ですが、教育相談体制の充実ということで、主任教育相談員、スクールソーシャルワーカー、適応指導室指導員という3名の体制になっていますが、3名というか、三つの報酬が出ているわけですけれども、ちょっと配分が変わっているように思うんですが、5人体制ということは変わらないんですけれども、これがそれぞれどういうような役割分担をして相談体制を充実させていくのかということが2点目。  3点目です。平成21年度の予算書には、日本語適用指導教室指導員報酬というのがありました。平成22年度にはそれがなくて、これもこの緊急財政対策の中で、ここを削減するというふうになっていまして、実施計画では、日本語学級の設置が、日本語学校への移行について検討していくんだというふうな話になっています。これから先、各学校、全校ではありませんが、幾つかある日本語支援の必要な子どもたちへの指導体制がどういうふうに変わっていくのか。これは、今まであったところですと、小作台小とか、武蔵野小とか、富士見小とか、ニ中とかというふうにありますけれども、今、いる外国籍児童・生徒の増減も含めて、この日本語支援というのがどういうふうに変化していくのか、どういう方向性を持っているのかお尋ねします。 482 ◯委員長(中根康雄) 教育部参事。 483 ◯教育部参事(中澤正人) 最初のプールの指導の補助金でございますけれども、特に大きく削られたのは、夏季休業中というふうなご指摘かというふうに思います。夏季休業中のプールの指導の補助金につきましては、これは、学校週5日制が実施されたときに、教育公務員については、まだ週5日制ではありませんでしたので、要するに、週休日の振り替えを夏季休業中に取っていた関係で、夏季休業中の指導については、そうした指導員を活用して夏季休業中の子どもたちの充実に努めていたということがありました。これが、既に教員も週5日制の勤務になりまして、夏季休業中は教員の勤務する時間というふうな形になっております。そういう意味では、教員は学校で勤務しておりまして、午前中は、例えば子どもたちの補修の学習をして、午後にはプールの指導というような形で、1日の中で教員が指導するということが、だんだん学校の中でも定着してきたというのが1点でございます。  その裏づけというふうに言えるかどうかということはあるんですけれども、昨年、100万円近くつけておりました夏季休業中のプールの補助金ですけれども、今年度決算、恐らく24万円程度残が出る予定の見込みになっております。そういう意味では、今、お話したように、教員の中で指導ができてきたというふうなところの中で削らせていただいたというところでございます。  それから、3点目の日本語適応指導の関係ですけれども、これは、今年度、外部から指導員をお願いをしまして、予算立てをして進めてまいりました。これについては、緊急財政の予算のところでのカットということもあるんですけれども、都の非常勤教員をあてまして、この指導にあてるということでこの予算は削らせていただいたということでございます。いわゆる外国籍児童の日本語の指導でございますけれども、今、いわゆる景気が非常に低迷している状況で、こうした外国籍の子どもたち、そうした方たちが帰国をしている状況がありまして、数としては、ちょっと減っているという状況です。本市とすれば、先ほど委員からご説明があったように、そうした子どもたちを、きちんと適応指導教室という形で学級を設定し、正規の教員を配置して、そうして教室を進めたかったわけですけれども、なかなかそういうふうにはいかないという状況の中で、ただ、充実を図っていきたいということで、そうした考え方は持っておりますけれども、今そういうふうな状況でございます。  したがいまして、今よりも後退するということは決してございません。進めていく状況では考えておりますけれども、今、状況はそういったことでございます。以上です。 484 ◯委員長(中根康雄) 指導室主幹。 485 ◯指導室主幹(黒羽次夫) 教育相談室の報酬等についてお答えいたします。  教育相談室には、教育相談員とスクールソーシャルワーカーと適応指導教室の指導員がいます。昨年度の予算につきましては、主任教育相談員等ということで、その「等」の中には、適用指導教室の指導員も入っておりました。今年度からは、職務が違うということで、教育相談員と適応指導教室の指導員のこちらの予算のほうを分けさせていただいたということです。そのために、昨年度と違うような平成22年度の予算立てになっております。以上でございます。 486 ◯委員長(中根康雄) 門間委員。 487 ◯委 員(門間淑子) 相談員のほうで、職務が違うというのはそのとおりで、その職務の違いをどう組み合わせて、どういうふうに組み合わせてレベルアップしていくのかということで、体制ですね、相談体制の進め方をお聞きしたんです。それが一つですね。  それから、日本語指導のほうですけれども、帰国しているといっても全部がいなくなってしまうわけではなくて、各学校にそれぞれ少数ずつではあれ、在籍していると思うんですね。この実施計画を見ると、日本語指導適応教室から日本語学校への移行ということも、ここの中に出てきていて、今、最初におっしゃったのは、各学級設置でそこで支援していくというのがベストだけれども、それがだんだん難しくなってきたんだということのようです。そうすると、これから先、どうしていくのか。景気が回復してまた戻ってきたら、学級設置にするのか、あるいはこの日本語学校というところまでいくのか、この実施計画の中から検討していって、平成23年、来年ですね、来年には結果の反映というのが出ているわけですけど、どういう方向性をお持ちなのか、お聞きします。  あと、プールのほうですけれども、そうすると、夏休みでも教員の皆さんが出勤しているというのは、よくわかっていまして、研修とか何かたくさんあるわけですよね。で、今のお話ですと、夏休みに補修授業をやって、それでプール指導をするんだという、それが常態化していくということなんでしょうか。 488 ◯委員長(中根康雄) 教育部参事。 489 ◯教育部参事(中澤正人) まず、日本語の適応学級のことですけれども、これにつきましては、今、減っているという状況がありまして、当然、要するに、そこにまずその子どもたちが通ってこなければならないんですね。要するに、通ってくるについては、低学年であれば保護者が送ってこなければいけないという状況もあります。ですから、そういう状況を満たして、その学級数が10人に満たないと一つの学級としての形ができませんので、その人たちを集めなければならないんですけれども、そういう子どもたちを各学校から募集しても集まらないという状況があって、現在、日本語の適応指導教室というような形で、本市で非常勤教員を充てて、来年度も継続した形でやっていくという形なんです。  通えない子どもたちはどうするかっていいますと、現在、先ほど指摘がありました、東小、富士見小というふうなところの中で、日本語の適応指導の教員を加配をしていただきまして、その加配教員によって指導をするというふうな形を実施しております。  今後は、やはり充実した日本語指導という点では、やはり通ってきていただいて指導するということが重要ではあると考えておりますので、そうした子どもたちを、集めるというのはおかしいですけれども、必要に応じて設置していきたいという努力はしていきたいというふうに考えております。  それから、夏季休業中のプールの指導でございますけれども、もちろん、それでは教員の負担というふうなことのお話かというふうに思いますけれども、これについても、確かに、教員の負担ということもあるかもしれないというようなことで、校長会と十分協議をさせていただいて、この分についてはカットもやむを得ないだろうというところの中でカットをさせていただきました。そのカットさせていただいた理由については、先ほどもお話したとおり、教員は夏季休業中も勤務で来ていると。それから、今、指導の体制が整ってきているということの中で、カットしてもいいだろうというところの中でさせていただきましたので、常態といいましょうか、夏季休業中は、これは子どもは夏季休業中ですけれども、夏季休業中とはいいましても、教員については勤務の時間ですので、その勤務の時間の中で、会議とか打ち合わせとか、それから研修とか、これをどうするかということは、それぞれの計画と学校の学校経営によるかと思いますので、常態とか常態じゃないとかということは、各学校によっていろいろ違ってくるかというふうに思います。以上です。 490 ◯委員長(中根康雄) 指導室主幹。 491 ◯指導室主幹(黒羽次夫) 教育相談体制をどういうふうにつくっていくかということについてですけども、まず、教育相談室ということになりますと、教育相談には、一つは、来所相談、電話相談、そして小学校への巡回相談という三つの事業をしております。  それから、スクールソーシャルワーカーにつきましては、子どもたちの環境に与える、特に家庭への働きかけ、そして、関係機関との連携を図ること。  そして、学校適応指導教室指導員というのは、適応指導教室ってハーモニースクールとかあります。そこに通ってくる子どもたちの指導をしております。例えば、ハーモニースクールへ通ってくる子どもたちへの指導というのは、教育相談的な支援も必要ですので、週に1回、教育相談室にいる教育相談員が面接を行っております。それから、そのハーモニースクールに通ってくるお子さんにも、家庭的な支援も必要なお子さんもいますので、そこで実際に家庭に入ったり、それから、福祉等との連携を図ったりしています。そういう中で、相談体制というのをつくっていっているところでございます。以上です。 492 ◯委員長(中根康雄) 門間委員。 493 ◯委 員(門間淑子) 2点お聞きします。  相談体制のスクールソーシャルワーカーのところですけれども、これ、家庭との連携をとるということで始まった事業で、効果が期待されているわけですよね。今回の小中一貫も中一ギャップというようなことで、かなりそこに焦点をあててしているわけですけれども、このスクールソーシャルワーカーの事業といいますか、活動がやっぱりとても大切になるので、これで、今回、これを見ると、2名ですかね、人数的には。72万円が144万円になったわけですけど、活動範囲はどれぐらいふえたんですか、それが一つです。  あともう一つ、日本語指導のほうなんですけれど、確かに、母国に帰るお子さんたちもふえてきて、それは当然のことだと思うんですが、点在して少人数になってしまった場合は、ある程度集めるというのも変なんですけど、どこかに集まっていただいて、拠点化するというふうなことを考えていらっしゃるのかどうかですね。結構ここのところふえて、幾つか広がっていったと思うんですね、各校にたくさんいらして。それを逆に、縮小して拠点化するということなんですか。 494 ◯委員長(中根康雄) 指導室主幹。 495 ◯指導室主幹(黒羽次夫) それでは、スクールソーシャルワーカーについてお答え申し上げます。  スクールソーシャルワーカーを導入いたしまして2年が経過いたしました。本市におきましては、児童相談所の職員のOBの方を配置させていただきまして活動していただいております。非常に学校からのニーズも高く、実績も上がっております。そういう中で、昨年度は72万円という予算を計上いたしましたけれども、平成22年度につきましては、学校側の要望等も、もっと来てほしいということもありますので、倍の144万円ということで、同じ方1名、2名ではなくて1名の方、やはりスクールソーシャルワーカーはどなたでもいいということにはなりませんで、やはり人というのが非常に大きいですので、本当になれた方というか、本当に力のある方に来年は時間を多くしていただいてやっていただきたいと思っております。以上です。 496 ◯委員長(中根康雄) 教育部参事。 497 ◯教育部参事(中澤正人) 結論から申し上げれば、縮小ではなくて充実というふうに事を図っていきたいと考えております。それぞれ各学校における日本語の適応指導の加配は加配として、各学校の中で、その学校に通ってこれない事情とか、あるいはそこに通うまでもなく、ある程度の支援でいいというような子どもたちは、それぞれの学校の中で、そして、そうじゃなくてもっと専門的に指導を受けたいという子どもたちに対しては、そうした学級を設けて通ってきていただいて指導をするということですので、決して、そこのある学校のところからどんどん集めてきて、来た学校からはそうした指導がなくなるということではなくて、二重の体制の中で充実を図っていきたいということでございます。以上です。 498 ◯委 員(門間淑子) すみません、委員長、1個だけ、質問してまだお答えのないのが1個あるんですが、いいですか。 499 ◯委員長(中根康雄) 門間委員。 500 ◯委 員(門間淑子) すみません、実施計画の中で日本語指導適応教室から日本語学校への移行について検討すると、これが平成22年度も継続して検討して、平成23年度結果の反映ということになっているんですけど、日本語学校へ移行するということが視野に入っているのかどうかということをお聞きしたいと思います。 501 ◯委員長(中根康雄) 教育部参事。 502 ◯教育部参事(中澤正人) まず、先ほど答弁申し上げているとおり、人が集まるのではないかというふうな、また集めるという努力をしていく中で、そうしたものを設置していくという考えでございますので、今後もそうした子どもたちを集めるという努力は、特に人が集まらないと、学校としての設置ができませんので、その努力はしていくということでございます。以上です。 503 ◯委員長(中根康雄) ほかにございますか。市川委員。 504 ◯委 員(市川英子) 教育のところで2点、ゆとろぎで1点、図書館で2点お尋ねをします。  教育は、今の門間委員の関連なんですが、プール指導員の関係です。夏季のプール指導員のご答弁をされましたけれども、平日のプールの授業中のプール指導員についてのお尋ねをしたいんですが、以前から、小学校1年生、2年生のプール指導にあたっては、クラスは2クラス、多くで3クラスなものですから、担任だけの指導だと非常に危険であるというのが出ていて、そのプール指導員は、たしか小学校低学年についていたと思うんですが、それがちょっとわからないんで、そこの説明が1点です。  2点目は、中学校の関係で、学校給食なんですが、給食用の消耗品というのがありますが、この消耗品というのは何を指しているのかなというのがあります。  それから、ゆとろぎですが、ゆとろぎの。 505 ◯委員長(中根康雄) ページ数は。 506 ◯委 員(市川英子) 342ページですね。借金の返済ですね、これはいつごろ始まるのか。ちょっと、いつだったかなって記憶が定かじゃないもんですから、いつから始まるのか。それから、それは、始まるとすると、最初は元金幾らで利息が幾らか。  それから、図書館の関係です。2点ですが、分室。 507 ◯委員長(中根康雄) ページ数を。 508 ◯委 員(市川英子) 355ページの関係ですね。図書館だから、354、355ページですが、分室の関係ですが、川崎の分室がありますよね。その川崎の分室で、大人の本がほとんど引き上げられたという声が出されております。子どもの本ばっかりになってしまって、高齢者の方が、せっかく今まで借りに行っていたのが借りられなくなったというのがあるんですが、ここら辺の状況、どうしてそういうふうになったのか、あるいはなっていないのかも含めてお尋ねします。  それから、もう1点、図書館で、ページ数はちょっとないんですが、近隣の図書館で1人当たり何冊まで借りられるか。羽村は10冊なんですけど、周りの図書館は何冊までなのかなって、私、思うんですが、調べられていたらお願いします。以上です。 509 ◯委員長(中根康雄) 教育総務課長。 510 ◯教育総務課長(小林幸子) それでは、先に学校給食の関係の消耗品の件をお答えいたします。  こちらの消耗品につきましては、給食配膳の作業員さん用のビニール手袋ですとか、あと作業用のマスク、こういったものが中心の消耗品というふうになっております。以上です。 511 ◯委員長(中根康雄) 財政課長。 512 ◯財政課長(市川康浩) それでは、ゆとろぎの公債費の関係でございますけれども、ゆとろぎにつきましては、平成15年、16年、17年と借入を行っております。それぞれ、もう返済始まっておりまして、平成22年度の公債費は、3件で1億4,702万9,516円となります。以上です。 513 ◯委員長(中根康雄) 図書館長。 514 ◯図書館長(並木 勲) まず、4点目の川崎分室の関係でございますが、川崎分室は、平成20年度現在、一般書は105冊、それから児童書が7,726冊、あと地域資料と合わせまして7,838ありまして、分室につきましては、児童書を専門に置いてありまして、それ以外の一般書につきましては、分室で取次ぎをするような形で行っております。今、委員さんご指摘の、引き上げたというようなことは、ちょっと考えられないんですが、ちょっと汚破損をしたものについては、汚破損、破れたりそういったものについては引き上げることがありますが、通常のものについては引き上げるというようなことはありません。  それから、5点目の近隣の図書館での貸し出し冊数なんですが、まず、本市が10冊です。それから、隣の福生市が10冊、それから青梅市が5冊です。それから、あきる野市が読める範囲内というようなことで、3週間というように聞き及んでおります。以上でございます。 515 ◯委員長(中根康雄) 教育部参事。 516 ◯教育部参事(中澤正人) 水泳の補助員の設置につきましてですけれども、これにつきましては、羽村市立の小学校水泳指導補助員の設置要項が決まっておりまして、この要項に基づいて、校長先生からの具申を受けて配置をし、賃金として設置しているものでございます。  その要項は、まず、単学級の学年であること、それから、あるいは4年生以下の学年で2学級以下の学年、それから通常の学級に水泳指導上、配慮を要する心身に障害のある児童等が在籍する学年において1名配置をするということで、それに基づいて設置をさせているものでございます。以上です。 517 ◯委員長(中根康雄) 市川委員。 518 ◯委 員(市川英子) わかりました。消耗品の関係なんですが、教育費の。子どもたちが給食当番になって白衣と帽子をつけますよね。あそこら辺でちょっと要求が来ていて、中学生なんですけど、サイズがちょっと小さいのがあるっていうんですよ。大きいのと取り替えてくれないかというようなのがあるんですよ。それは、声を挙げれば取り替えてくれるという、買ってくれるという準備はあるでしょうか、お尋ねをしたいんですけれども。それだけでいいです。 519 ◯委員長(中根康雄) 教育総務課長。 520 ◯教育総務課長(小林幸子) そういったお話があるというのは、今、初めて伺ったんですけれども、先ほどもお話しました手袋ですとかそういったもののほかに、各学校に消耗品費というのも配当してございます。できれば、直接学校のほうにお話をいただいて、そういう中で対応できるものもあるかと思います。衛生上、例えば、髪が出てしまうとか、実際、給食配膳作業するにあたって不都合があるんであれば、それはもう、その場で改善をしていくという考え方でございますので、学校のほうにお話しいただければありがたいと思います。以上です。 521 ◯委員長(中根康雄) 市川委員。 522 ◯委 員(市川英子) 川崎の図書館の分室の件なんですけど、川崎分室。もっと、部屋の大きさが決まっているものですから、どちらにしてもいっぱい置けないんですけど、大きくしてほしいと思っているんですけど、子どもが主だっていうのもあるんですが、ただ、あそこの川崎に住んでいらっしゃる高齢者の方が楽しみにしていたのに借りられなくなっているという声が、実際、寄せられているんですよね。そこら辺の対応を何とか考えてもらえないかと思うんですよ。子どもたちは学校の図書館の関係もあるし、以前お聞きしたら、いや、学校の図書室を開放しているから、そっちで借りたらいいような話もあったりして、ただ、地域の方たちというのは、なかなか学校にはすぐ入れるような状況もないし、もう少し一般書、大人向けの本をここでは考えられないかというふうに思うんですが、どうでしょうか。 523 ◯委員長(中根康雄) 図書館長。 524 ◯図書館長(並木 勲) 今、委員さんご指摘されたように、川崎分室についてはプレハブというような建物の中で、物理的に入る範囲が限られておりますので、その辺で内部的に一般書と児童書の割合については、やはり重点的には児童書が優先というような形になっておりますが、一般書のほうについても、その範囲の中に可能な関係においては、今後、協議していきたいと思いますので、よろしくお願いします。 525 ◯委員長(中根康雄) ほかにございますか。鈴木委員。 526 ◯委 員(鈴木拓也) 何点かありまして、分割して質問をいたします。  1点目は、先ほどから質疑がありますが、303ページの学校プールの指導員のことで、ちょっと確認いたしますが、ここで、43万5,000円の指導補助員賃金とありますが、昨年比3割ぐらい減ってしまっているんですね。これは、どういうことゆえに減っているのかということと、最初の門間委員のは夏季でしたよね。先ほど市川委員のは平日のがあって基準が示されました。ここの部分はどこのことなのかということが1点です。この点に関しましては、これまでもなかなか先生が忙しくて対応できないと。上級生の平日の、先ほどお示しいただいた基準のほかでもやはり補助員が要るという声を聞いていたんですけれども、これだけ削ってきますと、例えば、対応できなくて子どものプールの授業時間数が減るなどという結果につながりかねないんじゃないかっていうふうに危惧するんですが、ちょっとそこに関してお願いをいたします。  2点目は、321ページの小学校児童交通災害共済掛け金というのがなくなっていると。ほかの保険でダブっている部分があって、これカットしても大丈夫なんだという話をどこかで説明を聞いた気がするんですが、実際、子どもがどういう状況で交通災害に遭ったケースは、これまでは対象になったんだけれども、この予算では対象にならなくなるのかという点をお願いいたします。  それから、三つ目は、323ページ、通級指導学級に要する経費なんですけれども、以前、資料をいただきまして、小学校7校ですが、通級に行っている子どもが50名ということで1.48%あるんですね、全校の子どもに対して、比率がですね。東小学校と松林小学校は、通級指導学級がありますから、実は、そこの子どもは平均よりも倍のパーセンテージの子どもが通級しているんですね。ところが、逆に、平均の3分の1ぐらいしか子どもが通級指導学級に行っていない学校もあるんです。なぜか。いろんな理由があると思うんですが、実は、東小や松林小から距離が遠い学校ほど率が下がっているんですね。結局、本当は子どもが通級指導学級に行ったほうがいいんだけれども、父母の送り迎えがありますから、それができないゆえに、実際には通えていないというお子さんがいるんじゃないかということで、一般質問でタクシー補助の質問をしたんですけれどもね。こういう状況になっているということに関してご見解を、どう考えているか。それをまず3点をお願いします。 527 ◯委員長(中根康雄) 教育部参事。 528 ◯教育部参事(中澤正人) 先ほど市川委員の質問に答えさせていただきましたとおり、指導員、補助員につきましては、いわゆる要項に定められて、校長先生の具申をもとに設置をしております。ことしなぜ下がったかと言いますと、校長先生の具申がこの金額でありましたので、この金額を措置させていただいたということでございます。したがいまして、昨年度の実績と合わせて校長先生が具申していただいたものと思いますので、教育委員会のほうで操作をしたというものではございません。  また、高学年のほうでという話がございましたけれども、こうした要項に基づいてまず実施しておりますので、今、お話がありましたように、今後、学校のほうからそうした必要性が高まってくれば、要項の改正等も含めて、そうしたことも考えていかなければいけないというふうに思いますが、現在のところは、今のような状況でございます。以上です。 529 ◯委員長(中根康雄) 教育総務課長。 530 ◯教育総務課長(小林幸子) 続きまして、共済掛け金の関係でございます。学校管理下における児童・生徒のけがにつきましては、日本スポーツ振興センターというところの共済制度を利用しておりまして、今、委員からご指摘がございました、いわゆるちょこっと共済というものとダブルで保障している状況がございました。その関係から、ちょこっと共済については、今回、削減をさせていただいております。  ご質問にございました対象とならなくケースというお話でございますが、基本的には、日本スポーツ振興センターの共済は、学校管理下のけがになりますので、例えば、どこか、日曜日などで道を歩いていて事故に遭ったとか、自転車でけがをしたという部分については、なくなります。ただ、学校管理下については、日本スポーツ振興センターのほうの共済の対象となるということでございます。以上です。
    531 ◯委員長(中根康雄) 指導室主幹。 532 ◯指導室主幹(黒羽次夫) 通級指導学級の通っている児童についてお答え申し上げます。  委員ご指摘の東小学校、松林小学校への距離というのもあるかと思いますけれども、もう一つは、大きな要因としては、東小学校、松林小学校に通級指導学級がありますので、そこに職員がおります、教員ですね。ということで、その教員が通常学級に入って子どもたちをみて、この子は通級に通わせたほうがいいんじゃないかと、そういうような指摘ができるという点が大きいのではないかと思っております。  今後、小中一貫教育の基本計画にもありますように、市内全体の通級指導学級、固定学級の設置等の検討も今後してきますので、そういうことも含めて総合的に検討していきたいと思っております。以上です。 533 ◯委員長(中根康雄) 鈴木委員。 534 ◯委 員(鈴木拓也) わかりました。すみません、そのプール指導員の補助員の賃金が3割減っているというのは、つまり、先ほどご説明いただいた基準にかなうケースが3割減っているという、減ってくるからということなんですかね、ちょっとその点です。  それから、2番目の共済ですが、学校管理下は、引き続きちょこっと共済で保障になると。登下校に関してはどういうことになるのかという点が2点目です。  それから、通級指導学級に関してですが、つまり、教育委員会の認識としては、本来は通級指導学級で指導を受けることが望ましい子どもというのは、現在、通級指導学級に通っている子どもよりも、たくさんやっぱり実際にはいるんだよという認識になっているのかどうか。その3点お願いいたします。 535 ◯委員長(中根康雄) 教育部参事。 536 ◯教育部参事(中澤正人) 先ほど、お話したとおり、校長先生の具申によって、これ予算決められておりますので、校長先生がそのように判断をされたというふうには認識しておりますので、委員のご指摘のとおり、この中にあてはまらないというような状況が学校の中での状況だというふうには認識をしております。以上です。  あわせて、今年度の予算ですけれども、今年度は40万円で、このことが補えたということでしたので、昨年度の、昨年度と言いますか、今年度なんですが、今年度実績をあわせてこういう形だということでございます。以上です。 537 ◯委員長(中根康雄) 図書館長。 538 ◯図書館長(並木 勲) 先ほどの市川委員さんの近隣の貸し出し冊数について、福生市を10冊とお話ししましたが、5冊に訂正をお願いいたします。 539 ◯委員長(中根康雄) 教育総務課長。 540 ◯教育総務課長(小林幸子) 共済の関係でございますが、登下校は、日本スポーツ振興センターの共済の対象となります。以上です。 541 ◯委員長(中根康雄) 教育長。 542 ◯教育長(角野征大) プール指導のあり方について、羽村は、過去もう二十数年、いろんな歴史があると思いますね。小中学校を問わず、いろんな歴史的な変遷、指導の中身も含めまして。中学校はもうずっと前から指導員はつけていませんけれども、これは、学校のほうで自分たちでやるということで、それから、先ほど、参事のほうは都の話を、夏季休業中の話をしましたけれども、兼職専業に引っかかっちゃって、羽村は一般の先生が手を挙げて指導しますっていったら、4,000円と5,000円ついたんです。それが、兼職専業に違反だということで指摘を受けて改善をされましたけれども、特にここ数年、サマースクールの中で学校を挙げてプール指導をやっている、先生たちの努力で、校長先生を先頭に。これは、私は、すばらしいことだろうと思っています。  小学校の教員は、教員免許を取るときに、水泳指導の、水泳を自分も25メートルとか50メートル泳げないと単位がもらえないんですよ。だから、教員免許にはそういうような重みもある。だから、すべての小学校の先生たちは、私は、プール指導はできるというふうに思っています。私の経験からいってもそうでしたから。ですから、今、羽村の先生たちが、先ほど申し上げましたけれども、サマースクールなんか、とにかく命にかかわることですから、子どもたちに泳力をつけさせようということで、非常な努力をされている、これは高く私たちは評価したいと思っています。  ただ、中学校の体育の先生に言わせると、思ったほど泳力はないよというふうなことをよく言いますけれども、過去の話、以前に比べると、相当充実してきているなということで、先生方の努力に私は感謝したいと。それで、それぞれのクラスの担任の先生方が努力していることも、ぜひ評価していただきたいと思います。 543 ◯委員長(中根康雄) 指導室主幹。 544 ◯指導室主幹(黒羽次夫) 通級指導学級の人数につきましては、平成19年度から本格実施されました特別支援教育の実施ということの関係が非常に大きかったと思います。というのは、教員の理解、それから保護者の理解というのが大きな要因になっているかと思います。この理解が進むことによって、通級指導学級への通級をさせなければいけないという意識も高まるということで、ふえてくるんだろうと思っています。今後も、この特別支援教育の理解ということについては、教員そして保護者、地域の方々にも図りながら進めていきたいと思っています。そういう中で、通級指導学級のあり方、それから通級指導が必要な児童・生徒への対応ということも考えていきたいと思っています。以上です。 545 ◯委員長(中根康雄) 鈴木委員。 546 ◯委 員(鈴木拓也) 別項目に移っていきますが、321ページ、学校給食に要する経費の臨時職員の賃金が130万円マイナスになっています。これはどういったことによるマイナスなのかという点が1点です。  それから、349ページ、ゆとろぎ費の中で、市民講座の実施委託料というのが年々減ってきまして、今予算案でゼロになりましたけれども、これはどういう経過だったのか、前回聞いたかもしれないんですが、ちょっと改めてお聞きをいたします。  3点目が、最後ですが、355ページ、図書館の分室の維持管理に要する経費で、修繕費が3万円ということが載っているんですけれども、羽村団地の分室で空調のところに鎖がこう巻いてあるんですよね。何なのかと聞いたら、空調が落っこちてくる危険があるんで、とりあえず鎖を巻いて、万が一落っこちても下には落っこちないように対応しているというお話を聞いてびっくりしたんですけれども、ちょっと修繕が必要なんじゃないかということで、この3万円はそこに向かうのか、あるいはその問題とは違うのか、その点をお願いいたします。 547 ◯委員長(中根康雄) 教育総務課長。 548 ◯教育総務課長(小林幸子) それでは、1点目の学校給食の作業員さんの賃金の減の関係でございますが、これは、5時間の時間数を4.5時間に減らしたことによっての減でございます。実際の作業の状況の実態に合わせて減額をさせていただいたものでございます。以上です。 549 ◯委員長(中根康雄) 生涯学習課長。 550 ◯生涯学習課長(田中繁生) ただいまのゆとろぎの市民講座委託料の減の理由でございます。これにつきましては、平成19年度までパソコン講座という講座がございました。これにつきましては、今まで、市の教育委員会の主催で行っていたものですけれども、その委託をパソコン仲間というパソコンのサークルに委託していたものでございます。  昨年度につきましては、そのパソコン仲間が独自にサークルとして活動を開始するということで、一応、予備的なもので、昨年につきましては、6万円措置をしてございました。今年度につきましては、完全にパソコン仲間へのサークル化によります事業の移行が完了しましたので、今回につきましては、削減をさせていただきました。 551 ◯委員長(中根康雄) 図書館長。 552 ◯図書館長(並木 勲) 鈴木委員さんの関係で修繕費の3万円なんですが、軽微な関係の修繕というようなことで、今、ご指摘のあった富士見平の空調関係については、かなり年数等が経過しておりますので、今後、そういったものを改修に向けて検討していきたいと思っております。以上です。 553 ◯委員長(中根康雄) 先ほどのだけお願いします。市川委員。 554 ◯委 員(市川英子) 先ほどの1人、福生は5冊、青梅も5冊、羽村が10冊なんですけど、図書館の本を買うお金は1,200万円ぐらい、1,000万円、大体いつも超えていてね、そんなに少なくないんだけど、やっぱり新刊が読めないというのが、私なんかも実感として感じているんです。いろいろな人と話をするんだけど、羽村は10冊で2週間ですよね。10冊、回りは5冊だから、5冊にして回していったほうがいいんじゃないかっていう声もあるんですけど、2週間で5冊、そういうのが私もどうかなあ、そういうのもどうなんだろうかなって、そのほうがいいのかななんて思ったりするんですけれども、そういう検討とかされないのか。どういうふうに、新刊が読めないというのが羽村はあるんですけど。 555 ◯委員長(中根康雄) 図書館長。 556 ◯図書館長(並木 勲) 市川委員さんのご質問の中で、なかなか新刊がというようなことで、昨年にもちょっとご質問いただきまして、通常の場合については3冊というような形、3冊ないし5冊というようなことで新刊については購入しておりまして、例えば、今、1Q84なんていうのは、かなりのリクエスト数が多いので、そういったものには5冊というような形で、そのリクエストというか、貸し出しの状況に応じて対応していきたいというような形でありますが、それを安易にふやすというのは、なかなかできない。  もう一つ、貸し出しの冊数の関係については、今後、広域行政圏の中で同じ図書業務をやっておりますので、その中で検討していきたいと思っております。以上でございます。 557 ◯委員長(中根康雄) 水野副委員長。 558 ◯副委員長(水野義裕) 3点ばかり、要件でお願いします。  予約システムの更新ということで、かなりの金額が上がっています。これは、ゆとろぎとスポセンに上がっているんですが、何かシステムの見直しというあたりで、どんなことをしなければいけないか。パフォーマンスが、容量が足りないとかという話なんですが。サーバーの話であれば、サーバーだけでいいんですが、パソコンという話だとすると、もう携帯だけでやるとかね、そういうことで、あちこち設置してある端末の使い方を考えたほうがいいんじゃないかと思うんですが、そのあたりの背景等お願いします。  それから、音楽のあるまちづくりで、実施計画の中で社会教育の話として15万円、12万円という費用が上がっているんですが、主にこの社会教育の楽器等は東小に置いてあるんだろうと思うんですが、やはりかなり劣化しているんですね。学校の備品とそのあたりの費用のかけ方の兼ね合いについてどんな見解をお持ちか伺います。  最後は、スポーツカレンダーですが、今回、スポーツカレンダーは体育課のところに上がっているんですが、情報を集約するような話も聞いております。そのあたりついて、どんな計画で、どこが主管してやるつもりか伺います。以上、3点です。 559 ◯委員長(中根康雄) 生涯学習課長。 560 ◯生涯学習課長(田中繁生) 1点目の予約システム更新の内容でございます。更新につきましては、現在のシステム、これにつきましては、容量的にもかなり厳しくなっております。したがいまして、予約の動きが鈍くなるという現象が生じております。このたび、ことしの11月で、そのシステムの期間が満了となりますことから、システムのサポート契約の更新を行います。その時点で、システム自体の故障、それから機器の故障が発生した場合に、復旧それから、そういう場合の対応、それからあと、入れ替えに伴いましてサポート契約を行うことによります安全性の確保、これが一つのメリットでございます。  それから、もう一つが、予約手続きの処理スピードの迅速化ということでございまして、これに伴いまして、窓口での待ち時間が短縮できるというメリットがございます。  それから利用者の状況等の統計処理作業、これをデータ実態に合わせたものに更新いたします。これに伴いまして、事務の処理の効率化が図れるというメリットがございます。  なお、この更新に伴いまして、金額的な経費でございますけれども、月額に換算いたしまして、およそ12万円ほどの削減を見込んでおります。以上でございます。 561 ◯委員長(中根康雄) 生涯学習課長。 562 ◯生涯学習課長(田中繁生) すみません、東小の楽器の分担につきまして修繕との関係でございます。これにつきましては、年度当初に、市内に今、楽団が3団体ございます。その楽団とミーティングを行っております。それに伴いまして、相互に連絡を取り合いまして、学校との相互貸し出しにつきましても協議をしております。これに伴いまして、現在のところ、対応については順調に対応しているところでございます。以上でございます。 563 ◯委員長(中根康雄) 体育課長。 564 ◯体育課長(堀松英紀) スポーツカレンダーのご質問でございますが、スポーツカレンダー、いろんなものを集約してという、今、お話がございましたが、昨年と今年、特に変えておりません。いろんな団体あるいは町内会・自治会、学校関係、そういうものを極力集約してつくっております。冊数については800冊ということで作成をして、4月から配付というふうに考えております。以上でございます。 565 ◯委員長(中根康雄) 時間の関係もありますので、ひとまず教育費、公債費、諸支出金及び予備費関係の質疑を終わらせていただきたいと思いますが、これにご異議ございませんか。       (「なし」と呼ぶ者あり) 566 ◯委員長(中根康雄) ご異議なしと認めます。  お諮りいたします。本日の会議はこの程度にとどめ、延会としたいと思いますが、これにご異議ございませんか。       (「なし」と呼ぶ者あり) 567 ◯委員長(中根康雄) ご異議なしと認めます。  本日はこれにて延会といたします。大変ご苦労さまでした。                                     午後4時56分 閉会 Copyright © Hamura City, All rights reserved. ↑ ページの先頭へ...