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令和3年予算特別委員会建設環境分科会 本文 開催日: 2021-03-19
令和3年予算特別委員会建設環境分科会 名簿 開催日: 2021-03-19

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  1. 稲城市議会 2021-03-19
    令和3年予算特別委員会建設環境分科会 本文 開催日: 2021-03-19


    取得元: 稲城市議会公式サイト
    最終取得日: 2022-12-31
    ↓ 最初のヒットへ(全 0 ヒット) 1                                午前9時28分 開議 ◯ 池田分科会主査 ただいまから予算特別委員会建設環境分科会を開きます。  この際、第13号議案 令和3年度東京都稲城市一般会計予算の市民部及び農業委員会の所管に関する部分から、第17号議案 令和3年度東京都稲城市後期高齢者医療特別会計予算までの3件を一括議題といたします。  質疑の方法については一問一答方式で、再質疑は2回までとなっております。質疑の際は、着座で、予算書名、ページ数、費目を言い、簡明にするようお願いいたします。また、説明員については、答弁の際、挙手をして、職名を言い、着座で、的確・簡明にするようにお願いいたします。  これより質疑に入ります。質疑・意見のある方は挙手を願います。つのじ分科員。 2 ◯ つのじ分科員 おはようございます。よろしくお願いいたします。  それでは、予算書の133ページの姉妹都市等交流事業のことについて伺いたいと思います。  稲城市姉妹友好都市交流協会補助金の概要について、まずは伺いたいと思います。 3 ◯ 池田分科会主査 市民協働課長。 4 ◯ 笠松市民協働課長 おはようございます。  それでは、答弁させていただきます。  稲城市姉妹友好都市交流協会補助金につきましては、国内外の姉妹友好都市との交流に関しまして、市民が主体となって情報提供やコーディネート、それから、交流事業等を運営する稲城市姉妹友好都市交流協会が令和2年度に設立されました。今年度に設立をされましたことから、同協会に対しまして、事業費の一部を補助するものとなっております。 5 ◯ 池田分科会主査 つのじ分科員。 6 ◯ つのじ分科員 稲城市友好都市交流協会ということで、設立ができて本当によかったと思っているところなんですけれども、事業費の一部を補助するということなのですが、補助を行う事業の内容について詳しく伺いたいと思います。 7 ◯ 池田分科会主査 市民協働課長。 8 ◯ 笠松市民協働課長 補助を行う事業につきましては、国内外の姉妹友好都市との、今の時代ですと、例えばウェブの会議であるとか、それから、また、郵便などによる手紙等の交流などを考えているようです。  また、交流協会が新しくできたばかりですので、PRも兼ねまして、広報紙などの発行も予定されている、想定されているところでございます。 9 ◯ 池田分科会主査 つのじ分科員。 10 ◯ つのじ分科員 語学力の向上や交流ノウハウなど、姉妹都市の交流プログラムによる学生主体の交流事業の推進など、いろいろと事業の展開というのはあるかと思うんですけれども、まずはウェブ会議等で、試行的な事業でもよいかと思うので、様々な活発な取組に期待しております。  これは意見で。
    11 ◯ 池田分科会主査 ほかに。岡田分科員。 12 ◯ 岡田分科員 241ページの商工会経費の商工会補助金3,727万8,000円の、まず、この内訳についてお聞きしたいと思いますが、例年、質問していますが、住宅改修等の補助事業ということで、住宅リフォームを進めていくということで、1,200万円が毎年組まれていますが、令和3年度予算の中でどうなっているか確認したいと思います。 13 ◯ 池田分科会主査 経済観光課長。 14 ◯ 関口経済観光課長 稲城市商工会の予算の内訳でございますが、職員の経営相談事務費や旅費などの経営改善普及事業指導事業費に837万6,000円、稲城の太鼓判など、地域ブランド創出事業を含む総合振興費に134万2,000円、あきない活性化事業を含む商業振興費に29万5,000円、新製品や新技術、知的財産支援事業費を含む工業振興費に153万6,000円、あとは、建設業PR事業を含む建設業振興費に18万7,000円、青年部活動事業費に16万1,000円、女性部活動費に15万円、ホームページ作成等インターネット活用情報交流事業費に6万7,000円、なしのすけ商品券である商業等活性化事業費に1,041万4,000円、あと、先ほど、住宅改修には1,200万円、例年と同様でございます。その他としましては、管理費に185万円、商工会運営費に90万円でございます。  以上でございます。 15 ◯ 池田分科会主査 岡田分科員。 16 ◯ 岡田分科員 昨年同様ということで、再質問ですが、新年度に向けてはコロナの対応ということが最優先で取り組まれなければいけないという状況の中で、やはりこの住宅改修補助は地域の経済対策としても重要なものだというふうに考えていますが、その認識をお聞きしたいと思います。  それから、その面で言いますと、商品券とか様々な取組、コロナ禍の地域を支えていく取組として対応されてきていると思いますが、この住宅リフォームについても、やはり増額とかということも含めて地域を支えていく、こうした取組も大事ではないかと思うんですが、こうした検討は行われてきたのかどうかお聞きしたいと思います。 17 ◯ 池田分科会主査 経済観光課長。 18 ◯ 関口経済観光課長 地域における消費を喚起しまして、市外流出を抑制することで市内建設事業者の経営の安定化を図られることから、この住宅改修事業、本事業は、地域経済対策に資すると認識しているところでございます。  また、予算の増額につきましてでございますが、現在、市の財政も大変厳しい中、増額は難しいところでございますが、令和2年度より1人当たりの補助金の上限額を20万円から15万円に、対象工事額を40万円から30万円にしたことで、より多くの住宅改修希望者に御活用いただけるのではないかと考えているところでございます。 19 ◯ 池田分科会主査 岡田分科員。 20 ◯ 岡田分科員 やはり地域経済対策として重要だと思います。  いずれにしても、増額となると市の財源の問題も当然あると思うんですが、やはりコロナ対応の交付金、国とか都は補助していく、こうしたことも必要であるだろうというふうに思います。  引き続き、こうしたコロナの交付金なども含めて検討していっていただきたいと思っています。  最後に、経済効果はどれぐらいになるのかお聞きしておきたいと思います。 21 ◯ 池田分科会主査 経済観光課長。 22 ◯ 関口経済観光課長 31年度の経済効果は、完了工事額が約1億3,000万円ほどでございましたので、令和3年度も同等またはそれ以上の経済効果があるのではないかと考えているところでございます。 23 ◯ 池田分科会主査 ほかに。川村分科員。 24 ◯ 川村分科員 予算書の140・141ページの部分です。  戸籍電算システム機器更新作業委託の内容、こちらは880万円なんですが、その内容について伺えますでしょうか。 25 ◯ 池田分科会主査 市民課長。 26 ◯ 森市民課長 戸籍電算システム機器更新作業委託の内容につきましては、戸籍電算システム機器が令和3年9月にリース期間満了となることによるシステムのバージョンアップ、サーバー2台、端末4台、プリンター4台の更新、データ移行、切替え、動作確認など、一連の作業を委託するものでございます。 27 ◯ 池田分科会主査 川村分科員。 28 ◯ 川村分科員 こちらは期間満了ということなんですけれども、このシステムのバージョンアップというものがどういったことなのかというのと、それから、マイナンバーカードとのひもづけなどの部分もあるのかと思うんですが、現在の戸籍システムと更新後のシステムを比較して、どういったところをするのかというのを教えていただけますか。 29 ◯ 池田分科会主査 市民課長。 30 ◯ 森市民課長 今回のシステムのバージョンアップにつきましては、現行のシステムのOSのサポートが令和5年10月に終了する予定であることから、戸籍電算システム機器賃貸借期間満了に伴い、戸籍システムを現行システムのバージョンアップ版に移行するものでございます。  戸籍システムの更新と戸籍のマイナンバー制度導入との関係でございますが、今回の戸籍電算システムの更新作業委託は、戸籍のマイナンバー制度導入による更新ではなく、賃貸借期間満了に伴う機器の入替え、データの移行を行うものでございますが、今回の更新に伴う現行システムのバージョンアップ版への移行は、今後、戸籍のマイナンバー制度導入に伴うシステムの構築や改修に現行のバージョンのシステムでは対応しないために実施するものでございます。  現在の戸籍システムと更新後のシステムを比較して機能を変更する予定はということですが、基本的には現行システムのバージョンアップを予定しておりますので、機能の大きな変更はなく、入力作業に影響が生じるものはないものと考えております。 31 ◯ 池田分科会主査 川村分科員。 32 ◯ 川村分科員 分かりました。分かりやすく説明ありがとうございます。今後のためのバージョンアップということで理解しました。ありがとうございます。 33 ◯ 池田分科会主査 ほかに。榎本分科員。 34 ◯ 榎本分科員 それでは、特別会計予算書185ページ、議案概要説明書19ページの新規事業になります。  高齢者の保健事業と介護予防の一体的実施事業について伺います。  高齢者の保健事業と介護予防の一体的実施事業につきましては、総括質疑の中で目的や考え方について確認することができましたので、詳細な点について伺いたいと思います。  大まかな概要については理解しておりますが、この事業の進め方について、少し細かく伺いたいと思います。 35 ◯ 池田分科会主査 保険年金課長。 36 ◯ 森保険年金課長 高齢者の保健事業と介護予防の一体的実施事業の進め方といたしましては、保険年金課に保健師等の医療専門職を1名配置しまして、事業の企画調整等や健康課題のある対象者人数の把握を行うとともに、連絡調整会議を予定しております。  この連絡調整会議には、地域の医療関係者として医師会や歯科医会、薬剤師会などから代表の方に出席いただきまして、行政側としましては介護保険担当部署国民健康保険の担当者、後期高齢医療の担当者などをもって具体的な事業メニューを決定します。  その後、この事業メニューに応じて地域を担当する医療専門職の委託先を選定し、高齢者の個々の状況に応じたアプローチを図り、年度末には事業の評価を行う予定としているところでございます。 37 ◯ 池田分科会主査 榎本分科員。 38 ◯ 榎本分科員 ありがとうございます。具体的な進め方については分かりました。  この事業では、高齢者一人一人の健康課題に合わせて委託事業者の医療専門職により、個々の状況に応じたアプローチを図るとのことでしたので、例えば、現役として長く働かれていた方や、長く活動されていたんですけれども、活動場所を失った方など、その後に意欲や動作の低下が現れて、生活習慣病のリスクが高くなる年齢層にとっては健康増進と介護予防につながるかと思います。  そこで、この事業の対象者となる人数は何人ぐらいを想定されているのかを伺います。 39 ◯ 池田分科会主査 保険年金課長。 40 ◯ 森保険年金課長 この事業の対象人数としては、個別にアプローチを行う対象者としましては150人程度を見込み、その方たちへの事業の紹介をまずは行っていく中で、参加を希望される方が20人程度を見込んでいるところでございます。  また、そのほかに、通いの場として4圏域ごとに1か所当たり25人程度にアプローチを図る予定としているところでございます。 41 ◯ 池田分科会主査 榎本分科員。 42 ◯ 榎本分科員 事業対象者については、詳細な人数まで分かることができましたので、ぜひそれぞれの対象者に、まずは事業の目的をしっかりと理解していただけるように丁寧に説明をしていただき、積極的に取り組んでいただけるよう進めていただきたいと思います。  また、この事業の取組が、結果として健康寿命を延ばせることになり、先行きは保険料の抑制にもつながることを期待しております。  そこで、もう1点確認したいのですけれども、連絡調整会議は、先ほど答弁があったメンバーの方々が具体的な事業メニューを決めて、その後、個々にアプローチを図って、年度末には事業の評価を行う予定だったかと思います。  アプローチや評価に関しては、連絡調整会議のメンバー以外にも、介護予防担当者や健康課の担当者など、介護予防と健康に関する関係者の方々の参加も必要になってくるのではないかと思いますが、そのような考え方についてと、この事業による効果をどう捉えるのかをお伺いしたいと思います。 43 ◯ 池田分科会主査 保険年金課長。 44 ◯ 森保険年金課長 この連絡調整会議においては、まずは具体的な事業メニューを決定しますので、必要に応じて、健康課ですとか地域包括支援センター等とも連携を行ってまいりたいと考えております。  また、この事業による効果でございますが、医療保険制度では、74歳までは国民健康保険や社会保険等に加入して、75歳以降は後期高齢者医療制度に移行するに当たりまして、これまではそれぞれの医療保険制度の中で保健事業を実施し、74歳までに行ってきたそれぞれの保健事業が75歳以降も適切に継続されにくかったという課題がございましたが、このような課題からも、高齢者一人一人に対しましてきめ細かな保健事業と介護予防を一体的に実施することで、複数の慢性疾患や要介護状態に至る前段階であっても、身体的な脆弱性のみならず、フレイル状態になりやすい状況を早期に予防していく効果につながるというところで考えております。 45 ◯ 池田分科会主査 ほかに。北浜分科員。 46 ◯ 北浜分科員 予算書の243ページです。経済課の部分で、企業誘致経費の部分でお答えをいただきたいと思います。  企業誘致奨励金等が1億1,992万円計上されております。この部分に関しましては、私自身もかねてより一般質問等で、ぜひ企業誘致をしてほしいということで、高橋市政になってからこの政策を実行されたということで、一定の効果が見受けられているというふうに認識しております。  特に尾根幹線沿いであるとか、ニュータウン地内のURが所有している土地に関して利用が促進されたというふうに認識しております。  今回の予算は、前年度に比べて、既に総括質疑等でも答弁いただいておりますが、減額しておりますけれども、令和3年度の、この予算を計上された、その対象となる企業であるとか、その内訳についてお答えいただければと思います。 47 ◯ 池田分科会主査 経済観光課長。 48 ◯ 関口経済観光課長 令和3年度の本予算1億1,992万円でございますが、綜合警備保障株式会社、こちらは若葉台にありますが、こちらのほうで約4,800万円ほど、あとは、株式会社テレビ朝日のほうで約7,100万円ほどの内訳でございます。 49 ◯ 池田分科会主査 北浜分科員。 50 ◯ 北浜分科員 いわゆるこの企業誘致奨励金を支給するに当たっては、ある一定の条件を付加しているわけでありますけれども、この中でなかなか課題として促進できていない部分が、例えば、稲城市民の雇用であるとか、その建物を造るときの建設業者を市内業者とかということがなかなか促進されていないという事実はあると思うんですけれども、今回の部分でそのような案件は含まれているのか。  また、含まれていないんだったら、今回はどのような条件を満たしているので、その2社に関しまして奨励金が支給される予定になっているのか伺えればと思います。 51 ◯ 池田分科会主査 経済観光課長。 52 ◯ 関口経済観光課長 市内の方を雇用することや、市内建設業を利用しまして建物を建てるなどの加算金でございますが、こちらにつきましては、5回奨励金を配賦するんですけれども、そのうちの初回のみの加算金ということでございまして、こちらの予算でございますが、こちらは奨励金のみでございまして、こちらは固定資産税及び都市計画税に相当する額の100分の90をこのたび補助金として支払うものでございます。  以上でございます。 53 ◯ 池田分科会主査 よろしいでしょうか。  ほかに。武田分科員。 54 ◯ 武田分科員 予算書の235ページ。農業環境対策推進事業の減農薬促進事業補助金について伺います。  令和3年度の歳出予算が113万9,000円と、前年の令和2年度と比較すると53万9,000円増となっておりますが、その要因について伺います。 55 ◯ 池田分科会主査 経済観光課長。 56 ◯ 関口経済観光課長 こちらの減農薬促進事業補助金の増額の要因につきましては、梨組合さんより要望があり、増額となったものでございますが、具体的には、従来から補助対象としていますフェロモン剤と呼ばれます害虫交尾交信攪乱剤の導入支援と、近年始めました取組として、天敵製剤の導入支援が農業者からの要望が多く上がっていたことから、増額により一層の減農薬の促進を図るものでございます。 57 ◯ 池田分科会主査 武田分科員。 58 ◯ 武田分科員 ありがとうございます。  低農薬、減農薬はこれからの都市型農業に関しては必ず必要なものとなってくると思います。  そこで、再質問いたします。  農業者による減農薬への取組については、市としても支援を積極的にお願いしたいと思います。  天敵製剤について具体的な使用方法とその効果を伺います。 59 ◯ 池田分科会主査 経済観光課長。 60 ◯ 関口経済観光課長 こちらの具体的な使用方法でございますが、梨の天敵となりますハダニなどを捕食するダニが入っている特殊な袋を生物農薬としまして梨園に設置することで、害虫のダニの発生を抑える効果がございます。  通常の農薬散布より散布回数を減らす効果がありますが、捕食するダニが死滅しないように、農薬の種類を変更する必要が出てくるところでございます。 61 ◯ 池田分科会主査 武田分科員。 62 ◯ 武田分科員 殺虫剤の散布回数を減少させる。また、安全な梨栽培を図るとともに、近隣住民への配慮をするものと理解いたしました。  私の近隣でも梨農家さんはだんだんなくなってきているという状況がありますので、ぜひこういったことで救って、よりよい成果が出てくることを期待しております。  これは意見です。 63 ◯ 池田分科会主査 ほかに。つのじ分科員。 64 ◯ つのじ分科員 予算書の355ページ、議案概要説明書で22ページの城山公園テニスコート改修工事のところで伺います。  市内で唯一のハードコートである城山公園テニスコートということで、ハードコートを好むプレーヤーも多くいるのではないかと考えますが、何はともあれ、テニスを好む市民の方々がかなり大勢いるということは認識しております。  そこで、人工芝のコートへ改修工事を実施するに当たって、利用者の意見などを伺ったのかどうか、その辺を聞きたいと思います。 65 ◯ 池田分科会主査 スポーツ推進課長。 66 ◯ 大塚スポーツ推進課長 利用者の意見でございますけれども、令和2年9月に市内テニスコートの利用者へ、ハードコートである城山公園テニスコートを改修することになった場合、どちらの仕様のコートがいいですかというようなアンケート調査を実施しました。  結果につきましては、231人中、人工芝コートを希望する方が173人で74.9%、ハードコートを希望する方が30人で13.0%、どちらでもよいが23人で10.0%でございまして、多くの利用者が人工芝コートを希望されているということでございます。 67 ◯ 池田分科会主査 つのじ分科員。 68 ◯ つのじ分科員 多くのテニスコート利用者が城山公園のテニスコートを人工芝コートに改修してほしいという現状がよく分かりました。  代表質問や予算総括質疑の中で、工事期間は令和3年7月から9月頃までということで、利用再開は10月頃という答弁を伺っておりますが、今回、ハードコートから人工芝コートになるということで、料金が幾らになるのか伺いたいと思います。 69 ◯ 池田分科会主査 スポーツ推進課長。 70 ◯ 大塚スポーツ推進課長 新しい使用料につきましては、今後の議会へ上程しまして議論していただく予定でございますので、これからの検討になりますけれども、市内のほかの砂入り人工芝テニスコートと同等の使用料になるものと想定しております。 71 ◯ 池田分科会主査 つのじ分科員。
    72 ◯ つのじ分科員 今までの利用者の方々からの御意見なんですけれども、使用料は安くて利用できているのでありがたいという多くの声を聞いております。  そのような中で、新料金は良心的な価格になってほしいという願いはあるんですけれども、新料金になるのはいつからなのか、再度伺いたいと思います。 73 ◯ 池田分科会主査 スポーツ推進課長。 74 ◯ 大塚スポーツ推進課長 新しい使用料の適用時期でございますけれども、利用再開を予定しております10月の城山公園テニスコートの抽選予約が開始され、お支払いが始まる9月頃を予定しております。 75 ◯ 池田分科会主査 ほかに。岡田分科員。 76 ◯ 岡田分科員 概要の23ページ、健康診査料助成の廃止、マイナス204万6,000円についてお聞きします。  まず、助成の内容と廃止の理由について、改めて確認したいと思います。 77 ◯ 池田分科会主査 保険年金課長。 78 ◯ 森保険年金課長 健康診査料助成につきましては、後期高齢者を対象とした人間ドック等の助成費用に対する助成でございます。  廃止の理由としましては、これまで、国からは長寿健康増進事業費等補助金として市へ補助が行われておりましたが、平成30年度からは、国から広域連合への特別調整交付金に組替えられたことに伴いまして、長寿健康増進事業費等補助金については経過措置が設けられ、段階的に縮減し、令和3年度には廃止となりました。  そうしたことから、後期高齢者を対象とした人間ドック等の助成を廃止するものでございます。 79 ◯ 池田分科会主査 岡田分科員。 80 ◯ 岡田分科員 まず、これまでの1人当たりの助成額と、それから、助成の利用の件数がどうなっているのか確認したいと思います。  それから、もう1点なんですが、やはり健康診査は健康を保つためにそれそのものが非常に大事で、やはりこの健診を通じて、予防と、それから、早期発見をして市民の健康を守っていく。そのために、補助を通じて、やはり人間ドックとか脳ドックというのはかなり費用もかかるということなので、そういう、なるべく受けやすくしていくという点で重要な施策だったというふうに思うわけですが、広域連合で後期高齢者は運営しているという状況なんですが、やはり国の助成を延長するなり、そうした議論がされてこなかったのかということについて聞きたいと思います。 81 ◯ 池田分科会主査 保険年金課長。 82 ◯ 森保険年金課長 まず、これまでの助成額と利用実績でございますが、人間ドックと脳ドック、それぞれの受診費用の半額としまして、平成30年度までは上限額2万円、平成31年度と令和2年度は上限額1万円でございます。  利用実績としましては、平成31年度、人間ドックが111人、利用率にしまして1.2%、脳ドックが83人で利用率0.9%という実績でございます。  また、国への要請ということでございますが、市では、平成31年度の施政方針におきまして助成額の見直しを図り、引き続き介護予防事業と連携を図りながら、高齢者の保健事業の推進に努めてまいりますとしているところでございます。 83 ◯ 池田分科会主査 岡田分科員。 84 ◯ 岡田分科員 健康診査の助成が廃止された、廃止されていくということに伴って、やはり受診者が減らないようにするということは、ならないようにというのが大事だと思うので、その辺をどういうふうに取り組んでいこうと考えられているのかお聞きしたいと思います。 85 ◯ 池田分科会主査 保険年金課長。 86 ◯ 森保険年金課長 今後は、令和3年度から開始予定しております高齢者の保健事業と介護予防の一体的な実施事業の中で取り組んでまいりたいと考えております。 87 ◯ 池田分科会主査 ほかに。川村分科員。 88 ◯ 川村分科員 予算書の237ページの部分です。  こちらに農業後継者等育成事業、その中で認定農業者農業経営改善支援事業補助金というものがあるんですが、こちらの事業の概要について伺えますでしょうか。 89 ◯ 池田分科会主査 経済観光課長。 90 ◯ 関口経済観光課長 こちらの内容でございますが、農業所得300万円以上で、稲城市が定める農業基本構想に適合している農業者を認定農業者として市が認定しておりまして、その認定農業者の経営改善のための経費を1事業者に対しまして100万円を限度に、事業費の2分の1、最大50万円の支援をするものでございます。 91 ◯ 池田分科会主査 川村分科員。 92 ◯ 川村分科員 こちらは認定農業者へのということなんですが、東京都なども含めたその支援の状況についても伺えますか。 93 ◯ 池田分科会主査 経済観光課長。 94 ◯ 関口経済観光課長 東京都やJA東京みなみの職員、農業委員等で構成される農業経営改善支援センターにより、認定農業者の経営改善の相談会を設けておりまして、経営の見直しのアドバイスを実施しております。  東京都の補助事業につきましても、多くの事業が認定農業者が要件となっていることから、市においても認定農業者を増やすことを目的としておりまして、現在44人の方が認定農業者となっているところでございます。 95 ◯ 池田分科会主査 川村分科員。 96 ◯ 川村分科員 認定農業者の方が増えている、増やす方向で進めていただいているということはとてもいいと思います。  それで、認定農業者制度のような、現在、農業者として頑張っている方々への支援というのはもちろん必要だと思うんですが、これから新たに農業を始めようとする方への支援体制についても伺いたいです。 97 ◯ 池田分科会主査 経済観光課長。 98 ◯ 関口経済観光課長 市としての支援対策としましては、東京都の農業アカデミーでの農業研修や、国の農業次世代人材資金などの経営開始につながる制度の案内に現在、努めているところでございます。  近年の法改正によりまして、生産緑地が貸借しやすくなったこと、農業を始めたいという声がある一方で、高齢のため、そういう理由により農業を継続することが難しいという御相談をいただくこともございますので、今、農地のマッチングの仕組みにつきまして研究し、支援体制の構築に現在、努めているところでございます。 99 ◯ 池田分科会主査 ほかに。榎本分科員。 100 ◯ 榎本分科員 予算書241ページ、概要説明書20ページ。新型コロナウイルス感染症対策特別資金融資あっせん事業についてお伺いします。  新型コロナウイルス感染症対策特別資金融資あっせん事業につきましては、条例の一部改正や、総括質疑でも質疑があったかと思いますが、少し詳細について確認させていただきます。  初めに、新型コロナウイルス感染症対策特別資金融資あっせん信用保証料補助金の積算内訳についてお伺いします。 101 ◯ 池田分科会主査 経済観光課長。 102 ◯ 関口経済観光課長 新型コロナウイルス感染症対策特別資金融資の信用保証料につきましては、市が全額補助するものとしておりますが、予算につきましては、1,000万円を20件の融資総額2億円に保証料率1.3%を乗算しまして積算したものでございます。 103 ◯ 池田分科会主査 榎本分科員。 104 ◯ 榎本分科員 信用保証料補助金の積算については分かりました。  次に、新型コロナウイルス感染症対策特別資金融資あっせん利子補給補助金の積算内訳についてお伺いします。 105 ◯ 池田分科会主査 経済観光課長。 106 ◯ 関口経済観光課長 利子補給の積算根拠でございます。  こちらにつきましては、信用保証料補助金と同じく、1,000万円を20件の融資総額2億円を実行したものと仮定しまして積算しました令和3年の利子補給額と、令和2年度実行分の令和3年度債務負担行為分を合算したものでこちらのほうは予算を計上しているものでございます。 107 ◯ 池田分科会主査 榎本分科員。 108 ◯ 榎本分科員 ありがとうございます。積算の根拠については理解をいたしました。  事業者によっては、営業時間の短縮や新しい生活様式に対応し、感染拡大防止を図りながら事業継続に取り組むなど、努力されてきておりますが、経済的な面が一番心配されるところであり、加えて、体力、精神的にも厳しい状況に置かれているかと思います。  新型コロナウイルス感染症の影響により売上げが減少している市内事業者に対しまして、救済となるような支援が多くの方に行われることを期待しておりますが、そこで、1つ確認させていただきたいのですが、今、お話にありましたように、最大限度が1,000万円で、20人の方が借りると2億円になるということでしたが、全ての方が最大限の1,000万円を借りるというわけではないかと思いますが、例えば限度額の半分や7割程度の額を何人かが借りた場合は、20件以上の方が借りることができるようになると思いますが、利用できる件数は増加できるのかお伺いいたします。 109 ◯ 池田分科会主査 経済観光課長。 110 ◯ 関口経済観光課長 積算でございますが、あくまでも最大限度額を利用した場合で積算のほう計上させていただきましたが、令和2年度の融資額は平均で約700万円でございましたので、総額2億円を700万円で除しますと約28件となることから、令和3年度も令和2年度と同額程度の融資額の御申請であれば、利用できる件数は想定よりも増加となると考えているところでございます。 111 ◯ 池田分科会主査 ほかに。武田分科員。 112 ◯ 武田分科員 予算書の233ページ、農業委員会運営費の委託料のところにあるんですが、令和2年度にありました予算、農業委員会会議録作成業務委託というのが令和3年度ではなくなっています。  その予算が計上されていないという形になっておりますが、議事録は非常に大事なものと認識しております。ほかに何かしらの担保をしていると思うんですが、今回、この予算がなくなった理由について伺います。 113 ◯ 池田分科会主査 経済観光課長。 114 ◯ 関口経済観光課長 今まで外部に依頼していました会議録作成を、情報管理課にあります会議録作成支援ソフトの活用によりまして農業委員会の議事録を作成することとしたため、本予算を計上しないことといたしました。  なお、令和2年度も予算はつけていただきましたが、本年度から業務委託は行わずに本ソフトで会議録の作成を行っているところでございます。 115 ◯ 池田分科会主査 武田分科員。 116 ◯ 武田分科員 ソフトに移行したということで、これはもう時代に即した形だと考えておりますが、次に、再質問ですが、今までの会議録作成方法等、今後、そのソフトを利用した場合の対応の違いについて伺います。 117 ◯ 池田分科会主査 経済観光課長。 118 ◯ 関口経済観光課長 今までの会議録作成方法は、会議時にICレコーダーを持ち込みまして、音声を録音しまして、その音声や口述書などを委託事業者に提出しまして文字起こしをしていただいた後、職員が確認校正するものでございました。  今後の会議録作成につきましては、会議時にソフトが入っているパソコンなどで音声を取込みまして文字起こしをした後、職員が確認校正をするというものでございます。 119 ◯ 池田分科会主査 武田分科員。 120 ◯ 武田分科員 委託を廃止してということですが、文字起こしのソフトは十分運用が可能という判断で採用したものと思います。  これは大きく時短にも関わってくることだと思います。  ぜひ、この機会に、いろいろな委員会、その他の議事録もこういう形で運用できればいいかということで考えております。  これは意見です。 121 ◯ 池田分科会主査 ほかに。川村分科員。 122 ◯ 川村分科員 予算書の243ページの部分です。  稲城市観光協会補助金、こちらは2,029万8,000円とあるんですが、そちらの内訳について伺えますでしょうか。 123 ◯ 池田分科会主査 観光担当課長。 124 ◯ 徳尾観光担当課長 稲城市観光協会補助金の積算の内訳につきましては、人件費が1,438万6,000円、管理運営費516万9,000円、パンフレット等の観光啓発費が30万9,000円、需用費43万4,000円となっております。 125 ◯ 池田分科会主査 川村分科員。 126 ◯ 川村分科員 詳しくありがとうございました。  対前年度比からの減となっていると思うんですけれども、その要因について伺えますか。 127 ◯ 池田分科会主査 観光担当課長。 128 ◯ 徳尾観光担当課長 稲城市観光協会補助金が対前年度で減となっている要因でございますが、本格稼働から約2年が経過し、会員数も増加傾向にあることから、会員の会費収入の増加が見込まれること、また、観光ウォーキング事業の参加料やロケーションサービス等の事業収入の増加が見込まれますことなどから、他の財源を確保できたということが主な要因となっております。 129 ◯ 池田分科会主査 川村分科員。 130 ◯ 川村分科員 およそ2年が経過しということで、今後というか、これから特徴的な取組などがあれば教えてください。 131 ◯ 池田分科会主査 観光担当課長。 132 ◯ 徳尾観光担当課長 令和3年度の稲城市観光協会の特徴的な取組といたしましては、観光ウオーキングに体験的な要素、スタンプラリー、婚活事業などの観光事業の継続、さらに、ロケーションサービスを通じまして効果的なシティープロモーションなど、今年度に策定いたしました第二次稲城市観光基本計画に掲げる理念や基本方針に沿いまして、さらなる魅力化、質の向上を図っていくところと聞いております。 133 ◯ 池田分科会主査 ほかに。榎本分科員。 134 ◯ 榎本分科員 それでは、予算書41ページ、使用料のロケーションサービス行政財産使用料について伺います。  今、ロケーションのお話もありましたが、ロケーションサービス行政財産使用料16万円が使用料の歳入として計上されておりますが、その積算内容についてお伺いします。 135 ◯ 池田分科会主査 観光担当課長。 136 ◯ 徳尾観光担当課長 ロケーションサービス行政財産使用料16万円の積算内訳でございますが、これまでの撮影実績を考慮して、総合グラウンド等の屋外施設での撮影について、1日撮影した場合の使用料が1万円であり、こちらを年8回実施、また、市役所・庁舎内など屋内施設での撮影について、1日撮影した場合の使用料が2万円であり、こちらを年4回実施するものとして積算しております。 137 ◯ 池田分科会主査 榎本分科員。 138 ◯ 榎本分科員 積算内容について分かりました。  では、ロケーションサービス行政財産使用料については、令和2年度と比較しますと6万円の増額となっております。増額した要因についてお伺いいたします。 139 ◯ 池田分科会主査 観光担当課長。 140 ◯ 徳尾観光担当課長 ロケーションサービス行政財産使用料の増加につきまして、令和2年度は撮影支援の主体となる稲城ロケーションサービスの本格稼働の初年度、また、撮影に関する行政財産使用料が適用される初年度ということもあり、予算ベースでの件数を把握しづらい部分がございましたが、令和3年度につきましては、令和2年度の受入実績、また、稲城ロケーションサービス定着状況等を踏まえ、前年度と比較して増額を見込んでおります。 141 ◯ 池田分科会主査 榎本分科員。 142 ◯ 榎本分科員 ロケーションにつきましては、これまでの実績から稲城市でのロケーション件数が増え、話題となるような有名な作品の撮影も増えてきていると聞いております。  私が住んでいる坂浜でも天満神社の参道や本殿での撮影が何度かありましたし、最近では、小田良トンネルがそのままの名称で放映されるなど、撮影の実績から考えますと、撮影可能な施設はまだまだあるのではないかと考えます。  市内の撮影可能なロケーション情報の発信状況とともに、ロケーションサービスとして行政財産にも、今後、積極的に行っていくことをPRしていただき、予算以上の成果が見込めるようにお願いしたいと思います。
     意見です。 143 ◯ 池田分科会主査 ほかに。つのじ分科員。 144 ◯ つのじ分科員 予算書の52ページ・53ページのところで、国庫補助金の個人番号カード交付事業費補助金について伺いたいと思います。  前年度の予算額と比較して2,312万円の減額になっている理由について伺いたいと思います。 145 ◯ 池田分科会主査 市民課長。 146 ◯ 森市民課長 国庫補助金の個人番号カード交付事業費補助金が、前年度予算額と比較して2,312万円の減額になっている理由についてでございますが、個人番号カード交付事業費補助金は、区市町村がカード関連事務等に要する費用としてJ-LISに支払った額を総務省から補助金として交付されるものでございます。  令和2年度までは、カード関連事務等に要する費用を全て市町村を通じてJ-LISに支払っていましたが、令和3年度以降は、国が直接J-LISに支払うこととなり、令和3年度については、区市町村の令和3年度の予算を通じてJ-LISに支払うのは、国の令和2年度予算の未執行額のみとなったためでございます。 147 ◯ 池田分科会主査 つのじ分科員。 148 ◯ つのじ分科員 個人番号カード交付事業費補助金は市区町村がカード関連事務等に要する費用としてJ-LISに支払った額ということなんですけれども、対象となる歳出予算と歳出予算の積算根拠について再度伺いたいと思います。 149 ◯ 池田分科会主査 市民課長。 150 ◯ 森市民課長 対象となる歳出予算は、予算書の142・143ページ、個人番号カード関係事業の負担金補助及び交付金、J-LISへの通知・個人番号カード関連事務委任に係る交付金の3,058万7,000円でございます。  積算の根拠につきましては、国の令和2年度予算の未執行額として、令和2年度の稲城市の支払い上限見込額と請求見込額の差額を交付金の予算額として積算しております。 151 ◯ 池田分科会主査 つのじ分科員。 152 ◯ つのじ分科員 国が直でJ-LISに支払っていれば簡素化されると思うんです。今後は職員の負担軽減につながると思いますので、本当によかったと思います。  これは意見で結構です。 153 ◯ 池田分科会主査 ほかに。岡田分科員。 154 ◯ 岡田分科員 221ページ、概要の19ページで、自治体新電力会社立上げ検討事業についてお聞きしたいと思います。  改めて事業の目的をお聞きします。 155 ◯ 池田分科会主査 環境課長。 156 ◯ 渡辺環境課長 自治体新電力会社立上げの事業の目的につきましては、2050年、カーボンニュートラルの実現に向け、再生可能エネルギーなどを調達、供給する自治体新電力会社の立ち上げを検討するために、庁内勉強会を開催させていただく予算とさせていただいております。 157 ◯ 池田分科会主査 岡田分科員。 158 ◯ 岡田分科員 庁内勉強会を開催するということで、どのようなメンバーで、何回ぐらいというか、どのように検討していく予定なのかお聞きしたいと思います。 159 ◯ 池田分科会主査 環境課長。 160 ◯ 渡辺環境課長 具体的にはまだ決まっておりませんが、基本的には、庁内で関係する部署にお声がけをさせていただきまして、それらの構成員でメンバーとさせていただきたいと思います。  また、具体的な会議の開催日数についてでございますけれども、こちらにつきましては、今、予算の積算上は、2回程度を予定しているところでございます。 161 ◯ 池田分科会主査 岡田分科員。 162 ◯ 岡田分科員 やはり再生可能エネルギーを地域で普及していく取組、私たちも重要だというふうに認識していますが、やはり進めていく視点として確認してお聞きしたいんですが、地域で再生可能エネルギーを生み出すということ、それから、エネルギーの地産地消、地域の活性化、地域経済の発展、こういう視点がやはり重要だと考えますが、認識についてお聞きしたいと思います。 163 ◯ 池田分科会主査 環境課長。 164 ◯ 渡辺環境課長 ただいまございましたとおり、やはりエネルギーの地産地消というところを主眼に考えてございまして、また、再生可能エネルギーの利用を促進というところも考えてございます。  そういったことを含めて、今後、勉強会の中で検討させていただきまして、自治体新電力会社が立ち上げられるかどうかという部分も含めて検討させていただきたいと考えてございます。 165 ◯ 池田分科会主査 ほかに。川村分科員。 166 ◯ 川村分科員 予算書の355ページ、城山公園テニスコートの部分です。  こちらなんですが、今回、市内各施設の使用料の見直しがありまして、そのことにより、いろいろな部分の改修や設備を整えることができているのだと思います。  市民の方から、実際にテニスコートを利用している方から、いわゆる値上げというのは困るというような意見を言われたこともありますが、きちんと、なぜ見直しが必要なのかということを話していきますと、理解し、納得していただいた方もいらっしゃいます。  それから、先ほどつのじ分科員からのお話にもありましたが、自分はオムニコートではなくてハードコートのほうがいいということで、ハードコート愛好者の方からも意見をいただくこともありました。  城山のテニスコートだからこそ速いボールが打てるのですとか、自分自身は伊達さん派なんだ、プロ育てるにはハードコートでなければ育たないということを言われました。  しかしながら、私の考えとしては、絶対数を考えたときのことや、市民1人1スポーツを推進している稲城市では、やはり少しでも長くスポーツを楽しんでいただけることが必要だと思うということを説明し、その部分も納得していただいた方もいました。  そこで、やはりせっかく砂入り人工芝にしていただくのであればということで、代表質問では工事の概要やスケジュールは確認させていただいたんですが、もう少し詳しく工事の内容を教えていただきたいと思います。  特に気になっているのは、既存のハードコートを剥がしてのオムニコート改修なのか、それともハードコートの上からのオムニコートの改修なのかということで、そちらは水はけや使用に関して大分違ってくるので、確認させてください。 167 ◯ 池田分科会主査 スポーツ推進課長。 168 ◯ 大塚スポーツ推進課長 工事の詳細につきましては、既存のハードコート面は剥がします。剥がしまして、砂入り人工芝コートを舗装するものでございます。  また、経年劣化しています既存の金網フェンスや審判台、ネットの支柱、センター金具なども撤去しまして、それぞれ新しいものを設置する予定でございます。 169 ◯ 池田分科会主査 川村分科員。 170 ◯ 川村分科員 ありがとうございます。  既存のハードコート面を剥がしての砂入り人工芝コートの舗装ということで、安心しました。  それで、現在、城山公園のテニスコートには、いわゆる日よけがない状態なんですけれども、今回の工事の中で新しく日よけを設置するなどの暑さ対策やちょっとした雨のときによけられるものがあるのか、工事の中に盛り込まれているのか伺えますでしょうか。 171 ◯ 池田分科会主査 スポーツ推進課長。 172 ◯ 大塚スポーツ推進課長 日よけ対策ということなんですけれども、今回の工事の中で暑熱対策としまして、日よけシェルターを2基設置する予定でございます。 173 ◯ 池田分科会主査 川村分科員。 174 ◯ 川村分科員 ありがとうございます。  最後になんですが、砂入り人工芝コートになるということで、そのコートの維持管理も大切で、なるべく長くいい状態で使っていければと思います。  そのコートを整備するブラシなどの備品類もテニスをする上ではとても重要になってくると思うんですが、ブラシなどの備品類もこちらの愛好者の意見を聞いて設置していただけるのかどうか伺えますか。 175 ◯ 池田分科会主査 スポーツ推進課長。 176 ◯ 大塚スポーツ推進課長 コートブラシということですけれども、現在、市内のほかの人工芝コートのほうで使用しております、利用者にとっても希望があったもの、コートブラシがあるんですけれども、そちらを同じようにこちらの城山公園テニスコートでも設置していきたいというふうに考えております。 177 ◯ 池田分科会主査 ほかに。榎本分科員。 178 ◯ 榎本分科員 それでは、予算書227ページ、ごみ減量再資源化推進事業についてお伺いいたします。  ごみ減量再資源化推進事業として、令和3年度の予算が3億5,767万円計上されておりますが、令和2年度の予算3億3,381万1,000円と比較しますと、2,385万9,000円の増となっております。  増額となった主な要因についてお伺いいたします。 179 ◯ 池田分科会主査 環境課長。 180 ◯ 渡辺環境課長 増額の主な要因でございますけれども、この予算書の227ページの12の委託料につきまして、この委託料の中の資源物回収委託につきまして、昨年度と比べまして1,324万6,000円増額しております。  また、その下にございます資源物処理業務委託につきましては、1,407万9,000円増額しております。  これらの委託料につきましては、新たな期間の長期継続契約を予定してございまして、今後、稲城市の人口の増加などが想定されることから、回収する収集車の増車を予定しておりまして、このことから、令和2年度に比べまして予算額が増加しているものでございます。 181 ◯ 池田分科会主査 榎本分科員。 182 ◯ 榎本分科員 主な要因としては委託料の増ということで、委託に関しましては、新たな長期の継続契約を予定するということで、今後の人口増加を想定すると、収集車を増やさなければ対応できないということで増額になったかと思います。  人口増加に伴って資源物の回収も当然増えてくることは分かりますし、ごみを減量して再資源となるのは増えていただきたいと思いますが、瓶、缶、ペットボトルについては、猛暑時には増え、気象状況にも左右されるかと思いますし、コロナ禍にある昨今では、緊急事態宣言を受けて、いわゆる家飲みなどが多くなってきて増えてきているのかと思います。  また、自宅での時間が増え、不要となった古紙、古布、段ボールなども一時的に増えてきているかと思います。  このような要因で回収量が増えた場合は、長期的契約ではありますけれども、委託料が増えるなどの見直しはあるのかを伺います。 183 ◯ 池田分科会主査 環境課長。 184 ◯ 渡辺環境課長 資源物回収委託につきましては、通常3年間の長期継続契約としてございます。  長期継続契約の初年度の予算積算には、過去の委託料を参考にいたしまして、新たな契約期間の人口増加率を算出いたしまして、さらに回収に必要な台数を計算し、委託料を積算しております。  したがいまして、資源物の回収委託につきましては、基本的に多少の回収量の増減には左右されないものでございます。 185 ◯ 池田分科会主査 榎本分科員。 186 ◯ 榎本分科員 現在、資源物回収ステーションを見ますと、ケースからあふれ出ている場面も何度も見ています。量の見当がなかなかつきづらいのですが、かなり増えてきているかと思いまして確認をさせていただきましたが、基本的には多少の回収量の増減では左右されないということなので安心いたしました。  最後に、もう1点確認をさせてください。  同事業の中で需用費の印刷製本費、ごみ・リサイクルカレンダー等印刷について、令和3年度の予算251万6,000円に対しまして、令和2年度の予算では298万2,000円と46万6,000円の減額となっております。  今年度もちょうどこの時期にごみ・リサイクルカレンダーが配布されてきておりました。ごみや資源を廃棄する際には確認させていただくケースも多く、大変重宝している方も多くおられると思います。  現在、いただいたごみリサイクルカレンダーを見ますと、特段変わった様子がなかったのですが、予算額が減額した理由について伺います。 187 ◯ 池田分科会主査 環境課長。 188 ◯ 渡辺環境課長 ごみ・リサイクルカレンダー等の印刷につきましては、毎年ごみ・リサイクルカレンダーのほかに併せて配布してございますごみ減量啓発チラシの印刷費用となってございます。  印刷物につきましては昨年度と同様となってございますが、印刷予定単価のほうが減額となったことから、結果、昨年度予算と比較をいたしますと46万6,000円減額したものでございます。 189 ◯ 池田分科会主査 ほかに。武田分科員。 190 ◯ 武田分科員 予算書43ページ、サイクルカフェ使用料について伺います。  歳入にサイクルカフェ使用料として306万1,000円が計上されておりますが、公募の要件として使用料が25万ほどと記憶しております。  令和2年9月3日に更新された市のホームページには、今後の予定として令和3年7月頃に営業を開始する予定ですとありますが、若干数字が合わないように感じますが、この積算の内訳をお願いします。 191 ◯ 池田分科会主査 観光担当課長。 192 ◯ 徳尾観光担当課長 サイクルカフェの建物使用の金額の算出につきましては、稲城市公園条例に基づいて算出しました月24万1,800円に外部テラス使用料を加えますと、月々25万5,080円となります。  使用料の発生は、運営事業者が開業準備のために使用しますのが、本年4月、来月から始まりますので、1年分として306万1,000円を計上したわけでございます。 193 ◯ 池田分科会主査 武田分科員。 194 ◯ 武田分科員 月額使用料が25万5,080円ということで確認をいたしました。  そして、7月からではなくて4月分から発生するということで理解をいたしました。  開業当時に新型コロナウイルスの影響が薄れていることを期待して、心待ちにしている方もたくさんいると思いますので、運営がうまくいくことを期待しております。  以上です。意見です。 195 ◯ 池田分科会主査 ほかに。岡田分科員。 196 ◯ 岡田分科員 223ページです。住宅用創エネルギー機器等導入促進事業補助金578万5,000円についてお聞きします。  まず、機器の種別ごとの内訳はどうなっているのかお聞きしたいと思います。 197 ◯ 池田分科会主査 環境課長。 198 ◯ 渡辺環境課長 機器の内訳でございますけれども、まず、太陽光発電システムにつきましては、これが単価が2万円でございまして、4キロワットまでといたしまして、上限8万円で25件で200万円。  次に、エネファーム、こちらが単価3万円で100件分を積算してございまして、300万円。  次に、蓄電池システムにつきましては、単価が2万5,000円で25件分で62万5,000円。  燃料電池自動車、単価が10万円で、こちらのほうが1件で10万円。
     最後に、ビークル・トゥ・ホームシステム、こちらのほうが単価が3万円でございまして、2件分を予定してございまして、6万円、合計で578万5,000円でございます。 199 ◯ 池田分科会主査 岡田分科員。 200 ◯ 岡田分科員 それで分かりました。  昨年比と比べると、令和2年予算は763万円だったと思うんですが、前年比75%ぐらいに減額になっていると思いますが、その辺の理由についてお聞きしたいと思います。 201 ◯ 池田分科会主査 環境課長。 202 ◯ 渡辺環境課長 住宅用創エネルギー機器等導入促進事業補助金の減額の理由でございますけれども、こちらのほうは、過去に2年間申請のなかった太陽熱利用システムなどを対象機器から外してございます。  それと、機種ごとの補助予定件数を過去の実績から算出したことに伴いまして、前年度に比べて予算が減額しているものでございます。 203 ◯ 池田分科会主査 岡田分科員。 204 ◯ 岡田分科員 この本事業につきましても、やはり再生可能エネルギーを普及していく、また、地球温暖化対策を進めていくという上で大事な補助の事業だというふうに思いますので、しっかり進めていっていただきたいと思いますが、実際の申請など、今後のスケジュールについて確認しておきたいと思います。 205 ◯ 池田分科会主査 環境課長。 206 ◯ 渡辺環境課長 基本的なスケジュールは例年どおりでございまして、4月以降、まず、市民の皆さんに住宅用創エネルギー機器等導入促進事業を行いますということで、市の広報、ホームページ等を通じてお知らせさせていただきたいと思ってございます。  その後、実際に何を補助するかというのを具体的に決定させていただきまして、その後、秋口ぐらいに募集の申請を行いまして、来年、年が明けましたら、申請のほうを受付というふうな形のスケジュールで考えてございます。 207 ◯ 池田分科会主査 ほかに。北浜分科員。 208 ◯ 北浜分科員 355ページの城山公園テニスコート改修工事で、るる皆さん、分科員のほうから、その仕様であるとか、工事期間であるとか、その辺は伺ったんですけれども、基本的な財源について改めて伺いたいと思うんですけれども、先ほどの川村分科員のほうが、冒頭、使用料・手数料の見直しということを少し触れられていたと思うんですけれども、私たちは使用料・手数料の見直しについて、持続可能な行財政運営という大きな目標のためには必要であるということで、賛成させていただきました。  その質疑の中で、しっかりと使用料・手数料を御負担いただいた中で、平等にそれをきちんと市民に還元していくという大きな答弁があったと思うんですけれども、この城山公園テニスコートの改修工事を本当に以前から多くの議員が取り上げてきたと思いますし、市民、また、テニス愛好者の方からも要望も非常に大きい事業だったと思うんです。  しかしながら、今までは財源が厳しいということでなかなか前に進むことができなかった中で、今回、同じ会派の川村分科員のほうが議員になられて、まさにテニスを本格的にやられた立場で、ただ単にその施設の老朽化という観点だけではなく、利用者の健康のことも含めて一般質問で取り上げられたと思うんですけれども、それも後押しされたと思うんですけれども、基本的に今回の城山公園テニスコート改修工事に踏み込んだ中では財源がどうであったか。  通常は職員の皆さんは、国の補助金であるとか、東京都の補助金とかを有効に活用しながら、また、財政のほうでは基金をどうやって繰り入れてというようなことを考えられると思うんですけれども、私は今回は、きちんとその使用料・手数料のことを還元するという部分が財源の基本的な基礎になっているのではないかと思うんですけれども、その辺の考え方についてここで明確に御回答いただかないといけないかと思うんですけれども、その辺について伺えればと思います。 209 ◯ 池田分科会主査 スポーツ推進課長。 210 ◯ 大塚スポーツ推進課長 ただいまの城山公園テニスコートの工事を行うことになった経緯であったりとか、あと、財源というところなんですけれども、まず、以前からこちらの城山公園テニスコートにつきましては、昭和63年7月に設置して30年以上が経過しているといったことで、今まで市民から等、あと、一般質問等でもこちらを改修してほしい、また、人工芝コートに改修してほしいというような要望が多くございました。  我々も、改修工事にはやはり莫大な費用がかかりますので、そちらは要望があったにもかかわらず、なかなか改修はできなかったといった状況でございました。  今回、第五次稲城市長期総合計画の中で、城山公園以外にも様々な体育施設がございますので、そちらで老朽化している部分をどうこの10年間で改修していこうというような検討も多く行っております。  その中で、城山公園テニスコートも、こちらは多くの要望があって、経年劣化も激しいということで、なるべく早い段階で工事を実施していきたいということを考えました。  その中で、先ほど北浜分科員がおっしゃったとおり、31年12月に使用料を改定して、そちらの財源もある程度を確保できるというような、1つの効果であるというふうに私も考えております。  それから、スポーツ環境整備費補助金という東京都の補助金が、今のところ3年度までとされている補助金があるんですが、予算書の65ページのところなんですけれども、こちらの補助金を2分の1活用させていただくのが3年度までとされておりますので、先ほど言いました使用料改定の効果、あるいは、経年劣化の状況、それから、スポーツ環境整備費補助金が活用できるといったことを総合的に判断しまして、令和3年度に工事を実施しようというようなことを判断したというところでございます。 211 ◯ 池田分科会主査 北浜分科員。 212 ◯ 北浜分科員 明確な答弁いただきましてありがとうございました。  65ページのスポーツ環境整備費補助金というのが令和3年度までということで、それをうまく活用していただいたのと、ここで重要なのは、やはり使用料・手数料を見直した中で、現実的には過去よりも使用料・手数料が上がってしまったというようなところでは、それをきちんと市民の皆さんに還元するというのは大事なことであるというふうに思います。  これからは意見なんですけれども、スポーツの団体の皆さんというのは、文化センター利用者等とまた違って、基本的にスポーツ施設の利用料を払って、また、駐車場を利用するときはその駐車場の利用料も払って、それで利用しているという部分では、今回の使用料・手数料の見直しの中でも、スポーツ団体からは、俺たちは、私たちは、しっかりとその施設の利用料も払っているんだというような声も実際にありました。  だからこそ、やはりこういうスポーツ施設に関しましては、しっかりと今後も市民の皆さんに還元するようなことで、今回は本当にスポーツ環境整備費補助金というのを、2分の1でありますけれども、それを活用して、また、使用料・手数料のことも見込んだ中で、今回、改修に踏み込んでいただいたことを、私としては高く評価したいと思いますので、今後もスポーツ施設に関してはこのような観点から、ぜひとも、できる範囲で、できるときに整備に取り組んでいただきたいと思います。  意見です。 213 ◯ 池田分科会主査 暫時休憩いたします。                                午前10時38分 休憩   ─────────────────────────────────────────                                午前10時38分 開議 214 ◯ 池田分科会主査 再開いたします。  ほかに。武田分科員。 215 ◯ 武田分科員 予算書142・143ページ、個人番号カード関係事業についてですが、これまでの実績を踏まえて予算を積算していると思いますが、過去5年程度のマイナンバーカードの交付状況について伺います。 216 ◯ 池田分科会主査 市民課長。 217 ◯ 森市民課長 過去5年間のマイナンバーカード交付状況につきましては、年度末における累計交付枚数と交付率でございますが、平成28年度末は8,240枚、9.5%、平成29年度末が1万1,053枚、12.4%、平成30年度末が1万3,609枚、15.1%、平成31年度末が1万6,617枚、18.3%、令和2年度の2月末時点で2万7,937枚、30.5%でございます。 218 ◯ 池田分科会主査 武田分科員。 219 ◯ 武田分科員 令和2年度、特に大きく交付枚数が伸びているようでありますが、令和3年度の予算の積算に当たってはその辺りを検証しているものだと思いますが、交付枚数が伸びている要因や取組について伺います。 220 ◯ 池田分科会主査 市民課長。 221 ◯ 森市民課長 交付枚数が伸びている要因といたしましては、国におけるマイナンバーカードを利用した特別定額給付金のオンライン申請やマイナポイント事業の実施等による影響が大きいものと考えております。  取組といたしましては、令和4年度中にほとんどの住民がマイナンバーカードを保有しているという国の目標によるマイナンバーカードの普及促進のため、市役所ロビーにマイナンバーカード交付の特設ブースを設置し、交付枚数の増加に対応しているところでございます。 222 ◯ 池田分科会主査 武田分科員。 223 ◯ 武田分科員 令和3年度予算においては、国の目標に向けてどのくらいの交付枚数を見込んでいるのか。令和4年度にはほぼ全員に行き渡るようにというのが国の指針のようですが、それに対してどのような取組を行うかについて伺います。 224 ◯ 池田分科会主査 市民課長。 225 ◯ 森市民課長 令和3年度予算積算に当たっての想定交付枚数でございますが、国の想定する目標に向けて作成しておりますマイナンバーカード交付円滑化計画に基づき、2万1,250枚を見込んで積算しております。  令和3年度の取組といたしましては、令和2年度に実施しておりますロビーでの交付特設ブースの設置、市広報及びホームページへの掲載、市民課窓口でのパンフレットの配架による周知等を引き続き実施し、円滑なカード交付に努めてまいりたいと考えております。  以上です。 226 ◯ 池田分科会主査 ほかに。武田分科員。 227 ◯ 武田分科員 すみません。引き続き申し訳ないです。  予算書140から143ページ、一般事務費のコンビニ証明書の交付について、まずは、近年のコンビニ交付の状況についてですが、コンビニ交付による証明書の枚数と全体の証明書交付枚数におけるコンビニ交付枚数の割合について伺いたいと思います。 228 ◯ 池田分科会主査 市民課長。 229 ◯ 森市民課長 近年のコンビニ交付による証明書の枚数と全体の証明書交付件数におけるコンビニ交付枚数の割合につきましては、平成29年2月のコンビニ交付サービス開始の翌年度以降、住民票は、平成29年度が1,152枚、2.44%、平成30年度が1,858枚、3.97%、平成31年度が2,508枚、5.56%、令和2年度は2月末時点までで3,558枚、8.97%。  印鑑登録証明書は、平成29年度が812枚、2.97%、平成30年度が1,358枚、4.95%、平成31年度が1,746枚、6.45%で、令和2年度は2月末時点までで2,295枚、10.11%と増加しております。  以上です。 230 ◯ 池田分科会主査 武田分科員。 231 ◯ 武田分科員 ありがとうございます。  それぞれ順調に伸びているというものと確認しました。  再質問ですが、令和3年度予算では、コンビニ交付による証明書の交付枚数をどのように見込んでいるのかを伺います。 232 ◯ 池田分科会主査 市民課長。 233 ◯ 森市民課長 令和3年度予算におけるコンビニ交付による証明書の交付枚数につきましては、これまでの実績及び増加率から、住民票の交付が令和3年度の住民票の交付見込み総数4万3,040枚の11.4%に当たる4,911枚。印鑑登録証明書が、令和3年度の印鑑登録証明書の交付見込み総数2万5,721枚の14.8%の3,810枚と見込んで積算しております。 234 ◯ 池田分科会主査 武田分科員。 235 ◯ 武田分科員 平成29年2月の開始から丸4年ほどになりますけれども、当初から比べると、住民票は枚数でおよそ3倍、率で約3.6倍、印鑑登録証明書は枚数で約3倍、率では約3.6倍と伸びていることが確認できました。  マイナンバーカードを取得される方が増えることに比例して、コンビニ交付を利用される方が増えるものと予想して積算されていることが確認できました。  デジタル化がさらに進むと、紙の証明書を交付すること自体も必要なくなってくるという事態も考えられますが、今現在は過渡期であり、住民に必要なサービスであるということを認識しまして、推移を見守らせていただきたいと思います。  これは意見です。 236 ◯ 池田分科会主査 ほかに。      〔「なし」と呼ぶ者あり〕 237 ◯ 池田分科会主査 ほかに質疑・意見がありませんので、以上で質疑を終結いたします。  暫時休憩いたします。                                午前10時45分 休憩   ─────────────────────────────────────────                                午前10時59分 開議 238 ◯ 池田分科会主査 休憩前に引き続き分科会を開きます。  この際、第13号議案 令和3年度東京都稲城市一般会計予算の都市建設部の所管に関する部分から、第18号議案 令和3年度東京都稲城市下水道事業会計予算までの3件を一括議題といたします。  説明員については、答弁の際挙手をして、職名を言い、着座で、的確・簡明にするようお願いいたします。  これより質疑に入ります。質疑・意見のある方は挙手を願います。岡田分科員。 239 ◯ 岡田分科員 253ページです。循環バス運行補助金1億1,496万5,000円についてお聞きします。令和2年度予算では、9,173万8,000円ということで補助金が増になっていますが、その理由についてお聞きしたいと思います。 240 ◯ 池田分科会主査 管理課長。 241 ◯ 濱中管理課長 まずは、iバスにつきましては、コロナ禍の影響で利用者も減少している中で、1便も減便することなく現在も運行を続けさせていただいているところでございます。令和3年度につきましても、非常に厳しい状況というところで見込んでおります。まず、運行補助金の増額理由でございますが、運行収入が減少し運行経費が増額となることから、2,322万7,000円の増額となる見込みでございます。まず、運行収入の減少理由でございますが、利用者の減少に伴う運行収入の減が1,290万3,000円で、前年度予算ベースで約30%の減と見込んでいるところでございます。具体的には、令和2年度53万7,287人に対しまして、令和3年度については、38万357人と見込んでおります。利用者は年間で15万6,930人ほど減少するものと見込んでいるところでございます。 242 ◯ 池田分科会主査 岡田分科員。 243 ◯ 岡田分科員 それでは、コロナ禍の中でも乗る人が減っているわけですが、それでも運行維持していただいているのは本当に大事だと思います。  そこで、数字的なことをもう少し具体的に確認したいと思いますが、運行収入が減るので補助金が必要になると、こういうことだと思うんですが、まず、令和3年度の運行経費は幾らを見込んでいるのか、それから、運行収入は幾らを見込んでいるのかということと、それぞれの内訳は幾らになっているのか、確認したいと思います。 244 ◯ 池田分科会主査 管理課長。 245 ◯ 濱中管理課長 運行収入でございますが、令和3年度の予算額につきましては、運送収入が3,836万6,919円、広告料収入が31万2,000円、運行収入の合計が3,867万8,919円と見込んでおります。また、運行経費につきましては、人件費が1億752万3,590円、燃料油脂費が1,328万9,002円、車両管理費が920万8,463円、減価償却費が1,014万8,665円、その他でございますが、1,347万4,025円で、運行経費の合計が1億5,364万3,745円でございます。 246 ◯ 池田分科会主査 岡田分科員。 247 ◯ 岡田分科員 令和3年度の乗車見込みも15万人減少して38万人で見込んでいるということで、コロナの状況に引き続き注意されなければならないと思うんですが、やはりこのiバスについては、市民の身近な足ということで、実際に日々ないと困る高齢者の方も多くて、iバスはバス停一つ一つ非常に近いわけですけど、例えば買物に行くためにも、バス停2つでもiバスを利用して買物に行くと、こういう非常に大事な足になっていると思うので、引き続き運行を、本数も含めて維持していっていただきたいというふうに思うわけですが、認識をお聞きしたいと思います。 248 ◯ 池田分科会主査 管理課長。 249 ◯ 濱中管理課長 先ほども言いましたが、iバスにつきましては、コロナ禍の中でも1便も減便することなく運行させていただいております。今回は、令和3年度、増額となっておりますが、引き続き運行させていただきたいというふうに考えております。 250 ◯ 池田分科会主査 ほかに。つのじ分科員。 251 ◯ つのじ分科員 予算書の11ページのところで、鉄道駅ホームドア整備事業補助金について伺いたいと思います。駅で目の不自由な方が転落したり、また電車と接触する事故を防ぐホームドアは、公明党主導で制定された交通バリアフリー法などにより新設が進んでいると認識しているところです。そこで、鉄道駅ホームドア整備事業補助金について、鉄道事業者へのどのような補助スキームで支出するのか、伺いたいと思います。 252 ◯ 池田分科会主査 都市計画課長。 253 ◯ 吉岡都市計画課長 鉄道駅ホームドア整備事業につきましては、国のスキームでは、鉄道事業者、国、自治体がそれぞれ3分の1ずつ負担するスキームとなっております。これによりますと、自治体負担分は東京都と市が半々で負担することになるため、市の負担は6分の1ということになります。しかしながら、JRといたしましては、機械製作などの関係から、稲城市内3駅を同時に発注することを条件としておりまして、そうしますと、市としての単年度の負担が非常に大きくなるということで、JR東日本と協議を重ねてまいりました。協議に当たりましては、南武線沿線各市の取組状況なども参考に調整を進める中で、市といたしましては、神奈川県の補助スキームに倣いまして、補助対象経費を機械製作及び設置のみを対象として、市の負担を補助対象経費の12分の1となるような調整をしております。なお予算書11ページの1億2,900万円の補助金額については、東京都との補助金を合わせた自治体負担額という額になりますので、市の単独負担という形では、この半分が持ち出しというような形になっております。 254 ◯ 池田分科会主査 つのじ分科員。 255 ◯ つのじ分科員 丁寧な説明ありがとうございます。早期に設置を期待いたしますけども、市の負担が少なくなるよう、御努力よろしくお願いいたします。これは意見で結構です。 256 ◯ 池田分科会主査 ほかに。榎本分科員。 257 ◯ 榎本分科員 それでは、予算書253ページ、小規模コミュニティ交通実証実験等補助金について伺います。小規模コミュニティ交通実証実験等補助金の概要について伺いたいと思います。 258 ◯ 池田分科会主査 管理課長。
    259 ◯ 濱中管理課長 小規模コミュニティ交通実証実験の概要でございますが、令和2年度につきましては、まず、コロナの影響で実験ができなかったため、今年度、また地域公共交通会議に再び諮りまして、令和3年度につきまして、再計上させていただいたものでございます。  まず、概要でございますが、タクシー車両による実証実験ということで、運行はタクシー車両を予定しております。また、運行回数については、週2回、1日8便を予定しております。実施日数につきましては48日、予定便数は合計で384便、運行ルートにつきましては、平尾バス停、美望会、坂上、向山児童公園、平尾住宅東バス停と。実施時期につきましては、令和3年7月から12月頃を予定しているところでございます。 260 ◯ 池田分科会主査 榎本分科員。 261 ◯ 榎本分科員 令和2年度ではコロナ禍ということでありまして、小規模コミュニティ交通実証実験が実施できなかったために、令和3年にそのまま76万8,000円の補助金を計上して、交通実証実験を行うということだったかと思います。この事業は、今お話ありましたように、平成31年度の予算の新規事業として、交通不便地域の利便性を図るために実証実験を行ってきたかと思います。また、ひらお苑のワゴン車による小規模コミュニティ交通実証実験につきましては、地域の皆様からは好評で、また、需要もあるということでした。それで、平成31年度予算では43万2,000円が計上され、決算では26万4,340円の補助金が支出されており、事務報告書では11人の利用が報告されております。この結果から見ますと、利用された方が少なかったのではないかと思います。令和3年度では、76万8,000円を計上され、先ほどの実績からいいますと、約3倍の予算を見込んでおられますが、交通不便地域の利便性として交通実証実験を行うことへの周知が足りてないのではないかと考えますが、周知についてはどのように行っていくのか伺います。 262 ◯ 池田分科会主査 管理課長。 263 ◯ 濱中管理課長 周知方法につきましては、前回もそうだったんですが、美望会170世帯、また、向山会167世帯の家庭にチラシを配布していく予定でございます。それに、また簡易型のバス停を設置いたしますので、その中でもPRに努めてまいりたいというふうに考えております。 264 ◯ 池田分科会主査 榎本分科員。 265 ◯ 榎本分科員 周知について分かりましたので、利用しやすいように努力を重ねていただきたいと思います。  昨日の福祉文教委員会の車いすタクシー運行事業の廃止での答弁にもありましたが、車椅子を使用している方でも現在は多様な移動手段があるから、廃止しても影響はないということの答弁がありました。かなり前になると思いますけれども、高齢者福祉施設で勤務していたときに、車椅子の方が乗る車がない、また、タクシーは車椅子の方は利用できないといった相談がありまして、理由が、休日に墓参りに行きたい、孫の結婚式に出たいなどの御要望があったために、休日ということだったのでサービスがお休みの事業所があるために、施設にある福祉車両をお貸ししたことがありました。そんな以前のようではなく、現在では介護の資格を持ったタクシードライバーもおりますし、ワゴン車のような介護タクシーもあります。稲城市では、社会福祉協議会のハンディキャブも予約できます。何が言いたいかと申しますと、福祉的な見地からも、多様な移動方法が考えられるのではないかと思いまして御説明させていただきました。ぜひこの小規模コミュニティ交通実証実験が軌道に乗るようにしていただきまして、ひらお苑様の地域貢献として行っているどんぐり号と併せまして、高齢者が自動車免許を返納しても移動に困らないような、多様なコミュニティ交通を検討していただきたいと思います。これは意見です。 266 ◯ 池田分科会主査 ほかに。武田分科員。 267 ◯ 武田分科員 予算書255ページ、道路維持補修等経費の中の橋梁等長寿命化点検及び計画策定業務委託についてですが、まず、この概要について伺います。 268 ◯ 池田分科会主査 管理課長。 269 ◯ 濱中管理課長 橋梁等長寿命化点検の概要でございますが、道路法に基づいて、5年に1回の頻度で、橋長2メートル以上の橋梁の点検を行うことが定められております。今回行う点検につきましては、平成28年度に実施したもので、前回の点検から5年が経過しているものでございます。点検の対象となる橋梁につきましては、市内に92ございます橋のうち、長さ15メートル以上の橋、41橋とトンネル1本の点検となります。 270 ◯ 池田分科会主査 武田分科員。 271 ◯ 武田分科員 概要は分かりました。市民の生命と安全を守る、または市を訪れる方の安全も担保していかなければいけないということで考えております。  それで、令和2年度との比較をしますと、約8倍の8,000万円で積算されているわけでございますが、その根拠を伺います。 272 ◯ 池田分科会主査 管理課長。 273 ◯ 濱中管理課長 予算増額理由でございますが、令和2年度の点検対象が、橋長15メートル未満の橋梁18橋ということだったものに対しまして、令和3年度に行う点検につきましては、橋長が15メートル以上という橋梁が対象となっております。点検規模も大きくなったこと、また、点検橋梁数も41橋と増えまして、さらにトンネルの点検も増えたことが増額となったものでございます。 274 ◯ 池田分科会主査 武田分科員。 275 ◯ 武田分科員 細かにありがとうございます。今年度に限らず、毎年点検しているということだと思うんですが、今回はたまたま予算が大きい、15メートル以上の橋を今回は点検をしていくということなんですが、その際、異常が見つかったという場合、どのような対応をしているのか伺います。 276 ◯ 池田分科会主査 管理課長。 277 ◯ 濱中管理課長 点検結果につきましては、4段階に区分をしておりまして、健全だとか予防保全段階だとか早期措置段階、また、緊急措置段階というような判定がありまして、早期措置段階等になった場合には、計画的に修繕を行っているという状況でございます。 278 ◯ 池田分科会主査 ほかに。北浜分科員。 279 ◯ 北浜分科員 それでは、予算書253ページ、土木費であります。道路改修整備事業の中に、稲城駅南口駅前広場改良工事設計委託ということで計上されているわけでありますけども、これに関しましては、代表質問や総括質疑等で質疑をされているわけでありますけども、まず、稲城市内、JR南武線3駅、そして、京王線3駅を見ますと、この稲城駅が一番、バスに関しましては基幹的な位置づけになるんじゃないかなというふうに思っております。現在でも、iバスだけではなくリムジンバス、また、私鉄のバス路線の基幹というふうになっているわけですけども、多くの市民の方から、特に南山方面にお住まいの方、また、南山メモリアルパーク、メモリアルホールの御利用の方からも、バスを走らせていただけないかというようなこともるる要望されているわけでありますけども、将来的には、やはりジャイアンツタウンができて、そんな中ではここがある部分そっち方面の基幹の駅というふうになると思うんですけども、そのような意味合いも含めて、改めまして稲城駅南口駅前広場の改良工事について、どのようなお考えを持っているか伺いたいと思います。 280 ◯ 池田分科会主査 土木課長。 281 ◯ 石川土木課長 稲城駅南口駅前広場は、整備されてから30年が経過している中で、南山東部土地区画整理事業による都市基盤整備の進捗に伴う人口増の影響やジャイアンツタウン構想により、一般車両の利用がますます増加する傾向にあることから、バスやタクシーと錯綜するケースが散見されるほか、多3・4・16号稲城南多摩線のよみうりランド線までの延伸により、稲城駅から南山東部地区を経由し、京王よみうりランド駅方面への路線バスの新規路線の運行が想定されることや、駅広外の降車上の安全性など、地域公共交通会議においても、本駅前広場の改良が必要であるとの見解が示されたことから、再整備を行うものでございます。 282 ◯ 池田分科会主査 北浜分科員。 283 ◯ 北浜分科員 ありがとうございます。今私が伝えたとおり、今後の南山東部土地区画整理事業の進捗プラスジャイアンツタウン構想であるとか、よみうりランドさんも様々な施設を「飛躍」という名の下に展開をされるということで、本当にもしかしたら、私たちが想像する以上にここからバス利用者というのが増えるんじゃないかなと思います。そういった意味では、いわゆる短期的な考え方ではなくて、長期的な視野に立ってここの設計をするべきだというふうに思うんですけども、その設計に向けての長期的な視野に立っての考え方について、どのように現時点で思われているか伺いたいと思います。 284 ◯ 池田分科会主査 土木課長。 285 ◯ 石川土木課長 稲城駅南口駅前広場整備事業の具体的な内容でございますが、現在、バス乗車場については2か所ございますが、今後の対応としまして、1か所増の3か所に増やすことを想定しております。また、バスやタクシーと一般車両が安全に通行できるよう、駅前広場のレイアウトを見直すとともに、多3・4・16号線側のバス降車場についても、通過交通に支障を来さないよう位置などの見直しを行い、駅利用者などの安全性・利便性のさらなる向上に努めてまいりたいと考えております。 286 ◯ 池田分科会主査 北浜分科員。 287 ◯ 北浜分科員 分かりました。ぜひとも短期的な考えではなくて、長期的な視野に立って、稲城にとっては、ジャイアンツタウン構想であるとか、よみうりランドさんのこれからの展開ということは本当に非常に光となってくると思いますので、ぜひそれを後押しするような形で、基幹駅というような形で整備をしていただけるようにお願いしたいと思います。  以上です。 288 ◯ 池田分科会主査 ほかに。岡田分科員。 289 ◯ 岡田分科員 土地区画整理事業の特別会計についてお聞きしたいと思います。ページは81ページから83ページということで、これも例年、区画整理事業、大変長期にわたる事業ということで、全体の進捗状況がどうなっているのか、毎年確認させていただいております。まず、市施行の4地区の土地区画整理事業について、建物移転の棟数ベースでの進捗率、全体の総額と各地区の残事業費、また、残事業費に占める一般会計の繰入額についてお聞きします。あわせて、南山地区についても、事業費の総額、補助金の総額、補助金の執行額、執行率、どうなるのか確認したいと思います。 290 ◯ 池田分科会主査 区画整理課長兼市街地整備課長。 291 ◯ 吉屋区画整理課長兼市街地整備課長 市施行4地区の建物移転棟数ベースでの進捗率につきましては、榎戸地区では約89%、矢野口駅周辺地区では約49%、稲城長沼駅周辺地区では同じく約49%、南多摩駅周辺地区では約75%となっております。また、市施行4地区の全体事業費の合計は約848億円であり、令和3年度の予算を含めた令和3年度末の各地区の残事業費につきましては、現計画においては榎戸地区が約43億円、矢野口駅周辺地区が約136億円、稲城長沼駅周辺地区が約77億円、南多摩駅周辺地区が約30億円となっており、4地区合計で286億円の残事業費でございます。このうち、特定財源を除きます一般会計からの繰入額につきましては、約118億円を予定しております。それから、南山地区の事業費の総額につきましては約552億円、それから、補助金の総額につきましては約26億円、令和3年度の予算2億円含めました令和3年度末の補助金の執行額につきましては約23億円、執行率にしまして約88%でございます。 292 ◯ 池田分科会主査 岡田分科員。 293 ◯ 岡田分科員 市施行についても、まだまだ事業の期間も含めてしっかりやっていかなければいけないという状況にあると思うんですが、具体的に、市施行4地区の地区ごとに残っている建物の移転棟数について確認したいと思います。 294 ◯ 池田分科会主査 区画整理課長兼市街地整備課長。 295 ◯ 吉屋区画整理課長兼市街地整備課長 市施行4地区の今後予定しております建物移転棟数につきましては、令和2年度末現在で、榎戸地区が52棟、矢野口駅周辺地区が201棟、稲城長沼駅周辺地区が138棟、南多摩駅周辺地区が58棟、合計にしまして449棟でございます。 296 ◯ 池田分科会主査 岡田分科員。 297 ◯ 岡田分科員 市施行の4地区の総事業費は約848億円ということで、残事業費で286億円という状況だということで、まだ約3割の事業費が残っていると、こういう状況にあるということだと思います。令和2年度、ちょうど1年前の予算の時点で、残事業費が306億円という答弁だったと思うので、20億円減ったという状況、事業を進めてきたということだと思うんですが、それにしても、まだこれからも長期にわたる事業になっていくというふうに思いますし、私たちも、やはり権利者の方々でまだ移転ができてない方々からは、これからの暮らしの見通しの問題も含めて、様々声も寄せられていますので、やはり権利者の意向というものを、始めてもう25年以上ということで、四半世紀以上たっている中で、亡くなられた方なども御家族でも多かったりするという状況の中で大変な事業だと思いますし、権利者の皆さんに大変な負担もかけている状況だと思うので、権利者の意向をよく聞いて、しっかり対応していっていただきたいと思います。認識についてお聞きしたいと思います。 298 ◯ 池田分科会主査 区画整理課長兼市街地整備課長。 299 ◯ 吉屋区画整理課長兼市街地整備課長 今後も引き続きまして、特定財源の確保に努めながら、誰もが安全で安心して暮らせ、活力あるまちづくりの実現に向けて、市施行の土地区画整理事業に取り組んでまいりたいと思っております。また、事業の推進につきましては、地域の方々へは真摯な対応に努めるとともに、分かりやすく丁寧な説明を心がけまして、地域の皆様方の御理解と御協力を得ながら事業を推進してまいります。 300 ◯ 池田分科会主査 ほかに。つのじ分科員。 301 ◯ つのじ分科員 予算書の257ページ、議案概要説明書の22ページ、押立掘排水機場ポンプ交換工事について伺いたいと思います。代表質問や総括質疑でも質問がありましたけど、5,000万円以上なので、押立堀排水機場の役割とポンプ交換の工事の概要について伺いたいと思います。 302 ◯ 池田分科会主査 管理課長。 303 ◯ 濱中管理課長 押立堀排水機場の役割でございますが、台風等で多摩川が増水いたしまして、用水の水が多摩川へ自然排水ができなくなった場合、ポンプ排水によりまして、強制的に多摩川に排水を行うといったための施設でございます。また、ポンプ交換の工事の概要につきましては、2基あるポンプのうちの1基を交換いたします。まず、ポンプの設計をいたしまして、このポンプの設計に基づきましてポンプを製造いたします。今ある既設のポンプの撤去を行いまして、新しいポンプの取付工事を行います。工事期間につきましては、4月から11月、約8か月間を予定しているところでございます。 304 ◯ 池田分科会主査 つのじ分科員。 305 ◯ つのじ分科員 財源的な問題もあるかと思うんですけど、2基あるポンプのうち1基だけを交換するということですが、1基のみを交換する理由について、再度伺いたいと思います。 306 ◯ 池田分科会主査 管理課長。 307 ◯ 濱中管理課長 押立堀排水機場のポンプにつきましては、もう設置から既に36年が経過しております。2基あるポンプのうちの1基のポンプ、交換しないほうのポンプなんですけど、まだ1度目のオーバーホールから12年しかたっておりません。また、故障もしておりません。また、今回交換するポンプにつきましても、故障はしていないんですが、1度目のオーバーホールからもう既に22年が経過しておりまして、今回は丸々1基、新品のポンプに交換し、台風に備え万全を期していきたいというふうに考えております。 308 ◯ 池田分科会主査 つのじ分科員。 309 ◯ つのじ分科員 市民の安心・安全のために伺いたいと思いますけど、工事期間が4月から11月ということで、肝腎な台風シーズンには間に合わないのではないかというところなんですけど、その辺りはどのようなスケジュールで計画をしているのか、再度伺いたいと思います。 310 ◯ 池田分科会主査 管理課長。 311 ◯ 濱中管理課長 どうしても新しいポンプの設置工事となりますと、またこのポンプ、毎分60トンという物すごく大きなポンプでございまして、ポンプの製造にはどうしても時間がかかってしまいますので、確かにこの工事スケジュールでは、今年の台風シーズンには間に合わせることができません。今年の台風シーズンにつきましては、今あるポンプで対応を行い、その期間中にポンプの製造を行いながら、台風シーズンが終わってからポンプの撤去と取付工事を行ったほうが影響が少ないということから、このようなスケジュールを組んだものでございます。また、今のポンプも故障しているわけではございません。ちゃんと稼働はしますので、万が一にも大きな台風が来て多摩川が増水して、このポンプが稼働するようなことがあっても、強制排水はできるものというふうに考えております。 312 ◯ 池田分科会主査 ほかに。榎本分科員。 313 ◯ 榎本分科員 それでは、予算書263ページ、概要説明書19ページ、緑被率調査事業について伺います。予算総括質疑で確認をさせていただきましたけれども、緑被率調査事業における航空写真につきましては、災害時における無人航空機を活用した支援活動等に関する協定を締結しているNPO法人クライシスマッパーズ・ジャパン様の協力により、小型無人航空機ドローンを用いて撮影できるということで、大変ありがたい協力になるかなと思います。そこで、細かな点になりますが、実際に撮影した場合、この撮影で得られる画像についてはどのような画像になるのか、お伺いいたします。 314 ◯ 池田分科会主査 土木課長。 315 ◯ 石川土木課長 緑被率調査に使用されます航空写真につきましては、GPS等装置を搭載したデジタルセンサー計測器を用いたデジタル航空写真となり、画像解像度は16センチ以上を必要としております。今回のドローンを用いて撮影されますデジタル航空写真の画像は、GPSの座標データが含まれます解像度3センチメートルまで可能とのことで、より詳細な解像度となっております。緑被率調査委託では、この撮影で取得いたしました画像データを基に正射投影するデジタルオルソデータに変換し、緑被率を算出することとなります。 316 ◯ 池田分科会主査 榎本分科員。 317 ◯ 榎本分科員 細かな点についてまでありがとうございました。ドローンによる撮影では、解像度が3センチで、撮影された画像は高い解像度が得られるということが分かりました。今回は、自然環境保全緑化推進事業の緑被率の調査に活用するための事業になるかと思いますが、高い解像度であることからも、そのほかにも活用できるのではないかと考えます。その他の施策に活用することが可能なのか、市の考えをお伺いいたします。 318 ◯ 池田分科会主査 土木課長。 319 ◯ 石川土木課長 今回ドローンを用いて撮影されます航空写真につきましては、解像度が高いことから、緑被率調査だけではなく、市内の開発動向の把握や防災など、様々な市の施策に活用することが可能と考えております。 320 ◯ 池田分科会主査 榎本分科員。 321 ◯ 榎本分科員 市内の開発動向や防災など、様々な市の施策に活用することが可能であるということが分かりました。ドローン撮影では、広域な範囲でも短時間で撮影が完了すること、現場が分かりにくい場所でも明瞭に画像が撮れることなど、優れた点があると聞いております。ナラ枯れもそうですが、害虫による影響が出てきている木なども確認できるのではないかと思います。いずれにしましても、今回の調査は、経年の緑被率の動向を把握し、緑の基本計画策定に向けた大切な基礎資料となるわけですから、稲城市の魅力である豊富な緑を継承していくために努力をしていただきたいと思います。意見です。 322 ◯ 池田分科会主査 ほかに。北浜分科員。 323 ◯ 北浜分科員 それでは、予算書の263ページ、土木費であります。ナラ枯れ防除委託ということで、1,300万円計上されております。このナラ枯れに関しましては、早期に稲城市としても対応していただくということで、さきに既に議会のほうでは、ナラ枯れに対する対策の方法等は説明をいただきました。処分の方法も含めても、なかなか一般の方じゃできないということで、現実的にはちょっと高額な費用がかかってしまうと思うんですけども、今回、新たに予算計上された中では、例えば地域別で除去に関して取り組んでいくのか、それとも何か具体的などこをどういうふうに処理していくというような基本的な考え方があれば教えていただきたいと思います。 324 ◯ 池田分科会主査 土木課長。 325 ◯ 石川土木課長 ナラ枯れにつきましては、カシノナガキクイムシが媒介するナラ菌によってナラ類、シイ、カシの木を枯死させる樹木の伝染病でございます。今御質問ございますナラ枯れの市内の状況でございますけれども、令和2年10月に調査をいたしました。市の管理地におきまして、公園緑地で141本、その内訳としましては、稲城中央公園では6本、城山公園71本、平尾近隣公園4本、大丸自然公園1本、谷戸山緑地28本、それと稲城ふれあいの森で31本が確認されました。また、その他自然環境保全地域の地権者等からの報告によりますと、17本の木がナラ枯れをしているというような状況でございます。これを受けまして、令和2年度の補正予算でも、103本の樹木を伐採することとしております。そのような中で、伐採し切れなかった樹木や、令和3年度に新たに枯れる樹木の推定本数を合わせて、令和3年度予算では89本の樹木の伐採を見込んでいるところでございます。  以上です。 326 ◯ 池田分科会主査 北浜分科員。 327 ◯ 北浜分科員 ありがとうございます。それでは、令和2年度までに処理できなかったものとか、今後枯れるであろう木を伐採ということで、特にこの地域をということよりも、全体的な部分でそれを処理していこうというふうな考え方なのか、改めて伺いたいと思います。 328 ◯ 池田分科会主査 土木課長。 329 ◯ 石川土木課長 ただいま、分科員がおっしゃったとおり、これから枯れるだろうというようなことも含めまして、市内の全体的な公有地のナラ枯れの伐採等を進めていきたいと考えておるところでございます。 330 ◯ 池田分科会主査 北浜分科員。 331 ◯ 北浜分科員 ありがとうございます。よろしくお願いします。本当に稲城にとっては大切な緑ですので、ぜひとも前向きに取り組んでいただきたいんですけど、これはちょっと意見なんですけども、先ほどの最初の答弁の中で、城山公園が結構本数が多かったという部分でちょっと心配しているのは、直接の稲城市の管理地じゃないんですけども、多摩サービス補助施設のいわゆる山林に影響が及んでいないかなと思いますので、これは庁内で調整をしていただいて、管轄の米軍のほうに、そういう被害があるんだよと、現時点ではもしかしたら認知していないのであれば、今、米軍の施設でありますけれども、稲城という土地の中にある大切な自然林でもありますので、ぜひその辺は庁内で検討していただいて、しかるべき方法を取ってお伝えしていただければと思います。これは意見です。 332 ◯ 池田分科会主査 ほかに。つのじ分科員。 333 ◯ つのじ分科員 特別会計予算書の81ページ、土地区画整理事業の特別会計予算の稲城稲城長沼駅周辺地区事業費について伺いたいと思います。震災復興に向けて希望の道をつなぐ聖火リレーの出発点ともなる稲城長沼駅前においては、それよりも前に都市計画道路の多3・4・14号線が解放され、利用者をはじめ、多くの方々の利便性向上が図られ、着々とまちづくりが進んでいることを実感しているところではございます。本地区の令和3年度における主な事業内容については、総括質疑の中で駅前広場用地などの確保を最優先に、駅北側において商業施設の移転に向けて関係管理者との協議を続けているということはお聞きしているところなんですけど、駅南側についてはどのような事業展開を図る予定なのか伺いたいと思います。 334 ◯ 池田分科会主査 区画整理課長兼市街地整備課長。 335 ◯ 吉屋区画整理課長兼市街地整備課長 稲城長沼駅周辺地区の駅南側につきましては、北側と同様に、令和3年度におきまして、関係権利者との協議が進展してきたことから、2棟の建物移転を予定しているところでございます。この建物移転をきっかけに、南口駅前広場用地を確保いたしまして、今後の事業発展の弾みにつなげてまいりたいと考えているところでございます。 336 ◯ 池田分科会主査 つのじ分科員。 337 ◯ つのじ分科員 駅の南側につきましては、建物移転の2棟を予定しているということが確認できました。早く南口の駅前広場が整備されることが望まれるところなんですけども、それでは、令和3年度の工事について、どのように整備が図られていく予定なのか、再度伺いたいと思います。 338 ◯ 池田分科会主査 区画整理課長兼市街地整備課長。 339 ◯ 吉屋区画整理課長兼市街地整備課長 令和3年度に稲城長沼駅周辺地区で整備を予定している工事の内容につきましては、用地の確保が完了し、部分的な道路開放を行いました都市計画道路多3・4・14号線の東側の歩道におきまして、都市防災機能の強化、それから、安全で快適な歩道空間の確保、それから、良好な都市景観の創出を図るため、電線共同溝を敷設する工事を予定しているところでございます。 340 ◯ 池田分科会主査 つのじ分科員。 341 ◯ つのじ分科員 住民の皆様の生活にも関わる大変な事業でございますので、今後も引き続きまちづくりの推進と駅前周辺の活性化を目指して、分かりやすく丁寧な対応をお願いしたいと思います。これは意見で結構です。 342 ◯ 池田分科会主査 ほかに。北浜分科員。 343 ◯ 北浜分科員 今、つのじ分科員がおっしゃった部分とかぶるんですけども、土地区画整理事業の特別会計81ページ、稲城稲城長沼駅周辺地区土地区画整理事業の部分であります。今、つのじ分科員が言われた南側については、一般の住宅2軒ということで、以前地権者の方と私もお話をさせていただいたこともあるんですけども、そこは一般の住宅なので、地権者の方が御理解いただければ、ある程度移転先であるとかという課題はあるにせよ、スムーズにいくと思うんですけども、北側の2軒に関しましては、商業施設ということで、土地の権利者の方、建物の権利者の方、また、賃貸借契約をされて中に入っている事業者であるとか、個人事業主とかと、様々な部分で非常に大変な交渉になるとは思うんですけども、今回コロナ禍において財政危機アラート状態の中で、ここに予算をつけていただいたことに関しては本当に心から感謝をしています。やはり稲城長沼駅に関しましては、今回、想定をされている北口の商業施設が動かないと、なかなか先に進まない状況にあると思います。さきに総括質疑でもお伝えしたとおり、行政の皆さんも頑張っていただいて、北側には以前は整形外科の医院がありまして、そっちのほうをタイミングをうまく見計らって移転を成功させることができたということは本当にすばらしいことだなと思っていますし、そこの土地所有者の権利関係の皆さんとも、きっと真摯に様々な将来的なことを行政側が話合いを詰めていったことによって、今回の件にもつながっていくんだと思うんですけども、この北側の2軒のいわゆる関連、どちらかが先に動かないと次の物件が動かないとか、そういう関係が非常に複雑だなと思っているんですけども、その辺については、どのような方法でアプローチをしていかれるのかどうか、その辺について、現時点での考え方、もちろん相手がいることですから、全部が全部成功するかどうか、非常に難しい面もあると思うんですけども、現時点での行政側の考え方について伺いたいと思います。 344 ◯ 池田分科会主査 区画整理課長兼市街地整備課長。 345 ◯ 吉屋区画整理課長兼市街地整備課長 稲城長沼駅周辺地区の北側の転換につきましては、やはり大変重要な施設だと理解しておりまして、非木造の建物をまず先に移転をさせて、それから用地を確保しながら、ライフラインの地下埋設の工事だとか、移設する工事につなげていければというふうに考えております。いずれにいたしましても、本地区は中心地区のほうに位置づけられておりまして、重要な施策だというふうに認識しているところでございますので、その辺も駅周辺のにぎわいの創出や地域の活性化に、今後取り組んでまいりたいというふうに考えているところでございますが、まずは、やはりその商業施設を移転させるといったことを第一に考えていきたいというふうに考えております。 346 ◯ 池田分科会主査 北浜分科員。 347 ◯ 北浜分科員 本当にありがとうございます。繰り返しになりますけども、まず、整形外科のあったところの土地の所有者に関しましては、先代の方はちょうど交渉中に他界されて、相続の関係でちょっとストップしていた時期はあったんですけども、今は残された奥様とそのお子さんたちの代も入られて、交渉に入られていると思います。それから、また大型の商業施設の土地権利者の方に関しては、やはり高齢になっていますけども、息子さんの世代とも一緒になって交渉していっていただいているということで、特にそこに関しましては、信用金庫の前の土地を既に土地区画整理事業の一環として収容していただいていることに関しては、非常に地権者も高く評価をされているので、今の時点では非常にいいタイミングだと思います。ぜひこの令和3年度にこれが大きく進むように、私たちの大先輩であります福島佐一大先輩のほうも、これを本当に気にかけておられました。ぜひともこの稲城のまちづくりの大きな課題でありますので、本当に地権者の皆さんに寄り添った形で、この令和3年度の予算がしっかりと計上され、執行されることを意見として添えさせていただきます。ぜひとも頑張ってください。 348 ◯ 池田分科会主査 ほかに。      〔「なし」と呼ぶ者あり〕 349 ◯ 池田分科会主査 ほかに質疑・意見がありませんので、以上で質疑を終結いたします。  以上で、本分科会の審査は全て終了いたしました。  お諮りいたします。本分科会の審査経過報告については、主査に御一任願いたいと思います。これに御異議ありませんか。      〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
    350 ◯ 池田分科会主査 御異議なしと認め、そのように決定いたしました。  以上で、予算特別委員会建設環境分科会を散会いたします。お疲れさまでございました。ありがとうございました。                                午前11時45分 散会  以上のとおり会議の次第を記録し、これを証す るため署名する。   予算特別委員会建設環境分科会主査                  池田 英司 Copyright © Inagi City, All rights reserved. ↑ ページの先頭へ...