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  1. 稲城市議会 2021-02-26
    令和3年第1回定例会(第2号) 本文 開催日: 2021-02-26


    取得元: 稲城市議会公式サイト
    最終取得日: 2022-12-31
    ↓ 最初のヒットへ(全 0 ヒット) 1                             午前9時32分 開会・開議 ◯ 議長(渡辺 力君) ただいまから令和3年第1回稲城市議会定例会を開会いたします。  直ちに本日の会議を開きます。   ───────────────────────────────────────── 2 ◯ 議長(渡辺 力君) 日程第1、会議録署名議員の指名を行います。  会議録署名議員は、会議規則第86条の規定により、1番、いそむらあきこさん、22番、梶浦みさこさんを指名いたします。   ───────────────────────────────────────── 3 ◯ 議長(渡辺 力君) 日程第2、会期の決定を議題といたします。  本定例会を開会するに当たりまして、議会運営委員会が開かれておりますので、委員長から報告を求めます。議会運営委員長。      〔議会運営委員長 北浜けんいち君 登壇〕 4 ◯ 議会運営委員長北浜けんいち君) おはようございます。本日からの令和3年第1回稲城市議会定例会の開会に先立ちまして、2月19日に議会運営委員会を開催し、今定例会の会期等議会運営について協議しておりますので、その結果を御報告いたします。  今定例会の会期につきましては、市長施政方針、提出議案、代表質問、一般質問等を考慮いたしました結果、本日から3月29日までの32日間とすることに決定いたしております。  また、会議の日程につきましては、お手元に配付してあります会期日程のとおりでございます。  なお、令和3年度当初予算につきましては、議長を除く21人の委員で構成する予算特別委員会を設置し、令和2年度及び令和3年度補正予算につきましては、10人の委員で構成する補正予算特別委員会を設置して審査することに決定いたしております。詳細につきましては、お手元に配付してあります議会運営委員会審査結果報告のとおりでございます。  今定例会の円滑な運営ができますよう、議員各位並びに理事者の御協力をお願い申し上げ、報告といたします。 5 ◯ 議長(渡辺 力君) 以上で、議会運営委員長の報告は終わりました。  お諮りいたします。本定例会の会期は、議会運営委員長の報告のとおり、本日から3月29日までの32日間といたしたいと思います。これに御異議ありませんか。      〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 6 ◯ 議長(渡辺 力君) 御異議なしと認めます。よって会期は本日から3月29日までの32日間と決定いたしました。   ─────────────────────────────────────────
    7 ◯ 議長(渡辺 力君) ここで、諸般の報告をいたします。  諸般の報告につきましては、お手元に配付してあります諸般の報告のとおりでありますので、御了承願います。   ───────────────────────────────────────── 8 ◯ 議長(渡辺 力君) 日程第3、行政報告を行います。  市長から行政報告の申出がありますので、これを許します。市長。      〔市長 高橋勝浩君 登壇〕 9 ◯ 市長高橋勝浩君) 令和3年第1回市議会定例会の冒頭に当たり、先般令和2年第4回定例会で御報告いたしました以降、最近までの市政の状況につきまして御報告を申し上げます。  最初に、矢野口駅前きらきらフェスタについて御報告をいたします。例年、12月初旬に矢野口駅周辺の企業の協賛と地元の有志による実行委員会の企画により実施している矢野口駅前きらきらフェスタは、新型コロナウイルス感染拡大防止のため中止となりました。なお、イルミネーションにつきましては、11月28日から2月28日までの期間、16時30分から24時まで点灯しております。  次に、多摩都市計画道路7・4・5号東長沼矢野口線暫定交通開放について御報告をいたします。多摩都市計画道路7・4・5号東長沼矢野口線のうち、平成28年度から市が工事を行ってきた稲城第三中学校前から京王相模原線高架下までの区間が完成し、12月1日に暫定交通開放を行いました。  続いて、ゴルフ日本シリーズJTカップについて御報告をいたします。12月3日から6日まで、東京よみうりカントリークラブにおいて、株式会社報知新聞社の主催により、第57回ゴルフ日本シリーズJTカップが開催されました。本大会は、新型コロナウイルス感染拡大防止のため、無観客での開催となりましたが、優勝されたチャン・キム選手に例年どおり副賞として「稲城の梨」10キログラムの目録を贈呈し、今年の秋の収穫時にお送りすることといたしました。  次に、第30回稲城市民ロードレース大会について御報告をいたします。12月6日、稲城中央公園において開催を予定していた第30回稲城市民ロードレース大会は、新型コロナウイルス感染拡大防止のため、中止といたしました。  続いて、「いなぎ農業ふれあい塾」について御報告をいたします。12月10日、援農ボランティア養成講座「いなぎ農業ふれあい塾」の第4期生6人が卒業し、援農ボランティアとして登録されました。また、1月12日には、第5期生10人の開講式を執り行い、1年間の実習と座学により農業の基礎知識と技術の習得を図ってまいります。  次に、オホーツク海産物フェアについて御報告をいたします。12月12日・13日・19日・20日の4日間、いなぎ発信基地ペアテラスにおいて、本市の姉妹都市・北海道大空町の隣町である網走市の御協力の下、稲城市観光協会主催により、イクラやホタテなどの海産物を販売するオホーツク海産物フェアが開催されました。新型コロナウイルス感染拡大防止のため、販売日を分散し、昨年度よりも数量を減らして店内での販売といたしましたが、市民の方にオホーツクの海産物を楽しんでいただくことができました。  続いて、年末市内一斉防犯パトロールについて御報告をいたします。12月16日、稲城市安全・安心まちづくり推進協議会防犯活動ボランティア団体が中心となり、地域の安全安心を目指し、年末市内一斉防犯パトロールを実施いたしました。新型コロナウイルス感染拡大防止のため、市内7か所の拠点には、各団体の代表者にお集まりいただきました。その後、団体ごとに各地域でパトロールをしていただき、延べ629人、126団体の皆様に御参加いただきました。私と副市長はそれぞれ2ルートに分かれまして、それぞれ多摩中央警察署及び多摩稲城防犯協会と一緒に各会場で激励を行い、防犯パトロールを実施いたしました。あわせて、放置されたバイク・自転車等が犯罪につながる可能性もあることから、これらの点検と、パトロール中のごみ拾いを実施いたしました。今後につきましても、関係団体と連携を図りながら、防犯活動を鋭意推進してまいります。  次に、Iのまち稲城応援寄附金の申込状況について御報告をいたします。令和2年1月から12月までの1年間に、Iのまち稲城応援寄附金として582件、合計1,275万9,747円の御寄附を頂きました。内訳といたしましては、「稲城っ子の未来を応援」の指定寄附が92件、169万円、「稲城市の観光推進事業を応援」の指定寄附が93件、130万226円、「市に一任」の寄附が152件、410万円、熊本県災害支援代理寄附が245件、566万9,521円でございました。熊本県災害支援の寄附金につきましては熊本県に送金しており、それ以外につきましては寄附者の御意向に沿うよう大切に活用してまいります。  続いて、ゾーン30の設置について御報告をいたします。市では、交通事故を防止し、市民が安全で安心して暮らせるまちづくりのため、稲城市交通安全対策協議会において、ゾーン30設置についての検討を重ねてまいりましたが、12月22日、ペアリーロードを中心とする百村、東長沼、大丸、向陽台地区の一部について、市内で2か所目となるゾーン30に指定されました。御協力いただきました関係各位には深く感謝を申し上げます。  次に、クライミングウォール完成記念イベントについて御報告をいたします。1月9日に稲城中央公園総合体育館において開催が予定されていたクライミングウォール完成記念イベントは、新型コロナウイルス感染拡大防止のため、中止となりました。  続いて、稲城市消防出初式について御報告をいたします。1月10日に開催を予定しておりました令和3年稲城市消防出初式につきましては、新型コロナウイルス感染拡大防止のため、中止といたしました。  次に、令和3年稲城市成人式について御報告をいたします。1月11日、よみうりランド日テレらんらんホールにて、稲城市成人式を開催し、597人の新成人が出席いたしました。今年も新成人14人による稲城市成人式実行委員会が企画・運営を行いました。当日は、参加者を新成人に限定し、会場定員の半数以下に分散するよう午前の部と午後の部の2回に分けた3密回避や、常時マスク着用と手指消毒などの感染防止対策を徹底した上で、式典のみを実施いたしました。式典では、ビデオメッセージによる市長式辞及び市議会議長祝辞、そして読売ジャイアンツの二軍監督阿部慎之助氏からのお祝いの言葉を披露し、最後に新成人代表の挨拶を通じて、参加した新成人をお祝いし、励まし合うことができました。成人式の開催に当たり、株式会社よみうりランド様をはじめ、御協力いただきました関係者の皆様に感謝を申し上げますとともに、今後も思い出に残る稲城らしい成人式が実施できるよう取り組んでまいります。  続いて、女と男のフォーラムいなぎ2021について御報告をいたします。1月24日、地域振興プラザにおいて、女と男のフォーラムいなぎ2021が開催されました。今回は、「次は何に生まれましょうか~見つめませんか?自分のこと、周りのこと~」をテーマに、映画「次は何に生まれましょうか」を上映し、その後、映画監督の野本梢氏、作品プロデューサー稲村久美子氏から作品についてお話をいただきました。本事業は、市民による実行委員会が企画・運営を行い、38人の方に御参加いただきました。  次に、稲城市と明治安田生命保険相互会社との包括連携協定の締結について御報告をいたします。2月2日、稲城市と明治安田生命保険相互会社との包括連携協定締結式を執り行いました。稲城市と明治安田生命保険相互会社は、これまでも高齢者の見守り事業などで連携を図ってまいりましたが、今後も、本協定に基づき、市民の健康増進及び市民サービスの向上を図るため、相互連携と協働による活動を推進し、地域のニーズに迅速かつ適切に対応してまいります。  続いて、市長と中学生との懇談会について御報告をいたします。2月9日、市役所において、市長と中学生との懇談会を実施いたしました。中学生の市政や地方自治への関心を高め、稲城市への理解と愛情を深め、自分たちの力でよりよいまちづくりをしていこうとする社会参画意識を高めることを目的としております。新型コロナウイルス感染防止対策を徹底した上で、市内全ての中学校の生徒代表と、学校での様子や将来の夢について懇談し、まちづくりや市政に関する意見交換を行いました。  次に、ヴェルディホームタウン推進懇談会について御報告をいたします。東京ヴェルディ応援への機運を高めることを目的として、2月中旬に稲城市において開催を予定しておりました第24回ヴェルディホームタウン推進懇談会につきましては、新型コロナウイルス感染拡大防止のため、中止といたしました。  続いて、令和2年度第2回稲城市まちをきれいにする市民条例に基づく実践行動について御報告をいたします。2月21日、東長沼地区において実施が予定されておりました令和2年度第2回稲城市まちをきれいにする市民条例実践行動につきましては、新型コロナウイルス感染拡大防止のため、中止となりました。  次に、共通基礎情報コンテンツ多摩地域のさらなる発展に向けた多摩川流域自治体による広域連携の取組」の発信について御報告をいたします。2月25日から、多摩川流域自治体の8市が連携して、各市ホームページにて共通基礎情報コンテンツ多摩地域のさらなる発展に向けた多摩川流域自治体による広域連携の取組」を公開し、多摩地域全体の連帯と発展に寄与する取組を開始いたしました。これまでの単独自治体で実施してきた各地の魅力向上発信について、広域的に連携して取り組むことで、それぞれの自治体がメリットを享受し、その効果が多摩地域全体に波及していくことを目的としております。各市の地域資源や人口・面積・財政のほか、産業関連情報や企業へのサポートなど、まちの活力を高め、地域振興につながる情報発信を行ってまいります。  続いて、信号機の設置について御報告をいたします。市では、交通事故を防止し、市民の安全確保と交通の円滑化を図るため、警視庁に信号機の設置を強く要請してまいりましたが、このたび多摩中央警察署の御協力の下、稲城第二中学校東交差点若葉台入口交差点日大グラウンド前交差点、上平尾交差点の4か所において、信号機の新設及び改良が決定いたしました。本年3月の稲城第二中学校東交差点より順次設置される予定でございます。  最後になりましたが、御篤志を頂いておりますので、御報告をいたします。11月19日、伊藤慶一様から現金16万4,000円の御寄附をいただきました。稲城市の都市農業の振興のために役立ててほしいという寄附者の御意向に沿うよう、有効に活用させていただきます。11月30日、榎本佳則様から上谷戸親水公園用地及び道路用地として土地2,360平方メートルを、黒田進様から上平尾1号緑地用地として土地131平方メートルを御寄附いただきました。寄附者の御意向に沿うよう、活用させていただきます。12月2日、八南歯科医師会稲城支部様から市内小中学校に書籍「歯のしくみ口のしくみ」18冊を御寄附いただきました。口腔衛生の授業で役立ててほしいという寄附者の御意向に沿うよう、活用させていただきます。12月18日、稲城青年会議所様から「令和復刻版稲城かるた」52セットを御寄附いただきました。稲城っ子の教育、市民の皆様の生涯学習で活用してもらいたいという寄附者の御意向に沿うよう、市内小中学校、図書館、郷土資料室において活用させていただきます。1月29日、フマキラー株式会社様からアルコール除菌スプレー1ケース20本入り計3ケースを御寄附いただきました。新型コロナウイルス感染症対策に役立ててほしいという寄附者の御意向に沿うよう、活用させていただきます。2月5日、INGプロジェクト代表・稲川浩一様よりパルスオキシメーター30個を御寄附いただきました。病院で役立ててほしいという寄附者の御意向に沿うよう、活用させていただきます。2月15日、横田比佐夫様から1万円を御寄附いただきました。病院運営のために役立ててほしいという寄附者の御意向に沿うよう、活用させていただきます。2月15日、高齢者居場所づくりグループあじさいの会・加藤礼子様から2万円を御寄附いただきました。病院運営のために役立ててほしいという寄附者の御意向に沿うよう、活用させていただきます。2月16日、特定非営利活動法人iクラブ会長・島啓子様からスポットクーラー2台を御寄附いただきました。稲城第五中学校における空調環境維持に役立ててほしいという寄附者の御意向に沿うよう、活用させていただきます。2月17日、ペアリーロード稲城商店街会長・田中学様からペアリーロード稲城商店街冊子54冊を御寄附いただきました。市立小中学校の図書室に配架して社会・家庭科の授業に役立ててほしいという寄附者の御意向に沿うよう、活用させていただきます。2月18日、百瀬信彦様・邦子様から2万円を御寄附いただきました。病院運営のために役立ててほしいという寄附者の御意向に沿うよう、活用させていただきます。  以上をもちまして、現在までの市政運営の概要を御報告申し上げまして、行政報告とさせていただきます。 10 ◯ 議長(渡辺 力君) 以上で、行政報告は終わりました。   ───────────────────────────────────────── 11 ◯ 議長(渡辺 力君) 日程第4、令和3年度市長施政方針を行います。  市長から発言の申出がありますので、これを許します。市長。      〔市長 高橋勝浩君 登壇〕 12 ◯ 市長高橋勝浩君) 令和3年第1回市議会定例会の開催に当たり施政の方針を申し述べ、市議会をはじめ市民の皆様の御理解と御協力をお願い申し上げます。  昨年の国際情勢を振り返ってみますと、英国のEU離脱、台湾情勢や香港情勢、そして米国大統領選挙で民主党のバイデン前副大統領が勝利し、今後の米中冷戦の行方など、多くの不安定要素が注目される一年でございました。  その中でも、新型コロナウイルス感染症の拡大が世界中で大きな影響を受けました。WHO(世界保健機関)が昨年3月11日にパンデミックを宣言して以降、各国で都市封鎖が発動され、海外渡航も制限される事態が続き、最近では変異株による更なる感染拡大も見られる状況でございます。  我が国においては、昨年4月7日に7都府県に緊急事態宣言が初めて発令され、同16日には全国に拡大となり、外出自粛などが国民に要請され、市民生活及び経済活動に多大な影響が生じたほか、東京2020オリンピック・パラリンピック競技大会も1年延期されることとなりました。  稲城市におきましては、昨年1月末時点で稲城市新型コロナウイルス感染症危機管理対策本部を立ち上げ、早期に市としての対応を開始し、緊急事態宣言の発令と同時に稲城市新型コロナウイルス感染症対策本部に移行し、施設の閉鎖・再開、緊急経済対策の実施などの対策を講じてきたほか、稲城市立病院において、帰国者・接触者外来の設置や新型コロナウイルス感染症重点医療機関の指定を受け、感染症疑い患者などを受け入れるなど、これまでにも様々な新型コロナウイルス感染拡大防止対策における迅速な対応を図ってまいりました。  さて、政府は、「国民の命と暮らしを守る安心と希望のための総合経済対策」において、守りの視点として、医療提供体制の確保をはじめとする感染拡大防止に全力を挙げるとともに、内外の感染状況による経済への影響に対し、雇用と事業を支え、生活を守り、攻めの視点として、コロナ危機を契機に浮き彫りとなった課題である行政デジタル化の遅れや海外での生産拠点の集中度が高いサプライチェーンといった我が国の脆弱性に対処し、グリーンやデジタルをはじめ成長分野に民間投資を呼び込みながら、生産性を高め、賃金の継続的な上昇を促し、所得の継続的な拡大と成長力強化につながる施策に資源を集中投下するとしています。  様々な課題がございますが、国難であるコロナ禍の状況下において、国民、都民、市民が一丸となって乗り越えていくことができると信じています。  我が国の令和3年度一般会計予算は、令和2年度第3次補正予算と併せ、感染拡大防止に万全を期しつつ、中長期的な課題である、デジタル社会グリーン社会、活力ある地方、少子化対策など全世代型社会保障制度等にも対応する予算とし、前年度比3.8%増の106兆6,097億円で、当初予算として9年連続で過去最大規模を更新しました。税収は、企業の業績悪化等の影響を反映して、前年度比9.5%減の57兆4,480億円を見込んでおります。  こうした税収減の一方で、新型コロナウイルス感染症に対応する財政支出の拡大を受け、国債の新規発行額は前年度比33.9%増の43兆5,970億円となり、歳入総額に占める国債依存度は40.9%と、11年ぶりに増となっております。  歳出におきましては、感染拡大防止を図るほかコロナ予備費の確保、デジタル社会の実現のためデジタル庁の設置、政府全体の情報システムの一元管理、グリーン社会の実現に向けた成果連動型の低利融資制度の創設、そして、全世代型社会保障制度の構築に向けた歳出改革の取組を継続することにより、一般歳出は前年度比5.4%増の66兆9,020億円となりました。  また、財政健全化の指標となる基礎的財政収支の赤字額は約20兆4,000億円となり、前年度に比べ大きく増加してしまいました。  次に、東京都の当初予算につきましては、一般会計予算で前年度比1.0%増の7兆4,250億円で、過去2番目の規模となりました。都税につきましては、前年度比で7.3%減の5兆450億円となっております。一般歳出では、感染症対策関連経費や東京の未来を切り拓く施策の事業費の増などにより、前年度比1.4%増の5兆6,122億円となっております。  本市の取組といたしましては、第四次稲城市長期総合計画期間中は、リーマンショック後の経済苦境にあっても、財源を確保し、着実に都市基盤整備を進めるとともに、新たな市民ニーズに応えるため、計画外の事業であっても柔軟に対応してまいりました。全般として、厳しい財政運営が続きましたが、都市基盤整備による人口増などにより、税収も着実に増加し、財政規模も拡大してきたところでございます。  令和3年度は第五次稲城市長期総合計画の初年度となりますが、予算編成に当たっては、今までとは大きく異なり、減収を前提とした中で義務的経費の支出増を捻出しなければならない状況で、従来事業の見直しが予算編成のため必須となりました。必要な見直しができなければ、基金は枯渇し、今後、高齢化等に伴う義務的経費の逓増により、現在よりもさらに厳しい状況となって大幅な見直しが求められる危機的状況に陥ることが想定されます。そういった意味では、現状は財政危機の一歩手前であるアラート状態であると言えます。  以上の状況を勘案し、令和3年度の予算編成に当たりましては、必要な行政サービスの水準を確保しながら、事務・事業の見直しを徹底して行い、効率的、効果的な行財政運営に努めていくために、以下のことを基本として取り組んでまいります。  第1には、新型コロナウイルス感染症から市民の生命と暮らしを守る取組を続けることであります。  第2に、第五次稲城市長期総合計画基本構想に定める将来都市像の実現に向け、基本計画に掲げる各種施策の取組を進め、持続可能な行財政運営に努めることでございます。  第3に、市民の安全を最優先に、引き続き防災・減災対策に計画的に取り組むことでございます。  以上3点を基本とした本市の令和3年度予算案は、一般会計が356億900万円となっており、前年度当初予算額に対して17億1,500万円、比率で4.6%の減となっております。  歳入は、自主財源の根幹をなす市税が149億8,325万円となり、新型コロナウイルス感染症の影響による所得減や、土地の課税標準額を据え置く措置による影響によって、前年度当初予算額に対して5億4,279万円、比率で3.5%の減となっております。  地方交付税は、市税の減などによる基準財政収入額の減及び人口増による基準財政需要額の増に伴う普通交付税の増により、1億5,417万円、比率で26.0%の増を見込んでおります。  その他、主なものでは、国庫支出金が、子どものための教育・保育給付費負担金、保育対策総合支援事業費補助金の増などにより2,791万円の増額となり、都支出金が、子どものための教育・保育給付費負担金、道路改良事業費補助金の増などにより1億8,554万円の増額となっております。市債につきましては、第一調理場建替移転事業債、庁舎空調設備改修事業債、(仮称)サイクルカフェ建設事業債の減などで、12億4,365万円、比率で39.9%の減となりました。  歳出は、昨年10月に指示しました予算編成方針に基づいて積算を行っております。主なものでは、人件費が会計年度任用職員報酬や国勢調査指導員・調査員報酬の減などにより2億1,070万円の減額、扶助費が民間保育所等運営委託料、民間学童クラブ運営委託料、障害児通所給付費、生活保護費の増などにより5億1,163万円の増額、普通建設事業費が第一調理場建替移転工事請負費、第一調理場厨房機器・初度備品など、庁舎空調設備改修工事請負費の減などにより28億3,732万円の減額、公債費が平成31年度に起債した第一調理場建替移転事業債の元金償還が開始されたことなどにより1,214万円の増額、繰出金が土地区画整理事業特別会計繰出金及び国民健康保険事業特別会計繰出金の増などにより、全体として7億1,913万円の増額となっております。  以下、令和3年度予算の特徴について、長期総合計画の施策の体系に沿って、説明を申し上げます。  1つ目の項目として、「子育て・教育・文化~育ち・学びを通じてだれもが輝けるまち 稲城」についてでございます。  保育ニーズへの取組につきましては、待機児童対策として、第三保育園の建て替え民営化による認可保育所しおどめ保育園稲城の開設及び第五保育園の弾力化により保育定員の増を行ってまいります。  また、第六保育園は、民設民営化により認可保育所大丸ゆうし保育園として開設し、低年齢児定員の増を行ってまいります。  放課後の児童の健全育成事業への取組につきましては、新たに長峰小学校学童クラブ及び平尾小学校学童クラブを民営化するとともに、南山小学校学童クラブの定員増を行ってまいります。また、向陽台小学校学童クラブは、令和4年度の民営化に向けて準備を進め、利用者ニーズに柔軟に対応してまいります。  育ち育てる相談・支援体制の充実につきましては、子育て世代が稲城市版ネウボラであるおやこ包括支援センターにつながるための新たな事業を実施することにより、妊娠期から子育て期にわたるまでの切れ目のない包括的な相談・支援を行ってまいります。  また、産前産後の家事及び育児支援が必要とされる家庭に対し、家事や育児を支援する育児支援ヘルパー事業の利用上限時間の拡大及び多胎児家庭の利用料の軽減を図ってまいります。  教育環境の充実につきましては、学校給食の充実として、建て替え移転した学校給食共同調理場第一調理場の4月稼働に伴い、新たに食物アレルギー対応食の提供や給食残渣リサイクルを開始してまいります。  次に、施設・設備におきましては、旧調理場の解体に伴い、稲城第一小学校との間にある調理場内のフェンスを撤去するため、新たに稲城第一小学校の敷地内にフェンスを設置してまいります。  また、無償で借り受けておりました稲城第二中学校用地の一部につきまして、学校用地として取得してまいります。  2つ目の項目、「保健・医療・福祉~だれもが地域で健やかに暮らせるまち 稲城」についてでございます。  市立病院の充実につきましては、地域が必要とする高度な医療や、救急、周産期医療などの公立病院としての役割を、老朽化した医療機器の更新などを行いながら安定的かつ継続的に担ってまいります。  介護保険制度の円滑な運営につきましては、令和3年度から令和5年度までを計画期間とする第8期の介護保険事業計画に基づき、介護保険料の改定を行い、制度の円滑な運営に取り組んでまいります。  高齢者福祉の充実につきましては、ひとり暮らし等高齢者の見守り体制整備事業における実態調査の実施方法を見直し、関係機関等の協力の下、ひとり暮らし等の高齢者の安否や健康状態を確認する実態調査を実施することによりまして、適宜、必要な支援につなげてまいります。  障害者及び障害児の福祉の充実につきましては、重症心身障害児者・医療的ケアを必要とする障害児者について、日中受け入れ可能な事業所を市内に確保するため、重症心身障害・医療的ケア児者通所事業所整備促進事業補助金を創設することにより、事業所の誘致・定着を図ってまいります。  生活困窮者に対する相談支援の充実につきましては、長引く新型コロナウイルス感染症の影響により、生活に困窮する方が依然として増加傾向にあることから、令和2年度に引き続き、福祉くらしの相談窓口の相談支援員を増員し、きめ細かな相談に応じるとともに、住居確保給付金の支給などを通して自立に向けた支援をしてまいります。  公的医療保険と年金制度の推進につきましては、高齢者の健康増進を図り、できる限り健やかに過ごせる社会としていくため、高齢者一人一人に対して、きめ細かな保健事業と介護予防を一体的に実施してまいります。  次に、3つ目の項目、「環境・経済・観光~水と緑につつまれ活力あふれる賑わいのまち 稲城」でございます。  地球温暖化対策の推進につきましては、2050年カーボンニュートラルの実現に向け、再生可能エネルギーなどを調達・供給する自治体新電力会社の立ち上げについて検討を行うため、庁内で勉強会を実施してまいります。  自然環境の保全と緑の創出につきましては、市内の樹林地や農地など植物に覆われた区域の面積や分布状況を調査し、緑の基本計画の改定に向けた、緑の保全と創出に関する基礎資料とするため、緑被率調査を実施してまいります。  また、国有財産管理委託契約に基づき、大丸公園及び大丸自然公園の土地購入を行ってまいります。  商工業の活性化につきましては、中小企業等の経営の安定化及び事業の継続性の確保を図るため、新型コロナウイルス感染症の影響により売上げが減少した市内事業者に対し、新型コロナウイルス感染症対策特別資金融資の貸付期限を令和4年3月31日まで延長し、引き続き支援してまいります。  スポーツ・レクリエーション活動の振興につきましては、施設の安全な利用を図るため、城山公園テニスコート改修工事を実施してまいります。  賑わいの創出による観光のまちづくりの推進につきましては、自転車のまち稲城の象徴、また東京2020オリンピック・パラリンピック競技大会のレガシーとして、メカニックデザイナー大河原邦男氏がデザインしたキャラクターをモチーフとしたモニュメントを、稲城中央公園内に設置してまいります。  4点目の項目、「都市基盤整備・消防・防犯~安全でだれもが安心して快適に暮らせるまち 稲城」でございます。  計画的で適切な土地利用の推進につきましては、引き続き、都市計画マスタープランの見直し作業を進めてまいります。  市街地の整備につきましては、良好な住みよい環境づくりと公共施設の整備・改善を図るために、土地区画整理事業により進めてまいります。  市施行の榎戸地区につきましては、令和2年度に引き続き、宿榎戸線の電線共同溝整備工事を進めていくほか、建物移転等を行ってまいります。  矢野口駅周辺地区につきましては、引き続き、旧スーパー堤防C工区内などにおける換地変更の作業を進めていくほか、駅北側の建物移転や道路築造を行ってまいります。  稲城長沼駅周辺地区につきましては、駅周辺の建物移転を進めていくほか、駅前通り線の電線共同溝整備工事などを行ってまいります。  南多摩駅周辺地区につきましては、関係権利者等の御意見を伺いながら道路や公園の位置の見直しを検討するとともに、令和2年度に引き続き、駅南側道路の電線共同溝整備工事を進めていくほか、建物移転を行ってまいります。  組合施行の南山東部地区につきましては、引き続き幹線道路や宅地の整備を中心に進め、保留地処分や使用収益開始の拡大が図られるよう、組合への支援と指導を行ってまいります。  住所整理の実施につきましては、分かりにくい住所及び所在地の表示を解消するため、稲城市住所整理基本方針に基づき、南山東部土地区画整理事業区域を含む地区の住民と住所整理の検討をしてまいります。  道路網の整備促進につきましては、都市間交通の円滑化に向けて、南多摩尾根幹線の早期事業化や鶴川街道の整備促進が図られるよう、引き続き、東京都へ要請してまいります。  また、東京都より受託しております読売ランド線の用地買収及び物件移転補償などを行うとともに、一部区間において道路改良工事を実施してまいります。  さらに、多摩都市計画道路7・5・3号宿榎戸線のうち、川崎街道から鶴川街道までの用地買収及び物件移転補償などを実施してまいります。  次に、生活に関わりの深い道路の整備につきましては、東京都が実施する鶴川街道百村区間の整備進捗に合わせ、市では、鶴川街道に接道する市道537号線の道路詳細設計などを実施してまいります。  また、坂浜西地区地区計画に位置づけられた新きさらぎ橋から中橋までの区間につきまして、東京都の三沢川改修計画に合わせて側道を整備するため、市道638号線の拡幅及び新設道路の整備に向けた道路予備設計などを実施してまいります。  さらに、京王よみうりランド駅北口利用者の利便性向上を図るため、市道171号線の道路改良工事を実施してまいります。  そのほか、引き続き、狭隘道路の解消に向けた整備を進めてまいります。  公共交通の充実につきましては、鉄道利用者の安全性の向上を図るために、市内のJR南武線各駅へのホームドア整備に係る費用の一部の補助に向けて、調整を進めてまいります。  交通結節点の充実につきましては、バスや一般車両等によるアクセス向上を図るため、稲城駅南口駅前広場の再整備に向けた詳細設計を実施してまいります。  衛生環境の向上につきましては、引き続き、都市基盤の整備に合わせ、汚水管渠の整備を進め、汚水排水整備区域の拡大を図ってまいります。  総合的な水害対策の推進につきましては、集中豪雨や度重なる台風の到来による浸水被害から市民の生命・財産を守るため、押立堀排水機場のポンプ交換を行い、内水による水害の防止に努めてまいります。
     また、水路や普通河川の整備・保全につきましては、地域を浸水被害から守るための護岸改修等を実施してまいります。  消防体制の充実につきましては、消防機動力であるはしご車の特別点検を実施してまいります。  地域防災活動の推進につきましては、耐震性の防火水槽を整備し、また、稲城小田良土地区画整理地区内の防災行政無線子局にスピーカーを増設してまいります。  次に、第5章、「市民・行政~みんなでつくる持続可能な市民のまち 稲城」についてでございます。  都市間交流・多文化交流の推進につきましては、多様な文化と交流することで、市民の国際性や積極性を育み、また、稲城市を幅広い視点で見直す機会にもなることから、アメリカ合衆国サンマテオ郡フォスターシティ市との姉妹都市提携締結式や姉妹都市提携に関連した事業を実施してまいります。  市民と行政の情報の共有につきましては、「稲城市のお知らせ」作成・放送委託を、動画による市の事業紹介をメインとした内容に変更し、市内外に市の事業や施策をPRしてまいります。  市民協働の推進につきましては、令和3年11月1日に市制施行50周年を迎えることから、周年記念事業の一環として記念式典を開催するほか、記念誌や市歌の作成等を実施してまいります。  健全な行財政運営につきましては、学校給食共同調理場旧第一調理場の跡地整理として、建物の撤去を行い、借地の返還及び市有地の処分に向けて、区画の整理などを実施してまいります。  情報通信機器や情報システムなどの運用管理業務につきましては、専門性を有する事業者に委託することにより、業務の効率化及び推進を図ってまいります。  なお、コロナ禍における厳しい社会経済情勢及び市の財政状況を踏まえ、市長、副市長及び教育長の給料月額について、令和3年度の1年間、10%減額してまいります。  以上、第五次稲城市長期総合計画の施策の体系に沿って、施政方針を申し述べさせていただきました。  新型コロナウイルス感染症への対応については、令和2年度一般会計補正予算において、年度内に支出が完了しない見込みの経費を令和3年度に繰り越すとともに、東京都の市町村新型コロナウイルス感染症緊急対策特別交付金を令和3年度の財源とするための基金を設置することにより、令和2年度予算と令和3年度予算を合わせた新型コロナウイルス感染症対応を進めてまいります。さらに、今後においても、適宜、追加補正予算を編成し、必要な対策を講じてまいります。  これらの平時とは異なる対応も図りながら、新年度も、行政の効率化やスリム化に努め、健全な行財政運営を維持し、コロナ禍を乗り越え、稲城市の持続的な発展に向けて、市議会議員の皆様をはじめ、市民の皆様の御理解と御協力をいただき、第五次稲城市長期総合計画の各事業を推進し、必要な施策を実現してまいります。 13 ◯ 議長(渡辺 力君) 以上で、令和3年度市長施政方針は終わりました。  なお、市長施政方針に対する代表質問は3月4日に行います。  暫時休憩いたします。                                午前10時22分 休憩   ─────────────────────────────────────────                                午前10時40分 開議 14 ◯ 議長(渡辺 力君) 休憩前に引き続き会議を開きます。  この際、日程第5、第4号議案 稲城市長、稲城市副市長及び稲城市教育長の給与の特例に関する条例から日程第12、第21号議案 稲城市道路線の廃止についてまでの8件を一括議題といたします。  市長から提案理由の説明を求めます。市長。      〔市長 高橋勝浩君 登壇〕 15 ◯ 市長高橋勝浩君) 第4号議案 稲城市長、稲城市副市長及び稲城市教育長の給与の特例に関する条例につきまして、提案理由の説明を申し上げます。  本案は、コロナ禍における厳しい社会経済情勢及び市の財政状況を踏まえ、市長、副市長及び教育長の給与の減額を行うことについて特例を定めるため、稲城市長、稲城市副市長及び稲城市教育長の給与の特例に関する条例を制定するものでございます。条例の内容につきましては、令和3年4月1日から令和4年3月31日までの間において、市長、副市長及び教育長の給料月額を10%減額するものでございます。  第5号議案 稲城市立保育所設置条例の一部を改正する条例につきまして、提案理由の説明を申し上げます。  本案は、稲城市立第三保育園及び稲城市立第六保育園の民営化に伴い、稲城市立保育所設置条例の一部を改正するものでございます。改正の内容につきましては、条例の規定から稲城市立第三保育園及び稲城市立第六保育園を削除するものでございます。  第6号議案 稲城市国民健康保険条例の一部を改正する条例につきまして、提案理由の説明を申し上げます。  本案は、新型インフルエンザ等対策特別措置法等の一部を改正する法律第1条の規定による新型インフルエンザ等対策特別措置法の改正に伴い、稲城市国民健康保険条例の一部を改正するものでございます。改正の内容につきましては、新型インフルエンザ等対策特別措置法の改正に伴い、引用条項等を整理するものでございます。  第7号議案 稲城市介護保険条例の一部を改正する条例につきまして、提案理由の説明を申し上げます。  本案は、稲城市介護保険事業計画(第8期)が令和3年度から開始することに伴う保険料の見直し、指定居宅サービス等の事業の人員、設備及び運営に関する基準等の一部を改正する省令による指定居宅介護支援等の事業の人員及び運営に関する基準等の改正及び健康保険法施行令等の一部を改正する政令による介護保険法施行令の改正に伴い、稲城市介護保険条例の一部を改正するものでございます。詳細につきましては、福祉部長から説明を申し上げます。  第8号議案 稲城市新型コロナウイルス感染症対策特別資金融資あっせん条例の一部を改正する条例につきまして、提案理由の説明を申し上げます。  本案は、新型コロナウイルス感染症対策特別資金の貸付期限を延長する等のため、稲城市新型コロナウイルス感染症対策特別資金融資あっせん条例の一部を改正するものでございます。改正の主な内容につきましては、新型コロナウイルス感染症対策特別資金の貸付期限を1年間延長し、令和4年3月31日までとするものでございます。  第9号議案 稲城市火災予防条例の一部を改正する条例につきまして、提案理由の説明を申し上げます。  本案は、対象火気設備等の位置、構造及び管理並びに対象火気器具等の取扱いに関する条例の制定に関する基準を定める省令の一部を改正する省令による対象火気設備等の位置、構造及び管理並びに対象火気器具等の取扱いに関する条例の制定に関する基準を定める省令の改正等に伴い、稲城市火災予防条例の一部を改正するものでございます。詳細につきましては、消防長から説明を申し上げます。  第20号議案 稲城市監査委員の選任についてにつきまして、提案理由の説明を申し上げます。  本案は、令和3年3月31日をもちまして稲城市監査委員軍司信一氏の任期が満了するため、その後任者の選任につきまして、地方自治法第196条第1項の規定により、議会の同意をお願いするものでございます。軍司氏におかれましては、稲城市監査委員に就任以来、3期12年にわたり御尽力いただきました。ここに改めて、深甚の敬意と感謝の意を表する次第でございます。今回、軍司氏の後任として提案申し上げます牧修氏は、平成14年に税理士として登録され、同年より牧会計事務所所長税理士を務められており、地域においても平成29年から東京税理士会日野支部長として活動されるなど、幅広く御活躍されております。監査においては、財務管理、経営管理その他行政運営に関し、優れた識見が必要となることから、税理士として豊富な経験を有する牧氏は適任者でございます。なお、任期につきましては、地方自治法第197条の規定により、令和3年4月1日から4年間でございます。以上により、牧氏に稲城市監査委員をお願いしたいというものでございます。  第21号議案 稲城市道路線の廃止についてにつきまして、提案理由の説明を申し上げます。  本案は、道路としての機能が消滅し、一般交通の用に供する必要がなくなった市道1315号線及び市道1316号線を廃止するため、道路法第10条第3項において準用する同法第8条第2項の規定により、議会の議決を求めるものでございます。詳細につきましては、都市建設部長から説明を申し上げます。  第4号議案から第9号議案まで並びに第20号議案及び第21号議案の各議案につきまして、よろしく御審議の上、御承認を賜りますようお願い申し上げます。 16 ◯ 議長(渡辺 力君) 補足説明を求めます。福祉部長。      〔福祉部長 武藤路弘君 登壇〕 17 ◯ 福祉部長(武藤路弘君) 私からは、第7号議案 稲城市介護保険条例の一部を改正する条例につきまして、補足の説明を申し上げます。恐れ入りますが、第7号議案を御覧ください。改正の概要でございます。  本案は、稲城市介護保険事業計画(第8期)が令和3年度から開始することに伴う保険料の見直し、指定居宅サービス等の事業の人員、設備及び運営に関する基準等の一部を改正する省令による指定居宅介護支援等の事業の人員及び運営に関する基準等の改正及び健康保険法施行令等の一部を改正する政令による介護保険法施行令の改正に伴い、稲城市介護保険条例の一部を改正するものでございます。  次に、改正の主な内容につきましては、2点ございます。まず、第15条の5の4、第15条の5の15、第15条の5の20及び第15条の5の23の改正は、指定居宅サービス等の事業の人員、設備及び運営に関する基準等の一部を改正する省令の施行に伴う指定居宅介護支援等の事業の人員及び運営に関する基準の一部改正による条文の追加でございます。市の指定するサービスの事業における一般原則または基本原則について、利用者の人権の擁護、虐待の防止等についての義務規定及び介護保険等関連情報の活用等についての努力義務を定める旨を規定するものでございます。  2点目、第18条の改正は、稲城市介護保険事業計画(第8期)の計画期間である令和3年度から令和5年度までの3年間における保険料率を定めるものでございます。基準月額につきまして、5,200円を5,400円に改正するものでございます。また、健康保険法施行令等の一部を改正する政令による介護保険法施行令の一部改正により、低未利用土地等を譲渡した場合の長期譲渡所得に係る特別控除を追加するものでございます。  付則におきまして、この条例の施行期日を令和3年4月1日とする旨を規定するとともに、この条例による改正後の稲城市介護保険条例第15条の5の4第3項、第15条の5の15第3項、第15条の5の20第5項及び第15条の5の23第5項の規定は、令和6年3月31日までの期間は努力義務とする経過措置を規定し、また第18条の規定は、令和3年度以後の年度分の保険料から適用し、令和2年度分までの保険料については、なお従前の例による旨を規定しております。  私からの説明は以上でございます。よろしくお願いいたします。 18 ◯ 議長(渡辺 力君) 消防本部消防長。      〔消防本部消防長 田中誠一君 登壇〕 19 ◯ 消防本部消防長(田中誠一君) 私からは、第9号議案 稲城市火災予防条例の一部を改正する条例につきまして、補足の説明を申し上げます。恐れ入りますが、第9号議案を御覧ください。  第11条及び第17条につきましては、文言の整理を行うものでございます。  次に、第11条の2、急速充電設備に関する基準につきましては、電気自動車等に充電するための急速充電設備の定義について、最大出力を200キロワット以下とするとともに、火災予防上必要な設備基準を追加するため、位置、構造及び管理の規定を整備するものでございます。  次に、第49条の2につきましては、東京都の火災予防条例と整合を図るため、条を削除するものでございます。  次に、第57条、火気使用設備等の設置の届出等につきましては、最大出力が50キロワット以下のものを除く急速充電設備を設置しようとする者は、消防署長に届け出なければならない旨を規定するほか、文言を整理するものでございます。  次に、第61条の2につきましては、自動火災報知設備等と連動して行う119番通報制度を見直し、火災、救急等に係る通報の利便性の向上を図るため、第3号を削除するとともに通報に関する規定を整備するものでございます。  次に、改正条例の付則につきましては、第1条で施行期日、第2条で経過措置、第3条で準備行為を規定するものでございます。  私からの補足の説明は以上でございます。よろしくお願いいたします。 20 ◯ 議長(渡辺 力君) 都市建設部長。      〔都市建設部長 久家 康君 登壇〕 21 ◯ 都市建設部長(久家 康君) 私からは、第21号議案 稲城市道路線の廃止についてにつきまして、補足の説明を申し上げます。  本案は、坂浜地内に存在する市道1315号線及び市道1316号線につきまして、道路としての機能が消滅し、一般交通の用に供されていないと認められるため、路線を廃止するものでございます。  恐れ入りますが、議案関係資料の1ページをお開きください。タブレットでは4ページになります。市道1315号線及び市道1316号線の案内図でございます。市道1315号線は、坂浜1381番地先を起点として坂浜1371番2地先の終点まで、延長98.76メートル、幅員1.21メートルとなっております。市道1316号線は、坂浜1381番地を起点として坂浜1381番2地先の終点まで、延長38.60メートル、幅員1.21メートルとなっております。  次に、2ページをお開きください。市道1315号線及び市道1316号線を拡大した位置図となっております。  3ページはその公図写しであり、それぞれ起点及び終点の地番を表したものでございます。  以上で第21号議案の補足説明を終わらせていただきます。よろしくお願い申し上げます。 22 ◯ 議長(渡辺 力君) 以上で、提案理由の説明は終わりました。  なお、本案についての質疑は3月2日に行います。   ───────────────────────────────────────── 23 ◯ 議長(渡辺 力君) この際、日程第13、第10号議案 令和2年度東京都稲城市一般会計補正予算(第11号)から日程第16、第22号議案 令和3年度東京都稲城市一般会計補正予算(第1号)までの4件を一括議題といたします。  市長から提案理由の説明を求めます。市長。      〔市長 高橋勝浩君 登壇〕 24 ◯ 市長高橋勝浩君) 第10号議案 令和2年度東京都稲城市一般会計補正予算(第11号)につきまして、提案理由の説明を申し上げます。  今回の補正につきましては、歳入歳出予算にそれぞれ9,631万3,000円を追加し、総額を490億687万2,000円とするものでございます。補正の主な内容につきましては、感染症対策指定寄附金及びホタル育成事業指定寄附金を令和3年度の事業の財源とするための財政調整基金積立金の増額、利用者数及び利用件数の増などに伴う障害介護給付費及び障害児通所給付費の増額、国民健康保険基盤安定負担金の額の確定に伴う保険基盤安定繰出金の増額、利用者の減による運行収入の減などに伴う循環バス運行補助金の増額及びその財源に東京都の市町村新型コロナウイルス感染症緊急対策特別交付金を充当することに伴う新型コロナウイルス感染症対策基金積立金の減額、国庫補助事業の一部を繰り越すことにより令和2年度内における都補助金の歳入が見込めなくなったことに伴う土地区画整理事業特別会計繰出金の増額、新型コロナウイルス感染症感染拡大防止対策(第11弾)として、国の令和2年度補正予算(第3号)に計上された補助金を活用した小中学校における衛生用品等の購入並びに児童及び生徒の学習保障支援に係る経費の計上等を行うものでございます。また、繰越明許費の補正として、小中学校における衛生用品等の購入並びに児童及び生徒の学習保障支援を行うための経費について繰越明許費を設定するものでございます。さらに、地方債の補正として、第一調理場建替移転事業債の減額及び減収補填債の計上を行うものでございます。詳細につきましては、企画部長から説明を申し上げます。  第11号議案 令和2年度東京都稲城市国民健康保険事業特別会計補正予算(第4号)につきまして、提案理由の説明を申し上げます。  今回の補正の内容につきましては、令和2年度の国民健康保険基盤安定繰入金、国庫補助金及び都補助金の額の確定等に伴う財源振替を行うものでございます。  第12号議案 令和2年度東京都稲城市土地区画整理事業特別会計補正予算(第2号)につきまして、提案理由の説明を申し上げます。  今回の補正につきましては、土地区画整理事業の施行状況に伴い、歳入では区画整理補助金及び一般会計繰入金を、歳出では公共団体施行事業費を整理するとともに、繰越明許費を設定するものでございます。詳細につきましては、都市基盤整備担当部長から説明を申し上げます。  第22号議案 令和3年度東京都稲城市一般会計補正予算(第1号)につきまして、提案理由の説明を申し上げます。  今回の補正につきましては、歳入歳出予算にそれぞれ1億5,421万2,000円を追加し、総額を357億6,321万2,000円とするものでございます。補正の主な内容につきましては、新型コロナウイルス感染症感染拡大防止対策(第12弾)として、公共施設においてトイレの洋式化並びに人感センサー、自動水栓、アルコール噴射機及び空気清浄機の設置を行うための経費の計上、公共施設及び事業用の衛生用品を整備するための経費の計上、小中学校の図書室及び図書館に除菌ボックスを設置するための備品購入費の計上、庁舎における執務スペースの変更に係る経費の計上、公共施設予約システムの対象に学校等開放事業を追加することに伴うシステム開発委託料の計上、地域振興プラザにおいてコワーキング事業を実施することに伴う経費の計上、ふれんど平尾の体育館に空調設備及びバスケットゴールを設置するための経費の計上、稲城中央公園総合体育館に空調設備を設置するための工事請負費の計上などを行うものでございます。詳細につきましては、企画部長から説明を申し上げます。  第10号議案から第12号議案まで及び第22号議案の各議案につきまして、よろしく御審議の上、御承認を賜りますようお願い申し上げます。 25 ◯ 議長(渡辺 力君) 補足説明を求めます。企画部長。      〔企画部長 芦沢政美君 登壇〕 26 ◯ 企画部長(芦沢政美君) 私からは、第10号議案及び第22号議案につきまして、補足の説明を申し上げます。お手数ですが、第10号議案 令和2年度東京都稲城市一般会計補正予算(第11号)を御覧いただきたいと存じます。  議案書の1ページを御覧ください。第1条でございます。今回の補正は、歳入歳出それぞれ9,631万3,000円を増額し、予算総額を490億687万2,000円とするものでございます。  第2条及び第3条は、それぞれ繰越明許費及び地方債の補正を規定しております。  7ページ・8ページを御覧ください。歳入でございます。初めに、国庫支出金でございます。障害者自立支援給付費等負担金1,678万3,000円は、障害介護給付費の増に伴い、国庫負担金を増額するものでございます。  児童保護費等負担金1,419万1,000円は、障害児通所給付費の増に伴い、国庫負担金を増額するものでございます。  国民健康保険基盤安定負担金保険者支援分616万円は、保険基盤安定負担金の額の確定に伴い、国庫負担金を増額するものでございます。  小学校費補助金の学校保健特別対策事業費補助金780万円及び中学校費補助金の学校保健特別対策事業費補助金340万円は、国の令和2年度補正予算(第3号)に計上された、小中学校における新型コロナウイルス感染症の拡大を防止するための衛生用品等の購入並びに児童及び生徒の学習保障支援に係る国庫補助金を計上するものでございます。  次に、都支出金でございます。障害者自立支援給付費等負担金839万2,000円は、障害介護給付費の増に伴い、都負担金を増額するものでございます。  児童保護費等負担金709万5,000円は、障害児通所給付費の増に伴い、都負担金を増額するものでございます。  国民健康保険基盤安定負担金保険税軽減分105万円の減額は、保険基盤安定負担金の額の確定に伴い、都負担金を減額するものでございます。  国民健康保険基盤安定負担金保険者支援分308万1,000円は、保険基盤安定負担金の額の確定に伴い、都負担金を増額するものでございます。  次に、9ページ・10ページを御覧ください。寄附金でございます。感染症対策指定寄附金15万円は、感染症対策に充てるための指定寄附金で、ホタル育成事業指定寄附金5万円は、ホタル育成事業に充てるための指定寄附金で、いずれも令和3年度の事業の財源として財政調整基金に積み立てるものでございます。  次に、繰入金でございます。財政調整基金繰入金3,026万1,000円は、補正財源として増額するものでございます。  次に、11ページ・12ページを御覧ください。市債でございます。第一調理場建替移転事業債1億320万円の減額は、財源の整理に伴い、市債を減額するものでございます。  減収補填債1億320万円は、減収補填債の対象税目に地方消費税交付金等が追加されたことに伴い、市債を計上するものでございます。  次に、13ページ・14ページを御覧ください。歳出の総務費でございます。財産管理費の事業番号1、財産管理費1,825万2,000円の減額は、令和3年度の事業の財源として、感染症対策指定寄附金及びホタル育成事業指定寄附金を財政調整基金に積み立てることによる積立金の増額並びに利用者の減による運行収入の減等に伴い、循環バス運行補助金を増額するための財源に東京都の市町村新型コロナウイルス感染症緊急対策特別交付金を充当することに伴い、新型コロナウイルス感染症対策基金積立金を減額するものでございます。  次に、15ページ・16ページを御覧ください。民生費でございます。心身障害者福祉費の事業番号5、自立支援給付等事業3,356万8,000円は、利用者数及び利用件数の増等に伴い、扶助費を増額するものでございます。
     国民健康保険事業費の事業番号2、国民健康保険事業特別会計繰出金596万2,000円は、国民健康保険事業特別会計における財源の整理に伴い、繰出金を増額するものでございます。  児童処遇費の事業番号5、障害児支援事業2,838万2,000円は、利用者数及び利用件数の増等に伴い、扶助費を増額するものでございます。  年金総務費の事業番号2、一般事務費35万1,000円は、平成31年度の国庫委託金の確定に伴う返還金でございます。  次に、17ページ・18ページを御覧ください。土木費でございます。交通安全対策費の事業番号4、Iバス等事業1,845万2,000円は、利用者の減による運行収入の減等に伴い、補助金を増額するものでございます。  土地区画整理費の事業番号1、土地区画整理事業特別会計繰出金545万円は、国庫補助事業の一部を繰り越すことにより、令和2年度内における都補助金の歳入が見込めなくなったことに伴い、繰出金を増額するものでございます。  次に、19ページ・20ページを御覧ください。教育費でございます。小学校費の学校管理費の事業番号1、小学校管理運営費1,530万円及び教育振興費の事業番号1、小学校教育振興費30万円は、小学校における新型コロナウイルス感染症の拡大を防止するための衛生用品等の購入及び児童の学習保障支援に係る経費を計上するものでございます。  中学校費の学校管理費の事業番号1、中学校管理運営費680万円は、中学校における新型コロナウイルス感染症の拡大を防止するための衛生用品等の購入及び生徒の学習保障支援に係る経費を計上するものでございます。  お手数ですが、4ページにお戻りください。タブレットも4ページになります。第2表、繰越明許費補正でございます。教育費の小学校費・小学校管理運営費で1,530万円、小学校教育振興費で30万円、中学校費の中学校管理運営費で680万円を追加するものでございます。  次に、第3表、地方債補正でございます。減収補填債1億320万円を追加し、第一調理場建替移転事業債1億320万円を減額するものでございます。  第10号議案の補足説明は以上でございます。  続きまして、第22号議案 令和3年度東京都稲城市一般会計補正予算(第1号)につきまして、補足の説明を申し上げます。お手数ですが、第22号議案を御覧いただきたいと存じます。  議案書の1ページを御覧ください。第1条でございます。今回の補正は、歳入歳出それぞれ1億5,421万2,000円を増額し、予算総額を357億6,321万2,000円とするものでございます。  5ページ・6ページを御覧ください。歳入の国庫支出金でございます。新型コロナウイルス感染症対応地方創生臨時交付金1億5,421万2,000円は、新型コロナウイルス感染症への対応に係る国庫補助金を計上するものでございます。  次に、7ページ・8ページを御覧ください。歳出の総務費でございます。一般管理費の事業番号3、自治会等関係費31万3,000円は、押立ふれあい会館のトイレの洋式化を進めるための修繕料を計上するものでございます。  事業番号4、庁舎維持管理費720万8,000円は、庁舎において使用する衛生用品の整備及び執務スペースの変更に係る経費を計上するものでございます。  支所及び出張所費の事業番号1、平尾出張所経費15万9,000円及び事業番号2、若葉台出張所経費21万1,000円は、平尾出張所及び若葉台出張所において使用する衛生用品の整備及びトイレ等に自動水栓及び人感センサーを設置するための経費を計上するものでございます。  電算管理費の事業番号1、電算管理運営費331万3,000円につきましては、次の9ページ・10ページを併せて御覧ください。庁舎における執務スペースの変更に係る経費の計上及び公共施設予約システムの対象に学校等開放事業を追加することに伴い、システムを改修するための委託料を計上するものでございます。  市民協働推進費の事業番号1、平和都市宣言関係事業5,000円は、平和都市宣言関係事業において使用する衛生用品を整備するための消耗品費を計上するものでございます。  事業番号4、地域振興プラザ関係事業31万4,000円は、地域振興プラザにおいてコワーキング事業を実施することに伴い、電源及びネットワーク環境を整備するための指定管理料を計上するものでございます。  事業番号9、青少年指導者養成事業7,000円は、青少年指導者養成事業において使用する衛生用品を整備するための消耗品費を計上するものでございます。  次に、11ページ・12ページを御覧ください。民生費でございます。福祉センター費の事業番号1、稲城市福祉センター事業37万7,000円は、福祉センターのトイレ等に人感センサーを設置するための委託料を計上するものでございます。  児童福祉総務費の事業番号3、子ども家庭支援センター運営事業10万3,000円は、子ども家庭支援センターにアルコール噴射機及びトイレの人感センサーを設置するための経費を計上するものでございます。  保育所費の事業番号1、公立保育所等運営事業20万3,000円は、第五保育園のトイレ等に人感センサーを設置するための委託料を計上するものでございます。  児童館費の事業番号2、児童館運営事業250万円は、児童館において使用する衛生用品を整備するための経費を計上するものでございます。  学童クラブ費の事業番号1、学童クラブ運営事業750万円につきましては、次の13ページ・14ページを併せて御覧ください。学童クラブにおいて使用する衛生用品を整備するための経費を計上するものでございます。  次に、15ページ・16ページを御覧ください。衛生費でございます。保健衛生総務費の事業番号3、乳幼児等健康診査事業14万6,000円は、乳幼児等健康診査事業において使用する医薬材料費を計上するものでございます。  予防費の事業番号2、感染症予防事業3万3,000円は、感染症予防事業において使用する衛生用品を整備するための消耗品費を計上するものでございます。  美化推進費の事業番号1、清掃思想普及事業20万3,000円は、清掃思想普及事業において使用する衛生用品を整備するための消耗品費を計上するものでございます。  次に、17ページ・18ページを御覧ください。労働費でございます。労働諸費の事業番号3、コワーキング事業72万2,000円は、地域振興プラザにおいてコワーキング事業を実施することに伴い、飛沫防止パネル等を設置するための経費を計上するものでございます。  次に、19ページ・20ページを御覧ください。消防費でございます。消防施設費の事業番号2、消防施設費(非常備)137万4,000円は、消防団分団詰所のトイレの洋式化を進めるための修繕料を計上するものでございます。  次に、21ページ・22ページを御覧ください。教育費でございます。事務局費の事業番号2、教育委員会事務局運営費3万1,000円は、教育委員会事務局において使用する衛生用品を整備するための消耗品費を計上するものでございます。  小学校費の学校管理費の事業番号1、小学校管理運営費341万6,000円は、小学校の図書室に除菌ボックスを設置するための備品購入費を計上するものでございます。  事業番号6、学校等開放経費12万円は、学校等開放において使用する衛生用品を整備するための消耗品費を計上するものでございます。  中学校費の学校管理費の事業番号1、中学校管理運営費170万8,000円は、中学校の図書室に除菌ボックスを設置するための備品購入費を計上するものでございます。  社会教育総務費の事業番号5、成人式経費7万2,000円及び事業番号8、放課後子ども教室事業11万3,000円は、成人式及び放課後子ども教室において使用する衛生用品を整備するための消耗品費を計上するものでございます。  次に、23ページ・24ページを御覧ください。公民館費の事業番号2、文化センター管理運営費24万4,000円及び事業番号3、公民館主催事業8万3,000円は、公民館及び公民館主催事業において使用する衛生用品を整備するための消耗品費を計上するものでございます。  図書館費の事業番号1、図書館事業129万8,000円は、図書館で使用する衛生用品の整備及び除ボックスを設置するための経費を計上するものでございます。  体育施設費の事業番号2、社会体育施設管理運営経費2,828万5,000円は、ふれんど平尾の体育館に空調設備及びバスケットゴールを設置するための経費を計上するものでございます。  事業番号3、市立公園内体育施設管理運営経費9,356万6,000円は、稲城中央公園総合体育館に空調設備を設置するための工事請負費を計上するものでございます。  学校給食費の事業番号2、管理運営費58万5,000円につきましては、次の25ページ・26ページを併せて御覧ください。第二調理場に自動水栓及び空気清浄機並びにトイレ等に人感センサーを設置するための経費を計上するものでございます。  第22号議案の補足説明は以上でございます。よろしくお願いいたします。 27 ◯ 議長(渡辺 力君) 都市基盤整備担当部長。      〔都市基盤整備担当部長 八木原公成君 登壇〕 28 ◯ 都市基盤整備担当部長(八木原公成君) 私からは、第12号議案 令和2年度東京都稲城市土地区画整理事業特別会計補正予算(第2号)につきまして、補足の説明をさせていただきます。恐れ入りますが、歳入歳出予算事項別明細書5ページ・6ページの歳入の欄をお開きください。タブレットでは6ページになります。  初めに、都補助金でございます。榎戸地区におきまして、関係権利者との協議により、当初の予定と別の建物移転を行うこととなり、年度内に建物移転が完了しないことから、歳入を見込めなくなりますので、稲城榎戸土地区画整理事業補助金を545万円減額するものでございます。  次に、一般会計繰入金でございます。さきに御説明させていただきました榎戸地区の建物移転が年度内に完了しないことにより、東京都補助金が減額となることから、その財源を補填するため、一般会計繰入金を545万円増額するものでございます。  続きまして、7ページ・8ページの歳出の欄をお開きください。稲城榎戸地区事業費でございますが、建物移転の繰越しに伴い、事業費の財源振替を行うものでございます。  恐れ入りますが、議案書3ページをお開きください。タブレットでは4ページになります。繰越明許費の補正でございます。榎戸地区につきましては、建物移転の年度内完了が困難なため、繰越明許費にするものでございます。  以上が今回の補正予算の内容でございます。よろしくお願い申し上げます。 29 ◯ 議長(渡辺 力君) 以上で、提案理由の説明は終わりました。  これより質疑に入ります。──質疑がありませんので、以上で質疑を終結いたします。  お諮りいたします。ただいま議題となっております第10号議案から第22号議案までの4件については、10人の委員をもって構成する補正予算特別委員会を設置し、これに付託することにいたしたいと思います。これに御異議ありませんか。      〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 30 ◯ 議長(渡辺 力君) 御異議なしと認めます。よって、第10号議案から第22号議案までの4件については、10人の委員をもって構成する補正予算特別委員会を設置し、これに付託することに決定いたしました。  お諮りいたします。ただいま設置されました補正予算特別委員会の委員については、委員会条例第7条第1項の規定により、お手元に配付してあります補正予算特別委員会委員名簿のとおり指名したいと思います。これに御異議ありませんか。      〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 31 ◯ 議長(渡辺 力君) 御異議なしと認めます。よって補正予算特別委員会委員名簿のとおり選任することに決定いたしました。  なお、本日本会議終了後、正副委員長互選のため補正予算特別委員会を招集いたしますので、御了承願います。   ───────────────────────────────────────── 32 ◯ 議長(渡辺 力君) この際、日程第17、第13号議案 令和3年度東京都稲城市一般会計予算から日程第23、第19号議案 令和3年度東京都稲城市病院事業会計予算までの7件を一括議題といたします。  市長から提案理由の説明を求めます。市長。      〔市長 高橋勝浩君 登壇〕 33 ◯ 市長高橋勝浩君) 第13号議案 令和3年度東京都稲城市一般会計予算につきまして、提案理由の説明を申し上げます。  本市の令和3年度予算は、新型コロナウイルス感染症から市民の生命・生活を守る取組を続け、第五次長期総合計画基本構想に定める将来都市像の実現に向けた各種施策の取組を進め、市民の安全を最優先に防災・減災対策に計画的に取り組む予算としております。  一般会計の予算総額は、歳入歳出それぞれ356億900万円で、前年度の当初予算と比較いたしまして4.6%の減となっております。  歳入の主なものについて申し上げます。市税は、新型コロナウイルス感染症の影響による納税義務者の所得減や、土地の課税標準額が据え置かれることなどの影響により、前年度比3.5%減の149億8,325万円を計上しております。  主な税連動交付金は、法人事業税交付金が、交付割合が本則の7.7%になることなどにより、前年度比216.0%増の9,596万9,000円、株式等譲渡所得割交付金が、前年度比42.5増の9,048万3,000円を計上しております。  地方交付税は、市税の減などによる基準財政収入額の減及び算定時の測定単位における人口が令和2年国勢調査のものとなることなどによる基準財政需要額の増が見込まれることに伴う普通交付税の増などにより、前年度比26.0%増の7億4,772万3,000円を計上しております。  国庫支出金は、子どものための教育・保育給付費負担金、保育対策総合支援事業費補助金の増などにより、前年度比0.5%増の55億4,187万4,000円を計上しております。  都支出金は、子どものための教育・保育給付費負担金、道路改良事業費補助金の増などにより、前年度比3.1%増の61億6,886万円を計上しております。  繰入金は、財政調整基金繰入金及び公共施設整備基金繰入金の減などにより、前年度比29.8%減の9億928万2,000円を計上しております。  市債は、第一調理場建替移転事業債、庁舎空調設備改修事業債、(仮称)サイクルカフェ建設事業債の減などにより、前年度比39.9%減の18億7,284万7,000円を計上しております。  次に、歳出の主なものでございます。総務費は、衆議院議員選挙費、東京都議会議員選挙費などが増となりましたが、庁舎空調設備改修工事請負費、第1種会計年度任用職員報酬、市役所第二・第三駐車場整備工事請負費などの減により、前年度比20.5%減の32億4,802万4,000円を計上しております。  民生費は、民間保育所等運営委託料、民間学童クラブ運営委託料、障害児通所給付費、生活保護費などが増となりましたが、民間保育所等振興費補助金、第六保育園指定管理料、一般職員人件費、児童手当、第2種会計年度任用職員報酬などの減により、前年度比0.1%減の164億3,246万8,000円を計上しております。  衛生費は、多摩川衛生組合塵芥処理負担金、母子保健事業用消耗品費、粗大ごみ受付収集等業務委託料の増などにより、前年度比1.9%増の30億2,131万3,000円を計上しております。  商工費は、(仮称)サイクルカフェ建設工事請負費、企業誘致奨励金等、一般職員人件費の減などにより、前年度比25.2%減の3億2,272万5,000円を計上しております。  土木費は、下水道事業会計負担金及び補助金、多7・4・5号線整備工事請負費、交通安全施設等維持管理に係る電気料金等が減となりましたが、土地区画整理事業特別会計繰出金、多3・4・12号読売ランド線受託事業、多7・5・3号線整備事業等の増により、前年度比37.3%増の43億243万円を計上しております。  消防費は、梯子車特別点検委託料、消火栓設置・維持管理費等負担金、耐震性貯水槽設置工事請負費の増などにより、前年度比3.7%増の11億5,101万6,000円を計上しております。  教育費は、第一調理場の建替移転に伴う給食調理等業務委託料及び旧第一調理場解体工事請負費、小中学校の児童及び生徒全員へのタブレット貸与に伴うLTE通信料及び端末保守運用委託料などが増となりましたが、第一調理場建替移転工事請負費、第一調理場厨房機器・初度備品など、第2種会計年度任用職員報酬等の減により、前年度比30.4%減の45億9,296万2,000円を計上しております。  公債費は、平成31年度に起債した第一調理場建替移転事業債の元金償還が開始されたことなどにより、前年度比0.6%増の20億6,516万7,000円を計上しております。  繰越明許費については第2表、債務負担行為については第3表、地方債については第4表のとおりでございます。  以上が主な内容でございます。  第14号議案 令和3年度東京都稲城市国民健康保険事業特別会計予算につきまして、提案理由の説明を申し上げます。  予算総額は、歳入歳出それぞれ74億7,960万8,000円で、前年度当初予算と比較しまして0.9%、額にして6,643万円の減となっております。  予算の概要につきましては、歳入では、国民健康保険税が15億2,003万7,000円、都支出金が50億6,560万5,000円、繰入金が8億7,891万5,000円でございます。歳出では、保険給付費が48億9,108万6,000円、国民健康保険事業費納付金が24億4,228万3,000円、保健事業費が9,719万8,000円でございます。  以上が主な内容でございます。  第15号議案 令和3年度東京都稲城市土地区画整理事業特別会計予算につきまして、提案理由の説明を申し上げます。  予算総額は、歳入歳出それぞれ25億7,750万8,000円で、前年度当初予算と比較しまして79.8%、額にして11億4,405万6,000円の増となっております。  予算の概要につきましては、歳入では、国庫支出金が4億5,570万5,000円、都支出金が3億6,205万5,000円、繰入金が17億5,161万9,000円でございます。歳出では、総務費が9,874万4,000円、事業費が24億7,846万3,000円で、その内訳は、稲城榎戸地区事業費が3億6,819万9,000円、稲城矢野口駅周辺地区事業費が3億5,101万2,000円、稲城稲城長沼駅周辺地区事業費が11億1,729万6,000円、稲城南多摩駅周辺地区事業費が4億4,195万6,000円、南山東部地区事業費が2億円でございます。  以上が主な内容でございます。  第16号議案 令和3年度東京都稲城市介護保険特別会計予算につきまして、提案理由の説明を申し上げます。  予算総額は、歳入歳出それぞれ53億2,822万5,000円で、前年度当初予算と比較しまして1.8%、額にして9,868万6,000円の減となっております。  予算の概要につきましては、歳入では、保険料が12億8,500万3,000円、国庫支出金が10億4,227万9,000円、支払基金交付金が13億7,601万8,000円、都支出金が7億6,997万6,000円、繰入金が8億5,321万1,000円でございます。歳出では、総務費が8,037万3,000円、介護給付費が48億6,308万円、地域支援事業費が3億7,811万9,000円でございます。  以上が主な内容でございます。  第17号議案 令和3年度東京都稲城市後期高齢者医療特別会計予算につきまして、提案理由の説明を申し上げます。  予算総額は、歳入歳出それぞれ18億725万8,000円で、前年度当初予算と比較しまして3.3%、額にして5,736万6,000円の増となっております。  予算の概要につきましては、歳入では、後期高齢者医療保険料が9億5,741万9,000円、繰入金が7億8,201万5,000円、広域連合支出金が6,698万9,000円でございます。歳出では、総務費が1,024万9,000円、分担金及び交付金が17億1,046万6,000円、保健事業費が6,072万2,000円、諸支出金が2,532万1,000円、予備費が50万円でございます。  以上が主な内容でございます。  第18号議案 令和3年度東京都稲城市下水道事業会計予算につきまして、提案理由の説明を申し上げます。  まず、本予算の収益的収入及び支出について申し上げます。収入につきましては20億1,981万1,000円で、営業収益が11億9,932万円、営業外収益が8億1,719万9,000円、特別利益が329万2,000円でございます。支出につきましては18億9,452万円で、営業費用が17億4,179万円、営業外費用が1億5,170万3,000円、特別損失が2万7,000円、予備費が100万円でございます。
     続きまして、資本的収入及び支出でございます。収入につきましては6億6,022万1,000円で、企業債が2億9,082万8,000円、他会計負担金が3,266万4,000円、他会計補助金が1億2,439万2,000円、国庫補助金が4,350万円、都補助金が217万5,000円、負担金等が1億6,666万2,000円でございます。支出につきましては10億6,772万7,000円で、建設改良費が5億6,067万8,000円、企業債償還金が5億704万9,000円でございます。  なお、この収入と支出の差4億750万6,000円につきましては、当年度分消費税及び地方消費税資本的収支調整額、過年度分損益勘定留保資金及び当年度分損益勘定留保資金で補填することとしております。  以上が主な内容でございます。  第19号議案 令和3年度東京都稲城市病院事業会計予算につきまして、提案理由の説明を申し上げます。  まず、本予算の収益的収入及び支出について申し上げます。収入につきましては76億1,479万1,000円で、医業収益が51億1,143万9,000円、医業外収益が25億335万円、特別利益が2,000円でございます。支出につきましては76億1,479万1,000円で、医業費用が74億9,912万2,000円、医業外費用が1億1,186万7,000円、特別損失が180万2,000円、予備費が200万円でございます。  続きまして、資本的収入及び支出でございます。収入につきましては3億2,765万6,000円で、企業債が2億1,980万円、他会計負担金が3,000万円、奨学貸付返還金が1,000円、都補助金が7,785万5,000円。支出につきましては7億3,907万円で、企業債償還金が4億8,929万2,000円、建設改良費が2億4,677万8,000円、奨学貸付金が300万円でございます。  なお、この収入と支出の差4億1,141万4,000円につきましては、過年度分損益勘定留保資金で補填することとしております。  以上が主な内容でございます。  第13号議案から第19号議案までの各議案につきまして、よろしく御審議の上、御承認を賜りますようお願い申し上げます。 34 ◯ 議長(渡辺 力君) 以上で、提案理由の説明は終わりました。  お諮りいたします。ただいま議題となっております第13号議案から第19号議案までの7件については、議長を除く21人の委員をもって構成する予算特別委員会を設置し、これに付託することにいたしたいと思います。これに御異議ありませんか。      〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 35 ◯ 議長(渡辺 力君) 御異議なしと認めます。よって第13号議案から第19号議案までの7件については、議長を除く21人の委員をもって構成する予算特別委員会を設置し、これに付託することに決定いたしました。  続いてお諮りいたします。ただいま設置されました予算特別委員会の委員については、委員会条例第7条第1項の規定により、お手元に配付してあります予算特別委員会委員名簿のとおり指名いたしたいと思います。これに御異議ありませんか。      〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 36 ◯ 議長(渡辺 力君) 御異議なしと認めます。よって予算特別委員会委員名簿のとおり選任することに決定いたしました。  なお、本日本会議終了後、正副委員長互選のため予算特別委員会を招集いたしますので、御了承願います。   ───────────────────────────────────────── 37 ◯ 議長(渡辺 力君) お諮りいたします。議事の都合により、2月27日から3月1日までの3日間は休会といたしたいと思います。これに御異議ありませんか。      〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 38 ◯ 議長(渡辺 力君) 御異議なしと認めます。よって2月27日から3月1日までの3日間は休会とすることに決定いたしました。   ───────────────────────────────────────── 39 ◯ 議長(渡辺 力君) 以上で、本日の日程は全部終了いたしました。  本日はこれにて散会いたします。                                午前11時43分 散会 Copyright © Inagi City, All rights reserved. ↑ ページの先頭へ...