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令和2年予算特別委員会総務分科会 本文 開催日: 2020-03-17
令和2年予算特別委員会総務分科会 名簿 開催日: 2020-03-17

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  1. 稲城市議会 2020-03-17
    令和2年予算特別委員会総務分科会 本文 開催日: 2020-03-17


    取得元: 稲城市議会公式サイト
    最終取得日: 2022-12-31
    ↓ 最初のヒットへ(全 0 ヒット) 1                                午前9時30分 開議 ◯ 鈴木分科会主査 ただいまから予算特別委員会総務分科会を開きます。  初めに、第17号議案 令和2年度東京都稲城市一般会計予算の企画部の所管に関する部分を議題といたします。  質疑の方法については、一問一答方式で、再質疑は2回までとなっております。質疑の際は、予算書・議案概要説明書のページ数・費目を言い、簡明にするようにお願いいたします。また、説明員につきましては、答弁の際、挙手をして職名を言い、的確・簡明に御回答いただきますようよろしくお願いをいたします。  これより質疑に入ります。質疑・意見のある方は挙手をして、起立して発言願います。佐藤分科員。 2 ◯ 佐藤分科員 おはようございます。本日はどうぞよろしくお願いいたします。  それでは、予算書の121ページ、こちらの、まち・ひと・しごと創生総合戦略検証委員会についてお伺いをさせていただきます。この、まち・ひと・しごと創生総合戦略検証委員会の開催の回数と内容について、まずお伺いさせていただきます。 3 ◯ 鈴木分科会主査 企画政策課長。 4 ◯ 小澤企画政策課長 おはようございます。よろしくお願いします。まち・ひと・しごと創生総合戦略検証委員会の回数と内容についてでございます。  令和2年度における、まち・ひと・しごと創生総合戦略検証委員会につきましては、2回の開催を予定しておりまして、地域再生法に基づき本戦略に位置づけられ、国の補助金である地方創生推進交付金の対象となってございます稲城市観光協会の設立を初めとする、本戦略に基づく事業の進捗についての平成31年度分の事業実績の効果検証を行います。  また、次期総合戦略については(仮称)稲城市第五次長期総合計画との整合を図り、計画期間を令和3年度からの5カ年、5年間としていきたいことから、令和2年度には、次期総合戦略策定に当たり御意見をいただきたいと考えております。 5 ◯ 鈴木分科会主査 佐藤分科員。 6 ◯ 佐藤分科員 それでは、再質問させていただきます。次期総合戦略については、(仮称)稲城市第五次長期総合計画との整合を図るとのことですが、市では、次期総合戦略の策定に当たりどのような方針で取り組んでいかれるのかお伺いさせていただきます。 7 ◯ 鈴木分科会主査 企画政策課長。 8 ◯ 小澤企画政策課長 次期のまち・ひと・しごと創生総合戦略の策定に当たっては、まちづくりの最上位計画である長期総合計画と相互に密接な関係を有することから、相互の整合を図り、効果的、効率的な施策の推進が図れるよう、検討委員会の御意見なども伺いながら策定してまいりたいと考えてございます。 9 ◯ 鈴木分科会主査 佐藤分科員。 10 ◯ 佐藤分科員 まち・ひと・しごと創生総合戦略検証委員会の委員の皆さんは、行政、大学、市民、産業関係者、金融機関、また労働団体関係者等から選出されていると伺っております。さまざまな視点から御意見等をいただきながら、しっかりと取り組んでいっていただきたいと思います。  これは意見でお願いします。 11 ◯ 鈴木分科会主査 ほかに。村上分科員。 12 ◯ 村上分科員 よろしくお願いします。私のほうからは毎年聞いているようなことでございまして、予算総括でも出ておりました、ふるさと納税について伺いたいと思います。
     ページ数は、予算書で言うと22、23の市民税に当たりますでしょうか、ここのところで聞いていきたいと思いますけれども、ふるさと納税が始まってからの年々影響額が倍々以上に伸びているということで、総括質疑のところでは、平成30年、31年、令和2年の影響額ということでお答えになっていらっしゃいましたが、開始当時からの影響額ということで、わかれば御回答いただけたらと思います。 13 ◯ 鈴木分科会主査 暫時休憩します。                                午前9時35分 休憩   ─────────────────────────────────────────                                午前9時35分 開議 14 ◯ 鈴木分科会主査 再開します。  課税課長。 15 ◯ 安藝課税課長 ふるさと納税の影響額でございますが、約で、平成28年度から約5,000万円、平成29年度で1億2,000万円、平成30年度で1億8,000万円、平成31年度の見込みで約2億4,000万円、令和2年度には3億円を見込んでいるところでございます。 16 ◯ 鈴木分科会主査 村上分科員。 17 ◯ 村上分科員 ありがとうございます。それでは、去年も答えていただいたんですけれども、このふるさと納税が地方交付税で補填される仕組みについての御説明と、それから、今までの、影響額を補填された後での実質的な影響ということで、わかる範囲でお答えいただきたいと思います。  それから、31年度分と令和2年度分については、推計ということになるんですね。それでお答えいただきたいと思います。 18 ◯ 鈴木分科会主査 財政課長。 19 ◯ 清水財政課長 交付税に補填される仕組みでございますが、例えばですが、31年度分で減収になった部分を、令和2年度の基準財政収入額から引いていく。これは、75%を掛けるというイメージでございますので、令和2年度の影響額としましては、平成31年度の2億4,000万円の見込みに75%を掛けた1億8,000万円分が減収であったということになります。  そうしますと、令和2年度、3億円ほど今回予算では見込んでおりますが、1億8,000万円分は交付税で見るようなイメージになりますので、実質的に1億2,000万円。そういった影響になるものでございます。 20 ◯ 鈴木分科会主査 よろしいですか。  ほかに。山岸分科員。 21 ◯ 山岸分科員 それでは、1個宿題として残っていたので、私自身確認させていただきたいと思います。  昨日の総括質疑で、個人市民税のところを質問いたしました。その中で、前年度との……、ごめんなさい、ページ数を言っていないですね。予算書の22、23でございます。個人市民税のところですね。平成31年度との比較も含めて、市民の暮らしはどうなるんでしょうかと質問をする中で、市民一人当たりの納税額として、平成31年度と令和2年度でいくと、令和2年度のほうが若干、市民一人当たりの納税額が下がっているという状況だということでありますが、その辺の原因であるとか積算の根拠であるとか、その辺どのような状況になっているか確認をさせてください。 22 ◯ 鈴木分科会主査 課税課長。 23 ◯ 安藝課税課長 個人市民税の積算方法につきましては、平成31年度の1月の人口と納税義務者の割合をもとに、令和2年の1月の人口から想定しまして、31年度の決算見込みの調定額を想定の納税義務者に掛けて、調定額を算出しているところでございます。若干少ないというのは、それだけではないと思いますが、ふるさと納税等の税額控除の影響があると考えております。 24 ◯ 鈴木分科会主査 山岸分科員。 25 ◯ 山岸分科員 そうすると、納税義務者はふえてはいると、均等割も所得割もふえてはいる。人口も全体としては微増な状況が続いているわけであるけれども、実際の市民一人当たりの納税額というところでは、そういったふるさと納税等で一定の影響を受けているんだということの状況なのかなということで理解をしたいと思いますが、改めてその辺確認をさせてください。 26 ◯ 鈴木分科会主査 課税課長。 27 ◯ 安藝課税課長 おっしゃるとおりでございます。 28 ◯ 鈴木分科会主査 ほかに。いそむら分科員。 29 ◯ いそむら分科員 予算書121ページ、稲城市まち・ひと・しごと創生総合戦略検証委員会委員報償についてお伺いをいたします。  先ほど、佐藤委員のほうからも御質問がありましたが、2回ですね、今回、来年度計画しているとのことですが、これまでの総括と次期の作成、そういった内容を考えますと、回数が2日というのは少ないのではないかなと思いますが、その点について市のお考えをお伺いいたします。 30 ◯ 鈴木分科会主査 企画政策課長。 31 ◯ 小澤企画政策課長 今回の、まち・ひと・しごと創生総合戦略の委員会でございますけれども、先ほど申し上げましたように、2回予定をしておりまして、まず1回目は、総合戦略等の進捗状況の報告及びその意見、それに伴う意見を委員の皆様から伺うというのが1回目でございます。それは31年度のことに伴って、いろいろと御意見をいただきたいと思っております。  2回目は、先ほど申し上げましたとおり、1年延長して次期の総合戦略を策定していきたいということで考えておりますので、市のほうでそれに向けての、原案に向けた資料をお示しし、同様に委員の皆様から御意見を頂戴したいと考えてございます。 32 ◯ 鈴木分科会主査 いそむら分科員。 33 ◯ いそむら分科員 再質問させていただきます。今回、平成27年から31年の5カ年の計画ということで、31年度に終了しますが、これまでにKPIの数値目標の見直しがされてきたのでしょうか。もしされていないようでしたら、待機児童対策など、既に大きく目標数値が変わっているものもありますので、そういった点につきまして、再度庁内で見直し、検討、改定がされて、委員会のほうでそういった検討がされるのかについて確認させてください。 34 ◯ 鈴木分科会主査 企画政策課長。 35 ◯ 小澤企画政策課長 本日このように御審議をさせていただいて、御報告もさせていただいて、本総合戦略という期間を、(仮称)第五次長期総合計画の計画期間に合わせて1年延ばすということで考えておりますので、それに伴って令和2年度までの現計画となりますので、そのことによって重要業績評価指標が各案件で変わる場合には、それは変更してやっていきたいと思っております。 36 ◯ 鈴木分科会主査 いそむら分科員。 37 ◯ いそむら分科員 創生総合戦略はKPIで数値目標を出されている点では評価が大変見やすいので、ぜひ目標数値が達成できるように取り組んでいただければと思います。意見です。 38 ◯ 鈴木分科会主査 ほかに。中山分科員。 39 ◯ 中山分科員 おはようございます。予算書の27ページのたばこ税に関して少しお伺いをしたいと思います。昨日も総括の中で誰かから質問あったと思うんですが、今年度の予算は3億6,000万円ちょっと、来年度が3億7,170万7,000円という予算が立てられているわけですが、この積算についてお伺いしたいと思います。 40 ◯ 鈴木分科会主査 課税課長。 41 ◯ 安藝課税課長 市たばこ税については、予算総括のほうでもお答えしましたが、令和2年10月より税率が上がるということが原因でございます。具体的な引き上げの割合ですが、1本当たり、今5.6円ぐらいなんですが、それが6.1円、約0.5円引き上げられる予定でございます。  積算根拠といたしましては、31年度の決算見込みで約7,100万本の売り上げを想定しておりますが、令和2年度はその5%ほど売り上げが減るんではないかということで、6,700万本見込んでおります。その6,700万本を、実際に入ってくるのは11月分からなので、4月から10月分にかけては旧税率、11月から3月分にかけては新税率を掛けて積算したものでございます。 42 ◯ 鈴木分科会主査 中山分科員。 43 ◯ 中山分科員 これは予算のことですから、ことし、今年度の予算は3億6,000万円に対して、今、2月末現在で98%の3億五千幾らというのがもう、今、日本たばこから入っているわけですよね。それで、このたばこ税というのは、はがき1枚、何のコールもしなくても、必ずきちっきちっと100%の収納で来ているわけですよね。そんな中でこれだけのあれが入っていて、今、受動喫煙等でいろいろ言われているんですが、これだけの税金が入ってくる。市が何にもしなくても入ってくる。これは一般会計に紛れてどこに行っちゃっているかわからないというのが現状なんですよ。  これ、たばこを吸っている愛煙家の人たちは非常にさみしい話なんです。そんなことで、私なんかはいつも……、私がという話じゃないんですけれども、何とかたばこ税でこういうことを稲城市がやっているよとか何とかいうのも、私は何かインパクトが欲しいなというのも思ってはいるんですが、予算計上の中で、そのような会話がなされたかどうか、その辺ちょっと確認させてください。 44 ◯ 鈴木分科会主査 財政課長。 45 ◯ 清水財政課長 貴重な御意見だと思っております。今回の予算編成の中では具体的なそういったお話はございませんでしたが、引き続き検討していく課題かと思っております。 46 ◯ 鈴木分科会主査 中山分科員。 47 ◯ 中山分科員 今も言わせていただいたんですけれども、本当に一般会計に紛れて、全く姿が見えなくなっちゃっているのが現状なんですよ。そんなところで、今、路上喫煙防止等でいろいろやっていることも確かであるわけですけれども、こういったことも含めて、その辺のことも御検討いただいたらありがたいなと思いますので。これは意見でございます。 48 ◯ 鈴木分科会主査 ほかに。山岸分科員。 49 ◯ 山岸分科員 それでは、予算書の134、135ページでございます。姉妹都市等交流事業ですね。  稲城市姉妹友好都市交流協会補助金ということで、30万円今回計上がされているということで、予算の所管は市民協働課になっているんですが、昨日の総括質疑でも、一部、この目的であるとか交流協会のそういったこの間の経過なんかは企画部長のほうで答えられていますので、一定のところで企画部の所管にもなってくるかなという理解で質問をさせていただきます。  目的等は、既に代表質問等、総括質疑等でも答えられておりますが、この姉妹友好都市交流協会というところは、法的な性格としてはどういった性格の類のものなのか、そこら辺について確認をさせてください。 50 ◯ 鈴木分科会主査 企画政策課長。 51 ◯ 小澤企画政策課長 令和2年度に予定をしております、稲城市姉妹友好都市交流協会でございますが、こちらは、今もその立ち上げに向けた準備会ということで、市民の皆様、そういったことをやりたいという御賛同をいただいている市民の皆様が、稲城市姉妹友好都市交流協会運営準備会という形で今、活動していただいていますが、その方々を中心として、任意団体として令和2年度に組織をしていきたいと考えてございます。 52 ◯ 鈴木分科会主査 山岸分科員。 53 ◯ 山岸分科員 ということは、任意団体ということですよね。市の組織上位置づけられている団体ではないということをまず確認させていただきました。  その上でですが、今回補助金を出されるということで、この補助金を出す、それこそ法的な根拠というのは、どの辺の根拠に基づいて今回補助金を出していくことになるんでしょうか。確認をさせてください。 54 ◯ 鈴木分科会主査 企画政策課長。 55 ◯ 小澤企画政策課長 法的根拠、具体的には所管が若干違う部分はありますけれども、基本的には、これまでも稲城市にはそういう任意団体で、稲城市のためにいろいろと活動していただいている市民の方々がいらっしゃる団体等があると思いますので、そういった任意団体と同様な取り扱いということになろうかと考えます。 56 ◯ 鈴木分科会主査 山岸分科員。 57 ◯ 山岸分科員 例えば自治会であるとかいった団体へ必要な補助金を出すというのは、当然それは補助金の要綱に基づいて出されていくわけで、これがどういう要綱に基づいて、どんな目的で出されていくのかということというのは結構今後重要になってくるのかなと思うんです。  それで、まあまあ、市民協働課ですから、どうするのかというのはまたあれですけれども、ただ、市民協働課だけれども企画部がこの間答えていらっしゃるので今回こうやって聞いているわけで、しかも企画のほうでこの間ずっとかかわっていらっしゃるということでのあれで今回質問しているわけなんですが、これは任意団体ですよね。ただ、昨日の総括質疑のところでも、現在、姉妹友好都市を結んでいるところと今後友好をさまざま広げるというのは、全然それはいいかなと思うんですが、例えば国際交流ということでは、今後はアメリカのフォスターシティ市等々とということも御意見としては出されているわけですが、ただこれは、最終的に姉妹都市、友好都市を結ぶかどうかというのは市の判断になっていくわけで、任意団体である交流協会の皆さんがフォスターシティ市と姉妹都市を結びます、友好都市を結びますと言ったからといって決まるものではない、そういう性格の団体であるということ。何らかの決定権限をもっているとか、決めるであるとか、答申を出すとかいう団体ではないという理解でよろしいですよね。 58 ◯ 鈴木分科会主査 企画政策課長。 59 ◯ 小澤企画政策課長 まず、この任意団体でございますので、市民同士の交流というのは進めていきたい。市民の皆様も準備会の皆様もそういう思いで考えてございますし、そのように進めていく形になると思います。  最終的に、姉妹都市を提携するかどうかというのは、両市の関係になると考えてございます。 60 ◯ 鈴木分科会主査 ほかに。山岸分科員。 61 ◯ 山岸分科員 そうしたら、普通交付税のところですね。予算書の34ページ、35ページということであります。昨日の総括質疑でも大分質問もされておりました。普通交付税が31年度と含めてもやっぱり下がってきているというところがあるわけですね。  それで、もう一回、状況も含めて確認をさせていただきたいんですが、基準財政需要額から基準財政収入額を引き、臨時財政対策債の発行可能額を引いた分が普通交付税としてみなされていくということがあるわけですね。そうすると、平成31年度と比べると、基準財政需要額そのものは、大体大まかに行くと101%ぐらい増になっているんですが、基準財政収入額がそれ以上に106%まで引き上がっている分、押し出されて、普通交付税が下がってきているという状況かなと思うんですが、この辺の関係性をもう一回、最後にちょっと確認をさせていただきたい。  この辺の基準財政需要額の増と、それから基準財政収入額の増ですね。ただ、実際のところは基準財政収入額のほうが増になった結果、普通交付税が下がっているということで、その辺の関係性をもう一回確認をさせていただきたいと思います。 62 ◯ 鈴木分科会主査 財政課長。 63 ◯ 清水財政課長 まず、基準財政収入額の増、主なもので言いますと、地方消費税交付金、こちらは消費税率の改定に伴いまして大きな増がありますが、基準財政収入額ベースで見ますと、4億6,000万円ほどの増を想定しているところでございます。  あとは、市税の増、こちらも2億6,800万円ほど税収の増というのを見込んで、そのあたりが基準財政収入額の増を見込んでいるところでございます。  それに対して、基準財政需要額の増でございますが、社会福祉費1億6,000万円ほど。こちらは幼児教育・保育の無償化の部分が、31年度は地方特例交付金で出ていたものが、こちらが一般財源対応、消費税の引き上げ分の財源にするといったところを財源に見るというところがございます。  そのあたりで、結局は収入の増のほうが多いため、今回、交付税が減となるといった状況でございます。 64 ◯ 鈴木分科会主査 山岸分科員。 65 ◯ 山岸分科員 ということなわけですよね。需要額の、本来であれば、もうちょっとここをしっかりと見てもらわなければいけないのに、そこがある意味かなり限定されている。ところが、収入額のほうは市税もふえ、消費税もふえて、ぐっと上がってしまっているものだから、実際のところ、交付税が思った以上に入ってこない。  例えばこの間で行くと、これは総務課の、今後の総務部のあれでありますけれども、会計年度任用職員の、例えばそういった分は、本来は地方交付税で措置をすると言われているわけだったり、今言われたように、幼児教育・保育の無償化の分も地方交付税で措置をしますよと言われているんだけれども、実態としてはそういう状況になっていないんじゃないかと私は考えるんですが、その辺についていかがでございましょうか。 66 ◯ 鈴木分科会主査 財政課長。 67 ◯ 清水財政課長 今申し上げたもののうち、幼児教育・保育の無償化につきましては、完全に見ているという状況でございます。会計年度任用職員に関する部分につきましては、国のほうで地方財政措置で一千数百億見ると言っておりますので、これがどういった形で基準財政需要額の単位費用に乗せられてくるかというのはまだ不透明な部分がございますので、確実に幾ら来るという類のお話はできませんが、積算上は、それほど多目に見るわけにも行かないということでの判断でございます。 68 ◯ 鈴木分科会主査 山岸分科員。 69 ◯ 山岸分科員 実態としては、昨日の総括質疑でも、いわゆる会計年度任用の関係で言えば、例えば7,000万円ぐらい影響額が出てくるということだったんですけれども、それが最終的に、それこそ基準財政需要額のところでその分しっかり見てくれるのかどうかというのが、ある意味不透明な中でやらざるを得ないと。4月からはそれが始まっていくわけだから、財政措置、何らかのあれはとっていかなきゃいけないというところがあるのかなと。  そうすると、どうしてもそういうところは、一般財源なり何なりで一旦はとにかく埋めていくということが当然必要になって来ざるを得ないのかなと思うのですが、その辺いかがでしょうか。 70 ◯ 鈴木分科会主査 財政課長。 71 ◯ 清水財政課長 本年度はそういった事情もございまして、財政調整基金の繰入金が少し多くなっている、そういったところで調整をしている状況でございます。 72 ◯ 鈴木分科会主査 ほかに。佐藤分科員。 73 ◯ 佐藤分科員 予算書の22ページから27ページまでの市税の滞納繰越分についてお伺いさせていただきます。  令和2年度予算の調停見込額を平成31年度の額と比べてみますと、法人の市民税以外はやや増加していることがわかります。稲城市はこれまで年々滞納整理を進めてこられたものと認識しておりますが、滞納繰越分の調停見込額が平成31年度と比較してどうなっているのか、また、その増減の要因についてお伺いさせていただきます。 74 ◯ 鈴木分科会主査 収納課長。 75 ◯ 福地収納課長 市税の滞納繰越分でございます。こちらの調定見込額につきましては、令和2年度は1億4,684万5,000円でございまして、平成31年度と比べますと91万3,000円、0.6%増加しております。  その増加の要因でございますが、平成31年度の現年課税分の決算見込みにつきまして、平成30年度と比較いたしますと、収納率は99.5%で変わらないんですが、調定額が1億8,036万円、1.2%増加しているためでございます。 76 ◯ 鈴木分科会主査 佐藤分科員。 77 ◯ 佐藤分科員 それでは、再質問です。滞納繰越分の調定見込額が、平成31年度の現年課税分の調定額の増加に伴って、0.6%増加しているということでございます。予算額は、この調定見込額に収納率を掛けて計算していますが、令和2年度予算における滞納繰越分の収納率について、平成31年度との比較をお伺いいたします。 78 ◯ 鈴木分科会主査 収納課長。 79 ◯ 福地収納課長 滞納繰越分の収納率につきましては、令和2年度予算が35.9%で、平成31年度予算と比較いたしまして、0.7ポイント高く積算しております。 80 ◯ 鈴木分科会主査 佐藤分科員。 81 ◯ 佐藤分科員 再々質問でございます。滞納繰越分については、収納率を平成31年度予算と比較して0.7ポイント高く積算しているということで、前年度以上の水準を目指していることが確認できました。  市税は歳入の根幹を成すものであり、持続可能な行財政運営には欠くことのできない重要な財源と考えます。また、きちんと税金を納めている市民の皆様が不公平だと感じないようにするためにも、収納率がさらに向上するよう努めていただきたいと思います。  令和2年度の滞納整理に取り組む姿勢について、確認をさせていただきます。 82 ◯ 鈴木分科会主査 収納課長。 83 ◯ 福地収納課長 大多数の市民の皆様方には御理解と御協力を賜りまして、納期内に御納税いただいております。令和2年度につきましても、税の公平性を確保するために、収納率がさらに向上するよう取り組んでまいりたいと考えております。
    84 ◯ 鈴木分科会主査 ほかに。村上分科員。 85 ◯ 村上分科員 それでは、議案概要説明書の5ページのところの、目的別の歳出のところで伺っていきたいと思うんですけれども、この中の(2)民生費の中の国民健康保険事業特別会計繰出金ですね、これが、ことし値上げをする予定であるということで、減るという予測なわけですが、例えばこれを1年、2年延期するということになると、市の財政は立ち行かなくなるほど逼迫しているのかということについて伺いたいんですけれども、いかがでしょうか。 86 ◯ 鈴木分科会主査 暫時休憩します。                                午前10時3分 休憩   ─────────────────────────────────────────                                午前10時3分 開議 87 ◯ 鈴木分科会主査 再開いたします。  財政課長。 88 ◯ 清水財政課長 繰出金が平成31年度ベースだった場合、どういう状況になるかというお話かと思います。そうしますと、御覧いただきたいのが議案概要説明書の7ページ、基金の状況というところでございます。結果的に、その部分の歳出がふえた状態になるということでございますので、今回、財政調整基金、令和2年度末の現在高10億円ほどという格好になっておりますが、結論、それが2年ですと3億程度さらに減少するような想定、基本的には持続がちょっと難しい状況になると考えております。 89 ◯ 鈴木分科会主査 村上分科員。 90 ◯ 村上分科員 それは、いろいろな財政指標というのを出していると思うんですけれども、そのいろいろな指標について危機的な状況になるということですか。 91 ◯ 鈴木分科会主査 財政課長。 92 ◯ 清水財政課長 財政指標というのはさまざまな目的を持ってつくっておりますので、指標に直ちに影響が出るものとすれば、経常収支比率あたりが出てくるのかなと思いますが、まずは、この基金現在高がその金額になるというのは、いざというとき災害にも耐えられない状態、そういった意味では非常に危険な状態だと考えております。 93 ◯ 鈴木分科会主査 ほかに。いそむら分科員。 94 ◯ いそむら分科員 予算書123ページ、行政運営評価委員会委員報償についてお伺いをいたします。昨日の総括質疑の中でもありましたが、再度詳しくお伺いできればと思います。  これまでは行政改革監理委員会という名称でしたが、今回新たに名称が変更になった理由と、変更にあわせて構成メンバーが4月から変更となるのか、その点についてお伺いをいたします。 95 ◯ 鈴木分科会主査 企画政策課長。 96 ◯ 小澤企画政策課長 行政改革監理委員会から名称が変更になった理由でございます。こちらにつきましては、市では長年の行政改革の取り組みにより、業務の効率化と効率的な行財政運営が図られ、一定の成果が上がっているものと考えてございます。また、社会が大きく変化する時代を迎え、行政改革の意義は、単に経費削減を目指すものではなく、持続的に適切な市民サービスを提供できる行政運営を進めるものへとシフトされてきてございます。このような状況を踏まえまして、従来のような行政の効率化のみを審議の対象とするものではなく、より広い視点で持続可能な行政運営に関する御意見をいただけるような行政運営評価委員会として、新たに取り組んでまいりたいと考えてございます。  委員の構成でございますが、こちらについては委員は6名という形で考えてございます。 97 ◯ 鈴木分科会主査 暫時休憩いたします。                                午前10時7分 休憩   ─────────────────────────────────────────                                午前10時7分 開議 98 ◯ 鈴木分科会主査 再開いたします。  企画政策課長。 99 ◯ 小澤企画政策課長 現在5名の委員の皆さんで構成をしておりまして、こちらの新たな行政運営評価委員会は6名という形で、新たに委員の皆さんのメンバーを変更させていただいて進めていきたいと思っております。 100 ◯ 鈴木分科会主査 いそむら分科員。 101 ◯ いそむら分科員 新たに募集されるということで確認をいたしました。きのうの総括の中でも、市民の有識者の方からバランスよく人選されるというお話がありましたが、公募によって選定されるのか、はたまた人材バンクなどを活用して依頼するのか、どのように選定をされるのか、その点についてお伺いをいたします。 102 ◯ 鈴木分科会主査 企画政策課長。 103 ◯ 小澤企画政策課長 今の行政改革監理委員会の皆様を変更という意味ではなくて、委員会の趣旨も変わってきますので、新たな委員会ということで取り組んでいきたいということでございまして、選出につきましては、今考えてございますのが、学識経験者の方ですとか会計士の方々にお声かけをしてなっていただく。あとは市民の皆様にも2名ほど委員になっていただきたいと考えてございまして、こちらの市民委員につきましては、公募で募集をしてまいりたいと考えてございます。 104 ◯ 鈴木分科会主査 いそむら分科員。 105 ◯ いそむら分科員 ありがとうございます。あと内容についてお伺いしたいんですけれども、これまでの行政改革監理委員会の中では、事務事業評価などのお話等があったかと思いますが、今後も継続してそういった話がされるのか、具体的な内容についてお伺いをいたします。 106 ◯ 鈴木分科会主査 企画政策課長。 107 ◯ 小澤企画政策課長 今、お話のございました新公会計制度を活用した事務事業評価などもあわせて、行政運営評価指標及び関係事業等といったところで、委員の皆様から御意見を伺ってまいりたいと考えてございます。 108 ◯ 鈴木分科会主査 ほかに。山岸分科員。 109 ◯ 山岸分科員 では、議案概要説明書の9ページ、歳入歳出の予算調書の総括の表のほうがあります。歳入と歳出がそれぞれ前年度とどう変わっていくのか、特に、その中でも特定財源と一般財源をばらして、ここに載っかっているということであります。  それで、全体の予算額そのものは、前年の31年度と比べてもふえていっている、特定財源、一般財源、それぞれふえているというところです。やっぱり歳出のところですよね。増減額でいくと、平成31年度予算と比べて、令和2年度の場合、一般財源で見るものが大体1億5,700万円ふえているということになっていくわけですよね。平成31年度の同じ表を見ると、実は、平成30年度から31年度のところでは2億9,300万円、3億円ぐらいふえていっているところがあるわけです。この間、先ほどあったように市税等もふえてきているわけなんですが、同時に歳出としても、一般財源として見なきゃいけない歳出の項目がやっぱりこの間ふえてきている状況があるんだろうなと思うんですが、その辺の状況について、まず確認をさせていただきたいと思います。 110 ◯ 鈴木分科会主査 財政課長。 111 ◯ 清水財政課長 歳出の一般財源の増、この表を御覧いただきますと、今回、公債費の増というのが大きくなっております。元金償還の開始といったものに伴って増になっていると思います。過去数年の傾向と考えていきますと、やはり民生費の増といったあたりは、高齢化が徐々にやっぱり進んできている部分、障害者の経費も上がってきている部分、あとは子育て関係、そういった部分で一般財源の増というのは続いているといった状況でございます。 112 ◯ 鈴木分科会主査 山岸分科員。 113 ◯ 山岸分科員 先ほど経常収支比率という話もありました。それで、自治体の大きな財政当局の役割として自主財源をどうふやしていくのかというのがあるわけですよね。一般財源、自主財源をふやしていく。しかし、一般財源、自主財源をふやしても、当然そこはもうある程度使途が決まっていくというか、きのうの総括質疑でもありましたように、例えば保育園の民間保育所等振興費補助金などについては、かなりの部分を結局一般財源で見なければいけないという状況があると言われます。そうすると、この間先ほどの地方交付税の議論でも似たようなところがあるわけですが、人口がふえていく、市税もふえていく、一定自主財源がふえていく。しかし、当然人口がふえれば、それに伴って、今言われたように子育てであるとか、高齢者の方、障害者の方、教育であるとか、当然一般財源の中で賄っていかなきゃいけないといった部分もふえてくる。そうすると、当然、いわゆる経常経費でも充当する部分がかなり一般財源のほうで見て、限られているという言葉が正しいかどうかわからないんですけど、相当限定もされていく。そうすると、いわゆる投資的なものとして、使える部分がどんどんどんどん、かなり限定されていく、ある意味目減りがしていくという状況があるのではないかなと。特に平成31年ぐらいからちょっとそういう傾向が強くなって、先ほどあったように基金の取り崩し等もあって、令和2年の予算上はそういった傾向があるんじゃないかなと私は考えるんですが、その辺いかがでしょうか。 114 ◯ 鈴木分科会主査 財政課長。 115 ◯ 清水財政課長 財源に関しましては、市税等の増はございますが、それを上回るような歳出での一般財源の増といった傾向はあると認識しております。 116 ◯ 鈴木分科会主査 山岸分科員。 117 ◯ 山岸分科員 それこそ12月議会の第4回定例会のときの使用料・手数料の見直しのときにも、さまざまな議論があったわけですよね。それで、持続可能な財政状況の維持のために、こうやってある意味値上げをお願いをしなきゃいけないと。私なども含めて、しかし、本当にそれどういう状況なんだというようなところが、お話をさせていただいたわけなんだと思うんです。私も今の財政状況が決して、ある意味言葉でいくと、左うちわの状況だとはとても思わないわけですよね。いろんな意味で、かなり必要なところを支出しなきゃいけないところは当然あると思うわけなんですよ。  そうすると、財政的に一定収入がどういう状況になって、これをどう使わなきゃいけないのか、その中でどういう形で何に使っていくのかというのを、やっぱりどう市民に説明責任を果たしていくのかというのが問われていくんだと思うんです。その中で、必要なお願いをするならお願いをする、同時に歳出の状況においても、やっぱりそこはもう少し見直すなら見直すところだってあるんだと思うんです。この間、あったように高齢化の進行で、高齢者施策やらなきゃいけない、待機児童対策やらなきゃいけない、それはやっぱり当然やらなきゃいけない責務なわけですよね。本質的には、国が責任とってくれない、自治体に全部何とかせいと丸投げしている、国が金を出してくれない中で、自治体がお金を出さざるを得ないというところの本質があるのは当然なところなんですが、同時に待機児童対策というのは当然なわけなんですよ。保育園はやっぱりちゃんとつくって、それを児童福祉法に基づいて、希望した人が保育園にちゃんと入れる状況をつくらなきゃいけないというところはあるということは、当然そこは市の役割としてやっぱり考えていく。そうしないと、言われたように、自主財源ふえている、でもその分歳出もふえていると。その原因は子育て施策や待機児童です、さもそれが、何というのか、事実なんですけど、何かこう間違っているかのような言い方をされると、すごくそれはつらいわけなんですよ。だから、事実は事実としてある、そしてお金を何に使うのかというのは極めて政策的な判断はあるかと思うんですけど、同時に必要なことはきっちりやる、同時に今の財政状況はこういう財政状況なんですということを、やっぱりちゃんと市民に対して説明もしながら理解を得ていくといった丁寧なやり方というのは、私は当然、必要なんじゃないかなと思うんです。  それで、市の広報の中に、平成31年度予算では一般会計356億のうち市税収入は153億、43%しか賄えてない状況です。それは当然そうなんですよ。当然そうなんだけど、でもそれは財政状況からいくと、これは当たり前の話なわけですよね。何かさも市税収入で40%しか賄えていないから、歳出超過ですみたいな書き方になっちゃっているわけなんですよね。やっぱり市民に対して、ちゃんと今の財政状況はこうです、見通しがこうなんです、だからこそこうですという丁寧な説明をする、その上で歳出についてもどうなんだ、見直すところは見直すというところも含めてやっていく中でのいろんな取り組みが求められるんじゃないかなと私は思います。そういったところも含めて、やっぱり財政状況を市民にわかりやすく、なかなか根本的なところで難しいところがあるわけですけど、丁寧に説明していくといった努力が今後求められるんじゃないかなと思います。  すいませんが、ちょっと何を聞きたいのか、なかなかわかりづらいところはあるんですが、認識について確認させてください。 118 ◯ 鈴木分科会主査 財政課長。 119 ◯ 清水財政課長 財政状況はなかなか、今回のそれを読んでいろいろ感じられたかと思いますが、財政状況をお知らせする広報を年数回ほどやっております。引き続き、そういった取り組みの中で周知に努めてまいります。 120 ◯ 鈴木分科会主査 ほかに。村上分科員。 121 ◯ 村上分科員 先ほどの質問の続きになるんですけれども、再度、議案概要説明書の5ページの国保の繰出金についての続きになります。先ほど3億ほど繰り出しということで、災害にも備え、基本的には基金のところに影響が来るのではないかとおっしゃいました。それで、災害などに対応し切れなくなるのではないかというお話があったんですけれども、今回のこの新型コロナの影響というのが、ある意味災害といってもいいようなものかなと思うんですけれども、その直撃を受けているのが、実際、国保の方が最も影響を受けやすいんじゃないかなと思っているんです。それで、国保の方がことし値上げが実施になるということは、去年の収入に対してかかってくるわけですので、これを1年先送りすれば、ことし非常に影響を受けるだろうと思うところは、令和3年については下がった金額について課税が来るわけですから、これを1年おくらせるということは、災害対策というような意味合いになってくるんじゃないのかなということでは、そういう考え方はできないのか。きのうの総括質疑のところで、1人当たりの国保の値上げの影響額というのは、1人当たりにすると1年間1万円以上であるという回答がございましたけれども、そういうところで考えると、そういう考え方はできないのかという質問です。 122 ◯ 鈴木分科会主査 暫時休憩いたします。                                午前10時20分 休憩   ─────────────────────────────────────────                                午前10時21分 開議 123 ◯ 鈴木分科会主査 再開いたします。  財政課長。 124 ◯ 清水財政課長 先ほど災害と私、申し上げました。この場合の災害というのは、やはりインフラへの被害ということが重要なことになってまいります。今回のコロナ、やはりインフラ、何かが壊れるとかそういった類いのものではございませんので、そういった意味では少し違うのかなという認識でございます。  景気状況につきましては、国の緊急対策、さらに進める10兆円規模の次の施策もあると考えておりますので、そういった動向を見守りたいと考えております。 125 ◯ 鈴木分科会主査 よろしいですか。村上分科員。 126 ◯ 村上分科員 わかりました。市の考え方がわかりましたので、あとは国保のほうのところでやっていただくことになると思いますので、ありがとうございました。 127 ◯ 鈴木分科会主査 ほかに。山岸分科員。 128 ◯ 山岸分科員 では、予算書の120、121ページ、まち・ひと・しごと創生総合戦略のほうです。先ほどの質疑の中で、まち・ひと・しごと創生総合戦略については平成27年から31年まで予定だったのを1年延長します、それで令和3年から新しい計画にしますという御答弁かと思うんですが、そうすると、いわゆる令和2年度の検証委員会2日間で、令和3年度からの新しい計画もつくるという理解でよろしいんでしょうか。確認させてください。 129 ◯ 鈴木分科会主査 企画政策課長。 130 ◯ 小澤企画政策課長 まずは、現計画を令和2年度までに延長させていただいて、それに伴ういろいろと施策、KPI等が変わった場合には、それに基づいて変わったものについての御報告等をさせていただくというのが1点。もう1点が、次期のほうは令和3年度からの5カ年という(仮称)第五次長期総合計画との整合を図るという形で考えておりますので、次期の計画というのは、現計画とがらりと変わるものではないと考えてございまして、策定の主体はあくまでも市のほうで、(仮称)第五次長期総合計画との整合をあわせてつくっていきたいと考えてございますので、決められた委員会の中で進めてまいりたいと考えてございます。 131 ◯ 鈴木分科会主査 山岸分科員。 132 ◯ 山岸分科員 いろんな計画をつくられるじゃないですか。例えば、子ども・子育て支援事業計画、介護保険事業計画、それぞれは結構、新しいのをつくるときはそれなりに議論されますよね。ちゃんと策定委員会を設けて、ちゃんと役割を皆さんにお願いして。それで、今のまち・ひと・しごと創生総合戦略もまち・ひと・しごと創生総合戦略策定委員会でつくられているわけなんですよね。今のあれですと、こういう委員会とか特につくらないで、市の内部のところで次期計画をつくるという御答弁かと思うんですが、そういうことなのか、それとも何か長期総合計画とリンクをさせていくから、長期総合計画の委員の中で新しい次期計画をつくっていくことになるのか、それともこの検証委員会の中で新しい計画をつくっていくのか。この新しい計画に誰が責任を持つのかというのは、やっぱり明確にしておく必要あるんじゃないかなと。もしくは、別に令和4年からの計画にして、令和3年度1年かけて新しくつくりますというんだったら、それは理屈としてわかるわけなんですけど、もう令和3年から新しい計画になりますと御答弁されちゃったわけなんですよね。そうすると、令和2年中に何をするのか、誰が新しい計画に責任持つのかということは、どうしてもちょっと問われるのかなと思うんですけど、いかがでございましょうか。 133 ◯ 鈴木分科会主査 企画政策課長。 134 ◯ 小澤企画政策課長 策定の主体は市のほうで、繰り返しになりますけど、五長に合わせて、つくっていきたいと考えてございます。その中で、今回のこの検証委員会のつくる過程の中で、いろいろと御意見も伺いながらつくっていきたいと考えてございます。 135 ◯ 鈴木分科会主査 山岸分科員。 136 ◯ 山岸分科員 曖昧なことはするべきではないと思うんです。先ほどもちょっと姉妹友好都市交流協会のときもちょっと言わせていただきましたけど、どういう根拠に基づいて何をやっていただくのかというところは明確にして、ちゃんと委嘱をするなら委嘱をする、しないならしないということは明確にすべきだと思うんです。検証委員会ですから、今の検証、しかも2日間ですから、当然、中間報告的なものも含めて、あくまでも検証にならざるを得ないのかなと。そこで若干の意見はもらうということがあってもいいかもしれないですけど、そうすると、基本的には次期計画については、新たな策定委員会等は立ち上げない、市の内部で、あくまでも次期の委員会は検討し、つくっていくんだという理解でよろしいですか。 137 ◯ 鈴木分科会主査 企画政策課長。 138 ◯ 小澤企画政策課長 あくまでも、このまち・ひと・しごと創生総合戦略検証委員会の方々と市がつくったものを策定した内容について、こちらのほうに御意見等を伺って策定していきたいと考えてございます。 139 ◯ 鈴木分科会主査 暫時休憩いたします。                                午前10時27分 休憩   ─────────────────────────────────────────                                午前10時27分 開議 140 ◯ 鈴木分科会主査 再開いたします。  企画政策課長。 141 ◯ 小澤企画政策課長 市のほうで策定主体は考えてございます。主体は市なんですが、つくるに当たって、委員会のほうのさまざまな知見をお持ちの委員さんがいらっしゃいますので、その委員の皆様の意見もつけて、市が策定をしていくということで考えてございます。 142 ◯ 鈴木分科会主査 ほかに。──ほかに質疑・意見がありませんので、以上で質疑を終結いたします。  暫時休憩いたします。                                午前10時28分 休憩   ─────────────────────────────────────────                                午前10時40分 開議 143 ◯ 鈴木分科会主査 休憩前に引き続き分科会を開きます。  次に、第17号議案 令和2年度東京都稲城市一般会計予算の総務部、会計課、消防本部、監査委員及び選挙管理委員会の所管に関する部分を議題といたします。  説明員については、答弁の際、挙手をして職名を言い、的確・簡明にするようお願いいたします。  これより質疑に入ります。質疑・意見のある方は挙手をして、起立して発言願います。佐藤分科員。 144 ◯ 佐藤分科員 どうぞよろしくお願いいたします。  予算書の277ページから279ページ、オリンピック・パラリンピック消防特別警戒対応携帯電話賃借料についてお伺いさせていただきます。  オリンピック・パラリンピック消防特別警戒対応携帯電話賃借料、こちらが23万4,000円となっておりますけれども、この携帯電話を何台賃借し、そしてどのような活用方法で賃借されるのか、お伺いをさせていただきます。 145 ◯ 鈴木分科会主査 消防署長。 146 ◯ 高木消防署長 よろしくお願いいたします。  オリンピック・パラリンピック消防特別警戒対応携帯電話につきましては、22台を男子・女子の自転車ロードレース競技大会の2日間、賃借することを予定しております。消防特別警戒といたしまして活用するもので、無線では混信するおそれがあることから、警戒本部、現地対策本部、消防隊、消防団との連絡体制として使用するものでございます。 147 ◯ 鈴木分科会主査 佐藤分科員。 148 ◯ 佐藤分科員 それでは、再質問ですが、連絡体制に活用をされるということでございますが、災害発生時には、一斉に情報提供することが必要と考えますが、どのような対応を考えているのか、お伺いさせていいただきます。 149 ◯ 鈴木分科会主査 消防署長。 150 ◯ 高木消防署長 一斉の情報提供につきましては、賃借する携帯電話によりメッセージアプリを活用しまして、一斉に情報が伝達できるものを考えております。
    151 ◯ 鈴木分科会主査 よろしいですか。  ほかに。角田分科員。 152 ◯ 角田分科員 よろしくお願いします。  予算書39ページ、分担金及び負担金、総務費負担金、人事課分について、2科目計上されて、上段の東京オリンピック・パラリンピック競技大会組織委員会は平成31年度予算にも計上しておりますが、31年、86万1,000円ですか、金額は43万3,000円ですから半分以下になっている理由と、下段の被災地派遣はどこに派遣するのか、伺います。 153 ◯ 鈴木分科会主査 人事課長。 154 ◯ 井上人事課長 予算書上段の東京オリンピック・パラリンピック競技大会組織委員会の職員派遣につきましては、平成31年度からの職員派遣を取り決める際に、組織委員会から派遣期間について基本的には、オリンピック・パラリンピック終了後の令和2年9月30日までと示されており、現時点でもその期間は変わらないという回答がございましたことから、今回の予算において、9月30日までの予算を計上したものでございます。  次に、被災地派遣につきましては、本市の友好都市でもあり、昨年10月に発生しました台風19号などにより甚大な被害を受けました福島県相馬市に職員1人を派遣するものでございます。 155 ◯ 鈴木分科会主査 角田分科員。 156 ◯ 角田分科員 東京オリンピック・パラリンピック競技大会組織委員会というのはわかりました。ことしぜひ、開催してほしいものですが、相馬市の派遣について、派遣期間や派遣する職員の職種など、具体的な内容についてお伺いします。 157 ◯ 鈴木分科会主査 人事課長。 158 ◯ 井上人事課長 相馬市の派遣につきまして、派遣期間は、現時点では令和2年4月より1年間、派遣する職員の職種は、復旧事業として林道や農業用施設が多く、技術系職員の希望があったことから、東日本大震災の復興支援と同様、土木技術職の派遣を行う予定でございます。また、派遣職員の業務内容といたしましては、被害に遭った林道や農業用施設において、国庫補助を受けるための災害査定設計書の作成、災害復旧工事の設計、発注、現場監督、工事完了検査など、災害復旧業務全般を担うことが求められているところでございます。 159 ◯ 鈴木分科会主査 角田分科員。 160 ◯ 角田分科員 東日本大震災の復興まで見通しが立ってきた中、昨年10月に発生した台風19号によって甚大な被害に遭われた相馬市のため、稲城市職員が力を尽くすことは大いに評価いたします。派遣される職員に当たっては、相馬市の一日も早い復旧の一助となるよう努力されるとともに、派遣帰任後には、経験として学ばれたノウハウについて、稲城市の土木行政に生かしていただくことを期待しております。これは意見です。 161 ◯ 鈴木分科会主査 ほかに。いそむら分科員。 162 ◯ いそむら分科員 予算書97ページ、自治会関係事務交付金についてお伺いをいたします。  平成31年度より、8万円ほどですが、増額をしております。自治会加入者が減少していると言われる中、増加した理由と積算根拠についてお伺いをいたします。 163 ◯ 鈴木分科会主査 総務契約課長。 164 ◯ 関口総務契約課長 自治会関係事務交付金の増額理由、それと積算根拠でございますけども、自治会関係事務交付金、これにつきましては、市からのお知らせなどの文書を地域の方々に配付、または回覧を行っていただいている自治会及び管理組合に対しまして、世帯数、または集合住宅の戸数に130円を乗じて得た額を交付してございます自治会委託事務費、それと消防分団に対しまして助成をしている自治会に対しまして、一律8万円を交付する防災委託事務費からなってございます。このうち自治会委託事務費につきましては、自治会等の加入世帯数ではなくて、自治会等の区域に4月1日現在での住民基本登録台帳による世帯数により積算を行っているため、平成2年度におきましては、平成31年よりも想定世帯数が増となったことから、予算額が増額となったものでございます。 165 ◯ 鈴木分科会主査 いそむら分科員。 166 ◯ いそむら分科員 平成31年度よりも想定世帯数が増になったことから、予算額が増額になったということがわかりました。  再質疑ですが、自治会関係事務交付金は、自治会においてどのような使途で使用することができるのか、お伺いをいたします。 167 ◯ 鈴木分科会主査 総務契約課長。 168 ◯ 関口総務契約課長 自治会関係事務交付金の使途ということでございますけども、こちらは、自治会等への資金面での支援といたしまして、自治会等の運営の一助とするために交付をしているものでございます。交付金の使途につきましては、特に細かく限定はしてございませんけれども、自治会等の運営のための経費として交付しているものでございます。 169 ◯ 鈴木分科会主査 いそむら分科員。 170 ◯ いそむら分科員 使途については特に細かく限定されてないとのことですが、交付金がもちろん正しく使用されているのか確認の必要があると思いますが、市ではどのように確認をされるのか、お伺いをいたします。 171 ◯ 鈴木分科会主査 総務契約課長。 172 ◯ 関口総務契約課長 交付金の執行等の確認ということでございますけども、こちらは、毎年度決算書の写しを提出していただきまして、収入及び支出の確認をすることとしてございます。 173 ◯ 鈴木分科会主査 ほかに。山岸分科員。 174 ◯ 山岸分科員 それでは、選挙管理委員会にちょっと関係をお聞きします。  146、47、148、49ということで、東京都知事選挙の関係の費用が計上されております。この間、やはり選挙の投票率をどう上げていくのかというところが、さまざま選管としても工夫をされているというふうには認識をしておりますが、特にこの間、選挙のとき、期日前投票がやっぱり全体としてふえてきているというところがあって、期日前投票に行っていただく方をふやすことで投票率全体を上げていくということが、当然この間、いろいろ一つ役割としてあるのかなと思うんですが、現段階において、東京都知事選挙における期日前投票、稲城としてどのように運用をしていこうと考えているのか、まずその点、確認させてください。 175 ◯ 鈴木分科会主査 選挙管理委員会事務局長。 176 ◯ 小島選挙管理委員会事務局長 期間及び時間の延長等につきましては、経費、投票管理者及び投票立会人の選任、事務従事者の確保等の課題があることから、現状では難しい状況と考えており、今までどおりの運用とさせていただくよう考えております。 177 ◯ 鈴木分科会主査 山岸分科員。 178 ◯ 山岸分科員 費用的にいろいろあるから今までどおりということですが、同時にこれは財源としては、都の支出ということで100%都が見ていると、今回については。それぞれ選挙によってその割合は変わってくるということは十分理解をしているわけなんですが、やっぱりそういった意味では、さらなる期日前投票の拡大というのは重要かなというふうに思います。  それともう一点確認したいのは、新聞報道等でも、いわゆるオリンピック・パラリンピックでいろいろ会場を使っていることで、投票所であるとか開票所、期日前投票も含めて、さまざま影響が出てくるというようなことが言われているんですが、稲城においては、そういう状況があるのかどうなのか、確認をさせてください。 179 ◯ 鈴木分科会主査 選挙管理委員会事務局長。 180 ◯ 小島選挙管理委員会事務局長 選挙日程につきましては、東京都選挙管理委員会により、早目に日程のほうが決まりまして、施設等の予約状況につきましては、今のところ問題なく執行できる状況にございます。 181 ◯ 鈴木分科会主査 山岸分科員。 182 ◯ 山岸分科員 施設上は今のところ問題ないということでの確認をいたしました。  もう一点確認なんですが、世の中的には新型コロナのいろんな関係で、なかなか全体として騒然としているというような状況にあるわけなんですが、ある意味選挙というと、それこそ投票日などに多く人が集まると。なるべく人は集まるなと言われている中でのあれになるわけで、本当にちょっとこの時期どうなっているかもまだわからないし、どうなるかというのもなかなかわかりづらいし、答えづらいとは思うんですが、しかしこういった、既に幾つかのところで選挙が実施をされている自治体もあるかなと思うんですが、現状のような新型コロナ等いわゆる感染症などがこうやってある意味流行するような状況の中において、こういった選挙の運営というのがどのように今後していくことになるのか。既に国や都から何らか指針が出されているのか、出してなければ、市選管として何らか検討をしていくのか、その辺について確認をさせてください。 183 ◯ 鈴木分科会主査 選挙管理委員会事務局長。 184 ◯ 小島選挙管理委員会事務局長 コロナウイルス対策でございますが、総務省のほうから通知が来ております。そちらの内容につきましては、なるべく投票所の環境をよくする、消毒液などの設置、また、滞留しないよう、人数の調整などを行い執行するように指示のほうが来ております。 185 ◯ 鈴木分科会主査 ほかに。角田分科員。 186 ◯ 角田分科員 予算書281ページ、消防団水難救助資機材の整備についてでございます。  昨日の総括質疑の中でも結構出ていましたので、ボートは免許が要らなくて、手こぎというような話でしたので、多分ゴムボートというのをイメージしているんですが、ボートで救命救助を行う場合、団員の安全管理も重要だと思います。もう大分以前になります、昭和60年ごろですか、狛江で住宅が流れてしまった、あのころ、たしか矢野口住宅の付近がまだスーパー堤防ができてなかったところ、あのあたり2メーター近く水かさが多摩川から逆流してしまいまして、自分も消防団に入っていたんですが、住民とトラブルになって水の中に落とされた団員がいました。そんなことで、ボートがあったらいいなというふうに思っていたんですが、今回そのボートができてきたということで、すごくよかったと思います。人命救助を行う消防団員の安全確保も必要と考えますが、安全装備品の整備について伺います。 187 ◯ 鈴木分科会主査 防災課長。 188 ◯ 須藤防災課長 水難救助活動を行うための安全装備品といたしましては、風水害時の水防活動における消防団員の身の安全を守るための資機材として、既に救命胴衣を各分団に分団員数分配備しております。 189 ◯ 鈴木分科会主査 角田分科員。 190 ◯ 角田分科員 災害はいつ発生するかわかりません。消防団の水難救助資機材整備後、水難救助訓練等の予定などはありますでしょうか。また、夜間の水難救助資機材活用による消防団の活動はどのように考えているのか、伺います。 191 ◯ 鈴木分科会主査 防災課長。 192 ◯ 須藤防災課長 まず、訓練の予定でございますが、次年度、令和2年度に入りましたら、常備の消防隊とともに多摩川での水難救助訓練というものを計画をしております。また、消防団の水難救助につきましては、基本的に日の出から日没までの活動というふうに考えております。 193 ◯ 鈴木分科会主査 角田分科員。 194 ◯ 角田分科員 たしか自分たちのときは朝までやっていましたけども、一応、今、消防団の団員も少し定員になかなか届かないと。平均年齢も上がっているし、定年制とかも少し多くなっていると思いますが、学生等短期の、例えば2年間とかというような、お試し入団みたいなものができたらいいかなと思いますので、その辺もぜひ検討してみてください。これは意見です。 195 ◯ 中山分科員 関連。 196 ◯ 鈴木分科会主査 中山分科員。 197 ◯ 中山分科員 きのうも、今、角田分科員も言ったんですが、このボートを配備する経緯について、なぜ各分団、8個分団入れたのか、その辺の経緯についてお伺いをしたいなと思います。 198 ◯ 鈴木分科会主査 防災課長。 199 ◯ 須藤防災課長 こちら、ボートを各分団のほうに整備した理由につきましては、御存じのとおり、昨年10月、台風19号につきましては、市内で多摩川の氾濫のおそれが高まったということで、大変多くの住民の方が避難所へ避難をされました。今後につきましても、毎年のように風水害が起こり、また市内では、三沢川の浸水予想区域図も現在公表されまして、市内全域において内水氾濫が発生するおそれがあります。そういったことも含めまして、市内全域の消防分団に市民救助用のボートを配備するという計画でございます。 200 ◯ 鈴木分科会主査 中山分科員。 201 ◯ 中山分科員 1週間か10日ぐらい前に、ハザードマップが各家庭に各配されたというので、私も見ましたけど、見ると、稲城市全体で多分水があふれるような書き方になっているんですよ。ただ、本当にニュータウンだとか坂浜とか平尾が、ボートが必要な浸水があるかどうかというのはいまいち私は信じがたいわけでございますが、そんな中で、各8分団全部詰所に配備したというのは、今言われているのはわかったんですが、本当に必要なのかどうかというのはいまいち私は思っていないわけです。分団員も、こういうのが配備されると必ずその点検、余分な点検を今まで以上にしなくちゃいけないということも事実だと思うんですが、その辺については、分団員の方にはどういう説明をされているのか、お伺いしたいと思います。 202 ◯ 鈴木分科会主査 防災課長。 203 ◯ 須藤防災課長 今後の点検整備につきましては、各分団によって月2回程度、資機材の点検をやっております。その点検の中で、資機材や救助資機材、そういったものの点検をあわせて実施していただくようにお願いしていくということになると考えております。 204 ◯ 鈴木分科会主査 中山分科員。 205 ◯ 中山分科員 先ほど角田分科員が言ったんです。多分、ボートはゴム製のボートになるんじゃないかなという、その辺のお答えがなかったわけですけど、スチールにしろゴムにしろ、要は、点検をして、2年ぐらいでゴムなんていうのはひび割れてきちゃうんですよ、水につけないと。だから、多摩川等に行ってやるとか三沢川でやるとかというのも必要なんですけど、そんな中では、やっぱり詰所の点検とはまた別のアクションを起こさなくちゃいけなくなるというのも事実であると思いますので、その辺はきちっと分団員の方に説明をして、御理解いただけるような行動をとってほしいなと思います。これは意見でございます。 206 ◯ 鈴木分科会主査 ほかに。村上分科員。 207 ◯ 村上分科員 じゃ、私も消防費の関連で伺いたいと思うんですけれども、予算書の285ページから287ページにかけてのWi-Fiについてなんですね。それから、議案概要説明書の35ページの地域防災計画の修正についてということも関連してくるかと思います。  現在、避難所のWi-Fiが設置されているところは、最初の計画では中学校ということだったんですけど、もう既に小学校でもついているところがあると思うんですけれども、現在、小中、どういったところについているかということと、以前、Wi-Fiを常時接続するのか、必要なときだけつなぐのかという質問をしたことがあると思うんですけれども、これが常時接続であるのかということをもう一度伺いたいというふうに思います。 208 ◯ 鈴木分科会主査 防災課長。 209 ◯ 須藤防災課長 現在までの避難所Wi-Fiの設置状況でございますが、市内の中学校全て、また、小学校全て、小中学校全てに設置をしているという状況でございます。  また、常時接続の状況であるかということについては、常時接続ができるという状況でございます。 210 ◯ 鈴木分科会主査 村上分科員。 211 ◯ 村上分科員 ありがとうございました。全ての小中学校の体育館に設置されているということですよね。これが常時接続であるということなんですけれども、Wi-Fiのところにたくさんの方が避難してみえると、一斉に携帯で情報をとるというようなことになると思うんですけれども、その接続の瞬間にすごく高い電磁波が出るということで、実は電磁波にすごい過敏な方が中にはいらっしゃると思うんですね。それで、たまたま先週ですけれども、電磁波に過敏な方のお話を伺ってきたんですけれども、お隣の市になりますけれども、ある幼稚園の敷地境界のところに携帯電話のアンテナが立ったと。それが保育室に非常に近い、距離的に直線距離にすると近いところであったんですけれども、お子さんが鼻血がとまらなくなったということがあったそうです。それでいろいろ調べて、アンテナではないかということで撤去してもらったところ、徐々によくなったという事例がございました。電磁波だけでなく、いろいろな化学物質に対しての過敏な方とかがいらっしゃいますけれども、避難所の設営に関して、電磁波が高くなるということもちょっと一考していただいて、避難所については、そのほかにもいろいろな配慮が必要ではないかというふうに言われているところですよね。障害者の方、それから妊婦や子供連れの方、女性や多様な性の方ということで、同じ場所ではなくて、やはり必要に応じてほかの部屋も開設する必要があるのではないかというふうに言われていると思いますけども、そういった面で、電磁波についてもちょっと考慮していくというような計画というか、があるのかについて伺います。 212 ◯ 鈴木分科会主査 防災課長。 213 ◯ 須藤防災課長 避難所の要配慮者の受け入れにつきましては、例えば小中学校であれば、現在は学校の体育館以外の教室を要配慮者専用教室としてあけるというような計画でマニュアルを作成しております。また、電磁波につきましては、自然界にも太陽ですとか、また、身近ではテレビ、ラジオ、電子レンジ、そういったものが身近にございます。総務省は、生体の影響などについて研究を行っております。法令に基づき、必要な対策、規制が行われていることから、Wi-Fiによる健康被害はないというふうに考えております。 214 ◯ 鈴木分科会主査 村上分科員。 215 ◯ 村上分科員 総務省の説明では健康被害がないのではないかということだったんですけれども、先ほどの市民の方と一緒にお話ししたところでは、やっぱり自分たちで一度はかってみよう、今度5Gということも始まる、もう既に始まっているんですかね、そういうこともあるので、市内で本当にその時々によってまた変わるということもあると思うんですけれども、高い場所、低い場所、それから、体にたまったものを抜くことなどを考えていこうというふうなことをこの間話し合ったばかりですけれども、やはり一度はかってみるとか、学校の中でもどこが低いのかというのを検索していく必要があるのではないかと思います。その点についてもう一回、お願いします。 216 ◯ 鈴木分科会主査 防災課長。 217 ◯ 須藤防災課長 繰り返しの答弁がなりますが、Wi-Fiによる健康被害はないというふうに考えております。 218 ◯ 鈴木分科会主査 ほかに。佐藤分科員。 219 ◯ 佐藤分科員 予算書の107ページの防犯対策費についてお伺いさせていただきます。  需用費の消耗品費が平成31年度の予算額では84万7,000円でしたが、令和2年度予算では193万5,000円と、108万8,000円の増額となっております。その増額の理由についてお伺いさせていただきます。 220 ◯ 鈴木分科会主査 総務契約課長。 221 ◯ 関口総務契約課長 消耗品費の増額理由でございますけども、こちらの平成31年度予算におきましては、消耗品の中で自動通話録音機、それと防犯チラシ用の色上質紙、さらに「子ども110番の家」のプレートの購入経費を計上しておったところですけども、令和2年度におきましては、自動通話録音機を100台から200台に増加をいたしました。また、防犯活動を実施していただいております団体等に支給しています防犯ベスト、これを新たに400着、さらに、振り込め詐欺防止の注意喚起のために、電話等に張っていただくラベルシール、こういうものを予算計上しましたことから、108万8,000円の増額となったものでございます。 222 ◯ 鈴木分科会主査 佐藤分科員。 223 ◯ 佐藤分科員 公明党としましても、防犯対策の観点から、自動通話録音機の拡充と振り込め詐欺対策を強く訴えてまいりました。ただいまの御答弁で、自動通話録音機を100台から200台にふやしたということでございますが、改めて自動通話録音機貸与事業の概要と、これまでの貸与台数及び令和2年度の貸与予定台数を200台とした根拠につきまして、お伺いさせていただきます。 224 ◯ 鈴木分科会主査 総務契約課長。 225 ◯ 関口総務契約課長 自動通話録音機の貸与事業でございますけども、こちらは、振り込み詐欺等の被害を防ぐため、市内在住のおおむね65歳以上の方が居住する世帯に対しまして、自動通話録音機の無償貸与を行っているものでございます。これまでの貸与台数でございますけども、こちら、平成27年度に東京都から配布がありまして貸与したもの、これ90台を含めますと、令和2年3月13日現在でございますけども、361台となってございます。また、令和2年度での貸与台数200台の根拠ということでございますけども、過去の貸与実績数等、こういったものから算出を行ってございますけれども、平成31年度におきましては、当初予算で100台を購入いたしました。この100台については、9月中に全て貸与が完了してございます。それを受けまして、東京都の補助金を受けてやっている事業でございますので、東京都の補助金の追加交付を行って、ことしの2月に50台を追加し対応したといったところでございます。また、稲城市安全・安心まちづくり推進協議会の令和2年の活動目標の一つといたしまして、特殊詐欺被害をゼロにするということを掲げてございますので、自動通話録音機の台数をふやしたといったところでございます。 226 ◯ 鈴木分科会主査 佐藤分科員。 227 ◯ 佐藤分科員 ありがとうございます。  振り込め詐欺等の被害防止には、自動通話録音機は大変有効な手段の一つであることから、令和2年度におきましても、本事業の市民への周知をしっかりと行っていただき、進めていただければと思います。これは意見でございます。 228 ◯ 鈴木分科会主査 ほかに。いそむら分科員。 229 ◯ いそむら分科員 予算書95ページ、Iのまち稲城応援寄附金謝礼品発送等委託について、お伺いをいたします。  令和2年度の予算額が増額されておりますが、謝礼品について新規で計上されているものがあるのかなど、ふるさと納税の寄附の拡大につながる取り組みについてお伺いをいたします。 230 ◯ 鈴木分科会主査 総務契約課長。 231 ◯ 関口総務契約課長 Iのまち稲城応援寄附金の謝礼品についてでございますけども、こちらの委託の積算につきましては、Iのまち稲城応援寄附金、この歳入、それの推計に合わせまして、また、さらに謝礼品の過去の実績件数、こういったものを参考に謝礼品の発送委託に要する経費を計上しておるところでございますけども、平成31年度の謝礼品の件数の実績見込みにおきましては、よみうりランドのワンデーパス、こういったものを、これはちなみに委託料単価が平均より高いものでございますけども、これがかなりふえているといったことがございます。こういったことを考慮した結果、平成2年度の委託料が19万5,000円の増額となったものでございます。失礼しました、令和2年度の委託料が増額となったものでございます。  また、ふるさと納税の寄附の拡大につながる取り組みということでございますけども、稲城市におきましては、市に対する注目度を高め、また、稲城市の魅力を発信できるふるさと納税の謝礼品を広く事業者から募るため、謝礼品の選定基準を定めまして、市ホームページにおいて謝礼品の募集を行っておるところでございますけども、令和2年度におきましても、引き続き実施をしてまいりたいと考えております。 232 ◯ 鈴木分科会主査 いそむら分科員。 233 ◯ いそむら分科員 ふるさと納税の寄附の拡大につなげるために、さまざまな取り組みをしていただいていることはわかりました。例えば文京区では、非営利団体と共同で、経済状況が食生活に影響するリスクがある家庭の子供に対して食品などを配達する子ども宅食プロジェクトサービスを実施しており、その財源に、謝礼品は送らず、ふるさと納税を募っております。稲城市においても、そういった謝礼品を送らずにふるさと納税を活用する取り組みについても、ぜひ一度御検討されてはいかがかなと思いますが、令和2年度中にそのような検討がされるのかどうか、お伺いをいたします。 234 ◯ 鈴木分科会主査 総務契約課長。 235 ◯ 関口総務契約課長 文京区で実施してございます子ども宅食プロジェクト、こちらにつきましては、自治体が抱える問題解決のため、ふるさと納税の寄附金の使い道をより具体的にプロジェクト化し、そのプロジェクトに共感した方から寄附を募る仕組みでございますけども、令和2年度の稲城市のIのまち稲城応援寄附金の積算に当たりましては、寄附金の使途等につきましては、これまでどおり「稲城っ子の未来を応援」、また、「稲城市の観光推進事業を応援」、こういったための財源、さらに「使途を市に一任していただく」という寄附金の区分の中で予算計上してございます。また、謝礼品を送付するか否かにつきましては、寄附者の意向によるものと考えてございます。
    236 ◯ 鈴木分科会主査 いそむら分科員。 237 ◯ いそむら分科員 「稲城っ子の未来を応援」という寄附金の使途が設けられたことは大変いい取り組みだと考えておりますが、実際に寄附した側は、子供たちのためにどのように使われたのかわからないのかなと思うところもあります。例えば子ども宅食プロジェクトにおいては、使途がそういった意味では明確にわかり、寄附者の意向がダイレクトに届きますし、また、謝礼品がなくても、実際に文京区では8,000万円以上の寄附が集まっております。ぜひ今後、福祉サービスとあわせてこういった御検討もいただければと思います。これは意見です。 238 ◯ 鈴木分科会主査 ほかに。村上分科員。 239 ◯ 村上分科員 ありがとうございます。それでは、予算書102ページ、103ページの会計年度任用職員関係のところで伺っていきたいというふうに思います。これもこれまでに質問してきたことですけど、学童指導員の給与について伺いたいというふうに思います。  学童指導員の給与水準については、これまで稲城市は他市に比較してやや低目ということで、せっかく研修などを充実してさまざまな資格も取得していただいているけれども、他市に流出してしまうという状況があったというふうに思います。それで、その水準を見直してほしいということを申し上げてきましたけれども、今回、令和2年度予算では、会計年度任用職員の中にこの学童指導員の給与が入っているものというふうに思います。103ページの第1種会計年度任用職員の中のどれに当たるのか、また、第2種のほうもいらっしゃると思うんですけども、それぞれに幾らであるのか、2種については時間単価になるんでしょうか、それと、人数について伺いたいというふうに思います。 240 ◯ 鈴木分科会主査 暫時休憩します。                                午前11時16分 休憩   ─────────────────────────────────────────                                午前11時17分 開議 241 ◯ 鈴木分科会主査 再開します。  人事課長。 242 ◯ 井上人事課長 まず、第1種会計年度任用職員の学童クラブ指導員にかかわる人数につきましては、第1種は16人で積算をしております。月額でございます。月額報酬につきましては、予算書で言いますと令和2年度は月額19万8,300円でございます。平成30年度は19万3,400円でございますので、金額については4,900円プラスで積算をしたところでございます。 243 ◯ 鈴木分科会主査 村上分科員。 244 ◯ 村上分科員 ありがとうございました。第1種のほうがここでお聞きする人数に当たるということで、第2種のほうは、また別の分科会のほうで、会派のほうで聞いていきたいというふうに思います。  それで、他市に対しての競争力ということでは、他市の水準とある程度競争できる水準になっているのかという点について伺いたいというふうに思います。 245 ◯ 鈴木分科会主査 人事課長。 246 ◯ 井上人事課長 多摩26市の平均報酬額につきましては、各市において勤務時間等の条件が異なりますので、時間単価で換算いたしますと、平成31年度、現行では本市は1,433円、学童クラブ指導員を任用している19市について、こちらの平均額が1,474円と、41円の差がございます。令和2年度の額、先ほど申し上げました19万8,300円で換算いたしますと、本市は1,457円になりまして、31年度に比べると24円上昇します。先ほどの現行の19市の平均が1,474円でございますので、31年度に比べれば、19市の平均とほぼ同水準になるというふうに考えております。 247 ◯ 鈴木分科会主査 村上分科員。 248 ◯ 村上分科員 ほぼ同水準になるということで安心いたしました。民営化が進んだりということで、人数はだんだん減っていくのかと思いますけども、研修会の開催など続けていただいて、学童保育の水準については、多摩26市が全国を引っ張っているというようなこともあると思いますので、ぜひ続けていただきたいというふうに思います。 249 ◯ 鈴木分科会主査 意見で。  ほかに。山岸分科員。 250 ◯ 山岸分科員 では、駐車場の関連を幾つかお聞きをしたいと思います。  予算書でいくと、まず41と43、それから99と269ということなんですが、まず、ちょっと大まかなところなんですけど、例えば使用料でいくと、41ページは財産管理課が駐車場使用料、それで43ページで土木課の駐車場使用料なわけですね。99ページでいくと財産管理課の駐車場管理委託で、269にいくと土木課の駐車場管理委託ということになっていて、これそれぞれ分かれているんですけど、分かれている理由について、まず確認させてください。 251 ◯ 鈴木分科会主査 財産管理課長。 252 ◯ 中島財産管理課長 市役所の駐車場につきましては、稲城市公共施設駐車場の管理等に関する条例に基づきまして、令和2年度から新規に契約することとなりますので、土木課の予算とは別に予算計上させていただいているところでございます。 253 ◯ 鈴木分科会主査 山岸分科員。 254 ◯ 山岸分科員 新規なんだということなんですね。今ちょうど言われましたよね。第4回定例会、令和元年の、議案の中で、今までは公園駐車場だったのが、公共施設駐車場の管理等に関する条例ということで一本にしていったわけなんです。そうすると今後、それこそ使用料であるとか管理委託も含めて、これはどこかの所管部署が一本でやっていくことになるのかなというふうに私は理解をしていたんですが、今後の運用も含めてどんなふうな形になっていくのか、確認させてください。 255 ◯ 鈴木分科会主査 財産管理課長。 256 ◯ 中島財産管理課長 土木課所管の公園駐車場の管理委託につきましては、既に契約がなされておりまして、これにつきましては、60カ月ということで5年間になります。この契約期間とも異なることから、別途予算を計上させていただいているところでございます。 257 ◯ 鈴木分科会主査 山岸分科員。 258 ◯ 山岸分科員 そうすると、当面のところでは、いわゆる財産管理課が管理をし、委託等もしていく市役所関係の駐車場、それから、土木課が管理をし、委託等も行っていく公園であるとかその他の駐車場というような形で、当面は分かれていくというような理解でまずよろしいんでしょうか。 259 ◯ 鈴木分科会主査 財産管理課長。 260 ◯ 中島財産管理課長 分科員さんの言ったとおりでございます。 261 ◯ 鈴木分科会主査 ほかに。山岸分科員。 262 ◯ 山岸分科員 では、以上の点を踏まえて、99ページのところ、市役所第二・第三駐車場整備工事ということであります。工事の中身、スケジュール等は既に総括質疑等でされておりますので、今回、そこはもう明らかになっているかなと思うんですが、総括質疑の中で議論がされていましたが、今回工事を行うのは、第二駐車場、第三駐車場も行うんですが、第一駐車場についても、ゲートをつけるであるとか電光掲示板をつけるというようなことが答弁されていたんですが、この第一駐車場の工事費用については、予算としてはどこに計上されているんでしょうか。確認させてください。 263 ◯ 鈴木分科会主査 財産管理課長。 264 ◯ 中島財産管理課長 今回、第一駐車場につきましては、今のおっしゃいました委託の機器、有料化するための機器を設置するということでございますけども、それにつきましては、駐車場管理委託の中で設置をする予定でございます。 265 ◯ 鈴木分科会主査 山岸分科員。 266 ◯ 山岸分科員 そうすると、例えば第一駐車場にゲートをつける、電光掲示板をつける、きのうの答弁ですと、第二駐車場はフラップをつける、それからそんないろんな機械をつける、第三駐車場にも多分ゲートなどをつけるというのは、これは全部この管理委託の中に含まれていくというような認識でよろしいんでしょうか。 267 ◯ 鈴木分科会主査 財産管理課長。 268 ◯ 中島財産管理課長 駐車場の管理委託につきましては、既に有料化されております公園駐車場と同様の管理方法を考えておりまして、駐車場の管理に必要なゲート、またはフラップ、精算機などの機器を設置し、無人による運営と駐車券などの消耗品の補充や駐車料金の収集、市への収入、トラブル時の対応など、一括で契約する予定でございます。 269 ◯ 鈴木分科会主査 山岸分科員。 270 ◯ 山岸分科員 そうすると、確認したいんですけど、99ページにある市役所第二・第三駐車場整備工事の中身、この予算で行うものの中身というのはどういった中身になるんでしょうか、確認させてください。 271 ◯ 鈴木分科会主査 土木課長。 272 ◯ 伊藤土木課長 今回の市役所第二・第三駐車場整備工事につきましての具体的な工事の内容でございますが、内容につきましては、アスファルト舗装や排水設備の新設、区画線の設置、電気設備、あとフェンスの設置、あと駐車場の案内板の設置などを行う内容となっております。 273 ◯ 鈴木分科会主査 ほかに。佐藤分科員。 274 ◯ 佐藤分科員 予算書の103ページ、先ほど村上分科員からも質問ありましたけども、会計年度任用職員関係費について、初めての制度なので詳細をお尋ねさせていただきます。  報酬につきまして、第1種会計年度任用職員では、月額15万6,800円から32万6,700円まで記載されておりますが、それぞれの区分について、何の職種であるのかをお伺いさせていただきます。 275 ◯ 鈴木分科会主査 人事課長。 276 ◯ 井上人事課長 第1種会計年度任用職員の月額報酬の区分につきましては、代表的な職種を予算書の上から順に申し上げますと、15万6,800円は一般事務及び給食調理員、15万8,100円は司書でございます。16万1,700円は学校事務、17万5,200円は病院アドボカシー相談員、18万2,100円は放課後子供教室安全管理員、18万4,100円は児童館支援員、19万4,500円は子ども家庭支援センター勤務の保育士、19万8,300円は学童クラブ指導員、20万2,000円は保育園勤務の保育士、20万7,100円はシステムエンジニア、20万8,800円は生活保護就労支援員、22万7,400円は教育相談員、25万3,600円は子ども家庭支援相談員、32万6,700円は安全監視管理員となっております。 277 ◯ 鈴木分科会主査 佐藤分科員。 278 ◯ 佐藤分科員 再質問させていただきます。  次に、103ページから105ページにかけての期末手当につきまして、第1種会計年度任用職員は全員が支給対象であり、予算書を見ますと、178人に対し2,917万円ですので、1人当たりにしますと金額は約16万3,900円になるかと思いますが、一方で、第2種会計年度任用職員、こちらは勤務時間や期間において支給される方と支給されない方が出てまいります。この状況を確認するために、第2種会計年度任用職員の全人数と期末手当が支給される人数と割合、そして、支給される方1人当たりの金額をお伺いさせていただきます。 279 ◯ 鈴木分科会主査 人事課長。 280 ◯ 井上人事課長 第2種会計年度任用職員の全人数につきましては、人事課で予算積算している分と各課事業で予算積算をしている部分がございます。各課事業予算分については、明確に人数ではなくて人工という形で時間数で積算している部分もございますので、それを想定して人数換算しますと、761人程度であるというふうに考えております。そのうち、期末手当を支給する方は393人、51.6%の方を見込んでおり、1人当たりの年額は約7万円と想定しているところでございます。 281 ◯ 鈴木分科会主査 佐藤分科員。 282 ◯ 佐藤分科員 もう一点、再々質問でございますが、期末手当が正規職員や再任用職員と同様に、6月と12月に支給されますが、令和2年の6月期は、制度が始まる4月から対象期間となるということで、金額が少ないと聞いております。第1種会計年度任用職員及び第2種会計年度任用職員、それぞれの6月期と12月期の積算額の内訳についてお伺いさせていただきます。 283 ◯ 鈴木分科会主査 人事課長。 284 ◯ 井上人事課長 分科員のおっしゃるとおり、令和2年6月期の期末手当は、4月からこの制度が導入ということから対象期間が4月からとなりますので、期間率が30%で計算されます。こうしたことから予算積算においても、第1種会計年度任用職員は予算額2,917万円のうち、6月期は673万円、12月期は2,244万円、第2種会計年度任用職員については予算額2,758万2,000円のうち、6月期は630万2,000円、12月期は2,128万円で積算を見込んでいるところでございます。 285 ◯ 鈴木分科会主査 ほかに。いそむら分科員。 286 ◯ いそむら分科員 予算書41ページ、駐車場使用料と予算書99ページ、駐車場管理委託についてお伺いをいたします。既に代表質問や予算総括の中で質疑がありましたが、分科会ですので、さらに詳しくお伺いできればと思います。  令和2年度予算では、駐車場使用料が707万円で、駐車場管理委託が623万7,000円で計上がされております。昨年の総務委員会の質疑の中では、消耗品などを含めた委託費が約1,800万円の概算で、収入の見込みが900万円ということで御答弁をいただいております。大分金額が異なっておりますので、まずは令和2年度予算において、具体的に駐車場使用料と駐車場管理委託の積算根拠についてお伺いをいたします。 287 ◯ 鈴木分科会主査 財産管理課長。 288 ◯ 中島財産管理課長 令和元年第4回定例会の総務委員会での答弁では、さらなる精査ができる状況の中でその時点において予算積算をした額を1年分の概算額として答弁させていただいたところでございます。歳出額としまして委託料が減った理由につきましては、駐車場管理委託の契約期間を令和2年9月から有料化を想定しまして、当初、55カ月としていたものを、長期契約の最大期間の60カ月に見直したことや、機器の価格等の見直しにより歳出予算が減少したものでございます。  また、収入につきましては、歳入につきましては、当初、平成28年度に実施した駐車場利用実態調査をもとに歳入見込みを算出しておりましたが、一般有料駐車場としての一定の利用があるものと考えまして、増額となったものでございます。  以上です。 289 ◯ 鈴木分科会主査 いそむら分科員。 290 ◯ いそむら分科員 御答弁ありがとうございます。  すいません、歳入についてなんですけれども、もう少し具体的に算出された数字について御説明をいただきたいのですが、お願いいたします。 291 ◯ 鈴木分科会主査 財産管理課長。 292 ◯ 中島財産管理課長 歳入につきましての考え方でございますけども、まず、平日土休日も含めまして一定の利用があるものということで、2時間以内の駐車台数につきまして、全体で99台ということになるんですけども、その半数の50台を見込んだということでございます。そういったことから増額となったものでございます。 293 ◯ 鈴木分科会主査 暫時休憩します。                                午前11時34分 休憩   ─────────────────────────────────────────                                午前11時35分 開議 294 ◯ 鈴木分科会主査 再開いたします。  財産管理課長。 295 ◯ 中島財産管理課長 すいません、お時間いただきまして。  まず、調査に基づきまして、調査の台数をもとに積算をさせていただきました。こちらにつきましては平日のみでございましたので、平日の平均が調査の結果で165台ございましたが、これは1時間未満165台ということでこちらは無料、それから2時間以内が23台ということでございましたけども、こちらを全体の駐車場台数の中で、1日当たり半数程度駐車があるであろうということで、50台と見込んでおりまして、50台掛ける200円で1万円。それから、3時間以内につきましては17台ということで、17台掛ける300円で5,100円。それから、4時間以上につきましては28台で、28掛ける400円ということで1万1,200円。それから、あと、最大料金といたしまして、1日あたり10台程度は見込めるのではないかということで、こちらにつきましては、10台見込んでおりまして、10台掛ける1,200円で1万2,000円。これが1日当たりという積算になっております。それから、土休日につきましては、短時間につきましては調査しておりませんでしたので、ここについては見込みを上げておりませんでしたけども、2時間以内につきまして、平日と同様に50台見込みまして、50台の200円で1万円ということで積算をさせていただきました。それから、最大料金が1日あたり10台ということで、やはり10台掛ける1,200円の1万2,000円。合計が2万2,000円ということでの積算で、それぞれの日数をかけまして、全体では1カ月当たりが101万120円になるんですけども、積算としましては、1年当たりで1,212万1,440円ということの積算になっております。それを7カ月分ということで、707万840円という積算になっているところでございます。 296 ◯ 鈴木分科会主査 いそむら分科員。 297 ◯ いそむら分科員 土日ですとか夜間、終日利用というところを見込んで、歳入についてはふえたということがわかりました。  歳出の部分なんですけれども、機器の見直しを先ほど行ったということで、当初の見積もりだと最大必要だと思われる範囲で見積もりを行った中で、そこを削減したという傾向があるかと思うんですけれども、どのようなものが具体的に不要だと判断されて、見積もりの中で削減をされたのかについて、もう少し詳しくお願いいたします。 298 ◯ 鈴木分科会主査 財産管理課長。 299 ◯ 中島財産管理課長 機器につきまして、削減したということではなくて、委託の見積もりをとった業者に対しましてさらなる精査をしてもらうようにということで、その見積もりの中に機器等の金額も入っておりますので、そういった機器のメーカーに対してさらに精査を行っていただいた結果、減額となったものでございます。 300 ◯ 鈴木分科会主査 ほかに。山岸分科員。 301 ◯ 山岸分科員 引き続き、99ページの駐車場管理委託のところです。  今の質疑の中で、精査もしてということなんですけど、収入と同じでこっちのほう、管理委託のほうもちょっと正確な積算根拠をいただきたいと思うんです。駐車場管理委託623万7,000円ということですので、まず、全体母数が幾らになるのか。それを60カ月の契約なら60カ月ということで割って、1カ月幾らで、それを、6カ月分ですか、7カ月分ですか、7カ月掛けることで623万7,000円になりますというような全体の計算をちょっと教えていただきたいのと、先ほど来やりとりされています、総括質疑でもありましたように、この前の第4回定例会のところでの条例提案時では約1,800万だったわけですけど、そのときはどういう計算で1,800万というのが提案をされていたのか。母数が幾らで、55カ月ですか、割ると1カ月幾らで、それを何カ月分計上してこういう1,800万という数字でしたということで、ちょっとそれぞれ、別に母数が細かいところは幾らですというのは結構ですので、母数は大まかで結構ですので確認をしたいと思います。 302 ◯ 鈴木分科会主査 財産管理課長。 303 ◯ 中島財産管理課長 当初の機械だけではなくて、全体の運用も含めた委託内容となっておりますので、それを含めての予算計上ということで、歳出の委託料につきましては、月当たり、総務委員会のときの金額では130万8,519円ということの積算でございました。今回の予算につきましては、81万円ということで、こちらにつきましては税抜きということで、こちらの税込み掛ける7カ月分ということで623万7,000円ということで、今回の予算計上させていただいたところでございます。 304 ◯ 鈴木分科会主査 山岸分科員。 305 ◯ 山岸分科員 今の御答弁ですと、条例提案時はひと月当たり130万円、いわゆる管理委託としてかかると、見込んでいたと。それが予算提案のときには81万円なんだということですね。それで、先ほどいそむら分科員の質疑のところであったり、この間の先ほど来の質疑ですけど、その機械等を見直した答弁と、今ですと管理運営等もその条例では含まれていたということだったんですけど、もう一回ちょっと正確に聞きたいんですけど、月130万円が月81万円に下がっている、何を下げてこういうふうになったのかというのを確認をさせてください。 306 ◯ 鈴木分科会主査 財産管理課長。 307 ◯ 中島財産管理課長 委員会時の項目といたしましては、駐車場管理機器と、それから運営管理、これはオペレーションサービスということでございます。それから機器の保守、それから集金・収納業務ということでございます。それから、駐車場の利用の集計を行う業務も入っておりました。それから、新しいというか、今回の予算積算時の内容につきましては、駐車場管理機器、それから、同じになりますけども、運営管理、オペレーションサービス、それから機器の保守、集金・収納業務ということで、先ほどの駐車場の利用の集計につきましては、他の公園駐車場と同様に考えましてそちらのほうは計上されておりませんでしたので、この辺を削除させていただいておりまして、先ほど、機器の見直しということでお話しさせていただいたんですけども、それにつきましては、主な減額要因ということで申し上げておりましたので、その辺につきましては、全体として委託の中で経費についても見直していただいたというところでございます。 308 ◯ 鈴木分科会主査 山岸分科員。 309 ◯ 山岸分科員 契約項目1個減らしたと、それから機械等も含めて全体として安くしていただいたと、そういう理解なのかなと思うんですけど、条例提案のとき総務委員会で、私も総務委員でしたので、こう言われたわけじゃないですか。そんな収入と支出でこんなに差が出ていいんですか、こんな赤字になっていいんですかと。これで、ほかでは値上げ提案したように、これでいいんですかと言ったら、それでもやります、いいんですと、必要だという御答弁されたわけなんですよね。結果的に、でも予算でいくと、きのうの総括質疑でも、いわゆるとんとんになるというふうにされたわけですよね。市としても、やっぱり市民にさまざまな形で痛みも含めてお願いしている中で、歳出、やればやるほど赤字になる事業というのはやっぱりまずいんだと、だからこういう形で業者にもお願いをし、契約項目を見直して、こういった形の今回の予算提案なんだという、そういう認識は持たれているのかなというふうに思うんですが、その辺いかがでございましょうか。 310 ◯ 鈴木分科会主査 財産管理課長。 311 ◯ 中島財産管理課長 こちらにつきましては、やはり市の税金を投入しての事業となりますので、費用についてはなるべく抑える形での検討をさせていただいたところでございます。 312 ◯ 鈴木分科会主査 ほかに。山岸分科員。 313 ◯ 山岸分科員 もう一度、予算書の99ページのところ、運営管理委託のところなんですけど、当然の考えなわけですよね。税金でやっている事業である以上、こうやって経費を下げるということは当然なんですけど、であるならば、なぜこれが条例提案のときに、なぜそういう条例提案が今回されずに今回こういう形になってきたのか、その辺について、市としてどういった認識の変遷があったのか。もしくは市民から御意見等がやっぱり寄せられた上で、こういった判断をされたのか。その辺についてお考えはいかがですか。 314 ◯ 鈴木分科会主査 総務部長。
    315 ◯ 鈴木総務部長 総括質疑でも私のほうで答弁させていただきましたので、私から答弁をさせていただきます。  まず、分科員さんのおっしゃるとおり、昨年の4定の総務委員会の中で条例提案時の答弁では、その時点の概算額として駐車場管理業者からの参考見積もりを徴収しまして、1年分として歳入約900万円、また、歳出は約1,800万円として、差額900万円の経費がかかると。そういうような答弁をしたところでございます。その際の委員会の議論におきまして、さまざまな御意見をいただいた中で条例を御承認いただきましたが、その後、市といたしましても、やっぱりさらなる協議を行いました。それを精査する努力を重ねまして、歳出につきましては、先ほども課長のほうから答弁ありましたとおり、駐車場管理業者との調整による削減、そして、歳入につきましては、有料駐車場としての一般利用を見込んだ中で増額をして予算案を算出したという経過がございます。このように、市ではさまざまな御意見を踏まえた中で精査を行い、今回の予算特別委員会に予算案として上程させていただいたという経過でございます。 316 ◯ 鈴木分科会主査 山岸分科員。 317 ◯ 山岸分科員 御検討いただいたのは大変ありがたいし大事だと思いますし、言葉が正しいかどうかあれだけど、やればできるじゃないかというようなこともあるわけなんですけど、本来であれば条例提案時にそうしてほしかったなというところありますし、やっぱりそういった意味では、ずっとこう議論がされているわけですよ、使用料、利用料の見直しについては。その中で、やっぱり市民に痛みを伴う提案をしていく中で、市としての提案をやっぱり丁寧にしていく、そして精査をした提案がされていくということは大変重要ではないかと思いますので、その点については、今後もやっぱり十分留意をしていただきたいというふうに思います。意見でございます。 318 ◯ 鈴木分科会主査 ほかに。佐藤分科員。 319 ◯ 佐藤分科員 予算書の150ページから151ページ、東京都知事選挙費の備品購入についてお伺いをさせていただきます。  予算額が305万9,000円と高額となっておりますが、どのようなものを購入されるのか、お伺いさせていただきます。 320 ◯ 鈴木分科会主査 選挙管理委員会事務局長。 321 ◯ 小島選挙管理委員会事務局長 購入する備品でございますが、選挙システムサーバー等の更新で279万8,763円、スロープの買いかえで25万9,600円の合計305万8,363円となっております。それぞれの内訳でございますが、選挙システムサーバーにつきましては、サーバー本体の基本ユニット、CPU、キーボード、モニター、ハードディスク、メモリ、無停電電源装置保守サポートに197万628円、基本OSソフトやデータベースソフト、オフィスソフト、ウイルスソフト等のソフトウエア関係に38万9,015円、サーバー構築費19万8,000円、また、附属する備品として、ルーター4台を24万1,120円で購入します。スロープについてですが、平尾自治会館で使用している特注のスロープの買いかえで、設置場所を見直し、一回り小さいものを購入します。こちらにつきましては、1台12万9,800円で2台購入する予定でおります。 322 ◯ 鈴木分科会主査 佐藤分科員。 323 ◯ 佐藤分科員 再質問です。今回購入する選挙システムサーバー及びスロープですが、更新、買いかえに至った経緯を教えていただければと思います。 324 ◯ 鈴木分科会主査 選挙管理委員会事務局長。 325 ◯ 小島選挙管理委員会事務局長 現在の選挙システムサーバーにつきましては、平成26年に購入し、6年が経過しております。一般的にサーバーの耐用年数は5年と言われており、保守期間も過ぎている状況にございます。ふぐあいが出てからでは選挙執行に多大な支障が生じますので、今回更新を行うものです。また、平尾自治会館のスロープにつきましては、平成16年に購入してから既に16年が経過しており、きしみなどの症状が出てきたとの報告があったことから、選挙人の安全面を考慮し、買いかえるものです。 326 ◯ 鈴木分科会主査 佐藤分科員。 327 ◯ 佐藤分科員 機器類の入れかえ後はトラブルなどの起きやすいタイミングでもありますので、そうしたことがないよう、本番前の確認をしっかりとしていただきまして、無事に選挙が執行できるよう準備を進めていただければと思います。また、選挙人が安全に投票できる環境づくりに今後とも取り組んでいただければと思います。どうぞよろしくお願いいたします。これは意見でございます。 328 ◯ 鈴木分科会主査 ほかに。いそむら分科員。 329 ◯ いそむら分科員 予算書105ページ、委託料、職員研修委託についてお伺いをいたします。  まず、この委託の概要についてお伺いをいたします。 330 ◯ 鈴木分科会主査 人事課長。 331 ◯ 井上人事課長 職員研修委託につきましては、庁内で行う独自研修において、職員が研修講師として講義することができない内容について、委託事業者の経験豊富な講師により研修を行うものでございまして、令和2年度は、平成31年度も実施いたしました人事考課、人権啓発、ハラスメント防止及び内容はまだ現時点では未定ですが、トピック的な内容を予定しているところでございます。 332 ◯ 鈴木分科会主査 いそむら分科員。 333 ◯ いそむら分科員 平成31年度予算と比較いたしますと、約50万円ほど減額がされておりますが、その理由についてお伺いをいたします。 334 ◯ 鈴木分科会主査 人事課長。 335 ◯ 井上人事課長 平成31年度予算に比べ減額となった理由につきましては、負担金として支出しております東京都市町村職員研修所の派遣、こちらを最大限活用することや、また、この4月に東京都市町村研修所で講師として派遣した職員が帰任をすることなどにより、こうした職員を研修講師として講義する科目をふやすことで、委託する研修科目を選抜したことが要因でございます。 336 ◯ 鈴木分科会主査 いそむら分科員。 337 ◯ いそむら分科員 研修の内容についてもう少しお伺いできればと思うんですが、本年2月に地域振興プラザで開催された「きずなメール・プロジェクト」という研修に私も参加をさせていただきまして、市民の方と職員の方が一緒にワークショップで取り組める大変いい取り組みであると感じました。ぜひ令和2年度もこのような研修を行っていただきたいと思いますが、予定しているのかどうか、お伺いをできればと思います。 338 ◯ 鈴木分科会主査 人事課長。 339 ◯ 井上人事課長 2月に市民協働課と共催で実施いたしましたが、こうした「きずなメール・プロジェクト」研修のような、市民と職員が一緒にワークショップを行うような研修につきましては、毎年こちらもトピック的に実施しているものでございまして、令和2年度においても引き続き担当課と調整しながら、職員研修として機会を設けてまいりたいと考えているところでございます。 340 ◯ 鈴木分科会主査 ほかに。山岸分科員。 341 ◯ 山岸分科員 予算書の41ページです。先ほどは駐車場の管理運営委託のところを質問させていただきましたが、今度は駐車場の使用料のほうを少しお聞きをしたいと思います。  今、庁舎及び庁舎周辺のところに、駐車場が令和2年度から有料化になりますというような張り紙が掲示物としてあちこち張られていると思うんですけど、この掲示物の掲示箇所や掲示枚数、あと掲示している目的などについて、確認をさせてください。 342 ◯ 鈴木分科会主査 財産管理課長。 343 ◯ 中島財産管理課長 こちらの市役所の駐車場は令和2年度中の有料化を予定しておりますというお知らせなんですけども、こちらにつきましては、市役所、それから地域振興プラザ、中央文化センターへの入り口等に掲示させていただきまして、6ヶ所掲示しております。それからあと、それぞれの駐車場につきまして、有料化ということで、見やすい位置に2枚ずつ掲示させていただいているところでございます。 344 ◯ 鈴木分科会主査 暫時休憩します。                                午前11時56分 休憩   ─────────────────────────────────────────                                午後11時56分 開議 345 ◯ 鈴木分科会主査 再開します。 346 ◯ 中島財産管理課長 目的につきましては、やはり広報でもお知らせしておりますけども、現地のほうに来られる方につきましても周知をさせていただくということでさせていただいているところでございます。 347 ◯ 鈴木分科会主査 山岸分科員。 348 ◯ 山岸分科員 周知のために張られているということであります。確認なんですけど、市役所以外にも、地域振興プラザ及び中央文化センターにも張られているということであります。地域振興プラザや中央文化センターにもこれを掲示をしているということの、ある意味目的、もう一回確認をさせてください。 349 ◯ 鈴木分科会主査 財産管理課長。 350 ◯ 中島財産管理課長 こちらの市役所駐車場につきましては、隣接する市の施設ということで、中央文化センター、それから地域振興プラザの利用者の方も御利用されているということもございますので、そういった方への周知も含めてさせていただいているところでございます。 351 ◯ 鈴木分科会主査 山岸分科員。 352 ◯ 山岸分科員 今の認識は当然のことかなと思うんですね。最近ちょっとうわさ的に聞いて、ここの市役所駐車場というのはあくまでも市役所を利用する人のための駐車場であって、公民館とか中央公民館のための駐車場じゃないんだよみたいなことを言った人がいるとかで、本当にそうなんですかみたいなことを市民から聞かれたり、私もしたんですけど、基本的には、市役所第一、第二、第三駐車場については、地域振興プラザや公民館の利用者も利用していただく駐車場であるということで、当然ああやって掲示もされているということかなと思うんですけど、その辺について、基本的なところを確認させてください。 353 ◯ 鈴木分科会主査 財産管理課長。 354 ◯ 中島財産管理課長 先ほども答弁させていただきましたけれども、その認識でございます。 355 ◯ 鈴木分科会主査 暫時休憩します。                                午前11時58分 休憩   ─────────────────────────────────────────                                午前11時59分 開議 356 ◯ 鈴木分科会主査 再開いたします。  ほかに。いそむら分科員。 357 ◯ いそむら分科員 予算書113ページ、文書管理関係費の廃棄文書処分等委託についてお伺いをいたします。  こちらの委託内容、平成31年度予算に比べますと、平成31年度が100万3,000円に対して令和2年度は17万8,000円と、大幅に減額をしておりますが、その減額の理由についてお伺いをいたします。 358 ◯ 鈴木分科会主査 情報管理課長。 359 ◯ 山田情報管理課長 廃棄文書処分等委託の委託内容でございますが、こちらは、個人情報などの機密文書を廃棄処分する経費でございます。機密文書は、密封した状態で委託業者に引き渡し、その後、溶解処理を行っております。委託費の対当初予算比の減額理由でございますが、こちらは委託業者が変更したことにより、廃棄物1キロ当たりの単価が40円から7円に減額したことによるものでございます。 360 ◯ 鈴木分科会主査 いそむら分科員。 361 ◯ いそむら分科員 廃棄処分費が大変安価な委託業者に変更されたことによって、大幅な減額につながったことがわかりました。  再質疑ですが、この処分委託について、積算に当たり廃棄分量の積算方法、また、この機密文書を削減するための取り組みを行っているのかどうかについてお伺いをいたします。 362 ◯ 鈴木分科会主査 情報管理課長。 363 ◯ 山田情報管理課長 処分等委託についての積算根拠でございますが、廃棄処分量につきましては、年度によって増減はございますが、ここ数年大きな変動はございませんので、直近3年の廃棄物量の平均により算出をさせていただいております。  また、機密文書の削減への取り組みでございますが、定期的に機密文書とリサイクル可能な文書との精査の徹底や、それからシュレッダーの活用推進等を周知し、機密文書の量がふえ続けていかないように努めているところでございます。 364 ◯ 鈴木分科会主査 いそむら分科員。 365 ◯ いそむら分科員 さまざまな御努力により経費削減をされていらっしゃることがわかりました。引き続き適正な機密文書処理と経費削減に努めていただければと思います。これは意見です。 366 ◯ 鈴木分科会主査 ほかに。山岸分科員。 367 ◯ 山岸分科員 では、41ページ、駐車場使用料のところでございます。  昨日の総括質疑の中で、いわゆる減免規定について議論になっておりました。駐車場管理の施行規則で、やはり減免規定というのが既に設けられているというところであるわけなんですが、例えば現状、多分令和2年度予算でもこれは当然適用されると思いますが、健康プラザ利用者への無料時間の延長であるとか、中央総合体育館のレストラン利用者への無料時間の延長というようなことがされているんですが、これは施行規則の減免規定に基づいて行われているものなのか、また、それは別途のものなのか、まず、その点確認をさせてください。 368 ◯ 鈴木分科会主査 土木課長。 369 ◯ 伊藤土木課長 まず、私から1点目なんですが、稲城中央公園総合体育館内の飲食店の割引につきましては、稲城市立公園駐車場の管理等に関する条例施行規則の運用で行っているところでございます。 370 ◯ 鈴木分科会主査 暫時休憩します。                                午後0時3分 休憩   ─────────────────────────────────────────                                午後0時4分 開議 371 ◯ 鈴木分科会主査 再開いたします。  山岸分科員372 ◯ 山岸分科員 総合体育館のほうは土木課の管理で、オーエンス健康プラザのほうは病院の駐車場管理ですので。ただ、恐らく同じだろうと。基本的には、施行規則の運用に基づいていわゆる無料時間の延長提案がされているということであります。そうすると、今後、市役所駐車場の使用料に関係するところですが、今後、市役所駐車場のいわゆる駐車場料金を徴収するに当たってのそういった無料時間の延長についても、この施行規則の運用の中で今後決まっていくことになると思いますが、その辺についての基本的な考え方を確認させてください。 373 ◯ 鈴木分科会主査 財産管理課長。 374 ◯ 中島財産管理課長 こちらの市役所駐車場の減免につきましては、現在さまざまな御意見を踏まえながら検討を進めているところでございます。 375 ◯ 鈴木分科会主査 山岸分科員。 376 ◯ 山岸分科員 さまざまな意見を踏まえながらということで、大変大事だと思うんです。先ほどの御答弁の中でも、市役所駐車場は、地域振興プラザや文化センターの利用者も利用している駐車場だという認識を御答弁されましたので、そういった意味では、いわゆる減免、無料時間の延長についてさまざまな意見を聞くということですので、当然、公民館については公民館運営審議会、公民館利用者団体、また、地域振興プラザについても、地域振興プラザの登録団体については十分意見を聞いて、その上でやはり市が検討していく、決めていくということが必要だと思います。その辺についての立場、基本的なところを確認させてください。 377 ◯ 鈴木分科会主査 財産管理課長。 378 ◯ 中島財産管理課長 令和2年の秋からの有料化に向けて、そういった御意見も踏まえて検討してまいりたいと考えているところでございます。 379 ◯ 鈴木分科会主査 総務部長。 380 ◯ 鈴木総務部長 私のほうから答弁させていただきますと、公民館並びに振興プラザの利用者はいらっしゃいますが、基本的には、市役所の第一駐車場につきましては市役所の利用者というように考えているところでございますが、そういう中で、公民館、振興プラザの利用者も駐車する方はいらっしゃるかと思います。市の考え方といたしましては、基本的には条例の中での1時間無料というのがある中で、減免を今検討しているところであるということでございまして、今その中で進めているという状況でございます。 381 ◯ 鈴木分科会主査 ほかに。いそむら分科員。 382 ◯ いそむら分科員 予算書277ページ、消防本部のほうですが、職員研修負担金についてお伺いをいたします。  まず、研修の概要と対象人数についてお伺いをいたします。 383 ◯ 鈴木分科会主査 消防総務課長。 384 ◯ 高野消防総務課長 研修の概要につきましては、救急救命士を養成するための救命士養成研修、救命士救命センター研修、消防隊の消防活動に必要な酸素欠乏・硫化水素危険作業主任者技能講習、玉掛け、小型移動式クレーン運転技能講習等でございます。対象人数につきましては、延べ13人を予定しております。 385 ◯ 鈴木分科会主査 いそむら分科員。 386 ◯ いそむら分科員 研修の概要、対象人数について確認をいたしました。  それでは、平成31年度と今回の予算、令和2年度予算と比較しますと、200万ほど負担金が増額がされておりますが、その理由についてお伺いをいたします。 387 ◯ 鈴木分科会主査 消防総務課長。 388 ◯ 高野消防総務課長 減額となった理由につきましては、令和2年度に救急救命士1人を養成する計画であることから、新たに救急救命士養成研修の負担金210万6,000円を計上したことから、増額となったものでございます。 389 ◯ 鈴木分科会主査 暫時休憩します。                                午後0時9分 休憩   ─────────────────────────────────────────                                午後0時9分 開議 390 ◯ 鈴木分科会主査 再開いたします。
    391 ◯ 高野消防総務課長 210万6,000円を計上しましたことから増額となったものでございます。  訂正させていただきます。先ほど減額と言いましたけれども、増額となったものに訂正させていただきます。 392 ◯ 鈴木分科会主査 いそむら分科員。 393 ◯ いそむら分科員 救急救命士を1人養成する計画のことで増額ということで確認をいたしました。その点についてなんですが、現状、救急救命士の方が足りていなくて毎年ふやされているのか、計画的に増員される理由についてお伺いをいたします。 394 ◯ 鈴木分科会主査 消防総務課長。 395 ◯ 高野消防総務課長 現在は、救急隊に各1名以上救命士を配置する計画でございます。今後、救急隊各2名を配置していくというような形で計画をしております。 396 ◯ 鈴木分科会主査 ほかに。村上分科員。 397 ◯ 村上分科員 すいません。先ほどの総務部長のお答えに関してなんですけれども、市役所駐車場の減免については、さまざまな意見をもとに検討中であるということでございましたけれども、これからも意見を聞いていかれるということで、さまざまな意見を聞く場というのはどういうふうなところであるのか、これからも聞く場を設定するというふうにお考えか。それから、予算ではなく総務委員会のほうで伺ったと思いますけれども、12月の審議のときに、今回の使用料、手数料の見直しに関して関連するいろいろな団体について、公民館であれば公運審ですとか、そういったところにいろいろな運営委員会のようなものがあるところには聞いたのかということに対するお答えはなかったわけですけれども、そこも含めてお答えいただけますでしょうか。 398 ◯ 鈴木分科会主査 総務部長。 399 ◯ 鈴木総務部長 先ほどの答弁で、私はさまざまな意見を踏まえながら進めているというようなお話をさせていただいたところでございます。なお公民館につきましては、世話人会から、駐車場使用に関する要望書などもいただいております。そういうことを含めまして、さまざまな御意見を踏まえながら進めてまいりますというように答弁したところでございます。 400 ◯ 鈴木分科会主査 村上分科員。 401 ◯ 村上分科員 今後、市民からの要望聞く場というのは考えていらっしゃらないのか、その点についてもう一回伺います。 402 ◯ 鈴木分科会主査 総務部長。 403 ◯ 鈴木総務部長 繰り返しとなりますが、さまざまな意見を踏まえながら現在検討しているところでございまして、その中で進めてまいりたいと考えているところでございます。 404 ◯ 鈴木分科会主査 よろしいですか。  山岸分科員。 405 ◯ 山岸分科員 1点だけ確認をさせていただきたいと思います。  先ほどの部長さんの答弁の中で、市役所第一駐車場については、基本は市役所利用者であり、結果として地域振興プラザ、それから公民館利用者も使われているという御認識の答弁がされたのかなと私は感じたんですが、ただ、先ほど来からの財産管理課長とのやりとりの中で、もう既に有料化の案内の掲示物についても公民館利用者や地域振興プラザ利用者にわかるように掲示がされているということ、実態としても、市役所の駐車場については、公民館利用者や、また地域振興プラザ利用者がやっぱり多く利用されている駐車場であると私は考えておりますが、その辺についての御認識はいかがでしょうか。 406 ◯ 鈴木分科会主査 総務部長。 407 ◯ 鈴木総務部長 私は調査したわけではないので、その実態についてまだ正確に把握しているところではございませんが、ただ、平成28年に実態調査をした中では、そのような公民館利用者、または振興プラザの利用者も市役所駐車場の利用をしているという状況については把握はしてございます。ただ、基本的な、先ほど考え方として、第一駐車場については市役所を公務、公用で利用される方が利用していただくものであるというように認識しているところでございます。 408 ◯ 鈴木分科会主査 山岸分科員。 409 ◯ 山岸分科員 そこら辺、多分今後、結構重要な局面になってくると思います。市役所駐車場は基本的に市役所利用者の利用する場だから、公民館利用者や地域振興プラザ利用者についての意見が反映されるのか、または、利用者についてのそういった無料時間の減免がされるのか。今後、ここはすごく重要な局面になってくると思います。きょうの段階ではここまでが到達点だというふうに私は認識をしておきますので、その上で、市民の皆さん含めてどういうふうにそこを判断されるのか、市としても、今後市民の皆さんの声にどういうふうに耳を傾けていくのかというのが本当に試さていくのかなというふうに思いますので、十分、先ほどの言葉じゃないですが、御留意をいただきたいと思います。意見です。 410 ◯ 鈴木分科会主査 ほかに。──質疑・意見がありませんので、以上で質疑を終結いたします。  以上で本分科会の審査は全て終了いたしました。  お諮りいたします。本分科会の審査経過報告については、主査に御一任願いたいと思います。これに御異議ございませんか。      〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 411 ◯ 鈴木分科会主査 御異議なしと認め、そのように決定いたしました。  以上で、予算特別委員会総務分科会を散会いたします。ありがとうございました。                                午後0時15分 散会  以上のとおり会議の次第を記録し、これを証す るため署名する。   予算特別委員会総務分科会主査                  鈴 木 誠 Copyright © Inagi City, All rights reserved. ↑ ページの先頭へ...