17
◯ 池田委員長 伊藤委員。
18
◯ 伊藤委員 大変大きな金額だなと私は個人的に思っています。
皆さんのマナーがよければ、
路上喫煙の制限をしなくてもいいわけですけれども、そういうことにならないために
平成30年4月1日に
条例が施行されたわけですけれども、今の内訳を聞きますと、看板に355万円と、
啓発物というものの詳細を教えてください。
指導ということで818万円ということでございますけれども、これは市内の6駅で4月1日から既に立っているわけでございますが、どういうところに発注されたのか、シルバーの人の顔じゃないなというような感じがするんですけれども、その
入札方法について教えていただきたいのと、それから、今駅で立っていらっしゃる人が既に違反している人に注意をしているんですけれども、違反は
過料を取るということで
施行規則にも定められていて、3年以内というふうになっているんですけれども、この
考え方については、
平成32年3月31日まででいいんじゃないかというふうに考えているのか、
過料は取れないのか。私は、
条例を施行したときに既に
過料も取っていいというふうに考えているんですけれども、
施行期間の市としての
考え方をお尋ねいたします。
19
◯ 池田委員長 環境課長。
20
◯ 渡辺環境課長 大きく3つあったと思います。まず、
啓発物作成設置委託の内訳ということになります。
路面表示シートにつきましては、当初
予算で御
説明をさせていただいておりますけれども、520枚でございます。次に、
街路灯啓発シールにつきましては、こちらは80枚、
啓発パネルといたしまして、
ガードレール等に設置するものが大小ありますけれども、まず、
啓発パネルの大と、また、
禁止区域内に
公園等もございますので、公園に主に設置する
啓発パネル、小の
パネルでございますけれども、こちらのほうも合わせて210枚です。それが内訳でございます。
次に、業者の関係でございますけれども、
路上等喫煙防止指導員等の
業務委託の業者につきましては、
競争入札とさせていただいております。御存じのとおり、この
条例というのは既に御
説明させていただきましたとおり、将来的に実際に
過料というのを見据えてやっております。そういった意味では、経験豊かな業者さんにとっていただく、経験豊かな業者さんの
入札参加というのを広く募集をさせていただいたわけでございます。
最後になりますけれども、
過料の関係でございますけれども、
過料につきましては
稲城市民だけではなくて、今後
東京オリンピック等も控えている中で、当市を訪れる方、
外国人もいらっしゃると思いますけれども、そういった方々に向けて、全ての
稲城市を訪れる方々にも広く周知をさせていただくということで、今現在
周知啓発活動を行っております。そういったことから、
過料の実施時期につきましては、適切な時期を見据えて実施をしてまいりたいと思っております。
21
◯ 池田委員長 ほかに。
大久保委員。
22
◯ 大久保委員 それでは、
一般会計補正予算第4号、
議案書3・4ページと、11・12ページと、13・14ページに関係するところで、
南武線高架下集会施設新築事業について伺いたいと思います。
平成31年2月13日の
総務委員会におきまして
行政報告がございましたが、改めて本
事業が
繰り越しとなる理由について伺います。
23
◯ 池田委員長 総務契約課長。
24
◯ 関口総務契約課長 それでは、
南武線高架下集会施設新築工事の
繰り越し理由でございますけれども、こちらの
事業につきましては、
平成30年度の当初
予算に計上いたしまして、
平成30年7月2日に
株式会社平
工務店と
平成31年3月22日までの工期で
工事請負契約を締結したところでございます。その後、
東日本旅客鉄道株式会社及び
矢野口自治会と協議・調整を行い、
平成30年11月1日に
工事に着手する予定で進めていたところでございます。
しかしながら、
自治会集会施設の
建設用地につきまして、
JR側での
地盤改良の
追加工事が必要となったことから、
自治会集会施設の
新築工事の着手時期が3カ月おくれ、
平成31年2月1日となったところでございます。これによりまして、市と
株式会社平
工務店との間で締結しております
工事請負契約の工期を3カ月延伸する必要が生じ、
平成30
年度内に
事業完了が見込めないということから、
平成31年度に
予算を
繰り越して
事業を行う必要があるため、今回
補正予算として計上させていただいたところでございます。
25
◯ 池田委員長 大久保委員。
26
◯ 大久保委員 今の御答弁では、
JR側の
地盤改良の
追加工事が必要になったということで、
工事着手が3カ月おくれることになったから、
平成31年度に工期がずれ込むことになったという
説明でございました。できれば、本当はJRと
矢野口自治会が協議している段階でこういうのがわかれば、こういう
手戻りというか、余計な労力もかけなくてよかったんですが、そのことは非常に残念に思っております。
さて、再質問でございますが、それぞれ3カ所に計上されている
予算の
内容について伺います。
27
◯ 池田委員長 総務契約課長。
28
◯ 関口総務契約課長 それでは、
補正予算の
内容でございますけれども、まず、こちらの
事業につきましては、
平成30年度の当初
予算におきまして
集会施設の
建設工事といたしまして
歳出予算2,310万3,000円を計上しておりました。その
財源といたしまして、
稲城市
集会施設建設費補助金交付要綱の割合、こちらにつきましては
建設費の3分の2、上限が1,000万円という
補助金の
内容でございますけれども、こちらの要綱に基づきまして、
矢野口自治会さんの
負担分として
歳入予算では1,310万3,000円を計上しておったところでございます。
今回
事業の
繰り越しに当たりまして、
補正予算を計上させていただいたわけでございますけれども、その
内容でございます。まず、
歳入予算として12ページの
集会施設建設費精算金の
マイナス1,310万3,000円でございますけれども、こちらにつきましては、
年度内に
工事の完了が見込めないということから、
工事完成後に
精算予定でございました要綱に基づきます
精算金の歳入が見込めないことから、当初
予算計上額全てを減額するというものでございます。なお、減額した分につきましては、
平成31年度の当初
予算におきまして
工事請負契約額1,758万2,400円に対しまして、
精算額として758万3,000円を計上しているところでございます。
次に、
補正予算書の14ページの歳出でございますけれども、
南武線高架下集会施設新築工事の
工事請負費マイナス552万円でございます。こちらにつきましては、当初
予算額2,310万3,000円に対しまして、
工事請負契約額1,758万2,400円、この差額につきまして今回減額をするといったものでございます。
最後に、
ページ数では戻ってしまいますけれども、
補正予算書の4ページでございます。
繰越明許費補正の1,758万3,000円でございますけれども、こちらは既に
契約締結を行っている
南武線高架下集会施設新築工事が
年度内に完了が見込めないことから、
契約額で
繰越明許費の追加を行うといったものでございます。
以上でございます。
29
◯ 池田委員長 大久保委員。
30
◯ 大久保委員 今の
説明で数字の関係は一応わかったんですが、もう少し確認させていただいて、今の
説明だと12ページの
集会施設建設費精算金という1,310万3,000円、こちらは要するに
矢野口自治会さんのほうで負担される予定であった当初
予算額になるのかな、その分を全
部落としたということだと思いますのでその確認と、4ページで、最終的に今回
繰越明許費補正のところが1,758万3,000円ということは、先ほどおっしゃっていた
平成30年度当初
予算の2,310万3,000円よりも
契約した額が相当下がったと。550万円ぐらいかな、552万円か、14ページの
自治会等関係費の
工事請負費552万円、この分が減額になったと。恐らく
平成30年度の当初
予算は
見積もりをとられて当初
予算として計上されていたけれども、実際に
契約するときにはそれだけ安く
契約ができて、実行されることになったということだと思うんですが、その確認をさせていただきたいのと、これは3問目ですので意見もあわせて言わせていただきたいのが、今回3カ月ずれてしまったわけですけれども、大切な
矢野口自治会さんの
集会施設であるということで、758万3,000円も
自治会費で負担するわけですよね。私も
大丸自治会に所属していますが、こんな金額を
自治会で負担するのは大変なことですから、ずれてしまったというのは本当に申しわけないという思いと、二度とそんなことはあってはいけないので、特に現場の担当の方は工期が絶対ずれないように
緊張感を持って
平成31年度は進めていただきたいと思います。
以上でございます。よろしくお願いします。
31
◯ 池田委員長 総務契約課長。
32
◯ 関口総務契約課長 それでは、まず、
補正予算書の12ページの
集会施設建設費精算金マイナス1,310万3,000円、こちらが当初
予算と同じ全額かということでございますけれども、こちらは当初
予算全てをここで減額させていただくといった
内容でございます。
続きまして、
補正予算書の4ページの繰り越す額1,758万3,000円と、当初
予算額2,310万3,000円との差額でございますけれども、こちらにつきましては、当初
予算におきましては
矢野口自治会さんと協議した中で、その協議に基づいた形で
見積もりをとった中で
予算を積算してきたわけでございますけれども、
予算を認めていただいた後に、再度
矢野口自治会さんと建物の
建設に当たりまして本格的に建物の面積、また、外観の色、そういったものを詳細に詰めていった中で、当初
予算よりも面積的にはちょっと縮小した、また、部屋のしつらえ、そういった部分も当初
予算と比較しますと若干変わってきた部分もございます。そういった部分を加味した中で、
工事契約のための積算をして入札を行った結果、500万円近くの差が生じたといったところでございます。
33
◯ 池田委員長 ほかに。
岡田委員。
34
◯ 岡田委員 議案書12ページです。
小学校ブロック塀改修等事業債750万円、
中学校ブロック塀改修等事業債290万円についてお聞きしたいと思います。この
ブロック塀改修工事につきましては、
一般財源で計上されてきたと思うんですが、今回
ブロック塀改修等事業債に
財源を振りかえるということで、その理由についてお聞きしたいと思います。
35
◯ 池田委員長 財政課長。
36
◯ 清水財政課長 小学校及び
中学校の
ブロック塀改修等事業債でございますが、国の
補正予算第1号で計上されました
事業の
地方負担分に充当できる
補正予算債と呼ばれる
地方債でございまして、後年度に
元利償還金の60%が
基準財政需要額に算入され、
普通交付税により補填されるという、
施政方針にもございましたが、有利な起債というものでございます。今回この
借り入れによりまして、小
中学校合わせまして借入金が1,040万円ほどございますが、市債の現在高は増加いたしますが、
財政調整基金繰入金が減額ということで、その分
財政調整基金の残高が確保されるということでございます。市の
一般財源確保のためにこれは行ったということでございます。
37
◯ 池田委員長 岡田委員。
38
◯ 岡田委員 一般財源を確保していくという御
説明でしたが、市民の
皆さんの貴重な税金ですので、こちらにしたほうが有利だということをもうちょっと具体的に、わかりやすく御
説明いただけたらと思います。
39
◯ 池田委員長 財政課長。
40
◯ 清水財政課長 先ほど後年度に
元利償還金の60%が
基準財政需要額に算入されるというふうにありました。あとは、その残余は別の方法で
交付税に持ってくる。これはどういうことかといいますと、
地方債で
借り入れをしますと、その
元利償還金は当然後年度発生してきますが、その60%であったりその残りであったりするものが、結局
地方交付税の
普通交付税がふえて返ってくるような格好になります。そうしますと、結果的に
一般財源で借金を払っているんですが、それに対して
交付税が入っているということで、
結論一般財源の負担が少なくなる、そういった趣旨でございます。
41
◯ 池田委員長 よろしいでしょうか。ほかに。
大久保委員。
42
◯ 大久保委員 議案書の7・8ページ、議案概要
説明書2)の2ページでございます。議案概要
説明書の2ページの一番上のところですが、
普通交付税交付額がふえているわけですけれども、ここにその理由が書いてありまして、国の
平成30年度
補正予算(特第2号)に計上された調整額の復活に伴う
普通交付税の増額というふうに記載されております。そこでお聞きしたいのが、調整額という制度の概要と、また、調整額が毎年度発生しているものなのかどうかについて伺います。
43
◯ 池田委員長 財政課長。
44
◯ 清水財政課長 普通交付税の調整額でございますが、
地方交付税法の規定がございまして、全国の
基準財政需要額を算定しました結果、
地方交付税の国の
予算の
財源が不足する場合に、一定の調整率を乗じまして各団体の
基準財政需要額を割り落とした、その額が調整額でございます。
もう一点、毎年発生するかということで、こちらは毎年発生しておりまして、この要因でございますが、全団体の
基準財政需要額は、地方財政計画、国が毎年立てる計画でございますが、その中で決定されていくものでございますが、それを端数なく全団体に配分するということは技術的に非常に困難なものでございますので、こういう法で調整するという規定がございますので、最終的に調整率で割り落とす。結果的には0.2~0.3%程度になるんですが、割り落とすことを前提に算定しておりますので、調整額は毎年発生しております。
45
◯ 池田委員長 大久保委員。
46
◯ 大久保委員 今の
説明はよくわかったんですけれども、調整額というのは
地方交付税の
財源不足が要因になるということでありますけれども、それでは、今の
説明だと、復活する場合もあれば復活しない場合もあると、要するにプラスもあれば
マイナスもあるということだと思うんですけれども、今回復活に至った経緯について伺いたいと思います。
47
◯ 池田委員長 財政課長。
48
◯ 清水財政課長 地方交付税でございますが、所得税や法人税など国税の一定割合が
財源というふうになっております。今回の景気拡大による税収の増は、国のほうも当初
予算である程度見積もってはおりますが、
平成29年度・
平成30年度が
予算よりも多く入ったことが理由に挙げられております。具体的に数値を申し上げますと、
平成29年度決算分で2,684億円、
平成30年度の
補正予算分で2,627億円、合計5,311億円が
地方交付税の出口ベースでの増額というふうになっております。今回、調整額の復活に要する
経費はこのうち396億円充てられております。あとは、災害が相次いだことで、特別
交付税が700億円ほど加算されておりまして、残りの4,215億円が
平成31年度分に
交付される、
繰り越しされるという状況でございます。
49
◯ 池田委員長 ほかに。村上委員。
50 ◯ 村上委員
補正予算書の15・16ページの国民健康保険
事業特別会計繰出金、それから、議案概要
説明書では1ページ・2ページに当たると思います。議案概要
説明書の2ページのほうがわかりやすいので、ここで伺いますけれども、国庫支出金民生費国庫負担金、それと、次の次に出てくる都支出金民生費都負担金がございますけれども、これは毎年あるものだというふうに思いますけれども、この
内容について少し詳しく御
説明をいただけたらというふうに思います。
51
◯ 池田委員長 保険年金課長。
52 ◯ 森保険年金課長 国民健康保険におきます保険料の軽減ということで、もともと国民健康保険制度としまして低所得者を抱える保険者を財政支援するということで、保険料軽減分と保険者支援分、その2つの制度を保険基盤安定制度としまして、市区町村において政令で定めるもので算定した額を一般会計から国保の特別会計に繰り入れなければならないとされている制度でございまして、今般保険者支援分としまして低所得者に対する軽減ということで、保険税均等割額の7割・5割・2割軽減を行っている部分につきまして、公費で補填するという制度の仕組みとなっているもので、今回補正額として計上させていただいたものでございます。
53
◯ 池田委員長 村上委員。
54 ◯ 村上委員 国として国保税の負担が重い方への
補助ということで、この
補助金があるということなんですけれども、
平成30年度
稲城市は保険税を改定したわけなんですけれども、その改定に当たってこの
補助をどのように加味されたのかという点について伺いたいというふうに思います。
55
◯ 池田委員長 保険年金課長。
56 ◯ 森保険年金課長
平成30年度の国民健康保険税の改定の際におきましても、シミュレーションを行う資料の中でも、保険税額に連動します国民健康保険基盤安定負担金も加味した資料を国民健康保険運営協議会に提出させていただいて、その中で御審議いただき、国民健康保険税が
平成30年度に決定となったものでございます。
57
◯ 池田委員長 村上委員。
58 ◯ 村上委員
稲城市の国民健康保険税の改定においては、この保険税の
補助の分も加味していただいて、なるべく影響が少ないように考えていただいたということは、前回も、そのときにも申し上げましたけれども、そのことを知っていただきたいのとともに、国民健康保険税そのものが応能負担というところでは非常に不公平感があるというふうに思っていまして、この
補助のラインにかからないところで非常に負担感が重い方がいらっしゃると思うんですね。例えばわずかにこの
補助の基準を上回る年金生活者であるとか、国民健康保険税は子供1人についてもかかりますから、子育て世代にも負担が重いとかいうことがあると思うんですけれども、一番身近な窓口のところでそういうことをよく職員の方が把握していらっしゃると思いますので、
自治体としてはこの使われ方と、非常に負担感というところでは市民の実情というのをよくつかんでいただいて、国への意見をまとめていただきたいという私の意見でございます。
59
◯ 池田委員長 意見ということで。
暫時休憩いたします。
午前9時58分 休憩
──────────────────────────────────────────
午前9時58分 開議
60
◯ 池田委員長 再開いたします。
ほかに。──ないですね。ほかに質疑・意見がありませんので、以上で質疑を終結いたします。
これより討論に入ります。討論のある方は挙手を願います。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
61
◯ 池田委員長 討論がありませんので、以上で討論を終結いたします。
これより第8
号議案 平成30年度
東京都
稲城市
一般会計補正予算(第4号)を採決いたします。本案は、原案のとおり決することに賛成の方の起立を求めます。
〔賛成者起立〕
62
◯ 池田委員長 起立全員であります。よって第8
号議案は原案のとおり可決されました。
暫時休憩いたします。
午前9時59分 休憩
──────────────────────────────────────────
午前10時1分 開議
63
◯ 池田委員長 休憩前に引き続き
委員会を開きます。
次に、第9
号議案 平成30年度
東京都
稲城市国民健康保険
事業特別会計
補正予算(第2号)を議題といたします。
本案については、
提案理由の
説明が本会議で行われておりますので、これより質疑に入ります。質疑・意見のある方は挙手をして、起立して発言を願います。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
64
◯ 池田委員長 質疑・意見がありませんので、以上で質疑を終結いたします。
これより討論に入ります。討論のある方は挙手を願います。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
65
◯ 池田委員長 討論がありませんので、以上で討論を終結いたします。
これより第9
号議案 平成30年度
東京都
稲城市国民健康保険
事業特別会計
補正予算(第2号)を採決いたします。本案は、原案のとおり決することに賛成の方の起立を求めます。
〔賛成者起立〕
66
◯ 池田委員長 起立全員であります。よって第9
号議案は原案のとおり可決されました。
暫時休憩いたします。
午前10時2分 休憩
──────────────────────────────────────────
午前10時2分 開議
67
◯ 池田委員長 休憩前に引き続き
委員会を開きます。
次に、第10
号議案 平成30年度
東京都
稲城市土地区画整理
事業特別会計
補正予算(第3号)を議題といたします。
本案については、
提案理由の
説明が本会議で行われておりますので、これより質疑に入ります。質疑・意見のある方は挙手をして、起立して発言を願います。
大久保委員。
68
◯ 大久保委員 それでは、
議案書の5ページから8ページ、議案概要
説明書は1・2ページ両方でございますが、今回の補正は土地区画整理
事業の施行状況に伴い、
事業の一部を繰り越すことによる補正と理解はしますが、国庫
補助金と都
補助金の計上の仕方に違いがあるようです。その理由について伺います。
69
◯ 池田委員長 区画整理課長。
70 ◯ 八木原区画整理課長 今回国庫
補助事業を次年度に繰り越す場合でございますが、国庫
補助金には
繰り越しの制度がございます。その手続をとらせていただいているところでございます。都
補助金につきましては、
繰り越しの制度がないため、歳入を見込めなくなりました都
補助金1,670万円を減額し、減額した
財源を補填するために一般会計繰入金を同額の1,670万円増額するという
予算計上をさせていただいているものでございます。
71
◯ 池田委員長 大久保委員。
72
◯ 大久保委員 確かに今の御
説明は、
議案書の5ページ・6ページを見ると、榎戸と矢野口の土地区画整理
事業の
補助金がプラス
マイナス、行って来いになっていると。これは国庫
補助金のほうだからですね。都の
補助金のほうは、今の御
説明どおり都支出金で補正額
マイナス1,670万円という分があって、一般会計繰入金のところで1,670万円と、これで行って来いになっているという
説明だというふうに理解をいたしました。
それでは、
平成30年度の都
補助金1,670万円、これで
平成30年度のほうの
予算については全て決着がつくわけでございますが、国庫
補助金のような
繰り越し制度がないということで、本当に
平成31年度ちゃんと都
補助金としていただけるのかどうかというところですね。減額された1,670万円分が
平成31年度にきちんと補填をされるのかどうか、そのあたりを伺いたいと思います。
73
◯ 池田委員長 区画整理課長。
74 ◯ 八木原区画整理課長
平成30年度に減額された都
補助金につきましては、
平成31年度に改めて同額を
補助申請いたしまして、
平成31年度分の都
補助金として
交付されることとなっております。
75
◯ 池田委員長 大久保委員。
76
◯ 大久保委員 みんなわかっているように、土地区画整理
事業というのは本当に大切なそれぞれの私有財産、地権者の方々、また、会社等の財産を整備させていただく、土地を使わせていただいて保留地を生み出したりとか、道路とか公園とかをつくっていくという
事業で、市単独の
事業ではないわけですよね。そういう本当に大切な土地を預かって、整備させていただくという
事業なものですから、本来は計画どおりに進めばいいんですけれども、当然地権者の方々のお考えがございますので、おくれるところもあれば少し進めることができるところもありますけれども、とにかく地権者の方々の気持ちに沿ってこれからも土地区画整理
事業をしっかりと進めていただいて、こういうふうに
財源の入り繰りについてもさまざまあったときに、それがどういうふうに影響が出るのか、また、逆に影響がないのかとか、そういうことも現場できちんと
説明をしていただいて、安心をしていただけるような運営に努めていただきたいと思います。
以上、意見でございます。
77
◯ 池田委員長 ほかに。
坂田委員。
78
◯ 坂田委員 議案書の9ページ・10ページの榎戸地区の
事業費について伺います。榎戸土地区画整理
事業は、
事業が始まってから30年が経過しようとしており、地域の皆様からは一日も早い
事業の完了が望まれております。今回の補正で榎戸地区
事業費を4,020万円増額し、
事業推進を図ることは評価をいたします。そこで、榎戸地区の補正の具体的な
内容についてお伺いいたします。
79
◯ 池田委員長 区画整理課長。
80 ◯ 八木原区画整理課長 榎戸地区におきましては、
平成31年度に予定しておりました建物移転について、建物所有者からの早期移転の要望を受けたことから、
事業進捗を図ることを目的といたしまして、2棟の建物移転を前倒しで行うものでございます。なお、この2棟の移転につきましては、
平成30
年度内に移転が完了しないことから、繰越明許とさせていただくものでございます。
81
◯ 池田委員長 坂田委員。
82
◯ 坂田委員 2棟前倒しで移転するということなんですけれども、前倒しで実施することになった理由についてもう少し詳しく教えていただければと思います。
83
◯ 池田委員長 区画整理課長。
84 ◯ 八木原区画整理課長 前倒しとなった理由でございますが、まず、1棟につきましては、換地先に建物を建築してから引っ越しをする、いわゆる直接移転という移転方法の対象となっております。既に換地先の整地が完了していることから、早期に換地先での建物の建築に着手をしたいという建物所有者からの要望がございましたので、前倒しで移転するということにいたしました。
また、もう一棟につきましては、榎戸地区での換地変更案の
説明を個別に行っている中で、建物所有者の方から今現在空き家となっているので早期に建物の取り壊しをしたいという要望がございました。その要望に応えまして、前倒しで実施するということになったものでございます。
85
◯ 池田委員長 坂田委員。
86
◯ 坂田委員 引き続き特定
財源の確保に努めていただきまして、榎戸地区の土地区画整理
事業が早く終わるように期待をしたいと思います。これは意見で結構です。
87
◯ 池田委員長 ほかに。──ほかに質疑・意見がありませんので、以上で質疑を終結いたします。
これより討論に入ります。討論のある方は挙手を願います。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
88
◯ 池田委員長 討論がありませんので、以上で討論を終結いたします。
これより第10
号議案 平成30年度
東京都
稲城市土地区画整理
事業特別会計
補正予算(第3号)を採決いたします。本案は、原案のとおり決することに賛成の方の起立を求めます。
〔賛成者起立〕
89
◯ 池田委員長 起立全員であります。よって第10
号議案は原案のとおり可決されました。
次に、第11
号議案 平成30年度
東京都
稲城市下水道
事業特別会計
補正予算(第2号)を議題といたします。
本案については、
提案理由の
説明が本会議で行われておりますので、これより質疑に入ります。質疑・意見のある方は挙手をして、起立して発言を願います。尾沢委員。
90 ◯ 尾沢委員 それでは、
補正予算書の8ページの流域下水道維持管理負担金について伺います。1,056万4,000円というふうに計上されておりますが、このたびの
補正予算は流域下水道処理水量がふえたことによる維持管理負担金の増額補正だというふうに認識しておりますが、当初の見込みよりも処理水量がふえた原因について伺いたいと思います。
91
◯ 池田委員長 下水道課長。
92 ◯ 石川下水道課長 流域下水道処理水量につきましては、公共下水道
事業による下水道使用料金算定のもととなる実質汚水量と雨天時浸入水など不明水量を足し合わせた水量でございます。御質問の流域下水道処理水量がふえた主な原因につきましては、都市基盤整備による汚水処理人口の増による実質汚水量の増加と、降水量に影響を受ける不明水量の増加によるものでございます。
93
◯ 池田委員長 尾沢委員。
94 ◯ 尾沢委員 今のお答えのとおり、雨天時の浸入水なども含んで降水量に影響を受ける不明水量が増加したということでございますが、不明水量の算出について伺いたいと思います。
95
◯ 池田委員長 下水道課長。
96 ◯ 石川下水道課長 不明水量の算定につきましては、南多摩水再生センターでの全体の処理水量から、
稲城市を含みます南多摩処理区の5市の実質汚水量の合計を引いた水量が全体の不明水量となります。この全体の不明水量に対し各市の実質汚水量の割合を乗じた量が、各市の不明水量となってまいります。
97
◯ 池田委員長 尾沢委員。
98 ◯ 尾沢委員 じゃあ、最後にもう一つ確認ですが、昨今の気象状況を鑑みますと、雨量の増加ということを危惧するわけでございますが、不明水に対しての対策について伺って終わりたいと思います。
99
◯ 池田委員長 下水道課長。
100 ◯ 石川下水道課長
東京都流域下水道本部では、南多摩水再生センター処理区の不明水対策としましては、不明水量が多いとされております乞田幹線及び大栗幹線の流域において、
平成27年度から
平成29年度までの3カ年において、不明水のスクリーニング調査を実施し、不明水が多いエリアを絞り込んできております。この調査結果をもとに、関係する市に対し不明水詳細調査及び不明水対策
工事等を実施するよう依頼をしております。また、流域下水道本部では、老朽化している乞田幹線につきまして、再構築
工事を進めていると伺っております。
なお、
稲城市の公共下水道が接続する
稲城幹線からの不明水量は、乞田及び大栗幹線に比べ少なく、現在のところ不明水のスクリーニング調査を実施する予定はないとのことでございます。
101
◯ 池田委員長 ほかに。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
102
◯ 池田委員長 質疑・意見がありませんので、以上で質疑を終結いたします。
これより討論に入ります。討論のある方は挙手を願います。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
103
◯ 池田委員長 討論がありませんので、以上で討論を終結いたします。
これより第11
号議案 平成30年度
東京都
稲城市下水道
事業特別会計
補正予算(第2号)を採決いたします。本案は、原案のとおり決することに賛成の方の起立を求めます。
〔賛成者起立〕
104
◯ 池田委員長 起立全員であります。よって第11
号議案は原案のとおり可決されました。
以上で本
委員会に付託されました事件の審査は全部終了いたしました。
お諮りいたします。ただいま議決いたしました事件の
委員会報告書の作成等につきましては、委員長に御一任願いたいと思います。これに御異議ありませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
105
◯ 池田委員長 御異議なしと認め、そのように決定いたしました。
以上で
補正予算特別委員会を散会いたします。
午前10時15分 散会
以上のとおり会議の次第を記録し、これを証す
るため署名する。
補正予算特別委員会委員長 池田 英司
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