多摩市議会 2024-06-26
2024年06月26日 令和6年第2回定例会(第7日) 本文
2024年06月26日 : 令和6年第2回定例会(第7日) 本文
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◯議長(三階道雄君) ただいまの出席議員は24名であります。定足数に達しておりますので、これより本日の会議を開きます。
────────────────────
◯議長(三階道雄君) 本日の議事日程はあらかじめお手元に配付したとおりであります。
議事に先立ちまして、私から一言申し上げます。
皆様既にご承知のことですが、
南多摩選挙区選出の
東京都議会議員石川良一氏が去る6月16日にご逝去されました。ここに謹んで故人のご冥福をお祈り申し上げますとともに、当市議会を代表して心から哀悼の意を表したいと思います。
それでは議事に入ります。
日程第1、諸報告を議長よりいたします。
あらかじめお手元に配付したとおりでありますので、ご了承願います。
────────────────────
◯議長(三階道雄君) 日程第2、第60
号議案令和6年度多摩市
一般会計補正予算(第3号)を議題といたします。
提出者から提案理由の説明を求めます。阿部市長。
(
市長阿部裕行君登壇)
◯市長(阿部裕行君) ただいま議題となっております第60号議案について提案の理由を申し上げます。
本補正予算は、都補助金を活用した
熱中症対策等早急に対応が必要なものについて編成しました。
その結果、
歳入歳出予算をそれぞれ1,323万1,000円増額し、予算総額を642億2,937万3,000円としました。
まず、歳入の主な内容についてです。
都支出金は323万1,000円増額し、96億679万9,000円としました。
衛生費都補助金では、
熱中症対策の充実に向けた
普及啓発等の取り組みに係る補助金の増額を計上しました。
教育費都補助金では、
会計年度任用職員である副校長補佐の追加配置に係る補助金の増額を計上しています。
繰入金は1,000万円増額し、24億908万5,000円としました。
本補正予算の財源対策として
財政調整基金の取り崩しを増額しました。
次に、歳出の主な内容についてです。
総務費は246万9,000円増額し、73億974万6,000円としました。
人事管理費において、屋外や高温多湿の場所など
熱中症リスクの高い状況下で作業を行う職員を対象とした空調服の貸与に係る費用を計上しました。
衛生費は201万6,000円増額し、46億9,376万8,000円としました。
環境保全費では、
熱中症特別警戒アラート発令時に公共施設に掲げる掲示物を作成するための費用を計上しました。
塵芥処理費では、屋外や
高温環境下で作業し、
熱中症警戒アラート等の発表時においても業務休止や作業時間の変更が困難な委託業務に従事する方への
熱中症対策として、
一般廃棄物収集運搬業務及び
資源物等中間処理業務の
委託事業者に
空調服等の
熱中症対策用品を配布するための費用を計上しました。
なお、同じく
委託事業者向けの
熱中症対策として、教育費の
教育指導費及び
学校給食費において、
通学路安全整理業務、
学校給食配膳業務及び
学校給食調理業務の
委託事業者に空調服を配布するための費用を計上しています。
教育費は761万8,000円増額し、82億3,635万9,000円としました。
教育指導費において、都の事業決定を受け、昇任2年目までの副校長の負担軽減を図るため、副校長補佐として
会計年度任用職員1名を追加採用し、対象校に配置するための費用を計上しました。
以上が
歳入歳出予算の主な内容です。
よろしくご審議の上、ご承認を賜りますようお願い申し上げます。
◯議長(三階道雄君) これをもって提案理由の説明を終わります。
お諮りいたします。
本案については、会議規則第36条第3項の規定により委員会の付託を省略いたしたいと思います。
これにご異議ありませんか。
(「異議なし」と呼ぶ者あり)
◯議長(三階道雄君) ご異議なしと認めます。
よって、委員会の付託を省略することに決しました。
議会運営委員会の決定により、第60号議案における
一般会計補正予算審議の質疑は歳入後の歳出は款別に区切って進めます。
これより、歳入についての質疑に入ります。
質疑はありませんか。大くま議員。
◯13番(大くま真一君) それでは、予算書の5ページ、区市町村との連携による
地域環境力活性化補助金についてお伺いしたいと思います。
ただいまこの補助金を活用して
熱中症対策を進める、また掲示などを行うという説明がありましたが、この補助金の概要と、また、これが新設のものなのかどうか、これまでどういった扱いだったのかということをお聞きしたいと思います。
◯議長(三階道雄君)
市ノ瀬地球温暖化対策担当課長。
(
地球温暖化対策担当課長市ノ瀬聡君登壇)
◯地球温暖化対策担当課長(市ノ瀬聡君) 補助の概要というところでございます。本補助は、市町村との連携による
環境政策加速化事業という、東京都と区市町村が連携し、環境政策を実施する場合に交付される環境部門の事業で、環境部門の計画策定、
エネルギー推進、
外来種対策、
廃棄物対策等、幅広く環境政策を補助する事業という形になっております。
本市でも毎年この事業を活用しており、今年度も当初予算で活用の予算の計上をしておりました。
本事業について4月当初に説明会が行われたのですが、その後、東京都から新たに
熱中症対策として屋外の高温下で作業する
熱中症警戒アラート発令時でも業務休止が難しい委託事業で
エッセンシャルワーカーの
空調服等の購入する費用について新たに補助対象になるという通知が5月28日に出されたことから、今回そこの部分に関して追加の補正をさせていただきました。
◯13番(大くま真一君) これまであって、活用もしてきた補助金だけれども、4月の説明会の中で
エッセンシャルワーカーへの空調服などの貸与が対象になりますという説明があったということで、今回それを活用していこうということを理解しました。当初予算で載せるということもあり得たのかなということでお聞きしたかったのです。
今まで実績のある補助金だということならば、例えば次年度以降買い換えや更新などが想定もされるのですが、そうしたことも見込めるような見通しはあるのかどうかということをお聞きしておきたいと思います。
◯地球温暖化対策担当課長(市ノ瀬聡君) 4月当初では、こちらの
空調服等の補助に関しては対象になるかならないかというと、対象にならないような説明があったのですが、5月28日に東京都からの文書でこちらのほうが対象になるという通知が来たので今回の追加補正をさせていただいたという内容でございます。
今東京都のほうに、こちらのどういうものが補助対象になるのか、どういう事業が対象になるのかということも聞いているところでございますが、まず東京都としては、今年度から
熱中症特別警戒アラートというシステムが新しく始まるということで、まず実証的にどういうものが効果があるかというところも含めて今回の対象品目の追加を検証させていただきたいというご返事がありました。
こちらの補助事業に対して実施したものに対しては
アンケート等をとって、どういうものに効果があったのかということも東京都のほうでまとめるというお話を聞いておりますので、その結果を受けて次年度以降の対応が決まると考えております。
◯13番(大くま真一君) 失礼しました。当初予算のときにはなかったけれども、5月28日の通知で追加をされたということで、最短でこの6月議会で対応しようというところは非常にいいことだと思います。
今回、
アンケートなどによって今後の運用を考えていくということなので、これは非常に命に関わる問題ですので、本当に近年の暑さ異常の中できちんと対応を求めていく、こちらとしてもきちんとその結果をお返ししていくということを丁寧にやっていただきたいということを申し上げて終わります。
◯議長(三階道雄君) ほかに歳入についての質疑はありませんか。──質疑なしと認めます。
これをもって歳入についての質疑を終了いたします。
これより歳出についての質疑に入ります。
まず、総務費についての質疑に入ります。
質疑はありませんか。──質疑なしと認めます。
これをもって総務費についての質疑を終了いたします。
次に、衛生費の質疑に入ります。
質疑はありませんか。しらた議員。
◯11番(しらた満君) 先ほどのご説明で衛生費のところで、「同じく
委託事業者向けの
熱中症対策として、教育費の
教育指導費及び
学校給食費において」、
通学安全整理業務と
学校給食配膳業務に空調服を配布するということですが、これは衛生費で、給食費、教育費とは違うのですよね。そこをお聞きします。
◯議長(三階道雄君)
赤松財政課長。
(
財政課長赤松勝也君登壇)
◯財政課長(赤松勝也君) 先ほど議員がおっしゃっていた
学校給食や配膳員さんなどの空調服の関係ですけれども、こちらは予算としては教育費のほうで予算を計上しているという形でございます。
今回、衛生費のほうで予算の計上をさせていただいているのは
熱中症対策のタペストリーの関係などの予算を今回、計上させていただいているということでございます。
◯11番(しらた満君) 先ほどの文面を見ますと「教育費は761万8,000円増額し」というところに入るということですか。でしたらその下にご説明がなかったらおかしいのではないですか。
まずこれは「衛生費は201万6,000円増額し」というところの説明に来て、今度「教育費は」となっていますね。
「なお」と、でも普通、お金の計算でしていくといったら、「なお」のところはこれは教育費ですよということに入るわけですね。でしたら教育費に入れるべきではないかと思うのですけれども、「なお」というところは衛生費の段落ですよね。ご説明をお願いします。
◯議長(三階道雄君)
鈴木企画政策部長。
(
企画政策部長鈴木誠君登壇)
◯企画政策部長(鈴木誠君) 紛らわしい表現で大変恐縮でございますが、逆に私どものほうは、今回空調服の購入というところが大きかったので、わかりやすいようにという意味で衛生費のところに「なお、教育費では」という書き方をさせていただいたと。金額的に教育費のほうの予算には空調服の購入費も入ってございますので、すみません。わかりにくいような表現で誤解を招くところがあろうかと思いますが、そのように逆に空調服ということでまとめてわかりやすくという意味で
提案理由口述書はつくらせていただきました。
◯11番(しらた満君) 衛生費というところでは空調のことはどこにもこの予算には載っていないと思います。
給食費のほうには載っているということなのですね。
◯企画政策部長(鈴木誠君) 衛生費のほうで空調服の部分につきましては消耗品で購入させていただきますので、予算書上は消耗品で計上させていただいています。
◯11番(しらた満君) こういう書き方をしたということで、わかりました。この空調服は、衛生上の問題はないのでしょうか。給食のところは
大変衛生管理が難しいということでエアコンも取り付けにくいということでございました。その辺はどのように衛生管理をしているのでしょうか。
◯議長(三階道雄君)
赤松財政課長。
(
財政課長赤松勝也君登壇)
◯財政課長(赤松勝也君)
学校給食の調理員さんが使う空調服につきましては、食品衛生など、その辺の基準がかなりシビアな部分がございますので、他市、例えば埼玉県の坂戸市なども
給食調理員さんが着用する空調服についても、やはりきちんと食品衛生の基準を満たした形の空調服でございますので、その基準の形に準じたもので、今回、
給食センターの調理員さんの空調服についても、そちらのレベル感のものを今回購入する予定でございます。
◯議長(三階道雄君)
鈴木企画政策部長。
(
企画政策部長鈴木誠君登壇)
◯企画政策部長(鈴木誠君) 衛生管理の観点の部分で、今回、給食の調理員さんだけではなく給食の配膳員さんにもお配りする予定でございます。
先ほど購入するものの衛生基準は財政課長からご説明申し上げたとおりでございますが、今回それに加えて、やはり衛生状態を保つというところでは2着購入させていただいて、1着は必ず洗濯をして交互に使っていただくということで衛生状態をきちんと保つ環境をつくるということで、
給食調理員と
給食配膳員につきましては2着ずつ配布させていただく予定でおります。
◯11番(しらた満君) 大変暑い場所で、この夏もどうやって乗り越えるかということを私もご意見をいろいろ聞いていますので、ぜひとも働きやすい環境にしていただきたくお願いいたします。終わります。
◯議長(三階道雄君) ほかに衛生費についての質疑はありませんか。岩崎議員。
◯19番(
岩崎みなこ君) 今回、
熱中症対策で職員さんなどに配られる洋服以外に
熱中症対策で水分や飴なども必要だという声をお聞きしたことがあるのですけれども、そういうものは自分で買わなければいけない状況に今はなっているとお聞きしているのですが、そういうところも今後対策としては入っていってほしいと思います。そこをお聞きしたいと思います。
◯議長(三階道雄君)
市ノ瀬地球温暖化対策担当課長。
(
地球温暖化対策担当課長市ノ瀬聡君登壇)
◯地球温暖化対策担当課長(市ノ瀬聡君) ご質問のとおり、今回の補正では
水分補給等のところに関しては対応できていないという状況でございます。
ただ、施設では水分の補給等に関しては十分注意をしながら作業をするという形で進めていただいておりますし、その上での今後の対応というところに関しては今後も検討していきたいと思っております。
熱中症対策に関しては、水分と塩分を補給することが非常に重要であるというところは私どものほうも十分存じ上げていますので、その辺も含めてまた検討を進めていきたいと思っております。
◯議長(三階道雄君) ほかに衛生費についての質疑はありませんか。──質疑なしと認めます。
これをもって衛生費についての質疑を終了いたします。
次に、教育費についての質疑に入ります。
質疑はありませんか。大くま議員。
◯13番(大くま真一君) 13ページの
学校給食センターの運営費について、先ほど少しお話も出ているのですが、
空調服等の配布ということですが、
学校給食の調理現場や配膳の過酷な環境というのは、これまで議場でも話題になってきました。今回の補助で用意する空調服ですが、先ほど2枚洗い替えも含めてということでしたが、全員に行き渡るようなことになるのか、例えば何年度かで調達をするということになるのか、その点をまず確認したいと思います。
◯議長(三階道雄君)
佐藤学校給食センター長。
(
学校給食センター長佐藤彰宏君登壇)
◯学校給食センター長(
佐藤彰宏君) 調理員・配膳員の皆様方におかれましては、配置と人数は委託先のほうから情報をいただいておりますので、人数分を予算要求させていただいております。
◯13番(大くま真一君) 人数分の調達ということですが、とりわけ調理業務などはかなり高温で多湿な場所で作業されておりまして、空調服というと外部電源を利用して服についたファンを回して体温を下げていくというような構造ですが、そういった環境でも耐え得るのかとか、また故障した際の代替品の調達などについては、今どのようにお考えなのかお聞きしたいと思います。
◯学校給食センター長(
佐藤彰宏君) まず予算を認めていただいた後、ご承認いただいた後、こちらを購入して、まず着ていただくということが前提になってきますが、その中で不具合とか、交換しなければいけないとか、そうしたことが起きましたら、そこで検討させていただくことになると思いますので、今の段階でどうかというのはお答えがしにくいところでございます。
◯13番(大くま真一君) これからだということなので、まずは着ていただくと、それも理解するのですが、不具合などで結局稼働できないというようなことになっては困りますので、そうしたところもきちんと注目をしながら取り組んでほしいということを申し上げておきます。
配膳室や調理室の環境については、市民の皆さんからも本当にそこで働く皆さんのことを心配する声が私たちのところにも寄せられていますが、それとともに、それだけ暑い環境、とりわけ配膳室など暑い環境の中で、配膳室に置かれた食品自体も大丈夫なのかというような心配の声も伺っております。その点についても確認をして、ここの部分では質疑を終えたいと思います。
◯学校給食センター長(
佐藤彰宏君) 食品が傷む大きな条件として、微生物が増殖する、活発になるような温度というのが大体30度前後と伺っております。30度前後の暖かい温度が長い時間続く場合が、そういった食品が傷むということになります。
給食センターではおおむね10時頃には調理が終わって、そこから10時50分頃から盛り付けられた食缶を温かいうちに各学校へ配送いたします。各学校の配膳室には大体11時5分から35分くらいの間に到着して、配膳員さんが教室ごとに食缶・食器等をワゴンに乗せて各教室へお届けいたします。
配膳員の方は短時間で集中して手際よく各教室に配膳をお手伝いしておりますので、食べ物が傷まない時間内に
子どもたちは毎日給食を食べていると、そのように認識しております。
◯議長(三階道雄君) ほかに教育費についての質疑はありませんか。折戸議員。
◯9番(
折戸小夜子君) 同じところでお伺いいたします。
まず、
学校給食の配膳員の方に空調服を配布するという予算ですが、それは1つの一歩かなと思うのですが、もっとほかの方の用途の服と配膳員さんの着る空調服というのは全く同じ質なのかどうか伺います。
◯議長(三階道雄君)
佐藤学校給食センター長。
(
学校給食センター長佐藤彰宏君登壇)
◯学校給食センター長(
佐藤彰宏君) 今回、配膳員というお言葉が出ましたけれども、配膳室にお勤めになる配膳員さんと
給食センター、調理場で働かれる
給食調理員さんに対して、同じ空調服を調達するということで予算要求させていただいております。
◯9番(
折戸小夜子君) それはわかるのですけれども、例えばほかの業務の中で、先ほど衛生費の
熱中症対策の中で配る空調服なども含めて、それも同じなのかということ。要するに空調服の材質・性能は同じものなのでしょうかということをお聞きしているわけです。
◯学校給食センター長(
佐藤彰宏君) 配膳員さんと調理員さんについては、屋内の作業になりますので、同じ長袖の白衣を来ていただくということで、同じ材質で同じものをそろえております。
外の作業というのは、私どものところでは外の作業に対しては空調服の対象にはしていませんので、あくまでも建物の中の高温・高湿のところでの対応ということでやっております。
◯9番(
折戸小夜子君) わかりました。
センター長がおっしゃるのは自分の配膳室と調理室ということはわかったのですが、ほかの工事現場などいろいろなところがあります。その空調服と
学校給食のつくるところの人たちに対する空調服は同じ材質で機能も同じなのですかということをお聞きしたわけです。
◯議長(三階道雄君)
赤松財政課長。
(
財政課長赤松勝也君登壇)
◯財政課長(赤松勝也君) 空調服の機能の部分のお尋ねかと思いますが、まず
学校給食の関係のところは先ほど
センター長のほうからご説明がありましたが、やはりそこは食品衛生の関係で、かなり基準に適合しているものということで、ある程度そちらに合致したものという形での空調服を導入しておりますが、それ以外の、例えば屋外で作業される方の空調服については一般的な、例えば
屋外作業用の空調服、そこまで給食みたいにある程度基準が厳しいものではなくて一般的な
屋外作業用の空調服という形で、今回そちらのほうを購入してございます。
ですので、そこは切り分けてという形でございます。
◯9番(
折戸小夜子君) そうしますと、一般的に使う空調服と配膳員さんの空調服は単価的にはどう違うのかということを1つお聞きしたいのと、もう1つ、今盛んにほかの議員の方もおっしゃっていましたけれども、やはり食品を扱っているところで、例え配膳室には少ない時間で、あるいは調理をするところは時間をかけずに具体的にきれいにきちんと衛生的にやるということなのですが、もしかして考えるならば、そういう空調服に、今よくありますね。空気清浄機のある扇風機もありますね。そうした機能がある服があるのではないかと。ただ風だけを全身に送って、「気持ちがいい、涼しくなって少し作業が楽だな」というのではなくて、それを通してその空気清浄機も兼ねているとなると、少しはもっと働く人の環境と同時に全体の質の環境が保たれるのではないかと思うのですけれども、そういう部分においての研究などをされたのか、あるいはそういうものが今はないのか、あるのかについて伺いたいと思います。2つについてお答えいただきたいと思います。
◯議長(三階道雄君) 森合人事課長。
(人事課長森合正人君登壇)
◯人事課長(森合正人君) 補足でお答えさせていただきます。まず空調服の調理業務系のところに貸与するものの服とそのほかの作業する方の空調服の違いということでは、屋外で作業する職員に貸与する空調服についてはベストです。なるべく涼しいということではベスト型の空調服を貸与することになろうかと思います。
調理系の業務については、直接雇用している職員ということの中では、保育園の給食調理の職員には人事課で購入したものを今回総務費のほうで計上させていただいておりますけれども、貸与していくということで、長袖タイプです。長袖タイプの完全密封されているような服を貸与させていただくということを考えてございます。そこが大きな違いだと思ってございます。
◯議長(三階道雄君)
佐藤学校給食センター長。
(
学校給食センター長佐藤彰宏君登壇)
◯学校給食センター長(
佐藤彰宏君) 先ほど議員さんから空気清浄の機能がついたものということで、先ほど財政課長からもお話がありましたけれども、埼玉県の坂戸市というところで使用の事例がありまして、坂戸市は自校方式で小・中学校全校が民間調理業者8社に委託して給食を提供しております。その委託業者の中に私どものところで委託をさせていただいている業者が入っておりまして、そこからの情報提供を受けました。
その空調服によれば、そこまで、空気清浄のところまではない機能ではありますが、坂戸市の事例があるので、こちらのほうでも使えるのではないかということでご提案をいただいている次第でございますので、今回このような形で予算要求をさせていただいた経緯でございます。
◯議長(三階道雄君)
赤松財政課長。
(
財政課長赤松勝也君登壇)
◯財政課長(赤松勝也君) 空調服の単価の違いというところでございますが、先ほど
学校給食の調理員の関係の部分の空調服につきましては、金額的には
給食調理員のほうの空調服のほうが単価が高いということです。
◯9番(
折戸小夜子君) 6月もまだ非常に夏に入る前に蒸し暑くて熱中症にかかる方が日常の生活の中でも多いわけですが、まして暑いところで仕事をする方に対しての体調管理においては万全を尽くすことが必要だろうと思っています。
そういう点で、ある面では
熱中症対策の補正ということに対しては賛成でございますが、本来ならば
学校給食の配膳室や調理室等も万全なやはりクーラーをつけていくという方向がいいと思いますけれども、今回こういう空調服を
学校給食の関係の中でやるとしたら、もう少しいろいろな具合を見て、また新しいもっと良い環境ができるような空調服があるとしたら、ぜひ早めに変えていただけるようにお願いをして終わります。
◯議長(三階道雄君) ほかに教育費についての質疑はありませんか。──質疑なしと認めます。
これをもって教育費についての質疑を終了いたします。
次に、予備費についての質疑に入ります。
質疑はありませんか。──質疑なしと認めます。
これをもって予備費についての質疑を終了いたします。
これをもって本案に対する質疑を終了いたします。
これより第60号議案に対する討論に入ります。
討論はありませんか。──討論なしと認めます。
これをもって討論を終了いたします。
これより、第60
号議案令和6年度多摩市
一般会計補正予算(第3号)を挙手により採決いたします。
本案は原案のとおり決することに賛成の諸君の挙手を求めます。
(挙手全員)
◯議長(三階道雄君) 挙手全員であります。
よって本案は原案のとおり可決されました。
────────────────────
◯議長(三階道雄君) 日程第3、第63
号議案令和6年度多摩市
一般会計補正予算(第4号)を議題といたします。
提出者から提案理由の説明を求めます。阿部市長。
(
市長阿部裕行君登壇)
◯市長(阿部裕行君) ただいま議題となっております第63号議案について提案の理由を申し上げます。
本補正予算は、急遽実施することとなった令和6年7月7日投開票の東京都議会議員補欠選挙に対応するものについて編成しました。
その結果、
歳入歳出予算をそれぞれ1,110万5,000円増額し、予算総額を642億4,047万8,000円としました。
まず、歳入の内容についてです。
本補正予算の財源として、都支出金を1,110万5,000円増額し、96億1,790万4,000円としました。
次に、歳出の内容についてです。
総務費は165万1,000円増額し、73億1,139万7,000円としました。東京都議会議員選挙費において、補欠選挙の実施に係る経費を計上しました。
予備費は945万4,000円増額し、7,892万9,000円としました。本補正予算に先立ち、予備費の充当により対応した一部の経費について、予備費を増額し、積み戻します。
以上が
歳入歳出予算の主な内容です。
よろしくご審議の上、ご承認を賜りますようお願い申し上げます。
◯議長(三階道雄君) これをもって提案理由の説明を終わります。
お諮りいたします。
本案については、会議規則第36条第3項の規定により委員会の付託を省略いたしたいと思います。
これにご異議ありませんか。
(「異議なし」と呼ぶ者あり)
◯議長(三階道雄君) ご異議なしと認めます。
よって委員会の付託を省略することに決しました。
本案については、歳入歳出の質疑を一括で行います。
これより質疑に入ります。
質疑はありませんか。折戸議員。
◯9番(
折戸小夜子君) まず今回、急遽私たちの都議会議員の補欠選挙が行われることになりました。その件に関して、選挙管理委員会の職員の皆様は本当に大変な作業がかかって非常にご苦労されている、今後またもっとご苦労があるかなということに対しては、体に気をつけて頑張っていただきたいと1つ思います。その点はよろしくお願いします。
それで1つ思いますのは、掲示板ですが、そこの市役所のあるところの掲示板の都知事選挙のポスターも非常にこんなものでいいのかというくらいの表示がされておりますのが1つと、それからもう1つ、補欠選挙の中で6番が付け足してありますね。付け足した形で補欠選挙ということになるのですが、市民から見ると「あれは何なのよ。何であんなことになったの」と、補欠選挙があることすらわからないものですから、そういう疑問が多く来ます。「何なのあれは。まだ足りないからあそこに都知事選挙の人たちの候補者が張るの。」というようなことが電話等もかかってきて私の耳に入るわけですが、そういう点においてああいう形式にしたのはどういう理由なのか。あるいはもっとわかりやすくすべきではなかったかと私自身は思うのです。
都知事選挙と、都議会議員補欠選挙の看板のあり方というのはやはりきちんと違うものでわかりやすくするのが当然ではないかと思うのです。わかりやすく、お金をかけないでもっとわかるようにして、要するに少しはみ出せばいいだけではないですか。別のほうにすればいいわけで、考え方は、市民がわかるようにすることがやはり投票率も上がることになると思うのです。わからないままやるということは、やはり1つの工夫をして、投票率上げていこうという工夫を出していくことに私はつながると思うのですけれども、そういう点でのいきさつ、どういう理由だったのか、またその件についてどう思っているのかについて伺いたいと思います。
◯議長(三階道雄君) 高階選挙管理委員会事務局長。
(選挙管理委員会事務局長高階靖哲君登壇)
◯選挙管理委員会事務局長(高階靖哲君) 今回の都議会議員補欠選挙ですが、6月19日に東京都のほうから通知がありまして正式に執行するというのが決まった状況でございます。私どもも急遽掲示板に6面の追加設置、調整をさせていただきまして、既存の48面分のポスター掲示がございますけれども、新たに独立して設置ということになりますと支柱を2本立てて6面のポスターを掲示する必要がありますので、日数ということと、経費についても通常よりも発生してしまうということで、既存のものに片面を固定して、新たに支柱1本を追加して掲示させていただくということで今回対応させていただいたものでございます。
市民への周知につきましても、6月13日号の選挙特集号でお知らせしてございますが、都議会議員補欠選挙の実施につきましても、6月25日号、臨時号で急遽発出させていただき、昨日から配布を開始させていただいているところでございます。
◯9番(
折戸小夜子君) 広報で知らせているから大丈夫だということなのですが、もう1つ伺いたいのですが、経費だけだと。経費を少し安くするために継ぎ足さざるを得なかったということなのですが、それは東京都の選挙管理委員会から「それでいいよ」とか、「そうしなさい」とかいうような指示でやっているのでしょうか。それとも多摩市の選挙管理委員会が経費節減でそういうことをやろうということになったのか。その理由について伺いたいと思います。
◯選挙管理委員会事務局長(高階靖哲君) 説明が不十分で申しわけございません。
経費の削減という面もございますが、まず第1に、6月28日告示日になりますので、6月27日、その前日までにポスター掲示を設置させていただく必要がございます。
ですので、先ほど申し上げたような既存のものに追加で設置をする形というものと独立して設置をする形、2つの方法がございましたが、独立して設置する場合については資材の用意や、当然工期も発生いたしますので、6月28日までに設置完了させることが難しいということで、今の形を採用させていただいたところでございます。
◯9番(
折戸小夜子君) 確認させていただきますが、それは東京都選挙管理委員会の意向ではなくて市の選挙管理委員会で考えたということですね。もう1度そこのところだけ明確にしていただきたいと思います。
◯選挙管理委員会事務局長(高階靖哲君) 東京都選挙管理委員会の指示というわけではありませんで、ポスター掲示につきましては各自治体の設置の立地条件などもございますので、各市の判断で対応させていただいたものでございます。
◯9番(
折戸小夜子君) 今回は都議会議員の補欠選挙というのは、私がずっと議員をやっていて初めてかなと思うくらいな、亡くなられた方に対しては本当に敬意を表したいと思うのですが、こういう事態になったときに急遽対応というのはなかなか、仕事量も多くなるし、何らかのそういうあり方に対する公職選挙法のあり方についても少し一番課題を抱えてしまった市選挙管理委員会の状況も踏まえて、やはり東京都選挙管理委員会や公職選挙法の改正等も含めて何らかの知恵を出していっていただきたい。
そうしないと、やはりどたばたの感があって、市民の方もその掲示を見て仕方なかったんだよということではなくて、やはりきちんと市民もわかって、どの方に自分たちが投票するべきかということがきちんと掲示によってもわかるということが、私は選挙をする上での選ぶ側にとっての大切な情報だと思いますので、そういうことを強く申し上げておきたいと思います。
◯議長(三階道雄君) ほかに質疑はありませんか。──質疑なしと認めます。
これをもって質疑を終了いたします。
これより第63号議案に対する討論に入ります。
討論はありませんか。──討論なしと認めます。
これをもって討論を終了いたします。
これより、第63
号議案令和6年度多摩市
一般会計補正予算(第4号)を挙手により採決いたします。
本案は原案のとおり決することに賛成の諸君の挙手を求めます。
(挙手全員)
◯議長(三階道雄君) 挙手全員であります。
よって本案は原案のとおり可決されました。
────────────────────
◯議長(三階道雄君) 日程第4、第61号議案多摩市立温水プール入退場システム機器一式購入契約の締結についてを議題といたします。
提出者から提案理由の説明を求めます。阿部市長。
(
市長阿部裕行君登壇)
◯市長(阿部裕行君) ただいま議題となっております第61号議案について提案の理由を申し上げます。
本案は、多摩市立温水プールの入退場システム機器について、老朽化による故障時のリスクを回避すること、また利用者の利便性を向上させることを目的とした機器更新の契約締結を行うため、「議会の議決に付すべき契約及び財産の取得又は処分に関する条例」第3条の規定により、議会の議決に付すものです。
指名競争入札に付したところ、契約不調となったため、随意契約を行い、契約額及び業者は議案書のとおりとなりました。
よろしくご審議の上、ご承認を賜りますようお願い申し上げます。
◯議長(三階道雄君) これをもって提案理由の説明を終わります。
お諮りいたします。
本案については、会議規則第36条第3項の規定により委員会の付託を省略いたしたいと思います。
これにご異議ありませんか。
(「異議なし」と呼ぶ者あり)
◯議長(三階道雄君) ご異議なしと認めます。
よって委員会の付託を省略することに決しました。
これより質疑に入ります。
質疑はありませんか。──質疑なしと認めます。
これをもって質疑を終了いたします。
これより第61号議案に対する討論に入ります。
討論はありませんか。──討論なしと認めます。
これをもって討論を終了いたします。
これより、第61号議案多摩市立温水プール入退場システム機器一式購入契約の締結についてを挙手により採決いたします。
本案は原案のとおり決することに賛成の諸君の挙手を求めます。
(挙手全員)
◯議長(三階道雄君) 挙手全員であります。
よって本案は原案のとおり可決されました。
────────────────────
◯議長(三階道雄君) 日程第5、第62号議案損害賠償の和解についてを議題といたします。
提出者から提案理由の説明を求めます。阿部市長。
(
市長阿部裕行君登壇)
◯市長(阿部裕行君) ただいま議題となっております第62号議案について提案の理由を申し上げます。
市が管理する街路樹(シラカシ)の根が民有地内へ越境し、敷地内の建物等に被害が生じていることが、昨年所有者からの連絡で明らかになりました。
その後、早期の賠償を行うべく相手方と和解に向けた交渉を重ねてまいりましたが、このたび合意に達したため、地方自治法第96条第1項第12号及び第13号の規定に基づき本案を提出するものです。
損害の概要は、越境した根による敷地内のコンクリートたたきや建物内の土間コンクリートの破損、窓枠等建具の破損、復旧工事中の家賃保障であり、損害額は合計303万5,131円となります。
なお損害賠償の支払いについては、本市が加入している道路賠償責任保険にて全額負担することとしています。
よろしくご審議の上、ご承認を賜りますようお願い申し上げます。
◯議長(三階道雄君) これをもって提案理由の説明を終わります。
お諮りいたします。
本案については、会議規則第36条第3項の規定により委員会の付託を省略いたしたいと思います。
これにご異議ありませんか。──ご異議なしと認めます。
よって委員会の付託を省略することに決しました。
これより質疑に入ります。
質疑はありませんか。──質疑なしと認めます。
これをもって質疑を終了いたします。
これより第62号議案に対する討論に入ります。
討論はありませんか。──討論なしと認めます。
これをもって討論を終了いたします。
これより、第62号議案損害賠償の和解についてを挙手により採決いたします。
本案は原案のとおり決することに賛成の諸君の挙手を求めます。
(挙手全員)
◯議長(三階道雄君) 挙手全員であります。
よって本案は原案のとおり可決されました。
────────────────────
◯議長(三階道雄君) この際、日程第6、第55号議案多摩市行政手続における特定の個人を識別するための番号の利用に関する条例の一部を改正する条例の制定についてから、日程第10、6請願第1号日本政府に核兵器禁止条約への署名・批准を求める意見書提出に関する請願までの5件を一括議題とし、委員長の報告を求めます。
小林憲一総務常任委員長。
(総務常任委員長小林憲一君登壇)
◯総務常任委員長(小林憲一君) 総務常任委員長の小林憲一です。総務常任委員会に付託されました第55号議案多摩市行政手続における特定の個人を識別するための番号の利用に関する条例の一部を改正する条例の制定についてから、第58号議案多摩市アメリカ合衆国軍隊の構成員等の所有する軽自動車等に対する軽自動車税の種別割の賦課徴収の特例に関する条例の一部を改正する条例の制定についてまでの4件、及び6請願第1号日本政府に核兵器禁止条約への署名・批准を求める意見書提出に関する請願の計5件について、去る6月14日の総務常任委員会においての審査の経過と結果について、審査の順に沿ってその概要を報告いたします。
まず、6請願第1号日本政府に核兵器禁止条約への署名・批准を求める意見書提出に関する請願についてです。
最初に請願者から請願の趣旨についての発言がありました。
この後直ちに委員間の意見交換に入り、延べ7名の委員から意見がありました。主なものは次のとおりです。
「私自身、長崎市出身被爆3世で小学校時代から被爆者の方の話を聞いてきて、皆さん一致して核兵器はもう二度と使わないでほしいと言っておられた。被団協も政府に核兵器禁止条約への参加を求めているが、実現していない。市議会からぜひ意見書を上げるべきだ。この意見書案のままでは難しいという会派があれば、例えば署名・批准に向けた検討を行うことを求めるというような形であれば賛同できるのか。
検討と言うが何を検討すればよいのか。世界の核保有国が削減に向けて動いている状況もない中、署名・批准の検討段階にはなっていないと考える。今の提案には応えられない。
核兵器禁止はなかなか難しい問題だが、姿勢を見せることは大事。
政治家として、核兵器はあってはならないと考える。文言修正も含めて一致できるなら乗りたい。段階を踏んで批准すべきだと考える。
核兵器を使いかねないという発言もある危険な状況の中、今が批准を求める意見書を出すタイミングと考える。意見書案の文言修正し一致できるのであれば、その修正に乗ることはやぶさかではない。
日本は唯一の戦争被爆国であり、日本政府が核兵器禁止条約を批准することで核保有国にも大きな影響を与えることができる。文言修正で一致できるなら、ぜひそういう形で出したい」などの意見が交換されました。
意見交換の後、意見討論が行われ、6名の委員から意見討論がありました。主な意見討論は、まず採択の立場から、「広島、長崎の痛みと苦悩を抱えた日本、前代未聞の殺りく兵器によって人と国土を2度にわたり踏みにじられた日本こそが核兵器廃絶に全力を尽くさなければならない。核抑止力論は終焉した。平和の構築は絵空事ではなく、厳しい現実の中で、実地に粘り強く積み上げていくもの。核兵器禁止条約に署名も批准もできない日本の平和に関する言説がどれほどの説得力を持つのだろうか。非核平和都市宣言を掲げた多摩市が条約の批准を求める意見書を提出することは当然。
核兵器の使用による被害は人道的見地から絶対に許されるものものではなく、これを禁止することは、人類の未来を守るために不可欠。日本がこの条約に参加することは、核保有国などへの核兵器廃絶のための強力なメッセージとなる。多摩市議会からの意見書は世界平和を実現する一歩になる。
ロシア大統領の発言、北朝鮮のミサイル実験など核兵器の脅威はワンランク上がった。今、核兵器禁止を世界の共通認識と捉え、行動を起こさなければ厳しい未来となる状況だ。現段階で核保有国と非核保有国との間でも条約締約国会議へのオブザーバー参加など、双方が橋渡し役を担って溝が縮みつつある。この意見書案は、『外交努力と核保有国を引き連れて』とあるように、単に批判や対立を生まないように工夫されている。国には唯一の被爆国としてのリーダーシップを発揮してほしい。
核抑止という考え方は核兵器の使用を前提とし、相手を脅迫し屈服させ攻撃を断念させるという考え方で、核を持つことが攻撃の対象になり、口実になるもので、こういう考え方はなくすべきだ。かつてソ連のリーダーだったゴルバチョフ氏は、核抑止の考え方が大きな戦争を回避してきたとする論に対し、核兵器の使用を任されていた者だからこそ断固反対すると述べている。できれば全会一致で意見書を提出したい。
核兵器がない社会が望ましいという点にはどなたも異論はないはずだが、核兵器廃止への動きが目立たないというのもまた事実。しかし、核抑止力を認め続けるということは核兵器廃絶へ前進する上での永遠のリスクになる。現実という重い壁はあるが、理想の追求という側面から日本には緊張が続く東アジア諸国への働きかけ、紛争当事国への橋渡し役が求められる。この条約への署名・批准なしには日本の行動は信頼を得られないという観点からも、本請願は採択すべき」などの意見討論がありました。
一方、不採択の立場からは、「核軍縮に取り組む上では人道と安全保障の2つの観点が重要であり、核兵器禁止条約に参加することは米国による核抑止力の正当化の整合性を損ない、日本の安全保障にとっての問題を惹起する。また、核兵器禁止条約は核軍縮に取り組む国際社会の分断をもたらす。このような状況の中、核兵器保有国と核兵器禁止条約を支持する国との橋渡し役を果たし、現実的かつ実践的な取り組みを進めていくというのが日本政府の考え方であり、多摩市議会の自民党はこの政府見解どおりと考えるので、本請願は否決すべきものと判断する」などとする意見がありました。
5名の委員が採択の立場での意見討論、1名の委員が不採択の立場での意見討論でしたので、採択すべきものという意見が過半数に達しており、本請願は採択すべきものと決しました。
なお、全員一致での採択ではなかったため、委員会として本会議に意見書案の提出は行わないこととなり、本請願に基づく意見書は提出されません。
次に、第55号議案多摩市行政手続における特定の個人を識別するための番号の利用に関する条例の一部を改正する条例の制定についてです。
市側から2024年(令和6年)4月24日交付の改正生活困窮者自立支援法第2条において生活保護法の一部改正があり、進学準備給付金の名称が進学・就職準備給付金に改められたことにより、多摩市行政手続における特定の個人を識別するための番号の利用に関する条例の一部を改正するとの説明がありました。
質疑も討論もなく、挙手全員で可決すべきものと決しました。
次に、第56号議案多摩市市税条例の一部を改正する条例の制定についてです。
市側から2024年(令和6年)度税制改正に伴う地方税法改正により、多摩市市税条例を以下のように所要の改正を行うとの説明がありました。
具体的に主な改正点は、まず個人住民税においては公益信託制度改革による新たな公益信託制度の創設に伴う寄附金控除対象の拡大。
次に固定資産税においては、一定の再生可能エネルギー発電設備に係る課税標準の特例についての割合を定める規定をわがまち特例として新設する。「居心地が良く歩きたくなるまちなか」創出のための特例についての割合を定める規定をわがまち特例として新設する。
その他固定資産税が非課税となる施設の範囲について、令和7年4月1日施行の私立学校法改正に伴い、係る条項部分を改正するなどの説明がありました。
以上の説明の後、1名の委員から、わがまち特例についての説明を求める質疑がありました。
質疑の後、意見討論なく、挙手により採決したところ、挙手全員で可決すべきものと決しました。
次に、第57号議案多摩市都市計画税条例の一部を改正する条例の制定についてです。
市側から、2024年(令和6年)度税制改正に伴う地方税法改正により、多摩市都市計画税条例の一部を改正する条例について所要の改正を行うとの説明がありました。
具体的な主な改正点として、「居心地が良く歩きたくなるまちなか」創出のための特例についての割合を定める規定をわがまち特例として申請するとの説明がありました。
説明の後、質疑・討論なく、挙手により採決したところ、挙手全員で可決すべきものと決しました。
次に、第58号議案多摩市アメリカ合衆国軍隊の構成員等の所有する軽自動車等に対する軽自動車税の種別割の賦課徴収の特例に関する条例の一部を改正する条例の制定についてです。
市側から、2024年(令和6年)税制改正において、令和6年3月30日付で日本国とアメリカ合衆国との間の相互協力及び安全保障条約第6条に基づく施設及び区域並びに日本国におけるアメリカ合衆国軍隊の地位に関する協定の実施に伴う地方税法の臨時特例に関する法律が改正されたことにより、多摩市アメリカ合衆国軍隊の構成員等の所有する軽自動車等に対する軽自動車税の種別割の賦課徴収の特例に関する条例に所要の改正を行う。具体的にはアメリカ合衆国の軍隊の構成員等が所有する自動車に係る自動車税及び軽自動車税の種別割の徴収について、証紙を用いる方法に加え、普通徴収の方法によることができるものとするとの説明がありました。
説明の後、1名の委員から、説明にあった該当する軽自動車は現在あるのか、これまでに証紙による徴収というケースはあったのかなどの質疑があり、市側から、現在該当するものはないが、過去には1回だけ証紙でお支払いいただいたケースがあるなどの答弁がありました。
質疑の後、意見討論なく、採決したところ、挙手全員で可決すべきものと決しました。
以上で総務常任委員会からの報告を終わります。
◯議長(三階道雄君) 委員長の報告は終わりました。
ただいまの委員長の報告に対する質疑に入ります。
質疑はありませんか。──質疑なしと認めます。
これをもって質疑を終了いたします。
これより第55号議案に対する討論に入ります。
討論はありませんか。──討論なしと認めます。
これをもって討論を終了いたします。
これより、第55号議案多摩市行政手続における特定の個人を識別するための番号の利用に関する条例の一部を改正する条例の制定についてを挙手により採決いたします。
本案に対する委員長の報告は可決であります。
本案は委員長の報告のとおり決することに賛成の諸君の挙手を求めます。
(挙手全員)
◯議長(三階道雄君) 挙手全員であります。
よって本案は委員長の報告のとおり可決することに決しました。
これより第56号議案に対する討論に入ります。
討論はありませんか。──討論なしと認めます。
これをもって討論を終了いたします。
これより、第56号議案多摩市市税条例の一部を改正する条例の制定についてを挙手により採決いたします。
本案に対する委員長の報告は可決であります。
本案は委員長の報告のとおり決することに賛成の諸君の挙手を求めます。
(挙手全員)
◯議長(三階道雄君) 挙手全員であります。
よって本案は委員長の報告のとおり可決することに決しました。
これより第57号議案に対する討論に入ります。
討論はありませんか。──討論なしと認めます。
これをもって討論を終了いたします。
これより、第57号議案多摩市都市計画税条例の一部を改正する条例の制定についてを挙手により採決いたします。
本案に対する委員長の報告は可決であります。
本案は委員長の報告のとおり決することに賛成の諸君の挙手を求めます。
(挙手全員)
◯議長(三階道雄君) 挙手全員であります。
よって本案は委員長の報告のとおり可決することに決しました。
これより第58号議案に対する討論に入ります。
討論はありませんか。──討論なしと認めます。
これをもって討論を終了いたします。
これより、第58号議案多摩市アメリカ合衆国軍隊の構成員等の所有する軽自動車等に対する軽自動車税の種別割の賦課徴収の特例に関する条例の一部を改正する条例の制定についてを挙手により採決いたします。
本案に対する委員長の報告は可決であります。
本案は委員長の報告のとおり決することに賛成の諸君の挙手を求めます。
(挙手全員)
◯議長(三階道雄君) 挙手全員であります。
よって本案は委員長の報告のとおり可決することに決しました。
これより、6請願第1号に対する討論に入ります。
討論はありませんか。
まず、本件に対する反対討論の発言を許します。
27番いいじま文彦議員。
(27番いいじま文彦君登壇)
◯27番(いいじま文彦君) いいじま文彦です。6請願第1号日本政府に核兵器禁止条約への署名・批准を求める意見書提出に関する請願につき、多摩市議会自民党を代表して、委員長報告に反対、本請願を不採択すべきものとする立場で討論します。
総務常任委員会では核兵器禁止条約に対する日本政府の考えを挙げ、それに賛同するものとして本請願を不採択すべきものといたしました。なお、日本政府の考えは外務省のホームページに掲載されております。
自由民主党は、ロシアのウクライナ侵略、中国や北朝鮮の軍事力強化など、安全保障環境が加速度的に厳しさを増す中で国民の生命・財産を守り抜くという現実的な対応と、未来に向けて核兵器のない世界を目指す崇高な理想とをいかに両立させ、この2つを結びつける責任ある対応を引き続き行ってまいります。
以上でございます。
◯議長(三階道雄君) 次に、本件に対する賛成討論の発言を許します。17番いぢち恭子議員。
(17番いぢち恭子君登壇)
◯17番(いぢち恭子君) いぢち恭子です。6請願第1号日本政府に核兵器禁止条約への署名・批准を求める意見書提出に関する請願について、ネット・社民の会を代表して意見を申し述べます。
核の脅威と危険性、核技術そのものが人類を含む今の生命環境にとって全く相入れない存在であることは、過去の悲惨な事例によってもはや揺るぎない事実と認識しなければなりません。というよりも、その強烈かつ深刻な破壊力を知るからこそ、これまで人間は核兵器を営々とつくり続け、その非人道的なまでの危険性を欺瞞的な平和維持のよりどころとしてきました。
しかし、現実社会の国際的緊張や紛争・虐殺はやむことがなく、赤ん坊から高齢者までを含む一般市民の犠牲が積み重なる一方の今、核の脅威、核兵器の脅威はこれまでにないほど残酷なリアリティを持ち始めています。
戦後約80年を経て、今なお続く広島・長崎の痛みと苦悩を抱えた日本、前代未聞の殺りく兵器によって人と国土を2度にわたり踏みにじられた日本こそが、今こそ核兵器廃絶のために全力を尽くさなくてはなりません。
日本がアメリカの核の傘に守られているというのは全くの幻想であり、むしろ核の抑止力への依存が取り返しのつかない大惨事につながる可能性を考慮すべきです。抑止力神話は、第一次世界大戦の勃発とともに終焉したことを私たちは肝に銘じなければなりません。
平和の構築は絵空事ではなく、厳しい現実の中で実地に粘り強く積み上げていくものです。だからこそ、多くの同胞を被爆者にしてしまった日本が、勇気を持って核なき世界へ一歩を踏み出すことが極めて重要と考えます。それは、これから先の時代を生きる全ての人に対する被爆国日本の使命でもあるはずです。
逆に核兵器禁止条約に署名も批准もできない日本の平和に関する言説が国際社会でどれほどの説得力を持つというのでしょうか。
条約の批准は当然の行為であり、非核平和都市宣言を掲げた多摩市がそれを求める意見書を提出することもまた、当然至極の行動であると考えます。
以上、ネット・社民の会として採択の立場での意見討論といたします。
◯議長(三階道雄君) 次に、本件に対する反対討論の発言を許します。──反対討論なしと認めます。
次に、本件に対する賛成討論の発言を許します。
12番上杉たかし議員。
(12番上杉ただし君登壇)
◯12番(上杉ただし君) 上杉ただしです。6請願第1号日本政府に核兵器禁止条約への署名・批准を求める意見書提出に関する請願につきまして、日本共産党多摩市議団として採択すべき立場で討論を行います。
核兵器が1度でも使用されれば、広範囲の破壊と大勢の無辜の命が奪われます。広島や長崎での原爆投下の悲劇は、一瞬で数十万人の命を奪い、その後も多くの人々が放射線の影響で苦しんでいます。核兵器の使用による被害は人道的見地から絶対に許されるものではなく、これを禁止することは人類の未来を守っていくためにも不可欠です。
ウクライナやガザに対しての攻撃などを経て再び核兵器が使用されかねない大変厳しい世界情勢となっています。被爆者の方たちは核兵器廃絶に向けて、日本が核兵器禁止条約へ署名・批准することを願っていますが、残念ながら未だ実現には至っておりません。
この現状を前に進めるためには、日本が条約に批准することが必要と考えます。日本がこの条約に積極的に参加し、国際社会における核兵器廃絶に向けてリーダーシップを発揮することで、核保有国や、まだ条約の批准に至っていない国に対しても核兵器廃絶への協力を促す強力なメッセージを送ることができるのではないでしょうか。
この多摩市は、非核平和都市宣言を掲げて未来の
子どもたちに戦争の悲劇と平和の大切さを伝え、全ての核兵器と平和な社会を求めている自治体です。そのような多摩市の市議会から政府に対して核兵器禁止条約への署名・批准を求める意見書を提出することは責務であり、意見書を提出することで世界平和を実現する一歩になると思います。
以上の理由から、6請願第1号日本政府に核兵器禁止条約への署名・批准を求める意見書提出に関する請願につきまして、採択すべき立場での討論とします。
◯議長(三階道雄君) 次に、本件に対する賛成討論の発言を許します。22番あらたに隆見議員。
(22番あらたに隆見君登壇)
◯22番(あらたに隆見君) あらたに隆見です。6請願第1号日本政府に核兵器禁止条約への署名・批准を求める意見書提出に関する請願について、公明党を代表し、採択の討論をさせていただきます。
今まで核兵器は抑止力との意味合いが多くありました。現に日本もその傘下にあります。
しかしながら、時代はここへ来て大きく変わりました。ロシアのプーチン大統領のいかにも核兵器の使用をにおわす発言や北朝鮮のミサイル実験など、核兵器の脅威は1ランクも2ランクも上がっています。核の保有国でない国はもちろん、核保有国である多くの国民も不安に思っているのではないでしょうか。今ここで核兵器の危険を世界の共通認識と捉え行動を起こさなければ、未来も厳しい状況となるのは目に見えております。
我々公明党は、段階を経て批准すべきとの立場でした。今まで核保有国と保有していない国とで話し合いにもならず単に敵対していましたが、昨今ではオブザーバーの参加や賢人会議など、双方の橋渡し役として少しずつ距離を縮めてきていると思われます。
現状、核兵器の世界情勢を考えると、これからが大事なときであり、目先の国益より地球規模で生命・尊厳を軸に議論するタイミングであります。
本意見書案にも「外交努力と核保有国を引き連れ」とあるよう、単なる批判や対立ではない意見書案となっています。
改めて国には唯一の被爆国として、全世界の未来のため核兵器廃絶へぜひともリーダーシップをとっていただきたい、そのことを述べ、採択の討論といたします。
◯議長(三階道雄君) 次に、本件に対する賛成討論の発言を許します。8番岩永ひさか議員。
(8番岩永ひさか君登壇)
◯8番(岩永ひさか君) 岩永ひさかです。6請願第1号日本政府に核兵器禁止条約への署名・批准を求める意見書提出に関する請願について、採択の立場で討論をいたします。
「核兵器廃絶は、よくて非現実的、最悪の場合は危険を伴う空想だと批判する人もいる。冷戦による長い平和は核抑止が大戦争を回避してきた証拠だと言う。しかし、私は核兵器の使用を任されていた者として、この意見には断固反対する。核抑止とは難しく、もろいものだ」と語ったのはソビエト連邦最後の最高指導者であったミハエル・ゴルバチョフ氏です。彼は核兵器なき世界に代わる目標はないとして、広島・長崎の被爆に加え東京電力福島第1原発事故を経験した日本と、旧ソ連時代にチェルノブイリ原発事故を起こしたロシア両国の共通点を挙げ、核廃絶への闘いで日本とロシアが先頭に立つべきだと力を込めて語っていました。
核兵器の廃絶は、私たち世界が目指さなければならないゴールです。そのために、日本政府はすぐさま行動を起こし、一日も早く核兵器禁止条約への署名・批准を速やかに行ってもらいたい。私もこの請願をされている市民の皆さんと全く同じ思いです。
現在、ロシアによるウクライナ侵攻は膠着状態で3年目に入り、プーチン大統領による核兵器使用のおそれも高まっています。また、混乱の中東地域でも、イスラエルは核兵器使用も選択肢の1つとして威嚇をしています。こうした緊張感が高まる状況だからこそ、私たちには、日本だからこそ訴えることができる度重なる過去の経験を踏まえ、核と人類は共存できないという広島・長崎で被爆された皆さん、福島で故郷を奪われた皆さんの切実な声や思いを世界中の人々に繰り返し繰り返し発信していくことが求められると考えています。
戦争で世界各地においてどれだけ非人道的で野蛮な行為が繰り返されているのか、どれだけ多くの罪のない子ども、女性、高齢者が殺されているのかという戦争に対する怒りと深い悲しみに向き合うとき、私たちは核兵器の存在と戦争を正当化する核抑止論を一文たりとも認めるべきではありません。
多摩市議会でも過半数を超える議員が本請願に賛同しています。しかし一部の反対で全会一致とならず意見書の提出ができないことは本当に残念です。
私はこれからも良識を持った市民の皆様と一緒に粘り強く諦めず、一日も早い核兵器廃絶と平和のために全力で行動していきたいと思っております。
以上申し述べ、本請願に対する討論といたします。
◯議長(三階道雄君) 次に、本件に対する賛成討論の発言を許します。──賛成討論なしと認めます。
これをもって討論を終了いたします。
これより、6請願第1号日本政府に核兵器禁止条約への署名・批准を求める意見書提出に関する請願を挙手により採決いたします。
本件に対する委員長の報告は採択であります。
本件は委員長の報告のとおり決することに賛成の諸君の挙手を求めます。
(挙手多数)
◯議長(三階道雄君) 挙手多数であります。
よって本件は委員長の報告のとおり採択することに決しました。
────────────────────
◯議長(三階道雄君) 日程第11、第54号議案市道路線の廃止についてを議題とし、委員長の報告を求めます。
渡辺しんじ生活環境常任委員長。
(生活環境常任委員長渡辺しんじ君登壇)
◯生活環境常任委員長(渡辺しんじ君) 渡辺しんじです。6月18日に開催された生活環境常任委員会の審査結果を報告します。
日程第1、第54号議案市道路線の廃止についてを議題としました。
市側から、対象路線である3-1087号線は、機能を有しない市道路線の用途廃止に先立ち市道路線を廃止するものである。廃止路線の概算数量は、幅員が1.47メートル~1.54メートル、延長48.2メートルとなっている。これにより、市道の路線総数は1,665路線、総延長は約302.5キロメートルとなると説明がありました。
1名の委員から、面積や予算計上などについて質問があり、意見討論なく、採決を行った結果、挙手全員で可決すべきものと決しました。
なお、本路線は宅地内にあることから現地視察を割愛し、委員会説明資料として図面や現地写真を用いて現地状況の説明を受けました。
以上で生活環境常任委員会の報告を終わります。
◯議長(三階道雄君) 委員長の報告は終わりました。
ただいまの委員長の報告に対する質疑に入ります。
質疑はありませんか。──質疑なしと認めます。
これをもって質疑を終了いたします。
これより第54号議案に対する討論に入ります。
討論はありませんか。──討論なしと認めます。
これをもって討論を終了いたします。
これより、第54号議案市道路線の廃止についてを挙手により採決いたします。
本案に対する委員長の報告は可決であります。
本案は委員長の報告のとおり決することに賛成の諸君の挙手を求めます。
(挙手全員)
◯議長(三階道雄君) 挙手全員であります。
よって本案は委員長の報告のとおり可決することに決しました。
────────────────────
◯議長(三階道雄君) 日程第12、第59号議案多摩市家庭的保育事業等の設備及び運営の基準に関する条例の一部を改正する条例の制定についてを議題とし、委員長の報告を求めます。本間としえ子ども教育常任委員長。
(子ども教育常任委員長本間としえ君登壇)
◯子ども教育常任委員長(本間としえ君) 本間としえです。6月19日に行われました子ども教育常任委員会の審査と結果を報告いたします。
第59号議案多摩市家庭的保育事業等の設備及び運営の基準に関する条例の一部を改正する条例の制定について、市側の説明がありました。本案は、家庭的保育事業等の設備及び運営に関する基準を定める厚生労働省令が一部改正されたことに伴い、多摩市家庭的保育事業等の設備及び運営の基準に関する条例の一部を改正するものである。多摩市における家庭的保育事業等について、満3歳以上満4歳未満の園児はこれまでおおむね20人に1人以上の職員を置くこととされているところを、おおむね15人に1人以上とするよう改め、満4歳以上の園児は、これまでおおむね30人に1人以上の職員を置くこととされているところを、おおむね25人につき1人以上とする。児童に対する職員の配置基準を改善するものである、そのような説明がありました。
その後、主な質疑では、多摩市の家庭的保育事業はゼロ歳児から2歳になっているが、この配置基準の見直しの影響を受ける事業所があるか、そのような委員からの質疑がありました。
答弁では、多摩市の家庭的保育事業はゼロ歳から2歳まで対応しているので影響はない、そのような答弁がありました。
その後、意見討論なく、挙手全員で可決すべきものと決しました。
以上で子ども教育常任委員会の報告といたします。
◯議長(三階道雄君) 委員長の報告は終わりました。
ただいまの委員長の報告に対する質疑に入ります。
質疑はありませんか。──質疑なしと認めます。
これをもって質疑を終了いたします。
これより第59号議案に対する討論に入ります。
討論はありませんか。──討論なしと認めます。
これをもって討論を終了いたします。
これより、第59号議案多摩市家庭的保育事業等の設備及び運営の基準に関する条例の一部を改正する条例の制定についてを挙手により採決いたします。
本案に対する委員長の報告は可決であります。
本案は委員長の報告のとおり決することに賛成の諸君の挙手を求めます。
(挙手全員)
◯議長(三階道雄君) 挙手全員であります。
よって本案は委員長の報告のとおり可決することに決しました。
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◯議長(三階道雄君) 日程第13、総務常任委員会所管事務調査中間報告を議題とし、委員長の報告を求めます。
小林憲一総務常任委員長。
(総務常任委員長小林憲一君登壇)
◯総務常任委員長(小林憲一君) 総務常任委員長の小林憲一です。総務常任委員会の所管事務調査、「市民生活と市の業務に関するDXについて」中間報告を行います。
本委員会では、今期の調査・研究テーマとした「市民生活と市の業務に関するDXについて」を2023年(令和5年)12月12日、所管事務調査とすることを決定し、これまでの間、2024年(令和6年)1月12日に勉強会を行い、担当所管課より市のDX事業として取り組んでいる事業や方針について説明を受け、学びを深めてまいりました。
第1回定例会で中間報告を行った後、4月11日に勉強会を開き、今後の調査の進め方について意見交換を行い、大まかなスケジュールを確認しました。その結果、今後委員会として市へ提案をする上でさらに知見を深めることが必要なことから、先進地等の視察を行うことが確認されております。
去る6月14日の第2回定例会における委員会で以上のことを確認するとともに、先進地等の視察として、7月26日に横須賀市における行政DXの推進についてをテーマとし、(1)介護認定におけるDX活用の現状と課題、(2)相談業務への生成系AI活用に関する実証の進捗を視察すること、また7月31日にGov Tech東京の役割とサービス概要についてを視察することを決定しております。
以上でございます。
◯議長(三階道雄君) 委員長の報告は終わりました。
ただいまの委員長の報告に対する質疑に入ります。
質疑はありませんか。──質疑なしと認めます。
これをもって質疑を終了いたします。
以上で総務常任委員会所管事務調査中間報告を終わります。
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◯議長(三階道雄君) 日程第14、健康福祉常任委員会所管事務調査中間報告を議題とし、委員長の報告を求めます。
藤原マサノリ健康福祉常任委員長。
(健康福祉常任委員長藤原マサノリ君登壇)
◯健康福祉常任委員長(藤原マサノリ君) 健康福祉常任委員会委員長の藤原マサノリです。令和6年度に入ってからの本委員会の所管事務調査についてご報告申し上げます。
本委員会の2年間のテーマである「認知症の方及びそのご家族が、地域で安心して暮らすための支援について」を調査・研究し、当事者の声を所管事務調査に反映させるという観点で、4月13日から24日にかけて市内の認知症カフェを3か所訪問させていただきました。それぞれのカフェの運営主体及び運営方法は3者3様であり、よって特徴も異なっておりましたが、参加者同士が悩みを共有したり、おしゃべりで楽しく交流したり、体を動かすイベントを催したりと、共通して雰囲気が明るく、参加者の方々の気軽で楽しそうに過ごされている様子が非常に印象的でした。
いずれのカフェも当事者や支えるご家族の不安や悩みを解消するための地域コミュニティの場として大いに機能しており、その存在の重要性を改めて認識いたしました。
また、参加者の皆様と交流する中で、当委員会が2月に整理した課題、見守りサポーターの養成、個人賠償責任保険の設置、GPSによる安心サポート補助など、これらについても当事者視点のご意見を直接伺うことができ、今後の所管事務調査の参考となりました。
当日貴重なご意見をいただいた参加者の方々、そしてご協力いただいたスタッフの皆様方に改めてこの場をおかりして厚く御礼申し上げる次第です。
さて、これらを踏まえ、5月に今後の所管事務調査の進め方を委員間で協議した結果、多摩市内の認知症カフェがコロナの影響で大幅に減少している点を今後の課題として捉えるとともに、認知症の方及びそのご家族にとってカフェが重要な役割を果たしていることから、当委員会として先進市の視察を行うことを決定いたしました。
その視察内容ですが、視察先は東京都町田市、視察内容は「町田市の認知症施策、Dカフェ」について、日程は7月23日であります。加えて、秋の視察を含めて所管事務調査事項の調査・研究をさらに深めてまいるよう、委員間での認識を共有しているところであります。
以上、健康福祉常任委員会の報告といたします。
◯議長(三階道雄君) 委員長の報告は終わりました。
ただいまの委員長の報告に対する質疑に入ります。
質疑はありませんか。──質疑なしと認めます。
これをもって質疑を終了いたします。
以上で健康福祉常任委員会所管事務調査中間報告を終わります。
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◯議長(三階道雄君) 日程第15、生活環境常任委員会所管事務調査中間報告を議題とし、委員長の報告を求めます。
渡辺しんじ生活環境常任委員長。
(生活環境常任委員長渡辺しんじ君登壇)
◯生活環境常任委員長(渡辺しんじ君) 渡辺しんじです。生活環境常任委員会の所管事務調査である「地域公共交通について」の中間報告をいたします。
令和6年第1回定例会以降の活動として、地域公共交通の運行の主体を担う事業者における事業の収益性や運転士の確保が大きな課題となっており、対策を検討するには福祉分野の移動支援も含め市民生活における移動手段の見直しも必要との考えから、5月にミニバス南北線和田ルートへの乗車、総合福祉センターへの送迎バスの乗車を通じた実態把握を行いました。
今後もこれまでに整理してきた課題を中心に、自動運転やAIを導入した交通システムなども視野に入れ調査・研究を進めていきます。
以上です。
◯議長(三階道雄君) 委員長の報告は終わりました。
ただいまの委員長の報告に対する質疑に入ります。
質疑はありませんか。──質疑なしと認めます。
これをもって質疑を終了いたします。
以上で、生活環境常任委員会所管事務調査中間報告を終わります。
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◯議長(三階道雄君) 日程第16、子ども教育常任委員会所管事務調査中間報告を議題とし、委員長の報告を求めます。本間としえ子ども教育常任委員長。
(子ども教育常任委員長本間としえ君登壇)
◯子ども教育常任委員長(本間としえ君) 本間としえです。子ども教育常任委員会所管事務調査の報告をいたします。
調査項目は「子ども・若者への支援について」、調査目的は、多摩市において不登校対策やインクルーシブ教育など子ども・若者に関する課題を抱えている子ども・若者の権利を保障し支援と活躍を推進する条例を持つ多摩市として、上記の課題を踏まえ、子ども・若者への支援の具現化に向けて調査・研究をすることとしています。
令和5年10月から令和6年1月にかけて、子ども・若者支援の先進的な取り組みを行う他自治体への視察や、子育て支援を行う市内施設・団体との意見交換を行い、子ども・若者支援の効果や課題などの実際を学んできました。
これらの活動で得た知見や成果を振り返り、整理した結果、まずは市の現状や今後の方針等を確認する必要があると考え、令和6年4月に担当所管課にご協力をいただき勉強会を行って学びを深めました。
勉強会の後、具体的な提案に向け今後さらに掘り下げて調査したい課題を協議したところ、子ども・若者への相談体制、特に行政とのつながりが切れやすい高校進学時や就職時の支援、また、社会的自立のできる生徒の育成という観点からの不登校対策の2点が挙げられました。
ここまでこのように進めてきましたが、今後も勉強会で整理された2点の課題を中心に、先進市の視察を行うなど調査・研究を進め、子ども・若者への支援について協議を行っていきたいと考えています。
以上、子ども教育常任委員会所管事務調査の中間報告といたします。
◯議長(三階道雄君) 委員長の報告は終わりました。
ただいまの委員長の報告に対する質疑に入ります。
質疑はありませんか。──質疑なしと認めます。
これをもって質疑を終了いたします。
以上で子ども教育常任委員会所管事務調査中間報告を終わります。
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◯議長(三階道雄君) 日程第17、多摩市役所本庁舎建替基本計画特別委員会中間報告を議題とし、委員長の報告を求めます。
池田けい子多摩市役所本庁舎建替基本計画特別委員長。
(多摩市役所本庁舎建替基本計画
特別委員長池田けい子君登壇)
◯多摩市役所本庁舎建替基本計画特別委員長(池田けい子君) 池田けい子です。6月20日に開催されました多摩市役所本庁舎建替基本計画特別委員会についてご報告をさせていただきます。
多摩市役所本庁舎建替基本計画の素案が6月17日に市側から提出をされました。その内容は、事業手法や規模、事業費等、重要な事項であることから、全議員で共有を図る必要があると考え、6月20日の10時より全議員説明会を開催し説明を受けました。
同日午後1時からの特別委員会では改めて素案の概略を市側より説明いただき、その後質疑を行い、内容について確認を行いました。
その主なものは6つで、まず、想定していた建設費の見込みが物価の高騰等で123億円から174億円になったことから今後への懸念、事業手法の基本計画先行型デザインビルド方式の利点についての質問があり、市側の説明では、設計・施工を一括で発注することにより、それぞれが持っているノウハウが生かされ工期の短縮などが考えられるとのことでした。
次に、事業費を抑えるためのCM(コンストラクション・マネジメント)についてでは、費用については約3億5,000万円ほど見込んでいる。今後入っていく基本設計の設計業務についての発注者支援、その後実施設計と工事の発注者支援を検討している。今後庁舎の引っ越し・移転をするための運営計画、細かなことは今後検討していく。選定方式についてはプロポーザルを考えているとの説明がありました。
次に、庁舎の配置計画についての質問に対し、現在1万8,300平方メートルという規模で設定しているところである。地下の部分から建て始めて地下1階のフロアから農協前のバス停からバリアフリールートで建物に入れる形を想定しており、地上5階建て計6層建ての建物を今イメージしている。周辺の住宅地や畑、日影や圧迫感に配慮し、今回の配置案を検討しているとのことでした。
駐車場料金についての基本的な考えとしては、主に職員が事務や窓口業務等を行う施設の市民が利用する駐車場は基本的には無料あるいは減免を基本的な考え方としている。有料化することができる場合として、他の集客機能と併設している場合や、駅近で来庁者以外の利用者も使う可能性がある場合は有料化した上で、本庁舎利用者は減免と考えている。今回は本庁舎利用者以外の駐車は考えにくいことから、原則としての無料としているということを確認しました。
財源の確保見込みについての質疑に対しては、ZEBを入れる際に見込める補助金、あるいは防災対策として非常用電源を入れるときに見込める補助金の2種類の補助金を見込んで3億円を見込んでいる。いろいろ情報を集めてまいりたいと思っているとの説明があり、最後に総面積1万8,300平方メートルの適正についての質問に対しては、20年後30年後、今よりも職員数も減ることも想定をしながらだが、基本的にサービスが大幅に減るわけではない、必要な面積は確保しながら今回の設定であるとの説明を受けました。
基本計画案が7月の中旬頃示されることから、7月25日には多摩市役所本庁舎建替基本計画特別委員会を開催して計画案を協議する予定であります。
その後には9月18日、パブリックコメントを反映した計画案についても報告がありますので、市側の進捗を見ながら検討することになりますが、情報の共有すべきことは全議員で今後もしっかりと行ってまいりたいと考えますので、引き続きまして、特別委員会のメンバー及び委員外議員の皆様におかれましてもどうぞご協力のほどよろしくお願いいたします。
以上で、多摩市役所本庁舎建替基本計画特別委員会の中間報告とさせていただきます。
◯議長(三階道雄君) 委員長の報告は終わりました。
ただいまの委員長の報告に対する質疑に入ります。
質疑はありませんか。──質疑なしと認めます。
これをもって質疑を終了いたします。
以上で多摩市役所本庁舎建替基本計画特別委員会中間報告を終わります。
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◯議長(三階道雄君) 日程第18、閉会中の審査の申し出を議題といたします。
総務常任委員長から、本日付託の6陳情第1号対外的情報省の設立と横田基地等の見直しを求める意見書の提出に関する陳情につき、会議規則第101条の規定により閉会中に審査したい旨の申し出があります。
お諮りいたします。
委員長からの申し出のとおり、閉会中の審査に付することにご異議ありませんか。
(「異議なし」と呼ぶ者あり)
◯議長(三階道雄君) ご異議なしと認めます。
よって、委員長からの申し出のとおり閉会中の審査に付することに決しました。
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◯議長(三階道雄君) 日程第19、所管事務の継続調査の申し出を議題といたします。
総務常任委員長から委員会が所管する「市民生活と市の業務に関するDXについて」、健康福祉常任委員長から委員会が所管する「認知症の方及びそのご家族が、地域で安心して暮らすための支援について」、生活環境常任委員長から委員会が所管する「地域公共交通について」、子ども教育常任委員長から委員会が所管する「子ども・若者への支援について」、会議規則第101条の規定により閉会中に継続調査したい旨の申し出があります。
お諮りいたします。
各委員長からの申し出のとおり、閉会中の継続調査に付することにご異議ありませんか。
(「異議なし」と呼ぶ者あり)
◯議長(三階道雄君) ご異議なしと認めます。
よって各委員長からの申し出のとおり、閉会中の継続調査に付することに決しました。
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◯議長(三階道雄君) 日程第20、各常任委員会の特定事件継続調査の申し出を議題といたします。
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各常任委員会の特定事件継続調査事項表
(令和6年第2回定例会)
総務常任委員会
1 総合オンブズマンについて
2 総合的な政策の企画、推進及び調整について
3 市民自治の推進について
4 コミュニティ及び市民活動の支援について
5 行財政の経営改革について
6 財産について
7 建築物の整備及び保全について
8 統計について
9 秘書について
10 広報、広聴及び市民相談について
11 財政について
12 情報システム及び情報政策について
13 契約及び検査について
14 職員の人事、福利厚生等について
15 文書及び法務について
16 災害対策等について
17 防犯について
18 市税及び市税に係る税外収入について
19 戸籍及び住民基本台帳について
20 商工業及び農林漁業の振興並びに観光について
21 消費者の保護について
22 市会計について
23 監査委員、選挙管理委員会、農業委員会及び固定資産
評価審査委員会について
24 他の常任委員会の所管に属さない行政事務について
健康福祉常任委員会
1 地域福祉について
2 生活福祉について
3 保健衛生及び健康について
4 国民健康保険、後期高齢者医療及び国民年金について
5 高齢福祉について
6 介護保険について
7 障害福祉について
8 福祉事務所について
生活環境常任委員会
1 男女平等の推進について
2 都市計画及び都市計画事業について
3 開発、整備及び区画整理について
4 町名地番整備について
5 住宅政策について
6 道路、河川及び土木について
7 交通対策について
8 環境の保全、回復及び創出について
9 公園及び緑化について
10 廃棄物の処理、減量及び再利用について
11 下水道事業について
子ども教育常任委員会
1 文化、スポーツ及び生涯学習の振興について
2 児童の福祉について
3 母子及び父子並びに寡婦福祉について
4 幼児教育施設について
5 青少年について
6 教育予算について
7 公立の小学校及び中学校の設置、管理及び廃止につい
て
8 学校教育について
9
学校給食について
10 社会教育及び社会教育施設について
11 文化財の保護について
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◯議長(三階道雄君) 各常任委員長から、お手元に配付した継続調査事項表の特定事件につき、会議規則第101条の規定により閉会中継続調査したい旨の申し出があります。
お諮りいたします。各委員長からの申し出のとおり、閉会中の継続調査に付することにご異議ありませんか。
(「異議なし」と呼ぶ者あり)
◯議長(三階道雄君) ご異議なしと認めます。
よって、各委員長からの申し出のとおり、閉会中の継続調査に付することに決しました。
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◯議長(三階道雄君) 日程第21、議員派遣の件を議題といたします。
お諮りいたします。
地方自治法第100条第13項及び会議規則第161条の規定に基づき、閉会中において議員の派遣を行う必要が生じた場合、その日時、場所、目的及び派遣議員等については議長にご一任願いたいと思います。
これにご異議ありませんか。
(「異議なし」と呼ぶ者あり)
◯議長(三階道雄君) ご異議なしと認めます。
よって、議長に一任いただくことに決しました。
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◯議長(三階道雄君) 以上をもって本日の日程は全部議了いたしました。
会議を閉じます。
これをもって、令和6年第2回多摩市議会定例会を閉会いたします。
午前11時41分閉議・閉会...