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  1. 多摩市議会 2021-06-23
    2021年06月23日 令和3年第2回定例会(第7日) 本文


    取得元: 多摩市議会公式サイト
    最終取得日: 2021-09-16
    2021年06月23日 : 令和3年第2回定例会(第7日) 本文 (89発言中0件ヒット) ▼最初の箇所へ(全 0 箇所) / 表示中の内容をダウンロード  / 印刷ページ          午前10時00分開議 ◯議長藤原マサノリ君) ただいまの出席議員は26名であります。  定足数に達しておりますので、これより本日の会議を開きます。    ──────────────────── ◯議長藤原マサノリ君) 本日の議事日程はあらかじめお手元に配付したとおりであります。  日程第1、諸報告を議長よりいたします。  あらかじめお手元に配付したとおりでありますので、ご了承願います。    ──────────────────── ◯議長藤原マサノリ君) 日程第2、第57号議案令和3年度多摩一般会計補正予算(第4号)を議題といたします。  提出者から提案理由の説明を求めます。阿部市長。        (市長阿部裕行君登壇) ◯市長阿部裕行君) ただいま議題となっております第57号議案について、提案の理由を申し上げます。  本補正予算は、新型コロナウイルス感染症による影響が長期化する中、生活困窮する世帯に対して、就労による自立や円滑な生活保護受給につなげるため、国の新型コロナウイルス感染症生活困窮者自立支援金支給について編成しました。  その結果、歳入歳出予算をそれぞれ1億950万4,000円増額し、予算総額646億2,267万9,000円としました。  歳入予算は、新型コロナウイルス感染症生活困窮者自立支援金事務費及び事業費の財源として、国庫支出金を1億950万4,000円増額し、110億2,356万3,000円としました。  歳出予算は、民生費を1億750万4,000円増額し、285億9,157万1,000円としました。  新型コロナウイルス感染症生活困窮者自立支援金に係る事務費及び事業費を計上しました。  よろしくご審議の上、ご承認を賜りますようお願い申し上げます。 ◯議長藤原マサノリ君) これをもって提案理由の説明を終わります。
     お諮りいたします。  本案については、会議規則第36条第3項の規定により委員会の付託を省略いたしたいと思います。  これにご異議ありませんか。       (「異議なし」と呼ぶ者あり) ◯議長藤原マサノリ君) ご異議なしと認めます。  よって委員会の付託を省略することに決しました。  これより質疑に入ります。  質疑はありませんか。岩崎議員。 ◯3番(岩崎みなこ君) 新型コロナウイルス感染症生活困窮者自立支援金支給で、これは国のお金だとは思いますけれども、多摩市においての該当世帯数とこの支給の条件が国から示されてはいるとは思いますが、市として条件を少し変えるというか、足すなどということができるのかお聞きします。 ◯議長藤原マサノリ君) 松崎福祉総務課長。      (福祉総務課長松崎亜来子君登壇) ◯福祉総務課長松崎亜来子君) まず、対象となる見込み世帯数は、国の算定式に合わせて算出した結果、471世帯を見込んでおります。  2つ目支給要件に関する多摩市独自での緩和要件というお話でございましたが、そちらにつきましては国制度ということで、国の実施要領に基づく支給要件で実施していくという考えでおります。 ◯3番(岩崎みなこ君) 困窮者小口資金から緊急小口資金を使った形で、その後、まだ困窮が続いているという中での状況を改善するためということだと思いますけれども、3か月の支給ということで、まだその後も困窮から抜けられないというふうに自立できないということも考えられますので、支援をする側の生活福祉のほうと、そして今度はしごと・くらしサポートステーションのほうの生活福祉課福祉総務のほうの連携というのが、市役所の場合はフロアも違っているということもあって、連携がなかなか難しい部分もあるのではないかなというところもありますけれども、ぜひ連携を図ってやっていただきたいと思います。そこのところをお願いしたいのですが、いかがですか。 ◯福祉総務課長松崎亜来子君) 申請における連携というところでございますが、今回、省略して言わせていただきますと自立支援金でございますが、申請受け付け場所をしごと・くらしサポートステーション内に受け付け先を設けさせていただく予定でございます。  そちらに市の職員会計年度任用職員を配置しまして、まず相談を受けるという体制をつくりたいと考えております。その上で、申請に来ていただいた方の状況をお聞きしながら、しごと・くらしサポートステーション自立支援相談員の方に就労相談家計相談などといった専門的な方に相談をつないでいくということを考えております。  あわせて、今回の自立支援金の趣旨が支援金支給するということが目的でもあるのですけれども、それだけではなく、自立を図るために就労につなげていく、それから就労が困難な場合には円滑に生活保護の受給につなげていく、この2点が大きな特徴と私どもは捉えております。  そういった対応ができるように、質問者がおっしゃられたとおり、生活福祉課ともしっかり連携をとりながら申請受け付けを行っていきたいと考えております。 ◯3番(岩崎みなこ君) ぜひそのように取り組んでいただきたいと思います。まだまだ困窮者の方がこういう状況だということは市としても認識されているということがわかって、よかったです。ありがとうございます。  ところで、あと1点、どうしても教えていただきたいことがあるのですけれども、今補正は、今、困窮者のところで、あとは予備費だけなので、ここになぜ出ていないのか、どうしても聞いておかなければ、ここの決がとれるかどうかわからないのでお聞きします。  市長は先週、代表者会議の後、7月までという考え方を改めて8月以降の厚生労働省からの政策監を継続配置すると説明されましたが、だとしたら、このコロナ禍の厳しい当初予算の時点では、政策監の給与は7月までの計上であると思うのですが、続く8月から3月までの8か月分の給与分が今補正で示されると私たちは思っておりましたけれども、出てこないというのはなぜなのか、聞かなければいけないと思っております。  というのも、私たち会派は当初予算に賛成しております。当初予算の積算時にさかのぼって、疑義が生じかねないということもありますので、この場をおかりして明らかにすべきと思っておりますので、この点のみお聞きしたいと思っております。 ◯議長藤原マサノリ君) 先日、議会運営委員会か何かで説明があったはずなのですが。答えられますか。何でもありではないので、場面を考えてください。  藤浪企画政策部長。      (企画政策部長藤浪裕永君登壇) ◯企画政策部長藤浪裕永君) 人件費全体についてが、当初予算で編成した後に状況の変化があったことにつきましては、人件費補正ということをさせていただきますので、ついては職員、あわせて理事者等についても後日の補正予算、例年であれば12月補正というところでさせていただきますので、そうしたあたりではっきりしたところでまたご説明申し上げたいと思ってございます。 ◯議長藤原マサノリ君) この際、暫時休憩します。          午前10時09分休憩     ──────── - ────────          午前10時09分開議 ◯議長藤原マサノリ君) 休憩前に引き続き会議を開きます。  ほかに質疑はありませんか。安斉議員。 ◯2番(安斉きみ子君) それでは同じところで、生活困窮者等支援事業についてお伺いいたします。  1億750万4,000円というお金ですけれども、これは長引くコロナ禍にあって全国的にも生活に苦しむ世帯が増加しているという状況があると思います。  これに対する国による10分の1の負担で行う支援事業と理解はしておりますが、今度の対象者総合支援資金の再貸付、これを借り終わった世帯だけではなくて、いわゆる再貸付について不承認とされた、こういう世帯まで国が範囲を広げたというその背景を、市としてはどのように捉えていらっしゃるのか伺いたいと思います。 ◯議長藤原マサノリ君) 松崎福祉総務課長。      (福祉総務課長松崎亜来子君登壇) ◯福祉総務課長松崎亜来子君) 今回、質問者がおっしゃるとおり、総合支援資金の再貸付対象者で借り終わった世帯だけでなく、その再貸付が不決定となった世帯の方も対象となっているところでございます。  その国が範囲を広げた背景というところですが、今般、新型コロナウイルス感染症の影響が長期にわたる中で、これまで生活困窮している方々に対しては緊急小口資金等特例貸付などの支援を継続して行ってきているところでございます。ただ、そういった支援をしながらも、まず既にその再貸付が終了されている世帯がいらっしゃること、それから今お話にあった、再貸付がそもそも不決定になっているという世帯がいらっしゃるという状況がございます。  こうした方々に関しまして、生活の再建が厳しい状況にある、そういった方を支援するという目的で、今回の自立支援金を設けたというような背景があると認識しております。この自立支援金を設けることで、就労による自立を図る、またはそれが困難な場合には、円滑に生活保護の受給につなげていく、そういったことがあったというところで、こういった不決定になっている世帯対象となっていると認識しているところでございます。 ◯2番(安斉きみ子君) 不承認とされた方は要件が合わなかったということが、まずあるのかと思うのですが、私は昨年9月議会で総合支援資金についても一般質問で取り上げました。資料もいただきましたけれども、その時点でも特例貸付貸付延長について、いわゆる申込み件数は多いのだけれども、実際に決定件数が非常に少なかった、及ばなかったというふうに記憶しております。  今回のこの生活困窮者等支援事業について、特徴的なことがあれば伺いたいと思います。 ◯福祉総務課長松崎亜来子君) 昨年9月議会の一般質問の資料で、今回の総合支援資金申請されている方々等申請者数の報告をさせていただいております。今回、6月議会においても、改めてそちらの資料の経過を踏まえて同様な形の資料も提出させていただいています。  総合支援資金に関して社会福祉協議会から情報提供をいただいておりますが、総合支援資金特例貸付というところで申請者数申し込み状況をお伝えしますと、申し込み件数は令和2年3月からの合計ですと733件ございます。そのうち決定件数が712件という状況でございまして、決定に至っていない方というのは、こちらの表ではそう多くはないと捉えているところでございます。  また、この特例貸付の特徴としまして、窓口が市の社会福祉協議会で受けまして、その後東京都の社会福祉協議会決定をするという流れになっております。なので、必ずしも同月で申請された方が決定という流れができているわけではないので、どうしても表上に時間ずれを生じているというような状況はあるかと思っております。  社会福祉協議会さんから不決定申請したけれども支給決定に至らなかった方に関しまして、件数がどのくらいかとお聞きしたところ、3件ほどということで伺っているというような状況がございます。  今回の自立支援金の特徴は、先ほどお話しした支援金支給ということだけではなく自立につなげていく、または生活保護支援につなげていくというところが大きな特徴でございまして、制度のつくりとしては現在既に実施されています住居確保給付金スキームを参考にして支給要件等がつくられている、そういった制度設計になっているということをここで申し上げたいと思います。 ◯2番(安斉きみ子君) ありがとうございました。昨年の9月から今年の6月にかけての申し込み件数決定件数の推移については、よく理解できました。かなり数は上がってきていると思っております。  それからまた住居確保給付金というのは、本当にもう暮らし、住むところに困っていらっしゃる方たちで、これについては非常に相談件数も、数は少ないのですけれども、たしか実施に至る件数も同数くらいにあったと思っています。  それで、今度、対象見込み世帯数について、国提示積算方法多摩市の支援金利用世帯予測数を算出して、その世帯割合がありますよね。それについては令和3年度6月3日現在の総合支援資金貸付申請世帯数を参考にして割り出していらっしゃるわけなのですけれども、実際、この申請窓口社会福祉協議会が行っているわけなのですけれども、こうした世帯の例えば困り事というか、失業や病気などいろいろあると思うのですが、それは社会福祉協議会が窓口であっても市としても十分つかんでいらっしゃるのかどうか、そこを伺いたいと思います。 ◯福祉総務課長松崎亜来子君) 社会福祉協議会受け付けを行っている申請された方の状況を市がリアルに把握しているかどうかということでのご質問と受けさせていただきます。  その点につきまして、直接申請を受けているのは社会福祉協議会ということになります。そのため、各々の世帯の具体的な困り事をリアルにというところでつかめているのかという点では、十分ではないという認識は持っているところでございます。  ただ、その世帯状況によっては受け付け時に住居確保給付金のご案内が必要な場合や、生活保護のご案内が必要な場合の方もいらっしゃると認識しています。そういうときには社会福祉協議会から、しごと・くらしサポートステーションへ、または市の福祉総務課生活福祉課につないでいくというような場面がございます。そういった場面を通じてその方の状況を把握するというところは努めているところでございまして、そういう機を捉えて必要な情報を得ることに努めているところでございます。  現在、これまでしごと・くらしサポートステーションで受けた相談内容というところでは、一番多いのは家賃やローンの支払いのこと、2番目には収入や生活費のこと、3番目には住まいのことというような状況になっているということはデータとして把握しておりまして、こういう状況も踏まえながら、また引き続き関係機関と連携して相談状況の把握をしっかり努めていきたいと考えております。 ◯2番(安斉きみ子君) ありがとうございました。先ほど岩崎議員とのやり取りの中でも、今度のこの支援事業については、求職活動を熱心に誠実に行っていただくということが1つと、もう1つが就労による自立が困難であって、本当にこの給付終了後の生活維持が困難と見込まれる場合は、生活保護申請を行う、ここが私は非常にポイントだと思っています。  この2点なのですけれども、特にこの2)のほうです。私はこの生活困窮者等支援事業の1つの狙いは、生活保護に至る前に対策をとる一面があると理解しているのですが、それは同時になるべく生活保護にはつなげない一面があると思ってまいりました。  今度の生活困窮者自立支援により、この生活保護につなげることができる、そう広がっていくと市は考えているのかどうか、そこを伺いたいと思います。 ◯福祉総務課長松崎亜来子君) 今回の自立支援金に関しましては、今、質問者がおっしゃられたとおり、2つのポイントがあるのかと思います。まずはその生活保護に至る前の生活再建というところで就労自立につなげていくという要素が1つ。加えまして、そうは言えども生活の再建が苦しいという方はいらっしゃる状況でございます。そのためには生活保護のほうに円滑につないでいくということが今回の目的の1つとなっていると受けとめております。  そういう観点から考えますと、つながりやすくなるというよりも、つなげていくという目を持って、今回の申請の対応をしていくというところが重要なのかなと考えております。 ◯2番(安斉きみ子君) 先ほど岩崎議員とのやり取りの中でも、窓口はしごと・くらしサポートステーションになったと。ここがよいだろうということになったのだと思うのですが、その中で市の職員の対応です。会計年度任用職員と正規の職員がお二人そこに常駐するというか、そういうことだと受けとめて、これは非常に重要なことだと思うのですけれども、この市の職員の関与がどの程度なのか、その辺りを伺いたいと思います。 ◯福祉総務課長松崎亜来子君) 今回の申請受け付け場所は、通常、市で行う場合、庁舎内の各課の窓口というような状況でございますが、福祉総務課の窓口で申請受け付けるのではなく、しごと・くらしサポートステーション内に申請受け付け場所を設けるという形で取り組みさせていただきます。ポイントは、やはり就労相談につなぎやすい状況をつくるということを狙いとしているところでございます。  今回、市の職員会計年度任用職員申請受け付けを行っていく予定でございます。福祉総務課職員は1名、そちらに日々市役所から赴くというような状況でございまして、会計年度任用職員を2名ほど想定しておりますが、2、3名の体制をつくりながら会計年度任用職員さんと一緒になって申請受け付けをまず行う、基本的な書類の確認等々を行いますけれども、その中でご本人の困り事などもお聞きしていくというような流れになっていくと想定しております。  その上で、しごと・くらしサポートステーション就労相談、面談につなげていくというところが、今回申請受け付けに当たる職員の業務ということで想定しておりまして、そのように取り組んでいきたいと考えております。 ◯2番(安斉きみ子君) 福祉総務課も非常に数少ない人数の中でこうやってお一人の職員を、交代になるかもしれませんけれども、出して、市民の皆さんとじかに対面していただけるということは非常に重要なことではないかと私は思います。  それで周知については、本当に幅広くPRしていただきたいのですが、社会福祉協議会の協力を得て個別通知も行うということ、また広報や市のホームページ公式LINE公式ツイッターなどの活用で広く周知されると聞いているわけですけれども、私はやはりこういう広く知らせることで、特に生活保護にもつながるということをしっかり打ち出していただいて、市民の困り事を敏感に受けとめるという多摩市であってほしいと思いますが、いかがでしょうか。担当部長のお考えを伺いたいと思います。 ◯議長藤原マサノリ君) 小野澤健康福祉部長。      (健康福祉部長小野澤史君登壇) ◯健康福祉部長小野澤史君) まず、前段の周知のことでございますけれども、今回の自立支援金については社会福祉協議会の協力を得て、まずはその対象となる見込み総合支援資金貸付を受けている世帯等への個別通知を行う予定で考えております。  また、今お話もございました広報、あるいはホームページ。広報については7月5日号を予定しておりますけれども、ホームページ公式LINE公式ツイッターなどの様々な媒体を活用して広く周知をしていきたいと考えております。  また後段の生活保護にもつながるという部分ですが、今回のこの制度については、最初に国のほうでリリースされたのが5月28日ということで、その後市のほうに正式な文書が来たのが6月4日でございます。その中で、7月中にはもう申請受け付けを開始して、8月末までに締め切ってというスキームが組まれて出されておりまして、非常にスピード感が求められている状況でございました。  今のコロナ禍という状況でもございますので、このスピード感を求められるというところについては、これ自体が悪いことではないと思っておりますが、私どもといたしましても、そうした中で急ピッチに制度設計をしてきたというところがございます。  そうした中で、今回の制度の趣旨につきましては、先ほど担当課長のほうから就労による自立支援する、あるいは必要に応じて生活保護につなぐということが目的として出されて、今回のこの支援金を出すという話になっているわけですが、国の制度として今回下りてきたものではございますけれども、ただ単に市としてそれをそのまま事務的にやっていくということでは、やはり意味がないだろうと考えております。  そうしたところで、先ほど担当課長のほうから説明させていただきましたが、しごと・くらしサポートステーションでの相談もできるような体制をつくったり、あるいは今、予定しているところですが、案内のチラシにQRコードをつけて、そのQRコードを読み込めば、例の「多摩市は連携して支えます」という、以前もご紹介させていただいたこういう相談の一覧が見られるような状況もつくっていきたいと考えています。  多摩市としても、単に事務的にやるわけではなくて、しっかりその趣旨を踏まえて、これを活用して市民の方々を支援していきたいと考えているところでございます。 ◯2番(安斉きみ子君) こういう良い制度が急遽出されてきたのですが、この制度は9月、10月、11月の3か月ですね。コロナ禍の影響は長期化も予想されますが、多摩市民の実態を十分につかむということ、それから私は引き続きこうした市民の実態から、国にもこういう制度の再度必要な場合があると思いますので、要望していただきたいと思います。  特に生活保護についても、もうこれは日本共産党は一貫して言い続けていることですが、やはり社会保障としての生活保護への転換を国に求めていきたいと思うわけですけれども、市としての見解があれば伺いたいと思います。 ◯健康福祉部長小野澤史君) コロナ禍自体長期化していく中では、その影響も社会全体に及んでいるというふうに私どもとしても認識しているところでございます。  引き続き生活困窮者対策については非常に重要な施策として取り組んでいかなければならない、そういう意味では多摩市民の方々の実態をしっかりつかんで、国や東京都のほうにも要望していきたい、また制度の充実についても求めていきたいと考えております。  生活保護制度につきましては、以前からご答弁をさせていただいていますが、戦後から今日まで、憲法に保障された国民の健康で文化的な最低限度の生活を営む権利や生存権を具現化して、国民生活を守ってきた社会保障制度であるというふうに認識をしているところでございます。  今後、国民がどのような社会保障制度を望むのか、コロナ禍を踏まえてどのように変わる必要があるのか、国民の中でも様々な認識や意見がある中で、生活保護制度のあり方についても国全体での議論が必要な問題であると考えております。 ◯議長藤原マサノリ君) ほかに質疑はありませんか。──質疑なしと認めます。  これをもって質疑を終了いたします。  これより第57号議案に対する討論に入ります。  討論はありませんか。──討論なしと認めます。  これをもって討論を終了いたします。  これより第57号議案令和3年度多摩一般会計補正予算(第4号)を挙手により採決いたします。  本案は原案のとおり決することに賛成の諸君の挙手を求めます。           (挙手全員) ◯議長藤原マサノリ君) 挙手全員であります。  よって、本案は原案のとおり可決されました。    ──────────────────── ◯議長藤原マサノリ君) 日程第3、第53号議案鶴牧・落合・南野コミュニティセンター改修工事の請負契約の締結についてを議題といたします。  提出者から提案理由の説明を求めます。阿部市長。        (市長阿部裕行君登壇) ◯市長阿部裕行君) ただいま議題となっております第53号議案について、提案の理由を申し上げます。  本案は鶴牧・落合・南野コミュニティセンターの老朽化対応と、今後30年の使用を見据えた改修として、内外装・屋上の改修工事、外構工事の請負契約を締結するため、「議会の議決に付すべき契約及び財産の取得又は処分に関する条例」第2条の規定により、議会の議決に付すものです。  鶴牧・落合・南野コミュニティセンターの改修については、運営協議会をはじめ地域の方々と協議を重ねて、基本・実施設計が終了しましたので、このたび改修工事の契約を締結するものです。  総合評価落札方式による条件付一般競争入札に付したところ、落札額及び落札業者は議案書のとおりです。  よろしくご審議の上、ご承認を賜りますようお願い申し上げます。 ◯議長藤原マサノリ君) これをもって提案理由の説明を終わります。
     お諮りいたします。  本案については、会議規則第36条第3項の規定により委員会の付託を省略いたしたいと思います。  これにご異議ありませんか。       (「異議なし」と呼ぶ者あり) ◯議長藤原マサノリ君) ご異議なしと認めます。  よって、委員会の付託を省略することに決しました。  これより質疑に入ります。  質疑はありませんか。しのづか議員。 ◯9番(しのづか元君) 今回総合評価で行われたということで、見ると、落札された業者が落札できなかった業者より1,100万円ほど高い金額で落札をして、総合点の中で上回ったということで落札業者が決まっているのですが、この技術点の開きが大きな差かなと思っているのですが、この技術点の差というのは主にどういったところで差が出たのか、お答えください。 ◯議長藤原マサノリ君) 櫻田総務契約課長。      (総務契約課長櫻田芳恵君登壇) ◯総務契約課長(櫻田芳恵君) 総合評価落札方式の評価の内容ということですので、私のほうから説明させていただきます。今回の内容につきましては、お話にありましたとおり、総合評価で行いましたので価格点と技術点というところで総合計で決定している案件になります。  今お話のあった技術点につきましては、企業の技術力や企業の信頼性・社会性というところを評価項目をそれぞれ挙げさせていただいておりまして点数をつけている案件になります。  具体的には、開きがあったというところになりますが、地域貢献のところです。今で言う企業の信頼性・社会性というところに地域の貢献度というところがあります。多摩市の地域で、市内の事業者さんであるかどうかですとか、防災協定を結んでいるかとか、そういった評価項目の1つの項目がありまして、そういうところで点数の開きがあるということで評価しております。 ◯9番(しのづか元君) 今お答えいただいたように、地域の貢献度合いで開きが出たということで、私はこういった入札がどんどん広がっていけばいいと思っているのですが、1点指摘しておきたいのが、この鶴牧・落合・南野コミュニティセンター改修工事ではないのですが、前に入札をされた尾根幹線にまたがる橋梁の改修工事があったのですが、それの仕様書の中に入札をする条件というものがあって、これも市内業者とか、市内に支店を置く業者とか、いろいろ分類はされているのですが、最後に経営事項審査の評点が七百何十点以上と書かれているのです。それで結局、市内業者は手を挙げられない、こういう状況が生まれています。だとしたら最初から市内業者を入れないというような、もう、わかっているわけですから、私たちが見ると「市内業者もきちんとオープンに参加を募っているのね」ということですが、結局最後のところでそういう線引きをしてしまうと、手を挙げられないという状況が生まれております。  そこの点についてきちんと今後は是正をしていただきたいのですが、いかがでしょうか。 ◯総務契約課長(櫻田芳恵君) 今、橋梁の内容についてということでしたが、案件ごとにそれぞれ条件付一般競争入札というところの条件というのを、参加条件というのをいろいろ付しているところです。お話のあったような経営事項審査の点数を参加条件にしているというのはあまりないのですけれども、多摩市は橋梁がいっぱいあるということから、特殊な橋も、特徴のある橋もとても多くありまして、その中でやはり一概に、難しい技術力が伴うようなものにつきましては実績を確認もさせていただきながら、トータルで参加条件ですとか、こういった総合評価の中でトータルで見るところですとか、そういう項目があるというのが実際のところです。  今回のように市内業者についてはできるだけ参加していただきたいというところが私どもでも同じ意見ではあるのですが、少し特殊な橋ということで、橋が全部そういった経営事項審査をつけているわけではないのですけれども、過去に何点かそういったもの、特殊な橋については経営事項審査の点数も参加条件にしたことはあります。 ◯9番(しのづか元君) 私は建設業出身で、細かいことは言いたくないのですが、例えばレインボーブリッジのように鋼製の鉄骨製の橋梁とか、本当に橋梁屋さんが施工しなければいけないような橋梁というものもあるのです。それと一般の橋梁というのは違っていて、例えば今回入札に出されたような橋は一般土木に分類されていて、仕事は土木屋さんが取っても、施工は例えばその専門でやっていらっしゃる方に下請として出すというような状況、どこの工事でもそういう状況なのです。  だとしたら、そういう市内業者の方でもその経験を積ませてあげることが私は重要だと思っておりますので、今後はそういう点もきちんと配慮して制度をつくっていただきたいと思います。 ◯議長藤原マサノリ君) ほかに質疑はありませんか。──質疑なしと認めます。  これもって質疑を終了いたします。  これより第53号議案に対する討論に入ります。  討論はありませんか。──討論なしと認めます。  これをもって討論を終了いたします。  これより第53号議案鶴牧・落合・南野コミュニティセンター改修工事の請負契約の締結についてを挙手により採決いたします。  本案は原案のとおり決することに賛成の諸君の挙手を求めます。           (挙手全員) ◯議長藤原マサノリ君) 挙手全員であります。  よって本案は原案のとおり可決されました。    ──────────────────── ◯議長藤原マサノリ君) 日程第4、第54号議案連光寺複合施設改修工事の請負契約の締結についてを議題といたします。  提出者から提案理由の説明を求めます。阿部市長。        (市長阿部裕行君登壇) ◯市長阿部裕行君) ただいま議題となっております第54号議案について、提案の理由を申し上げます。  本案は、連光寺複合施設の老朽化対応と、今後30年の使用を見据えた改修として、内外装・屋上の改修工事、エレベーターの増築等工事の請負契約を締結するため、「議会の議決に付すべき契約及び財産の取得又は処分に関する条例」第2条の規定により議会の議決に付すものです。  連光寺複合施設の改修については、地域の方々と協議を重ねて基本・実施設計が終了しましたので、このたび改修工事の契約を締結するものです。  総合評価落札方式による条件付一般競争入札に付したところ、落札額及び落札業者は議案書のとおりとなりました。  よろしくご審議の上、ご承認を賜りますようお願い申し上げます。 ◯議長藤原マサノリ君) これをもって提案理由の説明を終わります。  お諮りいたします。  本案については、会議規則第36条第3項の規定により委員会の付託を省略いたしたいと思います。  これにご異議ありませんか。       (「異議なし」と呼ぶ者あり) ◯議長藤原マサノリ君) ご異議なしと認めます。  よって、委員会の付託を省略することに決しました。  これより質疑に入ります。  質疑はありませんか。──質疑なしと認めます。  これをもって質疑を終了いたします。  これより第54号議案に対する討論に入ります。  討論はありませんか。──討論なしと認めます。  これをもって討論を終了いたします。  これより第54号議案連光寺複合施設改修工事の請負契約の締結についてを挙手により採決いたします。  本案は原案のとおり決することに賛成の諸君の挙手を求めます。           (挙手全員) ◯議長藤原マサノリ君) 挙手全員であります。  よって本案は原案のとおり可決されました。    ──────────────────── ◯議長藤原マサノリ君) 日程第5、第55号議案市道5-35号歩線道路改良工事の請負契約の締結についてを議題といたします。  提出者から提案理由の説明を求めます。阿部市長。        (市長阿部裕行君登壇) ◯市長阿部裕行君) ただいま議題となっております第55号議案について、提案の理由を申し上げます。  本案は、市道5-35号歩線(通称レンガ坂)について、拡幅及び自転車と歩行者の分離、橋梁補修工事等の市道5-35号歩線道路改良工事の請負契約を締結するため、「議会の議決に付すべき契約及び財産の取得又は処分に関する条例」第2条の規定により、議会の議決に付すものです。  総合評価落札方式による条件付一般競争入札に付したところ、落札額及び落札業者は議案書のとおりです。  よろしくご審議の上、ご承認を賜りますようお願い申し上げます。 ◯議長藤原マサノリ君) これをもって提案理由の説明を終わります。  お諮りいたします。  本案については、会議規則第36条第3項の規定により委員会の付託を省略いたしたいと思います。  これにご異議ありませんか。       (「異議なし」と呼ぶ者あり) ◯議長藤原マサノリ君) ご異議なしと認めます。  よって、委員会の付託を省略することに決しました。  これより質疑に入ります。  質疑はありませんか。──質疑なしと認めます。  これをもって質疑を終了いたします。  これより第55号議案に対する討論に入ります。  討論はありませんか。──討論なしと認めます。  これをもって討論を終了いたします。  これより第55号議案市道5-35号歩線道路改良工事の請負契約の締結についてを挙手により採決いたします。  本案は原案のとおり決することに賛成の諸君の挙手を求めます。           (挙手全員) ◯議長藤原マサノリ君) 挙手全員であります。  よって本案は原案のとおり可決されました。    ──────────────────── ◯議長藤原マサノリ君) 日程第6、第56号議案令和3年度多摩市立資源化センター古紙プラント設備等改修工事の請負契約の締結についてを議題といたします。  提出者から提案理由の説明を求めます。阿部市長。        (市長阿部裕行君登壇) ◯市長阿部裕行君) ただいま議題となっております第56号議案について、提案の理由を申し上げます。  本案は、資源化センターの古紙プラントの老朽化に伴い、設備を更新することにより、機能保全と継続的な安定運転の実施、性能水準の維持を図ることを目的とした設備等改修工事の請負契約を締結するため、「議会の議決に付すべき契約及び財産の取得又は処分に関する条例」第2条の規定により議会の議決に付すものです。  総合評価落札方式による条件付一般競争入札に付したところ、落札額及び落札業者は議案書のとおりです。  よろしくご審議の上、ご承認を賜りますようお願い申し上げます。 ◯議長藤原マサノリ君) これをもって提案理由の説明を終わります。  お諮りいたします。  本案については、会議規則第36条第3項の規定により委員会の付託を省略いたしたいと思います。  これにご異議ありませんか。       (「異議なし」と呼ぶ者あり) ◯議長藤原マサノリ君) ご異議なしと認めます。  よって、委員会の付託を省略することに決しました。  これより質疑に入ります。  質疑はありませんか。──質疑なしと認めます。
     これをもって質疑を終了いたします。  これより第56号議案に対する討論に入ります。  討論はありませんか。──討論なしと認めます。  これをもって討論を終了いたします。  これより第56号議案令和3年度多摩市立資源化センター古紙プラント設備等改修工事の請負契約の締結についてを挙手により採決いたします。  本案は原案のとおり決することに賛成の諸君の挙手を求めます。           (挙手全員) ◯議長藤原マサノリ君) 挙手全員であります。  よって本案は原案のとおり可決されました。    ──────────────────── ◯議長藤原マサノリ君) 日程第7、第51号議案多摩市介護保険条例の一部を改正する条例の制定についてを議題といたします。  委員長の報告を求めます。きりき優健康福祉常任委員長。     (健康福祉常任委員長きりき優君登壇) ◯健康福祉常任委員長(きりき優君) 26番きりき優です。6月15日に開催されました健康福祉常任委員会の審査についてご報告いたします。  健康福祉常任委員会に付託された議案は、第51号議案多摩市介護保険条例の一部を改正する条例の制定についての1件です。  本議案は、現在施行されている新型コロナウイルス感染症の影響を受けた一定の要件に該当する介護保険第1号被保険者の介護保険料を減免する特例について、令和3年度も引き続き適用できるよう条例を改正したいというものです。  市側から詳細な説明をいただいた後、1名の委員より質疑があり、昨年度の介護保険料の減免の詳細について、また新型コロナウイルス感染症以外にも災害等により収入が減少した場合においても減免を行っていることについて、市側の答弁により明らかとなりました。  その後、意見討論なく、採決の結果、挙手全員で可決すべきものと決しました。  以上で健康福祉常任委員会の報告を終わります。 ◯議長藤原マサノリ君) 委員長の報告は終わりました。  ただいまの委員長の報告に対する質疑に入ります。  質疑はありませんか。──質疑なしと認めます。  これをもって質疑を終了いたします。  これより第51号議案に対する討論に入ります。  討論はありませんか。──討論なしと認めます。  これをもって討論を終了いたします。  これより第51号議案多摩市介護保険条例の一部を改正する条例の制定についてを挙手により採決いたします。  本案に対する委員長の報告は可決であります。  本案は委員長の報告のとおり決することに賛成の諸君の挙手を求めます。           (挙手全員) ◯議長藤原マサノリ君) 挙手全員であります。  よって本案は委員長の報告のとおり可決することに決しました。    ──────────────────── ◯議長藤原マサノリ君) 日程第8、第52号議案多摩市廃棄物の処理及び再利用の促進に関する条例の一部を改正する条例の制定についてを議題といたします。  委員長の報告を求めます。  松田だいすけ生活環境常任委員長。    (生活環境常任委員長松田だいすけ君登壇) ◯生活環境常任委員長(松田だいすけ君) 松田だいすけです。6月16日に行われました生活環境常任委員会について報告いたします。主な案件は1件です。  第52号議案多摩市廃棄物の処理及び再利用の促進に関する条例の一部を改正する条例の制定についてを議題といたしました。  市側より、し尿処理経費の増加に伴い、多摩市廃棄物の処理及び再利用の促進に関する条例に規定する廃棄物処理手数料のうち、事業所等の仮設トイレから排出されるし尿の処分について、1リットルにつき24円から27円に、またこれを除く事業所等から排出されるし尿の収集・運搬及び処分について、1リットルにつき36円から39円に改定を行うものであるとの説明がありました。  2名の委員より、事業者への説明について、多摩川衛生組合に持ち込まれる搬入量は年間では大体どのくらいになっているのかについて、仮設トイレがどの場所にあるのかについて、最終的な請求金額について、手数料改定の細かなことについて質疑がありました。  質疑の後、意見討論なく、挙手全員により可決すべきものと決しました。報告は以上です。 ◯議長藤原マサノリ君) 委員長の報告は終わりました。  ただいまの委員長の報告に対する質疑に入ります。  質疑はありませんか。──質疑なしと認めます。  これをもって質疑を終了いたします。  これより第52号議案に対する討論に入ります。  討論はありませんか。──討論なしと認めます。  これをもって討論を終了いたします。  これより第52号議案多摩市廃棄物の処理及び再利用の促進に関する条例の一部を改正する条例の制定についてを挙手により採決いたします。  本案に対する委員長の報告は可決であります。  本案は委員長の報告のとおり決することに賛成の諸君の挙手を求めます。           (挙手全員) ◯議長藤原マサノリ君) 挙手全員であります。  よって、本案は委員長の報告のとおり可決することに決しました。    ──────────────────── ◯議長藤原マサノリ君) 日程第9、閉会中の審査の申し出を議題といたします。  子ども教育常任委員長から、本日付託の3陳情第4号東京2020オリンピック・パラリンピック大会の多摩市事業で予測される新型コロナウイルス感染症感染拡大防止に関する陳情につき、会議規則第101条の規定により閉会中に審査したい旨の申し出があります。  お諮りいたします。  委員長からの申し出のとおり、閉会中の審査に付することにご異議ありませんか。       (「異議なし」と呼ぶ者あり) ◯議長藤原マサノリ君) ご異議なしと認めます。  よって委員長からの申し出のとおり閉会中の審査に付することに決しました。    ──────────────────── ◯議長藤原マサノリ君) 日程第10、所管事務の継続調査の申し出を議題といたします。  総務常任委員長から、委員会が所管する市民が望む庁舎建て替えについて、生活環境常任委員長から、委員会が所管する「多摩市気候非常事態宣言」の具体化について、子ども教育常任委員長から、委員会が所管するGIGAスクール構想について、会議規則第101条の規定により閉会中に継続調査したい旨の申し出があります。  お諮りいたします。  委員長から申し出のとおり、閉会中の継続調査に付することにご異議ありませんか。       (「異議なし」と呼ぶ者あり) ◯議長藤原マサノリ君) ご異議なしと認めます。  よって、委員長からの申し出のとおり、閉会中の継続調査に付することに決しました。    ──────────────────── ◯議長藤原マサノリ君) 日程第11、各常任委員会の特定事件継続調査の申し出を議題といたします。    ────────────────────     各常任委員会の特定事件継続調査事項表               (令和3年第2回定例会) 総務常任委員会 1 総合オンブズマンについて 2 総合的な政策の企画、推進及び調整について 3 行財政の経営改革について 4 財産について 5 建築物の整備及び保全について 6 統計について 7 秘書について 8 広報、広聴及び市民相談について 9 財政について 10 情報システム及び情報政策について 11 契約及び検査について 12 職員の人事、福利厚生等について 13 文書及び法務について 14 災害対策等について 15 防犯について 16 市税及び市税に係る税外収入について 17 戸籍及び住民基本台帳について 18 商工業及び農林漁業の振興並びに観光について 19 市会計について 20 監査委員、選挙管理委員会、農業委員会及び固定資産   評価審査委員会について 21 他の常任委員会の所管に属さない行政事務について
    健康福祉常任委員会 1 地域福祉について 2 生活福祉について 3 保健衛生及び健康について 4 国民健康保険、後期高齢者医療及び国民年金について 5 高齢福祉について 6 介護保険について 7 障害福祉について 8 福祉事務所について 生活環境常任委員会 1 市民生活について 2 町名地番整備について 3 消費者の保護について 4 コミュニティ及び市民活動の支援について 5 男女平等の推進について 6 都市計画及び都市計画事業について 7 開発、整備及び区画整理について 8 住宅政策について 9 道路、河川及び土木について 10 交通対策について 11 下水道事業について 12 環境の保全、回復及び創出について 13 公園及び緑化について 14 廃棄物の処理、減量及び再利用について 子ども教育常任委員会 1 文化、スポーツ及び生涯学習の振興について 2 児童の福祉について 3 母子及び父子並びに寡婦福祉について 4 幼児教育施設について 5 青少年について 6 教育予算について 7 公立の小学校及び中学校の設置、管理及び廃止につい   て 8 学校教育について 9 学校給食について 10 社会教育及び社会教育施設について 11 文化財の保護について    ──────────────────── ◯議長藤原マサノリ君) 各常任委員長から、お手元に配付した継続調査事項表の特定事件につき、会議規則第101条の規定により閉会中継続調査したい旨の申し出があります。  お諮りいたします。各委員長からの申し出のとおり、閉会中の継続調査に付することにご異議ありませんか。       (「異議なし」と呼ぶ者あり) ◯議長藤原マサノリ君) ご異議なしと認めます。  よって、各委員長からの申し出のとおり、閉会中の継続調査に付することに決しました。    ──────────────────── ◯議長藤原マサノリ君) 日程第12、議員派遣の件を議題といたします。  お諮りいたします。  地方自治法第100条第13項及び会議規則第161条の規定に基づき、閉会中において議員の派遣を行う必要が生じた場合、その日時、場所、目的及び派遣議員等については議長にご一任願いたいと思います。  これにご異議ありませんか。       (「異議なし」と呼ぶ者あり) ◯議長藤原マサノリ君) ご異議なしと認めます。  よって、議長に一任いただくことに決しました。    ──────────────────── ◯議長藤原マサノリ君) 日程第13、議員提出議案第2号学校教育におけるデジタルトランスフォーメーションを適切に進めるための意見書を議題といたします。    ──────────────────── 議員提出議案第2号   学校教育におけるデジタルトランスフォーメーション   を適切に進めるための意見書  上記の議案を地方自治法第112条及び会議規則第13条第1項の規定により別紙のとおり提出する。   令和3年6月23日    提出者  多摩市議会議員    三 階 道 雄    賛成者     同       岩 崎 みなこ     同      同       小 林 憲 一     同      同       しのづか  元     同      同       折 戸 小夜子     同      同       松 田 だいすけ  多摩市議会議長 藤 原 マサノリ 殿  学校教育におけるデジタルトランスフォーメーションを  適切に進めるための意見書  現在、教育の現場では、「誰一人取り残すことのない公正に個別最適化され、創造性を育む学び」の実現を目指す「GIGAスクール構想」の一環で、児童生徒に一人一台の情報端末の貸与、並びに校内の高速ネットワーク整備が進められています。  また、これらのハード面の取り組みに加えて、児童生徒の「個別最適な学び」と「協働的な学び」の充実や、「特別な配慮を必要とする児童生徒の学習上の困難の低減に資するもの」として、「デジタル教科書」の導入も進められようとしています。  「GIGAスクール構想」に対しては、ICTを活用したオンラインでの授業や宿題の配布、さらにデジタル教科書やデジタルドリルの活用など、各人の状況に合わせた学習を推進することにより、多様な学びの実現と教員の負担軽減などへの期待が高まっています。  一方で、すべての教員が情報端末を活用した一定レベルの授業を行うことができるように、個人情報の取扱い及び管理も含めた教職員の資質の向上が求められます。また、デジタル教科書・教材は、学校から貸与された端末を使い、学校のシステムに接続する必要があり、例えば、転校先でも復習や学びが継続できる環境を整備しておくことも重要です。  さらに、デジタル教科書のみを使用した場合には、学習の基本能力である「読解力」の低下が危惧されます。そこで、各自治体において、Society5.0時代を生きる子どもたちに相応しい教育を推進するため、学校教育にICTを浸透させ、さらなる教育の充実を図るためのデジタルトランスフォーメーション(以下、DX)の実現に向けて取り組んでいくべきです。  そのために、下記の事項について迅速に対応することを強く求めます。             記 1 情報端末の利活用、個人情報の取扱いなど、教育DXに対応する教職員研修のあり方については、検討を進めること。また、ICT活用は、教員の自主性・自立性を尊重すること 2 システムやソフトウェアの整備、情報端末や通信設備の修繕や定期更新など、教育DXに関する学校教育予算の充実・確保とそのあり方について検討を進めること 3 よく聞き、よく読み、よく書くなどの生涯学び続けるための基本的な「学ぶスキル」を身に付ける上で、紙面の活用と対面学習の重要性を検討すること。また、デジタル教科書の導入は慎重に進めること  以上、地方自治法第99条の規定により意見書を提出します。 令和 年 月 日           多摩市議会議長 藤 原 マサノリ 内閣総理大臣 殿 総務大臣 殿 財務大臣 殿 文部科学大臣 殿    ──────────────────── ◯議長藤原マサノリ君) 提出者から提案理由の説明を求めます。15番三階道雄議員。        (15番三階道雄君登壇) ◯15番(三階道雄君) 15番三階道雄でございます。それでは提案理由を申し述べます。  教育現場では、創造性を育む学びの実現を目指す「GIGAスクール構想」の一環で、児童・生徒に一人一台の情報端末の貸与、並びに学校の高速ネットワークがここ多摩市でも整備されました。  ハード面の取り組みに加えて、児童・生徒の個別適切な学びと協働的な学びの充実としてデジタル教科書の導入も進められようとしております。また、多様な学びの実現と教員の負担軽減などへの期待が高まっております。  一方、全ての教員が情報端末を活用した一定レベルの授業を行うことができるように、個人情報の取り扱い及び管理も含めた教職員の資質の向上が求められます。  さらに、システムやソフトの整備、端末や通信設備の修繕や定期更新など、学校教育予算の充実・確保とそのあり方についての要望でもあります。  代表者会議で合意されたものでございます。ご賛同のほど、よろしくお願いいたします。
    ◯議長藤原マサノリ君) これをもって提案理由の説明を終わります。  お諮りいたします。  本案については、会議規則第36条第3項の規定により委員会の付託を省略いたしたいと思います。これにご異議ありませんか。       (「異議なし」と呼ぶ者あり) ◯議長藤原マサノリ君) ご異議なしと認めます。  よって、委員会の付託を省略することに決しました。  これより質疑に入ります。  質疑はありませんか。──質疑なしと認めます。  これをもって質疑を終了いたします。  これより議員提出議案第2号に対する討論に入ります。  討論はありませんか。──討論なしと認めます。  これをもって討論を終了いたします。  これより、議員提出議案第2号学校教育におけるデジタルトランスフォーメーションを適切に進めるための意見書を挙手により採決いたします。  本案は原案のとおり決することに賛成の諸君の挙手を求めます。           (挙手全員) ◯議長藤原マサノリ君) 挙手全員であります。  よって、本案は原案のとおり可決されました。    ──────────────────── ◯議長藤原マサノリ君) 以上をもって本日の日程は全部議了いたしました。  ここで、市長より発言の申し出がありますので、これを許します。阿部市長。        (市長阿部裕行君登壇) ◯市長阿部裕行君) 議会中の貴重なお時間をおかりしまして大変恐縮に存じます。  平成30年から健幸まちづくり政策監を務めていただきました倉吉政策監が7月31日をもって帰任されることとなりました。  この場をかりて、倉吉政策監から皆様方に退任のご挨拶を申し上げたいと思いますので、よろしくお願いいたします。 ◯議長藤原マサノリ君) 倉吉健幸まちづくり政策監。    (健幸まちづくり政策監倉吉紘子君登壇) ◯健幸まちづくり政策監(倉吉紘子君) 平成30年8月に多摩市に赴任いたしまして、3年間本当にお世話になりました。私の役人人生の中で、実は最も長い在籍期間でありましたけれども、毎日がとても充実しておりまして、健幸まちづくりは皆様の温かいサポートと優しさでできていると言っても過言ではないなと感じております。  具体的なところでは、地域医療でありますとか、連携して支える相談支援体制の構築など厚生労働省に関連の深いテーマから、高齢者が元気でいられるまちであるとか、人生100年豊かで過ごすための健康と幸せって何だろうとか、そういった大きなテーマを、多摩市の皆様、市議会の皆様もそうですし、市役所の皆様、健幸まちづくり推進室の一人ひとり、あと全ての部署の皆様にも関わっていただいて、それから市民の方々、多摩市にはスーパーマンのようなすばらしい市民の方が本当にたくさんいらっしゃるなと思いましたけれども、そういった市民の方々もそうですし、医師会や歯科医会の先生方もそうですし、保育所の関係者の方々とか、あと地元の企業の方々、それから農家さんです。そういった多摩市でしか出会えない方々と一緒にこうしたテーマに一緒に考えて取り組むことができたというのは、私にとって本当に宝物だなというふうに思っております。  今度8月から私の後任が厚生労働省からまいります。これからも多摩市と厚生労働省の関係が引き続き続いていくということは大変うれしいことだなというふうに思っています。  またコロナが終息しましたら、新しい健幸まちづくりがどんなふうに花開いていくのかということも非常に大変期待を持って興味を持っておりますので、8月以降はボランティアの応援団として引き続き多摩市と関わっていきたいというふうに思っております。  3年間本当にありがとうございました。お世話になりました。 ◯議長藤原マサノリ君) 続いて、私から倉吉健幸まちづくり政策監への謝辞を申し上げたいと思います。  令和3年第2回多摩市議会の定例会の閉会に当たり、7月31日をもって勇退されます倉吉政策監に感謝と敬意を表し、市議会を代表いたしまして一言ご挨拶を申し上げたいと思います。  倉吉政策監は、大学卒業後、平成16年4月に厚生労働省に入省され、厚生労働省政策統括官付社会保障担当参事官室長補佐、大臣官房国際課長補佐、社会・援護局援護課長補佐、社会・援護局援護・業務課長補佐、医薬・生活衛生局水道課長補佐等を務められ、平成30年8月より第二代の健幸まちづくり政策監として当市にお迎えいたしました。  本市はニュータウン開発の影響による人口構成などにより、他市に比べ急速に少子高齢化が進行する特殊性がある一方、全国各地から集まった住民による市民参加が活発なこと、元気な高齢者が多いなどの特色を生かし、平成29年度に策定された「健幸まちづくり基本方針」のもとに健幸まちづくりに取り組んでまいりました。  前任の安里政策監が築かれた基本コンセプトのもと、後任の倉吉政策監におかれましては豊富な知識や人脈を生かし、ウォーカブル推進都市の取り組み、多摩市版地域医療連携構想の策定、働き方や女性の健康などの視点を取り入れた健幸まちづくりシンポジウムの開催など具体的な取り組みを推進されてきました。その取り組みの結果、健幸まちづくりの市民の認知度も2年間という短い期間で2割から4割近くに上昇しています。  健幸まちづくりが高齢者向けの政策として捉えられがちなところ、「For40」の発行など、健康無関心層と言われる働き盛りの30代、40代に向けての情報発信にも取り組まれ、健幸まちづくりの裾野を広げていただきました。  また、本市の総合計画に「健幸まちづくりのさらなる推進」が「基盤となる考え方」として位置づけられ、全庁を挙げて組織横断的に取り組む仕組みの構築にもご尽力いただきました。  昨年からのコロナ禍において、健康で当たり前の日常を送れることがいかに幸せなことか、私だけでなく多くの市民が痛感したのではないでしょうか。倉吉政策監も、このコロナ禍において、思うように様々な取り組みができずにご苦労もされたのではないかと思います。それでも3年間、力いっぱい多摩市の健幸まちづくりにご尽力くださいましたことに心より感謝申し上げます。  私たち市議会といたしましても、今のコロナ禍に打ち勝ち、市民の皆様が幸せを感じながら健康に暮らしていけるよう全力で取り組んでまいります。  どうぞ今後とも健康にご留意され、新しい職場でも大いにご活躍ください。そして多摩市への引き続きのご支援を賜りますよう心からお願い申し上げまして、多摩市議会を代表し感謝のご挨拶とさせていただきます。  長い間3年間、本当にありがとうございました。  令和3年6月23日、多摩市議会議長藤原マサノリ。  お疲れさまでした。ありがとうございました。  以上で会議を閉じます。  これをもって令和3年第2回多摩市議会定例会を閉会いたします。        午前11時01分閉議・閉会...