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2021年06月10日 令和3年第2回定例会(第6日) 本文
2021年06月10日 令和3年第2回定例会(第6日) 名簿

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  1. 多摩市議会 2021-06-10
    2021年06月10日 令和3年第2回定例会(第6日) 本文


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    2021年06月10日 : 令和3年第2回定例会(第6日) 本文 (140発言中0件ヒット) ▼最初の箇所へ(全 0 箇所) / 表示中の内容をダウンロード  / 印刷ページ          午前10時00分開議 ◯議長(藤原マサノリ君) ただいまの出席議員は26名であります。定足数に達しておりますので、これより本日の会議を開きます。    ──────────────────── ◯議長(藤原マサノリ君) 本日の議事日程はあらかじめお手元に配付したとおりであります。  日程第1、第41号議案令和3年度多摩市一般会計補正予算(第3号)を議題といたします。  提出者から提案理由の説明を求めます。阿部市長。        (市長阿部裕行君登壇) ◯市長(阿部裕行君) ただいま議題となっております第41号議案について、提案の理由を申し上げます。  本補正予算は、新型コロナウイルス感染症の影響が現在も続く中、国・都補助金等を活用した新型コロナウイルス感染症への対応など、この時期に予算対応が必要なもの、情勢変化に適切に対応するものなどについて編成しました。  その結果、歳入歳出予算それぞれ9,162万7,000円増額し、予算総額を645億1,317万5,000円としました。  まず、歳入の主な内容についてです。  国庫支出金は5,291万1,000円増額し、109億1,405万9,000円としました。  総務費国庫補助金では、本補正予算新型コロナウイルス対策事業の財源として、新型コロナウイルス感染症対応地方創生臨時交付金の一部を計上しました。  土木費国庫補助金では、マンション再生の支援のための社会資本整備総合交付金を計上しました。  教育費国庫補助金では、国の3号補正予算に伴い、公立学校情報機器整備費補助金を計上しました。  都支出金は、2,858万1,000円増額し、87億1,801万6,000円としました。  民生費都補助金では、子ども食堂に加え、配食・宅配の取り組みを行っている事業者への補助金やフードパントリー設置に関わる補助金を計上しました。  衛生費都補助金では、高齢者の肺炎球菌ワクチン定期予防接種に関わる補助金を計上しました。  土木費都補助金では、国庫補助金にもあったマンション再生の支援のための補助金を計上しました。
     繰入金は1,000万円増額し、61億4,157万7,000円としました。  今回計上している新型コロナウイルス感染症対策の財源として、新型コロナウイルス感染症対策基金取崩しを行います。  次に、歳出の主な内容についてです。  総務費は1,096万円増額し、137億99万1,000円としました。  青少年対策費では、東京都の子供食堂推進事業補助上限額の増額に伴い、子ども食堂に加え、配食や宅食を通じて家庭の生活状況を把握し、必要な支援につなげるよう取り組みを行う事業者に対して補助を行います。  また、食材を生活困窮者子ども食堂へ提供する食の中継地点となるフードパントリー事業を市内で立ち上げる事業者に対して、東京都の補助を活用し、補助金を交付します。  衛生費は1,200万4,000円増額し、51億1,343万6,000円としました。  予防費では、接種率向上のため、新たに10月から開始される東京都の補助事業を活用し、高齢者肺炎球菌ワクチン定期予防接種に係る自己負担軽減のための経費を計上しました。  商工費は2,000万円増額し、5億6,509万5,000円としました。  商工振興費では、新型コロナウイルス感染症拡大の影響を受けている市内各事業者に対して、新たな市独自の取り組みとして、国の補助制度の紹介等、きめ細やかな伴走型の経営相談支援を行います。  土木費は4,044万1,000円増額し、35億3,662万円としました。  住宅管理費では、マンション再生の支援として実施見込みを踏まえ、既存建築物バリアフリー化省エネルギー改修等を行う管理組合に対する補助金を増額しました。  教育費は1,000万円増額し、88億1,303万3,000円としました。  図書館費では、子育て支援の観点から、利用回数の多い絵本や参考図書等の追加及び新型コロナウイルス感染症予防のための非来館サービスの充実を図るための電子書籍の購入費を計上しました。  以上が歳入歳出予算の主な内容です。  よろしくご審議の上、ご承認を賜りますようお願い申し上げます。 ◯議長(藤原マサノリ君) これをもって提案理由の説明を終わります。  お諮りいたします。  本案については、会議規則第36条第3項の規定により、委員会の付託を省略いたしたいと思います。  これにご異議ありませんか。       (「異議なし」と呼ぶ者あり) ◯議長(藤原マサノリ君) ご異議なしと認めます。  よって委員会の付託を省略することに決しました。  これより、歳入についての質疑に入ります。  質疑はありませんか。岩永議員。 ◯13番(岩永ひさか君) すいません、ちょっと1点だけ確認をさせていただきたいなと思っています。  新型コロナウイルス感染症対策というところでは、新型コロナウイルス感染症地方創生臨時交付金、あるいは多摩市としても独自で新型コロナウイルス感染症対策基金取崩しということを行いながら、対応していくのかなと思っているのですけれども、こうしたものをどのように使っていくのかというところでは、どんなふうに議論が行われて、そしてまた、何か基準みたいなものを設けながらやっているのかということについて、まずお伺いしたいと思います。 ◯議長(藤原マサノリ君) 磯貝財政課長。       (財政課長磯貝浩二君登壇) ◯財政課長磯貝浩二君) この国の新型コロナウイルス感染症地方創生臨時交付金、また新型コロナウイルス感染症対策基金の活用の基準というところなのですけれども、特にこちらの活用基準自体を私どもで定めて活用しているわけではございません。  逆に、今、各所管において、関係する団体あるいは市民の方、どういったものに困っているのか、このコロナで影響を受けているものに対して、どういった対応をしなければいけないのかというものを予算要求の段階で上げていただいて、こちらのほうが活用できれば活用していくという形で、充当のほうをさせていただいてございます。 ◯13番(岩永ひさか君) 今回はこの新型コロナウイルス感染症ということでは経済対策、それから、電子図書の購入ということで使われるのかなと思っているのですが、実はこのコロナ感染症の対応ということでは、ニュースなんかでは、小・中学校での集団接種ということが話題に上っておりまして、保護者の方からも、多摩市はどんなふうに考えているのかということを大変気にして、不安の声が私のところには寄せられています。  学校の集団接種というのは、少し無言の強制力が働くのではないかなということで、確かにワクチンを接種したいというニーズもありますし、希望もありますけれども、その一方で、義務ではないということで、受けたくないと思っている家庭も一定数いるということをぜひ理解してほしいということがあるのですけれども、その辺りのことは、今多摩市の中では話題に出て議論されているのかということだけ確認したいと思いますけれども、いかがでしょうか。 ◯議長(藤原マサノリ君) 鈴木教育部長。       (教育部長鈴木恭智君登壇) ◯教育部長鈴木恭智君) 正直にお答えしまして、現時点で、子どもたち集団接種あるいはワクチン接種について、具体的な議論はされていない状況です。  そもそも現時点では、高齢者あるいは職域接種ということで展開がされているところです。そういった中では市長部局とも情報共有、あるいは東京都教育委員会との連携もしているところですけれども、本日この時点で子どもたちの接種ということについては、言及がされていません。  議員からご指摘の集団接種を仮に実施したとすると、接種しなかったお子さんのいじめとかにもつながるおそれもありますので、そういったことについては多摩市教育委員会としては、十分慎重に議論する必要があると思いますが、現時点ではそのような考えはございません。 ◯13番(岩永ひさか君) ご説明していただいた内容はよくわかりました。保護者の方の中でも様々な議論があって、受けさせないということが不利にならないようにぜひ考えてほしいということがありましたので、少し内容が関連していないかなと思ったのですけれども、この場で確認をさせていただきました。ありがとうございます。 ◯議長(藤原マサノリ君) ほかに質疑はありませんか。──質疑なしと認めます。  これをもって、歳入についての質疑を終了いたします。  これより、歳出についての質疑に入ります。  まず、総務費についての質疑に入ります。  質疑はありませんか。藤條議員。 ◯14番(藤條たかゆき君) それでは総務費、フードパントリー設置事業補助金の部分についてお伺いしたいと思います。  市内にフードパントリー、食の配給拠点をつくっていこうという取り組みで、大変期待をしているところですけれども、まず、この食料供給に関して、東京都などから世帯数や食料配給の量などについて、何か数値目標のようなものというのは、来ていたりするのでしょうか。 ◯議長(藤原マサノリ君) 水野子育て若者政策担当課長。    (子育て・若者政策担当課長水野誠君登壇) ◯子育て若者政策担当課長(水野誠君) 今回のフードパントリー設置事業の補助につきまして、数量的な規制が、ノルマがあるのかというお話だったと思うのですけれども、東京都の補助を活用するに当たっては、特にそういったノルマ等の数字の規制はございません。 ◯14番(藤條たかゆき君) ノルマのようになって、活動に支障を来してしまうようになったら本末転倒ですから、まずはしっかりと地域に根づくように、市としても、側面支援をしていただきながら育てていただきたいと思います。  それで今回、この東京都の補助ですけれども、イニシャルコストとしていろいろ手当が出るということですが、今後フードパントリー事業を運営していくに当たって、在庫管理などもしっかりと行っていかなければならないと思います。  今、フードバンク調布や電気通信大学が共同で開発したバーコードによる在庫管理システム、これがあるようですけれども、このような管理の導入を見越して、パソコンバーコードリーダーのようなものの調達も初期コストとして見込んでもよいのでしょうか。 ◯子育て若者政策担当課長(水野誠君) 今回の予算は、立ち上げ経費ということでイニシャルコストを想定しております。その中で東京都からの説明の中にも、在庫管理に伴うパソコンシステム等の購入も経費と認められるとなっております。 ◯14番(藤條たかゆき君) 食品の在庫管理、トレーサビリティは今後こうした事業を広げていくに当たって非常に重要になってくると思います。食料調達に当たっては個人の皆さんからの寄附というのも非常に大切ですけれども、企業さんからの寄附というものも非常に大きいです。そうしたところからの寄附を受け入れるに当たっては、そうしたその後の食料の動き、管理というのもしっかり責任が持てる、そうした体制を構築をしていくということが求められてくると思いますので、先回りしてこうしたところもその手配の対象になるということで確認をさせていただきました。  それでこのコロナ禍で、この食料配布の需要というのはもう確実に伸びています。今のひとり親家庭はじめ、バイトでシフトに入れない学生さんや買物に行けない高齢者の皆さんなど、そうした方々への食のかけ橋になる、このフードパントリーというのは、この地域のセーフティーネットとしても、とても心強い存在になってくると思います。  今後、多摩市としてもこの食料配布自体についての予算など、直接支援などはなかなかすぐには難しいかもしれませんけれども、どのような側面支援をしていけるのか、今の市のお考えをお伺いしたいと思います。 ◯子育て若者政策担当課長(水野誠君) 今後フードパントリーができた後の支援、連携というお話だったと思います。今まで多摩市になかった食材を保管する場所の確保が今回できることから、例えば市内の子ども食堂運営団体との連携を進めて、市内でその食材がうまく循環するような仕組みづくりなど、皆さんと一緒に話し合いながら、検討してまいりたいと思います。 ◯14番(藤條たかゆき君) ちなみに現時点でこうしたフードパントリー事業、市内で手を挙げていただけるような事業者さんというのは、市としてはめどというか、把握はされているのでしょうか。 ◯子育て若者政策担当課長(水野誠君) このたび4月の段階になるのですけれども、市内の1団体のほうから、このフードパントリー事業を立ち上げたいという事業提案のお話はいただいておりますので、今回、公募により事業者団体を決めていくことになりますけれども、まずはその1団体は、設置可能かと思っております。 ◯14番(藤條たかゆき君) こうした活動というのは、とにかく持続可能性を保つことが本当一番難しいと思います。どの団体さんも、皆さん、口をそろえてそういうふうにおっしゃいます。  今そうした課題に果敢にチャレンジをしようと、自主事業をしっかりと確立をさせて、ランニングもしっかりと運用できるようにという取り組みも各地、各団体さんで見られるようになってきました。  持続可能性には多くの人の手が関わってつながっていくものです。しっかりと地域の人々の居場所として根づくことで、聞き取りなどの相談事業にも今後結びついていくと思います。  ぜひ市としても、お困り事を抱えている市民の皆さんと一緒に向き合っていただきながら、でき得る支援をともに考え続けていただきたいと思います。ありがとうございました。 ◯議長(藤原マサノリ君) ほかに質疑はありませんか。岸田議員。 ◯5番(岸田めぐみ君) 藤條議員のほうがフードパントリーのお金を聞いていたのですけれども、また、そのお金を使ってどのような目的で、今回お金を出すのかという目的について伺いたいと思います。 ◯議長(藤原マサノリ君) 水野子育て若者政策担当課長。    (子育て・若者政策担当課長水野誠君登壇) ◯子育て若者政策担当課長(水野誠君) フードパントリーの目的ということで今ご質問いただきました。このフードパントリーは、今コロナ禍困窮世帯がまだまだいるという中で、その困窮世帯の方がまず食の支援を求めてきた場合に、無償で食を提供するという場所になります。  ただ、食を提供するだけではなくて、その職を求めてきたときに何が困り事なのかというのをしっかり聞き取っていただいて、今までそういう相談機関等につながっていなかった方を相談機関につなげるということが、第1の目的となります。 ◯5番(岸田めぐみ君) その支援につなげていくというのがすごい大事かなと感じています。都内ではそれは区が直接している事業ですけれども、その食の事業から家庭の様々な問題とかを分析して、必要な支援につなげているということもありますので、フードパントリーを運営していくのは民間の団体さんですけれども、市のほうも一緒になって、その支援につなげていくようにぜひお願いしたいと思います。  あと子ども食堂事業も伺いたいと思います。昨年も当初予算があり、補正がつきました。昨年の場合は休校中だったということもあり、子どもの食について本当に世間で必要性が叫ばれていたときかなと思うのですけれども、今回も都の10分の10を使っての補正なのですけれども、市としてこれを活用しようと思われた理由について伺いたいと思います。 ◯子育て若者政策担当課長(水野誠君) 子ども食堂事業補助金につきましては、当初予算では東京都も子ども食堂の基本に戻りまして、建屋に人を集めて、子ども食堂を運営するという経費に対して、月2万円掛ける12か月で、1団体当たり24万円の補助を当初予算で上げさせていただいてお認めいただいたところです。  今回、6月補正の子ども食堂の経費につきましては、子ども食堂の開催を基本としつつ、コロナ禍で昨年に引き続き、配食・宅食による取り組み加算という形となります。  想定では1回当たり5,000円の経費を月2回使っていただいて、月に1万円掛ける12か月で、1団体当たり12万円の加算を想定をしております。 ◯5番(岸田めぐみ君) 当初予算のほうが建屋に集めて、食堂を開催するということを前提にしているということで、この状況下を考えますと市ももちろん感じていると思いますけれども、その開催が今なかなかできない状況ですので、都のほうに建屋ではなく、今回は配食で使えるお金もあるのですけれども、当初の予算より少ないですので、そういったことを都のほうに声を上げていってほしいと思います。  また、市民の方はこのようなフードパントリーだったり、子ども食堂だったりというお金を出すことで、先ほど藤條議員も子どもの食の貧困だったり、学生さんが大変だというお話もありましたけれども、市のほうでそのことについては何かつかんでおられるのでしょうか。 ◯子育て若者政策担当課長(水野誠君) 食の支援の必要な方がどれぐらいというご質問だったかと思います。実は子ども青少年部のほうで、昨年8月になるのですけれども、任意で認可保育所4か所と学童クラブ4か所で、子どもを抱える世帯の方々の生活が今どうなっているかというのを任意で調査をした経緯がございます。1年たちまして、時点は早かったのですけれども、5月にまた同じ場所で同じ規模でアンケート調査を行いました。  その中で大人1人世帯と大人2人以上の世帯としっかり数を確認をしながらアンケートをしたのですけれども、大人1人世帯の方の生活状況、以前よりも厳しくなったという数字は、大人2人世帯の方々は改善をして、割合は低くなったのですけれども、いまだに大人1人世帯、ひとり親家庭の方の生活は厳しいという数字が取れましたというところでは、今コロナ禍で経済がなかなか回復しない中では、ひとり親家庭にすごく生活のしわ寄せが来ているというところでは、この食の支援も引き続き続けていくべきであるという分析をしたところでございます。 ◯5番(岸田めぐみ君) 引き続き今回は食の支援ですけれども、それとともにひとり親家庭、また苦しい家庭の支援のほうをお願いしたいと思います。 ◯議長(藤原マサノリ君) ほかに質疑はありませんか。  岩崎議員。 ◯3番(岩崎みなこ君) すいません、フードパントリーのところで今、聞いてて思ったのですが、気になったとこで、担当部署というか担当課なのですけれども、それは子ども青少年部水野課長のところが全て担当するのかをお聞きします。 ◯議長(藤原マサノリ君) 水野子育て若者政策担当課長。    (子育て・若者政策担当課長水野誠君登壇) ◯子育て若者政策担当課長(水野誠君) フードパントリー事業担当部署ということで、今ご質問いただきました。  このたび市内で1団体の方が声を上げていただいて、事業計画を出していただいたというところをお話しさせていただいたのですけれども、そこの事業者の方が子ども食堂も運営している団体様であったというところから、こちらでお話を伺ったところです。ただしこの制度自体は、子どもの世帯に限っただけではなくて、高齢者の独り世帯の方でも、食に困ったという方がフードパントリーにいらっしゃった場合には、しっかり対応するという形になります。  また、東京都の補助金も福祉の総務の補助金を活用するという形になっておりますので、そちらということでは福祉総務課ともしっかりと連携をしながら進めていきたいと考えております。 ◯3番(岩崎みなこ君) 今おっしゃってくださったように、子ども青少年部の対象年齢以外の人も必要なことが多いと思いますし、例えば寄附される方でも、子ども青少年部の年代の方にくくられるものではないのと、あと、社会福祉協議会との連携が重要になると、健康福祉部は欠かせないのではないか、ともにやるぐらいの形でないとうまくいくのか不安なのですが、そこら辺のところをもう一度お聞きします。 ◯議長(藤原マサノリ君) 小野澤健康福祉部長。      (健康福祉部長小野澤史君登壇) ◯健康福祉部長小野澤史君) 今、お話しいただいたとおり、健康福祉部のほうとしても先日6月5日の土曜日、今度の土曜日にも行いますけれども、社会福祉協議会中心で食料の無料配布フードドライブ事業なんかも実施をしておりますので、こうした関係については子ども青少年部のこのフードパントリーの話と一緒に連携しながら進めていきたいというふうには考えております。 ◯3番(岩崎みなこ君) これはほかの自治体も結構取り組んでいると聞きますので、やはり意識も高いですし、これからつながっていくためにも、ぜひ連携というよりはともにやっていくという意識でやっていただきたいというところをお願いします。 ◯議長(藤原マサノリ君) ほかに質疑はありませんか。──質疑なしと認めます。  これをもって、総務費についての質疑を終了いたします。  次に、民生費についての質疑に入ります。  質疑はありませんか。岩崎議員。 ◯3番(岩崎みなこ君) すいません、お願いします。  これは1つだけ出しているのですが、ただ金額のところが2,000円という補正なのですが、この内容で2,000円なのだと考えるのが理解ができにくいので、状況をお聞きしたいなと思います。 ◯議長(藤原マサノリ君) 平松障害福祉課長。       (障害福祉課長平松渉君登壇)
    ◯障害福祉課長(平松渉君) 本件につきましては、障がい者おむつ支給等事業において、おむつ代助成金の誤支給が判明したため、その返還を求めるために予算を計上したものとなっております。対象者が1名、対象期間が平成28年6月から平成30年3月まで、対象金額が13万5,901円となっています。  具体的には、歳入予算のほうでおむつ代助成費返還金として、13万5,000円を計上しておりまして、歳出予算のほうで、このおむつ代助成の申請のための市役所に来庁した際の交通費相当分のおむつ支給等に係る賠償金ということで、2,000円を計上しております。 ◯3番(岩崎みなこ君) 個人的なものになるのかなと思うのでそこまでにとどめますが、ただこの期間、平成28年度から30年度までにまたがる間、わからなかったということの理由をお聞きしたいと思います。 ◯障害福祉課長(平松渉君) 本件につきましては、申請時に対象者要件を満たしていなかったにもかかわらず、申請の段階で気がつくことができなかったというところで生じてしまったものです。  具体的には、おむつ代助成の対象者につきましては、市内に住所を有し、かつ市内に居住しているものとしているところ、本件の場合は、住民票につきましては多摩市なのですけれども、居住が市外の有料老人ホームというところで、本来対象外であったにもかかわらず、誤って認定しましてしまったものです。  発覚の経緯ですけれども、平成30年12月のおむつ代助成費の請求書の提出を受けた際、領収書に有料老人ホームの情報が書いてあったことを不審に思い、確認しまして、平成28年5月の申請時から、市外の有料老人ホームに居住していたことがわかったというものです。  本事案につきましては、まず、申請時の申請書で気づくことができたというものですし、その後の現況届、請求書の提出の際にも気づくことができたものであるというところで、このような事態になったことを大変申しわけないと考えております。 ◯3番(岩崎みなこ君) 何回か気づく機会はあったということも今わかりましたけれども、気づけなかったということで、では、どうしたらよいのかというところが、難しいのだと理解するしかないのか、防止策があって、これからどうするのかということと、もう一つ、もしかしたらこういう方がほかにもまだいらっしゃらないかという確認をしたのかをお聞きします。 ◯障害福祉課長(平松渉君) まず、今後の再発防止策というところなのですけれども、既に以前の案件でありますので行っていますが、申請手続等において、当然確認をしているのですけれども、複数の担当者により確認するというところを、きちんと徹底していくというところで実施しております。  また事例集、失敗の事例集、あとは注意事項等の資料を作成し、共有をするというところで、再発防止を行っているところです。  あとほかの事業者の方で同じようなところがないのかというところですけれども、本件発覚後に課内で同事業の全ての対象者について状況確認を行いましたが、同様の事例はありませんでした。 ◯3番(岩崎みなこ君) 複数でチェックするというのは、前にもここの議場で何かあったと思いますけれども、ミスというか、いろいろ難しいという点はあるのかもわかりませんけれども、一応こういうふうに金額が上がってしまってから気づくということのほうが、どうしてもそういうふうになってしまうということが度々あるので、本当にたくさんのお仕事を抱えながらの作業だと思いますけれども、いろいろな意味で再チェックを図るなど、ぜひ今後ともよろしくお願いしたいなと思います。 ◯議長(藤原マサノリ君) 同じところで質疑はありませんか。──質疑なしと認めます。  ほかに質疑はありませんか。──質疑なしと認めます。  これをもって、民生費についての質疑を終了いたします。  次に、衛生費についての質疑に入ります。  質疑はありませんか。橋本議員。 ◯8番(橋本由美子君) 先ほどの提案理由の中でもあった高齢者肺炎球菌ワクチンのことについて10分の10、補正予算書12ページのところで771万8,000円、東京都の支出になっていますが、一般財源も400万円以上入れているわけですが、それぞれの節、10、12、18の内容、また、この771万8,000円はどこに入っているのかなどをお答えください。 ◯議長(藤原マサノリ君) 金森健康推進課長。      (健康推進課長金森和子君登壇) ◯健康推進課長(金森和子君) まず12節委託料になります。こちらのほうは、高齢者肺炎球菌ワクチンはもともと当初のほうから委託料とその他上げさせていただいておりました。こちらのほうが今お話があった都の補助が入りますところによりまして、委託料お一人当たり4,409円を令和3年度10月の委託料から6,937円に増額分ということで、その部分の計上と合わせて本人の負担額が4,000円から1,500円と軽減されますので、その部分の接種率の見直しをさせていただきました。その部分の増額と合わせまして、今回ワクチンのシリンジタイプというのに導入が変わりましたので、その一接種28円分の増額を合わせた分が委託料で1,186万円計上させていただいております。  18節の定期予防接種費用助成金につきましては、市外で接種を行った方の助成金の部分も2,500円分を増額したというところになりますので、これも見込みを6人から22人にふやさせていただいて、12万7,000円というところで上げさせていただいております。  10節の需用費に関しましては、接種者がふえるということを想定しておりますので、予診票の印刷代というところで上げさせていただいている部分になります。  歳入につきましては、高齢者肺炎球菌予防接種特別補助金ということで、都のほうから入ってくる部分の771万8,000円を、当初歳入と計上させていただいております。  これにつきましては2,500円分の人数と本事業の周知に関わる経費分も補助に入りますので、そちらの分の歳入ということで上げさせていただいております。 ◯8番(橋本由美子君) この前の一般質問の中でも高齢者の肺炎球菌ワクチンの接種について、昨年度は1,654人という形で出ていますけれども、大分この5年、6年間の中で、接種した人数というのはばらつきがあるのですが、今後、今年は10月からという形で、後半部から反映されるということになると思うのですが、どのように見ていらっしゃるのか。大体3割程度しかということですけれども、高齢期の方の死因から考えると、この肺炎球菌ワクチンを受けることによって、それを防ぐという意味では有効かと思うのですが、その辺、市の考え方を伺います。 ◯健康推進課長(金森和子君) 肺炎球菌ワクチンですけれども、肺炎自体が死亡原因の第5位という形になっております。その全てが肺炎球菌によるものではないのですけれども、その重い成人肺炎のうち4分の1から3分の1は肺炎球菌によるものであろうという形で言われておりますので、その中の肺炎球菌を予防するワクチンということでは、一定効果が見られているというものになりますので、市としては勧奨という形で、全対象者に関しまして通年ですと4月に勧奨させていただき、さらに1月に再勧奨という形で、勧奨のほうをさせていただいてきたところになります。今年度に関しましては、10月から開始というところになりますので、現在まだ個別の勧奨はしておりません。  この補正が通りまして、7月以降、この自己負担も軽減されるというところで勧奨させていただき、必要な方はしっかりと受診ができるようにというところで考えているところになります。  接種者数の増減につきましては、この高齢者肺炎球菌の経過がございまして、もともと平成22年度から任意接種でまず始めたというところがあります。  その後平成26年10月から定期接種に変更になったというところもございまして、必ずしも定期接種だけで受けている方には限らず任意で受けている方もいらっしゃるのかなというところでは、何割の方が必ず受けていただけるかという対象人数を出すのがなかなか難しい部分がございます。  その中でもできるだけ必要な方はしっかりと受けていただけるような情報提供というところでは、勧奨通知やホームページを通して実施をしていきたいと考えております。 ◯8番(橋本由美子君) 今まで最初任意の頃は8,000円以上払った方もいらっしゃるし、その後4,000円できた方もいらっしゃるし、それから今度、2,500円入ってくると1,500円で受けるということで、負担は市民的には下がってきているのですけれども、相変わらず不交付団体で、支援の負担というのは大きいと思うのですが、これはこのワクチンだけではなくて、今回のコロナ以外はもう本当に負担が市で持つということで億単位のお金になっていくわけですが、今後の市としても声を上げていらっしゃると思うのですが、その辺の国に対しての声、また今回は東京都ですから、都ももう1,500円出してくれれば、市民としてはゼロ負担でできるのですが、この辺の動き。  それともう1点、私も受けたのは23価ワクチンというPPSV23と言うのだと思うのですけれども、紙に書かれてこれは大事に保管してくださいというのを受けるとあるので、それはわかるのですが、PCV13と言うのですか、違うワクチンのことも最近言われていますが、この辺のところの素人から見たらどうなるのだろうというところわからないのですが、市としての見解を伺います。 ◯健康推進課長(金森和子君) まず、1点目の予防接種に関しての負担に関してですけれども、昨年度からこの議会でもいろいろと話題に取り上げていただいておりますが、不交付団体というところでは、全て一般財源の負担がかかってくるというところはございます。ただ定期接種に関しましては、個人の健康を守るということと市全体の市民の健康を守るという観点からは、必要な方に受けていただかなければいけないというところで、必要な方の勧奨はしていくというところと、また、財政の負担に関しましては、いつも東京都の予算要望にも上げさせていただいております。そういったところで今後も引き続き負担の軽減というところでは、要望をさせていただければと思っているところになります。  あと2点目の肺炎球菌のワクチンの種類についてですけれども、定期予防接種で使われているのは今質問者がおっしゃられた23価の肺炎球菌予防接種だと思います。そちらのほうを一応使う場合には5年間は空けたほうがよいだろうと一般的に言われているというところがございますし、市が実施していく中では、定期予防接種ということで、定期の5歳刻みの年齢の方が基本になってきますが、その方にしっかりと受けていただく。それ以外の任意接種等につきましては、かかりつけ医としっかりと相談をしていただく。肺炎球菌に関しても、受ける際には今まで肺炎球菌のワクチンをいつ受けたのかというところも、きちんとかかりつけ医とご相談されながら受けていくというところを進めていきたいと思っております。 ◯8番(橋本由美子君) 最後になりますけれども、今の答弁の中でも5年間は空けたほうがいいということで、65歳で受けた人が70歳になって、その辺のところの判断は物すごく難しくて、もう一度受けたくてもこの1,500円では多分受けられないと思うので、本当に5年までなのか。それから6年、7年となっていくと効きが悪くて、もう一度任意でも八千幾らとか1万円かけて受けるべきなのかって、その辺の市の見解を伺いたいと思います。 ◯健康推進課長(金森和子君) 市の方針といたしまして、何年に1回受けましょうということは、今の段階ではなかなか難しいのかなと認識しております。定期接種に関しましてはもともと一生に1回受けていただくというスキームになっておりますし、5年に1回、5年たつと抗体価が下がってくるのでもう一度受けたほうがよいという考えに、これも徐々に変わってきたというところもございます。そういったところもございますので、市としてこうしましょうというよりは、かかりつけの先生と今はご相談いただきながら、受けていただくというのがよいのではないかと考えております。 ◯議長(藤原マサノリ君) 同じところで質疑はありませんか。岩崎議員。 ◯3番(岩崎みなこ君) 今回都の加算がついたということなのですが、このコロナの時期ということで、都も対応したのかなと思うのですが、この肺炎球菌ワクチンよりも今高齢者の方はコロナのワクチンを打っているという状況だと思うのですが、この肺炎球菌ワクチンが、これから今年打つにしてもワクチンをまた打つのというので不安になる方もいるのではないかなと思うのですが、こういうふうに同じ年の間にインフルエンザも打つでしょうし、また、コロナも打って、そしてこの肺炎球菌ワクチンも打つという状況は、受ける側として大丈夫なのだと思ってよいのかのところをお聞きします。 ◯議長(藤原マサノリ君) 金森健康推進課長。      (健康推進課長金森和子君登壇) ◯健康推進課長(金森和子君) 予防接種の間隔についても、2020年10月に大きく変更されたところがございます。というのが、それまでは例えばコロナワクチンに関しましては、メッセンジャーRNAというワクチンなのですが、それまで使っていた一般のいろいろな定期予防接種のワクチンというのが生ワクチンと言われるもの、不活化ワクチンと呼ばれるものがございました。  不活化ワクチン同士でも今までは3週間空けましょうとかそういったルールがあったのですけれども、2020年の10月から変更になりまして、生ワクチンと生ワクチン、例えば麻疹・風疹と水ぼうそう、水痘ワクチンを受ける場合は、27日間、4週間空けましょうというのがありますけれども、それ以外はもう間隔を空けなくてもよいですと。それぞれ何か影響を及ぼすことはないので、受けてもよいですと変更されているところになります。  なので、1年間に何回かいろいろな予防接種を受けるというところでは、まず今の考え方としましては、特にそれぞれが何かを引き起こすということはないという考え方になっております。  コロナワクチンに関しましては、これはまたメッセンジャーRNAという新たなワクチンになっております。この考え方も、現在のところでは一応13日以上、14日間は空けたほうがよいであろうという勧奨がされておりますが、これも本当に新しいワクチンですので、日々変わっておりまして、海外ではもうすぐにほかの予防接種を受けてもよいという考え方に変わってきているところもあるようでございます。  なので、基本的には厚生労働省などの文書を見ましても、今のところ14日間を推奨されていると書いてございますので、基本的に今の段階では2週間かなと思っておりますが、今後またその辺りにつきましては、新しい知見が出てくるのに併せて、ご案内をするようかというふうには思っているところになります。  それぞれのワクチンについては、必ずしもいろいろな副反応というのがございますので、あるというのは避けられないことかと思いますので、そういった情報については、しっかりとお伝えしていくというのが大事かなと思っております。 ◯3番(岩崎みなこ君) 通知を見て行かなければとすぐ思われて、予約したり行かれる方はいらっしゃると思いますけれども、そういうことの安全な確認というのができるような通知にしていただきたいなと思うのですけれども、ここで関連と言ってよいかわかりませんが、昨日コロナワクチンの予約がありまして、新しい試みとして15分遅れのウェブがありましたけれども、あと防災無線の終了のお知らせなども行ったのですが、どんな状況だったのかお聞きしたいと思います。 ◯議長(藤原マサノリ君) 伊藤保健医療政策担当部長。    (保健医療政策担当部長伊藤重夫君登壇) ◯保健医療政策担当部長(伊藤重夫君) 昨日の状況ということでございますけれども、昨日はおよそ7,100件程度の予約をしていただくことができました。  お話しいただきましたように、当初電話で、あるいはAIでの予約が取りやすいということで、15分の差を設けさせていただいたというところでは、一定程度の成果は上がっているという感じでございます。  それから3会場の個別接種ということで、新たにそうした対応を図らせていただく中では、全部での予約を取る時間が1時間後ということで、今までよりは比較的取りやすい状況にあったかと思ってございます。 ◯議長(藤原マサノリ君) 肺炎球菌ワクチンについて、質疑はありませんか。──質疑なしと認めます。  ほかに質疑はありませんか。──質疑なしと認めます。  これをもって、衛生費についての質疑を終了いたします。  次に、商工費についての質疑に入ります。  質疑はありませんか。──質疑なしと認めます。  これをもって、商工費についての質疑を終了いたします。  次に、土木費についての質疑に入ります。  質疑はありませんか。池田議員。 ◯18番(池田けい子君) それでは、土木費の住宅費のほうで、優良建築物等整備事業補助金について伺います。  この事業、平成16年に建替えに伴うほうで開始されて、令和元年度からは新たに既存ストックを活用した再生についての支援が始まったという認識であるのですけれども、今回はこの再生タイプの補正として理解してよいのか、その確認が1点と、あと市長からの提案理由に、実施見込みを踏まえた管理組合に対する補助金を増額するとありましたけれども、そもそもこの申請は、改修を伴う前年度の6月までに市に相談してくださいということで、基本は当初予算に全てのっかってくるのかなという認識でいるのですけれども、今回は補正となって3,960万円補正となったのですけれども、当初が330万円程度でしたか、何かその理由についてコロナの影響があったのか、それとも市側の何か都合なのか、それとも管理組合さんの何かご要望だったのかについてお答えください。 ◯議長(藤原マサノリ君) 大島住宅担当課長。      (住宅担当課長大島亮弥君登壇) ◯住宅担当課長(大島亮弥君) ただいま2点ご質問いただきました。  まず、1点目ですけれども、今回優良建築物等整備事業ということで、建て替えタイプと既存ストック再生タイプと、議員がおっしゃっていただいたように平成16年、それから令和元年にストック再生を始めたということで、どちらかというところでございますけれども、今回は既存ストックの再生タイプの予算ということでございます。  それからもう1点のほうですけれども、申請は前年の6月までにご相談いただきたいという、これは国庫補助、都補助を獲得していくために、東京都にまず6月の段階で次年度の見込みを報告するという必要があることから、管理組合さんには、前年の6月までに市のほうにご相談をいただきたいということでお願いを申し上げているというところでございます。  管理組合さんからその意向が示されたところ、おっしゃっていただいたように、基本的には当初予算にのせるべきところでございますけれども、管理組合さんの中でも、次年度の再生に向けた決議や総会でそういう決議を取っている管理組合については、確かにやっていくのだろうなと、確実性が高いというところでございますけれども、今回補正で上げさせていただいたところについては、まだ総会の決議までは至っていなかったということで、それが3月末に今回臨時の総会を開いていただいたというところで、そこで決議、予算の獲得に至ったということで、当初予算にのせられなかったというところで、今回の6月補正で上げさせていただいたというところでございます。 ◯18番(池田けい子君) 以前からこの指摘はあったかと思うのですけれども、結局マンションとかの総会って、5月とかが多いかと思うのです。こういうことってきっとこれからもコロナ関係なくあるのかなと考えたときに、当初予算が300万円で、今回補正が3,900万円ということで、こんなことがこれからも起きるのでしょうかというか、可能性があるのかどうか伺います。 ◯住宅担当課長(大島亮弥君) 今回の場合は3月に臨時総会を開いていただいてというところを先ほど申し上げましたが、基本的にはかなり確実性は高いのかなというところで、例年であれば当初予算のほうにのせられたのかなと思ってございます。ただ、今コロナ禍の中で財政状況が厳しいという中で、なかなかまだ決議が下りてないというところで、万が一ということを想定した場合に予算執行されないという状況も想定されたことから、今回は管理組合の皆さんともご相談させていただいて、6月補正で予算を獲得していきたい、皆さんの決議を受けて獲得していきたいということをお話しさせていただいて、管理組合さんのほうでもそれでもこの工事のスケジュール、間に合いますということでいただきましたので、今回はこの事業、6月補正のほうで上げさせていただいていると。  ただ、どのぐらいの合意形成が進んでいるのかといったところを伺いながらになると思いますけれども、今後も当初補正になるか、6月補正になるかというところを少し管理組合さんとご相談させていただきながら、予算を上げてもなかなか執行できなかったということが過去にもございましたので、こういったことが今後ももしかしたらあるのかなというふうには思ってございます。 ◯18番(池田けい子君) わかりました。それで対象の事業としては様々あると思うのです。今回この補正で上がってきた金額が大きいもので、どういう内容なのかということが1点と、あと以前この名称についてわかりにくいというご指摘をされた議員さんもおりましたけれども、私、実はこの事業が進む前、議員になった当初から分譲の5階建てのエレベーターの設置ってできないのかなというご相談はすごく受けていて、でも、皆さんの持ち物なので管理組合さんでしっかりとご相談してという話をさせていただいたのだけれども、いざこの事業があったときに、この階段の設置ということがなかなか上がってこないというのは何か理由があるのか、どういうふうに市は捉えているのかということと、もう1点、子育ての何か対象になっているような内容もあったと思うのですけれども、この子育て支援対応というのは具体的にどういうものを想定しているのかだけ伺います。 ◯住宅担当課長(大島亮弥君) 今回の補正予算での管理組合さんが申請している内容でございますけれども、今回につきましては、サッシの交換ということで省エネタイプのサッシに交換したいと伺っております。  それからエレベーターの設置につきまして、度々この議場のほうでも、都市整備部長等から答弁させていただいているところがございますけれども、5階建てでエレベーターがない団地、多摩市内相当数ありますけれども、4階、5階の方は不便というところはございますけれども、1階の方は特に問題ないというところで、管理組合内での合意形成がなかなか難しいのかなと。皆さんで修繕積立金やその改修のお金を集めている中で、1階の方にはメリットのない改修工事になってまいりますし、一度造ったからといって、ランニングコストの部分もあるという中で、なかなか合意が得られないのではないかなと市のほうでは考えているところでございます。  それから、子育て支援の改修についてどのようなことを想定しているかというところでございます。  これについては、国・東京都のほうでもメニューとしてあるのですが、どういったものというのは、特段具体的なところが想定されてないので、その都度こういった改修に使えますかということをご相談させていただいて、なるべくその対象になるようにということで、こちらのほうからもお話しさせていただくということで考えてございます。 ◯18番(池田けい子君) この事業があっても、具体的なものがないと改修を議題にしてみようと管理組合でもなかなかならないと思うので、ぜひともこの子育て支援対応の改修ができますよと言われても、具体的にどういうものなのかというのは、市独自でもよいのでメニューをしっかりと示していただいたほうが、私は管理組合さんも検討のしがいがあると思うので、ぜひそこは検討していただければと思います。 ◯議長(藤原マサノリ君) 同じところで質疑はありませんか。しらた議員。 ◯20番(しらた満君) この管理組合さん、1管理組合さんでしょうか、それでこの支払い方法というのは業者さんに払われるのか、管理組合のどこかに支払われるのかをお願いします。 ◯議長(藤原マサノリ君) 大島住宅担当課長。      (住宅担当課長大島亮弥君登壇) ◯住宅担当課長(大島亮弥君) 今、ご質問いただいたのが、今回の補正予算が1管理組合かということですけれども、当初予算のほうにのせたのが1管理組合、今回の補正予算で上げたのが1管理組合ということで、今年度は今2管理組合の申請を見込んでいるというところでございます。  それからお支払いにつきましては、管理組合さんから申請していただきまして、管理組合さんに対して工事完了後にお支払いをするという形になります。 ◯20番(しらた満君) 今回のこの補正の約3,900万円は1管理組合のところにお支払いされるということですよね。そうしますと工事が終わったということは大体2年ぐらいかかるのでしょうか。そのときに、管理組合さんにはお支払いするということでよろしいでしょうか。 ◯住宅担当課長(大島亮弥君) 基本的に、補助金は単年度の事業となってございますので、今回の補正予算に上がっているこの管理運営につきましては、2か年の工事にはなるのですけれども、1か年ごとに分けていただいて歩合制というか、そういう形で第1期工事、第2期工事のような形で、今年度分について今年度お支払いして、来年度分については、来年度またお支払いさせていただくという形を考えてございます。 ◯20番(しらた満君) 都と国と補助金が、ここには市の考え方で、市の補助金ということも何か含まれることは考えられるのでしょうか。 ◯住宅担当課長(大島亮弥君) この制度につきましては、国の優良建築物等整備事業というものを活用して、東京都がそれに基づいて東京都都市居住再生促進事業というものを実施しております。  それに基づいて市町村が実施する場合に、国から45%の補助、東京都から25%の補助が市のほうに入ってくるということで、市の負担分が残りの30%分上乗せして支払うということで、さらにそれに上乗せできるかどうか、それは市の制度としてつくればできるのでしょうけれども、今回につきましては、国の制度にのっとって事業を実施しているというところでございます。 ◯20番(しらた満君) 環境問題に取り組んでいるので、これからこの今回もサッシを多分二重サッシにするとかということで、なるべく光熱費がかからないような形にするのかなと思いますけれども、そんなことを考えるとZEBもありますので、多摩市の補助もいろいろとできたらよいかなと思います。よろしくお願いいたします。 ◯議長(藤原マサノリ君) 同じところについて質疑はありませんか。──質疑なしと認めます。  ほかに質疑はありませんか。──質疑なしと認めます。  これをもって、土木費についての質疑を終了いたします。  次に、教育費についての質疑に入ります。  質疑はありませんか。岩崎議員。 ◯3番(岩崎みなこ君) すいません、今回の先ほどの市長の言っていただいたところでは、子育て支援の観点から、利用回数の多い絵本という話がありましたが、今回、児童書を購入するのかなと思うのですが、その割合というか、1,000万円の補正の中でどのくらいなのかをお聞きします。 ◯議長(藤原マサノリ君) 横倉図書館長。       (図書館長横倉妙子君登壇) ◯図書館長(横倉妙子君) 購入の割合というところでございます。こちらにつきましては、今回の計上した予算の中で、約2,000点のコンテンツの購入を予定したいと考えているところです。  内訳というところでは、導入後の実際の利用状況を見ながら購入していきたいと思っているのですけれども、非常に利用が多いのが貸出しの上位10位ぐらいまでの中で、全て音声も出るような絵本が非常に多いです。
     また、児童書に関しては「知識の本」、読み物がありますけれども、特に「知識の本」など、なかなか多く買えない状況だったのですけれども、その辺りも繰り返し利用がされているというところがありますので、そういったものを購入をしていきたいと思っています。  また、子育て支援という中で、やはり利用が多かったのが、一般の大人向けというところでも、例えば家庭での家事、片づけや食事の分野も非常に利用が多かったので、その辺も踏まえた購入を考えているところです。 ◯3番(岩崎みなこ君) このコロナ禍に適した本という形で選ばれているのだと思いますけれども、小さいお子さんが見るのだなということで思うと、目の発達に一番重要な時期というのが小学校に入るぐらいまでが大きいと言われていますし、ものによると1日15分ぐらいがよいのではないかというのも、おっしゃっている方もいるぐらいなのですけれども、児童書という形で考えるとその辺を買うというだけではなく、そのことの目に影響があるのでという啓発をしていただきたいという部分もありますけれども、今回購入するに当たって、そのようなことも考えながら購入されているのかお聞きします。 ◯図書館長(横倉妙子君) 利用に当たっての目への影響とか、そういった健康面についてのご心配のことだと思います。こういった電子書籍、多く導入が進んでいるところでございます。  そういった中で、タブレット等端末を利用するということに当たりましては、例えば今学校のほうではGIGAスクール構想が推進されているところでございますけれども、そういった中で文部科学省のほうでも、端末の利用に当たっての健康への配慮に関する啓発リーフレット等も作成をされています。今ご心配があったようなお話の中では、姿勢だったり、目の健康、それから利用時間、例えば30分に1回ぐらいは目を休める、あと家庭のルールというのも大切だと思います。  その辺りについては、図書館のほうでもそういったことを参考にしながら、読書だったり電子書籍を使うときの健康面の注意点も啓発はしていきたいと思いますし、図書館のほうで3~4か月健診のときに、ブックスタートということで絵本をお渡ししているのですけれども、そういった中で、今、電子書籍もありますという中では、そういった健康についてもお知らせもできたらよいと考えておりまして、今準備を進めているところでございます。 ◯3番(岩崎みなこ君) よろしくお願いします。それと今この緊急事態宣言下で図書館というのが、一応貸し出しはできるけれどもというところですが、展示などもやっているのかお聞きします。 ◯図書館長(横倉妙子君) 今図書館の状況ですけれども、緊急事態宣言下というところで、長時間のご利用は避けていただくという中で、閲覧席、閲覧室等はご利用を控えていただいているところです。  そういった中で通常の貸し出し、返却、予約等は通常どおり運営をしているところでございます。企画展示というところも力を入れて取り組んでおりまして、どの館も大体月に3つ程度のテーマを決めて実施をしているところでございます。こういった公共施設に長い時間いることができないという状況がありますので、企画展示を実施する中で、利用者の方が短時間で本が選びやすいということもありますし、また、イベント等ができないという中で、企画の本の展示ということで情報提供、課題解決の支援に力を入れているところです。 ◯3番(岩崎みなこ君) 図書館、このコロナ禍本当にいろいろな意味で、大きな役割を果たしているのではないかなと思っています。たまたま今回、私と渡辺議員さんがヤングケアラーについても取り上げたのですが、啓発はしていきたいということもお聞きしました。図書館の展示コーナーなどもやっていただけたらと思いますし、併せて子どもたちがただ見てもなかなかどんなものかとすぐわかるものではないので、関連的なものも置いていただいて、ヤングケアラーでいえば自分がヤングケアラーなのかもわからず、お手伝いなのかと思っていたということもありますので、ぜひそういうふうにいろいろな形で今の時期、なかなかしゃべったりとかすることが難しい中、展示のことがすごくよい形になったらよいなと思いますので、よろしくお願いしたいと思います。 ◯図書館長(横倉妙子君) 本の企画展示に関してでございますが、課題解決の視点というところで、庁内の各課と連携して、例えば人権や気候変動、自殺予防対策、虐待予防といった地域の課題解決、こちら市もそうですし、図書館も含めてというところで連携をしながら、積極的に展示の展開をしております。  そういった中で、例えば昨年度ですと児童虐待の啓発というところで、図書館のほうでは自分を守る本というところでブックリストなどもつくりまして、これは議員にもお褒めいただいたところもございました。  こういったところで、今年度はもう目いっぱい企画展示のほうは内容決まっておりますけれども、地域の課題の解決というところでは、ほかの課と連携をしながら図書館のほうでも、例えばヤングケアラーにつきましても企画展示の検討なども行っていけるかと思いますし、そういった連携展示をするときにはそれぞれ推薦図書ということで、ある程度専門的な目から見た本を推薦してもらって、それを図書館でも選書するという形をしていますので、そういったことが図書の充実というところにつながります。そういった形でここは前々から私は力を入れているところなのですが、引き続きやっていきたいと思っております。 ◯議長(藤原マサノリ君) ほかに質疑はありませんか。──質疑なしと認めます。  これをもって、教育費についての質疑を終了いたします。  次に、予備費についての質疑に入ります。  質疑はありませんか。──質疑なしと認めます。  これをもって予備費についての質疑を終了いたします。  これをもって本案に対する質疑を終了いたします。  これより第41号議案に対する討論に入ります。  討論はありませんか。──討論なしと認めます。  これをもって討論を終了いたします。  これより、第41号議案令和3年度多摩市一般会計補正予算(第3号)を挙手により採決いたします。  本案は、原案のとおり決することに賛成の諸君の挙手を求めます。           (挙手全員) ◯議長(藤原マサノリ君) 挙手全員であります。  よって、本案は原案のとおり可決されました。    ──────────────────── ◯議長(藤原マサノリ君) 日程第2、第42号議案聖ヶ丘中学校改修工事の請負契約の締結についての議決事項の一部変更についてを議題といたします。  提出者から提案理由の説明を求めます。阿部市長。        (市長阿部裕行君登壇) ◯市長(阿部裕行君) ただいま議題となっております第42号議案について提案の理由を申し上げます。  令和2年第3回定例会でご承認いただきました「聖ヶ丘中学校改修工事の請負契約の締結についての議決事項の一部変更について」の議決事項の一部に変更が生じたため提案するものです。  国は、賃金や建築資材に係る経費等の急激な変動に対処するため、基準日の賃金水準及び物価水準に基づく契約に変更するための協議を契約相手方が請求できるように定めるとともに、各自治体においても適切な運用に努めるよう要請を行いました。  本市においても、国の要請を受け、多摩市工事契約約款第25条第1項から第4項の、いわゆる「全体スライド条項」を適用することとし、本年4月1日の賃金水準及び物価水準に基づく契約へ変更協議請求を行える措置を実施したところ、契約相手方から、本年4月16日付で変更協議の請求があり、協議した結果、変更すべき額が決定したことから、契約金額を増額するものです。  よろしくご審議の上、ご承認を賜りますようお願い申し上げます。 ◯議長(藤原マサノリ君) これをもって提案理由の説明を終わります。  お諮りいたします。  本案については、会議規則第36条第3項の規定により委員会の付託を省略いたしたいと思います。  これにご異議ありませんか。       (「異議なし」と呼ぶ者あり) ◯議長(藤原マサノリ君) ご異議なしと認めます。よって、委員会の付託を省略することに決しました。  これより質疑に入ります。  質疑はありませんか。──質疑なしと認めます。  これをもって質疑を終了いたします。  これより第42号議案に対する討論に入ります。  討論はありませんか。──討論なしと認めます。  これをもって討論を終了いたします。  これより、第42号議案聖ヶ丘中学校改修工事の請負契約の締結についての議決事項の一部変更についてを挙手により採決いたします。  本案は、原案のとおり決することに賛成の諸君の挙手を求めます。           (挙手全員) ◯議長(藤原マサノリ君) 挙手全員であります。  よって、本案は原案のとおり可決されました。    ──────────────────── ◯議長(藤原マサノリ君) 日程第3、第43号議案和田中学校改修に伴う電気設備工事の請負契約の締結についての議決事項の一部変更についてを議題といたします。  提出者から提案理由の説明を求めます。阿部市長。        (市長阿部裕行君登壇) ◯市長(阿部裕行君) ただいま議題となっております第43号議案について提案の理由を申し上げます。  令和2年第1回定例会でご承認いただきました「和田中学校改修に伴う電気設備工事の請負契約の締結について」の議決事項の一部に変更が生じたため提案するものです。  国は、賃金や建築資材に係る経費等の急激な変動に対処するため、基準日の賃金水準及び物価水準に基づく契約に変更するための協議を契約相手方が請求できるように定めるとともに、各自治体においても適切な運用に努めるよう要請を行いました。  本市においても、国の要請を受け、多摩市工事契約約款第25条第6項の、いわゆる「インフレスライド条項」を適用することとし、本年4月1日の賃金水準及び物価水準に基づく契約へ変更協議請求を行える措置を実施したところ、契約相手方から、本年4月16日付で変更協議の請求があり、協議した結果、変更すべき額が決定したことから、契約金額を増額するものです。  よろしくご審議の上、ご承認を賜りますようお願い申し上げます。 ◯議長(藤原マサノリ君) これをもって提案理由の説明を終わります。  お諮りいたします。  本案については、会議規則第36条第3項の規定により、委員会の付託を省略いたしたいと思います。  これにご異議ありませんか。       (「異議なし」と呼ぶ者あり) ◯議長(藤原マサノリ君) ご異議なしと認めます。  よって委員会の付託を省略することに決しました。  これより質疑に入ります。  質疑はありませんか。──質疑なしと認めます。  これをもって質疑を終了いたします。  これより第43号議案に対する討論に入ります。  討論はありませんか。──討論なしと認めます。  これをもって討論を終了いたします。  これより、第43号議案和田中学校改修に伴う電気設備工事の請負契約の締結についての議決事項の一部変更についてを挙手により採決いたします。  本案は、原案のとおり決することに賛成の諸君の挙手を求めます。           (挙手全員) ◯議長(藤原マサノリ君) 挙手全員であります。  よって、本案は原案のとおり可決されました。    ──────────────────── ◯議長(藤原マサノリ君) この際、日程第4、第44号議案多摩市立中央図書館建設工事の請負契約の締結についての議決事項の一部変更についてから、日程第7、第47号議案多摩市立中央図書館建設に伴う空気調和設備工事の請負契約の締結についての議決事項の一部変更についてまでの4案を一括議題といたします。  提出者から提案理由の説明を求めます。阿部市長。        (市長阿部裕行君登壇) ◯市長(阿部裕行君) ただいま議題となっております第44号議案から第47号議案について、一括して提案の理由を申し上げます。  令和3年第1回多摩市議会定例会でご承認いただきました多摩市立中央図書館建設工事及び関連する附帯工事3件の請負契約の締結についての議決事項の一部に変更が生じたため、提案するものです。  国から、令和3年3月1日以降に契約を行う工事のうち、令和2年度公共工事設計労務単価を用いて予定価格を積算した工事について、令和3年3月から適用する公共工事設計労務単価、(以下「新労務単価」といいます。)に基づく契約に変更するため協議を請求できるよう、特例措置を定めるとともに、各自治体においても適切な運用に努めるよう要請がありました。  本市においても、国の要請を受け、新労務単価に基づく契約へ変更協議請求を行える特例措置を実施することとし、本年4月16日付で契約相手方から変更協議請求があり、適用案件であると確認したため、契約金額を増額するものです。  以上4件につきまして、よろしくご審議の上、ご承認を賜りますようお願い申し上げます。 ◯議長(藤原マサノリ君) これをもって提案理由の説明を終わります。  お諮りいたします。  本4案については、会議規則第36条第3項の規定により、委員会の付託を省略いたしたいと思います。  これにご異議ありませんか。       (「異議なし」と呼ぶ者あり) ◯議長(藤原マサノリ君) ご異議なしと認めます。  よって委員会の付託を省略することに決しました。  これより質疑に入ります。  質疑はありませんか。──質疑なしと認めます。  これをもって質疑を終了いたします。  これより第44号議案に対する討論に入ります。
     討論はありませんか。  まず、本案に対する反対討論の発言を許します。  大野議員。        (12番大野まさき君登壇) ◯12番(大野まさき君) 12番大野まさきです。第44号議案多摩市立中央図書館建設工事の請負契約の締結についての議決事項の一部変更について、フェアな市政を代表し、反対の立場から簡潔に討論いたします。  設計労務単価の変更、新労務単価自体には異議はありません。しかし、私たちの会派としては、中央図書館建設を今急いで進めるべきではないと考えていることから、関連する内容についてそのまま認めるべきでないと判断しました。  また、第45号議案、第46号議案、第47号議案についても同様な観点から賛成できないこともここで述べ、合わせての討論とさせていただきます。 ◯議長(藤原マサノリ君) 次に、本案に対する賛成討論の発言を許します。──賛成討論なしと認めます。  次に、本案に対する反対討論の発言を許します。──反対討論なしと認めます。  これをもって討論を終了いたします。  これより、第44号議案多摩市立中央図書館建設工事の請負契約の締結についての議決事項の一部変更についてを挙手により採決いたします。  本案は、原案のとおり決することに賛成の諸君の挙手を求めます。           (挙手多数) ◯議長(藤原マサノリ君) 挙手多数であります。  よって、本案は原案のとおり可決されました。  これより第45号議案に対する討論に入ります。  討論はありませんか。──討論なしと認めます。  これをもって討論を終了いたします。  これより、第45号議案多摩市立中央図書館建設に伴う電気設備工事の請負契約の締結についての議決事項の一部変更についてを挙手により採決いたします。  本案は、原案のとおり決することに賛成の諸君の挙手を求めます。           (挙手多数) ◯議長(藤原マサノリ君) 挙手多数であります。  よって、本案は原案のとおり可決されました。  これより第46号議案に対する討論に入ります。  討論はありませんか。──討論なしと認めます。  これをもって討論を終了いたします。  これより、第46号議案多摩市立中央図書館建設に伴う給排水衛生設備工事の請負契約の締結についての議決事項の一部変更についてを挙手により採決いたします。  本案は、原案のとおり決することに賛成の諸君の挙手を求めます。           (挙手多数) ◯議長(藤原マサノリ君) 挙手多数であります。  よって、本案は原案のとおり可決されました。  これより第47号議案に対する討論に入ります。  討論はありませんか。──討論なしと認めます。  これをもって討論を終了いたします。  これより、第47号議案多摩市立中央図書館建設に伴う空気調和設備工事の請負契約の締結についての議決事項の一部変更についてを挙手により採決いたします。  本案は、原案のとおり決することに賛成の諸君の挙手を求めます。           (挙手多数) ◯議長(藤原マサノリ君) 挙手多数であります。  よって、本案は原案のとおり可決されました。    ──────────────────── ◯議長(藤原マサノリ君) 日程第8、第48号議案公園樹木剪定費用相当額に関する和解についてを議題といたします。  提出者から提案理由の説明を求めます。阿部市長。        (市長阿部裕行君登壇) ◯市長(阿部裕行君) ただいま議題となっております第48号議案について、提案の理由を申し上げます。  本案は、とりで公園の隣接地を所有する相手方が、公園の一部分について誤って自らの所有地として認識していたため、近隣住民から樹木に関する安全上、防犯上の苦情を受けて、令和2年11月頃に自らの費用で樹木の剪定を実施したものに対し、剪定費用相当額を市が補償することについて、和解するものです。  当剪定行為は、自らの所有地として誤認があり故意に行われたものではなく、本来市が実施すべき地域要望解決のために実施した公共性、必要性が認められるものであるため、相手方に対し、剪定費用相当額の補償をするものです。  よろしくご審議の上、ご承認を賜りますようお願い申し上げます。 ◯議長(藤原マサノリ君) これをもって提案理由の説明を終わります。  お諮りいたします。  本案については、会議規則第36条第3項の規定により委員会の付託を省略いたしたいと思います。  これにご異議ありませんか。       (「異議なし」と呼ぶ者あり) ◯議長(藤原マサノリ君) ご異議なしと認めます。  よって委員会の付託を省略することに決しました。  これより質疑に入ります。  質疑はありませんか。──質疑なしと認めます。  これをもって質疑を終了いたします。  これより第48号議案に対する討論に入ります。  討論はありませんか。──討論なしと認めます。  これをもって討論を終了いたします。  これより、第48号議案公園樹木剪定費用相当額に関する和解についてを挙手により採決いたします。  本案は、原案のとおり決することに賛成の諸君の挙手を求めます。           (挙手全員) ◯議長(藤原マサノリ君) 挙手全員であります。  よって、本案は原案のとおり可決されました。    ──────────────────── ◯議長(藤原マサノリ君) 日程第9、第49号議案多摩市教育委員会委員の任命につき同意を求めることについてを議題といたします。  提出者から提案理由の説明を求めます。阿部市長。        (市長阿部裕行君登壇) ◯市長(阿部裕行君) ただいま議題となっております第49号議案について、提案の理由を申し上げます。  平成29年10月から多摩市教育委員会委員としてご尽力をいただいておりました谷代美保子氏が、本年の6月30日をもって任期が満了となりますので、後任として、比田井秀美氏を選任いたしたく、地方教育行政の組織及び運営に関する法律第4条第2項の規定により、本案を提出するものです。  任期については、地方教育行政の組織及び運営に関する法律第5条第1項で規定されているとおり、4年といたします。  よろしくご審議の上、ご同意を賜りますようお願い申し上げます。 ◯議長(藤原マサノリ君) これをもって提案理由の説明を終わります。  お諮りいたします。  本案については、会議規則第36条第3項の規定により委員会の付託を省略いたしたいと思います。  これにご異議ありませんか。       (「異議なし」と呼ぶ者あり) ◯議長(藤原マサノリ君) ご異議なしと認めます。  よって委員会の付託を省略することに決しました。  これより質疑に入ります。  質疑はありませんか。──質疑なしと認めます。  これをもって質疑を終了いたします。  これより第49号議案に対する討論に入ります。  討論はありませんか。──討論なしと認めます。  これをもって討論を終了いたします。  これより、第49号議案多摩市教育委員会委員の任命につき同意を求めることについてを挙手により採決いたします。  本案は、これに同意することに賛成の諸君の挙手を求めます。           (挙手全員) ◯議長(藤原マサノリ君) 挙手全員であります。  よって、本案はこれに同意することに決しました。    ──────────────────── ◯議長(藤原マサノリ君) 日程第10、第50号議案多摩市監査委員の選任につき同意を求めることについてを議題といたします。  地方自治法第117条の規定により、17番あらたに隆見議員の退場を求めます。       (17番あらたに隆見君退場) ◯議長(藤原マサノリ君) 提出者から提案理由の説明を求めます。阿部市長。        (市長阿部裕行君登壇) ◯市長(阿部裕行君) ただいま議題となっております第50号議案について、提案の理由を申し上げます。  多摩市監査委員橋本由美子氏が令和3年6月9日をもって辞職したことに伴い、その後任として荒谷隆見氏を選任いたしたく、地方自治法第196条第1項の規定により、本案を提出するものです。  荒谷隆見氏は、平成23年から市議会議員として活躍され、現在3期目です。
     この間、人格高潔、豊富な識見のもと、生活環境常任委員会委員長を務められ、経験・実績ともに申し分なく、多摩市の発展に大変ご尽力をいただいております。  よろしくご審議の上、ご同意を賜りますようお願い申し上げます。 ◯議長(藤原マサノリ君) これをもって提案理由の説明を終わります。  お諮りいたします。  本案については、会議規則第36条第3項の規定により委員会の付託を省略いたしたいと思います。  これにご異議ありませんか。       (「異議なし」と呼ぶ者あり) ◯議長(藤原マサノリ君) ご異議なしと認めます。  よって委員会の付託を省略することに決しました。  これより質疑に入ります。  質疑はありませんか。──質疑なしと認めます。  これをもって質疑を終了いたします。  これより第50号議案に対する討論に入ります。  討論はありませんか。──討論なしと認めます。  これをもって討論を終了いたします。  これより、第50号議案多摩市監査委員の選任につき同意を求めることについてを挙手により採決いたします。  本案は、これに同意することに賛成の諸君の挙手を求めます。           (挙手全員) ◯議長(藤原マサノリ君) 挙手全員であります。  よって、本案はこれに同意することに決しました。  17番あらたに隆見議員の入場を求めます。       (17番あらたに隆見君入場)    ──────────────────── ◯議長(藤原マサノリ君) 日程第11、第51号議案多摩市介護保険条例の一部を改正する条例の制定についてを議題といたします。  提出者から提案理由の説明を求めます。阿部市長。        (市長阿部裕行君登壇) ◯市長(阿部裕行君) ただいま議題となっております第51号議案について、提案の理由を申し上げます。  本案は、令和2年度に引き続き、令和3年度においても、引き続き世帯の主たる生計維持者が新型コロナウイルス感染症により死亡、収入の減少等一定の条件に該当する場合に、その世帯に属する第1号被保険者について介護保険料の減免を行う特例を定めるものです。  よろしくご審議の上、ご承認を賜りますようお願い申し上げます。 ◯議長(藤原マサノリ君) これをもって提案理由の説明を終わります。  これより総括質疑に入ります。  質疑はありませんか。──質疑なしと認めます。  これをもって総括質疑を終了いたします。  ただいま議題となっております第51号議案多摩市介護保険条例の一部を改正する条例の制定については、健康福祉常任委員会に付託いたします。    ──────────────────── ◯議長(藤原マサノリ君) 日程第12、第52号議案多摩市廃棄物の処理及び再利用の促進に関する条例の一部を改正する条例の制定についてを議題といたします。  提出者から提案理由の説明を求めます。阿部市長。        (市長阿部裕行君登壇) ◯市長(阿部裕行君) ただいま議題となっております第52号議案について提案の理由を申し上げます。  本案は、し尿処理経費の増加に伴い、「多摩市廃棄物の処理及び再利用の促進に関する条例」に規定する廃棄物処理手数料のうち、事業所等の仮設トイレから排出されるし尿の処分について、1リットル当たり24円を27円に、また、上記を除く事業所等から排出されるし尿の収集運搬及び処分について、1リットル当たり36円を39円にそれぞれ改定するものです。  よろしくご審議の上、ご承認を賜りますようお願い申し上げます。 ◯議長(藤原マサノリ君) これをもって提案理由の説明を終わります。  これより総括質疑に入ります。  質疑はありませんか。──質疑なしと認めます。  これをもって総括質疑を終了いたします。  ただいま議題となっております第52号議案多摩市廃棄物の処理及び再利用の促進に関する条例の一部を改正する条例の制定については、生活環境常任委員会に付託いたします。    ──────────────────── ◯議長(藤原マサノリ君) お諮りいたします。  議事の都合により、6月11日は休会といたしたいと思います。  これにご異議ありませんか。       (「異議なし」と呼ぶ者あり) ◯議長(藤原マサノリ君) ご異議なしと認めます。  よって6月11日は休会とすることに決しました。  以上で本日の日程は全部終了いたしました。  本日はこれにて散会いたします。          午前11時28分散会...