平成28年 9月 定例会(第3回)平成28年
武蔵村山市議会会議録(第17号)第3回定例会 平成28年9月5日(月曜日)1.出席議員(20名) 1番 比留間朝幸君 2番 加園一成君 3番 宮崎正巳君 4番 田口和弘君 5番 天目石要一郎君 6番 須藤 博君 7番 鈴木 明君 8番 波多野 健君 9番 藤野 茂君 10番 高山晃一君 11番 木村祐子君 12番 籾山敏夫君 13番 渡邉一雄君 14番 内野直樹君 15番 吉田 篤君 16番 石黒照久君 17番 濱浦雪代君 18番 沖野清子君 19番 遠藤政雄君 20番 高橋弘志君1.欠席議員(なし)1.事務局(3名) 局長 石川浩喜 次長 田代勝久 議事グループ 秋元誠二 主査1.出席説明員(19名) 市長 藤野 勝君 副市長 山崎泰大君 教育長 持田浩志君 企画財務部長 高尾典之君 財政担当部長 荒井一浩君 総務部長 山田行雄君 市民部長 鈴田毅士君 協働推進部長 比留間毅浩君 環境担当部長 佐野和実君 健康福祉部長 中野育三君 高齢・障害 子ども家庭 登坂正美君 田代 篤君 担当部長 担当部長 建設管理担当 都市整備部長 腰塚信一郎君 神子武己君 部長 学校教育担当 教育部長 内野正利君 佐藤敏数君 部長 産業観光課長 指導担当参事 小嶺大進君 (併)農業委員 児玉眞一君 会事務局長 選挙管理委員 加藤秀郎君 会事務局長1.議事日程第3号 第1 一般質問 午前9時30分開議
○議長(高山晃一君) ただいまの出席議員は、全員でございます。 これより本日の会議を開きます。 本日の議事日程は、あらかじめお手元に配付したとおりでございます。 日程第1 一般質問を行います。 比留間君の発言を許します。比留間君。 (1番 比留間朝幸君登壇)
◆1番(比留間朝幸君) 平成28年第3回
武蔵村山市議会定例会におきまして、通告書に基づき3項目質問させていただきますので、よろしくお願いいたします。 第1項目、立川断層帯について。 立川断層帯は、埼玉県入間郡名栗村から青梅市、武蔵村山市、立川市を経て、府中市に至る断層帯で、名栗断層と立川断層から構成されます。立川断層帯で、30年以内にマグニチュード7.3程度の地震が発生する確率は0.5%から2%で、予測最大震度は7、東京を中心に最大で約48万棟が全壊し、死者は約6300人に上ると想定されています。また、立川断層帯地震が起こることで、本市で家屋・人・街の被害はどうなるか、
災害ボランティアセンターなどの設置はどうするか、家屋が倒壊した場合の罹災証明はどうするかなどの問題も出てまいります。 そこで、1点目、文部科学省などが平成24年度から実施したトレンチ調査の結果を市は把握しているか。 2点目、立川断層帯地震における家屋・人・街など本市の被害想定をお伺いします。 第2項目、計画道路予定地について。 三ツ木五丁目23番地付近の計画道路(立3・4・40)予定地は、10年以上もたつのに道路舗装までは至らない状況になっています。そこで、三ツ木五丁目23番地付近の計画道路(立3・4・40)予定地の現状と除草作業費及び今後の展開について伺います。 第3項目、
ひまわりガーデン武蔵村山について。 50万本のひまわりが見ごろということで、市民や市外からの多くの方に本市の
ひまわりガーデン武蔵村山を楽しんでいただきました。 そこで、1点目、過去5年間の来場者数及びかかった経費について伺います。 2点目、今後、
暫定管理期間終了後の用地計画について伺います。 なお、再質問につきましては議席にて質問いたします。
○議長(高山晃一君) 答弁願います。市長。
◎市長(藤野勝君) それでは、第1項目の1点目から順次お答えいたします。 平成24年に文部科学省の委託調査として、市内の榎地区で実施されたトレンチ調査の結果によりますと、断層構造は認められなかったが活断層の存在を否定するものではなく、今後、立川断層の位置や活動性について、さらに詳しく検討を進める予定とのことでございます。 次に、2点目についてお答えいたします。 立川断層帯地震における被害想定につきましては、地域防災計画において、最も被害が大きい場合、全壊が1900棟、半壊が2304棟、死者137名、負傷者1050名となっております。また、ライフラインにつきましては、停電率28.7%、上水道断水率77.3%、下水道管渠被害率23%となっております。 続きまして、第2項目についてお答えいたします。
当該都市計画道路予定地につきましては、平成7年度から平成11年度にかけて用地を取得し、現在、道路用地として管理を行っているところでございます。除草等清掃は、委託により年5回実施しており、平成27年度の委託料は53万1945円となっております。 今後の展望につきましては、周辺道路をあわせた
道路ネットワークを形成していく必要があると考えており、整備時期は未定でございますが、
当該都市計画道路の北端を東西に横断する
立川都市計画道路3・5・20号線や峰交差点以南の
立川都市計画道路3・4・40号線、いわゆる残堀街道の整備計画との整合を図ってまいりたいと考えております。 続きまして、第3項目の1点目についてお答えいたします。
ひまわりガーデン武蔵村山の過去5年間の入場者数につきましては、平成24年度が5170人、平成25年度が6923人、平成26年度が8188人、平成27年度が1万2335人、平成28年度が2万385人と着実に増加しております。 また、経費につきましては、毎年度おおむね1900万円から2000万円となっておりますが、東京都から平成24年度は約4分の3、それ以降は約2分の1の補助金の交付を受けております。 次に、2点目についてお答えいたします。 緑が丘地区の暫定管理につきましては、東京都との協定に基づき、平成24年度から5年間を期間として市が管理・運営を実施することとなっており、本年度が5年目に当たります。そこで、暫定管理期間の延長につきまして東京都に要望しておりますので、御理解を賜りますようお願いいたします。
○議長(高山晃一君) 比留間君。
◆1番(比留間朝幸君) それでは、再質問をさせていただきます。 まず、第1項目の立川断層について再質問を行います。 地震には、直下型と断層型とがあるようですが、被害想定としては断層型のほうが直下型に比べ、被害が倍近くになると言われています。今回の熊本地震も活断層が引き起こしたと言われています。 そこで、まず立川断層での公式な評価結果を出してもらいたいと思っていますが、これについてはどういう状況になっているかお伺いいたします。
○議長(高山晃一君) 総務部長。
◎総務部長(山田行雄君) お答えいたします。 立川断層の評価結果につきましては、平成24年9月に東京都防災会議において示された首都直下地震等による東京の被害想定によりまして、公式な評価結果が出ているところでございます。この被害想定によりますと、東京都全体では立川断層による被害よりも多摩直下型地震のほうが被害が大きくなっております。しかし、本市は市内に断層が通っている可能性があることから、その影響により立川断層による被害のほうが大きくなっております。また、その内容につきましては地域防災計画に反映しており、各種計画等を定めているところでございます。 以上です。
○議長(高山晃一君) 比留間君。
◆1番(比留間朝幸君) 私が1期目のときに、立川断層の資料をもらったことがありまして、そのときの説明では、
日産自動車株式会社村山工場跡地でも断層帯の調査があり、立川断層は名栗村のほうまでいっているというような説明をいただいたわけでございます。そんなわけですので、今回立川断層につきまして質問をさせていただいているわけでございます。 地下の岩盤に大きな力が加わり、ずれた場所を断層というそうですが、このうち比較的新しい時代に動き、将来も活動すると考えられる断層を活断層というそうです。この活断層が引き起こす地震は震源が内陸で浅いため、被害の規模が局所的に大きくなる可能性が高いと言われています。本市においても、立川断層という断層帯が通っている可能性が大きいと思われます。したがって、岩盤による地震の発生が心配されます。 そこで伺いますが、この岩盤のずれた場所を特定することは、地震の研究が進んでいる現在でもやはり難しいのでしょうか、お伺いいたします。
○議長(高山晃一君) 総務部長。
◎総務部長(山田行雄君) お答えいたします。 トレンチ調査や
ボーリング調査等によりまして、幾つかの断層のずれは確認できているそうですけれども、活断層の判断につきましては、さまざまな調査を実施し、総合的に判断すると聞いているところでございます。 以上です。
○議長(高山晃一君) 比留間君。
◆1番(比留間朝幸君) 今、総務部長の答弁では、総合的に判断をするということで、そのことはわかりました。 それでは、今度はそういった被害とか、そういうことからどう守っていかなければいけないかということに関しまして質問をさせていただきたいと思います。市の地域防災計画に、立川断層帯地震の被害想定として、建物の全壊、半壊の棟数が記載されています。この建物の倒壊を想定した数ですが、木造、非木造、耐震工事をしたものとか、逆に相当古い建物とかがあると思います。この建物の倒壊の被害想定を出す場合、木造、非木造、築年数などのデータをもとに出すと思いますが、どう計算するのでしょうか。
○議長(高山晃一君) 総務部長。
◎総務部長(山田行雄君) お答えいたします。 被害想定につきましては、兵庫県南部地震等の過去の大地震における震度のデータと、木造建築につきましては、昭和36年以前と、昭和37年から昭和56年と、昭和57年以降の3区分の建物の全壊率との相関関係により計算していくということになっております。また、非構造建築物につきましても、昭和46年以前と、それから昭和47年から昭和56年と、昭和57年以降、この3区分が建物の全壊率の相関関係によりまして計算をしていくということになっております。 以上です。
○議長(高山晃一君) 比留間君。
◆1番(比留間朝幸君) 次に、
ボランティア活動について伺います。 立川断層帯地震などの災害が発生した場合、できるだけ早い時期に
災害ボランティアの活動拠点となる
災害ボランティアセンターを設置するとありますが、どのような方法で設置するのでしょうか。また、ボランティアですが、熊本地震などでも、ボランティアが何をすればよいか、どうすればよいかとボランティアの活用が進まない状況が見られましたが、どのような対応を考えているのかお伺いいたします。
○議長(高山晃一君) 総務部長。
◎総務部長(山田行雄君) お答えいたします。
災害ボランティアセンターの設置につきましては、平成26年12月16日に締結した災害時における
ボランティア支援活動に関する協定書に基づきまして、市と社会福祉協議会とむさしむらやま子ども劇場におきまして協議を行い、実施をするということになっております。また、ボランティアの活用につきましては、災害の規模によりまして、何が不足し何が必要なのか異なってくるということが考えられますので、まずはボランティアが十分に活躍できるように、早期の情報収集体制の確立に努めてまいりたいというふうに考えております。 以上です。
○議長(高山晃一君) 比留間君。
◆1番(比留間朝幸君) 早期の情報収集ということで、その点もよろしくお願いしたいと思います。 続きまして、立川断層帯地震により家屋が倒壊した場合、被害があった方からは、罹災証明書発行願が出されます。市では、被害状況を調査し、その被害状況に応じ、全壊、半壊、一部破損等を認定し証明することとなっています。この被害認定の具体的な調査方法や判定方法について伺います。また、全壊、半壊などによる市や国からの支援金などの割合はどうなっているかということもお伺いいたします。
○議長(高山晃一君) 総務部長。
◎総務部長(山田行雄君) お答えいたします。 被害認定の調査方法等につきましては、内閣府から示されている災害の被害認定基準及び災害に係る住家の
被害認定基準運用指針におきまして具体的に示されており、職員等により外観の損傷状況、住家の傾斜、住家の主要な構成要素ごとの損傷状態を調査しまして、その結果に基づいて判定するということになります。 支援金につきましては、一定規模以上の被害が出た場合、国が定めている
被災者生活再建支援法によりまして、最高で300万円の支援金を受けることができます。なお、市では災害救助法の適用基準に達しない災害に限り、市の災害見舞金に関する支給要綱により最高3万円の見舞金を支給するということになっております。 以上です。
○議長(高山晃一君) 比留間君。
◆1番(比留間朝幸君) 今、支援金が最高で300万円と、そして市のほうの見舞金は3万円ということですが、熊本のほうのニュースを見ましても、結構そういったお金に関しては不満があるような記事を見ましたが、なかなか金額というのは思うようにいかないところがあるのだとそのときは思いました。 今後、30年以内に70%の確率で大きな地震が来ると言われております。立川断層帯についての調査をより進めていただき、もっと詳しい情報を得ることにより、その地震被害を少しでも少なく防ぐことにより、安全・安心、住んでよかったまちにしていこうではありませんか。これで1項目めは終わります。 次に、第2項目、計画道路予定地について再質問いたします。
立川都市計画道路3・4・40号線の峰交差点の青梅街道より北側の道路計画予定地ですが、既に買収し、この土地を現在市で管理しています。しかし、設備計画が一向に進んでいません。このため、除草作業を年5回行っているようですが、まず年間の除草作業経費と、これまで10年ぐらい管理していると思いますが、この除草作業経費にかかった合計額と、それ以上にかかった管理費もありましたら、全部合わせて幾らかかっているかを教えていただきたいと思います。
○議長(高山晃一君) 都市整備部長。
◎都市整備部長(腰塚信一郎君) お答えいたします。 平成14年度から平成27年度までの間、委託等が未実施の年度もございましたけれども、その間の除草等にかかる委託料が合計で約568万8000円、そのほかにくい打ち、番線張りの修繕料が約11万5000円、これら管理費用の合計といたしまして約580万3000円かかった形になっております。 以上でございます。
○議長(高山晃一君) 比留間君。
◆1番(比留間朝幸君) トータルで、今都市整備部長がおっしゃったように580万3000円かかっていると。市長も先ほど答えられておりましたように、除草作業経費が、年間で53万円かかるということですが、それだけの費用がかかるのなら、除草剤をまくとか、防草シートを回りに敷くとか、今かかっている経費より安く管理できる対策を考えていないのかお伺いいたします。
○議長(高山晃一君) 都市整備部長。
◎都市整備部長(腰塚信一郎君) お答えいたします。
当該都市計画道路予定地の周囲には住宅がございまして、除草剤を広範囲に使用した場合、その影響が周囲に及ぶおそれがあると考えております。このため、除草剤の使用は適さないと考えております。また、防草シートにつきましては、全体面積が約2000平米ございますので、全体に敷き詰めた場合、経費が約580万円程度かかると想定されており、また継ぎ目や端の部分などから草が生えることもあるため、除草が全く不要になるわけではないこと、また現在の除草等清掃委託の仕様には、くいとか番線の補修費も含まれていることから、管理費用としては最も低廉であるというふうに認識しております。 以上でございます。
○議長(高山晃一君) 比留間君。
◆1番(比留間朝幸君) 道路計画用地として、市で管理しているということですが、防草シートを回りに敷くとしたら、都からの助成金は出るのでしょうか。
○議長(高山晃一君) 都市整備部長。
◎都市整備部長(腰塚信一郎君) お答えいたします。
当該都市計画道路につきましては、都市計画事業として用地を取得したものでございますけれども、現在はその事業認可の期間が終了いたしまして事業休止の状態であることから、維持管理に活用できる東京都の補助金等については想定できない状況でございます。 以上でございます。
○議長(高山晃一君) 比留間君。
◆1番(比留間朝幸君) 都からの補助金が出ないということであれば、これは仕方のないことなんですけれども。 続きまして、整備計画によると、
立川都市計画道路3・5・20号線を整備し、瑞穂町、青梅市方面へのアクセスをよくするため、峰交差点から
立川都市計画道路3・4・40号線を北に延長し、
立川都市計画道路3・5・20号線と接続するということで、基本的には両方の道路の整備ということで双方の計画の整合を図っていくということですが、実際、
立川都市計画道路3・5・20号線は、今後どのように整備を進めていくのかお伺いいたします。
○議長(高山晃一君) 都市整備部長。
◎都市整備部長(腰塚信一郎君) お答えいたします。
立川都市計画道路3・5・20号線につきましては、その一部延長約670メートルが、本年3月に策定された東京における都市計画道路の整備方針、第四次事業化計画におきまして優先整備路線に選定されており、自動車交通の円滑化や拠点間連携の観点から、市の全体計画の中で事業化について検討していく必要があると考えております。 以上でございます。
○議長(高山晃一君) 比留間君。
◆1番(比留間朝幸君) この道路計画は本当に難しい問題です。今後、
立川都市計画道路3・5・20号線の整備計画が進まなかった場合、
立川都市計画道路3・4・40号線の交差点北側部分はどうなってしまうのかと付近住民も心配しています。この両方の道路の整備計画についての現時点での市の考えをお伺いいたします。
○議長(高山晃一君) 都市整備部長。
◎都市整備部長(腰塚信一郎君) お答えいたします。 先ほどの市長答弁のとおり、
当該都市計画道路予定地の整備に当たっての基本的な考え方といたしましては、
立川都市計画道路3・5・20号線と周辺道路との
道路ネットワークを形成していく必要があると考えております。この
立川都市計画道路3・5・20号線が事業化され、用地取得が一定程度進捗した段階で、
当該都市計画道路予定地の築造工事に着手するのが適当と考えております。なお、具体的な整備の時期につきましては、市の全体計画の中で検討していく必要があると考えております。 以上でございます。
○議長(高山晃一君) 比留間君。
◆1番(比留間朝幸君) 現在、道路計画用地としていることで、道路工事が進まないため、一部駐輪場にも使用しています。今後、10年後も工事が進まないようであれば、この用地を道路使用でなく、違う目的、例えば公園とか駐輪場などに使用することも考えられますか。また、逆に道路工事が進んだ場合は、今使用している駐輪場の使用はできなくなるのでしょうか。お伺いしたいと思います。
○議長(高山晃一君) 都市整備部長。
◎都市整備部長(腰塚信一郎君) お答えいたします。
当該都市計画道路予定地につきましては、国庫補助も活用して用地を取得していることから、事業実施までの間とはいえ、公園等に活用することは補助金を目的以外に使用することになり、法律上困難と考えております。また、現況駐輪場となっている箇所につきましては、
都市計画道路区域内に入っておりませんので、残地を一時的に活用しているという形でございます。このため、道路整備後の取り扱いにつきましては、現在のところ未定という形になっております。 以上でございます。
○議長(高山晃一君) 比留間君。
◆1番(比留間朝幸君) 現在、道路計画用地としているということですが、この部分を将来道路として使用することで、毎年の除草作業がかからないよう、舗装整備を行い、
立川都市計画道路3・5・20号線が延びてきたら接続して使用するということができるように要望いたしまして、第2項目を終わります。 第3項目、
ひまわりガーデン武蔵村山について再質問をいたします。 先ほど市長答弁で、毎年来場者がふえ、初年度の数字から比較をすると4倍ですか、5000人ぐらいからのスタートでしたから、本年度は2万人を超えて、市民や市外からも多くの方に楽しんでいただいたことがわかりました。今年度の
ひまわりガーデン武蔵村山の新たな取り組みはどのようなことを行ったのでしょうか、お伺いいたします。
○議長(高山晃一君) 協働推進部長。
◎協働推進部長(比留間毅浩君) お答えいたします。 今年度の新たな取り組みということでございますが、開園期間中を通して、ひまわり迷路の設置であるとか、ゴーヤの緑のトンネルの設置、ひまわりの花による市章のデザイン、飲み物の販売も行っております。また、開園式におきましては、市内産の農産物の販売とむさし
村山ストリートダンス協会のキャラクター、ムラッパーと、
村山デエダラまつりや桜まつりにも参加していただいている、武士団・村山党の会の手づくり甲冑隊に御参加いただきまして、記念撮影等に応じていただくなどの取り組みを行ったところでございます。 以上です。
○議長(高山晃一君) 比留間君。
◆1番(比留間朝幸君) この約一月で2万人を超えて来園されたということですが、市内、市外からの来場者はそれぞれ何人だったのか、おわかりになりましたらお伺いしたいと思います。
○議長(高山晃一君) 協働推進部長。
◎協働推進部長(比留間毅浩君) お答えいたします。 この
ひまわりガーデン武蔵村山におきましては、スタンプラリーを実施させていただいておりまして、記念品をお贈りするために、そのスタンプラリーに参加された方に住所を記載していただいております。その数値から推計いたしますと、市内の方が約4000人で、割合にいたしますと約2割、市外の方が約1万6300人で、約8割の方が市外からお越しいただいているというような状況でございます。 以上です。
○議長(高山晃一君) 比留間君。
◆1番(比留間朝幸君) 本年も、5月14日、土曜日に、
ひまわりガーデン武蔵村山の種まきを小、中学生及び市民の方が行いましたが、この5年間での小、中学生と市民の
ボランティア人数は何人だったのか。そして、小、中学校及び市民のボランティアの方の種まきを行ったことに対しての感想などはどうだったのかお伺いしたいと思います。
○議長(高山晃一君) 協働推進部長。
◎協働推進部長(比留間毅浩君) お答えいたします。
ひまわりガーデン武蔵村山の種まきにつきましては、初年度でございます平成24年度の第1回から、市民の方々のボランティアによる力が非常に大きいわけでございますが、市内の小、中学生や一般の市民の方、そして市職員もボランティアとして参加しておりますが、おおむね毎年400人前後の方々に種まきに参加していただいているという状況でございます。また、実際にボランティアに参加された小、中学生や市民の方の感想ということでございますが、種まきをした後にフラワーラベルに、それぞれ参加された方にいろいろな感想や好きなことを書いていただいておりますが、その内容を見ますと、ひまわりがたくさん育ってほしいとか、あるいは咲いたらまたこちらのほうに遊びに来ますというような言葉が非常に多かったという印象を受けておりますので、参加された方も非常に満足されていたのかというように考えているところでございます。 以上です。
○議長(高山晃一君) 比留間君。
◆1番(比留間朝幸君) 私も5月14日は参加したんですけれども、いつも思うんですけれど、小、中学生には情操教育、育てることの喜びを感じる、花が咲いて、ああ、きれいだなと、そういうことを心に持ってもらうということは大変いいことではないかと私は思います。 それでは、続きまして、今回は初めての試みとして、農友会の協力を得て農産物の販売を行っていましたが、来場された方の反応はどうだったでしょうか。また、過去4年間は農友会の農産物の販売は市から依頼をしなかったのか、逆に農友会自体が参加をしなかったのかお伺いしたいと思います。
○議長(高山晃一君) 協働推進部長。
◎協働推進部長(比留間毅浩君) お答えいたします。 農産物を購入された方から、特に御意見というものは伺っているところではございませんが、出された農産物につきましては、朝どりのトウモロコシとかトマトやキュウリなどの夏野菜を中心に販売をしていただきました。中には早々に売り切れてしまう品物もございまして、非常に好評を博していたというように考えております。また、農友会の参加につきましては、今年度初めて市のほうから、この農産物の販売についてお願いできないかということで依頼いたしまして、御協力いただいたというような状況でございます。 以上です。
○議長(高山晃一君) 比留間君。
◆1番(比留間朝幸君) 続きまして、
ひまわりガーデン武蔵村山の催し物で、今回フラメンコが披露されていましたが、これは市側が募集をしたのか、また、来場された方の感想などはどうだったのか伺いたいと思います。
○議長(高山晃一君) 協働推進部長。
◎協働推進部長(比留間毅浩君) お答えいたします。 開園の式典後に、フラメンコの愛好家の方に演舞をしていただいたわけでございます。これは昨年度から実施しておりまして、昨年度は団体のほうから会場でフラメンコを披露させていただきたいというような、そういったお話がございまして、実現したものでございます。昨年度のそういったいきさつがあったものですから、今年度につきましては、市のほうからぜひお願いできないかということでお願いしたところ、快く出演を引き受けていただいたところでございます。また、御来場の方の感想ということでございますが、多くの方がごらんになっておられましたので、皆さん、楽しんでいただけたものとこのように考えております。 以上です。
○議長(高山晃一君) 比留間君。
◆1番(比留間朝幸君) 皆さんに楽しんでいただけたということで大変結構なことだと思います。 次の質問ですが、
ひまわりガーデン武蔵村山に、お車で御来場いただいた方で駐車場についてトラブル、不満などについてどうだったのか。また、車同士で出入り口での事故などはあったのかどうかお伺いしたいと思います。
○議長(高山晃一君) 協働推進部長。
◎協働推進部長(比留間毅浩君) お答えいたします。 駐車場の利用台数につきましては、昨年度が1892台であったのに対しまして、今年度は3595台とおおむね倍増したわけでございますが、特に事故などのトラブルにつきましては報告を受けておりませんのでよろしくお願いいたします。 以上です。
○議長(高山晃一君) 比留間君。
◆1番(比留間朝幸君) 人がふえたということで、やはり車も倍になったのかと思いますけれども、倍になるとあの駐車場の大きさだとちょっと心配でしたが、協働推進部長の答弁で問題はなかったということなのでほっとしております。 次の質問ですが、ことしは新たに、ひまわり迷路やゴーヤのトンネルが設けられ、訪れた方が楽しまれたと思いますが、これについてはどういう意見があったのかお伺いしたいと思います。
○議長(高山晃一君) 協働推進部長。
◎協働推進部長(比留間毅浩君) お答えいたします。 会場におきましては、来場者の方が自由にいろいろな御意見を記載できるひまわりノートというものを備えつけておりまして、そこに記載されている内容といたしまして、非常に暑い中の開園でございましたので、ゴーヤのトンネルを設置していただいて非常に涼しいとか、日陰ができて気持ちがいいなどの御意見をいただいております。また、ひまわり迷路につきましては、多くの家族連れの方に楽しんでいただいたわけでございますが、声といたしましては、非常に楽しかったとか迷路がとても難しかったなどの声がございました。また、
ひまわりガーデン武蔵村山全体についてでございますが、きれいに咲き誇っていて非常に感動したとか、あるいは広大なひまわり畑を育てるのは非常に大変な作業ではなかったのかというような、ねぎらいの声も多く書かれていたところでございます。 以上です。
○議長(高山晃一君) 比留間君。
◆1番(比留間朝幸君) 今、協働推進部長がおっしゃったように、私も1年目からもちろん見てきていますけれども、1年目はやはり50万本をうたい文句にした割にはちょっと寂しかったかと思いますけれども、ことしは私自身も見てまいりまして、花もいろいろな種類が、枝の高さもいろいろなものがあって、大変見事なひまわりガーデンだったと私自身も思いました。そして、ゴーヤのトンネルとか迷路とかを設置したということで、大変よかったのではないかと思います。 最後の質問ですが、ひまわりをテーマとしたフォトコンテストの審査はどのように行っているのか、また、順位、賞品贈呈などがあったのかどうかお伺いしたいと思います。
○議長(高山晃一君) 協働推進部長。
◎協働推進部長(比留間毅浩君) お答えいたします。 毎年8月1日から31日までの1カ月間、作品の応募を受け付けておりまして、ことしにつきましては101点の応募がございました。応募作品の審査につきましては、市の写真連盟の代表者の方、あるいは写真に関して識見を有する方、この双方を合わせて3名の方と、それから市の職員2名、合計5名から成る審査委員会を設置いたしまして、個人名を伏せた上で審査を行っているところでございます。そして、最優秀賞といたしまして1点、優秀賞を2点、佳作5点を選定しているところでございます。また、入賞者に対しましては、市の公室におきまして表彰式を行いまして、その際に表彰状と副賞を贈呈しているところでございます。なお、選定された作品につきましては、絵画展とあわせて9月に、期間は1週間程度でございますが、市役所の1階のロビーで展示をしているところでございます。 以上です。
○議長(高山晃一君) 比留間君。
◆1番(比留間朝幸君) 今、協働推進部長のお話で101点の応募があったということで、花をめでたり、また写真を撮ったり、いろいろ楽しまれたということは本当によかったと思います。 市長答弁では、今年度が5年間の暫定管理の最終年度であるため、東京都に対して期限の延長を要望しているとのことでありました。ことしの来場者は2万人を超え、多くの市民の目を楽しませ、市外からも多くの方に御来場いただきました。そこで、少しでも長い期間、
ひまわりガーデン武蔵村山を継続できるよう努力していただくことを要望いたしまして、私の一般質問を終了いたします。 -----------------------------------
○議長(高山晃一君) 次に、波多野君の質問を許します。波多野君。 (8番 波多野健君登壇)
◆8番(波多野健君) 今回は、通告いたしましたように、3項目について一般質問をいたします。 初めに、変化の激しい社会において、未来を担う子どもたちの生き抜く力を育てる教育についてです。 これまで教育については、英語やICTなどについて教育委員会の取り組みや東京都の児童・生徒の学力向上を図るための調査の結果を通して、子どもたちの学力向上について議論してきました。そのたびに考えることがあります。私の小、中学生のときとは違う。例えば、今はインターネットを使えば、ほとんどのことをある程度調べることができます。本当に便利な世の中になりました。そして、社会の状況も変わりました。私の子どものころは、辞書で調べて、百科事典で調べて、調べることに時間がかかっていました。それは、大人でも一緒でした。しかし、今は私もまずインターネットで調べてから現場で調査をしています。やはり、現場でコミュニケーションをしながら、調査をして学ぶことがとても大事なことに気づかされます。社会の変化に応じた教育をしていかなければならないと痛感するときでもあります。 そこで、今後子どもたちは社会を生き抜くための知識、能力などをつけていかなければなりません。言語や経済などの基礎となる学校教育について、考え方と取り組みについて伺います。 次に、これからのまちづくりのための交番設置についてです。 まちが発展するということは、人の往来や交通量が多くなることを意味します。武蔵村山市の長期総合計画は、今後人口が多くなり、まちが発展していくことを前提につくられています。中でも都市核地区周辺は、その名のとおり市の中心部となることを考え、現在所有者の皆さんの理解を得ながら、区画整理事業が行われています。 そこで、交通量も多く、大規模商業施設などを有する都市核地区周辺は、まちの発展や既存交番との距離を勘案すると、交番が必要という市民の声があります。市の考えを伺います。 最後に、より安全な信号機の改良についてです。 今回の一般質問に上げている信号機は、この市役所から青梅街道を少し東、250メートルのところにある水道事務所南、萩の尾薬師堂の前にある交差点の信号機です。青梅街道に出づらい、なかなか信号が変わらないなどの声を聞いています。 そこで、青梅街道と主要市道第40号線との交差点の信号機を感応式への改良を求める市民の声があります。これまでの経緯とともに、市の考え方を伺います。 以上3項目について、市長、教育長の簡潔でわかりやすい答弁を求めます。 再質問があれば自席で行います。
○議長(高山晃一君) 答弁願います。教育長。
◎教育長(持田浩志君) それでは、第1項目についてお答えいたします。 現行の学習指導要領では、言語活動の充実が求められており、次期改訂の学習指導要領におきましても、引き続きその重要性は変わらないものと考えております。相手に合わせた言葉の使い方、言語の多様な働き、我が国の言語文化など、今後も学習内容の充実とともに言語環境を整えてまいります。 また、経済などの基礎となる学習につきましては、経済活動が社会生活にあらゆる面で密接なかかわりを持っていることを踏まえ、社会科を初め、家庭科、特別活動などの学習の中で取り組んでおります。 今後も、児童・生徒が社会的事象に対する関心を高め、多面的・多角的に社会の仕組み等を学習する機会の充実を図ってまいりますので、御理解を賜りますようお願いいたします。
○議長(高山晃一君) 市長。
◎市長(藤野勝君) 続きまして、第2項目についてお答えいたします。 市内への交番設置につきましては、市民からの声を受けまして東大和警察署に要望しており、平成28年度は大南地区及び中原地区への設置について要望をしたところでございます。御質問の都市核地区周辺につきましても、区画整理事業やモノレール延伸の状況等を踏まえ、今後要望してまいりたいと考えております。 続きまして、第3項目についてお答えいたします。 御質問の場所の信号機の改良につきましては、以前から東大和警察署に要望しているところでございます。 そこで、改めて東大和警察署に確認したところ、当該交差点は北側道路の幅員が狭く、感応式への変更は難しいとの回答でありましたが、今後も継続して要望を行ってまいりたいと考えておりますので、御理解を賜りますようお願いいたします。
○議長(高山晃一君) 波多野君。
◆8番(波多野健君) それでは、順次再質問をしてまいります。 まず、教育についてでございますけども、学習指導要領、現行でも言語活動は充実が求められており、次期の改訂でも重要性は変わらないという答弁でありました。そして、経済のほうは社会の仕組みなどを学習する機会の充実を図っていくということでございました。今回、言語と経済という2つの内容で再質問をしていこうと思っています。学校教育と言ってしまいますとかなり広範囲になってしまいますので、この2つに内容を限定してお話ししてまいりたいと思います。 まず、言語でございます。これまで英語教育について何度か質問してまいりました。グローバルに活躍できる人材を育てる英語教育という質問項目だったと思いますけども、今回は言語の中でも日本語というものにスポットを当てていきたいというふうに思っています。日本語で生活、あるいは仕事をする上で、コミュニケーションの基本となるのはやはりこの日本語であります。例えば、仕事でプレゼンテーションする力、プレゼンテーションを理解する力、当然日本語力というものが必要になってまいります。日本語について学校教育の考え方を伺います。
○議長(高山晃一君) 暫時休憩いたします。 午前10時27分休憩 ----------------------------------- 午前10時44分開議
○議長(高山晃一君) 休憩前に引き続き会議を開きます。 日程第1 一般質問の議事を継続いたします。 先ほどの波多野君の質問に対する答弁を願います。指導担当参事。
◎指導担当参事(小嶺大進君) それでは、日本語についての学校教育の考え方につきましてお答えをいたします。 日本語についての学校教育という意味では、日本語、言葉の力を育むということで、その指導の中心になるのは国語でございます。国語は他の教科に対してのもとになる基幹教科としての位置づけとなっております。波多野議員が例示をされたプレゼンテーションする力、プレゼンテーションを理解する力、これはまさに学習指導要領に明示をされた国語の根幹となる能力、適切に表現する能力と、正確に理解する能力そのものでございます。 また、本市におきましては、これまでコミュニケーション能力の育成と言語能力の基礎、基本を身につけるための学習、教育活動の充実に努めてまいりました。国語の学習だけではなく、他教科、全各教科等全てを通じてその力の育成を図っているところでございます。その成果といたしまして、平成21年度に、9年間で言葉の力を鍛えるとして、書籍にまとめて発行もいたしました。さらに、平成24年度に作成いたしました武蔵村山市小中一貫教育カリキュラム改訂版でも、基本カリキュラム4つの重点の中に言語力育成というものを掲げて日本語への意識を高め、言葉を大切にしながら上手に使いこなすことができるということを目標にしております。そうしたことから、日本語を正しく使うこと、わかりやすく相手に伝えることなど、日本語、言葉の力を育成することは欠くことのできない重要な教育活動であると考えております。 以上でございます。
○議長(高山晃一君) 波多野君。
◆8番(波多野健君) 日本語は学習指導要領の中でも非常に重要であるとともに、武蔵村山市でも非常に力を入れているという答弁であったと思います。日本語を正しく使うこと、わかりやすく相手に伝えることは、とても大事だということだと思います。 一方で、もちろん方言は方言で大事な日本語の文化であります。言葉というのは時間とともに少しずつ変化してくるものであって、場所によっても少しずつ変化しています。まずは日本語に興味を持ってもらうことが大切と私は考えております。その上でというお話になりますけども、私の経験談と言えば、私は大学院修了後アナウンサーとして仕事をしてきました。アナウンサーとしてのレッスンを受けながら考えたのは、小学校や中学校では日本語の発声練習というのをやった記憶がないんです。やったのかもしれません。ただ記憶がないんです。というふうに不思議に思っていたんです。ちょっと見方を変えてみますと、英語の授業のときには発声練習を一生懸命やるんです。例えば日本語的に言います。L、R、この辺の区別をしっかりつけましょう、L、Rの発声練習をするという形で授業をやっていったと思うんです。それとアクセントというものはかなり一生懸命やっていたという記憶が私の中にしっかり残っています。日本語はどうだったかと考えると、どうだったんだろうというような、ちょっと不思議に思うこともありました。先ほど国語というお話がありましたけども、国語の中では発声とか発音とかアクセントといったことを、授業の中でやっているのでしょうか。
○議長(高山晃一君) 指導担当参事。
◎指導担当参事(小嶺大進君) お答えいたします。 こちらにつきましては、小学校1年生の国語の最初の段階で、あ、い、う、え、お、などの口の形や発声の学習を行います。また、小学校2年生の国語で、例えば箸、橋などの簡単なアクセントによる語句の意味の違い、また長音、拗音、促音、撥音などの発音に関する学習などを行っております。日本語特有の言い回しとかアクセントによる意味の違い、言葉の奥深さ、表現の美しさなど、その魅力を伝えていくことは大切なことであるというふうに考えています。 以上でございます。
○議長(高山晃一君) 波多野君。
◆8番(波多野健君) 口の形、アナウンサーのレッスンでもやはり口の形というのは、あ、い、う、え、おというのをやるんです。やはり小学校1年生の授業でもやられていると。私が記憶していなかったということになるかというふうに思います。2年生でやる箸と橋の違い、もう一つ言えばテーブルの端、この違いというのもやはりあるんだろうと思います。パソコンで、はとしを入れると、漢字では3つ出てきます、恐らく。チョップスティックの箸、ブリッジの橋、そして机の端、こういった字が出てくると思うんですけども、パソコンがこれだけ発達して、スマートフォンでもいいです、そういった変換能力があるものを使っていると、アクセントというのはどういうふうにしていったらいいのかというのは、非常にわかりづらくなってくるのかというふうに思います。 そして、表現の奥深さという話がありました。これは本当に私は今でも感じます。おいしい料理を目の前にして、いいにおいと言うのか、いい香りと言うのか。ここの奥深さ、日本語の奥深さ、すごくおもしろいというふうに思うところでもあります。今のお話から考えますと、学習指導要領には位置づけられているのだというふうに思います。ただ、時間数に限りがあるのもわかります。そのことばかり学習することはできないというところの理解はしなければならないというふうに思いますが、しっかりとやっていただきたいというふうに思います。 その上で、日本語は意味、そして多様性があって、奥が深くて、方言も含めて日本語の魅力を子どもたちにぜひ伝えてほしい、そういうふうに私は考えておりますが、いかがでしょうか。
○議長(高山晃一君) 指導担当参事。
◎指導担当参事(小嶺大進君) お答えいたします。 日本語について各学校でさまざまな取り組みを行っております。ある学校では、劇団四季に来校してもらって、美しい日本語の話し方教室というものを児童が学習したことがございました。劇団四季の方から、口の開き方、声の出し方等指導を受けて、相手に伝わりやすいようにしたり、また音読の仕方に変化が見られたという報告を受けたこともございます。また、毎年行っている教育のつどいでは、子どもたちが意見発表をするわけですけども、その意見発表に際して事前に文章の読み方、具体的に事前指導を行っております。さらに、NHKの放送研修センターの元アナウンサーの方を実際に教員研修の講師として招いて、相手に伝わりやすい話の仕方であったり、わかりやすい話し方等についても教員研修を行いました。劇団員の方に講師に来ていただいて実際にやったこともございます。こういったことをしっかり続けてまいりたいというふうに考えております。 以上でございます。
○議長(高山晃一君) 波多野君。
◆8番(波多野健君) 劇団四季、そしてNHKの元アナウンサーに来ていただいて、発声、発音、アクセント、そういった訓練をされたのだと思いますけれども、もう一つお話しすると、が、ぎ、ぐ、げ、ごという音があるんです。これは濁音と鼻濁音、そう言ってもわからないかもしれませんけども、日本語でが、ぎ、ぐ、げ、ごと言うと2種類の発音があるんです。まず一つは濁音、もう一つは鼻濁音という言い方をします。例えば、頑張ろうのがは濁音のがです。私が波多野健ですと言ったときの私がのがは鼻濁音なんです。鼻にかかる音です。ちなみに、衆議院議員というこの言葉、最初のぎというところは、衆議院のぎというところは鼻濁音のぎなんです。そして、2つ目のぎという音は衆議院ぎ、で濁音なんです。衆議院議員というふうに読みますけども、これはあくまでも一例ですけども日本語にも一定の発声やアクセント、法則があるというふうに言われています。まさにコミュニケーションの基本となるものなんです。 日本語という言葉に興味を持ってもらうために、方言も含めて日本語の発声を授業に取り入れてみたらいかがかというふうに思いますけども、いかがでしょうか。
○議長(高山晃一君) 指導担当参事。
◎指導担当参事(小嶺大進君) お答えいたします。 先ほどと重複してしまいますが、子どもたちの、美しい日本語教室といった体験的な学習、また教員の研修をこれまでやってきたわけですけども、今後、子どもたちに対する体験的な教室、学習はもちろんですけども、児童・生徒の、子どもたちの前で指導している教員の指導力の向上ということを、そういう意味で正しい日本語、美しい日本語の話し方、また相手に伝わりやすい話し方といった内容について、これは初任者研修も含めて教員研修を実施して、その充実を図ってまいりたいというふうに考えています。 以上でございます。
○議長(高山晃一君) 波多野君。
◆8番(波多野健君) とても前向きな答弁をいただいたというふうに思います。まずは先生たちからというところで、ぜひ日本語に対する興味を深めるような指導ができるようにしていただければというふうに思います。まずは先生からというお話でございました。これからもグローバルな人材を養成していくことを考えると、日本語に対する知識というのも必要になるのではないかというふうに私は思っています。 武蔵村山市は和文化教育というものを大切にしておりますね。たしか、正しい姿勢やおじぎなど、礼儀作法に関する冊子をつくっていたと思います。礼儀・作法読本を作成されていたと思います。日本語に関するこういった興味を持ってもらえる冊子をつくってみたらどうかというふうに私は提案しますけども、いかがでしょうか。
○議長(高山晃一君) 指導担当参事。
◎指導担当参事(小嶺大進君) お答えいたします。 先ほども申し上げましたが、平成21年度に9年間で言葉の力を鍛えるとして書籍にまとめて発行したわけでございますが、今後、児童・生徒向けの冊子につきましては、そのまま取り扱う内容とか位置づけ等、時間をかけて吟味していく必要があるというふうに考えておりますので、今後の展望として考えてまいりたいというふうに思っております。 それから、先ほど私が申し上げました書籍、9年間で言葉の力を鍛えるにつきましては、平成25年度発行でございました。失礼いたしました。 以上でございます。
○議長(高山晃一君) 波多野君。
◆8番(波多野健君) 時間をかけて吟味していくというふうにおっしゃっていました。日本語は奥深いところがあります。ぜひ時間をかけて吟味した後、今後の展望ということで考えていただきたいというふうに思います。 最近は、小、中学生の話でなく、社会人がアナウンス教室に通うということも結構あるようです。大学生にしてみたら就職試験のため、面接試験のためということもありますし、社会人にしてみたら営業先できちんと伝えるために、やはりアナウンスを学んでみたいという方もいらっしゃるようなんです。ですから小、中学生だけでなくて、生涯学習の分野でアナウンス教室をひとつやってみるのもいいのではないかというふうに思います。これはちょっと本題から外れてしまいますので提案だけしておきますけども、そういった取り組みもおもしろいのではないかというふうに思っております。 そして、これは宣伝するわけではないんですけども、NHK出版というところは長年、日本語発音アクセント辞典というものを出版しているんです。テレビ、ラジオのアナウンサーであれば必ずと言っていいほど持っている辞典なんですけども、この中に最初の挨拶の部分で、この辞典が放送などメディア業界で働く人はもちろん、国語教育、日本語教育に携わる人、その後飛ばしますけれども、広く日本語の音声表現に関心をお持ちの方の皆様にとってこれまで以上に有用な存在となることを心から願っておりますと。ぜひ教育関係の方も使ったくださいというふうに書いてあるものなんですけども、こういったアクセント辞典などというものも出ているぐらいですので、先ほどから何度も言うように、日本語は奥深いものがあります。こういうものも活用していただければというふうに思います。ちなみに、この日本語発音アクセント辞典の中には、武蔵村山市がどういうふうにアクセントするかということも実際に載っているんです。ぜひ参考にしていただければというふうに思います。この日本語を、これまでよりも大切にする授業というものにしていただきたいというふうに思います。 ここで言語に関する質問は終わりにいたしまして、次は経済でございます。 今、テレビ、ラジオという話を出しました。夕方、家に帰った子どもたち、お父さん、お母さん、おじいちゃん、おばあちゃんといった保護者と一緒にニュースを見ている子どもたちも多いと思います。ニュースといえば、一日の社会の動き、事件、事故、土曜日、日曜日になればほほ笑ましいイベントの映像とともに、週末のひとときをつくり出す、またお盆、暮れ、正月など長い休みのときには高速道路の果てしなく続く渋滞の映像とともに渋滞情報と、お決まりのパターンというのがありますけども、平日のお決まりのパターンといえば、天気、円、株、言ってみれば天気と為替と日経平均株価・TOPIX、この天気と経済の部分、子どもたちにはどう映っているのか。経済学の一部をテレビ、ラジオで頻繁に見聞きしているわけです。何の数字なのか体系的に教えることも学校教育の一つだと思っておりますが、学習指導要領ではどうなっていますでしょうか。
○議長(高山晃一君) 学校教育担当部長。
◎学校教育担当部長(佐藤敏数君) お答えいたします。 学習指導要領の中での位置づけということですが、経済について直接教科の内容として取り扱う中学校社会科の学習指導要領では、大項目、私たちと経済において、主として個人、企業及び国や地方公共団体の経済活動を扱い、消費生活を中心に意義を理解させること、市場経済の基本的な考え方について理解させること、現代の生産や金融などの仕組みや働きを理解させること、社会における企業の役割と責任について考えさせること、市場の働きに委ねることが難しい諸問題に関して国や地方公共団体が果たしている役割について考えさせること、また、財政の役割について考えさせることなどを狙いといたしまして、経済について体系的に学んでいるところでございます。 以上でございます。
○議長(高山晃一君) 波多野君。
◆8番(波多野健君) 非常に大きな枠で経済というものを捉えつつ、区別しながら教えているということだと思います。地方公共団体の話まで出ているのかという感じがいたしましたけども、先ほど天気という話をしました。天気は物理、化学だと思いますので、理科のところで教えているのだろうと。 さて、為替と株という部分は授業で習っているのでしょうか。
○議長(高山晃一君) 学校教育担当部長。
◎学校教育担当部長(佐藤敏数君) お答えいたします。 為替と株ということについての取り扱いについてですが、このことにつきましては、中学校社会科の中で教科の学習として取り扱っております。中学校社会科の学習指導要領では、先ほど申し上げました大項目、私たちと経済、中項目のア、市場の働きと経済において金融などの仕組みや働きを理解させるという単元におきまして、家計などの貯蓄などが企業の生産活動や人々の生活資金などとして円滑に循環するために、金融機関が仲介する間接金融と、株式や債券などを発行して直接資金を集める直接金融を扱い、金融の仕組みや働きを理解させることとうたっており、家計と社会の経済活動とのかかわりを通して株などについて学んでおります。 以上でございます。
○議長(高山晃一君) 波多野君。
◆8番(波多野健君) 結構しっかりやっているのかと。大きいところから小さいところまで、なかなかそんなに時間をかけることはできないと思いますが、やっていらっしゃるんだという感じがします。そう考えますと、学校の勉強と社会の動き、経済は密接にかかわり合っていることが私としてもわかりました。 では、具体的には今そういうような勉強、恐らくやはり教科書上で学んでいることが多いと思うんですけども、具体的には中学校だと思うんですけども、どんな取り組みができるのでしょうか。
◎協働推進部長(比留間毅浩君) お答えいたします。 本市のまち・ひと・しごと創生総合戦略の中の施策に、個性豊かな観光施策の推進がございまして、その項目の中の重要業績評価指標というものがございます。そこでは、市外からの平日及び休日の滞在人口を5年間で5%ふやすという、このような目標を設定しているところでございます。 以上です。
○議長(高山晃一君) 石黒君。
◆16番(石黒照久君) 市外からの滞在人口を5年間で5%増との目標設定につきましては、わかりました。この5%増という設定どおりに、今お話があった平成27年から平成31年の5年間で本市に観光で来られる方がふえ、そしてその翌平成32年、2020年、東京オリンピック・パラリンピックの年を武蔵村山市ならではの個性豊かな観光施策で迎えられたら、本当にすばらしいというふうに思います。 そこで、この2020年の東京オリンピック・パラリンピックに向けて、日本へは外国人旅行客が大変ふえてくることが予想されますが、本市では、この外国人観光客に向けた何か対応とか準備はされているのでしょうか、お伺いいたします。
○議長(高山晃一君) 協働推進部長。
◎協働推進部長(比留間毅浩君) お答えいたします。 先ほど申し上げましたまち・ひと・しごと創生総合戦略の中で、観光マップの作成という事業を位置づけているところでございますが、今後新たにこの観光マップを作成する際に多言語化を図って、外国人観光客にも対応してまいりたいとこのように考えております。 以上です。
○議長(高山晃一君) 石黒君。
◆16番(石黒照久君) わかりました。多言語化については、都心部のほうは本当に多くの人が集まるような場所なので、既に取り組まれていることでもありますので、ぜひ本市でもお願いしたいというふうに思います。 次に、多くの人でにぎわうイベントについてですが、先ほど
ひまわりガーデン武蔵村山については、比留間議員の一般質問の中で、市内外からの入場者数について、市内の方が約4000人で約2割、市外の方が約1万6300人で約8割ということで、市外から本当に多くの方が来園されていることがわかりました。では、同様に多くの方が来場されるイベントの観光納涼花火大会、また
村山デエダラまつりについては、市内外からどれぐらいの方が来場されているのでしょうか、お伺いいたします。
○議長(高山晃一君) 協働推進部長。
◎協働推進部長(比留間毅浩君) お答えいたします。 まず観光納涼花火大会でございますが、こちらは商工会主催ということで、商工会のほうにお聞きしたところでございますが、市内、市外といった来場者数の把握はしていないということでございました。また、
村山デエダラまつりでございますが、こちらにつきましても、入場者数の統計はとっておりますけれども、市内から訪れた方か市外の方かというような統計をとっておりませんので、そういった数値が明らかになっていないところでございますが、
ひまわりガーデン武蔵村山の実績から見ますと、8割という多くの市外の方がこちらのほうへ訪れていただいているという実績がございますので、観光納涼花火大会、あるいは
村山デエダラまつりにつきましても、市外から多くの方にお越しいただいているのではないかと、このように考えております。 以上です。
○議長(高山晃一君) 石黒君。
◆16番(石黒照久君) 確かに大きなイベントですので、市内外の方の把握は難しいのかというふうには思いました。 また、村山温泉かたくりの湯の入場者数についてはどうでしょうか。こちらももし市内、市外の方の割合がわかるようでしたら教えていただけますでしょうか。
○議長(高山晃一君) 協働推進部長。
◎協働推進部長(比留間毅浩君) お答えいたします。 平成27年度の入場者数でございますが、19万1594人で、前年度より1万1397人増加したところでございます。そして、市内と市外の比率でございますが、おおむね市内の方が4割、市外の方が6割入場されていると、このような状況でございます。 以上です。
○議長(高山晃一君) 石黒君。
◆16番(石黒照久君) 入場者数は結構ふえているんですね。また、市内よりも市外の方が多いということを聞いて、ちょっとびっくりしました。これは私の推測なんですけども、もしかしたらイオンモールとか都立野山北・六道山公園に来られた方が、帰りは温泉に寄っていこうということで武蔵村山市で一日過ごして帰られると、こういったこともあるのかというふうにちょっと推測するところであります。いずれにしても、観光資源の大事なところでありますので、多くの方に御利用いただいていることがわかってよかったです。 ちなみに、この野山北・六道山公園のアスレチックなんですけれども、かなりボリュームがあって長時間楽しめるようになっているんですけども、その中で、あそびの森の中に結構長い滑り台があるんですけれども、この滑り台の長さが全長何メートルあるのか、また多摩地域で何番目の長さなのか教えていただけますでしょうか。
○議長(高山晃一君) 都市整備部長。
◎都市整備部長(腰塚信一郎君) お答えいたします。 野山北・六道山公園の中の滑り台の長さですけれども、全長30メートルというふうに聞いております。 それから、長さの順位については把握しておりません。 以上です。
○議長(高山晃一君) 石黒君。
◆16番(石黒照久君) 結構、子育て世代の方たちにとって、子どもと行きたい公園についてはよく話題に上がるんですけれども、例えば駐車場があるのか、その駐車場が無料なのか、またアスレチックの遊具が充実しているのか、夏場に水遊びができるのか等々、結構話題に上がるんですけども、その中の一つにこの長い滑り台があるということは結構大事なポイントで、今、ローラー滑り台とかも結構はやっているんですけれども、私自身もあちこちの他市の公園に行ってきたんですけども、この武蔵村山市のあそびの森の滑り台は結構クオリティーが高くて人気があるんです。一度来た方はみんな楽しくてまた来るというような、リピーターもふえていると、そういう滑り台なので、30メートルよりもうちょっと長いかというふうに思ったんですけども、多摩地域で何番目に長いのか、またそれをPRしていくと、かなりまた来られる方がふえるのかというふうに思いました。滑り台については以上です。 続いて、里山民家についてなんですけれども、武蔵村山のかつての風景が感じられるすばらしい施設であると認識しているんですが、そこでどのような事業や活動を行っているのかお伺いいたします。
○議長(高山晃一君) 協働推進部長。
◎協働推進部長(比留間毅浩君) お答えいたします。 都立野山北・六道山公園につきましては、里山民家等の施設があるわけでございますが、平成18年度から、東京都から指定管理者としての指定を受けた西武・狭山丘陵パートナーズが、公園の管理運営を行っているところでございます。そこで、こちらの指定管理者のほうにお伺いしましたところ、一年を通じて四季折々のイベントを行っておりまして、ことし6月に発行された狭山丘陵の都立公園ニュースによりますと、6月から9月の夏のイベントといたしまして、七夕飾りづくりだとか竹づくし流しそうめん、案山子づくりなどの事業が行われていたというように聞いております。 以上です。
○議長(高山晃一君) 石黒君。
◆16番(石黒照久君) さまざまなイベントを通して体験したりまた学習したりできるようになっているんですね。わかりました。 こうして見ると、武蔵村山市にはさまざま多くの観光資源があり、本当にすばらしいと思います。本市では、観光協会の設立についてその予定があるのか、また多摩26市における観光協会の設立の状況についてお伺いいたします。
○議長(高山晃一君) 協働推進部長。
◎協働推進部長(比留間毅浩君) お答えいたします。 多摩地域26市における観光協会の設立の状況ということでございますが、26市中18市が観光協会を設置しているという状況となっております。 また、本市については、現時点では設立に向けた予定はございませんので、よろしくお願いいたします。 以上でございます。
○議長(高山晃一君) 石黒君。
◆16番(石黒照久君) 観光協会の設立については、さらなる観光振興のためにもぜひ前向きに検討していっていただきたいというふうに思います。 続いて、本市には地域ブランドの認証制度があるかと思いますが、その地域ブランドについて、現在の指定品目数とその内容についてお伺いいたします。また、その地域ブランド品はどこで買えるのか、どこで食べることができるのかなどの情報についても、どのようにPRしているのかお伺いいたします。
○議長(高山晃一君) 協働推進部長。
◎協働推進部長(比留間毅浩君) お答えいたします。 本市の地域ブランドの認証制度につきましては、平成19年度から開始したところでございますが、現在までに11品目を指定しております。その内訳でございますが、コマツナ入り豆乳おからドーナツ、自家製のアイスクリーム、お茶食パン、ゆでまんじゅう、東京狭山茶、コマツナ入り豆腐、手づくりクッキー、狭山茶だんご、村山かてうどん、お茶入りのシュークリーム、武蔵村山市産のお茶、ミカン、コマツナなどが入ったシフォンケーキ、この11品目を現在指定しているところでございます。 次に、これらのブランド品の購入等に関する情報についてでございますが、今申し上げました11品目全てを網羅したおのおのブランド品の写真と、それをどこで買えるのかという購入先等を記載したチラシを作成しておりまして、ホームページからダウンロードができるほか、情報館えのきなどの公共施設にも他の観光パンフレットとあわせて設置しているところでございます。 以上です。
○議長(高山晃一君) 石黒君。
◆16番(石黒照久君) わかりました。これからもこの武蔵村山市の新しい特産品として認められた地域ブランドをふやして、ぜひ地域の活性化とともにたくさんの人に味わっていただきたいというふうに思います。 続いて、本市の伝統工芸品である村山大島紬や特産品であるミカンについては、市としてどのようなPRを行っているのか、また、今後どういう展開を考えているのかお伺いいたします。
○議長(高山晃一君) 協働推進部長。
◎協働推進部長(比留間毅浩君) お答えいたします。 村山大島紬につきましては、国の伝統工芸品に指定されておりまして、また東京都の無形文化財にも指定されており、本市にとって大変貴重な工芸品となっております。市といたしましては、
村山デエダラまつりへの出店を初め、毎年8月にはイオンモールむさし村山市の中にある情報館えのきにおきまして、むらやま魅力発見!伝統工芸品、村山大島紬に触れようというイベントも開催しているところでございます。また、本年8月にシルク文化を活用した魅力ある地域づくり等を目的といたしまして、シルクに関係する歴史や文化を持つ市町村で設立された全国組織のシルクのまちづくり市区町村協議会がございますが、そちらの協議会のほうに本市も加盟いたしまして、今後その協議会において、村山大島紬を広く全国にPRしていただけるということになっております。 また、特産品についてでございますが、農産物につきましては、武蔵村山市農産物直売所マップというものを作成しておりまして、ミカン園とかリンゴ園などの観光農園、あるいは東京狭山茶などを紹介しているところでございます。 また、今後の展開についてでございますが、村山大島紬、あるいは地域ブランド品につきまして、姉妹都市での積極的なPRや販売を検討するなど、こういった充実策につきまして考えてまいりたいとこのように思っております。 以上です。
○議長(高山晃一君) 石黒君。
◆16番(石黒照久君) わかりました。この村山大島紬や特産品、また地域ブランド品、ぜひ姉妹都市の栄村でのPRや販売を検討していっていただきたいというふうに思います。 続いて、市長答弁で、貴重な自然環境である狭山丘陵を生かした近隣自治体との連携とありましたが、これはどのような内容を考えているのかお伺いいたします。
○議長(高山晃一君) 協働推進部長。
◎協働推進部長(比留間毅浩君) お答えいたします。 狭山丘陵につきましては、市民の貴重な財産でございまして、また今後将来にわたって受け継いでいくかけがえのない自然遺産であるとこのように考えております。また、本市の観光拠点の一つである村山温泉かたくりの湯につきましては、その緑豊かな自然環境の中にございまして、自然とマッチングしたロケーションは非常に魅力あふれるものとなっております。 そこで、貴重な狭山丘陵の自然を、いかに地域の観光の振興に生かしていくかということにつきましては、本市を初め周辺自治体の共通の課題であるとこのように認識しております。今後、具体的な協議を始めてまいりたいと考えております。また、具体的な内容につきましては、今後周辺自治体と協議を行っていく中で決定されていくものとこのように考えております。 以上です。
○議長(高山晃一君) 石黒君。
◆16番(石黒照久君) わかりました。 狭山丘陵は武蔵村山市にとって貴重な自然資源であることは間違いないと思います。また、多摩湖や狭山湖といった水と森の潤いのあるロケーションも、観光面ではとても魅力的であります。そこで、例えば、山中湖などで行われている水陸両用の観光バスを立川駅から狭山湖に向けて走らせてはどうかという市民の提案があります。実現に向けてはさまざまな困難があろうかと思いますが、このようなさまざまなアイデアから武蔵村山市ならではの観光施策を展開することが今後重要になってくるというふうに思います。ぜひ知恵を絞っていただき、武蔵村山市の観光振興をさらに充実させていただくことをお願いいたしまして、1点目の質問を終わります。 続いて、2点目の人口減少を見据えた居住者獲得の取り組みについてですけれども、先ほどの市長答弁で、本年3月に策定した武蔵村山市まち・ひと・しごと創生総合戦略に基づいた環境整備を推進するとありました。この武蔵村山市まち・ひと・しごと創生総合戦略の内容については、私もよく読ませていただいたんですけれども、目指すべき将来の方向性として、人口の将来展望を踏まえた3つの視点に基づいた平成31年度に向けての基本目標が3つ掲げられていました。その基本目標は、まちの魅力を向上させ新たな人の流れをつくる、若い世代の結婚、出産、子育ての希望をかなえる、時代に合った地域をつくり安心な暮らしを守るとともに地域と地域を連携すると、その取り組み内容の詳細を見てもとても共感できる内容のものでした。高齢化が進み、行財政への影響が見込まれるほか、生活環境や都市インフラへの影響も懸念される中、将来への展望として本市の自然環境や住環境のよさを生かして、転入の促進や結婚、妊娠、出産、子育ての支援を最大限に行っていくことを要望して、2点目は終わります。 最後になりますが、観光客誘致における交流人口の増加をいかに図ることができるのか。さらには、その交流人口が本市の魅力を大きく感じ、定期的な来訪、そしていずれは定住人口へと結びつけていくことができるのか。観光客の誘致と居住者の獲得に向けて本市ならではの魅力をPRするとともに、多摩都市モノレールの早期延伸を見据えた魅力あるまちづくりを目指していっていただきたいと思います。 以上で第2項目の質問を終わります。 続いて第3項目、地域との連携における学校行事について再質問させていただきます。 まず、1点目の市内小、中学校における連携した行事の実施状況についてですけれども、先ほどの教育長答弁で、企画運営から地域の方々が参画するフェスティバルや、地域の方を講師として招いての事業など、日常的にかつ積極的に行っているとありました。市内の各学校においてどのようなものがどれぐらい開催されているのか、もう少し具体的に教えていただけますでしょうか。
○議長(高山晃一君) 学校教育担当部長。
◎学校教育担当部長(佐藤敏数君) お答えいたします。 市内各校では、地域の方の参画により開催する学校でのお祭り、学校祭やフェスティバル等が行われており、例えば第九小学校の九小祭や第一中学校のチィキチィキフェスティバル、第三中学校のふれあいフェスティバルなどが行われております。これらの行事には、地区の青少年対策地区委員会委員の方やPTAの役員が運営に携わったり、地域の方に講師になっていただき指導していただいたりするなどしております。また、各学校では職業講話や郷土理解、農業指導、高齢者福祉体験など、多くの方々にゲストティーチャーとなっていただいて学んでいるところでございます。なお、平成28年度の具体的な数字ですが、フェスティバルとして行われているものが、小学校、中学校あわせて11件、ゲストティーチャーとして学ぶものが、小学校、中学校合わせて51件の実施または実施予定というふうになっております。 以上でございます。
○議長(高山晃一君) 石黒君。
◆16番(石黒照久君) 各地区の青少年対策地区委員会委員やPTAの皆様に運営に携わっていただいたり、また地域の方に講師になっていただいているとのことで、本当に地域の方と密に連携をとって、こういった行事が行われていることがよくわかりました。 ちなみに、教育長答弁の中で、開かれた学校を目指し、このような地域との交流を進めていくということでありました。この開かれた学校とはどのようなものなのでしょうか、お伺いいたします。
○議長(高山晃一君) 学校教育担当部長。
◎学校教育担当部長(佐藤敏数君) お答えいたします。 開かれた学校という言葉ですが、昭和62年の臨時教育審議会第3次答申の中で述べられ、現在でも学校のあり方を示す重要な語句というふうになっております。従来の開かれた学校づくりは、学校の教育活動が外部から見えづらく、どちらかというと学校施設の開放に重点が置かれ、保護者や地域の人々とのかかわりも学校の立場について御理解と御協力を得るものというふうになっており、授業や行事の参観等に来ていただくということが中心になっておりました。現在においては、学校は地域または社会に対して開かれた学校となり、家庭や地域に積極的に働きかけていくことが必要でございます。保護者、地域との連携、保護者、地域による企画運営といった形での学校教育活動の充実が図られているところでございます。 以上でございます。
○議長(高山晃一君) 石黒君。
◆16番(石黒照久君) 今、学校教育担当部長が答弁された、保護者、地域と連携した開かれた学校づくりの求められている背景とは一体何でしょうか、お伺いいたします。
○議長(高山晃一君) 学校教育担当部長。
◎学校教育担当部長(佐藤敏数君) お答えいたします。 この求められている背景ですが、子どもたちの発達の過程における自然探検や社会体験などのさまざまな体験の重要性というものが挙げられます。自然環境が減少し、核家族化の進行などによる世代間交流が少なくなってきている中で、学校と家庭のみを中心とした子どもたちの日常生活では、体験の機会を十分に得ることが難しい状況になっているということかというふうに考えております。 以上でございます。
○議長(高山晃一君) 石黒君。
◆16番(石黒照久君) 確かにこのような交流や体験を通して得られるものは、はかり知れないものだというふうに思います。今後、この開かれた学校づくりに期待されることは一体何でしょうか、お伺いいたします。
○議長(高山晃一君) 学校教育担当部長。
◎学校教育担当部長(佐藤敏数君) お答えいたします。 学校が地域に開かれた学校となることで、まず第一に子どもたちの育成環境の総合的な充実に向け、学校と家庭、さらに地域の人々との連携が図られていくということでございます。第二に、まち全体が大きな学校というふうに捉えられ、子どもから大人までがともに学び合える地域になっていくということがございます。第三に、地域づくりに参加するためには、個人の意思で選択された積極的なコミュニティ活動が注目されており、その拠点として学校が役割を果たしていくということなどが期待されております。 以上でございます。
○議長(高山晃一君) 石黒君。
◆16番(石黒照久君) まち全体が大きな学校と捉えられたり、子どもから大人までがともに学び合える地域となっていくことは大変すばらしいことだと思います。本当に期待したいというふうに思います。 学校を中心に地域が結びつき、まち全体が大きな学校となっていくことは、子どもたちの学び以外にも絶大なる効果があると思います。この点についてはどのようにお考えでしょうか、お伺いいたします。
○議長(高山晃一君) 学校教育担当部長。
◎学校教育担当部長(佐藤敏数君) お答えいたします。 地域と連携する開かれた学校づくりを進め、学校がその拠点となっていくことで、子どもたちの安全というものをキーワードとして、学校を含む地域全体の安全に対しての意識が高まっていくものというふうに考えます。このことにより、子どもたちの安全・安心が守られるようになるとともに、子どもたちを守るということが地域全体の安全・安心に対する意識の向上につながり、防犯、防災活動につながっていくものと考えております。 以上でございます。
○議長(高山晃一君) 石黒君。
◆16番(石黒照久君) わかりました。 社会の変化に伴って、従来の学校だけの教育活動の中では学べないことがふえてきています。そういった状況において、子どもたちの学びを豊かにするために、今後もこの開かれた学校づくりが進められる必要があると思います。また、このことが地域全体の安全・安心に対する意識の向上につながり、防犯、防災活動ということにも効果をもたらしていくということは大変重要な視点であると思います。今後も保護者、また地域と連携し、交流していくことを進めていってほしいと思います。 続いて、2点目の報道された講座についての市の見解についてですけれども、教育長答弁の中で、一部の新聞において報道されたとありました。その新聞は、7月21日付の毎日新聞や東京新聞の記事にある、本市第五中学校で開催された五中フェスティバルについてということですね。私もその新聞記事を読ませていただきました。新聞記事には、中学校で新兵訓練という見出しで書かれておりましたが、この第五中学校で行われた五中フェスティバルや新兵訓練とされている講座は、一体どのような内容のものだったのでしょうか、お伺いいたします。
○議長(高山晃一君) 学校教育担当部長。
◎学校教育担当部長(佐藤敏数君) お答えいたします。 今御質問のございました五中フェスティバルについてですが、第五中学校では地域の方々に講師をお願いし、生徒にさまざまな活動を体験させるとともに、地域の方々との交流を図ることを目的としてこのフェスティバルを開催しております。その中で、開催されたミニブートキャンプという名称の講座、これが先ほど御指摘のあった新兵訓練という話での講座というものになるかと思いますが、この名称の講座ですけれども、五中フェスティバルで開催されたヒップホップダンスや村山うどんづくりなど26講座のうちの一講座として、横田基地からのボランティア17名と事前に希望した3年生の生徒33名が参加して行われた講座でございます。内容については、体力トレーニング、またフィールドアスレチックのようなアクティビティーというものを中心として、それらが混在したもので、基地内の中学生も参加しており、あくまでも交流を目的とした内容で行われております。 以上でございます。
○議長(高山晃一君) 石黒君。
◆16番(石黒照久君) わかりました。体力トレーニングとフィールドアスレチックのようなアクティビティーといった内容ということでしたけども、いまいち内容がわかりづらいんですけれども、この内容をもう少し具体的に、どんなことを行ったのか教えてください。
○議長(高山晃一君) 学校教育担当部長。
◎学校教育担当部長(佐藤敏数君) お答えいたします。 開会式の後、校庭に参加生徒が出て、まず挨拶をし、最初に3グループに分かれて集団行動としての整列や方向転換、また敬礼や行進などを行いました。その後、男女別に2人組をつくり2チームに分かれ、新聞にも障害物競走と掲載されておりますが、リレー方式で担架を使って土のうを50メートル運ぶ、二人三脚でドリルラダーの上を走る、平均台を渡っていく、砂場でネットの下をくぐる、ブルーシートの上で腹筋、背筋、ジャンプなどをする、バスケットゴールに向かってシュートをする、サッカーゴールにシュートをするなど体力づくりに取り組んだということでございます。 以上でございます。
○議長(高山晃一君) 石黒君。
◆16番(石黒照久君) ということは、あくまでもフィールドアスレチックで、この新聞報道にあったような新兵訓練とは全く内容が異なるというふうに考えてよろしいでしょうか。
○議長(高山晃一君) 学校教育担当部長。
◎学校教育担当部長(佐藤敏数君) お答えいたします。 この講座名がミニブートキャンプという名称であったことからそのように取り上げられたものというふうに思っております。学校は、横田基地に勤めている方を招いてアメリカ式基礎トレーニングとして、体力づくりをするものとしてこの講座を開設いたしました。ただし、ブートキャンプという言葉には新兵訓練という意があることから、今後この名称の使用については、検討する必要があるというふうに考えております。 以上でございます。
○議長(高山晃一君) 石黒君。
◆16番(石黒照久君) 新聞報道にあったような新兵訓練ではなかったということで安心しました。しかし、ぜひ今後はこの誤解が生じないような名称で講座ができるといいと思いました。 開かれた学校づくりということから、第五中学校も地域と連携してこの五中フェスティバルを開いてきたと思います。そこで、この五中フェスティバルは今回で何回目の開催なのか、また、このミニブートキャンプという講座は何年前から開催されていたのでしょうか、お伺いいたします。
○議長(高山晃一君) 学校教育担当部長。
◎学校教育担当部長(佐藤敏数君) お答えいたします。 この五中フェスティバルですが、今年度で13回目となっておりまして、このミニブートキャンプという講座は6年前から開催されております。 以上でございます。
○議長(高山晃一君) 石黒君。
◆16番(石黒照久君) わかりました。 この五中フェスティバルが、開かれた学校づくりということから地域との連携により、ことしで13回も続いていることはとてもすばらしいことであると思います。そういった中で、6年前からこの講座を開催しているとの話ですが、そもそもこの講座が開催されるに至った経緯は、一体どのようなことからだったのでしょうか、お伺いいたします。
○議長(高山晃一君) 学校教育担当部長。
◎学校教育担当部長(佐藤敏数君) お答えいたします。 五中フェスティバルの講座を開くに当たっては、どの講座もそうですけれども、学校はPTAや地域の方にお声がけをして、講師を引き受けていただける方を探し、依頼をしております。本講座については、基地にお勤めになっている方が何かお手伝いできないかということから、同僚やその家族に声をかけて、ボランティアとして講座を企画運営されて参加しているというふうに聞いております。 以上でございます。
○議長(高山晃一君) 石黒君。
◆16番(石黒照久君) わかりました。 私も以前、学生時代に横田基地の中でアルバイトをしたことがあります。今、英語は世界のスタンダードな言語として幅広く使われております。英語の上達には、やはり英語になれ親しむことが重要だと実感しております。また、文化の違いを学ぶいい機会でもあり、こういった講座を通して、子どもたちには大変に貴重な体験になるのではないかというふうに思います。 話がそれてしまいましたけども、先ほどの新聞報道には、横田基地のホームページに、この行事のことが取り上げられたことも記事となっていましたが、実際、ホームページの掲載については、どのような内容のものだったのでしょうか、お伺いいたします。
○議長(高山晃一君) 学校教育担当部長。
◎学校教育担当部長(佐藤敏数君) お答えいたします。 横田基地の日本語版のホームページには、開会式の様子や体力トレーニングに参加している生徒の様子など、写真また生徒の感想などが掲載をされておりました。砂場に設置した2メートル掛ける2メートルの防球ネット、野球等で使うものですが、その防球ネットの下をくぐることを匍匐前進として掲載され、また集団行動や敬礼をしている写真などが掲載されたことにより、新兵訓練というイメージにつながってしまったものと考えております。 以上でございます。
○議長(高山晃一君) 石黒君。
◆16番(石黒照久君) 繰り返しになってしまうんですけども、先ほども再質問させていただきましたが、イメージは新兵訓練のように見えるが、実際はそういう内容ではなかったということで間違いないでしょうか。
○議長(高山晃一君) 学校教育担当部長。
◎学校教育担当部長(佐藤敏数君) お答えいたします。 先ほど申し上げました障害物競走、そして集団行動や敬礼についても、その一部が切り取られクローズアップされてホームページに掲載されたことにより、新兵訓練というイメージにつながったものと考えております。 以上でございます。
○議長(高山晃一君) 石黒君。
◆16番(石黒照久君) わかりました。 ちなみに、集団行動についてなんですけれども、この集団行動の取り組みは、ふだんの学校での教育活動の中で行っていることなのでしょうか、お伺いいたします。
○議長(高山晃一君) 学校教育担当部長。
◎学校教育担当部長(佐藤敏数君) お答えいたします。 議員にも御参観いただいているところですが、各校の運動会の開会式、閉会式において整列や行進などの集団行動を行っております。この集団行動がしっかりできるよう、学校では体育での指導はもちろんのこと、朝会や学年、学級活動などの場においても指導しているところです。この集団行動ができることは、儀式的行事はもちろんのこと、修学旅行や移動教室などの旅行・集団宿泊的行事での行動、また災害などの緊急時における整然とした行動につながるものというふうに考えております。 以上でございます。
○議長(高山晃一君) 石黒君。
◆16番(石黒照久君) わかりました。 それから、ホームページの掲載内容で敬礼しているところがあったということですが、それは実際に行われたことなのでしょうか。また、敬礼というのは実際よくないことなのでしょうか、お伺いいたします。
○議長(高山晃一君) 学校教育担当部長。
◎学校教育担当部長(佐藤敏数君) お答えいたします。 今回の講座の中で、敬礼についての取り組みもありました。この敬礼についてですが、第五中学校においては、学校の部活動として置かれ、地域防災活動にかかわっている五中レスキュー隊においても行われているところでございます。その指導に携わっている北多摩西部消防署の方にお聞きしたところによると、全国の消防少年団員に配布されている消防少年団員の手引の中には、敬礼とは直訳すれば敬意をあらわし礼をすることであるが、日常使われている挨拶を含むもので広義のものである。概念的には挨拶に相当するものである。特に日本の場合、礼を重んじることから、礼で始まって礼に終わると言われているように重要であると掲載されております。また、この敬礼は室外で行う場合は挙手敬礼を行うものとされており、室内で行う場合には頭を下げて行うというふうにされているということで、どちらも同じ敬礼であり、場所により形を変えるということになっているということでございます。 以上でございます。
○議長(高山晃一君) 石黒君。
◆16番(石黒照久君) 礼で始まり礼で終わる。相手に敬意をあらわす。これは本当に大事なことだと思います。わかりました。 また、新聞報道によると、ホームページには生徒の写真が掲載されているとのことですが、これは保護者の了承はとっているのでしょうか、お伺いいたします。
○議長(高山晃一君) 学校教育担当部長。
◎学校教育担当部長(佐藤敏数君) お答えいたします。 第五中学校だけでなく、市内の小、中学校は年度当初に学校だよりやホームページ、マスコミの取材などに児童・生徒の活動の様子が掲載されることについて、児童・生徒と保護者に文書を配付し了承を得ております。このことに加えて、今回、横田基地のホームページに掲載されるに当たっては、生徒またはその保護者に再度の了承を得ております。 このように、日ごろから学校はホームページ等に了承がなく児童・生徒の画像が掲載されることがないよう配慮をしております。 以上でございます。
○議長(高山晃一君) 石黒君。
◆16番(石黒照久君) 了承を得ているとのことだということで、わかりました。安心しました。 また、掲載されている写真の中には、参加した生徒の顔写真と名前が一致するような記事もあるようですが、そういった点について配慮が少し欠けていたのではないかというふうに思います。どのようにしてその生徒の氏名が掲載されるに至ったのか、またその経緯についてお伺いいたします。
○議長(高山晃一君) 学校教育担当部長。