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  1. 武蔵村山市議会 1995-09-11
    09月11日-14号


    取得元: 武蔵村山市議会公式サイト
    最終取得日: 2023-06-05
    平成 7年  9月 定例会(第3回)平成7年             武蔵村山市議会会議録(第14号)第3回定例会                          平成7年9月11日(月曜日)1. 出席議員 (22名)   1番  比留間一康君     2番  原田拓夫君   3番  金井治夫君      4番  藤田一則君   5番  善家裕子君      6番  天目石要一郎君   7番  榎本 茂君      8番  辻松範昌君   9番  波多野憲助君     10番  比留間市郎君   11番  高橋和夫君      12番  高山 泉君   13番  富久尾 浩君     14番  伊澤秀夫君   15番  籾山敏夫君      16番  竹原キヨミ君   17番  徳光文武君      18番  長井孝雄君   19番  宮崎起志君      20番  鴻田臣代君   21番  遠藤敏雄君      22番  内田英夫君1. 欠席議員 (なし)1. 事務局 (7名)   局長    田中章雄     次長    波多野晃夫   議事係長  当間悦治     副主査   粕谷 豊   書記    宮本マツ子    書記    粕谷照江   書記    稲見ゆたか1. 出席説明員 (21名)   市長    志々田浩太郎君  助役    荒井三男君   収入役   小川吉夫君    教育長   蛭田正朝君   企画財政           企画財政         竹内雅彦君          櫻井 進君   部長             部参事                  総務部   総務部長  野村紀六君          進藤修次君                  参事                  税務・納税   市民部長  柳川久男君          比留間秀夫君                  担当参事   環境経済         関根 勲君    福祉部長  比留間武久君   部長   福祉事務   所担当   細淵啓次君    建設部長  高橋正明君   参事   建設部            都市整備         榎本富男君          中村 盡君   参事             部長   都市整備           都市整備         野村 諭君          阿部友彌君   部参事            部参事   学校教育           社会教育         福島満照君          藤野年男君   部長             部長   選挙管理   委員会   内野和明君   担当参事1. 議事日程第2号   第1 一般質問               午前9時31分開議 ○議長(波多野憲助君) ただいまの出席議員は全員でございます。 これより本日の会議を開きます。 本日の議事日程はあらかじめお手元に配付したとおりでございます。 日程第1一般質問を行います。 榎本君の発言を許します。榎本君。         (7番 榎本茂君登壇) ◆7番(榎本茂君) 3項目にわたりまして通告してございますので、順序に従いまして質問を行わせていただきます。 最初に、大南一丁目の集会施設の早期実現をということでお尋ねいたします。 昨年12月議会で、集会所施設建設を大南一丁目に早期に実現してほしいという市民要望が2カ所から出されました。それについて議員の皆様方の御協力をいただきながら、住民要望をぜひ実現するようにというような意向で、全会一致で採択されております。そこで市側についてお尋ねいたします。⑦実施計画では無理でございますが、これから予定されている⑧実施計画ではこの集会施設について、余りにも不平等なこの問題については、どうしても公共施設がない、それから集会施設がない、老若男女大変に困っているところでございますので、ぜひとも市民の平等化というようなことも踏まえて、ぜひともその辺についてどのような取り組み方をなさるのか、お尋ねをいたします。 ちなみに私は、この関係につきましておおむね12年間質問してまいりました。なかなか実現しないのが現実でございますが、ぜひともこれが位置づけられて、長期計画で位置づけられていないということでいつも逃げられております。私は、長期計画というものは10年以上前に計画するものでございますから、市民のニーズというものは絶えず変化していると、このように理解しております。長期計画にとらわれず、私は市民要望が大変変わってきたという判断をなされたときは、そのような対応をなされてはどうか、かように思いますので、お尋ねいたします。 2項目目でございます。(主)45号線の道路整備についてお尋ねいたします。 具体的に申し上げますと、スーパークリハラ、都道から入っておりますが、スーパークリハラから東側、それからめぐみ保育園から西側という、村山幼稚園等もございますが、あの辺の道路の厳しさ、特に歩行者の厳しさがございます。すれ違いすらできない道路であるというようなことから、市の方でも、これは昭和57年と私は記憶しておりますが、そのときに1度立案、計画なされました。しかし、それがそのまま放置されているという現状でございました。おかげさまで⑦実施計画には登載されておりますので、ようやくこれも具体化するんだな、このような考えでもおりますが、⑦実施計画の中では幅員が6メートルというふうになっております。私の聞いたところでは、幅員が10メートルであるというような話も伺っておりますが、⑦実施計画には6メートルとなっておりますが、この辺についていろいろ細かな事情もおありかと思いますが、私からしてみるとどちらが正しいのか、また違う場合にはどのような内容なのか、以上の点についてお尋ねいたします。 3項目目、立3・4・9号線及び都道55号線の整備についてお尋ねいたします。 これはまず旧青梅街道から本当は分けなくちゃいけないんですけど、旧青梅から新青梅までの間が現在買収が進捗中ではないかと思っております。それから旧青梅から北側、給食センターちょっと手前までというようなところが、現在まだ工事が一部なされていないというふうに見受けられるんですけど、その辺の進捗状況及び工事日程等がおわかりになりましたら、お願いいたしたいと思います。 以上3項目でございますが、再質問がなければよろしいんですが、ありましたら自席で行わせていただきます。 ○議長(波多野憲助君) 答弁願います。市長。 ◎市長(志々田浩太郎君) それでは第1項目目から順次お答えをいたします。 御案内のとおり公共施設の整備計画につきましては、その適正配置などを基本としながら、具体的には議員のお話にもありましたとおり、長期総合計画に基づきます基本計画、及びこれを具体化する実施計画の位置づけをもって整備すべきものと考えております。そこで御質問につきましては、平成8年度を初年度として平成12年度までの後期5カ年の基本計画を現在策定中でございまして、また並行して⑧実施計画についてもその策定を行っておりますので、双方の整合性を図りながら検討してまいりたいと考えております。 続きまして第2項目目についてでございますが、主要市道第45号線の拡幅整備事業につきましては、⑦実施計画にお示しをしたとおり、平成9年度に補正測量を行い、その後年次計画で事業を進めてまいりたいと考えております。当該道路は昭和57年に6メートルの幅員で計画をいたしましたが、都市計画道路として16メートルの幅員で計画決定されております都道の第55号線から、幅員10メートルの主要市道第8号線を結ぶ道路であるということ、また沿線には保育園、幼稚園等が隣接、接面をし、小、中学校の通学路としても利用されているというような利用実態からして、道路幅員構成につきましては歩道を備えたものとして、10メートル程度のものが必要ではないかと考えているところでございます。 続きまして第3項目目の第1点目についてでございますが、都市計画道路3・4・9号八王子村山線と都道第55号線の整備につきまして東京都にお伺いしましたところ、旧青梅街道から北へ第一学校給食センターの区間約800メートルにつきましては、のぞみ福祉園先から南側に約140メートルを除き、整備工事が既に完了しております。そこで残る事業区間につきましては、用地取得のための契約は完了しているということでございますが、その中で土地所有者等の要望が示されまして、建物移転等の関係から、本年度にのぞみ福祉園から南側へ工事延長約50メートルの工事を施工し、残る工事延長約90メートルにつきましては平成8年度に施工をする予定とのことでございます。 第2点目でございますけれども、都市計画道路3・4・9号八王子村山線整備事業のうち、新青梅街道から旧青梅街道までの用地取得事業についての進捗状況ですが、本年度で約71.8%の進捗を見込んでいるとのことでございます。また整備工事につきましては、新青梅街道から久保の川までの区間約170メートルにつきまして、平成8年度で企業者の地下埋設等工事を実施し、平成9年度に道路整備工事を予定しているとのことでございます。残る整備工事延長約260メートルにつきましては、用地取得事業等との関係もありまして、現状では工事の期限等は明確になっていないとのことでございますが、したがいまして、本市としまして今後とも機会をとらえ、早期整備方についてお願いをしてまいりたいと考えております。 以上でございます。 ○議長(波多野憲助君) 榎本君。 ◆7番(榎本茂君) それでは答弁にちょっと矛盾もございます点もあります。それからただしたいところもございますので、再質問を行わせていただきます。 ただいま市長からの答弁伺っておりますと、平成8年度⑧実施計画ではちょっと無理ではないかというような理解でよろしいわけですか。⑧で始めますというふうに理解してよろしいんですか。どちらでしょう。 ○議長(波多野憲助君) 企画財政部参事。 ◎企画財政部参事(櫻井進君) お答え申し上げます。 ただいま市長が申し上げましたのは、実質事務を行っている状況等について御説明申し上げさせていただいたわけでございます。そこで本年度特に基本計画につきましては、8年度を初年度とした12年度までの基本計画を策定中であるということで、これは平成7年度中に策定をいたす予定になっております。それで、あわせまして⑧実施計画につきましても、来年度の事業になるわけですが、現在その検討を行っているということから、双方の計画の整合性を図りながら検討したいというお答えを申し上げさせていただいたということでございます。 ○議長(波多野憲助君) 榎本君。 ◆7番(榎本茂君) わかりました。いずれにしてもですね、あの地域はもう住民の何とか実現してほしいというのが、本当にもう絶え間ない要望がある。それも老若男女すべて、要するに会合する場所すらないというようなことで、当然市でも御承知のとおりでございますので、ぜひともその辺を、一日も早い完成を目指して御努力いただきたい、かように思っております。 次に移ります。 (主)45号でございますが、ただいまの答弁伺っておりますと、これは平成9年度測量ということになるわけですか。⑦から始まって9年度に測量という理解でよろしいんでしょうか。⑧ですか。平成8年度ですか。9年度でよろしいんですね。 ○議長(波多野憲助君) 都市整備部長。 ◎都市整備部長中村盡君) ⑦実施計画で既にお示ししてあると思いますけども、平成9年度に補正測量を実施したい、このような計画を持ってございます。 ○議長(波多野憲助君) 榎本君。 ◆7番(榎本茂君) そうすると、それから何年を見込んでいるんですか、完成まで。 ○議長(波多野憲助君) 都市整備部長。 ◎都市整備部長中村盡君) いずれにいたしましても今後用地の、都市計画道路と違いまして、法線等について土地所有者の方々、特に家屋の移転等も多々あるわけでございまして、たくさんあるわけでございまして、これらのいろいろの中の御理解や御協力を得ながら進めるということに相なると思いますんで、今、現時点でいつから着工でどうだというようなことにつきましてはまだ明確になってございませんので、御理解のほどをお願いしたいと。 ○議長(波多野憲助君) 榎本君。 ◆7番(榎本茂君) そうするとまだつくるかつくらないかわからないと、こんなような解釈になっちゃうんですね、今の答弁聞きますと。私はそれでは困ると。ぜひ企画立案した段階で、本来でございますと、何年度測量、それから何年度用地取得、何年度建築予定と、この程度が本来であればやっていただかないと、住民の理解というのは全く得られないんじゃないかと思うんですよ。ただいまの部長の答弁ですと、全く皆目検討がつかないというような形になっちゃうんですけどね。そういうわけでもないんでしょう。おおむねあるわけでしょう、公式に発表できないだけで。いかがでしょう。 ○議長(波多野憲助君) 都市整備部長
    都市整備部長中村盡君) 当該拡幅道路を予定する場合には、大体l年前に関係土地所有者の方々と、お集まり願ったり、またこちらからお願いに行ったりして、大方の理解と協力を得るわけでございます。御存じのように当該路線につきましては、⑦実施計画では平成9年度に補正測量というようなことでございますので、平成8年度、早いうちにそういう作業をしなくちゃいけない、また集まっていただかなくちゃいけない、こういうように考えてございまして、まあ土地所有者の方にもいつからというようなことは今後の状況を踏まえて、まあ財政計画もあるわけでございますので、年次計画に従ってやるというようなことに相なると思いますけども、現時点では明確になっていないということでございますので、御理解のほどをお願いしたいと思います。 ○議長(波多野憲助君) 榎本君。 ◆7番(榎本茂君) 大変失礼ですけどね、理解できないね。以前もね、昭和57年にやっぱり測量やってるんですよ、6メートルでね。住民にまで説明しているんです。そうでしょう。それを、みんな住民はそれを頭にあって、今でもそのつもりでいますよ。市は何をやってるんだ、いつやってくれるんだろうというのが普通なんです。それを今になってまだわからない。とりあえずは⑦から上げても、それが何年度にどうなるかわからない。こんなような話で、幅員だけは10メートルということだそうですけど、それも当てにならないと、こういうような理解でよろしいわけですか。全くわからないですね。普通であれば、私は大変であろうと思いますけども、何年度ごろこうやって、何年度ごろこうやって、何年度ごろ完成しますというようなことがないと、住民に対する理解というのは求められないんじゃないかと思う。まして幅員10メートルとなりますと、あの地域での移転等が物すごく問題になってくるんじゃないか。ずっと1世帯通りが移転するようになるんじゃ……。そういう場所なんでね、本来ならば早く立案して、その辺のことをやっぱりやっていただかないと、計画だけは立てておられると思うんですよ。おおむねこの年度ぐらいにやりたい、そのくらいはあるわけです。それ聞かしてください。 ○議長(波多野憲助君) 都市整備部長。 ◎都市整備部長中村盡君) 御存じのようにこの補正測量、測量をもちまして住民の意向をお聞きするわけでございます。都市計画道路と相違いまして、既設道路の拡幅ということに相なりますと、大方の方々の御理解と御協力がない限り強制的に、直接買収ということでございますので、収用をかけて云々というようなわけにはまいりません。そういう関係もございまして、住民の動向、いろいろの御意見や、等をお聞きしながら、年次計画をもって進めていくというのが今までの状況でございますので、まだこの当該路線については、6メートルにおける説明は昭和57年前にやったというような経緯がございますけども、10メートルという内容については御意向等を伺ってございませんので、それらを踏まえて定めていく、年次計画をもって定めさしていただくと、こういうようなことでございますので、今しばらく御理解と御協力のほどをお願いしたいと。 ○議長(波多野憲助君) 榎本君。 ◆7番(榎本茂君) そうしますと昭和57年以前ですか、には6メートルで計画されてますね。現在の幅員が2.72メートルだと思いますがね。それで6メートルということで皆さんは了解してますよね。それをはっきり申し上げて、住民側からしたらば、市が勝手にまた6メートルを10メートルに変えると、こういうふうな理解にしかならないんですね。同意を得られるかどうか別といたしまして、その6メートルが10メートルになった理由ね、この辺があると思うんですよ。この理由についてね、私は恐らく歩道とか車道の問題とかいろいろあるのかなと思いますが、その辺についてどうして6メートルが10メートルになったのか、あるいは予算的な問題なのか、その辺についてもう少し教えてください。 ○議長(波多野憲助君) 都市整備部長。 ◎都市整備部長中村盡君) 当該道路につきましては、先ほど市長が御答弁さしていただいたとおり、都道55号線が都市計画道路として16メートルで都市計画決定されてございます。また、御存じのように主要市道8号線が幅員10メートルで供用開始されたと。これらを結ぶ道路でございます。そういう関係があること。また沿道には保育園、幼稚園がこの道路に接面いたします。また一方で、小、中学校の通学路として利用されている利用実態もございます。これらの状況から公安委員会等等と協議をしてきたわけでございますけども、道路の幅員構成につきましては歩道を備えた道路が必要であろうというようなことで、最低10メートル程度の幅員が必要と、こういうことでお願いしてまいりたいと、こういうふうに考えているわけでございます。 ○議長(波多野憲助君) 榎本君。 ◆7番(榎本茂君) まだ聞くのが何かやぼなような感じもするんですけど、そうすると幅員が10メートルということですので、7.28メートルの拡幅ということになるんですけど、この辺が、今度は住民の理解というかね、沿道の特に買収される人たちが今現在は何もわかってないわけね。それで予定測量はするけども、まだいつ完成するも、いつどういうふうにするも全くわかってないと。これから、仮測量はしたけど、これから意見を聞くんだと、こういうような段階ということになると思うのですよね。そういうことでよろしいんですか。まだその段階と、まだ決定的な形はないということでしょうか。 それとですね、続けて、まあもし、時間の関係もあるんで聞いておきますが、今のl0メートルに拡幅整備された場合、これは都市整備部としてでも結構ですが、車道が何メートルなのか、それから歩道が何メートルなのか、その辺について、もしも腹案がありましたら教えていただきたいと思うのですけど。 ○議長(波多野憲助君) 都市整備部長。 ◎都市整備部長中村盡君) これから意見を聞いてというようなことでございますけども、いずれにしましても当該道路は住民の、要は地権者の方々の御理解と御協力がないと進まない話でございます。いずれにいたしましても租税特別措置法等々の関係もございますので、事業を進めるということに相なりますと、住民の御意向をお聞きしながら進めていくと、こういうような形で説明会を仕切りとして定まっていくものだと、段階的に進めていくものだと、こういうふうに考えてございます。 それから10メートルの幅員構成でございますけども、仮に10メートルというようなことで幅員構成をするとするならば、車道が7メートル、歩道が1.5の両側というような道路構造に相なるのではないかなというように考えてございます。 ○議長(波多野憲助君) 榎本君。 ◆7番(榎本茂君) そうですか。最近のですね、道路の形態からいったらば、ちょっと歩道が狭いように見えますが。本来ならば車道が6メートル、歩道が2メートルと、私なんかはそのぐらいにならないと危険度が多いんじゃないかと思ってたんですけど。電柱も立つでしょう、いろんなものができます。そうすると大変歩道が狭隘になるのじゃないかと思うのでね、その辺のことは大変失礼でございますが、私の提案でございますが、ぜひ歩道は2メートル程度はとっていただきたいと、かように思いますんで、車道が6メートルあれば十分でございます。私はそのように見てますんで、ぜひですね、住民の理解を得られるような説明会を早期に実現してほしいと思うのね。私は、今予算ができたからとか、そんな段階じゃなくて、今計画立案しちゃったのがそうなんですから、私はもう本年度でも何でもいいじゃないかと、早速やってほしいと。そうでないと住民の方は困りますよ。いきなり、今までは6メートルと思っていますから、皆さんここまでかかるとやっちゃいますから、前に測量されています。それが今度10メートルだと。ええっ、ということになりますので、そういう対応もできないのじゃないかと思うんで、私はこの辺は早期に何とか住民の説明会を開いてほしいと思いますが、その点についてはいかがですか。 ○議長(波多野憲助君) 都市整備部長。 ◎都市整備部長中村盡君) 事業計画等もございますし、そういう関係で御意見を踏まえて検討してみたいと、こういうふうに考えてございます。 ○議長(波多野憲助君) 榎本君。 ◆7番(榎本茂君) まあそういうことでよろしくお願いしたいと思いますが。今のですね、都道55号から主要市道8号までですけど、大変重要な道路というような位置づけで10メートルということですが、えてしてですね、朝夕のラッシュ時には恐らく、その近くに住む人たちの出入りは恐らく困難視されるというような感じになりますね。私はつながっちゃうんじゃないのかなと思ってますが、つくった段階でそうなると思いますが、ぜひですね、そういうことのないような早い、早期な完成をお願いしたいと、かように要望いたしておきます。 次に移ります。 3項目目でございますが、おおむね先ほどの市長の答弁で了解はいたしました。しかしですね、今現在残されているのが140メートルでしょうか、それのうちで本年度事業というのは50メートルだということですけど、そういうことですか。そうすると、よろしいですか。来年度工事になるということですと、今の一方通行の形があのまままだ継続されると、来年度というのは、再来年の3月いっぱいですよね。そういう理解でよろしいですか。 ○議長(波多野憲助君) 都市整備部長。 ◎都市整備部長中村盡君) そのとおりでございます。 ○議長(波多野憲助君) 榎本君。 ◆7番(榎本茂君) これはね、大変申しわけないんですけど、都の方に言ってくださいよ。東京都はずさんなんですよ。1軒のうちに行くにも、いつもお願いしに、用地取得の場合でもお願いしに行っているんならいいけど、何かたるんでいるんですね。そうするとずうっと2カ月も3カ月も行ってないんですよ。そうすると進行するわけないんです。過去にそういうのがありまして、現に今のところもそうです。みんな住民がもう同意しちゃっているんです。昨年同意しているんです。それがだってまた3年も向こうにいっちゃうというの、これ常識外れじゃないの。あの道路が、大変皆さん交通事故も多いし、あそこだけが狭くなっているんですから、西武球場なり野山北公園なり、もう土、日なんかになったら物すごい人数ですよ。これを何とか早くやっていただくような要求は出せないものかどうか、どうですか、その辺については。 ○議長(波多野憲助君) 都市整備部長。 ◎都市整備部長中村盡君) この件につきましては東京都で事業を進めているものでございます。まあ市としましてはお願いをしているわけでございますけども、先ほど市長がお話ししましたように、契約は既に済んでございます。したがいまして、ことし50メートル、残る工事延長90メートルは平成8年度で実施したいと、こういうことでございまして、内容にいたしますと家屋を、今ちょうど旧道の上に家屋が、まあ山の中段にあるというような状況でございまして、その現在の位置に戻す関係だとか、地権者の御要望だとか、また工事上の問題等々もございまして、なかなか家屋を下げたり、そこに旧道と新道の間にお住まいの用地を確保する、こんなような段階的な整備が必要でございます。工事の施行方法からいっても、どうしてもそういうような形になってしまうと、こういうようなことでございまして、いずれにいたしましても地権者の方々の御理解と御協力をいただきまして契約も済んでございまして、まあ新しい地権者の方は外へ出ていく方もいますし、ただいま申し上げましたようにその沿道に用地を、工事をしながら下げていくというような、そこにまた住まいを確保するという家屋が2軒ほどございます。そんなようなことがございまして、まあ地権者の御理解と御協力をいただく段階でそういうふうな施行方法をとらざるを得ないというようなことでございまして、いずれにしましても工事の契約は済んでございまして、見通しは、先ほど申しましたように平成8年度には、早いうちには工事を完了したいと、こういうふうなことで、市としてもお願いしてございますので、よろしくお願いしたいと、こういうふうに思ってございます。 ○議長(波多野憲助君) 榎本君。 ◆7番(榎本茂君) うん、何か昨年度ですか、都市整備部長の方で答弁されたときには、平成8年度中という答えがおありになったと思うのです。8年度中ということは、来年の3月ということですから、平成8年3月で、本来であればそういうことだと思っております。そうすると今言われる御答弁ですと、地権者の都合で勝手にそうなっちゃったと、そういうことですか。私は東京都がずさんだというふうに地権者からは聞いているんですけどもね。東京都が来ないんだよと、担当がかわるともう来ないしというようなこと言うんですけど、それは全く関係なく、一方的に地権者の都合で買収不可能になったと、不可能になったとか、おくれたとか、2軒ほどありますね。その2軒だけのためという理解をしてよろしいですか、ここで。 ○議長(波多野憲助君) 都市整備部長。 ◎都市整備部長中村盡君) 全体を含めますと4軒でございます。4軒の中の施行方法として、ことし50メートルをやらせていただくと。残る関係につきましてはただいま申しましたように、決して地権者の方が云々ということではございませんで、施行方法等からいっても、御存じのように旧道と新道の間に擁壁の問題、道路を下げる問題等々、今どういうふうな施行方法でもっていったらいいかというような検討期間も必要というようなことも聞いてございますし、そのような形の中で今お聞きした段階では、平成8年度に工事を完了し、平成9年度早いうちに開通をしたいと、こういうふうに言ってございます。その中でその工事の進捗状況によってはもっと早まるというような可能性もございますけども、現時点ではそういう状況でございますので、よろしくお願いしたいと思います。 ○議長(波多野憲助君) 榎本君。 ◆7番(榎本茂君) いや、実はね、ただいまお尋ねしたのは、地権者から聞いているんですよ。地権者から、いつできるんですかと。地権者は知らないですよ。もう私なんか同意しているのに、どういうわけでやらないんですかというのは、去年からなんです。だから私は東京都の方の、まあ今部長が言われましたような高低の関係じゃないというふうに私は思います。高低はもう、用地の関係どこを通る、もう済んでいる、もう買収は済んでいるわけです。そういう高低差の問題、擁壁の問題、そんなものは一番最初に済んでいますよ。もう10年前の話です、それ。それを今そのためとは私は理解できません。大変東京都の担当がずさんということを私は住民から言われておりますので、指摘したいと思います。ぜひ市の方からもそのようにお伝え願いたいと思います。 旧青梅のそれでは南側についてお尋ねいたします。 買収が、71.8%の買収見込みの予定ということだそうですが、この内訳、もう少し、今現在がどのくらい、それかいつごろまでにその71.8なのか。あとの残りの状況はどうなのか、その辺についてお聞かせください。 ○議長(波多野憲助君) 都市整備部長。 ◎都市整備部長中村盡君) これは東京都にお聞きした段階でございまして、現在は用地取得済みが約70%でございまして、現在あと残る、本年度の残り1.8%の状況については、現在交渉中というようなことでございます。いずれにしても残るあとの用地取得状況でございますけども、当面は先ほど市長が御説明しましたように、新青梅街道から久保の川までの区間は、全線用地取得が本年度終わるというようなことに相なるわけでございます。次の状況につきましても先般お話をお聞きしたとこでございますけども、用地の取得費の関係で、まあ用地の取得の事業費が大分少なくなる、要は減額されてきているというような状況もあるというようなことでございまして、現在は当面新青梅街道から久保の川までのものを鋭意努力をしていきたいと、こういうふうに言ってございます。残るものについては御存じのように、この事業認可が平成10年3月31日というようなことになってございますので、それらを踏まえて東京都の方で鋭意進められていくものであろうと、こういうふうに考えているわけでございます。 ○議長(波多野憲助君) 榎本君。 ◆7番(榎本茂君) そうですか。久保の川から新青梅まで幾らもありませんよね。そこは建物がないと思うのですがね。簡単なわけですね。それから一番問題なのは、久保の川から旧青梅まで。そこでまだ東京都が全然お伺いもしていないというようなところもあるんですけども、そういうようなことはお聞きになっておられますか。 ○議長(波多野憲助君) 都市整備部長。 ◎都市整備部長中村盡君) 全然お伺いしてないということはないと思ってございます。といいますのは、私ども理解しているのは、必ず事業認可の説明会もしてますし、お話もしていると。全然、交渉自体は予算だとかいろいろの状況によって、そのうちの事業計画、要は工事計画もあります関係から、大体1年前ぐらいにお話をするわけでございまして、そういう関係でごあいさつは伺っていると思いますけども、具体的な交渉に入っていないところもあるということは聞き及んでございますけども、全然話に行っていないというようなことはないというふうに理解してございます。 ○議長(波多野憲助君) 榎本君。 ◆7番(榎本茂君) 部長がそこまで言うんでしたら間違いないと思いますが、私は、ほとんど全面かかる方、3方1坪も残らないような人から、そういう人から聞いているんですね。1度も来てない。私に言ったことがうそであればよろしいんですけども、もう何年間もたっているんです。もう早い人はとっくに買収されて、お金が入って喜んでいる人もいるんです。1度も行ってないというのは何事ですかというの。これも東京都が、私はずさんじゃないのかなと。同じ路線でしょ。まして武蔵村山に関しては都市核の整備に大いに関係するところですよ。私はね、この平成10年の事業認可なんて全然これ遅いと思うのだよね。モノレールに対する例えば都市核の整備なんかどうするんですかと。モノレールは待ったなしに来る。それにあわせていかなくちゃいけないです。今の道路は一番の、要するに都市核の整備の一番端になるわけです。西の端になるわけでしょ。もう少し市でも力を入れてこの辺のことに取り組んでほしいの。東京都にもお訴えしてほしいの。ぜひお願いしますよ。こんなずさんなことで、住民がいやになっちゃいますよ。それで、まあそれはお願いで結構ですけどもね。この中で部長の方からでも結構ですけど、個人的でも結構です。どうしてもここは買収は困難かなというようなところが何点あると思います。その辺がですね、わかったら教えてください。 ○議長(波多野憲助君) 都市整備部長。 ◎都市整備部長中村盡君) いずれにしましても本件は東京都が進める事業でございまして、その法律的いろいろな諸問題につきましては、法律的に解決しなくちゃいけないところをおっしゃっていられるのかなあと、こういうふうに推測するわけでございますけども、そういう件につきましても東京都の方に既にお話をしてございますし、東京都の方でもそういうことを踏まえてまあお願いをしていくのかなあと、こういうふうに考えてございます。御指摘のように非常に難しいところもこの用地取得事業というのはるるあるわけでございまして、いずれにしても最終的には理解と協力が得られれば解決できるものだと、時間がかかっても解決できるものだと、こういうふうに考えて、また東京都にお願いしているところでございます。 ○議長(波多野憲助君) 榎本君。 ◆7番(榎本茂君) 確かに理解と協力が得られればというふうな簡単な言い回しなんですよね。理解と協力するその人の今までのね、経緯やら、それから今後のものを考えますと、市が協力しないでできるわけないんですよ。全然進めなくなるのがあの中に2世帯あるんですよ。全くうちがなくなっちゃうんですから。そういうものを東京都の事業ですからってね、私はほうっておいてはいけないんじゃないかなと、放置しておいていけないのじゃないかなと。できるだけの協力はした方がいいのじゃないかと。ましてや都市核の整備のこれからモノレールにかけての真っただ中になるんじゃないかと。私はそれ以前につくっておくべき路線であろうと思っているんで、質問しているんですけど、どこへ越していいかなんていう問題じゃないんですよ。みんな言われているのは、その2軒とも言われているのは、できるだけ近くに住みたいと言っているのです。その辺のことは私もよく理解できるのですよ。ぜひですね、あくまでも公の仕事だからといって、まあそれは行かないのも結構ですよ。ここは難しいからと行かないのもいいですけど、行かないところがあったんでは困るんでね、ぜひともそれも言ってください。それから市側もその要するに買収、それから住むところ、その人たちが。そういうものに協力する姿勢を示してほしいと思うのですが、その辺については全くできませんか。 ○議長(波多野憲助君) 都市整備部長。 ◎都市整備部長中村盡君) この東京都の用地買収事業の関係でございますけども、従前から武蔵村山市といたしましては、この都市計画事業、特に一体で進める事業でございまして、代替地等のあっせん等については東京都と一体となって事業を進めて、御協力もさせていただいているというようなことでございます。したがいまして、ただいま御質問のあります2世帯等についても、市としても認識してございますし、鋭意努力していかなくちゃいけないものだと、こういうふうに考えてございます。 ○議長(波多野憲助君) 榎本君。 ◆7番(榎本茂君) それではよろしくお願いいたします。 以上をもちまして私の一般質問を終わります。    ------------------------------ ○議長(波多野憲助君) 暫時休憩いたします。               午前10時20分休憩    ------------------------------               午前10時38分開議 ○議長(波多野憲助君) 休憩前に引き続き会議を開きます。 日程第1一般質問の議事を継続いたします。 次に、鴻田君の発言を許します。鴻田君。         (20番 鴻田臣代君登壇) ◆20番(鴻田臣代君) 定例会に先立ちまして、6項目目について既に報告してございますけども、順次質問をさせていただきます。 青少年対策地区委員会につきまして。 市内に10地区の委員会があります。現在助成金として1人当たり135円程度出ております。また委員会といたしましては、ラジオ体操、キャンプファイア等の社会教育の行事を行っておりますけども、その行事を通しまして小、中学生が社会性を広め、責任感と自立の精神を養い、またこれらの少年たちが武蔵村山市を担い、また社会に大きく羽ばたくという意味では大事な行事活動だと思います。社会情勢と少子化を踏まえ、社会教育充実のために増額すべきである。また市の考えを伺いたい。 2項目目に移ります。市内の公園整備の計画について。 現在市民の皆様から、公園が非常に汚れているということと、また荒れている等の御意見がございます。また私も何カ所か回らせていただきましたけども、木は本当に伸びほうだいということで、またよくごみが散らかっているということもありまして、またあるとこではガラスの破片がいっぱい落ちているということを聞きまして、本当に行ってみましたらガラスの破片がいっぱいありましたので、これは本当に危なかったので、少々お掃除をさせていただきました。また本当に市民の方が公園でくつろぎ、また遊べて、明るい公園整備に関しても、ぜひ市の方で力を入れていただきたいと思います。この件に関しましても対応を伺いたいと思います。 3項目目に移らせていただきます。平和運動の推進について。 市民の平和を願う心を大切にするとともに、唯一の被爆国である日本人として、フランス、中国の相次ぐ核実験再開に抗議し、今後の核実験停止を強く求める運動に参加してはどうかと思います。市の考えを伺いたいと思います。 4項目目に移らせていただきます。 現在女性ケースワーカーの起用についてということで、福祉担当者のケースワーカーの方がいらっしゃいますけども、現在男性しか窓口にはいらっしゃいません。そして高齢の方、また女性問題等、また障害者の方が相談に行かれた場合に、やっぱり女性でなければわからないというようなこと、また高齢者でなければわからない体の問題等がございます。そういう意味で経験豊かな女性の職員をぜひ起用していただきたいと思います。またこれに関しても市の対応を伺いたいと思います。 5項目目に移らせていただきます。居場所を知らせる救急笛についてということでございます。 阪神大震災による家屋倒壊の現場で、自分の居場所を知らせるすべがなかったという声が多く聞かれました。倒壊した家の中にいたとき、自分の居場所が、位置がどこにいるか知らせることによって、たくさんの方が助かったということを、阪神大震災のときでも聞かれましたけども、私も公明市議団といたしまして、2月の10日に現場に行ってまいりました。本当に想像を絶するような現場の状況でございました。うちが、本当に上から何か重い物を載せて、そのまま押したような形で崩れているうちがたくさんございました。本当にこの家の下にいたらもう本当に自分がどこにいるということを知らせることもできないだろうし、本当にこの家の中にいたら助からないだろうなというような思いで、ぞっとするような思いで帰ってきたという記憶がございます。私も市民の方から、高齢者の方、また障害者の方から、この震災に関して自分たちがひとりで行動ができない、何か起こった場合。どうしたらいいんだろうかというようなことをたびたび聞くことがございました。新宿区の方で障害者の方と高齢者の方にこの救急笛というものをこの秋に差し上げるような検討をされているところがございまして、それをまた参考にということで、また市の方で高齢者の方、また障害者の方にこのようなものをというものがございましたら、ぜひそのことに関してお答えをお願いしたいと思います。 6項目目でございますけども、現在緑が丘の中央集会所にクーラーの設置がありません。中央集会所は使用できる公共施設の一つでございまして、市民の方が低料金で諸会合をもてる唯一の場所でございます。また前々から暑いから、またクーラーがないということで要望が出ておりましたけども、本年の本当にこのような暑さの中で、特に使用者の方から、ぜひ市の方にお願いして、クーラーの設置をお願いしたいという強い強い要望がございました。私もこの中央集会所に関しましては、30年の歴史がございますけども、種々会合を持たせていただきましたけども、ぜひこの設置に対しても市の御協力をいただきたいと思います。 以上6項目におきまして質問させていただきました。 また質問がございましたら、自席で行わせていただきたいと思います。 ○議長(波多野憲助君) 答弁願います。教育長。 ◎教育長(蛭田正朝君) それでは第1項目についてお答えします。 青少年対策地区委員会への補助金についてでございますが、現在均等割と人数割の算出によりまして交付をしているところでございます。お尋ねの補助金の増額でございますが、平成4年度には1人当たりの人数割額を130円を、ただいまお話がありましたように135円に、1地区の均等割額を9万7,500円から10万円に、さらに平成6年度には1地区の均等割額を10万円から11万円に増額をし、その充実に努めてきたところでございます。今後とも児童、生徒数の状況等を考慮しつつその対応に努力してまいりたいと考えております。 以上でございます。 ○議長(波多野憲助君) 市長。 ◎市長(志々田浩太郎君) 第2項目目についてお答えをいたします。 市内の公園整備計画についてでございますが、日ごろ職員による巡回や、業者によります毎月1回の清掃及び毎週1回のごみの収集を行っているところであり、その維持管理に努めているところでございます。しかしながらガラスの破片などにつきましては、利用者のモラル等の問題もあるのではと考えられまして、啓発のための看板設置等についても検討してみたいと考えております。また樹木につきましては順次剪定を行っているところでありますけれども、御指摘の点につきましては今後緑の保護、育成を図りながらも、間伐等行うなどその対応に努めてまいりたいと考えております。 続きまして第3項目目についてお答えいたします。 最近のマスコミ報道等によりますと、本年5月、核保有国は核不拡散防止条約の無制限延長を決めたとき、核兵器の究極廃絶を言い、さらに核兵器開発につきましても抑制の姿勢が核保有国に示されたと聞いております。今回の2国におきます核実験再開につきましては、これらの経過を踏まえますと大変残念に思っているところでございます。 そこで御質問につきましては、去る8月25日開催の市長会におきまして、市民の関心の高まり等諸般の状況を踏まえ、構成各市の統一歩調をもちまして両国に対し核実験の中止要請をいたすことを決定し、既に平成7年8月29日にその要請が行われたところでございます。また当市の対応といたしましては、去る9月1日付文書をもって両国大使を通じ、おのおの江沢民元首及びシラク大統領あてにその中止要請を行ったところでございますので、よろしくお願いいたしたいと思います。 続きまして4項目目についてお答えをいたします。 現在、福祉事務所では女性のケースワーカー1名配置しているところであります。市では市民各層からの相談等に対応するため、ケースワーカーの配置のほか東京都から女性相談員、母子相談員、児童相談員として3名女性の専門相談員の派遣をいただき、窓口相談の充実等初めその対応を図っているところでございます。相談の内容は、主なものとして、生活上の問題、健康問題、子供の養育、非行問題、夫婦問題、施設入所等広範にわたっており、かつ複雑化しつつあるという状況でございます。特にケースにより女性による相談が適切である場合は、必要に応じて都の相談員とともに、また複雑なケースについてはそれぞれ専門機関との連携をし、さらに保健所の保健婦、嘱託医、民生委員等の連絡、調整を積極的に行うなど、対応を図っているところでございますので、よろしく御理解いただきたいと存じます。 次に第5項目目についてお答えをいたします。 御案内のとおり阪神・淡路大震災では多くの被害をもたらしました。その中でも社会的に弱い立場にある方の悲惨な状況が多く見られたということは、十分認識しているところでございます。そこで御質問の救急笛の配布ということでございますが、議員の御指摘にもありましたとおり、導入の事例等もお伺いしてはいるところでございますけれども、現在、地域防災計画の見直しを行っているところでございまして、これに沿って施策の推進に努めてまいりたいと考えております。 続きまして第6項目目についてお答えいたします。 都営村山団地内中央集会所へのクーラー設置についての御質問でございますけれども、管理所管であります東京都住宅供給公社に対しまして、御質問の趣旨を伝えてみたいと考えております。よろしくお願い申し上げます。 以上でございます。 ○議長(波多野憲助君) 鴻田君。 ◆20番(鴻田臣代君) 順次質問させていただきます。 青少年対策委員会についてでございますが、今のお伺いいたしまして、平成4年、また6年等で若干アップしていただいたということでございますが、例えば1人当たりに対する均等割ということにおきましてはですね、今現実だんだん子供さんが少なくなっているという現状でありますので、そういうのを踏まえた場合には、均等というか、1人当たりの5円アップということもございますけれども、できればもう少し見直しをしていただきたいということでございました。これは青少年対策の役員の方からお話がございました。それはお金というか、金額がアップ云々のみならず、結局社会性を養う上ではやっぱりいろいろな行事をやって、その中で人間性豊かなというか、そういう自立性とか養うということが大事で、御自分たちは労力に対しては惜しまないということなんですね。しかしあくまでも費用がというか、助成がやはり少ないし足らないということで、思うような行事ができないということでございます。それに関して市としてはいかがでしょうか。 ○議長(波多野憲助君) 社会教育部長。 ◎社会教育部長(藤野年男君) お答えいたします。 青少年対策地区委員会に対する補助金につきましては、先ほど教育長の方から御答弁申し上げましたそのような内容で補助金の算出をいたしまして、交付させていただいているわけでございます。しかしながら今後とも児童、生徒の推移状況などがこの方法ですと関係してきます。そういうものを総体的に考えまして、この内容の充実には努めていきたいと考えておりますので、よろしくお願いいたします。 以上です。 ○議長(波多野憲助君) 鴻田君。 ◆20番(鴻田臣代君) ではその件に関して、ぜひ検討をよろしくお願いいたします。済みません、それに関連いたしましてちょっと二、三お願いがございます。今この地区によっては行事の内容が違うかと思いますけども、済みません、地区の行事というのは大体わかりますでしょうか。 ○議長(波多野憲助君) --しばらくお待ちください。社会教育部長。 ◎社会教育部長(藤野年男君) お答えいたします。 まあ補助金を交付しているという関係から、私どもにつきましては各年度その事業の実績状況につきまして報告を受けているわけでございますけど、各地区それぞれ6から7の行事を企画されまして、まあ実施していると、このような状況でございます。 以上でございます。 ○議長(波多野憲助君) 鴻田君。 ◆20番(鴻田臣代君) ある地区のことでございますけども、ラジオ体操を現在行って、これが七、八年継続しているということでございますが、そのラジオ体操に関しまして、今までは学校の、学校の放送室からラジオ体操のリズミカルな音楽を流させていただいていたわけですけども、今は校庭でそれをやっているということがありまして、そして例えば校庭で諸行事をやる場合に、非常に借りる手続に関しまして前よりもだんだん借りるのが困難になったというか、そういう感じがございまして、行事に対する協力が、学校側が少し少ないんじゃないか、というお話がありました。例えばスピーカーとかそういう一つの物を借りるに当たりましても、借りにくいからほかの自治会から借りたとかということがございまして、またこの社会教育に対しまして、地区委員会の活動に関しましても、やはり学校側と地域と一体になって青少年を育てていくという思いにおきましては、ぜひ学校側の協力をお願いしたいということでございますけども、現在そのことに関して学校側の考えはどうなんでしょうか。 ○議長(波多野憲助君) 学校教育部長。 ◎学校教育部長(福島満照君) お答え申し上げます。 御存じのとおり学校の施設あるいはそれにまつわる備品等につきましては、学校長の管理下にあるわけでございます。それにまつわる財産としては貴重なものであるという前提にあるわけでございますけれども、当然この種の事業につきましては、公共の教育と大いに関連性があるわけでございますので、従来と同様にその使用については配慮すべきものと、このように考えているところでございます。 以上でございます。 ○議長(波多野憲助君) 鴻田君。 ◆20番(鴻田臣代君) ありがとうございます。これはまた役員の方にもぜひまたお願いをして、積極的にお借りするように話をしてまいります。 そしてもう1つ、役員の方のユニホームについてでございますけども、体育推進員の方たちに対してはユニホームがあるんですけども、このメンバーに対してはそういうユニホームというか、役員の意思表示できるようなものがないということで、そのことに関しましてはどんなお考えでしょうか。 ○議長(波多野憲助君) 社会教育部長。 ◎社会教育部長(藤野年男君) お答えいたします。 確かに地区委員会につきましてのまあ活動につきましては、青少年対策上非常にありがたい行事をやっていただいているわけでございますけど、市といたしましては、それらを含めまして補助の範囲で対応を図っていただければということで、現在のところは考えております。 以上でございます。 ○議長(波多野憲助君) 鴻田君。 ◆20番(鴻田臣代君) はい、そのことに関してはわかりました。あと今の役員の方の一つの仕事として、看板外しということで、名前が言われているそうなんですけども、市内の電柱、鉄柱にいろんなビラとかが張られているということで、これに関して役員の方が年1回ですか、その作業をやるらしいんですけども、非常に醜いポスター等が張ってあったり、またそれを、何か終わったものも全部放置されているという現状でありますので、このことに関して何か市の方で対処できないだろうかという話でございますので、このことに関してお願いします。 ○議長(波多野憲助君) 社会教育部長。 ◎社会教育部長(藤野年男君) まあ何というんですか、いわゆるいかがわしいポスターとでも申しますか、そういうようなのが電柱等、あるいは道路の施設等に張られているとか、そういうような状況につきましては、地区委員会の活動とかそういう中でその撤去とかそういうことをお願いして、お願いというか、活動されているわけでございますけども、いずれにいたしましても、まず1つにはそういうものが果たして許可があってそこへ設置されているのかどうか、あるいはその管理するものがどこなのか。例えば道路なら道路管理者、あるいは電柱ならば電柱を管理しているところと、そういうようなことになりますので、それぞれのいわゆる青少年対策委員会の御協力をいただきまして、そういう機関と一緒に撤去していただいているという状況でございますので、その辺を理解いただければありがたいと思います。 以上です。 ○議長(波多野憲助君) 鴻田君。 ◆20番(鴻田臣代君) 以上で青少年対策に関しましては終えたいと思います。 2項目目でございますが、今現在武蔵村山市におきましては、都市公園が十数個ということと、児童公園が三十幾つ、済みません、この間お伺いしたんですけども、あと若干小さいあれを含めますと100ぐらいの公園というか、そういうことがあるということを伺いまして、管理課の仕事ということでございますけども、管理課の仕事としては、この道路問題と公園と、あとどういうことがあるんでしょうか。 ○議長(波多野憲助君) 阿部都市整備部参事。 ◎都市整備部参事(阿部友彌君) まず、施設の関係でございますが、こちらの方で施設として管理しておりますものは都市公園が15、それから児童遊園が23、運動広場が8、地域運動場4、運動場4、野球場2、庭球場2、プール3、それから残堀川親水緑地広場等7、それから民間遊び場が21、これは直接管理はしておりませんが、補助金その他を出しているというようなことでございます。こういうことでございます。これがおおむね、このほかに緑地の委託を受けた、まあ管理であるとか、それから市が指定している緑地についての補助金の交付であるとかというのは公園緑地の方でやっているわけでございます。おおむねそんなようなことでございます。それからあと維持係の方につきましては、道路のまあ維持管理、それから特殊な例では野山北公園の自転車道の管理というようなことで、これは舗装であるとか、道路のそれに伴うような改修、それから通常パトロールを行いまして、穴があいていたから仮にふさいでくるとかというような、こういう作業。それから街路樹がございますので街路樹の剪定等、委託になる例が多いわけでございますけれども、こういうようなことも行っている。おおむねそういうような仕事の内容になっております。それからもう1つ管理係がございますけれども、こちらの方につきましては道路の境界立ち会いであるとか、その区域決定に立ち会う、また東京都と協議をする。それからそれらに伴う、何と申しますか、各証明書の発行。それから道路台帳整備しておりますが、これらについて何かの、他のところで要請があれば、まあこういう内容について、協議に応じてこれを、照会を求めて回答を出すとか、そういうようなことを主に管理係の方はやっているわけでございます。そんなことでございます。それからあと、総体的には大体今お話をしたようなことですが、細かくは、ちょっと記憶の中でございますので、その程度で御勘弁をいただきたいと思います。 ○議長(波多野憲助君) 鴻田君。 ◆20番(鴻田臣代君) はい、ありがとうございました。今の現実の仕事内容が盛りだくさんということでございまして、また本当に公園の管理、また整備に関しましても、手が行き届かないかなというふうに若干思いますけども、本当に公園が今非常に荒れておりますので、またこれから今のような、今の人数で、またこの公園管理、道路管理等をやっていくには、若干厳しい面もあるんじゃないかと思いますけども、将来この公園の整備に関しましても、例えばどこかに手が届かないところに関しては委託をするとか、何かそういう考えはあるんでしょうか。 ○議長(波多野憲助君) 阿部都市整備部参事。 ◎都市整備部参事(阿部友彌君) 公園とそれから児童遊園、まあ大体同じようなサイクルで維持管理が行われておりますが、この内容といたしましては、平成7年度の予算書でいきますと290、291ぺージ、これが公園の方でございます。それからもう一つ292、293ぺージまでですね、こういう内容になっております。それから遊び場対策については、これは運動広場それから児童遊園のほかに、運動広場と民間遊び場等の費用も入っておりますけれども、予算書では208ぺージから209、210、211ぺージあたりにあるわけです。この中で費目別に申しますと、まあ一番、通常この維持管理というような内容になるものとしまして、まず光熱水費がございます。これは電気、水道、下水道等の使用料ですね、それぞれ払っていると。それから修繕がございますが、これも随時修繕を行っております。で、今お尋ねの件については委託料でございますけれども、まず便所の保守点検委託、これは便所のあるところの点検でございますが、これらがあります。それから管理点検委託としまして都市公園の設備、まあ児童遊園もそうですが、こういう管理点検を委託しまして、どういうところが壊れてますよとか、修繕した方がいいんじゃないですかというようなアドバイスを受けるようなことがあるわけです。それから野山北公園の冒険コースの管理点検委託につきましては、これは年間360日でしたか、委託をしておりまして、朝9時から4時半まで巡回をし、多少の軽易な作業についてはお願いをしている。それから排水管の異物除去委託というようなこと、これは便所の異物が詰まりましてというようなときの委託費を、若干でございますがあります。あと清掃等委託につきましては除草、これは公園の場合年8回、失礼しました。たしか4回のはずですね。4月から11月ごろまでの間に随時行っております。それから清掃につきましては毎月1回、ごみの収集が毎週木曜日あたりを目安に。あと害虫駆除等、これが適宜行われております。あと樹木の剪定につきましては、これは予算ある程度一定の範囲でいただきまして、これで毎年度対応していると。それから公園の場合、これは特殊な例ですが、噴水の保守点検委託、あと砂場の大腸菌の検査委託というようなこと。それから使用料及び賃借料としまして、委託料でございますが、これは敷地の借り上げ、簡易便所の借り上げと、こういうものが主なこの予算の中の内訳になるわけでございます。こういうことで現在委託はされておりますが、なお御指摘等のことがございましたらまた別途検討させていただきたいと思っております。 ○議長(波多野憲助君) 鴻田君。 ◆20番(鴻田臣代君) いろいろ御説明ありがとうございました。しかし現実、例えば私も若干、大南公園、オカネ塚、雷塚、中原公園等の大きな公園を見さしていただきました中でも、砂場の砂の入れかえ、掃除、また遊具の点検等いろいろ重ねていきますと、今の予算の中で、いろいろ委託はされているようでございますけども、これからの公園管理に関しましては、とても不足ではないかと思いますので、この点もぜひ検討をしていただきまして、お願いしたいと思います。そしてあと公園に関してもう1点なんですけれども、公園によっては、見回りというんでしょうか、例えば夜寝ている人がいたりしてまして、その人がまた朝まで寝ているというようなことがあったりしまして、ホームレスの方がいらっしゃるわけでございますけども、そういう方がいらっしゃって、また住民の方が非常に怖くて公園に行けないというケースがございますので、そういうことを通しましても、たまに巡回というような形で、公園によっては必要ないところもあるかもわかりませんけども、その地域によっては巡回をしていただきたいということも、市民の方からの要望がありますけども、この委託に関することと、整備の拡大ということと、この巡回で回っていただくということに関しまして、討議していただけますでしょうか。 ○議長(波多野憲助君) 阿部都市整備部参事。 ◎都市整備部参事(阿部友彌君) 概略で委託関係については申し上げましたが、なおまた不十分なところ気をつけて整備に努めていきたい、このように思っております。また先ほど申し上げましたが、この巡回の方、これは職員が随時巡回をしておりまして、毎日ではございませんけれども定期的には行っております。その中で気がついたところはその都度また手入れをするとか、また特に苦情等がございまして、その場合についてもそのような対応をさせていただいているわけです。またこのホームレスの方のということですが、たしかこれは大南公園で昨年からことしにかけて、冬場、夜毎日のように寝泊まりをしている者がありました。これは厳重に注意をしまして、そこのところはちょうどコンクリートになった屋根のような形のところがありましたので、その下で火を燃やしたりなんかしておりましたので、人が寄りつかなくなるというような心配もございましたし、そのような公園としての、本来の使用状況じゃないような方が、特定に使われるということは困るわけですから、まあ厳重に注意をしまして、現在はそういう人はいなくなった状態です。なお現在、定職について、また家を借りてそちらに住んでいるというような状況も確認しております。そういうことでいろいろ指導をし、これからも管理運営に努めていきたいと思いますが、また今のような御指摘がございましたら、特に私どもも気をつけて巡回その他をやりたいと、このように思っております。で、今申しましたように定期的には行っておりますが、なおまた、今のような御意見いただきましたことで、内部でもまたいろいろと対策を検討してみたいと考えております。 ○議長(波多野憲助君) 鴻田君。 ◆20番(鴻田臣代君) では、御検討をよろしくお願いいたします。 3項目目に移らせていただきます。 平和運動の推進ということで、これは先ほど市長の方から御答弁をいただいて、直接は武蔵村山市とか関係ないと言えば関係ないことでございますけども、武蔵村山市におきましても、8月15日の原水爆の記念の平和の日をめどにしまして、ツルを折っていただきまして、市民の数を市長からお届けされたとか、いろいろな平和運動の活動をされていらっしゃいますけども、例えばこの今回の核実験に関しましても、また来年の5月ぐらいまではまだ七、八回するんじゃないかという懸念もございますけども、このことに関しましては、議会におきましても、皆さんの討議のもとに停止の抗議文を出しましたけども、それであと市としては、これに関しましては特別に何か運動としては考えてないわけでしょうか、お聞かせいただきたいと思います。 ○議長(波多野憲助君) しばらくお待ちください。市長。 ◎市長(志々田浩太郎君) 考え方ということでございますんで、私の方からお答えをさせていただきたいと思いますが、今回要請をしましたこと、これも1つタイミングとして盛り上がり、市民の全体的な反応等があった上で、まあタイミングとしてこのタイミングに出したということでございまして、これはもう5月の段階から中国等が実験したり、いろいろ長い経過の中でここまで来たものでございまして、そういったもろもろを含めまして、まあ今後のことも当然含めた上で、今回この中止要請を出すに踏み切ったと。市長会の方でとりあえず取りまとめをし、そして各市でも対応してったと、こんなようなことになっているわけでございます。当然核のこういった問題につきましては、市としては非核平和都市宣言をしているわけでございまして、まあ毅然とした態度をとっていかなければならないんではないかという認識を持っております。そういった趣旨の中で今後必要があれば、そういったタイミングにはそういったことも念頭には置いていかなければならない。ただ、今のところそういったものを含めた全体的な意味で今回の要請をさせていただいたということで考えております。 ○議長(波多野憲助君) 鴻田君。 ◆20番(鴻田臣代君) では今後、平和運動に関しましての推進もよろしくお願いいたします。 4項目目に関しましてですけども、女性ケースワーカーのことでございますけども、先ほど都からの派遣の方と、今1人いらっしゃるということでございましたけども、市の方で1人いらっしゃる方は、いつもどの位置にいらっしゃるんでしょうか。 ○議長(波多野憲助君) 福祉事務所担当参事 ◎福祉事務所担当参事(細淵啓次君) 現在配置しております女性のケースワーカーでございますが、担当につきましては保護係の方におります。場所につきましては福祉部の真ん中辺でございます。 ○議長(波多野憲助君) 鴻田君。 ◆20番(鴻田臣代君) 済みません、そうしますと市民の方との対応に関しては、直接当たらないということでございますか。 ○議長(波多野憲助君) 福祉事務所担当参事。 ◎福祉事務所担当参事(細淵啓次君) 生活相談、あるいは生活保護の関係の相談でございますが、これにつきましては現在ケースワーカーが9名おるわけでございますが、市内をそれぞれ地区別に分けまして、地区担当員というふうな形で市民の方々の生活相談に当たっているということでございます。 ○議長(波多野憲助君) 鴻田君。 ◆20番(鴻田臣代君) 済みません、ちょっと今聞き漏らしちゃったんですけど、この9名というのは、男性と女性が入ってでしょうか。
    ○議長(波多野憲助君) 福祉事務所担当参事。 ◎福祉事務所担当参事(細淵啓次君) 9名の内訳を申しますと8名が男性でございます。それから1名が女性ということでございます。 ○議長(波多野憲助君) 鴻田君。 ◆20番(鴻田臣代君) 確かに男性でなければいけないということではございませんので、ただ私が窓口に行ったときに、母子家庭の方をお連れいたしまして、それは前に保育園のことでちょっと相談がありまして行ったときに、なかなか福祉事務所の入り口で内容が伝わらなかったということがございまして、その方は切実に、自分が働かないといけないという現状を抱えておりまして、お子さんを預けて働きたいということでございまして、なかなかその窓口の男性の方に意思が通じなかったということで相談を受けまして、私も御一緒させていただきまして窓口にお願いに行きまして、その方の現状、女性が1人で本当にお子さんを抱えて生活をしなければならないという現状をすごく訴えまして、そのときには生活保護をいただいているわけでございますけども、御本人も早く自立をして、生活保護を切って自立したいという希望がすごくありましたもので、そのことに関して、保育園の対応に関してお子さんを預かってもらいたいというお願いでございましたけども、私も一緒にそのときは行きまして、切に切にお願いをいたしましてそれが可能になったわけでございます。そういうことを踏まえながらでも、女性の方がもう少し、若干いればいいなということが、私というか、また市民の方の願いでもあるんじゃないかと思います。 そしてあと高齢者の方の厚生課の方でございますけども、やっぱり窓口は男性ばかりなんですね。男性もすごく親切にやっていただけるということがございますけども、前の通告のときにも申し上げておきましたように、やっぱり高齢者の女性の場合の体の変調とかに関しましては、細かくわかっていただけないということがございます。そのことに関しても、厚生課の方はどのように考えていらっしゃるんでしょうか。 ○議長(波多野憲助君) 福祉部長。 ◎福祉部長(比留間武久君) お答えを申し上げます。 ただいま御指摘があったとおり、厚生課の方につきましては男性職員というようなことで、ワーカー等についてはおりません。ただ係といたしまして庶務係ということで女性は1人おります。しかしながら、ただいまもお話があったようなことがあろうかと思いますので、これら内部的に十分煮詰めてみたいと、このように考えております。 以上でございます。 ○議長(波多野憲助君) 鴻田君。 ◆20番(鴻田臣代君) では、よろしく御検討をお願いいたします。この件に関しましては終わらせていただきます。 済みません、5項目目に入りまして、これは阪神大震災を教訓にいたしまして、自分の居場所を知らせるすべがなかったという高齢者の方たちの、また声を、しっかりまた届けたいという思いがございまして、我が市におきましても、高齢者の方、また障害者の方等の声もございますので、このことに関して市の方では何か考えていらっしゃるか、もう一度御検討をお願いしたいと思います。 ○議長(波多野憲助君) 福祉部長。 ◎福祉部長(比留間武久君) お答え申し上げます。 先ほど市長がお答えを申し上げましたが、現在地域防災計画の見直しを行っているというようなことでございまして、現段階におきましては、担当部としては持ち合わせがないというようなことでございます。 以上でございます。 ○議長(波多野憲助君) 鴻田君。 ◆20番(鴻田臣代君) 済みません、持ち合わせがないということはやる気持ちがないということなんですか。ちょっとこれ理解できないんですけども。 ○議長(波多野憲助君) 福祉部長。 ◎福祉部長(比留間武久君) お答え申し上げます。 持ち合わせがないというのは、市の考え方として、こういうものを配布したいとか、こういうもので対応したいという考え方がないということでございます。 以上でございます。 ○議長(波多野憲助君) 鴻田君。 ◆20番(鴻田臣代君) そうしますとこれから対応を、防災計画の見直しを含めながら何かの形で、この笛に関してじゃなくても、何かこの方たちに対する対応を考えていらっしゃるんでしょうか。 ○議長(波多野憲助君) 福祉部長。 ◎福祉部長(比留間武久君) お答え申し上げます。 現段階におきましては27市、これ公文書を出して調査したというような経過がないわけでございます。しかしながら、東京都に聞いたところによりますと、現在27市ではそれらの対応はないというようなことでございます。またどのような形で対応をというようなこともあるかと思います。現段階においては、東京都におきましては23区の新宿区でこの緊急の笛を配布したいというような考え方を持っているようでございます。しかしながら、実物を見させていただきますと、大きさが約10センチ弱というようなことで、その中に防水の氏名を書いたり血液型を書いたり、まあいろいろ必要なことが書けるようになっているようでございますけれども、現段階におきましては、市といたしましては、どのような形でこれらの弱者の対応をしてよろしいかというような段階についての検討が、していないというような実情でございます。しかしながら今後、これらのことにつきましては研究等する必要があるだろうと、このように考えております。 以上でございます。 ○議長(波多野憲助君) 鴻田君。 ◆20番(鴻田臣代君) では、このことに関しましても、また御検討をよろしくお願いいたします。 6項目目でございますけども、中央集会所に関してのクーラーの設置ということでございまして、先ほど市長の方からの御答弁がございましたけども、これは本当に市の方としても、選挙とか予防接種とかで借りることもあるということを伺っておりまして、またこれは連合自治会管理ということでございます。いろいろな意味で本当に、唯一低料金で諸会合ができるということで、もう本当に市民の方々の要望の声でございますので、何とかこれは都の力に要請を届けていただきまして、実現していただくようにお願いしたいと思いますが、いかがでしょうか。 ○議長(波多野憲助君) 企画財政部長。 ◎企画財政部長(竹内雅彦君) 市長の答弁にもございましたように、所管が、管理所管が東京都の住宅供給公社になっておりますので、そちらの方に趣旨をよろしく伝えたいと思っておりますので、よろしく御理解願いたいと思います。 ○議長(波多野憲助君) 鴻田君。 ◆20番(鴻田臣代君) では設置の方向にぜひ御協力お願いしたいと思います。 以上をもちまして、私鴻田臣代の6項目におきましての質問を終わらせていただきます。    ------------------------------ ○議長(波多野憲助君) 次に、原田君の発言を許します。原田君。         (2番 原田拓夫君登壇) ◆2番(原田拓夫君) 通告をいたしました順に従いまして質問させていただきます。 第1項目目は、総合運動場の設備についてであります。 総合体育館建設計画を初めとして近年、市民のスポーツ施設に、建設に寄せる関心は非常に高いものがあります。市民のニーズにこたえることが市政の要諦であるのは論を待たないところであります。私は、市民の健康と体力向上、余暇利用に加えて社会体育振興のために、既存の公共施設の最大限かつ有効に使用することが必要であると考えております。そこで総合運動場の第1についてでありますが、冬の乾燥期、あるいは夏場の日照り続き等、砂ぼこりが上がり、プレーの妨げとなるばかりでなく、近隣住宅にも非常に迷惑をかけているのが現状であります。このような理由によりまして、スプリンクラーの設置が必要であると思うのであります。そして第1、第2運動場に夜間照明設備を強く望むものであります。もちろん付近住民の方々には十分配慮しなければなりませんが、現在市民が気楽に利用できるナイター施設は、大南公園野球場がありますが、もっともっと働く人、社会人クラブチームの利用の便を図られたいと思います。ことにサッカー愛好者にとっては球場不足、練習場確保が深刻であり、ナイター施設の必要性を感ずるのであります。総合体育館と一体的に有効利用できる第1、第2運動場の設備の充実を望みますが、市の考えをお伺いいたします。 次に第2項目目に移ります。公園、児童遊園についてであります。 かつては子供たちが道路や近所の空き地などで遊んだころと違い、昨今交通量の増加による道路事情や住環境の変化もあって、幼児並びに低学年児童が親の目の届くところでの遊び場には、お母さん方が大変気を使っているところであります。結局公園、児童遊園が中心になります。 第1点目は、岸二丁目4番地先の十王堂跡に国有地があります。この土地はことしになって十王堂管理組合から国に返還され、現在空き地になっております。雑草が生い茂るのを近所の人が清掃している状況にあります。ちなみにこの跡地は市道の三差路に面しておりまして、面積は178.41平米あります。この跡地について、幼児、子供たちが安心して遊べる児童公園として整備し、開放すべきと思いますが、市の考えを伺います。 第2点目は、公園内の夜間照明の障害になる樹木技葉の伐採であります。 市内の公園の中には開園時に植えつけられた樹木は、歳月を経るに従い大きく成長し、近隣の住民や農地等関係者にも迷惑をかけております。園内は昼間でも緑陰にしても暗過ぎ、特に夜間は繁茂する技葉で、せっかくの照明も半減されております。岸地区内の小山内運動広場については8月1日に公園緑地係の職員によって枝葉の剪定をしていただきましたが、私たちが去る8月12日夜、岸自治会と防犯協会で夏の防犯パトロールを実施しましたところ、中原公園、経塚向公園は繁茂の技が夜間照明を遮り、園内は若者たちの格好のたまり場となっているところも見受けられました。青少年の健全育成並びに近隣への迷惑などを考え、緑の育成、保護に配慮しながらも、公園樹木の移植を含めた間引きと剪定を行ってはどうかと思いますが、考えを伺いたいと思います。 次に第3項目目に移ります。野山北・六道山公園について伺います。 市民憲章にも、狭山丘陵など歴史的自然環境を大切にし、伸びゆく本市の未来に希望を持ち、太陽と緑あふれる近代都市をつくると定めてあります。先人たちが大切に守り、また活用し今日まで残してくれたこの狭山丘陵は、春の新緑から始まって、夏の緑陰、秋の紅葉、冬木立と、市民にとっては貴重な財産であり、宝でもあります。都立野山北・六道山公園として広域公園化され、整備されまして、後世に残せるということは、武蔵村山市には願ってもないことであり、一刻も早い開園を市民も望んでおります。 そこでお伺いします。1点目は、公園予定区域の買収状況はどの程度進んでいるのか。 第2点目は、構想、規模、特に着工と開園の時期はいつごろになるのか、予定を伺います。 3点目は、現在公園予定地域には雑草などが繁茂し、民家の近くでは冬季乾燥期の火災が心配されております。また散策やジョギングの人たちにも、道路周辺を明るく見通しをよくしてほしいという要望も多く聞きます。民家の周辺10メートルぐらい、道路沿い5メートルぐらいを草刈りをするとかの整備を望みますが、対応策を伺います。 以上3項目について質問いたしましたが、再質問があれば自席で行わせていただきます。 以上です。 ○議長(波多野憲助君) 答弁願います。市長。 ◎市長(志々田浩太郎君) それでは第1項目目から順次お答えをさせていただきます。 総合運動公園の整備についてでございますが、第1運動場は主に野球場として利用され、現在、移動式のスプリンクラーが2台配備されております。なお、第2運動場につきましては、公認競技の場として、よりシビアな維持管理が必要とされることなどから、5基のスプリンクラーが設置をされております。これらのことから、当面はこのような管理体制を維持していきたいと考えておりますので、よろしく御理解をいただきたいと思います。 また第1、第2運動場へのナイター施設の設置につきましては、総合体育館(仮称)の建設等を視野に入れまして、総合的な課題として今後検討してまいりたいと考えております。 続きまして第2項目目の第1点目についてでございますが、本市の全体計画では、住区レベルの街区公園として、配置計画や誘致距離を考慮しまして適切な配置に努めているところでございます。しかしながら当該地区については、隣接して児童遊園の機能を持つ小山内運動公園が借地により設置されているところでございますので、児童遊園の設置については御理解を賜りたいと思います。 次に第2点目についてでありますが、御質問の趣旨につきましては十分理解しているところでございまして、公園を安心して利用できるよう十分に配慮しなければならないと考えております。したがいまして、樹木につきましては順次剪定を行っているところでございますが、御指摘を受けました点につきましては今後調査をし、その対応に努めてまいりたいと考えております。 続きまして第3項目目の第1点目でございますが、東京都にお伺いしましたところ、平成7年6月現在、本市の都市計画決定面積約128.8ヘクタールのうち97ヘクタールの用地取得事業が完了し、進捗率にしまして約77%ということでございます。 第2点目についてでございますが、平成7年7月31日広資料第23号でお知らせをしたとおり、東京都では野山北・六道山公園を考える会を設置しまして、その中で検討された整備のあり方を尊重し、基本構想、基本計画を策定していきたいとのことでございます。したがいまして、規模につきましては、都市計画決定面積で本市分約128.8ヘクタール、瑞穂町の方で約128ヘクタールということでございまして、合計256.8ヘクタールとなり、公園の種別では広域公園ということでございます。また着工及び開園の時期でございますけれども、短期的な整備として、本年度より整備工事に着手をし、3年から4年で園路整備、管理施設の整備等を行い、現在開園をしております都立野山北公園とあわせ暫定開園に向けて努力していくとのことでございます。また長期的な整備としましては、狭山丘陵のインフォメーションセンター、自然生態園、狭山丘陵生物保護増殖センターを順次整備していく計画とのことでございます。 第3点目でございますが、園路整備、林床整備、調整池、防火貯水槽等の防災施設等の整備と管理床につきましては、これまでも東京都に対し、火災や防犯上の対策についてお願いをしてまいったところでございます。これらにつきましても年次計画で平成11年ごろまでには整備をするということでお答えをいただいておりますので、よろしく御理解を賜りたいと存じます。 以上でございます。 ○議長(波多野憲助君) 暫時休憩いたします。               午前11時44分休憩    ------------------------------               午後1時01分開議 ○議長(波多野憲助君) 休憩前に引き続き会議を開きます。 日程第1 一般質問の議事を継続いたします。 原田君の発言の継続を許します。原田君。 ◆2番(原田拓夫君) それでは何点か再質問させていただきます。 先ほどの総合運動場第1のスプリンクラーの件ですが、現在第1には移動式のスプリンクラーというか、放水設備が2台あると。で、そこから2種類のホースを引いて散水している状態と思います。そういう状態であの広いところどうしても、そうでなくても乾燥期には乾いて砂ぼこりが上がるわけで、それを第2のように固定式を5カ所設けるとか、ぜひそうしていただきたいと思うんですけど、そういう考えがあるかないかお聞きしたいと思います。 ○議長(波多野憲助君) 阿部都市整備部参事。 ◎都市整備部参事(阿部友彌君) お答えいたします。 御質問の御趣旨、十分理解しておりますけれども、第1の方につきましても、まあ御質問のとおり移動式のものが2台あるわけでございます。これはどういうことでその方法がということでありますけれども、私もつい最近改めてまた確認してみましたが、グラウンドの隅の方にたしか5カ所程度であったと思いますが、水栓がついております。そこに接続をしてスプリンクラーでの水まきをする。また軽易にやる場合につきましては、長いホースがそれぞれの水栓のところについておりますので、これで多少の範囲であれば賄えるというような状況になっているわけでございます。それでこのほこりの関係で見ますと、確かに土自体が砂利、砂をまぜない土なものですから、どうしてもほこりが出てくるであろうということでありますが、やはり日常の使う方たちの維持管理のお手伝いというか、まあ水をまいてから使っていただくとか、というようなことをしていただかないと、常時その、じゃあ使っていないときはどうなのかといいますと、やはり乾燥した状態ではまあほこりが出てくる、これはもうやむを得ないことでございますので、現状でできるだけそういう御協力をいただきながら、まあ運営についても、使う方たちのそれぞれの中でそういうような、お手伝いというか、まあ運営上のことでお気をつけいただくようなことが1つは考えられるんじゃないか。こういうことで、市長から御答弁申し上げたように、現状ではできるだけそういう今の施設を有効に利用していきたいという考え方でございます。御意見としては承ります。 ○議長(波多野憲助君) 原田君。 ◆2番(原田拓夫君) ただいまの質問は、スポーツ競技をする者の立場での考え方ならそれでも納得がいきますけど、近所の方からもいろいろと、昨年対策はされたようでございますが、至れり尽くせりの状態ではないようでございます。そういう意味におきましても一刻も早く、少なくも第2にあるような自動で散水できるようなことを望むものであります。一応要望してスプリンクラーの件は終わりたいと思います。 それから総合運動場第2と第1のナイター設備の件です。ナイター設備は現在、大南公園の野球場しか一般に開放されているところはございませんけど、小学校、中学校公立の、市立の小、中学校でナイター設備があるところは、どことどこがあるのか。それと、それの利用状況等もわかればお聞きしたいと思います。 ○議長(波多野憲助君) 学校教育部長。 ◎学校教育部長(福島満照君) お答え申し上げます。 現在市内の小、中学校の、まあ明るさというか照度ということは別にしまして、ナイター設備は一応完了いたしております。ただ競技の種目によっては、ナイターでは無理かなというような状況でございます。 以上でございます。 ○議長(波多野憲助君) 原田君。 ◆2番(原田拓夫君) 施設は一応完了しているということですが、その学校によっていろいろの設備の差があると思います。例えば一小とか一中はポールを立てた照明設備、それで二小とか十小は校舎に照明があると。そういうようなことで、確かに競技によっては制約があるかと思いますけど、一中と一小の場合だといろいろな競技もできるかと思いますけども、その利用状況なんかわかりますか。 ○議長(波多野憲助君) 社会教育部長。 ◎社会教育部長(藤野年男君) 学校の運動場でございますけど、これらにつきましては学校開放の中で、まあ社会教育として使用団体を登録していただいてございます。そこで御質問の中では使用状況ということでございますけど、使用につきましてはその団体が、いわゆる月の15日から20日までにつきましては学校へ申し込んでそのまま使われるというような状況から、使用の結果につきまして私の方で統計はとっておりません。したがいまして、大変申しわけございませんけど、使用団体として申し込んであるのはどういうのかということでお答えさせていただきます。それぞれ学校の使用団体として申し込まれている団体数につきましては、7年6月現在で111団体でございます。 以上でございます。 ○議長(波多野憲助君) 原田君。 ◆2番(原田拓夫君) そうすると、特に一小と一中の場合の使用の状況というのはわかりますか。 ○議長(波多野憲助君) 社会教育部長。 ◎社会教育部長(藤野年男君) お答えいたします。 先ほど答弁させていただきましたけど、各学校別の統計を出しておりません。そこでその学校区分の登録団体の個別がわかりますので、一小と一中ということで申されましたが、一小につきましては8団体、一中につきましては5団体となっております。 以上です。 ○議長(波多野憲助君) 原田君。 ◆2番(原田拓夫君) この間いただきました事務報告によりますと、大南公園野球場は、昨年度は229回利用回数があると報告されております。そういう意味で今社会人が練習場不足、試合場不足を感じております。そういうことで私は、小学校、一小、一中の利用がある程度制限されるのも学校施設だからやむを得ないと思います。そういう意味におきまして、一般市民が気軽に利用できる総合運動場の第1と第2に、ぜひナイター設備を欲しいと思います。先ほど市長も申されてましたけど、総合運動場と一体として計画されると申されましたが、一刻も早くこっちは先に先行してもいいわけでございますので、ぜひ先行していただきたいと思っているんですが、その計画はあくまでやはり体育館と一体となるのか、それとも先行するのかお聞きしたいと思います。 ○議長(波多野憲助君) 阿部都市整備部参事。 ◎都市整備部参事(阿部友彌君) 先ほど市長の方から、ただいま御質問をいただいたような内容の答弁をさせていただいておりますが、やはり今後、まあどういう形にこの総合運動場、体育館その他のあり方があってしかるべきかというようなところまで、まだ踏み込んで検討しておりませんので、ただいまお話いただきました内容を今後の検討の課題とさせていただくことで御了承いただけないかと思っております。 ○議長(波多野憲助君) 原田君。 ◆2番(原田拓夫君) わかりました。それでは総合運動場第2の方の利用状況は、やはり昨年度の事務報告によりますと420回ということがあります。これについて種目別の利用状況等がわかったらお聞かせ願いたいと思います。 ○議長(波多野憲助君) しばらくお待ちください。--答弁できますか。社会教育部長。 ◎社会教育部長(藤野年男君) お答えいたします。 総合運動場の第2でございますけど、陸上競技で使用されたのが85回、それからソフトボールで使用されたのが21回、あと残りがその他となっておりますが、これらにつきましては、ゲートボールとかレクリエーションとかサッカーという形で区分はしておりませんので、御理解をいただきたいと思います。 以上です。 ○議長(波多野憲助君) 原田君。 ◆2番(原田拓夫君) 今陸上とソフトの場合には統計がとれていると、サッカーそのほかについてはないという話でございましたが、近年サッカー競技が非常に盛んで、前回の6月定例会においても徳光議員から、サッカー場がぜひ欲しいというような要望もございましたけど、私も、クラブチームの練習のために、どうしてもサッカー場の増設なり利用ができるようなところが欲しいと思っております。そういう意味で今、今度の総合体育大会に参加するサッカーチームは15チームと聞いております。それで昨年行われた少年、少女のサッカー大会がありましたけど、そのときにどのぐらいのチームが出場したかお伺いいたします。 ○議長(波多野憲助君) 社会教育部長。 ◎社会教育部長(藤野年男君) お答えいたします。 昨年、社会教育の方で少年、少女スポーツ大会の一環として少年、少女サッカー大会を実施したわけでございますけど、このときの参加チーム数は40チームでございます。 以上でございます。 ○議長(波多野憲助君) 原田君。 ◆2番(原田拓夫君) ちょっとグラウンドのナイター設備には外れますけど、少年野球連盟というのがございますけど、この少年、少女のチームは40チームもあるということについて、この組織をする、できるよう指導する考えはございますか。 ○議長(波多野憲助君) 社会教育部長。 ◎社会教育部長(藤野年男君) お答えいたします。 先ほど参加チームは40チームということでお答えいたしましたけど、この内訳を見ますと、いわゆる小学校にチームが編成されているのが38チーム、それからクラブチームが2チームでございまして、連盟等これから結成するとなりますと2チームが対象になってくるのかなと思いまして、まだまだちょっと連盟とか結成するには時期尚早かと思われます。 以上です。 ○議長(波多野憲助君) 原田君。 ◆2番(原田拓夫君) どうもありがとうございました。それから今サッカー競技場についてですけど、広さ、一応規定の競技は縦120メートル、横90メートルと聞いておりますが、最低でも90メートル掛ける45メートルぐらいが欲しいと。そういう場合に今村山でこの条件にかなうような学校とか運動場とか、その試合が、練習が可能な場所はどのぐらいあるのかお聞きしたいと思います。 ○議長(波多野憲助君) 社会教育部長。 ◎社会教育部長(藤野年男君) お答えさせていただきます。 青年男子がやる場合につきましては、まあ縦45メートル、横90メートル、まあそれを目安として、その場所によってある程度それに近いところでコートをつくって実施しているというような状況は伺っております。そういう中で45メートルと90メートルという考え方に立ち至った場合につきましては、現在は総合の第2で行っていただいておりますけど、これだけのスペースをとりますとトラックに入ってしまいます。したがいまして、フィールドだけではこれだけを確保することは困難でございます。 以上でございます。 ○議長(波多野憲助君) 原田君。 ◆2番(原田拓夫君) あすこの第2運動場は陸上競技場としてつくられたかと思いますが、サッカーもこれほど盛んになっている現在、サッカーの試合場として、また練習場として、ぜひこれを利用できるよう配慮したいと思いますが、どんなか方法で、サッカー競技に利用できる方法を考えているかどうかお伺いします。 ○議長(波多野憲助君) 社会教育部長。 ◎社会教育部長(藤野年男君) 先ほどの答弁の中でも、いわゆる45メートルと90、この範囲でとりますと、トラックのところに少し入ってしまうという答弁をさせていただきましたけど、総合第2につきまして、サッカーで使うという申請がありましたら、社会教育の方につきましては使用の許可を出して使っていただいてございますので、御理解をいただきたいと思います。 ○議長(波多野憲助君) 原田君。 ◆2番(原田拓夫君) ぜひよろしくお願いしたいと思います。以上のようにいろいろ総合運動場第1、第2はともに、この事務報告を見ても、利用回数、使用回数が他の運動場より群を抜いております。そういう意味におきまして、ぜひ設備の充実、とりわけナイター設備はぜひ充実してほしいと要望いたしまして、1項目目の質問を終わります。 続いて、2項目目の児童遊園と公園についてでありますが、先ほどの市長の答弁によりますと、小山内運動場と隣接しているということでそれで対処したいと、そういうような回答がありました。ただ事情を、あの辺の事情を見ますと、岸地区の場合には地域運動場的な広い運動場がございません。一番近くても小学校のグラウンドを借りるとか中学校のグラウンドです。そういう意味におきまして、あすこの小山内運動広場は、運動広場ではありますけど地域運動場的な性格の強い広場でございまして、地域の人もそのように利用しております。そういうことで児童遊園の、幼児、児童のための遊具は非常に少なく、現在砂場もございません。滑り台と鉄棒があるだけです。そういうことでぜひ十王堂跡のところを遊園地にしてもらえないかなと、そういうことで改めてもう1回考え直して、遊園地を望むものでございますが、いかがなものでございましょうか。 ○議長(波多野憲助君) 都市整備部長。 ◎都市整備部長中村盡君) この十王堂跡の関係でございますけども、それと小山内運動場との関係でございます。そこで利用実態を調べてみますと、現在高齢者の方々並びに幼児の方々も並行してまあ利用なさっているというようなことで、ゲートボール場だとか、多目的に利用していただいているわけでございます。いずれにいたしましても、この敷地について、借地契約書に基づいて市がお借りしているというような状況にございまして、平成9年4月30日までというようなことで借地契約を結んでございます。まあ御存じのように誘致距離だとか、等々いろいろあるわけでございまして、いずれにいたしましても現状では、先ほど市長がお答えしましたように、まあ小山内運動場との関連もございますので、利用実態を踏まえ、御理解いただきたいと、こういうふうに考えてございます。 ○議長(波多野憲助君) 原田君。 ◆2番(原田拓夫君) そういう国有地でありますものでいろいろの、種々事情があろうかと思います。今も部長の答弁、利用実態を踏まえてということで、先ほども申されたとおり、私も言いました。児童、幼児に対する遊具等、児童遊園としてはあの辺一帯は不足しております。そういう意味におきまして十王堂跡の国有地が無理ならば、小山内運動広場の機能をなるべく広く取りながら、幼い子供たちの児童遊園的な施設も充実していただきたいと思いますが、その考えについてはいかがなものでしょうか。 ○議長(波多野憲助君) 都市整備部長。 ◎都市整備部長中村盡君) おっしゃるとおり、現在当該小山内運動場には滑り台が1基、ベンチが4基、鉄棒が1基というような形で整備されてまして、児童、生徒につきましては、まあ先般行ってみたところ、この滑り台等で遊んでらっしゃると、こういうような利用実態があるわけでございます。いずれにいたしましてもこの遊具の整備につきましては、この地権者等の関係もございますので、これらを踏まえて御趣旨に沿うような形で、いろいろ寄贈も年間にはあるようでございますので、それらを踏まえて今後対応方を考えてみたいと思いますので、よろしくお願いしたいと。 ○議長(波多野憲助君) 原田君。 ◆2番(原田拓夫君) 近隣の市民があそこは確かに多く利用しております。そういう意味で、小さいお子さんからお年寄りまで利用できるような立派な運動広場にしていただきたいことを要望いたしまして、1点目の運動広場について終わります。 次に、公園の樹木の件でございます。 先ほども答弁をいただきました。非常に、ことにあそこの経塚向公園においては樹木が生い茂ってて、昼間でも暗いというような状態で、思い切った間引きをしてほしいと、そういうような声が近所にもございます。思い切った間引きが、する考えがあるかどうかお聞きします。 ○議長(波多野憲助君) 阿部都市整備部参事。 ◎都市整備部参事(阿部友彌君) ただいまの御質問いただきました件でございますが、私もここのところちょっと公園回ってみまして、まあ気にしておりました。それで特に経塚向公園につきましては御指摘のとおりでございまして、これが、この8月の2日であろうかと思いますが、思い切ってケヤキ等の大きくなった木、幹周り25センチ程度あったかと思いますが、入り口のところ、それから中央部分に一列に生えてる部分、たしか私勘定しまして7本か、もう1本ぐらいあったかと思います。思い切ってそれを切らさせました。まあ生きてるものをなかなか切るというのは勇気がいるんですけれども、やはり当初植えたときにはある程度設計上、まあ小さい木ですから密集したという感じではなく、かえってまばらであったかと思うんですが、現状になってきますとそういう大きな木がどんと中央にあるというようなことになりますと、本当におっしゃるとおりな状況になってきます。そこで今後の方針としまして、やはりある程度そういうような残す木はもちろんございます。本当に緑の保護ということも大事でございますから、残すというのは必要なんですけれども、やはりヤブカの巣になったり、昼に電灯がついてるような公園というのはいかがかと思いますから、今のような思い切った措置もしてみたいと考えておりまして、早速にこの経塚向公園につきましては、今のような状況で一部伐採をさしていただきました。やはり周りにまだ十分木がございますし、ちょうどその真ん中には青空がぽっかり出てくる、風通しもよくなるということで、御提言いただいた内容で思い切って措置させていただいた効果というのはあったかと思っておりますので、今後またこれに似たような環境のところにつきましては今のようなことも考えながら、十分調査して対応してまいりたいと考えております。よろしくお願いいたします。 ○議長(波多野憲助君) 原田君。 ◆2番(原田拓夫君) そういう姿勢を大きく評価します。確かに現状では小さい子が昼間公園へ遊びに行くと、蚊に食われてどうしようもないと、そういうような状態です。夜は夜で暗くて、ことにフジ棚の下なんかは照明が全然照らせません。ちょうどいすがありまして、あそこにだれが座ってるのかわからないような状態です。そういうこともありますので、そういうことを考慮いたしまして、これからの公園管理を十分にしていただきたいと要望いたしまして、2項目目を終わります。 次に野山北・六道山公園の件ですが、いろいろ立派な公園ができることになっております。本当にありがたい話でございます。が、しかし近隣の方はいろいろと不自由を感じたり、心配もされております。そういうことを考慮していただきまして、十分な管理、先ほど私も申しましたけれども、非常に今買収地は管理が不十分で、樹木が生い茂っております。ぜひそういうことを一刻も早く、冬が来るまでにきれいにしていただきたいと思いますが、その対応について、この冬までに間に合うよう、これは都が管理するわけなんですか。それとも、市民が非常に心配しているもので、市で対応していただくのか、それも含めてお聞きいたします。 ○議長(波多野憲助君) 都市整備部長。 ◎都市整備部長中村盡君) 都市計画野山北・六道山公園の整備のあり方については、先般広資料で、23号で御配付さしていただいたところでございます。そこで本件につきまして、東京都は当面の整備として、学識経験者等の協力により野山北・六道山公園を考える会を設置して、狭山丘陵の全体を考慮に入れつつ、野山北・六道山公園の当面の整備のあり方について方向を示したものであるというようなことで考えてございまして、長い期間かかってるわけでございますけども、現在自然保護団体13団体を含めまして、一定の御理解が得られたというようなことでございまして、本年度より、平成7年度より整備に、この方向に沿って整備に取りかかっていくというようなことでございまして、ただいまお話のあります内容についても本年度を出発点として整備が、向こう3年ないし4年の間に暫定的な整備を終わらせたい、買収区域についてはそういうふうに言ってございますので、相当進んでいくものというように東京都からお聞きしてございます。そこで管理の方法でございますけども、これはこの考え方でお示しして、東京都がお示ししてありますように、東京都が管理事務所を設置いたしまして、東京都の職員によって管理されていくと、こういうことでございますので、よろしくお願いしたいと思います。 ○議長(波多野憲助君) 原田君。 ◆2番(原田拓夫君) ぜひ、東京都の職員が管理すると言いますけれども、東京都の方へは市民が、でき上がれば利用し、また心配、苦情も心配も多々あるかと思いますけど、そのパイプ役として市の方でぜひ直結するように、速やかに市民の意思が通じるように向こうへ、都の方ヘ連絡方法なり何なりを考えていただきまして、それを要望いたしまして、私の質問を終わります。 どうもありがとうございました。    ------------------------------ ○議長(波多野憲助君) 次に、伊澤君の発言を許します。伊澤君。         (14番 伊澤秀夫君登壇) ◆14番(伊澤秀夫君) 私は町づくりを中心に、以下5点について質問いたします。 第lは、温泉のある都市公園でユニークな町づくりについてであります。 9日の土曜日に私は御近所の方々と、奥多摩湖の先の小菅村がつくった小菅の湯に行ってまいりました。そこでも武蔵村山市内のお年寄りの方にお会いしましたが、名栗の湯、それから小鹿野町のクアハウスに毎週のように通っているとのことでした。そこで今市が行っている温泉探査について、いかに市民の方々が期待しているかということを痛感した次第です。一般に、地下から温かい水が湧出する場合は温泉、温かくはないが、何か特殊な成分を含んだ水が湧出する場合は鉱泉と呼ばれています。しかし、温かいとか特殊な成分を含むとかは漠然とした概念でありまして、温泉法では温度25度以上、または第2条に掲げるいずれかの物質を含むものを温泉と定義しているのであります。 さて、今回我が市が温泉探査を委託しておるわけですが、探査の手法としては、電気探査、地温探査、電磁探査など幾つかの手法があると思いますが、いかなる手法にて探査を行っているのか、また、総合解析が出るのはいつごろになるのかお伺いをいたしたい。 温泉湧出の可能性があるとした場合、温泉利用計画、工事計画、工事費などの掘削許可申請資料を整え、温泉掘削許可申請を東京都知事と保健所にしなければなりません。その後、試掘井戸掘削となるわけです。試掘により泉質分析、温度検層などの報告書が作成され、温泉利用基本構想と施設概要の検討となりまして、その後動力許可申請、温泉利用許可申請を行い、給湯施設の設置となると考えております。そこで温泉湧出の可能性があるとすれば、来年度においてはまず掘削許可申請を行い、試掘井掘削までを行うべきと考えますが、市の考えをお伺いいたします。 温泉利用許可申請に向けて、第2の手順である温泉利用基本構想の策定に入ることになります。この温泉は都市公園の中にある点で、極めてユニークな温泉となるはずであります。しかも体育施設が隣にあるという点でも、特色ある温泉と言えます。私は健康スポーツランドとして温泉開発をと提唱してまいりましたが、都市公園の中の温泉と体育施設のユニークさを生かすあり方を検討するため、また温泉利用基本構想策定のためにも、検討懇談会を都関係者を含め、設置すべきと考えます。市のお考えをお伺いいたします。 次に、モノレールの市内延伸と車両基地についてであります。 モノレールの市内延伸については平成12年までに着手となっておりますが、導入空間の確保とあわせて車両基地の確保も重要な課題であると考えます。この点について、現在までの到達点と問題点は何か御説明いただき、市の対応をお伺いいたしたい。 次に、都営村山団地の建てかえ、再生計画と市の対応について質問いたします。都営村山団地の建てかえについては、団地住民と都住宅局との話し合いは一応の決着がついたかのように見受けられ、平成9年には汚水処理場跡地に仮住宅の建設がなされるかに聞いています。しかしながら、その前段として都市計画の変更が必要となることは論を待ちません。この都市計画は一たん決定されれば、簡単に変更できないことはよく知られているところです。この建てかえ事業が始動するまでに、都住宅局と武蔵村山市で建てかえに関する基本協定を結ぶ必要があり、この中で懸案の諸問題の解決も図られる必要があると考えます。例えば赤道の廃道、街路灯の管理と費用負担など解決されるべき諸問題が残っております。公共施設の設置と管理も協定で明確にする必要があると考えます。市の対応をお伺いいたします。 次に、防災計画と防災訓練について伺います。 現在、市は地域防災計画の見直しに取り組んでおりますが、当然のことながら震災対策を中心に見直しがなされると思います。その際、震度7における被害想定を前提に策定すべきと考えます。見直しの状況を含め、考え方を伺いたい。 第2に、防災訓練については、これまでの大規模火災を想定した訓練から、震災時における市民の避難訓練を取り入れるべきではないか。その際、避難場所での生活体験を一晩することで、貴重な教訓を得られることになると考えるものです。こうした訓練をしようとすれば、避難場所である小、中学校に救援物資の備蓄がないことがいかなる問題を引き起こすか、市の考えの非現実性もまた明確になるはずであります。 最後に、市としての産業政策の確立について伺います。 私は6月議会において、産業振興を図るために研究会などの設置を提言したところであります。市長は研究会の設置は考えていかなければならないとの趣旨の御答弁をいただきました。調査機関などの発表によりますと、電気、自動車などの産業の海外進出と国内産業の空洞化の実情が明らかにされ、市内産業の展開においても無視できない状況があると思うのであります。 そこで第1に、商工業及び農業につきまして、これまでの統計上の推移と特徴を御説明いただきたい。 第2に、農業振興計画を樹立することになっておりますが、いつまでに行政計画として計画を立てるのか。 第3に、商工業振興については当面の対策、例えばスーパーダイエーの進出に伴う諸問題の解決などがあります。同時に融資あっせんなどのソフト面と、都市計画などでの誘導と面的整備などの町づくりの両面からの施策が求められているのではないでしょうか。いずれにいたしましても、産業構造の転換が進みつつある中でも、中小商工業の発展こそ地域産業の発展と展望を開くものであることは間違いがありません。市の積極的な対応が今求められていると考えます。 以上5点について質問いたしましたが、再質問があれば自席にて再質問させていただきます。 ○議長(波多野憲助君) 答弁願います。市長。 ◎市長(志々田浩太郎君) それでは第1項目目から順次お答えをさせていただきます。 1項目目でございますけれども、1点目、2点目まとめてお答え申し上げます。 温泉探査につきましては、現在専門業者に委託中でございます。その期間としましては、来年1月末までを予定しておりますので、もろもろ今御提言をいただきましたが、そういった御提言の趣旨等も踏まえながら、今後検討してまいりたいと考えておりますので、よろしくお願いいたします。 第2項目目についてお答えをいたします。 まず導入空間の確保の問題でございますが、新青梅街道の拡幅の都市計画決定を早期に行いまして、建築制限をかけていくことが現時点では最も重要な課題となっております。このため、現在東京都、関係市町、関係機関の間で都市計画の案の作成に向けて作業を行っておりますが、市としては駅周辺整備計画や新青梅街道の拡幅に伴う土地利用、あるいは公園等の都市計画の変更に関する調査を今年度実施することとし、既に駅周辺整備計画の検討を開始したところであります。また、こうした作業と並行しまして、都市計画決定がなされるまでの対応として、新青梅街道の沿線土地所有者等々の皆様に協力をお願いするため、市報へのお願い分の掲載、あるいは直接関係者等に対する文書の送付、並びに新青梅街道の沿道にPRのための看板の設置などを行ったところでございます。 次に車両基地の関係についてでございますが、箱根ケ崎方面が次期整備路線に決まりまして、箱根ケ崎方面連絡会議が設置をされ、その中で検討がなされた結果、現時点においては、場所的には西部地区にその方向づけ、位置づけがなされております。また用地確保の手法につきましては、市では区画整理手法を用い、住宅・都市整備公団が所有する土地を利用していくことが現実的ではないかと考えておりますが、今後箱根ケ崎方面連絡会議等の中で、都市計画決定に向けて一定の方向づけがなされていくものと思われます。 続きまして、第3項目目についてお答えします。 都営村山団地再生計画に係る協定書についての御質問ですが、基本的事項としましては、平成4年2月に取りまとめた都営村山団地再生基本計画における武蔵村山市の基本的考え方を基本としながら、その後の状況の変化にも対応できるよう、各所管との整合性を再度図りながら協定項目等を整理し、対応してまいりたいと考えております。 続きまして、第4項目目の1点目についてお答えをいたします。 現在の地域防災計画は、広域的に被害を受けた関東大震災を前提とした被害想定が策定をされておりますが、これ具体的には地震の規模はマグニチュード7.9ということで策定をされております。しかしながら本年1月の兵庫県南部地震の教訓から、直下型によります新しいタイプの被害についても予測、検討する必要があるということから、今まで進めてきた修正内容はもちろんでございますが、今回の地震の教訓を生かした見直しの必要が生じた事項につきましても、今後、国あるいは東京都から情報などを得ながら、その対応を図ってまいりたいと考えております。 なお見直しの状況でございますが、内部の検討を終了したものを7月18日に開催しました第1回防災会議で審議をいただいたところでございます。さらにその際、本年10月に第2回目の検討をお願いしておりまして、早ければ年内に当面の見直し作業を完了させる予定で努力をいたしているところであります。 2点目につきましては、毎年実施しております防災訓練を、地域の方々に直接参加を願って実施しているところであります。地震発生後、2次災害として火災が発生し危険な状態となった場合、近隣住民に対し避難勧告を行い、1次避難場所に避難をさせた後、警察宮あるいは消防団員などにより、集団で指定避難場所まで避難誘導を行うというものであります。8月27日に第一中学校における平成7年度の総合防災訓練の際には、約400名の市民の方々が避難住民として訓練参加をいただきまして、阪神大震災の教訓もあり、非常炊き出し訓練を初め、初期消火、応急救護、起震車体験訓練等に積極的な御参加をいただくなど、防災機関と一体となった訓練が実施されたところでございます。 続きまして、第5項目目についてお答えいたします。 第l点目の統計上の推移ということでございますが、商業関係のうち、まず卸売業につきましては、商店数で、昭和60年5月l日現在109店舗であったものが、平成3年7月1日現在では154店舗に推移をいたしております。また従業員数につきましては、同時期比較で765人から1,122人に推移をいたしております。この結果を集約いたしますと、商店数については45店舗、141.3%、従業員につきましては357人、146.7%の増加傾向を示しております。続いて、小売業につきましても同時期比較で申し上げてみますと、商店数では563店舗、110.6%、従業員数では3,056人、136.9%、いずれも増加傾向を示していることがその特徴となっております。続いて、工業につきましては平成元年12月末と平成5年12月末を比較してみますと、まず、工場数では235から224工場に、従業員数では1万668人から8,889人と、いずれも減少傾向を示しております。また農業におきましては、まず、専業農家数の推移で申し上げてみますと、昭和44年2月末現在117件であったものが平成2年2月末になりますと44軒に推移いたしております。なお、耕作面積のうち畑について同時期比較で申し上げてみますと、これが4万l,498アールから1万7,288アールに減少いたしております。 次に、2点目についてお答えをいたします。御案内のとおり、農業振興計画は東京都の農業振興プランを受けて策定するもので、現在実施計画の中で検討を行っているところでございます。 次に3点目についてでございますが、商工業振興の施策につきましては、現在計画を行っている多摩都市モノレールの整備事業にあわせた都市核づくりに、従来から実施してきておりますソフト事業の見直しや充実を図りながら商工業の振興を図ってまいりたいと考えております。よろしくお願い申し上げます。 以上でございます。 ○議長(波多野憲助君) 暫時休憩いたします。               午後1時54分休憩    ------------------------------               午後2時17分開議 ○議長(波多野憲助君) 休憩前に引き続き会議を開きます。 日程第1 一般質問の議事を継続いたします。 伊澤君の発言の継続を許します。伊澤君。 ◆14番(伊澤秀夫君) それでは順次再質問をさしていただきます。 まず温泉の問題ですが、市長の答弁でいきますと、平成8年1月末までの契約になっておりますので、その報告書が出た後検討すると、こういうことでございます。そこでまあこの1月末に出まして検討ということになりますと、ほぼその時点では予算編成は終わってると思います。それから、当然のことながら⑧実施計画も終わっております。で、この温泉の湧出の可能性があるとした場合ですね、来年度においては何もやらないと、こういうことになるわけですか。 ○議長(波多野憲助君) 都市整備部長。 ◎都市整備部長中村盡君) まあ今湧出の可能性について委託調査を実施中でございます。そこで一定の方向が示された場合は、当然それらに向かって来年度補助金、要は温泉掘削の補助金はどうかとか、都市計画公園内でございますので、それらに関することだとか財政上の問題、こういう御提言の懇談会だとか、そういうような形を考えていかなければならないというように理解はしているところでございます。 ○議長(波多野憲助君) 伊澤君。 ◆14番(伊澤秀夫君) それで温泉の湧出の可能性があるということになりますと、まあこれは当然ね、知られるところになると思います。温泉の掘削については、まあ言ってみれば早い者勝ちみたいなところがありまして、例えば市がのんびりとしていた場合、ほかの自治体なり、あるいは業者なりが先に手をつける。そうすると我が市においては相当これ難しくなるわけですね。その新しく先に手をつけた人の許可というか承認がなければ、掘ることはできません。そういう事態になると思うんですが、その辺のことは市長も助役も御承知でしょうね。御承知でしょうね。 ○議長(波多野憲助君) 助役。 ◎助役(荒井三男君) 最初に掘削した権利者の同意が必要であるというふうに理解しております。 以上でございます。
    ○議長(波多野憲助君) 伊澤君。 ◆14番(伊澤秀夫君) その辺の認識が非常に大きいと思います。で、私はね、前々からとにかくどうもあの辺が温泉の湧出の可能性があるんじゃないかという話も聞きまして、まあ提言をしてきたわけですが、八王子でも温泉というか出ましたが、市街化調整区域、それでその人は個人の方ですが、結局山の中からずっと引っ張ってきて、市街化区域のところに給湯施設をつくったんですよね。だけどあそこは都市公園ですから、調整区域と違いましていろんなものが建てられます。そういう意味で温泉もあり体育施設もある、非常に市民の皆さんに喜ばれる施設があそこにでき上がって、しかもこれはね、私は小菅も行ったし、それから小鹿野も行きましたけど、大変遠くからも来てるんですよね。小菅の湯なんてのはね、多摩ナンバーばっかりですよ、ほとんど、とまってるのは。公共の施設ですから3時間で900円。タオルその他も貸してもらえますし、食事もできる。だからね、とっても人気があるんですよね。こういうものができ上がれば、村山の名前も一躍有名になるし、町も活性化するんじゃないかというふうに思うんですが、この辺でその辺のこういうものをつくってこうしようじゃないかという点で、そういう町の活性化につながるというような意味で大きな意義があると思いますが、その辺につきましてとらえ方をお聞きしたいわけですが、企画財政部長、環境経済部長、都市整備部長、市長のそれぞれのお考えをお聞かせいただきたい。 ○議長(波多野憲助君) 企画財政部長。 ◎企画財政部長(竹内雅彦君) 温泉につきまして今まさに調査中ということでございまして、温泉が出るという検査結果が出た時点で市としての温泉の利用方法等の検討に入るべきことだと思っておりますし、周辺には温泉施設ございませんので、それなりのものだという認識は持っております。ただ、何分私の立場からいたしますれば、財政的な問題もございますので、その辺も一つの検討の材料には入ってくると思っております。 以上でございます。 ○議長(波多野憲助君) 環境経済部長。 ◎環境経済部長(関根勲君) 観光あるいは商業振興というような面でのお尋ねかと思いますが、まあ温泉という施設、これから生ずる集客施設的なもの、これは市内には現在ないわけでございまして、そういう観点からすれば、近隣商店に対しての活性化の一つにはなると。また観光面においても近隣からの、まあ周辺自治体からの集客ということを考えれば、施設的にはかなりインパクトのある施設かなと、そういうふうには感じております。 以上です。 ○議長(波多野憲助君) 都市整備部長。 ◎都市整備部長中村盡君) まあこれは一定の方向が示されればというようなことでございますけども、示された場合の話でございますけども、幸いにして当該探査場所につきましては都市計画公園の中というようなことでございまして、いろいろ遊戯運動施設、共用施設、休養施設という幅の広いものが、施設が、調整区域とは言え展開ができるというようなことでございまして、今後の町づくりにははかり知れないインパクトが生じるものであろうというように思料するところでございます。 以上です。 ○議長(波多野憲助君) 市長。 ◎市長(志々田浩太郎君) ただいま各部長さんから、それぞれの所管のお立場で考え方を申し述べさせていただきましたが、当然のことながら、御指摘の中にもありましたが、非常にこの温泉がこの地域、近隣でですね、インパクトのある、要するに外からの人の見込めるものであるということ、それから特色としまして、都市公園内につくるということが非常に有利に作用するんではないかということは、これ当然認識の中にありまして、今回の調査に至ったということはございます。そこら辺の認識も十分持ちながら、ただ、今現在これはまだ調査の段階でございまして、行政としましてははっきりとした方向づけ、位置づけを行った後に、こういった問題についてきちっと議論をしてまいりたいと、中身を煮詰めてまいりたいと考えております。 以上です。 ○議長(波多野憲助君) 伊澤君。 ◆14番(伊澤秀夫君) 市の今議論の段階で聞いておりますと、まあ探査の結果が出てないというのが最大の理由づけになって今後の検討と、こういうことのように受け取れますね。それはそれで結構でしょう。で、しかし私最初に言いましたように、着手をある意味ではきちっとして、我が市の権利を確保する、ここを忘れては意味がない。せっかくお金をかけて探査をした成果がですね、ほかにもってかれるというようなことがあってはならない。これは当然なんです。で、市長が答弁の中で言いましたように、探査をしようと決断をされた、そのことについて私は非常に感心をしておりますし、立派なことだと。これ、探査をしようと決めたということはね、やっぱり出るんじゃないかと。出たら何とかしようと、こういうことですよ。出るか出ないかをただ見きわめてね、そうか、やっぱり出るのかと、まあいいやということではいられないわけですね。そういうことで探査をしたわけじゃないと思いますね。ですから私が登壇しての質問の中で申し上げましたように、これは次の段階としましては試掘の井戸、試掘ですね、井戸というか温泉の試掘を、許可を申請しなければならぬですね。で、試掘の申請のための資料も当然探査やその他でそろえていかなきゃいけませんが、この試掘の申請をする、で、試掘をしてもいいですよということになった段階で、僕はある意味では権利は確保されたと思います。ですからどういう結果が出るかわかりませんが、その結果によってはまず試掘の申請を来年度する、これがまず重要なポイントなんです。こんな資料があって、これだけ資料が出そろいました、出ることになりましたと。これは東京都だとかいろんなところにまた持ち込んで、事前の折衝に役には立ちますが、何と言ってもやっぱり権利確保には試掘の申請ですよ。だからそこをぜひ来年はやっていただきたいと、こう思うんですよね。これは第一歩なんですよ。で、企画財政部長、お金のことも心配になるのはこれはわかりますが、どんな施設にしようかとか何とかいうのはね、ある意味では2年か3年、4年かかると思いますよね。その間に当然建設省や東京都、それらの人たちも含めた、ある意味では検討会をつくっていただいて、そこを巻き込んで、それで予算も獲得すると。あるいは東京都の施設も都としてやってくれとかね、いろんなことあると思うんですが、こういう点では確かに知恵を出していけると思いますね。ですから財政的な問題いろいろあると思いますが、いずれにしても私が指摘しますように、ふるさとづくり資金は2億円あるんですから、これは。お札に色がついてないけど、一応2億円というのは収入役の金庫にしまってあるんです。これはやっぱり有効に活用していただきたい。そういうことで、この辺も結論が出た段階でやっぱり来年度に反映をさせていただいて、試掘の申請はぜひともしていただきたいと、そういうふうに考えているわけですが、いかがなものでしょうか。 ○議長(波多野憲助君) 助役。 ◎助役(荒井三男君) 探査を行うということにつきましては、試掘もすると、あるいは温泉の掘削をするということが前提でございます。したがいまして、現在の調査書の中には試掘の位置とか、試掘に関する書類の作成等も含まれておるわけでございます。したがいまして結果がどう出るかわかりませんが、いずれにいたしましても出るというふうな結果が出た場合につきましては、できる限り速やかに事務を進めてまいりたいというふうに考えております。 以上でございます。 ○議長(波多野憲助君) 伊澤君。 ◆14番(伊澤秀夫君) ぜひですね、いろんな手順があるようですから、私もそんな詳しくないんですが、きちきちとやってかないとならないと思います。いずれにしても権利を確保する、これがまず第1番。どんな施設をつくるかというのはおいおいですね、いろいろと知恵を集めて、優秀な企画財政部長さんもおりますから、その辺の力もおかりしてですね、やっていけばよろしいかと思います。ぜひそういうことで、助役さんのおっしゃるように手順を踏んでやっていただきたいことを要望いたしまして、この件は終わります。 次にモノレールの市内延伸の問題です。 それでモノレールの、特に私は車両基地、導入空間と車両基地ですが、車両基地につきましては西部地域と説明をされております。大体どのくらいの規模といいますか、そういう基地、車両基地になるのかおわかりになってれば、御説明をいただきたい。 ○議長(波多野憲助君) 野村都市整備部参事。 ◎都市整備部参事(野村諭君) お答えします。 規模等につきましてはまだ検討中でございますが、過去の経緯を多少お話しさせていただきますと、平成2年当時から本市といたしましてはモノレールの導入ということで、車両基地についてもそれなりの検討をしてまいったわけでございますが、当初は約2ヘクタールということで考えてございました。その後平成4年に箱根ケ崎方面が次期整備路線というふうに決まりまして、その後先ほど市長の答弁にありましたように、箱根ケ崎方面連絡会議でいろいろな問題について検討してまいったわけでございますが、その中で具体的に車両基地の整備の手法等を検討していくためには、規模がもっと明確にならないと検討ができないということで、昨年来、まあ事業主体になりますモノレール株式会社の方で検討いたしまして、ことしの7月になりまして3つの案という形で示されております。規模といたしましては約3ヘクタール強ということで出ておりますが、その結果が出たところで関係機関で協議をしたわけですけれども、そこで出た結論につきましては、まだ本線からどういう形で引き込み線を引き込むかという分岐の形式です。それからおおよその車両基地の位置というところが大体了解をされたということで、そうした基本的な方向を踏まえてさらに詳細を詰めるということで、現在またモノレール株式会社の方で検討中ということでございます。 以上です。 ○議長(波多野憲助君) 伊澤君。 ◆14番(伊澤秀夫君) そうしますと車両基地の設置主体は、多摩都市モノレール株式会社が車両基地を建設をすると、こういうことになるわけですか。 ○議長(波多野憲助君) 野村都市整備部参事。 ◎都市整備部参事(野村諭君) モノレール事業といいますのは、建設省のインフラ補助事業という事業の中で行いますので、インフラ部については、多摩モノレールの場合につきましては東京都の建設局、それからインフラ外につきましてはモノレール事業者である多摩都市モノレール株式会社ということになります。で、車両基地につきましてはインフラ外の扱いになりますので、多摩都市モノレール株式会社が設置するということになります。 以上でございます。 ○議長(波多野憲助君) 伊澤君。 ◆14番(伊澤秀夫君) それでこの地域、区画整理、先ほど区画整理で公団の土地も取り込んでと、こんなお話もあったようですが、どうなんですかね。平成12年に着手でしたかね、着工ですかね、というような話ですと、これは平成12年というのは何を手がけるのですか、予定として。 ○議長(波多野憲助君) 野村都市整備部参事。 ◎都市整備部参事(野村諭君) 東京都の長期計画にも単に事業着手という表現しかございませんので、まあそれ以上の具体的な内容については私の口から申し上げることはできないんですが、通常は事業認可を得て事業着手ということになるかと思います。 以上です。 ○議長(波多野憲助君) 伊澤君。 ◆14番(伊澤秀夫君) そうすると平成12年というのは、事業認可を得るということですね。それは仕事だから事業認可を得て仕事を始めるのは当然なんだよ、ねっ。都市計画決定して、事業認可があって、用地買収その他始まるわけでしょ。だからそれはわかるんだけど、だから事業認可の時期が、で、あれはいろんなのあるでしょ。都市計画道路、都市計画決定ね、それから軌道法の許可もあるし、それから何か2つか3つ、とにかくね、許可があるんだ。だからそれらの手順のうち何をもって事業認可、要するに都市計画道路の事業認可なんですか。それとも軌道法の許可、そういうことなんでしょうか。 ○議長(波多野憲助君) 野村都市整備部参事。 ◎都市整備部参事(野村諭君) 通常一般にはですね、都市計画法の事業認可、それから軌道法の施行認可ですか、その辺は同時に行われるのが通常でございます。 以上でございます。 ○議長(波多野憲助君) 伊澤君。 ◆14番(伊澤秀夫君) そうすると平成12年着手という内容は、ほぼ大体事業認可がおりると、ねっ。それをもって着手と、こういうふうに理解を今のところしているということでよろしいのですか。 ○議長(波多野憲助君) 野村都市整備部参事。 ◎都市整備部参事(野村諭君) 東京都の長期計画に載っております内容は、平成12年までにです、までに事業着手ということでございまして、まあ準備が順調にいけば12年の前に着手になることもあり得るという、表現上はそのようになっております。ですからまあ遅くとも12年度ということでございます。 以上でございます。 ○議長(波多野憲助君) 伊澤君。 ◆14番(伊澤秀夫君) 今平成7年、で、8、9、10、西部地域の区画整備、それから都市核の区画整備、これの都市計画決定、これ都市計画決定は来年ですか、都市核は。それで西部が9年ということですか。一応ちょっと確認しておきます。 ○議長(波多野憲助君) 野村都市整備部参事。 ◎都市整備部参事(野村諭君) 現在の予定ではそのとおりでございます。 ○議長(波多野憲助君) 伊澤君。 ◆14番(伊澤秀夫君) まあそれで今回うちの方のモノレールは、例えば市内で言えば、村山団地から三本榎の交差点まではほぼ30メートルに拡幅する。今16ですから、18か。12メートル、6メートル、6メートルですか、         〔「18」と呼ぶ者あり〕 うん、だから12メートルふやすわけでしょ。だから6メートル、6メートルね、買収していくわけですね。それで三本榎ロイヤルホストから南大門までが区画整理。で、モノレールの駅舎用地、まあ駅舎用地というかな、線路の用地を区画整理で確保すると。それからまた買収いきましてね、それで岸の方の公団を含めた区画整理があって、車両基地の建設と。だから2つの区画整理がこう絡んでおりまして、それらがこの用地買収の速度とその区画整理になる用地の確保と、時期的に合わないと、ミスマッチになるとおかしなことになるのね。それから団地の建てかえがあってね、これもこれからどう協定結んでいくのかわかりませんが、北側当たりの一部をモノレールの広場ということに想定すると、これもまた絡んでいる。だから時期的な面での整合性というか、合わせる非常に難しいモノレール事業だと僕は思うんですよ。単純に立川-上北台まで来るように買収でどんどんやっていく方式ならそう難しくないんですね。その辺は見通しの問題としてね、まだちょっとなかなか見通しがつかないかもしれませんが、問題としてはあるんだというふうに私は考えていますが、いかがでしょうか。 ○議長(波多野憲助君) 野村都市整備部参事。 ◎都市整備部参事(野村諭君) 確かに事業を進めていく上ではそのような問題出てくる可能性もございますが、その辺は各事業者努力をして解決をしていく必要があるというふうに思っております。ちなみに都市計画決定の段階ではそういったことがないようにですね、町づくり、面的な町づくりを先行させて、都市計画決定までもっていくというように考えております。 以上でございます。 ○議長(波多野憲助君) 伊澤君。 ◆14番(伊澤秀夫君) まあこれからのことが多々ありますので、きょうはこの辺でとめておきます。 次に団地の再生計画と市との協定ですね。 それで今団地の再生、建てかえ問題についての到達点といいますかね、これは一体どの辺まできているのか、御説明いただけますか。 ○議長(波多野憲助君) 企画財政部参事。 ◎企画財政部参事(櫻井進君) お答え申し上げます。 先ほど議員登壇の御質問の際にもございました、いわゆる実施計画案の関係でございますが、本件につきましては平成7年5月21日をもちまして、連合自治会を中心として各自治体の承認が得られたという経過がございます。この実施計画案の承認によりまして、東京都住宅局といたしましては、特に環境アセスメントの調査、あるいは都市計画変更の手続のための準備に入れたと、こういう状況になったわけでございます。御参考までにこの実施計画案の内容につきましては、建物の配置あるいは高さ、戸数、駐車場の位置、増改築の種類、間取り等が具体的に住民の皆さんに示されまして、決定がなされたと、こういう経過のものでございます。したがいまして、東京都といたしましては、繰り返しますが、環境アセス、都市計画変更のための手続に入っているという状況に至っております。そこで特に東京都と、住宅局と、市と都の関係でございますが、先ほど市長の答弁の中にもございましたように、平成7年8月の7日の日に至りまして、平成4年2月に決定いたしました市の基本的な考え方に対します東京都の方の回答が示されました。そこでこれらを具体的に事務的に整理をいたしまして、部長連絡会等で現在その中身を御説明申し上げ、また検討していただいているという状況がございます。これらの内容につきましては、基本的な考え方に加えまして、その後市の状況の変化、例えば災害等の問題も出てまいりました。それから御質問にありましたように、特にモノレール事業との整合性の問題もございます。これら基本的な考え方に加えて、各所管の考え方を今月の15日までに提出をいただくようなことになっております。そこでこれらをまとめまして、今事務的な考え方でございますが、御質問にあります基本協定につきましては、平成7年10月末を予定をしていると、こういう状況でございます。 以上でございます。 ○議長(波多野憲助君) 伊澤君。 ◆14番(伊澤秀夫君) それでまず質問でも申し上げましたが、まだあそこの土地の問題ね、あれは町名、地番変更はされてないんですよね、あそこは。緑が丘というようになっておりますが、正式な町名地番は中藤何番地だとか、雷塚とか、いろいろあると思います。で、これについては町名地番変更を担当してきた都市整備部が1度取り組んだんですよ。しかし東京都住宅局から一蹴されまして、全然相手にされないと、こういう状況があるわけですね。で、当然赤道ですか、まあ農道みたいなのがたくさんこう走っていたんですよね。で、本来なら廃道してつけかえるとか、ねっ。あるいは廃道して行政財産から一般財産に移して、東京都に売るとか、何かあってよかったんだけれども、当時村山団地建てたときは、町で、まあ職員もまだ余りなれてない、大きな団地をつくるのにね。東京都に言うままにばあっとこう区切られて、ばあっとブルドーザーかけられて終わりと、ねっ。そういうことでしょ。だから今回ね、野山北公園、東京都にとってみればつまんない山の中の道をつけかえ交換だなんてやらされて、都はおもしろくないと思うんだけど、いずれにしたってそういうことも市はやったんだよ。だけど村山団地については全く何もなされてない。だからこれはやっぱり解決する必要がある。図面があるかどうかはしらないけど、これらはずうっとそのまま残すというのはよくないと思う。あれだけの建てかえをするってことは、もう全部変わっちゃうんだから、景観が。だからそれはね、そう思いますよ。それから街灯、これもね、1号線と西の外周道路は、これは市の土地だからいいけど、交番の方から入っていく、交番の方に入って行く道で商店街に抜けて行く主要の道路なんかもありますけども、そういう街灯、多分街灯料は市の負担じゃないかと思うのですね。それから公園、中に2つでっかい公園があるでしょ。それの管理。大南公園も若干いろいろ問題がある。だからそういう管理面における現状の問題点も洗い出して、協定の中ではっきりさせていかないと、いや、村山団地は建てかえたけどね、街灯料は今までも市が持っていただいたんだから、市が持ってくださいということになりかねない。そうでしょ。公園だって本来なら都がきちっと整備して、あるいは管理もしてね、やんなきゃいけないんだけど、市が何でもかんでもこう負担していくと。都営住宅だから、基本的には。だから都営住宅の基本的な施設については、東京都が整理をするのは当たり前なんだよ。そこのところを、まあ町時代になされてきた古いものをやっぱり整理をしていくことも必要ではないかと思うのですよ。その辺の認識というか、問題点はどうおつかみになっていらっしゃいますか。 ○議長(波多野憲助君) 企画財政部参事。 ◎企画財政部参事(櫻井進君) お答え申し上げます。 御質問にございましたこの基本協定でございますけれども、これは関係の部分の調査をいたしたわけでございますが、条文立てをもちまして、およそ1条から8条ぐらいの条文立てで、基本的な事項の協定をいたすのが一般的な取り扱いになっているようでございます。そこで特に後段部分にございました公共施設の帰属等の問題でございますが、各市でもこれら協定の中に具体的に盛り込んでいるという実態を把握をいたしております。特にこの時点ですと、これは将来に向かっての公共施設の帰属の問題を具体的に協定で結ぶという方向づけがあるようでございますが、ただいまの御質問につきましては、過去にさかのぼった問題点の洗い出しを含めた形と、ものというようなお話をいただいております。この件につきましては本日までの間に所管から具体的な書類等での提出はいただいておりませんが、具体的な話は出ておりますので、その際に十分留意をしながら私ども企画としてこの再生計画に係る調整機能を発揮してまいりたいというふうに考えております。 以上でございます。 ○議長(波多野憲助君) 伊澤君。 ◆14番(伊澤秀夫君) まあこの昭和の55年、武蔵村山市と当時の日本住宅公団東京支社とで、(仮称)岸団地の建設に関する基本協定というのを結んでおります。これは第1条から第20条までにわたっています。700戸ですよ、団地基本計画図に基づき分譲住宅約700戸及びこれに伴う利便施設等を建設する。これについての協定が20条にわたっているわけですよね。6,000戸ですからね、それが8条で済ませようなんていうこと自体が甘いんだよ、ねっ。過去の問題だってきちっとしなかったら、それはだって東京都はずうっと過去の問題もそのまま団地の建てかえに当たっては、別に新しい住宅を建てるわけじゃないと。だから維持管理だって今までのやり方をそのまま踏襲するんだということできますよ。そうじゃないと。何しろあんた、5階建てと平家が全部なくなってだよ、14階建てだとか何とかいう、まあ中高層の団地に建てかわっちゃうんだから。幾ら20年かかるのか30年かかるのか僕は知らないけど、基本は先に決まって、都市計画決定されて、それに基づいて年次計画で彼らは進めると。でき上がっていくたんびに管理の問題は出てくるわけです。だからこの団地の基本協定の中で、駐車場は建設戸数の約50%だとか、あるいは郵便局、あるいは派出所、あるいは公園、バス輸送対策、福祉施設、集会施設等々、それからそういうものについて取り決めをしているわけですよ。だから企画としては、この(仮称)岸団地の建設に関する基本協定はごらんになっているわけでしょ。 ○議長(波多野憲助君) 企画財政部参事。 ◎企画財政部参事(櫻井進君) お答えを申し上げます。 今御質問にございました岸団地の協定については、直接目を触れたことはございません。ただ先ほど申し上げました他市の例での協定でございますが、これはおよそ4,000戸あるいは2,000戸ほどのいわゆる建てかえにかかわる東京都の協定ということで、この2市例につきましては、8条あるいは9条での協定がなされているということを申し上げたわけでございます。そこで特に当市の場合につきましては、今お話がありましたように、極めてこの建てかえあるいは改善合わせまして長期にわたると。中期計画でいきますと、平成23年まで及ぶというようなことから、特にこの中身、条文の中身につきましては、十分精査をして協定すべきであるというふうに考えております。 以上でございます。 ○議長(波多野憲助君) 伊澤君。 ◆14番(伊澤秀夫君) それで土地の問題はどうしますか。私が言ったことが、いや、間違っていると。もう改善していますというんならば、それで御説明いただきたい。私の記憶ではね、残っているんですよ。 ○議長(波多野憲助君) 都市整備部長。 ◎都市整備部長中村盡君) 緑が丘の町名整理事業に関して御説明申し上げます。 議員さん御指摘のように、緑が丘については町名の変更をいたしました。地番整理は、御存じのように財産的処理が未整備というようなことで実施をしてございません。 以上でございます。 ○議長(波多野憲助君) 伊澤君に申し上げます。まだ財産処理がしてないと、これから決定するということで、どうですか。 暫時休憩いたします。               午後3時06分休憩    ------------------------------               午後3時32分開議 ○議長(波多野憲助君) 休憩前に引き続き会議を開きます。 日程第1 一般質問の議事を継続いたします。 先ほどの伊澤君の質問に対する答弁を願います。助役。 ◎助役(荒井三男君) お時間をいただきまして大変ありがとうございました。 御質問の件につきましては十分承知をしているところでございます。したがいまして、今後東京都と十分協議いたしまして、御趣旨に沿うような対応をしてまいりたいと考えておりますので、よろしく御理解をいただきたくお願い申し上げます。 以上でございます。 ○議長(波多野憲助君) 伊澤君。 ◆14番(伊澤秀夫君) 先ほど私が申し上げました昭和55年の(仮称)岸団地の建設に関する基本協定の中で、第2条がありまして、道路ということでいろいろ書いてあります。その第2条の第9項、10項見ますと、乙、日本住宅公団は団地内における既存道路の用途廃止申請手続を行うものとし、甲はこれに協力するものとすると。10項、乙は、第4項前段、第5項及び第6項において整備をした道路、交通安全施設、埋設物等を含む、を甲につけかえ交換及び無償で移管するものとするというように、その道路についての規定、つけかえ交換をする、あるいは道路の用途廃止申請手続を行うとか、きちっと書いてあるのですよね、協定で。だから本来ならこんなものは当然やられていなければいけないことだったんだけど、それがやられてない現状がありますから、それを是正をしなければいかぬと。助役の御答弁で努力をしていただけるそうですので、しっかりとですね、御努力をいただきたい。 それでまああと細かい問題はありますが、いずれにいたしましても村山団地の建てかえに当たって、いかなる公共施設の建設を要望していくのか、またそれの維持管理がどうなるのか。あるいは建設費の負担もあるのかないのか。この辺も重要な問題なんですよね。例えば東村山で言えば、都営住宅の建てかえに当たって、1階に図書館をつくって、上が住居と、こういう建物もできております。ですから私はその具体的なこと知りませんが、そうした図書館なんかつくった場合には一体どういうふうになっているのかね。これから老人の福祉施設だとかいろいろなものは各所管から出されてくるでしょうし、それらを調整して東京都と協議をしていくわけですよね。で、協定に至るわけですから。やっぱり各市のそういう実態も含めてその設置の主体、あるいは建設費の負担、維持管理をどうする、あるいは借りるのか、ねっ。そういうことを含めてこの協定の中ではきちっとしないといけない問題があるわけでございます。15日ですか、また検討するようですが、この協定として盛り込みたいという問題について、議会の方には御説明は何かあるんでしょうか。 ○議長(波多野憲助君) --答弁できますか。企画財政部参事。 ◎企画財政部参事(櫻井進君) 大変失礼いたしました。 この協定の基本となりますのは、平成4年2月に市としての基本的な考え方をまとめてございます。これらにつきましては既に公表されているものでございますし、この市の基本的な考え方に対して東京都の方の回答もいただいているというものがございます。これらを一括したものと、それから基本協定の協定前のものについて、いずれにしてもある機会をとらえて文書等で御配付申し上げたいというふうに考えております。 以上です。 ○議長(波多野憲助君) 伊澤君。 ◆14番(伊澤秀夫君) まあ例えば消防施設、これも防火水槽設置ですね、これは都が設置をして市に無償で移管をするというようなことになりますか。そういう問題ですね。それから広報無線、これもそうでしょ。これは岸の場合は公団で広報無線を設置して、市に無償で移管というふうになっているわけですよね。この辺の検討は。 ○議長(波多野憲助君) 企画財政部参事。 ◎企画財政部参事(櫻井進君) お答え申し上げます。 第1点目の防災施設の関係でございますが、本件につきましては、繰り返すようですけど、平成4年の2月の市の基本的な考え方に、防火水槽、消火栓等を設置するほか、公園を避難場所として使用できるようにすることということで、具体的に市の考え方を示してございます。そこで住宅局の考え方でございますが、協議の上設置をすると。そこで御質問の後段部分ですが、この管理につきましては、現時点では将来管理を含めて今後協議をするということになっております。あわせまして現有の防災無線の関係でございますが、現行の建物の設置、それから高さ等の変更もございます。したがいまして、現行無線への配慮が当然必要になってくるということから、市の基本的な考え方を示してございます。基本的な回答としては、市と協議をするということになりますが、これはその目的で立てられた施設でございますので、口頭の中では設置がなされていくというふうに聞いております。 以上でございます。 ○議長(波多野憲助君) 伊澤君。 ◆14番(伊澤秀夫君) そうした点も含めて協定に入れるということですか。 ○議長(波多野憲助君) 企画財政部参事。 ◎企画財政部参事(櫻井進君) 具体的に協定の中身まで現在検討いたしておりませんが、ざっと申し上げてみますと、事業計画、いわゆる総戸数の目的であったり、当団地につきましてはモノレールの整合性に係る問題を具体的に協定の中に盛り込むべきであろうというようなこと、それから住宅の種別等につきましては、一般的には一種あるいは二種住宅の戸数等が決められているようでございますが、当市の場合につきましては基本的な考え方にありますように、特に高齢者住宅の設置あるいは車いす使用者を含む障害者住宅等の設置等も考えられております。それから多様な型別住宅、いわゆる1DKから現行の中では4DKまで考えられておりますが、これら住宅の種別等も具体的に盛り込みたいというふうに考えております。そこで特に防災の関係あるいは広報無線についての御説明をいただきましたが、基本的には、条文は条文として、その中身につきましては先ほど申し上げましたように、この建てかえ長期計画でも平成23年、現行からですと16年もかかるという計画ということですので、将来に禍根を残さないように、具体的な内容をもって基本的には対応してまいりたいというふうに考えております。 以上です。 ○議長(波多野憲助君) 伊澤君。 ◆14番(伊澤秀夫君) まあそういういろいろ具体的問題になってくると、8条ぐらいじゃ到底終わらないと思いますよね。まあ基本協定だから8条で終わらして、そのほかに附属協定をつくるという手もあるかと思います。まあいずれにいたしましてもかなりやっぱり細かく検討をする必要があるんですよ。だから企画の参事の方では団地の、岸団地の基本協定ごらんになっていないようですから、これは庁内のどこかにまだ転がっているかもしれないし、探してぜひ見ておいていただきたいんですよね。あそこは分譲住宅ですからね、いろいろな面で違う面がありますが、ああ、昭和55年当時でさえこのぐらいの協定は結んだのかということは、で、認識は新たにできると思いますよ。ぜひですね、しっかりと、やっぱり最初が肝心ですから、基本協定については検討して、また御報告をいただきたい。 以上です。 それから防災計画、防災訓練につきましては、まあそう申し述べることはないんですが、ただ、現在、地域防災計画を見直しているわけですけれども、市長の答弁ですと年度内ですか、完了させたいと。これは僕はそう急ぐべきじゃないんじゃないかと。で、阪神大震災の教訓を得て、例えば自治省も地域防災計画についてのマニュアルみたいなものを検討して研究をしているようですよ。ですから各方面で阪神大震災の教訓を得てどういう地域防災計画がいいのかというような点は、国の機関、都の機関それぞれいろいろ研究をされている段階ですから、まあそう慌ててね、つくることもないんじゃないかな。よく見直しはね、だからいろいろな資料を集めて慎重にやっても別におかしくはないというように考えておりますので、その辺も頭に入れておいていただきたい。 それから産業政策の確立の問題につきましては、現下の経済情勢を踏まえて、本市として、やはり今までは余りこの施策の面では日の当たらない場所なんですよ。この産業どういうわけかね、議員のまあ一般質問見ても、余り数はないんですよ。福祉だとか教育だとかモノレールとかそういうのはあるんですけども。でもやっぱり基本は人々が住んで、経済活動を我が市において行って、それがまた市の財政にも寄与しているわけですから、やはり十分目を向けていくところなんですね。そういう意味で先般6月定例会でもいろいろ要望をしたところですが、まあその辺を踏まえてぜひ今後とも取り組みを強めていただきたい。 以上を申し上げて私の質問を終わります。    ------------------------------ ○議長(波多野憲助君) 次に、藤田君の発言を許します。藤田君。         (4番 藤田一則君登壇) ◆4番(藤田一則君) 本定例会の一般質問としまして、通告してあります3項目について順次質問させていただきます。 まず1項目は、都市公園、児童遊園の維持管理についてでありますが、長期総合計画の資料によりますと、公園や子供の遊び場などの適切な配置に努めるとともに、個性ある公園づくりを推進するとなっています。またハート&グリーンの資料によりますと、公園、運動広場などは緑の核として憩いの場、学習の場にふさわしい多様な緑の育成に努めるというふうになっております。そして今年度の施政方針によりますと、快適な町づくりの一環として自然環境の保全や公園緑地の整備について、計画的に公園の適正な維持管理に努めていると明言されています。ところが残念なことではありますが、利用する側の市民の方から、公園によって管理のばらつきが見られるとの声が出ております。そこで次の3点についてお聞きしますが、その前に、今回は決して議員同士での申し合わせをしたわけではないんですが、偶然公園関係の質問が多いために、重複した内容もあります。ですが確認という意味で、多少の重複をお許し願いたいなというふうに思います。 それでは1点目ですが、都市公園と児童遊園の正確な数をまず教えていただきたい。2点目は、各公園や各児童遊園の年間管理サイクルについて、できるだけ具体的に教えていただきたい。3点目は、維持管理における予算の内訳と実情についてお知らせ願います。以上3件についてお伺いします。 2項目目ですが、保育園の入園待機についてであります。 平成4年度から出産児が増加傾向となり、さらには経済情勢の冷え込みからか共稼ぎ夫婦の方が増加しております。その影響を受け、昨年の6月ごろから保育園の申し込み者が急増したと聞いております。そのため入園できず待機している子供さんがいると伺っております。そこで次の3点についてお聞きいたします。 1点目、昨年6月ごろから満杯状態になったときに、どのような対応をしてきたのでしょうか。2点目、精いっぱいの努力をしていただいているにもかかわらず、現在も状況は余り芳しくありませんが、さらなる対応策は検討されているのでしょうか。3点目ですが、今後も満杯状態が続くのかが心配ですが、今後の動向についての市の判断はどう思っているのか、以上3点についてお伺いいたします。 最後は開かれた市政運営は名札の遵守からであります。 市長の施政方針においても市民に開かれ、市民とともに歩む市政運営を基本とし、市民の皆様方のお力添えをいただきながらその行財政運営に努めていると申されておりますが、住みやすいよい町づくりは、行政側と市民が一体となって取り組んでこそつくられるものだと思っております。もちろん我々議員としましては、行政側と市民のパイプ役であるとの認識で精いっぱい努力している次第です。例えは悪いとは思いますが、デパートやスーパーはお客の方で選べます。しかし市役所の方は選べないわけであります。市役所を訪れる人たちは、決して暇をもてあまして来る人は1人もいないと思います。仕事の合い間を抜け出し、また休暇をわざわざもらってくる人が大半だと思います。そのとき対応してくれた人の名前が自然とわかるのはとても親近感がわくものであります。それが名札ではないでしょうか。どんな立派な行政計画を唱えましても、それを実施するのは担当者一人一人であります。決められたことが守られる土壌があってこそ本当に計画どおりの行政が運営できるだろうと思います。そこで大変ぶしつけではありますが、各部長さん方にお伺いいたします。自分の部の名札の遵守率はどのくらいかをお聞かせ願います。 以上3項目について質問しましたが、再質問がありましたら自席にて行います。 ○議長(波多野憲助君) 答弁を願います。市長。 ◎市長(志々田浩太郎君) それでは第1項目目から順次お答え申し上げます。 まず第1項目目の第1点目でございますが、平成7年の4月1日現在におきまして、都市公園はl5カ所、児童遊園は23カ所となっております。 次に第2点目についてでございますが、維持管理サイクルにつきましては、公園、児童遊園ともそのサイクルは同じでございまして、まず園内清掃は毎月l回、除草は年4回、5月、7月、9月、11月でございます。便所の清掃は毎週1回、ごみの収集は毎週1回などとなっております。また遊具の点検を年1回行い、随時補修を実施しておりますが、そのほかに職員の巡回を定期的に実施し、これらの維持管理に努めているところでございます。 第3点目につきましては、第2点目で申し上げました維持管理サイクルによる平成7年度の予算としまして、公園に関する総額が2,916万4,000円、児童遊園に関する総額が835万9,000円となっており、これまでの実績として毎年度の執行率はそれぞれ約97%となっております。 次に第2項目目についてお答え申し上げます。 現在、市内の保育園につきましては、民間保育所が10園、市立の保育所2園、計12園の施設がございます。児童の入所につきましては、児童福祉法の趣旨に基づき、保護者が労働または疾病等の事由のため保育に欠けると認められるとき、保育所への入所が認められるということになっております。平成7年の7月末現在で保育所の入所状況を申し上げますと、12園の総定員は1,516名に対し、入所数でございますが、1,462名、措置率が96.4%でございます。保護者の入所希望、あるいは年齢別定員枠等の関係から、待機者が出ているというような状況もございます。待機者への対応、待機者の対応については、各保育所への受け入れ協力、あるいは保護者に理解を求めるなど、円滑な入所に努めているところでございます。なお、今後の入所動向でございますが、少子化傾向にはあるところですが、今日の経済、社会情勢からかんがみまして、若干の増加が見込まれるのではないかと考えております。 続いて、第3項目目についてお答えをいたします。 御案内のとおり、市職員は職務の執行に当たりましては、その身分を明確にし、正しい心得と態度を保持することから、上着に名札をつけるということにしております。御質問にもございましたが、名札をつけ、職務に取り組むことは、市職員としてその姿そのものが市民との親近感を醸成し、信頼感を深めるものであると認識をいたしております。したがいまして、市職員におきましては、市外への出張、あるいは業務内容の性格により一部認められる以外は常に名札をつけ、職務の遂行に努めることを基本としているところであり、現にこれが遵守されているものと考えております。現在総数で大まかな、概略を申し上げますと、大体80%から90%の遵守率と申しましょうか、状況になっているということではございます。いずれにしましても、開かれた市行政を推進する上からも、この機会に服務上の基本内容である名札をつけるということに関しまして、より一層意を注いでまいりたいと考えております。よろしく御理解のほどお願い申し上げます。 以上でございます。 ○議長(波多野憲助君) 藤田君。 ◆4番(藤田一則君) ただいま都市公園が15、児童遊園23との答弁がありましたが、これについては先ほどの鴻田議員の再質問のときの答弁でも出てきておりましたし、また例規集を見てもわかるわけなんですが、わざわざ数を確認したといいますのは、実は市でもいろいろな資料が発行されておるわけですが、それがいろいろ見ますとばらばらでありますので、確認をさせていただきました。まず、長期総合計画の方では都市公園は13となっております。そして児童遊園は14となっております。それから長期総合計画の方では、あっ、緑の基本計画の方が、ごめんなさい、長期総合計画の方が都市公園が13で児童遊園が14、それから緑の基本計画の方が都市公園が14、児童遊園が14となっております。これは恐らく、どちらも発行した時期が古いですから、長期総合計画が61年度、そしてハート&グリーンの方が平成2年度ですので、その間に新しくふえたんだろうというふうに考えますが、例えば都市公園が61年度から9年間の間に2つふえております。それから平成2年度から5年間の間に児童遊園が9つふえたという、まあ逆算しますとそうなっておりますが、これは市が計画的にふやしてきたものなのか、それとも別な理由によってふえてきたものなのか、その辺の事情についてお伺いいたします。 ○議長(波多野憲助君) 都市整備部長。 ◎都市整備部長中村盡君) この都市公園につきましては、武蔵村山市の都市計画決定等によって定められているものでございまして、ちなみに申しますと、都市公園、運動広場、地域運動場の誘致距離は、半径500メートルを境としまして設置をしているということでございます。児童遊園、運動広場の誘致距離は250メートル、こういうようなことで進めているものがございまして、その中で当然市が計画して、児童遊園でも市が計画して進めているものもございますし、誘致距離を勘案して進めているものもございますし、御存じのように都市計画法29条に基づきまして、これは開発行為でございますけども、良好な都市環境を保全するということで、3,000平米を超える開発につきましては、いずれにいたしましても、公園緑地として6%を設置をするというようなことに相なってまして、それについては市に譲地をするという決まりがありまして、それらに基づいて設置をしているものと、こういう2種類に分けられるわけでございます。 以上でございます。 ○議長(波多野憲助君) 藤田君。 ◆4番(藤田一則君) そうしますと開発が進んでいくといった場合に、今後も児童遊園はふえていく傾向にあるというふうに考えてよろしいんでしょうか。 ○議長(波多野憲助君) 都市整備部長。 ◎都市整備部長中村盡君) これは当該法律に基づきまして、3,000平米を超えますとそのような都市環境の保全、空間の確保等からの制限でございまして、当然開発に、3,000平米を超える開発についてはふえていくということで認識してございます。 ○議長(波多野憲助君) 藤田君。 ◆4番(藤田一則君) ただいまの件は了解いたしました。ここでもう1度確認したいんですが、先ほど公園が15、それから児童遊園23という、これは条例にも載っておるんですが、しかし、ここの平成6年度の決算書、こちらの方を見ますと、362ぺージの児童遊園、行政財産というところを見ますと22しか児童遊園が載っていないわけなんですが、これはどういう理由なのか、ちょっと説明をお願いいたします。 ○議長(波多野憲助君) 阿部都市整備部参事。 ◎都市整備部参事(阿部友彌君) 1カ所分につきましては市が借地によって利用し、児童遊園にしているところがございますので、その関係だろうと思っております。 ○議長(波多野憲助君) 藤田君。 ◆4番(藤田一則君) そうしますと具体的に言いますと、三ツ藤の順礼塚児童遊園がその対象になるというふうに思っていいでしょうか。 ○議長(波多野憲助君) 阿部都市整備部参事。 ◎都市整備部参事(阿部友彌君) そのとおりでございます。 ○議長(波多野憲助君) 藤田君。 ◆4番(藤田一則君) ただいまの件は了解いたしました。ここで基本的なことを確認させていただきたいんですが、我が市で管理している児童遊園は、児童福祉法によるものなのか、それとも地方自治法による公の施設によるものなのか、どちらなのか教えてください。 ○議長(波多野憲助君) しばらくお待ちください。都市整備部長。 ◎都市整備部長中村盡君) 再度、確認のために時間をいただきたいと思います。 ○議長(波多野憲助君) 暫時休憩いたします。               午後4時08分休憩    ------------------------------               午後4時09分開議
    ○議長(波多野憲助君) 休憩前に引き続き会議を開きます。 日程第1 一般質問の議事を継続いたします。 先ほどの藤田君の質問に対する答弁を願います。都市整備部長。 ◎都市整備部長中村盡君) 時間をいただきまして大変ありがとうございました。この児童遊園につきましては、地方自治法でいう公の施設として設置したものでございます。 ○議長(波多野憲助君) 藤田君。 ◆4番(藤田一則君) 今、公の施設という形で言われたわけなんですが、児童福祉法によりますと、の児童遊園ですと本来施設の最低基準というのが設けられております。必ず広場、遊具、トイレを設けて、さらに厚生員を置かなければいけないという形になっていますが、しかし、今言われました公の施設には特に基準というのはありません。で、244条の2という形で、公の施設の設置及びその管理に関する事項は条例でこれを定めなければならないと。で、この条例の方を見ますと利用者側の要は管理、こういうことをやってはいけないよとか、で、団体で利用するときに一応事前に申し出をしなければいけないとか、利用者側に対する管理は載っていますが、実際に維持管理する側の管理というのは特に載っておりません。しかし、公園または児童遊園はこうあるべきだという市としての基準、また思いですか、そういうものがあるんではないかなというふうに思うんですが、そういうものがあったらその内容をお聞かせ願います。例えば最低スペースはこうあるべきとか、遊具の数はこれだけ必要だとか、トイレはあるべきとかね、そういうものがあるんだと思いますので、その思いで結構ですので、ちょっとありましたらお聞かせ願います。 ○議長(波多野憲助君) 都市整備部長。 ◎都市整備部長中村盡君) この基準でございますけども、この開発行為、都市計画法29条によるものでございますけども、先ほど私御説明したように、公園緑地として6%、公園として3%、緑地として3%、合わせて6%ということで、例えば公園緑地とあわせたような敷地としまして3,000平米ですから、180平米とかですね、公園が別々という、公園と緑地と別々ということになると3%、90平米。このようなことで、それにつきましては当然こういう、まあ施設であってもこの開発行為、都市計画法に基づく開発行為というのが通達等がございまして、また市の方針としても、市として譲地をさせていただいて管理をしていくというような方向が示されております。そんなような関係がございまして、最低基準と、どういうものを施設をつくるかというのはその土地の実態に合わせて、安全度だとかいろいろその状況に合わせて、まあ児童遊園にふさわしい砂場だとかブランコだとか、等々を整備させていただいているというのが実態でございまして、ただいま御指摘のような最低基準は何をやるとかというようなことが明確になっておりませんので、御理解をいただきたいと思います。 ○議長(波多野憲助君) 藤田君。 ◆4番(藤田一則君) ただいまの回答ですと、要は開発業者の考え方で児童遊園というものはいろいろ変わってくると。要は非常にばらつきが出てくるというふうに感じるんですがね。開発の規模によって確かにパーセントという形でその遊園地の大きさもばらばらになりますし、まあこれはある程度やむを得ないのかなというふうに思うんですが、あとは遊具の数とか、トイレがあるべきか、ないかとかね、そういうものは必要を感じるか感じないかによって、その開発業者の考え方で変わってくるというふうに感じるんですよ。また実態もそうなっているんですよね。それで今後も公園や児童遊園の新設要望が恐らく出てくるんだと思いますし、先ほどの話のように開発がこれからも進められるとすればいろんな児童遊園というのも、それができてくるんだと思います。そのときにある程度基準というものが、このぐらいは最低限設置してほしいよと、そういう基準がありますと、そこで開発業者に対して児童遊園をつくるときにはこうしてもらわなきゃ困るよと、指導性を発揮できるんだと思うんです。で、そういう意味で、そういう指導性を発揮する意味でもその基準、今ないんでしたらこれからそれを決めていく考えがあるのかどうか、ちょっとお伺いいたします。 ○議長(波多野憲助君) 都市整備部長。 ◎都市整備部長中村盡君) ただいまの御提言につきましては、この都市計画法29条自体が東京都知事の許可というようなことでございまして、まあ市が同意をするというような立場でございます。いずれにいたしましても、ただいまの御指摘の内容等については、今後許可権者でございます東京都を踏まえて、まあ研究、検討をしてみたい、こういうふうに思います。よろしくお願いしたいと思います。 ○議長(波多野憲助君) 藤田君。 ◆4番(藤田一則君) 非常に難しい内容かとは思いますが、ぜひ27市足並みをそろえた形で都に申し入れをして、本当にふさわしい児童遊園の基準というものをつくっていただければなというふうに、ぜひお願いをしておきます。 それから先ほど細かに年間管理サイクルについてお伺いいたしましたが、その作業のほとんどが委託作業だというふうに私は認識しております。しかしながら、職員の方たちも少人数の中でありますが、大変苦労しながら実務作業を実際にやっているというふうに伺っています。実際に職員の方たちは何%ぐらいの実務作業をしているのでしょうか。そしてその作業、パーセントは他の市と比較して多い方なのか少ない方なのか、それをちょっとお伺いいたします。 ○議長(波多野憲助君) 阿部都市整備部参事。 ◎都市整備部参事(阿部友彌君) ただいまの御質問でございますが、まあ他市との比較等については、特にそのような向きで把握はしてございませんので、よくわからないということで、申しわけございませんが、ただし、私どもの市の中では、例えば公園、児童遊園等は月に大体4回程度職員が巡回をし、そして特に樹木の剪定であるとか、簡単な修繕であるとか、軽易なものについてはその都度行ってきているというような状況はございます。それからまた特に行事等がある場合とかいう場合については職員が出動し、委託以外のことで、ごみの収集をちょっとやってみたりとかいうような、そういう随時やれることについては行っているわけですけれども、これを集約して、他市とどのぐらいどういう状況でというようなことまでは、ちょっといろいろ比較が難しいところがございますので、御勘弁いただけないかと思っております。またそのほかにもいろいろと市民の方から、御注文というか御指摘がございまして、その都度出動をし、それに対応している。例えば樹木が茂っていると、先ほどの公園の枝切り等もございますし、また時には、つい最近ですが、水道の蛇口をだれかが外してしまったと、いたずらでございます。そういう場合についてはそのような時間で、もう定時以外にも電話があれば飛んで行くと。まあいろいろケース・バイ・ケースでございまして、これが何%ぐらいになるかというようなことについては、ちょっと把握し切れない状況でございます。いわゆる委託されているものの穴埋めと申しますか、そういうような形で職員が対応する、またせざるを得ないような状況でございますので、これがその都度状況が変わってきた内容になるわけでございますから、定例的にどのぐらいの形にとかというようなことにはならないのかなと思っております。そういうことでございます。 ○議長(波多野憲助君) 藤田君。 ◆4番(藤田一則君) 今の件はこの辺にしますが、先ほど予算の、予算と実用についての報告もありました。私もこの事務報告書を見まして、かなり細かく実際に仕事がやられているんだなというふうに私も受けとめておるんですが、執行率が97%という形で意外だなと感じたんですが、ただ数字だけ見ますとまだ予算が余っているような錯覚を起こしちゃうんですが、それは職員の方たちのかなりの努力があってこういう予算内でおさまっているのかなということも考えられるんです。で、私は逆に、予算範囲で今管理するにはもう限界を超えているんじゃないかなという感じがしているんですね。というのは、ここに1冊のアルバムがあります。で、このアルバムは実際私が公園15カ所、そして児童遊園23カ所、すべて撮影してきたものです。それでこれのそれぞれの感じた点は、個々に自分の感想をコメントとして書いてあるわけなんですが、38カ所を回っての私の感想ですけど、人の多く集まっているところはやはり公園らしいなと、児童遊園らしいなというように感じます。しかし、全く人の気配が感じられないところもあるわけです。それは場所が悪いのかね、設備が悪いのか、管理が悪いのか、それはよくわかりませんけど、その内容については、ぜひ今後調査をしていただきたいなというふうに思います。 それと一緒に、これを回って歩いて非常に感じたんですが、利用する側のマナーの見直しも必要だなというふうにつくづく感じた次第です。15カ所の公園を見てみますと、残念なことに、ここにも写っているんですが、自転車が3台、一輪車が1台というのか1個というのかわからないんですが、一輪車1台、オートバイ1台の放置が見られます。これはもう使えないものです。それから車や自転車のタイヤも捨てられておりますし、ごみ箱の周辺、これは非常に見苦しいものがあります。家庭ごみも持ち込まれているような気配も見られます。それで清掃作業は委託作業に、この事務報告でもなっているんですが、このような放置自転車等の処分はどのようにしているのか、またかなり長い間放置状態になっているというのが見受けられるんですが、それはどうして長い間放っておいたのか、その辺についてお伺いいたします。 ○議長(波多野憲助君) お諮りいたします。本日の会議はこの程度にとどめ、延会いたしたいと思います。これに御異議ございませんか。         〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 御異議なしと認めます。よって、本日はこれにて延会することに決しました。 本日はこれにて延会いたします。               午後4時24分延会...