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  1. 東久留米市議会 2021-03-01
    令和3年第1回定例会(第1日) 本文 開催日: 2021-03-01


    取得元: 東久留米市議会公式サイト
    最終取得日: 2021-10-03
    ↓ 最初のヒットへ(全 0 ヒット) 1       午前 9時30分開会 ◯議長(富田竜馬君) これより令和3年第1回定例会を開会いたします。   ─────── ◇ ─────── 2 ◯議長(富田竜馬君) 直ちに本日の会議を開きます。   ─────── ◇ ─────── 3 ◯議長(富田竜馬君) ここで議長より申し上げます。新型コロナウイルス感染症拡大防止の観点から、議席の間隔を空けるため、今定例会の間、傍聴席の一部を議場とみなし、議席とする取扱いといたしたいと思いますが、これに御異議ございませんか。      (「異議なし」の声あり) 4 ◯議長(富田竜馬君) 異議なしと認めます。  よって、傍聴席の一部を議場とみなし、議席とすることといたします。議員の皆様は、指定の議席に関わらず、間隔を空けてお座りいただくようお願いいたします。また、市側におきましても御協力のほどよろしくお願い申し上げます。   ─────── ◇ ─────── 5 ◯議長(富田竜馬君) 本日は全員出席であり、会議は成立しております。   ─────── ◇ ─────── 6 ◯議長(富田竜馬君) なお、本日、秘書広報課より撮影の申出がありますので、これを許可したいと思います。御了承のほどお願い申し上げます。   ─────── ◇ ─────── 7 ◯議長(富田竜馬君) 地方自治法第121条の規定により、市長及び関係者の出席を求めております。   ─────── ◇ ─────── 8 ◯議長(富田竜馬君) 次に、去る2月19日と本日、議会運営委員会が開催されておりますので、議会運営委員長の報告を求めます。  議会運営委員長。     〔21番(篠宮正明君)登壇〕 9 ◯21番(篠宮正明君) ただいまから議会運営委員会の御報告をいたします。
     去る2月19日と本日、議会運営委員会を開催し、令和3年第1回市議会定例会の運営について協議し、次のとおり決定を見たので、御報告申し上げます。  まず、会期については、本日3月1日から3月26日までの26日間とし、日程についてはお手元に御配付のとおりとすることに決しました。  次に、市長の施政方針演説を本日行い、これに対する総括代表質問を、自民クラブ、公明党、日本共産党、未来政策フォーラム、市民自治フォーラムの順で3月3日に行うことに決しました。  次に、東久留米市選挙管理委員会及び同補充員の選挙を本日行うこととし、選挙の方法については地方自治法第118条第2項に基づく指名推選で行うことに決しました。  次に、提出されております市長提出議案第1号から第21号までの21議案、請願17件については、全て本日上程し、議案第1号から議案第6号までの6議案は即決、議案第7号は総務文教委員会に付託、議案第8号から議案第10号までの3議案は厚生委員会に付託、議案第11号及び議案第12号の2議案は環境建設委員会に付託、そして議案第13号から議案第16号までの補正予算並びに議案第17号から議案第21号までの当初予算は、予算特別委員会を設置して、これに付託することに決しました。  そして、請願については、お手元御配付の請願付託表のとおり、それぞれ所管の常任委員会に付託することに決しました。  次に、諸報告についてであります。出先機関の報告につきましては、昭和病院企業団議会の報告を高橋議員から、柳泉園組合議会の報告を三浦議員から、東京たま広域資源循環組合議会の報告を梶井議員から、多摩六都科学館組合議会の報告を間宮議員から行い、三多摩上下水及び道路建設促進協議会第1委員会の報告を島崎孝議員より、同第2委員会の報告を鴨志田議員より、同第3委員会の報告を阿部議員より、東京都市議会議長会の報告を議長より文書配付により行うことに決しました。そして市長の行政報告を本日行うことに決しました。  以上であります。 10 ◯議長(富田竜馬君) これで議会運営委員長の報告を終わります。   ─────── ◇ ─────── 11 ◯議長(富田竜馬君) 本日の議事日程は皆様に御配付のとおりであります。  日程に従い会議を進めてまいります。   ─────── ◇ ─────── 日程第1 会議録署名議員の指名 12 ◯議長(富田竜馬君) 日程第1、会議録署名議員の指名。  本日の会議録署名議員の御指名をいたします。  21番 篠宮正明議員   1番 関根光浩議員  以上お二方にお願いいたします。   ─────── ◇ ─────── 日程第2 会期の決定 13 ◯議長(富田竜馬君) 日程第2、会期の決定を議題といたします。  お諮りいたします。令和3年第1回定例会の会期については、議会運営委員長の報告のとおり、3月1日から3月26日までの26日間と決定することに御異議ございませんか。      (「異議なし」の声あり) 14 ◯議長(富田竜馬君) 異議なしと認めます。  よって、令和3年第1回定例会の会期は、3月1日から3月26日までの26日間と決定いたしました。   ─────── ◇ ─────── 日程第3 市長施政方針 15 ◯議長(富田竜馬君) 日程第3、市長施政方針。  これより市長の施政方針演説を行います。  市長。     〔市長(並木克巳君)登壇〕 16 ◯市長(並木克巳君) 令和3年第1回市議会定例会の開会に当たり、市政の当面する諸課題に対する所信の一端を申し述べさせていただきます。  令和3年度は、私にとって2期目の任期最後の年となります。この間、多岐にわたる懸案課題を抱えながらも、また、新型コロナウイルス感染症拡大という状況にある中で、市長として市政運営に取り組み、市政を推し進めることができましたのは、ひとえに市民の皆様、議員各位の御理解、御協力に支えられてのことと、心より感謝申し上げます。  私は、この東久留米市をさらに前進させ、子育て世帯をはじめとした若い世代が住みたいまち、高齢の方や障害をお持ちの方など誰もが安心して住み続けられるまち、そして、若者も子育て世代も、高齢者も障害者も、女性も男性も、誰もが生涯現役で活躍でき、安心して暮らすことができる「夢と希望の持てる元気なまち」を目指し、全力で取り組んでまいりました。  昨年は、東京2020オリンピック・パラリンピック競技大会の開催や市制施行50周年を迎えるという記念すべき年でありました。しかしながら、1月に国内で最初の感染者が確認された新型コロナウイルス感染症は、その後、感染が急速に拡大したことにより、東京2020オリンピック・パラリンピック競技大会の開催延期が決定され、4月には国による緊急事態宣言の発出、東京都においても緊急事態措置として都民への外出自粛や事業者への営業自粛の要請など、新型コロナウイルス感染症の感染拡大防止に向けた様々な対策が講じられました。本市におきましても、新型コロナウイルス感染症への対策として、新型コロナウイルス感染症対策本部会議を設置して、国や東京都の動向などの情報共有を図り、市立小中学校の臨時休業や学童保育所、保育園、幼稚園などの対応、公共施設の休館やイベント中止の判断など、感染拡大防止に向けた様々な対応に取り組んでまいりました。また、東久留米市医師会により、5月18日から6月29日までの間、スポーツセンターの駐車場においてPCR検査センターが開設され、7月からは、市内約20か所の医療機関において検査体制を整えていただいております。  新型コロナウイルス感染症の影響による市民生活、地域経済への対応に当たっては、国の新型コロナウイルス感染症対応地方創生臨時交付金及び東京都の新型コロナウイルス感染症緊急対策特別交付金も活用し、プレミアム付商品券発行事業や子育て世帯への給付金支給をはじめとした生活者支援、新型コロナウイルス感染症の影響により経営が厳しい事業者や感染拡大防止に向けた取組を行っている事業者等に対する事業者支援のほか、教育、福祉、子育てなどの各分野において新型コロナウイルス感染症の影響に伴う対策を講じてまいりました。昨年末には、国がワクチン接種についての実施方針を示し、市町村においてこれを実施することが決定されたことを受け、東久留米市医師会の御協力をいただきながら実施に向けた体制を整えております。また、生活者支援として、公共施設等を除く下水道使用者に対して、下水道使用料のうち基本料金について減免することといたしました。  市制施行50周年記念式典につきましては、感染拡大防止の観点から記念式典は執り行わないことといたしました。しかし、これに代えて、都知事をはじめ、市内の各関係団体の皆様からのお祝いメッセージや市の歴史などをまとめた50周年記念映像「つなぐ ~ありがとう そして未来へ~」を制作いたしました。この記念映像は、市公式動画チャンネルで配信したほか、ケーブルテレビでも放映するなど、市制施行50周年という記念すべき年を多くの市民の皆様と思いを共有できたことと思っております。  新型コロナウイルス感染症については、本年1月には2度目の緊急事態宣言が発出され、いまだ収束の兆しが見えない中で、社会経済への影響は深刻であります。まさに国難とも言うべき社会経済情勢の中、令和3年度がスタートすることとなります。  私は、引き続き、全力で新型コロナウイルス感染症対策に取り組むとともに、将来にわたり持続できる市政、さらに成長し発展できる市政運営に向けて取り組んでまいる所存であります。このまちをさらに前進させ、「夢と希望の持てる元気なまち」とするために、これまでの取組と令和3年度の市政運営について申し述べます。  初めに、「夢と希望の持てる元気なまち」への針路として、私がこれまで取り組んでまいりました東久留米市が抱える主要な課題について、その考え方や対応について申し述べます。  令和3年度は、東久留米市第5次長期総合計画がスタートする年でもあります。本計画における基本構想では、まちの将来像を「みんないきいき 活力あふれる 湧水のまち 東久留米」としております。これには、未来に希望を持って一人一人が生き生きと暮らし、人々が行き交い、まちが潤い、魅力あふれるまちを目指すという思いが込められており、私が掲げております「夢と希望の持てる元気なまち」とも重なるものと感じているところであります。あわせて、基本構想を実現するための施策の大綱に基づき、分野別の方向性を示し、諸施策を総合的に体系化した5年間の前期基本計画を策定いたしました。なお、実施計画につきましては、第5次長期総合計画の期間中の財政フレームを踏まえ判断していくこととしておりましたが、歳入と歳出の乖離が大きいことから実施計画の策定は行わず、基本計画を補完するものとして予定計画事業一覧を取りまとめております。新型コロナウイルス感染症の影響により大変厳しい社会経済情勢ではありますが、未来に希望を持ち、さらなる市政の発展のために、第5次長期総合計画で掲げておりますまちの将来像の実現に向けて取り組んでまいります。  次に、公共施設マネジメントについてであります。  公共施設マネジメントにつきましては、財政負担の軽減及び平準化、公共施設の効率的な活用と適正な維持更新の実現に向けて、公共施設等総合管理計画に基づき取組を進めてまいりました。平成21年3月に閉園して以来、10年来の懸案課題でありました旧大道幼稚園跡地の利活用については、くぬぎ児童館と滝山児童館の2つの児童館を機能移転し、子育て支援機能の強化を図り、次世代を担う子供たちの健やかな成長を支援し、乳幼児から中高校生世代までが利用できる施設として、平成30年4月より子どもセンターあおぞらを開館いたしました。開館後は、多くの子供たちや乳幼児を抱えた方に御利用いただき、大変好評をいただいているところであります。機能移転した滝山児童館跡は、効率的かつ効果的な利活用を図り、児童発達支援センターわかくさ学園分室、教育センター滝山相談室、滝山図書館多目的室を設置しました。また、北部・北西部地域における公共施設機能の在り方については、令和元年度より検討を進めてきたところでありますが、昨年の新型コロナウイルス感染症の影響から、昨年中の調査・検討の取りまとめには至りませんでした。今後は、新型コロナウイルス感染症による影響なども慎重に見極めながら方針案を取りまとめてまいります。  平成29年度を始期とする施設整備プログラムにつきましては、施設の保全と長寿命化を図るために取り組んできております。また、トイレ改修やエアコン設置などについても、施設の改修に合わせ実施してきております。  令和3年度は、取組から5年目を迎えることとなりますことから、各施設の劣化度や、公共施設マネジメントの進捗状況なども踏まえ、次期10年間のプログラムの策定に取り組んでまいります。  次に、上の原地区のまちづくりについてであります。  私が市長に就任して以降、平成26年7月に上の原地区土地利用構想を策定し、「自然と調和した“複合多機能都市”をめざして」をコンセプトとしてまちづくりを進めてまいりました。平成30年には、東村山都市計画道路3・4・20号線の開通と併せ、新たなアクセス道路や地区内道路の交通開放により、同地区内へのアクセス性が格段に向上し、その後、大型ホームセンターや日帰り温浴施設など様々な商業施設が順次開業するなど、これまで、テレビをはじめ、様々なメディアに取り上げられる話題のエリアとなっております。また、上の原東公園や夜間照明つきの上の原グラウンドもオープンし、多くの市民の方に御利用いただいております。上の原地区の北東部の住宅地区においては、戸建て住宅の入居がはじまり、さらなる街のにぎわいと活力が生み出されてくるものと期待しております。旧国家公務員合同宿舎の建物が残る住宅地区Bにつきましては、現在、国において既存施設の調査等を行っているとのことであります。  引き続き、土地利用構想整備計画に描いた土地利用を目指し取り組んでまいります。  続いて、市が抱える個別課題について、私が掲げる6つのビジョンに沿って申し述べます。  初めに、1つ目のビジョンである「子育てがたのしいまち」についてであります。  安心して子供を産み育てることができ、子育て世代に「子育てがたのしい」と実感していただくことが大切であります。また、新しい時代を担う子供たちが、豊かな心と健やかな体を養い、人間性豊かに成長できる環境づくりも必要であります。こうした取組は、東久留米市に住みたい、東久留米市で子育てをしたいという子育て世代を呼び込むことにもつながってくるものと考えております。  保育園の待機児童対策といたしましては、第2期となる東久留米市子ども・子育て支援事業計画及び「保育サービスの施設整備・運営及び提供体制に関する実施計画」に沿って取組を進めてまいりました。保育所等の定員拡大については、私が市長に就任して以降、これまで619名の定員の拡大を図り、本年4月には市内学園町の認可保育園開設によりさらに80名の定員を拡大いたします。これらにより、第2期子ども・子育て支援事業計画に定めた量の見込みを上回る提供体制が確保できる見込みとなっております。今後も児童を取り巻く状況等を注視し、保育ニーズ等と提供体制の均衡を図りながら実施計画に沿って待機児童対策の取組を進めてまいります。  学童保育所の運営につきましては、将来に向けた安定した事業の継続を図るとともに、保護者の方からの延長育成の一定のニーズに応えるために、金山学童保育所とくぬぎ第一・第二学童保育所において、昨年4月より民間活力を導入した運営を行っております。今後の民間活力の導入につきましては、既に実施している学童保育所の振り返りの結果を踏まえ、令和4年度からの民間活力の導入に向けた準備を進めてまいります。  子育て世代包括支援センターにつきましては、平成30年度より妊婦全数面接を開始し、妊娠期から出産・産後、そして就学前までの子育て期における支援事業を中心に、切れ目のない支援体制を構築いたしました。また、昨年9月より、オンライン方式による妊婦面接を行うとともに、切れ目のない支援の強化を図っており、令和3年度も引き続き実施してまいります。  ICT教育の推進につきましては、Society5.0時代を生きる子供たちにとって、教育におけるICTを基盤とした先端技術等の効果的な活用が求められております。教育委員会では、国が掲げておりますGIGAスクール構想を受け、本年3月までに市立小中学校へ1人1台のタブレット端末の配置や環境整備を行い、新年度から本格稼働していくとしております。  就学援助につきましては、平成30年度より、必要とされている方に入学前に新入学児童生徒学用品費の支給を行えるように制度の見直しを図りました。  放課後子供教室につきましては、教育委員会において、これまで7つの小学校で実施してまいりました。未実施であった5校についても、昨年11月から民間活力を導入し、新たな事業手法により試行的に実施し、児童や保護者の方などからは大変好評を得ていると伺っております。教育委員会では、こうした御意見も踏まえ、放課後子供教室の実施方法について検討し、令和3年10月より全校で新たな事業スキームによる放課後子供教室を実施できるよう準備を進めてまいります。  続いて、2つ目のビジョンである「高齢者・障害者・みんながいきいき暮らすまち」についてであります。  高齢者が培われた経験や知識を生かし、生き生きと活躍していただくことで、このまちはより一層元気になります。また、障害者が住み慣れた地域で生き生きと暮らし、自立した生活を営み、社会参加できる環境づくりが必要であり、引き続き障害者の就労支援に努めてまいります。  令和2年度をもって計画期間を満了する第7期高齢者福祉計画・介護保険事業計画については、高齢者アンケートの結果や国・東京都の動向を踏まえ、第8期高齢者福祉計画・介護保険事業計画を策定したところであります。今後は、介護予防、自立支援・重度化防止のための取組、地域包括ケアシステムの構築に向けた一層の推進のための取組を計画的かつ総合的に進めてまいります。  また、地域包括ケアシステムの構築を支える地域包括支援センターの在り方については、これまでの課題などを整理し、介護保険運営協議会の中で検討を進めてまいります。  令和2年度をもって計画期間を満了する障害者計画、第5期障害福祉計画、第1期障害児福祉計画の3計画について、これまでの計画の進捗状況を検証し、国の計画・基本指針や都の計画、近年行われた制度改正等を踏まえ、東久留米市障害者計画・第6期障害福祉計画・第2期障害児福祉計画を策定したところであります。今後は、長期的な視点から計画的に障害者福祉に関する施策を進めてまいります。  健康寿命の延伸のための取組につきましては、わくわく健康プラン東くるめ(第2次)に基づいて、地域の健康力の底上げを図るために、ウォーキングマップの作成や特定健診及び特定保健指導を通じた生活習慣病予防、健康増進サポート事業などを実施してまいりました。また、昨年は、新型コロナウイルス感染症対応地方創生臨時交付金を活用し、フレイル予防のための体操動画「わくわくすこやか体操」を制作し、市公式動画チャンネルで配信しております。こうした事業に多くの方が参加していただくことで、御自身の健康への意識を高めることにつながり、ひいては健康寿命の延伸につながってくるものと考えております。  全世代型社会保障制度の構築の基盤となる国民皆保険体制の中核を担う国民健康保険制度においては、平成30年の国保制度改革に伴い、多額の国や都の公費投入を前提にその運営の健全化が求められ、市では、東京都国民健康保険運営方針に沿い、令和元年度に国民健康保険事業運営の赤字解消を目指した国保財政健全化計画を定めました。しかしながら、新型コロナウイルス感染症の影響がある中で、令和3年度の改定につきましては、国民健康保険運営協議会からの答申を踏まえ見送ることといたしました。  続いて、3つ目のビジョンである「経済が活気あるまち」における主要課題についてであります。  地域経済の活性化は、就労機会の拡大、集客力の向上、豊かな消費生活の提供などをもたらし、地域のにぎわいや発展につながります。地域が発展し、まちの魅力が高まれば、若い世代を含めた担税世代の転入を促し、その結果、生み出される原資をさらなるまちの魅力と価値を高めるために振り向けることができる、こうした好循環を生み出すことが重要であると考えております。新たな観光資源や産業の創出、誘導など、関係団体との連携を強化し、より効果的な支援や体制づくりに努めてまいります。  商店街の活性化につきましては、これまで東京都の補助制度や市独自の補助制度などによる支援を行ってまいりました。また、地域産業推進協議会では、産業振興や市の魅力発信に係る事業を企画し、関係機関や諸団体等と連携を図りながら活動していくなど、大変重要な役割を担っていただいております。本協議会では、市内産業の活性化に加え、新たに創業を志す方を支援する取組のほか、観光振興の視点からの情報発信にも積極的に取り組んでいただいており、今後も、本協議会との連携を図りながら、地域産業の活性化に向けた取組を推進してまいります。  また、昨年発生いたしました新型コロナウイルス感染症対策としては、影響を受けた市内事業者や商店街などに対し、国や東京都の交付金も活用し、事業の継続支援と感染症の拡大防止対策に向けた取組への支援を行ってまいりました。今後も国や東京都の動きを踏まえつつ対応を図ってまいります。  市の魅力発信につきましては、市制施行50周年を記念して、市の魅力を国内外を問わず多くの方々にPRするプロモーション動画「東京別世界 東久留米」を制作いたしました。このプロモーション動画は、まるで別世界に迷い込んだような世界観で市の魅力を表現した動画としており、市公式動画チャンネルで配信しているほか、新宿駅西口など様々な場所で放映され、多くの方に御覧いただいております。あわせて、市の見どころ写真を多数掲載した市の紹介パンフレットを作成し、市ホームページで公開しております。また、市内の周遊性を高め、観光資源として活用することを目的に、令和元年度に「湧水の妖精るるめちゃん」をモチーフにしたデザインマンホール蓋を作製し、令和2年度は、故手塚治虫先生の作品である「ブラック・ジャック」に登場するキャラクターをモチーフにしたデザインマンホール蓋を作製いたしました。本年3月には、東久留米駅西口ロータリーに、故手塚治虫先生の作品である「ブラック・ジャック」に登場する「ブラック・ジャック」と「ピノコ」のモニュメントも設置される予定で、こうした取組は、まちのにぎわいにつながっていくものと考えております。  ふるさと納税につきましては、これまで、市ホームページでふるさと納税の御案内、返礼品の御紹介をしておりましたが、昨年9月より、ふるさと納税に係るポータルサイトへ登録の上、広く全国にPRできる環境を整えました。今後は、返礼品の拡充に努めるとともに、さらなる魅力の発信につなげてまいりたいと考えております。  続いて、4つ目のビジョンである「自然と調和した安全で快適なまち」における主要課題についてであります。  自然との調和、融和が図られ、安全で安心して暮らすことができる環境づくりは大切です。日々の暮らしを支える都市基盤や環境、安全・安心に関する様々な活動などの充実に努めてまいります。  地域防災の充実につきましては、近年、大地震や台風、豪雨などによる甚大な被害が多発し、これまでの防災対策の在り方の見直しが求められています。こうしたことを踏まえ、東京都では、地域防災計画(震災編)の時点修正がなされました。本市の地域防災計画についても、これに合わせ、令和3年度末を目途に作業を進めているところであります。また、国が進めている国土強靱化の取組を踏まえ、大規模自然災害等に対応するための国土強靱化地域計画の策定に取り組んでまいります。  全ての避難所において、地域住民が主体となって避難所運営連絡会が立ち上がりました。防災体制の確立には自助・共助・公助それぞれが欠かせないものであり、今後も、市民と行政の連携の下、災害に強いまちづくりに向け防災体制を強化してまいります。  都市計画マスタープランにつきましては、第5次長期総合計画との整合を図りながら、東久留米市都市計画マスタープラン改定検討委員会において御議論いただいており、新型コロナウイルス感染症の影響にもよりますが、令和3年中の改定に向け工夫しながら作業を進めてまいります。  都市計画道路の整備については、第三次みちづくり・まちづくりパートナー事業として進めてきました東村山都市計画道路3・4・5号線、及び社会資本整備総合交付金や東京都の市町村土木補助を活用して進めてきました東村山都市計画道路3・4・20号線が平成30年に開通いたしました。また、「東京における都市計画道路の整備方針(第四次事業化計画)」における市施行の優先整備路線として位置づけられた東村山都市計画道路3・4・13号線及び3・4・21号線の幸町・小山・本町区間のうち、第1工区(幸町区間)及び第2工区(小山・本町区間)につきましては、既に東京都より事業認可を受けており、着実に事業を進めてまいります。  所沢街道の歩道整備事業につきましては、東京都において、昨年度より道路予備設計を進め、警視庁との協議も開始したと聞いており、歩道整備に向けた取組が着実に進められております。引き続き、相互に連携、協力し、早期に事業化が図られるよう取組を進めてまいります。  神明通り(市道210号線)と東村山都市計画道路3・4・19号線の交差点につきましては、安全性を確保するため、令和元年度に、信号機の設置も含め、神明通りの拡幅整備を行いました。  補助幹線道路として位置づけられている南沢通り(市道207号線)については、歩行者や自転車利用者の安全性を確保できるよう、引き続き用地取得に向けた取組を進めてまいります。  長年の懸案課題でありました地域公共交通の充実に向けましては、子育て世帯や高齢者を対象として、都内では初の試みとなる市内全域を対象地域としたデマンド型交通「くるぶー」の実験運行を昨年3月より開始いたしました。安心して御利用いただけるよう新型コロナウイルス感染症対策を講じた運行に努め、引き続き周知を図ってまいります。  駅周辺の市営自転車等駐車場については、平成30年3月に東久留米市駅周辺自転車等駐車場整備計画を策定し、駅周辺の恒久的な自転車駐車場の整備を進めてきており、令和2年度には駅西側において2か所の用地購入をいたしました。本事業の実施に当たっては、PFI等手法を採用することでトータルコストの縮減が図られるとともに、利用者の利便性の向上が期待できるものであります。令和3年度に事業者の選定を行い、施設の運営、施設整備に向けた取組を順次進めてまいります。  下水道事業については、昨年4月より、地方公営企業法及び同施行令の規定に基づく下水道事業に移行いたしました。また、令和2年度をもって計画期間が満了する東久留米市公共下水道プランについては、下水道サービスを持続的・安定的に提供していくために、今後取り組むべき施策を整理した「東久留米市公共下水道プラン-第2次-」を策定いたしました。あわせて中・長期的な事業運営の指針となる東久留米市下水道事業経営戦略を取りまとめ、引き続き健全な事業運営を進めてまいります。  空き家等の対策につきましては、昨年2月に東久留米市空家等対策計画を策定いたしました。現在、各専門団体及び事業者と連携を図り、所有者等からの相談体制を整え対応しているところであります。今後も、同計画に基づいた空き家等に関する対策を総合的かつ計画的に実施してまいります。  都市農業政策につきましては、国が定めた都市農業振興基本計画において、都市農地は、これまでの「宅地化すべきもの」から「都市にあるべきもの」へと位置づけが転換されております。本市においては、令和4年10月に全面積の約半分に当たる新法の生産緑地が当初指定から30年を迎えるに当たり、特定生産緑地の指定作業を進めております。引き続き都市農地の計画的な保全と良好な都市環境の形成に努めてまいります。  緑地の保全につきましては、緑の若返りの大切さを理解していただくことを目的として、令和元年度より、森林環境譲与税を活用し、官・学連携等による向山緑地若返り事業を実施しております。また、向山緑地公園を含む南沢地域は、落合川や南沢湧水群など水と緑が多く、近くには都立六仙公園もあります。これらの貴重な環境資源を有機的につなげるために、昨年、向山緑地公園の拡幅に向けて都市計画の変更を決定し、令和3年度には事業認可を取得していく予定であります。  都立六仙公園につきましては、東京都において計画的・段階的に整備が進められております。防災上の位置づけもある都立六仙公園へのアクセスや要望している駐車場の整備などを含め、今後も地元自治体としての意向を伝えつつ、取組が推進されるよう、東京都との調整を図ってまいります。  長年の懸案課題でありました家庭ごみの有料化につきましては、事業の実施から3年が経過いたしました。また、ここ数年で近隣市の状況も変わってきております。本事業の目的であるごみ排出量の削減につきましては、市民の皆様の御理解・御協力により、有料化以前と比較して減量化が進んできていると考えております。今後も、環境省による「一般廃棄物処理有料化の手引き」により、毎年度の点検・検証を行ってまいります。また、ごみ集積所跡地については、ごみ集積所跡地活用基本方針に基づき、跡地の状況に応じた対応を引き続き図ってまいります。  ごみ出しが困難な状況にある世帯への支援については、現状の収集方法における実情等の把握及び本市に見合った方向性を検討してまいりました。昨年末には対象となる世帯や事業実施手法を整理させていただき、本年3月より試行実施を開始したところであります。  続いて、5つ目のビジョンである「絆ある地域で市民が活躍するまち」についてであります。  地域には様々な課題があり、公的なサービスでは手が届かない課題の解決においては、日頃からの支え合い、人と人との連帯感が生み出す絆が大きな力を発揮すると考えております。引き続き、市民の皆様が生き生きと活躍できるまちを目指して、地域づくり・絆づくりに努めてまいります。  地域のつながり、絆をより深めていくためには、市民の皆様が地域に関心を持っていただくことが大切であると考え、市民相互の連帯感の創出を目指した取組を進めてまいりました。市民や市民活動団体などが共に連携して取り組んできた絆づくり事業は、これまで5回実施され、年々その輪は大きくなるとともに、参加する世代にも広がりを見せております。昨年は新型コロナウイルス感染症の影響により開催することはできませんでしたが、これまでの取組により、市民一人一人の連帯感も高まってきているものと感じております。  最後に、6つ目のビジョンである「行財政改革で未来へつながるまち」における主要課題についてであります。  健全な財政運営を進めていくためには、基礎自治体としての責務を果たしつつ、社会情勢の変化や行政ニーズを的確に捉え、本市の身の丈に合った財政運営に努めることが必要であります。昨年発生しました新型コロナウイルス感染症については、いまだに収束の兆しが見えない中で、社会経済への影響は深刻であります。こうした中にあっても将来にわたり持続できる市政、さらに成長し発展できる市政運営に取り組んでまいります。  財政健全経営計画の推進につきましては、平成28年度から5か年を計画期間とする財政健全経営計画を策定し、将来にわたり持続可能な市政運営を行っていくための取組を、実行プランを毎年度改訂する中で進めてまいりました。第5次長期総合計画の下支えとなる次期の財政健全経営計画につきましては、これまで財政健全経営計画検討会議において基本方針に関する御審議をいただいておりましたが、昨年の新型コロナウイルス感染症の影響による市財政を含めた地域経済への影響を見極める必要があるため、1年間の延伸をすることといたしました。これに伴いまして、実行プランについても、昨年8月にローリングした上で1年間延伸させていただいたところでありますが、今後につきましては、財政健全経営計画検討会議の意見もいただきながら整理してまいります。  図書館運営につきましては、令和3年度より中央図書館及び3つの地区館を一体的に運営する指定管理者を導入し、市と指定管理者の役割分担による新たな運営を開始いたします。その拠点となる中央図書館は、大規模改修工事を終え、4月よりリニューアルオープンいたします。この改修により、地下書庫や駐車場の課題を解消したほか、児童コーナーのリニューアルや、書架スペースを広げるなど、図書館機能の充実を図るとともに、正面入り口付近を広場として開放し、屋外での事業等にも活用できるよう整備いたしました。今後も、民間の持つノウハウや専門性を最大限活用し、幅広い世代にお楽しみいただける良好な図書館サービスの提供に向けて取組を進めてまいります。  ICT利活用の推進につきましては、RPAを積極的に活用し業務効率化を図ってまいります。また、令和3年4月から文書管理システムが稼働し庁内のデジタル化を推進するとともに、令和4年2月から人事給与システムを再構築し会計年度任用職員の情報を一元管理します。  公会計制度につきましては、国が示しております統一的な基準に基づき、発生主義の会計を補完的に取り入れることにより、市民の皆様に対してより説明責任を果たしていくことにつながるものと考えております。財務書類や固定資産台帳においては、公共施設の老朽化の現状も示されます。今後は、こうした資料の活用について検討してまいります。  続きまして、国及び東京都の動きについて申し述べます。  政府は、令和2年12月21日の閣議で、一般会計の総額が106兆6097億円となる予算案を決定しました。過去最大となった予算案では、医療提供体制の強化・検査体制の確保をはじめとする新型コロナウイルス感染症の拡大防止策とともに、デジタル改革・グリーン社会の実現、生産性向上と継続的な賃金底上げによる好循環の実現、安全・安心に子供を産み育てられる環境づくり、防災対策の強化、東京2020オリンピック・パラリンピック競技大会の開催など、重要な政策課題への予算を講じるとともに、財政健全化への着実な取組を進めつつ、「国民の命と暮らしを守る安心と希望のための総合経済対策」に基づき、いわゆる「15か月予算」の考え方で、令和2年度第3次補正予算を令和3年度当初予算と一体とした予算であるとしております。
     続いて、東京都では、昨年7月に小池都知事が就任され、「『未来の東京』を見据えた都政の新たな展開について」として今後の方針を示されました。その中で、「東京大改革2.0」の旗印の下、「新型コロナウイルス感染症対策」と「都庁の構造改革」を取組の柱として、東京版CDC(疾病対策予防センター)の設置をはじめとした、新型コロナウイルス感染症との戦いに打ちかつ体制の構築、デジタルトランスフォーメーションの推進や制度の抜本的見直しを図るなど、都政の構造改革を強力に推し進めていくことで、「世界から選ばれる都市」を目指していくとしております。  令和3年度の予算については、厳しい財政環境の中にあっても、都民の命を守ることを最優先としながら、東京の経済を支え、その先の未来を見据えて、都政に課せられた使命を確実に果たしていく予算と位置づけられ、将来にわたって成長し続ける都市の実現に向けて戦略的な取組を進め、加えて、新型コロナウイルス感染症対策に取り組んでいくこと、デジタル化による都民サービスの向上など都政の構造改革を進めるとともに、ワイズ・スペンディングの視点により、無駄をなくし持続可能な財政運営に努めること、東京2020大会を安全かつ持続可能な大会として実施することを基本に予算を編成し、一般会計予算の総額は7兆4250億円、対前年度比710億円の増加となっております。また、市町村総合交付金は、政策連携枠に新たに行政のデジタル化の項目が追加され、令和3年度においては、前年度より5億円増額された585億円の予算規模となっております。  今後も国や東京都の動向について注視しながら、適切な予算対応を図ることはもとより、必要な財政支援を求めながら施策を推進してまいります。  次に、令和3年度当初予算編成の概要について申し述べます。  令和3年度は、第5次長期総合計画の初年度に当たり、まちの将来像「みんないきいき 活力あふれる 湧水のまち 東久留米」の実現に向けて、厳しい財政状況の中にあっても、次の10年を見据えた予算編成が求められております。一方で、いまだ収束の兆しが見えない新型コロナウイルス感染症の影響によっては、感染拡大防止対策、市民生活への支援、事業者への支援など、緊急の事業を実施していくことも必要であります。  令和3年度予算は、社会保障関係費が伸び続ける中、新型コロナウイルス感染症の影響による税収減など歳入の減少が見込まれており、市として重点施策を掲げ、施策を展開していくことは極めて難しいとの判断から、あえて重点施策は設けず、事務事業全般にわたり十分に精査を行い編成していくことを指示し、「新型コロナウイルス感染症による困難を乗り越え、次の10年のまちの将来像の実現に向けた予算」と位置づけ、予算編成に当たってまいりました。  令和3年度一般会計予算は448億2000万円で、前年度比10億300万円、2.3%の増となりました。一般会計と国民健康保険、後期高齢者医療、介護保険の3特別会計を合わせた総額は700億5530万2000円で、前年度比11億9625万8000円、1.7%の増となっております。なお、地方公営企業法を適用している下水道事業会計については、収益的収支のうち、収入が22億9210万1000円、支出が22億6206万6000円、資本的収支のうち、収入が5億9798万2000円、支出が14億6038万円となっております。  歳入におきましては、市税において、固定資産税、都市計画税は増加を見込んでおりますが、個人市民税、法人市民税、軽自動車税、市たばこ税は減少を見込んでおり、市税全体として、令和2年度当初予算額との比較では5億4791万3000円、3.2%の減となっております。また、主な一般財源における税連動交付金のうちの多くを占める地方消費税交付金が、前年度比2億2000万円、8.9%の減となるほか、普通交付税も6300万円の減少を見込んでおります。  歳出におきましては、特別会計繰出金を含む社会保障関係費は引き続き増加しており、民生費は、前年度比で5億7463万6000円、2.4%増となっております。  予算の執行に当たっては、特定財源の確保及び実施体制と実施手法のさらなる精査を行うとともに、引き続き不断の行財政改革に取り組んでまいります。  続いて、ここまで申し述べたほか、令和3年度当初予算に計上した主な事業について、第5次長期総合計画の基本目標に沿って申し述べます。  はじめに、「共に創るにぎわいあふれるまち」についてであります。  延期となっておりました東京2020オリンピック・パラリンピック競技大会につきましては、令和3年7月23日に開催が予定されています。本市におきましては、7月14日、オリンピックの聖火がやってまいりますので、東京2020オリンピック・パラリンピック競技大会に係る事業に取り組んでまいります。また、この聖火リレーに合わせ、スポーツ健康都市宣言も行ってまいりたいと考えております。  市内の周遊性を高め、観光資源として活用することを目的として、デザインマンホール蓋を作製してまいりました。こうした観光資源を広くPRするために、令和3年度は、「ブラック・ジャック」に登場するキャラクターをモチーフにしたデザインマンホール蓋のマンホールカードを制作し、地域の魅力発信に取り組んでまいります。  市民農園として多くの方に御利用いただいておりました柳窪農園については、昨年11月末をもって土地所有者に土地を返還したことで閉園となりましたが、新たに近隣の農地をお借りしまして市民農園を開設してまいります。  続いて、「安心して快適にすごせるまち」についてであります。  市道の無電柱化につきましては、防災機能の強化を図るため、平成30年度に策定した無電柱化推進計画に基づき、計画的に取組を進めてまいります。  東京都からの災害発生時に非常用電源72時間の確保の要請を受けて、市庁舎に再生可能エネルギー等を利用した非常用電源設備と、高度なエネルギーマネジメントにより電力の需給調整を行う仕組みを導入するための実施設計を進めてまいります。  平成5年度から6年度に建設された東久留米駅西口昇降施設につきましては、建築基準法に定める建築確認申請が当時されていないことが明らかになりました。当該施設の安全性は確認しておりますが、平成5年度に建築確認申請がされていなかったことから、現状施設の建築基準法に係る適合状況について、現状確認を含め調査を実施して特定行政庁へ報告してまいります。  続いて、「いきいきと健康に暮らせるまち」についてであります。  感染症予防事業につきましては、新型コロナウイルス感染症抗原検査キットや新型コロナウイルス感染症対策用防護服などを購入し、新型コロナウイルス感染症の感染防止対策を図ってまいります。  続いて、「子どもが豊かに成長できるまち」についてであります。  産後ケア事業につきましては、産後3か月前後の母親と乳児を対象として、国や東京都の補助金を活用し、育児不安の軽減や産後鬱の予防、虐待の防止などに向けたデイサービス集団型事業として実施してまいります。また、出産子育て応援品につきましては、これまでも妊婦面接を実施した妊婦に対し配布しておりましたが、東京都の補助金を活用して応援品の額を増額し配布することといたします。  学校施設の環境整備につきましては、第三小学校東校舎棟及び下里中学校南校舎棟他の大規模改造工事を実施するとともに、第五小学校普通教室他改修事業、小山小学校普通教室他整備事業、第七小学校給食棟プラットホーム整備事業を実施してまいります。また、授業や部活動等における熱中症対策として、中学校7校の体育館にリース方式により空調機を設置いたします。今後の改修に向けた準備では、第二小学校西校舎棟他中規模改造他、第三小学校西校舎棟他大規模改造及び体育館中規模改造他、第六小学校北校舎棟西側他中規模改造他に係る実施設計を行ってまいります。  中学1年生を対象とした移動教室につきましては、昨年は新型コロナウイルス感染症の影響で中止となりました。これにより、参加できなかった子供たちのために、令和3年度は、1、2学年を対象として経費の一部を補助していきます。  続いて、「自然と共生する環境にやさしいまち」についてであります。  令和4年度をもって第二次緑の基本計画の計画期間が終了することに伴い、第三次緑の基本計画の策定に向けた検討を進めてまいります。また、東久留米市緑地保全計画において示されております、緑地保全優先度の高い対象地となっている柳窪天神社周辺及び黒目川源流域の一部の緑地について、引き続き地権者との協議を進め、みどりの基金を活用して購入していくことを予定しております。  最後に、「基本構想実現のために」についてであります。  市史編さんにつきましては、これまで、整理すべき課題等について調査などを行ってまいりました。令和3年度より、基本方針を取りまとめた上で、市史編さん事業に取り組んでまいります。  「広報ひがしくるめ」につきましては、よりわかりやすく読みやすい広報紙とするため、提供する情報やその内容、紙面の構成などを見直し、令和4年1月7日号よりリニューアルして全面フルカラー印刷で発行してまいります。あわせて、広告掲載の拡大について検討するなどして、広告料収入の確保にも努めてまいります。  情報セキュリティの強化、電子帳票化を促進するために、ビジネスチャット、フォームを導入し、市民の皆様からの電子申請サービスにも資するようにデジタル環境を整えてまいります。また、印刷から封入製本まで可能とする多機能プリンターを導入し、業務効率化を進め事務負担の軽減を図ってまいります。  私は、2期目となる市長の職をお預かりして、さらに東久留米市を前進させ、「誰もが夢と希望の持てるまち」を目指し、公約として掲げた「6つのビジョン」の実現に向けて、全力で市政運営に取り組んでまいりました。  昨年は、新型コロナウイルス感染症の影響により社会経済情勢が一変し、市政運営においてもその対応を余儀なくされるなど、大変厳しい1年でありました。任期最後の年となる令和3年度は、いまだ新型コロナウイルス感染症の収束の見通しが立たない中での市政運営となります。昨年は市制が施行されて50年という記念すべき年でありましたが、この50年の歩みは決して平坦な道のりではなく、先人が、数多くの苦難を乗り越え、市の発展のために力を尽くしてきたことで、今日の東久留米市があるものと思っております。  人類は、これまで幾多の困難に直面し、それを乗り越えてきました。今、まさに未知のウイルスである新型コロナウイルスとの戦いの中で、人類の英知を結集し、一致団結する必要があります。市民の皆様には、この難局を乗り越えるために、改めて御理解と御協力をお願いいたします。  今こそ、大切な言葉として、令和3年の1文字を「希」といたしました。厳しいときだからこそ希望が大切です。皆様とともに希望あふれる輝かしい東久留米の発展を成し遂げてまいる所存です。  結びに、市民の皆様、議員各位の御理解、御協力、そして御支援を改めてお願いいたしまして、令和3年度の施政方針とさせていただきます。  令和3年3月1日            東久留米市長 並木克巳 17 ◯議長(富田竜馬君) 以上で市長の施政方針演説を終了いたします。  ただいまの施政方針演説に対する総括代表質問は3月3日に行います。  なお、質問順は、議会運営委員長の報告どおり、1番、自民クラブ、2番、公明党、3番、日本共産党、4番、未来政策フォーラム、5番、市民自治フォーラムの順で行います。   ─────── ◇ ─────── 18 ◯議長(富田竜馬君) ここで休憩いたします。  再開、午前10時50分。       午前10時35分休憩       午前10時50分開議 19 ◯議長(富田竜馬君) 休憩を閉じて再開いたします。   ─────── ◇ ─────── 日程第4 東久留米市選挙管理委員及び同補充員      の選挙 20 ◯議長(富田竜馬君) 日程第4、東久留米市選挙管理委員及び同補充員の選挙を行います。  お諮りいたします。選挙の方法につきましては、地方自治法第118条第2項の規定により指名推選により行いたいと思いますが、これに御異議ございませんか。      (「異議なし」の声あり) 21 ◯議長(富田竜馬君) 異議なしと認めます。  よって、選挙の方法は指名推選によることに決しました。  お諮りいたします。指名の方法は議長において指名することにいたしたいと思います。これに御異議ございませんか。      (「異議なし」の声あり) 22 ◯議長(富田竜馬君) 異議なしと認めます。  よって、議長において指名することに決しました。  それでは、東久留米市選挙管理委員に、塩野谷敏江氏、菅沼法子氏、中嶋勢伊氏、高橋高一氏を指名いたします。  お諮りいたします。ただいま議長において指名いたしました塩野谷敏江氏、菅沼法子氏、中嶋勢伊氏、高橋高一氏を東久留米市選挙管理委員の当選人と定めることに御異議ございませんか。      (「異議なし」の声あり) 23 ◯議長(富田竜馬君) 異議なしと認めます。  よって、ただいま指名いたしました塩野谷敏江氏、菅沼法子氏、中嶋勢伊氏、高橋高一氏が東久留米市選挙管理委員に当選されました。  次に、同補充員に、第1順位、下嶋光豊氏、第2順位、長谷川正次氏、第3順位、岡野マサ子氏、第4順位、中島哲氏を指名いたします。  お諮りいたします。ただいま議長において指名いたしました第1順位、下嶋光豊氏、第2順位、長谷川正次氏、第3順位、岡野マサ子氏、第4順位、中島哲氏を東久留米市選挙管理委員補充員の当選人と定めることに御異議ございませんか。      (「異議なし」の声あり) 24 ◯議長(富田竜馬君) 異議なしと認めます。  よって、ただいま指名いたしました第1順位、下嶋光豊氏、第2順位、長谷川正次氏、第3順位、岡野マサ子氏、第4順位、中島哲氏が東久留米市選挙管理委員補充員に当選されました。   ─────── ◇ ─────── 日程第5 議案第1号 人権擁護委員の推薦につ      き意見を求めることについて 25 ◯議長(富田竜馬君) 日程第5、議案第1号 人権擁護委員の推薦につき意見を求めることについてを議題といたします。  市長から提案理由の説明を求めます。  市長。     〔市長(並木克巳君)登壇〕 26 ◯市長(並木克巳君) 議案第1号は、人権擁護委員の推薦につき意見を求めることについてであります。  本案は、現人権擁護委員の小日向惠美子氏の任期が令和3年6月30日をもって満了となるため、引き続き同氏を委員として推薦いたしたく、人権擁護委員法第6条第3項の規定に基づき議会の意見を求めるものであります。よろしく御審議のほどお願い申し上げます。 27 ◯議長(富田竜馬君) 以上で提案理由の説明を終わります。  お諮りいたします。議案第1号につきましては、さきの議会運営委員長の報告どおり、会議規則第36条第3項の規定により、委員会の付託を省略し、直ちに審議をしたいと思いますが、御異議ございませんか。      (「異議なし」の声あり) 28 ◯議長(富田竜馬君) 異議なしと認めます。  よって、議案第1号は委員会の付託を省略し、直ちに審議することに決しました。  これより質疑に入ります。       (「なし」の声あり) 29 ◯議長(富田竜馬君) 質疑なしと認めます。  続いて討論に入ります。       (「省略」の声あり) 30 ◯議長(富田竜馬君) 討論省略と認めます。  これより、議案第1号 人権擁護委員の推薦につき意見を求めることについてを採決いたします。  本案はこれに同意することに賛成の方の挙手を求めます。        〔賛成者挙手〕 31 ◯議長(富田竜馬君) 挙手全員であります。  よって、議案第1号はこれに同意することに決しました。   ─────── ◇ ─────── 日程第6 議案第2号 専決処分(令和2年度      東久留米市一般会計補正予算(第      13号))の承認について 32 ◯議長(富田竜馬君) 日程第6、議案第2号 専決処分(令和2年度東久留米市一般会計補正予算(第13号))の承認についてを議題といたします。
     市長から提案理由の説明を求めます。  市長。     〔市長(並木克巳君)登壇〕 33 ◯市長(並木克巳君) 議案第2号は、専決処分(令和2年度東久留米市一般会計補正予算(第13号))の承認についてであります。  本案は、新型コロナウイルス感染症対策として、新型コロナウイルスワクチン接種事業を実施するため予算措置を行う必要が生じましたが、市議会を招集する時間的余裕がないため、地方自治法第179条第1項の規定により専決処分したことから、同条第3項の規定に基づき議会の承認をお願いするものであります。  歳入につきましては、国庫支出金、繰入金であります。  歳出につきましては、衛生費であります。  この結果、歳入歳出予算の総額に歳入歳出それぞれ1億7247万7000円を追加し、歳入歳出予算の総額を歳入歳出それぞれ608億6839万9000円とするものであります。  また、繰越明許費の補正をいたしております。  なお、担当部長に補足説明をさせたいと思います。よろしく御審議のほどお願い申し上げます。 34 ◯議長(富田竜馬君) 企画経営室長。 35 ◯企画経営室長(土屋健治君) 議案第2号 専決処分(令和2年度東久留米市一般会計補正予算(第13号))の承認について補足説明させていただきます。  恐れ入りますが、補正予算書の2ページをお開きください。補正予算の規模は、歳入歳出予算にそれぞれ1億7247万7000円を追加し、歳入歳出それぞれの総額を608億6839万9000円とするものでございます。あわせて繰越明許費の補正を行っております。  それでは、14ページをお開きください。歳出から御説明させていただきます。  衛生費でございます。4款 衛生費、1項 保健衛生費、目2 予防費、大事業14 予防接種事業は、新型コロナウイルスワクチン接種の準備に係る経費として1億7247万7000円を新たに計上するものでございます。内容といたしまして、接種事務に係る会計年度任用職員を任用するための報酬、接種会場で必要となる各種消耗品費、今年度中に予定されている接種に関する案内送付に必要な通信運搬費、接種に関する問合せなどに対応するためのコールセンター等業務委託料などのほか、ワクチン接種に係る什器類の借り上げ料を計上しております。  歳出の説明は以上でございます。  恐れ入りますが、12ページにお戻りください。歳入について御説明させていただきます。  14款 国庫支出金、2項 国庫補助金、目3 衛生費補助金は、新型コロナウイルスワクチン接種体制確保事業費国庫補助金において、専決処分時点で示されていた配分額1353万3000円を新たに計上するものでございます。  18款 繰入金、1項 基金繰入金、目1 財政調整基金繰入金は、今補正に伴う財源調整のため、1億5894万4000円を増額するものでございます。  歳入の説明は以上でございます。  続きまして、繰越明許費補正について御説明させていただきます。恐れ入りますが、5ページにお戻りください。  第2表 繰越明許費補正でございます。本補正で計上した事業費のうち、来年度まで必要となる見込みの経費といたしまして、款 衛生費、項 保健衛生費、事業名 新型コロナウイルスワクチン接種体制確保事業、金額1億6507万2000円として設定するものでございます。  以上をもちまして議案第2号 専決処分(令和2年度東久留米市一般会計補正予算(第13号))の承認の補足説明とさせていただきます。  よろしく御審議のほどお願い申し上げます。 36 ◯議長(富田竜馬君) これで提案理由の説明を終わります。  お諮りいたします。議案第2号につきましては、さきの議会運営委員長の報告どおり、会議規則第36条第3項の規定により、委員会の付託を省略し、直ちに審議したいと思いますが、これに御異議ございませんか。      (「異議なし」の声あり) 37 ◯議長(富田竜馬君) 異議なしと認めます。  よって、議案第2号は委員会の付託を省略し、直ちに審議することに決しました。  これより質疑に入ります。  宮川議員。 38 ◯11番(宮川豊史君) 専決処分、既にされているということで、簡潔に伺いますけれども、専決処分されてからもう1か月がたっていまして、ただ、この繰越しもされるとの内容ではありますけれども、現段階でこの専決処分した予算がどの程度執行されているのか。使われているのかですね。いや、まだ使われていませんよということなのか、いや、現時点でもう契約をこれだけして、これだけ支出しましたよということなのか、その支出の状況ですね、それを伺いたいと思います。それが1つ。  あと、コールセンターへの委託になると思うんですけれども、現段階でどういう契約状況になっているのか。いつからスタートで、いつまで。当初は3月中に65歳以上の高齢者のワクチン接種が始まるのではないかと言われておりましたけれども、現段階での最新情報では4月12日からということが政府のほうで発表されていますが、ただ、それも、その前の週、4月5日の週に東久留米市にどれくらい、何人分のワクチンが届くかが分からないので、現段階でなかなか不確定情報が多いので担当の方も大変だと思うんですが、コールセンターの方々との契約ね、いつからスタートで、いつまでとなっているのかが分かればお願いします。  あと、それに含めて、クーポンの発券のほうもそうですよね。こちらのほうももう契約を済ませているのか、いや、それともこれからなのか、その辺も伺いたいと思います。 39 ◯議長(富田竜馬君) 健康課長。 40 ◯健康課長(秋山悟君) まず、どれだけ契約等で執行が始まっているかという点でございます。  まず、会計年度任用職員の報酬については、既に2名の会計年度任用職員の任用を決めておりまして、先週から来ていただいているということでございます。  それから、通信運搬費のうち高齢者への接種券、郵送は今のところ3月中旬以降ということでございますので、まだここは執行しておりませんが、電話代金の2か月分などはもうここで準備をしたということでございます。  コールセンター事務委託の部分については、もう契約を締結いたしました。それに関していつから動き出すのかということは、今、実際にコールセンター業務をいつから始めるかというところは3月15日号の広報で掲載する予定ですが、3月中旬を今めどとして委託業者と──契約でもう委託業者は決まっておりますので、そこと詰めているところでございます。  あとは、機械器具の借り上げとか電話の借り上げについては、もう契約に基づいた執行が始まっているというふうに考えていただければいいかと思います。実際にお支払いしたかどうかは別としまして、契約等の準備はもう済んでいるというふうになっております。 41 ◯議長(富田竜馬君) 宮川議員。 42 ◯11番(宮川豊史君) 状況が刻々と変わる中、本当に担当の皆さん、事務に直接携わっている方が大変なのは十分理解していますし、そこは感謝させていただきたいと思います。  ちょっともう一回確認をさせていただきたいのがそのコールセンターの件なんですけれども、3月15日号に掲載予定ということですが、もう結構日にちが迫っていますよね。ですから、その3月15日にどういった内容を掲載するのかはいつ頃分かるのか。内容はいいです。内容はまだ分からないでしょうから、いつ頃までに3月15日にどういった内容を掲載するかが決まるのか。もう日にちが迫っているので大変だと思うので、それを伺いたいのが1つ。  あともう1個は、高齢者の皆さんへのクーポンの発券を行っていくんでしょうけれども、これもなかなか大変だと思うんですよね。担当の皆さん、接種日がまだ明確には決まっていませんよね、いつからできるか。ですから、その辺は明確にいつぐらいから──会場とか場所とか日時とか具体的に決まってから発券するのか、それとも先に発券するのか、その辺は現段階で結構です、現在でどのように考えているか伺いたいと思います。 43 ◯議長(富田竜馬君) 健康課長。 44 ◯健康課長(秋山悟君) 広報の原稿についてはもう一応は出しておりまして、3月15日をめどにコールセンタースタートという方向で、今、原稿の最終校了はまだなので、その最終校了に向けて、今週、最終的な事業者との詰めをするというふうにお考えいただければと思います。  それから、クーポン券の中には、少なくとも集団接種会場の場所、それから個別接種、どこで受けられるかというようなものは分かるようにはいたすつもりでございます。ただ、御指摘のとおり、いつから予約をスタートさせるかという、そこが3月の下旬の時点で出せないのではないかということが今のところは想定されます。その場合、その部分については4月1日号あるいは15日号になってしまうかもしれませんが、予約がいつからスタートするかというのは別にお知らせしなければならなくなっているかなというふうに今のところ考えております。 45 ◯議長(富田竜馬君) 宮川議員。 46 ◯11番(宮川豊史君) 高齢者のクーポンの発券のほうは了解しました。本当にこの件はなかなか大変だと思うので、状況に応じて対応していただければと思います。  最後に、もう一回ちょっとコールセンターの件で確認したいんですけれども、3月15日号の市の広報に掲載されるのは、この番号にかければもう今日から相談できますよという内容を想定しているんですかね。もう日にちが近づいてきているものですから、3月15日から相談開始という内容の広報なのか。1つ心配なのは、やはり広報に出てしまうと、あ、もうワクチン接種の予約ができるのかなとか、もう始まる日が決まったのかなって、そういう勘違いも出てしまうのではないかというのがちょっと心配になるわけですけれども、そういったその辺の表現も配慮して対応していただきたいなと。3月15日、コールセンターが始まりますよと言うことは決して悪いことではないんですけれども、ただ、まだワクチン接種の日が決まっていないわけですから、その辺の表現は注意していただきたいなと思いますが、いかがですか。 47 ◯議長(富田竜馬君) 健康課長。 48 ◯健康課長(秋山悟君) 御指摘のとおりだと思います。スタートの時点というのは、既に健康課のほうにはワクチン接種に関する問合せが幾つかもう入っていることもありますので、接種券配布前でも一定の御相談とか御質問が来ると、これを想定して少し早めに始めるということですが、まだ予約ができないということは明記した広報の打ち方をしたいというふうに考えております。    (「はい、結構です」の声あり) 49 ◯議長(富田竜馬君) 梶井議員。 50 ◯18番(梶井琢太君) 今、宮川議員のほうから質疑がありまして概要は分かったんですけれど、内容についてはまだ答えられない部分もあるかもしれませんが、若干確認させていただきたいんですが、コールセンターの係員といいますか、人数と回線数について、ちょっと細かいですけれど、現状、方向性といいますか、お考えを伺っておきたいと思います。  以上です。 51 ◯議長(富田竜馬君) 健康課長。 52 ◯健康課長(秋山悟君) 回線については、たしか8回線で今のところ考えています。コールセンターでかかりにくくなっている場合は、もちろん健康課でも受けられるという態勢はつくっていきたいと思っております。  人数については、流動的に、最初はすごく多く電話がかかってくると思いますけれど、時期によって変わってくると思います。それに内部事務も一緒にやりますので、そこら辺のバランスを取りながら、その時点、時点で受ける人数は少し変えていくというふうに考えていただければと思います。 53 ◯議長(富田竜馬君) 梶井議員。 54 ◯18番(梶井琢太君) はい、分かりました。今、問合せが多いときもあるかもしれない、波があるかもしれないというお話でしたけれど、あまりにも多くて対応できない場合には、ちょっと今お話あったのかなと思いますけれど、市側でもある程度の応援態勢といいますか、増強の取組は考えられているという理解でよろしいでしょうか。一応念のため、改めて確認をお願いしたいと思います。 55 ◯議長(富田竜馬君) 健康課長。 56 ◯健康課長(秋山悟君) おっしゃるとおりで、職員側にも、そのことは必ずありますからということで周知しております。 57 ◯議長(富田竜馬君) よろしいですか。これで質疑を終結いたします。  続いて討論に入ります。       (「省略」の声あり) 58 ◯議長(富田竜馬君) 討論省略と認めます。  これより、議案第2号 専決処分(令和2年度東久留米市一般会計補正予算(第13号))の承認についてを採決いたします。  本案はこれを承認することに賛成の方の挙手を求めます。        〔賛成者挙手〕 59 ◯議長(富田竜馬君) 挙手全員であります。  よって、議案第2号はこれを承認することに決しました。   ─────── ◇ ─────── 日程第7 議案第3号 損害賠償請求に関する和      解及び損害賠償の額の決定について 60 ◯議長(富田竜馬君) 日程第7、議案第3号 損害賠償請求に関する和解及び損害賠償の額の決定についてを議題といたします。  市長から提案理由の説明を求めます。  市長。     〔市長(並木克巳君)登壇〕 61 ◯市長(並木克巳君) 議案第3号は、損害賠償請求に関する和解及び損害賠償の額の決定についてであります。  本案は、「第47回くらしフェスタくるめ」でのイベントの撤収中に発生した事故に伴う損害賠償について、和解を成立させ、損害賠償の額を定めるため、地方自治法第96条第1項第12号及び第13号の規定により議会の議決を必要とするものであります。  なお、担当部長に補足説明をさせたいと思います。  よろしく御審議のほどお願い申し上げます。 62 ◯議長(富田竜馬君) 市民部長。 63 ◯市民部長(山下一美君) 議案第3号 損害賠償請求に関する和解及び損害賠償の額の決定につきまして補足説明をさせていただきます。  本件の経緯につきましては、平成30年11月24日、「第47回くらしフェスタくるめ」会場、市民プラザ屋内ひろば内におきまして、イベント設備の撤収時に実行委員がステージ上に設置していたスピーカーを動かした際、バランスを失い、当該スピーカーが来場者に向かって倒れ、けがを負わせたものであります。その後、翌31年3月、治療が終了いたしました。このことから、市といたしまして、運営管理上の過失を認め、損害賠償金321万1000円を当事者に支払うものであります。  相手方への損害賠償につきましては、市民総合賠償補償保険の利用を前提に協議を行ってまいりました。左手の母指側副靱帯損傷による行為障害の等級の主張に隔たりがあり、約2年間の交渉期間を要してしまいましたが、今回、双方の代理人を通じて協議が調いましたので、議案提案させていただいたものでございます。  なお、今回の損害賠償金につきましては、市民総合賠償補償保険にて直接御本人に全額支払いがされるものでございます。  今回の事故を受けまして、イベントを開催する際には安全対策計画書を作成し、安全対策について周知徹底を図り、再発防止に努めているところでございます。  説明は以上でございます。 64 ◯議長(富田竜馬君) これで提案理由の説明を終わります。  お諮りいたします。議案第3号につきましては、さきの議会運営委員長の報告どおり、会議規則第36条第3項の規定により、委員会の付託を省略し、直ちに審議したいと思いますが、御異議ございませんか。      (「異議なし」の声あり) 65 ◯議長(富田竜馬君) 異議なしと認めます。  よって、議案第3号は委員会の付託を省略し、直ちに審議することに決しました。  これより質疑に入ります。       (「なし」の声あり) 66 ◯議長(富田竜馬君) 質疑なしと認めます。  続いて討論に入ります。       (「省略」の声あり)
    67 ◯議長(富田竜馬君) 討論省略と認めます。  これより、議案第3号 損害賠償請求に関する和解及び損害賠償の額の決定についてを採決いたします。  本案は、これを原案のとおり決することに賛成の方の挙手を求めます。        〔賛成者挙手〕 68 ◯議長(富田竜馬君) 挙手全員であります。  よって、議案第3号は原案のとおり可決されました。   ─────── ◇ ─────── 日程第8 議案第4号 新型インフルエンザ等対      策特別措置法等の一部を改正する法律      の施行に伴う関係条例の整理に関する      条例 69 ◯議長(富田竜馬君) 日程第8、議案第4号 新型インフルエンザ等対策特別措置法等の一部を改正する法律の施行に伴う関係条例の整理に関する条例を議題といたします。  市長から提案理由の説明を求めます。  市長。     〔市長(並木克巳君)登壇〕 70 ◯市長(並木克巳君) 議案第4号は、新型インフルエンザ等対策特別措置法等の一部を改正する法律の施行に伴う関係条例の整理に関する条例についてであります。  本案は、新型インフルエンザ等対策特別措置法等の一部を改正する法律の施行による新型インフルエンザ等対策特別措置法の改正に伴い、これに関連する3つの条例の一部を改正するものであります。  なお、担当部長に補足説明をさせたいと思います。  よろしく御審議のほどお願い申し上げます。 71 ◯議長(富田竜馬君) 福祉保健部長。 72 ◯福祉保健部長(小堀高広君) 議案第4号 新型インフルエンザ等対策特別措置法等の一部を改正する法律の施行に伴う関係条例の整理に関する条例につきまして補足説明をいたします。  本議案は、新型インフルエンザ等対策特別措置法の改正に伴いまして、第1条で東久留米市介護保険条例、第2条で東久留米市国民健康保険条例、第3条で東久留米市新型コロナウイルス感染症対策基金条例の関連する3つの条例の規定を整備するものでございます。  改正の内容につきましては、新型コロナウイルス感染症の定義を規定しておりました新型インフルエンザ等対策特別措置法附則第1条の2が削除されることから、当該条項を引用して新型コロナウイルス感染症を定義している当該関連する条例の規定について、「病原体がベータコロナウイルス属のコロナウイルス(令和2年1月に、中華人民共和国から世界保健機関に対して、人に伝染する能力を有することが新たに報告されたものに限る。)である感染症」と改めるものであります。  なお、本条例の施行日は公布の日でございます。  以上、よろしく御審議のほどお願い申し上げます。 73 ◯議長(富田竜馬君) これで提案理由の説明を終わります。  お諮りいたします。議案第4号につきましては、さきの議会運営委員長の報告どおり、会議規則第36条第3項の規定により、委員会の付託を省略し、直ちに審議したいと思いますが、御異議ございませんか。      (「異議なし」の声あり) 74 ◯議長(富田竜馬君) 異議なしと認めます。  よって、議案第4号は委員会の付託を省略し、直ちに審議することに決しました。  これより質疑に入ります。       (「なし」の声あり) 75 ◯議長(富田竜馬君) 質疑なしと認めます。  続いて討論に入ります。       (「省略」の声あり) 76 ◯議長(富田竜馬君) 討論省略と認めます。  これより、議案第4号 新型インフルエンザ等対策特別措置法等の一部を改正する法律の施行に伴う関係条例の整理に関する条例を採決いたします。  本案はこれを原案のとおり決することに賛成の方の挙手を求めます。        〔賛成者挙手〕 77 ◯議長(富田竜馬君) 挙手全員であります。  よって、議案第4号は原案のとおり可決されました。   ─────── ◇ ─────── 日程第9 議案第5号 令和2年度東久留米市一      般会計補正予算(第14号) 78 ◯議長(富田竜馬君) 日程第9、議案第5号 令和2年度東久留米市一般会計補正予算(第14号)を議題といたします。  市長から提案理由の説明を求めます。  市長。     〔市長(並木克巳君)登壇〕 79 ◯市長(並木克巳君) 議案第5号は、令和2年度東久留米市一般会計補正予算(第14号)についてであります。  歳入につきましては、国庫支出金、繰入金であります。  歳出につきましては、衛生費、土木費、教育費であります。  歳出の内容は、予防費、下水道整備費、生涯学習センター費であります。  この結果、歳入歳出予算の総額に歳入歳出それぞれ5億822万4000円を追加し、歳入歳出予算の総額を歳入歳出それぞれ613億7662万3000円とするものであります。  また、繰越明許費の補正をいたしております。  なお、担当部長に補足説明をさせたいと思います。  よろしく御審議のほどお願い申し上げます。 80 ◯議長(富田竜馬君) 企画経営室長。 81 ◯企画経営室長(土屋健治君) 議案第5号 令和2年度東久留米市一般会計補正予算(第14号)について補足説明させていただきます。  恐れ入りますが、補正予算書の2ページをお開きください。補正予算の規模は、歳入歳出予算にそれぞれ5億822万4000円を追加し、歳入歳出それぞれの総額を613億7662万3000円とするものでございます。あわせて繰越明許費の補正を行っております。  それでは、14ページをお開きください。歳出から御説明させていただきます。  初めに、衛生費でございます。4款 衛生費、1項 保健衛生費、目2 予防費、大事業14 予防接種事業は、新型コロナウイルスワクチン接種の準備に係る経費として4億8582万4000円を増額するものでございます。内容といたしまして、予防接種に係る健康被害が発生した際の調査委員会委員への謝金、接種事業に係る事務用品のほか、集団接種に必要な各種消耗品費、65歳以下の市民の方へのクーポン券郵送料のほか、電話料金などの通信運搬費、個別接種に係る委託料などのほか、接種状況等を管理するためのパソコン等の借り上げ料、接種に関する文書等を保管するための備品購入費をそれぞれ増額及び新たに計上しております。  続きまして、土木費でございます。8款 土木費、5項 下水道事業費、目1 下水道整備費、大事業1 下水道事業会計繰出金は、下水道事業会計の補正に伴い、1800万円を増額するものでございます。  16ページをお開きください。教育費でございます。10款 教育費、4項 社会教育費、目4 生涯学習センター費、大事業1 生涯学習センター管理運営事業は、生涯学習センターのスプリンクラーポンプが故障したことにより、修繕を行う必要があることから、440万円を新たに計上するものでございます。  歳出の説明は以上でございます。  続きまして、恐れ入りますが、12ページにお戻りください。歳入について御説明させていただきます。  14款 国庫支出金、1項 国庫負担金、目2 衛生費負担金は、歳出予算の補正に伴い、新型コロナウイルスワクチン接種対策費国庫負担金4億986万円を新たに計上するものでございます。  2項 国庫補助金、目3 衛生費補助金は、歳出予算の補正に伴い、新型コロナウイルスワクチン接種体制確保事業費国庫補助金2億313万5000円を増額するものでございます。  18款 繰入金、1項 基金繰入金、目1 財政調整基金繰入金は、今補正における財源調整として、財政調整基金繰入金1億477万1000円を減額するものでございます。  歳入の説明は以上でございます。  続きまして、繰越明許費補正について御説明させていただきます。恐れ入りますが、5ページにお戻りください。第2表 繰越明許費補正でございます。繰越明許費は追加及び変更でございます。  追加でございますが、款 土木費、項 下水道事業費、事業名 公共下水道事業(下水道事業会計繰出金)、金額2165万円。続きまして、款 教育費、項 社会教育費、事業名、生涯学習センタースプリンクラーポンプ修繕事業、金額440万円。いずれも年度内の事業完了が困難なことから設定するものでございます。  次に、変更でございますが、新型コロナウイルスワクチン接種事業で計上した事業費を繰り越す必要があることから、既設定の新型コロナウイルスワクチン接種体制確保事業の金額を1億6507万2000円から6億5089万6000円に変更するものでございます。  以上をもちまして、議案第5号 令和2年度東久留米市一般会計補正予算(第14号)の補足説明とさせていただきます。  よろしく御審議のほどお願い申し上げます。 82 ◯議長(富田竜馬君) これで提案理由の説明を終わります。  お諮りいたします。議案第5号につきましては、さきの議会運営委員長の報告どおり、会議規則第36条第3項の規定により、委員会の付託を省略し、直ちに審議したいと思いますが、御異議ございませんか。      (「異議なし」の声あり) 83 ◯議長(富田竜馬君) 異議なしと認めます。  よって、議案第5号は委員会の付託を省略し、直ちに審議することに決しました。  これより質疑に入ります。  高橋議員。 84 ◯2番(高橋和義君) 先ほどの質疑の中でコールセンター等と準備が進んでいるということで、担当の皆様、本当にありがとうございます。  私のほうから予防接種事業について大きく2点伺いたいと思います。  一般質問でも質問を行いますので、あまり深くは聞かないようにしたいと思いますけれども、まず、今日まで準備等々あり、また、これからワクチンの供給状況とか日々変わってくる中でなんですけれども、医師会のほうからのお声についてちょっと聞きたいと思うんですが、様々、医師会からも声はあると思うんですけれども、市のほうに要望や問合せ等々、上がってきているものがあれば教えていただきたいのが1点。  2点目が、報道でもあるとおり、今回、ワクチンの供給管理には国から供給されるV-SYSというシステムが導入されるんですけれども、もう1つ、ワクチン接種記録システムというのが導入されるということであります。また、本市において、国が対応するというのであればこちらがしなければならない部分があるんですけれども、こちらについても医師会のほうから声とか対応について等々、声は上がってきているのかについてお伺いしたいと思います。 85 ◯議長(富田竜馬君) 健康課長。 86 ◯健康課長(秋山悟君) これまで医師会の皆さんと2回協議を行っており、また来週、3回目の協議を行う予定でございます。その中では、1つには、今、ワクチンの供給のルートがいろいろ国の考え方が変わってきまして、練馬区モデルなども出てきたことによって、基本型接種施設というところからサテライト型への供給ということがあるわけですけれど、最初は基本型1か所から3か所程度のサテライト型への小分けという、そういう仕切りでございました。そこについて医師会のほうからも、基本型の接種施設に当たる医療機関の負担が、事務的な負担とかかなり重くなるのでというお話があって、いろいろ協議をしてきたところでございます。その結果として、今までの議論の中では、基本型施設は医師会事務局のほうに1か所つくって、そこから個別接種への供給をするという流れに今考えております。これを基に、今そこまで協議が詰まっておりますので、実施計画の中に反映させていこうというふうに思っております。  それから、市境を越えて患者さんが見えるので、その患者さんに対するワクチン接種できるやり方があるはずだ、そのやり方について教示されたいということがありましたので、ここについては国のほうの方針がよく見えてきましたので、次回の協議会でお答えをしていきたいというふうに思っています。  それからまた、V-SYSのほうがワクチン供給と使用に関することを記録するシステムなんですけれど、これ、初めて運用するもので、ここに各医療機関も登録して一定の入力をするということは初めて行うことになりますので、今もPCR検査結果などを登録するとかいう事務は発生はしているんですけれど、同様にかなり大量にそこの事務が発生するのではないかということで、そこに関する具体的なことがまだ見えない中ではちょっと不安の声も聞こえているかなというふうに思っております。  それからさらに、国の新たな接種の記録のシステムですね、どこの市も独自の、東久留米市であれば保健総合システムの中にこれまでもいろいろな予防接種の記録を登録しているということがありまして、今回のワクチン接種に関してもそこに登録していくと。そのためのシステム修正の予算なども取り、契約もして、今、システム修正を行っているわけなんですけれど、そこで市独自としては登録をしていく。これは元から考えていたことですが、それだと、転出したりとか、住民移動があったときに、その先の自治体のほうでは接種の記録が分からないわけですね。各市が独自に運営しているシステムですから。そこで、それをマイナンバーとかにひもづけた形での接種記録システムが必要ではないかということで国のほうが後から新たな指針を示してきたということで、ここについてはまだ具体のことやお金の問題とか示されておりませんので、それを見ながら対応を考えていきたいというふうに考えております。 87 ◯議長(富田竜馬君) 高橋議員。 88 ◯2番(高橋和義君) 医師会の現場の事務負担というのは本当に大きくなるなというふうに予想されるんですけれども、各市の状況として私のもとに届いているというか、聞いているのが、やはり医師会の負担する部分と契約する委託の部分の費用の部分ですね、その部分は国が全部見てくれるというふうなスキームだと思うんですけれども、要するに、医師会からするとどこまで見てくれるんだという声が結構上がってきているのがあって、そういうのもこれから市のほうにも問合せ等があるかもしれないので、そのときはまた教えていただきたいなというふうに思っています。  2点目の接種記録システムについては、まだ詳細は分からない部分は多いんですけれども、話によると、各医療機関に専用の端末、タブレットでしょうかね、それが下りてきまして、それはすぐ記録ができるものであるというふうに聞いております。それもやはり一斉にやると言えばやらざるを得ないんですけれども、それも準備が必要であったりとか、本当に負担が多いというふうに思いますので、通常の医療体制の中、新型コロナワクチンの予約から接種しましたという報告まで、それを一まとめにしてその日のうちにやらなければいけないとか、そういうスキームがこれから出てくると思うので、いずれにしても、その先にある全員の接種状況を把握するというツールなのかもしれないですけれども、ここも注意深く見守っていきたいなというふうに思いますので、市のほうもぜひこちらも注視していただきたいなと思っておりますので、よろしくお願いいたします。 89 ◯議長(富田竜馬君) ほかにございますか。  間宮議員。 90 ◯4番(間宮美季君) 私のほうからも、ワクチン接種についてと、それから生涯学習センターのスプリンクラーについて質問をしたいと思います。  今、高橋議員とのやり取りで、我が市のほうでも練馬区方式、練馬区型というのを御検討なさっているということでした。そうなってきた場合というのは、当初、国のほうから超低温冷凍庫というものが6台でしたでしょうか、配置されてという御説明等もあったんですけれども、これが先ほどの御説明だと、まだ予定の段階ということですけれども、医師会の事務所に全てが集約されていくということになっていくのでしょうか。  それから、報道等によりますと、保冷バッグが今不足していて、各自治体での確保が過熱しているというようなこともありますけれども、我が市のほうではその辺は大丈夫なのでしょうかということを伺いたいと思います。  あともう1つは、東部地域については、マイクロバスによるピストン輸送が計画されているやに伺っているわけなんですけれども、一方で、交通不便地域と言われるような場所ですね、例えば野火止であるとか小山であるとか、そういったところ、まだ個別の接種の場所がどこになるのかが実際には分からないので、現段階では明言が難しいのですけれども、あるいは柳窪とかですかね、そういった医療機関がもしかすると遠いのではないかと思われるようなところについて、対応というのが大丈夫なのかということを伺いたいというふうに思います。  生涯学習センターのほうのスプリンクラー、御担当としても大変だろうなというふうには思っております。今、4月までの分は、利用者の方々に御連絡が行っているやに伺っているんですが、今後のスケジュールとしては、5月以降については、どのような形で利用者の方たちに御連絡をされてキャンセル等の手続をしていただけるのかということを伺いたいと思います。
    91 ◯議長(富田竜馬君) 健康課長。 92 ◯健康課長(秋山悟君) ファイザー社製のワクチンに関しての超低温冷凍庫が必要ということで、ディープフリーザーという形で既に1台が、まず医療従事者の接種が始まるということになるので、医師会事務局のほうに1台目が設置されて、マイナス75度になることを確認しております。  このディープフリーザーは、ワクチン20箱ぐらいということは2万人分ぐらいを蓄えられるぐらい1台の容量があるということが分かりましたので、今回の基本型を幾つか設置しないということになりますと、そこまでたくさん冷凍庫は必要ではないのかなとは思っております。ただ、集団接種のほうは、同じわくわくの中ですけれど、市のほうが管理をしたフリーザーを置きまして、そこから集団接種会場には配送していくというふうな考え方でございますので、そこにいざというときのためのバックアップ体制ではないですけれど、停電とかそういうことに備えてもう1台ぐらい、例えば本庁舎に、まだこれ、全然調整してないですけれど、別の市の施設に置くとかいうことはちょっとこれから考えておこうかなというふうには思っていますが、そのぐらいあれば当座は大丈夫なのかなとは思っています。ただ、一応頂けるというものも合計8台、あと5台ありまして、これはちょっと小型なんですけれど、それの使いようについてはちょっと医師会ともまだこれから相談していこうというふうに思っております。  保冷バッグについては、基本型接種施設について各4セットは頂けるという形になっておりますが、いわゆる練馬区モデルのような形になってきたものですから、それへの対応をどうするのかというところをまだ国が示していないので、国が調達したものをサテライト型と言われる医療施設の分だけ配給してくれればいいなと思いまして、そういう要望を今出しております。なので、今、それを確保に向けて、調達に向けて焦っているということではなく、まず状況を見極めているというところでございます。  それから、交通不便地域というお話もありました。ただ、今回、医師会のほうの協力医療機関も30を超える医療機関があるということ、それから集団接種会場も含めまして、若干濃淡といいますか、この地域は医療機関が多いけれどというところは出てくるかもしれませんけれど、この東久留米市の面積の中では十分打てる場所はあるというふうには思っておりますので、基本的にはそのどこかで接種していただきたいなというふうには今のところ考えております。その中でスポセンについては、スポセンのマイクロバスが土曜日は活用できるということが分かりましたので、駅からのピストン輸送が有効だということで位置づけたということでございます。 93 ◯議長(富田竜馬君) 生涯学習課長。 94 ◯生涯学習課長(板倉正弥君) 生涯学習センターのスプリンクラーポンプについてでございます。  今回のスプリンクラーの故障につきましては、使用者の皆様への影響が非常に大きいといったところから、現在、工事の期間の短縮化には現在も検討を進めているといったところではございますけれども、現時点での予定では修繕に6か月程度の期間が必要だといったところで、利用者の皆様に対しましては9月末までの利用を一旦中止するよう御連絡させていただくことが必要というふうに考えてございます。これに関しましては、指定管理者のほうから既に施設の利用予約が入っている方につきましては個別に連絡させていただきまして、そのキャンセルに伴う返金といったところを進めさせていただいておりますので、既に御利用されている方につきましては個別に御連絡させていただくといったところでございます。  以上です。 95 ◯議長(富田竜馬君) 間宮議員。 96 ◯4番(間宮美季君) 超低温の冷凍庫については、残りの5台についてはこれから活用などについても検討なさるということでした。ぜひ医師会の先生方の御意見なども聞いていただきまして、ともかく集団接種と個別接種のほうのワクチンの保管が遺漏なきよう行われるよう、よろしくお願いします。  また、保冷バッグについては、先ほどのお話ですと国から貸与ですかね、されるもので今のところは賄っていけるのではないかと。また、サテライトについても要望をされていくということでした。こちらは、報道ではかなり足りないということで随分とニュースの中でありましたので、心配をしていたところなんですけれども、もちろんきちんと状況を見極めていただいて、こちらも必要なものについては確保していっていただきたいというふうに思います。  マイクロバスについては、全てがどこでというところが明らかになってこないと分からないところではありますけれども、先ほどの高橋議員とのやり取りもありましたが、例えば市境に、隣の市のほうが便利であるという方も考えられると思いますので、そういった辺の御案内をぜひ丁寧にやっていっていただければというふうに思います。また、もし今必要であればなんですけれども、「くるぶー」ですよね、これ、土・日が走っていないので、今回のワクチン接種では集団接種の場合はなかなか利用が難しいかなというふうにも思うんですが、ここは、もしやってみた段階で必要性があれば少し検討をしていただければなと思います。ここについて御答弁をいただければと思います。  スプリンクラーについては分かりました。現在の段階では6か月程度の時間を要するということでした。指定管理者の方も本当に大変だと思うんですね、個別に連絡を取っていくのは。ただ、一方では、利用者のほうも本当にどうなるのかというのは不安に思っていらっしゃると思いますので、ここは指定管理者の方に市のほうでも協力をするような形で、市民の皆さんが困らないようにぜひ対応していっていただきたいと思います。 97 ◯議長(富田竜馬君) 健康課長。 98 ◯健康課長(秋山悟君) 「くるぶー」の活用についてでございます。もともとそこがうまく活用できればなということは考えていたのですが、土曜日に運行するとなると、地域公共交通会議のほうにかけて変更していかなければいけないということがあるわけでございます。ただ、平日の個別接種については、バスの停留所に近い医療機関もあると思うので、自宅から近いところの停留場所というんですかね、そちらでの平日での利用というのは十分可能性としてはあるのだろうというふうに考えております。 99 ◯議長(富田竜馬君) 間宮議員。 100 ◯4番(間宮美季君) もちろん、現在、土曜日は運行をなされていないというのは承知しておりますし、地域公共交通会議にかけなければならないということも分かっているわけなんですけれども、これ、本当に緊急事態ですので、ぜひ必要がある場合にはそういったことも対応していっていただければと思います。  以上です。 101 ◯議長(富田竜馬君) 村山議員。 102 ◯7番(村山順次郎君) 2点お聞きします。  まず、ワクチン接種のところですけれども、ワクチン接種、一大事業で、この新型コロナウイルス感染拡大を抑えていくという意味では非常に期待の大きい事業だろうというふうに思います。御担当のところも前例のないプロジェクトを進めていくためにこの間もいろいろ御努力、御尽力いただいているというところには、改めて御礼を申し上げたいと思いますし、ワクチンに限らずですけれども、新型コロナウイルス感染拡大に伴う事務量の増というのが各所管でそれぞれ程度は違ってもあると思いますので、改めて職員の皆さんの日常の業務の中での御努力に御礼を申し上げたいというふうに思います。  ワクチン接種のところですけれども、私がお聞きしたいのは、大前提、念のための確認と言うべき質問かと思うんですが、このワクチン接種というのはあくまでも個人の自由意思で行われる。つまり、接種したい人が接種をし、接種したくない人は接種をしないと。そういうものであって、社会におけるあらゆる場面で、この接種をしたか、しないかによって差別を受けることがないようにするべきものというふうに思っております。  あわせて、自己決定権の尊重という意味での話ですけれども、もう1つ申し上げたいのはやっぱりプライバシーの保護、プライバシーの侵害にならないように、この場合で言うプライバシーというのは、「あなたは接種を受けましたか、受けませんか」ということを聞かれる場面というのは多分起こり得ると思うんですけれど、それを強要しない。特に上司が部下にとか、そういう一定の力関係があるところでそういう質問をすると、プライバシーが守られるかどうか非常に危うい状況というのも起こり得るのかなというふうに思います。言うまでもないことですが、感染症の歴史の裏側には感染症による差別の歴史があるというのは、これは時々言ってきているところですけれども、念のため、本当に念のための質問ですが、市行政における事務事業において、ワクチン接種を要件とするような手続などはないと。職員の皆さんに対しても、あらゆる場面において、接種が前提になるような、そういう手続・場面というのはないものというふうに理解をしていいのか。もうちょっと言えば、プライバシーの保護という面でいえば、今のこの質問は市役所でということにはなるんですけれども、私は市役所に限らないと思うんですが、例えば上司が「ワクチン接種をしましたか」ということを質問して所属している人たちの状況を把握するような、こういうことも私は課題があるのかなというふうに感じているんですけれども、そのようなことはないと思うんですが、そういう理解でよろしいかということを確認しておきたいというふうに思います。  もう1つは、まろにえホールのスプリンクラーの問題です。ちょっと私、この問題、重く受け止めておりまして、まず前段で、この状況について把握されて今日この補正予算措置ということに至っているんですけれども、その時系的な経過、いつ気づいて、どういう検討を進めてきて、どこで何らかの判断をして、今回予算措置になっているのかという経過を少し改めて御説明いただければと思います。 103 ◯議長(富田竜馬君) 職員課長。 104 ◯職員課長(佐川公行君) 職員のワクチン接種についてです。現段階で特に国からの指示は何も来ておりません。今後についても基本的には国からの指示に従ってまいりたいというふうに考えております。  以上でございます。 105 ◯議長(富田竜馬君) 生涯学習課長。 106 ◯生涯学習課長(板倉正弥君) 生涯学習センタースプリンクラーポンプの故障の経緯といったところでございます。  令和2年11月24日、施設の定期点検時におきまして、地下に設置しておりますスプリンクラーのポンプが稼働しないといったことが判明いたしました。そこから指定管理者によりまして復旧に係る調査を開始いたしたというところでございます。また同時に、防火管理責任者のほうから消防署のほうに御相談させていただきまして、一時的措置といたしまして消火器6本をホールに追加設置したといった状況でございます。  本年1月に入りまして、調査の結果、修繕には数か月間かかるということが判明したため、改めまして、消防署、建築指導事務所、行政法律相談などに対応方法を相談させていただきました。また、指定管理者とも協議を行ったといったところでございます。これらの調査や相談、協議等の内容に基づきまして、2月1日に、使用者の安全を考慮いたしまして、修繕完了までの間、ホールの使用を中止することといたしたというところでございます。その後も継続いたしまして、市民への影響を、使用者の皆様への影響を最大限軽減するべく、複数の事業者とも工事内容や工期について調整を行い、最終的に費用440万円、工期6か月という方向で修繕を進めていくことといたしまして、この内容で補正予算をお願いしたといったところでございます。  現在でも担当のほうでは、予算をお認めいただいた後、一刻も早く修繕に取りかかりまして、使用者の皆様への影響を少しでも軽減できるように様々な方策について検討させていただいているといったところでございます。 107 ◯議長(富田竜馬君) 村山議員。 108 ◯7番(村山順次郎君) 職員課長に御答弁いただきましたが、一応、丁寧に、気持ちが伝わるように聞いたつもりで、国からの指示がないとこの種の個人の自己決定権の尊重ですとかプライバシーの保護について御見解が聞けないということなんでしょうか。もしよろしければ、改めて、総務部長なり、副市長なり、もちろん市長でも結構ですが、質問の趣旨は一応伝わっていると思うんですけれど、本当に念のため、聞くまでもないことだと副市長などに怒られるかもしれませんが、そのような取扱いがないという理解でよろしいですかという質問なので、人権に関わることですから、当然、市役所としては常に考えながら事務事業に当たっていただいているものというふうに思いますので、ここのところを改めて御答弁いただければと思います。  スプリンクラーのほうなんですけれども、状況の把握から実際の利用停止まで一定の時間がかかっているというふうにも感じます。結果論だと、ここまで来てみれば何とでも言えるというふうに言われるかもしれませんけれども、私はやっぱり、法定点検を定期的にやられている、しかも安全に関わる設備であるということ、この点でいえば、この利用停止をするまでの期間というのが果たして適当だったのかなと、そのように感じるんですよね。  お聞きしたいのは、このポンプが動かないという課題認識をしてから実際使用を停止するまで、この期間は緊急事態宣言が途中で発令されるという特殊な事情はあるわけですけれども、この間でそれに代替するような、スプリンクラーの機能を代替するような安全対策というのがどのように取られたのか。また、振り返って、この利用停止をするという判断をしたタイミング、私は、ここに至れば言えることかもしれませんけれども、法定点検でポンプが動かないということが分かった段階ですることもあり得たのではないかというふうに感じていますが、振り返って、御担当として、この間の経過、この間の御対応が適当だったかどうか、そこのところの御認識をお聞きします。 109 ◯議長(富田竜馬君) 総務部長。 110 ◯総務部長(佐々木弘治君) 先ほど職員課長のほうで御答弁させていただきましたが、今回のワクチン接種に関しての考え方というのは担当部のほうで基本的には把握して進めているところでございます。職員課の関係といいましょうか、職員については、特に御通知も頂いている形ではございません。それを御答弁させていただいたところでございます。  個人の基本的な権限の問題については、これは優先されるべきだというふうに思っております。その中で国のほうから何らか指示があれば、それに従っていくというふうに考えてございます。  以上でございます。 111 ◯議長(富田竜馬君) 生涯学習課長。 112 ◯生涯学習課長(板倉正弥君) スプリンクラーポンプの故障に関しまして、ホールの停止をかけるまでの時間が長過ぎたのではないかといった御指摘だと思います。  先ほど経過の中でも少し御説明させていただきましたが、今回は、11月24日にポンプの故障が判明した段階で、すぐに消防署に御連絡させていただくのと同時に応急処置として消火器を追加配置したといったところでございます。この段階では、今回のポンプの故障の大きさであるとか原因、また復旧までにかかるスケジュールというところが分からない中で、まずは応急対応として消火器というのを配置させていただいたというふうに考えてございます。結果的に2月1日になりましてホールの利用を停止させていただくことになったわけですけれども、これまでの間、1月に入りますまではどのような状況か分からなかったといったことが1つありますし、また、状況が分かってからも、代替措置や一刻も早い修繕が可能になるのではないかといったところで、担当としては様々な検討を進めてきたといった中で結果的に2月1日という日付になったというふうに考えてございまして、今回のこの件につきましては、2月1日をもって利用停止するといったところは適当だというふうに担当としては考えているといったところです。 113 ◯議長(富田竜馬君) 村山議員。 114 ◯7番(村山順次郎君) 総務部長から御答弁いただきまして、個人の権利については尊重されるべきだが、国から指示があればそれに従っていくと、そういう私なりの解釈、要約をすればそういう御答弁でした。やや心もとないなという感じはいたしますが、一応の考えは示していただいたというふうには思いますので、ここのところは受け止めたいというふうには思います。  一方で、このワクチン接種に関わる様々な情報提供の一義的な責任は、やはり国、厚労省にあるんだろうというふうには思うんですね。一方で、広報であるとか、クーポン券の郵送であるとか、紙媒体で直接市民の方にワクチンに関わる情報が届くのはやはり市発信のものが届くものが多いということになりますので、私からの言い方としては、厚労省からの情報提供がこういうふうにあるよということの、そのアクセスのための情報提供というんですかね、そういうものについては適切に対応していただきたいし、その中には、先ほど私が申し上げたような自己決定権の尊重ですとか、プライバシーの擁護ですとか、そういうところも厚労省は発信しているところですので、そこも社会の中に広がっていければいいなというふうに思います。結果的にそれが、望む人が、希望する市民が望む時期にワクチン接種を受けられることにつながっていく部分もあるというふうに思いますので、そこのところは御担当にもお願いをしたいと思いますし、総務部、今日お伺いしたのは主に市職員の皆さんに対するこの問題での対応の在り方というところでしたけれども、そこのところも一段御留意いただくことをお願いしておきたいというふうに思います。  スプリンクラーについてですけれども、あと3分で終わりますが、安全に関わる問題なのであえてお聞きいたしました。生涯学習センターに関わらず市公共施設の施設管理をされている所管の方々は、大なり小なり、この使われている施設が日々安全に使われるかどうか、予測し得ないようなトラブルが起こらないかどうか、そういうものを日々感じながら、指定管理者の皆さんの力なども借りつつ運営をされているんだろうというふうに思うんです。一方で、やっぱり安全に関わる部分については適切な判断が求められる場面というのもあるかと。それよりはずっと下がりますけれども、市の中では一番大きなホールというものが相手ですので、定期点検でスプリンクラーが動かないということになったときに、その修理にどのくらいの時間がかかるのか、こういうものを、今回の場合で言えばですけれども、把握をされて、場合によっては予防保全が必要だとか、そういうものの判断を一つ一つしていく。各公共施設がだんだん老朽化してきていますので、今までとは違う対応、今までとは違う判断が必要になる。ここまでいくと一般質問通告の中身に関わってきますが、そういうことも今後の課題になってくるのではないかなというふうには思いますので、御担当のところではなお検証・検討は今後していただきたいなということを求めて、終わります。   ─────── ◇ ─────── 115 ◯議長(富田竜馬君) ほかにお三方ですので、審議の途中ではありますけれども、ここで休憩をいたします。  再開、午後1時。       午前11時59分休憩       午後 1時00分開議 116 ◯議長(富田竜馬君) 休憩を閉じて再開いたします。   ─────── ◇ ─────── 117 ◯議長(富田竜馬君) 宮川議員。 118 ◯11番(宮川豊史君) まず、先ほどの企画経営室長の説明のところで、ワクチンのクーポンの関係なんですけれど、65歳以下って言っていましたが、これ、65歳未満の間違いですよね。この前の議案の専決処分のところでやった補正では、65歳以上のクーポンの発行に関する予算が既に専決処分されて、議案も認められたわけですけれども、今回は65歳以下って言ってしまうと65歳も含まれてしまいますからね。だから、説明としては間違っているのではないかと思うので、そこは訂正を求めたいと思います。また、この65歳って、この場合、基準日は来年の令和4年の4月1日基準になるので、その辺も広報に書くときは注とか入れないとまずいかなと思うんですけれども、まず、その説明の訂正を求めたいと思います。  それからもう1つは、生涯学習センターのスプリンクラーの件なんですけれども、壊れたものをどうこう言ってもしようがないんですが、そもそも生涯学習センターの大規模改修ってどうなったんですか。  以上伺います。 119 ◯議長(富田竜馬君) 企画経営室長。 120 ◯企画経営室長(土屋健治君) 私の先ほどの補正予算の補足説明の中で、65歳以下の市民の方へのクーポン券郵送料と申し上げましたが、議員御指摘のとおり、令和3年度中に65歳に達しない方であって満16歳未満の方を除く約6万8000人の市民の方へのクーポン券郵送料でございました。大変申し訳ございませんでした。訂正方お願いいたします。 121 ◯議長(富田竜馬君) ただいまの企画経営室長の発言の訂正については許可をいたしたいと思います。  生涯学習課長。 122 ◯生涯学習課長(板倉正弥君) 生涯学習センター大規模改修工事の予定といった御質問でございます。  生涯学習センターにつきましては、公共施設等総合管理計画におきまして、施設保全計画に基づき、令和元年度にトイレの改修工事をさせていただいたところでございますけれども、残る部分の大規模改修工事につきましては、このたびの施設整備プログラムのローリングを受けまして、令和4年度及び令和5年度に実施に向けまして、様々な関係、工事の内容を精査して準備を進めてまいりたいと考えてございます。 123 ◯議長(富田竜馬君) 宮川議員。 124 ◯11番(宮川豊史君) ワクチンのクーポンの関係なんですけれど、今、いろいろこういう大変な時期だと思いますけれども、やはりこういった説明は正確にしなければいけないので、その辺は注意していただきたいなと思います。この件は結構です。  それから、生涯学習センターの大規模改修についてなんですけれど、これは今までいろいろ二転三転してきているわけですよ。最初は令和元年、2年の2年間かけて大規模改修するというのが、それが令和3年、4年の2年に延びて、そして何か気づいたら令和4年、5年になっているということなんですけれども、ただ、大規模改修の設計はもう終わっていますよね、既に。その大規模改修の設計の中にこのスプリンクラーはどうなっているんですか。 125 ◯議長(富田竜馬君) 生涯学習課長。 126 ◯生涯学習課長(板倉正弥君) これまで生涯学習センターの大規模改修工事に向けましては、今回故障しておりますスプリンクラーポンプにつきましても、それを改修してほしいというふうに担当課としては要望を上げさせていただいているといったところでございます。 127 ◯議長(富田竜馬君) 宮川議員。 128 ◯11番(宮川豊史君) 要望ではなくて、設計はもう終わっているのではないんですか。だから、現段階で設計ってもうあるわけですよね、大規模改修の。ただ、それが予算の関係上か何だか知りませんけれども、令和元年、2年にやるはずのものが令和3年、4年に延びて、さらにそれが先延ばしになっているわけです。ですから、そんな細かいことを聞くつもりはないんですけれども、現状で設計上はどうなっているかだけ教えてください。 129 ◯議長(富田竜馬君) 生涯学習課長。 130 ◯生涯学習課長(板倉正弥君) 大規模改修工事につきましては、現在、工事に向けまして工事内容の精査を進めているといった状況でございます。  以上でございます。 131 ◯議長(富田竜馬君) 宮川議員。 132 ◯11番(宮川豊史君) 私の質問が分かりづらいようでしたら謝りますけれども、ちょっと1つずつ行きましょう。まず、大規模改修の設計って終わっていますよね。それ、予算ついて設計やっていましたよね。だから、設計が終わって、その中でトイレの改修だけ先行して行えたわけではないですか、設計が終わっているから。だから、まず、設計は令和元年度予算に入っていたと思いますよ。やっているはずですよ。いかがですか。 133 ◯議長(富田竜馬君) 生涯学習課長。 134 ◯生涯学習課長(板倉正弥君) 議員御指摘のとおり、令和元年度にトイレ改修工事を実施するに当たりまして一定設計したといったところではございますけれども、次の残る部分の大規模改修工事に向けましてはトイレ部分を含まない形での設計といったものが必要になってまいりますので、そちらのほうは今後精査していくといったところでございます。 135 ◯議長(富田竜馬君) 宮川議員。 136 ◯11番(宮川豊史君) では、すみません、私が間違っていたと。設計はしてないんですね、まだ全部の。私はしたものだと思っていたので。いいです。だから、事実確認だけでいいんです。では、してないんですね。 137 ◯議長(富田竜馬君) 生涯学習課長。 138 ◯生涯学習課長(板倉正弥君) 今回の施設整備プログラムのローリングを受けまして、令和4年度、令和5年度に大規模改修工事を実施するといったスケジュールになっているところでございますけれども、これを実施するに当たりましては、必要に応じて設計の見直しというものが必要になってくるものとは思います。 139 ◯議長(富田竜馬君) 宮川議員。 140 ◯11番(宮川豊史君) だから、設計の見直しということは1回設計したのではないんですか。だから、そこ、私自身も誤解しているかもしれないし、間違っているかもしれないので、設計をしたのか、していないのかだけ教えてください。 141 ◯議長(富田竜馬君) 生涯学習課長。 142 ◯生涯学習課長(板倉正弥君) 大規模改修工事につきましては設計は行っております。 143 ◯議長(富田竜馬君) 宮川議員。 144 ◯11番(宮川豊史君) 私だから許されるけれど、私が大恥かいたわけですよ、今。あれ、何か設計してないのかなって、聞いている議員の皆さん、思いましたよね。何だ、宮川、間違ったことを言っているんじゃないかよみたいな。大恥かきましたよ。誰に謝罪を求めるか分かりませんけれども、本来なら。私ですから許されるかもしれないですけれど、心の中はもう煮えたぎるぐらい怒っていますけれど、そういうのは表に出しませんが、だから、設計しているでしょうって話になるわけじゃない。で、その設計の中にスプリンクラーの改修も予定したわけでしょう。そこが前段なんですよ。そこを追及する質問ではないですから。私は何が言いたいかというと、本来であれば大規模改修の中でやる工事だったわけでしょう、スプリンクラーの更新。何で今回、半年も時間かかるかというと、スプリンクラーに送る部分の部品が古いからでしょう。ポンプが。ということは、だから更新しなければいけないはずだったのではないですか。だから、大規模改修の中で更新すれば、別に特にまた半年も時間かかるようなことではなかったわけですよ。私は生涯学習センターの大規模改修に関してはいろいろ意見はありますけれども、ただ、行政側は、令和3年度、4年度をかけて大規模改修する予定だったわけでしょう。それが何で1年延長になったんですか。まず、1年延期になった説明なんて、私、受けていませんよ。いつ、どこで、誰がこれを決めたんですか。 145 ◯議長(富田竜馬君) 財政課長。 146 ◯財政課長(功刀隆君) こちらの予算編成作業の関係ということで御答弁させていただきます。  新型コロナウイルス感染症の影響もあり、厳しい財政運営状況というのが想定される中にありまして、公共施設の整備におけます令和3年度の予算編成の作業につきましては、実行プランに掲載している普通建設事業債の考え方や各基金の残高の状況を勘案する中で、各課からありました予算要求の各事業の優先度や国におけます施設整備に係る交付金の動向を踏まえて作業してございます。結果として、第五小学校や小山小学校の喫緊に必要な学級数増に対応する一方で、施設整備プログラムで予定されておりました大規模・中規模改修工事の一部、こちらにつきましては一部を見送ることとなったところでございます。  以上でございます。 147 ◯議長(富田竜馬君) 宮川議員。 148 ◯11番(宮川豊史君) ですから、財政的な理由で延期したということでいいんですか、企画経営室長。そうすると何がおかしくなってくるかというと、では、令和元年、2年は何で延期したんですかと。その間に中央図書館を先行させてしまったわけでしょう。で、またこれが終わったら令和3年、4年かけてやるというのは、これもまた1年遅らせて、もう何もマネジメントできていないではないですか。行き当たりばったりですよ、まさに。きちんと説明してくださいよ。何でこの1年延期になるのか。財政的理由なら財政的理由だってはっきり言ってくれないと。でも、そういった説明、議会に対してきちんとしていませんよ。そんな簡単に企画経営室長の判断で、あ、これちょっと、今年無理だから来年でいいや、再来年でいいやって決められることなんですか。 149 ◯議長(富田竜馬君) 企画経営室長。 150 ◯企画経営室長(土屋健治君) 生涯学習センターの大規模改修についてでございます。  これにつきましては、平成30年に設計をし、翌年度令和元年度から工事に着手する予定で施設整備プログラムのほうをつくらせていただいてきておりました。その中で、令和元年度の予算編成を進める中で財政的な課題等もある中で、まずはトイレ改修のほうを先行させていただくという形で対応のほうをさせていただいてきてございます。その後、次年度令和2年度にありましては、市制50周年というところがございました。その中で、生涯学習センターを使って50周年の記念式典を行っていきたいという形で考えておりましたので、その中で工事を実施するのは難しいという判断をさせていただき、令和2年度からの予定ということで実施に向けて考えてございました。  令和元年度の終わりから令和2年度にかけまして新型コロナウイルス感染症という予想し難い事態が起きたわけでございます。その中で、令和3年度の予算編成に向けてというところでございますが、非常に市税収入が減少するというような予測があり、大型工事についてやはり財源確保が非常に厳しい状況だというような認識の中で予算編成のほうを進めさせていただいてきたところでございます。これにつきましては、理事者も含め、どういった事業を先行していくのかというようなところは、先ほど財政課長からも御答弁させていただきましたけれども、喫緊の課題である小学校の普通教室が足らなくなるというような事態も想定される中で、どれを優先して実施すべきかといったところを勘案する中で、大変厳しい状況の中で、施設整備プログラムで予定されておりました大規模・中規模改修工事、この一部を生涯学習センターも含めて見送らざるを得ないというような予算編成となっております。担当としては、施設の老朽の状況も含めて考えますと実施していきたいというところがある一方で、やはり市全体の予算と言っているものを勘案したときに、その一部の部分については見送らざるを得ない結果となったということでございます。
    151 ◯議長(富田竜馬君) 宮川議員。 152 ◯11番(宮川豊史君) そういう説明なんか全然、今、私が聞いて初めてする説明でしょう。新型コロナウイルスが原因で税収が減るから大規模改修を1年延期しましたなんて話だって、今初めて聞きましたよ。だから、そんな大事な重要な決定をその場その場で毎回決めて、行き当たりばったりでいいんですかということを言っているわけだから。本来、令和元年、2年にやるはずだったものをどんどんどんどん変えて、気づいたら財政が苦しいって、そんなの初めから分かり切っていることですよ。  だから、私が、中央図書館と生涯学習センターをそれぞれ大規模改修するのではなく、複合施設化を主張していた理由はそこなんですよ。やっぱりそれぞれで大規模改修やったら財政負担が大きいから、それを複合施設化したらどうだって言ったのにもかかわらず、私の意見など一切耳を貸さずに、企画経営室長、あなた突っ走ったでしょう。議論すらしなかったんだから。私はすごく譲りましたよ。「いや、今すぐできなくても、20年後、30年後でもいいから今からでも議論始めたらどうですか」まで譲っているのにも、一切議論しなかったでしょう、あなた。それでいて、今さら財政が厳しいからなんて、では、これまで一体何していたんですか。財政が厳しくなることなんて分かっていたことなんです。さらにそこに新型コロナウイルスの事情が入っていることは理解しますけれども、複合施設化するけれど、金かかるではないかって言うかもしれないですが、そこで私は都市計画税を使ったらどうだということも提案しているわけだから、都市計画税は下げる、都市計画道路はやる、今度はこの複合施設化はやらない、大規模改修は金がかかるから延期って、めちゃくちゃな財政運営ではないですか。何一つ整合性取れませんよ、やっていること。もうその場しのぎの判断でしかないわけですよ。で、結果どうなったかと。いや、スプリンクラーの工事ができないので半年休みますと。そんな説明通りますか。  だから、1つ確認させてもらいますけれど、本来、大規模改修をやっていれば、このスプリンクラーの工事は必要ありませんよね。この440万、必要ありませんよね。本来をどこにするか難しいところですけれども、少なくともつい最近までは、令和3年、4年の2年間かけて大規模改修する予定だったでしょう。もしそれを予定どおりするのであれば、このスプリンクラーの補修工事は必要ありませんでしたよね。 153 ◯議長(富田竜馬君) 生涯学習課長。 154 ◯生涯学習課長(板倉正弥君) 大規模改修工事を実施していた場合には今回のスプリンクラーポンプの件は生じなかったのではなかったかといった御質問でございます。  生涯学習センターの維持管理につきましては、大規模改修に関わらず、法定点検や日常の巡視点検のみならず、使用者の皆様からいただく声などに基づきまして不具合の早期発見に努め、その上で、応急対応の可否やそれぞれの不具合の緊急性などについて指定管理者や関係各課とも情報を共有し、優先順位をつけてこれまでも対応を図ってまいっております。今回、使用者の安全を最優先に考えた結果といたしまして、約6か月間にわたって舞台部を含むホールの使用を中止せざるを得ないといった状況になってございますけれども、今回、故障が判明いたしました生涯学習センター地下に設置してありますスプリンクラーポンプにつきましては、これまでの定期点検におきまして不具合等は報告されておらず、今回の状況を予見することは困難であったというふうに考えてございます。また、故障の原因につきましても現時点では不明といったところでございまして、大規模改修との関係性といったものは判断できないといった状況でございます。 155 ◯議長(富田竜馬君) 宮川議員。 156 ◯11番(宮川豊史君) いや、私はそういう質問をしているわけではないわけですよ。大規模改修をしていれば──このスプリンクラーは改修対象だったわけでしょう。壊れる、壊れない関係なく。壊れるかどうかなんて、そんなの想定できませんよ、誰だって。そんなの分かっていますよ。だけど、企画経営室長ね、私はただ大規模改修に反対したわけではないですよ。忘れているかもしれないけれど、企画経営室長が行おうとしたのは単なる大規模改修ではないでしょう。長寿命化工事なんですよ。あの施設をさらに15年延長させて2060年まで使えるようにするような大規模改修をやろうとしていたわけですよ。そこに私は反対していたわけだから。そうなれば当然、エレベーターであったり、トイレは先に改修してしまいましたけれども、もう一通りのものが新しいものに更新されていくわけではないですか。そうしたら、このものは、今回、仮に故障しようが、しまいが、大規模改修をやっていれば新しいものに更新されていたでしょうって話ですよ。企画経営室長、忘れているはずないと思いますよ。まず私は複合施設化を主張しました。それができないならできないで、今すぐできないなら将来の議論をしてほしいとも言いました。それもできないなら、せめて長寿命化だけでもやめてほしいということを言ってきました。企画経営室長、あなたは全てをはねつけていましたよ、私の意見を。全く何も議論しようとしませんでしたよ。その結果がこれですよ。何か言い分があれば伺いたいと思います。 157 ◯議長(富田竜馬君) 企画経営室長。 158 ◯企画経営室長(土屋健治君) 市の公共施設の総合管理計画というものを定めております。その中で、ライフサイクルコストの縮減を図っていくというような考え方も述べさせていただいております。また、市では保全計画というものを総合管理計画策定に併せまして作成してございます。その中で、施設を長期にわたって使用していくには計画的な保全が必要だというような考え方をつくり、その結果、その適正な保全をすることによって施設の長寿命化が図れるというような考え方を示させていただいております。そうした中で、施設整備プログラムについては平成29年度から運用を始めるというような形で進めさせていただいてきてございます。  議員御指摘の、どういった形で保全をしていくのが財政的に有効なのかというような部分でございます。確かに、施設ですので、長く使うということになれば、ライフサイクルコストに通じて経費の縮減が図られるというような考え方があるというふうに私のほうは思っております。一方で、確かにあの施設が長期にわたって耐え得るかどうか、施設の陳腐化というんですかね、その社会のニーズに合った施設であるのかどうなのかというような課題も一方でございます。そういった中で、将来を見据えてどういった対応が必要なのかということは考えていく必要があろうかなというふうに思っております。  東久留米市の施設は、実行プランの中でも記述させていただいておりますけれども、これまで施設の対応としては、事後保全型の対応という形で実施してきたという状況があり、また、その後、耐震化の対応といったような課題もあり、やはり老朽化の課題に対する対応は、若干ですが、遅れておったのではないかというふうに考えております。そうした中、やはりここで一旦、老朽化への対応ということをし、施設の健全な状態を保っていき、また、それを通じて施設を長く使っていくということは重要であるというふうに考えているところでございます。 159 ◯議長(富田竜馬君) 宮川議員。 160 ◯11番(宮川豊史君) 一般論の答弁で逃げないでくださいよ。これまでずっと私は議論してきたから言っているわけですから。私は、今のあの生涯学習センターを2060年まで使うんですかということをさんざん言ってきたわけですよ。それはね、一般的な公共施設、なるべく長く使えるようにする、それは当然ですよ。ただ、今のあの生涯学習センター、あれを2060年、あと40年も先に残すような施設ですかと。そもそもあの施設は、建設当時、そんな長寿命化工事をすることを想定した施設ではないわけですよ。そんなの分かるわけでしょう。企画経営室長だってそういう建設の知識豊富なんだから、分かるでしょう。私の言う意味は絶対分かっているはずなんですよ。なのに議論をしようとしなかった、その姿勢に私は非常に強い憤りを感じているわけですよ。分かっていたわけでしょう。分かっていたのに議論しようとしなかった。その責任を問うているわけです。そこで、「その時点、3年前に本来するべき議論ができなくてすみませんでした」って一言あればいいけれど、そんなのないでしょう。そんな気持ち全くないし、そういうことを避けて答えるような、一般論を言うから私は怒っているわけですよ。言ってきているわけだから、私は。具体的にあの生涯学センターを、あの施設を2060年まであと40年間も使うんですかと。  そういう中で、いろいろやっぱり部品なり備品なり、エレベーターとかトイレだってそうですよ、改修していかなければいけないものは絶対出てくるのは分かっているんですよ。当然、スプリンクラーも更新していかなければいけないわけでしょう。だけど、今ここであの工事をやったらどうなりますか、次、来年もし大規模改修やるんだったら。古い部品をここで半年かけてつくり上げて、来年どうするんですか。あまりにも先のことを考えないその場対応だから、問題だって言っているわけですよ。ステージだってそうですよ。ステージの広さね。観客席もそうですよ。まあいいですよ、東久留米市はこの規模のホールしか、それ以上持つべきではないと、そういう強い信念があるならしようがないですけれども、そこは1回議論すべきだったのではないですか。  そういうことを一切議論せず、検討せず、もう何でも長寿命化だ、プラス15年だ、2060年だって事務的に決めたことに対して私は強い異議を申し立てているわけで、もっと議論できたでしょう、本当は。もっといろいろな意見を聞くべきだったのではないですか。そうしたら、またいろんな意見出てきたと思いますよ。さっきも言いましたけれども、都市計画税の使い道だってもっと議論できたはずですよ。今は駐輪場に使うために計画ができてしまいましたけれど、長い年月考えてください。30年、40年後を考えたときに、都市計画税を何に使うのか。駐輪場ですか。  だから、そういったものを含めて全部、財政的なことも、将来的なことも、公共施設の市全体のことも含めて議論するのが公共施設マネジメントでしょう。それをこれまで何もやってこなかったツケがこういうことで出てくるわけですよ。それは分かりますよ、こんな故障なんて予測できない。そんなの分かりますよ。ただ、故障しようが、しまいが、スプリンクラーを更新する。大規模改修は更新するわけでしょう。やっぱり公共施設といったって、それぞれいろいろな状況が違うわけですから、そこは私はもっとこれまで議論してほしかったなと、もう本当残念でたまらない。してこなかった。議論した結果、やっぱりこれでいこうというならまだいいですよ。議論すらしてこなかったんだから。で、勝手に延期、ローリング。で、スプリンクラー壊れました。だけど、半年かかります、部品できるのに。半年間休みます。ほかの議員は、半年間休んでしようがないなで済むかもしれないですけれど、その半年間で何で大規模改修できるところやらないんですかって話になりますよ。だって、半年休んで、また次の年から大規模改修で休むわけでしょう。  そもそも、このスプリンクラーだけのために新たに作った部品をどうするんですか。大規模改修で。だって、今の時点で作るのに半年かかるんですよ。その半年かかって作った部品をまた20年、30年、40年使うんですか。だから、これは本当ごく一部の話だと思いますよ。やっぱりもっと細かく見てみれば、今の技術水準から考えれば、例えばエレベーターとかね、もっと安全でもっといいものって絶対あるはずですよ。そういう更新とかも全部含めてやっていかなければいけなかったはずが、なぜかトイレだけ早々と改修してしまいましたけれども、本当、考えれば考えるほど納得いかないことだらけなのでね。  では、いいですよ、もう一回聞きますけれど、この来年令和4年、令和5年への延期というのは決定事項なんですか。それが1つと、あと、半年休む間、何もしないんですか。伺いたいと思います。 161 ◯議長(富田竜馬君) 企画経営室長。 162 ◯企画経営室長(土屋健治君) 施設整備プログラムのローリングにつきましては、令和3年度の予算編成も踏まえて、ここで一連のローリング作業のほうをさせていただいております。その中で生涯学習センターにつきましては、令和4年度、令和5年度の2か年事業という形でローリングのほうをさせていただいてきてございます。  現在、生涯学習センターのホールの舞台のスプリンクラーが故障しているという状況でございます。このため、それを使った事業というものはできませんけれども、他の施設を使って事業は継続して実施していくという予定にしてございます。この半年間、そこの部分については使用できない状況になりますが、その状況下の中で市民の方に御利用いただけると、いただきたいというふうに考えてございます。 163 ◯議長(富田竜馬君) 宮川議員。 164 ◯11番(宮川豊史君) いや、もう一回聞きますよ、だから。その半年間、もう何もしないんですか、ただ休むだけですかと。時間としてもったいなくないですかということを聞いたんですよ。  質問はしないですけれども、令和4年、5年、コロナの影響で税収が減って延期した、そう言いましたが、来年になったら税収が増える保証なんてどこにもありませんよ。むしろ、このコロナ、1年間、なかなか仕事も厳しい方々とか、仕事を見つけるのが難しくなっている方々、たくさんいますよ。そういう影響が出てくるのはこれからなのではないですか。財政的な理由で1年延期したわけだから、今後だってそんな財政がよくなる見込みなんかないわけだし、税収が増える見込みなんてないわけだし、むしろこれから減っていくかもしれないわけですから、厳しい状況になりますよということは言っておきます。  半年間休む。もう最後の質問ですけれど、何もしないんですか、半年間。また来年、大規模改修始まったら、また休みにするわけですよ。そもそも、この部品を今後どうするのかも、それも疑問でなりませんけれど、それを聞いてもまだ予算が通ってない話ですが、やっぱりちょっと、施設の補修として今回はとても褒められたようなやり方ではないと思いますけれど、いかがですか。 165 ◯議長(富田竜馬君) 生涯学習課長。 166 ◯生涯学習課長(板倉正弥君) これから半年間、ホール舞台部分の利用について中止させていただくわけですけれども、この間についての取組といったところで御質問いただいているところでございます。  生涯学習センターにつきましては、これまでも、大規模改修に関わらず、法定点検や日常の巡視点検のみならず、使用者の皆様からいただく声などに基づきまして不具合の早期発見に努め、その上で応急対応の可否やそれぞれの不具合の緊急性などについて指定管理者や関係各課とも情報を共有して、これまでも対応を図ってまいりました。担当といたしましては、これからも使用者の皆様の安全と安心を最優先いたしまして、平等で快適な環境の提供ができるように、指定管理者とともに適切な維持管理に努めてまいりたいと考えてございます。  また、不具合等を発見した場合には、応急対応の可否や、それぞれの不具合への対応、不具合の緊急性などに基づいて指定管理者や関係各課とも情報を共有いたしまして、優先順位をつけてしっかり対応してまいりたいと考えてございます。 167 ◯議長(富田竜馬君) 宮川議員。 168 ◯11番(宮川豊史君) 企画経営室長に答えてもらえなかったのでもう一回言いますけれど、当然、行政ですから、財政のこと、税収のこと、支出のこと、そういうお金にまつわることは常に考えていかなければいけないわけですよね。当然のことですけれども、ただやっぱり、時間の重要性、時間の価値というのも忘れてはならないことなんですよ。半年間休む、何もしないで、来年、大規模改修でまた休むという、時間の使い方としては極めてもったいないということは言っておきます。  あと、もう一回、企画経営室長に聞きますけれども、そうやって財政が厳しいから1年延期でということを簡単に行政で決められるんだったら、とにかく長寿命化、これだけはもう一回見直してくださいよ。これがもう私の最後のお願い。大規模改修を一定しなければいけない、それはもう分かっていますよ、私だって。でも、私がこれまでさんざん言っている、あの施設を2060年まで本当に使うんですかということに対して、何一つ企画経営室長は答えてくれないんですよ。それは先の話でしょう、私は知りませんよって言わんばかりの態度、そこが私は許せないわけです。仮に20年後、30年後のことであっても、今からそれは議論していかなければいけないのではないですかと。それが議員の仕事だし、将来のことを考えるのは行政だってそうですよ。今だけのことを考えていればいいのが行政ではないでしょう。先のことだってきちんと考えなければいけないんですよ。それで私はさんざん言っているわけだから。2060年まで本当に今のあの生涯学習センターを残すんですか。企画経営室長、あなたは何も言ってないけれど、今は2060年まで残すことを前提の対応をしているわけですよ。何も答えないけれど。議論もしないけれど。そこが私は問題だって言っているわけですよ。いいですよ、みんなで議論して意見を集めて、やっぱりあれを2060年まで使うしかないよなってなれば、私はそれを尊重しますよ、そういう決定があれば、議論があれば。そうではないでしょう。本当にあの施設を2060年まで使うんだって、そう考えている人、いいですよ、別に、議場で言えない人は後で。いつでも私、常に議論はオープンですから、言っていただければいいですけれど、ただ、企画経営室長、公共施設マネジメントをつかさどる企画経営室長としてはそれでは駄目でしょうと。本来である職責を果たしていないでしょうと。将来のことを議論するのが公共施設マネジメントなんですよ。行き当たりばったりの施設保全をやるのが公共施設マネジメントではないんですよ。分かっていることなんですよ。分かっているはずなんですよ。分かってないわけないんですよ、企画経営室長は。建設関係の知識豊富なんだから。なのに、その議論をしてこなかったことが私は問題だと言っているわけです。ですから、これは本当に最後のお願いだし、最後のチャンスですよ。よく考えて答弁していただきたいんですけれども、現段階ではあの施設を2060年まで使うことを前提の行政運営しているわけですから、私はそれを見直してほしいと。少なくとも一旦、長寿命化に関しては検討し直してほしいと言っているわけです。長寿命化、今の生涯学習センターを2060年まで使うというような長寿命化は見直してもらえませんか。 169 ◯議長(富田竜馬君) 企画経営室長。 170 ◯企画経営室長(土屋健治君) 生涯学習センターを将来のどこまで使うのかというようなお話なのかなというふうに思います。  先ほど来、答弁させていただいておりますけれども、施設保全の考え方の中では、適正な保全を実施することによって施設を長く使えるというような考え方を示させていただいております。これは、今の保全計画上は15年サイクルというサイクルで施設を定期的に手を入れていくというような形を図れば、それによって施設自体が標準耐用年数の60年から75年まで利用することが可能になるだろうというような考え方でございます。  今、議員のほうからは、その長寿命化と言っている部分については、あの施設、生涯学習センターについてはどうなのかと言っている部分でございます。これも世の中がどうなってくるのかと言っている部分でございますけれども、国全体を見れば人口減少社会に入っているという状況がございます。そういった中で、当然のことながら、施設のニーズ、そういったものも将来的には変化してくるという可能性は十分にあるのかなというふうに思っております。ただ、我々が現時点で対応できる考え方とすれば、今現在の施設の老朽化、こういったものにしっかりした対応もしていく必要があるということでございますので、その上で将来的に、施設のニーズ、その変化を見定めながら、その施設をどうしていくのかということは考えていく必要があろうかなというふうに考えてございます。  これまで議員とはこの件について何遍もやり取りをさせていただいておりますけれども、現在の施設の状況を踏まえますと、やはり現時点で一旦大規模改修をしたほうがいいというような判断を私のほうはさせていただいております。その中で将来的にどういうタイミングでどういうニーズの変化が出てくるのかというところも、行政としてはしっかり見ていく必要があろうかなというふうには思っております。 171 ◯議長(富田竜馬君) 宮川議員。 172 ◯11番(宮川豊史君) 残念ながら私の思いは伝わらなかったようですけれども、すごい答弁ですよね。これからも人口減少社会になるから、生涯学習センターはあの程度の規模でいいという、そのようですよ、皆さん。東久留米ってそういう市だそうですよ。佐藤一郎さんがもっと小さくてもいいという発言もありましたので、いいんですよ。そういうのはそれぞれの意見で、どんどんそういう意見を出してほしいと思うんだけれども、そういう議論の場がなかったまま突き進んできてしまっているのが非常に残念ですね。もう残念でならない。これ以上は、それがもう結論でしょうから、1回決めたことは変えませんよと。自分は次から次へと計画を先延ばし、先延ばしってしているのに、人からの意見は一切聞きませんよと。そんな検討なんてしませんよという、そういう姿勢であることはよく分かりました。  私の質問は終わります。 173 ◯議長(富田竜馬君) 梶井議員。 174 ◯18番(梶井琢太君) ワクチン接種についてなんですが、これは供給量だったり時期あるいは種類が分からないと接種計画が立てられないということで、各自治体から非常に困っているという声が上がっていると思います。その中で東久留米市も現在、様々取組をされていると思いますが、大変だと思いますけれど、国からの情報を基に、何とか医師会と協力していただいて可能な限り円滑な接種に努めていただきたいというふうに思います。なかなか未確定の部分が多いと思いますが、予算審査でもありますので、簡単に現時点で分かる範囲において確認をさせていただければというふうに思いますので、よろしくお願いします。  まず1点目が、接種における医師の関係なんですが、報道等でも、問診担当医師だったり、接種後の観察担当医師が必要ではないかという議論といいますか、話が出ていると思います。また、シミュレーション等をしている自治体では予診に大変時間がかかったりという事例も報道等でされたりもしています。そういった部分で、担当医師の考え方について、現時点で分かっている範囲で市の考え方を伺いたいなというふうに思います。  2点目は、先ほど高橋議員からも質問はあったんですけれど、例えばかかりつけ医が自治体外の場合はどうすればいいかという問題もあって、先ほどの議論の中では、今後、医師会と協議をするというお話だったかと思うんですが、国からの見解も一定示されたということでありましたので、こういった部分、基本的に国の動向も含めてどういった形で対処できそうなのかという点について見解を伺いたいと思います。  3点目が、供給量とか時期がなかなか分からない中で、例えば集団接種でいっても、東久留米市では3か所で行うと。接種時期や地域によって差が出てしまうのではないかと。例えば、高齢者の方の全ての量が賄えないワクチン供給量しかない場合に、では、均等に西部・中部・東部でワクチンを配布していくのかとか、あるいは別のやり方で行っていくのか。様々考え方があると思うんですが、そういったワクチンの地域における進め方といいますか、地域間の格差をなくしていくのか、それとも別のやり方で接種を行っていくのかという点について、分かることがあれば教えていただきたいと思います。  4点目が、これも報道でよく見るんですけれど、ワクチンを解凍した後、無駄になってしまうのではないかという話があって、要は、キャンセル分については、これを組み込んでワクチンの接種を進めるべきではないかという話も出ていると思います。こういった事象について、現時点でどういう方向でいくのかという見解があれば伺いたいと思います。  スプリンクラーのほうなんですが、私は、老朽化した施設に対しての長寿命化なり補修工事については、一定、もちろん当然やむを得ない部分があると思っています。今回の件については、致し方ない部分も多分にあったのかなとは思いますが、もし定期点検等で点検手法的な面から再発防止といいますか、これから少しでもこういった事態を事前に防げるような点検手法の改善点等がありましたら、見解を伺いたいと思います。  以上です。 175 ◯議長(富田竜馬君) 健康課長。 176 ◯健康課長(秋山悟君) まず1点目、接種会場における医師、看護師も含めました配置について、今、各3か所でのレイアウトも含めまして、まず内部の案をつくり、また、来週の医師会との協議の中で決めていこうというふうに考えておりますので、現時点でこうなりましたということは申し上げられません。ただ、接種後の観察の医師または看護師は必ず置くということになっておりますので、そういうところの決まり事はきちんと守っていきたいというふうに思っております。  それから、かかりつけ医が市外の場合ということに関しては、国の指針が一定出ておりまして、いわゆる優先接種の対象というのは基礎疾患13疾病群があるんですけれど、これ、よくよく見てみるとかなり広い疾病群だというふうに私は見ておりますが、そこで該当する疾病でかかりつけ医にかかっている、それが市外だという場合は、その市外のかかりつけ医のところで相談をしながら打つことができると。それに関しては特に届出も要らなくて、請求は国保連請求という形を取りなさいという形で示されているので、ここら辺は医師会とも共有をしながら、そういう形でできるということを確認していきたいというふうに思っています。  それから、地域間の格差はもちろんなるべくないようにしたいところですけれど、間宮議員のほうからも御質問ありましたが、一定、地域によって個別接種の対象となる医療機関が多いところ、少なめなところというのは出てきてしまうかなというふうなことはあるかもしれませんけれど、その分、集団接種会場、直線上に3か所設けまして、どこへでも申し込めるという形で、そちらも利用していただきたいと思います。その3会場に関しては、なるべく格差がないようにうまく回していきたい。できれば3会場一遍にやりたいんですけれど、これはワクチンの供給量によって変わってきてしまうかもしれませんが、どっと入ってくれば3会場一遍に回したいと思っています。その方向で医師会とも協議はしたいというふうには思っております。  また、キャンセル分の扱いについては、これは医師会のほうからも、何か考えたほうがよろしいのではないかという御意見はいただいておりますが、まだ具体的なところは、具体的な案というのが出ているわけではございません。  以上でございます。 177 ◯議長(富田竜馬君) 生涯学習課長。 178 ◯生涯学習課長(板倉正弥君) スプリンクラーポンプの点検についてでございます。  先ほど他の議員にも御答弁させていただきましたけれども、生涯学習センターの維持管理につきましては、法定点検や日常の巡視点検のみならず、使用者の皆様からいただく声などに基づきまして不具合の早期発見に努め、その上で、緊急対応の可否であるとかそれぞれの不具合の緊急性などについて、指定管理者や関係各課とも情報を共有して優先順位を図ってきたといったところでございます。法定点検につきましては、一定やり方というのは定められているのかなというふうに承知しているところでございます。  また、今回のスプリンクラーのポンプに関しましては、これまで不具合等が報告されておらず、なぜ今回、突然故障が発生したのかといったことにつきましては、現在不明といったところでございます。今後、修繕を進めていく中におきまして、原因については可能な限り調査してまいりたいというふうに考えてございますし、また、その調査の中で分かってきたことがあれば、そういったものは指定管理者や関係各課ともきちっと情報を共有して、今後の適切な施設管理の中に生かしていきたいなというふうに考えてございます。 179 ◯議長(富田竜馬君) 梶井議員。 180 ◯18番(梶井琢太君) ワクチンについては、それぞれ大体の動きは分かりました。といっても、まだまだ分からない部分が多いかと思いますので、これはいつになったらはっきりするのかというのはまだ見えてこないところもあって、ちょっと困ったなというふうに私も思っているんですが、いずれよせよ、今後についてもワクチンの接種については議会で確認をさせていただきたいと思いますので、よろしくお願いします。  ただ、1点だけ、医師の人数については、2人必ず必要だということは一定決まっているということでありましたけれど、これは、個別接種、各医院でも2人やはり必要ということなんでしょうか。その場合、お医者さんが足りるのかどうかというのが非常に心配なんですけれど、そういった状況について見解があれば伺いたいと思います。  あわせて、今後何があるか分からないといいますか、予想を超えて接種者が増えたり、そういった医療費、人件費も含めて増えていく可能性があるかと思いますが、こういった費用面での負担については、今後、増えた分についても国は一定といいますか、負担をしてもらえるようなことでアナウンスは来ているんでしょうか。その辺について伺いたいと思います。  スプリンクラーについては分かりました。今回はなかなか原因が分かりにくかったということで、これから原因を調査していくということでありましたので、そういった中で問題点がもしあれば抽出していただいて、これは生涯学習課だけではないかと思いますけれど、そういった、例えば管とか見えにくい部分の定期点検の在り方についても、ある程度チェックポイント等を検討していただければなというふうに思いますので、よろしくお願いいたします。  以上です。 181 ◯議長(富田竜馬君) 健康課長。 182 ◯健康課長(秋山悟君) 医師会との協議の中で、接種後の状態の観察をする医師は、接種をするラインとは別に確保しろということは約束事として大体決めているところなんですけれど、各病院で2人医師がいなければいけないということではなく、各個人病院といいますか、例えば先生が1人の病院であっても、問診をして、それで接種をしてもいいし、問診は医師でないと基本的に駄目なんですね。問診をして、看護師に指示をして接種をしてもらって、あとその後の状況もその病院の中で見ていればいいわけなので、2人医師がいなければいけないということではないということでございます。  それから、費用面のことは、大分国の3次補正後に、最初の段階ではいろいろ、これは対象外だとかいう話もあったんですけれども、国の3次補正後では、これは国が責任を持って費用を負担するというスタンスをしっかりと示していただいたと思いますので、大分状況は変わっており、不足分があれば交付申請ができるような体制を整えていただけるのではないかと、新年度の予算も含めてですけれど、そういうふうになっていくというふうに考えております。 183 ◯議長(富田竜馬君) 梶井議員。 184 ◯18番(梶井琢太君) 医師の関係についてはよく分かりました。ただ、費用の面については少しまだ不透明な部分もなきにしもあらずのように思いますので、例えば市長会等で、都や国へやはり費用の負担については声を上げていっていただきたいなと。何かあればですね──というふうに思いますので、市長も含めてその点は強くお願いしたいと思います。  以上です。 185 ◯議長(富田竜馬君) 青木議員。 186 ◯5番(青木佑介君) 私からは、予防接種事業に関しまして1点御質問させていただきます。  午前中の質疑で村山議員のほうから自己決定権の尊重とプライバシーについてということで、市の事務事業ですとか、職員の方への接種についてというところで質疑がありました。それに対する市側の答弁が、職員課長のほうからは、特に国から指示が来ていないということで、今後も国からの指示に従っていきたいというところと、総務部長からは、個人の権限というのは優先されるべきというところは一定見られたかと思いますが、やはりちょっと国からの指示をというところがございました。職員の方々、現場で市民の方と接されるとか子供の方と接されるですとか本当にいろいろ不安はある中で、個人の健康管理のリスクというところ以外にも職責というところで、新型コロナウイルスワクチンの接種というのは本当に悩ましいところだと思います。一定国からの指示というのは、確かに指示があればそれを通達しなければいけないというところはあるのかもしれませんが、市としてきちっと、接種に関する指針としてやはり個人の自己決定権の尊重というところを示していただきたいと思うのですが、いかがでしょうか。 187 ◯議長(富田竜馬君) 副市長。 188 ◯副市長(西村幸高君) 午前中、職員課長、総務部長のほうから答弁していますが、そもそもワクチン接種については予防接種法上の努力義務でございます。ですので、接種についてはあくまでも原則任意、個人の判断で接種を受ける、受けないの判断になりますので、それは大原則の流れの中で行ってまいります。  以上です。 189 ◯議長(富田竜馬君) 青木議員。 190 ◯5番(青木佑介君) 予防接種法上の努力義務ということで、副市長からも個人の判断ということが大原則ということで、かなりいい答弁だと思います。一方で、例えば、市民の方から問合せ等があった際に、「職員の方は受けていらっしゃるんですか」という問合せ等も当然想定される中だと思うんですけれども、こういった内容をきちっと通達という形で何か出していただくというのは可能なんでしょうか、伺います。 191 ◯議長(富田竜馬君) どなたが答弁されますか。  職員課長。 192 ◯職員課長(佐川公行君) 通達等で出せるのかどうかというところでございます。繰り返しになりますが、国のほうからそのようなことが関係して来れば、こちらのほうもそのような形で職員に流すという形になるかと考えております。  以上でございます。 193 ◯議長(富田竜馬君) 青木議員。 194 ◯5番(青木佑介君) 一定は理解しましたが、本当にいろんな問合せとかに対しても、個人の判断がやはり尊重されるんだということをきちっと伝えていただけるように、市としてもきちっとした統一見解をつくっていただいて、やはり職員の方にも周知していただきたいなと思います。もしこれ、例えばワクチンを打たなくて万が一感染してしまったということがあっても、当然それは職員の方に責を負わせるということはないということで確認させていただきたいと思いますが、いかがでしょうか。 195 ◯議長(富田竜馬君) 職員課長。 196 ◯職員課長(佐川公行君) 職員のほうにそのようなことはないというふうに考えております。  以上でございます。 197 ◯議長(富田竜馬君) 青木議員。 198 ◯5番(青木佑介君) 安心いたしました。職員の方々も今いろいろな責務がある中、人数も本当に大変厳しい中頑張っていただいておりますので、ぜひ安心して業務が行えるように、庁内でもいろいろと整備をしていっていただきたいと考えます。よろしくお願いいたします。  以上です。 199 ◯議長(富田竜馬君) よろしいですね。これで質疑を終結いたします。  続いて討論に入ります。  宮川議員。 200 ◯11番(宮川豊史君) 本補正予算はワクチン接種に関わる重要な予算なので、賛成はしたいと思いますが、スプリンクラーの件に関しては一切納得しておりませんので、もう一度、再検討すべきだということは言っておきます。  以上です。 201 ◯議長(富田竜馬君) ほか、よろしいですね。これをもって討論を終結いたします。  これより、議案第5号 令和2年度東久留米市一般会計補正予算(第14号)を採決いたします。  本案はこれを原案のとおり決することに賛成の方の挙手を求めます。
           〔賛成者挙手〕 202 ◯議長(富田竜馬君) 挙手全員であります。  よって、議案第5号は原案のとおり可決されました。   ─────── ◇ ─────── 203 ◯議長(富田竜馬君) ここで休憩いたします。再開、午後2時20分。       午後 2時02分休憩       午後 2時20分開議 204 ◯議長(富田竜馬君) 休憩を閉じて再開いたします。   ─────── ◇ ─────── 日程第10 議案第6号 令和2年度東久留米市       下水道事業会計補正予算(第3号) 205 ◯議長(富田竜馬君) 次に、日程第10、議案第6号 令和2年度東久留米市下水道事業会計補正予算(第3号)を議題といたします。  市長から提案理由の説明を求めます。  市長。     〔市長(並木克巳君)登壇〕 206 ◯市長(並木克巳君) 議案第6号は、令和2年度東久留米市下水道事業会計補正予算(第3号)についてであります。  本案は、公共下水道事業の計画的な事業推進を図るため、建設改良に係る資本的収入及び支出を増額するものであります。  なお、担当部長に補足説明をさせたいと思います。  よろしく御審議のほどお願い申し上げます。 207 ◯議長(富田竜馬君) 都市建設部長。 208 ◯都市建設部長(小原延之君) 議案第6号 令和2年度東久留米市下水道事業会計補正予算(第3号)につきまして補足説明を申し上げます。  初めに、予算書の3ページをお開きいただきたいと思います。  本補正予算は、公共下水道整備工事である黒目川第7排水分区柳窪雨水幹線管渠築造工事に係る予算として増額補正をお願いするものであります。  本工事は、令和2年9月4日に契約締結し、令和3年2月19日に完了予定として進めてまいりましたが、現在、施工箇所の地下水位が設計時に用いた調査資料よりも約3メートル高く、施工が困難であることから、地下水位低下工法による施工が必要となっております。同工法を採用するに当たり、予算が不足となることから、本定例会において工事費増額の補正予算をお願いするものでございます。  なお、適正な工期確保の観点から、年度内での工事完了が見込めない状況となっております。  また、地方公営企業法第26条第1項の規定により、建設に要する経費のうち、年度内に支払い義務が生じなかったものがある場合は、管理者は、その額を翌年度に繰り越して使用することができるとされていることから、繰越明許の設定を要さず、議案議決後に契約変更手続を実施する予定としております。  今定例会において議会の議決をお願いいたしますものは、令和2年度東久留米市下水道事業会計補正予算(第3号)の3ページとなっております。  初めに、第1条は総則でございます。  次に、第2条(資本的収入及び支出)につきましては、地下水位低下工法実施に伴う補正となり、資本的収入、第1款 資本的収入4億1998万8000円は、第2項 他会計補助金を既決予定額1億5477万6000円から補正後額1億7277万6000円に改め、4億3798万8000円、1800万円の増となります。  次に、資本的支出、第1款 資本的支出13億2057万6000円は、第1項 建設改良費を既決予定額5億6203万8000円から補正後額5億8003万8000円に改め、13億3857万6000円、1800万円の増となります。  続きまして、第3条(他会計からの補助金)につきましては、今回の補正に伴い、金額を改めるものでございます。  続きまして、7ページからは、地方公営企業法第25条に規定する政令で定める予算に関する説明書となり、7ページは補正予算の実施計画、9ページは予定キャッシュ・フロー計算書、10、11ページは当該事業年度の予定貸借対照表で、それぞれ今回の補正内容を反映したものでございます。  説明は以上となります。  よろしく御審議のほどお願い申し上げます。 209 ◯議長(富田竜馬君) これで提案理由の説明を終わります。  お諮りいたします。議案第6号につきましては、さきの議会運営委員長の報告どおり、会議規則第36条第3項の規定により、委員会の付託を省略し、直ちに審議したいと思いますが、御異議ございませんか。      (「異議なし」の声あり) 210 ◯議長(富田竜馬君) 異議なしと認めます。  よって、議案第6号は委員会の付託を省略し、直ちに審議することに決しました。  これより質疑に入ります。  村山議員。 211 ◯7番(村山順次郎君) 黒目川第7排水分区柳窪雨水幹線管渠築造工事の補正ということです。この際、この工事の概要、どこが起点になっていて、どの地域の、雨水排水に資する工事なんだと思うんですけれど、そこをどこに接続して雨水をどう逃がすのかと、そこら辺のあらましのところを改めて御説明いただきたいということと、補正予算で工事費の増額と工事期間の延長ということになるんだろうと思うんです。形式的に、言い方としては、初期の見積り、見込みが現況に合っていなかったという言い方ももちろんできるのかなと思うんですけれど、今回の補正について、当初の段階からすれば予見不可能で不可抗力だったという捉え方をされているのか、それとも、今回の補正予算に至った原因、担当として振り返って反省材料等あるいはそれに基づく再発防止対策などがあるのかどうか、そこのところをお聞きします。 212 ◯議長(富田竜馬君) 施設建設課長。 213 ◯施設建設課長(小林徹雄君) まず、柳窪雨水幹線の概要について御説明申し上げます。  黒目川第7排水分区柳窪雨水幹線整備事業につきましては、黒目川第7排水分区内における冠水解消のため、西団地南交差点から柳橋までの延長約350メートルにおいて、管の大きさ1650ミリメートル及び1800ミリメートルを、社会資本総合交付金を活用し、令和元年度から4か年で整備する事業でございます。  柳窪雨水幹線は、しんやま親水広場内に暗渠として整備されている黒目川2号雨水幹線を経て、荒川右岸東京流域下水道出水川幹線へ接続されます。また、第7排水分区という区域でございますが、区域が入り組んでいるところもございますが、おおよそは、北は新所沢街道、東は白山通り、南は新青梅街道、西は行政界で囲まれた区域でございます。  今回の補正についてでございますが、一般的に、下水道工事を実施する前には予備調査として地質調査を実施し、地質の状況や地下水の状況により、施工方法や架設方法について判断し設計を行ってございます。しかしながら、近傍に地質調査データがある場合には、そのデータを用いて設計を行っており、今回につきましても、当時と比べても大きな環境の変化がないことから、近傍の地質調査データを用いて設計をしたところでございます。したがいまして、担当といたしましては適切に進められていると考えてございます。  また、今回の工法変更により、現在の工事の終期の3月末よりさらに3か月程度の工期が必要になることから、適正な工期確保の観点から年度内での工事完了が見込めない状況であり、工事の終期は令和3年度第1四半期を見込んでございます。  令和3年度工事への影響につきましては、今回工事が完了した後に現場着手となるスケジュールから、特に影響はないものと考えてございます。また、来年の工事に向けましては、今回の現場状況に対応した設計を行ってございます。  以上でございます。 214 ◯議長(富田竜馬君) 村山議員。 215 ◯7番(村山順次郎君) 御説明はよく分かりました。今年度予算編成段階ではお持ちの材料・情報の中で適切に検討されて計画されたんだけれど、やってみたらということだったかなというふうに思います。  強いて言えば、地質調査の時期と実際の工事の時期の間が空いていたとか、あるいは、地表面で見られる川の水の流れの状況から考えれば、年によってすごい水が出ている年もあれば、同じ時期なのに水位が低い場合もあったりして、そこも地表面、地下の状況というのは一定その状況と似たようなところがあるのかなと。そういう意味でいえば、ある程度やむを得ず、予測できずに起こってしまったことかなというふうには思います。  今後においては、今回の件も踏まえて、対応については改善・工夫するべきところがあればやっていただきたいというふうに思います。  終わります。 216 ◯議長(富田竜馬君) ほかにございますか。沢田議員。 217 ◯3番(沢田孝康君) 今の村山議員の質問に似たような話なんですけれど、事前調査を行って、大丈夫だろうということで実際に工事を行った結果、この状態になったということだと思うんですよね。それで、地下水位が3メーター高いということですよね。ですから、一般的に考えられるのは、雨が多かったのかどうかとか、そういった理由にもあるのかなと思うんですけれども、過去にもありましたよね。遊歩道の設置工事のときにたしか水位が下がらないということで工事変更した記憶もあるんですけれども、やはりその年の天候に応じてこういった事象というのは起こってくるのかなというふうに予想されるんですけれど、今後、この築造工事は令和4年まで続くわけですが、先ほどの答弁だと工事期間というのは予定どおりだろうということだったんですけれど、やっぱり天候によって変わる可能性はないのかなというふうに思うんですよね。ですから、今回の工事変更、1800万をかけて新しい手法でやると思うんですけれども、当然、絶対ということはないので、その辺りの工事変更の可能性というのは今後あるのかどうかですね。そういう可能性が出てくるのかどうか。この地質調査では一応近傍の地質調査でということになったと思うんですけれども、そういった可能性があるのかどうかということをお聞きしたいと思います。可能性の話ですから、なかなか答弁ができないかもしれませんけれども。  あと、1800万の中に、例えば、工事変更するわけですから当然設計も変更したのかどうかと思うんですけれど、その辺りも入った金額なのかどうか確認したいと思います。 218 ◯議長(富田竜馬君) 施設建設課長。 219 ◯施設建設課長(小林徹雄君) 1点目の、これからも天候とかに影響して現状がかなりまた悪くなるとか、そういうことでスケジュール変更という御質問でございますけれども、今回のこの工法は、施工区域外に深い井戸を掘りまして、そこで現場内の地下水を導いて排水するようなものになっておりますので、今後、天候によって水位が最悪もうちょっと上がるとしても、今のスケジュールどおりに、あと令和3年、4年ですか、2か年は進んでいくと担当としては考えてございます。  それと、1800万ですけれども、これ、不足額で1800万を増額するということでございますので、この中でそういったものにしたということではなくて、もうちょっと金額的には大きな金額になるところでございます。 220 ◯議長(富田竜馬君) 沢田議員。 221 ◯3番(沢田孝康君) あんまり突っ込んでもあれなので、要は、あくまでも予算ベースで当然工事は考えますよね。ですから、全体の予算を考えたときに、当然、皆さん御存じのように、決算になれば契約差金とかの不用額が出てくるので、その辺りも加味して、今回はそれも加味した上で不足分ということで1800万を計上したという理解をしました。  先ほどの工事の手法なんですけれども、地下水が誘導できるような大きな穴というか、そういうものをつくるということなんですけれど、これはつくってそこに誘導しますよね。それで地下水を誘導した後に地下に浸透するような形になるのかなというふうに予想するんですけれども、それはそのままずっと残した状態で工事を進めていくということなんでしょうか。いかがでしょうか。 222 ◯議長(富田竜馬君) 施設建設課長。 223 ◯施設建設課長(小林徹雄君) 井戸の話……。今年度、一応4か所、井戸をこれから掘らせていただこうかなと思っています。そのうち来年度につきましては、工事区間にかからない部分のものについては撤去ということで、要するに、今後、川に向かって進んでいきますので、順次、工事の延長に沿って井戸を掘っていくという、10メーターピッチで井戸を掘ってやっていきますので、支障の、影響がないところにつきましては撤去するという工法でございます。 224 ◯議長(富田竜馬君) よろしいですか。  宮川議員。 225 ◯11番(宮川豊史君) 雨水幹線なんですけれども、当初予想していたよりも3メートル水位が高かったから工法を変えるので、新たな工事費がかかるということですが、「はい、そうですか」とはならないですよね。だって、3メートルも水位が高かったわけですよ。そうすると、この雨水幹線工事をやった結果、やはり地下水の流れが変わる可能性が出てくるわけではないですか。そうすると、今行っている調査は工事前の調査ですよね。でも、実際この雨水幹線工事が終わった後、地下水の流れ、井戸を掘っても、それもまた埋めるわけでしょう。そうすると、実際、地下水の流れにどういった影響があるのか。全く想定しないところから水が噴出するなんてことがあっても困りますから、そういうことを考えると、やはり1回きちんと環境への影響調査をしなければいけないのではないかなと思うわけですよ。  なぜこんなことを言うかというと、東久留米市には苦い過去といいますか、苦い現在といいますか、あるわけですよ。白山公園のグラウンド。あそこ、グラウンドが水が湧き出てきて使えなくなる、その原因の一つに雨水幹線工事があると言われているわけですよ。ああやってやはり地下に大きな埋設物をすると地下水の流れが変わって、当初想定しないところから水が出る可能性があると。それだけ東久留米市は地下水が豊富というか、湧水が豊富な地域であるんですけれども、だからこそ、東久留米市のそういう地下工事といいますか、地面を掘る工事って難しいんですよ、非常に。  今、白山公園のグラウンドは、この時期だと桜の咲く前になると水が引くんですよね。桜が花を咲かせる前に水を吸い上げると思われていますので。桜の咲く前は桜が水を吸ってくれるので、今、グラウンド、水が一定はけている状態になっているわけですけれども、今年は結構早いみたいですね。だから、桜の咲く時期も早いのではないかと言われていますけれども、ただ、その時期が終わるとまた水が湧き出てきてしまってグラウンドが使えなくなってしまうと。  そういうことが実際、東久留米は起きているわけですから、そういうことをまた繰り返さないためにも、地下の工事であったり、地下水への調査だったり、対応だったりというのは、もう本当に慎重に対応していかなければいけない部分だと思うんですよね。3メートルも水位が高かったって、結構な水の量だと思いますよ。  先ほど天候によってと、いろいろありますけれども、まさに今、温暖化のレベルにもよりますが、やはり海面温度が上がれば、それだけ雨の降る量であったり台風の雨量が増える、そういう状況になっているわけですよね。今回、水が多かったのも、昨年の7月がずっと雨降っていたんですよ。皆さん覚えていると思いますけれども。たまたま昨年だけ雨が降ったということであればいいんですけれど、今のこの気象の状況から考えると、今後そういう時期が続くのかなって思われるわけですよね。今回、桜の咲く時期が早まるというのは、気温もまだまだ寒い日はありますけれど、でも、例年に比べればやっぱり明らかに暖かいわけですよ。2月終わりましたけれども、2月にありましたよね、20度超えてしまった日とか。そういうことが起きているということは、今までと違う気候になってきていると。そうなると雨の量も今までよりは増えてくる。だから、今だけ特別雨が多かったということではないのではないかなと。  そういうことも考えると、地下水への影響というのはより慎重にならなければいけないと思うんですね。ですから、一定、雨水幹線工事をしていかなければいけないのは理解するんですけれども、その工事を行うことによる環境への影響というのは、やはりこれはきちんと調査すべきではないかと思うんですけれど、いかがですか。 226 ◯議長(富田竜馬君) 施設建設課長。 227 ◯施設建設課長(小林徹雄君) 地下水の件ですけれど、先ほども説明したように、通常、現場内に地下水が出てきたときは、そこでポンプアップで排水をしているんですけれども、今回は、今、宮川議員言われるように、通常より若干水量が多いということなので、その現場内で幾らポンプかけても施工面まで水位を下げることはできないので、その現場の脇に井戸を掘って、そちらに地下水を導いて吐くということなので、急激に地下水を今回のこの方法で引っ張るというんですか、大きく吐き出すようなものではないと担当としては考えてございます。また、その施工面まで水位が下がれば、それ以上の余計な地下水の排出というんですか、それはしないようになっておりますので、御理解いただきたいと思います。 228 ◯議長(富田竜馬君) 宮川議員。 229 ◯11番(宮川豊史君) 今、課長が答えてくださったのは、要は工事をするための対応ですよね。工事をするために地下水の水位を下げる、そのための対応ですよね。私が言いたいのは、工事を、実際この雨水管を入れることによって地下水の流れが変わるのではないんですかということなんです。課長なら私の言うこと分かると思うんですけれども、やはり結構な雨水管という大きなものが埋設されるわけですから、それによって地下水の流れが変わるというのは当然あり得ることで、ただ、水ですから、形のないものなので、どこにどうやって行くかは分からないので、現実問題としてはなかなか対応は難しいのかもしれないですけれども、ただ、先ほど言ったみたいに白山公園グラウンドみたいなことが再び起きては困るわけですよ。後になってから何か問題が起きて、ちょっとあれは問題だということになっても困るので、今できることは限られているかもしれないですけれども、ただ、全く予測できないことではないですよね。この雨水幹線工事を行うことによって地下水にどういう影響を与えるのか、ましてや、周辺の湧水ポイントにどういう影響を与えるのか。今まで出ていたところに出なくなっても困るし、今まで出ていないところに急にぼんと出てきてというのも困るわけですから。そういうことも配慮した上で工事というのはしなければいけないのではないですか。特に東久留米市の場合は。実際問題としてかなり水位が高いというのは水量が多いということですから、その水どこに行ってしまうんですか、どういうふうに地下水に影響を与えるんですかと。これまでの対応は一定理解していますが、私が伺いたいのは、この工事をすることによる地下水への影響というのをやはり調査すべきではないですかという質問です。 230 ◯議長(富田竜馬君) 御答弁できますでしょうか。  都市建設部長。 231 ◯都市建設部長(小原延之君) 黒目川第7排水分区柳窪雨水幹線整備事業についての補正予算をお願いしておるところでございます。先ほどお話がございました白山調整池の例を出されて、その後の地下水に変動があるのではないかといったお話をいただいておりますが、当該地、詳しくその構造等、今、手持ち資料がないのでお話しできないんですけれど、かなり大型の構造物が白山調整池の北側には設置されているというふうに承知をしております。今回埋設するものにつきましては、1600から約1800ほどの管径の管を埋設していくということですので、これら、通常の工事でありましても、水替えということでポンプで水をくみながら工事をしているということもございますので、こういった工事で1800程度の管径を考えますと、工事が施工完了後には元に戻るのではないかというふうには考えております。 232 ◯議長(富田竜馬君) 宮川議員。 233 ◯11番(宮川豊史君) 部長の答弁は一定理解するんですよ。全く分からないということではないんですけれども、ただ、やはり現状のこの地下水量を考えると、この工事によって全く影響がありませんよとは言い切れないと思うんですよね。恐らく大丈夫であろうという、その気持ちは分かるんですよ。気持ちはね。その可能性も十分あるんですけれども、ただ、何が起きるか分からない。それは当たり前の話だし、絶対大丈夫って言い切れるような状況では私はないと思っているんですね。そこまで大きくないにしても一定の大きさの雨水管を入れるわけですから。結果大丈夫でしたよということであればみんな安心ですけれども、ただ、これから工事するに当たって、何も環境への影響を調査しないで、はい、やりましたという、それでいいのかなというのは、やはり雨水幹線工事は一定必要だとはいえ、地下水豊富、湧水のまちと言っている東久留米で、その地下水に配慮しないでどんどんどんどん雨水幹線をやっていいというわけでもないわけですから。雨水幹線をすることによって冠水が解消されるということは多くの市民の皆さんが望んでいることでありますけれど、でも、雨水幹線工事を行ったことで違うところから地下水が噴き出しましたといったら、全然本末転倒なわけですから。ですから、そういうことをやっぱり念には念を入れるべきだと私は思うので、一定の環境調査は必要だと思うわけですよ。大丈夫だろうではやってはいけないのではないかなと。一定調べて、大体これぐらいの規模でやれば地下水はこういう流れで、これくらいの量だったらこうなるよというような調査はやはりしたほうがいいと思うんですが、環境への影響調査をするか、しないか、する考えがあるか、ないか、そこだけ伺いたいと思います。 234 ◯議長(富田竜馬君) 施設建設課長。 235 ◯施設建設課長(小林徹雄君) 工事に伴う環境調査については、今、担当としてはその考えは持っておりません。 236 ◯議長(富田竜馬君) 宮川議員。 237 ◯11番(宮川豊史君) いやいや、ですから、現状ではないのであれば、では、次は──いいですよ、それはいいんですよ。今の答弁はいいんですよ。簡潔にはっきり言っていただいて、そこはありがたいと思っています、そういう答弁で。やるのか、やらないのか分からないで長く答弁されるよりは、はるかにいい答弁です。その上で、私は、そこは一旦立ち止まって、急ぐ工事ではありますけれども、でも、時間がかかる工事でありますから、今年度中に終わらないのは確実だから、こうやって補正予算で繰越明許になってくるわけですから、環境への影響を調べる時間は私は十分あると思うんですよね。あると思うし、それだけの必要性もあると思うんですよ、これだけ水が出るということは。それが東久留米市のいいところでもあり、難しいところでもあるわけでしょう。ですから、ここは、やはり一旦立ち止まることができたわけですから、一定の予想よりも多くの水量が確認されているわけですから、環境への調査をやったほうがいいのではないですかという質問です。 238 ◯議長(富田竜馬君) 施設建設課長。 239 ◯施設建設課長(小林徹雄君) 先ほども答弁しましたように、環境調査の考えは持っておりませんけれども、来年、再来年、川に向かって工事のほうは進んでまいりますが、その中で地下水位の状況については確認させていただきたいと考えてございます。 240 ◯議長(富田竜馬君) 宮川議員。 241 ◯11番(宮川豊史君) ありがとうございます。今のも非常にいい答弁ですね。ですから、今はできないけれど、今後、地下水のほうを確認していきたいということですけれども、それ、地下水確認するのはどの課になるんですかね。多分、施設建設課ではないのではないかと思うんですけれど。地下水、今後確認していくと。それは一定の到達点で、私は納得しているんですよ。その答弁は非常に納得しているんですけれども、ただ、それを実際やるとしたら、では、どこのどなたがやることになるんですかね。 242 ◯議長(富田竜馬君) 御答弁できますか。   ─────── ◇ ─────── 243 ◯議長(富田竜馬君) 暫時休憩します。       午後 2時51分休憩       午後 2時53分開議 244 ◯議長(富田竜馬君) 休憩を閉じて再開いたします。   ─────── ◇ ───────
    245 ◯議長(富田竜馬君) 施設建設課長。 246 ◯施設建設課長(小林徹雄君) お時間いただきまして申し訳ございません。  繰り返しの答弁になりますけれども、環境調査の考えは持っておりませんが、来年、再来年の現場を進めていく中で、地下水についての状況は確認してまいりたいと考えてございます。 247 ◯議長(富田竜馬君) 宮川議員。 248 ◯11番(宮川豊史君) 正確にいかないといけないので、別に反対のための質問でも何でもないですから。ただ、前向きにお互い共通認識を持てる部分は共通認識を持っていきたいと思っていますので、決して批判的・否定的な質問ではありません。先ほどとは違ってね。ここで正確にいかなければいけないんですけれど、来年、再来年という言葉が今あったんですが、来年と再来年という意味なのか、来年か再来年って意味が違いますので。だから、来年と再来年のほうが正しい答弁だと思うんですけれども、それはそうですよね、工事が終わるのは来年で、来年、再来年ぐらいまでは地下水の状況を見ていかなければいけないと思うので。ですから、まずそこの答弁、来年と再来年ということでいいのか。  そこが1つと、あともう1つは、地下水の調査を行うのはどこの課なんですかということなんですよね。  この2つお願いいたします。 249 ◯議長(富田竜馬君) 施設建設課長。 250 ◯施設建設課長(小林徹雄君) 1点目は、来年度工事及び再来年度工事で地下水の状況については確認をいたします。  2点目の確認するところですけれども、施設建設課のほうで現場のほうで確認をさせていただきます。 251 ◯議長(富田竜馬君) 宮川議員。 252 ◯11番(宮川豊史君) はい、分かりました。本当は工事をする前に一定の環境調査は必要だと思いますけれども、今の議論の中で一定の方向性は出たかなと思っていますので、ここは一旦質問は終わりたいと思います。  以上です。 253 ◯議長(富田竜馬君) 間宮議員。 254 ◯4番(間宮美季君) すみません、先ほどの沢田議員とのやり取りの中でちょっと分からなかったので伺わせていただきたいと思います。今回、深井戸を掘って、3メートル水位が上がってしまっているものを下げていくという工法を採られるということで、こちらについては工事が終わるとともに埋めていくということなんでしょうか。それで、その後、10メーターピッチでさらに工事を進めるたびに井戸を掘っていくということで、課長の答弁で分からなかったのが、川に近いところについては井戸は残すということなんでしょうか、それとも、その井戸も埋めていくということになるのかをまず確認したいと思います。 255 ◯議長(富田竜馬君) 施設建設課長。 256 ◯施設建設課長(小林徹雄君) 説明が足りなくて申し訳ございません。管路を入れるものに沿って井戸を掘って、そこから水を導いて排水していくという工法でございます。今年度工事につきましては、ちょうど東3・4・5号線との交差点辺りから井戸を10メーターピッチぐらいでいけて、それで排水をしていくということでございます。終わればもちろん井戸も埋めてしまいますし、管路の部分についても埋め戻しをするということでございます。ですから、今後、来年度、再来年度という川に向かっていく工区につきましても、管路の部分は、管路の施工箇所が進んでいくのに合わせて井戸を掘りながら排水していくということになります。  以上でございます。 257 ◯議長(富田竜馬君) 間宮議員。 258 ◯4番(間宮美季君) そうすると、先ほどの宮川議員とのやり取りの中で、管を埋めたことによる水みちが変わるのではないかとか、地下水の影響が懸念されるのではないかという議論が一方でありましたけれども、この深井戸を掘ることによる黒目川の全体の水位とかそういったことについては基本的には影響はないというふうに考えていいのかということを確認したいと思います。 259 ◯議長(富田竜馬君) 施設建設課長。 260 ◯施設建設課長(小林徹雄君) 担当としましては、そこまで影響はないと考えてございます。 261 ◯議長(富田竜馬君) 間宮議員。 262 ◯4番(間宮美季君) 力強く環境への影響はないというふうに御答弁いただきましたので、その言葉を信じたいとは思いますけれども、一定、黒目川の水量が一時足りないという状況もあったりとか、今年度はかなり水は多いようではありますけれども、小川用水から取水をするほどの水位であったりする場合もありますので、ぜひその辺の影響ということは、先ほど都市建設部のほうできちんと見ていってくださるということですので、そういった環境についての影響についてはきちんと見て、影響がある場合には対応を図っていただきたいと、これは指摘をしておきます。 263 ◯議長(富田竜馬君) ほか、よろしいですね。これで質疑を終結いたします。  続いて討論に入ります。       (「省略」の声あり) 264 ◯議長(富田竜馬君) 討論省略と認めます。  これより、議案第6号 令和2年度東久留米市下水道事業会計補正予算(第3号)を採決いたします。  本案はこれを原案のとおり決することに賛成の方の挙手を求めます。        〔賛成者挙手〕 265 ◯議長(富田竜馬君) 挙手全員であります。  よって、議案第6号は原案のとおり可決されました。   ─────── ◇ ─────── 日程第11 議案第7号 東久留米市立市民体育       施設条例の一部を改正する条例 266 ◯議長(富田竜馬君) 日程第11、議案第7号 東久留米市立市民体育施設条例の一部を改正する条例を議題といたします。  市長から提案理由の説明を求めます。  市長。     〔市長(並木克巳君)登壇〕 267 ◯市長(並木克巳君) 議案第7号は、東久留米市立市民体育施設条例の一部を改正する条例についてであります。  本案は、地権者の求めにより、東本町ゲートボール場を令和3年12月31日限りで廃止するため、条例の一部を改正するものであります。  よろしく御審議のほどお願い申し上げます。 268 ◯議長(富田竜馬君) 以上で提案理由の説明を終わります。  次に、議案に対する御質疑ございませんか。       (「なし」の声あり) 269 ◯議長(富田竜馬君) 質疑なしと認めます。  それでは、議案第7号については総務文教委員会に御付託申し上げます。   ─────── ◇ ─────── 日程第12 議案第 8号 東久留米市国民健康       保険税条例の一部を改正する条例 日程第13 議案第 9号 東久留米市介護保険       条例の一部を改正する条例 日程第14 議案第10号 東久留米市指定地域       密着型サービスの事業の人員、設備       及び運営の基準等に関する条例等の       一部を改正する条例 270 ◯議長(富田竜馬君) 日程第12、議案第8号 東久留米市国民健康保険税条例の一部を改正する条例、日程第13、議案第9号 東久留米市介護保険条例の一部を改正する条例、日程第14、議案第10号 東久留米市指定地域密着型サービスの事業の人員、設備及び運営の基準等に関する条例等の一部を改正する条例、以上の3議案を一括議題といたします。  市長から提案理由の説明を求めます。  市長。     〔市長(並木克巳君)登壇〕 271 ◯市長(並木克巳君) 議案第8号から議案第10号までについて御説明申し上げます。  初めに、議案第8号は、東久留米市国民健康保険税条例の一部を改正する条例についてであります。  本案は、地方税法の改正に伴う低未利用土地等を譲渡した場合の長期譲渡所得に係る課税の特例の創設、及び、地方税法施行令の改正に伴う個人所得課税の見直しに伴う軽減判定所得基準の見直しに関連する規定を整備するため、条例の一部を改正するものであります。  次に、議案第9号は、東久留米市介護保険条例の一部を改正する条例についてであります。  本案は、令和3年度から令和5年度までを計画期間とする第8期東久留米市高齢者福祉計画・介護保険事業計画の策定に伴い、第1号被保険者の介護保険料額を改めるほか、所要の改正を行うため、条例の一部を改正するものであります。  最後に、議案第10号は、東久留米市指定地域密着型サービスの事業の人員、設備及び運営の基準等に関する条例等の一部を改正する条例についてであります。  本案は、指定居宅サービス等の事業の人員、設備及び運営に関する基準等の一部を改正する省令の施行に伴い、これに関連する4つの条例の一部を改正するものであります。  以上、よろしく御審議のほどお願い申し上げます。 272 ◯議長(富田竜馬君) 以上で提案理由の説明を終わります。  次に、議案に対する御質疑ございませんか。       (「なし」の声あり) 273 ◯議長(富田竜馬君) 質疑なしと認めます。  それでは、議案第8号から議案第10号までの3議案につきましては厚生委員会に御付託申し上げます。   ─────── ◇ ─────── 日程第15 議案第11号 東久留米市都市公園       条例の一部を改正する条例 日程第16 議案第12号 市道路線の認定につ       いて 274 ◯議長(富田竜馬君) 日程第15、議案第11号 東久留米市都市公園条例の一部を改正する条例、日程第16、議案第12号 市道路線の認定について、以上の2議案を一括議題といたします。  市長から提案理由の説明を求めます。  市長。     〔市長(並木克巳君)登壇〕 275 ◯市長(並木克巳君) 議案第11号及び議案第12号について御説明申し上げます。  初めに、議案第11号は、東久留米市都市公園条例の一部を改正する条例についてであります。  本案は、東久留米市宅地開発等に関する条例第25条の規定に基づき無償譲渡された公園について、都市公園として適正な管理を行うことから、名称及び位置を追加するため、条例の一部を改正するものであります。  次に、議案第12号は、市道路線の認定についてであります。  本案は、市に移管された道路について認定するものであります。  以上、よろしく御審議のほどお願い申し上げます。 276 ◯議長(富田竜馬君) 以上で提案理由の説明を終わります。  次に、議案に対する御質疑ございませんか。       (「なし」の声あり) 277 ◯議長(富田竜馬君) 質疑なしと認めます。  それでは、議案第11号及び議案第12号の2議案については環境建設委員会に御付託申し上げます。   ─────── ◇ ─────── 日程第17 議案第13号 令和2年度東久留米       市一般会計補正予算(第15号) 日程第18 議案第14号 令和2年度東久留米       市国民健康保険特別会計補正予算       (第3号)
    日程第19 議案第15号 令和2年度東久留米       市後期高齢者医療特別会計補正予算       (第2号) 日程第20 議案第16号 令和2年度東久留米       市下水道事業会計補正予算(第4       号) 278 ◯議長(富田竜馬君) 日程第17、議案第13号 令和2年度東久留米市一般会計補正予算(第15号)、日程第18、議案第14号 令和2年度東久留米市国民健康保険特別会計補正予算(第3号)、日程第19、議案第15号 令和2年度東久留米市後期高齢者医療特別会計補正予算(第2号)、日程第20、議案第16号 令和2年度東久留米市下水道事業会計補正予算(第4号)、以上の4議案を一括議題といたします。  市長から提案理由の説明を求めます。  市長。     〔市長(並木克巳君)登壇〕 279 ◯市長(並木克巳君) 議案第13号から議案第16号までについて御説明申し上げます。  初めに、議案第13号は、令和2年度東久留米市一般会計補正予算(第15号)についてであります。  歳入につきましては、地方消費税交付金、分担金及び負担金、国庫支出金、都支出金、財産収入、繰入金、諸収入、市債であります。  歳出につきましては、議会費、総務費、民生費、衛生費、農林業費、商工費、土木費、消防費、教育費であります。  歳出の主な内容は、議会費、財産管理費、児童福祉総務費、予防費、都市農業対策費、商工総務費、下水道整備費、非常備消防費、学校建設費などであります。  この結果、歳入歳出予算の総額に歳入歳出それぞれ2億2059万2000円を追加し、歳入歳出予算の総額を歳入歳出それぞれ615億9721万5000円とするものであります。  なお、繰越明許費及び地方債の補正をいたしております。  次に、議案第14号は、令和2年度東久留米市国民健康保険特別会計補正予算(第3号)についてであります。  歳入につきましては、国民健康保険税、繰入金を減額し、国庫支出金、都支出金、諸収入を増額するものであります。  歳出につきましては、保健事業費を減額し、諸支出金を増額するものであります。  この結果、歳入歳出予算の総額に歳入歳出それぞれ611万8000円を追加し、歳入歳出予算の総額を歳入歳出それぞれ118億2976万3000円とするものであります。  次に、議案第15号は、令和2年度東久留米市後期高齢者医療特別会計補正予算(第2号)についてであります。  歳入につきましては、後期高齢者医療保険料、繰入金を減額し、諸収入、広域連合支出金、国庫支出金を増額するものであります。  歳出につきましては、分担金及び負担金を減額し、保健事業費、保険給付費を増額するものであります。  この結果、歳入歳出予算の総額から歳入歳出それぞれ4118万4000円を減額し、歳入歳出予算の総額を歳入歳出それぞれ33億8369万6000円とするものであります。  最後に、議案第16号は、令和2年度東久留米市下水道事業会計補正予算(第4号)についてであります。  本案は、収益的収支、資本的収支及び所要額につきまして補正するものであります。また、本案には、新型コロナウイルス感染症に対する市の取組として実施する、下水道使用料のうち基本料金の免除期間を4か月分から6か月分に延長することに伴うものを含んでおります。  収益的収支につきましては、収益的収入の既決予定額から1億982万3000円を減額し、26億6726万5000円に、収益的支出の既決予定額から4567万9000円を減額し、22億8835万1000円とするものであります。  資本的収支につきましては、資本的収入の既決予定額から1億1603万7000円を減額し、3億2195万1000円に、資本的支出の既決予定額から1億1072万2000円を減額し、12億2785万4000円とするものであります。  あわせて、資本的収支に係る補填財源、企業債、他会計からの補助金及び利益剰余金の処分について、所要額の補正をいたしております。  以上、よろしく御審議のほどお願い申し上げます。 280 ◯議長(富田竜馬君) 以上で提案理由の説明を終わります。  次に、議案に対する御質疑ございませんか。       (「なし」の声あり) 281 ◯議長(富田竜馬君) 質疑なしと認めます。  それでは、議案第13号から議案第16号までの4議案については、委員会条例第6条及び第7条の規定に基づき、議長を除く全議員をもって構成する予算特別委員会を設置し、これに御付託申し上げたいと思いますが、御異議ございませんか。      (「異議なし」の声あり) 282 ◯議長(富田竜馬君) 異議なしと認めます。  よって、議長を除く全議員をもって構成する予算特別委員会を設置し、これに付託することに決しました。  ここで暫時休憩をいたしまして、委員長並びに副委員長の互選をお願いいたします。   ─────── ◇ ─────── 283 ◯議長(富田竜馬君) 暫時休憩いたします。       午後 3時10分休憩       午後 3時14分開議 284 ◯議長(富田竜馬君) 休憩を閉じて再開いたします。   ─────── ◇ ─────── 285 ◯議長(富田竜馬君) ただいまの休憩時間中、別室におきまして予算特別委員会の正副委員長が互選され、委員長には島崎孝委員、副委員長には三浦猛委員が選出されました。  ここで予算特別委員長の御挨拶をお願いいたします。  予算特別委員長。     〔17番(島崎孝君)登壇〕 286 ◯17番(島崎孝君) ただいま予算特別委員長の任をいただきました自民クラブの島崎孝です。現在、1都3県は新型コロナウイルス感染症拡大防止のための緊急事態宣言下にあります。付託されました予算は、感染拡大防止をはじめとして市民の生活にとって大変重要な予算であると考えます。幸いにも公明党の三浦猛委員に副委員長に就任していただきました。2人で力を合わせて公正・公平な委員会運営に努めていきたいと思いますので、皆様の御協力をよろしくお願いいたします。 287 ◯議長(富田竜馬君) これで予算特別委員長の御挨拶を終わります。   ─────── ◇ ─────── 日程第21 議案第17号 令和3年度東久留米       市一般会計予算 日程第22 議案第18号 令和3年度東久留米       市国民健康保険特別会計予算 日程第23 議案第19号 令和3年度東久留米       市後期高齢者医療特別会計予算 日程第24 議案第20号 令和3年度東久留米       市介護保険特別会計予算 日程第25 議案第21号 令和3年度東久留米       市下水道事業会計予算 288 ◯議長(富田竜馬君) 次に、日程第21、議案第17号 令和3年度東久留米市一般会計予算、日程第22、議案第18号 令和3年度東久留米市国民健康保険特別会計予算、日程第23、議案第19号 令和3年度東久留米市後期高齢者医療特別会計予算、日程第24、議案第20号 令和3年度東久留米市介護保険特別会計予算、日程第25、議案第21号 令和3年度東久留米市下水道事業会計予算、以上の5議案を一括議題といたします。  市長から提案理由の説明を求めます。  市長。     〔市長(並木克巳君)登壇〕 289 ◯市長(並木克巳君) 議案第17号から議案第21号までについて御説明申し上げます。  初めに、議案第17号は、令和3年度東久留米市一般会計予算についてであります。  歳入につきましては、構成比では、市税が全体の37.1%であり、次いで国庫支出金19.3%、都支出金15.4%、市債7.7%、地方交付税6.7%などであります。  対前年度増減額では、市債13億1950万円、国庫支出金3億1600万円、繰入金2億5237万3000円、財産収入1億9330万8000円などが増となった一方、市税5億4791万3000円、地方消費税交付金2億2000万円、諸収入1億6493万8000円などが減となっております。  歳出につきましては、構成比では、民生費が全体の55.2%であり、次いで教育費11.0%、総務費8.8%、衛生費8.0%、土木費7.8%、公債費4.7%、消防費3.3%などであります。  対前年度増減額では、民生費5億7463万6000円、衛生費3億8011万4000円、教育費1億585万7000円などが増となった一方、総務費1億536万6000円などが減となっております。  以上の結果、歳入歳出予算の総額は歳入歳出それぞれ448億2000万円となり、対前年度比2.3%の増となっております。  なお、債務負担行為及び地方債の設定を行っております。  次に、議案第18号は、令和3年度東久留米市国民健康保険特別会計予算についてであります。  歳入につきましては、構成比では、都支出金が全体の68.3%であり、次いで国民健康保険税19.0%、繰入金12.5%などとなっております。  歳出につきましては、構成比では、保険給付費が全体の67.2%であり、次いで国民健康保険事業費納付金29.2%、総務費2.0%、保健事業費1.4%などとなっており、医療費関係は、過去の実績、今後の動向等を勘案して積算しております。  以上の結果、歳入歳出予算の総額は歳入歳出それぞれ115億2539万6000円となり、対前年度比1.6%の減となっております。  次に、議案第19号は、令和3年度東久留米市後期高齢者医療特別会計予算についてであります。  歳入につきましては、構成比では、繰入金が全体の50.6%であり、次いで後期高齢者医療保険料46.1%などとなっております。  歳出につきましては、構成比では、分担金及び負担金が全体の92.5%であり、次いで保健事業費3.6%、総務費2.3%などとなっております。  以上の結果、歳入歳出予算の総額は歳入歳出それぞれ33億4070万円となり、対前年度比0.96%の増となっております。  次に、議案第20号は、令和3年度東久留米市介護保険特別会計予算についてであります。  歳入につきましては、構成比では、支払基金交付金が全体の25.6%であり、次いで国庫支出金22.2%、保険料20.8%、繰入金17.3%、都支出金14.1%などとなっております。  歳出につきましては、構成比では、保険給付費が全体の91.3%であり、次いで地域支援事業費5.2%、総務費3.5%などとなっております。  以上の結果、歳入歳出予算の総額は歳入歳出それぞれ103億6920万6000円となり、対前年度3.5%の増となっております。  最後に、議案第21号は、令和3年度東久留米市下水道事業会計予算についてであります。  本案は、事業活動の基本目標として、業務の予定量を定め、収益的収支のうち、収入が22億9210万1000円、支出が22億6206万6000円、資本的収支のうち、収入が5億9798万2000円、支出が14億6038万円と定めるものでございます。  あわせて、企業債、一時借入金、予定支出の各項の経費の金額の流用、議会の議決を経なければ流用することのできない経費、他会計からの補助金及び利益剰余金の処分について、所要の規定を定めるものでございます。  以上、よろしく御審議のほどお願い申し上げます。 290 ◯議長(富田竜馬君) 以上で提案理由の説明を終わります。  次に、議案に対する御質疑ございませんか。  村山議員。 291 ◯7番(村山順次郎君) ちょっと確認させていただきたいことがあるので、1つだけ質問したいと思います。  今回の予算編成は非常に特殊な状況の下で編成をされてきているということは承知をしております。特に、国の第3次補正、臨時交付金を主な財源として来年度の中で実施をされる事業が今年度の補正予算の中に盛り込まれているということで御説明をいただいているところなんですね。本筋からいうと、来年度に実施する事業ですから、適切な時期に来年度の予算を補正して実施をするというのが王道、筋道だろうというふうには思うんです。ただ、今年の場合は、国の予算措置のタイミングの問題とかそういう経過もあってこういう方法を取られているということは、それは承知をしているんです。ただ、これは特別な事情における特殊な手法のやり方であって、通常の──何を通常とするかにもよるんでしょうけれど、通常は取られない方法なんだろうかということなんです。もし仮にこれができる方法だとなれば──来年度予算案というのは当然、庁内で一定のスケジュールの中で積み上げられて編成をされて、市議会側にも毎年のステップで説明を受けて、審査がされてというスケジュールですよね。これが仮に、そこに何らかの不足があって、追加の事業をこれこれをやりたいといったときに、そのときの市長が、今年度予算で補正して、繰越明許等を盛り込む形で来年度でそれをやるみたいなことをするとなると、予算編成と予算審査の在り方が非常に大きく変わってしまうことになって、望ましくないと私は思うんです。なので、質問としては、来年度予算案に対して補正をする必要があるのではないかと思うんですけれど、そういう考えはあるんですか。そういう質問か、あるいは、今回は特殊なケースで、これは通常のやり方ではないという認識でよいのか。どちらでも結構ですけれど、今回の予算の編成の仕方について基本的なところを確認させてください。 292 ◯議長(富田竜馬君) 企画経営室長。 293 ◯企画経営室長(土屋健治君) 今回の令和2年度の補正予算についてでございます。  これにつきましては、例年では事業実施の見込み、また事業完了に伴っての剰余金、そういうものを処理する部分が例年行っているような補正予算の対応になってございます。今年度に限りましては、国のほうの新型コロナウイルス対応の地方創生臨時交付金、これが令和2年度の補正予算として成立し、それによって各地方自治体のほうに配分されているというような状況がございます。それを活用して、今回、令和2年度の補正予算として御提案させていただいているということですので、これは国の予算措置のほうは例外的な措置と言ったらおかしいかもしれないんですけれども、この第3次の補正予算の中での対応といったところに対して自治体のほうとしても対応させていただいたということですので、そういった意味では例外的な事例かなというふうに考えてございます。
    294 ◯議長(富田竜馬君) 村山議員。 295 ◯7番(村山順次郎君) 例外的な措置だという御答弁がありました。その前段で、通常の年度最後の補正予算はこういう姿の場合が多いという御説明もあったんですけれど、以前、年度最後の補正予算が否決されたことで、それに伴って当初予算が否決されるという大事件がありましたけれども、その事例とはまたちょっと違うかもしれませんが、本来であれば、そのときの市長が、職員の皆さん、各所管の方たちが積み上げて、これで完全ですと、これで審査をしてくださいという予算案を作って、それを受けて説明をいただき、我々は審査をすると。で、是のものは是、非のものは非ということになるという、そのとき、一般論としてはですね。これが、その都度、その都度、例えば年が明けたところでこれを足し算する、これを引き算するということが通常のように起こってくると、これは非常に大きな問題を生むのではないかと。そこのところでは一定認識を共有できたかなというふうに思いましたので、質問は終わります。 296 ◯議長(富田竜馬君) 宮川議員。 297 ◯11番(宮川豊史君) ちょっと私はその答弁には納得いかないというか、例外ということをここで言い切ってしまうと、では、国の補正予算に基づかなければ、こういう、村山議員が非常に分かりやすい説明をしてくださって、非常にいい質問なんですよ。だけど、簡単に答えられることではないのではないですか。今年は例外だって言ってしまったでしょう。それは違うのではないかなと。あくまでも、きちんと何だって全て予算は法律に基づいて行うわけですから。だけど、今の言い方だと、国の3次補正に基づいてやるから、それ以外だとできないってことになりますよ。そうではないでしょう。だって、あくまでも緊急的に対応しなければいけないときにこういうやり方があるわけであって、別に国の補正予算があったからこれをやるという、そんな極めて限定的な例外的な予算の組み方ではないと思いますよ。  あともう1つは、村山議員からはそうではないんだって言われるかもしれないですけれども、政策的な予算というのもあるわけではないですか。そうすると、いや、それは全て駄目なんだって言い切れますかね。ですから、私は、今回の補正予算は例外なんだということを今この段階で東久留米市の行政として言い切ってしまうのはどうなのかと思いますけれど、いかがですか。 298 ◯議長(富田竜馬君) 企画経営室長。 299 ◯企画経営室長(土屋健治君) すみません、ちょっと言葉が適切ではなかったのかなというふうに思います。大変申し訳ございませんでした。当然、補正予算ですので、そのたびたびに応じて、必要に応じて補正予算として計上させていただいておりますので、そういった意味では……(「簡単に答えちゃいけないことを答えるからいけないんだよ。エンドレスになるぞ、これ」の声あり)はい、失礼しました。そういった意味では、補正予算として提出させていただくのはその時々の必要な理由があって提出をさせていただくということですので、そういった意味で御理解いただければと思います。ただし、今回の事情につきましては、新型コロナウイルスの対応というようなところでの補正予算対応になっていると言っていることでは、例年にないような対応になるということは申し上げたところでございます。 300 ◯議長(富田竜馬君) 宮川議員。 301 ◯11番(宮川豊史君) ちょっとここ、休憩してきちんと答弁整理したほうがいいと思いますよ。議長、いかがですか。 302 ◯議長(富田竜馬君) 何を整理したほうがいいんですか。 (「明らかに違うこと言っているんだから」の声あり)   ─────── ◇ ─────── 303 ◯議長(富田竜馬君) 暫時休憩します。       午後 3時32分休憩       午後 3時33分開議 304 ◯議長(富田竜馬君) 休憩を閉じて再開いたします。   ─────── ◇ ─────── 305 ◯議長(富田竜馬君) 企画経営室長。 306 ◯企画経営室長(土屋健治君) お時間を頂戴して大変申し訳ございません。  先ほど村山議員のほうの御答弁の中で例外的な対応と申し上げたのは、今年度、今回に限っては、新型コロナウイルス対応の地方創生臨時交付金がこのタイミングでこのような形で示されてきているという状況があって、それに対応するために例外的に対応してきたといった意味での例外ということで申し上げさせていただきました。  その後、宮川議員からお話あった件につきましては、補正予算の基本的な考え方と言っているところでは、そういう場合というのは今後も、次年度に事業を実施するものについても3月補正の中で提案をさせていただくというようなことは当然ながらあるというふうに認識してございます。   ─────── ◇ ─────── 307 ◯議長(富田竜馬君) 暫時休憩します。       午後 3時34分休憩       午後 3時41分開議 308 ◯議長(富田竜馬君) 休憩を閉じて再開いたします。   ─────── ◇ ─────── 309 ◯議長(富田竜馬君) ここで休憩いたします。  再開時刻は追って御連絡いたします。       午後 3時41分休憩       午後 4時45分開議 310 ◯議長(富田竜馬君) 休憩を閉じて再開いたします。   ─────── ◇ ─────── 311 ◯議長(富田竜馬君) 調整に時間を要しまして申し訳ございませんでした。  企画経営室長。 312 ◯企画経営室長(土屋健治君) お時間をいただき、大変申し訳ございませんでした。  先ほどの村山議員への答弁の中で、今回の補正予算については例外として対応してきていると申し上げましたが、表現が適切ではなかったため、改めて御答弁させていただきます。  補正予算については、当初予算以後の事情により提案させていただくものですが、この中には、その必要性により次年度に繰り越して実施する場合があります。今回の3月補正については、次年度の当初予算編成後に国の新型コロナウイルス感染症対応地方創生臨時交付金が示され、これらを踏まえ補正予算として提案させていただいております。そういった意味では特別な対応をしているところであります。  おわびし、訂正させていただきます。 313 ◯議長(富田竜馬君) よろしいですね。  ほかにございませんか。  これで質疑を終結いたします。  それでは、議案第17号から議案第21号までの5議案については、先ほど設置されました予算特別委員会に御付託申し上げます。  ここでお諮りいたします。間もなく定刻の午後5時になります。会議時間を延長したいと思いますが、これに御異議ございませんか。      (「異議なし」の声あり) 314 ◯議長(富田竜馬君) 異議なしと認め、会議時間を延長いたします。   ─────── ◇ ─────── 日程第26 請願 315 ◯議長(富田竜馬君) 次に、日程第26、請願を議題といたします。  今定例会において所定の期日までに受理した請願は、お手元に御配付のとおりであります。  請願付託表のとおり、それぞれ所管の常任委員会に御付託申し上げます。   ─────── ◇ ─────── 日程第27 諸報告 316 ◯議長(富田竜馬君) 日程第27、諸報告を行います。  まず、昭和病院企業団議会について高橋議員にお願いいたします。  高橋議員。     〔2番(高橋和義君)登壇〕 317 ◯2番(高橋和義君) それでは、昭和病院企業団議会の御報告を申し上げます。  令和3年昭和病院企業団議会第1回定例会は去る2月15日に開催され、当市からは、島崎孝議員と私、高橋和義が出席いたしました。  会議では4件の行政報告がなされ、これに対する質疑の後、6件の議案審議を行いました。  行政報告の1件目は、令和2年度公立昭和病院4~12月期取扱患者実績についてであります。入院における1日平均患者数は333.8人で、予算に対する達成率は92.7%に、外来における1日平均患者数は905.1人で、予算に対する達成率は97.9%となった。また、人間ドックでは、1日ドックにおける1回平均受診者数は11.0人で、予算に対する達成率は84.3%に、脳ドックにおける1回平均受診者数は1.0人で、予算に対する達成率は66.7%に、半日ドックにおける1回平均受診者数は31.3人で、予算に対する達成率は89.5%であった、との説明がありました。  行政報告の2件目は、令和2年度昭和病院企業団病院事業会計4~12月期収支概況についてであります。収益的収入の執行額計は143億2931万8000円、収益的支出は128億3783万7000円となり、収支差引きは14億9148万1000円となっている。予算に対する過不足額では、入院収益で5億6601万8000円、外来収益で3736万円が不足している状況である。この要因としては、入院、外来ともに1日1人当たりの平均診療単価の増加が見られるものの、1日平均の患者数が減少したためとのことであり、そのほか資本的収支の状況についても説明がありました。  3件目は、公立昭和病院における新型コロナウイルス感染症対応等についてであります。前回報告があった以降の対応について経過を追っての説明があり、地域の救命センターとして、また、第二種感染症指定医療機関として重症及び中等症以上の感染症患者を中心に入院患者を受け入れ、一般入院患者との診療の両立を図ってきたが、年末から重症感染症及び看護力が必要な高齢者の患者が増大してきたこと。そこで、良性患者の入院延期や軽症急性期転院等を地域の医療機関に依頼するとともに、2月1日以降は重症で8、中等症で36、計44の病床を確保していること。これへの対応として、各病棟から日勤看護師を減じ、コロナ関連病棟への応援体制を取っていること。入院は緊急入院及び悪性腫瘍を優先していること、などの報告がありました。  4件目は、昭和病院企業団における職員の官製談合の関与等についてであります。昨年11月20日の令和2年第2回定例会以降の本件に関する経過説明がある中で、本年2月12日に予定されていた判決宣告が3月12日に延期されたこと。ここで有罪になることを前提として調査が進められてきた昭和病院企業団における職員の官製談合の関与等に係る調査委員会からの最終報告を予定していること。あわせて、企業長の責任を明らかにするために、企業長の給料等の特例に関する条例を専決処分により決定する予定であること。関係する職員については、分限懲戒審査委員会に諮問し、その答申を参考に処分を行う予定であること、などの報告がありました。  これらの行政報告に対する主な質疑では、2件目の収支概況に関し、令和2年度の収支見込みは、との質問に対し、医業収益の減収分を医業外収益で補っている格好であり、最終的には1億ほどのプラスになる見込みであるとの答弁がありました。  次いで、3件目の新型コロナウイルス感染症対応等に関し、(1)検査体制の拡充・変更に当たっての背景はどのようなものか、(2)各病棟から看護師を応援させるに当たって配慮されていることは、(3)各医療機関に対し行った入院中の急性期疾患患者の転院相談の状況は、(4)東京都からの病床の確保要請に対し、どの程度の期間で応えられるものか、(5)7月以降、当院で対応できず、多摩総合医療センター等に引き継ぐようなケースはあったか、などの質問があり、(1)検査方法にはそれぞれ特性があり、対象によって使い分けてきている経過であること、(2)看護師の応援に当たっては、防護服の脱着等の訓練など、事前に必要な対応を図っていること、(3)ほかの医療機関に対し行った転院相談は結果としてそう多くはなっていないこと、(4)毎週木曜日に対策会議を開催しており、病床の確保についてもここでの議論をもって早くて1週間程度での対応になっていること、(5)7月以降はECMOの稼働はほとんどなく、院内で対応できていること、などの答弁がありました。  次いで、4件目の職員の官製談合の関与等に関し、企業長の給料等の特例に関する条例の専決処分で想定している割合は、などの質問があり、10分の1を1か月減じる内容である、などの答弁がありました。  このほか、全般的な事項に関し、当院医療従事者に対する新型コロナウイルスワクチン接種の対応は、などの質問があり、副反応も想定されることから、一斉に接種することはリスクが大きいと見ている。各病棟において数名ずつの接種とするなどの対応を考えており、時間はかかるものと認識している、などの答弁がありました。  以上、行政報告に続き、日程に従い議案の審議に入りました。  初めに、議案第1号 昭和病院企業団監査委員(識見を有する者)の選任につき同意を求めることについてであります。  本案は、現任の任期が令和3年4月30日をもって満了することに伴い、新たに令和3年5月1日付で監査委員を選任する必要があるため、議会の同意を得るもので、従前の申合せにより、副会長市で識見を有する監査委員から選任することになっていることから、東村山市監査委員である赤木盛一氏の選任(再任)を提案する旨の説明があり、人事案件であることから質疑、討論はなく、採決を行ったところ、挙手全員により可決されました。  次に、議案第2号 昭和病院企業団公告式条例の一部を改正する条例についてであります。  本案は、特別地方公共団体としての企業団の主要事項を定めている条例、規則、公表を要する規程等について、従来より公告式条例により公表しているが、内部限りの企業管理規程であっても、企業の透明性等を確保する意味でも住民その他の外部の者に知らせることが必要との観点から、同規程を企業団掲示場に掲示することにより公表するものであるとの説明がありました。  これを受け、質疑、討論はなく、採決を行ったところ、挙手全員により可決されました。  次に、議案第3号 昭和病院企業団職員の服務の宣誓に関する条例の一部を改正する条例についてであります。  本案は、新たに職員になった者の服務の宣誓に当たり必要としていた押印に係る規程を廃止し、直筆の署名のみを要件とするものであるとの説明がありました。  これを受け、質疑、討論はなく、採決を行ったところ、挙手全員により可決されました。  次に、議案第4号 昭和病院企業団の一般職の任期付職員の採用等に関する条例についてであります。  本案は、任期を5年以内とする専門的知識等を有する任期付職員及び任期を3年以内とする時限的な職に当たる任期付職員を導入し、病院という労働集約型の事業として多様な人材確保等を目的とするものであるとの説明がありました。  これを受け、質疑、討論はなく、採決を行ったところ、挙手全員により可決されました。  次に、議案第5号 令和3年度昭和病院企業団構成市分賦金の額の決定について及び議案第6号 令和3年度昭和病院企業団病院事業会計予算についてであります。これらについては関連があり、一括しての説明がありました。  初めに、構成各市が負担する分賦金の総額は15億円であり、均等割、患者割の別に各市の負担額が示されました。なお、令和3年度の本市の負担額は、前年度より18万7000円増の2億7610万8000円となっております。  次いで、令和3年度予算については、収入総額は200億5400万円、支出総額は204億400万円で、差引き3億5000万円の赤字予算となっており、2年度との比較では、収入が6900万円の減額、支出が2億8100万円の増額になっていること。資本的収入と支出の収支差の費用超過額8億4887万2000円は、損益勘定留保金等で補填するものであること。固定資産購入費では、医療機器の購入費に3億5116万7000円を予定していること。病床数は、感染症病床6床を含め485床であること。患者数は、1日当たりの平均で、入院395人、外来1000人を予定していること。職員数は、前年度と同数の826人としていること。また、主要な事業として、1)新型コロナウイルス感染症への対応、2)病院機能評価の更新、3)アイセンターの稼働、4)入退院支援センター体制確立、5)医療連携の強化、人間ドックオプション検査の拡充など集患対策、6)移動型エックス線透視診断装置等の導入による高度医療の充実、7)給食業務の全面委託化等を挙げていること、などの説明がありました。  これを受け、(1)国等からの補助金について、臨時的なものを想定して見込んでいるのか、(2)構成市からの分賦金について追加の要請も想定されているのか、(3)機器の導入に当たって見送る判断をしたものはあるのか、(4)留保金の残高は、また、この危機的な状況下においてこそ取り崩すべきとの考えであるが、見解は、(5)赤字予算とすることで補助金や市民サービスに及ぼす影響はないのか、(6)議員研修旅費が盛り込まれていることについて、この状況下において不要不急な予算を見込むことはいかがか、などの質問があり、(1)補助金については、現時点で新型コロナウイルスに関するものは示されておらず、例年見込んでいるもののみを計上している、(2)構成市からの支援についてはあらかじめ想定するものではない、(3)機器の導入に当たっては、内部の手続を経て検討してきた結果である、(4)留保金については基金として設置されているものではなく、現金として45億円ほど有している、(5)赤字予算が補助金に何らかの影響を及ぼすということはない、また、医療の提供に当たっては、必要な経費を従来どおり見込んでいるため影響はない、(6)研修旅行については、秋口には実施できる可能性はあると思っている、不要な事業を見込んでいるということはない、などの答弁がありました。  こうした質疑の後、討論はなく、採決を行ったところ、挙手全員により可決されました。  以上、昭和病院企業団議会の報告とさせていただきます。 318 ◯議長(富田竜馬君) ただいまの高橋議員の報告に対し、御質疑ございませんか。  宮川議員。 319 ◯11番(宮川豊史君) ちょっと基金のところがよく分からなかったんですが、基金としての残額が幾らなのか。何かそれとは別に45億円の現金を有しているみたいな、そういう説明だったんですけれど、では、その45億円って何ってなるんですが、いかがですか。 320 ◯議長(富田竜馬君) 高橋議員。 321 ◯2番(高橋和義君) 基金として積み立てているものは現状ありません、確認したところ。45億円というのは、現金として残高が45億円という意味でございます。この45億円に関しては、この基金の状況で取り崩す等々、明確な答えはなかったところです。 322 ◯議長(富田竜馬君) 宮川議員。 323 ◯11番(宮川豊史君) 何かしら基金とかでないとおかしいような気もしますが、その辺はまた今度行ったときにでも確認しておいてください。  あと、それとは別に何か立替えの積立金みたいなのもあったのではなかったでしたっけ。その辺はいかがですか。 324 ◯議長(富田竜馬君) 高橋議員。 325 ◯2番(高橋和義君) 立替えの積立てという目的の基金ではなくて、この現金の残高というのが、立替えのときの頭金にしたいとか、具体的にそっちの方向で使う目的があるそうなので、基金としては積み立ててはいないという状況です。     (「分かりました」の声あり)
    326 ◯議長(富田竜馬君) ほかにございますか。よろしいですか。  以上をもって質疑を終結いたします。  これで昭和病院企業団議会の報告を終わります。  次に、柳泉園組合議会について三浦議員にお願いいたします。  三浦議員。     〔13番(三浦猛君)登壇〕 327 ◯13番(三浦猛君) 令和3年第1回柳泉園組合議会定例会の御報告を申し上げます。  第1回定例会は、2月24日午前10時から柳泉園組合会議室で開会され、当市からは、村山議員、野島議員、私、三浦が、市側からは市長、環境安全部長が出席しております。  会議では、会期の決定、会議録署名議員の指名の後、書面による諸般の報告、施政方針、行政報告、専決処分の報告、最後に提出議案6件の審議が行われました。  内容につきましては主要な点に絞って御報告させていただきますことをあらかじめ御了承願います。  管理者より施政方針が示され、大きく以下の点について述べられました。  1、中間処理施設の立場から資源循環型社会構築に寄与するため、資源化への情報発信・情報提供を推進し、さらなる資源化を図ること。  2、地球温暖化対策の推進も視野に入れ、効率的な発電を行うこと。  3、維持管理を工夫し、経費の節減を図りつつ、廃棄物の衛生的で安全・安定した処理を考え、環境に配慮した施設運営に努めていくこと。  4、負担金の抑制について、引き続き歳出経費の削減と負担金以外の歳入確保に努めることが必要であること。  5、歳出は、各種経費を精査し、必要最低限の支出に抑えていくことと併せて、歳入は、負担金総額が増額することがないよう歳入確保に努めていくこと。  6、人事管理について、安定した組織を維持するため、職員の年齢構成を考慮した新規職員の採用を行う一方、適正な人員について、職員の定数及び組織に関する検討委員会報告書を精査し、計画を策定していくこと。  7、関係市との人事交流については、令和2年度から東久留米市と再開しており、令和4年度以降の派遣に向け、清瀬市と西東京市と協議を進めていくこと。  8、清柳園焼却施設の解体に向けたロードマップに基づき、計画的に進めていくこと。  9、不燃・粗大ごみ処理施設で破砕処理後に発生する軟質系プラスチック類と可燃物については、焼却処理を行い、焼却残渣に含まれている金属類を資源物として回収した上で、全量をエコセメント化施設へ搬入すること。  10、硬質系プラスチック類とリサイクルセンターから発生する雑物については、前年度に引き続き、ガス化溶融して再利用していくこと。  11、不燃・粗大ごみ処理施設におけるスプレー缶やリチウムイオン電池等の混入が原因と思われる爆発・火災事故発生について、防止対策として、粗大ごみ処理施設運転業務委託の手選別作業を週4日から週5日に増やし、不適物の除去の徹底を図ること。  12、不燃ごみや粗大ごみに混入する小型家電の増加に伴い、その対応として、小型家電等解体業務委託費を計上したこと。  13、令和3年度から指定管理者による運営管理が行われることから、さらなる利用者へのサービスや利便性向上を推進し、安全で快適な施設運営に努めること。  このほか、組合運営に当たり、新型コロナウイルス感染症拡大によりごみ排出状況に変化が起きていることから、環境行政の一端を担う中間処理施設としての事業継続の必要性を再認識し、廃棄物処理の停滞を招くことがないよう適切に役割を果たしていく、とのことでした。  続いて、助役より令和2年11月から令和3年1月までの行政報告、令和2年12月25日にクリーンポートごみピット内で発生した火災についての報告がありました。  施政方針と行政報告に対しての質疑では、1、指定管理者のモニタリング方法について伺う。答弁は、事業計画書記載のイベント等が適切に行われているか、利用者サービスについて特定の団体に利益・不利益を与えていないかなど、点数をつけて評価する。また、年度終了後に提出される実績報告書によるヒアリングを行い、各施設の利用状況、アンケート結果、収支状況を確認する。モニタリングの結果はホームページに公表する、とのこと。  2、小型家電解体業務委託について伺う。答弁は、不燃ごみや粗大ごみに混入される小型家電が増えたことから、小型家電から充電池を抜き取るなどの作業を行うとのことでありました。  次に、報告第1号 専決処分の報告については、令和元年の台風19号における暴風雨により、清柳園の電気集じん機が傾倒し、隣接する東日本旅客鉄道株式会社所有のフェンスの一部を損壊したことから、原状回復のため、令和2年12月16日に損害賠償額決定について専決処分を行ったとのことでした。  続いて、議案の審議に入りました。  議案第1号 柳泉園組合行政手続条例については、柳泉園組合が行う行政手続について共通する事項を定めることにより、行政運営における公正の確保と透明性の向上を図り、市民の権利・利益の保護に資することを目的として、その手続等について定めるものであるとの説明がありました。  質疑では、不利益処分の適用範囲について伺うというもの。答弁は、事業者の分別収集の徹底が図られることが第一と考えており、一定の搬入停止を想定しているが、許可停止までは想定していないとのこと。  議案第1号に対する討論はなく、採決が行われ、挙手全員で原案のとおり可決されました。  次に、議案第2号 柳泉園組合会計年度任用職員に関する条例の一部を改正する条例について及び第3号 柳泉園組合職員の給与に関する条例の一部を改正する条例についての2議案について、東京都人事委員会勧告に準拠して、会計年度任用職員、常勤の一般職及び再任用職員の特別給の改定を実施する必要があるとの説明があり、一括して審議が行われました。  質疑では、会計年度任用職員は組合がないと聞いているが、その状況で、意見も聞かずに一方的に特別給を下げることは可能なのか伺うというもの。答弁は、組合から会計年度任用職員に関する一定の要望があり、条例改正に当たっては組合と調整しているので、問題ないと考えているとのことでした。  その後、議案第2号及び第3号に対する討論はなく、それぞれ採決が行われ、議案第2号は挙手多数、議案第3号は挙手全員で、原案のとおり可決されました。  続いて、議案第4号 令和3年度柳泉園組合一般会計補正予算(第3号)について、現予算を見直し、歳入・歳出をそれぞれ調整する必要が生じたため、現予算の総額26億3246万5000円に対し、歳入歳出それぞれ8707万2000円を追加し、予算の総額を27億1953万7000円とするためのものであるとの提案説明があり、予備費の取扱いについての意見がありましたが、議案第4号に対する討論はなく、採決が行われ、挙手全員で原案のとおり可決されました。  議案第5号 令和3年度柳泉園組合経費の負担金について及び第6号 令和3年度柳泉園組合一般会計予算の2議案については、令和3年度負担金総額は12億2339万5000円で、前年度に比べ4万7000円の減となること、令和3年度柳泉園組合一般会計予算総額は歳入歳出それぞれ26億2407万4000円で、前年度に比べ29万1000円の減となるとの提案説明があり、一括して審議が行われました。  質疑では、1、リチウムイオン電池の適正処理について、JBRCの活用を検討する考えがないか伺う。答弁は、柳泉園組合は現在加入していないが、コスト面等について令和3年度には関係市と協議をしたいとのこと。  2、ごみ処理手数料の単価について伺う。答弁は、単価は3年ごとに算定を行っており、令和2年度が当該年度であるが、変更はしないとのこと。  このほか、令和3年度は受託事業収入が約1億5000万円増加するが、本事業収入は令和7年度までとのことから、歳入の在り方を検討してほしいとの意見がありました。  議案第5号及び第6号に対する討論はなく、それぞれ採決が行われ、両議案とも挙手全員で原案のとおり可決されました。  以上をもって令和3年第1回柳泉園組合議会定例会の報告とさせていただきます。 328 ◯議長(富田竜馬君) ただいまの三浦議員の報告に対し、御質疑ございませんか。       (「なし」の声あり) 329 ◯議長(富田竜馬君) 質疑なしと認めます。  これで柳泉園組合議会の報告を終わります。  次に、東京たま広域資源循環組合議会について梶井議員にお願いいたします。  梶井議員。     〔18番(梶井琢太君)登壇〕 330 ◯18番(梶井琢太君) 東京たま広域資源循環組合議会定例会の御報告を申し上げます。  令和3年第1回東京たま広域資源循環組合議会定例会は、2月22日午後1時15分より東京自治会館において開催され、当市からは私と環境安全部ごみ対策課長が出席しました。  議会当日は、諸般の報告、会議録署名議員の指名、会期の決定の後、管理者報告に続き、議案の審議が行われました。  内容につきましては主要な点に絞って御報告させていただきますことをあらかじめ御了承願います。  管理者からの報告として、1、コロナ禍により施設見学事業の多くが中止となった状況の中、感染防止対策を徹底した上で、12月3日に「紅葉の谷戸沢処分場自然観察会」を開催した。今後も処分場の安全・自然回復の状況を積極的にPRしていく。  2、多摩400万の住民のごみの最終処分を日々行うことができるのは、地元の日の出町の御理解、御協力によるものであり、今後も日の出町処分場周辺の住民との信頼関係を維持し、各組織団体と連携しながら処分場の円滑な管理運営を行っていく、などの報告がありました。  続いて、事務局より、令和2年第2回定例会以降の経過報告があり、組合関係事業記録について次のとおり報告がありました。  1、処分場の埋立て状況について。組織団体でのリサイクルの取組が進み、不燃ごみの搬入がなかったことから、埋立てはなかった。埋立て進捗率は44.7%であり、前回報告した数値から変動はない。エコセメント化施設については順調に稼働しており、焼却残渣は全量をエコセメントの原料として活用している。  2、環境関係について。公害防止協定等に基づく水質等の調査や処分場敷地内における大気中のダイオキシン類調査を行い、いずれも従来の調査結果と大きな変化はなく、周辺環境に影響を及ぼしていないことが確認されている。  3、搬入廃棄物適正化関係について。廃棄物の適正な搬入を図るため、組織団体及び搬入団体を対象とした研修・立入調査を実施した、などの報告があり、質疑はありませんでした。  次に、議案の審議に入り、議案第1号 専決処分(東京たま広域資源循環組合職員の給与に関する条例の一部を改正する条例)の承認を求めることについて及び議案第2号 専決処分(東京たま広域資源循環組合会計年度任用職員の報酬、費用弁償及び期末手当に関する条例の一部を改正する条例)の承認を求めることについて、一括審議が行われました。  管理者からは、両議案は職員及び会計年度任用職員の期末手当の支給額に関するもので、東京都人事委員会勧告等に伴い、公民較差解消のため令和2年12月支給分から改定する必要があり、同年11月30日に地方自治法第179条第1項の規定に基づき専決処分をしたもので、同条第3項の規定により、これを議会に報告し、承認を求めるとの説明があり、質疑に入りました。  これに対する質疑、討論はなく、議案第1号、議案第2号については承認されました。  次に、議案第3号 令和2年度東京たま広域資源循環組合一般会計補正予算(第2号)については、予算総額に変更はないが、歳出予算の補正のみ行うものであり、エコセメント事業費の不用額7億3143万9000円を減額し、この補正減額分を最終処分場等施設整備基金に積み立てるため、基金費を7億3143万9000円増額するとの説明がありました。  これに対する質疑、討論はなく、議案第3号については原案のとおり可決されました。  議案第4号 令和3年度東京たま広域資源循環組合一般会計予算及び議案第5号 令和2年度東京たま広域資源循環組合負担金については、一括審議が行われ、令和3年度東京たま広域資源循環組合一般会計予算については、予算総額を歳入歳出それぞれ88億8910万1000円と定め、前年度比8.8%の減となったが、この理由は、公債費及びエコセメント事業費(重油単価の減等)の歳出減により、歳入の分担金及び負担金が減額となったとの説明がありました。  両議案とも質疑はなく、賛成の討論が1件あり、採決の結果、原案のとおり可決されました。  なお、本定例会に先立ち、1月25日に開催された令和3年第1回東京たま広域資源循環組合議会全員協議会において、「日の出町地域振興費協議について」の報告があり、管理者より、新たな地域振興費協定の締結については、令和3年1月8日に当組合正副管理者と日の出町長との間で、令和2年度から令和11年度までの10年総額で75億円、年平均7.5億円を日の出町へ支出することで概括合意に至ったとのことでありました。  また、本定例会終了後に開催された令和3年第2回東京たま広域資源循環組合議会全員協議会においては、令和8年度以降の焼却残渣の処理について、今後のスケジュールや、現在のエコセメント事業を継続する案の2パターンと民間再資源化施設へ搬出する案の2パターンのシミュレーションを含めた概要と評価などの説明があり、質疑の中で、日の出町の理解が得られ、かつ構成団体の負担金額、埋立量がなるべく少なく、環境に優しい方法を模索してほしいという意見がありました。  以上をもって令和3年第1回東京たま広域資源循環組合議会定例会の御報告とさせていただきます。 331 ◯議長(富田竜馬君) ただいまの梶井議員の報告に対し、御質疑ございませんか。       (「なし」の声あり) 332 ◯議長(富田竜馬君) 質疑なしと認めます。  これで東京たま広域資源循環組合議会の報告を終わります。  次に、多摩六都科学館組合議会について間宮議員にお願いいたします。  間宮議員。     〔4番(間宮美季君)登壇〕 333 ◯4番(間宮美季君) 令和3年多摩六都科学館組合議会第1回定例会の報告を行います。  去る令和3年2月17日、令和3年多摩六都科学館組合議会第1回定例会が開催され、当市から鴨志田芳美議員と私、間宮美季が出席いたしました。  初めに、組合管理者である丸山西東京市長より行政報告がありました。  入館者数の状況につきまして、令和2年4月から3年1月までの利用が7万1751人となり、前年度比66.0%の減となったとのことでありました。  次に、12月22日に実施した例月現金出納検査につきまして、適正な事務執行である旨、監査委員から報告があったとのことでありました。  指定管理者の管理運営状況は、事業実施、自主事業等において、引き続き安全・安心を第一として感染防止策を講じながら管理運営がなされているとのことでありました。  最後に、多摩六都科学館の利用者の状況は、新型コロナウイルスの影響により利用制限などの感染防止策を講じながらの運営のため、利用者数は前年度に比べると減少している状況であり、これからも指定管理者と綿密に協力して、圏域市民の皆様の御理解と御支持をいただける科学館を目指していくとのことでありました。  以上、行政報告に続き、日程に従い議案の審議に入りました。  まず、議案第1号 専決処分(多摩六都科学館組合職員の給与に関する条例の一部を改正する条例)の承認について審議に入りました。  管理者から、昨年の東京都人事委員会勧告の趣旨を踏まえ、東京都並びに西東京市の条例の一部改正と同様に、当該組合職員の給与に関する条例の一部を改正するもので、地方自治法第179条第1項の規定により、議会を招集する時間的な余裕がないことが明らかであると認め、昨年11月30日に専決処分し、12月1日公布・施行したものであり、地方自治法第179条第3項の規定により議会の承認を求めるものであるとの説明がありました。  続けて事務局から補足説明があり、今回の改定に伴い、組合全体の職員手当で年間17万7000円程度の減となる見込みである、などの説明がありました。  これらの説明の後、質疑、討論はなく、採決を行ったところ、全員賛成により可決されました。  議案第2号 多摩六都科学館組合会計年度任用職員の報酬、費用弁償及び期末手当に関する条例の一部を改正する条例について審議に入りました。  管理者から、昨年の東京都人事委員会勧告の趣旨を踏まえ、常勤の一般職の職員の期末手当が改定されたことから、当該職員との均衡を図るため、会計年度任用職員の期末手当に関し、規定を整備するものである旨の説明がありました。  続けて事務局より補足説明があり、現在、科学館組合には期末手当の支給対象となる会計年度任用職員の任用はないとの説明がありました。  これらの説明の後、質疑、討論はなく、採決を行ったところ、全員賛成により可決されました。  次に、議案第3号 令和2年度多摩六都科学館組合一般会計補正予算(第2号)について審議に入りました。  管理者から、歳入歳出予算の総額から歳入歳出それぞれ375万9000円を減額し、歳入歳出予算の総額を歳入歳出それぞれ5億1148万7000円とする旨の説明がありました。  事務局からの補足説明として、歳入では、カフェテリア及びミュージアムショップの行政財産使用料の皆減のほか、歳出の減額に合わせて財政調整基金繰入金と施設整備基金繰入金を減額するもの、歳出では、一般管理費と運営事業費を実績により減額するものである旨の説明がありました。  これらの説明の後、質疑、討論はなく、採決を行ったところ、全員賛成により原案のとおり可決されました。  次に、議案第4号 令和3年度多摩六都科学館組合の負担金について、議案第5号 令和3年度多摩六都科学館組合一般会計予算を一括して議題とし、審議に入りました。  管理者から、議案第4号に関し、負担金については、多摩六都科学館組合規約第14条第2項の規定に基づき、議会の議決を求める必要があり、令和3年度の負担金の総額は4億1800万円とする旨の説明がありました。  議案第5号に関し、令和3年度の歳入歳出予算の総額をそれぞれ4億5029万1000円とする旨の説明がありました。
     事務局からの補足として、負担金では、前年度と同額となっていること、予算については、歳入では、使用料及び手数料は前年度比220万5000円減の16万2000円、財政調整基金の繰入金は前年度比35万6000円増の382万4000円、施設整備基金の繰入金は前年度比260万9000円増の2628万9000円であることなどについて、また、歳出では、EHP空調設備リース1579万円、プラネタリウムドーム排煙装置改修工事143万円、施設整備基金への積立金4556万3000円を見込むなど、前年度からの変更点を中心に主なものについて説明がありました。  これらの説明の後、各市の負担金について、新型コロナウイルス対策について、小学1年生への招待券について、オンライン会議や在宅勤務の状況について、などの質疑が交わされました。  以上のような質疑の後、討論はなく、それぞれに採決を行ったところ、いずれの議案も全員賛成で原案のとおり可決されました。  以上、多摩六都科学館組合議会の報告とさせていただきます。 334 ◯議長(富田竜馬君) ただいまの間宮議員の報告に対し、御質疑ございませんか。       (「なし」の声あり) 335 ◯議長(富田竜馬君) 質疑なしと認めます。  これで多摩六都科学館組合議会の報告を終わります。  次に、三多摩上下水及び道路建設促進協議会第1委員会、同第2委員会、同第3委員会、東京都市議会議長会の報告は、お手元に御配付のとおりであります。  この報告に対し、御質疑ございませんか。       (「なし」の声あり) 336 ◯議長(富田竜馬君) 質疑なしと認めます。  これで三多摩上下水及び道路建設促進協議会第1委員会、同第2委員会、同第3委員会、東京都市議会議長会の報告を終わります。  次に、市長の行政報告をお願いいたします。  市長。     〔市長(並木克巳君)登壇〕 337 ◯市長(並木克巳君) 令和3年第1回市議会定例会に当たり、令和2年第4回市議会定例会以降の行政上の主な事項について御報告申し上げます。  初めに、東久留米市第5次長期総合計画基本計画について御報告申し上げます。  東久留米市第5次長期総合計画は、基本構想・基本計画から構成され、東久留米市のまちづくりにおける最上位に位置づけられる指針であり、さきに御議決いただいております基本構想は「みんないきいき 活力あふれる 湧水のまち 東久留米」をまちの将来像とし、令和12年を目標年次とするものであります。  今般、基本構想に掲げたまちの将来像の実現のために、基本目標に沿って基本的な施策を体系として取りまとめるとともに、全ての基本目標及び基本的な施策それぞれに必要となる基本的な取組を示した基本計画を本年2月に策定いたしました。  策定に当たりましては、庁内の委員会において検討を重ねるとともに、令和2年12月1日から12月25日までの期間でパブリックコメントを実施いたしております。  基本計画では、各基本的な施策に基本的な事業を位置づけ、各基本的な事業における現状と課題を踏まえて取組の基本的な方向性を示しております。また、今回策定した基本計画の期間は、基本構想の目標年次である令和12年までの10年間のうち、前期5年間に当たる令和3年度から令和7年度までとなっております。  今後は、本基本計画に基づき諸施策に取り組み、基本構想の実現を目指してまいります。  次に、東久留米市第3次男女平等推進プランの令和元年度事業進捗状況評価の答申について御報告申し上げます。  「東久留米市第3次男女平等推進プランの令和元年度事業進捗状況評価」につきまして、令和2年5月27日に東久留米市男女平等推進市民会議へ諮問し、同年12月25日に御答申を頂きました。  男女平等推進市民会議委員の皆様には、この場をお借りいたしまして厚く御礼申し上げます。  本答申では、令和元年度事業について、全体として各課が工夫や連携をしながら各事業の推進に努めていることが見てとれるとの評価をいただきました。一方で、女性管理職・監督職の登用、審議会等委員の男女比率の均等化、男女平等推進センターの周知について課題が指摘されております。  今後につきましては、男女共同参画社会の実現に向けた取組を進めるとともに、新型コロナウイルス感染症の拡大が女性に与えた影響についても注視すること、男女共同参画の視点を持った組織づくりに向けた取組を強化することを望むとされ、また、女性管理職・監督職に関する他市の状況の情報収集等について御提言をいただいております。  市といたしましては、本答申を踏まえ、男女共同参画社会の実現に向け、第3次プランの施策推進に努めてまいります。  次に、東久留米市障害者計画・第6期障害福祉計画・第2期障害児福祉計画について御報告申し上げます。  今般、令和2年度末をもって障害者基本法などに基づき策定した障害者計画、第5期障害福祉計画及び第1期障害児福祉計画の計画期間が終了することから、令和3年度から6年間を計画期間とする東久留米市障害者計画及び令和3年度から3年間を計画期間とする東久留米市第6期障害福祉計画・第2期障害児福祉計画を本年2月に一体的に策定いたしました。  本計画の策定に当たりましては、東久留米市地域自立支援協議会において、令和2年5月から本年1月までの間、計5回にわたり御協議いただきました。  地域自立支援協議会の委員の皆様には、この場をお借りいたしまして厚く御礼申し上げます。  また、令和2年7月には市民の方々を対象としたアンケート調査を実施し、同年12月1日から12月25日までの期間でパブリックコメントを実施いたしております。  障害者計画では、「障害のある人が地域で安心して暮らすことができ、自らの意思で参加できるまち」を基本理念としており、各計画ともに期間内における目標と達成のために取り組む施策を取りまとめております。  今後も引き続き、各計画に基づき、障害のある方の自立と社会参加の支援を総合的かつ計画的に実施してまいります。  次に、第8期(令和3年度~5年度)東久留米市高齢者福祉計画・介護保険事業計画について御報告申し上げます。  本計画は、老人福祉法に基づく市町村老人福祉計画及び介護保険法に基づく市町村介護保険事業計画として、令和3年度から令和5年度まで3か年の市の高齢者施策及び介護保険事業の方向性をお示しするものとして、本年2月に策定いたしました。  本計画の策定に当たりましては、東久留米市介護保険運営協議会において、平成30年11月から令和2年11月までの間、計8回の御審議をいただきました。また、令和元年度には高齢者アンケート調査を実施し、令和2年12月1日から12月25日までの期間でパブリックコメントを実施するとともに、市内3か所での市民説明会と介護サービス事業者向けの説明会を実施いたしております。  その上で、取りまとめた本計画について、本年1月21日の東久留米市介護保険運営協議会において御承認をいただきました。  介護保険運営協議会の委員の皆様には、この場をお借りいたしまして厚く御礼申し上げます。  市といたしましては、本計画に基づき、第7期計画期間に引き続き、介護予防、自立支援・重度化防止の取組及び地域包括ケアシステムの推進に向けた取組を進めてまいります。  なお、本計画を踏まえ、本定例会において、第1号被保険者の介護保険料額の改定等の内容を含む東久留米市介護保険条例の一部を改正する条例を御提案申し上げたところでございます。  次に、国民健康保険税・税率等改定の答申について御報告申し上げます。  本年1月21日に、東久留米市国民健康保険運営協議会へ「国民健康保険税・税率等改定」について諮問し、1月28日に御答申を頂きました。  国民健康保険運営協議会の委員の皆様には、この場をお借りいたしまして厚く御礼申し上げます。  本答申は、「国民健康保険事業運営については、原則、国民健康保険税・税率等の改定を実施することが必要と思料するが、国において、新型コロナウイルス感染症の影響という特殊な状況に鑑み、課税限度額は据え置くこととされたことに加え、新型コロナウイルス感染症の影響による今後の景気の動向等は不透明感を増しつつあることから、令和3年度に限り、税制改正のみの影響にとどめ、国民健康保険税・税率等は据え置くことが妥当であるが、今後も急速な高齢化等による医療費のさらなる増加は必至であり、決算補填等目的の法定外一般繰入れの削減については、中・長期的な視点に立って、国の動向も注視しながら、不断の努力を行い、財政運営の責任主体である東京都と共に安定的な制度運営に努めることを切に望む」という内容のものでございます。  本答申を十分に尊重いたしまして、本定例会において、税制改正等の影響のみにとどめた、東久留米市国民健康保険税条例の一部を改正する条例について御提案申し上げたところでございます。  次に、東久留米市立学童保育所の民間活力の導入に係る実施計画の改訂について御報告申し上げます。  本実施計画につきましては、令和元年8月に今後の東久留米市立学童保育所の運営方針を踏まえ、学童保育所への民間活力の導入に向けた具体的な行動計画として策定したものであり、令和2年4月から2校区3学童保育所に民間活力を導入してまいりました。  今般、これらの取組の振り返りを行ったところ、民間活力を導入した学童保育所では、業務委託の初年度から適切かつ利用者満足度の高い育成支援を行えている一方で、「安定的な事業の継続」及び「延長育成の実施」といった課題の解消には至っていないことが分かりました。  このことから、これらの課題解消に向けて、令和4年4月から、第一小学校・第十小学校・本村小学校の3校区における前沢第一学童保育所・前沢第二学童保育所・柳窪第一学童保育所・柳窪第二学童保育所・本村学童保育所への民間活力の導入を図る改訂を行ったものでございます。  今後は、本改訂で示しました3校区5学童保育所への民間活力の導入に向けて準備を進めてまいります。  次に、施設特性等を考慮した市営自転車等駐車場の料金体系等の答申について御報告申し上げます。  「施設特性等を考慮した市営自転車等駐車場の料金体系等」につきまして、令和2年6月23日に東久留米市自転車等放置防止対策審議会へ諮問し、本年1月15日に御答申を頂きました。  自転車等放置防止対策審議会の委員の皆様には、この場をお借りいたしまして厚く御礼申し上げます。  本答申では、施設使用料等について大きく4つの項目が挙げられております。  1項目として、定期利用の使用料については、近隣市における使用料の勘案等を行い、地下1階と地上1階は現行の使用料と同額とし、2階を現行の使用料の90%相当、3階を80%相当とすることが適切であること。また、原動機付自転車の屋根つきに関する使用料については、平成28年度の答申において当時の使用料から20%程度の増額が適切であると答申していることから、当該答申の内容どおりとすることが適切であること。  2項目として、一時利用の使用料については、東久留米駅周辺における商業施設等を利用する方の適正な自転車等の駐車を促すため、現行のとおりとした上で、入庫後最初の2時間までは無料とすることが適切であること。  3項目として、放置自転車等の撤去料については、近隣市とのバランス等を考慮し、現行のとおりとすることが適切であること。なお、今後の見直しに当たりましては、駅周辺における自転車等駐車場の整備状況や放置自転車等の動向に注視した上で改定を行うべきとのこと。  4項目として、自転車等集積所の運営については、現状の自転車等の返還状況や運営経費の状況等を踏まえ、運営日を週4日程度とさらなる見直しをすることが適切である、という内容でございます。  本答申を十分に尊重いたしまして、今後は、東久留米市自転車等放置防止に関する条例の一部改正を予定することと併せ、自転車等集積所の運営に反映してまいりたいと考えております。  最後に、「東久留米市公共下水道プラン-第2次-」及び「東久留米市下水道事業経営戦略-2021-」について御報告申し上げます。  現行の東久留米市公共下水道プランが令和2年度末をもって計画期間が終了すること、及び、公営企業の中・長期的な経営の基本計画である経営戦略を令和2年度までに策定することを総務省より要請されていることから、令和3年度から10年間を計画期間とする「東久留米市公共下水道プラン-第2次-」及び「東久留米市下水道事業経営戦略-2021-」を本年2月に策定いたしました。  策定に当たりましては、庁内の委員会において検討を重ねるとともに、令和2年12月16日から本年1月5日までの期間でパブリックコメントを実施いたしております。  「東久留米市公共下水道プラン-第2次-」は、「快適な住環境を支える持続可能な下水道」を基本理念とし、これまでの取組の継続に加え、老朽管渠の改築更新の本格化、災害への備えなど強靱なまちづくりに向けた取組を掲げております。  また、「東久留米市下水道事業経営戦略- 2021-」は、「東久留米市公共下水道プラン-第2次-」や、ストックマネジメント実施方針の内容を反映し、投資計画と財政計画の収支が均衡する健全な事業経営の実現を目指す指針として位置づけております。  今後も、各計画に基づき、適正な下水道事業の執行に努めるとともに、下水道事業が持続的なものとなるよう、経営の視点からも効率化・健全化を進めてまいります。  以上、御報告申し上げます。 338 ◯議長(富田竜馬君) ただいまの市長の行政報告に対し、御質疑ございませんか。   ─────── ◇ ─────── 339 ◯議長(富田竜馬君) では、ここで休憩をいたします。  再開、午後6時。       午後 5時45分休憩       午後 6時00分開議 340 ◯議長(富田竜馬君) 休憩を閉じて再開いたします。   ─────── ◇ ─────── 341 ◯議長(富田竜馬君) 行政報告に対する質疑を行います。  青木議員。 342 ◯5番(青木佑介君) 私からは行政報告について2点御質問させていただきます。  行政報告の3点目の東久留米市障害者計画・第6期障害福祉計画・第2期障害児福祉計画につきまして、72ページの訪問入浴事業ということで、在宅の重度身体障害者の方の入浴サービスにつきまして、過去の議会等でも発言させていただいているんですけれども、利用回数が月当たり4回ということで、年間52週に対して48週しか利用できないということで、ここを何とか週1回にしていただけないかというお話はさせていただいてきたんですけれども、ここについて、自立支援協議会ですとか策定検討委員会の中で何か御発言等出たかどうか伺えればと思います。  2点目、東久留米市立学童保育所の民間活力の導入に係る実施計画の改訂についてということで、学童保育所の民間活力の導入が始まってまだ1年たっていない中で振り返りというものが行われ、アンケートが取られということで、ちょっと驚愕する次第なんですけれども、特にコロナ禍という日常ではない状態の中の育成の段階でこういった形でアンケート・振り返りが行われ、さらに民間活力を導入していくということで、第一小学校区・第十小学校区・本村小学校区ということで3小学校区5つの学童保育所に、今回、民間活力の導入を予定されているということでの報告かと思いますが、本計画が令和8年度までということで策定されているんですけれども、今回の計画をここまで早く、まだ1年たっていない中で次の所舎を決めていくというのは、一体どのような理由があって進めていくのかについて伺いたいと思います。  以上です。 343 ◯議長(富田竜馬君) 障害福祉課長。 344 ◯障害福祉課長(森田吉輝君) 訪問入浴事業に関してでございます。自立支援協議会等でこちらのほうに関しての意見等はございませんでした。以上でございます。 345 ◯議長(富田竜馬君) 児童青少年課長。 346 ◯児童青少年課長(新妻理成君) 学童保育所についてでございますが、民間活力を導入いたしまして、振り返りのほうを行わせていただく中で、安定的な事業の継続と延長育成の実施という課題の解消には至っていないことから、今回、新たな民間活力導入により対応することをお示しさせていただいたものでございます。  以上でございます。 347 ◯議長(富田竜馬君) 青木議員。 348 ◯5番(青木佑介君) 障害者計画のほうにつきましては承知いたしました。また今後も、御要望は出ていますので、また機会としては取り上げさせていただきたいと思いますが、ぜひ週1回に変更していただきたいなと思う次第であります。  学童保育所のほうなんですけれども、課題解決に至っていないということなんですが、これ、一体どこが課題解決に至るという結論になるんですかね。全部の学童保育所を民間委託するんですか、それとも延長保育を全学童で実施するんでしょうか、伺いたいと思います。 349 ◯議長(富田竜馬君) 児童青少年課長。 350 ◯児童青少年課長(新妻理成君) 課題についてでございますけれども、今年度におきましても、直営の学童保育所職員の応募状況につきましては、令和2年度におきましても、待機児童に対応するための特別教室の借用に伴う会計年度任用職員専門職の募集を行いましたが、応募者が少なかった上に条件等が折り合わなかったことから任用に至らず、結果として学童保育所入所申込者の申請取下げによって待機児童が解消された状況でありました。令和2年度から学童保育所へ民間活力を導入いたしましたが、初年度からこのような状況が発生したことを踏まえれば、現下の情勢においても職員の採用は困難な状況は継続しており、安定的な事業の継続という課題の解消には至っていないものと考えているところでございます。  また、延長育成につきましては、入所できる学童保育所は小学校の通学区域によりますため、市全体で見れば課題解消に向けた取組の道半ばにあるものと考えているところでございまして、そういった課題解消のために、新たな民間活力の導入により対応していきたいと考えているところでございます。  以上でございます。 351 ◯議長(富田竜馬君) 青木議員。 352 ◯5番(青木佑介君) その職員の募集・応募というところにつきましては、現実として難しいというのは一定理解するんですけれども、一方で、民間委託していけば、全部しない限りはどこかで募集はかかっていくのはあると思いますので、そもそもなぜ応募が来ないのか、募集の条件だとか、それからなぜ辞められる方が多いのかというところをしっかり検証していかない限り、結局のところ全部民間に委託しますよという話になってしまうと思うんですけれども、その辺りの御見解はいかがか伺いたいと思います。  もう1点、延長育成について、今のところは民間委託した事業者が延長育成をということになっておりますけれども、直営の延長育成というのがいつ頃、そういったお話というのは検討される気はあるんでしょうか、それとも、もう直営では延長育成は全くやらないという方針なんでしょうか、伺いたいと思います。 353 ◯議長(富田竜馬君) 児童青少年課長。
    354 ◯児童青少年課長(新妻理成君) 職員の応募状況などがございますけれども、平成29年度から令和3年度の3年間におきまして平均いたしますと1年当たり9名の退職者がいる中で、職員の採用が困難な状況が継続している状況でございます。過去3年間の退職者の状況から今後5年間では45名の退職者が発生すると推測しており、その半数は新たな民間活力の導入により対応することとお示ししたところでございます。このような退職者の状況も考慮いたしまして、導入校区、学童保育所については、3校区5学童保育所において民間活力を導入して対応させていただくとお示しさせていただいたところでございます。  また、延長育成についてでございますけれども、延長育成につきましては、延長育成の実施という中での課題解消には至っていないといったところから、その他の学童保育所への対応につきましては、引き続き、業務委託による運営状況や学童保育を取り巻く状況を考慮しながら検討してまいりたいと考えているところでございます。  以上でございます。 355 ◯議長(富田竜馬君) 青木議員。 356 ◯5番(青木佑介君) 退職される方が平均すると1年当たり9名いらっしゃるということで、ただ、それはそれで、この退職される理由というのをしっかり、どういった理由なのかというのを分析した上で行っていかないと、結局、直営のほうは全然改善していかないという状況になってしまうと思います。その中で、では、民間委託すればいいのかというところは本当に議論すべきところだと思いますので、きちっとそういった部分の検証もお願いしたいと思います。  一方で、延長育成に関して、民間ではやらないのか、やるのかという話をしっかりと計画のほうにやっぱり落とし込んでいただかないと、この計画は一体何の計画なのか──民間活力の導入に係る実施計画ということで、民間活力を導入するか、しないかの計画であるといえばそのとおりなんでしょう。けれども、結局、延長育成というものを盾にして民間活力を導入していくというのであれば、もう直営では延長育成は行わないということでない限り、では、どの程度まで民間活力を導入していくのか、それから直営何所舎であれば延長育成を導入できるのかというのをもうそろそろ議論していかないと、本当に場当たり的に民間活力を導入していくというような形で改訂、改訂になっていくと思いますので、本当に計画の意味というのが全くないのではないかなと思います。その辺りにつきましてはきちっと御検討いただきたいなと思う次第です。  今回の振り返りにつきましても、引継ぎ業務からの振り返りというところで、「昨年度と比較して支障を感じることがありますか」という問いに対しては、回答者のうち、「そう思わない」、「どちらかといえばそう思わない」が74%、「引き継ぎはしっかりされていると思いますか」という問いに対しては、「そう思う」及び「どちらかといえばそう思う」が80%であったということで振り返りを行っておられますけれども、延長育成の人数が多い第六小学校区のほうで見ますと、この問いに対して、Q7「今年度から学童保育所の運営を委託していますが、昨年度と比較して支障を感じることがありますか」というところで、第六小学校区は「そう思う」が1人、「どちらかといえばそう思う」が11名、「どちらかといえばそう思わない」が6名、「そう思わない」が14名ということで、第九小学校区と比較するとかなり割合にも違いが出てきてしまっているような状態にあります。やっぱり全く同じように皆さんが昨年度と比較して特に問題ないというわけではない結果になっていると思いますので、本来であれば、きちっとこの辺りでは、第六小学校区と第九小学校区の違いがどこにあるのか、もしくは保護者の方からどういった意見が出ているのかというのを丁寧に分析してから次の委託を決めるべきかと思いますが、いかがでしょうか。 357 ◯議長(富田竜馬君) 児童青少年課長。 358 ◯児童青少年課長(新妻理成君) アンケート結果についてでございます。  アンケート結果を見ます中で、初年度ながらも多くの利用者の方に引継ぎなども適切に行われ、民間活力導入後の円滑な運営に一定の部分は御理解をいただいているものと感じているところでございます。今回のアンケート結果につきましては委託事業者にも提供しておりまして、この内容について委託事業者のほうでも確認していただきまして、学童保育所における運営のさらなる質の向上につなげていきたいというふうには考えているところでございます。  以上でございます。 359 ◯議長(富田竜馬君) 青木議員。 360 ◯5番(青木佑介君) このアンケートというのは、今回の六小と第九小学校区については、来年度はアンケートを何か実施される御予定はございますでしょうか。 361 ◯議長(富田竜馬君) 児童青少年課長。 362 ◯児童青少年課長(新妻理成君) 今回のアンケートにつきましては、民間活力導入の振り返りといったところで、状況の確認ということで行わせていただいてございまして、次年度についての実施は今のところは考えてはございません。  以上でございます。 363 ◯議長(富田竜馬君) 青木議員。 364 ◯5番(青木佑介君) 最後、意見だけ述べさせていただきますが、正直なところ、もう次の民間委託ありきの振り返りであり、アンケートというふうにしか見えません。子供たちのことを思うのであれば、きちっと1年経過してですとか、コロナ禍がある種収束したタイミングでアンケートをしっかり取っていただいて、民間委託というものがどういう効果が出ているのか、もちろん悪い点ばかりでは──私どもも心配していますとはいっても、当然、民間の事業者も頑張っておられますので、しっかりとどういった効果が出ているのかですとか、そういったものをきちんと検証していただけるように要望して、質問を終わります。 365 ◯議長(富田竜馬君) 永田議員。 366 ◯8番(永田雅子君) 障害者計画・第6期障害福祉計画・第2期障害児福祉計画、それと第8期の東久留米市高齢者福祉計画・介護保険事業計画について若干伺いたいと思います。両方に共通するので、まとめてと思っています。  それぞれ、例えば介護ですと介護保険運協、そして障害者の件では東久留米市地域自立支援協議会というのが設置されていまして、市長の行政報告の中でも委員の皆さんからの意見を聞いたというふうにありました。委員の皆さんからの意見というのはどのようなものだったのか伺いたいのと、あと、介護に限ってなんですけれども、3か所で市民説明会を行われたと。市民説明会の中でどのような意見があったのかというのを伺いたいのと、あと、市内の介護サービス事業所でも意見聴取を行われたということなんですけれども、これはどのような形態で行われたのか伺いたいと思います。  パブリックコメントも実施されまして、その実施状況ですね、件数とか意見数を教えていただきたいと思います。  素案から策定に変わった中で、大きな特徴的な変更点が何かあるのか伺いたいと思います。  以上です。 367 ◯議長(富田竜馬君) 障害福祉課長。 368 ◯障害福祉課長(森田吉輝君) 障害者計画・第6期障害福祉計画・第2期障害児福祉計画について御質問いただいております。  まず、地域自立支援協議会でどのような意見があったのかということでございますが、就労支援、地域生活支援拠点、青年・成人期の余暇支援、福祉人材の確保、質の確保などの御意見をいただいているところでございます。  パブリックコメントにつきましては、令和2年12月1日から12月25日まで実施したところでございまして、提出者数は18件、意見提出が37件ございました。  次に、素案から大きく変わった点でございますが、主立った追加した点ではございますが、ヘルプマーク、ヘルプカード等のコラムの追加や、資料編として検討経過、市内施設一覧等を追加しております。また、東京都とのヒアリングなどにより、市職員の研修への参加人数の見込み人数などを追加したところでございます。  以上でございます。 369 ◯議長(富田竜馬君) 介護福祉課長。 370 ◯介護福祉課長(田中徳彦君) 介護保険事業計画につきまして全部で5点御質問をいただいていると。  まず1点目でございますが、介護保険運営協議会の意見につきましては、さきの1月21日に介護保険運営協議会第9回を開催させていただいております。ちょっと順序が変わるかもしれないんですが、運営協議会の意見について、まず……ちょっと失礼いたします。   ─────── ◇ ─────── 371 ◯議長(富田竜馬君) 暫時休憩します。       午後 6時16分休憩       午後 6時17分開議 372 ◯議長(富田竜馬君) 休憩を閉じて再開いたします。   ─────── ◇ ─────── 373 ◯議長(富田竜馬君) 介護福祉課長。 374 ◯介護福祉課長(田中徳彦君) お時間をいただいて大変失礼いたしました。改めて御質問のほうにお答えいたしたいと思います。  まず、介護保険運営協議会の委員からの意見でございますが、パブコメの期間が12月1日から12月25日と御説明したところでございますが、この間に御提出された御意見と、それと1月21日に第9回の介護保険運営協議会、こちらでも意見が出ていますので、ちょっとそちらを御紹介しますと、まず、包括の関係では、圏域の規模、センターの増設、包括職員の人員不足、包括の在り方について、次期8期委員での議論の継続に関するものなどがございました。それと特養に関しまして、特養の増設、特養の入退所者の稼働状況、特養の職員の人員に関するもの、その他、権利擁護の推進などなどがございました。委員からの意見については以上でございます。  それと2点目ですね、3か所の市民説明会で開催しました中でどういった意見があったかというところでございますが、こちらにつきましても主立ったところでは、包括の増設等に関するもの、特養の整備に関するもの、それと保険料の所得段階等に関する、この辺りの御質問が多くございました。  それと、3つ目の介護事業者向けの説明会、これ、どんなような形で説明されたのかというところですが、事業者説明会は12月22日に市役所のほうの会議室で開催しておりますが、コロナ禍の関係で密もございましたもので、28の法人の方にお一人ずついらしていただいて事業計画のほうの御説明をさせていただいております。  次ですが、パブリックコメントでどのような意見が多かったかというところですが、まず件数ですが、意見提出のほうは23名でした。総数が、意見数が61件で、主なパブコメについての意見数ですが、地域包括支援センターの増設等に関するものが17件、それと特養に関するものが12件、パブコメに直接対象外なんですが、保険料に関するものが13件ございました。  それと、素案から計画策定に至る経過の中で大きな変更点があったかという御質問です。こちらとしては大きく2点ございます。1点目として、全体目標としまして76ページから85ページを追加しております。内容としましては、7期で設定した4つの事業の数値目標の達成状況と、第8期における4つの基本目標ごとに計12個の事業を選択し、数値目標を設定しております。2点目としましては、第4節、8期の1号被保険者の介護保険料につきまして、第8期の保険料の基準月額5900円の算出方法として説明文と表を追加しております。また、所得段階介護保険料について説明文と表を追記しております。  以上でございます。 375 ◯議長(富田竜馬君) 永田議員。 376 ◯8番(永田雅子君) 若干再質問させていただきたいというふうに思います。  まず、障害福祉計画のほうなんですけれども、委員からの御意見がどういうものがあったかということは分かりました。就労、余暇、福祉人材と、いろいろとあったなと思いました。パブコメ、要するに市民の意見ではどのような意見が多かったのか伺いたいと思います。  そして、高齢者・介護の計画のほうなんですけれども、パブコメの意見についても分かりました。大体、運協の委員の皆さんの意見とパブコメの意見というのがちょっと重なるなというふうに思いながら御答弁を伺っていたんですけれども、すみません、私も知らなかったんですが、12月22日に28法人1名ずつ集まってくださったという中で、年末でコロナもある中、本当に感謝したいなというふうに思っているところです。このサービス事業所からはどのような意見が特徴的だったのかでも結構なんですけれども、伺いたいのと、そうした皆さんのパブコメとか委員の皆さんの意見、事業所の皆さんの意見など、これが策定された今回の計画に反映されたものはあるのか伺いたいと思います。先ほど、素案から策定で大きな変更はありませんかと聞いたところ、コラムの追加とかいろいろおっしゃってくださったんですけれども、こうした市民や委員からの意見で反映されたものがあるのかということを伺いたいと思います。 377 ◯議長(富田竜馬君) 障害福祉課長。 378 ◯障害福祉課長(森田吉輝君) パブリックコメントでどのような意見が多かったかという御質問にお答えいたします。主立った意見といたしましては、青年・成人期の余暇活動に関する御意見が9件ございました。また、市内事業所及び福祉人材の不足に関する御意見が6件ありました。  続きまして、パブリックコメントから反映した部分についてでございます。障害者権利条約及び障害者差別解消法に係る合理的配慮についてですが、記載を求めるパブリックコメントがありましたので、コラムとして追加しております。  また、高齢者への介護保険サービスの充実と介護予防の推進の部分でございますが、具体的な記載を求める御意見があったため、表現等を修正しております。  以上でございます。 379 ◯議長(富田竜馬君) 介護福祉課長。 380 ◯介護福祉課長(田中徳彦君) まず、1点目のサービス事業者説明会での御意見等なんですが、計画に関する質問はあったんですが、特に意見を求める機会というか、声はございませんでした。その中で1点、介護報酬改定、地域区分の話も出まして、逆に事務局のほうから、報酬というか、賃金が上がるというところで、よりよいサービスの提供をお願いしたいというような話をしております。  それと、2点目の計画の策定のほうにこういった御意見がどのような形で反映されているかという部分ですが、これ、結果としてなんですが、まず、パブコメで、先ほど保険料に関するものは対象外という説明をさせていただきましたが、第1号被保険者の所得段階に関する御意見と、要望に関しては、所得段階を増やすというようなところは意見として散見されていまして、結果として、今回、計画でお示ししていますとおり、所得段階が増えたというところとなっております。  以上でございます。 381 ◯議長(富田竜馬君) 永田議員。 382 ◯8番(永田雅子君) 自立支援協議会の意見とパブコメの意見が一定重なる部分もあって、そういった中で追加されて策定のほうに反映されたものというと、例えば余暇支援とか福祉人材、就労なんかは課題であるなというふうに思ったところです。  介護のほうに関しても、所得段階数を増やしてほしいというパブリックコメントが多くて、ただ、パブリックコメントになじまないものだということだったんですけれども、一定反映されたと。その一方で、やはり包括の在り方についてとか特養とかそういう意見が多い中で、今回それが反映されていない部分もあるなというふうに率直に感じたところです。これは別の機会に取り上げていきたいと思います。  それと、市長の行政報告の中では、介護保険運協の中でこの策定されたものが1月21日に承認されたということなんですけれども、障害福祉計画については自立支援協議会で5度にわたって協議がされているという中で、その場面では、その承認というか、確認というのは特に必要ない性質のものなのか伺いたいと思います。 383 ◯議長(富田竜馬君) 障害福祉課長。 384 ◯障害福祉課長(森田吉輝君) 地域自立支援協議会においては、障害福祉計画においては協議事項の一つでございますので、特に承認が必要なものではございません。  以上でございます。 385 ◯議長(富田竜馬君) 介護福祉課長。 386 ◯介護福祉課長(田中徳彦君) 先ほど、策定のほうに意見が反映されたものについてという私の答弁の中で、もう一度ちょっと繰り返しになりますが、保険料に関しましてはパブリックコメントの対象外となっております。ただ、今回、計画でお示ししている中で保険料の所得段階、それが結果として増えていますということで、反映したということでは私は申し上げていませんので、そこはお願いいたします。 387 ◯議長(富田竜馬君) 永田議員。 388 ◯8番(永田雅子君) 市民の皆さんのパブリックコメントなどでそれを望む声が一定多く見られたという中で、反映ではないけれども、今回、所得段階数の見直しがこの策定の中に含まれているということでよろしいんでしょうか。 389 ◯議長(富田竜馬君) 介護福祉課長。 390 ◯介護福祉課長(田中徳彦君) 繰り返しになりますが、保険料につきましてはパブリックコメントの対象外となっているというところの説明にとどめたいと思います。 391 ◯議長(富田竜馬君) 永田議員。 392 ◯8番(永田雅子君) 市のホームページを拝見しますと、市政情報の中にパブリックコメントの実施状況というのが載っていまして、そこには、本来、所得段階数とか保険料については管轄外って書いてあるけれども、皆さんの声は載っていて、それについて市の見解が載っているので、今の課長の御答弁に対しては理解をしたところです。 393 ◯議長(富田竜馬君) 次に、間宮議員。 394 ◯4番(間宮美季君) それでは、大きく4点伺いたいと思います。  1点目は、今回、東久留米市の第5次長期総合計画基本計画の御報告をいただきました。それで、私、率直にこれまでの4期とかと比較して、横串と言われている基本的な施策を、計画を推進していくためにの辺というのが若干ボリュームが減っているのかな、別に書かれている量が減っているか、増えているかで、中身が厚いか、薄いかということでもないんだと思うんですけれど、感想としては若干薄いのかなというふうに思いました。それで、ちょっと伺いたいんですけれども、ここの部分については、庁内の委員において検討を重ねられてつくられているということなのかと思うんですけれども、つくり方としては、担当課のほうで何か素案というか、出されて、それを検討委員会の中で練られてきたという策定方法だったのかということを伺いたいと思います。  2点目は、男女平等推進市民会議の皆さんから今回御答申をいただいたということで、市民会議の皆さんに心から感謝をしたいというふうに思っています。その中で、4ページに、今回、こういうコロナという状況も踏まえてということなんだと思うんですけれども、新型コロナウイルス感染症の拡大が女性に与えた影響についても注視することということで答申をいただいているので、この言葉、本当にそうだなというふうに思いまして、これを受けて、市としてどのような対策・対応を考えていらっしゃるのか、あれば伺いたいというふうに思います。  大きく3点目は、東久留米市の障害者計画・第6期障害福祉計画・第2期障害児福祉計画についてなんですけれども、ここに、5ページにパブリックコメントを実施しということで記載がございます。それでちょっと伺いたいんですけれども、市民の方から、「自分はパブリックコメントに意見を出したんだけれども、どうもホームページ上の回答のところに自分のところがないのではないかな」という御相談を受けたんですけれども、ホームページに記載されているパブリックコメントの実施結果という中に、意見が出されたけれども掲載されていないというケースがあるのかどうかを伺いたいと思います。  それから、最後です。今後の東久留米市立学童保育所の運営方針が出され、それの改訂ということで今回計画が出されました。これ、私は一般質問も立てていますのであれなんですけれども、先ほど青木議員のほうからもありましたが、今の段階で延長育成の実施というものも一つの課題となっておりますけれども、これは先ほどの課長答弁では、今現段階では民間の活力を生かしながら延長育成を広げていかれる、なので今回、3つの学校区で委託を計画しているということだったかと思うんですけれども、この先の直営についての延長育成についての検討というのは、これは全くしないということなのか、それとも検討は一定していくという考えもあるということなのか、ここを改めて確認をしたいというふうに思います。  それから、今回の計画の中には、保護者の方のアンケートに随分記載が割かれていたんですけれども、その自由記載についてはかなり省略形というんですかね、件数だけが出ていたわけなんですが、ここ、本当はここで詳しく伺いたいところなんですが、一般質問までで結構ですので、資料として御提出いただけませんでしょうか。マルをつけるアンケートの記載についてはかなり詳しく出ているんですけれども、自由記載が具体がないので、ここについて資料請求をさせていただきたいということでお願いします。  それから、あわせて、私は今回の委託計画は拙速ではないかというふうに思っているんですけれども、ただ、こうやって学童の名前が出ていますので、保護者の方たち、結構心配もなさっているかと思うんですね。今、この御報告によりますと「導入に向けて準備を進めてまいります」というふうになっていますけれども、具体的に何かスケジュール的に決まっているのであれば教えていただきたいと思います。 395 ◯議長(富田竜馬君) 企画調整課長。 396 ◯企画調整課長(道辻正信君) 1点目の第5次長期総合計画基本計画の策定についての御質問でございます。  この基本計画策定に当たりましては、策定委員会において検討を重ねてきたところでございます。議員御質問の素案というところまではまだいかない段階ではございますけれども、この策定に当たっては、基本的な施策にぶら下がる基本的な事業について、各所管においてその考えや取組方針等をまとめていただいております。それを策定委員会ないしはまた専門部会のほうで議論して、こうした形に整えていったという経緯でございます。 397 ◯議長(富田竜馬君) 生活文化課長。 398 ◯生活文化課長(島崎律照君) 2点目の「東久留米市第3次男女平等推進プランの令和元年度事業進捗状況評価について(答申)」についての件でございます。  今回、令和元年度の進捗状況評価(答申)を頂きまして、その中に、「今後に向けて」として、新型コロナウイルス感染症の感染拡大の影響で雇用形態の変更や収入の減少あるいはDVなど、とりわけ女性に与えた影響について計り知れないとして御指摘をいただいているところでございます。広い分野におけるものですので、本答申につきましては評価とともに各課に配付しておりますので、そういった市民会議の要望については各課で共有してまいりたいと考えております。  以上でございます。 399 ◯議長(富田竜馬君) 障害福祉課長。 400 ◯障害福祉課長(森田吉輝君) パブリックコメントについてでございます。  パブリックコメントのカウント等につきましては、1件ですが、反映した部分がありました。計画の中身につきましては、計画の話というよりは、個別のサービスに対しての困り事、直面して困っていることといった御相談でございました。現に、同時期に同様の相談も窓口等で受けているところでございます。今後も御相談には対応していきたいと思っているところでございます。  以上でございます。 401 ◯議長(富田竜馬君) 児童青少年課長。  資料要求についても御答弁お願いします。 402 ◯児童青少年課長(新妻理成君) アンケートの自由意見についての資料要求につきましては、一般質問までに御用意させていただきたいと思います。  続きまして、延長育成についてでございます。延長育成につきましては、延長育成の実施という課題の解消には至っていないことから、今回、新たな民間活力導入により対応するということをお示しさせていただいたものでございます。その他の学童保育所への対応につきましては、引き続き、業務委託による運営状況や学童保育を取り巻く状況を考慮しながら検討してまいりたいと考えているところでございます。  次に、今後のスケジュールについてでございます。今後、新たに民間活力を導入いたします学童保育所におきまして、保護者の方に御説明を行ってまいりたいと考えているところでございます。年度が替わりますと利用される方が替わりますので、少し学童保育所に慣れて落ち着いたところで実施したいと考えており、実施時期につきましては現在検討しております。そして令和3年中に事業者の選定のほうを行わせていただきまして、令和4年の2月から3月に引継ぎを行いまして、令和4年の4月から新たに3校区5学童保育所におきまして民間活力の導入を行ってまいりたいと考えているところでございます。
     以上でございます。 403 ◯議長(富田竜馬君) 間宮議員。 404 ◯4番(間宮美季君) まず1点目です。私が例に挙げたのはその横串の部分でということで、「基本構想実現のために」という部分の基本計画の部分なので、課題とかというのは基本ここには書かれていなくて、具体の施策・事業というのもあまりない部分なんですね。基本的な方向性というんですかね、後段のほうの基本計画のほうは現状と課題があって、基本的な方向性というのが具体に書かれているんですが、この3つの横串の部分についてはオーソライズされているというか、先ほどの、例えばなんですけれど、私がうーんと思っているのは、第4期のときなどは、具体的に虐待のことであるとかそういったことも文言として入りながら、例えば平和と基本的人権の尊重なんていうところについてもかなり個別具体というんですかね、言及があるなというふうに思っています。恐らくここ、表現上ないからといってやらないということではないとは思うんですけれども、やはり10年に1回というか、5年に1回というんですかね、総合計画ですので、ここは実施の具体の事業も、いろんな御事情でなんでしょうけれども、なくなっている中なので、やっぱりこういうことは丁寧にやっていくという市の方針として出していただきたいなというのは、これはもう製本されてしまっていますのであれなんですけれども、ちょっと残念に思いました。それはぜひ、記載がなくても、そういった横串の部分については市として丁寧にやっていっていただきたいと。男女平等なんかも、第2期の配偶者暴力対策基本計画は包含されているので、ここの記載上なくなっているんですけれど、でも、そうなってしまうと、DVについてとか、そういった記載もどこにもなくなってしまっているのかなというふうに思うので、やっぱりその辺というのは丁寧な対応をしてほしいなと、今後ぜひよろしくお願いします。  で、コロナ禍における注視ということで各課と情報共有していただけるということで、ぜひよろしくお願いしたいと思います。伺いたいのは、この答申は市長に対しての答申ですので、この答申を受けて市長としてはどのようにお考えになったかということを伺いたいと思います。特に女性のコロナ禍における影響というところなんかもぜひ御答弁いただければというふうに思います。  それから、3点目のパブリックコメントについてなんですけれども、理由は問いません。載っていないのが少なくとも1件はあったんだなと。そうなってくると、ここの意見提出者、人数18で意見数37って、これは違うということですか、今の御答弁だと。意見は、少なくとも御本人はパブリックコメントとして出されているということでよろしいんですか。  学童についてです。スケジュールは分かりました。議長において資料のほうもおっしゃっていただいてありがとうございました。ぜひよろしくお願いします。  それで、先ほどの御答弁でいうと、私、ここ、本当に重要だと思っています。直営で延長育成を全く検討していかないというふうになってしまうと、実際の今の直営の学童というのはもうなくなっていくということになるんですよね。そうすると、今働いていただいている方たちは職を失うということに直結してしまうと思っているんです。もちろん、検討した結果、いろんな事情で直営では難しいという結論が出るかもしれませんけれども、でも、少なくとも検討はすべきではないでしょうか。 405 ◯議長(富田竜馬君) 市長。 406 ◯市長(並木克巳君) 1点目の男女平等推進プランの進捗状況の評価についてであります。  会議の委員の皆様から、また会長からも御提出いただくときに、おおむね評価はいただいているなというふうに感じたところでございます。また、こういった答申を踏まえて、各課、可能な範囲で取り組んでいくというふうに考えているところでありますけれども、特に会長が女性の管理職等の登用ということは力強く訴えられておりまして、これは毎年、努力はしているところでありますけれども、結果が今こういう状況になっているということでは反省をしておりますが、引き続き女性の職員には頑張っていただきたいというふうに思っているところであります。  また、コロナウイルスの影響というのは市全体、これは特に女性だけでなくても、市民の皆さん広くいろんな影響を受けているというのは前提でありますけれども、生活文化課とは、こういったコロナ禍における女性の影響というものはどのようなことがあるのかということは共通して認識をしているところでありますので、そういった部分では注意を払っていただいているというふうに思ってございます。 407 ◯議長(富田竜馬君) 障害福祉課長。 408 ◯障害福祉課長(森田吉輝君) パブリックコメントのカウントの反映についてなんですが、御意見といたしましては、パブリックコメントの御意見ということでメールでは来ております。ただ、先ほども御答弁いたしましたが、計画の話というよりは個別支援的なお困り事等でございましたので、件数についてはカウントしているところではございません。  以上でございます。 409 ◯議長(富田竜馬君) 児童青少年課長。 410 ◯児童青少年課長(新妻理成君) 直営の学童保育所におけます対応についてでございますが、業務委託による運営状況や学童保育を取り巻く状況を考慮しながら検討してまいりたいと考えているところでございます。  以上でございます。 411 ◯議長(富田竜馬君) 間宮議員。 412 ◯4番(間宮美季君) 男女平等については市長のほうからも御答弁いただいて、ぜひ今後とも推進していっていただければというふうに思います。  パブリックコメントについてなんですけれども、やはり御本人はパブリックコメントとして出されているわけですよね。もちろんその中身が、先ほども介護保険料についてなんかもありましたけれども、計画に直結しないとか、意見としてどうなのかというのはあったかもしれませんけれども、少なくとも意見数とかには入っても、例えばその他というんですかね、対象外でしたとか、そういう意見が1件ありましたとか、要するに私が御相談されたのは、「意見を出したんだけれど、あれ、どうなってしまったんだろう」ということなんですよね。だから、今、私が質問したので、それは1件でしたということですけれど、私たちにも、この中にそういった対象外だった御意見が2件、3件あったのかということなんかも全く分からなくなってしまいますし、これはやはり市民の方がパブリックコメントとして出していらっしゃるということであれば、少なくとも、そういったカウントと、なぜこの中に記載ができないのかという説明はあってしかるべきではないでしょうか。  それから、学童保育については、今、それ以上の答弁は出ないのかなとは思いながらも、ただ、釈然としない部分もあるんですよね。というのは、去年、計画が出されて、本当にコロナ禍という状況の中でアンケートを取られて、すぐに次の計画というふうに出されていくと、当然、保護者の方たちも次はということにもなるでしょうし、逆に言えば、延長育成がいつ自分のところはできるんだろうという期待もあるでしょうし、一方で、勤めていらっしゃる職員の方からすれば、もう自分たちはうーんというふうに思わないこともないかと思うんですね。これは私は、今までも例えばコロナ禍で急遽1日育成を本当に一生懸命やってくださったのは、民間も直営もなく皆さんなさっていたと思うんですね。そういう方たちに対して、やはり一定、市としては配慮というものをしていくべきではないかと。  で、伺いたいのは、直営の職員の方々にはこの件についてはどのような説明をされているのか伺いたいと思います。 413 ◯議長(富田竜馬君) 福祉保健部長。 414 ◯福祉保健部長(小堀高広君) 障害の計画に関するパブリックコメントの取扱いについてでございます。  担当課長のほうから御答弁申し上げておりますように、非常に個別具体、現に受けていらっしゃるサービスがある中で日常のお困り事、相談事というのが書き連ねられているものであったかというふうに私自身記憶しておりますけれども、これを仮にホームページなりでパブリックコメントということで掲載をしようにも、非常に固有名詞がたくさん出てきたり、あるいは何らかの場面、状況等を特定されかねないような内容も多く含まれていたかと思います。ですので、これにつきましては、先ほども担当が申し上げましたが、窓口で一度お話を伺っているという経過もございます。また、今後も、訴えられていることについては担当課として丁寧に応えていくというようなことでございますので、御理解いただければと思います。 415 ◯議長(富田竜馬君) 児童青少年課長。 416 ◯児童青少年課長(新妻理成君) 学童保育所の職員への今回の実施計画の改訂についての周知の状況でございます。  今回の実施計画の改訂につきましては、改訂した実施計画を各学童保育所のほうに送付させていただきまして回覧をしていただいている状況でございます。現在、こういったコロナといった状況がございますので、この状況が落ち着きましたら、学童保育所の職員を対象とした説明の機会については持ちたいというふうに考えているところでございまして、そういった説明の機会に丁寧に説明のほうは行っていきたいと考えているところでございます。  以上でございます。 417 ◯議長(富田竜馬君) 間宮議員。 418 ◯4番(間宮美季君) 私は、前段のパブリックコメントについて、この意見を掲載せよと言っているわけではないんですね。少なくとも御本人がパブリックコメントとして出してきているからには、件数としてはカウントしてもいいのではないですかと。掲載できないのであれば、例えば、これまでにもあったと思うんですよね、子ども・子育て支援事業計画等で「対象外のため回答はできません」とか、意見件数1件とかで、でも、「市としての回答はできません」みたいなのもあったんですけれども、こういうふうに件数として18人、37件と公表されているものなので、私たちもこの件数で、あ、これだけの件数が来ていたんだなというふうに認識をして議論なども深めさせていただいているわけなので、少なくともそういうことというのは、御本人が載せないでくれって言っているならともかくですけれども、決してそうではないし、私におっしゃるぐらいですから、恐らく御本人にとってはこれについての意見だったんだろうと思いますので、そこは市側でそういう判断を、件数からも除くというのではなくてもいいのではないかなというふうには指摘をしますが、もし答弁があるならお願いします。  それから後段のほうなんですけれど、そうすると、今の段階でまだその具体的な説明はしていない状況でも、こういった学童名も出て計画が公表されているということなんですか、今のお話だと。回覧をしているということなんですか。 419 ◯議長(富田竜馬君) 児童青少年課長。 420 ◯児童青少年課長(新妻理成君) 実施計画の改訂につきましては、今の段階におきましては、資料として各学童保育所に配らせていただきまして、それについて回覧していただいて内容を見ていただいているといった状況でございます。  以上でございます。 421 ◯議長(富田竜馬君) 障害福祉課長。 422 ◯障害福祉課長(森田吉輝君) パブリックコメントの意見についてでございます。  カウントの仕方については、今後、検討していきたいとは考えております。また、御意見をいただいた方に対しては、今後、御相談等には対応していきたいとは考えております。  以上でございます。 423 ◯議長(富田竜馬君) 間宮議員。 424 ◯4番(間宮美季君) ぜひ御相談等には対応していっていただきたいと思いますし、カウントについては、やはりこれがパブリックコメントの実績で公表されているものですので、ここはちょっと検討というか、ぜひしていただきたい。私はそういったものも数には載せるべきだと。公表するかどうかは別としても、少なくとも数には載せて、なぜそれがここにできないのかということは御説明なんかも、問われればするということでも結構ですので、実績としてしていただきたいと、これはお願いしたいと思います。  学童保育の計画は、そうすると、もう既に公表にもなって学童名も出ているんですけれども、実際の現場の先生方にはまだ説明はしてないけれども、ここまで個別具体の名前が出ていて、議論を私たちがしているという状況だということですか。それでよろしいんですか。そういうことですか。 425 ◯議長(富田竜馬君) 子ども家庭部長。 426 ◯子ども家庭部長(長澤孝仁君) 今回策定しました東久留米市立学童保育所の民間活力の導入に係る実施計画の改訂版につきましては、先ほど課長が御答弁させていただいたとおり、まずは新型コロナウイルスの感染の拡大防止に向けまして、首都圏、特に緊急事態宣言下にありますので、まずはこの計画の改訂版自体も2月の上旬ですか、こちらのほうで庁内決定させていただき、当然、その間、なるべく早い時期に職員の方々にもお伝えしていく必要性がありますので、まずは先ほど課長御答弁させていただいたとおり、交換便でこの改訂版のほうは送らせていただいたと。  あと、今後につきましては、当然こういった時世でありますので、状況を鑑みながら適宜適切な形で説明のほうはしてまいりたいと考えているところでございます。 427 ◯議長(富田竜馬君) 間宮議員。 428 ◯4番(間宮美季君) 本当に、だからこそ、こんな時期にこんな計画を出しては駄目なんですよ。だって、コロナだから丁寧な説明もできないわけですよね。今、本当に現場は、コロナだからって、それで済むという問題ではないですよね。だって、本当に具体名が、もう学童名が出ているわけですよね。行政報告にも出ましたよね。これ、市民の皆さんに公表されていて、でも、その学童にいらっしゃる先生方、支援員の方たちは単純に交換便で計画をもらっただけということですか。そういう市の進め方ということなんですか。 429 ◯議長(富田竜馬君) 子ども家庭部長。 430 ◯子ども家庭部長(長澤孝仁君) 担当としましては、このコロナ禍におきましても、当然、安全・安心な学童保育の運営といったことと併せまして、やっぱり安定的に学童保育事業を続けていくことも必要と考えているところでございます。そういったことも踏まえまして、今回、実施計画の改訂版のほうはお示しさせていただいているところでございますけれど、今後におきまして適時適切な場面で学童保育所の職員の方々には説明のほうは努めてまいりたいと考えているところでございます。 431 ◯議長(富田竜馬君) 間宮議員。 432 ◯4番(間宮美季君) 子ども家庭部はそういうふうに進めているのかもしれませんけれども、でも、こんな、現場の先生方に交換便で回覧して計画を回しているような状況の中で、もう既に私たち議会で議論を進めてしまっているわけですよね。ある意味の当事者の方たちに本当に事前のきちんとした説明ができないまま──これ、読んでおいてということですよね、回覧ということは。私、本当に拙速であると。これは並木市政の進め方なのかなと。今、もちろん先生方も、こういう計画が出たから全くやる気なくすとまではおっしゃらないかもしれませんけれども、でも、少なくとも、今、目の前にいる子供たちを必死に育成していらっしゃる方たちに向けて、こういう進め方というのはおかしいのではないですか、市長。 433 ◯議長(富田竜馬君) 子ども家庭部長。 434 ◯子ども家庭部長(長澤孝仁君) 私どもとしても、この実施計画を改訂してすぐに職員の方々にはお知らせする必要性があると考えまして、課長御答弁させていただいたとおり、交換便を介しまして計画のほうは送らせていただいているところでございます。今後、直接集まっていただいて、適時適切な説明のほうには努めてまいると。まずは送らせていただいたのは、職員の方々にこういった計画を改訂したといったことをお知らせするといったことを第一の主眼に置きまして、各学童保育所に送らせていただいたといったところでございます。 435 ◯議長(富田竜馬君) 間宮議員。 436 ◯4番(間宮美季君) 会計年度任用職員の方だからということなんですかね。そういう進め方って本当にいいんですか。回覧ですか。   ─────── ◇ ─────── 437 ◯議長(富田竜馬君) 暫時休憩します。       午後 6時59分休憩       午後 7時00分開議 438 ◯議長(富田竜馬君) 休憩を閉じて再開いたします。   ─────── ◇ ─────── 439 ◯議長(富田竜馬君) 子ども家庭部長。 440 ◯子ども家庭部長(長澤孝仁君) お時間頂戴いたしまして誠に申し訳ございませんでした。  先ほど御答弁させていただいている各学童保育所には改訂した計画のほうは送付させていただいていますとともに、直接御説明のほうは関係団体にはさせていただいているといった状況でございます。 441 ◯議長(富田竜馬君) 間宮議員。 442 ◯4番(間宮美季君) ごめんなさい、答弁が変わったということですか、今のは。さっきは、各所舎に交換便で計画を送りましたと。今のところ、これからは丁寧に対応していきたいけれども、まだ説明はできていませんという御答弁だったわけなんですけれど、今、関係団体とっておっしゃったんですかね。答弁が変わったということでしょうか。 443 ◯議長(富田竜馬君) 子ども家庭部長。 444 ◯子ども家庭部長(長澤孝仁君) 全職員の方に向けては、当然、今後、適時適切な説明に努めたいといったことを御答弁させていただいております。一方、すみません、私の答弁のほうでちょっと事足りなかったかもしれませんが、関係団体のほうには御説明はさせていただいているといった状況でございます。 445 ◯議長(富田竜馬君) 間宮議員。 446 ◯4番(間宮美季君) ここで恐らく関係団体とというと、今度、子ども家庭部ではなくて総務になるんですかね、担当としては。ということなんですかね。なぜ総務が向こうに行ったらそういうふうな答弁が返ってきたのか分からないんですけれども、少なくとも、先ほども指摘しているとおり、こういうコロナという状況、本当に今、この先がどうなるか分からないという状況なわけですよね。今日まだこの時点でも緊急事態が発出されていて、そういう中で、もちろん、どこに最初に計画など説明していくべきなのかって、それはいろいろ議論もあろうかと思いますけれど、でも、ここ、議会に既に学童名も出ているような状況の中で、当該支援員、先生方に説明もしていないという、説明が結局はできないということなんだと思うんですけれども、こういう状況の中で進めていくというのは私は本当にあってはならないことだと、ここは指摘をしておきます。その当該団体というのが、ここで具体的に突っ込んで聞いていいのかどうかもちょっと分かりかねますけれども。では、それは総務のほうで担当しているということなんですか、説明は。 447 ◯議長(富田竜馬君) 子ども家庭部長。 448 ◯子ども家庭部長(長澤孝仁君) 関係団体に説明したのは、子ども家庭部のほうで説明のほうはさせていただいております。 449 ◯議長(富田竜馬君) 間宮議員。 450 ◯4番(間宮美季君) そうすると、先ほど私、何回も、説明したんですか、交換便ですかというのが、ごめんなさい、担当が説明されているにもかかわらず答弁が出てこなかったというのは何か理由があるんですか、全員に説明していないから、それは説明とは考えていないということなのかどうかを確認します。 451 ◯議長(富田竜馬君) 子ども家庭部長。 452 ◯子ども家庭部長(長澤孝仁君) 私ども、どこかの段階では全職員を対象に説明のほうをさせていただきたいと考えております。そういったことをして、今回、御答弁の中で、まずは全職員の説明の機会というのは持てていませんので、まずは交換便で送らせていただいたといったことを御答弁させていただいているといった状況でございます。 453 ◯議長(富田竜馬君) 間宮議員。 454 ◯4番(間宮美季君) 私、それは真っ当な考えだと思っているんですよね。本来、説明といえば、職員の方々にきちんと説明したというのが説明ということになるんだと思うので、それは否定はしませんけれども、でも、少なくとも今ここでこうやって私たち議論しているときに、丁寧な説明ができていないような状況でこれをどんどん進めていきましょうなんていう議論をすることそのものが、私はやっぱり並木市政としては間違っていると、ここは指摘をしておきます。 455 ◯議長(富田竜馬君) 村山議員。 456 ◯7番(村山順次郎君) 男女共同参画と下水道のプランについて2点でお聞きしたいと思います。  「東久留米市第3次男女平等推進プランの令和元年度事業進捗状況評価について」ということで資料提供いただいておりますので、熟読させていただきました。市民会議の皆様にも、また担当所管である生活文化課の皆さんにも、また報告等で取組に協力をされた各所管の方々にも、この対応について御礼を申し上げたいというふうに思います。  まず最初に、この答申についてなんですが、例年出していただいているものということで認識はしているんですけれども、レイアウトが、報告書、答申そのものなんですが、横のレイアウトと縦のレイアウトが冊子の中で混在しているということと、あと、各所管が書く報告書に対して市民会議の皆さんが提言等をされるという、そういう構成になっているんですけれど、個票がおのずとやり取りになるんですね。各所管がこうコメントしたことに対して、市民会議の皆さんがこういうふうに意見・提言等をされたと。そうすると、読むほうとすると、こっちに行って、こっちに行って、こっちに行って、こっちに行ってと行ったり来たりをしないといけないし、年次で比較したい時なんかも非常に煩雑でして、この各事業ごとの報告と評価、これが1つのシートにならないかなということと、あと、これ、ふと思ってホームページでどうやって公表しているのかなってホームページへ見に行きましたら、PDFファイルが貼ってあって、横のレイアウトは横に貼ってあるんですね。もしやと目を疑いましたが、縦のシートは縦で置いてあるんですけれど、横で読めるやつはこうやって読む感じになっているんですよ。なので、その意味でも、結果的に客観的に答申を読ませていただく──多くの市民の方はホームページ等で見る場合が多いんだろうと思うんですけれど、これの改善を少し図っていただくために、市民会議の皆さんと若干で結構ですので意見交換をしていただけないかなというのが1つです。  もう1つは、時間も時間ですのでちょっと節度を持ってやらないといけないと思っていて、個別のところについてもあまり立ち入って質問をするのもいかがかなと自分自身で思いますので、1点だけなんですけれども、言及したいところはあるんです。「配偶者等からの暴力防止と被害者の自立に向けた支援」、「関係機関との連携強化及び庁内体制の整備」について、市役所内での連携が十分でないという記述があったりとか、ハラスメント、これは主に市役所の中ではなくて市内の事業者の皆さんの中でのことだと思うんですけれど、「ハラスメント等の防止対策の推進」、「ハラスメント防止に向けた啓発や情報提供」について、課題把握や具体策が見えないとの指摘があることとか、「困難を抱える女性等が安心して暮らせるための支援」において、ひとり親世帯の就労支援について市役所内の連携強化が必要という指摘があることとか、防災分野への女性の参画は難しい課題ではあるが、少しずつでもいいから進めてほしいと、そういう提言があるということですとか、その点は読んでいて大きな課題だなと思いながら読んだところなので、ここはそれぞれの御担当に御留意いただきたいということだけ申し上げておきたいと思います。  質問したいのは、例年、評価が悪いところ、「市附属機関や地域活動団体における男女の参画推進と女性の活躍推進」、「ポジティブ・アクションへの理解促進」という項目が評価が悪いんですよ。例年ですが。長計の基本構想審議会委員男女比の均等化を図った事例などを挙げて、好例としてこういうやり方も進めていってはいかがかということで提言があるところなんですが、このポジティブ・アクションの実践事例ですね、御担当の生活文化課の把握している範囲、所管のところで結構ですので、ポジティブ・アクションの実践事例についてお聞きしたいと思います。  2点です。  「公共下水道プラン-第2次-」、計画書を頂いておりまして、これも読ませていただきました。防災の関係で、「施設の耐震診断の継続実施」というページがあるんですけれども、ここが、これまでの議会でのやり取りとかみ合わせて考えるとちょっと理解できないところがあるので、少し質問したいと思います。生活排水を流す汚水のほうの管なんですが、ここでは、重要な幹線等の一部である1.6キロの管渠と下谷ポンプ場に対する耐震診断を実施していると。逆に言えば、今示してもらっているプラン上はここだけしかやっていないというふうに読めるんですけれど、でも、これまでの議論の中では、避難所に接続する公共下水管も耐震性能を持っているとか、そういう種類の御答弁も一部あったりするんです。また一方では、ある年度においては、耐震診断を1件も実施していないというふうな答弁があるときもあったり、ここは大きな変更のないところだろうと思うんですけれど、実際問題、耐震診断をしていて耐震性能が確保できている管渠というのはどこにどのくらいあるのか。この1.6キロと下谷ポンプ場だけでいいのか、この理解がちょっと及ばないので、そこのところの御説明をいただければと思います。 457 ◯議長(富田竜馬君) 生活文化課長。 458 ◯生活文化課長(島崎律照君) 「東久留米市第3次男女平等推進プランの令和元年度事業進捗状況評価」の答申についてでございますが、まず、レイアウトといったところなんですけれども、こちら、第3次男女平等推進プランの評価が始まったときに見やすいものをということで担当のほうでも検討しているものでございます。御意見のとおり、見ていただく方に見やすいものが大切であると考えますので、その辺のことにつきましては、市民会議と意見交換しながら見やすいものを考えていきたいと思います。  2点目のポジティブ・アクションというところなんですけれども、生活文化課のほうで所管しているものの事例といたしましては、東久留米市男女共同参画推進協議会というのがございまして、こちらは要綱により設置されているもので、副市長を会長、教育長を副会長として、部長職に委員を務めていただくというところで要綱で設置していたものでございます。こちら、やはり現在の部長の方は男性ばかりなので、要綱のほうを改正しまして、平成30年から女性管理職、こちら、課長職の方に委員として参加していただいており、多くの意見をいただいているところでございます。  こういった形でポジティブ・アクションというか、対応できるものもございますけれども、中には関わる団体の状況や公募で申し込んで募るものもございますので、そういったものについては男女の偏りが出てしまう場合もあるようです。そういった生活文化課の事例などを例に出しながら、引き続き啓発をしてまいりたいと考えております。  以上でございます。 459 ◯議長(富田竜馬君) 施設建設課長。 460 ◯施設建設課長(小林徹雄君) 2点目、耐震性能が確保できていることを確認している重要な幹線等の一部である1.6キロの管渠についての御質問にお答えいたします。  まず、軌道下、それと浅間町にあります防災道路、それと前沢宿から旧都道を郵便局のほうに向かいまして神山通りとの交差点までの区間、それとその路線につながる第三小学校の西側の通り、それとあとは二小西側の一部の通り、この箇所がその1.6キロの管渠に当たる部分でございます。したがいまして、それ以外の管渠につきましては耐震性能について未確認であるため、重要な幹線等について引き続き耐震診断を実施してまいります。  以上でございます。 461 ◯議長(富田竜馬君) 村山議員。 462 ◯7番(村山順次郎君) 答申のレイアウトについては、その方向で少し御留意いただければなというふうに思います。  後段のほうですけれども、平成29年度事業のとき、同じ28「ポジティブ・アクションへの理解促進」というところでは、「女性委員がいない審議会があることは問題だと考える。充て職委員ということを理由に、成り行きにまかせている状況も多いようだが、女性を出してもらうようお願いする努力などして欲しい。庁内全体で責任を持ち取り組むべきことであるので、そのような意識をもって取り組んでほしい」。30年度の事業に対するコメント、「生活文化課だけの問題ではなく、全体的な問題であり、全庁的に取り組んでいただきたい」。で、直近の令和元年度事業に対するコメント、「審議会委員が充て職であるために女性比率が下がってしまうというのであれば、課長ではなく女性の係長の出席を可とする、今回女性を出せなければ次回は必ず女性を出すなどのルールを決めるしかないのではないか。また、そのためにはルールを徹底させるための司令塔が必要だと考える」。  市民会議の皆さん、非常に考えながらコメントしていただいていて、無理強いするような、できないことをやれというようなコメントはされない。一歩ずつでもいいから、少しずつでもいいから取り組んでいってほしいという趣旨のことを随所に書かれているんです。ここに関しては、今言ったように、かなり年次によって、むしろこの問題に関しては少しずつ後退している状態、この3か年に関して言えば。で、全庁的な課題だ、しかも司令塔が必要だ、ルールが必要だっておっしゃっているということから考えると、市長、司令塔ということで私がイメージするのは、それは市役所においては市長だろうと思いますので、このポジティブ・アクション、具体的に実践できる手法というのは、一部ではありますけれど、実践されてきているんですね。これを広げていっていただきたいと、司令塔になっていただきたいと思いますが、いかがですか。
     下水のところは大分分かりました。できれば、今、口頭で言っていただいたんですが、何か地図に落としていただくような資料があったらいいなって今思いましたので、後でちょっとお願いに参りますので、それはまた別の話であります。  今分かったのは、避難所となる小学校、中学校のトイレの問題ということをかねてから私言っていて、担当としては対応していただいているとしても、全ての避難所でトイレが使える、下水道の耐震性能が確保されているという状況ではないというのが分かりましたので、これは了解いたしました。  前段だけお願いします。 463 ◯議長(富田竜馬君) 市長。 464 ◯市長(並木克巳君) 男女比等につきましては、大変長い間、御指摘もいただいているところでございまして、市として全く努力していないということでは全くありません。様々な場面で担当が女性の登用ということで汗をかいている姿を見てきております。充て職というような部分において、こういった非常にデリケートな話も含まれる部分はありますので、そういった中でも男女の比率を高めていこうということはそれぞれの所管の担当は努力をしてきておりますので、引き続きそういった努力を続けさせていただくということで御理解いただきたいというふうに思っております。 465 ◯議長(富田竜馬君) 村山議員。 466 ◯7番(村山順次郎君) 御答弁、ちょっと納得いかないのでもう一回聞きますけれど、もちろん、やっていないわけではないんですが、3か年の同じ項目の評価を眺めると、じりじりとですが、後退をしているふうに見える。29年度事業では評価Bでしたからね。また、女性のいない審議会等の比率というのも、僅かですが、下がっている。こういう状況があって、市民会議の皆さんから、全庁的な課題、ルールが必要、そのためにルールを徹底させるための司令塔が必要と。今の市長の御答弁は、担当のところでというふうな御答弁だったように私は受け取れました。市長が司令塔としての役割を担っていただけませんかという質問ですので、それについてお答えください。 467 ◯議長(富田竜馬君) 市長。 468 ◯市長(並木克巳君) 司令塔というような言葉ではありませんけれども、市のトップとして市政運営を担っているということでありますから、様々な部分において私の責任という部分はあろうかと思っております。この男女比に関しましては、引き続き努力をしていくということで申し上げさせていただいておりますので、御理解いただきたいというふうに思っております。 469 ◯議長(富田竜馬君) 村山議員。 470 ◯7番(村山順次郎君) もう終わりますけれど、先般、森喜朗東京オリンピック・パラリンピック競技大会組織委員会会長(当時)のあの女性蔑視発言、私はそう思っておりますし、あってはならない発言だというふうにコメントされた方も多数いらっしゃいますので、そう言って差し支えないというふうに思いますが、改めて、この出来事を契機にするまでもなくですが、ジェンダー平等社会の実現ということは重要ですし、これを一歩ずつ、少しずつ、去年よりは今年、今年よりは来年という形で前進させていくと。そのためには、全庁的な、かつリーダーシップのある対応ということが必要だという御指摘なので、そこのところは市長に改めて受け止めていただきたいということを申し上げて、終わります。 471 ◯議長(富田竜馬君) これで質疑を終結いたします。  これで市長の行政報告を終わります。   ─────── ◇ ─────── 472 ◯議長(富田竜馬君) 以上をもって本日の会議を終了いたします。  これをもって散会といたします。       午後 7時22分散会 Copyright © Higashikurume City, All rights reserved. ↑ ページの先頭へ...