東久留米市議会 > 2020-09-11 >
令和2年環境建設委員会 名簿 開催日: 2020-09-11
令和2年環境建設委員会 本文 開催日: 2020-09-11

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  1. 東久留米市議会 2020-09-11
    令和2年環境建設委員会 本文 開催日: 2020-09-11


    取得元: 東久留米市議会公式サイト
    最終取得日: 2021-10-03
    ↓ 最初のヒットへ(全 0 ヒット) 1                午前10時00分開会 【佐藤委員長】  これより環境建設委員会を開催いたします。  現地視察のため休憩いたします。                午前10時00分休憩                午後 1時00分開議 2 【佐藤委員長】  これより環境建設委員会を再開いたします。  委員は全員出席であります。  市側より市長、副市長をはじめ関係職員が出席されております。  議会側より副議長が出席されております。  新型コロナウイルス感染拡大防止のため、本委員会の傍聴の自粛をお願いしておりますが、特に希望のある方につきましては、委員会条例第18条第1項により、本委員会の傍聴を許可したいと思います。これに御異議ございませんか──異議なしと認め、傍聴を許可することといたします。  なお、傍聴席の定員は15人としているところでございますが、密集を避けるため8人としたいと思いますが、これに御異議ございませんか──異議なしと認め、そのようにいたします。  これより議事に入ります。  本委員会に付託されております案件は、皆様のお手元に御配付の付託表のとおり、議案1件、請願1件であります。  ここで、追加署名の御報告をいたします。2請願第26号につきましては、192名の追加署名があり、署名総数は合計227名となりましたので、御報告いたします。     ────────────── ◇ ────────────── 3 【佐藤委員長】  議案第69号 市道路線の認定についてを議題といたします。本件につきまして、特に提案者の説明があれば求めます。 4 【小原都市建設部長】  それでは、議案第69号 市道路線の認定について御説明させていただきます。  本案は、市に移管された道路について、道路法第8条第1項の規定により、市道路線として認定することについて、同条第2項の規定により議会の議決をお願いするものでございます。  整理番号1から整理番号4までの4路線について、いずれも東久留米宅地開発等に関する条例により道路が築造され、それぞれの路線の起点及び終点が公道に接続されたため、市道として認定するものでございます。
     それでは、認定路線案内図を御覧ください。整理番号順に内容を説明させていただきます。  はじめに、整理番号1、市道1268号線は、上の原二丁目6番62先から同町同丁目同番47先までの延長127.84メートル、幅員6メートルでございます。  次に、整理番号2、市道1269号線は、上の原二丁目6番73先から同町同丁目同番51先までの延長159.54メートル、幅員5メートルでございます。  次に、整理番号3、市道1270号線は、上の原二丁目6番61先から同町同丁目同番80先までの延長57.97メートル、幅員5メートルでございます。  最後に、整理番号4、市道1271号線は、上の原二丁目6番51先から同町同丁目同番52先までの延長11.85メートル、幅員4メートルでございます。  なお、本路線は自転車と歩行者のみの一般交通の用に供するため、道路法第48条の13第2項に基づき、自転車歩行者専用道路の指定をいたします。  説明は以上でございます。よろしく御審議のほどお願い申し上げます。 5 【佐藤委員長】  これで、提案者の説明を終わります。これより議案第69号に対する質疑を行います。質疑のある方は挙手願います──質疑なしと認めます。  続いて、議案第69号について討論に入ります──討論省略と認めます。  これより議案第69号について採決をいたします。議案第69号 市道路線の認定については、原案のとおり可決すべきものと決することに賛成の方の挙手を求めます──挙手全員であります。  よって、議案第69号は原案のとおり可決すべきものと決しました。                  〔全員賛成〕     ────────────── ◇ ────────────── 6 【佐藤委員長】  次に、2請願第26号 都市計画道路東3・4・21号線、同3・4・13号線事業計画の進行を一時停止して市民の声を聞くように求める請願を議題といたします。  本件について特に市側の見解があれば求めます。 7 【小原都市建設部長】  それでは、2請願第26号に係る市側の見解を述べさせていただきます。  東久留米市の都市計画まちづくりに向けましては、住民に最も近い立場にある市が、創意工夫の下、住民の意見を反映し、まちづくりの具体性ある将来ビジョンを確立し、地域別のあるべきまちの将来像、都市施設などの整備方針調整方針を明らかにするとともに、まちづくりのガイドラインとしての役割を持った東久留米都市計画マスタープランを策定し、まちづくりを進めております。  当該マスタープラン第3章 地域別まちづくりの方針、第4節 北部地域、3 まちづくりの方針に拠点、土地利用、道路などの配置の方針においては、都市計画決定されている東村山都市計画道路3・4・21号線及び3・4・13号線などを幹線系の道路に位置づけ、道路ネットワークの形成を図る考えなど、まちづくりの方針として示しております。  また、都市計画道路の整備については、鋭意取り組んでいるものの、そのうち橋梁が多く、整備に時間を要しますことから、これまでも都市計画道路整備を計画的、効率的に進めるため、東京都と特別区及び26市2町は、共に連携しながら、おおむね10年間で優先的に整備すべき路線を定めた事業化計画をこれまでに4回にわたり策定し、事業の推進に努めてまいりました。  平成28年3月に策定した第四次事業化計画の策定の過程では、中間のまとめを平成27年5月26日から6月30日まで公表し、御意見、御提案をいただいた上で、優先整備路線を示した、東京における都市計画道路整備方針(案)を平成27年12月18日から平成28年2月10日まで公表し、パブリックコメントを実施。対応や考え方についてお示ししております。  このような取組の中、東久留米市におきましても地域の御理解と御協力の下、円滑に事業が進むよう市庁舎1階市民プラザにおいて、第四次事業化計画策定期間中、平成28年1月18日から22日まで、市内の優先的に整備すべき路線の選定の考え方や位置などを示したパネル展示を実施するとともに、中間のまとめの公表については、平成27年6月1日号の市広報整備方針(案)の公表については、平成28年1月7日号の市広報に掲載し、第四次事業化計画策定に向けた情報提供に努めております。  当該事業化計画では、都市計画道路が果たす役割や機能を考慮し、東京都及び区市長の会議や学識経験者の意見を踏まえ、15の検証項目や中間のまとめに対する都民の皆様の御意見を参考に、将来都市計画道路ネットワークの検証を実施いたしております。  その結果、幸町、小山、本町地区東村山都市計画道路3・4・21号線及び東村山都市計画道路3・4・13号線は第四次事業化計画において令和7年度までに優先的に整備すべき優先整備路線として選定されております。  当該道路事業化に向けましては、事業概要及び測量説明会の開催に先立ち、1工区は市広報の平成30年6月15日号で、2工区は令和元年7月1日号の市広報などにて開催を御案内したほか、当該都市計画道路の沿道、路端からおおむね30メートルの範囲の住宅などに説明会の御案内を個別にポスティングさせていただき、周知に努めた上で、平成30年6月29日と令和元年7月12日に説明会を開催させていただいております。  当該説明会では、市北部地域まちづくりにおける課題や、解決に資する事業の効果及び今後のスケジュールと併せ、現況、用地測量の進め方などについて説明させていただき、皆様の御意見を聴取するなど、適切な取組から順次手続きを進め、第1工区、幸町区間は、令和元年5月30日付、第2工区、小山-本町区間は令和2年8月31日付にて、都市計画法第59条の事業認可を取得しております。現在は1工区において事業用地の取得を進めておりますが、地権者の御協力の下で、物件補償調査は約8割弱が終えている状況でございます。  当該事業では、黒目川に2か所の橋梁架設による河川横断があることから、「東京における自然の保護と回復に関する条例」の規定に基づき、東京都と協議を進める中で、橋梁工事による自然環境への影響を適切に把握し、必要な保全策を検討していくため、都市計画道路と黒目川が交差する地点において、河川内約100mの範囲に存する動植物の生息地、生育地、植生及び湧水の出現箇所自然環境調査を実施するものとして、令和2年5月には現地調査を行っております。  現在は保全に必要な資料を取りまとめているところでございますが、黒目川への架橋に当たりましては、自然環境への影響を適切に把握し、必要な保全策を講じ、進めてまいります。  当該道路黒目川沿い遊歩道が交差する箇所については、周辺環境との調和を考慮した整備に努めるとともに、利用者が安全に通行できるよう、横断歩道設置押しボタン式信号機などの安全対策について、今後の交通管理者と詳細な協議の中で調整を進めてまいります。  当該地区道路環境につきましては、地域のほぼ中央を南北に通っている小山通りや、東久留米総合高校通り及び東西を通る大円寺通りが主な道路となっており、狭隘なところもあり、交通量も多く、自動車の擦れ違いや歩行者などの安全性の確保が課題となっています。  本請願では、当該道路建設を一旦停止し、改めて市民の声を聞くことを求めておりますが、本事業によりさいわい通り冠水解消をはじめ、通過交通流入抑制による住環境などの向上、歩車道分離による交通安全環境の向上、無電柱化による防災性の向上、東久留米駅や清瀬駅へのアクセス向上など、様々な効果が期待されることから、これからも様々な御意見、御質問など、丁寧に対応するとともに適時適切な時期に説明会を開催するなど、情報提供に努め、当該道路の整備を着実に進めてまいる考えでございます。 8 【佐藤委員長】  これより、2請願第26号に対する質疑を行います。質疑のある方は挙手願います。 9 【引間委員】  午前中、現場も視察させていただきましたが、市側の見解でも述べられていたように、東久留米総合高校通り小山通り大円寺通りは狭隘なところもあって、自動車の擦れ違いや歩行者安全性の確保に課題があると感じました。  他の議員からも一般質問時に御質問があったと思いますが、改めて当該地域における主な道路である東久留米総合高校通り小山通り大円寺通りにおける事故発生件数などをお伺いいたします。 10 【武内道路計画課長】  当該地域における事故発生件数についてお答えいたします。当該地域において死亡事故は発生しておりませんが、警視庁の交通事故発生マップによりますと、負傷事故については、平成29年から令和元年の3年間で、東久留米総合高校通りでは5件、小山通りでは8件発生しております。物的損害のみが発生している物件事故につきましては、田無警察署に確認したところ、町丁別ではございますが、平成29年から令和元年の3年間で、幸町一丁目で25件、幸町二丁目で11件、小山二丁目で20件、小山三丁目で8件、小山四丁目で12件の物件事故があったと聞き及んでおります。 11 【引間委員】  午前中、視察させていただいたんですけれども、小山生活改善センターの手すりも、多分車がぶつかったのだと思うんですけれども、壊れていたり、事故の発生件数も決して少なくないと僕は思っております。そして、物損事故もそうですけれども、こんなに事故件数があるのに、人命に関わる事故が起きていないのが逆に不思議に思うくらいに感じました。  僕は、都市計画道路に対しては、これまでも賛成してきております。進捗状況あと状況が変化したりとか、そういったことがあれば、その都度説明会を開いて、市民の方に丁寧に説明をこれからも引き続き続けていってほしいと思います。それだけ述べて終わります。 12 【北村委員】  本請願について紹介議員の立場から何点か質問させていただきます。  まずは確認ですけれども、これまでの状況、建設に関しての取得段階の状況は、先ほどお話しいただきましたが、今年度あるいは来年度以降の予定はどうなっていくのかについて、まず確認させてください。  続いて、自然環境についてです。午前中に請願の視察を行いまして、道路予定地遊歩道なども含めて見させていただきました。あの地域は静かで、自然も非常に多くて、川の周りには様々な動植物が生息していて、こういった状況は、水と緑のまちの東久留米として守っていきたいと改めて感じました。  この道路建設によって市民の方が一番心配されているのが、そういった自然がどうなってしまうのかというところです。請願の項目にもあるとおり、この道路建設によって大きな橋が2か所できるということで、その下にある黒目川、ここにある動植物はどうなってしまうのか、非常に懸念をされているとのことでした。都内でも有数な自然が残っているこの地域を東久留米としてこの環境を守っていくために──市としても自然環境調査がもう既に行われたということでした。この結果などについて、どうなっているのか、そういったことをできれば市民に対しても、こうなりましたというところを公表してもらって、その上で、市民参加で議論をしていただきたいと思っていますけれども、まず、その自然環境調査の結果についてどのように公表していくのか、伺います。  次に、道路予定地上に広場がありまして、視察時にも見ました。道路計画上の桜の生えた広場、遊歩道上にありますここが、市民の方からしても非常に憩いの場になっていると。桜も生えていて、今年はコロナ関係で難しかったんですけれども、例年であれば花見ですとか、集まったり、あるいはそれ以外の季節でも遊歩道を散歩していて休憩所になったりと、住民の方からしたら非常にいい場所で、なくなってほしくないという声をいただいております。  道路計画上、半分は残るとはいえ、この道路ができれば、公園のすぐ前に道路ができてしまうことになります。もともとあの周辺も車がそんなに多くなくて、ゆったりできる場所ということで、人も集まっている場所ということですけれども、もし、これが、道路ができたら、そういった車の振動とか騒音、あるいは排気ガスで、元の静かな環境のままとは言えないのではないかと思います。道路建設によって広場がなくなってしまうことで、その代替となるような場所があるのかどうかについて伺います。  次に、住民周知についてです。今回請願を出していただいた黒目川を守る会の皆さんが、シールアンケートを行ったとのことでした。道行く人に、先ほど述べた桜の公園の周辺であったり、あるいは駅前でも行っていて、この道路建設に賛成か反対かという内容でされていたそうです。それによると、前回の議会でもお話ししたんですけれども、道路建設に反対という声が圧倒的多数の結果になったそうです。それだけではなくて、この道路について聞いてみると、この道路建設自体を知らないという声も非常に多かったと聞いております。  市としても住民説明会であったり、広報などでも周知はもちろんされているとは思うんですけれども、その説明会に関しても、第1工区、第2工区の周辺の住民の方向けで行っていて、そこの遊歩道を使う方はその周辺だけでなくそれ以外の地域にもいらっしゃるし、その周辺の住民でもその説明会にいろいろと予定が重なって参加できなかったりと、そういったところもあるのかとは思います。第3工区の説明会はこれからだとは思いますけれども。  それで、説明会においても建設をストップしてほしいという声が、質疑応答の中でも出されていました。こういったところで住民への説明、理解というところがまだ得られていないのではないかと思っておりますけれども、市としては、住民への説明は十分だと考えていらっしゃるのかどうかについて伺います。 13 【武内道路計画課長】  最初に、今後の当該都市計画道路の予定について御説明いたします。  第1工区、幸町区間、こちらにつきましては令和元年5月30日付にて都市計画法第59条の事業認可を取得しております。こちらにつきましては、今後も物件調査用地交渉用地取得と着実に進めてまいる予定でございます。  引き続き、第2工区、小山-本町区間でございます。こちらにつきましては、令和2年8月31日付にて、都市計画法第59条の事業認可を取得しております。現在、補償説明会の開催時期や開催方法については調整中ではございますが、用地補償説明会において、用地取得の手順や補償のあらましなどを御説明させていただいた上で、事業用地の確保に向け、物件調査用地交渉などを進めてまいる予定でございます。  次に2点目でございます。自然環境の調査結果の公表についてでございます。こちら、自然環境の保全に向けた協議に必要な資料、こちらが取りまとまりましたら、引き続き東京都における自然の保護と回復に関する条例の規定に基づき、自然環境調査により確認された重要種の保全策について、東京都と協議を進めてまいります。また、講じる保全対策など、協議のほうが整いましたら、市ホームページなどを活用し、分かりやすい情報提供に努めてまいりたいと考えております。  3点目、桜の広場でございます。こちら坂本橋南側遊歩道に面した桜の広場でございますが、こちら東京都所管の広場でございます。河川管理者であります東京都とは、橋梁の設計協議等を行う中で、広場の施設の配置や整備方法についても協議し、当該地における周辺環境への配慮や修景など、詳細設計に反映し、整備を進めていければと考えております。また、代替地でございますが、市のほうでは代替地は所有しておりませんが、用地取得を進める中で残地等が発生しましたら、情報提供などはしていければと考えております。  最後、住民への説明ということでございます。当該道路事業化に向けましては、先ほど部長からも説明させていただきましたが、平成30年6月と令和元年7月には事業概要及び測量説明会を開催させていただき、説明会では、市北部地域まちづくりにおける課題解決に資する事業の効果及び今後のスケジュールと併せ、用地測量の進め方などについて御説明させていただき、説明会では、皆様の御意見等を聴取する等、適切な取組に心がけており、一定の御理解をいただけたものと考えております。  また、土地所有者の方にも当該事業の必要性を御理解いただき、これまでに約1940平米の事業用地を確保しております。これからも様々な御意見、御質問など、丁寧に対応するとともに、適時適切な時期に説明会を開催するなど、情報提供に努め、当該道路の整備を着実に進めてまいる考えでございます。 14 【北村委員】  今後の予定については分かりました。今後は第2工区での用地補償説明会などが行われ、第3工区についてはまだなのかとは思いました。説明会についても、これまで2回住民説明会ということで実施はされていますけれども、先ほどお話ししたとおり、なかなか知らないという方も多い状況です。  それで、再質問ですけれども、まず自然環境についてです。今後、ホームページなどでは告知は行っていくとのことで、基本的に自然環境調査といっても、都と協議を進めるために主に行っていて、そういった内容なのかと思います。住民からしたら、この道路ができることによって自然環境が失われてしまうのではないか、そういったところの心配が大きい中で、都と協議をしてそれでいいとなっても、住民側からしたら、私たち抜きで話を進めないでほしいという気持ちになってしまうのではないかと思います。  今回の請願を出された黒目川を守る会が、この黒目川沿いのこの遊歩道利用者を朝から夕方まで数えていたそうで、それによるとおよそ3000人もの人がこの遊歩道を通過されていたそうです。それだけ多くの方がここで、今コロナ禍の中でも人が通っていたということで、この道路ができて、橋ができてしまうと、この遊歩道も大きく分断されてしまうということになってしまいます。もちろん、信号等はつけるということでしたけれども、道路によって分断されるという気持ちの面がどうなのか、私も分かります。  また、周辺の住民の方の中には、東久留米の自然に引かれて移り住んできたと、そういう方も多くいらっしゃるそうです。そういった方もまた何人かお会いしたこともあります。そうした方の中には、この道路ができれば、自然環境が壊れてしまって、騒がしくなってしまうのではないかと、ほかの場所へ転居することも考えなければならないと、そういった方の声もありました。  自然環境調査ホームページで市民には告知するということでしたけれども、これは、どう守っていくのか、工事の仕方はこうやって行うだとか、もちろん今後予定はされているんでしょうけれども、そういったところも、ぜひとも市民の声を聞いて、オープンな場でこの自然環境をどう守っていくかについて、話し合ってもらいたいと思うんですけれども、そのことについてはいかがでしょうか、というのがまず一つ。  続いて、広場についてです。都との協議がこれから行われるとのことでしたけれども、新たな場所、なかなか代替地というのも非常に難しいものがあるとは思います。広場がなくなってしまって、それこそ大きな広場が1つ欠けてしまって、同じ面積をほかの場所に点々と作ったとしても、元の自然というわけにもなかなかいかないと思います。残地があればということでしたけれども、それもなかなか元の面積に匹敵するような大きさにはならないのかと思います。道路ができてしまったら、もう周辺の環境は大きく変わってしまうことですから、広場の代替となる場所を、これから都と協議されるということでしたけれども、その点は何とか、どうにか新しい場所──なくなってしまうことから非常に守っていただきたいと思っております。これは再質問はしません。  次が住民説明についてです。説明会等はこれまで行ってきたとのことで、周知に関しても、看板なども設置をしているということで、もちろん市としても様々な取組をされているということは、十分理解はしているところではありますけれども、それでも市民の方に聞いたら、知らないという声が多いというのが、結果的にはそういうことになってしまうんですね。そういった中でどう理解を得ていくのか。説明会に私も参加をしましたけれども、市民から意見を聞くというよりは、こういう形で道路をつくりますと、ルートはこういう感じになります、それで協力をお願いいたしますという内容で、どちらかというと、市から市民に対しての一方通行のような説明でした。  もちろん質疑応答の場面もあったんですけれども、ではこうしていきますというよりは、こう予定していますという感じの説明で、もう少し市民からの意見を聞いていって、それを反映していく、その是非も含めて議論をしていく、そういった場が私は非常に少なく感じているんですね。そういったところをぜひとも話し合ってもらう場、説明会に関しては各工区で、住民説明会1回と用地補償説明会1回だけ、予定ではそういうことになっていますけれども、それ以外の説明会を、もし市民の方から要望があれば、ある程度もちろん今後、今コロナ禍の中ですから、そういった感染対策はもちろんしていただくとしても、ぜひともそういった場を設けてもらえないかどうかについていかがでしょうか、伺います。 15 【武内道路計画課長】  今度の自然環境調査、重要種の保全につきましては、先ほども御説明いたしましたが、引き続き、東京における自然の保護と回復に関する条例の規定に基づき、東京都と協議を進めてまいります。  2点目です。市民の声を聞く場というお話でございますが、これからも様々な御意見、御質問などは丁寧に対応するとともに、適時適切な時期、第1工区につきましては、工事着手前の工事説明会、第2工区につきましては、物件調査前の用地補償説明会、第3工区につきましては、測量前に事業概要及び測量説明会と、適時適切な時期に説明会を開催し、説明会では皆様の御意見を聴取する等、適切な取組に心がけてまいります。 16 【北村委員】  説明会の予定はされているとのことでしたけれども、工事前の説明会となると、それこそもう今からこういった工事を行いますと、もうほとんど工事をやることが前提の説明会になってしまうと思うんですよね。もうそうなってしまったら、そこでどう市民が、請願にあるように一旦停止をしてほしいとかそういったところも声は難しくなってしまうことになります。  そうではなくて、きちんと住民から、繰り返しになりますけれども、多くの方が反対という声を挙げていて、まだ十分に周知もされているとはいえない状況で、そういった市民に対しても説明、もし建設するにしても、理解を求めていく、そういった態勢というのが私は必要だと思います。  それと、また前回の議会でも取り上げました、5月5日に東京都副知事の名前で出された通達、「新型コロナウイルス感染症の状況を踏まえた当面の都政の運営について」この依命通達という中で、「都民の生命・財産の直接の関連性が低く、直ちに取り組む優先度が低いと考えられる事業のうち、未着手、未発注、一時停止が可能な事業は、原則延期又は中止することとし、延期とするか、中止とするかは、感染症の状況や各事業の趣旨等を踏まえ、個別に判断すること」と、そういう内容です。  この都市計画道路事業、私は、これは今、新型コロナウイルス感染症がまだ広がっている中でどれだけ優先度があるのか、今後、来年度以降の新型コロナ対策、市としても取り組まなければいけない中で、さらに報道によると、内閣府が8日に発表した2020年の4月から6月期の国内総生産GDPの改定値が、物価変動の影響を除いた実質で前期比7.9%減と。この成長ペースが1年間続いた場合の年率換算では、28.1%減と、これだけ大きく経済にも影響が出ているということです。  そういった中で、市税収入等も大きく落ち込むということが考えられます。新型コロナ対策、来年度以降も必要という中で、何を優先して市政を行っていくのか、そういったところの判断が来年度の予算編成の中で市として求められてきていると私は思います。  前回の議会でもそういった質問を市長に行いまして、その際には、様々いろいろと状況がある中で、総合的なことも含めて判断していく必要があると、そういう御答弁がありました。これまでも何度も取り上げているとおり、建設総額が130億円と。市の負担が25%以上になると考えられるこの予算、大きな予算が必要な都市計画道路事業、これは来年度以降も進めていいものか、ぜひとも一旦立ち止まって、ぜひその予算については、市民生活の方面に使うべきと、そう考えますけれども、市長はいかがでしょうか。 17 【並木市長】  都市計画道路についての根本的な考え方とすれば、先ほど担当のほうもお答えをさせていただいておりまして、これまでも都市計画道路に対する必要性というものはお答えをさせていただいております。特に、当該地におけます狭隘な道路、これは先ほど委員が市民の皆様の生命ということをお話しいただきましたけれども、この事故等の危険というものはそういったものと本当に密接にあると思いますから、そういった危険をどのように少なくしていくのかという部分においては、今進めておりますこの都市計画道路を着実に進めていくことが必要であると考えております。  コロナ禍においての財政運営という部分においては、これはまたそれとは別の話でありまして、コロナの収束に向けての取組と、また感染拡大防止の取組、また市内の中での支援というものは総合的にまた判断をしていく必要があると思っております。いずれにしましても、今、コロナ禍という中で予算編成というものは今後進めていくわけでありますけれども、市にとっての総合的な判断というものはその中でしていくというつもりでございます。 18 【北村委員】  総合的な判断というところで、市民の声がどれだけ反映されるのか、そういったところもぜひとも考えていただきたいと思います。道路に関しても交通の安全のためということでしたけれども、市としては道路ができれば、その道路を使うことで交通が安全になるというお考えなのかとは思いますけれども、周辺の住民からしたら、そもそも道路ができることで、交通の量が増えて、それによって危険になるのではないかとそう思っておられる方もいらっしゃいます。  今、道路が狭隘なことで、この道路を使わず回り道をするという、そういった車もある中で、もちろんその狭隘な道路を使う人も中にはいるわけですけれども、そうでない車が、新しく大きな道路ができることで、交通が便利になったからこっちに行こうということで、これまで以上に車が増えてしまう。住民からしたら、そのことで危険ではないかと、そういった意見も伺っているところです。  何が必要で、何を優先するべきか、せめてこの住民からの意見をそういったところもまだまだ聞き取り、意見を反映させる、そういったところが私は不十分だと思います。せめて市民に対して声を聞いていく、請願にあるとおり聞く場面を設けるというところが、私は必要であるということを再度要望といたしまして、質問を終わります。 19 【富田委員】  私も令和元年第4回定例会で都市計画道路の請願が出た際に申し上げたんですが、1950年代でしたかね、この都市計画道路網が示されて、東久留米市の地図上にもあるんですが、問答無用で都市計画道路を全て通すという立場ではありません。当然、1つずつ市議会でも必要性についてしっかり議論をしていくべきだと、そういう立場であります。当然、都市計画道路が通れば、周辺環境に影響を及ぼすことは間違いありませんから、地権者の方々にも御面倒をおかけするわけでありますけれども、そういったところは引き続き丁寧に対応していただきたいと思います。  その上で、当該都市計画道路については、以前から私が申し上げているのは、あのエリアの安全性についてであります。前回の請願、同趣旨の請願のときには、小山通り、あるいは東久留米総合高校通りの危険性について、るる申し上げました。大円寺通りを今回午前中視察させていただきまして、大円寺通りを一部歩いて通ったわけですけれども、大円寺通りは、いわゆる旧市役所通りの大踏切の一方通行のところから始まるそうであります。  あそこは本町二丁目ですけれども、一方通行でして、両側に歩道スペースがありますから、比較的安全と。ただ、この大円寺通りを利用する車が多いのは、南沢交番前のあそこの交差点から入る車が一番多いんですね。幼稚園が保育園になりまして、朝夕と送り迎えの自転車、車が多く通るようになりました。あそこは市役所のほうに向かう一方通行もありまして、T字路が連続するという複雑なところになっています。  極めて危険な場所になっていまして、車が交差する際には当然歩道スペースを使って交差しなければならないと、両側に電柱が立っていると、片側に歩道のスペースがあると。ここも通学路です。通学路指定がされています。蛇行しています。坂です。そこを通っていきまして、黒目川にたどり着いたら、今度は曲橋ですよね。これは市議会でも大変議論になっています。見通しも悪く、対向車が向こうの橋の橋脚の付け根を越えてきたら、待っていなければいけません。北側に待っている車があれば、すぐ行かなければいけないんですけれども、ここも遊歩道歩行者も気をつけながら、本当にいろいろなところに気をつけながら渡っていかなければ、交差ができなくなって、片方の車がバックしなければいけなくなってしまうんですね。  渡ったら渡ったで、左にカーブしており、そこに電柱がありまして、南下する車は、そこの一歩手前で待っていないと交差できないので、それが分かっていない車が来ると、自転車、歩行者を巻き込んで、どっちがバックするんだということで、渋滞が起きています。  そこで、大円寺通りにぶつかります。左折しますが、当然こちらも歩道スペースは、いわゆる北側のほうしかありません。前回、沢田委員もおっしゃっていましたけれども、担当の御努力で、電柱等を、地権者の方にも御協力をいただきながら、できる範囲の安全対策をやっていただいていますけれども、それでも交差する車は歩道スペースを使わないとできない箇所が非常に多くあります。  清瀬方面に抜けたい車が裏道の裏道で使う通りがあるんですけれども、こちらも本当に交差など絶対できないような通りがありまして、一部坂を上ったところでは、畑のところで交差するようにできていますけれども、大変狭いところであります。ここも、この大円寺通りも通学路に指定されています。そして、危険な交差点があって、東久留米総合高校通りを抜ける道というのは、本当に交差する箇所が幾つあるかというところで、途中遊歩道も車道と一部融合しているところがありまして、大変危険な通りになっているのが現状ということであります。  自然環境を心配される方が多くいらっしゃるのは、本当にその気持ちはよく分かりますけれども、極めて危険な狭隘な道路がほとんどを占めるエリア、これが小山地域であります。そこのところについては、現状取り得る対策というのは、管理課を中心に取り組んでいただいていることは十分理解していますけれども、抜本的に改善していかなければ──先ほど事故件数のお話がありました。死亡事故がなくて、本当によかったと思いますけれども、物損事故はあり、事故に至らない、本当に危ないケースというのは、私自身も目撃していますし、お話も伺うところであります。  そして、通学路に指定されているところが危険になっていると。この現状は変えていかなければいけないと思います。  質問ですけれども、問題になっているこの松山三丁目の交差点が小金井街道の、水道道路のあそこの五差路が大変渋滞になるということで、その生活道路、市では主要生活道路が東久留米総合高校通り、生活道路が小山通り大円寺通りとなっているんですが、幅員から見た道路構造令──賛否両論いろいろありますけれども、幅員から見た道路構造令の道路区分について、この3つの道路はどこに区分されているのか、伺いたいと思います。 20 【武内道路計画課長】  道路構造令では、都市部の市町村道、こちらを第1級から第4級に区分しております。当該地域の主要な道路の構成でございますが、道路の構成、車道の幅員、車線数などから区分を確認いたしますと、車線がなく、車道のみで構成されている道路となります。こちら、道路構造令では、交通量500台未満の4種の道路となります。現在は久留米総合高校通り、小山通り大円寺通りとも、交通量が、道路構造令で言いますと、500台以上4000台未満の車線が必要な3級の道路に該当する交通量が現状は発生しております。 21 【富田委員】  道路の幅員、要は狭い道路ですね。都市部の狭い道路。1日500台未満というのがこの4種4級の道路の計画交通量ですよね。そこに、当麻議員の一般質問でやり取りで御答弁が出たんですが、この1日500台未満の計画交通量の道路に、現在それぞれどれぐらいの車が通っているのか、改めて伺いたいと思います。 22 【武内道路計画課長】  朝7時から夜7時までの12時間の交通量となりますが、東久留米総合高校通りが約1700台、小山通りが約2800台、大円寺通りが約2500台となっております。 23 【富田委員】  要は、歴史的な経過があるのかどうかは分かりませんけれども、道路構造令が全てとは言いませんけれども、ある程度の道路を対向車がちゃんと通れるように中央線を引くとか、歩道は何メートル以上とか、ある程度構造というものが計画交通量とともに定められているのが道路構造令ですよね。あまりに細かすぎるという批判もあるようですけれども、ただ、今、御答弁にあったように、1日当たり500台未満を計画交通量としている幅員しかないんですね。その道路に、1日ではなく12時間当たりで小山通りは2800台、大円寺通りは2500台、東久留米総合高校通りは1700台と。これは考えなければいけないですよ。  そういった、そこで生活されている方もそれぞれお考えがあると思いますけれども、極めて危険だということを十分認識できる、私もあの地域、エリアに長く住まっていますけれども、本当にいいところですけれども、危険です。  本当に、狭隘な道路しかないと言ってもいいぐらい。3つの通りについてお話がよく出ますけれども、それ以外も、道路を車が通るけれども、交差できないと。どちらかの車がバックしなければいけないとか、知る人ぞ知る、ここに待っていれば大丈夫みたいな、そういうところも本当に多くある地域ですから、そういう意味では、緊急車両も通りにくいような現状は、私は変えていく必要がありますし、当該地域は今、本当に畑が減ってきて、新しい宅地が増えている地域でもあります。  本議会で提出された資料を見ても、小山小学校は、令和6年度に向けて児童数が70名ほど増えるという推計が出ていると。もう地域を歩けば分かりますよね。本当に多くの新築戸建住宅ができています。子どもたちがそれだけ日々──日々ですからね、危険なエリアを通学しているということも併せて考えれば、私は安全性から見て、本都市計画道路については必要であると思います。  市側の見解でもありましたけれども、これまでもこれからもしっかりと丁寧に市民の皆様には御説明をした上で、今後着実に進めていただきたいと思います。 24 【中野委員】  計画道路、今ほど富田委員のほうから1950年代に計画ができたという話がありましたけれども、詳しく計画道路が東京都で定められたというか、決まった年代ですとか、そういった経緯ですとか、分かりましたらお願いいたします。  あとは、地権者の方8割に承諾いただいているということでよろしいわけでしょうか。土地の買収などもそろそろ始まっていると思うんですが、もしその状況ですとか、お答えできる範囲で結構ですので、それを伺いたいと思います。  あともう1点、「東京都における都市計画道路の在り方に関する基本方針」ということが昨年、東京都より発表されましたけれども、その中で計画道路は、計画変更になっているですとか、そういったところが東京都の中にはあるんですが、東久留米の場合は今のところはないんだと思います。今後、恐らく現実的に道路を通していくことが難しいだろうと、そういったようなところが正直あると思いますので、そういったことで計画変更になる可能性はあるのかどうかをお伺いいたします。 25 【武内道路計画課長】  東久留米市の都市計画道路、こちらですね。多摩地域の都市計画道路は、昭和5年に八王子都市計画区域内の計画が決定した後、都市計画区域ごとに計画決定されてきたため、多摩地域全体として統一の取れたものではございませんでした。このため、昭和36年及び昭和37年に多摩地域全体を見据えた都市計画道路の見直しを行い、市内の都市計画道路は昭和37年7月26日に東村山都市計画道路として都市計画決定をされております。  続いて2点目でございます。第1工区につきましては、全体の調査が必要な土地のうち約8割弱の物件調査、こちらが終了しているということでございます。用地取得につきましては、昨年度から始めておりますが、現在約1940平米の土地について取得をしております。  3点目です。都市計画道路の見直しについてでございます。28年3月に策定した第四次事業化計画、こちらでは都市計画道路が果たす役割や機能を考慮し、東京都及び区市長の会議や学識経験者の意見を踏まえ、未着手の都市計画道路を対象に15の検証項目を設け、将来都市計画道路ネットワークの検証を実施し、先ほど委員もおっしゃっていますが、市内を通る未整備の都市計画道路については、必要性は確認されております。  東久留米市の都市計画マスタープランの道路方針においてもお示ししておりますが、本市の財産である南沢湧水地を横切る形で計画されている東3・4・12号線と竹林公園を横切る東3・4・18号線の整備に当たっては、その環境を守ることのできる整備の在り方が明らかになるまで、当該箇所の整備を留保し、明らかになった時点において、それに合わせて整備を進めるとしております。 26 【中野委員】  歴史のほうは分かりました。昭和37年に決定をしていて、この計画道路区域にあるお宅は、これ以降に建ったお宅のほうが多いのかなとは思ったのですが。まず、その計画道路があるということは、不動産取得のときには、大概の方は多分確認をされてから購入されるのかと思うんですね。私自身も、知り合いの方がこれから家を買うといった際に、随分昔ですけれども、相談があったんですけれども、一部計画道路がかかっているということで、どうするかといったときに、今後のことを考えていくと、購入はやめたほうがいいかということで、ほかの方にも相談はしていましたけれども、そういう結論をその方は出されておりました。  そういったことで、この計画道路があるということは、いずれそういった道路のために立ち退かなくてはならないといった覚悟を持って購入されている方がほとんどなのかなという感じがいたしました。
     それから、物件調査が8割終わっているという状態で、既に1940平米も取得をされているということですね。取得をされているということは、もしこの道路の計画自体が延期及び中止になった場合には、相当な影響があるのかという感じはいたしました。そうしたことで、それを踏まえた上で、私自身もかなり環境は変わってくるだろうとは思いました。  ただ、その公園に関しては、多分計画道路の関係がある、東京都の持ち物だといったことで、そもそも道路計画のためにこういう状態になっていたのかなと、そのように思ったのですが、現状、公園ではあるけれども、そもそも道路用地として確保されていたものだとなってくると、また感覚が違ってくるのかと。  確かに桜も生えていて大変きれいですし、ただしあれはソメイヨシノで、多分樹齢が相当たっていますので、いずれ伐採して植え替えをしていかなければいけないのかとも思いまして、その整備の際には、また考えていかなければいけないかと思いました。  何が言いたいかと申しますと、北村委員紹介議員になっていらっしゃいますので伺いたいのですが、今ほど富田委員からも、そこの地域の大変な状況といったものが、お話がありました。以前にもかなり詳しく、どういう状況かといったことがありました。道路をつくらないほうがいいという考え方からしますと、この小山地域のこの道路の現状は、どのようにしていけばいいのか。もしくは、救急車なども入っていけないですし、最近は救急車なども非常に装備が多くなっているので、車体が大きくなっているんですね。それこそ2トントラックに架装していると。そうすると幅が2メートルを超すんですよ。そうなってくると、2メートルを超す幅の車が、最近の乗用車も非常に車の大きさが、以前と違って、この道路がひかれたときと違って大きくなっていますので、ほとんど3ナンバーだったりしますので、擦れ違いができないといったこと。  それから介護の送迎ですとか、そういった車もあるわけですよね。そういった車が入っていけない。それから配送の車も入っていけないといったことがあると思うんですけれども、それを、現状をどのようにお考えなのか、代替措置をどのようにお考えなのか。  また、環境への、川の環境、生物などへの影響といったことをおっしゃっているんですが、これについても、そういった資料がおありになるのかどうか。議論するに当たって、大変この環境の影響が大きいといったことがありますと、道路を施工していいのかどうかという部分があると思いますし、生物にどのような影響があるのか、そういった資料がおありになるのでしたら、お教えいただきたいと思います。 27 【北村委員】  この請願についての、請願項目としては、この市民の方から事業計画に関して、建設を一旦停止し、改めて市民の意見を聞いてくださいということで、求められている請願について話し合う場であると考えているので、そのことについては答える立場にはないと思っております。 28 【中野委員】  分かりました。ただ、その請願の紹介議員になっているということは、市民が請願を出すといったこと、市民が資料を出してということと、これに請願の紹介議員になっているということは、議員ですから、素人ではないわけですから、それ相応の考え、それ相応の代替案、そういったものがあってこそだと私は思っているんですね。それを示していただきたいというのが、議論する前提であろうと思っておりますので、その点、お答えいただく必要はないと思いますが、いかがなものかと、私たち議員としては考えていかなければいけないんだろうなとは思いました。  生物の環境調査の影響ということで──私、昨年黒目川17.何キロを歩いてみました。新河岸川の合流点まで。新座ですとか、朝霞のほうになりますと、かなり開発されているといいますか、状況が大分違うんですね。でも、その中にありまして、橋の下に鵜が巣を作っていたりですとか、一定の自然環境といったものは見られているわけですよ。だから、そういった意味で、橋が架かることによっての環境への負荷といったものが示されていれば、反対する要因にはなるだろうとは思っているわけですね。ですから、そういった意味で、請願の紹介議員として責任を持ってやられているということで、それなりの資料をお持ちなのかと思っておりましたので、今ほど伺ってみたわけです。  私は災害のほうも一般質問でやりましたけれども、地震が起きたときの被害想定を拝見しますと、小山地域は残念ながら一部火災が想定されたりとかという部分もないわけではないんですね。そういった意味で、災害が起きたときに、道路がないと避難ができないですとか、それから火災旋風という言い方をしましたけれども、それがある程度の広さの道路があることによって延伸を防ぐといったこともあると思います。  確かに都市計画道路全てが計画どおりに通ればいいと私は思っていませんが、当該地域におきましては必要であろうと。あと、また市民の方が、私のほうには、小山地域は非常に道路が狭いと。自分が病気になったときに本当に救急車が入ってこられるのか、あと火事が出たときに消防車が入ってこられるのかといったことをおっしゃっている方がいました。道路も、反対運動が起きているけれども、私たちにとってみればこれが生命線になるわけだから、非常に困るといった御意見もあるわけですから、そういった意味で、私はこの道路に関しましては必要ではないかと受け止めております。 29 【沢田委員】  まず、今回の請願の黒目川を守る会ですね、恐らく全ての議員の皆様に書面で懇談の機会をいただきたいということで、封筒で来ていると思うんですよね。私もこの黒目川を守る会のホームページをずっと見させていただいているんですけれども、私は実はこの回答については返事をしていませんでした。うちの会派にお訪ねいただいたときに、うちの代表がおりまして、私が環境建設に所属していますので、私のほうから回答しますということで、答えさせてもらったんですけれども、今日に至るまで、実は回答していませんで、そのことについては、この場をお借りしましてお詫びを申し上げさせていただきたいと思います。  今日の、請願を出すということは分かっておりましたので、今日のこの環境建設委員会で、私も含めて市議会公明党の見解を述べさせていただければと思いますので、それをもって回答ということで御了解をいただきたいと思います。  質問は、まず大曲がりのところが冠水をしますね。ここの冠水の解消ということが大きな目的の1つでもあるんですけれども、この大曲がりの冠水地点と、西側に上がりますと小金井街道と交差をしていますけれども、この交差点の部分との高低差がどれくらいあるのかということについてお伺いしたいと思います。  それと先ほどの説明の中で、説明会を第1工区、平成30年6月、第2工区が令和元年7月に行われております。路端30メートルの付近の方々に対して説明会のチラシを配布されていると思うんですけれども、その配布の枚数と参加者、実際の説明会の参加者についてお伺いしたいと思います。  それと3点目として、第1工区、第2工区、それぞれ地権者の皆様がいらっしゃると思うんですけれども、この地権者の大体の数が分かりましたら、お教えいただきたいと思います。 30 【武内道路計画課長】  1点目、小金井街道とさいわい通りの大曲がり、こちらの高低差は約2メートルとなっております。  引き続き2点目でございます。第1工区の事業概要及び測量説明会、こちらにおけます沿道へのチラシのポスティングは、約210枚配布しており、参加は約100名となっております。第2工区、本町-小山区間、こちらの事業概要及び測量説明会につきましては、沿道への配布、約400枚。うち参加につきましては、120名の方に参加をいただいております。  引き続き3点目、第1工区、幸町区間の地権者数でございますが、現在68名となっております。次、第2工区、小山-本町区間、こちらにつきましては105名の土地所有者となっております。 31 【沢田委員】  小金井街道と大曲がりの高低差が2メートルということで、かなり高低差があるという印象は受けました。これも討論で申し上げたいと思います。  あと、説明会については、第1工区の場合は約半分の皆様が説明会にお集まりをいただいたということで認識をしました。第2工区は約3割の皆様ということですね。今後も、先ほど課長のほうからは、この事業については、適時適切に説明を行っていきたいということでありましたので、これはしっかりとやっていただきたいと思います。  また、地権者の数も今お教えいただきましたが、173世帯、173名の地権者の皆様がいらっしゃるということで、先ほどの中野委員への答弁で、1940平米ということが、用地買収が済んでいるということですから、まだまだこれからということだろうと思いますけれども、ここも丁寧に対応していただければと思いますので、よろしくお願いしたいと思います。 32 【島崎(孝)委員】  まず1つは、1工区と2工区のおおむねの工期は何年かということをお願いします。  2点目は、最近都市計画道路が開通した後に、交通量の変動があった近隣の周辺道路があれば、その変動はどの程度変動があったのかというのが、もしデータがあれば、お教え願いたいと思います。  あと3番目に、近隣には小金井街道という幹線道路もありますけれども、今のところ一番多い小山通りで12時間当たり2800台とあったんですけれども、量の感覚がつかめないので、近隣の幹線道路の交通量が分ればお教え願いたいと思います。 33 【武内道路計画課長】  事業施行期間でございます。第1工区、幸町区間は令和元年5月30日に事業認可を取得しておりまして、事業施行期間は令和9年3月31日までの8年間としております。第2工区、小山-本町区間につきましては、令和2年8月31日に事業認可を取得しております。事業施行期間は、令和12年3月31日までの10年間としております。  引き続き2点目でございます。近年開通した都市計画道路ということで、平成22年度から事業に着手しました東村山都市計画道路3・4・20号線、こちらの整備は令和元年度をもって完了しております。現在、当該事業の効果などを取りまとめており、改めて御説明はさせていただきますが、東村山都市計画道路3・4・20号線の開通前は、通過交通量の多かった宝泉寺通りなど、こちら3・4・20号線の開通によりまして、大幅に通過交通の量が減少しております。  最後、当該地域周辺の幹線道路の交通量ということで、小金井街道でございますが、過去に実施しました交通量調査の結果では、朝7時から夜7時までの12時間で、交通量は約8200台となっております。 34 【島崎(孝)委員】  分かりました。大体、工期が8年、10年という長い期間にわたるということで、これを先ほども従前から説明がありました総工費を、こちらの期間で考えれば、かつ4分の1の負担であるということを考えれば、大体市の一般会計予算が1年間に400億前後が通常年度ですけれども、その中で大体3億円前後ぐらいになるかという計算になるというところで、長期で総工費としては大きく見えますが、単年度で見れば、そういうような形も考えられるかと、そういう規模だということは分かりました。  あと、都市計画道路が通ることによって、周辺の生活道路に近い道路が、環境が大幅に改善する可能性があると考えられることも分かりました。  また、小金井街道、何しろこの東久留米市の中心の動脈が12時間で8200台というのに対して、その3分の1の台数が小山通りを通っているというのは、道路環境を考えれば、もう全然キャパシティーを超えているんだろうなということは本当に考えられるところであります。  私どもの自民クラブの当麻議員からも一般質問の際も指摘もありましたが、都市計画マスタープランにおける災害時の活動困難度のところにおいても、非常にこの小山地域というのはランクが5ということで、一番悪い地域になっております。本日も、視察させていただいて、とにかく歩いてあの道路を移動するということについての困難性というか危険性に関しては、先ほど富田委員がおっしゃられたとおりで、大人が注意しながら歩いても、車との接触を避けながら移動することに関して、大変怖いと思いました。  生活道路に対する流入交通を抑制するための現状の手段としては、先ほどもありましたように、都市計画道路を一定程度通して、その上で生活道路への流入を抑えるという方向で、かつ災害時とか緊急時における動線の確保ということは、これは必要ではないかということが確認できました。 35 【佐藤委員長】  これをもって質疑を終結いたします。  続いて、2請願第26号について討論を行います。 36 【沢田委員】  私はこの2請願第26号については反対をさせていただきたいと思います。幾つかお話をさせていただきたいと思います。  この3本の市道、それぞれ議員の皆様から意見がありましたけれども、私も同様に、私も小山に住まわせていただいていますけれども、この交通量が多いと。狭隘な道路に交通量が多いということで、この周辺に住まわれている住民の方々からすれば、毎日危険な思いをしているという住民の方々が多いのは事実だと思います。  ですので、私はそういった方々の不安を解消するという意味からすると、この都市計画道路は必要だろうと思うわけであります。  都市計画道路についてあえて申し上げさせていただければ、先ほど中野委員から話がありましたけれども、50年前、1972年に整備をスタートしたということでありますけれども、その当時は人口もこの周辺は当然多くはなかったですから、道路の線は引きやすかったのかと思いますけれども、当然人口が急増しましたし、その事業化が決定するという、計画的な決定がなかなか難しい。これは当然東京都の計画プラス財源の問題がありますからね。ですから、それを確保した上で、順々に事業を決定していくと、認可をして建設をしていくということになりますから、その間に当然家も建つし、様々な施設が建つということは、これは致し方がない状況だろうなと思います。  その上で、都市計画マスタープランも含めて、東久留米市としてのこの都市計画道路をどのように整備していくのかということを、当然東京都がしんしゃくをし、そして事業決定をしていくという、この流れというのは、これは当然のやり方だと思うんですよね。  私、今地図があって、多摩北部都市広域行政圏区域図というのがあるんですね。これはちょっと古くて、平成29年3月作成ですけれども、広域行政圏全体の都市計画道路が書いてあるんですけれども、この都市計画道路の一番大きな目的というのは、いろいろな地域とのネットワークの形成だと思うんです。  例えば今回の東3・4・21については、東のほうに向かっていくと、今回、都施行で事業計画決定した東3・4・15の1に最終的にはぶつかるんです。この東3・4・15の1というのは、実は清瀬を通り、新座を通り、西東京を通って、最終的には練馬に通っていくと。で、目白通りにぶつかるという流れになっているんですね。  清瀬については、東3・4・15の2ということで、もう整備がだんだん進んで、用地買収も進んでいます。これはこの付近を通っていただければ、用地買収が進んでいることがすぐに分かると思うんですけれども。東3・4・15の1は東久留米市で、今、事業決定をして、都施行でやっていくということになりますので、これが完成すれば、東久留米から目白通りまで短時間で移動することができると。この周辺の狭隘な道路に入っていく車の交通量の解消にもなっていくということだと思います。  それと、東3・4・13ですね。今回の請願にもなっていますけれども、東3・4・13につきましては、市役所のこの通りですね。市役所のこの通り、南に下がっていくと、今度は東3・4・18、これも都施行になっていますけれども、ここにつながっていくわけですよね。これは、大型商業施設の横を通って、最終的には新青梅街道につながっていくということで、この周辺も決して広い通りがあるわけではありませんから、ですので、この通りも将来的に交通不便地域の解消にもなることが期待されるということです。  こうやって他市とか、あとは狭隘な市道を通過交通として使われる方々の解消にもなると。危険も回避ができるということなので、これはあくまでも東久留米市だけではない課題だろうと。これを進めることによって周辺も変わっていくという、利便性が向上するということがあるので、私は、これは必要な事業だと思うわけであります。  そういった北村委員から環境の件で幾つか話があったと思うんですけれども、桜の広場については、12月の第4回定例会で私も話をさせていただいて、面積が減るということも分かりましたし、残るのが310平米という、半分以下になるのは、これは本当に残念なことですが、18本のうち9本の桜がなくなるということも答弁で分かったんですけれども、これは繰り返しになりますけれども、歩道の樹木の選定もこれから東京都と協議しながら行っていくわけですから、ですので、あまり広がってしまうような桜ではなくて、上に伸びるような桜の選定をするとか、これは東京都と協議して、残ったこの桜の公園、桜の広場と一体化できるような整備をぜひともお願いしたいと、これは要望させていただきたいと。それで少しでも市民の憩いの場が保存できるように、お願いできればと思うわけであります。  あと、今日はそんな議論になりませんでしたけれども、この東3・4・21につきましては、当然坂を上がっていくという、傾斜地を上がっていくということで、何度か北村委員からこの土砂災害警戒区域のところも含めて質疑が交わされたことは承知をしているわけでありますが、これは市長からも話がありましたけれども、上の原の大型商業施設に上がっていくこの通りを設計しましたよね。あそこもかなり急傾斜地を上がっていきましたけれども、そこも当時、建設をするときに請願がかなり出まして、そのときに危険ではないかということで住民が不安になっているというような内容もあったかと思うんですよね。  しかしながら、当然日本の土木技術は、そんなレベルが低いものでもないですから、結果としてすばらしい道路が完成をして開通式を迎えたわけであります。当然この地域についても、しっかりとした土木技術を持って工事をしていけば、住民の皆様に不安を与えるようなことにはならないだろうと思いますので、その点、当然事業認可して建設になれば、当然やっていただけるものだと思いますので、一応要望だけはしておきたいと思います。  あと、先ほど北村委員から財政の話をされました。これも何度かやり取りをしていまして、総事業費が130億を超えるのではないかと。市負担が25%という話をされましたけれども、これもその後の議論の中で、純然たる25%ではないと。変更はあったけれども、都の総合交付金の中でこれはしんしゃくができると。これは東久留米市の裁量の中で、その負担割合を変更することが可能だという答弁もいただいていますので、いたずらに25%という数字は、私はおっしゃらないほうがいいのではないかとは思います。  財源構成についても、しっかりと財政当局含めて、東京都からのさらなる財政支援がいただけるような取組をぜひとも御努力をいただければと思います。  最後ですけれども、先ほど申し上げましたように、黒目川を守る会の皆様のブログを見させていただいたんです。それで、繰り返しになりますけれども、私は皆様とお会いすることはかなわなかったんですけれども、共産党の議員の方が2度ほどお会いをしております。それで、これは8月18日に午前11時から北村委員とあと村山議員、お二人が対応され、その様子が書いてあります。それで、請願を出したいということでお話をされて、趣旨には賛同されたという模様が書いてあります。その次に、大曲がりの冠水問題は、南部での冠水問題の解決、これは新青梅街道の、あそこの釣り具の本社がある通りがありますね、あの通りは以前に雨水幹線整備をしているんです。ちょうど2011年だったかと思うんですけれども。  あのときに、私もちょうど監査委員をさせていただいておりましたので、工事監査があったんです。東久留米というのは、下水と雨水が分流式になっているんですね。私は代表監査と一緒に中に入って、一番先端まで行かせてもらったんですね。何が言いたいかというと、あそこはちゃんと雨水管が入りました。雨水幹線。それがどこにつながったかというと、小金井街道の雨水幹線につながって、それでその小金井街道の雨水幹線は、落合川まで持っていっているんですね。落合川に落としていくという雨水幹線があった。その結果、あの周辺の冠水は解消したんですね。  そのことをおっしゃっていると私は思ったんです。すぐ近くの小金井街道の排水管への接続で解決できるのではないかと説明を受けました。つまり、共産党の議員の皆様から解消できるのではないかと、同じような形で解消できるのではないかと説明を受けたと書いてあります。  私は先ほど高低差何メートルありますかということをお聞きしました。2メートルですよね。今の小金井街道に雨水管が入っているかというと、入っていないんです、実は。入っていないんです。つまり、小金井街道まで持っていったとしても、水の逃げ道がないということです。  だから、私はこういう話を、共産党の議員の皆様が守る会の皆様と会ったときに、こういう話をしてはいけない、つまり根拠のない話はしてはいけないということを申し上げたいと思います。  その後、守る会の皆様が市の道路計画課に質問を出されているんです。その質問に対して、回答をなされています。その回答に対して、当然守る会の立場がおありでしょうから、回答が不十分だという話を書かれているんですけれども、その中でこのコメントとして、「冠水問題は小金井街道への連結で解決できると聞いているので」と書いてあるんです。つまり、先ほど申し上げた8月18日に会ったときに、共産党の議員からそういう説明をされているから、だから守る会の皆様からすれば、そう聞いているから解決できると思っていらっしゃるということですね。  ですから、これは、私はよくないと思うんです。ちゃんと根拠を持って説明をしなければいけないので、こういうことは今後やめてもらいたいとは思います。  話が横にそれてしまったかもしれませんけれども、私たち議員、もしくは、今は委員ですけれども、立場としては、しっかりと調査をして、先ほど中野委員がおっしゃっていましたけれども、紹介議員に名前を連ねるということは、請願の内容に賛同するということが大前提にあるということであります。ですから、サインを書く以上は、どういう内容なのか、例えばこの根拠は何なのか、どういう計画なのかということをしっかりと把握した上で書く必要があると思います。  ですから、答える立場にないわけではないんです。答えなければいけないんです。請願の紹介議員にサインをするということは、それだけ重いんだということを改めて感じていただければと思います。  様々な意見を申し上げましたけれども、以上の理由から、私はこの請願には反対をさせていただきます。 37 【北村委員】  日本共産党を代表しまして、2請願第26号に対して賛成の立場から討論を行いたいと思います。  詳しくは本会議で行いますけれども、今回の請願趣旨としては、本都市計画道路東3・4・21号線及び13号線について、市民に対してしっかりとした説明が行われていない、また自然環境が守られているのかどうかということを非常に心配されているとのことでの請願でした。  これまでも、私としても議会にて質問を重ねてまいりました。自然環境についてどう守っていくのか、水と緑のまちであり、都内でも有数の自然が残っている東久留米として、道路建設によって大きく自然が損なわれるのではないかと、そう心配される市民の方の意見もあり、そういったことを私としてもその市民に対してどう説明していくのか、どう守っていくのかということについて、しっかりと明らかにしていく必要があるということで賛同いたしました。  この自然環境調査については、都に対しての事業の説明といったところで行う一方で、市民に対してはホームページに掲載するということで十分な説明、周知がされているとはいえないと考えております。そうしたところもまた、しっかりと住民の意見を聞いて、説明会、またこの周知等もまだ十分されていないと考えています。黒目川を守る会の皆さんがシールアンケートを行い、建設に反対という声が圧倒的多数という結果も示すとおり、まだまだ市民からの理解、納得というところが市としては得られていない状況にあると思っています。  そうしたところの市民に対しての説明の責任と周知、そこをさらに行うことがまず必要であると。さらに今後、コロナ禍が続く中で、どう市民生活を支えていくのか、どうしたところに予算を使っていくのかというところで、総額130億円で市の負担が、市の説明では25%ということだったので、今回もその数字を使わせていただきますけれども、そうした多額の予算を使う事業をどうしていくのか、しっかりと市民の声を聞いて、見直すべきところは見直す、またさらに市民の声を聞いていく、そうしたことが必要であるというところで本請願については賛成の意見といたします。 38 【佐藤委員長】  これをもって討論を終結いたします。  これより2請願第26号を採決いたします。2請願第26号 都市計画道路東3・4・21号線、同3・4・13号線事業計画の進行を一時停止して市民の声を聞くように求める請願を採択し、市長に送付すべきものと決することに賛成の方の挙手を求めます──挙手少数であります。  よって、2請願第26号は不採択とすべきものと決しました。                  〔賛成少数〕     ────────────── ◇ ────────────── 39 【佐藤委員長】  以上をもって環境建設委員会に付託されました案件の審査は全て終了いたしました。  これをもって環境建設委員会を閉会いたします。                午後2時41分閉会             環境建設委員長   佐 藤 一 郎 Copyright © Higashikurume City, All rights reserved. ↑ ページの先頭へ...