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  1. 東久留米市議会 2020-08-31
    令和2年第3回定例会(第1日) 本文 開催日: 2020-08-31


    取得元: 東久留米市議会公式サイト
    最終取得日: 2021-10-03
    ↓ 最初のヒットへ(全 0 ヒット) 1       午前 9時30分開会 ◯議長(富田竜馬君) これより令和2年第3回定例会を開会いたします。    ─────── ◇ ─────── 2 ◯議長(富田竜馬君) 直ちに本日の会議を開きます。    ─────── ◇ ─────── 3 ◯議長(富田竜馬君) ここで議長より申し上げます。  新型コロナウイルス感染症拡大防止の観点から、議席の間隔を空けるため、今定例会の間、傍聴席の一部を議場とみなし、議席とする取扱いといたしたいと思いますが、これに御異議ございませんか。      (「異議なし」の声あり) 4 ◯議長(富田竜馬君) 異議なしと認めます。  よって、傍聴席の一部を議場とみなし、議席とすることといたします。  次に、議員の皆様の議席でございますが、議長において指定しております議席に関わらず、間隔を空けてお座りいただくようお願いいたします。また、市側におきましても御協力のほどよろしくお願いいたします。    ─────── ◇ ─────── 5 ◯議長(富田竜馬君) 本日は全員出席であり、会議は成立しております。    ─────── ◇ ─────── 6 ◯議長(富田竜馬君) 地方自治法第121条の規定により、市長及び関係者の出席を求めております。    ─────── ◇ ─────── 7 ◯議長(富田竜馬君) 次に、去る8月24日と本日、議会運営委員会が開催されておりますので、議会運営委員長の報告を求めます。  議会運営委員長。     〔21番(篠宮正明君)登壇〕 8 ◯21番(篠宮正明君) ただいまから議会運営委員会の御報告をいたします。
     去る8月24日と本日、議会運営委員会を開催し、令和2年第3回市議会定例会の運営について協議し、次のとおり決定を見たので、御報告申し上げます。  まず、会期については、本日8月31日から9月28日までの29日間とし、日程についてはお手元に御配付のとおりとすることに決しました。  次に、提出されております市長提出議案第60号から第80号までの21議案、請願6件については、全て本日上程し、議案第60号から第63号まで及び議案第75号の5議案は即決、議案第64号及び第65号の2議案は総務文教委員会に付託、議案第66号から第68号までの3議案は厚生委員会に付託、議案第69号は環境建設委員会に付託、議案第70号から第74号までの補正予算については、予算特別委員会を設置して、これに付託、議案第76号から第80号までの決算議案については、決算特別委員会を設置して、これに付託することに決しました。  そして、請願については、御配付の請願付託表のとおり、それぞれ所管の常任委員会に付託することに決しました。  次に、諸報告についてであります。昭和病院企業団議会の報告を高橋議員から、柳泉園組合議会の報告を村山議員から、東京たま広域資源循環組合議会の報告を梶井議員から、野火止用水保全対策協議会の報告を青木議員から行い、三多摩上下水及び道路建設促進協議会第1委員会の報告を島崎孝議員より、同第2委員会の報告を鴨志田議員より、同第3委員会の報告を阿部議員より、東京都市議会議長会多摩地域都市モノレール等建設促進協議会の報告を議長より文書配付により行うことに決しました。  そして、市長の行政報告を本日行うことに決しました。  以上であります。 9 ◯議長(富田竜馬君) これで議会運営委員長の報告を終わります。    ─────── ◇ ─────── 10 ◯議長(富田竜馬君) 本日の議事日程は皆様に御配付のとおりであります。  日程に従い会議を進めてまいります。    ─────── ◇ ─────── 日程第1 会議録署名議員の指名 11 ◯議長(富田竜馬君) 日程第1、会議録署名議員の指名。  本日の会議録署名議員の御指名をいたします。  17番 島崎孝議員  18番 梶井琢太議員  以上お二方にお願いいたします。    ─────── ◇ ─────── 日程第2 会期の決定 12 ◯議長(富田竜馬君) 日程第2、会期の決定を議題といたします。  お諮りいたします。令和2年第3回定例会の会期については、議会運営委員長の報告のとおり、8月31日から9月28日までの29日間と決定することに御異議ございませんか。      (「異議なし」の声あり) 13 ◯議長(富田竜馬君) 異議なしと認めます。  よって、令和2年第3回定例会の会期は、8月31日から9月28日までの29日間と決定いたしました。    ─────── ◇ ─────── 日程第3 議案第60号 東久留米市教育委員会      委員の任命について 14 ◯議長(富田竜馬君) 日程第3、議案第60号 東久留米市教育委員会委員の任命についてを議題といたします。  市長から提案理由の説明を求めます。  市長。     〔市長(並木克巳君)登壇〕 15 ◯市長(並木克巳君) 議案第60号は、東久留米市教育委員会委員の任命についてであります。  本案は、現教育委員会委員である尾関謙一郎氏の任期が令和2年9月30日をもって満了となるため、引き続き同氏を委員として任命いたしたく、地方教育行政の組織及び運営に関する法律第4条第2項の規定により、議会の同意をお願いするものであります。  よろしく御審議のほどお願い申し上げます。 16 ◯議長(富田竜馬君) これで提案理由の説明を終わります。  お諮りいたします。議案第60号につきましては、さきの議会運営委員長の報告どおり、会議規則第36条第3項の規定により、委員会の付託を省略し、直ちに審議したいと思いますが、御異議ございませんか。      (「異議なし」の声あり) 17 ◯議長(富田竜馬君) 異議なしと認めます。  よって、議案第60号は委員会の付託を省略し、直ちに審議することに決しました。  これより質疑に入ります。       (「なし」の声あり) 18 ◯議長(富田竜馬君) 質疑なしと認めます。  続いて討論に入ります。       (「省略」の声あり) 19 ◯議長(富田竜馬君) 討論省略と認めます。  これより、議案第60号 東久留米市教育委員会委員の任命についてを採決いたします。  本案はこれに同意することに賛成の方の挙手を求めます。        〔賛成者挙手〕 20 ◯議長(富田竜馬君) 挙手全員であります。  よって、議案第60号はこれに同意することに決しました。    ─────── ◇ ─────── 日程第4 議案第61号 人権擁護委員の推薦に      つき意見を求めることについて 21 ◯議長(富田竜馬君) 日程第4、議案第61号 人権擁護委員の推薦につき意見を求めることについてを議題といたします。  市長から提案理由の説明を求めます。  市長。     〔市長(並木克巳君)登壇〕 22 ◯市長(並木克巳君) 議案第61号は、人権擁護委員の推薦につき意見を求めることについてであります。  本案は、現在、本市の人権擁護委員に欠員が生じているため、新たに友野直子氏を委員として推薦いたしたく、人権擁護委員法第6条第3項の規定により、議会の意見を求めるものであります。  よろしく御審議のほどお願い申し上げます。 23 ◯議長(富田竜馬君) 以上で提案理由の説明を終わります。  お諮りいたします。議案第61号につきましては、さきの議会運営委員長の報告どおり、会議規則第36条第3項の規定により、委員会の付託を省略し、直ちに審議したいと思いますが、御異議ございませんか。      (「異議なし」の声あり) 24 ◯議長(富田竜馬君) 異議なしと認めます。  よって、議案第61号は委員会の付託を省略し、直ちに審議することに決しました。  これより質疑に入ります。       (「なし」の声あり) 25 ◯議長(富田竜馬君) 質疑なしと認めます。  続いて討論に入ります。       (「省略」の声あり) 26 ◯議長(富田竜馬君) 討論省略と認めます。  これより、議案第61号 人権擁護委員の推薦につき意見を求めることについてを採決いたします。  本案はこれに同意することに賛成の方の挙手を求めます。        〔賛成者挙手〕 27 ◯議長(富田竜馬君) 挙手全員であります。  よって、議案第61号はこれに同意することに決しました。    ─────── ◇ ─────── 日程第5 議案第62号 東久留米市第5次長期      総合計画基本構想の策定について 28 ◯議長(富田竜馬君) 日程第5、議案第62号 東久留米市第5次長期総合計画基本構想の策定についてを議題といたします。  市長から提案理由の説明を求めます。  市長。     〔市長(並木克巳君)登壇〕 29 ◯市長(並木克巳君) 議案第62号は、東久留米市第5次長期総合計画基本構想の策定についてであります。  東久留米市第5次長期総合計画基本構想は、令和3年度から10か年を計画期間として、市の目指すべき将来像やまちづくりの基本理念を定め、その実現に向けた施策の大綱を示すものであり、計画的な行政運営の指針となるものであります。  基本構想の策定に当たりましては、平成31年2月1日に、市民、学識者、公共的団体等の代表者で構成する東久留米市長期総合計画基本構想審議会に諮問し、市民や団体・企業へのアンケート調査、中間答申についての意見募集、市民フォーラムの開催、パブリックコメントの実施など、市民の皆様の御意見も頂きながら、11回にわたる審議を経て、本年7月20日に答申を頂きました。  本案は、この答申を踏まえ、本市における総合的かつ計画的な行政運営を推進するため、東久留米市第5次長期総合計画基本構想を策定いたしたく、東久留米市長期総合計画条例第5条の規定により、議会の議決を求めるものであります。  なお、担当部長に補足説明をさせたいと思います。  よろしく御審議のほどお願い申し上げます。 30 ◯議長(富田竜馬君) 企画経営室長。 31 ◯企画経営室長(土屋健治君) 東久留米市第5次長期総合計画基本構想の策定について補足説明をさせていただきます。  東久留米市第5次長期総合計画基本構想につきましては、まちの将来像を「みんないきいき 活力あふれる 湧水のまち 東久留米」とし、これを実現するための基本理念を、第4次基本構想を継承し、「みんなが主役のまちづくり」としております。  また、まちの将来像を実現するための基本目標として、「共に創るにぎわいあふれるまち」、「安心して快適にすごせるまち」、「いきいきと健康に暮らせるまち」、「子どもが豊かに成長できるまち」、「自然と共生する環境にやさしいまち」の5つを掲げており、この基本目標を達成するための諸施策を展開していくことは、持続可能な開発目標(SDGs)の達成に向けた取組の推進に資するものとしております。  次に、基本構想実現のために、全ての基本目標及び基本的な施策に必要となる取組として、「協働によるまちづくりの推進」、「互いに尊重しあえる意識の醸成」、「持続可能な行財政運営」を掲げております。  また、まちの将来像の実現に向けた施策展開の基本的条件として、将来展望人口をおおむね11万3000人として、人口減少の速度が緩和されるよう今後のまちづくりを展開してまいります。  土地利用に当たっては、住みたいまち、住み続けたいまち、訪れたいまち、働きたいまちの実現を目指し、「快適に暮らすことができる住環境の形成」、「活力を生み利便性を高める都市づくり」、「農地と雑木林の保全」に努め、都市として必要な機能がバランスよく配置されるよう、市域全体を通して計画的な土地利用を推進してまいります。  説明は以上でございます。 32 ◯議長(富田竜馬君) これで提案理由の説明を終わります。  お諮りいたします。議案第62号につきましては、さきの議会運営委員長の報告どおり、会議規則第36条第3項の規定により、委員会の付託を省略し、直ちに審議をしたいと思いますが、御異議ございませんか。
         (「異議なし」の声あり) 33 ◯議長(富田竜馬君) 異議なしと認めます。  よって、議案第62号は委員会の付託を省略し、直ちに審議することに決しました。  これより質疑に入ります。  村山議員。 34 ◯7番(村山順次郎君) 何点かお聞きしたいと思います。  御提案を頂きまして、御説明にあったとおりの経過で、審議会に諮問をされ、手だてを取りながら審議をされて、取りまとめられたものを今お示しいただいているんだろうというふうに思います。  一方で、前回10年前との変化としては、審議会に前回は市議会議員が入っていたわけですけれども、今回からは入らなくなったという変化は、ほかにもあると思いますが、一つの変化としてあったかというふうに思います。この場で聞こうと思えば何でも聞けるんですけれど、どういう議論をするべきなのかと私なりに考えまして、議論の経過について若干お聞きしたいと思います。  今回、2015年9月に国連サミットで採択されたサステイナブル・ディベロップメント・ゴールズ、いわゆるSDGs、持続可能な開発目標が、文言上、この基本構想に書き込まれております。持続可能な開発目標の17の目標を一つ一つ挙げることはこの場ではしませんけれども、この目標の中には、市政の分野では取扱いづらいもの、あるいは東久留米においては十分達成されているものもあるかと思います。一方で、1番目の目標である貧困をなくそうですとか、5番目の目標であるジェンダー平等を実現しようなど、市政においても取り組み得る課題というのもあるのかなというふうに思います。審議会においてどのような経過で基本構想にSDGsという文言を書き込もうという話になったのか、基本構想の基本目標がSDGsの達成に向けた取組の推進に資するとはどういう意味なのか、まずその点、経過で結構ですので、お聞きいたします。 35 ◯議長(富田竜馬君) 企画調整課長。 36 ◯企画調整課長(道辻正信君) SDGsについての御質問でございます。  本審議会におきまして、御審議の中でSDGsについて追記していくべきだというような御意見もございました。その理由といたしましては、まず、第5次長期総合計画で取り組む方向性とSDGsが目指すべき方向性が同様であること。それと、SDGsの目標年次が2030年と、本総合計画とまたこれも同様であること。また、他の多くの自治体においても総合計画の中でSDGsについて言及しているというような状況もございまして、審議会の中でこのSDGsについての記述を追記していきたいというような御意見があったところでございます。 37 ◯議長(富田竜馬君) 村山議員。 38 ◯7番(村山順次郎君) 経過は分かりました。これでもうやめますけれども、私は、貧困をなくそうとか、この課題というのは、程度の差こそあれ、この基本構想に基づく基本計画の実践が方向性としては貧困をなくす方向の取組に資するという、これはそうだろうなというふうに思うんです。一方で、さっき挙げましたジェンダー平等の社会をつくろうという観点で言えば、その文言も基本構想上は読み取れないというのが現状かなというふうに思います。その点でいえば、今後、基本構想に基づいて基本計画づくりということになっていくんだろうと思うんですけれども、このSDGsの考え方、こういうものがせっかく基本構想に位置づけられたわけですから、ここのところも念頭に置いた基本計画づくりということがあってもいいのかなというふうに思いますので、この点は要望して終わります。 39 ◯議長(富田竜馬君) 間宮議員。 40 ◯4番(間宮美季君) それでは、質問させていただきます。  1点目は、今回、コロナがちょうど感染拡大になっていたわけなんですけれども、この審議の過程において何か影響とかそういったことはなかったのか、滞りなく審議が行われてきたのかということをまず1点伺いたいと思います。  それから2点目なんですけれども、今回、まちづくりの基本理念が第4次の基本構想を継承して「みんなが主役のまちづくり」ということに決定されたということです。どのような議論があって、これを継承していこうというふうに決まったのかについてお伺いしたいと思います。 41 ◯議長(富田竜馬君) 企画調整課長。 42 ◯企画調整課長(道辻正信君) 1点目の新型コロナウイルス感染症についての審議会での議論についてでございます。  これまで審議会において基本構想の審議をしてきた中で、今年に入ってからコロナの問題が出てきたというところがございました。そういったところで、審議会の中での御意見といたしましては、こういった新型コロナウイルス感染症のような新たな脅威に対しても何らかの記述が必要ではないかというような御意見があったところでございます。また、一方で、パブリックコメントでも新型コロナウイルスについての御意見なども頂いております。そうしたことから、本基本構想の中においては、「市民の生活を脅かす突然の災害」というような、「安心して快適にすごせるまち」のセンテンスの中で「感染症」というような記述を追記させていただいております。  なお、この感染症についての考え方なんですけれども、感染症の感染拡大防止に向けては、これは国や東京都がその対策を示して取り組んでいくものだというふうに考えておりますので、市といたしましては、具体的な対応を国や東京都の対策を受けて行っていくという考えがございます。したがいまして、この新型コロナウイルス感染症等の新たな感染症に対する基本的な施策としての整理はしていないというところでございました。  それと2点目で、まちの基本理念が前回の第4次から継承された理由というところの議論についてでございます。  審議会の議論の中でこちらの件についても行われておりまして、市民の皆様が自発的にまちづくりに参加していかなければまちの活性化につながっていかないという、そういう御意見もございました。そうしたことで、第4次から「みんなが主役のまちづくり」というようなところを継承したというところでございます。  以上でございます。 43 ◯議長(富田竜馬君) 間宮議員。 44 ◯4番(間宮美季君) 新型コロナウイルス感染症についていろいろな議論があってここに至っているということはよく分かりました。  あわせて、審議そのものについて、新型コロナウイルス感染症が拡大したことによって、例えばなかなか会議が開催できなかったとか、そういったことの影響というのは特段なかったかということは伺いたいと思います。  それから、「みんなが主役のまちづくり」、私も、第4次の基本構想のときに委員をさせていただいて、非常にいいまちづくりの基本理念だというふうに思っておりまして、継承されたということで、これから10年に向けてそういったまちづくりがされていくんだろうというふうに思っております。ここを受けて、今後、長期基本計画が策定されていくんだと思うんですけれども、市長におかれましては、ぜひこちらの基本理念をぜひ中心に据えて計画を策定していっていただきたいというふうに思います。  その上で、今回、基本目的等々変わってきているわけなんですけれども、当然、これに合わせて、職員体制であるとかこういったところも変わってくるのではないかと思いますが、現時点でその辺について何かお考えがあれば伺いたいと思います。 45 ◯議長(富田竜馬君) 企画調整課長。 46 ◯企画調整課長(道辻正信君) 1点目の審議会の会議の開催に影響があったかというような御質問でございます。  新型コロナウイルスにつきましては、緊急事態宣言が発令されたかと思いますけれども、そのタイミングではたまたまパブリックコメントの準備に入っているというところもございまして、特に審議会を開催する予定はございませんでした。そういった状況で、この開催に影響があったというところはなかったところでございます。 47 ◯議長(富田竜馬君) 企画経営室長。 48 ◯企画経営室長(土屋健治君) 2点目の基本構想策定以降のこの体系に基づいた職員の体制についてということでございます。  現在、この基本構想を受けまして、庁内において基本計画の策定に向けて議論を進めているところでございます。そういったものが整理された上で、それに対応するような組織体制というものも当然ながら今後考えていく必要があるのかなというふうに考えてございますが、現時点で、どのようなスケジュールというところまでは決まっていないというところで御理解いただきたいと思います。 49 ◯議長(富田竜馬君) 間宮議員。 50 ◯4番(間宮美季君) 分かりました。会議開催においては特段影響がなかったということでよかったというふうに思っております。  また、後段の組織体制につきましては、今、計画をつくった上でということでしたので、ぜひ、この新たな基本構想に向けて実現がかなうような組織体制というものが組まれていくことを要望いたします。できるだけ早くスケジュールなどについても示していただければと思います。  以上です。 51 ◯議長(富田竜馬君) そのほかございますか。よろしいですか。  これで質疑を終結いたします。  続いて討論に入ります。       (「省略」の声あり) 52 ◯議長(富田竜馬君) 省略と認めます。  これより、議案第62号 東久留米市第5次長期総合計画基本構想の策定についてを採決いたします。  本案はこれを原案のとおり決することに賛成の方の挙手を求めます。        〔賛成者挙手〕 53 ◯議長(富田竜馬君) 挙手全員であります。  よって、議案第62号は原案のとおり可決されました。    ─────── ◇ ─────── 日程第6 議案第63号 令和2年度東久留米市      一般会計補正予算(第7号) 54 ◯議長(富田竜馬君) 日程第6、議案第63号 令和2年度東久留米市一般会計補正予算(第7号)を議題といたします。  市長から提案理由の説明を求めます。  市長。     〔市長(並木克巳君)登壇〕 55 ◯市長(並木克巳君) 議案第63号は、令和2年度東久留米市一般会計補正予算(第7号)についてであります。  歳入につきましては、国庫支出金、繰入金であります。  歳出につきましては、商工費であり、内容は商工総務費であります。  この結果、歳入歳出予算の総額に歳入歳出それぞれ1億6254万5000円を追加し、歳入歳出予算の総額を歳入歳出それぞれ581億4894万7000円とするものであります。  なお、担当部長に補足説明をさせたいと思います。  よろしく御審議のほどお願い申し上げます。 56 ◯議長(富田竜馬君) 企画経営室長。 57 ◯企画経営室長(土屋健治君) それでは、議案第63号 令和2年度東久留米市一般会計補正予算(第7号)について御説明させていただきます。  恐れ入りますが、補正予算書の2ページをお開きください。補正予算の規模は、歳入歳出予算にそれぞれ1億6254万5000円を追加し、歳入歳出それぞれの総額を581億4894万7000円とするものでございます。  それでは、12ページをお開きください。歳出から御説明させていただきます。  商工費でございます。7款 商工費、1項 商工費、目1 商工総務費、大事業16 感染拡大防止協力事業者等応援事業は、6月1日より実施していた当該事業について、7月31日をもって申請受付期間が終了したことに伴い、執行残額分5799万2000円を減額するものでございます。  大事業24 テイクアウト・デリバリー・キャッシュレス推進支援事業は、国の新型コロナウイルス感染症対応地方創生臨時交付金及び新型コロナウイルス感染症対策基金を活用し、飲食店や金銭の授受を行う商店等の新たな生活様式に即した接触抑制の取組に対して、テイクアウト・デリバリーに係る費用やキャッシュレス決済機器の導入費用の一部を補助するため、5545万9000円を増額するものでございます。  大事業25 感染防止徹底事業者応援事業は、国の新型コロナウイルス感染症対応地方創生臨時交付金及び東京都市町村新型コロナウイルス感染症緊急対策特別交付金を活用し、東京都が作成した事業者向け東京都感染症拡大防止ガイドラインに沿った感染防止対策を行っている事業者へ応援金を支給するため、1億6507万8000円を増額するものでございます。  歳出の説明は以上でございます。  続きまして、恐れ入りますが、10ページにお戻りください。歳入について御説明させていただきます。  14款 国庫支出金、2項 国庫補助金、目1 総務費補助金は、テイクアウト・デリバリー・キャッシュレス推進支援事業及び感染防止徹底事業者応援事業の補正に伴い、新型コロナウイルス感染症対応地方創生臨時交付金9060万9000円を増額するものでございます。  18款 繰入金、1項 基金繰入金、目1 財政調整基金繰入金は、今補正に伴う財源調整のため、6943万6000円を増額するものでございます。  目7 新型コロナウイルス感染症対策基金繰入金は、テイクアウト・デリバリー・キャッシュレス推進支援事業の補正に伴い、250万円を新たに計上するものでございます。  歳入の説明は以上でございます。  以上をもちまして議案第63号 令和2年度東久留米市一般会計補正予算(第7号)の補足説明とさせていただきます。  よろしく御審議のほどお願い申し上げます。 58 ◯議長(富田竜馬君) これで提案理由の説明を終わります。  お諮りいたします。議案第63号につきましては、さきの議会運営委員長の報告どおり、会議規則第36条第3項の規定により、委員会の付託を省略し、直ちに審議をしたいと思いますが、御異議ございませんか。      (「異議なし」の声あり) 59 ◯議長(富田竜馬君) 異議なしと認めます。  よって、議案第63号は委員会の付託を省略し、直ちに審議することに決しました。  これより質疑に入ります。  高橋議員。 60 ◯2番(高橋和義君) まずは、今回のコロナ禍の中において御対応いただきまして本当にありがとうございます。感謝を申し上げたいと思います。  私からは大きく2点質問させていただきたいと思います。  まず1点目は、感染拡大防止協力事業者等応援事業についてなんですけれども、国、都、市、様々な支援ということで始まりまして、市民の皆様も様々支援を申請いただいて、申請受理されているところは給付いただいたり、融資をされたりというところで本当に活用していただいているところでありますけれども、市内のコロナ感染拡大の影響を受けて、市内商工事業者の現在の様々な状況をどのように把握していらっしゃるのか伺いたいと思います。  大きく2点目は、感染防止徹底事業者応援事業なんですけれども、細かく聞いていきたいんですが、申請の仕方についてということで、市の事業として、基本的に申請の仕方というのは今までどおり紙の申請ということで伺っているんですけれども、プレミアム付商品券の2次募集が委託ということでウェブ申請があしたから、9月1日から始まるということで、具体的にはその中身、申請の仕方とか分からないですが、あした、そのページを開いて、ひもといて私も確認しますけれども、今までウェブ申請をしてこなかった、できなかったという、その理由についてお伺いしたいと思います。  小さい2点目は、この2点目の応援事業というのが、東京都が作成した事業者向け東京都感染拡大防止ガイドラインに沿って様々な対応を行っている事業者、感染防止徹底ステッカーを掲示している市内事業者に一律に5万円をあげるという事業で、東京都はこのステッカーを貼っているところを公表しているんですけれども、市として公表はするのかどうか伺いたいと思います。  最後に、東京都が公表しているその事業者に抜き打ちで検査をするということが東京都はあるんですけれども、事業所も多いことで、あとまた、事業所別には様々な対応策が違うというところもあるので、市としてはそのような検査みたいなものはするのでしょうか、伺いたいと思います。よろしくお願いします。 61 ◯議長(富田竜馬君) 産業政策課長。 62 ◯産業政策課長(島崎修君) 補正予算の御質問についてお答えいたします。  まず、本市の経済情勢の把握についての御質問についてお答えいたします。  有効求人倍率の低下、融資件数及び額の増加、飲食店等の各種サービス業の客足が全国的に減少しているという状況が、国や金融機関などが公開するデータ・調査にて示されております。当市も例外なく同様の状況にあり、当該状況を鑑み、景気は下降していると捉えているところでございます。  なお、本市のセーフティネット関連保証につきましては、コロナ前は、1年間以上の期間、認定申請がなかった状況ですが、本年に入り、458件の認定を行ったところでございます。  続きまして、感染防止徹底事業者応援事業の申請方法についてでございます。  本事業につきましては、受付から申請内容の確認まで事務処理にて外部委託で行う予定でございます。申請については、原則郵送を考えているところでございます。10月1日から申請受付を実施する予定でございますので、まずは予算の範囲内において適正に事務処理が行える事業者と契約したいと考えております。その上でウェブ申請の可能性について探ってまいりたいと考えてございますが、今までどうしてできなかったかというところでございますが、やはり原則郵送としておりますので、事務の手間が二重になるというところが一つ考えられます。そのことから今までは郵送等で絞っていたという形でございます。また、システムの導入に当たっても経費がかかると考えられます。  続きまして、対象となった事業者の公表についてでございますが、給付対象となった事業者についてはホームページ等で公開する方向で考えてございます。 63 ◯議長(富田竜馬君) 市民部長。
    64 ◯市民部長(山下一美君) 最後の御質問の点でございます。議員の御心配なされているところがいわゆるなりすまし的な申請があった場合かと思いますが、まずは、そのような行為はなされないものと考えているところでございますけれども、万が一のため、支援金を交付した事業所情報につきまして、今、課長のほうで御答弁いたしましたとおり、市のホームページ上で公開していくこととしております。  また、御案内ありましたとおり、東京都においてもホームページ上で同様な公開がされておりますことから、事業者情報が市民の方の目に届くことによる抑止効果につなげていきたいというふうに考えてございます。また、申請の時点におきまして明らかに疑義があるような場合につきましては当然チェックするような形になりますし、その旨、募集要領のほうにも記載してまいりたいというふうに考えてございます。 65 ◯議長(富田竜馬君) 高橋議員。 66 ◯2番(高橋和義君) 1点目ですが、答弁いただいた中で、セーフティネットの件数が458件ということで、今までゼロ件だったというところで、そのくらいやはり大打撃を受けているということが分かりました。これまで公明党では、持続化給付金や雇用調整助成金、政府系金融機関による無利子・無担保の緊急融資や緊急小口資金、家賃支援給付金など、福祉の観点からも、国や都を動かしながら全力で支援策を推進してまいりました。  東久留米においても、私たち市議会公明党は2回の緊急要望を行い、プレミアム付商品券事業や、今回の補正予算(第7号)にも提案したデリバリー支援などが盛り込まれました。本当に評価をしたいと思います。  多くの事業者が支援制度を活用し踏ん張っている状況であります。市内事業者をしっかり支えていけるよう、でき得る限りの対策に市を挙げて全力で取り組んでいただくことを改めて要望したいと思います。  2点目なんですけれども、ウェブ申請について、原則は郵送ということで、今のところは検討はしていないんですが、新しい申請ということでプレミアム付商品券に関しては申請が始まるということで、始まってみないと分からないんですけれども、これは本当にコロナ禍だからというよりも、ウェブの申請と郵送のセットというのは当たり前の時代になってきているので、そこも原則にウェブ申請を入れていくという考え方をできれば要望していきたいと思います。  また、申請事業者の公表については、ホームページにて一覧を出していただけるということです。また、検査については、東京都もやるとは言っていてもなかなかできない部分があったりとか、疑わしい部分があった場合に動くというところの対応しかないかなと思うんですけれども、やはりこれもないにこしたことはないんですが、そういう疑いのあるところというのはやはりゼロではないというところで、しっかりと市民の皆様にそういう目線で情報も公表できればなというふうに思っておりますので、その点も取り組んでいただくことを要望して終わりたいと思います。 67 ◯議長(富田竜馬君) 青木議員。 68 ◯5番(青木佑介君) 私からは大きく1点について質問させていただきます。  歳出の大事業24 テイクアウト・デリバリー・キャッシュレス推進支援事業がこのたび予算化されておりますけれども、先ほど企画経営室長のほうからは簡単に御説明がありましたが、改めて、どういった事業者を対象に、どういった目的で本事業を実施するのかについて伺いたいと思います。 69 ◯議長(富田竜馬君) 産業政策課長。 70 ◯産業政策課長(島崎修君) テイクアウト・デリバリー・キャッシュレス推進支援事業についてお答えいたします。  目的といたしましては、新たな生活様式に即した接触抑制の取組を行う市内飲食店や金銭の授受を伴う商店に対して補助を行うことで、東久留米市内における感染拡大防止に寄与するものと考えております。対象事業者につきましては、市内の飲食店及び金銭の授受を伴う事業者となってございます。  以上です。 71 ◯議長(富田竜馬君) 青木議員。 72 ◯5番(青木佑介君) 市内の飲食店と金銭授受を伴う事業者に新たな生活様式に適応した施策をということで今回予算づけされたということなんですけれども、テイクアウト・デリバリーについては飲食店のみが対象と。キャッシュレスについては全事業者が対象になってくると思うんですけれども、特に今回、飲食店を支援している理由について伺えればと思います。 73 ◯議長(富田竜馬君) 産業政策課長。 74 ◯産業政策課長(島崎修君) 新型コロナウイルスの感染拡大により、とりわけ大きな影響を受けているのが飲食店であるという形で報道等、また政府等の発表等にも言われているところです。また、テイクアウト・デリバリーの取組は飲食店の売上げ確保に有効でありまして、他自治体においても支援策が図られているので、本市でも導入していく方向と考えております。 75 ◯議長(富田竜馬君) 青木議員。 76 ◯5番(青木佑介君) 担当課からの御説明は理解しました。「東久留米エール飯」なんかにつきましても私のほうも導入当初協力しておりましたし、確かにおっしゃるとおり、飲食店というのはこのコロナ禍の中で大変大きく売上げが減少しているということも聞いておりますので、商工支援として今回このように予算をつけられているということにつきましては一定理解いたします。  また、キャッシュレスにつきましては、我が市の中小の事業者がどれだけキャッシュレスの手数料などの負担ができるのかというところについては疑問がございますし、また、今までも、国のほうでも、昨年の消費増税に当たってですとか、本年も6月頃までキャッシュレス導入の支援というものをやっておりましたので、どれだけの事業者がキャッシュレスを導入する余力があるのか、また、どれだけの事業者が導入するのかというのが、一定疑問なところはあるんですけれども、接触抑制というところで、新しい生活様式ということで理解はします。こちらについては、執行率等についてはしっかりと見ていただいて、積極的に広報していただければと思います。  さて、ちょっと市長にお伺いさせていただきたいんですけれども、今回、テイクアウト・デリバリー支援に予算がつけられております。一方で、私ですとか日本共産党の村山議員が前議会でも生活者支援というのを求めておりまして、家庭ごみ収集袋の値下げだったり無料配布というところを求めていたところに対して、なかなか市としては検討していただけない状況であると理解しております。本事業につきましては、テイクアウト・デリバリー支援となりますとやはりごみ量の増加というのが見込まれると思うんですけれども、市長としてそういった部分の整合性ですとか、また、生活者支援、家庭ごみ収集袋の値下げ等についてどのようにお考えなのか伺いたいと思います。 77 ◯議長(富田竜馬君) 市長。 78 ◯市長(並木克巳君) 今回のコロナ禍におけます様々な支援事業というものは、これは3月から市としても取り組み、実施をさせていただいております。その環境、環境の中で、まず急ぎ対応するべきものというような判断で行わせていただいてきたというふうに思っておりますし、そういった積み重ね、積み上げの中で今日に至る議案提案ということにもなっているというふうに思っています。生活支援という部分においては、様々な市民の皆様、このコロナ禍で大変厳しい環境にあるということは理解しているところでありますけれども、この財源をどのように投入していくのかということはこれまでも議論を踏まえた上で決定をしてきておりますので、議員が御提案されますそういった部分に関しましては、必要性というもので議員のお考えは理解するところでありますけれども、現状の中で他に優先する部分ということで投入をさせていただいてきているところであります。 79 ◯議長(富田竜馬君) 青木議員。 80 ◯5番(青木佑介君) 市長のほうから今答弁ありましたが、急ぎ対応すべきものからということで、財源をどのように投入していくのかという課題があるということの御答弁だったかと思います。ただ、6月議会も含めまして、生活者支援というところは、ずっと我々も市民の皆様から生活が苦しいという御意見を頂きまして議場で要望している次第でございますので、しっかりとその点は市長も御理解いただきたいと思います。  また、財源をどのように投入していくかということで、前回も、今とは言わずとも今後、国から財源が下りてきた場合に検討していただけるかといった質問に対しまして、村山議員の御質問のときには、現状はごみ袋の値下げ・無料配布等については考えていないですけれども、今後は状況によってはいろいろ考えていく必要があるという趣旨の御答弁をされた後に、私が同様の質問をしたときには、担当課が、現状、行う予定がないと言ったことにつきまして、「担当課の述べたとおりです」ということで御答弁が変わっていたかと思います。そもそも財源投入に当たっても、まずは検証といいますか、じゃあ、どれだけの予算が必要なのか、実際シミュレーションといったものは一定行っていただかないと、そもそも予算投入の前段階にもならないわけです。一方で、製造者、排出者のほうはテイクアウト・デリバリーを支援していく、でも、その出口の市民のほうには一切の支援がないというのは本当におかしなことだと思いますし、今後、ごみ量が増加した場合に、今まで市のほうは、目標に達していないから今後も検証していくんだという発言を繰り返していますけれども、今回のテイクアウト・デリバリー支援の結果、ごみが増えたとなりましたら、市民側としては非常に納得いかない事態になると思います。その辺りにつきましては、やはり現段階で検証といいますか、シミュレーションはしていただく必要があるのかなと思うんですけれども、実際、予算がないということはあるにせよ、なぜシミュレーションはしていただけないのか、その辺りをお伺いしたいと思います。 81 ◯議長(富田竜馬君) どなたが御答弁されますか。    ─────── ◇ ─────── 82 ◯議長(富田竜馬君) 暫時休憩します。       午前10時17分休憩       午前10時17分開議 83 ◯議長(富田竜馬君) 休憩を閉じて再開いたします。    ─────── ◇ ─────── 84 ◯議長(富田竜馬君) 市長。 85 ◯市長(並木克巳君) 青木議員が今御質問の中で前回の答弁のことも御引用いただきました。私も担当が答弁したとおりであるということはお答えをさせていただいております。そこには一定の担当としての考え、また、庁内としての到達点というものがございますので、ごみ袋の有料化の支援という部分においては今のところは考えているところではありませんが、幅広く様々なことを検討していくということはこれまでも申し上げております。議員がおっしゃられる市民の皆様への支援がないではないかという部分においては、例えばプレミアムの3割の部分というのは全市民対象でありますし、また、そういったものを踏まえて、地域の経済も活性化していっていただきたいと、様々な効果を期待して進めさせていただいている部分もございますし、本当に時期、時期によりますけれども、ひとり親の御家庭の支援であったりとか、児童手当を受けられている方々、直接にと。また、今回、このコロナ禍で本当に現場で努力、また厳しい環境の中でも働いていただいた方に、慰労金というような形でお支払いさせていただいたりというふうなことで進めさせていただいておりますし、様々な視点で取り得る支援策というものはしてきたというふうに考えております。 86 ◯議長(富田竜馬君) 青木議員。 87 ◯5番(青木佑介君) 担当課の部分につきましては、当然、担当課はごみ対策課ですので、ごみ減量が主になってきますし、そこは市長が一定政策判断していただかないことには、担当課としてはごみ袋を値下げしますなんていう話にはならないんですね。そこはやはり市民の生活支援として、市長もいろいろお聞きされていると思いますので、やはり市長の采配でそういった方向性を示していただきたいなと私のほうでは思っております。  また、プレミアム商品券等ということで、慰労金ですとか、あと児童育成手当ですとかそういった部分につきましては、市民支援として、特に児童育成手当ですとか慰労金については感謝するところであります。  一方で、プレミアム商品券自体は、やはり1次の売行きというのも非常に伸びが悪かったということもあり、2次募集が始まるということでしたので、どれだけの市民が5000円払ってそれを買えるのかというのはしっかりと検証していただく必要があると思いますし、本当に苦しい市民支援につながるかというと疑問は残るところであります。一方で、30%という高いプレミアム率を設定していただいたことで喜んでいらっしゃる市民の方もいらっしゃいますので、商工支援を絡めた施策としては当然評価する部分はあるんですけれども、直接の生活支援として全ての市民の皆様に行き渡るというのはやはり家庭ごみ収集袋の手数料のところだと思いますので、そこについてはしっかりと市長のほうでイニシアチブを取っていただいて、庁内で議論を進めていただきたいと要望させていただきます。  以上です。 88 ◯議長(富田竜馬君) 佐藤議員。 89 ◯19番(佐藤一郎君) まず、キャッシュレス推進支援事業というのがございます。これは補助を国が10分の10ということで、新たな生活様式ということで、現状、例えば現金、小銭のやり取りというのをできるだけ避けたいという方が今増えているというような現状は十分理解いたします。それに関しまして、今回、キャッシュレスの決済機器の導入支援というのはとても理にかなっているかなというふうに思いますし、これは大いに告知をしてもらってどんどん進めていただきたいというふうに思いますので、よろしくお願いいたします。今のキャッシュレス支援事業は質問しません。  ちょっとお伺いしたかったのは、感染防止徹底事業者応援事業、事業名にあるとおり感染防止を徹底している事業者を応援するという事業でございます。まず、こちらの申請なんですが、先ほど郵送でということでございましたが、今考えていらっしゃるのは、郵送するには、申込み、どういったものが必要になってくるのか。例を挙げれば、例えばステッカーを貼っている写真を撮って、それを一緒に送って申し込むですとか、どのようなことを考えていらっしゃるのかをまずお伺いします。 90 ◯議長(富田竜馬君) 産業政策課長。 91 ◯産業政策課長(島崎修君) 感染防止徹底事業者応援事業の申請について、どういった書類が必要であるかというところで御答弁いたします。  現在、本部担当のほうと要領等を定めているところでございますが、まずは交付申請書、それと、東京都が発行する感染防止徹底宣言を事業所または店舗に掲示している写真、それと活動を証する書面としまして、法人の場合は最新の確定申告書の写し、それと振込先口座通帳の分かるものの写し、この4点で考えてございます。  以上です。 92 ◯議長(富田竜馬君) 佐藤議員。 93 ◯19番(佐藤一郎君) 分かりました。実際貼ってある写真なんかも必要だということでございます。先ほど高橋議員からもお話があったんですが、他市の例でちょっと聞いたところですけれども、申請があって、その委託したところだと思いますが、そこが現地のお店に行って確認をして、ちゃんとやっているかどうかというのを見て、ちょっと足りないところがあったとかそういうところがあったら指導などもして、その結果、支援金をお渡しするというようなところもあるというふうに聞いておりますが、先ほどからお聞きしていますと、そこまではされないということ。私はそこまである程度やったほうが、やはり5万円をお支払いするというところでございますので──ひょっとしたら、店側としてこれで十分だと思ってやっているけれども、実はちょっと足りないところがあったりとか、そういうのがあるかもしれません。やはり徹底させていくということも市としての役割なのかなというふうに思いますので、その辺に関しまして市としてはどう思っていらっしゃるかお伺いします。 94 ◯議長(富田竜馬君) 産業政策課長。 95 ◯産業政策課長(島崎修君) 本事業につきましては、小平市の事例をおおむね踏襲して本市も導入に結びつけたところでございます。小平市においては、今、議員から御質問あったような形で店舗への指導・チェック等は行ってなく、先ほど部長答弁で申し上げたとおり、本市においてはそういった事業所はないものという形で考えておるところでございます。  なお、8月28日確認のデータでございますが、どれだけ小平市が事業をやったことで効果があったかというところでございますが、8月28日に都が公開したデータによると、本市は8月18日時点で690店舗、ステッカーを貼っている事業所があるということでございますが、小平市においては7月下旬より同様のスキームで行っておりまして、2436店舗でステッカーが貼ってあるという形で公表されてございます。これにおきましては、かなりの店舗で宣言に同意していただいているということがうかがえますので、本市において対応を行っていただく事業所が増えるものというふうに考えております。  以上です。 96 ◯議長(富田竜馬君) 佐藤議員。 97 ◯19番(佐藤一郎君) そうですね。予算も見ますと、1億5500万、3100者を見込んでいらっしゃるのかなというふうに思いますけれども、私ね、もちろんこれが増えることは望ましいと思いますが、その中身も大事だなというふうに思うんですね。ひょっとしたら、全部が全部、確認してからその5万円をお支払いするというのが、私はそれはしたほうがいいと思うんですが、難しいというのであれば、どういうほうがいいのか、無作為に行ってみるのがいいのかちょっと分かりませんけれども、ある程度、本当にしっかりやっていらっしゃるのかというところをもう少し見て回るというか、そういったことまで例えば委託業者に頼むというようなことはできないのかということ。要するに、委託業者にどこまで今頼む予定なのかというところに、例えば何件か見て回ったりとかするような予算というのは入っているのかということをお伺いします。 98 ◯議長(富田竜馬君) 産業政策課長。 99 ◯産業政策課長(島崎修君) 委託事業の内訳でございますが、まずは、多くの電話、お問合せがあるということで、通信費、こちらがかなりかかっているところでございます。通信費、それとあと人件費、こちらが一番かかっているところでございます。電話対応等々のものでございます。それと事務費として会場使用料とPCの利用料、こういったもので、通信費、人件費、事務費の3つで行っておりまして、今、議員の御質問にありました巡回等の予算というのはこちらには含めておりません。  以上です。 100 ◯議長(富田竜馬君) 佐藤議員。 101 ◯19番(佐藤一郎君) 委託業者にはそこは含まれていないと。今回の961万8000円には含まれていないということですね。なかなか難しい問題だと思います。これを、今、産業政策課の職員に見て回れというのも酷な話だと思いますけれども、私は、もう少しそういった面も、今後、これは10月から受付ということでまだちょっと時間はありますが、何らかそういった指導といいますか、そういったもの、それが産業政策課の分野なのかどうか分かりませんけれども、ちょっとそういったものも市としては考えていったらいいのではないのかなというふうに思いますので、意見だけ申し上げて終わります。 102 ◯議長(富田竜馬君) 村山議員。 103 ◯7番(村山順次郎君) 2点ほどお聞きします。  感染拡大防止協力事業者等応援事業に関連してお伺いいたします。前定例会でも一定のやり取りはあったところなんですが、減額補正が出ている段階ですので改めてお聞きしたいと思いますが、多額の減額補正ということになっております。今年度の前半で起こったあれこれを考えますと、ある程度やむを得ないのかなという思いも持つものの、これも結果論だと指摘されればそれまでなんですが、この減額分がその当時にあれば、また別の事業が打てたのかなという気持ちも持つところであります。この多額の減額補正となった要因について、現段階でどういう分析をされているのかお聞きしたいと思います。  2点目は、私も感染防止徹底事業者応援事業について議論に参加したいなというふうに思います。今までのやり取りである程度分かってきたところもあるんですが、ホームページ等で公表することによって抑止効果につなげたいという御説明もございました。一方で、今ほどの佐藤議員の質問に対する答弁によると、必要書類は、申請書、宣言を掲示しているところの写真、確定申告書の写し等ということで、その対策を実施しているかどうかのところは、市側から見れば宣言を掲示しているところの写真だけ。申請書で一定質問等するのかもしれませんけれども、そういう立てつけになっているのかなというふうに思います。で、部長の御答弁のところで、明らかな疑いがあった場合という趣旨の御答弁があったかなというふうに思うんです。申請があった段階で給付をするまでの間に明らかな疑いがある場合というのと、給付をした後に明らかな疑いがある場合というのがあるかなというふうに思うんですが、これはどういうふうに──疑いを持つ、宣言を掲示している写真だけで明らかな疑いを持てる場合というのがあるかどうかちょっと分かりませんけれども、この仕組みですよね。メモをできるだけ取ったんですが、不完全なので、明らかな疑いがあった場合、どうされるのかというところをもう少し御説明いただければなというふうに思います。 104 ◯議長(富田竜馬君) 産業政策課長。 105 ◯産業政策課長(島崎修君) まず1点目です。感染拡大防止協力事業者等応援事業の減額補正についてでございます。  まず、予算の算定根拠とした対象者数につきましては、できるだけ多くの事業者に支援を行いたいという考えの下、予算に不足が生じることがないように、統計資料から受給対象となり得る事業者数を積み上げ、また、セーフティネット関連保証の認定を受けた事業者の見込数を合算した数値を根拠としたところでございます。こちらにつきましては、当然、予算でございますので、できるだけ精査してというのが前提かと思いますが、担当としてできるだけ多くの事業者に支援を行いたいという考えの下、算出して、確実にこちらがもらえる、もらえないというボーダーラインが分かる情報というのがありませんでしたので、最大の数値として予算計上させていただいた結果ということで考えてございます。 106 ◯議長(富田竜馬君) 市民部長。 107 ◯市民部長(山下一美君) 先ほど私のほうで御答弁いたしました申請の段階で明らかな疑義といった点でございますけれども、例えばステッカー添付の写真につきまして見させていただいた中で、該当する事業所ではないような感じを受けたような場合ですとか、決してないところではないかと思っておりますので、そういったところについてはチェックするようかなというふうに考えてございます。ただ、このコロナの状況下におきまして、各事業所につきましては今、新しい生活様式、感染症防止対策をまずしないことには、今後、言葉はあれですけれども、生き残っていくことが非常に難しいような状況がございます。そういったところに対して私どもは応援をさせていただきたいといったところでございますので、この事業の目的にはそこがあるといったところで御理解いただけたらと思います。 108 ◯議長(富田竜馬君) 村山議員。 109 ◯7番(村山順次郎君) 前段の感染拡大防止協力事業者等応援事業に関する御答弁は、基本的に前定例会での御答弁だったかなというふうに感じております。その段階でもベストを尽くされたという趣旨の御答弁かというふうに思いますが、当たり前の話ですが、引き続き、事業の予算積算に当たっては、その段階、その段階での最善を尽くしていただきたいと。これは今までも、これからもということだろうと思いますけれども、この点はお願いをしておきたいと思います。  感染防止徹底事業者応援事業について、1回目の質問のところでちゃんと意見を述べるべきだったんですが、私、この事業について総論として賛成しているんです。いい事業だなと総論として考えてはいるんです。ある意味、性善説に立って、ハードルを下げて広く支援をすると。部長言われたように、インセンティブがあってもなくても、社会全体が感染拡大防止をしつつそれぞれの事業を展開するということが両立していくということは、程度の問題はあれ、やっていただく必要があると。そこを行政として応援していくということで御提案を頂いて、議会で審査しているという段階ですから、多くの場合は性善説でいいと思うんですけれど、ただ、100に1つ、いろんな場合が、いろんな方がいらっしゃいますので、そこを質問しているということで御理解いただきたいと。  その点は前提として申し上げつつですけれども、申請書とともに送られてくる写真を見て、その当該店舗でない写真を添付された場合とかという御答弁だったかなというふうに思います。やはり私は、例えば申請を受けた店舗に全て何らかの検査を行うということはあんまりこの趣旨に合わないというのは、御担当のお立場、御見解も理解しなくはないんです。ただ、あくまでも税金を財源として実施する事業ですから、疑わしい場合、疑いを持たざるを得ないような場合、市民から税金の使い方としてこれでいいのかという疑問が出ないような事務事業の進め方ということが必要だろうと。100%性善説で申請された方は全ていい人だという前提であれば、おっしゃるとおりかと思うんですけれど、私は、100%かって言われるとそうではない、ゼロではない場合があり得るという前提で聞いております。ですので、明らかな疑い、市役所としてそういう疑いを持った場合、あるいはそういう御相談があった場合、どういう対応をされていくのかお聞きしたいと思います。 110 ◯議長(富田竜馬君) 産業政策課長。 111 ◯産業政策課長(島崎修君) まずはこちら、今、明らかに疑いがあった場合等についてという話ですが、まず、何度も繰り返しますが、ちょっと想定はしていないところでございますが、東京都がホームページを作ってステッカー推進事業をしているところでございますので、東京都のほうでも公費が投入されているということは間違いないかと思うところでございます。都のほうにおいて──報道の記事は持ってなくて、正確な文言でないかと思うんですけれど、見回りがされていたかと思いますので、そういった意味では、東京都の大本の施策のほうでそういった対策が取られているというふうに我々としては捉えているところでございます。  以上です。 112 ◯議長(富田竜馬君) 村山議員。 113 ◯7番(村山順次郎君) 当然、ステッカー等については、東京都の事業、東京都のフレームがあって、それを前提として今回の御提案になっているというふうな理解ですので、東京都の取組によっての抑止効果もあるでしょうし、市として申請を受けてこの事業者に応援金を出すということについてホームページで公表することによる抑止効果ももちろんあるんでしょうし、その前手の段階として、多くの方は善意で申請をされるだろうという期待を持たれること自体は否定しないんですけれども、私は、実施の中で市民から税金の使い方として疑いを持たれないような、こういう場合はこうしておりますということで説明ができるような対応・工夫、ここのところはあってもいいのかなと。そこのところの御検討はいかがですか。一応お聞きしておきますが。 114 ◯議長(富田竜馬君) 産業政策課長。 115 ◯産業政策課長(島崎修君) この事業を実施するに当たりまして、幾つかの事業所のほうにも御相談させていただいたところでございます。他市の課長からもお伺いしておりますが、事業所として、今、村山議員がおっしゃっていただいたようなうわさが立つほうが逆に怖い。ステッカーを貼っているにもかかわらず「やってないじゃないか」って言われるのが怖いという事業者からの意見を伺っておりますので、そういった意味では、我々がそういった仕組みをつくるというよりも、事業者のお客さんが入ってくるか、入ってこないかということに関わってきますので、そこは今まで以上に公表することによって大きな抑止力になるというふうに考えているところです。  以上です。 116 ◯議長(富田竜馬君) 村山議員。 117 ◯7番(村山順次郎君) まあそうですね。そういう抑止効果のところで解決し得る問題かなというふうにちょっと感じる御答弁だったかなと思います。別の観点でお聞きしたいんですけれど、私は、市内の商工業者、事業者支援というのは、今回の7号補正で一定程度またお示しいただいているところなんですが、コロナ対策的にも、消費不況的にも、対策は今後も必要だろうというふうに思います。財源の問題ももちろん別にあるんですが、どういう事業を実施していくのか、どういう支援が事業者にとって適当なのかということの把握、ここのところ、先ほど一定やり取りありましたけれども、国や東京都の統計上そうであろうなと思われるというところから事業を打ち出しているという御答弁だったかなと思うんです。それでいうと、もちろん商工会等、御相談されているんだろうと思うんですけれど、もちろん商工会に加盟されていない事業者というのも市内にはいらっしゃいますので、どういう事業が東久留米市として必要なのか、また、これまで打ち出してきた事業についてどういうふうに評価されているのか等を把握するためのアンケート調査等、こういうものも今後必要になるのではないかなというふうに思うんですけれど、アンケート調査は一例でありますが、そういう実際の生の事業者の皆さんのニーズ、実情、こういうものを把握する取組というところはいかがですか。 118 ◯議長(富田竜馬君) 産業政策課長。 119 ◯産業政策課長(島崎修君) 新型コロナウイルス感染症につきましては、日本のみならず国際的な課題であるというふうに考えております。なお、今、その中で議員が御指摘いただいた東久留米に特化した調査が必要なのではないかというところでございますが、特段、東久留米市において産業の中でこれが中心となっている、これが中心となっているという形でなく、近隣他市と同様の状況が多いかと考えておりますので、その中で東久留米に特化した調査というのは、現状、考えていないところでございます。  以上です。 120 ◯議長(富田竜馬君) 村山議員。 121 ◯7番(村山順次郎君) アンケート調査やりますという御答弁にならないかというふうには想像するんですけれど、できる範囲で事業者の御意見を聞いていきますとか、何らかの取組はされていかれるべきかなということは求めたいなと。何か東久留米で活動されている事業者の声を聞く機会は大なり小なり今もあると思いますし、今後もあると思うんですよ。それをもう一歩、もう二歩、足を踏み出して聞いて市としての事業展開の根拠にしていくという取組は、アンケートは一例ですけれど、それはやってほしいと思っていますけれど、それも含めて検討していただきたいと思うんですが、東久留米市の事業者の声を聞く取組、これについては方向性としてはそういうことで理解していいんですよね。 122 ◯議長(富田竜馬君) 産業政策課長。 123 ◯産業政策課長(島崎修君) 感染防止徹底事業者応援事業の構築に当たっても、事業者側の意見も聞いていたところでございますが、当然、事業の構築に当たっては、今までもそうでしたけれど、事業者側の声は伺ってまいりたいというふうに考えております。 124 ◯議長(富田竜馬君) ほかございますか。  三浦議員。 125 ◯13番(三浦猛君) テイクアウト・デリバリー・キャッシュレス推進支援事業について、確認を含めてお聞きしたいと思います。  同事業は、新たな生活様式に即した取組を支援すると。意識してもらうことも含めて行うものというふうに理解しております。まず確認しておきたいのが、この補助額の考え方です。上限額があれば幾らかということですが、このタイトルの中にあるように、テイクアウト・デリバリー・キャッシュレス、この3つが挙げられているんですが、それぞれに補助限度額がつくのか、1つ、2つ、3つ、全部関係ないよと、この中のいずれかをやればそのトータルの金額に上限がつくのか、その考え方をお伺いしたいと思います。  2点目が、対象内容となるもの、どういったものをイメージしているのか、細かく全て挙げてくださいとは言いませんので、どういった範囲までのものを認められるのかということをお伺いします。  それともう1つが、この対象となる期間というのをどの程度を想定しているのかお伺いいたします。 126 ◯議長(富田竜馬君) 産業政策課長。
    127 ◯産業政策課長(島崎修君) テイクアウト・デリバリー・キャッシュレス推進支援事業について3点御質問いただきました。  まず、補助額についてでございます。テイクアウト・デリバリー事業について1者当たり5万円、キャッシュレス決済機器導入支援事業として1者当たり10万円を補助額としてございます。  なお、こちらにつきましては、1者が、テイクアウト・デリバリー支援、それとキャッシュレス決済機器導入支援、両方受けることも可能としております。  対象となるものにつきましては、テイクアウト・デリバリー支援につきましては、燃料費、消耗品費、委託料、印刷製本費、賃借料、広報費、備品購入費等が対象となります。キャッシュレス機器導入支援事業につきましては、キャッシュレス決済機器、専用レジスターも含むものとして考えております。  対象期間についてでございますが、テイクアウト・デリバリー支援につきましては令和2年4月1日から12月18日、キャッシュレス決済機器導入支援につきましては10月1日から12月18日までを対象期間とするよう考えているところでございます。  以上です。 128 ◯議長(富田竜馬君) 三浦議員。 129 ◯13番(三浦猛君) はい、分かりました。補助金の使い方としては、デリバリー・テイクアウトとキャッシュレスで分けているということで、併用可能ということも分かりました。  対象内容についても、ありとあらゆるものですよね。例えばテイクアウトを初めて始めます、お弁当を置いておくための机も備品ということで、消耗品になるのか分かりませんけれど、そういうのも許される。これ、対象期間は、テイクアウト・デリバリーに関しては4月1日からということなので、既に行ったものも遡ってというか、それも対象になるということであります。  それで、この申請について、どのように補助金を受けるのかということについてはいかがでしょうか。例えば、随時、限度額を超えた分の領収書を持っていけば、すぐに頂けるのか、それとも期間満了12月18日以降の入金になるのか、そういったのもお聞きしたいと思います。  もう1つが周知の方法ですね。これも、ホームページだけなのか、また、詳細を書いたチラシを、またそれもどのように配るかということですけれども、周知の方法も確認したいと思います。  もう1つだけ、予算の詳細を見ますと、委託料というのは発生していないところですけれども、この手続事務は産業政策課窓口で全て行うという理解でよろしいでしょうか。 130 ◯議長(富田竜馬君) 産業政策課長。 131 ◯産業政策課長(島崎修君) 申請方法等についてでございますが、申請期間を11月1日から12月25日までと考えてございまして、申請書類、領収書の写し、購入備品等の写真、また店舗等を占有していることが確認できる資料等をお持ちいただきまして、産業政策課の窓口のほうに郵送もしくは提出いただくような形で考えているところでございます。なお、こちらにつきまして、基本的には1事業者当たり1回の決定と考えておりますので、少し使ったから申請しますという形では考えてございません。  なお、広報につきましては、10月1日からホームページ及び広報等で市内事業者に周知していきたいというふうに考えております。  それと、事務につきましては、産業政策課の担当において行ってまいりたいということで考えているところです。  以上です。 132 ◯議長(富田竜馬君) 沢田議員。 133 ◯3番(沢田孝康君) 様々な質問がされているんですけれど、感染防止徹底事業者応援事業の委託料、先ほど説明されましたが、この委託事業者の選定についてどのように行うのかをお聞きしたいと思います。  あと、1億5500万で、先ほど佐藤議員が3100者というふうにおっしゃっていましたけれど、それでいいのかどうかですね。  それと、東京都のスキームが前提にあって、当然、東京都に申請をして、虹色のシールなり何なりを貼って、今もどこでも見ますけれど、業者の名前が入っていて、自分のお店の名前が入っているという、それで安心して利用者が利用できるということになっていますけれども、村山議員も言っていましたが、性善説に立てば全員守っているということでいいと思うんです。それはそれで考え方の一つではありますが、私なんかは、例えば東京都の立入検査をやっているというのをもってそこに抑止力が働いているということは、それはそれとして考え方の一つではあると思いますけれど、そうであれば、例えば東久留米市に東京都の職員が見回りに来たときに、貼ってあるにもかかわらず守っていない事業者がありましたと。では、その事業者を東久留米市の産業政策課に東京都の職員が「いや、守っていない事業者がいますよ」というふうに、確実に情報が入ってくるというスキームになっているかどうか、そこは確認をしていますか。  もう1つ、その考え方であるとすれば、例えばちゃんと守っている事業者がいて、守っていない事業者が、自分が例えば市内で買物したときに、または利用したときに、守っていない事業者がいましたと。そのことについて委託事業者に連絡をするのか、産業政策課に連絡するのか分かりませんけれど、委託事業者に連絡しましたといったときに、では、その対応をどうするかということになると思うんです。産業政策課に連絡が来たときに、産業政策課がそこの場所に行って、そこで「守っていませんよね。ちゃんとやってください」というふうに言わなければいけないと思う。指摘されたから。こういうところまでちゃんと想定をしなければ私はいけないというふうに思うんですね。ですから、委託された事業者がやるのか、全て産業政策課がやるのか、その辺りについての考え方をお聞きしたいと思います。 134 ◯議長(富田竜馬君) 産業政策課長。 135 ◯産業政策課長(島崎修君) 感染防止徹底事業者応援事業について、主に3点御質問いただいたかと思います。  まず、事業者の選定についてでございますが、特命随意契約、期間が限られていることからそのような形で行っていきたい。こちら側が出す条件の中で請け負っていただけるのかというところが大きなところになりますので、そういうスキームで考えているところでございます。  次に、3100者と考えてございますが、センサスにおいて、3104者、市内事業者があるとなってございます。その中で、7月30日の市議会臨時会でお認めいただいた、ごみ対策課、障害福祉課、介護福祉課、子育て支援課のほうで感染拡大防止を目的とした事業所に給付するものがございますので、そちらの対象となる事業所を400社省いてカウントしておりまして、それでさらに、事業所のほうにはフリーランス等について含まれておりませんので、フリーランス等が一定程度いるということから、先ほど400マイナスとしましたけれども、そこを400プラスとして3100者があるものと想定しているところでございます。  最後、都の応援金のスキームが前提であるということで、明らかに守っていない事業者がいるということで市民からの通報等があった場合、想定しているのかというところでございますが、今のところ、そこの部分については調整は図っていないところでございます。  以上です。 136 ◯議長(富田竜馬君) 沢田議員。 137 ◯3番(沢田孝康君) 今の最後の質問に対する答弁ですけれども、想定してない、想定してないとして、問合せがあったときにどうするのかということを私は聞いているので、ですから、業務委託をする段階で、その想定がなされていなかったことをどう想定するかということが必要だと思うんですよ。  ちょっと別の話になりますけれど、例えば今回、コロナ禍の中で、市民農園が4月からスタートしたんだけれども、密を避けるために利用しないでくださいという、利用者の方々にそういった通知が行ったんですよね。で、6月1日になって実際にスタートしたら耕している人がいっぱいいたというね、これ、本当はいけないんですよね。でも、その約束を守った人からすれば、何で守らないんだというふうに素直に思うわけですよ。ちゃんと守らなければいけないのではないかと思いますよね。  と同じような考え方をすれば、ちゃんと守っている事業者がいて、守っていない人がいたときに、「守ってないじゃないか」って面と向かって言えないですよ。「あんた、ちゃんとやれよ」なんて言えないですよね。だから、それを想定した考え方を担当課は持たなければいけない。あとは委託する事業者もその考え方を持たなければいけないと私は思うんです。ですから、それも含めた委託をするなり、それを委託事業者にお願いしないのであれば、産業政策課がやらなければいけないということになるわけですよ。どうですか、その考え方は。 138 ◯議長(富田竜馬君) 産業政策課長。 139 ◯産業政策課長(島崎修君) 委託事業者につきましては事務の一部をお願いするところでございますので、そういったお問合せがありましたら、産業政策課の責任において対処するものと考えております。  以上です。 140 ◯議長(富田竜馬君) 沢田議員。 141 ◯3番(沢田孝康君) 今の答弁ということは、それ、産業政策課がこれから対応するということですね。それでいいんですか。 142 ◯議長(富田竜馬君) 御答弁できますか。  産業政策課長。 143 ◯産業政策課長(島崎修君) 産業政策課のほうで行ってまいります。事業のスキームにおいても交付決定は産業政策課で行う形になってございまして、申請の中にも虚偽等があった場合は取消しを行うという形で当然書いておりますので、産業政策課の責任において行ってまいりたいと考えています。    (「はい、結構です」の声あり) 144 ◯議長(富田竜馬君) よろしいですか。  これで質疑を終結いたします。  続いて討論に入ります。       (「省略」の声あり) 145 ◯議長(富田竜馬君) 討論省略と認めます。  これより、議案第63号 令和2年度東久留米市一般会計補正予算(第7号)を採決いたします。  本案はこれを原案のとおり決することに賛成の方の挙手を求めます。        〔賛成者挙手〕 146 ◯議長(富田竜馬君) 挙手全員であります。  よって、議案第63号は原案のとおり可決されました。    ─────── ◇ ─────── 147 ◯議長(富田竜馬君) ここで休憩いたします。  再開、午前11時20分。       午前11時00分休憩       午前11時20分開議 148 ◯議長(富田竜馬君) 休憩を閉じて再開いたします。    ─────── ◇ ─────── 日程第7 議案第75号 物品の買入れについて 149 ◯議長(富田竜馬君) 次に、日程第7、議案第75号 物品の買入れについてを議題といたします。  市長から提案理由の説明を求めます。  市長。     〔市長(並木克巳君)登壇〕 150 ◯市長(並木克巳君) 議案第75号は、物品の買入れについてであります。  本案は、去る8月21日に、東久留米市立小中学校GIGAスクール構想タブレット端末等の購入について指名競争入札を行いましたところ、富士電機ITソリューション株式会社が4億6106万2470円で落札し、仮契約が成立いたしましたので、議会の議決に付すべき契約および財産の取得または処分に関する条例第3条の規定に基づき、議会の議決を求めるものであります。  納入期限につきましては、令和2年11月30日までであります。  なお、担当部長に補足説明をさせたいと思います。  よろしく御審議のほどお願い申し上げます。 151 ◯議長(富田竜馬君) 総務部長。 152 ◯総務部長(佐々木弘治君) 議案第75号 物品の買入れにつきまして補足説明をさせていただきます。  本案は、国の掲げるGIGAスクール構想を実現するために、東久留米市立小中学校に通う児童・生徒に1人1台整備するようタブレット端末を9000台購入するものでございます。予定価格が2000万円以上の物品購入で、東京電子自治体共同運営の電子調達サービスを利用し、指名競争入札を行ったものでございます。  経過につきまして御説明を申し上げます。7月28日に東久留米市指名業者選定委員会にて指名業者を決定し、7月30日に東京電子自治体共同運営の電子調達サービスを利用して契約案件の指名通知を行いました。8月21日の開札では、御配付をしております資料中の入札経過調書に記載がありますとおり、入札の結果、富士電機ITソリューション株式会社が4億6106万2470円で落札をいたしました。  次に、富士電機ITソリューション株式会社の概要でございますが、設立登記は平成16年4月で、所在地は本社が東京都千代田区外神田六丁目15番12号でございます。資本金は10億円で、従業員数は628名、物品取扱品目は、事務機器、情報処理用機器等でございます。  以上でございます。  よろしく御審議のほどお願い申し上げます。 153 ◯議長(富田竜馬君) 教育部長。 154 ◯教育部長(森山義雄君) 本案件で購入を予定しておりますGIGAスクール構想タブレット端末について補足説明をさせていただきます。  国の掲げるGIGAスクール構想を実現するために、市立小中学校に通う児童・生徒に1人1台整備するようタブレット端末を9000台購入するものでございます。主な仕様ですが、OSはマイクロソフトWindows、形状はデタッチャブル型、カメラ機能が搭載されたもので、バッテリーは8時間以上、重さが1.3キログラム未満としております。  納入期限は令和2年11月30日で、納入後の対応といたしまして、各学校に敷設している校内ネットワーク保守事業者が端末の初期設定と校内ネットワークへの接続作業を行い、2月末までに各学校へ配置いたします。3月中に教員へ端末操作説明等を行い、4月から本格稼働できるようなスケジュールとなっております。  以上、よろしく御審議のほどお願い申し上げます。 155 ◯議長(富田竜馬君) これで提案理由の説明を終わります。  お諮りいたします。議案第75号につきましては、さきの議会運営委員長の報告どおり、会議規則第36条第3項の規定により、委員会の付託を省略し、直ちに審議したいと思いますが、御異議ございませんか。      (「異議なし」の声あり) 156 ◯議長(富田竜馬君) 異議なしと認めます。  よって、議案第75号は委員会の付託を省略し、直ちに審議することに決しました。  これより質疑に入ります。  宮川議員。 157 ◯11番(宮川豊史君) 今回の入札案件は、実際に入札に参加した業者は1者だったという、一般的に言われる1者入札だったわけですけれども、1者入札が無効か、それとも有効にすべきかということに関しては、これ、本当に様々な議論があるんですよ。本当にいろいろな意見があって、難しい解釈があったり、判断があったり、本当にいろいろな議論がありまして、このことを議論するだけでも1日かかってしまうのではないかというぐらいなので、その点はできるだけ簡潔に伺っていきたいと思いますけれども、1者入札は無効にすべきだという立場に立てば、入札参加者が1者だけでは競争性が働きませんから、それは入札と言えないから無効だということですけれども、ただ、1者入札でも有効にすべきだという考えの方は、逆に、1者だから無効にすると、また別の不正を生むのではないかというような意見もありまして、本当にこれね、なかなか難しい議論なんですよ。  だから、その点は置いておいて、まず1点目伺いたいのが、やはり今、東久留米市は、東久留米市の行政として、この入札に参加した業者が1者だった場合、一般的に言われる1者入札だった場合、それは無効なのか、それとも有効なのか、その点をまず伺いたいと。  さらに、今回の案件はその1者入札に該当するのかどうか、そこを伺いたいと思います。  あともう1点伺いたいのが、今回、物品購入の案件なんですけれども、この4億何千万って金額の中にセッティングの工事費も含まれているんですか。その点も伺います。 158 ◯議長(富田竜馬君) 管財課長。 159 ◯管財課長(山口宏之君) 今回の入札が有効であるか、無効であるかということでございますけれども、本市の契約に関する規則の中では、指名競争による場合は2者以上の指名、これ、金額、案件によりまして3者以上という場合もございますけれども、いずれにしましても複数者を指名すること。あと、一般競争入札及び希望制指名競争入札の場合は2者以上の参加を必要としております。  今回の選定に当たりましては、指名競争で実施いたしておりますけれども、9者に対して指名を行っており、条件を満たしております。また、そうした中で1者のみの応札でございましたけれども、他者から辞退の意が示されるなど、入札への意思表示がそれぞれにあったところでございます。以上のことから、今回の選定につきましては有効であると考えているところでございます。  2点目の今回の案件は1者入札に該当するかというところでございます。実際に応札いただいたのは1者でございますけれども、複数の会社に対して指名を行っておりまして、同じ条件を通知いたしております。通知された会社につきましては、他者が参加するかということは事前に分かりませんので、それに対して入札する、もしくは辞退すると、それぞれの判断がございます。そうした意味で、今回の選定につきましては競争性が働いているものと考えてございます。  以上でございます。 160 ◯議長(富田竜馬君) 教育総務課長。 161 ◯教育総務課長(栗岡直也君) 3点目のセッティング費用につきまして今回の工事の中に含まれているかという点でございますけれども、今回は物品の購入部分に係ります契約になりますので、端末の初期設定、それからネットワークへの接続作業等については今回の部分には含まれておりません。  以上でございます。
    162 ◯議長(富田竜馬君) 宮川議員。 163 ◯11番(宮川豊史君) 分かりました。まず、1者入札に関しては、いいですよね、1者入札だった場合は原則無効だということは皆さんも御理解いただいたと思うので、2者以上でなければ駄目なわけですから、事実上、東久留米市は原則1者入札であれば無効だと。そこは皆さん御理解いただけると思うんです。その点はちょっと、「いや、そんなことないよ」ということを言う人が出てきてしまうと、そこから議論しなければいけないので、そうすると幾らでも時間かかってしまうので、そこはいいですよね。1者入札だった場合は無効というね。  問題は、ですから、今回の案件がそれに該当するかどうかですよね。今の、管財課長ね、答弁ありがとうございました。もうちょっとゆっくりしゃべっていただけるとありがたいかなと思うんですけれど、もう一回、改めて、この解釈、議論したいと思うのは、行政の言い分とすれば、いや、指名を9者したから競争性が働いたから有効だという解釈かもしれないですけれども、でも、実際に入札に参加した、応札した業者は1者だったわけですよね。そうすると、これ、1者入札に該当するのではないかと思ってしまうわけですよ。確かに行政は指名はしたけれども、あくまでもそれは指名を受けて札を入れた段階で入札に参加したとみなされるのではないんですか。そう考えると、今回の案件ね、非常に微妙なラインなんですよ。指名はしましたと、行政としてね。でも、その解釈として、いや、指名しただけで入札に参加したことにはならないと私は思っているわけですよ。そこで、もう一回、行政の見解を伺いたいんですけれども、その点いかがですか。そう考えると、これは1者入札に該当するのではないですかというふうに思ってしまうわけですけれども、もう一回、御見解を伺いたいと思います。  あと、教育総務課長、御答弁ありがとうございます。何を伺いたいかというと、そうすると、あとさらにどれくらいお金かかるんですかという。これで全部済むわけではないですよね。この物品は購入しました。4億6000万も、これだけでも大変な金額ですけれども、あとどれくらいお金かかるんでしょうかと。すみません、私も全て把握しているわけではないので、ですから、それらの予算も全て含めて──GIGAスクールは6月議会でしたよね。7月の臨時議会ではなく、6月の第2回定例会の初日の補正予算の中に含まれていたと思うんですけれども、その中に全てもうお金は通っているから、今後新たな、金額で細かいことまで聞かないですけれども、それで全てセッティングも含めて予算は通っていると。新たな予算はこれ以上発生しませんよと、それだけ聞きたいんですよ。ですから、6月議会の初日で通った予算の中にそれも含まれているんだったら含まれている、簡潔な答弁で結構ですので、お願いします。 164 ◯議長(富田竜馬君) 総務部長。 165 ◯総務部長(佐々木弘治君) 先ほど担当のほうから御答弁もさせていただいたところでございますが、今回の入札、選定につきましては、指名競争入札で実施をしたということで、9者に対しまして指名を行い、1者が応札でございましたが、他者からは辞退の意思が示されるなど、入札への意思表示はあったというところでございます。したがいまして、条件は満たしているというふうに考えているところでございます。  以上でございます。 166 ◯議長(富田竜馬君) 教育総務課長。 167 ◯教育総務課長(栗岡直也君) 今年度のGIGAスクールに関わる予算の部分でございますけれども、6月の補正予算の全体額から今回の部分につきましては端末購入に係る分でございます。このほかにネットワーク工事に係る費用、それからインターネット回線等の増強工事、電源キャビネット等の購入費用等につきましては、6月の予算のところでお認めいただいている部分の範囲内で、今後、同時進行でやっていくような形になります。つきましては、今年度中にさらに予算が必要になるというふうには、現在のところ担当課としてはそういった見通しにつきましては持っておりません。  以上でございます。 168 ◯議長(富田竜馬君) 宮川議員。 169 ◯11番(宮川豊史君) 教育総務課長、ありがとうございます。その点だけ確認できれば結構ですので、その点は了解です。  で、問題の総務部長答弁なんですけれども、御答弁いただいてありがとうございます。行政はそういう考えなんでしょうけれども、それってそうですかって改めて私は疑問に思ってしまうわけですが、あくまでも入札行為って、やはり金額を書いて応札することなのではないですか。それをして初めて入札に参加したと言えるわけですから。そうでない場合は、それは1者入札は無効だということだから、そこはお互い共通認識は持てると思うんですね。1者入札であった場合は無効だと。ですけれども、現在の東久留米は行政として今回の案件はそれには該当しないという考えだから、こうやって議案を出しているんでしょうけれども、ただ、改めて、え、本当にそうですかと。指名をしただけで入札参加したとは言えないですよね。今の佐々木総務部長の答弁では、いや、もう指名したから参加したことになるんだと、競争性働いているんだって言っているけれども、それは私は違うのではないかと思いますが、ですから、もう一回、この点ね、要は指名しただけで入札に参加したことになると、行政はそういう解釈なのか。私はそうではないと思っているわけですよ。あくまでも入札に参加、札を入れるという行為があって初めて、指名を受け入札に参加したと判断できるのではないですかと思うんですけれども、いかがですか。 170 ◯議長(富田竜馬君) 総務部長。 171 ◯総務部長(佐々木弘治君) より競争性を高めて最も有利な形で契約をしていくというのは、これは地方自治法、また同施行令などでも規定があって、入札につきましてはこういったものに基づいて進めていくということで理解はしてございます。  そういう中で今回の入札案件でございますが、9者に指名をして1者のみの応札でございましたが、他者からは辞退の意思が示されるなど入札に対して意思表示があったというふうに考えてございます。そういう中で、先ほども御答弁させていただきましたが、条件を満たしているという解釈でございます。  以上でございます。 172 ◯議長(富田竜馬君) 宮川議員。 173 ◯11番(宮川豊史君) 本当ね、非常に重大なことなんです。だから、今後もその解釈が踏襲されていくことになるわけですね。ですから、ここでやはり1回、非常に重要なことなので、それで佐々木総務部長と議論させていただいているわけですけれども、今の東久留米市の行政の解釈とすれば、複数者指名した段階で、そこはもう競争性が働いているんだと。ですから、これは1者入札に当たらないんだということなんですけれども、私、そういう考えね、聞いたことがないんですよ。指名したことで競争性が働くというね。それがだから東久留米市オリジナル解釈なのか、それとも、いや、上から総務省なり東京都から来ていますよと。指名2者以上すれば、それはもう競争性が働く入札として認めていいですよって、そういう解釈が来ているんなら来ているで言っていただきたいんですけれど、私はそういう考えは聞いたことがないので、それは東久留米オリジナル解釈なのか、それとも、いやいや、過去に他自治体でもとか、裁判でとか、もしくは国や都からこういう通知が来ていますよとか、あれば教えてください。 174 ◯議長(富田竜馬君) 管財課長。 175 ◯管財課長(山口宏之君) まず、そういった通知があるかということでございますけれども、参加数に関する国からの通知等は特にございません。ただ、近隣の状況などを確認いたしましたところ、一般競争入札及び希望制指名競争入札などを行っているところでは、2名以上と考えているところが幾つかあるようでございます。  指名しただけでは参加にならないのではないかということでございますけれども、指名と同時に入札の条件等も送っておりまして、各会社同様に条件を示しておりますので、そういった中で参加する、しないという判断を各会社が示しておりますところから、それぞれ競争性というか、そういったものが働いているものと考えております。  以上です。 176 ◯議長(富田竜馬君) 宮川議員。 177 ◯11番(宮川豊史君) そうだと思うんですよね。指名しただけで競争性が働くなんてことを私は聞いたことがない。今回がいいとか悪いとかではないんですよ。東久留米市としてやはりきちんと考え方を明確にしておかないと、今後、入札案件があるたびに毎回同じ議論をしなければいけないですからね。ですから、それはすべきではないと。1者入札は、それは無効だという立場に立って、そういう共通認識に立って私は質問しているわけで、そこは、そこから議論してもまた大変なことになるので、だからそこは私も置いておいて全然構わないんです。ただ、あくまでも今回の案件ですね。今回の案件が、指名したことで、説明したことで、入札に参加したことにまるでみなしているかのような答弁ですよね。私は、それは違うのではないかという考えなんですよ。あくまでも入札に参加するということ、入札に参加するというのは、金額を書いて札を入れるという、そういう実際的な行為があって初めて入札に参加すると言えると私は考えているので聞いているわけですけれども、いや、そうではないんだと。東久留米市は、指名した段階で、2者以上指名すればそれでいいと、競争性が働いている、1者入札に当たらないと、そういう解釈でいいんですか。 178 ◯議長(富田竜馬君) 総務部長。 179 ◯総務部長(佐々木弘治君) 先ほど担当のほうから御答弁もさせていただきましたが、入札につきましては、指名を行い、その中で条件なども示させていただいて、応札は1件でございましたが、他者からは辞退などの意思表示があったということでございますので、そういう点も含めまして今回は条件を満たしているという解釈であるということでございます。 180 ◯議長(富田竜馬君) 宮川議員。 181 ◯11番(宮川豊史君) 申し訳ないですね、議長、すみません。度々質問して申し訳ないですが、非常に大事なところなのでね。こういう言葉のやり取りなので、細かい部分の言葉尻をどうこう取り上げるつもりは一切ございません。ございませんが、いいんです、今の佐々木総務部長の答弁も前段までは理解するんですけれども、この最後の一言が分からないんですね。最後の一言に条件を満たしていると明確に答えてしまっているわけですよ。条件を満たしている。どういった内容の条件を満たしていると考えているのかを、もう一回、そこ、非常に大事なところなので、確認したいと思うんです。 182 ◯議長(富田竜馬君) 管財課長。 183 ◯管財課長(山口宏之君) 条件を満たしているという内容でございます。この条件につきましては、まず、契約事務規則等を通して定める選定の条件を満たしているということ。また、各指名事業者に対して同じような条件で通知を行っているという点で、選定に当たっての条件を満たしていると考えているものでございます。  以上でございます。 184 ◯議長(富田竜馬君) 宮川議員。 185 ◯11番(宮川豊史君) すみません、管財課長、御答弁ありがとうございます。その答弁を頂いていることは納得しているんですね。現在の解釈はそうなんだろうなというのは、それは間違ってないし、答弁としては非常に適切な答弁を頂いていると思って、その点は感謝しているんですよ。ただ、その内容ね、いや、契約事務規則の条件を満たしていると言われてしまうと、いやいやいや、満たしてないですよねってなりますよね、これね。もう明らかに1者なんですよ、入札参加しているのは。条件を満たしているとは言えないのではないですか。そのように解釈している、もしくはみなしているだけですよね。指名を2者以上しているから、これは2者以上入札参加業者があったとみなして、これは1者入札ではないという表現をしているんですけれども、ですから、その部分が私はちょっと解釈として違うのではないですかと言わざるを得ない。ですから、私の言った解釈は分かりますよね、佐々木総務部長ね。私はだから、入札に参加したと言えるのは、やはり金額を書いて札を入れるという、そういう実際的な行為が、そこは必要になってくるのではないか。すみませんね、そこまで言うんだったら裁判起こせって言われるかもしれないですけれど、私もまだまだ勉強不足だし、先ほど言ったみたいに、そもそも1者入札、有効か、無効かというのは本当に難しい議論なんですよ。ですから、全ての意見、議論、法解釈、把握しているわけではないので、ですから、そこは取りあえず今日は置いておいて、ただ、やはり原則の解釈として、もう明確に規則では2者以上って言っているわけですから、そこはシンプルに2者以上の入札参加、金額を書いて札を入れるという実際的行為が必要だと思うんですが、そうではないんですか。 186 ◯議長(富田竜馬君) 総務部長。 187 ◯総務部長(佐々木弘治君) すみません、先ほど御説明のところで分かりづらいところがあったら申し訳ないんですが、指名競争入札で9者に対して指名をしているというところでは、その条件ということではなくて、やはり応札があったとともに、他者からも辞退などの意思表示がされたということでございますので、そのように解釈しているというところでございます。 188 ◯議長(富田竜馬君) 宮川議員。 189 ◯11番(宮川豊史君) ですから、ちょっと答弁が変わりましたよね。条件を満たしているわけではないけれど、業者から意思表示があったからそのようにみなすという答弁なわけですよ。そうすると、やはりここはもう一回、行政としてきちんと解釈を検討し直し、議論し……今日できないのは仕方がないことですけれども、ちょっとやはり苦しくなってきますよ、今後。では、毎回毎回、いろいろ解釈が変わってくるのかってなりますし。  あと、ごめんなさいね、ここに来て、私にとってはつまらない質問ではないんですけれども、もしつまらない質問だと皆さんがお受け取りになったら申し訳ないんですけれど、そうすると、辞退と不参加という、これ、やはり行政としては別に捉えているということですか。ちょっとよく分からないんですけれど、もうちょっと丁寧に説明していただきたいんですが、辞退は意思表明で、意思表明がないと不参加ってなるわけですか。参加しませんよって意思表明があれば、それは辞退だと。だから、そうした場合は──私はそうは思いませんけれど──行政とすれば複数者入札参加があったとみなすわけですか。 190 ◯議長(富田竜馬君) 管財課長。 191 ◯管財課長(山口宏之君) 辞退と不参加の違いでございます。辞退につきましては、この入札に対して辞退しますと会社からの意思表明があった場合には、辞退として取り扱っております。特に辞退の意思表示もなく、かつ応札もないというところにつきましては、不参加というような考え方でございます。  以上です。 192 ◯議長(富田竜馬君) 宮川議員。 193 ◯11番(宮川豊史君) 私としてはこれ以上長く質問する気はないんだけれども、ただ、やっぱりいろいろそういう話があると確認しておかなければいけないのは、では、ほかが全部不参加だったら、これは1者入札なんですね。指名9者したけれど、8者が不参加だったら1者入札と認めます、そういうことでいいんですね。  それが1つと、辞退という意思表示があったわけではないですか。では、なぜ追加指名しなかったんですか。だって、辞退、どんどんどんどん……。まあ、「不参加があったから分かりませんでした」って言うかもしれないけれど、辞退がもう結構な数あるって分かった段階でそういう追加指名……。ですから、「今回は不参加があったので追加指名はできませんでした」って言うかもしれないですけれど、これもだからさっきと同じで、要は、1個目の再質問は、それ以外が全部不参加だったら、これは1者入札なんですかというのが1つと、あと、それ以外全て辞退したら1者入札になってしまうわけだから、その場合は追加指名をするんですか。その2つだけ再質問します。 194 ◯議長(富田竜馬君) 管財課長。 195 ◯管財課長(山口宏之君) 全部不参加であった場合、無効であるかということでございます。不参加ということにつきましては、先ほど申し上げましたとおり、この入札に対して意思表示がなかったということでございます。しかしながら、この入札に対する通知というものは各者に行っておりますため、各者において参加する、しないというところの判断はできるものと考えております。以上のことから、1者を除いて全者不参加であった場合につきましても入札としては有効と考えてございます。 196 ◯議長(富田竜馬君) 宮川議員。 197 ◯11番(宮川豊史君) お昼をまたぐつもりはないので、ですから、さっきの答弁撤回してくださいよ。違うではないですか。辞退という意思表示があったから入札参加があると判断した、競争性が働くって、全然違うではないですか、言っていること。やはりその部分は撤回してください。もう一回、今日はこれで、私、それ以上質問しないですけれども、ただ、明らかに解釈として現段階でちょっと不十分ではないかと思いますよね。ですから、先ほどの辞退という意思表示があったから複数の入札参加があったとみなすという、そこは撤回すべきではないですか。違うんだから。 198 ◯議長(富田竜馬君) 総務部長。 199 ◯総務部長(佐々木弘治君) より競争性を高めて有利な内容で契約をしていくというのは、これは法のルールでございます。そういう趣旨は十分理解しておりますし、ただいま御質問いただきましたが、より適正な事務執行に向けて努力はずっとしていきたいというふうに思ってございます。  今回の件については、先ほど御説明のとおりでございまして、有効という解釈をしているというところでございます。  以上でございます。    ─────── ◇ ─────── 200 ◯議長(富田竜馬君) 暫時休憩します。       午前11時49分休憩       午前11時50分開議 201 ◯議長(富田竜馬君) 休憩を閉じて再開いたします。    ─────── ◇ ─────── 202 ◯議長(富田竜馬君) ここで休憩をいたします。  再開、午後1時。       午前11時50分休憩       午後 1時00分開議 203 ◯議長(富田竜馬君) 休憩を閉じて再開いたします。    ─────── ◇ ─────── 204 ◯議長(富田竜馬君) 管財課長。 205 ◯管財課長(山口宏之君) 貴重なお時間を頂き、申し訳ございませんでした。  先ほどの辞退と不参加について、私が御答弁しました際に、不参加も意思表示だったとの御答弁をいたしましたが、不参加では意思表示がないということです。ですので、1者を除いてそれ以外が不参加であった場合は選定とはならず、改めて協議を行うことになります。  申し訳ございませんでした。 206 ◯議長(富田竜馬君) 総務部長。 207 ◯総務部長(佐々木弘治君) ただいま担当より御答弁させていただいたところでございますが、契約・入札につきましては、地方自治法、同施行令など規定がございますが、その中で今後もより適正な事務執行に努めてまいりたいと思っております。  以上でございます。 208 ◯議長(富田竜馬君) 宮川議員。 209 ◯11番(宮川豊史君) 1件入札であれば無効だと、そこは異論がないと思うんですが、問題は今回の案件がその1件入札に当たるかどうかということですけれども、現在の東久留米市の行政は今回の案件は1件入札には当たらないということで議案を提出してきているわけですが、私はそこに異議があるからこうやって質疑をしてきたわけですけれども、1件入札ではないとみなすに当たってはそれなりの答弁がなければいけないんですけれども、私はその点が非常に不明確だったなと思うんですね。1件入札ではないと判断するには解釈が不十分であったということをやはり指摘して、質問は終わりたいと思います。 210 ◯議長(富田竜馬君) ほかにございますか。  村山議員。 211 ◯7番(村山順次郎君) すみません、入札経過調書を拝見しておるんですけれども、辞退があって、不参加もあるわけですけれど、この辞退理由のところの把握というのはあるものなんでしょうか。本件に関してどういう理由で辞退されているのかというところもお示しいただきたいと思いますし、いろんな入札があると思うんですけれど、場合によっては入札不調になる場合、全ての業者が辞退ないしは不参加をするという、そういうこともあり得るかなと。そうしますと、契約担当としても、その事業を持っている御担当としても、なぜ辞退なのかというところは重要な点になるかなと思うので、その辞退理由の把握というのは適切に行われるべきだと思うので、一般論的な立場からいってもお聞きしたいところなんですが、そこの把握があればお示し、御説明ください。  教育のほうに1点だけお聞きしたいんですけれども、1人に1台というのが大前提の事業でございまして、現状の学校教育においてもいろんな機器、いろんな備品があるとは思うんですが、1人に1台で、1台の単価がそれなりに価格がするものだろうと思うんです。この購入に当たっては、使用していくと、児童・生徒が破損してしまったり紛失してしまったり、こういうこともないとは言えないかなと。こういう場合、現状のいろんな備品に関してもそうだと思うんですけれど、損失が生じるわけですが、これはどういう契約になっているのか。場合によっては、児童・生徒、保護者に請求するということがあり得るのか。この辺の契約の中身ですね、そのところがあればお聞きしたいなと思います。 212 ◯議長(富田竜馬君) 管財課長。 213 ◯管財課長(山口宏之君) 辞退理由の把握についてということでございます。辞退理由の把握につきましては、辞退の意思を示していただいた際に併せて理由等を付していただいております。それによって管財課として把握に努めておるところでございます。  以上でございます。 214 ◯議長(富田竜馬君) 教育総務課長。 215 ◯教育総務課長(栗岡直也君) 端末の保証に関わる部分でございます。通常の学校運営の中において機器を破損したり紛失した場合につきましては、予備機を各学校20数台ずつ購入しておりますので、その範囲の中で対応するものと考えております。そして、メーカーでの購入に当たっての不具合等につきましては、通常の保証は1年間ございますので、機器の故障につきましては、その1年の間であればメーカーのほうで交換するというような形になると思います。 216 ◯議長(富田竜馬君) 村山議員。 217 ◯7番(村山順次郎君) 一応、本件入札に当たっての辞退理由を把握していればお示しいただきたいって言ったつもりでいるので、その点、把握があればお示しいただきたいなと思います。  後段のところですけれど、非常に──非常にというほどではないかもしれませんが、それなりに高価なもので、いろんな場合、いろんなケースがあるとは思うんですけれど、やむを得ず破損してしまう場合というのはあると思うんですよ。そういうものを都度、御家庭に請求するというのは、いろんな課題が別に存在するかなというふうに思うんです。理由が分かりませんが、契約についての議案でございますから、紛失・破損があった場合に別に保証するものは特にないということ──初期の不具合があればということは分かったんですけれども、初期の不具合ではない紛失や破損があった場合というのは、予備機があるから支障は生じないとはいえ、台数は減っていくわけで、その辺の取扱い、どういうことになっていくのかというところがあるならお示しいただきたいということです。 218 ◯議長(富田竜馬君) 御答弁お願いします。  管財課長。 219 ◯管財課長(山口宏之君) 辞退の理由でございます。辞退の理由につきましては会社でそれぞれでございまして、会社の内部事情など示すものもございますので、詳細な説明についてはお答えすることができません。ただ、一般的には会社都合とか、そういった会社の事情によるものといった内容があるところでございます。  以上でございます。 220 ◯議長(富田竜馬君) 教育総務課長。 221 ◯教育総務課長(栗岡直也君) 万が一、破損等をしてしまった場合の契約というか、対応につきましてですけれども、今回、購入でございますので、先ほど申し上げた購入時の不具合等につきましてはメーカー側に対応してもらうような形になります。購入後の学校の運営の中で破損等させてしまった場合につきましては、基本的には予備機のところで対応するというふうに考えておりますので、保護者等にそういったものを請求するというのは、通常の使用の中でそういったことがあった場合につきましては求償しないというふうに考えております。 222 ◯議長(富田竜馬君) 村山議員。 223 ◯7番(村山順次郎君) 後段のほうは分かりました。だんだん使っていくと予備機がどんどん減っていってみたいなことが起こったらどうなるのかなというのは関心としてはありますが、それはまた別の機会にしたいというふうに思います。  もうやめますけれど、議会で契約に関わる議案が出るということはそう頻繁ではないと思います。その際、午前中議論になったような観点の関心というのは私も持ちます。その意味では、適切な範囲で、その会社、その会社のある意味プライバシー的な会社の事情を赤裸々に示していただく必要はありませんが、なぜこれだけ辞退が多いのかというところは、一般論としては差し障りのない範囲で示していただくというのが議会で議論する場合には適当なのかなというふうに思いますので、2回聞いてみましたけれど、辞退理由というところで会社の都合と。会社の都合によらない辞退があるのかなという気もしますけれど、実態としてはほとんど示していただけなかったということは課題だと思いますので、今後は改善していただきたいなと。  また、前段、一応意見として述べておきますけれど、宮川議員からの指摘のところ、部長と課長との答弁の差が生じてしまうということは、やはりこうなった場合はこうなるというところの整理を担当課のところでしっかりされていくと。これも税金の話ですから、市民から疑問を持たれない、公正で競争性のある入札をやっておりますというふうに説明ができるような整理を担当のところでしていただくと。ここは従前もやってもらっていると思いますが、引き続き、いろんなケースがあると思いますので、しっかり整理をしていっていただきたいと、この点は述べておきます。 224 ◯議長(富田竜馬君) 間宮議員。 225 ◯4番(間宮美季君) 1点は、やはり指名競争入札の1者応札というところについてなんですけれども、午前中の宮川議員の質疑の中で、通知を複数出しているので、なおかつ他者が辞退したかどうかということも分からない中でのことなので、競争性は働いているという御答弁があったかと思います。一方で、先ほどの管財課長のほうからの御答弁では、1者を除いてそれ以外が不参加であった場合は選定とならず、改めて協議を行うことになりますということで、これは要するに、前段の通知を複数出したということだけでは競争性が担保されたわけではないということで、市として基準を持っているということでいいのかということを改めて確認をさせていただきたいと思います。
     あともう1点は、教育のほうに伺いたいんですけれども、今回、1人1台ということで導入をされたということですが、今後使っていく中で、卒業生とかが出た場合には機械を新たな児童に振り分けていくということも起こっていくのかと思うんですけれども、ここについての個人情報の扱いがどのようになるのかということについて伺いたいと思います。 226 ◯議長(富田竜馬君) 管財課長。 227 ◯管財課長(山口宏之君) 通知を複数出したことによって競争性がということでございます。先ほど申し上げましたとおり、通知を出しただけではそういった判断に当たらず、そこから辞退、不参加がどういう状況だったかというところを踏まえて判断していきたいと思っております。  以上でございます。 228 ◯議長(富田竜馬君) 教育総務課長。 229 ◯教育総務課長(栗岡直也君) 今後使用していく中での卒業生のデータの管理につきましてですけれども、今後、運営していくに当たりましては、運営保守の運営管理の中でデータのクリーニング、つまり卒業生の使用していた端末につきましては年次を経た段階でデータをクリーニングして、そして、その端末につきましては新たな新入生に回していくというような形で予定を組んでおります。 230 ◯議長(富田竜馬君) 間宮議員。 231 ◯4番(間宮美季君) はい、分かりました。そうしますと、午前中の中では通知を複数に出しているのでということはありましたけれども、複数に出しただけでは1者入札ではないとは言い切れないと。先ほどの午後に出た答弁の中で示された、そこの部分が市としての基準であるということで解釈・理解をいたしました。先ほど宮川議員、村山議員が質疑をする中で、9者の中で1者だけが応札というのは、結果として競争性がどうだったのかなという疑問はやはり拭えないというところは、全国的にICTを導入するというところもあるので、なかなかそういったことに事業者が受けていけるというところが少ないという事情もあるのかなと思いつつも、やはりどうなのかなという疑問は残っているということは指摘をしておきます。  また、2点目のデータのクリーニングについては、そうしますと、今回の契約ではそこの保守については契約をされているということなのかを確認したいと思います。 232 ◯議長(富田竜馬君) 教育総務課長。 233 ◯教育総務課長(栗岡直也君) 今回の契約のところでは端末の購入の部分のみになりますので、こちらの想定としましては、次年度以降の運営の部分ですね、そういったところで必要な契約等で対応していくべきものだというふうに考えております。 234 ◯議長(富田竜馬君) 間宮議員。 235 ◯4番(間宮美季君) 分かりました。次年度以降ということで、恐らく保守だけではなくてほかにも契約するべきものが今の段階でもし分かっていれば──今、私はデータのクリーニングということで質問させていただいているんですけれども、もしこれ以外に経常経費として何か契約ですとかされていくものが分かっているものがあれば、教えていただきたいと思います。 236 ◯議長(富田竜馬君) 教育総務課長。 237 ◯教育総務課長(栗岡直也君) 今後、一人一人の生徒のアカウントというか、個人が使用するに当たっての必要な整理番号というか、そういった情報につきましては、年次を経て年次ごとに管理していかなければいけないものになりますので、そういった面も含めて、データの管理につきましては運営保守のところには必要になってくるところではないかなというふうには想定しております。  以上でございます。 238 ◯議長(富田竜馬君) 間宮議員。 239 ◯4番(間宮美季君) 分かりました。そのアカウント、実際使うのは来年の4月からなので、そのときにアカウントの契約などがかかってくるということですか。首をかしげていらっしゃるんですけれど、ではないですか。 240 ◯議長(富田竜馬君) 教育総務課長。 241 ◯教育総務課長(栗岡直也君) 分かりにくい説明で申し訳ございません。そうですね、来年度の運営に当たりましては、一人一人の児童・生徒のいわゆる管理情報というんですかね、そういったところも当然必要になってくると思いますので、そういった面では運営保守の中にそういった管理的なところの部分の費用というか、そういうものも必要になってくるのではないかなというふうに考えております。 242 ◯議長(富田竜馬君) 間宮議員。 243 ◯4番(間宮美季君) GIGAスクール構想というのは国のほうで示されているものですので、我が市としても子供たちの教育環境を整備していくというのは本当に非常に重要なことであるとは思っております。ただ、一方で、今お話を伺うと、それがどの程度の保守契約になっていくのかというのはちょっと見えない中で、経常経費としてどの程度のものが見込まれていくのかというのが示されていないのはどうなのかなというところは感じますが、そこら辺については見込みというのは何かあるんでしょうか。 244 ◯議長(富田竜馬君) 教育総務課長。 245 ◯教育総務課長(栗岡直也君) 今の時点ですとまだ金額等の見込みというものはございませんが、来年度の予算を見積もっていく段階で、その内容であるとか費用につきましては一定の精査をしていく段階でございます。 246 ◯議長(富田竜馬君) 間宮議員。 247 ◯4番(間宮美季君) 本来はそういったところも、今ここで環境整備を整えたときに、その先がどうなって、どのぐらいの予算、財源が必要なのかということも併せて示していただけると、より精査しやすいのかなとは思います。先ほど来申し上げましたように、子供たちの環境整備そのものは必要とは考えますけれども、ぜひそういった点についてもきめ細やかな情報提供を今後、次の新年度予算ということになろうかと思いますけれども、していっていただきたいというふうに思います。  以上です。 248 ◯議長(富田竜馬君) 梶井議員。 249 ◯18番(梶井琢太君) 管理についてちょっとだけ確認なんですけれど、今の間宮議員の質問の中で、卒業する児童・生徒が使ったものについては新入生のほうに回していくという御答弁だったと思うんですが、管理方法として、1人1台をひもづけて6年間その1台のタブレットを持ち越していくのか、それとも各学年・各学級で一定の台数を確保して各教室ごとに管理していくのか、その辺をまず確認したいと思います。 250 ◯議長(富田竜馬君) 教育総務課長。 251 ◯教育総務課長(栗岡直也君) 現在、我々のほうで想定しているものにつきましては、各児童に割り当てられた端末につきましては卒業するまでその端末を使用していくと。そのほうが一人一人の児童が混在して使用していくよりはデータのクリーニング等につきましても整理がしやすいというふうに考えておりますので、そういった点では、入学から卒業まで同じ端末を使うというような形で想定してございます。 252 ◯議長(富田竜馬君) 梶井議員。 253 ◯18番(梶井琢太君) 分かりました。そうすると、では、置場は各児童のロッカーといいますか、各児童で管理していくことになるんでしょうか。 254 ◯議長(富田竜馬君) 教育総務課長。 255 ◯教育総務課長(栗岡直也君) このタブレット端末につきましては、学校が終業後、各教室に電源キャビネットを設置しておりますので、そこで充電をしていくような形になります。したがいまして、年次を経るところで次の教室に持っていくというような形で考えておりますので、一応、教室の中では一括で充電して管理するというような形で考えております。 256 ◯議長(富田竜馬君) 梶井議員。 257 ◯18番(梶井琢太君) 分かりました。1人1台ひもづけていくということは、今現在ではまだ各家庭のほうに持ち出しというのは検討されていなかったという御答弁があったと思いますが、将来的には十分可能性としてはあり得るなというふうに思いますので、その辺も将来に向けて、今すぐというわけではないんですけれど、課題として検討していただけるようなお考えはあるかどうかについて伺いたいと思います。 258 ◯議長(富田竜馬君) 教育部参事。 259 ◯教育部参事(椿田克之君) 今回のタブレット、今お話にありましたとおり、家庭への持ち出しはしておりません。ただ、将来的に反転学習ですとか、あと家庭での学習の在り方ですとか、そういったことはこれからまたさらに変わってくると思いますので、家庭への持ち出しについては将来的には考えていく時期が来るだろうなと考えております。  以上でございます。 260 ◯議長(富田竜馬君) よろしいですか。ほかにございませんか。  これで質疑を終結いたします。  続いて討論に入ります。  宮川議員。 261 ◯11番(宮川豊史君) 今回の契約案件を1件入札ではないと東久留米市の行政はみなしているわけですけれども、そうみなすにはあまりにも解釈が不明確であり、不十分ですので、私はまだまだ議論の必要があると判断いたしまして、継続の動議を提出いたします。 262 ◯議長(富田竜馬君) ただいま宮川議員より、議案第75号については継続審査されたいとの動議が提出されました。  本動議に対し、所定の賛成者はございますか。       〔挙手する者なし〕 263 ◯議長(富田竜馬君) 所定の賛成者がございませんので、本動議については成立いたしません。  討論に戻ります。ほかに討論ございますか。       (「なし」の声あり) 264 ◯議長(富田竜馬君) これをもって討論を終結いたします。  これより、議案第75号 物品の買入れについてを採決いたします。  本案はこれに同意することに賛成の方の挙手を求めます。        〔賛成者挙手〕 265 ◯議長(富田竜馬君) 挙手多数であります。  よって、議案第75号はこれに同意することに決しました。    ─────── ◇ ─────── 日程第8 議案第64号 東久留米市税条例の一      部を改正する条例 日程第9 議案第65号 東久留米市都市計画税      条例の一部を改正する条例 266 ◯議長(富田竜馬君) 日程第8、議案第64号 東久留米市税条例の一部を改正する条例、日程第9、議案第65号 東久留米市都市計画税条例の一部を改正する条例、以上の2議案を一括議題といたします。  市長から提案理由の説明を求めます。  市長。     〔市長(並木克巳君)登壇〕 267 ◯市長(並木克巳君) 議案第64号及び議案第65号について御説明申し上げます。  初めに、議案第64号は、東久留米市税条例の一部を改正する条例についてであります。  本案は、令和2年3月31日に公布された地方税法等の一部を改正する法律等により市税に関する規定が改正されたことに伴い、未婚のひとり親に対する措置や、低未利用地等の譲渡に係る特別控除の創設、現所有者の申告の制度化、軽量な葉巻たばこの課税方式の見直し、延滞金及び還付加算金の割合等の特例などについて条例の一部を改正するほか、令和2年4月30日に公布された地方税法等の一部を改正する法律等により、新型コロナウイルス感染症緊急経済対策における税制上の措置としての改正がされたことに伴い、寄附金税額控除や住宅借入金等特別税額控除、その他の特例措置の拡充・延長などについて条例の一部を改正するものであります。  次に、議案第65号は、東久留米市都市計画税条例の一部を改正する条例についてであります。  本案は、令和2年4月30日に公布された地方税法等の一部を改正する法律等により都市計画税に関する規定が改正されたことに伴い、引用規定を整備するため、条例の一部を改正するものであります。  以上、よろしく御審議のほどお願い申し上げます。 268 ◯議長(富田竜馬君) 以上で提案理由の説明を終わります。  次に、議案に対する御質疑ございませんか。       (「なし」の声あり) 269 ◯議長(富田竜馬君) 質疑なしと認めます。  それでは、議案第64号及び第65号の2議案については総務文教委員会に御付託申し上げます。    ─────── ◇ ─────── 日程第10 議案第66号 東久留米市特定教育       ・保育施設及び特定地域型保育事業       の運営に関する基準を定める条例の       一部を改正する条例 日程第11 議案第67号 東久留米市家庭的保       育事業等の設備及び運営に関する基       準を定める条例の一部を改正する条       例 日程第12 議案第68号 東久留米市介護保険       条例及び東久留米市後期高齢者医療       に関する条例の一部を改正する条例 270 ◯議長(富田竜馬君) 日程第10、議案第66号 東久留米市特定教育・保育施設及び特定地域型保育事業の運営に関する基準を定める条例の一部を改正する条例、日程第11、議案第67号 東久留米市家庭的保育事業等の設備及び運営に関する基準を定める条例の一部を改正する条例、日程第12、議案第68号 東久留米市介護保険条例及び東久留米市後期高齢者医療に関する条例の一部を改正する条例、以上の3議案を一括議題といたします。  市長から提案理由の説明を求めます。  市長。     〔市長(並木克巳君)登壇〕 271 ◯市長(並木克巳君) 議案第66号から議案第68号までについて御説明申し上げます。  初めに、議案第66号は、東久留米市特定教育・保育施設及び特定地域型保育事業の運営に関する基準を定める条例の一部を改正する条例についてであります。  本案は、特定教育・保育施設及び特定地域型保育事業並びに特定子ども・子育て支援施設等の運営に関する基準の改正に伴い、関連する規定を整備するため、条例の一部を改正するものであります。  次に、議案第67号は、東久留米市家庭的保育事業等の設備及び運営に関する基準を定める条例の一部を改正する条例についてであります。  本案は、家庭的保育事業等の設備及び運営に関する基準の改正に伴い、関連する規定を整備するため、条例の一部を改正するものであります。  最後に、議案第68号は、東久留米市介護保険条例及び東久留米市後期高齢者医療に関する条例の一部を改正する条例についてであります。  本案は、市税の延滞金の計算に用いる「特例基準割合」が「延滞金特例基準割合」に変更されることに伴い、関連する規定を整備するため、東久留米市介護保険条例及び東久留米市後期高齢者医療に関する条例の一部を改正するものであります。
     以上、よろしく御審議のほどお願い申し上げます。 272 ◯議長(富田竜馬君) 以上で提案理由の説明を終わります。  次に、議案に対する御質疑ございませんか。       (「なし」の声あり) 273 ◯議長(富田竜馬君) 質疑なしと認めます。  それでは、議案第66号から第68号までの3議案については厚生委員会に御付託申し上げます。    ─────── ◇ ─────── 日程第13 議案第69号 市道路線の認定につ       いて 274 ◯議長(富田竜馬君) 日程第13、議案第69号 市道路線の認定についてを議題といたします。  市長から提案理由の説明を求めます。  市長。     〔市長(並木克巳君)登壇〕 275 ◯市長(並木克巳君) 議案第69号は、市道路線の認定についてであります。  本案は、市に移管された道路について認定するものであります。  よろしく御審議のほどお願い申し上げます。 276 ◯議長(富田竜馬君) 以上で提案理由の説明を終わります。  次に、議案に対する御質疑ございませんか。       (「なし」の声あり) 277 ◯議長(富田竜馬君) 質疑なしと認めます。  それでは、議案第69号については環境建設委員会に御付託申し上げます。    ─────── ◇ ─────── 日程第14 議案第70号 令和2年度東久留米       市一般会計補正予算(第8号) 日程第15 議案第71号 令和2年度東久留米       市国民健康保険特別会計補正予算       (第2号) 日程第16 議案第72号 令和2年度東久留米       市後期高齢者医療特別会計補正予算       (第1号) 日程第17 議案第73号 令和2年度東久留米       市介護保険特別会計補正予算(第1       号) 日程第18 議案第74号 令和2年度東久留米       市下水道事業会計補正予算(第1       号) 278 ◯議長(富田竜馬君) 日程第14、議案第70号 令和2年度東久留米市一般会計補正予算(第8号)、日程第15、議案第71号 令和2年度東久留米市国民健康保険特別会計補正予算(第2号)、日程第16、議案第72号 令和2年度東久留米市後期高齢者医療特別会計補正予算(第1号)、日程第17、議案第73号 令和2年度東久留米市介護保険特別会計補正予算(第1号)、日程第18、議案第74号 令和2年度東久留米市下水道事業会計補正予算(第1号)、以上の5議案を一括議題といたします。  市長から提案理由の説明を求めます。  市長。     〔市長(並木克巳君)登壇〕 279 ◯市長(並木克巳君) 議案第70号から議案第74号までについて御説明申し上げます。  初めに、議案第70号は、令和2年度東久留米市一般会計補正予算(第8号)についてであります。  歳入につきましては、地方特例交付金、地方交付税、国庫支出金、都支出金、繰入金、繰越金、諸収入、市債であります。  歳出につきましては、議会費、総務費、民生費、衛生費、農林業費、土木費、教育費であります。  歳出の主な内容は、議会費、財政調整基金費、保育園費、保健衛生総務費、都市農業対策費、都市計画総務費、学校建設費などであります。  この結果、歳入歳出予算の総額に歳入歳出それぞれ17億2085万5000円を追加し、歳入歳出予算の総額を歳入歳出それぞれ598億6980万2000円とするものであります。  なお、繰越明許費の設定、債務負担行為及び地方債の補正をいたしております。  次に、議案第71号は、令和2年度東久留米市国民健康保険特別会計補正予算(第2号)についてであります。  歳入につきましては、繰入金、繰越金を増額するものであります。  歳出につきましては、総務費、基金積立金、諸支出金を増額するものであります。  この結果、歳入歳出予算の総額に歳入歳出それぞれ8488万7000円を追加し、歳入歳出予算の総額を歳入歳出それぞれ118億2364万5000円とするものであります。  次に、議案第72号は、令和2年度東久留米市後期高齢者医療特別会計補正予算(第1号)についてであります。  歳入につきましては、繰入金、諸収入、繰越金を増額するものであります。  歳出につきましては、総務費、分担金及び負担金、諸支出金を増額するものであります。  この結果、歳入歳出予算の総額に歳入歳出それぞれ1億1588万8000円を追加し、歳入歳出予算の総額を歳入歳出それぞれ34億2488万円とするものであります。  次に、議案第73号は、令和2年度東久留米市介護保険特別会計補正予算(第1号)についてであります。  歳入につきましては、支払基金交付金、国庫支出金、都支出金、繰越金を増額し、繰入金を減額するものであります。  歳出につきましては、基金積立金、諸支出金を増額するものであります。  この結果、歳入歳出予算の総額に歳入歳出それぞれ2134万4000円を追加し、歳入歳出予算の総額を歳入歳出それぞれ100億4133万5000円とするものであります。  最後に、議案第74号は、令和2年度東久留米市下水道事業会計補正予算(第1号)についてであります。  本案は、地方公営企業法の適用前年度である令和元年度下水道事業特別会計の決算の調製が完了し、また、公営企業会計開始時の固定資産の評価額が確定したことに伴い、所要額を予定額から確定額に補正するものであります。  以上、よろしく御審議のほどお願い申し上げます。 280 ◯議長(富田竜馬君) 以上で提案理由の説明を終わります。  次に、議案に対する御質疑ございませんか。       (「なし」の声あり) 281 ◯議長(富田竜馬君) 質疑なしと認めます。  それでは、議案第70号から第74号までの5議案については、委員会条例第6条及び第7条の規定に基づき、11名の委員をもって構成する予算特別委員会を設置し、これに御付託申し上げたいと思いますが、御異議ございませんか。      (「異議なし」の声あり) 282 ◯議長(富田竜馬君) 異議なしと認めます。  よって、11名の委員をもって構成する予算特別委員会を設置し、これに付託することに決しました。  次に、議長において委員を御指名いたします。自民クラブ──野島武夫議員、島崎清二議員、篠宮正明議員、公明党──沢田孝康議員、関根光浩議員、高橋和義議員、日本共産党──永田雅子議員、鴨志田芳美議員、未来政策フォーラム──佐藤一郎議員、市民自治フォーラム──間宮美季議員、久留米ハートネット──宮川豊史議員、以上のように御指名申し上げたいと思いますが、これに御異議ございませんか。      (「異議なし」の声あり) 283 ◯議長(富田竜馬君) 異議なしと認めます。  よって、予算特別委員は以上のように決しました。  ここで暫時休憩をいたしまして、委員長並びに副委員長の互選をお願いいたします。    ─────── ◇ ─────── 284 ◯議長(富田竜馬君) 暫時休憩いたします。       午後 1時36分休憩       午後 1時39分開議 285 ◯議長(富田竜馬君) 休憩を閉じて再開いたします。    ─────── ◇ ─────── 286 ◯議長(富田竜馬君) ただいまの休憩時間中、別室におきまして予算特別委員会の正副委員長が互選され、委員長には篠宮正明委員、副委員長には佐藤一郎委員が選出されました。  ここで予算特別委員長の御挨拶をお願いいたします。  予算特別委員長。     〔21番(篠宮正明君)登壇〕 287 ◯21番(篠宮正明君) ただいま予算特別委員会の委員長の御指名を頂きました自民クラブの篠宮正明でございます。コロナ禍での予算特別委員会であります。感染予防に努めながら慎重審査に努めてまいりたいというふうに思っております。  また、幸いにも、副委員長には冷静沈着な未来政策フォーラムの佐藤一郎委員が御指名を頂きました。共に力を合わせながら円滑な予算特別委員会の運営に努めてまいりたいと思っておりますので、各委員の御協力をよろしくお願い申し上げまして御挨拶と代えさせていただきます。よろしくお願いいたします。 288 ◯議長(富田竜馬君) これで予算特別委員長の御挨拶を終わります。    ─────── ◇ ─────── 日程第19 議案第76号 令和元年度東久留米       市一般会計歳入歳出決算の認定につ       いて 日程第20 議案第77号 令和元年度東久留米       市国民健康保険特別会計歳入歳出決       算の認定について 日程第21 議案第78号 令和元年度東久留米       市後期高齢者医療特別会計歳入歳出       決算の認定について 日程第22 議案第79号 令和元年度東久留米
          市介護保険特別会計歳入歳出決算の       認定について 日程第23 議案第80号 令和元年度東久留米       市下水道事業特別会計歳入歳出決算       の認定について 289 ◯議長(富田竜馬君) 次に、日程第19、議案第76号 令和元年度東久留米市一般会計歳入歳出決算の認定について、日程第20、議案第77号 令和元年度東久留米市国民健康保険特別会計歳入歳出決算の認定について、日程第21、議案第78号 令和元年度東久留米市後期高齢者医療特別会計歳入歳出決算の認定について、日程第22、議案第79号 令和元年度東久留米市介護保険特別会計歳入歳出決算の認定について、日程第23、議案第80号 令和元年度東久留米市下水道事業特別会計歳入歳出決算の認定について、以上の5議案を一括議題といたします。  市長から提案理由の説明を求めます。  市長。     〔市長(並木克巳君)登壇〕 290 ◯市長(並木克巳君) 議案第76号から議案第80号までについて御説明申し上げます。  初めに、議案第76号は、令和元年度東久留米市一般会計歳入歳出決算の認定についてであります。  決算総額は、歳入が443億8952万5605円、歳出が423億3307万3341円となりました。  また、予算現額に対する収入割合は98.1%、支出割合は93.6%となっております。  歳入につきまして御説明申し上げますと、市税が172億1391万3976円で、構成比が38.8%、次いで国庫支出金が76億9483万3464円で17.3%、都支出金が62億9968万8970円で14.2%、地方交付税が29億4139万8000円で6.6%、市債が23億2342万4000円で5.2%、繰越金が20億744万6806円で4.5%、地方消費税交付金が18億5857万1000円で4.2%、以下、繰入金、使用料及び手数料、分担金及び負担金、諸収入、地方特例交付金、地方譲与税、配当割交付金、株式等譲渡所得割交付金、財産収入、自動車取得税交付金、寄附金、利子割交付金、環境性能割交付金、交通安全対策特別交付金の順となっております。  歳出につきましては、民生費が226億2434万503円で構成比が53.4%、次いで総務費が54億1343万207円で12.8%、教育費が44億212万5756円で10.4%、以下、衛生費、土木費、公債費、消防費、議会費、商工費、農林業費、労働費の順となっております。  決算収支につきましては、形式収支において20億5645万2264円の黒字となり、形式収支より翌年度へ繰り越すべき財源3億3366万2000円を差し引いた実質収支につきましては17億2279万264円の黒字となっております。  次に、議案第77号は、令和元年度東久留米市国民健康保険特別会計歳入歳出決算の認定についてであります。  決算総額は、歳入が116億6283万1199円、歳出が116億649万9528円となりました。  また、予算現額に対する収入割合は95.0%、支出割合は94.6%となっております。  歳入につきましては、都支出金が78億8826万6673円で構成比が67.6%、国民健康保険税が23億8383万7652円で20.5%、繰入金が12億5111万981円で10.7%、繰越金が1億1602万1735円で1.0%などとなっております。  歳出につきましては、保険給付費が75億4790万2466円で構成比が65.0%、国民健康保険事業費納付金が35億4562万3224円で30.5%、総務費が1億8292万6023円で1.6%、保健事業費が1億4769万3962円で1.3%などとなっております。  その結果、歳入歳出差引き額は5633万1671円となり、この差引き額は翌年度会計に繰り越しております。  次に、議案第78号は、令和元年度東久留米市後期高齢者医療特別会計歳入歳出決算の認定についてであります。  決算総額は、歳入が32億3756万3608円、歳出が31億3604万1059円となりました。  また、予算現額に対する収入割合は100.1%、支出割合は96.9%となっております。  歳入につきましては、繰入金が15億8222万352円で構成比が48.9%、後期高齢者医療保険料が15億1658万2525円で46.8%、諸収入が1億1509万3519円で3.6%などとなっております。  歳出につきましては、分担金及び負担金が29億2092万6214円で構成比が93.1%、保健事業費が1億509万9221円で3.4%、総務費が5277万925円で1.7%、保険給付費が4210万円で1.3%などとなっております。  その結果、歳入歳出差引き額は1億152万2549円となり、この差引き額は翌年度会計に繰り越しております。  次に、議案第79号は、令和元年度東久留米市介護保険特別会計歳入歳出決算の認定についてであります。  決算総額は、歳入が94億4457万8233円、歳出が94億2530万9631円となりました。  また、予算現額に対する収入割合は97.0%、支出割合は96.8%となっております。  歳入につきましては、支払基金交付金が23億4395万円で構成比が24.8%、国庫支出金が20億7321万7028円で22.0%、保険料が20億1032万4503円で21.3%、繰入金が15億5508万8508円で16.5%、都支出金が13億745万523円で13.8%などとなっております。  歳出につきましては、保険給付費が83億9150万6242円で構成比が89.0%、地域支援事業費が4億8553万3366円で5.2%、総務費が3億1535万7969円で3.4%などとなっております。  その結果、歳入歳出差引き額は1926万8602円となり、この差引き額は翌年度会計に繰り越しております。  最後に、議案第80号は、令和元年度東久留米市下水道事業特別会計歳入歳出決算の認定についてであります。  決算総額は、歳入が23億9240万2845円、歳出が22億455万9822円となりました。  また、予算現額に対する収入割合は90.3%、支出割合は83.2%となっております。  なお、本会計につきましては、本年3月31日をもって出納を閉鎖し、4月1日に公営企業会計へ移行したことから、執行額は前年度と比較して減となっております。  歳入につきましては、使用料及び手数料が15億8502万7851円で構成比が66.3%、繰入金が6億7100万円で28.0%、市債が1億2100万円で5.1%、国庫支出金が1535万円で0.6%などとなっております。  歳出につきましては、下水道費が12億6676万9779円で構成比が57.5%、公債費が9億3779万43円で42.5%となっております。  その結果、歳入歳出差引き額は1億8784万3023円となり、この差引き額は地方公営企業法の規定による特別会計に引き継いでおります。  以上、よろしく御審議のほどお願い申し上げます。 291 ◯議長(富田竜馬君) 以上で提案理由の説明を終わります。  次に、議案に対する御質疑ございませんか。       (「なし」の声あり) 292 ◯議長(富田竜馬君) 質疑なしと認めます。  それでは、議案第76号から議案第80号までの5議案については、委員会条例第6条及び第7条の規定に基づき、11名の委員をもって構成する決算特別委員会を設置し、これに御付託申し上げたいと思いますが、御異議ございませんか。      (「異議なし」の声あり) 293 ◯議長(富田竜馬君) 異議なしと認めます。  よって、11名の委員をもって構成する決算特別委員会を設置し、これに付託することに決しました。  次に、議長において委員を御指名いたします。自民クラブ──野島武夫議員、島崎孝議員、当麻一哉議員、公明党──阿部利恵子議員、三浦猛議員、高橋和義議員、日本共産党──村山順次郎議員、北村龍太議員、未来政策フォーラム──梶井琢太議員、市民自治フォーラム──青木佑介議員、市民とともに歩む会──中野淳子議員、以上のように御指名申し上げたいと思いますが、これに御異議ございませんか。      (「異議なし」の声あり) 294 ◯議長(富田竜馬君) 異議なしと認めます。  よって、決算特別委員は以上のように決しました。  ここで暫時休憩をいたしまして、委員長並びに副委員長の互選をお願いいたします。    ─────── ◇ ─────── 295 ◯議長(富田竜馬君) 暫時休憩いたします。       午後 1時54分休憩       午後 1時57分開議 296 ◯議長(富田竜馬君) 休憩を閉じて再開いたします。    ─────── ◇ ─────── 297 ◯議長(富田竜馬君) ただいまの休憩時間中、別室におきまして決算特別委員会の正副委員長が互選され、委員長には阿部利恵子委員、副委員長には島崎孝委員が選出されました。  ここで決算特別委員長の御挨拶をお願いいたします。  決算特別委員長。    〔12番(阿部利恵子君)登壇〕 298 ◯12番(阿部利恵子君) ただいま決算特別委員長の任を拝しました公明党の阿部利恵子でございます。実は委員長は大変久しぶりでございまして、緊張しております。令和元年度は国を挙げての大きな事業もございました。また、来年度に向けて厳しい予算編成となることが予想されます。また、ウィズコロナの時代に向けて、皆様の活発な議論が行われる場だというふうに認識をしております。  副委員長には、幸い自民党の名実ともにホープでいらっしゃる島崎孝委員に就いていただくことになりました。力を合わせながら、皆様の活発な慎重審査を妨げることのないよう全力で努めてまいります。どうぞよろしくお願いいたします。 299 ◯議長(富田竜馬君) これで決算特別委員長の御挨拶を終わります。    ─────── ◇ ─────── 日程第24 請願 300 ◯議長(富田竜馬君) 日程第24、請願を議題といたします。  今定例会において所定の期日までに受理した請願は、お手元に御配付のとおりであります。  請願付託表のとおり、それぞれ所管の常任委員会に御付託申し上げます。    ─────── ◇ ─────── 301 ◯議長(富田竜馬君) ここで休憩いたします。  再開、午後2時20分。       午後 1時59分休憩       午後 2時20分開議 302 ◯議長(富田竜馬君) 休憩を閉じて再開いたします。    ─────── ◇ ─────── 日程第25 諸報告 303 ◯議長(富田竜馬君) 日程第25、諸報告を行います。  まず、昭和病院企業団議会について高橋議員にお願いいたします。  高橋議員。     〔2番(高橋和義君)登壇〕 304 ◯2番(高橋和義君) それでは、昭和病院企業団議会の御報告を申し上げます。  令和2年昭和病院企業団議会第1回臨時会は去る7月28日に開催され、当市からは、島崎孝議員と私、高橋和義が出席いたしました。  会議においては、4件の行政報告がなされ、その質疑の後、3件の議案審議を行いました。  行政報告の1件目は、令和元年度公立昭和病院取扱患者実績についてであります。  入院の延べ患者数は前年度比98.2%、予算に対する達成率では91.2%に、外来では前年度比99.3%、予算に対する達成率では99.6%となった。また、人間ドックの延べ患者数は、1日ドックが前年度比99.7%、予算に対する達成率では83.0%に、脳ドックが前年度比78.0%、予算に対する達成率では59.2%に、半日ドックが前年度比130.0%、予算に対する達成率では125.6%であった。入院、外来及び人間ドックのいずれにおいても、その減要因は、第4四半期における新型コロナウイルス感染症の影響によるものである、との説明がありました。  行政報告の2件目は、令和元年度昭和病院企業団病院事業会計収支概況についてであります。  収益的収入の執行額計は186億4913万6000円、収益的支出は190億3016万9000円となり、収支差引きは3億8103万3000円の損失となっている。この要因としては、診療単価は増加したものの、患者数が減少したためとのことであり、そのほか資本的収支の状況についても説明がありました。  また、重要な資産の取得に係る契約について、予定価格2000万円以上の機械備品として、乳房エックス線撮影装置(マンモグラフィー)の買入れに関する報告がありました。  3件目は、公立昭和病院における新型コロナウイルス感染症対応等についてであります。  報告では、1月下旬からの経過を追っての説明があり、一連の取組を経て、6月22日には一般診療を必要な感染対策の上で通常どおり実施することになったこと。診療体制としては、「院内感染防止及び中等症から重症患者の治療」を診療方針として、救急外来陰圧ブースでの診療に加え、病院玄関前ピロティーにテントによる発熱外来を設置し、構成7市のかかりつけ医からの紹介患者を対象に、診察、胸部エックス線撮影検査、必要に応じてPCR検査を実施してきたこと。また、救急病棟の陰圧工事等の実施、区画の整備、シャワー室の設置なども行ってきたこと。検査体制としては、鼻咽頭拭い液によるPCR検査は外部による検査とし、院内では鼻咽頭拭い液によるLAMP法を実施、抗原検査は救急科、小児科で実施しているとのこと。唾液によるPCR検査は原則未実施であること。2月から7月までの当該感染症の疑い例も含む入院患者数は306人で、延べ入院日数は1226日、平均在院日数は14.6日であること。当該感染症が病院経営に及ぼす影響等としては、3月以降は顕著に影響を受け、患者数が大幅に落ち込み、収支が大きなマイナスになっている。通常診療再開後も復調には及ばず、マイナス収支はさらに膨らむ予測をしていること。国及び都からの病院経営・運営に対する支援としては、新型コロナウイルス感染症緊急包括支援交付金等を原資とした補助金を3億9330万9000円見込んでいること。東京都の臨時支援金については、額は未定であるものの一定額を見込んでいること、などの報告がありました。  4件目は、昭和病院企業団における職員の官製談合の関与等についてであります。  令和2年2月17日の第1回定例会以降の本件に関する経過説明がある中で、2月21日、第2回債務不存在確認等調停事件調停期日呼出し期日では、申立人が2割を限度として請求に応じるとしたところ、企業団としては全額の支払いを求める準備書面を提出したこと。調停員から請求金額の減額について意見を求められたので、考慮する余地があるとしたこと。6月に入り、昭和病院企業団コンプライアンス基本方針等を決定したこと。7月17日、第3回債務不存在確認等調停事件調停期日呼出し期日では、申立人が契約期間の経過から総額を3分の2(約500万円)とし、その2分の1(約250万円)を限度として請求に応じるとしたところ、企業団としては、契約期間の経過から3分の2については理解できるとしたが、最終的には解決金が400万円であること、2回の分割での支払いであることの内容で調停成立となったこと。7月22日、裁判所から調停条項を代理人が受領したこと、などの報告がありました。  これらの行政報告に対する主な質疑では、2件目の収支概況に関し、(1)退職給与費の増の要因に新型コロナウイルスの影響による希望退職があったのか、(2)重要な資産の取得に当たり指名した業者数と応札のあった業者数は、などの質問があり、(1)新型コロナウイルスの影響による退職者は皆無であること、(2)3者を指名し、2者の応札があった、との答弁がありました。
     3件目の公立昭和病院における新型コロナウイルス感染症対応等に関し、(1)この地域における感染の状況の分析について、(2)唾液によるPCR検査が未実施であることについて、(3)経営努力の効果の見込みについて、(4)重症者数と死亡者数について、(5)平均在院日数の減要因について、(6)発熱外来のテント設置場所決定の経緯と寄せられる声について、(7)構成市に求める運営支援について、などの質問があり、(1)地域とはいえ、単独での分析は難しい、保健所あるいは東京都に委ねられる、(2)唾液によるPCR検査については、当院では精度に少々難があると思っている、(3)令和2年度合計の収支見込みマイナス7億5500万円は、経営努力の分も見込んだものである、(4)この間、ICUに入院した患者は5名、亡くなられた方は1名である、(5)退院までの基準が変わってきていること、ここのところ重症者がいないことが挙げられる、(6)発熱外来のテントの設置場所については、院内への立入りを防ぐためである。周囲から特段の声は寄せられていない、(7)構成各市には5億円を上限に特別な財政支援をお願いしたい旨の調整をしている、令和3年度以降の厳しさも見込まれるが、構成各市においても厳しさは同様であると認識している、との答弁がありました。  次に、議案第9号 昭和病院企業団病院事業の設置等に関する条例の一部を改正する条例についてであります。  本案は、議会の同意を要する賠償責任の免除について、地方自治法等の一部が改正されたことに伴い、引用条文を整備するためのものであるとの説明があり、これに対して、質疑、討論はなく、採決を行ったところ、挙手全員により可決されました。  次に、議案第10号 昭和病院企業団監査の執行に関する条例の一部を改正する条例についてであります。  本案は、監査等の通知及び結果に関する報告等について、地方自治法等の一部が改正されたことに伴い、引用条文を整備するためのものであるとの説明があり、これに対して、質疑、討論はなく、採決を行ったところ、挙手全員により可決されました。  次に、議案第11号 昭和病院企業団看護師等修学資金貸与条例の一部を改正する条例についてであります。  本案は、連帯保証人及び延滞利子について、都条例の改正内容に倣い、貸付け事業の充実を図るため規定を整備するものであるとの説明があり、これに対して、質疑、討論はなく、採決を行ったところ、挙手全員により可決されました。  以上、昭和病院企業団議会の報告とさせていただきます。 305 ◯議長(富田竜馬君) ただいまの高橋議員の報告に対し、御質疑ございませんか。       (「なし」の声あり) 306 ◯議長(富田竜馬君) 質疑なしと認めます。  これで昭和病院企業団議会の報告を終わります。  次に、柳泉園組合議会について村山議員にお願いいたします。  村山議員。     〔7番(村山順次郎君)登壇〕 307 ◯7番(村山順次郎君) 令和2年第3回柳泉園組合議会定例会の御報告を申し上げます。  第3回定例会は、8月27日午前10時から柳泉園組合会議室で開会され、当市からは、野島議員、三浦議員、そして私、村山と、市側から市長、環境安全部長が出席しております。  会議では、会期の決定、会議録署名議員の指名の後、書面による諸般の報告、行政報告が行われ、続けて一般質問、令和2年度柳泉園組合行政視察(案)について審議が行われました。  内容につきましては主要な点に絞って御報告させていただきますことをあらかじめ御了承願います。  まず、令和2年5月から令和2年7月までの行政報告があり、報告事項は大きく5点ございました。  まず1点目は総務関係で、訴訟の状況については、7月15日に東京高等裁判所において住民訴訟控訴事件第1回口頭弁論が行われ、判決は9月23日の予定とのことです。  2点目はごみ処理施設関係で、ごみの総搬入量については1万9344トンで、昨年同期と比べて962トン(5.2%)増加したこと、資源物の搬入量が1502トンで、昨年同期と比べ169トン(12.7%)増加したこと。加えて、令和元年台風19号による宮城県大崎市で発生した災害廃棄物について、令和2年5月7日に同市と災害廃棄物処理委託契約を締結し、7月31日までに194トンを受け入れたとのことです。  3点目は施設の稼働状況で、不燃・粗大ごみ処理施設については、6月23日、火曜日、午前9時40分頃、破砕棟破砕機内で小規模な爆発が発生したが、消防署による現場確認では爆発原因となるものの発見には至らず、爆発による建物や施設の稼働に影響する損傷及び人的被害はなかったとのこと。8月13日、木曜日、午前9時54分頃にも6月23日より規模の小さな爆発が発生したが、原因特定に至らず、施設損傷及び人的被害はなかったこと。これらを受けて、組合のホームページで分別排出の協力について掲載し、10月発行の広報紙にも掲載する予定であるとのことです。  4点目は契約の状況で、清柳園電気集じん機撤去工事については、5月28日に指名競争入札を行い、株式会社前田産業が落札、6月1日に契約し、7月13日から作業を開始したとのことです。  5点目は、宮城県災害廃棄物の追加受入れについて、大崎市から稲わら3000トンを東京23区清掃一部事務組合、多摩地域10団体の計11団体が受入れ予定で、東京23区清掃一部事務組合と多摩地域で2分の1ずつとし、柳泉園は9月から11月までの間、180トンを受け入れるとのことです。  以上の報告があり、以下の5点について質疑がありました。  まず1点目は、都内において新型コロナウイルス感染者数が増えている状況でのコロナ対策について伺うというもの。答弁は、作業に当たって、引き続きマスクやゴーグル等の着用による感染症対策、さらに熱中症対策も実施。また、厚生施設ではビニールシートを張るなど飛沫対策とともに、施設見学も制限しているほか、職員に対しては、旅行やイベント、不要不急の外出自粛などを求めているとのこと。  次に2点目は、清柳園電気集じん機洗浄後における水の回収方法について伺うというもの。答弁は、洗浄場所はコンクリート打ちされており、洗浄後の水はバキューム回収の後、清柳園脇にあるタンクで保管しており、今後、産業廃棄物処理業者に処理を委託する予定であること。  3点目は、不燃・粗大ごみ処理施設の耐震診断について伺うというもの。答弁は、同施設の稼働は昭和50年2月からであるが、現在の耐震基準は昭和56年6月に改正施行されていることから、東京都多摩建築指導事務所で台帳確認し、新耐震基準に適合していると判断している。しかし、施設の稼働は新基準前であるため、耐震診断については検討したいとのこと。  4点目は、今後予定されているプラスチックごみ一括回収における柳泉園組合の役割について伺うというもの。答弁は、プラスチックごみ一括回収については、2022年度以降、新区分でリサイクルを推進するとされている。今後、処理方法に係る影響などについて、国の動向を注視し、状況を見ながら調査・研究していくとともに、構成3市との協議を行っていく予定であること。  5点目は、清柳園の電気集じん機撤去工事に伴う大気や地中の環境調査結果をどのように公表するのか伺うというもの。答弁は、廃棄物処理施設廃止または解体に伴うダイオキシン類による汚染防止対策要綱に基づき調査をしている。工事終了後、調査をし、ホームページなどで公表を検討しているということ。  6点目は、清柳園の解体協議状況を伺うもの。答弁は、解体の財源、負担金、跡地利用及びロードマップの作成などを事務連絡協議会において7月と8月の2回協議を行っているので、まとまり次第、管理者会議、議会へ報告するとのこと、などの質疑及び答弁がありました。  次に、一般質問では、私、村山と西東京市の稲垣議員より2点ずつ質問がありました。  私の1点目は、災害廃棄物の処理について、市町村においては災害廃棄物処理計画の策定が求められているが、柳泉園組合には、構成3市と協議をしながら、災害発生時の廃棄物処理について役割の明確化などについて定める計画策定が求められていると思われる。災害廃棄物処理に関する柳泉園組合の役割及び計画策定について見解を伺うというもの。答弁は、災害発生時における廃棄物処理に関する役割及び計画については、関係市において令和4年度からの災害廃棄物処理計画策定が予定されていることから、これに合わせて組合として連携できることについて計画に盛り込みたいというもの。  2点目は、災害時の施設利用について、新型コロナウイルス感染症が拡大している中において、災害発生時には適切な避難所の設営及び運営が求められるが、地震などの災害時には柳泉園組合厚生施設を避難所などとして活用できるよう役割分担などを明確にする必要があると考えるが、東久留米市との協定について、現段階での協議経過と見解を伺うというもの。答弁は、東久留米市と災害時の厚生施設の活用について協議を行っているが、東京都が大規模救出救助活動拠点として活用する際、厚生施設が含まれていないので、今後、具体的な依頼があった際は、清瀬市及び西東京市に災害時の厚生施設の活用について再確認した上で検討・調整をしたいというもの。  続いて、稲垣議員の1点目は、繰越金の計上の考え方及び繰越金の財源について伺うというもの。答弁は、当初予算における繰越金の財源積算の考え方は、当初予算編成時に当該年度の歳入増加見込み及び歳出不用額見込みを算出し、繰越金として計上する。繰越金の中には前々年度の私車処分費精算額が含まれており、負担金総額から控除している。予算計上方法及び精算方法については、負担金額の計算方法と関連があるので、関係市と協議中である。引き続き来年度予算編成に向け協議・検討し、11月までに結論を出し、議会に報告したいというもの。  2点目は、各基金への積立て基準と必要額について伺うというもの。答弁は、職員退職給与基金については、退職する職員の退職手当を基金で賄えるよう、各年度の退職手当必要額を算出し、基金積立てを行っており、施設整備基金及び環境整備基金については積立て基準及び目標積立額が明確になっていないが、各施設の建て替えなどの課題が多く、かなりの費用が想定されるため、可能な限り剰余金を積み立てているというもの、などの質疑及び答弁がありました。  次に、令和2年度柳泉園組合行政視察について、竣工して間もない都市型の先進施設であるさいたま市桜環境センターを視察し、柳泉園組合の不燃・粗大ごみ処理施設の施設運営の在り方について参考にしたいと、事務局より説明がありました。これに対する質疑はなく、採決が行われ、原案のとおり可決されております。  続いて、陳情2件について廃棄物等処理問題特別委員会へ付託し、審議を行いました。  陳情第1号 柳泉園クリーンポート長期包括運営管理事業・大規模補修工事、工事監理に関する陳情については、事務局より、工事内容については、契約書、要求水準書に記載されており、工事の際には、事業者より、工事仕様書、機器設計図、施工計画書について、柳泉園組合が承諾することによって実施していること。随時工事履行状況のモニタリング実施により、設計図書と工事に相違がないことを確認していること。工事監理有資格者については、工事等実施に伴い、事業者が現場代理人等の有資格者を置くこととなっていること。会計法第29条の11第1項については、国による会計法上の契約の適正な履行の確保についての条文なので、当組合には該当しないこと。以上の理由により適正であるとの陳情に対する意見があり、質疑に入りました。  質疑では、長期包括運営管理事業について履行状況をモニタリングしているとあるが、事業者の言いなりになっていないかというもの。答弁は、履行状況確認のため、申請書類、報告書等の確認、検査、立会い、監督等を行っており、さらに、現在、モニタリングチェックシートを作成し、モニタリングの精度を上げる取組をしている、等の質疑及び答弁などがあり、陳情第1号について採決が行われ、挙手なしで不採択となりました。  続いて、陳情第2号 柳泉園組合の説明と議会による事実解明を求める陳情については、事務局より、当初、クリーンポート長期包括運営管理事業は委託契約であり、柳泉園組合が直接工事請負契約をすることがないという認識であったが、事業内容に工事請負に該当する事業が含まれており、地方自治法第96条の規定に基づき、議会の議決に付すべき契約であることから、臨時議会にて契約締結についての議決を得ており、契約手続及び法的には問題ないと認識していること。クリーンポート大規模補修に伴うコンサルティング業務委託契約に基づき作成された発注図書は、柳泉園長期包括運営管理事業アドバイザリー業務の要求水準書(案)に取りまとめて作成しているとの陳情に対する意見があり、質疑に入りました。  質疑では、発注図書を要求水準書に取りまとめて作成することになった経緯を伺うというものがございました。答弁は、発注図書を要求水準書に取りまとめて作成することになった理由は、要求水準書は長期包括委託審査委員会で検討・審査を経て最終的に作成されるものであり、こうした経過の中で発注図書は作成されたものであるなどの質疑・答弁があり、陳情第2号について採決が行われ、挙手なしで不採択となりました。  この後、本会議で委員長報告の後、陳情第1号については、討論はなく、採決を行い、挙手なしで不採択となりました。  陳情第2号については、反対討論があり、採決を行い、挙手なしで不採択となりました。  以上をもって令和2年第3回柳泉園組合議会定例会の報告とさせていただきます。 308 ◯議長(富田竜馬君) ただいまの村山議員の報告に対し、御質疑ございませんか。       (「なし」の声あり) 309 ◯議長(富田竜馬君) 質疑なしと認めます。  これで柳泉園組合議会の報告を終わります。  次に、東京たま広域資源循環組合議会について梶井議員にお願いいたします。  梶井議員。     〔18番(梶井琢太君)登壇〕 310 ◯18番(梶井琢太君) 令和2年第1回東京たま広域資源循環組合議会臨時会の御報告を申し上げます。  第1回臨時会は、7月17日午前10時から東京自治会館において開催されました。  当市からは、私と環境安全部ごみ対策課長が出席しております。  議会当日は、交代議員の紹介、管理者報告、諸般の報告、会議録署名議員の指名、会期の決定の後、欠員となった議長の選挙が指名推選により行われ、調布市の丸田絵美議員が選出されました。その後、事務局から令和2年10月期の会議日程の報告がありました。  内容につきましては主要な点に絞って御報告させていただきますことをあらかじめ御了承願います。  議事日程に入る場合に、管理者からの報告として、1、例年6月に実施しているオオムラサキの見学会、組織団体の皆様に知っていただく機会として毎年8月に実施している処分場見学会等については、新型コロナウイルス感染症拡大防止のため中止とし、6月発行の「たまエコニュース」や組合のホームページ等で広報・周知をしたこと。今後については、状況が好転され次第、徐々に再開すること。  2、埋立てを終了した谷戸沢処分場について、自然回復は順調であり、オオムラサキをはじめとした貴重な生物が数多く確認されていること。  3、日の出町及び周辺住民の方々との信頼関係を積み重ねながら、各組織団体から搬入される廃棄物の最終処分を確実に行っていくため、処分場、エコセメント化施設の管理・運営に万全を期すこと。  以上、大きく3点の報告がありました。  その後、議事日程に入り、議長が選出された後、事務局からの報告として、10月期以降の会議日程の策定報告があり、その中で、令和3年2月22日に開催される第1回定例会終了後に、令和8年度以降の焼却残渣の処理について議員の皆様へ検討結果を報告するため、第1回全員協議会を開催することについて、ブロック代表者会議の承認を頂いたことの報告がありました。  質疑等はなく、令和2年第1回東京たま広域資源循環組合議会臨時会は終了し、引き続き、令和2年第2回東京たま広域資源循環組合議会全員協議会が開催されました。  第2回全員協議会では、1、令和8年度以降の焼却残渣の処理についてを議題とし、事務局より、令和8年度以降の焼却残渣の処理について次のとおり説明がありました。  1、1)現在のエコセメント事業を継続する案と、2)民間再資源化施設へ搬出する案に分けたこと。  2、1)について、さらに、組合用地に新たなエコセメント化施設を建設するパターンと、現エコセメント化施設を更新するパターンとしたこと。  3、2)については、循環組合が民間施設搬出と埋立てを行うパターンと、民間施設への搬出を搬入団体が行い、組合は埋立てのみとするパターンとしたこと。  4、これら2案4パターンを半年ほどかけて検討し、令和3年2月に開催される東京たま広域資源循環組合議会全員協議会で議員の皆様へ検討結果を報告する予定であること、などが説明されました。  これを受けて、委員より、今のエコセメント事業継続を必要だと考える一方で、多大な費用がかかる見込みであり、組織団体の財政的負担を考慮した運営を求めるといった意見があり、それに対し、事務局からは、公債費の減額や予算計上の見直し等で各組織団体への負担を減らしたいとの見解が示されました。  以上をもって令和2年第1回東京たま広域資源循環組合議会臨時会及び令和2年第2回東京たま広域資源循環組合議会全員協議会の御報告とさせていただきます。 311 ◯議長(富田竜馬君) ただいまの梶井議員の報告に対し、御質疑ございませんか。       (「なし」の声あり) 312 ◯議長(富田竜馬君) 質疑なしと認めます。  これで東京たま広域資源循環組合議会の報告を終わります。  次に、野火止用水保全対策協議会について青木議員にお願いいたします。  青木議員。     〔5番(青木佑介君)登壇〕 313 ◯5番(青木佑介君) 令和2年度野火止用水保全対策協議会通常総会の結果を御報告いたします。  本総会は、令和2年7月上旬に立川市役所において開催を予定しておりましたが、新型コロナウイルス感染症予防の観点から書面開催となりました。  令和2年6月23日付文書において、通常総会資料が、委員である当麻議員、佐藤議員と私、青木の3名と理事である市長に対し送付され、令和2年7月3日までに意見書提出の依頼がございました。  書面開催の結果につきましては、協議会会長である立川市長より、令和2年7月31日付文書におきまして通知を受けております。  通常総会の議事でございますが、報告が2件、議案が4件ございました。  まず、報告についてでございますが、報告第1号 平成31年度野火止用水保全対策協議会事業報告、報告第2号 平成31年度野火止用水保全対策協議会収支決算及び会計監査報告の2件でございます。報告第1号及び報告第2号ともに、全理事・全委員から「承認」・「意見なし」の回答が提出され、承認されました。  続きまして、議案についてでございますが、議案第1号 令和2年度野火止用水保全対策協議会事業計画(案)、議案第2号 令和2年度野火止用水保全対策協議会収支予算(案)、議案第3号 野火止用水保全に関する要望書(案)、議案第4号 役員の交代について(案)の4件でございます。議案第1号から議案第4号までの4議案について、全理事・全委員から、「異議なし」・「意見なし」の回答が提出され、原案のとおり可決されました。  なお、議案第4号において、東久留米市からは並木市長が野火止用水保全対策協議会の会長として選出されております。  また、顧問へ議案等に対して御意見を聴取したところ、報告第1号、議案第3号及び議案第4号について意見を頂いております。  報告第1号につきましては、研修会の講師について工夫が見られ、よかった。  議案第3号につきましては、水量の確保に関して、各市の理解を深めてほしい。  議案第4号につきましては、8市の連携強化を希望するものでありました。  以上で野火止用水保全対策協議会の報告を終わります。 314 ◯議長(富田竜馬君) ただいまの青木議員の報告に対し、御質疑ございませんか。       (「なし」の声あり) 315 ◯議長(富田竜馬君) 質疑なしと認めます。  これで野火止用水保全対策協議会の報告を終わります。  次に、三多摩上下水及び道路建設促進協議会第1委員会、同第2委員会、同第3委員会、東京都市議会議長会多摩地域都市モノレール等建設促進協議会の報告は、お手元に御配付のとおりであります。  これらの報告に対し、御質疑ございませんか。       (「なし」の声あり) 316 ◯議長(富田竜馬君) 質疑なしと認めます。  これで、三多摩上下水及び道路建設促進協議会第1委員会、同第2委員会、同第3委員会、東京都市議会議長会多摩地域都市モノレール等建設促進協議会の報告を終わります。
     次に、市長の行政報告をお願いいたします。  市長。     〔市長(並木克巳君)登壇〕 317 ◯市長(並木克巳君) 令和2年第3回市議会定例会に当たり、東久留米市財政健全経営計画実行プランの令和2年度改訂について御報告申し上げます。  まず、本改訂の御報告に先立ちまして、これまでにもお伝えいたしましたとおり、新型コロナウイルス感染症によります市財政及び地域経済へ与える影響を見極める必要があることから、東久留米市財政健全経営計画の計画期間及び本実行プランを1年延伸することとさせていただいたところでございます。  本改訂につきましては、令和2年2月に財政健全経営計画実行プラン関連資料としてお示しした本実行プランの次期改訂に掲載予定の個別項目及び本実行プランに追加・変更等がある個別項目を反映するとともに、新たな改革・改善の取組項目を加えたものとしており、平成27年8月の策定以降、5回目の改訂となるものでございます。  なお、本実行プランの改訂に当たりましては、東久留米市事務事業に関する外部評価会議にもお示しし、御意見を頂いております。  東久留米市事務事業に関する外部評価会議の委員の皆様には、この場をお借りしまして厚く御礼申し上げます。  本改訂では、個別項目に新たに7項目を追加して72項目となり、また、本実行プランが1年延伸されたことに伴い、全ての個別項目のスケジュールを令和3年度までとしております。  財政健全経営計画の基本方針の見直しにつきましては、新型コロナウイルス感染症の状況も考慮しつつ、本年10月以降より検討会議での議論を再開していく予定であります。  新型コロナウイルス感染症が社会全体に大きな影響を及ぼしている中ではございますが、今後も、社会情勢の変化や行政ニーズを的確に捉え、民間活力も活用しながら、身の丈に合った財政運営に努めるとともに、中・長期的な視点を持って歳入と歳出の両面にわたり改革・改善を進め、健全で持続可能な行財政運営を推進してまいります。  以上、御報告申し上げます。 318 ◯議長(富田竜馬君) ただいまの市長の報告に対し、御質疑ございませんか。  永田議員。 319 ◯8番(永田雅子君) 簡潔に伺いたいと思います。  まず1点目に、本実行プランの改訂に当たっては、外部評価会議にもお示しし、御意見を頂いておりますとの御報告だったんですけれども、その御意見の特徴的なことについて伺いたいと思います。  2点目に、個別項目に新たに7項目を追加されたということなんですが、この7項目を選ばれた考え方と、あと確認なんですけれども、この新たな7項目について、市民負担、市民サービスの縮小などが生じるかどうか伺いたいと思います。  3点目に、本年10月以降より基本方針について、検討会議での議論を再開していく予定ですということです。本計画が1年延伸されたことにより令和4年度にまた改訂されると思うんですが、そのスケジュールについて改めて伺いたいと思います。  最後に、市長のほうから、新型コロナウイルス感染症が社会全体に大きな影響を及ぼしている中ではございますがということで、この「社会全体に大きな影響を及ぼしている」についてなんですけれども、東久留米市民の皆さんにとっての影響についてどのように認識していらっしゃるのか伺いたいと思います。 320 ◯議長(富田竜馬君) 行政管理課長。 321 ◯行政管理課長(傳智則君) 御質問いただきました。  まず、外部委員からの御意見ということで御紹介させていただきますと、幾つか頂いております。「25年度と比較すると、財政力指数がかなり改善されていると。財政力指数は3か年平均で算出するため、一朝一夕で変えることはできない。かなり努力しているという印象を受けた」。また、「人事給与業務におけるBPRの実施につきましては、今後は常勤の職員と非常勤職員を合わせた労働力の配分の見える化ができるようになることが肝要であろう」、そんな御意見を頂いております。また、職員1人当たりの人口が一般行政職員数が26市中トップに来ているということで、能力形成や住民サービスにおいての影響等についての御質問があったりとか、あとは、コロナに関しましては、「コロナのことを受けても地方公共団体は急に赤字公債を発行できないのだから、それ相応の財政調整基金は今後も持っておくべきだ」、そういった御意見を頂いたところでございます。  次に、新規の7項目を選んだ考え方ということでございますが、こちらにつきましては、事務事業評価から実行プランに至るまでの一連の流れの中で、結果的にICTであったりとかデジタル化に資するものといったものが残ったものでございますが、結果として、国が示している骨太方針に示されているような行政のデジタル化をさらに進めるといったものと合致するものになってきているというものでございます。  また、担当といたしましては、この改革によって市民サービスが今よりも停滞するとか後退するという認識は持っていないというところでございます。  また、10月から予定している今後の計画の改訂のスケジュールでございますが、現時点においては、今後の影響等もあって確実に約束ができるというところではないですけれども、来年6月に基本方針、また、来年の12月に実行プランが示せればいいなと、そういったスケジュールを今のところ描いているというものでございます。 322 ◯議長(富田竜馬君) 市長。 323 ◯市長(並木克巳君) ただいま行政報告の中で発しました「社会全体に大きな影響を及ぼしている」という部分において、市内の状況はどうかという御質問であります。  市内に特化した感想というわけではありませんけれども、新型コロナウイルス感染症の対策というものは全国的に、また世界的に起こっている現象でありますし、これは、かつての日常の生活を送ることができていないということが大きな要因であるということであると思っておりますし、コロナの感染のリスクが近くにあるということを踏まえて生活をしていかなくてはいけないということで、様々な制約であったり、様々な不安であったり、抱えながら生活をしていくということであります。3月の頃と比べるといろいろと解明されてきていることもあるというふうには思っておりますけれども、そういった時間的な経過を経ながら少しずつ課題というものは変わってくるかもしれませんけれども、やはり今までの生活と違う生活を強いられるという環境の中で、これは、国民皆さんが大変な厳しい環境に置かれているということが私は原点にあるというふうに思っております。 324 ◯議長(富田竜馬君) 永田議員。 325 ◯8番(永田雅子君) まず、外部評価会議の意見ということで幾つか特徴的な御報告を頂きました。中身に触れることになるのでとどめますけれども、私、今回この改訂を頂きまして、職員数ですね、多摩26市で職員1人当たりの人口、一般行政職の職員数というところを見てみましても、東久留米市の1人の職員が抱える市民の人数というのが多摩26市でトップというか、一番多くなってしまったなというふうに思っています。今、新型コロナウイルス感染拡大防止対策としてはどこの自治体も大変だと思うんですけれども、東久留米市におきましても、今回、様々な提案も行われているところでありますが、やはり職員の人数というのは課題だな、それイコール市民の皆さんへのサービスに関わってきてしまうのではないかなと、ちょっと不安な思いを感じています。別のところで質問させていただきたいと思います。  あと、個別項目の新たな7項目については、市民負担、市民サービスの縮小には当たらないと。今の時代からいうと、ICTとかそういうお話がありました。了解です。  そして、スケジュールについても分かりました。あくまでも御予定ということです。  最後に、市長の認識を伺いまして、私は、社会全体って市長がおっしゃっていて、でも、東久留米市長といたしまして、この東久留米市の市民の皆さんへの影響を本当にどういうふうに受け止めていらっしゃるのかなと思いました。午前中、村山議員からも、事業者応援事業の件につきまして、やはりアンケート等を行って具体的に事業者の声などを聞くという提案をさせていただきましたけれども、「市民の皆さんは様々」という言い方を市長はされていますが、私たちのもとにも本当に様々な声が届いています。今回、市民負担の増加、市民サービスの縮小は新たに追加されてはいないということなんですけれども、私は、先ほど財政力指数の改善も示されているという意見もあったということも踏まえまして、市民の皆さんに、このコロナの問題がある中で、こういう市の計画をどのように市民の皆さんのためにつくっていくかということが今の大きな課題の一つではないかなと思っています。  今後、市長は「社会情勢の変化や行政ニーズを的確に捉え」というふうに最後におっしゃっていましたけれども、その点につきまして、今、アンケート等と申し上げましたが、市民の皆さんの声をつかむことがニーズを的確に捉えることになるというふうに私は考えていますけれども、御見解を伺いたい。  また、市長にとってはどのような手法をもって捉えていくお考えが現段階であるのかということを、もう少し具体的に伺えたらと思います。  以上です。 326 ◯議長(富田竜馬君) 企画経営室長。 327 ◯企画経営室長(土屋健治君) 行財政の取組についてでございますが、我々の、住民の意向の把握といたしましては、毎年度、施策成果アンケートというような形で、それぞれの施策のアンケートの調査のほうをやらせていただいております。そういったアンケートの結果を踏まえて、施策の事務事業を含めて見直しというものを常に考えていくというような姿勢で取り組んでいるところでございます。  以上でございます。 328 ◯議長(富田竜馬君) 永田議員。 329 ◯8番(永田雅子君) 施策成果アンケートというのは、これもやはり大事な市の取組であると思いますし、適宜反映はされているかなというふうにも思っているところでございますけれども、私はやはり、今、新型コロナウイルス感染拡大という、今向き合っている、今までにない、かつてない状況の中で、できればもう少し市長に主導していただきまして、市民の声を捉える機会というのを真剣に、もう少し市長においては考えていただきたいなというふうに思って、意見として述べておきます。 330 ◯議長(富田竜馬君) 宮川議員。 331 ◯11番(宮川豊史君) 私はね、もう並木市長は改革する気なんて全くないんだから、こんな改革しているふりだけの財政健全経営計画なんてもう今後つくる必要はないという考えですけれども、そんな私の考えは置いておいて、ただ、この計画、今後どうしていくのかを伺いたいんですが、取りあえず今回はまず1年延期ですよね。その後、どうするんですか。 332 ◯議長(富田竜馬君) 行政管理課長。 333 ◯行政管理課長(傳智則君) この10月以降の検討の状況というところでございます。  国のほうでも、御存じのとおり、経済財政運営と改革の基本方針2020と、いわゆる骨太2020の中でも、「感染症拡大を踏まえた当面の経済財政運営と経済・財政一体改革」という項目があって、その中には、「休業者や離職者をはじめ国民の雇用を守り抜くことを最優先とし、決してデフレに戻さない決意をもって経済財政運営を行う。あわせて、『新たな日常』の実現に向けた動きを加速する」というようなことが書いてあって、「令和3年度予算については、『予算編成の基本方針』でその方向性を示す」、「感染症拡大を踏まえた経済・財政一体改革の推進」といったものが書かれておって、そういったところと方向性をそろえていく必要があろうかというふうに考えているところではありますが、ここに示された令和3年度予算は予算編成の基本方針でその方向性を示すということにつきましても、今現在、国のほうでは、いわゆる概算要求基準でさえまだ示されていないということですので、市といたしましては、今後も国の動き等、十分注視していく必要があろうかと思っているところでございます。 334 ◯議長(富田竜馬君) 宮川議員。 335 ◯11番(宮川豊史君) こういう状態であり、時期であり、今後どうしていくのかというのを非常に答えづらい中、御答弁いただいてありがとうございます。要は、今ある財政健全経営計画、こちらの本来の期限が、分かりやすく言うために令和3年3月末までだったわけですね。ですが、それを1年延長したわけですよね。そうすると、令和4年3月末まで、今ある財政健全経営計画の下、行われていくと。私が伺いたいのは、では、その令和4年4月以降の計画は、どういったものを、何年間計画のものをつくるのかということなんですけれど、それが今現状でどこまで決まっているのかを伺いたいと思います。 336 ◯議長(富田竜馬君) 行政管理課長。 337 ◯行政管理課長(傳智則君) 従来御説明してきたように、長期基本計画との1年ずらしというものを目指して、当初、次期計画につきましては6年ということを予定してございましたが、こういった時世を受けまして、新しい計画を策定するに当たっては、5年の計画期間の準備を進めていきたいと担当では考えているところでございます。 338 ◯議長(富田竜馬君) 宮川議員。 339 ◯11番(宮川豊史君) 申し訳ありません。私も議事録全部調べてきたわけではないのでね、次期計画は6年計画にするというのはどこかの答弁に出ていますよね。だけど、1年延期して、1年延期したことで次の計画は6年ではなくてやっぱり5年にしますよなんて答弁ありましたっけ。 340 ◯議長(富田竜馬君) 行政管理課長。 341 ◯行政管理課長(傳智則君) すみません、従来お話をしてきたように6年というところで、今回、5年に短縮するというのは、今回の1年の延伸を受けても終期をずらさないという意味で結果的に5年になると、そういうことでございます。 342 ◯議長(富田竜馬君) 宮川議員。 343 ◯11番(宮川豊史君) ですから、いいんです、担当の御答弁は御答弁で。ありがとうございます。そこは理解しているんですけれど、ただ、それ、6年の計画をつくると言っておいて、それをまた5年にするということが、担当はそういう答弁をされましたよ、今。だけど、それ、正式決定ですか。正式決定なら決定で、きちんと議会で言うべきではないですか。 344 ◯議長(富田竜馬君) 企画経営室長。 345 ◯企画経営室長(土屋健治君) すみません、私どものほうで次期の計画を5年にするという形で議会のほうに正式にお伝えしているということは、これまで行ってきてございませんでした。申し訳ございません。  6年の計画という形で想定しておりましたのは、基本構想、また基本計画が、10年、またその半分の5年スパンという中で、それを受けての、それを下支えするための計画という位置づけから、それらのものを計画策定後にこの財政健全経営計画というものをつくっていくという考え方から、当初、6年と予定しておりましたが、ここで、新型コロナウイルスの関係で1年計画策定を遅らせざるを得なかったということになりましたので、結果的に5年間の計画という形で次の財政健全経営計画については策定していきたいというふうに考えてございます。 346 ◯議長(富田竜馬君) 宮川議員。 347 ◯11番(宮川豊史君) ですから、6年にしたものを5年にまた戻しますよって、それが正式決定したならしたで、議会にきちんと言うべきでしょう。何でそれをやらないのか全く理解できないんだけどね。だから、どうなったのかなってずっと思っていたわけですよ。でも、6年になるということは、それはみんなほぼ全ての議員は分かっているでしょうけれども、ただ、1年延期になったことで次はやっぱり5年に戻しますって、それが正式に決まったら、きちんと議会に言うべきではないですか。企画経営室長は今、謝罪していただきましたけれど、市長はどうですか。 348 ◯議長(富田竜馬君) 市長。 349 ◯市長(並木克巳君) 今、東久留米市の財政健全経営計画ということで、この実行プラン、コロナ前の計画の中では長期総合計画に合わせて6年の計画にしていこうということで進めさせていただいておりました。コロナ禍ということで、これは先ほど壇上で行政報告させていただいた中で、環境をしっかりと見定めていく必要があるということで1年の延伸をさせていただきました。実際、このプランの作成に関しまして、この10月以降、本格的に計画を進めていくということでは庁内の中では確認はしておりますけれども、これを正式に6年から5年にということは方向性としては確認はしておりますが、今、庁内としてこれで庁議で決定し、進めてきているという段階ではないものですから、担当としての説明というものはあろうかと思いますけれども、庁内として確定していくのは、今、その手続の過程にありますので、そういった手続の過程においても説明をもししていなかったということであれば、それはもう少し丁寧な説明の仕方は必要だったかなと思っております。庁内の中で今、長期総合計画のお尻に合わせて5年でこの期間を決めるということは、最終決定というものはまだしている段階ではないということは御理解いただきたいと思います。 350 ◯議長(富田竜馬君) 宮川議員。 351 ◯11番(宮川豊史君) 謝らないならまだやりますけどね、そうではないでしょうって。次期計画は6年にする、それだって正式決定ではないでしょう。正式決定するのは計画が決まるときなんだから。だけど、次期計画は6年にしますという方向性を示したわけでしょう。「それを5年にまた戻したいと思う」ではないではないですか。もうそういう方向性に変わったわけだから、それを、「いやいや、まだプロセスだから、私は謝りません。何も悪くないですよ」なんてね、そんな答弁だったら私は永遠に終わりませんよ、質問。企画経営室長が謝ったんだから、市長はしかるべき、また議会に対して発言すべきじゃないの。そもそも、まず市長が発言すべき話でしょう。誰の公約の下に財政健全経営計画をつくったんですか。職員が勝手につくったわけではないでしょう。それを次期計画は6年にしますってもう言っているわけだから、明確に。それを、こういう状態で1年延期になったから、次期は、すみません、6年と言いましたけれども、5年に変更する、それをきちんと言えばいいだけの話ではないですか。で、企画経営室長はきちんと誠意を持って謝罪をしたのに、市長は言い訳をする、おかしいでしょう。 352 ◯議長(富田竜馬君) 企画経営室長。 353 ◯企画経営室長(土屋健治君) 大変申し訳ございません。私ども担当部署としての考えとして先ほど御説明をさせていただきました。正式に庁内としてこういう形で計画を策定していくというところまでの決定手続は取っておりませんので、市長の答弁とすれば先ほどの答弁という形になりますので、御理解いただきたいと思います。 354 ◯議長(富田竜馬君) 宮川議員。 355 ◯11番(宮川豊史君) いや、ですから、謝る気はないってことですか。だから、まず、知っていたのか、知らないのかですよ。議会では明確に発言しているわけだからね、次期計画は6年にしますって。それが6年ではなく5年になるということを市長は知っていたんですか。 356 ◯議長(富田竜馬君) 御答弁できますか。  市長。 357 ◯市長(並木克巳君) 情報提供の在り方という部分においていろいろと課題はあるかなと思っております。担当のレベルの中で進めていきたいこと、これは議員の皆さんにどの段階で情報提供していくか、これはいろいろなパターンがあろうかなというふうに思っておりますし、特にこの財政健全経営計画の実行プランに関しましては時期をこういうふうに大きく変更していく、コロナ禍という大きな影響があるという前提でありますけれども、変更していくということでありますので、そういったところに関しては丁寧に説明していく段階も必要というふうには思っております。  しかし、全部私は知っていたのか、これは全部話が決定したことなのかということでいけば、この関係に関しましては、今、手続を担当のほうがしているという流れの中でありますので、コロナ禍の中でこの財政健全経営計画の実行プラン、1年延長するということまでは確定しておりますけれども、では、その期間をどのようにするんだ、どういった内容にするんだ、どのような進め方にするんだということを正式に確定し、報告を受けているという段階ではないということは御理解いただきたいと思います。 358 ◯議長(富田竜馬君) 宮川議員。 359 ◯11番(宮川豊史君) 私の質問は、一度、次期計画は6年って言ったけれども、いや、それは5年にしますよということを市長が知っていたのかどうかを聞いているわけだから。 360 ◯議長(富田竜馬君) 市長。 361 ◯市長(並木克巳君) 正式に議論をしたという記憶は私の中ではありません。1年延長するということで、今後、コロナ禍の中ですけれど、議論がどういうふうに進められるかというようなことを確認はした記憶はありますけれども、お尻はこんな形、こういった長期総合計画の期間に合わせて確定していくというようなことは、これは議論をして、それで確定したという記憶もありません。 362 ◯議長(富田竜馬君) 宮川議員。 363 ◯11番(宮川豊史君) 議会の答弁だからね、ちゃんとしてほしいんですが、では、きちんと決まってないけれど、6年を5年にしますって担当が勝手に言ってしまったって、市長は言いたいわけですか。そういう議論をしてないならしようがないけれど、どうなんですか。いや、そんな簡単に議会で答弁されても困るんだよね。だって、次期計画は6年って言っていましたけれど、5年にしますって答弁出たけれど、では、それを市長は知らなかったと。担当が勝手に言ったことだって、そういうことなんですか。 364 ◯議長(富田竜馬君) 行政管理課長。 365 ◯行政管理課長(傳智則君) 大変申し訳ございません。冒頭の議員の御質問の中で決定したのかという御質問に対し、担当課として今こういうことを考えているといったところを披露してしまったことにつきましては、大変申し訳なく、おわびを申し上げたいと思います。  ただし、当面、お話をしておりました、もともと6年にしたというところが、どうして6年にしたのかというところの、つまり基本計画と1年ずらして計画を進めていくという考え方につきましては従来から変更がないということから、結果として、6年を目指していたけれど、5年のスパンで転がしていくということになるということを申し上げてしまったものでございます。  失礼いたしました。 366 ◯議長(富田竜馬君) 宮川議員。 367 ◯11番(宮川豊史君) いや、そうではないでしょう。だって、その後、企画経営室長が謝っているんだから。少なくとも企画経営室長は5年にする考えがあったというか、そういう話はしているわけでしょう。していなかったら──だって、私がどうこう言う前に、もし本当に市長が知らなかったら、担当が次期計画は6年ではなく5年にしますって、その答弁の時点で行政側が止めなければおかしい話ではないですか、私がどうこう言う前に。もし本当に担当が勝手に答弁したらですよ。そんなことあるわけないんだから。そういう話をしているからそういう答弁になるわけでしょう。結局、市長が一言謝れば済む話で、そこで終わる話が、意地を張って、何だか知らないけれど。企画経営室長は謝ったんですよ、誠意を持って。それがね、議会に対して誠意を持って対応するということなんですよ。並木市長はね、全てが口ばっかり。だから言葉が軽くて、誰からも信用されない──あ、誰からではなく、私からは全く信用されないんですよ。企画経営室長が謝ったんだから、そういう対応、「十分配慮が足らなかったところはすみません」って一言謝れば済む話でしょう。それを何か今さらね、私は知らないとか、正式に決まってないとか。では、正式に決まってないことを答弁したのかってなって、担当が何かああいう形で謝らされて、本当に気の毒だなと思いますけれど、そうではないでしょうと。そういう話をしているからそういう答弁になるわけではないですか。もし本当に市長が知らなかった、勝手に答弁したというんだったら、その時点で行政側が止めなければうそでしょう。  責任の所在も全てもうめちゃくちゃですよ、今。だから、企画経営室長は少なくともそういう議論をしていたから、そういうことで理解していたわけでしょう。だから、企画の中でそういう議論をしていた時点で、担当課が謝る必要はないですよ。勝手な思いではないんだから。だから、まず、企画ではそういう議論をしていたんでしょうって、そこ、室長、答えてくださいよ。 368 ◯議長(富田竜馬君) 企画経営室長。 369 ◯企画経営室長(土屋健治君) 今回の財政健全経営計画の策定について、コロナ禍にあって1年間延長せざるを得ないというところを担当のほうで判断し、これについては理事者のほうと調整をさせていただいて、1年間延長していくと、延期していくという形で整理をさせていただいております。その時点で担当のほうでは、思いとすれば、基本構想、基本計画に合わせるという形を当初目的としておったものですから、当然、6年の計画が5年になるのかなというふうに思い込んでいたということでございます。私も、担当の行政管理課長のほうも、同じような考え方でそういうふうな認識を持っていたということでございますが、先ほど来答弁しているとおり、庁内手続として、次期計画について何年度から何年度の計画とするよというところまでの正式決定を庁内においてできておりませんでしたので、担当のほうでの考え方ということで先ほど申し上げさせていただいているということで御理解いただきたいと思います。 370 ◯議長(富田竜馬君) 宮川議員。 371 ◯11番(宮川豊史君) だから、それが本当だったらね、市長が止めなければおかしいでしょうって話ですよ。自分の知らない話を担当が勝手に答弁したんですか。  そもそも、だからこれもおかしな話でね、担当がつくる計画ではないですからね。市長の指示の下つくっているのが財政健全経営計画なんだから、普通はね、本来6年でつくる計画って言っておいて、それが今度、今ある計画を1年延伸したら、では、次、計画どうするのって思うのが市長でしょう。市長の自らの指示でつくる計画なんですよ。その次どうするのかって、そういう興味も関心も質問もしなかったわけですか、市長は。全くそういう議論してないわけですか、次の計画を何年の計画をつくるかなんていう。基本中の基本ですよ、そんなの。1年延期したときの段階で。全くそういうことを担当に質問しなかった、話合いもしなかった、議論もしなかったんですか、市長は。それはそれで大問題ですよ。 372 ◯議長(富田竜馬君) 市長。 373 ◯市長(並木克巳君) 担当課、担当の立場として、担当の考えとして答弁をしておりましたので、そこは聞かせていただいたところであります。  また、この計画に関しましては、コロナ禍で状況が本当にすごいスピードで変化していく中であります。その中でどのように影響してくるのか、どのようにこの影響が出てきたことを踏まえるのかというようなことは、今まさに動きながらやっているところでありますから、その段階で、今、議員がおっしゃられることも、お尻を既にもっと細やかに決めてこの計画を進めるべきだという御意見は御意見としてあるかもしれませんけれども、私どもが今この段階で──この段階というより、一月、二月前なんでしょうかね、この決定、この8月に出す前ですから、まず1年延長しようということが合意として決まり、それ以降はこの10月以降に改めて、コロナ禍でありますけれども、委員の皆様と協議をしていくというようなところまで決まっているというところであります。 374 ◯議長(富田竜馬君) 宮川議員。 375 ◯11番(宮川豊史君) 私の質問ちゃんと聞いてくださいよ。私が言っているのは、1年延期したときに、市長は、次の計画が何年になるか興味も関心もなかったんですか、担当に対して質問も議論もしなかったんですかということを聞いているんだから。 376 ◯議長(富田竜馬君) 市長。 377 ◯市長(並木克巳君) 興味がないとかということではありません。財政健全経営計画、これ、施政方針の中でも述べております。コロナの影響がなければ、これは本当にしっかりと進めていく状況でありますけれども、コロナの状況が発生したということを踏まえて、これは1年の延伸ということをその場では決めさせていただいたところであります。興味がある、ないということで、5年なのか、6年なのかということまでは言及はしていないというふうに、興味がないからそういったことに言及していないのではないかという議員のほうの御訴えでありますけれども、私としては、まず1年延伸ということをその場で確認させていただいたということであります。 378 ◯議長(富田竜馬君) 宮川議員。 379 ◯11番(宮川豊史君) その点が市長として極めて不十分ですよね。不十分というか、議会で6年って言ってしまっているわけだから。普通は1年延期する段階で、では、その6年どうするのかって思うのが行政の長の立場でしょう。で、結局、室長が謝り、課長が謝らされて、本当、信じられないよね。考えられないよね。で、自分は謝らないというね、とても市長としてふさわしい人物とは思えないということだけ言って、質問を終わります。
    380 ◯議長(富田竜馬君) ほかにございますか。  間宮議員。 381 ◯4番(間宮美季君) 2点ほど質問をさせていただきたいと思います。  まず1点目なんですけれども、今回、改訂をなさって、来年以降、新しい計画を策定されていくということなんですけれども、これまでも議論されていることなんですが、この計画そのものが、実計がないことも含めて、かなり市としての主軸になる計画に近いのかなというふうに言われてきています。タイトルの中にあるように、将来にわたり持続可能な市政運営を目指してということでこの計画がつくられてきているということで理解しています。ただ、一方で、昨今はなかなか、これをすることによって全てが効果を見いだしていくとかそういったことにはつながらず、全般の事務事業そのものの効率化であるとか改善を押し出していくための計画にもなっているのかなというふうに思っているわけなんですけれども、次期の計画については、そういったこれまでの計画の在り方を踏襲して策定していくのか、その辺の整理というのはどういうふうに考えていらっしゃるのかということを伺いたいというふうに思います。  また、もう1点は、今回、1年延伸とは別に、職員の定員管理計画を来年度については新たなものをつくることなく、まずはこれまでのものを踏襲した中で職員採用や体制を決めていきましょうということになっていたかと思うんですけれども、今回新たな、コロナという状況も発生している中で、なかなかこれまでの考え方だけでは職員体制も組んでいけない部分もあるのではないかというふうに思っております。現段階でその辺について、こちらは特に改定ということではないけれども、職員体制について今の段階でどのようなお考えで令和3年取り組んでいかれるのかということについて伺いたいと思います。 382 ◯議長(富田竜馬君) 行政管理課長。 383 ◯行政管理課長(傳智則君) 2点御質問いただいております。  次期の計画に関する整理の考え方といったところにつきましては、目指すところは変わらない、つまり、持続可能な行財政運営を目指すというゴールは変わらないものの、その出発点が5年前とは違うところにあるんだろうなという考えを持っております。つまり、5年前とはいろんな状況も変わってきている、コロナもあって、今、市の現在地がどこにあるのかというのがなかなか見極めるのが難しいという中で、そこに向かってどのような道筋、どのようなやり方でやっていくのかというのは、今後、検討会も含め議論を頂くという中で考えていかなければならないというふうに思います。  一方で、議員御指摘のとおり、今までの事務事業評価のブラッシュアップというところではなかなか財政的な効果額も出てこないということで、効率化であるとか、生産性を高めるであるとか、そういうところに考え方がシフトしてきているというのもまた事実であります。そういった中で、次の計画の中で次にどういうふうに反映していくのかにつきましては、今後検討していきたいというふうに思っているところでございます。  また、現時点における定員の考え方でございますが、人口減少社会に向かう中で、日本全体として労働力そのものが不足していくという見込みの中、行政職員を確保していくことすら困難になっていく可能性もあるという認識を持ってございます。こういった中で、民間活力の活用であったり、各種のICT等を含めた事務処理システムの活用を図るなど事務改善を進める中で、基礎自治体としての事務を遂行していくための職員体制を確保していく必要があると考えているところでございます。 384 ◯議長(富田竜馬君) 間宮議員。 385 ◯4番(間宮美季君) 今後、ブラッシュアップの効果が難しくなっている中で、どうしていくかということを検討されていくということでありましたが、この検討そのものは、庁内で検討して、外部評価委員に御意見を伺うという形でやっていかれるということになるんでしょうか。その計画そのものの方向性というのは、まずは庁内で決めていかれるということになるんでしょうか。  それと、2点目の定員管理につきましては、こちらの今回出された改訂によれば1減になっていたかと思うんですけれども、私は、もちろんこれはこれとして考え方があって出されているとは思うんですけれども、現実に即して、やはりこれまでも職員体制は非常に逼迫している中なので、ここはきちんと、今回きちんとした改定ができなかったということも踏まえてやっていっていただきたいと思いますけれども、いかがでしょうか。 386 ◯議長(富田竜馬君) 行政管理課長。 387 ◯行政管理課長(傳智則君) 計画策定の進め方というところでございます。  まずはというか、卵と鶏のようになっていってしまうと思うんですけれども、庁内の検討、それから検討委員会での検討、これは並行して進めていく必要があるのだろうというふうに考えます。また、検討委員会においては昨年の後半に一部先行して検討を進めていた成果もございます。そういったものも生かしながら、変わるべきところは変わる、新しく考えなければいけないところは新しく考えると、そういうふうに整理を進めていきたいというふうに考えているところでございます。  また、定員の考え方につきましては、今後検討するに当たりましては、御存じのとおり、公務員の定年の延長が今どういうふうになるのか、また、会計年度任用職員の労働の配分というのか、力をどういうふうに配分していくか、また、総務省でやっている地方公共団体の定員の在り方に関する研究会といったものもありますので、こちらの国の議論等も踏まえて検討していかなければならないと考えているところでございます。 388 ◯議長(富田竜馬君) 間宮議員。 389 ◯4番(間宮美季君) 鶏、卵というお話がございましたけれども、そもそもこれは、効率化だけではなくて、改善点ということを見いだしていくための計画であってほしいと私は考えております。その中で特に市民にも適切な情報提供なんかもしていくということによって理解を得て市政を進めていくという、その一つの計画の示し方というものも今後は重要になってくるんだというふうに思っております。これから検討されていくということではありますので、注視はしていきたいというふうに思いますけれども、もちろん行財政改革ですので、財源をいかに圧縮して、それを今度どう分配していくかということも重要であるし、そもそもパイも減っていく中でどうしていくかということも議論としては必要になると思うんですけれども、特に今回は、先ほど永田議員からもありましたが、コロナという状況があって非常に市民生活も厳しくなっている中でもありますし、また一方で、仕事・業務そのものも増えてきているという実態もありますので、ここは十分に加味しながら、ぜひこの計画について検討していっていただきたいと。この方向性でよろしいかどうか、一応、市長に最後御答弁を頂きたいと思います。そういった考え方で新たな東久留米市の財政健全経営計画を策定していくという方向性を、市長も、今、コロナという状況の中で厳しい状況の中にありますし、また、職員体制についても、新たな仕事・業務が増えてきている中ですので、そういったことを念頭に、今後、新しい計画づくりをされていくという考え方でよろしいかどうかということを伺いたいというふうに思います。 390 ◯議長(富田竜馬君) 市長。 391 ◯市長(並木克巳君) 今回、1年延長させていただきましたけれども、もともとお示しさせていただいた財政健全経営計画の目的、また考え方に沿って進めてまいりました。今、新たなこの次の年度の計画というものはまたつくっていくわけでありますけれども、引き続き、その理念、目的、そういったものをしっかり踏まえて、東久留米市の各計画というものには反映をさせていきたいというふうに思っております。 392 ◯議長(富田竜馬君) ほかにございますか。よろしいですか。  これで質疑を終結いたします。  これで市長の行政報告を終わります。    ─────── ◇ ─────── 393 ◯議長(富田竜馬君) 以上をもって本日の会議を終了いたします。  これをもって散会といたします。       午後 3時38分散会 Copyright © Higashikurume City, All rights reserved. ↑ ページの先頭へ...