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  1. 東久留米市議会 2020-06-05
    令和2年第2回定例会(第1日) 本文 開催日: 2020-06-05


    取得元: 東久留米市議会公式サイト
    最終取得日: 2021-10-03
    ↓ 最初のヒットへ(全 0 ヒット) 1       午前 9時30分開会 ◯議長(富田竜馬君) これより令和2年第2回定例会を開会いたします。   ─────── ◇ ─────── 2 ◯議長(富田竜馬君) 直ちに本日の会議を開きます。   ─────── ◇ ─────── 3 ◯議長(富田竜馬君) ここで議長より申し上げます。  新型コロナウイルス感染症拡大防止の観点から、議席の間隔を空けるために、今定例会の間、傍聴席の一部を議場とみなし、議席とする取扱いをしたいと思いますが、これに御異議ございませんか。      (「異議なし」の声あり) 4 ◯議長(富田竜馬君) 異議なしと認めます。  よって、傍聴席の一部を議場とみなし、議席とすることといたします。  次に、議員の皆様の議席でございますが、議長において指定しております議席に関わらず、間隔を空けてお座りいただくようお願いいたします。また、市側におきましても御協力のほどよろしくお願いいたします。   ─────── ◇ ─────── 5 ◯議長(富田竜馬君) 本日は全員出席であり、会議は成立しております。   ─────── ◇ ─────── 6 ◯議長(富田竜馬君) 地方自治法第121条の規定により、市長及び関係者の出席を求めております。   ─────── ◇ ─────── 7 ◯議長(富田竜馬君) 次に、去る5月29日と本日、議会運営委員会が開催されておりますので、議会運営委員長の報告を求めます。  議会運営委員長。     〔21番(篠宮正明君)登壇〕 8 ◯21番(篠宮正明君) ただいまから議会運営委員会の御報告をいたします。
     去る5月29日と本日、議会運営委員会を開催し、令和2年第2回市議会定例会の運営について協議し、次のとおり決定を見たので、御報告申し上げます。  まず、会期については、本日6月5日から6月25日までの21日間とし、日程についてはお手元に御配付のとおりとすることに決しました。  次に、市長報告を本日本会議の冒頭に行うことに決しました。  次に、議員提出議案第2号及び第3号の2議案が提出され、この取扱いについて協議した結果、これらは本日上程し、即決することに決しました。  次に、提出されております市長提出議案第22号から第57号までの36議案、請願13件については、全て本日上程し、議案第22号から第45号まで及び議案第52号から第57号までの30議案については即決、議案第46号から第48号までの3議案については総務文教委員会に付託、議案第49号及び第50号の2議案については厚生委員会に付託、議案第51号については環境建設委員会に付託することに決しました。  そして、請願については、御配付の請願付託表のとおり、それぞれ所管の常任委員会に付託することに決しました。  次に、諸報告についてであります。柳泉園組合議会の報告を三浦議員から、全国市議会議長会関東市議会議長会、東京都市議会議長会、東京都北多摩議長連絡協議会、三多摩上下水及び道路建設促進協議会の報告を議長より文書配付により行うことに決しました。  以上であります。 9 ◯議長(富田竜馬君) これで議会運営委員長の報告を終わります。   ─────── ◇ ─────── 10 ◯議長(富田竜馬君) 本日の議事日程は皆様に御配付のとおりであります。  日程に従い会議を進めてまいります。   ─────── ◇ ─────── 日程第1 会議録署名議員の指名 11 ◯議長(富田竜馬君) 日程第1、会議録署名議員の指名。  本日の会議録署名議員の御指名をいたします。  12番 阿部利恵子議員  13番 三浦猛議員  以上お二方にお願いいたします。   ─────── ◇ ─────── 日程第2 会期の決定 12 ◯議長(富田竜馬君) 日程第2、会期の決定を議題といたします。  お諮りいたします。令和2年第2回定例会の会期については、議会運営委員長の報告のとおり、6月5日から6月25日までの21日間と決定することに御異議ございませんか。      (「異議なし」の声あり) 13 ◯議長(富田竜馬君) 異議なしと認めます。  よって、令和2年第2回定例会の会期は、6月5日から6月25日までの21日間と決定いたしました。   ─────── ◇ ─────── 日程第3 市長報告 14 ◯議長(富田竜馬君) 日程第3、市長報告。  これより市長報告を行います。  市長。     〔市長(並木克巳君)登壇〕 15 ◯市長(並木克巳君) 「東久留米市保育サービスの施設整備・運営及び提供体制に関する実施計画」(令和2年3月改訂版及び令和2年5月改訂版)について御報告させていただきます。  「東久留米市保育サービスの施設整備・運営及び提供体制に関する実施計画」につきましては、平成28年3月に策定して以降、幼児期の教育・保育提供体制の確保とともに、民間活力の導入による効率的な行政サービスの維持、向上に取り組んでいるところであります。  本実施計画について、令和2年2月に第2期東久留米市子ども・子育て支援事業計画を策定したことに伴い、幼児期の教育・保育の量の見込み等の対応及び保育サービスの施設整備計画の進捗の状況を反映するため、令和2年3月に改訂を行いました。  その後、市内で認証保育事業所を運営する事業者より、本実施計画における保育サービスの施設整備に関する方針に沿った認可保育園の整備計画が示されたことを踏まえ、市内の児童を取り巻く状況を総合的に勘案し、新たな認可保育園を開設することとしたことから、改めて令和2年5月に本実施計画を改訂いたしました。  当該認可保育園につきましては、設置者は株式会社こどもの森、地番は東久留米市学園町一丁目18番4及び一丁目19番4、土地面積は約200坪であり、建物は木造地上2階建て、定員はゼロ歳児から5歳児までの80名であり、令和3年4月1日に開設する予定でございます。  今後も、改訂後の実施計画に沿って、保育サービスの施設整備・運営及び提供体制への取組を進めてまいります。  以上、御報告申し上げます。 16 ◯議長(富田竜馬君) ただいまの報告に対し、御質疑ございませんか。       (「なし」の声あり) 17 ◯議長(富田竜馬君) これで質疑を終結いたします。  これで市長報告を終わります。   ─────── ◇ ─────── 日程第4 議員提出議案第2号 東久留米市議会      議員に支給する期末手当の特例に関す      る条例 18 ◯議長(富田竜馬君) 日程第4、議員提出議案第2号 東久留米市議会議員に支給する期末手当の特例に関する条例を議題といたします。  提案者から提案理由の説明を求めます。  野島議員。     〔15番(野島武夫君)登壇〕 19 ◯15番(野島武夫君) それでは、議員提出議案第2号 東久留米市議会議員に支給する期末手当の特例に関する条例について、朗読をもって提案理由とさせていただきます。  現在の本市の財政状況を踏まえ、議員として一定の姿勢を示すため。  以上、よろしくお願いします。 20 ◯議長(富田竜馬君) 以上で提案理由の説明を終わります。  お諮りいたします。議員提出議案第2号につきましては、さきの議会運営委員長の報告どおり、会議規則第36条第3項の規定により、委員会の付託を省略し、直ちに審議したいと思いますが、御異議ございませんか。      (「異議なし」の声あり) 21 ◯議長(富田竜馬君) 異議なしと認めます。  よって、議員提出議案第2号は委員会の付託を省略し、直ちに審議することに決しました。  これより質疑に入ります。       (「なし」の声あり) 22 ◯議長(富田竜馬君) 質疑なしと認めます。  続いて討論に入ります。       (「省略」の声あり) 23 ◯議長(富田竜馬君) 討論省略と認めます。  これより、議員提出議案第2号 東久留米市議会議員に支給する期末手当の特例に関する条例を採決いたします。  本案はこれを原案のとおり決することに賛成の方の挙手を求めます。        〔賛成者挙手〕 24 ◯議長(富田竜馬君) 挙手全員であります。  よって、議員提出議案第2号は原案のとおり可決されました。   ─────── ◇ ─────── 日程第5 議員提出議案第3号 東久留米市新型      コロナウイルス感染症対策基金条例 25 ◯議長(富田竜馬君) 日程第5、議員提出議案第3号 東久留米市新型コロナウイルス感染症対策基金条例を議題といたします。  提案者から提案理由の説明を求めます。  沢田議員。     〔3番(沢田孝康君)登壇〕 26 ◯3番(沢田孝康君) 議員提出議案第3号 東久留米市新型コロナウイルス感染症対策基金条例でございます。  提案理由につきましては、皆様に御配付の下に書いてありますこの提案理由、朗読をさせていただきたいと思います。  新型コロナウイルス感染症の急速な蔓延により地域経済及び市民生活に甚大な影響を及ぼしている状況に鑑み、感染拡大の防止、地域医療体制の整備、市民生活の支援及び地域経済の回復に関する施策の資金に充てることを目的として基金を創設する必要がある。  以上でございます。  よろしく御審議のほどお願い申し上げます。 27 ◯議長(富田竜馬君) 以上で提案理由の説明を終わります。  お諮りいたします。議員提出議案第3号につきましては、さきの議会運営委員長の報告どおり、会議規則第36条第3項の規定により、委員会の付託を省略し、直ちに審議したいと思いますが、御異議ございませんか。      (「異議なし」の声あり) 28 ◯議長(富田竜馬君) 異議なしと認めます。  よって、議員提出議案第3号は委員会の付託を省略し、直ちに審議することに決しました。  これより質疑に入ります。  村山議員。 29 ◯7番(村山順次郎君) それでは、提案者に2つほどお聞きしたいと思います。  今ほどの提案理由の説明を聞きまして、また、頂いております議案の本文も読ませていただきまして、事前に御説明も頂いているところですので、提案の趣旨については一定理解をしているところであります。  一方で、他の団体、東京都内において同様の基金の設置が多数になっているとは言えない状況かというふうにも思いますが、多くの市で設置されていない中、なぜこのタイミングで本基金の設置提案に至ったのか、その理由、また経過のところを伺いたいというふうに思います。  2点目は、朝日新聞の報道から引用したいと思いますが、兵庫県加西市は、5月11日、新型コロナ対応の生活支援や経済対策などに使う「みんなで支え合う新型コロナウイルス感染症対策基金」を新設する議案や補正予算案を臨時市議会に提出して、基金の積立金として7750万円を計上し、うち6000万円を職員からの寄附、残る1750万円を市幹部や市議の給与、報酬カットなどで賄うという説明をしたと。同市の市長は、4月末以降、全職員に「ぜひ基金への寄附を」と呼びかけてきて、取材に対しては「寄附は強制ではない」としている一方ですが、計上された金額6000万円はほぼ全職員が寄附に応じた場合と同額に設定されているほか、市は6月の期末手当から天引きできる方法を職員に提示もしているということで、職員の中からは「給付金を差し出すように求められたと感じざるを得ない」とか「パワハラだ」とか、そういうコメントもあるということであります。  私どもとしては、今回の基金条例の提案に当たって、提案者から、この加西市のような意図、基金成立後ですね、このまま可決・成立となった場合の話ですけれども、加西市のような意図、こういうところは全く事前に説明も受けておりませんし、今ほどの提案理由の説明にも、議案本文にもそのように読み取れる内容は一切ないというふうに認識をしております。この条例が可決・成立した場合、市長が加西市のように職員らに寄附を呼びかけることを求めたり推奨したりする意図は提案者としては持っていない、そのような制定趣旨はないと私どもは受け止めていますが、それでよろしいでしょうか。  もう1つ、担当部にも1点だけお聞きしたいと思うんですが、この基金が成立されるということになると、寄附の取扱いについて一定の事務が生じると思いますが、その事務はどの程度生じると考えるのか、見解を伺います。 30 ◯議長(富田竜馬君) 沢田議員。 31 ◯3番(沢田孝康君) それでは、村山議員の御質問に対してお答えしたいと思います。  まず、設置の理由なんですけれども、私として、やはりコロナウイルスの対策というのは、当然、時期を逸することなく早急にやらなければいけないということがある。これは皆さん御承知のことと思うんですけれども、そういう中で、国とか東京都の様々な施策が打ち出されている中で、今回、全国民全員に対して特別定額給付金の支給が決定しました。このことについて、やはり当然、市の歳入の中から、もしくは国とか東京都の今回交付金がありますけれども、そういったものから市民の皆様に対して様々な施策、今回予算にも計上されておりますけれども、そういったものを行っていくということは、これは当たり前の話だと思うんですけれども、それと同時に、私は、この特別定額給付金の支給がマスコミ等で報道されてから何人かの方々から、例えばですけれど、「私は高齢者でもあるし、当然年金も頂いているので、この給付金を頂いても本人として使う気はないので、ぜひとも市民のために役立ててもらいたい」という声が幾つか届いているんですね。  他市の、この基金条例を先に制定した市には、やはりその市内の企業から寄附、そういったものの申出もあったというふうに聞いています。そういった状況、あと、ほかの市を例に出させていただければ、例えば大きなところで言うと大阪府の吉村知事が基金の呼びかけをして、医療関係者に対して支援をしたいということでメッセージを出していますよね。現在まで20億を超える寄附があるという報道もなされています。  そういったことを様々勘案して、私として、やはり市民の皆様のお気持ちをどのような形で市として受け止めるのかということを考えたときに、これだったら、やはり新たな感染防止対策の基金をつくって、そこの受入れをしてさしあげたほうがいいのかなという思いがあって、今回提案をさせていただいたということであります。
     2点目の加西市の件でありますけれども、今、村山議員のほうからマスコミ等の報道を紹介していただきましたけれども、予算のことも今おっしゃっていましたが、予算の調製というのは当然市側、要は市長に調製権がありますから、出されてきたものに対して、その財源内訳がまさに職員の皆様の寄附というか、そこに成り立っているとしたら、その調製の仕方というのは私はいかがなものなのかなというふうに、その報道を聞く限りはそのように今お聞きして認識はしました。  私が今、皆様に御提示をしている条例については、特にそういったことは明記をしていません。というのは、そこで明記をするということは、寄附者に対する制限に当たるのではないかなというふうに思うんですね。寄附はあくまでもその方々の意思を尊重するということでありますので、その辺りは条例には明記をしていないということですので、その点は御理解いただきたいというふうに思います。 32 ◯議長(富田竜馬君) 管財課長。 33 ◯管財課長(山口宏之君) 基金設置により寄附に関する事務に変更があるかとの御質問でございます。  従来から行っている寄附と受付方法に変わりはございませんので、事務そのものに変更はないものと考えております。  以上です。 34 ◯議長(富田竜馬君) 村山議員。 35 ◯7番(村山順次郎君) 御答弁ありがとうございます。担当のほうから事務について変わりはないということでありましたので、これは事実として受け止めたいというふうに思います。  提案者のほうからも御答弁を頂きました。それを踏まえてということになるんですけれども、今まさに提案があって、質疑が終われば、これは討論の後に決を採るということになる段階でございます。基金が現実のものというふうになれば、それをどう取り扱うかというのは市長の仕事になるものだろうというふうに思います。  で、市長の見解をお伺いしたいと思うんですけれども、この基金が設置された場合、今、提案者からあった趣旨に沿って積極的に活用されるのか、それとも必要最小限の範囲での対応にとどめるのか。この議員提案による基金制定についてどういうふうに受け止めていらっしゃるのか、そこの認識・見解をお聞きしたいというふうに思います。  2点目は、私どもは、加西市のような、職員の皆さんに市長から寄附を呼びかけるようなことというのは、やるべきでないことというふうに考えております。提案者の答弁を正確に復唱することはできませんけれども、報道を聞く限りにおいては加西市の例についていかがなものかという御見解も、一定提案者から出されているところであります。その上で、私は、市職員が自主的に誰に言われることもなく市民として寄附することはあり得るというふうに思いますが、市長が、いかなる形であれ、この基金を使って市職員に対して寄附を求めたり勧めたりすることは、私は望ましくないというふうに考えますが、市長はいかがお考えですか。  2点お願いします。 36 ◯議長(富田竜馬君) 市長。 37 ◯市長(並木克巳君) ただいま議員提案されております議案につきましての私としての受止め並びに見解……。 38 ◯議長(富田竜馬君) 御静粛にお願いします。 39 ◯市長(並木克巳君) ということでございますけれども、本案件に関しましては御答弁は控えさせていただきたいというふうに考えております。 40 ◯議長(富田竜馬君) 傍聴者の方、御静粛にお願いいたします。  村山議員。 41 ◯7番(村山順次郎君) 御答弁はされないということでありました。市長提案であれ、議員提案であれ、可決されれば、それについての予算を編成し、それをどう取り扱うかというのは市長のお仕事になるわけで、その意味では、見解を述べられないというのは少し残念に感じているところであります。  一方で、加西市の事例を挙げて、このような取扱いは望ましくないということも私どもの意見として述べさせていただいているところでございますので、この点はよく留意していただきたいということだけ申し上げて質疑は終わります。 42 ◯議長(富田竜馬君) ほかにございますか。       (「なし」の声あり) 43 ◯議長(富田竜馬君) これで質疑を終結いたします。  続いて討論に入ります。       (「省略」の声あり) 44 ◯議長(富田竜馬君) 討論省略と認めます。  これより、議員提出議案第3号 東久留米市新型コロナウイルス感染症対策基金条例を採決いたします。  本案はこれを原案のとおり決することに賛成の方の挙手を求めます。        〔賛成者挙手〕 45 ◯議長(富田竜馬君) 挙手全員であります。  よって、議員提出議案第3号は原案のとおり可決されました。   ─────── ◇ ─────── 日程第 6 議案第22号 東久留米市農業委員       会委員の任命について 日程第 7 議案第23号 東久留米市農業委員       会委員の任命について 日程第 8 議案第24号 東久留米市農業委員       会委員の任命について 日程第 9 議案第25号 東久留米市農業委員       会委員の任命について 日程第10 議案第26号 東久留米市農業委員       会委員の任命について 日程第11 議案第27号 東久留米市農業委員       会委員の任命について 日程第12 議案第28号 東久留米市農業委員       会委員の任命について 日程第13 議案第29号 東久留米市農業委員       会委員の任命について 日程第14 議案第30号 東久留米市農業委員       会委員の任命について 日程第15 議案第31号 東久留米市農業委員       会委員の任命について 日程第16 議案第32号 東久留米市農業委員       会委員の任命について 日程第17 議案第33号 東久留米市農業委員       会委員の任命について 日程第18 議案第34号 東久留米市農業委員       会委員の任命について 日程第19 議案第35号 東久留米市農業委員       会委員の任命について 46 ◯議長(富田竜馬君) 日程第6、議案第22号 東久留米市農業委員会委員の任命についてから日程第19、議案第35号 東久留米市農業委員会委員の任命についてまでの14議案を一括議題といたします。  市長から提案理由の説明を求めます。  市長。     〔市長(並木克巳君)登壇〕 47 ◯市長(並木克巳君) 議案第22号から議案第35号までは、東久留米市農業委員会委員の任命についてであります。  本案は、現農業委員会委員14名の任期が令和2年7月19日をもって満了となることから、再任委員9名及び新任委員5名をそれぞれ任命いたしたく、農業委員会等に関する法律第8条第1項の規定に基づき、議会の同意をお願いするものであります。  よろしく御審議のほどお願い申し上げます。 48 ◯議長(富田竜馬君) これで提案理由の説明を終わります。  お諮りいたします。議案第22号から第35号までの14議案につきましては、さきの議会運営委員長の報告どおり、会議規則第36条第3項の規定により、委員会の付託を省略し、直ちに審議したいと思いますが、御異議ございませんか。      (「異議なし」の声あり) 49 ◯議長(富田竜馬君) 異議なしと認めます。  よって、議案第22号から第35号までの14議案は、委員会の付託を省略し、直ちに審議することに決しました。  これより質疑に入ります。       (「なし」の声あり) 50 ◯議長(富田竜馬君) 質疑なしと認めます。  続いて討論に入ります。       (「省略」の声あり) 51 ◯議長(富田竜馬君) 討論省略と認めます。  これより採決いたします。  初めに、議案第22号 東久留米市農業委員会委員の任命についてを採決いたします。  本案はこれに同意することに賛成の方の挙手を求めます。        〔賛成者挙手〕 52 ◯議長(富田竜馬君) 挙手全員であります。  よって、議案第22号はこれに同意することに決しました。  次に、議案第23号 東久留米市農業委員会委員の任命についてを採決いたします。  本案はこれに同意することに賛成の方の挙手を求めます。        〔賛成者挙手〕 53 ◯議長(富田竜馬君) 挙手全員であります。  よって、議案第23号はこれに同意することに決しました。  次に、議案第24号 東久留米市農業委員会委員の任命についてを採決いたします。  本案はこれに同意することに賛成の方の挙手を求めます。        〔賛成者挙手〕 54 ◯議長(富田竜馬君) 挙手全員であります。  よって、議案第24号はこれに同意することに決しました。  次に、議案第25号 東久留米市農業委員会委員の任命についてを採決いたします。  本案はこれに同意することに賛成の方の挙手を求めます。        〔賛成者挙手〕 55 ◯議長(富田竜馬君) 挙手全員であります。  よって、議案第25号はこれに同意することに決しました。  次に、議案第26号 東久留米市農業委員会委員の任命についてを採決いたします。
     本案はこれに同意することに賛成の方の挙手を求めます。        〔賛成者挙手〕 56 ◯議長(富田竜馬君) 挙手全員であります。  よって、議案第26号はこれに同意することに決しました。  次に、議案第27号 東久留米市農業委員会委員の任命についてを採決いたします。  本案はこれに同意することに賛成の方の挙手を求めます。        〔賛成者挙手〕 57 ◯議長(富田竜馬君) 挙手全員であります。  よって、議案第27号はこれに同意することに決しました。  次に、議案第28号 東久留米市農業委員会委員の任命についてを採決いたします。  本案はこれに同意することに賛成の方の挙手を求めます。        〔賛成者挙手〕 58 ◯議長(富田竜馬君) 挙手全員であります。  よって、議案第28号はこれに同意することに決しました。  次に、議案第29号 東久留米市農業委員会委員の任命についてを採決いたします。  本案はこれに同意することに賛成の方の挙手を求めます。        〔賛成者挙手〕 59 ◯議長(富田竜馬君) 挙手全員であります。  よって、議案第29号はこれに同意することに決しました。  次に、議案第30号 東久留米市農業委員会委員の任命についてを採決いたします。  本案はこれに同意することに賛成の方の挙手を求めます。        〔賛成者挙手〕 60 ◯議長(富田竜馬君) 挙手全員であります。  よって、議案第30号はこれに同意することに決しました。  次に、議案第31号 東久留米市農業委員会委員の任命についてを採決いたします。  本案はこれに同意することに賛成の方の挙手を求めます。        〔賛成者挙手〕 61 ◯議長(富田竜馬君) 挙手全員であります。  よって、議案第31号はこれに同意することに決しました。  次に、議案第32号 東久留米市農業委員会委員の任命についてを採決いたします。  本案はこれに同意することに賛成の方の挙手を求めます。        〔賛成者挙手〕 62 ◯議長(富田竜馬君) 挙手全員であります。  よって、議案第32号はこれに同意することに決しました。  次に、議案第33号 東久留米市農業委員会委員の任命についてを採決いたします。  本案はこれに同意することに賛成の方の挙手を求めます。        〔賛成者挙手〕 63 ◯議長(富田竜馬君) 挙手全員であります。  よって、議案第33号はこれに同意することに決しました。  次に、議案第34号 東久留米市農業委員会委員の任命についてを採決いたします。  本案はこれに同意することに賛成の方の挙手を求めます。        〔賛成者挙手〕 64 ◯議長(富田竜馬君) 挙手全員であります。  よって、議案第34号はこれに同意することに決しました。  次に、議案第35号 東久留米市農業委員会委員の任命についてを採決いたします。  本案はこれに同意することに賛成の方の挙手を求めます。        〔賛成者挙手〕 65 ◯議長(富田竜馬君) 挙手全員であります。  よって、議案第35号はこれに同意することに決しました。   ─────── ◇ ─────── 日程第20 議案第36号 人権擁護委員の推薦       につき意見を求めることについて 日程第21 議案第37号 人権擁護委員の推薦       につき意見を求めることについて 66 ◯議長(富田竜馬君) 日程第20、議案第36号 人権擁護委員の推薦につき意見を求めることについて、日程第21、議案第37号 人権擁護委員の推薦につき意見を求めることについて、以上の2議案を一括議題といたします。  市長から提案理由の説明を求めます。  市長。     〔市長(並木克巳君)登壇〕 67 ◯市長(並木克巳君) 議案第36号及び議案第37号は、人権擁護委員の推薦につき意見を求めることについてであります。  議案第36号は、現人権擁護委員の山田富幸氏の任期が令和2年9月30日をもって満了となるため、引き続き同氏を、議案第37号は、現人権擁護委員の鶴岡増夫氏の任期が同じく令和2年9月30日をもって満了となるため、引き続き同氏を、それぞれ委員として推薦いたしたく、人権擁護委員法第6条第3項の規定に基づき、議会の意見を求めるものであります。  よろしく御審議のほどお願い申し上げます。 68 ◯議長(富田竜馬君) これで提案理由の説明を終わります。  お諮りいたします。議案第36号及び第37号の2議案につきましては、さきの議会運営委員長の報告どおり、会議規則第36条第3項の規定により、委員会の付託を省略し、直ちに審議したいと思いますが、御異議ございませんか。      (「異議なし」の声あり) 69 ◯議長(富田竜馬君) 異議なしと認めます。  よって、議案第36号及び第37号の2議案は、委員会の付託を省略し、直ちに審議することに決しました。  これより質疑に入ります。       (「なし」の声あり) 70 ◯議長(富田竜馬君) 質疑なしと認めます。  続いて討論に入ります。       (「省略」の声あり) 71 ◯議長(富田竜馬君) 討論省略と認めます。  これより採決いたします。  初めに、議案第36号 人権擁護委員の推薦につき意見を求めることについてを採決いたします。  本案はこれに同意することに賛成の方の挙手を求めます。        〔賛成者挙手〕 72 ◯議長(富田竜馬君) 挙手全員であります。  よって、議案第36号はこれに同意することに決しました。  次に、議案第37号 人権擁護委員の推薦につき意見を求めることについてを採決いたします。  本案はこれに同意することに賛成の方の挙手を求めます。        〔賛成者挙手〕 73 ◯議長(富田竜馬君) 挙手全員であります。  よって、議案第37号はこれに同意することに決しました。   ─────── ◇ ─────── 日程第22 議案第38号 専決処分(東久留米       市税条例等の一部を改正する条例)       の承認について 日程第23 議案第39号 専決処分(東久留米       市都市計画税条例の一部を改正する       条例)の承認について 74 ◯議長(富田竜馬君) 日程第22、議案第38号 専決処分(東久留米市税条例等の一部を改正する条例)の承認について、日程第23、議案第39号 専決処分(東久留米市都市計画税条例の一部を改正する条例)の承認について、以上の2議案を一括議題といたします。  市長から提案理由の説明を求めます。  市長。     〔市長(並木克巳君)登壇〕 75 ◯市長(並木克巳君) 議案第38号及び議案第39号について御説明申し上げます。  初めに、議案第38号は、専決処分(東久留米市税条例等の一部を改正する条例)の承認についてであります。  本案は、地方税法等の一部を改正する法律等が令和2年3月31日に公布され、同年4月1日から施行されたことにより、個人市民税及び固定資産税などに係る規定の一部が改正され、東久留米市税条例等の一部を改正する必要が生じましたが、市議会を招集する時間的余裕がないため、地方自治法第179条第1項の規定により専決処分したことから、同条第3項の規定に基づき議会の承認をお願いするものであります。  次に、議案第39号は、専決処分(東久留米市都市計画税条例の一部を改正する条例)の承認についてであります。  本案は、地方税法等の一部を改正する法律等が令和2年3月31日に公布され、同年4月1日から施行されたことにより、都市計画税に係る規定の一部が改正され、東久留米市都市計画税条例の一部を改正する必要が生じましたが、市議会を招集する時間的余裕がないため、地方自治法第179条第1項の規定により専決処分したことから、同条第3項の規定に基づき議会の承認をお願いするものであります。  なお、担当部長に補足説明をさせたいと思います。
     以上、よろしく御審議のほどお願い申し上げます。 76 ◯議長(富田竜馬君) 市民部長。 77 ◯市民部長(山下一美君) それでは、議案第38号、東久留米市税条例等の一部を改正する条例及び議案第39号、東久留米市都市計画税条例の一部を改正する条例の専決処分の承認につきまして、補足説明をさせていただきます。  まず、議案第38号、東久留米市税条例等の一部を改正する条例につきまして、主な改正点を御説明いたします。  初めに、個人市民税でございます。  1点目は、地方税法において、令和3年1月1日に施行されることとなっておりますひとり親控除の創設及び寡婦(寡夫)控除の見直しに伴い、給与所得者及び公的年金等受給者の扶養親族申告書の提出について規定を整備するもので、単身児童扶養者に該当する場合において、その旨の記載を不要とするものでございます。  2点目は、特例措置の延長でございます。肉用牛の売却による事業所得に係る課税の特例の適用期限を3年、優良住宅地の造成等のために土地等を譲渡した場合の長期譲渡所得の課税の特例の適用期限を3年、それぞれ延長するものでございます。  3点目は、法改正により生じた引用条項のずれや文言の整理等を行うものでございます。  次に、固定資産税でございます。  1点目は、所有者不明土地等に係る固定資産税の課税上の課題に対応するため、使用者を所有者とみなす制度について、現行は震災等の災害の場合に限定されておりますところを、調査を尽くしてもなお固定資産の所有者が一人も明らかとならない場合にまで拡大するものでございます。  2点目は、法改正により生じた引用条項のずれや文言の整理等を行うものでございます。  次に、市たばこ税でございます。申告手続の簡素化といたしまして、輸出等のための売渡しをする場合の課税免除の申告手続において、課税免除の証拠となる書類を保存している場合は、課税免除事由に該当することを証するに足りる書類の提出を不要とするものでございます。  続きまして、議案第39号、東久留米市都市計画税条例の一部を改正する条例についてでございますが、こちらは固定資産税の改正趣旨と同様の規定整備を行うものでございます。  説明は以上でございます。  よろしく御審議のほどお願い申し上げます。 78 ◯議長(富田竜馬君) これで提案理由の説明を終わります。  お諮りいたします。議案第38号及び第39号の2議案につきましては、さきの議会運営委員長の報告どおり、会議規則第36条第3項の規定により、委員会の付託を省略し、直ちに審議したいと思いますが、御異議ございませんか。      (「異議なし」の声あり) 79 ◯議長(富田竜馬君) 異議なしと認めます。  よって、議案第38号及び第39号の2議案は、委員会の付託を省略し、直ちに審議することに決しました。  これより質疑に入ります。       (「なし」の声あり) 80 ◯議長(富田竜馬君) 質疑なしと認めます。  続いて討論に入ります。       (「省略」の声あり) 81 ◯議長(富田竜馬君) 討論省略と認めます。  これより採決いたします。  初めに、議案第38号 専決処分(東久留米市税条例等の一部を改正する条例)の承認についてを採決いたします。  本案はこれを承認することに賛成の方の挙手を求めます。        〔賛成者挙手〕 82 ◯議長(富田竜馬君) 挙手全員であります。  よって、議案第38号はこれを承認することに決しました。  次に、議案第39号 専決処分(東久留米市都市計画税条例の一部を改正する条例)の承認についてを採決いたします。  本案はこれを承認することに賛成の方の挙手を求めます。        〔賛成者挙手〕 83 ◯議長(富田竜馬君) 挙手全員であります。  よって、議案第39号はこれを承認することに決しました。   ─────── ◇ ─────── 日程第24 議案第40号 専決処分(東久留米       市国民健康保険条例の一部を改正す       る条例)の承認について 日程第25 議案第41号 専決処分(東久留米       市後期高齢者医療に関する条例の一       部を改正する条例)の承認について 日程第26 議案第42号 専決処分(令和2年       度東久留米市一般会計補正予算(第       1号))の承認について 日程第27 議案第43号 専決処分(令和2年       度東久留米市一般会計補正予算(第       2号))の承認について 日程第28 議案第44号 専決処分(令和2年       度東久留米市一般会計補正予算(第       3号))の承認について 日程第29 議案第45号 専決処分(令和2年       度東久留米市国民健康保険特別会計       補正予算(第1号))の承認につい       て 84 ◯議長(富田竜馬君) 日程第24、議案第40号 専決処分(東久留米市国民健康保険条例の一部を改正する条例)の承認について、日程第25、議案第41号 専決処分(東久留米市後期高齢者医療に関する条例の一部を改正する条例)の承認について、日程第26、議案第42号 専決処分(令和2年度東久留米市一般会計補正予算(第1号))の承認について、日程第27、議案第43号 専決処分(令和2年度東久留米市一般会計補正予算(第2号))の承認について、日程第28、議案第44号 専決処分(令和2年度東久留米市一般会計補正予算(第3号))の承認について、日程第29、議案第45号 専決処分(令和2年度東久留米市国民健康保険特別会計補正予算(第1号))の承認について、以上の6議案を一括議題といたします。  市長から提案理由の説明を求めます。  市長。     〔市長(並木克巳君)登壇〕 85 ◯市長(並木克巳君) 議案第40号から議案第45号までについて御説明申し上げます。  初めに、議案第40号は、専決処分(東久留米市国民健康保険条例の一部を改正する条例)の承認についてであります。  本案は、新型コロナウイルス感染症に関する傷病手当金の支給について東久留米市国民健康保険条例の一部を改正する必要が生じましたが、市議会を招集する時間的余裕がないため、地方自治法第179条第1項の規定により専決処分したことから、同条第3項の規定に基づき議会の承認をお願いするものであります。  次に、議案第41号は、専決処分(東久留米市後期高齢者医療に関する条例の一部を改正する条例)の承認についてであります。  本案は、東京都後期高齢者医療広域連合において、新型コロナウイルス感染症に関する傷病手当金の支給について、東京都後期高齢者医療広域連合後期高齢者医療に関する条例の一部が改正されたことに伴い、当市においても東久留米市後期高齢者医療に関する条例の一部を改正する必要が生じましたが、市議会を招集する時間的余裕がないため、地方自治法第179条第1項の規定により専決処分したことから、同条第3項の規定に基づき議会の承認をお願いするものであります。  次に、議案第42号は、専決処分(令和2年度東久留米市一般会計補正予算(第1号))の承認についてであります。  本案は、新型コロナウイルス感染症対策として小中学校の児童・生徒の家庭におけるオンライン学習を支援するため、予算措置を行う必要が生じましたが、市議会を招集する時間的余裕がないため、地方自治法第179条第1項の規定により専決処分したことから、同条第3項の規定に基づき議会の承認をお願いするものであります。  歳入につきましては、都支出金を増額するものであります。  歳出につきましては、教育費を増額するものであります。  この結果、歳入歳出予算の総額に歳入歳出それぞれ2137万5000円を追加し、歳入歳出予算の総額を歳入歳出それぞれ438億3837万5000円とするものであります。  次に、議案第43号は、専決処分(令和2年度東久留米市一般会計補正予算(第2号))の承認についてであります。  本案は、新型コロナウイルス感染症対策として特別定額給付金や子育て世帯に対する臨時特別給付金等の事業を実施するため、予算措置を行う必要が生じましたが、市議会を招集する時間的余裕がないため、地方自治法第179条第1項の規定により専決処分したことから、同条第3項の規定に基づき議会の承認をお願いするものであります。  歳入につきましては、国庫支出金、都支出金、繰入金を増額するものであります。  歳出につきましては、総務費、民生費を増額するものであります。  この結果、歳入歳出予算の総額に歳入歳出それぞれ120億4232万6000円を追加し、歳入歳出予算の総額を歳入歳出それぞれ558億8070万1000円とするものであります。  次に、議案第44号は、専決処分(令和2年度東久留米市一般会計補正予算(第3号))の承認についてであります。  本案は、新型コロナウイルス感染症対策として感染拡大防止協力事業者等応援事業及び商店会感染拡大防止応援事業を実施するため、予算措置を行う必要が生じましたが、市議会を招集する時間的余裕がないため、地方自治法第179条第1項の規定により専決処分したことから、同条第3項の規定に基づき議会の承認をお願いするものであります。  歳入につきましては、都支出金、繰入金を増額するものであります。  歳出につきましては、商工費を増額するものであります。  この結果、歳入歳出予算の総額に歳入歳出それぞれ8263万6000円を追加し、歳入歳出予算の総額を歳入歳出それぞれ559億6333万7000円とするものであります。  最後に、議案第45号は、専決処分(令和2年度東久留米市国民健康保険特別会計補正予算(第1号))の承認についてであります。  本案は、新型コロナウイルス感染症に関する傷病手当金を支給するため、予算措置を行う必要が生じましたが、市議会を招集する時間的余裕がないため、地方自治法第179条第1項の規定により専決処分したことから、同条第3項の規定に基づき議会の承認をお願いするものであります。  歳入につきましては、都支出金、繰入金を増額するものであります。  歳出につきましては、保険給付費を増額するものであります。  この結果、歳入歳出予算の総額に歳入歳出それぞれ2569万7000円を追加し、歳入歳出予算の総額を歳入歳出それぞれ117億3875万8000円とするものであります。  なお、担当部長に補足説明をさせたいと思います。  以上、よろしく御審議のほどお願い申し上げます。 86 ◯議長(富田竜馬君) 福祉保健部長。 87 ◯福祉保健部長(小堀高広君) 議案第40号 専決処分(東久留米市国民健康保険条例の一部を改正する条例)の承認について御説明をさせていただきます。  本件は、このたびの新型コロナウイルス感染症の拡大防止のため、東久留米市国民健康保険において任意給付である傷病手当金を支給するために、条例の一部の改正を行ったものでございます。  傷病手当金の支給対象といたしましては、被保険者の方で給与等の支給を受ける被用者のうち、新型コロナウイルス感染症に感染または発熱等症状により感染が疑われ、入院・隔離措置・自宅待機などのために労務ができず、給与の全部または一部を受け取ることができなかった方となってございます。  支給額につきましては、減収となった給与等の3分の2に相当する額を傷病手当支給基準額とし、労務のない日において給与等収入がある場合には所要の調整を行った額となります。  適用期間は、令和2年1月1日から規則が定める日までの間で、療養等のため労務に服することができなくなった日から起算して3日を経過した労務に服することができない期間とし、ただし、入院が継続する場合等は最長1年6か月までとするものでございます。  本条例の施行期日は公布の日からとし、その終期については、規則により令和2年9月30日としてございます。  なお、国民健康保険傷病手当金支給申請については令和2年6月1日より開始しております。  続きまして、議案第41号 専決処分(東久留米市後期高齢者医療に関する条例の一部を改正する条例)の承認について御説明をさせていただきます。  本件は、このたびの新型コロナウイルス感染症の拡大防止のため、東京都後期高齢者医療制度被保険者に対し、本市において傷病手当金の支給申請の受付等を開始するため、東久留米市後期高齢者医療に関する条例の一部の改正を行ったものでございます。  新型コロナウイルス感染症に係る後期高齢者医療における傷病手当金については、高齢者の医療の確保に関する法律第86条第2項に、広域連合の条例の定めるところにより、傷病手当金の支給を行うことができると規定されております。  本件は、東京都後期高齢者医療広域連合において新たに傷病手当金の支給を開始するため、令和2年4月22日、東京都後期高齢者医療広域連合後期高齢者医療に関する条例の一部が改正されたことに伴い、当市においても東久留米市後期高齢者医療に関する条例の一部改正をする必要が生じたものでございます。
     なお、本条例の施行期日は、東京都後期高齢者医療広域連合後期高齢者医療に関する条例の施行年月日が6月1日となっており、本市においても同様に規則にて6月1日と定め、同日より支給申請書の受付等を開始しております。  以上、よろしく御審議のほどお願い申し上げます。 88 ◯議長(富田竜馬君) 企画経営室長。 89 ◯企画経営室長(土屋健治君) それでは、議案第42号 専決処分(令和2年度東久留米市一般会計補正予算(第1号))の承認についての補足説明をさせていただきます。  恐れ入りますが、補正予算書の2ページをお開きいただきたいと思います。補正予算の規模は、歳入歳出予算の総額にそれぞれ2137万5000円を追加し、歳入歳出それぞれの総額を438億3837万5000円とするものでございます。  それでは、12ページをお開きください。歳出から御説明させていただきます。  10款、教育費でございます。これは、新型コロナウイルス感染症対策として小中学校の児童・生徒の家庭におけるオンライン学習を支援するため、モバイルルーターの通信及び賃借に要する経費について、2項、小学校費1350万円、3項、中学校費787万5000円をそれぞれ新たに計上するものでございます。  歳出の説明は以上でございます。  恐れ入りますが、10ページにお戻りいただきたいと思います。歳入について御説明させていただきます。15款 都支出金、2項 都補助金、目7 教育費補助金は、小中学校教育振興事務の補正に伴い、家庭学習通信環境整備支援事業補助金2137万5000円を新たに計上するものでございます。  歳入の説明は以上でございます。  以上をもちまして議案第42号 専決処分(令和2年度東久留米市一般会計補正予算(第1号))の承認の補足説明とさせていただきます。  続きまして、議案第43号 専決処分(令和2年度東久留米市一般会計補正予算(第2号))の承認について補足説明させていただきます。  恐れ入りますが、補正予算書の2ページをお開きいただきたいと思います。補正予算の規模は、歳入歳出予算にそれぞれ120億4232万6000円を追加し、歳入歳出それぞれの総額を558億8070万1000円とするものでございます。  それでは、12ページをお開きください。歳出から御説明させていただきます。  初めに、総務費でございます。2款 総務費、1項 総務管理費、目1 一般管理費、大事業12 特別定額給付金事業は、118億7749万8000円を増額するものでございます。これは、国の新型コロナウイルス感染症緊急経済対策として、令和2年4月27日において住民基本台帳に記録されている方が属する世帯主に対し特別定額給付金を支給するため、これに係る事務費と併せて新たに計上するものでございます。  目9、行政管理費、大事業4、庁内業務系システム運用保守事務は、新型コロナウイルス感染症の影響を受けている子育て世帯の生活を支援する取組の一つとして、児童手当を受給する世帯に対して臨時特別給付金を支給するため、システム改修が必要であることから、350万7000円を増額するものでございます。  続きまして、14ページをお開きいただきたいと思います。民生費でございます。3款 民生費、1項 社会福祉費、目1 社会福祉総務費、大事業8 生活困窮者自立支援事業は、令和2年4月20日以降、生活困窮者自立支援法に基づく住居確保給付金について対象者が拡大されたことに伴い、支給対象者が当初の見込みを上回ることから、1389万4000円を増額するものでございます。  目6 国民健康保険事業費、大事業2 国民健康保険特別会計繰出金は、国民健康保険特別会計予算の補正に伴い、繰出金286万6000円を増額するものでございます。  2項 児童福祉費、目1 児童福祉総務費、大事業2 一般管理事務費及び1つ先の大事業11 児童手当支給事業は、子育て世帯に対する臨時特別給付金を支給するため、これに係る事務費190万1000円と給付金1億4000万円をそれぞれ新たに計上するものでございます。  1つ戻りまして、大事業7 認証保育所等運営費補助事業は、新型コロナウイルス感染症の影響により登園自粛要請を行っている認証保育所が利用者負担を軽減した分について、都の補助金を活用し、臨時休園等に対する支援事業補助金266万円を新たに計上するものでございます。  歳出の説明は以上でございます。  恐れ入りますが、10ページにお戻りください。歳入について御説明させていただきます。  14款 国庫支出金、1項 国庫負担金、目1 民生費負担金は、生活困窮者自立支援事業の補正に伴い、自立相談支援事業負担金1042万円を増額するものでございます。  2項 国庫補助金、目1 総務費補助金は、特別定額給付金事業の補正に伴い、118億7749万8000円を増額するものでございます。  目2 民生費補助金は、子育て世帯に対する臨時特別給付金に関連した各事業の補正に伴い、1億4540万8000円を増額するものでございます。  15款 都支出金、2項 都補助金、目2 民生費補助金は、認証保育所等運営費補助事業の補正に伴い、131万2000円を増額するものでございます。  18款 繰入金、1項 基金繰入金、目1 財政調整基金繰入金は、今補正における財政調整として財政調整基金繰入金768万8000円を増額するものでございます。  歳入の説明は以上でございます。  以上をもちまして議案第43号 専決処分(令和2年度東久留米市一般会計補正予算(第2号))の承認の補足説明とさせていただきます。  続きまして、議案第44号 専決処分(令和2年度東久留米市一般会計補正予算(第3号))の承認について御説明させていただきます。  恐れ入りますが、補正予算書の2ページをお開きいただきたいと思います。補正予算の規模は、歳入歳出予算にそれぞれ8263万6000円を追加し、歳入歳出それぞれの総額を559億6333万7000円とするものでございます。  それでは、12ページをお開きいただきたいと思います。歳出から御説明させていただきます。  商工費でございます。7款 商工費、1項 商工費、目1 商工総務費、大事業16 感染拡大防止協力事業者等応援事業は、8023万6000円を新たに計上するものでございます。これは、東京都の感染拡大防止協力金及び理美容事業者の自主休業に係る給付金対象事業者のほか、セーフティネット保証や危機関連保証に係る市の認定を受けて融資を受けている事業者に対して応援金を支給するものでございます。  大事業17 商店会感染拡大防止応援事業は、240万円を新たに計上するものでございます。これは、市内商店会に対して、感染拡大防止に向けた応援金を各商店会の会員数に応じて支給するものでございます。  歳出の説明は以上でございます。  恐れ入りますが、10ページにお戻りいただきたいと思います。歳入について御説明させていただきます。  15款 都支出金、2款 都補助金、目1 総務費補助金は、東京都市町村新型コロナウイルス感染症緊急対策特別交付金8023万6000円を新たに計上するものでございます。  18款 繰入金、1項 基金繰入金、目1 財政調整基金繰入金は、240万円の増額でございます。こちらは今補正に伴う財源調整のために増額するものでございます。  歳入の説明は以上でございます。  以上をもちまして議案第44号 専決処分(令和2年度東久留米市一般会計補正予算(第3号))の承認の補足説明とさせていただきます。  よろしく御審議のほどお願い申し上げます。 90 ◯議長(富田竜馬君) 福祉保健部長。 91 ◯福祉保健部長(小堀高広君) 議案第45号 専決処分(令和2年度東久留米市国民健康保険特別会計補正予算(第1号))の承認について補足説明をさせていただきます。  お手元の補正予算書2ページを御覧ください。本補正予算は、歳入歳出予算の総額に歳入歳出それぞれ2569万7000円を追加し、歳入歳出予算の総額を歳入歳出それぞれ117億3875万8000円とするものでございます。  初めに、歳出から御説明いたします。12ページを御覧ください。  2款 保険給付費、7項 傷病手当金、目1 傷病手当金は、新型コロナウイルス感染症及びその疑いがあり、労務に服することができず給与等の支払いを受けることができなかった被保険者の方を対象に傷病手当金を支給するため、傷病手当金2283万1000円を計上するほか、当該手当金の支給に係る事務費として、報酬、需用費、役務費の合計286万6000円を計上するものでございます。  次に、歳入でございます。ページをお戻りいただきまして10ページを御覧ください。  4款 都支出金、1項 都補助金、目1 保険給付費等交付金は、傷病手当金の計上に伴う補正で、特別調整交付金を2283万1000円増額するものでございます。  6款 繰入金、1項 他会計繰入金、目1 一般会計繰入金は、傷病手当金支給に係る事務費の計上に伴う補正で、職員給与費等繰入金を286万6000円増額するものでございます。  以上、よろしく御審議のほどお願い申し上げます。 92 ◯議長(富田竜馬君) これで提案理由の説明を終わります。  お諮りいたします。議案第40号から第45号までの6議案につきましては、さきの議会運営委員長の報告どおり、会議規則第36条第3項の規定により、委員会の付託を省略し、直ちに審議したいと思いますが、御異議ございませんか。      (「異議なし」の声あり) 93 ◯議長(富田竜馬君) 異議なしと認めます。  よって、議案第40号から第45号までの6議案は、委員会の付託を省略し、直ちに審議することに決しました。  これより質疑に入ります。  間宮議員。 94 ◯4番(間宮美季君) まず、専決処分の第2号について、特別定額給付金について若干伺いたいというふうに思います。  今回、国のほうの予算の決定などもぎりぎりだったということもあって、特別定額給付金が一刻も早く市民の皆さんに給付されるということを私たち市議会としてもぜひということで、今回、専決処分という形を取られているというふうに理解をしております。とはいいながらも、かなり大きな制度でもありますし、関心も高いところなので、若干伺いたいと思います。  今回、特別定額給付金の実施委託というものがされているかと思うんですけれども、ここの委託の範囲というんですかね、どの程度の範囲を委託されているのかということと、それから、委託会社について、随意契約とかいろいろあると思うんですが、どのように選定・決定をされたのかということを伺いたいと思います。  それから、申請書について、この間、マスコミ報道等によりますと、オンライン申請などなど、かなり不備も多数見られているという報道もあります。そこで伺いたいのですけれども、仮に申請書に不備があった場合に、申請者に対しての確認行為を多分市としても取られていると思うんですけれども、それは期限というのがあるのかどうか、例えば申請の申込みそのものは送付から3か月というふうになっていますけれども、確認行為というのには何か期限というものがあるのかということを伺いたいと思います。  それから最後に、送金通知のようなものは発送していないというふうに伺っているところなんですけれども、そうすると、不備によって送金がなされていないのかどうかというのが市民の側からすると非常に不安に思われるかと思うんですけれども、どの程度の期間、入金が確認できない場合に、申請者の側が不備が疑われると、そういうふうに思えばいいのかという、その辺がもし何か目安のようなものがあれば御答弁を頂ければというふうに思います。  それから、専決処分の第3号について伺いたいと思います。こちらはほかの専決処分とは性格が違うのかなというふうに私たちは受け止めております。もちろん、こちらも国・東京都の交付決定等々がかなりスケジュール的にもタイトであったということは認識をしております。一方で、連休もありましたので、非常に職員の方々が御苦労されてここまで制度設計というんですかね、こぎ着けられたということは一定分かってはいるところなんですが、ただ、一方で、やはりかなり政策的というんですか、議論の余地もある内容なのではないかというふうに思っています。  1つには、今回、東京都の感染拡大防止協力金及び理美容事業の自主休業に係る給付金対象事業者及びセーフティネット保証4号・5号または危機関連保証に係る市の認定を受けられている融資を受けている方々をまず対象としたというところの理由というんですか、そこを今回、給付の対象にしようということで選ばれたのはなぜだったのかということを1点伺いたいと思います。  それからもう1つは、先ほども申し上げましたように、今回の専決処分の特に事業者への支援、その辺については、市の裁量もかなり働く部分もあるのかなというふうに思っています。特に協力事業・応援事業についてはまさにそうなのではないかなというふうに思っています。だからこそ、他の自治体なんかも、今回のコロナ対策についての政策決定については臨時議会等を開催されるなどで決定されているというところも少なくないというふうに承知しております。なので、そういった意味で、今回、いつの時点で専決処分の方向が示されたのかということが、本来であれば明確に議会のほうにも示されるべきではないかなというふうに思ったんですが、この間、その辺がなかなか議会側からすると分かりづらい部分だったかなというふうに思っています。それで、今回の専決処分の方向性が示されたのがいつであり、また、それは市長からの指示・発案だったのか、それとも担当からの発案だったのかということを伺いたいと思います。  3点目は、これ、中身なんですが、商店会の感染拡大防止事業は、必ずしも6月1日のスタートに限らなくてもそれは可能だったのではないかというふうに思っているんですが、そこの明確な理由ですね。6月1日からスタートしなければならなかった理由があったのであれば伺いたいというふうに思います。  では、そこまででお願いします。 95 ◯議長(富田竜馬君) ここで傍聴人に申し上げます。傍聴人は、議場における言論に対し、拍手その他の方法により賛否を表明することや騒ぎ立てることは禁止されておりますので、御承知おきをお願い申し上げます。  御答弁お願いします。  総務課長。 96 ◯総務課長(浦山和人君) 特別定額給付金についてでございます。  まず、1点目の委託の範囲ということでございます。まず、申請書の確認作業あるいは口座等の入力作業、また、コールセンターの受付、あとは、1階で今、相談業務等をやっておりますが、申請書のいわゆる補助というような形のものを委託してございます。委託会社でございますが、システムを使ってございますので、住民情報系のシステムを使う会社につきましては随意契約という形でございます。そのほか、先ほど言いました入力作業であるとか1階での申請の補助作業、また、コールセンターにつきましては、3者で見積りを取り、一番安価なところでの契約という形をさせていただいております。  2点目の申請書の不備の件でございます。その対応につきましては、申請書の中に日中連絡がつく電話番号を御記入いただいておりますので、まずはその電話に御連絡を申し上げ、状況等をお話しし、確認は取っております。しかし、そういった中でも、何度も連絡してもどうしても連絡がつかないというような方がいらっしゃいます。そういった中では、不備の内容を記載した手紙を郵送し、御連絡を頂くなどで対応を図っているところでございます。  また、それがいつまでかということでございますが、国のほうから示されている部分については、ある一定程度の中でそういったお手紙等をした場合に補正が行われなかったことは申請が取り下げられたものとみなすということでございますので、具体的にいつまでという形の部分はお示ししてございませんが、こういったことに基づいた形である一定程度の中で判断していくというふうに思っております。  あと、送金の通知の件で、今回につきましては、議員お話しのとおり、振込をもって決定という形を取ってございます。ただ、一応ホームページのほうでもお知らせしてございますが、大体早い方で1週間から10日ぐらいでの振込になると考えておりますが、今回、当初に約3万通ぐらいの方の御返送、御申請があったというところから、5月の末に御郵送いただいた方でも、実際に処理をする段階の中では6月末ぐらいの振り込みになってしまう可能性があるということでございます。そういった中では、大体の目安というのを随時ホームページのほうで掲載させていただいておりますので、申し訳ございませんけれど、そちらのほうで御確認いただくような方法を取らせていただいているということでございます。  以上でございます。 97 ◯議長(富田竜馬君) 産業政策課長。 98 ◯産業政策課長(島崎修君) 感染拡大防止協力事業者等応援事業の対象者についてでございます。  まず、都の休業要請等に応じていただいたというところでございますが、経営に大きな影響を受けることを想定しながらも都の要請に応じて新型コロナウイルス感染拡大防止に協力していただいたということから、経営に大きな支障を来しているだろうということが判断されるかと思いますので、まずは対象に加えたところでございます。  次に、セーフティネット関連保証の認定を受け融資を受けている方についてでございますが、セーフティネット関連保証は、景気の低迷などにより経営の安定に支障を来している中小企業者の支援を目的とした制度でございます。融資を受けていることで経営の安定に支障を来していることが明らかであると判断できることから、本市の感染拡大防止協力事業者等応援事業の対象にした経緯がございます。  以上となります。 99 ◯議長(富田竜馬君) 企画経営室長。 100 ◯企画経営室長(土屋健治君) 専決処分にした経緯等についてでございます。  新型コロナウイルス感染症対策に関わる補正予算につきましては、4月24日付にて東京都市町村新型コロナウイルス感染症緊急対策特別交付金が示されまして、これを受け、全庁に交付金を活用した対策について意向確認調査を実施しております。また、5月1日には国から新型コロナウイルス感染症対応地方創生臨時交付金制度の要綱が示されてございます。  5月の連休明けよりこれらを踏まえた補正予算の取りまとめ作業に入りましたが、最終的に予算のフレームとして取りまとめができたのは5月19日の火曜日でございます。この間、各所管においては、これらを財源とした事業を実施する場合の実施の時期について検討してまいりましたが、事業者支援となる感染拡大防止協力事業者等応援事業及び商店会感染拡大防止応援事業については、とりわけできる限り早く実施する必要があるという認識が示されております。  感染拡大防止協力事業者等応援事業の申請受付を6月当初から行うには、広報への掲載や事業開始に向けた準備を考慮いたしますと、5月22日、金曜日までにはこれに関わる予算の確定が必要でございました。このことから、市議会各会派の皆様には、事業概要を取りまとめた段階から、事業者向け支援事業につきましては、早期実施に向け、専決処分も視野に入れ予算の取りまとめをしていきたい旨の御説明をさせていただいてきたところでございます。交付金の決定から予算の取りまとめまで非常に余裕がない中での対応となり、結果として、感染拡大防止協力事業者等応援事業及び商店会感染拡大防止応援事業に関する予算措置につきましては、議会を招集する時間的余裕がないことから5月22日付にて専決処分をさせていただいたものでございます。  ですので、発案はということでございますが、これにつきましては庁内の中で議論をし決定をしているものでございますので、このような形で整理をさせていただいたということで御理解いただきたいと思います。 101 ◯議長(富田竜馬君) 産業政策課長。 102 ◯産業政策課長(島崎修君) 商店会感染拡大防止応援事業を6月1日から始めるとした理由について御答弁申し上げます。  国の専門家会議では、新型コロナウイルスを想定した新しい生活様式を公表し、外出自粛要請が解除となった後には、ウイルスが存在する中で、感染を防ぎながら新しい日常を送ることへの変化が想定されたところでございます。  東京都においても、休業要請の市内対象事業者も、要請に応じたところが多数あるとともに、営業時間短縮の上、店を開けたとしても、市民は4月8日から外出の自粛中であり、客は激減し、感染症の多大な影響を受けている状況がございました。このように商店会を構成する個々の店舗がそれぞれ打撃を受けている状況で、平時であれば会員同士で支え、協力し合う商店会活動は、機能していなかった部分もございます。  そこで、新しい日常の中で商店会がこれから先、商店会として維持していくために、まずはウイルスを想定し、感染を防止する対策を施し、安全に安心して買物ができる商店会とする必要があり、また、緊急事態宣言の解除時期が報道され始め、新しい日常が間近に迫ってきたことで早期の対策が必要であると考えて、6月1日からの事業予定とさせていただいたところでございます。  以上です。 103 ◯議長(富田竜馬君) 間宮議員。 104 ◯4番(間宮美季君) まず、特別定額給付金については、委託の範囲については分かりました。特に申請が初日から一気に3万通ぐらいですかね、申請があって、今、本当に非常にタイトな中で事務処理もしていただいているところだと思います。ただ、一方で、やはり給付金を待っていらっしゃる市民の方も本当に一日も早くという思いはあろうかと思いますので、そこはぜひ委託業者と職員の方々で事務をこなしていっていただきたいと思いますし、また一方で、個人情報の関係なども非常にセンシティブな書類なんかも提供していただいているということもありますので、ぜひそこは委託業者ときちんと個人情報の管理についてもしっかりとやっていっていただきたいと思います。  先ほどの申請の不備があった場合については、具体的にいつまでとは示せないまでも、一定の期間は持っているのかなというふうに御答弁からは読み取ったところであります。今すぐとは申しませんけれども、やはり一定時間がたってきたところで、不備で送金がない方については、例えば広報であるとか、ホームページであるとかで、申請したにもかかわらず入金がされないということを確認された方はぜひ御本人のほうから連絡を取ってほしいというような、そういった投げかけもぜひやっていただきたいと思いますが、これをしていただけるかどうかということを伺いたいと思います。  それから、3号についてなんですけれども、前者のほうですね、対象者をどうして協力金の事業者等にされたのかというところについては、一定市としてお考えがあったのかなとは思いつつ、ただ、一方で、むしろ、例えば東京都の協力金の対象から外れてしまわれた業態であるとか、そういった事業所も、やはりかなり自粛をされていた事業所というのはあるのではないかなというふうに考えるんですけれども、今回はそれでしたとしても、今後そういったところについて対象を広げていく、これは国の予算、東京都の予算あるいは市の一般財源ということもあり得るかと思うんですけれども、そういったことも含めて検討を考えていらっしゃるのかということを伺いたいと思います。  それから、私、本当に今回の専決処分というこの案件は非常に重たいと思っています。過去においても、例えば選挙であるとか、あるいは国の制度が直近で下りてきてということで、中身について自治体の裁量がほとんど余地がないようなもの、こういったものの専決というのは、過去においても致し方ないという形でされてきてはいる経験も私もあるわけですけれども、なかなかここまで政策的なものについて──それはもちろん市長の専権事項ですので、ないとは申し上げませんけれども、でも、少なくともやはり議会の議決を経ずに事業を執行されていくということは本当に重たいことだと思っています。先ほどの御答弁でも、庁内で議論をして決めていったんだというふうに室長の御答弁がございましたけれども、でも、果たしてそれがいつ、どういうプロセスでそういう方向に、例えばどこかの時点までは、これは議会に当然諮っていくべきだと。今日も幾つもの予算関係、即決、本日議論・審議をするというものもございますので、そういう方向でなさっていて、でも、いよいよ日程的に詰まってきて例えば専決にしようというふうになったのか、あるいはもう最初から専決でいこうという話だったのかなどということも、今回の説明の中ではちょっとはかりかねるというふうに私は受け取っているんですね。そこについてはいかがだったんでしょうかということを伺いたいのと、それから、商店会の感染拡大防止応援事業については、もちろん一日も早くそういう対応を図りたいというのは分からないではないんです。ただ、そうはいいながらも、議会の議決というものもある中で、もちろんほかのものも当然に、今日即決になるものについても本来であれば一日も早くというものはあろうかと思うんですね。でも、やはり議決を経て執行するというプロセスを踏んでいるものがある。それが当然と思うので、急ぐのは分かりますけれども、なぜ専決にしたのか、明確な理由を伺いたいと思います。  では、そこをお願いします。 105 ◯議長(富田竜馬君) 最前列にお座りの傍聴人の方に再度申し上げます。もうこれまで御静粛に願いたいということを再三御注意申し上げております。議長の命令に従わない場合は、地方自治法第130条第1項の規定により退場を命じる場合がありますので、警告申し上げます。御協力のほどお願いいたします。
     御答弁お願いします。  総務課長。 106 ◯総務課長(浦山和人君) 特別定額給付金について振込が遅れている、あるいはなされていない方へのお知らせというような御質問かと思います。  今までも、広報・ホームページの中で現状あるいは目安というのをお知らせしているところでございます。今後におきましても、工夫をしてそういった形のお知らせというのはしていく考えでございます。  以上でございます。 107 ◯議長(富田竜馬君) 市民部長。 108 ◯市民部長(山下一美君) 2点目の事業者支援の今後ということでございますけれども、国ですとか東京都の今後の動向というんですか、そこら辺が大分見え始めてきているところだと思っております。そういった動向を十分注視しながら、また、そこら辺を踏まえて市として検討してまいりたいというふうに考えてございます。 109 ◯議長(富田竜馬君) 企画経営室長。 110 ◯企画経営室長(土屋健治君) 先ほど専決処分をさせていただいた経緯については全体の流れを通して御説明をさせていただいております。専決処分、大変重いものという認識はございます。しかしながら、本事業につきましては、新型コロナウイルスの緊急対応といったところ、また、とりわけ事業者支援についてはできるだけ早期にというような考えは、この取りまとめの段階から考えとして持ってございました。そんな中で、全体の事業概要というんですか、そういうものがまとまった段階で各会派のほうに御説明させていただく中でも、事業者に向けた支援の事業については専決処分も視野に入れて考えていきたいという旨をお伝えさせていただいてきたところでございます。これにつきましては、6月議会も控えている中で、どういった形でというところは庁内でも一定のお話はありましたけれども、最終的に、5月19日の火曜日の庁議の中で予算のフレームが取りまとまり、これについて時期等を考えるとその週の末、5月22日までには予算の確定が必要だというような認識の中で、5月22日をもって専決処分をしていきたいということを私のほうから庁議の中で発言をさせていただいたというところでございます。  非常に事業実施までの時間の余裕のない中でのことでございます。議員の皆様には御説明をさせていただきながらという形で進めさせていただいてきておりますので、御理解いただきたいと思います。 111 ◯議長(富田竜馬君) 産業政策課長。 112 ◯産業政策課長(島崎修君) 商店会感染拡大防止応援事業について、なぜ専決処分を行ったかという御質問についてでございます。  先ほども申し上げていますとおり、新しい日常の中で商店会がこれから先、商店会として維持していくためには、まずはウイルスを想定し、感染を防止する対策を施して、安全に安心して買物ができる商店会とする必要がありましたことから、このような早期の実施を目指していたというところでございます。  以上です。 113 ◯議長(富田竜馬君) 間宮議員。 114 ◯4番(間宮美季君) 特別定額給付金については分かりました。本当に全ての申請者の皆さんに定額給付金が速やかに給付できるように、ぜひこれは事業を進めていっていただきたいと。また、これまでもマスコミ報道などもありますように、不備ですとか、そういったいろんなことでお問合せなどもこれからも入っていくと思いますので、そこについてもぜひこれまで以上に細やかな対応を図っていっていただければと思います。これはぜひ要望もし、私たちも協力できるところについては協力をしていきたいというふうに思っています。  室長のほうから、専決処分を、厳しい日程、スケジュールの中で、議会にも説明をしながら進めてきたんだというお話ではありますけれども、でも、一方で、私たちは、お話としては、うちの会派としては、最初に18日、室長のほうから会派の説明の中で協力事業者等応援事業については専決処分の方向でやっていきたいという御説明を頂いていたのが最初だったかなというふうに思っています。その後に庁議でフレーム等が取りまとまって云々というお話、先ほどありましたけれども、でも、本来であれば、少なくともどういうふうなプロセスを通ってきているかというものも、今、私が問いただしているので、先ほど19日の庁議でフレームが取りまとまって、そのほかのことも一応──例えば、この間、庁議が何回も開かれている中でどういうことが話し合われているのか、本来はこの事業が決定していくプロセスを、例えば書面などで私たちにも説明をしていく必要があったのではないかと。これは当然市民の方も、どういった過程でこういう事業が決まっていって、ここが市として今一番力を入れるべき事業だというのが決定し、なおかつ議会の議決を経る時間がない中で市長の専権事項として執行されたんだということの流れが分かるような、そういったプロセスを明らかにしていくという丁寧な説明というのは、私は当然にこれまでの間にあってしかるべきではなかったのかと考えています。そこは、室長は丁寧になさってきたというふうにおっしゃいましたけれども、少なくとも私はプロセスが明確になっているとはちょっと思い難いんですね。先ほども最初、庁内で議論したのでどこかの段階で決まっていったんだ、のようなニュアンスの御答弁だったわけですけれども、最初にも、私は、それは市長からの指示だったのか、それとも担当部からこういう形でいきましょう、いきたいですというお話があったのかということなんかも本来は明らかにされていくべきではないかなというふうに思っているんですが、市長の御見解を頂きたいと思います。  それから、商店会の感染防止事業は、課長の御答弁、繰り返しなんですけれども、それは6月1日からでなければできないことなんですかということが、それは一日も早くというのは分かるんですけれども、今日5日ですので、今日即決すればすぐにでもスタートもできますし、商店会のほうの期限というのは市が決めているものなんですよね。どこかのスキームがあって、何日までに何をしなければ支払いができないとかいうものでは決してなく、これはあくまで市が設定した期日、期限ですので、今でいうと6月1日から14日まででしたでしょうかね。そこは市が持った期限ですので、専決をしてまで、そこからスタートして、そこの期限を区切らなければいけないという明確な理由を教えていただきたいというふうに思います。 115 ◯議長(富田竜馬君) 市長。 116 ◯市長(並木克巳君) 今回、専決をしたプロセス等も含めて、私としての考えはということであります。  議員がおっしゃられるように、専決というのは大変重いことであるというふうには認識しておりますし、議会の皆様に御理解を頂きながら市政を進めていくということは大切なことだというふうに認識しております。そういった意味で、丁寧な説明ということは当然進めていくべきだというふうに思っておりますし、今回の案件に関しましては、担当を通じましても、専決、また、こういった重要な案件であるというようなことも含めて説明をしていくということで進めさせてきていただいております。また、期日的な部分におきましては、19日ということで、先ほど来、担当のほうがお答えをさせていただいておりますけれども、そういった期間の中で22日というお尻を踏まえて進めていかなくてはいけないという、そういった環境の中で進めさせていただいてきたわけであります。  緊急事態宣言が発令の最中ということでありますし、今は解除になりましたけれども、本当に市内の中で困窮している、また疲弊をしている、これは一般の市民の皆様を含めてでありますけれども、事業者の方もそうでありました。全てにわたって様々な支援策というものを5月に入ってから市として一生懸命取り組んで考えてまいりましたけれども、同時に、様々な支援策、窓口業務、そういったことも市民の皆様と向き合いながら事業を進めさせていただいてきております。大変タイトな中で進めさせていただいた、そういった結果でこういった窮屈な状況になってしまったということは大変申し訳ないなと思います。そういった厳しい中において疲弊している、困窮している、そういった事業者の方に早くこの支援策というものを提供していきたいということが、担当も含め庁内の中の一体とした考えで進めさせていただきましたので、今回、専決処分というような形で、大変短い中で議会の皆様にそういったことを御理解していただく、そういった説明が足りなかったということで、そういった御指摘は真摯に受け止めたいと思いますけれども、ぜひそういった背景もあることを御理解いただきたいというふうに思っております。 117 ◯議長(富田竜馬君) 産業政策課長。 118 ◯産業政策課長(島崎修君) 改めて、6月1日からでないとスタートできなかったのかというところでございます。  先ほども申し上げましたが、ウイルスを想定し、感染を防止する対策を施し、安全・安心に買物ができる商店会とする必要があると考えていたところです。専決処分以降、全商店会に対し、関係書類をもってこの事業説明等も行ってきた経緯もありますことから、6月1日からスタートということで十分に商店会に行き渡ったものと考えているところです。  以上です。 119 ◯議長(富田竜馬君) 間宮議員。 120 ◯4番(間宮美季君) 市長からるる述べていただいたんですけれども、でも、実は私たち、5月21日に市長に対して新型コロナウイルス感染症拡大の対応に関する要望書というのを提出させていただきました。本当にお忙しい中、時間を取っていただいたことには感謝をするのですが、でも、そのときにも私たちは、18日、それから20日、御担当からも説明を受けている中で、専決処分については考え直してほしいということを伝えていますということも市長にその場でも伝えさせていただいて、要望書の中にも、専決処分なさる前に、決定する前に、文書で回答してほしいというふうに要望したわけですけれども、残念ながら今日現在に至っても正式な回答というのは得られていないと。これ、丁寧な説明をされてきているというふうにおっしゃっていますけれども、私は、本当に専決処分というものは、もちろん、こういう状況の中でぎりぎりの選択だったのかもしれませんけれども、でも、一方で、議会は市民の皆さんから負託を受けて、そういった1本1本の議案についても議論をするということがまさに私たちの職務であり、義務であるというふうに思って、そこを市長にも当然理解はしていただいているものと思って要望書も出させていただいたにもかかわらず、今も非常に残念に思っているんです。なぜなのかなというふうに本当に思っているんですよね。もしそこについて見解があれば伺いたいぐらいのところです。本当に「丁寧な」というふうな言葉が私にはむなしく響いていて、今後、専決処分、これから2次補正、3次補正って国・東京都がある中で、どういうふうに市がそういったものの政策決定をされていくのかということも、ぜひプロセス、先ほどから申し上げていますけれども、今まだ庁議調書も──もちろんタイトなスケジュールだからというのは分かるんですけれども、おおまかにここでこういうことが決定されましたとかという、そういうものさえも私たち持ってないわけなんですよね。口頭で先ほど御説明ありましたけれども、やはりせめて専決処分をした後の、どういう過程でこういうふうになったのか、担当と長側でどういうやり取りがあって致し方ないという判断に至ったのか、こういったものは、今回もそうですし、今後についても、本来専決処分はあるべきではないと思いますけれども、そこについてはきちんと透明性を持っていくべきであると。答弁をお願いしたいと思います。  それで、もう4度目なので繰り返しませんが、商店会感染拡大防止事業は、先ほどの御答弁では、私は、6月5日から、例えば後ろ5日延ばしてやったとしても、それは事業として成立したのではないかと。しかも、18日の会派説明では、この事業については基準はなかったんですよね。で、20日の御担当からの御説明では、こういうのをやりたくて専決の方向ですというふうにあったので、どういう審議、どういうものがあってこれが出てきているのかというのもちょっとよく分かりませんし、先ほどの課長の御答弁ではいかがなものなのか、ちょっと分からない、どうしてもここを専決にする理由というのははっきりと分からないということは指摘をしておきます。 121 ◯議長(富田竜馬君) 副市長。 122 ◯副市長(西村幸高君) 専決処分の関係で、丁寧な対応の部分で御答弁させていただきたいんですが、議員おっしゃるとおり、当然この専決処分というのは非常に重い議決案件というんですか、市長の判断でございますので、議員の皆様に対して、当初から専決する場合は丁寧な対応というのは当然ながら担当を含めまして指示はしてございました。ただ、結果的に、今回、それが不十分な点も正直あったと思います。今後、引き続き、やむを得ず専決処分を行う場合もあろうかと思いますが、丁寧な対応というんですか、具体に時系列的な説明も含めまして個々に対応して、議員の皆様の御理解を頂いた上で専決処分の形を行っていきたいというふうに考えてございますので、御理解いただきたいと思います。 123 ◯議長(富田竜馬君) よろしいですね。   ─────── ◇ ─────── 124 ◯議長(富田竜馬君) 質疑の途中ですけれども、ここで休憩いたします。  再開、午前11時25分。       午前11時09分休憩       午前11時25分開議 125 ◯議長(富田竜馬君) 休憩を閉じて再開いたします。   ─────── ◇ ─────── 126 ◯議長(富田竜馬君) 質疑を続行します。  宮川議員。 127 ◯11番(宮川豊史君) 本日、私のつけているマスクは、一般にアベノマスクと言われる国から配布された布マスクをつけているんですけれども、ちょっとやっぱり声が届きにくいですよね。その辺は御容赦いただきたいと思います。  見ていただければ分かるように、明らかに小さいですね。評判どおり。ですから、私はちょっと、これね、しゃべるとずれてしまってね、だから非常にしゃべりづらいので、一つ問題だなと思うのと同時に、あと、目が見えない立場からすると、ぜひ皆さんもお手元に届いたら触っていただきたいんですけれども、表裏・上下、これ、触って分からないんです。全く分からない。そんなのどっちでもいいのではないかと思う人もいるかもしれないけれども、1回こうやって表側にしていて、取り外して何か飲物飲んで、間違えて表側を裏にしてつけてしまったら何にもならないわけですから。そう考えると、布マスクを配布する際に見えない人のことなんて最初から想定していなかったのかもしれませんけれど、こういった点の配慮は必要かなというふうに思います。  それで、先ほどの間宮議員の質問に対する答弁について質問したいので手を挙げさせていただいたんですが、私も基本的には、こういう状態ですから、新型コロナウイルス感染に対応するため、緊急事態宣言は解除されましたけれども、まだまだ感染拡大が終わってないと、収束していない現状において、行政の専決処分の判断は一定評価したいと思いますが、ただ、1つ、今回の補正予算の3号に関して、これは別だと。なぜなら、明らかに東久留米市の判断による独自財源、独自事業が含まれていますよね。こういったものは、やはりまず議会で議論して、議会の賛成・反対の判断を受けた上で実行すべき事業なんですよ。ですから、本来、専決処分すべきでない事業が含まれているというのが一つ大きな問題であるのと、間宮議員の質問の中で、実際、いつ決まって、いつ専決処分したというか、その日にちが出ました。それが5月19日に取りまとめられて、5月22日に専決処分されたということが明らかになりましたけれども、やはりね、本来、議会の議論を通して、そして議会の判断を受けて行うべき事業はきちんと議会に上程しなければいけないですし、急ぎであれば臨時議会を開かなければいけないわけですけれど、そこで質問したいのが、5月19日に取りまとめられたと明確に企画経営室長から答弁ありましたよね。そうすると、5月22日に臨時議会を開催することは可能だったのではないですか。可能だったか、可能でなかったか、それだけ伺いますので、簡潔にお答えください。 128 ◯議長(富田竜馬君) 企画経営室長。 129 ◯企画経営室長(土屋健治君) 5月19日に予算のフレーム全体像が取りまとまったというところでございますので、その時点でというところでは難しかったというふうに考えてございます。 130 ◯議長(富田竜馬君) 宮川議員。 131 ◯11番(宮川豊史君) それは先ほどの答弁と違いますね、言っていることが。先ほどは明確に5月19日に取りまとまった、そうおっしゃいましたよ。答弁違うのではないですか。 132 ◯議長(富田竜馬君) 企画経営室長。 133 ◯企画経営室長(土屋健治君) 先ほどの間宮議員への御答弁の中でも申し上げておりますけれども、予算フレームとして取りまとめができたのが5月19日の火曜日ということでお答えさせていただいております。ですので、議案としてという形で整理していくということになりますれば、まだ日にちが必要だというふうに認識してございます。 134 ◯議長(富田竜馬君) 宮川議員。 135 ◯11番(宮川豊史君) 先ほどはそういう答弁をしませんでしたよね。5月19日に補正予算を取りまとめたっておっしゃいましたよ。では、伺いますけれど、だから私が伺っているのは、5月22日に臨時議会を開催するのは可能だったかどうかを聞いているわけですから。予算フレームが5月19日に取りまとまったのであれば、可能なのではないですか。 136 ◯議長(富田竜馬君) 企画経営室長。 137 ◯企画経営室長(土屋健治君) 先ほども御説明しておりますけれども、新型コロナウイルスの関連の全体像のフレームについて5月19日にまとまったというところで、その後、各議員の皆様にも御説明のほうはさせていただいている状況でございます。ですので、議案として整理をし、提出するということには至ってないという状況でございましたので、そのような状況の中で開くことは難しかったということでございます。 138 ◯議長(富田竜馬君) 宮川議員。 139 ◯11番(宮川豊史君) それだと、5月22日に臨時議会を開催することは可能なのではないですかということです。19日に予算フレーム取りまとまっているわけでしょう。議案としてそれは取りまとめることは必要ですけれども、5月22日に専決処分しているわけですから、22日までに議案として取りまとまっているわけでしょう。だから、私が質問しているのは、もう時は戻りませんけれど、22日に臨時議会を開くのは可能だったのか、可能でなかったのかを聞いているわけですよ──これ、しゃべるとね、出てきちゃう、口がね。難しいんだ、これ。ずれてね──5月19日ね、予算フレームがまとまっているんですよ。で、5月22日に専決処分しているんですよ。ということは、5月22日に臨時議会を開くことは可能だと私は思っているんですけれども、可能だったか、可能でなかったのか、その点だけ伺います。 140 ◯議長(富田竜馬君) 総務部長。 141 ◯総務部長(佐々木弘治君) 議会との調整ということで私のほうから御答弁させていただきますが、これは議案説明会の際にも他の議員の方からもお話があって、私のほうで御回答させていただいてございますが、議案としての整理が、議案説明会の際にも一覧でお示しさせていただいた内容のとおり整理ができていなかったという状況でございます。なので、そういう状況にはなかったということを先ほど企画経営室長のほうから御答弁がされているというふうに思ってございますので、御理解を頂きたいと思います。 142 ◯議長(富田竜馬君) 宮川議員。 143 ◯11番(宮川豊史君) 違いますよ。5月22日の議案説明の段階では議案として取りまとまっていたから説明したんですよね。それ、違うのではないですか、答弁。 144 ◯議長(富田竜馬君) 企画経営室長。 145 ◯企画経営室長(土屋健治君) 5月19日のところでは、新型コロナ対策に関わる補正予算全体のフレームというところで整理が一旦できたというところでございますので、可能か、可能でなかったかということで申し上げれば、その時点で議案として整理ができておりませんので、可能ではなかったということでございます。 146 ◯議長(富田竜馬君) 宮川議員。 147 ◯11番(宮川豊史君) いやいや、そこをはっきり認めないとちょっと引き下がれないですけれど、22日の段階で議案として取りまとまっているわけだから、22日に臨時議会を開いて審議することは可能でしたよね。しかも、議案として取りまとまっていなかったなんて言い訳は、ひどい言い訳ですよ。だって、19日にもう予算が決まっているわけですよ。例えば、19日に決まったものが、急遽、内容に変更があったとか金額に変更があったということになれば、こちらも理解しますよ。そうではないんだから。19日の段階で取りまとまっているわけだから。で、22日の議案説明の段階で議案としてまとまっているわけですよ。そこは、私はね、ここは本当に議会に対して誠意を持って対応するのであれば、「すみませんでした。可能でしたけれど、専決処分してしまいました」って謝れば済む話なんだから、それを何でそんな言い訳をするのかが理解できない。明らかに間違っていますよ。19日にフレームがまとまったというのは、金額が決まったということでしょう。22日の段階で議案として整っているんだから、22日に臨時議会を開くことは可能ですよねという質問ですよ。そこははっきりさせてください。可能か、可能でなかったかを聞いているわけだから、こっちは。「可能だったけれども、専決処分してしまいました。すみません」と言うなら分かるけれども、「可能ではない」と言うとね、私、引き下がれませんよ、これ。質問終わらないよ。 148 ◯議長(富田竜馬君) 御答弁できますか。  企画経営室長。 149 ◯企画経営室長(土屋健治君) 繰り返しの答弁になって大変申し訳ないんですけれども、先ほど来、御答弁させていただいているとおり、5月19日、火曜日に新型コロナウイルスの関連の全体の予算のフレームの取りまとめができたといったところでございますので、これをもって、それから議案としてどういう形で提出するのかということは整理をしなければいけませんので、その整理ができておりませんので、この時点で臨時会の開催というところは難しかったということでございます。 150 ◯議長(富田竜馬君) 宮川議員。 151 ◯11番(宮川豊史君) 私が言っているのは、だから、それは22日には議案として取りまとまっているわけだから。議案として22日に取りまとまっているんでしょう。だから議案説明しているのではないですか。そこ、もう一回、答えてください。22日に議案として取りまとまったんでしょう。だから私が言っているのは、22日には臨時議会開催可能だったのではないですかと。可能なんですよ。答えとしては可能なんです。「可能でしたけれど、専決処分してしまいました。すみません」と言って終わる話なのに、何でそんな言い訳をするのか、そこが理解できない。そういったことが議会に対して非常に不誠実な態度になるし、我々議員側は不信感を抱く、そういうことになるわけですよ。もう22日の段階で議案として取りまとまっているわけだから、22日に臨時議会を開くことは可能だったのではないですかと。そこは明確にしてください。 152 ◯議長(富田竜馬君) 大丈夫ですか。御答弁できますか。  企画経営室長。 153 ◯企画経営室長(土屋健治君) 予算フレームとして取りまとまっている状況でございますけれども、それを予算書として整理をしなければいけませんので、その時点で予算書としての整理はできておりませんので、事務的にも難しかったということでございます。 154 ◯議長(富田竜馬君) 宮川議員。 155 ◯11番(宮川豊史君) 難しいって答え変わりましたよね。だから、そこではないんだよ。だから、さっきは「可能でない」という答えが「難しい」に変わってね、だから、もう一声ですよ。可能か、可能でないかでいえば、可能なんですよ。ただ、「そういった現状でなかなか日程的に難しかったので、すみません」だったら、それで終わる話ではないですか。22日に臨時議会を開催できるかどうかということに関しては、これは可能なんですよ。可能だけれども、その後にそういった室長の答弁につながるなら分かるけれども、さも何か22日に臨時議会を開くことそのものが不可能みたいなね、そういう答弁は議会側としてはとても納得できないから聞いているわけですから、そこはきちんと誠意を持って議会対応すべきではないですか。 156 ◯議長(富田竜馬君) できますか、御答弁。   ─────── ◇ ─────── 157 ◯議長(富田竜馬君) 暫時休憩します。       午前11時38分休憩       午前11時40分開議 158 ◯議長(富田竜馬君) 休憩を閉じて再開いたします。   ─────── ◇ ─────── 159 ◯議長(富田竜馬君) 御答弁は。  企画経営室長。 160 ◯企画経営室長(土屋健治君) お時間を頂きまして申し訳ございません。  5月19日に予算フレームの取りまとめができたというところでございます。ここで臨時議会を開くことは可能だったのかどうなのかということでございますが、制度としては可能だというふうに思います。ただ、事務作業上、22日に開くということは難しかったということでございます。 161 ◯議長(富田竜馬君) 宮川議員。 162 ◯11番(宮川豊史君) 小さなことかもしれないですけれど、非常に議会として大事なことですからね。だから、臨時議会を開くことは可能だったんですよ。でも、それをしなかった。それに大きな責任があるということですからね、行政側に。しかも、補正3号に関しては、東久留米市の独自財源・独自事業が含まれていると。それを専決処分したことが問題なわけですから、その点に関しては、私は専決処分としては行政側の濫用だと思いますので、議会側としては認めることはできないということは明確に述べておきます。  以上で終わります。 163 ◯議長(富田竜馬君) 三浦議員。 164 ◯13番(三浦猛君) 補正予算(第3号)から感染拡大防止協力事業者等応援事業についてお伺いいたします。  まずは、6月1日からの受付開始ということでまだ間もないとは思うんですが、現在の申請及び支給件数を教えてください。  また、この事業に関してまだ周知が行き届いていないのかなというふうに感じているところでありますが、ホームページ以外の周知方法についてお考えをお聞かせください。  また、この事業、お知らせしたところ、対象の方、とても喜ばれております。また、対象外の人も市のこの姿勢について喜ばれております。同時に、不安の声も多く届いています。何かと申しますと、ホームページ、またチラシに書かれています「予算上限額に達し次第受付終了になります」、この記載であります。早い者勝ちなのかと、簡単に言いますと、そういうふうな御意見でございます。東京都の協力金で該当する方の多くが、現在、この決定待ちということになっている状況。仮にこの対象になっても、もらえない方がいる可能性があるということを意味した言葉なのか、お伺いいたしたいと思います。 165 ◯議長(富田竜馬君) 産業政策課長。 166 ◯産業政策課長(島崎修君) 感染拡大防止協力事業者等応援事業の御質問について御答弁いたします。  6月1日から受付ということで、現在、何件の申出があったかというところでございますが、完全に正確な数字ではございませんが、昨日まで50件弱の申請を頂いているところです。決定のほうは、今、随時、事務作業しておりますので、行っていない状況でございます。  続きまして、周知についてでございます。ホームページ以外での周知ということでの御質問でございますが、広報のほうでもお知らせをしておりまして、あと、市内各所にこちらのブルーのポスターを掲示させていただいております。また、議員の皆様にも御周知いただければというふうに思っておりますので、御要望がございましたら、お配りするように御協力をお願いしたいなというふうに思っておりますので、そういったところで周知を図っていきたいなというふうに思っております。  次に、予算についてでございます。予算については、東京都の感染症拡大防止協力金の支給決定を受けた方及び都の理美容事業者の自主休業に係る給付金の支給決定を受けた方の対象者数が、経済センサスの産業分類で本事業に該当する市内事業者の数を1100と見積もってございます。この方々が全て協力に応じたかどうかというのは把握できないところではございますが、その形でまず見積もってございます。
     次に、セーフティネット保証4号もしくは5号の認定を受けた方、また、危機関連保証の認定を受けた方につきましては、5月下旬の段階で180件余りの受付をカウントしておりましたことから、こちらについて500件として見積もってございます。  よって、1600者を対象として、8000万円の予算計上をさせていただいたところでございます。これによりまして予算的に不足するということは想定しておりません。予算としても十分に確保できていると思いますが、限度額があるということではないため、予算上限に達した場合は受付終了となる旨の記載をさせていただいたところでございます。予算としては十分に確保して計上させていただいております。  以上です。 167 ◯議長(富田竜馬君) 三浦議員。 168 ◯13番(三浦猛君) 分かりました。まず、周知については、ホームページ、チラシ・ポスターということですね。なかなかポスターを見かけない人もいるので、各種団体等の御協力を得て、チラシ等、対象者のお手元に届けるような取組をぜひ要望しておきたいと思います。  それで、次の「予算上限額に達し次第受付終了になります」というところですけれども、1600者を想定しているので、予算を上回る想定はしていないということでありました。であるならば、この表現、要らないのではないかなって思うんですね。これはいたずらに不公平感を連想させる表現であるというふうに思っています。多分、私だけではないと思うんですが、市民の方からそういった声、「先着順なの?」という声、とともに「東京都の協力金がまだ届いてないんだけど」と、そういった声、届いていると思います。印刷物は今から差し替えは大変かもしれませんが、せめて変えられるホームページ、そこからこの表現をなくすか、あるいは皆さんに安心を与えるような「1600者見ています」、例えば今の課長の御答弁どおり、必要であればそういった表現に変えるべきというふうに思いますが、いかがでしょうか。  もう1点なんですが、受付期間、6月1日から7月31日までということになっておりますけれども、先ほどから言及しておりますが、東京都の協力金の決定が非常に遅いと言われております。また、融資の決定機関に関しては細かく知っているわけではありませんが、急ぎようにも急げない状況が続いている中で、7月31日までというのが果たして全員カバーできるのかなという心配があります。今の時点で「たられば」の話になるので、今すぐ、では、いついつにするということではありませんけれども、この期間に関しては、そういった東京都、また融資機関ですね、そういった状況をよくよく見ながら、この期間の延長も含めて今後取り組んでいっていただきたいと思いますが、お考えをお聞きします。 169 ◯議長(富田竜馬君) 産業政策課長。 170 ◯産業政策課長(島崎修君) まず1点目ですね、「予算上限額に達し次第受付終了になります」というところは、議員、今御発言のとおり、チラシのほうにも記載してございますので、今の段階で消しようがございませんが、ホームページ上のお知らせの内容については全体を見た上で検討していきたいというふうに考えております。  続きまして、受付期間についてでございますが、5月中旬ぐらいの報道においては、やはり東京都の審査が遅れているとの報道がございましたが、5月下旬の新聞報道によりますと、当初、東京都受付態勢を100名としていたところ、5月25日に300名態勢とし、6月には500人態勢とすると。そのような形で、今、事務が行われているというふうに聞き及んでおります。加えて、申請期間が6月15日までとなっておりますが、今回1回目の協力金の支給はおおむね6月中に完了できるというふうに都の産業労働局のほうで公表されておりますので、東京都の協力金についてはカバーできるのではないかというふうに考えているところです。  以上です。 171 ◯議長(富田竜馬君) 三浦議員。 172 ◯13番(三浦猛君) 分かりました。いずれにしろ、各自治体、いろんな施策に取り組んでいる最中で、比較もされますし、東久留米の一つ一つの動き、敏感に市民の方が察知されておりますというか、反応される状態であります。スピード感とともに求められるのが、臨機応変さも必要だと思いますし、バタバタする中で安心感もしっかりと与えていかなければいけないというふうに思います。そういったところを含めて今後の対応をしていただきたいと要望しておきたいと思います。  以上です。 173 ◯議長(富田竜馬君) 高橋議員。 174 ◯2番(高橋和義君) 私からは、専決1号について、タブレット・モバイルルーターセットのことについて質問したいと思います。  2点あるんですけれども、当初5月18日から5月31日までの貸出期間ということだったと思うんですけれども、この間の貸出し状況と、2点目が、6月1日から学校が再開したことについて、今後の活用はどういうふうに行っていくのかお伺いしたいと思います。 175 ◯議長(富田竜馬君) 教育部参事。 176 ◯教育部参事(椿田克之君) オンライン教材のためのタブレット及びルーターの貸出し状況をお答えします。  今回の臨時休業中、家庭でネットワーク環境が整っていない児童・生徒へ、学校にあるタブレット端末と今回用意させていただきましたモバイルルーターをセットで貸出しを行いました。貸出し状況につきまして、6月3日現在時点で全ての小学校で貸出しを行い、小学校では12校で81台、貸出率22.5%、中学校では7校で63台、貸出率30%となりました。全体で144台の貸出し結果で、市内の約1.8%の児童・生徒が借りたこととなりました。  また、今後のことですけれども、モバイルルーターは8月13日までの借り上げ期間となっております。そのため、学校の授業でタブレット端末を使うことを優先としながら、1学期終了の8月7日までの貸出しを各学校の状況に応じて行ってまいります。  以上でございます。 177 ◯議長(富田竜馬君) 高橋議員。 178 ◯2番(高橋和義君) 小中合わせ144台ということで、ほぼ皆様、全て貸し出したということで理解をしました。個人的ですけれども、私のうちでも1台お借りしまして実際やらせていただきました。1つこれはまた質問なんですけれど、専決が出たのが4月24日ということで、ルーター自体、そのセット自体が学校のほうに届いたのはいつ頃になるのかなということと、あと、貸出期間が18日から31日までと、緊急事態宣言が終わると想定されるというところだと思うんですけれども、正味2週間ぐらいなんですね。短いか、長いかでいうと、多少短かったのかなというところがあるんですけれども、その辺りはどういうふうにお考えなのかお伺いしたいと思います。 179 ◯議長(富田竜馬君) 教育部参事。 180 ◯教育部参事(椿田克之君) モバイルルーターですけれども、各学校に届き始めたのは、5月15日頃から届きました。なるべく早くお借りしたいと思っていたんですけれども、ちょうどこの御時世でルーターの在庫がない企業が多く、やっと見つけ、すぐに手続を進めた結果、この5月15日ということになりました。  以上でございます。 181 ◯議長(富田竜馬君) 高橋議員。 182 ◯2番(高橋和義君) 5月15日に納品ということで、それで5月18日ということで、スピーディーな対応だったのかと理解をいたします。  今後の要望としては、ソフト自体は、今後、ルーターはなくても使えるのかどうか、そこだけちょっと確認をしたいと思うんですけれども。 183 ◯議長(富田竜馬君) 教育部参事。 184 ◯教育部参事(椿田克之君) eラーニングのオンライン学習ソフト、こちらは現在、学校のWi-Fi等、御家庭でのインターネットでも現在も御利用することができます。 185 ◯議長(富田竜馬君) 高橋議員。 186 ◯2番(高橋和義君) ありがとうございます。私も試してみたんですけれども、非常に量も多く、多岐にわたって勉強できるものと思いますので、ぜひこれからも活用していきたいと思っていますので、よろしくお願いいたします。  以上です。   ─────── ◇ ─────── 187 ◯議長(富田竜馬君) 質疑の途中ですが、ここで休憩に入ります。  再開、午後1時。       午前11時55分休憩       午後 1時00分開議 188 ◯議長(富田竜馬君) 休憩を閉じて再開いたします。   ─────── ◇ ─────── 189 ◯議長(富田竜馬君) 質疑を続行します。  佐藤議員。 190 ◯19番(佐藤一郎君) 一括審議になっておりますが、今回、専決処分というものが出されております。私、以前から申し上げておりますように、専決処分というのはできるだけ少なくしたほうがいいというようなことは申し上げておりますが、そういった専決処分の是非につきましては、私、一般質問で立てておりますので、そちらのほうに譲りますが、中身について具体的にお聞きしたいことが多少ありますので、ちょっとお聞きします。  まず、定額給付金なんですけれども、こちらなんですが、今、様々、日本全国で支給がされているところではあると思いますが、トラブルといったものも漏れ聞いております。我が市では今のところはまだそういったことは聞いておりませんけれども、今後におきましてどのようなことが起こるかまだ分からないんですが、例えばですけれども、よく問題になっていますのは、名前が書いてあって、その右側に、うちの市ではバツをすると、その人には支給されないというようなところがありますが、ただ、実はこれを気づかずにというか、間違ってバツをしてしまうということも結構あるというふうなことを聞いております。そういった場合なんですが、例えば、本人が、本当はもらいたいんだけれども、間違ってバツをしてしまったと。その後に銀行口座は書いてあるというような場合なんですけれども、恐らく銀行口座が書いてあるから振り込んでほしいなというふうに思っているのかどうかとか、その辺のところですね。そういった場合とか様々、本当は支給してもらいたいけれどもというような場合に、うちの市では現状どのような対応をされているのかということを1点お伺いいたします。  それともう1点ですけれども、今、今月に入ってからですか、マイナンバーカードのマイナポータルでの支給と郵送での支給と2つの方法があるんですが、今月6月いっぱいまではマイナポータルのほうでの支給を中断というんですか、休止というんですかね──にしているというふうに聞いておりますが、7月から、今後、それ以降に関してはやはりやっていくのかと。そういった場合に関してなんですけれど、例えば、ほかの市でもあったんですが、二重の支払いですとかそういったものをどうやって防いでいくのかというところのチェック体制というんですか、そういったものについて質問いたします。  定額給付金については以上なんですけれども、それと、専決処分のほうのもう1点のほうなんですけれども、先ほど他の議員からもあったんですが、市の商店会ですとか、あとそれ以外、事業者の方に5万円を支給ということに関する、給付ですか、そういったものに関してなんですが、先ほどの御答弁の中でフレームが5月19日に決まったということです。一般質問するところなんですけれども、それに関して、基本的なところで、市として専決処分をする場合についての、庁議というものの在り方なんですが、庁議でフレームが決まったところで、それ以降、専決処分を市長がされて、その後に庁議で承認するということがこの前の議案説明であったと思うんですが、そのような流れはこれまでもずっとそうだったのかというところについてお聞きします。 191 ◯議長(富田竜馬君) 総務課長。 192 ◯総務課長(浦山和人君) 特別定額給付金の件で3点御質問を頂いておりますので、順次御答弁させていただきます。  まず、1点目の申請書の記載欄にもらわない場合はバツをつけるというようなところで、間違っているのではないかというような確認というところでございます。今のところ、例えばバツがついていまして、その下に実は金額を書く欄がございます。その金額とバツの──いわゆる支給しようとしている人数ですかね、そこら辺がきちっと合っていれば、それは申請として有効というような判断をしております。ただし、ここが、その金額と数字が違うというようなところがあれば、それは当然確認をさせていただくような形で進めてございます。  2点目のオンライン申請についてでございますが、今回、オンライン申請につきましては、5月26日に全世帯へ郵送分の申請書を郵送させていただいたこと、また、申請内容に不備があり、かなり審査に手間がかかっていること、また、マイナポータルからのダウンロードについて、申請書あるいは添付資料の部分との整合性にかなり事務量がかかっているというようなところなどから、6月1日の12時ぐらいから6月末まで一時ストップという形でさせていただいております。7月以降についてでございますが、まだ7月から開始するかというところの部分については、しっかりと検証した上で決めていこうかなというふうに考えているところでございます。ただ、今回は郵送方式とオンライン方式ということでございますので、基本的にはオンライン方式を開始するような形での考え方は一定持っているというところでございます。  3点目の二重支払いのチェックというところでございますけれども、当然、システム上、管理しておりますので、支給した方については支給済みというような形での登録がされます。そういった中で、例えばオンライン申請でもう支給したにもかかわらず、また郵送での申請が来た方ということの中では、そのシステムのところでチェックがかかるというような形でございます。  以上でございます。 193 ◯議長(富田竜馬君) 企画経営室長。 194 ◯企画経営室長(土屋健治君) 庁議手続の流れについてでございます。  先ほど他の議員にも御答弁させていただきましたが、本件については、5月19日に新型コロナウイルス感染症対応に係る補正予算のフレームが固まったということでございます。この中で事業所に向けた支援につきましては、5月22日の金曜には専決処分をしていきたい旨の発言を私のほうでさせていただいてございます。その後、5月22日に具体の専決処分という形で手続を取らせていただきました。で、週を明けまして翌週の月曜日に庁議の中で、専決処分を行った旨の報告を庁議のほうにさせていただいてございます。こういった流れについては、専決処分についての内容によることもございますけれども、基本的には今ほど言ったような流れでやってございます。重要な案件について、事前に政策会議及びまた庁議の中でお話しさせていただくということはございますが、流れとしては今ほど申し上げたような流れで行ってございます。 195 ◯議長(富田竜馬君) 佐藤議員。 196 ◯19番(佐藤一郎君) 後段のほうからなんですが、5月22日に専決処分をして、翌週の月曜日に庁議で報告されたということは分かりました。その流れだけちょっと確認したかったものですから、分かりました。それはまた、私、一般質問でさせていただきますので、よろしくお願いいたします。  給付金なんですけれども、もう1点だけ、私、質問するのを忘れていたことがございまして、流れは分かったんですが、もう1点ちょっと市民の方から聞かれたもので、私もそれで聞くんですが、例えば、郵送で届いたんですけれども、そのものを紛失してしまった場合で市の窓口に来られた場合の対応ですとか、そういったものはどうされるんでしょうか。 197 ◯議長(富田竜馬君) 総務課長。 198 ◯総務課長(浦山和人君) 定額給付金の申請書を紛失されてしまった方の対応ということでございます。  一応、今現状としては、当然、対象者の方から御連絡を頂き、そういった旨のお話がありましたら、再発行というような手続を取らせていただいているところでございます。  以上です。 199 ◯議長(富田竜馬君) 村山議員。 200 ◯7番(村山順次郎君) それでは、私のほうからは、専決処分(令和2年度東久留米市一般会計補正予算(第3号))についてお伺いしたいというふうに思います。もう既に午前中もこの問題で質疑があったところでございますので、重複はできるだけ避けたいというふうに思いますが、確認させていただきたいこともあるので、お伺いします。  まず、これも意見というか、質問でお答えを頂きたいと思いますが、副市長のほうから間宮議員に対する答弁のところで、議会に対する情報提供・説明のところで結果的に不十分なところがあったという御答弁が一定出ていますので、これは受け止めたいというふうに思うんですが、第2回定例会に提出される補正予算の事業のあらましの説明をしたいということで電話を受けたのが15日の金曜日だったかなというふうに思っております。私どもの会派は都合があって翌週の月曜日18日に説明を受けて、そこで、少なくとも事業名と専決処分をしたいという旨のところは財政当局より情報提供があったところです。  その後、これはある程度後から分かったところもあるんですが、実際のその事業を専決処分をするというふうな一定の意思決定がされたのは翌日の19日だったというふうな御説明もあって、私たちは、専決処分、特に市の事業であって、今議題となっております補正予算の1号のように何らかの、国や東京都に提出するような締切りがあるとか、特定財源があるとか、そういうところが特別事情があったわけでもなく行われた補正予算の専決ということは、これは各会派、意見の言い方はそれぞれ違いがあると思いますが、慎重であるべき、かつ、市長としてこれを専決処分したいということであるなら、それにふさわしい市議会への情報提供、説明の在り方があったのではないかというふうに思います。  指摘をしておきたいのは、財政当局からは、一定の事業の、少なくともタイトルと専決処分をしたいという考え方が示されたのが15日ないし18日に議会のほうに提供された中で、残念ながら担当部のほうからその旨の連絡があったのは翌週の火曜日、19日になってからだったと私たちは認識をしております。私どもは、限られたスケジュールの中で、事業概要をまとめ、それを予算にしていくという作業には敬意を表したい、感謝をしたいというふうに思うんですけれども、担当部の問題というよりは、私は、先ほど市長からも答弁があったように、専決処分は重たいものだという認識を14日ないし15日の段階で市長がしっかり持っていらっしゃれば、担当部に指示をして専決処分するということであれば、適切な説明をと、市議会に対する対応をということの指示があってしかるべき。逆に言えば、なかったから担当部からの情報提供がそのスケジュールになったと。結果的に19日に説明があって、専決処分されたのが22日ということで、議会側から見れば非常にタイトな情報提供スケジュールの立て方だったということは指摘をせざるを得ないというふうに思います。ここのところは、先ほども言いましたが、一定、午前中に答弁が出ておりますので、もし何か付け加えるところがあればお聞きしたいというふうに思います。  もう1つは、これは宮川議員のほうから指摘があったところですが、私もやはり、臨時会の開催ということがあり得たのではないかというふうに思います。確認したいのは、先ほど宮川議員の質問に対する答弁として、22日の臨時会の開催というのは難しかったという趣旨の答弁がありました。22日に専決処分されたものというのは、今、議員の手元に翌週の29日に配付された議案書に書いてある3号の専決処分書及びその付随する資料を調製された上で専決処分されたというふうに認識しております、私は。そうしますと、専決処分をされたものをもって22日に臨時会が開催できたというふうに、私もそう思うんですが、今、議員の手元にある議案書の中身というものと、22日に専決処分されたものというのは同じものですか。その点だけ確認させてください。 201 ◯議長(富田竜馬君) 企画経営室長。 202 ◯企画経営室長(土屋健治君) 19日のところで、先ほど他の議員にもお話しさせていただいてございますけれども、予算のフレームが、全体がまとまったという状況でございます。それ以前に15日に会派のほうに御連絡させていただいたと。そのときは事業概要、全体でこんな事業が考えられるというところの一定の整理ができたので、できる限り早く情報提供したいという中で、企画のほうで全体をまとめていましたので、企画のほうから全体の概要について御説明をさせていただき、このうち、とりわけ事業者向けについては事業実施をなるべく早くやりたいというところで、専決処分も視野に入れて今考えていますということをお伝えさせていただいております。  19日に予算フレームの部分は固まっておるところでございますけれども、その後、議案という形で整理をするということになれば、予算書の調製が必要になってございます。庁内の手続としましては、フレームが固まった後、予算書としての調製をした上で、担当します総務のほうに送り、それをもって総務のほうで一定の手続をするというような内部の手続がございます。また、その内容について、フレームが固まった時点で議会の各会派の皆様にも内容について御説明するというような形で事務手続も必要になってございます。そのような形になってございますので、最終的に専決処分は22日に行ってございますけれども、事務方とすれば一定の準備はしてきてございますが、22日の最終の決裁の段階で、専決処分の内容として今回議会のほうに提案させていただいている内容で専決処分をさせていただいたということでございます。 203 ◯議長(富田竜馬君) 村山議員。 204 ◯7番(村山順次郎君) 議会に対する情報提供の仕方のところはあんまり繰り返しません。答弁がそうだなと思ったわけではないんですけれど、専決処分をしたいということがあるのであれば、それにふさわしい議会に対する情報提供の在り方ということがあったのではないかということは指摘をしておきたいというふうに思います。  もう一度ちょっと確認をしたいんですけれども、19日にフレームが固まったというお話なんですが、お伺いしておりますのは、私ども議員のほうには議案書と俗に言っております議案のつづりですね、これが通常ですと1週間前議運のところで配付をされるわけですよ。それに補正予算の場合は予算書がついていて、こういうものを上程しますということでその前手で説明を頂く場合がほとんどで、そういう経過になるわけですよ。議案書があれば、基本的には議会にそれが上程できる状態になったというふうに認識を持つんですが、予算書の調製というのが、22日の段階で特に今議題にしている補正予算(第3号)については用意ができていて、それも含めて専決処分をされたのか。今まさに我々議員が持っているこの補正予算(第3号)の専決処分書とそれに伴う内容というものが22日の段階でできていて、それを専決処分したと。ですから、議員が持っているものと、22日に専決処分をするよという稟議を回すんだと思うんですけれど、というものが同じものなんですよねという質問ですので、違うところがあるなら、こういうふうに違う、基本的に議員が持っているもの──それは専決処分された後の話ですけれども──ものと同じものなら同じものと。違うということになると、では、何を専決処分したのかという話になるので、そこだけは確認させてください。 205 ◯議長(富田竜馬君) 財政課長。 206 ◯財政課長(功刀隆君) ただいまの質問についてでございます。5月22日付の専決処分につきましては、議員おっしゃるとおり稟議という形で行ってございますけれども、その内容といたしましては、専決処分の処分書というかがみといったものと、あとは、ほぼ、承認の議案として議員の皆様のお手元にもございます令和2年度東久留米市一般会計補正予算という予算書という形のものをもって稟議してございます。細かいところを申しますれば、ページのところの日付であるとか、そういったものの表記の有無はございますけれども、予算書としましてはおおむね、今、議員のお手元にあるものと同様ということでございます。  以上でございます。 207 ◯議長(富田竜馬君) 村山議員。 208 ◯7番(村山順次郎君) でしたら、やはり先ほどの宮川議員の指摘と同様に、もちろん、補正予算を提案する立場とすれば、臨時議会となれば、それにふさわしい準備、恐らく想定問答的なものも作られるでしょうし、そういうものの準備はまた別途必要になるんだろうと思うんですけれど、ただ、専決処分ではなくて22日などに臨時会を開くということは、どこかの段階で、この事業については専決処分をするよということを市役所として内々に方向性を示したときの段階で取り得る、取り得た手法だったのではないかというふうに指摘をせざるを得ないかなというふうに思います。  先ほど市長からも副市長からも、専決処分は重いものということで御答弁があったところですけれども、残念ながら、結果的に見れば、私は、この補正予算(第3号)についてのあれこれについては最初から最後まで議会軽視だったのではないかなと。情報提供の在り方にしても、専決処分ではなく臨時議会で審議を経て議決をするということも選択肢として十分可能性があったにもかかわらず、そうはされなかった。その点、2点だけ今は指摘しますけれども、そういうやり方ではなかったかなというふうに思います。  なお、この問題で議論を重ねていますので、もうないかもしれませんけれども、もし御見解があれば、お伺いして終わります。 209 ◯議長(富田竜馬君) 企画経営室長。 210 ◯企画経営室長(土屋健治君) 先ほども御答弁させていただいておりますけれども、19日に予算フレームは固まっておりますが、それから例えば臨時会を開くということでありますれば、手続としましては、財政課において今度、議案として中身を今回御配付させていただいている内容のこういった予算書としての調製をした上で、総務のほうに議案として取扱いをお願いすると。その後、総務のほうで、今度それを臨時会にかけるべく手続をしていただくというような事務の手続が、少なくとも事務手続上は必要になってまいります。そういうところからも、22日にということで制度的には可能であるのかもしれないですが、事務作業上は大変難しいというふうに考えてございます。 211 ◯議長(富田竜馬君) 村山議員。 212 ◯7番(村山順次郎君) 私は本当に、冒頭に申し上げるべきだったかなと思うんですけれど、この未曽有の前例のない新型コロナウイルス感染症拡大の中で、財政当局ももとよりでありますが、PCRセンターの開設ですとか、特別定額給付金の支給に関する事務ですとか、学校教育においても今まで前例のないことについての対応、長期に及ぶ休業やその後の再開に向けた準備等で様々御努力いただいていると思いますし、今日は言及しませんけれども、市役所の皆さん、感染拡大防止の対策を取りながら、通常よりも多くのお問合せ、いろんな御意見、いろんな御要望も受けながら、様々な事務を進めてきていただいているというふうにも思います。その点については感謝をしてもし尽くせないというふうに思います。  新型コロナウイルス感染症本部も都度開かれて、その都度、電話でも資料でも情報提供いただいていると。その点は、議会に身を置く者として丁寧な対応を頂いていることには感謝をしたいというふうに思いますが、この補正予算(第3号)の取扱いについては、どうしても後になって、結果、今日は6月5日ですけれども、この段階になって御説明を聞いても、そうだったんだろうかと。もっと別の手だてが取り得たのではないだろうかということは、やはり指摘をせざるを得ないなというふうに思います。  終わります。 213 ◯議長(富田竜馬君) 青木議員。 214 ◯5番(青木佑介君) 私からも、議案第44号 専決処分(令和2年度東久留米市一般会計補正予算(第3号))についてちょっとお伺いさせていただきたいと思います。  先ほどから他の議員からも質疑は出ておりますけれども、やはり専決処分をされるということは議会を開くいとまがなかったということで、そこにどれだけの妥当性があるかというのはこの承認に当たって非常に重要なところだと思っておりますので、内容についていろいろ伺わせていただきたいと思います。  まず、この補正予算(第3号)の1点目ですね、感染拡大防止協力事業者等応援事業についてになります。こちらにつきましては、新型コロナウイルス感染症拡大により活動に支障が生じた市内に事業所を有する法人ですとか、そういった方々への御支援だということで、東京都の感染拡大防止協力金及び理美容事業者の自主休業に係る給付金対象事業者並びにセーフティネット保証4・5号または危機関連保証に係る市の認定を受けて、認定に伴う融資を受けている事業者を対象に、5万円を給付するという事業かと思います。こちらにつきまして、今後、対象拡大をという話も先ほど答弁あったと思いますけれども、このもともとの対象者選定の際に、その辺りというのはどこまで議論をされて、かつ試算というものをどの程度までされていらっしゃるのかというのを伺いたいと思います。  それから、同じくセーフティネット保証と危機関連保証に係る市の認定を受けということで、この融資を受けている事業者が対象ということなんですけれども、セーフティネット保証並びに危機関連保証に係る市の認定というところのスキームについて、今、東京都の給付が結構遅れているということで先ほどもちょっとお話がありましたけれども、この部分について市はどの程度まで関われていらっしゃるのか伺いたいと思います。  続いて、商店会感染拡大防止応援事業につきまして質問いたします。こちらにつきまして、商店会が感染拡大防止のために行う取組に対し応援金を交付するということの趣旨かと思いますけれども、各商店会の規模ごとに加盟店数で上限が30万円から5万円までということで、加盟店数に応じて支給が段階的に決定されているかと思うんですが、この金額設定の根拠というのを、どういった意図でこういった金額にされたのかを伺いたいと思います。 215 ◯議長(富田竜馬君) 産業政策課長。 216 ◯産業政策課長(島崎修君) 1点目、感染拡大防止協力事業者等応援事業の事業者の選定、どうしてこの4つの条件にされたかということでございます。  まず、感染拡大防止協力事業者応援事業の都の対象となった方ですね、都の休業要請に応じていただいたということで、経営に大きな影響を受けていることを想定しつつもお店を開かれなかったということから、確実に影響が出ているだろうということが読み取れるかと思います。そこで、こちらをまず対象といたしました。次に、セーフティネット関連保証等の認定を受け、融資を受けている方についてでございますが、こちらにつきましても、やはり融資を受けていることで経営の安定に支障を来していることというのが明らかであるということで、こちらを対象にしたところでございます。  次に、セーフティネット関連保証の認定についてどのように行われているのかというところでございますが、所定の様式がありまして、昨年度の収入の分かる書類、また現状などの書類を用いて申請いただきまして、その内容について確認の上、認定を行っているところでございます。
     次に、商店会感染拡大防止応援事業の金額の設定についてということでございます。まずは感染拡大防止に取り組んでいただくという事業の目的に鑑みまして、まずはその目的が達成できるかというところですね、その後、商店会の会員数などを考慮して額を定めたというところでございます。  以上です。 217 ◯議長(富田竜馬君) 青木議員。 218 ◯5番(青木佑介君) 御答弁いただきまして、再質問を何点かさせていただきます。  1点目のほう、都の休業要請に応じていただいた店舗は、経営に大きな影響を受けながらも休業に応じたということで大きな支障を受けているということが想定されると。また、融資を受けている事業者も経営の安定に支障を来しているのが明らかだということで、今回はこういった設定をされたということだったんですけれども、もともと休業要請なんかについてもかなり急な要請でしたし、また、融資のほうにつきましても、結構市内の事業者の方々から、市のほうの認定を受けない融資で今やっていて、それに加えて市の認定を受けて保証で融資を受けるというのを実行できない、実行したくないという方もいらっしゃいますので、この辺りについては、やはり基礎自治体として都や国のスキームですとかそういったものにあまり縛られずに、実態のほうをしっかりと調査していただいて、本当に市民の皆様の声というのを拾って必要な支援をしていただく必要があるのではないかなと感じます。この辺りは一般質問で私も質問をさせていただく予定ですので、この場ではこの程度に控えさせていただきます。  あと、スキームの件につきましては承知しました。ありがとうございました。  2点目の感染拡大防止応援金なんですけれども、感染拡大防止の事業の応援といいますか、すみません、答弁、一部理解できなかったところがあったんですけれども、こちらについては、御説明の内容では、感染拡大の防止を目的に何か、例えばステッカーを貼ったりですとか、対策を取ったところが1店舗でもあれば逆に商店会に支給するという形で御説明いただいたと思うんですけれども、その辺はその認識で間違いないでしょうか。 219 ◯議長(富田竜馬君) 産業政策課長。 220 ◯産業政策課長(島崎修君) 専決処分後、全商店会に対し、関係資料を基に事業内容について説明しております。このことで、感染拡大防止に関わるポスター・チラシの掲示、また感染拡大防止に係る巡回等、また、感染拡大防止に係る備品の購入・配布などをしていただきたいということで御説明させていただいております。ですから、1店舗のみというところは当然こちら側としても想定しなくて、商店会側に対してもそのように商店会として取り組んでいただきたいという説明を行っております。  以上です。 221 ◯議長(富田竜馬君) 青木議員。 222 ◯5番(青木佑介君) 商店会として取り組んでいただきたいということで、実際、私もお話を聞きに行った際に、やはり丁寧に御説明を頂いて、もう取り組んでいますという店舗も実際ありましたので、担当課としてはかなり専決処分後は御丁寧に事は進めていただいているのかなと思うんですけれども、一方で、その性質といいますか、この感染拡大防止応援事業として応援金を交付すると。ただ、それは別に何かを買ったというものの提出を求めるわけでもなく、かつ、その交付金の使途としては、今御説明はそういうもので使っていただきたいということで言われておりますけれども、特に使途自体は明記といいますか、指定はされていらっしゃらなかったかと思うんですけれども、その辺いかがか教えていただきたいです。 223 ◯議長(富田竜馬君) 産業政策課長。 224 ◯産業政策課長(島崎修君) 交付金の使途についてでございます。特段、この事業をやってくださいとか、また、消毒液を買ってください、そういった指定はございません。これ、取組に対するものと考えておりますので、商店会によっては、みんなでジャンパーそろえて巡回しましたよ、また、みんなで一つずつ消毒液を買いましたよと、これも該当するというふうに考えております。 225 ◯議長(富田竜馬君) 青木議員。 226 ◯5番(青木佑介君) 御説明いただいて、商店会ごとに確かに取組というのは違うと思いますので、それぞれ縛るものでもないかと思うんですけれども、やっぱり財政調整基金から繰り入れて一般財源から今回振り出している事業だと思いますので、きちっと金額の妥当性ですとかそういったところについてはやはり検証が必要なのではないかなと思います。とある商店会なんかですと、加盟店が大体50店舗以上あると、1加盟店当たり5000円ぐらいなので、多少商店会費を繰り入れてそういうところに支援したりですとかという話もちょっと聞きましたので、実際のところ、例えば1店舗1万円という選択もあったと思いますし、特に事業継続ですとかそういう応援というところも含むのであれば、この辺りというのはしっかりと議会でも議論した上で給付を行うべきであったのではないかなと私のほうは考えております。  先ほどちょっと間宮議員のほうからも、この事業について、期間というところは6月1日から14日ということで、ある種、市のほうが決めている期間ですので、専決処分にするだけの必要があったのかということで先ほど質疑があったかと思います。御答弁につきましては、市内の事業者も疲弊している、困窮しているところもあるので、早急に支援策を実施していく必要があるということの御回答だったかと思いますけれども、もし早急に給付という形であれば、別に感染対策という名目ではなくて、単純に応援資金という形での給付もあったかと思うんですけれども、その辺りは担当課としては何か御検討されたという状況はありますでしょうか。 227 ◯議長(富田竜馬君) 産業政策課長。 228 ◯産業政策課長(島崎修君) 商店会を応援するという目的で取組を行わず、給付する方法もあったのではないかというところかと思います。こちらにつきましては、やはり商店会、市民の身近にあるものとして安全に安心して買物ができる存在として位置づけられているかと思いますので、市といたしましてもそういった取組を後押しするということで、このような事業スキームにしたところでございます。 229 ◯議長(富田竜馬君) 青木議員。 230 ◯5番(青木佑介君) 安全・安心の商店会だというのを後押しするということで、例えばこれが市のほうでそういうステッカーを作ったりですとかそういう事業で、専決処分をして、急いで商店会に配って安全・安心の取組を行っていただくですとか、そういう形であれば非常に急がなければいけないですとか、専決処分してこの金額が必要だというのは、割と妥当性も担保されてくるかなと思うんですけれども、ちょっと今回の予算の出し方として見ると、やはり金額の妥当性であったりですとか、その趣旨というところがきちっと議会に対しても御説明もあまり担保されていなかったように思いますし、少なくとも私どもの会派は5月21日に専決処分を考え直していただきたいということで市長にも要望しておりますけれども、やはりきちっと議会に諮っていただくべき事案であったのではないかなと思います。これは感染拡大防止協力事業者等応援事業につきましても、やはり交付金というものが全体総額かなり大きな額の中で、一部が専決で、一部が予算審議、本日即決になっていますけれども、という形になりますと、なかなか事業の概要ですとか枠組みに対して意見というのが言いづらい状況にもなりますので、きちっと議会への諮り方というのはぜひ理事者の方々も見直していただければと思います。  以上です。 231 ◯議長(富田竜馬君) これで質疑を終結いたします。  続いて討論に入ります。  村山議員。 232 ◯7番(村山順次郎君) 討論一括でということなので、討論いたします。議案第44号 専決処分(令和2年度東久留米市一般会計補正予算(第3号))の承認について、日本共産党市議団を代表し、反対する立場から意見を申し述べます。  未曽有の新型コロナウイルスの感染拡大に対応するため、国や東京都からの交付金等を活用し、市民や事業者などを応援するため、限られた日程の中で事業を検討し、補正予算を編成されたことについては、改めて感謝を申し上げたいというふうに思います。  しかし、他市の例を見れば、また今ほどの質疑の経過を見れば、適切な時期に臨時会を招集し、審議の上で、補正予算等を議決することは可能であったというふうに考えますし、仮にそのいとまがなかったとしても、補正予算(第3号)の専決処分に当たっては、市議会に対する情報提供は不十分であったと言わざるを得ないというふうに考えております。  したがって、共産党市議団は、議案第44号 専決処分(令和2年度東久留米市一般会計補正予算(第3号))の承認については適当ではなかったと判断し、反対をいたします。  なお、それ以外の議案については、特に意見を付することなく賛成をいたしたいと思います。 233 ◯議長(富田竜馬君) 島崎孝議員。 234 ◯17番(島崎孝君) 自民クラブを代表して、議案第44号 専決処分(令和2年度東久留米市一般会計補正予算(第3号))について、承認の立場から意見を申し上げます。  新型コロナウイルス感染症の流行は、第2次世界大戦後初めての世界規模での感染症の感染爆発であり、世界中のあらゆる国において今なお手探りで対応しているのが現状であります。我が国においても、戦後初めて、4月7日から5月25日までの間、緊急事態宣言下にありました。その期間においても、当初の5月6日までであった期間を延長する決定もされました。その後も、県ごとに感染症流行の状況が異なり、とりわけ全国最大で感染者の3分の1が発生している東京都においては、状況は予断を許さないものであったかと思います。5月21日に13都道府県を除いて解除されたときにおいても、5月25日に解除されるのかどうか不明であったかというふうに認識しております。  今回の専決処分は、そのような状況下で、以前には順調に事業を行い、納税者として社会を支えながらも、新型コロナウイルス感染症の流行のため、突然事業の休業要請を受けたり、あるいは売上げが急減し、困難な状況に陥っていた事業者の皆様への支援を迅速に行うために、やむを得ない判断だったというふうに評価します。  感染拡大防止協力事業者等応援金の内容においても、1分1秒でも早く支援を届けるために、状況に合わせ、適切な、かつ簡素な手続としたことは評価いたします。  緊急事態宣言は解除されましたが、新型コロナウイルス感染症の流行は収束しておりません。お客様に安心していただくためにも、感染拡大防止応援金によって商店会での感染症予防対策を支援することは、商店会のみならず市民にとっても有益な対策だと評価いたします。  以上を申し上げ、議案第44号 専決処分(令和2年度東久留米市一般会計補正予算(第3号))についての承認討論といたします。  議案第40号、同41号、42号、43号、45号につきましては、特に意見を付することなく承認といたします。 235 ◯議長(富田竜馬君) 青木議員。 236 ◯5番(青木佑介君) 市民自治フォーラムを代表し、議案第44号 専決処分(令和2年度東久留米市一般会計補正予算(第3号))の承認については反対の立場から、その他の専決処分に関する議案については賛成の立場から討論いたします。  本予算につきましては、東久留米市感染拡大防止協力事業者等応援金と東久留米市商店会感染拡大防止応援金の2事業が計上されておりますが、専決処分が妥当であるかというと甚だ疑問です。  私たちの会派では、5月21日に並木市長宛てに専決処分を考え直していただくように申入れを行いましたが、5月22日に私どもの会派に改めての説明もなく専決処分が下されました。非常に残念であります。  特に補正予算(第3号)は、市民生活に直結する案件でありますから、本来であれば、時間をかけてしっかり議論すべきであったと考えます。内容についても細かくは触れませんが、基礎自治体の支援としては、市民や市内事業者の意見を聞き、より実情に応じた細かな支援を行うべきと考えます。もちろん、一定スピーディーな支援というのは必要ではありますけれども、しっかりと議会を通し議論をして市民の皆様に必要な支援を行うべきであったと考えますので、本議案第44号の専決処分につきましては承認いたしかねます。  その他の専決処分に関する議案につきましては、特に意見を付することなく賛成といたします。 237 ◯議長(富田竜馬君) よろしいですか。ほかにございませんね。  これをもって討論を終結いたします。  これより採決いたします。  初めに、議案第40号 専決処分(東久留米市国民健康保険条例の一部を改正する条例)の承認についてを採決いたします。  本案はこれを承認することに賛成の方の挙手を求めます。        〔賛成者挙手〕 238 ◯議長(富田竜馬君) 挙手全員であります。  よって、議案第40号はこれを承認することに決しました。  次に、議案第41号 専決処分(東久留米市後期高齢者医療に関する条例の一部を改正する条例)の承認についてを採決いたします。  本案はこれを承認することに賛成の方の挙手を求めます。        〔賛成者挙手〕 239 ◯議長(富田竜馬君) 挙手全員であります。  よって、議案第41号はこれを承認することに決しました。  次に、議案第42号 専決処分(令和2年度東久留米市一般会計補正予算(第1号))の承認についてを採決いたします。  本案はこれを承認することに賛成の方の挙手を求めます。        〔賛成者挙手〕 240 ◯議長(富田竜馬君) 挙手全員であります。  よって、議案第42号はこれを承認することに決しました。  次に、議案第43号 専決処分(令和2年度東久留米市一般会計補正予算(第2号))の承認についてを採決いたします。  本案はこれを承認することに賛成の方の挙手を求めます。        〔賛成者挙手〕 241 ◯議長(富田竜馬君) 挙手全員であります。  よって、議案第43号はこれを承認することに決しました。  次に、議案第44号 専決処分(令和2年度東久留米市一般会計補正予算(第3号))の承認についてを採決いたします。  本案はこれを承認することに賛成の方の挙手を求めます。        〔賛成者挙手〕 242 ◯議長(富田竜馬君) 挙手多数であります。  よって、議案第44号はこれを承認することに決しました。  次に、議案第45号 専決処分(令和2年度東久留米市国民健康保険特別会計補正予算(第1号))の承認についてを採決いたします。  本案はこれを承認することに賛成の方の挙手を求めます。        〔賛成者挙手〕 243 ◯議長(富田竜馬君) 挙手全員であります。  よって、議案第45号はこれを承認することに決しました。   ─────── ◇ ─────── 日程第30 議案第56号 東久留米市特別職に       支給する期末手当の特例に関する条       例 日程第31 議案第57号 東久留米市教育委員       会教育長に支給する期末手当の特例       に関する条例 244 ◯議長(富田竜馬君) 日程第30、議案第56号 東久留米市特別職に支給する期末手当の特例に関する条例、日程第31、議案第57号 東久留米市教育委員会教育長に支給する期末手当の特例に関する条例、以上の2議案を一括議題といたします。  市長から提案理由の説明を求めます。  市長。     〔市長(並木克巳君)登壇〕 245 ◯市長(並木克巳君) 議案第56号及び議案第57号について御説明申し上げます。  初めに、議案第56号は、東久留米市特別職に支給する期末手当の特例に関する条例についてであります。  本案は、現在の社会経済状況を踏まえ、令和2年6月に支給される市長、副市長の期末手当について、15%を減じるため、新たに条例を制定するものであります。  次に、議案第57号は、東久留米市教育委員会教育長に支給する期末手当の特例に関する条例についてであります。  本案は、現在の社会経済状況を踏まえ、令和2年6月に支給される教育長の期末手当について、15%を減じるため、新たに条例を制定するものであります。  以上、よろしく御審議のほどお願い申し上げます。 246 ◯議長(富田竜馬君) これで提案理由の説明を終わります。  お諮りいたします。議案第56号及び第57号の2議案につきましては、さきの議会運営委員長の報告どおり、会議規則第36条第3項の規定により、委員会の付託を省略し、直ちに審議したいと思いますが、御異議ございませんか。      (「異議なし」の声あり) 247 ◯議長(富田竜馬君) 異議なしと認めます。  よって、議案第56号及び57号の2議案は、委員会の付託を省略し、直ちに審議することに決しました。  これより質疑に入ります。
          (「なし」の声あり) 248 ◯議長(富田竜馬君) 質疑なしと認めます。  続いて討論に入ります。       (「省略」の声あり) 249 ◯議長(富田竜馬君) 討論省略と認めます。  これより採決いたします。  初めに、議案第56号 東久留米市特別職に支給する期末手当の特例に関する条例を採決いたします。  本案はこれを原案のとおり決することに賛成の方の挙手を求めます。        〔賛成者挙手〕 250 ◯議長(富田竜馬君) 挙手全員であります。  よって、議案第56号は原案のとおり可決されました。  次に、議案第57号 東久留米市教育委員会教育長に支給する期末手当の特例に関する条例を採決いたします。  本案はこれを原案のとおり決することに賛成の方の挙手を求めます。        〔賛成者挙手〕 251 ◯議長(富田竜馬君) 挙手全員であります。  よって、議案第57号は原案のとおり可決されました。   ─────── ◇ ─────── 日程第32 議案第52号 令和2年度東久留米       市一般会計補正予算(第4号) 252 ◯議長(富田竜馬君) 日程第32、議案第52号 令和2年度東久留米市一般会計補正予算(第4号)を議題といたします。  市長から提案理由の説明を求めます。  市長。     〔市長(並木克巳君)登壇〕 253 ◯市長(並木克巳君) 議案第52号は、令和2年度東久留米市一般会計補正予算(第4号)についてであります。  歳入につきましては、国庫支出金、都支出金、繰入金を増額するものであります。  歳出につきましては、総務費、民生費、衛生費、商工費、土木費、教育費を増額するものであります。  歳出の主な内容は、防災対策費、保育運営費、予防費、商工総務費、交通安全対策費、教育振興費などであります。  この結果、歳入歳出予算の総額に歳入歳出それぞれ12億1567万6000円を追加し、歳入歳出予算の総額を歳入歳出それぞれ571億7901万3000円とするものであります。  なお、担当部長に補足説明をさせたいと思います。  以上、よろしく御審議のほどお願い申し上げます。 254 ◯議長(富田竜馬君) 企画経営室長。 255 ◯企画経営室長(土屋健治君) それでは、議案第52号 令和2年度東久留米市一般会計補正予算(第4号)について御説明させていただきます。  恐れ入りますが、補正予算書の2ページをお開きください。補正予算の規模は、歳入歳出予算にそれぞれ12億1567万6000円を追加し、歳入歳出それぞれの総額を571億7901万3000円とするものでございます。  それでは、14ページをお開きください。歳出から御説明させていただきます。  初めに、総務費でございます。2款 総務費、1項 総務管理費、目3 広報広聴費、大事業4 ホームページ運営事務は、庁外から市ホームページを更新可能な専用端末等の費用31万1000円を増額するものでございます。  目5 財産管理費、大事業3 庁舎維持管理事務は、新型コロナウイルス感染症対策に係る衛生用品等を購入するため、142万1000円を増額するものでございます。  目9 行政管理費、大事業5 庁内情報系システム運用保守事務は、ウェブ会議を実施できる端末等を整備するため、668万8000円を増額するものでございます。  目10 職員管理費、生活困窮者自立支援事業に係る会計年度任用職員報酬において、国の負担金の対象となることから財源更正を行うものでございます。  目12 防犯対策費、大事業2 防犯対策推進事務は、新型コロナウイルスの感染拡大に伴う詐欺被害対策として自動通話録音機を追加で購入するため、62万7000円を増額するものでございます。  目13 防災対策費、大事業8 災害用備蓄用品確保事業は、指定避難所における感染症対策として必要な衛生用品等を購入するため、1605万6000円を増額するものでございます。  目16 男女共同参画推進費、大事業3 男女平等推進センター相談事業は、外出自粛に伴うDV被害等の増加が懸念されることから、女性の悩み事相談の相談枠を拡大するため、49万3000円を増額するものでございます。  16ページをお開きください。3款 民生費、1項 社会福祉費、目1 社会福祉総務費、大事業2 一般管理事務費は、生活困窮者自立支援事業等において使用する衛生用品を購入するため、10万4000円を増額するものでございます。  大事業8 生活困窮者自立支援事業は、緊急事態宣言の延長に伴い、住居確保給付に係る相談件数が増加していることから、相談員を増員するため、会計年度任用職員に係る報酬等を279万9000円増額するものでございます。  目2 老人福祉費、大事業1 一般管理事務費は、介護事務所等へアルコール消毒液を配布するため、132万円を増額するものでございます。  目3 心身障害者福祉費、大事業1 一般管理事務費は、障害福祉関連施設へアルコール消毒液を配布するため、66万円を増額するものでございます。  2項 児童福祉費、目1 児童福祉総務費、大事業2 一般管理事務費は、子育て世帯への臨時特別給付金(市の上乗せ分)及びひとり親家庭への臨時特別給付金の給付に係る事務費46万7000円を増額するものでございます。  19ページにかけまして、大事業5 認定こども園・幼稚園運営支援事業は46万2000円、次に続く大事業6 地域型保育事業運営支援事業は56万1000円、それぞれ増額するものでございます。これらは、各園において感染拡大防止を図る必要があることから、衛生用品等の購入費用を補助するものでございます。  大事業7 認定保育所等運営費補助事業は、都の認証保育所の臨時休園等に対する支援事業補助金を活用して、新型コロナウイルスによる臨時休園に伴う利用者負担の軽減分の補助を行うほか、各園において感染拡大防止を図る必要があることから、衛生用品等の購入費用を補助するため、282万5000円を増額するものでございます。  大事業11 児童手当支給事業は、児童手当を受給する世帯に対し、対象児童1人当たり5000円の臨時特別給付金を支給するため、7000万円を増額するものでございます。  大事業25 児童育成手当支給事業は、ひとり親家庭が対象となる児童育成手当を受給する世帯に対し、対象児童1人当たり1万円の臨時特別給付金を支給するため、1700万円を増額するものでございます。  目2 保育運営費、大事業1 私立保育園運営支援事業は、令和3年4月に新規開所を予定している認可保育所1園への施設整備費補助金を新たに計上するほか、登園自粛要請に応じた園児に対する副食費返金分の補助、また、各園において感染拡大防止を図る必要があることから、衛生用品等の購入費用を補助するため、2億1579万2000円を増額するものでございます。  目3 保育園費、大事業2 公立保育園運営事業は、各園において感染拡大防止を図る衛生用品や備品等を購入するため、270万3000円を増額するものでございます。  目4 学童保育費、大事業2 学童保育所管理運営事業は、学童保育所において感染拡大防止を図る衛生用品等を購入するため、100万6000円を増額するものでございます。  20ページをお開きください。4款 衛生費、1項 保健衛生費、目1 保健衛生総務費、大事業18 母子健康手帳交付事業は、妊婦に対して1人当たり5000円の臨時特別給付金を支給するため、これに係る事務費と合わせて366万6000円を増額するものでございます。  目2 予防費、大事業1 感染症予防事業は、救急病院に防護具を配布するための費用のほか、衛生用品等を購入するため、397万1000円を増額するものでございます。  目3 母子保健健康診査費、大事業1 産婦・乳幼児健康診査事業は、感染拡大防止を図る衛生用品や備品等を購入するため、179万9000円を増額するものでございます。  3項 清掃費、目1 清掃総務費、大事業2 一般管理事務費は、感染拡大防止を図る必要があることから、指定収集袋の減免対象世帯に対して指定収集袋を郵送により配布するため、151万8000円を増額するものでございます。  22ページをお開きください。7款 商工費、1項 商工費、目1 商工総務費、大事業18 プレミアム付商品券発行事業は、市民生活支援や地域商業の活性化を目的に、市民の方に30%のプレミアム付商品券を販売するため、2億326万円を新たに計上するものでございます。  8款 土木費、2項 道路橋梁費、目4 交通安全対策費、大事業1 一般管理事務費は7万1000円、大事業7 年間登録自転車等駐車場管理運営事業は106万5000円、それぞれ増額するものでございます。これは、定期利用自転車等駐車場を利用する学生等に対して4~5月利用分に相当する額を補助するため、事務費と合わせて増額するものでございます。  同一事業に係る補正のため、併せて御説明させていただきます。25ページにかけまして、10款 教育費、2項 小学校費、目1 学校管理費、大事業1 小学校運営事務は7316万9000円、目2 教育振興費、大事業1 小学校教育振興事務は3億7121万8000円、3項 中学校費、目1 学校管理費、大事業1 中学校運営事務は3107万4000円、目2 教育振興費、大事業1 中学校教育振興事務は1億7907万円を、それぞれ増額するものでございます。これは、各学校において児童及び生徒1人に対して1台のパソコンを配備するGIGAスクール事業を実施するものでございます。  24ページから27ページにかけまして、2項 小学校費、目3 学校保健衛生費、大事業1 一般管理事務費は300万円、3項 中学校費、目3 学校保健衛生費、大事業1 一般管理事務費は150万円、それぞれ増額するものでございます。これらは、各学校における感染症予防を図る衛生用品等を購入するものでございます。  歳出の説明は以上でございます。  続きまして、恐れ入りますが、10ページにお戻りいただきたいと思います。歳入について御説明させていただきます。  14款 国庫支出金、1項 国庫負担金、目1 民生費負担金は、生活困窮者自立支援事業の補正に伴い、自立相談支援事業負担金233万9000円を増額するものでございます。  2項 国庫補助金、目1 総務費補助金は、新型コロナウイルス感染症対応地方創生臨時交付金2億9600万8000円を新たに計上するものでございます。  目2 民生費補助金は、私立保育園施設整備費補助金の補正に伴い、保育所等整備交付金1億6156万6000円を新たに計上するものでございます。  目5 教育費補助金は、各小中学校における学校管理費及び教育振興費の補正に伴う公立学校情報通信ネットワーク環境施設整備費補助金及び公立学校情報機器整備費補助金のほか、学校保健衛生費の補正に伴う学校保健特別対策事業費補助金、合わせて2億8970万8000円を増額するものでございます。  15款 都支出金、2項 都補助金、目1 総務費補助金は、東京都市町村新型コロナウイルス感染症緊急対策特別交付金1億9345万5000円を増額するものでございます。  目2 民生費補助金は、私立保育園施設整備費補助金の補正に伴い、待機児童解消区市町村支援事業補助金1514万6000円を新たに計上するほか、認証保育所等運営費補助事業の補正に伴い、認証保育所の臨時休園等に対する支援事業補助金131万2000円を増額するものでございます。  12ページにかけまして、目7 教育費補助金は、各小中学校における学校管理費及び教育振興費の補正に伴い、東京都公立学校情報通信ネットワーク環境施設整備支援事業補助金6890万円を増額するものでございます。  18款 繰入金、1項 基金繰入金、目1 財政調整基金繰入金は、今補正に伴う財源調整のため、1億8724万2000円を増額するものでございます。  歳入の説明は以上でございます。  以上をもちまして議案第52号 令和2年度東久留米市一般会計補正予算(第4号)の補足説明とさせていただきます。  よろしく御審議のほどお願い申し上げます。 256 ◯議長(富田竜馬君) これで提案理由の説明を終わります。   ─────── ◇ ─────── 257 ◯議長(富田竜馬君) ここで休憩いたします。  再開、午後2時30分。       午後 2時10分休憩       午後 2時30分開議 258 ◯議長(富田竜馬君) 休憩を閉じて再開いたします。   ─────── ◇ ─────── 259 ◯議長(富田竜馬君) お諮りいたします。議案第52号につきましては、さきの議会運営委員長の報告どおり、会議規則第36条第3項の規定により、委員会の付託を省略し、直ちに審議したいと思いますが、御異議ございませんか。      (「異議なし」の声あり) 260 ◯議長(富田竜馬君) 異議なしと認めます。  よって、議案第52号は委員会の付託を省略し、直ちに審議することに決しました。  これより質疑に入ります。  阿部議員。 261 ◯12番(阿部利恵子君) それでは質問させていただきます。  私たち公明党は、今回提案されました補正予算案の中の市の緊急対策の財源となる地方創生臨時交付金、東京都の緊急対策特別交付金の交付決定がされた直後の5月8日、交付金の本市における活用策について、新型コロナウイルス感染防止、経済対策、市民生活への支援の3つを柱に19項目の緊急要望としてまとめ、市長に提出をさせていただきました。市独自の支援策を有効に、大変な方に振り向けてほしいと願ったからであります。長側の皆さんにとっても大変短い期間の検討でもあり、提案の全てが反映されたとはいきませんでしたけれども、本補正予算(第4号)には市民の声を基に要望した多くが盛り込まれたことを評価しております。  私からは、主に緊急対策に関し、4項目についてお伺いします。  1点目は、プレミアム付商品券についてであります。感染拡大が危惧された3月頃より、多くの市内商工事業者が各分野で影響を受けているとの声を重く受け止めておりました。緊急事態宣言が発出されてからは、多くの飲食店をはじめ事業者が休業や時短営業を余儀なくされましたが、様々な支援制度やセーフティネット等々を活用されても厳しい状況は続いております。そんな中、多くの商工事業者が元気になり、地域も活性化し、少なからず影響を受けている市民にも利する取組が実現できたらと要望書に盛り込み、提案をいたしました。そしてプレミアム商品券という形で反映がされたわけであります。30%のプレミアムというのは本市においては初で、評価したいと思います。効果的で適切な時期にスタートできたらと願っております。2億余りの予算というふうに説明を受けましたけれども、発行数や配布の方法、何冊まで購入できるのか等、概要やスケジュール等をお伺いいたします。  2点目です。自動通話録音機の早期貸与についても提案させていただきました。新型コロナウイルス感染症に関わる詐欺や特別定額給付金を狙った高齢者の詐欺被害を未然に防ぎたいと考えました。そして、本年度当初に予算化されていた100台分を、今回、特別定額給付金の給付時期に合わせて6月1日から予約がスタートしたことを評価したいと思っております。予約申込み状況を伺います。  また、本補正予算には、さらにもう100台分追加の予算が盛り込まれました。第2期分として、今回の補正予算の反映としての貸与の時期の見通し、さらに、市内における給付金等を狙ったと思われるアポ電等の入電状況についてお伺いいたします。  3点目です。妊婦の支援についても私どもは提案をさせていただきました。国においては、新型コロナウイルスの感染から妊娠中の女性を守るため、休業を希望する妊婦への助成制度が創設をされる見通しとなりました。また、東京都は、今回の緊急対策で、子育て支援パッケージの上乗せとして妊婦へのタクシー券1万円分の予算を計上いたしました。本市ではこれが反映されず、5000円の現金給付となりました。概要や、このように判断した理由、この今回の財源はパッケージの上乗せの予算の活用なのかを確認させていただきたいと思います。  4点目です。ひとり親世帯など、これまでも生活の厳しい方々に対する支援も求めました。今回、市が独自の支援としてひとり親世帯への給付を決めたことは評価したいと思います。さらに、私たちは、就学援助を受給する準要保護世帯の子供たちが学校の臨時休業によって自宅で昼食を取るようになったことから、当事者や支援者の方々から、「給食費相当分の支援が必要ではないか」と、そのような声を私たちの会派に届けられました。担当課長にもお伝えし、相談をさせていただきましたけれども、当初は制度上難しいとのことでありました。それならばと、緊急対策の交付金を活用した市独自の支援ができないかと、これも要望書に盛り込み、提案をさせていただいたところであります。今回の補正予算には見当たりませんでしたけれども、どのように検討され対応を考えられたのかをお伺いいたします。  以上です。 262 ◯議長(富田竜馬君) 産業政策課長。 263 ◯産業政策課長(島崎修君) プレミアム商品券の御質問についてお答えいたします。
     プレミアム商品券については、30%のプレミアム率で、1冊5000円、500円券の13枚つづりで販売いたします。販売総数は11万冊、申込みは世帯単位で行うこととしており、1世帯当たり2冊御購入いただけます。  スケジュールについてですが、7月1日号の広報でお知らせをし、7月1日から31日までお申込みいただけます。お申込みされた方に引換券を送付いたしまして、引換券をもって商品券を購入いただく流れとなります。  御利用は8月末から12月31日までを予定しておりますので、できるだけ多くの方の御利用につながればと考えております。  以上です。 264 ◯議長(富田竜馬君) 防災防犯課長。 265 ◯防災防犯課長(小泉勝巳君) 自動通話録音機に関しまして御答弁させていただきます。  まず、1点目の自動通話録音機の予約状況に関しましては、今月1日から予約を受け付け、昨日の4日の時点で60台の予約がございました。また、市民への貸与を本日5日より、感染症対策のため、個別に時間指定を行いながら開始しております。  次に、2回目の貸与分100台の見通しといたしましては、御予算をお認めいただきました後に早急に発注を行った場合、9月上旬の納品が可能と聞いておりますので、貸与日が決まり次第、広報等で速やかに市民の皆様へお知らせしたいと考えております。  次に、新型コロナウイルス感染症に関するいわゆるアポ電の入電に関しましては、現時点では、本年5月19日に滝山地区で不審な電話があったとの市民通報を1件受けており、警察からの注意喚起に関するメールなどとともに、「安心くるめーる」にて市民の皆様へ周知を実施いたしました。  以上でございます。 266 ◯議長(富田竜馬君) 健康課長。 267 ◯健康課長(秋山悟君) 3点目の妊婦への臨時特別給付金についてお答えいたします。  まず、概要でございますが、まず、住民票の確認日としては本年の6月1日といたしまして、4月1日から6月1日までの間に妊娠中であった期間が1日以上ある方という形で対象を考えてございます。それで、その対象者に対して6月中旬に申請書を送りまして、口座などをお知らせいただく申請をしていただきます。申請の期限としては8月末までを考えてございます。したがって、4月、5月に例えば出産をされた、もう生まれてしまったという方も対象になるという形で、そこら辺はちょっと柔軟に対応していきたいというふうに考えております。  続きまして、御指摘のとおり、今回、東京都のほうから、妊婦への支援策としてタクシー券の配布ということで発信がまずあったわけでございますが、そうではなく現金給付とした理由についてでございます。妊婦の移動手段としまして、本市では独自の事業でございますデマンド型交通「くるぶー」が運行を開始しておりまして、妊婦もこの事業の対象となることから、一般財源を投入しております移動手段としては、ぜひこちらのほうを使っていただきたいということがまずございましたことと、また、タクシーチケットと申しましても、市中を走っているどの事業者でも使えるようなチケットというものがなかなかないというような状況で、使い勝手がよくないのではないかというふうにも考えまして、5000円の現金給付ということといたしました。  なお、この財源でございますが、東京都のとうきょうママパパ応援事業の中の育児パッケージ事業の上乗せ部分ではなく、東京都市町村新型コロナウイルス感染症緊急対策特別交付金を財源としております。  以上でございます。 268 ◯議長(富田竜馬君) 学務課長。 269 ◯学務課長(白土和巳君) 4点目、就学援助の関係で御質問いただいております。  就学援助費及び特別支援教育就学奨励費における学校給食費の支給については、認定者から実際に徴収をした経費とされております。この運用によりますと、このたびの学校の臨時休業においては給食費の徴収自体がございませんので、援助費支給ができないという整理でございました。  一方、臨時休業を実施する中で、その保護者支援について本市の教育委員会として何かできることはないかということを検討してまいりました。その中で、このたび、令和2年4月からの学校給食費につきまして、学校給食費が実施されたこととみなして、就学援助費・奨励費にて学校給食費を支給するという支援策を実施すべく準備を進め、先日の教育委員会において中間報告を行ったところでございます。支給対象は準要保護世帯としております。これは、要保護世帯については既に生活保護費から学校給食費相当額が支給されていることから、このように対象を定めております。  支給金額でございますが、それぞれの給食費単価に4月8日から6月の給食再開日の前日までの日数を掛けた金額、小学校低学年ですと1万780円、中学年ですと1万1880円、高学年ですと1万2980円、中学生ですと1万3120円、これを、例年8月に支給しております就学援助費・奨励費の1回目支給に合算して支給する予定としております。なお、予算につきましては、当初予算にて対応するため、改めての予算要求は行っていないものでございます。  以上でございます。 270 ◯議長(富田竜馬君) 阿部議員。 271 ◯12番(阿部利恵子君) 御答弁ありがとうございました。それでは、何点か再質問をさせていただきたいと思います。  まず、プレミアム付商品券ですけれども、1冊5000円で、500円券が13枚の6500円分が使えるということで、これは大規模店舗と個店に分けるということだったかと思いますが、この割合について伺いたいと思います。  それから、11万冊で、世帯ごとの申込みですが、これ、御答弁ありましたかね。最大何冊まで申し込んで、11万冊で足りるのかどうか、また、足りなかった場合はどうなるのかという。大変プレミアム率が高いので、多分申込みが多いのではないかなというふうに思って、その辺ちょっと気になるところですので、確認でお伺いしたいと思います。  それで、今回このような形が決まりましたけれども、市としてはどのような経済効果があると判断し、このプレミアム商品券事業をするということを判断されたのかをお伺いしたいと思います。  それから、2点目の自動通話録音機の早期貸与についても、今日から予約によって個別にお渡しするということで、1日からの僅か4日間で60台の予約があったということで、関心の高さが分かるわけであります。第2期分としては9月上旬に納品をされるということも分かりました。給付金等を狙ったアポ電と考えられるものは1件ということでありましたけれども、「安心くるめーる」などを見るとアポ電の入電は市内あちこちで今もありますので、そういうことにも役立てていただけるのではないかと思っております。これについては了解をいたしました。  3点目、妊婦への支援について、我が市はデマンド型交通で妊婦も対象であるということで、病院に直接行けるとすると昭和病院か多摩北部医療センターということで、市内に2か所ある産院には直接行くことはできないんですけれども、自宅には迎えに来てくれるということでは、活用していただければそれはいいなというふうに、妊婦を対象とした効果もここであるんだなということも改めて感じたわけでございます。  それで、財源について確認をいたしました。今回、1万円のパッケージの上乗せ部分の活用ではなくて、市が独自で緊急対策として行ったという理解をいたしましたけれども、そうなると、東京都のパッケージの1万円分の予算はまだ活用が可能なのかなというふうに思います。これはタクシー券でなくても活用ができるのかどうか、そして、これを活用してさらなる支援に充てることができるのかどうかを確認したいと思います。妊婦へのさらなる継続した支援、これが私は必要かなと思っておりますが、それについてお伺いします。  また、この間、コロナ対策で全数面接がどのように行われていたのか、また、両親学級等は行われていたのか、ここが非常に気になるところでしたけれども、どのように取り組んでいたのか併せてお伺いいたします。  就学援助が今回予算化されなかったのはなぜかということも、当初予算分をみなし支給という形で行ったということで、ここはよく分かりました。4月8日から、学校給食が始まる6月までの約2か月分の給食費が支給され、これは本市独自の制度で、本市独自の考え方で判断をしたということも評価したいというふうに思います。支給のタイミングは第1回の8月に合わせてということで、もう少し早く振り込めればと思いますけれども、ここは一定理解をいたします。  そして、今回、新型コロナの影響によって、前年に比較して家計の急変を受けている、そのような世帯もあると考えられますけれども、そのような方々についても、今現状、就学援助の対象になっていない方々が急変を受けた場合への対応などについても考えていただけるのかどうか、ここも確認をさせていただきたいと思います。 272 ◯議長(富田竜馬君) 産業政策課長。 273 ◯産業政策課長(島崎修君) まず、プレミアム商品券の御質問についてお答えいたします。  13枚の商品券の割合についてでございますが、内訳といたしまして、大型店舗及び中小店舗で使用できるA券が6枚、中小店舗のみで使用できるB券を7枚としており、中小店舗のみで使用できる券の割合を多くしております。  次に、最大何冊までお申込みができるのかという御質問についてでございます。お申込みにつきましては、1世帯当たり最大5冊まではお申込みいただけると。ただ、今回、販売店での混雑を避けることから、世帯ごとにお申込みいただきまして、それらを名簿にした上で、引換券を送付するという事務を行います。それにより、まず、お申込みいただいた世帯に対して、1世帯当たり2冊、1冊の御家庭もございますが、2冊分配して、その上で余りが出た場合、3冊目、4冊目を御購入いただけるような形のシステムを取っております。  続きまして、市としてどのような経済効果が考えられているのかということでございます。冒頭に議員からの御質問にもありましたとおり、30%のプレミアム率ということでございますので、市の予算といたしましてプレミアム率として1億6500万円の予算を見込んでおりますが、販売総額といたしますと5億5000万円、プレミアム率を足した発行総額と呼んでいるものですが、7億1500万円を見込んでおります。このことにより、家計への支援に加え、経済効果もあるものと考えているところです。  以上です。 274 ◯議長(富田竜馬君) 健康課長。 275 ◯健康課長(秋山悟君) 2点目のとうきょうママパパ応援事業の活用、育児パッケージ事業の上乗せ分の活用は、という御質問についてお答えいたします。  こちらは、都知事のほうの発信力が大変強いので、専らタクシーチケットということがかなり市民の方に知れ渡ったところでございますが、それは一例でございまして、1万円の中の使い道というものはそれに限られたことではないということで、実は他市の状況を見ますと、例えば商品券などの配布などにおいてこの財源を使っていくというふうに判断をしたところも増えてきております。現時点で、この事業費に関しては本市としては手をつけていないところでございますが、今年度中に使うということは可能であり、新型コロナウイルス感染症の感染拡大があったことによって妊婦がいる世帯において生じた臨時的な支出などに対応するため、この事業を活用していくことも担当部としては検討しているところでございます。  それから、プレ・パパママクラスについてのこの間の状況でございますが、これは奇数月に4回のコースで行っておりまして、3月については4回のコースのうち2回行い、2回はできなかったという形でございます。5月は4回のうち1回のみ、妊婦の歯科健診のみしかできなかったという状況でございました。この6月からはまた再開をしていくという考え方でございます。  妊婦の全数面接についてでございますが、これは行っていなかったわけではなく、申し出ていただいた方には行ってきております。3月までの状況では57.3%の実施率、昨年の同時期が60%だったので、3ポイントほどの減少ということにはなってしまっておりますが、その後、緊急事態宣言もございましたので、積極的な勧奨というのは確かに控えているということではありますが、希望者には行ってきているというところでございまして、これからちょっと挽回していきたいなというふうに思っております。 276 ◯議長(富田竜馬君) 学務課長。 277 ◯学務課長(白土和巳君) 就学援助におけるこのたびのコロナウイルス関連の家計の急変についての対応でございます。  現在、事務処理要綱におきましては、「年度途中に保護者が(中略)収入が得られなくなった世帯」については、同年の事案発生日までの年間収入について審査の上、準要保護者として認定できるものとしております。また、家計の急変ということであると、国民年金や国民健康保険税においても収入減による減免措置が実施されますが、この減免は就学援助制度における認定要件となっておりますので、ここで減免を受けた方は就学援助の支給を受けることが可能となります。  一方、他市におきまして、家計急変について、その取扱いを検討する動きがあるようにも聞いております。他市の動向を注視しつつ、適切に制度運営を図ってまいります。  以上でございます。 278 ◯議長(富田竜馬君) 阿部議員。 279 ◯12番(阿部利恵子君) プレミアム商品券については、皆さんがこれを使い切っていただいた場合には、総額で7億1500万円の経済効果が生まれるという試算であるということも分かりました。2冊までは皆さんに配分をして、その後、そこで余った場合には振り分けていくという、その考え方も分かりました。また、今回、申込制ということで、3年前は、暑い中、行列をして買っていただいたということで、苦情も伺ったことがございましたけれども、そういうことも避けて計画をしていただいたということも評価をさせていただきます。多くの市民が期待して待っていただいている事業かと思います。市民に関わらず、商工業者、また市内の活性化、少しでもこれに資する取組にできたらと期待をしております。  妊婦については、パッケージの上乗せ1万円は、これは東京都の10分の10補助というふうに認識をしておりますので、ぜひ今後に向けて何らかの形で活用していただくことを改めて求めておきます。  また、全数面接もやっていてくださったということも分かりました。また、両親学級も6月から再開ということも分かりましたので、妊婦の方々に不利益が生じないように取り組んでいただきたいということは要望させていただきます。  就学援助についても、収入の減についても、一定の基準は確認しつつも適切に対応されていくということが分かりましたので、ぜひそのようにお願いしたいと要望して、終わります。 280 ◯議長(富田竜馬君) 鴨志田議員。 281 ◯9番(鴨志田芳美君) 私からは、10款、教育費について大きく2点伺います。  1つ目、一般管理事務費に関して確認のため2点伺いたいのと、もう1つは校内通信ネットワーク整備事業に関してお聞きしたいと思います。お願いいたします。  1点目の消耗品費、先ほどの御説明では、衛生用品の購入にということで御説明があったかと思います。これ、確認なんですけれども、マスクですとか消毒液、必要によっては手袋や防護服など、現場の教職員の皆さんや養護教諭、そして栄養士などなどの職員の皆さんに確認していきながら必要な備品と個数などを決定し、そして用意するための購入費ということで捉えてよろしいでしょうか、伺います。  もう1点なんですけれども、具体的にというところで確認したいんですが、例えば難聴の児童・生徒がいる場合ですとか、特別支援学級などで口元が見えないと嫌がるお子さんがいる、また、低学年ですかね、特に1年生なんかはやはり口元が見えないというところで、必要に応じて、また、教職員の皆さんの声に応じてフェースシールドを、口元の動きですとか口話という意味でも動きが分かるものを購入するなど、具体的に本当に必要に応じて、子供たちの姿ですとか現場の実態、声、ニーズなどで具体策を検討して進めることが必要であると私たちは考えておりますけれども、それらも各校での判断で購入できるのかということを伺いたいと思います。  あと大きなもう1点なんですけれども、先ほどの御説明、GIGAスクール構想ということであったんですが、具体的にどのような使用を想定していらっしゃるのか。先ほどほかの議員からも質問がありましたけれども、例えば家庭での使用というのは検討されているのかどうかというのを伺いたいと思います。  お願いします。 282 ◯議長(富田竜馬君) 学務課長。 283 ◯学務課長(白土和巳君) 学校再開に向けた衛生管理の辺り、御質問いただいております。  学校再開に向け、衛生管理につきましては、校長会、また養護教諭の部会である保健部会においても意見交換等を行っております。また、栄養士会においても給食再開についての検討を行ってまいったところでございます。このたびの予算案については、それらも踏まえ、学校再開等に当たり、感染症予防の観点から必要となってくる保健衛生用品の購入のため要求しておるものでございます。  積算に当たりましては、各校の児童・生徒数、また学級編制に応じた消毒薬であるとか使い捨てのマスク、校内消毒用の次亜塩素酸ナトリウム溶液であるとか非接触体温計の購入等の費用を想定し、積み上げ計上しております。この予算の執行におきましては、各校の実情に応じた衛生用品の購入に充てていくため、各校に配当を行い、学校において必要な保健衛生用品を判断し購入していくものとしており、学校ニーズに応えられるものと考えております。  なお、非接触体温計につきまして、保健室に備え付けられていない学校には、学務課のほうで一括手配し、配置する予定としております。  2点目、質問いただいております具体に名称の出てきましたフェースシールドなんですけれども、こちらについては、文科省の衛生管理マニュアルやQ&A等には特段の記載はなくて、都のガイドラインにおいても「体液に触れる処置が必要な場合は」などといった限定的な記載があるのみですので、日常的にフェースシールドを着用するような想定はされていないものと認識しておりまして、教育委員会としましては、各校にフェースシールド自体着用指示ということは行っておりませんが、各校で教育活動における必要性を検討した結果、フェースシールドが必要な場面があるということであれば、その購入には今回の予算を活用していただければというふうに考えております。  以上でございます。 284 ◯議長(富田竜馬君) 教育総務課長。 285 ◯教育総務課長(栗岡直也君) GIGAスクール構想におけます端末整備の使用についてでございます。  今回整備いたします端末につきましては、校内LANに接続して学校の授業で使用することを想定しております。子供たちがそれを持ち帰ってすぐにオンラインで授業を受けるということは、現時点では難しいと考えております。家庭に持ち帰って活用するためにはネットワーク環境がない家庭への対応、登下校中や家庭で端末を破損してしまった場合や、家庭でインターネットに接続した際のセキュリティーの問題など、整理しなければならない点が数多くあると考えております。先行して取り組んでいる自治体がこのような課題をどのように対処しているかなどを調査・研究していく必要があると考えております。  以上でございます。 286 ◯議長(富田竜馬君) 鴨志田議員。 287 ◯9番(鴨志田芳美君) 御答弁いただきました。大きな1点目なんですけれども、一括で手配するものもありながら、それでも各校に配当されたものの中で必要に応じてということで購入できると、そういう予算措置だということを教えていただきまして、フェースシールドも必要に応じてその予算の範囲内で購入できるということも確認できてよかったかなと思うんですけれども、新型コロナウイルス感染症の拡大、本当にこの間もハラハラしている日々が皆さん続いている中なんですけれども、やはり保護者の皆さんも、そして児童・生徒の皆さんも、本当にドキドキしながらの登校だったり分散登校だったりするかなと、予断を許さない状況かなというふうに私も思っています。状況によっては、今後必要なものが想定以上に出てくる可能性もあるかと思います。現場の状況ですとか声、本当に一つ一つ聞いていきながら、今充てられた予算以上にかかってくるということであれば、やはり新たに予算措置も検討していただきたいと。これは先のことなのでお願いにとどめておきたいんですけれども、やはり今の中でニーズに応え、ニーズに沿った購入をしていきながら、また状況に応じてということで考えていただきたいなというふうに付け加えたいと思っております。  大きな2点目です。校内LANで校内にて使用ということで、自宅では難しいと。また、クリアしなければならないこと、セキュリティーの問題ですとかそういったことは難しいというふうには思っているんですけれども、一方で進んでいる自治体もある中で、保護者の皆さんから私もたくさんの声を頂いています。やはりそういったところでいうとお聞きしたい点もたくさんありますので、一般質問に取っておきながら、また伺えたらいいかなと思っております。ありがとうございます。 288 ◯議長(富田竜馬君) 当麻議員。 289 ◯16番(当麻一哉君) それでは質問させていただきます。私からは、8款 土木費、定期利用自転車等駐車場学生等利用者に対する支援事業補助金についてお伺いいたします。これにつきまして4点お伺いさせていただきます。まず1点目ですが、1人当たりの補助金額、2点目が、この申請件数の見込み、それと3点目、制度の開始予定時期、それと最後に4点目、周知の方法についてお伺いいたします。よろしくお願いします。 290 ◯議長(富田竜馬君) 管理課長。 291 ◯管理課長(吉川雅継君) 定期利用自転車等駐車場学生等利用者に対する支援事業補助金について4点ほど御質問いただいております。  このたび、定期利用駐車場における学生など利用者に、4月分、5月分の使用料について、補正予算をお認めいただければ、新型コロナウイルス感染症拡大防止の対応による国の要請や都教育委員会の決定などによる休校の学校などの学生などに補助を行うこととしております。  まず1点目、1人当たりの補助金額の御質問ですが、駐車場における屋内か屋外かの利用場所、そして自転車か原付バイクかにより異なりまして、自転車の駐車場(屋内)については、一月当たり1440円でございまして、4月、5月の二月分で2880円です。自転車の駐車場(屋外)については、一月当たり1220円でして、二月分で2440円です。原付バイクは駐車場(屋外)しかございませんので、一月当たり1510円でございまして、二月分で3020円でございます。  2点目、申請件数の見込みでございますが、4月-5月の利用登録者数として421人と見込んでおります。  3点目、制度の開始時期の御質問ですが、利用登録者皆様に6月下旬から補助申請御利用の御案内を発送していければというふうに考えております。  最後4点目、周知の方法でございます。3点目の御答弁と重なりますが、利用登録者皆様に補助申請御利用の御案内の発送と併せ、市広報やホームページにて周知を図るものと考えております。  以上でございます。 292 ◯議長(富田竜馬君) 当麻議員。 293 ◯16番(当麻一哉君) 御答弁ありがとうございました。この制度も、利用者の方にとって、学生にとって非常に有意義な支援事業だと思いますので、よろしくお願いします。  また、様々、今現在、事務作業も大変な状況であると思いますが、今後しっかり事務作業をスムーズに進めていただきまして、あと、申請漏れがないように利用者にしっかりと周知していただくことをお願い申し上げまして、終わります。 294 ◯議長(富田竜馬君) 高橋議員。 295 ◯2番(高橋和義君) 私からは、新型コロナの影響の中で、乳幼児の集団健康診査の状況について伺いたいと思います。  また、今後の6月以降の対応についてはどのように行っていくのか、具体的にお伺いできればと思います。 296 ◯議長(富田竜馬君) 健康課長。 297 ◯健康課長(秋山悟君) 乳幼児健診のこの間の状況についてと今後のことについて御質問いただきました。  乳幼児健診、3~4か月児健診、1歳半、3歳児、それから2歳児の歯科の健診も含めまして、3月から5月については全て延期または中止になってしまいました。この中で、1歳半と3歳児の健診については、それぞれ、1歳半は基本2歳の誕生日の前日までにやればいいと。3歳児も4歳の誕生日の前日までに行えばいいというふうになっており、また、この新型コロナウイルス感染症の影響もあるので、それを越えてもいいというふうなQ&Aも出ておるところでございます。なので、こちらについては延期ということで、今後、順次できなかった方に対して行っていくという考え方でございます。  3~4か月の健診、乳幼児健診に関しては、もう次の6~7か月の健診、これは医療機関での個別健診になりますけれど、その期間に入ってしまっていますので、残念ながらこの3~4か月のところはリカバリーができないということで、6~7か月健診時で見ていただくということで医療機関のほうにお願いしているところでございます。  6月4日、昨日から乳幼児健診のほうを再開して、今月は全部やっていこうというふうに考えているところでございます。  以上です。 298 ◯議長(富田竜馬君) 高橋議員。 299 ◯2番(高橋和義君) ホームページを見ますと、やっぱり6月から個別にお知らせをするということが書いてあって、また、これから気になるのが感染症対策ということで、集団で行っていくということは、やっぱり保護者の方とも一緒に受けていくということで物すごい人数にもなってくると思うんですけれども、そのような感染症対策においてはどのような工夫をされていくのでしょうか、お伺いします。 300 ◯議長(富田竜馬君) 健康課長。
    301 ◯健康課長(秋山悟君) 昨日もそのようにしたんですけれど、時間指定を15分刻みぐらいに細かくして、一どきにたくさんの健診で固まらないようにという配慮をしております。また、1歳半健診に関しては、当初予定していなかった令和3年3月25日に1回追加していただくということで、医療機関のほうと医師会の先生と歯科医師会の先生とお話をしておりまして、追加を1回するという形も含めて対応していきたいと思っています。 302 ◯議長(富田竜馬君) 次に、北村議員。 303 ◯10番(北村龍太君) 私からは住居確保給付金について伺いたいと思います。  今回の新型コロナウイルスによる影響への生活支援のために、この支給の対象者が拡大されたというふうに聞いております。これまでは、離職ですとか、あるいは廃業によって収入が減った方を対象としていたものが、離職や廃業とならなくても一定の条件・要件を満たせば対象となりまして、それに伴い、ハローワークへの求職申込みというものが容易になったというふうに聞いております。これによって、店舗を経営している方ですとか、場合によっては申請が可能になったのかなと。例えば、あるお店を経営している人が、緊急事態宣言が発令されたため、自粛要請に従ってお店を休業したり、あるいは単純にお客が減ってしまった、そうなったことで収入が大きく減って、そしてどうしても固定費はかかりますから、家賃の支払いが大変だという、そういったことでこの住居確保給付金を申請するというケースもできるのかなというふうに思います。それで、例えば、その方のお店が仮に住宅兼店舗、つまりお店の一部を自宅として使っているけれども、そういった生活をしていた場合に、この住居確保給付金というのはあくまで自宅に対する家賃の給付ですので、店舗部分にはこれは給付はされないということになるのかなというふうに思います。そういった場合に、家賃の支払いのときに、住宅兼店舗ということで、住宅部分の家賃が幾らで、店舗部分が幾らでというふうに分かれていれば分かりやすいんですけれども、そうでない場合、一緒に払っていたとかそういった場合にどうなるのかということを確認させてください。 304 ◯議長(富田竜馬君) 福祉総務課長。 305 ◯福祉総務課長(中谷義昭君) 住居確保給付金の関係で、店舗兼住宅として賃借して自営業を行っている場合ということでございます。こちらにつきましては、賃貸借の契約書等に店舗部分と住居部分が区別されて記載がされていれば、その住居部分のみが対象となると。また、契約書にそういった記載がない場合についてでございますが、例えば面積案分等を行って住居部分を算出し支給することも可能というふうに、国からのQ&Aでは示されているところでございます。ただし、店舗兼住宅としても、家賃を申告等で事業経費としている場合や、賃借人が法人名義の場合は対象とならないとされているところでございます。  以上でございます。 306 ◯議長(富田竜馬君) 北村議員。 307 ◯10番(北村龍太君) そこら辺、せっかく申請しても、その案分というところがちゃんと分かっていれば申請ができるということだと思います。そういった場合もきちんと契約書等あるいは自宅兼店舗の面積とか確認してもらって、ぜひとも給付してもらいたいというふうに思います。お店を休業したり等、売上げが落ちたりとかそういったことでかなり家賃の支払いに困っている方が、私のところにも、共産党市議団のところにも相談なども来ております。こういった制度をぜひとも活用していただきたいというふうに思っております。  今回は住居確保給付金は福祉総務課ということで、事業者支援というとどうしても、例えば持続化給付金ですとか感染拡大防止協力金なんか、そういったところもありますけれども、そういった窓口が産業関係ではなくて福祉総務課というところで、ふだんとは違う窓口なのでちょっとそこら辺が分かりにくいかなとは思うので、そういった相談がある場合にはこういったところもぜひとも紹介をして活用していただきたいというふうに要望いたしまして、私からは終わります。 308 ◯議長(富田竜馬君) 青木議員。 309 ◯5番(青木佑介君) 私からは、7款の商工費と10款の教育費につきましてそれぞれ質問をさせていただきたいと思います。  まず、7款の商工費ということで、1項の目1 商工総務費、プレミアム付商品券発行事業が今回予算として計上されているかと思います。先ほど阿部議員から御質問ありまして、実際30%という高い率は今回プレミアム商品券を実施している自治体は軒並み大体20%が多いと思いますので、かなり市としても力を入れられたのかと思いますし、また、チケットにつきましても500円券を13枚ということで、使い勝手のよさというのもかなり意識はされていらっしゃるのかとは思います。  一方で、やはりプレミアム商品券といいますと事業者の方が換金するのに時間がかかるのではないかという懸念が他の市議会でも指摘されてたりですとか、購入に当たっても、やはりちょっと家計が苦しい中で、5000円または2冊ですと1万円という額を先に出して、使用期間の前にお金をかけなければいけないということで、家計が苦しい方にとっては購入をためらってしまうという部分もあるかと思います。実際、我が市、過去にプレミアム商品券事業ということで、当然国から下りてきて、対象者を限定して実施した際はあまり伸びなかったのではないかという話もちょっと聞いていますので、今回のこの5000円という設定について、市としてはどういう考え方から5000円という額で1冊を設定されているのかについて伺いたいと思います。  それからプレミアム商品券の発行業務委託、こちらが一般財源から3826万円ということで計上されているかと思いますけれども、この内訳についてお伺いしたいと思います。  続きまして、10款の教育費のほうで、先ほど鴨志田議員からもありましたけれども、GIGAスクール構想ということで、今回、生徒一人一人にタブレット端末を1台ずつ配備するための予算ということで、校内通信ネットワーク整備事業と1人1台端末整備事業ということで計上されているかと思います。先ほど、自宅のほうに持ち帰っての学習というのはかなりいろいろ考えなければいけないということで、私もそのとおりだと思うんですけれども、やはりコロナの間、休校になった際等に、今回、一部はルーターを貸し出されて自宅でも学習できるようにということでやっていただいたと思うんですけれども、今後、自宅での学習補助というところでこういったタブレット端末を1人1台配備する意義というのは、やはりそこにあるのではないかと思っております。まずは、持ち帰りを想定していない現段階として、学校でどのような使い方を、今、市としては想定されていらっしゃるのかについて伺いたいと思います。 310 ◯議長(富田竜馬君) 産業政策課長。 311 ◯産業政策課長(島崎修君) プレミアム商品券の御質問について答弁いたします。  5000円の設定についてということでございます。プレミアム商品券につきましては、5000円で販売するか、また1万円で販売するかという議論を内部で行いました。その中で、やはりより購入しやすい金額ということで5000円にした経緯がございます。  次に、業務委託料の内訳といたしまして、商品券等印刷業務、登録店の募集業務、商品券販売業務、商品券換金業務、人件費、諸経費、それらを合計して予算案でお示しした金額となります。  なお、今回におきましては、先ほど答弁させていただきましたが、販売店での混雑を避けるため、お申込みいただきまして、引換券を送付して、その後、引換券をもって御購入いただくという仕組みにしておりますことから、申込み用紙の作成・配布、また引換券の作成や配布に係る委託料が増えております。  以上です。 312 ◯議長(富田竜馬君) 教育部参事。 313 ◯教育部参事(椿田克之君) タブレット端末の学校での使い方ですけれども、プレゼンソフトですとか、あとインターネットで調べるのはもちろんですけれども、そのほかに、例えば国語で書く過程、文章を書くことを記録してより文章作成に役立てたり、また、理科では、観察・実験を行い、動画等を使ってさらに深く分析し、考えると。様々な活用の仕方を考えております。  以上でございます。 314 ◯議長(富田竜馬君) 青木議員。 315 ◯5番(青木佑介君) 御答弁いただきまして、再質問、何点かさせていただきます。  まず、プレミアム商品券発行事業につきまして、市としては5000円か1万円かという議論があったということで、確かに1万円に比べれば5000円の券のほうが市民としてはかなり買いやすいものだとは思います。過去のプレミアム商品券の販売実績ですとか市内での利用の実績ですとか、そういったものというのは、今回、担当課としてはどういった形で分析して、プレミアム商品券の発行事業、今回の第1弾のコロナ対策の補助金を使ってやろうという判断になったのかについて伺いたいと思います。  それから、委託費の内訳のところで、もしお分かりであれば数字まで、どういった事業にどれぐらいの費用がかかるのか教えて頂ければと思います。もしそれが難しければ、券の換金に関する部分でどのようなスキームで、また、換金手数料等がどうなっているのかについて伺いたいと思います。  続きまして、10款の教育費のところのGIGAスクール事業ということで、いろいろ調べ物ですとか、あと国語の文章のところ、それから理科の実験等の動画撮影等で、各授業ごとにそれぞれ生かし方を考えていかれるということで、そのとおりぜひやっていただきたいなとは思うんですけれども、一方で、例えば端末が登下校のときに破損するというところは、当然、校内でも持ち運びが発生すれば破損する可能性等もありますし、取扱いというのは、各学校ごとというのも大事だとは思うんですけれども、一定市のほうで規定とかも、やり方というのは考えていかなければいけないのかなと思うんですが、今後、どういった形でそういう部分を検討されていくのかについて伺いたいと思います。  また、今後、もともとのところの御説明ではやはり家庭の学習、緊急時においても学びを保障できる環境を早期に実現できるようにということで御説明いただいていますので、今後、他の自治体等の先行事例を見ていかれるということではあるんですけれども、どういった形で家庭学習につなげていくのか。他市なんかでは、教育事業者と連携してアプリを入れていたりするところもあったりするやに聞いてはおりますけれども、我が市の方向性はどういった形で進めていくのか、もし決まっているようであれば教えていただきたいと思います。 316 ◯議長(富田竜馬君) 産業政策課長。 317 ◯産業政策課長(島崎修君) プレミアム付商品券の御質問について御答弁いたします。  今回のスキームを構築するに当たり、どういったところを参考にされたのかというところでございます。まず、経済対策として実施しました平成27年度の実施の報告等について分析をいたしました。前回は1冊1万円の券を発売しておりましたので、それと比較すると、分割して買えるということで5000円ということにしました。  それで、委託費のほうなんですけれど、やはり冊数が多くなったり、あと500円券を作ったりということで、そういう細かい配慮をすることで委託費が当然上乗せされてしまいますので、それらについては内部で検討して、できるだけ適切な価格で行えるように検討は続けてまいりました。よって、予算の内訳については、まだ予算の段階でございません。答弁は差し控えさせていただきたいと思いますが、換金のほうで答えさせていただきます。換金につきましては、市内金融機関で随時受け付ける予定としておりまして、手続いたしましたら3営業日後に振り込まれる予定となりますので、利用いただける店舗の皆様におかれましては、金融機関にお持ちいただければ3営業日後にお金が入るような仕組みとなっております。そちらの手数料につきましては、プレミアム商品券1枚当たり5円として見積もっております。  以上です。 318 ◯議長(富田竜馬君) ただいまの御答弁、差し控えるというのは、どの理由をもって差し控えるのかというのを御答弁いただけますか。  産業政策課長。 319 ◯産業政策課長(島崎修君) 大変失礼いたしました。  プレミアム商品券の委託費の予算の内訳として御答弁させていただきます。商品券の印刷業務、こちらが1000万円、登録店の募集等業務、こちらが227万円、直接人件費227万円、諸経費が784万円、こちらが税抜きのものでございまして、それと商品券販売業務、こちらが内税で649万円、商品券換金業務が715万円となります。  以上です。 320 ◯議長(富田竜馬君) 教育部参事。 321 ◯教育部参事(椿田克之君) 現在のタブレット端末の取扱い方、また、家庭学習へのつなぎ方についてお答えします。  まず、現在、各学校でタブレット端末、子供用40台、教師用45台等あります。各学校で取扱い方様々なんですけれども、例えばパソコン室の中でそのままのを使うですとか、あと、校内を持ち歩くときにはタブレット端末以外は手に持たないですとか、絶対走らないとか、そういった指導を各学校でしておりまして、壊さないようにと指導しております。  ただし、破損した場合ですけれども、破損してしまったら、予備機がありますので、予備機と交換するという対応を行っております。  また、今後、子供たちが家庭で学習するようにするための方向性ですけれども、子供たちが家庭でインターネット等を使って、タブレット等を使って学習するためには、今、自分がどういう情報が必要なのかという情報を取捨選択する情報活用能力、まずこれを身につけさせることが必要であります。またさらに、情報モラルに関しても、しっかりとそういったことを理解した上で家庭でもインターネット等を使って学習しなくてはいけないので、情報活用能力、情報モラル教育、そこをしっかりと行いながら今後の活動につなげていきたいと考えております。  以上でございます。 322 ◯議長(富田竜馬君) 青木議員。 323 ◯5番(青木佑介君) そうですね、いろいろ御検討は頂いているということではあるんですけれども、プレミアム商品券そのものが、やはりちょっと経済的に余裕がない方にとっては厳しいものではあるかと思いますので、例えばではありますけれども、3000円の商品券を無料で配った場合でも、経済的効果は一部少なくなってしまいますけれども、逆に言うと、市民の方にとっては平等に市内の商工業者で使える券が1世帯2枚取れるようになったりもすると思いますので、ちょっとそういった形の検討があってもよかったのではないかなと思います。  また、事業者側にとって、換金については3営業日後ということで、一定市内の銀行のほうに行ける余裕があればすぐ措置はしてもらえるということは、事業者側が苦しくなるというデメリットはそれほどないのかなとは思いますけれども、やはり一定換金の手間ですとかもかかりますし、なかなかメリットがない事業者もやはりいらっしゃるということで、あまり前向きでない方もいらっしゃいますので、ぜひそういったところへの御配慮なんかを登録店の募集段階に当たっても実施していただければなとは思います。  予算の内訳につきましては、細かくお答えいただきましてありがとうございました。換金手数料は1枚5円ですとか、郵送費なんかもかなり今回はかかると思いますし、印刷も偽造防止で透かしを入れていただくということで、かなり予算的にはかかってしまうというのは一定は仕方ない部分かと思います。  委託のところの、商工会のほうに今回委託部分が結構あるかと思うんですけれども、その辺であまり負担がかからないように御調整は頂ければとは思いますが、全体的にプレミアム商品券という施策が我が市で第1次としてやるべきであったのかというのはちょっと疑問ではあります。それであれば、もっと直接的な商工業者支援というのを先に行うか、市民への直接的な支援が優先してもよかったのではないかと私は考えます。  続きまして、10款の教育費のほうなんですけれども、子供たちの予備機があるということで、もし壊れてしまった場合なんかでも、子供たちにとって不利益がないというのは安心しました。  一方で、1人1台になった際に、校内でしっかりと管理していただかないと、やはり子供たち同士で悪用とまでは言わないですけれども、何かいじめに使われてしまったりですとか、リテラシー教育はされるということで先ほど御説明ありましたけれども、やはりインターネットですとかタブレット端末等、子供たちにとってはなじみがないからこそちょっと危ない部分もあるかと思いますので、ぜひその辺りはしっかりと教育に力を入れていただきたいと思いますし、また、早期に家庭での学習について検討を進めていただいて、市としてしっかりと学校でも家庭でも教育環境を充実させていただけるというのが一番だと思いますので、そこはぜひよろしくお願いいたします。  以上です。 324 ◯議長(富田竜馬君) 三浦議員。 325 ◯13番(三浦猛君) それでは、GIGA構想に基づく児童・生徒1人1台のタブレット端末の購入についてお伺いいたします。  このGIGA構想については、前回も質疑させていただきましたけれども、東久留米市教育委員会としても、その必要性というのは十分持っておられたと認識しております。コストもかかることですし、あとそれを使った活用方法、そういったものがしっかりと研究の中に入っていたのだと思います。このたび、思いもよらぬ長期の休校、こういう状況になってさらにその必要性が増したと、加速したということだと思っております。ともあれ、今回の補正予算にしっかりと予算計上してきたことは、最大限評価したいというふうに思っております。  その上で何点かお伺いいたします。  まず、今回の予算計上につきましては、一括購入で計上されていると思います。それで、リース方式ですね、よく使いますけれども、多額の初期費用が抑えられる、また、新しい設備の入替えが容易になる、そういったリース方式というのは検討されたのかお伺いいたします。  次に、これも前議会で質問しましたけれども、前回、教育長の御答弁では、教材となるデジタル教科書などのインストールや、それを扱う教員の研修、また、計画的に導入後の活用を十分に行えるかどうか、そういった課題、挙げられておりました。今後、タブレット活用に向けた課題と取組、改めてお伺いしたいと思います。  3点目が、活用開始時期の見通し、予算成立後になりますけれども、どの時期の開始をめどとできるのかお伺いしたいと思います。  最後になりますけれども、家庭学習での活用というのは、これまでの質疑で、今、難しいということは分かりました。今後はやはり各家庭とのオンラインが可能となる環境づくりというのは、具体的に着手していっていただきたいなというふうに思っています。例えば、今年度はこういう休校が長引いたおかげで、年間カリキュラムの消化・達成というのをどうやるか。夏休みを使ったり、朝の時間、また放課後の時間を使うということでございますけれども、やはり今使っていますドリルのいわゆるオンラインの情報提供というのも、これもカリキュラム達成の一つの手段になるというふうに思います。また、授業だけではなくて、いざというとき、本当に休校を余儀なくされた場合に、子供たちとの面談や相談、また朝のホームルームとか、そういったものにも効果的に使えるものだと思っております。このオンラインですね。オンライン授業とは言いませんけれども、そういったものはやはり情報収集だけではなくて何とか構築できないかという思いで努めていただきたいなと思いますが、再度見解をお伺いいたします。 326 ◯議長(富田竜馬君) 教育総務課長。 327 ◯教育総務課長(栗岡直也君) GIGAスクール事業につきまして4点御質問いただいております。  まず、1点目の購入とした経過、そしてリース方式も検討した結果かどうかということであります。  1人1台端末の整備に関してですが、今回、国のほうで示している補助額につきましては、端末1台当たり4万5000円を上限としております。購入の場合は国から自治体に補助が出される方式となりますが、リース方式の場合ですと端末購入費用相当額がリース業者に補助金として支払われ、端末本体分以外の保守契約等によるリース料が設定された場合、その差額が自治体負担となります。これらを比較検討した結果、今回、比較的安価な端末機器に対して保守費用等を見込むよりも、故障や破損の際に交換できる予備機の端末を教員用も含め各学校に多めに配置しておくことで対応するほうが、費用的な面、持続性の点からも有効であろうと判断いたしまして、今回は購入方式を選択いたしました。 328 ◯議長(富田竜馬君) 教育部参事。 329 ◯教育部参事(椿田克之君) 2点目の御質問、課題と取組についてお答えいたします。  1人1台のタブレット端末を効果的に活用した新たな学習活動、これを展開するには、やはり教師の指導力が必要となっています。そのため、今年度、各小中学校から情報教育推進担当教員、こちらを各1名集めまして、ICT教育推進委員会を立ち上げることとしました。推進委員会において、本市の情報教育支援員によるタブレット端末を活用した学習に関する研修や先進地域の学校視察、そういったことも行い、新たな学びの実現に向けて研究を進めてまいります。  以上でございます。 330 ◯議長(富田竜馬君) 教育総務課長。 331 ◯教育総務課長(栗岡直也君) 3点目の活用開始時期でございます。  今年度は多くの自治体が整備に着手する予定であり、調達すべき台数も大量となることから、各メーカーでも製造が追いつかないことが予想されます。一定の時間を要することとなりますが、まずは学校の授業で活用できるよう、可能な限り早く整備できるよう努めてまいります。  また、4点目の家庭でのネット学習環境についてでございます。  今回の端末整備を行うに当たりましては、まずは学校での授業できちんと活用できるよう導入してまいりたいと考えております。家庭におけるオンライン学習につきましては、整理すべき課題も数多くあり、先行して取り組んでいる自治体がこのような課題についてどのように対処しているかなどを調査・研究してまいりたいと考えております。直接オンライン学習というやり方でなくても、子供の健康状態であるとかそういったところを把握するという点では有効であると考えておりますので、可能な限りオンライン方式のやり方については今後研究してまいりたいと考えております。  以上でございます。 332 ◯議長(富田竜馬君) 三浦議員。 333 ◯13番(三浦猛君) 今回、リース方式としっかり比べた上で購入を判断したということで理解しました。また同時に、教員の分も含まれているということも分かりました。  今後、タブレット活用に向けた課題と取組ですね、ICT推進委員会ですか、立ち上がるということでありました。国の補助金でICT支援員の活用とありましたよね、補助金として。今回の予算の中にはそういった人的予算というのはなかったんですけれども、今回の取組は、今いる先生方の中からできた委員会でいくという認識でよろしいでしょうか。それは継続的にやっていけるものなのかということを確認させていただきたいと思います。その2つをお願いします。 334 ◯議長(富田竜馬君) 教育部参事。 335 ◯教育部参事(椿田克之君) ICT推進委員会の件ですけれども、議員おっしゃるとおり、各学校から教員1名が集まって推進委員会を行います。その中で本市教育センターに情報教育支援員が2名おります。いろんな自治体の様々な情報、また、他地域でのタブレットを活用した授業を見てきた2人ですので、まず、その2人は教員にいろいろ講師として研修を行っていくように考えております。  以上でございます。 336 ◯議長(富田竜馬君) 三浦議員。 337 ◯13番(三浦猛君) はい、分かりました。  あと、活用開始時期は未定ということで、何とか早くしていただきたいなと思います。  オンラインの件も本当に前向きに取り組んでいただきたいと思いますけど、いずれにしろ、大きな学習環境の転換、そういう位置づけをされるというふうに思いますので、さっき言いましたけれど、高度な授業をいきなり求めるのではなく、何とか子供と直接つながれる環境、いつでもできるよという、いざというときに備えてそういった視点もしっかり入れて取り組んでいただきたいと思います。  以上です。   ─────── ◇ ─────── 338 ◯議長(富田竜馬君) ここで休憩に入ります。  再開、午後3時55分。       午後 3時40分休憩       午後 3時55分開議 339 ◯議長(富田竜馬君) 休憩を閉じて再開いたします。   ─────── ◇ ─────── 340 ◯議長(富田竜馬君) 佐藤議員。 341 ◯19番(佐藤一郎君) 他の議員も質問しておりますが、私もプレミアム付商品券発行事業について若干質問させていただきたいと思います。  消費の活性化を目的に30%というプレミアムをつけた商品券が発行されるということで、東久留米市にとって初めての30%というプレミアムなんですけれども、かなり市民の方からの期待も大きくなるのではないのかなというふうに思っておりますが、配布方法について先ほどから議論を聞いていましてもまだよく分からなかったので、今、予定では、予算が通りまして7月から申し込めるというようなことだったと思いますが、具体的にどのように申し込めばいいのかが一つ分からないので、その辺について質問いたします。  もう1点、新型コロナウイルスの影響で、私、今、非常に懸念しておりますのは、市内の特に飲食業の方がかなり苦難なのかなというふうに思っておりますので、そういったところなんかにも積極的に利用できるようなお声がけというんですか、そういったものもやってもらえればなというふうに思いますが、その点に関して利用できるようになるのかどうかということもお伺いいたします。
    342 ◯議長(富田竜馬君) 産業政策課長。 343 ◯産業政策課長(島崎修君) プレミアム商品券の御質問についてお答えいたします。  まず1点目、申込み方法、それと購入方法について御説明いたします。7月1日号の広報でお知らせの上、7月1日から31日の間、受付期間といたします。申込みにつきましては、はがき等で今後委託契約を結ぶ委託事業者のほうにお送りいただきまして、そちらのほうにお申込みいただく形になります。その後、委託事業者のほうで名簿を作成いたしまして、先ほど申した1世帯当たり2冊の分配等をした上で引換券を送付する形にします。現時点での予定としましては、引換券のほうも一度に配布してしまいますと販売店のほうに人が殺到してしまいますので、引換券のほうも少し時間を空けて配布するように考えております。引換券が届きました方につきましては、それを持って販売店のほうにプレミアム商品券を買いに行っていただきまして、プレミアム商品券を手にした段階で登録店で御利用いただくというように考えております。ですから、申込み方法といたしましては、郵送での申込みというふうに考えてございます。  続きまして、とりわけ、影響を受けていると言われております飲食店の対応についてでございますが、先ほどの答弁でも申し上げましたが、商品券の内訳ですね、13枚つづりの商品券のほうが大型店舗で使用できるA券が6枚、中小店舗のみで利用できるB券を7枚としております。中小店舗の中には個人経営の飲食店も含まれておりますので、それらの支援にもつながるものと考えているところです。  以上です。 344 ◯議長(富田竜馬君) 佐藤議員。 345 ◯19番(佐藤一郎君) 飲食店のほうはよろしくお願いしたいんですけれども、郵送ではがきでということでございました。そこで、分からないんですけれども、1世帯5冊まで申し込めるということで、例えば私が申し込んで、あと、ひょっとしたら世帯の誰かが申し込んでいるとか、二重に5冊・5冊とか申し込むということも想定されるのではないのかなと。そういったところのチェックというのはどういうふうにされるんでしょうか。 346 ◯議長(富田竜馬君) 産業政策課長。 347 ◯産業政策課長(島崎修君) まずは、お申込みの段階で1世帯当たり1回のお申込みということで注意書き等させていただいて、1世帯当たり1回ということでお願いしたいというふうに考えております。その上でなんですが、委託事業者において名簿を作成いただきまして、その名簿について一度市のほうに提出していただく形になります。市のほうに提出いただいて、1世帯当たり2名の申込みがあったかどうか等もチェックした上で、もう一度、委託事業者に戻すという作業を間に挟みます。これにより1世帯で5冊以上の申込みがないような形のものを確保していきたいというふうに考えています。 348 ◯議長(富田竜馬君) 佐藤議員。 349 ◯19番(佐藤一郎君) なるほど。市のほうでチェックされるということですが、そのチェックをする作業というのも、今回の給付金のときと同じようにかなり大変な作業になってくるのではないのかなというふうにもちょっと思いますね。私、もちろん、今この場で言ってももう遅いんですが、この方法はどうだったのかなとかいうふうに思うのは、例えば定額給付金を配られていますよね、全世帯に。その中にもう1枚入れて、例えばうちだったら5人の世帯、5人いるから5冊まで買えますよとか、そのような方法もありだったのではないのかなというふうに今思うんですね。例えば独り暮らしの人だったら1冊買えますよみたいな、購入可能な券を一緒にその中に挟み込んで送るというのも、今となってはもう時期が遅れましたけれども、可能ではなかったのかなというふうなことが、そのほうが私は公平性が担保されるのではないのかなというふうにも思うんですけれども、それは意見として申し上げるところです。実際配って、申し込んで、例えば5冊買えますよという通知が来て、ひょっとしたらそれが、5冊買えるということは2万5000円分の購入できる権利が世帯であるかもしれない。2冊1万円ですけれども、そういった買えるという権利があったとしても、取りあえず1冊でいいかとか、2冊でいいかとか、買える権利はあっても買わないという人も出てくるのではないのかなと思うわけですね。そうすると、その分残ってしまいますけれども、そういった残ったものに対してはいつ頃の段階で締切りというんですかね、何かやらないと残ってしまいますので、その辺に関しまして今後対応をどうするのかなというふうに思いますが。 350 ◯議長(富田竜馬君) 産業政策課長。 351 ◯産業政策課長(島崎修君) 当初の申込み期間で多くの世帯に商品券を御購入いただき、用意する全商品券を販売する努力のほうをしてまいります。また、お申込みいただきましたら必ずお買い上げいただきたいということも申し添えた上で、そのように考えておりますが、商品券の販売残が生じるケースも想定してございます。その場合、商品券の残りの数、また当初申込みの状況など、あとコロナウイルスの感染拡大の状況なども踏まえて、2次販売というのは念頭には入れております。  以上です。 352 ◯議長(富田竜馬君) 佐藤議員。 353 ◯19番(佐藤一郎君) 私も、今御答弁ありましたように、一定の時期を見て、もし残っているようであれば、そっちは例えば先着順ですとか、そのような店頭での販売というのも考えてもいいのかなというふうに思いますので、その点に関しては要望しておきますので、よろしくお願いします。 354 ◯議長(富田竜馬君) 次に、島崎孝議員。 355 ◯17番(島崎孝君) 大きく2点お伺いいたします。  1点目は、19ページの3款の民生費の2項 児童福祉費の大事業11の児童手当支給事業と、25の児童育成手当支給事業についてです。こちらの事業の対象人数と概要について改めてお伺いすると同時に、給付のスケジュール、申請の手続がもしあればそういったことをお伺いいたします。  2点目は、21ページの母子健康手帳交付事業の中の妊婦への臨時特別給付金です。大事業の項目名と臨時給付金の部分が名称があまりぴったりこないんですけれども、なぜこちらの事業に分類されたのかということと、こちらの給付の手続の仕方について改めてお伺いいたします。  以上2点です。 356 ◯議長(富田竜馬君) 児童青少年課長。 357 ◯児童青少年課長(新妻理成君) 子育て世帯への臨時特別給付金とひとり親家庭の臨時特別給付金についてでございます。  こちらは、支給時期につきましては、どちらも6月末の支給を目指しているところでございます。  子育て世帯への臨時特別給付金の支給対象につきましては、令和2年4月分の児童手当の対象となる児童と、令和2年3月に中学校を卒業した児童等が対象となるものでございますが、所得制限額を超過して特例給付を受けている方は対象外となるものでございます。対象児童は1万4000人程度を見込んでおります。  次に、ひとり親家庭の臨時特別給付金の支給対象につきましては、令和2年5月分の児童育成手当の対象となる児童と令和2年3月に高等学校を卒業した児童等が対象となりますが、障害手当を受給している方は対象外となるものでございます。対象児童は1700人程度見込んでいるところでございます。  以上でございます。 358 ◯議長(富田竜馬君) 健康課長。 359 ◯健康課長(秋山悟君) 2点目の妊婦への臨時特別給付金についての御質問でございます。  こちらの事業は臨時的事業ということで、大事業として新たに立てるというふうにはせずに、妊婦であることを妊娠届によって母子健康手帳を交付するというところで把握しますので、一番近い事務があるというところでこの大事業の中にこの給付金の事業を位置づけたということでございます。  2点目、申請手続ですが、6月中旬ぐらいに対象となる方に申請書をお送りしまして、健康課のほうでは児童青少年課のようにもともと手当ての事業を持っていませんので、口座情報がないということで、申請によって口座を告知していただいて、そちらに振り込むというふうな流れの事務を想定しているところでございます。 360 ◯議長(富田竜馬君) 島崎孝議員。 361 ◯17番(島崎孝君) そうですね、児童手当と育成手当は6月中の給付を目指すという形で、妊婦への臨時特別給付金については、先ほども阿部議員にお答えいただいたように、6月中の申請書送付と8月末の受付期限ですけれど、その間に給付をスタートしていくという形で理解しました。もともと、妊婦への臨時給付金については口座情報がないので、口座情報を頂いて申請いただくという形でよろしいわけでしょうかということをお伺いするのと、あと、児童手当の支給事業と育成手当については、もともと口座情報をどのような形で把握しながらこちらの給付をされるのか、申請手続は要るのか、要らないのかということを一応確認させてください。  以上です。 362 ◯議長(富田竜馬君) 健康課長。 363 ◯健康課長(秋山悟君) この5000円の給付に関しては、健康課としても2案を御用意しました。申請を経ずに現物給付的な商品券の送付というやり方ももちろんあると。それと現金給付という、そういう両方の方法があるということで御提案をしまして、事務費としては、口座情報を頂いて、そこに振り込むという事務が生じる、その事務費がかかるのに対して、商品券とかを送付する場合は書留料が要るとかという形で、総額としては事務費としてさほど差が生じないという形になるんですけれど、新たに会計年度任用職員を雇ってその事務を行っていくということまでは必要ないかなと。現有の体制の中でできるというふうに考えましたので、最終的に現金給付のほうを選んだということになりまして、そのためには、口座情報を健康課のほうは持っておりませんので、申請によって知る必要があるということでございました。 364 ◯議長(富田竜馬君) 児童青少年課長。 365 ◯児童青少年課長(新妻理成君) 口座情報についてでございます。  今回の給付金につきましては、児童手当ですとか児童育成手当の口座情報のほうを活用させていただく予定でございます。口座情報につきましては、受給資格が生じた場合に請求を申請していただきますが、その際に口座状況についても把握を行っているものでございます。口座情報に変更が生じた場合は変更届を提出いただきまして変更内容を把握しておりますので、現在こちらで把握しております口座情報のほうを活用いたしますので、今回の給付に関しまして、口座に関しまして新たに手続等は必要ないものでございます。  以上でございます。 366 ◯議長(富田竜馬君) 島崎孝議員。 367 ◯17番(島崎孝君) 分かりました。市が口座情報を適切に管理していれば、市民に対して早急に6月中には給付できる。ただ、市がそういったものを持っていない場合であれば、これが7月、8月になってしまうということは、やっぱり随分そこで差が出てしまいますので、それらについて、今、緊急事態宣言は終わりましたけれども、まだこれから大変な状態が続く、収束はまだ見えておりませんので、そういった場合の緊急対応なんかのためには、やっぱり市で適切に情報管理していただいているほうが、市民にとっては時間とかスピードが稼げていいなというふうには思います。またこのことは一般質問の中でも引き続き触れさせていただきます。  以上です。 368 ◯議長(富田竜馬君) 次に、沢田議員。 369 ◯3番(沢田孝康君) 2点お伺いしたいと思います。  1点は、午前中に議員の皆様の賛同を頂いて条例を可決させていただきましたので、この件についてはもう条例は市の条例になりましたので、今度は市がどう運用するかということになると思うので、その点についてちょっとお願いと意見というか、質問させていただければと思います。  まず、市は既に寄附金を受け付ける窓口がありますよね。多分管財課で行うと思うんですけれども、その際に、寄附金の寄附の目的をつけるところがあると思うんですね、何のために使ってくださいということで。例えば教育のために使ってくださいとか、福祉のためとか、幼児のためにとか様々な項目──現物を見ているわけではないので、想定をしながら話しているので、そこは申し訳ないんですけれども、そういう項目がそれぞれ書いてあると思うんですが、今回のコロナウイルスの関係で寄附を受け付けているのかどうかですね。この条例はつくらせていただきましたけれど、以前からそういった項目をもう既に市として追加したかどうかについて確認したいと思います。  2点目が、せっかく条例を可決させていただいたので、今後は、これをどのように市民の皆様に周知をしていくのかということが大事になってくると思います。できたけれども、全く市民の方々は知らないということであってはいけないと思うので、その周知の方法は、例えば「広報ひがしくるめ」もあるでしょうし、ホームページがありますよね。あとは、ほかのやり方がもし想定されればそれも考えていただきたいと思うんですが、その辺りはどうでしょうか。  3点目が、基金に寄附をしていただいた方々に対する、公表するか、しないかということですね。例えば公表するにしても、それは希望される方は当然ですが、するか、しないかの確認もしなければいけないんですけれども、例えば企業であれば公表してもいいよという企業はあるかもしれないですし、その辺りをどのようにするのかということであります。  最後4点目ですけれども、使途の具体的な紹介を、例えばイメージとして、提案理由にもありましたが、地域経済及び市民生活に多大な影響を及ぼしている状況に鑑み、1点目として感染拡大の防止、2点目として地域医療体制の整備、3点目として市民生活の支援、4点目として地域経済の回復という4項目、一応こういう形で書かせていただきました。具体的に言えば、例えば医療体制について言えば、幾つか議員から紹介ありましたが、防護マスクだったり、フェースシールド、あとは防護服、消毒液、こういったものの購入に充ててもいいですし、あと、国や東京都の様々な制度がもうかなりできていますけれども、ここも、例えばそういう制度の対象にならない方々に対する新たな制度の構築に使うのでもいいですし、また、ほかの先進市でも、既にできているところでこういった補助金を使って別のスキームでやっているところもあるので、そういった先進市の事例なども参考にしながら、東久留米市として独自の施策をつくってもらいたいなというふうに思うんですが、そういった具体的な取組についてぜひともお願いしたいと思いますけれども、この点について市の考え方があればお伺いしたいというふうに思います。  基金条例については以上であります。  2点目が、国が、安倍首相がアナウンスをして今配布をされておりますマスクなんですけれども、あの当時というか、様々な御批判とか御意見があることは承知をしているんですが、先ほど宮川議員が「今、マスクをしています」ということで紹介していましたけれども、このマスクについて、その当時は私は一定の効果があったのではないかなと。というのは、やはりあの時期、安倍首相がマスクを配布するって言ったあの時期はほとんどマスクがない状態で、買うこともできないし、1枚が100円近く、高く売られていたということがあったので、そういう点からいうと、あのときにマスクを配布するという、あの表明というのは一定効果があったのかなと。要は、マスクがないから配布をしますよという。手に入れられないから。その後の配布までのタイムラグというのはどうしても出てしまったことは残念ではありますけれども、でも、あのアナウンスの仕方によってやはりマスクの価格が徐々に下がって、物流が復活してきたということもあるんですけれども、でも、価格が下落してきたということの効果はあったのではないかなと思うんですね。  一方で、やはり現状を見れば、マスクの価格が下がってきて、しかも配布されているのは布製のマスクなので、洗って利活用することが可能ですよということになっているんですけれども、単価が下がってマスクが普通に流通していくと、やはり市民の皆様の動向としては使い捨てにどうしてもいってしまうと。捨てれば終わりですからね。なので、どうしてもそちらにいくというのは仕方ないことなのかなというふうに思うんですね。  で、私がどうしたいのかというと、マスクは届いたけれども、私も実はマスク、袋に入って置いてあるんですね。それは、このコロナが始まる前からマスクが自分の家にあったもので、そのマスクを使って、今このマスクをしているんですけれども、やはり御自宅にマスクがある方からすれば、それを使うときがないということがあると思うんですね。そのままどこかにしまわれてしまって、使わないままどこかへいってしまうということが十分あり得ると思うので、要は、使わなかったマスクを市としてどこか集める場所があればいいのかなというふうに思うんですね。ほかの市もかなりやっていますよね。その集まったマスクを、例えば医療関係者だったり、介護施設だったり、子育て支援施設だったり、そういったところにまた利活用して配布をしているという実態はかなり多くあるんですね。なので、市としてもこれは検討すべきではないかなというふうに思うんですが、これについてお伺いしたいと思います。 370 ◯議長(富田竜馬君) 管財課長。 371 ◯管財課長(山口宏之君) 基金について4点御質問いただいております。  まず1点目の、既にコロナ関係に関する寄附を受け付けているかという御質問でございます。市では、寄附を受け付けます際に幾つか、寄附を頂く方に用途を指定していただいてございます。これまでに市民の方からそういったお問合せを既に頂いておりましたことから、現時点でコロナウイルスに関する寄附をしたいという方に対しては、そういう選択肢を1つ設けて、これをもう既にホームページ上で周知を行っているところでございます。  続きまして、周知の方向についてでございます。本日、基金条例の成立を受けたところで、広報紙などの紙面の関係もございますけれども、広報担当と調整して、まずは市民の方への周知に努めてまいりたいと思っております。また、こちらの基金につきましては、今後、コロナ対策に関連した事業に活用されることと思いますけれども、そうした事業の実施に向けた動きなども踏まえながら、効果的な周知に努めてまいりたいと考えてございます。  3点目の寄附金を受けた人を公表するかということでございます。現在、コロナに関わらず、寄附を受けた場合には寄附を受けた方の公表というのを今時点してございません。ただ、コロナに関する寄附ということでやや特別な面もございますので、今後寄附を受ける際に、そういった方の御意向なんかをちょっと踏まえたり調査したりしながら今後の方針については検討していきたいと思っております。  最後、4点目の他市の事例などを参考にした新たな取組についてでございます。確かに他市においては、こういったコロナに関連した事業を新規に立ち上げているところは多々ございます。東久留米市におきましてもそうしたものを参考にしながら、東久留米市にとって効果的に実施できるものについては検討していくような形で考えていきたいと思ってございます。  以上でございます。 372 ◯議長(富田竜馬君) 健康課長。 373 ◯健康課長(秋山悟君) 大きな2点目の布マスクを回収して再配布する考えはないかという御提案についてでございます。  同様の御提案を市への御意見メールということで複数の市民の方から頂いておりまして、マスクということで保健衛生担当課のほうで回答した経過がございました。その中で、御提案については、福祉保健部の中なんですけれど、意見交換をいたしまして、回収して再配布する間にやはり複数の人の手を介することになる、そういうことや、あのパッケージですと未開封かどうか確認はちょっと取りにくいという課題もあるというふうに考えまして、その仕組みを検討して保健衛生担当として提案するということには至らなかったという経過でございます。  その後、議員おっしゃるとおり、政府の対応や民間企業の協力等によって幸いにもマスク不足のほうが現時点で解消されつつございますが、菅官房長官も先日、「今後の新型コロナウイルスの流行に備えて保有してほしい」とおっしゃっておりましたが、保健衛生担当としましても、マスクのような衛生品については過剰なぐらいの備えがあってちょうどいいのではないかなという考えでございます。 374 ◯議長(富田竜馬君) 沢田議員。 375 ◯3番(沢田孝康君) はい、分かりました。  寄附金の件なんですけれども、既に既存の寄附金に項目を入れていただいているということで、寄附の申出があったのでそこを入れていただいたということで、それはすばらしい取組だなというふうに思います。一方で、今、基金ができましたので、今度はそちらのほうでぜひとも申込みをしてもらいたいなと。そこはしっかりと管財課のほうで取組を進めてもらいたいなというふうに思います。  あと、広報等ということで今おっしゃられておりましたけれども、例えば、6月15日号が直近の広報なんですが、そこに掲載が可能なのかどうかということと、もし15日に掲載ができたとして、では、その1回で基金の周知ができるかというと、当然、ホームページはすぐに載せられるかなと思うんですけれど、記事の関係もあるので、コロナ関係の記事が6月15日号でも多分予算が可決をしますから、そのことで様々な施策の記事が載ると思うんですよね。ですから、その記事の中にちょっと書き込むということで周知ができると思うんですけれど、それだけで皆さんが、基金ができたなということですぐにそういった寄附の行為に動いていただけるかというと、なかなかそこは難しいのかなというふうに思うので、例えば次の7月1日とかそういったときに2回載せるとか、そういったことが可能なのかどうかですね。これは周知の面で可能なのかどうかということについてお聞きしたいと思います。  マスクの件なんですけれど、保健衛生担当で話し合っていただいて、いろんなことが想定されるので、そこは慎重になるということは、確かに保健担当からすれば致し方ないのかなというふうには思います。でも、だからやらないということではなくて──例えば、一般の市民の皆さんに「使ってください」というやり方ではない。私が想定しているのは、例えば施設の方々ですよね。実際に介護とか医療、あと子育て支援、そういった施設に対してお配りする、利活用するということの場合に、頂いた方、例えば介護施設の方々が、それを市から利活用で配ったときに、みんな当然、使う前に全部確認すると思うんですよね。例えば、そこに本当に無臭の何か毒みたいなものをつけて配るような人たちがいるか、いないかというと、それは100%ないとは言わないけれども、でも、あんまり想定できないのではないかなと思うんですよね。ですから、それは使う前にちゃんと確認をして、臭いとかそういったものを確認して、当然、配られるところの施設は見るのではないかなと思うんですよね。だから、多分、使わない方はそのまま眠って、捨てるかなというふうに思うんですね。捨てるときには袋と紙を出して、それでプラと燃えるごみに分けて捨てるのではないかなと思うんですけどね。でも、そこは、私は、確かに慎重になることは分かるんですけどね、分かるんだけれども、そこはもう少し柔軟に考えてもらったほうがいいのかなと。一方で、市民の皆さんでやはり使わないから市に出したいという方々はいらっしゃるわけだから、その辺りはもう一度検討ができないかなというふうに思うんですが、いかがでしょうか。 376 ◯議長(富田竜馬君) 管財課長。 377 ◯管財課長(山口宏之君) 広報紙の6月15日号、また7月1日号に掲載が可能かという御質問でございます。  大変申し訳ないんですけれども、この紙面形成につきましては、まだ秘書広報課のほうと調整が済んでございませんので、早急に、まず6月15日号に載せられるかどうかということについてちょっと調整させていただければと思っております。7月1日号も既にいろいろ紙面の予定が決まっていると思いますので、そちらの部分についても併せて調整等させていただければと思います。  以上です。 378 ◯議長(富田竜馬君) 健康課長。 379 ◯健康課長(秋山悟君) お話はよく分かるんですけれど、介護施設とか障害者施設及び医療機関のほうにも、今、順次、政府が調達したマスクが大量に届きつつあるということも一方で始まっておりまして、介護施設のほうにはもうそれは来ていると。少し遅れぎみだというふうに聞いていますけれど、来ているということで、医療機関のほうからも先日、「これまで備蓄品のほうを出した分を戻そうか」という御提案も頂いたところでございまして、そういうことも背景としてありまして、御意見として、もう一度、福祉保健部の中でも考えていきますけれど、そういう状況もあるということはお答えしておきたいと思います。 380 ◯議長(富田竜馬君) 沢田議員。 381 ◯3番(沢田孝康君) 条例の周知についてはぜひよろしくお願いしたいというふうに思います。  マスクの件ですけれども、あんまりね、これも絶対だとかいうのは言えないので、そこはよく検討してもらいたいと思うんですよね。一般の家庭に一度配布されたものを回収することというのは、やっぱり確かにいろんなことを想定しなければいけないということは分かります。それは分かりますけれども、当然、配布をしたのは市だから、市に責任が及んでくるということは絶対想定しなければいけないので、責任問題になる可能性もあるという、そこはよく分かるんですけれども、でも、明らかに使っていないというマスクは絶対にあると思うんですよね。それはもう見れば分かると思うので、その辺りは、できるか、できないかということでは、もう一度、課内か庁内か分かりませんが、検討していただいて、可能であればぜひ行っていただければというふうに思いますので、よろしくお願いいたします。 382 ◯議長(富田竜馬君) 村山議員。 383 ◯7番(村山順次郎君) 庁舎維持管理事務(管財課)について伺います。  新型コロナウイルス感染症の拡大、緊急事態宣言の発令等の中で、市職員の皆さんの業務上も私生活においても御努力いただいて、他市では職員の方に感染者が出るという事例も報道されている中、知る限り、幸いにしてこの東久留米市役所においては感染者が出なかったということは非常によかったなと。一方で、幾つかの幸運もあったのかなというふうには感じております。  感染拡大は終わったわけではないわけで、引き続きの対策・対応が必要かなと思います。市役所という施設の性格上、不特定多数の方が来庁されると。市民の方もいろんなところに行くことの怖さということを感じながらも、市役所には行かざるを得ない場面というのが時にはあるということで、市役所で市民の方に感染させない、また職員の皆さんが感染しないということ、市役所が感染の拠点・クラスター的にならないようにしていくための対策が必要かなというふうに思います。  今回の補正予算(第4号)では消耗品費として142万1000円が計上されておりますけれども、これがどういうところに使われていくのか、一定御説明あるところですが、担当のほうからなお詳細についてお示しいただきたいということです。  あわせて、例えば市役所1階の市民課窓口など拝見いたしますと、もともとある上部の看板、所管が書かれている、課名が書かれている看板のところにビニールシートを下げて飛沫感染防止を図っていただいているところですが、その看板に設置するところなんかは養生テープで──緑のテープで固定されていたり、見栄えの面というのもまず一つございますが、当然、そのシート自体を消毒等して衛生管理をしていかないと、そこが感染経路になってしまっては元も子もないわけで、そうしますと、暫定的にはそれでいいかもしれませんけれども、一定のスパンで考えますと、これらの飛沫感染防止対策というのも改善を図っていく必要があるかなと。また、1階の総合案内のところも、今、何かテントのようになっていて、ここの状況もちょっと改善が必要かなというふうに感じております。  新型コロナウイルス感染症、今週の東京都の感染状況というのも非常に心配・憂慮する状況になっておりますので、これら市役所における感染症対策の改善、特に管財課で所管される施設管理、ハード面からの対応ということにどのように取り組んでいかれるのか。今回の補正予算編成に当たってどのような検討があったのか、見解を伺います。 384 ◯議長(富田竜馬君) 管財課長。 385 ◯管財課長(山口宏之君) コロナ対策について御質問いただいております。  まず、補正予算の内容についてでございますけれども、この中身につきましては、まず、消毒用アルコール、清掃用のペーパータオル、またゴム手袋、こういったものを見込んでございます。  現在の庁舎の感染対策についてと、長期的な展望というところでございます。庁舎の感染対策についてでございますが、この本庁舎が感染症対策を想定した造りでもないことがございますので、すぐにハード面の対策を行うというようなことは考えてございません。ただ、現在、窓口にパーティションを設置し、ビニールシートなどはつるしておるのですけれども、これはあくまで緊急的に行った暫定的なものでございますので、長期的には見直していくことも考えていきたいと思っております。  以上でございます。 386 ◯議長(富田竜馬君) 村山議員。 387 ◯7番(村山順次郎君) 現状が長期的・恒久的な対策ではないという認識は一応共有できたかなというふうに思います。今後の課題だろうというふうに思います。市民の皆さんが安心して市役所に来ていただけるような、また職員の皆さんが業務の中で感染をしないように、この対策というのは管財課の仕事の一つだろうというふうに思いますので、今後の積極的な検討をお願いしたいと。  もう1つだけ要望として申し上げておくと、例えば手洗いというのは感染予防の点では非常に重要ということが、これは一貫してこの半年間ずっと言われていることなので、多分間違いないところだろうと。市役所のトイレの手を洗うところ、ここで薬局で売っているようなハンドソープ的なものは置いてあるんですが、例えば非接触型で手をかざすとソープが出るような、後づけ、外づけでできるような機器というのも世の中には販売されているというふうに思いますので、職員の皆さんにとっても、市役所を利用する市民の皆さんにとっても、衛生的に手が洗える──今、手の洗い方、貼ってありますけれど、そういった環境整備のところにも1点御留意いただくことをお願いして、終わります。 388 ◯議長(富田竜馬君) 中野議員。 389 ◯6番(中野淳子君) 私からは1点、私立保育園運営支援事業についてです。来年度から開設されるということで、かなり急に上がってきた話だなという印象は否めないんですが、市が誘導とか誘致とかしたものではないとはいえ、この施設ができることによってちょっと声が寄せられたのは、家庭的保育施設を運営されている家庭福祉員の方から、ただでさえ、最近、利用者が減ってきていて、このまま減っていくようでは閉めざるを得ないといった話があるということなんですね。学園町ということで、すぐ至近に1軒ございますし、そういった意味では、やはり待機児の解消といったことでは、場所もひばりヶ丘駅に近いということで利用者としては大変便利ではあるとは思いますけれども、ほかの施設に与える影響、特にその家庭的保育施設を運営されている方々との共存というか、そういったことを市としてはどのようにお考えなのかお伺いいたします。 390 ◯議長(富田竜馬君) 子育て支援課長。 391 ◯子育て支援課長(関知紀君) 家庭的保育事業につきましては、ゼロ歳から2歳を対象として5名以内ということで、その名前のとおりですが、家庭的な雰囲気の中で、少人数の保育を提供していただいております。そういった環境を望まれている保護者の方というのもいらっしゃいますので、一定のニーズというのはあるのかなというふうに考えております。市といたしましては、多様な提供主体による利用者の選択性を確保するとともに、誰もが等しく保育サービスが受けられるよう待機児童解消策を進めてきております。  以上でございます。 392 ◯議長(富田竜馬君) 中野議員。
    393 ◯6番(中野淳子君) 御答弁ありがとうございます。とはいえ、やはり大変危機感を持っていらっしゃることは確かですので、その点について、やはり選択肢としてなくなることは利用者にとってもいいことではないと思いますので、保育の一翼を担ってくださっていた方々ということもありますし、この家庭的保育施設もしくはこの保育園が開設されることによって影響を受ける小規模施設等、そういったことに対して市として何か対策等がございましたらお伺いしたいと思います。 394 ◯議長(富田竜馬君) 子育て支援課長。 395 ◯子育て支援課長(関知紀君) まず、家庭的保育事業の皆様と連絡協議会のような形で御意見を聞く場を設けております。そういった場でしっかりと御意見のほうを伺ってまいりたいというふうに考えております。また、そういった中で入所を希望される方への窓口の御案内ですとか、そういったところで家庭的保育の魅力というものも含めて周知のほうを図っていけるようにと考えているところでございます。  以上でございます。 396 ◯議長(富田竜馬君) 中野議員。 397 ◯6番(中野淳子君) とにかくそういったことで、市が誘導したとかそういったことではないと思いますが、様々いろいろとこの保育施設については影響がないわけではなく、本当は学園町でもかなり住宅地としては一等地なんですよね。西東京とも接しているといったことがあって、今後、様々いろいろな問題が起きてこないとも限りませんので、そういった点も含めて、しっかりと市として責任を持って保育といったことに取り組んでいただきたいと思っております。  以上です。 398 ◯議長(富田竜馬君) ここでお諮りいたします。間もなく定刻の午後5時になります。会議時間を延長したいと思いますが、これに御異議ございませんか。      (「異議なし」の声あり) 399 ◯議長(富田竜馬君) 異議なしと認め、会議時間を延長いたします。  間宮議員。 400 ◯4番(間宮美季君) では、数点あります。各課で構築するウェブ会議への支援ということで予算計上がされていて、御説明を頂いた件について伺いたいと思います。この使用の在り方、目的というか、どういうふうにお使いになるのかということを伺いたいのと、それから、恐らく、通信回線をどうされていくのかということが一つ課題としてあるのかなと思うんですけれども、庁内のLANにつないでしまうと問題もあるかと思うので、その辺についてどのようにお考えになっているのかということを伺いたいと思います。  それから、障害者の関係の事業所向けの衛生品の配布、こちらについては、ようやく予算化をされてよかったなというふうに思いながらも、一方で、それだけではなくて、今もう事業所そのものがいろんな意味で課題を抱えているのではないかというふうに思っています。ここについて、今回の配布とは別に、現状での課題の把握というんでしょうかね、そういったことをどのように努めていかれるのかということを伺いたいと思います。特に、例えば障害者施設について言えば、利用者の方々が利用抑制などで収入面がかなり厳しくなっているのではないかということもマスコミ報道等でもありますので、その辺についてどのように把握していらっしゃるのかということを伺いたいと思います。  次に、介護事業所向けの衛生用品についても同じなんですけれども、本当にこの間、医療従事者と同様に、介護従事者の方々も本当に危険との隣り合わせで暮らしを支えていただいているなというのを実感しているところです。ようやくマスクなども、先ほど大量にと言ったんですか、東京都でしょうかね、かなり物資なども届いてきているということは伺ってはいるところです。また、5月27日でしたか、第2次の補正、国のほうで従事者に対する慰労金なども、今、マスコミなどでは言われているところではありますけれども、まずは市として現場の実態把握をされていくことが必要ではないかと思うんですけれども、現状どのように行っているのかということを伺いたいと思います。  それから、学童保育所における感染症対策、これもようやくなのか、この間、備蓄については配布もしていただいているとは言われながらも、やはり学童保育も、学校休業中の延長育成などかなり厳しい現実の中で子供たちの育成に当たっていただいていると思っています。1つは、6月1日から分散登校なども始まっていますけれども、始まって間もないですが、どのような状況になっているのかということを伺いたいと思います。  それから、最後に市長報告がなされた新たな保育園についてということです。この間、3月にまずは「東久留米市保育サービスの施設整備・運営及び提供体制に関する実施計画」が改訂されて、2か月で今回、時間的に言うと、あれっ、あっと言っている間に二度目の改訂が行われているところで、しかも、伺うところによると今日が申請の手続の締切りに当たっているということで、計画行政としてはちょっといかがなものなのかなというふうに感じてもいるところです。  で、1つ伺いたいのは、もちろん、いろんなこの間の経過があってではあるんですけれども、長側としては当初は行政報告でされていかれるということが結果としては市長報告になったということで、そこについて改めて、どうして市長報告になったのかということを伺いたいと思います。  それから2点目は、先ほども申し上げたように、あまりにも時間的に急に、本当に私たちもつい1週間、2週間ぐらいの間に新たな学園町の保育園の開設というお話があったので、あまりにも唐突なのでちょっと伺いたいんですね。一方で、伺ったときには既に土地の取得もされているやに伺っているので、実際に市に、事業者の、今回の法人の方から保育園という具体の意向が示されたのはいつ頃だったのかということを伺いたいと思います。 401 ◯議長(富田竜馬君) 情報管理課長。 402 ◯情報管理課長(市澤信明君) 1点目、各課で構築するウェブ会議への支援についてでございます。  1つ目、どういう使い方をするのかについては、今回はカメラつきのパソコンを購入することとしており、他市との会議、総務課で行っている弁護士相談などの相談事業に使用できればと担当課では考えております。  2つ目の通信環境につきましては、常設ではなく、持ち運べるWi-Fiを利用していきたいと考えてございます。  以上でございます。 403 ◯議長(富田竜馬君) 障害福祉課長。 404 ◯障害福祉課長(森田吉輝君) 障害福祉関連の質問についてお答えいたします。  担当ではこれまで、市の備蓄品であるマスクや東京都から送られてきたマスクを障害者福祉施設等に配布してきており、その都度、各事業所から現在の状況についてお話を伺ってきたところでございます。その中では、やはり利用者の方が自粛しているとのお話など、様々な御意見を伺っているところではございます。  厚生労働省の通知では、利用者等の意向を確認した上で、例えば電話等でできる限りの支援を行った場合については、通常提供しているサービスと同等のサービスを提供できるものとして、報酬の対象とすることを可能としているということで通知が来ているところでございます。本市においても、このような状況の中、報酬の取扱い等が大きく変わっていることから、事業所からの問合せが多かったところでございますが、厚生労働省の通知を踏まえ、お答えしているところではございます。引き続き、このような機会を捉まえて事業所の状況把握に努めてまいりたいと考えております。  以上でございます。 405 ◯議長(富田竜馬君) 介護福祉課長。 406 ◯介護福祉課長(田中徳彦君) 事業所の実態把握についてでございます。  介護福祉課におきましても、感染者が増え始めました3月以降、施設等に衛生用品の備蓄状況を確認しましたところ、大方の施設等からマスク不足の声がありましたため、市が備蓄していたマスクや都へ要望し支給されたマスクを全ての施設等に配布を行ってまいりました。配布の際も、管下の職員が直接施設等の管理者や従事者から、感染対策の状況や衛生用品在庫状況、介護職員や利用者様の状況などの聞き取りを行っております。  また、市内の介護事業者や介護支援専門員等と定期的に各種連絡会を設けまして、情報交換や連携を行ってきております。ただし、緊急事態宣言発令下におきましては開催を自粛しておりましたが、情勢を見て連絡会等を開催し、各事業者の実態等の把握に努めてまいりたいと考えております。  また、実態把握に伴う支援でございますが、議員のお話にもございましたが、このコロナ禍におきまして、介護事業者につきましては事業継続を要請されております。介護施設等の管理者や従事者の方々は、徹底的な感染対策を行いながら、御利用者の生命や生活、また、その御家族の生活を維持していく使命感の下に、身体的にも精神的にもまさに医療従事者の方々と同様の大変な思いをされているということを担当課としても認識しております。今後におきましても、現場の実態把握に努めますとともに、引き続き部内での連携も行い、国や東京都の補正の内容を注視しつつ、市ができることを整理してまいりたいと考えております。  以上でございます。 407 ◯議長(富田竜馬君) 児童青少年課長。 408 ◯児童青少年課長(新妻理成君) 学童保育所の6月の状況でございます。  6月になりまして、在籍児童の4割程度が登所している状況でございます。学童保育所におきましては、手洗い、せきエチケット、消毒、換気などを徹底し、人と人との距離を保つことに留意することを職員に指示いたしまして育成支援を行っている状況でございます。  以上でございます。 409 ◯議長(富田竜馬君) 子ども家庭部長。 410 ◯子ども家庭部長(長澤孝仁君) 今回、この件につきまして市長報告にさせていただいた理由についてでございます。  市長報告でも御報告させていただきましたとおり、今回につきましては、なぜ2回──3月に改訂、また5月に改訂が必要だったかというのは、この後、課長のほうから御答弁させていただきますけれど、これらを一つにして御報告させていただいた。また、学園町の認可保育所につきましては、今現在、その施設整備に関する補助のほうの予算のほうを御審議いただいているところですけれど、これらにつきましても施政方針でも特に触れていない。こういったことを総合的に勘案し、また、併せまして議会からの御提案などもあった上で、今回、市長報告として取扱いさせていただくといったことに決めたところでございます。 411 ◯議長(富田竜馬君) 子育て支援課長。 412 ◯子育て支援課長(関知紀君) 今回、新規に認可保育園を開設することとなる事業者からの意向でございます。  そういった新規の保育施設の開設に係る意向といいますか、様々なお問合せというのは頂くところでございます。一番初めの、そういった様々なお問合せというところで言えば、令和元年の12月、今、学園町のほうに保育園の開設用地として望ましい場所があるとのお話がございました。ただ、その時点では第2期となります東久留米市子ども・子育て支援事業計画を策定している段階でございまして、令和2年度からの5年間における量の見込みを確保方策が上回る計画となっていることについて御説明をいたしました。その後、特段お問合せなどございませんでしたが、そういった間に2月に支援事業計画、第2期東久留米市子ども・子育て支援事業計画が策定されたので、それの内容を反映させるために3月に実施計画のほうの改訂をしているところでございます。  その後、年度が替わった4月でございます。事業者のほうから改めて、その事業者が市内で運営している認証保育園の認可化という御提案を頂き、認証保育所の認可化は実施計画において施設整備の主要な柱の一つに定めているものであるため、令和3年4月に学園町に認可保育園を開設する方向で進めていくことが固まったところでございます。つきましては、令和2年3月末に実施計画の改訂を行ったところではございますが、改めてこの新しい認可保育施設の計画を反映させた改訂というものを5月に行うと、そういった経緯になったところでございます。  以上でございます。 413 ◯議長(富田竜馬君) 間宮議員。 414 ◯4番(間宮美季君) まず第1点目は、御答弁からすると、他市との会議などで使用ということで、今のところイメージとしては審議会とかそういうことなども活用していくのかななども思っていたところですけれど、それは今後検討されていくのか。いろいろ課題もあるかとは思うので、そこはと思うんですけれども、やはり今回のようなコロナの状況がいつまた2波、3波がないとは限らないという中で、市としても、1つは、テレワークも含め、そういった審議会なども全てがストップしてしまう状況になってはやはり問題も大きくなると思いますので、そこはぜひ今後、どういう形をとれば可能なのかということについては研究・検討を重ねていっていただきたいと思いますけれども、いかがでしょうか。  通信回線については分かりました、Wi-Fiを利用されていくということで。今回、Wi-Fiの利用ということを多分ルーターか何かで、移動できるルーターなのかなと思うんですけれども、例えば1階などの窓口とかで、特に海外の方であるとかいろんな市民の方がいらっしゃったときに、今、結構いい通訳の機能がついた、ポケトークとかそういういろんなものが出ているかと思うんですけれども、そういったものにぜひこういったWi-Fiも使えるようなことを検討していただけないかと思うんですが、いかがでしょうか。  それから、障害者の方々の事業所、本当に、私も事業所の方からいろんなお話も伺う中で、すごく担当が寄り添って対応を図っていただいているというのは伺っているところではあるんですけれども、やはり制度が、要するに利用者が来なければ──一応、実際の利用がなくても電話等での安否確認とか支援とかそういうので報酬は一定あるとはいいながらも、かなり事業所の運営上は厳しいというところもあろうかと思いますので、ここは今後、ぜひ本当にじかの声を生かして市としても取り組んでいただきたいし、必要があれば国や東京都に向けても要請を行っていただきたいと、ここは要望をしておきます。  介護事業所も同じなんですけれども、特に介護事業所とか特別養護老人ホームのような大きな施設で集団でクラスターが、今もうちは幸いにしてないですけれども、発生ということもこれからも十分可能性としてありますので、こういったことについても、直接的には東京都であり、保健所の関係になるのかなと思いながらも、後方支援というか、例えば物資など、市としてもできることを支援としてやっていただければなというふうに思っています。これも今すぐということではないんだと思うんですけれども、ぜひ状況把握も含めて、先ほどマスクを直接配布する中で聞き取りなども行っているということですので、それは引き続き行っていただく中で必要な手だてはやっていっていただきたいと、これは要望をしておきます。  学童保育所についてなんですけれども、分かりました。6月は4割程度の登所が現在あるということで、私が気になっているのは育成料についてなんですよね。今回も保護者の方々に多分通知などで、6月1日から15日の間ですかね、今、自粛要請というんでしょうか、されているかと思うんですけれども、その場合に、今、我が市のやり方でいうと、その間、1日でも出席をされてしまうと全額の育成料がかかると。全日を休むと半額の免除になるというやり方をされているかと思うんですけれども、私はやはり、こういった会社が本当に必ずしも休めなくなっている状況の中で、日額で、例えば日割計算で育成料を計算して減額・返金していくということもあっていいのではないかと思うんです。国も多分、今後になるんでしょうかね、日額ということで補助なども考えているのではないかと思うんですけれども、ぜひ我が市としてもそういうことを考えていただけないかということを質問させていただきます。  それから、市長報告について部長から御答弁いただいたので、ああと思いながら、市長の思いというか、お考えで、今回、もちろんいろいろな経過がありましたけれども、最終的に市長が報告をされるという御判断をされたので、そこについてのお考えを伺えればと思うので、改めて伺いたいと思います。  事業者の方からの意向というのは令和元年の12月頃だったということで、もちろん、そのときが第2期の支援事業計画の策定中であったという実際の状況というのは分かりました。が、一方で、その中でも、この4月に向けて確保方策が量の見込みを上回っているとはいいながらも、待機児童数がかなり出るのではないかという議論は、これは子ども・子育て会議においてもですし、市議会としてもいろいろ議論も重ねられていた時期でもあるのかなというふうに思っておりまして、私は、判断としてはそのときに一定程度そういった新たな園の開設ということも視野にされていれば、今回、本当にまさに今日が締切りでという綱渡りのような状況で、私たちも本当にどうこれを審議していっていいのかというのも考えあぐねるような状況なんですよね。そういうのはやはりいかがなのかなというのは思いますが、いかがでしょうか。  それと、この実施計画も何回も改訂が繰り返されていて、例えばこれの1ページ目の「計画の策定にあたって」等を読ませていただくと、下から6行目で、これ、以前のものをそのまま使われているからなんだと思うんですけれど、この計画は、「市では、平成29年度末までに向けた待機児童解消策を計画的に進めるとともに、施設の老朽化が進んでいる市立保育園の当面の方向性を示すために、本計画を策定します」というふうになっていて、現状、これ、どうなのかなって。実際にはもうそこを超えて次のステージに変わっているものが示されている計画になっている中で、私は何度も何度もこれを改訂していくことそのものもいかがなのかなという考えは持っています。今回、3月の改訂で、なぜ5月、もう一度改めてすごく短期間でなさっているところなんかにも、御答弁いただいたんですけれども、いま一つ、ちょっとどうなのか、その内容がちょっとずつ変わるために、どんどんどんどんまた改訂を繰り返されていくのかなと。実施計画なんだからしようがないでしょということなのかもしれないんですけれども、今後もそういうやり方をされていくのかということは伺いたいと思います。 415 ◯議長(富田竜馬君) 情報管理課長。 416 ◯情報管理課長(市澤信明君) 1点目、審議会などの委員会はどうするのかということでございます。委員の皆さんに貸し出すということは考えてございませんが、今後、担当課と検討をしていければなと思います。  2点目の窓口業務などで翻訳などで必要になった場合どうするのかということでございます。こちらにつきましても、状況により、担当課から御相談いただければ検討してまいりたいと考えてございます。  以上でございます。 417 ◯議長(富田竜馬君) 児童青少年課長。 418 ◯児童青少年課長(新妻理成君) 学童保育所費についてでございます。  学童保育所費につきましては、保育園の保育料とは異なりまして、日割りでの対応を国から求められているものはございませんので、市といたしましては、今回の新型コロナウイルス感染症による学童保育の対応を検討させていただきまして、自粛要請に応じていただいた期間が当月の15日以上の場合は半額を、全日の場合は全額を返還させていただくと整理をさせていただいたものでございます。  以上でございます。 419 ◯議長(富田竜馬君) 市長。 420 ◯市長(並木克巳君) 市長報告となった件ということでございます。  この背景に関しましては、先ほど担当部長のほうもこの間の状況に関しましては御説明をさせていただきました。また、1週間前議運のときだったかと思いますけれども、市長報告の日程化ということで御議論いただいたときに、やはり行政報告から市長報告に変わった、また、こういった一連の流れというものに関して従来からいきますとイレギュラーな形ではないかというようなことも問われたところでございまして、その背景というのは先ほど担当のほうからもお答えさせていただきました。行政報告、本来であればするという流れの中で、1定以降に新たな保育園の新設というお話が出てきたということでありまして、改めてその開設に向けての取組ということで実施計画のほうを改訂させていただき、その実施計画、もともとのものの説明をしていない段階において改訂をさせていただき、しかも、今、議員がおっしゃられた施設の整備に向けましては、大変タイトな中で御審議を進めていかなくてはいけないという、そういった背景もあるということでございましたので、そういった大変厳しい状況の中であるということを踏まえ、御相談をさせていただきながら調整を進めてきた結果、やはり従来の行政報告という形ではなく、様々な点で変更箇所もある、また新設ということも加わっているというようなことで、市長報告をさせていただくというようなことで調整をさせていただいたというところでございます。 421 ◯議長(富田竜馬君) 子育て支援課長。 422 ◯子育て支援課長(関知紀君) まず1点目でございます。スケジュール的にと申しますか、12月の申出があった段階でというところでございます。そちらにつきましては、あくまで量の見込みと確保方策というところで見たときに、確保方策のほうが上回るという計画を持っておりましたので、そういった意味での新しい施設の開設というのはどうかなというところで、その状況について御説明をさせていただいたと、そういったところでございます。  実施計画のほうの改訂が多いのではないかというようなところの御意見を頂いているかと思います。こちらについて、特に3月の改訂につきましては、あくまで第2期東久留米市子ども・子育て支援事業計画を策定いたしましたので、それを反映させるために行ったものでございます。次の5月のものにつきましては、事業者のほうから出された提案というものが実施計画において定めてきた3点の基本的な柱の一つである子ども・子育て支援新制度の対象施設への移行に沿う提案だったことから、令和3年4月に学園町に認可保育園を開設する方法で進めていくことが固まったところ。そして、この施設整備による確保方策など数値の変更はございますが、実施計画に定めてきた計画の方向性としてはこれに沿うものと考えているところでございます。今後もこういった形で、必要が生じれば実施計画の改訂というものはあるのかなというふうに考えているところでございます。  以上です。 423 ◯議長(富田竜馬君) 間宮議員。 424 ◯4番(間宮美季君) 学童保育所について、これまで日割りという考え方はないというのは承知をしているところなんですけれども、先ほども申し上げた、今回のように自粛要請があったときに、どうしても、緊急事態宣言もそうでしたし、解除もそうだったんですけれども、今日言って来週の月曜からとかって割と短いスパンで繰り返されているんですよね。だから、保護者としてはすぐに会社を休む段取りができたかといえば、そこは難しかった方もいるでしょうし、今回もどうしても、例えば14日間ある中でここの日だけはどうしても行かなければいけないという方もいらっしゃるのではないかなというのが十分想定されると思うんです。そういう中で、先ほど言ったように、1日でも出てしまえば全額、日割計算すればもしかすると14日分は返してもらえるかもしれない人もいるのではないかと。これは本当に保護者の方からすれば負担軽減になると思うので、そこはぜひ検討をしていただけないかなというふうに思うんです。恐らく国もそういうふうな方向をちょっと示して──私はそう思っているんですけれど、ぜひ検討していただけないかと思いますけれども、いかがでしょうか。  それから、結局、従前、行政報告でしたというのは分かっているんですね。ただ、そこは、今回の新たな開設ということがあったのでということでは一定は議会側も承知をしたところではあるんですけれども、本当に唐突感というか、今回のことについて言うならば、計画の出てきたタイミングがたまたまだというところもあるのかもしれないんですけれども、それにしてもかなり綱渡りの、本当に市長報告にしなければ予算の審議がどうなったんだろうというところさえもあるような、こういうやり方というのはやはり私は課題は大きいというふうに思っております。本当に結果がいいんだからいいのではないかという話ではないのではないかなというふうに、それは指摘をさせていただきたいと思います。  1点、子ども・子育て会議との関係なんですけれども、やはりあれだけいろんな議論があって、量の見込みと確保方策についても慎重審査というか、議論も重ねていただいている中ですので、こういうコロナの状況ではありながらも、ぜひ私は、こういった委員との情報共有というところも含め、また、多分、利用定員なんかについては、今後、意見聴取なんかもしていくことになるんだと思うんですけれども、そこは丁寧にやっていっていただきたいと思いますけれども、いかがでしょうか。 425 ◯議長(富田竜馬君) 児童青少年課長。 426 ◯児童青少年課長(新妻理成君) 学童保育所費についてでございます。  学童保育所費の今般の対応につきましては、新型コロナウイルス感染症といったところによります自粛要請といったところで、どういった形の対応かということで市としても検討させていただいた結果といたしまして、当月につきましては、自粛要請に応じていただいた期間が15日以上の場合は半額、全日の場合は全額を返還させていただくというふうに整理をさせていただいたところでございますので、今回整理させていただいた形で対応はさせていただきたいと考えているものでございます。  以上でございます。 427 ◯議長(富田竜馬君) 子育て支援課長。 428 ◯子育て支援課長(関知紀君) 子ども・子育て会議についてでございます。そちらのほうにつきましては、3月に改訂を行い、5月に改訂を行いということで、二度の実施計画のほうの改訂をさせていただいております。そちらのほうについては、まず郵送という形で送らせていただいて、情報提供のほうは図らせていただいているところでございます。  以上でございます。 429 ◯議長(富田竜馬君) 間宮議員。 430 ◯4番(間宮美季君) 学童のほうについては、今現状がそうなっているというのは分かりますけれども、先ほども申し上げましたとおり、1日でも出席してしまうと全額になるというのは、もちろん、保育のほうが、制度上、日割りでというふうになっているから保育のほうは日割りだというのは分かっていて、学童はそういった規定がないというのも分かってはいるんですけれども、やはり同じ自粛要請というか、自粛育成ですかね、を受けて保護者としても対応を図ってきたところなので、そこは改めてぜひ今後検討を、6月1日から15日については、恐らく事務的な面とか大変な面もあるのかもしれませんけれども、やはり保護者のこともぜひお考えいただいて御検討を、これは今すぐ答えが出そうもないので要望をしておきます。ぜひよろしくお願いいたします。  今回の学園町の保育園につきましては、もちろん全体とすれば待機児童が実際もう出ていますので、東久留米の子育て世代にとってみれば計画としてはよかったのかなと思いつつも、先ほど来申し上げていますように、計画行政として、「本当にいい計画だからもう今です」というふうに言われても、やはりなかなかそこは難しい部分もある中で、きちんとした計画を持って進めて、情報提供も含めてやっていっていただきたいと。私はうーんと思うところもありますけれども、そのように意見は申し述べておきます。  以上です。 431 ◯議長(富田竜馬君) 永田議員。 432 ◯8番(永田雅子君) 間宮議員からも、今、保育園についてありましたけれども、重ならないように私も若干質問させていただきたいと思います。  私、今のこの間の12月からの経過、伺っていて、あ、そうかって、何かそういうふうに思えないところなんです。市長報告では、市長のほうから、新設園の整備について、施設整備に関する方針に沿った認可保育園の整備計画が示されたことを踏まえということで、施設整備に関する方針に沿ったということは、この実施計画の多分5ページにある3)番のことだと思うんです。「子ども・子育て支援新制度の対象施設への移行」だと思います。まずそこを確認させていただきたいと思います。  2点目なんですけれども、子・子会議についてなんです。今ほどのやり取りを伺っていて、子ども・子育て会議には事後報告、改訂版を送付しただけなんだな──だけという言い方は変ですけれども、まず先に改訂版を、出来上がったものを送付したというふうに受け取りました。私は、それでよかったのかというと、ちょっとどうなのかなと思っているんです。先ほども間宮議員からありましたけれども、子ども・子育て会議は本当に幅広い分野の中で熱心に皆さん議論されて、とにかく確保方策と量の見込みについても本当に一生懸命時間を取って議論されていたところなんですよね。その確保方策のほうが今度変わるというところで、私は子ども・子育て会議の在り方として、こういう時期だからとか、新型コロナのこともあったのかもしれませんけれども、例えばですけれども、会長に、2月に策定された支援事業計画について確保方策をしっかりと載せてあるけれども、今回、支援ができることによって支援事業計画の確保方策の数も当然変わりますから、直接まずそのことをお伝えして、会長に例えば報告として子ども・子育て会議を開くことができないかとか、そういう相談はあってもよかったのではないかと思いますけれども、いかがでしょうか。 433 ◯議長(富田竜馬君) 子育て支援課長。 434 ◯子育て支援課長(関知紀君) まず1点目でございます。今回の整備の部分でございます。私どもといたしましては、御指摘いただきました5ページ、3)の「子ども・子育て支援新制度の対象施設への移行」に沿うものであるというふうに考えているところでございます。  2点目でございます。子ども・子育て会議へのというところでございます。第2期の東久留米市子ども・子育て支援事業計画における保育需要に係る確保方策については、特定教育・保育施設である認可保育所、特定地域型保育事業である小規模保育施設及び家庭的保育施設、認可外保育所である認証保育所及び企業主導型保育所の地域枠において確保できる見込みとしてお示ししております。これを、予定ではございますが、合計で80名分上回る確保方策を講じることとなりますが、支援事業計画に定めた確保方策と大きく乖離するというような状況ではないものというふうに考えております。このような場合に支援事業計画の改定は必要であるというような、国からの指針といったものもないものというふうに理解をしております。つきましては、今回のこの新しい保育園の開設に伴って支援事業計画の改定を行うというものは考えていません。そういったところで支援事業計画ではなく実施計画の改訂、その改訂版について送付をしたと、そのような経緯でございます。  以上です。 435 ◯議長(富田竜馬君) 永田議員。 436 ◯8番(永田雅子君) まず1点目のほうなんですけれども、認証保育園が認可に移行するということについて聞きたいんですけれども、12月にそういうお話があって、でも、そのときにはお断りというか、今、支援事業計画を策定中だからということを御説明したということですよね、昨年12月には。あ、違いますか。支援事業計画を策定中だという、そして量の見込みが確保方策よりも上回るという説明をされ……(「確保が」の声あり)確保が上回ると。そこで、ちょっと率直に伺いたいんですけれども、4月の時点でその話を頂いたとき、まだ4月1日現在の待機児童は多分出ていないときだと思うんですけれども、そうだろうということで進めたということでいいのかというのと、そして、私がちょっと伺いたいのが、新たに認可保育園ができるけれども、あくまでも認証の意向ということですよね。と考えると、今ある認証保育園がどうなっていくのかって。そこで例えば認証保育園を移行するということなので、率直に言えば、なくなるというか、最後は認可一本になるというふうに受け止めるんですけれども、それでいいのか、まず伺いたいと思います。  子ども・子育て会議についてなんですけれども、私は、支援事業計画の改定が必要なんですよねって今質問したわけではなく、やはり支援事業計画についての確保方策を、量の見込みも一生懸命議論されて、そしてそれを反映したのがこの実施計画であることから、もっと丁寧な情報提供を行ってしかるべきではないかという意味で質問させていただいたので、そこをお願いいたします。 437 ◯議長(富田竜馬君) 子育て支援課長。 438 ◯子育て支援課長(関知紀君) まず1点目でございます。12月の時点ではもう策定の間近でございまして、量の見込みと確保方策というものが把握できていたところでございます。その中で確保方策のほうが上回る見込みだという御説明をさせていただいた。その後に、4月になってからお話があって、認証の認可化ということで提案を頂いたというところでございます。  その時点での待機の状況でございますが、これはまだあくまで数字は出ていないところでございます。総合的な判断ではございますが、まだ確定していないものなので、そこのことについては確定していないものという扱いでございます。  3点目でございます。認証の意向でございます。こちらにつきましては、将来的というところではございますが、今の認証保育所に通われている利用者の方であったりとか、社会的なニーズなども踏まえながら、将来的には移行していきたいという意向は事業者のほうから頂いているところでございます。
     最後の子ども・子育て会議への情報提供でございます。本来であれば、ほかに諮問事項などがあれば、会議があって、最後のそのほかの事項というところで情報提供させていただくようなところかと思いますが、ちょうど今、そういった案件もないときでございますし、とはいえ改訂のほうはしておるところでございますので、早めに情報提供の意味で送付をさせていただいたと。私どもとしては丁寧な対応で送付をさせていただいたと、そんなふうに考えているところでございます。 439 ◯議長(富田竜馬君) 永田議員。 440 ◯8番(永田雅子君) ちょっと細かいことになってしまうんですけれども、認証保育園への移行についてなんですが、単に認可に移行しますよと言って、待機児童も出そうだし、場所も駅から近いし、いいお話とはいえ、例えばその園がどのように移行していくのか。例えば園児が全ていなくなったら移行という形で、それをどういうふうに進めていくのか。例えば来年の4月にはゼロ歳児の子を取らないようにするとか、そういうことをはっきりと相手の方に聞かないでという言い方は変なんですけれども、今のところ、移行するに当たっては園児がいなくなってからという情報で、その手段というんですかね、方法というんですかね、それについて何か御存じなのか、話し合われているのか。私は、そこをなくしては、新しい園をつくりますというだけでいかがかなと思っています。  そして、子ども・子育て会議についてなんですけれども、これは改めて別のところでもお話をさせていただきたいと思うんですが、これは、子ども・子育て支援法によって「市町村は、審議会その他の合議制の機関を置くように努めるもの」であるというふうに書かれてあって、その下に幾つもの法律が、例えば第31条とか、43条とか、61条とか、そして4というのもあるんですけれども、例えばですけれども、市町村は、利用定員を定めようとするとき、それは特定教育・保育施設とか、あと特定地域型保育事業とか、そういったところで子ども・子育て支援に関わる、その場合にあっては、この合議制の意見を聴かなければならないというふうになっているんです。なので、意見を聴かなければならないということは、会議を開くということもあるかもしれないし、例えば、新型コロナのこととかで大変だったと思うので、会議は開けないという情報であれば、この情報提供を行って意見を聴く必要があったのではないかなと、そういうふうに思うんですけれども、法の趣旨からいってそう受け止めるんですが、いかがでしょうか。 441 ◯議長(富田竜馬君) 子ども家庭部長。 442 ◯子ども家庭部長(長澤孝仁君) 1点目は、認証からの認可化についての御質問でございます。  先ほど課長もお話ししたとおり、事業者のほうからは、待機児の推移や今やっていらっしゃる認証保育所の在籍児童の状況を見ながら、時期についてはいまだ定かではないけれど、将来的には閉じていきたいといった御意向を伺っているところでございます。本市としましても、時期は未定ながらもそういった御意向が事業者としてあるという話でしたので、当然、今回、保育所の施設整備は認可化に該当するものとしてこの話を進めることとして、本日、市長報告と予算の審議のほうをお願いしているところでございます。  当然、本市におきましては、第2期の子ども・子育て支援事業計画におきまして保育サービスの量の見込みなどを見ても、今後、推定値ではありますけれど、子供たちの量の見込みは減っていくといった数値も出ています。そういったことも踏まえて、事業所のほうでこういったお考えをお持ちなので、私どもは、そういうお考えであれば施設整備の方針に該当しますので、この話は進めることとさせていただいたところでございます。 443 ◯議長(富田竜馬君) 子育て支援課長。 444 ◯子育て支援課長(関知紀君) 子ども・子育て会議の意見を聴くことについてでございます。  先ほど御指摘のございました特定教育・保育施設の利用定員などの設定というところにつきましては、こちらについては必ずやることになっております。今年度の開催のスケジュールで申し上げますと9月から11月頃に行われる予定で、そこで予定について御意見を頂くところでございます。  以上です。 445 ◯議長(富田竜馬君) 永田議員。 446 ◯8番(永田雅子君) 今、部長から御答弁いただいたんですけれども、その移行の時期は未定ということですよね。子ども・子育て支援事業計画にも、あと今回改訂された実施計画にも、その量の見込み、確保方策の部分にはこの認証保育園も含まれていると思うんですよね。含まれていますよね、認証も。例えば、新たな手を挙げてくださったところが今運営している認証の定員を削減すると。私は、「たられば」で言うのはあれですけれども、来年4月に新たに認可園をつくるに当たって、スムーズに移行させるためには、例えば一番小さい年齢のお子さんの募集をやめるとか、そういうことって十分考えられると思うんですね。そうすると、また途中でこうしたものが改訂されていくということになると思うんです。定員の削減とかについてですよね。1枠でも増えれば、それをしっかり明記されていますので。ということを考えると、私は本当に毎回毎回この実施計画が、やむを得ない事情によってもありますけれども、改訂される中で、新しい園ができるだけではなくて、移行されるということであれば、少なくとも行政としてその移行がどういうふうに進められるかと、そのことを確認、もうちょっと詳細に相手の考えとか伺うべきなのではないかなと思うんですけれども、いかがでしょうか。  子ども・子育て会議についての在り方については、また別のところで伺います。 447 ◯議長(富田竜馬君) 子ども家庭部長。 448 ◯子ども家庭部長(長澤孝仁君) 今回の認可化につきましては、繰り返しになりますけれど、まずは事業者のほうからそういった御意向が示されたと。ただ、今の時点におきましては、当然、予定ではあるけれど、では何年度から何をやっていくというところは、やはり待機児童の状況であるとか在籍園児の状況というのを見ていきたいといった事業者の御意向がありますので、特段、今回の5月に改訂した実施計画にその部分は確定していませんので反映もしませんでしたし、また、支援事業計画につきましても、課長から御答弁させていただいたとおり、特段そこを反映するといった考えはないものでございます。 449 ◯議長(富田竜馬君) 永田議員。 450 ◯8番(永田雅子君) 移行するという意向を示されているということですけれども、私は、本当に、意向を示す上で、それを担保する意味でもうちょっとどういう移行の方法かということをつかむべきではないかなというふうに思っています。それによって確保方策の数も変わってくるかもしれないと思うんです。そして、率直に言いまして、昨年も待機児童が生じることになって、そして年度途中に小規模保育園が東口にできて、今回も正直言って量の見込みが確保方策よりも下回るという、若干量の見込みのほうが下回りましたよね。という中だけれども、結果として、子ども・子育て会議の委員の方が心配していたように、また議会でも議論になったように、1歳児の待機児が生じるようなことになって、そしてこういうお話があって、お願いしますというんですかね、学園町の新設園の話がこういうふうにどんどんと進んだと。何か待機児童が生じたから急いで、タイミングがよかったといえばそうなんでしょうけれども、これ、計画的かというと、本当に疑問なんです。例えば、今年、待機児童が生じなかった場合、そうしたらこの学園町のお話がどうなっていたかというと、やっぱり分からない。なので、私は本当に、この子ども・子育て支援事業計画及び実施計画についてもっと先のことをしっかりと見てつくっていかなければならないということが課題なんだなって正直思っているんです。  そして、先ほど部長のほうが、量の見込みはこれから減っていく見込みだというふうにおっしゃっていたけれども、それも果たして本当にどうか慎重に見極めていかなければいけないと思うんです。新たな認可園が80名規模でできるということは、株式会社なので、ニーズとかそういうことをいろいろ調査して決心されると思うんです。なので、私はそういった意味で、今、東久留米市は、駅から便利ですし、環境もいいですし、新型コロナの問題なんかもあって、もしかすると、都心に住んでいらっしゃった方が東久留米、こちら側に越してくるという可能性も本当に十分あり得ると思うんです。私は場当たり的だと思います。そして、今申し上げたように、本当に量の見込みについて、そのニーズをこれからはかっていくことを──中間見直しとかあるんですかね、というときに、本当にこの地域の実情に即した形で見込みを立てるべきだというふうに思います。待機児童が生まれたから来年や年度途中に新たな施設をつくりましょうとやっていくのは、私は本当に大きな問題があると思います。  共産党市議団といたしましては、待機児童の解消のためには、しんかわ保育園の存続、そして認可保育園の増設をという立場です。ですので、新しい認可保育園を増設するということについては了といたしますけれども、でも、やはり進め方についてはちょっと問題があったのではないかということを一言申し上げておきます。 451 ◯議長(富田竜馬君) これで質疑を終結いたします。  続いて討論に入ります。  村山議員。 452 ◯7番(村山順次郎君) ただいま議題となっております議案第52号 令和2年度東久留米市一般会計補正予算(第4号)について、日本共産党東久留米市議団を代表して賛成する立場から簡潔に意見を申し述べます。  この補正予算(第4号)は、国の新型コロナウイルス感染症対応、地方創生臨時交付金及び東京都の市町村新型コロナウイルス感染症緊急対策特別交付金を主な財源としつつ、財政調整基金からも財源を繰入れ調整されたものです。  共産党市議団は、3月5日、4月17日、5月1日、5月22日の4回にわたって、市長及び教育長に対して新型コロナウイルス感染症対策に関する要望書を提出してまいりました。  補正予算の中には、共産党市議団が要望書でも挙げている子育て世帯に対する支援策であるひとり親家庭等への臨時特別給付金及び子育て世帯への臨時特別給付金、介護事業所向け衛生品の配布、障害事業所向け衛生品の配布などが盛り込まれており、評価できます。  また、私どもの要望書では特に触れませんでしたけれども、DV被害者等の増加を想定した女性の悩み事相談の拡充、災害発生時における指定避難所感染症対策用備蓄品の購入、妊婦への現金5000円を給付する事業及び各公共施設における感染予防対策の備品購入費用等が計上されており、これらも評価できるものと考えております。  一方で、市内の医療機関、介護事業所、障害者福祉施設などでは、感染症対策で大変な御苦労がある上に収入の減少なども起こっており、これら施設・事業所に対する市独自の支援策が盛り込まれておらず、今後、速やかな検討が必要です。  商工業支援策も打ち出されておりますが、プレミアム付商品券事業はある程度経済的に余裕のある家庭しか対象となり得ず、貧困状態にある家庭を支援する対策とはなっておらず、第2波の到来が深刻に懸念される中、外出を推奨する側面があり、万全の方法とは言えないと考えます。  消費税増税で消費不況が起こっている中、発生した新型コロナウイルス感染症対策による大きな景気の後退は、いまだ予断を持って将来を見通せない状況にあり、市民の暮らしの厳しさ、市内事業者の困難は継続し、より悪くなることも否定できません。市民負担の軽減等を通じてさらなる応援策が求められます。この検討については強く求めたいと思います。  最後に、2021年4月に開設される認可保育園に関する経費である私立保育園施設整備費補助金について意見を述べます。  共産党市議団は、保育の待機児童が問題となってから一貫して公立保育園の存続とともに認可保育園の増設を求めてきました。新しい認可保育園は、市内の認証保育所を移転し認可化するものとして提案説明されているもので、よりよい環境で保育が行われることとなることが見込まれ、評価できるものです。  しかしながら、その手法及び経過には大きな問題があると考えます。1つには、この認可保育園の開設について、子ども・子育て会議に対して何らかの情報提供も行われる前に、「東久留米市保育サービスの施設整備・運営及び提供体制に関する実施計画」──以下、実施計画としますが、これが改訂され、そのための補正予算が市議会に提出されていることです。子ども・子育て会議は1月末まで、保育のニーズとその提供体制も主要な内容とする第2期子ども・子育て支援事業計画の改定作業を時間をかけて取り組んでいただいておりました。この議論の中で新しい認可保育園についての情報は一切提供されていなかったことは、大きな問題です。  2つには、市議会定例会から定例会までの間に2回の実施計画改訂が実施され、それに基づいて必要となる予算が、議会に対する行政報告よりも前に審議される状況が生じたことです。これは、市議会側の提案もあり、行政報告を市長報告として本日の日程の冒頭部分に置くことで一定の是正措置は取られているとはいえ、結果として、実施計画の改訂に関する報告と、それに基づき措置される予算の審議が同じ日に行われるということ自体が計画行政とは到底言えず、保育行政における場当たり行政がここに極まったとの指摘をせざるを得ません。  背景には、市民の声を聞かず策定された実施計画による全ての公立保育園の廃園・民間化の矛盾があります。保育の定員拡大が毎年図られているにもかかわらず、それを上回るニーズが生じ、今年4月1日時点でも24名の待機児が発生しています。待機児童が生じている現状がある下でしんかわ保育園の募集停止を強行するためか、翌年度4月時点の保育の待機児童がどうなるか、担当部は見込みを示さずにいます。そのために、その先の新しい保育園の開設等、保育の定員枠拡大に関する予定を計画的に公表できなくなっていることがあります。  この自身が提案した実施計画の矛盾による自縄自縛状態から脱するためにも、しんかわ保育園の募集停止を見直し、同園の存続のための措置を取り、真剣に保育の待機児童解消のため、東久留米の保育の質の向上のため、子ども・子育て会議に計画行政の立場で情報提供を図りながら、子ども・子育て会議に諮るべきは諮りながら取組を進めるべきです。  以上の点を指摘し、補正予算(第4号)には賛成をいたします。 453 ◯議長(富田竜馬君) 三浦議員。 454 ◯13番(三浦猛君) 令和2年度東久留米市一般会計補正予算(第4号)について、市議会公明党を代表し、賛成の立場から意見を申し述べます。  新型コロナウイルスの影響は予想をはるかに超える状況になっております。市も様々な対応のほか、国や都と連動した対応もあり、職員の皆様の日々の御尽力に感謝申し上げます。  今回の補正予算は、緊急対策費として交付されました国からの地方創生臨時交付金と東京都からの特別交付金を市としていかに活用するかを短期間のうちに決めなければならなかったことは、よく理解しております。  先ほどの質疑の中で阿部議員もおっしゃっておりましたが、5月8日、市議会公明党より新型コロナウイルス感染防止と市民生活への影響に対する緊急要望書を市長に提出させていただきました。全て反映されたわけではありませんが、しっかりと受け止めていただいたと評価するものであります。DV対策等、費用だけではない、そういった面もしっかりと入れていただくことができました。  しかしながら、まだまだ足りない面もありますし、今後が容易に見通せる状況でもありません。そんな中、現在影響を受けているものの、国や都の支援対象にならない方もいらっしゃいます。国や都の支援が届かない方にも光を当てていくのが市の役割であると思います。そのための臨時交付金であるとも考えております。次の支援策の検討に入っていると思いますが、我々も市民の声を基に様々提案してまいりますので、よろしくお願い申し上げます。  以上申し上げ、討論といたします。 455 ◯議長(富田竜馬君) 間宮議員。 456 ◯4番(間宮美季君) 議案第52号 令和2年度東久留米市一般会計補正予算(第4号)に関し、賛成の立場から市民自治フォーラムを代表して討論をいたします。  最初に、プレミアム付商品券発行事業についてです。市は、今回の事業は、商工業者の支援とともに市民生活の支援を目的としているとの説明でした。しかし、新型コロナウイルス感染症拡大による経済的な影響は非常に大きいものがあると考えます。過去のプレミアム商品券の販売実績などからも、本当にどれだけの市民が5000円の先行投資をしてプレミアム商品券の利を享受できるのか、大きな疑問が残ります。また、市内の中小の商店に押しなべて利益が配分されるかということも心配です。こういった不安要素を抱える事業を今の段階で実施することについては疑問を呈しておきます。  次に、補正予算の多くを占めている新型コロナウイルス感染症拡大抑制のための予算についてです。  今回の支援対象となっている、例えば介護事業所あるいは障害者施設、さらには保育所、学童保育所などは、緊急事態宣言下でも自粛をすることが難しく、まさに感染の危険と隣り合わせで市民の方々の暮らしを支えてくださった施設であり、従事者の方々であると認識をしております。心から感謝いたします。今回の予算措置は、その多くが衛生用品の購入費用となっていますが、今後は、現場の状況を速やかに把握した上で、財政的な支援も含め、必要な支援策を引き続き講じていくよう求めます。  また、学童保育所の育成費については、これまで市では、自粛育成中、全ての日を休んだ場合に減免するという方法を取ってきましたが、先ほども議論させていただきましたけれども、保護者の負担の軽減を図るためには、休んだ日数を日割計算で返金する方法を取るべきと指摘をしておきます。ぜひ御検討をお願いいたします。  最後に、私立保育園施設整備費についてです。今回の2021年4月に新設される認可保育園の建設計画の提案の仕方は極めて唐突でありました。本年3月に改訂したばかりの「東久留米市保育サービスの施設整備・運営及び提供体制に関する実施計画」をたった2か月しかたたないうちに改訂を行うなど、計画行政として課題があると指摘をいたします。しかも、本日が東京都への締切日となっている申請に係る予算審議を当日に行っていること自体が、行政運営として計画性を欠き、いかがなものなのかと指摘をいたします。締切りの確定は直近であったとのことではありますが、以前よりその日程については把握をしていたとのことでもありました。審議に十分な時間を確保するためにも、今後はこういった提案の仕方は改めるよう求めておきます。  以上のことを申し上げ、賛成といたします。 457 ◯議長(富田竜馬君) これをもって討論を終結いたします。  これより議案第52号 令和2年度東久留米市一般会計補正予算(第4号)を採決いたします。  本案はこれを原案のとおり決することに賛成の方の挙手を求めます。        〔賛成者挙手〕 458 ◯議長(富田竜馬君) 挙手全員であります。  よって、議案第52号は原案のとおり可決されました。   ─────── ◇ ─────── 459 ◯議長(富田竜馬君) ここで休憩いたします。  再開は午後6時5分。       午後 5時46分休憩       午後 6時05分開議 460 ◯議長(富田竜馬君) 休憩を閉じて再開します。   ─────── ◇ ─────── 日程第33 議案第53号 2.市立下里中学校       北校舎棟大規模改造工事の請負契約       の締結について 461 ◯議長(富田竜馬君) 日程第33、議案第53号 2.市立下里中学校北校舎棟大規模改造工事の請負契約の締結についてを議題といたします。  市長から提案理由の説明を求めます。  市長。     〔市長(並木克巳君)登壇〕 462 ◯市長(並木克巳君) 議案第53号は、2.市立下里中学校北校舎棟大規模改造工事の請負契約の締結についてであります。  本案は、去る5月27日に条件付一般競争入札を行いましたところ、昇和建設株式会社が1億9690万円で落札し、5月29日に仮契約が成立いたしましたので、議会の議決に付すべき契約および財産の取得または処分に関する条例第2条の規定に基づき、議会の議決を求めるものであります。  工期は契約確定の日の翌日から令和2年10月30日までであります。  なお、担当部長に補足説明をさせたいと思います。  よろしく御審議のほどお願い申し上げます。 463 ◯議長(富田竜馬君) 総務部長。 464 ◯総務部長(佐々木弘治君) 議案第53号 2.市立下里中学校北校舎棟大規模改造工事の請負契約の締結について補足説明をさせていただきます。  本案は、予定価格が1億5000万円以上でございますので、東久留米市条件付き一般競争入札実施要綱に基づき、東京電子自治体共同運営の電子調達サービスを利用し、条件付一般競争入札として電子入札を行ったものでございます。  入札経過について御説明をさせていただきます。本案は、地方自治法施行令及び東久留米市条件付き一般競争入札実施要綱に基づき、4月15日に東京電子自治体共同運営の電子調達サービスを利用して工事案件の告示を行い、同日から電子上で受付を開始いたしました。そして4月24日の申込み締切りまでに16者から申請書の提出がございました。5月27日の開札では、御配付をしております資料の中の入札経過調書に記載がありますとおり申請がございました。16者のうち10者が入札に参加し、昇和建設株式会社が1億9690万円で落札をいたしました。入札に参加した10者のうち3者が地方自治法施行令及び東久留米市契約事務規則に基づき設定しておりました最低制限価格未満での応札となり、無効となりました。  次に、昇和建設株式会社の概要について御説明をさせていただきます。設立登記は昭和43年12月で、所在地は東京都練馬区貫井一丁目39番2号でございます。資本金は5000万円で、従業員数は22名、業務内容は建築工事及び各種の土木工事の請負等であります。建築工事の直近1年間の実績は6件で、工事高14億764万5000円でございます。  以上、よろしく御審議のほどお願い申し上げます。 465 ◯議長(富田竜馬君) 都市建設部長。 466 ◯都市建設部長(小原延之君) それでは、議案第53号 2.市立下里中学校北校舎棟大規模改造工事につきまして、工事担当部署であります都市建設部より工事概要の御説明をさせていただきます。  お手元に御配付の議案第53号資料、1枚おめくりいただきまして、1ページから、資料左側、敷地概要、工事場所は東久留米市下里三丁目21番1号でございます。敷地面積は1万4322平方メートルでございます。  次に、その下、建築概要でございますが、今回の大規模改造工事の対象となる北校舎棟は昭和53年竣工で、RC(鉄筋コンクリート)造・4階建て、延べ床面積は3934平方メートルでございます。  続きまして、工期は契約確定の日の翌日から令和2年10月30日まで。工事概要として、教室等内部改修(床・壁・天井)及びトイレの改修となります。  次に、2ページを御覧いただきまして、1階から4階の平面図になりますが、各階の教室や各諸室の床・壁・天井や廊下、昇降口、階段の床の改修を行います。併せて廊下の水飲み場の改修や、教室と廊下の間にあるスチールパーティションの扉の改修、職員室の床のOAフロアへの改修を行います。  次に、3ページになります。教室内部、廊下、水飲み場などの改修前後のイメージ図をお示ししております。  次に、4ページを御覧ください。トイレ改修の概要について御説明をさせていただきます。トイレの改修では、水洗い清掃となる湿式型から、今回の改修によりモップ等で清掃が可能な乾式の床となります。併せてトイレブースの改修も行います。また、機械設備工事として別発注となりますが、男子・女子トイレの大便器を全て和式から洋式に改修いたします。さらに、校舎の照明も、電気設備工事として別発注によりLED化となります。  次に、工事のスケジュールでございますが、工事着手は準備期間を経て本年7月上旬を予定しており、工期の10月30日を目途に進めてまいります。  工事作業時間につきましては、原則として平日の朝8時30分から夕方18時を予定しており、工事の安全対策につきましては、工事エリア周囲をバリケードなどで囲い、工事車両等は北側にある門から出入りをし、車両出入りの際には交通誘導員を配置するなど、生徒や市民皆様の安全確保に努め、夏休み期間における施工についても当該中学校と事前に十分な協議を行い、教育環境への配慮など適切に進めてまいります。  騒音や振動対策につきましては、低騒音・低振動の建設機械を用いて作業を進めます。  最後に、工事内容等の事前周知方法といたしましては、周辺住民の皆様へ工事のお知らせを配布し説明をしてまいります。  なお、今回対象となる改修場所は北校舎棟の内部改修でありますが、引き続き11月より外部改修及びプール改修に着手してまいります。  以上、大変雑駁でございますが、議案第53号の工事概要説明とさせていただきます。
     よろしく御審議のほどお願い申し上げます。 467 ◯議長(富田竜馬君) これで提案理由の説明を終わります。  お諮りいたします。議案第53号につきましては、さきの議会運営委員長の報告どおり、会議規則第36条第3項の規定により、委員会の付託を省略し、直ちに審議したいと思いますが、御異議ございませんか。      (「異議なし」の声あり) 468 ◯議長(富田竜馬君) 異議なしと認めます。  よって、議案第53号は委員会の付託を省略し、直ちに審議することに決しました。  これより質疑に入ります。  阿部議員。 469 ◯12番(阿部利恵子君) 1つ確認で聞いておきたいんですが、今回、下里中学校の北校舎棟の今御説明がありましたとおりということで、スケジュール的にも7月から10月30日ということでありました。  で、確認で伺いたいのは、今回、契約が1億5000万円以上ということで議会にはかかっておりますけれども、3月議会において、今年度の小中学校の中規模改修についても確認をしておりますが、コロナ感染拡大によって臨時休業が長引き、通常ならば夏休み、下里も夏休みにかかっていますけれども、夏休みにかけて行う工事期間が夏休みの短縮による影響を受けることになります。下里中学校の改修工事は、今回承認が得られれば契約も済んで行われることになりますけれども、中規模改修については行われるのかどうかをまず確認させていただきたいと思います。実施するのであれば、それぞれ予定されている学校が数校ありますけれども、工期や日程はどのように考えられているのか伺いたいと思います。 470 ◯議長(富田竜馬君) 教育総務課長。 471 ◯教育総務課長(栗岡直也君) 今年度予定している小中学校の大規模・中規模改造工事について、その学校とスケジュールについて回答いたします。  まず、下里中学校の大規模工事は、今も御説明があったとおり、教室等の内部改修やトイレ改修を10月下旬まで行い、外部工事やプール改修につきましては11月から3月にかけて行っていく予定です。  東中学校の中規模改修につきましては、7月の下旬から10月にかけてトイレ改修と理科室の空調機設置を行う予定です。  第六小学校につきましては、夏季休業期間中に予定しておりました配膳室の工事、こちらにつきましては、夏休みの短縮によりまして給食を提供していくということで、こちらのほうの工事につきましては中止することといたしましたが、外部工事、トイレ改修、空調機の新設等につきましては、11月から2月にかけて実施する予定です。  続きまして、第九小学校のトイレ改修、空調機改修につきましては10月から1月にかけて、第十小学校のトイレ改修につきましては、南校舎を10月から12月、西校舎を1月から3月中旬までに行う予定となっております。  以上でございます。 472 ◯議長(富田竜馬君) 阿部議員。 473 ◯12番(阿部利恵子君) ただいま御説明を頂きまして、中規模改修についても懸念はしておりましたけれども、予定どおり行われるということは確認をできました。先ほども申し上げましたけれども、臨時休業が長引いて、学校の授業数を確保しなければならないという状況の中で進めなければならないというわけでありますけれども、特別教室、中規模改修については、エアコンの設置なども行われるというふうに思いますし、子供たちには特にトイレの洋式化を計画どおり推進し、新しいトイレでの環境整備をしてあげたいという思いは強く持っておりましたので、これはよかったと思っております。  一方で、スケジュールを伺ったところ、夏休みにかかることもなく、通常の2学期、また3学期にかけて、子供たちが登校している期間に工事を行わなければならないというところでの懸念もあります。先ほど影響については御説明ありましたけれども、授業への影響が極力ないように、また、安全面からもどのような配慮を考えているのか、改めてお伺いいたします。 474 ◯議長(富田竜馬君) 教育総務課長。 475 ◯教育総務課長(栗岡直也君) 2学期以降の学期中の工事に伴います授業への影響、それから安全面の配慮という点でございますが、まず、授業への影響という点につきましては、トイレの解体工事のように騒音の出るような工事につきましては、子供たちがいる時間帯には行わず、下校後の夕方や土曜日等を中心に行うようにし、工期につきましてはあらかじめ長めにスケジュールを組んでおります。  また、安全面への配慮という点につきましては、資材を置いたり車が出入りするような区域につきましては、立入りができないようなバリケード柵を設置し、校舎内の工事場所につきましては仮囲い等を行い、子供たちが誤って入らないよう安全を確保できるようにしてまいります。  以上でございます。 476 ◯議長(富田竜馬君) よろしいですか。ほかにございませんね。  これで質疑を終結いたします。  続いて討論に入ります。       (「省略」の声あり) 477 ◯議長(富田竜馬君) 討論省略と認めます。  これより議案第53号 2.市立下里中学校北校舎棟大規模改造工事の請負契約の締結についてを採決いたします。  本案はこれに同意することに賛成の方の挙手を求めます。        〔賛成者挙手〕 478 ◯議長(富田竜馬君) 挙手全員であります。  よって、議案第53号はこれに同意することに決しました。   ─────── ◇ ─────── 日程第34 議案第54号 2.市中央図書館大       規模改造工事及び高効率設備導入工       事の請負契約の締結について 日程第35 議案第55号 2.市中央図書館大       規模改造工事及び高効率設備導入工       事(機械設備)の請負契約の締結に       ついて 479 ◯議長(富田竜馬君) 日程第34、議案第54号 2.市中央図書館大規模改造工事及び高効率設備導入工事の請負契約の締結について、日程第35、議案第55号 2.市中央図書館大規模改造工事及び高効率設備導入工事(機械設備)の請負契約の締結について、以上の2議案を一括議題といたします。  市長から提案理由の説明を求めます。  市長。     〔市長(並木克巳君)登壇〕 480 ◯市長(並木克巳君) 議案第54号及び議案第55号について御説明申し上げます。  初めに、議案第54号は、2.市中央図書館大規模改造工事及び高効率設備導入工事の請負契約の締結についてであります。  本案は、去る5月27日に条件付一般競争入札を行いましたところ、株式会社日立コーポレーションが2億9260万円で落札し、5月29日に仮契約が成立いたしましたので、議会の議決に付すべき契約および財産の取得または処分に関する条例第2条の規定に基づき、議会の議決を求めるものであります。  工期は契約確定の日の翌日から令和3年3月15日までであります。  次に、議案第55号は、2.市中央図書館大規模改造工事及び高効率設備導入工事(機械設備)の請負契約の締結についてであります。  本案は、去る5月28日に条件付一般競争入札を行いましたところ、株式会社日栄電機工業が1億8018万円で落札し、6月1日に仮契約が成立いたしましたので、議会の議決に付すべき契約および財産の取得または処分に関する条例第2条の規定に基づき、議会の議決を求めるものであります。  工期は契約確定の日の翌日から令和3年2月12日までであります。  なお、担当部長に補足説明をさせたいと思います。  以上、よろしく御審議のほどお願い申し上げます。 481 ◯議長(富田竜馬君) 総務部長。 482 ◯総務部長(佐々木弘治君) 議案第54号 2.市中央図書館大規模改造工事及び高効率設備導入工事の請負契約の締結について補足説明をさせていただきます。  本案は、予定価格が1億5000万円以上でございますので、東久留米市条件付き一般競争入札実施要綱に基づき、東京電子自治体共同運営の電子調達サービスを利用し、条件付一般競争入札として電子入札を行ったものでございます。  入札経過について御説明をさせていただきます。本案は、地方自治法施行令及び東久留米市条件付き一般競争入札実施要綱に基づき、4月15日に東京電子自治体共同運営の電子調達サービスを利用して工事案件の公告を行い、同日から電子上で受付を開始いたしました。そして、4月24日の申込み締切りまでに11者から申請書の提出がございました。5月27日の開札では、御配付をしております資料の中の入札経過調書に記載がありますとおり、申請がありました11者のうち9者が入札に参加し、株式会社日立コーポレーションが2億9260万円で落札をいたしました。入札に参加した9者のうち1者が、地方自治法施行令及び東久留米市契約事務規則に基づき設定しておりました最低制限価格未満での応札となり、無効となりました。  次に、株式会社日立コーポレーションの概要につきまして御説明をさせていただきます。設立登記は平成10年8月で、所在地は東京都練馬区向山四丁目35番21号でございます。資本金は3000万円で、従業員数は11名、業務内容は建築工事及び各種の土木工事の請負等であります。建築工事の直近1年間の実績は19件で、工事高15億1808万2000円でございます。  続きまして、議案第55号 2.市中央図書館大規模改造工事及び高効率設備導入工事(機械設備)の請負契約の締結について補足説明をさせていただきます。  本案は、予定価格が1億5000万円以上でございますので、東久留米市条件付き一般競争入札実施要綱に基づき、東京電子自治体共同運営の電子調達サービスを利用し、条件付一般競争入札として電子入札を行ったものでございます。  入札経過につきまして御説明をさせていただきます。本案は、地方自治法施行令及び東久留米市条件付き一般競争入札実施要綱に基づき、4月15日に東京電子自治体共同運営の電子調達サービスを利用して工事案件の公告を行い、同日から電子上で受付を開始いたしました。そして、4月24日の申込み締切りまでに11者から申請書の提出がございました。5月28日の開札では、御配付をしております資料の中の入札経過調書に記載がありますとおり、申請がありました11者のうち8者が入札に参加し、株式会社日栄電機工業が1億8018万円で落札をいたしました。入札に参加した8者のうち5者が、地方自治法施行令及び東久留米市契約事務規則に基づき設定しておりました最低制限価格未満での応札となり、無効となりました。  次に、株式会社日栄電機工業の概要につきまして御説明をさせていただきます。設立登記は昭和47年11月で、所在地は東京都東久留米市前沢五丁目11番16号でございます。資本金は2000万円で、従業員数は14名、業務内容は空調工事及び電気工事の請負等でございます。空調工事の直近1年間の実績は106件で、工事高1億7677万1000円でございます。  以上、よろしく御審議のほど申し上げます。 483 ◯議長(富田竜馬君) 都市建設部長。 484 ◯都市建設部長(小原延之君) それでは、議案第54号 2.市中央図書館大規模改造工事及び高効率設備導入工事、議案第55号 2.市中央図書館大規模改造工事及び高効率設備導入工事(機械設備)につきまして、工事担当部署であります都市建設部より工事概要の御説明をさせていただきます。  お手元に御配付の議案第54号、第55号の資料、こちら、1枚おめくりいただきまして1ページから、左側下段、敷地概要から御説明をさせていただきます。工事場所は東久留米市中央町二丁目6番23号でございます。敷地面積は3627平方メートルでございます。  次に、右側にございます建築概要は、昭和54年の竣工でRC(鉄筋コンクリート)造・地下1階・地上2階建て、延べ床面積2545.29平方メートルでございます。  工期は、契約確定の日の翌日から機械設備は令和3年2月12日まで、建築は令和3年3月15日までとしております。  次に、2ページを御覧いただきまして、地下1階から工事概要を説明させていただきます。地下1階は、資料右側、書架がある壁には結露防止材の吹きつけを行います。また、除湿器を新たに設置し、湿気対策を講じてまいります。青と赤の実線部分は、ブロック壁を撤去し、ボード壁を新設。青の破線部分は、書架の関係からブロック転倒防止補強シートの貼付けで補強対応をいたします。資料左下には、指定管理者用の休憩室、更衣室、倉庫の施設整備をいたします。  次に、3ページを御覧いただきたいと思います。こちらは1階の平面図となります。資料右側、一般開架室は、床を磨き、壁の塗装、天井材の張替えを行います。資料左下、おはなし室は、これまで建物の奥にあり閉鎖的に感じられていたことから、前面の壁を取り払い、併せて授乳室を設置いたします。資料左上中央にあります指定管理者が利用する整理作業室の床は、机や什器の移動による配線替えが容易なOAフロアにいたします。赤く実線の車庫内部ブロック壁につきましては、撤去した後に書架を増設するため、壁の位置を変更いたします。中央にある青色の矢印は、みんなのへやと一般開架室との動線を新たに確保いたしました。  次に、4ページを御覧いただきたいと思います。こちらは2階の平面図でございます。図面の中央上部、2階ロビーを拡張するため、赤く実線部分の間仕切りの位置を変更いたします。学習室とホールとの間にありました展示スペースを撤去いたしまして、図面中央、2階ホール左隣に録音室としても機能する対面朗読室のレイアウト変更を行います。  続きまして、資料にございませんが、屋上の防水改修を実施いたします。  なお、エレベーターと外壁につきましては、近年、改修工事を行っておりますので、今回の工事では実施をいたしません。  また、各階のトイレ改修につきましては、水洗い清掃となる湿式から、今回の改修によりモップ等で清掃可能な乾式床となります。  続きまして、外構について御説明させていただきます。5ページを御覧いただきたいと思います。北側の駐車場は、進入路が長く、駐車の状況を通用口付近では確認することができないこと、また、満車時において切り返しができず危険であることから、その対応策として、転回スペースを確保するため、駐車場を拡幅し、配置を変更いたします。南側、図面右側ですが、2か所ありました駐輪場を1か所に集約し、イベント時に有効利用できる多目的エリアを新たに整備いたします。  次に、機械設備についてです。既設の空調機器は設置後27年ほどが経過しており、エネルギー効率が低くなっていることから、空調システムの見直しを行ってございます。その結果、新たな空調システムとして個別空調パッケージを導入し、これまでの空調機との空調分担の最適化を図っております。  続きまして、工事着手につきましては、準備期間を経て本年7月上旬を予定しており、内部改修につきましては令和3年2月12日、外構につきまして令和3年3月12日を完成目途として進めてまいります。  工事作業時間につきましては、原則として平日の朝8時30分から夕方18時を予定しており、工事の安全対策につきましては、工事エリアの周囲を万能鋼板等で囲い、工事車両は西側及び南側から出入りし、車両出入りの際には交通誘導員を配置するなど、市民皆様の安全確保に努めてまいります。  騒音や振動対策につきましては、低騒音・低振動の建設機械を用いて作業を進めます。  最後に、工事内容等の事前周知方法といたしましては、周辺住民の皆様へ工事のお知らせを配布し説明をしてまいります。  なお、6ページ、7ページには、1階及び2階の完成イメージ図でございます。  以上、大変雑駁でございますが、議案第54号、55号の工事概要説明とさせていただきます。  よろしく御審議のほどお願い申し上げます。 485 ◯議長(富田竜馬君) これで提案理由の説明を終わります。  お諮りいたします。議案第54号及び第55号の2議案につきましては、さきの議会運営委員長の報告どおり、会議規則第36条第3項の規定により、委員会の付託を省略し、直ちに審議したいと思いますが、御異議ございませんか。      (「異議なし」の声あり) 486 ◯議長(富田竜馬君) 異議なしと認めます。  よって、議案第54号及び第55号の2議案は、委員会の付託を省略し、直ちに審議することに決しました。  これより質疑に入ります。  宮川議員。 487 ◯11番(宮川豊史君) まず最初に、副市長に伺います。今回、府中市において、市の発注する公共工事をめぐって談合事件が起きました。府中市の2名の職員が逮捕されましたが、ほかの市のことでありますが、東久留米市にとってこれは決して対岸の火事ではないと思いますが、東久留米市として今回の事件をどのように受け止めていらっしゃるかを伺います。 488 ◯議長(富田竜馬君) 副市長。 489 ◯副市長(西村幸高君) 先日、今、議員おっしゃるとおり、他団体でございますが、大変残念な情報が入りました。官製談合につきましては、東久留米市は、ここにいらっしゃる皆様はもちろん御存じない過去の部分で非常に深い傷を受け、また、市民の皆様にも多大な迷惑をかけた過去がございます。それ以後、入札に関しましては、いかなる不当な関与につきましても排除する姿勢を明確に組織として示してまいりました。また、当然ながら、入札に関係する契約担当のみならず全職員、定期的に公正取引委員会の職員の方に来ていただいた研修なども含めまして、継続的に毎年、職員一人一人のコンプライアンスの向上を図ってきているところでございます。  改めて、その情報を得た翌日に総務部長名で全職員に通知を出しているところでございます。当市におきまして、今後も引き続き緊張感を持って入札関係に当たっていきたいというふうに考えております。 490 ◯議長(富田竜馬君) 宮川議員。 491 ◯11番(宮川豊史君) 今回の事件においては、自民党系の2名の市議会議員も逮捕されております。ですから、行政だけでなく議会にとっても、これは決して他人ごとではありません。それぞれの議員が改めて強い正義感・倫理観を持たなければならないと思います。  本当にこのような談合事件は決してあってはならないんですけれども、いまだに起きているわけですよね。本当に人ごとではない。なぜこのような談合事件が起きるのか。その一つの要因として考えられるのが、工事の予定価格を非公表にしていることです。東久留米市はこれまで、そのような談合事件を防止する観点からも、工事の予定価格を公表してきました。ところが、並木市長になってから、その予定価格を再び非公表にするようにしてしまいました。これまでの東久留米市、過去、様々な経緯がありました。それらを踏まえた上で予定価格を公表しようという判断を並木市長はひっくり返したわけですから、これは私は極めて許し難い行為だと考えております。私は今でも予定価格は再び公表すべきだと思っていますし、当然、府中市のような、今回起きたような談合事件が東久留米市で起こっては決していけないわけですね。そのためにも予定価格を再び公表すべきだということを、まず冒頭述べさせていただきます。  そして、今回の中央図書館の案件なんですけれども、私はこれまでずっと議会で発言してきましたが、生涯学習センターとこちらの中央図書館を複合化すべきだということをずっと言ってきましたが、今回ここで中央図書館単独で大規模改修を行うということは反対ですし、それがいよいよもってここで実現されようとしてしまっていることを極めて残念に思います。
     私は本当これまで議会でずっと述べているので、改めて言う必要もないと思いますが、今回の大規模改修はただの維持補修ではないわけですよ。長寿命化という目的を持って大規模改修を行うわけです。ですから、これもこれまで言っていますけれども、私は、今すぐ生涯学習センターと中央図書館を複合施設化しろとは言ってないわけですよ。将来的にある程度の複合施設化のめどをつければ、自然と中央図書館の改修の内容も変わってくるだろうと。一定程度の期間で複合施設化しますよということを決めれば、わざわざ多額の税金をかけて長寿命化工事をする必要はないわけです。ところが、残念なことに、そのような複合施設化、今すぐしない、それは分かっていますよ。ですけれども、その議論すらしない。そこが私は全く納得ができないことです。つまり、将来的に中央図書館並びに隣接する生涯学習センターをどうしていくのか、そういう方向性を全くつけないまま長寿命化の大規模改修を行うと。私は本当に極めて残念だなと思っておりますが、まず改めて伺いたいと思いますが、今回、こちらの工事を行うことによって中央図書館の耐用年数はどうなるのか伺いたいと思います。 492 ◯議長(富田竜馬君) 図書館長。 493 ◯図書館長(佐藤貴泰君) 中央図書館の耐用年数ということでございます。  今回、大規模改修工事を今年度実施することによりまして、保全計画の観点から、今後、施設維持の対応、大規模改修・中規模改修といった施設維持の対応を施していくことによりまして、目標耐用年数が2053年となります。  以上でございます。 494 ◯議長(富田竜馬君) 宮川議員。 495 ◯11番(宮川豊史君) 2053年、33年後。ということは、今後33年間はもう中央図書館と生涯学習センターの複合施設化は行わないということを決めてしまうことが、私は極めて残念だということなんです。改めて伺いますけれど、当然そうですよね。長寿命化して耐用年数を2053年にするわけですから、それまでは生涯学習センターと中央図書館の複合施設化は東久留米市としては行わないということを決めるということでいいんですか。 496 ◯議長(富田竜馬君) 企画経営室長。 497 ◯企画経営室長(土屋健治君) 公共施設等の総合管理計画、その中でも、施設の複合化等については将来的にというところで必要だという認識がございます。ただ、一方で、中央図書館につきましては、既に建設後42年という年月が経過し、老朽化している部分もございます。これらの対応について保全計画に基づいて図ることによって、一定の市の財産を健全な状態で維持し、市民の方に提供していくという部分についても非常に重要なことでございます。これにつきましては、その保全の考え方、また公共施設の適正な管理というところで考えていくと、将来的にどうしていくのかというところは複合的に考えていく必要があろうかというふうに思っております。先ほど申し上げたとおり、現行の施設も大事に使っていくという観点も大変重要でございますので、今回の工事につきましてはそういう観点の中で実施させていただきたいというふうに考えてございます。 498 ◯議長(富田竜馬君) 宮川議員。 499 ◯11番(宮川豊史君) だから私はね、将来、2053年ですよ、2053年まではこの中央図書館はこのまま使い続けますと、複合施設化はしませんという決定を、今、行おうとしているわけですから、それでいいんですかという質問ですよ。 500 ◯議長(富田竜馬君) 企画経営室長。 501 ◯企画経営室長(土屋健治君) この後33年間の中で施設需要がどういう形で変化していくかというところは、今この場ではっきり私どものほうが申し上げるというのは少し問題があるかなというふうに思います。それぞれの施設につきましては、それぞれの時代による施設需要がございます。その需要を見ながら、当然、必要な時期に複合化なり、そういうことも併せて考えていくということは必要になってくるかなというふうに思っておりますけれども、決してここで2053年までこの施設を絶対維持していくんだということを申し上げているわけではございません。施設保全を進めることによってそういったところまで施設を使っていくことが可能になるというところが、施設の保全計画、長寿命化の考え方でございます。そういった考え方も重要ですので、そういった考え方の下、施設の健全な維持・保全を図っていくという点で今回の工事のほうをやらせていただきたいというふうに考えております。 502 ◯議長(富田竜馬君) 宮川議員。 503 ◯11番(宮川豊史君) もうね、土屋室長も、私が言えば何かしら反発したがるのでね、そういう言い方をすると、いや、違うと言うしね。本当に自分で分かっていないでしょうけれども、支離滅裂なことをやっているわけですよ。それはしようがないですよ。なぜならば、将来的な議論を一切してないわけですから。一切しないで長寿命化工事をするからそういうことになるんですよ。私が聞けば明確に答えないですけれども、でも、2053年まで使う予定だから33年間の長寿命化工事をするわけではないですか。いや、2053年まで使うかどうか分からないなんて、今さら何言っているんですか。だったら、最初から長寿命化工事なんか必要ないではないですか。もうね、完全にそういう、本来は教育委員会の案件ですから教育委員会で議論すべきことではありますけれども、ただ、東久留米市全体の公共施設ということで企画経営室長との質疑になるわけですけれども、本当に将来的議論が何もなされないままこういった大規模改修が行われていくということは、私は非常に残念でならないということだけ言って、質問は終わりたいと思います。 504 ◯議長(富田竜馬君) 次に、関根議員。 505 ◯1番(関根光浩君) それでは、この契約案件につきまして簡潔に質問させていただきます。  今、宮川議員より様々ありまして、考え方はいろいろあるとは思いますけれども、本議案が通れば、仮契約まで進んでいるといったところでは、予定どおり進んでいくのかなというふうにも思います。実際のところ、今回の高効率設備導入工事といったことで、先ほどの説明の中でも空調については27年経過しているというお話もありました。そうした中で、市の第三次地球温暖化対策実行計画の中で、中央図書館に関しましては、エネルギーの使用量が上位の10施設の中に入る1つであるということであります。今回、高効率設備導入ということで、温室効果ガスの削減効果がどのぐらいあるのかということを1点確認したいと思います。 506 ◯議長(富田竜馬君) 環境政策課長。 507 ◯環境政策課長(桑原直人君) 中央図書館高効率設備導入工事におけます高効率設備の導入による温室効果ガスの削減の効果についてお答えいたします。  現段階での効果の試算につきましては、導入前の設備と今回導入する設備の温室効果ガスの排出のそれぞれの理論値での比較となりますが、その比較では、おおむね17%程度の削減になると試算しておるところでございます。  以上でございます。 508 ◯議長(富田竜馬君) 関根議員。 509 ◯1番(関根光浩君) 一応、理論値ということですけれども、温室効果ガスの削減効果については17%を見込んでいるといったところで、温室効果ガスというのは、直接エネルギー量全部ということよりもCO2に換算した値ということでもあると思いますので、こうした数字、理論値ということだと思いますけれども、実際の光熱水費についても削減効果はあると思いますが、そちらのほうの試算はどのようになっているのかお伺いします。 510 ◯議長(富田竜馬君) 図書館長。 511 ◯図書館長(佐藤貴泰君) 今回、大規模改修によりまして施設の設備を更新することで、電気料だけでなくガス・水道も抑えることができると見込んでおります。各年度での猛暑・酷暑といったような気候の状況にもよりますが、平年ベースで考えますと、光熱水費は現時点よりも約30%程度縮減できるものと見込んでございます。  以上でございます。 512 ◯議長(富田竜馬君) 関根議員。 513 ◯1番(関根光浩君) あくまで試算、理論値といったことでもありますので、今後、稼働によっての実績値についてはしっかりまた検証していただきたいというふうに思っております。  ちょっと関連してさらに質問させていただきたいんですが、今回の大規模改修工事によって様々な課題も解決される面もあるかと思いますけれども、新型コロナウイルスの感染拡大ということで、今回、改修後についても安全対策というのは引き続き必要になってくるのかなというふうにも思いますが、例えば書籍消毒機といったものが今出てきておりまして、紫外線の照射がこのウイルスに対しても有用だというような情報もございます。他市においてもそういった要望等出ているということも伺っておりますけれども、こちらについての検討ということがされているのかどうかお伺いしたいのと、また、今後の指定管理の業者の公募に向けましては、こういったものの導入を提案してくる可能性といったことがあるのかどうかお伺いしたいと思います。 514 ◯議長(富田竜馬君) 図書館長。 515 ◯図書館長(佐藤貴泰君) 市民に貸し出す資料の新型コロナウイルス等の安全対策についての御質問と解させていただきました。  現在、地区館3館は、6月3日から入場制限を行いながら館内での貸出しを再開してございますが、市民に貸し出す資料の感染拡大防止対策としまして、返却された本は、72時間、留め置きをしております。また、予約資料を貸し出す際に職員が資料をクリーニングしております。  御質問の書籍消毒機につきましては、本を開いた状態で、議員も御指摘のように紫外線照射し殺菌するという機器でございます。機種によりますけれども、一度に最大のもので6冊まで対応できるというふうに聞いてございます。今回の交付金活用等に向けてもこの書籍消毒機について検討いたしましたけれども、例えば図書館職員が利用する場合、1回に消毒できる冊数が1台当たり6冊ということでございまして、例えば中央図書館で1日当たりに返却される本というのが約1100冊を超えてございます。この1100冊を超える返却本を効率的に処理するには複数台の設置が必要となることや、また今度は、開架室におきまして利用者が使用する場合を想定しますと、利用者が使用する場合には1人当たりの貸出し点数最大20冊でございますので、この20冊を消毒するには数分を要して、場合によって利用を希望する方で列をつくってしまう、密をつくってしまうというような可能性もある点、また、消毒機自体の開口部の底自体の消毒の必要性なども検討した結果、費用対効果の面からも今回導入を見合わせたという経緯がございます。  ただし、今後の新型コロナウイルスの状況ですとか書籍消毒機を導入している他市の図書館の実績というものも注視しながら、今後も御利用者の安全に向けて研究をしてまいりたいと考えてございます。  また、地区館を運営しております現在の指定管理者からは、現在のところ書籍消毒機といった御提案などございませんが、今後も、感染拡大防止に向けて事業者とも連携や相談をしてまいりたいと考えてございます。  以上でございます。 516 ◯議長(富田竜馬君) 関根議員。 517 ◯1番(関根光浩君) 丁寧な説明ありがとうございます。いろいろお話をお伺いしますと、費用対効果の面ですとか、逆に、導入して密になってしまうというような状況等も懸念されるといったこともありました。実際に、一定時間、返却の書籍は留め置いて、職員の方が資料等をクリーニングもされているといったことでもありますので、他団体の状況も勘案しながら検討といっても、今の状況では必要ないのかなというふうにも感じたところではありますが、場合によっては、指定管理業者のほうで安全のアピールといったことでこういったことを提案してくる可能性もあるのかなと思いますので、しっかり情報収集をお願いしたいと思います。よろしくお願いします。 518 ◯議長(富田竜馬君) よろしいですか。  これで質疑を終結いたします。  続いて討論に入ります。       (「省略」の声あり) 519 ◯議長(富田竜馬君) 討論省略と認めます。  これより採決いたします。  初めに、議案第54号 2.市中央図書館大規模改造工事及び高効率設備導入工事の請負契約の締結についてを採決いたします。  本案はこれに同意することに賛成の方の挙手を求めます。        〔賛成者挙手〕 520 ◯議長(富田竜馬君) 挙手多数であります。  よって、議案第54号はこれに同意することに決しました。  次に、議案第55号 2.市中央図書館大規模改造工事及び高効率設備導入工事(機械設備)の請負契約の締結についてを採決いたします。  本案はこれに同意することに賛成の方の挙手を求めます。        〔賛成者挙手〕 521 ◯議長(富田竜馬君) 挙手多数であります。  よって、議案第55号はこれに同意することに決しました。   ─────── ◇ ─────── 日程第36 議案第46号 東久留米市長等の損       害賠償責任の一部免責に関する条例 日程第37 議案第47号 東久留米市個人番号       の利用及び特定個人情報の提供に関       する条例の一部を改正する条例 日程第38 議案第48号 東久留米市税条例の       一部を改正する条例 522 ◯議長(富田竜馬君) 日程第36、議案第46号 東久留米市長等の損害賠償責任の一部免責に関する条例、日程第37、議案第47号 東久留米市個人番号の利用及び特定個人情報の提供に関する条例の一部を改正する条例、日程第38、議案第48号 東久留米市税条例の一部を改正する条例、以上の3議案を一括議題といたします。  市長から提案理由の説明を求めます。  市長。     〔市長(並木克巳君)登壇〕 523 ◯市長(並木克巳君) 議案第46号から議案第48号までについて御説明申し上げます。  初めに、議案第46号は、東久留米市長等の損害賠償責任の一部免責に関する条例についてであります。  本案は、地方自治法第243条の2第1項の規定に基づき、市長等の市に対する損害賠償責任の一部免責について規定するため、新たに条例を制定するものであります。  次に、議案第47号は、東久留米市個人番号の利用及び特定個人情報の提供に関する条例の一部を改正する条例についてであります。  本案は、幼児教育・保育無償化に伴い、行政手続における特定の個人を識別するための番号の利用等に関する法律第9条第2項に基づく個人番号の独自利用を行う事務等について規定を整備するため、条例の一部を改正するものであります。  最後に、議案第48号は、東久留米市税条例の一部を改正する条例についてであります。  本案は、地方税法等の一部を改正する法律の附則において、新型コロナウイルス感染症等に関する地方税の徴収猶予の特例に係る準用規定が設けられたことから、関連する規定を整備するため、条例の一部を改正するものであります。  以上、よろしく御審議のほどお願い申し上げます。 524 ◯議長(富田竜馬君) 以上で提案理由の説明を終わります。  なお、議案第46号に係る監査委員の意見につきましては、皆様に御配付のとおりであります。  次に、議案に対する御質疑ございませんか。       (「なし」の声あり) 525 ◯議長(富田竜馬君) 質疑なしと認めます。  それでは、議案第46号から第48号までの3議案については総務文教委員会に御付託申し上げます。   ─────── ◇ ─────── 日程第39 議案第49号 東久留米市放課後児       童健全育成事業の設備及び運営に関       する基準を定める条例の一部を改正       する条例 日程第40 議案第50号 東久留米市介護保険       条例の一部を改正する条例 526 ◯議長(富田竜馬君) 日程第39、議案第49号 東久留米市放課後児童健全育成事業の設備及び運営に関する基準を定める条例の一部を改正する条例、日程第40、議案第50号 東久留米市介護保険条例の一部を改正する条例、以上の2議案を一括議題といたします。  市長から提案理由の説明を求めます。  市長。     〔市長(並木克巳君)登壇〕 527 ◯市長(並木克巳君) 議案第49号及び議案第50号について御説明申し上げます。  初めに、議案第49号は、東久留米市放課後児童健全育成事業の設備及び運営に関する基準を定める条例の一部を改正する条例についてであります。  本案は、放課後児童健全育成事業の設備及び運営に関する基準の一部を改正する省令の施行に伴い、関連する規定を整備するため、条例の一部を改正するものであります。  次に、議案第50号は、東久留米市介護保険条例の一部を改正する条例についてであります。  本案は、地方税法等の一部を改正する法律等において、新型コロナウイルス感染症等に関する地方税の徴収猶予の特例に係る規定が設けられたことを踏まえ、第1号被保険者の介護保険料について適用するため、条例の一部を改正するものであります。  以上、よろしく御審議のほどお願い申し上げます。 528 ◯議長(富田竜馬君) 以上で提案理由の説明を終わります。  次に、議案に対する御質疑ございませんか。
          (「なし」の声あり) 529 ◯議長(富田竜馬君) 質疑なしと認めます。  それでは、議案第49号及び第50号の2議案については厚生委員会に御付託申し上げます。   ─────── ◇ ─────── 日程第41 議案第51号 東久留米市消防団員       の定員、任免、給与、服務等に関す       る条例の一部を改正する条例 530 ◯議長(富田竜馬君) 日程第41、議案第51号 東久留米市消防団員の定員、任免、給与、服務等に関する条例の一部を改正する条例を議題といたします。  市長から提案理由の説明を求めます。  市長。     〔市長(並木克巳君)登壇〕 531 ◯市長(並木克巳君) 議案第51号は、東久留米市消防団員の定員、任免、給与、服務等に関する条例の一部を改正する条例についてであります。  本案は、東久留米市消防団員の減少等による地域防災力の低下が危惧される状況に鑑み、消防庁長官からの通知及び東久留米市消防委員会からの答申を踏まえ、消防団員の定年に関する規定を削除するため、条例の一部を改正するものであります。  よろしく御審議のほどお願い申し上げます。 532 ◯議長(富田竜馬君) 以上で提案理由の説明を終わります。  次に、議案に対する御質疑ございませんか。       (「なし」の声あり) 533 ◯議長(富田竜馬君) 質疑なしと認めます。  それでは、議案第51号については環境建設委員会に御付託申し上げます。   ─────── ◇ ─────── 日程第42 請願 534 ◯議長(富田竜馬君) 日程第42、請願を議題といたします。  今定例会において所定の期日までに受理した請願は、お手元に御配付のとおりであります。  請願付託表のとおり、それぞれ所管の常任委員会に御付託申し上げます。   ─────── ◇ ─────── 日程第43 諸報告 535 ◯議長(富田竜馬君) 日程第43、諸報告を行います。  まず、柳泉園組合議会について三浦議員にお願いいたします。  三浦議員。     〔13番(三浦猛君)登壇〕 536 ◯13番(三浦猛君) 令和2年第2回柳泉園組合議会定例会の御報告を申し上げます。  第2回定例会は、5月26日午前10時から柳泉園組合会議室で開会され、当市からは、野島議員、村山議員、そして私、三浦と、市側からは市長、環境安全部長が出席しております。  会議では、会期の決定、会議録署名議員の指名の後、書面による諸般の報告、助役による関係市と柳泉園組合の人事異動の報告、行政報告に続き、提出議案1件の審議が行われました。  内容につきましては主要な点に絞って御報告させていただきますことをあらかじめ御了承願います。  初めに、助役より令和2年2月から令和2年4月までの行政報告があり、報告事項は大きく4点ございました。  まず1点目は、宮城県大崎市の災害廃棄物について、受入れを協議するための管理者会議を2月4日、周辺自治会との協議を3月25日に行い、第1回目の受入れ搬入量は5月11日から22日までの10日間で7万5660キログラムであったこと。  2点目は、ごみ処理施設関係で、ごみの総搬入量については1万6982トンで、昨年同期と比べ859トン、5.3%の増加、資源物の搬入量については1302トンで、昨年同期と比べ86トン、7.1%増加したとのこと。また、3月19日にクリーンポートごみピット内にて火災が発生し、消防機関や警察機関による現場検証では火災原因究明には至らなかったこと、及び今回の火災による設備の損傷及び人的被害はなかったとのこと。  3点目、し尿処理施設関係については、搬入総量は226キロリットルで、昨年同期と比較して53キロリットル、19.0%の減少となっていること。  4点目、施設管理関係では、厚生施設の利用状況などについて、新型コロナウイルス感染拡大防止対策のため、3月2日から室内プール・浴場施設・会議室・トレーニング室を休業し、東京都知事による外出自粛要請を受けて、4月8日からは野球場・テニスコートも休業していること。各施設の利用状況を昨年同期と比較すると、野球場に関しては79.6%の減少、ほかの施設は、テニスコートが28.4%、会議室が63.4%、室内プールが65.7%、浴場施設が54.9%、トレーニング室が66.7%の減少となっているとのこと。  最後に、柳泉園クリーンポート長期包括運営管理事業の契約に係る住民訴訟控訴審第1回口頭弁論が4月15日に予定されていたが、新型コロナウイルス感染症拡大防止のため、裁判所の指示により延期となったこと。なお、日程は未定であるとのこと。  以上の報告がありました。  続いて、事務局より指定管理者指定スケジュール(案)について説明があり、この後、質疑に入りました。  質疑では、1、新型コロナウイルス感染症対策の取組について伺うとの質問に対し、答弁は、職員向けに通知書を発出し、感染防止対策の徹底を図っており、職員が発症した場合の対応については、事業継続計画を策定し、交代勤務や時差通勤を許可していること、会議開催については、極力延期し、やむを得ず開催する場合は対策を講じていること、市民に対しては搬入抑制に係る依頼をホームページで行い、業者に対しては営業での来庁を自粛するよう要請しているとのことでした。  2、新型コロナウイルス感染症対策に関して、クリーンポートの安定的な運転確保のための対策について伺うとの質問に対し、答弁は、事業継続計画を4月20日に策定し、感染者が出た場合の人員補充・体制の確保、施設の停止に備えた対応等、事業継続に必要な対応について示していること、運転継続が不可能となった場合には人員補充により運転再開に努めることとしているが、最悪の事態に陥った場合には広域支援要請及び搬入停止を検討しているとのことでした。  3、緊急事態宣言が解除される方向の中で、厚生施設の休業もどこかの段階で再開される時期が来ると思うが、再開する場合、どういう再開の仕方をするのか考えを示してほしいとの質問に対し、答弁は、厚生施設の再開については、スタッフの調整、館内の準備で1週間程度の準備期間が必要であり、来場者にはマスク着用の依頼、受付には飛沫を防ぐためのシートや除菌スプレーの設置、ロッカー等の定期的な消毒、館内の定期的な換気などを行いながら再開を目指していきたいとのことでした。  4、火災に対する防災訓練について、また、市民が直接ごみを持ち込む際のごみピットの転落防止について伺うとの質問に対し、答弁は、柳泉園組合では自衛消防隊を設置しており、厚生施設、不燃・粗大リサイクルセンター、クリーンポートの3施設において、それぞれ年2回の訓練を行っていること、加えて東久留米市の審査会にも職員を派遣しているとのこと。また、ごみピット転落防止対応については、個人の持込みに際しては、職員が同行し、投入に際しても、パッカー車のように直接投入せず、平らな部分に置いてから1点ずつ投入し安全対策を図っているとのことでした。  5、新型コロナが完全に終息していないこの時期に指定管理者への移行について見解を伺うとの質問に対し、答弁は、このような状況でも指定管理者に関して意欲のある数社から問合せが来ており、スケジュールどおり進めていきたいということでした。  6、清柳園について、電気集じん機の撤去工事の入札が不調に終わったことで、今年度中のロードマップ作成への影響が出るか伺うとの質問に対し、答弁は、電気集じん機の入札は不調に終わったが、5月末には再度入札を予定している、ロードマップについては関係3市と協議し、一定の方向性を示していきたいとのこと。  7、同じく清柳園について、コロナの影響で関係市との協議が進んでいないとのことだが、いつのタイミングで協議を行うのかとの質問に対し、答弁は、重要な問題であることは認識しており、関係3市との事務連絡協議会を開きたいが、新型コロナ感染対策の影響で協議できない状況となっていることから、状況を見て手続を進めたいとのことでした。  次に、議案の審議に入り、議案第14号 令和2年度柳泉園組合一般会計補正予算(第1号)について、管理者より、現予算を見直して歳入歳出予算の総額にそれぞれ810万円を追加し、歳入歳出それぞれ26億3246万5000円とする旨の説明があり、続けて、事務局より、歳入は宮城県大崎市の災害廃棄物の受入れに伴う受託事業収入及び歳出の予備費を増額するとの補足説明があり、質疑に入りました。  質疑では、1、宮城県大崎市の災害廃棄物の受入れについて、なぜ県内あるいは東北近県ではなく、東京都、そして柳泉園組合である理由を伺う、との質問に対し、答弁は、処理が進まない中で宮城県から環境省に要請があり、環境省が東京都へ、東京都から区市町村会等へと要請があったことから、柳泉園組合が応じたということでした。  2、施設の休業で施設使用料が減ることについては補正しないのか、との質問に対し、答弁は、今後の状況を見据えた上で、必要があれば対応するとのこと、等の質疑及び答弁がありました。  議案第14号に対する討論はなく、採決が行われ、挙手全員で原案のとおり可決されました。  以上をもって令和2年第2回柳泉園組合議会定例会の報告とさせていただきます。 537 ◯議長(富田竜馬君) ただいまの三浦議員の報告に対し、御質疑ございませんか。       (「なし」の声あり) 538 ◯議長(富田竜馬君) 質疑なしと認めます。  これで柳泉園組合議会の報告を終わります。  次に、全国市議会議長会関東市議会議長会、東京都市議会議長会、東京都北多摩議長連絡協議会、三多摩上下水及び道路建設促進協議会の報告は、お手元に御配付のとおりであります。  報告に対し、御質疑ございませんか。       (「なし」の声あり) 539 ◯議長(富田竜馬君) 質疑なしと認めます。  これで、全国市議会議長会関東市議会議長会、東京都市議会議長会、東京都北多摩議長連絡協議会、三多摩上下水及び道路建設促進協議会の報告を終わります。   ─────── ◇ ─────── 540 ◯議長(富田竜馬君) 以上をもって本日の会議を終了いたします。  これをもって散会といたします。       午後 7時12分散会 Copyright © Higashikurume City, All rights reserved. ↑ ページの先頭へ...