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  1. 東久留米市議会 2020-03-13
    令和2年環境建設委員会 本文 開催日: 2020-03-13


    取得元: 東久留米市議会公式サイト
    最終取得日: 2021-10-03
    ↓ 最初のヒットへ(全 0 ヒット) 1                午後 3時40分開会 【佐藤委員長】  これより環境建設委員会を開会いたします。  委員全員出席であります。  市側より市長、副市長を初め関係職員が出席されております。  議会側より副議長が出席されております。  新型コロナウイルス感染拡大防止のため、今定例会限り市民皆様に対して、本会議、委員会傍聴の自粛をお願いしておりますが、特に希望のある方につきましては、委員会条例第18条第1項により、本委員会傍聴を許可したいと思いますが、これに御異議ございませんか──異議なしと認め、傍聴を許可することといたします。  なお、傍聴席の定員は15人としているところでございますが、今回に限りまして8人としたいと思いますが、これに御異議はございませんか──異議なしと認め、そのようにいたします。  これより議事に入ります。本委員会に付託されております案件は、皆様のお手元に御配付の付託表のとおり、請願1件であります。     ────────────── ◇ ────────────── 2 【佐藤委員長】  2請願第6号 資源ごみ回収方法見直しを求める請願を議題といたします。  本件につきまして、特に市側見解があれば求めます。 3 【下川環境安全部長】  それでは、2請願第6号につきまして、市側見解を申し述べます。  本市におきましては、平成29年10月より家庭ごみ有料化を開始し、2年半が経過しようとしているところでございます。  そうした中、瓶・缶・ペットボトルなど資源物は、戸建て住宅においては、透明または半透明の袋に各資源物を入れた上で排出をお願いしているところでございますが、レジ袋を初め、トイレットペーパー、キッチンペーパー、お米の袋等、中身が見える袋を御利用いただいており、引き続きの御協力をお願いしたいと存じます。  市では、資源物を袋に入れずに排出した場合には、風などで飛ばされて事故発生原因収集作業員のけがの原因になるだけでなく、収集効率の低下にもつながり、収集時間を初めとした収集コストに大きな影響が出るものと考えております。  また、家庭ごみ有料化導入後、ごみ減量化資源化理解が少しずつ広がっており、排出方法が浸透しつつある現時点において、資源ごみ回収方法を見直すことは、市民皆様におかれましても混乱を招くおそれもあるものと考えております。  こうしたことから、直ちに見直すことは考えておりませんが、国や東京都、他市の動向に注視しながら本市における家庭ごみ有料化事業の適正な運用に努めてまいります。 4 【佐藤委員長】  これより2請願第6号に対する質疑を行います。質疑のある方は挙手願います。 5 【中野委員】  3点お願いいたします。  こちらにポリ袋を購入しなくてはならない事態も出てきているという記述があるんですが、今ほど部長がおっしゃったような、うちは、けさは瓶はクリーニングの袋に入れて出したんですが、そういった周知というのは御理解いただいているのかどうかということが1点。
     もう一つ、うちは学園町なんですが、これまでですと、大体9時前後に収集がされているんです。ところが先週から収集が急に午後になったんです。以前は、私が一般質問で伺ったときは、基本的には収集時間が変わることがないだろうという話だったんですが、近所の方も大変びっくりしていまして、うちなども9時に出るものですから、ポリバケツというか、ケースに入れずに袋ごといつも出しているんですが、カラスにやられまして、袋が1つ無駄になったということがあるんですが、それは仕方ないんですけれども、なぜごみ収集時間が変わったのかということをお伺いしたい。  3点目、けさほどやはりごみを出していましたら、ごみ袋が不良品でして、手の、圧着されている部分がされていないというところがありまして、恐らく印刷とかを見ますと、ずれてしまって、それで手のところが圧着されずにあるということなんだと思うんですが、もしかすると、こういう不良というのがあると思いますし、全くゼロにはならないと思いますし、もう一つ、もし重大な欠陥だとすると、全く印刷がされないものが出てきてしまうのではないかという部分があって、その場合、それはとにかくなるべくなくしてくださいというのが大前提ではありますけれども、仕方のないことなのか。出てしまったときは、では、どうすればいいのかと思いまして、ポリ袋を扱っていただいているお店などにどのようにお話をしているのかということをお伺いいたします。 6 【後藤ごみ対策課長】  3点の御質問でございます。  まず、ほかの袋の利用についての周知がなされているかという点についてでございます。こちらは、有料化実施の際にも御説明させていただいておるのとあわせまして、市民皆様におかれましては、生活ごみ資源物の出し方というパンフレットもお渡しする中で、また日々の収集の中で、作業員質問があればお答えするという形で、直接の御説明、紙による御説明、そういったものもさせていただいているところでございます。  2点目の収集時間が変わるということ、時間がなぜ変わったのかということでございます。収集は大部分委託事業者にお願いしております。事業所でもそれぞれの社員の方の動きと考えというのもありますが、基本的には同じようなルーチンの中で動いているものと考えております。しかしながら、収集車両ごみが予定以上に積まれてしまった場合には、中間処理施設である柳泉園組合に搬入するという作業がございます。また、お昼の時間と休憩時間等の関係もありまして、また途中から開始するということよりも、比較的近いところから入るというケースもあろうかと思います。  今回、委員におかれまして、収集時間が変わった結果、袋が、多分カラスかと存じますが、もしくは猫かと思いますけれども、無駄になってしまったという点については申しわけなく思うところですが、収集時間につきましては、一定の時間というものをお約束はできない、難しい状況であるということを御理解いただきたいと存じます。  最後の、袋の不良品についての市としての対応ということになろうかと思います。通常であれば、買ったお店等のということになるのかと思いますが、この点につきましては、市といたしまして、ごみ処理手数料をお支払いいただいた方に対しまして、袋を交付するという手続の形をとらせていただいておりますので、市といたしましては、そういった場合には御連絡をいただきまして、直ちにその状況を確認させていただきまして、新しいものと交換させていただきたいと考えております。御面倒ですが、御連絡をいただきますようお願い申し上げます。 7 【中野委員】  2点目なんですけど、ごみ収集時間なんですが、実はうちの母が、収集される方にお会いしたので伺ったらば、今、市の方が様子を見るために収集しているので、時間が、今月いっぱいと言いましたか、変わったというお話を伺ったんです。それで私が今回確かめたんです。その点が本当にそうなのかどうかということをお願いいたします。  ごみ袋の不良につきましては、買ったところで、皆さん、不良があったら聞くと思うんです。そのときに買ったところで、では、済みません、市に直接問い合わせてくださいとちゃんとお伝えするようになっているのか、本当はできれば買ったところで何らかの手当てというか、替えていただくなりということのほうが親切だとは思うんですが、その点についてお願いいたします。 8 【後藤ごみ対策課長】  2番目の収集部分、市の職員が対応しているのかということでございます。市では、市民皆様収集方法なり分別の方法なりというのを直接、現在お話しさせていただいている、収集しながら説明させていただいているという状況がございます。委員の御自宅の地域につきましては、今月に関しまして市の職員収集にかかわっているというのは事実でございますので、時間につきましては、収集しながら、御説明しながらということもございます。この点を御理解いただきたいと思います。  3番目、私の言葉が足りずに申しわけございません。確かに買われたところでというのは、1つあろうかと思います。しかし、同じような商品がその中に含まれている可能性もございます。まずは、御面倒ですが、市に御連絡いただきまして、きちっとしたものをぜひお渡ししたいと思いますし、おわび申し上げたいと思います。御面倒ですが、市に御連絡をお願いしたいということを繰り返し申し上げます。 9 【中野委員】  多分職員の方が、たまにいろいろな場所で状況を見るということで、やっていただくのはとてもいいことだと思っております。収集業者に全てをお任せしているというよりは、そうやって状況を見ながら収集しているということは、とても評価はしたいと思っております。時間がそれで変わったということは、その事実を知れば理解はできることですし、できれば母が話を伺ったときには、また元の時間に大体戻りますということを伺ったので、御近所の方にもそのようにはお伝えしたんですが、なかなかそういうことが行われているということがわからないと非常に不安なのかと。今度は午後に今来ている、では、午後に変わったんだから、午後に出せばいいと、本当はそれではいけないんですが、そういった場面もあろうかと思いますので、その辺をどうしたものかと私自身も思ってはいます。  それから、ごみ袋の不良に関しては、だからお店に行って、お店でこういうのがあるんだけど、どうしようかしらといったときに、お店の方ができればちゃんと市に直接御連絡していただきたいということをお伝えするようにはしていただきたい、そのように思っておりますので、よろしくお願いいたします。 10 【北村委員】  では、本請願について紹介議員というところで何点か質問させていただきます。  まず、今回の請願で、回収方法見直しを求める請願というところで、市の御答弁としては、見直すつもりはないということでしたけれども、今後社会状況などによってという話もありましたけれども、今後の瓶・缶・ペットボトル回収方法については、現段階ではないとしても、今後変えていく余地といいますか、そういったところは今後もあるのかというところをまず確認したいと思います。  2点目ですけれども、7月からレジ袋有料ということになっております。中には有料にならない袋もあったり、紙袋なんかはそういう対象ではないということでしたけれども、このことについて、詳細について何か国などから情報などがもしあれば、あるいは市における影響などがもしあれば教えていただきたいと思います。  3点目、他市の収集方法状況はどうなっているのか。例えば瓶・缶・ペットボトルという資源物が、本市では、袋に入れて出すというところですけれども、そうではない方法で戸別収集しているところもあるのかどうかについて、その辺の情報がもしわかるようであれば伺いたいと思います。  そして、4点目ですけれども、有料化の検証結果についてお聞きしていきたいと思います。  先日提供いただいた有料化の資料を見まして、その後追加で出てきた資料の中なんですけれども、夾雑物の量と資源物回収量というものが、平成27年度、容器包装プラスチック回収量が1411トンなのに対して夾雑物が27.7トン、翌28年度が、プラスチックが1494トンに対して夾雑物が28.9トン、平成29年度になると、容器包装プラスチックは1739トンに対して夾雑物が102.4トンにもなっているんです、前年度の3倍以上です。これがまた翌30年度になると、容器包装プラスチックが1640トンなのに対して夾雑物が187.1トンと、これもかなり急増していると言っていい状況だと思います。ふえた理由といいますか、そういったところの分析について、わかるところを教えていただきたいと思います。  そして5点目ですけれども、ふれあい収集について伺っていきたいと思います。  市長施政方針演説の中では、試行実施を目指すというところでしたけれども、高齢者に対するごみ出し支援については、国がこれを補助していくという話も以前ありましたけれども、国の動向などについて、もしわかるところがあれば教えていただきたいと思います。  以上、5点お願いいたします。 11 【後藤ごみ対策課長】  1点目です。今回請願を受けまして、資源物回収方法について検討していく余地があるのか、するのかとの御質問でございます。先ほど部長市側見解で述べましたように、ごみ有料化導入ごみ減量化資源化理解は少しずつ広がっている状況にございます。排出方法が浸透しつつある現時点において、資源物回収方法を見直すというのは、市民皆様におかれましても混乱を招くおそれがあるとも考えてございます。こうしたことから直ちに見直すということは考えておりませんが、国や都、他市の動向を注視しながら、本市事業における適正な運用に努めてまいりたいということを考えております。  2点目、国からの情報ということでございます。国では、今回のレジ袋有料義務化に際しまして、ガイドラインというのを示してございます。こちらの中では、有料義務化についての目的であるとか、もしくは対象になるものとならないものを示しております。いずれにいたしましても、日常生活の中においてレジ袋自体というのは、流通量としては少ないけれども、まずはきっかけということでの取り組みが記載されております。  続いて、3点目、他市の状況についてでございます。以前もお話し申し上げましたが、当市と同じような排出の仕方をしておる自治体というのが、当市を除きまして4市ございます。4市ですが、電話等での聞き取りになりますが、現状のとおりということで、変える予定はないと伺ってございます。  4番目、平成30年度の検証結果についてでございます。夾雑物のふえた理由についてということでございますが、以前には本来容器包装プラスチックとして排出可能であったにもかかわらず、不燃ごみとして排出されていたものがございました。こちらが容器包装プラスチック用の袋で排出されるようになってきたということであります。そういった中に、汚れがついた状態の容器や、文具やおもちゃなどのプラスチック製品というものが混入している割合というのがふえてきていると伺っております。こうした結果が夾雑物の増加につながったのではないかと考えてございます。  ふれあい収集に関してでございますが、こちらは国の動向ということでございます。ごみ出しが困難な状況にある世帯の支援について、令和2年度中での当市におきまして試行実施をということで、お話し申し上げているところかと存じます。国でも、高齢化社会に対応した廃棄物処理体制構築検討業務というのを予算化する中で、今、ガイドラインについて検討されていると伺ってございます。  国の動向としましては以上でございます。 12 【北村委員】  1点目の今後の見直しの検討については、現段階では排出方法が浸透しつつある段階ということで、見直しはまだということでした。そうはいいましても、いずれかの段階では市民の方々に排出方法が浸透していく時期というものはいつか来るのではないかと思いますけど、それがいつなのかというのは、なかなか判断がしづらいかと思います。では、浸透してから回収方法について見直そうとか、そうなると、また、それはそれで時間もたってしまうのかと思います。もちろん振り返りの中で、排出方法についていろいろと試行錯誤、調査研究しつつも、ごみ減量方法などとあわせて、いろんな方法有料化が始まってようやく2年半ということでしたけれども、まだまだ見直す必要はあるのかと思います。  レジ袋有料化については、ガイドラインが示されたとのことでした。今いろんな店舗なんかでも既にレジ袋有料なところも結構多くなっています。私も買い物をする中で、レジ袋有料だから、きょうはもらわないで帰ろうとか、もらわないでそのまま商品を受け取ろうとか、そういった状況も今結構あるのかと思います。そうなりますと、請願にもあるとおり、瓶・缶・ペットボトルを出すために有料の袋をもらって、瓶・缶・ペットボトルを入れて出す、あるいはそのための袋を買うとか、そういった状況もあるのかと思います。お話だと、お米だとか、キッチンペーパーなんかの袋に入れて出してもいいですということもありましたけれども、先ほど中野委員からも、そういったお話が出まして、周知方法が、パンフレットなんかで周知をされているというところでしたけれども、まだまだそういったところを御存じない市民の方も中には多くいらっしゃるのかと思います。  これとあわせて、先ほどの夾雑物のところに飛んでしまうんですけれども、夾雑物に関しても、プラごみが十分分別されないでこれだけふえているという状況があるんだと思います。そういったところの市民への周知です。プラスチックだけどこれは出してはだめですとか、あとは夾雑物にならないような方法ですとか、そういったところの十分な周知をこれまで以上にしていく必要があるのではないかと思います。レジ袋以外でも出すことができるような方法、あとは、容器包装プラスチック夾雑物に関しての周知方法など、今後そういったところをぜひとも重視してほしいと思いますけれども、そのことについての見解を伺います。  それと、他市での収集方法についてですけれども、私も調べたところ、戸別収集しているところで、西東京市なんかは、資源物なんかはかごで出してもいいということでした。かごで出すと、どうしても収集に時間がかかってしまうというお話でありましたけれども、そういった他市の状況なんかも調べていただいて、何とか時間がかからないような方法をぜひとも考えていただきたいと思います。  最後のふれあい収集については、国のガイドラインなど、そういったところが出ているとのことでしたけれども、本市も今年度中の試行実施ということで、もし我が市でふれあい収集をやるとしたら、国のガイドラインに沿った形になるということでしょうか。それとも市の独自の、市に合った形になるのかということはいかがでしょうか。伺います。 13 【後藤ごみ対策課長】  まず、夾雑物等を含めて、市民への周知についてということでございます。これまでも市民への説明をさせていただいたところですが、さらにそこについては努めてまいりたいと考えております。  2点目のふれあい収集ということでございますが、国では、高齢者等世帯ごみ出し支援ということでございますので、こちらについて総括質問の中でも市長が述べたとおり、国や他の団体の動向に注視していくとともに、本市において持続可能な支援の仕組みの構築に向けて慎重に進めてまいりたいということを考えてございます。 14 【北村委員】  市民への周知は、今頑張っていくということですが、まだまだごみの出し方はいろいろと皆さんに知っていただいて、分別してもらう必要があるかと思います。こちらも分別をお願いする立場ですから、例えばこういう方法が出しづらいとか、今、瓶・缶・ペットボトルを袋に入れて出すのはどうなのか、そういった意見なんかも、情報のやりとりをする中でぜひとも検討していただければと思います。  今もちろん市としてごみを減らすというところは大事ですけれども、市民の側からもなかなかごみを出さないという意識向上も今必要なのかと思います。そういうところで、レジ袋を受け取らない、そういったところで皆さんやって、そうやって少しでもごみを減らそうということもしていらっしゃるのかと思います。今、袋でのみ資源物を出す方法ですけれども、そうではなくて、もうちょっと袋を必要としなくても出す方法も市として考えていただければと思います。  最後、ふれあい収集についてですけれども、やるという方向ではありますけれども、実施方法については、まだまだ調査なんかもされている段階なのかと思います。国の補助なんかも、もし、こういう方法でなければ得られないとなった場合に、では、その形にあわせてやろうとなった際に、本当に必要とされている方が、ふれあい収集対象から外れてしまう、そういった可能性もあるのではないかと考えてしまいます。そうならないような支援の形、それを必要とされている方からしっかりと意見を聞いて、適切な収集の形態となるように要望とさせていただきます。 15 【佐藤委員長】  ほかに質疑のある方はいらっしゃいませんか──これをもって質疑を終結いたします。  続いて、2請願第6号について討論を行います。 16 【沢田委員】  2請願第6号につきましては、趣旨採択の動議を出させていただきます。よろしくお願いいたします。 17 【佐藤委員長】  ただいま沢田委員から、2請願第6号については、趣旨採択されたいとの動議が提出されました。本動議を先議いたします。 18 【沢田委員】  この請願につきましては、過去に同じ内容で2度提出されておりまして、そのときにも私は趣旨採択の動議を出させていただきました。そのときから状況等は余り変わっていないと思います。  ことし7月から有料化がスタートする、ポリ袋がスタートするということになっておりますので、それから先の話は、確かにその袋をもらわないという消費者の方も数多くいらっしゃるかとは思うんですけども、一方で、今の収集体制というのは、まだ3年目になっておりまして、先ほど行政側から説明がありましたように、ようやくなれてきたということもあります。  もう一つは、そもそも有料化というものがスタートした背景というのは、ごみ処理の費用が多額にかかっているという現状がある、総額で約16億円という費用がかかっているということから、市民皆様から御理解をいただくために袋を買っていただく。買うお金というのは、買っていただく理由というのは、処理費の一部を負担していただくということです。これが最大の目的というか、少しでも、排出の量に応じた御負担をいただく、処理費用をいただくという背景があって有料化をスタートしたということがありますので、今の収集方法を変えるときに、例えば収集体制の変更だったり、あとは、今は2名体制で頑張っていただいていますけども、これが例えば3名体制になると、極端に言うと当然委託費も上がるわけですから、総体的なごみ処理の費用がまた上がるということになりますから、ですから、その点は、これから当然ごみ対策課も努力されるかと思うんですけども、今の段階では急速に変えていくということは現時点では難しいだろうと思います。  しかしながら、請願者の意図は一定理解ができるということでありますので、趣旨採択を主張させていただければと思います。よろしくお願いいたします。 19 【佐藤委員長】  本動議に対して御意見はございますか。 20 【島崎(孝)委員】  私は、趣旨採択ではなくて、不採択の立場で意見を述べたいと思います。  先ほど沢田委員もおっしゃられましたように、昨年2回ほぼ同内容の請願をいただいておりますが、そのたびにも御説明しましたとおり、現行の収集体制において構築されている収集コストが大幅に変更になる可能性が高いだろうということがありますので、収集コスト収集方法を安定させる過程、先ほどありましたように2年半を経過して、ようやく周知が徹底してきている段階かと思いますので、こちらの方法をまず徹底していき、その成果をまず見ていくことが必要ではないかということです。かつ、コスト増というものに対してどう考えるかということに関しては、慎重な検討が必要だと思いますので、こちらの請願に対しては反対させていただきます。  また、先ほども御説明の中にもありましたけれども、実際に御利用されている方もいらっしゃいました。私は余り実はよく存じていなかったんですけども、有料の袋だけではなくて、キッチンペーパーとかトイレットペーパーとか、お米の袋とか、そういったさまざまな手段で対応可能であれば、そちらの周知徹底ということをできるだけ図っていただいて、まず現行の制度で成果が徐々に出つつあると思いますので、それを継続していくことが必要だと思いますので、こちらの請願については反対とさせていただきます。 21 【富田委員】  3回目の審査でありますけれども、私も先ほど沢田委員が御提出された趣旨採択の動議に賛同する立場で意見を申し述べさせていただきます。  先ほど来出ているとおりですけれども、私も確かに、ペットボトル・瓶・缶を出す際に、わざわざ袋を購入しなければならないというのはどうなんだという、そういう請願の趣旨については理解するところなんですが、この間の議論を伺っておりまして、収集体制に大きく影響が出る可能性がある。例えばかごで出せば、それを収集する側の立場というのも一定考えなければいけない。今後廃棄物減量の計画の見直しであるとか、審議会を招集して、また御議論いただく機会もあろうかと思います。収集体制全般について御議論いただく場もあると思いますので、その段階でこういったことも含めて収集体制全般で御議論いただきたい、このように申し上げて、趣旨採択に賛同とさせていただきます。 22 【引間委員】  私は、趣旨採択ではなく、反対という立場で意見を述べさせていただきます。  前回の請願については、私も趣旨採択にさせていただいたんですけども、いろいろ市側も努力されているというか、そういったところも市側見解をおっしゃっていただいたところから見受けられます。もちろん海洋プラスチックごみ問題に関しては、注視していってもらいたいですし、また他市や国や東京都の動向には迅速に対応していってもらいたいと思っております。ただ、この請願ごみ回収方法を見直すというところは、2年半の現在の回収方法で、やっと市民の方がなれてきたというところで、また変えるというところで混乱を招くのかという考えから、反対とさせていただきます。 23 【北村委員】  本請願については、趣旨採択ではなく採択すべきとの立場から意見を述べさせていただきます。  レジ袋有料化が7月より始まります。昨年12月に経済産業省と環境省が出しましたプラスチック製買い物袋有料化実施ガイドラインによりますと、背景として、資源・廃棄物制約や海洋ごみ問題、地球温暖化という生活環境や国民経済をおびやかす地球規模の課題が一層深刻さを増しており、これらに対応しながらプラスチック資源をより有効に活用する必要が高まっていると書かれております。プラスチック製品による海洋汚染のほか、石油からプラスチックを生成する段階でのCO2を抑制しまして地球温暖化を防ごう、こういった流れも今生まれてきているところです。  ビニール袋だけではなくて紙袋で商品を提供している店舗もふえておりまして、こういった商品を包装するプラスチックも今後減っていくのではないかと考えられます。レジ袋有料になれば、瓶・缶・ペットボトルを出すために有料レジ袋を使うか、そのための袋を買わなければならない、そういった方も生まれてくると考えます。  レジ袋以外にも、お米ですとか、キッチンペーパーなんかの袋も使って出せるというお話でしたけども、それもいつでも家にあるというわけでは多分ない、必ずしもあるというわけではないのかと思います。週1回の戸別収集というところで、瓶・缶・ペットボトルを出せるというのであれば、毎回出したい、そういう世帯も中にはいらっしゃるのかと思います。  以前の環境建設委員会では、回収に使われたビニール袋は、中間処理施設で資源と分けられて夾雑物となりまして、不燃ごみとして柳泉園でサーマルリサイクル化されるということでしたけども、これらも方法によって幾らか減少させることができるのではないかと考えます。  袋を使わない場合の収集効率が落ちるというお話でしたけど、他市でも戸別収集でかごによる収集をしている市もあるということです。そうした市を参考にして、収集方法見直しの検討をすべきと考え、本請願については採択すべきとの意見といたします。 24 【中野委員】  私は、不採択ということで前回判断させていただいたので、今回ごみ収集時間が変わったということで、関連質問になってしまって、大変申しわけなかったんですが、ただ、これで確認できたことというのが、市が一定ちゃんと利用者任せではなく、収集を実際にしてみて検証されているということがありますので、そういったことで情報を集めながら検討は続けていっていただきたいと要望はいたしますが、大変努力はされているということを評価させていただきたいと思います。  それから、ごみとして出せば、要するにプラごみになってしまうものは瓶・缶・ペットボトルの袋として出せば、それはごみと直接にならないので、そういった意味ではそういった工夫をしていくべきなのかと。どう考えても包装のビニールというのは、なくならないと私は思っておりますので、そういった意味で現段階では、この方法で少しそのままやっていただいて、引き続き検討はしていっていただきたいと思っております。 25 【佐藤委員長】  お諮りいたします。2請願第6号については、ただいまの動議のとおり趣旨採択し、市長に送付すべきものと決することに賛成の方の挙手を求めます──挙手少数であります。  よって、2請願第6号を趣旨採択されたいとの動議は否決されました。  これより2請願第6号を採決いたします。2請願第6号 資源ごみ回収方法見直しを求める請願を採択し、市長に送付すべきものと決することに賛成の方の挙手を求めます──挙手少数であります。  よって、2請願第6号は不採択とすべきものと決しました。                  〔賛成少数〕     ────────────── ◇ ────────────── 26 【佐藤委員長】  以上をもって、本委員会に付託された案件の審査は全て終了いたしました。  ここで暫時休憩いたします。                午後 4時20分休憩                午後 4時21分開議 27 【佐藤委員長】  休憩を閉じて再開いたします。  閉会中の継続調査を議題といたします。  本件は、所管事務の調査についてであり、本日決定をいただき、会議規則第97条の規定により、委員長から議長に申し出て、本会議最終日に議決いただくものであります。  期間は令和3年3月31日までであり、調査内容については、お手元に御配付のように、1、防災・防犯対策、消防行政について、2、環境保全について、3、自然の保護と回復について、4、公園緑地、遊び場の整備について、5、ごみ対策について、6、都市計画について、7、住宅政策、都市交通対策について、8、道路、河川の整備について、9、下水道事業について、以上9件として決定し、閉会中の継続調査として議長に申し出ることに御異議ございませんか──異議なしと認め、そのように申し出ます。  これをもって環境建設委員会を閉会いたします。                午後 4時22分閉会            環境建設委員長   佐 藤 一 郎 Copyright © Higashikurume City, All rights reserved. ↑ ページの先頭へ...