東久留米市議会 > 2020-01-24 >
令和2年議会運営委員会 本文 開催日: 2020-01-24
令和2年議会運営委員会 名簿 開催日: 2020-01-24

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  1. 東久留米市議会 2020-01-24
    令和2年議会運営委員会 本文 開催日: 2020-01-24


    取得元: 東久留米市議会公式サイト
    最終取得日: 2021-10-03
    ↓ 最初のヒットへ(全 0 ヒット) 1                午前 9時30分開会 【篠宮委員長】  これより議会運営委員会を開会いたします。  委員全員出席であります。  議会側から議長、副議長が出席されております。  委員会条例第18条第1項により本委員会傍聴許可したいと思いますが、御異議ございませんか──異議なしと認め、傍聴許可することといたします。  これより議事に入ります。  議会運営における懸案事項について(諮問)を議題といたします。  本日は、お手元御配付のとおり、1 市議会会議規則市議会傍聴人整理規則等見直しについて、2 議員報酬政務活動費について、3 議会傍聴への配慮について、1)市議会開催案内看板設置について、2)子どもや乳幼児連れ傍聴者への配慮についての協議を行い、時間を見て、4 議会基本条例制定に向けた特別委員会設置・長側の反問権について、5 委員会インターネット録画放映についての協議を行いたいと思います。  ここで、事前に配付しております資料について議会事務局長の説明を求めます。 2 【荒島議会事務局長】  御配付資料につきましては、配付資料一覧にございますとおり5種類となってございます。  まず、諮問事項1 市議会会議規則市議会傍聴人整理規則等見直しについてに関する資料といたしまして、資料1は、その見直しにつきまして、10月21日の議会運営委員会で御協議いただいた状況をまとめたものとなってございます。なお、正副委員長協議してたたき台を示すとなったものや、その他、他市の例を参考に変更するとなっているものについては、例としてお示しさせていただいております。  それと、加えまして、まことに申しわけございませんけれども、この資料1の2ページ中段にございます東久留米市議会傍聴人整理規則第3条で「車椅子使用者席」の名称を変更するとしており、例を示させていただいてございますけれども、実はその前の第2条につきましても「車椅子使用者席」ということで表記がございまして、読み上げさせていただきますと、第2条「傍聴席は、一般席車椅子使用者席及び報道関係者席に分ける」。第2項「傍聴席の定員は、一般席70人、車椅子使用者席4人及び報道関係者席10人とする。ただし、議長が必要と認めた場合はこの限りでない」ということで、「車椅子使用者席」という表記が第2条にもございましたので、第2条につきましても同様な形で変更例として挙げさせていただきたいと思います。漏れがございましてまことに申しわけございませんでした。  続きまして、資料2でございます。資料2につきましては、会議規則第52条及びこれを準用する第60条にかかわりまして、26市の会議規則質疑回数、これがどう規定されているかをまとめたものとなってございます。このまとめた結果といたしましては、2回としている市が11市、3回としている市が9市、回数規定を設けていない市が4市、その他が2市となっている状況でございます。  続きまして、資料3でございます。こちらにつきましては、令和元年9月に昭島市議会におきまして26市の本会議委員会における写真動画撮影に関する調査を行いまして、まとめられたものが送られてまいりましたので、御配付をさせていただくものでございます。3ページ目の合計欄を見ますと、「写真動画とも許可」が6市、「原則許可をしていない」が20市となっているところでございます。  次に、諮問事項の3、議会傍聴への配慮についてに関する資料といたしまして資料4、議会傍聴への配慮につきましては、11月18日の議会運営委員会で御協議をいただいた中で、案内看板設置に関しまして、コストや工数、あき具合等を調査ということでございましたので、その調査した内容につきましてを、まずは1)の市議会開催案内看板設置についてというところでまとめをさせていただきました。続いてその下の2)につきましては、3階の各スペースにおきます面積や、スピーカーや端子の有無などをまとめたものとなっているものでございます。  続きまして、諮問事項の第5、委員会インターネット録画放映についてに関する資料といたしまして、資料5、全員協議会室全体図及び撮影テストでございますけれども、全員協議会室につきましては、横に傍聴席がございまして、それらを考慮する必要もあることから、全体図のところの左側に1)から4)まで撮影位置で示しておりまして、この位置で撮った場合にどのように映るかをテストしたものをその次4枚示しているものでございます。  以上がお配りさせていただいた資料の大まかな説明でございます。  それと、反問権に関する調査が、資料番号はついてございませんけれども、新たに立川市議会からまとめられたものが送られてきましたので、これについても御配付をさせていただいたというところでございます。 3 【篠宮委員長】  以上で説明を終わります。  これより協議に入ります。
     初めに、1 市議会会議規則市議会傍聴人整理規則等見直しについての協議を行います。  前回協議を踏まえまして、改めて御協議をいただきたいと思います。協議に当たっては、資料1、諮問事項1 市議会会議規則市議会傍聴人整理規則等見直しについての検討結果に沿って協議を進めていきたいと思います。  それでは、東久留米市議会会議規則から協議に入ります。  まず、第48条について、こちらは前回協議で、資料1にあるとおり、規定中、「自己の議席番号を告げ」の部分を削り、「会議において発言しようとする者は挙手をして『議長』と呼び、議長許可を得なければならない」と改めるという結論になっております。そのような形に条文を改めたいと思いますが、よろしいでしょうか──それでは、そのような形で条文を改めることといたしました。  続いて、第52条について、こちらは前回協議で保留とし、他議会状況を調べ、今後検討するとなっておりますので、改めて協議を行います。  それでは、52条について各委員の御意見を求めます。 4 【村山委員】  資料の御調製ありがとうございます。  私の認識としては、この52条に基づいた議会運営はこの間行われていないのかなというふうに思います。質疑でということですので、主に例えば行政報告に対する質疑とかが想定されるんだろうと思うんですけれど、3回目に手を挙げた議員がいた場合、議長が「いや、3回目ですので」と、「2回までですので」というふうな運用はこの間なかったというふうに思います。柳泉園組合議会などは、行政報告があって、それに対する質疑が3回までというルールになっていて、これはそのとおり運用されているんですね。ですので、議員の側は、時間制限はないものの、回数制限のもとでその範囲で工夫して質問をすると、そういう運用になっているというふうに認識をします。  それで、東久留米市議会においてこの52条に基づいた運用をする必要性は全くないというふうに私は思いますので、この条文については、おそらくどの方が議長になっても、あるいは質疑のやり方、いろいろ想像してみたんですけれど、こういう質疑をやったら議長がこの条文を使って運営をするかなとかいろいろ考えたんですが、この2回でというふうに条文に基づいた運用というのはちょっとイメージできませんでした。現状もこの条文に基づいた運用というのもされていないというふうに思いますので、この機会に条文自体をなくしてしまうというのも一つの対応の仕方かなというふうに思います。 5 【野島委員】  今、この条例そのものをなくしたほうがいいという御意見をいただいたんですけれども、やっぱり議会ですので、一定ルール制限がないと、議事運営ところでもそれぞれの議員がそういう形でやっていくと非常に困難な状況が認められることから、各市を見ると2回か3回という形でルールを決めておりますので、やっぱり一定現状ルールのもとに、そういう中で議長のいろんな状況を見ての考え方で、そういう形のルールは必要だと思います。 6 【三浦委員】  まず、先ほど村山委員が言ったように、現状では回数にこだわっていない状況であるということですね。もともと回数制限をやっているというのは、時間が無駄にかからないようにとか、円滑な審議のためにというものがあると思います。今、一般質問はもちろんのこと、各常任委員会も含めた予算特別委員会も、一定の目安時間というのを委員長から伝えているということがあります。行政報告の際は目安時間というのは伝えてないと思いますので、ある意味、無制限になっている形もあると思います。なので、円滑な、要は、予定どおりに進める前提での時間配分が明確であれば回数にこだわることはないというふうに考えておりますので、そういったものを想定した上で最終的な結論を決めるべきだというふうに思っております。 7 【間宮委員】  私は、現状の中で、今、実際にはこういう規定があったわけですけれども、実情の運営の中ではそういった回数制限というのは設けられているとは、申しわけないんですが、承知もしていなかったというか、周知もしていなかったという部分はあります。特に行政報告等については、その場で見てやっていくというところもある中で、やはり議論を深めていくためには一定程度繰り返しになる──答弁の側も、おそらくぱっと答えられないケースも多いですし、私は、現状制限がない中で議会としてはやってきているという実情を踏まえて、52条については回数を設けないということでいいのではないか、先ほど村山委員のほうからこの条文そのものを削除していいのではないかという話もありましたが、それでいいのではないかというふうに考えます。 8 【梶井委員】  私もこれまで、いつから始まったのかよくわかりませんけれど、経験上は、実質回数制限なしでこれまでもずっと議会運営されているので、あえて変える必要もないのかなというのもありますし、もし野島委員がおっしゃるように制限がある程度必要であるというならば、資料の国立市のほうで、「議長が必要があると認めるときは、同一の議員につき、同一議題についての質疑回数制限することができる」という規定もありますけれど、こういう表記の仕方であればそれも一つの考えかなとは思います。基本的には、回数をあえて厳格に制限して運用することは、現状、必要はないのかなというふうには思います。 9 【篠宮委員長】  ただいま各委員意見を聞きますと、回数制限を設けないという部分と、回数制限は必要という部分、それと時間を考慮してその辺も検討と、3通りの御意見が出ております。これを集約したいと思いますが、いかがですか。  暫時休憩します。                午前 9時47分休憩                午前10時05分開議 10 【篠宮委員長】  休憩を閉じて再開いたします。  各委員から御意見を伺いました。3つの意見が現在出ておりますので、今回の答申については、運用条文も変えず、現状のままとすると、そのような判断にいたしたいと思います。なお、時を見て調査・研究の必要があると、その辺は含ませていただきたいと思いますので、そのような判断でよろしいでしょうか──それでは、そのようにいたします。  続いて、第66条及び第72条について、これらは前回協議で、現状を踏まえて見直すことで正副委員長協議し、たたき台をお示しするという結論になっております。  改正案といたしましては、資料1の例にあるとおり、第66条の「起立」の後に「又は挙手」を、「起立者」の後に「又は挙手者」を加え、第72条の「起立」の後に「又は挙手」を加えてはどうかと思いますが、いかがでしょうか。よろしいでしょうか──それでは、第66条及び第72条については、そのような形に条文を改めることといたします。  続いて、第102条について、こちらは前回協議で、既に解釈・運用趣旨採択のことが書かれているので、現行のままとするという結論となっておりますので、現行のままということでよろしいでしょうか──それでは、現行のままといたします。  続いて、第103条について、こちらは前回協議で、第103条の解釈・運用趣旨採択部分を追加するという結論になっております。そこで、資料1にあるとおり、解釈・運用に「趣旨採択とした請願についても送付し、その処理経過及び結果の報告を請求している」という文言を追加してはどうかと考えていますが、いかがでしょうか──それでは、第103条については、解釈・運用趣旨採択部分を追加することといたします。  続いて、第104条について、こちらは前回協議で、諮問事項6「陳情を委員会に付託し、審査することについて」と関連するので、その検討の後に改めて協議するという結論となっておりますので、そのような形でよろしいですか──それでは、諮問事項第6の検討の後に改めて協議することといたします。  続いて、第110条について、こちらは前回協議で、これまでもみだりに離席していないので、現行のままとするという結論となっておりますので、現行のままということでよろしいですか──それでは、現行のままといたします。  次に、東久留米市議会委員会傍聴規程及び東久留米市議会傍聴人整理規則について協議に入ります。  まず、委員会傍聴規程第6条第5号と傍聴人整理規則第7条第5号についてです。これらは前回協議で、規定は削除し、傍聴者による写真撮影録音等については、委員会傍聴規程第8条、傍聴人整理規則第9条の規定でそれぞれ制限するという結論になっておりますので、規定は削除するということでよろしいですか──それでは、規定は削除することといたします。  続いて、委員会傍聴規程第7条第4号と、傍聴人整理規則第8条第4号について、これらは前回協議で、水分補給をとがめ立てするものではないが、規定については現行のままとするという結論になっておりますので、現行のままということでよろしいですか──それでは、現行のままといたします。  続いて、委員会傍聴規程第8条と傍聴人整理規則第9条について、これらは前回協議で次回以降検討するとなっておりますので、改めて協議を行います。  それでは、各委員の御意見を求めます。 11 【阿部委員】  第8条について、この条文では、「傍聴人は、傍聴席において写真ビデオ等撮影し、ラジオ・テレビ等録音若しくは録画又は中継をしようとするときは、あらかじめ委員長許可を受けなければならない」となっているんですけれども、原則禁止というふうに、これでは読み取ることが難しいように思います。ちなみに、『議員必携』の373ページ、標準町村議会傍聴規則がここに書いてありますけれども、下の段の第9条には、「写真映画等撮影及び録音等禁止」とありまして、「傍聴人は、傍聴席において、写真映画等撮影し又は録音等をしてはならない。ただし、特に議長許可を得た場合は、この限りでない」と、そういう条文がありまして、私はこの第8条は不十分であるというふうに思いますので、『議員必携』のこの第9条の条文をここに差しかえて明確に禁止原則であるということをうたった上で、その上で許可を受けなければならないというふうに変えるべきではないかと思います。 12 【梶井委員】  阿部委員意見が出ましたけれど、現状、基本的には原則禁止に既に実質なっていると思いますし、本会議場も含めて、本来、こういったことについては確かに、原則ルール一定禁止する方向で規定する必要もあるかなと思いますので、阿部委員意見に賛同します。 13 【島崎(孝)委員】  私も同じく阿部委員の言うとおり、原則ということをはっきりうたったほうが明示的になると思いますので、これでは議長委員長の権限の部分が曖昧なので、はっきりと権限があるということをうたう意味で、禁止ということを書いたほうがいいのではないかなというふうに思います。 14 【村山委員】  現在の運用においては、事実上、傍聴席において写真ビデオないし録音録画及び中継ということについては実際制限をされていて、許可を受けなければできないという形に規定上もなっていて、運用上もそうなっているというふうに認識をしております。その面でいえば、「撮影しないでください」と、仮に議長許可を得ずに傍聴席で明らかに写真撮影をする、あるいはビデオを回している人がいれば、それを議長が認めれば注意をして「やめてください」と言うと、そういう運用になるだろうというふうに思います。みだりに許可を受けずに写真撮影をしたり録画をしたりして、それを公表するということになると、この後、インターネット中継の議論もしますけれども、課題があるということは、これはこれで理解をしますので、私は、この規定及びこの現状運用方法から考えて、この委員会傍聴規程の第8条及び傍聴人整理規則の第9条というのはこのままでいいのではないのかなというふうに思います。 15 【間宮委員】  今までも、この第8条、第9条というものについては、この条文によって、傍聴人委員長もしくは議長許可を得ずに撮影なりをしているという実態はないと思いますので、明記をしたほうがという御意見一定わからないではないんですけれども、特段問題があるとも思っていないというのが意見です。現状でもいいのではないかというふうに考えます。 16 【阿部委員】  昨年、一昨年になりますか、保育について課題があったときに、実際に録音が行われ、それがインターネット、SNSで公開されたという事例が──ご存じの方が多いですけれども、そういうことがありまして、それも許可を受けて行われたかどうかというところも事前には議長からそういう発言もなかったので、許可を受けずに行われて、それがインターネット上に流出したというような事例がございました。やはり『議員必携』にはこのように明記をされていますので、この第8条では、重ねて申し上げますけれども、禁止だということをやはり明確にここに明記しなければならない、その必要はあると思います。その上で、あらかじめ委員長許可を受ければこの限りではないというふうに、この規定も残すということでありますので、ここは原則禁止ということは明記すべきということは改めて申し上げさせていただきたいと思います。 17 【篠宮委員長】  運用に合わせて禁止という部分を明記するという意見と、現状のままでというのも可能ではないかという意見、2通りあります。意見を集約したいと思います。  暫時休憩します。                午前10時17分休憩                午前10時45分開議 18 【篠宮委員長】  休憩を閉じて再開いたします。  委員会傍聴規程第8条と傍聴人整理規則第9条については、協議していただきましたが、運用に合わせて条文を変えるという判断とさせていただきたいと思います。ただ、条文につきましては、『議員必携』並びに申し合わせ事項とを照らし合わせて整理した上で次回お示ししますので、そのような形でよろしいでしょうか──それでは、そのようにいたします。  ここで休憩いたします。                午前10時46分休憩                午前11時05分開議 19 【篠宮委員長】  休憩を閉じて再開いたします。  続いて、傍聴人整理規則第3条について、こちらは前回協議で、他市の例を参考に、「車椅子使用者席」の名称を変更するという結論になっております。  そこで、資料1の例にあるとおり、「車椅子使用者席」を「優先席車椅子使用者難聴者その他身体の不自由な者が優先的に使用できる席をいう)」に改めてはどうかと考えていますが、いかがでしょうか。また、第2条につきましても同様の変更に改めてはどうかと考えますが、よろしいでしょうか──それでは、傍聴人整理規則第3条、また第2条についてはそのような形に条文を改めることといたします。  次に、2 議員報酬政務活動費についての協議を行います。  こちらは、前回協議協議はまとまらず、結論には至らなかったという結論になっておりますが、議員報酬については、令和元年第4回定例会初日に、議員提出議案第3号 東久留米市議会議員に支給する期末手当の特例に関する条例及び決議案第2号 議員提出議案第3号 東久留米市議会議員に支給する期末手当の特例に関する条例に対する付帯決議が全員賛成で可決されております。  この状況を踏まえて、検討結果を改めるかどうかについて改めて御協議をいただきたいと思います。  それでは、各委員から。 20 【阿部委員】  ただいま委員長から御紹介いただきましたとおり、議員提出議案第3号についての付帯決議として決議案第2号を通していただきまして、これは全会一致ということになっておりますので、この決議をもとに報酬審の開催をするということでいかがかという提案をさせていただきたいと思います。 21 【篠宮委員長】  ほかにございますか──よろしいですか。  それでは、議員報酬については、ただいまの御協議のとおり、議員報酬、期末手当については東久留米市特別職報酬等審議会意見を聞くこととする旨、議長に答申したいと思いますが、御異議ございませんか。  暫時休憩します。                午前11時08分休憩                午前11時11分開議 22 【篠宮委員長】  休憩を閉じて再開いたします。  議員報酬、期末手当について、東久留米市特別職報酬等審議会意見を聞くこととする旨で議長に答申したいと思いますが、御異議ございませんか──異議なしと認めます。  よって、ただいま申し上げた内容で議長に答申することと決しました。  次に、3 議会傍聴への配慮についての1)市議会開催案内看板設置についての協議を行います。  前回協議を踏まえて、改めて御協議をいただきたいと思います。御意見お願いいたします。 23 【島崎(孝)委員】  こちら、資料にありますとおり、現行の市民プラザのひろば前の柱の運用状態について、事務局に取りまとめていただきました。ありがとうございました。  こちら、簡単に説明させていただきますと、4本ある柱のうち1本は市民プラザで、3本は管財課が管理しているという状態です。かつ、看板の実物ですけれども、課で用意しているケースもありますし、市民プラザでも看板を用意していて借りている課もあるということで、非常に柔軟な体制になっているようです。看板のサイズや材質については、市民プラザの所有している看板は、幅80センチ、高さ180センチが2本と、幅60センチ、高さ180センチの2本で、木製の看板になっているということです。看板の製作費用につきましては、市民プラザの看板を借用すれば看板製作費そのものは不要であるということです。設置方法については、こちら、ビニールひもで看板の中段と下のほうを2カ所くくりつけているという状態であります。もし可能であれば、きょう張ってあれば一緒に見ていただこうかと思ったんですけれど、本日、看板が設置されておりませんので実物はないんですが。台風時などについては、強風の案内があるときには一時撤去を行って、やはり回避はしているという現状であります。  ですので、前回懸念されているような形での大幅なコストについては必要なく、そこに「議会開催中」という文字を張りつけておけば可能ではないかなと思いますし、くくりつけ方法についてもビニールひも、その後も何度か私も見たんですけれども、それで十分ある程度対応できているかなということで、暫定的にこういった形で運用していただいて、市民から御意見いただくのもいいのではないかなというふうに思います。 24 【永田委員】  事務局にいろいろ調べていただきまして、今、島崎委員のほうからも改めてその要約も伺ったところなんですけれども、私がちょっと心配しているのは、時期によってあきがない状態が生じるというところなんです。市議会の開催期間というと3週間から4週間、その間の期間、1本を占有してしまうということがちょっと気になってはいるんです。ただ、一方で、市民に開かれた市議会という意味では、市民の皆さん、あそこ、やっぱりよく通られますので、それによって傍聴に来ていただいたりとか、あとは、傍聴にいらっしゃらなくても、市議会やっているんだとか、こんな長い期間やっているんだとか、そういう意味においてもいいのではないかなというふうには思っているんです。  それともう1つ気になるのが、その看板を張る、外すの体制なんですね。これ、議会事務局でやっていただくというのも方法ですし、でも、やっぱり市議会の開催前後ってとても御多忙なのもわかっているので、この前、どなたかから御提案のあった議員で輪番にしてもいいのではないかという選択肢もあるのではないかなと思ったんです。22人議員がいて、議長、副議長は別として、何人か体制で1年に4回ある定例会のとき、決算特別委員会はちょっとわからないですけれども、そういう工夫ができるのかなというふうに思いました。 25 【篠宮委員長】  暫時休憩します。                午前11時16分休憩                午前11時35分開議 26 【篠宮委員長】  休憩を閉じて再開いたします。 27 【島崎(孝)委員】  いろいろ御意見とかこれから考えられることもありますし、もう1つは、看板を設置してみないとわからないことも出てくるかというふうに思いますので、暫定的に1年間の試行、4回の議会に対してこれを試行してみるということで御理解を得られたらなというふうに思います。その上で、市民の皆さんから御意見をいただいて、その後、どのように運用していくかということも検討していただけたらいいのではないかというふうに考えます。 28 【篠宮委員長】  それでは、ただいま島崎孝委員からの発言もありましたけれども、市議会開催案内看板については1年間試行実施する、その旨の答申をいたしたいと思いますが、御異議ございませんか──異議なしと認めます。  よって、ただいま申し上げた内容で議長に答申することに決しました。  次に、3 議会傍聴への配慮についての2)子どもや乳幼児連れ傍聴者への配慮についての協議を行います。  前回協議を踏まえまして、改めて御協議いただきたいと思います。それでは、各委員の御意見を伺います。 29 【間宮委員】  我が会派としては、リフレッシュルームもしくは旧喫煙ルームということで提案をしたところではあります。議会事務局のほうでいろいろお調べいただきましてありがとうございました。  これを見ると、旧喫煙ルームを使用してというのは、現状の中ではなかなか難しいのかなというところは率直に思いました。ただ、そうはいいながらも、お子様連れで、特に乳幼児の方を連れて傍聴されている方へは、何らかもう少し積極的な配慮をしていきたいという思いは変わらないので、ここで言うと、例えば委員会室であるとか、この間、ロビーというお話もありましたけれども、その辺で何か皆さんと意見の一致を見られればというふうには思っています。  第6控室というのは、今、速記者の方が控室としてお使いになっているのはわかっているんですけれども、これは例えば、ちょっと居心地悪いかもしれないけれど、委員会室に移っていただき、第6控室をお子様連れの方に使っていただく。そうすると、余り大きな設備投資をしなくても可能なのではないかという思いはあるんですけれども、それはどうかなとも思っています。ちょっと取りとめない意見なんですが、いかがでしょうかということで、御検討いただければと思います。 30 【阿部委員】  私、前回傍聴ロビーについて質問させていただいたんですけれども、ロビー自体にドアはないんですが、今、この資料を見ますと扉はあけているということになっていますが、ここを閉めていただくことで、お子さん連れの方でも、例えば吹き抜け部分ところにガラスの窓がありますけれども、そちらのほうに少しお子さん向けのマットを敷いたりとか、あと、もし可能であれば絵本なども少し置くとかして、お子さんもここで過ごしてもいいですよというようなスペースにもすることは可能かなというふうに思います。ただ、もし泣いたり騒いだりということがあると、この扉厚45ミリと書いてありますが、やはりその向こうの傍聴席まで泣き声が聞こえるようなことになると、少しそこは「お子さん連れてちょっとこの場所から離れてください」というような注意は必要かとは思いますけれども、この傍聴ロビーを活用することは可能かなというふうには思いますが。 31 【篠宮委員長】  暫時休憩します。                午前11時40分休憩                午前11時55分開議 32 【篠宮委員長】  休憩を閉じて再開いたします。  それでは、各委員から御意見を伺い、なおかつ傍聴ロビーも視察してまいりました。皆さんの御意見を集約いたしますと、傍聴ロビーにおいて試行するということで議長に答申したいと思いますが、よろしいですか──異議なしと認めます。  よって、ただいま申し上げた内容で議長に答申することに決しました。  ここで休憩いたします。                午前11時56分休憩                午後 1時00分開議 33 【篠宮委員長】  休憩を閉じて再開いたします。  次に、4 議会基本条例制定に向けた特別委員会設置・長側の反問権についての協議を行います。  それでは、提案者より説明を求めます。
     まずは、公明党、お願いします。 34 【阿部委員】  私たちは、議会基本条例制定に向けた特別委員会設置・長側の反問権についてという項目でこの諮問事項一覧には含まれておりますけれども、私たちは、議会基本条例制定の主張というよりも、答弁者側への反問権の付与ということをここで提案しております。  この理由は、市長ほか市の職員が議員の質問に対して論点や争点を明確にするために確認も含めて反問することができるという基準を設けていくほうが、よりそういう機会があったときに明確になるのではないかということを感じまして、この反問権の付与というのを明記したほうがいいのではないかという提案であります。 35 【篠宮委員長】  続いて、市民自治フォーラム、お願いいたします。 36 【間宮委員】  我が会派は、議会基本条例の必要性の有無についても含めて特別委員会設置して、その中で、今、阿部委員からもありましたけれども、反問権なども含め、条例をつくるかどうか、その中身をどうするかということをやはり勉強していくことが必要なのではないかというふうに考え、提案をしております。  一つ議会基本条例といっても、それぞれの議員の考え方というか、そのイメージもばらばらになっていますし、また、必要性についても温度差というか、あると思うんですね。そこを、例えば先進市の事例などを見、可能であれば視察などをする中で、制定に向けてどうしていくことが一番より市民にとってわかりやすい議会になるのか、開かれた議会になるのかということの道筋がつけられるというふうに思い、提案をいたしております。ぜひ皆さんに賛同していただければと思っております。 37 【篠宮委員長】  以上で提案者の説明を終わります。  それでは、各委員からの御意見を求めます。 38 【村山委員】  まず、反問権についてですが、4年前も同様の諮問事項が出されたというふうに認識をしております。その際も申し上げておりますが、我が会派としては、反問権については必要性について強く感じているという状況ではありません。一方で、他の市議会での反問権規定している事例もあるということは御提出いただいている資料からも明らかですので、その中で認めるか否か、検討するかどうかというのは選択肢の一つではないかなというふうに思います。  懸念事項としては、いただいた資料を拝見しますと、一般質問の場面において反問権を行使するということも規定されている市議会もあるようですが、現状でも4日間の一般質問でという意味でいうと、本会議が4日間あって、通例、この間の慣例でいきますと、21名全員がやられると。1時間ずつやりますと、どうしてもどこかの日は定刻を過ぎた運営になってしまうと。場合によっては答弁調整などによって定刻を超えてしまうということ、これもよくある状況ということであります。常任委員会や予算・決算の特別委員会等々も、特に予算特別委員会などですけれども、ここも目安ということではありますが、時間を見ながら節度をもって質問するというような運営になっている状況の中で、反問権がどのくらいの時間、どういう形でやられるのかというところもちょっとわからないというのが率直なところです。今後の議論で、この反問権というのはどういうものなのか、今、阿部委員からおっしゃられたとおり論点の整理というのは一つの考え方のように理解はしておりますけれども、どういうふうに定義をして、どのように運用していくのかということによるのかなと。時間の問題はちょっと心配事の一つであります。  他市の規定を見ますと、議長から会議などへの出席を求められている者は、議員の質問などの内容を確認する場合に限り、議長または委員長許可を得て議員に対して反問することができる。この範囲であれば、現状でも必要なときは、議長委員長の判断にもよりますけれども、市長以下説明員の皆さんは適宜やられている、今のルールの中でやられているというふうに思いますので、最初に戻りますが、私どもとしては、強い必要性、今あえてここで反問権をということは必要あるのかなと疑問に感じているところであります。  議会基本条例の意見についてはこの後言いますけれども、この中でどう位置づけるのかというところも、これもやり方として一つかなというふうには思います。  で、議会基本条例に関してですが、私どもの会派は、市議会が、みずからの役割、市民との関係ということを決めていく規範、議会基本条例の制定については、基本的に賛成する立場です。  ちょっと数字が合っていればと思いますが、26市の中で9市が議会基本条例制定をしているということだろうというふうに思います。積極的な意義としては、議会基本条例がやはり市民参加、情報公開としての役割や市民に開かれた市議会をつくっていくという、そういう契機を、そういう仕組みをつくっていくものになるのかなというところであります。間宮委員も言われたように、先進市の視察など、十分な調査・研究も必要になることでもありますので、委員会設置をしてということは一定必要かなというふうにも思います。 39 【梶井委員】  私どもの会派としては、まず、議会基本条例に関して言えば、4年前も議会基本条例については進めるべきという意見を申し上げてきました。これまで議運でもいろいろ議会改革については議論してきましたが、これまでさまざま進めてきた内容についても、一定体系化していったり、まだ新規に話し合うこともあるかもしれませんし、そういった背景となる考え方も含めて、市民の皆さんに議会の姿勢や施策も含めて示していくことは一つ意義あることかなというふうに考えています。  最近、若い議員もやはりふえてきておりますし、一人会派も含めて、特別委員会等を設置してまずは議論・検討を進めていくことは私は必要なことであるように思いますので、議会基本条例に向けた特別委員会設置については賛成したいと思います。  一方で、長側の反問権については、これは4年前も反対といいますか、ちょっと時期が早いのではないかという意見を申し上げましたが、そのときも、市側との情報量の格差といいますか、非対称性がやはり課題としてどうしても残ってくると思いますので、その辺の整理がまず必要であるのと、資料を見ても、例えば小平市だと、質問や質疑の趣旨を確認するための反問権について定めています。一方で、(資料3)の多摩市だと反論についても認められていると。趣旨をただす場合に加えて、議員の質問に反論することも規定されているというふうに、反問権といってもさまざまなあり方も考えられますので、その辺は慎重に考えていかなければいけないのかなというふうに思います。これも議会基本条例の検討の中で話し合ってもいいかなとは思うんですが、ただ、今現在、この場で直ちに、反問権についてさまざまな課題がある中、即座に賛成しますとはちょっと言いがたいかなというふうに思っています。 40 【島崎(孝)委員】  まず、基本的に議会基本条例については、前回も結局、協議はまとまらず結論に至らなかったというところで、特に私ども慎重であるべき部分であれば、条例設置を検討するのではなくて、可否も含めてという点ではあえて特別委員会である必要は、まずそこの部分では曖昧なのではないかなというところです。するのであれば、それこそ、まずどこかの場で制定するという方向性をきちんと打ち出すべきではないかなというふうには思います。  かつ、議会基本条例の内容的なもので言えば、実際、他市のケースなんかを見ても、報告会の開催については設置したところでも非常に苦労されている状況がある、マンネリ化しているというようなことを自認されている方もあるので、もし今からそういった制定について考えるのであれば、実態として議会基本条例をどのように運用していくかというところまできちんと踏み込んだ上で検討すべきではないかなというふうには思います。今までの事例も特別委員会でということではなくて、もうちょっと前の段階できちんと議会基本条例を改めて確認し直したほうがいいのではないかなと思います。  反問権については、確かにこちらも前回結論に至らなかったというところでありますけれども、一定やはり情報量の差はあるという部分もありますが、それでも、論旨の確認だけではなくて、きちんとしたことも長側に意見を問い直す機会があってもいいのではないかなというふうには考えます。 41 【間宮委員】  反問権についてなんですけれども、多くの自治体が議会基本条例の中でそういったものについて定めているというのが多いわけなんですけれども、私が基本条例の制定をするかどうかも含めて特別委員会というふうに申し上げたのは、前回、制定を前提に特別委員会というふうに申し上げたときに、その必要性であるとか、それをすることによってどう変わっていくのかというのがわかりづらいという御意見が多々出ていたということを踏まえれば、まずはそこについて議会として一定そういう機会を持って、必要性も含めて考えてみてはどうかという提案なんですね。なので、ぜひそこについては、別にうちの市が先進というわけではなく、十分いろんなところもやっていますので、そういったことを一定皆さんと一緒に学ぶことが必要なのではないかという御提案なので、ぜひ御理解をいただければというふうに思います。  一方、反問権だけを取り出してというのはちょっといかがなものなのかなと。その中身も含めて議会基本条例を勉強する中で、では、反問権、我が市としてはこういったものが必要なのではないかとか、こういうところまで踏み込むべきだ、踏み込むべきではない、時間的なものも質問の一環の中に含めるのか、あるいは取り出してやるのかということも含め、そういったこともこの場ですぐ決めていくというのは難しいのではないかと。そういう中身なら、同意できる、できないというものも、一度、議会運営委員会ではなく、ぜひ特別委員会の中でやっていくべきではないかと思いますので、よろしくお願いします。 42 【阿部委員】  議会基本条例の中で、やはり今お話が出ていた議会報告会というのが大きな取り組みかなというふうに思います。反問権もその中の一つということで、私たちは、もう随分たちますが、10年ほど前に、議会基本条例を全国でいち早く設置した北海道の栗山町を視察しております。私、1期目のときですけれども、そのとき大変視察も大勢お見えになっておりまして、そこから各自治体にこの議会基本条例というのが広まったという言い方をしていいかどうか、取り入れているというところ一定ふえてきているんですが、私はその視察をしてすごく感じたことは、我が市のように、それこそ最終日の討論のように全く逆のさまざまな立場からの意見表明というのがあるわけですが、議会報告会になるとそのあたりがどうクリアされるのであろうかと。こういう意見もありました、いや、私たちはこう言ったんですというところ意見の違う議員が、集まった市民に向けてどういう説明をするのかというところも、うちの議会に照らし合わせると非常に難しさがあるなというのを率直に感じたということがありました。  一方で、反問権をなぜ主張しているかといいますと、例えば栗山町でも、反問権が出たときには、こういう反問権がありましたよというのをホームページで載せているんですけれども、例えば一つの例として、これ、随分前なんです、LEDの街灯を取りかえるかどうかという議論があったときに、これ、やるべきだという議員に対して、町長が、取りかえられれば一番いいんですが、例えば1灯幾らかかると。それを何百灯取りかえるとこのぐらいかかるんだけれども、そのような状況で、議員はそれが可能だと考えられますかという、逆に町長がこの反問権があることでそこをどういうふうに考えているのかお聞きしたいという、そういう反問権が出たということで、これは、その質問をした議員はそれに対してお答えにもなっていますけれども、そういう考え方を明らかにし、また財源に対しても、やっぱり何かやるにも財源が必要ですから、それに対してはどういうふうに考えているというようなやりとりも、反問権があれば活発な議論につながるのではないかなというふうに思ったということも率直な考えでありました。  そういうことから、議会基本条例を、必ずしもその中で両方考えるということではなく、責任を持った意見表明をしていくというところで、このような反問権というのを規定を持って、それを運用するかどうかというのは、本当に例がそんなに、栗山町でも年に1つあるかないかというようなことのようなんですけれども、こういうこともできるという規定を持ってもいいのではないかというふうに感じているところでございます。 43 【篠宮委員長】  反問権議会基本条例、それと制定に向けた特別委員会、この3つの御意見が出ておりますので、暫時休憩して、ちょっと詰めます。                午後 1時20分休憩                午後 1時49分開議 44 【篠宮委員長】  休憩を閉じて再開いたします。  各委員から御意見を伺いましたけれども、まだ調査十分という状況ではありませんので、協議については、次回以降の委員会において改めて協議したいというふうに思います。各委員にはそれぞれの情報等を持ち寄っていただいて、それをもとに次回以降の協議が進められればというふうに思いますので、御協力をお願いいたします。  それでは次に、5 委員会インターネット録画放映についての協議を行います。  それでは、提案者より説明を求めます。  まず、公明党、お願いします。 45 【阿部委員】  本会議の放映が始まりましてから一定成果を上げているのではないかなというふうに思っておりますが、委員会をどうするかということは財源も含めて課題であったと思います。改めて議論をしてもいいのではないかと思い、提案をさせていただきました。 46 【篠宮委員長】  続いて、日本共産党。 47 【永田委員】  やはり市民に開かれた議会ということで、今、阿部委員がおっしゃったようにインターネット録画放映も始まりました。その一方で、市民の皆さんから毎議会のように市議会には多くの請願なんかも寄せられていまして、現在では、そうした委員会での結果は2カ月後くらいという状況があります。私たち会派といたしましては、市民に開かれた市議会として、改めて本会議に倣って委員会でのインターネット録画放映について、また、市民の皆さんに2、3日後に録画放映でお知らせすることができるので、速やかに市政の状況を報告できるという観点から、インターネット録画中継を委員会においても行っていくべきときではないかなというふうに思い、提案させていただきました。  また、先ほどの議論の中では傍聴人の方の録画とか録音の議論もありましたけれども、やはり請願された方なんかは正確な議論というのを早く知りたいと思うんですよね。なので、そうした点においても、このインターネット録画放映について委員会でやっていただければいいのではないかなと思います。 48 【篠宮委員長】  続いて、市民自治フォーラム。 49 【間宮委員】  今もうお二人から御提案がありましたとおり、特に委員会であるとか、予算・決算もそうなんですけれども、どの局面でどういう人がどういう発言をするというのがなかなか読めない中で、傍聴そのものもやはり難しいというところもあるかと思います。そういった意味では、インターネットで御自宅でごらんいただけるというのは本当に有効な手だてだと思いますので、予算的なことはありますけれども、ぜひ導入をというふうに考え、提案をさせていただきます。 50 【篠宮委員長】  以上で提案者の説明を終わります。  それでは、先ほど議会事務局からの説明もありましたけれども、それも踏まえて各委員からの御意見を伺います。 51 【野島委員】  資料5を今見させてもらっていて、撮影テストというのが出ていまして、全体図、1枚めくってもらうと、「全委員を映すことはできるが、一部の委員が背中からの撮影となる」と、こう書いてあるので、確認も含め、それはまずいのではないのかなという意見を言わせてもらいながら、全体図2)から撮影、「委員長に向かって左側2名の委員が映らない」という、これはもうどうしようもないのか、そこを議会事務局に確認したいんですけれども。  全体図3)から撮影、「両側とも2名の委員が映らない」。映らなくて、それでいいのかなという。質問しているときに、両側と質問する場面が映らないということなのかどうか。  全体図4)から撮影、「全委員を映すことができるが、一部の委員が背中からの撮影となる。また、傍聴者が映ってしまう」と。傍聴者が映ってしまっていいのかと。本当に角度とか変えられないものなのか。その辺、まず確認をさせていただきたいんですけれども。 52 【荒島議会事務局長】  こちらは、4カ所のアングルから映した場合どうなるのかというところでお示しさせていただいたわけでございます。委員おっしゃるように、傍聴者を映してはまずいだろうということで、まず1番のところは、傍聴者が一番映らないようなアングルで撮った場合でございます。この場合につきましては、逆に一部委員ところが背中からというようなアングルになってしまうというところがございます。  2番目、全体図2)から撮った場合、傍聴者ところを映らないぎりぎりのところで、なるべくセンター寄りというんでしょうか、そういうところから撮ったアングルでございますけれども、この場合は逆に左側の2名が映らないというような状況になってしまうというところ。  3番につきましては、センターから撮った場合につきましては傍聴者は映らないわけでございますけれども、委員部分、両側とも一部映らなくなってしまうというようなところ。  全体図4)につきましては、これはもう傍聴者が映ってしまうというようなところになってございます。  現状の配置というのはこのような形でございますけれども、例えば、全体をもう少し奥側というんでしょうか、少し奥にレイアウトを変えるということであれば、少し手前のほうの委員が映ってくるような形にはなるのかなというふうに、今、事務局がいるところを、事務局を横に移動して少し全体を後ろに下げるというんでしょうか、そういう形でやると少し引きの絵という形になりますので、そうすれば映ってくるのかなと。あとは、「広角みたいなのを使ったらどうなの」と業者に聞いたんですけれども、「ちょっとゆがんでしまって、それはあまり使わないでしょう」というようなことは言われてございます。ですので、全部が映るように配置を少し変えるということは手法としてはあるのかなというところでございます。ただ、それでも、全協室、相当奥行きがありますので、手前側の委員と一番奥の委員長の席とは相当距離的にあるので、大きさが非常に出てしまうかなというところはございます。 53 【野島委員】  わかりました。とすると、委員を公平に撮影するのに技術的に何かちょっと無理な面があるなというニュアンスで私は聞いたところなんですけれども、またそういうことも考えて、私どもは、インターネット中継の趣旨は理解はしているんですが、やっぱり技術的な困難さを考えると、もうちょっと方法等を考えないと現状では無理なのかなという思いがします。 54 【三浦委員】  きょういただいた資料5を拝見しまして、私たちとしては、この1番のアングル、背中にしろ、正面にしろ、全委員が映っているアングル、これで十分であろうというふうに思っています。段階的にということであれば、最初の段階はこういうことでいいと思うんですね。やっぱり趣旨としたら、誰が何の質問をしているかということが市民の方に伝わるということですね。常任委員会と違って、こういう全協は、名前で立ち上がって全ての質問を行っているということから、表情まで読み取れなくても十分質疑内容というのは伝わるだろうと思っていますので、段階的なスタートはここだと思います。  あとは、これは質問ですけれども、現在、本会議の中継をやっているシステムに載っけられる、システム上、こういった簡易な映像もあそこで同時に発信できるのかをお聞きしたいんですけれど。技術的なもので。 55 【荒島議会事務局長】  委員会室でのカメラを設置した場合の映像配信は、当然、本会議とあわせてできるような形で、費用はかかりますけれども、同様な形で配信できるようなことは可能でございます。 56 【三浦委員】  現状のシステムを使えるということなんですが、費用はどれくらいかというのは試算していますでしょうか。 57 【荒島議会事務局長】  まず、全協室だけなのか、それとも第1委員会室もなのかというところはございます。全協室だけということでございますと、初期費用としては、映像配信のための機器が143万、カメラ機器が約104万ということで、合わせて247万ほどになります。映像配信に係るランニングコストにつきましては30万ほどでございます。あと、ちょっとこれ、費用的にはわかりませんけれど、カメラの保守費用がプラスかかってくるという形になります。全協室プラス第1委員会室、両方にカメラを設置して放映した場合ということにつきましては、映像配信に係る機器は両方共通で使えますので143万、変わらずと。カメラ費用が倍になりまして約207万ほどという形、合わせて350万ほど。映像配信に係るランニングコストが約70万ということで、プラスカメラの保守費用ということでございます。それですので、今、本会議の映像配信費用が年間148万ほどかかってございますので、本会議プラス第1委員会室、全協室という形になりますと218万ほどになると。年間の映像配信費用が、ランニングコストがそのくらいになるという形になります。 58 【三浦委員】  そうしましたら、カメラ1台でも100万超えるわけなんですけれども、カメラの種類というのは問わないで大丈夫なんでしょうか。現状のシステムに載っけるためのクオリティーが必要なカメラだと104万という意味なのか。例えば、ちょっと言い方はあれですけれど、おうちで使うレベルのムービーなどでも使えるのか、そこら辺はどうでしょうか。 59 【荒島議会事務局長】  おうちで使える程度のもので大丈夫かどうかというところの確認はできてないんですけれども、カメラの部分ところにつきましては、一応、HDカメラというんですかね、そういうもののカメラを想定してこの金額になっているというところでございます。 60 【三浦委員】  それと同時に、すみません、さっき聞けばよかったんですけれど、第1委員会室で使う場合、2台ということなんですが、使い回しは可能なんですかね。固定しかだめなんですかね。自立式というのは難しいと。(「上から固定という形」の声あり)これはもう固定式を考えているという見解なんですね。わかりました。  一定の費用がかかるということですけれども、機器のほうに関して、またシステムのほうも、今すぐいろいろわからないんですが、ちょっと一定調べてみたいなというふうな感想を持っています。もう少し費用が圧縮できれば、アングルと画像の悪さ、これは許容範囲だと思っておりますので、少し費用的なものを研究して前向きに捉えていくべきだろうと思います。 61 【村山委員】  この写真をアングルのテストの画像4点から御提供いただいておりまして、それで、全部、市長席の後ろ側からということになっているんですけれど、これは何か理由があるんですか。例えば、私なんかからすると、局長のお座りになっている席の真上の位置、私も傍聴者が映らないようなカメラアングルというのは必要だろうと思っているんです。一方で、必ずしも全委員が映ってないといけないというふうにも思っていませんし、どういうアングルが適当なのかというところは余地があるのかなと。この市長席、部長のお座りになられている席の後ろ側から選ばれたというのは何か理由があるのかお聞きしたいなというふうに思います。 62 【荒島議会事務局長】  基本的に極力委員の方々が映るというようなアングルということで考えますと、やはり委員長席の後ろですと委員長のお顔のほうが逆に、後頭部になってしまうという形になりますので、なるべく委員の方々のお顔が映るようなアングルということで、理事者側から撮るというようなことを考えてこの図を示させていただいたというところでございます。 63 【村山委員】  ちょっと記憶で物を言いますが、前回も小金井市議会の事例というのを引用して意見を申し上げているんですけれど、たしか小金井市議会は市長、副市長がオンカメの画像だったのではないかなという、説明、答弁される側のほうを正面に捉えるという画像だったのではないかなというふうに記憶をしていて、必ずしもそうとは言い切れない。どちらがいいというのは議論があると思うんですが、強いて言うとすると、やっぱり傍聴者が映らないようにするということが、私、やっぱり必要だと思うんです。そうすると、局長の座られている席の真上につけてこう撮ると、角度が、要は傍聴者が出入りする入り口というのは議会事務局の事務スペース寄りの入り口から出入りされる場合が多いわけで、そうすると、局長の席の上にカメラを設置してこう撮ると、総務課長や総務課の皆さんのいる席まで含めて画面に入れても、一定傍聴者が映らない角度が市長の後ろの側につける場合と比べて広くとれるのではないかなという……言っている意味がわからないですかね。というふうに思ったので、それは御意見によるんだろうと思いますが、あえて西側を想定されて写真を撮られた理由は何かなというふうに思ってお聞きしました。  私も三浦委員と同じで、小金井市のやり方をもうちょっと、本来ならこの場までに調査をして、ここで意見が述べられればなおよかったんだろうと思いますけれども、そこのところも調べてみたいなというふうにも思いますし、いきなりデラックスなよりよい形を目指すよりも、今、費用面も含めてできることは何かというところの立場で検討して、一歩を踏み出す、実現をするということが大事かなというふうに思っております。 64 【梶井委員】  私どもの会派といたしましても、基本的には三浦委員村山委員と同じ考えで、インターネット録画については実施したほうがいいだろうと考えています。  撮影方法にしても、背中が見えてしまっても、やっぱり全体の議論がわかれば、私はそれで現段階ではいいかなというふうにも思っていますので、やるのであれば1番でも全然構いませんし、ただ、先ほどコストの件、いろいろやりとりを聞いていて、現段階のお話だとちょっとなかなか厳しいなという印象を正直受けました。ただ、会派で話している中で、本会議場インターネットのあれでもいろいろ議論はあったんですけれど、委員会についてはもうちょっと安い方法で、コストのかからない方法で実施する方向も、もうちょっと私どもも含めて調査したいなという気持ちもありますので、できればもうちょっと期間をいただければなというふうに思います。 65 【篠宮委員長】  暫時休憩いたします。                午後 2時11分休憩                午後 2時16分開議 66 【篠宮委員長】  休憩を閉じて再開いたします。  各委員から御意見を伺いましたけれども、費用面とか映像をどのような形で撮るかという方法等についてまだ調査が必要だということでありますので、本日の協議はこの辺にとどめ、次回以降の委員会において改めて協議したいと思いますが、よろしいでしょうか──それでは、次回以降の委員会において改めて協議することといたします。  協議事項はここまででございます。  それでは、次回の委員会の日程について御協議をいただきたいと思います。  暫時休憩いたします。                午後 2時18分休憩                午後 2時19分開議 67 【篠宮委員長】  休憩を閉じて再開いたします。  それでは、次回の諮問事項にかかわる委員会の日程は、ただいまの調整のとおり、2月18日午前9時30分からとし、協議事項については追ってお知らせいたします。大体順番で行っていますので、そういう形で御提示をさせていただきたいというふうに思いますので、よろしくお願いいたします。     ────────────── ◇ ────────────── 68 【篠宮委員長】  その他ございますか──なければ、以上をもって本日の議会運営委員会を閉会いたします。                午後 2時20分閉会            議会運営委員長   篠 宮 正 明 Copyright © 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