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  1. 東久留米市議会 2019-06-10
    令和元年第2回定例会(第5日) 本文 開催日: 2019-06-10


    取得元: 東久留米市議会公式サイト
    最終取得日: 2021-10-03
    ↓ 最初のヒットへ(全 0 ヒット) 1       午前 9時30分開議 ◯議長(富田竜馬君) これより本日の会議を開きます。   ─────── ◇ ─────── 2 ◯議長(富田竜馬君) 本日は全員出席であり、会議は成立しております。   ─────── ◇ ─────── 3 ◯議長(富田竜馬君) 地方自治法第121条の規定により、市長及び関係者の出席を求めております。   ─────── ◇ ─────── 4 ◯議長(富田竜馬君) 本日の議事日程は皆様に御配付のとおりであります。  日程に従い会議を進めてまいります。   ─────── ◇ ─────── 日程第1 会議録署名議員の指名 5 ◯議長(富田竜馬君) 日程第1、会議録署名議員の指名。  本日の会議録署名議員の御指名をいたします。  3番 沢田孝康議員  4番 間宮美季議員  以上お二方にお願いいたします。   ─────── ◇ ─────── 日程第2 一般質問 6 ◯議長(富田竜馬君) 日程第2、一般質問。  ただいまより一般質問を行います。
     本日は、「公共施設マネジメントについて」、ほか2点について、梶井琢太議員から行います。  梶井議員。     〔18番(梶井琢太君)登壇〕 7 ◯18番(梶井琢太君) おはようございます。未来政策フォーラムの梶井琢太でございます。私はこのたび、市民の皆様の御支持をいただきまして、東久留米市議会において4期目の議席をあずかることになりました。市民の皆様の生活実感をもととして、安全で安心して暮らすことができ、将来に期待や希望を持ち続けられる東久留米にするために、今後も全力を尽くしてまいります。よろしくお願いいたします。  さて、奈良県生駒の小紫市長は、メディアが批判し続けてきたお役所仕事の域を出ない自治体を「自治体1.0」、改革派首長の率いる自治体を「自治体2.0」とすれば、市民を単なるお客様扱いせず、まちづくりに汗をかいてもらうことを意識して行動できる自治体を「自治体3.0」と定義しました。  「自治体2.0」では、民間企業のスピード感やコスト意識を持って財政再建、行政改革などに取り組んできましたが、職員数が減り、予算が厳しさを増す中で、多様化・専門化する市民ニーズの全てに行政だけで応えることは不可能だとして、今後は、行政しかできない課題には「自治体2.0」のスピード感を持って取り組みつつ、それ以外の課題には市民や事業者にも積極的に参加してもらい、課題解決を図るべきとのことであります。  ただし、「自治体3.0」のまちづくりを行政が口にするのはある種の覚悟が必要で、市民に負担を求める以上は、行政でしかできない仕事は他の自治体に負けないスピード感と高い質で実施することが必要であることもつけ加えています。  いずれせよ、時代の大きな曲がり角にあり、自治体のあり方が問われる中、市民とともに歩む取り組みの重要性がますます増しているのはたしかだと思います。  それでは、以下、通告に従い一般質問をさせていただきます。  1、公共施設マネジメントについて。  さきに、北部地域の子育て支援機能のハード面の課題解決及び下里小学校の閉校後の施設を利活用した北部・北西部地域の施設再編に向けた施設機能のあり方を検討することについて、会派への情報提供がありました。そこで、以下質問します。  (1)北部地域については、これまで子育て支援施設のハード面について、都市計画道路の進捗に従い土地を確保していく旨の発言もあったかと認識していますが、子育て支援と他施設機能の複合化を視野に検討していく上で、他施設及び新規の土地確保等について想定される具体的な対象は現時点であるのか伺います。  (2)必要となる施設機能について、公共施設マネジメントでの検討以前に、財政健全経営計画や事務事業評価等でその必要性やあり方を事前かつ別途議論すべきものはないのか伺います。  (3)中間的な報告など議会や市民に対する情報提供は、いつ、どのように行うのか、見解を伺います。  大きい2点目、子育て支援について。  (1)保育施策について。  ア、待機児童解消に対する取り組みについて、特に1、2歳の保育施設が依然として不足しているものと認識しております。さらなる施設誘導・設置などを含め、の今後の取り組みを伺います。  あわせて、国は2020年までに待機児童ゼロを掲げていますが、東久留米として現時点で待機児童ゼロを達成できたのかどうかにつきましても、側の認識を念のため伺いたいと思います。  イ、現在、次期子ども・子育て支援事業計画策定のためのニーズ調査を実施しているものと思いますが、まず、休日保育に関するニーズ等状況と、今後の考え方や検討に関し、側の見解を伺います。  また、現在、市内で1カ所運営している病児保育施設機能の拡充について、その必要性に関する側の見解を伺います。  (2)学童保育について。  ア、これまでの資料等から、本年度の学童保育での待機児童は昨年度より増加している状況と理解します。この解消へ向けた今後の具体的な取り組みとスケジュールを伺います。  イ、さきに今後の学童保育所の運営方針に関する検討状況について会派説明があったところであります。31年度施政方針を受けて、今後の学童保育所への民間活力導入等に関する検討をされているとのことであります。この方向性におけるスケジュールについて保護者等への説明はいつ行うのか、また、庁内体制、指導員との調整等についての整理はできているのかなど、現状と側の見解を伺います。  大きい3点目、地域福祉について。  (1)介護支援について。  ア、第7期高齢者福祉計画介護保険事業計画では、地域包括支援センターについて、国から示された団塊の世代が75歳以上となる平成37年を見据えて、より一層の機能・体制の充実に向け検討していくとのことでありましたが、センターの拡充について検討の状況と今後の進め方を伺います。  イ、認知症患者の徘徊などによって引き起こされた事故の被害者や本人を救済するため、都内自治体でも高齢者らを対象とした保険に加入する事業が広がりつつあります。高齢者が徘徊中に電車にはねられ、鉄道会社から損害賠償を請求されるケースがあり、例えば葛飾区は5億円、中野区は3億円を上限に、損害を補償するとのことであります。認知症の方々やその家族への支援の一環として、この保険加入について側の見解を伺います。  (2)避難行動支援について。  ア、これまでのの災害対策の中で大きな課題でございました高齢者・障害者・妊産婦などを含む避難行動要支援者に関し、例えば対象者の設定や名簿の活用、支援体制等を含む避難体制のあり方や二次避難所のマニュアル整備等について、検討状況と今後の取り組みにかかわるスケジュールを伺います。  (3)ごみ出し支援について。  ア、高齢者等のふれあい収集について、本年度は課題を整理し、実験収集へ向けて取り組んでいくとの側答弁があったかに思いますが、検討状況を伺います。  以上で壇上からの質問を終わります。御答弁により自席にて再質問をさせていただきます。 8 ◯議長(富田竜馬君) 企画経営室長。 9 ◯企画経営室長(土屋健治君) 1点目の公共施設マネジメントについて3点御質問をいただいておりますので、順次お答えさせていただきたいと思います。  北部・北西部地域の公共施設のあり方につきましては、公共施設マネジメント推進委員会において検討を開始したところでございます。都市計画マスタープランの地域区分を基本とし、北部地域においては、子育て支援機能のハード面での充実について、他の施設機能との複合化を視野に入れて検討を、北西部地域においては、下里小学校閉校後の跡地利用についての検討を行う予定としております。  1点目の北部地域の子育て支援施設の複合化につきましては、今後、公共施設マネジメント推進委員会にて検討してまいりますので、現時点では特に想定しているものはございません。  2点目の公共施設マネジメント推進委員会における検討につきましては、下部組織として関係する課長職で構成する推進部会を設けて行う予定としております。まだ未定ではありますが、推進委員会として一定の結果を整理した上で、地域における説明会などを開催して御意見を伺えればと考えております。  3点目の議会への情報提供につきましては、公共施設マネジメント推進委員会における一定の整理がなされましたら、適宜行ってまいりたいと考えております。  以上でございます。 10 ◯議長(富田竜馬君) 子ども家庭部長。 11 ◯子ども家庭部長(坂東正樹君) 続きまして大きな2点目、子育て支援についての1点目、保育施策について順次御答弁いたします。  初めに、保育園入園状況についてでございます。  平成31年4月1日時点の保育所等利用待機児童数は、ゼロ歳児が4名、1歳児が13名、2歳児が8名、3歳児が2名、4歳児が1名、5歳児がゼロ名で、合計28名となっております。一方で、同時期の認可保育所の入所あき数は、ゼロ歳児が23名、1歳児が9名、2歳児が3名、3歳児が17名、4歳児が29名、5歳児が46名で、合計127名となっております。  全体としてはあき定数が待機児童数を上回る結果となっておりますが、1歳児、2歳児については待機児童を下回る状況でございました。園の改修の関係で一時的に若干募集を減らしていた施設もございます。また、移転により、これまでよりも定員増が可能となる施設もございます。ほかにも定員の設定に余裕のある施設がございますので、可能な限りの増員に向けた対応を図っていただくよう調整してまいります。  次に、として待機児童ゼロを達成できたかについてでございます。  保育サービスの施設整備につきましては、「東久留米保育サービスの施設整備・運営及び提供体制に関する実施計画」に沿って、児童を取り巻く状況等を注視し、保育ニーズと提供体制の均衡を図りながら進めてまいりました。これにより、4月1日当初の段階で全体としてはあき定員のほうが多い状況となってございます。  次に、休日保育についてでございます。  東久留米子ども・子育て支援ニーズ調査実施に際して、休日保育にかかわる項目も調査しております。結果としましては、日曜日・祝日における休日保育の利用ニーズについては、「利用する必要はない」が最も多く、75.8%となっております。次いで「月に1~2回程度は利用したい」が20.6%、「ほぼ毎週利用したい」が2.0%と続いております。5年前の調査時とニーズとしては大きな変化がないと考えておりますので、引き続き状況を注視させていただきたいと考えてございます。  次に、病児保育についてでございます。  ニーズ調査における病児保育の利用意向につきましては、「できれば利用したい」が36.8%、「利用したいと思わない」が62.0%となっております。  市内幸町にある該当施設の平成30年度の利用状況といたしましては、年間延べ人数で163人でございました。季節による増減などもございますが、当該施設の定員は4名となっておりますので、延べ人数から考えるとまだ受け入れに余裕のある体制ではないかと想定されます。したがいまして、拡充策といたしまして、施設の周知について検討してまいりたいと考えております。  続きまして、子育て支援についての2点目、学童保育について順次御答弁いたします。  初めに、待機児童解消に向けた今後の対応についてでございます。  対応につきましては、特別教室等の活用などについて教育委員会と調整を図っておりますが、夏季休業期間に実施を予定している工事によって特別教室の活用が難しい状況が見込まれますことや、活用できそうな特別教室に空調設備がないことなど、調整が必要な状況がございます。  また、特別教室等の活用に当たりましては、対応する嘱託員の雇用も必要となりますが、嘱託員の確保が困難な状況でございます。  待機児童解消に向け、引き続き検討をしてまいります。  次に、今後の学童保育所の運営方針のスケジュールについてでございます。  今議会中に議論ができるよう、今後の東久留米市立学童保育所の運営方針(案)をお示しさせていただきたいと思ってございます。その後、8月に「今後の東久留米市立学童保育所の運営方針」を決定してまいりたいと考えております。9月に補正予算要求ということで、債務負担の設定をさせていただきますとともに関連例規の整理をいたしまして、10月から12月に事業者の選定をしてまいりたいと考えております。2月から3月に引き継ぎをいたしまして、令和2年4月より業務委託を開始したいと考えてございます。  保護者の方への説明については、運営方針(案)を策定いたしましたら、その内容につきまして学童を利用している保護者の方へ説明してまいりたいと考えております。また、職員につきましても、同様に運営方針(案)につきまして説明をしてまいりたいと考えているところでございます。  以上でございます。 12 ◯議長(富田竜馬君) 福祉保健部長。 13 ◯福祉保健部長(長澤孝仁君) 次に、地域福祉についての1点目、介護支援につきまして2点お答えいたします。  初めに、地域包括支援センターにつきましては、地域共生社会の概念が国から示されたことを含め、団塊の世代が75歳以上となる令和7年を見据えて、より一層の機能・体制の充実に努める必要があると考えており、介護等の福祉サービスを利用されている方の御意向等を把握しながら、今後の地域包括支援センターのあり方について検討を進めてまいります。  具体には、庁内に検討委員会を設け、高齢者や介護事業者などへのアンケート、介護保険運営協議会での御意見もいただきながら検討してまいります。  次に、認知症の方を被保険者とする賠償責任保険の掛金負担につきましては、幾つかの自治体で取り組みを始めたことは承知しておりますが、自助・共助・公助の分担という意味でも整理が必要なものであり、今後の国や都、他の動向を注視する必要はあるものの、現時点におきましては単独の公費負担は難しいものと考えております。  以上でございます。 14 ◯議長(富田竜馬君) 環境安全部長。 15 ◯環境安全部長(下川尚孝君) 続きまして、2点目の避難行動支援につきまして順次お答えいたします。  まず、避難行動要支援者の対象範囲でございますが、本市の地域防災計画では、高齢者は75歳以上のひとり暮らしの方、介護認定区分が要介護1から5の方、身体障害者手帳等、また視覚障害4級から6級の手帳をお持ちの方、精神障害者手帳1級から2級の交付を受けている方、愛の手帳の1度から3度の交付を受けている方、みずから支援を希望する方が対象となっております。  次に、避難行動要支援者の避難体制につきましては、内閣府が作成した「避難行動要支援者の避難行動支援に関する取組指針」におきましても、「避難行動要支援者の避難支援にはマンパワー等の支援する力が不可欠である」と記載され、避難支援等関係者である消防、警察、社会福祉協議会、民生委員、自主防災組織などの機関のみならず、地域に根差した幅広い団体の中から避難支援等の関係者となり得る方をより多く確保する際には、地域の市民の方々の御協力を幅広く得る必要がございます。また、災害発生時において円滑かつ迅速に避難支援等を実施するためには、平常時から市民同士の顔の見える関係をつくるなど、地域の特性や実情を踏まえた共助の力が大変重要であると考えております。  次に、要支援者名簿の活用につきましては、内閣府の取組指針におきましても、「避難支援等関係者に対する避難行動要支援者名簿の平常時からの提供は、避難行動要支援者名簿に掲載された本人の同意が必要であるが、より積極的に避難支援を実効性のあるものとする等の観点から、本人の同意がなくても平常時から名簿情報を外部に提供できる旨を市町村が災害対策基本条例等で別に定めている場合は、平常時からの提供に際し、本人の同意を要しないこととしているので、当該市町村の実情に応じ、必要な対応を検討されたい。なお、『個人情報保護審議会の意見を聴いて、公益上の必要があると認めたとき』など、個人情報保護条例上の規定を根拠とする場合も、『当該市町村の条例に特別の定めがある場合』に該当する」と記載されております。  現時点における当市の要支援者は1万人以上の方々が対象であり、対象者全員の同意を得ることは困難が予測されるところでございます。今後は、対象者数の絞り込み及び要支援者名簿の外部提供に関する対象者本人の同意方法など、避難行動要支援者制度の取り組みを進めるべく、現在、その構築に向けた検討を福祉等関係部署などと合同で調整を進めておりますので、いましばらくお時間がかかるものと考えております。  続きまして、3点目のごみ出し支援につきまして、ふれあい収集の検討状況につきましてお答えいたします。  これまで、ふれあい収集に係る実験の実施に向けて課題の整理を行ってまいりましたが、本は、小型廃家電を除く家庭ごみの全品目戸別収集を行っており、収集方法や対象者の範囲、そして対象者の決定など、実施するとした場合の方法についてさらに整理が必要であると考えているところでございます。  現時点では具体的にスケジュール等をお示しすることはできませんが、一定程度整理ができた段階で御説明をさせていただきたいと考えております。  以上でございます。 16 ◯議長(富田竜馬君) 梶井議員。 17 ◯18番(梶井琢太君) 御答弁ありがとうございました。それでは、順不同になりますが、再質問させていただきたいと思います。  まず、3点目の地域福祉についてなんですが、地域包括の関係については今後検討されていくということでありました。そこで確認なんですが、第6期の計画期間中には市内3つの日常生活圏域ごとにそれぞれ1カ所設置していましたが、執務スペースの狭さの解消と住民の利便性を向上するために、28年10月より東部地区に1カ所、中部地区に1カ所、それぞれ本部を開設したのは周知の事実だと思います。この効果はあったのかについて御見解を伺いたいのと、あと、第7期介護保険事業計画生活支援サービスの充実についても、第1層協議体、これは東久留米全域で、第2層協議体、これは日常生活圏域において各地域包括支援センターに配置された生活支援コーディネーター等が地域住民のネットワークづくりに取り組んでいきますという記述があると思います。こうした特に日常生活圏域における地域包括支援センター、そして特にそこに配置されている生活支援コーディネーター等の取り組みの進捗状況について伺いたいと思います。 18 ◯議長(富田竜馬君) 介護福祉課長。 19 ◯介護福祉課長(傳智則君) 包括に関しての御質問にお答えいたします。  まず1点目の6期の間に行いました窓口の増設に対する効果というところでございます。  メリットといたしましては、利用者の方が訪問できる数がふえたということは外見的にあろうかと思います。また一方、内部統制的な考え方でいうと、包括に置かなければいけない3つの職種──社会福祉士、主任ケアマネジャー、それから医療専門職が1カ所にとどまっていられないということから来る連携のしづらさといったデメリット、両方出てきているという評価が出ているところでございます。  また、第7期における第1層・第2層生活支援コーディネーターの一運営状況ということでございますが、第2層協議体は、昨年度、3圏域で3回ずつ合計9回行っており、第1層の会議におきましては年2回開催したところでございます。  以上です。 20 ◯議長(富田竜馬君) 梶井議員。 21 ◯18番(梶井琢太君) メリット・デメリットあるということでありましたが、いずれにせよ、国からだと本来は中学校区域に1つの地域包括支援センターを設置すべきという方向性が示されている中で、東久留米としてもこれまで過去は、3圏域ではありますが、地域に根差した、地域性に配慮した地域包括支援センターの設置あるいは展開に努めてきた経緯はあると思います。それは第6期の計画もそうだし、現在の第7期中もそういった方向で取り組まれているということでありますので、メリット・デメリットそれぞれあるということでありますが、この方向の中で地域に根差した地域包括支援センターの拡充についてあり方をさらに進めていただきたいと思いますので、この点については要望をしておきます。  認知症の方々の保険の件につきましては、まだ現時点ではなかなか難しいということでありました。国でも大綱がこれから示されるということでもありますので、今後、認知症の、特に御家族の方々の支援というのは大きくクローズアップされてくると思います。そういった意味で、第7期の計画の中でも「家族のサポートに効果的な新たな施策の検討を行う」ということで記述がありますので、保険に限らず、これからの検討になると思いますので、その点については重々お願いしたいという要望はしておきます。本日については要望にとどめておきます。  次、避難行動につきましては、対象者の絞り込み等含め、現段階でもまだ整理中ということでありました。これにつきましてもこれまでも申し上げておりますが、福祉部門との連携を行いながら、なかなか難しい課題でもありますので、地域のあり方、自主防災組織のあり方も含めて、支援を要する方々への避難体制については検討を重ねていただきたいなというふうに思います。  再質問1点だけ、避難行動要支援者計画について、各地域の地域包括支援センターのかかわりについて見解を伺いたいと思います。 22 ◯議長(富田竜馬君) 防災防犯課長。 23 ◯防災防犯課長(小泉勝巳君) 避難行動要支援者計画についての各地域の地域包括支援センターのかかわり合いですが、今後、避難行動要支援者ごとに策定する個別計画では、計画策定の推進においては地域包括支援センターにかかわっていただくことが大変重要になるというふうには考えております。  以上でございます。 24 ◯議長(富田竜馬君) 梶井議員。 25 ◯18番(梶井琢太君) 防災の分野でもやはり地域包括支援センターの役割というのは大変重要になってきます。特に防災については、各学校等が各地域において拠点となる、その中で避難に支援を要する方々の仕組みもつくっていくということでありますので、その中で地域包括支援センターの果たしていく役割、地域性についてもここにおいても重要なんだということがわかりましたので、防災との連携についても、福祉部門との連携、これをさらに進めていただきたいなというふうに思います。  次はごみ出し支援なんですが、これもこれまでも質問を重ねてきてはいるんですが、依然として対象範囲等の整理をされているということであります。これについては、何が課題で、どういう整理をされているのかというのはいま一つわからない部分もあるんですが、率直に言って、戸別収集が実施されているから云々という御答弁もあったかに思いますけれど、確かに、戸別収集があるからふれあい収集の部分については整理が難しい、対象範囲が難しいという課題はあるのかもしれません。その点は確かに他と違っている点もあるかと思いますが、例えばの問題で、集合住宅・団地などに2階以上に居住している方で支援が必要な方々についてはどうしているのかなと。これらの方々の支援、補い切れているのかという疑問が湧くんですけれど、そういった点について検討、ポイントを絞った形になるかと思いますけれど、検討してはどうかと思いますが、いかがでしょうか。 26 ◯議長(富田竜馬君) ごみ対策課長。 27 ◯ごみ対策課長(後藤寿之君) 現在検討中ではございますが、今、議員のほうから、団地の2階以上に居住する方の支援ということでお話がございました。現在は、繰り返しの答弁になりますが、そういった方々も含めましてこれまでの課題の整理を改めまして、収集方法や対象者の範囲、また対象者の決定などを考えているところでございます。  今後におきまして、関係部署・機関などとの調整会議や直接現場の方々のお話を伺うことなどを予定してございます。また、国や他の状況にも注視しながら、本市の方向性について考えてまいりたいと考えてございます。  現時点において具体的な説明ができず、申しわけございませんが、御理解いただけますようお願い申し上げます。
     以上でございます。 28 ◯議長(富田竜馬君) 梶井議員。 29 ◯18番(梶井琢太君) 方向性について考えていただけるということでありますが、方向性、やるか、やらないかというのはもう決まっているわけですから、方向性というのはちょっと曖昧になってしまうんですけれど、これまでの市長も含めた答弁でふれあい収集はやるという方向でもう既に来ておりますので、まさかこれでやらないということはないとは思うんですけれど、そういった具体的な例もございますので、そういった集合住宅等への対応、現在、特に課題となっている部分でもございます。そういった部分を含めて早期に対象範囲の整理等は行っていただきながら、実験収集もされるという御答弁はありましたので、早期に取り組みができるように、ここは重ねてお願いをしておきたいと思います。  続きまして、大きい2点目の子育て支援のほうです。やはり1、2歳のほうで取り組みが必要だから、増員等で対応されていくという御答弁もありました。あきがあってミスマッチといいますか、そういった部分があることも一方で、やはり1、2歳にあきがなければ待機児童ゼロを達成しているとは率直に言って言えないのではないかなというふうに思いますので、これまでの議会一般質問のやりとりの中でも、これからも不足していく可能性があるというやりとりもございました。そこで、施設、特に、例えば小規模保育施設の増設等をやはり検討するべきだし、特に地域性の分析もあわせて、これは例えば南部地域に必要なのか──待機児童ふえています。駅前に必要なのか、そういった部分も含めて地域性の分析も含め、小規模保育施設等の増設を早期に検討しないと、来年の4月まであと9カ月ですから、そこは対応していただきたいと思いますが、いかがでしょうか。 30 ◯議長(富田竜馬君) 子育て支援課長。 31 ◯子育て支援課長(関知紀君) 1歳児、2歳児の状況から鑑みての御質問でございます。  まず1つ、地域性というところの御指摘でございますが、こちらにつきましては、子ども・子育て支援事業計画といたしましては、1つの提供区域ということで検討させていただいているところでございます。  具体的に小規模保育所のほうの対応でございます。現在、これまでも御答弁をさせていただいておりますとおり、令和2年度以降のものについては現在検討している段階でございます。数値の精査を行っている段階でございます。ただ、急ぎで対応が必要なのではないかというところの御指摘、それも1点ではそういったところもあろうかというふうに考えております。  以上でございます。 32 ◯議長(富田竜馬君) 梶井議員。 33 ◯18番(梶井琢太君) 急ぎで対応していただけるということでありますので、その点についてはぜひよろしくお願いいたします。  続きまして、休日保育と病児保育についてなんですが、やはり多摩地域でも小平とか東大和市では実施しておりますし、全部の保育園で行うのは確かに難しいと思うので、例えば市内で1園でも2園でもそういった実施できる保育園が、特に休日保育についてはこれから実現できるといいなというふうには思っているんですが、他の状況を含め、ニーズ調査のお話もありましたが、そういった状況、多分他でも同様の傾向はある中で、実施している自治体というのもありますので、そういった部分を含め、調査等も含め、実現に向けた調査・検討を進めていただけないでしょうか。 34 ◯議長(富田竜馬君) 子育て支援課長。 35 ◯子育て支援課長(関知紀君) 休日保育についてでございます。  さまざまな形で実現をしている自治体があるのではないかというところの御指摘でございます。ニーズ調査の結果はニーズ調査の結果といたしまして、どういった実施方法があるのかというところ、周辺の方法などについては情報の収集のほうをしてまいりたいというふうに考えております。  以上でございます。 36 ◯議長(富田竜馬君) 梶井議員。 37 ◯18番(梶井琢太君) その点についてはよろしくお願いします。  次は病児保育についてなんですが、拡充策については、まずは周知に努められていくということでありました。ただ、最近、報道等でもよくされておりますが、ニーズが表面上は少ないかもしれないけど、さまざまな要因によって使いづらさもあるかもしれないし、距離の問題もあったりするかもしれない、あるいは時間の問題、開始時間の問題もあるかもしれません。さまざまな要因があって、もしかしたらなかなか使いづらいこともあり利用者数が比較的少ないのかもしれないので、そういった部分も含めて調査をしていただきたいのと、あと、年間延べ数で163人という御答弁もありましたけれど、季節、特に風邪等病気になりやすい季節も当然ある、ばらつきもあると思いますので、そういった時期には例えば定員に余裕がなくなることも中にはあるのではないのかなというふうに思いますが、その点について見解を伺いたいと思います。 38 ◯議長(富田竜馬君) 子育て支援課長。 39 ◯子育て支援課長(関知紀君) 病児保育の関係でございます。  時期によっての偏りとか、そういったものがあるのではないかといったところの御質問でございます。施設のほうに問い合わせをしましたところ、時期によっては、例えば感染症系ですね、インフルエンザなどの子が入る場合につきましては、ほかの方への感染を防ぐために、定員になっていなくても御遠慮いただくようなことはあるというような話は聞いております。  以上でございます。 40 ◯議長(富田竜馬君) 梶井議員。 41 ◯18番(梶井琢太君) 利用をお断りするケースもあるということでありました。そういった部分も含め、やはり一定のニーズはあるのは事実でありますので、病児保育につきましても、今後、さまざまな調査・検討をぜひ進めていただきたいと思いますが、念のため、もう一度、御答弁をお願いします。 42 ◯議長(富田竜馬君) 子育て支援課長。 43 ◯子育て支援課長(関知紀君) 病児保育の関係でございます。  ニーズはないわけではないというところはあるというところで、どういったことができるのか、工夫の余地などについては研究してまいりたいというふうに考えております。  以上でございます。 44 ◯議長(富田竜馬君) 梶井議員。 45 ◯18番(梶井琢太君) よろしくお願いします。  続きまして、学童保育についてです。この問題につきましては、先週の金曜日に、議会中に方針(案)については示したいというやりとりがありましたので、細かい部分についてはまた改めて伺ってみたいなというふうには思いますけれど、その手前で、まず、待機児童がいるというのが私は非常に気になっておりまして、エアコンがなかったり、大規模工事があったり、教室が確保できなかったりとか、さまざまな理由が述べられておりましたが、それぞれどこの学校で、今後、どういう解消の策が現時点で取り組みとして、方針として決まっているのか、あるいはめどが立っているのかについて、それぞれ伺いたいと思います。 46 ◯議長(富田竜馬君) 児童青少年課長。 47 ◯児童青少年課長(新妻理成君) 現在の待機児童に対する対応というところでございます。先ほど御説明させていただきましたところで、夏季休業期間中に実施される予定の工事ですとか空調といったところで、具体的にどういったところでそういった課題があるのかというところでございます。  夏季休業期間中に実施を予定している工事によって特別教室の活用が難しいというところにつきましては、第二小学校におきまして待機児童が生じている状況がございます。特別教室、夏季休業期間中には工事があることによりまして特別教室の活用が現時点におきましては難しいというところが見込まれているところでございます。こちらにつきましては、工事のほうのめどが立ちましたら、特別教室の活用につきまして学校側と引き続き調整させていただきまして、対応のほうを図っていきたいというふうに考えているところでございます。  また、活用できそうな特別教室に空調設備がないといったところでございます。こちらにつきましては、第三小学校のほうで活用できそうな特別教室ということであるんですけれども、そちらについて空調の設備がないということで、現在、夏ですとかなり猛暑ということで、空調設備がない中での実施は難しいというところがございます。引き続き、空調設備のある特別教室等を活用できないかということで学校のほうとも調整させていただきたいと思っているところでございます。  また、第五小学校におきましても待機児童が生じている状況がございますが、第五小学校におきましては、既に特別教室をお借りしているという状況もございまして、さらに特別教室をお借りすることができるかにつきましては、引き続き調整をさせていただきたいというふうに考えているところでございます。  以上でございます。 48 ◯議長(富田竜馬君) 梶井議員。 49 ◯18番(梶井琢太君) 二小のほうは、大規模改造工事のほうで若干おくれていると。ただ、今後、めどは一定程度ついているということで理解を一定しましたけれど、あと、三小のほうの、空調がないので引き続き調整されていくということでありました。現在、体育館にエアコンをつける云々という話もございますが、確かに体育館にエアコンがあればいいなというふうに思いますけれど、ただ、学童で特別教室にエアコンがないから使えないという状況がある中で、それを放置したままで、体育館に新たにエアコンをつけていくというのもなかなか矛盾する部分もあるかなというふうにも思いますので、ここは、やはり特別教室のエアコンについては学童の待機児童解消のためにも早急につけていただきたいなというふうに思いますけれど、この点については教育委員会はいかがでしょうか。   ─────── ◇ ─────── 50 ◯議長(富田竜馬君) 暫時休憩します。       午前10時16分休憩       午前10時17分開議 51 ◯議長(富田竜馬君) 休憩を閉じて再開します。   ─────── ◇ ─────── 52 ◯議長(富田竜馬君) 児童青少年課長。 53 ◯児童青少年課長(新妻理成君) 特別教室の活用につきましては、そういった今御説明させていただきました課題もございますことから、引き続き教育委員会とは調整をさせていただきたいというふうに考えているところでございます。  以上でございます。 54 ◯議長(富田竜馬君) 梶井議員。 55 ◯18番(梶井琢太君) 空調の件については、早急にこれはお願いしたい。教育委員会にもこれはあわせてお願いしたいというふうに思います。  少し気になっているのは、五小のほうと南町小学校ですよね。これは、要は、使える教室がないので待機児となってしまっているという理解でよろしいんですよね。 56 ◯議長(富田竜馬君) 児童青少年課長。 57 ◯児童青少年課長(新妻理成君) 五小と南町小の状況についてでございます。  五小につきましては、既に1カ所、特別教室をお借りしているという状況がございまして、今回、待機児童が生じたということで、新たに教室をお借りしての対応ということにつきましては、新たに学校のほうと御相談させていただきながらということで、まだめどは立っていない状況でございます。  南町小学校につきましては、児童数の増加ですとか学級数の増加だのという状況によりまして、お借りできる教室がないといった状況でございます。  以上でございます。 58 ◯議長(富田竜馬君) 梶井議員。 59 ◯18番(梶井琢太君) 大変困ったなと思っているんですけれど、これ、2点目の民間委託の問題、延長保育も含めた課題がありますが、待機児童を解消するめどが立っていないのに、一方で延長保育をやったり、民間委託を進める。要はあり方、体制を変えていくというのは、時間的にも無理があるのではないのかなというふうにちょっと懸念をするんですよね。今までの側の答弁は、待機児童を解消するまでは延長保育はできませんと。要は、待機児童解消が第一です、その後に延長保育やりますという御答弁がずっと続いてきたんです。で、私、延長保育してくださいと言ったら、待機児童が優先です、それはそうですよねと、それで私、納得してきたわけですが、ここへ来て待機児童が発生している。解消のめども立ってないわけでしょう。そんなので、ほかの学校では延長保育進めていくんですか。それ、おかしくないですか。早急にめどを立てる……。これはちょっとおかしいと思いますけどね。保護者の気持ちを考えればですよ。はいれないんでしょう。で、一方ではほかの学校で延長するんでしょう。おかしくないですか。 60 ◯議長(富田竜馬君) 児童青少年課長。 61 ◯児童青少年課長(新妻理成君) 今回、民間活力の導入ということで検討させていただいておりますのは、嘱託員の雇用が困難という状況もございますので、そういったことに対する対応というところの考えでの民間活力の導入といったところもございます。待機児童の対応につきましては重要な課題であると認識をしておりますので、引き続き待機児童解消に向けまして対応を検討してまいりたいと考えているところでございます。  以上でございます。 62 ◯議長(富田竜馬君) 梶井議員。 63 ◯18番(梶井琢太君) 対応する、調整するというのはいいんですよ。いつめどが立つんですかという話。いつまでにつけていただけますか、めどは。 64 ◯議長(富田竜馬君) 子ども家庭部長。 65 ◯子ども家庭部長(坂東正樹君) 待機児童の今の状況につきましては、昨年、中間見直しなどもしてまいったわけでございますけれども、昨年、特別教室の活用といったところも考えていたところではあるんですが、待機児童が昨年の場合は6名といった形で落ちついたと言っては変なんですが、そういう状況はございました。本年度になりまして、一定の量の見込みといったところを勘案しながら特別教室での対応といったところも考えてはおったんですけれども、そこに加えて、南町の部分については若干、人数的なところではちょっと想定をしてないところも出てまいりましたので、現状の中では、令和2年度からの計画も、今、学童保育の量の見込みとその提供体制といったところも考えているところでございますので、計画の中でまたそういったところを考えてまいりたいというふうに考えてございます。  以上です。 66 ◯議長(富田竜馬君) 梶井議員。 67 ◯18番(梶井琢太君) いや、だから、来年度、計画立てて、令和2年度以降に実施に向けた行動になるわけでしょう。その前には既に延長保育を一部の学童で行っていると。おかしくないですか。で、解消できる見込みは、取り組んでいますといったって、来年に向け、また教室の確保を調整していきますといったって、学校も確かにふえている、児童数もふえているし、南町なんかは20人以上、待機児童が全学年いるわけでしょう。それ、そう簡単に解消できるのかな、教室確保できるのかなというのは非常に不安が残るところであります。私としては、何としても少なくとも来年度には待機児童が解消できるようなめどを立ててくださると、今年度中に。いや、もっと早くしていただかないと、なかなか保護者の方々の理解って得られないと思いますよ。一部の学童では待機児童もいません、延長保育もします、一部は待機児童がいて、めどが立ってないんだと。この状況を保護者が納得するわけないではないですか。早急にめどを立てるような取り組み、約束していただけますか。 68 ◯議長(富田竜馬君) 子ども家庭部長。 69 ◯子ども家庭部長(坂東正樹君) 先ほど御答弁申し上げましたけれども、令和2年度からの事業計画の策定も今ございます。その中で当然、提供体制の確保がございますので、その中で整理をしてまいりたいと、こういうふうに考えてございます。 70 ◯議長(富田竜馬君) 梶井議員。 71 ◯18番(梶井琢太君) だから、提供体制といっても、20何名も減るわけないんだから、南町なんて。来年度以降の数字待ってもしようがないではないですか。だから、すぐ取り組んでくださいと。これ、約束してください。いかがですか。 72 ◯議長(富田竜馬君) 子ども家庭部長。 73 ◯子ども家庭部長(坂東正樹君) 繰り返しの答弁になりますが、令和2年度に向けての取り組みの中で整理をしてまいりたいと考えてございます。 74 ◯議長(富田竜馬君) 梶井議員。 75 ◯18番(梶井琢太君) では、一応確認しますよ。確保のめどをつける取り組みというのは、その数字が出てからでないとやりませんよということですか。よくわからないんですけれど。 76 ◯議長(富田竜馬君) 子ども家庭部長。 77 ◯子ども家庭部長(坂東正樹君) 実際に令和2年度に向けては、今、検討しているところでございますので、並行してそういったところを考えることになろうかと思っておりますので、令和2年度の数値を検討する中でそういったところをきちっと整理してまいりたいというふうに考えてございます。 78 ◯議長(富田竜馬君) 梶井議員。 79 ◯18番(梶井琢太君) いや、だから、令和2年度の見込みだって、見込みも調査は出ているわけでしょう、一定程度。減るんですか、ふえるんですか。 80 ◯議長(富田竜馬君) 子ども家庭部長。 81 ◯子ども家庭部長(坂東正樹君) 現在、数値につきましてはまだ固まっている状況ではございませんので、そこも含めて見ながら検討してまいりたいというふうに考えているところでございます。 82 ◯議長(富田竜馬君) 梶井議員。 83 ◯18番(梶井琢太君) 答弁出ないようなので、早急に取り組むべきだと思うし、この待機児童のめどがつくまでは、延長保育、一部の園で実施するというのはやはり保護者の理解もなかなか得られないと思いますよ、私は。待機児童優先というのはこれまでのスタンスだったんだから、そこはまず最優先にやっていただけませんか。最後、伺います。 84 ◯議長(富田竜馬君) 子ども家庭部長。 85 ◯子ども家庭部長(坂東正樹君) 待機児童解消につきましても大きな課題だというふうに考えてございますので、取り組んでまいりたいと思います。 86 ◯議長(富田竜馬君) 梶井議員。 87 ◯18番(梶井琢太君) この点についてはこれからの取り組み、今議会中にも基本方針が出てくるということでありますが、同時に待機児童解消については取り組まれていくということでありますので、私はさっきも言ったとおり、待機児童解消というのは、今、何よりも最優先。特にめどが立ってないわけだから、難しい課題なんだから、南町と五小なんて。そこを解消しないでどうするんですか。何か副市長おっしゃっているけれど、そんな市政運営いいんですかという話なんです。そこはぜひよくよく検討していただきたいと思います。  最後、北部・北西部地域の問題なんですけれど、ちょっと時間がないので、細かい部分についてはまた改めて質問させていただきます。これからということでありますが、やっぱり公共施設マネジメント、庁内で検討する前にいろいろ検討することもあるかと思うんです。例えば子育て支援機能といっても、市長も児童館とはこれまで断言していないですけれど、ただ、児童館だった場合に、では、市内に児童館何館要るのかとか、児童館一つとってもそういった議論って必要なわけですよね。そういうのっていつするんですか。 88 ◯議長(富田竜馬君) 企画経営室長。 89 ◯企画経営室長(土屋健治君) 北部地域の子育て支援機能については、ハード面の課題ということでとしても既に認識をしております。その実際の機能というんですかね、どういうような形態でそこの部分の北部地域での展開を図っていくのかという部分につきましては、この検討の中で検討していくことになるのかなというふうには考えてございます。 90 ◯議長(富田竜馬君) 梶井議員。 91 ◯18番(梶井琢太君) では、児童館は市内で何館必要なんですか。   ─────── ◇ ─────── 92 ◯議長(富田竜馬君) 暫時休憩します。       午前10時30分休憩       午前10時35分開議
    93 ◯議長(富田竜馬君) 休憩を閉じて再開いたします。   ─────── ◇ ─────── 94 ◯議長(富田竜馬君) 企画経営室長。 95 ◯企画経営室長(土屋健治君) すみません、お時間をいただきまして大変申しわけございませんでした。  児童館が何館というような御質問でございます。これまで児童館につきましては、以前、5館構想というようなものもございました。それ以後、滝山とくぬぎを整理して、あおぞらというような形で児童館のほうは整備してきたというような経過がございます。そういった経過の中で、北部地域についてのそういった子育て支援施設機能、これについてはハード面の整備が欠けているというような御意見をいただきまして、のほうもそれを認識した上で、今回、公共施設マネジメント推進委員会の中で検討させていただくということで現段階は整理をされているというところでございます。 96 ◯議長(富田竜馬君) 梶井議員。 97 ◯18番(梶井琢太君) いや、答弁になってないような気がするので、やはり私は最初に壇上で申し上げたとおり、必要な事業とか必要な整理すべき部分については、別途、事前に整理してから、庁内でやるんだったら公共施設マネジメントを整理していくのは土台として必要だと思いますので、それはいいけれど、事前にやはり整理すべきものはしっかりと整理すべきだという意見を申し上げて、私の一般質問を終わりたいと思います。  以上です。 98 ◯議長(富田竜馬君) 以上をもって梶井議員の一般質問を終了します。   ─────── ◇ ─────── 99 ◯議長(富田竜馬君) ここで休憩いたします。  再開、午前10時50分。       午前10時36分休憩       午前10時50分開議 100 ◯議長(富田竜馬君) 休憩を閉じて再開いたします。   ─────── ◇ ─────── 101 ◯議長(富田竜馬君) 次に、「行政について」、「教育行政について」と題して、当麻一哉議員から行います。  当麻議員。     〔16番(当麻一哉君)登壇〕 102 ◯16番(当麻一哉君) 皆さん、おはようございます。自民クラブ新人の当麻一哉でございます。よろしくお願いいたします。私は、さきの東久留米市議会議員選挙におきまして新人として立候補させていただき、そして御理解のある多くの皆様方の御支援をいただきまして貴重な議席を与えていただきました。大変ありがとうございました。この壇上に上がらせていただいたことは、大きな感謝の気持ちとともに大変身の引き締まる思いでございます。  さて、本年は平成から令和へ新しい時代へと移り変わり、そしてこの東久留米におきましては、来年、市制誕生50周年を迎えます。このような時代の節目に市政に携わることができますのは、大変光栄なことだとも感じております。  東久留米は、皆様方もご存じのとおり、水と緑が豊かなすばらしいまちです。市内を流れます黒目川、落合側のふだんの穏やかな流れは、私たち市民の心に安らぎを与えてくれています。  しかしながら、市政に目を向けますと、現在の状況につきましては、財政の問題等、決して穏やかな流れと言えず、さまざまな課題が山積しています。  私は、この市政のさまざまな課題に東久留米市議会議員として職務を遂行することに当たりましては、これまで培ってまいりました社会経験、専門知識、社会貢献活動等による経験・知識を最大限に生かして取り組んでまいりたいと考えております。特に30年の経験の、そして現役としての消防団員としては防災対策のために、そして建築の専門知識は都市整備の問題等に、生かせるのではないかと考えております。また、一市民としての視点を決して忘れることなく市政に取り組んでまいりたいと考えております。  これからの任期中は、市民の皆様の御期待にお応えできますよう、並木市長を初め市役所職員の皆様方、そして市議会議員の皆様方とともに市政の課題解決に当たっていき、この東久留米の水と緑豊かな自然環境を守りながらも、都市整備を着実に進めてまちの機能を高め、誰もが暮らしやすく、災害に強く、犯罪・事故の少ない安全・安心なまちとなるように、活力、にぎわいのある元気なまちとなるよう、また、次の世代につながるようにまちづくりを進めるべく努力してまいりたいと考えております。どうぞ皆様方の御協力をお願いいたします。  それでは、通告書に従いまして一般質問をさせていただきます。  1、行政について。  (1)消防団について。  近年は、国内各地で大きな被害を受ける自然災害が多く発生しております。その中でも昨年は、6月の大阪北部地震、7月の西日本豪雨、9月の北海道地震、10月の台風等で甚大な被害が発生いたしました。また、西日本豪雨では、住民の避難誘導の問題で被害を大きくした面もありました。  東久留米はこれまで、ほかの地域と比べ自然災害の被害を受けにくい環境にありましたが、昨年10月の台風24号では、倒木だけではなく家屋への被害も多く発生いたしました。これまで東久留米消防団の活動は、小規模の火災においては消防署隊の後方支援、台風においては警戒活動が多かったのですが、昨年の台風24号時においては、消防署隊がフル活動となり、消防団が消防署隊の後方支援ではなく、災害現場の最前線への出動が要請され、夜を徹して活動を行う状況となっておりました。  今後も想定外の自然災害が多発することが予測される中、昨年の台風時の状況を鑑みても、東久留米の防災力の大きな一角を担い、市民の安全・安心を守る消防団の体制整備は、非常に重要な課題と考えております。そこで、消防団について4点御質問させていただきます。  まず1つ目、消防団の現状充足率について、また、その年齢構成についてお伺いいたします。  2、消防団の新入団員募集方法についてお伺いいたします。  3、台風などの自然災害での出動時における活動範囲及び活動内容についてお伺いいたします。  4、消防団活動において必要となる装備を、東京都市町村総合交付金の政策連携枠を活用して充実を図ると聞いておりますが、今年度の配備予定についてお伺いいたします。  続きまして、(2)市内街路樹及び公園樹木の管理について。  この質問は既にほかの議員たちからも御質問がされていて、今議会におきましても村山議員からも御質問がされていました。しかし、昨年の台風時に現場で倒木処理等、実際に活動を行っていた経験も踏まえて、ここでさらに御質問をさせていただきます。  本年も台風シーズンがやってまいります。昨年と同様に、台風の上陸や接近に伴い、市内における街路樹や公園樹木への大きな影響が考えられます。特に昨年大きな被害をもたらした台風と同等、それ以上の台風が接近した場合には、また大きな被害が発生するとともに、その対処に追われることが予測されます。昨年の台風では、ピークが夜でしたので人的被害はなかったように記憶しておりますが、これが日中であった場合には、通行中の車両ですとか人への被害も予測されます。そこで、これら樹木の台風等の影響に向けた管理状況についてお伺いいたします。  続きまして、(3)商店街活性化の取り組みについてお伺いいたします。  平成28年度東京都商店街実態調査報告書によりますと、都内商店街数は減少傾向にあるとデータにも記されております。東久留米市内の商店街も、地域によっては差があるようですが、商店街を構成しています各事業者の個々の状況もあり、維持が大変厳しいとの声を聞いております。その中で、御高齢者の方々からは、「近所に気軽に行けて、話ができて、そしていろいろと相談ができるお店がなくなると困るよ」と、よくお話をお伺いもしております。まちが元気になるには、やはり地元の商店街が活性化することも大事なことの一つと考えております。そこで、2点御質問させていただきます。  1、商店街の実態把握について、ではどのように行われているのかお伺いいたします。  2、商店街活性化の取り組みについてお伺いいたします。  続きまして、(4)観光振興事業について。東久留米の観光振興事業についてお伺いいたします。  来年令和2年は、市制施行50周年を迎えることになります。さらには、東京2020大会オリンピック・パラリンピックが開催される記念すべき年となります。このような年は、東久留米の魅力を対外的に発信して、認知度を高め、そしてまちを活性化させる絶好の機会であると誰しもが考えているかと思われます。そうした中、近隣においても観光振興の推進が図られております。本におけます観光振興事業についての取り組みをお伺いいたします。  続きまして、(5)都市計画道路東3・4・21号線整備について。  「東京における都市計画道路の整備方針(第四次事業化計画)」において、施行の優先整備路線に選定されています東村山都市計画道路3・4・21号線(幸町-小山区間)整備の進捗状況についてお伺いいたします。  続きまして、2、教育行政について。  (1)学力定着に向けた取り組みについて。  平成31年度の施政方針におきまして、学力定着に向けた取り組みとして、子供土曜塾については国からの財政支援の終了に合わせて、また、国語力ステップアップ学習事業については3年間の事業期間が終わるため、両事業とも平成30年度をもって終了し、スクラップ・アンド・ビルドの視点から学力向上支援事業を発展的改組し、事業規模を拡大した学力パワーアップサポート事業として、さらなる基礎的・基本的な学力定着に向けた効果的な取り組みを進めていくとありますが、この事業の具体的な内容をお伺いいたします。  以上で私の壇上での質問を終了させていただきます。また、御答弁によりましては自席にて再質問をさせていただきます。よろしくお願いいたします。 103 ◯議長(富田竜馬君) 環境安全部長。 104 ◯環境安全部長(下川尚孝君) 行政についての1点目、消防団に関しまして4点の御質問に順次お答えいたします。  初めに、消防団員の充足率及び年齢構成についてでございますが、本市の消防団員は、東久留米消防団員の定員に関する条例により、定数224名に対し現時点での団員数は214名で、充足率は約96%となっております。  次に、年齢構成に関しましては、20代が12名、30代が65名、40代が92名、50代が45名となっております。  次に、2点目の消防団員の募集につきましては、ではこれまで随時行ってきているところではございますが、総合防災訓練や各避難所で行われている訓練の際に「消防団募集」のパンフレット等の配布、また、各分団におきましても地域での団員募集に力を注いでいると伺っております。  次に、3点目の台風などの自然災害での出動時における活動範囲及び活動内容に関しましては、消防団長は、出動要請により、各分団がおのおのの担当区域内の巡回を行い、冠水や倒木などを発見した際には団本部に報告を行い、現地に警察、消防または職員が到着するまでの間、通行どめの対応など周辺の安全管理を行っていただいております。また、状況に応じて土のう積みなどの越水対策を行う場合もございます。  次に、4点目の東京都市町村総合交付金の政策連携枠を活用した装備品の充実に関しましては、平成30年度は、水槽及び投光器のセットを各分団に、防寒着を各団員に配付いたしました。  今年度は、手動式油圧切断機などの簡易救助器具を各分団に配備していく予定となっております。 105 ◯議長(富田竜馬君) 都市建設部長。 106 ◯都市建設部長(小原延之君) 行政についての2点目、市内街路樹の管理についてお答えいたします。  市内の街路樹の管理についてでありますが、市内の道路や遊歩道に植栽されている樹木は約1700本あり、その樹種は、ハナミズキ、ケヤキ、ヤマモモ、イチョウなど、さまざまな樹種がございます。遊歩道や道路沿いの樹木は、自動車の排気ガス、粉じんなどの環境対策として、また、町並みとしての景観を醸し出す役割もございます。その反面、植栽後の経年により老木化した樹勢の衰退から倒木の懸念もあることから、安全確保へ向けた対応を進めているところでございます。  対応状況でございますが、これまでは、担当職員による目視によりまして樹木の健全度を把握し、必要に応じて伐採などの対応を図っておりますが、昨年の台風24号の暴風雨により倒木のあった市道107-1号線(滝山中央通り)と市道107-3号線の2路線について、街路樹の診断知識を有した樹木医による樹木診断を実施し、樹木の健全度を把握し、その結果により必要に応じ伐採などの対応を実施していくこととしております。  担当といたしましては、今後も引き続き、経年による老木化した街路樹についての健全度を把握し、必要な対応を図ることなど、道路の安全性の確保に努めてまいります。 107 ◯議長(富田竜馬君) 環境安全部長。 108 ◯環境安全部長(下川尚孝君) 引き続きまして、公園樹木の管理についてお答えいたします。  現在、では、市民の方々が安心して公園を利用していただけるよう、日常業務の中で担当職員が各公園を巡回しており、立ち枯れ等の不具合がある樹木を発見または市民の方々からの通報などがあった場合には、伐採や剪定などの対応を図っているところでございます。  議員御指摘のように、昨年度の台風24号では、ほぼ市内全域の公園、保全地域等内にわたって倒木等による甚大な被害が発生いたしました。今後も、台風等による強風があらかじめ予測される場合には、職員の巡回回数をふやすなど、パトロールによる目視点検を強化してまいります。  以上でございます。 109 ◯議長(富田竜馬君) 市民部長。 110 ◯市民部長(山下一美君) 行政について、(3)商店街活性化の取り組みにつきまして2点御質問を頂戴してございます。  1点目、商店街の実態把握についてでございますが、平成元年から3年ごとに行われている東京都商店街実態調査報告書を通じて実態把握に努めているところでございます。  また、の補助金申請受け付け時など、商店街関係者が来庁された際に直接お話を伺ったり、担当者が直接商店街を訪問するなどして実態把握に努めております。  2点目、商店街活性化の取り組みにつきましては、中小商業の経営の安定及び発展並びに地域経済の活性化に寄与することを目的に、東京都の補助金を活用した商店街チャレンジ戦略支援事業補助金に加え、独自の補助として商店街活性化対策事業補助金を交付し、商店街等が実施するイベント及び活性化事業に対し必要な支援を行っているところでございます。  続きまして、行政について(4)観光振興事業についてでございます。  まず、イベントについてでございますが、昨年度、本を含む近隣5で組織する多摩北部都市広域行政圏において、10月6日から12月24日までの期間、5の観光スポットをめぐる「北多摩TOKYOカードラリー」を実施し、7605名の参加がございました。また、12月18日から25日にかけましては、東久留米駅富士見テラス等から望む「ダイヤモンド富士事業」、1月12日には実行委員会形式で運営されている「開運!東久留米七福神めぐり」が実施され、市外からも大勢の方に御来訪いただきました。  次に、観光情報の提供及び情報発信につきましては、観光マップ「東久留米みつけた」の作成・配布、フェイスブックを利用し、東久留米の魅力を発信する「東京はしっこ☆チョコっと東久留米」の運営、その他富士見テラスの魅力増進を目的としたフリーWi-Fiの利用環境の提供も実施しております。  これらの取り組みを継続して観光振興につなげているところでございます。  以上でございます。 111 ◯議長(富田竜馬君) 都市建設部長。 112 ◯都市建設部長(小原延之君) 行政についての5点目、東村山都市計画道路3・4・21号線(幸町-小山区間)整備の進捗状況についてお答えいたします。  東村山都市計画道路3・4・21号線、幸町-小山区間約730メートルは、平成28年3月に策定した「東京における都市計画道路の整備方針(第四次事業化計画)」において、高度防災都市の実現、地域のまちづくりへの貢献の観点から、令和7年度までに優先的に整備すべき優先整備路線に選定されております。  では、幸町五丁目7番付近の冠水の解消を早期に図る考えから、小山通りまでの区間約520メートルの第1工区から事業を進めるため、昨年6月に久留米中学校において事業概要及び測量説明会を開催し、現況測量及び用地測量を実施したところでございます。平成31年4月には東京都に事業認可申請を行い、令和元年5月30日付で事業認可の取得をいたしました。  今後は、8月の上旬に権利者の方々を対象とした用地補償説明会を開催し、物件補償調査、用地取得と進めてまいりたいと考えております。  なお、道路の完成までには8年程度を見込んでおります。  以上でございます。 113 ◯議長(富田竜馬君) 教育部参事。 114 ◯教育部参事(椿田克之君) 教育行政について、(1)学力定着に向けた取り組みについての御質問にお答えします。  学力パワーアップサポート事業は、児童・生徒の発達段階に応じた学力の実態を把握することと、児童・生徒が直面する学習上の課題等を解決するために、特別に個別指導や学習援助を行うことが必要な児童・生徒を支援することを目的としています。  サポーターの勤務日数は1日5時間、週3日としており、授業中の補助など学力向上を目指した教育活動の支援や、放課後を活用した学習支援を行っております。  以上でございます。 115 ◯議長(富田竜馬君) 当麻議員。 116 ◯16番(当麻一哉君) 各担当部署の皆様、御答弁ありがとうございました。それでは、順次再質問をさせていただきます。  まず、消防団について再質問させていただきます。消防団員の充足率は、定員224名に対して214名で96%ということで、数字としては決して悪くないと受け止められますが、年齢構成が、20代が12名、30代が65名、40代が92名、50代が45名ということで、高い年齢層が多い構成であるということがよくわかりました。社会自体が高齢化していますので、仕方ない部分もあるかと思いますが、新入団員の募集を含め、各分団へのサポートをしっかりお願いしておきたいと思います。  また、これは1つ御提案なんですけれども、消防団員の皆さんはさまざまな職業の方がいらっしゃいまして、平日の日中、当然、勤務で東久留米から出られている方も結構いらっしゃると思います。そういう中で平日の日中に大きな災害が起きた場合、消防団員の戦力を投入する場合、実際に動ける消防団員の把握も、そのときの状況によっては変わると思いますが、概略を把握しておくということも災害対応に対して非常に有効ではないかと考えておりますので、こちらのほうも御検討をお願いできればと思います。よろしくお願いします。  続きまして、装備品についてですが、平成30年度は、水槽、投光器、防寒着が配備されたということですが、この投光器につきましては実際に操作確認いたしました。収納時はコンパクトで、充電式であり、これは避難所において非常に役に立つ投光器であるというふうに感じております。また、防寒着も新しい防寒着が配備されました。今までの防寒着は、私の記憶する限りでは30年以上同じモデルで、あまり機能的ではなかったものでありました。今回、この新しいモデルの防寒着が配備されたことによって、消防団員が冬の活動でもより快適に活動できるのではないかと考えております。  そして、今年度は、東京都市町村総合交付金の政策連携枠を活用した装備品の充実に関して、手動式油圧切断機などの簡易救助器具を各分団に配備していく予定とのことですが、この手動式油圧切断機は、救助の面では大きな力を発揮する反面、使用方法を誤ると大変危険であると考えます。配備の際は取り扱い操作方法など講習会をぜひしっかり行って、安全に運用できるようにお願いしたいと思いますが、この点についてはいかがでしょうか。 117 ◯議長(富田竜馬君) 防災防犯課長。 118 ◯防災防犯課長(小泉勝巳君) 東京都市町村総合交付金の政策連携枠を活用いたしました装備品の充実に関しましては、今年度予定している手動式油圧切断機の配備が決定いたしましたら、団本部と調整し、操作方法及び安全管理などの講習会を実施してまいりたいというふうに考えております。  以上でございます。
    119 ◯議長(富田竜馬君) 当麻議員。 120 ◯16番(当麻一哉君) わかりました。この点の講習に関してはしっかりと行ってもらいたいと思いますが、また、これ、講習を受けていない団員は決して扱わせてはならないようなルールづくりも必要かと思いますので、その辺の徹底もお願いしたいと思います。  また、装備品に関して1つ御提案なんですけれども、このような非常に便利な装備が配備されるということも必要なんですが、現在、各分団に大バールですとかストライカーのセットになった手動式の簡易救助工具が装備されています。これは現在1セットなんですが、こういう装備品も複数配備していただきますと、大きな災害が発生したときに複数の現場で活動できるかと思いますので、この辺も御検討をお願いできればと思います。  それと次の質問ですが、訓練についてですが、今まで自然災害に対応する訓練というのは火災対応訓練に比べて少ない状況でありますが、今後、台風等の自然災害で出動する機会がふえることが予測されます。団員自身が活動中の事故に遭わないためにもしっかりと訓練を行い、安全管理等の徹底を改めて実施すべきと考えますが、この点についてはいかがでしょうか。 121 ◯議長(富田竜馬君) 防災防犯課長。 122 ◯防災防犯課長(小泉勝巳君) 団員が活動中に事故に遭わないためにも、団員に対し安全管理等の訓練を改めて実施することに関しましては、例年9月に行っている集合参集訓練等で実施しておりますが、さらなる訓練については、消防団本部と調整の上、検討いたしたいと考えております。  以上でございます。 123 ◯議長(富田竜馬君) 当麻議員。 124 ◯16番(当麻一哉君) 東京消防庁では、災害現場で現場対応の直接活動を行わない安全管理専任の隊員を配置して、現場での消防隊員の安全を確保するという取り組みも行っています。消防団でもこのような取り組みが取り入れられれば、現場活動がより安全に行えるのではないでしょうか。この点についても御検討をお願いしたいと考えております。  この消防団について最後に要望ですが、冒頭でも申し上げましたが、今後も想定外の災害が多発することが予測される中、東久留米の防災力の一角を担い、市民の安全・安心を守る消防団の体制整備は非常に重要な課題であると考えております。消防団の力を低下させないためにも、より一層効果的な広報活動も必要かと思います。に対しましては今まで以上に御努力を要望しますとともに、また、近年まで消防団活動で御活躍されていました並木市長にもしっかりと受け止めていただければと思いますので、ぜひともよろしくお願いいたします。  続きまして、市内街路樹及び公園樹木の管理について御質問させていただきます。  まず、街路樹について、御答弁のありました本年度実施する樹木医による樹木診断の進捗状況についてお伺いいたします。 125 ◯議長(富田竜馬君) 管理課長。 126 ◯管理課長(吉川雅継君) 樹木診断の進捗状況についてお答えいたします。  樹木診断は業務委託にて行うこととしておりまして、現在、発注・契約済みでございまして、本業務の8月末の工期に向けて診断を実施し、樹木の健全度を把握し、その結果により必要に応じ伐採などの対応を実施していくこととしております。  以上でございます。 127 ◯議長(富田竜馬君) 当麻議員。 128 ◯16番(当麻一哉君) ありがとうございました。  続きまして、公園樹木の管理におきまして、街路樹の対応のような樹木診断を行うお考えがあるか、見解をお伺いいたします。 129 ◯議長(富田竜馬君) 環境政策課長。 130 ◯環境政策課長(岩澤純二君) 公園において樹木診断を行うことについてお答えします。  市内の公園樹木につきましては、公園が整備された当初に植栽された樹木に関しては台帳がございますが、年数の経過とともに実生による樹木も多数含まれているため、樹木の本数・年数の把握が困難な状況となっております。担当課としましては、議員御指摘のように、昨年度の台風により倒木等が多数発生した事実がございますので、倒木対策については課題という認識はございますが、公園樹木についてはリストが作成されていないなど街路樹とは現況が異なっているため、予算面を考慮すると、現状では公園樹木の樹木診断を実施することは難しい状況にあると考えております。  以上でございます。 131 ◯議長(富田竜馬君) 当麻議員。 132 ◯16番(当麻一哉君) わかりました。今までも管理についての質問では予算の壁に当たり、悩ましい状況ではありますので、何とか少しでも前に進んでほしいと考えております。  その中で、東京都公園協会で独自資格の樹木点検員制度の導入をしていることをお聞きしましたが、本市においてもこれが活用できないか、見解をお伺いいたします。 133 ◯議長(富田竜馬君) 環境政策課長。 134 ◯環境政策課長(岩澤純二君) 東京都公園協会では、行政職員を対象に無料で、樹木の健全育成と利用者の安全確保のため、枯れ枝の落下や倒木等のおそれのある危険期を早期に発見するものとして、樹木点検員制度という独自の資格を導入しております。公園の維持管理の担当者の中には既に本制度の受講者もおりますが、今後とも職員の専門知識の向上を図るために、配属者に対して受講を奨励していきたいと考えております。  以上でございます。 135 ◯議長(富田竜馬君) 当麻議員。 136 ◯16番(当麻一哉君) 樹木管理は大変難しいということはよくわかりましたが、倒木は家屋や人的被害に直結する大きな問題です。大きな被害が発生してから対応が動き出すということでは後手に回ってしまいます。しっかりと取り組んでいただくことを要望いたします。  続きまして、商店街活性化の取り組みについての再質問をさせていただきます。商店街活性化の取り組みにつきましては、工夫によって成果も上がっているようです。その中で商店街活性化の取り組みで交付される補助金ですが、これに関します利用の状況と、また、補助金を利用することによる効果についてお伺いいたします。 137 ◯議長(富田竜馬君) 産業政策課長。 138 ◯産業政策課長(島崎修君) 商店街活性化の取り組みについて御答弁申し上げます。  平成30年度の補助金の活用状況ですが、商店街チャレンジ戦略支援事業補助金につきましては10件、商店街活性化対策事業補助金につきましては12件実績があり、補助事業の周知に努めた結果、平成29年度に比べ申請件数は増加しております。  実施効果についてですが、都補助を活用した商店街チャレンジ戦略支援事業補助金に合わせて、商店街活性化対策事業補助金につきましても、平成30年度より補助金交付申請書に新たに事業目標を記載いただく欄を追加してございます。例えば参加店舗数ですとか来場者数などの目標数値を御記入いただいており、このことに伴い、実績報告時にも事業達成度を記入いただく欄を追加し、当初の目標と比べて成果がどうだったかチェックしていただく形へと変更してございます。目標と成果を御確認いただくことで実施事業の見直しが図られ、ひいては補助事業が商店街の活性化に資するようになるものと考えております。  なお、商店街からの報告書によりますと、新規顧客の獲得につながった事業もあり、本年度も同様に補助を行ってまいりたいと考えております。 139 ◯議長(富田竜馬君) 当麻議員。 140 ◯16番(当麻一哉君) 商店街活性化について、各商店街でも来場者の増加を目的にさまざまな企画・イベントが行われていますが、今年度に行われる新たなイベントがあればお伺いしたいと思います。 141 ◯議長(富田竜馬君) 産業政策課長。 142 ◯産業政策課長(島崎修君) 商店街活性化に関するイベントについてでございますが、本年度の新たな取り組みとして、東久留米駅前商店会では、激辛メニューの食べ歩きで来場者の増加などを目的に、8月から9月にかけて「激辛スタンプラリーin東久留米」が行われ、また、滝山中央名店会では、若い年齢層の来場者の増加などを目的に、9月から11月にかけて「ハロウィン秋のミニ祭り」が実施される予定であり、これらのイベントについても商店街活性化対策事業補助金において補助を行う予定としております。 143 ◯議長(富田竜馬君) 当麻議員。 144 ◯16番(当麻一哉君) 商店街の新たな取り組みもわかりました。事情により活動があまり活発にできていない商店街もありますが、成果が出ている取り組みや新しい取り組みを積極的に情報提供していただくことでよい動きにつながっていくのではないかと考えておりますので、よろしくお願いいたします。  続きまして、観光振興事業について再質問させていただきます。平成28年2月の東久留米観光振興分析調査報告書において、「観光振興に向けた展開の方向性」の中に、事業名として「東久留米市内に手塚ワールドを『O2O(オーツーオー)』で全面展開」とあり、その概要は、「我が国漫画界の巨星であり、芸術とまで称され得る故手塚治虫氏の終の棲家があるという最高の条件を生かし、リアルの世界ではあくまで手塚氏を主体とした演出を行い、バーチャルで手塚氏の描いた作品の登場キャラを存分に活用して東久留米の情報を多元的に発信していく」とあります。これにつきましては今までも挙がった案件かと思います。この案件は、著作権等難しい問題も関係してくるかと思いますが、他では取り組みを行っている実例もあります。当市は、先ほど挙げさせていただいた事業概要でも「手塚治虫氏の終の棲家があるという最高の条件」と記されております。来年の市制施行50周年に向けて取り組む事業としては大いに意義のある事業であり、これを観光振興に結びつけるべきと考えますが、見解をお伺いいたします。 145 ◯議長(富田竜馬君) 産業政策課長。 146 ◯産業政策課長(島崎修君) 観光振興事業について御答弁申し上げます。  議員御指摘のとおり、平成28年2月の東久留米観光振興分析調査報告書において、「展開の方向性」として10個の事業が示されており、そのうちの1つに、「東久留米市内に手塚ワールドを『O2O(オンラインとオフライン双方で行う)』で全面展開」が記載されてございます。  報告書の展開案においても、故手塚治虫氏の漫画の中には、国民的な作品もあり、また、国内のみならず海外にも根強いファンがいると記されております。  一方、故手塚治虫氏のキャラクターを使ったオブジェは既に他の自治体にも存在しておりますので、まずは故手塚治虫氏の作品を活用している自治体の状況について整理してまいりたいと考えています。  加えて、本市に転入される前にも多くの漫画を残しておりますので、本市に転入されてからの作品、本市にゆかりのある作品などについても調査・研究してまいりたいと考えております。 147 ◯議長(富田竜馬君) 当麻議員。 148 ◯16番(当麻一哉君) ありがとうございました。ぜひこの時期、この機会を逃すことなく、この手塚ワールド案件が一歩でも前に動き出すように積極的な取り組みをしていただきたいことを要望いたしますので、よろしくお願いいたします。  続きまして、都市計画道路東3・4・21号線について再質問させていただきます。まず、平成31年3月に現況測量・用地測量を完了したとのことでありますが、その規模が小山通りまでの区間が520メートルということでございますが、その間の用地取得に係る権利者がどの程度いらっしゃるのかお伺いいたします。 149 ◯議長(富田竜馬君) 道路計画課長。 150 ◯道路計画課長(武内浩司君) 平成30年度に実施しました用地測量の結果では、小山通りまでの区間約520メートルで68名の方が用地取得に係る権利者となっております。  以上でございます。 151 ◯議長(富田竜馬君) 当麻議員。 152 ◯16番(当麻一哉君) 続きまして御質問ですが、用地取得までのスケジュールは確認できました。測量とは別に、道路や橋梁などの設計についてはどの段階から実施していくのかをお伺いいたします。 153 ◯議長(富田竜馬君) 道路計画課長。 154 ◯道路計画課長(武内浩司君) 今年度、第1工区及び第2工区において、橋梁及び道路の予備設計を予定しております。この予備設計では、主に昨年度に実施した路線測量の成果を用いて、道路の縦断線形及び橋梁の形式、小山通りとの交差部等について検討し、関係部署と協議を行ってまいります。  来年度以降は、この予備設計を踏まえ、橋梁の詳細設計や道路築造に付随する電線共同溝や高低差処理に伴う擁壁の設計、交差点、取りつけ道路等の設計を順次進めてまいります。  以上でございます。 155 ◯議長(富田竜馬君) 当麻議員。 156 ◯16番(当麻一哉君) 今年度、予備設計、来年度以降から本格的な設計に移るということがわかりました。この予備設計によって、この計画の概略の全体像が見えてくることになるかと思います。  続いて質問いたします。この計画道路が通ることにより、この事業効果の一つでありますマルフジ付近、幸町五丁目の大曲がりの冠水は解消されると思いますが、この道路に合わせて水の道もできることになり、その先に冠水の影響が生じるのではないかと懸念されますが、この件についてお伺いいたします。 157 ◯議長(富田竜馬君) 道路計画課長。 158 ◯道路計画課長(武内浩司君) 近年の豪雨災害の発生が社会的な問題となる中で、冠水の抜本的な対策といたしましては公共下水道雨水事業の整備が最も有効な方法であることから、都市計画道路との一体的な公共雨水管の整備により、現在幹線道路で発生している冠水の解消を図ってまいりたいと考えております。  以上でございます。 159 ◯議長(富田竜馬君) 当麻議員。 160 ◯16番(当麻一哉君) はい、わかりました。公共雨水管整備により冠水の解消を図るということですね。  続きまして、先ほどの質問に関連しますが、今でも、集中豪雨が発生しますと都市計画道路予定地周辺の生活道路で冠水する箇所があります。そのあたりの冠水解消もあわせて図ることができるのかをお伺いいたします。 161 ◯議長(富田竜馬君) 道路計画課長。 162 ◯道路計画課長(武内浩司君) 雨水整備事業につきましては、社会資本整備総合交付金を活用しながら、社会資本総合整備計画の浸水対策事業として浸水実績や道路整備状況を考慮し進めておりますことから、まずは東村山都市計画道路3・4・21号線との一体的な公共雨水管の整備により、幸町五丁目7番付近の幹線道路において発生している冠水の解消を図ってまいります。  周辺の生活道路につきましては、都市計画道路の整備による周辺道路に降った雨の流下方向の変化などを踏まえつつ、必要性や事業効果を十分に考慮した上で整備の方向性を考えてまいります。  以上でございます。 163 ◯議長(富田竜馬君) 当麻議員。 164 ◯16番(当麻一哉君) この都市計画道路東3・4・21号線の事業の効果は、大曲がりの道路冠水解消、通過交通の流入抑制による住環境の向上、無電柱化による防災性の向上、東久留米駅・清瀬駅へのアクセス向上、安全で快適な道路空間の確保が掲げられております。この効果につきましては大いに期待されるところですが、再質問でもさせていただきましたが、冠水の問題等、計画道路周辺地域への影響にも十分注意を払っていただき、慎重に計画を進めていただきたいと考えております。  また、この計画道路にも、事前の資料では街路樹が植えられるというように示されていますが、台風の影響をしっかりと検討して、倒木被害が決して発生することのないように整備を進めていただくことを要望いたします。  続きまして、学力定着に向けた取り組みについて再質問させていただきます。学力パワーアップサポート事業の目的と具体的な内容はわかりました。これまでも学力向上策についてはさまざまな取り組みをされてきたと思いますが、今回、どのような経緯をもって事業規模を拡大することになったのかをお伺いいたします。 165 ◯議長(富田竜馬君) 教育部参事。 166 ◯教育部参事(椿田克之君) 学力パワーアップサポート事業の拡大の経緯についてお答えします。  昨年度まで、学力向上支援事業や国語力ステップアップ学習事業等、さまざまな事業で学校に指導員を配置していました。いずれも一定の成果を上げていましたが、より一層の効果を求めるための方策を検討する必要がありました。その中でも学力向上支援事業では、2月に行ったの学力定着度調査において、小学校第6学年は、第5学年のときの4月と比較して算数が4ポイント上昇しました。また、中学校第2学年は、第1学年のときの4月と比較して国語が4ポイント上昇するなど成果が上がっていました。このことから、今年度、この学力向上支援事業を基本として学力パワーアップサポーターとして事業を拡大し、基礎的・基本的な学習が十分に定着していない児童・生徒への一層の支援を行い、学力向上につなげることとしました。  以上でございます。 167 ◯議長(富田竜馬君) 当麻議員。 168 ◯16番(当麻一哉君) この学力向上支援事業は、学力定着調査結果で成果が上がっていることが確認できて、有効な事業であるということで事業規模を拡大することになったということがよくわかりました。このように学力向上に確実に成果が上がっている事業につきましては、今後もその成果が期待されます。状況に応じてバージョンアップを図りながら継続していっていただきたいと思いますので、よろしくお願いいたします。  少し時間が余りましたが、これをもって私の質問を終了させていただきます。ありがとうございました。 169 ◯議長(富田竜馬君) 以上をもって当麻議員の一般質問を終了いたします。  次に、「行政について」、「教育行政について」と題して、島崎孝議員から行います。  島崎議員。     〔17番(島崎孝君)登壇〕 170 ◯17番(島崎孝君) 皆さん、改めまして、おはようございます。質問に先立ちまして、4月の統一地方選挙で多くの方々に御支援をいただき、再び議席をあずかることができました。この場をかりて御礼を申し上げます。  少しお時間をいただき、4年間の議員としての姿勢を話させていただきます。  再び議席をあずかることができましたのは、4年間の議員活動への一定の評価をいただけたからかと思います。では、どのような活動を行ってきたのかと申しますと、まず、私が議会において賛成・反対等の判断をするための根拠そのものを、できる限り市民の方々に知っていただけるように努力してきたつもりです。どうするのか、何をするのかということを直接的に訴えるのではなく、判断の前提となる環境や状況の共有を図ることから始めるように努力してきました。具体的な手段は、報告書をつくり、その後、報告会や駅頭などさまざまな場所で市民との対話をしてきました。  内容については、大きく次の3点を取り扱ってまいりました。  1つ目は、財政システムの図表化です。現在の行政のお金の流れは大変複雑ですが、図表化し、特に政策を実行するときの財源が何であるかをできる限り丁寧に説明してきました。手数料等、直接目の前で動くお金だけではなく、所得税、市民税、固定資産税等の税金や各種社会保険料が、国・東京都や他の機関を経ての政策を実現する財源となるシステムをわかりやすく図表化し、共有できるように努力してきました。  2つ目は、東久留米の長期的課題を訴えてきました。今後の東久留米の最大の課題である少子・高齢化の影響による生産年齢人口の減少及び老朽化した公共施設とインフラの更新について、こちらも図表化し、共有しようと努力しました。将来的には担税能力のある生産年齢人口が激減し、税収が減ると同時に、高齢化の進展に伴い、医療・介護の費用が増大すると予測され、現在のサービスが維持できない可能性があることを訴えました。また、公共施設の整備が1960年から70年代に集中したため、税収が減ると予測される中、耐用年数の60年を迎える公共施設やインフラの更新が可能か、今後10年以内に求められることを伝えてきました。  3番目には、東久留米と他の人口構成の比較を行いました。国立社会保障・人口問題研究所の推計を用いて、東久留米の人口構成の変化と予測を紹介しました。と同時に、東久留米のデータと多摩26あるいは他の国データとの比較も行い、説明してまいりました。  当初は、「おまえの話には夢がない」、「できない言いわけばかりするな」、「何がしたいのかわからない」などと厳しい指摘もいただきました。しかし、徐々に東久留米が他のや他の国と異なる歴史を持ち、固有の条件のもとで発展してきたことと同時に、将来の人口構成の変化のように、これまでの市政を支えてきた条件が大きく変わることが想定されることに御理解をいただけるようになり、市民の方々からさまざまな提案をいただくようになりました。  市民と政策の背景までしっかりと共有することで、一緒に考える土台をつくることができると信じ、私がどうこうするということではなく、「皆さん、どうしますか」、限られた手段と時間の中で市民と一緒に考えようとしてきた4年間だったと思います。  こうした活動が評価されて再び議席を預かることができたと思いますので、これからの4年間も、どんなに困難な課題であっても、いたずらに不安をあおるのではなく、粘り強く現状と展望を共有するように努力し、市民の方々、そして議員の皆様、市長あるいはの職員の方々と一緒に考え、判断することを続けますので、よろしくお願いいたします。
     長くなりましたが、通告に従い一般質問を行います。  1、行政について。  (1)長期総合計画策定の進捗について。  昨年の第2回定例会において、第5次長期総合計画策定方針の骨格案についてお伺いいたしましたが、ちょうど1年がたち、次期長期総合計画策定の進捗についてお伺いいたします。先日も佐藤議員が一般質問されておりましたが、重複しないようにお伺いいたします。  まず、次期長期総合計画の策定に当たって取りまとめられた基礎調査報告書が配付されましたが、現行の第4次長期総合計画が確定される際の基礎調査報告書との取りまとめ方に違いがあるのか、あるとすれば、どこが異なるかをお伺いいたします。  (2)地域包括ケアシステムについて。  先日、母が「第2層協議体の開催についての御案内」という文書を地域包括支援センターからいただきました。母から内容について説明を求められましたが、インターネット等でさまざまな資料を見ても、余りに多様な事例が多く、うまく説明することができませんでした。そこで、地域包括ケアシステムにおける第2層協議体の位置づけ及び目的を改めてお伺いいたします。  (3)保育環境の整備について。  今定例会においても他の議員の方も質問されておりましたが、平成31年4月の保育園の待機児童数と定員のあき人数をお伺いいたします。  (4)学童保育所の運営について。  こちらも今定例会において多くの議員の方も質問されていましたが、市長が施政方針において述べられた令和2年度(2020年度)からの学童保育事業への民間活力の導入に向けた対応について、その検討の進捗状況をお伺いいたします。  2、教育行政について。  (1)図書館の運営方法について。  「今後の東久留米市立図書館の運営方針」に基づき、令和3年度からの指定管理者制度導入に向け、今年度は準備期間の2年目となっておりますが、現在の進捗状況について次の2点をお伺いいたします。  1点目は、運営方針10ページの「導入の準備期間」に7項目の準備活動が挙げられておりますが、各項目についてどのような進捗状況であるのかをお伺いいたします。  2点目は、指定管理者選定に向けての具体的なスケジュールはどのような予定になっているのかをお伺いいたします。  以上で壇上での質問を終えます。御答弁によりまして自席にて再質問させていただきます。   ─────── ◇ ─────── 171 ◯議長(富田竜馬君) 質問の途中ですが、ここで休憩といたします。  再開は午後1時。       午前11時50分休憩       午後 1時00分開議 172 ◯議長(富田竜馬君) 休憩を閉じて再開いたします。   ─────── ◇ ─────── 173 ◯議長(富田竜馬君) 御答弁からお願いします。  企画経営室長。 174 ◯企画経営室長(土屋健治君) 行政についての1点目、長期総合計画策定の進捗に関する御質問についてでございます。  今般御配付いたしました基礎調査報告書につきましては、10年前に現行の第4次長期総合計画の策定に当たり取りまとめられた基礎調査報告書とおおむね同様の構成となっております。  あえて違いを申し上げますと、新たに、基本目標ごとに各課が所管する関連行政計画を網羅的に集約して掲載するなどしております。また、前回では別冊として施策評価の抜粋や人口及び財政フレーム、アンケート結果を用いた課題の抽出などの内容を整理しておりましたが、今回は主要指標の推計として、人口及び財政フレームに特化した冊子を別に整えているところでございます。  以上でございます。 175 ◯議長(富田竜馬君) 福祉保健部長。 176 ◯福祉保健部長(長澤孝仁君) 次に、行政についての2点目、地域包括ケアシステムについてでございます。  第2層協議体とは、介護保険法第115条の45第2項第5号に定める生活支援体制整備事業の一環でございます。  生活支援体制整備事業では、医療や介護サービス提供事業者だけではなく、さまざまな生活支援サービスを提供する事業主体と連携を図り、多様な日常生活上の支援体制の充実・強化及び高齢者の社会参加の推進を一体的に図っていくことを目的として、生活支援コーディネーターの配置と協議体の設置が定められております。  この協議体は、生活支援コーディネーターと多様な地域資源の間の情報共有・連携強化の場として設置されるもので、第1層と第2層に分かれており、第1層は市内全域を対象として開催し、第2層は各日常生活圏域ごとに開催しております。  以上でございます。 177 ◯議長(富田竜馬君) 子ども家庭部長。 178 ◯子ども家庭部長(坂東正樹君) 続きまして、行政についての3点目、保育環境の整備について、平成31年4月当初における保育園入園状況について御答弁いたします。  平成31年4月1日時点の保育所等利用待機児童数は、ゼロ歳児が4名、1歳児が13名、2歳児が8名、3歳児が2名、4歳児が1名、5歳児がゼロ名で、合計28名となっております。一方で、同時期の認可保育園・保育所入所あき数は、ゼロ歳児が23名、1歳児が9名、2歳児が3名、3歳児が17名、4歳児が29名、5歳児が46名で、合計127名となっております。  続きまして、行政についての4点目、学童保育所の運営について、民間活力の導入に関しての検討状況について御答弁いたします。  平成31年度施政方針を受けまして、民間活力の導入に向けた対応につきまして、子ども家庭部におきまして課題や運営方針につきまして整理いたしました。  嘱託員の採用が困難な現状にありまして、安定的な事業の継続をどのように図るかという課題と、利用者から一定のニーズがある延長育成を実施できないかという課題へ対応する方法として、民間活力の導入が考えられるものでございます。  運営方針といたしましては、待機児童の生じていない学童保育所2校程度におきまして業務委託の実施をしますことや、業務委託する学童保育所におきましては、平日、土曜日ともに午後7時までの延長育成を実施し、延長育成料を別途負担していただくことなどを想定しております。  今後のスケジュールといたしましては、今議会中に議論がいただけるように、今後の東久留米市立学童保育所の運営方針(案)をお示しさせていただきたいと思ってございます。その後、8月に今後の東久留米市立学童保育所の運営方針を決定したいと考えております。  9月に補正予算要求ということで、債務負担の設定をさせていただきますとともに、関連例規の整理をいたしまして、10月から12月に事業者の選定をしてまいりたいと考えております。2月から3月に引き継ぎをいたしまして、令和2年4月より業務委託を開始したいと考えております。  以上でございます。 179 ◯議長(富田竜馬君) 教育部長。 180 ◯教育部長(森山義雄君) 教育行政について、図書館の運営方法について、「今後の東久留米市立図書館の運営方針」に基づく中央図書館への指定管理者制度導入に向けた進捗状況について2点御質問をいただきました。  1点目、運営方針に掲げる準備活動の進捗状況でございますが、直営体制のもと、目指す図書館像の具体化に向けた取り組みとしては、お互いに学びながら、子ども読書活動を市内全域で推進していくことを目的とした子ども読書応援団を設立したほか、今年度は第三次東久留米子ども読書活動推進計画の検討・策定をしてまいります。  また、今後の選書・除籍に関して、昨年度、選定・除籍の方針や基準、実務における留意事項等の整理を行ったほか、これまでの図書館事業及び具体的業務の洗い出しや中央図書館の大規模改修に向け、関連部署と連携を図りながら施設整備内容の検討を行ってまいりました。  今年度においては、指定管理者募集に当たって示す業務要求水準書等の作成や、関係部署とも連携を図りながら組織体制の検討及び中央図書館の大規模改修に向けた実施設計委託等を行ってまいる予定です。  2点目の指定管理者選定に向けた具体的なスケジュールでございますが、今年度、業務要求水準書等の策定とともに、選定に向けた予算要求などを行ってまいります。また、来年度は東久留米指定管理者選定委員会を設置し、選定事務を行ってまいりますが、令和2年内には指定管理者の候補者を決定の上、市議会に上程させていただく予定で進めてまいります。  より具体的なスケジュールについては、業務要求水準書や募集要項を策定する中で検討してまいります。  今後におきましても、令和3年度からの指定管理者制度の導入に向け、方針に沿って鋭意取り組んでまいります。  以上でございます。 181 ◯議長(富田竜馬君) 島崎議員。 182 ◯17番(島崎孝君) ありがとうございました。それでは、再質問のほうを、まず長期総合計画策定の進捗について、その次には図書館の運営方法について、その次に学童保育所の運営について、保育環境の整備について、地域包括ケアシステムについての順番で再質問させていただきます。  第5次長期総合計画の基礎調査報告書III章の「関連行政計画の整理・分析」、先ほど御答弁もいただきましたが、第4次長期総合計画の調査報告書にはない項目で関連行政計画が網羅的に掲載されて、計画期間や計画の趣旨・目的が一覧でき、大変便利な資料になっております。このまま別冊にしていただいてもいいのではないかなというふうに思いますので、行政の基本を理解するために大変助かっております。本当にありがとうございます。  再質問ですが、2点お伺いします。  1つ目は、前回の別冊資料と異なり、今回は人口・財政フレームに特化した冊子を準備中であり、その前手の資料としてペーパーのものを何枚かいただきましたけれども、人口フレームの内容について改めて推計結果の説明をお願いいたします。  2つ目は、今回の基礎調査報告書のアンケート調査についてお伺いいたします。調査報告書の156ページから157ページに東久留米への居住意向のアンケート結果が掲載されております。これが前回のアンケート調査と数値が若干異なっておりまして、「ずっと住み続けたい」というのが前回32.9%であったのが、今回は24.7%と8.2%マイナスになっています。かわりにふえた項目は、「わからない」が5%、「できれば住み続けたい」が3%ふえているということで、単純に見れば、「ずっと住み続けたい」と思った方が「わからない」とか「できれば住み続けたい」というふうに若干判断を保留されている部分があるのかなということです。年代別に見ても、特に30歳代において、「できれば住み続けたい」が大きく減少し、「できれば転出したい」、「わからない」がふえています。これから住む場所を決める年代の方の認識ですので、基本構想審議会ではこれをどのように受け止めたのかということをお伺いいたします。 183 ◯議長(富田竜馬君) 企画調整課長。 184 ◯企画調整課長(小堀高広君) 今般行いました人口フレームの推計に関する御質問にお答えいたします。  推計基準は平成30年1月1日時点の住民基本台帳の値を用い、人口増減は、出生・死亡による自然動態と、転入・転出による社会動態についてそれぞれ整理・分析し、反映させております。なお、対象期間は、計画期間にさらに10年上乗せした20年間といたしました。  総人口は、計画の終期である令和12年には基準年から5000人ほど、率にして4.3%減少する見込みになっております。さらに10年先では、基準年から1万人弱、率にして8.4%減少する見込みでございます。  これを年齢3階層別に見て増減率だけを申し上げますと、令和12年には年少人口が13.7%減少し、生産年齢人口が6.6%減少する見込みである一方で、老年人口は4.6%増加する見込みでございます。さらに10年先では、基準年から年少人口が19.5%減少し、生産年齢人口が17.8%減少する見込みである一方で、老年人口は16.6%増加する見込みでございます。  なお、資料では参考までに国立社会保障・人口問題研究所の推計結果も載せていますが、おおむね近似値の結果であったと捉えております。  また、アンケート結果につきましては、今ほど議員より御紹介のあったポイントも含め、基本構想審議会で御説明申し上げております。以降の会議では、年齢層を意識した御意見も多くいただいておりまして、加えて、今後行っていく市民参加の取り組みに向けて、若年層を対象とした意見聴取に言及されるということもございました。委員それぞれにおかれましてさまざまな情報を御認識されているものと考えております。 185 ◯議長(富田竜馬君) 島崎議員。 186 ◯17番(島崎孝君) あと、アンケート調査については、課題を共有していただけている様子なので、その方向で、これから選択する人たちにとってどういうまちであるかということも検討の対象として十分認識していただけたらと思います。対応をよろしくお願いします。  続きまして、人口フレームについてですが、昨年の一般質問の際にもお願いしましたとおり、計画年度の2030年までではなくて2040年までの参考推計値を試算していただきまして、ありがとうございます。実際、2040年、これから10年間よりも2030年から40年のほうが変化の幅がまた大きくなるということで、単純にこの次の10年間だけを見ればいいのではないということも、基本構想審議会や皆さんと共有できればいいのではないかというふうに思います。  また、昨年発表された国立社会保障・人口問題研究所の推計ともほぼ同じであることもわかりましたが、問題は、計画年度の期間も生産年齢人口が減少しますけれど、とにかく10年後のほうが大きく減少することもはっきりしました。  ここで質問なんですけれども、財政フレーム上は、この生産年齢人口の変化、減少というのはきちんと盛り込まれているのかということを確認いたします。 187 ◯議長(富田竜馬君) 企画調整課長。 188 ◯企画調整課長(小堀高広君) 歳入を費目別に見込むに当たりまして、この生産年齢人口の減少という傾向が納税義務者数の減少に直結するものという理解でおりまして、それを税の将来推計を見込むに当たり反映いたしております。  以上でございます。 189 ◯議長(富田竜馬君) 島崎議員。 190 ◯17番(島崎孝君) 納税義務者数の減少をきちんと見込んでいるということはわかりました。  続いて、いただいた資料の中では、4番目に歳出費目別の将来見込みにおいては、歳出を義務的経費と投資的経費に大別してグラフ化して数値も入れていただいている表がありますが、その表においては投資的経費は毎年32億4000万円と固定しております。「決算参考資料」における他の投資的経費と比較して、特に26の平均と比較しても低い水準になっていますが、この計画の数字というのは施設整備プログラムの試算数値をきちんと盛り込んでいるのかをお伺いいたします。 191 ◯議長(富田竜馬君) 企画調整課長。 192 ◯企画調整課長(小堀高広君) 財政フレームの推計に関する御質問にお答えいたします。  推計に当たりまして、普通会計におけるそれぞれの費目ごとに積み上げを行っており、資料ではその結果を大まかにわかりやすさを重視した形でお示ししております。  御指摘のとおり、投資的経費につきましては、毎年度同額で推移させておりまして、これは、施設整備プログラムの取り組みを推進していく上では経費の平準化に努めていく必要があるという基本的な考え方に基づくものでございます。 193 ◯議長(富田竜馬君) 島崎議員。 194 ◯17番(島崎孝君) では、施設整備プログラムの計画も見込んでいることはわかりました。事業費の多寡は別にしたとしても、投資的経費の財源は一定の起債を行っています。この5番目の資料の「義務的経費の将来内訳」においても公債費は微増傾向になっています。かつ、起債している地方債の試算額よりも少ない金額になっているということから、地方債の残高もふえていくことになることが推測できますが、この辺は地方債残高が膨らんでいくということについても基本構想審議会ではきちんと認識を共有できているのかをお伺いいたします。 195 ◯議長(富田竜馬君) 企画調整課長。 196 ◯企画調整課長(小堀高広君) 地方債残高の推移につきましては、資料には取り出して掲載はいたしておりませんけれども、傾向といたしますと議員御指摘のとおりでございます。このことも含めまして4月に開催いたしました第3回の審議会で御説明申し上げ、共通の御認識をいただけたものと考えております。 197 ◯議長(富田竜馬君) 島崎議員。 198 ◯17番(島崎孝君) 確かに、他公共施設マネジメント等の資料を見ても一時的に地方債残高がふえるという試算はありますので、施設を保有し、維持更新する際には同じことになるのではないかということだと思います。  投資的経費の見込みにつきましては、もう一度ちょっとお伺いいたしますけれども、実は東久留米は、「決算参考資料」によれば、この10年間、2008年(平成20年)から2017年(平成29年)までの10年間に平均して約21億円でした。1人当たりで見ると26平均の約半分です。近隣5平均を見ても約4分の3にしかなっておりません。施設整備プログラムのほうも、つくられてから毎年ローリングを行うに当たって、財源の調達が難しいことを理由に大規模改修を先送りするケースも当初の施設整備プログラムからは行われています。  質問としては、先ほどの逆に聞こえるかもしれませんけれども、投資的経費の必要額は32億4000万円はわかったんですが、過去の10年間の当の投資的経費の約1.5倍の金額なんですけれども、これは試算として本当に妥当なのかどうかということをお伺いいたします。 199 ◯議長(富田竜馬君) 企画調整課長。 200 ◯企画調整課長(小堀高広君) 財政フレームの推計に当たりましては、各費目ごとに、どういった考え方に基づいてそれをスライドさせていくかというところから始めたわけでございますけれども、本としての公共施設マネジメント、これまでの取り組みも踏まえまして、今後につきましては先ほど申し上げましたとおり、施設整備プログラムの取り組みに加えまして、街路事業費や雨水整備事業などの都市計画税を充当することを視野に入れた取り組みなども含め、インフラ施設も含めた公共施設のマネジメントに係る経費として見込んでおります。そうした結果、このような金額になってくるものと推計した結果でございます。 201 ◯議長(富田竜馬君) 島崎議員。 202 ◯17番(島崎孝君) こちら、最後は意見なんですけれども、試算上の必要な額であるということはわかりましたけれども、実際に必要とする金額そのものというのは、維持しなければならない施設というのは、実は東久留米の現行の財政体力からすると過剰なのではないかということを示しているのではないかというふうに私は思います。「お金がない」、「財政が厳しい」といった言葉には2つの内容があるのではないかと思っておりまして、1つは収入そのものがない状態ということ、もう1つは収入に見合った支出をしていない、我々が持つべきもの、持てるものを超えたものを持ってしまっているのではないかということを、今回の試算というのはある種あらわしているのではないかというふうにも思います。  こちらは、収入に関して財務諸表、特に貸借対照表を見れば、今回も開始貸借対照表は、先般、財務諸表でいただきましたけれども、これが9月の決算前後になると新公会計システムによる財務諸表が出てきて貸借対照表が出ると思います。こちらを見れば、東久留米は資産が超過している。債務はたくさんあったとしても資産も持っている状態ということもわかりますが、同時に、その資産を維持するだけのお金が、先ほどの質問であれば試算上は30億必要だけれども、今までの実績だと20億しか出せないということ、こういったことをできれば基本構想審議会においても認識していただいて、我々の施設・サービスというものをどういう形で今後継続するかということを検討していただけたらなというふうに思います。以上をもって長期総合計画に対する再質問のほうは終わります。  続きまして、教育行政についてお伺いいたします。質問項目について、7項目についてはおおむね順調に準備が進んでいることもわかりました。  指定管理者のスケジュールについても了解いたしました。  今後も運営方針に沿って準備を適切に進めていただきたいのですけれども、今定例会においても阿部議員も質問されておりましたが、この準備活動及び大規模改修における現在の課題というのは何かということをお伺いいたします。
     また、指定管理者の指定期間というのは大体何年を考えているのか、現時点での見解があればお伺いいたします。 203 ◯議長(富田竜馬君) 図書館長。 204 ◯図書館長(佐藤貴泰君) 準備活動における現在の課題、それから指定管理者の指定期間について再質問をいただきました。  1点目でございますが、中央図書館と3つの地区館を一体的に運営する指定管理者を導入するに当たりましては、今後もが直接担う業務や図書館行政、指定管理者に対するモニタリング等のの役割と指定管理者における民間活力を活用する業務とがございますが、運営方針に掲げる新しい図書館運営の具現化に向けて効率的で実効性のある運営体制の構築が必要であると考えており、業務要求水準書策定とともにその検討を進めてまいります。  また、中央図書館の大規模改修工事に向け、今年度は実施設計委託を行ってまいりますが、来年度の改修工事の規模や期間、安全性の観点から長期休館となる可能性が高いと考えてございます。  また、改修工事において想定される課題点でございますが、中央図書館が休館中においても3地区館は開館しておりますので、各地区館での図書館サービスは行われます。それに伴い、書籍等の購入に向けた選定作業や地区館への配本、相互貸借やハンディキャップサービス業務など、中央図書館での経常的な作業は行うこととなります。これらの業務を、工事期間中も一定の間、図書館内で行うことができるか、仮の事務室を別に設ける必要があるか、また、工事の規模や内容によりましては中央図書館で所蔵する約27万冊の蔵書を図書館外に移設する必要があるかなどが現時点での課題であり、これらは工事の規模により対応も異なるものと思われますため、実施設計を行うとともに検討してまいります。  次に、2点目の指定管理者の指定期間でございますが、これまでの地区館の指定管理期間等も勘案しながら5年間を想定しておりますが、こちらも業務要求水準書等を策定する中で検討してまいります。  以上でございます。 205 ◯議長(富田竜馬君) 島崎議員。 206 ◯17番(島崎孝君) 現在の課題と想定している指定期間についても了解いたしました。指定管理者の指定期間については、他自治体における図書館並びにほかの公共施設の指定管理者の導入事例なども参考にして、柔軟に対応していただけたらというふうに思います。  再質問は、今回は、業務要求水準書の策定と大規模改修に向けた実施設計がスケジュール的には並行しているようになるというふうに思います。そこで、指定管理者による新たな図書館運営を行うに当たり、業務仕様に合わせた施設レイアウト改修がある、そういったことも出てくるのではないかと思いますけれども、業務要求水準書策定と実施設計のリンク・連携について検討するべきではないかと考えますけれども、今後の進め方について見解があればお伺いいたします。 207 ◯議長(富田竜馬君) 図書館長。 208 ◯図書館長(佐藤貴泰君) 運営方針におきましては、新たなサービスのための基盤整備とあわせた大規模改修の必要性を述べております。議員御指摘のとおり、新たな図書館運営を行うに当たっては、が担う業務、指定管理者が担う業務、それぞれの仕様に合わせた施設のレイアウト改修なども必要であろうと考えてございます。  今後の検討に当たりましては、業務要求水準書の内容と大規模改修に向けた設計内容、こちらを相互に確認・リンクさせながら作業のほうを進めてまいりたいと考えてございます。  以上でございます。 209 ◯議長(富田竜馬君) 島崎議員。 210 ◯17番(島崎孝君) 大変な作業が控えておりますけれども、適切に指定管理者導入に向けて準備を進めていただけたらというふうに思います。よりよい図書館運営が可能になるようによろしくお願いいたします。  続きまして、学童保育所の運営について再質問いたします。多くの方も質問されておりましたので、またこちらもあまり重複のないようにしたいと思いますけれども、まず1つは、案については今議会で提出されるということで、その後のこちらのスケジュールの中で何度か議論もあったと思うんですけれども、議会に提出された後の運営方針(案)については、これは運営方針(案)そのものについてのパブリックコメントを行うのかどうかを確認させていただきます。  また、先ほども人口推計の中で、今後10年後、20年後には働く人が、東久留米ではありますけれども、こちらは10年後で6.6%減、20年後では17.8%減というように、働く人そのものが減っていく。日本全体ではもっと大きな水準で減っていくということですけれども、それも踏まえた上で、採用が困難になっていくような要因についてどのようなお考えがあるのかお伺いいたします。 211 ◯議長(富田竜馬君) 児童青少年課長。 212 ◯児童青少年課長(新妻理成君) まず、運営方針(案)のパブリックコメントの実施についてでございます。  学童保育所における課題や対応等を整理いたしまして、今後の学童保育所の運営方針の案をお示しさせていただきたいと考えております。お示しさせていただきました今後の東久留米市立学童保育所の運営方針(案)につきましては、パブリックコメントを行いまして意見を伺っていきたいと考えております。  続きまして、採用が困難な要因についてでございます。  採用が困難な状況につきましては、少子・高齢化による労働力人口の減少に伴い、採用が困難な状況があると考えているところでございます。  また、学童の嘱託員につきましては、保育士や教員などの資格を有する方を募集しておりますが、そのような資格を有する方は限られているという状況もございます。他におきましても、学童の職員を募集しても応募が少なく、採用が困難であるという話は聞いておりますので、そのような資格を有する方が多くのところで求められているということも要因としてあろうかと考えているところでございます。  以上でございます。 213 ◯議長(富田竜馬君) 島崎議員。 214 ◯17番(島崎孝君) これからも、学童のサービスを安定的に継続するためにどのようなことが可能であるかということを適切に準備していただけたらというふうに思います。特に今、生産年齢人口の減少というのは重大なインパクトがありますので、それらに対する適切な対処というのも含めて考えていただけたらと思います。  続きまして、保育環境の整備について再質問させていただきます。まず、昨年の4月1日時点での保育所等の待機児童数では38名だったと思います。今年は28名で10名減ってきたということは、取り組みの成果がうまく出たのではないかというふうにも考えます。そこで、30年4月1日時点と31年4月1日時点におけるゼロ歳児の保育所等の待機児童数をもう一度確認させていただきます。 215 ◯議長(富田竜馬君) 子育て支援課長。 216 ◯子育て支援課長(関知紀君) ゼロ歳児に関する保育所など利用待機児童数でございます。平成30年4月1日時点では3名でございました。平成31年4月1日時点では4名となっておりますが、あき定数のほうも23名ということで、大きくあき定数が上回っているという状況でございます。 217 ◯議長(富田竜馬君) 島崎議員。 218 ◯17番(島崎孝君) こちらは、あき定数がそれだけ大きいということを踏まえれば、しんかわ保育園のゼロ歳児の募集停止の影響は今年度はなかったということが確認できました。「東久留米保育サービスの施設整備・運営及び提供体制に関する実施計画」に沿った取り組みが実を結んだものではないかというふうに評価いたします。  その上で、今後の取り組みについてもお伺いいたします。子ども・子育て支援事業計画に関する検討が行われておりまして、配付された資料の中でも量の見込みに関してという資料をいただいております。こちら、2020年(令和2年)では、3号認定の1歳児から2歳児の量の見込みが966名とのことでしたが、他の議員への御答弁の中でも、子ども・子育て会議においてこの数値についての議論をされている最中だということでありますけれども、具体的な対策といったことについてもう一度、数値の精査と並行して検討していくべきだと考えますが、御見解があればお願いいたします。 219 ◯議長(富田竜馬君) 子育て支援課長。 220 ◯子育て支援課長(関知紀君) 数値の精査とあわせまして確保方策についても並行して検討すべきではないかとの御指摘でございます。  他の議員からも御指摘をいただいているところでございますが、まず、「東久留米子ども・子育て支援事業計画の中間年の見直し(補正)について」における量の見込みと確保方策については、必要な対応を既に図っているものでございます。そういった中で時点のずれと申しますか、本来、令和2年からの子ども・子育て支援事業計画に量の見込みと確保方策として取りまとめられ、その後、個別具体の対応が検討されるべき数値について御質問いただいている状況かと思います。そういった状況においての対応とはなりますが、ではこれまでも、児童を取り巻く状況などを注視しながら必要に応じて保育サービスの施設整備を進めてきたところでございますし、引き続き必要な対応を図ってまいります。  以上でございます。 221 ◯議長(富田竜馬君) 島崎議員。 222 ◯17番(島崎孝君) 適切に対応をお願いいたします。こちらの資料の量の見込みによれば、2021年には1歳、2歳児は937名、2022年には908名、2023年には880名、2024年には870名というように、大きく数字が変動しているということもありますので、それらも見据えた上で適切に対処していただきたいと思います。長期的に見ても、政策を実行しても年少人口の減少というのも、やはり先ほどの生産年齢人口の減少以上の幅で減少していくこともありますので、整備についても長期的な視野も入れて検討していただけたらというふうに思います。  続きまして、最後に地域包括ケアについて再質問いたします。地域包括ケア、第2層協議体の目的についてはわかりました。ここで、まず2点再質問させていただきます。  昨年度における第2層協議体の開催の頻度、開催圏域数、参加者数、先ほどもお答えいただいているんですが、あとそのほかには参加者数とか具体的な活動をお教えください。  また、今回の母に来たような案内というのは何名ぐらいに出して、どのような方々が参加されたのかということもお伺いいたします。  2点目は、市内全域でこの第2層協議体というのを実施する必要はないということなんですけれども、第2層協議体の圏域ってどのように設定されていて、2025年までにはどの程度市内をカバーするのかという、そういった予定というのはあるかどうかをお伺いいたします。 223 ◯議長(富田竜馬君) 介護福祉課長。 224 ◯介護福祉課長(傳智則君) 第2層協議体についての御質問でございます。  第2層協議体の開催ですが、昨年度は合計9回開催いたしまして、191名の方に参加をいただいております。  内容ですが、例えば民生・児童委員や地域活動団体など、お互いの情報共有だったり、警察署から警察官をお招きして詐欺被害防止の講話を受けたり、また、認知症の方をどうやって地域で支えるかを話し合い、認知症カフェを立ち上げたり、体操自主グループの立ち上げをしたりしました。このように、第2層協議体は、地域ごとの強み・弱みに応じて多様なものになっています。  今回の西部地域における第2層協議体は、下里地域を中心に協議をする予定になってございまして、開催の御案内は西部地域包括支援センターからおおむね50名程度にお声かけしているということでございます。医師会、歯科医師会、薬剤師会、自治会、認知症のサポーター、自主グループの主催者、協力いただける住民の方、駐在所の駐在員の方といった方々に御参加をお願いしているということでございます。課題に応じましては、シニアクラブやシルバー人材センターなどにもお声かけをすることがございます。  2点目、第2層協議体でございますが、こちらは、その地域をメッシュで分割して順番につぶしていくというようなものではなくて、生活支援コーディネーターが地域を日々回る中で、大小さまざまな課題を相談されたり、見聞きしたりすることもきっかけとして、住民コミュニティのエリアを一定の範囲に設定して開催をしていきます。具体的な困り事を基点とすることもあれば、まず協議体を開催する中で、そこの地域の課題意識の共通化を図るところから始めるというケースもございます。  内容によっては1カ所につき1回ではなく、具体の課題に細分化し、個別協議していくこともあるし、住民の皆さん同士のコミュニティが一定程度確立すれば協議体の形としては終了ということも考えられます。これらの協議は継続的に行っていく必要があるため、2025年や特定の時期を区切りとして捉える考え方はしておりません。  以上です。 225 ◯議長(富田竜馬君) 島崎議員。 226 ◯17番(島崎孝君) 本当にその地域の状況を共有することがまず最初にありきという形で、さまざまな活動があるということもわかりました。  最初の部長答弁でいただいた中では、第2層協議体の中での情報共有ということも、特に情報共有・連携強化の場という言葉もありましたけれども、その情報共有については具体的にはどのようなものを共有していこうということなんでしょうか。 227 ◯議長(富田竜馬君) 介護福祉課長。 228 ◯介護福祉課長(傳智則君) 情報共有でございます。  この協議体の中での情報共有は、それぞれ多種多様な情報が参加者の間で交換されています。地域包括支援センターであんしん生活調査を行う中で、地域の高齢者の方から回収したアンケートなどから見える困り事などを共有することもあります。一番大切なのは、お互いの顔が見える関係を構築すること、また、課題を共通認識すること、その地域課題に対してそれぞれの住民や組織がどのように貢献できるかを持ち寄ったり組み合わせたりすることであって、そのことによって、地域の力で地域の課題の解決を目指すということが大切な目的だと考えております。 229 ◯議長(富田竜馬君) 島崎議員。 230 ◯17番(島崎孝君) お互いの顔が見える関係を構築するということ、ある意味、以前では当たり前であったことが、なかなか住民自身の中、市民の中では自律的に顔の見える関係というのをつくれないのが現状に近くなっているんでしょうから、そういったことをこういったことを起爆剤にして構築していただければいいなというふうに思います。  では、その中で今度は逆に、第1層協議体、市域全域と今回の第2層協議体の機能の分担というのはどのようになっているのかお伺いいたします。  また、それぞれの運営というのは、厚生労働省の資料では社会福祉協議会が多かったりするんですけれども、東久留米では、私の母がもらったものは西部地域包括支援センターからいただいておりますが、どういう団体がその第2層協議体の運営を担うのかということをお伺いいたします。 231 ◯議長(富田竜馬君) 介護福祉課長。 232 ◯介護福祉課長(傳智則君) 第1層協議体につきましては、市内全域に共通する、複数の人に普遍的に影響を及ぼす地域の課題を協議いただく場として、これはがとり行っております。第2層協議体につきましては、日常生活圏域の中で一定の住民コミュニティのくくりごとに、課題に応じて柔軟に開催をしておりまして、各地域包括支援センターがとり行っているという状況でございます。 233 ◯議長(富田竜馬君) 島崎議員。 234 ◯17番(島崎孝君) わかりました。包括支援センターが東久留米では担っているということで。包括支援センターはほかに地域ケア会議も運営されているかと思うんですけれども、今度、地域ケア会議と第2層協議体というのはどういう関係でされていますでしょうか。  また、再質問2つですけれども、生活支援コーディネーターというのは、今回はまた協議体の中ではどのような役割を果たしているのかお伺いいたします。 235 ◯議長(富田竜馬君) 介護福祉課長。 236 ◯介護福祉課長(傳智則君) 地域ケア会議と第2層協議体の関係ですが、こちらは両方とも地域支援事業の一つでございます。これらは根拠条文が分かれておりまして、介護保険法第115条の45第2項のうち、1号が地域ケア会議、同5号が第2層協議体となってございます。根拠条文は分かれていても、いずれもインフォーマルなサービスや地域のみまもりネットワークなど地域で必要な資源を開発し、生活支援・介護予防体制を整備するという点で共通の目的を持つため、東久留米においては地域ケア会議は第2層協議体を兼ねて開催をしているところでございます。  次に、2点目の生活支援コーディネーターでございますが、こちらは第2層協議体の中心となって会議を準備・進行しているという役割を負ってございます。 237 ◯議長(富田竜馬君) 島崎議員。 238 ◯17番(島崎孝君) 法のフレームの中では別々のものであったとしても、運用上は柔軟に対応していただけるということで、内容についても本当に種々さまざまなものに対して窓口を広くやれるということがわかりました。  まず1点目の再質問は、その協議体運営、さまざまなフレームをつくっていろんな活動をされているんですけれども、その課題と今後の展望についてお伺いいたします。  2つ目は、地域課題によっては、今、地域の中のいろんな方々が参加しているようになっているんですけれども、これらの方々というのは実は庁内においては別々の部署で対応されているものかと思うんですが、庁内の各課との連携についてはどのように考えているのかお伺いいたします。  そして3番目、これ、最後ですけれども、今るる質問しておりましたが、やはり第2層協議体という名称は何かすごく形式張っていてわかりにくい。直感的には何をするのかわからないなというような感じの名称であるんですけれども、こちら、親しみやすい名称にしてはどうかなというところであります。他の事例でありますけれども、これもわかりやすいって言えるのかどうかは何とも表しがたいんですけれども、例えばお隣の清瀬では「支え合うきよせ委員会」というような名称で第2層協議体を運営されているようなんですが、そちらについて御見解があればよろしくお願いいたします。 239 ◯議長(富田竜馬君) 介護福祉課長。 240 ◯介護福祉課長(傳智則君) まず、協議体運営に係る課題と今後の展望ということでございます。課題につきましては、いかに地域における自助・共助の力を高めていけるかということにあると考えております。長きにわたりまして昔ながらの近所づき合いが少なくなってしまっている中、これらの力を復活させていくのは極めて難易度が高い作業でございます。時間もかかるものと考えておるところでございます。  2点目、庁内の連携でございます。こちらにつきましては、各包括が開催する第2層協議体にはから地区担当の保健師が参画しておりますので、地域の課題解決のプロセスの中で、庁内のほかの課との連携が必要な際には当然連携を行ってまいります。  また、名称の件でございます。こちらの名称の件につきましては、確かに愛称等の考え方もあろうかと思います。御意見賜りまして、内部で研究をさせていただきたいと存じます。  以上です。 241 ◯議長(富田竜馬君) 島崎議員。 242 ◯17番(島崎孝君) 実は、先ほど私、梶井議員の一般質問の中で「自治体3.0」という言葉を初めて知りまして、ある意味、この第2層協議体、生活支援体制整備事業というのは「自治体3.0」の役割の端緒になるものではないかというふうにも思いました。こういったことで、今後の少子・高齢化による人口減少、生産年齢人口が減少していく社会の中で、いかに行政サービスあるいは介護のシステムというものを整えていけるか、維持できているかということが問われているかと思いますので、適切にこれを進めていただけたらというふうに思います。  以上で私の質問を終わります。ありがとうございました。 243 ◯議長(富田竜馬君) 以上をもって島崎議員の一般質問を終了します。  次に、「行政について」、「教育行政について」と題して、島崎清二議員から行います。  島崎議員。     〔14番(島崎清二君)登壇〕 244 ◯14番(島崎清二君) 自民クラブの島崎清二です。よろしくお願いいたします。さきの統一地方選挙におきまして多くの皆様方より御支援をいただき、議席をあずかることになりました。この場をおかりいたしまして改めて厚く御礼申し上げます。ありがとうございます。  また、市長を初め長側、部課長、職員の皆さん、そして各議員の皆様方には、また4年間よろしくお願い申し上げます。  さて、平成から令和へと新たな時代の幕開けとなりました。平成を振り返るとどのような時代だったのでしょうか。また、令和がどのような時代となるのでしょうか。平成時代は、1989年、昭和天皇が崩御され、平成が始まりました。令和は、天皇陛下の退位によって2019年(平成31年)4月30日、平成が幕を閉じ、5月1日、令和時代の幕開けとなりました。  平成の時代、自然災害が本当に多い時代だったのかなというふうに思っております。30年の平成の最後の年になりました世相を漢字1字であらわす字が「災」という字だったと。令和時代が平和で穏やかな時代になればと思っております。  それでは、通告に従いまして一般質問をさせていただきます。  1、行政について。  (1)市制50周年に向けた取り組みについて。  いよいよ、昭和45年(1970年)に市制施行してから、来年令和2年(2020年)で本は市制施行50周年を迎えます。歴代の東久留米の市長、初代が藤井顕孝市長、2代目が石塚政寿市長、3代目は伊藤孝次郎市長、4代目、吉田三郎市長、5代目、稲葉三千男市長、6代目が野崎重弥市長、7代目、馬場一彦市長で、並木市長が8代目となります。令和2年は市制施行50周年目として、市民の皆さんの記憶に残る、にとって重要な年となりますが、並木市長はこの年にさまざまなことを考えていると思います。  東久留米といたしましては、旧北多摩郡久留米町から、福岡県の久留米との重複を避けるために「久留米」の前に「東」を追加したとのことであります。これは東大和市も、神奈川県の大和と同様で「東」をつけたということでありました。今でも他府県など研修に行ったときなどは、「どちらから来られましたか」などと聞かれたときには「東久留米」と答えているんですが、「九州ですか」と言われるときがよくあります。  近隣では、お隣の清瀬でも昭和45年(1970年)10月1日に市制施行、同じく来年50周年を迎え、また、お隣の埼玉県でありますが、新座も50周年を迎えます。多摩26では、ほかに50周年を迎えるは、福生、狛江東大和市、武蔵村山となっております。各市でも市制施行50周年に向け、さまざまなことを考えていると思います。  他はともかくといたしまして、ことし平成から令和となり、来年2020年(令和2年)、東京オリンピック・パラリンピック開催の年ともなります。この記念すべき年となる来年2020年(令和2年)、では、どのようなイベントを考えているのかお伺いいたします。また、現時点において想定しているものがあればお伺いいたします。  次に、市民・市内事業者との取り組みについてお伺いします。市制施行50周年を迎えるに当たって、市民や市内事業者から取り組みについて賛同する声も寄せられていることや、さまざまな提案がなされることも考えられます。記念すべき年を、主体を問わず全体でお祝いしていくことはすばらしいことであると考えます。現時点でとしての考え方、スタンスがあればお伺いいたします。  次に、(2)ごみ対策についてお伺いいたします。
     本は平成29年10月より家庭ごみ有料化が実施され、1年半が経過したところであります。担当部には何かと御苦労があったことと思います。さまざまな課題があった中、市民の皆様の御理解・御協力によってごみの減量化・資源化が進んできたものと思いますが、現在の状況についてお伺いいたします。  続いて、(3)北部地域の子どもたちの居場所についてといたしましてお伺いいたします。  北部地域の子育て支援のソフト面について、野火止地区センターでの活動状況についてお伺いいたします。  続いて、(4)道路整備の進捗状況についてお伺いいたします。  経年劣化した道路における補修について、は計画的に舗装補修工事を進めるため、道路舗装補修工事5カ年計画にて対応を進めているとのことでありますが、現在の計画の進捗状況と、現行計画の計画期間が本年度であるため、次期計画策定についてお伺いいたします。  2、教育行政として、(1)オリンピック・パラリンピックに向けたの取り組みについてお伺いいたします。  2020オリンピック・パラリンピック大会まで、残すところ1年となってきました。前回の1964年に開催された東京オリンピックでは、沖縄を皮切りに全国全ての都道府県を聖火リレーし、延べ10万713人が聖火ランナーとして走ったと記録されております。聖火リレーには、開催国全体にオリンピックを広め、来たるオリンピックへの関心と期待を呼び起こす重要な役目を担っております。  今回の東京2020オリンピック大会の聖火リレーについては、以前より東京都内を15日間かけてリレーすることが公表されております。ぜひとも東久留米においても聖火リレーが実施され、オリンピックへの機運醸成が図られることを期待していたところ、先日の組織委員会の聖火リレーイベントの中で、東久留米において7月15日の2番目に聖火リレーが実施されるという発表がありました。聖火リレーの検討状況についてお伺いいたします。  以上で壇上の質問は終わります。御答弁により若干自席にて再質問させていただきます。ありがとうございました。 245 ◯議長(富田竜馬君) 企画経営室長。 246 ◯企画経営室長(土屋健治君) 行政についての1点目、来年に控えました市制施行50周年に関し、2点御質問をいただいております。順次お答えさせていただきます。  1点目のどのようなイベントを考えているのかということでございます。  令和2年10月4日(日曜日)に市制施行50周年記念式典をとり行う予定であります。記念イベントにつきましては、多くの来賓にお越しいただきますとともに、多くの市民に足を運んでいただき、本が未来に向けさらに歩みを進める機会となり、市民とともに祝うムードにあふれるイベントとなるよう、催しにも工夫を凝らしてまいりたいと考えております。  また、その他の記念事業等につきましては、市民みんなのまつりが一つの大きな柱になってくるものと考えておりますが、機運を高め、お祝いムードを年間を通じて感じていただけるようなさまざまな事業・取り組みを、今後、庁内で検討してまいります。  次に、2点目の市民・団体等による取り組みについてでございます。  の大きな節目である市制施行50周年を全市を挙げてお祝いすることは、大変有意義であると考えております。御賛同、御提案いただくものは、趣旨に沿った機運の醸成に資するものであれば、記念事業である旨を冠し、広くPRにご協力いただきたいと考えております。  以上でございます。 247 ◯議長(富田竜馬君) 環境安全部長。 248 ◯環境安全部長(下川尚孝君) 続きまして、行政についての2点目、ごみ対策につきまして、ごみの減量化・資源化の現在の状況についてお答えいたします。  本における家庭ごみ有料化実施から1年半が経過し、各年度での比較ができることとなり、そうした中、あくまでも速報値ではございますが、平成30年度の1人1日当たりの家庭ごみ排出量は525.0グラムとなり、前年度と比較して39.1グラムの減量化が図られたところでございます。  東久留米一般廃棄物処理基本計画において、令和3年度末までの目標値として定められております505.0グラムに達してはおりませんが、この結果は市民の皆様の御理解と御協力があって得られたものと考えております。  以上でございます。 249 ◯議長(富田竜馬君) 子ども家庭部長。 250 ◯子ども家庭部長(坂東正樹君) 続きまして、行政についての3点目、北部地域の子どもたちの居場所について御答弁いたします。  北部地域の子育て支援機能のソフト面につきましては、事業内容、事業場所及び対象者の見直しを行い、集約化・重点化することで、効率的かつ効果的な事業の実施を進めていくとしているものでございます。  野火止地域におきましては、月1回程度、野火止地区センターの会議室をお借りしまして児童の居場所づくり事業を実施しております。工作のプログラムや折り紙や塗り絵などの室内遊びを提供いたしまして、子どもたちの居場所づくりを行っているところでございます。  以上でございます。 251 ◯議長(富田竜馬君) 都市建設部長。 252 ◯都市建設部長(小原延之君) 行政についての4点目、道路補修などの進捗状況についてお答えいたします。  道路パトロールによる舗装の経年劣化の把握や市民からの御要望などにより、路線の現地調査を踏まえ、平成27年度から本年度までを計画期間とした第3期道路舗装補修工事5カ年計画は、対象路線としては市道49路線、延長7864メートルを選定し、平成30年度末の実績では47%の進捗率でございますが、都の補助金を活用しながら計画的な舗装補修に努めているところでございます。  令和2年度から令和6年度を計画期間とする第4期道路舗装補修工事5カ年計画につきましては、市道点検要領に基づき、幹線道路や主要な生活道路などの舗装等の健全度の把握を行うとともに、都市計画道路事業や東久留米無電柱化推進計画等の各種計画などの整合性に留意し、市道の舗装補修の考え方となる計画の素案策定に取り組んでいるところでございます。  担当といたしましては、市民の方々にとりまして、安全で安心して御利用していただける道路環境に資する計画策定に向け、鋭意取り組んでまいりたいと考えております。  以上でございます。 253 ◯議長(富田竜馬君) 教育部長。 254 ◯教育部長(森山義雄君) 教育行政について、オリンピック・パラリンピックに向けたの取り組みについて、聖火リレーの現状についてでございます。  議員御指摘のとおり、東京2020オリンピック大会における聖火リレーについては、令和2年3月26日に福島県を出発し、全国を回った後、7月10日から開会式当日の24日の15日間をかけて東京都内の全ての自治体をリレーすることとなっております。その中で東久留米は7月15日の2番目ということで、清瀬より受け取り、西東京へとつなげる予定となっております。  現在の検討状況でございますが、今回の組織委員会の発表を受けまして、今後は、東京都の聖火リレー実行委員会や所轄の警察、関係団体等と連携を図りながら、としてオリンピックのレガシーとなるコース選定となりますよう調整を進めてまいりたいと考えております。  以上でございます。 255 ◯議長(富田竜馬君) 島崎議員。 256 ◯14番(島崎清二君) 御答弁ありがとうございました。順次再質問させていただきます。  まず初めに、市制50周年に向けた取り組みということで、どのようなイベントを考えているのかということで質問させていただきました。令和2年、来年ですけれども、10月初旬の式典、その他の記念事業の実施に向けた現時点での基本的な考え方につきましてはわかりました。私も市民みんなのまつりを50周年の記念のバージョンとし、より盛り上げていくことに大変期待しております。  年間を通じて実施されるさまざまな記念事業の実施に向けては、各部各課のそれぞれの創意工夫が求められることだろうというふうに思います。まずは庁内での機運醸成ということになるものかと思われますが、どのようなかじ取りをされていくのかお伺いいたします。 257 ◯議長(富田竜馬君) 企画調整課長。 258 ◯企画調整課長(小堀高広君) 記念事業の検討・実施に向けましては、先ほどの企画経営室長の答弁でも触れましたが、庁内に調整・連携・機運醸成のための取り組みを企画立案していくための会議体を設ける考えでおります。この会議体を運営していく中で、各部各課の創意工夫を求めていくとともに庁内のムードを高めてまいりたいと考えております。 259 ◯議長(富田竜馬君) 島崎議員。 260 ◯14番(島崎清二君) わかりました。50周年記念ですので、しっかりと進めていっていただければなと思っております。  また、市民、さまざまな団体がありますけれども、団体等による取り組みについての基本的な考えということで理解いたしました。  先日、実は市内の郵便局の方から、「市制施行50周年を記念して記念切手シート発行というのはどうでしょうか」というような話がありまして、記念切手については限定的に発行されるものでありますし、価格はそのままに、後世に形として残っていきます。また、切手本来の機能とすると、の内外へ郵便物を届けるために必要なものであることから、広く本をPRするために有効なものと思われます。私としても大変いい提案ではないかと思った次第でありますけれども、具体的に事業者から今後さまざまな提案が寄せられると思うんですが、まず、担当といたしましてはどのように受け止めるか、御見解をお伺いいたします。 261 ◯議長(富田竜馬君) 企画調整課長。 262 ◯企画調整課長(小堀高広君) 市制施行50周年を記念して記念切手シートを発行してみては、との御提案でございました。  先ほどの御質問に対する答弁とも関連いたしますが、機運醸成のための取り組みを具体的に企画立案していくのはこれからという状況でございます。記念切手シートにつきましては、まさしくこういった場面にふさわしいものだろうと、御提案をお伺いし受け止めた次第でございます。担当といたしましては、機運醸成のための取り組みの一つとして、まずは具体的な御提案をお伺いした上で検討してみたいと考えております。 263 ◯議長(富田竜馬君) 島崎議員。 264 ◯14番(島崎清二君) ありがとうございます。記念切手ということで、東久留米、ダイヤモンド富士とか南沢湧水群、さまざまな東久留米ならではの場所がありますので、ぜひそれを記念切手として50周年記念に発行できるような形をとっていただければいいのかなというふうに思っていますので、前向きな御検討をいただければなというふうに思っております。  また、さまざまな企業等からもこれからいろいろな提案等あると思うんですけれども、市民、そして各団体、企業の方たちと調整を図りながら、東久留米の50周年記念に向けて庁内一丸となって検討いただければなと思いますので、ぜひともよろしくお願いしたいと思います。  続いて、ごみ対策について再質問させていただきます。平成30年度の1人1日当たりの家庭ごみの排出量は525.0グラム、前年度と比較いたしまして39.1グラムの減量化が図られたということであります。平成30年度は前年度に比べ減量化が特に進んだ年度であったことがわかります。これは市民の皆様の御理解と御協力の結果であり、家庭ごみ有料化実施の成果だと思います。  そうした中、柳泉園組合議会定例会の報告がありましたけれども、ペットボトルや容器包装プラスチックに係る不燃物についての説明があり、いわゆる夾雑物、要はいろいろなものがまざったごみは、前年度よりもふえているとのことでありました。継続してごみ減量化を目指す本といたしましては、今後、どのような対応を行っていかれるのかお伺いいたします。 265 ◯議長(富田竜馬君) ごみ対策課長。 266 ◯ごみ対策課長(後藤寿之君) ペットボトルや容器包装プラスチックに係る夾雑物との対応についてでございます。  ごみ有料化がスタートしまして1年半が経過する中、それ以前には、本来容器包装プラスチックとして排出可能であったにもかかわらず不燃ごみとして排出されていたものが、容器包装プラスチック用の袋で排出されるようになってまいりました。つまり、市民の皆様の分別排出における理解度が深まってきたということかと考えております。そうした中、容器包装プラスチック用の袋の中に汚れがついた状態の容器や文具やおもちゃなどのプラスチック製品の混入割合はふえているところでございます。こうした結果が夾雑物の増加につながったのではないかと考えているところです。  また、先日行われました品質検査におきまして、ラベルは剥がされているものの、キャンペーンシールやテープが貼ってあるペットボトル及び汚れが落ちていない弁当の容器などが夾雑物として分類されております。加えて、食べ終えた弁当容器などをレジ袋に入れた後、容器包装プラスチック用の袋に入れて排出する、いわゆる二重袋が中間処理事業者の所有する破袋機での対応が困難であるということから、状況によっては不燃ごみ扱いになっていってしまうということがございます。こうした状況を踏まえまして、本市としましては、今後もごみの減量化に向けて分別の推進と市民の皆様に向けた分別に係る丁寧な説明にさらに努めてまいりたいと考えているところでございます。  以上でございます。 267 ◯議長(富田竜馬君) 島崎議員。 268 ◯14番(島崎清二君) ペットボトルについてですけれども、ラベルを外さなければいけないというのは、これは皆さん知っていることだろうというふうに思います。ただ、ペットボトル、販売するに当たってさまざまなキャンペーンなどがあった場合、そのペットボトルにシールを貼ったりとかいろいろテープを貼られたと。そういうものを剥がさなければいけないと。それがついたままだと夾雑物となってしまうということでよろしいんですね。  それと、皆さん、コンビニエンスストアなど御利用されると思いますけれども、お弁当など、誰しもそうなんですが、いろいろ買うことがありますが、そのお弁当、買ったものをレジ袋に入れてもらって、それを容器包装プラスチック用の袋に入れて排出する場合、状況によっては不燃物になってしまうと。そのまま、要するに二重袋ということで、不燃ごみになってしまうと。これは気をつけていきたいと思いますし、こういうものは不燃物になりますよと、ぜひこれの周知もしっかり進めていただきたいなと思います。このことは、担当課でも周知の説明をもっと丁寧に行っていただければなというふうに思います。  最後に、ふれあい収集の現在における検討状況というのはどうなんでしょうか、お伺いいたします。 269 ◯議長(富田竜馬君) ごみ対策課長。 270 ◯ごみ対策課長(後藤寿之君) ふれあい収集の現在の検討状況についてでございます。  本は小型廃家電を除く家庭ごみの全品目戸別収集を実施しておりまして、1年半が経過しておるところでございます。これまでふれあい収集について課題の整理を行ってまいりましたが、こうした現状を踏まえまして、改めて収集方法や対象者の範囲、そして対象者の決定などの整理が必要な状況であると考えているところでございます。  今後は、関係部署・機関などとの調整会議や直接現場の方々のお話を伺うことなどを予定してございますが、国や他の状況にも注視しながら本市の方向性について考えていく必要があると考えているところでございます。現時点におきましては具体的な説明ができませんが、御理解いただきますようお願い申し上げます。  以上でございます。 271 ◯議長(富田竜馬君) 島崎議員。 272 ◯14番(島崎清二君) これ、要望なんですけれども、全国においてごみ出し支援、要はふれあい収集を行っている自治体というのは、およそ3割弱というふうに聞いているのですけれども、それでよろしいんですか。 273 ◯議長(富田竜馬君) ごみ対策課長。 274 ◯ごみ対策課長(後藤寿之君) 高齢者に係る支援の冊子等、国・関係機関が出している冊子の中ではそのような記述でございます。  以上でございます。 275 ◯議長(富田竜馬君) 島崎議員。 276 ◯14番(島崎清二君) 本市では有料化してから戸別収集という形で行われていることから、他における課題の、清瀬なんかもそうですけれども、集積所までのごみ出しが困難な方への支援というのは、戸別収集ですから一定程度行われているものだろうというふうに理解しているんです。今後、こうした本の状況などを踏まえて、ふれあい収集についてさらに検討をしてほしいと思います。以上でごみ収集については終わらせていただきます。  続いて、北部地域の子どもたちの居場所についてといたしまして再質問させていただきます。子どもたちの居場所づくりということでは、ほかにはどのような取り組みを行っているのか、その実施状況についてお伺いしたいと思います。 277 ◯議長(富田竜馬君) 児童青少年課長。 278 ◯児童青少年課長(新妻理成君) 子どもたちの居場所づくりの事業の実施状況についてでございます。  野火止地区センターのほかにも月に1回程度、小山台遺跡公園においてさまざまな遊びのプログラムの実施や、本村小学校の体育館をお借りして運動遊びのプログラムの実施をしております。また、今年度からは、小山小学校の教室をお借りしまして年に6回程度、工作のプログラムを実施する予定でおります。このような事業を通しまして子どもたちの居場所づくりを行っているところでございます。  以上でございます。 279 ◯議長(富田竜馬君) 島崎議員。 280 ◯14番(島崎清二君) わかりました。北部地域の子育て支援機能のソフト面の現状ということであるんですけれども、事業名といたしましては、移動児童館の事業、なかよし広場の事業、児童の居場所づくり事業──児童の居場所づくりの事業ということでは、今御答弁いただいておりましたように、野火止地区センター、あとは小山台遺跡公園、本村小学校。青少年センターについては利用数が少ないということでやめることになったというようなことも聞いております。ただ、野火止地区センターの、あそこ、野火止二丁目になるんですけれども、あそこの地域においては、子どもたちが集まれる場所、要するに学校から帰ってきての居場所として児童公園もあるんですが、そこを利用するとか、また、ほかの遊び方、いろいろな保護者の方、そして地域の方々と連携を組むというか、また、自治会の方々との中で、さまざまな子どもたちの居場所として、安全な居場所ということで何か取り組みというのは考えられないでしょうか。それについていかがでしょうか。 281 ◯議長(富田竜馬君) 児童青少年課長。 282 ◯児童青少年課長(新妻理成君) 何か、そういった児童公園ですとか地域の方と取り組みをというところでございます。  北部地域の子育て支援機能のソフト面につきましては、現在、児童の居場所につきましては児童の居場所づくり事業ということで実施しておりますので、引き続き児童の居場所づくり事業を実施していく中でそういった子どもたちの居場所づくりは行っていきたいというふうに考えているところでございます。  以上でございます。 283 ◯議長(富田竜馬君) 島崎議員。 284 ◯14番(島崎清二君) そうですね、市内さまざまなところで子どもたちの居場所ということで、学校から帰ってきて子どもたち同士で遊ぶ場所、そういった場所をつくっていくという取り組みをしていくことは大事だろうなというふうに思いますし、また、保護者の方、関係者の方々から担当のほうにそのような要望なり何かそういった御意見等というのはあるんでしょうか。 285 ◯議長(富田竜馬君) 児童青少年課長。 286 ◯児童青少年課長(新妻理成君) そういった形で地域の方からそういった御要望等あるかというところでございますけれども、昨年度等におきましてはそういった御相談等は特になかったというふうに認識しております。  以上でございます。 287 ◯議長(富田竜馬君) 島崎議員。 288 ◯14番(島崎清二君) わかりました。特になかったということでありますけれども、今、さまざまな事件等もありますので、子どもたちの居場所、子どもたちが安心して遊べる場所をしっかりつくり上げる、そういう取り組みをお願いしたいなというふうに思います。また、さまざまな要望とか意見があったときには丁寧な対応をしていただければなというふうに思いますので、よろしくお願いしたいと思います。  続いて、道路整備の進捗状況についてとしてお伺いいたします。御答弁にございました道路舗装補修工事5カ年計画の4年目である平成30年度末の整備率が47%ということでありました。ここまでの整備率、47%の整備率となっている、その要因についての御見解をお伺いいたします。 289 ◯議長(富田竜馬君) 管理課長。 290 ◯管理課長(吉川雅継君) 舗装補修の進捗についての要因ということでございますが、担当としては、道路環境の維持・向上に向けて一定の期間に道路補修等が必要と考えられる路線を示した道路舗装補修工事5カ年計画に基づき、計画的な舗装補修となるよう計画の進捗と現地の状況を確認しながら補修を進めているところでございますが、これまでのの予算編成の過程での各種事業の精査・査定により現状の進捗状況であり、財源確保が課題となっていると考えているところでございます。  担当といたしましては、今後も、本年度策定します当該計画に基づき、財政状況を勘案しながら計画的な道路環境の整備を行い、利用者が安全に、快適に利用できるよう、道路環境の維持・向上に努めてまいりたいというふうに考えております。  以上でございます。
    291 ◯議長(富田竜馬君) 島崎議員。 292 ◯14番(島崎清二君) 財源確保が課題となっているということで、当然、財源の確保があって道路の舗装補修という形で進めていかなければならないと。当然のことであります。  過去5年間、平成26年度から平成30年度の市道についての増加延長についてはどのように進んできたのかお伺いいたします。 293 ◯議長(富田竜馬君) 管理課長。 294 ◯管理課長(吉川雅継君) 過去5カ年、26年度から30年度の増加延長について調べております。過去、平成26年度の時点では約229キロ、平成30年度時点で約231キロでございましたので、5年間で2キロの増加というような状況となっております。  以上でございます。 295 ◯議長(富田竜馬君) 島崎議員。 296 ◯14番(島崎清二君) わかりました。26年度時点で229キロで、平成30年度時点で231キロと、5年間で2キロの増加ということであります。また今後、市道に関しては、さらに宅地開発等のこともあると思いますので、増加していくだろうというふうに思います。  続いて、これ、長年の懸案事項というふうにもなっておりました所沢街道の歩道の整備についてお伺いしたいんですが、平成29年4月に東京都と基本協定を締結した都道東京所沢線(第4号)歩道整備事業の進捗状況なんですが、他の議員から所沢街道についてということで、通学路の安全ということで所沢街道は利用していないというようなお話はありましたけれども、所沢街道、大変に幅員の狭い都道であるわけでありますが、今後の事業の進捗状況についてはどうなのか、お伺いしたいと思います。よろしくお願いします。 297 ◯議長(富田竜馬君) 道路計画課長。 298 ◯道路計画課長(武内浩司君) 都道東京所沢線(第4号)歩道整備事業の進捗状況につきましては、これまでもほかの議員の質問にお答えしておりますが、東京都は昨年度末に航空測量を完了させ、今年度より、測量成果を踏まえ、道路線形の詳細な検討及び各種協議を行う予定であると伺っております。  以上でございます。 299 ◯議長(富田竜馬君) 島崎議員。 300 ◯14番(島崎清二君) そうですね、今までにも何度か所沢街道の整備については質問させていただいておりますし、また、他の議員も質問しておりますが、所沢街道に関してやっぱり形が見えてこないという。これだけ進んでいるんだよというのを、関係者、要は所沢街道沿道の方たちにもそれなりに説明をしていかなければいけないだろうと思いますし、この所沢街道の沿道の方々は皆さん大変気にしているわけであります。その事業概要などの説明会については、開催は予定されているのかどうかお伺いします。 301 ◯議長(富田竜馬君) 道路計画課長。 302 ◯道路計画課長(武内浩司君) こちら、東京都からは、道路線形の検討を進め、各種協議が調った後、現地測量を行う前に事業概要及び測量説明会の開催を予定していると伺っております。  以上でございます。 303 ◯議長(富田竜馬君) 島崎議員。 304 ◯14番(島崎清二君) 事業概要及び測量説明会の開催予定であるということで、やるということであります。長年の懸案事項、この所沢街道、また小金井街道もそうなんですけれども、大変道路が狭く、できれば片方だけでも歩道があればあれなんですが、なかなか幅員がない都道ですので、安全・安心のためには、東久留米の市民の皆さんが利用される道路でありますので、しっかりとした対応をしていただければなというふうに思います。沿道の方々にはしっかりと説明を行って、これだけ今進んでいるんだよという、その周知を徹底してやっていっていただければなと思いますので、ぜひよろしくお願いしたいと思います。  あと、無電柱化の計画についてお伺いしたいんですが、市道における無電柱化への取り組みについてはいかがでしょうか。 305 ◯議長(富田竜馬君) 道路計画課長。 306 ◯道路計画課長(武内浩司君) 市道におけます無電柱化への取り組みにつきましても、これまでもほかの議員の質問にお答えしておりますが、平成30年4月に国の無電柱化推進計画策定を受け、では、無電柱化の推進に関する法律第8条第2項に基づき、国・東京都が定める無電柱化に関する計画を基本として、平成31年3月に東久留米無電柱化推進計画を策定いたしました。  本計画では、未整備の都市計画道路5路線・約3キロと現道4路線・約4キロを無電柱化計画路線として位置づけ、今後23年間で現状における市道の無電柱化率0.4%、延長で言いますと0.9キロから、2.7%、6.4キロメートルに向上させることを目標に、道路の地下空間を活用して電力や通信用のケーブル等をまとめて収容する電線共同溝方式により地上から電柱や電線類をなくすことで、都市防災機能の強化、安全で快適な歩行空間の確保、良好な都市景観の創出等を図ってまいります。  今年度につきましては、引き続き、都の補助制度である無電柱化チャレンジ支援事業制度を活用し無電柱化チャレンジ路線を選定するため、無電柱化計画路線として位置づけた現道4路線の沿道土地利用状況や既存埋設物などの基礎調査を予定しております。  以上でございます。 307 ◯議長(富田竜馬君) 島崎議員。 308 ◯14番(島崎清二君) わかりました。無電柱化は、本当でしたら先ほど言いましたように所沢街道とか小金井街道が無電柱化できれば一番いいなと思いますけれども、ただ、歩道がやっぱり2.5メートルなければできないというような、そういった状況がある中で、速やかにというわけにもなかなかいかないんだろうと思いますけれども、順次、無電柱化を進めていっていただければなと思います。電柱があることによってさまざまな、例えば小金井街道にある電柱、これがなければどれだけ安心して通れるのかなと、そういった場所、何カ所もありますので、所沢街道、小金井街道の無電柱化というのはかなり厳しい、幅員の関係で難しいという中でありますけれども、無電柱化については今後しっかりと進めていっていただければなと思いますので、よろしくお願いしたいと思います。  それと、同じく道路整備についての中で、私道の整備というのがなかなか進んでいない状況であると思いますけれども、それについての見解をお伺いしたいと思います。 309 ◯議長(富田竜馬君) 管理課長。 310 ◯管理課長(吉川雅継君) 私道整備については、現在8件がお待ちいただいている状況でございます。本件整備事業については、平成24年度に実施いたしましたが、それ以降は実施していない状況でございます。道路を管理する担当としては、私道整備助成については、道路舗装補修工事5カ年計画の進捗状況といったところもございますが、庁内調整を行う中で今後検討していければというふうに考えております。  以上でございます。 311 ◯議長(富田竜馬君) 島崎議員。 312 ◯14番(島崎清二君) 私道ですので、当然、その私道に面している方々が協力しながら──やはりの財源が大変厳しい中、進めていくわけにはいかないだろうというところもあります。また、都市計画道、市道、そちらがやはり予算を組んで進めていっているわけでありますので、順次進めていかなければならないけれども、やはり入り口が私道になっているというところもあって、さまざま苦労されている方もいらっしゃいますが、その辺は、私道に関連している関係者の方々に、こういう事情でということでしっかりと説明を担当のほうでやっていただければなと思います。当然、予算というのがあって進むべき道路の計画でありますので、市内、私道ってさまざまにあるわけでありますけれども、中には私道であることを知らない方もいらっしゃるかもしれません。道路計画というのは短期でできるものではありませんので、私のところにも、道路が陥没している、冠水していると、そういうような要望もあるわけでありますけれども、やはり都市計画道、また市道と私道の違いというものがあるわけでありますから、いろんな要望があっても、それはそれでしっかりと説明をしていただき、こういう事情であるということは徹底していっていただかなければ、では、全てでやってくれるのかと。いや、財源があって初めて始まるわけですから、その辺をしっかりと周知していただければなというふうに思いますので、よろしくお願いしたいと思います。  最後になりますけれども、聖火リレーについてです。最終的なコースの決定についてなんですが、これはいつになるのか、具体的なスケジュールは公表されてはいないのでしょうか。また、東久留米を走る聖火ランナーについてはどのように決定されるんでしょうか。 313 ◯議長(富田竜馬君) 生涯学習課長。 314 ◯生涯学習課長(板倉正弥君) 聖火リレーの今後のスケジュールについて御答弁させていただきます。  聖火リレーのコースの決定は、組織委員会において調整結果を取りまとめた上で、おおむね年内に決定されるとされておりますけれども、具体的なスケジュールは全く示されておりません。  また、聖火ランナーにつきましても、7月1日から東京都の聖火リレー実行委員会において公募を実施する旨の情報を得ておりますけれども、詳細については同じく示されておりません。  ただ、聖火リレーにつきましては、当市におけるオリンピックの機運醸成として貴重な機会となっておりますので、当日は沿道で多くの方々に聖火リレーをごらんいただきたいというふうに考えておりますし、また、東久留米での聖火リレーを盛り上げるイベントとしてミニセレブレーションの実施についても検討させていただきまして、その興奮と感動を共有できればと考えております。  今後、市長部局と教育委員会が連携いたしまして、関係する組織や団体の皆様と調整を図りながら、レガシーを残せるよう、さまざまな観点から検討を進めてまいりたいと考えております。  以上でございます。 315 ◯議長(富田竜馬君) 島崎議員。 316 ◯14番(島崎清二君) そこで、東久留米で聖火リレーがある、これ、何名ぐらいが走ることができるんでしょうか。 317 ◯議長(富田竜馬君) 生涯学習課長。 318 ◯生涯学習課長(板倉正弥君) 聖火リレーにつきましては、おおむね1人当たりの距離が200メートルというふうに示されておりますので、一定数の人数が東久留米を走るものとは想定しておりますけれども、今、総走行距離数が示されておりませんので、総人数については現時点では未定となっております。 319 ◯議長(富田竜馬君) 島崎議員。 320 ◯14番(島崎清二君) 現時点では未定ということでございますけれども、やはり何名かという形で選考されていくのかなというふうに思います。  聖火ランナーを決定していく際なんですが、これ、東久留米を走るランナーについては当市で決定というのはできるんですか。 321 ◯議長(富田竜馬君) 生涯学習課長。 322 ◯生涯学習課長(板倉正弥君) 聖火リレーの選定過程でのの関与について御答弁させていただきます。  聖火リレーについては、プレゼンティングパートナー4社及び東京都の聖火リレー実行委員会で、応募者から選出された事項をもとに、「聖火ランナー選定の基本的な考え方」に沿って選考を行い、東京2020組織委員会に候補者を推薦いたします。その上で東京2020組織委員会が決定し、本年12月以降に発表されるというふうに示されております。現時点において、聖火ランナーの決定のプロセスの中でがどのように関与していくことができるのかについては示されておりません。今後、選考の過程におきましてとの調整の場が設けられるということがあった場合については、市長部局とも連携を図りながら適切に対応してまいりたいというふうに考えております。 323 ◯議長(富田竜馬君) 島崎議員。 324 ◯14番(島崎清二君) そうしますと、聖火ランナーの応募についてなんですけれども、この応募についてはどのようにすればよろしいんでしょうか。 325 ◯議長(富田竜馬君) 生涯学習課長。 326 ◯生涯学習課長(板倉正弥君) 聖火リレーの応募について御答弁させていただきます。  ランナーを希望する場合には、プレゼンティングパートナー4社及び東京都の聖火リレー実行委員会のそれぞれに応募することができますので、最大5回の応募が可能となっております。まず、今月17日にコカ・コーラ株式会社、24日からトヨタ自動車株式会社、日本生命保険相互会社、日本電信電話株式会社と始まりまして、7月1日から東京都の聖火リレー実行委員会が募集を開始いたします。また、応募の締め切りは全て8月31日となっております。  なお、先ほども御答弁いたしましたとおり、募集要項などの詳細については現時点では示されていない状況でございます。  以上でございます。 327 ◯議長(富田竜馬君) 島崎議員。 328 ◯14番(島崎清二君) 応募されるランナーの方の募集への、市民への周知としては、こういうオリンピックの聖火ランナーとして走れますよ、募集していますよと、その周知ですね、それについてはどのように周知されるんでしょうか。 329 ◯議長(富田竜馬君) 生涯学習課長。 330 ◯生涯学習課長(板倉正弥君) 市民への周知の関係で御答弁させていただきます。  プレゼンティングパートナー4社及び東京都の聖火リレー実行委員会において、それぞれが当然広報するものというふうに考えておりますけれども、7月1日からの東京都の聖火リレー実行委員会分につきましては、募集の詳細が明らかになり次第、でも広報やホームページで周知に努めてまいりたいというふうに考えております。 331 ◯議長(富田竜馬君) 島崎議員。 332 ◯14番(島崎清二君) よろしくお願いしたいと思います。来年、いよいよオリンピック・パラリンピックということで、オリンピックが終了した後も、やはり子どもたち、また市民の方たちに、本当、いい思い出としてともに将来につなげていかなければいけないだろうというふうに思いますので、来年、いろいろな関係の方々とともにしっかりとオリンピックの聖火リレーを盛り上げていっていただければなと思いますので、としてもしっかりと取り組んでいただければと思います。かなり多くの方が応募されるだろうと思いますし、東久留米の市民の方が応募したからといって市内で走れるかというと、それもまたいろいろあると思いますけれども、周知しなければ、とにかく応募していただかなければ走れないわけでありますから、中には「ぜひ私も走りたい」という方も出てくると思いますので、ぜひとも周知に関してはしっかりとやっていただければと思います。  以上で私の質問を終わります。 333 ◯議長(富田竜馬君) 以上をもって島崎議員の一般質問を終了いたします。   ─────── ◇ ─────── 334 ◯議長(富田竜馬君) ここで休憩いたします。  再開、午後3時。       午後 2時37分休憩       午後 3時00分開議 335 ◯議長(富田竜馬君) 休憩を閉じて再開いたします。   ─────── ◇ ─────── 336 ◯議長(富田竜馬君) 次に、「行政について」、「教育行政について」と題して、篠宮正明議員から行います。  篠宮議員。     〔21番(篠宮正明君)登壇〕 337 ◯21番(篠宮正明君) 自民クラブの篠宮正明でございます。さきの市議会議員選挙におきまして、多くの皆様の御支援のもと6期目の議席をおあずかりすることになりました。市民の負託に応えられるよう、そしての形が一歩でも前進するよう、自分なりに努力をする任期にしたいと思っておりますので、よろしくお願いいたします。  そして、平成11年、私が初当選したときには同期の議員が8名おりました。今、残っているのは私一人でございます。年長議員としての活動をしていかなければならないことになりました。年を重ねるにつれてさまざまな経験も積みますし、いろいろな知識も入ってくるものであります。それらを生かしながら4年間努力をさせていただきますので、長側の皆さんにも、また議会の皆様にも、御支援と御協力、よろしくお願いいたします。  それでは、通告に従いまして一般質問をさせていただきます。  行政について4点、教育行政について3点お伺いいたします。  行政の1点目は、決算、予算から見えてくるの課題についてであります。  「平成29年度決算で見る現状と課題」では、一般財源に占める経常的経費内訳を分析すると、人件費と公債費は減少傾向にある。一方、低成長の経済状況のもとで、高齢化による医療費は介護にかかわる給付費が増加し、近年では待機児童対策などにより扶助費や、特別会計の運営のために支出する繰出金は増加傾向にあり、経常的経費の割合を増加させる要因となっている。また、「東久留米の予算 平成31年度~わかりやすい版~」の予算から見えてくるの課題では、人口減少と社会保障費の拡大と、公共施設の老朽化対策と財源が取り上げられています。これらは次期長期総合計画策定に向けても重要な課題であり、対応していかなければなりません。そこで3点伺います。  ア、働く世代の人口減少による税収の見通し、あわせて高齢者の増加による医療や介護サービスに係る経費増加の見通しを伺います。  イ、人口が急増した昭和30年から40年に建設した施設が次々と建て替えを必要とする時期を迎え、その建設費の増加に対応する必要があります。また、「平成29年度決算で見る現状と課題」の投資的経費の項目で、「では、『公共施設等総合管理計画』の推進をけん引する役割を担う『施設整備プログラム』を策定し」、「今後10年間の各建物の改修及び更新時期と中長期的な費用を明らかにし、年度間の平準化を図りながら、施設の長寿命化と安全確保のため、改修工事等を計画的に実施しようとするものです。にとって貴重な財産である公共施設に、必要な老朽化対策を行わないことは、『有形固定資産減価償却率』を高め、かえって将来負担を大きくしてしまいます。後年度の負担が過度にならないように、今後も地方債に係る規律を保持しながら、計画的に投資的事業を実施していくことが重要と考えている」と記載されています。地方債に係る規律を保持しながら、計画的に投資的事業を実施していくには厳しい状況も考えられますが、見解を伺います。  ウ、財政調整基金を初め、基金を取り崩さないと毎年の予算が組めない状況が続いていますが、今後の状況と対策を伺います。  2点目は、路上喫煙禁止区域の拡大についてであります。  東久留米では、環境美化及び危険防止の観点から、東久留米ポイ捨て等防止及び路上喫煙の規制に関する条例で、駅周辺の自転車等放置禁止区域に合わせて路上喫煙禁止区域を定めていますが、まろにえ富士見通り付近には公共施設、病院・医院、フィットネスクラブ等もあり、人通りも多く、東久留米のメイン通りとも言えることから、路上喫煙禁止区域に指定することを検討することが必要と考えますが、見解を伺います。  3点目は、たての緑道についてであります。  たての緑道はが買い取ってから長い年月がたっていますが、管理面であまり手が入ってない状況であります。また、緑道の中央部に数カ所、送電用の鉄塔もあり、利用性がよいとは言えません。近隣住民から、鉄塔の建て替え等に合わせて利用性・安全性も踏まえて整備を、との要望がありますが、事業者からの情報等、現在の状況を伺います。  4点目は、東久留米交通安全計画についてであります。  現在の東久留米交通安全計画は平成28年度から平成32年度までの計画であります。第1章の「重点施策」では、「65歳以上の交通事故死傷者数は横ばいに近い状況にありますが、今後さらに高齢者人口の増加が見込まれ、それに伴い高齢運転免許保有者も増加することを考えると、歩行者・運転者両面からの高齢者の交通安全の確保が重要となってきます。また、全交通事故に占める自転車関連事故の割合は増えており、交通ルールの遵守や交通マナーの向上、安全な走行環境の確保など、多様な面から自転車の安全利用の推進も求められています。さらにこれらの課題に共通し、基礎となるものとして市民の交通安全意識を高めていくことが重要です。地域の一人ひとりに交通安全意識を普及させ、交通マナーの向上と交通ルールの遵守の実践を習慣づけることが交通事故防止のためには欠かせません。これらのことから、高齢者の交通安全の確保、自転車の安全利用の推進、交通安全意識の普及及び徹底、以上の三つを重点施策と位置づけて取り組んでいきます」と記載されております。まさに昨今の高齢者の運転による悲惨な事故の発生や自転車が加害者となる事故、新たな道路の開通などを考えると、さらなる交通安全対策の充実が必要であります。  そこで伺います。これまでの計画に対する取り組み状況と、次期計画策定に向けたスケジュールと取り組みを伺います。  大きな2点目は、教育行政について3点伺います。  1点目は、小中学校の普通教室、特別教室のエアコン設置状況についてであります。  ことしは5月後半から気温が30度を超える日が続き、小学校の運動会の際にも熱中症対策等に苦慮されたと伺いました。これまでに普通教室は全て設置され、特別教室も今年度は図工室に設置が進んでいくと伺っておりますが、生徒数の増加などにより対応できない学校があると聞きましたが、現在の状況を伺います。  あわせて、3月議会の請願審査において、体育館への設置については、何を優先すべきかという視点を持ちつつ、今後、実際の効果・効率及び経費削減といった面から他の動向を注視していきたいとの考えから継続審査としましたが、その後の調査等の状況を伺います。  2点目は、セーフティ教室についてであります。  近年、子どもたちが巻き込まれる痛ましい事件・事故が発生しております。子どもの非行防止、子どもを犯罪被害から守る取り組みとして、各学校でセーフティ教室が実施されておりますが、セーフティ教室の目的と具体的な内容について伺います。
     3点目は、2020年オリンピック・パラリンピック事業についてであります。  東京2020年オリンピック・パラリンピック大会には、世界の一流のスポーツ選手が集まり、そのような選手たちを間近で見ることができる絶好の機会であります。そこで2点伺います。  アは、東久留米のかかわり方についてであります。近隣では、東村山が中国と、武蔵村山がモンゴルと、西東京がオランダとホストタウン登録を行い、さまざまな交流事業を実施していくと聞いております。東久留米としてオリンピック・パラリンピック大会の機運醸成に向けて、諸外国との交流やかかわりについての考え方を伺います。  イ、小中学生の観戦について。東京2020年大会の競技観戦については、オリンピック・パラリンピックいずれかについて、児童・生徒1人当たり1枚の観戦チケットを東京都が準備すると聞いております。私は、1964年の東京大会では建設されたばかりの国立競技場でサッカーの試合を観戦することができました。今でもいい思い出になっています。小中学生にも直接観戦し感動してもらいたいと思いますが、以前、観戦について質問した際に、「厳しい暑さを想定し、対象学年については、児童・生徒の安全や引率体制を考慮して検討することになる。今後、意向調査があるので、児童・生徒がよりよい経験ができるよう教育委員会として支援してまいります」との答弁をいただいております。長時間の移動や熱中症の可能性など子どもたちの負担が考えられますが、安全面を考慮した上で競技観戦を実現してほしいと思いますが、子どもたちの観戦に向けた準備状況を伺います。  壇上での質問は以上であります。御答弁によりましては自席で再質問させていただきます。よろしくお願いいたします。 338 ◯議長(富田竜馬君) 企画経営室長。 339 ◯企画経営室長(土屋健治君) 行政についての1点目、決算、予算から見えてくるの課題について3点御質問をいただいておりますので、順次お答えさせていただきます。  初めに、人口動態による税収、医療・介護サービス費の見通しについてでございます。  先般、第5次長期総合計画の基本構想の検討に当たっての参考基礎資料として、計画期間中の人口・財政推計について審議会に御提示したところでございます。その中における年齢階層別の人口推計では、65歳以上の人口は増加していく見込みであり、当該人口動態をもとにした税収入の将来見込みは漸減する推計となってございます。また、この人口推計を踏まえますと、1人当たりの医療費が若年に比べて高い傾向にある高齢者人口や要介護認定者数の増加などの要因により、医療給付費や介護サービス費は増加していくと見込まれております。  次に、地方債の借り入れと計画的な投資的事業の実施についての見解でございます。  市民が安全に、かつ快適に公共施設を利用できるように、公共施設の長寿命化のための対策を施設整備プログラムなどに沿って計画的に行っていく必要性に鑑み、平成29年度から普通建設事業債の活用について、原則として10億円を上回らない範囲で活用していくという考え方を財政健全経営計画実行プランに盛り込んだところでございます。こうした中ではございますが、一方で、起債は将来負担を生ずるものであることから、普通建設事業債による公共施設の老朽化対策についても事業内容の精査や国や東京都の補助金の活用を図るなど、抑制に引き続き努めてまいります。  次に、予算における基金繰入金の現状と今後の対策についてでございます。  今年度当初予算における繰入金は、財政調整基金より13億2949万7000円を計上しているほか、公共施設等整備基金から1億5060万円、教育振興基金から2758万円、都市計画事業基金から9970万1000円、ふるさと創生基金から128万6000円をそれぞれ計上し、総額で16億866万5000円となっております。  また、平成29年度決算における基金積立金総額の市民1人当たりの残高は6万232円となり、降順で都内26市中14番目となっております。基金残高が決して豊富であるという状況ではないというふうに考えてございます。  こうした状況で基金からの多くの繰入金を投入していることは、大変厳しい財政状況であると認識しております。一方で、財政調整基金が年度間の財源調整や災害等緊急対策対応等、公共施設等整備基金が公共施設等の整備及び維持補修を図ることなど、基金はそれぞれ目的を持って積み立てられてございます。  予算編成に当たりましては、各年度の予算編成方針に基づき、国や東京都の交付金・補助金などあらゆる特定財源を活用するとともに、適切な基金からの繰り入れや起債の活用を図りつつ持続可能な財政運営に努めてまいります。  以上でございます。 340 ◯議長(富田竜馬君) 環境安全部長。 341 ◯環境安全部長(下川尚孝君) 続きまして、行政についての2点目、路上喫煙禁止区域の拡大について、まろにえ富士見通り付近を指定することについてお答えいたします。  まず、議員提案により制定された東久留米ポイ捨て等の防止及び路上喫煙の規制に関する条例は平成18年3月に施行し、現在に至っております。この条例は、、そして市民及び事業者が協力することによりまちの美化を推進することを目的としており、公共の場所において、たばこの吸い殻や空き缶等の投げ捨てなどを禁止しております。  また、本市では、本条例第8条に基づきまして、平成18年11月から東久留米駅周辺を路上喫煙禁止区域に指定いたしました。この禁止区域の考え方は、「人の通行が特に多く路上喫煙が危険であると認められる区域」と規定されており、駅周辺は市民の往来が多く、たばこの投げ捨てが多く見られることから、駅周辺を禁止区域として指定した経緯がございます。  あわせまして、環境美化推進連絡会を発足し、環境美化推進員による喫煙マナーの向上等、啓発活動を展開してきたところでございます。今年度におきましても、先般、駅周辺等でのマナーアップキャンペーンを実施したところでございますが、環境美化推進員の皆様を初め、市民の方々や事業者の御協力のもと、毎年度、こうした取り組みを続けてきたことで、まちの美化推進には一定の成果はあらわれつつあるものと担当部署といたしましては認識しております。  したがいまして、環境美化及び危険防止の観点から整備された本条例の規定に基づく路上喫煙禁止区域の拡大は、現状難しいものと考えております。  次に、3点目のたての緑道につきまして、たての緑道にある鉄塔の建て替えに関する事業者からの情報、現在の状況等についてお答えいたします。  たての緑道は、学園町一丁目の踏切近辺から市立南中学校北側までの間の全長約850メートルにわたる遊歩道として、平成17年3月に本が整備をいたしました。  本緑道の敷地内には8基の高圧線鉄塔が本緑道の通路のほぼ中央部に設置されており、当該敷地は全て事業者等が所有しているものとなっております。そのため、現状では、鉄塔が設置されている箇所につきましては通路が二股に分かれ、道路が狭くなっている状況でございます。  一方、たての緑道の通行者からは、利便性の観点から整備してほしい旨の声も頂戴しているところでございますが、二股に分かれている箇所の通路の幅を拡幅することは新規の用地買収が必要となり、本が整備することは難しい状況ではございます。また、鉄塔の建て替えに伴い、例えば、「事業者が設置する鉄塔の下を通行できるようにしてほしい」との要望もお聞きしておりますが、事業者からは、人口等が多い場所に設置されている高圧線鉄塔については、よじ登り等を防止するなどの安全性を考慮する必要性があるため、鉄塔が設置されている敷地を柵で囲み、敷地内の立ち入りを禁止する措置を行う必要があることを伺っております。  本市といたしましても、このことを踏まえますと、鉄塔の下を通行するように整備することは、安全性を考える中では難しいものと考えております。  以上でございます。 342 ◯議長(富田竜馬君) 都市建設部長。 343 ◯都市建設部長(小原延之君) 行政についての4点目、東久留米交通安全計画についてお答えいたします。  東久留米では、交通事故のない、安全で快適に生活できる社会の実現に向け、平成28年度から平成32年度(令和2年度)までを計画期間とした現東久留米交通安全計画により交通安全施策に取り組んでいるところでございます。  現計画では、今後の高齢者人口の増加、交通事故に占める自転車関連事故の割合の増加、市民の交通安全意識を高めていく重要さから、高齢者の交通安全の確保、自転車の安全利用の推進、交通安全意識の普及及び徹底を重点施策として位置づけ、これまで、高齢者などを対象とした交通安全の集いや、市内小中学校で行っている自転車安全教室、交通安全教室などの開催など、所轄警察署や東久留米交通安全協会などの関係機関との連携・協力を得ながら取り組みを進めてまいりました。  次期計画の策定につきましては、交通安全基本法第26条第1項の規定に基づき、現計画の基本的な事柄を踏襲しつつ、国の令和3年度からの次期第11次交通安全基本計画と東京都の第11次東京都交通安全計画を踏まえ、令和3年度に庁内に設置する検討委員会において素案を取りまとめた後に東久留米交通安全対策協議会に諮り、パブリックコメントや関係機関への意見聴取などの手続を経まして当該計画を策定してまいりたいと考えております。  以上でございます。 344 ◯議長(富田竜馬君) 教育部長。 345 ◯教育部長(森山義雄君) 教育行政についての1点目、小中学校のエアコン設置状況についてでございます。  小中学校ともに、平成30年度末の普通教室のエアコン設置率は100%でございます。ただし、西中学校におきましては、生徒数の増加によって学級数がふえたため、少人数授業を行う教室(2教室)にエアコンが設置されていない状況です。  また、平成30年度末の特別教室のエアコン設置率は、小学校で60.2%、中学校で52.9%でございます。令和元年度末見込みでは、小学校が71.3%、前年度比11.1%の増、中学校が57.5%、前年度比4.6%の増となります。  次に、体育館へのエアコン設置についてでございます。調査等につきましては、平成31年4月18日、武蔵野市立第五中学校へ視察に行ってまいりました。その際にお聞きしたことでございます。平成30年度は、小学校に1校、中学校に2校設置しています。3校とも5年間のリース契約を結んでおり、リース後は無償譲渡されるとのことでございます。リース料の総額は3校14台で約6664万円とのことでございました。  また、多摩地域各市のエアコン設置の検討状況等で、庶務課長会の機会を通じて得ている情報でございます。全校の体育館に設置済みのが1、全校の体育館に設置予定のが9、一部の体育館に設置予定のが6、検討中のが5、設置の予定がないが5でございました。  以上でございます。 346 ◯議長(富田竜馬君) 教育部参事。 347 ◯教育部参事(椿田克之君) 続きまして、教育行政の(2)セーフティ教室についてお答えします。  東京都においては、子どもたちの非行を防止し、また、子どもを犯罪被害から守るための取り組みとして、市内全校で学校・家庭・地域社会・関係機関等の連携によるセーフティ教室を実施しております。  セーフティ教室では、田無警察署、NTT、教育センター情報教育支援員等と連携をして、情報モラル教育を実施するなどの取り組みを行っております。昨年度の事例では、学校公開でセーフティ教室を行うなど、児童・生徒だけではなく、保護者や地域へもインターネットによる犯罪の注意を呼びかけています。また、全学級において道徳の時間に情報モラルを取り上げ、児童・生徒にインターネットの使い方について考える時間を設けました。  以上でございます。 348 ◯議長(富田竜馬君) 企画経営室長。 349 ◯企画経営室長(土屋健治君) 教育行政のうちの3点目、オリンピック・パラリンピック事業のうち、東久留米のかかわり方につきましては市政全般にわたるものと考えますので、私のほうからお答えさせていただきます。  ホストタウンとは、「2020年の大会開催に向け、スポーツ立国、グローバル化の推進、地域の活性化、観光振興等に資する観点から、参加国・地域との人的・経済的・文化的な相互交流を図る地方公共団体」として定義されております。  お話のありました東村山では平成29年7月に、武蔵村山では平成29年12月に、西東京では平成30年12月に、それぞれ登録がなされたと伺っております。多摩26全体では、本年4月26日時点で11がホストタウンに登録されている状況でございます。  本市におきましても、スポーツ振興の実績やさまざまなレベルでの交流を背景にホストタウン登録を検討してまいりましたが、費用負担や登録要件が厳しいことや相手国の意向などの課題から登録には至っておらず、現時点で見込める状況にはございません。  そうした中、過日、デンマーク大使館より本の施設を見学したい旨のお話があり、スポーツセンターを初めとする幾つかの施設を御案内した経過がございます。現状ではその後の具体的な動きは特にございませんが、先方の意向が示された際には情報提供をさせていただくとともに、としての対応を検討してまいりたいと考えております。  以上でございます。 350 ◯議長(富田竜馬君) 教育部参事。 351 ◯教育部参事(椿田克之君) 教育行政の(3)オリンピック・パラリンピック事業についてのイ、小中学生の観戦についてお答えいたします。  先日、東京都教育委員会より、東京2020オリンピック・パラリンピック競技大会における子どもの競技観戦に係る意向調査が届きました。これは、東京都が観戦を希望する子どもたちのチケット費用を負担する事業に伴うものです。本市教育委員会からは、できるだけ多くの児童・生徒の観戦を希望する方向で回答を予定しております。自分の国でオリンピック・パラリンピックが開催される貴重な機会であり、この機会を一人でも多くの子どもたちに活用してほしいと考えております。引き続き、直接観戦する機会の確保に努めております。  また、実際に観戦する際には、長時間の移動や熱中症について十分対策を行うよう学校に指導してまいります。  以上でございます。 352 ◯議長(富田竜馬君) 篠宮議員。 353 ◯21番(篠宮正明君) 御答弁ありがとうございました。順次再質問をさせていただきたいというふうに思います。  まず、1点目の決算、予算から見えてくるの課題について再質問をさせていただきたいと思います。人口動態をもとにした税収入の将来見込みは漸減する推計となっている。また、高齢者人口や介護認定者数の増加などの要因により、医療給付費や介護サービス費は増加していくと見込まれるということであります。少子・高齢化の時代を迎えて、高齢者対策の問題を解決していかなければ新たな取り組みに進まないというふうなものもあります。やはり人口がふえるのに伴って医療・介護の費用というのはかさんでいくと。これはどうしてもそうなるかと思いますけれども、そうかといって、これを見過ごすわけにもまいりません。何らかの対策を考えていかなければいけないというふうに思っております。そうしないとやはり東久留米の将来につながっていかないというふうに思いますので、今後の対応策をどのように検討していくのかを伺います。  そして、イの地方債にかかわる部分でありますけれども、普通建設事業債による公共施設の老朽化対策についても、事業内容の精査や国・東京都の補助金の活用を図るなど抑制に引き続き努めるという答弁でありましたけれども、この部分については国の補助金とかさまざまな部分で取り組んできたというふうに思いますが、この部分を考えますと、今までと違った、もう一歩進んだ新たな精査をしていく必要があるというふうに思いますけれども、その辺の考え方について伺います。  そして、ウの財政調整基金を初め、基金の今後の状況でございます。今年度当初予算における繰入金総額は16億866万5000円となっていると。平成29年度決算における基金積立金総額の市民1人当たりの残高は6万232円となり、26市中14番目となっており、基金残高が決して豊富にあるという状況にはないと考えている、こうした状況で基金から多くの繰入金を投入していることは、大変厳しい財政状況であると認識しているとの答弁をいただきました。財政調整基金は、その役割を鑑み一定額の積み立てが必要であります。また、今後の公共施設の整備、維持補修を図る上でも、公共施設等整備基金は必要であります。これらの目的基金の積み立てなくしては、これからの整備プログラム等を初めとするの予算編成にも影響が出てくるというふうに思いますので、この目的基金の積み立てについての対応を伺います。  まずはそこからお願いします。 354 ◯議長(富田竜馬君) 財政課長。 355 ◯財政課長(功刀隆君) 3点御質問を頂戴してございます。  初めに、税収入、医療給付費、介護サービス費の将来の見込みへの対応策の検討について、財政的な視点でお答えさせていただきます。  税収入や医療費、介護サービス費の増減要因はさまざまございます。国の施策の中で変動する部分も多くございますが、これまでもとしまして、一般財源の動向に着目しながら、将来的な見込みも含めて歳出の抑制や歳入確保という取り組みにより対応してまいりました。  また、現在、第5次長期総合計画の基本構想の検討に当たっては、基本構想審議会で御議論、御意見をいただいているところでありますが、これら将来の増減見込みの一つの大きな要因といたしまして、人口減少社会、少子・高齢化という人口動態がございます。第5次長期総合計画の基本構想の検討に当たっての参考基礎資料中の将来総人口の推移では、国立社会保障・人口問題研究所の日本の地域別将来推計人口(平成30年推計)における本の人口推計は、東久留米人口ビジョンにおける将来の目標人口と非常に近い値となる改善傾向を示しております。また、毎年度予算編成に当たりましては、国の月例経済報告や専門調査会情報などの経済動向にもかかわる多くの資料、最新の情報の把握に努めております。  これらの重要な情報や国の動向を注視するとともに、予算編成説明会などを通じた庁内関連各課での情報共有により、正確な歳入の見積もり、歳出抑制に向けた取り組みを継続してまいります。  次に、公共施設の老朽化対策にかかわる事業内容の精査についてでございます。  築30年以上を経過する建築系公共施設が多い中で、大規模改修などを実施するには一定規模の経費が必要となります。改修内容の仕様に検討の余地がないかどうか、工程の調整により経費の縮減が可能かなど、可能な限りの事業内容の精査を行ってございます。  また、特定財源の確保につきましても、国や東京都の最新の動向を注視し、補助メニューの精査によりさらなる補助金の活用ができないかなどを確認してございます。これらの事業内容の精査を続けてまいりたいと考えてございます。  3点目、財政調整基金と公共施設等整備基金の積み立ての対応についてでございますが、現在、財政健全経営計画実行プランにおきまして、各会計年度において決算剰余金を生じた場合は、当該剰余金のうち2分の1に相当する額、これは当該年度の決算における財政調整基金残高が標準財政規模の20%相当額を上回った場合はその額を控除した額になりますが、これを財政調整基金に積み立て、その残りから前年度繰越金等を差し引いた額を公共施設等整備基金に積み立てることとしています。  また、当初予算または補正予算において資産の売却益を見込む場合は、別途、公共施設等整備基金への積み立てを検討するとお示ししてございます。  このように対応してきているところでございます。  以上でございます。 356 ◯議長(富田竜馬君) 篠宮議員。 357 ◯21番(篠宮正明君) それぞれ取り組んでいかなければいけない大切な課題だというふうに思います。きょうはで出しているこの2つの資料をもとに質問しておりますけれども、この「東久留米の予算~わかりやすい版~」、これはインターネットでも見られますし、カラーでもあり、大変見やすいものであります。こういうものを市民の皆さんはよく見ていてくれるんだというふうに思っています。特に本当にわかりやすく書かれているという、この部分については評価をさせていただきます。  そして、第5次長期総合計画基礎調査報告書、これのを取り巻く社会情勢への関心というアンケート、これを見ますと、関心度の高いのが「今後のの財政状況」68.4%、「人口減少社会による市政への影響」48.1%、「公共施設マネジメントの推進」43.2%、これが上位を占めております。やはり市民の皆様も、わかりやすい予算の最後の部分、課題という部分がありますけれど、こういうのもしっかり見ていらっしゃるんだと思います。こういうことをやはり側でもしっかり捉えまして、次期の長期総合計画策定に向けてはこの部分の見通しを立てていかなければ計画につながりませんし、持続可能な市政運営にも続いていかないというふうに思いますので、この辺はしっかりと取り組んでいただきたいというふうに思いますので、よろしくお願いいたします。  次の2点目の路上喫煙禁止区域の拡大について再質問させていただきます。路上喫煙禁止区域は、環境美化または歩きたばこ等の危険防止の観点から整備されてきたということは理解をしております。しかし、この条例により禁止区域が指定されてから約13年になります。町並みや人通りも変わり、妊婦や乳幼児も多く見られるようになりました。「東京都子どもを受動喫煙から守る条例」の観点からも路上喫煙禁止区域の検討が必要と考えますが、の見解を伺います。 358 ◯議長(富田竜馬君) 福祉保健部長。 359 ◯福祉保健部長(長澤孝仁君) 受動喫煙防止の視点からの御質問でございます。  健康増進法の一部を改正する法律の趣旨の一つは、受動喫煙による影響が大きい子ども、患者等への配慮でございます。また、先ほど議員からもお話ありました「東京都子どもを受動喫煙から守る条例」においては、公園、学校等周辺における受動喫煙防止とあわせまして、第11条では、小児科または小児歯科の病院等の敷地の外周から7メートル以内の路上において、子どもの受動喫煙防止に努めなければならないことが規定されております。  こうした中、6月8日に開催されました東久留米医師会、歯科医師会、薬剤師会主催による「たばことCOPT(慢性閉塞性肺疾患)」をテーマとした市民のための医療講座におきまして、担当部署から、当該都条例、とりわけ受動喫煙の防止に向けました都民の努力義務等の内容につきまして御説明をしたところでございます。  本市といたしましては、法律改正の趣旨に沿って、より効果的な受動喫煙の防止を図るために、受動喫煙防止対策を盛り込んだ東京都の受動喫煙防止条例等の周知にまずは努めていく考えでございます。  以上でございます。 360 ◯議長(富田竜馬君) 篠宮議員。 361 ◯21番(篠宮正明君) はい、わかりました。環境美化からスタートした条例の中で、受動喫煙の面で禁止区域を拡大するというのは条例的にもちょっと厳しいものはあるというふうには思いますけれども、やはり今、たばこの害の問題やら、妊産婦は初期の全妊婦面接ですか、そのときにもたばこの害についての啓発をしていると。だから、家庭の中でもそういう部分を進めている。そういう形で進めておりますので、この都条例の中の11条の小児科または小児歯科の病院等の敷地の外周から7メートル以内の路上というふうに書かれておりますので、その辺も目を配りながら少し考えていっていただきたいなと。環境美化という部分から一歩抜けて、新たな受動喫煙の部分、健康被害、健康増進という面も踏まえてちょっと条例を検討していっていただければなというふうに思いますので、その点につきましては要望させていただきます。  次は、3点目のたての緑道について再質問させていただきます。たての緑道、最近、「東久留米の戦争遺産」という冊子をいただきましたけれども、この中で、たての緑道の戦争遺産という部分で写真等も載って、説明も書かれております。そういう意味からして、このたての緑道を改修して緑道として公園整備をするという段階から見て、今、そういう整備がなされているかなというと、なかなかそうはいってないなという気がしております。  それで、具体的にちょっと対応を考えていただきたいんですけれども、まず、学園町一丁目、起点部分、西武線の踏切から西側に来たところでございますけれども、ここは入り口の部分が車どめといいますか、幾つかあって、傾斜も結構きつい。で、縁石の部分の段差も結構あるんですね。やっぱり傾斜地ですから、来るときに、おりてくるときにもちょっと危険が感じられますし、逆に入るときも車どめをよけながら行くような状況でありますので、その辺について安全対策が必要だというふうに考えておりますので、その辺の対応をどのように考えていただけるのか伺います。  そして、ちょうど中央部です。ここが盛り土、それから切り通しという部分であります。自由学園の東側というか、ちょうど講堂のあるほうですかね、そういう部分のところですけれども、この部分は切り通しの部分は茂ってかなりかぶっている状況でありますし、盛り土の部分も同じような状況が見られますので、その辺の管理についての必要性があると思いますので、対応を伺います。  鉄塔の建て替えの際に──ちょうど鉄塔の周りに柵がしてあります。私も近所の人たちも、鉄塔の部分が事業者の敷地だというのは知りませんでした。で貸しているのかなと思いましたので、のほうでそれなりの対応ができるかなと思っていたんですけれど、そこの敷地が市有地でないということでいろいろ困難があるかと思いますけれど、柵の形状とか、フェンスとかがあっても、その周りにちょっと敷地があるような部分もありますので、その辺を工夫しながら柵等の部分で少しでも通りやすい状況にならないものか、その辺は事業者に申し入れていただけないでしょうかね。その辺をお願いしたいと思いますが、よろしくお願いします。 362 ◯議長(富田竜馬君) 環境政策課長。 363 ◯環境政策課長(岩澤純二君) 3点御質問いただいております。  最初に、1点目の学園町一丁目の起点部分についての安全対策についてお答えします。  議員御指摘のように、学園町一丁目の起点部分については舗装が劣化していることは担当課においても確認しておりますので、現在、修繕等を行う方向性で内部で検討しているところでございます。  2点目の樹木の管理についてですが、刈り込みに関しては年一度行っており、必要に応じて樹木の剪定等を行っておりますが、昨今、不審者情報も本に寄せられておりますので、情報が寄せられている本緑道の該当箇所については、まず刈り込みの実施を早める予定となっております。  また、今回のたての緑道にある鉄塔の建て替え工事に伴い、事業者からは、「たての緑道の敷地の一部占有」、「たての緑道敷地内の古損木等の伐採等の作業の実施」について申請が今年度に入り提出され、工事に係る許可を出しているところではございます。公園管理者との協議による原状回復を条件として事業者に許可をしておりますので、たての緑道の植栽等の状況につきましては現状よりも改善が図られるものと考えております。
     3点目の進入防止柵の形状の検討の事業者への申し入れについてでございます。  先ほど部長答弁でもございましたように、通路が二股に分かれ、道路が狭くなっている状況は認識をしておりますので、議員から御提案があった件につきましては事業者にはお伝えしてまいりたいと考えております。  以上でございます。 364 ◯議長(富田竜馬君) 篠宮議員。 365 ◯21番(篠宮正明君) たての緑道ね、せっかくで緑道として整備をするということで買収したところでありますし、南中の通学路であったり、地域の人も散歩等でよく利用する意外といいところですので、ぜひ少しでも利用しやすい状況にするために御努力をいただきたいと思います。  次に、4点目の東久留米交通安全計画について伺います。次期計画策定については、国及び東京都の令和3年の次期交通安全計画を踏まえて検討委員会をつくるということであります。私も計画書を見て28年度から32年度というところに目が行ってしまいましたので、実際は29年2月に策定されているということで、今の状況では、東京都・国の第11次の計画はまだできていないのかなというふうに思います。しかしながら、まず、検討委員会のメンバーと、それから現計画を進めていく中でいろいろな課題も見えてきている部分があるかと思いますので、次期計画に向けた交通安全に関する課題の状況について伺いたいと思います。よろしくお願いいたします。 366 ◯議長(富田竜馬君) 管理課長。 367 ◯管理課長(吉川雅継君) 2点御質問いただいておりますので、順次お答えいたします。  まず、1点目の庁内検討委員会の委員構成でございますが、当該委員会については、現行の交通安全計画の見直しなどに関することを所掌事務としました平成23年施行の東久留米交通安全計画検討委員会設置要領に基づいて設置することとしておりまして、当該計画の策定においては、高齢者、自転車、通学路などに関することと多岐にわたり交通安全について検討することから、関連する所管の係長級の職員から委員の選出を行いまして、国や都の次期交通安全計画を踏まえ、当市における交通安全に関する課題を改めて抽出・整理、施策の立案などを行い、素案を取りまとめてまいるものと考えております。  2点目の次期計画に向けた課題についてお答えいたします。次期計画の策定に当たりましては、昨今の多発する高齢者による交通事故がクローズアップされておりまして、当市、平成31年4月現在、全人口に占める65歳以上の割合が28%という超高齢社会に突入している状況であることと、また、自転車の危険運転など自転車による事故が社会問題となっていること、これら高齢者の交通安全や自転車の安全利用に関する事案などについては、現計画と同様、継続的な課題として認識しているところでございますが、国や都の次期交通安全計画を踏まえて当計画の策定を進め、市民が安全で安心して暮らせる社会の実現に向けて取り組んでまいりたいというふうに考えているところでございます。  以上でございます。 368 ◯議長(富田竜馬君) 篠宮議員。 369 ◯21番(篠宮正明君) 交通安全計画の策定については着々と進めていっていただきたいというふうに思います。  次は、学校のエアコン設置についてであります。今、御答弁の中で、西中学校で生徒数の増加により学級数がふえたため、少人数授業を行う2教室のエアコンが設置されてない状況だというふうにお聞きしましたが、このような場合には早急な対応が必要と思いますが、現在の状況を伺いたいと思います。  また、2点目として、体育館へのエアコン設置は、費用面を考えると厳しい状況というふうに思います。武蔵野市立五中を視察されたということでありますが、武蔵野で採用しているスポット型の空調方式のリース契約なども視野に入れて調査・研究していただきたいと思いますが、状況を伺います。  また、これは反する部分で、エアコンの設置が続くと、一方ではエネルギー消費原単位の悪化にもつながっていくというふうに思います。東久留米は温暖化対策計画でしたか、正式には、そういうもので今取り組んでいるところでありますし、経産省からの通達もあるというふうに思いますので、その辺も見ながら進めていかなければならないと思いますけれども、見解を伺います。 370 ◯議長(富田竜馬君) 教育総務課長。 371 ◯教育総務課長(佐川公行君) 3点御質問をいただいております。  初めに、エアコンが設置されていない少人数授業を行う教室についてです。現在は扇風機で対応しているところでございます。ここ数日は寒暖差が大きく、お天気がいいと温度もだいぶ上がりますので、どのような対応ができるか検討してまいります。  次に、体育館のエアコン設置につきましては、整備計画の提出日も6月14日と近づいていることから、一定の判断はしてまいります。御理解のほどお願いいたします。  次に、エネルギーの消費原単位の改善についてです。現在、特別教室にエアコンの設置を進めており、さらに体育館のエアコン設置の課題もある中で、大規模改造工事の対象になりました学校におきましては照明器具のLED化の対応を行っております。今後はエネルギー消費原単位変化の推移に注視してまいります。  以上でございます。 372 ◯議長(富田竜馬君) 篠宮議員。 373 ◯21番(篠宮正明君) わかりました。6月14日までにエアコンの部分については申請をしなければいけないということでありますけれども、やはりできるだけ費用がかからず、なおかつ附帯工事、断熱工事とかできるだけ経費がかからない方法を考えていっていただきたいなというふうに思いますので、よろしくお願いいたします。  時間がありませんので、やりとりしたところは次回に回させていただきます。  次に、セーフティ教室について再質問させていただきます。市内全学校・家庭・社会・関係機関等の連携によるセーフティ教室を実施しているということであります。セーフティ教室の内容は各学校で決定しているということでありますけれども、小中学校の行事一覧を拝見したときに、学校によりセーフティ教室の実施回数が違うというふうに見られるんですけれども、その理由について伺いたいと思います。よろしくお願いいたします。 374 ◯議長(富田竜馬君) 教育部参事。 375 ◯教育部参事(椿田克之君) 学校の取り組んでいる内容についてお答えします。  セーフティ教室の内容は、児童・生徒の状況によって各学校で決定しておりますが、本市では、主として薬物の有害性・依存性、乱用の危険性を指導する薬物乱用防止教室、喫煙の害や健康的な生活について指導する禁煙キャラバン、交通事故防止を目的とした自転車安全教室等が行われております。また、近年では、子どもが、現在起きている危機的状況または今後起こり得る危機的状況に対応するために、適切な援助希求行動、身近にいる信頼できるおとなにSOSを出すことができるようにすること、身近にいるおとながそれを受け止め支援ができるようにすることを目的としたSOSの出し方に関する教育も行われるようになっており、児童・生徒の実態によっては非公開での指導が効果的な場合もあります。そのため、地域や保護者の方へ御案内している回数に差異が生じていることが考えられます。  以上でございます。 376 ◯議長(富田竜馬君) 篠宮議員。 377 ◯21番(篠宮正明君) 薬物乱用防止教室や禁煙キャラバン、自転車安全教室と、それから適切な救助希求行動、これらのことを進めていただいているということでありますので、今後とも子どもたちを守る上で充実に向けて努めていっていただきたいというふうに思います。  すみません、まだオリンピック・パラリンピックの部分では再質問をしておりませんけれども、時間の関係で要望にかえさせていただきます。デンマーク大使館から本市の施設を見学したいとの話があり、幾つかの施設を案内したということであります。また、その後の具体的な動きは特にない、先方の意向が示された際にはとして対応を検討していくことを考えているとの答弁でありました。ホストタウンには課題が多い厳しい状況というふうに思いますけれども、やはりせっかく小中学校でもオリンピック・パラリンピック教育を全校でやっている部分もありますので、こういう部分で直接ふれあえる機会がありましたら、ぜひその部分を検討していっていただきたいというふうに思います。  それと、小学生の観戦についてでありますけれども、いろいろな状況のもと、暑さや交通手段の問題、引率の問題・課題があるというふうに思いますけれども、近隣の例なども参考にしながら、また近隣と情報共有をしながら、一人でも多くの子どもたちが観戦できるようにお願いしたいと思います。その辺を要望して終わります。  ありがとうございました。 378 ◯議長(富田竜馬君) 以上をもって篠宮議員の一般質問を終了いたします。   ─────── ◇ ─────── 379 ◯議長(富田竜馬君) ここで休憩いたします。  再開、午後4時15分。       午後 4時00分休憩       午後 4時15分開議 380 ◯議長(富田竜馬君) 休憩を閉じて再開いたします。   ─────── ◇ ─────── 381 ◯議長(富田竜馬君) 次に、「行政について」と題して、野島武夫議員から行います。  野島議員。     〔15番(野島武夫君)登壇〕 382 ◯15番(野島武夫君) 自民クラブの野島武夫です。最後の一般質問者ですので、よろしくお願いいたします。  「民間でできることは民間で」、市民の方々に訴え、4月の市議会議員選挙では5期目の当選をさせていただきました。  振り返ると、スポーツセンターや生涯学習センターの指定管理者制度導入、公立保育園の公設民営化・民設民営化・民間化を進めてきました。中学校給食、小学校給食、児童館、図書館、民間活力を導入して参りました。  平成15年度、1期目、予算規模は336億円、一般会計、なっております。今年度、令和元年度の予算は422億円になっています。東久留米の財源、大変厳しい状況の中、また、正規職員の定員管理もしっかりと進めていかなければなりません。一方では、少子・高齢化社会を迎え、さまざまな施策・事業、市民からの行政サービスのニーズも高まっています。そうした中、これからも民間でできることは民間で、強い信念を持って市議会議員としての活動をしていきたいと思います。  さて、この夏には参議院議員選挙があります。自民党令和元年政策が6月7日発表されました。「日本の明日を切り拓く」。「新しい時代が幕を開けました。急速に進む少子高齢化、激動する国際情勢。こうした課題に立ち向かい、新しい時代の日本を創るのは、他の誰でもありません。私たち自身です。強い経済、地方創生、災害に強い国創り、全ての世代が安心できる社会保障への改革、そして、国益を確保する外交。国民の皆様とともに、新しい令和の時代を切り拓く覚悟です。自由民主党総裁 安倍晋三」。  「令和新時代:伝統とチャレンジ 力強い外交・防衛で、国益を守る 地球規模の課題解決に向けて、国際社会の結束やルールづくりを主導するとともに、わが国の安全・国益を守ります」。  「強い経済で所得をふやす AI、IoT、ビッグデータで少子高齢化・人口減少を強みに転換し、しなやかで強い経済をつくります」。  「誰もが安心、活躍できる人生100年社会をつくる 年齢、性別にかかわらず誰もがその能力を発揮できる人生100年時代を築きます」。  「最先端をいく元気な地方をつくる 歴史、伝統・文化を守りつつ、地方から技術革新を展開し、快適で便利な暮らしを実現します」。  「災害から命・暮らしを守る 災害に強く、強靱な国土をつくり、国民の生命・財産・暮らしを守ります」。  そして6つ目の柱として、「憲法改正を目指す 国民の幅広い理解を得て、新しい時代の憲法を目指します」。  以上6つの自民党の政策です。  もう少し具体的な話をさせていただきます。自民党の政策、この政策をまとめた党政務調査会副会長兼事務局長、衆議院議員のブログを見ました。読ませていただきます。「新たな『令和』の時代を、新たなイノベーション(技術革新)、新たな分野、新たなルール作り、新たな挑戦で、前向きに切り拓いていくことを、公約の一貫したコンセプトとしたことです。一言でいえば、よき伝統を守りながら『チャレンジ』するということです。AIやIoTやデータ利活用は、これまでの公約でも掲げてきましたが、実際の活用事例としての遠隔医療や自動走行あるいはドローン宅配、エドテックなどの教育、スマート農業を具体的に重点公約として掲げたのは今回が初めてです。しかも、こうした技術革新を先ずは地方から展開して、地方の暮らしをスマートに豊かにすることを掲げました。そして、宇宙やバイオあるいは海洋・量子といったニューフロンティアを切り開くことも掲げました」。また、「女性活躍、環境(脱炭素化)といった点を明確に重点公約として掲げたこと」。「そして、最近頻発する子供を巻き込む交通事故や子供をめぐる痛ましい事件に対して、総合的な安全策に徹底的に取り組んでいく決意を明確にした」とあります。  この夏、自民党の政策を国民・市民に訴えさせていただき、頑張ってまいりたいと思います。  以上、決意を述べた上で、通告に従い一般質問させていただきます。  1、上の原地区のまちづくりの進捗状況について。  大きくまちの風景がさま変わりしました。この上の原地区、これまでの商業施設等の出店状況を含め、今の状況を改めて伺います。  2番、新東京所沢線東村山都市計画道路3・4・15の1の整備について。  「東京における都市計画道路の整備方針(第四次事業化計画)」において、都施行の優先整備路線に選定されている東村山都市計画道路3・4・15の1号線整備の進捗状況について伺います。  3、振り込め詐欺撲滅対策について。  東久留米市内における振り込め詐欺被害が、昨年度の同時期に比べ非常に増加していると聞いています。どのくらいふえているか伺いたいと思います。  また、撲滅対策として自動録音機の配布を行っていますが、事業はいつから始まったか伺います。  最後に4番、住民、学校、行政が一体となった防災対策について。  災害発生を想定し、地域の防災対策の拠点である学校などの指定避難所を活用した、住民と学校、そして行政が参加して行う防災訓練が重要であると考えます。昨年度に実施した訓練の場所及び回数を伺います。  以上で壇上での質問を終え、自席にて再質問をさせていただきます。 383 ◯議長(富田竜馬君) 企画経営室長。 384 ◯企画経営室長(土屋健治君) 行政についての1点目、上の原地区のまちづくりに関する御質問にお答えさせていただきます。  東久留米団地の建て替えなどにより12ヘクタールを超える広大な余剰地が生じることを見込み、平成26年7月に策定した上の原地区土地利用構想の実現に向け、この間、同地区のにぎわいと活力の創出に向け取り組んでまいりました。  平成30年10月、東久留米駅東口から新座を結ぶ東村山都市計画道路3・4・20号線の開通とあわせ、新たなアクセス道路や地区内道路の交通開放により、同地区へのアクセス性が格段に向上した以降、さまざまな商業施設が順次開業いたしました。また、ことしに入りましてからは、大型ホームセンター、次いで「関東最大級」と銘打たれた日帰り温浴施設が開業いたしております。その後も和食ファミリーレストランのオープンも続き、現在の状況に至っております。  以上でございます。 385 ◯議長(富田竜馬君) 都市建設部長。 386 ◯都市建設部長(小原延之君) 行政についての2点目、都施行の優先整備路線に選定されている東村山都市計画道路3・4・15の1号線整備の進捗状況についてお答えいたします。  本路線は、区部の放射7号線から、西東京、新座、東久留米、清瀬を経由して所沢に至る都県境の幹線道路でございます。  東京都では、市内の東部地域を通る当該都市計画道路の事業化に向けましては、東村山都市計画道路3・4・20号線を境に、清瀬に向かう北側を金山町区間、西東京に向かう南側を神宝町区間と位置づけて事業を進めております。  金山町区間約800メートルについては、平成30年2月に事業認可を取得し、平成30年10月には地権者などの関係者の方を対象とした用地説明会を東部地域センターにおいて開催し、現在は物件調査を実施しているとのことでございます。  神宝町区間約600メートルにつきましては、平成31年3月に事業認可を取得し、現在は用地説明会の開催に向けた準備を進めていると聞き及んでおります。  以上でございます。 387 ◯議長(富田竜馬君) 環境安全部長。 388 ◯環境安全部長(下川尚孝君) 続きまして、行政についての3点目、振り込め詐欺撲滅対策についてお答えいたします。  まず、東久留米市内における振り込め詐欺被害の状況でございますが、昨年度は被害件数35件、被害総額は約4152万円でございました。  また、今年度の状況といたしましては、本年4月から1カ月間の被害件数は4件となり、昨年の同時期と比べ2件の減となったところでございますが、被害総額は約4719万円となり、本年4月の時点で既に昨年度を上回る状況と伺っております。  次に、撲滅対策としての自動録音機の配布事業を開始した時期でございますが、本事業は平成27年度から東京都の事業として開始され、28年度までの2年間実施してまいりましたが、平成29年度からは、東京都からの補助を受け、本市の事業として継続して実施しているところでございます。  次に、4点目の住民、学校、行政が一体となった防災対策につきまして、昨年度に指定避難所を活用した地域の防災訓練の場所と実施回数についてお答えいたします。  活用した指定避難場所といたしましては、第一小学校、第二小学校、第三小学校、第六小学校、第七小学校、小山小学校、神宝小学校、本村小学校、西中学校、下里中学校、都立久留米西高等学校、自由学園の計12施設において、それぞれ1回、防災訓練を実施いたしました。  以上でございます。 389 ◯議長(富田竜馬君) ここでお諮りいたします。間もなく定刻の午後5時になります。会議時間を延長したいと思いますが、これに御異議ございませんか。      (「異議なし」の声あり) 390 ◯議長(富田竜馬君) 異議なしと認め、会議時間を延長いたします。  野島議員。 391 ◯15番(野島武夫君) 御答弁ありがとうございます。順次再質問させていただきます。  上の原、「近くに買い物ができる施設ができて本当によかった」、本当に多くの住民、また市民からお声をいただいております。また、地下1500メーターから温泉が湧き出て、他にない施設に、東久留米市内外、いろいろな地域からも上の原のほうに今来てくれているんだなという形で見させてもらっています。そして今の状況について確認させてもらいました。  あの広い地域を回っていますと、建設途上のものとか、まだまだ開発や整備途上にあるいろんな区画・施設があるなと思っているんですけれども、今後の計画・見通しを伺いたいと思います。 392 ◯議長(富田竜馬君) 企画調整課長。
    393 ◯企画調整課長(小堀高広君) 上の原地区の今後に関する御質問にお答えいたします。  初めに、福祉・交流地区内、特別養護老人ホームの北側に位置する約3000平米の区画につきましては、医療系、飲食系など多様な機能の事業者が出店される旨、都市再生機構から伺っておりまして、開業は来年4月を予定しているとのことでございます。  次に、日帰り温浴施設の東側、低中層の住宅を中心とした良好な住宅地の形成を目指す区画につきまして、約1万100平米の都市再生機構分は既に事業者へ土地譲渡が行われており、予定される販売戸数は現時点で64戸とのことであります。一方、約9200平米の財務省分は、約3500平米を所管する国土交通省から処分に係る事務委任を待ちつつ、売却等に向けた検討が続けられているとのことでございます。  また、整備が待たれる敷地面積約9890平米の新たな屋外運動施設につきましては、予定どおり、令和2年1月のオープンに向け工事が進められております。上の原東公園につきましては、土地区画整理事業により先行的に整備され、管理移管を受けた約1329平米を既に開放しておりますが、覚書により都市再生機構により整備が進められている約1万769平米については、本年夏ごろの竣工予定と伺っており、その後に管理移管を受け、全面開園する計画で進められております。  以上でございます。 394 ◯議長(富田竜馬君) 野島議員。 395 ◯15番(野島武夫君) 上の原のほう、何度も行かせてもらっていろいろと施設を利用させてもらっています。行くたびに新たなお店が開店したり、また建設が始まっているという形で、本当に今、現在進行形で動いている計画だなと改めて思いました。  さまざまな取り組み、担当者、本当に長い間にわたってこの上の原の区画整理事業、いろんな御苦労も多かったんだなという思いもしています。今までこういう中で苦労したことや、この取り組みを成功させた、今、振り返ってよかった、そうした思うところがあれば御答弁いただければと思います。 396 ◯議長(富田竜馬君) 企画経営室長。 397 ◯企画経営室長(土屋健治君) 御質問ですので、お答えさせていただきたいと思います。  上の原地区の新たなまちづくりに向けた取り組みを振り返りますと、当該地区は、昭和37年に建設された公団東久留米団地及び公務員宿舎、教育施設等で構成され、団地内通路等で街区区分がなされてはいたものの、土地の所有区分が錯綜していたという事情がございました。所有者ごとに処分方針や制約条件が異なるなどの状況があり、また、周辺にお住まいの方々、周辺事業者の方々におかれましても、それぞれの思い、お考えがある中、担当といたしまして、その調整に当たりましては、相手の立場を理解しつつ、実現可能性を高めていくというための対応に留意をしてきたといったところでございます。 398 ◯議長(富田竜馬君) 野島議員。 399 ◯15番(野島武夫君) ありがとうございます。本当に高く評価いたします。土地の所有区分が錯綜して大変難しい状況にあったのをまとめ上げていくという御努力、本当に担当の方の長い間にわたっての御尽力、ありがとうございます。  今後、開設が予定される施設があるなど、まだまだ上の原の地域から目が離せない状況であります。市民の方もどうなるんだということで注目している地域です。ここまで上の原地区がにぎわい、活力を感じるまちとなった今、振り返ってみて市長として感じることをお聞かせ願えればと思います。 400 ◯議長(富田竜馬君) 市長。 401 ◯市長(並木克巳君) 上の原地区のまちづくりを振り返ってみてとの御質問にお答えいたします。  上の原地区土地利用構想が策定されましたのが、私が市長に就任いたしまして半年後の平成26年7月のことでございました。そこからはや5年が経過しようとしているわけでございますが、先ほど担当が答弁しましたように、上の原地区特有の状況もあり、決してたやすい道のりではなかったと、振り返って感じる次第でございます。  昨年の10月に道路環境が整備され、徐々に商業施設がオープンしていくさまを目の当たりにいたしまして、私自身、大変に感慨深く、市民の皆様におかれましても、にぎわいと活力ある上の原への変遷を感じていただいているものと感じております。 402 ◯議長(富田竜馬君) 野島議員。 403 ◯15番(野島武夫君) ありがとうございます。来年が東久留米の市制施行50周年ということなんですけれども、50年前を振り返ると、大規模な団地を建てて、そういう中で人口をふやして町からになっていった経緯があります。そういう時代を私も生きてきたということなんですけれども、そこで、ひばりが丘の団地やここ上の原、東久留米団地、他地域にも大規模な団地やさまざまなものがあって、今後、やはりいつか建て替えの時期とか耐用年数とか、そういうことがあると思います。そういうときに、今回の上の原の再開発、御苦労がある中、こういう形ですばらしい状況にしたモデルケースになるのかなと思っています。  数年前ですけれども、南沢五丁目で大型商業施設ができたときも、いろいろと道路の整備やさまざまな住民の御理解、そういう中で市政の大きな課題となって、そして結果、実現した後、今、南沢の地域ではいろいろと新たな住宅ができ、そして学校も生徒数がふえているような状況、にぎわいが来たのかな、そう思っております。  今回の上の原の再開発、そしてまた戸建て住宅もできるという形で、本当にこの上の原の今後の展開についてもしっかりと応援していきたいと思っております。  次に、新東京所沢線のほうに移ります。都施行ということなんですけれども、東久留米市民の、住民の御理解をいただきながらつくり上げていくような計画だと思います。交通ネットワークという意味では、大泉、外環自動車道から、そして所沢へと結ばれる、本当にすばらしい計画だと思っています。新東京所沢線全体の中で東京都と埼玉県により事業が進められています。当該道路の整備に向けた周辺市域における事業認可の取得状況について伺いたいと思います。 404 ◯議長(富田竜馬君) 道路計画課長。 405 ◯道路計画課長(武内浩司君) 当該道路の整備に向けた周辺市域における事業認可の取得状況についてお答えいたします。  東京都施行の清瀬区間につきましては、新小金井街道(東村山都市計画道路3・4・7号線)から所沢に至る区間を2工区に分割し、平成18年7月と平成20年10月に事業認可を取得し事業が進められており、新小金井街道から新座に至る区間については、平成29年1月に事業認可を取得し、平成30年1月には用地説明会を開催したとのことであります。  次に、埼玉県施行の清瀬と東久留米を結ぶ新座の新堀工区では、2工区に分割し、平成28年12月と平成30年2月に事業認可を取得し事業が進められており、東久留米と西東京を結ぶ栗原工区、こちらでも2工区に分割し、平成30年4月と平成31年3月に事業認可を取得したとのことであります。  最後、東京都施行の西東京区間については、事業認可を平成30年3月に取得したとのことでございます。  以上でございます。 406 ◯議長(富田竜馬君) 野島議員。 407 ◯15番(野島武夫君) 事業認可の取得や、それぞれの区域で事業が進められているんだという思いがしました。こういう大規模な交通ネットワークということで、東京都、埼玉県、いろいろとさまざまあると思いますけれども、先の話ということなんですが、当該道路が大泉から所沢まで結ばれ、開通するのはいつごろになるのか伺いたいと思います。 408 ◯議長(富田竜馬君) 道路計画課長。 409 ◯道路計画課長(武内浩司君) 平成31年3月に東京都が神宝町区間、埼玉県が栗原一丁目地内の事業認可を取得したことで、大泉から所沢までの全区間で事業着手したこととなります。東京都と埼玉県が実施している事業のため、開通時期についてはっきりとしたことを申し上げることはできかねますが、平成31年3月に事業認可を取得しました両事業の施行期間が令和9年3月31日までのため、全線開通はそれ以降になると思われます。  以上でございます。 410 ◯議長(富田竜馬君) 野島議員。 411 ◯15番(野島武夫君) やはり長い年月、8年とかかかるような計画ですけれども、部分開業とかしながら、また、それが結ばれることで、本当に東久留米の発展、都市基盤整備がまた進むんだと思います。よろしくお願いいたしたいと思います。  次に、振り込め詐欺撲滅対策についてということです。被害総額が、件数としては2件の減だけれども、約4719万円となり、4月の時点で既に昨年を上回る状況となっていますということで、やはりこれは撲滅をしっかりやらなければいけないと思います。今年度は昨年度に比べ非常に被害額がふえていますが、その撲滅対策としては住民周知が重要であると考えます。どのような活動を行っているか伺いたいと思います。 412 ◯議長(富田竜馬君) 防災防犯課長。 413 ◯防災防犯課長(小泉勝巳君) 振り込め詐欺撲滅対策に関する活動についてお答えいたします。  議員御指摘のとおり、撲滅対策は住民への周知が大変重要であります。そのため、警察とが連携し、広報や説明会などの実施、「安心くるめーる」による事例を挙げての注意喚起を行っておりますが、より多くの住民周知を行うために、東久留米防犯協会の御協力をいただき、毎月15日に東久留米駅及び市役所、ヨーカ堂周辺、その他重点地区での街頭啓発活動を行っていただいております。  以上でございます。 414 ◯議長(富田竜馬君) 野島議員。 415 ◯15番(野島武夫君) さまざまな活動ありがとうございます。5月15日、防犯協会の防犯キャンペーンということで、市役所前、イトーヨーカ堂前で行われたのに参加させてもらいました。本当にこうした地道な啓発活動をしていくことが大事なんだと改めて思いました。  防犯協会の資料を見させてもらっても、田無警察署管内という話をすると、平成28年は被害金額が1億3300万、平成29年が1億3700万、平成30年が1億500万と、東久留米、西東京合わせて、やっぱりこの地域では1億円を超える被害が毎年のように出ているというのを改めて思いました。その中で、巧妙な手口、現金の振り込め詐欺から、キャッシュカードのだまし取りがあると。その一方では、平成30年の未然防止件数は都内で3位の65件、家族や近隣住民の気づきによる通報が大きな効果になっているということはありました。そういうさまざまな住民の方、こういう防犯協会の活動や、また、通報によって被害を未然に防いでいることも3位ということで、頑張っているなという思いをしております。  自動録音機についてなんですけれど、昨年度までの配布状況と今年度の予定を伺いたいと思います。 416 ◯議長(富田竜馬君) 防災防犯課長。 417 ◯防災防犯課長(小泉勝巳君) 自動録音機に関する御質問にお答えいたします。  が事業を開始した平成29年度より毎年100台の配布を行い、昨年度も7月から開始し、2月までに完了しております。今年度も同様に7月から配布予定でございます。その際は、のホームページや広報、「安心くるめーる」などを活用し告知してまいりたいと考えております。  以上でございます。 418 ◯議長(富田竜馬君) 野島議員。 419 ◯15番(野島武夫君) 昨年7月15日の「広報ひがしくるめ」、「振り込め詐欺に注意『自動通話録音機』の貸し出しを行います」ということで、「巧妙化する振り込め詐欺を撃退するために『自動通話録音機』を貸与します」。非常に効果があるものです。私もお電話したときに、「この電話は録音されています」というような趣旨の案内があり、やっぱり犯行をしようとする者は声を録音されることを一番嫌がる、また、証拠になるということで、これは効果があることだと思います。  東久留米としては、累計で今200台が配布されているのかなと思います。東京都でも市内で配布をしているという現状はあるのでしょうか。 420 ◯議長(富田竜馬君) 防災防犯課長。 421 ◯防災防犯課長(小泉勝巳君) 東京都に関しましては、部長答弁でもございましたとおり、平成27年度から東京都の事業として開始されて、28年度まで2年間実施、そこから、29年度から東京都の補助を受け本で事業を継続しているという状況でございます。 422 ◯議長(富田竜馬君) 野島議員。 423 ◯15番(野島武夫君) 振り込め詐欺の撲滅に対してはこの自動録音機、やっぱりそういう効果があるということで、これを進めていっていただければと思います。何しろ被害をゼロにするために頑張っていかなければいけない。また、行政も、また地域の住民、一緒になって撲滅していっていただきたいと思います。  最後に、住民、学校、行政が一体となった防災対策ということでお聞きします。指定避難所ごとの防災訓練も行われているということで、評価したいと思います。  防災対策において、が個々の住民に推奨している対策はどのようなものがあるか伺いたいと思います。 424 ◯議長(富田竜馬君) 防災防犯課長。 425 ◯防災防犯課長(小泉勝巳君) として個々の住民に推奨する防災対策についてお答えいたします。  市内のさまざまな団体より講演依頼をいただいた際に推奨する意味も含め、重点的にお話しさせていただいております内容といたしましては、災害発生時への対応となる自助の準備についてであります。防災マップにも記載しております各家庭によるローリングストック法などによる飲料水や食料品の備蓄、自宅の耐震化などによる身を守るための方策、そして近隣住民同士の共助による助け合いの重要性など、市民がみずからできる防災対策について御説明をさせていただいております。  以上でございます。 426 ◯議長(富田竜馬君) 野島議員。 427 ◯15番(野島武夫君) 市内にはたくさんの団体があって、協力しながら住民への防災対策の周知が必要だと思います。ローリングストック法というのも、今、家庭によってローリングストックをやってもらうという形の御答弁がありました。第二小学校で6月2日に防災訓練、ことしで8回目ということでやらせてもらいました。継続して、また定期的に、いろいろな応急手当て法や初期消火訓練、やはり各地域でやっていただくと同時に、1年に1回は再度学び直す、そういう趣旨で今やっているんですけれども、やはりローリングストック法などもその防災訓練でもいろいろと説明をしてもらって、いろんな形で住民に自助・公助ということを理解していただきながら、学校、行政と一体となって災害に強いまちをつくっていくんだと思います。  それで、行政側の話なんですけれども、行政側の防災対策として導入を進めている職員参集メールの進捗状況について伺います。 428 ◯議長(富田竜馬君) 防災防犯課長。 429 ◯防災防犯課長(小泉勝巳君) 職員の参集メールについてお答えいたします。  参集メールに関しましては、スマートフォン等だけでなく、電話とメールなどの機能のみである携帯電話への対応や、個人情報である各自のメールアドレスへのアクセスの制限などさまざまな条件をクリアできる製品のテストを実施し、まずは管理職から始め、全職員への対応を年内におおむね完成させる予定でございます。  以上でございます。 430 ◯議長(富田竜馬君) 野島議員。 431 ◯15番(野島武夫君) ありがとうございます。管理職から始め、全職員への対応を年内におおむね完了させる参集メール、住民に自助・公助という形でやってもらう、そして行政側としても参集メール等徹底してもらって、体制づくりをしっかりやっていっていただきたいと思います。  質問は以上で終えます。 432 ◯議長(富田竜馬君) 以上をもって野島議員の一般質問を終了します。   ─────── ◇ ─────── 433 ◯議長(富田竜馬君) ここで休憩いたします。  再開時刻は追って連絡いたします。       午後 4時50分休憩       午後 5時10分開議 434 ◯議長(富田竜馬君) 休憩を閉じて再開いたします。   ─────── ◇ ─────── 435 ◯議長(富田竜馬君) ただいまの休憩時間中に議会運営委員会が開催されておりますので、議会運営委員長の報告を求めます。  議会運営委員長。     〔21番(篠宮正明君)登壇〕 436 ◯21番(篠宮正明君) ただいまの休憩時間中に議会運営委員会を開催いたしましたので、御報告申し上げます。  市長から、議案第14号及び第15号が提出され、この取り扱いを協議した結果、これら2議案は本日の日程に追加し、議案第14号については厚生委員会に付託、議案第15号の補正予算については予算特別委員会に付託することに決しました。  以上であります。 437 ◯議長(富田竜馬君) これで議会運営委員長の報告を終わります。  お諮りいたします。ただいまの議会運営委員長の報告のとおり、議案第14号 東久留米特定教育・保育施設及び特定地域型保育事業の利用者負担に関する条例の一部を改正する条例及び議案第15号 令和元年度東久留米一般会計補正予算(第3号)を日程に追加し、直ちに議題とすることに御異議ございませんか。      (「異議なし」の声あり) 438 ◯議長(富田竜馬君) 異議なしと認めます。  よって、議案第14号及び第15号を日程に追加し、直ちに議題とすることに決しました。   ─────── ◇ ─────── 追加日程第1 議案第14号 東久留米特定教        育・保育施設及び特定地域型保育        事業の利用者負担に関する条例の        一部を改正する条例 439 ◯議長(富田竜馬君) 追加日程第1、議案第14号 東久留米特定教育・保育施設及び特定地域型保育事業の利用者負担に関する条例の一部を改正する条例を議題といたします。  市長から提案理由の説明を求めます。  市長。
        〔市長(並木克巳君)登壇〕 440 ◯市長(並木克巳君) 議案第14号は、東久留米特定教育・保育施設及び特定地域型保育事業の利用者負担に関する条例の一部を改正する条例についてであります。  本案は、子ども・子育て支援法の一部を改正する法律等の施行に伴い、本年10月から実施される幼児教育・保育の無償化による利用者負担等について関連する規定を整備するため、条例の一部を改正するものであります。  よろしく御審議のほどお願い申し上げます。 441 ◯議長(富田竜馬君) これで提案理由の説明を終わります。  次に、議案に対する御質疑ございませんか。       (「なし」の声あり) 442 ◯議長(富田竜馬君) 質疑なしと認めます。  それでは、議案第14号については厚生委員会に御付託申し上げます。   ─────── ◇ ─────── 追加日程第2 議案第15号 令和元年度東久留        米一般会計補正予算(第3号) 443 ◯議長(富田竜馬君) 追加日程第2、議案第15号 令和元年度東久留米一般会計補正予算(第3号)を議題といたします。  市長から提案理由の説明を求めます。  市長。     〔市長(並木克巳君)登壇〕 444 ◯市長(並木克巳君) 議案第15号は、令和元年度東久留米一般会計補正予算(第3号)についてであります。  歳入につきましては、地方特例交付金、分担金及び負担金、国庫支出金、都支出金、繰入金、諸収入であります。  歳出につきましては、総務費、民生費であります。  歳出の主な内容は、幼児教育・保育の無償化に関連する認定こども園・幼稚園運営支援事業、幼稚園保護者助成事業、私立保育園運営支援事業、一時預かり事業、ファミリー・サポート・センター事業、自立支援給付事業などであります。  この結果、歳入歳出予算の総額に歳入歳出それぞれ2億4158万2000円を追加し、歳入歳出予算の総額を歳入歳出それぞれ422億7854万4000円とするものであります。  よろしく御審議のほどお願い申し上げます。 445 ◯議長(富田竜馬君) これで提案理由の説明を終わります。  次に、議案に対する御質疑ございませんか。       (「なし」の声あり) 446 ◯議長(富田竜馬君) 質疑なしと認めます。  それでは、議案第15号については予算特別委員会に御付託申し上げます。   ─────── ◇ ─────── 447 ◯議長(富田竜馬君) 以上をもって本日の会議を終了いたします。  これをもって散会といたします。       午後 5時15分散会 Copyright © Higashikurume City, All rights reserved. ↑ ページの先頭へ...