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  1. 東久留米市議会 2019-06-07
    令和元年第2回定例会(第4日) 本文 開催日: 2019-06-07


    取得元: 東久留米市議会公式サイト
    最終取得日: 2021-10-03
    ↓ 最初のヒットへ(全 0 ヒット) 1       午前 9時30分開議 ◯議長(富田竜馬君) これより本日の会議を開きます。   ─────── ◇ ─────── 2 ◯議長(富田竜馬君) 本日は全員出席であり、会議は成立しております。   ─────── ◇ ─────── 3 ◯議長(富田竜馬君) 地方自治法第121条の規定により、市長及び関係者の出席を求めております。   ─────── ◇ ─────── 4 ◯議長(富田竜馬君) 本日の議事日程は皆様に御配付のとおりであります。  日程に従い会議を進めてまいります。   ─────── ◇ ─────── 日程第1 会議録署名議員の指名 5 ◯議長(富田竜馬君) 日程第1、会議録署名議員の指名。  本日の会議録署名議員の御指名をいたします。  3番 沢田孝康議員  4番 間宮美季議員  以上お二方にお願いいたします。   ─────── ◇ ─────── 日程第2 一般質問 6 ◯議長(富田竜馬君) 日程第2、一般質問。  ただいまより一般質問を行います。
     本日は、「市行政について」、「教育行政について」と題して、引間太一議員から行います。  引間議員。     〔20番(引間太一君)登壇〕 7 ◯20番(引間太一君) 皆様、おはようございます。新人の引間太一です。  まず、さきの選挙で市民の皆様から多くの支持を得て当選することができました。この場をかりて御礼申し上げます。  会派名はニューウェーブで、名前のとおり、新たな気持ちで仕事をさせていただきます。  これから質問する中にある所沢街道の改善については、多くの自治会からの請願、地域の方々の努力・承諾により実施されてきていて、細谷都議も長年にわたって進めてきた案件であります。  また、先日の川崎市登戸で起きた痛ましい殺傷事件では、通学途中の小学生が無差別に襲われ、幼い命が犠牲となってしまいました。被害に遭われた皆様には心から御冥福をお祈りいたします。  他市の事件だと軽く見ず、本市の通学路の安全はしっかりとされているのかと強く感じました。  今、話した案件など、市民の皆様の不安を解消できるよう、しっかりと行政の皆様と連携・調整・実行し、市民の皆様が安心して暮らせる東久留米市を目指していかなければならないと、強い使命感で仕事を行ってまいります。  それでは、早速、質問に参りたいと思います。  1、市行政について。  (1)所沢街道の改善について。  所沢街道は交通量が非常に多い道路であるが、一部歩道がない区間があり、歩行者・自転車利用者の安全確保の観点からも早期改善の要望が多く寄せられています。平成29年4月には、相互に協力し、事業の早期完成を図るため、ごみ対策課庁舎付近から東久留米南沢五丁目交差点までの約1.3キロメートルの歩道未整備区間に関し、東京都と歩道整備に関する基本協定を締結したとのことでありますが、協定における相互の役割と事業化に向けての進捗状況を伺います。  (2)市内通学路の安全について。  昨今、通学時の子どもたちの安全対策について盛んに報道がされているところであります。通学時の子どもたちの安全確保は重要な課題であると考えております。東久留米市においては、通学路の点検や地域における見守り、交通擁護員の配置、防犯カメラの設置等の取り組みを行っていると伺っていますが、市内通学路の安全確保について、その取り組みを改めてお伺いします。  (3)、1)市内公園の環境整備については、管理が行き届いていない面が見受けられるので、市内の公園施設の整備についてはどのように進められているか伺います。  2)市内には、市が管理する公園以外に、自然型公園として整備が進められた都立六仙公園があり、市民の憩いの場として利用されています。そこで、都立六仙公園の用地取得の状況について伺います。  (4)市のペーパーレス化について。  無駄なコストを削減するという考えから、ペーパーレス化を進めるべきだと考え、その中で文書管理システムの導入に向け検討を進めていると伺っております。その検討状況についてお伺いします。  2、教育行政について。  (1)小中学校の熱中症予防について。  先日、市内の小中学校で運動会が実施されていました。幸い、各学校ともさまざまな対策を重ね、熱中症による救急搬送はなかったと聞いておりますが、異常な暑さの中で、子どもたちの健康状態に大いに不安を感じたところであります。  昨年度は、列島各地で猛烈な暑さが続く中、学校現場においても児童や生徒が熱中症と見られる症状を訴え、病院に搬送される事例が相次いでいました。子どもは体温の調整機能が発達しておらず、熱中症になりやすいです。場合によっては炎天下での野外活動は原則中止するなど、適切な判断が必要だと感じます。  それを踏まえて、学校現場での熱中症予防について伺います。  以上、壇上での質問を終わりにいたします。御答弁をいただいた後、自席にて再質問させていただきます。 8 ◯議長(富田竜馬君) 都市建設部長。 9 ◯都市建設部長(小原延之君) 市行政についての1点目、所沢街道の改善についてお答えいたします。  初めに、都道東京所沢線(第4号)歩道整備事業に関する基本協定における相互の役割からお答えいたします。  本協定は、事業の円滑な推進を図るため、事業の施行に関する基本的事項を定めており、用地取得に関する業務を東久留米市が担い、構築に係る設計及び調査並びに工事に関する業務などを東京都が担うこととし、事業に要する費用は、原則、東京都が全額負担するものとなっております。  次に、事業化に向けての進捗状況についてお答えいたします。  東京都は昨年度末に航空測量を完了させ、今年度より、測量成果を踏まえ、道路線形の詳細な検討及び各種協議を行う予定であると伺ったところでございます。  以上でございます。 10 ◯議長(富田竜馬君) 教育部長。 11 ◯教育部長(森山義雄君) 2点目、市内通学路の安全についてでございます。  教育委員会では、通学路点検、地域による見守り及び交通擁護員の配置、防犯カメラ設置、また、平成30年度においては通学路における緊急合同点検を行うなど、通学路の安全確保について総合的に取り組みを進めております。  1つ目の通学路点検でございます。通学路の安全確保のため、道路管理者管轄警察署小学校関係者、保護者等が合同して通学路点検を実施しております。点検結果につきましては、教育委員会管轄警察署道路管理者との間で情報を共有した上で対策案をまとめ、内容に応じて所管に対策を講じるよう依頼しております。  2つ目の地域による見守り及び交通擁護員の配置でございます。通学路における見守り体制については、市内全小学校において、保護者、町会及び自治会、地区青少協、シニアクラブ、いずれかの団体により、横断歩道など各学校で安全確保が必要と考えられる箇所を中心に見守り活動が行われております。また、各校で実施している通学路点検の結果を踏まえ、学校及び学務課からの依頼により、警察によるパトロールが強化されている場所もございます。加えて、交通安全の観点となりますが、交通擁護員の配置も行っており、学校、保護者、地域、警察、そして教育委員会が一体となり、子どもたちの安全を確保するように努めております。  3つ目の防犯カメラ設置の取り組みについてでございます。市では、東京都補助も活用し、平成28年度から30年度までに小学校1校当たり5台、計65台の防犯カメラを設置してまいりました。  また、昨年度におきましては、新潟県で起きた児童の下校中の痛ましい事件等を背景に、平成30年8月、東京都を通じて国からの通知もあり、平成30年9月末までの間に、国が定めた通学路における緊急合同点検等実施要領に沿って、防犯上の観点から関係機関とともに通学路の緊急合同点検を実施しました。  緊急合同点検は、各学校において見守る目が十分ではない場所もしくは環境整備が十分でない場所で、防犯上の観点から特に危険性があり、早急な対策が必要となる場所を抽出した上で行い、点検箇所は市内全域で44カ所となりました。全ての点検箇所について対策案を作成することとなっており、ボランティアによる見守り活動の強化、防犯パトロールの強化などの対策案に加え、8カ所に防犯カメラを設置する案とし、今年度におきましてその設置を進めていくものでございます。  以上でございます。 12 ◯議長(富田竜馬君) 環境安全部長。 13 ◯環境安全部長(下川尚孝君) 次に、市行政についての3点目、市内公園の環境整備につきましてお答えいたします。  本市では、平成28年3月に公園施設における計画的な維持管理の方針を明確にし、施設ごとの管理方針、更新作業の予定時期、内容、さらに費用面におきましても毎年度の平準化を図り、公園施設の長寿命化計画の策定を行いました。  今年度におきましても、本計画に基づき、老朽化する遊具などの設備の更新を順次行っているところでございます。  また、本計画以外の公園施設につきましては、毎年度の予算の範囲の中で、必要に応じて使用禁止の措置や修繕等の対応を図っているところでございます。  次に、都立六仙公園につきましては、平成30年度末現在の公共用地を除いた用地取得率は約65%で、取得面積は約7.9ヘクタールの買収が完了していると東京都より伺っております。  担当部署といたしましては、今後とも、市民の皆様、市議会の皆様からいただいております公園施設に関する整備、また、第八小学校跡地の売却について、東京都と協議を図ってまいります。  以上でございます。 14 ◯議長(富田竜馬君) 総務部長。 15 ◯総務部長佐々木弘治君) 続いて、(4)市のペーパーレス化についてでございます。  文書管理システム導入に向けた検討状況でございますが、文書管理システムは、さまざまなシステム事業者にて構築がされ、多くの自治体にて導入がされていることから、既に数社のシステムについてデモンストレーションによる確認やパンフレット等による情報収集をしてございます。また、システムを既に導入している多摩地域の他自治体にお伺いし、担当者からヒアリングを行い、実際稼働しているシステムの状況等の確認をしてきてございます。  今後も、システム事業者への確認や導入自治体へのヒアリング等をしながら課題等の整理を進め、財政健全経営計画実行プランの次期改訂時に導入に向けたスケジュール等をお示しできるよう進めていきたいと考えてございます。  以上でございます。 16 ◯議長(富田竜馬君) 教育部参事。 17 ◯教育部参事(椿田克之君) 教育行政について、(1)小中学校の熱中症予防についての御質問にお答えします。  昨年度は、全国各地で異常な高温のために、学校だけではなく、さまざまな場面で熱中症による救急搬送など重大な事態が相次ぎました。  教育委員会としましては、5月8日の定例校長会において、学校における体育活動中の事故防止について各学校に周知を図りました。今後、一層熱中症の可能性が高まる季節となります。外気温ばかりでなく、暑さ指数も活用すること、十分に対策をとりながら教育活動を進めることの重要性をこれからも指導してまいります。  以上でございます。 18 ◯議長(富田竜馬君) 引間議員。 19 ◯20番(引間太一君) 御答弁ありがとうございました。それでは、順次再質問させていただきます。  まずは、所沢街道の改善についての質問です。用地取得に関する業務は市が担うとのことでありますが、用地取得に関する業務はいつごろ開始されるのか伺います。 20 ◯議長(富田竜馬君) 道路計画課長。 21 ◯道路計画課長(武内浩司君) 東京都では、道路線形の検討を進め、各種協議が調った後、現地測量を行う前に事業概要及び測量説明会の開催を予定しており、その中で、市が担う用地取得も含めた今後のスケジュール等についても御説明していくとのことであります。  引き続き、円滑に事業が進められるよう東京都と市が相互に連携・協力し、早期に事業化が図れるよう鋭意努めてまいります。  以上でございます。 22 ◯議長(富田竜馬君) 引間議員。 23 ◯20番(引間太一君) 私もできる限り協力してまいりますので、引き続きよろしくお願いいたします。  次に、市内通学路の安全について質問です。通学路の安全確保について、全体的な取り組みについてお話を伺いました。先ほど質問した所沢街道の改善については、道路の拡幅整備について質問をしたところでありますが、所沢街道の拡幅が行われていない箇所において、通学路の指定状況やその安全対策についてお聞きしたいです。 24 ◯議長(富田竜馬君) 学務課長。 25 ◯学務課長(白土和巳君) 所沢街道のうち、拡幅が行われていない箇所についての通学路の指定状況でございます。  所沢街道の未事業区間、五小通りの交差点からごみ対策課庁舎までの間で通学路の指定がされておりますのは、五小通り交差点より、中央町四丁目と五丁目の境にございます建材店の前までの区間でございます。  こちらを通学路指定している第五小学校及びその保護者からは、この区間における通学路点検実施要望等はございませんが、グリーンベルトの設置も行い、児童の通学時の安全確保に努めているところでございます。  また、学校側においても、所沢街道を避けたルートで通学を指導するなどの工夫を行い、ほとんどの児童が所沢街道を経由せず、六仙通りに迂回して通学をしているとのことでございます。  以上でございます。 26 ◯議長(富田竜馬君) 引間議員。 27 ◯20番(引間太一君) 市の通学路の安全確保についての取り組みについては了解いたしました。  要望ですが、子どもたちの安全のためにも、引き続き御努力をいただきたいと思います。  次に、市内公園の環境整備について質問です。今回、弥生地区の公園・緑地において管理が行き届いていない面が見受けられましたが、対応について伺います。 28 ◯議長(富田竜馬君) 環境政策課長。 29 ◯環境政策課長(岩澤純二君) 公園施設の日常点検につきましては、市の担当者または市が委託する事業者は、原則1カ月に1回、目視による施設の異常の有無を確認しております。弥生地区につきましては、部長答弁でもありましたように、本市公園施設長寿命化計画に基づき、昨年度更新した遊具等もございます。議員御指摘の弥生地区を含めて、本計画以外の施設等については、老朽化、危険などの状況に対して、使用禁止の措置や修繕等の対応を図っているところでございます。  以上でございます。 30 ◯議長(富田竜馬君) 引間議員。 31 ◯20番(引間太一君) たまたま私が市内を回った際なんですが、幼い子どもを連れた家族が公園では遊ばず、公園のそばの道路で子どもを遊ばせていたのを見て、とても危険だなと思いました。公園で伸び伸びと遊ばせてあげられる環境づくりを一緒につくっていきたいと考えていますので、引き続きよろしくお願いいたします。  次に、市のペーパーレス化について質問いたします。他自治体に伺い、状況を確認する中、文書管理システム導入自治体におけるペーパーレス化の効果はどうであったか伺います。  また、本市においてもかなりの紙の量が使用されていると考えますが、状況はどうなのかも、もしわかれば伺います。 32 ◯議長(富田竜馬君) 総務課長。 33 ◯総務課長(浦山和人君) 文書管理システムにおけます御質問でございます。  まず、文書管理システム導入自治体におけますペーパーレス化の状況ということでございますが、各自治体のシステムの導入における運用の違いというものがあるものの、ヒアリングを行った自治体の中では公文書の電子化により約2割の効果があったというふうに聞いてございます。  また、本市におきましても、現在、公文書は紙による保存ということでございますから、一定の使用量になっているというようなところでございますが、文書管理システム導入によるペーパーレス化につきましては他自治体と同様の効果はあるというふうに考えてございます。  以上でございます。 34 ◯議長(富田竜馬君) 引間議員。 35 ◯20番(引間太一君) 文書管理システムを導入することにより、ペーパーレス化に一定の効果があると理解いたしました。では、その他このシステムを導入する効果は何と考えておりますか、伺います。 36 ◯議長(富田竜馬君) 総務課長。 37 ◯総務課長(浦山和人君) 文書管理システム導入における効果についてでございます。  国におきましても、公文書改ざん問題を受け、監視体制の強化や公文書改ざん、誤廃棄等を防止するためのシステム化に向けた考えというのを示してございます。  このような中、本市におきましても、国の考えのほか、省スペース化の推進、文書保管方法の改善、公文書の改ざん防止など、より適正な公文書管理を図るとともに、保存文書の検索時間の短縮あるいは公文書の入れかえ時間の短縮など職員の事務負担の軽減にも効果があるというふうに考えてございます。また、現在、国が進めてございます働き方改革にもつながるものというふうに考えてございます。  以上でございます。 38 ◯議長(富田竜馬君) 引間議員。
    39 ◯20番(引間太一君) かなり多岐にわたって効果があると理解いたしました。ペーパーレス化を進めていくべきだとの考えから、文書管理システム導入により紙の削減効果の調査実施を要望いたします。 40 ◯議長(富田竜馬君) 総務課長。 41 ◯総務課長(浦山和人君) 文書管理システム導入におけます紙の削減効果ということでございます。  この文書管理システム導入後におきましては、担当部としましては速やかに調査していく方向で考えていきたいというふうに考えてございます。  以上でございます。 42 ◯議長(富田竜馬君) 引間議員。 43 ◯20番(引間太一君) ありがとうございます。  次に、小中学校の熱中症予防について質問いたします。熱中症対策について対策を進めていることがわかりました。ちなみに、先日の運動会ではどのような対策がとられていたのか、具体的な事例をお伺いいたします。 44 ◯議長(富田竜馬君) 教育部参事。 45 ◯教育部参事(椿田克之君) 運動会での熱中症対策の事例についての御質問にお答えいたします。  今年度、まず5月25日、市内小学校5校で運動会がありました。また、6月1日には中学校7校において運動会が開催されました。運動会では、日ごろ汗拭きタオルを持参するようにという指導をしておりますが、今年度は新たに水で濡らしたタオル、そちらを用意するように指示をしまして、それを首に巻くという指導。また、体育用の帽子もあるんですけれども、それ以外に周りにつばの広い帽子を持参して、帽子をかぶって観戦する。また、朝から教室の冷房をつけて冷やしておいて、運動会の途中で15分間の休憩をとって、冷房のきいた部屋に入って過ごすという対策を行っておりました。また、ふだん水筒を持参しているんですけれども、中身はお茶か水という学校が多いんですが、今回、運動会に関しましては、その水筒の中身をスポーツドリンクなど、児童や生徒の体調に応じたもの、そちらを家庭で判断していただいて持参してよいという取り組み。またさらに、児童・生徒、熱中すると、運動会が白熱すると水分補給するのを忘れてしまうということもありますので、放送で指示をして、「全員で水分補給しましょう」という放送をして運動会を行ったという活動もございました。  以上でございます。 46 ◯議長(富田竜馬君) 引間議員。 47 ◯20番(引間太一君) ありがとうございます。  昨年度、本市の小中学校で熱中症のために救急搬送された事例はあるのか、また東京都全体ではどうか、件数を伺います。 48 ◯議長(富田竜馬君) 学務課長。 49 ◯学務課長(白土和巳君) 熱中症による救急搬送についてお答えいたします。  本市の小中学校におきましては、搬送時点での診断が確定的ではないことから、熱中症に限った件数の集計はございませんが、平成30年度におきましては、学校より合計22件の救急搬送の報告がございました。  東京都内全域の数値となりますが、東京消防庁の発生場所別救急搬送人員の集計──これは平成30年6月から9月の間の集計となりますが──によりますと、小学生年代である6~12歳で学校・児童施設等から熱中症で搬送された人数は78人、また、中学生年代である13~15歳で学校・児童施設等から熱中症で搬送された人数は100人とのことでございます。  以上でございます。 50 ◯議長(富田竜馬君) 引間議員。 51 ◯20番(引間太一君) ことしも猛暑が予想されます。子どもたちの命を守ることができるのも私たちのこれからの仕事にかかってくると思います。今まで聞いた対策はとてもいいと思いますが、さらに必要な対策はないか常に考えながら、子どもたちの安全のために一緒に努力していけたらと思います。  質問は以上です。ありがとうございました。 52 ◯議長(富田竜馬君) 以上をもって引間議員の一般質問を終了いたします。   ─────── ◇ ─────── 53 ◯議長(富田竜馬君) ここで休憩いたします。  再開は午前10時20分。       午前 9時58分休憩       午前10時20分開議 54 ◯議長(富田竜馬君) 休憩を閉じて再開いたします。   ─────── ◇ ─────── 55 ◯議長(富田竜馬君) 次に、「市行政について」と題して、青木佑介議員から行います。  青木議員。     〔5番(青木佑介君)登壇〕 56 ◯5番(青木佑介君) 市民自治フォーラムの青木佑介でございます。さきの市議会議員選挙にて社会民主党公認にて立候補し、初当選をいたしました。市民の皆様より1723票もの負託をいただき、市議会へと送り出していただきましたことに、心より感謝申し上げます。  私は立候補を決意して以降、みんなが暮らしやすいまちづくり、若者が元気なまちづくり、子育てに安心なまちづくり、災害に強いまちづくりと4つのまちづくり、また、平和の大切さについて訴えてまいりました。公約を果たすべく、4年間、誠実に活動してまいります。どうぞよろしくお願いいたします。  それでは、通告に従い一般質問を行います。  私は社会民主党の一員として、平和憲法を守るという姿勢を明らかにしてまいりました。「若い世代が今日平和に暮らしていられるのは、平和憲法と憲法9条を大切にしてこられた方々のおかげである」と、演説等を通し、何度も申し上げております。  私の立場を明確にした上で、1点目として、(1)平和・人権啓発事業について、ア、現行の取り組み、イ、今後の展開について、それぞれ質問いたします。  まずは、平和啓発事業についてです。  第4次長期総合計画でも触れられているように、戦争を体験した世代が少なくなり、次世代に平和への意識をどのように引き継いでいくのかは大変大きな課題です。  当市においては昭和59年に平和都市宣言が行われておりますので、宣言文を読み上げさせていただきます。「戦争惨禍を防止し、世界の恒久平和を実現することは、二度の原爆投下の体験を持つ日本国民の悲願である。核を保有している諸国は、我々の平和を希求する声を無視し、核軍備を進めている。核戦争を回避し、原水爆の恐れのない世界を確立するために、核を『もたず、つくらず、もちこませず』の非核三原則の完全実施を願い、人類永遠の平和樹立の決意を表明し、東久留米市が平和都市であることを宣言する」。  このように宣言されておりますとおり、二度と戦争の惨禍を引き起こさないように、平和都市宣言の実効性を高めていく取り組みが必要です。  現在、本市では、平和の維持に向けた事業として、市役所内での平和資料展の開催や千羽鶴の展示を行っていると聞いておりますが、取り組みについては実施機関や内容に改善の余地が大きいと感じております。以下2点伺います。  当市ホームページにおける平成30年の平和資料展の紹介にて、本年度の資料展示事業は、「夏休み中に開催し、学生をはじめ多くの市民の皆さんにご来場いただきました」とありますが、来場者の推移について伺います。  また、夏休みの開催という以外に、来場者数増加に向けた取り組みは行われていたのか伺います。  2点目、過去の市長答弁にて、広島や長崎といった被爆地への派遣事業は現状行う予定がないという発言がございました。平和首長会議でも、被爆地への派遣事業を含め、さまざまな取り組みが提案されているかと思います。今後の平和意識の啓発に向けて当市の取り組みはどのように行っていくのか伺います。  次に、人権啓発事業についてです。  同じく第4次長期総合計画にて、「平和と基本的人権の尊重」として人権啓発・人権教育の推進についても記載がございますとおり、人権の啓発事業についても非常に重要な取り組みです。本年に優生保護法による強制不妊手術被害者に対する一時金支給を含んだ救済法が国会において成立しましたが、旧優生保護法に基づく不妊手術やらい予防法に基づくらい病の隔離政策が1996年まで行われていたことを改めて反省し、二度と同様のことが起こらないように人権意識の啓発事業に一層取り組むべきであると考えます。  また、近年、児童虐待や高齢者虐待による痛ましい事件が多く発生しております。ほかの議員の皆様も防止策について御質問なされておりますが、啓発事業としても力を入れていくべきであると考えます。  本市の人権啓発事業について、現状の取り組みと今後の展望について伺います。  次の質問に移ります。私は、選挙公約にて「若者が元気なまちづくりを目指します」と訴えてまいりました。若者が元気なまちづくりには、若者の声を行政に反映させ、適切な支援を行うことが必要ですが、なかなか実態が把握できず、適切な支援が行われていないのが現状です。少子・高齢化の時代を迎える中で、全ての若者が社会とのかかわりを持ち、個々の特性を生かして活躍できるように支援を行っていくべきです。  つきましては、(2)若者支援について伺います。  まず、当市の若者向けの施策について、私は他市と比べてもおくれていると感じています。世田谷区や台東区では若者支援課を設立しておりますし、近隣の小平市でも市内の若者の実態調査を行い、子ども・若者計画としてまとめ、若者支援の方針を定めようとしています。  若者世代は、進学、就職、家庭環境、経済状況など多くの不安を抱えており、相談先がないため、自殺したり、ひきこもりになってしまったりする若者も少なくありません。若者の抱える課題が複雑化する中で、若者支援課のように広く若年層が相談できる窓口を設立すべきですし、支援の体制についても、現在のように各課において縦割りで支援を行うのではなく、複合的な支援策を講じていくべきであると考えます。  例えばひきこもりについては、実数の把握ができていない、親族からの相談を受けて初めて把握できるという事例が多いと伺っておりますが、年数がたてばたつほど社会復帰が難しくなるでしょうから、複合窓口の設置による早期の支援や実態調査の実施が有効的ではないでしょうか。既に若者支援課を設置している世田谷区では、世田谷若者総合支援センターによる自立・就労支援に加え、若者の居場所づくりとして、青少年交流センター2カ所の運営や、区内の大学生の方々と協力して主に学生向けの居場所づくり事業を行っております。内容を限定しないお悩み相談窓口を設置し、若者世代が地域や他者とのつながりを保てるような支援が行われています。  当市としても若者支援課を設立し、市の未来を担う若者の支援を進めていくべきであると考えますが、市の見解を伺います。  次の質問に移ります。私は、立候補を決意してから今日まで、多くの市民の皆様から公共施設の整備の要望をいただいております。また、私自身が市内全域を回る中で、公共施設の劣化については当市における大きな課題であると感じました。地域の課題並びに市民要望として、(3)公共施設の改修について伺います。  1つ目に、ア、街区公園の改修について伺います。  当市においては、平成28年度から平成37年度まで東久留米市公園施設長寿命化計画として公園の維持管理についての方針をまとめています。同計画において、日常的な維持管理方針として、「日常的な点検を、市担当職員または市が委託する業者にて日常点検を2カ月に2回行う」と記載がございますが、下里や弥生といった地域の緑地、複数の街区公園にて金網やベンチが劣化し、適正な管理が行われていないのではないか、そういった状況が見受けられました。金網が破れている、ベンチが破損しているといった状況については、利用者がけがをすれば市の責任が問われる問題です。  また、長寿命化計画において遊具の更新が図られていますが、原則、現行の遊具のリニューアルであり、住民のニーズの調査が行われていません。街区公園については近隣の住民の方が使うものですから、近隣住民のニーズに沿った改修が必要であると私は考えます。  以下3点伺います。  1つ目、日常点検の項目についてどのように設定されているのかお伺いいたします。  2つ目、遊具以外の市の安全管理責任についていかがお考えか伺います。  3つ目、遊具のリニューアルについて、「国庫補助金を財源としているため、原則として公園施設長寿命化計画に基づく現行遊具の更新である」との答弁が過去の議会でございました。今後、住民要望の調査を行い、遊具をリニューアルしていくおつもりはございますでしょうか。  以上3点伺います。  2つ目に、イ、西部地域センターの改修について伺います。  西部地域センターについて、御年配の方々から「トイレが和式ばかりで非常に使いづらい」との声を多くいただいておりました。本年に西部地域センターの2階、滝山児童館跡の改修工事を行う際に、全てのトイレ改修を行う予定となっております。こちらの改修工事の内容と現状のスケジュールについて伺います。  壇上での質問は以上です。御答弁をいただいた後に自席にて再質問を行わせていただきます。ありがとうございました。 57 ◯議長(富田竜馬君) 総務部長。 58 ◯総務部長佐々木弘治君) 初めに、(1)平和・人権啓発事業についてでございます。  総務部にかかわります平和事業について御答弁申し上げます。  まず、平和の千羽鶴についてでございます。今年度も引き続き、年間を通じて市民の皆様から受け付けさせていただいております。御提供いただきました千羽鶴につきましては、本年7月上旬から中旬に市役所本庁舎1階の市民プラザの屋内ひろばにて展示し、その後、千羽鶴を広島市・長崎市に献納する予定でございます。  次に、平和祈念資料展でございますが、7月下旬の2日間、市民プラザホールにて展示を行う予定でございます。内容につきましては、東京都からパネルを借用して東京空襲写真展と、関係課の協力を得、東久留米市内の戦争の痕跡を同時に展示する予定としてございます。  また、平和の千羽鶴におきましては、毎年度、約9万羽以上の千羽鶴を広島市・長崎市に献納してございます。市民の皆様には大変感謝申し上げます。  平和祈念資料展につきましては、平成30年度に開催日程を夏休み期間中に変更したことから、親子連れや若い世代の方の姿も見られ、200名を超える方に御来場いただくなど、より多くの市民の皆様に関心を持っていただけますよう取り組んでおります。  今後につきましては、これらの事業を継続していく考えであり、今後も引き続き、幅広い世代の方々に平和意識の醸成が図られるよう工夫して取り組んでまいりたいと考えております。  以上でございます。 59 ◯議長(富田竜馬君) 市民部長。 60 ◯市民部長(山下一美君) 続きまして、市民部で所管いたします人権啓発にかかわる取り組みについてでございます。  当市の人権啓発の取り組みといたしましては、法務局との協力による「人権の花運動」、「子どもたちからの人権メッセージ発表会」、「全国中学生人権作文コンテスト」の事業を行っております。  また、市独自の事業といたしましては、小学生、中学生に人権にかかわる作文、ポスター、標語を作成してもらい、毎年12月の人権週間に合わせて行う「人権週間市民のつどい」において、優秀者の表彰及び作品発表を行っております。これらの事業は、市内小学校、中学校、教育委員会、また、市内在住の6人の人権擁護委員の皆様の協力をいただいております。  また、生活文化課で行う市民相談の一環として、人権擁護委員による人権身の上相談を月に1回開催しているほか、市民プラザの屋内ひろばにおきまして6月に特設会場を設け、相談をお受けしております。また、さまざまな啓発事業を行うとともに、市職員に対して人権に関する研修も行っております。  今後も、人権啓発、相談に関する取り組みにつきまして進めてまいりたいと考えております。 61 ◯議長(富田竜馬君) 企画経営室長。 62 ◯企画経営室長(土屋健治君) 市行政についての2点目、若者支援に関する御質問でございます。  国では、有害情報の氾濫など、子ども・若者をめぐる環境の悪化、ニート、ひきこもり、不登校、発達障害等の子ども、若者の抱える問題の深刻化、従来の個別分野における縦割り的な対応では限界があることなどを背景に、平成22年4月に子ども・若者育成支援推進法を施行しました。また、都内の一部の自治体では、このテーマを所管する担当課を設けているということでございます。  本市におきましては、組織上の位置づけとして、対象をいわゆる若者に特化した課はございませんが、それぞれの担当課あるいは窓口において、主体的に、かつ必要に応じ横断的に機能する中で、連携・調整が図られているものと認識しております。法施行の趣旨や議員の要望は理解いたしますが、市といたしましては、引き続き簡素で効率的な組織体制が求められておりますことから、専門に所管する課の創設は難しいものと考えております。  以上でございます。 63 ◯議長(富田竜馬君) 環境安全部長。 64 ◯環境安全部長(下川尚孝君) 次に、市行政についての3点目、公共施設の改修について、街区公園の改修の方向性につきまして3点の御質問にお答えいたします。  最初に、日常点検の項目の設定についてでございます。  日常的な維持管理につきましては、市の担当者または市が委託する業者が原則1カ月に1回、目視により施設の異常の有無を確認し、定期点検は、市が委託する業者が1年に1回、目視、触診、打診、揺診、器具による計測等により、劣化及び安全基準の確認を行っております。  次に、2点目の遊具以外についての市の安全管理責任についてでございます。  遊具以外の公園利用者でも、公園内で事故が発生した場合には、原則、施設を設置した管理者が安全管理の責任を負うこととなっております。担当部といたしましては、公園の利用者の安全・安心の確保を図るため、東久留米市長寿命化計画に基づき、老朽化する遊具等の設備の更新を順次行うとともに、事故につながりやすい危険な箇所について優先的に修繕等を行い、今後も事故等の発生の防止を図ってまいりたいと考えてございます。  次に、3点目の、遊具更新に当たり、近隣住民のニーズに沿った改修の必要性についてでございます。  公園の設備、維持管理につきましては、日ごろより、近隣住民の方々、また当該公園を利用される方々など、年代も幅広く、利用時間も異なるため、市民の皆様からはさまざまな御意見をいただいているところでございます。担当部といたしましては、これまでにもいただいた御意見などを参考に、どうしたら利用しやすい公園になるかを常に念頭に置き、公園の遊具等の更新を行ってまいりたいと考えてございます。  以上でございます。 65 ◯議長(富田竜馬君) 市民部長。
    66 ◯市民部長(山下一美君) 次に、西部地域センター改修工事についてでございます。  西部地域センター2階の滝山児童館跡スペースを、わかくさ学園発達相談室、滝山教育相談室、図書館学習室として活用するため2階部分の改修工事を行うとともに、西部地域センター各階の都補助金を活用しての和式トイレの洋式化と2階部分に子ども用トイレを設置するための工事及びエレベーターの改修工事を行います。  昨年度、西部地域センターを所管いたします生活文化課より施設建設課へ実施設計を依頼し、実施設計委託業者決定後に関係各課を交えて調整を行い、実施設計を完了いたしました。それに基づき、今年度、施設建設課への工事依頼を行う予定となっており、現在調整しております。  着工は9月下旬以降を予定しておりますので、細かいスケジュールが決まりましたら、西部地域センターでの掲示による周知のほか、市広報やホームページにおいて周知してまいりたいと考えております。  以上でございます。 67 ◯議長(富田竜馬君) 青木議員。 68 ◯5番(青木佑介君) 各課よりの御答弁、ありがとうございました。それでは、順次再質問をさせていただきます。  まず、1点目の平和の啓発事業について再度質問をいたします。昨年の、平成30年度に開催された平和資料展、夏休み期間中に開催ということに変更したことから、親子連れや若い世代の方の姿も見られ、200名を超える方に御来場いただいたということで、非常に効果が上がっているという御答弁でございました。昨年までの来場者の推移がわかるようであれば教えていただければと思います。 69 ◯議長(富田竜馬君) 総務課長。 70 ◯総務課長(浦山和人君) 平和資料展について来場者ということでございます。  平成29年度については133名でございました。平成30年度については、先ほど部長からも答弁ありましたが、細かくは214名の参加ということでございます。  以上でございます。 71 ◯議長(富田竜馬君) 青木議員。 72 ◯5番(青木佑介君) 夏休み期間中に変更したことによって80名近くふえているということで、本年も夏休みに開催されるということから、同様の来場者数が見込めるのではないかと思います。  一方で、開催期間が2日間ということで、例えば近隣市の西東京市なんかですと、月曜日から金曜日まで5日間といったようなスケジュールで資料展が行われております。今回も東京都からせっかくパネルをお借りして実施するということで、期間について2日というのは短いようにも感じますが、担当課としての見解はいかがでしょうか。 73 ◯議長(富田竜馬君) 総務課長。 74 ◯総務課長(浦山和人君) 平和展についての期間ということでございます。  以前からもこの平和展につきましては2日間で実施させていただいているというような経過がございます。近隣市におきましても、議員御指摘のとおり、月曜日から金曜日までということで数日間、本市より長い期間やっているというようなことは理解してございます。場所等の課題もございますので、本市におきましては一応今の2日間で展示のほうはしていきたいというように考えてございます。  以上でございます。 75 ◯議長(富田竜馬君) 青木議員。 76 ◯5番(青木佑介君) 場所等の兼ね合いもあるということでしたので、今後しっかりと検討していただければと思います。  また、同じく平和の啓発事業につきまして、今後、工夫して取り組んでいくということで御答弁いただきましたけれども、過去、当市において、平和を願う講演会や映画の集いなど、さまざまな取り組みを実施されてきたと伺っております。また、東京都市長会による補助金ですとか、平和首長会議の支援事業を活用して広島や長崎に小中学生を派遣する事業を実施している市が近隣市でもございます。このような取り組みについて実施する考えはあるのか伺います。 77 ◯議長(富田竜馬君) 総務課長。 78 ◯総務課長(浦山和人君) 平和事業についての取り組みについてでございます。  議員御指摘のとおり、過去におきまして、講演会あるいは朗読劇等の取り組みを実施してきたというような経過はございます。また、東京都市長会の補助金を活用し、小中学生の被爆地への派遣事業を実施している市があるということは認識してございます。御協力者の状況あるいは本市の厳しい財政状況を踏まえながら、今後も他市の事例等も参考にしながら工夫して取り組んでいきたいというふうに考えてございます。 79 ◯議長(富田竜馬君) 青木議員。 80 ◯5番(青木佑介君) 補助金を活用すれば、それほど費用もかからずに派遣事業を行えるのではないかと思いますので、改めて派遣事業については検討をお願いいたします。  また、平和を願う講演会や映画の集いなどにつきまして、私も壇上での質問で、戦争の経験者が少なくなっているということで、平和の意識をどうやって引き継いでいくか課題であると申し上げましたが、過去の講演会ですとか朗読劇などの映像資料を当市としては残されておりますでしょうか、伺います。 81 ◯議長(富田竜馬君) 総務課長。 82 ◯総務課長(浦山和人君) 今御質問いただきました講演会あるいは朗読劇等の過去の映像というようなことでございます。  過去におきましては、ほぼ10年以上前ですかね、そういう形で実施してきたというところでございまして、保存期限を考慮しますと、もう今はそういったものは廃棄されて、ないということでございます。  以上でございます。 83 ◯議長(富田竜馬君) 青木議員。 84 ◯5番(青木佑介君) 今の時点でもう廃棄されてしまって資料がないという御答弁だったんですけれども、戦争経験者というものが本当に少なくなっていく中で、例えば当市在住の方で、もし経験された方がいらっしゃるのであれば、その方の講演などをもう一度早目に開催していただいて、歴史的な資料としてしっかりと残していくこと、それから、それを使って次世代の子どもたちであったり次世代の方々にしっかりと平和の意識を受け継いでいくことが当市として大事であると考えます。今後とも平和啓発事業について再度そういった検討ができるかどうか伺います。 85 ◯議長(富田竜馬君) 総務課長。 86 ◯総務課長(浦山和人君) 平和事業の取り組みということでございます。議員御指摘のところの部分を含めまして、今後も他市の事例等を参考にしながら工夫して取り組んでいきたいというふうに考えてございます。  以上です。 87 ◯議長(富田竜馬君) 青木議員。 88 ◯5番(青木佑介君) では、工夫して取り組んでいきますということで御答弁いただきましたので、また今後、改めまして私も引き続き提起はしてまいりますので、御協力よろしくお願いいたします。  続きまして、人権啓発事業について再質問させていただきます。当市としても人権啓発事業の取り組み、「人権の花運動」、「子どもたちからの人権メッセージ発表会」、「全国中学生人権作文コンテスト」の事業を法務局との協力によって行っている。また、市の独自の事業として、小学生、中学生の人権にかかわる作文、ポスター、標語を作成していただいて、毎年12月の人権週間に「市民のつどい」にて表彰及び作品発表を行っているということで御答弁をいただきました。また、あと人権身の上相談ですとか、屋内ひろばで6月に特設会場を設けて相談を受けているということで伺ったんですけれども、他市でも一般的に行われているような取り組みではないかと私のほうでは感じました。  例えば、6月1日に西東京市において、東村山市、西東京市共催によって、「多磨全生園『人権の森』を考える」という講演会が行われましたが、当市においても他市と共同で何か事業を行ったり、他市の事業を参考とすることはできないか、伺います。 89 ◯議長(富田竜馬君) 生活文化課長。 90 ◯生活文化課長(島崎律照君) 人権の啓発事業についてです。  議員御指摘の「多磨全生園『人権の森』を考える」という講演会は、東村山市において各市の施設を利用して行われており、東久留米市においても昨年の6月に市役所1階市民プラザにおいて行われました。先ほど部長より御答弁させていただいたように、当市においてもさまざまな人権啓発活動を行っているところでございます。他市の事業につきましては、参考とできるように情報収集をしてまいりたいと考えております。  以上でございます。 91 ◯議長(富田竜馬君) 青木議員。 92 ◯5番(青木佑介君) 「人権の森」の、昨年にも全生園のほうと一緒に当市でもやっているということで御答弁いただきました。では、また改めまして、そういった他市との協力ができないかどうかについて今後とも模索いただければと思います。引き続き啓発活動の充実に向けて御対応のほどよろしくお願いいたします。  続きまして、2点目の若者支援についての再質問をさせていただきます。若者支援につきまして、当市としても必要性自体は感じていらっしゃるんですけれども、現状の組織としては、簡素で効率的な組織体制が求められることから、専門に所管する課の創設は難しいという御答弁でした。まず、一度、この御答弁を受けて、課の設立が難しいということであれば、例えば小平市が行っているように「子ども・若者の意識・実態調査」というものについては行えるかどうか伺います。 93 ◯議長(富田竜馬君) 児童青少年課長。 94 ◯児童青少年課長(新妻理成君) 若者実態調査についてでございます。  他市におきまして、子ども・若者計画の策定に伴いまして、計画策定の基礎資料とするためのアンケート調査を実施したとの話も聞いております。  東久留米市におきましては、現在のところ計画策定の予定はありませんので、計画策定の基礎の資料とするようなアンケート調査も実施する予定はございませんが、計画につきましては、他市の状況について情報を収集してまいりたいと考えているところでございます。  以上でございます。 95 ◯議長(富田竜馬君) 青木議員。 96 ◯5番(青木佑介君) 現状としては行えないということで、他市の情報収集に努めるという御答弁でございました。私は、やはり若者支援というものが、これからの未来を担っていただく若者に向けて当市として若者支援課を設立する、せめて若者の実態調査を行って若者の課題を把握することが必要であると感じております。  組織的な部分で、現状、対応が難しいという御答弁だと思うんですけれども、現状、職員定数条例がそもそも867名のところ、財政健全経営計画実行プランが現状596名ということで、かなり乖離している状態と、先日からの議会でも問題となっております。この596名の根拠はどこにあるのか、そういったところも質問が出ておりますが、現状の職員体制について、条例との乖離についてどう考えるか伺いたいです。 97 ◯議長(富田竜馬君) 総務部長。 98 ◯総務部長佐々木弘治君) 職員定数と実態の職員の配置の数といいましょうか、そういったところの乖離というのはあるというふうには認識してございます。  また、基本的には、職員配置については、毎年、担当は職員課でございますが、職員課において各担当部署とヒアリングをしながら、職員の状況というのはさまざまございますので、その状況等を把握しながら、また各担当所管での仕事の進行とか、また、変更なんかもありましたらそういった点も加味しながら、人事配置のほうはさせていただいているということでございます。  以上でございます。 99 ◯議長(富田竜馬君) 青木議員。 100 ◯5番(青木佑介君) 御答弁いただきました。職員課において各担当部署にヒアリングしながら進めていくということだったんですけれども、例えば、今回の私の提案のように課の新設を提案させていただいているような状態であると、多分、職員課等へのヒアリング等では進んでいかないお話だと思いますので、市長のほうに若者支援について考え方を伺いたいと思います。当市としての若者支援についてのお考えをいただきたいと思います。 101 ◯議長(富田竜馬君) 市長。 102 ◯市長(並木克巳君) 議員がおっしゃられる若者の相談窓口であったり、地域の中で若者が次代を担う大切な立場であるというものをどのように活性化していくのかということは、大切なことだなというふうに思っております。それに対して課が設置できるかというと、先ほど担当のほうがお答えさせていただいているところでありますので、関係する課はまたがりますけれども、情報の共有であったり連携というものは工夫をしながら進めていくのが今現状かなというふうに感じているところでございます。 103 ◯議長(富田竜馬君) 青木議員。 104 ◯5番(青木佑介君) 市長のお考えとしてはいただきました。私としては、その関係する課にまたがってしまうことというところが、そもそも最初の窓口として若者がどこに相談していいかわからない、もしくは親族の人も若いうちに相談できる窓口というのが見当たらない、各課に細分化されてしまうことによって相談の窓口を失ってしまうですとか、また、何かしらの事業を起こすときについても、例えばひきこもりであればひきこもり支援、就労であればただの就労支援という形で単発事業になってしまっているのではないかと思いますので、私は引き続き、若者の支援について、若者支援課の設立を第一に複合窓口、何とか設立いただけないかと訴えていく所存です。ぜひ御検討のほどよろしくお願いいたします。  続きまして3点目、公共施設の改修について再質問させていただきます。アの街区公園の改修の方向性について質問させていただきます。今回、日常点検にて、1カ月に1回、目視によって施設の異常の有無を確認する、定期点検は市が委託する業者が1年に1回、目視、触診、打診、揺診、器具による計測等を行って、劣化及び安全基準の確認を行っている、そういった御答弁がございました。こちらの御答弁につきましては、遊具だけでなく、ベンチですとか金網といったような他の公園施設についても行われているのでしょうか。確認させてください。 105 ◯議長(富田竜馬君) 環境政策課長。 106 ◯環境政策課長(岩澤純二君) 他の施設についても確認されているかについてお答えします。  目視による施設の異常の有無を確認する場合については、公園の敷地内の全体を確認しておりますので、遊具のほか、ベンチ、金網等も含まれております。  以上でございます。 107 ◯議長(富田竜馬君) 青木議員。 108 ◯5番(青木佑介君) ベンチ、金網等も確認いただいているということだったんですけれども、では、そういった例えばベンチ、金網に劣化が見られた場合、破損していた場合、市としてはどういった形で御対応されるか伺います。 109 ◯議長(富田竜馬君) 環境政策課長。 110 ◯環境政策課長(岩澤純二君) 劣化が見られた場合についての対応についてお答えします。  職員は、公園で目視で異常の有無を点検はしております。従事する職員も少数ですし、業務の効率性の観点からも、異常があった場合についてのみ、まずは住宅地図を用いて備忘録を作成し、その後、課のキャビネットの相談一覧表に記載し、他の担当者も閲覧できるような状態にして情報共有を図っているところでございます。  以上でございます。 111 ◯議長(富田竜馬君) 青木議員。 112 ◯5番(青木佑介君) 備忘録を作成して情報共有を図るということで御答弁いただきました。過去の平成22年の決算特別委員会において、当時の篠原議員のほうから同じような、公園のフェンスですとかベンチの破損について質問があった際に、当時の環境部長からの御答弁で、「予算の限りもございますので、十分な対応はできていないかもしれませんけれども、安全管理という部分で今後も努力していきたいというふうに思っております」という御答弁がございました。今回、破損が見られた場合は備忘録を作成して共有するということだったんですけれども、対応について予算等の兼ね合いでどういった対応になるのか、御教示をお願いいたします。 113 ◯議長(富田竜馬君) 環境政策課長。 114 ◯環境政策課長(岩澤純二君) 対応についてお答えします。  過去の繰り返しの答弁になって申しわけございませんが、市民の皆様からいただいた御意見、御要望も含めて、東久留米市公園長寿命化計画に基づく以外の公園施設については、毎年度、予算の範囲内で、必要に応じて使用禁止の措置や修繕等の対応を図っているところでございます。  以上でございます。 115 ◯議長(富田竜馬君) 青木議員。 116 ◯5番(青木佑介君) 予算の範囲内において使用禁止措置、修繕を図られているということでした。判断は担当部署で下されるかと思うんですけれども、例えば予算が足りてないような場合、一時的な対応としてどういったことをとられておりますでしょうか。 117 ◯議長(富田竜馬君) 環境政策課長。 118 ◯環境政策課長(岩澤純二君) 修繕等についてすぐに行うことができない場合については、使用禁止のラミネートの看板等を担当のほうで張りつけている状態でございます。  以上でございます。 119 ◯議長(富田竜馬君) 青木議員。 120 ◯5番(青木佑介君) 一時的には使用禁止看板等を張って、安全に利用いただけるような環境はつくっていただいているということで御答弁いただきました。遊具以外についても市としては安全管理の責任は当然負うわけですから、金網なんかについても非常に高額になると思いますし、ベンチについても入れかえとなれば相当な金額がかかってしまうと思いますので、私としては、こちらについても計画的な改修・修繕が必要ではないかと思いますが、いかがでしょうか。 121 ◯議長(富田竜馬君) 環境政策課長。 122 ◯環境政策課長(岩澤純二君) 議員御指摘のように、公園の管理責任については十分認識しておりますが、当市の厳しい財政事情の中では、予算の範囲で優先順位をつけながら修繕等を実施し、公園の利用者の安全確保を図ってまいりたいと考えております。  以上でございます。 123 ◯議長(富田竜馬君) 青木議員。 124 ◯5番(青木佑介君) 優先順位をしっかりつけていただきつつも、現実的な、応急的な対応についてはしっかりと進めていただきながら、市内の街区公園についてはしっかりと金網やベンチ含めて改修を進めていただければと思います。  3点目の遊具の更新に当たっての近隣住民のニーズ調査についてなんですけれども、こちらも市民の方々からさまざまな御意見をいただいていますと。これまでにもいただいていた意見を参考に、どうしたら利用しやすい公園になるのかというのは考えていくということで御答弁いただいたかと思いますが、例えば今まで市民の皆様からいただいた御要望については、課として記録は残されているでしょうか、伺います。 125 ◯議長(富田竜馬君) 環境政策課長。 126 ◯環境政策課長(岩澤純二君) 今まで市民からいただいた相談票については、課としては記録としてはきちんと作成しております。  以上でございます。 127 ◯議長(富田竜馬君) 青木議員。
    128 ◯5番(青木佑介君) では、資料については、確認は今後また求めていければと思います。  では、これから例えば住民への座談会ですとか聞き取り調査というものは、今の時点で行う予定がないということでよろしいでしょうか。 129 ◯議長(富田竜馬君) 環境政策課長。 130 ◯環境政策課長(岩澤純二君) 現状では、住民からの聞き取り調査については行うことは考えておりませんが、市としてのアンケート調査等で公園に関する要望等も上がってきていますので、市民からのアンケート調査等を参考にしながら修繕等については実施していきたいと考えております。  以上でございます。 131 ◯議長(富田竜馬君) 青木議員。 132 ◯5番(青木佑介君) アンケート調査というものについては、詳細はどういったアンケート調査で、どういった項目について御要望が上がってきているのか伺いたいと思うんですけれども。 133 ◯議長(富田竜馬君) 環境政策課長。 134 ◯環境政策課長(岩澤純二君) 申しわけございません、アンケート調査については、他の課で行っている行政評価に関するものに関して、そこでいろいろなものが上がってきておりますので、そこの中でベンチとか遊具の修繕等についてもうちょっときちんとしてくださいということについては、担当課としては認識しているところでございます。  以上でございます。 135 ◯議長(富田竜馬君) 青木議員。 136 ◯5番(青木佑介君) 行政評価等とっているアンケートでそういったものが上がってくるということ自体、はたして……内容、どういった項目でそういった事象が上がってくるか、もしおわかりになればいただきたいと思うんですけれども。   ─────── ◇ ─────── 137 ◯議長(富田竜馬君) 暫時休憩します。       午前11時03分休憩       午前11時04分開議 138 ◯議長(富田竜馬君) 休憩を閉じて再開いたします。   ─────── ◇ ─────── 139 ◯議長(富田竜馬君) 環境政策課長。 140 ◯環境政策課長(岩澤純二君) 貴重なお時間をいただき、申しわけございません。  先ほどのアンケートですが、施策成果アンケートの自由欄で上がってきたところの記載となっております。  以上でございます。 141 ◯議長(富田竜馬君) 青木議員。 142 ◯5番(青木佑介君) 施策成果アンケートの自由欄でそういった記述があるということで、それはちゃんと共有されているということでの御答弁だと思います。そういった市民のお声というものをしっかりと今後も共有していただいて、かなり担当課としても人員体制ですとか予算が苦しい部分もあるかとは思うんですけれども、やはり市民の安全であったり、街区公園ということで本当に住居の近くで遊べる場所ですから、しっかりと維持管理・修繕を今後とも進めていただきたいと強く要望させていただきます。街区公園の改修については以上です。  続きまして、西部地域センターの2階の改修工事について御答弁いただきました。昨日の村山議員の質疑でも同様の答弁でしたので、現状のスケジュールとしては、9月以降の着工予定で、施設建設課への工事依頼を行う予定の段階ということかと思うんですけれども、大まかなスケジュールについてもまだ全く出ていないといったような状態でしょうか、伺います。 143 ◯議長(富田竜馬君) 生活文化課長。 144 ◯生活文化課長(島崎律照君) 西部地域センターの改修スケジュールというところですが、先ほど部長からの答弁もございましたとおり、西部地域センターの改修工事は9月下旬以降として現在準備を進めておりますので、また今後、改修を行う業者が決定後には細かい工程も決まってまいりますので、利用者に御迷惑がかからないように今後周知してまいりたいと考えております。  以上でございます。 145 ◯議長(富田竜馬君) 青木議員。 146 ◯5番(青木佑介君) 西部地域センターのトイレの問題というものは、前々から多くの地元市民の皆様から、「和式トイレが使いにくいから何とかしてほしい」ということで大変多くの御要望、私もですし、私の前任である桜木議員もいただいておりまして、議会でも何度か質問をしていらっしゃったかと思います。地域の皆様の御要望に沿うような工事であると思いますので、しっかりと地域の皆様に対しての周知というものは進めていただければと思うんですけれども、今回は西部地域センターでの掲示、トイレですとか入り口への掲示と、あと市の広報とかホームページで周知するということで御予定を伺っておるんですけれども、この周知の段階というのは本当に細かいスケジュールが決まってからという認識でよろしいですか。伺います。 147 ◯議長(富田竜馬君) 生活文化課長。 148 ◯生活文化課長(島崎律照君) 周知の段階というところですけれども、利用者の方がいらっしゃいますので、利用者に御迷惑をおかけしないようにきちんと検討してまいりたいと考えております。  以上でございます。 149 ◯議長(富田竜馬君) 青木議員。 150 ◯5番(青木佑介君) そうですね、利用者の方に御迷惑がかからないようには、しっかり周知の徹底はしていただければと思います。  ちなみに、トイレの改修につきましては、各階のトイレを1つずつ封鎖して工事を行うという認識でよろしいでしょうか、伺います。 151 ◯議長(富田竜馬君) 生活文化課長。 152 ◯生活文化課長(島崎律照君) そういった形で、トイレを一斉に全部封鎖してしまうということはないように進めてまいりたいと考えております。 153 ◯議長(富田竜馬君) 青木議員。 154 ◯5番(青木佑介君) では、市民の皆様が戸惑わないように、スケジュールがわかり次第、早期の周知を進めていただければと思いますし、今後、同様に、市民要望に基づくような改修事案につきましては早期に市民の皆様へと、事項について、また計画についてお知らせいただきたいと要望いたします。  少し時間が余っておりますが、私、青木佑介の一般質問はこちらで終了とさせていただきます。ありがとうございました。 155 ◯議長(富田竜馬君) 以上をもって青木議員の一般質問を終了いたします。   ─────── ◇ ─────── 156 ◯議長(富田竜馬君) ここで休憩いたします。  再開、午前11時25分。       午前11時08分休憩       午前11時25分開議 157 ◯議長(富田竜馬君) 休憩を閉じて再開いたします。   ─────── ◇ ─────── 158 ◯議長(富田竜馬君) 次に、「市行政について」と題して、間宮美季議員から行います。  間宮議員。     〔4番(間宮美季君)登壇〕 159 ◯4番(間宮美季君) 市民自治フォーラムの間宮美季です。4月の市議会議員選挙を経て、引き続き議席をお預かりすることになりました。これからも皆様の負託に応え、市民福祉の向上のため精いっぱい努めてまいります。どうぞよろしくお願いいたします。  それでは、通告に従い一般質問をいたします。  1、市行政について。  第1点目、放課後児童健全育成事業、いわゆる学童保育について、大きく2点質問をいたします。  (1)昨年の同時期と比較して、今年度4月の待機児童数はかなり多くなっていると認識しています。現在の状況と、待機児童解消に向けた市の対応策について伺います。  (2)今後の学童保育所の運営方針について2点伺います。  ア、今後の学童保育所の運営方針に関する検討状況について、一般質問の締め切り日前日に急遽担当より説明がありました。それによると、6月末に今後の東久留米市立学童保育所の運営方針(案)を決定し、8月に運営方針を決定、さらに東久留米市立学童保育所の民間活力の導入に係る実施計画の策定をし、9月議会には補正予算の議案を提出されるとなっていました。本議会の他の議員の質疑で、市民の皆さんに対するパブリックコメントは行うとのことでしたが、議会は一体どこで運営方針について議論をすればよいのでしょうか。余りに拙速であると考えますが、いかがでしょうか。  イ、業務委託を実施する学童保育所においては、支援の単位をおおむね40人ごとに2人の放課後児童支援員による運営を行うことを想定しているとのことですが、児童15人に対して1人の放課後児童支援員を配置している現状よりも明らかに保育の質が低下すると思われます。1人の支援員が見る児童の数がふえれば、当然、目が行き届きにくくなり、事故のリスクは高まります。なぜそんなことをするのでしょうか、見解を伺います。  第2点目、障害のある人の青年・成人期の余暇活動について質問します。  今定例会、障害のある青年・成人の余暇活動への支援を求める請願が提出されています。障害の有無にかかわらず、人にとって余暇活動の充実は生きる活力につながり、人生においてとても重要なものであると考えます。  東久留米市第5期障害福祉計画・第1期障害児福祉計画の47ページには、「計画の基本的な考え方」に、「訪問系及び日中活動系サービスの提供体制の充実」として「社会参加や余暇活動の充実を図るため、移動支援、意思疎通支援等の地域生活支援事業を実施します」とあります。また、64ページには、「生涯学習や地域生活支援拠点の考え方もふまえ、青年・成人期の余暇活動について調査・研究していきます」と記されています。どのような調査・研究を行い、具体につなげていくのかを伺います。  第3点目、市制施行50周年に向けた市の取り組みについて伺います。  いよいよ来年、市制施行50周年を迎えます。市長は施政方針の中で、「市民の皆様とともに、当時を振り返り、これまでのまちづくりに思いをはせ、懐かしみ、そして今後のまちのさらなる発展、持続的成長を願えるよう、さまざまな記念事業を催すこととし、その企画と準備を進めてまいります」と述べられました。どのような取り組みをしていくことを考えているのでしょうか。また、それに向けて、既に企画や準備が進められているものがあれば伺います。  第4点目、高齢者の暮らしを支える介護保険・総合支援事業の充実について2点質問をいたします。  (1)昨年度まで行ってきた元気高齢者地域活躍推進事業にかわる事業として、今年度実施が予定されている介護人材育成研修事業について、事業の目的が何であるのか伺います。チラシを拝見したところ、4日間の研修を修了すると、高齢者の自宅に訪問し、生活援助サービスを提供できるスキルが習得できるとなっていましたが、総合事業の生活援助の担い手の養成が目的なのでしょうか、伺います。  (2)東久留米市地域包括支援センターあり方検討委員会が設置され、検討が始まったと伺いました。現在の検討状況と、結論をいつごろまでに出される予定なのか伺います。  以上が壇上での質問です。御答弁をいただきまして自席にて再質問をさせていただきます。 160 ◯議長(富田竜馬君) 答弁お願いします。  子ども家庭部長。 161 ◯子ども家庭部長(坂東正樹君) 市行政についての1点目、学童保育所についての御質問に順次御答弁いたします。  初めに、待機児童の状況と対応策についてでございます。  待機児童につきましては、平成31年4月1日時点におきまして83名となっておりまして、前年、平成30年4月1日時点の6名と比較いたしまして増加をしている状況でございます。  対応につきましては、特別教室等の活用などについて教育委員会と調整を図っておりますが、夏季休業期間に実施を予定している工事によって特別教室の活用が難しい状況が見込まれますことや、活用できそうな特別教室に空調設備がないことなど、調整が必要な状況でございます。  また、特別教室等の活用に当たりましては、対応する嘱託員の雇用も必要となりますが、嘱託員の確保が困難な状況でございます。  次に、今後の運営方針についてのスケジュールについてでございます。  スケジュールにつきましては、6月末に、今後の東久留米市立学童保育所の運営方針(案)を策定させていただきまして、8月に今後の東久留米市立学童保育所の運営方針を決定していきたいと考えております。  運営方針(案)につきましては、子ども家庭部におきまして整理をさせていただいた検討状況に基づきまして策定していきたいと考えてございます。子ども家庭部での検討につきましては、この定例会におきまして御意見をいただきましたら、それを含めて検討させていただきまして、運営方針(案)の策定を行っていきたいと考えております。  スケジュール的には、9月に補正予算要求ということで債務負担の設定をさせていただきますとともに、関連例規の整理をいたしまして、10月から12月に事業者の選定をしてまいりたいと考えております。2月から3月に引き継ぎをいたしまして、令和2年4月より業務委託を開始したいと考えているスケジュールでございます。  次に、民間活力を導入する学童保育所におけます運用についてでございます。  現在、都内の多数の市におきまして、児童20名に対して1名の職員によって問題なく運営が行われている状況でございます。東久留米市におきましても、民間活力を導入する学童保育所において、児童20名に対して1名の職員によって問題なく運営を行えるものと考えてございます。また、民間活力を導入する学童保育所におきましては、延長育成の実施という新たな取り組みによりまして利便性が向上するとも考えてございます。  以上でございます。 162 ◯議長(富田竜馬君) 福祉保健部長。 163 ◯福祉保健部長(長澤孝仁君) 市行政についての2点目、障害のある人の青年・成人期の余暇活動についてお答えいたします。  東久留米市第5期障害福祉計画の策定に当たりましては、当事者へのアンケート調査や事業者へのヒアリング調査を踏まえ、東久留米市地域自立支援協議会の中で御協議いただいたものでございます。  青年・成人期の余暇活動支援については、障害者総合支援法の法内事業として確立されてはおりませんが、その必要性も含めさまざまな御意見を頂戴したことから、市としても課題として認識し、調査・研究を行っていくことを計画へ記載したものでございます。  この青年・成人期の余暇活動支援については、東久留米市地域自立支援協議会において御協議いただいているところでありますが、事業の目的一つをとっても、生涯学習的な側面からの交流の場づくりとすべきとの意見がある一方で、障害のある青年・成人を抱える親の就労保障の側面からの支援に重きを置くべきとの意見もいただいており、障害福祉サービスとして行う際の事業の位置づけ、形態についても結論に達しない状況となっております。  こうした難しい課題ではありますが、今後も、市がなすべきこと、できることを整理していくために、他市の実施状況や市内事業者の御意見等を伺いながら、地域自立支援協議会等で御協議いただき、その方向性を見出していきたいと考えております。  以上でございます。 164 ◯議長(富田竜馬君) 企画経営室長。 165 ◯企画経営室長(土屋健治君) 市行政についての3点目、市制施行50周年に関する御質問についてでございます。  令和2年10月4日(日曜日)に市制施行50周年記念式典をとり行う予定でございます。記念イベントにつきましては、多くの来賓にお越しいただきますとともに、多くの市民にも足を運んでいただき、本市が未来に向けさらに歩みを進める機会となり、市民とともに祝うムードにあふれるイベントとなるよう、催しにも工夫を凝らしてまいりたいと考えております。  また、その他の記念事業等につきましては、市民みんなのまつりが一つの大きな柱になってくるものと考えておりますが、機運を高め、お祝いムードを年間を通じて感じていただけるようなさまざまな事業・取り組みを、今後、庁内で検討してまいります。  以上でございます。 166 ◯議長(富田竜馬君) 福祉保健部長。 167 ◯福祉保健部長(長澤孝仁君) 市行政についての4点目、高齢者の暮らしを支える介護保険・総合支援事業の充実につきましてお答えいたします。  市では今年度、従来の高齢者の生きがいを創出し、元気高齢者の就労を促すことを目的とした元気高齢者地域活躍推進事業にかわり、事業対象者の年齢を限定しない介護人材育成研修事業を実施いたします。
     この事業は、東京都の区市町村介護人材緊急確保対策事業補助を受けて実施するもので、参加者の方には全4日間、14時間程度の講義及び実技講習を受けていただいた後、市内介護事業者との就職相談会を実施し、参加者の就業を支援するとともに、市内介護事業所の人材確保を図ってまいります。  今年度は、年2クールの実施を予定しており、第1回目は7月の開催で、現在、広報・市ホームページでの周知及び各施設にチラシを配置して参加者を募集中でございます。  この事業は、人材不足に悩む介護事業所と、少しでも介護の仕事に興味のある方をマッチングさせることを目的としております。市で行う入門的研修では生活援助を主に扱ってまいりますが、就業先を総合事業の生活援助に限定するものではございません。このため、マッチングにより雇用契約を結んだ上で、事業所内でOJTやキャリアパス研修を実施し、さまざまな経験を積んだ後に、より高度な業務の担い手として育成・活躍していただくことも可能と考えております。  次に、地域包括支援センターにつきましては、地域共生社会の概念が国から示されたことを含め、団塊の世代が75歳以上となる令和7年を見据えて、より一層の機能・体制の充実に努める必要があると考えており、介護等の福祉サービスを利用されている方の御意向等を把握しながら、今後の地域包括支援センターのあり方について検討を進めてまいります。検討に当たりましては、庁内に検討委員会を設け、高齢者や介護事業者などへのアンケート、介護保険運営協議会での御意見もいただきながら検討を進めてまいります。  また、検討した内容は、令和3年度から始まる第8期東久留米市高齢者福祉計画・介護保険事業計画に反映できるよう進めてまいりたいと考えております。  以上でございます。   ─────── ◇ ─────── 168 ◯議長(富田竜馬君) 質問の途中ではありますが、ここで休憩をいたします。  再開は午後1時。       午前11時40分休憩       午後 1時00分開議 169 ◯議長(富田竜馬君) 休憩を閉じて再開いたします。   ─────── ◇ ─────── 170 ◯議長(富田竜馬君) 間宮議員。 171 ◯4番(間宮美季君) 御答弁をありがとうございました。それでは、順不同で再質問させていただきます。  最初に、市制施行50周年に向けて伺いたいと思います。本当に50周年というのは一生に1回しかないという、まちとしてもそういう記念式典になるのかなというふうに思っています。これから、市民みんなのまつりを中心に記念式典なども検討なさっていくということでした。  私は以前にも、長期総合計画のときなんかも申し上げているんですけれども、子どもたちがまちづくりに参画する、あるいはまちのイベントなんかにもただ参加するのではなくて、企画であるとかそういった段階から参加できるような、そういった仕掛けづくりというか、ぜひやっていただきたいなというふうに思っているんですね。例えば今回などで言えば、もうことしぐらいからお子さんや若い方たちに50周年に向けてのアイデアなどを募る中で、優秀なというか、アイデア、企画については、例えば予算なんかもつけるような形で、これからを担う若い世代が主役になれるような、そういった取り組みをぜひ考えていただけないかと思いますが、これから庁内でいろいろ検討なさるんだと思いますけれども、ぜひそういったことを加味してやっていただけないか、市の御見解を伺いたいと思います。 172 ◯議長(富田竜馬君) 企画調整課長。 173 ◯企画調整課長(小堀高広君) 市制施行50周年に向けた、子どもや若者を巻き込んだ取り組みについてお答えいたします。  担当といたしましては、新たにそのような仕組みをつくって取り組んでいくという予定はございませんが、今後、庁内に調整、連携、機運醸成のための取り組みを企画立案していくための会議体を設ける予定でおりまして、この会議体を通じて、各部各課よりそれぞれに関係する団体・グループ等への情報発信、機運醸成が図られるものと期待するところでございます。市の大きな節目である市制施行50周年を全市を挙げてお祝いするムードとなるよう、機運を高めていければと考えております。 174 ◯議長(富田竜馬君) 間宮議員。 175 ◯4番(間宮美季君) ちょっと残念なんですよね。新たなそういう仕組みをつくって取り組んでいく予定はないということでした。本当に若い方に市民参画を促すというのは難しい。だからこそ、こういう節目である記念行事などをきっかけに参画を促していくというのはとても重要なことだと、まちづくりとしても重要なことだと私は考えているんですけれども、市長はそちらについてどういった御見解をお持ちなのかをぜひ伺いたいと思います。 176 ◯議長(富田竜馬君) 市長。 177 ◯市長(並木克巳君) 市制施行50周年というのは本当に市を挙げての大変大きな行事になってくるというふうに思っておりますし、これは、幅広い世代がぜひ機運醸成という部分で共通の認識を持って盛り上げていただきたいなというふうには思っております。  しかし、担当のほうがお答えさせていただきました、それだけのための組織、また運営というものは、今、考えているというわけではありませんけれども、庁内での会議、また、いろんな情報の共有を図りながら、目的とする50周年をどのように盛り上げていく、また、あらゆる世代の皆さんが一緒に50周年を祝える、そんなイベントになるというようなことを目指して頑張っていきたいなというふうに思っております。 178 ◯議長(富田竜馬君) 間宮議員。 179 ◯4番(間宮美季君) なかなかちょっとまだ市長の御答弁からは具体的なイメージがとりづらいというか、もちろん記念式典は来年のことになるんだと思うんですけれども、市長も施政方針でおっしゃられていたように、その機運を高めていくというのは一つ重要ではないかと。例えばみんなのまつりとか、10月4日でしたでしょうか、式典ということではなくて、その前段で、もちろん世代、私は特に子どもや若い世代というふうに申し上げていますけれども、そういった方たちが、企画やイベントをつくり上げていく段階でぜひ参加・参画できるような、そういった仕組みづくり、取り組みを、まだもう少し時間はあると思いますけれども、市長におかれましてはぜひ先頭に立ってそういったことを進めていただきたいと。これは、今後も推移を見守りながら議論もさせていただきたいというふうに思います。  では、次に、障害のある人の青年・成人期の余暇活動について再質問をさせていただきたいというふうに思います。市としては、ある一定程度前向きな御答弁だったのかなと思いつつ、私もこの間、地域自立支援協議会のほうを傍聴させていただいて、その中でも実はこの余暇活動について御意見、御議論があったように記憶しているんですが、その中ではどういった御意見があったのかを伺いたいと思います。 180 ◯議長(富田竜馬君) 障害福祉課長。 181 ◯障害福祉課長(森田吉輝君) 地域自立支援協議会の御意見等の中身でございますが、先ほど部長のほうが御答弁申し上げたとおり、障害的な側面からの交流の場づくりとすべき意見や、障害のある青年・成人を抱える親の就労保障の側面からの意見もございましたし、また、放課後等デイサービスにつきまして18歳以降は使えないんですが、家族が放課後等デイサービスを使っていたときの生活形態から変われなくなってきていることや、作業が終わると疲れて余暇どころではないという意見がある一方で、活動場所が不足している等の御意見がありました。  以上でございます。 182 ◯議長(富田竜馬君) 間宮議員。 183 ◯4番(間宮美季君) そうですね、今、国の流れも、こういった障害をお持ちの方の青年・成人期の余暇活動ということについて重要であると。先ほど私も壇上で述べさせていただいたんですけれども、この余暇活動が充実していくことによって人生に潤いがもたらされていく。だからこそ、障害があってもなくてもこういったものが重要であるというのは、一定、国の中でも言われてきているところだと思います。  自立支援協議会の中でもいろんな御意見があったことは私も認識をしております。ぜひそういった御意見を生かしながら今後取り組んでいっていただきたいと思うんですけれども、例えばなんですが、今、多摩26市でも、東京都の補助金というんですかね、補助を活用して障害のある方の余暇活動を実施している市があるかと思います。我が市でもこういった補助金などを使ってぜひ障害のある人の青年・成人期の余暇活動の事業を実施できないか、いかがでしょうか。 184 ◯議長(富田竜馬君) 障害福祉課長。 185 ◯障害福祉課長(森田吉輝君) 都の補助事業を活用して、障害のある人の青年・成人期の余暇活動の事業の実施についてお答えいたします。  市としてできること、できないことはございますが、今後も市内事業者や地域自立支援協議会で相談し、市としての方向性を見出していきたいと考えております。  以上でございます。 186 ◯議長(富田竜馬君) 間宮議員。 187 ◯4番(間宮美季君) 法内ではないながらも、こういった補助がついているということは、やはり流れとしてはやっていく方向をどの自治体も模索していくのではないかと思います。今、課長が御答弁いただきましたように、当事者の方であるとか事業所の方などと意見交換する中で前向きにぜひ取り組んでいっていただきたいと、これは強く要望をしておきます。  では、次に、高齢者の暮らしを支える介護保険・総合支援事業の充実について伺いたいと思います。先ほどの部長の御答弁でいいますと、介護人材育成研修事業は総合事業の生活援助に限定したものではないという御答弁だったと思います。わかりました。ただ、4日間の研修でその成果が出るのかというのはちょっと難しい部分もあるのかなと思いつつ、一方で、介護人材の不足というのは本当に各事業所から声が聞こえているというのは私も十分承知していますので、今後の推移は見守りたいとは思いますけれども、ぜひ一定、今後の事業所がこの事業を経過した後に養成していくところについても、市としても何らか必要性があれば応援というか、支援をしていっていただきたいなと。単にこれはこれで、事業です、終わりですということではなくて、人材不足、特に総合事業の生活援助については、今のところ我が市としてはきちんとした養成は、これまでのところも通所についてはやっていましたけれども、ヘルパー派遣の部分というのはこれからということになりますので、ぜひその辺は市としてもやっていっていただきたいと思います。  もう1点の地域包括支援センターの部分なんですけれども、あり方検討委員会のメンバーを要綱など見させていただいたところで、子ども家庭部の児童青少年課が今回新たにというか、メンバーに含まれていたようなんですけれども、これはどのような狙いがあってメンバーに加えられたのかということ。  それから、今回は地域包括支援センターのあり方ということになっておりますけれども、我が市には在宅介護支援センターも現在1カ所ありまして、ただ、ここについては、私もこれまで、もっと東久留米市として在宅介護支援センターを有効活用して、介護を受けていらっしゃる皆さんや御家族の支援をしていくべきではないかという提案もしてきました。今回、その検討内容に在宅介護支援センターの有効活用などについても含めるべきと私は考えているんですけれども、御見解を伺います。 188 ◯議長(富田竜馬君) 介護福祉課長。 189 ◯介護福祉課長(傳智則君) 地域包括支援センターの検討委員会、また、在支の話についてお答えいたします。  あり方検討委員会には、福祉保健部以外に、企画調整課長と児童青少年課長にも参加をお願いしております。これは、国において昨年まで積み重ねられてきた議論、「我が事・丸ごと」の地域づくりであるとか地域共生社会の概念、また、ダブルケアなどの課題もありまして、これらの課題については、国における議論はまだ具体化されてきてはいないものの、早期から庁内で情報の共有をしておくことは肝要という考えのもと、協力を願っているものでございます。  また、2点目の在宅介護支援センターについても同時に検討をというお話でございますが、介護保険運営協議会の委員からも議論が必要という御意見をいただいておりますので、検討委員会や協議会の中でも御審議いただけるものと考えております。  以上です。 190 ◯議長(富田竜馬君) 間宮議員。 191 ◯4番(間宮美季君) 子ども家庭部が参加するということで、もし、今、国の言っている流れが実際になっていけば、かなり今度、地域包括支援センターそのものの守備範囲というか、今までは御高齢者だけを対象にしてきたわけですけれども、随分ありようが変わっていくのかなというふうに思っています。例えば我が市の場合、今、高齢者の人口に合わせて3館で支えていただいているわけですけれども、もしこれがもっと守備範囲も子どもさんからということになれば、では、はたして箇所数が今の3館でいいのかという議論にも、根幹のところにもかかわってくるのかなというふうに思いました。  これ、まだ今すぐにということではなく8期に向けてということですので、これからの検討になるんだと思うんですけれども、ぜひ、庁内の検討ではありますが、いろんなところの当事者の方たちであるとか、そういったところの意見も十分に聞いていっていただきたいというふうに思います。これは、途中、途中で介護保険運営協議会には諮っていく、情報提供はされていくものなのかということだけ伺いたいと思います。 192 ◯議長(富田竜馬君) 介護福祉課長。 193 ◯介護福祉課長(傳智則君) 介護保運営協議会というお話でございますが、当市の規則上、介護保険運営協議会の審議事項というふうに定められておりますので、介護保険運営協議会の中で御意見を頂戴するという形になってきます。 194 ◯議長(富田竜馬君) 間宮議員。 195 ◯4番(間宮美季君) もしお子さんまで守備範囲が広がっていくとするならば、かなり考え方も変わっていくというものになろうかと思いますので、その辺の情報提供というのは議会側にもぜひ今後、要所、要所でしていただければというふうに思います。  それでは、残された時間、学童保育について議論をさせていただきたいというふうに思います。まず最初に、待機児童の状況、この間にも他の議員からもいろいろ議論があったところで、かなり人数もたくさんいるなというふうに思っています。特に低学年の待機児童が多く出ている南町小学校、ここは本当に待機児童の解消が急がれるところなんですけれども、まず最初に、御答弁の中では空調のお話とかいろいろあったんですが、南町小学校の現状は今どういうふうに、例えば特別支援教室を借りることが可能なのかどうかであるとか、そういったことをまず確認したいと思います。 196 ◯議長(富田竜馬君) 児童青少年課長。 197 ◯児童青少年課長(新妻理成君) 待機児童に関連いたしまして、南町小学校の状況についてということでございます。  南町小学校におきましては、児童数の増加ですとかに伴いまして学級数が増加いたしましたことから、昨年までお借りしていた特別教室内がお借りできないという状況がございます。そういったところで学級数等の増加もございまして、現時点におきましてはお借りできるような特別教室等がないというところでございまして、対応につきましては、引き続き、どういったところで対応していけるかについて検討していく必要があるというふうに考えているところでございます。  以上でございます。 198 ◯議長(富田竜馬君) 間宮議員。 199 ◯4番(間宮美季君) 検討ということなんですけれども、きのうの永田議員とのやりとりでも、特別教室を借りる中で、所舎ともう1カ所というふうにやる方法でいうと、なかなか4月1日からお子さんの受け入れというのは難しい。要するに、学校の教室がどういうふうな使われ方をするかが決まってから、実際借りられる特別教室があるかとかということを調整していくことになるので、どうしても時間的なタイムラグが出てくる。で、今回の南町小学校のように、実際、調整しようと思っても教室がもういっぱいで、今の御答弁でいうと、それはお借りすることが現状なかなか無理であるという状況になっているのかなというふうに受け取りました。  それで、とはいうものの、これだけ多くの待機児童が出ているという状況の中で、その対応策というのはどういうふうに、特に夏休みですね、これから長期休暇を迎えて、もう今6月の頭に入っていますので、あと1カ月ちょっとの間にどういう対応を市としては考えているのか伺います。 200 ◯議長(富田竜馬君) 児童青少年課長。 201 ◯児童青少年課長(新妻理成君) まず、夏休みに向けての対応についてどのように考えているかということでございます。  夏休みに向けまして、現在、調整ですとか嘱託員の雇用等について行っているところではございますが、現時点でまだめどが立っていないというところでございまして、そういった状況でございますので、夏休みの対応につきましても今検討しているところでございます。  1つ考えておりますのが、児童館の御利用につきまして、今、待機ということでお待ちいただいている方に御案内させていただくということを、今、検討しているところでございます。  以上でございます。 202 ◯議長(富田竜馬君) 間宮議員。 203 ◯4番(間宮美季君) そうすると、今、調整しているのは、学校側ではなくて児童館との調整をなさっているという理解でよろしいんでしょうか。今、調整をしながらというふうにおっしゃっているんですけれど、その調整というのはどういうことを調整されているのかを伺います。 204 ◯議長(富田竜馬君) 児童青少年課長。 205 ◯児童青少年課長(新妻理成君) 一部空調等がない教室もというところで、空調のあるような教室をお借りできないかというような調整なども引き続き行ってはいるところですけれども、現在、借りられなかった場合につきましての児童館の利用につきましても、児童館のほうとそういった形の利用について御案内させていただくということについて調整をしているところでございます。  以上でございます。 206 ◯議長(富田竜馬君) 間宮議員。 207 ◯4番(間宮美季君) 児童館の利用というのも一つの手なのかなと思いながら、過去なんですけれども、やはり同じように待機児童が出てしまった時期があって、私も何か解決策がないのかなと思って過去の議事録なんかを一生懸命見てみたんですけれども、ちょっと古い話なんですが、2007年にやはりこのように待機児童が出て、特に夏休み、どうするんですかという議論がされていました。そのときの当時の部長の御答弁で言うと、夏休みは必ずしも全員が出席をするわけではない。当時は5割ぐらいが大体出席になっているので、そういった中で、待機に回っているお子さんについて、夏休みだけ限定なのかもしれないんですけれども、学童で受け入れられるような態勢も考えてみたいというようなニュアンスの御答弁があったんですが、そういったことというのは制度上可能なのでしょうか。 208 ◯議長(富田竜馬君) 児童青少年課長。 209 ◯児童青少年課長(新妻理成君) 夏休みだけの利用というところでございますが、すみません、現時点におきまして私のほうで夏休みの今の状況での対応について考えておりましたのは、そういった児童館の利用というところでございましたので、今お話しいただきました夏休みだけの出席率を勘案いたしましての利用ということにつきましては、現時点におきましてはそういった検討は行っていないというところでございます。  以上でございます。 210 ◯議長(富田竜馬君) 間宮議員。 211 ◯4番(間宮美季君) もちろん、児童館でお子さんたちが楽しく遊べればとは思いますけれども、例えば午前中は小さいお子さんとかがメインで児童館は使いますし、毎日、朝からずっと児童館で小学生が遊ぶというのもなかなか難しい場合もあるのかなというふうに思ったりもするんです。もちろん、だから児童館がいけないとは言いませんし、もし児童館の活用ということであれば、それこそ児童館の側と調整をして、お子さんがちゃんと毎日来ているのかとか、そういった細かいところも見ていかないと、児童館は本来は別に出席をとっているわけでもないですし、必ずしもそのお子さんが来る、来ないを把握しているわけではないですけれども、もし市として学童のかわりに児童館というふうにお考えになるのであれば、そういった調整も必要になってくると思うんですね。ただ、一方で、今申し上げたように、制度上どうなのか、まだ私もきちんと調べられているわけではないですし、この当時、結局そうしたのかというところのてんまつはちょっとなかったので、わからないんですけれども、もし出席率などで所舎というか、学童のほうで受け入れることがもし仮にできるのであれば、そういった検討もぜひしていっていただきたいと思いますが、いかがでしょうか。 212 ◯議長(富田竜馬君) 児童青少年課長。 213 ◯児童青少年課長(新妻理成君) そういった新たな運用についての検討というところでございますけれども、夏休みまであまり時間もないところもございますので、とりあえず取り急ぎといたしまして、私ども児童青少年課のほうでは児童館の御利用という形の検討を進めていきたいというふうに考えているところでございます。  以上でございます。 214 ◯議長(富田竜馬君) 間宮議員。 215 ◯4番(間宮美季君) わかりました。そうすると、児童館で昼食をとるですとか、本当に今度はいろんな課題も出てくると思います。だから、単に児童館に行ってくださいということだけでは解決にはならないと。これは当然に、市として責任を持ってお子さんを学童のかわりに児童館というのであれば、そこについてもきちんと行っていっていただきたいと。これはしていただけますか。 216 ◯議長(富田竜馬君) 児童青少年課長。 217 ◯児童青少年課長(新妻理成君) 学童のかわりにというところでございますけれども、やはり児童館は児童館としての運営というものがございますので、学童と全く同じような形でというところはなかなか難しい部分もあろうかとは思いますが、学童を利用できない待機されている方のそういった利用につきまして、児童館とも調整をさせていただきながら、受け入れの態勢のほうは整えていきたいというふうに考えているところでございます。  以上でございます。 218 ◯議長(富田竜馬君) 間宮議員。 219 ◯4番(間宮美季君) 御担当としても大変だと思いますけれども、でも、やはり今、いろんな事件が起きて子どもが巻き込まれる。こういった事件が起きている中で、ぜひ子どもたちが安心して、放課後であり、また長期休暇を過ごせる、そういった体制づくりは市として責任を持ってやっていっていただきたいというふうに思います。  その上で、先ほども申し上げたんですけれども、特に南町小学校のように、児童数がふえている学校においては、今後も当分、特別教室を利用する、そういった待機児の解消策というのは難しいのではないかと思うんですが、当然、今後は子ども・子育て会議でも供給体制の議論に入っていくんだと思うんですけれども、ここは市としてはどういった検討をされていくんでしょうか。 220 ◯議長(富田竜馬君) 児童青少年課長。 221 ◯児童青少年課長(新妻理成君) 南町小学校の事例につきましては、なかなかすぐにどういった形の対応というのは難しい状況もございます。そして、今のお話で出てきました、今後の子ども・子育て支援の計画におきまして量の見込みですとかそれに対する供給体制といったところをお示ししていくに当たりましては、そういったところの課題となると認識しているところでございます。そういったところの対応につきまして引き続き検討してまいりたいと考えているところでございます。  以上でございます。 222 ◯議長(富田竜馬君) 間宮議員。 223 ◯4番(間宮美季君) 子ども・子育て支援事業計画は、学童も11番目の項目でしたかね、入っておりまして、提供体制の充実というのが当然これから図られていくと思いますので──これ、なかなか担当部だけで答えが出るような問題ではないんだと思うんですよね。特に教育ともまたがっていますし。ただ、一方で、先ほど申し上げましたように、今、子どもたちを取り巻く環境が厳しく、安全が脅かされている時代ですので、やはりここは市としてもきちんと対応を、根本的な改善策を考えていっていただきたいというふうに思っています。  その先なんですけれども、一方で、放課後児童支援員の方の雇用が難しいということで、今回、委託というのが示されてきているところです。これは市長が3月に施政方針で述べられたところからスタートしているのかなというふうに思っています。で、まず最初に確認なんですけれども、今回の経過の中に示されているものは、今、どの学童も直営でやっているわけですが、直営の学童については延長保育を全く実施しないし、また、放課後児童支援員の配置も変更しないということでよろしかったんでしょうか。 224 ◯議長(富田竜馬君) 児童青少年課長。 225 ◯児童青少年課長(新妻理成君) 直営についての運営はどのように考えているのかというところでございます。
     直営に関しましては、やはり当初の延長育成につきましては人員体制を整えることが難しいというところがございますので、直営の学童保育所におきましては、延長育成については行うことが難しいというふうに考えているところでございます。したがいまして、運営につきましては、これまでと同様の運営を行うということを想定しているところでございます。  以上でございます。 226 ◯議長(富田竜馬君) 間宮議員。 227 ◯4番(間宮美季君) そうすると、15対1という児童に対する支援員の方の割合も直営のほうは変わらないということで理解をしました。  それで、一方で委託のほうについては、私は壇上でも申し上げたんですけれども、やはり1人の支援員の方が見るお子さんの数がふえていけば、当然、目配りが薄らいでいくわけですよね。例えば、過去、本村小学校などを例に挙げて、所舎と校庭が離れている、そういう学童ありますねと。これ、白石議員と当時の部長とのやりとりなわけなんですけれども、例えば所舎から校庭に移動するときなんかもリスクがあるのではないですかということを議論しているときに、うちの市では国基準を上回って15対1にすることによって安全性を図っていますよというような御答弁もありました。要するに、先ほどの御答弁では、他の自治体で20対1で十分安全でやっていますというような御答弁でしたけれども、私はそれは考え方が違うのではないかと。我が市は、20対1というのはこれまでもあったけれども、でも、あえて15対1でやってきたと。それは、子どもたちの安全を考えたからこういった基準を、内規ですけれども、守ってやってきているということなんだと思うんですけれども、なぜあえて20対1というふうに変えるのでしょうか、伺います。 228 ◯議長(富田竜馬君) 児童青少年課長。 229 ◯児童青少年課長(新妻理成君) 20対1の運営についてでございますけれども、都内の多数の市におきましても、児童20名に対して職員1名という体制におきまして問題なく運営が行われている状況もございます。東久留米市におきましても、民間活力を導入する学童保育所におきましては、児童20名に対して1名の職員によりまして問題なく運営を行えるものというふうに考えているところで、今回、民間活力を導入する学童保育所におきましては、児童20名に対して1名の職員という形での運営を行わせていただきたいというふうにお示しているところでございます。  以上でございます。 230 ◯議長(富田竜馬君) 間宮議員。 231 ◯4番(間宮美季君) いや、だから、今言っているように、他の自治体は関係ないんですね。他の自治体がそういうふうになさっているのはわかりました。でも、我が市は、子どもたちのことを考えてこれまで15対1で来ているんですよ。なぜそこをあえて変える必要があるんですか。その理由を教えてください。 232 ◯議長(富田竜馬君) 子ども家庭部長。 233 ◯子ども家庭部長(坂東正樹君) 今回の運営方針の検討に当たりまして、1つは、先ほど申し上げていた雇用の関係がございます。もう1つ、延長育成の実現といった側面もございまして、こういったところを考えますと、国基準の形で、先ほど申し上げておりますけれど、他団体の状況も鑑みまして、こういう体制に変えていく必要があるというふうに考えていることから、今回、今後の運営方針としては変更してまいりたいというふうに考えているところでございます。 234 ◯議長(富田竜馬君) 間宮議員。 235 ◯4番(間宮美季君) 今、部長は必要があるという言葉を使われたんですね。今、我が市は他の自治体に比べてもある意味高い水準で15対1を守っていて、それは誇るべきことだと思うんですけれど、なぜそれをあえて、私は保育の質が下がるという言葉を使わせていただきましたけれど、なぜ下げる必要があるというふうに判断されているんですか。 236 ◯議長(富田竜馬君) 子ども家庭部長。 237 ◯子ども家庭部長(坂東正樹君) 先ほど申し上げたとおり、下げるというふうには思ってはございませんけれども、現実的に今、雇用自体が非常に厳しい状況でございまして、当然、今のお話になりますと人数が必要になってまいりますので、配置の基準を変更していくことも含めまして延長育成を実現させていきたいと、こういうふうに考えているところでございます。 238 ◯議長(富田竜馬君) 間宮議員。 239 ◯4番(間宮美季君) 雇用が厳しいので保育の質が下がると。壇上でも申し上げましたけれども、1人の支援員が見る子どもの人数がふえれば、それだけ当然目が行き届かなくなってリスクは高まると。その考え方は違いますか。市はそういう考え方はしていないということでしょうか。 240 ◯議長(富田竜馬君) 子ども家庭部長。 241 ◯子ども家庭部長(坂東正樹君) 先ほど御答弁させていただいているところでございますが、他団体においてもそういった形で行われていることから、そういった形でも対応できるというふうに考えているところでございます。 242 ◯議長(富田竜馬君) 間宮議員。 243 ◯4番(間宮美季君) 我が市は、過去、先ほども引用しましたけれども、2017年の第4回定例会で白石議員がやはり学童保育の質というか、職員配置などについて質疑をしているときに、当時の子ども家庭部長が、「学童保育所の嘱託員等に係る業務につきましては、登録児童数15名に対して嘱託員1名を配置しており、国の配置基準の20対1に比べましても十分な人員配置を維持できていると考えております」と、そういうふうに言っているんですよね。だから、これが今までの我が市の考え方なわけです。子どもたちの安全を守るために、学童保育の質を担保するためには15対1が我が市の学童保育だと。それを今回は、委託を入れることによって、雇用が厳しいから20対1に下げるという、そういう判断をしたということなんでしょうか。 244 ◯議長(富田竜馬君) 子ども家庭部長。 245 ◯子ども家庭部長(坂東正樹君) 雇用が厳しいということではなく、今後の運営を含めまして、そういった基準を国基準のほうで直していきたいと、そういうふうに考えているところでございます。 246 ◯議長(富田竜馬君) 間宮議員。 247 ◯4番(間宮美季君) ちょっとかみ合わないんですけれど、これ、当然、今、基準を下げるということは、質を上げる話ではなく質が下がる話をしているわけですよね。今後の運営を考えてというふうにおっしゃっていますけれども、私は、第一にやはり子どもの安全、学童保育の質を重視して──今は委託賛成・反対ということではないですよ。私は考え方いろいろ持っていますけれど、今の状況は学童の質をどう市が考えるかということなんですよね。今まで15対1で質を担保してきますと言ってきたものを、ここで、内部の議論はあったのかもしれませんけれども、いとも簡単に20対1にしますということを、今、子ども家庭部は方針として出してきていると。これ、おかしいのではないですか。子どもたちの安全を後回しにして、それでいいんですか。 248 ◯議長(富田竜馬君) 子ども家庭部長。 249 ◯子ども家庭部長(坂東正樹君) 決して子どもたちの安全をないがしろにしているという思いはないわけでございます。当然、今まで15対1といった基準、国基準よりも厚い状況で運営をしてきたわけでございます。だから、先ほど申し上げておりますとおり、国基準の中で多くの団体でも適正な学童の育成という形が行われているところもございます。そういったところを踏まえまして、担当部としては、今後の方針としてそういった形を、特に延長保育を実現していく業務委託の部分に関しまして、まずは20対1の基準で行ってまいりたいという考え方でございます。 250 ◯議長(富田竜馬君) 間宮議員。 251 ◯4番(間宮美季君) 今の話を聞いていると、延長保育をするためには20対1にしないとできないとおっしゃっているということなんでしょうか。そういうことでしょうか。15対1で試してみたわけではないということですよね、今のお話だと。しかも、この間の議論でいうと、民間のノウハウを持つと、市では難しいけれども、職員の方の採用はさまざまな方策を用いて、アイデアを用いて確実にできるんだと。であれば、当然、我が市の学童保育は15対1でやってきていて、ほかの学童もそれでやるんですから、やるべきではないですか。ちょっとそこは、なぜそこが急に20対1になるのかよくわからないんですよね。再考は求めたいと思うんですが、ちなみに、これまで障害児に臨時職員を1名配置していますけれど、今回、ここは委託にした場合は変えるんでしょうか。 252 ◯議長(富田竜馬君) 児童青少年課長。 253 ◯児童青少年課長(新妻理成君) 障害をお持ちのお子様などにつきましては、やはり一定のそういった配慮といいますか、見守りの体制等は必要だというふうに考えておりますので、運営につきましてこれまでと同じような形で引き続きしたいと考えております。そういったところに対応するような人員につきましては、引き続き同様に対応していきたいと考えているところでございます。  以上でございます。 254 ◯議長(富田竜馬君) 間宮議員。 255 ◯4番(間宮美季君) わかりました。それで、1つは、今、いろいろ議論していますけれども、本当にこの延長保育が、今まだ、経過なので、具体的にどうなるのかというのははっきりわからないんですね、実は。例えば延長保育したときの保育料はどうなるのかとか、そういったことは何も示されてないんですね。さっき壇上での質問への答弁では、「この定例会で御意見をいただいたら、それを含めて検討させていただきます」というふうに、運営方針(案)、出してもいないのに、もう9月には補正だという話なんですよね。これ、今、例えば本当に市がどういう考えを持っているのか全く示されていないのに、こんなやり方ってありですか。議会軽視ではないんですか。改めて伺いますけれど、議会はいつこの方針(案)を見て、次の方針を見て、しかも実施計画を見て、で、議論すればいいのですか、伺います。 256 ◯議長(富田竜馬君) 児童青少年課長。 257 ◯児童青少年課長(新妻理成君) スケジュールについてでございますけれども……(「スケジュールじゃないんですけど」の声あり)あ、スケジュールではございません。失礼いたしました。   ─────── ◇ ─────── 258 ◯議長(富田竜馬君) 暫時休憩します。       午後 1時41分休憩       午後 1時41分開議 259 ◯議長(富田竜馬君) 休憩を閉じて再開いたします。   ─────── ◇ ─────── 260 ◯議長(富田竜馬君) 児童青少年課長。 261 ◯児童青少年課長(新妻理成君) お時間頂戴いたしまして申しわけございませんでした。  今回、6月末に今後の東久留米市立学童保育所の運営方針(案)を策定させていただきまして、その運営方針(案)につきましては、子ども家庭部におきまして整理させていただいた検討状況に基づきまして策定していきたいというふうに考えているというところでございます。子ども家庭部の検討につきましては、この定例会におきまして御意見等いただきましたら、それを含めさせていただきまして運営方針(案)の検討をさせていただきたいと思っております。そして運営方針(案)の策定を行っていきたいというふうに考えておりますので、そういったところでいただきました御意見につきまして検討させていただきたいというふうに考えているところでございます。  以上でございます。   ─────── ◇ ─────── 262 ◯議長(富田竜馬君) 暫時休憩します。       午後 1時42分休憩       午後 1時42分開議 263 ◯議長(富田竜馬君) 休憩を閉じて再開いたします。   ─────── ◇ ─────── 264 ◯議長(富田竜馬君) 子ども家庭部長。 265 ◯子ども家庭部長(坂東正樹君) 運営方針(案)につきましては、6月末に案として策定をする予定というか、していきたいというふうに考えてございます。その後、今回、担当部のほうでは検討状況ということで情報提供させていただいたところではございますが、この案につきまして、現在、パブリックコメントも検討してございますけれども、それを含めまして決定というか、方針の(案)を取った形のものを9月前に御報告をさせていただきたいと、こういうふうに考えているところでございます。 266 ◯議長(富田竜馬君) 間宮議員。 267 ◯4番(間宮美季君) ちょっと待ってください。9月の前にいただいても、もう9月、補正出すと。実施計画も出すっておっしゃっていますよね。私たちは、もう計画決まってから意見言って、何かそれで変わるとか、そういうことをおっしゃっているんですか。ちょっとこういう進め方、市長、おかしくないですか。これ、議会軽視って言いませんか。そもそもこれ、施政方針で市長が言った話で、計画行政としておかしいのではないですか。もうどこの段階で出さなければ議会で議論ができないってわかっていてやっているのではないんですか。 268 ◯議長(富田竜馬君) 市長。 269 ◯市長(並木克巳君) 議会からの意見という部分においては、先ほど担当がお示しさせていただいているような中で意見を賜っていきたいということはお答えさせていただいております。一旦、市民の皆様にもお声をいただく機会というものは踏まえて、案というものから正規に計画は進めていくわけでありますけれども、いずれにしましても、そういった(案)が取れて計画になったときの担当からの丁寧な説明というものはしっかりさせていきたいというふうに思いますけれども、9月に向けましてその計画というものは確定をさせていただきたいというふうに思っております。 270 ◯議長(富田竜馬君) 間宮議員。 271 ◯4番(間宮美季君) 市長、それは、議会の意見はもう聞かないということをおっしゃっているのと等しいですよね。だって、案はまだ出てないんですよ。案さえも見てないんですよ。でも、9月には補正、決定を出すと。これ、議会軽視以外の何物でもないですよ。こんなやり方は、私、認められませんけれど、きちんと──今、どういう形、例えば料金どうなのかとか、そういった財政規模も全く示されていないのに、こんな計画、認められませんよ。いかがですか。おかしいですよ。   ─────── ◇ ─────── 272 ◯議長(富田竜馬君) 暫時休憩します。       午後 1時45分休憩       午後 1時49分開議 273 ◯議長(富田竜馬君) 休憩を閉じて再開いたします。   ─────── ◇ ─────── 274 ◯議長(富田竜馬君) ここで休憩いたします。  再開は追って連絡します。       午後 1時49分休憩       午後 4時50分開議 275 ◯議長(富田竜馬君) 休憩を閉じて再開いたします。   ─────── ◇ ─────── 276 ◯議長(富田竜馬君) ここでお諮りいたします。間もなく定刻の午後5時になります。会議時間を延長したいと思いますが、これに御異議ございませんか。      (「異議なし」の声あり) 277 ◯議長(富田竜馬君) 異議なしと認め、会議時間を延長いたします。  子ども家庭部長。 278 ◯子ども家庭部長(坂東正樹君) このたびはお時間をいただき、申しわけございませんでした。  今後の学童保育所の運営方針に関する検討状況についての中でお示しさせていただきました今後のスケジュールでは、議会において運営方針(案)の議論ができないとの御指摘をいただきました。御指摘いただいたことは重く受け止め、今議会中に議論がいただけるよう、方針(案)をお示しさせていただきたいと思います。  今後は、このたびのことを踏まえ、丁寧な行政事務に努めてまいります。大変申しわけございませんでした。 279 ◯議長(富田竜馬君) 間宮議員。 280 ◯4番(間宮美季君) 議会側から指摘されたから案を出すというふうなお話でした。でも、これは本当に並木市長にはきちんと考えていただきたいんですけれども、これまでも何回も私は指摘してきました。議会はやはり議論をする場というものが保障されなければ、その役割を果たすことができません。ここは本当に、今、部長からありましたけれども、こういったやり方については改めていただきたいと強く申し入れし、これ、きちんと案というものを出していただくということで議論はさせていただきたいというふうに思います。 281 ◯議長(富田竜馬君) 以上をもって間宮議員の一般質問を終了します。  次に、「市行政について」、「教育行政について」と題して、佐藤一郎議員から行います。  佐藤議員。     〔19番(佐藤一郎君)登壇〕 282 ◯19番(佐藤一郎君) 未来政策フォーラムの佐藤一郎でございます。さきの4月に行われました東久留米市議会議員選挙におきまして多くの皆様の御支援をいただきまして、三たびこの東久留米市議会に議席をいただくことができました。  今回、私、佐藤一郎はこの東久留米市議会に必要な人間なんだ、頑張れ、一生懸命やれというふうな結果だったのかなというふうに思いますので、一生懸命頑張らせてもらいたいというふうに思っておるんですけれども、私、選挙の疲れが出たのかどうかわかりませんが、ちょっと数日前から体調を崩しておりまして、議長の御了解を得まして自席に水を用意させていただきましたことをどうか御容赦願いたいというふうに思っております。このような状況ですので、壇上の質問、そして再質問も簡潔にさせていただきたいと思いますので、よろしくお願いいたします。  以上申し上げまして、本来でしたら、私、この選挙の間にさまざま、選挙とは何なのか、議員とは何なのか、政党とは何か、あるいは議会とはどうあるべきなのか、そのようなことをこの場で申し上げようと思っていたんですけれども、次の議会にさせていただきたいというふうに思っておりますので、御容赦ください。  それでは、通告に従いまして今任期最初の一般質問をさせていただきたいと思います。  1、市行政について。  (1)第5次長期総合計画について質問いたします。  今議会前に、次期長期総合計画の策定に当たりましての人口及び財政フレームの推計に関する資料の提供を受けました。これまでの市側の御説明では、この財政フレームを踏まえて実施計画を策定するかどうかの判断をするとのことでございました。今後、どのように進めていくのかお伺いいたします。  (2)としまして、デマンド型交通について質問いたします。  本年2月に市の考え方として取りまとめられました東久留米市デマンド型交通の実験運行に向けた運営方針に示されましたスケジュールに基づき、1回目の地域公共交通会議が5月27日に開催されたことは承知しております。2回目の会議からは運営項目について協議がされるとのことですが、さまざまな意見が出てきた場合に、来年3月からの実験運行開始に向け、タイトなスケジュールだと思いますけれども、どこまで反映することができるのかお伺いいたします。  (3)自転車等駐車場についてお伺いいたします。
     現在、駅周辺の恒久的な自転車等駐車場の確保に向けて市は事業を進めていますが、その進捗状況をお伺いいたします。  (4)人事行政について2点質問いたします。  1点目は、会計年度任用職員制度について質問いたします。会計年度任用職員制度は来年4月より導入されることになっておりますが、本制度の内容と導入に向けましたスケジュールについてお伺いいたします。  2点目は、人事評価制度について質問いたします。ことしから管理職、一般職ともに評価結果の昇給反映と勤勉手当への反映を実施することになっていますが、この人事評価の実施状況についてお伺いいたします。  大きい2番、教育行政について。  (1)タブレット型端末導入後の活用状況についてを質問いたします。  昨年度、本市の小中学校全校にタブレット型端末が導入されました。各学校で教育活動に積極的に活用していると思いますが、その活用状況についてお伺いいたします。  以上が私の壇上での質問となります。御答弁をいただきました後に、若干でございますが、再質問させていただきますので、よろしくお願いします。 283 ◯議長(富田竜馬君) 企画経営室長。 284 ◯企画経営室長(土屋健治君) 市行政についての1点目、第5次長期総合計画に関する御質問にお答えさせていただきます。  過日御配付いたしました財政推計によりますと、その収支は、人口構成の変化を大きな要因として徐々にマイナス幅が広がり、計画の終期である令和12年度では13億円を超える歳出超過になる見込みとなっております。10年前に現行の第4次長期総合計画の策定に当たり行いました財政推計では、費目ごとの見込みにおいて、今回と全く同じ考え方を用いたわけではございませんが、やはり毎年度10億円前後の歳出超過になる見込みとなっていたわけでございます。  こうした状況につきましては、基本構想審議会及び庁内に設置しております策定委員会において共通の認識に立っているところでございますけれども、実施計画策定の考え方につきましては、今後、基本計画の具体的な検討に入ることしじゅうをめどに議論を詰め、方向性を定めてまいりたいと考えております。  以上でございます。 285 ◯議長(富田竜馬君) 都市建設部長。 286 ◯都市建設部長(小原延之君) 市行政についての2点目、デマンド型交通についてお答えいたします。  令和2年3月からの東久留米市デマンド型交通の実験運行開始に向けましては、平成31年4月9日付、東久留米市地域公共交通会議設置要綱整備により当該公共交通会議を設置し、5月27日(月曜日)午後2時から市役所7階702会議室において第1回東久留米市地域公共交通会議を開催いたしました。  当会議では、委嘱状・任命状の交付後、会長の選出をいただいた後、議事が進められ、会議の運営方法について説明し、御議論をいただいた後、承認されております。  東久留米市デマンド型交通の実験運行に向けた運営方針については、取りまとめに当たっての市の考え方を説明させていただきました。  今後の会議では、運営方針に示されている運営項目について協議していただく中でさまざまな御意見をいただくことと思いますが、担当といたしましては、これから御協議いただく運営方針につきましては改めて丁寧に説明し、御理解いただけるよう努めてまいります。  なお、運行計画の取りまとめに向けた当会議における議決方法は、要綱第5の6の規定により出席した委員の過半数をもって決し、可否同数のときは会長の決するところによると規定されております。  次に3点目、自転車等駐車場についてお答えいたします。  駅周辺の恒久的な自転車等駐車場の確保に向けては、平成29年12月に東久留米市自転車等放置防止対策審議会からいただきました恒久的な自転車等駐車場の確保についての答申を十分に尊重し、整備計画(素案)として取りまとめ、広報等で広く市民の皆様にお知らせするとともに、パブリックコメントを実施した上で、平成30年3月に東久留米市駅周辺自転車等駐車場整備計画を策定いたしました。  現在、本計画を踏まえ、令和3年度からの駅西側の自転車等駐車場の整備着手に向け取り組んでおり、当該自転車等駐車場整備事業の施行に向け、昨年度、東村山都市計画駐車場である東久留米駅西口第1及び第2自転車駐車場として都市計画決定いたしました。  本年度は、事業認可の取得や、来年度(令和2年度)2カ所の駐車場用地の取得に向け、国や都の交付金等の準備などの取り組みを順次進めているところでございます。  これら自転車等駐車場の整備事業に係る費用については、市の財政状況を見据え、特定財源として国の交付金や都の補助金を活用するとともに、都市計画税充当事業として進めていくこととしております。また、当該整備事業を進めることは、借地による駐車場用地の土地賃借料の一定の経費の縮減、駐車場の土地の返還と施設の開設によりその都度発生していった臨時的な歳出を抑制することが可能となり、結果、財政負担の軽減が図れるものと考えております。  また、事業運営手法については、昨年度、東久留米市PFI等手法導入優先的検討規程に従い、調査や簡易な検討を進め、東久留米市公共施設マネジメント推進委員会に諮るなどの庁内調整を行い、当該整備事業は、民間事業者によるPFI等手法を導入する効果が見込まれるものとし、本年度、さらに専門的な外部コンサルタントを活用し詳細な検討を進め、よりよい事業手法を決定してまいりたいと考えております。  今後も庁内調整を行いながら、計画的に都市計画駐車場の整備を進めてまいります。  以上でございます。 287 ◯議長(富田竜馬君) 総務部長。 288 ◯総務部長佐々木弘治君) 続きまして、人事行政について、まず会計年度任用職員制度についてでございますが、地方公務員法及び地方自治法の一部を改正する法律が平成29年5月に公布されたことを受け、会計年度任用職員の任用等に関する規定を整備し、特別職非常勤職員の任用及び臨時的任用職員の適正な任用を確保し、あわせて期末手当の支給が可能となったことを含め、会計年度任用職員に対する給付などについての制度整備を図り、令和2年4月1日から施行されるものでございます。また、会計年度任用職員制度への移行に当たっては、法改正の趣旨にのっとり、不利益が生じることなく適正な勤務条件の確保を行うこととされております。  既に東京都においては臨時職員制度を廃止し、改正地方公務員法第22条の2第1項第1号に基づくパートタイムの会計年度任用職員制度を導入することとしております。  本市におきましても、改正法の趣旨にのっとり、東京都準拠を基本として制度の整備を進めてきており、会計年度任用職員については、一般職の非常勤として1会計年度を超えない範囲で任用することとし、地方公務員法の適用を受けることとなります。また、会計年度任用職員には、報酬のほか費用弁償、期末手当などを支給することとし、このほか休暇等の規定についても整備いたします。制度移行に向けたスケジュールにつきましては、今議会において御提案をしております条例がお認めいただけましたら、会計年度任用職員制度について庁内周知を図るなどして、来年4月からの制度実施に向けて準備を進めてまいりたいと考えております。  続きまして、人事評価制度の実施状況についてでございます。  人事評価制度につきましては、能力・実績主義の人事管理へと本制度を活用させていくことで、各職員の主体的な職務遂行及びより高い能力を有する職員の育成を行うとともに、組織全体の士気高揚を促し、公務能率の向上、さらには市民サービスの向上へとつながっていくものと考えております。これまで、管理職、一般職の人事評価を本格実施いたしまして、評価結果の昇給反映や勤勉手当への反映を段階的に行ってきたところであり、評価結果の一般職への昇給反映を今年度から実施することで完遂いたします。  今後も、制度を運営していくに当たっては、評価結果や反映手法等については検証を行い、必要に応じ見直しを行いながら活用していくことで、より一層の人材育成につなげてまいりたいと考えております。  以上でございます。 289 ◯議長(富田竜馬君) 教育部参事。 290 ◯教育部参事(椿田克之君) 教育行政について、(1)タブレット型端末導入後の活用状況についての質問にお答えします。  本市では、昨年度、教育用パソコンをデスクトップ型からタブレット型端末に変更し、1校当たり45台を整備しました。現在、各学校の学習活動で積極的に活用しているとの報告を受けております。  今年度、本村小学校が教育委員会の指定する研究推進校として2年目を迎えており、プログラミング教育についての研究を進めております。また、市内各小中学校の教員に対して校内研修を公開し、より効果的な活用方法についての協議を行う方向で調整しております。  全ての教員がタブレット型端末を効果的に活用して、子どもたちの学びの可能性を一層広げていくことができるよう、引き続き教育委員会として積極的な支援を図ってまいります。  以上でございます。 291 ◯議長(富田竜馬君) 佐藤議員。 292 ◯19番(佐藤一郎君) 御答弁ありがとうございます。少し順不同になると思いますが、若干再質問させていただきます。  まず最初に教育のところなんですけれども、実は私、議員になって毎年のように行っているのが「NEW EDUCATION EXPO」というのがありまして、今やっていまして、きのう、きょう、あしたというふうに今週もやっております。私、ほぼ毎年行っているんですが、一応あしたも予約をしておりまして、セミナーなんか行こうかなと思っていて、体調がよければあした行くように予定はしております。行くたびにいろんな発見といいますか、いろんな他の先進市といいますか、以前でしたらフューチャースクールの取り組みですとか、そういったものを見て、とても参考になるなというふうに、早くうちの市でもこのような先進的な取り組みができるようになってくれればいいななんていうことを思いながらいつも行っていたんですけれども、とりあえず今回、各学校に45台を整備されたと。タブレットPCの導入がありまして少しは改善されていっているのかなと思いますけれども、まだまだこれからさらに進めていこうというふうに考える場合にはさまざまなことが考えられるんですね。  例えば、前にお邪魔していていろいろ課題というのが──例えばですけれども、無線LANを校舎内全部に飛ばすですとか、あるいは1人1台タブレットなんていう時代が私はもうそう遠くない時期には来るとは思うんですが、そうなると、充電をしておく、そういった電気の容量の関係ですとか、おそらくこれから、今話題にもなっております体育館のエアコンですとかそういったことも考えますと、やはり大規模改修のときからひょっとしたらそういったものの準備はしておかなければいけないのではないのかなというふうなことも考えております。  さまざまなことを考えて準備をしなければいけない。ただ、そうなることによって大きなメリットもあると思うのは、先日もほかの議員から「置き勉」という話がございまして、そういったものがおそらくなくなっていくのではないのかなと。おそらくもうあと10数年もすれば、子どもたちはタブレットとルーズリーフと筆箱と体操着だけ持って学校に行くような姿になってくる。もうランドセルなんかはなくて。そういったような学校生活になるのではないのかな、なっていけばいいなというふうにも思っているんですけれども、そのためには、やはりさまざまな準備も必要になってくるのではないのかなというふうに思っております。  今、御答弁にもございましたが、全ての教員がタブレット端末を効果的に活用してということ、おそらく教員の中でも実際導入されたときにタブレット端末にさわったことがないという方がいらっしゃったのかなと思います。ただ、私も今、家にありますけれども、うちの子どもたちも普通に使っています。これ、簡単なんですよね。使いやすいというのが、先生もおそらく初めて使っても使いやすいし、子どもたちにも教えやすい、そういうメリットもあるんだろうなと思うので、ある程度、先生たちも抵抗なく使えるようになるであろうし、教えるのにも十分に活用できるだろうなというふうに想像できます。  私、すみません、ちょっと話が横に飛ぶんですけれども、1校当たり45台整備されたということでございます。今、実はこの議場の人数をよく数えてみると45人ぐらいだなと私は思うんですけれども、これは議会の話でもあるんですが、やはりタブレットを議会にも導入してもいいのではないのかなと。各学校にタブレットを導入しているわけですから、それほど大きな市民の反対意見というのがあるのかどうかわかりませんけれども、議会の話でもあるので、それは私も議会の中では提案してまいりますが、例えば部長あるいはいつもいらっしゃる総務課長まででもいいかもしれませんが、タブレットをお互いに持ち合って議事を進めるというのもいいのではないのかなというふうに思うんです。どういったメリットが考えられるかといいますと、例えば、今議会でもよくありました資料要求なんかの場合に暫時休憩をして資料が渡されますけれども、そんなことをせずに、議長が「資料を配付してください」と言えば、事務局のほうでボタン一つですぐくれる。休憩の必要もなしというのもありますし、最近よくあると言ってはいけないんですけれども、例えば議案にミスがあった場合ですとか、そういった場合もすぐ訂正もできるということもありますし、もちろん、例えばですけれども、予算書なんかもその中に入っていて、いつでも持ち歩ける。で、さまざま、あの予算どうなっていたかなとか、すぐ見られる。そのように非常に有効的に使えるのではないのかなというふうに思うんです。  ただ、議会は議会として、これは行政の方と同じものを持っていなければ、両方で持っていないと意味のないことになりますので、その辺は私はぜひとも行政のほうでも考えてもらいたいなというふうに思いますので、よろしくお願いいたします。これは質問ではないので結構なんですが、私はぜひそういったものをこれからも進めていければいいのかなというふうに思っております。  1つには、先ほど全ての教員がというところで申し上げたんですが、私、なぜ今回申し上げたかというと、ひょっとしたら、この前までの議員構成ですと、こういったタブレットにちょっと抵抗のある方もいらっしゃったのかなというふうにも思いますが、今、この議員構成、ふと見ますと、おそらく抵抗なく皆さん使えるのではないのかなというふうに思いますので、ぜひそういったものも、今後、話し合いの中でやっていければいいのかなというふうに思っております。  すみません、長くなりましたが、再質問なんですが、さまざま活用されていると思いますが、市内の小中学校でタブレット端末をこれまで利用して授業が行われていると思いますが、事例などもしあれば御紹介してもらえればと思います。よろしくお願いします。 293 ◯議長(富田竜馬君) 教育部参事。 294 ◯教育部参事(椿田克之君) 市内の小中学校でタブレット型端末を利用して授業を行った事例があれば紹介してほしいということの質問についてお答えいたします。  小学校におかれましては、例えば2年生の生活科の学習の中で校内の「春」を探す学習があります。そのときに、春を感じさせる写真をタブレット型端末で撮影して、子ども同士でその写真を見合いながら意見交換をする活動を行っております。  また、4年生の図工では、教室の外にタブレット型端末を持ち出し、校内のさまざまな写真を撮って、それを一つの作品にまとめたという活動をしたと聞いております。  また、5年生の理科では、タブレット型端末で雲の動きを動画で確認し、その後、実際に校庭に出て雲を見て、観察をして理解を深める学習に活用したということを聞いております。  中学校では、修学旅行のまとめの時間に、タブレット型端末を利用して写真や動画を織りまぜながら、見聞きした文化財の紹介をし合った学習をしたと聞いております。  また、小学校でも中学校でも、体育の授業中ですけれども、一人一人、自分の体の動きを動画で撮影して、自分の走り方、ボールの投げ方、その体の動きを実際に自分で見ながら改善に役立てた学習を行ったという事例がございます。  このような各学校で取り組んでいる事例につきましても、今後、いろいろな学校に紹介していきたいと思っております。  以上でございます。 295 ◯議長(富田竜馬君) 佐藤議員。 296 ◯19番(佐藤一郎君) さまざまな活用をされているということでございます。非常にいいことだなと思いますが、私、特に先ほど申し上げました「NEW EDUCATION EXPO」に行った際にもすごく見てよかったなと思うのが、たしか体育の授業で前転だったと思うんですが、なかなかうまくできない子がいて、そういった子がなぜできないのかというのを動画で撮って、それを実際に見せてとか、そういったのがその場ですぐできる。体育の授業にすごい活用していたのが印象的だったなと思うんです。そういった面でもすごく役立っているのではないのかなというふうに思いましたので、今後もそうやっていろんな活用方法があると思いますので、これは全校でさまざまな例は共有してもらって活用してもらえればなと思いますので、よろしくお願いいたします。  次に、人事行政についてから行きたいと思います。人事行政について、会計年度任用職員なんですが、臨時職員ですとか嘱託員というのがこれからは会計年度任用職員という制度になってくるんだろうなというふうに思いますが、御説明では、報酬ですとか費用弁償ですとか期末手当も支給されるということでございます。これですと、やはり人件費の負担がどうなってくるのかなということは気になるところでございますが、その辺に関しての御見解をお伺いいたします。 297 ◯議長(富田竜馬君) 職員課長。 298 ◯職員課長(道辻正信君) 会計年度任用職員制度への移行に伴う人件費負担についての御質問でございます。  本制度に移行することにより、これまで物件費として計上しておりました臨時職員の賃金は、報酬として人件費に含まれてくることになります。また、会計年度任用職員には、報酬、費用弁償に加え、期末手当を支給することとなりますので、人件費総体は増加するものと考えております。 299 ◯議長(富田竜馬君) 佐藤議員。 300 ◯19番(佐藤一郎君) なるほど。そもそも物件費から人件費に変わる。それでふえるというんでしょうけれども、それはもちろんなんですが、期末手当ということでふえるということですので、そこはふえていくんだろうなというふうに思います。  またもう1つ、会計年度任用職員の制度に移行しますと、人事評価の対象ということにもなってくるということでございますが、人事評価というのはちょっとよくわからない。今、質問でしましたけれども、正規職員に実施している人事評価の制度と同じようなものなのか、どのような内容になるのか。またもう1つ、誰が評価するのか。また、評価結果はどのように活用していくのかと。以上3点、お聞きしたいと思いますが。 301 ◯議長(富田竜馬君) 職員課長。 302 ◯職員課長(道辻正信君) 会計年度任用職員に対する人事評価についてであります。  会計年度任用職員制度では、会計年度任用職員は人事評価の対象となります。実施方法につきましては、正規の職員に対する人事評価とは別に、会計年度任用職員に対する人事評価制度を構築し、実施していくことになります。  評価者については管理職を想定しておりますけれども、また、人事評価の結果につきましては、再度の任用における能力実証などにおいて活用してまいりたいというふうに考えております。 303 ◯議長(富田竜馬君) 佐藤議員。 304 ◯19番(佐藤一郎君) なるほど。わかりました。では、例えばなんですけれど、今、学童なんかやっておりますけれども、嘱託員が大勢いらっしゃいますが、そういった場合なんかは一義的にはやはり児童青少年課長がされるということになるという理解でよろしいでしょうか。 305 ◯議長(富田竜馬君) 職員課長。 306 ◯職員課長(道辻正信君) 会計年度任用職員が任用されている所属の長が評価していくものと考えております。 307 ◯議長(富田竜馬君) 佐藤議員。 308 ◯19番(佐藤一郎君) はい、わかりました。  あと、すみません、次、少し変わりまして、人事評価のところに行くんですけれども、人事評価制度で、ことしから管理職と一般職ともに評価結果の昇給反映、それと勤勉手当への反映を実施するということになりましたが、もうその結果というのが出ているとは思うんですけれども、その結果、どのようなものになっているのかということをお伺いいたします。 309 ◯議長(富田竜馬君) 職員課長。 310 ◯職員課長(道辻正信君) 人事評価制度における人事評価結果についての御質問です。  人事評価の結果については、本年度より、管理職、一般職ともに評価結果の昇給への反映、勤勉手当への反映を実施いたします。  評価結果の反映状況でありますが、管理職の昇給反映につきましては東京都の制度を参考にするもので、その結果については、分布率を、最上位、上位合わせて20%以内としておりますので、この範囲内で評価結果を反映いたしました。また、勤勉手当への反映につきましても東京都の制度を参考とし、分布率を、最上位、上位合わせて30%以内としており、この範囲内で評価結果を反映しております。  次に、一般職への昇給反映についてでありますが、こちらも東京都を参考にする中で、分布率を、最上位、上位合わせて20%以内とし、この範囲内で評価結果を反映いたしました。また、勤勉手当への反映につきましても、分布率を、最上位、上位合わせて30%以内としており、この範囲内で評価結果を反映したところでございます。 311 ◯議長(富田竜馬君) 佐藤議員。 312 ◯19番(佐藤一郎君) はい、承知いたしました。もう少しいろいろ聞きたいこともあるんですけれども、今議会、多くの議員が職員の定数のことを質問されておりましたので、私も少し気になるところでございますが、初日の、これ、職員の定数と直接関係があるというよりは、どちらかというと残業代を少なくするとか、働き方改革とか、あるいは適正な職員の配置ですとか、そういったものにつながるのではないのかなというふうに思って、以前から私はRPAというものをやったらいいのではないのかなというふうに思っておりまして、選挙の公報にも書かせてもらったんですけれども、ちょっとびっくりしたことに今回そういうのが始まるようだというようなことが御答弁で出たので、もう少し詳しくお聞きしたいと思うんですよね。  財務会計システムにRPAを導入するというようなことらしいのですが、財務データの自動作成ですとか自動照合などの作業時間が、試算値ではありますけれども、50%程度削減されるということでございます。私、以前もこういったことを申し上げたと思うんですね、一般質問で。例えば50%削減できたということは、では、その作業に一体何時間かかるんだというのをはからなければわからないわけですよね。そういったものを今後おそらく、ほかに取り組んでいくかちょっとわからないんですけれど、これからもこういったものをどんどん進めるべきだと思うんですが、その際にはある程度事務量というんですかね、この事務にはどれぐらいの時間がかかっているというのをはかってやってもらいたいなと思うんですが、とりあえず、すみません、この財務会計システムの内容というんですかね、具体的にどういったものなのかをお伺いいたします。 313 ◯議長(富田竜馬君) 情報管理課長。 314 ◯情報管理課長(保木本健一君) 他の議員にもお答えいたしましたとおり、財務会計システムへRPAを導入した場合、ベンダーの試算では、財務データの自動作成や自動照合などで作業時間の50%削減が可能との提案がございました。これは、ベンダーが他団体で実証実験を行った結果に基づくものでございます。  現在、検討を考えております業務としましては、財務データの自動作成、例えば、エクセルで準備した情報を読み込んで支出命令書などの伝票を自動作成したり、あるいは財務データの自動照合、例えば過去の支払い実績と債権者マスターを照合して不要なデータを整理するなどの業務や、このほかにも、一定の条件のもと定期的に歳出予算差引簿等を所定の場所に自動出力する財務データの自動出力などをRPA導入業務として考えております。さらに、申し上げた例だけではなく、関係課とも調整しながら、単純作業やルーチン作業はRPAによる自動化を広げていけるよう考えております。  以上でございます。 315 ◯議長(富田竜馬君) 佐藤議員。 316 ◯19番(佐藤一郎君) 今後もさらに広げていく方向性を市は持っているということでございます。となると、私、さっき申し上げましたけれども、今現在、この作業は何人でやっているんだと、何時間かかってやっているんだというのを事前にやって、では、この仕事はこれからは1人でできるのではないですか、こっちの仕事は1人でできるのではないですか、では、本当にどうしても人力、マンパワーでないとできない、そこに人を回しましょうとか、そうすることによって残業が削れますよねとか、そういった人事的な配置というんですかね、そういったものをやっていただければなというふうに考えておりますので、これはぜひともよろしくお願いします。  議論の中では、人がいないから人をふやしてくださいですとか、そのような要望が多いように感じますけれど、例えば文書管理システムですとか、そういったものも今取り組んでいらっしゃいますし、そのようなもので工夫をして、そうしていけば、おそらくそれも、部署ごとにそういった作業を多く軽減できる部署と、なかなかそうはいかない部署というのが出てくると思うんですよね。そういうところを見きわめながら、適切な部署に人員を置いていってもらえればというふうに思いますので、この点はよろしくお願いいたします。  次に、第5次長期総合計画についてなんですが、御答弁いただきました。私、御答弁を聞いていて思ったんですが、私、いただきましたし、財政フレームというんでしょうかね、私がもらっているのはたしかこれだけだったと思うんですが、基本構想審議会にもおそらく4月の末ですかね、というようなお話だったと思いますが、に、人口推計ですとか基本構想の検討に当たっての参考基礎資料というのは配付されたという理解でよろしいんでしょうか。 317 ◯議長(富田竜馬君) 企画調整課長。 318 ◯企画調整課長(小堀高広君) 今ほど議員がおっしゃられた資料につきましては、仰せのとおり、4月の基本構想審議会でお示しさせていただいております。 319 ◯議長(富田竜馬君) 佐藤議員。
    320 ◯19番(佐藤一郎君) 以前の企画調整課長の御答弁ですと、第3回目の基本構想審議会で財政フレームをお示しして、その後、審議会での御意見等も参考にしながら最終的な方向性を整理してまいりたいというような御答弁だったんですが、私はどちらかと、それが終わったらすぐにでもどうするんだと、結論を出すのかなと思ったら、1年ぐらい、具体的にことしじゅうをめどに議論を詰めるということで、私が思ったよりは少し時間がかかるものなのかなというふうに思うんですが、要は、審議会へのこの資料の提示の仕方というか、提示をした際に、これらの資料が実施計画を策定する上での重要な資料であって、これをよく見ていただいて実施計画をつくるかどうか判断してくださいと向こうに丸投げするわけではないので、一応、市としての考えをある程度持って、例えば実施計画を作成する、あるいはしないような考えを持っているんですけれども、いかがですかというふうに、それはこの前の中で聞いたのか、あるいは今後、次の審議会でお聞きするのか、それはどっちなんでしょうか。 321 ◯議長(富田竜馬君) 企画調整課長。 322 ◯企画調整課長(小堀高広君) 基本構想審議会は、あくまでも基本構想を御審議いただく場でございます。実施計画につきましては、基本計画のもとにございますいわば行政計画ということでございますので、今後、基本構想が形になってまいりましたころには、基本計画の検討に並行して入っていくことになります。その段におきまして、具体的に今般行いました財政推計を一つ大きな材料に、まずは庁内の策定委員会で議論を十分に詰めた上で、基本構想審議会にも市の見解をお伝えする中で御意見を頂戴してまいりたいと、こういうふうに考えております。 323 ◯議長(富田竜馬君) 佐藤議員。 324 ◯19番(佐藤一郎君) わかりました。ただ、私も思うんですが、正直、あまり見方もよくわからないというか、例えば義務的経費がどれぐらいかかる予定ですよとかいうようなこともあって、大きな枠から考えたら細かい話かもしれません。ただ、例えば義務的経費の内訳の将来見込みなんかを見ますと、先ほど人件費もおそらく総体でふえるであろうというようなあれですけれども、この資料では一応横ばいになっております。そういったさまざまな変動要因もあるとは思いますし、さまざまなこともあるんですけれども、これ、私、思うに、御答弁を拝聴しますと、何か、できるならつくりたくないなと。つくりたくないというか、つくるのは難しいなというような感じに聞こえてしまうんですよね。前回は10億円程度の歳出超過であったと。今回も13億円を超えることが予測されるというようなことを考えると、やはり何かそういったふうな心配なことが多くて、私は何とかつくったほうがいいのではないのかなというふうに思って言っているんですが、この実施計画というのは、私が議員になってからまだ見たことがないわけですね、東久留米市では。大体、他市では基本的に3年ぐらいのものというふうに聞いておりますが、以前、東久留米市にあったときは何年であったのか。で、これから、今後もしつくるとすれば、何年のスパンのものを考えていらっしゃるのかということをお伺いします。 325 ◯議長(富田竜馬君) 企画調整課長。 326 ◯企画調整課長(小堀高広君) 本市におきまして最後に策定されました実施計画は、平成20年度から22年度までを計画期間とするものだったというふうに理解しておりますけれども、今ほど申し上げましたように3カ年を計画期間にしておったわけでございます。  今後ということでございますけれども、これはそれ以前の議論もあるわけでございますが、基本的に、かねて市町村に総合計画の策定が求められたときには、基本構想、基本計画、その下には基本的には3カ年の実施計画ということがございましたので、多くの自治体がこれに倣っているのだろうというふうに考えております。 327 ◯議長(富田竜馬君) 佐藤議員。 328 ◯19番(佐藤一郎君) 基本的には3年というのが一般的だということでございますが、私ね、3年なら、ある程度見越せるのではないのかなというふうに思えてしようがないわけですよね。3年です。難しいといえば難しいのかもしれませんが、今でもありますよね。予定計画事業一覧というものは出してもらっておりますが、大体こういうことをするんだろうなというようなことはわかりますし、実施計画をつくらない場合は一応これをということでございますが、前から言っていますが、ちょっと不十分だなというふうに思っておりますし、この予定計画事業一覧なんですが、前からも、もしつくらない場合はこれをということでありますから、本来でしたらこれの改善を求めていくというのが、これまでもそうでしたけれども、なお一層の工夫をお願いしたいなというふうに思うわけです。  ただ、私はわからないのが、こういうのがないと、3年ですから、例えばですけれど、今もし実施計画があったとしたら、来年度、市制50周年の何か、よくわからないんですが、さまざまなことをされるということで先ほど御答弁があったんですが、少なくともこれには載ってないわけです。この予定計画事業一覧に載ってないんですよ。だから、何をするかまるでわからないということで、少なくとも3年先ぐらいまでのことはある程度ちゃんと載せてもらいたいというふうに思うんですが、それぐらいの、要は、毎年毎年変えているわけですよ。何かそれではあんまり意味がないというふうに思うわけですよね。  例えば、現在の長期総合計画の前期のものを見ますと、いろいろはっきり書いてあるんですよね、これ。コミュニティバスなど地域公共交通の充実、実験運行とか、さまざま書いてありますよ。ここまでとは申しませんけれども、少なくとも3年ぐらい後までには何らかのはっきりしたものを載せてもらえるようにとは思うんですが、それに関しましては御見解はございますでしょうか。 329 ◯議長(富田竜馬君) 企画調整課長。 330 ◯企画調整課長(小堀高広君) かつて実施計画を策定しておりました際にも、3カ年を計画期間としながら、毎年度ローリングは行っておりました。3年間というところで見通せるか、見通せないかということで申し上げますと、スパンで申し上げれば決して長くない期間ではあろうかと思います。見通せないこともないだろうというふうには議員おっしゃるように考えますけれども、実施計画にやはり一番求められますのは事業費の財源的な裏づけということになります。終盤の実施計画には、「計画事業の実現に最大限の努力は図っていきますが、歳入なくして事業なし」、また、「この実施計画の置かれた厳しい現実です」という記述がございます。この時点においても毎年度のローリングが余儀なくされていた状況がうかがえます。短いスパンであっても、予定されているものを議員の方々を初め市民の方々にわかりやすくお伝えするような対応は、引き続き、実施計画の策定の有無も含めて検討してまいる必要はあるかなというふうに思っております。 331 ◯議長(富田竜馬君) 佐藤議員。 332 ◯19番(佐藤一郎君) すみませんけれども、この点に関してもよろしくお願いいたします。  残りまだ時間がございますので、再質問していないものがまだございましたので質問いたします。まず、デマンド型交通について質問いたします。これから2回目、3回目、一応4回までの会議が予定されているということですが、すみません、私、この前、最初だけちょっと傍聴に行っていたんですけれど、全部は見られなかったのでちょっとよくわからないんですけれども、協議の事項ですね、運営方針に星マークがついているものが一応協議することになっていますが、ひょっとしたらそれ以外のものがあったのかとか、どのような事項について協議を今後行っていくのかということをお伺いいたします。 333 ◯議長(富田竜馬君) 道路計画課長。 334 ◯道路計画課長(武内浩司君) 5月27日に1回目の地域公共交通会議を開催させていただきました。会議では、会議の運営方法について、こちらと、市で取りまとめました東久留米市デマンド型交通の実験運行に向けた運営方針、こちらの内容についてを御説明させていただきました。その後、1回目の会議の中で委員の方からもお話がありまして、この運営方針に定めております運営項目、こちら、運行方式、市の考え方は乗合方式となっておりますが、この項目から順次、会議の場で議論したらどうかという御意見をいただいているところではございます。  以上でございます。 335 ◯議長(富田竜馬君) 佐藤議員。 336 ◯19番(佐藤一郎君) そうですね。さまざまな意見も出てくると思いますし、私は時間がちょっとタイトではないのかなというふうに思っているんですけれども、その中でも取り入れられるものはできるだけ取り入れてもらって、いい会議になって、おそらくスタートから万全ということはなかなか難しいと思いますけれども、できるだけいいものになっていってもらいたいなと思いますので、この件に関しましてはよろしくお願いいたします。  あと、自転車等駐車場について質問いたします。前からあるんですが、私、やはり一番気になっているのは財源ですね。ある程度、一般会計からの持ち出しは少なく済むというような話はありますけれども、例えば今ある自転車等駐車場の整備基金ですとか、そういったものも活用されると思いますが、具体的な財源の内容ですとか、金額の見込みですとか、そういったものを今現在わかる範囲で教えてもらいたいと思います。 337 ◯議長(富田竜馬君) 管理課長。 338 ◯管理課長(吉川雅継君) 自転車の整備事業の特定財源についての御質問をいただいております。  当該自転車等駐車場の整備事業は、都市計画施設としての位置づけを行いまして都市計画事業として進めておりますので、国の交付金や都の補助金を活用するとともに、都市計画税や東久留米市自転車等駐車場整備基金の充当事業として進めていくこととしております。  なお、特定財源のおのおのの具体的な金額については、今後の土地取得価格の確定や当該自転車等駐車場整備事業の事業手法の選定を進めていく中で、都や当市の財政部署との調整を行いながら財源金額の検討を進めていくものと考えております。  以上でございます。 339 ◯議長(富田竜馬君) 佐藤議員。 340 ◯19番(佐藤一郎君) まだしっかりとしたものは決まっていないというようなことでございましたので、できるだけ持ち出しは少なくできればなというふうに思います。PFIにしてもそうなんですけれども、私なんかも考えておりましたのは、一番最初に考えておりましたのは、自転車等駐車場だけでなく、例えばその上の階に何か施設が、駅前ですから図書館とかでもいいんですけれど、何かそういった市の施設とか、あるいは民間の施設でもいいんですが、複合施設として何かあってもいいのかなというふうにも思っていたんですけれども、そのようなことはなかなか難しいのかもしれませんが、可能なのかということについてお伺いいたします。 341 ◯議長(富田竜馬君) 管理課長。 342 ◯管理課長(吉川雅継君) 自転車等駐車場の複合施設としての利用についてお答えいたします。  御質問の当該整備に合わせた附帯事業を加えた複合施設での整備については、当該自転車等駐車場の整備は、今後整備すべき自転車等駐車場の駐車容量の確保などの観点から、その構造を地下1層地上3層の駐車場として都市計画決定した上で整備を進めているものであることから、用途と異なる附帯事業を行うことは困難なものと考えております。  以上でございます。 343 ◯議長(富田竜馬君) 以上をもって佐藤議員の一般質問を終了します。   ─────── ◇ ─────── 344 ◯議長(富田竜馬君) 以上をもって本日の会議を終了いたします。  これをもって散会といたします。       午後 5時52分散会 Copyright © Higashikurume City, All rights reserved. ↑ ページの先頭へ...