清瀬市議会 > 2009-03-27 >
03月27日-05号

  • "エルサレム賞受賞講演"(/)
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  1. 清瀬市議会 2009-03-27
    03月27日-05号


    取得元: 清瀬市議会公式サイト
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    平成21年  3月 定例会(第1回)        平成21年清瀬市議会第1回定例会会議録3月27日(第5日)出席議員(22名)  第1番  西上ただし君           第2番  原 まさ子君           第3番  原 つよし君           第4番  渋谷のぶゆき君           第5番  布施哲也君           第6番  原田ひろみ君           第7番  深沢まさ子君           第8番  佐々木あつ子君           第9番  畠山 真君          第10番  友野ひろ子君          第11番  粕谷いさむ君          第12番  森田正英君          第13番  石川秀樹君          第14番  久世清美君          第15番  西畑春政君          第16番  長谷川正美君          第17番  斉藤 実君          第18番  渋谷金太郎君          第19番  中村清治君          第20番  斉藤正彦君          第21番  石井秋政君          第22番  宇野かつまろ君出席説明員 市長       星野 繁君 副市長      福永 進君 教育長      東田 務君 企画部  部長      舘森博夫君  財政担当部長  中澤弘行君                  企画課長    長坂睦美君 総務部  部長      飯田達雄君                  総務課長    増田 健君 市民生活部  部長      金子宗助君                  保険年金課長  番場清隆君                  環境課長    岸 典親君 健康福祉部  部長      小松武重君                  地域福祉課長  内野 薫君                  障害福祉課長  瀬谷 真君                  健康推進課長  三條慶司君 子ども家庭部  部長      後藤由美子君                  子育て支援課長 石川智裕君 都市整備部  部長      谷野謙一君                  建設課長    山下 晃君 教育委員会 教育部  部長      中村泰信君  参事      池田和彦君                  教育総務課長  小野寺健二君                  生涯学習スポーツ課長                          桑澤保夫君-----------------------------------本会議の事務従事者 議会事務局長   森谷正三君                  事務局次長   今泉三安君                  庶務係長    荻野正男君                  議事係長    木内美則君                  書記      加藤陽子君                  書記      佐藤勝代君   議事日程(第5号) 3月27日(金)   開議宣告(午前10時)日程第1 議案第4号 平成21年度清瀬市一般会計予算日程第2 議案第5号 平成21年度清瀬市国民健康保険事業特別会計予算日程第3 議案第6号 平成21年度清瀬市老人保健医療特別会計予算日程第4 議案第7号 平成21年度清瀬市下水道事業特別会計予算日程第5 議案第8号 平成21年度清瀬市駐車場事業特別会計予算日程第6 議案第9号 平成21年度清瀬市介護保険特別会計予算日程第7 議案第10号 平成21年度清瀬市後期高齢者医療特別会計予算日程第8 議案第12号 平成20年度清瀬市一般会計補正予算(第8号)日程第9 議案第13号 平成20年度清瀬市下水道事業特別会計補正予算(第3号)日程第10 議案第14号 平成20年度清瀬市介護保険特別会計補正予算(第2号)日程第11 議案第15号 平成20年度清瀬市後期高齢者医療特別会計補正予算(第1号)日程第12 議案第16号 平成20年度清瀬市受託水道事業特別会計補正予算(第2号)日程第13 議案第18号 清瀬市介護従事者処遇改善臨時特例基金条例日程第14 議案第19号 清瀬市立竹丘学園設置条例を廃止する条例日程第15 議案第20号 清瀬市組織条例の一部を改正する条例日程第16 議案第21号 清瀬市職員の勤務時間、休日及び休暇等に関する条例の一部を改正する条例日程第17 議案第22号 清瀬市長等の給与に関する条例の一部を改正する条例日程第18 議案第23号 清瀬市職員の給与に関する条例の一部を改正する条例日程第19 議案第24号 清瀬市特別会計条例の一部を改正する条例日程第20 議案第25号 清瀬市小口事業資金融資条例の一部を改正する条例日程第21 議案第26号 清瀬市乳幼児の医療費の助成に関する条例の一部を改正する条例日程第22 議案第27号 清瀬市ひとり親家庭等の医療費の助成に関する条例の一部を改正する条例日程第23 議案第28号 清瀬市義務教育就学児の医療費の助成に関する条例の一部を改正する条例日程第24 議案第29号 清瀬市介護保険条例の一部を改正する条例日程第25 議案第30号 清瀬市立児童遊園条例の一部を改正する条例日程第26 議案第31号 清瀬市道の路線の廃止について日程第27 議案第32号 清瀬市道の路線の認定について日程第28 議案第33号 財産の取得について日程第29 議案第34号 清瀬都市開発株式会社に対する出資について日程第30 議案第35号 清瀬市立市民センター条例に規定する公の施設の指定管理者の指定について日程第31 議案第36号 清瀬市松山集会所の指定管理者の指定について日程第32 議案第37号 清瀬市竹丘集会所の指定管理者の指定について日程第33 議案第38号 清瀬市障害者福祉センターの指定管理者の指定について日程第34 議案第39号 清瀬市立公園条例に規定する公の施設の指定管理者の指定について日程第35 議案第40号 クレア市営駐車場の指定管理者の指定について日程第36 議案第41号 清瀬駅北口地下駐輪場の指定管理者の指定について日程第37 議案第42号 清瀬市土地開発公社定款の変更について日程第38 請願第1号 旭が丘団地北側道路の安全対策に関する請願日程第39 陳情第1号 「気候保護法(仮称)」の制定を求める意見書の提出についての陳情日程第40 議員提出議案第6号 「気候保護法(仮称)」の制定を求める意見書日程第41 陳情第2号 「ガザ封鎖の解除を求める意見書」の提出を求める陳情日程第42 陳情第3号 多摩地域の「裁判所支部の本庁化」及び「裁判所八王子支部の存置」を求める意見書採択に関する陳情日程第43 議員提出議案第5号 多摩地域の「裁判所支部の本庁化」及び「裁判所八王子支部の存置」を求める意見書日程第44 陳情第4号 「気候保護法(仮称)」の制定を求める陳情日程第45 陳情第5号 子どもの医療費無料化を求める陳情日程第46 陳情第6号 学童クラブ指導員への市正規職員配置の継続に関する陳情日程第47 議会運営委員会の継続審査について日程第48 閉会中の議員派遣の件について追加日程第1 議案第43号 清瀬市教育委員会委員の任命について追加日程第2 議案第44号 財産の取得について追加日程第3 議案第45号 清瀬市子どもの発達支援・交流センターの指定管理者の指定について追加日程第4 報告第1号 平成21年度清瀬市土地開発公社事業計画及び予算について追加日程第5 議員提出議案第1号 築地中央卸売市場を存続し、食の安全を確保することを求める意見書追加日程第6 議員提出議案第2号 雇用破壊をただす実効ある対策を求める意見書追加日程第7 議員提出議案第3号 消費税増税に反対する意見書追加日程第8 議員提出議案第4号 自衛隊のソマリア沖への派遣を中止することを求める意見書   閉議宣告   閉会宣告(午後4時21分)                        午前10時00分 開議 ○議長(石井秋政君) おはようございます。 ただいま規定の定足数になりましたので、これより平成21年清瀬市議会第1回定例会続会を開きます。----------------------------------- ○議長(石井秋政君) 日程に入ります前に、議長よりご報告いたします。 建設常任委員会の審査中に議案第16号 平成20年度清瀬市受託水道事業特別会計補正予算(第2号)に誤字が判明し、委員長より訂正の申し出があり、議長はこれを正誤ということで了承いたしました。お手元に正誤表をお配りしておりますので、よろしくお願い申し上げます。----------------------------------- ○議長(石井秋政君) それでは、日程に入ります。 日程第1、議案第4号 平成21年度清瀬市一般会計予算を議題といたします。 予算特別委員長の報告を求めます。 友野委員長。     〔予算特別委員長 第10番 友野ひろ子君 登壇〕 ◆第10番(友野ひろ子君) おはようございます。 それでは、議案第4号 平成21年度清瀬市一般会計予算の審査結果についてご報告申し上げます。 予算特別委員会は、3月11、12、13日の3日間にわたり、健康センター会議室において開催されました。 審査に当たりましては、総括、歳入歳出について順次説明を受けた後、質疑をお受けいたしました。 予算特別委員会には議員全員が委員として出席しておりますので、概略のみの報告とさせていただきます。審査内容の詳細につきましては、省略をさせていただきます。 まず初めに、予算の概要でありますが、平成21年度一般会計予算の歳入歳出の総額は265億4,600万円で、前年度比29億7,200万円、率にして12.6%の増となっておりました。 歳入については、市税は企業業績が低迷する中、ほぼ前年度並みの93億3,424万円、地方交付税は、国の予算額が4,100億円増加しているが、臨時財政対策債への振りかえなどにより、前年度と同額27億7,300万円でした。 国庫支出金は、小中学校校舎耐震化や生活保護費などの増により、前年度よりも4億1,467万円、率で13.2%と大幅な増となっていました。都支出金は、市町村総合交付金を都の予算額に合わせ増額し、小中学校校舎の地震補強事業費の増額などにより、前年度よりも3億2,594万円の増となっていました。 繰入金は、財政調整基金繰入金を前年度の3億6,000万円から2億円としたことにより、前年度より1億313万円の減となっていました。 歳出の状況では、総務費で清瀬市民センター再整備や旧都立清瀬東高校施設の改修などにより、前年度比で74.7%の増。 農林業費で、都市農業活性化事業であるパイプハウスなど、300棟の整備等に64.2%の増。 商工費では、ふれあいどーり改修費の助成費などに前年度よりも29.2%の増。 土木費では、旧都立清瀬東高校跡地の取得、清瀬中学校北側から柳瀬川通りまでの道路拡幅の用地買収などにより、前年度よりも75%の増。 教育費では、小中学校校舎の耐震化や第三小学校南校舎の解体や仮設校舎のリースなどにより、前年度よりも22.3%の増と、前年度比で大きな伸びを示していました。 平成21年度予算の柱として、安心して住めるまちを目指す取り組み、人づくりを進める施策、活気ある協働のまちの推進、緑の保全、快適住環境都市への取り組み、効率的な行政を進める対応といった5項目を挙げ、その施策展開として安全・安心、環境に配慮したまちづくりの推進、放課後子ども教室の増設、市民の健康を守る保健対策の充実、子育て支援の拡充、待機児童解消に向けてや学力向上の充実、子ども発達支援・交流センターの開設、職員研修の充実、また魅力ある都市農業、活力ある商業の育成、旧都立清瀬東高校跡地購入・開設準備、市民センター再整備、市民と行政との協働のまちづくりの推進、柳瀬川回廊などの歩道整備、道路などの整備、学童クラブの嘱託化、効率的な行財政運営の推進などが挙げられ、-----------------------------。 また、公明党の西畑委員の質問の中で、就学援助費の引き上げにつきましては、市長が現在の就学援助費の支給基準は、世帯の総収入が生活保護基準の1.3倍である。景気低迷により授業料が払えなくて高校をやめざるを得ない生徒もふえている状況を聞くと忍びない。支給基準を4月から1.3倍から1.5倍に引き上げたい。その場合、新たに1,000万円程度の財源が必要となるが、補正予算で対応したいとの答弁がありました。 この点につきましては、福祉資金の貸し付けや融資事業の拡充などとあわせて、---------------------------。 以上、総括、歳入歳出について活発な質疑が行われ、3日間にわたる中身の濃い予算特別委員会でありました。 冒頭申し上げましたように、議員全員が委員として出席しておりますので、質疑の内容その他につきましては詳細は省略させていただきます。 質疑を終結し、採決の結果、議案第4号 平成21年度清瀬市一般会計予算は賛成者多数で可決と決し、午後5時3分に閉会されました。 以上で報告を終わります。 ○議長(石井秋政君) 報告が終わりました。 討論を行います。 反対討論はございますか。 それでは、原田議員の反対討論を許します。 第6番原田議員。     〔第6番 原田ひろみ君 登壇〕 ◆第6番(原田ひろみ君) おはようございます。 日本共産党を代表して、議案第4号 2009年度清瀬市一般会計予算に反対する立場から討論を行います。 世界的規模での金融危機の影響を受けて広がる雇用情勢の悪化は、既に厳しい状態にあった市民の暮らしにさらに深刻な影を落としています。 私たち日本共産党市議団は、こうした状況を正面からとらえ、暮らしを支える支援策を充実させるべきだと、昨年10月16日、市長に対して新年度予算に対する要望を行いました。 さらに、1月13日には、市内商店や建設業者での経営困難な実態が広がっていることなどを示し、緊急要求として市の発注予定のある事業を前倒しして市内業者の支援をすること、また国民健康保険税や介護保険料の値上げをしないことなどを申し入れ、対応を求めてきました。 新年度予算案では、国や東京都の緊急雇用対策によって、仕事確保の支援策が盛り込まれ、また事業者への小口事業資金融資制度の増額など融資制度の拡充が図られています。国民健康保険税と介護保険料を据え置いたことや、食材費の高騰の中、学校給食費の値上げをしなかったことも大きく評価しています。そのほか、子ども医療費の助成の拡充や妊婦健診の無料化、就学援助制度の認定基準の緩和、引き続き学校校舎の耐震化や木造住宅の耐震診断助成が図られること、福祉タクシー助成の拡充など、市民の強い要求であり、重ねて私どもも求めてきた施策が前進したことを歓迎しています。 しかし、市民の暮らしの深刻さを見たときに、身近な自治体としての施策の充実は、まだ不十分だと言わざるを得ません。 小泉元首相に始まった構造改革以来、暮らしは増税と負担増の嵐にさらされてきました。 定率減税の廃止や老年者控除の廃止、非課税措置の撤廃などによる増税は今も重い負担となっています。いざというときに暮らしを支えるはずの社会保障制度は壊され、社会保障の支えを最も必要とする所得の少ない人が、制度から排除されるという事態が広がっています。 安定した暮らしの土台である雇用は、正規から非正規への置きかえが大規模に進み、労働者の3人に1人は非正規雇用、勤労世帯の収入は9年間連続して下がり続けるという状況にあります。 昨年までは、一部の大企業が空前の利益を上げ、内部留保をふやし、株主への配当金までふやしていましたが、既に庶民の暮らしは冷え切っており、そこに現在の金融危機の影響を受けた不況と雇用不安が襲いかかっている状況です。 市長は、所信表明や予算特別委員会などを通して、市民の厳しい暮らしの実態への言及が少なく、私たちの提案に対しても、「必要であれば検討したい」などの答弁にとどまりました。市民の実態がわかっていれば、実際に負担を軽減する踏み込んだ施策の展開もできるはずです。 今、自治体に求められることは、とれる対策は可能な限り実行するという姿勢ではないでしょうか。未曾有の危機にある状況だからこそ、「市民の皆さんの暮らしを守ります」というメッセージを、暮らしを支える施策の充実で発信するべきです。 具体的には、緊急雇用対策において、臨時雇用だけでなく、長期の雇用創出も視野に入れた対策をとるべきです。また、子ども医療費助成で残された通院1回200円の自己負担をなくすこと、小中学校の修学旅行など保護者負担のさらなる軽減、高齢者や障がいのある方への家賃補助など、積極的に行う必要があります。重ねて求めている国民健康保険税の申請減免の基準の緩和については、来年度中に検討したいとの答弁がありました。早急に実施することを求めるものです。 以上が予算案に反対する大きな理由ですが、以下、主な施策ごとに反対理由を述べます。 一つは、学童クラブの正規職員を嘱託化する問題です。 当初の説明では、新年度から正規職員を8人減らし、かわりに嘱託の職員を補うというものでしたが、実際には2010年度から学童クラブを民間に委託するための準備であることが審査の中で明らかになりました。保護者にも学童の職員にも民間委託については説明されておらず、計画を水面下で進めることには問題があります。 今回、保護者の皆さんは、正規職員を減らし嘱託化するということで、保育の質は大丈夫か、安心して子どもを預けられるのかと心配し陳情を提出されているのに、さらに1年後には民間委託をするなど、保護者の不信をさらに深くするだけです。説明責任を果たすことは、話を進める上での最低条件であり、早急に改善するよう求めるものです。 また、答弁では、職員の勤務形態が現状より後退する内容の発言がありました。検討中という委託先の名前まで答弁では飛び出しましたが、こうした一連の発言からは、学童クラブに通う子どもたちの生活の場をいかに充実させ、成長を保障するものにしていくかという視点が全くなく、ただ経費を削減し、効率化を図るための計画だということしか感じられません。 厚生常任委員会では、民間委託すれば職員の待遇が向上するかのような議論がありましたが、全体の運営費を削減するのに、その大部分を占める人件費をどうして充実できるでしょうか。賃金低下や労働時間の短縮などは、他市の事例で共通して起きていることであり、厳しい運営を強いられ、結局は保育の質の低下につながっているのです。 何より、保護者の皆さんの合意も納得も得られていないのに、一方的に嘱託化や民間委託へ動くことは乱暴です。職員の嘱託化と民間委託の計画は白紙に戻して、保護者や職員の意見を踏まえて検討し直すことを求めます。 次に、保育園の待機児の問題です。 景気悪化の影響から、働かざるを得ない家庭の増加で、保育園を希望する世帯がふえています。 市は、2010年度から認可保育園の定員34人分をふやすべく、来年度に保育園の増改築を行うとしており、この点については大きな前進ですが、この4月からの入園を希望する方への対策は、定員の弾力化のみです。4月から定員を超えて受け入れている保育園が多い中で、今後、待機児童はどんどんふえることになります。公共施設を活用して、臨時での保育所を準備するなど、対応を検討するべきです。また、認可保育園に入れず、やむを得ず無認可保育園や認証保育園を選んだ世帯に対しては、保育料の助成を行うことも検討を求めます。 次に、介護保険制度についてです。 国の制度見直しによって、4月から要介護度の認定項目が改悪され、利用者の実態とは乖離した判定になる懸念が広がっています。市は、2次判定で適正な認定ができるとしましたが、市が実施したモデルケースでも、利用者の状態は同じなのに、介護認定の新方式では軽度化の判定となったケースがありました。支援サービスの抑制を図るための改悪にほかなりません。国へしっかりと改善の声を上げるとともに、新方式に変わっても、利用者が受けている支援が現状より後退することがないよう、十分な対策を行うことを求めます。 また、障害者自立支援法においても制度見直しが進められていますが、利用者の願いにはこたえない小手先の改正となっています。障がいのある当事者や関係者の粘り強い運動によって負担の軽減が図られてきましたが、それでも働けば工賃より高い利用料を払うなど、負担は過酷なものです。何より障がいを自己責任であると押しつける「応益負担」に怒りが集中しています。市長は、自立支援法は実態を反映した制度になってきており、大きく変えれば混乱もすると、現状を容認する答弁をされましたが、とんでもない認識です。 介護保険制度でも同様ですが、生きるために必要な支援なのに、負担を求められ、制限をされて十分に利用できない実態があります。障がいのある市民の方、介護の必要な高齢者の苦難を代弁して、制度の抜本的な改善を求めること、必要な負担軽減策を市独自にも行うことが市長に求められることではないでしょうか。 次に、市営住宅の耐震化についてです。 既に築50年近くが経過している第2、第4市営住宅ですが、大幅に改修時期を超えているにもかかわらず、耐震診断さえ行われていません。市営住宅ですから、その安全確保の責任は清瀬市にあります。速やかに耐震診断を行い、現在お住まいの住民の方々に情報を提供し、必要であれば住みかえについて納得していただけるような丁寧な話し合いを行うべきです。 同時に、市営住宅は、現在の戸数以上に拡充して建て替えていくことを視野に入れて検討することを求めます。 最後に、国の地方交付税をめぐる動きについてです。 来年度については、前年度同額の交付税が見込まれていますが、内訳は臨時財政対策債の増額によるものとなっています。住民に必要な行政水準・ナショナルミニマムを保障するための地方交付税を年々減少させながら、臨時財政対策債で補うという方法は、結局将来の市財政を圧迫する要因をつくることになりかねません。市長も懸念を表明されていましたが、国に対して、地方交付税の総額抑制をやめ、自治体間格差を是正する責任を果たすように強く意見を上げるべきです。 以上の対応を求めて、反対討論を終わります。 ○議長(石井秋政君) 次に、賛成討論はございますか。 それでは、渋谷金太郎議員の賛成討論を許します。 第18番渋谷金太郎議員。     〔第18番 渋谷金太郎君 登壇〕 ◆第18番(渋谷金太郎君) 清瀬自民クラブを代表して、平成21年度一般会計予算案の賛成討論を申し上げます。 歳入歳出265億4,600万円と、清瀬市としては前年度比12.6%増の13年ぶりの大型予算となりましたが、あえて象徴的に表現すれば、7万4,000人の市民の清瀬市の現在と未来をしっかりと見据えつつ、清瀬村誕生120周年の記念すべき節目の年に当たり、21世紀の市民文化を推進していく文化の創造を構想した予算だと思います。 9億1,600万円の予算が計上され、4月以降市民センターの解体改修工事が着手されます。 来年10月の抜本的リニューアルオープン後は、本格的にバージョンアップされた市民センターが我が清瀬市の文化活動の最重要拠点となっていくでしょう。500席のホールは、会場の一体感、市民の愛着を醸成する最適の広さであります。 そして、清瀬市最大の壁画がその市民ホールのどんちょうに出現し、しかもその費用は法人市民によって寄附されると聞きます。これに加えて、グレードを上げたグランドピアノを市民の皆さんからの寄附でホールにそろえるべきだと識者から提案があったとのことです。 この二つが実現すれば、文化・芸術・芸能・音楽の共有・共感の最大空間に、市民協働を象徴するどんちょうとピアノ、二つがホールに鎮座することになります。ぜひ実現を期待します。 また、もう一つの市民文化創造の共有空間が生涯学習、スポーツ、市民活動の拠点としての旧都立清瀬東高等学校跡地であります。その購入と開設準備経費15億4,000万円が計上されています。 間もなくオープンされる台田の杜は1万9,000平米、東高は2万6,000平米であります。単純に広さの点から言っても、この二つは清瀬市の物語の場所となります。第3次行革の答申「あしたの清瀬市のため」にありましたストーリーのあるまち、風格のあるまちを形成していく社会資本になっていきます。 東高跡地は、選定委員会でいずれ新たな名称が策定されると思いますが、とりあえず私なりに表現をすれば、清瀬市には柳瀬川回廊、台田の杜に対してひまわり周回道、東のバザールがあります。ひまわり周回道を行けば、五つのセンターが点在する。そのうち二つはころぽっくるの中にある。 そして、最も右奥にあるのが、今人々の熱気が集結しつつある東のバザール。そしてその先、周回道終点の夏に、10万本のひまわりが出現する。人々はここ周回道に集い、交わり、文化と平和を、そして安らぎを創造する。何ら虚構でない、全く事実のこうした物語を表現できることが、まちの形をつくっていることにほかならないと思います。 市長所信に、将来の清瀬のまちづくりにおいて、今が大事なタイミングととらえておりますので、清瀬というまちの形を着実に前進させるために必要な決断をすべきだとありますが、清瀬自民クラブは同様の認識と判断に立ち、それを大きく支持いたします。 さて、将来の清瀬、21世紀を本格的に担っていくのは今の子どもたちであります。そしてまず、子どもたちを誕生させ、産み育てているのは当たり前ですが、親になります。 まず、妊婦健診が里帰りも含めて、平成21年度から5回から14回に拡充されたことは大きな朗報です。そして、従来の子育て支援策に加えて新たにホームビジター派遣事業が開始されます。初めてで不安の中での子育て、あるいは孤立している子育て家庭に、いわば認定経験者、親、OBを問題が起きる前に派遣して、親と子の安心感をつくっていく事業です。子育てが楽しいまちづくりのメニューをまた一つ清瀬市はふやしただけでなく、行政としては日本で初めての事業であり、しかもNPOとの連携であり、市民協働の輝かしい成果である施策です。高く評価をいたします。 そして、本年秋には、子どもの発達支援・交流センターがいよいよ運営を開始します。子どもの発達のさまざまな姿に、早期に適切に親や先生、保育士が対応、指導することで、その発達が確実に促進されていきます。センターの役割に大きな期待が寄せられます。 さらには、清瀬教師塾の開催や読書活動指導員の全小学校配置、学習サポーターの充実など、学力向上に向けた積極的な取り組みが展開されていけば、子どもたちの笑顔が輝いていくことは間違いありません。 また、予算特別委員会での市長答弁で明らかにされた現下の大不況の中で、一番影響をこうむっている子どもたちの就学援助費の認定基準を、生保基準の1.3倍から1.5倍へと9月補正で対応していくとした施策は、これもまた▼啄同時のきめ細やかな決断をされたと大きく評価をいたします。 子どもたちを大切にすることは、未来を大切にすることであります。しかし一方、こうした諸事業を進めていくのには、当然今納めていただく税が必要であります。したがって、その税を納めていただくところ、商工業、産業すなわち経済の元気さが大切なのは、言わずもがなであります。地域振興券の発行助成、清瀬産野菜のブランド研究、ふれあいどーりの改修など、市内経済の活性化を支援していくことは、市民の豊かさにつながっていきます。 加えて、この世界同時不況にあっては、緊急雇用対策、融資事業の拡充などセーフティネットも欠かせません。油断なく柔軟に、そして大胆かつ繊細に対処していくべきであります。 学童クラブの職員削減、嘱託化への質疑に対する市長答弁で、市民から預かっている税をどうお返ししていくか、それが最大の使命と考えている。市民の力をどうかりて都市の経営をやっていくのかが最大の課題だとの言葉に、大変強い感銘を覚えました。星野市政が公と民間との役割分担と協働を時代の流れに即応させて確実に進化させてきたからこそ、今の不況下での清瀬市の安定があることは間違いありません。星野市政各部各課の職員の皆様の誠意あるご尽力に改めて敬意を申し上げます。 健康対策、介護事業など、その他の施策をそれぞれくくる五つのカテゴリー、安心して住めるまちを目指す取り組み、人づくりを進める施策、活気ある協働のまちの推進、緑の安全・快適住環境都市への取り組み、効率的な行政を進める対応等、この五つのカテゴリーの多くの各種施策に大いなる支持を表明し、各議員諸兄に心からの賛同をお願い申し上げ、清瀬自民クラブを代表しての賛成討論といたします。ありがとうございました。 ○議長(石井秋政君) 次に、反対討論はございますか。 それでは、布施議員の反対討論を許します。 第5番布施議員。     〔第5番 布施哲也君 登壇〕 ◆第5番(布施哲也君) 一般会計予算に反対します。 反対する理由の大きな一つは、旧都立清瀬東高校の土地、建物の購入をするべきではないと考えるからです。 日本経済の今の状況、新自由主義経済あるいは金融資本主義の崩壊といいましょうか、その結果により自治体財政が悪化、そして地方自治体の歳入の骨格である法人と個人の住民税の大幅な減が各自治体で想定されております。 こういう状況下において、多額の費用を用いての購入はするべきではないと考えるものです。それこそ民間にこの地域は任せればいいと考えるものです。 もう大分前になりますが、立科山荘があります。このことを考えますと、気になってならないことがあります。市民が求めていることだ、議会議員の全員の賛成があったということを盛んにこの間言われてきました。旧都立清瀬東高校の跡地、建物は、少なくても購入するに当たっては全員の賛成ではないということを申し上げます。 そして、社会教育施設に使うと言いますが、どのような団体がどう使うかがとても想像できないでおります。市民団体が必要とするならば、それこそ自己努力で自己責任で事足りることではないでしょうか。それこそ民間の問題です。 もう一つは、学童保育の職員の非正規雇用化、そして民間委託を想定しているということの問題です。 先ほど、働かざるを得ない状況というような発言がありましたけれども、私は働かざるを得ない状況ではなくて、働く喜びを働く人に与えることが国家あるいは地方自治体の役割ではないかと考えるものです。働かざるを得ないじゃなくて、ぜひちゃんと働きたいと、そういう考えに立つものです。 今、日本経済が問題になっているのは、雇用の問題です。ほとんどすべてがこの雇用の問題に帰結するのではないかと思います。別の言い方からすれば、労働の問題です。 そして、今、国が行ってきた施策として、いわゆる非正規雇用者の増加というのは経済の活性化に反するものであるという認識に、今国家が立ちつつあるのではないかと思います。 賢明なる経済界の指導者も、そういう考えのもとに今立ちつつあります。 では、翻って自治体はどうでしょうか。自治体もやはり雇用の問題、労働の問題に責任を持つべきだと思います。学童保育の非正規雇用化に見られるような、働く人に責任を持ち得ないような、そういう労働条件あるいは報酬を強いるような、そういうやり方は、国はそして地方自治体はするべきではないと思います。 今、国は総務省あるいは厚生労働省等々を通じて、盛んに地方自治体に圧力をかけています。都道府県あるいは市区町村も同様です。その一環として、この学童保育の非正規雇用化、民間委託はあるということは承知はしておりますが、こういう考え方に、やはりおかしいものはおかしいと賢明なる経済界の指導者と同様に、働く人に対する責任を持つ、それが自治体の役割として今問われているのではないかと思います。 以上をもちまして、反対の理由とします。 以上です。 ○議長(石井秋政君) 次に、賛成討論はございますか。 それでは、長谷川議員の賛成討論を許します。 第16番長谷川議員。     〔第16番 長谷川正美君 登壇〕 ◆第16番(長谷川正美君) 余り数字の分析とか細かい話を省略させていただいて、簡便な形での討論とさせていただきたいと思っております。 昨日は、六本木にある国立新美術館に行き、ルーブル美術館展を見てまいりました。古いものは紀元前2033年ころからの歴史と文化と芸術と人間の生活表現ともなる数々の文物に目をみはるものがありました。人類4000年の歴史・文化・芸術は、春の暖かさのみならず、めくるめく思いに目まいを感じるような気分にさせてくれました。大きく私の命に刻印されるものとなりました。 このルーブル美術館展は、時期を重ねて、ロダンの作品で有名な国立西洋美術館でも6月1日まで開催されておるようでございます。そちらもぜひ行きたいと思っております。感動いっぱいの豊かな気持ちで討論に入りたいと思っております。 平成21年度一般会計予算に賛成の立場から討論させていただきます。 さて、台田の杜のオープンやひまわりフェスティバルを今年も実施し、また、認定農業者の育成や有機・減農薬の野菜づくりや、地元農産物のブランド化や農商の連携等、農を生かしたまちづくりを進め、パイプハウスの整備助成はさらに進め、しっかりとした緑と水と農業とともに都市の発展を目指す政策は、未来に希望をもたらすものであります。 さらに、訪問ビジター派遣事業や学習サポート制度の導入、清瀬教師塾をスタートさせ、放課後子ども教室事業も全校を目指しております。 そして、再三話が出ておりますけれども、旧都立清瀬東高校の整備や、公明党が行政視察した成果として提案させていただいた土台と躯体を残し全面的に改修する工法、リファイン工法を取り入れての清瀬市民センターの再整備にも取り組んでおります。 保育園の待機児童の解消を図り、小中学生の医療費の助成や小中学校施設の耐震化を全校、全施設の耐震化を視野に入れて取り組んでおります。 その他、例を挙げれば切りがありませんが、環境の問題や妊婦健診等の充実と福祉にもきめ細かい配慮をされた平成21年度一般会計予算265億4,600万円については、賛成すべきものと認め、他会派の皆様の賛同もよろしくお願い申し上げ、賛成討論とさせていただきます。ありがとうございました。よろしくお願いいたします。 ○議長(石井秋政君) 次に、反対討論はございますか。     〔発言する者なし〕 ○議長(石井秋政君) 次に、賛成討論はございますか。 それでは、原まさ子議員の賛成討論を許します。 第2番原まさ子議員。     〔第2番 原 まさ子君 登壇〕 ◆第2番(原まさ子君) 最初に、私自身大変感動し、皆さんの記憶にも新しい村上春樹さんのエルサレム賞受賞講演に触れたいと思います。 「壁と玉子」という表現で、名指しはしないながら、イスラエルのガザ侵攻が非人道的であることを非難したことから、大変大きな反響がありました。 当初、村上さんは受賞を断ろうと思ったそうですが、受賞の拒否という形でメッセージを出すのではなく、エルサレムに行って授賞を受け、自分の考え方を述べることのほうがポジティブなメッセージになると考えたのだと語っています。 シオニズムという原理主義と、イスラム原理主義という原理主義同士の意地の張り合いのような対立関係の中で、今回のガザ侵攻だけでも1,300人を超える子どもたちや一般市民が犠牲になりました。 イスラエルの反撃の激しさは度を超えていました。さらに、停戦に至ったとはいえ、エルサレム周辺では入り組んだ壁やその出入りをイスラエルにコントロールされていて、パレスチナの人々の日常の移動が著しく制限されています。そして、この壁は国際司法裁判所が違法と勧告を出したにもかかわらず、建設が今も続いています。住民の教育や保健サービスへのアクセスは阻害されて、地域社会そのものが麻痺状態に陥っているのです。また、国連による食料輸送も禁止されて、備蓄が底をつき、食料配給も停止されました。 村上さんは、体制を壁、個人を玉子に例えて、人間の尊厳を強く訴えました。「どんなに壁が正しく、どんなに玉子が間違っていても、私は玉子の側に立ちます」というメッセージは、小説家としての社会的責任のあらわし方だったと思います。 私たち政治の場にいる者も、しっかりとメッセージを発信していくことに共感いただけるものと疑いません。 では、平成21年度清瀬市一般会計予算について、会派風を代表して賛成の立場で討論を行います。 冒頭にも申し上げましたように、命を奪い、最大の環境破壊である戦争による犠牲はやまず、各地で頻発する地域紛争は終息する気配すらありません。 また、環境破壊、食料危機、貧困は世界中で解決しなければならない共通課題と言われながら、事態は進みません。 また、地球温暖化対策が政治テーマに挙げられる一方で、バイオエネルギー原料とされた穀物の高騰が発展途上国の飢餓を生み出すなど、新たな問題も生じています。 さらに、アメリカのサブプライムローン問題に端を発した金融危機は、いつ終息するのか出口が見えない状況で続いています。グローバル経済が行き詰まっていることをいよいよ明らかにしました。 貧富の格差拡大は、ワーキングプア、ネットカフェ難民などを生み出し、教育格差もまた深刻化するなど、貧しさが次世代へと引き継がれる事態となっています。 さらに、後期高齢者医療制度では、組合健保への多額な負担を強いることになり、9割以上の組合が赤字に転落し、解散する組合健保がふえ、国の保険制度全体にも影響を及ぼす事態です。 しかし、抜本的改正を議論していたにもかかわらず、名称変更が一番大きな見直しという報道には納得できません。介護保険制度の改正でも、認定ソフトの問題や介護現場で働く人の賃金の問題は、それほどに改善はしていないのです。 高齢化が進む中で介護病床の廃止、療養病床の削減が示されています。将来の生活への不安が広がっています。自宅で暮らし続けるための医療と福祉の連携、そして地域サービスの充実を急がなくてはなりません。 このような問題の解決の一つとして、地域からNPOを初めとした多様な市民の連携で、持続可能な社会をつくり上げていく活動の継続が必要です。行政もこのような動きをつくり出し、サポートし、拡大していく役割を担うべき時代が来ています。 さて、2009年度の予算では、厳しい経済状況にさらされている事業者に対して、融資制度の拡充で支援を行うことを初めとして、第三小学校の建て替えや小中学校校舎の耐震化を計画的に進め、木造住宅の耐震診断にも助成がされました。市民健康診査の項目を上乗せしたこと、幼稚園待機児解消への助成、子育て支援として訪問ビジター派遣事業に取り組むことなどは評価するところです。 さらに、代表質問でも申し上げました就学援助の基準を緩和する具体的な数字が示されたことは、まちづくりは人づくりとする予算編成方針と合致するもので、大変うれしく思っています。子どもの医療費の負担軽減がさらに拡充することは評価していますけれども、23区と同様のあり方を東京都に望むものです。子ども自身の育ちを応援することこそが、未来につながる施策として重要だと考えます。 今、社会全体が停滞に支配されているような状況から、精神的な悩みを抱える人がふえています。職員の削減が続く中で、組織が十分に機能を果たすためには、職員の持つ力が遺憾なく発揮されることが不可欠ですが、そのためには、職員の健康管理に十分に気を配る必要があります。専門職による電話や面接による相談、カウンセリングなど健康相談に加え、メンタルヘルスケアを充実すべきです。さらに、気軽に相談できる環境を保障し、組織体制を含めて職場環境の改善につなげることが重要だと指摘いたします。 長期総合計画後期計画の始まりの年である2009年度予算の中で、大きな財源を必要としている旧都立清瀬東高跡地購入については、もともとの計画の中には入っておらず、たまたま条件がよく物件が出てきたから、とにかく購入することが現在の目標になっているように見えます。購入の財源としていた旧九小跡地の売却は、不動産価格の下落でしばらく見送らざるを得ない状況になり、市債の残高が膨らむことになりました。 また、施設の利用目的や方法、管理運営について、これから検討するという段階ですが、早期に明確なビジョンを示すべきです。 分権の時代にあっては、市民協働によるまちづくりは必須で、平成15年に市民協働元年を宣言してから6年が経過しましたが、市民の自治する力は高まったでしょうか。それをサポートする行政の認識と手法は醸成されたのでしょうか。これまで再三にわたって、わかりやすく行政情報を発信する必要性を質問し、提案してきましたが、どうでしょうか。 今回、多治見市を例にとって、職員研修の一環として、わかりやすい予算書、決算書づくりを提案しました。進むことになりそうなので歓迎しています。 しかし、今回の学童保育の見直しでは、情報の出し方が最低です。市民を混乱させているばかりか、行政への不信を招く状況になっています。改めて丁寧な説明を求めなくてはなりません。学童は子どもの視点で見るべきであり、保育園や学童の保護者を初め関係者とのテーブルを持って、きちんとプランを示す必要があります。そして、学童のガイドラインを市として早急に策定すべきです。 今や情報公開や情報の共有、市民参画、協働は当然で、大事なことは市民が決める時代です。そして、市民と行政の協働を進めるために最も重要なことは、対等な立場で議論をすることだと考えます。そのためにも、情報公開を徹底することが重要です。いつでも市民への説明責任を果たせるような情報に関する考え方を確立していかなければなりません。問題の多い計画の策定などには、賛成派、反対派の有識者による講演などを行い、市民に問題点や課題を明確に伝えるという手法も必要です。 一方、市民が自ら選択していくためには、合意形成に一定の時間を要することになります。 その時間を惜しむことなく、本当の市民協働のまちを実現することを求めます。市民は、市政の主権者であることを再確認して、賛成の討論といたします。 ○議長(石井秋政君) ほかに討論はございますか。     〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(石井秋政君) それでは、以上で討論を終結して採決をいたします。 議案第4号を可決することに賛成の方の挙手を求めます。     〔賛成者挙手〕 ○議長(石井秋政君) 賛成者多数。 よって、議案第4号は可決と決しました。----------------------------------- ○議長(石井秋政君) 日程第2、議案第5号 平成21年度清瀬市国民健康保険事業特別会計予算を議題といたします。 厚生常任委員長の報告を求めます。 宇野委員長。     〔厚生常任委員長 第22番 宇野かつまろ君 登壇〕
    ◆第22番(宇野かつまろ君) 厚生常任委員会の報告をいたします。 厚生常任委員会は、3月23日午前10時から、委員全員出席のもと開かれ、付託されました案件について審査いたしましたので、ご報告いたします。 最初に、議案第5号 平成21年度清瀬市国民健康保険事業特別会計予算の審査結果について報告いたします。 総括、歳入歳出を一括して、番場保険年金課長より提案理由の説明を受けました。 説明では、予算総額を89億2,300万円と定めるもので、一時借入金の最高額は3億円です。 主な歳入では、国民健康保険税は16億2,237万4,000円で、前年度より1,627万5,000円、率で1.0%の増となっています。 国庫支出金は、前年度より16.2%増の19億1,808万8,000円で、国庫負担金はいずれも負担率34%の計上です。 療養給付費交付金では、前年度比3.3%増の3億4,970万2,000円、共同事業交付金は前年度より23.6%増の13億4,857万2,000円となっています。 繰入金は9億9,926万3,000円のうち、その他一般会計繰入金では前年度より971万円ほどの増の6億7,758万2,000円で、厳しい財政状況です。 また、今回の平成21年度予算では、国保運営基金からの繰入金を当初から計上しており、4,000万円です。 主な歳出では、保険給付費は前年度比5億6,114万2,000円増の59億1,769万6,000円で、退職被保険者等療養給付費では、療養給付費は退職被保険者が若干の減少傾向のため、前年度比9.0%減の3億1,241万2,000円、高額療養費では前年度より51.2%増の6億2,389万6,000円となっています。 後期高齢者支援金等は、今年度から始まった後期高齢者医療制度への支援金として、国から示された支援金の1人当たりの負担額4万3,285円に、被保険者数を乗じた額に被保険者1人当たり事務費5.9円を計算した額の14万円を加算した10億2,493万円で、前年度比9.9%の増となっています。 共同事業拠出金では、国保連合会が運営する高額療養費の共同事業への拠出金で、前年度より18.0%増の12億7,811万2,000円となっています。 保健事業費では、今年度から保険者に義務づけられた特定健康診査・特定保健指導にかかわる経費を中心とし、前年度より33.6%増の1億2,405万7,000円で、ふえた主な要因は、今年度当初における特定健康診査の受診率を35%と見込んでいたところ、現在までにおいてほぼ事業終了という段階で50%台の受診率を確保できる見通しとなり、平成21年度も今年度実績を加味して経費を計上したものです。 質疑では、番場保険年金課長から、佐々木委員の質問に対して、保険税の改定状況は課税限度額を9万円から10万円に税制改正される見通しとなり、5市ほどが限度額を上げるが、あとの21市は見送ると聞いている。ただ、平成22年4月1日には限度額の分は改定しなければいけないと考えている。都の調整交付金は90%から91%へ高い収納率を確保できているので、増額された。また、平成20年度についても、引き続き同じような裁定がされるようで、特定健診についても26市中2位の受診率で3,200万円になるとの通知も届いている。こうした見通しで調整交付金を少し伸びた形で計上しており、多額の調整交付金で予算は税を上げずに組めた要因にもなっている。資格証の発行は、3月19日現在で109件と答弁。 また、石川委員からの質問に対しては、出産一時金の増傾向の要因については、従来型の被保険者は自営業者の方とか、退職された方とかでしたが、最近では若い人の仕事が多様化し、職場には保険がないなどというケースがふえているのかととらえている。 中村委員からの質問に対しては、調整交付金についてはいろいろな評価項目があって、収納率のようにある程度数字の上で見当のつくものと、点数方式で積み上がっており、積算の細かい部分も、私どもにはわからないことがある。都の特別調整交付金を6,000万円予算で組んだが、少なくとも最低限見込める額ということで、収納率関連が基準になっている。 栗山税務課副参事からは、電話催告システムは一日も早く未納の方に連絡して、税が重ならないうちに、また延滞金がつかないうちに早目に納税してもらい、現年度のうちに終わらせるよう導いている。今後、限られた人数でやるので、オート電話システムにしなければ、時間ばかりかかって効果が出てこないというのが現状なので、予算計上しましたと答弁がありました。 意見では、佐々木委員から、この議案には賛成するが、収納対策を強めれば、調整交付金が上がるという操り型のやり方は、払えない市民にとっては大変なことだと思う。相応の収入のある方には、納税の義務の理解をしていただく。ただ、そうでない方は、国保について言えば、減免制度を充実させて救済していく、この両方をしていかなければ、会計自体成り立っていかないと思うので強調しておきたいと意見がありました。 質疑・意見を終結し、採決の結果、議案第5号 平成21年度清瀬市国民健康保険事業特別会計予算は、全員異議なく可決と決しました。 以上で報告を終わります。 ○議長(石井秋政君) 報告が終わりました。 質疑・討論を省略して採決をいたします。 議案第5号を可決することにご異議ございませんか。     〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(石井秋政君) ご異議なしと認め、議案第5号は可決と決しました。----------------------------------- ○議長(石井秋政君) 日程第3、議案第6号 平成21年度清瀬市老人保健医療特別会計予算を議題といたします。 厚生常任委員長の報告を求めます。 宇野委員長。     〔厚生常任委員長 第22番 宇野かつまろ君 登壇〕 ◆第22番(宇野かつまろ君) 議案第6号 平成21年度清瀬市老人保健医療特別会計予算の審査結果について報告いたします。 総括、歳入歳出を一括して、番場保険年金課長より提案理由の説明を受けました。 説明では、平成21年度老人保健医療特別会計予算は、平成19年度末で老人保健法が廃止され、老人保健医療が後期高齢者医療に移行したことに伴い、平成20年度の予算計上は3月診療分1か月分と月おくれ請求分の、おおむねそれまでの約12分の1程度の計上額となっていたが、さらに平成21年度は平成19年度までの診療分の月おくれ請求分に対応する予算となっています。 歳入歳出の予算総額は3,600万円で、主な歳入では、支払基金交付金1,745万1,000円で、前年度より金額で2億3,255万5,000円、率で93.0%の減となっています。これは医療給付費等の50%を各医療保険者が拠出するもので、その事務を取り扱っている支払基金からの交付金です。 審査支払手数料交付金10万1,000円は、国保連合会などが行うレセプトの資格、内容審査等の経費として支払基金から交付されるもので、前年度より219万2,000円の減です。繰入金は、医療給付費で約3,500万円近くの所要見込みに対し、平成21年度は現年度内に国庫負担金、都負担金の交付予定がなく、支払基金交付金のみのため、所要見込みに対する差額相当分と市の法定負担分12分の1相当とあわせ、1,843万8,000円を一般会計より繰り入れるものです。また、他の項目はほとんどが科目存置となっています。 主な歳出では、医療諸費で医療給付事務費では、国保分3,110万円、社保分300万円の計上で、いずれも過年度診療分の月おくれ請求分への対応です。 医療費支給費の医療費支給事業費では、接骨等補装具、高額医療費などの現金給付分で、これも過年度分への対応で80万円の計上。 また、審査支払手数料では、これも過年度分への対応で国保連合会分、支払基金分をあわせて10万円の計上です。 諸支出金では、償還金及び還付金あるいは繰出金で、平成20年度と同様にそれぞれ科目存置で、予備費では99万8,000円の計上となっています。 質疑・意見はなく、採決の結果、議案第6号 平成21年度清瀬市老人保健医療特別会計予算は全員異議なく可決と決しました。 以上で報告を終わります。 ○議長(石井秋政君) 報告が終わりました。 質疑・討論を省略して採決をいたします。 議案第6号を可決することにご異議ございませんか。     〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(石井秋政君) ご異議なしと認め、議案第6号は可決と決しました。----------------------------------- ○議長(石井秋政君) 日程第4、議案第7号 平成21年度清瀬市下水道事業特別会計予算を議題といたします。 建設常任委員長の報告を求めます。 久世委員長。     〔建設常任委員長 第14番 久世清美君 登壇〕 ◆第14番(久世清美君) 建設常任委員会は、3月24日午前10時より、委員全員出席のもと、付託された案件の審査を行いました。 議案第7号 平成21年度清瀬市下水道事業特別会計予算の審査結果をご報告いたします。 総括、歳入歳出一括して、服部上下水道課長に提案理由の説明を求めました。 第1条、歳入歳出予算の総額は、歳入歳出それぞれ15億220万円と定めるものである。 第2条、地方債は、限度額としては公共下水道建設事業で2,850万円、流域下水道建設事業で7,270万円及び資本費平準化債3億780万円の、合計4億900万円とするものである。 第3条、一時借入金では、最高額を規定したもので、事業運営資金のため4億円と定めるものである。 総括の歳入歳出合計は、前年度予算と比較すると3,820万円の増額となっており、本年度より公共下水道施設の耐震化を進めていく。 歳入の分担金及び負担金の下水道事業受益者負担金では、前年度より15万円少ない221万1,000円を計上している。 使用料及び手数料の下水道使用料では、前年度より3,933万円増額の10億1,102万円を計上している。 下水道手数料では、前年度と同額の7万円を計上している。これは、指定工事店及び責任技術者の登録手数料である。 国庫支出金の下水道事業国庫補助金では、前年度より1,520万円増額の1,700万円の計上となっているが、本年度より5か年計画で実施する公共下水道施設の地震対策事業補助金である。 都支出金の下水道事業都補助金では85万円の計上となっており、国庫支出金と同様の地震対策事業補助金である。 繰入金は、前年度より5,863万円少ない5,141万6,000円の計上となっている。 繰越金では、前年度と同額の1,000万円を計上している。 市債は、前年度より4,160万円増額の4億900万円を計上している。内訳は、公共下水道事業で2,850万円、流域下水道事業の7,270万円、資本費平準化債3億780万円となっている。 下水道総務費の一般管理経費では、3,314万6,000円の計上となっているが、主なものとしては使用料及び賃借料の土木積算システムを導入するものである。 公課費の消費税で平成20年度確定見込み額の精算分と、平成21年度見込み額で2,958万4,000円を予定している。 事業4使用料徴収事務経費の委託料8,891万7,000円は、東京都水道局へ下水道使用料徴収事務の委託料である。 下水道維持管理費は、前年度より257万9,000円増額の3億5,178万1,000円を計上している。 管渠維持管理経費では1,910万7,000円の計上となっているが、主なものは清掃等で管路清掃第7処理区下清戸地区ほかを予定している。 流域下水道維持管理経費の負担金補助及び交付金では、荒川右岸東京流域下水道負担金として3億3,267万4,000円の計上となっている。これは、東京都下水道局流域下水道本部に汚水処理をお願いする経費である。 下水道建設費では、前年度より3,394万4,000円増額の1億2,835万2,000円の計上となっている。 事業1公共下水道建設事業経費では、5,500万円の計上となっている。主なものは、調査等で雨水の貯留槽を含めた都市計画決定図書策定等業務費800万円を計上している。 工事請負費の整備工事では、公共下水道施設の耐震化を図るため、3,800万円の計上となっている。 流域下水道建設事業経費では、清瀬水再生センター関連工事費で、負担金として7,335万2,000円を計上している。主な工事として、第4系列の稼働に伴い、第1系列の高度処理設備の更新工事などである。 公債費では、前年度より1,378万2,000円減額の8億1,783万円の計上となっている。 目1元金では、事業借入金元金償還費として5億8,145万2,000円の計上となっている。内訳としては、公共下水道建設事業で4億8,746万6,000円、流域下水道建設事業に6,840万円及び資本費平準化債2,558万6,000円である。 目2利子の事業借入金利子償還費では、2億3,632万8,000円を計上している。内訳は、公共下水道建設事業で1億7,645万1,000円、流域下水道建設事業で2,579万円及び資本費平準化債で3,408万7,000円の計上となっている。 また、款3予備費として100万円計上しているとの説明を受けました。 主な質疑では、土木積算システムの具体的な内容を伺うとの質疑に対し、事務の効率化を図るため、また、今後国庫補助事業を進める上で必要なシステムである。今回の下水道のシステムは、都下水道局と国の基準を入れ込んだソフトで、これがないと積算ができないとの答弁。 耐震化の進捗状況についての質疑には、現在どの場所から進めるか調査をしている。平成21年度を初年度として、5か年計画で進めていく予定であるとの答弁がありました。 質疑・意見を終結し、採決の結果、議案第7号 平成21年度清瀬市下水道事業特別会計予算は全員異議なく可決と決しました。 以上で報告を終わります。 ○議長(石井秋政君) 報告が終わりました。 質疑・討論を省略して、採決をいたします。 議案第7号を可決することにご異議ございませんか。     〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(石井秋政君) ご異議なしと認め、議案第7号は可決と決しました。----------------------------------- ○議長(石井秋政君) 日程第5、議案第8号 平成21年度清瀬市駐車場事業特別会計予算を議題といたします。 総務常任委員長の報告を求めます。 渋谷のぶゆき委員長。     〔総務常任委員長 第4番 渋谷のぶゆき君 登壇〕 ◆第4番(渋谷のぶゆき君) 議案第8号 平成21年度清瀬市駐車場事業特別会計予算の審査結果を報告いたします。 初めに、関産業振興課長より提案理由の説明がありました。 第1条で、予算総額は9,370万円と定めています。 第2条は、債務負担行為をすることができる事項、期間及び限度額で、清瀬市営駐車場業務を平成21年度から平成23年度まで指定管理者に公の施設の管理を行わせるための経費です。 平成21年度指定管理者当初予算の歳入歳出合計額1億1,599万8,000円と、歳出での駐車場事業費3,304万5,000円を差し引いた額8,295万3,000円が市への指定管理者納付金となります。 歳入では、繰越金が前年度比279万4,000円減の1,074万6,000円、諸収入では349万4,000円増の8,295万4,000円を計上しております。 歳出では、駐車場費3,222万9,000円、公債費5,947万1,000円、予備費200万円を計上しております。 質疑・意見を終結し、採決の結果、全員異議なく可決と決しました。 以上で報告を終わります。 ○議長(石井秋政君) 報告が終わりました。 質疑・討論を省略して、採決をいたします。 議案第8号を可決することにご異議ございませんか。     〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(石井秋政君) ご異議なしと認め、議案第8号は可決と決しました。----------------------------------- ○議長(石井秋政君) 日程第6、議案第9号 平成21年度清瀬市介護保険特別会計予算を議題といたします。 厚生常任委員長の報告を求めます。 宇野委員長。     〔厚生常任委員長 第22番 宇野かつまろ君 登壇〕 ◆第22番(宇野かつまろ君) 議案第9号 平成21年度清瀬市介護保険特別会計予算の審査結果についてご報告いたします。 総括、歳入歳出を一括して、小山高齢支援課長より提案理由の説明を受けました。 説明では、歳入歳出予算総額を40億5,680万円とするもので、前年度対比4億4,280万円の増、率で約12.3%の伸びとなっています。保険料は2,495万7,000円の増加、率で約3.3%の伸びですが、平成21年度からの第4期介護保険料基準額を介護給付費準備基金、また国からの介護従事者処遇改善臨時特例交付金を活用することなどにより、現行の3,990円と同額に据え置いています。 主な歳入では、介護保険料は7億7,129万3,000円の予算額で、65歳以上の第1号被保険者が納める保険料で、現年度の収納率は年金からの特別徴収100%、普通徴収は82%を見込んでいます。滞納繰越分は528万6,000円の計上です。 国庫支出金では、介護給付費負担金は6億6,065万5,000円で、前年度と比べ7,763万8,000円の増となっており、国負担割合は施設給付費15%、居宅給付費20%となっています。 調整交付金は、1億4,330万9,000円で、交付割合3.81%と見込んでいます。 支払基金交付金は、介護給付費交付金11億2,842万2,000円で、これは第2号被保険者の負担分で負担割合が31%から30%に変更となっており、前年度と比べ9,875万7,000円の増となっています。 都支出金の介護給付費負担金分は5億6,180万円で、都負担割合は居宅12.5%、施設17.5%となっています。 繰入金では、一般会計繰入金は6億6,004万2,000円で、介護給付費準備基金繰入金は2,197万9,000円、この準備基金は2月末現在で1億7,511万円ほどで、今後計画的に取り崩し活用することで、第4期の介護保険料基準月額を現行の3,990円に据え置いています。 歳出では、保険給付費が前年度と比較し、金額で4億3,990万8,000円の増加、率で約13.2%の伸びとなっており、地域支援事業費では、金額で694万8,000円、率で約7%の伸び率となっています。 総務費の一般管理費は1億2,451万4,000円で、前年度と比べ928万3,000円の減で、一般事務費は2,648万3,000円で、前年度より409万8,000円増となっており、これは平成21年度介護保険料改正に伴い、システム改修費と適正化事業経費など、合わせて453万5,000円を委託料に計上したことによるものであります。 徴収費663万1,000円は、介護保険料の賦課徴収費です。この経費には、国の介護従事者処遇改善臨時特例交付金を活用し、介護保険料の上昇を抑え、保険料を軽減することを市民へ徹底することとなっており、そのパンフレットなどを作成する経費を含め予算計上しています。 介護認定審査会費は1,303万6,000円で、報酬1,244万6,000円は介護認定審査会委員の報酬費で、年間120回開催する予定です。 保険給付費では、介護サービス諸費33億8,424万9,000円は、要介護1以上の認定を受けている方のサービス費用で、前年度より4億6,424万9,000円、率で15.9%の増となっています。 特定入所者介護サービス費1億3,069万4,000円は、特別養護老人ホーム等の施設利用の場合の食費、居住費に係る補足給付です。 審査支払手数料は586万3,000円で、これは国保連合会への委託料単価を95円で算定しています。 地域支援事業費は1億566万4,000円で、前年度より694万8,000円の増で、地域支援事業費については、第4期介護保険事業計画による平成21年度分の介護給付費見込み額の3%以内を計上しています。増額の主な理由は、3か所目の地域包括支援センターを社会福祉法人に新たに委託することなどによるものです。 介護予防事業費3,286万8,000円は、一般高齢者向けの事業である健康大学や要介護になるおそれのある特定高齢者に対する委託経費などです。 負担金50万円は、介護予防事業として昨年10月から試行実施した清瀬介護サポーター事業で、ボランティア活動をポイント評価し、年間50ポイント、5,000円を限度として交付する経費、100人分見込んでおります。 包括的支援事業任意事業費は6,323万5,000円で、委託料の運営管理費3,424万円は、昨年10月から委託した清瀬社協地域包括支援センターと、新たに平成21年4月から社会福祉法人へ委託する経費です。 質疑では、各担当課長から中村委員の質問に対し、地域包括支援センターは現在2か所あるが、高齢者は1万7,000人近くいて、基準が6,000人に1か所なので3か所の設置を予定し、今回、南口のほうで社会福祉法人に1か所委託する予定をしている。特定入所者で特養ホーム等の待機者は、平成19年度の調査では、実人員で250人ぐらいで、その後ふえていると思うが、高齢者保健福祉計画の整備計画に沿って進めていきたい。 また、佐々木委員の質問に対しては、保険料は市のほうの準備基金約1億990万円と国からの介護従事者の臨時交付金約4,500万円を活用して、月額3,990円になったが、これを入れない場合は4,180円ぐらいの基準額になった。また、3%の報酬改定が昨年10月にあったが、実際の賃金などへはね返るかは、加算関係が多かったため各事業所で試算中ですが、4月以降にならないとわからない。 西上副委員長からの質問に対しては、元気回復事業は特定高齢者を対象に、信愛のデイケアセンターと清瀬リハビリテーション病院のほうに委託しており、運動とか口腔機能とか栄養改善など、高齢者が健康を維持して介護にならないよう、運動とか栄養士の指導などを行っている。40人などを対象に288万円予算を組んでいる。介護サポーター事業については、昨年10月に試行実施し、今年の4月から本格実施を予定していると答弁があり、西上副委員長からは、市民の体験談などを広報して、普及に役立てるなどしてほしいと要望がありました。 意見では、佐々木委員から、予算には賛成するが、国の見直しが利用者にとって改悪につながる心配がたくさんあるので、今後国に改善を求めていく姿勢が大事だと思うが、部長の改善を求めていくという姿勢を期待すると意見が述べられました。 質疑・意見を終結し、採決の結果、議案第9号 平成21年度清瀬市介護保険特別会計予算は全員異議なく可決と決しました。 以上で報告を終わります。 ○議長(石井秋政君) 報告が終わりました。 質疑・討論を省略して、採決をいたします。 議案第9号を可決することにご異議ございませんか。     〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(石井秋政君) ご異議なしと認め、議案第9号は可決と決しました。----------------------------------- ○議長(石井秋政君) 日程第7、議案第10号 平成21年度清瀬市後期高齢者医療特別会計予算を議題といたします。 厚生常任委員長の報告を求めます。 宇野委員長。     〔厚生常任委員長 第22番 宇野かつまろ君 登壇〕 ◆第22番(宇野かつまろ君) 議案第10号 平成21年度清瀬市後期高齢者医療特別会計予算の審査結果についてご報告いたします。 提案理由を番場保険年金課長から受けました。 説明では、総額を11億8,320万円とし、主な歳入では、後期高齢者医療保険料は前年度より2,423万5,000円増の5億4,224万4,000円、被保険者数は7,200人で1人平均約7万5,300円ほどの保険料となっています。 また、内容として特別徴収保険料は5,200人で、前年度より5,031万1,000円増の3億8,048万2,000円、普通徴収保険料は2,000人で、前年度より7,454万6,000円増の1億6,176万2,000円です。 繰入金は、一般会計繰入金で前年度より2,086万8,000円増の6億2,371万5,000円。内訳としては、療養給付費繰入金で前年度より4,036万3,000円増の4億1,302万1,000円となっており、これは療養給付費の市負担分である12分の1に当たるものです。 保険基盤安定繰入金は、均等割保険料の軽減分で、平成20年度は当初において、収入に応じて7割、5割、2割の軽減が適用されていましたが、年度途中で平成20年度の軽減策として、7割軽減が8.5割軽減になりました。平成21年度は9割、7割、5割、2割の4区分で軽減策を継続しますが、平成20年度より925万6,000円減の8,381万6,000円となっています。 なお、この繰入金の4分の3は東京都の負担とされており、都の負担金6,286万2,000円は一般会計の歳入で措置しています。 主な歳出では、総務費では職員人件費等で前年度より約1%減の2,312万2,000円の計上です。 広域連合納付金は、前年度より4,513万2,000円増の10億9,255万4,000円で、内訳として広域連合分賦金で療養給付費負担金は給付費の法定市負担分12分の1で、前年度より4,036万3,000円増の4億1,302万1,000円。 保険料等負担金は市で徴収する保険料で、前年度より1,339万円増の5億3,139万9,000円。 保険基盤安定負担金は均等割保険料の軽減分の負担金で、前年度より925万6,000円減の8,381万6,000円。 他の事務費負担金、保険料軽減措置負担金については、割愛させていただきます。 また、保健事業費は前年度より282万2,000円増の5,098万4,000円となっています。 負担金、補助及び交付金では、平成19年度まで国保会計で負担していた葬祭費や人間ドックあるいは宿泊施設利用助成を平成21年度も市の負担で継続することとしたことから、1,775万円の計上となっています。 質疑では、佐々木委員の質問に対し、番場保険年金課長より、給付の状況について平成19年度の老人保健医療は47億7,000万円余りで、後期高齢者医療制度になってからの給付は、平成20年度は推計で49億1,500万円程度と見ている。 石川委員の質問に対しては、市民からの市役所へ最近の問い合わせ状況は、この年度の当初に見られたような苦情などは激減し、通常の問い合わせが月に数件といった程度でありますなど、答弁がありました。 意見では、佐々木委員から、1年前この制度が設置されるときにも議論したが、依然として一部の見直しでなく廃止だという声がたくさんある。医師会を含めさまざまな世論が広がり、終末期医療や月額限度の診療などは実施されていない様子はあるが、与党プロジェクトの検討も一部の見直しでしかありませんし、75歳以上の高齢者を別枠の保険で行うこと自体が差別医療だと思っている。厚労相と首相は大胆な見直しと言っているが、自民、公明の合意でこの制度の存続が大前提になっているので、差別のところには触れられていないのが現状で、抜本的な改革につながらないと思います。したがって、この特別会計については反対すると意見がありました。 質疑・意見を終結し、採決の結果、議案第10号 平成21年度清瀬市後期高齢者医療特別会計予算は賛成者多数で可決と決しました。 以上で報告を終わります。 ○議長(石井秋政君) 報告が終わりました。 質疑・討論を省略して、採決をいたします。 議案第10号を可決することに賛成の方の挙手を求めます。     〔賛成者挙手〕 ○議長(石井秋政君) 賛成者多数。 よって、議案第10号は可決と決しました。----------------------------------- ○議長(石井秋政君) 日程第8、議案第12号 平成20年度清瀬市一般会計補正予算(第8号)を議題といたします。 総務常任委員長の報告を求めます。 渋谷のぶゆき委員長。     〔総務常任委員長 第4番 渋谷のぶゆき君 登壇〕 ◆第4番(渋谷のぶゆき君) 報告いたします。 総務常任委員会は、3月17日午前10時から、委員全員出席のもと開催され、付託された案件について審査を行いました。 それでは、議案第12号 平成20年度清瀬市一般会計補正予算(第8号)所管部分の審査結果を報告いたします。 初めに、歳入の説明を受けました。 都支出金の総務費支出金では、市町村総合交付金を9,500万円増額するものです。これは、旧都立清瀬東高校の建物購入費1億9,157万円に対し、50%を市町村総合交付金で賄うものです。 財産収入の公共用財産の取得及び建設基金積立金41万7,000円、財政調整基金積立金139万5,000円、緑地保全基金積立金21万1,000円の補正額は、基金利子の増によるものです。 寄附金では、東村山法人会より小学校図書の購入に24万円を寄附いただきました。 繰入金の公共用財産の取得及び建設基金繰入金9,428万9,000円の減額は、当初予算で旧都立清瀬東高校跡地購入4億円に対し、基金を2億2,000万円充当していましたが、建物購入に市町村総合交付金を除いた9,657万円を充当し、2,914万1,000円を財源振りかえしていますので、これらの差し引き額9,428万9,000円を減額しています。 市債の子ども発達支援・交流センター整備事業費320万円の減と、旧都立清瀬東高校跡地購入事業1億8,000万円の減額は、事業費の変更に伴うものです。 歳出では、財産管理費の基金積立事業費については、基金利子収入41万7,000円を補正するものです。 交通防犯関係経費の需用費832万9,000円は、電気料金値上げによる防犯灯の電気料の増額、防犯灯の修理箇所の増加に伴う修繕費の増額などによるものと、自治会、商店会、防犯灯の電気料金補助金額の増によるものです。 コミュニティバス事業費では、運賃収入が当初積算よりもふえたものの、燃料費の増により62万9,000円の増額をするものです。 消防費の負担金、補助及び交付金では、消火栓の設置ならびに補修に伴う東京都水道局への負担金が単価ならびに件数が減少したため、468万7,000円減額するものです。 諸支出金では、財政調整基金に利子収入139万5,000円を積み立てるものです。 質疑では、自治会による防犯灯の電気代の請求件数などについてとの質疑では、平成19年度については104件、平成20年度は前期54件となっているとの答弁がありました。 青色回転灯車両のパトロール体制についてとの質疑に対し、現在、午後1時半から4時半までシルバー人材センターの方と警察官OBの方により、徒歩によりパトロールを行っているが、今後、一部を青色回転灯によるパトロールに振りかえたいとの答弁がありました。 質疑・意見を終結し、採決を行いました。 議案第12号所管部分は、全員異議なく可決と決しました。 以上で報告を終わります。 ○議長(石井秋政君) 続いて、文教常任委員長の報告を求めます。 森田委員長。     〔文教常任委員長 第12番 森田正英君 登壇〕 ◆第12番(森田正英君) 文教常任委員会は、3月18日午前10時より、委員全員出席のもと開催されました。 それでは、議案第12号 平成20年度清瀬市一般会計補正予算(第8号)所管部分の審査結果について報告いたします。 初めに、担当課長より所管部分にかかわる詳細について説明があり、歳入で学校の図書備品として活用していただきたいといった寄附を受け、第四小学校及び第八小学校の2校に教育図書として購入するため、小学校費、教育振興費の備品購入費で24万円の補正であります。 質疑では、読書活動の現状と効果、子どもの平均本を読む調査などについてがあり、本市の学校図書館での本を借りた児童・生徒の割合は、小学校5年生まででは都の調査結果よりも20%ほど高いという傾向があり、これはここ数年読書指導について研究を進めてきた成果と考える。小学校のうちから確実に読書に関して、本に親しませるという指導が大事であるので、本年度進めている読書活動指導員について今後推進したい。来年度については、小学校全校の配置を計画しているとの答弁がありました。 質疑・意見を終結し、採決の結果、議案第12号 平成20年度清瀬市一般会計補正予算(第8号)所管部分につきましては、全員異議なく可決と決しました。 以上で報告を終わります。 ○議長(石井秋政君) 続いて、厚生常任委員長の報告を求めます。 宇野委員長。     〔厚生常任委員長 第22番 宇野かつまろ君 登壇〕 ◆第22番(宇野かつまろ君) 議案第12号 平成20年度清瀬市一般会計補正予算(第8号)所管部分の審査結果についてご報告いたします。 総括については既に説明が終わっておりますので、歳入歳出の所管部分について各担当課長より説明を受けました。 説明では、歳入の主なものは国庫支出金で、自立支援給付の利用者が新法に移行する施設の増大等の理由により増加をしたため、925万5,000円。 都支出金では、東京都の制度である心身障害者福祉手当月額1万5,500円の受給者が転出者や死亡者が予想以上に多く、減少したことによる870万6,000円の減額。 自立支援給付費の増加に伴う都の負担分4分の1の額である462万7,000円の増額。 民生費都補助金では、老人福祉費補助金で認知高齢者グループホームのスプリンクラー設置に関する消防署令等が昨年末に公布され、消防用設備等の設置基準などが平成21年4月1日施行となったことなどから、年度内の事業執行を見送ることになったため、320万円の減額。 母子福祉費補助金に649万円の増額などとなっています。 歳出では、社会福祉総務費でグループホームスプリンクラー設置助成として640万円の減額、介護保険特別会計で保険給付費の補正に伴う介護保険特別会計の市負担分12.5%に当たる所要額625万円と、介護保険システム改修に伴う経費65万3,000円で、介護保険特別会計に690万3,000円の繰り出し。 自立支援給付事業費に2,000万5,000円、地域生活支援事業費に129万1,000円の増額。 障がい者福祉手当等事業費は645万円の減額、1件当たりの医療費助成額の増加などがあったことによる乳幼児医療費助成事業費1,100万円の増額などであります。 質疑では、佐々木委員からの群馬県渋川市における高齢者の有料ホームで10人が死亡した火災事故に関連してなどの質問に対し、小山高齢支援課長から、群馬県での痛ましい事故で改めて認識しており、認知高齢者グループホームへのスプリンクラー設置助成の設置延期の時期については、具体的な詰めをしているところで、4月から早急に工事ができるようにしたい。また、設置の対象は市内の虹の家とゆうゆうの2か所、及び他に未設置の市内の有料老人ホーム1か所であり、計3か所であること。有料老人ホームは東京都の管轄で、無届けの情報についても都から連絡が入ることになっている。 また、小松健康福祉部長からは、清瀬市の生活保護の方を無届けの施設に紹介している件は1件ありますが、群馬県の邑楽郡にある株式会社の施設ですが、これは保護している方のご家族が近所でよいということで見つけてこられて、そこに入っているということで、事故のあったような、そういう施設を紹介しているという事実は現在のところありませんと答弁がありました。 中村委員から、子どもの発達支援・交流センターの工事請負費について、実施設計から減額になった経緯についての質問に対し、瀬谷障害福祉課長からは、入札をしたが、市の見積もりによる当初予算に対し、業者の提示した金額のほうが少なかったということであり、工事はお願いした図面のとおりでき上がっていますとの答弁がありました。 意見はなく、採決の結果、議案第12号 平成20年度清瀬市一般会計補正予算(第8号)所管部分は、全員異議なく可決と決しました。 以上で報告を終わります。 ○議長(石井秋政君) 最後に、建設常任委員長の報告を求めます。 久世委員長。     〔建設常任委員長 第14番 久世清美君 登壇〕 ◆第14番(久世清美君) 議案第12号 平成20年度清瀬市一般会計補正予算(第8号)所管部分の審査結果をご報告いたします。 総括の説明については、既に終わっておりましたので、歳入歳出の所管部分にかかわる詳細について、各担当課長に説明を求めました。 歳入の款18寄附金、住環境の整備に関する条例に伴う寄附金は、住環境の整備に関する条例第49条第2項に基づき、清瀬市中里一丁目中里広場西側付近の11区画の宅地開発に伴う事業敷地3%に相当する公園等の設置にかえて、856万8,000円の金銭納付を認めたもので、当初予算10万円の歳入を見込んでいたので、846万8,000円を増額補正するものである。 歳出の項1土木管理費、事業5河川用水路事業費の工事請負費と負担金、補助及び交付金の300万円は、東京都施行のくるまや橋かけかえに伴い、清瀬市が橋上に照明灯3基を設置するもので、当初工事完了後負担金を支払うことで都と調整をしていたが、照明灯設置は既設の機能回復の範疇を超えるとの都の内部調査の結果、市施行で新設するため、照明負担金300万円を減額し、同額を工事請負費に振りかえさせていただくものである。この設置工事費については、橋げたの搬入が4月上旬にずれ込むとの東京都からの連絡があったため、同額を繰越明許させていただくものである。 項3都市計画費、公有財産購入費は、旧都立清瀬東高等学校跡地購入関係経費で、土地及び建物を購入する費用で、当初4億円計上していたが、当該年度は建物のみを購入することになったため、2億843万円減額し、1億9,157万円となったものである。 目4下水道費、事業1下水道事業特別会計繰出金で729万円を増額補正するものである。 目5公園緑地費緑地保全事業費積立金は、緑地保全基金として歳入で説明した住環境の整備に関する条例に伴う寄附金及び基金利子をあわせた867万9,000円を積み立てるものであるとの説明を受けました。 質疑・意見はなく、採決の結果、議案第12号 平成20年度清瀬市一般会計補正予算(第8号)所管部分は全員異議なく可決と決しました。 以上で報告を終わります。 ○議長(石井秋政君) 報告が終わりました。 質疑・討論を省略して、採決をいたします。 議案第12号を可決することにご異議ございませんか。     〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(石井秋政君) ご異議なしと認め、議案第12号は可決と決しました。----------------------------------- ○議長(石井秋政君) 日程第9、議案第13号 平成20年度清瀬市下水道事業特別会計補正予算(第3号)を議題といたします。 建設常任委員長の報告を求めます。 久世委員長。     〔建設常任委員長 第14番 久世清美君 登壇〕 ◆第14番(久世清美君) 議案第13号 平成20年度清瀬市下水道事業特別会計補正予算(第3号)の審査結果をご報告いたします。 総括、歳入歳出一括して服部上下水道課長に提案理由の説明を求めました。 第1条、歳入歳出予算の補正は、歳入歳出予算の総額にそれぞれ1,144万2,000円を追加し、歳入歳出予算の総額をそれぞれ23億1,344万2,000円と定めるものである。 第2条、地方債の補正は、補正後の限度額を公共下水道建設事業で7億4,560万円、流域下水道建設事業で1億6,090万円、資本費平準化債2億8,000万円で、限度額の総額を11億8,650万円とするものである。 歳入の使用料及び手数料の下水道使用料では900万円を減額し、9億6,269万円とするものである。主な原因は、宅地開発等により、小口の件数は増加しているものの、使用者の節水が進んでいることが要因と考えている。 繰入金では729万円を増額し、1億2,653万6,000円とするものである。 繰越金は、平成19年度決算において、実質繰越額が2,682万3,000円となったことにより、1,682万3,000円を増額補正するものである。 諸収入の雑入では593万9,000円を増額し、657万円とするもので、これは受託水道事業特別会計より上下水道課長の人件費負担金である。 市債は970万円を減額し、11億8,650万円とするものである。内訳は、公共下水道事業で940万円の減額で、これは新小金井街道のローソン付近の交差部で、当初予定していた工事等が中止になったことなどによるものである。 都支出金の下水道事業都補助金9万円は、清瀬市の下水道中期ビジョン策定補助金である。 歳出の款1下水道事業費では、1,144万2,000円を増額し、6億5,203万円とするものである。 下水道維持管理費では2,000万円の増額補正となっている。これは、不明水が増量したため、維持管理費を増額するものである。 なお、本市では、道路工事等に合わせ、不明水の原因にも関係する穴空きマンホールふたの取りかえを図っているところである。 項3下水道建設費では、855万8,000円減額の8,585万円となっている。これは、公共下水道建設事業経費の桝設置で470万円、管渠築造の185万8,000円の減額である。 負担金、補助及び交付金では、志木街道40号線管渠工事において、支障物件移設工事がなかったことにより、200万円を減額しているとの説明を受けました。 質疑では、新小金井街道の工事中止は次年度に行うのかに対し、NTTのケーブルが入っていたため、都と協議の結果、一定の深さがとれているため、工事を見送ってよいとのことにて、今後も行わないとの答弁。 不明水の詳細に対する質疑に対し、水再生センターに入った流水から有収水量を引いたものが不明水で、これは雨水と考えられる。清瀬市の努力だけでなく、9市全域の問題であるため、荒川右岸東京流域下水道の協議会で節減を図れる提案をしたいとの答弁。 流域下水道の工事に対する質疑に対し、清瀬水再生センターは第4系列まで整備が終わっており、現在工事を行っているのは第4系列の工事が完成したため、これを稼働させ、古い第1系列を休ませ、更新工事をしているとの答弁。 私有地である宅地に入っている下水管を動かすことは可能かの質疑に対し、身近に路線等があれば可能だが、切り回すことは難しいとの答弁がありました。 質疑・意見を終結し、採決の結果、議案第13号 平成20年度清瀬市下水道事業特別会計補正予算(第3号)は全員異議なく可決と決しました。 以上で報告を終わります。 ○議長(石井秋政君) 報告が終わりました。 質疑・討論を省略して、採決をいたします。 議案第13号を可決することにご異議ございませんか。     〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(石井秋政君) ご異議なしと認め、議案第13号は可決と決しました。----------------------------------- ○議長(石井秋政君) ここで暫時休憩をいたします。休憩中に代表者会議を開催させていただきますので、よろしくお願い申し上げます。時間は後ほど連絡いたします。 また、再開につきましては、午後2時以降になる予定でございますので、ご協力をお願い申し上げます。                        午前11時51分 休憩-----------------------------------                         午後2時00分 開議 ○議長(石井秋政君) 休憩前に引き続き会議を開きます。 議長より報告をさせていただきます。 休憩中に友野議員より、先ほどの予算特別委員長の発言の中で、発言訂正の申し入れがございましたので、議長はこれを許可いたしましたのでご報告申し上げます。 それでは、第10番友野議員の発言を許します。 ◆第10番(友野ひろ子君) 先ほど予算特別委員会の報告の中で、--------------------------------------------------------------という発言をいたしましたが、--------------------------------------------------------------という部分を訂正させていただきたいと思います。 ○議長(石井秋政君) ただいま友野議員から、先ほどの予算特別委員会委員長報告の中で、--------------------------------------------------------------との発言について、会議規則第63条の規定により、訂正したいとの申し出がございましたが、この発言訂正の申し出を同条の規定により、議長において許可することといたします。 なお、本件につきましては、議長において、後刻会議録を精査し、措置させていただきますので、よろしくお願い申し上げます。----------------------------------- ○議長(石井秋政君) それでは、日程第10、議案第14号 平成20年度清瀬市介護保険特別会計補正予算(第2号)を議題といたします。 厚生常任委員長の報告を求めます。 宇野委員長。     〔厚生常任委員長 第22番 宇野かつまろ君 登壇〕 ◆第22番(宇野かつまろ君) 議案第14号 平成20年度清瀬市介護保険特別会計補正予算(第2号)の審査結果についてご報告いたします。 提案理由を小山高齢支援課長から受けました。 説明では、総額1億144万1,000円を追加するもので、主な歳入は、国庫負担金では介護給付費負担金で1,000万円、介護従事者処遇改善臨時特例交付金には4,899万7,000円の計上で、介護従事者の処遇改善を図ることから、介護報酬が3%改定されることに伴い、65歳以上の第1号被保険者の介護保険料の急激な上昇を抑えるため、国費で保険料上昇分を軽減することになっているものであります。 介護給付費準備基金繰入金1,082万円は、介護給付費の増額に伴い、第1号被保険者の負担相当分、保険料分をこの準備基金を活用して取り崩し、計上したものであります。 主な歳出では、総務費一般管理費として、介護認定審査などに伴うシステム改修費1,176万円、保険給付費5,000万円の内容は、介護サービス諸費に1億1,532万7,000円を増額し、介護予防サービス諸費では7,292万8,000円を減額し、また、高額介護サービス諸費200万円、特定入所者介護サービス539万7,000円、審査支払手数料20万4,000円で、それぞれ給付費などの見込みから補正するものであります。 基金積立金4,899万7,000円は、国の介護従事者処遇改善臨時特例交付金を基金に積み立てるもので、平成21年度当初予算で取り崩し、保険料の上昇を抑える軽減財源として活用するものです。 質疑では、佐々木委員の質問に対し、小山高齢支援課長から、システム変更のための補正計上で、新しい方式によるシステム改修の内訳は、認定関係、報酬改定に伴うシステム改修の分で、合わせて1,176万円の費用で、SEの作業経費として540万円ほど、認定報酬の改定のパッケージの改修経費629万9,000円となっている。認定調査項目が74項目になったことや、サービスの所要時間などのデータを最近のものに改めるためのソフトの入れかえなどがシステムの費用となっている。 小松健康福祉部長からは、モデルケースを実施し、変わることによって軽度に判定されることがあり、国はそうした意見を聞いて改めるところは改めると言っている。また、かなり軽度になってしまうとき、調べて実態と違う場合は、再度認定審査会を開いて、再度認定し直すことに制度もなっているので、対処していきたい。現行の審査会で、合議制のもとで判定がより実態に近い方向に行くので、この方法でやっていきたい。調査項目の減少は、厚労大臣が言っているように、制度的におかしいとなれば、きちんとした形でおろしてもらうことが介護保険制度を維持していく一つのルールと思っているなど答弁がありました。 意見では、佐々木委員から、2次判定できちんと判定されればよいが、いろいろな制限もあると聞いているので、ぜひそうしたことが起きたときは、国に積極的に改善を求めていく姿勢を持ってほしいことを要望する。この補正には賛成すると発言がありました。 質疑・意見を終結し、採決の結果、議案第14号 平成20年度清瀬市介護保険特別会計補正予算(第2号)は全員異議なく可決と決しました。 以上で報告を終わります。 ○議長(石井秋政君) 報告が終わりました。 質疑・討論を省略して、採決をいたします。 議案第14号を可決することにご異議ございませんか。     〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(石井秋政君) ご異議なしと認め、議案第14号は可決と決しました。----------------------------------- ○議長(石井秋政君) 日程第11、議案第15号 平成20年度清瀬市後期高齢者医療特別会計補正予算(第1号)を議題といたします。 厚生常任委員長の報告を求めます。 宇野委員長。     〔厚生常任委員長 第22番 宇野かつまろ君 登壇〕 ◆第22番(宇野かつまろ君) 議案第15号 平成20年度清瀬市後期高齢者医療特別会計補正予算(第1号)の審査結果についてご報告いたします。 提案理由を番場保険年金課長から受けました。 説明では、437万4,000円を追加補正するもので、歳入では国庫支出金の総務費、国庫補助金では、高齢者医療制度円滑運営事業費で新たに336万円の計上で、国が追加的に実施した保険料の軽減等の施策を制度の円滑導入事業と位置づけており、これらの事業展開に必要となるシステムの改修に要する経費の補助金であります。 また、保健事業費国庫補助金では、新たに特別対策として、長寿健康増進等事業で101万4,000円となっています。 歳出では、総務費の一般管理費で徴収収納事務を行うシステムの改修費336万円、健康長寿啓発事業用パンフレット等の作成経費の印刷製本費に35万6,000円、予備費65万8,000円となっています。 質疑では、佐々木委員の質問に対し、番場保険年金課長から、システム改修費35万6,000円の中身は、平成20年度は均等割7割軽減者に対し、均等割9割軽減にしたが、結果、年度通じては8割5分軽減となり、被扶養者の均等割保険料の9割軽減策を平成21年度も継続すること、75歳になった日から都の自己負担限度額まで負担となって倍になるので、4万4,400円におさまるように、それぞれ半分ずつにするための経費の総体ですと答弁がありました。 意見では、佐々木委員より、いろいろな世論に押されて、保険料徴収とか軽減策を検討されていると思うが、この制度は廃止すべきで、一部の見直しでは差別医療だと言われている部分は手つかずです。制度そのものは見直すべきだが、補正予算なので意見を述べて賛成する。 質疑・意見を終結し、採決の結果、議案第15号 平成20年度清瀬市後期高齢者医療特別会計補正予算(第1号)は全員異議なく可決と決しました。 以上で報告を終わります。 ○議長(石井秋政君) 報告が終わりました。 質疑・討論を省略して、採決をいたします。 議案第15号を可決することにご異議ございませんか。     〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(石井秋政君) ご異議なしと認め、議案第15号は可決と決しました。----------------------------------- ○議長(石井秋政君) 日程第12、議案第16号 平成20年度清瀬市受託水道事業特別会計補正予算(第2号)を議題といたします。 建設常任委員長の報告を求めます。 久世委員長。     〔建設常任委員長 第14番 久世清美君 登壇〕 ◆第14番(久世清美君) 初めに、この議案では表題の誤字が指摘されたため、議長の了承を得て、後日正誤表を配付することとし、審査が進められました。 議案第16号 平成20年度清瀬市受託水道事業特別会計補正予算(第2号)の審査結果をご報告いたします。 総括、歳入歳出一括して、服部上下水道課長に提案理由の説明を求めました。 第1条歳入歳出予算の補正は、歳入歳出予算の総額からそれぞれ1,507万円を減額し、歳入歳出予算の総額をそれぞれ3億4,563万円とするものである。 歳入の受託水道事業収入の管理収入では、東京都水道局より水道事業管理に要する委託金1,507万円を減額し、3億4,054万円とするものである。 歳出の受託水道事業費の業務費、職員人件費等では、2,180万円の減額となっている。これは職員を2人減としたことによるものである。 業務管理に要する経費では、673万円の増額となっているが、負担金、補助及び交付金では、上下水道課長人件費657万円を増額し、下水道会計に負担金として支出するものであるとの説明を受けました。 質疑・意見はなく、採決の結果、議案第16号 平成20年度清瀬市受託水道事業特別会計補正予算(第2号)は全員異議なく可決と決しました。 以上で報告を終わります。 ○議長(石井秋政君) 報告が終わりました。 質疑・討論を省略して、採決をいたします。 議案第16号を可決することにご異議ございませんか。     〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(石井秋政君) ご異議なしと認め、議案第16号は可決と決しました。----------------------------------- ○議長(石井秋政君) 日程第13、議案第18号 清瀬市介護従事者処遇改善臨時特例基金条例を議題といたします。 厚生常任委員長の報告を求めます。 宇野委員長。     〔厚生常任委員長 第22番 宇野かつまろ君 登壇〕 ◆第22番(宇野かつまろ君) 報告に入る前に、先ほどの議案第15号 平成20年度清瀬市後期高齢者医療特別会計補正予算(第1号)の審査結果についてご報告いたしましたが、提案理由を小山高齢支援課長と申しましたが、番場保険年金課長の間違いでしたので、訂正させていだたきます。大変失礼いたしました。よろしくお願いいたします。 それでは、議案第18号 清瀬市介護従事者処遇改善臨時特例基金条例の審査結果についてご報告をいたします。 提案理由の説明を小山高齢支援課長から受けました。 説明では、この基金条例は第1条、設置の目的にあるように、介護従事者の処遇改善を図るため、介護報酬の引き上げが行われますが、この改定に伴い、第1号被保険者の介護保険料の急激な上昇を抑制するため、市に基金を設置するための条例であります。 第2条にある基金の積み立て額は、清瀬市が交付を受ける介護従事者処遇改善臨時特例交付金の額とし、第3条では基金の管理方法、第4条は基金の運用益の処理方法、第5条は基金の繰りかえ運用、第6条は基金の処分方法を定めるものであります。第7条の委任は、この条例の施行に関し、必要な事項の委任を定めるものであります。 附則の第1項は施行期日を定めるもので、この条例は公布の日から施行します。 第2項は、この条例の効力の失う時期を平成24年3月31日とし、また、基金に残額があるときは、国に納付をすることを定めています。 質疑では、小山高齢支援課長から、石川委員の質問に対し、交付金が入ることで1人当たり74円ほど保険料が軽減されていて、全体で約4,500万円になる。また、介護保険従事者の改善の内容は、4月から各事業所でどういう形で取り扱うかによって少し違ってくるので、今後情報を集めていきたい。また、介護従事者に2万円ぐらい回るのではないかという推測が伝えられているが、現状ではなかなか難しいようで、国は平成21年度になって3%の改定がきちんと介護従事者に賃金としてはね返るか、全国的に事業所に調査をかける動きも聞いている。動向を見ていきたいと答弁がありました。 また、佐々木委員からの質問に対しては、第4期の基準月額が3,990円と、この交付金と3か年で用意する市の準備基金1億990万円ほどを活用し、現行どおりの3,990円を据え置いていくと答弁がありました。 質疑・意見を終結し、採決の結果、議案第18号 清瀬市介護従事者処遇改善臨時特例基金条例は全員異議なく可決と決しました。 以上で報告を終わります。 ○議長(石井秋政君) 報告が終わりました。 質疑・討論を省略して、採決をいたします。 議案第18号を可決することにご異議ございませんか。     〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(石井秋政君) ご異議なしと認め、議案第18号は可決と決しました。----------------------------------- ○議長(石井秋政君) 日程第14、議案第19号 清瀬市立竹丘学園設置条例を廃止する条例を議題といたします。 厚生常任委員長の報告を求めます。 宇野委員長。     〔厚生常任委員長 第22番 宇野かつまろ君 登壇〕 ◆第22番(宇野かつまろ君) 議案第19号 清瀬市立竹丘学園設置条例を廃止する条例について、審査結果をご報告いたします。 提案理由の説明を瀬谷障害福祉課長から受けました。 説明では、清瀬市立竹丘学園を発展的に解消し、地域療育の核となるべく、子どもの発達支援・交流センターを整備するため、このセンターについては本議会初日において設置条例を議決しています。このセンターが設置されることにより、清瀬市立竹丘学園はその役目を終えますので、この条例が提案されています。 ただし、センターの業務開始時期が相談部門、地域支援部門、通園部門という部門により異なってくることから、センター条例の施行日は指定管理者の部分を除き、規則の定める日としています。それに伴い、この清瀬市立竹丘学園設置条例を廃止する条例についても、施行日をセンター条例同様に規則に定める日としています。 佐々木委員からの質問に対し、瀬谷障害福祉課長から、365日の相談業務体制の要望については、このセンターだけでなくいろいろなところと連携してネットワークを組み、力を出し合い、相談し合いながら、またイニシアチブがとれるようなセンターを目指したいと答弁がありました。 質疑・意見を終結し、採決の結果、議案第19号 清瀬市立竹丘学園設置条例を廃止する条例は全員異議なく可決と決しました。 以上で報告を終わります。 ○議長(石井秋政君) 報告が終わりました。 議案第19号を可決することにご異議ございませんか。     〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(石井秋政君) ご異議なしと認め、議案第19号は可決と決しました。----------------------------------- ○議長(石井秋政君) 日程第15、議案第20号 清瀬市組織条例の一部を改正する条例を議題といたします。 総務常任委員長の報告を求めます。 渋谷のぶゆき委員長。     〔総務常任委員長 第4番 渋谷のぶゆき君 登壇〕 ◆第4番(渋谷のぶゆき君) 議案第20号 清瀬市組織条例の一部を改正する条例の審査結果を報告いたします。 初めに、長坂企画課長より提案理由の説明がありました。これは、東京都の受託水道事業が終了するため、条例を整備するものです。 質疑・意見を終結し、採決の結果、全員異議なく可決と決しました。 以上で報告を終わります。 ○議長(石井秋政君) 報告が終わりました。 議案第20号を可決することにご異議ございませんか。     〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(石井秋政君) ご異議なしと認め、議案第20号は可決と決しました。----------------------------------- ○議長(石井秋政君) 日程第16、議案第21号 清瀬市職員の勤務時間、休日及び休暇等に関する条例の一部を改正する条例、日程第18、議案第23号 清瀬市職員の給与に関する条例の一部を改正する条例、以上2件を会議規則第34条の規定により、一括議題といたします。 総務常任委員長の報告を求めます。 渋谷のぶゆき委員長。     〔総務常任委員長 第4番 渋谷のぶゆき君 登壇〕 ◆第4番(渋谷のぶゆき君) 報告いたします。 議案第21号 清瀬市職員の勤務時間、休日及び休暇等に関する条例の一部を改正する条例及び議案第23号 清瀬市職員の給与に関する条例の一部を改正する条例、以上2件については関連がありますので、会議規則第87条の規定に基づき、一括議題といたしました。 初めに、井部職員課長より提案理由の説明がありました。 議案第21号は、国の制度に準じて、市職員の勤務時間等を改めるため条例を整備するものです。 議案第23号は、再任用短時間勤務職員の時間外勤務手当の算定基準等を改めるため、条例を整備するものです。 質疑では、休息時間と休憩時間の違いは何かとの質疑に対し、休息時間は勤務時間の範囲、休憩時間については勤務時間外との答弁がありました。 質疑・意見を終結し、採決の結果、議案第21号及び議案第23号は、全員異議なく可決と決しました。 以上で報告を終わります。 ○議長(石井秋政君) 報告が終わりました。 質疑・討論を省略して採決をいたします。 初めに、議案第21号を可決することにご異議ございませんか。     〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(石井秋政君) ご異議なしと認め、議案第21号は可決と決しました。 次に、同じく採決をいたします。 議案第23号を可決することにご異議ございませんか。     〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(石井秋政君) ご異議なしと認め、議案第23号は可決と決しました。----------------------------------- ○議長(石井秋政君) 日程第17、議案第22号 清瀬市長等の給与に関する条例の一部を改正する条例を議題といたします。 総務常任委員長の報告を求めます。 渋谷のぶゆき委員長。     〔総務常任委員長 第4番 渋谷のぶゆき君 登壇〕 ◆第4番(渋谷のぶゆき君) 議案第22号 清瀬市長等の給与に関する条例の一部を改正する条例の審査結果を報告いたします。 初めに、井部職員課長より提案理由の説明がありました。 これは、市長の給料の特例措置を継続するため、条例を整備するものです。 質疑・意見を終結し、採決の結果、全員異議なく可決と決しました。 以上で報告を終わります。 ○議長(石井秋政君) 報告が終わりました。 質疑・意見を省略して採決をいたします。 議案第22号を可決することにご異議ございませんか。     〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(石井秋政君) ご異議なしと認め、議案第22号は可決と決しました。----------------------------------- ○議長(石井秋政君) 日程第19、議案第24号 清瀬市特別会計条例の一部を改正する条例を議題といたします。 建設常任委員長の報告を求めます。 久世委員長。     〔建設常任委員長 第14番 久世清美君 登壇〕 ◆第14番(久世清美君) 議案第24号 清瀬市特別会計条例の一部を改正する条例の審査結果をご報告いたします。 中澤財政担当部長より提案理由の説明を受けました。 この議案は、昭和50年2月1日から特別会計を設置し、東京都の水道事業の事務を受託してきたが、平成21年3月31日をもって事務事業を完全解消し、受託水道事業を東京都に戻すため、清瀬市受託水道事業特別会計を廃止することから条例を整備するもので、第1条の第2号、清瀬市受託水道事業特別会計受託水道事業を廃止し、以下、第3号から第7号までをそれぞれ1号ずつ繰り上げるものである。 この条例は、平成21年4月1日から施行するもので、経過措置として平成20年度清瀬市受託水道事業特別会計にかかわる出納は、出納整理期間である平成21年5月31日まで存続するものとするとの説明がありました。 質疑・意見はなく、採決の結果、議案第24号 清瀬市特別会計条例の一部を改正する条例は全員異議なく可決と決しました。 以上で報告を終わります。 ○議長(石井秋政君) 報告が終わりました。 質疑・討論を省略して採決をいたします。 議案第24号を可決することにご異議ございませんか。     〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(石井秋政君) ご異議なしと認め、議案第24号は可決と決しました。----------------------------------- ○議長(石井秋政君) 日程第20、議案第25号 清瀬市小口事業資金融資条例の一部を改正する条例を議題といたします。 総務常任委員長の報告を求めます。 渋谷のぶゆき委員長。     〔総務常任委員長 第4番 渋谷のぶゆき君 登壇〕 ◆第4番(渋谷のぶゆき君) 議案第25号 清瀬市小口事業資金融資条例の一部を改正する条例の審査結果を報告いたします。 初めに、関産業振興課長より提案理由の説明がありました。 これは、事業資金の融資額を増額するとともに、融資期間を延長させる特例措置を実施するため、条例を整備するものです。 質疑では、現状ではどれくらいの方が利用しているのかとの質疑に対し、平成19年度で40件、平成20年度は50件の方が利用しているとの答弁がありました。 今、融資を受けている人は、プラス500万円の融資が受けられると考えていいのかとの質疑に対し、今借りている方は、新たに500万円借りることができるとの答弁がありました。 金額がふえ、期間が延びたことは歓迎されている。3年ということではなく、その後についても様子を見て考えるということはどうかとの質疑に対し、とりあえず3年ではあるが、3年後の様子を見て考えたいとの答弁がありました。 質疑・意見を終結し、採決の結果、全員異議なく可決と決しました。 以上で報告を終わります。 ○議長(石井秋政君) 報告が終わりました。 質疑・討論を省略して採決をいたします。 議案第25号を可決することにご異議ございませんか。     〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(石井秋政君) ご異議なしと認め、議案第25号は可決と決しました。----------------------------------- ○議長(石井秋政君) 日程第21、議案第26号 清瀬市乳幼児の医療費の助成に関する条例の一部を改正する条例、日程第22、議案第27号 清瀬市ひとり親家庭等の医療費の助成に関する条例の一部を改正する条例、日程第23、議案第28号 清瀬市義務教育就学児の医療費の助成に関する条例の一部を改正する条例、以上3件を会議規則第34条の規定により、一括議題といたします。 厚生常任委員長の報告を求めます。 宇野委員長。     〔厚生常任委員長 第22番 宇野かつまろ君 登壇〕 ◆第22番(宇野かつまろ君) 議案第26号 清瀬市乳幼児の医療費の助成に関する条例の一部を改正する条例、議案第27号 清瀬市ひとり親家庭等の医療費の助成に関する条例の一部を改正する条例及び議案第28号 清瀬市義務教育就学児の医療費の助成に関する条例の一部を改正する条例の審査結果についてご報告いたします。 以上3件については、会議規則第87条の規定に基づき一括議題といたしました。 初めに、提案理由の説明を石川子育て支援課長から受けました。 説明では、この改正は児童福祉法の一部改正により、新たに小規模住宅型児童養育事業が創設されることに伴い条例を改正するもので、この小規模住宅型児童養育事業については、都道府県からの委託事業として医療費においても都道府県から支払われるため、この助成制度の対象としないものの中に加えるものであります。当該改正する条例は、提案の3条例であります。 なお、施行日は平成21年4月1日としています。 質疑では、石川委員の質問に対し、石川子育て支援課長から、委員の言われるように、これは通称ファミリーホームと呼ぶもので、家庭的な養護を推進する観点から、養育者の住居において一定の人数、5、6人の小規模グループで要保護児童を養育する事業で、里親と施設養護の中間として位置づけており、家庭的な環境で複数の子どもを見るということで、大変メリットがあると聞いている。現在、清瀬市内には里親が3世帯ほどあると聞いているが、これがファミリーホームに該当するかどうかのデータをまだ持っていない。後で説明しますなど答弁がありました。 質疑・意見を終結し、採決の結果、議案第26号 清瀬市乳幼児の医療費の助成に関する条例の一部を改正する条例、議案第27号 清瀬市ひとり親家庭等の医療費の助成に関する条例の一部を改正する条例及び議案第28号 清瀬市義務教育就学時の医療費の助成に関する条例の一部を改正する条例は、いずれも全員異議なく可決と決しました。 以上で報告を終わります。 ○議長(石井秋政君) 報告が終わりました。 質疑・討論を省略して採決をいたします。 初めに、議案第26号を可決することにご異議ございませんか。     〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(石井秋政君) ご異議なしと認め、議案第26号は可決と決しました。 次に、同じく採決をいたします。 議案第27号を可決することにご異議ございませんか。     〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(石井秋政君) ご異議なしと認め、議案第27号は可決と決しました。 次に、同じく採決をいたします。 議案第28号を可決することにご異議ございませんか。     〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(石井秋政君) ご異議なしと認め、議案第28号は可決と決しました。----------------------------------- ○議長(石井秋政君) 日程第24、議案第29号 清瀬市介護保険条例の一部を改正する条例を議題といたします。 厚生常任委員長の報告を求めます。 宇野委員長。     〔厚生常任委員長 第22番 宇野かつまろ君 登壇〕 ◆第22番(宇野かつまろ君) 議案第29号 清瀬市介護保険条例の一部を改正する条例について、審査結果をご報告いたします。 提案理由の説明を小山高齢支援課長から受けました。 説明では、第4期となる平成21年度から平成23年度までの第1号被保険者の介護保険料改正について必要な条例の整備を行うもので、今回の改正に当たっては、清瀬市保健福祉総合計画策定委員会の報告を踏まえて改正するものであります。 施行日は平成21年4月1日となっています。 改正の内容は、第4条の保険料額で、改正の基本は平成21年度から平成23年度までの介護保険料について、保険料所得段階を現行7段階から10段階としています。所得段階第1段階から第4段階までの保険料額の改正はありませんが、第5段階以降の保険料の改正と経過措置により設定する特例第4段階があります。詳しくは別表のとおりであり、省略いたしますが、所得条件などにより、第5所得段階から第10所得段階まで、それぞれ保険料を年額で示してあります。 なお、第5号から第9号までの各号に、要援護者の方の保険料額の適用条文を整備しているとのことであります。 また、低所得者などの負担軽減を図るため、平成21年度から平成23年度までの経過措置により、特例第4所得段階を設定し、同様に所得条件などを示し、年額の保険料を示しています。 質疑では、中村委員からの質問に対し、小山高齢支援課長から、今回の改定による予算の増額は、当初予算ベースで比較すると、3%ぐらいの保険料増となっているとの答弁がありました。 質疑・意見を終結し、採決の結果、議案第29号 清瀬市介護保険条例の一部を改正する条例は全員異議なく可決と決しました。 以上で報告を終わります。 ○議長(石井秋政君) 報告が終わりました。 質疑・討論を省略して採決をいたします。 議案第29号を可決することにご異議ございませんか。     〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(石井秋政君) ご異議なしと認め、議案第29号は可決と決しました。----------------------------------- ○議長(石井秋政君) 日程第25、議案第30号 清瀬市立児童遊園条例の一部を改正する条例を議題といたします。 建設常任委員長の報告を求めます。 久世委員長。     〔建設常任委員長 第14番 久世清美君 登壇〕 ◆第14番(久世清美君) 議案第30号 清瀬市立児童遊園条例の一部を改正する条例の審査結果をご報告いたします。 佐々木緑と公園課長に提案理由の説明を求めました。 この議案は、開発行為により提供された公園緑地を市立児童遊園として管理するため、条例の一部を改正するもので、改正内容は、清瀬市立竹丘ゆきやなぎ児童遊園を追加するもので、設置位置は清瀬市竹丘三丁目1521番3である。場所は、東村山市との市境で、都職グラウンドの南側に当たる宅地開発地内で、面積は275平方メートルである。 本公園は、開発区域のほぼ中央に位置し、広場と緑地とに区分けされており、広場内には滑り台、ベンチ、園内灯のほかに40トンの防火貯水槽が設置されている。緑地内には中木にベニカナメモチ、低木にユキヤナギが植栽されている。 施行期日は平成21年4月1日からとしているとの説明を受けました。 質疑では、この公園はフェンスで囲まれているが、今後は地域の連帯を図るためにも再考すべきと思うがとの質疑に対し、区切りをしないと個人的な所有の一部として使われる可能性があるためフェンスを設置しているが、今後は住民の意見などもよく伺うよう努力するとの答弁。 また、遊具の設置方法については再考をすべきと思う。今後は業者より金銭を受け、後に地域の要望を聞いた上で遊具を設置してはどうか。コミュニティの形成にもなると思うので、検討を願うとの要望がありました。 質疑・意見を終結し、採決の結果、議案第30号 清瀬市立児童遊園条例の一部を改正する条例は全員異議なく可決と決しました。 以上で報告を終わります。 ○議長(石井秋政君) 報告が終わりました。 質疑・討論を省略して採決をいたします。 議案第30号を可決することにご異議ございませんか。     〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(石井秋政君) ご異議なしと認め、議案第30号は可決と決しました。----------------------------------- ○議長(石井秋政君) 日程第26、議案第31号 清瀬市道の路線の廃止について、日程第27、議案第32号 清瀬市道の路線の認定について、以上2件を会議規則第34条の規定により一括議題といたします。 建設常任委員長の報告を求めます。 久世委員長。     〔建設常任委員長 第14番 久世清美君 登壇〕 ◆第14番(久世清美君) 議案第31号 清瀬市道の路線の廃止について、議案第32号 清瀬市道の路線の認定についての審査結果をご報告いたします。 議案第31号、議案第32号を会議規則第87条の規定に基づき一括議題とし、山下建設課長に提案理由の説明を求めました。 議案第31号 清瀬市道の路線の廃止については、土地交換に伴う用地取得による終点の変更が生じたため、道路法第10条第3項の規定により、清瀬市道3283号線を廃止するものである。 清瀬市道3283号線は、清瀬市野塩五丁目秋津駅東側踏切南東側付近で、起点が野塩五丁目331番11先から野塩五丁目330番8先までで、延長57.31メートル、幅員2.73メートルから一部3.69メートルを一旦廃止して認定し直すものである。 議案第32号 清瀬市道の路線の認定については、土地交換に伴う用地取得及び宅地開発による新設道路の受け入れに伴うもので、道路法第8条第2項の規定により、4路線の市道認定を行うものである。 清瀬市道3283号線は、廃止で説明をしたが、土地交換による用地取得に伴い、起点野塩五丁目331番11先から、終点が野塩五丁目332番4先まで道路延長が延びるため、再度認定し直すものである。延長は19.6メートル延び、76.91メートルに、幅員は2.73メートルから3.69メートルである。この土地交換については、西武鉄道池袋線軌道敷地内の廃道敷地と道路敷地用地交換によるものである。 清瀬市道3377号線は土地交換による用地取得に伴うもので、秋津駅南口から東方向の線路沿いにある道路敷地で、起点が野塩五丁目299番4先から終点が野塩五丁目298番4先までの通り抜け道路である。延長は169.74メートル、幅員3.65メートルから6.79メートルとなっている。 清瀬市道3376号線は、秋津駅南側付近で宅地開発による新設道路の受け入れに伴うもので、起点が野塩五丁目280番25先から終点が野塩五丁目280番20先までで、延長が33.08メートル、幅員5メートルである。 清瀬市道4144号線は、東京都職員共済組合清瀬運動場南側付近で、宅地開発による新設道路の受け入れに伴うもので、起点が竹丘三丁目1521番28先から終点が竹丘三丁目1521番19先までで、延長107.66メートル、幅員5メートルである。 なお、この開発で南側及び西側に接する市道0116号線は道路中心線から3メートル開発区域内に後退して整備済みであり、用地の帰属を受けており、幅員6メートルに区域変更をさせていだたいているとの説明を受けました。 質疑では、これで西武鉄道との土地交換はすべて終わったのか。また、3377号線は市道になってからの雨水のたまる場所などの改善を考えているか。また、今回の受け渡しの道路面積について伺うとの質疑に対し、10年前からの懸案であったが、今回ですべて終わった。市道については、現状を見ながら対応していく。受け渡しは、清瀬市から18か所、913平方メートル、西武鉄道から12か所、1,606平方メートルであるとの答弁。 また、消防車が入れない細い道路の奥に宅地開発されている。安全のためにも、今後は入り口も5メートルの幅員をとるようすべき、今後は努力を願うとの要望がありました。 質疑・意見を終結し、採決の結果、議案第31号 清瀬市道の路線の廃止について、議案第32号 清瀬市道の路線の認定については全員異議なく承認と決しました。 以上で報告を終わります。 ○議長(石井秋政君) 報告が終わりました。 質疑・討論を省略して採決をいたします。 初めに、議案第31号を承認することにご異議ございませんか。     〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(石井秋政君) ご異議なしと認め、議案第31号は承認と決しました。 次に、同じく採決をいたします。 議案第32号を承認することにご異議ございませんか。     〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
    ○議長(石井秋政君) ご異議なしと認め、議案第32号は承認と決しました。----------------------------------- ○議長(石井秋政君) 日程第28、議案第33号 財産の取得についてを議題といたします。 建設常任委員長の報告を求めます。 久世委員長。     〔建設常任委員長 第14番 久世清美君 登壇〕 ◆第14番(久世清美君) 議案第33号 財産の取得についての審査結果をご報告いたします。 長坂企画課長に提案理由の説明を求めました。 平成19年3月に閉校になった旧都立清瀬東高校については、東京都より取得希望の紹介があり、市では清瀬東高校等跡地利用検討委員会を設置し、敷地と建物を確保することが望ましいとの答申を受け、取得を決めた経過がある。 取得の目的は、生涯学習関連の施設等とするためで、取得財産は所在地清瀬市下清戸一丁目212番地4ほかにある、旧都立清瀬東高等学校校舎7,688.21平方メートル、体育館1,155.05平方メートル及び鉄扉、門扉等建物の附属施設である。 取得の方法は売買により、東京都知事を相手方にして、取得予定額1億9,156万9,449円で買い入れるもので、価格については清瀬市財産審議会において適正な価格を審議いただいている。資料、取得予定価格の4億4,910万円である。東京都提示額については、東京都財産価格審議会において審議された価格である。生涯学習関連施設として広く市民に活用するとのことで、2分の1の減額となっている。議会の議決に付すべき契約及び財産の取得又は処分に関する条例第3条に基づき、この案を提出するとの説明がありました。 質疑では、耐用年数について、使用規定について、ふぐあいが見つかったときの処理の仕方、登記その他取得の流れについて、選定委員会の仕事の内容や構成について、バリアフリー工事の内容、その他傷んでいる部分の工事について伺うとの質疑には、体育館については残存年数は17年と計算している。規定については、契約書の中に10年間生涯学習、スポーツ活動の拠点として使用しなければならないとの文言がある。ふぐあいが見つかっても、その責めは追わないものとするとあり、これは価格の中に10%の建物の修理に関する減額が既にされているためであり、都としては、建物の現状をそのまま引き渡しという考えに立っている。契約日は、平成21年3月31日、支払いも同日行う。登記については予定していない。選定委員の仕事の内容は、利用方法について市民から提案をいただいて選定することを考えている。委員の構成は、都立東久留米総合高校関係者、社会教育委員、まちづくり委員、市民活動センターの代表などを考えている。バリアフリー工事の内容は、エレベーターの設置、段差解消、多目的トイレの設置、自動ドア化などである。その他、傷んでいるところについては、ライフライン、消防設備の点検等はコンサルタント業務の中に含まれているが、その他緊急なものは考えていないとの答弁。 また、10年たてば他の目的として使えるのか、清瀬市の公有財産規則の中に物件が出た場合には、速やかに登記をすることとなっているが、問題はないのか。選定委員の公平性についてや利用規定について。また、市民から利用方法について提案を受けて、選定委員会として料金も含めた使用方法を決めるのか、使用する団体を決めるのかとの質疑に対し、10年たった後は、清瀬市の意思で使い方を決めてよいということである。工事については、用途変更に必要な工事を考えている。登記については、もともと必要のない物件であるため、整合性はとれている。選定委員は利害関係のないメンバーで構成していく。市民の皆様に内覧をしていただいた後、具体的な利用方法について提案をしていただく。料金等については、選定委員会ではなく企画のほうで考えていく。維持管理費などは、使用する団体の負担が前提条件であるとの答弁がありました。 意見では、斉藤実委員より、市民に喜ばれる使い方をしていただければ大変いい買い物と思う。特定の団体、特定の人たちが自分たちのものとして使うと、市民の反感を得ると考えられる。利用規程等については、いろいろな人の意見を聞き、慎重に決めていく必要があるので、議会にも市民にも情報提供や周知活動をしっかりやっていただきたいとの意見。 深沢委員より、選定委員の中に公募の市民も含めて、幅広い市民の方にこの施設が利用できるよう要望する。また、電気、水道などの経費削減に努めていただきたいとの意見。 斉藤正彦副委員長より、高額ではあるが、なかなかこのような物件はないので、ぜひ取得したい、賛成するとの意見が述べられました。 質疑・意見を終結し、採決の結果、議案第33号 財産の取得については賛成者多数によって可決と決しました。 以上で報告を終わります。 ○議長(石井秋政君) 報告が終わりました。 質疑・討論を省略して採決をいたします。 議案第33号を可決することに賛成の方の挙手を求めます。     〔賛成者挙手〕 ○議長(石井秋政君) 賛成者多数。 よって、議案第33号は可決と決しました。----------------------------------- ○議長(石井秋政君) 日程第29、議案第34号 清瀬都市開発株式会社に対する出資についてを議題といたします。 建設常任委員長の報告を求めます。 久世委員長。     〔建設常任委員長 第14番 久世清美君 登壇〕 ◆第14番(久世清美君) 議案第34号 清瀬都市開発株式会社に対する出資についての審査結果をご報告いたします。 中澤財政担当部長に提案理由の説明を求めました。 清瀬都市開発株式会社に対する出資については、昨年4月の代表者会議で説明させていただいたように、清瀬都市開発株式会社が平成7年のクレアビル商業床の取得に際し、土地建物取得資金の一部として、市から会社に7億円を年度初めに貸し付け、年度末に会社から市に返済してもらう方法を毎年繰り返していたが、以前、青森県大鰐町が第三セクターへの貸付金で赤字隠しを装っていたことが発覚したこともあり、平成19年10月に市から第三セクターへの毎年の貸付金は会計操作の誤解を招くおそれがあり、好ましくないとの総務省からの行政指導が東京都を通してあった。 清瀬都市開発株式会社は毎年1,500万円程度の経常黒字を出しており、経営上、法律上何ら問題はないと国や東京都でも理解していただいているところではあるが、その後、東京都と協議した結果、平成21年度に3億5,000万円出資し、さらに平成22年度に3億5,000万円出資し、総額で7億円を出資することとした。 なお、3億5,000万円については、東京都から7年程度の返済で借りることで現在調整をしている。出資の目的については、東京都市開発株式会社の経営安定化を図るためであり、出資の時期については、平成21年6月30日を予定している。出資に関しては、地方自治法第96条第1項第6号に基づき、議会の議決を受けることとなっていることから、議案を提出させていただくものであるとの説明を受けました。 質疑では、これ以外にこのようなものはないのかとの質疑に対し、第三セクターへの貸し付け等はないとの答弁がありました。 質疑・意見を終結し、採決の結果、議案第34号 清瀬都市開発株式会社に対する出資については全員異議なく可決と決しました。 以上で付託された案件はすべて終了し、午前11時46分に建設常任委員会を閉会いたしました。 以上で報告を終わります。 ○議長(石井秋政君) 報告が終わりました。 質疑・討論を省略して採決をいたします。 議案第34号を可決することにご異議ございませんか。     〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(石井秋政君) ご異議なしと認め、議案第34号は可決と決しました。----------------------------------- ○議長(石井秋政君) 日程第30、議案第35号 清瀬市立市民センター条例に規定する公の施設の指定管理者の指定について、日程第31、議案第36号 清瀬市松山集会所の指定管理者の指定について、日程第32、議案第37号 清瀬市竹丘集会所の指定管理者の指定について、日程第34、議案第39号 清瀬市立公園条例に規定する公の施設の指定管理者の指定について、以上4件を会議規則第34条の規定により、一括議題といたします。 文教常任委員長の報告を求めます。 森田委員長。     〔文教常任委員長 第12番 森田正英君 登壇〕 ◆第12番(森田正英君) 議案第35号 清瀬市立市民センター条例に規定する公の施設の指定管理者の指定について、議案第36号 清瀬市松山集会所の指定管理者の指定について、議案第37号 清瀬市竹丘集会所の指定管理者の指定について及び議案第39号 清瀬市立公園条例に規定する公の施設の指定管理者の指定についての審査結果について報告いたします。 以上4件については関連があることから、会議規則第87条の規定に基づき一括議題とし、審査いたしました。 初めに、議案4件について一括して担当課長より提案理由の説明を受けました。 これは、現在の団体が指定管理者として管理運営を行っている施設については、施設の事業の継続性や安定性の確保が重要であり、団体の実績などから判断し、引き続き団体に管理運営業務を行わせることが最適と認められることから、清瀬市立下宿市民センターなど施設の管理を行わせる指定管理者を指定する必要があるため、地方自治法第244条の2第6項の規定に基づき提出されたものです。 質疑では、指定管理者の応募要領配布から計画書の提出が短いなど、応募についてがあり、一般公募は大原則であり、その前提に立って進めていく経過である。今回、基本的には3年間の成果とその実績を見た。もう一つ大事なことは、利便性、経費の問題、安定的な運営ができるかどうか、継続性、そういうところと全体的に見て考えていくことが一番よいとの答弁がありました。 グラウンド利用について、苦情を、指定管理する際、配慮と条件を、管理を委託する際につけることはできないのかとの質疑では、体育協会なり野球連盟、サッカー連盟が主として大会を行う場合、ある程度優先順位を高めていくと思う。そのほかのところで独占的な使い方がないような抽選の方法を考えていくことを申し入れをしたとの答弁がありました。 その他、松山集会所と竹丘集会所の利用の手続の仕方について、文化スポーツ事業団の人数についてなどの質疑がありましたが、詳細については割愛させていただきます。 質疑・意見を終結し、採決をした結果、議案第35号、議案第36号、議案第37号及び議案第39号、以上4件は全員異議なく可決と決しました。 以上で付託された案件はすべて終了しましたが、最後にさきに通知を受けておりました平成20年度清瀬市教育委員会の権限に属する事務の管理及び執行の状況の点検及び評価等の報告書について、教育部長より説明があり、委員より質疑・意見を受けた後、文教委員会を閉会いたしました。 以上で報告を終わります。 ○議長(石井秋政君) 報告が終わりました。 質疑・討論を省略して採決をいたします。 初めに、議案第35号を可決することにご異議ございませんか。     〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(石井秋政君) ご異議なしと認め、議案第35号は可決と決しました。 次に、同じく採決をいたします。 議案第36号を可決することにご異議ございませんか。     〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(石井秋政君) ご異議なしと認め、議案第36号は可決と決しました。 次に、同じく採決をいたします。 議案第37号を可決することにご異議ございませんか。     〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(石井秋政君) ご異議なしと認め、議案第37号は可決と決しました。 次に、同じく採決をいたします。 議案第39号を可決することにご異議ございませんか。     〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(石井秋政君) ご異議なしと認め、議案第39号は可決と決しました。----------------------------------- ○議長(石井秋政君) 日程第33、議案第38号 清瀬市障害者福祉センターの指定管理者の指定についてを議題といたします。 厚生常任委員長の報告を求めます。 宇野委員長。     〔厚生常任委員長 第22番 宇野かつまろ君 登壇〕 ◆第22番(宇野かつまろ君) 議案第38号 清瀬市障害者福祉センターの指定管理者の指定についての審査結果をご報告いたします。 提案理由の説明を瀬谷障害福祉課長から受けました。 説明では、この議案は地方自治法の規定に基づき、指定管理者の指定について提出されているもので、指定管理者の候補を社会福祉協議会とするものです。資料に基づき、指定管理者の指定の経過、管理運営施設、選定事業者概要、審査委員会審議結果などの説明がありました。 補足して、社会福祉協議会は、社会福祉法第109条で地域福祉の推進を図ることを目的とする団体と規定され、地域社会において民間の自主的な福祉活動の中核となり、住民の参加する福祉活動を推進し、保健福祉上の諸問題を地域社会の計画的、協働的努力によって解決しようとする公共性、公益性の高い民間非営利団体で、住民が安心して暮らせる福祉コミュニティづくりと地域福祉の推進を使命とする組織であること。 また、この社会福祉協議会が運営していた障害者福祉センターは、在宅の心身障がい児・者に対する地域福祉サービスの拠点施設として利用者からの信頼も厚く、その障がい特性から、管理者がかわると利用者が多大な混乱を招くことが予想されること、障害者自立支援法が施行され、障がい者に対する支援のシステムが大幅に変更されたが、身体障害者の通所施設としては市内で唯一、いち早く障害者自立支援法に基づいた新体系へ移行し、新たに生活介護、自立訓練等事業を展開するなど、市内障がい者施設の先駆的な役割を十分に果たしていることなど、引き続き施設の管理運営業務を社会福祉協議会に行わせることが適当と認められ、指定管理者候補とするなど説明がありました。 質疑では、石川委員の質問に対して、瀬谷障害福祉課長から、既に3年間の指定管理をしてきているが、この間にぜひ指定管理をやってみたいといった新たな声はなかった。また、審査会の審査では、市内の先駆的な役割も果たしていることも議論され、改善点については、ショートステイ事業については多少改善が必要であるような意見はあったが、そのほかには特に異論はなかった。委託料の人件費の昇給のことについては、3年間通した基本協定があるが、年度協定を毎年度ごとに結んでおり、社協が必要なものを出してもらった上で、話し合いの上で決めている。また、社協は収入を取ることで一生懸命やっただけ、その分社協の自由な裁量で事業展開ができる。協定の中でということはあるが、裁量がふえる方式に変えている中で対応していきたいなど答弁がありました。 質疑・意見を終結し、採決の結果、議案第38号 清瀬市障害者福祉センターの指定管理者の指定については全員異議なく可決と決しました。 以上で報告を終わります。 ○議長(石井秋政君) 報告が終わりました。 質疑・討論を省略して採決をいたします。 議案第38号を可決することにご異議ございませんか。     〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(石井秋政君) ご異議なしと認め、議案第38号は可決と決しました。----------------------------------- ○議長(石井秋政君) 日程第35、議案第40号 クレア市営駐車場の指定管理者の指定について、日程第36、議案第41号 清瀬駅北口地下駐輪場の指定管理者の指定について、以上2件を会議規則第34条の規定により、一括議題といたします。 総務常任委員長の報告を求めます。 渋谷のぶゆき委員長。     〔総務常任委員長 第4番 渋谷のぶゆき君 登壇〕 ◆第4番(渋谷のぶゆき君) 報告いたします。 議案第40号 クレア市営駐車場の指定管理者の指定について及び議案第41号 清瀬駅北口地下駐輪場の指定管理者の指定について、以上2件については関連がありますので、会議規則第87条の規定に基づき、一括議題といたしました。 初めに、提案理由の説明がありました。 議案第40号は、クレア市営駐車場の管理を行わせる指定管理者を指定する必要があるため、地方自治法第244条の2第6項の規定に基づき提出するものです。 議案第41号は、清瀬駅北口地下駐輪場の管理を行わせる指定管理者を指定する必要があるため、地方自治法第244条の2第6項の規定に基づき提出するものです。 質疑では、今回の指定管理者はどう選ばれたか。また、他市では年次報告書を求めていることが多いが、清瀬市は条件が整っていないように思うが、どう思うかとの質疑に対し、指定された団体は清瀬市にかかわる団体であり、事業の継続性、安定性などを考えた結果、今回はこれらの団体がふさわしいのではないかと考えた。申請書を出していただき、審査員が審査し、条件を満たしているという結論になった。年次報告についてはよく検討していきたいとの答弁がありました。 公の施設の指定管理者制度は、どのような施設が直営でどのような施設が指定管理者になるのか、指針についてはどうかとの質疑に対し、問題はサービスの質と量、経費の問題で、直営でやるよりも指定管理者のほうが有利な運営ができるということが前提になる。今まで直営で運営してきた経緯もあり、事業を継続的に行わなければならないということがあり、なかなか一般公募まで至らなかったが、今後はできるだけ広く呼びかけていきたいとの答弁がありました。その他、詳細については割愛をいたします。 意見として、指定管理者の指定に反対はしない。市民にわかりやすくしてもらいたい。NPOを育成することも検討をお願いしたいとの意見がありました。 質疑・意見を終結し、採決の結果、議案第40号及び議案第41号は全員異議なく可決と決しました。 以上で報告を終わります。 ○議長(石井秋政君) 報告が終わりました。 質疑・討論を省略して採決をいたします。 初めに、議案第40号を可決することにご異議ございませんか。     〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(石井秋政君) ご異議なしと認め、議案第40号は可決と決しました。 次に、同じく採決をいたします。 議案第41号を可決することにご異議ございませんか。     〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(石井秋政君) ご異議なしと認め、議案第41号は可決と決しました。----------------------------------- ○議長(石井秋政君) 日程第37、議案第42号 清瀬市土地開発公社定款の変更についてを議題といたします。 総務常任委員長の報告を求めます。 渋谷のぶゆき委員長。     〔総務常任委員長 第4番 渋谷のぶゆき君 登壇〕 ◆第4番(渋谷のぶゆき君) 議案第42号 清瀬市土地開発公社定款の変更についての審査結果を報告いたします。 初めに、増田総務課長より提案理由の説明がありました。これは、公有地の拡大の推進に関する法律の一部改正に伴い、清瀬市土地開発公社役員の職務に関する規定を改める等のため、公有地の拡大に関する法律第14条第2項の規定に基づく議会の議決を経て、清瀬市土地開発公社定款を整備するものです。 質疑・意見を終結し、採決の結果、全員異議なく可決と決しました。 以上で報告を終わります。 ○議長(石井秋政君) 報告が終わりました。 質疑・討論を省略して採決をいたします。 議案第42号を可決することにご異議ございませんか。     〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(石井秋政君) ご異議なしと認め、議案第42号は可決と決しました。----------------------------------- ○議長(石井秋政君) 日程第38、請願第1号 旭が丘団地北側道路の安全対策に関する請願を議題といたします。 総務常任委員長の報告を求めます。 渋谷のぶゆき委員長。     〔総務常任委員長 第4番 渋谷のぶゆき君 登壇〕 ◆第4番(渋谷のぶゆき君) 請願第1号 旭が丘団地北側道路の安全対策に関する請願の審査結果について報告いたします。 請願者がお見えでしたので、休憩をして趣旨説明を受けてから審査をいたしました。 これは、交通事故が多発する旭が丘団地北側道路にスピード抑止策の実施、標識の設置、信号機、横断歩道の設置などを求めるものです。 質疑では、この道路を一方通行にはできないかとの質疑に対し、警察から要請があった注意喚起の看板設置、センターラインの溶着、交差点マークの溶着の3点を対応し、「事故多しスピード落せ」の看板を設置した。道路の広さからいって、一方通行にすることは難しい。 抑止策については、警察の取り締まりを要請していくことが一番ではないかとの答弁がありました。 意見では、これ以上事故が起きないように、安全対策をお願いしたい。警察の取り締まりを強く要望したい。安全のため考えられることをやってほしい、賛成する。痛ましい結果にならないよう対応してほしい、賛成するなどの意見がありました。 質疑・意見を終結し、採決の結果、全員異議なく採択と決しました。 以上で報告を終わります。 ○議長(石井秋政君) 報告が終わりました。 質疑・討論を省略して採決をいたします。 請願第1号を採択することにご異議ございませんか。     〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(石井秋政君) ご異議なしと認め、請願第1号は採択と決しました。----------------------------------- ○議長(石井秋政君) 日程第39、陳情第1号 「気候保護法(仮称)」の制定を求める意見書の提出についての陳情、日程第44、陳情第4号 「気候保護法(仮称)」の制定を求める陳情、以上2件を会議規則第34条の規定により、一括議題といたします。 厚生常任委員長の報告を求めます。 宇野委員長。     〔厚生常任委員長 第22番 宇野かつまろ君 登壇〕 ◆第22番(宇野かつまろ君) 陳情第1号 「気候保護法(仮称)」の制定を求める意見書の提出についての陳情及び陳情第4号 「気候保護法(仮称)」の制定を求める陳情の審査結果についてご報告いたします。 以上2件については関連がありますので、会議規則第87条の規定に基づき、一括議題としました。 陳情者がお見えでしたので休憩をとり、趣旨説明を受けてから審査に入りました。 この陳情第1号は、メイクザルールキャンペーン実行委員会事務局長の平田仁子さんから、また陳情第4号は、新日本婦人の会清瀬支部長の西ヶ谷京子さんから提出されたものであります。 陳情の趣旨は、地球温暖化の影響が進む中、人類にとって危機的状況を避けるために、CO2などの温室効果ガスを大幅に削減させることや、一人一人の温暖化防止のために取り組みやすくすることも必要で、よりよい地球環境を次世代に引き継ぐためにも、CO2削減目標を定めた(仮称)気候保護法のような法律を早期につくることが重要だとし、1、京都議定書の6%削減目標を守り、これから中長期にわたって温室効果ガスを2020年に1990年対比30%、2050年には80%の排出削減目標を掲げること。2、CO2を減らす人や企業が報われる制度をつくること。3、再生可能エネルギーを大幅にふやす仕組みをつくること。以上を求める意見書を国に提出するよう陳情するものとなっています。 質疑では、各委員からの質問に対し、岸環境課長からは、清瀬市は平成11年4月からエコアース計画を立ち上げ、再生紙の電気、水の削減、低公害車の活用、ごみ減量、リサイクルを中心に始めたが、その後、太陽光発電の設置費用の助成、ノーレジマイバッグ運動、市内の各団体と環境フェアの開催、ハイブリッドカーの購入など取り組み、ごみ減量では有料化を進め、多摩26市では1人当たりのごみ排出量が一番少ないなどの結果も出している。温室効果ガスの削減効果については、市役所でのデータについては後刻報告があり、平成18年度と平成19年度ではガソリン、都市ガス、電気使用量の三つに対して計算し、CO2換算で54万9,230.01キログラムから59万741.07キログラムと7.5%の増となっており、増要因として考えられるのは、土曜窓口、情報機器パソコン等の充実で、電気量の増と判断している。また、CO2の削減目標を市としても掲げ、庁舎内の各部署ごとに進めていきたい。 金子市民生活部長からは、地球温暖化対策条例の取り組みは、全国的にもそう進んでいないが、清瀬市としてはエコアース計画を早期に見直し、ノーカーデーの実施を全市民的に呼びかけることや、CO2の排出では、1990年から2005年の伸び率では、商業部門が44%、家庭部門で36%と伸びているので、環境カレンダーを早期につくって、各家庭にもご理解を求めるなど取り組んでいきたいと答弁がありました。 意見では、佐々木委員からは、温暖化対策は喫緊の課題で、国民すべての方の意識を変えていくことが大事ですが、政府も及び腰でなかなか中期目標を持てないことも原因だが、日本の排出量の7割を占める発電所、工場など、大口排出源への対策について、きちっと対応していかないといけない。今ある技術をきちっと推進すれば、さらに40%削減が可能と言われているので、先進国が掲げている80%の削減目標も無理ではないので、気候法の制定が必要と思うので賛成する。 石川委員は、賛成する。ただ、厳しい目標を企業に課すことは、経済活動を受ける一個人も影響を受け、経済的にも高コストになってくるのは避けられない。その覚悟はしていかないといけないと思う。 西上副委員長は、我が党も地球温暖化に向けさまざまな取り組みを進めている。数値が具体的に進められるか疑問の点もあるが、市民や企業がこうした取り組みを進めることは賛成なので、具体的な施策が進むような展開でなければという観点で賛成する。 中村委員からは、森林が毎年東京都の10倍の森林がなくなっているので、この問題は地球規模で取り組まないといけない。そのための京都議定書の目標ですら今の段階では達成できていない。暮らしの豊かさが反対に地球の自然環境を破壊していることも認識して、まずはできることからやっていかないといけない。趣旨には賛成するが、目標数値が余りにも現実的でなく、今の段階ではできないと私は判断しているので、この陳情には賛成できない。 質疑・意見を終結し、採決の結果、陳情第1号 「気候保護法(仮称)」の制定を求める意見書の提出についての陳情及び陳情第4号 「気候保護法(仮称)」の制定を求める陳情は、いずれも賛成者多数で採択と決しました。 なお、陳情第1号及び陳情第4号の意見書については、同一内容ですので1件とし、正副委員長に一任されました。 以上で報告を終わります。     〔「暫時休憩」と呼ぶ者あり〕 ○議長(石井秋政君) 暫時休憩をさせていただきます。                         午後3時22分 休憩-----------------------------------                         午後3時33分 開議 ○議長(石井秋政君) それでは、休憩前に引き続き会議を再開いたします。 ただいま陳情第1号、陳情第4号の報告が終わりました。 質疑・討論を省略して採決をいたします。 初めに、陳情第1号を採択することに賛成の方の挙手を求めます。     〔賛成者挙手〕 ○議長(石井秋政君) 賛成者多数。 よって、陳情第1号は採択と決しました。 次に、陳情第4号はただいま議決されました陳情第1号と同一趣旨のものでありますので、議決不要とし、採択といたします。----------------------------------- ○議長(石井秋政君) 日程第40、議員提出議案第6号 「気候保護法(仮称)」の制定を求める意見書を議題といたします。 これは、ただいま陳情第1号及び陳情第4号の意見書でございます。 採決をいたします。 本案を原案どおり可決することにご異議ございませんか。     〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(石井秋政君) ご異議なしと認め、議員提出議案第6号は可決と決しました。----------------------------------- ○議長(石井秋政君) 日程第41、陳情第2号 「ガザ封鎖の解除を求める意見書」の提出を求める陳情を議題といたします。     〔「ちょっとストップ」と呼ぶ者あり〕 ○議長(石井秋政君) 暫時休憩をいたします。                         午後3時35分 休憩-----------------------------------                         午後3時36分 開議 ○議長(石井秋政君) 休憩前に引き続き会議を再開いたします。 ここで訂正をさせていただきます。 再度日程第40、議員提出議案第6号の採決をさせていただきます。 議員提出議案第6号 「気候保護法(仮称)」の制定を求める意見書について、可決することに賛成の方の挙手をお願い申し上げます。     〔賛成者挙手〕 ○議長(石井秋政君) 賛成者多数。 よって、議員提出議案第6号は可決と決しました。----------------------------------- ○議長(石井秋政君) 日程第41、陳情第2号 「ガザ封鎖の解除を求める意見書」の提出を求める陳情を議題といたします。 総務常任委員長の報告を求めます。 渋谷のぶゆき委員長。     〔総務常任委員長 第4番 渋谷のぶゆき君 登壇〕 ◆第4番(渋谷のぶゆき君) 陳情第2号 「ガザ封鎖の解除を求める意見書」の提出を求める陳情の審査結果について報告いたします。 陳情者がお見えでしたので、休憩をして趣旨説明を受けてから審査をいたしました。 内容は、ガザ地区住民の生きる権利を守るため、イスラエル政府に働きかけるとともに、日本政府に対し人道支援を強め、和解のために話し合うよう積極的に仲介することなどを求める意見書提出を求めるものです。 質疑では、生きる権利を一方が封鎖している現状についてどうお考えかとの質疑に対し、それに至る原因があるわけで、第三者が入るなど解決の道を選ぶなどの方法をとるべきだと考える。戦争はあってはならないことで、武力に訴えることなく解決することが大切と考えるとの答弁がありました。 ガザで苦しんでいる人がいる中で、それはやめようという人がいなければいけない。日本がそういうことを言うことが大事だと思うが、どう考えるかとの質疑に対し、両者が話し合って解決できる問題ではなさそうであり、第三者がかかわることで解決の道を選んでほしいとの答弁がありました。 意見では、パレスチナ、イスラエルの問題はいろいろな経緯が絡んでいて解決できない。 国は国益が第一優先であり、人道支援はそういったチャンネルを通じてかかわるべきである。 窓口が違うのではないかという意味で反対する。 この問題は各国の思惑があり、一国だけの介入で解決できるとは思えない。日本一国で解決に向かう活動をするのは難しいのではないか、反対する。 双方が向き合うことが大事で、国連等で対応すべきであり、賛成できかねる。 ガザ封鎖の解除を求める意見書であり、パレスチナ問題の解決を求める意見書ではない。 今、この事態を解決していくことが大切である、賛成する。 食べ物も医療も受けられず死んでいく人たちに対し、歴史的な経緯があるから解決するのは難しいと言うべきかどうか、意見書の提出に賛同してほしいとの意見がありました。 質疑・意見を終結し、採決の結果、陳情第2号は賛成者少数により不採択と決しました。 以上で報告を終わります。 ○議長(石井秋政君) 報告が終わりました。 質疑・討論を省略して採決をいたします。 陳情第2号を採択することに賛成の方の挙手を求めます。     〔賛成者挙手〕 ○議長(石井秋政君) 賛成者少数。 よって、陳情第2号は不採択と決しました。----------------------------------- ○議長(石井秋政君) 日程第42、陳情第3号 多摩地域の「裁判所支部の本庁化」及び「裁判所八王子支部の存置」を求める意見書採択に関する陳情を議題といたします。 総務常任委員長の報告を求めます。 渋谷のぶゆき委員長。     〔総務常任委員長 第4番 渋谷のぶゆき君 登壇〕 ◆第4番(渋谷のぶゆき君) 陳情第3号 多摩地域の「裁判所支部の本庁化」及び「裁判所八王子支部の存置」を求める意見書採択に関する陳情の審査結果について報告いたします。 陳情者がお見えでございませんでしたので、直ちに質疑を行いました。 なお、陳情の詳細については割愛いたします。 質疑・意見を終結し、採決の結果、全員異議なく採択と決しました。 陳情第3号の意見書につきましては、正副委員長に一任するということで了承されました。 以上で報告を終わります。 ○議長(石井秋政君) 報告が終わりました。 質疑・討論を省略して採決をいたします。 陳情第3号を採択することにご異議ございませんか。     〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(石井秋政君) ご異議なしと認め、陳情第3号は採択と決しました。----------------------------------- ○議長(石井秋政君) 日程第43、議員提出議案第5号 多摩地域の「裁判所支部の本庁化」及び「裁判所八王子支部の存置」を求める意見書を議題といたします。 これはただいまの陳情第3号の意見書でございます。 採決をいたします。 本案を原案どおり可決することにご異議ございませんか。     〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(石井秋政君) ご異議なしと認め、議員提出議案第5号は可決と決しました。----------------------------------- ○議長(石井秋政君) 日程第45、陳情第5号 子どもの医療費無料化を求める陳情を議題といたします。 厚生常任委員長の報告を求めます。 宇野委員長。     〔厚生常任委員長 第22番 宇野かつまろ君 登壇〕 ◆第22番(宇野かつまろ君) 陳情第5号 子どもの医療費無料化を求める陳情についての審査結果をご報告いたします。 陳情者がお見えでしたので休憩をとり、趣旨説明を受けてから審査に入りました。 この陳情は、新日本婦人の会清瀬支部支部長の西ヶ谷京子さんから提出されたもので、子どもは抵抗力が弱く重症化することも多く、病気の早期発見、早期治療を支える環境が大切で、その一つとして、子どもの医療費の心配をなくすことは大きな子育て支援になる中、東京都が今年10月から中学生までの医療費助成制度を充実させるが、既に子ども医療費の無料化を実施してきた23区ではすべて無料になっているが、都の制度は通院1回当たり200円の負担がかかるようになっているので、清瀬市でも通院1回200円の負担をなくすよう求める内容となっています。 質疑では、各委員からの質問に対し、各担当部長から、200円分を市が負担した場合は、概算で月平均2,459件で、12か月で年間590万円の予算が必要となること。200円の額についての考え方は、真に医療を必要とする者の受診を抑制しない範囲の額であること。また、保険診療における再診料71点を下回っているなど、医療保険の相互扶助の精神から自己負担額を前提としていること。所得制限については、個人の収入に見合った範囲内ということで、児童手当などと同じ条件が設けられているなど答弁がありました。 また、佐々木委員から、この問題は三多摩格差の問題であり、月50万円ぐらいであれば財政調整基金を使い、子育て世帯の生活を応援すべきと思うがどうかなどの質問に対して、星野市長からは、今回の中学生までの子ども医療費の無料化制度は、大変大きく前進してきた中で、26市で決めてきた。月50万円とは言うが、やはり26市と共同歩調をとっていきたいと答弁がありました。 意見では、中村委員から、所得制限があり、厳しい暮らしの人にもそれなりの対応策もあり、さらに前進といっても非常に厳しいかと思いますので、陳情には賛成しかねます。 石川委員からは、反対です、高額医療の自己負担額を減らすなどの方向性は進めていくべきだが、通院1回200円は受診抑制にはならない額と判断しています。 西上副委員長は、公明党は福祉の党としていろいろ取り組んできたし、子ども医療費もこういうふうに進んだ。200円の市負担については、財政状況では現時点では難しいと思うので、賛成しかねます。 佐々木委員からは、賛成します、府中市が200円を負担すると決めたが、市は市民の生活が厳しくなってきている中での支援として決めたと聞いている。不況の中で踏み込んだ施策が求められている。その支援策の一つとして検討していくべきだと思うなど、各委員から意見がありました。 質疑・意見を終結して、採決の結果、陳情第5号 子ども医療費無料化を求める陳情は、賛成者少数で不採択と決しました。 以上で報告を終わります。 ○議長(石井秋政君) 報告が終わりました。 質疑・討論を省略して採決をいたします。 陳情第5号を採択することに賛成の方の挙手を求めます。     〔賛成者挙手〕 ○議長(石井秋政君) 賛成者少数。 よって、陳情第5号は不採択と決しました。----------------------------------- ○議長(石井秋政君) 日程第46、陳情第6号 学童クラブ指導員への市正規職員配置の継続に関する陳情を議題といたします。 厚生常任委員長の報告を求めます。 宇野委員長。     〔厚生常任委員長 第22番 宇野かつまろ君 登壇〕 ◆第22番(宇野かつまろ君) 陳情第6号 学童クラブ指導員への市正規職員配置の継続に関する陳情についての審査結果をご報告いたします。 陳情者がお見えでしたので休憩をとり、趣旨説明を受けてから審査に入りました。 この陳情は、清瀬市保育所父母の会連絡協議会会長の三ツ谷博子さんほか1,676人から提出されたものです。 陳情の趣旨は、健全な成長のために重要な年齢である小学生の子どもたちが、多少調子が悪くても、落ち込んでいてもそれを受けとめ、守ってもらうための切実な生活の場ですので、家庭にかわって子どもたちを受けとめ、安全で安心できる生活を守りながら、健全育成を目指していく指導員の存在が学童クラブの生命線と位置づけ、行財政改革も大人同士でやりとりできる部門から改革を行っていくべきで、子どもたちのかけがえのない生活の場である学童クラブにしわ寄せを強いないように、市の各学童クラブから市正規職員の指導員の配置をなくす計画を見直し、市正規職員の指導員を継続して配置することにより、学童クラブ在所児童への保育育成の質を市の責任において確保するよう求めるものとなっております。 質疑では、石川子育て支援課長から、嘱託職員といっても資格をしっかり持っており、経験や自覚を持っている。また、正規職員の異動は一度にではなく段階的に行い、質を落さないよう、今までと変わらないよう、安心・安全な学童クラブの運営を目指していく。開所時間、サービスの質などを保ち、清瀬市の学童クラブとして9クラブ全部統一したサービスを提供していくので安心してほしい。国や都の実施要項などに基づいて図っていくので、安心していただける。 26市では、すべてを民間委託している市が4団体、一部指定管理や民間委託を導入しているのが6団体、すべてを嘱託化しているのが7団体、一部を嘱託化しているのが6団体、清瀬市と同じように公設公営で正規職員を必ず施設に配置している団体は5団体で、合計28市になるが、一部指定管理と嘱託化がダブっている。 年齢は9人はいますが、20歳代から50歳代ぐらいと記憶しています。 勤務時間については、平成21年度は正規職員は9時半からだが、嘱託職員も平成20年度と同様に9時45分か10時、もしくはローテーションにより1時で引き継ぎと準備のほうは十分と思っている。 平成22年度以降は今後の検討だが、他市の例では、一般的には11時から6時と決まっていても、イベントや準備で柔軟に午前中から出勤していると聞いている。嘱託職員の定着率は、学童クラブの指導員の平均で4.25年、年度内退職は年度間に大体1人。 後藤子ども家庭部長からは、40年近く続けてきた学童クラブの評価について、保護者が就労によって昼間いない家庭にとっては、児童の放課後の生活の場であり、児童健全育成の場であり、役割を担っている大変重要な事業である。ただ、今、市でなくても、民間の力をかりてでも対応できる事業と判断している。 福永副市長からは、昭和39年から始め、当時率先してやって評価を受けた。その評価は今も変わらない。障がい児の方々にも対応して今日まで来た。今後も正規を嘱託職員にかえていくだけの違いであって、あとは同じであること。また、臨時職員を少なくして、嘱託職員に切りかえていくことはやっていきたいと答え、民営化をする必要はないのではとの質問に対しては、学童クラブについては民営できると判断している。財政的な効果と、お子さんに対しては、嘱託でも対応は低下しない。来年度は嘱託化は所長を除いて行い、保護者への説明は、今後社会福祉協議会を含め、まとめた上である時期に行っていき、来年のスタートに備えていきたいと答弁。 また、経費削減先にありきであり、嘱託化の後に社協などへの委託を決めていることを保護者に説明すべきとの質問に対しては、説明責任というのではなく、一番大事なのは学童クラブのお子さんたちをどうしっかり運営できるかであり、内容など吟味していかないといけない。嘱託職員の力はすごいもので、よくやってくれている。 石川子育て支援課長からは、仮に社協なり民間に委託した場合、地方公務員法の適用からは外れるので、複数年の契約や報酬面の経年で差をつけたりが可能になる。また、800万円の補正で傷んだところを補修する予定であること。 福永副市長からは、民間委託後は、基本的には労働基準法の適用になってくる。また、責任者を置くことにもなってくる。交付税や人件費の差額の使い方については、今後検討していくなど答弁がありました。 意見では、中村委員から、民間への委託のほうがいろいろなサービスを向上させていけると思うし、正職員でやらなければ質が下がるとは言えない。民のやっていることを信じていくことが大切であり、この陳情には反対する。 石川委員からは、会派の中で賛否が分れるが、私はこの陳情には反対する。非正規の雇用は不安定で待遇改善が必要だが、公務員給与の引き下げなど課題と考える。財政面では、将来にツケを回さないよう、健全化が必要。さまざまな民間委託で公営に劣らない運営をしているところはあり、民間の保育園でも質が低いとはとても言えない。決して心配することはありません。 佐々木委員からは、必要な行革はあると思うが、当事者の合意を得ていくことは最低やらなくてはいけないことだ。子どもの成育を保障する学童クラブで、利用者不在で進められていくことは問題です。計画そのものを撤回すべきで、陳情には賛成する。 西上副委員長からは、陳情者のさまざまな懸念された部分は、ほとんどすべてにわたって対応が明示されたと思う。公から民へ変わることによってのメリットは高く、今後も期待したいし、正規職員から大きく転換していくことが市のさまざまな施策展開が進んでいく部分であると思うので、市正規職員の配置という点については賛成しかねます。 質疑・意見を終結し、採決の結果、陳情第6号 学童クラブ指導員への市正規職員配置の継続に関する陳情は、賛成者少数で不採択と決しました。 以上で報告を終わります。 ○議長(石井秋政君) 第1番西上議員。 ◆第1番(西上ただし君) 今の説明の中で、私の質問の最終に非正規職員の云々というところ、正規職員のと言っていただかないと。     〔「市正規職員です」と呼ぶ者あり〕 ◆第1番(西上ただし君) 非と聞こえましたので。わかりました。 ○議長(石井秋政君) 市正規職員とおっしゃったということで、了承願います。 それでは、報告が終わりました。 質疑・討論を省略して採決をいたします。 陳情第6号を採択することに賛成の方の挙手を求めます。     〔賛成者挙手〕 ○議長(石井秋政君) 賛成者少数。 よって、陳情第6号は不採択と決しました。----------------------------------- ○議長(石井秋政君) 日程第47、議会運営委員会の継続審査についてを議題といたします。 お諮りいたします。 今までの申し合わせどおり、議会閉会中、議会運営委員会が継続審査することにご異議ございませんか。     〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(石井秋政君) ご異議なしと認め、本件は閉会中の継続審査に付することに決しました。----------------------------------- ○議長(石井秋政君) 日程第48、閉会中の議員派遣の件についてを議題といたします。 お諮りいたします。 地方自治法第100条第13項及び会議規則第158条の規定に基づき、お手元に配付いたしました閉会中の議員派遣の件についてのとおり、閉会中に議員派遣を行いたいと思います。 なお、諸般の事情により、変更が生じた場合は議長にご一任願いたいと存じますが、これにご異議ございませんか。     〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(石井秋政君) ご異議なしと認め、さよう決定いたしました。----------------------------------- ○議長(石井秋政君) 以上で、本日予定の日程はすべて終了いたしましたが、ここで議会運営委員会でご了承いただいております日程の追加8件をお願い申し上げます。 追加日程第1、議案第43号 清瀬市教育委員会委員の任命についてを議題といたします。 提案者の説明を求めます。 星野市長。 ◎市長(星野繁君) 議案第43号は、清瀬市教育委員会委員の任命についてでございます。 現在、教育委員をお務めいただいておりますのは、小苅米委員でございますが、平成21年4月15日付で任期満了となることから、その後任として稲田瑞穂さんにお願いしたいと考えています。 稲田さんにつきましては、議案第43号資料として経歴書をお手元に配付させいただいておりますが、清瀬市の中学校の校長、それから清瀬市公立中学校校長会の会長、清瀬市健全育成委員会の委員長等を歴任いただきまして、現在は人権擁護委員をお務めいただいております。 教育委員の中に、現在小中学校の校長等を経験されている方がいなくなっておる等考慮いたしまして、今回、稲田さんを提案させていただきたいと考えております。どうぞよろしくお願いいたしまして、説明にかえさせていただきます。 ○議長(石井秋政君) 説明が終わりました。 人事の案件につきましては、慣例によりまして、質疑・討論を省略して無記名投票で行います。 ただいまより議場の出入り口を閉めさせていただきます。     〔議場閉鎖〕 ○議長(石井秋政君) ただいまの出席議員数は21人です。 投票用紙を配付いたします。     〔投票用紙配付〕 ○議長(石井秋政君) 投票用紙の配付漏れはございませんか。     〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(石井秋政君) 配付漏れなしと認めます。 それでは、投票箱を改めます。     〔投票箱点検〕 ○議長(石井秋政君) 異状なしと認めます。 それでは、立会人の指名をさせていただきます。 開票立会人に第15番西畑議員、第16番長谷川議員にお願いをいたします。 記載の方法につきましては、賛成または反対というような記載をしてください。賛否を表明しない白票や賛否の明らかでないものは、会議規則第71条第2項によりまして、反対とみなすことになります。 それでは、これから投票を行います。順次投票をお願いいたします。     〔投票〕 ○議長(石井秋政君) 投票漏れはございませんか。     〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(石井秋政君) 投票漏れなしと認めます。 投票を終了いたします。 立会人の方は立ち会いをお願い申し上げます。 それでは、開票を行います。     〔開票〕 ○議長(石井秋政君) それでは、投票の結果をご報告いたします。 総投票数21票、うち賛成21票。 よって、議案第43号は同意と決しました。 議場の閉鎖を解きます。     〔議場開鎖〕----------------------------------- ○議長(石井秋政君) 追加日程第2、議案第44号 財産の取得についてを議題といたします。 提案理由の説明を求めます。 福永副市長。 ◎副市長(福永進君) それでは、議案第44号は財産取得についてでございますが、提案理由の説明をさせていただきたいと思います。 若干概要についてご説明させていただきます。 取得の目的は、生涯学習関連の施設ということで、もう既に皆さんご承知のことと思います。 取得財産は、地番といたしましては、東京都清瀬市下清戸一丁目212番地の4、下清戸一丁目251番地の1、下清戸一丁目251番地の4の3筆と1区画の土地、2万6,476.54平米でございます。 契約の、東京都の相手方といたしましては、売買契約によりまして2分の1減額を適用した11億8,879万6,646円の取得額で買い入れるものでございます。 この価格の定めた経過につきましては、既に皆様ご承知でございますので、ご理解いただけていると思いますが、平成20年3月の東京都財産審議会におきましては、評価されました価格28億8,064万7,552円、減額後の価格14億4,032万3,776円が、契約締結日が評価時点より1年経過しますので、東京都財務局におきましての時点で修正と直近の取引事例等を勘案いたしまして、再評価されたものでございまして、修正率はマイナス17.46%ということになった経過がございます。 なお、この契約月日につきましてでございますが、現在のところ東京都と折衝中でございますが、4月の中旬を目途とする予定で、現在調整してございますが、支払いにつきましては、既に申し上げましたとおり、平成21年12月末を予定しているということでございます。 よろしくお願いいたします。 ○議長(石井秋政君) 説明が終わりました。 お諮りいたします。 本議案につきましては、会議規則第36条第3項の規定に基づき、委員会付託を省略したいと思いますが、これにご異議ございませんか。     〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(石井秋政君) ご異議なしと認め、本議案は委員会付託を省略し、直ちに審議することに決しました。 これより質疑に入ります。 質疑はございますでしょうか。     〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(石井秋政君) 質疑なしと認めます。 続いて討論に入ります。 討論はございますか。     〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(石井秋政君) 討論なしと認め、採決に入ります。 議案第44号を可決することに賛成の方の挙手を求めます。     〔賛成者挙手〕 ○議長(石井秋政君) 賛成者多数。 よって、議案第44号は可決と決しました。----------------------------------- ○議長(石井秋政君) 追加日程第3、議案第45号 清瀬市子どもの発達支援・交流センターの指定管理者の指定についてを議題といたします。 提案理由の説明を求めます。 福永副市長。 ◎副市長(福永進君) 議案第45号 清瀬市子どもの発達支援・交流センターの指定管理者の指定について、提案理由の説明をさせていただきたいと思います。 この議案は、公の施設であります清瀬市の子どもたちの発達支援交流センターを、地方自治法第244条の規定によりまして、指定管理者に管理を行っていただくために議会の議決をお願いするものでございます。 公の施設の名称と位置は、清瀬市子どもの発達支援・交流センターで、清瀬市竹丘一丁目15番8号でございます。 指定管理者の名称と主たる事務所の所在地は、社会福祉法人嬉泉で、世田谷区船橋一丁目30番9号でございます。 指定期間につきましては、平成21年4月1日から平成24年3月31日まででございます。 今回の指定管理が望ましいという理由につきましては、既に3月3日の本会議等におきましても、子どもの発達支援・交流センター条例の提案に際しまして、議決をいただいたときにも、その趣旨、内容等もある程度説明をさせていただいておりますので、その細かいことは省略をさせていただきたいと思います。 このたびの施設の管理運営をお願いした、提案をさせていただいております社会福祉法人の嬉泉については、選考経過その理由について若干申し上げておきたいと思います。 このセンターは、1番目といたしましては、障がいのみならず、子育て支援等の施策の方向の把握と福祉分野における見識と施設運営の経験を有することが一つでございます。 2番目といたしまして、運営には高い専門性を求められることでございます。 3番目といたしましては、そのために法人自体に実績、経験豊富な人材が確保されているということでございます。 以上の観点から、審査委員会におきましては、委員の構成の中には、検討委員会におきましても委員長あるいは副委員長とに専門家を入れさせていただきまして、社会福祉法人嬉泉から提出を受けた事業計画書等に基づく施設の管理運営の基本方針及び利用者に対するサービスの向上を考える等、実施方針、収支予算総額、資産、審査項目について、いろいろな角度から聞き取りをさせていただきまして、その採用の内容について厳正に審査の結果、指定管理者とさせていただいものでございます。 候補者の選定に当たりましては、本市の福祉行政のさまざまな場面で助言、協力をいただいております日本社会事業大学の大橋学長先生を初めとする先生の方々と絶えず相談をしながら、検討委員会の方針内容を実現できる団体を探してまいりましたが、そうした中で社会福祉法人嬉泉の名前が挙がりまして、審査委員会ではその実績、経験等総合的に判断して、結果、この法人の審査を対象とすることにさせていただきました。 嬉泉の法人の概要につきましては、既に皆さんの別紙議案の第45号の資料及びパンフレットをごらんいただければ、よくわかると思いますので、細かくは申し上げませんが、日本社会事業大学の名誉教授の理論を実践する場といたしまして設立された団体であります。特に、自閉症に対する治療教育の分野では、日本でも先駆的な役割を果たしてございまして、世田谷区で子どもの生活研究所、知的障がい児通園施設めばえ学園、東京都の委託を受けた発達障がい者支援センターの運営を行い、千葉県袖ヶ浦市では、自閉症成人施設のほかに自立支援法の短期入所、日中一時支援、デイサービス等を行っているところでございます。 また、板橋区におきましては、区の委託を受け、区立赤塚福祉園の運営も行っています。 このように、対象者は就学前の児童から成人まで、また知的障がいから発達障がい及び身体障がいまでと、幅広い実績と経験、そして人材を持ったすぐれた団体と思っております。清瀬市発達支援・交流センターの運営には、まさしく適しているという団体であると判断したわけでございます。そういう経過でございますので、ご審議よろしくお願いいたします。 ○議長(石井秋政君) 説明が終わりました。 お諮りいたします。 本議案につきましては、会議規則第36条第3項の規定に基づき、委員会付託を省略したいと思いますが、これにご異議ございませんか。     〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(石井秋政君) ご異議なしと認め、本議案は委員会の付託を省略し、直ちに審議することに決しました。 これより質疑に入ります。 質疑はございますか。 第19番中村議員。 ◆第19番(中村清治君) 厚生常任委員会でこの話と、あと予算のときにもしたんですけれども、嬉泉ですか、パンフレット等用意していただきまして、施設を受ける団体の詳しい資料がありますので、これから発達支援センター開所していくわけですけれども、安心して任せられる団体かなと思いますので、賛成をしていきます。 ○議長(石井秋政君) ほかにございますか。     〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(石井秋政君) 質疑なしと認めます。 続いて討論に入ります。 討論はございますか。     〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(石井秋政君) 討論なしと認め、採決に入ります。 議案第45号を可決することにご異議ございませんか。     〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(石井秋政君) ご異議なしと認め、議案第45号は可決と決しました。----------------------------------- ○議長(石井秋政君) 追加日程第4、報告第1号 平成21年度清瀬市土地開発公社事業計画及び予算についてを議題といたします。 これは、各会派から一人ずつ出ております土地開発公社の報告でございます。既に先般の評議員会でもご承認をいただいておりますので、配付させていただいております報告書をごらんいただくということでご了承をお願い申し上げます。----------------------------------- ○議長(石井秋政君) 追加日程第5、議員提出議案第1号 築地中央卸売市場を存続し、食の安全を確保することを求める意見書を議題といたします。 直ちに採決いたします。 議員提出議案第1号を可決することに賛成の方の挙手を求めます。     〔賛成者挙手〕 ○議長(石井秋政君) 賛成者少数。 よって、議員提出議案第1号は否決と決しました。----------------------------------- ○議長(石井秋政君) 追加日程第6、議員提出議案第2号 雇用破壊をただす実効ある対策を求める意見書を議題といたします。 直ちに採決をいたします。 議員提出議案第2号を可決することに賛成の方の挙手を求めます。     〔賛成者挙手〕 ○議長(石井秋政君) 賛成者少数。 よって、議員提出議案第2号は否決と決しました。-----------------------------------
    ○議長(石井秋政君) 追加日程第7、議員提出議案第3号 消費税増税に反対する意見書を議題といたします。 直ちに採決をいたします。 議員提出議案第3号を可決することに賛成の方の挙手を求めます。     〔賛成者挙手〕 ○議長(石井秋政君) 賛成者少数。 よって、議員提出議案第3号は否決と決しました。----------------------------------- ○議長(石井秋政君) 追加日程第8、議員提出議案第4号 自衛隊のソマリア沖への派遣を中止することを求める意見書を議題といたします。 直ちに採決をいたします。 議員提出議案第4号を可決することに賛成の方の挙手を求めます。     〔賛成者挙手〕 ○議長(石井秋政君) 賛成者少数。 よって、議員提出議案第4号は否決と決しました。----------------------------------- ○議長(石井秋政君) 以上で、日程は全部終了いたしました。 それでは、これをもちまして会議を閉じ、平成21年清瀬市議会第1回定例会を閉会とさせていただきます。 大変お疲れさまでございました。                         午後4時21分 閉会----------------------------------- 地方自治法第123条第2項の規定によりここに署名する    清瀬市議会議長   石井秋政        議員    粕谷いさむ        議員    斉藤正彦...