狛江市議会 2022-08-29
令和4年第3回定例会(第13号) 本文 開催日: 2022-08-29
次に一般質問についてですが,質問通告につきましては8月23日午後5時までとなっておりまして,質問時間は答弁を含めて1人80分で決定をしております。
また,質問の順番につきましては,立憲民主こまえ,平井里美議員,松崎淑子議員,吉野芳子議員,三宅まこと議員,辻村ともこ議員,自由民主党・明政クラブ,日本共産党狛江市議団,狛江市議会公明党の順となっておりまして,その日数は4日と決定しております。
次に決算特別委員会についてですが,議長及び議会選出監査委員を除く20人の委員で構成する決算特別委員会を設置し審査することになっております。
日程につきましては9月21日,22日,26日の3日間で,予備日として27日を予定しております。
質問の時間は答弁を含めて1人60分といたします。
次に本
定例会の会期についてですが,各常任委員会の開催,決算特別委員会の開催等を総合的に考えまして,本日から10月4日までの37日間を予定しております。
次に会期中の会議ですが,配付してあります会期日程のとおりといたしまして,本会議は本日及び9月5日,6日,8日,9日,10月4日の6日間を予定しております。
内容といたしましては,本日この後,会期の決定,行政報告,議長報告,陳情の委員会付託,議案第31号から議案第35号及び第37号から第40号までの上程及び委員会への付託,認定第1号から認定第6号までの上程及び決算特別委員会への付託,そして議案第26号から議案第30号及び議案第36号の審議をお願いするものであります。
最終日の10月4日は,各常任委員長の報告,討論・採決,追加で提出される議案の審議,さらには議員提出議案の審議等を予定しております。これらについては10月3日に行われます議会運営委員会で決定する予定であります。
次に議員提出議案の取扱いについてですが,締切りが一般質問2日目の9月6日までとなっておりますので,よろしくお願いいたします。
このほかの会議でありますが,9月9日には議会運営委員による議員提出議案調整会議を本会議終了後に開催する予定であります。
また,各常任委員会でありますが,総務文教常任委員会は9月13日,社会常任委員会は9月14日,建設環境常任委員会は9月15日のいずれも午前9時から開催する予定としております。これらの委員会の招集通知は会期日程をもって代えることになっておりますので,あらかじめ御了承いただきたいと思います。
なお,本会議終了後,引き続き一部事務組合の活動報告がありますので,よろしくお願いいたします。
以上,議会運営委員会の結果について報告させていただきました。
議員各位の御協力を賜り,本
定例会が円滑に運営されますようお願いいたしまして,報告とさせていただきます。
4:
◯ 議 長(
谷田部 一之議員) 以上で議会運営委員長の報告を終わります。
次に日程第2 会期の決定を議題といたします。
お諮りいたします。
本
定例会の会期は,ただいま議会運営委員長報告のとおり本日から10月4日までの37日間といたしたいと思います。これに御異議ありませんか。
(「異議なし」の声あり)
5:
◯ 議 長(
谷田部 一之議員) 御異議なしと認めます。よって会期は本日から10月4日までの37日間と決定されました。
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6:
◯ 議 長(
谷田部 一之議員) 次に日程第3 行政報告を行います。市長から発言を求めます。市長。
7: ◯ 市 長(松原 俊雄君) 行政報告をいたします。
東京都市長会議が7月25日に開催されました。
まず東京都等からの連絡事項が8件ありましたが,主な事項2件について,報告いたします。
1件目は,危機管理監から,「都の新たな被害想定,緊急一時避難施設及び災害事例等」について,説明がありました。
「首都直下地震等による東京の被害想定」を10年ぶりに見直すとともに,被害の様相を時系列で示した災害シナリオ等を作成したこと,今後,新たな被害想定に基づき東京都地域防災計画を修正すること等の発言がございました。
2件目は,総務局から,「東京都パートナーシップ宣誓制度の創設に係る都内自治体との連携」について,説明がありました。
東京都パートナーシップ宣誓制度について,10月11日から届出の受付を開始し,11月1日から運用を開始すること,今後,受理証明書の活用について各自治体との連携を推進していくこと等の発言がございました。
次に議案審議事項では,「令和5年度 東京都予算編成に対する要望(案)」について審議し,了承されました。本要望については,東京都市長会の会長等が7月29日に副知事に対して都知事宛要望書を提出するとともに,関係各局を回り,要望活動を実施しております。
また,「各種審議会委員等の推せん」について審議を行い,「東京都水防協議会」の新たな委員に私が推薦されることが承認されました。任期は,令和4年9月1日から令和6年8月31日までとなります。
続きまして,令和3年度決算における健全化判断比率及び資金不足比率について,地方公共団体の財政の健全化に関する法律に基づき,報告いたします。
健全化判断比率については,実質赤字比率は実質赤字額がなく,連結実質赤字比率につきましても,同様に連結実質赤字額がありませんでした。
実質公債費比率は前年度と比較し,0.3ポイント改善し1.4%,将来負担比率はマイナスとなったため「-」表示ですが,前年度と比較して10.8ポイント改善し,マイナス4.5%となりました。将来負担比率がマイナスとなったのは初めてです。
次に資金不足比率です。狛江市で該当する公営企業は,下水道事業会計だけですが,資金の不足額はありませんでした。
なお,監査委員から審査の結果をいただきました意見につきましては,お手元に配付させていただきました「令和3年度狛江市健全化判断比率及び資金不足比率審査意見書」のとおりです。
続きまして,令和4年第2回
定例会以降の新型コロナワクチン接種に関する動きについて報告いたします。
防災センター会場に加え,7月9日から上和泉地域センターを集団接種会場として開設し,4回目接種が本格的に始まりました。また,7月25日から狛江市医師会協力のもと,個別クリニック接種を開始するなど,これまで順調に進んでいます。7月22日には,医療従事者,高齢者施設等従事者が新たに4回目接種の対象者として追加されました。これを受け,新たに接種対象となった方が,できる限り早く接種いただけるよう,医療従事者等である可能性の高い1・2回目接種を早期に完了した方,約3,400人に対して7月29日に接種券を発送するとともに,4回目が未接種の18歳から59歳の方,約2万3,600人に対して8月10日に一括発送し,接種券発行申請手続を省くことで,医療従事者等だけでなく基礎疾患のある方も負担をかけずに予約できるようにしました。
3回目接種の促進策として実施した予約不要,接種券不要の「ふらっと接種」では,若年層を中心に多く利用いただき,実施した2箇月間で,10歳代の接種率が14.9%,20歳代で10.3%,30歳代で10.9%向上しました。現在は「ふらっと接種」を継続実施するとともに,これまでファイザー社,モデルナ社のメッセンジャーRNAワクチンに対するアレルギーや副反応等で接種を控えていた方に対して,B型肝炎ウイルスワクチン等,国内で製造され,すでに使用されている組換えタンパクワクチンであるノババックス社ワクチンを使用したスポット接種を実施しています。
また,オミクロン株対応のワクチン接種については,迅速,適切に対応できるよう準備を進め,10月半ば以降に実施する予定としております。
最後に,8月21日時点の接種率をお伝えします。8月1日現在の人口に対する接種対象者全体12歳以上で1回目90.7%,2回目90.1%,3回目74.2%,65歳以上の高齢者では1回目97.9%,2回目97.3%,3回目92.6%となっており,4回目は60歳以上で72.2%となっています。また,都が公表した8月23日時点における区市町村別の3回目接種率について,町村を除く都内49区市中,狛江市は対象者全体で1位となっています。
続きまして,多摩川架橋及び関連道路整備促進協議会の要望活動について報告いたします。
本協議会は,8月2日に総会及び東京都へ,8月3日に国土交通省本省及び関東地方整備局並びに財務省へ,それぞれ要望活動を行いました。協議会の要望書については,狛江市として多摩水道橋に関連するアクセス道路である,調布3・4・2号線(水道道路)については,道路整備の推進とともに引き続き地元との調整を図られたいとし,東京都建設局道路監より,「多摩水道橋に関連するアクセス道路につきましては,令和3年2月に事業に着手したことから,引き続き道路整備を着実に進めてまいります。」との回答をいただいております。
最後に多摩川衛生組合について報告いたします。
7月28日に多摩川衛生組合正副管理者会議が開催され,正副管理者の互選があり管理者は稲城市長,私は引き続き副管理者になりました。
以上,行政報告といたします。
8:
◯ 議 長(
谷田部 一之議員) 以上で日程第3 行政報告を終わります。
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9:
◯ 議 長(
谷田部 一之議員) 次に日程第4 議長報告を行います。
議長報告につきましては配付してあるとおりですので,御参照のほどお願いいたしまして議長報告といたします。
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10:
◯ 議 長(
谷田部 一之議員) 次に日程第5 陳情の委員会付託を行います。
本日までに受理した陳情1件は,配付してある陳情付託事項表のとおり所管の常任委員会に付託いたします。
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11:
◯ 議 長(
谷田部 一之議員) 次に日程第6 議案第37号 狛江市高校生等の医療費の助成に関する条例から日程第14 議案第40号 狛江市地区計画の区域内における建築物の制限に関する条例の一部を改正する条例までの9件を一括議題といたします。
提出者より順次提案理由の説明を求めます。市長。
12: ◯ 市 長(松原 俊雄君) 日程第6 議案第37号 狛江市高校生等の医療費の助成に関する条例から日程第14 議案第40号 狛江市地区計画の区域内における建築物の制限に関する条例の一部を改正する条例までの9件は,一括して提案理由を申し上げます。
まず,日程第6 議案第37号 狛江市高校生等の医療費の助成に関する条例については,高校生等を養育している者に対し,医療費の一部を助成することによりその保健の向上と健全な育成を図り,もって子育ての支援に資するため新たに制定するものです。
詳細は担当部長から説明いたします。
次に日程第7 議案第31号 狛江市行政手続における特定の個人を識別するための番号の利用等に関する条例の一部を改正する条例については,マイナンバーを利用する事務として,議案第37号の狛江市高校生等の医療費の助成に関する条例に係る事務を加えるものです。
次に日程第8 議案第32号 狛江市地域センター・地区センターの設置及び管理に関する条例の一部を改正する条例については,条例で規定しております地域センターの付属設備である陶芸窯の使用料について,議案第33号及び議案第36号の施設管理条例と同様に規則に委任するものです。
次に日程第9 議案第33号 狛江市民ホール条例の一部を改正する条例については,付属設備等の使用料について規則へ委任することにより,設備,備品を適切に整備及び更新し,利用者の利便性の向上を図るとともに,現在大規模改修を行っている狛江市民ホールについて,施設改修の内容と規定の整合性を図るものです。
なお,狛江市民ホールについては令和4年12月11日にリニューアルオープンする予定です。
次に日程第10 議案第34号 非常勤の特別職の職員の報酬及び費用弁償に関する条例の一部を改正する条例については,学校運営協議会の委員を非常勤の特別職に位置づけることに伴い,別表を改めるものです。
詳細は担当部長から説明いたします。
次に日程第11 議案第35号 狛江市税条例等の一部を改正する条例については,地方税法等の一部が改正されたことに伴い,狛江市税条例等の一部を改正するものです。
詳細は担当部長から説明いたします。
次に日程第12 議案第38号 狛江市廃棄物の再利用の促進及び処理に関する条例の一部を改正する条例については,プラスチック廃棄物の分別収集開始及び指定収集袋の種別を変更するため所要の改正を行うものです。
詳細は担当部長から説明いたします。
次に日程第13 議案第39号 狛江市まちづくり条例の一部を改正する条例については,まちづくり案件の適用範囲の見直し等に伴い,所要の改正を行うものです。
詳細は担当部長から説明いたします。
次に日程第14 議案第40号 狛江市地区計画の区域内における建築物の制限に関する条例の一部を改正する条例については,国領町八丁目・和泉本町四丁目周辺地区地区計画の都市計画決定に伴う地区整備計画区域を追加する改正を行うものです。
詳細は担当部長から説明いたします。
以上,よろしく御審議の上議決をいただけますようお願い申し上げます。
13:
◯ 議 長(
谷田部 一之議員) 子ども家庭部長。
14:
◯ 子ども家庭部長(片岡 晋一君) 日程第6 議案第37号 狛江市高校生等の医療費の助成に関する条例について補足説明いたします。
議案書115ページを御参照ください。
本条例は,高校生等を養育している者に対し,医療費の一部を助成することにより,その保健の向上と健全な育成を図り,もって子育ての支援に資するため新たに制定するものでございます。
次にこの条例の主な内容について御説明いたします。
助成対象は,15歳に達した日の翌日以後の最初の4月1日から18歳に達した日以後の最初の3月31日までの間の高校生等の児童を養育している方でございます。本制度については所得制限を設けており,所得が規則で定める額以上であるときは,対象としないこととなっております。助成の範囲については,国民健康保険法または社会保険各法の規定により,医療に関する給付が行われた場合の自己負担分で,通院の場合は200円を除いた額を助成するものでございます。助成の方法については,医療費につきましては市が医療機関に支払うこととなります。
なお特別な理由がある場合は,市が直接対象者に支払うことができることとなっております。
条例の施行日は,令和5年4月1日となっております。
また本条例の施行に伴いまして,非課税世帯の高校生世代を対象としておりました狛江市高校生世代の児童の医療費の助成に関する条例については廃止いたします。
以上,補足説明とさせていただきます。
15:
◯ 議 長(
谷田部 一之議員) 総務部長。
16:
◯ 総務部長(石橋 啓一君) 日程第10 議案第34号 非常勤の特別職の職員の報酬及び費用弁償に関する条例の一部を改正する条例の補足説明を申し上げます。
議案書91ページになります。
本条例は,地方教育行政の組織及び運営に関する法律に基づき設置した学校運営協議会について,従来の学校運営連絡協議会を発展的に解消した組織として捉え,これまで狛江市学校運営協議会規則に基づき報償を支払っていたものを改め,その身分を地方公務員法第3条第3項第2号に規定されている非常勤特別職に位置づけて報酬を支払うよう,本条例の別表を改正するものでございます。
なお報酬額につきましては報償額と同額の1,000円としておりますが,導入済みの自治体との均衡も踏まえて検討し,1,000円としたところでございます。
以上,雑駁でございますが補足説明とさせていただきます。
17:
◯ 議 長(
谷田部 一之議員) 市民生活部長。
18:
◯ 市民生活部長(鈴木 実君) 日程第11 議案第35号 狛江市税条例等の一部を改正する条例につきまして補足説明をさせていただきます。
議案書では93ページから105ページ,議案資料では資料ナンバー2,3ページから4ページを御参照ください。
初めに市民税関係についてでございます。大きく3点ございます。
1点目は,上場株式等の配当等におきまして,金融所得課税は所得税と市民税が一体として設計されてきたことを踏まえ,公平性の観点から所得税と市民税で異なる課税方式の選択が可能だったものを一致させるものでございます。第33条,第34条の9,付則第16条の3,付則第20条の2,付則第20条の3が該当いたします。
2点目でございます。公的年金等受給者の市民税申告義務に係る規定を整備するとともに,給与所得者及び公的年金等受給者の扶養親族申告書の記載事項に配偶者等の氏名を追加するものでございます。第36条の2,第36条の3の2,第36条の3の3となります。
3点目は,住宅借入金等特別税額控除の適用期間を4年間延長するとともに,控除限度額の見直しをするものでございます。付則第7条の3の2となります。
続きまして納税証明関係及び固定資産税関係でございます。固定資産課税台帳の閲覧や証明書に係る手数料につきましては,住所に代わるものとして地方税法施行規則で定める事項を記載したものを閲覧または交付した場合におきましても手数料を納付しなければならないとするものでございます。第18条の4,第73条の2,第73条の3となります。
付則第10条の2第2項につきましては,新たに供給が開始された公共下水道の排水区域内の事業場等におきまして,供給開始前からの既存事業者が引き続き事業を行うために設置した除害施設を対象とする固定資産税の課税標準に乗じる特例率を4分の3から5分の4とするとともに,適用期間を2年間延長するものでございます。
その他,地方税法等の改正に伴う条文及び文言の整理を行っております。
以上で説明を終わらせていただきます。
19:
◯ 議 長(
谷田部 一之議員) 環境部長。
20:
◯ 環境部長(門井 淳君) 日程第12 議案第38号 狛江市廃棄物の再利用の促進及び処理に関する条例の一部を改正する条例について補足説明を申し上げます。
議案第120ページ,資料5ページ,資料ナンバー3を御覧ください。
今回の条例改正では,令和5年4月からプラスチック廃棄物の分別収集及び資源化を開始することに併せて,主に3点の規定を改めるものでございます。
1点目は,プラスチックに係る資源循環の促進等に関する法律(令和3年法律第60号)の施行に伴い,プラスチック廃棄物の分別収集及び資源化を行うために所要の改正を行うものでございます。内容といたしましては,容器包装プラスチック及び製品プラスチックを一括して指定収集袋により収集することとするもので,手数料については可燃ごみ,不燃ごみと同一とするものでございます。
2点目は,指定収集袋の種別を変更するものでございます。内容といたしましては,指定収集袋の種類は現在,可燃ごみ用・不燃ごみ用の2種類でございますが,これを可燃ごみ用・不燃ごみ用・プラスチック類ごみ用の共通の指定収集袋1種類に改めるものでございます。
3点目は,粗大ごみ処理手数料を条例上の規定から削除し,規則に追加するものでございます。理由といたしましては,時代により使用する品物が変わることに伴い,粗大ごみも変わっていくことに迅速に対応するためのものでございます。
その他文言等の整理を行うものでございます。
以上,雑駁ではございますが,補足説明とさせていただきます。
21:
◯ 議 長(
谷田部 一之議員) 都市建設部長。
22: ◯ 都市建設部長(小俣 和俊君) 日程第13 議案第39号 狛江市まちづくり条例の一部を改正する条例について補足説明をいたします。
議案書154ページ,議案資料は7ページの資料ナンバー4を御参照ください。
本条例の改正の主な内容としましては,まちづくり委員会の構成を改めること,開発等事業に道路の位置の指定を伴う場合を加えること,手続が滞る場合に対応するため事業の廃止について定めること,事業完了前の使用を制限する規定を加え,併せて勧告の該当要件に加えること,大規模開発等事業構想の手続において,省略できる場合の規定を改めること,小規模開発等事業の適用範囲を新たに2つ加えること,一団の土地において2以上のまちづくり案件を行う場合の特例を改めること等でございます。
なお,原則公布の日から施行しますが,一部の規定については約6か月間の周知期間を設け,令和5年4月1日より施行するものでございます。
以上,補足説明とさせていただきます。
続きまして日程第14 議案第40号 狛江市地区計画の区域内における建築物の制限に関する条例の一部を改正する条例について補足説明をいたします。
議案書159ページを御参照ください。
建築基準法第68条の2第1項にて,地区計画等の区域内において,建築物の敷地,構造,建築設備又は用途に関する事項で当該地区計画等の内容として定められたものを条例で定めることができると規定されていることから,本条例において令和4年7月7日に都市計画決定の告示をしました国領町八丁目・和泉本町四丁目周辺地区地区計画の地区整備計画区域を適用区域に加え,その制限として計画地区の区分に応じて建築物の用途の制限,建築物の敷地面積の最低限度,壁面の位置の制限,建築物等の高さの最高限度を追加するとともに,文言を整理するものでございます。
以上,補足説明とさせていただきます。
23:
◯ 議 長(
谷田部 一之議員) 提案理由の説明が終わりました。
お諮りいたします。
これより質疑を受けるわけですが,質疑の方法は1議案ごとに受けたいと思います。これに御異議ありませんか。
(「異議なし」の声あり)
24:
◯ 議 長(
谷田部 一之議員) 御異議なしと認めます。よってさよう決しました。
最初に議案第37号の質疑を受けます。
(「なし」の声あり)
25:
◯ 議 長(
谷田部 一之議員) 以上で議案第37号の質疑を終結いたします。
次に議案第31号の質疑を受けます。
(「なし」の声あり)
26:
◯ 議 長(
谷田部 一之議員) 以上で議案第31号の質疑を終結いたします。
次に議案第32号の質疑を受けます。
(「なし」の声あり)
27:
◯ 議 長(
谷田部 一之議員) 以上で議案第32号の質疑を終結いたします。
次に議案第33号の質疑を受けます。
(「なし」の声あり)
28:
◯ 議 長(
谷田部 一之議員) 以上で議案第33号の質疑を終結いたします。
次に議案第34号の質疑を受けます。
(「なし」の声あり)
29:
◯ 議 長(
谷田部 一之議員) 以上で議案第34号の質疑を終結いたします。
次に議案第35号の質疑を受けます。
(「なし」の声あり)
30:
◯ 議 長(
谷田部 一之議員) 以上で議案第35号の質疑を終結いたします。
次に議案第38号の質疑を受けます。
(「なし」の声あり)
31:
◯ 議 長(
谷田部 一之議員) 以上で議案第38号の質疑を終結いたします。
次に議案第39号の質疑を受けます。
(「なし」の声あり)
32:
◯ 議 長(
谷田部 一之議員) 以上で議案第39号の質疑を終結いたします。
次に議案第40号の質疑を受けます。
(「なし」の声あり)
33:
◯ 議 長(
谷田部 一之議員) 以上で議案第40号の質疑を終結いたします。
ただいま議題となっております日程第6 議案第37号から日程第14 議案第40号までの9件は,配付してある議案付託事項表のとおりそれぞれ所管の常任委員会に付託いたします。
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34:
◯ 議 長(
谷田部 一之議員) ただいま付託されました議案第31号から議案第40号までにつきまして,審査上必要と思われる資料の要求がありましたら御発言願います。
(「なし」の声あり)
35:
◯ 議 長(
谷田部 一之議員) 以上で資料の要求について打ち切ります。
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36:
◯ 議 長(
谷田部 一之議員) 次に日程第15 認定第1号 令和3年度狛江市一般会計決算の認定についてから日程第20 認定第6号 令和3年度狛江市下水道事業会計決算の認定についてまでの6件を一括議題といたします。
提出者より順次提案理由の説明を求めます。市長。
37: ◯ 市 長(松原 俊雄君) 日程第15 認定第1号 令和3年度狛江市一般会計決算の認定についてから日程第20 認定第6号 令和3年度狛江市下水道事業会計決算の認定についてまでの6件は,一括して提案理由を申し上げます。
まず,令和3年度の一般会計決算の主な内容について説明いたします。
歳入については,過去最大を更新してきた市税が減となりましたが,普通交付税や各種交付金が大きく伸びたため,経常一般財源としては過去最大となっております。
歳出については,新型コロナウイルスワクチンの接種や子育て世帯・非課税世帯への10万円の給付など,各種新型コロナウイルス感染症対策事業を実施したほか,令和元年東日本台風による災害を踏まえ,排水ポンプを配備するとともに,子供の貧困対策としての高校生世代の医療費助成制度の創設,寺前小学生クラブや第六小学校放課後クラブの新規開設,第一小学校放課後クラブの定員拡大に向けた工事の実施など学童クラブの待機児対策を進め,児童発達支援センターの通所クラスの定員拡大,狛江第三中学校への自閉症・情緒障がい特別支援学級の開設,小・中学校施設の改修などを実施しました。コロナ禍においても災害対策を着実に進めるとともに,子育て支援の充実を図ることができたところでございます。
上和泉地域センター体育館LED更新委託など,新型コロナウイルスワクチン接種会場として活用したことにより,一部予定どおり実施できなかった事業もございますが,そのほかの事業についてはおおむね予算どおり執行しております。
ほかの4つの特別会計及び下水道事業会計については,それぞれ設置目的に従って執行した結果です。
併せて決算審査意見書を付しておりますので御参照ください。
詳細は担当部長から説明いたしますので,よろしく御審議の上認定いただけますようお願い申し上げます。
38:
◯ 議 長(
谷田部 一之議員) 企画財政部長。
39: ◯ 企画財政部長(高橋 良典君) 日程第15 認定第1号 令和3年度狛江市一般会計決算の認定について補足説明を申し上げます。
歳入歳出額の前年度との比較を中心に説明させていただきます。
決算資料の276ページと277ページを御参照願います。
歳入でございます。
1款市税は,128億7,034万6,000円で前年度比4,002万6,000円,0.3%の減でございます。市税のうち個人市民税は譲渡所得や退職分離が増したため前年度比2,719万2,000円,0.4%の微増,市たばこ税は税率の引上げなどにより前年度比2,024万1,000円,5.6%の増となったものの,法人市民税は税率の引下げの通年化の影響などにより前年度比3,119万1,000円,9.5%の減,固定資産税は土地の評価替えが据え置かれたことや木造家屋の評価替えなどにより前年度比5,130万2,000円,1.2%の減となったことなどにより,市税全体では減となっております。
なお,歳入総額に占める市税の割合は35.9%となっております。
2款地方譲与税は,1億1,795万7,000円で前年度比212万9,000円,1.8%の増でございます。
3款利子割交付金は,1,931万6,000円で前年度比132万9,000円,6.4%の減でございます。
4款配当割交付金は,1億3,888万8,000円で前年度比3,894万8,000円,39.0%の増でございます。
5款株式等譲渡所得割交付金は,1億6,993万4,000円で前年度比5,336万円,45.8%の増でございます。
6款法人事業税交付金は,7,206万2,000円で前年度比5,721万円,385.2%の増でございます。消費経済活動の回復や通年化などによるものでございます。
7款地方消費税交付金は,17億6,726万2,000円で前年度比1億7,464万8,000円,11.0%の増でございます。消費経済活動の回復などによるものでございます。
8款旧法による自動車取得税交付金は皆減でございます。
9款環境性能割交付金は,2,592万5,000円で前年度比576万2,000円,28.6%の増でございます。
10款地方特例交付金は,1億493万4,000円で前年度比1,589万8,000円,17.9%の増でございます。
11款地方交付税は,26億2,800万1,000円で前年度比9億7,797万3,000円,59.3%の増でございます。内訳といたしまして,普通交付税は臨時財政対策債償還基金費や令和2年国勢調査人口が反映されたことにより前年度比9億6,846万9,000円,71.1%の増,特別交付税は前年度比950万4,000円,3.3%の増でございます。
12款交通安全対策特別交付金は,677万5,000円で前年度比10万9,000円,1.6%の増となっております。市税と各種交付金,普通交付税を合わせた経常一般財源は166億4,577万円,前年度比12億8,042万5,000円,8.3%の増となり過去最大でございます。
13款分担金及び負担金は,2億3,616万1,000円で前年度比5,421万5,000円,29.8%の増でございます。令和2年度に緊急事態宣言等に伴い臨時休園などを行った私立保育園の減額した保育料が通常実施に戻ったことなどによるものでございます。
14款使用料及び手数料は,5億4,542万3,000円で前年度比536万2,000円,1.0%の増でございます。一般会計に計上していた駐車場事業を駐車場事業特別会計に統合したため駐車場使用料が減したものの,分担金及び負担金と同様,公立保育園の保育料が通常実施に戻り,増したものでございます。
15款国庫支出金は,83億337万円で前年度比64億3,711万8,000円,43.7%の減でございます。子育て世帯等臨時特別支援事業費補助金などの増があるものの,市民1人10万円を給付しました特別定額給付金事業への補助金の減などによるものでございます。
16款都支出金は,50億5,250万9,000円で前年度比2億6,583万7,000円,5.0%の減でございます。プレミアム付商品券事業に対する生活応援事業補助金などの増があるものの,市町村新型コロナウイルス感染症緊急対策特別交付金の減などによるものでございます。
17款財産収入は,5,689万1,000円で前年度比1,148万6,000円,16.8%の減でございます。主に市有地売払収入が減となったものでございます。
18款寄附金は,4,048万4,000円で前年度比1,141万2,000円,22.0%の減でございます。緑のまちづくり協力金や指定寄附金などの減によるものでございます。
19款繰入金は,2億6,801万円で前年度比1億9,170万3,000円,41.7%の減でございます。基金繰入金の主な内訳といたしまして,財政調整基金繰入金が前年度比1億9,009万4,000円,56.0%の減,公共施設整備基金が前年度比8,000万円の皆減,新型コロナウイルス感染症対策基金繰入金が前年度比5,000万円の皆増などでございます。
特別会計繰入金の主な内訳といたしまして,後期高齢者医療特別会計繰入金が前年度比2,345万7,000円,123.4%の増などでございます。
20款繰越金は,17億3,253万4,000円で前年度比7億5,029万5,000円,76.4%の増でございます。
21款諸収入は,5億9,512万9,000円で前年度比1億4,563万4,000円,32.4%の増でございます。令和2年度に小・中学校給食費の1学期無償化を実施したことや新型コロナワクチンの住所地外接種費負担金などによるものでございます。
22款市債は,10億9,110万円で前年度比1億1,151万1,000円,9.3%の減でございます。市民ホール整備事業債1億8,550万円の皆増などがあるものの,臨時財政対策債を発行可能額から約10億2,300万円借入額を抑制し,前年度比2億円の減などによるものでございます。
以上,歳入総額358億4,301万1,000円で前年度比47億8,888万9,000円,11.8%の減となりました。
続いて歳出でございます。
1款議会費は,2億9,604万5,000円で前年度比475万4,000円,1.6%の減でございます。
2款総務費は,33億7,432万5,000円で前年度比80億9,562万3,000円,70.6%の減でございます。令和2年度において市民1人10万円を支給しました特別定額給付金事業を実施したことなどにより,大きく減したものでございます。
3款民生費は,168億8,138万円で前年度比11億6,909万7,000円,7.4%の増でございます。子育て世帯への臨時特別給付金や住民税非課税世帯等に対する臨時特別給付金などの実施によるものでございます。
4款衛生費は,29億1,547万4,000円で前年度比6億8,510万2,000円,30.7%の増でございます。新型コロナワクチンの予防接種事業などを実施したことによるものでございます。
5款労働費は,335万8,000円で前年度と同額でございます。
6款農業費は,3,498万2,000円で前年度比102万2,000円,3.0%の増でございます。新型コロナウイルス感染症対策として,農業経営継続支援金などを実施したことによるものでございます。
7款商工費は,3億1,116万8,000円で前年度比2,087万1,000円,7.2%の増でございます。地域経済持続支援金やプレミアム付商品券事業など,新型コロナウイルス感染症対策事業を実施したことなどによるものでございます。
8款土木費は,19億2,728万9,000円で前年度比1億7,633万4,000円,10.1%の増でございます。都市計画事業基金積立金や駐車場事業特別会計繰出金等の増によるものでございます。
9款消防費は,12億4,565万3,000円で前年度比9,087万1,000円,7.9%の増でございます。常備消防事務委託負担金の増や排水ポンプ車の整備などによるものでございます。
10款教育費は,42億1,392万2,000円で前年度比1億9,563万円,4.9%の増でございます。令和2年度にGIGAスクール構想による児童・生徒1人1台のタブレットを整備したことによる減などがあるものの,第二中学校大規模改修一期工事,市民ホール改修工事,第三小学校大規模改修一期工事などの実施によるものでございます。
11款公債費は,16億9,074万6,000円で前年度比331万4,000円,0.2%の減でございます。
12款諸支出金は,3億8,766万2,000円で前年度比1億4,740万2,000円,61.4%の増でございます。財政調整基金積立金の増によるものでございます。
以上,歳出総額332億8,200万4,000円で前年度比56億1,736万2,000円,14.4%の減となりました。
このことにより,歳入歳出差引きは25億6,100万7,000円となり,翌年度へ繰り越しました第三小学校大規模改修二期工事や第二中学校大規模改修二期工事などの財源2億5,303万5,000円を差し引いた実質収支といたしましては23億797万2,000円となりました。
以上,令和3年度狛江市一般会計決算の認定についての補足説明とさせていただきます。
40:
◯ 議 長(
谷田部 一之議員) 福祉保健部長。
41: ◯ 福祉保健部長(小川 正美君) 日程第16 認定第2号 令和3年度狛江市国民健康保険特別会計決算の認定について補足説明を申し上げます。
歳入歳出決算書及び決算資料に基づきまして,歳入歳出額の前年度との比較を中心に説明させていただきます。
まず,令和3年度の国民健康保険被保険者数の年間平均世帯数は1万1,951世帯で前年度比129世帯,1.1%の減,年間平均被保険者数は1万6,775人で前年度比313人,1.8%の減でございます。
決算資料の278ページと279ページを御参照ください。
まず歳入でございます。
1款国民健康保険税につきましては,16億4,797万7,000円,前年度比1,265万8,000円,0.8%の増でございます。
2款国庫支出金につきましては,896万4,000円,前年度比2,934万8,000円,76.6%の減でございます。
3款都支出金につきましては,54億2,288万8,000円,前年度比5億2,856万1,000円,10.8%の増でございます。
4款繰入金につきましては,8億2,205万4,000円,前年度比6,983万5,000円,7.8%の減でございます。
5款繰越金につきましては,4,842万8,000円,前年度比1,148万1,000円,31.1%の増でございます。
6款諸収入につきましては,2,707万6,000円,前年度比1,491万7,000円,122.7%の増でございます。
以上,歳入合計は79億7,738万7,000円,前年度比4億6,843万4,000円,6.2%の増でございます。
続きまして,歳出でございます。
まず1款総務費につきましては,5,241万円,前年度比728万1,000円,16.1%の増でございます。
2款保険給付費でございますが,こちらが本会計の主なものでございまして50億9,597万2,000円,前年度比4億9,297万2,000円,10.7%の増でございます。
3款国民健康保険事業費納付金につきましては,25億5,330万6,000円,前年度比6,844万5,000円,2.6%の減でございます。
4款保健事業費につきましては,1億1,735万7,000円,前年度比296万5,000円,2.6%の増でございます。
6款諸支出金につきましては,6,338万7,000円,前年度比1,286万6,000円,16.9%の減でございます。
以上,歳出合計は78億8,243万2,000円,前年度比4億2,190万7,000円,5.7%の増でございます。
歳入歳出差引きにつきましては9,495万5,000円となっております。
以上,令和3年度狛江市国民健康保険特別会計決算の認定についての補足説明とさせていただきます。
続きまして,日程第17 認定第3号 令和3年度狛江市後期高齢者医療特別会計決算の認定について補足説明を申し上げます。
歳入歳出決算書及び決算資料に基づきまして歳入歳出額の前年度との比較を中心に説明させていただきます。
令和3年度の後期高齢者医療の年間被保険者数は1万846人で前年度比81人,0.8%の増でございます。
決算資料につきましては280ページと281ページを御参照ください。
まず歳入でございます。
1款後期高齢者医療保険料につきましては,10億4,677万9,000円,前年度比1,134万9,000円,1.1%の減でございます。
3款繰入金につきましては,9億5,322万4,000円,前年度比1,231万円,1.3%の増でございます。
4款繰越金につきましては,653万2,000円,前年度比374万円,134%の増でございます。
5款諸収入につきましては,6,686万4,000円,前年度比15万8,000円,0.2%の減でございます。
国庫支出金につきましては,前年度比39万円,これは皆減でございます。
以上,歳入合計は20億7,339万9,000円,前年度比415万3,000円,0.2%の増でございます。
続きまして歳出でございます。
1款総務費につきましては,4,490万3,000円,前年度比831万8,000円,15.6%の減でございます。
2款広域連合納付金につきましては,19億1,597万円,前年度比805万6,000円,0.4%の減でございます。
3款保健事業費につきましては,6,648万8,000円,前年度比308万5,000円,4.9%の増でございます。
4款諸支出金につきましては,4,484万8,000円,前年度比2,278万4,000円,103.3%の増でございます。
以上,歳出合計は20億7,220万9,000円,前年度比949万5,000円,0.5%の増でございます。
歳入歳出の差引きにつきましては119万円となります。
以上,令和3年度狛江市後期高齢者医療特別会計決算の認定についての補足説明とさせていただきます。
引き続きまして,日程第18 認定第4号 令和3年度狛江市介護保険特別会計決算の認定について補足説明を申し上げます。
歳入歳出決算書及び決算資料に基づきまして,歳入歳出額の前年度との比較を中心に説明させていただきます。
令和3年度末の介護保険被保険者数は2万248人で前年度比122人,0.6%の増でございます。
決算資料の280ページと281ページを御参照いただければと思います。
まず歳入でございます。
1款保険料につきましては,14億6,479万円,前年度比7,507万2,000円,5.4%の増となっております。これは第1号被保険者からの保険料でございます。令和元年10月からの消費税率引上げに伴い,低所得者層の保険料について減額改定を行い,軽減分について公費で充当する軽減措置を行っているところでございます。
3款国庫支出金につきましては,16億5,949万7,000円,前年度比6,172万3,000円,3.9%の増となっております。
4款支払基金交付金につきましては,17億6,782万4,000円,前年度比3,787万6,000円,2.2%の増となっております。これはいわゆる第2号被保険者の保険料相当分でございます。
5款都支出金につきましては,10億114万5,000円,前年度比1,493万6,000円,1.5%の増となっております。これは東京都の法定負担分でございます。
6款財産収入につきましては4,000円,前年度比1万9,000円,82.6%の減となっております。これは基金預金利子でございます。
8款繰入金につきましては,10億3,686万1,000円,前年度比56万3,000円,0.1%の増となっております。これは一般会計から狛江市の法定負担分と事務費等で10億21万円,介護保険給付費準備基金から3,665万1,000円を繰り入れたものでございます。
9款繰越金につきましては,2億4,564万8,000円,前年度比1億714万4,000円,77.4%の増となっております。
10款諸収入につきましては,232万3,000円,前年度比175万4,000円,43.0%の減となっております。これは地域支援事業利用者負担金及び過年度の成年後見制度申立時手数料,介護事業所の返還金等による雑入でございます。
以上,歳入合計は71億7,809万2,000円,前年度比2億9,554万1,000円,4.3%の増となっております。
続きまして歳出でございます。
1款総務費につきましては,8,878万6,000円,前年度比1,181万5,000円,15.4%の増となっております。これは事務的経費が主なものでございます。
2款保険給付費につきましては,63億4,896万8,000円,前年度比2億711万9,000円,3.4%の増となっております。これは要介護及び要支援者がサービスを受けた費用の7割から9割分でございます。残りは要介護及び要支援者の方が負担しております。
3款地域支援事業費につきましては,2億9,142万6,000円,前年度比2,145万9,000円,7.9%の増となっております。これは介護予防等の委託費や地域包括支援センターへの委託費及び介護予防・日常生活支援総合事業が主なものでございます。
5款基金積立金につきましては,1億3,358万7,000円,前年度比4,592万2,000円,52.4%の増となっております。これは介護保険給付費準備基金への積立金でございます。
7款繰出金につきましては,179万円,前年度比131万1,000円,273.7%の増となっております。これは一般会計への繰出金でございます。
8款諸支出金につきましては,1億1,242万6,000円,前年度比5,245万4,000円,87.5%の増となっております。これは国などへの過年度返還金でございます。
以上,歳出合計は69億7,698万3,000円,前年度比3億4,008万円,5.1%の増となっております。
歳入歳出差引きにつきましては2億110万9,000円となります。
以上,令和3年度狛江市介護保険特別会計決算の認定についての補足説明とさせていただきます。
42:
◯ 議 長(
谷田部 一之議員) 都市建設部長。
43: ◯ 都市建設部長(小俣 和俊君) 日程第19 認定第5号 令和3年度狛江市駐車場事業特別会計決算の認定につきまして補足説明を申し上げます。
決算資料に基づきまして,歳入歳出額の前年度との比較を中心に説明させていただきます。
また令和3年度の駐車場事業特別会計は,一般会計で実施してきた駐車場事業を特別会計に統合したことや大規模改修工事を開始したことにより,新たに追加になった科目がございます。
決算資料282と283ページを御参照ください。
歳入でございます。
1款使用料は,1,374万2,000円,前年度比820万8,000円,37.4%の減でございます。内容といたしましては駐車場の使用料で調定額に対して100%の収入でございます。減の主な要因でございますが,大規模改修工事により7か月間営業を休止したことによるものでございます。
2款財産収入は,不動産貸付収入815万5,000円でございます。前年度まで一般会計の歳入としていた科目であり,ECORMA1の区分所有者会による不動産貸付収入で,皆増でございます。
3款繰入金9,200万7,000円は大規模改修工事費などに充当するもので,皆増でございます。
以上,歳入総額1億1,483万9,000円,前年度比9,288万7,000円,423.1%の増でございます。
続きまして歳出でございます。
1款事業費は,駐車場管理運営費として1億1,483万9,000円,前年度比9,425万円,457.8%の増でございます。令和3年度の駐車場事業特別会計は冒頭に説明させていただきましたが,一般会計の駐車場事業を統合したことによる再開発ビル管理費負担金と大規模改修工事費用分が増となっております。なお7か月間営業を休止したことにより一部の維持管理費は減となっております。
2款公債費は皆減でございます。
以上,歳出総額1億1,483万9,000円,前年度比9,288万7,000円,423.1%の増でございます。このことにより歳入歳出差引額はゼロ円となりました。
以上,令和3年度狛江市駐車場事業特別会計決算の認定についての補足説明とさせていただきます。
44:
◯ 議 長(
谷田部 一之議員) 暫時休憩いたします。
午前10時12分 休憩
午前10時29分 開議
45:
◯ 議 長(
谷田部 一之議員) 休憩前に引き続き会議を開きます。
環境部長。
46:
◯ 環境部長(門井 淳君) 日程第20 認定第6号 令和3年度狛江市下水道事業会計決算の認定につきまして補足説明を申し上げます。
別冊の歳入歳出決算書の巻末にあります下水道事業会計決算書を御覧ください。
なお令和3年度決算は地方公営企業法の財務規定等を適用した2年目の決算となり,記載している内容につきましては地方公営企業法及び地方公営企業法施行令に基づき作成したものでございます。
中表紙2面の目次を御覧ください。
1ページ決算報告書から6ページ注記までが地方公営企業法第30条第9項の規定に基づき作成しているものでございます。
11ページ事業報告書から26ページ企業債明細書までは,地方公営企業法施行令第23条の規定に基づき作成しているものでございます。
1枚おめくりいただき,1ページを御覧ください。
決算報告書でございます。
(1)収益的収入及び支出でございます。
収益的収入は,下水道使用料,雨水処理に係る一般会計からの負担金などでございまして,第1款下水道事業収益決算額が14億1,904万7,703円でございます。収益的支出は,下水道施設の修繕等の維持管理費,施設の減価償却費,企業債の支払利息などでございまして,第1款下水道事業費用決算額が12億5,729万9,663円でございます。
2ページをお願いします。
(2)資本的収入及び支出でございます。
資本的収入は,建設改良費に対する企業債,国庫補助金,都補助金,一般会計からの補助金などでございまして,第1款資本的収入決算額が4億8,960万2,439円でございます。資本的支出は,施設の新設などの建設改良費,過去の借入金の企業債償還金などでございまして,第1款資本的支出決算額が6億7,566万2,397円でございます。資本的収入決算額が資本的支出決算額に不足する額1億8,605万9,958円につきましては,当年度消費税及び地方消費税資本的収支調整額3,298万1,781円及び引継ぎ金8,575万2,773円,過年度損益勘定留保資金3,290万5,111円,当年度損益勘定留保資金3,332万6,447円,当年度未処分利益剰余金処分額109万3,846円にて補填しております。
1枚おめくりいただき,3ページをお願いいたします。
損益計算書でございます。
令和3年度の経営成績を明らかにするために,税引き後の収益的収支を記載したものとなります。
計算書の下から4行目,当年度純利益を御覧ください。1億2,876万6,259円が令和3年度の狛江市下水道事業会計の純利益でございます。
4ページをお願いします。
剰余金計算書,剰余金処分計算書でございます。
剰余金計算書は1年間の剰余金の変動を表すもので,令和3年度末の利益剰余金合計額が2億5,570万46円でございます。剰余金処分計算書は,剰余金をどのように処分したかを明らかにしたものでございます。処分後の残高は109万3,846円でございます。
1枚おめくりいただき,5ページをお願いします。
貸借対照表でございます。
貸借対照表は,年度末時点の保有する財産の残高を表したものでございます。
左側が土地,構築物,現金預金など所有する財産の部となり,合計金額が107億9,298万5,865円でございます。
右側が企業債や資産取得のために交付された補助金等による繰延収益などの負債の部と資本金などの資本の部となり,合計金額が107億9,298万5,865円でございます。
以上,令和3年度狛江市下水道事業会計決算の認定についての補足説明とさせていただきます。
47:
◯ 議 長(
谷田部 一之議員) 提案理由の説明が終わりました。
お諮りいたします。
ただいま議題となっております認定第1号から認定第6号までの6件は,議長及び議会選出監査委員を除く全議員20人をもって構成する決算特別委員会を設置し,これに付託の上審査することにいたしたいと思います。これに御異議ありませんか。
(「異議なし」の声あり)
48:
◯ 議 長(
谷田部 一之議員) 御異議なしと認めます。よってただいま議題となっております認定第1号から認定第6号までの6件は,議長及び議会選出監査委員を除く全議員20人をもって構成する決算特別委員会を設置し,これに付託の上審査することに決しました。
お諮りいたします。
ただいま設置されました決算特別委員会の委員の選任については,委員会条例第7条第1項の規定により,議長及び議会選出監査委員を除く全議員20人を指名いたしたいと思います。これに御異議ありませんか。
(「異議なし」の声あり)
49:
◯ 議 長(
谷田部 一之議員) 御異議なしと認めます。よってただいま指名いたしました議長及び議会選出監査委員を除く全議員20人を決算特別委員会委員に選任することに決しました。
続いてただいま設置されました決算特別委員会の正副委員長の選任を行います。
お諮りいたします。
議長において,委員長に9番しの浩司議員,副委員長に12番宮坂良子議員を指名いたしたいと思います。これに御異議ありませんか。
(「異議なし」の声あり)
50:
◯ 議 長(
谷田部 一之議員) 御異議なしと認めます。よってさよう決しました。
─────────── ─ ──────────── ─ ───────────
51:
◯ 議 長(
谷田部 一之議員) この際決算特別委員会の審査上必要と思われる資料の要求がありましたら御発言願います。3番高木さとこ議員。
52: ◯ 3 番(高木 さとこ議員) 1つ,資料請求させていただきます。
性質別の人件費と,あとうち職員給というものについて26市中の類似団体のものと世田谷区のものとを出していただきたいと思います。よろしくお願いします。
53:
◯ 議 長(
谷田部 一之議員) 2番松崎淑子議員。
54: ◯ 2 番(松崎 淑子議員) 私も1つお願いいたします。
臨時財政対策債の発行抑制額について,多摩26市の他市の状況,令和以降の状況の資料をお願いいたします。
55:
◯ 議 長(
谷田部 一之議員) 以上で資料の要求について打ち切ります。
─────────── ─ ──────────── ─ ───────────
56:
◯ 議 長(
谷田部 一之議員) 次に日程第21 議案第26号 令和4年度狛江市一般会計補正予算(第2号)を議題といたします。
提出者より提案理由の説明を求めます。市長。
57: ◯ 市 長(松原 俊雄君) 日程第21 議案第26号 令和4年度狛江市一般会計補正予算(第2号)について提案理由を申し上げます。
今回の補正予算は,歳入歳出予算の総額にそれぞれ24億9,894万5,000円を増額し,歳入歳出予算の総額をそれぞれ348億2,833万9,000円とするものです。
主な内容としては,新型コロナウイルス感染症対策としてオミクロン株に対応したワクチン接種に係る費用等を計上するとともに,多世代・多機能型交流拠点の来年2月のオープンに向けた準備・運営費や,来年4月からの開始に向け高校生等の医療費助成制度の準備経費,また令和5年度からの開始に向け容器包装及び製品プラスチックの一括回収の準備経費などを計上するほか,前年度決算の整理等を行うものです。
詳細は担当部長から説明いたしますので,よろしく御審議の上議決をいただけますようお願い申し上げます。
58:
◯ 議 長(
谷田部 一之議員) 企画財政部長。
59: ◯ 企画財政部長(高橋 良典君) 日程第21 議案第26号 令和4年度狛江市一般会計補正予算(第2号)について補足説明をさせていただきます。
議案データの4ページ以降にあります補正予算書にて説明させていただきます。
9ページをお願いいたします。
第二表 地方債補正でございます。
都市計画公園整備事業債は,(仮称)白井塚古墳公園の整備方法を再検討するため7,570万円減額するものでございます。
臨時財政対策債については,当初予算額から1億8,000万円減額し,発行可能額から約1億2,000万円発行額を抑制するものでございます。
12ページをお願いいたします。
歳入でございます。
10款地方特例交付金1項地方特例交付金1目地方特例交付金1,500万6,000円の減は,額の確定によるものでございます。
11款地方交付税1項地方交付税1目地方交付税,説明欄1,普通交付税は,額の確定により2億3,970万3,000円増額するものでございます。
15款国庫支出金1項国庫負担金2目衛生費国庫負担金,説明欄2,新型コロナウイルスワクチン接種対策費負担金4,600万円は,ワクチン接種費用に対する負担金でございます。
2項国庫補助金1目総務費国庫補助金,説明欄2,社会保障・税番号制度システム整備費補助金463万7,000円は,戸籍情報システムの改修に対する10分の10補助でございます。
3目衛生費国庫補助金,説明欄3,新型コロナウイルスワクチン接種体制確保事業補助金2億2,400万円は,ワクチン接種に係る運営等の経費に対する補助でございます。
5目教育費国庫補助金,説明欄2,地方スポーツ振興費補助金811万2,000円は,運動の習慣化による健康づくり教室に対する10分の10補助でございます。
13ページをお願いいたします。
16款都支出金2項都補助金2目民生費都補助金,説明欄3,子供・長寿・居場所区市町村包括補助事業補助金1,060万円は,多世代・多機能型交流拠点の準備・運営費に対する10分の10補助でございます。
説明欄26,高校生等医療費助成事業補助金1,395万9,000円は,準備経費に対する10分の10補助でございます。
3目衛生費都補助金,説明欄11,新型コロナウイルス感染症緊急包括支援交付金(医療分)800万円は,新型コロナウイルス感染症緊急対策生活応援事業に対する10分の10補助でございます。
4目農業費都補助金,説明欄3,都市農地保全支援プロジェクト補助金702万9,000円は,市民農園新設整備に対する補助でございます。
6目土木費都補助金,説明欄1,市町村土木補助金(公園緑地)400万円の減は,(仮称)白井塚古墳公園の整備方法を再検討するため減額するものでございます。
19款繰入金1項繰入金2目特別会計繰入金は,令和3年度決算確定により整理するもので,国民健康保険特別会計繰入金を1,295万4,000円,後期高齢者医療特別会計繰入金を763万9,000円,介護保険特別会計繰入金を4,000円,それぞれ増額するものでございます。
20款繰越金1項繰越金1目繰越金,説明欄1,前年度繰越金21億8,601万4,000円は,前年度の決算剰余金を整理するものでございます。
14ページをお願いいたします。
21款諸収入5項雑入1目雑入,説明欄6,雑入500万円は,容器包装及び製品プラスチックの一括回収の準備経費に対する補助でございます。
22款市債は,第二表 地方債補正で説明したとおりでございますが,予算額を2億5,570万円減額するものでございます。
15ページをお願いいたします。
歳出でございます。
2款総務費1項総務管理費1目一般管理費,説明欄6,庁舎維持管理費1,980万円は,原油価格等の高騰に伴う光熱水費の上昇に対応するものでございます。
以降,光熱水費につきましては同様でございますので,説明は省略させていただきます。
6目財産管理費,説明欄2,公共施設整備基金費は,積立金を3億円,説明欄3,公共施設修繕基金費は,積立金を3億円,それぞれ増額するものでございます。
10目訴訟費,説明欄1,訴訟関係費219万9,000円は,係争中の
損害賠償請求事件について弁護士訟務委託を増額するものでございます。
11目諸費,説明欄1,一般事務費6億5,299万9,000円は,令和3年度決算に伴い,過年度国・都支出金等還付金を増額するものでございます。
16ページをお願いいたします。
3項戸籍住民基本台帳費1目戸籍住民基本台帳費,説明欄2,一般事務費463万7,000円は,本籍地以外の市区町村役場での戸籍謄抄本の発行などを可能とするため,戸籍情報システムを改修するものでございます。
3款民生費1項社会福祉費1目社会福祉総務費,説明欄15,重層的支援体制整備事業1,060万円は,高齢者や子育て中の親子,障がい者など,地域住民の誰もがいつでも気軽に立ち寄り緩やかに出会い関わり合うことのできる多世代・多機能型交流拠点の来年2月のオープンに向けた準備・運営費を計上するものでございます。
17ページをお願いいたします。
説明欄39,新型コロナウイルス感染症緊急対策生活応援事業800万円は,市独自事業として自宅療養者への食料品等の支援を行っているもので,感染者の増に伴い増額するものでございます。
2項児童福祉費2目児童措置費説明欄13,高校生等医療費助成1,395万9,000円は,来年4月からの開始に向けた準備経費でございます。
19ページをお願いいたします。
4款衛生費1項保健衛生費1目保健衛生総務費,説明欄3,あいとぴあセンター管理運営費1,386万円は,主に光熱水費でございますが,あわせてコロナ感染者への架電の増に伴い電話料を増額するものでございます。
2目予防費,説明欄9,新型コロナ予防接種2億7,000万円は,新型コロナウイルスワクチンの医療従事者等への4回目の接種やオミクロン株に対応したワクチンの接種費用,運営費などを計上するものでございます。
21ページをお願いいたします。
2項清掃費1目清掃総務費,説明欄3,清掃施設整備基金費は,積立金を5,000万円増額するものでございます。
2目塵芥処理費,説明欄4,ごみ減量対策費940万8,000円は,令和5年度からの開始に向け容器包装及び製品プラスチックの一括回収の準備経費などを計上するものでございます。
22ページをお願いいたします。
6款農業費1項農業費4目土地利用対策費,説明欄1,市民農園関係費937万2,000円は,新たに市民農園を猪方二丁目に整備するものでございます。
23ページをお願いいたします。
8款土木費4項都市計画費1目都市計画総務費,説明欄10,都市計画事業基金費は,積立金を3億5,000万円増額するものでございます。
2目再開発費,説明欄1,駐車場事業特別会計繰出2億5,820万円は,昨年度から今年度にかけて実施しました狛江駅北口地下駐車場の改修工事の財源などについて,地方債残高を抑制するため,当初予算での起債を一般会計からの繰出金に振り替えるものでございます。
4目公園緑地費,説明欄5,都市計画公園整備費1億247万1,000円の減は,(仮称)白井塚古墳公園敷地内において,歴史的に価値の高い礫槨が発見されたことに伴い,整備方法を再検討するため工事を見送るとともに,擁壁の整備方法の調査費などを計上するものでございます。
24ページをお願いいたします。
9款消防費1項消防費2目非常備消防費,説明欄2,消防施設維持管理費340万円は,光熱水費のほか,消防装備用備品として火災危険度の高い地域での延焼火災を軽減するため延焼火災軽減用ホースを配備するものでございます。
10款教育費1項教育総務費2目事務局費,説明欄8,コミュニティ・スクール7万2,000円は,学校運営協議会委員を非常勤の特別職に位置づけるため,条例改正とともに予算の位置づけを変更するものでございます。
26ページをお願いいたします。
6項保健体育費1目保健体育総務費,説明欄6,市民スポーツ振興費811万2,000円は,ラジオ体操等を通じた運動の習慣化を図り,高齢者が健康的な生活を送れるようにするため,運動の習慣化による健康づくり教室を実施するものでございます。
27ページをお願いいたします。
12款諸支出金1項基金費1目財政調整基金費,説明欄1,財政調整基金費は,積立金を2億35万8,000円増額するものでございます。
以上,令和4年度狛江市一般会計補正予算(第2号)の補足説明とさせていただきます。
60:
◯ 議 長(
谷田部 一之議員) 提案理由の説明が終わりました。
お諮りいたします。
これより質疑を受けるわけですが,質疑の方法は総括,歳入,歳出に分けて受けたいと思います。これに御異議ありませんか。
(「異議なし」の声あり)
61:
◯ 議 長(
谷田部 一之議員) 御異議なしと認めます。よってさよう決しました。
最初に総括質疑を受けます。20番三角たけひさ議員。
62: ◯ 20番(三角 たけひさ議員) それでは,明政クラブを代表いたしまして質問させていただきます。
令和4年度狛江市一般会計補正予算(第2号)についてでございます。
まず確認ですが,今回の補正予算ではオミクロン株に対応したワクチン接種に係る費用の計上でございますが,物価高騰への対策対応等につきましては,追加予定議案である一般会計補正予算(第3号)で予定していると理解してよろしいか,狛江市の所見をお伺いするところでございます。
63:
◯ 議 長(
谷田部 一之議員) 企画財政部長。
64: ◯ 企画財政部長(高橋 良典君) 既に第2回
定例会で可決いただきました一般会計補正予算(第1号)におきまして,子育て世帯や高齢・障がい者事業所,保育所等への給付など一定の対応はさせていただいておりますが,物価の高騰などさらなる対策が必要か,現在整理中でございますので,追加提出を予定しております一般会計補正予算(第3号)で対応させていただきたいと考えております。
65:
◯ 議 長(
谷田部 一之議員) 20番三角議員。
66: ◯ 20番(三角 たけひさ議員) 今御答弁いただいたように,子育て世帯,物価高騰への対策は一定の対策を行っていただいているところでございますが,今後の支援につきましては,まちづくりにもつながる長期的な視点も組み入れていただきますよう,明政クラブからもお願いさせていただくところでございます。
次に,第二表の地方債補正で臨時財政対策債を1億8,000万円減額しているところでございます。発行抑制は1億2,000万円と説明がございましたが,普通交付税は増額ですが,これら令和4年度の状況についてお伺いさせていただきたいと存じます。
67:
◯ 議 長(
谷田部 一之議員) 企画財政部長。
68: ◯ 企画財政部長(高橋 良典君) 令和4年度の普通交付税は23億970万3,000円となり,前年度より2,082万円の減額となりましたが,令和3年度には特別に臨時経済対策費及び臨時財政対策債償還基金費として5億7,659万1,000円の追加交付がありましたので,その分を除きますと5億5,577万1,000円の増額でございます。反対に,臨時財政対策債につきましては,発行可能額で比較いたしますと,令和4年度は4億2,437万2,000円で,前年度比10億9,855万2,000円の減額となりました。基本的には国税収入の増加により,直接普通交付税として交付される額が増加し,その分,臨時財政対策債の発行可能額が減少することとなりました。
当初予算の見込みからは,普通交付税は2億3,970万3,000円多く頂けることになりましたが,臨時財政対策債については,発行可能額が当初予算の4億8,000万円より5,562万8,000円少なくなり,地方特例交付金1,500万6,000円の減も含めた全体では当初予算の見込みより1億6,906万9,000円の増となったところでございます。
これらの状況も踏まえ,令和4年度の臨時財政対策債につきましては1億2,437万2,000円の発行抑制とさせていただいております。
69:
◯ 議 長(
谷田部 一之議員) 20番三角議員。
70: ◯ 20番(三角 たけひさ議員) 当初見込んでいたより約1億7,000万円多い結果となり,臨時財政対策債については1億2,000万円の発行が抑制されたということが今企画財政部長の御説明でよく理解させていただいたところでございます。
また国税収入が増加したことから,普通交付税として借金ではなく直接頂ける額が増加したことはとてもよい傾向であると理解させていただいているところでございます。
臨時財政対策債の債務者は,起債した地方公共団体であります。発行抑制は,経常収支の押し下げにもつながる効果があると考えております。
次に財政運営全般にわたりますので,総括でお聞きいたしますが,前年度繰越金が21億8,601万4,000円の増とかなり多額になっております。また,公共施設整備基金や修繕基金など各種基金への積立金を増額しています。令和3年度決算についての詳細は,今後決算特別委員会での審議は理解させていただいているところでございますが,全体の考え方について狛江市の所見をお伺いいたします。
71:
◯ 議 長(
谷田部 一之議員) 企画財政部長。
72: ◯ 企画財政部長(高橋 良典君) まず前年度繰越金でございますが,最終的に23億797万2,000円となりました。多額となった要因でございますが,今回の補正予算にも計上させていただいておりますが,国庫支出金や都支出金の返還分として約6億5,000万円を増額させていただいております。これは,非課税世帯への10万円の給付など,コロナ対策で国10分の10事業が幾つかあり,これらの精算分で例年よりも多額となっております。
また,歳入面では,市税や各種交付金などの一般財源収入が予算額よりも約4億9,000万円多く収入できたことから,前年度繰越金が例年よりも多額となったものでございます。
基金積立金との関係では,中期財政計画におきまして決算剰余金の2分の1以上を積み立てるとしておりますので,約11億5,000万円の積立てが必要でございますが,公共施設整備基金に3億円,公共施設修繕基金に3億円,清掃施設整備基金に5,000万円,都市計画事業基金に3億5,000万円,財政調整基金に約2億円,合計12億円の積立てとさせていただいております。
73:
◯ 議 長(
谷田部 一之議員) 20番三角議員。
74: ◯ 20番(三角 たけひさ議員) 御答弁を3問いただいた中で,市税収入が予想額以上に収入できたことや国や都への返還金が多かったことで,前年度繰越金が多額になったことを理解させていただきました。詳細はまた明政クラブとしても決算特別委員会で確認させていただきたいと存じます。
また,決算剰余金の2分の1以上の積立てや臨時財政対策債の発行抑制,そして中期財政計画の財政規律をしっかりと守られて財政運営をされていることが企画財政部長の御答弁でより一層理解させていただいたところでございます。引き続き財政の健全化を進めていただくことをお願い申し上げまして,総括質疑を終了いたします。
75:
◯ 議 長(
谷田部 一之議員) 11番岡村しん議員。
76: ◯ 11番(岡村 しん議員) それでは,総括質疑をさせていただきます。
改めまして,まず今回の補正予算の考え方について伺います。
77:
◯ 議 長(
谷田部 一之議員) 企画財政部長。
78: ◯ 企画財政部長(高橋 良典君) 今回の補正予算は,前回の補正予算を編成後の状況の変化や事務執行を円滑に行うために対応しているものでございます。新型コロナウイルスワクチンのオミクロン株への対応や燃料価格等の高騰に伴う各公共施設等の光熱水費の上昇への対応,また令和5年度から開始する事業などへの準備経費などを計上させていただいたものでございます。
79:
◯ 議 長(
谷田部 一之議員) 11番岡村議員。
80: ◯ 11番(岡村 しん議員) 分かりました。
それで,光熱水費の増額予算がそれぞれの施設で出されていると思うんですけれども,何%ぐらい上がっているのか。また今後も上がると言われていますが,その分についても含まれているのかどうかお伺いいたします。
81:
◯ 議 長(
谷田部 一之議員) 企画財政部長。
82: ◯ 企画財政部長(高橋 良典君) 補正予算額全体では1億5,014万円の増額であり,今後の増加も見込み,当初予算比では93.0%の増とさせていただいております。
83:
◯ 議 長(
谷田部 一之議員) 11番岡村議員。
84: ◯ 11番(岡村 しん議員) 93.0%ということで,約2倍ということだと思うんですけれども,本当に相当なエネルギー価格の上昇ということなのかなというふうに思います。
そうした中で,今答弁の中では新型コロナウイルスワクチンのオミクロン株への対応や燃料価格等の高騰に伴う対応をしてきたということなんですけれども,市民生活としてもここの対応というのが必要なのかなというふうに思うんです。物価高騰の中で市民への支援策,これが必要だと思うんですけれどもいかがでしょうか。
85:
◯ 議 長(
谷田部 一之議員) 企画財政部長。
86: ◯ 企画財政部長(高橋 良典君) 先ほども答弁させていただきましたが,既に第2回
定例会で可決いただきました一般会計補正予算(第1号)におきまして,子育て世帯や高齢・障がい者事業所,保育所等への給付など一定の対応はさせていただいております。
また今回の物価の高騰などさらなる対策が必要か,現在整理中でございますので,追加提出を予定しております一般会計補正予算(第3号)で対応させていただきたいと考えております。
87:
◯ 議 長(
谷田部 一之議員) 11番岡村議員。
88: ◯ 11番(岡村 しん議員) 分かりました。
一般会計補正予算(第3号)で対応ということなんですけれども,今もう苦しくなっている,本当に急激な物価の高騰というのがありますので,早急に対応するべきだということを述べまして質疑を終わらせていただきます。
89:
◯ 議 長(
谷田部 一之議員) ほかにありませんか。
(「なし」の声あり)
90:
◯ 議 長(
谷田部 一之議員) 以上で総括質疑を終結いたします。
次に歳入の質疑を受けます。
(「なし」の声あり)
91:
◯ 議 長(
谷田部 一之議員) 以上で歳入の質疑を終結いたします。
次に歳出の質疑を受けます。19番太田久美子議員。
92: ◯ 19番(太田 久美子議員) それでは,自由民主党・明政クラブを代表して質問させていただきます。
議案書15ページ,2款総務費1項総務管理費1目一般管理費,説明欄6,庁舎維持管理費1,980万円についてお伺いします。
これは原油価格等の高騰に伴う光熱水費の上昇に対応するものという御説明でしたが,ほかにも地域センター,保育園,小・中学校なども同様に電気料,ガス料が増額されていますが,それでは全体では幾らの増額になるのか,またどのくらいの増加率を見込まれているのかお伺いします。
93:
◯ 議 長(
谷田部 一之議員) 企画財政部長。
94: ◯ 企画財政部長(高橋 良典君) 全体では1億5,014万円の増額でございます。今後の増加を見込み,当初予算比では93.0%の増とさせていただいております。
95:
◯ 議 長(
谷田部 一之議員) 19番太田議員。
96: ◯ 19番(太田 久美子議員) 分かりましたが,市民総合体育館や児童館については光熱水費の増額はされていませんが,これらの施設は予算が足りるという理解でよろしいのでしょうか,お伺いします。
97:
◯ 議 長(
谷田部 一之議員) 企画財政部長。
98: ◯ 企画財政部長(高橋 良典君) 今回の補正予算では,市直営の公共施設について光熱水費を増額させていただいております。体育施設,児童館,市民ホールにつきましては指定管理制度で運営しておりますので,今回の補正予算では計上しておりませんが,今後光熱水費の状況等,対応について指定管理者とも協議してまいります。
99:
◯ 議 長(
谷田部 一之議員) 19番太田議員。
100: ◯ 19番(太田 久美子議員) 分かりました。指定管理の施設も,昨今のエネルギー価格高騰の影響を受けて,光熱水費かなり上昇していると思われますので,対応のほう,どうぞよろしくお願いいたします。
公共施設は,電気の使用量も多いということも影響があると思いますが,例年より約2倍の料金が必要になると見込まれているということでしたが,各家庭や事業者も同様に電気代が高くなるなど物価高騰の影響を受けていると思いますので,追加補正での対応をお願いいたします。
次に,16ページ,3項戸籍住民基本台帳費1目戸籍住民基本台帳費,説明欄2,一般事務費についてお伺いいたします。具体的にこの戸籍情報システム改修でどのようなことができるようになるのか,またスケジュールについても併せてお伺いします。
101:
◯ 議 長(
谷田部 一之議員) 市民生活部長。
102:
◯ 市民生活部長(鈴木 実君) 今回の戸籍システム改修は,令和元年5月に公布されました戸籍法の一部を改正する法律により,法務省が管理している戸籍の副本データ管理システムを活用・発展させ,新たな戸籍情報システムを令和6年度からの運用を目指して構築を進めているものでございます。
現在国の改修計画に基づきまして全国の自治体で戸籍システムの改修を進めているところであり,今回令和4年度に予定されている改修についての経費を補正予算に計上させていただいたものでございます。
この改修によりまして,行政手続における戸籍謄抄本の添付や婚姻届などの戸籍の届出における戸籍謄抄本の添付も省略できるようになります。また,本人及び父母等の戸籍につきまして,本籍地の市区町村以外の窓口におきましても戸籍謄抄本の請求・発行が可能となり,狛江市以外に本籍がある市民の方は当市役所におきまして戸籍謄抄本を取得できるようになります。
戸籍情報システムの運用が始まりますと,戸籍事務における市民の皆様の利便性の向上につながるものと考えております。
103:
◯ 議 長(
谷田部 一之議員) 19番太田議員。
104: ◯ 19番(太田 久美子議員) この改修で婚姻届などの戸籍の届出をする際に戸籍謄抄本の添付が不要になること,また今まで本籍地でしか取得できなかった戸籍の謄抄本が本籍地以外の自治体でも取得ができるようになるということで,例えば狛江市以外に本籍がある市民の方は,これまでは手数料分の定額小為替を郵便局で購入して郵送で申請していたものが狛江市役所でも取得できるようになるということです。本籍地から離れて住んでいる場合に,自ら出向いたり郵送したりして請求する必要がなくなって,時間の短縮,郵送代の削減など,ますます利便性の向上が図られるということが分かりました。
それでは次に,3款民生費1項社会福祉費1目社会福祉総務費,説明欄15,重層的支援体制整備事業について伺います。
多世代・多機能型交流拠点について,開設日や開設時間,また拠点ではどのようなことが行われるのかお伺いします。
105:
◯ 議 長(
谷田部 一之議員) 福祉保健部長。
106: ◯ 福祉保健部長(小川 正美君) 多世代・多機能型交流拠点の開設時期につきましては,令和5年2月を予定しております。開設日及び開設時間は,平日の午前9時から午後5時までの予定でございます。
拠点で実施される事業といたしましては,まず年齢や障がいの有無にかかわらず誰でも気軽に立ち寄り交流できる居場所を提供いたします。また地域住民が拠点に来られた市民からの相談にも応じ,必要な支援の実施や関係機関へとつなぐ相談支援事業を実施いたします。さらに子育て家庭,高齢者,ひきこもり状態などにある方で自ら外出することが困難な方に対してアウトリーチによる訪問支援を実施いたします。また地域の子育て・高齢者に関する情報を適宜発信するとともに,狛江市社会福祉協議会が設置した福祉のまちづくり委員会と連携して,拠点で把握した地域生活課題の解決に向けた支援を行ってまいります。また開設当初の令和4年度は,子供へのフリー学習スペース提供による学習支援,子育て親子向けに親子ヨガ教室,子育て座談会などのイベントも実施する予定でございます。
107:
◯ 議 長(
谷田部 一之議員) 19番太田議員。
108: ◯ 19番(太田 久美子議員) 空き家を活用して,まずは子供から高齢者まで誰でも気軽に立ち寄れて交流ができる,そんな居場所となりますようお願いいたします。
次に17ページ,説明欄39,新型コロナウイルス感染症緊急対策生活応援事業についてお伺いします。
自宅療養者支援として食料品などを配付する事業だと思いますが,これまでの実績についてお伺いいたします。
109:
◯ 議 長(
谷田部 一之議員) 福祉保健部長。
110: ◯ 福祉保健部長(小川 正美君) 自宅療養者支援につきましては,昨年の8月から開始しております。昨年は8月,9月で27件でございました。今年に入りまして,1月が382件,2月が786件,3月が346件,4月が247件,5月が114件,6月が71件,7月が605件,8月は昨日28日までで595件の実績でございます。これまでの食料支援の合計は3,173件となっております。
111:
◯ 議 長(
谷田部 一之議員) 19番太田議員。
112: ◯ 19番(太田 久美子議員) 7月には600件以上,8月も昨日までに600件近い支援に取り組まれていることが分かりました。全庁を挙げての自宅療養者への支援,本当に頭が下がります。
第7波はいまだ収束が見込めませんが,市民の皆様から,市からの食料支援には助けられたとのお声が私のところにも多数寄せられています。市長をはじめ支援に当たられている職員の皆様,本当にありがとうございます。市としてできる支援をこれからも引き続きお願いいたします。
次に2項児童福祉費2目児童措置費,説明欄13,高校生等医療費助成についてですが,これは条例も提案されていますので制度的な部分ではないところで,まずスケジュールについてお聞かせください。
113:
◯ 議 長(
谷田部 一之議員) 子ども家庭部長。
114:
◯ 子ども家庭部長(片岡 晋一君) 制度開始は令和5年4月を予定しておりまして,本補正予算ではそのためのシステム改修経費や対象者への御案内,医療証の印刷製本費,郵送料等を計上させていただいております。本年中に対象者への御案内を開始し,申請いただいた後,3月中には医療証がお手元に届くようなスケジュールを予定しております。
115:
◯ 議 長(
谷田部 一之議員) 19番太田議員。
116: ◯ 19番(太田 久美子議員) 令和5年4月から開始予定とのことですが,1年間にかかる医療費助成の経費はどのくらいを想定されているのかお伺いします。
117:
◯ 議 長(
谷田部 一之議員) 子ども家庭部長。
118:
◯ 子ども家庭部長(片岡 晋一君) 詳細につきましては,今後東京都からの情報提供を基に試算することとなりますが,現時点では年間約2,400万円程度と想定しているところでございます。
119:
◯ 議 長(
谷田部 一之議員) 19番太田議員。
120: ◯ 19番(太田 久美子議員) 今回の補正予算に計上されている準備経費は東京都の10分の10補助とのことですが,それでは来年度以降の財源についてお聞きしたいと思います。
121:
◯ 議 長(
谷田部 一之議員) 子ども家庭部長。
122:
◯ 子ども家庭部長(片岡 晋一君) 来年度から3年間は東京都の10分の10補助の予定となっており,それ以降については,現在の義務教育就学児の医療費助成制度と同様に,東京都の補助は2分の1になるということが示されておりますが,引き続き協議の場が設けられる予定となっておりますので,市長会等を通じて10分の10補助が継続されるよう要望してまいりたいと考えているところでございます。
123:
◯ 議 長(
谷田部 一之議員) 19番太田議員。
124: ◯ 19番(太田 久美子議員) 令和7年度までは東京都の10分の10補助で,令和8年度以降は2分の1補助になるかもしれないということですが,そうなりますと約1,200万円は市の負担となります。財政的に余裕がある23区は別としても,市町村にとっては非常に重い負担となります。
8月23日,自由民主党三多摩議員連絡協議会,令和5年度からの高校生等医療費助成事業については,所得制限や一部負担金の撤廃及び都において恒久的な助成支援を図るよう,小池都知事に要望書を提出しています。自由民主党・明政クラブといたしましても,林あきひろ都議会議員とともに,市町村の負担とならないよう東京都に働きかけていきたいと考えております。
次に21ページ,2項清掃費2目塵芥処理費,説明欄4,ごみ減量対策費の容器包装及び製品プラスチックの一括回収について,周知なども含め今後のスケジュールについてお伺いいたします。
125:
◯ 議 長(
谷田部 一之議員) 環境部長。
126:
◯ 環境部長(門井 淳君) プラスチック廃棄物一括収集開始に向けての予定でございますが,収集開始は令和5年4月を予定しております。収集開始に向けて,10月上旬に市民の皆様へ御案内チラシを全戸配布する予定でございます。その後10月中旬から下旬にかけまして,各地域センターでの説明会を予定しております。説明会は,希望される自治会や町会への出張開催もいたします。令和5年2月には,冊子によるプラスチック類ごみ分別方法ガイドの全戸配布を予定しており,そのほか分別方法等の動画による御案内やごみ・リサイクルカレンダー,ごみ分別アプリでの分別方法等の御案内も発信してまいります。
なお説明会開催の周知方法は,広報と市ホームページにより行う予定でございます。
127:
◯ 議 長(
谷田部 一之議員) 19番太田議員。
128: ◯ 19番(太田 久美子議員) きめ細かく周知に取り組まれていることが分かりました。
それでは次に23ページ,8款土木費4項都市計画費4目公園緑地費,説明欄5,都市計画公園整備費の(仮称)白井塚古墳公園についてお伺いいたします。
かなり珍しい遺跡が発掘されたということでしたが,その内容についてお伺いいたします。
129:
◯ 議 長(
谷田部 一之議員) 教育部長。
130: ◯ 教育部長(上田 智弘君) 今年度着工を予定しておりました古墳公園の整備工事に先立ちまして,工事の影響を受ける部分を対象に5月から発掘調査を実施いたしました。その結果,古墳の中心部から外れた場所から礫槨と呼ばれる古墳の主体部が非常に残りがよい状態で複数発見されました。今回白井塚古墳で発見されたような礫槨を持つ古墳は,多摩川流域や南関東全域で見ても限られたものであることや残り具合が非常に良好であることなどから,狛江地域の古墳時代,さらに多摩川流域の古墳時代の様子を考える上で非常に貴重な事例になるものと考えております。
131:
◯ 議 長(
谷田部 一之議員) 19番太田議員。
132: ◯ 19番(太田 久美子議員) それでは今後の整備の考え方についてもお伺いいたします。
133:
◯ 議 長(
谷田部 一之議員) 教育部長。
134: ◯ 教育部長(上田 智弘君) 礫槨が残されている部分が公園整備工事の影響を受ける範囲にあることから,予定しておりました整備工事の着手は一旦見送り,まずは主体部を保存できる方策を検討していく予定でございます。
また主体部をどのような形で保存整備していくことができるのか,狛江市古墳保存整備検討委員会の意見を伺いながら検討を進めていくとともに,公園全体の整備設計についても整備担当の整備課に修正設計をお願いしていく予定です。
135:
◯ 議 長(
谷田部 一之議員) 19番太田議員。
136: ◯ 19番(太田 久美子議員) 多摩川流域や南関東全域で見ても限られたものであるとのことですので,どのように保存ができるのか,検討をどうぞよろしくお願いします。
最後の質問になります。26ページ,10款教育費6項保健体育費1目保健体育総務費,説明欄6,市民スポーツ振興費の運動の習慣化による健康づくり教室の事業内容についてお伺いいたします。
137:
◯ 議 長(
谷田部 一之議員) 教育部長。
138: ◯ 教育部長(上田 智弘君) 本事業は,60歳以上の高齢者を対象に脳とカラダの関係に着目し,ラジオ体操等を活用した運動プログラムを行うことで運動を習慣化し,健康の維持・向上を図る事業でございます。
スポーツによる地域活性化推進事業としてスポーツ庁の10分の10補助を受けて,定員80名を対象として,9月に脳科学者とラジオ体操指導者のセッションによる特別講演会をキックオフイベントとして実施し,10月から2月の間に「アタマとカラダを元気にするコツ」をテーマに6回の教室を実施する予定です。参加者への高機能活動量計の無料貸出しや自分一人でもできる運動メニュー冊子の配布などにより,教室のない日も御自宅で楽しみながら継続的に運動ができるようサポートすることで運動の習慣化につなげたいと考えております。
139:
◯ 議 長(
谷田部 一之議員) 19番太田議員。
140: ◯ 19番(太田 久美子議員) 運動を習慣化できれば健康の維持・増進を図ることにつながります。また財源は国の補助を活用されて取り組まれるということです。引き続き国や都の補助金の活用をお願いいたしまして質問を終わります。
141:
◯ 議 長(
谷田部 一之議員) 5番三宅まこと議員。
142: ◯ 5 番(三宅 まこと議員) 今回の補正予算の約24億9,000万円,この時期の補正予算で先ほど来の需用費の光熱水費の質問をするんですけれども,ほかの会派から今回の補正予算,合計でいうと1億5,000万円,当初予算比で193%というお話を2つの会派が同じことを聞いていらっしゃったので割愛します。光熱水費,「水」と書いてありますけれども,電気料,ガス料ということだと思うんですけれども,その内訳を教えてください。
143:
◯ 議 長(
谷田部 一之議員) 企画財政部長。
144: ◯ 企画財政部長(高橋 良典君) 電気料が9,624万円,ガス料が5,390万円でございます。
145:
◯ 議 長(
谷田部 一之議員) 5番三宅議員。
146: ◯ 5 番(三宅 まこと議員) 私の視点というのは,ウクライナとか,いろいろエネルギー安全保障という政府からの言葉もありますけれども,こういったことを市民の人にも知っていただければいいかなというふうに思って質問の趣旨を言います。
先ほど該当する,今回の補正予算で当該施設,委託しているところ,体育館とか,それはまた後で影響を受けるという話でしたけれども,会議録に残したいので,個々にどういう施設だったかを教えてください。
147:
◯ 議 長(
谷田部 一之議員) 企画財政部長。
148: ◯ 企画財政部長(高橋 良典君) 補正予算に計上いたしました科目順でお答えさせていただきます。
市役所本庁舎,防災センター,地域・地区センター,子育て教育支援複合施設,公立保育園,学童保育所,放課後クラブ,あいとぴあセンター,リサイクルセンター,狛江駅北口交通広場内噴水,道路等の街路灯,自転車等返還事務所,自転車置場,消防団詰所,小・中学校給食センター,古民家園,市民センター,西河原公民館でございます。
149:
◯ 議 長(
谷田部 一之議員) 5番三宅議員。
150: ◯ 5 番(三宅 まこと議員) 何かそれこそいっぱい影響を受けてしまうんですね。
今市民も,ワイドショーとか見ていると,家庭の電気も高くなってしまって困るわよみたいな話で,みんな節電しようみたいなムーブメントはあるんですけれども,家庭と法人というんですか,狛江市だと東電と法人契約というんですか,その辺の何か,こんなに影響を受けるというのはどういうからくりなのかをかいつまんで教えていただきたいなと思います。
151:
◯ 議 長(
谷田部 一之議員) 企画財政部長。
152: ◯ 企画財政部長(高橋 良典君) おっしゃるとおり一般家庭用は各電力会社において上限を設けておりますので,このような上昇はないものと考えておりますが,市役所等の事業者向けには上限の設定はなく,東京電力等が示しております燃料費調整単価等が大幅に上昇しておりますので,その影響を受けての上昇であると認識しております。
153:
◯ 議 長(
谷田部 一之議員) 5番三宅議員。
154: ◯ 5 番(三宅 まこと議員) 法人契約というと,企業がPL上の販管費で収益を圧迫してしまうみたいなことが予想されて,みんな四苦八苦しているということだと思うんです。市民への啓蒙ということで企財部長に質問しようかなと思っているんですが,この約1億5,000万円という数字を狛江市民約8万3,000人でざっくりと割り返してみると,赤ちゃんからお年寄りまで1人当たり1,800円ぐらいの当初予算プラスになっているんですね。だから,それを1.9で割り返すと,当初予算は多分2,000円ぐらいだと思うんです。それが1,800円ぐらい上がって,ということが赤ちゃんからお年寄りまでみたいなこと,1人当たりの電気代ってこんなに高くなってしまうのねみたいなことを,狛江市も何か広報こまえとかで宣伝とかしたらどうかなと思ったんですが,よくよく考えると,それは市がやることではないので,市議会議員が市民にパフォーマンスでもいいんですけれども,こういうことを話さなくてはいけないかなと思いました。質問を終わります。
155:
◯ 議 長(
谷田部 一之議員) 3番高木さとこ議員。
156: ◯ 3 番(高木 さとこ議員) 私からも光熱費の高騰に関して質問させてください。
全体で年額で約2倍となるということでございますが,エネルギー費用の高騰が日常生活において深刻化していると実感されました。しかし公共施設のうち,庁舎と市内小・中学校は再エネ電力で運営されております。その他公共施設の一般の電気,例えば中学校給食センターを例にすると,その電気料金の値上がり割合と庁舎の再エネ由来の電気料金の値上がり割合を比べたときに,値上がり割合に両者に大きな違いがあるか伺います。
157:
◯ 議 長(
谷田部 一之議員) 総務部長。
158:
◯ 総務部長(石橋 啓一君) 今年度7月分までの電気料金につきまして,庁舎と中学校給食センターとの比較で答弁申し上げます。
それぞれ基本料金及び従量料金の単価に変更はなく,燃料費調整額及び再生可能エネルギー発電促進賦課金の単価が値上がりをしております。それぞれ契約時の単価や月ごとの使用料が違うため,電気料金の値上げ幅を一概に比較することはできませんが,再生可能エネルギー由来の電力であっても,それ以外の電力同様,値上がりしているところでございます。
159:
◯ 議 長(
谷田部 一之議員) 3番高木議員。
160: ◯ 3 番(高木 さとこ議員) 再生可能エネルギー電力も同様に値上がりしているということです。
再生可能エネルギー電力は化石燃料と本来無関係なはずです。化石燃料高騰を原因とした一般電力市場の電気料金と同様に値上がりするのは,論理的には連動しないはずだと,消費者としては考えると思います。再生可能エネルギーのメリットの一つとして,化石燃料に頼らないという点があるにもかかわらず,化石燃料エネルギーの高騰に連動して再生可能エネルギー電気の値段が上がっている原因は何でしょうか。
161:
◯ 議 長(
谷田部 一之議員) 環境部長。
162:
◯ 環境部長(門井 淳君) 電気料金は,契約容量で決まる基本料金と使用電力量に応じて計算する電気量料金,燃料費調整単価と,再生可能エネルギー発電促進賦課金を加えた合計になります。このうち電気量料金は,燃料の価格の変動に応じた燃料費調整単価に使用電力量を乗じた燃料費調整額を加算または減算して計算しております。電気料金の値上がりは,この燃料費調整単価の上昇が原因となっております。
具体的には,市庁舎,小・中学校が契約する高圧電力の燃料費調整単価は,令和3年1月時点ではマイナス5.02でございましたが,その後上昇基調となり,令和4年2月には0.72とプラスに転じ,8月には4.93と約10倍まで高騰しております。これは一般家庭向けの低圧電力においても同様の状況となっております。
163:
◯ 議 長(
谷田部 一之議員) 3番高木議員。
164: ◯ 3 番(高木 さとこ議員) この燃料費調整単価が約10倍にまでなっているということで,これは日本に限らず世界中で大変な高騰額,エネルギーの高騰になっている現状でございます。非常にこのエネルギー問題,これから深刻化すると危機感が持たれます。
燃料費調整単価は原油,LNG,液化天然ガスのことですが,LNG,それから石炭,それぞれの平均価格を基に算定され,原油1キロワット当たりに換算した平均燃料単価に応じて算出されております。電気料金が燃料費調整単価も含まれるという制度設計になっていることで,化石燃料と無関係の再生可能エネルギー電力料金も連動して値上がりしてしまっているという実態がございます。エネルギー問題が深刻化する今,私たちが何に向かい合わなければいけないかというと,やはりこの化石燃料などと無関係の再生可能エネルギー電力のメリットを最大限享受できるようにすることが必要だと思うんですが,制度設計の見直しを求める必要ということに今回気づかされました。
このまま光熱費が高騰していくとさらなる補填も必要となってくる可能性があり,財政的にも少なくない影響が出てくると考えられます。市としては,光熱費増額分を少しでも抑制するための何らかの御所見はお持ちでしょうか。
165:
◯ 議 長(
谷田部 一之議員) 環境部長。
166:
◯ 環境部長(門井 淳君) さらなる補填とさせない,そして冬季に見込まれる電力需要の逼迫にも備えるため,全庁を挙げてさらなる省エネ,節電に取り組むよう,8月24日付で副市長名で文書を発出しております。これに基づき,新型コロナウイルス感染症が感染拡大している中において,十分な換気を行うなど感染対策や熱中症対策に留意しつつ,勤務体制の工夫や空調機器の適切な温度管理,照明等の一部消灯などにより使用電力やピーク電力上昇の抑制を図ってまいります。
167:
◯ 議 長(
谷田部 一之議員) 3番高木議員。
168: ◯ 3 番(高木 さとこ議員) よろしくお願いします。省エネが苦しいことと思われることが残念です。今後省エネの大切さは一層増します。しかし我慢しない省エネということで,建築物の断熱化の強化など,そうした新しい省エネ対策,我慢しない省エネ対策もぜひ御検討ください。
以上です。
169:
◯ 議 長(
谷田部 一之議員) 以上で歳出の質疑を終結いたします。
お諮りいたします。
ただいま議題となっております議案第26号は,会議規則第36条第3項の規定に基づき委員会の付託を省略いたしたいと思います。これに御異議ありませんか。
(「異議なし」の声あり)
170:
◯ 議 長(
谷田部 一之議員) 御異議なしと認めます。よって議案第26号は委員会の付託を省略することに決しました。
この際岡村しん議員外3人から,議案第26号 令和4年度狛江市一般会計補正予算(第2号)の編成替えを求める動議が提出されております。
休憩いたします。
午前11時33分 休憩
午後 1時30分 開議
171:
◯ 議 長(
谷田部 一之議員) 休憩前に引き続き会議を開きます。
議会運営委員長から発言を求められておりますので,これを許します。議会運営委員長。
172:
◯ 議会運営委員長(三角 たけひさ議員) それでは議会運営委員会の報告をさせていただきます。
先ほど議会運営委員会を急遽開催いたしました。それは,ただいま議題となっております議案第26号に関連して編成替えを求める動議が提出されており,その取扱いについてであります。
この取扱いについてですが,この後編成替えを求める動議を原案に併せて議題とし,提案説明,質疑,討論,採決と行っていくことに決しております。
よろしく御審議いただきますようお願いいたしまして報告といたします。
173:
◯ 議 長(
谷田部 一之議員) 以上で議会運営委員長の報告を終わります。
お手元に配付してあるとおり,ただいま議題となっております議案第26号,令和4年度狛江市一般会計補正予算(第2号)について,11番岡村しん議員外3人から編成替えを求める動議が提出されております。これを原案に併せて議題といたします。
提出者より提案理由の説明を求めます。11番岡村しん議員。
174: ◯ 11番(岡村 しん議員) 令和4年度狛江市一般会計補正予算(第2号)の編成替えを求める動議を出させていただきました。
編成替えを求める理由といたしまして,食料品はじめ電気,ガソリンなど生活必需品が軒並み値上がりし,物価高騰が暮らしと営業に深刻な打撃を与えております。その上で,4月から年金が引き下げられ,10月からは75歳以上の医療費の窓口負担の2倍化も予定されております。
また今新型コロナウイルス感染者数が急拡大し,発熱外来は患者であふれ,PCR検査や診察も受けられず,十分な医療を受けられないまま亡くなる方も相次いでおります。オミクロン株は感染力が強く,高齢者の重症化・致死率はインフルエンザよりもかなり高いと指摘されており,危機感を持って対応していく必要がございます。
しかしながら市長が提案した令和4年度狛江市一般会計補正予算(第2号)は,物価高騰と新型コロナウイルスから市民の命と暮らしを守る上で,その対策としてはあまりに不十分だと考えております。そのため本予算の編成替えを求めます。
編成替えの基本方針としましては,編成替えの総額は4,760万6,000円の増額といたします。歳入不足分につきましては,臨時財政対策債を活用し対応してまいります。
編成替えの内容につきましては,歳入の部分では,臨時財政対策債の抑制額を4,760万6,000円減額し,補正額を1億3,239万4,000円としてまいります。
歳出につきましては,介護・福祉施設への支援金を支給してまいります。これにつきましては,108施設に10万円,合計1,080万円でございます。この108施設というのは,過去の実績によるものでございます。
2点目に,生活保護世帯に夏季見舞金を支給してまいります。999人に月3,000円,これを4か月分支給してまいります。合計1,198万8,000円でございます。
3点目として,高齢者・障がい者への入浴券交付事業の所得制限を撤廃してまいります。月4枚,6か月,1回500円,これを20人分,この半年間で24万円となります。
4点目としまして,自営業者やフリーランスで新型コロナウイルスに感染された方への傷病見舞金支給制度を創設してまいります。1人当たり10万円掛ける20人,今年4月に遡って支給してまいります。
衛生費関係では,発熱外来を行っている医療機関に支援金を支給してまいります。28施設に20万円,560万円となります。この28施設は,市のホームページの一覧に記載されている施設の数でございます。
2点目に,学校・保育園・学童クラブ・幼稚園,介護施設等で働く人たちが自宅で新型コロナウイルス感染症の検査ができるよう抗原検査キットを配布してまいります。550万円でございます。
教育費関係でございます。学校給食費を1人年間2,200円引き下げてまいります。1か月200円の11か月分でございます。
2点目に,生理用品を小・中学校のトイレに常備してまいります。これは6万円でございます。これは大和市の例を参考にさせていただいております。
ぜひとも編成替え,皆さんの御賛同をどうぞよろしくお願いいたします。
175:
◯ 議 長(
谷田部 一之議員) 提案理由の説明が終わりましたので,これより編成替えを求める動議に対する質疑を受けます。
(「なし」の声あり)
176:
◯ 議 長(
谷田部 一之議員) 以上で編成替えを求める動議に対する質疑を終結いたします。
これより議案第26号とその編成替えを求める動議の討論に入ります。13番西村あつ子議員。
177: ◯ 13番(西村 あつ子議員) 議案第26号 令和4年度狛江市一般会計補正予算(第2号)について,編成替えを求める動議に賛成の立場から,日本共産党狛江市議団の討論を行います。
本補正予算では,前年度の繰越金の増額分,約21億8,600万円や地方交付税の増額分約2億3,970万円などを活用し,公共施設整備基金はじめ各種基金に約12億円を積み立てるとともに,物価高騰対策として,市庁舎,学校,保育園,あいとぴあセンターなど公共施設の光熱水費を約1億5,300万円を増額,また東京都の補助金を活用して市民要望である高校生の医療費助成を来年4月から実施し,重層的支援体制整備事業として多世代交流拠点を駒井町に来年2月から開設するなどするものです。これらは市民要望に応えるものであり,賛同できるものです。
しかし今,異常な物価高騰や新型コロナウイルスの感染急拡大への対応が喫緊の課題となっています。7月の消費者物価指数はプラス2.4%,4か月連続で2%を超えました。特に電気,ガス,ガソリン代などエネルギーが16.2%,食用油が40.3%,食パンが12.6%,エアコンや電子レンジなどが10%以上など生活必需品の値上がりが市民生活を直撃しています。しかも,10月からは食品や飲料6,305品目の一斉値上げが予定されており,家計への負担はさらに増えると見込まれます。
また,新型コロナウイルス感染症は,感染の急拡大とともに高齢者を中心に亡くなる方も急拡大しています。1日当たりの死者がほぼ連日200人を超え,過去最多となる日も出ています。発熱外来や医療にたどり着けないまま亡くなる方も出ています。新型コロナウイルス感染症対策も喫緊の課題です。
ところが本補正予算ではこれらへの対応がほとんどなされていません。そのため提案している編成替え動議では,物価高騰と新型コロナウイルスの感染急拡大の中,奮闘している介護施設や福祉施設,また発熱外来を行っている医療機関に支援金を支給したり,物価高騰で厳しくなっている市民生活を支援するため,生活保護受給者への夏季見舞金の支給,高齢者・障がい者への入浴券交付事業の所得制限の撤廃,学校給食費の引下げ,生理用品の小・中学校トイレへの常備などを行うものです。
また新型コロナウイルス対策として,感染された自営業者,フリーランスの方への傷病見舞金の支給や学校・保育園・学童クラブ・幼稚園・介護施設などで働く人たちへの抗原検査キットの配布を行います。
市として,追加補正予算を提出予定とのことですが,その対応が最終日となれば1か月先となります。物価高騰対策と新型コロナウイルスの感染急拡大への対策は喫緊の課題であり,これらの対策を一日も早く実施するための対応が必要です。
物価高騰と新型コロナウイルスの感染急拡大への対策を早急に実施するために,編成替え動議への皆さんの御賛同をお願いいたします。
以上を申し上げ,日本共産党狛江市議団の編成替え動議への賛成意見とさせていただきます。
178:
◯ 議 長(
谷田部 一之議員) 以上で討論を終結いたします。
これより採決いたします。
まず議案第26号,令和4年度狛江市一般会計補正予算(第2号)の編成替えを求める動議についてを採決いたします。
本動議に賛成の方の挙手を求めます。
(賛成者挙手)
179:
◯ 議 長(
谷田部 一之議員) 挙手少数と認めます。よって議案第26号の編成替えを求める動議は否決されました。
─────────── ─ ──────────── ─ ───────────
180:
◯ 議 長(
谷田部 一之議員) 次に原案について採決いたします。
原案に賛成の方の挙手を求めます。
(賛成者挙手)
181:
◯ 議 長(
谷田部 一之議員) 挙手全員と認めます。よって原案のとおり可決されました。
─────────── ─ ──────────── ─ ───────────
182:
◯ 議 長(
谷田部 一之議員) 次に日程第22 議案第27号 令和4年度狛江市国民健康保険特別会計補正予算(第1号)を議題といたします。
提出者より提案理由の説明を求めます。市長。
183: ◯ 市 長(松原 俊雄君) 日程第22 議案第27号 令和4年度狛江市国民健康保険特別会計補正予算(第1号)について,提案理由を申し上げます。
今回の補正予算は,歳入歳出予算の総額にそれぞれ9,586万4,000円を増額し,歳入歳出予算の総額を80億3,600万円とするものです。
主な内容としては,前年度決算額の確定に伴う負担金等の精算による諸支出金の整理及び新型コロナウイルス感染症の感染に伴う傷病手当金の支給対象期間延長に伴う経費等を計上するものです。
よろしく御審議の上議決いただけますようお願い申し上げます。
184:
◯ 議 長(
谷田部 一之議員) 提案理由の説明が終わりました。
お諮りいたします。
これより質疑を受けるわけですが,質疑の方法は歳入,歳出に分けて受けたいと思います。これに御異議ありませんか。
(「異議なし」の声あり)
185:
◯ 議 長(
谷田部 一之議員) 御異議なしと認めます。よってさよう決しました。
最初に歳入の質疑を受けます。
(「なし」の声あり)
186:
◯ 議 長(
谷田部 一之議員) 以上で歳入の質疑を終結いたします。
次に歳出の質疑を受けます。
(「なし」の声あり)
187:
◯ 議 長(
谷田部 一之議員) 以上で歳出の質疑を終結いたします。
お諮りいたします。
ただいま議題となっております議案第27号は,会議規則第36条第3項の規定に基づき委員会の付託を省略いたしたいと思います。これに御異議ありませんか。
(「異議なし」の声あり)
188:
◯ 議 長(
谷田部 一之議員) 御異議なしと認めます。よって議案第27号は委員会の付託を省略することに決しました。
これより討論に入ります。
(「なし」の声あり)
189:
◯ 議 長(
谷田部 一之議員) 以上で討論を終結いたします。
これより採決いたします。
日程第22 議案第27号 令和4年度狛江市国民健康保険特別会計補正予算(第1号),本案は原案のとおり決することに賛成の方の挙手を求めます。
(賛成者挙手)
190:
◯ 議 長(
谷田部 一之議員) 挙手全員と認めます。よって議案第27号は原案のとおり可決されました。
─────────── ─ ──────────── ─ ───────────
191:
◯ 議 長(
谷田部 一之議員) 次に日程第23 議案第28号 令和4年度狛江市後期高齢者医療特別会計補正予算(第1号)を議題といたします。
提出者より提案理由の説明を求めます。市長。
192: ◯ 市 長(松原 俊雄君) 日程第23 議案第28号 令和4年度狛江市後期高齢者医療特別会計補正予算(第1号)について,提案理由を申し上げます。
今回の補正予算は,歳入歳出予算の総額にそれぞれ233万9,000円を増額し,歳入歳出予算の総額を22億5,065万7,000円とするものです。
主な内容としては,前年度決算額の確定に伴う東京都後期高齢者医療広域連合への負担金等の精算及び一般会計への繰出金について整理するものです。
よろしく御審議の上議決いただけますようお願い申し上げます。
193:
◯ 議 長(
谷田部 一之議員) 提案理由の説明が終わりました。
お諮りいたします。
これより質疑を受けるわけですが,質疑の方法は歳入,歳出に分けて受けたいと思います。これに御異議ありませんか。
(「異議なし」の声あり)
194:
◯ 議 長(
谷田部 一之議員) 御異議なしと認めます。よってさよう決しました。
最初に歳入の質疑を受けます。
(「なし」の声あり)
195:
◯ 議 長(
谷田部 一之議員) 以上で歳入の質疑を終結いたします。
次に歳出の質疑を受けます。
(「なし」の声あり)
196:
◯ 議 長(
谷田部 一之議員) 以上で歳出の質疑を終結いたします。
お諮りいたします。
ただいま議題となっております議案第28号は,会議規則第36条第3項の規定に基づき委員会の付託を省略いたしたいと思います。これに御異議ありませんか。
(「異議なし」の声あり)
197:
◯ 議 長(
谷田部 一之議員) 御異議なしと認めます。よって議案第28号は委員会の付託を省略することに決しました。
これより討論に入ります。
(「なし」の声あり)
198:
◯ 議 長(
谷田部 一之議員) 以上で討論を終結いたします。
これより採決いたします。
日程第23 議案第28号 令和4年度狛江市後期高齢者医療特別会計補正予算(第1号),本案は原案のとおり決することに賛成の方の挙手を求めます。
(賛成者挙手)
199:
◯ 議 長(
谷田部 一之議員) 挙手全員と認めます。よって議案第28号は原案のとおり可決されました。
─────────── ─ ──────────── ─ ───────────
200:
◯ 議 長(
谷田部 一之議員) 次に日程第24 議案第29号 令和4年度狛江市介護保険特別会計補正予算(第1号)を議題といたします。
提出者より提案理由の説明を求めます。市長。
201: ◯ 市 長(松原 俊雄君) 日程第24 議案第29号 令和4年度狛江市介護保険特別会計補正予算(第1号)について,提案理由を申し上げます。
今回の補正予算は,歳入歳出予算の総額にそれぞれ2億110万8,000円を増額し,歳入歳出予算の総額をそれぞれ73億3,150万5,000円とするものです。
主な内容としては,前年度決算額の確定に伴う国などへの償還金,介護給付費準備基金への積立金及び一般会計への繰出金を整理するものです。
よろしく御審議の上議決いただけますようお願い申し上げます。
202:
◯ 議 長(
谷田部 一之議員) 提案理由の説明が終わりました。
お諮りいたします。
これより質疑を受けるわけですが,質疑の方法は歳入,歳出に分けて受けたいと思います。これに御異議ありませんか。
(「異議なし」の声あり)
203:
◯ 議 長(
谷田部 一之議員) 御異議なしと認めます。よってさよう決しました。
最初に歳入の質疑を受けます。
(「なし」の声あり)
204:
◯ 議 長(
谷田部 一之議員) 以上で歳入の質疑を終結いたします。
次に歳出の質疑を受けます。
(「なし」の声あり)
205:
◯ 議 長(
谷田部 一之議員) 以上で歳出の質疑を終結いたします。
お諮りいたします。
ただいま議題となっております議案第29号は,会議規則第36条第3項の規定に基づき委員会の付託を省略いたしたいと思います。これに御異議ありませんか。
(「異議なし」の声あり)
206:
◯ 議 長(
谷田部 一之議員) 御異議なしと認めます。よって議案第29号は委員会の付託を省略することに決しました。
これより討論に入ります。
(「なし」の声あり)
207:
◯ 議 長(
谷田部 一之議員) 以上で討論を終結いたします。
これより採決いたします。
日程第24 議案第29号 令和4年度狛江市介護保険特別会計補正予算(第1号),本案は原案のとおり決することに賛成の方の挙手を求めます。
(賛成者挙手)
208:
◯ 議 長(
谷田部 一之議員) 挙手全員と認めます。よって議案第29号は原案のとおり可決されました。
─────────── ─ ──────────── ─ ───────────
209:
◯ 議 長(
谷田部 一之議員) 次に日程第25 議案第30号 令和4年度狛江市駐車場事業特別会計補正予算(第1号)を議題といたします。
提出者より提案理由の説明を求めます。市長。
210: ◯ 市 長(松原 俊雄君) 日程第25 議案第30号 令和4年度狛江市駐車場事業特別会計補正予算(第1号)について,提案理由を申し上げます。
今回の補正予算は,歳入歳出予算の総額にそれぞれ400万円を増額し,歳入歳出予算の総額をそれぞれ3億744万8,000円とするものです。
内容としては,狛江駅北口地下駐車場の改修工事の財源を地方債残高の抑制のため起債から一般会計繰入金に振り替えることや光熱水費の高騰に対応するものです。
よろしく御審議の上議決いただけますようお願い申し上げます。
211:
◯ 議 長(
谷田部 一之議員) 提案理由の説明が終わりました。
お諮りいたします。
これより質疑を受けるわけですが,質疑の方法は歳入,歳出に分けて受けたいと思います。これに御異議ありませんか。
(「異議なし」の声あり)
212:
◯ 議 長(
谷田部 一之議員) 御異議なしと認めます。よってさよう決しました。
最初に歳入の質疑を受けます。
(「なし」の声あり)
213:
◯ 議 長(
谷田部 一之議員) 以上で歳入の質疑を終結いたします。
次に歳出の質疑を受けます。
(「なし」の声あり)
214:
◯ 議 長(
谷田部 一之議員) 以上で歳出の質疑を終結いたします。
お諮りいたします。
ただいま議題となっております議案第30号は,会議規則第36条第3項の規定に基づき委員会の付託を省略いたしたいと思います。これに御異議ありませんか。
(「異議なし」の声あり)
215:
◯ 議 長(
谷田部 一之議員) 御異議なしと認めます。よって議案第30号は委員会の付託を省略することに決しました。
これより討論に入ります。
(「なし」の声あり)
216:
◯ 議 長(
谷田部 一之議員) 以上で討論を終結いたします。
これより採決いたします。
日程第25 議案第30号 令和4年度狛江市駐車場事業特別会計補正予算(第1号),本案は原案のとおり決することに賛成の方の挙手を求めます。
(賛成者挙手)
217:
◯ 議 長(
谷田部 一之議員) 挙手全員と認めます。よって議案第30号は原案のとおり可決されました。
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218:
◯ 議 長(
谷田部 一之議員) 次に日程第26 議案第36号 狛江市立公民館条例の一部を改正する条例を議題といたします。
提出者より提案理由の説明を求めます。市長。
219: ◯ 市 長(松原 俊雄君) 日程第26 議案第36号 狛江市立公民館条例の一部を改正する条例について提案理由を申し上げます。
本件は,公民館の使用料の納入期限を使用の開始日に改めることにより,当日受付を可能とするとともに,附属設備及び備品の使用料について規則へ委任することにより,設備,備品を適切に整備及び更新し,利用者の利便性の向上を図るものです。
よろしく御審議の上議決いただけますようお願い申し上げます。
220:
◯ 議 長(
谷田部 一之議員) 提案理由の説明が終わりましたので,これより質疑を受けます。1番平井里美議員。
221: ◯ 1 番(平井 里美議員) それでは議案第36号,狛江市立公民館条例の一部を改正する条例について質問させていただきます。
議案第32号,狛江市地域センター・地区センターの設置及び管理に関する条例の一部を改正する条例で陶芸窯の使用料を,そして第33号,狛江市民ホール条例の一部を改正する条例では施設の使用料と附属設備の使用料について,条例で定めていたものを規則で定めることにする内容の条例改正案が社会常任委員会に付託されました。しかし同様の内容でありながら,狛江市立公民館条例の一部を改正する条例に関しては総務文教常任委員会に付託せず,本日初日の即決となっております。その理由をお尋ねいたします。
222:
◯ 議 長(
谷田部 一之議員) 教育部長。
223: ◯ 教育部長(上田 智弘君) 今般の改正については,利用者の利便性の向上を図るため可能な限り速やかに実施したいと考えており,令和4年10月1日以降の施設使用に係る使用料について適用するものとしております。そのため本
定例会において初日審議をお願いしております。
224:
◯ 議 長(
谷田部 一之議員) 1番平井議員。
225: ◯ 1 番(平井 里美議員) 狛江市の地域センター・地区センターにおきましては,使用料の当日払いが既に実施されています。公民館においても使用料の支払いを当日でも可能にするために条例を改正するわけですが,10月1日から実施するためには委員会に付託したのでは間に合わない,だから本日初日に審議するということですね。分かりました。
公民館の利用者は不便を長年感じて利用していましたので,利便性の向上のための条例改正,評価したいと思います。
もう1点お尋ねいたします。地域センター・地区センターの使用料は現在,午前,午後,夜間,どの区分の使用料も当日払いが可能です。しかし公民館では,これまで午後5時以降は料金を払うことができませんでした。今回の条例改正によって地域センター・地区センターと同様,夜間に使用する団体も当日17時以降,料金を支払うことが可能になるということでしょうか。
226:
◯ 議 長(
谷田部 一之議員) 教育部長。
227: ◯ 教育部長(上田 智弘君) 夜間区分の利用に関しましても当日支払いが可能となります。
228:
◯ 議 長(
谷田部 一之議員) 1番平井議員。
229: ◯ 1 番(平井 里美議員) 公民館も当日夜間,使用料を支払うことができるようになるということ,夜間でも当日部屋が空いていればその場で使用料を払って使えるということを確認させていただきました。
これまで昼間仕事をしている人が昼間の時間帯に使用料を払いに来るのは困難なため,公民館の利用を断念せざるを得ないグループがありました。同じ使用料を払っているのに夜間利用者にだけ負担がかかり平等ではないという声もありました。これからは平等に同じ条件で利用できるようになること,ぜひ市民の皆さんへの周知をお願いいたします。
以上です。
230:
◯ 議 長(
谷田部 一之議員) 以上で質疑を終結いたします。
お諮りいたします。
ただいま議題となっております議案第36号は,会議規則第36条第3項の規定に基づき委員会の付託を省略いたしたいと思います。これに御異議ありませんか。
(「異議なし」の声あり)
231:
◯ 議 長(
谷田部 一之議員) 御異議なしと認めます。よって議案第36号は委員会の付託を省略することに決しました。
これより討論に入ります。
(「なし」の声あり)
232:
◯ 議 長(
谷田部 一之議員) 以上で討論を終結いたします。
これより採決いたします。
日程第26 議案第36号 狛江市立公民館条例の一部を改正する条例,本案は原案のとおり決することに賛成の方の挙手を求めます。
(賛成者挙手)
233:
◯ 議 長(
谷田部 一之議員) 挙手全員と認めます。よって議案第36号は原案のとおり可決されました。
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234:
◯ 議 長(
谷田部 一之議員) 以上で本日の議事日程は全部終了いたしました。
お諮りいたします。
議事の都合により,明30日から9月4日までの6日間休会いたしたいと思います。これに御異議ありませんか。
(「異議なし」の声あり)
235:
◯ 議 長(
谷田部 一之議員) 御異議なしと認めます。よって明30日から9月4日までの6日間休会することに決しました。
なお,次回の本会議は9月5日午前9時から開きますので,定刻御参集願います。
本日はこれにて散会いたします。
午後 1時59分 散会
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