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令和2年第2回定例会(第7号) 本文 開催日: 2020-06-08
令和2年第2回定例会(第7号) 名簿 開催日: 2020-06-08

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  1. 狛江市議会 2020-06-08
    令和2年第2回定例会(第7号) 本文 開催日: 2020-06-08


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    最終取得日: 2023-04-20
    検索結果一覧に戻る 検索をやり直す ヘルプ (新しいウィンドウで開きます) 2020-06-08 令和2年第2回定例会(第7号) 本文 文書・発言の移動 文書 前へ 次へ 発言 前へ 次へ ヒット発言 前へ 次へ 文字サイズ・別画面表示ツール 文字サイズ 大きく 標準 小さく ツール 印刷用ページ(新しいウィンドウで開きます) 別窓表示(新しいウィンドウで開きます) ダウンロード 表ズレ修正 表示形式切り替え 発言の単文・選択・全文表示を切り替え 単文表示 選択表示 全文表示 発言者の表示切り替え 全 341 発言 / ヒット 0 発言 すべての発言・ヒット発言表示切り替え すべての発言 ヒット発言 選択表示を実行・チェックの一括変更 選択表示 すべて選択 すべて解除 発言者一覧 選択 1 : ◯ 議 長(石井 功議員) 選択 2 : ◯ 議 長(石井 功議員) 選択 3 : ◯ 3 番(平井 里美議員) 選択 4 : ◯ 議 長(石井 功議員) 選択 5 : ◯ 福祉保健部長(小川 正美君) 選択 6 : ◯ 議 長(石井 功議員) 選択 7 : ◯ 3 番(平井 里美議員) 選択 8 : ◯ 議 長(石井 功議員) 選択 9 : ◯ 福祉保健部長(小川 正美君) 選択 10 : ◯ 議 長(石井 功議員) 選択 11 : ◯ 3 番(平井 里美議員) 選択 12 : ◯ 議 長(石井 功議員) 選択 13 : ◯ 福祉保健部長(小川 正美君) 選択 14 : ◯ 議 長(石井 功議員) 選択 15 : ◯ 3 番(平井 里美議員) 選択 16 : ◯ 議 長(石井 功議員) 選択 17 : ◯ 総務部長(石橋 啓一君) 選択 18 : ◯ 議 長(石井 功議員) 選択 19 : ◯ 3 番(平井 里美議員) 選択 20 : ◯ 議 長(石井 功議員) 選択 21 : ◯ 市 長(松原 俊雄君) 選択 22 : ◯ 議 長(石井 功議員) 選択 23 : ◯ 3 番(平井 里美議員) 選択 24 : ◯ 議 長(石井 功議員) 選択 25 : ◯ 4 番(松崎 淑子議員) 選択 26 : ◯ 議 長(石井 功議員) 選択 27 : ◯ 福祉保健部長(小川 正美君) 選択 28 : ◯ 議 長(石井 功議員) 選択 29 : ◯ 4 番(松崎 淑子議員) 選択 30 : ◯ 議 長(石井 功議員) 選択 31 : ◯ 福祉保健部長(小川 正美君) 選択 32 : ◯ 議 長(石井 功議員) 選択 33 : ◯ 4 番(松崎 淑子議員) 選択 34 : ◯ 議 長(石井 功議員) 選択 35 : ◯ 福祉保健部長(小川 正美君) 選択 36 : ◯ 議 長(石井 功議員) 選択 37 : ◯ 4 番(松崎 淑子議員) 選択 38 : ◯ 議 長(石井 功議員) 選択 39 : ◯ 福祉保健部長(小川 正美君) 選択 40 : ◯ 議 長(石井 功議員) 選択 41 : ◯ 4 番(松崎 淑子議員) 選択 42 : ◯ 議 長(石井 功議員) 選択 43 : ◯ 市 長(松原 俊雄君) 選択 44 : ◯ 議 長(石井 功議員) 選択 45 : ◯ 4 番(松崎 淑子議員) 選択 46 : ◯ 議 長(石井 功議員) 選択 47 : ◯ 7 番(吉野 芳子議員) 選択 48 : ◯ 議 長(石井 功議員) 選択 49 : ◯ 福祉保健部長(小川 正美君) 選択 50 : ◯ 議 長(石井 功議員) 選択 51 : ◯ 7 番(吉野 芳子議員) 選択 52 : ◯ 議 長(石井 功議員) 選択 53 : ◯ 福祉保健部長(小川 正美君) 選択 54 : ◯ 議 長(石井 功議員) 選択 55 : ◯ 7 番(吉野 芳子議員) 選択 56 : ◯ 議 長(石井 功議員) 選択 57 : ◯ 福祉保健部長(小川 正美君) 選択 58 : ◯ 議 長(石井 功議員) 選択 59 : ◯ 7 番(吉野 芳子議員) 選択 60 : ◯ 議 長(石井 功議員) 選択 61 : ◯ 参 与(石森 準一君) 選択 62 : ◯ 議 長(石井 功議員) 選択 63 : ◯ 教育部長(上田 智弘君) 選択 64 : ◯ 議 長(石井 功議員) 選択 65 : ◯ 7 番(吉野 芳子議員) 選択 66 : ◯ 議 長(石井 功議員) 選択 67 : ◯ 参 与(石森 準一君) 選択 68 : ◯ 議 長(石井 功議員) 選択 69 : ◯ 7 番(吉野 芳子議員) 選択 70 : ◯ 議 長(石井 功議員) 選択 71 : ◯ 市民生活部長(鈴木 実君) 選択 72 : ◯ 議 長(石井 功議員) 選択 73 : ◯ 8 番(三宅 まこと議員) 選択 74 : ◯ 議 長(石井 功議員) 選択 75 : ◯ 福祉保健部長(小川 正美君) 選択 76 : ◯ 議 長(石井 功議員) 選択 77 : ◯ 8 番(三宅 まこと議員) 選択 78 : ◯ 議 長(石井 功議員) 選択 79 : ◯ 企画財政部長(高橋 良典君) 選択 80 : ◯ 議 長(石井 功議員) 選択 81 : ◯ 8 番(三宅 まこと議員) 選択 82 : ◯ 議 長(石井 功議員) 選択 83 : ◯ 企画財政部長(高橋 良典君) 選択 84 : ◯ 議 長(石井 功議員) 選択 85 : ◯ 8 番(三宅 まこと議員) 選択 86 : ◯ 議 長(石井 功議員) 選択 87 : ◯ 企画財政部長(高橋 良典君) 選択 88 : ◯ 議 長(石井 功議員) 選択 89 : ◯ 8 番(三宅 まこと議員) 選択 90 : ◯ 議 長(石井 功議員) 選択 91 : ◯ 教育部長(上田 智弘君) 選択 92 : ◯ 議 長(石井 功議員) 選択 93 : ◯ 8 番(三宅 まこと議員) 選択 94 : ◯ 議 長(石井 功議員) 選択 95 : ◯ 教育長(柏原 聖子君) 選択 96 : ◯ 議 長(石井 功議員) 選択 97 : ◯ 8 番(三宅 まこと議員) 選択 98 : ◯ 議 長(石井 功議員) 選択 99 : ◯ 21番(谷田部 一之議員) 選択 100 : ◯ 議 長(石井 功議員) 選択 101 : ◯ 企画財政部長(高橋 良典君) 選択 102 : ◯ 議 長(石井 功議員) 選択 103 : ◯ 21番(谷田部 一之議員) 選択 104 : ◯ 議 長(石井 功議員) 選択 105 : ◯ 福祉保健部長(小川 正美君) 選択 106 : ◯ 議 長(石井 功議員) 選択 107 : ◯ 21番(谷田部 一之議員) 選択 108 : ◯ 議 長(石井 功議員) 選択 109 : ◯ 市 長(松原 俊雄君) 選択 110 : ◯ 議 長(石井 功議員) 選択 111 : ◯ 21番(谷田部 一之議員) 選択 112 : ◯ 議 長(石井 功議員) 選択 113 : ◯ 教育部長(上田 智弘君) 選択 114 : ◯ 議 長(石井 功議員) 選択 115 : ◯ 21番(谷田部 一之議員) 選択 116 : ◯ 議 長(石井 功議員) 選択 117 : ◯ 議 長(石井 功議員) 選択 118 : ◯ 11番(三角 たけひさ議員) 選択 119 : ◯ 議 長(石井 功議員) 選択 120 : ◯ 副市長(平林 浩一君) 選択 121 : ◯ 議 長(石井 功議員) 選択 122 : ◯ 11番(三角 たけひさ議員) 選択 123 : ◯ 議 長(石井 功議員) 選択 124 : ◯ 福祉保健部長(小川 正美君) 選択 125 : ◯ 議 長(石井 功議員) 選択 126 : ◯ 11番(三角 たけひさ議員) 選択 127 : ◯ 議 長(石井 功議員) 選択 128 : ◯ 福祉保健部長(小川 正美君) 選択 129 : ◯ 議 長(石井 功議員) 選択 130 : ◯ 11番(三角 たけひさ議員) 選択 131 : ◯ 議 長(石井 功議員) 選択 132 : ◯ 総務部長(石橋 啓一君) 選択 133 : ◯ 議 長(石井 功議員) 選択 134 : ◯ 11番(三角 たけひさ議員) 選択 135 : ◯ 議 長(石井 功議員) 選択 136 : ◯ 総務部長(石橋 啓一君) 選択 137 : ◯ 議 長(石井 功議員) 選択 138 : ◯ 11番(三角 たけひさ議員) 選択 139 : ◯ 議 長(石井 功議員) 選択 140 : ◯ 14番(鈴木 えつお議員) 選択 141 : ◯ 議 長(石井 功議員) 選択 142 : ◯ 総務部長(石橋 啓一君) 選択 143 : ◯ 議 長(石井 功議員) 選択 144 : ◯ 14番(鈴木 えつお議員) 選択 145 : ◯ 議 長(石井 功議員) 選択 146 : ◯ 総務部長(石橋 啓一君) 選択 147 : ◯ 議 長(石井 功議員) 選択 148 : ◯ 14番(鈴木 えつお議員) 選択 149 : ◯ 議 長(石井 功議員) 選択 150 : ◯ 環境部長(清水 明君) 選択 151 : ◯ 議 長(石井 功議員) 選択 152 : ◯ 14番(鈴木 えつお議員) 選択 153 : ◯ 議 長(石井 功議員) 選択 154 : ◯ 環境部長(清水 明君) 選択 155 : ◯ 議 長(石井 功議員) 選択 156 : ◯ 14番(鈴木 えつお議員) 選択 157 : ◯ 議 長(石井 功議員) 選択 158 : ◯ 福祉保健部長(小川 正美君) 選択 159 : ◯ 議 長(石井 功議員) 選択 160 : ◯ 14番(鈴木 えつお議員) 選択 161 : ◯ 議 長(石井 功議員) 選択 162 : ◯ 福祉保健部長(小川 正美君) 選択 163 : ◯ 議 長(石井 功議員) 選択 164 : ◯ 14番(鈴木 えつお議員) 選択 165 : ◯ 議 長(石井 功議員) 選択 166 : ◯ 市民生活部長(鈴木 実君) 選択 167 : ◯ 議 長(石井 功議員) 選択 168 : ◯ 14番(鈴木 えつお議員) 選択 169 : ◯ 議 長(石井 功議員) 選択 170 : ◯ 1 番(岡村 しん議員) 選択 171 : ◯ 議 長(石井 功議員) 選択 172 : ◯ 参 与(石森 準一君) 選択 173 : ◯ 議 長(石井 功議員) 選択 174 : ◯ 1 番(岡村 しん議員) 選択 175 : ◯ 議 長(石井 功議員) 選択 176 : ◯ 参 与(石森 準一君) 選択 177 : ◯ 議 長(石井 功議員) 選択 178 : ◯ 1 番(岡村 しん議員) 選択 179 : ◯ 議 長(石井 功議員) 選択 180 : ◯ 参 与(石森 準一君) 選択 181 : ◯ 議 長(石井 功議員) 選択 182 : ◯ 1 番(岡村 しん議員) 選択 183 : ◯ 議 長(石井 功議員) 選択 184 : ◯ 参 与(石森 準一君) 選択 185 : ◯ 議 長(石井 功議員) 選択 186 : ◯ 1 番(岡村 しん議員) 選択 187 : ◯ 議 長(石井 功議員) 選択 188 : ◯ 参 与(石森 準一君) 選択 189 : ◯ 議 長(石井 功議員) 選択 190 : ◯ 1 番(岡村 しん議員) 選択 191 : ◯ 議 長(石井 功議員) 選択 192 : ◯ 参 与(石森 準一君) 選択 193 : ◯ 議 長(石井 功議員) 選択 194 : ◯ 1 番(岡村 しん議員) 選択 195 : ◯ 議 長(石井 功議員) 選択 196 : ◯ 2 番(宮坂 良子議員) 選択 197 : ◯ 議 長(石井 功議員) 選択 198 : ◯ 福祉保健部長(小川 正美君) 選択 199 : ◯ 議 長(石井 功議員) 選択 200 : ◯ 2 番(宮坂 良子議員) 選択 201 : ◯ 議 長(石井 功議員) 選択 202 : ◯ 福祉保健部長(小川 正美君) 選択 203 : ◯ 議 長(石井 功議員) 選択 204 : ◯ 2 番(宮坂 良子議員) 選択 205 : ◯ 議 長(石井 功議員) 選択 206 : ◯ 福祉保健部長(小川 正美君) 選択 207 : ◯ 議 長(石井 功議員) 選択 208 : ◯ 2 番(宮坂 良子議員) 選択 209 : ◯ 議 長(石井 功議員) 選択 210 : ◯ 福祉保健部長(小川 正美君) 選択 211 : ◯ 議 長(石井 功議員) 選択 212 : ◯ 2 番(宮坂 良子議員) 選択 213 : ◯ 議 長(石井 功議員) 選択 214 : ◯ 12番(西村 あつ子議員) 選択 215 : ◯ 議 長(石井 功議員) 選択 216 : ◯ 参 与(石森 準一君) 選択 217 : ◯ 議 長(石井 功議員) 選択 218 : ◯ 12番(西村 あつ子議員) 選択 219 : ◯ 議 長(石井 功議員) 選択 220 : ◯ 参 与(石森 準一君) 選択 221 : ◯ 議 長(石井 功議員) 選択 222 : ◯ 12番(西村 あつ子議員) 選択 223 : ◯ 議 長(石井 功議員) 選択 224 : ◯ 参 与(石森 準一君) 選択 225 : ◯ 議 長(石井 功議員) 選択 226 : ◯ 12番(西村 あつ子議員) 選択 227 : ◯ 議 長(石井 功議員) 選択 228 : ◯ 市民生活部長(鈴木 実君) 選択 229 : ◯ 議 長(石井 功議員) 選択 230 : ◯ 12番(西村 あつ子議員) 選択 231 : ◯ 議 長(石井 功議員) 選択 232 : ◯ 市 長(松原 俊雄君) 選択 233 : ◯ 議 長(石井 功議員) 選択 234 : ◯ 12番(西村 あつ子議員) 選択 235 : ◯ 議 長(石井 功議員) 選択 236 : ◯ 議 長(石井 功議員) 選択 237 : ◯ 13番(田中 智子議員) 選択 238 : ◯ 議 長(石井 功議員) 選択 239 : ◯ 市民生活部長(鈴木 実君) 選択 240 : ◯ 議 長(石井 功議員) 選択 241 : ◯ 13番(田中 智子議員) 選択 242 : ◯ 議 長(石井 功議員) 選択 243 : ◯ 市 長(松原 俊雄君) 選択 244 : ◯ 議 長(石井 功議員) 選択 245 : ◯ 13番(田中 智子議員) 選択 246 : ◯ 議 長(石井 功議員) 選択 247 : ◯ 教育部長(上田 智弘君) 選択 248 : ◯ 議 長(石井 功議員) 選択 249 : ◯ 13番(田中 智子議員) 選択 250 : ◯ 議 長(石井 功議員) 選択 251 : ◯ 教育部長(上田 智弘君) 選択 252 : ◯ 議 長(石井 功議員) 選択 253 : ◯ 13番(田中 智子議員) 選択 254 : ◯ 議 長(石井 功議員) 選択 255 : ◯ 教育部長(上田 智弘君) 選択 256 : ◯ 議 長(石井 功議員) 選択 257 : ◯ 13番(田中 智子議員) 選択 258 : ◯ 議 長(石井 功議員) 選択 259 : ◯ 教育長(柏原 聖子君) 選択 260 : ◯ 議 長(石井 功議員) 選択 261 : ◯ 18番(佐々木 貴史議員) 選択 262 : ◯ 議 長(石井 功議員) 選択 263 : ◯ 福祉保健部長(小川 正美君) 選択 264 : ◯ 議 長(石井 功議員) 選択 265 : ◯ 18番(佐々木 貴史議員) 選択 266 : ◯ 議 長(石井 功議員) 選択 267 : ◯ 企画財政部長(高橋 良典君) 選択 268 : ◯ 議 長(石井 功議員) 選択 269 : ◯ 18番(佐々木 貴史議員) 選択 270 : ◯ 議 長(石井 功議員) 選択 271 : ◯ 福祉保健部長(小川 正美君) 選択 272 : ◯ 議 長(石井 功議員) 選択 273 : ◯ 18番(佐々木 貴史議員) 選択 274 : ◯ 議 長(石井 功議員) 選択 275 : ◯ 福祉保健部長(小川 正美君) 選択 276 : ◯ 議 長(石井 功議員) 選択 277 : ◯ 18番(佐々木 貴史議員) 選択 278 : ◯ 議 長(石井 功議員) 選択 279 : ◯ 市 長(松原 俊雄君) 選択 280 : ◯ 議 長(石井 功議員) 選択 281 : ◯ 16番(石川 和広議員) 選択 282 : ◯ 議 長(石井 功議員) 選択 283 : ◯ 市 長(松原 俊雄君) 選択 284 : ◯ 議 長(石井 功議員) 選択 285 : ◯ 16番(石川 和広議員) 選択 286 : ◯ 議 長(石井 功議員) 選択 287 : ◯ 企画財政部長(高橋 良典君) 選択 288 : ◯ 議 長(石井 功議員) 選択 289 : ◯ 16番(石川 和広議員) 選択 290 : ◯ 議 長(石井 功議員) 選択 291 : ◯ 5 番(高木 さとこ議員) 選択 292 : ◯ 議 長(石井 功議員) 選択 293 : ◯ 教育部長(上田 智弘君) 選択 294 : ◯ 議 長(石井 功議員) 選択 295 : ◯ 5 番(高木 さとこ議員) 選択 296 : ◯ 議 長(石井 功議員) 選択 297 : ◯ 教育部長(上田 智弘君) 選択 298 : ◯ 議 長(石井 功議員) 選択 299 : ◯ 5 番(高木 さとこ議員) 選択 300 : ◯ 議 長(石井 功議員) 選択 301 : ◯ 教育部長(上田 智弘君) 選択 302 : ◯ 議 長(石井 功議員) 選択 303 : ◯ 5 番(高木 さとこ議員) 選択 304 : ◯ 議 長(石井 功議員) 選択 305 : ◯ 教育長(柏原 聖子君) 選択 306 : ◯ 議 長(石井 功議員) 選択 307 : ◯ 5 番(高木 さとこ議員) 選択 308 : ◯ 議 長(石井 功議員) 選択 309 : ◯ 都市建設部長(小俣 和俊君) 選択 310 : ◯ 議 長(石井 功議員) 選択 311 : ◯ 5 番(高木 さとこ議員) 選択 312 : ◯ 議 長(石井 功議員) 選択 313 : ◯ 都市建設部長(小俣 和俊君) 選択 314 : ◯ 議 長(石井 功議員) 選択 315 : ◯ 6 番(加藤 功一議員) 選択 316 : ◯ 議 長(石井 功議員) 選択 317 : ◯ 福祉保健部長(小川 正美君) 選択 318 : ◯ 議 長(石井 功議員) 選択 319 : ◯ 6 番(加藤 功一議員) 選択 320 : ◯ 議 長(石井 功議員) 選択 321 : ◯ 企画財政部長(高橋 良典君) 選択 322 : ◯ 議 長(石井 功議員) 選択 323 : ◯ 6 番(加藤 功一議員) 選択 324 : ◯ 議 長(石井 功議員) 選択 325 : ◯ 企画財政部長(高橋 良典君) 選択 326 : ◯ 議 長(石井 功議員) 選択 327 : ◯ 6 番(加藤 功一議員) 選択 328 : ◯ 議 長(石井 功議員) 選択 329 : ◯ 企画財政部長(高橋 良典君) 選択 330 : ◯ 議 長(石井 功議員) 選択 331 : ◯ 6 番(加藤 功一議員) 選択 332 : ◯ 議 長(石井 功議員) 選択 333 : ◯ 環境部長(清水 明君) 選択 334 : ◯ 議 長(石井 功議員) 選択 335 : ◯ 6 番(加藤 功一議員) 選択 336 : ◯ 議 長(石井 功議員) 選択 337 : ◯ 環境部長(清水 明君) 選択 338 : ◯ 議 長(石井 功議員) 選択 339 : ◯ 議 長(石井 功議員) 選択 340 : ◯ 議 長(石井 功議員) 選択 341 : ◯ 議 長(石井 功議員) ↑ 発言者の先頭へ 本文 ↓ 最初のヒットへ (全 0 ヒット) 1:     午前 9時00分 開議 ◯ 議 長(石井 功議員) ただいまから本日の会議を開きます。  本日の議事日程は,お手元に配付してあるとおりこれにより進めます。   ─────────── ─ ──────────── ─ ─────────── 2: ◯ 議 長(石井 功議員) 日程第1 一般質問を行います。  質問通告の順序により質問を許します。3番平井里美議員。 3: ◯ 3 番(平井 里美議員) 新型コロナウイルスに感染された方々に心からお見舞い申し上げます。また新型コロナウイルスの影響で大変な思いをされていらっしゃる皆様,市民の生命と安心を守るために御尽力くださっている職員の皆様,関係機関で働く皆様に心から感謝申し上げます。そして,かけがえのない子供時代に3か月に及ぶ長い時間,学校で友達と遊んだり一緒に勉強したりすることなく,ずっと我慢していてくれた子供たちにありがとうを伝えたいです。  先月SNSやインタビューなどで住民の皆様にアンケートを行いました。僅か百数件ではありましたが,それでも率直な意見を伺うことができました。もっと早く議会としてもより多くの声を集め,行政に届くような方法があったのではないかと残念に思います。  今こうした市民の意見を,議会を通して行政に伝えることが求められているのではないかと思います。それが一般質問の時間が1人僅か10分になってしまったことは,感染防止のための決断であるとは思いますが,市民から負託を受けた議員としてとても残念に思います。国会でも都議会でも工夫しながら議会が開催されていますので,狛江市でも様々な条件を生かして議論できるといいと思いました。  本日は質問通告に従いまして,4点質問させていただきます。  まず生活保護等に関する職員体制についてです。  現在緊急小口資金貸付の相談は354件に上り,給付金や支援金の相談も増え続けております。生活保護に関しては,5月の相談件数は35件,申請数は4件で例年と同様の傾向とのことです。しかし狛江市のケースワーカー1人当たりの担当件数は,標準担当件数1人当たり80件を大きく上回る113件と伺いました。今後生活保護申請の増加が予想される中で,今後の職員体制がとても心配です。狛江市としての対策を伺います。 4: ◯ 議 長(石井 功議員) 福祉保健部長。 5: ◯ 福祉保健部長(小川 正美君) 生活保護を所管する福祉相談課には,生活困窮者自立支援制度に基づく相談窓口である「こまYELL」と,生活保護業務を担う生活支援係がございます。生活に困窮された方からの相談につきまして,多様な施策を活用し効果的かつ継続的な支援が提供されるよう連携して対応してまいりたいと考えております。  また今後の動向に応じて,人員体制も含め体制の強化について検討してまいります。 6: ◯ 議 長(石井 功議員) 3番平井議員。 7: ◯ 3 番(平井 里美議員) 職員体制の在り方は住民の皆さんへのサポートにつながりますので,ぜひ狛江市として委託先の職員体制も含め,人員確保をお願いいたします。  次に,アンケートの中で住民の皆さんからの要望で最も多かった情報について,2点質問させていただきます。  緊急事態宣言の発令により,狛江市議会は狛江市議会災害対策連絡会に準ずることになりました。議長が情報集約を行うことになり,新型コロナウイルス感染症対策本部から議会に対して,どの程度情報を出していたのかお尋ねいたします。 8: ◯ 議 長(石井 功議員) 福祉保健部長。
    9: ◯ 福祉保健部長(小川 正美君) 議会におきましては,新型コロナウイルス感染症対策本部で議論された内容及び決定事項につきまして,ホームページへの掲載前に情報提供を行ってまいりました。また緊急事態宣言が発令され,新型インフルエンザ等対策特別措置法の対象となった4月7日以降の対策本部会議におきましては議長にも御出席していただきまして,議論の内容を全て確認していただいています。 10: ◯ 議 長(石井 功議員) 3番平井議員。 11: ◯ 3 番(平井 里美議員) 対策本部で議論された内容は,全て議会に公開しているということを確認させていただきました。議会の中の情報開示の基準については,今後確認させていただきたいと思います。  災害時には情報の有無が命を左右します。既に対策本部に要望させていただいておりますが,情報弱者をつくらない情報の平等性について市の考えを伺います。 12: ◯ 議 長(石井 功議員) 福祉保健部長。 13: ◯ 福祉保健部長(小川 正美君) これまで,広報こまえ,狛江市ホームページ,狛江市公式ツイッター,フェイスブック,防災行政無線や狛江FMで市民の皆様へ外出自粛や行動変容のお願いをしてまいりました。さらに4月15日に全戸配布いたしました市長からの緊急メッセージ等,様々な周知をさせていただき,感染拡大を防ぐことをお願いしています。防災行政無線で聞きづらい内容があれば電話で確認できるサービスもございますので,御利用いただければと思います。  新型コロナウイルス感染症の一番恐ろしいところは,ワクチンや特効薬がないことであり,医療の進歩を待たなければならない非常につらい時期でございますが,市民の皆様には御理解,御協力いただけるよう,多様な媒体を活用して周知してまいりたいと考えております。 14: ◯ 議 長(石井 功議員) 3番平井議員。 15: ◯ 3 番(平井 里美議員) 昨年の台風第19号災害での教訓を生かし,広報こまえの全戸配布や掲示板の利用など,ネット環境のない人への情報提供の充実をお願いいたします。  次は感染症予防と災害対策について,避難所における要員確保計画について伺います。 16: ◯ 議 長(石井 功議員) 総務部長。 17: ◯ 総務部長(石橋 啓一君) 避難所における職員体制でございますが,まず災害時初動要員につきましては,平日の夜間及び休日に地震等が発生した際に災害時集合場所及び避難所を迅速に開設することを目的として,各災害時集合場所などの近くに居住する職員を中心に避難所ごとに3,4名任命しております。  また市長の指示により,保育士につきましては教育部における各避難所の担当職員と同様に,避難所担当職員としての指定に向け,現在調整を進めています。一方保健師,看護師につきましては,職員数が保育士ほど多くないため,福祉避難所を含めまして避難所巡回等による対応を考えています。 18: ◯ 議 長(石井 功議員) 3番平井議員。 19: ◯ 3 番(平井 里美議員) 保育士については教育部と一緒に考えて進めてくださっているということですね。  では避難所での感染予防対策は,初動の判断,振り分けが重要です。感染拡大を確実に防ぐためにぜひ狛江市医師会,保健所に協力いただき,保健師や看護師,場合によっては医師の確保をお願いいたします。  最後の質問です。今年の4月,東京都議会でエッセンシャルワーカーに対して敬意と感謝を表する決議が可決されました。私の下にも医師,看護師,保育士,介護関係者,スーパーマーケット等で働く方から,感染の危険や差別に関する様々な相談が届いています。市民の福祉を支える狛江市の職員の皆さんも同じ大変な状況だと思います。市民の命と安心を守るために,狛江市として現状を把握し,エッセンシャルワーカーの精神的な負担を解消するためのケア体制を確立していただきたいと思いますが,市長のお考えをお聞かせください。 20: ◯ 議 長(石井 功議員) 市長。 21: ◯ 市 長(松原 俊雄君) 具体的なエッセンシャルワーカーとは,医師や看護師,薬剤師などの医療従事者が挙げられ,高齢や介護の施設で働く方も挙げられます。また宅配便の配達員や運送業者,郵便局員などの流通,スーパーやドラッグストアなどの小売店,公共交通機関,電気・ガス・水道・通信などのインフラ業に従事する方,消防吏員や警察官,公務員などもエッセンシャルワーカーとなります。  新型コロナウイルス感染症の感染拡大により緊急事態宣言という経験したことのない事態に直面し,社会生活機能の維持に欠かせない職業の皆様には大変な御苦労があったと思いますので,改めて心より感謝申し上げる次第でございます。  初めに,医療従事者の方を守る必要があると考え,医師会,薬剤師会,歯科医師会にマスクをお渡ししております。物品等だけではなく,感染を広げないことが全ての皆様に対する最大のケアであると考えておりますので,市民の皆様には正確な情報提供をさせていただき,感染拡大を防止してまいりたいと考えています。 22: ◯ 議 長(石井 功議員) 3番平井議員。 23: ◯ 3 番(平井 里美議員) 感謝の思いを一人一人の方に伝える施策を実行していただきたいと思います。  感染を広げないよう,狛江市に代わって頑張ってくださっている皆様,狛江市を代表して頑張ってくださっている職員の方々の声を聞き,支える体制なしには,第2波,第3波が訪れたときに対応することは困難です。エッセンシャルワーカー一人一人の人権を尊重する先進市として,狛江市の施策に期待いたします。 24: ◯ 議 長(石井 功議員) 時間です。  4番松崎淑子議員。 25: ◯ 4 番(松崎 淑子議員) 新型コロナウイルス感染防止のため,緊急事態宣言下において不要不急以外の外出自粛の呼びかけが行われましたが,狛江市の感染者は4月4日の発生から一定して増加の傾向をたどり,5月13日までに人口に対しての感染者比率は多摩26市中で2位となってしまいました。このことに対する市の認識と対応を教えてください。 26: ◯ 議 長(石井 功議員) 福祉保健部長。 27: ◯ 福祉保健部長(小川 正美君) 多摩地域におきまして狛江市の感染者比率が高い状況であることは把握しており,広域的に見ても多摩府中保健所管内の6市も感染者比率が高い状況であるため,都心から距離的に近い住宅都市に感染者が多いと考えております。  市では,市内に感染者が発生する前から狛江市新型コロナウイルス感染症対策本部を立ち上げ,市主催のイベント等の中止を行い,小・中学校については3月2日から臨時休校を決定し,保育園,学童クラブは特別保育を実施するなど,感染防止対策を進めてまいりました。そして公共施設におきましても閉館などの対応を3月28日から5月末日まで実施してまいりました。また市長から緊急メッセージとしてチラシを全戸配布し,防災行政無線を通して市民の皆様に感染症対策を周知してきたところでございます。 28: ◯ 議 長(石井 功議員) 4番松崎議員。 29: ◯ 4 番(松崎 淑子議員) 感染者が日々増えていく場合は,防災行政無線で前日の感染者数を放送したり,人出が多く見受けられる狛江駅周辺や多摩川などで個別の注意喚起を要望します。人出を分散するためにも市内の公園や広場の必要性を再認識しました。今後まちづくり計画に優先的に反映すべきと考えます。  市民のコロナウイルス感染に対する不安は,感染者の感染経路と自分の生活圏との関わりが分からないことにあります。また通常の病気と異なって受診を断られたり,感染後の対応,医療機関受診の流れが不明瞭であることから生じていると思います。そこで感染者の情報開示に対する市の基本方針はどのようなものでしょうか。個人情報に配慮した上で,感染経路が明らかであるかないかの公表は検討できませんか。 30: ◯ 議 長(石井 功議員) 福祉保健部長。 31: ◯ 福祉保健部長(小川 正美君) 狛江市での感染者の公表は人数だけとなっております。なお,東京都においては大都市の特性,感染経路の確認への支障及び人権侵害の危険性のあることから,各自治体での年代,職業,感染経路は公表していないところでございます。  狛江市におきましては保健所を持っていないため,調査は全て東京都や圏域保健所であります多摩府中保健所となります。東京都は,調査内容や感染者の情報を居住する市町村が公表することまで感染者に了解を得ておりませんので,市独自の公表は困難でございます。ただし公共施設や不特定多数の方が訪れる店舗の場合には公表されることがあります。狛江市においても,公共施設で職員等が感染した場合には公表することになっておりますが,個人の情報が知らされることはございません。  新型コロナウイルス対策につきましては,とにかく感染予防対策が一番の重要となります。密閉空間,密集場所,密接場面の3つの密を避けていただき,マスク着用などのせきエチケット,手洗いをしていただきますよう,改めてお願いしたいと考えております。 32: ◯ 議 長(石井 功議員) 4番松崎議員。 33: ◯ 4 番(松崎 淑子議員) 広報こまえは幅広い層の市民への情報ツールです。繰り返しになっても,最大の関心事であるコロナ対策についての情報は丁寧な掲載をお願いいたします。  それでは新型コロナウイルス感染が心配な場合の医療機関受診状況と,どのような流れで対応がなされるか教えてください。また市独自のPCR検査体制について,今後の可能性も含めて教えてください。 34: ◯ 議 長(石井 功議員) 福祉保健部長。 35: ◯ 福祉保健部長(小川 正美君) 現在はかかりつけ医に電話で御相談していただき,その指示に従っていただくこととしております。かかりつけ医が不在の場合には,国や東京都のコールセンター等に連絡していただく流れとなっております。狛江市医師会におきましては,市民の皆様が電話相談を受けることが可能なように会員に対して連絡がなされておりますので,安心して御利用いただければと思います。  発熱のほかせきやたんが絡む,味覚障害などの症状により,新型コロナウイルス感染症が疑われる場合には,医療機関やコールセンターから紹介される感染症指定医療機関などにおいて,PCR外来を受診していただくこととなります。狛江市独自のPCRセンターでございますが,現在医師会と設置に関して検討しています。 36: ◯ 議 長(石井 功議員) 4番松崎議員。 37: ◯ 4 番(松崎 淑子議員) 発熱などの症状があったら,安心して医療機関に連絡するということを確認しました。  市民からは,保健所の「かかりつけ医か薬局へ相談してください」などの対応や,電話がつながらないとの訴えがありました。電話センターの体制,台数などが十分でないことも危惧されますので,今後市としても現状の把握に努めていただきたいと思います。  PCRセンターの設置については非常にセンシティブであると,これ以上の答弁はできませんとのことでした。国や都の動向を見守り早急な対応をお願いいたします。  東京都は各自治体での保健医療計画の策定を推奨しており,今回の事態では,狛江市のように小さな市では特に平常時から医療圏など地域連携が重要だと考えます。今後第2・3波が来ることも予測される中,狛江で早急に目指すべき医療体制と連携をどのように考えますでしょうか。 38: ◯ 議 長(石井 功議員) 福祉保健部長。 39: ◯ 福祉保健部長(小川 正美君) 新型コロナウイルス感染症により緊急事態宣言が発表される前から,多摩府中保健所圏域で基幹病院と医師会,自治体が集まり対応を協議する場を設け情報交換を図り,近隣の自治体同士で情報共有をしております。  狛江市新型コロナウイルス感染症専門家協議会においても,この先の対応に関する意見をいただくなどの対応をしております。今後の第2波,第3波に向けまして,医師会,薬剤師会,歯科医師会の協力を得ながら,誰もが安心して受診できる医療体制を,多摩府中保健所にも御協力いただきながら対応してまいりたいと考えます。 40: ◯ 議 長(石井 功議員) 4番松崎議員。 41: ◯ 4 番(松崎 淑子議員) 警戒を続けながらも今までの教訓を生かし,医療機関は市民の要望に応える準備態勢をしっかりつくる。保健所はITの導入などで感染拡大の兆しを把握する業務に集中するなど,この機会に感染症対策を市としても構築していくことが必要です。  今後どのように感染症に向き合っていくか,市長のお考えをお聞かせください。 42: ◯ 議 長(石井 功議員) 市長。 43: ◯ 市 長(松原 俊雄君) 4月7日に政府から発出されました緊急事態宣言は5月25日に全面解除されました。緊急事態宣言というこれまで経験のない事態に直面し,約1か月半にわたって外出自粛を初めとする感染症拡大防止に取り組んでまいりました。市民の皆様方に,また事業者の皆様方に御協力をいただきまして,そして医療現場や社会機能の維持に欠かせないキーワーカーの皆様に,改めて心より感謝申し上げます。  緊急事態宣言が全面解除され,段階的に様々な自粛が緩和されますが,ワクチンや治療薬が開発されるまで気を緩めることなく,引き続き手洗いの徹底とマスクの着用,ソーシャルディスタンスの確保,3つの密を避けての行動など,感染対策を行いながらも新しい日常の徹底をお願いいたします。  狛江市内では5月12日を最後に新規感染者が確認されてございません。国内でも新たな感染が広がっている地域もありますけれども,感染拡大に対する警戒を緩めることなく市民の皆様と力を合わせてこの局面を乗り越えてまいりたいと思いますので,引き続き御理解,御協力をよろしくお願い申し上げます。 44: ◯ 議 長(石井 功議員) 4番松崎議員。 45: ◯ 4 番(松崎 淑子議員) 新型コロナウイルス禍においても未曾有の対応をしている全市民と全職員の皆様の頑張りに本当に感謝を申し上げます。この底力をばねに,これからやってくる新しい時代に対して私たちも頑張っていきたいと思いますので,どうぞよろしくお願いいたします。ありがとうございました。 46: ◯ 議 長(石井 功議員) 7番吉野芳子議員。 47: ◯ 7 番(吉野 芳子議員) 通告に従いまして1問質問させていただきます。長期化を踏まえた新型コロナウイルス対策の充実に向けてです。  市に寄せられる相談のおおよその件数と内容についてお伺いいたします。  多職種や関連機関,庁内での事例共有のために,それらの相談については客観的な評価,すなわちアセスメントが重要となってまいります。市の認識と具体的な方法について伺います。 48: ◯ 議 長(石井 功議員) 福祉保健部長。 49: ◯ 福祉保健部長(小川 正美君) 狛江市で感染者が発生し緊急事態宣言が発令された4月前半の多い日には,健康推進課に20件を超える問合せがあり,体調不良であるがどこに連絡をしたらよいか,PCR検査を受ける方法や,市内のどの地域で発生したのかなどの問合せが多くございました。そのほか,乳児健診やBCG予防接種の中止に関する事業の問合せを含めると40件以上となっております。  庁内の情報共有ツールを活用し,苦情や問合せ内容を職員間で共有し,狛江市長からの緊急メッセージや広報こまえ,狛江市ホームページなどを通して市民の皆様が知りたい内容を情報発信しています。また狛江市新型コロナウイルス感染症対策本部や専門家協議会において,それぞれの部署の問題などを協議して対策を推進してきたところでございます。 50: ◯ 議 長(石井 功議員) 7番吉野議員。 51: ◯ 7 番(吉野 芳子議員) それでは新型コロナウイルスの感染症でBCGの集団接種や3~4か月児健診が中止となり,市内のクリニック等で実施がされております。あいとぴあセンターで実施していた1歳6か月児健診,3歳児健診は休止したまま動いておりません。この先集団で再開するのか,個別でも検討しているのかについて伺います。 52: ◯ 議 長(石井 功議員) 福祉保健部長。 53: ◯ 福祉保健部長(小川 正美君) 狛江市新型コロナウイルス感染症専門家協議会におきまして,集団実施の危険性が指摘され個別での実施が推奨されたため,必要性の高い乳幼児のBCGや健診の個別対応を開始したところでございます。  1歳6か月健診,3歳児健診は中止をしておりますが,未受診のお子様が増加したことから,7月からの再開と医療機関への委託の両方を実施できるよう,現在調整しています。 54: ◯ 議 長(石井 功議員) 7番吉野議員。 55: ◯ 7 番(吉野 芳子議員) コロナ疲れについての市の現状と対策について伺います。 56: ◯ 議 長(石井 功議員) 福祉保健部長。 57: ◯ 福祉保健部長(小川 正美君) 市民の皆様から,新型コロナウイルス感染症について,未知の感染症に対する不安から感染者情報の開示に関する問合せや体調不良時の対応,そしてマスクが届かないなど様々な御意見をいただいております。緊急事態宣言が解除され感染者数が減っている現在は問合せも少なく,落ち着きを取り戻しているようにも感じております。  新型コロナウイルス感染症が未知の感染症であり,不安に感じてしまうことも多くあるため,市民の皆様には市が情報周知を行う広報やホームページを活用していただき,不安を取り除いていただくことが一番の対策であると考えています。 58: ◯ 議 長(石井 功議員) 7番吉野議員。 59: ◯ 7 番(吉野 芳子議員) 新型コロナウイルスの感染から子供たちを守ることと,健やかな育ちや楽しく学ぶ場や時間の保障が求められております。市ではどのように体制を整えていくのでしょうか。課題についても伺います。 60: ◯ 議 長(石井 功議員) 参与。 61: ◯ 参 与(石森 準一君) 今回の新型コロナウイルスの感染拡大に伴い,およそ3か月間にわたる学校の休校や保育園における緊急時特別保育,登園自粛要請が行われることとなり,同時に市内の各私立幼稚園におきましても,この間各園の判断により臨時休園が行われるなど,それまで子供たちの生活の一部となっていた場所がなくなってしまうことで,それまでとは全く違うリズムでの生活を強いてしまったこと。またそれにより子供たち一人一人に精神的な負担を感じさせてしまったことにつきましては,私どもといたしましても大変残念に感じています。  今回国の緊急事態宣言の解除を受け,狛江市においても6月1日より段階的に学校や保育園の活動を再開しているところでございますが,これから先の子供たちの健やかな育ちや学びの場を保障するという考え方におきましては,いわゆる新しい生活様式の中で社会や地域経済の回復と,子供も含めた市民の皆様の感染防止・健康維持の両立を図っていくこととしています。このうち保育園につきましては,共有部分の毎日の消毒や手洗い・手指消毒の励行,換気の徹底など,児童と保護者の毎日の体温測定のお願いやマスクの着用,登園・降園時の児童の玄関での受渡しなど,3密の回避や外部の人との接触をなるべく避けるような取組を行ってまいります。  またその中においては,新しい生活様式に職員一人一人がしっかりと対応することと,これまでの緊急事態宣言の期間中に子供たちにかかった負担にどのように寄り添っていくかという点につきましては今後の取組の中で課題となってくるものと考えています。 62: ◯ 議 長(石井 功議員) 教育部長。 63: ◯ 教育部長(上田 智弘君) 学校再開に当たりまして,まず児童・生徒一人一人の心身のケアを行うことが必要でございます。その上で新型コロナウイルス感染症拡大のリスクを回避するため,6月1日から6月26日までの4週間につきましては学級を二分割にして,午前と午後のグループに分かれて登校を行うとともに,登校する際の検温やマスクの着用,いわゆる3つの密を回避した学習活動及び校内における消毒の徹底を行います。  学習につきましては臨時休業期間中の児童・生徒の学習内容の定着度を把握しながら,1週目から2週目にかけまして4月と5月に行いました授業動画やプリント等の学習課題のフォローアップ及び学習課題等で,対応できなかった内容の補充学習などを行う予定でございます。 64: ◯ 議 長(石井 功議員) 7番吉野議員。 65: ◯ 7 番(吉野 芳子議員) 新型コロナウイルス禍による若者たちへの負の影響は潜在化していることも多くあると考えるべきであり,計り知れません。どのようなことから取り組んでいくのか,またどのようなことなら取り組めるのでしょうか。学生アルバイトの実態把握を若者の有効的な支援の手がかりにしてはいかがでしょうか,お伺いいたします。 66: ◯ 議 長(石井 功議員) 参与。 67: ◯ 参 与(石森 準一君) このたびの新型コロナウイルス感染症の拡大に伴い,これまでのマスコミ報道等でも取り上げられておりますとおり,大学生がアルバイトができずに生活費や学費の工面が困難になったり,この時期に予定されていた企業の採用説明会が中止になるといったことのほか,業種や業態により来年度以降の採用計画を見直す企業があることが取り上げられるなど,今後の学生や若者の生活に影響を及ぼすおそれが出てきているものと認識しています。  現在市といたしましては,今回の新型コロナウイルスの感染拡大により経済的に困難な状況にある大学生を対象として職員を募集し,応募のあった大学生1名を6月1日より臨時職員として雇用し,一事業者として学生の生活の支援を行っています。またこのほか,特に若者の就職や就労の支援においては,市が行う相談事業の中でお受けし切れないものにつきましては,ハローワークや国領のちょうふ若者サポートステーションにつなげるなど,ほかの行政機関とも連携を図りながら取り組んでまいりたいと考えています。  またこれに加えまして,今回の新型コロナウイルスの感染拡大により社会的に幅広い業種でテレワークの導入が広がっており,特に人の働き方についてこれまでと違う局面に入っていくものと捉えております。今回の新型コロナウイルスが学生や若者の生活スタイルにどのような変化を及ぼすのか,ただいま御提案いただいた学生アルバイトも含め,学生や若者のコロナ後の生活実態の把握については別途,その手法も含めて考えてまいりたいと考えております。 68: ◯ 議 長(石井 功議員) 7番吉野議員。 69: ◯ 7 番(吉野 芳子議員) それでは最後の質問です。事業者支援について伺います。  市内飲食店の現状をどう認識し,どのような要望があるのでしょうか。支援内容と今後の支援の拡充の可能性,それと方向性について伺います。 70: ◯ 議 長(石井 功議員) 市民生活部長。 71: ◯ 市民生活部長(鈴木 実君) このたびの新型コロナウイルス感染症拡大に伴う自粛要請や緊急事態宣言下での休業要請などの影響により,市内飲食店のみならず市内事業者は深刻な打撃を受けているものと認識しております。また市内で事業を営む方々からは,市として直接的な支援をしてほしいなどの要望が地域活性課に寄せられていたところでございます。  このような要望を受け,飲食店を含めた事業所の支援といたしまして,狛江市中小企業者緊急対策応援助成金事業として事業所の家賃助成を実施しております。この事業は市内に本店登記のある法人または市内に主たる事業所がある個人事業主を対象に,事業所家賃の助成をするものでございます。要件の1つといたしまして,新型コロナウイルスに起因した融資を受けている方が対象で,助成額は1か月の家賃の2分の1で,上限10万円を3か月分,最大で30万円までとしております。  また6月からは東京都感染拡大防止協力金等を受け取った方を対象に,市が独自に10万円を助成する制度を開始いたしております。なお間接的な支援とはなりますが,市内民間団体がテイクアウトのお店を紹介しているホームページサイトがございまして,そのサイトを市としても応援するため市ホームページでPRするとともに,市職員共済会の協力を得て,掲載されている店舗から職員向けにお弁当を発注し購入する事業も行っております。  さらには,今後プレミアム付商品券事業を開始するために準備を進めております。
    72: ◯ 議 長(石井 功議員) 時間です。  8番三宅まこと議員。 73: ◯ 8 番(三宅 まこと議員) 3問質問します。  コロナ禍でマスクで熱中症という話になるんですが,行政が市民に対してマスクの励行を課していると。公としては,熱中症予防対策が必要なんじゃないかなと。一般家庭でのエアコン助成等の必要性が出てくると思うのですが,市の事業でお願いできませんでしょうか。 74: ◯ 議 長(石井 功議員) 福祉保健部長。 75: ◯ 福祉保健部長(小川 正美君) 熱中症対策の取組といたしまして例年実施しております熱中症予防スポットの設置につきましては,今年の夏は感染症拡大防止の観点から設置を見合わせざるを得ないことから,急遽市の事業といたしましてエアコンが設置されていない市民税が非課税の高齢者世帯と児童扶養手当受給世帯,また一部の生活保護受給世帯を対象にエアコンの購入及び設置費用を,5万円を上限に助成する制度を実施することで検討を進めています。 76: ◯ 議 長(石井 功議員) 8番三宅議員。 77: ◯ 8 番(三宅 まこと議員) 分かりました。今回行政がマスクを励行するということです。エアコンということで今回事業化されるということです。  続きまして,コロナ禍で中止になった狛江市の事業に関して伺います。  時期に分けて,中止,延期または判断保留。それぞれ何事業になるのか教えてください。 78: ◯ 議 長(石井 功議員) 企画財政部長。 79: ◯ 企画財政部長(高橋 良典君) 新型コロナウイルス感染症に伴う事業の中止等については,随時市のホームページに掲載,更新をしております。ホームページに掲載しました中止などの事業を延べ数でお答えさせていただきます。  中止につきましては,前年度が約140事業でございます。今年度は4月が約90事業,5月が約80事業,6月以降が約30事業でございます。延期または判断保留については,4月が1事業,5月が1事業,7月が1事業でございます。 80: ◯ 議 長(石井 功議員) 8番三宅議員。 81: ◯ 8 番(三宅 まこと議員) 分かりました。今年度約300億円の予算にいきなり約90億円の補正予算がきて,その後補正が続くんですが,当然予算も,狛江市は貧乏ですので余裕がありません。国や都からばんばん助成はあるのですが,市の持ち出しは増えていると思います。  質問ですが,先ほどの御答弁で4月以降の中止事業に関して減額補正を各部門で取りまとめていくと思いますが,各部門からどういうふうに集約なさるのか,方針とスケジュールを教えてください。 82: ◯ 議 長(石井 功議員) 企画財政部長。 83: ◯ 企画財政部長(高橋 良典君) 予算は歳入と歳出を一致させる必要がございます。  まず歳出でございますが,新型コロナウイルス感染症の拡大により中止・縮小した事業を減額するため,各課から未執行等の事業について減額の補正予算を要求していただきます。また歳入におきましては,新型コロナウイルス感染症の拡大により経済活動が縮小していることから,地方消費税交付金などの,市が自由に使えるお金である一般財源が予算額より減少すると見込まれます。  これらは12月末にかけておおむね把握できる見込みでございますが,歳出事業の減額より歳入の減額のほうが大きい場合は歳入不足となりますので,財政調整基金等を活用し歳入を増額する必要があると考えています。 84: ◯ 議 長(石井 功議員) 8番三宅議員。 85: ◯ 8 番(三宅 まこと議員) 分かりました。令和2年度予算は3月の議会で決まりました。市の事業提案を議会で議決させていただいたのですが,新型コロナウイルスの感染拡大の影響は甚大なものになっています。新型コロナウイルス対策には財源が必要です。  狛江市の財政状況を確認しておきますが,臨時財政対策債を除いた経常収支比率96.7%というのは平成30年度。平成25年度みたいに100%を超えているわけではないのですが,財政が硬直化しているという危険値すれすれには変わりありません。今は非常時なので,借金しても実施すればいいんじゃないのという御意見は地方自治体には通用しないと思います。つまり何かを始めるには何かを諦めなくてはならないということです。  我々議会が最終決定権者である以上,財源に関しても議会は責任があると思います。そもそも打ち出の小づちは存在しません。ない袖は振れないということであります。そうである以上,議会が市役所にこれをやってくださいと言うならば,代わりにこれを後回しにしなさいというのが議会の責任感だと,少なくとも私は思っております。市長側から事業廃止という形になると,対市民や対議会の調整が必要になるのですが,議会の場で合意形成していくことができれば時間の節約にもなるという視点から質問いたします。  今年度中に予算化された事業,特に下期の事業に関して不要不急な事業の洗い出しが必要と考えます。コロナ影響下での行政改革プランのお考えに関して伺います。 86: ◯ 議 長(石井 功議員) 企画財政部長。 87: ◯ 企画財政部長(高橋 良典君) 予算化させていただきました各事業は全て必要な事業であると認識しております。しかしながら,議員のおっしゃるとおり当初予算を編成したときと現在の状況は激変しており,限られた財源の中で予算化した事業においても優先順位をつけなければならない状況でございます。  基本的には,イベントなどを中心に新型コロナウイルス感染症への感染リスクを伴うものは,国や都の方針や狛江市新型コロナウイルス感染症対策本部,狛江市新型コロナウイルス感染症専門家協議会などの審議等を踏まえ,中止または先送りとしています。また小・中学校施設の改修につきましても,夏休み期間の短縮に伴う工期不足ということもありますが,先送りが可能なものについては大型事業を中心に先送りをさせていただきたいと考えております。一般財源等の抑制に努めてまいりたいと思っております。 88: ◯ 議 長(石井 功議員) 8番三宅議員。 89: ◯ 8 番(三宅 まこと議員) 分かりました。国からばんばんお金が下りてきて,それはいいのですけれども,市の持ち出しが増えているという中で,議会があれも欲しいこれも欲しいというのは,財源が右肩上がりの時代ではありませんので,それを抑制する我々の自制心みたいなものも必要だということをくれぐれも申し上げておきます。  続きまして3問目。コロナ禍の中でのオンライン授業に関して伺います。  柏原教育長に5月11日,小・中学校併せて親御さんにアンケートを行ったんですが,944世帯。親御さんに参加いただいたオンライン授業の調査設計を私はいたしました。それで御協力いただいたということでございます。親御さんが作られたアンケートに御協力をしたということでございます。  そのウェブアンケートを行っていたのは4月24日からの1週間でございました。その期間は,狛江市でユーチューブ配信授業を学校単位で進められていた時期でした。何らかの理由で保護者の皆さんは御存じない方が多くて不安が高まっていたというのが,このアンケートの結果からつまびらかにされております。この保護者アンケートはそれぞれの学校の親御さんの生の声であるフリーアンサーをウェブから簡単に見ていただけるように,専用サイトが用意されております。  狛江市内10校の学校関係者には御覧いただけていますでしょうか,お答えください。 90: ◯ 議 長(石井 功議員) 教育部長。 91: ◯ 教育部長(上田 智弘君) 5月11日にいただきました保護者アンケートにつきましては,学校へも回付いたしました。その中にフリーアンサー専用のウェブサイトが掲載されてございましたので,そこを見ていただけるものと考えております。 92: ◯ 議 長(石井 功議員) 8番三宅議員。 93: ◯ 8 番(三宅 まこと議員) 分かりました。フリーアンサーということで,例えば双方向とか,そういったユーチューブは一方通行ということ。学校は大変御苦労されてそういった配信を始められているわけですが,やっぱりインテリジェンスの高い,感度の高い狛江市民の親御さんは双方向ということ,テキストマイニング手法の中でのフリーアンサー抽出でもかなり多くの親御さんからあったということでございます。  最後に,アンケートの結果及び保護者のフリーアンケートから見られる声に関して,教育長の受け止めをお伺いいたします。 94: ◯ 議 長(石井 功議員) 教育長。 95: ◯ 教育長(柏原 聖子君) こちらのアンケートの結果につきましては,フリーアンサー等も含めまして私のほうでも拝見させていただきました。子供たちの学習保障に対する保護者の皆様の切実な願いというものを受け止めております。  平時におけるタブレット端末,パソコンを活用した学校や家庭での学習はもちろんでございますが,今後の新型コロナウイルス感染の第2波,第3波による学校臨時休校等の事態に備えて,家庭でも双方向によるオンライン学習ができるように環境整備を進めています。 96: ◯ 議 長(石井 功議員) 8番三宅議員。 97: ◯ 8 番(三宅 まこと議員) 分かりました。最後,双方向によるオンライン学習の環境整備を進めているというところ。先日の初日の審議,約3億7,700万円のGIGAスクール構想に関する質疑を私,30分にわたってさせていただきましたが,それを動画ユーチューブにまとめまして,先週から市民の皆様に全て公開しております。その模様は全て市民の皆様,約4,800人の親御さんに対して全て公開するようにしております。それだけの期待値が高い今回の施策でございます。  将来の子供さんが世界標準の双方向でのオンライン授業ということ,学校だけでなく家庭でも取り組める。そうしたことに関して,教育長は今年4月から着任されたということ。新しい狛江市の今回のオンライン学習,世界標準の狛江の子供さんに育っていくような計らいで,ぜひお仕事をお願いしたいと思います。  以上終わります。 98: ◯ 議 長(石井 功議員) 21番谷田部一之議員。 99: ◯ 21番(谷田部 一之議員) 議長から質問する許可をいただきましたので,通告により1問を質問いたします。  まず新型コロナウイルス感染症でお亡くなりになりました方々にお見舞いを申し上げます。私たち自由民主党・明政クラブでは,今一生懸命市民のために働いています職員のため,そしてそれが市民サービスにつながるわけでございますので,私たちは議長を除く6名の議員の中から代表して,私谷田部と三角が代表質問することになりました。限られた時間の中で凝縮した質問を一問一答で行うようにやりますので,担当者の理事者の皆さん,よろしくお願いいたします。  それでは1問質問いたします。新型コロナウイルス感染症対策についてでございます。  新型コロナウイルスの感染拡大を受け,自由民主党・明政クラブは感染拡大を防止し市民の生命と健康を守るため,4月21日に松原市長へ要望書を提出いたしました。要望書は8つの要望事項を掲げていましたが,その要望事項に対する市の取組状況についてお伺いいたします。 100: ◯ 議 長(石井 功議員) 企画財政部長。 101: ◯ 企画財政部長(高橋 良典君) 自由民主党・明政クラブからの要望書の要望事項への取組状況でございますが,積極的な情報の提供,マスク・消毒液等の配布につきましては,狛江市青年会議所の御協力もあり一定の対応はさせていただいています。  個人事業主,中小企業等及び経済的困窮者,多子世帯への支援,市独自の市民に対しての支援策を講ずることにつきましては,補正予算(第1号)及び(第2号)で市独自支援策として子育て世帯緊急対策応援事業,新型コロナウイルス感染症緊急対策生活応援事業,中小企業者緊急対策応援事業に取り組んでいます。  納期限内での納付が困難な方への支援,園児や児童・生徒の安全確保と精神的ケアにつきましても,対応に努めています。  国が推進するGIGAスクール構想の前倒しにつきましては,補正予算(第2号)で対応させていただきました。  狛江市内においてPCR検査センター(仮称)の設置につきましては,現在狛江市医師会等と調整を行っています。 102: ◯ 議 長(石井 功議員) 21番谷田部議員。 103: ◯ 21番(谷田部 一之議員) 要望事項に多く対応していただきありがとうございます。  しかし私たちが要望書を提出した後も,市民の皆さんからはたくさん切実な声が寄せられております。例えば市内の福祉事業者からは経営状況が非常に厳しいといったことや,障がい者御本人の方は事業所が事業を縮小したことによって収入が減少して生活が大変厳しいんだということで,すぐにでも手を差し伸べてもらいたいという意見もいただいております。  今こういった状況を,市としてどのように認識しているのかお伺いいたします。 104: ◯ 議 長(石井 功議員) 福祉保健部長。 105: ◯ 福祉保健部長(小川 正美君) 市内福祉事業所の厳しい経営状況や,障がい者の方たちの厳しい生活状況につきましては現状を把握しておりまして,早急に支援が必要であると認識しております。このため,市内福祉事業所に対する支援と障がい者の方たちに対する支援について,現在検討を進めています。 106: ◯ 議 長(石井 功議員) 21番谷田部議員。 107: ◯ 21番(谷田部 一之議員) ぜひ検討をよろしくお願いいたします。  具体的な支援について検討を進めていただいていると今御答弁いただいて,私も安心しました。これはスピード感,市民にとって一番スピード感を持って実現していくのが大事だと思いますので,ぜひよろしくお願いいたします。  次に,PCR検査センターの設置についてでございます。今第2波,第3波が必ず来ると専門家,マスコミ,新聞でも言われております。狛江市でもぜひ設置できるよう,今のうちから準備を進めていってほしいという声,市民の声がたくさん上げられて,私たち自由民主党・明政クラブ,そして各個別の議員にも寄せられております。現状は調整中とのことですが,「具体的にはどうなっているのよ。谷田部さん,明政クラブしっかりやってんの」という市民の声が聞かれているんですけれども,設置に向けた課題等があれば,ぜひ市長からお示しいただきたいと思います。よろしくお願いします。 108: ◯ 議 長(石井 功議員) 市長。 109: ◯ 市 長(松原 俊雄君) 3月に専門家協議会の設置に向けた調整を開始いたしまして,狛江市内で感染者が発生する前から狛江市独自のPCR検査センターについて,4月から医師会と設置に向けた検討を続けてまいりました。  設置場所につきましては公表することはできませんけれども,市内の公共施設を中心に設置場所の検討を行い,医師会と運営方法や条件面での課題についても認識しています。5月に入りまして,東京都や多摩府中保健所に私自身が出向きまして,PCRセンター設置に向けて手続などを確認してまいりました。またこれまで設置している近隣市のPCR検査センターを担当者が視察をさせていただき,動線の確保や問題点などを伺っております。  設置に向けた書類や手続は遅れのないように進めておりますけれども,いろいろ課題がございますけれども,解決しながら市民の皆様の生命と健康を守るため,PCR検査センター設置を含めた新型コロナウイルス感染症対策を続けてまいります。 110: ◯ 議 長(石井 功議員) 21番谷田部議員。 111: ◯ 21番(谷田部 一之議員) これから2波,3波が必ず来るという中で,調布市でもドライブスルー方式でPCR検査を行っております。狛江も動線の確保や問題点などと今伺っております。しかしながら市民の皆さんの生命と健康の確保を図るために,PCR検査を含めた新型コロナウイルス感染症の対策をスピード感を持って進めていくように,ぜひともよろしくお願いいたします。  次に,新型コロナウイルス感染症対策の学校休業中における学習についてでございます。  新型コロナウイルス感染症拡大防止のため,3月から学校の臨時休業が始まりました。4月には各校で始業式,そして校庭での入学式は行えたもののその後臨時休業は延長され,約3か月の長期に及ぶ臨時休業となりました。この期間中,学校や教育委員会では様々な対応をされたとは思います。特に保護者の方々からは,子供の学習が心配だという声も届いていました。  そこで臨時休業中における学校,教育委員会の対応について,特に学習面という点でどのように評価をされているのでしょうか,よろしくお願いいたします。 112: ◯ 議 長(石井 功議員) 教育部長。 113: ◯ 教育部長(上田 智弘君) 学校臨時休業期間中には,学校と教育委員会が一体となり子供たちの学習保障のため様々な対応を行っております。主な対応は4点ございます。  第1に,登校日等における子供たちへの学習課題の配布及び各家庭への学習課題の郵送でございます。  第2に,4月9日から開始した学校作成のユーチューブ授業動画の配信でございます。  第3に,インターネット環境がない,または環境はあるが日中子供が活用できないという御家庭など,申請のあった御家庭に対して学校配置タブレット端末及び教育委員会が借り上げたWi-Fiルーターの貸出しを行っております。  第4に,インターネット上の電子書籍を閲覧するための子供たち一人一人へのID,パスワードの付与でございます。特にユーチューブ授業動画の配信につきましては,教員も初めてのことであり当初は戸惑いもあったようでございますが,子供や保護者からの感謝の声を聞く中で,その充実は増していったようでございます。10分から15分という限られた時間の中で,思考力や判断力などを育むために言葉を吟味し,掲示などを工夫しておりました。  こうした取組は,通常の学校における授業の改善につながるものというふうに考えております。またタブレット端末やWi-Fiルーターの貸出し,電子書籍閲覧など,子供たちのニーズを捉えた対応を行うことができたと考えております。その上でICT環境整備の重要性については改めて認識を深めたところでございます。 114: ◯ 議 長(石井 功議員) 21番谷田部議員。 115: ◯ 21番(谷田部 一之議員) 今教育長の御答弁,いろいろありがとうございます。  狛江市のICT教育は非常に盛んでございます。ほかの自治体からも狛江市はICT教育が非常に進んでいるなということで理解を得ているわけでございます。今後もやはり未来社会で活躍する子供たちの生きる力を育んでいくためには,やはりICT教育は必要なんです。そのためにも,ぜひこれからもICT教育を活用して子供たちの未来の生きる力を育んでいってほしいと思いまして,一般質問を終了させていただきます。ありがとうございました。 116: ◯ 議 長(石井 功議員) 暫時休憩いたします。     午前 9時49分 休憩     午前10時00分 開議 117: ◯ 議 長(石井 功議員) 休憩前に引き続き会議を開きます。  一般質問を続行いたします。11番三角たけひさ議員。 118: ◯ 11番(三角 たけひさ議員) それでは質問させていただきます。  新型コロナウイルス感染拡大を目の当たりにして,またどの公共施設においても3密は避けられない現実的なシナリオとして,複合災害にどのように備えていくのかお伺いいたします。 119: ◯ 議 長(石井 功議員) 副市長。 120: ◯ 副市長(平林 浩一君) 避難所における感染症対策といたしましては,国が発出いたしました「避難所における新型コロナウイルス感染症への更なる対応について」,これに基づき,さらには前年の台風第19号の課題を踏まえまして対応しています。  具体的には,可能な限り多くの避難所を開設する。安全な地域では在宅避難,安全な親戚や友人宅等への縁故避難等の検討を事前に周知する。避難所の健康確認,避難所の衛生環境を確保する。また体調不良者専用避難所を確保する。  この4つを柱といたしました「狛江市が設置する避難所等における新型コロナウイルス感染症対応方針」,これを専門家協議会の御意見も伺いながら,5月19日に開催いたしました新型コロナウイルス感染症対策本部会議におきまして了承いただき,この方針に沿って現在取組を進めています。 121: ◯ 議 長(石井 功議員) 11番三角議員。 122: ◯ 11番(三角 たけひさ議員) それでは続きまして,妊産婦,乳幼児を守るための災害発生時における保健医療体制の確保と衛生の確保をどのように図っていくのか,お伺いいたします。 123: ◯ 議 長(石井 功議員) 福祉保健部長。
    124: ◯ 福祉保健部長(小川 正美君) 医療体制につきましては,妊産婦,乳幼児に関しても緊急医療救護所での対応になると考えております。災害医療コーディネーター等が市内の医療救護活動を統括・調整してまいります。  妊婦,乳幼児のための福祉避難所として市内3幼稚園を想定しており,ほかの避難所においても授乳スペースを確保し,紙おむつを備蓄するなどの対策を検討しています。 125: ◯ 議 長(石井 功議員) 11番三角議員。 126: ◯ 11番(三角 たけひさ議員) 続きまして,妊産婦に対する現状の支援策並びに今回のコロナウイルス感染拡大を経験して,今後どのような施策が必要とされているのかお伺いいたします。 127: ◯ 議 長(石井 功議員) 福祉保健部長。 128: ◯ 福祉保健部長(小川 正美君) 現時点では,妊娠後期に新型コロナウイルス感染症に感染したとしても,経過や重症度は妊娠していない方と変わらないと報告されております。また胎児のウイルス感染症例の海外での報告では,胎児の異常や死産・流産を起こしやすいという事例はございません。ただし症例がないことで問題が顕在化されていない可能性もあり,罹患しないための対策が必要と考えます。  今回の補正予算にお認めいただいたタクシー代等の補助により,感染リスクを低減してまいりたいと考えております。 129: ◯ 議 長(石井 功議員) 11番三角議員。 130: ◯ 11番(三角 たけひさ議員) それでは職員の勤務体制について,ここでお伺いいたします。  感染症を含め大規模災害が起きたとき,どのように職員の安全・安心を守り,絶え間なく公共サービスを提供していくのか。労務管理と公共サービスマネジメントについてお伺いするところでございますが,やはり職員も御自分の子供さんがいたり御両親がいたり,また保育園に預けて朝出勤されたりする。その中でやはり狛江市役所内の職員の皆様が気持ちよく,楽しく働ける環境の創設というのはすごく大切なことだと思うんですね。そのことによって,公共サービスが絶え間なく,そして優良な公共サービスが提供されると考えています。お伺いさせていただきます。 131: ◯ 議 長(石井 功議員) 総務部長。 132: ◯ 総務部長(石橋 啓一君) 災害時に職員の安全・安心を確保した上で公共サービスを提供し続けることは,極めて重要な課題であると認識しております。  今回の新型コロナウイルスの対応といたしましては,職員に対しまして毎朝・夕の検温結果の報告を求めた上で,風邪症状などが見られた際には事故休暇や在宅勤務に切り替えるなど,健康管理を徹底してきたところでございます。  また狛江市事業計画(新型インフルエンザ編)に基づき,不急業務を縮小または休止とし,各部署においては2班または3班体制の在宅勤務を実施するとともに,在宅勤務が困難な業務につきましては,執務場所を分けることで職員間での感染拡大を防ぐ取組を行ってきたところでございます。 133: ◯ 議 長(石井 功議員) 11番三角議員。 134: ◯ 11番(三角 たけひさ議員) それでは実際に在宅勤務を行ってきた中で,この在宅勤務の事情または今後どのように在宅勤務を進めていくのか,方向性についてお伺いさせていただきます。 135: ◯ 議 長(石井 功議員) 総務部長。 136: ◯ 総務部長(石橋 啓一君) 職員の在宅勤務は,各課が事前に作成した事業計画書に基づき,4月9日から実施してまいりました。個人情報を扱う業務や業務支援システムの利用ができないという制約はございましたが,計画の立案や資料や教材の作成等に各職員が取り組んだところでございます。  なお在宅勤務実施に当たり,個人情報を含まない情報資産に限り,所属長の承認後に電子メールで自宅に送ることを可能としたほか,課長職以上の管理職間での情報伝達手段としてラインワークスを試行導入したところでございます。緊急事態宣言の解除を受けて,在宅勤務につきましては5月31日をもって終了いたしましたが,第2・第3波の流行リスクに備え,在宅でできる仕事の幅が広げられるよう環境の整備を進めてまいりたいと考えております。 137: ◯ 議 長(石井 功議員) 11番三角議員。 138: ◯ 11番(三角 たけひさ議員) 今回短い質問時間の中でございますが,的を絞って質問させていただいたところでございますが,先般NHKのニュースで,熊本県のあるまちで集中豪雨がありまして,避難所を開設したというお話がございました。やはり新型コロナウイルス感染拡大の真っただ中ということで,3密を避けるということが非常に重要であり,またそれを確保することが非常に難しいというようなお話もございました。  またNHKの報道番組では,台風第19号,狛江市も大きな被害を受けたところでございますが,実際に避難された方,それを今回新型コロナウイルスの感染者の数に当てはめて避難所を開設すると2割しか収容できないというデータをNHKの報道番組でも発表されておりました。  一番最初の答弁の中で副市長からも,可能な限り多くの避難所を開設する。そして,ここが新しいポイントかなと思ったのですが,体調不良者専用の避難所を確保する。この取組は大変大きな取組ではないかなと思うんですね。やはり一番最初に御答弁いただいたように,この取組を積極的に,また事前にいろいろな場面を想定しながら進めていただきたいと考えています。  また職員の安全・安心の確保。これは先ほどもお話をさせていただいたように,公共サービスを永続的に提供していくためには大変必要なことでございます。新型コロナウイルス感染拡大の中で,石橋総務部長からも御答弁ございましたとおり,検温等を実施しているという中で,やはり引き続き職員の安全体制の確保に努めていただき,公共サービスを永続的に途切れなく提供していただくようにお願いさせていただきまして,私の一般質問を終了いたします。 139: ◯ 議 長(石井 功議員) 14番鈴木えつお議員。 140: ◯ 14番(鈴木 えつお議員) 最初に豪雨水害対策についてお伺いいたします。  多摩川緊急治水対策プロジェクトについて,河道の土砂の掘削等この間の具体的な実施状況についてお伺いいたします。 141: ◯ 議 長(石井 功議員) 総務部長。 142: ◯ 総務部長(石橋 啓一君) 多摩川緊急治水対策プロジェクトは,令和6年度までに河道掘削,堰対策,堤防整備を実施することにより,令和元年東日本台風と同規模の洪水に対して水位を低下させ,多摩川の氾濫を防止するものでございます。京浜河川事務所に確認したところ,河道の掘削等は,国の「防災・減災,国土強靱化のための3か年緊急対策」として,調布市の二ヶ領上河原堰付近で行われておりますが,今後の予定については未定とのことでございます。 143: ◯ 議 長(石井 功議員) 14番鈴木議員。 144: ◯ 14番(鈴木 えつお議員) 浸水被害を防止する重要な取組でありますので,ぜひ河道の掘削の促進を強く求めていってほしいと思います。  次に,多摩川の水位低減についてお伺いいたします。  日本共産党狛江市議団は3月に国土交通省に問合せを行いまして,国土交通省から河道の土砂の掘削,樹木の伐採及び大丸用水堰の改築により台風第19号を再現した場合,石原水位観測所付近で約60センチメートルの水位低下,田園調布(上)水位観測所付近で約40センチメートルの水位の低下を実現できると試算している,こういう回答を得ました。しかし既存ダム(小河内ダム)の洪水調節機能の強化が実施された場合の多摩川の水位の低下については,多摩川水系協議会で現在検討中とのことでした。現在その後の検討状況はいかがでしょうか。 145: ◯ 議 長(石井 功議員) 総務部長。 146: ◯ 総務部長(石橋 啓一君) 多摩川水系の既存ダムの洪水調節機能の強化につきましては,今年度は令和2年5月27日に,既存ダムの洪水調節機能強化に向けた協議の場が書面開催されたところでございます。  今年度は,情報共有の在り方について河川管理者,ダム管理者,関係利水者及び関係地方公共団体の間で,事前放流を実施する態勢に入る場合の情報共有の方法を確立していくということでございますが,具体的な水位の低下に関しては示されてございません。引き続き情報収集に努めてまいります。 147: ◯ 議 長(石井 功議員) 14番鈴木議員。 148: ◯ 14番(鈴木 えつお議員) これも浸水被害防止に重要な取組でございます。大幅な水位低減になるように強く求めていってほしいと思います。  次に,日本水工設計株式会社への委託事業についてお伺いいたします。  中間報告によりますと,台風第19号による多摩川の最高水位は猪方排水樋管で樋管の底から6.314メートル,六郷排水樋管で同じく5.7メートルでございます。これは道路冠水が始まったと仮定されております午後4時頃の水位よりも,猪方排水樋管で1.514メートル,六郷排水樋管で2メートル上回る水位となっております。中間報告の段階ですけれども,今後浸水被害を出さないようにするためには,多摩川の水位の大幅な低減が必要であることが改めて明らかとなりました。  市長は3月議会で,多摩川の水位の低減について私からも要望していくと述べておりましたが,その後どのような対応を取られたのかお伺いいたします。 149: ◯ 議 長(石井 功議員) 環境部長。 150: ◯ 環境部長(清水 明君) 既に多摩川の水位低減のための土砂掘削等については,多摩川を管理している国土交通省及び京浜河川事務所に対し要望しまして,多摩川緊急治水対策プロジェクトの河川における対策として国が取り組んでいるところではございますが,狛江市長としましてはこれだけではなく,河川管理者による治水対策を一層進めてもらうため,東京都市長会に対しまして全国市長会から国に要望することを提案しており,引き続き国に対して要望するところでございます。 151: ◯ 議 長(石井 功議員) 14番鈴木議員。 152: ◯ 14番(鈴木 えつお議員) ぜひ引き続き対応をお願いします。  次に,報告書の市民説明会についてお伺いいたします。  7月末までには報告書がまとまると聞いております。新型コロナウイルスの下で大きな制約がありますが,報告書がまとまった段階で広く市民に知らせ,市民からも意見をもらうようにしていただきたいと思います。現時点でどのような方法を考えておりますでしょうかお伺いいたします。 153: ◯ 議 長(石井 功議員) 環境部長。 154: ◯ 環境部長(清水 明君) 報告書がまとまった段階で多くの市民の方に周知するため,広報こまえやホームページに掲載することや市民説明会を開催することを考えております。  また市民説明会の開催につきましては,新型コロナウイルスの影響を考慮し開催する必要がございますが,その際に御意見等をいただければと考えております。 155: ◯ 議 長(石井 功議員) 14番鈴木議員。 156: ◯ 14番(鈴木 えつお議員) ぜひ広く市民に説明をして意見を聴取するようにお願いいたします。  次に,新型コロナウイルス対策についてお伺いいたします。  医療関係者をはじめ感染症対応で奮闘されている皆様に感謝を申し上げます。  PCR検査をはじめ検査体制の強化について,まず伺います。  緊急事態宣言は解除されましたが感染は続いており,第2波,第3波の感染の波が来る可能性があります。感染の実態をいち早く把握し適切な対応を取るためにも,PCR検査をはじめ検査体制を抜本的に強化する必要があります。  既に23区は全区で地域PCR検査センターが設置され,多摩でも6月1日現在把握できただけでも,調布市,府中市,武蔵野市など13市が開設しております。三鷹市も6月中に開設予定とのことでございます。市民からもPCR検査をかかりつけ医の判断でできるようにしてほしい,こういう声が寄せられております。ぜひ狛江市でもかかりつけ医の判断で検査ができる地域PCR検査センターを早期に開設していただきたいと思いますけれども,いかがでしょうか。 157: ◯ 議 長(石井 功議員) 福祉保健部長。 158: ◯ 福祉保健部長(小川 正美君) 現在発熱のほかせきやたんが絡む,味覚障害などの症状により新型コロナウイルス感染症が疑われる場合には,医療機関やコールセンターから紹介される感染症指定医療機関などにおいて,PCR外来を受診していただくことになっております。  狛江市独自のPCRセンターでございますが,現在医師会と設置に向けて検討しています。 159: ◯ 議 長(石井 功議員) 14番鈴木議員。 160: ◯ 14番(鈴木 えつお議員) 既に実施している自治体の実施方法等についてお伺いいたします。 161: ◯ 議 長(石井 功議員) 福祉保健部長。 162: ◯ 福祉保健部長(小川 正美君) 多摩府中保健所圏域内の各市の状況でございます。  武蔵野市は5月21日より医療機関の敷地内でドライブスルー方式,府中市は5月25日より小金井市,国立市,国分寺市と合同で府中市内にドライブスルー,ウォークスルー方式,調布市は5月20日より市が管理する敷地でドライブスルー方式で実施しております。また三鷹市においても設置に向けて検討をしていると伺っております。  いずれも実施場所は非公開となっております。狛江市におきましても実施場所に関しては非公開とされますのでよろしくお願いいたします。 163: ◯ 議 長(石井 功議員) 14番鈴木議員。 164: ◯ 14番(鈴木 えつお議員) 厚生労働省が唾液での検査も可能と認めました。唾液は自分で容器に入れるため危険が少なく,一般の病院や診療所でもPCR検査が可能と報道されております。ぜひ一日も早く,軽症の方も含め検査できるようにしていただきたいと思います。  次に,市民生活を守る制度についてお伺いいたします。  税金や保険料は前年の所得を基準に決められておりますが,新型コロナウイルスの影響で今年になって収入が大幅に減ってしまった市民も多くいらっしゃいます。これらの市民,事業者に対しまして,市民税や固定資産税の市独自の減免制度を拡充して支援してほしいと思いますが,いかがでしょうか。 165: ◯ 議 長(石井 功議員) 市民生活部長。 166: ◯ 市民生活部長(鈴木 実君) 市民税・都民税及び固定資産税等につきましては,それぞれに減免基準を設けており,その基準といたしましては,生活扶助を受けられている方や生活保護基準年額をベースに一定の範囲内の収入となっている方を基準としており,現段階におきましてはこれらの減免基準に基づき対応するものと考えてございます。  しかしながら新型コロナウイルス感染症の影響により,減免基準には該当しないながらも著しく収入が減少し納税が困難な方には,無担保,延滞金なしで1年間徴収の猶予を受けることができる特例制度もございますので,こちらの紹介などもさせていただくこととしております。また固定資産税につきましては,令和3年度課税分とはなりますが,新型コロナウイルス感染症の影響により売上高が一定割合以上減少している中小事業者等に対しましては,事業用家屋等について全額免除または2分の1減額の措置を取ることとなっております。  現段階におきましては新たな減免制度や拡充等について実施する予定はございませんが,国や都の動向により新たな施策が講じられる場合には,遅れることなく対応したいと考えております。 167: ◯ 議 長(石井 功議員) 14番鈴木議員。 168: ◯ 14番(鈴木 えつお議員) 日本共産党狛江市議団のニュース発行の中でいろんなところから,市民から声が寄せられております。固定資産税の減免についても問合せがありまして,生活が大変厳しいと,具体的にどう減免されるのか,こういう問合せもございました。ぜひ国民健康保険税,介護保険料なども含めて,市民生活の支援のために奮闘していただきたいと思います。 169: ◯ 議 長(石井 功議員) 時間です。  1番岡村しん議員。 170: ◯ 1 番(岡村 しん議員) それでは通告に従いまして質問させていただきます。  日本小児科学会予防接種・感染症対策委員会が5月20日に発表した「小児の新型コロナウイルス感染症に関する医学的知見の現状」の中で,新型コロナウイルス患者の中で小児が占める割合が少ないこと,海外のシステマチックレビューで学校や保育施設の閉鎖は流行阻止効果に乏しく,逆に医療従事者が仕事を休まざるを得なかったために死亡率を高める可能性があること,教育・保育・療育・医療・福祉施設の閉鎖が子供の心身を脅かしており,小児に関しては関連健康被害のほうが問題と思われることが指摘されています。  また5月26日に発表した新型コロナウイルス感染症に対する保育所,幼稚園,学校再開後の留意点についての中で,「子どもの教育,福祉,健康の源である保育所・幼稚園・学校生活は,子どもにとって最も基本的かつ大切な活動です。休所・休園・休校の問題点としては,子どもの教育の遅れ,生活習慣の乱れ,運動不足,それによる体重増加,栄養の偏り,食環境の変化,家庭内での虐待の増加,保育所・幼稚園・学校での福祉活動の低下,保護者の就労困難・失業,祖父母などの高齢者との接触機会の増加などがあげられます。」と指摘しています。  狛江市では6月1日から保育園,学童が再開され,本当によかったと思います。今後受渡し方法の変更や検温,保育士のマスク着用,消毒など対策を取ると伺っております。マスクやアルコール消毒液などの資材についても一定量がある,こういうふうに伺っております。この間保護者の皆さんからお話を伺ってきましたが,再開に向けての不安を伺うと「感染予防対策をしっかりしてほしい」,この声が一番多く出されております。さきに述べた小児科学会の指摘を考えれば,子供よりも働く職員への感染症対策,これを強化していく必要があると考えます。  保育園,学童,病児保育で働く職員など,感染可能性が高くなる職員へ定期的にPCR検査を行うことで,無症状でも発見される仕組みをつくることがクラスター化させないために必要です。安心して子供を預けられ,職員も安心して働けるようになることが感染対策と経済を両立させるためにも必要かと思いますけれども,いかがでしょうか。 171: ◯ 議 長(石井 功議員) 参与。 172: ◯ 参 与(石森 準一君) 保育園等で働く職員に対して定期的にPCR検査を実施できないかということでございます。  定期的にというのがどの程度の間を置いてということか分かりませんが,狛江市内の認可保育所だけでも約600名以上の方が勤務されております。この方々全てに対して定期的にPCR検査を実施するというのは,PCRセンターの設置の検討などを進めているところではございますが,受入件数等を含め課題が多いものと考えております。  新型コロナウイルスについては日々新たな発見があり,現在も診断法の研究開発が進められておりますので,注視をしてまいりたいと考えています。 173: ◯ 議 長(石井 功議員) 1番岡村議員。 174: ◯ 1 番(岡村 しん議員) 確かに今の体制で行っていくには課題もあると考えますけれども,抗原検査などほかの検査と組み合わせていくことで,PCR検査の件数を減らしていくことができると思いますので,ぜひ様々な角度からの検討をお願いいたします。  次に,保育園の中でも看護師さんの感染,その可能性がどうしても上がってしまいます。マスク着用などの手だては現在でも取っていただいていますけれども,必要に応じて防護服やフェイスシールドなど看護師さんに対しては今以上の対策,これが求められてくると思いますけれどもいかがでしょうか。 175: ◯ 議 長(石井 功議員) 参与。 176: ◯ 参 与(石森 準一君) 防護服やフェイスシールド等の装備品を保育園に備えるということも,今後検討が必要な方策の一つだと考えています。 177: ◯ 議 長(石井 功議員) 1番岡村議員。 178: ◯ 1 番(岡村 しん議員) ぜひよろしくお願いいたします。  また報道ではDVや虐待が増えている,こうした本当に悲しい報道が増えております。コロナ禍の中で親と子のストレス,これが大きな要因になっています。親同士横のつながりがあれば孤立化を防ぎ,相談や情報共有が進みストレスの軽減につながります。特に新たに保育園に入園したゼロ歳児クラスや新しく入園した乳児の多い1歳児クラス,こうしたところで懇談会を行っていく必要があると思いますけれどもいかがでしょうか。  また児童館など保育園に預けていない子供,これも親同士をつなぐようにして孤立化させない,こうした取組を進める必要があると思いますけれどもいかがでしょうか。 179: ◯ 議 長(石井 功議員) 参与。 180: ◯ 参 与(石森 準一君) 懇談会につきましては,園での子供たちの様子を知る機会となるだけでなく保護者同士の交流も図れる大事な取組でございますが,なるべく3密を防がなければならない状況下では感染拡大も懸念されるため,今のところ実施の予定はないものでございます。  しかしながら新規陽性者数の減少等により自粛や休業要請の緩和が進み,またワクチン等の開発が進むなど状況が変化した場合には,クラスを限定した懇談会の開催の可能性もあるのではないかと,また孤立化を防ぐということでは,子育てに関する相談先の情報提供も有用ではないかと考えています。 181: ◯ 議 長(石井 功議員) 1番岡村議員。
    182: ◯ 1 番(岡村 しん議員) ぜひこの孤立化を防ぐ取組をお願いしたいんです。自粛期間中,私もパパ友やママ友にかなり助けられています。孤立化を防ぐ取組をぜひとも進めていっていただきたいと思います。  次に,保育士さんや学童の指導員さん,病児保育の保育士さん,プレーパークや児童館の職員さんたちの心の健康,これも本当に心配になっております。医療従事者のメンタルの相談,これが増えているという報道もございます。同じように感染リスクが高い方,こうした方々に対しての相談体制,これを充実させる。また既にある相談先の周知を進めていく,こうした必要があると思いますけれどもいかがでしょうか。 183: ◯ 議 長(石井 功議員) 参与。 184: ◯ 参 与(石森 準一君) 今のところ市のほうに直接そういった御相談は入っておりませんが,相談窓口等の情報提供は行ってまいりたいと考えています。 185: ◯ 議 長(石井 功議員) 1番岡村議員。 186: ◯ 1 番(岡村 しん議員) よろしくお願いいたします。  次に,多くの保護者の方から,「何をどこまで対策していいのか分からない」こうした声をよく聞いてまいりました。新しい感染症なので当然多くの悩み,迷いが出てまいります。時間を追うごとに分かってくることがございます。例えば3月に聞いた情報と6月に聞いている情報で,大きく変わっている部分もございます。5月に入ってから,先ほど述べました小児科学会では様々な情報を発信しています。こうした最新の信頼できる情報を,子供と関わりのできる職員の皆さん,保護者の皆さんへも様々な形で周知していく必要があると思います。保健だよりなども通じて周知を進めていっていただきたいと思いますけれども,いかがでしょうか。 187: ◯ 議 長(石井 功議員) 参与。 188: ◯ 参 与(石森 準一君) 新たな情報がありましたら,保健だよりをはじめ市ホームページや保育園,学童等の情報メール等を活用して,適切に情報提供してまいりたいと考えてございます。 189: ◯ 議 長(石井 功議員) 1番岡村議員。 190: ◯ 1 番(岡村 しん議員) 情報は日々変わってまいりますので,ぜひよろしくお願いいたします。  次に,親子の居場所についてお伺いいたします。  自粛期間中公園にも行きづらかった,こうした声を多数いただいております。例えば公園で遊んでいても,次の子が公園に来るとその親子はまた次の公園に移っていく,こうした話なども聞いてまいりました。子供たちの居場所が少なくなっている。こうしたことで多摩川や野川に多くの親子連れが集まってしまっていた状態,これがあったと思います。  6月1日から小足立児童グランドやプレーパークが,また3日から児童館が予約制で開くようになった。これはよかったと思います。今後第2波,第3波が来ることも懸念されていますが,小児科学会の指摘を踏まえれば親の感染対策を徹底していただいた上で,第2波,第3波のときでも子供たちの居場所,これについてはしっかりと確保していく。こうしたことも必要と考えますけれどもいかがでしょうか。 191: ◯ 議 長(石井 功議員) 参与。 192: ◯ 参 与(石森 準一君) 児童館,プレーパークにつきましては段階的に運営を再開しています。またKoKoAにつきましても,通常の学校運営が始まった段階で再開を検討することとしております。  第2波がどのような規模なのか,またそのときの医療等の体制はどうなっているのか等,状況を想定することは難しいところでございますが,必要に応じて対策を講じてまいりたいと考えております。まずは第2波が来ないよう,感染症対策をしっかりと行ってまいりたいと考えております。 193: ◯ 議 長(石井 功議員) 1番岡村議員。 194: ◯ 1 番(岡村 しん議員) 確かに第2波が来ないよう感染症対策,これは大事なんですけれどもなかなか狛江市だけでやっていくということは難しいと思います。やはりPCR検査を全体的にやっていく中で,感染した方には外に出ないでいただく。市中感染率を低くしていく,これがやはり感染予防と経済を両立させる,この上では大事だと思います。  ぜひとも狛江市としてもその一翼を担うように,PCR検査をしっかりつくっていただきながら,先ほど述べたエッセンシャルワーカーの方々,こうした方々にしっかり検査を行っていく。そのことを最後にもう1度お願い申し上げて質問を終わります。 195: ◯ 議 長(石井 功議員) 2番宮坂良子議員。 196: ◯ 2 番(宮坂 良子議員) 高齢者のいのちと健康を守るために,新型コロナウイルスから守るためにということで質問をいたします。  新型コロナウイルス感染症拡大防止のため,高齢者の生活は家の中に閉じ籠もり自粛生活を送っています。高齢者からは,外に出るのは怖いので誰とも話ができずふさいでいる,やることがないのでお酒ばかり飲んでいる,サークルが全てできなくなったので食べることしかない,デイサービスを1か月も休んでいたので体が半分動かなくなったなど,集まりやおしゃべり,カラオケや体操,趣味など一切できなくなり心身ともに大きなダメージを受けています。  フレイルや認知症,鬱や健康破壊など大変心配です。高齢者のフレイルや認知症予防,生活,健康を支えるための支援。またこれからの時期は熱中症も心配されます。生活改善のための運動,健康グッズや命を守るための熱中症予防のための,この間議会で私ども何度も要望してまいりましたけれども,さらにこの自粛生活の中で必要となってきたのがエアコンの設置です。これらの支援を要望しますけれどもいかがでしょうか。 197: ◯ 議 長(石井 功議員) 福祉保健部長。 198: ◯ 福祉保健部長(小川 正美君) 現状におきましては,いかにして感染の拡大を防ぐかについて最優先で取り組む必要がございます。そのためには様々な支援を展開していく必要があると考えております。例えば例年実施しております熱中症予防スポットの設置につきましては,今年の夏は感染症拡大防止の観点から設置を見合わせざるを得ないことから,急遽市の事業といたしましてエアコンが設置されていない市民税非課税の高齢者世帯と児童扶養手当受給世帯,また一部の生活保護受給世帯を対象に,エアコンの購入及び設置費用を助成する制度を実施することで検討を進めています。 199: ◯ 議 長(石井 功議員) 2番宮坂議員。 200: ◯ 2 番(宮坂 良子議員) 本当によかったです。この間要望して,本当にこれが実現できるということを確認させていただきました。  高齢者の生活を支える頼みの綱ともいえる介護保険サービスですが,今訪問サービスの生活援助は改悪で時間が短縮され,上限が1時間,訪問宅に着くなり洗面所を借りて手洗い・消毒・検温,新型コロナウイルス対策に時間を取られますけれども,買物代行や食事作り,掃除機をかけたりトイレ掃除とフル回転です。新型コロナウイルス感染が怖いからと,訪問サービスを断ってくる利用者などで減少しています。  一方訪問するヘルパーさんは,利用者さんに感染させてしまったら,もし相手が亡くなってしまったらどうしようと不安しかない。どこまで関わればいいのか。食事や排せつなどやっているので命がけです。最終的に責任をどう取っていいのかと話してくれました。それでもヘルパーさんは認知症の人を放ってはおけない,独り暮らしで訪問しなくては生活が成り立たないとの思いで,危険や恐怖心を抱えながらも訪問介護をされています。特別養護老人ホームでもそうです。抱き上げたり食事を食べさせたり,共同生活の中で濃厚接触をしなくてはなりません。  市は,こうしたヘルパーさんの実態をどのように認識しているでしょうか。 201: ◯ 議 長(石井 功議員) 福祉保健部長。 202: ◯ 福祉保健部長(小川 正美君) 介護サービスは,利用者の方々やその家族の生活を維持する上で欠かせないものでございますが,その中でも訪問介護事業所では感染拡大防止の対応も迫られております。実際にケアに従事する介護職員の方におきましては,感染のリスクがある中で現場に身を置く一人一人が感染しない,感染させないということを徹底した上で,限られた中で最大限のサービスを提供していただいておりまして,心身ともに大変お疲れの状態に置かれていると認識しております。 203: ◯ 議 長(石井 功議員) 2番宮坂議員。 204: ◯ 2 番(宮坂 良子議員) 本当にそうだと思います。介護職員は危険な状況で働き続けなければならない,まさにエッセンシャルワーカーです。介護職員の命と健康を守るための感染症予防対策や特別手当などの支援をと,この間も要望してまいりましたけれども,これは国へも要望してまいりました。そして国は,第2次補正で職員1人当たり5万円の慰労金というようなことも盛り込まれているようですけれども,まだまだ不十分です。ぜひ今後市としても拡充していただきたいと,このことを強く要望しておきます。  さらに,感染リスクが大きいこうした介護職員の方々が安心して働き続けられる。それは何よりもPCR検査をしてほしいということでございます。これについては当面まだできないという御回答をいただいておりますので,強く要望しておきます。  全国介護事業者連盟の新型コロナウイルスに係る経営状況への影響についての緊急調査が行われ,デイサービス事業者が91%,訪問介護が47%と大きく影響を受けている実態です。デイサービス事業所の中には,やはりコロナショックによる経営悪化で撤退するところも出始めて,専門家は必要なサービスを受けられない事態にならないよう経営支援が必要だと指摘しています。  市内の事業者の方々に伺いました。見学も断り新しい利用者を受け入れることもできず,厳しい状況です。また職員20名中15人しか出勤できていないが精いっぱい頑張っています。さらには小規模事業所からは,3から4割の減収で持続化給付金も受けられない。家賃は今までと同じに払っているので赤字です。6月は2人から3人戻ってきてくれましたけれども,第2波,第3波が怖いと定員に達していません。などなど本当に厳しい状況が話されました。  介護事業所が縮小したり撤退するようなことがあってはなりません。西東京市は5月22日,地域包括支援センターに防護服,手袋等を購入,居宅サービス事業所,介護保険施設に25万円,居宅介護支援事業所,福祉用具事業所に5万円の独自支援を実施しました。市としても減収の補填や事業継続のための補助の財政支援を行っていただきたい。このことを強く要望しますがいかがでしょうか。 205: ◯ 議 長(石井 功議員) 福祉保健部長。 206: ◯ 福祉保健部長(小川 正美君) 高齢者及び障がい者福祉サービスの提供におきましては,制度といたしましては人員配置基準の緩和や代替サービスの提供により柔軟な報酬算定を認めるといった方針が示されておりまして,極力減収にならないような事業運営が行えるように一定の配慮がなされております。  6月1日以降も同様に柔軟な取扱いを行うよう,国通知が発出されております。このような取組と併せまして,市独自の支援策について検討を進めています。 207: ◯ 議 長(石井 功議員) 2番宮坂議員。 208: ◯ 2 番(宮坂 良子議員) 市独自の支援策の検討を進めているという御回答でございましたので,ぜひお願いしたいと思います。今一定の配慮はされているという御回答もありましたけれども,これは決して100%ではありませんので,やはり支援が必要だということを要望しておきます。  次に,障がい者のいのちと健康を守るためにということです。  40代の障がいのある息子さんが通っていた作業所が閉鎖になったので,80代の御両親は2か月,家の中で世話をしていましたが大変でした。冷蔵庫を開けて冷たいものを飲む。お腹がポンポンになってしまった。筋肉が落ちた。怒ったことがなかった息子さんがうーうーと声を出すなど,お互いストレスがたまり夜が眠れない。生活のリズムが崩れ,まさに疲労こんぱいですと話されました。  さらには障がい者の工賃の影響も深刻で,休業したり軽作業の発注の減やイベント自粛,販売機会の減少の下で1か月丸々なくなったりと,工賃が減少しています。事業所で働く方々は危険と不安にさらされながらも利用者さんのことを思い,仕事に誇りを持って働いています。事業所であっても在宅であっても支援が途切れないよう,補填や補助が必要です。障がい福祉事業所の現状と,これまでどのような支援を行ってきたのでしょうか。支援を要望したいと思います。 209: ◯ 議 長(石井 功議員) 福祉保健部長。 210: ◯ 福祉保健部長(小川 正美君) 障がい福祉分野の事業所におきましても,非常に厳しい状況に置かれていると認識しております。  事業所の職員の方が,自宅への訪問や電話等によりまして可能な限り支援を行った場合は,やはり報酬算定を可能としまして柔軟な対応をするように,自治体へ通知がされています。6月1日以降も同様の取扱いとすることと併せまして,市独自の支援策についても検討してまいりたいと考えております。 211: ◯ 議 長(石井 功議員) 2番宮坂議員。 212: ◯ 2 番(宮坂 良子議員) 介護・福祉施設に市も支援するということ,エアコンの設置…… 213: ◯ 議 長(石井 功議員) 時間です。  12番西村あつ子議員。 214: ◯ 12番(西村 あつ子議員) それでは私は,新型コロナウイルスの影響から市民生活を守る支援策として,最初に独り親家庭について質問いたします。  独り親家庭への市単独の支援策は,児童扶養手当,児童育成手当受給者へ各1万円の上乗せ,今後発行される市内商品券の給付が予定されております。また国の第2次補正予算では,独り親家庭へのさらなる支援策も盛り込まれましたが,依然として厳しいのが現状です。特にシングルマザーの場合はもともとの収入が低く,この間の新型コロナウイルスの影響でさらに収入が減っているのが実態です。現状での支援策で十分と考えているのか,まず伺います。 215: ◯ 議 長(石井 功議員) 参与。 216: ◯ 参 与(石森 準一君) 今回の新型コロナウイルスの感染拡大の中で,国民全体に外出自粛の要請がなされたことにより,家庭内の養育者が1人しかいない独り親家庭は,より難しい状況に置かれることになったものと認識しております。  独り親家庭につきましては,経済的な面に加え子供の育ちの面からも困難な状況に置かれがちであることは市としても認識しておりますので,その支援につきましては引き続き国や都の動向も含め,様々な状況を勘案しながら,市として必要な対応を取ってまいりたいと考えています。 217: ◯ 議 長(石井 功議員) 12番西村議員。 218: ◯ 12番(西村 あつ子議員) 私は独り親家庭へのさらなる支援策が必要だと思います。NPO法人しんぐるまざあず・ふぉーらむでは,必要な支援は今すぐの現金給付と,4月から9月の児童扶養手当月4万円の増額を求めています。  児童扶養手当の増額,そして国の第2次補正予算の支援策に対して,市としての上乗せの支給が必要と考えていますが,市の考えを伺います。 219: ◯ 議 長(石井 功議員) 参与。 220: ◯ 参 与(石森 準一君) 狛江市におきましては,市独自の支援を国に先んじて既に行っていることに加えまして,今回国が独り親家庭に対して相当の規模の現金給付を行うという状況におきましては,市がさらなる上乗せ支給を行っていくことについては現時点では特に考えていないところでございます。 221: ◯ 議 長(石井 功議員) 12番西村議員。 222: ◯ 12番(西村 あつ子議員) 上乗せは現時点では考えていないようですけれども,検討していただきたい。このことを強く求めてまいります。  それともう1点,収入が基準より僅かに超えているために,児童扶養手当などの受給を受けられていない家庭への支援がありません。国の補正予算を活用して独り親家庭全てへの支援をすべきと考えますが,その点についてはいかがでしょうか。 223: ◯ 議 長(石井 功議員) 参与。 224: ◯ 参 与(石森 準一君) 議員の御質問の趣旨は重々理解できるところではございますが,やはり現金給付という取組におきましては,正確な状況把握や支援の必要性の確認は,その取組に対する市民の信頼を得るためにも一定の精査は必要であるというふうに考えてございます。  そのため,現段階において市内全体の独り親家庭を対象とする経済的支援は特に考えてございませんが,それぞれの状況の中で困難が生じている世帯がございますれば,福祉保健部とも連携して必要な対応を図ってまいりたいと考えてございます。 225: ◯ 議 長(石井 功議員) 12番西村議員。 226: ◯ 12番(西村 あつ子議員) 福祉保健部と連携というのは非常に大切だと思いますけれども,今の答弁では一定の精査が必要だということでございますが,今支給が始まっている国民に対する10万円の特別定額給付金,これと同じような考えでぜひ支給していただきたい。このように改めて求めてまいります。  次に,個人事業者への支援についてです。  個人事業者である私の知人は,3月は収入がなくて,4月は少しの収入を得られたものの,それは先方にお願いして,今後発生する入金の前倒しをしてもらったということです。1年間の売上げが一番多い時期がこれから夏前だということで,持続化給付金の申請は今後の手続だと話していました。自粛対象の職種ではないので,東京都感染拡大防止協力金の支給対象にもなっておりません。しかし周囲の自粛による影響で収入が途絶えてしまいました。私の知人は,仕事場の家賃補助があれば何とかなるのではないか,このように話していました。  例えば武蔵野市では,都の感染拡大防止協力金対象外の事業者に対して給付する予算が可決されております。個人も含め事業者への国の第2次補正の家賃助成の対象は,例えば売上げの減少期間は新型コロナウイルスの影響が深刻になった2月からではなくて,5月から12月などの条件があり,対象から漏れる人がおります。市として,対象にならない方への支援をぜひしていただきたいと思います。併せて,上乗せも含めて個人事業者への支援金の実施を求めたいと思いますが,いかがでしょう。 227: ◯ 議 長(石井 功議員) 市民生活部長。 228: ◯ 市民生活部長(鈴木 実君) 市では5月18日から,狛江市緊急対策応援助成金事業として独自に事業所の家賃助成を実施してございます。また6月からは東京都感染拡大防止協力金を受け取った方を対象に,市が独自に10万円を助成する制度を開始するなど,市内事業者を支援する施策を展開しています。  今後の支援の拡充等につきましては,国や東京都の動向を注視しながら検討を進めてまいりたいと考えております。 229: ◯ 議 長(石井 功議員) 12番西村議員。 230: ◯ 12番(西村 あつ子議員) やはり給付を受けるには様々な条件がありますし,また融資を受けていること,こうしたことも条件とされております。  そこで最後に市長に伺いたいと思います。独り親家庭,個人事業者などへの支援策を実施していること。これは私も十分承知しておりますけれども,支援の枠に入らずに何も支援を受けられない,こういう方々がいらっしゃいます。支援を受けられない方々についてはどのように考えているのかお伺いいたします。 231: ◯ 議 長(石井 功議員) 市長。 232: ◯ 市 長(松原 俊雄君) 今回の新型コロナウイルスの感染拡大につきましては,市民の皆様の日常生活を根底から脅かし,また市内の全ての事業者の皆様にも本当に大きな打撃を与えているものと認識しています。  市といたしましては,これまで2度の補正予算を通じて国や都による支援と併せまして,市民の皆様の生活と事業者の事業継続を支えるための手だてを講じてきたところでございますけれども,ただその一方で,ただいま議員から御指摘のあるように,制度のはざまのような形で困っていながらこれらの支援の枠に入らない家庭や事業者がいらっしゃるということでございますけれども,どのような事業であれ,財政的な制約がある中で市が公金を使って行うことである以上,先ほど参与からも答弁いたしましたとおり,何らかの線引きは必要であると考えています。  現状困っていながらも,その線引きから漏れてしまう方につきましては,個別の支援の中でできる限りの対応を取ってまいりたいと考えております。市として独自支援は今後とも引き続き検討,実施してまいります。 233: ◯ 議 長(石井 功議員) 12番西村議員。 234: ◯ 12番(西村 あつ子議員) ぜひお願いいたします。  シングルマザーの私の知人は,新型コロナウイルス影響で収入がない月もありました。知人は自粛対象の事業者ではないので,東京都の感染拡大防止協力金の対象にはなりません。そして先が見えないので,融資も悩んでいると言っていました。そして収入が激減したために,子供の進学のためにためていた学資保険からの借入れをして,何とかしのいでいるということです。そして期日までに借入金を返さないと,子供の進学の必要なときに満額が受け取れない。このような不安の声を漏らしております。  また別のシングルマザーの知人は,都の感染拡大防止協力金の対象事業者ですけれども,かなり前に申請を行っているのにいまだ回答も入金もなく,申請書類がきちんと受け付けられているのか不安だというふうにお話をしていました。市としても対象外の方々への支援策をぜひしていただきたい。このことを強く求めて質問を終わります。 235: ◯ 議 長(石井 功議員) 暫時休憩いたします。     午前10時48分 休憩     午前11時00分 開議 236: ◯ 議 長(石井 功議員) 休憩前に引き続き会議を開きます。  一般質問を続行いたします。13番田中智子議員。 237: ◯ 13番(田中 智子議員) 新型コロナウイルス感染症対策について。最初に,深刻な影響を受けている事業者支援について伺います。  私たちはこの間,様々な方々から現状を伺ってきました。イベントなどの自粛で売上げが7割減った。建設関係の方は,固定費だけでも2,500万円必要なのに4月,5月は800万円程度に減ってしまった。雇用調整助成金を申請しているがいつまでもつか。飲食業の方は,店内での飲食ができないのでお弁当を販売しているが,売上げ減は深刻。持続化給付金の申請もトラブル続きで申請が困難で,融資の相談をするにも受付の順番だけで2か月後と言われた,どうしようもないなど,本当に深刻な状況であり,直ちに支援が必要です。  個人事業主や飲食店などは,家賃や光熱費など固定費の支払いに大変困っています。融資を受けられた方は市独自の家賃補助が受けられますが,まだ決定通知が来ていない事業者,返済を考えて融資を申し込んでいない事業者もおられます。ぜひ融資の申込みをした段階で市の家賃補助を受けられるようにしていただきたい。また融資を受けていない事業者への家賃助成を拡大していただきたいと考えますが,いかがでしょうか。 238: ◯ 議 長(石井 功議員) 市民生活部長。 239: ◯ 市民生活部長(鈴木 実君) 市では5月18日から,狛江市緊急対策応援助成金事業として独自に事業所の家賃助成を実施しております。今後の支援の拡充につきましては,国や東京都の動向を注視しながら検討を進めてまいりたいと考えております。 240: ◯ 議 長(石井 功議員) 13番田中議員。
    241: ◯ 13番(田中 智子議員) 既に日野市などでは,第2回定例会補正予算案で新型コロナウイルスの影響で4月,5月の売上額が前年同月比で2割以上減少している市内中小事業者を対象に,上限額20万円,家賃の2分の1を2か月間補助するということを決めています。狛江でもぜひさらなる拡充をお願いしたいと思います。  さらに国の持続化給付金や都の感染拡大防止協力金の対象外になっている事業者など,何の支援も受けられない方もおられます。新型コロナウイルス関連で減収になっている中小業者に対し,市独自の支援もぜひ行っていただきたいと思います。これは要望にとどめたいと思います。  次に市長に伺います。市内事業者は地域経済の要であるとともに,コロナ後の地域活性化にとってもなくてはならないものと考えます。また不安定な仕事で働かざるを得ないフリーの音楽家とか文化芸術関係の方も大事な狛江市民です。第2波,第3波も見据えて,ぜひ当事者の声もつかみながらきめ細かく必要な支援を行っていただきたいと考えますが,市長の見解を伺います。 242: ◯ 議 長(石井 功議員) 市長。 243: ◯ 市 長(松原 俊雄君) 新型コロナウイルス感染症の緊急事態宣言は解除されたものの,東京アラートが発令されてございます。コロナ禍が継続しておりますので,多くの市民の皆様から御意見をいただいています。  市といたしましては,さきの専決処分の一般会計補正予算(第1号)でございます。また本定例会で議決いただきました一般会計補正予算(第2号)により,市単独事業といたしまして新型コロナウイルス感染症緊急対策生活応援事業,子育て世帯緊急対策応援事業,中小企業者緊急対策応援事業,プレミアム付商品券事業などを実施,あるいは実施に向けて調整させていただいています。  今後ですけれども,本定例会におきまして追加議案といたしまして一般会計補正予算(第3号)をお願いするというふうに考えておりまして,その中で国の補正予算第2号への対応や,また先ほどからもいろいろ御提案,御意見ございますけれども,PCR検査センターの設置に係る経費などを検討しています。今後も必要に応じまして対応を図ってまいりたいと考えています。 244: ◯ 議 長(石井 功議員) 13番田中議員。 245: ◯ 13番(田中 智子議員) ぜひ人にやさしいまちを標榜する松原市長に当たっては,やはり誰もが本当に安心して住み続けられる,そうした狛江の実現に全力を上げていただきたいということをお願いしておきます。  次に,教育支援について伺います。  6月1日から学校が再開しました。学校再開では3つのことが大切だと思います。1つは感染防止対策,2つ目が全員への学びの保障,3つ目が子供たちの心のケアという3つです。  感染予防と同時に学習保障についての,今後の対策について伺います。また学力の大きな差が生じていると考えられます。子供たち一人一人に丁寧に教えること。また個別の手だても欠かせないと思います。学校現場において柔軟な対応ができるためにも,臨時教員等の体制を含めて必要な措置を取っていただきたいと考えますけれども,いかがでしょうか。 246: ◯ 議 長(石井 功議員) 教育部長。 247: ◯ 教育部長(上田 智弘君) 学校再開に当たりましては,まず児童・生徒一人一人の心身のケアを行うことが必要でございます。また学習につきましては,臨時休業期間中の児童・生徒の学習内容の定着度を把握しながら,1週目から2週目にかけまして,4月と5月に行いました授業動画やプリントなどの学習課題のフォローアップ及び学習課題等で対応できなかった内容の補充学習などを行う予定でございます。  学習の遅れが見られる児童・生徒につきましては,学習の定着度も把握しながら何らかの補充的な対応をしていく必要があると考えております。また現在学校に加配されている教員や講師が,特定の教科だけでなく他の教科の指導に当たることも臨時的な措置として可能となりましたので,その活用も工夫してまいります。  臨時的な加配教員などの配置につきましては,国が予算を計上してその対応を進めていますので,詳細を確認した後,これらの活用も検討してまいりたいと考えております。 248: ◯ 議 長(石井 功議員) 13番田中議員。 249: ◯ 13番(田中 智子議員) 国の加配教員というお話でした。今言われているのは3,100人ということで,全国では10校に1人程度ということが言われております。これは少な過ぎます。私たちは10万人程度の職員が必要ということで提案しております。加配教員の数についても,ぜひ国に要望を上げていっていただきたいと思います。  3か月に及ぶ休校は子供の心に大きなストレスを与えています。子供への声かけや面談,そしてアンケートを取っていただくなど子供の本音を受け止めて,抱えた不安とかストレスに共感しながら,一人一人に丁寧に向き合っていただきたいと思います。  子供たちの今の様子はどうでしょうか。1週間がたちましたけれどもお伺いします。また心のケアについてのお考えを伺います。 250: ◯ 議 長(石井 功議員) 教育部長。 251: ◯ 教育部長(上田 智弘君) 学校が再開して1週間,児童・生徒はおおむね落ち着いた様子で登校しておりますが,既に心と体のアンケートを実施した学校や,登校を渋る児童の家庭に連絡をしたり,教員が児童の家にお迎えに行ったりしている学校もございます。  またスクールカウンセラーが教室に入り様子を見た上で,保護者の方と連絡を取り面談の予約を取るなど,児童・生徒一人一人の心身のケアに努めています。今後もアンケートなどの活用をはじめ学級担任や養護教諭,スクールカウンセラーなどを活用し児童・生徒が相談しやすい環境を整え,その対応を行っていきたいと考えております。 252: ◯ 議 長(石井 功議員) 13番田中議員。 253: ◯ 13番(田中 智子議員) 既に様々具体的な手だてが行われているということで安心もしましたけれども,ぜひ一人一人に寄り添った対応をお願いしたいと思います。  次に就学援助制度について伺います。  文部科学省は4月6日,新型コロナウイルス感染症に伴って前年度の収入で判定しております所得基準について,申請時の収入で判断するなどの柔軟な対応を行うよう,改めて都道府県教育委員会に通知いたしました。通知のように柔軟な対応と,関係者への周知を徹底する必要があると考えます。市の状況と関係者への周知について伺います。 254: ◯ 議 長(石井 功議員) 教育部長。 255: ◯ 教育部長(上田 智弘君) 4月6日付文部科学省発出の通知につきましては,こちらでも承知しております。新型コロナウイルス感染症の影響により家計が急変した方への対応については,必要な援助が受けられるよう,現在他市の動向を見ながら検討しています。 256: ◯ 議 長(石井 功議員) 13番田中議員。 257: ◯ 13番(田中 智子議員) 6月まで期日を変更した自治体もあります。ぜひ必要な援助が受けられるよう周知もしっかり行っていただきたいと思います。  最後に教育長に伺います。長期の休校により子供の学習の遅れや格差の拡大,不安とストレスは大変深刻です。学ぶことと同時に人間関係の形成,学びや休息をバランスよく保障する,子供の実態から出発する柔軟な教育が求められます。ぜひ一人一人を大事に,教育現場の教員の創意工夫を保障する教育を実践していただきたい。教育長の見解を伺います。 258: ◯ 議 長(石井 功議員) 教育長。 259: ◯ 教育長(柏原 聖子君) 今回の新型コロナウイルスの感染拡大防止に対する教育の…… 260: ◯ 議 長(石井 功議員) 時間です。  18番佐々木貴史議員。 261: ◯ 18番(佐々木 貴史議員) 狛江市議会公明党を代表し,新型コロナウイルス感染症対策について質問いたします。  新型コロナウイルス感染症でお亡くなりになられた方々に,心から哀悼の意を表しますとともに,療養中の方々に心よりお見舞い申し上げます。また昼夜を分かたずウイルスと闘いながら,地域医療を懸命に支えてくださっている医療従事者の皆様をはじめ,市民生活を支えてくださっている全ての皆様に心から感謝を申し上げます。  さて新型コロナウイルスの感染が始まって以来,公明党は国民の声を踏まえ新型コロナウイルス対策を前進させてきました。公明党の提案で政府は2月,専門家会議を設置,専門家の知見に基づく政策判断と情報発信に寄与しました。緊急経済対策を盛り込んだ2020年度第1次補正予算では,全国を対象にした緊急事態宣言の発令を踏まえ,全ての人に一律10万円を給付する特別定額給付金を実現。識者からは,大衆の心が分かる公明党が主導的役割を果たさなければなし得なかった。また社会の分断をつくらない方向に導いたなど,高い評価の声を寄せていただきました。  狛江市民の多くの皆様方からも,公明党は頑張った,公明党のおかげだ,山口代表にありがとうと伝えてくれと,感謝の声を頂戴しております。国政においても公明党はたくさんの困っている人たちの悲鳴とも言える声を聞き,現場のニーズ,多くの要望など様々な視点,角度からの対策要請を行い,国の第1次補正予算,そして本日から審議が始まります第2次補正予算についても公明党の提言が盛り込まれ,企業や家庭,そして国民を守る支援策が取り組まれます。  狛江市においても,私ども狛江市議会公明党は新型コロナウイルスに関する緊急要望を行い,市民の生命を守り,恐怖や不安を少しでも取り除けるよう,主に次の項目を強く要望しました。関係機関との綿密な連携による正確で迅速な情報の提供,感染防止等に係る対策の早期実行,市民生活への支援強化,中小企業者への支援強化,障がい者福祉への支援強化,子育て世代への支援強化,教育環境の充実。  狛江市では新型コロナウイルス感染に関して様々な対策に取り組まれ,その内容についてはこれまでの答弁で確認できました。そこで質問ですけれども,狛江市と関係機関,特に感染症専門家協議会での検討内容と情報共有。そして専門家の御意見を対策にどう生かせたのかについてお伺いいたします。 262: ◯ 議 長(石井 功議員) 福祉保健部長。 263: ◯ 福祉保健部長(小川 正美君) 狛江市新型コロナウイルス感染症専門家協議会には,多摩府中保健所,慈恵第三病院,医師会,歯科医師会,薬剤師会,狛江消防署に参加していただいております。  駄倉保育園の職員に陽性者が発生いたしましたが,感染者が出た場合の対処法を事前に専門家の方に確認しておりましたので,消毒作業も含めて迅速に対応することができました。乳児健診やBCGにつきましても,小児の発達にとってとても大切なことであるため十分な対策を取って実施したほうがよいとの御意見をいただき,集団で実施していたものを医師会の先生方にお願いして個別対応で実施しております。  市民プールについては,プール内は消毒はしているが更衣室等で毎年多くの人が密集するので,中止はやむを得ない。そして小・中学校のプールについても,本年につきましては中止にしたほうがいいのではないかといったアドバイスをいただいております。専門家協議会におきましては御意見を伺うばかりではなく対応についても協力してくださり,市の感染症の感染拡大防止に多大な功績を残していただいたと考えております。  今後も専門家協議会の意見を伺いながら,感染拡大防止対策を推進してまいります。 264: ◯ 議 長(石井 功議員) 18番佐々木議員。 265: ◯ 18番(佐々木 貴史議員) 新型コロナウイルス関連の様々に取り組まれた対策の中で,特に狛江市独自の事業の取組について,その決定までのプロセスについてお伺いいたします。 266: ◯ 議 長(石井 功議員) 企画財政部長。 267: ◯ 企画財政部長(高橋 良典君) 今回は時間的にいとまが少なかったことなどから,国の補正予算への対応のほか各方面から寄せられている御意見,狛江市新型コロナウイルス感染症対策本部や狛江市新型コロナウイルス感染症専門家協議会などの審議を踏まえ,市長自らの指示の下,早急に事業実施の予算案を決定させていただいたものが多くございます。 268: ◯ 議 長(石井 功議員) 18番佐々木議員。 269: ◯ 18番(佐々木 貴史議員) 1点だけ踏み込んでお聞きいたします。  障がい者の皆様に対する取組,どのようなものがあったのかお伺いいたします。 270: ◯ 議 長(石井 功議員) 福祉保健部長。 271: ◯ 福祉保健部長(小川 正美君) 市といたしましては,障がい者福祉施設に対するマスク及び消毒液の提供に併せまして,各事業所と連絡を取りながら在宅での対応が難しい方に対する対応方法などについて協議,調整した上で,各事業所の多大なる努力によりまして可能な範囲でサービスの提供に努めてまいったところでございます。 272: ◯ 議 長(石井 功議員) 18番佐々木議員。 273: ◯ 18番(佐々木 貴史議員) この間私ども,障がいをお持ちの方から直接,また施設関連の関係者の方からもお声をいただき,また私ども公明党に対して,障がい者の方をサポートするボランティア活動をされている方々からの切実な声が届けられております。特には障がい者雇用の方々への支援というものですけれども,障がいをお持ちの方に対して何らかの支援を要望いたします。  先ほどの谷田部議員からの質問の答弁では,市内福祉施設と障がい者に対する支援について検討中との答弁でありましたけれども,少し詳しい答弁をお願いいたします。 274: ◯ 議 長(石井 功議員) 福祉保健部長。 275: ◯ 福祉保健部長(小川 正美君) 市に対しましても,施設関係者や当事者の方々から様々な声が寄せられております。そのため,市独自の支援といたしまして,市内の高齢者及び障がい者福祉施設に対する給付金と,18歳以上65歳未満で障害者手帳を所有する方を対象にした給付金を支給することで,現在準備を進めています。 276: ◯ 議 長(石井 功議員) 18番佐々木議員。 277: ◯ 18番(佐々木 貴史議員) 私ども公明党はこの間,一方的に要望するだけでなく国や都の情報についてもいち早く狛江市,行政側に届けてまいりました。中嶋義雄都議会議員からは東京都の情報を提供し,そのやり取りの中では松原市長からも都や国に対する具体的な支援要請がなされるなど,政策の迅速な取組のためにお互いに綿密な情報交換なども行ってまいりました。  また竹谷とし子参議院議員からの情報については,狛江市で活用できる取組について市の担当部で検討いただいております。  最後に市長にお伺いいたします。先日の狛江市一般会計補正予算の総括質疑で,私どもの質問に対して狛江市独自の事業については,市長は御自身の政治理念である「人にやさしいまちづくり」を念頭に取り組まれてきたと答弁されました。先ほど要望いたしました障がい者への支援を含め,これからも様々な困窮の実態などあらゆる事態に緊急対応しなければなりません。限りある財源の中で熟慮されることもあろうかと思いますが,人にやさしいまちづくりに徹した判断が求められます。市長のお考えをお聞かせください。 278: ◯ 議 長(石井 功議員) 市長。 279: ◯ 市 長(松原 俊雄君) これまでもそれぞれの担当部長から答弁申し上げましたとおり,必要に応じて担当部長に対応を指示し,また各種支援を行っています。緊急事態宣言下における休業や外出の自粛などにより,各方面に生じた影響が具体的に明らかになっております。  御質問の中にもございました「人にやさしいまちづくり」は,私の政治理念の中心に置いているとても大切な理念でございます。一人一人の市民を大切にしながら,引き続き必要な支援を実行してまいりたいと考えています。 280: ◯ 議 長(石井 功議員) 16番石川和広議員。 281: ◯ 16番(石川 和広議員) 通告に従いまして1問,市における危機管理について簡潔な質問,確認の質問をさせていただきます。  1点目の災害対策についてであります。  本格的な梅雨の季節を迎え,集中豪雨による土砂災害や浸水被害の発生が各地で警戒されてまいりました。そこで災害対策についても,この水害対策についてお聞きします。  昨年の令和元年東日本台風は,狛江市に多くの被害をもたらしました。多発する豪雨や想定をはるかに超える水害。その教訓と今後の対策についてお聞かせください。 282: ◯ 議 長(石井 功議員) 市長。 283: ◯ 市 長(松原 俊雄君) 令和元年東日本台風では,昭和49年の多摩川堤防決壊以来の災害対策本部を設置し,一部地域に避難勧告を発令いたしました。六郷及び猪方排水樋管周辺では甚大な浸水被害が発生し,かつて例のないほど多くの方が避難され,避難スペースの確保と樋管での対応が大きな課題となりました。  避難スペースの確保の点では,以前は避難施設の対象としていなかった洪水浸水想定区域に所在する小・中学校の上階等を避難所として開設することとしたほか,ユニディ狛江店及びニトリ狛江ショッピングセンターとの協定締結による駐車場の避難場所としての活用など,物理的な避難施設の拡充に取り組んでまいりました。併せて,これらの施設のスペースにも限りがあることから,避難所以外への避難。例えば自宅にとどまるほうが安全である場合があること,また親戚,知人宅などへの避難を御検討いただくことが重要でございます。市では,市ホームページ,安心安全通信など機会を捉えて周知,啓発を行っています。  これらの対応のほか,避難所運営協議会との意見交換会,避難所に従事した職員からの意見等を踏まえた水害時における避難所(学校施設等)開設・運営体制の基本方針を策定し,この方針に基づきまして総務部では水害時避難所開設基本マニュアル,教育部では初動要員及び避難所派遣職員初動行動マニュアルを新たに作成したところでございます。また全庁的に早期の対応が必要であることから,時間軸を48時間前から72時間前に早めた狛江市風水害に関する事前行動計画(タイムライン)の修正も行ったところでございます。  また排水樋管周辺で浸水被害が発生したことを市として重く受け止め,浸水原因の究明と今後の対策について専門家に委託しています。委託結果につきましては,まとまり次第皆様に周知するとともに,市としてできる限りの今後の対策を実施してまいりたいと考えてございます。  現在中間報告として進捗状況や排水樋管の暫定運用等を取りまとめておりまして,排水樋管に水位計,監視カメラ,可搬式ポンプの設置などを進めています。また多摩川流域におきましてもこの台風により甚大な被害を受けたため,国や東京都,多摩川流域の自治体等が連携し,国が取りまとめた多摩川緊急治水対策プロジェクトに基づきまして,河川における対策,流域における対策,ソフト施策をそれぞれ実施しています。  今後につきましても,引き続き国や東京都をはじめとした関係機関と緊密に連携し,ソフト面,ハード面から対策を進めてまいりたいと考えています。これらの取組を継続し,災害に強いまちづくりを推進してまいります。 284: ◯ 議 長(石井 功議員) 16番石川議員。 285: ◯ 16番(石川 和広議員) 教訓を生かして今後への備えという,まだまだ当然様々な課題がある中での備えでもありますけれども,トップ自らの御答弁で確認させていただきました。  物理的な避難スペースの拡充,また水害時における様々なマニュアルを新たに作ったもの。またタイムラインを変更してきたこと。こうしたものでも備えるということであります。また都や国との連携,多摩川治水緊急対策プロジェクト,こうしたものも着々と進められています。  河道の掘削はまだ行われていないと思いますけれども,このプロジェクトの中にあります護岸の堤防整備とあります。狛江市においてもこの整備は元和泉三丁目地区災害復旧工事として今,多摩水道橋から小田急鉄橋高架下までの間しっかりと進められて,工期は7月31日までに仕上げるということで,早朝からいつも作業が行われております。こうしたものも一つ一つ着実に市長が要望してきたものであります。実現されています。  またこの治水プロジェクトと多摩川の緊急治水対策プロジェクトには,狛江市のところにこういった印がついています。既存施設の活用で建設中放水路の活用というのが掲載されていました。どういうことかというと,この辺の対岸に五反田川放水路というのがあって,見た目によると完成したように見えますけれども,これは一部完成だそうです。川崎市のホームページによると,ここが6月1日から暫定活用という形で使用されました。一部完成している施設を活用して暫定的に貯留式で運用を開始するということで,暫定運用については多摩川緊急治水対策プロジェクトに位置づけたられた仕組みという形で,暫定的に貯留式で,ためるというこうした形で6月1日から対岸でも始まって,一つ一つ進められているかと思います。  新型コロナウイルス対策の中でも三角議員が質問されていましたけれども,こうしたコロナ禍において避難所は大丈夫かと,こうした質疑も繰り返されておりました。しっかりとこうしたものについても,5月27日に閣議決定した2020年第2次補正予算案,床に寝ないことでウイルスの吸入防止に効果がある段ボールベッド,室内を区切るパーテーション,またマスクや消毒液の備蓄,こうしたものも地方創生臨時交付金の活用などできるようになる。これは通達も出ていると思います。公明党が強くこの活用を要望してきたものが,提言が反映されているものでもあります。5月19日にはその部分についても対策会議で検討もされたようでありますので,一つ一つこの準備も進めていただきたいと思います。  私の最後の質問をさせていただきます。  市では,東日本台風により市内で被害があった方に対しての救済に関連してお聞きしますけれども,被害を受けた市民の方々を支援するための義援金の募集を行ってまいりました。市で受け入れた義援金とこの現状,これについてお聞かせください。 286: ◯ 議 長(石井 功議員) 企画財政部長。 287: ◯ 企画財政部長(高橋 良典君) 市では,被災された市民の方々を支援するため広く全国から義援金を募集いたしました。各公共施設への募金箱の設置,義援金専用銀行口座の開設,ふるさとチョイスでのインターネットによる募集により,合計154万7,680円の義援金が寄せられました。また東京都も義援金を募集しており,日本赤十字社や中央共同募金会分を併せまして,575万円の義援金が狛江市に配分されております。  市独自の義援金と東京都などの分を併せて729万7,680円となっております。これらの義援金は先月27日に開催いたしました令和元年東日本台風(第19号)災害に係る狛江市義援金配分委員会にて配分基準等を決定し,29日に対象となる方々へ申請書をお送りしたところでございます。  8月末まで郵送により受付を行い,9月中に振込をいたしますが,6月末までに申請をいただいた方には7月中に振込をいたします。なお東京都等からの575万円は第1次配分とされており,最終配分が来ましたら再度対象者へ振込をさせていただく予定でございます。 288: ◯ 議 長(石井 功議員) 16番石川議員。 289: ◯ 16番(石川 和広議員) 特別定額給付金の事務作業もありますけれども,こちらのしっかりとした対応,振込作業があるかと思います。こちらもしっかりと進めていただくよう強く要望して質問を終わります。 290: ◯ 議 長(石井 功議員) 5番高木さとこ議員。 291: ◯ 5 番(高木 さとこ議員) 1問目,小・中学校の再開後の対応,方針について伺います。  狛江市では6月26日までクラスを半分にして分散授業を4週間行い,通常授業に戻るのが29日からの予定となっています。多摩地域でも最も慎重な対応とお見受けしますが,その理由を伺います。 292: ◯ 議 長(石井 功議員) 教育部長。 293: ◯ 教育部長(上田 智弘君) 学級を2分割した分散登校の形式にいたしましたのは,新型コロナウイルス感染症拡大防止のためでございます。その上で,子供たちが毎日登校し給食を食べることで,基本的な生活習慣を取り戻すための支援を行うことが学校の重要な役割であると考えたからでございます。また4週間分散登校を続ける理由といたしましては,まだ新型コロナウイルス感染の第2波が到来する可能性もある中で,感染状況の予測が困難であることが挙げられます。  次に,教育的な側面では,子供たちと教職員に心身のストレスがかからないようにするための配慮でもございます。学校再開後しばらくの間は緊張感があり,子供も大人も自身のストレスに気づきにくいため,必要以上に心身の疲労が蓄積していくことも考えられます。そのような中で通常の授業の形に早急に戻すことは,子供の学校適応や教職員の心身の不調を招く可能性もあるためでございます。
     6月29日以降の登校の仕方につきましては,状況を見て判断していく予定でございます。 294: ◯ 議 長(石井 功議員) 5番高木議員。 295: ◯ 5 番(高木 さとこ議員) 先生と子供たちのストレス面に御配慮いただいたスケジュールはありがたいです。  登校日初日から給食提供がありました。まず給食を出したかったんですよと,教育委員会に即答いただいたときは私はうれしかったです。昼食提供を学校運営の中で大切に考えていただいたことは,多くの保護者にも歓迎されていると思います。  私は先週,近所の小学校を拝見いたしました。1クラス20人以下で子供も先生も穏やかに過ごしておりました。校長先生ともお話をしましたが,1クラス20人くらいが両者にとって過ごしやすい適正人数ではないかという感想を持ちました。狛江市教育委員会には今後の学校運営を考える上で,今回の経験で得た現場の声を都や国にも上げていただきたいと思います。OECD加盟国では,1クラス平均人数が20人くらいとなっております。  次の質問,3か月休校だったことにより学習の遅れが心配されていますが,どのように対応されるのでしょうか。 296: ◯ 議 長(石井 功議員) 教育部長。 297: ◯ 教育部長(上田 智弘君) どの教科の授業を何時間実施することができたかという,授業の時間数のみに依存する考え方には注意が必要であると考えております。これまでも授業動画配信や家庭学習の教材配布などにより臨時休業期間中の学習内容については3月分,4月分はおおむね修了することができております。  小学校では7月31日まで,中学校では8月7日まで登校期間を延長し,小・中学校ともに8月24日から再び登校する予定でございます。このように夏季休業期間を短縮することによって,1学期に学習する内容を進めてまいりたいと考えております。 298: ◯ 議 長(石井 功議員) 5番高木議員。 299: ◯ 5 番(高木 さとこ議員) 授業の時間数のみに依存する考え方を取らないことには,私も賛同いたします。  3か月の学習内容は,すぐに追いつく子,1年後にやっと理解できる子,子供により様々です。学習の遅れを取り戻そうと先生たちが焦ることで,子供たちに負担になることだけは避けていただきたい。ただでさえ通常時より生活環境がかなり神経質にならざるを得ない状況です。まず必要なのは子供たちの心のケアです。子供たちにとって学校が苦痛にならない環境づくりという面から,最大限の配慮をしていただき,詰め込み学習ではなく個々の子供に応じた学びの対応,そして通常授業になったら子供同士が関わり合い,笑顔になれる遊びの許容もお願いいたします。子供にとって遊ぶことが最大のケアとなります。  今後通常授業に移行していく場合,1人1台の端末をどのように活用する予定か,より有効な活用をお考えでしょうか。 300: ◯ 議 長(石井 功議員) 教育部長。 301: ◯ 教育部長(上田 智弘君) 双方向によるオンライン授業につきましては,新型コロナウイルス感染の第2波,第3波による学校臨時休校に備えて準備を進めています。  一方タブレット端末の活用につきましては,学校での活用はもちろん,平時においても子供たちが家庭に持ち帰り,宿題やインターネットなどを活用した調べ学習を行うことなども想定してございます。現在東京都教育委員会が作成した,基礎的な学習内容を身につけるための東京ベーシック・ドリルのオンライン教材を,狛江市版として使用できる準備を進めてございます。子供たちにアカウントを発行して使用するため,教員が子供たちの学習の履歴を把握することができるのも,子供たちの学習状況に応じたフォローをすることも可能になります。 302: ◯ 議 長(石井 功議員) 5番高木議員。 303: ◯ 5 番(高木 さとこ議員) オンライン教材をそれぞれの子供に応じて使用してもらい,学びの補助とすることは有効だと考えます。単元を戻ったり繰り返しトライしたりと,学習履歴を先生が確認して生徒の理解をサポートしていただくようお願いいたします。  このオンライン学習の活用は,学校に行けない児童にとっても有効な方法となると思います。学校教育に新たな学び方のツールが1つ増えたと捉え,個々に応じた多様な学びとして不登校児童の学びのサポートもお願いいたします。  最後の質問で,これまでにない3か月休校の経験を経て,狛江市ではこれから何を大切にした学校教育としようとお考えでしょうか。 304: ◯ 議 長(石井 功議員) 教育長。 305: ◯ 教育長(柏原 聖子君) 学校が人と人とをつなげるという重要な役割を果たし,人格形成に大きくかかわっているということを再認識しています。  子供の命と健康を守り切るということを最優先にすることは申すまでもございませんが,その上に立って,全ての学校の全ての子供たちに分け隔てなく充実した学びを保障するためには,学校教育の創出と進化が求められております。この3か月間を振り返ってみますと,この間成長過程にある子供たちの我慢と存在そのものから,私たち大人も子供たちとともに成長していく姿勢というものを持ち続けたいと感じたところでございます。  子供たちには,自分はかけがえのない存在であることと,人に対してありがとうという感謝の心の涵養が大切だということを感じております。 306: ◯ 議 長(石井 功議員) 5番高木議員。 307: ◯ 5 番(高木 さとこ議員) 学校は学習を提供する場だけではなく,子供たちが先生との関係性の中で子供たち同士で成長し合う場所であるという意義を,この3か月間の休校期間により再確認している方も多いと思います。  また子供たちはストレスを自覚は多分できていないと思います。なので,今後子供を主体としたお取組としてよろしくお願いいたします。  2問目に移らせていただきます。東京外郭環状道路工事気泡シールド工法による問題点について伺います。  東京外環トンネル工事が地下40メートル以上の深度で行われております。狛江市域を南行きトンネル工事は既に通過,もう一方の北行きトンネル工事が6月からこの夏にかけて通過する予定でございます。工事の進行に伴い,地上部では主に2点が問題視されております。周辺の方々から,どんどんと突き上げるような振動があるという訴えと,低酸素の気泡が野川で度々発生していることでございます。  気泡の酸素濃度は国による1分間の採取ではなく,市民団体による根気強い1時間前後の気泡採取による計測では,瞬時に倒れ呼吸停止の危険がある2.3%,通常の空気は21%です。地上の空気に混ざると通常と変わりませんが,超低酸素の空気が下水道,地下室や井戸にたまることで命の危険が不安視されています。市でも報告を受けていると思います。気泡シールド工法による問題点について狛江市は把握されていらっしゃいますでしょうか。 308: ◯ 議 長(石井 功議員) 都市建設部長。 309: ◯ 都市建設部長(小俣 和俊君) 野川において気泡が確認されており,地域の皆様から不安の声が出ていることもお聞きしています。 310: ◯ 議 長(石井 功議員) 5番高木議員。 311: ◯ 5 番(高木 さとこ議員) 住民としては,事業主体が誰であれ安全が確保されていることが工事の前提でございます。いわゆる大深度法では,地下40メートル以下での工事は地上部に影響を与えない前提となっており,故障を想定せずに外環工事が進められていますが,実際は気泡や振動で地上部に影響が生じており,国の事業者はその影響の原因を分かりませんと答えています。地上に影響を及ぼしている原因を明確にせず工事が進められていることに,周辺住民は不安でしかありません。  その住民の不安に対し,住民の安全を守るべき自治体行政は工事の影響を正確に把握し,危機管理を徹底させ,いざというときの避難経路などを準備していただきたいと考えております。狛江市の見解はいかがでしょうか。 312: ◯ 議 長(石井 功議員) 都市建設部長。 313: ◯ 都市建設部長(小俣 和俊君) 狛江市として,これらを踏まえシールド工法の問題点について国土交通省に問合せしたところ,漏気については漏気箇所周辺における河川内の水質調査,気体の成分調査及び地下水の水質調査を事業者により行っており,測定値は環境基準値を満たしていることを確認している。また東京外環トンネル施工等検討委員会において添加剤に用いた気泡は空気の通り道等により漏気の可能性はあるが,地中から漏出した空気は大気に比して微量であり希釈されるため,周辺環境に影響を与えるものではないことを確認している。  また振動については問合せを受けているが,日常生活等に適用する規制基準よりも小さな数値であることを確認している。細心の注意を払い安全に工事を進めていく予定との見解をいただいたところでございます。 314: ◯ 議 長(石井 功議員) 時間です。  6番加藤功一議員。 315: ◯ 6 番(加藤 功一議員) 通告に基づいて3問質問いたします。  生活保護申請について。厚生労働省社会・援護局保護課が都道府県等に出した令和2年3月10日,4月7日の事務連絡について,どのようなものか確認させてください。またそれらの通達を受けて市はどのように対応され,運営に反映されたのかお伺いいたします。  今後申請者が増えることが予想されますが,ケースワーカーの負担増対策は取られているのかお伺いいたします。 316: ◯ 議 長(石井 功議員) 福祉保健部長。 317: ◯ 福祉保健部長(小川 正美君) これらの国の事務連絡では,いずれにおきましても新型コロナウイルス感染拡大に伴いまして生活に困窮する方の支援について,自立相談支援機関や福祉事務所と連携することが重要であると。さらに生活保護の申請相談において,保護の申請権が侵害されないことはもとより,侵害していると疑われるような行為も厳に慎むべきであり,保護の決定に当たっては申請者の窮状に鑑みて可能な限り速やかに行うように努めることと,改めて示されたものでございます。  また生活保護の要否判定におきましては,緊急事態の状況に鑑みて直接必要な情報のみを聴取し,一時的な収入の減少により保護が必要な場合においては,稼働能力の活用や自動車の取扱いについても配慮ができることとしております。  市におきましては,生活保護業務を所管する福祉相談課内に,生活困窮者自立支援法に基づく相談窓口としてこまYELLを設置し御相談を受けています。これらが同じ課内にあるメリットを生かしまして,日頃より情報共有し多様な施策を活用し,効果的かつ継続的な支援が提供されるように連携しております。  生活保護の申請では,日頃よりさきの通知の趣旨を踏まえ,いわゆる水際作戦のような対応は一切行っておりません。改めて,緊急事態の状況において生活に困窮する方に寄り添う支援に努めてまいります。また今後申請者が増加することも予想されますので,その動向に応じて必要な人員体制も含めて生活に困窮する方々の相談に対応できるよう検討してまいりたいと考えております。 318: ◯ 議 長(石井 功議員) 6番加藤議員。 319: ◯ 6 番(加藤 功一議員) いわゆる水際作戦は行っていないということで,安心いたしました。  次の質問に移ります。外国籍の方の市民も対象になる新型コロナウイルス関連の給付金とはどのようなものがあるのか。外国籍市民向けに,ホームページ上などで整理して掲載する考えはあるのかお伺いいたします。また周知方法について,情報が行き渡るためには市からの発信だけでなく,市で活動している在住外国籍市民と直接コンタクトしている狛江市国際交流協会等の国際協力団体への情報のシェアなど,市から働きかけることが考えられますが,現状と見解をお伺いいたします。 320: ◯ 議 長(石井 功議員) 企画財政部長。 321: ◯ 企画財政部長(高橋 良典君) 新型コロナウイルス感染症に伴い,外国籍の方も含む住民基本台帳に記録されている方を対象に給付するものは,国補助事業分では10万円を給付する特別定額給付金,児童手当を受給する世帯に対象児童1人当たり1万円の給付,離職等による収入の減少で住居を失うおそれのある方を対象に住居確保給付金を支給します。  また市単独事業では,子育て世帯緊急対策応援事業として児童手当・児童育成手当・児童扶養手当を受給している世帯の児童1人当たりそれぞれ1万円の給付。児童育成手当・児童扶養手当を受給している世帯の児童1人当たり額面1万3,000円のプレミアム付商品券をそれぞれ給付するほか,東京都社会福祉協議会から貸付けを受けている方に3万円の新型コロナウイルス感染症緊急対策生活応援給付金の支給を実施しています。  これらの周知は,広報こまえや市ホームページ等でお知らせしているところでございますが,現在国や東京都を含めた給付やサービス等を整理し取りまとめる作業をしております。また6月1日から運用を開始いたしました多言語アプリ「カタログポケット」を用いて,日本語,英語等の多言語で閲覧できるように作業を進めています。また狛江市国際交流協会にも,カタログポケットの活用などについてはお知らせをしています。 322: ◯ 議 長(石井 功議員) 6番加藤議員。 323: ◯ 6 番(加藤 功一議員) ぜひ民間団体との協力もしながら,情報が行き渡るような対策をお願いしたいと思います。また広報こまえ6月1日号の最終面に告知がございましたが,日本語だけでしたので,せめて英語を併記していただければと思います。  次の質問に移ります。「人権を尊重しみんなが生きやすい狛江をつくる基本条例」の施行に当たっての準備状況について。  基本条例の施行に当たって作成される逐条解説について,公表の時期はいつ頃になるのでしょうか。また内容について,市長セクハラ問題の記述,差別の定義,子供の人権に関する記述をするのかどうかお伺いいたします。  今後差別の実態を確認する必要があると判断された場合,実態調査の余地の表現を入れることについて確認させてください。 324: ◯ 議 長(石井 功議員) 企画財政部長。 325: ◯ 企画財政部長(高橋 良典君) 逐条解説につきましては,職員に対して条例の考え方を周知することを目的に作成しているものでございますが,6月中を予定しております。その後ホームページにおいても掲載していくことを予定しております。  また内容につきましては,前市長のセクシャルハラスメントに関する問題が条例の制定の背景の一つであったこと,また第3条で規定する人権を侵害する行為については,どのようなものが該当するのかということについては記載する予定でございます。  なお本条例については全てを網羅するものであることから,逐条解説の中では子供の人権について特化する内容の記載は予定しておりません。  実態の確認についてということでございますが,こちらは第9条に規定する相談及び救済において,相談者が希望する場合には関係機関等と連携し,実態調査等の措置を講ずることを含める予定でございます。 326: ◯ 議 長(石井 功議員) 6番加藤議員。 327: ◯ 6 番(加藤 功一議員) 狛江市人権尊重推進会議の設置について,設置の時期,委員の構成人数,委員の人選及び委員の職業,運営方法についてお伺いいたします。  また13条2項の事項について,実効性の担保をするため委員会としていつ頃をめどに必要な措置を講ずるのかお伺いいたします。 328: ◯ 議 長(石井 功議員) 企画財政部長。 329: ◯ 企画財政部長(高橋 良典君) 狛江市人権尊重推進会議につきましては,現在8月下旬から9月上旬に初回の会議開催を予定しております。委員の構成につきましては,大学教授,弁護士等の学識経験者2名,ハラスメント・福祉等に関する有識者4名,公募市民の3名を予定しており,公募市民委員については7月1日より募集する予定でございます。  また学識経験者,有識者は人選中でございますが,学識経験者につきましては大学教授と弁護士の先生にお願いする予定で,人権に関わる施策は行政活動において幅広い分野に関わってきますので,行政分野を専門とする大学教授にお願いする予定でございます。また弁護士につきましては,人権相談などに携わっている先生にお願いしたいと考えております。  なお今年度につきましては年3回の開催を予定しており,指針の策定を中心に進めていく予定でございます。 330: ◯ 議 長(石井 功議員) 6番加藤議員。 331: ◯ 6 番(加藤 功一議員) 次の質問に移ります。令和元年東日本台風に伴う浸水被害対策中間報告を受けて,災害の原因について市の見解と,今後報告からどのようにこれからの対策に生かしてつなげていくのかお伺いいたします。 332: ◯ 議 長(石井 功議員) 環境部長。 333: ◯ 環境部長(清水 明君) 中間報告では,浸水の原因について仮ではございますが,多摩川の水位上昇に伴う内水の排水不良と排水樋管からの逆流と推定してございます。中間報告書に記載のとおり,その原因については今後のシミュレーションにより詳細が明らかになっていくと考えております。  それから対策についてでございますが,報告書に記載のとおり排水樋管における暫定の操作要領に基づき排水樋管の操作を行うとともに,現在実施している水位計,監視カメラ,可搬式ポンプの設置を確実に進め,今後のシミュレーション結果を反映した対策を実施してまいりたいと考えております。 334: ◯ 議 長(石井 功議員) 6番加藤議員。 335: ◯ 6 番(加藤 功一議員) 市民への説明及び市民からの質問,意見への対応についてお伺いいたします。  中間報告の周知について,調布市ではもともと市民説明会を予定し,この新型コロナウイルスで中止していたが,狛江市ではホームページのみでの広報になっています。ホームページを見た市民の質問,提案等をどのように扱い反映していくのか,市の見解をお伺いいたします。 336: ◯ 議 長(石井 功議員) 環境部長。 337: ◯ 環境部長(清水 明君) 本中間報告につきましては,現在の進捗状況や現時点での排水樋管の暫定運用等について記載しているものでございます。今後聞き取り調査で得た情報や御意見等を反映させ,浸水シミュレーションを行い,今後の対策について最終報告書として取りまとめていきたいと考えております。  最終報告書がまとまった段階で多くの市民の皆様に周知するため,広報こまえ,ホームページに掲載することや市民説明会を開催することを考えております。この市民説明会の開催については,新型コロナウイルスによる影響を考慮し開催する必要がございますが…… 338: ◯ 議 長(石井 功議員) 時間です。  お諮りいたします。  以上で一般質問を打ち切るに御異議ありませんか。     (「異議なし」の声あり) 339: ◯ 議 長(石井 功議員) 御異議なしと認めます。よって,日程第1 一般質問を打ち切ります。   ─────────── ─ ──────────── ─ ─────────── 340: ◯ 議 長(石井 功議員) 以上で本日の議事日程は全て終了いたしました。  お諮りいたします。  委員会審査及び議事の都合により,明9日から16日までの8日間休会いたしたいと思います。これに御異議ありませんか。     (「異議なし」の声あり) 341: ◯ 議 長(石井 功議員) 御異議なしと認めます。よって明9日から16日までの8日間休会することに決しました。  なお,次回の本会議は6月17日午前9時から開きますので,定刻御参集願います。  本日はこれにて散会いたします。     午前11時51分 散会 発言が指定されていません。 © Komae City. 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