次に、
補正額の積算根拠でございますが、障害及び介護のサービスは訪問系や通所型、施設等がございますので、
事業形態により必要経費も異なります。そのため、それぞれの提供サービスに合わせた経費が必要と考えまして、市内で複数の
事業を展開している
事業者よりいただいた燃料費や食料費の参考数値や消費者物価指数、送迎や食事の有無など
事業形態、介護サービスの食費基準費用額等を基に、各サービスの平均定員や入居率等を考慮し、
事業形態ごとに基準額を積算いたしました。
積算の具体的な例としまして、障害サービス、介護サービスともに居宅介護
支援事業所に対しましては、参考とした
事業所の経費の増加状況から、ガソリン代として年間2万7000円、電気代として年間14万4000円、合計17万1000円の負担増と見込み、調整をいたしまして、15万円の給付額といたしました。
また、介護老人福祉施設では、ガソリン代、電気代に加え、ガス代の増加分3万6000円、食費87万円の合計で107万7000円の負担増と見込み、調整をしまして、100万円の給付額としております。
支給金額は、サービス種別ごとに設定し、障害福祉では18のサービス種別に対し、計画相談が15万円、短期入所が25万円など4区分、44
事業所で1160万円となっております。
介護福祉では、15のサービス種別に対し、訪問介護が15万円、通所介護が30万円、介護老人福祉施設が100万円など5区分、79
事業所で2435万円となっております。
26 ◯6番(
青木健君) 丁寧な御答弁ありがとうございます。福祉サービス
事業所の安定した運営という観点からの
事業の実施ということであります。また、現場に即した細かい調整が本当になされたということも分かりました。
ありがとうございました。質問は以上です。
27
◯議長(
清水義朋君) ほかにありませんか。
28 ◯3番(小林貢君) それでは、1点だけお聞かせいただきたいと思います。
予算説明書3ページの
事業No.4、
個人番号事務内の
マイナポイント申込支援等業務委託料についてお伺いをさせていただきます。
こちらのほうについては、これまでも
マイナポイントの
申込み支援を行ってきたことと思いますけれども、先ほどの
企画財政部長の
説明の内容でおおよそ分かったところでございますけれども、もう少し委託の内容、委託を行うことになった経緯、それから委託を行うことで得られる効果についてお聞かせいただきたいと思います。よろしく
お願いいたします。
29
◯市民部長(
村野和彦君)
マイナポイントの第2弾につきましては、
令和4年9月末までに
マイナンバーカードを申請した方を対象に、
令和5年2月末までに
マイナポイントの手続等を行うことで、
ポイントが付与される仕組みとなってございます。
令和4年9月の時点では、
マイナンバーカードの申請
支援と
マイナポイントの
申込み支援とが相次ぎ、窓口が混雑しておりましたが、
令和4年9月末以降の
マイナンバーカード新規申請については、
マイナポイント第2弾の対象ではなくなりますことから、
マイナンバーカードの申請は落ち着くことが想定されていたため、業務委託等を行うことは考えておりませんでした。
しかしながら、
令和4年9月20日に国より
マイナンバーカードの申請時期を
令和4年12月末まで延長するとの通知がございましたことから、引き続き来庁者の増加が想定されましたため、業務委託を行うことといたしました。
マイナポイントの
申込み支援につきましては、現在職員が受付を行い、
マイナンバーカードの申請、
交付及び
マイナポイントの
申込み支援等を順番に御案内しているところでございますが、中でも
マイナポイント申込み支援については、最も手続に時間を要し、現在非常に待ち時間が長くなってございます。
マイナポイント申込み支援については、
委託事業者でも行うことができますので、委託化することで、時間を要する
マイナポイント申込み支援を切り分けすることができ、待ち時間の短縮につながりますことから、本業務を
補正予算として上程いたしました。
30 ◯3番(小林貢君) 了解いたしました。委託することによりまして、
マイナンバーカードの受付業務の円滑化とともに、窓口の混雑緩和等の解消に寄与するということで分かりました。よろしく
お願いいたします。
31
◯議長(
清水義朋君) ほかにありませんか。
32 ◯9番(池田公三君) 2
事業についてお伺いいたします。
1
事業目です。
予算説明書3ページの
事業No.4、
個人番号事務について伺います。4点伺います。
1点目、委託料の内訳について伺います。既にお答えいただいている部分については割愛していただいて結構です。
2点目、委託の期間、
委託事業者の人数や
会計年度任用職員の人数、どのようになるか伺います。
3点目、
マイナポイント申込み支援の1人当たりの処理にかかる時間、どのぐらい見込んでいるかをお伺いします。
4点目、これまでに総合窓口課で
マイナポイント申込みを処理した件数と、まだ
申込みしていないカード所持者数など分かったら教えてください。
33
◯市民部長(
村野和彦君) 御質問4点いただいております。
まず、1点目の委託料の内訳でございますが、来庁者への応対や案内に係る
人件費、それから
支援端末やパーティションなど会場設営に係る備品、消耗品費等となってございます。
続きまして、2点目でございます。
委託事業者につきましては、3名常駐する予定でございます。また、
会計年度任用職員につきましては、引き続き
マイナンバーカードの
交付等の窓口
対応や
交付通知書発送準備がございますので、これまでの人員体制に変更はございません。
3点目、
マイナポイントの
申込み支援の1人当たりの処理時間でございます。受付を行い、自分の順番が来ましてから、約20分ぐらいの時間を要してございます。
4点目、処理件数でございます。総合窓口課で
申込み支援を行った
マイナンバーカード新規取得分、
健康保険証としての利用
申込み分及び
公金受取口座登録分の合計件数は、9月末現在で6904件となってございます。
また、
マイナポイントにつきましては、御自身で
ポイント連携ができるため、必ずしも来庁する必要はございませんので、まだ
申込みを行っていないカードの所有者につきましては、状況を把握することはできないような状況でございます。
34 ◯9番(池田公三君) ありがとうございます。1点目については分かりました。具体的な必要な資材も委託業者のほうから持ってきてくれるということもちょっと伺っているのですけれども、了解といたします。
2点目、3名、委託業者が常駐するということで分かりました。
それから、3点目の件も分かりました。
4点目なのですが、今6904件ということでした。まだ申請を行っていない人の数は、直接申請できる人もいるので、分からないということですが、こういうのが例えばJ-LIS等に聞けば、
福生市分が分かるのかどうか、その辺も少し検討してもらえたらと要望しておきます。
実際この問題については、総合窓口課、一度委託についても検討されたと思うのです、全体的に。それをやはり総合的に考えて、採用しないということになったと思うのですが、今回は初めて総合窓口課に委託が導入されるということで、ちょっとどういう考え方なのかと心配になったのですが、時限的な委託であるということで了解したいと思います。また、個人情報の流出にもつながらないと、その辺は大丈夫だということも確認できていますので、了解したいと思います。
35
◯市民部長(
村野和彦君) 申し訳ございません。1点、答弁漏れがございましたので、追加させていただきたいと思います。2点目の委託の期間の関係でございまして、委託の期間につきましては、本日
補正予算の議決をいただければ、速やかに契約事務を進めまして、11月中に業務を開始いたしまして、
マイナポイントの
申込み期限でございます
令和5年2月末まで行う予定でございます。
36 ◯9番(池田公三君) 2点目について伺います。14ページの
事業No.33、
プレミアム付商品券事業について伺います。4点伺います。
まず、
令和3年度の
プレミアム付商品券では、エントリーされた全ての
事業者に対して
プレミアム付商品券が利用されたか、されているかお伺いします。
2点目です。
令和3年度の
プレミアム付商品券の販売数に対する実際の利用された割合を伺います。
3点目です。現時点での第1弾の
プレミアム付商品券の利用されている状況を伺います。
4点目です。先ほど別の議員からのお答えでも少しあったのですけれども、今回最大の効果をもたらすために今回こういうふうに、最大というのは
市民と
事業者、双方への効果を期待して、2弾目の
プレミアム付商品券事業をやるというふうな回答でした。この点についてちょっと質問します。
市内には
プレミアム付商品券の利用店舗としてはエントリーできない
事業者がたくさんいらっしゃいます。店舗を持たない
事業者とか、フリーランスの方、一人親方の方、そういう方がたくさんいらっしゃいます。そうした
事業者への直接
支援、これは検討されたかどうかを伺います。
37
◯生活環境部長(
田村清孝君) それでは、4点の御質問に答弁いたします。
1点目、エントリーされた全ての
事業者が
プレミアム付商品券を利用されているかにつきましては、
令和3年度商工会
補助事業費実績報告書によりますと、途中より加盟された
事業所などもあることから、加盟店のうち約9割の店舗で利用されたとのことでございます。
なお、
令和4年度におきましては、
令和3年度に加盟した全ての店舗が当初より加盟店として登録しておりますことから、利用に向けて周知を図っております。
2点目、
令和3年度の
プレミアム付商品券の販売数に対する実際の利用率でございますが、99.6%でございます。
3点目、現時点での
令和4年度第1弾の
プレミアム付商品券の利用されている状況でございますが、加盟店舗において利用された
商品券を換金取扱金融機関等に持ち込み換金を行うことで、
福生市商工会が換金状況から
商品券の利用状況を把握するものでございます。
事業実施期間中においては、
商品券を取り扱っている店舗が必ずしも随時換金を行っているとは限らないため、正確な利用状況を把握することはできませんが、11月中旬頃を目安に10月末までの換金状況の
報告を
福生市商工会より受ける予定でございます。
4点目、
事業者への直接
支援についてでございますが、様々な意見を出し合い、協議した結果、
プレミアム付商品券事業であれば、
新型コロナウイルス感染症対応地方創生臨時交付金による
交付対象事業として挙げられております
生活者支援、
事業者支援の両方の目的を同時に達成することが可能となり、最大限の効果を上げられる
事業と考えたものでございます。
38 ◯9番(池田公三君) 1点目、2点目、3点目については了解いたしました。
4点目についてなのですが、9月
議会にですね、第3回定例会で陳情が出ていました。そういうフリーランスの方とか、一人親方の方を含む市内の
事業者が参加する団体から陳情が出ていました。直接的な
支援をぜひ検討してほしいと、市独自の施策も含めて検討してほしいという内容だったと思います。これは、不採択になったのですが、その際の議員の意見として、予算が限られているというお話もありました。
しかし、今回新たに
交付金が出た中で、
事業対象としても実施可能な内容だったというふうに思います。
市民と
事業者、両方に最大限のメリットがあると考えたというお話ですが、残念ながら今回の施策では、
対象外になってしまう一番弱い立場の
事業者がいらっしゃると。そうした方が置き去りにされているという現状がやはり問題になるなというふうに思います。
この
交付金の一部でも活用して、そうした
事業者への
支援というものを組み込めたのではなかったかということを私は考えます。市独自の予算を使うまでもなく、今回の予算でできたのではないかというふうに思うので、少し残念に思います。とはいえ、この
事業そのものは反対するものではないのですけども、そういうことも今後ぜひそうした一番弱い立場の人も何とか
補助金の対象となるように検討してほしいということを要望させていただきたいと思います。
なお、最後に、先ほどこれは
議会にかけないで
専決処分でやる道もあるのではないかという意見がありましたが、こうした問題がやはり
議会できちんと議論されてから実施すべきだというふうに思いますので、そうした
専決処分ということを
議会から要望するのは少しおかしいと私は思っております。ぜひきちんと手続を踏んでやってもらいたいということも要望します。
39
◯議長(
清水義朋君) ほかにありませんか。
(「なし」と呼ぶ者あり)
40
◯議長(
清水義朋君) なければ、以上で質疑を終わります。
ただいま議題となっております議案第51号は、委員会の付託を省略することに御異議ありませんか。
(「異議なし」と呼ぶ者あり)
41
◯議長(
清水義朋君) 御異議なしと認めます。よって、議案第51号は委員会の付託を省略することに決定いたしました。
これより議案第51号について採決いたします。
お諮りいたします。
本案は原案のとおり可決することに御異議ありませんか。
(「異議なし」と呼ぶ者あり)
42
◯議長(
清水義朋君) 御異議なしと認めます。よって、議案第51号は原案のとおり可決されました。
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
43
◯議長(
清水義朋君) 以上をもって、本日の日程は全部終了いたしました。
会議を閉じます。
これをもって、
令和4年第2回
福生市議会臨時会を閉会いたします。
午前10時52分 閉議・閉会
署名議員
福生市
議会議長 清 水 義 朋
議員 青 木 健
議員 五十嵐 み さ
議員 市 毛 雅 大
Copyright © Fussa City, All rights reserved. ↑ ページの先頭へ...