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  1. 福生市議会 2017-03-08
    平成29年予算審査特別委員会  本文 2017-03-08


    取得元: 福生市議会公式サイト
    最終取得日: 2022-12-25
    ↓ 最初のヒットへ(全 0 ヒット) 1       午前9時30分 開議 ◯堀委員長 定足数に達しておりますので、ただいまから平成29年度福生市一般会計予算審査特別委員会2日目の会議を開きます。  これより議事に入ります。  それでは、本日は市民部の質疑から行います。 2 ◯田村(正)委員 おはようございます。  それでは、説明書16ページのたばこ税について、お尋ねをさせていただきます。  4月1日から一部のたばこが値上げされるというふうなことでございまして、たばこ税につきましては、平成28年度比で900万円、2.1%増の理由。それと、旧3級品の税率引き上げの影響についてお尋ねをいたします。  2点目、その上の説明書16ページの軽自動車税についてなのですが、全体的に6.6%増となっておりますが、そのうち軽自動車税については、平成28年度7314万円、7.7%増となっておりますが、影響額が一番大きいと思いますが、軽自動車税のうち、乗用と貨物があると思いますが、その内訳を教えていただきたいと思います。  また、重課、軽課など、新たな税額が平成28年度より適用されておりますが、内訳等についてお尋ねをいたします。  それと、説明書108ページのNo.9、マイナンバーカードにつきましては、本当に導入のときからいろいろ問題もありましたけれども、ここで新年度の事業ということで、新たな一歩を踏み出すというふうなことなのですが、この間も説明がありましたけれども、具体的には住民票等を交付されるというふうなことなのですが、システムの成り立ち、そして、料金の問題等につきまして、もう少し細かく教えていただきたいと思います。コンビニで発行されるときには、戸籍抄本とか、そういう金額につきましては実際幾らになるのか。それと、今、いろいろな情報の問題が心配されておりますが、役所とコンビニとの関係の中で、そういうサーバーを使ってやるというふうな話なのですが、具体的にもう少し詳しくお願いしたいと思います。  以上3点、よろしくお願いします。 3 ◯田村(清)課長 それでは、私のほうからは、1点目のたばこ税につきまして答弁申し上げます。  説明書16ページ、中段のエ、市たばこ税についてでございます。平成28年度比で900万円、2.1%の増となっておりますが、そちらの増の理由についてでございます。  平成28年度の決算見込み額をもとに、税制改正に伴う平成29年度の旧3級品の税率引き上げによる増及び旧3級品以外の売り上げの本数の減少傾向である推移を加味し、見込んだことによる増でございます。 4 ◯松本主査 それでは、私からは2点目の質問について答弁申し上げます。  説明書16ページ、ウ、軽自動車税についてでございますが、軽自動車のうち、乗用と貨物の内訳につきましては、調定ベースで申し上げますと、乗用は台数で6970台、平成28年度比51台、0.7%の減、税額で5756万400円、平成28年度比501万600円、9.5%の増でございます。  貨物は、台数で1996台、平成28年度比65台、3.2%の減、税額で915万5300円、平成28年度比65万4700円、7.7%の増でございます。  次に、税率の区分でございますが、一つの例として、軽四輪乗用自家用で申しますと、平成27年3月31日以前に、最初の新規検査を受けた車両は7200円、平成27年4月1日以後に最初の新規検査を受けた車両につきましては1万800円となります。  また、最初の新規検査から13年を経過した車両につきましては、重課税率として1万2900円となり、加えて、平成28年度中に最初の新規検査を受けた車両のうち、一定の環境性能を有している車両につきましては、1年度に限り軽課税率が適用となり、電気軽自動車天然ガス軽自動車は2700円、ガソリンハイブリット車は燃費性能に応じて5400円または8100円となります。 5 ◯北村課長 それでは、予算説明書108ページ、No.9の証明書等コンビニ交付事務につきましてお答えいたします。
     まず、コンビニ交付のシステムの成り立ちというか仕組みというところになるかと思いますので、役所とコンビニとの関係も含めましてお話ししたいと思います。  まず、仕組みなのですが、市民の方がコンビニ等に設置されたキオスク端末というものがあるのですけれども、そちらにマイナンバーカードをセットしていただくと画面が出てきますので、それでメニューを選んでいただきまして、証明書の申請を行っていただきます。そうしますと、地方公共団体情報システム機構J-LIS)にあります証明書交付センターというところがあるのですけれども、そちらに情報が届きまして、暗証番号の確認が自動的に行われた後、総合行政ネットワーク(LGWAN)の回線を通じて、自治体に設けます証明発行サーバーに、こういう請求があったという情報が送られます。そして、各システムから情報が集められ、PDFデータがつくられます。そのPDFデータが、また証明書交付センターに戻りまして、偽造改ざん防止措置を施されて、コンビニのキオスク端末に専用線で送られ、出力されるという形になります。データは、出力された後、削除されます。  この通信はLGWAN専用回線を使用して行いますため、高度なセキュリティーが確保されており、個人情報も安全であると認められます。  J-LISコンビニ事業者に関しても、必要な措置が講じられております。  今まで住基カードによるコンビニ交付を含めましても、セキュリティーの事故は発生していないとのことでございます。  また、料金につきましては、現在、財政課を中心に使用料、手数料の全体的な見直しの作業を行っております。これは平成29年度に入りましてから個々の課で検討するところなのですけれども、そうした検討の中でコンビニ交付の料金についても考えていくことになりますけれども、今のところは、現行の料金と同様な形で行くような方向性になるかと思います。現行の料金につきまして、課長補佐のほうから御答弁させていただきます。  よろしくお願いいたします。 6 ◯佐藤課長補佐 それでは、手数料につきまして、私のほうから御答弁申し上げます。  現在予定しております証明書の種類でございますが、住民票、それから印鑑登録証明書、それから課税・非課税証明書、あとは戸籍の謄本、戸籍の抄本、そして戸籍の附票の写しと、6種類を予定してございます。  戸籍の謄本、抄本は、現行450円の手数料でございまして、ほかの4種類の証明につきましては200円という形になってございます。 7 ◯田村(正)委員 1点目のたばこ税の関係なのですが、900万円増を予定しているというふうなことでございますが、たばこを取り巻く環境も非常に今厳しい状況だと思いますが、やはり、増収の観点からでは、市内でたばこを買いましょうとか、非常に貴重な税金であるというふうなことの中で、平成29年度は、そういった増収対策についての取り組みについてはどのように考えているのか、お願いいたします。  それと2点目、軽自動車の関係なのですが、わかりました。特に軽自動車のときには、値上げというふうなことの中で、非常にいろいろ市民からもいわゆる問題提起があったりということで、こういうふうな形で落ちついたというふうな確認をさせていただいております。  それと、先日、青梅のほうの軽自動車検査協会にたまたま行ったのですが、最近、都内とかで非常に軽自動車がふえているというふうなことで、近隣のほうで車庫証明が必要になるところもあるというふうなお話もあるのですが、今後の動向については何かつかんでいるかどうか、お願いいたします。  それと、3点目のマイナンバーカード、本当に非常に多目的なカードだということで、我々もずっと周知しているのですが、再質問で1点、この環境の中で、今まで住基カードで基地の中に入れたというふうなことなのですが、今後、マイナンバーカードで基地の中に、パスポートとか、そういう関係で使えるのか。  それと、あともう1点、今回の説明で、私も全て聞いていなかったものですからあれなのですけれども、マイナンバーカードが利用できるコンビニについては、どの会社だったのか、その辺、もう少し詳しくお願いします。 8 ◯田村(清)課長 再質問に答弁いたします。  まず、1点目の市たばこ税の平成29年度の増収対策についてということでございますが、市たばこ税につきましては大切な財源であることから、今後も、広報またはホームページ、年1回発行いたします市税だよりにつきまして、市内でのたばこの購入の促進という形で周知を図っていきたいと考えております。  続きまして、2点目の軽自動車税の車庫証明の動向についてということでございますが、現在のところ、福生市におきましては、車庫証明を要するというところでの動きは検討しておりませんが、今後、近隣市町村などの情報も確認をさせていただきまして、車庫証明の発行を考える必要があるかということも含めまして検討をしていきたいと考えております。 9 ◯北村課長 基地に入る際の身分証明として使えるものということなのですけれども、担当のほうに確認しましたところ、免許証、パスポート、住基カードのほかにマイナンバーカードも使用できるとのことでございます。  次に、利用できるコンビニの店舗のことなのですけれども、現在、全国で5万店舗程度が利用できる形になっております。大手でありますセブンイレブンやローソン、ファミリーマートなども参入しておりまして、そのほかに東北にしかないようなスーパーマーケットですとか、あと、イオンリテールというスーパーマーケットなども入っております。  これは、どのコンビニと契約するかというのを選択するようになっておりますが、全てのコンビニと契約することもできますし、主要なコンビニと契約することもできますが、なるべく多くの範囲をカバーしたいと考えております。 10 ◯田村(正)委員 たばこ税については非常に貴重な税であることから、やはり、市民の方にPRしていただいて、たばこ購入時は、ぜひ市内でというようなこともPRしていただきたいなというふうに思います。  軽自動車税のほうのことにつきましては、わかりました。  マイナンバーカードにつきましては、やはり、できた当初から夢のカードというふうな観点の中で多目的に利用できる、そういうのを私も希望しております。できれば、福生病院で利用できるような医療系のことも、今後、ぜひ検討していただきたいなというふうなことを要望しまして終わります。 11 ◯五十嵐委員 私からは、2点質問させていただきたいと思います。両方とも説明書のほうでお伺いいたします。  説明書14ページの下の市民税の下の法人のところでございますが、こちらの現年課税分の法人税割のところは、前年度比、対平成28年度17.9%の伸びがございまして、これは私、素直に景気がよくなって、みんな世の中が潤ってきたのだなというふうに思っておりましたら、昨日、部長のほうの説明がございまして、法人税の改正ですとか、そういうような影響を受けているようですので、その辺、詳しく教えていただきたいと思います。  それと、説明書の112ページ、事業No.17、過誤納還付事務のところでございますが、これは、いつも2000万円計上されているようなのですけれども、この積算根拠というか、積算をどのようにされているのか、伺わせていただきたいと思います。  それとまた、どのようなときに還付されるのかということも、あわせて伺わせていただきたいと思います。  よろしくお願いいたします。 12 ◯田村(清)課長 それでは、私のほうから1点目の法人市民税につきまして答弁申し上げます。  説明書14ページ、下段の法人の現年課税分法人税割の予算、平成28年度比3430万円、17.9%の増の要因でございます。  法人市民税の法人税割は、国税であります法人税が課税標準額となっていることから、平成28年度の当初予算におきましては、税制改正による法人税率引き下げの影響を加味して計算をしております。  しかしながら、法人税引き下げの影響を受ける法人が当初の見込みより少なかったことによりまして、平成28年度の決算見込み額は、平成28年度当初予算と比較いたしまして調定額ベースで約3400万円、17.6%の増となる見込みでございます。  平成29年度の予算は、平成28年度の前半の実績及び平成27年度後半の決算額をもととする平成28年度決算見込み額を基礎としていることから、平成28年度比で調定額ベースで3500万円、17.9%の増となったものでございます。 13 ◯内藤課長 私からは、過誤納還付事務の編成理由につきまして御答弁いたします。  説明書につきましては、112ページでございます。  事業費2000万円でございますが、過去5年間の決算額を見ますと、平成27年度決算額は2633万5336円で、平成24年度から平成26年度の決算額は、いずれも2000万円を超えておりますが、平成23年度の決算額は2000万円を下回っている状況でございます。このように、2000万円前後で推移しているところでございます。この金額は、毎年、推測しづらく、読めないところがございまして、例年2000万円で計上させていただいているところでございます。 14 ◯田村(清)課長 私のほうからは、過誤納還付がどのような場合に還付されるかについて答弁申し上げます。  過誤納還付とは、過納金と誤納金の総称でございます。過納金とは、確定申告などによりまして確定されました税額が納付された後に、減額更正などによって生じる返還金でございます。また、誤納金とは、確定した額を超えて納付された場合や二重で納付された場合などの返還金でございます。  過去の例で申し上げますと、過納金といたしましては、法人市民税は、全事業年度の実績を基礎とする予定申告と確定申告による差額の還付、または、個人市民税は、事業所で行う年末調整に含まれていなかった国外に居住する扶養親族を、納付後に複数年度にさかのぼって追加したことによる還付が生じるということが主なものと把握をしております。 15 ◯五十嵐委員 法人市民税はわかりました。予定申告等があるので、半年間ぐらいでずれが出て計算が複雑であるというような認識でよろしいでしょうか。  それから、過誤納還付事務につきましても大変よくわかりました。確定申告等での差額を支払うというふうなこともあったりですとか、また、外国の扶養家族ですか、そういう方の確定申告でも変わってくるというような形でわかりました。  そうしますと、この2000万円というのは、今後、変わるようなことはあり得るのでしょうか。それとも、やはり、このままずっと2000万円の予定で行かれるのか、その辺のところを伺わせていただきたいと思います。 16 ◯田村(清)課長 予算の2000万円のほうの関係といたしましては、いろいろな誤納金、過納金の要素が含まれておりますので、一概に減るという形でのお話はできないのですが、先ほど申しました主な還付要因の国外居住親族に係る扶養控除の部分についてでございますが、平成27年度の税制改正がございまして、そちらのほうで所得税法等の一部改正するという形のものがございまして、この中で、平成28年分──これは住民税で言えば平成29年度分という形になりますが──そちらから年末調整及び確定申告等を行う場合には、親族の関係性がわかる書類及び送金関係書類、こちらは送金ですから国外の方に送金をしたという書類のほうの添付等が義務づけをされたものでございます。  さらに送金関係書類につきましては、国外居住者を複数に扶養する場合に、以前であれば、代表者の方、例えば1名の方に送金をするということであったり、あとは出国をされて、その出国記録を確認しまして、実際には現金手渡しをいたしましたというような場合につきましても認められていましたが、こちらは先ほどの法律の改正に基づきまして、送金関係書類は扶養控除等を適用する国外居住親族の各人、4名いれば4名の部分の送金記録を必要とするという形に改正されましたので、こういった形の要素、重立った還付要因のうちの一つでございますので、こういったものが住民税で言えば、平成29年度以降の分については、ある程度、変わってくることが考えられるかなというふうに考えております。 17 ◯佐藤委員 よろしくお願いいたします。私からは、3点お願いいたします。  まず最初ですが、予算説明書107ページ、No.8市民契約保養施設事務について質問させていただきます。  市民契約保養施設については、前回も質問させていただいたのですが、利用者については、どの程度、平成29年度は見込んでいるか。  また、予算編成に当たって、この事業自体の課題も含め、委託者、保養施設の見直しなどを行ったかどうか、お伺いいたします。  次に、2点目です。同じく説明書110ページ、市民税事務についてです。  主な事業費の中に丸が記載してあります項目で、説明書114ページの改善項目にシステム改良委託料ほかというのがありまして、特別徴収税額決定通知書圧着加工とありますが、この内容をもう少し詳しく教えていただきたいと思います。  また、平成29年度ではシステム改良委託料印刷製本費とあり、平成30年度では特別徴収税額決定通知書圧着委託料印刷製本費とありますが、どのような過程でこの処理を行っていくのかについてもお伺いいたします。  そして3点目、説明書112ページ、No.18の国民年金事務についてお伺いいたします。  平成29年度8月から、これまで25年だった年金の受給資格期間が10年に短縮されるということで、10年以上であれば老齢年金を受け取ることができるようになるわけなのですが、この10年以上というのはどのように確認すればよいのか。  また、申請とか相談における市役所での窓口業務について、この相談が可能かどうかについてお伺いいたします。  以上3点です。よろしくお願いいたします。 18 ◯北村課長 それでは、予算説明書107ページ、No.8の市民契約保養施設に関しての御質問にお答えいたします。  平成29年度の利用人数は、過去数年間の決算状況と平成28年度前半の状況をもとに積算しまして、大人1250人、子供75人を見込みました。  また、事業の見直しをしたかというお話なのですけれども、平成26年度に事業の見直しを行っておりますが、従来と同様の方向で継続するという形で、平成29年度も考えております。  市内の旅行業者を通じて申し込む旅館と直接施設に申し込む公的施設、新潟、静岡の旅館組合とのタイアップという複数のチャンネルで施設選定を行っております。  しかしながら、3社ありました市内の旅行業者のうち1社が、ことし1月末をもって他の店舗に統合されまして市内から撤退したということがございまして、平成29年度は旅行業者の取り扱いが2社となりました。閉店の連絡がありましたのが12月の後半でありましたことから、時期的に新年度からの事業の見直しは困難でございまして、従来と同様の形で継続することといたしました。  こうした状況がございますので、平成29年度中には、都内各自治体の状況、社会状況等を踏まえまして、事業内容の検討が必要であると考えております。  なお、少しでも皆様に使っていただけるように情報提供の充実を考えまして、パンフレットに直接予約施設のホームページアドレスを掲載し、市のホームページからもリンクを設定できるよう、現在作業中でございます。 19 ◯恒吉課長補佐 私からは、御質問の2点目、説明書110ページ、市民税事務のうち、説明書114ページの改善項目について答弁申し上げます。  事業所を経由して従業員に交付されます納税義務者用特別徴収税額決定通知書には、税の計算の根拠となります個人の所得や控除の内容が記載されておりますため、プライバシー保護の観点から通知書を圧着加工しまして秘匿する措置を講ずるもので、平成30年度課税分より実施いたします。  平成30年5月に発送する通知書より圧着化に対応するため、平成29年度中にシステム改良委託としまして、住民税システムデータ抽出プログラム及び印刷プログラムの改修と印字位置の調整を行います。  また、印刷製本費により、圧着加工に対応する通知書の用紙を平成29年度中に調達いたします。  なお、平成30年度より追加となる特別徴収税額決定通知書圧着委託料は、課税データを印字の後に通知書の圧着加工を行うための委託料でございます。 20 ◯和地主査 それでは、私からは、説明書112ページ、No.18、国民年金事務におきまして、年金の受給資格期間短縮についての御質問にお答えいたします。  老齢年金受給のための資格期間短縮は平成29年8月1日付け施行となりますが、この日時点で制度改正により受給できるようになる方に対しては、日本年金機構より年金請求書の送付が既に始まっております。送付の時期は平成29年2月下旬から7月上旬までで、対象者が多いため、5回に分けて発送されることになっております。この請求書がお手元に届きましたら、年金事務所へ提出することになります。  ただし、全ての加入期間が国民年金第1号被保険者期間の方に限り、市役所へ提出することができます。  また、請求書が届かない方でも、あとどれぐらいで10年に達するかなどの御相談は市役所でも、もちろん可能です。主に窓口に配置しております年金相談員が対応いたします。  ただし、相談内容によっては、年金事務所を御案内させていただくケースもあるかと思われます。 21 ◯佐藤委員 まず、1点目の質問、市民契約保養施設事務に関してなのですが、私の周りでも、この制度を利用されている方がかなりおりまして、市が契約している保養施設ということで安心感を持って利用しているということを言っている方が多くいらっしゃいます。  それで、新たな事業展開というか、方向性として、1社閉店してしまったということでなかなか展開が難しい部分が出てくるとは思うのですけれども、業者とよく話し合って、いろいろと展開していただきたいと思います。  それと、守山市とか登別市とも協力していただいて、新たな保養施設等を確保するということも考えられないかなというふうに思っています。そういった形で、この制度を充実させていただければなと思います。再質問はありません。  続きまして、市民税事務についてです。市民税事務の中の特別徴収税額決定通知書圧着加工についてです。こちらも内容等、よくわかりました。平成30年度に備えての予算設計だということなのですが、それで再質問として、圧着加工でプライバシー保護という観点で非常に配慮されるようになるとは思うのですけれども、業者に通知書が行った場合に、その担当者が誤ってはがしてしまったり、故意にやるということは余りないかなと思うのですけれども、そうした事故が考えられると思います。そうしたケースへの対応ということを考えていらっしゃるのかどうか、1点お伺いいたします。  次に、国民年金事務について、こちらも制度改正の内容ですとか、市役所で年金相談ができるということで、よくわかりました。  それで、このことについて市の広報などで知らせていただけるか。また、平成29年度の相談件数の増加を見込んでいるのかどうか、再質問としてお伺いいたします。  以上2点、再質問よろしくお願いいたします。 22 ◯田村(清)課長 再質問のほうに答弁申し上げます。  圧着加工につきまして、事業所が手元に届いたときに誤ってはがしてしまうことが考えられるけれども、そちらのほうの対応についてということでございますが、こちらのほうの特別徴収の決定通知書につきましては、5月に事業者宛てに送付をいたしますので、手元に届きました事業所が開封をしないように、今のところ考えているケースといたしましては、親展という言葉をまず入れることとか、あとは同封の通知を入れまして、こちらのほうは個人用の通知になりますので、はがすことは絶対にしないでくださいというような通知を同封するようなことを考えておりまして、こちらの圧着した用紙自体が顧問弁護士、また総務省のほうに確認したところ、信書という位置づけになるということで、場合によっては刑法のほうに抵触する可能性があるということで、そちらのほうの文言を入れるかどうかは今後検討しますが、そういった形で注意喚起をしていきたいというふうに考えております。 23 ◯和地主査 再質問にお答えいたします。  年金の制度改正などを市の広報などで知らせてもらえるかということでしたけれども、平成29年3月15日号、国民年金だよりの市内全戸配布を予定しております。この中で、今回の制度改正について大きく取り上げております。また、平成29年度の市の広報及び市のホームページでも、この件に関して掲載する予定です。  相談件数の増加についてということですが、相談件数につきましては増加すると見込んでおりますが、対象者に占めます国民年金第1号被保険者期間のみの方の割合が、さほど多くないということ。また、日本年金機構からの年金請求書が5回に分けて発送されるということから、現状の体制で対応できるものと考えております。 24 ◯佐藤委員 1点目の特別徴収税額決定通知書圧着加工について、そういった御答弁いただいたような形で、会社のほう、事業所のほうに通知していただけるということで、かなりセキュリティーがこれで図れるのではないかなと思います。  それで、一番気にする人というのは、いろいろパターンがあるとは思うのですけれども、副業している人だとか、これはいいか悪いかは別にして、国のほうも副業を勧めているという中で、こういった制度が進むということで、なるべく市民の方に不利益にならないような形で処理していただければなと思います。再々質問はありません。  それと、国民年金事務についてです。こちらについても、よくわかりました。  御答弁いただいた内容から、現状のままの体制で十分対応ができるということで安心しております。受給者にとっては、非常にこの制度改正、大きく生活にかかわってくるような改正であると思いますので、引き続き、相談業務のほうをよろしくお願いいたします。 25 ◯三原委員 1点だけお願いいたします。  説明書105ページの下の段の個人番号事務について伺います。  通知カードについてですが、以前の説明では、平成28年度末、3月末までということだったと思うのですが、当初発行された通知カードで受け取られずに戻ってきてしまったものの取り扱いについて、平成29年度も続いていくのであろうと思いますが、この取り扱いについて教えてください。  また、マイナンバーカードで受け取られていないものの取り扱いについても教えてください。お願いいたします。 26 ◯北村課長 予算説明書105ページ、No.4の個人番号事務に関しまして、通知カードとマイナンバーカードの返戻分の取り扱いということでございます。  通知カードにつきましては、まず、国から平成28年度末までは保管するように指示がございます。その中で受け取りの勧奨通知を送付しまして、広報、ホームページでも通知カードを受け取ってくださいという周知をいたしました。  さらに、お亡くなりになったですとか、転出されたなどですとか、福生市に住民登録がない方を確認しまして、抜き取りをしております。  その後、現地調査、実態調査を既に実施していますが、住所はありながらも、何らかの理由で受け取られていない方もおられます。これは、勧奨通知が戻ってこなかった、お手元に届いている方なのに、とりに来ていらっしゃらないという方なのですけれども、そうした方もおられまして、まだとりに来る方もいらっしゃいますので、引き続き保管する予定でございます。  次に、マイナンバーカードにつきましても同様に、お亡くなりになった方、転出された方などの調査をしまして、広報、ホームページでの周知から一定期間たった方につきましては、受け取りの勧奨通知をここで送付しております。送付通知を受けましてとりに来る方もいらっしゃいまして、それも定期的に継続していきたいと思っております。 27 ◯三原委員 扱いについて、保管していく予定ということでわかりました。  現地調査なども行っているということで、多分、職員の方が対応をとられるということで、忙しいと思うのですが、また、コンビニでの証明書の交付なども始まりますので、これからマイナンバーカードのほうの申請もふえてくると思いますので、間違いのないように、引き続きお願いいたします。
    28 ◯奥富委員 まず1点目、説明書の103ページの第8款第1項第1目の国有提供施設等所在市町村助成交付金14億1893万1000円、それと、第2目施設等所在市町村調整交付金1億9927万4000円、予算審査特別委員会資料のNo.4を見ながらお聞きしたいと思います。(別添資料No.4参照)  国有財産台帳価格で横田基地分が6200億4358万7000円、また、平成27年度が6183億7500万4000円と、福生市分の国有財産の平成28年度が2872億3440万7000円、平成27年度が2868億1145万8000円というふうに記載があります。  これに固定資産税相当額を計算するということで、100分の1.4を掛け合わせますと、福生分相当額が40億2128万2000円、平成27年度が40億1536万円となり、助成交付金額、平成28年が14億1893万1000円で、平成27年度が13億9911万9000円と。この相当額との差26億235万1000円、平成27年度だと26億1624万1000円ということで、結局35.28、34.84と、3分の1強ぐらいしかないという状況にあるわけですが、国有提供施設等所在市町村助成交付金及び調整交付金、この横田・立川の表で、右端のところに、その率が書いてあるわけですが、横田飛行場への航空自衛隊航空総隊司令部等の移設関連予算だけでも600億円を超える巨額が投入され、思いやり予算も別途投入されているのに、国有提供施設等所在市町村助成交付金──基地交付金ですが──この推移を見ていただいてわかるとおり、ほとんど大きな変化が出ておりません。  一方で、再編交付金も予定では平成28年度で50%、平成29年度はゼロ%の状況です。今後の基地関連交付金の増額対策の働きかけは、平成29年度でどのように予定されているか、お聞かせください。  2点目に、市民税個人分の予算額の算定の関係です。  説明書の103ページ、予算書は15ページに当たりますが、説明書の前のほうに大変いい表をつくっていただいておりますが、14ページ、アの市民税(個人)の表を活用します。  市民税個人表の最下段を見ますと、平成29年度は前年比0.9%増、平成28年度は前年比0.1%の増、平成27年度は前年比マイナス1.0%とあります。  そこで、平成28年度の見込みをどのぐらいと見積もり、結果的に、平成29年度を前年比0.9%増としたのか、この判断内容についてお聞かせください。  3点目、市民税の法人分予算額の設定の関係です。  同じく説明書の14ページのア、市民税(法人)の表の最下段を見ますと、平成29年度は前年比10.5%の増、平成28年度は前年比3.8%の増、平成27年度は前年比3.8%の減とあります。  そこで、平成28年度は税制改正の見込みより影響が少なかったとのことで、10.5%としたとの御説明がありました。平成28年度をどの程度で落ちつくというふうに見たのか。結果的に、平成29年度は前年比10.5%の増とした判断内容についてお聞かせください。  4点目が市税収納率(個人)の関係です。説明書の17ページのカ、年度別市税収納率を見ると、現年課税分で市民税(個人)普通徴収の年度別決算収納率では、平成27年が93.0%、平成26年が92.5%というふうな形で5年分の記載があります。この5年間の平均では92.3%ですが、当初予算収納率は92.7%を掲げています。現年課税分で、市民税、個人特別徴収の年度別決算収納率では、平成27年度が99.6%、平成26年度が99.6%と同じで、平成25年度が99.5%といった形で5年分の記載があります。この5年間平均では99.6%で、当初予算収納率は前年と同じ99.7%を掲げています。  そこで、平成28年度は普通徴収92.5%、特別徴収99.7%まで近づきそうか、その実績の見通しと、平成29年度の現年度における予算収納率を普通徴収92.7%、特別徴収99.7%に設定した根拠についてお聞かせください。  5点目、市税収納率の法人市民税の関係です。  同じように説明書の17ページ、カ、年度別市税収納率を見ると、現年課税分で法人市民税の年度別決算収納率では、平成27年度が99.6%、平成26年度が99.5%と5年間記載がありまして、5年間の平均では99.5%となっております。現年課税分、市民税、法人市民税の予算収納率をお聞きしたいということで、平成28年度は、現年法人市民税の予算収納率98.0%に対しての実績見通しと、平成29年度の現年度法人市民税の予算収納率を98.0%とした根拠についてお聞かせください。  6点目、説明書の103ページ、平成29年度の民生費国庫負担金、国民健康保険保険基盤安定負担金が5561万4000円、予算書のほうで、保険者支援分1億1122万8000円掛ける2分の1で、5561万4000円というふうなことです。大幅増の平成28年度を少し上回る予算計上でありました。  策定の根拠、軽減対象となる被保険者の人員数、1人当たりの平均保険税額などをお聞かせください。  1人当たりの平均保険税額の増加をどのぐらいに見込んでいるか、その点もあわせてお聞かせください。  以上6点、よろしくお願いします。 29 ◯細谷課長補佐 それでは、私のほうからは、1点目につきまして答弁申し上げます。  説明書103ページ、第8款第1項第1目国有提供施設等所在市町村助成交付金、第2目施設等所在市町村調整交付金、いわゆる基地交付金及び予算審査特別委員会資料No.4につきまして、増額対策の働きかけを平成29年度でどのように予定しているかについてでございますが、平成28年度の国家予算10億円の増加に伴い、福生市の配分も増加いたしましたが、基地の台帳価格につきましては、固定資産の考え方と同様に、施設関係については、減価償却で年々台帳価格が減少してまいります。それに対して、新たに新規施設が追加されれば、台帳価格の増の要因となります。  しかしながら、固定資産税相当額との格差が縮まることがないのが現状であることから、毎年8月ごろ、横田基地周辺の近隣5市1町が合同で基地交付金等の予算の増額、制度の改正などの要望を国へ行っているところでございます。  この要望によりまして、交付金の増額として、固定資産税相当額の予算の確保及びその交付をすること。また、対象資産の範囲の拡大、拡充として、自衛隊と米軍との共同運用施設につきましても対象資産とすること。対象資産の早期提供合意などの増額につながりますよう、引き続き総務省へ粘り強く要望行動を実施していきたいと考えております。 30 ◯田村(清)課長 続きまして、私のほうからは2点目、個人市民税の平成28年度の決算見込み及び平成29年度の根拠、また、3点目の法人市民税の平成28年度決算見込み及び平成29年度の根拠につきまして、あわせて説明をさせていただきたいと思います。  説明書14ページ、103ページをお願いいたします。  個人市民税の平成28年度決算見込み額につきましては、滞納繰越分を除きまして、現年課税分の調定ベースでお答えいたしますと、予算に比較いたしまして0.3%、900万円程度下回る見込みとなりました。これにつきましては、給与年金以外の所得者、例えば不動産や営業等の所得を前年度程度の伸びと見込みましたが、見込みより実際下回ってしまったことによるものでございます。  次に、平成29年度の当初予算を現年の調定ベースで0.8%増とした根拠についてでございます。これにつきましては、人口の推移や納税義務者等の動向の勘案及び税制改正に伴う給与所得控除額の上限額が引き下げられたことに伴いまして所得が増加したことによりまして、平成28年度決算見込み額と比較いたしますと3700万円程度増となりました。  このことによりまして、平成28年度の調定ベースで2793万9000円、0.8%の増となったものでございます。  また、法人市民税の平成28年度の決算見込みにつきましては、滞納繰越分を除きまして、現年課税分の調定ベースでお答えいたしますと、予算に比較しまして10.9%、3500万円程度上回るという見込みとなりました。これにつきましては、平成28年度当初予算におきまして、税制改正に伴う国税である法人税の税率引き下げの影響が見込みより小さかったための増でございます。  次に、平成29年度当初予算を調定ベースで10.8%とした根拠でございます。  これにつきましては、平成28年度決算見込みより景気動向も勘案したものでございます。平成28年度決算見込みと比較いたしますと、30万円程度の減となりました。このことより、平成28年度比の調定ベースで3500万円、10.8%の増となったものでございます。 31 ◯内藤課長 私からは、4点目と5点目、収納率の関係につきまして答弁いたします。  説明書につきましては、17ページでございます。  まず、市民税現年課税分平成28年度の状況でございますが、直近の実績といたしましては平成29年1月末のものになります。  現年課税分普通徴収では、平成27年度同時期というのは平成28年1月になりますが、74.9%が平成28年度では74.2%と0.7ポイントの減という途中経過になっております。  続きまして、特別徴収につきましては、平成27年度77.1%が平成28年度77.3%と0.2ポイントの増になっております。平成29年1月末では、普通徴収が少しおくれている状況でございましたが、2月末の実績で暫定ではございますが、普通徴収、特別徴収とも前年を上回っている状況でございます。  平成27年度決算が普通徴収93.0%、特別徴収が99.6%でしたので、こちらを超えるように、また、予算編成収納率を達成できるように、今全力を尽くしているところでございます。  平成29年度当初予算の編成根拠でございますが、収納率につきましては、前年での決算収納率を下回らないという収納課の目標を掲げておりまして、日々の業務を行っております。また、市民税のところでは達していないところもございますが、予算編成収納率も下回りたくないということより、この数値で編成させていただいております。  5点目の法人市民税でございますが、同様に、直近では平成29年1月末現在でございまして、現年課税分、法人市民税では、平成27年度101.4%、平成28年度97.8%と3.6ポイントの減でございますが、100%を超えているのは還付未済の関係でございますが、こちらも目標達成に向け、力を入れて頑張っているところでございます。  平成29年度当初予算の編成根拠でございますが、前年収納率を下回らない。これは同様でございますが、法人市民税に関しましては、個人市民税と違いまして、年度当初に調定があるというものではなく、後に申告等があるという税の性質上、少し読めない部分がございまして、同じ率で編成をいたしているところでございます。 32 ◯吉崎課長補佐 それでは、私からは6点目、予算説明書103ページ、民生費国庫負担金、国民健康保険保険基盤安定負担金5561万4000円についてでございます。  国の基盤安定負担金5561万4000円は、平成28年度比30万8000円、0.6%の増で、保険者支援分の2分の1でございます。保険者支援分につきましては、保険税軽減世帯に属する被保険者数に応じまして交付されるものでございます。  軽減対象となる被保険者数の人数でございますが、平成28年度の9513人から平成29年度は9572人、平成28年度比59人、0.6%の増となっております。  また、1人当たりの平均保険税額でございますが、平成28年度は9万7442円でしたが、平成29年度は9万7948円、平成28年度比506円、0.5%の増となっております。 33 ◯奥富委員 1点目の自衛隊についても、固定資産算定を米軍並みに引き上げるということだと思いますが、そういった要請努力を続けているという点。  一方で、これ以上の基地機能強化に反対であるというふうな表明もされておられますし、基地交付金等の増額についての、今言ったような努力、これは十分認めているところでございます。  また議員一同も、市長を支えて考え方の違いを乗り越えて、この点は超党派で取り組んでいるところです。5市1町も、この点では要請書をかなり強烈にしっかりと書き込んでくださっています。  しかし一方で、こうした思いを踏みにじるかのように、ことしは墜落率、事故率の高いオスプレイの配備、特殊作戦部隊の配備の準備、基地機能強化等が着々と進められています。安全性が確認されていないもとでのオスプレイ配備、特殊作戦部隊の配備等は認められるものではありませんが、これだけ横暴に進められる一方で、交付金も多くは期待できない、取れるものも取れないのでは、ひどすぎます。市長には、ここはぜひ踏ん張っていただきたいと述べておきます。  2点目は、これについてはわかりました。了解といたします。  3点目、一昨年、平成26年度から10年間、復興特別住民税が均等割に年額1000円上乗せされています。福生市では、平成28年度の税収見込み1450万円程度になりそうかどうか。平成29年度について、どの程度見積もったか、お聞かせいただきたいと思います。  それから、給与所得控除の上限額を段階的に引き下げることで、年収1500万円を超えるサラリーマンが平成28年度では150人、370万円の見込みに対して、どの程度になると見られているか、あわせて平成29年度については対象人員が何人、金額はどの程度であるか、お聞かせいただきたいと思います。  3点目、4点目、5点目については了解といたします。  6点目の国民健康保険保険基盤安定負担金の関係、少なくとも、こうして確保された分を一般会計からの国保繰り入れを増額されればよいのですが、残念ながら増額ではありません。詳細は国保特別会計のほうで議論をしていきたいと思いますが、したがって、この面でも、この予算には賛成できないということを表明しておきたいと思います。  2点お願いします。 34 ◯田村(清)課長 それでは、再質問に答弁申し上げます。  まず1点目、復興特別住民税の見込みについてでございますが、平成28年度の見込みといたしましては1470万円程度と見込んでおります。また、平成29年度につきましても、1470万円程度と見込んでおります。  続きまして2点目ですが、給与所得控除の上限を段階的に引き下げることにつきましては、影響額についてでございますが、平成28年度では159人、370万円程度と見ております。  平成29年度につきましては、給与等の年収1200万円を超える場合の給与所得控除の上限が引き下げになることから、対象者といたしましては362人、3600万円程度の影響と見込んでおります。 35 ◯奥富委員 わかりました。1470万円ということで少し上がっているのですが、これは実績がそういうことであったということで、わかりました。  給与所得者控除の1200万円上限の引き下げの関係では362人で3600万円ということで、かなり人数がふえて、一定の所得がある方といいますか、やはり、所得が比較的緩やかに、低所得でない方について広げて課税していただくことは、市の歳入がふえることでもありますし、これは喜ばしいこと、課税される方にはかわいそうではありますが、ぜひ協力をいただきたいと思います。 36 ◯堀委員長 午前10時50分まで休憩いたします。       午前10時37分 休憩   ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~       午前10時48分 開議 37 ◯堀委員長 休憩前に引き続き会議を開きます。 38 ◯原田委員 それでは、3点聞かせていただきます。  先ほど、収納についてというところで説明書の17ページで収納率が出ております。そういった中では、普通徴収のところが平成28年度に比べてコンマ2ポイントふえたというところでありますが、そういった中で、前年を下回らないような目標を立てたということ、先ほどお話がありましたが、この平成29年度収納についてどのように取り組むかという点をお伺いしたいと思います。  それと、もう一点が滞納について、相当収納努力によって調定額も下がってきたと思いますが、どれぐらい下がってきたか。また、そうなってくると、だんだんと厳しくなるかなと思っていたら、やはり、説明書14ページの額のほうでいきますと、前年、平成28年度をやはり、下回ってきているのかなというところではあります。そういった中で、この滞納繰越分に対して、どのような状況で、どのように取り組むか。  それとともに、やはり、こうなってくると、職員が人事異動等で交代することによって、なかなか捜査とか差し押さえなどというような、そういった経験というか、現場に行くといって、そういった形でのことというのがだんだんと回数も経験も少なくなってくるのではないかなと思っております。そういった中で、ある程度のスキル維持が必要と思いますけれども、その取り組みはいかがでしょうかという点をお伺いします。  それと、説明書106ページのNo.5、印鑑登録事務と、その次の108ページの証明書等コンビニ交付事務について、あわせてお聞かせいただきたいと思います。  先ほど、マイナンバーでもコンビニ交付という点を説明いただきまして大体わかりました。そういったことで、コンビニでマイナンバーで交付できるというところですけれども、実際の総合窓口課では、印鑑証明をとるのにどのような手続なのかなと。こういったことによって、マイナンバーが普及することによって印鑑登録証明書は要らなくなるのかどうなのかという点をお伺いしたいと思います。  それと3点目、説明書113ページ、先ほどありました。もう既に反対された方もいらっしゃいますが、No.19の国民健康保険特別会計繰出金ということで、予算書のほうでは、ことし、その他繰出金ということで8億円ということで国保税のほうに繰り出しがあります。  そういった中で、前から言っておりますが、社会保険とか共済保険の方々は自分でも保険料を支払っていて、その上、市民税とかを払っているわけで、逆に、そういった一般会計に入った税金の中から国保に繰り出している、補填しているということで、そういった状況ですが、それはもうルールでそうなっていますが、そういった中で、不足する財源を繰り出しすることによって、市民サービスは逆に一般会計が減ることによって8億円ですので、相当な額ですのでできなくなる。  逆に、繰り出しをしないと、今度は国保会計が維持できなくなるという状態ですけれども、このさじ加減と言いますか、どこが適切かということでお伺いさせていただければと思います。お願いします。 39 ◯内藤課長 平成29年度の取り組みでございますが、平成23年度から収納体制を強化いたしまして、差し押さえを中心とした滞納処分などの収納強化を進め、財源確保に全力を注いできたところでございます。  時間の経過とともに職員の顔ぶれが大分変わりましたことで、技能やスキルの継承につきましては、当市もそうなのですが、西多摩地区の市町村も、現在、課題となってきているところでございます。  平成28年度に、半年間、東京都の徴収部へ派遣研修で学びに行った者が平成29年度に戻ってまいりますので、その高いスキルや手法を学ぶことが大変重要でございますが、それと並行いたしまして、再度、基本に戻りまして、残っておりますベテラン職員が講師となり、徴収業務のイロハを具体的に指導して、職員のスキルを引き上げることを重視したいと考えております。  また、平成28年度は、夜間の臨戸徴収に力を注ぎました。平成29年度につきましても、同様以上に積極的に取り組んでまいりたいと考えております。  もちろん、ここ数年間で、当市や西多摩地区全体、またオール東京で取り組んでまいりましたタイヤロックですとか滞納者宅への財産調査等につきましても、しっかりと継続して行うことで収納率の向上に努め、税負担の公平性を確保し、納税秩序を維持してまいりたいと存じます。  また、滞納繰越分の関係でございます。  説明書が14ページから16ページでございますが、滞納繰越分の予算編成額でございますが、平成28年度当初予算では2億101万4000円で編成しておりました。平成29年度当初予算では1億8291万4000円ということで1810万円の減、これは調定額で見込んでおります。  現在の滞納繰越分の調定額も約1億9100万円でございますので、ほぼ予算編成どおりに推移しているのではないかと感じているところでございます。これは、平成23年度から取り組んでまいりました収納強化が、すぐに結果が出るものではなかったのですが、数年間かけました中で、高額事案や累積事案の解消等の成果があらわれてきたものと考えております。滞納繰越分が減ってきましたもので、その分、現年分にさらに力を入れることができますので、よりきめ細かい対応ができると考えております。  また、職員のスキルを上げていくことでございますが、このことで大変重要なことは、職員が一丸となり、税収確保に取り組んでいく前向きな姿勢が大変重要でございます。我々は、少し特殊な業務内容もございますので、一人一人が強い気持ちを持ち、先ほども触れましたが、派遣研修で学んできた者が戻ってきますので、その高いスキル等を学ぶことと、都の徴収部の研修はもちろんのこと、納税交渉、電話催告、文書催告、夜間臨戸徴収、また、その実践経験を積みまして、その後、西多摩地区で連携をしております3市1町合同捜索や東京都、他市町村の力もかりながら、スキルの向上、技能の継承に努めてまいりたいと存じます。 40 ◯佐藤課長補佐 それでは、説明書106ページ、No.5、印鑑登録事務及び説明書108ページ、No.9、証明書等コンビニ交付事務でございます。  コンビニ交付導入に伴います、マイナンバーカードと印鑑登録証との関係でございます。総合窓口課での取得方法及び印鑑登録証の関係でございます。あわせてお答えさせていただきたいと思います。  まず、印鑑登録につきましては、従来どおり印鑑登録を行っていただきまして、印鑑登録証の方を交付させていただく形で継続をしていく考えでございます。窓口でのやり方といたしましては、従来どおり印鑑登録証を御提示いただきまして、印鑑登録証明書の方を取得していただく形でございます。  また、コンビニでございますが、こちらのほうでは印鑑登録証のほうは御提示いただかなくて、かわりにマイナンバーカード、こちらのほうをおつくりいただいて、そちらのほうで取得をいただく形でございます。  いずれにいたしましても、マイナンバーカードが普及いたしましても、印鑑登録証のほうは、現在のところ、必要という形で考えてございます。 41 ◯中島(薫)課長 それでは、私からは3点目、説明書113ページ、No.19の国民健康保険特別会計繰出金、特にその他繰出金についてでございます。  まず、適正かどうかということでお話をいただきましたけれども、国保財政でございますが、従前から低所得者の割合が非常に高く、保険税収入が少ないといったことですとか、被用者保険と比べまして、医療費の水準もかなり高くなっているといった問題がございます。そのため、どの自治体も財源が不足します分を一般会計から繰り出しをさせていただいているという状況がございます。  その繰り出しの額につきまして、他市と比較をさせていただきますと、平成29年度予算ベースではございますが、多摩26市のその他繰出金の1人当たりの金額は、福生市の順位は、金額が高いほうから9位でございます。福生市は4万5262円、26市の平均は3万9776円でございます。9位であれば適正ということではございませんが、私どもといたしましては、平成29年度予算では、医療費適正化などの取り組みを着実に行ってまいりまして、一般会計からの繰り出しの額につきましては、必要最小限というふうに考えております。 42 ◯原田委員 1点目の収納率の増については、本当に滞納繰越分について相当減ってきたなという印象を持ちました。また、課長の熱い思いと決意表明をしていただきまして、またさらに頑張っていただければと思います。  そういった中で、1点、前にやっていたと思うのですけれども、西多摩地区の3市で捜索相互サポートでしたっけ、そういったものをやっていたと思うのですけれども、それは、まだ引き続き平成29年度も続いていくことでしょうかというのを1点質問させてください。  それと、2点目については印鑑登録ということで、印鑑登録証明書は発行するということで、コンビニではマイナンバーカードでオーケー、窓口に来たら、印鑑登録証とマイナンバーカードを出さないといけないとか、個人の証明できるものを出さないといけないという形になるのですよね。となると、統一できないのかなというところがあるのですけれども、そういった統合するといいますか、マイナンバーカードで窓口でも発行できるような形にはならないのかなと。その辺のところをお聞かせください。  3点目は、国保会計の繰り出しに関しては承知しました。26市中9位ということでありまして、一般会計に対して必要最小限ということで考えられているということなので、そういった形では、しっかりと、一般会計からの8億円は大きいですから、ほかの事業は何ができるのだろうと思うようなところがありますので、その辺は適切に出されているという判断をしました。  あとは、国保特別会計のほうの予算審査でやっていただければと思いますので、以上2点、お願いします。 43 ◯内藤課長 再質問に御答弁いたします。  3市1町の捜索相互サポート事業は、当市、青梅市、瑞穂町、あきる野市でやっている事業でございますが、滞納者宅へ家宅捜索ということで、大変高いスキルと高度な技術が必要になってくる事業でございまして、職員の異動等もありますので、どこの市も苦慮していることころでございまして、力を合わせてやっていこうということでございまして、平成29年度も継続していくということで考えております。 44 ◯佐藤課長補佐 再質問にお答えいたします。  マイナンバーカードと印鑑登録証の統一でございますが、持たせることはできるのですけれども、本市が今回、コンビニ交付で導入しようとしている認証方式では統合することができません。
     住基カードのときからコンビニ交付を行っている自治体の中には、別の認証方式を用いまして統合するところもございますが、数は多くはございません。  印鑑登録証の機能を持たせるためには、新たに機器の調達、またシステムの構築等、別途経費が多くかかるということもございますので、今回は印鑑登録証をマイナンバーカードに統合する予定はございません。 45 ◯原田委員 引き続き、西多摩地区での捜索というか、捜索相互サポートをやられるということで、やはり、こういった現場に行く機会がないとなかなかスキルというのは維持できないかなと思いますので、また引き続き、そういったところではさまざまな機会を設けてスキル維持をお願いしたいと思います。  2点目は承知しました。これをやるとすると、またシステムとかをいじらなければいけないということで、そうなってくると、また少し予算がかかってくるかなということで、とりあえず、しばらくの間はこれで行くということですね。承知しました。 46 ◯池田委員 1点お願いします。  説明書108ページの証明書等コンビニ交付事務、何人かの方が聞かれているので、重ならないようにお聞きします。  私は、コンビニ交付に係る手数料のことなのですが、これまで市役所で交付していたものがコンビニでもやるということになると、どういうふうに手数料の配分といいますか、それが変わってくるのか、お尋ねをしたいと思います。  それから、平成30年以降の事業費の予想なのですが、平成29年にシステム導入委託料で多額のお金が入っていますけれども、平成30年以降のランニングコストはどのくらいというふうに見ているか、お伺いします。 47 ◯佐藤課長補佐 説明書108ページ、証明書等コンビニ交付事務でございます。  まず、1点目の手数料の配分等が変わるかとのことでございますけれども、現在、手数料のほうは、それぞれ証明書で設定してございますけれども、実際にコンビニ交付で交付をいたしますと、コンビニへの委託料等も発生いたしますので、内訳といたしましては、現在、115円というものが平成29年4月から施行されるということで今、情報が入ってございますけれども、その残りの分を市のほうに歳入するという形で考えてございます。  それと、2点目でございますけれども、平成30年度以降の事業のランニングの経費でございますけれども、平成29年度の予算の計上の中では、初期の導入経費のほうが含まれておりまして、実際のランニング経費は、平成30年2月を予定しているものですから、2カ月分のランニング経費を見込んでおります。したがいまして、平成30年度以降につきましては、12カ月、1年間分のランニング経費を計上というところで考えてございます。 48 ◯池田委員 1点目なのですが、コンビニに115円入るとなると、例えば200円の手数料で今までやっていたものに関して言うと、福生市には85円しか入らなくなるということで、そういう意味では収入減になると。市としてはね。  ただ、市民サービスの向上のために、これは仕方がないということだというふうに思いますが、一方、経費ですね、平成30年以降のランニングコストを考えても、毎年毎年経費がかかってくるのですが、説明書108ページの財源の内訳を見ると、全て一般財源ということになっているようですが、国で推奨している制度だと思うのですけれども、補助金というのは一切ないのでしょうか。その辺、お伺いします。 49 ◯北村課長 それでは、コンビニ交付に係る補助金についてお答えいたします。  コンビニ交付につきましては、補助金という形ではなく、導入から3年間、特別交付税措置がなされるということでございます。ランニングコストも含めまして、経費の2分の1、上限5000万円が対象になります。 50 ◯池田委員 そうすると、説明書108ページの主な特定財源のところに、その分を書くわけにいかないのでしょうか。この事業をやることに対して、全部一般財源でやっているような形になってしまうと思うのですけれども、その辺、なぜ載せないのか、もう一度お願いします。 51 ◯町田(高)課長 特別交付税の関係なのですが、特別交付税に関しては割り振りが一般財源というような区分でございますので、ここには計上しないという判断でございます。 52 ◯池田委員 そうしたら、例えば特記事項とか、そういうところに書いておいていただけると、見てもよくわかるのです。福生市が市民サービス向上のためにやるのだけれども、やはり、国が進めている制度ですから、丸々福生市の持ち出しでやるのはおかしいなと思って聞いたのですけれども、その辺がわかるような予算書にするという意味でも、その辺、特記事項等で書くということも含めて検討してもらえたらというふうに思います。  いずれにしましても、今後、手数料の設定もこれからになってくると思うので、せっかく市民サービスをするのに、手数料を引き上げて福生市の収入を確保するということはないと思うのだけれども、それはないように要望しておきたいというふうに思います。 53 ◯大野委員 それでは、2点お伺いします。  市民税の関係、何人か質問がありましたけれども、全体の傾向、調定額ベースで見ても、そんなには大幅に上がっていないわけですけれども、積算に当たりまして、今、大変あちこちで自治体間で過当競争になっている、いわゆる、ふるさと納税の関係で、市民の方が他自治体に寄附すると、当然、一部を除いて税額控除になるわけですが、積算の場合に、その辺のところで、当然、市民の方が他自治体に寄附をして、その分は全額補助になるということで、その辺の影響について考慮された積算をされているのかを、わかる範囲でお伺いしたいと思います。予算ですから、過去の状況ということでお聞きするつもりではありませんけれども、一応、積算の根拠として、どういうふうになっているか、お伺いしたいと思います。  それから、もう一点につきましては、固定資産税の関係といいますか、先ほどから周辺整備の助成交付金の関係で質問がありますけれども、固定資産税というのは、実際に、我々ももちろん当然かかっているわけですが、例えば、役所とか公共施設はかからないわけですけれども、いわゆる非課税対象の部分ですね。そういうものはどういうふうなことなのか、今さらおかしいかもしれませんけれども、改めてお伺いしたいと思います。 54 ◯田村(清)課長 それでは、私のほうからは、平成29年度の予算につきまして、ふるさと納税の影響につきまして、どのように見ているかということについてでございますが、平成29年度の予算につきましては、平成28年度の決算見込みをもとに算出しておりますので、平成28年度におきまして、ふるさと納税におきまして、市民税の税額控除分を反映したものをもとに積算をしておりますので、平成28年度程度という形になりますが、その分につきましては反映をさせております。  また、平成27年度のふるさと納税の市税分の控除分といたしましては192件、約355万円という形で実績として出ております。  ただし、こちらのほうの額につきましては、日本赤十字社等の寄附をされているケースということも含めまして、ふるさと納税をされている方にその分も含まれておりますので、それを分離することはできませんので、ふるさと納税以外の一部も含まれているという形になります。 55 ◯細谷課長補佐 それでは、2点目の固定資産税の非課税対象部分についてでございますが、国・都・市の例えば道路、公園、公共施設等といったものの財産については非課税となります。 56 ◯大野委員 今、ふるさと納税の関係で伺いましたけれども、平成27年度だと355万円というのは、これは市民の方が他の自治体に寄附した部分ということでいいわけですね。  だから、私が聞いたのは、要するに市民税をかけるときに、税額控除になりますよね。うちの市民税が。その積算の控除額がどのぐらいになっているかということをわかる範囲で、それは当然、うちが調定を立てるときにはやるわけでしょう。だから、その分がどのぐらいあって、どのぐらいなのかということを見込んで積算しているかというのを伺いたかったのですけれども、実際はもう少し課税できたのに、ふるさと納税があったために、簡単に言うと、税控除がされてしまうと。その分は、調定が落ちるわけでしょう。その辺のことを聞きたかったのだけれども、その分がどうなのか。意味はわかりますか。そのところについて伺いたいと思います。 57 ◯堀委員長 暫時休憩いたします。       午前11時15分 休憩   ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~       午前11時17分 開議 58 ◯堀委員長 休憩前に引き続き会議を開きます。 59 ◯大野委員 私が勘違いしていて、今、あちこちの自治体で、特に23区の場合は税額控除が多くて、逆に大変だという状況があります。ふるさと納税で、いわゆる返礼品の争奪戦、それによって、ふるさと納税をいただこうという状況があるわけですけれども、うちの場合は、伺った範囲では、そんなに大きな影響がないのかなと。とりあえずはね。  ただ、これがほかがどんどんやっていくと、うちの税額そのものが下がってしまうというような状況も危惧されるわけなので、その辺は、今後の対応を考えていただきたいと思います。  ただ、私は、前に質問をさせていただきましたけれども、ふるさと納税の返礼品が必ずいいいとは思いませんけれども、その辺については、市の財政を圧迫するということでは、ぜひ考えていただければと思います。  それから、固定資産税の関係は大体わかりました。当然のことなのですけれども、ただ、毎回毎回、先ほど御質問された方は、横田飛行場について固定資産税が当然かかるものだと。それについて、助成交付金との関係をいつもお話しされていますけれども、当然、御答弁にもありましたように、担当部のほうも、毎年、要請行動をされて、助成交付金の関係も含めてやられていますけれども、これから、その辺のところは、固定資産税とそれは違うのだというところあたりは、改めてしっかり理事者の方も御説明いただければと思いますので、よろしくお願いいたします。 60 ◯乙津委員 2点ほど、お願いいたします。  説明書110ページのNo.13の市民税事務で、先ほど、佐藤委員が聞いておりましたけれども、プライバシーの保護という意味で、三つ折りにして圧着加工するというお話でございます。これは平成30年度の徴収分から始まると思うのですが、お聞きする限りは日本全国一斉にやられるような雰囲気はないのですが、どのくらいの自治体でこの時期に始められるか、情報がありましたら、お願いいたします。  それから、説明書108ページのNo.9、先ほど来、いろいろ話題になっております証明書等のコンビニ交付なのですが、間違っていたら申しわけないですが、これは要するに、戸籍の写しの発行とか、それから、印鑑登録証明書がマイナンバーでとれるということですが、マイナンバーの利用に関しては、法律もしくは条例で定めるという記憶があったのですが、マイナンバーをこれらの事務に使うというのは、政令か何かで定められているのでしょうか、確認させてください。 61 ◯田村(清)課長 説明書110ページ、市民税事務の中の圧着加工のほうの関係でございますが、実際に圧着加工での実施のほうが全体でどれぐらいされているかということでございますが、まず、26市の状況なのですが、こちらにつきましては、平成30年度までに26市全部がやるというふうに聞いております。  また、全国のほうのレベルで申しますと、こちらは国の調査のほうで、今現在、確認されている部分なのですが、約半数が実施する予定というふうに聞いております。 62 ◯北村課長 コンビニ交付につきましては、利用者用証明書というものを使うのですけれども、そちらにつきましては、条例を設けずに利用することができるとされております。  ただ、多機能端末と申しますのがコンビニのキオスク端末のことなのですけれども、それを利用するに当たっての要綱を各市におきましては制定されております。 63 ◯乙津委員 圧着加工の件は、26市全てされるということで一安心はしたところですが、私、事業者の立場から見ますと、実にいろいろな市町村から徴収の通知が来るわけです。形態も何も統一がないものですから、ばらばらな形で来ます。  たしか福生市は、大きな紙に何人分か連ねて、ミシン目があって切るような形だと思っていました。実際に、そういう市が多いのですね。  先ほど、はがしたらどうするという心配があるのですが、適用された場合も、そういう形で、今まで大きいのが横になっているのが、三つか何かに折られた形で送付されているのかどうか、教えてください。  それから、マイナンバーの利用はわかりました。要するに、マイナンバーをコンビニ交付というか、その事務で使うというのは認められていて、それを戸籍とリンクするというのは別問題だと認識すればいいですか。要するに、まだマイナンバーと戸籍とがリンクされていないという我々の認識なのですが、それでコンビニ発行ができると、認識すればいいのかどうか、確認をお願いします。 64 ◯田村(清)課長 圧着加工の事業者に対する送付方法ということでございますが、以前は、1枚の用紙に3名様分を切り取り線があったものをはがしていただくという形でございました。  今度は三つ折り式で圧着したものを事業者宛てにお送りするのですが、その際も、切り取り線で3名様が1個という形の状態で作成される予定になっております。 65 ◯北村課長 コンビニ交付におきましては、戸籍の証明書を発行することができるということでございまして、戸籍とマイナンバーのひもづけというのはまだ行われておりません。 66 ◯乙津委員 まだこれからの事業なのであれですけれども、形がわかりました。  結局、事務員が一人一人切らなければいけない。そのときに、はがれないかという心配が出てくるかもしれないですよね。切るわけですから。そのような気もいたします。  それで、これは市への要望だけでは足りないのですけれども、よく会計事務所のほうから制度変更のお知らせが来ます。マイナンバーに関しても、こういう扱いをしろとか来ますので、国のほうとか都のほうで、事業者向けに、今度、圧着加工になりますので、それはプライバシーの観点からはがさずに従業員に渡してくださいという注意喚起といいますか、それをしていただけるように、まだ時間がありますから、会計事務所になるのか、どこなのかわかりませんけれども、要望させていただきたいと思います。  多分、このままだと私は切るとはがしてしまうような気がする。親展と書いてあっても。それだけは、ひとつお願いします。  それから、マイナンバーの件はわかりました。要するに、本人確認に機械でマイナンバーを使うと認識すればいいのかな。そこは微妙でしょう。要するに、そのマイナンバーがJ-LISを経由して、写しのデータが送られるときに、その間はマイナンバーは使いません。戸籍にアクセスするとか。それが確認できればいいのですが、そうですよね。 67 ◯北村課長 マイナンバーにつきましては、戸籍の証明書を発行するときに、その御本人であるということの真正性を確認するために使われるということになります。  戸籍のコンビニ交付で取り扱う事務につきましては法務局に届け出をいたしますが、既に行われている業務、他市で戸籍の証明書を発行するという業務が行われていれば、それと同様のものを行いますという届け出をするというような形になっております。 68 ◯乙津委員 確認ができました。  どうもマイナンバーの事務が平成29年、本年からというか、平成29年度から始まりつつあります。確定申告にもつけなければいけない。今、マイナンバーは、書きたくないと言えば書かなくて済むような仕組みになっています。これは、やはり、このマイナンバーを使った事務が平準化されたときに、その書類にマイナンバーがないときに僕はコストがかかってくると思うのですよ。本人確認するのに、番号があればすぐ内部でできるのに、書かない場合は、やはり、人手を介さないと確認ができないと思うのです。  実際、市役所のほうでは、住所、氏名、生年月日でリンクできる仕組みができているかもしれませんが、それは内部処理の話であって、外部では、やはり、きちんと本人確認しなければいけない。そうなってきたときに、コスト的にも、正直にやっているほうが全て正確なデータがとれて、出したくないから番号を出さないという人は、要するに、従来どおりの仕組みでやらざるを得ないというような状況だと思います。税務署のほうに聞いても、やはり、それは何年かたって、そのよさ、安全性が確認されたら協力してくださるのではないかというスタンスですので、これはぜひ慎重に事務を進めていただき、それのほうがいいのだというのを皆様が市民にお伝えいただければと思います。  よろしくお願いします。ありがとうございました。 69 ◯堀委員長 ほかにありませんか。         (「なし」と呼ぶ者あり) 70 ◯堀委員長 ほかになければ、市民部の審査については終わります。   ──────────────── ・ ──────────────── 71 ◯堀委員長 次に、生活環境部について審査を行います。  理事者より説明を願います。 72 ◯北村部長 それでは、平成29年度福生市一般会計予算のうち、生活環境部所管分について説明させていただきます。  内容につきましては、予算説明書で説明させていただきます。  生活環境部は、シティセールス推進課、環境課、協働推進課の3課でございます。  生活環境部所管の組織別実施計画につきましては、説明書115ページから135ページに記載がございます。  それでは、説明書116ページをお願いいたします。  上段、アの生活環境部の運営方針につきましては、総合計画の推進という観点から、ごらんのとおり設定いたしております。  下段、イは、実施計画のうち、新規・廃止項目、改善項目でございまして、新規事業が1件、改善項目は記載の6件でございます。内容につきましては、後ほど、歳出のところで説明させていただきます。  また、債務負担行為が2件ございます。一つ目は、中間処理事業のうち、容器包装プラスチック選別圧縮梱包委託で、期間については平成29年度から平成30年度、限度額は2678万4000円でございます。これは、平成30年度の容器包装プラスチック梱包の保管場所について、平成29年10月中旬までに業者を選定し、国に報告しなければならないことから債務負担行為を設定するものでございます。  次に、ごみ減量対策事業の指定収集袋製造等委託で、こちらにつきましても、期間は平成29年度から平成30年度まで、限度額は3141万3000円でございます。これは指定収集袋の製造、配送、在庫管理までの委託を行うもので、平成30年度以降の委託先について平成29年度中に決定し、収集袋製造等の準備を行う必要があることから債務負担行為を設定するものでございます。  次に、生活環境部所管の歳入でございます。  118ページをお願いいたします  上段、ウの一般会計(歳入)の表をごらん願います。  歳入合計は2億7281万4000円、前年度比527万9000円、1.9%の減でございます。このうち主なものについて説明をさせていただきます。  第13款使用料及び手数料、第1項第1目の総務使用料、福東会館使用料は、予算額54万9000円、前年度比11万3000円、25.9%の増で、有料使用者の増を見込んだものでございます。  同じく第2項第2目衛生手数料のうち塵芥処理手数料は、一般分及び指定袋売上分で、予算額は1億7728万8000円、前年度比681万円、3.7%の減でございます。  次に、第15款都支出金、第2項第5目商工費都補助金、多摩・島しょ地域観光施設整備等補助金は、市が行う観光施設整備等の事業に対する補助金で、予算額130万4000円、前年度比16万5000円、11.2%の減でございます。これは、予定申請件数、事業規模の変更によるものでございます。  その下の新・元気を出せ商店街事業費補助金は商店街の事業に対する補助金で、予算額732万円、前年度比251万1000円、25.5%の減でございます。これは、商店街からの要望件数、事業規模によるものでございます。  第3項第3目衛生費委託金、都環境確保条例市委任事務費委託金は、事務処理特例によって東京都環境確保条例に基づく事務を行った苦情処理等に関する人件費等に応じて支払われる委託金で、予算額2204万8000円、前年度比7万6000円、0.3%の増でございます。  第20款諸収入、第3項第1目雑入のうち資源売払収入は、可燃や不燃系資源などの売払収入で、予算額4942万3000円で、前年度比381万7000円、7.2%の減となっております。  次に、コミュニティ助成事業助成金は、一般財団法人自治総合センターが宝くじの売上金を財源に地域コミュニティーの健全な発展と住民福祉の向上を図ることを目的として助成するもので、予算額は240万円、前年度比10万円、4.3%の増でございます。  次に、多摩・島しょ広域連携活動助成金は、福生市、青梅市、あきる野市、東村山市で構成する多摩地域観光資源広域活用協議会で実施いたします日本酒の魅力を楽しめる大人のまちプロジェクトに対する補助金で、予算額500万円は平成28年度の補正後の金額と同額でございます。  次に、バス定期乗車券発行事務手数料は、福生市観光案内所くるみるふっさにおける西東京バスの定期券発行業務の手数料で、予算額は30万円、皆増でございます。  最後に、エコセメント普及啓発事業補助金は、エコセメントを用いた2次製品を使用した場所にエコセメント普及啓発用説明板を設置した事業に対します東京たま広域資源循環組合からの補助金で、予算額は26万2000円、皆増でございます。  続きまして、歳出でございます。  説明書118ページ、下段、エ、一般会計(歳出)の表をごらん願います。  生活環境部所管の歳出合計では13億6418万4000円で、前年度比5574万8000円、4.3%の増でございます。  なお、個々の事業につきましては、次のページ119ページから133ページまでに生活環境部が所管する全29の事業について、それぞれの事業の概要や個別の予算額等を詳しく記載してございます。  また、各事業の主な事業費の欄に丸印を付してございます、改善項目につきましては134・135ページに、その内容をそれぞれ記載しております。  それでは、新規・改善項目のある事業を中心に、その内容を説明させていただきます。  119ページをお願いいたします。  上の表のNo.1、まちの魅力推進事業でございます。事業費合計は3157万8000円、前年度比240万3000円、8.2%の増でございます。このうち、丸印のついた福生七夕まつり委託料は、前年度比150万円、5.3%の増で、七夕まつり事業を円滑に維持していくための交通警備の強化並びに音響スピーカーの移設交換作業に関する経費を計上しております。  次に、事業告知資料等デザイン業務支援委託料は90万3000円、皆増となっており、市が実施するイベント等のチラシ等の作成作業について、デザイナーに制作の支援を依頼し、福生の魅力発信をさらに進めていこうとするものでございます。詳細につきましては、134ページに記載しております。
     下の表、No.2、観光対策事業でございますが、事業費合計は2913万9000円、前年度比443万4000円、17.9%の増でございます。このうち丸印のついたベースサイドストリート観光事業委託料は、アメリカンハウスにおける観光案内の日数をふやし、地域の活性化、交流人口の増加を図ろうとするものでございます。  詳細につきましては、134ページに記載しております。  123ページをお願いいたします。  上の表のNo.9、中心市街地活性化推進支援事業でございますが、新規事業として計上させていただいております。内容につきましては、平成27年度に商工会が行った福生駅西口地域の活性化アンケートをもとに、平成28年度に福生駅西口地域まちづくり検討会を発足させ、6回の検討会を実施いたしました。この中で、将来的な地域活性化には面的な整備、市街地の再開発も必要ということで、参加者の一定の合意がなされ、具体的な動きを起こしていくという機運が高まっております。  このことから、市といたしましては、新たに市街地再開発を視野に入れた動きを支援していくために、次のステップに当たる市街地再開発準備組合の設立に向けた支援を商工会に対する補助金を通して行っていこうとするものでございます。主な事業費は、中心市街地活性化推進支援事業補助金1700万円となっております。  次に、129ページをお願いいたします。  上の表のNo.21、中間処理事業のうち、丸印のついた分析処理委託料1億1219万7000円は、前年度比576万4000円、5.4%の増で、リサイクルセンターで選別等の処理後に搬出し、埋め立てている不燃残渣を資源化する業者に新たに処理委託することにより、ごみの削減と資源化を行おうとするものでございます。  なお、詳しい内容につきましては、135ページに記載しております。  次に、下の表、No.22、リサイクルセンター管理事務のうち、丸印のついた精密機能検査委託料118万8000円は、施設の機器等の精密機能調査を行うことにより、設備、機器の状況を把握し、機器の更新などの時期を適正に見きわめ、安定的な施設稼働を行っていこうとするものでございます。  詳しい内容につきましては、135ページに記載しております。  次に、131ページをお願いいたします。  下の表のNo.26、輝き市民サポートセンター運営事業は、事業費の合計988万1000円、前年度比267万2000円、37.1%の増でございます。表のうち、丸印のついた、輝き市民サポートセンター運営委託料は皆増で、平成28年度まで市嘱託職員により直営で行ってまいりました業務運営をボランティア活動やNPO法人の活動を専門的な見地から支援し、幅広い実務経験を有する社会福祉協議会に委託し、市民活動のより一層の活性化と公益的な市民活動の支援を図ろうとするものでございます。  以上、生活環境部所管分の説明とさせていただきます。 73 ◯堀委員長 以上で説明は終わります。  これより質疑を行います。 74 ◯青木委員 それでは、私のほうからは4点お伺いをいたします。  まずは、予算説明書119ページのNo.1、まちの魅力推進事業の改善項目の一つです。事業告知資料等デザイン業務支援委託料、この事業について、もう少し詳細に教えていただきたいと思います。  それから2点目、No.2の観光対策事業の改善項目、ベースサイドストリート観光事業委託料、ここは金曜日もふやすということなので、こちらのふやすことに至った経緯等を教えていただきたいと思います。  それから3点目、予算説明書123ページのNo.10、環境政策事務の地域猫去勢・不妊手術費助成金、ここの算出根拠、平成29年度の見込みの件数等を教えてください。  それから4点目、説明書126ページ、No.16、清潔で美しいまちづくり事業、こちらについて、平成29年度の啓発活動の概要について教えてください。 75 ◯神田課長補佐 それでは、御質問のございました1点目と2点目につきまして、私のほうから答弁させていただきます。  御質問の1点目、事業告知資料等デザイン業務支援委託料でございます。  説明書のほうは、119ページ、No.1でございます。  こちらの概要ということでございますが、こちらにつきましては、市が主催する事業におきまして、多くのチラシやパンフレット等の告知物の制作は、事業を担当する職員が事務と並行して制作しておりまして、制作に時間を要している現状がございます。  また、デザインに関する専門知識や専用のソフトに対してのノウハウの不足によりまして、魅力的な告知物の制作ができていないという状況にございます。  そのため、専門家でありますデザイナーに業務の支援を委託することによりまして、フォトショップですとかイラストレーター等の専用ソフトを用いまして、魅力的な告知物の制作を依頼したり、デザインに関するアドバイスを受けることが可能となりまして、制作に係る効率や広告効果等を高めることが期待できるものでございます。  また、具体的な支援頻度といたしましては、デザイナーを月3回、年間36回程度、市役所に常駐していただきまして支援を行っていただきます。  こちらの概要につきましては、以上でございます。  続きまして、御質問の2点目でございます。  ベースサイドストリート観光事業委託料、説明書は119ページ、No.2でございます。  こちらにつきまして、増額の内容ということでございます。こちらの概要といたしまして、国道16号沿いの横田基地前の商店街、いわゆるベースサイドストリートエリアにおきます情報発信あるいは観光案内を行うことで、地域の活性化、交流人口の増加等を図るものでございまして、平成26年度から福生武蔵野商店街振興組合のほうに委託をいたしまして、事業の実施をしているところでございます。  平成26年度から利用しておりました東京都の新・元気を出せ商店街事業費補助金、こちらのほうが3年間の時限措置として、平成28年度をもって終了となりますので、減額した補助金分を負担するものでございます。  また、金曜日に開所することによりまして、アメリカンハウスの特徴として遠方から来訪する方もいらっしゃいますので、こちらの方々に来訪の機会をふやすことができるということも期待しておりまして、さらなる来訪者の増加、情報発信につなげていけるものと考えております。 76 ◯名取課長補佐 3点目の御質問でございます。お答えいたします。  予算説明書123ページ、No.10、環境政策事務、地域猫去勢・不妊手術費助成金についてお答えいたします。  まず、助成金の算出に当たりましては、過去数年の実績を踏まえまして算出しているところでございます。平成28年度は、市民ボランティア団体の皆様の精力的な活動によりまして、平成29年1月末現在で、雄35頭、雌48頭、計83頭の実績でございまして、当初予算を満額執行する見込みでございます。  平成29年度予算でございますが、平成28年度と同様、雄1頭7000円で35頭、計24万5000円、雌1頭1万2000円で45頭、計54万円、合計80頭で78万5000円の手術費助成金を見込んで算出しております。 77 ◯幡野係長 それでは、私のほうからは4点目、予算説明書126ページ、No.16、清潔で美しいまちづくり事業の概要につきましてお答えいたします。  こちらは、マナーアップ指導員が月、水、金の週3回、朝7時から正午まで指導員4名により、清潔で美しいまちづくり重点地区において清掃及び条例周知活動を行っているところでございます。  平成29年度につきましても、マナーアップ指導員を効率的に配置し、条例違反者に対する指導・助言に加え、継続的に、福生駅、牛浜駅、東福生駅、熊川駅、拝島駅前にてポケットティッシュなどの配布を行うほか、福生たばこ組合や昭島市との合同による喫煙マナーアップキャンペーンなどの啓発活動にも引き続き努めてまいります。  さらに、平成26年4月1日の路上禁煙区域の指定から3年が経過いたしますことから、市内72カ所に設置しております道路や歩道などの路面シールのほか、看板、のぼり旗、横断幕などにも劣化が見られるものがございますので、状況を踏まえ、順次、取りかえなどを行ってまいりたいと考えております。 78 ◯青木委員 まず、まちの魅力推進事業の業務告知資料等デザイン業務支援委託の概要について、承知をいたしました。やはり、ポスター等、目から入ってくる視覚の効果は非常に大きいもので、事業内容が、例えばお祭りであったりとか、イベントであったりとか、すごく内容はいいのだけれども、目にとまらないとかということも考えられますので、こういったことで職員のスキルも上げて、また、いい広告物をつくっていただくということで、また平成29年度のほうも、さまざまな期待をさせていただきます。  それから、次の観光対策事業、ベースサイドストリート観光事業委託というところで金曜日追加で、また市外の方々の対応をふやしていくということで、最近では、やはり、土日だけではなく、平日のお休みの方もふえております。そういっても、ベースサイドストリートの事業者の方々に聞くと、やはり、土、日がすごく盛り上がっていて、平日はなかなか人が来ていないような状況でということも伺ったりしていますので、またこういったところで、情報発信のところに一つ機会をふやしていただくことで、またふえていくのかなというふうに、またここまで期待をさせていただくところであります。  それから、地域猫の関係なのですけれども、やはり、実績に応じた予算というところで、すごく長くかかる事業だと思うのですけれども、本当にこの地域猫の方々は非常に頑張っていただいていると思いますので、さまざまな調整等、相談もしていただきながら、この方たちが本当にいなかったら、どうなってしまうのかなというのを本当に感じているところですので、しっかりと支援のほうをよろしくお願いいたします。  それから最後、清潔で美しいまちづくり事業のところでも、啓発等ののぼり旗とか、そういったものの劣化のお話がありましたけれども、確かに、そういった状況は、私のほうも感じているところですので、これは、順次、取りかえを行っていくということでお話いただきましたので、しっかりと行っていただきたいというふうに思います。 79 ◯町田委員 2点お伺いいたします。  1点目は、予算説明書119ページ、事業名は、まちの魅力推進事業、そこの福生七夕まつりの委託料についてお願いしたい。  説明書によりますと、この福生七夕まつりの委託料が3000万円と。以前に比べて150万円ぐらい上がったと思うのです。134ページに書いてありますけれども、改善項目が、いわゆる警備の強化やスピーカーの移設交換作業というふうに書かれております。  従来、福生七夕まつりについて、内容については、どのように考えられているのかということを、1点お聞きしたいなと思います。  それから、2項目めは、予算説明書122ページのNo.7の中小企業振興資金対策事業についてお伺いいたします。  中小企業振興資金制度の利子補給金及び信用保証協会保証料が、昨年と同じというふうに思われます。これは、今回、建設環境委員会のほうにも、いろいろな条例変更が提案されていると思うのです。  昨年、私も一般質問でいろいろと言わせてもらって、いろいろ変更がございます。そのようなことで、新たに借款資金が変わったり、一口にまとめることができたりというようなことが提案されると思うのですけれども、そういうことになりますと、例えば、需要する方が多くなってくるのではないかなというふうに、私は考えております。そういうことを見ますと、例年どおりの予算で立てられておりますと、オーバーした場合は補正で組むのかどうかわかりませんが、その辺は、どういうふうに考えているのか、お聞きするのが1点。  それから、今度、条件がいろいろ変わるわけですから、当然、パンフレットも作成すると思うのです。このパンフレットを作成する予算がここに入っていないというのは、どのようなお考えがあるのかわかりませんけれども、PRする、また方法論も、どのように考えているのか、お聞かせ願えればありがたいなと。  以上、よろしくお願いいたします。 80 ◯岩木課長 町田委員の御質問にお答えいたします。  まず1点目ですけれども、七夕の委託料について、予算説明書119ページ、上段、No.1のまちの魅力推進事業、主な事業費欄、最初の行に記載しております、福生七夕まつり委託料、こちらでございます。前年度比150万円の増額となっております。こちらにつきましては、議員のほうで、おっしゃっていただいたとおり、134ページ、改善項目のNo.1、こちらのほうに記載がございます。警備の強化、スピーカーの移設交換作業の費用、そういったようなことで予定しております。  この考え方といたしましては、市民、来場者、そういった方から要望のありましたこと、こちらを中心に改善を図ってまいりたいと考えております。こちらにつきましても、また新規の取り組みにつきましても、事務局として案がございますけれども、これから企画委員会、実行委員会、こちらのほうで検討して御意見をいただいて、それから決定してまいりたいと思っているところでございますので、現時点でははっきりとお話しできる部分はございません。  また、続きまして、融資についてお話しいただいております。  こちらにつきましては、予算説明書122ページ、上段、No.7の中小企業振興資金対策事業、主な事業費欄、最初の行ですね、中小企業振興資金利子補給金及び信用保証協会保証料、こちらにつきまして、おっしゃるとおり、ほぼ前年並みの予算となっております。こちらにつきましては、借換資金等、新しくやらせていただくことを、この後、委員会のほうで提案させていただくところでございますけれども、その事業の想定がなかなか難しい部分もございますため、とりあえずは、今のところは、想定して予算としては計上いたしておりません。実際の運用開始後、期待以上というか、そういったお申し込みがあった場合、補正予算等のお願いを新たにさせていただくこともあろうかと思っているところでございます。  また、パンフレットはどうなっているのだというお話をいただいたところですけれども、こちらにつきましては新しく作成させていただきます。現在も作成に取りかかっているところでございますけれども、予算計上につきましては、例年、自庁印刷で対応しているパンフレットとなりますので、色紙の購入、消耗品代のみで済む予定でございます。  PRにつきましても、これに限らず、ホームページですとか、広報ですとか、こちらでも広報してまいる予定でございます。 81 ◯町田委員 七夕のことで再質問させていただきたいと思いますけれども、事務局でも今は言えないけれども、いろいろ案はあるのだと。正直、どういう案だか、わかりませんけれども、やはり、お金は必ずかかるのではないかと思う。例えば、七夕でどういう案を出そうが、例えば飾りつけ部会とか、イベント部会とかという形の中で、いろいろな活動をしているわけですから、飾り一つするにしても、やはり、それなりの金額がかかると思いますし、本来ならば、もし、そういう案があるとするならば、こういうところに金額を乗せておいてもいいのではないかなと思いますけれども、その辺どうか、再質問します。  それから、融資のほうにつきましては、今度、制度がいろいろ変わりますけれども、今までは商工会が、いわゆる申し込みの窓口にもなっていましたけれども、継続して、またこれも商工会が窓口に指定されて行うのかどうか、その辺もお聞きしたいなというふうに思います。  よろしくお願いいたします。 82 ◯岩木課長 それでは1点目、七夕についてのお金の考え方というか、そういうことで御質問いただいたと思いますので、そちらについてお答えさせていただきます。  七夕につきましては、毎年、新しいことを何かしらやはりやらないといけないと。そういうふうに私どもも思っているところです。  ただし、もう先に市のほうで完全に筋道を決めまして、計画にも書いていると。そういうことになってくると、委員の皆様の裁量もないという形になってしまいますので、ある程度、つかみと言ったら申しわけないのですけれども、ある程度の費用を、例えばこういうものということで大まかな費用を計上させていただいて、それでまた、承認をいただくもしくは検討していただいて、別の新しいことをやっていただくとか、そういったことができるようにさせていただいております。  続きまして、融資の件につきましては、係長のほうからお話しさせていただきます。 83 ◯須崎GL それでは、融資の手続の関係、商工会の関与がどうなるのかというようなところでございますが、端的に申しますと、商工会の関与はなくす形で変更のほうを考えております。  大きく変更いたしますのが2件です。手続の関係でございます。1点目には、申し込み受け付け前に融資を受ける金融機関を介して、信用保証協会の保証承諾を受けていただくこと。2点目には、商工会を通さないかわりに、制度に関する要件を金融機関に確認していただくこと、この2点が大きく変わるというような形になります。  この仕組みにつきましては、羽村市において実施しているというようなスキームでございまして、今のところ、現状ですと、福生市では1カ月程度、申し込みから実行までかかっていたのですけれども、このスキームでやることによりまして、1週間程度で、そちらのほうが実行できるというふうなメリットが生まれるような形になります。 84 ◯堀委員長 午後1時まで休憩といたします。       午後0時1分 休憩   ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~       午後1時 開議 85 ◯幡垣副委員長 休憩前に引き続き会議を開きます。 86 ◯町田委員 午前中に引き続きまして質問させていただきます。  七夕の委託料について、再々質問をさせていただきたいと思います。  先ほどから企画委員会とか実行委員会でまたいろいろな案が出て、実行していきたいという話をされておりましたけれども、過去の例を見ますと、実行委員会はほとんどある程度の煮詰まったものが出てきまして、そこで承認されているだけというふうに認識しております。また、企画委員会でもいろいろな検討をされておりますけれども、例えばこれ費用がかかるようなプランニングが出た場合にはどのような対応をされるのか、もう1点質問させていただきます。よろしくお願いいたします。 87 ◯岩木課長 では、再々質問にお答えします。  過去の例というお話もいただいたのですけれども、やはり基本的には検討していただいて、決定していただくということに変わりはございません。もし、予算を超えるような提案をいただいた場合ということですけれども、はっきりは私のほうで決めて申し上げることではございませんけれども、寄附等を募っていくことになるかなと思っているところでございます。 88 ◯町田委員 別に過去の例というより、過去の例を見ていくという話をさせていただいたので、いろいろ質問の仕方が悪かったのかなというふうにも。  それでは、要望させていただきたいと思います。  七夕につきましては、生活環境部で市の魅力を発信できる重要な観光資源の一つである七夕まつり事業を継続していきたいというふうに書かれております。全くそのとおりだと思うのです。いつも七夕が終わると、飾りの件だとか、例年同じような雰囲気だという意見も市民から聞くわけです。その辺をやはり変化をしていかなければ、この重要な資源としての成り立ちがおぼつかないのではないかなというふうに思いますので、ぜひまた一層頑張っていただいて、何とかまたことしの七夕も盛り上げていただきたいかなというふうに思います。  それから、もう一つの融資の件なのですけれども、融資の件は再質問がなかったのですけれども、またこれから委員会からいろいろありますので、先ほども商工会の事務的なものをやめて金融機関と直にやっていくという話ですので、スムーズに物事が進むのかなというふうに臆測しております。ぜひ頑張って、市の業者のために今まで以上によりよいもので対応していただくことを要望して質問を終わりにしたいと思います。 89 ◯佐藤委員 まず、説明書の118ページ、歳入のところなのですが、そこの第20款第3項第1目雑入のうちの説明欄、コミュニティ助成事業助成金について、この内容について教えていただきたいと思います。  続きまして、もう一つ歳入のところ、第20款第3項第1目雑入のうちの複写機等利用料の内訳について教えていただきたいと思います。  あとそして、その下のほうになります。輝き市民サポートセンター複写機等利用料、こちらについては、どのような算出方法でこのような予算立てをしているのかお伺いしたいと思います。  続きまして、予算説明書の123ページ、No.10の環境政策事務のうちの外来生物防除委託料についてお願いいたします。先日、環境省の専門家会合等で、外国産クワガタやクビアカツヤカミキリなどを特定外来生物に指定するよう求める意見がまとめられたとニュース等で報道がありました。  現在、市としてはアライグマに対応していますが、特定外来生物とはどういうもので、今後、指定についてはどのような形で流れていくのか教えていただきたいと思います。  続きまして、予算説明書124ページ、No.12、公害対策事業のPCB廃棄物等処分委託料ほかについてです。平成28年度に処分に向けた準備を行うという形で御答弁いただいております。その流れでPCBの廃棄処分を平成29年度に行うというふうに伺っております。そのPCB処分にかかわる経費の内訳について御説明いただきたいと思います。  続いて、予算説明書129ページになります。  No.21、中間処理事業で、主な事業費の1段目、分析処理委託料のうち、改善項目135ページにあります不燃廃棄物資源化処理委託について、委託の内容やその効果などについて教えていただきたいと思います。  続いて、132ページ、お願いいたします。  132ページ、下段、町会等活動支援事務について何点かお願いいたします。このうちの修繕料57万1000円、これの主な内容について教えていただきたいと思います。  そしてその同じところなのですが、町会広報掲示板設置工事について。これは今回は何基の掲示板を設置し、また、設置はどのような場所を考えているのか、その内容について教えていただきたいと思います。  以上、よろしくお願いいたします。 90 ◯関根担当主査 それでは、4点について、御説明いたします。  1点目の説明書118ページ、第20款第3項第1目雑入のコミュニティ助成事業助成金についてでございますが、こちらの内容ということで、こちらは一般財団法人自治総合センターの宝くじ社会貢献広報事業としまして、コミュニティ活動に使う備品であったり集会施設の整備であったり、そのようなところに助成しているものでございまして、こちらのほう活用させていただいております。  主なこちらの財源の充当なのですけれども、こちら説明書132ページのNo.28の町会等活動支援事務の主な事業費、備品購入費に充当しておりまして、町会・自治会用の備品を購入する予定でございます。
     購入の商品なのですけれども、高座椅子またはパイプ椅子、こちらのほうを購入しようと考えておりまして、高座椅子のほうを7脚ずつ11町会に、そしてパイプ椅子のほうを7脚ずつ21町会に、合計224脚を購入する費用に充てようと考えております。  続きまして、2点目、同じ説明書118ページの第20款第3項第1目雑入のうちの複写機等利用料の内容についてでございますけれども、こちら福東会館の複写機等の利用料となっておりまして、主なものとしまして印刷代に使う製版代とインク代となっております。製版代のほうが1枚につき40円、インク代のほうが50枚までごとに25円で算出しております。予算としましては、平成25年から平成27年度の平均の実績額を計上しております。  引き続き7点目と8点目も御説明いたします。  説明書132ページのNo.28、町会等活動支援事務の主な事業費の修繕料の内容ということでございますけれども、こちら福生市内全域に配置しております町会広報掲示板につきまして修繕を行うものでございます。こちらの修繕なのですけれども、主に老朽化しました板の交換に活用するものでございまして、平成29年度は15基を計上しております。  続きまして、説明書は同じく132ページ、No.28の町会広報掲示板設置工事について、こちらの掲示板設置工事につきましては、予算、平成29年度は2基設置を考えております。そしてこちらの設置箇所についてなのですけれども、こちらは老朽化などによって建てかえが必要になったり、またやむなく撤去しなくてはいけない場合がございますので、町会・自治会等の要望等を聞きながら、適切な場所にバランスよく配置できればと考えております。 91 ◯宮野担当主査 私のほうからは、3点目にお答えさせていただきたいと思います。  説明書118ページ、第20款第3項第1目雑入のうち、説明欄の輝き市民サポートセンター複写機等利用料11万円についてどのような算出方法か、お答えさせていただきたいと思います。  こちらは、福生市輝き市民サポートセンター条例施行規則第6条により利用料が取り決められておりまして、平成29年度の算出につきましては、平成25年度から平成27年度までの決算額の平均で捉えております。  具体的には、白黒コピー1枚が10円、カラーA4判1枚が30円、カラーA3判1枚60円、製版代が1枚40円、インク代、こちらは印刷機のインク代になります。50枚ごとに25円、用紙代、用紙をお持ちでない方、用紙代1枚3円となっております。これらをもとに11万円と算出させていただきました。 92 ◯名取課長補佐 4点目の質問にお答えいたします。  予算説明書123ページ、No.10、環境政策事務、外来生物防除委託料に関連してお答えいたします。  特定外来生物とは、外来生物、海外起源の外来種であって、生態系、人の生命・身体、農林水産業へ被害を及ぼすものまたは及ぼす恐れがあるものの中から、国が外来生物法に基づき指定いたします。特定外来生物は、その飼養、栽培、保管、運搬、輸入といった取り扱いを規制されております。  次に、外国産クワガタやクビアカツヤカミキリなどに関する特定外来生物指定の流れですが、今後、環境省では、特定外来生物新規指定に関するパブリックコメント等を行い、特定外来生物による生態系等に係る被害の防止に関する法律施行令の一部を改正する政令の閣議決定により、正式に特定外来生物に指定されます。環境省によりますと、平成29年7月ころの指定を目指しているとのことです。これによりまして、飼養、運搬等、譲渡、輸入等の規制開始となります。 93 ◯中島(雅)課長 私からは、2点御答弁申し上げます。  まず、説明書124ページ、No.12、公害対策事業のうち、PCB廃棄物処理にかかわる経費について御説明を申し上げます。  平成29年度の予算におきますPCB廃棄物の処分に係る経費といたしまして、総額で1275万円を計上しているところでございます。内訳でございますが、まず主な事業費の欄の1段目、現在、保管しております安定器やトランス、コンデンサーなどを主にPCB廃棄の専門施設にて処分する費用といたしまして、PCB廃棄物等処分委託料1109万1000円、2段目の各種分析委託料274万4000円のうち、保存容器等の分析費用として29万2000円、4段目の各処分施設への収集運搬にかかわる経費といたしまして、PCB廃棄物等収集運搬委託料118万8000円、市内5個のキュービクル内にて保管しておりますトランスとコンデンサーを運び出す作業の経費といたしまして、電気保安業務委託料17万9000円を計上しております。  もう1点、予算説明書129ページ、No.21、中間処理事業でございます。その中の不燃廃棄物資源化処理委託の内容ということでございます。こちらにつきましては、これまでリサイクルセンターでの破砕選別などの処理後に発生いたしました不燃残渣は、最終処分場である日の出町の東京たま広域資源循環組合二ツ塚処分場へ全て埋め立てをしていたところでございます。本委託は、この不燃残渣を不燃廃棄物の資源化を行う事業者へ処理を委託することによりまして、埋め立てごみの削減と資源化の促進を図るものでございます。  平成29年度委託料は想定処理量3万キログラム、委託単価1キログラム当たり44円、これに消費税を乗じまして142万6000円でございます。  効果といたしましては、東京たま広域資源循環組合二ツ塚処分場の延命化に貢献できるとともに、今後の負担金の算出に当たり減額要因となるほか、埋め立て処理から資源化処理になりますことから、資源化率の向上にもつながるものと考えております。 94 ◯佐藤委員 コミュニティ助成事業助成金、これは宝くじの社会貢献広報事業ということで、私も町会長のときにこれでいただいた覚えがあります。今回は座敷用高座椅子ということで、これは高齢者にとって非常にありがたいものであると思います。ありがとうございます。再質問はありません。  続いて、複写機等利用料、これ一番最初にお伺いしたほうですね。それが福東会館のほうだということで、これは町会関係の方がほとんど使うというふうに理解していいですかね。わかりました。  続いて、輝き市民サポートセンターの複写機についても、前の福東のほうの複写機と同様、予算の平均額で決めているということで了解いたしました。ありがとうございます。再質問はありません。  続いて、外来生物防除委託料についてですが、報道等あといろいろなSNS等でクビアカツヤカミキリについて、桜の木に対する被害が報告されておりまして、福生市も桜まつりを控えていて、非常にその辺懸念されるところであるのですが、今後の市の対応についてはどのようになっていくのか教えていただきたいと思います。  続きまして、説明書の124ページのPCB廃棄物等処分委託料についてですが、内容等わかりました。それでPCBを専門の施設にて処分を行うということですが、業者の選定ですとか処分の方法についてどのような形で行っていくのか、教えていただきたいと思います。  続きまして、129ページの中間処理事業についてです。こちらは御答弁から減額の要因になる、あるいはあとは資源化向上率につながるということなのですが、この負担金とか資源化向上率への影響について、もう少し具体的に詳しく教えていただきたいと思います。  そして、132ページの町会等活動支援事務についてよくわかりました。それで掲示板の修繕を15基行うということなのですが、私も自分の町会と大体本町の地域しか把握していないのですが、全体で今どのくらい掲示板があるのか。あと、その掲示板の数で足りていると考えているのかどうか、その辺についてお伺いしたいと思います。  以上、再質問、よろしくお願いいたします。 95 ◯名取課長補佐 御質問にお答えいたします。  クビアカツヤカミキリについて、今後の市の対応ということでございますが、現状の市の対応といたしましては、昨年に引き続き、土手の桜を管理している都市建設部により、フラスの発生している桜の幹にネットを巻くことで成虫を飛び立たせない形での駆除対応になります。また、農林水産省との連携につきましては、シティセールス推進課が窓口となりまして、薬剤試験の継続を調整してまいります。  クビアカツヤカミキリが特定外来生物に指定される動きもございますことから、今後の国や東京都などの動向を注視しながら、必要に応じて適切な対応をしてまいりたいと存じます。 96 ◯中島(雅)課長 再質問にお答えします。  私から、まず、PCBの関連、事業者の選定及び処分の方法でございます。  まず、処分業者の選定でございますが、処理できる事業者はいずれも東京都PCB廃棄物処理計画で定められております。分類といたしまして、PCB廃棄物は濃度1キログラム当たり5000ミリグラム以上が高濃度、5000ミリグラムから0.5ミリグラム超えが低濃度に分類され、0.5ミリグラム以下の場合はPCB廃棄物ではなく産業廃棄物として処分することができます。  このPCB廃棄物である安定器は、東京都が指定しておりますJESCO北海道PCB処理事業所1社のみで処分することになっております。また、低濃度PCB廃棄物につきましては、国から無害化処理認定を受けました事業者となります。こちらは国内で幾つかの事業者がございますが、遠方の事業者ですと収集運搬等の費用がかかることが予想されますことから、関東地方の事業者の選定を予定しております。  続きまして、処分の方法でございますが、まず、高濃度PCBにつきましては、JESCO北海道に確認をいたしましたところ、1万数千度の高熱で溶かしまして無害化処理をするということでございます。  また、低濃度PCB廃棄物であるトランス、コンデンサーにつきましては、無害化処理認定施設にて焼却にて無害化処理するということを聞いております。  続きまして、不燃廃棄物資源化処理委託でございます。  まず、東京たま広域資源循環組合負担金への影響でございますが、この負担金の算出に当たりましては、不燃残渣の搬入に関しましては、不燃残渣の埋め立て処分費用と不燃残渣の搬入配分量を超えた場合の不燃残渣超過金などがございます。平成28年度ベースは、これらに費用を合わせますと約100万円となっておりますが、搬入を行わなくなりますと、今後、負担金算出時にこうした費用が減額されてまいります。  次に、処分方法の変更による資源化率への影響でございますが、平成28年度実績では、不燃残渣として29トンを埋め立て処理しております。あくまで試算となりますけれども、この量が資源化されれば総資源化率が0.2ポイント程度上昇するものと試算しているところでございます。 97 ◯矢ヶ崎課長 それでは私からは、最後の御質問の部分、掲示板が今どれぐらいあるかということなのですけれども、市内全域で287カ所ございます。  もう一つ、足りているかどうかということでございますが、平成28年度、つけかえを含めて2基工事を済ませております。それは町会・自治会からの要望に応じて対応したものでございますので、現在、足りているものと判断しております。 98 ◯佐藤委員 御答弁いただいた中の外来生物防除委託料についてですが、これはよく調べましたら桜だけではなくて桃とか梅とか、柿ですとか、生産業者が規制されて事業を廃業に追い込まれるというお話もあるみたいで、非常にこれは放っておいたら大変なことになるなというふうに改めて思いました。  それで国の方針とかいろいろこれから出てくると思うのですけれども、市民がこれから夏に向けて発見するということもあると思うのですよね。そうした場合のルールづくりとか、処分するためのルールづくりとか周知するための方法とか、これから早急に検討していただいて、対応していただければありがたいなと思います。こちらは再々質問はありません。  続いて、PCBの廃棄物等処理委託料に関してですが、御答弁の中に、高濃度のPCBが北海道のほうで処分されて、低濃度については関東地方の業者を探すということなのですけれども、そのうちの高濃度のPCBというのはどのくらいあるのかというのを教えていただければと思います。  あとそれと中間処理事業、分析処理委託料のうちの不燃廃棄物資源化処理についてですが、内容等よくわかりました。この不燃廃棄物処理というのは、他市もやっていくというか、他市もこういった流れできているのかなというところが気になったので、その辺について教えていただければなと思います。  あとそれと町会等活動支援事務の掲示板について、よくわかりました。大変多くの掲示板があってなかなか管理も大変だなと思いますが、この掲示板に張ってある内容で高齢者の方などは、こういうことをやっているのだというのをよく確認しているということなので、ぜひ掲示板を、ぼろぼろになっているものもありますので、うちの前などは少しぼろぼろになっているのですけれども、ぜひ整備していただきたいなと思います。  以上、再々質問、よろしくお願いいたします。 99 ◯中島(雅)課長 御答弁申し上げます。  まず、PCBの関係でございますが、高濃度の数ということでございますが、現在、公用車置場のほうに安定器を78台保管しておりまして、そちらのほうを処分する予定でございます。  また、もう一つ、中間処理のどのぐらいの団体がそういった取り組みをしているかというところでございますけれども、現在、搬入している団体、平成27年度の資料になるのですけれども、10団体ほどまだ不燃残渣のほうを入れているという状況でございまして、それ以外の団体というのは埋め立ての処理をしていないというような状況でございます。 100 ◯佐藤委員 PCBに関しては、専門業者に引き渡してしっかり処分されていくということでわかりました。よろしくお願いいたします。  中間処理事業に関しても、他市も同じような流れでいくのであろうなということがよくわかりました。ぜひ足並みをそろえて、少しでも処分場の延命につなげていただければなと思います。  ありがとうございました。 101 ◯五十嵐委員 私からは、6点をお聞かせいただきたいと思います。  全て説明書のほうのページ数で申し上げますのでよろしくお願いいたします。  まず、説明書120ページのNo.4でございますが、こちらの農業振興事業についてです。農業について、私もこれ非常に大事なことだと考えております。しかしながら、福生市というのは農地が少ないということで、福生市での農業振興をどのように基本的にはお考えになっていて、また平成29年度はどのように取り組まれるのか、そこのところを伺わせていただきたいと思います。  二つ目といたしまして、128ページ、No.20でございます。ごみ減量対策事業、こちらに関連してなのですけれども、福生市の特徴といたしまして、やはり外国人の方が多いということを再三述べさせていただいておりますけれども、環境課のほうにおいてもカレンダーですとか指定収集袋の多言語化、カレンダーというのは資源回収のリサイクルのカレンダーですけれどもこちらですとか、指定収集袋、これら多言語化していただいているのですけれども、近年、それ以外の国からいらしている方も非常にふえているようでございまして、平成29年度、その辺のところの対応、どのように取り組まれるのか伺わせていただきたいと思います。  それと129ページのNo.21、中間処理事業のところなのですけれども、全国的な課題といたしまして、リチウム電池とかニカド電池ですとか、こういう充電式の乾電池でしょうか、こちらもともとは事業所とかまたお店で回収するというような形になっていて、決してリサイクルセンターに持っていくようなものではないのですけれども、これの分別が非常に難しいということで、いろいろなところでやはり中間処理施設に紛れ込んでしまう。そこに紛れ込んでしまいますと、これらは水をかぶると発火するということで、各地のリサイクルセンターにおいても、その発火が原因で故障が起こったりするというようなことが報告されております。このリチウム電池ですとかニカド電池ですとか、こういうものが紛れ込まないようにするというのですか、平成29年度どのような形で取り組まれるのか、こちらを伺わせていただきたいと思います。  それから4点目といたしまして、129ページの下の事業No.22、リサイクルセンター管理事務のところでございますが、こちらの精密機能検査委託料というのがございますが、こちらをもう少し詳細に教えていただけるようお願いいたします。  それから131ページ、No.25、男女共同参画事業でございますが、こちらの特記事項のところに、小学5年生、中学1年生を対象に子供向けガイドブックを配布し、男女共同参画の意識啓発に努めますというふうに書いてございますが、これをもう少し具体的に教えていただければありがたいなと思います。よろしくお願いいたします。  それから最後、6点目ですけれども、No.26、輝き市民サポートセンター運営事業でございますが、こちらは今度、社会福祉協議会のほうに委託されるということですので、今、いらっしゃる職員の方の今後の処遇についてはどのようになるのか伺わせていただきたいと思います。  以上6点、よろしくお願いいたします。 102 ◯岩木課長 予算説明書120ページ下段、No.4の農業振興事業についての御質問で、農業に対する考え方ということですが、福生市内の農地は非常に少なく、また、減少傾向にある状況となっております。  そうした中での農業振興の考え方につきましては、平成27年4月に都市農業振興基本法が制定されまして、市街化区域内の農地について宅地化すべきものという考え方から180度転換して、市街地にあるべきものとして位置づけられたところでございます。  福生市においても少ない農地だからこそ、その保護育成を行っているところです。例えば、花いっぱい運動における草花の苗の生産につきまして、市内農業者で組織するグリーンクラブ福生にお願いしておりますし、農業委員会は、市民と農業が触れ合う場として農地ウオーク等のイベントを行っております。地場産野菜のPRとしては、産業祭のほか、くるみるふっさでも定期的に地場産野菜の直売を行っているところでございます。  また、平成24年からは落花生の特産化に向けた取り組みを西多摩農協との協働で進めております福生の落花生ハッピーナッツとして、PRには特に力を入れているところでございます。  地道ではございますけれども、こうした取り組みを継続していくことが先へつながっていくものと考えており、実際に落花生の作付も年々増加傾向にございます。  その他、市民農園運営により、農と市民とが触れ合う機会をつくるとともに、貴重な農地の保存につなげていこうと考えているところでございます。 103 ◯中島(雅)課長 私からは、2点目の外国人の方に対する対策について御答弁申し上げます。  予算説明書は128ページ、No.20のごみ減量対策事業に関連してお答えいたします。  委員の御指摘いただきましたとおり、近年、福生市内においては、外国籍の多様化が傾向としてございまして、特にベトナムですとかネパール人、こういった方の居住者の増加が顕著にあるところでございます。  こうした外国人の方への対応といたしまして、平成29年度におきましては、現在ある日本語、英語、中国語、韓国語、スペイン語、ポルトガル語、タイ語、この6カ国に対応いたしましたごみと資源の分け方・出し方というものがございます。そちらに加えまして、新たにベトナム・ネパール・タガログ語の3カ国語版を作成する予定でございます。  予算につきましては、予算説明書128ページ、No.20、ごみ減量対策事業のうち、主な事業費の4段目、印刷製本費の272万2000円の中で38万2000円を計上しているところでございます。  成果物につきましては、外国人居住者のマンションですとかアパートの管理会社からの多言語の対応の要望にお答えしようと思います。広く広報とホームページで周知してまいりたいと考えております。  さらに今回、今、申し上げました3カ国語のごみと資源の分け方・出し方3カ国語版を参考といたしまして、平成29年度に作成を予定しております翌年の平成30年度版、こちらのごみリサイクルカレンダーにつきましても、現在、6カ国語の外国語表記に加えまして、新たに3カ国語を加えた形で対応できるように準備を進めてまいりたいと考えております。  また、同じところのごみ減量対策事業の特記事項に記載してございます債務負担でお願いしております指定収集袋の製造委託におきましても、9カ国語対応による収集袋の製造経費を見込んでおりまして、平成29年度に準備をいたしまして平成30年度より順次使用していただけるよう対応してまいりたいと、このように考えております。 104 ◯森田課長補佐 私からは、3点目、4点目について御答弁をさせていただきます。  まず3点目、リチウム電池が紛れ込まないためにどうするかということにつきまして、ニカド、ニッケル水素、リチウムイオンの充電式電池につきましては、法律でメーカーに回収、リサイクルが義務づけられていることから、充電式電池リサイクル協力店に出していただくことになっております。  しかし、リチウムイオンなどの充電式電池が他のごみに紛れ込んだ場合、破砕選別作業中に発火する危険性があります。そのため、施設内の選別ラインで手作業により取り除きを行っているところでございます。混入を防ぐためには、何よりも市民の皆様の分別への理解と御協力が必要でございます。  平成28年度は、施設内の危険防止のために、広報や清掃だよりで充電式電池の分別排出を呼びかけるとともに、ホームページにおきましても、発火の危険性について写真を載せ、わかりやすくPRをしてまいりました。  これからも充電式電池の適切な分別について、一層の周知を図ってまいりたいと考えております。  次に、精密機能検査の内容についてでございます。リサイクルセンターの工場棟は、60を超える設備機器で構成され、稼働から20年を迎え、設備機器によっては経年による劣化に伴い、耐用年数的にも稼働が厳しい状況になりつつあります。  こうした中、長期的にわたる施設の安定的な運営を行うためには、機器設備の修繕のみではなく、一定年ごとの基幹的設備の改良や大規模修繕を計画的に実施していく必要があると考えております。  精密機能検査は、リサイクルセンターの設備機器の機能の状況、耐用の度合い等の調査を行い、施設の適正な運営のための指針を得ることを目的に行う検査でございます。  実施する調査の内容でございますが、運転管理実績、維持管理実績、修繕実績などの過去のデータを調査し、機器の修理、負荷や処理機能について検討いたします。設備の管理状況を調査した結果、設備装置ごとに良、要補修、要交換、改造等の4段階で判定を行い、長期的な視野に立ち、施設設備の構造、設計性能及び維持管理上の問題点、改善点の指摘を行うものでございます。  施設の精密検査を実施することにより、設備機器の状況を把握し、長期修繕計画の精査を行い、適時の補修並びに基幹機器の更新を実施することにより、長期にわたる施設の安定的な運営を進めていくものでございます。 105 ◯宮野担当主査 私のほうからは、5点目についてお答えさせていただきたいと思います。  それでは、予算説明書131ページ、No.25、男女共同参画事業の特記事項に記載の子供向けガイドブックについて具体的に御説明いたします。  男女共同参画社会の実現に向けては、その認識が幅広く市民に浸透するよう取り組んでいく必要がございます。その過程では、学校、家庭、社会、地域等あらゆる場における教育、学習が大きな役割を果たします。  この子供向けガイドブックについては、男女共同参画行動計画(第5期)の具体的な取り組みとして作成がうたわれているものでございます。配布対象を小学5年生、中学1年生といたしましたのは、特別の教科、道徳の授業において、異性についての理解をし、人間関係を築き深めていくことについて、小学校、中学校で最初に取り上げる学年であるためでございます。  なお、取り上げるコンテンツや仕様など、詳細についてはこれから検討してまいりますが、男女共同参画行動計画(第5期)の主要課題である男女共同参画社会形成への意識づくりを実現すべく、男女平等や男女の違い、また、多様化する社会において、個性の尊重や人権について、わかりやすい形で理解を深めるものを作成したいと考えております。 106 ◯矢ヶ崎課長 私のほうからは、6点目の質問でございます、輝き市民サポートセンターの現在配置されている嘱託員の処遇についてということでございますが、こちら予算説明書131ページ、下の段、No.26の中の主な事業費の中に輝き市民サポートセンター運営委託料がございます。現在、6名の嘱託員が配置されておりますが、この6名のうち4名については、既に福生市社会福祉協議会に移籍することが決まっております。そのうち3名が、これまでどおりサポートセンターの運営業務に従事するというふうに聞いております。また、残る2名につきましては、御自身の都合で退職することとなっております。 107 ◯五十嵐委員 農業に関しまして、本当に都市型農業ということでこれからも進めていくというような国の方向性でございますが、本当に最近、顔の見える生産者というのですか、商店等でもその生産者のお顔が見えて、それを購入するというのは私どもも本当に地場産の野菜等を購入できるということで、本当に非常にうれしく思います。こういうことが、またその農業の振興につながっていけばよいなというふうに思っております。  そしてまた、落花生の作付もふえてきたということで、いずれ福生のブランドとして何か活用ができればいいなというのは、これは私、大変希望し期待しているところでございますので、こちらのほうもしっかりと御研究いただければありがたいと思います。  そこで再質問なのですけれども、1点、福生市に残っております1カ所の水田、こちらについて、平成29年度どのような形で取り組んでいかれるのか、伺わせていただきたいと思います。  それから、次のごみ減量対策事業に関連いたすことですけれども、本当にさまざまな対応をしていただきまして、私どもも非常に感謝しております。市民相談からいただいたことをすぐ動いていただきまして、解決に向けて努力していただいている姿は大変よく存じておりますので、こちらの対応は本当にありがたいと思っております。  そこでまたごみ資源の分け方・出し方ですとか、それをまた3カ国語ふやしてつくっていただいたり、またリサイクルカレンダー、こちらもその先になりますけれども対応していただいたり、また収集袋、こちらのほうも対応していただけるということで、これは非常にありがたく思っております。  そこで再質問なのですけれども、福生市には日本語学校がございまして、そちらに通っている方も結構いらっしゃいますし、そちらに通うことを目的に引っ越してきたという方もいらっしゃいました。  そこで、日本語学校との協力ですとか連携ですとか、こちらについてどのような取り組みをされるのかということを伺わせていただきたいと思います。  それから充電式電池でございますが、本当にいろいろなところで課題が残っておりまして、これが故障等にもつながりかねないということですので、周知のほう、本当にまだまだ知らない方はいっぱいいらっしゃいまして、普通の燃えない不燃ごみの袋で出せばいいのだろうと考えている方も私の周りにもいらっしゃいました。ですので、またこれ町会長協議会等を通じて周知に努めていただくとか、幅広い周知の方法を考えていただくようにお願いしたいと思います。
     それから精密機能検査委託料については、現状把握というような形でよろしいでしょうかね、こちらのほうはわかりました。  5点目の男女共同参画ですけれども、異性についての理解を深めるということで、男女平等や男女の違い、それから多様な生き方、個性の尊重ということでありがとうございます。本当に男女共同参画ということ、最近はダイバーシティー、多様な生き方という形の中で語られてくることが多くなっておりまして、ちょうど小学5年生ですとか中学校1年生というのは第1次成長期でもございまして、自分の性に違和感を覚えて悩まれるという時期でもございます。ですので、ここを男女の違い、男性、女性というくくりではなく、やはり多様な生き方、多様な考え方というようなくくりで、今、御答弁いただきましたので大丈夫かと思いますが、こちらのほうの御配慮、丁寧によろしくお願いいたします。  それから、輝き市民サポートセンター、嘱託6名の方ですか、こちらの方のそれぞれの処遇についても決まっているということで承りました。ありがとうございます。  再質問2点だけよろしくお願いいたします。 108 ◯須崎GL では、私からは1点目の再質問、北田園に唯一残された田んぼというようなところの平成29年度の取り組みというようなところでございまして、田んぼ自体なのですけれども、生産緑地というようなこともございますので、生産者の方が中心になって生産のほうを行っていくという形になります。  その中で、そちらを支援するというような形で北田園田んぼを守る会というような形で行政と農業者、あとはJAですとか、市民の方とともに構成しながら、人手が必要な稲刈りですとか田植えですとか、そういった時期に手伝いをさせていただくというような形で取り組みのほうを進めているところでございます。  平成29年度につきましても同様な形で取り組みのほうを進めていきましょうという形で、せんだって生産者の方と打ち合わせのほうを行ったというようなところでございます。  ただ、また新たな取り組みですとか守る会としての広がりですとか、そういった部分につきましても視野に入れて、今後、進めていこうというようなところの確認は今のところとっているところでございます。 109 ◯中島(雅)課長 私からは、日本語学校との連携ということで御答弁申し上げます。  外国人居住者の方、全ての事案ではございませんけれども、委員御指摘のとおり、最近では日本語学校へ通う学生などのごみの出し方など、近隣の方から御指摘をいただくということが間々ございます。そのようなことから、平成29年の1月に市内にございます日本語学校に私も出向きまして、ごみ分別の指導や啓発などに関します協力をお願いしたところでございます。その結果といたしまして、集合住宅に御利用いただきます外国人居住者に向けました分別排出についての掲示物作成に御協力をいただいた実績がございます。  今後も、さまざまな面で御協力をいただけるとお話をいただいておりますので、平成29年度につきましてもさまざまな面で協力をいただきながら、適正な分別排出とごみ減量化の理解を促進していけるよう連携してまいりたいと考えております。 110 ◯五十嵐委員 北田園に唯一残る水田、こちらのほうのことわかりました。本当に農地が少ない中で、また、農に触れるということ、私どもも楽しみにしておりますし、また将来を担う子供たちのためにも非常によいことかと思いますので、またよろしくお願いいたします。  それから、本当に環境課においては、日本語学校のほうにも出向いていただきまして、いろいろ対応していただきましてありがとうございます。これからも本当に在来の市民の方と、それから新たにこられた外国籍等の市民の方とともに仲よく暮らしていけることを一番理想としておりますので、また、御活躍のほどよろしくお願いいたしまして、終わらせていただきます。ありがとうございました。 111 ◯幡垣副委員長 午後2時5分まで休憩いたします。       午後1時54分 休憩   ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~       午後2時5分 開議 112 ◯幡垣副委員長 休憩前に引き続き会議を開きます。 113 ◯三原委員 それでは何点か質問お願いいたします。  説明書の129ページのNo.21、中間処理事業について、主な事業費の1段目、分析処理委託料のうち、容器包装プラスチック選別圧縮梱包委託について、前年度比218万2000円、10%の増になっていますが、委託の内容と増額の理由を教えてください。  続いて、同じく129ページのNo.22、リサイクルセンター管理事務、ペットボトル減容機改良工事について、どのような工事なのかということを教えていただきたいと思います。お願いします。  それから、説明書131ページのNo.26、輝き市民サポートセンター運営事業についてですが、その中の市民活動推進事業講師謝礼というのが計上されていませんで、平成28年度まではあったと思うのですけれども、平成29年度以降は行わないということでよろしいでしょうか。  あともう一つ、市民活動推進事業委託料というのも計上されていないのですが、この二つ、両方とも平成29年度以降は行わないということでよろしいかどうかお答えいただきたいと思います。  あと、同じく輝き市民サポートセンター運営事業について、外部委託にする理由と、それから委託することでどう変わるのか。そして、外部委託によるメリット、デメリットというところを教えていただきたいと思います。よろしくお願いいたします。  説明書130ページ、No.24、市民活動支援事業で主な事業費、市民活動講習会講師等謝礼と協働推進職員研修講師謝礼、それぞれ2万8000円ずつ計上されていますけれども、それぞれどのような研修を行っていくのか教えていただきたいと思います。お願いします。  同じくその中で保険料59万円が計上されていますけれども、平成28年度の保険料を踏まえてということだと思うのですけれども、この保険の内容と平成28年度に利用があったかどうかということを教えていただきたいと思います。よろしくお願いいたします。 114 ◯森田課長補佐 私からは、1点目と2点目についてお答えさせていただきます。  容器包装プラスチック選別圧縮梱包委託の内容と増の理由でございます。現在、週1回、容器包装プラスチックを戸別収集をしておりますが、回収された容器包装プラスチックを資源化するためには、選別、圧縮、梱包、一時保管をして、財団法人日本容器包装リサイクル協会が指定する再商品化事業者へ引き渡す、こうしたことが必要でございます。本委託は、各家庭から収集した容器包装プラスチックの選別、圧縮、梱包、保管という中間処理を委託するものでございます。  容器包装プラスチック選別圧縮梱包委託料は、単価契約でございまして、キログラム当たり契約額36円、予定処理量62万キログラムで、予算額2410万6000円、前年比218万2000円、10%の増でございます。  前年比増の理由でございますが、平成26年度以降、2週に1回から週1回に収集回数をふやしましたことから、収集量が増加をしております。こうしたことから、想定量を58万キログラムから現状に即して62万キログラムに増加したこと、それと落札単価が1キログラム前年度の35円から36円になったことから、予算額が増となったものでございます。  続きまして2点目、ペットボトル減容機改良工事の内容でございます。ペットボトル減容機は、ペットボトルを圧縮し、樹脂バンドで束ね、容器包装リサイクル法で規定するベールに梱包するもので、再資源化に不可欠な機械でございます。  平成9年度の稼働当初と比べ、ペットボトルの使用量が大幅にふえ、特に繁忙期は処理能力を超えた稼働により、老朽化が著しく調達が困難な部品が必要となった場合は、処理が停止する恐れが生じております。  平成29年度については、既存の機械設備の更新を計画的に進めていく中で、老朽化に伴う劣化腐食により、特に緊急性の高いペットボトル減容機について、適正な処理能力を備えた機器への本体交換工事を行うものでございます。 115 ◯宮野担当主査 私からは、3点目について御説明させていただきたいと思います。  説明書131ページ、No.26、輝き市民サポートセンター運営事業の主な事業費に、市民活動推進事業講師謝礼が計上されていないということですが、これについて御説明させていただきたいと思います。  これは、説明書131ページ、No.26、輝き市民サポートセンター運営事業、主な事業費、輝き市民サポートセンター運営委託料に包含しております。これは平成29年度から委託する内容のものとなっております。これにつきまして、従来どおり、市民活動支援講座パワーアップ、先駆的なパワーアップ事業、先駆的な市民活動の発表、市民活動トーク、登録団体による市民活動の発表、プレゼンテーションという講座があるのですが、これも例年どおり委託の中におきまして実施する予定でございます。  続きまして、4点目の質問のほうに答えさせていただきたいと思います。こちら説明書131ページ、No.26、輝き市民サポートセンター運営事業、主な事業費、輝き市民サポートセンター運営委託料に包含しております市民活動推進事業委託料になります。  こちらは、平成28年度は20万円の予算を計上しておりましたが、ことしは皆減となっておりますが、先ほどのとおり、サポートセンター運営委託料の中に包含しておりまして、こちらのほうにつきましては、サポートセンターにおける市民活動の啓発や支援となる講座、学習会等について、市民活動団体の柔軟な発想と豊富な経験に基づく提案を求めるもので、選定に当たりましては、公開プロポーザル方式により選定する方法です。  市民活動事業は、広域的活動を行う市民や市民活動団体を育成することを目的とした講座を企画し実施するもので、今後も委託料の中にこちらも含まれておりますので、平成29年度も行う予定となっております。  私のほうからは以上です。 116 ◯矢ヶ崎課長 それでは私のほうからは、そもそものこの部分、サポートセンター事業をなぜ外部委託するのかということですが、輝き市民サポートセンターでは、これまでも市民が自発的な意思により社会貢献活動を行う団体を支援してまいりましたが、開設から10年以上が経過し、登録する市民団体も専門性が高まる中、活動内容が限定的で同好会的な団体もふえたという事実がございます。  こうした状況を受け、福生市のまちづくりに貢献するという本来の意味での市民活動をより効果的に支援し、一層の市民活動の推進を図るために、福祉分野を初め幅広い分野において実効的なボランティア活動やNPO法人の活動を専門的な見地から支援している実績を持つ福生市社会福祉協議会に運営を委託しようとするものでございます。  委託することでどう変わるかということですが、登録団体を初めこれから公益的な市民活動を始めようとする方々に対し、今まで以上に専門的な見地から相談に乗ったり、関係機関とのコーディネートをしたりと、より効果的で実効性の高い支援を行うことができるようになります。  なお、開館日や開館時間、施設や設備利用方法等については、これまでと何ら変わりません。したがいまして、これまでと同じように御利用いただくことができます。  外部委託によるメリット、デメリットということでございますが、委託化のメリットといたしましては、この社会福祉協議会の中で主にこれを担当しますふっさボランティア・市民活動センター──FVACと申しますが──こちらの持つ専門性とノウハウ等をサポートセンターの運営に生かすことにより、市民活動のより一層の活性化と公益的な活動の支援を行うとともに、企画力のある市民活動団体の育成を図ることができます。協働の担い手の育成というサポートセンター本来の育成を果たすことができるというふうに考えてございます。  一方、デメリットでございますが、運営主体が変わることで業務の引き継ぎを適切かつ円滑に行わなければならないということ以外は特段ないものと考えております。 117 ◯関根担当主査 それでは、私のほうからは、市民活動講習会講師等謝礼及び協働推進職員研修講師謝礼について、御説明のほうをいたします。  説明書は130ページ、No.24、市民活動支援事業になります。  まず初めに、市民活動講習会講師等謝礼についてですけれども、こちら市民向けの講習会となっておりまして、地域の課題に対してどのような意識で、またどのように取り組み、またどのように対応していくかというようなことにつきまして、市民等に考えていただきました講師を招きまして、行政も含めまして一緒に考えていく講座となっております。福生市というものをよくしていくために市民の力というものは欠かせないものとなっておりますので、これらの講習会を通じて啓発のほうをしていきたいと考えております。  2点目でございますが、協働推進職員研修講師謝礼等になっておりますが、こちらですけれども、こちらは市職員の職員向けの研修会となっておりまして、市職員に対して協働の意識、または目的というものを周知することによって、しっかりと協働を確実に行っていくために設けるための研修でございます。  こちらですけれども、平成29年度におきましては、実際に協働している相手方を招くなどして、こちらも市民主体のまちづくりというものを市職員にも理解してもらえるような研修にしていきたいと考えております。  次に、説明書130ページ、市民活動支援事業の保険料についてでございます。  こちらの保険料についてなのですけれども、こちら市内で主体的に市民活動等している方に対しまして、万が一の事故等に対して補償する制度となっておりまして、これを補償することによりまして、安心して指導者であったり、そこの参加するスタッフ、もしくは参加者、そちらの方が安心して活動できるようにするための制度となっております。 118 ◯三原委員 まず最初に、環境課の中間処理事業とリサイクルセンター管理事務のほうなのですが、こちらのほうは両方ともわかりました。ありがとうございます。  容器包装プラスチックのほうは、やはり単価が上がってしまったということで、今、資源として引き取って買われていくというより、やはりお金を出して処理してもらうというふうになってきて、その単価も上がってきている。それとペットボトルのほうもやはり使用量がふえていって、機械が老朽化していくということで、やはりごみの選別、圧縮、分別、保管という、これが一番自治体のお金のかかるところだと思うので、ここはもともとの法律が変わらないとここは改善されないのかなというふうに思いますが、やはり排出の抑制をこれからもどんどん働きかけていく必要があるなと思いました。ありがとうございました。  それから、輝き市民サポートセンターの二つの今年度なくなった事業については、委託料に含まれるということでわかりました。今までどおりということで、変わらないということで了解いたしました。ありがとうございます。  それから、なぜ委託するのかということもわかりましたし、メリット、デメリットということもよくわかりました。輝き市民サポートセンターは、多様な市民の活動を応援するということで、福生市はすごいとても進んでいるなというふうに感じています。あと広報誌のKAGAYAKIにセンター長のお言葉が載っておりましたので読ませていただきました。協働に対する考え方ということもよくわかりました。デメリットはないということだったのですけれども、やはりこの協働推進課というのが、このサポートセンターに登録されている市民と各課のつなぎ役というのですか、コーディネートの役ということがとても重要な役割ではないかなというふうに思っているのですけれども、今、とてもうまくいっているかなと思うと、余りそれを見て感じ取ることができないのですが、外部委託することで薄れていかないように、ここはまたやはりしっかりと進めていかなくてはいけないところかなと思いますので、ぜひその協働ということを職員の皆さんと市民と両方考えていけるような場をお願いします。  そして次の講習会のところでのお答えで、一緒に研修をしていくということも考えていらっしゃるようなので、そのあたりも期待したいと思いますので、平成29年度もよろしくお願いいたします。ありがとうございました。 119 ◯奥富委員 まず1点目は、説明書の121ページ、No.5、市民農園管理事務ということで105万4000円、これでいきますと、昨年度、平成27年度が551区画ということで平成26年度が548区画と、区画を工夫して広げてもらったわけですが、この平成28年度の見込みと平成29年度予算減少の内容の説明と、平成29年度取り組み内容について、また新たに借りる見通しの検討の可否についてなどお聞かせいただきたいと思います。  それから2点目、予算説明書の132ページ、No.28、2406万2000円、町会等活動支援事務、ほかの方もやりましたが、この町会・自治会別高齢者数、予算審査特別委員会資料をいただいておりますが、高齢化率、年齢別高齢者数について、高齢化が着実に進んでいる状況が把握できるかと思います。(別添資料No.10参照)  予算審査特別委員会資料No.12の町会・自治会、会館・集会所の管理状況について、こうした管理上に資するための何らかの対策を大きく進めることが求められていると思います。平成29年度、どのように取り組まれようとしているかお聞かせください。(別添資料No.12参照) 120 ◯須崎GL 私からは1点目、市民農園の管理事務につきまして、平成28年度の見込み、平成29年度予算減少の内容説明等についてということでございます。  まず、平成28年度の見込みでございますが、整備工事、こちらのほう五つの農園につきまして、この3月に整備工事を実施いたします。また、そのうち熊川武蔵野第二市民農園、こちらにつきましては、隣接する市営住宅、こちらのほうの取り壊しがございまして、その跡地を利用いたしまして12区画の拡大を図ったところでございます。  その次に、平成29年度予算におけます市民農園管理事務全体での予算減少の内容につきましては、平成28年度に実施いたしました掲示板撤去新設工事の皆減と市民農園整備工事の増額との相殺によるものでございます。  平成29年度の取り組み内容、こちらにつきましては、3農園、熊川東、福生加美、南田園第二市民農園の整備工事を実施するものでございます。 121 ◯矢ヶ崎課長 私からは2点目です。平成29年度につきましては、町会・自治会が行う会館施設の修繕に対して、会館修繕費補助金を交付する予定です。 122 ◯奥富委員 まず1点目、これは工夫でさらにふやしていただいたということで、この平成29年度以降に期待できそうな案件というのは、この平成29年度で出てきそうな見通しがあるのか、そういった何らかのアクション等予定されておられるか、その点をお聞きしておきたいと思います。  それから2点目のほうは、毎回、言わせていただいておりますが、太陽光発電とか太陽熱利用で、例えば太陽熱利用の床暖房で寒い時期に地域のお年寄りが気軽に毎日訪れられる環境をつくり出すといった意味で、会館等は大変広いスペースがありますから、屋根を使っての発電の効果は大変大きいものがあります。  ところが一方、高齢化が進んでいて、会館独自ではそれを負担するのはなかなか難しいということで、業者によっては、業者がそこを借りて発電して、結果的には町会に多少収入があるような、そういう構想もあるようですが、そういった利用をぜひ促進するように、また、福生市としてそういうことを積極的に進めることができるような、そういった予算措置をぜひ検討していただきたいと、これは要望だけにとどめます。1点目だけお願いします。 123 ◯須崎GL 平成29年度中に新たに借りられる市民農園の見込みという見通しということでございますけれども、現状のところ、そういった見通しはございません。 124 ◯奥富委員 充足しているところもあるのですが、非常に偏った状態になっているので、そういうところもなかなか難しいと思いますが、ぜひ平成29年度で御努力されるようお願いいたしまして、終わります。 125 ◯原田委員 それでは1点お願いします。  説明書123ページのNo.9、中心市街地活性化推進支援事業のところでお聞かせいただきたいと思います。  この中で、市街地再開発準備組合の設置・運営及び会議の支援を行いますということですが、今後、市街地再開発準備組合設立という形になっていくと思います。その辺までのこの予算内での作業工程といいますか、作業をどのように進めていくかというのをお伺いしたいと思います。  もう1点は、平成29年度でこの予算というのは切れてしまうような形になっております。そういった中で、そういった準備組合に対しての補助金とか何かというのはあるのかどうなのか。民間的にやるから、そういったものではそっちでお願いしますという形になるのか。その辺、何か考え等がありましたらお伺いしたいと思います。 126 ◯大村主幹 では、御質問に答弁させていただきます。  予算説明書123ページ、No.9の中心市街地活性化推進支援事業のうち、1700万円の補助金について、商工会への補助金での事業となりますが、今回の予算では大きく二つ、市街地再開発の実現可能性の整理と再開発事業の方向性の取りまとめとなっております。  一つ目の市街地再開発の実現可能性の整理では、土地利用の方針やマーケティングの企画、検討、取り込み施設の設計内容の企画、設定や概算設計となっております。  二つ目の再開発事業の方向性の取りまとめでは、事業の計画の枠組みや事業規模の検討及び検証、まちに持たせるべき機能や導入方法、実施事業者の検討、都市機能集約の合理性の整理や基本事業計画の策定作業となっております。  続きまして、2点目でございます。再開発準備組合等への補助金でございますが、現在、福生市においては、そのような補助金はございません。  また、今後でございますけれども、事業を始める初動期においては、地域の問題意識を共有する商工会とともに活性化に向けて後押しをしていく必要があると考えまして、平成29年度までは補助金を通じて支援をしていく方針でございますが、市街地の再開発準備組合においては任意の民間団体となりますので、協力事業者などの資金協力と自前の資金用立てをお願いしたいと考えております。  ただし、近隣自治体では、まちの発展に寄与する再開発事業に対して、規則や要綱などを整備し、準備組合などに対して調査費等の補助を行っている団体もございますので、今後、どのように補助を行っているかの調査研究をしまして、当市といたしましても、何らかの支援の可能性を探っていければと考えております。 127 ◯原田委員 そういった形で、今後、設立までの準備を進めていくということで実現の可能性の整理と再開発事業の方向性の取りまとめということで承知いたしました。  補助金については、今後、民間というところで自前でというところが基本的なところということでございますが、その中では、ほかにも補助を行っているところもあるようなところがあるということですね。そういった中でやはり考えるのは、よくあの中央線の高架化に従ってあそこら辺はもうずっと開発を両側しているような状態の中で、そういったところで近隣の状況、何か押さえられていればお伺いしたいと思いますが。件数等ありますかね。 128 ◯大村主幹 それでは、参考までに近隣の状況を御答弁させていただきます。  平成29年1月1日現在、多摩26市中12市で規則や要綱などの設置をしております。近隣では、八王子市や立川市、あと中央線沿いですと国分寺市や小金井市、あと西多摩では青梅市などが制度を設置して、準備組合への補助金等を支出している状況でございます。 129 ◯原田委員 26市中12市ぐらいにはそういった形で要綱等定めているということで、半分ぐらいやられているのかなという感じがしました。ありがとうございます。 130 ◯串田委員 説明書126ページのNo.16、清潔で美しいまちづくり事業、先ほど誰か質問していたのですけれども、国体のときと天皇陛下のときに、随分福生市がきれいなまちだというふうに市長があちこちで挨拶の中で言っているのを聞いて、いい事業をやっているなというのは確認しているのですけれども、オリンピックまでできれば続けてもらいたくて、マナーアップ指導員の評判がすごくいいので、人数ふやす目的があるかないか。  それと、禁煙、分煙、喫煙所の関係はこの課でいいのか教えてください。この事業で。 131 ◯中島(雅)課長 予算説明書126ページ、No.16、清潔で美しいまちづくり事業に関連してでございます。  まず、マナーアップ指導員の増員というお話ですけれども、平成28年と同様に増員はございませんけれども、適切な指導に努めてまいりたいと考えております。  また、禁煙ですとかそういった設置に関しまして、私どもといたしましては市内の禁煙区域等を設けてございますので、所管といたしましては私どものほうということになろうかと思います。 132 ◯串田委員 禁煙、喫煙所とか分煙とか、受動喫煙とか、いろいろ今、騒がれていますけれども、たしかこの議員条例でつくってからこの事業が始まったと思うのですけれども、先ほど市民税の中でトップの金額を争っているのがたばこ税で、たばこ税はいっぱいもらっているので、喫煙者がたばこを吸うところを見つけるのに涙ぐましい努力をしているのを見て、やはり福生市はあちこちに喫煙所をつくったほうがいいと思って、たばこ税をどんどん使って、全部の駅、南口、北口、喫煙所をつくっていただけないかという要望なのですけれども、返事もらえますかね。 133 ◯中島(雅)課長 要望もございますけれども、たばこ税の税収というのは確かに大事な税収ということになろうかと思います。  ただ今、市内の駅前周辺において路上禁煙区域をつくり、ここの部分で来たら吸ってもいいですよという喫煙所を設けているところでございます。  ただ、吸う人、吸わない人、さまざまな方がいらっしゃいまして、やはり共存という意味では喫煙所をたくさんつくって、それを嫌がるという方も中にはいらっしゃいます。ですので、なかなか両方の共存というのは非常に難しい課題ではございますけれども、それぞれの方が気持ちよく生活いただけるように努力してまいりたいと思います。 134 ◯串田委員 受動喫煙が騒がれているので、ボックスをつくって処理機を置いて、それでパイプか何かで腰をかけられるような、よそへ行くと結構あるので、そういうのを1カ所ずつつくっていただければいいなという、そういう要望ですので、この先、検討をお願いします。 135 ◯田村(正)委員 それでは2点、お願いいたします。  予算説明書119ページのNo.2なのですが、観光対策事業ということで、先ほどもほかの委員からも話があったのですけれども、本当に福生市は一生懸命、この観光の問題、さまざまなイベントを駆使してやっていて、本当にすばらしいなというふうに思うのですが、そこで最近、これとあわせて、当然音楽を使っていろいろなイベントをされているというようなことを見ているのですが、ほかの何かいろいろなインターネットとか見てみますと、JASRACの関係で、時としてその音楽が使えなかったりとか、あるいは料金が発生するときにはそれにセットされたりとか、何か新しい時代に入ったのかなというふうに思うのですが、やはり観光対策事業等を進めていくときには、やはり音楽が本当に必要で、音楽のまちというふうなことも含めましてやはりこれから盛り上げていただきたいと思うのですが、今後、音楽著作権等の関係等については、平成29年度は何か検討されたことがあるかどうかお願いいたします。  それと、予算説明書124ページのNo.12、公害対策事業に関連してお伺いいたします。
     平成29年度におけるアスベストに関する啓発なのですが、最近、民間のデイサービスの施設とか、そういったところの建物にアスベストが付着されているかどうかというふうなことの調査がここで始められたというふうなことなのですが、平成29年度におけるアスベストに関する啓発とか、市の取り組みについてお尋ねいたします。よろしくお願いいたします。 136 ◯岩木課長 観光対策事業を進めるに当たって著作権について検討しているかと、そういった御質問いただいたところでございますけれども、検討はいたしておりません。 137 ◯菊地主査 私からは、2点目の御質問に御答弁させていただきます。  予算説明書124ページ、No.12、公害対策事業に関連して、アスベストに関する啓発などということでお答えさせていただきます。  平成26年6月1日に大気汚染防止法環境確保条例の改正があり、平成18年9月1日以降に、新築、改造、増築された建物を除く全ての建物について、解体等工事を行う前にアスベストを含有している建築材料を使用しているかの事前調査、工事内容及び事前調査結果の掲示などが義務づけられております。  この事前調査の結果、アスベストのレベル1と2の含有が認められた延べ床面積が2000平方メートル未満の建物につきましては、建物の解体に際し、大気汚染防止法・環境確保条例に基づく届け出を市の環境課へ提出していただく必要がございます。  市では、受理いたしました書類の内容審査と、実際にアスベスト除去工事の現場に赴きまして、飛散防止の対策ができているかなどの確認を実施しているところでございます。  アスベストに対する啓発といたしましては、窓口におきまして啓発パンフレットの配布と市ホームページなどを通じまして、アスベストの飛散防止対策について周知しているところでございます。  平成29年度におきましても、平成28年度と同様、適正な飛散防止対策の指導と啓発に努めてまいりたいと考えております。 138 ◯田村(正)委員 観光対策の関係で、やはりいろいろなところで音楽を使うというふうなことの中で、これから非常に何か難しい時代になっているなというふうに思っております。この辺も今後、研究していただきたいなと思います。  それとアスベストの関係で御答弁いただきまして、ありがとうございました。  再質問なのですが、アスベスト除去に関する助成制度について、他市の状況とか、あるいは助成制度に関する市の考え方についてはどうなのかお尋ねいたします。 139 ◯中島(雅)課長 再質問に御答弁いたします。  東京都が平成28年4月に実施いたしました調査によりますと、解体の際にアスベスト除去に助成を行っておりますのは、東京23区では8区ございますが、多摩地区では助成を行っている自治体はございません。  市といたしましては、現時点では、アスベスト除去に関する助成制度の導入は難しいと考えておりますが、今後の国や東京都などの動向を注視してまいりたいと考えております。  また毎年度、東京都に対しまして、東京都市長会を通じてアスベストの含有調査、工事費についての助成制度の創設について要望しているところでございます。今後も継続してまいりたいと思います。 140 ◯田村(正)委員 アスベスト問題が浮上しまして、本当に公のところにつきましてはもう全て除去というふうなことでございますが、次に介護施設とか、もう今調査が来て入っているというふうなことの中で、今後、民間のほうもこういった関係の調査とか、さまざまな動きがあると思います。ぜひいろいろ研究していただきたいと思います。 141 ◯大野委員 それでは2点お伺いいたします。  先ほど原田委員のほうから質問がありました説明書の123ページのNo.9の中心市街地活性化推進支援事業の関係ですけれども、一応今年度の方向性というのはお伺いしまして、準備組合をつくるということでいろいろ検討していくという話がありましたけれども、まず、準備組合というのは改めてどういうものなのか。それから、具体的に今後何をしていくのか、その辺についてお伺いしたいと思います。  それと当然、準備組合でいろいろ検討された上で、その後、再開発ということになるのだと思うのですが、再開発に向けて具体的に開発主体はどうなるのかについてお伺いします。  それから2点目、先ほど説明書121ページの市民農園の関係で説明があったので、熊川のほうの市営住宅のところについて、わらつけのところで新たにつくるということなのだけれども、いわゆるあの辺の駐車場対策は、今回、つくるに当たって考えているか。というのは、これは近くの方であちらのほうでお仕事をやっていらっしゃる方がいらっしゃって、すごいあそこわらつけ狭いではないですか。平気であそこに車をとめてしまったり、帰りがけに何か作物をとりに行くのに車をぽっととめてとりに行くとか結構苦情が来て、そちらのほうも対応していただいてるのだよね。ところが実際にはなかなかあれだということで、やはり子供たちもあそこは通る道ですので、その辺の安全対策も含めて何か考えているのかどうか、お伺いしたいのですけれども。 142 ◯大村主幹 では、私のほうからは、1点目について御答弁申し上げます。  予算説明書123ページ、No.9、中心市街地活性化推進支援事業で、市街地再開発準備組合の設置等を支援するということについてでございますが、再開発事業は、地元の意向によって段階的に進めていきますが、組織づくりでは、まず初めに、準備組合をつくり、その後に市街地再開発組合へと進んでまいります。  準備組合は、都市再開発法に規定はなく全くの任意団体であるため、名称も構成人員も自由でございますが、その組織化に当たっては、1人でも多くの地権者が加入することが望まれます。準備組合では、協力事業者、これはマンションやビルのディベロッパーになりますが、その協力企業とともに事業の課題や条件などの検討を行い、その地区に合った有効な方策を定めていく団体となります。  続きまして、準備組合とは具体的に何をするかということでございますが、具体的には、仮になのですが、福生駅西口地域市街地再開発準備組合などの名称で任意団体を立ち上げます。  まず、準備組合の役員となる人を地権者の中から3名ないし5名ぐらい選出しまして、さらにその中でリーダーとなる方を選出していただき、役員は全体会のような場で選出していただきます。  準備組合の一般的な活動は、再開発事業に関する勉強会や地区の都市計画変更、要望へ向けての立案、資金計画案ですとか、あと権利変換の計画案の素案の検討など、さまざまな作業を行います。  また、検討に当たっては、マンションやビルのディベロッパーやコンサルタント、市や商工会の協力を得ながら進めていくというようなことになります。 143 ◯須崎GL 私のほうからは、説明書121ページのNo.5、市民農園管理事務に関しまして、市民農園の駐車場対策というようなところでのお話でございます。  熊川武蔵野第二市民農園のわらつけ沿いのというふうなお話なのですけれども、基本的に市内の全ての市民農園につきましては、車での来所は禁止というふうな形になってございます。  そうした中で、確かにマナーを守られない利用者の方もいらっしゃるというふうなところがございまして、昨年度から更新に係る手続の段階で、規約を個人個人、一人一人に説明のほうをさせていただいて、誓約書のほうをとらせていただくというような対応をしてマナーの徹底を図っていくというようなところでございます。ちょうど熊川武蔵野第二市民農園、当該の市民農園につきましては、ちょうどここで更新の時期ということもございまして、この3月11日土曜日からそういった使用手続のことをさせていただく中で、そういうマナーの徹底というようなところの対応を図らせていただくというような形で対応してまいります。 144 ◯大野委員 再開発の関係、大体流れがわかりました。  当然、いよいよ再開発となった場合に、具体的にどういう組織をつくってやるのかもできれば教えていただきたいということでお願いしたいと思います。  それと当面、準備組合をつくるに当たっての開発のエリアとかあるのだと思うのですが、大体、地権者の方がどのくらいいらっしゃるのか、借家人の方も含めてわかる範囲で教えていただければと思いますので、よろしくお願いします。 145 ◯大村主幹 まず、御質問の1点目なのですけれども、どのような組織をつくるかということでございますが、再開発の組合、準備組合ではなくて本施行を行います再開発組合というものをつくります。それには地区の名称を必ず入れるということが決まっておりまして、例えば福生駅西口でしたら福生駅西口地域再開発組合というような名称の団体をつくるということになります。  あと地権者なのですけれども、平成27年度に商工会を通じて駅前地区のアンケートをやりました。福生駅からちょうどりそな銀行までの両側の区画なのですけれども、そちらアンケートを行った時点で105名の土地所有者、あとは建物所有者の方がいらっしゃいます。 146 ◯大野委員 再開発の関係、なかなか担当課長も大変だと思いますけれども、かつて私が議員になるもっと前ですけれども、東口で計画をされたと。結果的にだめだったという話を聞いたことありますけれども、実は私も昔の職場で若干担当していたことがあるので流れはわかるのですけれども、やはり地権者の方の問題、最終的にはそれぞれ権利変換とか、そういう床を売るとかということでなかなか進まない部分があると思うのですよね。そういうことでは、これから実際的に市が直接やるわけにはいきませんけれども、側面的に市や商工会の方がぜひ御協力いただいて常時するように、やはり今がチャンスだと思うので、ぜひお願いしたいと思います。  それから、市民農園のことを急に言い出しましてすみません。前から言われておりまして、今年度からそういうことで平成29年度からやっていただけるということで、ぜひ徹底していただくようによろしくお願いいたします。 147 ◯杉山委員 何点かお願いをいたします。  予算説明書の120ページになります。  農業委員会事務というのがございます。平成29年度は、委員改選ということで説明が書いてございましたが、農業委員は選挙がなくなって推薦になったというふうに記憶をしていまして、この改選の費用、それから費用弁償の増額の17万1000円の中に入って、この改選の費用が17万1000円の中に入っているのか。また、改選はどのように行われるかお願いをいたします。  続きまして、説明書の122ページになります。  消費者対策事業、消費者相談日を週3回に拡大したというふうな説明がございます。その費用が188万円なのですが、これ全て相談員の報酬になりますかどうか、また相談の内容等についてお伺いいたします。  それから、説明書の125ページになります。  緑化推進事業、花いっぱい運動などをしていただいているところなのですが、この花いっぱい運動の委託料73万2000円なのですが、この事業をとても長く進めていただいておりまして、先ほど田村(正)委員も大変お褒めをいただいたところです。市内がきれいだと言われるゆえんでもあると思っていますけれども、この花いっぱいコンテストを実施しているわけでありますけれども、コンテストに参加をして入賞したりして、常時入賞したりしているところは妥当何々町会といってみんな頑張ったりしているのですが、その商品にスコップをいただいているようだということがありまして、受賞団体の皆さん、何団体からか、もうスコップはいいからと、こう言われたものですから、そういう要望が皆さんのところに届いているのかどうか、また、平成29年度の取り組みについてどうか、伺いたいと思います。  それから、説明書の133ページになります。  福東会館管理事務ですが、ここで建築設備定期検査報告書作成の委託をして、それから特定建築物定期調査報告書、これを作成するということになっておりますが、この調査の目的と内容についてお願いをいたします。 148 ◯岩木課長 それでは1点目、予算説明書120ページ、No.3の農業委員会事務について御説明いたします。  改選の費用についてですけれども、改選そのものに対する費用の計上はございません。以前は、委員おっしゃるとおり選挙であったため、選挙人名簿登載申請書の記入指導点検等をJA西多摩福生市店に委託しておりましたが、農業委員会法の改正により公募となりましたため、委託費用等が必要なくなったところでございます。  ただし、関連費用といたしまして、現行委員の退任に伴う退任記念品の計上や改選後の農業委員会行政視察に係る費用弁償といったもので、そちらの金額を計上させていただいているところでございます。  続きまして、予算説明書122ページのNo.8、こちらの消費者対策事業、消費生活相談員報酬についてですが、全てこちらは報酬に係るものでございます。相談員の報酬は日額で1万円としておりまして、報酬の内訳といたしましては、週3回の相談室開設対象日数、こちらが143日、そのほか相談員が受講するセミナーや研修、会議、有給休暇分を含めまして45日分、こちらで合計188日分の報酬ということで計上させていただいてるところです。 149 ◯菊地主査 私からは、予算説明書125ページ、No.13、緑化推進事業、ふっさ花いっぱい運動委託料に関しまして、平成29年度のふっさ花いっぱいコンテストの関係で御答弁させていただきます。  平成28年度と同様、春と秋の花いっぱい運動で、町会・自治会などに花代を配布し、公園等に植栽していただき、コンテストに応募された団体を対象に年2回実施し、表彰式で表彰状や商品を贈呈する予定でございます。  ふっさ花いっぱいコンテストの運営などにつきましては、ふっさ花とみどりの会が実施しております。平成29年度のコンテストの詳細につきましては、今後、開催されます定例会議の中で決定してまいりますが、受賞団体の活動の励みになるような商品を選定していきたいと考えております。 150 ◯関根担当主査 それでは、私のほうから説明書133ページ、No.29、特定建築物定期調査報告書作成委託料及び建築設備定期検査報告書作成委託料の内容と目的についてお話しいたします。  まず、特定建築物定期調査報告書作成委託料の内容についてですけれども、こちら建築基準法第12条第1項の規定によりまして、建物の損傷、腐食、劣化の状況を検査しまして、その結果を報告するものとなっております。  目的としましては、事務所などの多くの人が利用する建物となっておりますので、火災などが発生した場合に、大きな災害につながる恐れがございます。そのようなことがないようにするために、建物の内部であったり外部であったり、屋上及び屋根、避難施設等の劣化等を把握し、事故等を未然に防止することを目的としております。  2点目の建築設備定期検査報告書作成委託料の内容についてですけれども、こちらにつきましては、建築基準法第12条第3項の規定によりまして、換気設備、排煙設備、非常用照明装置、給水設備及び排水設備を検査しまして、同様にこの結果につきまして報告するものでございます。  こちらの目的ですけれども、こちらも同様に事務所など多くの人が利用する建物となっておりますので、万が一の事故や火災等が発生した場合に、安全対策をしっかりするために換気設備の対策等をしっかりとるために行っております。 151 ◯幡垣副委員長 午後3時15分まで休憩いたします。       午後3時 休憩   ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~       午後3時14分 開議 152 ◯幡垣副委員長 休憩前に引き続き会議を開きます。 153 ◯杉山委員 御答弁ありがとうございました。  農業委員会のことにつきましては、わかりました。  1点、改選はどのように行われるのかというところのお答えがいただかなかったように思いますので、もう一度お願いをいたします。  あと、消費者対策につきましては、御説明いただきまして了解です。繰り返しませんけれども、了解でございます。  それから、花いっぱい運動のことにつきましては、ぜひ実行委員の方と御相談していただきまして、よしなに対応をお願いしたいと思います。  それから、福東会館につきましては了解でございます。安全のために特定の建物と設備等の検査をするのだということで、休憩中に聞いたらこれは毎年行っているのだということで、確認ですけれども毎年なのですね。  ありがとうございます。では1点だけよろしくお願いします。 154 ◯岩木課長 失礼いたしました。  改選について答弁漏れしておったということで申しわけございませんでした。  改選がどのように行われるかと、そういったようなお話であったかと思います。こちらにつきましては、1月15日の広報及び農業委員会だよりで公募の周知を行い、公募期間、こちらを2月1日から3月3日までとして、担当課であるシティセールス推進課にて受け付けたところでございます。今締め切った段階におきまして、推薦のあった人数につきましては、定員と同数の7名の方が推薦されているところでございます。  今後は、庁内における評価委員会を経て6月議会にて同意をいただいた上で、7月20日、このあたりで市長の任命をいただこうと、そういったところを計画しているところでございます。 155 ◯杉山委員 御答弁ありがとうございました。  農業委員の改選の流れにつきましては了解でございます。また、次の6月の議会のときにもまた出てくるということで了解でございます。ぜひよろしくお願いしたいと思います。  ありがとうございました。 156 ◯乙津委員 2点ほどお願いします。  説明書の119ページ、No.2の観光対策事業で多くの委員が聞いておりますが、まちなかおもてなし事業委託料、これはくるみるふっさの委託だと認識しておりますが、平成28年度と委託料の増減、それから平成29年度で何か新しいことを考えておられる様子かどうか。委託なのであちらが考えることでしょうが、聞いておられたらお願いいたします。  それから、126ページのNo.16の清潔で美しいまちづくり事業でございます。  これも多くの委員がお聞きしております。やはり、私ども1期生のときにつくった条例ですので、非常に親しみがある条例でございますが、先ほど御説明をいただきました。それで、駅前というか、そこの取り組みについてはわかったのですけれども、駅周辺の路上禁煙区域以外の取り組みについて、何か平成29年度ありましたらお願いいたします。  以上2点お願いします。 157 ◯岩木課長 予算説明書119ページ、No.2の観光対策事業、まちなかおもてなし事業委託料でございます。こちらにつきましては、予算上の増減はゼロ、同額となっているところでございます。  また、平成28年度、平成29年度からどのような事業というお話いただいたのですけれども、平成28年度途中から毎月第3土曜日に「くるみるやさい市」と題しまして、市内農業者が生産した野菜の直売会を定期開催しているほか、西東京バスのICカード、こちらの金額式定期券の発券代行業務を開始したところでございますので、こちらを平成29年度も継続していこうと考えております。  また、ロケやイベントなど地域活性化の取り組みを積極的に支援いたしまして、まちなかという立地条件の中で、観光客への対応のみならず、市民や商店街にとっても価値のある施設として地域の活性化を図ってまいりたいと考えております。 158 ◯中島(雅)課長 私からは、予算説明書126ページ、No.16、清潔で美しいまちづくり事業に関連いたしまして、路上禁煙区域以外の取り組みということでございます。  清潔で美しいまちづくりの推進には、何よりもマナーアップの向上が重要であると考えております。このことから、広報やホームページ、清掃だよりなどを使いまして、条例の周知と啓発を行っております。  また、市民の方からたばこのポイ捨てや犬のふんに悩まされていると御相談いただくこともございます。この際には、たばこのポイ捨て禁止ですとか、犬のふん放置の禁止の看板などを御配布しているところでございます。市内の快適な環境を確保するため、平成29年度におきましてもこうした取り組みを継続して行ってまいりたいと考えております。 159 ◯乙津委員 では、1点目のまちなかおもてなし事業でございますが、年度の途中でやはりいろいろ計画してから事業が発生するのかなとも思ってございます。  なぜこういうことを言いますかといいますと、やはり観光事業というのはどこもいろいろ考えていまして、駅へ行ってみますと、美しい多摩川フォーラムというJRとタイアップして、多摩川酒蔵街道とかいうパンフレットも置いてございますし、それからくるみるふっさでもたしか先日、酒蔵めぐりというか、まちなかを歩いて案内するような事業も行っていると思います。  JRも駅から歩くようなグループを集めてやったり、西武鉄道もやっておると思いますので、ある意味観光という資源をもとに、いろいろなところがいろいろな意味でお客を奪い合うというようなことがあるかと思いますので、ぜひ市のほうも観光事業にサポートして、この事業が進むようにお願いを申し上げます。  もう一つ、御案内と思いますが、また広報東京都で恐縮なのですが、「KURUMIRU」という、アルファベットで書くのですけれども、あれ、くるみるふっさが都庁へ行ったかと思ったくらいの、やはりこの「くるみる」という言葉が非常によかったのかなと思っております。ただ、やはり相手が大きな組織ですから、この広報によりますと都庁店、何をやるかというと、これは障害者施設でつくられた自主製品を販売するお店なのですね。「KURUMIRU」都庁店に比べて、実はきょう、「KURUMIRU」伊勢丹立川店がオープンしたそうでございます。来週は「KURUMIRU」丸井錦糸町店がオープンすると。要するにデパートに来るお客を集めてこういう公の事業をやるということを東京都は始めています。  ですから、やはり「くるみる」という名前を奪われないように、くるみるふっさをどんどん広めていっていただきたいなと。インターネットだけではなくて、積極的にその名前をやはり東京中に広めて、こっちが先なのだというのをPRしていただきたいとお願いを申し上げます。  それから、126ページのNo.16の清潔で美しいまちづくり事業でわかりました。今も継続的にやっておられることはわかっているのですが、私は駅から離れたところに住んでおりまして、たばこだとか犬のふんがやはり悩まされておるものですから、看板等を御用意できたらお願いをしたいと思っております。  もう一つ、これは直接予算に関係ないのですが、この予算説明書の119ページ、No.2のところで、これは観光のほうだ、申しわけない戻って。事業概要に観光案内所等を中心とした福生市のホスピタリティー及び情報発信機能という表現です。さて、ホスピタリティーとは何だっけかな、病院ではないよなと思ったぐらいなので、これは何でおもてなしという表現ができなかったのかなと。事業をやられている職員の方にはこの名前で通じているのかもしれませんけれども、余りホスピタリティーと言ってぱっとくるような気もしませんので、変えろとは言いませんが、我々が読んでわかるような、その事業名もまちなかおもてなしということですので、リンクできるような形でお考えをいただきたいと要望して終わります。  ありがとうございました。 160 ◯幡垣副委員長 ほかにありませんか。         (「なし」と呼ぶ者あり) 161 ◯幡垣副委員長 ほかになければ、生活環境部の審査については終わります。
      ──────────────── ・ ──────────────── 162 ◯幡垣副委員長 次に、福祉保健部について審査を行います。  理事者より説明を願います。 163 ◯橋本部長 それでは、平成29年度福生市一般会計歳入歳出予算のうち福祉保健部所管分について説明させていただきます。内容につきましては、予算説明書により説明させていただきます。  福祉保健部は、社会福祉課、障害福祉課、介護福祉課、健康課の4課でございます。福祉保健部所管の組織別実施計画につきましては、説明書137ページから184ページに記載がございます。  説明書138ページをお願いいたします。  上段アの福祉保健部の運営方針につきましては、ごらんのとおりとなっております。  次に、下段イの予算編成に当たっての実施計画のうち、新規・廃止項目、改善項目でございます。こちらにつきましては、新規事業が1件、改善項目につきましてはごらんのとおり4件でございますが、内容につきましては、後ほど歳出のところで説明させていただきます。  次に、福祉保健部所管の歳入でございます。  139ページをお願いいたします。  ウの一般会計(歳入)の表に記載されておりますのが、福祉保健部所管の歳入でございます。  次の140ページ、中ほどにございますが、合計につきましては28億6013万4000円、前年度比9187万6000円、3.1%の減でございます。このうち主なものについて説明をさせていただきます。  139ページにお戻りいただきまして、まず第14款国庫支出金でございます。  第1項国庫負担金、第1目民生費国庫負担金、説明欄の介護給付費負担金で予算額2億1833万3000円は、前年度比1274万9000円、6.2%の増、また次の訓練等給付費負担金で予算額1億2111万6000円は、前年度比402万5000円、3.4%の増となっておりまして、障害者の高齢化とそれに伴う介護保険で賄えない部分での支援費の増によるものでございます。  次に、説明欄の更生医療費負担金、予算額3703万2000円と、次の療養介護医療費負担金、予算額227万円につきましては、前年度は自立支援医療費負担金として一括して計上しておりましたものを、明確化するために分割したものでございます。  次に、説明欄、低所得者保険料軽減負担金は、国の施策により低所得者に配慮して、第1段階介護保険料を年額3500円軽減することによる国の負担分で、軽減する保険料の2分の1を負担するもので、予算額は507万1000円、前年度比27万1000円、5.6%の増でございます。  次に、説明欄、生活扶助費等負担金9億997万7000円は、1750万4000円、2.0%の増、次の医療扶助費等負担金8億3074万5000円は、1億52万2000円、13.8%の増、次の介護扶助費等負担金3533万9000円は、46万3000円、1.3%の減でございます。生活保護受給者の増、また平成28年度決算見込みを考慮いたしまして積算をしております。  なお、第2項国庫補助金、第2目民生費国庫補助金に、前年度計上いたしました臨時福祉給付金等給付事業費補助金並びに臨時福祉給付金等給付事務費補助金は、事業の完了に伴い平成29年度予算での計上の必要がないことから皆減でございます。  続きまして、第15款都支出金でございます。  第1項都負担金、第1目民生費都負担金、説明欄の介護給付費負担金で、予算額1億916万6000円は、前年度比637万4000円、6.2%の増、次の訓練等給付費負担金で予算額6055万8000円は、前年度比201万3000円、3.4%の増で、その理由につきましては、国庫支出金で御説明を申し上げたことと同様でございますが、障害者の高齢化と、それに伴う介護保険で賄えない部分での支援費の増によるものでございます。  次に、説明欄の更生医療費負担金、予算額1851万6000円と、次の療養介護医療費負担金、予算額113万5000円につきましては、国庫負担金と同様でございますが、前年度は自立支援医療費負担金として一括して計上しておりましたものを、明確化するために分割をしたものでございます。  次に、説明欄、低所得者保険料軽減負担金は、こちらも国庫負担金と同じく第1段階介護保険料を年額3500円軽減することによる都の負担分で、軽減する保険料の4分の1を負担するもので、予算額は253万5000円、前年度比13万5000円、5.6%の増でございます。  次に、第2項都補助金、第2目民生費都補助金の説明欄のうち、地域福祉推進区市町村包括補助事業補助金1473万8000円、障害者施策推進区市町村包括補助事業補助金8440万9000円、高齢社会対策区市町村包括補助事業補助金1315万6000円、140ページをお開きいただきまして、第3目衛生費都補助金、説明欄の医療保健政策区市町村包括補助事業補助金1722万9000円につきましては、歳入説明欄の名称となっております各事業を特定して交付される負担金、補助金等の対象とならない事業に対しまして、包括的に交付をされる補助金でございます。  次に、説明欄、予防接種事故対策費補助金、予算額3万6000円は、予防接種による健康に関する調査事業に要する費用に対する新たな補助金で、皆増となっております。  次の出産・子育て応援事業補助金、予算額418万円は、後ほど歳出で御説明いたします新たな育児ギフト配布事業に対する補助金418万円で、皆増となっております。  続きまして、第3項委託金、第3目衛生費委託金、説明欄、風しん抗体検査事業委託金、予算額25万3000円は、都の事業として風疹抗体検査を行うもので、こちらも皆増でございます。  続きまして、第20款諸収入でございます。  第3項雑入、第1目雑入、説明欄、生活保護費弁償金400万円は、前年度比300万円、300%の増でございます。これは、毎年度の決算額の実績から見込み、増額をしております。  次に、説明欄、新予防給付ケアプラン作成手数料は、要支援者に対する介護予防ケアプラン作成委託料で、予算額は600万9000円、前年度比143万3000円、31.3%の増でございます。  次に、生活保護法第78条による徴収金50万円につきましては、これまで当初予算では計上しておりませんでしたが、毎年度の決算額の実績を考慮して計上したため皆増となっております。  以上が福祉保健部所管の歳入でございます。  続きまして歳出でございます。  説明書140ページ下のエ、一般会計(歳出)の表をごらんいただきたいと存じます。  福祉保健部所管の歳出合計では55億9336万4000円で、前年度比3700万7000円、0.7%の減でございます。なお、個々の事業につきましては、次のページ、141ページから184ページまでに、福祉保健部が所管する全83件の事業について、それぞれの事業の概要や個別の予算額等を詳しく記載してございます。  また、各事業の主な事業費の欄に丸印を付してございます改善項目につきましては、183・184ページにその内容をそれぞれ記載しております。  それでは、新規、改善項目のある事業を中心にその内容を説明させていただきます。  まず、144ページをお願いいたします。  下の表のNo.8、成年後見制度推進事業でございます。事業費合計は1104万5000円で、前年度比53万3000円、5.1%の増でございます。丸印のついた成年後見人等報酬助成金48万円は、市長申し立てによる成年後見人等に対する報酬の支払いが困難である者に対し、新たに報酬に係る費用を助成するための助成金を計上しております。詳しい内容につきましては183ページ、改善項目No.1に記載をしております。  次に、145ページをお願いいたします。  上の表のNo.9、生活困窮者自立支援事業でございます。事業費合計は1276万3000円で、前年度比168万1000円、15.2%の増でございます。丸印のついた子どもの学習支援委託料369万2000円は、生活困窮者自立支援法の任意事業に位置づけられております子どもの学習支援事業を新たに実施するための費用として計上させていただいております。詳しい内容につきましては183ページ、改善項目No.2に記載しております。  続きまして、その下の表、No.10、地域福祉推進委員会事務は、事業費合計で668万6000円、前年度比236万9000円、54.9%の増でございます。平成28年度に実施いたしました高齢者・障害者生活実態調査の結果を参考に、次期介護保険事業計画及び障害福祉計画を改定するため、委託料、地域福祉推進委員会委員報酬等の必要経費を計上しております。  次に、146ページをお願いいたします。  上の表No.11、社会福祉法人等指導検査事務は、事業費合計で142万円、前年度比69万円、94.5%の増でございます。丸印が各費用についておりますが、保育施設、福祉サービス事業所に対する指導検査事務は、これまで事業を推進する各部署で実施しておりましたが、組織を見直し、各部署と連携を図りながら、社会福祉課において指導検査事務を統括的に実施していくため予算を計上しております。詳しい内容につきましては183ページ、改善項目No.3に記載をしております。  次に、149ページをお願いいたします。  上の表、No.17、生活保護事業は、事業費合計で23億5608万3000円、前年度比1億5555万1000円、7.1%の増でございます。生活保護受給世帯の増並びに医療扶助費の増加によりまして増額となっております。  続きまして、下の表のNo.18、法外援護事業は、事業費合計で325万1000円、前年度比82万1000円、33.8%の増でございます。東京都の地域福祉推進区市町村包括補助事業補助金を活用し、高齢者等生活環境改善費として居宅清掃費、また次世代育成支援として学習塾代等、生活保護被保護者の自立促進のための費用を増額しております。  なお、平成28年度当初予算に計上いたしました臨時福祉給付金等給付事業2億5644万円は、先ほど歳入でも御説明申し上げましたが、平成29年度当初予算での計上の必要がないため皆減となっております。  次に、150ページをお願いいたします。  上の表、No.19、障害者福祉事務中消耗品費63万円は、前年度比61万円、3050%の増でございますが、これは災害時等に支援が必要であることを周囲の方に伝えられるように、支援内容を記した要援護者バンダナの製作費用でございます。  次に、152ページをお願いいたします。  上の表、No.23、障害者手当支給事務は、事業費合計で2億2331万5000円、前年度比766万2000円、3.6%の増でございます。これは主に特殊疾病患者福祉手当で、国の指定難病数の増加に伴い対象者が拡大されたことと、難病に関する周知が広まったことによる申請者の増によるものでございます。  次に、154ページをお願いいたします。  下の表、No.28、各種団体支援事業は、障害者サービス等を実施している事業者への委託料や補助金でございますが、事業費合計で3047万6000円、前年度比424万4000円、12.2%の減でございます。これは、福生市社会福祉協議会に委託している事業の人件費分の見直しを行ったことによるものでございます。  次に、155ページをお願いいたします。  下の表、No.30、自立支援医療事務は、障害者総合支援法に基づき障害のある方の医療費を一部助成しております。事業費合計で7881万2000円、医療費単価の減額により前年度比147万2000円、1.8%の減となっております。  次に、156ページをお願いいたします。  下の表、No.32、介護及び訓練等給付事業は、事業費合計で7億2923万8000円、前年度比3453万2000円、5.0%の増でございます。歳入の項目でも若干御説明申し上げましたが、障害者の高齢化とそれに伴う介護保険サービスでは賄えない部分の障害者サービスが増加傾向にございます。  次に、157ページをお願いいたします。  下の表、No.34、障害児通所支援事業は、事業費合計で5515万3000円、前年度比1764万6000円、47.0%の増でございます。障害児の自立への援護を目的とした事業に対する支援費でございますが、18歳未満の障害児を持つ保護者にサービスが認知されたことによる利用者の増でございます。  次に、161ページをお願いいたします。  上の表、No.41、高齢者福祉事業のうちおむつ等扶助費1232万4000円は、前年度比166万1000円、11.9%の減でございます。これは単価の減額によるものでございます。  次に、162ページをお願いいたします。  上の表、No.43、敬老祝賀事業のうち敬老記念品2248万6000円、前年度比134万5000円、6.4%の増並びに敬老金595万円、前年度比34万5000円、6.2%の増は、高齢者の増加により敬老記念品、敬老金ともに増となったことによるものでございます。  続きまして、下の表、No.44、シルバー人材センター支援事業のシルバー人材センター事業補助金は3732万1000円、前年度比101万6000円、2.8%の増でございます。これはシルバー人材センター職員人件費の増によるものでございます。  次に、167ページをお願いいたします。  上の表、No.53、福祉センター設備改良事業は、平成29年度新規事業でございます。設備の老朽化に伴い、空調、電気、給排水設備等の更新を行うため工事設計を行う経費でございます。平成29年度工事設計、平成30年度、平成31年度に工事を実施する予定でございます。  次に、168ページをお願いいたします。  下の表、No.56、介護保険特別会計繰出金は、介護保険法の規定により市負担分として一般会計から繰り出しをするもので、予算額は5億6431万9000円、前年度比1619万5000円、3.0%の増でございます。これは介護給付費等の増によるものでございます。  次に、169ページをお願いいたします。  下の表、No.58、地域包括支援センター事業でございます。丸印のついたデータセンター使用料16万3000円、システム改良委託料13万円、電算機借上料6万6000円は、平成29年4月から開始する介護予防・日常生活支援総合事業の円滑な遂行のため、基幹型・委託型地域包括支援センターのシステムのネットワーク化を実施する経費で、事業自体につきましては介護保険特別会計、こちら予算説明書の375ページに記載がございますが、No.37、新規事業、介護予防ケアマネジメント事業として、介護保険特別会計で実施する事業でございますが、経費の一部を一般会計からも支出することから、184ページ上段、改善項目No.4の表にも詳細を記載させていただいております。  次に、172ページをお願いいたします。  上の表、No.63、福生病院組合負担金でございます。これは、福生市、羽村市、瑞穂町の2市1町で運営する公立福生病院の運営費と、建てかえのための建設費をそれぞれの負担割合に応じて負担金として支出いたすものでございます。事業費合計で5億2087万1000円、前年度比5322万7000円、9.3%の減となっております。  内訳といたしましては、運営負担金が3055万6000円、8.9%の減、建設負担金が558万2000円、2.6%の減、地方交付税保健衛生費配分金が1708万9000円のこちらは皆減となっております。  減額の主な理由でございますが、運営負担金では医療機器等購入事業債の元金返還金に係る組織市町の負担が廃止されたこと、また地方交付税保健衛生費配分金では、平成29年度の羽村市及び瑞穂町が交付税の不交付団体と見込まれますことから、配分が不要になったことなどによるものでございます。  続きまして、下の表、No.64、健康ふっさ21事業でございます。主な事業費におきまして、ウオーキングマップ作成委託料として95万円を計上させていただき、前年度比84万円、145.3%の増となっております。  次に、174ページをお願いいたします。  上の表、No.67、がん検診事業の主な事業費、がん検診委託料は3775万5000円、前年度比390万1000円、11.5%の増となっております。これは、がん検診推進事業にございました大腸がん検診をがん検診事業に一本化したことと、胃がん、肺がん検診等の定員をふやしたことによるものでございます。  次に、175ページをお願いいたします。  下の表のNo.70、高齢者歯科健康診査事業の主な事業費、高齢者歯科健康診査委託料は402万円で、前年度比168万1000円、71.9%の増でございます。主な理由といたしましては、健診単価の増並びに定員の増加によるものでございます。  次に、179ページをお願いいたします。  上の表、No.77、車両管理事務のうち備品購入費104万3000円は、軽自動車を買いかえようとするものでございます。  最後に、180ページをお願いいたします。  下の表、No.80、母子保健指導事業の主な事業費、丸印のついた育児ギフト配布委託料418万円は、妊娠・出産・育児期の切れ目のない支援を充実させるため、出産後の家庭訪問等で育児ギフトを贈呈し、子育て等に関する悩みや不安の相談に応じる新規事業のため皆増となっております。詳しい内容につきましては184ページ、改善項目No.5の表を御参照いただければと存じます。  以上、福祉保健部所管分の歳入歳出予算の説明とさせていただきます。 164 ◯幡垣副委員長 以上で説明は終わりました。  これより質疑を行います。 165 ◯町田委員 1点だけお伺いいたします。  説明書157ページ、No.34、障害児通所支援事業についてお尋ねいたします。  障害児通所支援費が5515万3000円というふうな金額が記載されておりますけれども、これは何件分でこの数字が出ているのか教えていただきたい。  それと、この支援事業の事業所に、例えば監査みたいなのが定期的に入っているのかどうか。例えば今年度もまた入るのかどうか、その辺のことをお聞かせ願いたい。よろしくお願いいたします。 166 ◯河野課長補佐 私から御質問にお答えします。  質問の1点目、この事業費の該当する件数につきましてでございます。障害児通所支援事業は3事業ございまして、放課後等デイサービス、児童発達支援、重症心身障害者児通所支援になります。平成29年度当初のそれぞれの事業の年の利用見込み延べ人数が、放課後等デイサービス700人、児童発達支援81人、重症心身障害者児通所支援16人となっております。  事業所の監査につきましてですが、現在、障害児通所支援事業所の指導検査につきましては、東京都が行っております。福生市につきましては、今後、指導検査の準備が整った後、検査を行っていく予定です。 167 ◯町田委員 これは例えば、事業者はみんな市内、市外もあるのですよね。もしよかったら市内の件数と市外の件数の数だけで結構です、教えていただければありがたいかな。  それからあと、今東京都がいろいろ指導検査に入っているということなのですけれども、今後、福生市も指導検査に入る準備はしているということは、これから東京都から移行されるのですか、それとも東京都も入れば福生市も入るということなのか、その辺教えていただければありがたい。 168 ◯河野課長補佐 私から再質問にお答えします。  市内の事業所は、放課後等デイサービスが5カ所、児童発達支援が2カ所ございます。平成29年1月の利用状況では、放課後等デイサービスを利用されている方は市内の事業所4カ所と市外の事業所12カ所、児童発達支援は市内事業所1カ所、市外事業所5カ所、重症心身障害児は市内に事業所はございませんので、市外事業所2カ所を使っております。  2点目の都の検査が今行われていて、今後、福生市でいつからということの回答ですが、現在、福生市のほうでは指導検査の準備中でおりまして、当面の間は東京都と福生市が、準備ができるまでの間は両方一緒にやっていくような形になります。全てが福生市に移行していくにはまだ年数がかかると思っております。 169 ◯町田委員 それで、教えていただきたいのですけれども、再々で申しわけないのですけれども、この指導検査という意味は、例えば運営のこととか、逆にいわゆる補助金の入ってきたお金が正確に使われているかとか、どこまでが指導検査になるのか教えていただければありがたい。 170 ◯橋本部長 それでは、私から答弁をさせていただきます。
     今、社会福祉法人等の指導検査につきまして、既に、順次というとおかしいですけれども、東京都のほうから市町村のほうに、市のほうに移譲されている状況でございます。平成29年度につきましては、保育施設ですとか、介護事業所等のものもおりてくるという形になるわけですけれども、当然そういったことの中では、経理部分についての監査も入ってくるという形になります。  ただ、今御質問のございました障害の部分につきましては、今、東京都並びに市のほうでも少し調整をしている最中でございまして、今後どの程度の時間になるかわかりませんが、おりてくることは間違いないのですけれども、当然、同じように経理の部分のほうの指導監査の部分についても入ってくるというふうに認識をしているところでございます。 171 ◯町田委員 これからまた仕事が大変厳しくなってくるのではないかなというふうに思うのですけれども、今までの範囲からまたそういう補助金の洗い出しまでやってくるのでは大変だなというふうに思いますけれども、今後また一生懸命頑張ってやっていただきたいなと思います。よろしくお願いいたします。  どうもありがとうございました。 172 ◯青木委員 それでは、私のほうから4点お伺いをいたします。  まず、説明書の143ページ、No.5、受験生チャレンジ支援貸付事業、この350万円の算出の方法を教えていただきたいと思います。  それから、2点目、164ページのNo.48、介護予防・地域支えあい事業、ここに主な事業費のところで生きがい活動支援デイサービス事業委託料というところがあるのですが、これが総合戦略の中にあるかと思います。そこに高齢者の健康づくり・生きがいづくり支援というところで、この事業についての重要業績評価指標(KPI)というのがありまして、高齢者生きがい活動デイサービス事業利用者数というところで目標値が定められておりまして、平成31年度に8500人を目指しているというふうに目標があるのですけれども、ここで平成29年度については何人ぐらいを目指していくのかというところで、目標値のほうありましたらお願いいたします。  また、そこに向けて平成29年度、この事業についてどのように取り組んでいくのかということもあわせてお願いいたします。  それから、3点目、同じ項目です。No.48の介護予防・地域支えあい事業の中の配食サービス事業指定管理委託料、それから配食サービス事業委託料というところで、一つは社会福祉協議会にお願いをしている配食サービスかと思います。またもう1点が、昨年の7月でしたか、そのぐらいから始まったと思います、民間企業に委託をしての配食サービスというところが始まったと思うのですけれども、平成29年度について委託ということではあるのですけれども、それぞれどのような申し込み数というか、そういうところを見通してのものなのか、その見込みの数がもしありましたら教えていただきたいと思います。  それから、説明書180ページ、No.80の母子保健指導事業、この育児ギフト配布委託料というところで、この事業の内容についてもう少し詳細を教えていただきたいと思います。支援の内容とか、あとギフトの内容など、また平成29年度でどのぐらいの件数を見込んでいるかとか、そういったところわかればお願いいたします。 173 ◯町田(和)課長 予算説明書143ページ、No.5、受験生チャレンジ支援貸付事業についてでございます。  この予算の積算根拠でございますが、こちらの事業は東京都社会福祉協議会が実施しております受験生チャレンジ支援貸付事業の貸付窓口は、福生市社会福祉協議会に委託して実施しておりますが、委託料350万円の内訳は郵券代や消耗品等の事務費が50万円、担当する嘱託職員の人件費が300万円となっております。 174 ◯清水(勲)課長 私からは2点目、予算説明書164ページ、No.48、介護予防・地域支えあい事業のうち、生きがい活動支援デイサービス事業についてでございます。  この事業は、在宅の比較的自立した高齢者を対象に、通所による生きがいの趣味活動、日常動作訓練、入浴、昼食等の提供など、各種サービスを行っているものでございます。高齢者の生きがいづくり、心身機能の維持向上など、介護予防や閉じこもりを防止することを目的に実施しております。現在、市内の3事業所に委託事業として行っているものです。  御質問のとおり、総合戦略目標値、平成31年度8500人という目標を掲げているのですが、平成27年度の実績が延べ8272名の方が利用されております。達成率は97.3%になっております。平成28年11月1日現在のこちらのサービスの登録利用者が148名となっております。平成29年度の目標としましては、延べ8400人の利用者を目標に取り組んでいきたいと思っております。  平成29年度の取り組みといたしましては、PRが大事だと思っていますので、在宅支援センター、高齢者の個々の自宅に訪問しますので、こういった事業の対象者がいるときには、こちらのサービスにつながるようにPRに努めていきたいと考えております。  次に、3点目の同じく164ページ、No.48、介護予防・地域支えあい事業のうちの配食サービスについてでございます。  配食サービスは、従来からの社会福祉協議会への委託と、平成28年7月から民間サービスを導入しております。民間サービスの配食サービスにつきましては、塩分調整カロリー食とか、やわらか食、こういったものにも対応できるということで、そういったことを目的に導入したものです。平成27年7月から実施しておりますが、現在22名の方が民間のほうは利用されております。社会福祉協議会の配食の利用者は80名となっております。  平成29年度に向けての取り組みですが、民間のほうの配食につきましては、普通食が13名、健康ボリューム食が7名、塩分調整食が15名、やわらか食が5名、計40名の利用を目標に事業に取り組んでいきたいと思っております。また、社会福祉協議会のほうの配食サービスについては、年間7000食を見込んでおります。 175 ◯瀬谷課長 私からは、4点目の御質問にお答えさせていただきます。  まず、事業の概要でございますが、この事業は妊娠中から専門職がかかわることによりまして、出産・子育てに関する不安を軽減いたしまして、安心して子育てができる環境を整備する切れ目のない子育て支援を行うものでございます。  これまでも妊娠届け出の際には、保健師等による面接を行いまして、妊婦自身の心身の状況ですとか、妊婦を取り巻く環境などを把握いたしまして、必要な支援につなげるよう努めておりますが、妊娠期から出産、育児期におきまして、行政が子育ての伴走者としてかかわるためのツールといたしまして、妊産婦・新生児訪問指導及び乳児家庭全戸訪問指導等にあわせまして、育児ギフトをお渡しするものでございます。  この取り組みを行うことで、子育て支援のサービスにつながりにくかった方に対しても、必要なサービスを提供できるなど、子育て支援の充実を図れるものと考えております。  ギフトの内容でございますが、妊婦御本人が育児に必要なものを選択できる子育て用品のカタログギフトを予定しております。大人だけの生活では必要がなくても、子育てをしていく上で必要になってくるものも出てまいります。お渡しするものが既に準備されているものですとか、お望みのものと違ったりする可能性もございますので、行政のほうであらかじめ決めた品物をお渡しするのではなく、御本人が必要とするものを、品物を選択できる形のほうがギフトをより有効に御活用いただけるのではないかというふうに思われますことから、カタログギフトを考えております。  それから、人数につきましては、予算の人数としましては出生数ということで計上させていただいておりますけれども、7月1日から面接を始めまして、実際にお渡しするのが新生児訪問のときというふうになりますので、実際に9月ぐらいからということになるかと思います。  ただ、福生市で妊娠届け出をされたのではなく、ほかの市町村で妊娠届け出をされた後に福生市に妊婦の形で転入された方には、やはりお渡しするということもございますので、その辺を計算いたしますと、恐らく300弱というような形になるのではないかなというふうに考えております。 176 ◯青木委員 受験生チャレンジのほうは、以前もお聞きしたところもあると思うのですけども、非常にいい制度だと思っておりますので、引き続き委託ということではあるのですけれども、予算が縮小しないようにぜひよろしくお願いいたします。  あと、生きがい活動支援デイサービスのことについてです。現在も97.3%の達成率で、また平成29年度8400人を目指していくというところで、順調に進んでいるのかなというふうには受けとめております。また、しっかりとこの計画をされているところではあると思うのですけれども、目標の上方修正というか、どんどんまた目指していただいて頑張っていただきたいと思います。  また、配食サービスに関しましても、そういったいろいろな、糖尿とか減塩とかそういった食事に対応できるのが40名を見込んでいるというところで、本当に普通に食べられる方、また食べられない方いらっしゃると思います。また、そういった食べたいけれどもどうやったらいいのかわからないというところをしっかりと補助できるというか、ケアできるような制度だと思っておりますので、こちらのほうもしっかりとよろしくお願いいたします。  それから、育児ギフトの件です。切れ目のない支援ということで、カタログギフトという形で、本当にそのカタログを見ていくと、もしかしたらこのようなものもあったのだというようなことで、よりその方に合ったものがいくのかなというふうにも思っております。また、数に関しても300弱ということで、本当に手厚くできていくのだなというところで安心しておりますので、着実な推進をよろしくお願いいたします。  ありがとうございます。 177 ◯幡垣副委員長 午後4時20分まで休憩いたします。       午後4時8分 休憩   ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~       午後4時20分 開議 178 ◯幡垣副委員長 休憩前に引き続き会議を開きます。 179 ◯田村(正)委員 それでは、1点よろしくお願いいたします。  予算説明書の172ページのNo.64、健康ふっさ21事業についてなのですが、この事業、毎年確認させていただいているのですが、非常に楽しい、そして何か我々が健康に向けて向上する事業だというふうに思っておりますが、平成29年度の計画の中にウオーキングマップ作成とかいろいろあるのですが、具体的にこの内容につきまして詳しくお願いしたいと思います。よろしくお願いします。 180 ◯瀬谷課長 それでは、私からは予算説明書172ページ、No.64の御質問にお答えしたいと思います。  ウオーキングマップにつきましては、福生市独自のものを平成23年度に健康づくり推進員と協働いたしまして作成をしております。名称は福生健康ウオーキングMAPといいまして、健康課が実施しております健康ウオーキングでも活用を図っているところでございます。  今回、平成29年度なのですけれども、新たにウオーキングマップ作成委託料として予算計上いたしましたが、新たに予算計上した理由でございますが、東京都がウオーキング事業に力を入れておりまして、各区市町村にウオーキングマップの作成を推進しております。東京都の健康づくり推進キャラクター「ケンコウデスカマン」のイラストを入れまして、東京都の条件に合った健康づくりの視点を入れたマップを作成いたしまして、このマップを使ったウオーキング事業を実施した場合には、都の医療保健政策区市町村包括補助事業で、マップ製作費とウオーキングイベント実施費用の10割の補助がいただけるということですので、この補助を活用いたしまして、改めてウオーキングマップの改定を行うことといたしました。  今回作成いたしますマップでございますが、ウオーキング等に関するコラムですとか、ウオーキングコースを歩いた際の消費カロリーを掲載するなど、これまで使用していたマップの内容をより充実させまして、多くの方に活用していただきたいと思っております。  健康ふっさ21(第2次)の計画でもウオーキング等の身近な運動を推進していくこととしておりますので、このマップの活用をしてウオーキング事業を推進していきたいと考えております。 181 ◯田村(正)委員 ウオーキングするということは、お金も余りかかりませんし、非常に今利用されている方が多いというふうなことなのですけれども、ウオーキングマップ作成に当たって、先日、新春ウオーキングをやったときには、市内の健康遊具とか、あるいは市内の彫刻とか、そういったある程度めぐる旅みたいな形もあったりとか、あるいは寺院を歩いたりとか、いろいろな計画が盛りだくさんであって楽しかったのですよね。  そういった名所とか、あるいは遊具を使ったものとか、さらにはこういうマップをつくった以上は、ずっととっておいてもらいたいというふうに思うのですけれども、よくすごろく的なとか、マップ何とかみたいな、そういったこれを使っての利用みたいなこともやはりこの中には盛り込まれているのかどうなのか、その点につきましてよろしくお願いします。 182 ◯瀬谷課長 ウオーキングマップの内容につきましては、これから詳しく詰めてまいりたいというふうに思っております。  市内の彫刻を回ったりだとか、楽しいウオーキングの方法があるということでおっしゃっておりましたけれども、こちらの健康づくり推進員が中心となりますウオーキングの中でもこのマップを活用いたしまして、その中で健康遊具などもある公園もございますので、そういったところの公園を回ったりですとか、そういったようなもので活用していきたいというふうに思っております。  それから、すごろくというような形は今のところは考えておりません。 183 ◯田村(正)委員 せっかくいいものをつくっていただけそうなものですから、捨てられないような形で、1年間持っていて楽しいというふうなことなども含めて検討していただきたいなと思います。  終わります。ありがとうございました。 184 ◯串田委員 私は、説明書156ページのNo.32、介護及び訓練等給付事業の質問をします。1点です。  平成29年度に3453万2000円の増となっていますが、介護給付費と訓練等給付費のそれぞれの人数と、その前年度比率がわかりましたら教えてください。また、増額の理由もあわせて教えてください。お願いします。 185 ◯森田課長 まず、御質問の1点目の人数についてでございますが、サービスの事業を重複して利用されている方や、同じサービスでも何カ所もの事業を使っている方などがいらっしゃるため、延べ利用人数として算出させていただきます。  平成29年度当初の見込み延べ利用人数として、介護給付費は3618人で7.6%の増、訓練等給付費は2164人で3.3%の増です。  2点目の増額の理由ですが、こちらは先ほど部長の説明にもありましたように、介護給付費で賄えない部分の増ということがおおもとではありますが、利用日数の増や、重篤の方は算出単価が高くなることにもよるものでございます。一概に利用人数が先ほど言いましたようなパーセンテージで上がったとしましても、金額の増とは比例しておりませんことを御理解いただければと存じます。  具体的には金額の比較でいたしますと、介護給付費は前年度比6.6%の増、訓練等給付費は2.6%の増ですので、先ほど申し上げた人数とは比例いたしません。 186 ◯串田委員 理解しました。ありがとうございました。 187 ◯五十嵐委員 私からは、4点質問させていただきたいと思います。  全て説明書のほうでございますので、よろしくお願いいたします。  まず、145ページ、No.9、生活困窮者自立支援事業でございますが、こちらの中の子どもの学習支援委託料についてですけれども、もう少し具体的に委託先ですとか、対象者への周知の方法ですとか、学習支援の方法ですとか、その細かいところを教えていただければと思います。よろしくお願いいたします。  それから、150ページ、No.19、この特記事項のところに、最後のところに要援護者バンダナを製作、配布しますというのがございますけれども、こちらの説明をしていただければ、どういうものかお願いいたします。  それから、158ページ、No.35、地域生活支援事業のところでございますけれども、障害者総合支援法、これの地域生活支援という事業がこの中に入っているかと思うのですけれども、昨年より額が減っているのですね。これですと、障害者の方のサービスの充実というのが図れるのかなということでつながっているのかどうか、ここが心配になりましたのでお伺いさせていただきたいと思います。  何か手話通訳の登録者の増加を図りますということが書いてございますけれども、その辺のところを詳しく教えていただければと思います。  それから、167ページでございますが、No.53、福祉センター設備改良事業、こちらについても詳細を教えていただければと思います。スケジュール等も教えていただければと思います。よろしくお願いします。 188 ◯町田(和)課長 説明書145ページ、No.9、生活困窮者自立支援事業の子どもの学習支援委託料につきまして御答弁させていただきます。  まず、周知の方法でございますが、こちらは対象者を主に生活保護受給者または生活困窮者ということで対象者を考えておりますので、広報等での広く周知は考えておりません。ケースワーカー等を通しまして、この事業の御案内をしてまいりたいと考えております。  学習支援の方法でございますが、この事業の対象者、小学4年生から中学3年生までの方で、事業の実施は毎週土曜日の午後を予定しております。人数的には全体で30人程度を予定しております。  委託先でございますが、こちらはこの事業の目的でございます貧困の連鎖を防止するため、生活困窮世帯の子供に対する学習支援を推進するとした目的に基づき実施してまいりますので、こういった目的の理解をしていただける事業者を考えております。  簡単でございますが、以上でございます。 189 ◯森田課長 私からは、2点目の説明書150ページ、No.19の消耗品費の増のことでございます。  特記事項に書かせていただきました要援護者バンダナにつきましては、東京都で推奨しておりますヘルプマークを使いまして、バンダナの四隅に「私は耳が不自由です」とか「私は目が不自由です」とかということを四隅に書いて、バンダナとして自分の援護が欲しい内容を表に出してバンダナにするとか、腕に巻くとかということを考えたものを1000枚つくる予定でございます。  活用としては、防災倉庫の中に入れさせていただいて、緊急時のときに皆さんに配布するということを考えております。 190 ◯河野課長補佐 私からは御質問の3点目、説明書158ページ、No.35の地域生活支援事業についてお答えします。  地域生活支援費、総額は前年比1.4%の減となっておりますが、こちらの特記事項に書かせていただきましたように、手話通訳養成講習会を拡充し、手話通訳登録者の増加を図ります。  また、日常生活支援用具に大活字図書、デイジー図書、クールベスト及び紫外線カットクリームの4項目を追加しておりますことにより、該当障害者(児)が給付を受けられる量がふえるため、支援の充実につながると考えております。  地域生活支援費の減になっている理由ということですが、平成28年度の実績を見込んだ金額に伴う減でございます。 191 ◯清水(勲)課長 説明書167ページ、No.53、福祉センター設備改良事業についてでございます。  この事業につきましては、平成28年度に実施いたしました福祉センター設備劣化診断の結果を受けまして、エレベーター設備など一部の設備を除き設備全体に老朽化が著しいため、施設全体に及ぶ工事となる予定でございます。  福祉センターでは、高齢者、障害者のデイサービス事業等を実施していることから、施設を長期間休館して工事を実施することが難しく、ほかの代替施設等もないことから、開館しながらの部分ごとの工事となる計画でございます。  計画では空調設備、電気設備、給排水設備等について、平成29年度に工事設計を実施し、平成30・31年度の2カ年計画で工事を実施する予定となっております。設備更新に当たっては、ガスマイクロコージェネレーション、LED照明器具の導入など、市有施設省エネルギー・再生可能エネルギー推進指針に基づき、環境に配慮した省エネ設備の導入を検討することとしております。 192 ◯五十嵐委員 御答弁いただきましてありがとうございます。  最初の生活困窮者自立支援事業で子どもの学習支援委託でございますけれども、本当に公には募集するような形ではなく、ケースワーカー等を使ってということで、非常にありがたいかなと思います。本当に支援していることが逆に、あそこに行っている子たちはという形でくくられてしまって、何かそれがまた差別等につながったり、いじめ等につながったりすることを一番恐れるものでございますので、本当にきめ細やかな対応、また配慮をお願いしたいと思いますので、よろしくお願いいたします。  それから、要援護者バンダナ、四隅に助けてもらいたい内容を書いて、それでいざというときに首に巻いたりとか、腕につけたりということで、よろしいでしょうかね。これ、近隣市での取り組み等はわかりますでしょうか。もしわかったら教えていただきたいと思います。  それから、地域生活支援事業、こちら以前取り上げまして大活字本のほうも取り入れていただきましてありがとうございます。本当にきめ細やかな対応をいろいろしていただいているなという感想を持ったような次第でございます。金額は減っているけれども、これは実績等による見込みであるということですので、障害者の支援の充実にはつながっているなという確認をさせていただきました。また今後さらなる充実のほうをよろしくお願いいたします。  それから、福祉センター設備改良事業、こちらもわかりました。平成29年度は設計ということで、実際の工事は平成30・31年度になっていくかと思いますが、高齢者や障害者のデイサービスもやっていらっしゃるというところですので、また今後の工事に入られるときの安全確保ということもよろしくお願いしたいと思います。  1点だけ、要援護者バンダナについて近隣での取り組み、もしわかりましたら教えていただきたいと思います。 193 ◯森田課長 要支援者バンダナは、墨田区が作成しております。今回私どもが参考にさせていただいているのは、浦安市のバンダナを参考にさせていただいております。 194 ◯五十嵐委員 実はこの要援護者バンダナというのは、私も目をつけておりまして、6月の質問等で取り上げようとか思っていたところなのですけれども、やられたという気持ちがいたしますが、非常に着眼点がよくて素早い対応をされているなということで、私、感服いたしました。ありがとうございます。   ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ 195 ◯幡垣副委員長 お諮りいたします。  本日の審査はこの程度にとどめ、あす午前9時30分より引き続き審査したいと思いますがいかがですか。         (「異議なし」と呼ぶ者あり) 196 ◯幡垣副委員長 御異議なしと認めます。よって、あす午前9時30分より審査することに決定いたしました。  本日はこれをもって閉会いたします。       午後4時39分 閉議 Copyright © Fussa City, All rights reserved. ↑ ページの先頭へ...