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  1. 福生市議会 2013-09-09
    平成25年決算審査特別委員会  本文 2013-09-09


    取得元: 福生市議会公式サイト
    最終取得日: 2022-12-25
    ↓ 最初のヒットへ(全 0 ヒット) 1       午前9時30分 開議 ◯田村(昌)委員長 定足数に達しておりますので、ただいまから平成24年度福生市一般会計決算審査特別委員会を開会いたします。  それから、議事に入る前に、私のほうからお願いでございますが、本日から4日間の審査をお願いするわけですが、本委員会におきましても、効率よい運営をお願いいたしまして、定時までとなっておりますが、午後5時までには終了できますよう、委員の皆さんの御協力をお願いをいたします。  それでは、去る9月5日の特別委員会においてお決めいただいております決算の審査方法等について、事務局より確認願います。 2 ◯中村局長 それでは、御報告いたします。  本日から始まります決算審査特別委員会の審査方法につきましては、去る9月5日に開催されました平成24年度福生市一般会計決算審査特別委員会において御協議をいただきました内容の御報告でございます。  初めに、本会議資料として、本会議初日にNo.1からNo.30までの資料が提出されておりますが、審査中における資料の要求につきましては、その都度、当委員会に諮って決めていただくことになっております。(9月2日配付の本会議資料参照)  次に、決算の内容説明につきましては、主に23年度と変わったところを簡潔にお願いし、決算書並びに事務報告書のページを言っていただき、説明することになっております。  次に、質疑についてですが、決算全体及び歳入全般に共通する質疑につきましては、歳入に入る前に、歳出全般にわたる質疑につきましては、歳出の各款に入る前にお願いいたします。  次に、審査の方法でございますが、歳入は市税と市税を除くその他歳入の二つに分けて審査をお願いいたします。  また、歳出につきましては、原則的に順次各款ごとに審査をお願いすることといたしておりますが、そのうち労働費、農林水産業費、商工費、土木費及び消防費につきましては、5款一括して審査することになっております。  また、公債費、諸支出金、予備費につきましては、消防費までの5款一括審査の次に一括して審査をお願いすることになっております。  それから、教育費につきましては、歳出の最後に、原則4日目に審査をお願いすることになっております。  次に、同一会派による重複した質疑につきましては、避けていただくことになっておりますが、質問の趣旨が異なる場合には可能となっております。また、総括質疑につきましては、政策的な内容を中心として質疑を行うことになっております。  次に、委員長による審査報告及び委員長に対する質疑でございますが、ほぼ全員で構成されております委員会でございますので、本会議での委員長の報告及び委員長に対する質疑につきましては省略をしております。  次に、質疑の回数につきましては、会議規則を準用いたしまして、3回までとしております。  その他といたしましては、委員会の議事運営を効率的にするために、理事者にあっては、質問者の質問趣旨をよく理解し、要領よく簡潔な答弁をお願いいたしますが、業務に精通している課長補佐、係長等の答弁も許されておりますので、その点を考慮されて答弁するようよろしくお願いいたします。  また、答弁をするに当たり、「何々委員の御質問にお答えします」とその都度言わないでください。  それから、質問者にあっては、事務報告書決算関係資料等を事前によくごらんになっていただいていると思いますので、簡潔明瞭な質問をするよう努めていただくことになっております。  次に、質疑や答弁につきましては、その内容を再度言わないようにしていただき、また、年度を言う場合には24年度、23年度というようにお願いいたします。
     また、理事者につきましては、答弁者の交代は速やかにお願いすることとしております。  以上が先般の決算審査特別委員会で確認され、決定した内容でございます。  最後に事務局からお願いでございます。答弁するときには、委員長にわかるように大きな声で「委員長」と言っていただき、挙手をするようよろしくお願いをいたします。 3 ◯田村(昌)委員長 以上が確認事項ですので、よろしくお願いをいたします。   ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ 4 ◯田村(昌)委員長 これより議事に入ります。  議案第55号、平成24年度福生市一般会計決算認定についてを議題といたします。  それでは、政策的なことは抜きにして、決算全体及び歳入全般に共通する質疑がありましたらお願いをいたします。 5 ◯末次委員 それでは3点お聞きします。  これは正和会で毎年お聞きしていることなのですけれども、1点目としましては、平成24年度決算の特徴点についてお聞きしたいと思います。  2点目としまして、平成24年度経常収支比率財政力指数のこの平成23年度からの変化についてお聞きしたいと思います。平成24年度の指数に関しては審査意見書等に載っておりますけれども、その中で経常収支比率につきましては、臨時財政対策債6億円を含めた数字で多分出ていると思うのですが、臨時財政対策債6億円を抜いた場合には何ポイントになるかと。  また、二つの指数の変化の今言いました要因について、そしてこの数値というのは、東京26市の中で順位としてどうなのか。この3点についてお聞きしたいと思いますよろしくお願いいたします。 6 ◯森谷課長 それでは1点目、平成24年度決算の特徴点でございます。説明は、決算審査意見書の中の普通会計の表を使わせていただき、金額は概数で申し上げますので、よろしくお願いいたします。  恐れ入りますが、審査意見書の8ページをお願いいたします。  初めに、決算規模でございますが、歳入は230億8000万円、平成23年度比で3.3%の増加、歳出は223億4000万円、2.8%の増加となっております。  この結果、実質収支は7億4000万円となりまして平成23年度に比べ1億2000万円の増でございましたが、単年度収支では1億8000万円の減となっております。予算額対比で申し上げますと、歳入は収入率100.8%で1億9400万円の増、歳出では不用額が5億4600万円ございまして、これを合わせたものが実質収支額の7億4000万円でございます。  11ページの下の表でございますが、実質収支比率は6.4%で、26市の平均を申し上げますと実質収支額が14億7000万円、率の平均は5.0%でございます。福生市は、額では多い方から19番目、率では9番目でございます。  実質収支額が前年度より増加した要因につきましては、意見書の最後の75ページの中ほどに記載してございますように、最少の経費で最大の効果を出すよう各部署で努力し、不用額を執行停止としまして翌年度繰越金として基金に積み立て、将来に備えるということが徹底できたことが大きく、また、歳入におきましても、市税等の収入確保に意欲的に取り組んだところでございます。  特に市税収納率では、現年課税分が98.4%と前年度比で0.3ポイントの増、滞納繰越分では37.7%と8.4ポイントの増、全体でも1.5ポイント増の95.4%となりまして、収納努力の成果があらわれております。  次に、自主財源と依存財源でございますが、恐れ入りますが9ページにお戻りいただきまして、自主財源の小計の決算額構成比は43.4%となりまして、前年度の42.8%よりは0.6ポイント上昇しております。  上昇の要因としましては、繰越金の増などによるもので、市税は34.1%と1.3ポイントの減少で、依然として厳しい状況が続いております。今後も歳入の確保、経費節減の努力を続けていかなければならないと考えております。  繰り返しになりますが、歳出の不用額を繰越金としてしっかり残して市民サービスを維持していく上で、今後、起こり得る財源不足に対処するため、この議会で提案しております補正予算におきまして基金への積み立てを計上させていただいておりますので、よろしくお願いいたします。  2点目の経常収支比率財政力指数の前年度からの変化でございます。意見書の13ページをお願いいたします。  上のグラフでございますが、平成24年度の経常収支比率は91.5%でございまして、平成23年度より3.4ポイントの減少でございます。平成23年度の26市平均は92.1%でございましたので、福生市は2.8ポイント上回っており、順位は19位でございましたが、平成24年度は26市平均92.9%、より1.4ポイント下回った結果となりまして、順位は8位でございます。  なお、臨時財政対策債を借りなかった場合の経常収支比率は、平成23年度は98.0%、平成24年度は96.0%と2ポイントの改善となっております。  前年度より減少した要因でございますが、12ページの下の表の1番右の列の充当率増減をごらんいただきまして、減少しております主なものでは人件費が1.0ポイント、補助費等が2.1ポイントの減となっております。人件費の削減努力、また西多摩衛生組合の負担金の減などが増加している要因より上回りましたので、減少となっております。扶助費、物件費などは増加傾向となっておりますので、注視していく必要がございます。  また、本会議資料の決算関係資料の7ページには、平成元年度からの経常収支比率の推移がございます。平成元年から数年間は70%前後で推移しておりましたが、その後は高い数値となり、厳しい財政状況が続いております。  次に、財政力指数でございますが、意見書の12ページの上の表をごらんいただきますと、平成24年度は0.723で平成23年度より低くなっております。この数値は、普通交付税算定での基準財政需要額に対する収入額の割合でございまして、1に満たない分、財政的に苦しいということでございます。  なお、数値は3年平均でございまして、単年度数値で見ますと平成23年度が0.718、平成24年度は0.725とわずかに上昇しております。  意見書の最後のページをごらんいただきますと、財政力指数は26市中で下から3番目で、経常収支比率は若干の改善はございましたが、財政的には厳しい状況でございます。  3点目、市民1人当たりの歳入額歳出額、それと市税の額と26市の順位でございます。  市民1人当たりの歳入額は、意見書の18ページでございます。合計欄は39万817円で、26市平均は35万938円、福生市は多い方から4位、歳出は33ページでございますが37万8294円で、26市平均が34万491円、福生市は3位、市税は13万3408円で、26市平均は16万7430円で福生市は23位でございます。  なお、これらの順位は平成23年度と同じでございます。  また、1人当たりの歳出額を市税1人当たりの額で割った数値の還元倍率、これは市税の負担額に対して歳出、いわゆる市民サービスとしてどれだけ還元されているかという指標でございますが、26市平均は2.03、福生市は2.84でございまして、多いほうから3位となっております。厳しい財政状況でございますが、この還元倍率で申し上げますと、市民の負担が市民サービスとして十分に還元されていると言えるのではないかと思っております。 7 ◯末次委員 それでは2点ほど再質問したいと思います。  今の1点目の平成24年度決算の特徴点ということで、実質収支額が7億4000万円だと。そして不用額を執行停止として基金に積み立てるということでございます。その要因の中には、市税等の収納率なんかでまた前年度同様頑張っていただいて、そういうのが大きく貢献しているということはよくわかりました。  そこでこういうときでないとお聞きできないので質問させていただきますが、よく私なんか議員になる前に、年度末になると道路工事なんかやっていましてね、そうすると人から、あれは予算を使い切らないと来年度になるとその分が削られてしまうというようなことを聞いた記憶があるのですけれども、一応確認の意味で、この実質収支額というものが地方交付税に影響を及ぼすものかどうなのかということだけちょっと単純な質問で申しわけありませんけれども、お願いいたします。  そしてもう1点ですが、経常収支比率に関してもこれもこういうときでないと確認できませんので質問させていただきますけれども、例えば財政調整基金、これを仮に繰り入れた場合、それは経常収支比率の中で臨財債同様に分母の中に組み入れられるのかどうか、この2点だけお聞かせ願いたいと思います。よろしくお願いいたします。 8 ◯森谷課長 それでは、1点目について答弁いたします。  実質収支額普通交付税の交付額に影響するといたしますと、基準財政収入額に入っているかどうかということでございますが、基準財政収入額は、各団体の財政力を合理的に測定するために標準的な税収入の一定割合などで算定しております。この収入額となりますものは、市税と地方譲与税などの税連動交付金でございまして、実質収支、いわゆる繰越金は入っておりません。  したがいまして、地方交付税の額には全く影響がないということでございます。  それと2点目の財政調整基金の繰り入れがあった場合の経常収支比率への影響でございますが、財政調整基金からの繰入金も臨時財政対策債臨時一般財源でございまして、本来、経常収支比率の分母には入らないわけでございますが、臨時財政対策債だけは例外として分母に入っております。  したがいまして、財政調整基金からの繰り入れを行っても経常収支比率には全く影響いたしません。 9 ◯末次委員 3点目の還元倍率といいますか、市民の人たちが小さな負担で大きな市民サービスを受けているというようなことになろうかと思うのですけれども、福生市は26市の中では高い方から3番目ですか。ただ、これで果たして市民全員の方がそういうような受けとめ方をしているのかなというのは、私は常々疑問でして、この還元倍率というのは、市民サービスの恩恵というのは、押しなべて市民の人に行くような、一定のところだけにそれがとどまるのではなくて、その辺のところを今後ともひとつ課題として検討していただきたいと思います。よろしくお願いいたします。 10 ◯原田委員 4点お願いします。  決算全体についてですが、臨時財政対策債、6億円借りるということで予算編成したわけでございます。予算から見た決算額というのが約5億4600万円減、歳入から見た歳出額は約7億4000万円減ということで、不用額が出て翌年の財源になったというわけでございます。全体的なところで、どのような考え方で全体の財政運営を行ったのか。また、先ほども使い切るということから残すという考え方等もやってきたということでございますが、そういった職員への意識改革など指導を行われたかどうかお伺いしたいと思います。  それと2点目は、財政の中でそういった意識改革があったとして、全体の実計の中で予算化して、当初見込みと違って進まなかったような事業があるかどうかという点が2点目です。その要因はということでお聞かせ願えればと思います。  3点目は、先ほどもありましたが財政力指数ということで、単年度では少し上がっているということでございましたが、年々減少して平成24年度は0.723という厳しい状況ということでありました。逆に公債費比率を見ますと平成24年度は3.6ということで、年々本当に減少しているという、下がってきているという感じを受けて、厳しい財政状況だけれども、それを気にせずに財政運営を行っているのかなということを感じるわけでございますが、こういった数値になるということは、当初の計画の中で考えて、見込んで推し進めていったのか、結果的にこうなったのか、いろいろ途中で政策とか事業などを管理していった結果、こういったことになったのかを伺いたいと思います。  4点目として、審査意見書のほうで73ページ、(2)でベテラン職員へのリフレッシュ研修というところがあって、その中でも定期監査、例月出納検査において契約事務手続文書管理事務の誤りが散見されるという、そういった表現がありまして、また75ページのほうにも下のほうに契約、文書管理、会計事務等の共通業務については、規則等遵守の徹底を定期監査とあわせて再三指摘しているがと、その改善結果を監査全般において実感することができない状況にあるという、こういった指摘があったわけですけれども、平成23年度も実際、文書管理等でやはり同じような質問が、意見書の中でこうありますよという質問があった中では、重く受けとめますという何か答弁が入っていたのですね。この平成24年度、どのように取り組まれてきたか、また研修などを行ってきたのか、その辺を伺いたいと思います。 11 ◯森谷課長 それでは、私からは1点目から3点目までについて答弁申し上げます。  1点目、実質収支額の増についての説明は、他の委員の御質問の答弁と重なりますので、どのような考えで財政運営を行ったのかにつきまして答弁申し上げます。  財政運営の考え方につきましては、委員言われるとおりでございまして、平成23年度決算でも申し上げましたが、不用額について繰越金につながるようにしっかりと残すということが徹底できたということが大きいと思います。さかのぼりますと平成22年度決算のこの委員会から執行率についての説明は省略させていただいておりまして、また執行管理上でも、財政課といたしまして、執行率や不用額の大小についてそのことのみを問題にするようなことはしないようにしております。これには四つの意味がございまして、第一に執行率が高い方あるいは低い方がいいのか経費の内容によって違うこと、第二に不用額が多いことを問題にすると、予算を使い切ってしまうという心理的要因が生まれると危惧されること、第三に、事業の執行に当たっては、最少の経費で最大の効果を上げることが求められていること、最後に、これらのことを続けていくことにより経費の精査が進み、予算の適正配分につながると考えられることでございます。  もちろん予算を過大に見積もるということはございませんで、特に歳出については、配分された予算を超えた執行はできないことから、過少過ぎて事業本来の目的が達成できなくなることや、経済情勢、社会情勢の変化に対応できず、期待されている市民サービスに影響が出ることがないように若干は余裕も必要でございます。  平成24年度決算では不用額が5億4600万円となりまして、不用額自体は平成23年度に比べて570万円の減でございますが、予備費を除いた執行科目での不用額は660万円の増でございまして、余った予算は翌年度への貴重な財源として残すということが徹底できたと思っております。  これらのことについて職員の意識改革などの指導はということでございますが、事業を執行する上での考え方として、最少の経費で最大の効果を上げることなどは改めて言うまでもなく、一人一人の職員が常に意識しているところでございます。  一方、財政運営の考え方につきましては、予算要求説明会、予算のヒアリング、予算の内示、日常的な執行についての相談など、機会あるごとに伝えているところでございまして、特に予算の復活要求のヒアリングでは、従前は主査以上が対象でございましたが、現在では主任以上としまして、ヒアリングを通してより若い世代に対する財政運営の意識改革にも取り組んでいるところでございます。  2点目でございます。計画どおり進まなくて不用額が出ているものはあるかでございます。  一例を挙げますと商工業振興費空き店舗対策事業補助金、当初予算では120万円を見込んでおりましたが、全額が不用額となっております。この事業は、空き店舗で新たな事業を起こす場合に、開業時の費用または家賃について1件60万円を限度に補助するものでございます。年度末まで申請があっても対応できるように途中で予算の減額などせずにおりましたが、結果的に申請は1件もなく、全額が不用額となっております。  このように、受け皿として予算措置をしていて結果的に該当がなく予算が残ってしまったというケースはほかにも幾つかございますが、実施計画で実行するとなっていたものをみずからの都合で行わなかったというものはございません。  3点目に、初めに財政力指数についてでございます。  委員言われるとおり、財政力指数は0.723と減少し、意見書の最後のページにございますように、26市では下から3番目というように厳しい財政状況でございます。一方で、公債費比率は3.6で、これは低い方から4番目で、今年度の負担が低く抑えられていると言えると思います。  これについてどのようにしてこうなったのかということでございますが、公債費比率を意図的に下げようと考えていたものではございません。予算特別委員会でも申し上げましたが、限りある財源を実施計画に基づき効果的に配分し、なお、不足する財源は市民サービスを低下させないように臨時財政対策債などの借り入れを行ったわけですが、やはり借金でございますので、第一に考えましたことは、借入額が返済額を超えないようにするということでございます。  この市債の意味といたしましては、ある事業に対して借金をして、その後、返済していくということは、その事業によりサービスという受益を受ける後年度の市民がその受益に対して負担をしていくという、受益と負担の世代間の公平性という観点がございます。そういう意味で建設事業債などの借り入れをしておりますが、やはり借金の返済は金利も含みますので、これからの人たちに余り大きな負担を残したくないと思っております。  また今後、予定されている大きな事業に災害時対応施設がございますが、これからまた新たなニーズが出てくることも考えられ、何よりも老朽化した公共施設の延命化、学校の災害対策など、次の世代に大きな負担としてのしかかってくると思われます。当初予算編成時には、ぎりぎりの状況で臨時財政対策債の借り入れを見込みましたが、先ほどお話ししましたように、決算段階ではできるだけ財源が繰り越せるように努力した結果、平成23年度より多くの実質収支が出たことで基金に積み立てる見込みができております。  自主財源の乏しい状況でございますが、以上のように、いわば借金と貯金のバランスを考えながら財政運営を行ったことが、結果的に公債費比率の減につながったものと考えております。 12 ◯桑原課長 それでは、私からは4点目、契約、文書管理、会計事務等の研修についての取り組みについてお答えをいたします。  これらの事務はどの部署でも共通に行われる業務であることから、この研修の実施につきましては、職員課のほうで研修の日程の調整、受講者の募集、通知等の事務を行っております。  内容でございますが、事務報告書では149ページでございます。契約事務と会計事務につきましては採用後2年から5年程度の職員で、その事務を担当する職員及び希望者を対象に実施をしております。平成24年度の参加人数は、契約事務研修が8名、会計事務研修が24名でございました。受講者は、主に主事主任職となっております。講師はそれぞれ契約係長、会計係長が担当しております。  もう1点、文書管理につきましては、個別の実務研修としては実施をしておりません。最も基本的な事務ということで、新人職員の必修の研修として実施をしておりまして、平成24年度の新人職員20名を対象に情報公開、個人情報保護の研修とあわせて実施をいたしました。講師は法制係の係長及び担当の職員が担当しております。 13 ◯原田委員 本当に予算、事業を執行する上でということで、最少の経費で最大の効果を上げることなど、一人一人の職員が常に意識しているということでございます。そういった見方で決算書を見させていただきたいと思います。  また、若い世代の方々にも、主任以上にも財政運営の意識改革にも取り組んでおられるということで、了解しました。  2点目もよくわかりました。  3点目もやはり借金額が返済額を超えないようにということでやられたということで、今後、やはり大きな事業が来るなというのは本当に予想されますので、そのような形で運営されたということで、実質最終的には、借金と貯金のバランスを考えながら財政運営したことで公債費比率が下がったということで、了解いたしました。  4点目、いろいろ研修をやっていただいたということです。そういった中で、やはり研修を見てもベテランの方の研修も行われているようですが、そういった共通事務についてのベテランの方というか課長、係長等については行われなかったのかだけ1点確認させていただきたいと思います。 14 ◯桑原課長 審査意見書の中では、これらの共通の事務について、特に収受文書の処理方法や担当課契約の内容が、特に担当課契約で済んでしまうもの、総務部に合議のないものについての不適切な処理が指摘されております。それでベテランの職員に対するリフレッシュ研修が必要とされているところでございますが、平成24年度におきましては、受講者の中心が新たに事務を担当する者が主体でございまして、このベテランの職員に絞った研修というのは実施できておりませんでした。これらの共通業務につきましてもコンピューターが導入されたり、それから事務方法がそれに伴って短期で変わっておりますので、特に課長職を中心に古くなったその知識を更新して適切にチェックができるようにする必要があるというふうには考えております。 15 ◯原田委員 やはりコンピューター等も導入されていてということで、事務処理も変化してきていると、それに伴って必要があるのではないかと認識されているということでございます。やはりこの意見書のように誤りが散見されるとか再三指摘していると、この言葉がなくなるように御努力いただければと思いますので、よろしくお願いいたします。 16 ◯田村(正)委員 それでは、横田基地につきまして4点お尋ねをさせていただきます。  まず1点目、横田基地に居住する軍人・軍属の平成24年度の財政における決算への影響についてお願いをいたします。このことにつきましては軍人・軍属の関係でごみ処理の関係、あるいは市民税個人分、軽自動車税、職員人件費等があると思いますがよろしくお願いいたします。  2点目、普通交付税基準財政需要額に算入された基地関係経費についてはどのようになっているのかお尋ねをいたします。  続きまして3点目、基地交付金を基準財政収入額に含めた場合の財政力指数経常収支比率についてお願いをいたします。  続きまして4点目、基地関連の経費につきましては、防衛関連関係の補助金の総額につきまして、3条、8条、9条、再編交付金あるいは基地交付金について一体幾らになったのか、また、決算の何%になるのかお尋ねいたします。  4点よろしくお願いいたします。 17 ◯森谷課長 それでは、私からは1点目から3点目までにつきまして答弁申し上げます。  1点目の市内に居住する軍人・軍属等の平成24年度決算における影響額でございます。なお、平成23年3月31日現在の人数が平成24年1月に防衛省のホームページに公表されて以降、市町村単位の人数は公表されておりません。したがいまして、平成23年3月31日現在の市内居住の軍人・軍属221人、その家族103人、合わせて324人、こちらの人数を今回も使用させていただき、影響額を試算しておりますので、よろしくお願いいたします。  初めに、ごみ処理の関係でございますが、平成25年3月31日現在の市民1人当たりの額が1万5659円ですので、軍人・軍属等の人数324人を掛けますと507万3516円となります。  次に、軽自動車税の不均一課税の関係でございますが、これは実数で320台分を市民と同じように課税した場合、その差額は106万9800円でございます。  次に、市民税の個人分の関係でございますが、納税義務者1人当たり11万6000円で、この額に家族を除いた軍人・軍属が全員納税義務者と仮定いたしますと11万6000円に軍人・軍属221人を掛けまして2563万6000円となります。  次に、職員人件費の関係でございますが、一般会計における市民1人当たりの人件費、これは5万6372円でございますので、これに324人を掛けますと1826万4528円となるものでございます。  以上、合計いたしますと、影響額の推計は5004万3844円でございます。  2点目、普通交付税基準財政需要額に算入されております基地関係経費でございますが、地域振興費の人口分という項目の中に加算されておりまして、平成24年度のこの人口分の基準財政需要額は、全体で6億628万2000円となっております。このうち基地の加算分は1億9073万2000円でございます。この計算式は、国勢調査人口にその人口補正係数加算分1.399と単位費用2280円を掛けた額でございます。  3点目、基地交付金を基準財政収入額に含めた場合の財政力指数経常収支比率でございます。平成24年度の基地交付金は14億4946万8000円でございまして、この75%分、10億8710万1000円を基準財政収入額に含めて試算いたしますと、財政力指数につきましては通常の算定で単年度0.725となっておりますが、今以上の計算をいたしますと0.850となりまして0.15ポイント上昇することになります。  一方、経常収支比率につきましては通常91.5%でございますが、基準財政収入額に基地交付金を含めて計算いたしますと、その分、先に申し上げました基地交付金の75%分、10億8710万円ほどが普通交付税から減額となり、経常一般財源の額が減少しますので、経常収支比率は100.1%となりまして8.6ポイント上昇することになります。 18 ◯内野主幹 それでは私から4点目、基地関連経費、防衛関係等補助金の総額についてお答えいたします。  初めに、環境整備法関係でございますが、第3条、教育施設等防音機能復旧事業は、平成23年度に引き続き平成24年度も実施しておりません。第8条、民生安定事業は、防衛施設周辺道路整備事業2事業に対し1億3461万3000円、また、福東緑地整備事業に2421万6000円、消防ポンプ自動車更新事業が730万3000円ですので、4事業を合計すると1億6613万2000円となります。また、第9条、特定防衛施設周辺整備調整交付金は3億5647万3000円でございます。次に、再編交付金は平成23年度と同額で2億764万1000円でございます。その他市内の小・中学校の空調設備の電気料金など防音関連維持費に対する補助金が1004万5000円、防衛関係の委託事務費が128万5000円でございます。最後に、基地交付金が14億4946万8000円ですので、以上を合計いたしまして、防衛関係等補助金の総額は21億9104万4000円となります。  なお、平成24年度一般会計決算額は230億7970万7000円ですので、決算額に占める割合は9.5%でございます。 19 ◯田村(正)委員 1から3番目につきましてはわかったのですけれども、4点目のほうの関係で、基地関連の補助金の前年度からの増減額については、もう少し詳しく説明をしていただきたいなというふうに思います。それと2点目、米軍予算、特に米軍が経済的に厳しいというふうな報道もありまして、米軍予算が8億円削減されたというふうなことを聞いておりますが、福生市にはどのような影響があったのかわかれば教えていただきたいと思います。2点よろしくお願いします。 20 ◯内野主幹 基地関連補助金の平成24年度と平成23年度の増減の比較でございますが、平成24年度は総額で21億9104万4000円でございます。平成23年度との比較では6101万2000円の増額となっております。この主な要因でございますが、第8条の民生安定事業が道路整備事業2件など4事業の実施により1億6613万2000円の補助があり、平成23年度との比較で7403万円の増額があったことによるものでございます。  なお、9条交付金では、歳入では対前年度比で427万1000円の減額となっておりますが、平成23年度の環境整備法の一部改正によりまして基金運用が可能となりましたことから、福生市は他の自治体に先駆けて牛浜駅自由通路整備事業を平成23・24年度の2カ年事業として基金に積み立てし、実施いたしました。  その結果、平成24年度の事業費4億1477万9000円に対しては、9条交付金を3億4721万円充当いたしましたが、そのうちの2億2374万4000円は、平成23年度に基金に積み立てたものでございます。その分平成24年度は9条交付金の有効活用を図り、わかぎり会館改良事業など4事業を実施いたしたところでございます。  次に、米軍横田基地予算削減の福生市の平成24年度決算額への影響でございます。米軍の会計年度は日本の会計年度とは異なり、10月から始まり9月までとなっております。したがいまして、このたびの米軍横田基地の予算額の削減は、平成24年10月から平成25年9月の期間におけるものでございます。ただし、この横田基地の予算削減が決定いたしましたのは、本年、平成25年3月1日にオバマ大統領が米国の財政赤字を解消するために強制歳出削減措置に署名したことにより、最も影響を受けた米国防総省が米軍全体の歳出削減を決定した後のことでございます。したがいまして、福生市の平成24年度決算額への影響はないと考えております。
    21 ◯田村(正)委員 事務報告書の中の19ページに市長からのコメントが載っておりますが、横田基地については、基地は動かしがたいというふうな前提に立って現状を超える基地強化のようにはできないというふうなことの中で、やはり今後も横田基地の対応の変化を注視していくというふうなことがございます。ぜひ3分の1を提供しております我が市でございますので、さまざまにいろいろな角度から予算確保をお願いしたいと思います。 22 ◯奥富委員 毎回お聞きしておりますが、まず、国や東京都に対する予算要望の運動がこの決算にどのように反映されているか、2点目として、消費税の影響額、3点目として、自主財源と依存財源の割合、一般財源と特定財源の割合及び経常収支比率についてその数値と26市の中で当市の順位はどのぐらいか、4点目として、行革について提出資料の1をいただいておりますが、これで全体がわかるわけですが、特徴的なものについてお聞かせください。  以上4点についてお願いします。 23 ◯森谷課長 それでは、私からは1点目から3点目までにつきまして答弁申し上げます。  1点目、国や東京都に対する予算要望の決算への反映でございますが、国に対しましては全国市長会を通じまして、基地関係の予算要望につきましては全国基地協議会及び防衛施設周辺整備全国協議会を通じ、また東京都に対しましては東京都市長会を通じてそれぞれ要望をしております。  こうした要望活動の結果、まず国庫支出金でございますが、恐れ入りますが意見書の29ページをごらんいただきまして、負担金、委託金は減額となりましたが、補助金は約5800万円の増となりまして、合計でも3700万円の増でございました。  増の理由につきましては、中ほどの表で区分の土木費が前年度で大きく伸びております。恐れ入りますが、増減の内容は下段に記載してございますので御参照いただきたければと思います。  都支出金でございますが、意見書の30ページをお願いいたします。上段の表を見ますと、負担金、補助金、委託金とも増額で、合計で1億8300万円の増でございました。  なお、増減の内容につきましては下段に記載がございますので、御参照いただければと思います。  2点目、消費税への影響額でございますが、平成24年度決算の歳出中に含まれます消費税の額は2億2105万円となっております。一方、歳入の国や東京都からの補助金、交付金、起債等の消費税転嫁分といたしましては4426万円となっておりまして、差し引きマイナスで1億7679万円が影響額として考えられるところでございます。平成23年度と比べますと51万円の増加でございます。  3点目、自主財源と依存財源の割合、一般財源と特定財源の割合及び経常収支比率について、その数値と26市の中の当市の順位でございます。  初めに、自主財源と依存財源の割合でございますが、決算審査意見書の9ページをお願いいたします。自主財源の小計の決算額構成比でございますが43.4%となっております。この数値の26市の平均は57.7%で、福生市の順位は24位でございます。  次に、一般財源と特定財源の割合でございますが、同じく意見書の10ページの上の表でございます。一般財源の構成比は65.0%でございまして、26市平均64.3%、福生市の順位は10位でございます。  最後に、経常収支比率でございますが、意見書の13ページでございます。平成24年度は91.5%で、26市平均が92.9%で順位は8番目でございます。 24 ◯天野課長 私のほうからは、御質問の4点目でございます平成24年度の行政改革取組状況につきまして、特徴的なものを申し上げさせていただきます。御配付してございます本会議資料No.1を御参照いただきたいと思います。  まず1ページの歳入の確保では、最初に重点項目といたしまして、自律性の高い財政運営の項目がございますが、こちらにおきましては、自主財源確保策の検討導入、この推進事項におきまして、説明欄にございますように観光ガイドマップ広告料の確保、地域ポータルサイト広告料の確保の2点を挙げております。観光ガイドマップは3年ごとに作成しておりますけれども、地域ポータルサイトにつきましては平成24年度に開設をいたしたものでございます。それぞれ広告料収入を効果額と見て金額欄に記載をしております。  次に、下の推進項目の国・都の補助金等の有効的な活用におきましては7件上げておりますが、このうち中段にございます保育所緊急整備事業補助金、東京都子ども家庭支援区市町村包括補助事業補助金がございます。この二つの補助金を活用いたしまして、ことしの4月に民営化いたしましたすみれ保育園の園舎建設費補助に充当をしております。  続きまして2ページをごらんいただきたいと思います。  2ページ、2の歳出の抑制でございます。まず、自律性の高い財政運営の重点項目でございますが、経常経費の節減、経費節減策の検討の項目におきまして、小・中学校の電力契約の変更を上げております。これは小学校、中学校10校の電力契約を特定規模電気事業者、いわゆるPPS事業者を含めまして一般競争入札を行いました。その結果、平成24年3月から1年間、PPS事業者と契約することになりました。それを東京電力の電気料金との比較を試算してみますと、年間で396万3000円の削減の効果があったとしております。  続きまして、重点項目が効果・効率的な事務事業の実施でございますが、事務事業の見直しの取り組みを行いまして、速記事務委託事業の廃止と音声反訳議事録編集委託事業、その見直しから、芸術鑑賞教室の見直しまで五つの事業におきまして実施方法の見直しまたは事業の廃止などによりまして594万1000円の削減効果があったとしております。  次に3ページでございますが、こちらにつきましては、その3、その他の主な取り組みといたしまして、数値ではあらわせない項目でございますけれども、行政改革として捉えているものを記載しております。重点項目の自律性の高い財政運営では、経常的経費の節減の取り組みといたしまして、後発医療品利用差額通知事業を挙げておりますが、これは後発医療品、いわゆるジェネリック医薬品と従来の先発医薬品との差額を通知いたしまして、価格の安いジェネリック医薬品の普及を図ろうとするものでございます。  次の重点項目の効果・効率的な事務事業の実施では、アウトソーシングの推進とモニタリングの強化の項目におきまして、児童館施設の指定管理者の延長、すみれ保育園民営化移管委託料を挙げております。すみれ保育園の民営化に当たりましては、スムーズな民間への移管を図るために3カ月の引き継ぎ保育を実施いたしまして、その人件費について民間事業者と折半で支出したものでございます。  以上、平成24年度の行革の主な取り組みの特徴的なものとして捉えたものを申し述べさせていただきました。 25 ◯奥富委員 1点目から、国有提供施設等所在市町村助成交付金、基地交付金、平成23年度の助成交付金は12億5035万7000円、固定資産税相当額が37億5205万3000円との差額で25億1696万6000円の損失という計算になり、助成交付金は、固定資産相当額の33.32%、昭和55年度当時はほぼ100%に見合う交付措置がとられていましたが、ついに30%台に下落しています。減少し続けているというのが、従来の私の問題提起です。今回はこれに加えて、平成23年、24年度と2年連続して簿価評価が大幅に減少していることです。根拠となるという数値を下げてしまえばよいという意図が感じられます。しかし、府中市にあった航空自衛隊が横田基地に移駐をすることに関連した工事だけでも、この間、6年間で約600億円の国費が横田基地に投入されています。米軍施設の内部移設など、たくさんの工事が行われています。平成24年度の横田基地の資産価格は5793億1512万3000円ですから、平成22年度、6659億8500万1000円と比較して簿価評価が2年間で866億6987万8000円も減少していることになり、大変異常です。小学生の計算でも10足す1は9という計算は間違いではないかと言うと思います。こうした評価はおかしいと指摘はしなかったのかお聞かせください。  平成24年度の3条、8条、9条、再編交付金、防音関連維持費、事務委託金、流域下水負担金、基地交付金を総合計した計算で21億9675万6000円であり、固定資産相当額との差額で15億5529万7000円も損をさせられている勘定になります。ここが最大の問題点です。総務省に対し、どのように今後の交渉を考えていくかお聞かせください。  2点目、消費税の影響額は了解いたしました。  3点目、審査意見書の12ページに、前年度より経常収支比率は3.4ポイント減少とあります。かなりの改善と見てよいのか、26市全体で経常収支比率の値が低く、改善されているのかお聞かせください。  4点目として、提出資料1については了解いたしました。  以上で、大きく二つお願いします 26 ◯野島課長 それでは私のほうから、基地交付金に関しての御答弁をさせていただきます。  基地交付金の簿価の減少につきましては、地価の下落あるいは家屋、工作物の経年経過による評価の額の減ということでございます。  また、自衛隊が横田基地に移駐した関係でその施設が対象とならないのかということでございます。それにつきましては、自衛隊施設は飛行場、演習場、弾薬庫及び通信施設には、その対象とならないものでございます。また、米軍施設が内部移設について新たな対象となっていないということにつきましてですが、自衛隊が移駐に伴いまして建設された米軍施設につきましては、日米合同委員会で平成24年の11月に提供合意をされておりまして、平成24年の末までに台帳に登載されたことを確認しておりますので、平成25年度の基地交付金に反映されてくるものと思われます。  また、総務省の要望につきましてですが、基地交付金、基地周辺5市1町で構成しております基地関係税務協議会で、毎年8月に総務省、東京都へ赴きまして、基地周辺の実情、固定資産税相当額の確保について対象範囲の拡大等につきまして要望をしております。これにつきましては、自衛隊航空総隊司令部の移駐に伴いまして建設された施設につきましても、基地交付金の対象に含めるように要望いたしたところでございます。  また、固定資産税相当額の考え方につきましては、全ての資産につきまして課税した場合の一つの考え方として積算しているものでございます。仮に基地が返還された場合に、その利用の状況にもよりますが、国の行政財産には課税ができませんので、固定資産税としてわずかしか見込めないところ、この点につきましてつけ加えさせていただきます。 27 ◯森谷課長 それでは私からは、経常収支比率が前年度より3.4ポイント減少、改善されているのかということでございますが、経常収支比率につきましては、審査意見書12ページにも載っておりますが、一般的に市町村の場合70から80%が適当というふうにされております。平成23年度から比べまして減少はいたしましたが90%を超えているということで、まだまだ改善されたとはいえ厳しい状態には変わりはないと、そのように思っております。  ちなみに12ページの左側に経常収支の状況というのがございます。この中で今プラスになっているところ、マイナスなっているところありますが、今回、大きいのが補助費等マイナス2.1%、これは西多摩衛生組合の補助金でございまして、年度によってばらつきが出てきますが、やはり90%を超えているというのは非常に厳しい状況が続いていると言えると思います。 28 ◯奥富委員 基地の関係のほうですが、基地の利用がどんどん強化が進んで危険が近づいています。騒音もどんどん激しさを増しています。日本防衛という国策のために、沖縄やこの横田基地などが犠牲になるいわれはありません。オスプレイの飛来配備などとんでもないことです。  現状の飛行訓練増加による騒音、繰り返されるパラシュート降下訓練に対して減少させる交渉も必要ですし、基地交付金関連の増額は当然されるべきと思います。  行政と議員の要請行動の件ですが、瑞穂町では、北関東防衛局、防衛省だけでなく総務省にも一緒に行っているようです。こうした他市の取り組み状況で知っている情報があればお聞かせください。 29 ◯内野主幹 他市の要請活動の取り組み状況でございますが、平成24年度について状況を申し上げさせていただきます。  昭島市は福生市と同様、防衛省北関東防衛局に要請活動を行っているようでございます。ほかの立川市、羽村市、武蔵村山市につきましては、単独での要請活動は行っておりません。 30 ◯奥富委員 ことしはたしか羽村市はやったと思うのですが、来年度の問題ですが。  福生市でも北関東防衛局、防衛省だけでなく総務省に議員も一緒に要請行動することがいよいよ必要だとだけ述べて質問を終わります。 31 ◯田村(昌)委員長 ほかにありませんか。         (「なし」と呼ぶ者あり) 32 ◯田村(昌)委員長 ほかになければ、決算全体及び歳入全般に共通する質疑は終わります。   ──────────────── ・ ──────────────── 33 ◯田村(昌)委員長 次に、歳入中の市税について、理事者から説明願います。 34 ◯島田部長 それでは、平成24年度一般会計決算の歳入のうち、市税につきまして説明申し上げます。  決算書の23・24ページをお願いいたします。  なお、市税関係の数値等につきましては事務報告書の180ページから196ページを、また、収納率等につきましては本会議資料の10ページから16ページを御参照願います。  最初に、市税全体の決算額について説明申し上げます。  第1款市税の予算現額は77億4320万6000円で、前年度比3829万7000円、0.5%の減となっております。また、調定額は82億6236万1049円で、前年度比1億6442万1945円、2%の減となっております。収入済額につきましては78億7839万3834円で、前年度比3621万9201円、0.5%の減となっております。内訳といたしましては、現年課税分は前年度比4364万4758円、0.6%の減となっております。また、滞納繰越分は前年度比742万5557円、4.9%の増となっております。  なお、一般会計の歳入決算額に占める市税収入割合は34.1%で、税収全体に占める市民税及び固定資産税の割合につきましては86.5%でございます。また、平成24年度市税全体の収納率につきましては95.4%で、前年度比1.5ポイントの増となっております。内訳といたしまして、現年課税分は98.4%で、前年度比0.3ポイントの増、滞納繰越分は37.7%で、前年度比8.4ポイントの増となっております。  平成24年度の収納強化策といたしましては、現年度課税分収納重視の方針の徹底、財産調査から差し押さえに至る攻めの滞納整理を基本とし、捜索、タイヤロック、インターネット公売の拡充・強化などに鋭意努めてまいりました。  続きまして、第1項市民税について説明申し上げます。ここからの説明につきましては調定額を中心に前年度との比較を、また、収入済額につきましては収納率での説明とさせていただきます。  第1項市民税の調定額は39億7346万2382円で、市税全体に占める割合は48.1%、前年度比1.2ポイントの増でございます。また、収納率は94.1%で、前年度比2.8ポイントの増となっております。  次に、第1目は市民税の個人分でございます。  第1節現年課税分の調定額は33億6559万6085円で、前年度比1億734万9251円、3.3%の増となっております。収納率は98.1%で、前年度比0.3ポイントの増となっております。これにつきましては、16歳未満の扶養控除の廃止及び特定扶養控除の見直しに伴う影響により、大幅な増加となっております。  第2節滞納繰越分の調定額は2億4663万105円で、前年度比9723万7067円、28.3%の減となっております。収納率は36.9%で、前年度比12.1ポイントの増となっております。  次に、第2目は市民税の法人分でございます。  第1節現年課税分の調定額は3億4811万9000円で、前年度比767万7200円、2.3%の増となっております。収納率は99%で、前年度比0.3ポイントの減となっております。  第2節滞納繰越分の調定額は1311万7192円で、前年度比43万9369円、3.2%の減となっております。収納率は22.2%で、前年度比5.7ポイントの増でございます。  次に、第2項固定資産税でございます。全体での調定額は31億9292万3834円で、市税全体に占める割合は38.6%、前年度比1.1ポイントの減でございます。収納率は96.3%で、前年度比0.3ポイントの増でございます。平成24年度の固定資産税は評価替えの年度に当たり、地価の下落、家屋の経年減点等により大幅な減少となっております。  第1節の現年課税分の調定額は29億9492万円4900円で、前年度比1億5310万5100円、4.9%の減となっております。収納率は98.6%で、前年度比0.5ポイントの増となっております。内訳といたしまして、土地の評価額につきましては、前年度比1042万4200円、0.7%の減、家屋は前年度比1億2127万7400円、9.2%の減となっております。また、償却資産は、前年度比で2140万3500円で7.2%の減となっております。  第2節滞納繰越分の調定額は1億2724万134円で、前年度比247万5544円、2%の増となっております。収納率は41%で、前年度比0.1ポイントの減となっております。  次に、第2目の国有資産等所在市町村交付金でございます。調定額、収入済額ともに7075万8800円で、主に都市整備局の対象資産が106万5200円の減少などによりまして、合計では221万7600円、3%の減となっております。  次に、第3項第1目軽自動車でございます。  第1節現年課税分の調定額は6077万2400円で、前年度比139万8000円、2.4%の増となっております。収納率は97.5%、前年度比0.6ポイントの増となっております。  なお、合衆国軍隊構成員等分につきましては320台の課税を行いましたが、合衆国軍隊構成員等分の特例分の不均一課税分につきましては、税額にして70万1000円の収入済額となっております。  恐れ入ります。次に25・26ページをお願いいたします。  第2節滞納繰越分の調定額は563万4211円で、前年度比73万8123円、11.6%の減となっております。収納率は30%、前年度比4.1ポイントの増となっております。  第4項市たばこ税でございます。調定額収入済額とも4億2286万2572円で、前年度比291万914円、0.7%の減となっております。  第5項第1目都市計画税、第1節現年課税分の調定額は5億7944万2100円で、前年度比2668万8200円、4.4%の減となっております。収納率は98.5%、前年度比0.4ポイントの増となっております。  第2節滞納繰越分の調定額は2726万3550円で、前年度比1万4433円、0.1%の増となっております。収納率は38.8%、前年度比0.4ポイントの減となっております。  以上で平成24年度一般会計決算の歳入のうち、市税の説明とさせていただきます。よろしくお願いいたします。 35 ◯田村(昌)委員長 以上で説明は終わりました。  午前10時50分まで休憩といたします。       午前10時40分 休憩   ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~       午前10時50分 開議 36 ◯田村(昌)委員長 休憩前に引き続き会議を開きます。  これより質疑を行います。 37 ◯岩崎委員 よろしくお願いいたします。  歳入におかれる市税についてお聞きいたします。報告書191ページ、監査審査意見書76ページをお願いいたします。  報告書の市税等徴収実績調書を見ますと、調定に対する収入歩合のパーセンテージが上がっている項目がとても多く見られますし、監査審査意見書の第5、参考資料にあります東京都26市の市税収入実績におかれましても、収入率が平成23年度の24位から平成24年度は17位と上がっております。何より伸び率がナンバーワンとなっておりますが、これは今までにない平成23年度とは違う御努力、一体何があったのか収入努力をお聞かせください。よろしくお願いいたします。 38 ◯齊藤課長 それでは、平成24年度の収納課における取り組みあるいは収納努力につきまして答弁を申し上げます。  既に御案内のとおり、平成23年度より収納課は体制強化を図りまして、現年度課税分、収納重視の方針ですとか攻めの滞納整理、こちらに鋭意努めてまいりました。  平成24年度におきましてもこちらの方針をさらに強力に推進すると、これは当たり前のことといたしまして、新たな大きな柱といたしまして、東京都主税局との連携強化というのを掲げました。こちら具体的にどういうことかと申しますと、4月から9月までの6カ月間、東京都主税局に職員1名を研修で派遣をいたしまして、これは内部努力で派遣したのですが、東京都で行っております本当に厳しい滞納処理の現場、そちらに入ることによりまして、その職員の能力向上、スキルアップ、これはもちろんのこと東京都の持っているノウハウの習得、こちらに努めるようにいたしました。10月に職員が戻ってまいりまして、その職員につきましては収納課の中で中心的役割を果たして収納率向上に邁進していったというわけでございます。  逆に下半期といたしましては11月、12月の2カ月間、東京都主税局の経験豊富な職員2名、こちらは係長職と主任職となりますが、そちらの派遣を受け入れました。それで、そちらで福生市で抱えております高額事案や困難事案、こちら30件を選定いたしまして東京都と共同処理をするような形、そちらをまず行いました。その30件の処理のほかにもさまざまな事案につきまして助言や御指導、こちらをいただいたということでございます。また、経験の浅い職員に対するOJTとか内部研修などもやっていただきまして、そちらで収納課全体のレベルアップにつながったと、そういうふうに考えております。  結果といたしまして、滞納者宅等への捜索、こちらに力を入れているのですが、こちらを30件実施いたしまして、うち東京都と共同でやったものが13件ございましたが、それからタイヤロック23件、インターネット公売4件など回数をふやしたところでございます。従来、福生市の職員だけではなかなか解決に導けなかった難しい事案なども、共同でやることによりましてかなりの解決が見られたというふうに考えております。  それからその他でございますが、こちらもごらんになったかと思いますが、市広報11月号に大きくスペースを頂戴いたしまして、滞納整理に関する特集記事を掲載しました。また、催告書というのを送るのですが、こちらの封筒の色を赤ですとか2回目は黄色とか、そのような目立つような封筒にしてみたと、その辺につきましてはかなりの反響があったようなところでございます。そちらで今おっしゃられたとおり、例えば現年課税分で言えば0.3ポイント、滞納繰り越し分8.4ポイント、合計でも1.5ポイントという収納率の大幅な向上につながったものと考えております。 39 ◯岩崎委員 さまざまな取り組みで収納率を上げなくてはいけないという姿勢が本当に頭が下がります。1名の研修派遣だけでなく、それを収納課全体のレベルアップにつなげるというのは、言葉で言うよりすごく大変なことなのだろうかなと思います。さまざまな御苦労もあるのかなと思いますけれども、福生市の健全な財政運営をするためにはまずここは1番かなめとなると思いますので、ぜひこれからもよろしくお願いいたします。 40 ◯柳川委員 それでは、市税で2点ほどお伺いをさせていただきます。  まず1点目は、事務報告書の193ページ、この3番の市税等不納欠損処分についてお伺いをさせていただきます。  平成23年度と比較いたしますと3514万3000円ほどふえております。金額もそうなのですけれども、人数が1005人から1482人と非常にふえているわけでございますけれども、まずその理由をお聞かせをください。  次に2点目が、事務報告書196ページ、11の市税等還付金事務についてお伺いをさせていただきます。ここに表があるのですけれども、この表の中に軽自動車税が還付されているように見えるわけでございますけれども、21人還付というようなことでございます。軽自動車というのは年額払いの形で基本的には還付があり得ないんですけれども、どんな御事情があったということをお聞きをしたいと思います。  以上2点、よろしくお願いします。 41 ◯菱山主査 ただいまの委員の御質問に御回答いたします。  事務報告書の193ページ、3番に市税等不納欠損処分状況という表がございます。こちら委員の御指摘のとおり、平成23年度と比較いたしまして平成24年度につきましては不納欠損処分の金額が3514万2793円、件数にいたしますと477人の増加となっております。この内容といたしましては、この表の真ん中の部分ですね。こちらが執行停止が3年間、要するに平成21年度に執行停止処分をして平成24年度に欠損するという金額でございます。こちらの金額が平成23年と比較いたしますと266万5110円の増加、人数にいたしますと80人の増加となっております。これは財産調査が進んだ結果、こういった執行停止の処分がふえたというふうに考えております。
     続きまして、表の1番右の部分、こちらの部分が平成24年度に即時欠損する部分の金額と件数でございます。こちらが平成23年度と比較いたしまして、金額にいたしますと2692万8362円の増、人数にいたしますと351人の増加となっております。この内容、今回の不納欠損処分状況の金額、それから人数の増加の特徴的な部分はここの総即日停止部分がふえているということが見取れます。こちらの内容なのですが、いわゆる財産調査、これを強化いたしまして、この結果、即日停止の金額、件数がふえております。財産調査につきましても、平成23年度に1万869件だったものが平成24年度には1万5325件と4456件の増加、約41%の増加となっております。こういったことから財産調査が進みまして、不納欠損処分の状況が金額と件数が多くなったと考えております。  今後ともこういった財産調査は強化してやっていき、財産が見つかれば差し押さえ等の処分に入りますし、またそういったことが見つからないのであれば、いわゆる不良債権と言われるようなこういった部分については執行停止を進めていって健全に行っていきたいと考えております。  1点目については以上です。  続きまして2点目、事務報告書の196ページ、11番、市税等の還付金事務の中の軽自動車税についてです。こちら21件の還付が平成24年にございました。内容といたしますと、さかのぼりの申告によって軽自動車が廃車になった件が9件、それと税の二重納付、こちらにつきましては12件、合計で21件の還付事務がございます。二重納付につきましては、納付書とそれから督促状、こういったものを二度払ってしまったと、そういったケース等が考えられております。 42 ◯柳川委員 それでは1点だけ再質問をしようかなと思ったのですけれども、今、お答えの中に大分入ってましたので、不納欠損についてでございますけれども、即日停止がふえているのが平成24年の特徴というようなことがわかりました。また理由を聞こうかなと思ったのですけれども、財産処分ということを徹底的にやったということで、数多くできたということですね。 43 ◯奥富委員 まず、決算書の25・26ページ、事務報告書でいきますと180ページ、市民税納税の課税状況、(1)納税義務者の関係です。普通徴収と給与特徴、年金特徴に関連ですが、普通徴収が平成23年度比で167人減、平成22年度比では4450人の減、年金特徴も加わり、普通徴収のほうが構成比的に平成24年度、27.0%、平成23年度が27.8%、平成22年度が41.5%と年々減少が進んでいます。給与特徴は、平成23年度比334人増、平成22年度比4748人増で、平成22年度の48.4%から平成24年度62.5%と個人比率が増加しています。普通徴収の減少内容をどのように見ておられるか、この傾向は続くのか現状での分析について見解をお聞かせください。  あわせて、アの個人分、普通徴収、給与徴収で均等割のみ、所得割のみ、均等割所得割両方ありの納税義務者数をお聞かせください。  2点目として、事務報告書の191ページ、市税等徴収実績調書の収納率の関係ですが、調定に対する収入歩合が現年課税分0.3%増、98.4%、滞納繰越分8.4%増の37.7%、合算で1.5%増の95.4%となっております。合算の95.4%は、私が知っている12年間の中で最高に高く、平成20年度の94.3%よりさらに1.1%も高い実績です。審査意見書の76・77ページの26市の市税収入実績の表を見ますと、平成23年度は24位で、平成24年度は17位と中位のポジションです。平成24年度の徴収の実態はどうだったのかお聞かせください。  3点目、同じく、事務報告191ページの市税等徴収実績調書に関連して、収入未済額の現年課税分と滞納繰越分について個人分、普通徴収、特別徴収、法人分、固定資産税、軽自動車税、都市計画税、それぞれの最低額と最高額について教えてください。不納欠損額の滞納繰越分について個人分、普通徴収、特別徴収、法人分、固定資産税、軽自動車税、都市計画税、それぞれの最低額と最高額について教えてください。  4点目として、審査意見書の25ページ、税目別不納欠損額内訳の下の段、前年度比較の右端の合計欄を見ると、法人のとき大小はともかく全て増加となっています。取り組みの内容についてお聞かせください。  最後に5点目、事務報告書の183ページ、(6)非課税者の状況を見て、平成24年と前年を比較すると、給与特徴は全て減少、これに反して普通徴収では生活保護も含めて障害者、未成年者、寡婦(夫)、均等割の全てが増加しています。これについてどう見ればよいかお聞かせください。 44 ◯野島課長 それでは私からは、まず1点目、普通徴収と特別徴収の割合につきまして御答弁をさせていただきます。  普通徴収と特別徴収につきましては、平成23年度の給与特別徴収の推進によりまして、平成22年度から平成23年度で約4000人が普通徴収から特別徴収に移行しております。平成23年度につきましては、その推進の状態をキープ、維持するという意味で大きな変化はございませんでしたので、今後につきましては、そう大きく変化するものとは考えておりませんが、景気の動向等によりまして普通徴収ではなく、普通徴収といいますと、営業所得ですとかそういったものになります。給与所得で給与収入という形の傾向が若干多くなってくるものと思われます。  それから5点目につきましてですが、事務報告書の183ページの非課税の状況ですが、事務報告書の同じ180ページで、全体として今申し上げましたように普通徴収が減少し特別徴収が増加しているということでございますが、均等割非課税の普通徴収の減あるいはそのことが給与特徴の増を反映しているものと思われます。納税義務者数の全体としては増加しておりますが、給与特徴がその内容を大きく反映していると思われますので、給与特徴が非課税から課税に移行した傾向が見られたものと考えております。 45 ◯齊藤課長 それでは私からは、2点目の収納率の関係につきまして答弁申し上げます。  平成24年度の徴収の実態ということで、先ほど岩崎委員に答弁申し上げたとおりでございまして、東京都との協働あるいは催告書の工夫等と、それを鋭意行ってきた成果と考えております。  収納率につきまして、今、委員からありましたとおり平成20年度より1.1%の高い実績です。確かに平成13年度に収納課が一応できましてから合計値では最高の数値だったと思っております。  それから17位というところでございますが、こちらも昨年の24位から17位ということで7ランクアップということで、順位的には平均に近づいているというところかと思っております。 46 ◯菱山主査 それでは続きまして、3点目と4点目の御質問について御回答いたします。  まず、収入未済額と不納欠損額の最高額、最低額について順番にお答え申し上げます。  まず、収入未済額の現年課税分、市民税個人普通徴収、最高額が81万7951円で最低額が241円です。市民税個人特別徴収、最高額が95万9102円、最低額が60円です。市民税の法人分、こちらの最高額が84万2300円、最低額が8300円です。続きまして固定資産税、最高額が449万60円、最低額が832円でございます。軽自動車税、最高額が2万2400円、最低額が1000円です。都市計画税、最高額が90万5740円、最低額が168円です。  続きまして、滞納繰越分です。市民税個人普通徴収の最高額が90万3299円、最低額が362円です。市民税個人特別徴収、最高額が91万4405円、最低額が302円です。市民税の法人分、最高額が33万2000円、最低額が5000円。固定資産税、最高額が679万6755円、最低額が815円です。軽自動車税、こちらが10万800円、最低額が800円、都市計画税、最高額が154万645円、最低額が185円となっております。  続きまして、不納欠損額の滞納繰越分、最高額、最低額を申し上げます。市民税個人普通徴収、最高額が282万304円、最低額が603円です。市民税個人特別徴収、最高額が55万8149円、最低額が2413円です。市民税法人分、最高額が10万円、最低額が4100円です。固定資産税、最高額が244万9805円、最低額が2577円です。軽自動車税、最高額が4万3200円、最低額が1000円です。都市計画税、最高額が42万9448円、最低額が423円です。  続きまして、4番目の御質問の不納欠損のことについて御説明いたします。事務報告書の193ページの上段の3、市税等不納欠損処分状況になります。先ほど柳川委員の際にも御回答いたしましたが、昨年度よりも件数、金額的に比較的に伸びております。内容といたしましては、やはり財産調査の徹底をしたことによって即日停止分、平成24年度に即日停止になる分がふえたということが今回の特徴になっております。このような形で今後も調査を続けていき、健全な運営を図っていきたいというふうに考えております。 47 ◯野島課長 申しわけございません。答弁漏れがございました。  1点目の普通徴収と特別徴収の人員につきましてですが、普通徴収等の均等割のみの人数が614人、所得割のみが493人、両方に該当する人数は5886人、給与特別徴収の均等割のみの人数が339人、所得割のみはございません。両方に該当する人数は1万9694人でございます。申しわけございませんでした。 48 ◯奥富委員 ほかの方とダブった部分もありますので1点だけお聞きしたいのですけれども、収入未済額の関係で、最高額、最低額の関係の法人市民税が84万2300円、ほかは全体にかつてのからいきますと大分コンパクトにおさまっているのですが、これが少しここ数年の中では多くなっているのですけれども、そこら辺はどのようにつかんでおられるかだけお聞かせください。 49 ◯菱山主査 ただいまの御質問に御回答いたします。  例年同じような形で財産調査や処分等を続けていく中で、今回、その傾向というのは特につかんではおりません。大変申しわけございません。 50 ◯奥富委員 法人の84万2300円ですから、かつての何百万とか、時に1000万円以上を超えるようなのがあったことを考えれば、大変な努力、日常的な努力が結実しているとは思うのですが、ここ近年の中では多いので、ぜひ今後、分析をしていただくようお願いいたしまして終わります。 51 ◯堀委員 質問させていただきます。  まず、決算書の23・24ページ、審査意見書ですと22・23ページで1款市税の市民税の2目法人、1節現年課税分の3億4811万9000円ということについてなのですけれども、事務報告書は180ページです。この事務報告書の180ページで市民税の課税状況を見ますと、法人のほうが社数のほうは若干減ってまして、一方で、調定額のほうにつきましては181ページにありますが、前年よりふえています。そしてふえた額というのが、調定額でいうと767万7000円ですかね。このふえたということについて言いますと、これ幾らか社数が減っているということとあわせてなのですが、売り上げ等が伸びてきて企業のほうにそういう傾向が見られた結果と見ていいのかということを一つ確認させていただきたいと思います。  それともう1点は、先ほどから質問もありましたが、不納欠損額ということについてお伺いさせていただきたいと思います。やはり市税の1項市民税ということに関してですけれども、審査意見書の24・25ページにも書いてあります。また、事務報告書では先ほども紹介がありましたとおり、このことについては193ページに書いてあります。この理由等については、伺っていますと現年課税の徴収をしっかりやるためにも財産調査がふえたということで話も出てきました。財産調査をすると即日停止というか、その部分もふえるということなのですけれども、これをやったって事も影響だというふうにわかったのですが、平成24年度特別不納欠損額が大きくなったわけですが、収入率も向上しているわけで、これを続けると今後は減少傾向に転じるとこの平成24年度の結果から想定していいのかということをお伺いしたいと思います。  また、市民税の課税状況についてなのですけれども、事務報告書の180ページの1納税義務者についての個人分の普通徴収と給与特徴についても質問が他の委員からもありましたが、給与特徴の推進ということを以前やってこられたと思います。会社で徴収されるようになった結果、現年課税分が滞納がない状況になったというケースというのを市民の何件かを見たことがあるのですけれども、この取り組みというのが現年課税分の収納率向上にも寄与するのではないかと見ているのですけれども、先ほども少し触れてありましたけれども、給与特徴の推進状況についてはどのようだったかを確認させてください。  以上、3点お願いします。 52 ◯田村(清)課長補佐 私のほうからは1点目の回答をさせていただきます。  決算書23・24ページ、事務報告書180ページ及び181ページの納税義務者、法人数に関しまして法人の社数が減少していますが、事務報告書181ページの調定額のほうが増加している件についてですね。こちらにつきましては、個々の企業で見ますと、過去の損失の清算をするなどの会計上の手続により、必ずしも収益そのものが反映しているものではございませんが、先ほどの事務報告書180ページでわかるように法人数としましては減っているのですが、全体としまして、景気の回復基調に伴いまして収益が回復していると考えております。 53 ◯齊藤課長 では、私からは2点目につきまして答弁申し上げます。  不納欠損の関係でございますが、理由等々につきましては先ほどの質疑にあったとおりでございますけれども、そもそも不納欠損、あと財産調査でございますね、委員から現年度分とおっしゃられましたが、現年滞繰に関わらず収納対策を進めていくに当たりましてこれはもう必須の要件となっておりまして、こちらを鋭意進めているというところでございます。  それから今後というお話でございましたが、今はいわゆる不良債権化したところを一生懸命整理をしている状況でございますので、数年はこの状況が続くのかなと思いますが、いわゆる滞納繰越分の調定額というものが、昨年の決算では5億円から4億円台にということだったのですけれども、今や3億円台まできております。それといってもまだまだ多いわけでございますが、こちらが減ってきますと当然不納欠損、執行停止の額も年々減っていくのではないかと見ております。 54 ◯野島課長 それでは、私のほうから3点目の特徴推進について御答弁申し上げます。特徴推進につきましては平成23年度から実施しておりまして、平成24年度も継続しているところでございます。  おくれましたが、事務報告書の180ページでございます。この事務報告書の同じ平成22年度の普通徴収と特別徴収の割合につきましてですが、普通徴収の個人比率の割合が41.5%、特別徴収が48.4%でございました。それがこの前年度の平成23年度が27.8%と62.2%にそれぞれ13.78%ずつ移行しているということでございます。これが特徴推進の結果と見ております。平成24年度につきましては特徴推進を継続しているということで、大きくその割合が変化を見られてはございません。また、特徴推進をすることで普通徴収と特別徴収の収納率の差がございます。その差が例年約10%前後ございますので、その差の分について収納率が大きく寄与しているものと考えております。  また、周辺市町村での取り組みですが、平成23年度の特徴推進をするに当たりましては、西多摩市町村で協同して実施をしておりまして、平成24年度につきましても、その考え方について改めて調整なり協議をして継続をしていたところでございまして、また東京都につきましては平成24年度から個人住民税徴収対策会議が開かれておりまして、平成25年度は、新たに特徴の推進についての検討を開始するということが持たれております。  各市町村の状況につきましては以上でございます。 55 ◯堀委員 法人の市民税については、幾らか持ち直しということが確認できましたので、さらに今後も期待していきたいなと思います。  一方で、不納欠損のことについては、現年分だけでなく滞納繰越もしっかりやりながら、これからその不良な債権をしっかりと確定してまた減らしていくということですけれども、それも期待しております。  また一方で、税がふえてくる中で忙しくなるのかもしれませんし、そういう部分では片づいていくよりもさらに税をしっかりやらなければいけないのかなとなるのかもしれないというところもあったりして、税額がふえてもしっかり頑張っていただきたいと思って確認させていただきました。  また、特別徴収につきましては、何かやはり企業としてはこれは大変抵抗があったのではないかなというふうにも思います。個人においても、企業の現場においても、企業からまた個人に話すときにも抵抗があって、そういう部分で結構大変な作業だったように思いますけれども、その結果が収入率向上にもつながっているというふうに思いますので、引き続き平成24年度やっていただいていたということですけれども、ほかの市町村との連携をして頑張っていただいてるところも確認しました。 56 ◯大野(聰)委員 決特は久しぶりでございまして幾つかお伺いしたいのですが、過去に私たち議員になったときに収納対策本部を設置して、副市長筆頭に全庁的に徴収をしていくということで、これで何とか上がるのではないかというふうな期待が持たされたわけですが、そのうち収納対策本部そのものが、何か当時はたしか部長方も一緒に夜回って徴収されたということがありますけれども、その後、経過の報告とかということで、実質的には本部そのものが当初の目的に比べて活動されていないのかもしれないですが、現在の収納対策本部があるのかどうか、具体的にあるとすれば、どんな方法をとってらっしゃるのかをお伺いしたいと思います。  2点目、いろいろ今まで私も議員になってから電話催告による督促とか、それから臨戸徴収、いろいろなことをやっていらっしゃったわけですが、それも電話催告なんかについては1年か2年でやめたというような状況でございます。臨戸徴収もやめたという話を聞いておりますけれども、その後、平成23年度でしたか、特徴を個人事業主といった人も、今、堀委員も聞かれましたけれども、個人事業主に対して新たに給与特徴をやってほしいということでお願いをして、新たに加入されたというかやっていただいたとこもあるようでございますけれども、その辺のところで伺うと、西多摩地区で統一的にやろうということになったのに、なかなかほかが腰を上げないと。当初、隣の市が一生懸命頑張っていたのがほとんどやっていないとかいろいろなそんな話を聞きますけれども、西多摩だけでやることが本当に効果があるのかどうかはともかくとして、少しずつふえているというお話ですが、いわゆる個人事業主といいますか、給与特徴をやるときに市のほうに苦情があったというふうに聞いておりますけれども、その辺のところで、新たにそういう給与支払い事業主に対してやっている、新たに追加でそういう事業所になってほしいということで具体的な働きかけをしていらっしゃるかどうかについて2点目お伺いしたいと思います。  それから今後、いろいろな徴収方法があって、少しさっきも言いましたようにいろいろなことをちょっと始めてすぐやめたりというふうなこともありますけれども、先ほど齊藤課長の話ですと攻めの滞納処分をするということですが、新たな徴収方法といいますか、そういうことも考えていらっしゃるかどうかということをお伺いしたいと思います。  それからちょっと参考で伺いたいのですが、事務報告書の193ページの不納欠損の関係と、先日いただいたこの資料の13ページの不納欠損の状況はほとんど同じ資料ですね。議員側が要求してつくっていただいたのかもしれないのですけれども、事務報告書とダブっているような感じがするのだけれども、その辺検討されるのかどうかちょっとお伺いしたいと思います。 57 ◯菱山主査 まず、1点目の御質問の市税と収納対策本部の件についてお答え申し上げます。  事務報告書196ページの12番に、市税等収納率向上対策本部という項目がございます。こちらは昨年、平成24年5月15日に開催いたしまして、今年度の収納率向上対策の指針について、それと収納状況についてを協議しております。この中で市税等収納率向上対策指針というものを決めまして、ことしの目標の率でありますとか徴収の計画でありますとか、そういった形のものを確認しているような会議を開催しております。 58 ◯齊藤課長 それでは、私からも1点目の市税等収納率向上対策本部の関係でございますけれども、以前は夜間臨戸訪問ということで、全職員、研修の形でやっていたこともございますが、余り効果的ではないと、費用対効果ですね、そういうことからやめた経過もございます。  ただ、収納率向上対策本部につきましては、副市長が本部長で教育長含め全部長がメンバーでございますけれども、その中で指針を説明する中でいろいろな御了解をいただいているところもございますが、先ほどの電話催告、こちらにつきましては委託ではなく今では再任用職員や嘱託職員を中心に取り組んでいるところでございます。また臨戸訪問もローラー的なものはやっていないわけですが、特に出納閉鎖間際のそこで現年分を中心にピンポイントで、これは収納課職員だけでございますが、夜間に回ってみるということを実際には実施をしているところでございます。  それから3点目の新たな徴収方法といいますか、こちらにつきましては今の攻めの滞納整理や流れに沿った滞納整理をいましばらくの間、強化をしていくということで我々意思統一をしているところでございます。  不納欠損の表につきましては、以前、当時の委員会資料、本会議資料が不納欠損のことや執行停止がわかりづらいということで出した経過がございます。要求によってですね。ただ、事務報告書の見直しの中で、実績調書もそうなのですが、実際にこれがわかりやすい方法で事務報告書も載せようということになってまして、結果として似たような表が載ってしまったということで御了解いただきたいと思います。 59 ◯田村(清)課長補佐 2点目の特別徴収の推進に伴う個人事業主の具体的な働きかけについて答弁させていただきます。  毎年1月の末までに給与の支払い報告書という形で提出をしていただきますので、新規の事業所につきましては、特別徴収の指定の通知を送る前にあらかじめ特別徴収の推進に関して御理解をいただくべく通知をお送りさせていただいております。そちらのほうの内容を読んでいただきまして、その内容につきまして疑問等があった場合には、問い合わせが入った場合に関しましては、個別に法令に基づく指定という内容で具体的に説明をさせていただきまして、御理解を得られるように説明をさせていただいております。 60 ◯大野(聰)委員 収納に関しては非常に大変だと思いますし、今、私も監査を2年やらせていただきまして、収納課の職員の方が一生懸命努力されている、そのことによって収納率が若干上がってきたというふうなこともあるのだと思いますけれども、やはりいろいろな形で、コンビニ収納もまた多くなったという部分もあったと思うのですが、そういう意味では非常に大変だと思います。ですから、これからもぜひ頑張っていただきたいと思います。  あともう一つ特徴の関係ですけれども、いろいろ個人の事業主、いわゆる家族でやってらっしゃるところも含めて出して、いろいろ苦情があったという話は前に聞きましたけれども、法令によっては当然そういうことだと思うのですけれども、それぞれの事業主によっていろいろな事情があると思いますので、十分相談をしていただいてやっていただければと思いますので、よろしくお願いいたします。 61 ◯田村(昌)委員長 ほかにありませんか。  ほかになければ、歳入中の市税の質疑は終わります。   ──────────────── ・ ──────────────── 62 ◯田村(昌)委員長 次に、市税を除くその他歳入について理事者から説明願います。 63 ◯福島部長 それでは、市税以外の歳入につきまして説明をさせていただきます。  恐れ入りますが、決算書の25・26ページをお開きいただきたいと存じます。  第2款地方譲与税でございますが、決算額は1億338万2142円、前年度比733万1994円、6.6%の減となっております。  第1項地方揮発油譲与税は3074万6142円で、ほぼ前年度並みでございます。これは、国の地方揮発油税の収入額の一定割合が道路の面積と延長に応じ案分され交付されるものでございます。  第2項自動車重量譲与税は、国の自動車重量税収入額の一定割合が市町村に対して道路の面積と延長に応じ案分され交付されるものでございまして、決算額は7263万6000円、前年度比728万5000円、9.1%の減となっております。  第3款利子割交付金は、預金利子等に課税される都道府県民税のうちの利子割の一定割合が市町村に交付されるものでございまして、決算額は4844万1000円、前年度比294万1000円、5.7%の減となっております。  次の第4款配当割交付金につきましては、上場株式の配当などに課税される都道府県民税の配当割の一定割合が市町村に交付されるもので、決算額は2438万2000円、前年度比153万5000円、6.7%の増となっております。  次に、第5款株式等譲渡所得割交付金でございますが、都道府県民税である株式等譲渡所得割の一定割合が市町村に交付されるもので、決算額は621万7000円、前年度比116万4000円、23.0%の増となっております。  27・28ページをお願いいたします。  第6款地方消費税交付金でございますが、都道府県税である地方消費税収入額の一定割合が市町村に交付されるものでございまして、決算額は5億8705万2000円、前年度比1465万7000円、2.4%の減となっております。  次に、第7款自動車取得税交付金でございますが、都道府県税である自動車取得税の一定割合が道路に関する費用に充てるため市町村に交付されるものでございまして、決算額は6251万円、前年度比711万6000円、12.8%の増となっております。  次に、第8款国有提供施設等所在市町村助成交付金等、いわゆる基地交付金でございますが、決算額は14億4946万8000円で、前年度比818万6000円、0.6%の減となっております。  第1目の国有提供施設等所在市町村助成交付金は12億5035万7000円、前年度比325万円、0.3%の減、また、第2目の施設等所在市町村調整交付金は1億9911万1000円で、前年度比493万6000円、2.4%の減となっております。  次に、第9款地方特例交付金でございますが、決算額は3209万8000円、前年度比5084万1000円、61.3%の減となっております。減となった理由でございますが、平成23年度にございました児童手当及び子ども手当特例交付金と自動車取得税の減収補填特例交付金が個人市民税の年少扶養控除と特定扶養控除の上乗せ分の廃止による増収の引きかえに廃止となったことによるものでございます。  備考欄1の減収補填特例交付金は、住宅ローン減税による減収補填のみとなっております。  第10款地方交付税でございますが、決算額は28億3059万7000円、前年度比1億1036万6000円、3.8%の減となっております。  備考欄1の普通交付税は23億9428万円でございまして、前年度比8686万8000円、3.5%の減となっております。  また、備考欄2の特別交付税は4億3631万7000円、前年度比2349万8000円、5.1%の減となっております。  次に、第11款交通安全対策特別交付金でございますが、交通反則金の一定割合が市町村に交付されるものでございまして、決算額は1166万2000円で、ほぼ前年度並みとなっております。  29・30ページをお願いいたします。  第12款分担金及び負担金でございますが2億856万5000円で、前年度比877万4360円、4.4%の増となっております。これは第1節、説明欄1、老人施設措置費負担金の64万4円の減と第2節、説明欄1、保育所入所児童保護者負担金の933万4664円の増との相殺でございます。  次に、第13款使用料及び手数料でございますが3億7110万2914円で、前年度比998万4900円、2.8%の増となっております。  第1項の使用料は1億8211万8624円、前年度比354万9260円、2.0%の増となっております。  増の主な内容でございますが、31・32ページをお願いいたします。  第5節体育施設使用料は3585万4015円で、前年度比491万1100円、15.9%の増でございまして、備考欄1から6までが全て増額となっております。  第2項の手数料は1億8898万4290円、前年度比643万5640円、3.5%の増となっております。増の主な内容でございますが、第2目衛生手数料、第2節清掃手数料の備考欄1の塵芥処理手数料の608万7180円、3.9%の増などによるものでございます。  第14款国庫支出金でございますが38億4608万7385円で、前年度比3669万7887円、1.0%の増となっております。このうち第1項の国庫負担金は29億2754万8512円で、前年度比1506万1106円、0.5%の減となっております。  主な内容でございますが、第1目民生費国庫負担金の第2節障害者福祉費負担金は、備考欄2、介護給付費負担金及び備考欄3、訓練等給付費負担金の増などにより5541万5045円の増、第3節児童福祉費負担金は、備考欄2、児童手当負担金の増と備考欄3、子ども手当負担金の減の相殺などにより1億5958万6503円の減、33・34ページをお願いいたします。第4節生活保護費等負担金は、備考欄1、生活保護費負担金の増により8904万4000円の増でございます。  続きまして、第2項の国庫補助金は8億9688万7000円で、前年度比5828万4000円、7.0%の増となっております。  主な内容でございますが、第1目総務費国庫補助金は、前年度比3870万3000円の減額で、平成23年度にございました地域活性化交付金の皆減によるものでございます。  第2目民生費国庫補助金は、前年度比901万8000円の減額でございまして、第3節児童福祉費補助金は1074万7000円の減で、備考欄1の子育て支援交付金が皆増となりましたが、平成23年度の次世代育成支援対策交付金の皆減などによるものでございます。  第4目土木費国庫補助金は、前年度比1億1261万4000円の増でございます。  内容でございますが、第1節道路橋りょう費補助金、備考欄1、防衛施設周辺道路整備事業補助金は9188万円の増、備考欄2、社会資本整備総合交付金は4235万円の増、第2節都市計画費補助金は、備考欄2、福東緑地整備事業補助金は皆増となりましたが、平成23年度にございました福生南公園整備事業補助金が皆減となっております。  第6目教育費国庫補助金は、前年度比288万2000円の減となっておりますが、平成23年度にございました第一中学校特別支援学級教室改良事業補助金の皆減などによるものでございます。
     第7目の特定防衛施設周辺整備調整交付金、いわゆる9条交付金でございますが3億5647万3000円で、前年度比で427万1000円の減となっております。  35・36ページをお願いいたします。  第8目再編交付金2億764万1000円は、前年度と同額でございます。  第3項委託金は2165万1873円で、前年度比652万5007円、23.2%の減となっております。  主な内容といたしまして、第1目総務費委託金は295万1000円の減となっておりますが、備考欄1の外国人登録事務費委託金の301万9000円の減などによるものでございます。  第2目民生費委託金は357万3531円の減でございますが、第2節児童福祉費委託金に平成23年度にございました子ども手当事務費交付金の皆減などによるものでございます。  第15款都支出金は33億2507万2170円で、前年度比1億8308万7290円、5.8%の増となっております。  第1項の都負担金は9億9215万6286円で、前年度比2267万4177円、2.3%の増となっております。主な内容でございますが、第1目民生費都負担金は4766万8015円の増となっておりまして、第1節社会福祉費負担金は、備考欄4、後期高齢者医療保険基盤安定負担金の増などにより455万6145円の増、第2節障害者福祉費負担金は2738万6650円の増で、備考欄3の介護給付費負担金は1050万8145円の増、備考欄4、訓練等給付費負担金は1234万906円の増、備考欄6、自立支援医療費負担金は336万6560円の増、備考欄9、障害児通所支援負担金は皆増でございます。  第3節児童福祉費負担金は1396万6220円の増でございますが、備考欄3の児童手当負担金の1億1309万1665円の増と、備考欄4の子ども手当負担金の9849万6998円の減の相殺によるものでございます。  37・38ページをお願いいたします。  第4節生活保護費負担金は175万9000円の増でございます。  第3目消防費負担金は2499万4593円の減でございますが、備考欄1、東日本大震災災害救助費負担金の減によるものでございます。次に、第2項都補助金21億6775万7023円、前年度比1億3476万3744円、6.6%の増となっております。  第1目総務費都補助金は、前年度比3726万6000円の増で、増額の内訳でございますが、第1節の備考欄4から6までの国体関連の補助金の皆増、第3節市町村総合交付金の3993万5000円の増でございまして、第4節緊急雇用創出事業臨時特例補助金は715万8620円の減、なお、平成23年度にございましたふるさと雇用再生特別補助金は皆減となっております。  第2目民生費都補助金は、前年度比1億3482万9378円の増でございまして、このうち第1節の社会福祉費補助金は566万2730円の増で、備考欄5鉄道駅エレベーター等整備事業補助金の皆増などによるものでございます。  第2節障害者福祉費補助金は241万6605円の減で、備考欄5の障害者施策推進区市町村包括補助事業補助金は684万5000円の増、備考欄6、障害者自立支援対策臨時特例事業交付金は476万8000円の減、恐れ入ります39・40ページをお願いいたします。  また、備考欄8は皆増でございますが、平成23年度にございました精神障害者社会復帰施設運営費等補助金が皆減となっております。  第3節老人福祉費補助金は538万3000円の減で、備考欄5、高齢社会対策区市町村包括補助事業補助金は385万7000円の減で、備考欄6は皆増でございます。  なお、平成23年度の高齢者を熱中症等から守る緊急対策事業補助金は皆減となっております。  第4節児童福祉費補助金は1億3731万4912円の増でございますが、増となりました主なものは、備考欄4、認証保育所補助金が405万5000円の増、備考欄9、認定こども園運営費等補助金が1518万9000円の増、備考欄11、子ども家庭支援区市町村包括補助事業補助金は2158万7000円の増、備考欄12、保育所緊急整備事業補助金は1億2876万4000円の増でございます。  第3目衛生費都補助金は7571万1000円の減でございますが、これは平成23年度にございました地球温暖化対策等推進区市町村補助金及び地域グリーンニューディール基金事業区市町村補助金の皆減などによるものでございます。  第5目商工費都補助金は42万7000円の減でございますが、備考欄1、多摩・島しょ地域観光施設整備等補助金の76万4000円の増と、備考欄3、消費者行政活性化交付金の105万1000円の減との相殺によるものでございます。  第6目土木費都補助金は2745万5000円の増でございます。  41・42ページをお願いいたします。  増となりました主な内容は、第1節土木管理費補助金、備考欄1、地籍調査事業補助金の903万6000円の増、第2節、備考欄1、区市町村無電柱化事業補助金の皆増などでございます。  第7目教育費都補助金は1138万366円の増でございますが、第1節、備考欄3、学校と家庭の連携推進事業補助金の皆増と、第2節小中学校費補助金の増などによるものでございます。  第3項委託金は1億6515万8861円でございまして、前年度比2564万9369円、18.4%の増でございます。  第1目総務費委託金は2416万9590円の増でございますが、第2節、備考欄1、都税徴収委託金の672万110円の減と、第4節選挙費委託金3157万8886円の増との相殺でございます。  43・44ページをお願いいたします。  第2目民生費委託金は26万5059円の減でございます。  第3目衛生費委託金は37万451円の減でございます。  第4目土木費委託金は10万3068円の減でございます。  第5目教育費委託金は221万8357円の増で、第1節教育総務費委託金は136万6055円の増で、備考欄9、学校と家庭の連携推進事業委託金の81万5500円の減と、備考欄10、食育研究事業委託金及び備考欄11、児童・生徒の健全育成に関わる研究事業委託金の皆増との相殺でございます。  第16款財産収入は1301万1668円で、前年度比549万3086円、29.7%の減でございます。  第1項財産運用収入は1248万7579円で、前年度比102万1695円、7.6%の減で、45・46ページをお願いいたします。第2目利子及び配当金の減によるものでございます。  第2項財産売払収入は447万1391円の減でございますが、第2目土地売払収入の減によるものでございます。  第17款寄附金は716万5422円で、前年度比590万9822円、率にして470.7%の増でございますが、備考欄3、教育寄附金及び備考欄6、その他まちづくり寄附金の増によるものでございます。  第18款繰入金は7億5952万1068円で、前年度比2億7042万7360円、率にいたしまして55.3%の増でございます。  第1項特別会計繰入金は7293万9068円で、前年度比2392万4280円、48.8%の増でございます。  47・48ページをお願いいたします。  第2項基金繰入金は6億8658万2000円で、前年度比2億4650万3080円、56.0%の増でございます。  第1目都市施設整備基金繰入金2億7000万円は、福生病院組合の建設費負担金に充当しております。第2目ふるさと人づくりまちづくり基金繰入金536万5000円は、このうち450万円をスクールカウンセラー活用事業に、残る86万5000円は、積み立てていった寄附金を寄附者の御意向に沿って使わせていただいたものでございます。  第3目再編交付金事業基金繰入金6400万円は、義務教育就学児医療費助成事業に2150万円、福祉バス運行事業に1800万円、ほかに充当しております。  第4目特定防衛施設周辺整備調整交付金事業基金繰入金は3億4721万7000円で、牛浜駅自由通路整備事業に充当をしております。  第19款繰越金は、前年度繰越金でございます。  第20款諸収入は1億7375万7527円で、前年度比3352万6295円、16.2%の減でございます。  第1項第1目延滞金は、前年度比433万3612円、17.2%の減でございます。  第2項第1目市預金利子は、前年度比1万2432円、11.3%の減でございます。  第3項第1目民生費受託事業収入は、前年度比69万4190円、225.1%の増でございます。  49・50ページをお願いいたします。  第4項第1目雑入は、前年度比2987万4441円、16.4%の減でございます。  第1節弁償金は、前年度比1748万9117円、136.9%の増でございますが、これは備考欄2、生活保護費弁償金の増によるものでございます。  第2節過年度収入は、前年度比1844万7234円、69.3%の減でございます。  第3節の雑入は2891万6324円の減額となっております。減額の主な内容でございますが、備考欄7の資源売払収入が429万2909円の減、51・52ページをお願いいたします。備考欄40のコミュニティ助成事業助成金は1660万円の減、また、平成23年度にございました家具転倒防止器具助成金が皆減となっております。  備考欄43、その他雑収入は516万1665円でございますが、下に内訳を載せてございますので、よろしくお願いいたします。  第21款市債でございますが7億2200万円、前年度比2億4200万円、50.4%の増でございます。  第1目土木債は、防衛施設周辺道路整備事業債が皆増、第三市営住宅エレベーター設置事業債は1100万円の減となっております。  第2目臨時財政対策債は、平成23年度4億円でございましたが、平成24年度は6億円の借り入れを行っております。  以上、市税を除く歳入全般の説明とさせていただきます。よろしく御審議をいただきますようお願い申し上げます。 64 ◯田村(昌)委員長 以上で説明は終わりました。  午後1時まで休憩といたします。       午後0時1分 休憩   ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~       午後1時 開議 65 ◯田村(昌)委員長 休憩前に引き続き会議を開きます。  これより、市税を除くその他の歳入面について質疑を行います。 66 ◯岩崎委員 それでは、1点質問させていただきます。  決算書49・50ページ、資源売払収入、事務報告書では247ページをお願いいたします。  雑入の中で非常に大きな金額ですので、質問させていただきます。決算書の収入済額4594万4488円と、事務報告書の資源売払収入額の合計額4572万9761円との金額の21万4727円のこの違いがわからないのですけれども、この違いを教えてください。お願いします。 67 ◯薄田(道)課長 資源売払収入についてお答え申し上げます。  決算書の金額につきましては、市民の皆様から分別収集させていただきました瓶、缶、プラスチック類、紙類、衣類などの資源と、リサイクルセンターにて破砕、選別した資源を売り払って得た収入4572万9761円と、市庁舎、図書館などから排出された事業系の資源をそれぞれの部署で売り払って得た収入21万4727円の合算金額で4594万4488円になります。  事務報告書のほうの金額につきましては、前者のものとなります。表題に括弧書きで市収入分と表記し、表の下段には米印で事業系について金額と内訳をお示しさせております額が差額の金額となります。委員おっしゃるとおり、非常に大きな金額でございます。これは、ひとえに市民の皆様の御理解と御協力をたまものだと考えております。 68 ◯岩崎委員 これはとっても市の収入として本当に大きな金額だと思います。市民一人ひとりの努力のたまものだと思われますけれども、平成25年4月から小型の家電リサイクル法も施行されまして、環境課でも資源化の推進に努められる御準備がされているとは思いますけれども、これからの動向にも注目していきたいと思いますので、ぜひよろしくお願いいたします。 69 ◯池田委員 4点お願いします。  決算書50ページ、雑入のところですね。弁償金の節の弁償金のところで、備考2の生活保護費弁償金、63条に該当するものと思いますが、これは去年、おととしと比べても、2倍、3倍という額になっていると思います。この内容についてお聞かせください。  それから、決算書52ページ、2点目です。  備考欄の43、その他雑収入の中の最初の生活保護法第78条による徴収金、これも去年と比べて2倍ぐらいになっているかと思います。内容についてお聞かせください。  3点目です。少し戻ります、50ページです。  3、雑入の備考欄の20、複写機等利用料のところです。これは毎年載ってきているのですが、これに関連して、事務報告書25ページに、総務課の関係で複写機借り上げというのが載っています。庁舎1階の情報スペースに設置している複写機について、領収書発行機能つきの複写機に更新して、市民等の利便性の向上を図ったとあります。特にこれについてお聞きします。この決算書に載っている雑収入45万371円というのは、1階に設置したものも含まれているかと思いますので、それの設置費用、それからそこで上がった収入等を教えていただきたいと思います。  最後、4点目ですが、同じ決算書50ページで雑収入をずっと見てみますと、去年と比べてみますと、一つなくなったものがありまして、男女共同参画情報誌広告料というのがなくなっています。これは、男女共同参画の事業、私、去年も幾つか参加させてもらって、大変いい取り組みだと思っているので、これはどうしてなくなったのかをちょっとお聞きしたいと思います。  以上、4点よろしくお願いします。 70 ◯橋本課長 それでは、私の方から1点目、2点目の御質問になろうかと思います。50ページの弁償金、生活保護費弁償金の関係と、52ページ、その他雑入の生活保護法78条による徴収金、こちらにつきまして御答弁させていただきます。  まず、50ページの生活保護費弁償金でございますが、生活保護費弁償金と申しますのは、生活保護法63条に規定をされております、被保護者が窮迫の場合等において、資力があるにもかかわらず保護を受けたとき、後日、その資力が具現化した場合に、保護に要する費用を支弁した市町村に対しまして、その受けた保護金品の内外の範囲内において相当額を返還しなければならないという規定に基づきまして徴収をする弁償金でございます。  平成24年度の決算では3021万6126円となっておりまして、件数的には88件の件数となっております。平成23年度の決算額が1272万1998円、58件でございましたので、金額で1749万4128円、137.5%の増加、また件数では30件、51.7%の増加となっております。  また、52ページの生活保護法78条の徴収金でございますが、こちらのほうにつきましては、いわゆる不正受給という形で、その分についての徴収金という位置づけになっております。平成24年度の決算では254万8997円、件数的には17件となっておりまして、平成23年度の決算額147万420円、14件に対しまして、金額で107万8577円、73.4%、件数で3件、21.4%の増加という状況になっております。 71 ◯岩田課長 では、3点目の事務報告書にあります複写機借り上げの内容でございます。こちらの歳入につきましては、決算書49・50ページ、20款諸収入、4項雑入、1目雑入、3節雑入、備考欄20の複写機等利用料の45万371円の内訳となっております。枚数につきましては、1万4043枚のコピーがございまして、1枚10円でございますので、14万430円の収入がございました。  それから、こちらのほうの経費についてでございますが、歳入につきましては今申し上げました年間で14万430円の歳入がございまして、歳出につきましては、こちらは決算書の62ページ、備考欄2、情報公開及び個人情報保護制度の14節複写機借上料としまして15万3685円、それから用紙につきましては市の負担となってございますので、コピー枚数の1万4043枚のコピー用紙代が約1万1700円となります。差し引きをしまして、約2万5000円の市の負担というような形になっております。 72 ◯天野担当主査 それでは、予算書で計上されており、決算書に計上されていない男女共同参画情報誌広告料についてお話しさせていただきます。  この広告料は、男女共同参画情報誌「あなたとわたし」への広告料でございますが、周知方法につきまして、4月15日号と12月15日号の広報ふっさ及び市のホームページ、また発行した情報誌にも掲載しておりました。しかし、現在の社会情勢の中では、なかなか掲載事業者が出てこないのが実情でございます。  今後につきましては、従来方法に加え、直接事業者への声かけ等も行ってまいりたいと考えております。 73 ◯池田委員 それでは、1点目についてですが、大変大きく数字が膨らんでいるということについてなのですが、件数では確かに30件、ふえているということなのですけれども、金額では本当に2倍以上ということで、もう少し詳しい説明をお願いしたいのですが、これは不正受給とは違って、必要でお願いしたという、それで後で返済したということだと思うので、もう少し具体的にどういう内容での支給だったのか、話せる範囲でもう少しお願いしたいと思います。  それから、2点目の78条関係ですが、これは平成24年度が17件、平成23年度が14件、3件伸びただけで金額が倍になっているということで、何か1件、特別に大きな不正受給と言われるものがあったのかどうか、もう少し詳しい内容をお願いします。  それから、3点目です。コピー機のことなのですが、利益が上がるものではないんですね。勘違いしていました。非常に市民のサービスを図って、領収書機能つきのものを入れたということで、経費と収入を比べて2万円ほど市の負担になっているということで、それでも必要なサービスだろうというふうには思います。  この領収書発行機能つきというのですかね、こういうコピー機へのニーズというのですか、あったから入れたと思うんですけれども、どのぐらいそれでふえたのか。それからもう一つ、ほかにもこういうコピー機を設定しているところは市内に何カ所かあると思うのです。利用してもらっていると思いますけれども、領収証発行機能がついているのがあるのかどうか、もしわかったら、全体を把握していなければ結構ですけれども、わかったら教えてください。  それから、4点目です。  男女共同参画の情報誌そのものは発行されているということで理解してよろしいわけですね。わかりました。安心しました。広告がなかったということですね。今後引き続き努力をお願いしまして、4件目については了解いたします。3点お願いします。 74 ◯橋本課長 それでは、私のほうから50ページ、生活保護費弁償金、それから52ページの生活保護法78条による徴収金、その増加の理由につきまして御答弁をさせていただきます。  まず、63条生活保護費弁償金のほうの増加の理由でございますが、実際には現年度徴収分の増加ということでございますけれども、金融機関調査の本店一括化が開始されたことですとか、未支給年金調査の強化によりまして、現年度実績が大幅に増加しまして、かつ徴収につきましても、受給をされた即時にうちのほうで徴収をさせていただくということを徹底させていただいた結果、現年度分だけで2611万3283円、こちらのほうは現年だけで限りますと徴収率で90%を超えますけれども、こういったものを確保できた状況でございます。  63条のこの弁償金につきましては、生命保険の解約返戻金ですとか、持っていた場合についての不動産等の売却収入ですとか、また新しいところでは借入金の返済に対します過払い利息の回収金等もございますが、やはり各種年金の遡及受給、こちらが一番原因として多い状況でございます。平成24年度につきましても、障害年金の遡及受給によるものが、単独で664万円というものもございました。それから、老齢年金の遡及受給によるものが483万円、それから476万円、ほかには金融機関の調査に伴う預貯金の判明、こちらが152万円ほどでございましたけれども、こういったものがございまして大幅な増加につながっているという状況でございます。  次に、2点目の御質問でございます。  78条の徴収金の関係でございます。78条につきましては、不正受給という形で、ほとんどが就労収入の未申告と、実際には働いていたのだけれども、それを申告しなかったというのがほとんど大部分を占めるのですが、平成24年に限りまして、受領いたしました遺産相続の配分金を福祉事務所に届け出ず隠蔽しようとした案件がございまして、こちらのほうが単独で135万円ほどございました。その関係で、決算的には大幅な増加と、107万円ほどの増加となっておりますが、こちらのほうの影響という形で大幅な増という状況になっております。
    75 ◯岩田課長 それでは、3点目のコピー機の御質問でございまして、昨年度に比べての利用枚数でございます。  平成23年度のコピー利用枚数は1万3131枚でございまして、平成24年度の1万4043枚と比較しまして912枚利用が増加しております。  それから、2点目の領収書つきのコピー機の台数でございますが、大変申しわけございません、総務課につきまして、市全体のコピー機の機種等把握してございませんので、不明でございます。 76 ◯池田委員 1点目の生活保護費弁償金についてですが、生活保護受給者の方が、今御説明あったような臨時的な収入があった場合、それを直ちに弁償金に充ててもらおうというのは、当然と言えば当然なのですけれども、受給者が十分納得できるように説明を丁寧にしてもらいたいというのをちょっと要望しておきます。  それから、2点目の生活保護法78条による徴収金、これはよくわかりました。特殊な事例が去年、平成24年度あったということで了解いたします。  3点目の複写機については、わかりました。全体はまだ把握できないということなのですけれども、領収証機能つきというのは、確かに私も個人的に両方使っていて、個人で使う場合はいいのだけれども、サークルとか団体とかで使った場合、そこに個人が請求するときに領収書あったほうがいいということで、こういう機能は大事なんだろうなというふうに認識しています。もし今後広げられれば、広げていってもらいたいというふうに思います。 77 ◯五十嵐委員 では、決算書の45・46ページ、財産収入の寄附金のところでお伺いさせていただきます。事務報告書は161ページのところになりますけれども、寄附金の中で、特に教育ですとかその他まちづくりにおいての寄附金が非常に伸びておりますので、この内容を教えていただきたいと思います。  それとまた、寄附金に対しまして周知ですとか、寄附金しやすいまちづくり、このような取り組みなどがあったのかどうかということを伺わせていただきたいと思います。 78 ◯吉野(光)課長 それでは、45・46ページの寄附金の関係でございます。  大変ありがたい御寄附をいただいております。この中で教育費寄附金490万1074円ございますけれども、1件、1名の方、相続の遺言書、いわゆる遺言書ですね、こちらによりまして、このうち465万1074円の御寄附をいただいたということでございます。また、その他のまちづくりの寄附金でございますが、こちらも1名の方から100万円の寄附をいただいております。  なお、この両名につきましては、匿名ということでございますので、お名前のほうは省略させていただきたいと思います。  また、この内容でございますけれども、まちづくり寄附金、これはふるさと納税という形でうちは全部対応してございます。ということで、領収書、寄附受領書を発行いたしまして、このふるさと納税というのは個人住民税の一部を市町村に寄附するという形で制度がございまして、寄附金額の2000円を超える部分につきましては、確定申告により、所得税、住民税等の控除を受けられるという形でございますので、個人につきましては、全てこちらの寄附受領書を発行いたしております。 79 ◯五十嵐委員 もう少し具体的なところで、フィルムコミッションの撮影料等も寄附で今のところ賄われてございますけれども、これもそちらの中に入るのかどうか。入っている場合は、何件で幾らあったかということですね。  それと、寄附しやすいまちづくりということで、窓口がどこになるのかですとか、あと手続の方法ですとかも教えていただければと思います。よろしくお願いします。 80 ◯吉野(光)課長 寄附金の関係でございます。フィルムコミッションの寄附もいただいてございます。こちらにつきましては、4番、産業、地域振興、環境保全寄附金のほうに入れさせてもらっておりまして、件数でございますが、17名の方から18件いただいてございます。  それと、窓口でございますが、私の契約管財課、これは市役所第1棟5階でございます。こちらのほうで窓口はいたしてございます。手続につきましても、お電話等をいただければ、うちのほうからまたお伺いするなり、そういう形もとってまいりたいと思いますので、この寄附につきましては大変ありがたいものでございますので、よろしくお願いしたいと思います。 81 ◯五十嵐委員 フィルムコミッションの金額も教えていただけますでしょうか。 82 ◯吉野(光)課長 大変申しわけありませんでした。金額のほうを説明不足でございました。金額につきましては、こちら4番、産業、地域振興、環境保全寄附金45万7348円、こちら全額がフィルムコミッションの関係でございます。 83 ◯五十嵐委員 非常に貴重でとうとい収入でございますので、褒めたたえるほうの顕彰なんかも、少し考えていただければよいのかなと思って今回質問させていただきましたので、どうぞよろしくお願いいたします。 84 ◯清水委員 1点お伺いをさせていただきます。  決算書は33・34ページ、国庫補助金の中の4目土木費国庫補助金、また都のほうだと、恐らく39ページの都補助金の中の6目土木費都補助金の中で、予算のときには緊急輸送道路の沿道の建築物の耐震化の促進の金額がそれぞれ1100万円ずつかな、合計2200万円あったのですけれども、決算ではなくなってしまったということで、事務報告書だと34ページに少し載っているのですけれども、結局どういう状況だったのか、お伺いをさせていただきたいと思います。よろしくお願いいたします。 85 ◯小川課長 ただいま御質問いただきました特定緊急輸送道路の補助金の関係でございますが、平成23年度に東京都におきまして条例化されまして、平成24年度より福生市におきまして補助金の交付を行うというようなことで対応してまいりましたが、平成24年度におきましては、診断改修に着手したところは1件ございましたけれども、事業そのものが終了したのは平成25年度に入ってからということでございまして、平成24年度にその支出というものはございませんでした。  特定緊急輸送道路でございますが、福生市におきましては国道16号、五日市街道、新奥多摩街道、こちらが該当になっておりまして、こちらの道路に接しております建物のうち、道路幅員の2分の1以上の高さ、そういったところにひっかかってくる建物が対象でして、建物の耐震設計上、補強、そういったものに耐震改修が必要かどうか、そういったものを図るというような事業でございます。 86 ◯清水委員 耐震の診断の部分と改修の部分とがあって、診断は着手したけれども、申請は次の年、平成25年度になってしまったということなのですけれども、これは対象の建築物が12棟で、結局診断の着手はそれぞれというか、全部12棟それぞれ始まったのかどうなのか。結局それ以降のことは聞けないので、平成24年度でどこまでいったのか。それと周知の部分は、例えば広報とか案内だけじゃなくて、それぞれどこまでいったのか、その辺のところだけお聞きしたいと思います。 87 ◯小川課長 平成24年度中に耐震改修に着手をされました事業所というのは、1件のみでございます。(「耐震診断」と呼ぶ者あり)失礼いたしました。耐震診断に着手した事業所は1件でございます。そのほかにつきましては、平成25年度に入ってからのこととなってございます。  また、この制度の周知でございますが、平成24年度の段階では対象となる建物が11件で、平成25年度に入りまして1件追加となりましたもので、現在は12個の対象物がございます。それぞれの建物の所有者のところに、私どもも単独で出向きますし、東京都の職員とあわせて出向くこともあります。直接事業主のところへ、所有者のところへ出向きまして、この制度について説明をして改修の診断、こういったものをやっていただく旨、説明をしているところでございます。 88 ◯杉山委員 お願いをいたします。3点ほどになります。  臨時財政対策債の関係のところでお伺いをするのですが、平成23年度が4億円、平成24年度が6億円という記載をしておりまして、これの総合トータルが38億2551万1000円と積み重ねてきているわけです。この臨時財政対策債は、経常収支比率の分母に入ってきていて、これが91.6%ということで、26市中8位というようなことになっているという説明がさっきありました。  今、発行可能額といいますか、借り入れ限度額と言ったほうがいいのかもしれませんけれども、10億7592万8000円というふうになっていて、平成24年度の今回のこの決算で、繰越額が7億3957万2995円、それから基金に繰り入れました臨財の調整基金、これが6億4962万9549円ということです。両方足すと13億七千幾らかになると思うのですが、結構な金額なのですが、この金額をいろいろな事情があって、これだけの額が決算に出てきたと思うのですが、このうちの例えば1億円でも2億円でも臨時財政対策債の減額という選択肢はなかったのかと思ったものですから、ここら辺をお聞きしたい。  例えば、基金の繰り入れとか繰越額の中から減額をして、6億円の決算の臨時財政対策債を5億円とか4億円とかにする選択肢はなかったのかなというふうに思ったわけで、お聞きします。  それから、例えば1億円の減額で経常収支比率に対する率も変わってくると思うのですが、1億円でどうなったか、影響額がどれぐらいに、やったとしたらどうなったか。2億円ではどうだったか、ここら辺をお聞きします。  それから、2番目も臨時財政対策債の関係なのですが、これは決算書の51ページ、事務報告書の99ページなのですが、事務報告書の中で、臨時対策債の6億円の内訳が出ているのですが、資金区分というような形で出ておりますが、財務省分から2億5182万8000円、地方公共団体金融機構から3億4817万2000円となっていて、ここで素朴な質問なのですが、何で、例えば財務省から借りるのに2億円とか、2億円で地方公共団体金融機構から4億円とか、切りのいい数字で借りられなかったのかなという素朴な疑問、そこら辺をお願いいたします。  それからもう1点は、決算書30ページの事務報告書319ページの保育料の関係です。保育料の1億8881万604円、収入なのですが、それから現年分に対しては未収額がわずか5万円ということで、資料をいただいた中では、22名で2名だけだというふうに読めるわけであります。  これは、昨年は1億7947万5940円で、未収額が244万円という、どこかにメモが書いてあったので、あっているかどうか、たしかあっていると思いますが、そのときに、平成23年度のときには、子ども手当と児童手当なんかの充当で、6月に41万4300円、10月に33万9000円、2月に91万4900円とメモがあるわけですが、たしか規則を改正して、保育料の差し押さえができるようになったのではないかというふうに思っているわけです。平成24年度もこの児童手当などを活用して、収入確保に努めたんだなというふうに数字から見えるわけですが、この辺はどうだったのか、この3点お願いをいたします。 89 ◯森谷課長 それでは、私から2点目の質問のうち、臨時財政対策債の減額という選択肢はなかったのかということについて答弁いたします。  平成24年度の当初予算のときに申し上げましたが、平成24年度の当初予算の時点では、牛浜駅自由通路、あるいはわかぎり会館改良事業など、六つの事業で合計16億円以上の事業がございました。そういう中で、人件費、物件費とか減額をしたわけですけれども、市民サービスを低下させずに教育福祉などのレベルアップ、また災害対策事業などを進めるために、どうしても6億円臨時財政対策債を借りなければいけなかったということでございました。  また、それが決算でいくと7億4000万円の、結果的には実質収支になっているということでございますが、これは実は私のほうも3月末ぐらいになって確定する補助金とがかなりありまして、正直なところ、ぎりぎりまでこれだけ実質収支が膨らむというのはなかなか予想しておりませんでした。先ほど申し上げましたが、経費節減をして、なるべく繰越金を残すというのが全庁的に徹底できたおかげで、ふたをあけてみて7億4000万円ということでございます。ですから、これを途中で減額するとか、そういうことは事務的な話になると勇気がいって、なかなかできなかったのかなということでございます。  また、結局、実質収支が多く残っても、それは無駄になるわけではなくて、翌年度の財源、あるいは基金へ積み立てというのは、もともとそういう計画でおりましたので、あえて臨時財政対策債を減額して、年度末ぎりぎりで決算を迎えるということはしなかったところでございます。  また、臨時財政対策債でございますが、金利がかかります。平成22年度は1.1%、平成23年度が0.8%、平成24年度は0.6%というぐあいに、今非常に金利が低い状況でございます。低いから借りたということではないのですけれども、そういうことで、平成24年度については臨財債を使ったと。  今後もこういうことをしていくかということで、そちらの話でございますけれども、平成25年度ではこの議会に提出しております補正予算で財政調整基金のほうに積み立てをしております。これは財政調整基金の目的にもございますが、年度間の財政の効率的な運用のためにあるわけで、今後もその繰越金とかの2分の1以上を財政調整基金に積みまして、できればその臨時財政対策債だけを当てにした予算編成ではなくて、財政調整基金の繰り入れ、それと臨時財政対策債の借り入れというのをバランスよく考えまして、さらに効率的な予算編成をしていきたいと、そのように思っておりますので、よろしくお願いいたします。 90 ◯清水(靖)課長補佐 続きまして、臨時財政対策債と、あと経常収支の比率につきまして御答弁申し上げます。  平成24年度につきましては、臨時財政対策債6億円借りてございまして、経常収支が91.5%、もし借り入れを行っていない場合は96%となるところでございます。臨時財政対策債につきましては、経常一般財源のほうに組み込まれますので、大体この経常一般財源1億円増加または減額があるとすると、約でございますが、0.8ポイントほどの増減があるということで考えてございます。ですので、例えば2億円の借り入れにした場合は、経常収支比率94.5%、5億円借りた場合には92.2%という形になる予定でございます。  また、その次の起債の借入先とその金額についてという御質問でございます。起債につきましては、全てただいま協議制となってございます。臨時財政対策債につきましても、東京都と協議いたしまして、財務省と地方公共団体金融機構に金額のほうは割り当てられまして、その金額で借り入れるといったルールになってございます。その東京都の協議で決まった金額を借りているといったところでございます。 91 ◯高橋(泰)課長 それでは、私のほうからは、決算書でいいますと30ページになります。中段にありますが、保育料の納入状況、取り組み状況についてでございます。  保育料の取り組みにつきましては、未納が長期にわたらないようにを原点としましてやっております。委員のおっしゃります児童手当の関係でございますが、一括交付できない方には納付の相談を行いまして、児童手当の支給を保護者の同意を得ましてから窓口での支給に変更した上で、手当の支給時に保育料の納付を呼びかけております。平成24年度につきましては83件、468万7870円を充てております。また、差し押さえにつきましては、平成23年度から始めておりまして、平成24年度につきましては事務報告書の320ページの上段にございますが、差し押さえを行い調査を行ったものが21件ございます。そのうち完納や分納約束を除く9件の給与及び預金差し押さえを実施いたしまして、平成23年分からの継続者を含めまして12人、83万188円の債券に対し換価したところでございます。 92 ◯杉山委員 臨時財政対策債の減額といいますか、それの予定はなかったのかということでありますが、わかったのが、末といいますか、例えば3月のときの補正をするような時間がなかったのかなというふうにも理解するわけですけれども、早目にわかれば、やはり減額しておいたほうがいいのかなというふうにも思います。トータルで38億円ぐらいですから、全部で八十何億円でしたかね、公債でありますので、やはり40%近く臨時財政対策債が占めていくということになると、やはり慎重にというか、割り振りもきちっとしたほうがいいのかなというふうに思ったものですからお伺いをいたしました。  それから、細かい端数の件は了解でございます。こっちで幾ら幾らというわけにはいかないということです。何でこんなに半端の数が出るのかなというのが少し疑問だったものですから、お聞きしました。  それから、保育料の件につきましては、特に児童手当を活用していただいて、収納努力をしていただいたというふうに理解をしています。規則も変えて厳しい対応をしていただいているのだというふうにも理解をしております。そういう点につきましては、この平成24年度の決算でほとんど100%に限りなく近い形で収納ができているということは、今まで余り、その前からはなかったことですから、ぜひこれも進めていきまして、100%になるように次回の決算は楽しみにしておりますので、ありがとうございました。 93 ◯奥富委員 全体で4件です。  まず最初が、決算書の27・28ページ、款6の地方消費税交付金、前年比で1465万7000円、平成23年度比でも減少していますが、その内容についてお聞かせください。  それから、2点目が決算書の29ページから32ページ、款の13使用料及び手数料、項1使用料の目4教育使用料の備考欄の関係です。公民館使用料、地域会館使用料、展示施設使用料、文化施設使用料、次のページで市営野球場使用料、市営プール使用料、市営テニスコート使用料、市営競技場使用料、校庭照明使用料、体育館使用料、この各施設ごとの利用及び収入増減についての理由と、平成24年度取り組みの成果などについてお聞かせください。  それから3点目、決算書の31・32ページ、款13使用料及び手数料、項2手数料、目2衛生手数料、項1の塵芥処理手数料、この増減の状況と詳細についてお聞かせください。  それから4点目、決算書の49・50ページ、款20諸収入、項4雑入、目1雑入、節の3、備考32の自転車等駐車場土地借上料負担金に関連して、平成10年7月、財団法人自転車駐車場整備センター委託で駅前自転車駐車料金の有料化が実施されて14年がたちました。平成21年度からは指定管理委託を同社が受託されておりますが、この間の市民負担の総額、有料化以前の平成9年度に比べ、福生市が負担軽減となった総額、財団法人の経営収支の状況についてお聞かせください。 94 ◯清水(靖)課長補佐 それでは1点目、地方消費税交付金につきまして御答弁申し上げます。  決算書27・28ページでございます。  地方消費税交付金は、消費税のうち地方分が市町村の人口と従業者数の割合で配分されるものでございます。平成23年度交付金につきましては、9月交付分まで平成17年度の国勢調査人口で算定されておりましたが、平成24年度につきましては全て平成22年度国勢調査人口での算出となったため、人口分が減少となったことが一つの減の要因と考えられております。  また、地方消費税交付金につきましては、景気の動向などの影響を受けやすいため、分析するのが難しいものですが、東京都の地方消費税交付金合計を見ましても、前年度の平成23年度とほぼ横ばいであったということでございますので、平成24年度につきましては、まだ景気回復によります消費の増加とまではいかなかったのではないかと考えてございます。 95 ◯高橋館長 それでは、私のほうから決算書29・30ページの第4目教育使用料、第1節公民館使用料の説明をいたします。  収入済額36万6500円は、前年度比3万6200円、率で11.0%の増でございます。事務報告書440ページにございますが、年間の利用回数が有料団体の利用としまして年間41件、率で22.5%ふえております。これは一般の有料利用によります増が理由でございます。  続きまして、同じ30ページの下段にあります第4節文化施設使用料についてでございます。これは、茶室福庵の使用料になりますが、収入済額128万7550円は、前年度比18万2100円、16.5%の増となっております。この増の理由の一つは、前年度、平成23年度は空調機修繕に伴う休館が約1カ月ありましたことによるものでございます。  さらには、事務報告書445ページに掲載してありますが、有料の利用回数も679件と前年度比150件、率で28.4%の増となっておりますので、茶室福庵での公民館事業、お茶席体験などの継続実施によるPR効果、それからその影響によるものも大きいと考えます。 96 ◯笹本課長 それでは、決算書29・30ページの教育使用料のうち、地域会館使用料及び展示施設使用料の説明をさせていただきます。  地域会館につきましては8館ございまして、これは各課に管理がまたがっておりますので、決算の総額は生涯学習推進課で管理しておりますので、私から答弁をさせていただきます。  地域会館の収入済額241万6700円で、前年度比1万9500円、0.8%の減でございました。この主な理由でございますが、平成24年度がわかぎり会館が改修工事のため約半年間利用ができなくなっておりました。わかぎり会館を利用していた団体が他の会館に流れるなどして増額になった会館もありますが、その工事の影響によって、結果的に1万9500円の減額となったものと思われます。また、わかぎり会館につきましては、前年度比8万100円の減、わかぎり会館に近い扶桑会館、かえで会館につきましては、それぞれ3万3600円、1万6800円の増となっております。  続きまして、展示施設使用料について説明をいたします。  これは、福生市プチギャラリーの使用料になります。平成24年度決算額107万5000円で前年度比23万5000円の減、率にして17.9%の減となっております。この理由といたしまして、利用件数が11件減っていること、また利用団体の1回の利用日数が平成23年度と比較いたしまして短くなっていることが挙げられます。具体的に申し上げますと、休館日の月曜日を除く火曜日から日曜日までの6日間の利用件数が、平成23年度と比較しますと22件から15件へと減っております。また、木曜日から日曜日までの4日間の利用が16件から25件にふえております。  利用者の傾向といたしまして、多くの方に見てもらいたいという御意向があることから、土曜日、日曜日を含めまして何日連続して利用するかというところでございます。木曜日から日曜日までの4日間の利用がふえると、その週のあいている日が火曜日、水曜日となってしまい、火曜日、水曜日だけの利用というのはなかなか他の団体が利用しづらく、結果的に利用がなかったと、このような形で分析をしております。  それと、第一展示室に比べて利用率のよくない第二展示室、プチギャラリーの3階になりますが、これにつきましては通路に面していないとか、エレベーターを使わないと利用できないという理由で利用件数が少ない状況にございます。この点は、第一展示室の入り口に第2展示室の利用案内を掲示するなど周知をしておりますが、今後ともホームページあるいは広報等を利用して利用の周知を図っていきたいと考えております。 97 ◯横倉課長 私のほうからは、決算書31・32ページ、第5節体育施設使用料についてお答えをいたします。  収入済額は3585万4015円で、前年度比491万1100円、15.9%の増でございます。これは大きな理由といたしまして、前年度の平成23年度は東日本大震災の影響により、体育施設の使用が制限されたためで、特にナイター照明のある備考欄1市営野球場使用料の中の福生野球場、備考欄3の市営テニスコート使用料の中の武蔵野台テニスコート、備考欄4の市営競技場、そして備考欄5の校庭照明の使用料が減額となったためで、平成24年度は通常の開場となり増加したものでございます。  また、福生野球場、市営競技会については、ナイターを含む冬の期間の利用を拡大、これは平成22年度末からでございますが、通年利用したことが利用の増加につながってきたと考えております。さらに、福生野球場においては、外野部分の人工芝化により、少年サッカーの利用が増加したことなど、このようなことで利用者の拡充が図られてきたと考えております。  また、市営プールにつきましては、天候が比較的安定していたため、雷、大雨等による閉場が少なく、利用者の増加につながったものと考えております。 98 ◯薄田(道)課長 それでは、私のほうからは御質問の3点目、決算書31・32ページ、備考欄1塵芥手数料についてお答え申し上げます。事務報告書のほうは246ページでございます。  塵芥手数料は1億6024万1460円で、前年度比608万7180円、3.9%の増でございます。これは、過年分の持ち込みが前年比308万2500円、6.9%の増となり、粗大ごみが116万2200円、8.4%の増、指定袋売り上げが192万8280円、2.0%の増となったことなどによるものでございます。これらの増の理由でございますが、持ち込み、可燃につきましては、事業系の可燃ごみとなっており、増の主な理由といたしましては、平成23年度下旬から収入運搬許可業者のうち1社が、食品リサイクル工場から西多摩衛生組合へと搬入先を変更したことによるものでございます。持ち込みの不燃につきましては減少傾向にあり、分別の徹底によるものと考えられます。  粗大ごみにつきましては、持ち込み、処理券の合計となりますが、可燃・不燃と違い、日々の生活に連動するものではなく、臨時的に増加したものと考えており、今後注視していきたいと考えております。指定袋につきましては、家庭系可燃ごみの収集量が減少傾向にあるものの、平成24年度中に取り扱い店舗が3店舗増加し、その在庫分が増加したためと考えられます。 99 ◯中岡課長 私からは4点目の質問でございます。決算書は50ページ、雑入の備考欄32、自転車等駐車場土地借上料負担金に関連いたしました自転車駐車場の件でございますが、平成10年度から公益財団法人自転車駐車場整備センターに管理をお願いしているところでございますが、引き続き平成21年度からは指定管理委託をしていただいているところでございます。平成10年度から平成24年度までの市民負担の額、料金収入となりますが、6億6588万9400円でございます。  また、市の負担軽減といたしましては、毎年の収入支出の総額分、平成10年度から平成24年度までの総額2億6902万860円、この額が市の負担軽減額となっております。また、この2億6902万860円、この分が自転車駐車場整備センター、マイナスの収支状況となってございます。 100 ◯奥富委員 1件目は了解です。  2件目のほう、プチギャラリーがやはり思うように伸びてないということで、広報等いろいろ活用して努力されていくということですが、何かほかにもアイデアとか今後について取り組んでみたいというふうな何か構想があったら、お聞かせいただきたいと思います。  それから、3点目については、粗大ごみなどの高層階からおろす、お年寄りなんかが5階とか4階に住んでられる、そういったところに対応してくださっているケースがあると思うのですが、平成24年度での回数、また内容について、それと市のほうでやったのとほっとサービスの関係での取り組みをお聞かせください。  それから4点目は、これは歳出のほうでまたじっくりと細かいところを聞いていきますので、了解です。以上、二つお願いします。 101 ◯笹本課長 プチギャラリーの今後の広報の仕方というか、それなのですけれども、今まであき状況等がはっきりわからないところがございましたので、今後、プチギャラリーの入り口のところに、第二展示室、3階の展示室のあき状況等を張り出しまして、この日はあいていますよというようなことを心がけていきたいと思います。 102 ◯薄田(道)課長 御質問の粗大ごみの高層階層からの荷物の積みおろし等でございます。御要望があった場合につきまして、比較的安価で対応できる2カ所を紹介しております。市のほうでは対応しておりません。  粗大ごみを高層階層からおろす平成24年度の依頼件数でございますが、シルバー人材センターに依頼したという件数が29件とのことございます。それからもう一つ、社会福祉協議会でほっとサービスというサービスがございますが、こちらのほうもお尋ねしましたところ、こちらは平成24年度はゼロということでございます。 103 ◯奥富委員 プチギャラリーのほうは、確かに駅でたくさん通る方がいらっしゃるので、あいているよというふうに見せることもすごく効果的かと思います。ぜひそういった取り組みもやっていってほしいと思います。  それから、3点目の粗大ごみで、シルバーの方ですが平成23年度が33回対応して、29回で減少してしまっているわけですよね。お年寄りが減るのではなくて逆にふえているかと思うので、ここら辺、何でこういうふうに少ないのか、そういったサービスとか特別な状態の場合に、こういうことをしていますよというふうなのが、もう少しアナウンスがされてもいいのではないかと思うのですが。  それと、これは歳出のほうで聞かなければいけないのかもしれないのですが、介護とかいろいろな形での対応をしているかと思うのですが、そこら辺でだから33回が29回で減っているけれども、そんなに心配する必要はないんだよというふうなところをお聞かせいただければと思います。 104 ◯薄田(道)課長 今、委員御指摘のとおり、シルバー人材センターのほうに来ている回数につきましては減少しております。こちらにつきましては、シルバー人材センターのほうの1時間当たりの単価が1064円、お2人での対応となりますので、1回当たり2128円、おおむねかかってしまいます。ほかの形のサービスから比べたら安価であることは間違いございませんけれども、こういったことも少しネックでございます。  ただ、民間のリサイクル事業者等では、その品物によっては、見積もりによって安価でというか、無償で引き取っていただき、お金を提供できるようなサービスがございますので、そういったものの御案内をしたこともございます。そのような形の中で対応、またなるべくそちらのほう、高層階等ではなくて、お住まいの方々、御高齢の方々につきましては低層階に移るような形、これはお住まいの状況にもかかわると思いますけれども、公営住宅等ではそういったことがサービスできるはずでございます。そのような形の御案内等をさせていただきながら、また改めて今後いろいろと含めて考えていきたいと思います。 105 ◯奥富委員 ぜひ、お年寄り等は逆にふえているわけで、いろいろな需要があるかと思います。PRのほうも努めていただくようお願いしまして、終わります。 106 ◯田村(昌)委員長 午後2時15分まで休憩といたします。       午後2時1分 休憩   ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~       午後2時15分 開議 107 ◯田村(昌)委員長 休憩前に引き続き会議を開きます。  ほかにありませんか。 108 ◯堀委員 それでは、1点だけお伺いさせていただきます。  決算書の49・50ページの雑入の右の備考欄の下のほうに書いてあります28市税等滞納処分費についてなのですけれども、平成23年度と比較しますと、平成23年度は5380円だったのが、9万1100円というふうになっていましたので、この内容をお聞かせいただきたいと思います。滞納処分ということは、延滞金とはまた話が違うんだろうなと思いまして、どんなものが処分費として雑入になるのかお聞きしたいと思います。 109 ◯田村主査 市税等滞納処分についてお答えいたします。  滞納処分費につきましては、公売に係る手数料につきまして、歳出科目から出したものを公売の売却価格から歳入するものになっておりまして、この9万1100円のうち8万100円につきましては、ヤフーに対する手数料となっております。残りの1万1000円につきましては、自動車の公売にかかわる回送手数料となっております。
    110 ◯堀委員 そうしますと、件数とかがふえたということに単純に考えればいいのでしょうか。そうすると、どのぐらいふえたのかがわかったらと思いまして、確認させてください。 111 ◯田村主査 平成23年度のインターネット公売につきましては、2回で40物件の公売を行っております。平成24年につきましては、4回実施いたしまして85物件の公売を実施しておりますので、売却件数の増に伴う金額の増となっております。 112 ◯堀委員 公売等についても積極的な取り組みをしたということがこの数字になったということがわかりました。  以上で了解します。 113 ◯末次委員 では、1点だけ質問させていただきます。  決算書の29・30ページ、それと事務報告書の338ページですか、それと審査意見書では28ページ、住宅使用料、市営住宅の使用料についてでございますけれども、これは私、2年ほど連続で質問しております。平成24年度の収入状況を見ますと、現年度分は0.9ポイントほど上がっているのですね。それで、全体でも0.6ポイントほど上がっております。ただ、滞納繰越分のところが3ポイントほど下がっています。それで、今回の質疑の中でも、市税にしても1.5ポイント、十分頑張って収納率を上げていると。そして、保育料なんかもこの表を見ますと収入率が上がっていますし、学童クラブの育成料なんかもパーフェクトな状態ということで、おのおのすごく収納率の向上では頑張っているのですけれども、この市営住宅に関しては、全体では若干の伸びがあったのですが、その滞納繰越分が落ちたという、この辺の要因について、どのように捉えているかということをまずお聞かせ願いたいと思います。  そしてあと、現年度分と滞納繰越分の件数、また滞納繰越分の未収の最高金額、またその期間についても、これ、前回もお聞きしましたが、教えていただきたいと思います。  それと、3点目としましては、平成24年3月末時点でのこの市営住宅の入居率と、また入居希望件数というのですかね、待機している方、この件数なんかもわかりましたら教えていただきたいと思います。 114 ◯小川課長 それでは、市営住宅の使用料について、3点いただきました。お答え申し上げます。  1点目の滞納繰越分が3ポイント下がっているその要因についてでございますが、平成23年度と比べて確かに滞納繰越分、徴収率というのは3ポイント下がってございます。現年分、滞納繰越分合わせて徴収するということに取り組んでまいっているわけでございますけれども、その取り組みの内容といたしましては、催告書の通知、電話催告、夜間訪問、市役所に来庁いただいての納付交渉等を行ってまいりました。現住して1年以上の長期滞納者に対する納付交渉におきましては、新規の滞納を発生させないというような方針に立ちまして、月々の納付、現年度分プラスアルファで滞納分をいただくというような方針で納付交渉というものを行ってまいりました。そのため、平成24年度の決算におきましては、現年度分は99.11%と、前年度比0.9ポイント増となりましたが、結果、全体としても0.61ポイントの増となっておりますけれども、滞納繰越分につきましては、平成23年度の26.14%に対しまして平成24年度23.08%、3.0ポイントの減というような形になってしまいました。  また、現年度分滞納繰越分の件数と未収の最高額とその期間でございますが、まず平成24年度の未収の件数でございますが、現年度分は9件、滞納繰越分が7件でございます。現年度分と滞納繰越分の両方あります方が2件ございますので、実人数といたしましては、滞納のある方の総人数は14人でございます。なお、この14人のうち4人につきましては既に住居を返還いただいておりますので、現在入居中の方は10人でございます。  次に、平成23年度の未収の件数でございますが、現年度分は10件、滞納繰越分が8件でございます。こちらも現年度分と滞納繰越分の両方があります方が4件ございましたので、実人数といたしましては、滞納のある方、総人数は14人でございました。よって、平成24年度、平成23年度ともに使用料を滞納している人数は同数の14というような人数でございます。  続きまして、平成24年度の滞納繰越分の1件当たりの最高額、期間ということでございますが、1件当たりの最高額といたしましては、滞納額160万2000円、滞納期間は18カ月でございます。平成23年度の滞納繰越分は1件当たりの最高額は167万2000円でございまして、期間については17カ月でございましたので、平成23年度と比較いたしまして、7万円、率にいたしまして4.2ポイントの減となっております。  期間につきましては、今まで徴収したものが1カ月分充当できましたので、月数、19カ月から18カ月と1カ月減少しております。  平成23年度、平成24年度とも、今挙げさせていただいた方は同一の方でございまして、この方は、平成20年10月からの滞納でございまして、既に住宅を返還いただいております。この方は所得が多かったため、収入超過、あるいは高額所得者となっており、家賃が高かったものでございますが、住宅使用料のほかの返済等もあり、高額の滞納となっております。  現在までの対応といたしましては、平成22年6月に住宅を返還いただき、保証人を交え滞納処分の相談を行ってまいりましたが、保証人は支払い困難というような状況から、本人に分納誓約をいただき納付をいただいているところでございます。  平成24年度につきましては、納付交渉を重ねてきましたが、最低限の1万円ということで、納付のほう、分納誓約をしていただきまして、平成24年度については7万円を納付いただいた状況でございます。この者につきましては、引き続きこの滞納額の解消に向けまして、粘り強く交渉、徴収を続けてまいります。  3点目でございますが、平成24年3月末時点の入居率と入居希望者、待機されています方の人数でございますが、平成24年3月末時点での入居率につきましては、市営住宅337戸に対しまして327戸に入居しておりますので、入居率は97.3%でございます。また、入居の待機、待ちというようなことで登録をいただいています方が、同じく平成24年3月末の時点で、補欠を含み12名いらっしゃいます。  以上で、末次議員の御質問の答弁とさせていただきます。 115 ◯末次委員 意見を言っているのですが、一番の問題は保証人、連帯保証人じゃないかなと思っているのですよ。連帯保証人が連帯保証人として機能していないんじゃないかなと。年収が124万円以上ぐらいの人でしたかね、その連帯保証人の資格者というか。それで、平成24年度で、この滞納繰越分の収入済額の中に、連帯保証人の方がかわりにお支払いされた金額というのは、どのぐらいなのかわかりましたら、お願いしたいと思います。 116 ◯小川課長 滞納繰越分に対します連帯保証人の支払いの状況ということでございますが、平成24年度、保証人から直接徴収をしたというような案件はございませんでした。 117 ◯末次委員 そういう話を聞くと、本当に連帯保証人と言っても名ばかりで、法的に言えば、それこそ即時に返済義務があるわけで、いろいろな事情があるでしょうけれども、また連帯保証人の年収の要件というのもやはり少し低いのかなと。  前回も収納努力不足の指摘もやむを得ないなんていう答弁もいただいているのですよ。いろいろ何か事情はあるのかもしれないのですけれども、もう少し連帯保証人のことを考えていただくということと、また平成24年3月末時点で入居率が97.3%と、希望者が12件ということで、10件あきの家があったということなんですけれども、余っている方も随分多いと思うんですよね。やはりそれなりの条件というか、家賃的にもある程度安く借りられるというようなこともあるでしょうし、そういう面で、ぜひひとつ、もう一回連帯保証人の件も含めて、何のための今言った連帯保証人だかわかりませんので、そちらのほうでも収納の努力をぜひお願いしたいと思います。 118 ◯原田委員 2点でお願いします。  決算書29・30ページで、今ちょうど言われていました市営住宅使用料のところをもう少し聞かせていただきたいと思います。あらかた教えていただきましたので、よくわかりました。  やはりほかのところが収納率が上がっているから、どうしても比較されてしまうかもしれませんけれども、私が見る限り、本当に収納率、ここも上げているなという意識があります。それで、現年分に関しても、平成23年度は148万5000円ぐらいあったのが、もう半分ぐらいに減らされているというのは、本当に頑張っているなというイメージをわいております。そういった中で、先ほど現年分に限っても件数は同じような未収の方がいらっしゃるということで、この平成23年、平成24年でこの9人、10人の方と同じ方なんですかね、これ全部。その辺を教えていただきたいのと、あとはやはりその実態、生活状況等々はつかんでいろいろな指導をされているかどうか、その辺もお伺いしたいと思います。  それと、37・38ページの総務費都補助金の中の緊急雇用創出事業臨時特例補助金についてですが、決算資料のほうもいただいておりまして、54ページに一覧表が載っております。当初予算の中では7876万5000円というところで、そこから6月補正、9月補正ということで、こういった約4800万円ぐらいふえているわけですね。  そういった中で、審査意見書の中には、緊急雇用創出事業についてということで、補助金を活用して新しい事業に意欲的に取り組んでいたという、そういった評価も出ているわけであります。当初予算の中で決めて多分運用していくんだと思いますけれども、こういった年度の途中で福生市はあと幾ら使えますよとか、また次にこのぐらい緊急雇用の予算が使えますよということで、小出しというんですか、別々に出てくるものなのかどうなのか、その辺の流れを教えていただきたいのと、出てきてからもやはり事業を決定して、これをこの事業に使おうという感じでなると思うのですけれども、その案内されてから申請するというか、その期間はどのぐらいかというのを教えていただきたいと思います。お願いします。 119 ◯小川課長 ただいま御質問いただきました市営住宅の滞納者の中で、滞納繰越の方が、平成23・24年度で同じ方が何人いるのかということでございますけれども、平成24年度、滞納繰越分があります7件、こちらにつきましては平成23年度からの引き続きの滞納繰越分でございます。  また、滞納者の生活実態をどういうふうに調べているのかということでございますけれども、こちらにつきましては、先ほど滞納の対応の中で御説明申し上げましたが、電話催告、あるいは夜間訪問、あるいは市役所に直接来庁いただいて、その中で、現在の収入の状況、家族の状況、またどれだけ滞納額を返済していただけるのかなど、綿密な面接等を繰り返し行って、その後の滞納者の方々の生活状況というものを把握しているというような状況でございます。 120 ◯天野課長 私からは、決算書37・38ページの緊急雇用創出事業臨時特例補助金につきまして、御答弁申し上げます。  この緊急雇用創出事業につきましては、国の経済対策によるものでございまして、地域における失業者の安定的な雇用機会を創出する、それを目的といたしまして、国からの交付金をもとに都道府県が基金を造成いたしまして、その基金からの繰り出す補助金、これがこの補助金になりますけれども、これによって事業を実施するものでございます。  そもそもこの緊急雇用創出事業、平成21年度から始まりまして、平成23年度までということで始められたわけでございます。そして平成24年度、ここに決算がございますけれども、この平成24年度につきましては、平成23年7月でございますけれども、国の方から通知が参りまして、重点分野雇用創出事業という分野があるのですが、その事業については、平成24年度も実施が可能になったという通知が参りました。そういうことで、平成24年度も実施ということになっておりますけれども、ただこの時点では、まだ国からの基金の繰り出しがなかったということで、財源はなかったわけでございますけれども、平成24年度も実施になるということが決定したことで、東京都のほうの方針としては、まだ財源に当てがないということから、平成23年度からの継続事業を優先して実施をしていくという見解でございまして、新規の事業は受け付けないということでございました。  したがいまして、庁内で平成23年度に実施しておりました事業につきまして、継続の希望を調査いたしましたところ、こちら本会議資料のNo.29の一覧表にございます1番から4番まで、この事業が継続してやっていくということで、これは当初予算に間に合う期間でございましたので、当初予算に計上をしてございます。  その後、平成23年11月でございますけれども、国のほうで第3次の補正予算が成立いたしまして、新たな基金の積み増しがされたわけでございますが、これを受けまして、新規の事業も募集をするということになりました。しかし、財源が東京都にどのくらい残っているかということが、その時点である程度見通しついたのですが、東京都の見解としては、どのくらいの事業がこれによって各市から上がってくるか見通しが立たないということでございまして、さきに継続を希望した事業を最優先にして、もし基金が不足した場合には、新規事業については調整を行っていくという見解でございました。  したがいまして、新規の事業はそこでは募集をせずに、既に当初予算で要望を決定しておりました直接雇用の分に相当する庁内でのパートになりますけれども、その人件費に直接雇用ということで宛てがうということで、それに5事業をするということになりまして、こちらの5番目から8番目、こちら4事業でございますが、実は1事業につきましては実際緊急雇用創出事業ということで、失業者の方を対象に募集したのですが、応募がなかったということで、これは対象外に除外されておりますので、この一覧表の5番から8番までが直接雇用ということで、当初予算に計上をした分でございます。  そして、その後でございますけれども、平成24年3月になりまして、東京都から緊急雇用の追加の募集をしてよろしいという通知が参りまして、これによりまして、追加募集を庁内に周知をいたしました。そこで、5事業が上がってまいりまして、意思決定の場としては実施計画に上げて、最終的には策定委員会で採択をいたしますけれども、6月補正分として上がっている5事業、これにつきまして6月補正をしたわけでございます。  その後、6月27日ですが、再度東京都のほうからまた追加募集の通知が参りまして、こちらも同じく庁内周知をいたしまして3事業が手を挙げました。同じような手順を踏みまして採否を決定いたしまして、こちらにつきましては、9月補正の対象ということで、この表の下の3行分ということになっております。  そして、通知が来てどのくらいの期間で決定がされるかということでございますけれども、6月補正の分につきましては、3月22日に通知が参りまして、それから庁内周知、そして事業決定をしていくということで、6月補正。9月補正につきましては、6月27日に東京都のほうから追加募集の通知をしまして、それから手順を踏みまして9月補正と、そういった期間で、そのような手順で実施してきたということでございます。 121 ◯原田委員 市営住宅のほうの使用料のほうも了解いたしました。やはり細かく見てあげることも大切かなと思います。やはり例規集上は、3カ月滞納したら明け渡し請求をできるということになっていますので、やはりその辺ではいろいろな内情とかを聞きながらやっていっていただいているのだなとは思いますので、その辺は本当に、余りそれを許し過ぎると、かえって滞納がふえたりということになって、収納率が落ちるということにもなると思いますので、その辺はしっかりとまた内容等を聞いていただいて進めていただければと思います。  緊急雇用創出事業のほうの補助金についても、詳しくありがとうございました。本当にやはり通知があって3カ月で組まなければいけないというようなイメージがあるのですけれども、もともと当初予算で予算にならなかった、除かれるというか、そういった事業というのをあらかじめ持っていて、来たときにぽんと出せるというか、そういった体制になっているのかどうなのか。1回通知が来てから、それから募集して、組んでといってしまうと、やはり事業的にも粗くなってしまうんじゃないかなとか思うのですけれども、その辺どうか教えていただけますか。 122 ◯天野課長 当初予算に向けての事業提案ということでございますけれども、実際、今まで緊急雇用のこの事業をやってまいりまして、当初予算に合わせて緊急雇用、事業提案する場合につきましては、全て当初予算に盛り込むことができておりました。したがいまして、今回はある程度、少し今までと違ったケースになってしまいましたけれども、通常では事業提案をいただいたものについては、今まで全て緊急雇用の該当を受けているということでございますので、提案をストップしていくということはございません。 123 ◯大野(聰)委員 それでは、2点お伺いさせていただきたいのですが、1点目は、決算書の50ページ、雑入の下のほうなのですが、29番の新予防給付ケアプラン作成委託手数料739万円ですけれども、事務報告書ですと278ページに出ている部分だと思いますが、この手数料については、昨年度がたしか、278ページを見ますと、13番のところの合計が1795件で、金額が739万円だったのですが、ことしはそれに比べて20件、84万8925円減っているわけですけれども、件数も186件減ということでございますけれども、これはいわゆる今説明しましたように地域包括支援センターがやった手数料の収入だと思うのですが、まずこれがどこから入るのかということと、これだけ減ってしまった理由ですね、この辺について、どういうふうになっているかをお伺いさせていただきたいと思います。  それから2点目ですが、いろいろあるのですが、決算書30ページ、使用料ですが、公民館使用料の額とそれからその下の地域会館使用料ですが、事務報告書を見ますと、地域会館については410ページからあります。公民館、それから松林会館、公民館が440ページ、白梅会館が455ページ、さくら会館が456ページということで、見ていただければわかるのですが、例えば440ページの地域会館の中の扶桑会館とかえで会館の使用状況と使用料が書いてあります。これは年間の、平成24年度の総利用件数が1485件で、そのうち実際に使用料を取ったのが565件ということで、全体のうちの38%が有料ということで、それ以外は当然減免ということになったのだと思います。  それから、その下のかえで会館については742件で135件、18%の有料ということでございますから、裏返しは、いわゆる減免ということになったんだと思います。  それから、事務報告書の440ページの一番下のほうの公民館の部分で、これを見ますと、全体に7046件、そのうち4826件が有料ということになっておりまして、これも後で確認したいのですが、ここに減免と書いてありますが、公民館の場合、改めて条例を見ますと、減免という制度がないと思うのです。多分、条例上は、最初から教育委員会が認めた団体については徴収しないというふうになっていますから、減免という表現は適当ではないと思うのですが、この辺も少し確認したいのですが。  それから、その次のページの454ページ、これの松林会館利用状況の利用件数が2176件で、実際にいわゆる有料だったのが212件ということですから、全体の9%しか利用料を取ってないと。それから、その下の白梅会館については、1919件で98件の使用料ということですから、全体の実に5%しか利用料を取ってないと。あとは減免しているということになっていると思います。  前も一般質問でしまして、体育館と市民会館、地域会館の使用料の差についてはお話をしたことがあるんですが、これはいろいろ公民館ができたときの経緯だとか、今までの生涯学習団体とか、そういうことのいろいろな活動について、一定の成果があったというか、そういうことでやってきたわけですが、利用料が、この前指定管理者の一般質問をさせていただいたときにも、大体仮に公民館の、仮に徴収しないという無料のところについて取ったら、どのくらい年間取れるのだというふうにお話をしたわけですが、そのときには、例えば500万円ぐらい徴収があるというような答弁をいただいていると思いますが、そういうことで今、ほかの今言った施設については、多分急に言ったので、仮に取ったらどのくらいになるかということを想像しますと、市民会館の率でいくと有料が25%ですから、それを押しなべてみると相当な金額、1000万円とかそれ以上の額に、いわゆる本来団体であれば取るべき額が無料になっているなり、減免になっているという状況だと思うのです。  その辺についてどう考えるか、これは条例なりで決まっていて、市長なり教育委員会が認めた場合は、徴収しないという表現なり減免という表現になっておりますが、例規集を見てもこの辺の根拠規定がないんで、前にも聞いたことがあると思いますが、改めてその辺を教えていただきたいということと、実際にいわゆる登録団体について、どういうふうにやってらっしゃるのか。私ども今、実際には登録団体としてやっている団体があるのですが、具体的にはどういうふうにやっているのかということをお伺いをしたいと思います。  ということで、もし出れば、ほかの公民館以外の施設で、本来取れたらどのくらいになるかということを、わかった範囲で教えていただきたいんですが、今の段階で出せなければ、委員長にお願いして、最終日までで結構ですから、参考にいただければと思いますが、その辺については委員長のほうでお諮りいただきたいんですが、そんな状況について質問をさせていただきますので、よろしくお願いいたします。 124 ◯田村(昌)委員長 お諮りいたします。  ただいま大野聰委員から資料要求がありました。  暫時休憩をいたします。       午後2時51分 休憩   ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~       午後2時52分 開議 125 ◯田村(昌)委員長 休憩前に引き続き会議を開きます。  それでは、大野聰委員からの各地域会館、公民館の資料について、委員会として要求することに御異議ありませんか。 126 ◯杉山委員 資料はいいのですけれども、平成24年度の決算なので、平成24年度についての資料が出てくるものということで確認でいいですか。 127 ◯田村(昌)委員長 そのとおりです。  もう一度行きます。委員会として要求することに御異議ありませんか。         (「異議なし」と呼ぶ者あり) 128 ◯田村(昌)委員長 御異議ないようですので、本件は委員会として要求することに決定をいたしました。期間は二、三日かかると思いますけれども、よろしいですか。  それでは、質疑に入ります。 129 ◯大楠課長補佐 それでは、新予防給付ケアプラン作成手数料について、御答弁をさせていただきます。決算書50ページ、事務報告書278ページでございます。  まず、どこから入金があるのかという御質問でございます。こちら国民健康保険団体連合会のほうから入金がございます。当市の地域包括支援センターが作成したケアプランに対しまして、手数料として入金をいただいている分でございます。  それから、手数料の減となった理由ということでございますが、居宅介護支援事業所、いわゆる民間の事業所に対しまして、地域包括支援センターからケアプラン作成を委託することができることとなっております。平成23年度、ケアプランの委託件数が年間で150件ほどでしたが、平成24年度につきましては、居宅介護支援事業所に対しまして、ケアプランの作成内容を確認、指導する業務等もあること、また、高齢者人口の増加に伴い、高齢者の相談業務等がかなり増加していることもありまして、センターの職員が相談業務に費やす時間も多くなってきている状況から、居宅介護支援事業所に委託する件数がふえている状況であり、年間で約350件の委託を実施しております。その場合の新予防給付ケアプラン作成手数料は、事業所に直接支払うため、手数料及び件数の減となっている状況でございます。 130 ◯高橋館長 それでは、私のほうから2点答弁を求められております。  一つは、条例や施行規則に免除という用語が入っていないということでございまして、その根拠をどのように考えるか、事務報告書に公民館の記載については、有料、減免という用語を使っておりますが、その根拠はどうかということでございます。これにつきましては、公民館条例の第11条に法第20条の目的で使用する場合及び委員会が公益上必要であると認めた場合を除き、使用料を徴収するということでございまして、除外規定が載っております。確かに免除とか減免という用語は使っておりません。  ただ、この第11条を受けまして、公民館では、福生市公民館利用団体事務取扱い基準を定めております。その第2項に利用団体の要件を定めておりまして、この内容でございます。利用団体とは、社会教育法第20条の目的に沿い活動している団体で、次の各号に掲げる要件を満たしていることとしまして、1番目は、会員が自主的、主体的に運営している団体であること。二つ目は、政治、宗教、営利活動を目的としない団体であること。三つ目は、団体の構成員は3人以上で、当該構成員の半数以上が市内に在住、在勤、または在学していること。それから、四つ目は団体の代表者は市内に在住していることという四つの要件を定めまして、これに基づいて、利用団体の申請をしていただいております。  それから、利用団体は具体的にどのような取り扱いをしているかということでございますが、今の内容の要件を定めて、それに基づいて申請していただいております。そこで、その団体には報告を義務づけております。前年度の活動実績を毎年指定日までに報告する。なお、提出した活動実績は広く公開するものとするということでございます。この利用団体としての判断は、福生市公民館利用団体資料を提出するものとするということでございまして、この提出された資料に基づいて、公民館長が判断しております。  取り扱いについては、以上でございます。 131 ◯奥富課長補佐 私のほうからは、地域会館の減免の取り扱いについて御説明いたします。  地域会館条例施行規則第7条の1項に、市内の公共的団体がその目的達成のため入場料の類を徴しないで使用する場合というのが免除できる範囲となっておりまして、これを明確にするために、平成22年4月より、社会教育関係団体の登録というのを行っております。これは、地域会館において社会教育活動を行うに当たり、その使用料の免除を行うことによって、団体活動の支援と促進を図ることを目的としています。登録後に登録証を発行しまして、その登録証の表示があればどの地域会館でも減免で利用できることになっておりまして、現在163団体の登録があります。登録対象となる社会教育団体というのは3人以上の団体で、3分の2以上の方が市内在住、在勤であり、営利、政治、宗教活動を主たる目的としていない団体です。このような団体に対して、免除しているということになっております。 132 ◯大野(聰)委員 それでは、ケアプランのほうを再質問させていただきます。  御答弁を聞くと、いわゆる地域包括支援センターが大分忙しくなったので、ケアプラン作成をほかの事業所にお願いしたということのようでございますけれども、当初設立されて、それぞれでやってきたわけですけれども、さまざまな業務がふえてきたと。その上、また対象者がふえてきたという状況なのだと思いますけれども、今嘱託のセンター長、社協に委託してやっていただいているわけですが、センターの職員は、センター長を含めると5名というふうに伺っておりますけれども、そういう今言った中で、業務が大変ふえてきていると。しかも、ケアプラン作成もよそに頼まなければいけないような状況で忙しいというような話らしいのだけれども、そんな体制の中で十分可能なのかどうか、お伺いしたいと思います。  それから2点目、今いろいろ伺いました。最初に言いましたように、公民館ができたとき、確かにいろいろな意味で地域の団体の方々に活動の拠点として提供して活動していただいていると。それは非常に結構なことだし、今でもいろいろな形で公民館活動をやっていただいておりますし、私もその中に参加させていただいておりますから、活動を否定するものではありません。ただ、やはり前にも一般質問でもしましたけれども、体育館ではそこそこ減免、ほとんどいわゆるその団体が団体としての活動に使うときには、ほとんど体育館の場合は減免なしということで使っていらっしゃる。場合によっては、減額ぐらいはしているようなこともあるらしいのですけれども、ほとんどただということは、免除しているというような状況がないわけです。同じ社会教育施設、スポーツ施設でありながら、片方は有料、片方はただということは、利用者にとっては非常に矛盾を感じるわけですし、しかも、今の段階で本当にただでいいのかという、一般の市民の方が本当にただでいいのかという、いろいろな意味でいろいろなことを伺います。そういう意味では、多少の徴収もあったほうがいいのではないかと思うのですが、さっき館長が答えられました取扱い基準というのは、誰がいつごろつくって、どこまで決裁をとったかについて、実際の扱いについては、業務として教育委員会なり、教育長なり、議長のほうまで全部報告をされて扱っていらっしゃるのかどうか、その辺について確認をしたいと思います。よろしくお願いします。 133 ◯高橋館長 福生市公民館利用団体の事務取扱い基準、これについて、いつ誰が定めたものか、教育委員会の了解を得ているのかどうかという質問でございます。これにつきましては、平成7年10月1日から実施しております。ただ、どこまで決裁がとれたのかというのは、恐れ入りますが、今時点ではわかりませんので、改めて報告させていただきたいと思います。 134 ◯田村(昌)委員長 大野聰委員についての答弁は保留して、後ほど答弁を願いますが、よろしゅうございますか。では、そのように高橋館長のほう、よろしくお願いします。 135 ◯吉野(真)課長 それでは、私のほうからは地域包括支援センターの体制についてお答えをさせていただきます。  介護保険法が平成18年に改正になりまして、その時点では3職種3名ということで、地域包括支援センターは運営されておりました。その後、介護支援専門員、ケアマネジャーの資格を持った嘱託1名が入りまして、あと再任用職員である採用職の方が地域包括支援センター長ということで入っていただきまして、5名の体制で今現在はやっておりますが、ただ高齢福祉係と一体となって業務をさせていただいていますので、その関係で今現在、余り人はふえておりませんけれども、介護保険の業務以外にもいろいろと高齢施策の全般についての相談業務等ですとか、事務報告書のほうでもわかるかと思いますが、相談業務もふえておりまして大変でございますけれども、今現在は現行の体制で業務はできているということでございます。  ただ、第5期の介護保険事業計画が平成24年から平成26年の3年間ということで策定しておりまして、その中で、3年間の間に地域包括支援センターのあり方を検討するというような検討課題ということで載せておりますので、今現在は検討中ということでございます。よろしくお願いいたします。 136 ◯大野(聰)委員 今、包括地域包括支援センターの関係については、いろいろ制度が変わったり、見直しが図られたということで大変だろうと思いますが、組織の中では職員の不補充とかいろいろありますので、当分皆さんで頑張っていただきたいと思いますので、よろしく。場合によっては、ぜひ前のほうの人に事業をしていただければと思いますので、よろしくお願いします。  それからもう一つ、やはり何回も申し上げて、これも前にも一般質問をさせていただいておりますが、やはり使用料の問題というのは、適正な負担を求めることがやはり必要だと思いますし、さっきも言いましたように、同じ教育施設でありながら、体育館と社会教育施設と使用料体系が違うということについては、一般の市民の方には納得いただけないと思うのですね。いろいろうわさを聞くと、他市の方が市内の名前を使ってやっているとか、そういう話もありますし、体育団体でありながら登録をして公民館をただで使っているとか、そのようなことも聞いております。そういう意味では、全体の、何年か前に聞いたときに、保育料の見直しとかそういうことも含めて聞いたときに、子育てするなら福生ということでしばらく見直しについては待ってほしいというような話もありましたけれども、市民の方が納得できる利用料の適正化というのは、ある意味必要だと思いますので、その辺は市長、教育長にも十分お願いをして終わります。よろしくお願いします。 137 ◯阿南委員 1点だけお願いします。  決算書の41・42ページの都支出金の中の教育費都補助金の中の備考欄の被災児童生徒就学支援等事業補助金というのがありますけれども、これの内容と対象の人数が何人いて、何人がこの補助を受けているかということを、できれば小・中学校それぞれ、小学校何人、中学校何人という形で教えていただければと思います。お願いします。 138 ◯和田主査 それでは、被災児童生徒就学支援等事業補助金についてお答えいたします。  決算書42ページになります。この内容ですけれども、3.11の東日本大震災の関係で被災してきました児童・生徒で、事情により住民票が被災地にあるけれども、福生市の学校に通っている人につきまして、就学援助を受けている人を対象に、東京都から補助金が出ております。対象人数は6人です。  対象の小・中学校の内訳ですけれども、小学校が6名で、中学校がゼロ名になっております。 139 ◯阿南委員 まだまだ3.11の影響で大変な状況の方もいらっしゃるということで、平成24年度においても、丁寧な対応がそれぞれいろいろな課を通じてされたと思いますけれども、引き続きよろしくお願いしたいと思います。 140 ◯田村(昌)委員長 ほかにございますか。         (「なし」と呼ぶ者あり) 141 ◯田村(昌)委員長 ほかになければ、先ほどの大野聰委員の質疑に対する答弁を保留し、市税を除くその他歳入の質疑は終わります。   ────────────────・───────────────── 142 ◯田村(昌)委員長 午後3時25分まで休憩といたします。       午後3時11分 休憩   ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~       午後3時25分 開議 143 ◯田村(昌)委員長 休憩前に引き続き会議を開きます。  次に、歳出に入ります。
     各款別の質疑に入る前に、まず各款にわたっての質疑がありましたらお願いをいたします。 144 ◯原田委員 事務報告書の86ページに特定規模電気事業者、PPSとの電気事業契約というのが載っております。そして、決算資料の歳出抑制の2ページのほうで、経常経費の削減というところが載っているのですが、実際これを見ると、小・中学校10校と、あと10施設ですか、PPS契約をやったと載っているのですけれども、ただ削減のところでは、こういった形で小・中学校という形で載っていて、実際決算書の中で、PPSによって削減されたといいますか、効果があった施設というのはどれだけなんだろうというのがわからないもので、その辺だけ聞かせてください。 145 ◯天野課長 事務報告書86ページになりますけれども、特定規模電気事業者、いわゆるPPSとの電気受給契約、こちらのほうに経緯は記載をしてございます。また、本会議資料のNo.1でございますけれども、行革の主な取り組みということで、その中に小・中学校電力契約の変更ということで、こちらのほうは効果額を記載をしてございます。経緯につきましては、事務報告書のほうに記載がしてございますが、平成24年3月、年度で言いますと平成23年度になりますが、平成24年3月から市内小・中学校10校にPPSを導入いたしまして、ちょうど1年後のことしの平成25年3月、年度で言いますと平成24年度中でございますが、市内公共施設11施設を新たに加えまして契約を行ったところでございます。  電気料金につきましては、利用月の翌月から支払い月となりますので、平成24年3月に導入いたしました市内小・中学校10校につきましては、平成24年度予算、したがいまして平成24年4月からことし3月までの支払い額、これが決算額として決算書には出てございます。そして、ことしの3月に導入いたしましたそのほかの公共施設11施設につきましては、4月からの支払いとなりますので、平成25年度予算での執行となりますので、この決算書には記載はございません。  そして、その小・中学校で執行しました平成24年度中の決算額につきましては、教育費のほうになりますが、小学校費、中学校費ございますけれども、そちらの学校施設維持管理費の中の光熱水費、こちらのほうで決算額が含まれております。 146 ◯原田委員 本当に事務報告だけ見ると、何か全部ここら辺が該当しているのかと思って、決算書全部めくって、光熱水費の去年の平成23年度と対比したような次第があって、どうも何か下がっているような感じがなかったもので、聞かせていただきました。そういった点では、もう少し事務報告書のほうをうまく丁寧に書いていただければと思いました。  あと、小・中学校の電力のほうについては、その分野で、教育費の中で聞かせていただこうと思いますので、よろしくお願いいたします。 147 ◯堀委員 歳出全般にわたるということで、定住化に関する施策ということについて、伺いたいと思います。  定住化に資するという意味での施策というのは、歳出全般にあるのだと思いますけれども、詳細の効果については歳出に入ってから事業ごとに確認させていただくことにしますが、平成24年度決算全般の歳出の中では、どのような事業が定住化に関する施策として実施されたのか。それら施策による効果というのは、どのように見ているのか。全体で見たときですね。また、予算の充当額は幾らになっていたのかということを伺いたいと思います。 148 ◯北村主幹 堀委員がおっしゃるとおり、定住化施策は歳出全般にわたります。ですから、風が吹けばおけ屋がもうかる的な論法から言えば、かなり裾野が広がってしまいますので、私ども子育て、教育、住宅、雇用、情報を重要な戦略分野といたしまして、担当課に調査して把握した施策事業について御報告したいと思いますが、まず子育て教育分野では、認定こども園の開設に向けた準備経費補助金、これが3500万円でございます。それから、認可外保育所利用者補助金2838万5000円ございます。また、教育委員会の施策の説明ですとか、学校の特色ある教育活動について発表いたしました小・中学校教育活動発表会の実施がございました。経費につきましては、消耗品等の細かいものもあろうかと存じますが、市民会館小ホールの借り上げ料2万円を把握しているところでございます。  次に、住宅分野でございますが、優良な住宅ストックを確保するための取り組みの一環であります空き家の実態調査、これが420万円。  雇用分野につきましては、コミュニティービジネスを推進しております。これは、商工費のまちづくり振興推進事業委託の中で実施しておりますので、総額になってしまいますが、612万7113円でございます。  情報分野では、これは地域ポータルサイトの運営と市のホームページでの子育てするなら福生の展開や、その他広報もございますが、従来の経費に含まれておりますので、経費について抽出してはございません。金額を決算書でダイレクトに把握できるものといたしましては、これはいずれもシティセールス推進課で取り組みましたものでございますが、まず観光ガイドマップの作成委託170万1000円、定住促進パンフレット作成299万2500円、福生の魅力をアピールするために「たっけー☆☆」を活用いたしましたイメージキャラクターの活用事業669万9000円、まちなかおもてなし事業の2401万375円、それとロケ支援・福生ドッグブランド構築事業の944万3000円でございます。  とりあえず把握している代表的な取り組みにつきましては以上でございまして、総額で1億1857万7988円になります。まちづくり全般の取り組みになりますので、全体的に効果の測定は難しいところですので、とりあえずは各事業を評価することが効果をはかる、効果を測定するといったことになるのではないかと考えております。 149 ◯堀委員 数々の事業を挙げていただき、1億1800万円ですか、およその今の掌握できる数字ということで教えていただきましたので、あとは実際に歳出の中でそれぞれ聞いてみます。そして、全体の効果が何をもって効果というふうに捉えるのかということは、やはり大事なことかなということと、ここに、今回、決算の中で確認しなくてはという思いで、今回はこれから歳出のほうで臨ませていただきたいと思います。 150 ◯柳川委員 それでは、1点だけお伺いさせていただきます。  本会議資料No.16、36・37ページ、工事入札結果一覧、設計金額が130万円以上の案件というのがあります。これを見ますと、入札案件が45件あり、このうちに制限つき一般入札を除くと、指名競争入札で市内業者が落札をした工事案件、これが何件でどのくらいの割合か、これをまずお聞きしたいと思います。よろしくお願いいたします。 151 ◯吉野(光)課長 それでは、本会議資料No.16、36・37ページの工事入札結果一覧における指名競争入札での市内事業者の落札件数、割合でございますが、こちら45件のうち制限つき一般競争入札が7件ございます。指名競争入札は38件になります。このうち、市内事業者が落札いたしました件数は26件でございまして、割合は68%でございます。なお、市外事業者が落札いたしました12件の内容の一部でございますが、プールや校庭、体育館など専門的な工事を要するものが入っておりますことから、市外事業者となっております。 152 ◯柳川委員 今の御答弁では市内業者26件の68%、12件が市内業者が落札されたということであります。それでは、近隣他市と比較をして、この68%というのは多いのか少ないのか、1点だけお伺いいたします。 153 ◯吉野(光)課長 それでは、近隣の市町の状況でございますが、一般競争入札を含めての件数、割合になりますが、調べました結果、青梅市は71件でございまして、うち市内事業者の落札件数は59件、割合は83%、羽村市は26件ございまして、うち市内事業者の落札件数は20件、割合は77%、あきる野市は78件ございまして、うち市内事業者の落札件数は64件、割合は82%、瑞穂町は42件ございまして、うち市内事業者の落札件数は18件、割合は43%となっております。 154 ◯柳川委員 細かい数字までありがとうございました。  近隣他市町との状況はよくわかりました。青梅市が83%、あきる野市82%、羽村市が77%というふうな─瑞穂町もありますね、瑞穂町が43%でしたっけ。福生市よりも高い数字が、入札参加ですか、多くなっているというふうな御答弁だったと思います。非常に市内業者、今大変厳しい状況にあります。市内業者が元気が出ないと市の活性化にもつながってこない。入札や見積もり合わせを含めて、できるだけ市内業者を指名していただくよう、市長も大変努力はされていると思いますけれども、要望とさせていただきます。よろしくお願いいたします。 155 ◯阿南委員 よろしくお願いします。  補助金の関係で、平成24年度決算ですので、平成24年度の予算の編成方針を読み返してみましたらば、一般枠配分の中で、一部事務組合の負担金を除く負担金補助及び交付金については、これまで以上の精査、見直しを行い、一律5%以上の減額をすること。また、5%以上の減額を達成した場合は、従前と同様にその5%を超える減額分を一般枠配分に加算できることとするというふうに書いてあったのですけれども、この5%という数字の目標が、各部においてどうだったのかということをお聞きしたいのですけれども、平成24年の当初予算資料で見ますと、マイナス0.9%になっているのですね、19節が。今回の事務報告書のほうで見ますと、375ページになりますけれども、ここで見ますと、19節の増減率がマイナス1.8%だったということなので、5%は達成できなかったということなのかなと思うのですけれども、部ごとに見たらば、その5%にこだわって減額をしたところがあるのかどうなのかということと、あと数字が動いているわけなのですけれども、この平成24年度の中で、どのような要因で、いつもより多く申請が来たとか、新たな補助が発生したとか、何かそういったことがあったのかということと、もしもその5%の数字を達成したところがあったとしたらば、それをこの一般枠配分に加算したというようなことがあったのか、それはどのようなことに使われたかのかということをお聞きしたいと思います。  それと、確認なのですけれども、この負担金補助金交付金で、精査や見直しの手順というのは、どのように行われているでしょうか。どのような流れで決定をしているか。その中で、当該の支払い先、補助団体であったり個人だったりすると思いますけれども、そこへのお知らせというか、今年度はこのようになりましたということをどのように連絡をしているか、それについて、この平成24年度において問題が出たところはないかということをお聞きしたいと思います。お願いします。 156 ◯森谷課長 私からは前段の質問についてお答えいたします。  去年の予算編成方針の中で、一律5%以上の減額をすることと、要求をすることという目標を掲げましたが、残念ながら5%以上は、委員おっしゃるように達成はできておりません。  それと、年度の途中で必要になった補助金といいますのが、ちょうど9月補正で、認定こども園開設準備経費補助金、これは3500万円増額しております。これが年度途中で起こったもの。それと、途中で減額したもので、先ほどお話が出ましたが特定緊急輸送道路沿道建築物耐震化促進事業費1100万円、これも補正でそのまま全額減額となっております。  それと、5%分で一般枠配分に加算したのはあるかということですが、達成しておりませんので、残念ながら1件もございません。 157 ◯天野課長 私からは後段の御質問でございます。負担金補助金交付金で精査、見直しの手順はということでございますけれども、補助金の精査、見直しに当たりましては、基本的にはこれは各所管課において行っております。その後の手順といたしまして申し上げますと、実施計画にて提案をいただくわけでございますが、見直しに当たりますレベルアップ、あるいは廃止・縮小と、その区分に応じまして提案を受け、総合計画策定委員会の場で審議をして採否を決定すると、そういう手順になっております。  また一方で、これはあくまでも方向性を示すことになりますけれども、精査・見直しに当たっての事務事業評価のほうでも一部行っております。この事務事業評価におきまして、そういった見直し等を行う場合には、最終的には行政改革本部でその方向性を継続するか、あるいは縮小・廃止とするかといった、そういった方向性を示すことになっております。また、平成24年度におきましては補助金等検討委員会、これを設けまして、全体的な補助金の方向性というものを検討したところでございます。  そして、その交付先の個人あるいは団体への連絡がどのように行われたのか、問題は出なかったのかということでございますけれども、この補助金等の減額になった場合かと思いますが、基本的には各所管課におきまして、それを行っております。個別に行う場合、あるいは広報・ホームページ等を通じまして、広く周知する場合がございます。  そして、平成24年度におきましては、これも先ほどの行政改革の主な取り組み、本会議資料のNo.1のところにも記載がございますけれども、火葬費等助成金事業、これを廃止をいたしております。これが記載がございますけれども、これに関しまして、周知という点では広報とホームページで周知をいたしております。それにつきまして問題が出たということはございません。 158 ◯阿南委員 なかなかその補助金とか交付金というのは、相手があることで、活動があってのお金なので、なかなか切るとかというのは、すごく難しいことだと思うのですけれども、監査の審査意見書のほうでも74ページのほうに、補助金の妥当性検討ということで指摘がされておりますけれども、合理性をよく検証してくださいということで書かれておりますが、そういった検証も重要かと思いますし、またその補助金の持つ意味というのは、やはり丁寧に、スタートするときもやめるときもですけれども、丁寧に見てもらって、事務事業評価と、あと平成24年度においては補助金の検討委員会が設けられたということですけれども、やはり丁寧にするべきだろうなと思います。  それと、特になくすときだと思うのですけれども、なくすとか減額するときに、相手の補助団体なり個人なりが見えている場合は、お知らせをするというのを、やはり早目に、決まる前に言うと、なかなかそれはなくしづらくなるというのはあるのだとは思うのですけれども、でもやはり決まってから、こんな意味があったんだというほうに聞いてしまうと、やはり後味が悪くなるということもありますので、説明する義務もありますし、相手のことを丁寧に思うということも大事だと思いますので、事前に状況をしっかりと確認するという意味でも、意見交換する場を設けるなりして、丁寧な対応というのは必要ではないかというふうに思いますので、ぜひその手順の中で、特に廃止とか減額というようなときには、当該のところがわかっている場合には、よく連絡を取り合いながら、調整しながらというのを手順の中に入れていただければということをぜひお願いしたいと思います。 159 ◯大野(聰)委員 監査委員意見報告書の個別事項、74ページの関係ですが、私も今までやらせていただいていますので、監査委員が指摘した内容について一言お尋ねしておきたいと思います。  1点目のパートタイマーの人数把握の関係なのですが、確かに全体、賃金については各事業ごとに組んでいるということだし、それから常態的にあるものと臨時的に雇わなければいけないものとあるし、なかなか把握は難しいと思います。ただ、決算資料の中でも、337ページに職員数の把握がされておりまして、一般職と再任用職員の状況はわかるのですが、やはり行政全体の事務を見る場合には、どのくらいの補充者がいらっしゃったかということも必要だと思うのですね。そういう意味では、この辺の要望事項について、どうお考えになるかについて、お伺いしたいと思います。 160 ◯桑原課長 審査意見書で御指摘をいただきましたパートタイマーの人数の把握の課題についてでございます。  結論から申し上げますと、現在のところ、人数だけを把握するということだけではなくて、当然その人数がどれくらいの時間、どのような業務に稼働したかということを職員課のほうで把握できてないという御指摘だと考えております。支出の金額とデータを押さえておりますので、そこから何とか単価とかで割り出せないかということでやってみたのですが、実際にはパートタイマーは各事務の繁忙期にあわせて配置されておりますので、必ずしも通年で割り返すことができないと。あと、最低賃金の単価によって影響を受けている、単価が変わっているものがあったり、いろいろな要素がありまして、割り返してみたところ、使えるデータがまだできておりません。当然ながら、行政事務を担当する一つの職員でございますので、やはりこれがどれくらいの労力に当たるかということは把握する必要があると思いますので、今後、この方法につきましては深めていきまして、集計できるように取り組んでまいりたいと存じます。 161 ◯大野(聰)委員 なかなか、今から指名書を1枚1枚、現計を計算するのも非常に大変だと思いますし、今後に向けてぜひ検討していただきたいと思いますので、お願いします。 162 ◯田村(昌)委員長 ほかにありませんか。  ほかになければ、各款にわたっての質疑を終わります。   ────────────────・───────────────── 163 ◯田村(昌)委員長 次に、議会費について理事者から説明願います。 164 ◯田野倉次長 それでは、平成24年度一般会計決算歳出のうち第1款議会費につきまして説明をさせていただきます。決算書は53ページから56ページ、事務報告書は51ページから78ページでございます。  恐れ入りますが、決算書の53ページ及び54ページをお開きいただきたいと存じます。  まず、第1款議会費の全体でございますが、当初予算額は3億903万1000円で、予備費より54万8000円の充用を行いましたので、予算現額は3億957万9000円でございます。議会費の支出済額は3億864万935円で、執行率は99.7%でございます。平成23年度に対しまして3731万3623円、10.8%の減となっております。  次に、備考欄の説明をさせていただきます。  平成23年度比で主な増減内容を説明させていただきますので、よろしくお願いいたします。  事業1の議会運営費は、議会運営全般及び議員報酬等、議員に関する経費でございまして、決算額2億4433万4140円は平成23年度に対しまして2873万8510円、10.5%の減でございます。  1節から4節は議員20名の議員報酬等で、1節の報酬が137万9946円、1.3%の増となっております。これは事務嘱託員の新規雇用によるものでございます。  3節の議員期末手当が375万4800円、9.0%の増となっております。これは平成23年初当選議員の平成23年度6月期期末手当の支給割合が100分の30でありましたが、平成24年度は100分の100になったための増でございます。  また、第4節の議員共済会負担金が3337万2000円、34.8%の減となっておりますが、これは議員年金制度の廃止に伴いまして、今後の対象議員数がおおむね推定できる状態となり、年間の負担率が88.5%から57.6%に変更になったための減でございます。  次に、9節の費用弁償及び職員旅費は、3常任委員会及び特別委員会で実施しました行政視察の経費並びに随行職員の旅費で152万3100円、96.5%の増でございます。これは隔年実施しております特別委員会の行政視察が実施されたためでございます。  次に、10節の交際費は12万5290円、29.2%の増でございます。これは弔慰金の増によるものでございます。  次に、13節委託料は、市議会だより配布委託料など7件の委託料で123万5605円、13.2%の減でございます。主な内容でございますが、議員改選の臨時会がなく、臨時号が未発行であった市議会だより配布委託料で10万642円の減、決算書には記載はございませんが、平成24年度から委員会も含めまして全てで廃止しました速記事務委託料で279万6869円の皆減でございまして、そのかわりに委員会会議録編集を新たに追加しました音声反訳議事録編集委託料で194万2504円の増、また、議会中継配信システム電算委託料は入札差金により15万1200円の減でございまして、これらを相殺いたしまして委託料が減となっております。  次に、14節の自動車借上料が32万5160円、14.0%の増でございます。これは、議長車の延べ稼働日数が119日から130日に11日間増加したためでございます。  次に、19節負担金補助金及び交付金は、政務調査費交付金等の減により31万8945円、4.7%の減でございます。政務調査費交付金の内訳につきましては、事務報告書57ページを御参照いただきたいと思います。  続きまして、事業2の職員人件費6390万2992円は、議会事務局職員6名分の給料、職員手当、共済組合負担金等の支出でございます。平成23年度比較で855万4678円、11.8%の減でございます。これは、職員1名の減員及び退職手当負担金の減によるものでございます。  次に、事業3の議会事務費40万3803円は、議会事務局の職員に関する経費でございまして、平成23年度とおおむね同額でございます。  以上、議会費の説明とさせていただきます。 165 ◯田村(昌)委員長 以上で説明は終わりました。  これより質疑を行います。 166 ◯堀委員 それでは、市議会だよりのことについてお伺いさせていただきたいと思います。決算書の53・54ページの、こちらの54ページのほうの備考欄にあります11の印刷製本費に含まれるのかなと思いますけれども、あと13の市議会だより原稿作成委託料75万6000円、この市議会だよりの作成と印刷までにかかる費用の、どのような形になっているのか、内訳を確認させていただきたいと思います。 167 ◯田野倉次長 決算書は54ページでございます。  市議会だよりの作成から印刷までにかかる費用の内訳でございますが、印刷製本費が各2万9100部の定例会4回分で77万2428円、市議会だより配布委託料が152万4245円、市議会だより原稿作成料が75万6000円でございまして、合計で305万2673円でございます。 168 ◯堀委員 単純に計算すればいいのでしょうけれども、1部当たりだと幾らかかっているということに、これはなるのでしょうか。1回の発行でいうと。 169 ◯田野倉次長 1部当たりでいきますと、26円22銭ということになります。よろしくお願いします。 170 ◯堀委員 すみません、単なる計算をしてもらって。それで、印刷費と議会だよりの作成委託というところは大体同じぐらいかかるのだなということで、市議会だよりの原稿作成委託料は意外にかかるものなのだなということで、聞いてみました。印刷料も同じぐらいかかっているということなんですね。また、今後編集して質を高めていくという上で、費用の面もどうなっているのかを確認させていただいた次第です。 171 ◯奥富委員 毎回聞いておりますが、シルバーのほうの仕事の確保という観点から、決算書の53・54ページ、備考の1の議会運営費の13節市議会だより配布委託料、事務報告書ですと78ページです。1回平均2万8574部、定例会4回などの情報は事務報告書に記載のとおりです。シルバー人材センターへの委託と聞いておりますが、委託先と単価の算出根拠などをお聞かせください。  それから、2点目として決算書の54ページ、同じところですね、備考1の議会運営費の13節声の市議会だより作成委託料、事務報告書ですと86ページです。1回平均13枚で、CD盤など事務報告書に書いております。平成21年度からCD盤、デイジー方式のCDに切りかえたわけです。一般のCDプレイヤーでは再生できなくて、パソコンに再生専用ソフトを入れるか、プレストーク等のデジタル録音図書用再生機が必要ですが、日常用具の給付対象のため利用者の実費負担がなく、利用可能なわけですが、利用者の反応についてお聞かせをください。利用者の増減情報についてもお聞かせください。この2点についてお願いします。 172 ◯田野倉次長 市議会だよりの配布委託についての御質問でございます。委託業者は、社団法人福生市シルバー人材センターでございます。契約単価は1ページにつきましては、一般家庭が1円75銭、団地でございますが、1円40銭でございます。そのほかに事務手数料が5%でございます。  次に、声の市議会だよりについての御質問でございまして、デイジー方式のCD化に対する利用者の反応でございますが、再生機の操作方法等につきましては、この事業は協働でやっていますので、協働相手側が丁寧に説明したこともございまして、大変好評であると聞いております。  また、利用者の増減でございますが、平成24年度当初は13名でございましたが、平成24年度中に1名の方がお亡くなりになりましたので、平成24年度末では12名でございます。 173 ◯奥富委員 ここのところ、シルバーの発注は単価等変わっていないということで了解です。  2点目のほうは、せっかくふえたのに1人亡くなられて減ってしまったということで、ぜひ引き続き努力して、こういった必要な方に届くようによろしくお願いします。 174 ◯田村(昌)委員長 ほかにありませんか。         (「なし」と呼ぶ者あり) 175 ◯田村(昌)委員長 ほかになければ、議会費の質疑は終わります。   ────────────────・───────────────── 176 ◯田村(昌)委員長 午後4時15分まで休憩といたします。       午後4時2分 休憩   ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~       午後4時15分 開議 177 ◯田村(昌)委員長 休憩前に引き続き会議を開きます。  次に、総務費について理事者から説明願います。 178 ◯福島部長 それでは、総務費について説明をさせていただきます。  総務費は各部局にまたがりますことから、企画財政部で説明をさせていただきます。なお、総務費の主要な施策につきましては、事務報告書の25ページから26ページに掲載をいたしております。  それでは、決算書の55・56ページをお願いいたします。  総務費全体の支出済額でございますが、22億290万3062円でございまして、平成23年度と比較いたしますと639万7239円、0.3%の減となっております。  それでは、内容につきまして前年度と大きく変わったところを中心に説明をさせていただきます。  第1項総務管理費は15億3701万5449円でございまして、前年度比1413万7857円、0.9%の増となっております。このうち第1目一般管理費は10億4345万8332円でございまして、前年度比71万6248円、0.1%の増となっております。  備考欄2の職員人件費は、特別職2人、一般職91人、再任用職員3人分でございまして、決算額は9億3613万6602円で、前年度比40万5540円、0.04%の減となっております。これは、一般職員数は増となりましたが、退職手当普通負担金の負担率の減などによるものでございます。  なお、職員人件費は各款にまたがっておりますので、ここで全体的なことを申し上げますと、平成24年度は平成23年12月から給料及び手当の見直しにより給与全体で平均マイナス0.29%の改定を実施いたしました。一般会計全体の職員人件費では、平成23年度と比較いたしまして、職員数の増はありましたけれども、給与のマイナス改定及び退職手当普通負担金の負担率の減などによりまして、1億1740万1740円の減額となっております。特別職の人件費及び退職手当特別負担金を除いた額では、前年度と比較いたしまして1億429万6074円の減額となっております。退職手当の支給状況につきましては、事務報告書の151ページに掲載をいたしております。  次に、備考欄3の秘書交際費は401万2897円で、前年度比5万387円、1.2%の減となっております。事務報告書は100ページでございます。  備考欄4、渉外費は50万619円で、前年度比1万108円、率で2.1%の増でございます。事務報告書は87ページから92ページでございます。  備考欄5の庁舎等改良及び管理費は8468万4206円で、前年度比354万8513円、4.4%の増となっております。これは、11節光熱水費の増と、57・58ページをお願いいたします。14節防犯カメラ借上料の皆増と、平成23年度にございました工事請負費の減との相殺によるものでございます。なお、事務報告書、主要な施策の概要は25ページ、事務報告は162ページでございます。  備考欄11の自動車管理費は1143万492円、前年度比178万5515円の減でございますが、これは平成23年度にございました環境対応車1台の購入費の皆減によるものでございます。  次に、第2目人事管理費でございますが、支出済額は8253万8133円で、前年度比2120万9864円、34.6%の増となっております。  内容といたしまして、備考欄1の職員等人事管理費は6592万3963円で、前年度比2156万5697円、48.6%の増となっております。これは、再雇用嘱託員報酬の皆増及び59・60ページをお願いいたします、人事給与システムの更新委託料の皆増などによるものでございます。
     備考欄2の職員研修福利厚生費は1583万4130円で、前年度比27万7852円、1.8%の増となっております。  備考欄3の新都市連絡協議会職員交流研修費は78万40円で、平成24年度は職員1名を守山市に派遣した費用でございます。なお、事務報告書の主要な施策は25ページに、また事務報告は146ページから153ページに記載がございます。  次に、第3目文書管理費でございますが、事務報告書は、主要な施策は25ページに、また事務報告は114ページから120ページに記載がございます。支出済額は3327万3664円で、前年度比786万2495円、30.9%の増となっております。  61・62ページをお願いいたします。  内容といたしまして、備考欄1の文書管理費は2408万8754円で、前年度比730万4307円、43.5%の増となっておりますが、市政情報電子化委託料の皆増によるものでございます。  備考欄2、情報公開及び個人情報保護制度費は46万8385円、前年度比14万820円、率で43.0%の増でございますが、複写機借上料の増によるものでございます。  次に、第4目広報費でございますが、事務報告書は101ページから104ページに記載がございます。支出済額は2526万6908円で、前年度比781万6076円、23.6%の減となっております。  備考欄1の広報活動費は1903万2132円で、前年度比102万7651円、5.1%の減となっておりますが、平成23年度にございました外国人のための生活便利帳作成委託料の皆減などによるものでございます。  63・64ページをお願いいたします。  備考欄2、広聴活動費は425万5232円で、前年度比191万861円、率で81.5%の増で、市政世論調査業務委託料の皆増によるものでございます。  備考欄3、ホームページ管理費は197万9544円で前年度比869万9286円、81.5%の減でございますが、前年度にございました、ホームページのリニューアルに伴う経費の皆減によるものでございます。  第5目財政管理費でございます。事務報告書は93ページから99ページに記載がございます。支出済額は871万2957円で、前年度比99万3812円、12.9%の増となっております。平成23年10月に入れかえました財務会計システム経費が通年となったことによるものでございます。  次に、第6目会計管理費でございますが、事務報告書は369ページから381ページでございます。支出済額は309万5651円で、前年度比33万7031円、9.8%の減となっております。  第7目財産管理費でございますが、事務報告書は154ページから159ページでございます。支出済額は277万2265円で、前年度比1万5163円、0.5%の減となっております。  第8目企画調整費でございますが、事務報告書は、主要な施策は25ページに、また事務報告は81ページから86ページでございます。支出済額は831万9164円で、前年度比636万2477円、325.2%の増となっております。  備考欄1、企画調整費は800万3440円で、前年度比638万7863円、395.4%の増で、公共サイン整備方針策定委託料の皆増によるものでございます。  65・66ページをお願いいたします。  備考欄4、政策課題別チーム運営費は14万円で、前年度比4万円、40.0%の増で、政策課題研修講師謝礼の皆増によるものでございます。  第9目電子計算機費でございますが、事務報告書の主要な施策は25ページに、また事務報告は105ページから107ページでございます。支出済額は1億2625万6257円で、前年度比1414万2702円、12.6%の増となっております。  備考欄1、基幹システム管理費は7879万6663円で、前年度比1875万9741円、31.2%の増でございますが、住民情報システム改良委託料の皆増などによるものでございます。  備考欄2、情報化推進事業費は支出済額4745万9594円で、前年度比461万7039円、8.9%の減でございますが、庁内ネットワーク保守委託料及び庁内ネットワーク機器借上料などの減額によるものでございます。  恐れ入ります、67・68ページをお願いいたします。  第10目交通安全対策費でございますが、事務報告書は141ページから145ページでございます。支出済額は3960万359円で、前年度比114万9582円、2.8%の減となっております。  備考欄1の交通安全対策費は1277万9321円で、前年度比10万4089円、0.8%での減でございます。  備考欄2、駅周辺放置自転車等対策費は2645万66円で、前年度比27万5856円、1.1%の増でございます。  備考欄4、自動車管理費は18万3344円で、前年度比149万3070円、89.1%の減でございますが、平成23年度にございました軽トラックの購入費が皆減となったためでございます。  第11目交通災害共済事務費は支出済額192万9320円で、前年度比6万8400円、3.4%の減でございます。事務報告書は177ページでございます。  69・70ページをお願いいたします。  次に、第12目表彰費は、支出済額58万7462円で、前年度比16万2440円、21.7%の減でございます。これは、表彰条例に基づく被表彰者記念品の減によるものでございます。  事務報告書は、111ページから112ページでございます。  第13目諸費でございますが、支出済額は1億6120万4977円で、前年度比2760万1049円、14.6%の減となっております。  備考欄2の町会等関係費は、支出済額は2018万7377円で、前年度比3734万8589円、64.9%の減となっておりますが、会館建設費補助金の減などによるものでございます。事務報告書は251・252ページでございます。  備考欄3の福東会館改良及び管理費は600万1820円で、前年度比936万1896円、60.9%の減となっておりますが、平成23年度にございました外壁改良工事の皆減などによるものでございます。  備考欄4の防犯活動費は154万155円で、前年度比122万2119円、44.2%の減となっておりますが、71・72ページをお願いいたします。平成23年度にございました防犯設備整備事業補助金の皆減などによるものでございます。事務報告書は141ページでございます。  備考欄5、平和祈念事業費は23万3107円で、前年度比1万7865円、7.1%の減でございます。事務報告書は112ページでございます。  備考欄6、私立幼稚園等園児保護者負担軽減事業費は3825万9602円で、前年度比256万5103円、6.3%の減となっておりまして、私立幼稚園児保護者負担軽減補助金の減によるものでございます。事務報告書は322ページでございます。  備考欄7の幼稚園就園奨励事業費は3490万3690円で、前年度比451万920円、11.4%の減となっております。事務報告書は323・324ページでございます。  備考欄9の私立幼稚園教育振興事業費は398万8900円で、前年度比127万6800円、47.1%の増となっておりますが、私立幼稚園施設整備借入金利子補給金の増などによるものでございます。事務報告書は324・325ページでございます。  備考欄10の市民契約保養施設利用者宿泊助成事業費は472万7544円で、前年度比7万4000円、1.6%の増となっております。事務報告書は175ページでございます。  73・74ページをお願いいたします。  備考欄14の市民活動推進費は76万2238円で、前年度比20万7798円、21.4%の減となっておりますが、保険料の減などによるものでございます。事務報告は252ページでございます。  備考欄15の輝き市民サポートセンター運営費は642万9934円で、前年度比25万4823円、3.8%の減となっております。事務報告書は253・254ページでございます。  備考欄16、国民体育大会推進費3042万2260円、前年度比2668万6542円、714.4%の増でございます。事務報告書は122ページから130ページでございます。  続きまして、第2項の徴税費でございますが、事務報告書は180ページから196ページに記載がございます。支出済額は3億991万977円で、前年度比1257万3191円、3.9%の減となっております。このうち、第1目の税務総務費は2億1602万1519円で、前年度比567万1617円、2.6%の減となっておりますが、これは備考欄2の職員人件費の減によるものでございます。職員人件費は、一般職員27人、再任用職員3人分でございます。  75・76ページをお願いいたします。  第2目賦課徴収費は9388万9458円で、前年度比690万1574円、6.8%の減となっております。  備考欄1、市民税賦課事務費は2821万2100円で、前年度比438万1063円、13.4%の減となっておりますが、パートタイマー賃金及びシステム改良委託料の減などによるものでございます。  備考欄2の固定資産税等賦課事務費は2317万6564円で、前年度比444万1995円、16.1%の減となっておりますが、固定資産税電算委託料及び土地評価業務委託料の減などによるものでございます。  備考欄4、収納事務費は1906万1834円で、前年度比82万4123円、4.5%の増でございますが、印刷製本費の増などによるものでございます。  77・78ページをお願いいたします。  第3項第1目の戸籍住民基本台帳費でございますが、主要な施策は25ページに、また事務報告は167ページから179ページに記載がございます。支出済額は2億1380万9978円で、前年度比2409万2846円、10.1%の減となっております。  備考欄1の職員人件費は1億2596万3743円で、前年度比1670万9737円、11.7%の減となっております。職員14人、再任用職員4人分でございまして、再任用職員は3人の減でございます。  備考欄2の戸籍事務費は1121万6879円で、前年度比52万9307円、4.5%の減でございます。  備考欄3、住民基本台帳事務費は1033万6355円で、前年度比394万2519円、27.6%の減となっておりますが、平成23年度にございましたシステム改良委託料の皆減などによるものでございます。  備考欄6の火葬関係費は5393万3300円で、前年度比232万6800円、4.1%の減でございますが、制度廃止による火葬費等助成金の減などによるものでございます。  79・80ページをお願いいたします。  第4項の選挙費でございますが、事務報告書は、主要な施策は26ページに、また事務報告は473ページから478ページでございます。支出済額は9125万679円で、前年度比2210万9489円、32.0%の増となっております。  第1目の選挙管理委員会費は3772万2504円で、前年度比53万4219円、1.4%の増となっております。  備考欄2の職員人件費は、職員3人分でございます。  備考欄4、都条例制定請求者署名簿審査事務費は皆増でございます。  第2目の常時啓発費は57万2557円で、前年度比7万520円、11.0%の減でございます。  第3目の市長選挙費は1508万8525円でございまして、81・82ページをお願いいたします。第4目都知事選挙費は2099万9028円でございます。  83・84ページをお願いいたします。  第5目衆議院議員選挙費は1686万8065円でございます。  続きまして、第5項の統計調査費でございますが、事務報告書は112・113ページでございます。支出済額は1925万6963円で、前年度比176万2020円、8.4%の減となっております。  第1目の統計調査総務費は1777万5249円で、前年度比103万2398円、5.5%の減となっておりますが、備考欄1の職員人件費の減によるものでございます。  85・86ページをお願いいたします。  第2目基幹統計調査費は141万714円で、前年度比73万1622円、率にして34.2%の減でございますが、備考欄5の経済センサス調査費の減と備考欄1工業統計調査費、備考欄6就業構造基本調査費及び備考欄7住宅・土地統計調査単位区設定費の皆増との相殺でございます。  第3目人口統計調査費は7万1000円で、前年度比2000円、2.9%の増でございます。  87・88ページをお願いいたします。  第6項の監査委員費でございますが、事務報告書は481ページから484ページでございます。支出済額は3165万9016円で、前年度比421万6528円、11.8%の減でございますが、備考欄2の職員人件費の減によるものでございます。  以上、総務費の説明とさせていただきます。よろしく御審議をいただきますようお願い申し上げます。 179 ◯田村(昌)委員長 以上で説明は終わりました。  これより質疑を行います。 180 ◯柳川委員 それでは、2点ほどお伺いさせていただきます。  決算書で70ページ、備考欄15、町会広報掲示板設置工事費20万3700円というのが載っています。事務報告書は見つからなかったのですけれども、どこかにありますでしょうか。質問は、事務報告書に載っていれば質問しなかったと思うのですけれども、何基掲示板を設置したか、平成24年ですね。また修繕したか、2点だけまず教えていただきたいと思います。  次に、決算書では72ページ、備考欄10、事務報告書で175ページ、市民契約保養施設利用宿泊助成金、これについてお伺いいたします。  平成24年度は平成23年度と比較して、人数では25人ふえ1542人、金額では7万4000円ふえ、451万2000円が決算をされております。平成24年度当初予算では、390万円というふうな予算が計上して組んでおりますけれども、この理由をまずお聞かせください。2点よろしくお願いします。 181 ◯森田(克)課長補佐 決算書70ページ、備考欄2、町会等関係費の15節町会広報掲示板設置工事20万3700円は、2基の設置を行ったもので、場所は熊川853番地、アミーユレジデンス福生公園敷地内に新設、もう1件は、熊川1111番地のセブンイレブン敷地内で、建てかえを行ったものでございます。修繕につきましては、11節の7、修繕料21万円によりまして、掲示板の板を11枚取りかえております。 182 ◯高木(裕子)課長 それでは、2点目でございます。  決算額が61万2000円の増となっております。予算につきましては、この施設の利用につきましては、毎年流動的でございますこと、また予算の計上自体、限られた財源を効果的に配分するという予算の方針等ございまして、また平成23年度の決算額等を見まして、390万円を予算に計上させていただいております。 183 ◯柳川委員 再質問させていただきます。  まず、掲示板ですけれども、大分市内の中でも相当新しくなってきているかなと。ほとんど汚いのが見られなくなってきた、そういうふうに思っております。市内全域で何基ぐらい掲示板が今現在ありますか。そして、それを市としてはそれで足りているというふうに思っているかどうか、その2点お伺いいたします。  それと、市民契約保養施設ですけれども、390万円というふうなことで、通常の予算をつくったような、そんなふうな感じでございますよね。できれば、僕の答えは、東北を応援するからもっと金額が上がってほしかったというふうに思って、これを調べてみたのですけれども、余りそういう意識はなかったのかなというふうな御答弁だったような感じがしますけれども、平成24年度の東北を支援するというふうな施策をとってほしかったのですが、それについてお伺いいたします。 184 ◯森田(克)課長補佐 平成25年3月31日現在で、福生市全域で291基の掲示板がございます。平成13年度から平成20年度にかけまして、コミュニティ助成事業の補助金を得まして、179基の町会広報掲示板の整備を図り、1600万円ほどかかっております。現状は、この基数で足りると考えておりますが、今後は、老朽化による建てかえ、板の腐食による修繕について、毎年、町会・自治会の要望を受けて行ってまいります。 185 ◯高木(裕子)課長 それでは、決算書72ページの市民保養施設の関係でございます。  やはり市民契約保養施設の契約施設につきましては、毎年業者等と3年間使用されていない施設につきましては、指定から外すと検討しておりまして、東北地方につきましては、ぜひ利用していただきたいということで、利用されてない施設もそのままにしております。予算計上のほうも、少しでもということで50万円ほど、平成23年度よりも多く計上させていただいております。 186 ◯柳川委員 まず、掲示板のほう、大体数は足りているということで、これから保守ということを中心にということでございますね。わかりました。できましたら、そういうことも含めて事務報告書に、いろいろな資料として載せていただければというふうに思います。  2点目のほうは保養施設、東北地方の支援をするという意味でも、保養施設の提携に力を注いでいただきたい。要望になりますけれども、よろしくお願いいたします。 187 ◯大野(聰)委員 それでは、事務報告書でいきますと149ページの関係ですが、60ページのいわゆる職員研修福利厚生費との関係で、いわゆる職員研修の関係なのですが、含めてお伺いしたいのですが、この中で特別研修の中に、同和とか人権一般、それから不当要求行為防止対策実務研修とか、いわゆる全職員対象ですから悉皆ということでございましょうけれども、大体これを見ると平成24年度は同和が44人、人権一般が9人、それから不当要求、非行防止が57人ということですが、これはまずどこに委託をされているのか。何かそういう専門の研修機関にということだったようですが、どこに研修をやっていらっしゃるか。  それから、当然、何年か一遍、受けなければいけないということになっているのかどうか。だからもし、多分そういうときに漏れる人もいらっしゃるのかもしれませんけれども、必ず受けろよというふうになるのかどうか。私もかつて3年に一遍とか受けさせられた記憶があるんですが、特に同和の関係なんかはそういうことがありましたけれども、そういう基準があるのかどうかをお伺いしたいと思います。  それからもう一点、事務報告書は特に載っていないんですが、60ページの上のほうの人事考課の評価の研修講師謝礼の関係で幾つか載っておりますが、人事考課については、もう既に制度発足して何年になるのかな、かなりたちますけれども、毎年、いわゆる人事評価者に対する研修をやっていらっしゃるようですが、この内容についてどうなっているかについてお伺いしたいのと、それから、この結果、人事考課をやって、今、いわゆる昇級の基準に使ってらっしゃるのだと思うのですが、この辺については今後、具体的にどんな形で人事考課をやった、それの成果といいますか、その辺についてどうなっているかについてお伺いをさせていただきます。 188 ◯桑原課長 まず、1点目の特別研修の中の人権研修のことについての御質問でございます。こちらは、主催は秘書広報課のほうでしておりまして、まず内容が、同和問題のほうが、中身といたしましては、同和問題に対する講義、それから拉致問題を扱ったアニメ映画の上映と、あとその後にまた講義ということで、財団法人東京都人権センターに委託をして、講師を派遣して庁内で実施をしております。  それからもう一点のほう、9名と書いたほうですが、こちらは、毎年12月が人権週間に当たるということで、その一環の行事として、こちらは昭島市の市民会館で、これは市役所に割り当て、10名という割り当てが来まして、それを各課に人選をお願いして派遣をしているという研修でございます。実施主体は、東京都人権啓発活動ネットワーク協議会というところでございます。先ほどの44名でしたか、人権のほうの研修につきましては、一応全職員というふうに対象が書いてありますのは、特に職層とか部署によらず募集をかけているということで、全職員というふうに書いてございます。当然ながら、意識として広く人権意識を持っていただきたいので、ダブりをはじきまして、過去に受講した者を除きまして対象を回していくと。したがいまして、40名でございますので、何年かに1回となりますと、時期を決めているわけではございません。そのような状態です。  それから、人事考課のほうの研修についての御質問でございます。これは、毎年4月に、評価者と被評価者は別な研修として実施をしております。特に評価者の場合、新たに立場が被評価者から評価者に変わるという、評価をする側に変わるということで、これにつきましては既に管理職として評価をしている者と、新たに管理職として評価者になる者を分けまして、研修を実施しております。それと、被評価者は人事考課の目的の中に、職層別に目標が定められておりますので、職層ごとに分けて、主事・主任級、主査級、それぞれの職層ごとにクラスを分けて研修を実施しております。  それから、秋口に、今度は最終的な評価を12月に最終で面談をするんですが、それに備えまして、再度、こちらは被評価者ではなくて評価者に対する研修を実施しております。特に評価者の場合には、1次評価者が課長職でございますので、こちらと、それから2次評価者、課長職の評価をさらにその評価をするということで、部長職とはまた分けて研修を実施しております。人事考課自体は、私どもは育成型というふうに呼んでおりますので、いわゆる結果判断をするだけではなくて、中間の面談とかでなるべく指導に力を入れるような観点での評価者の研修を実施しておるという状況でございます。  成果でございますが、多年にわたり実施をしておりますので、評価の視点については、随分と統一が図られてきたというふうには認識をしております。 189 ◯大野(聰)委員 まず、研修の関係なのですが、基本的には、特に同和の関係の場合は、やはり状況は大分変わっていますし、法律なども大分変わっておりますので、やはり何年かに一遍受けていただくということが必要だと思います。  それからもう一つ、不当要求行為等防止というのは、いわゆる汚職とか非行とか、そういう関係なのだと思うのですが、時々新聞でも、先日も青梅市のほうの方が懲戒免職になったとか少し見ましたけれども、誰でも絶対そういうことはないという、うちはそういうのが絶対ないのだと言っても、やはり出てくる場合があるのですね。ですから、そういう面では、日ごろから、そういう面の研修といいますか、例えば汚職なんかの場合には、幾らたっても、場合によっては免職になるよとか、そういうようなことも含めて、それなりの研修も大事だと思いますので、その辺については、ぜひ今後も検討していただきたいと思います。  それから、人事考課の関係ですが、これは伺わなかったのですが、どういう方を呼んで、どんな研修をやっているのか内容だけ教えてもらいたい。
    190 ◯桑原課長 すみません、言い忘れました。  人事考課につきましては、人事考課制度を導入した当時から、日本マネジメントコアというところに制度の構築も含めて、委託をしてきておりますので、そこからの講師派遣でやっております。  中身といたしましては、事例を取り上げまして、例えば職員がこういう行動をしたと。これは、どの観点で評価をしたらいいのかというような内容ですとか、評価項目を一つの事象に対して複数の観点で評価をしてはいけないと。あくまでも切り口を一つずつやるという、その評価を適正にやるための演習技術みたいなことを中心に評価者に対しては研修を実施しております。 191 ◯大野(聰)委員 この辺はやはり人が人を評価するといいますか、そういう意味では、私も過去にこういう研修を受けたことがありますが、どうしてもハロー効果というのですかね、この人については、一番上はつけられないけれども、まあまあ真ん中辺だろうという評価が多いというのがハロー効果というらしいのですけれども、そういう傾向が多いようですが、実際に部下の方の話を聞いてあげながら、職員の意識を高めていただきたいと。  やはり、かつては東京都の場合は、それでボーナスを査定するといいますか、勤勉手当を査定するプラスアルファ、プラスしたりマイナスしたりというような状況がありましたけれども、今は逆に給与も毎年下がっていて、退職金も下がるような時代ですから、そこまでやると、そうでなくても職員の士気が下がっている時期ですから、そういうことは、今のところは望みませんが、そういう意味では正しい評価ができるような方策を続けていただければと思いますので、よろしくお願いいたします。   ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ 192 ◯田村(昌)委員長 お諮りいたします。  本日の審査はこの程度にとどめ、あす午前9時30分より引き続き審査したいと思いますが、いかがですか。         (「異議なし」と呼ぶ者あり) 193 ◯田村(昌)委員長 御異議なしと認めます。よって、あす午前9時30分より審査することに決定いたしました。  本日はこれをもって閉会いたします。       午後5時 閉議 Copyright © Fussa City, All rights reserved. ↑ ページの先頭へ...