• "被用者保険加入者"(/)
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  1. 福生市議会 2012-12-21
    平成24年第4回定例会(第5号) 本文 2012-12-21


    取得元: 福生市議会公式サイト
    最終取得日: 2022-12-25
    ↓ 最初のヒットへ(全 0 ヒット) 1       午前10時 開議 ◯議長(田村昌巳君) ただいまから平成24年第4回福生市議会定例会5日目の会議を開きます。   ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ 2 ◯議長(田村昌巳君) この際、報告事項がありますので、事務局長から諸般の報告を願います。         (中村議会事務局長報告)   1 追加議案等の送付について(議案第67号・諮問第1号)(別添参照)   2 専決処分の報告について(別添参照) 3 ◯議長(田村昌巳君) 以上で報告は終わりました。   ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ 4 ◯議長(田村昌巳君) 本日の議事運営については、議会運営委員会において検討されておりますので、委員長から報告を願います。         (議会運営委員長 乙津豊彦君登壇) 5 ◯議会運営委員長(乙津豊彦君) おはようございます。御指名をいただきましたので、去る12月18日に開催いたしました議会運営委員会の結果につきまして、御報告させていただきます。  まず日程でございますが、各委員会で審査をし、結論を得ました議案の審査報告を、日程第1から日程第8までとして組ませていただきました。  それから、新たに市長から議案1件と諮問1件が提出され、また、福生市選挙管理委員会委員の選挙及び福生市選挙管理委員会委員補充員の選挙がございますので、日程第9から日程第12として組ませていただきました。  それから、新たに災害に強いまちづくり特別委員会中間報告について、委員会から申し出がありましたので、日程第13として組ませていただきました。  それから、日程第14の議員派遣につきましては、閉会中における議員派遣についてお諮りしようとするもので、本日の日程に組ませていただいております。  また、日程第15及び日程第16につきましては、閉会中の継続審査申し出と特定事件の継続調査として組ませていただきました。  日程の順序につきましては、お手元に御配付の日程表のとおりと決定しております。  それから、新たに提出されました案件の取り扱いでございますが、議案第67号及び諮問第1号につきましては、慎重審議の上、即決することと決定しております。  また、日程第13の災害に強いまちづくり特別委員会中間報告につきましては、委員長の中間報告後、中間報告書中の提言書について採決することとしております。
     次に、全員協議会でございますが、理事者側及び議会側から協議事項がございますので、本会議終了後に開催願うことといたしました。  以上でございますが、本定例会最終日でございますので、議員各位の御協力をお願い申し上げまして御報告とさせていただきます。 6 ◯議長(田村昌巳君) ただいま委員長から報告されたとおり本日の議事を進めますので、よろしくお願いをいたします。   ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ 7 ◯議長(田村昌巳君) これより日程に入ります。  日程第1、議案第59号、福生市組織条例の一部を改正する条例を議題といたします。  本案については総務文教委員会に審査を付託してありますので、委員長から報告を願います。         (総務文教委員長 清水義朋君登壇) 8 ◯総務文教委員長清水義朋君) おはようございます。御指名をいただきましたので、議案第59号、福生市組織条例の一部を改正する条例について審査報告をさせていただきます。  理事者の説明の後、質疑を行いました。  委員より、企画調整課に1名増になるということで、説明では定住化対策進行管理等も含めて行うということであるが、どのような形で25年度の定住化対策が組み込まれ、進捗管理するかという方向づけがなされるのか。また、この定住化対策について、従前からある本部長制との関連はどのようになるのかとの質疑があり、理事者より、今後、どのような形で定住化対策を企画部門でやっていくかということは、詳細に詰めているところで、基本的には全庁的に取り組むということで、諸施策の進行管理に努めたいと思っている。6月議会のときには、進行管理について報告ができればと思っている。本部長制との関連について、現在、人口問題に対応するまちづくり戦略の着実な実行を図るために、まちづくり戦略会議というものを設けている。まずはこの会議において推進体制を検討し、その中で本部長制についてもどのように盛り込んでいくか、今後、検討していきたいとの答弁がありました。  別の委員より、生活環境部シティセールスの主幹が減って、企画調整課に1人主幹がふえるということで、引き継がれる仕事の内容はどのようなものか。また、今やっている空き家調査の関係はどのようになるのかとの質疑があり、理事者より、生活環境部の主幹が現在行っている事務については、基本的には企画財政部に移管ということになる。現在行っている仕事のうち定住化対策に関することについては、引き継いで行っていきたい。空き家の調査については、都市建設部まちづくり計画課で実施しているところであるので、そちらの方が担当となるとの答弁がありました。  以上のような質疑、答弁の後、お諮りいたしましたところ全員異議なく、原案のとおり可決することに決定しました。  何とぞ、当委員会の報告のとおり御決定くださいますようお願いいたしまして、審査報告とさせていただきます。 9 ◯議長(田村昌巳君) 以上で報告は終わりました。  これより委員長の報告に対する質疑を行います。         (「なし」と呼ぶ者あり) 10 ◯議長(田村昌巳君) 以上で質疑を終わります。  これより議案第59号について採決いたします。  本案に対する委員長の報告は可決であります。  お諮りいたします。  本案は、委員長の報告のとおり決することに御異議ありませんか。         (「異議なし」と呼ぶ者あり) 11 ◯議長(田村昌巳君) 御異議なしと認めます。よって、議案第59号は委員長の報告のとおり可決されました。   ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ 12 ◯議長(田村昌巳君) 日程第2、議案第60号、福生市非常勤の特別職の職員の報酬及び費用弁償に関する条例の一部を改正する条例を議題といたします。  本案については総務文教委員会に審査を付託してありますので、委員長から報告を願います。         (総務文教委員長 清水義朋君登壇) 13 ◯総務文教委員長清水義朋君) 御指名をいただきましたので、議案第60号、福生市非常勤の特別職の職員の報酬及び費用弁償に関する条例の一部を改正する条例について審査報告をさせていただきます。  理事者の説明の後、質疑を行いました。  委員より、一般事務嘱託員として9区分から統合するということになると、定数管理はどのようになるのか。特別な技能を有する場合、現在この方は恐らく多言語を駆使されて窓口で非常に活躍されている方だと思うが、現在いる方以外にも特別な技能有する場合にはどのように考えているのか。特別な技能を有する方の時間額1240円の算出根拠はどのようになっているのかとの質疑があり、理事者より、今後の定数管理の考え方について、嘱託職員の方が年々ふえていて、近隣と比較するとまだ少ないが、予算上、人件費になるので減らしていきたい。あと1点は、今後ふえていく再任用職員の処遇もあり、基本的には嘱託職員を減らす方向で考えている。その具体的な方法として、今年度から初めているが、まず必要性についてヒアリングを行い、そして、いわゆる嘱託の職員で可能なのか、あるいは正規の職員の方がいいのか、あるいはパートの方がいいのか、そういったところを面接していく。継続の嘱託職員の方も、1回嘱託に配置すると、担当課としては引き続きという思いがあるが、もう一度必要性を検討して配置を検討していきたい。特別な技能を有するというのは、現在、総合窓口課で多言語を駆使して従事されている方のことで、今回、一般事務嘱託として名称を統合する形になるわけだが、今のところ、その方以外にそれを広げていこうという観点はない。1240円の算定根拠は、平成10年、当時の再雇用職員の時間額1550円の8割程度ということで1240円という金額を設定したもので、その後変更していないとの答弁がありました。  同委員より、さらに1240円というのは、平成10年の再雇用職員の8割程度ということだが、何で一般の嘱託職員の3割増しなのか。非常にあいまいなところと思うが、どのように考えているのかとの質疑があり、理事者より、現在の方は、非常に希有な方であり、市としても大変助かっている方である。他市との比較でも、相当低い金額になっているので、もう少し考えた方がいいと思うが、予算を伴うことなので次回の3月のところで改めて考えを示せればと思っているとの答弁がありました。  以上のような質疑、答弁の後、お諮りいたしましたところ全員異議なく、原案のとおり可決することに決定しました。  何とぞ、当委員会の報告のとおり御決定くださいますようお願いいたしまして、審査報告とさせていただきます。 14 ◯議長(田村昌巳君) 以上で報告は終わりました。  これより委員長の報告に対する質疑を行います。         (「なし」と呼ぶ者あり) 15 ◯議長(田村昌巳君) 以上で質疑を終わります。  これより議案第60号について採決いたします。  本案に対する委員長の報告は可決であります。  お諮りいたします。  本案は、委員長の報告のとおり決することに御異議ありませんか。         (「異議なし」と呼ぶ者あり) 16 ◯議長(田村昌巳君) 御異議なしと認めます。よって、議案第60号は委員長の報告のとおり可決されました。   ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ 17 ◯議長(田村昌巳君) 日程第3、議案第61号、福生市税賦課徴収条例の一部を改正する条例を議題といたします。  本案については総務文教委員会に審査を付託してありますので、委員長から報告を願います。         (総務文教委員長 清水義朋君登壇) 18 ◯総務文教委員長清水義朋君) 御指名をいただきましたので、議案第61号、福生市税賦課徴収条例の一部を改正する条例について審査報告をさせていただきます。  理事者の説明の後、質疑を行いました。  委員より、緊急的な防災・減災のための施策に充当するということで、これはどのような形で管理されていくのか。市民税の個人均等割を10年間500円挙げたということに対して、市としてはこういうふうに使ったというのを見える形でやるべきだと思うが、どのように考えているのか。この条例改正でこういう原資をつくり、それを緊急防災・減災の施策に充てることになっているが、その手法はどのようになっているのかとの質疑があり、理事者より、目的を持って市民の方に御負担を強いているわけなので、それがどのような形で使われるかというのは明らかにする必要があると思っている。そこで、今考えているのは事務報告書に、幾ら入ってきて、またそれがどのように使われてきたかというのを、10年間にわたってきちんと表示していくというようなことを考えている。また、事業については、毎年1600万円の事業ということではなく、急いでやらなければいけないということなので、財源的には、例えば基金から一たん繰り出しをして、それを使って、それに対して増税分について基金に返すような形でやった方がいいのではないかというふうに考えている。やはり基金の中でも、その分についても明らかにする必要があるので、新たな基金をつくるということではなく、必要に応じて学校施設あるいは都市施設の方から基金を崩し、そこに返すということで、同じく事務報告書なりに基金を2段書きにできれば、そこでその部分の出入りをはっきり出せればと考えているとの答弁がありました。  別の委員より、収納率の関係もあるかと思うが、一律に均等割の3500円、課税者全員がこれを払って1359万円となるが、まじめに均等割をきちっと払っている人たちだけに負担が行くようなことにならないか。収納率の環境をどのようにとらえて1359万円という数字が出ているのかとの質疑があり、理事者より、この積算については、平成23年度の決算を参考に納税義務者等を勘案して積算をした数字となっている。収納率については、この問題に限らず、全般として収納対策等を当然進めていくということになるので、均等割を引き上げることで、さらに収納について努力をしていかなければならないと考えているとの答弁がありました。  以上のような質疑、答弁の後、お諮りいたしましたところ全員異議なく、原案のとおり可決することに決定しました。  何とぞ、当委員会の報告のとおり御決定くださいますようお願いいたしまして、審査報告とさせていただきます。 19 ◯議長(田村昌巳君) 以上で報告は終わりました。  これより委員長の報告に対する質疑を行います。         (「なし」と呼ぶ者あり) 20 ◯議長(田村昌巳君) 以上で質疑を終わります。  これより議案第61号について採決いたします。  本案に対する委員長の報告は可決であります。  お諮りいたします。  本案は、委員長の報告のとおり決することに御異議ありませんか。         (「異議なし」と呼ぶ者あり) 21 ◯議長(田村昌巳君) 御異議なしと認めます。よって、議案第61号は委員長の報告のとおり可決されました。   ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ 22 ◯議長(田村昌巳君) 日程第4、議案第62号、福生市国民健康保険税条例の一部を改正する条例を議題といたします。  本案については市民厚生委員会に審査を付託してありますので、委員長から報告願います。         (市民厚生委員長 堀雄一朗君登壇) 23 ◯市民厚生委員長(堀雄一朗君) 御指名をいただきましたので、議案第62号、福生市国民健康保険税条例の一部を改正する条例について審査報告をさせていただきます。  理事者の説明の後、質疑に入りました。  委員より、国民健康保険運営協議会の審議内容について、税率改定後のその他繰入金との関係について、歳出削減の努力について、その他繰入金が一般会計の歳出総額や国保会計の歳入総額、繰入金総額に占める割合と他市との比較について、賦課方式を4方式から2方式へ変更していく理由について質疑がありました。理事者より、国民健康保険運営協議会では、平成23年度の赤字決算の状況や今後の保険給付費の伸びに伴う財源を確保するため、繰入金と税のバランスに着目をして国保税率等を見直し、財政運営の改善につなげていこうという審議があった。その他繰入金は、これ以上増加させることなく対応し、相対的な減少に努めたいと考えている。今後の歳出削減策として、レセプト点検の強化、療養費の2次点検、患者紹介事業等の委託準備を進めている。ジェネリック医薬品の利用促進の啓発普及や重複頻回受診の指導及び受診適正化、特定健診の結果等に伴う重症化予防健康促進事業を推進していく。特定健康診査の未受診者へ再通知など行い、受診率向上を図っていく。普通会計の歳出に占めるその他繰入金の割合は5.25%、26市中高い方から4番目で、国保会計の歳入に占める割合は12.7%、26市中高い方から4番目、繰入金総額に占める割合は、普通会計で82.12%、26市中高い方から3番目となっている。賦課方式変更の理由は、国保運営都道府県単位とする広域化に伴い2方式に統一されることを見越して急激な税負担の増加を避ける、資産割課税における二重課税や市外資産が課税対象外となるなどの不平等感があること、他自治体の多くが既に移行していることなどが変更の理由であるとの答弁がありました。  別の委員より、給付費と税負担の比率は改定後どうなるのか。低所得者に対する軽減対象の基準や対象者数の変化とその財源について、また、市独自の軽減策はあるのか。改定後の税の収納努力と収納率について質疑がありました。理事者より、歳出の保険給付費総額の50%については国・都から公費負担、残る50%を保険税で賄い、不足分を繰入金等で賄う。税による負担割合は28.5%、26市中最下位で、改定後は34.4%が見込まれる。低所得者に対する軽減は、国等の制度に準じ低所得者軽減対策を引き続き行い、その財源内訳については、国・都負担が4分の3、約1460万円、市負担は約490万円増の見込みである。市独自の軽減策は考えていない。国民健康保険税の収納努力は、現年度課税分を重視し、滞納繰越分は差し押さえ、不良債権化したものの財産調査や執行停止も積極的に行い、収納率を向上させていくとの答弁がありました。  別の委員より、資産割廃止により保険税が51万円減額となるケースについて、平等割の廃止による影響額、資産割廃止による影響額について、モデルケース45歳夫婦子ども2人、所得200万円、固定資産税なしの場合13.4%という増加率となるが、給与収入で幾らぐらいの人か。医療費一人当たりで、平成23年度、羽村市28万5312円、福生市26万4656円、差し引き福生市は2万656円少なく、平成22年度、羽村市27万2538円、福生市24万7719円、差し引き2万4819円少ない。この医療費の節減分を値下げすべきという国保運営協議会での意見は出なかったのか質疑がありました。理事者より、資産割で限度額に達する人は9名ほどいるが、収入割と均等割があるので税がなくなるわけではない。資産割、平等割がなくなった場合の影響額については合計7700万円ほどである。所得200万円の方の収入で給与収入を試算すると約312万円となる。国保運営協議会での意見及び審議で、医療費が多摩26市の中でも低いということは出たが、給付に対する税の負担割合は低く、繰入金の水準は逆に高いという状態で、税を下げるという意見はなかったとの答弁がありました。  同委員より、今回の改正案では、賦課方式を4区分から2区分にすることで、所得割、均等割を引き上げる内容となっている。医療費の節減分を値下げすべきであり、せめて何回かに分割し、負担を和らげるべきであったのでこの条例に反対するとの意見がありました。  別の委員より、ジェネリック医薬品利用差額通知などで医療費の適正化を図るとはどういうことか。自治体負担には限界があるので、国に負担の要望はしているのかとの質疑がありました。理事者より、ジェネリック医薬品利用差額通知は、変更した場合の差額が100円以上になる方に対し、切りかえた場合の自己負担の削減額を記載した通知を出すもの。制度上の問題については、毎年、市長会を通じ国に対して要望しているとの答弁がありました。  以上のような質疑、答弁の後、審査中に反対の意見がありましたので起立により採決をいたしましたところ、賛成多数により可決することに決定いたしました。  何とぞ、当委員会の報告のとおり御決定くださいますようお願いいたしまして、審査報告とさせていただきます。 24 ◯議長(田村昌巳君) 以上で報告は終わりました。  これより委員長の報告に対する質疑を行います。         (「なし」と呼ぶ者あり) 25 ◯議長(田村昌巳君) 以上で質疑を終わります。  この際、討論の通告がありますので、これより討論を行います。  まず、反対者、10番、奥富喜一君。         (10番 奥富喜一君登壇) 26 ◯10番(奥富喜一君) 議案第62号、福生市国民健康保険税条例の一部を改正する条例について、日本共産党会派を代表して反対討論を行います。  今回の改定案では賦課方式を4区分から2区分に改めます。資産割廃止で約6300万円、平等割廃止で1400万円、合わせて7700万円が減収となり、その分、値上げを上乗せすることになります。この部分は、何回かに分割して負担を和らげるなどの手だてを講ずるべきでした。  結果、2方式による所得割で4%から4.7%と0.7%の引き上げ、均等割で1万8000円から2万4000円と6000円もの大幅引き上げです。45歳夫婦子ども2人、給与収入でおよそ312万円、所得200万円、固定資産税なしのモデルだと25万7770円から29万2260円へと3万4490円、率で13.4%と、前回、平成22年の10%値上げより高い負担増となっています。収入に占める国民健康保険税負担割合は9.37%、所得に対しては実に14.61%と異常な負担割合です。子育て世代の生活圧迫は相当きついものです。  国民健康保険税では長いので、以下、国保税、制度は国保と省略いたします。  福生市の国保税では、7割、5割、2割軽減の適用がありますが、該当から外れるすれすれの世帯には、引き上げ額が重くのしかかります。平成24年度の福生市の延べ滞納者は5895世帯、国保世帯が1万1950世帯ですから、約半分の世帯が滞納したことがある勘定になり、ここも異常です。同時期の羽村市の延べ滞納者が2625世帯、国保世帯が9687世帯ですから27.1%です。この比較でも、福生市がいかに多いかがわかります。この値上げにより、払いたくても払えない滞納者がこれ以上ふえないか心配です。  平成22年の国保引き上げの年、4月1日前年比で40歳未満の人口が1880人も流出してしまいました。その後もこの年代層が、平成23年814人、平成24年828人減少です。福生市の将来を支える若い世代が、これ以上流出することは好ましくありません。国保値上げが原因との裏づけ資料はありません。その一因ではないことを祈りつつ、このような子育て世代直撃となる大幅な国保税の引き上げには反対であることをまず表明いたします。  日本の医療保険は、1958年に現行の国民健康保険法が制定され、1961年に施行されたことで国民皆保険と言われ、その時点で国民がいずれかの医療保険に加入していることが原則とされました。  国保は、社会保障及び国民保健の向上-国保法第1条を目的とし、国民に医療を保障する制度です。国保は国民の約4割が加入する公的医療保険、最大の医療保険、国の根幹をなす制度、だれしもが国保加入者となる可能性があるなど、医療保険の最後のとりでと言えます。ところが、重大なことに、全国の滞納世帯は加入者の20.8%、保険料・税を特別の事情がなく1年以上にわたり滞納しているとして正規の保険証が取り上げられ国保資格証明書が交付されている世帯は、2009年6月1日現在、約31万世帯に上り、その後も上昇し続けています。国保が国民の生活苦に追い打ちをかけ、人権や命を脅かすことなどはあってはなりません。日本共産党は、国民の命と健康、暮らしを守り、国保の本来の役割を取り戻すため、国、自治体に対し、緊急に国による国保税引き上げの押しつけをやめ、引き下げに転換するよう強く求めていく決意です。  国保の加入対象者、被保険者は、職場の健康保険の被用者保険加入者、後期高齢者医療制度の対象者、生活保護受給者以外はすべてであり、具体的には自営業者、農業・漁業従事者、退職し被用者保険を脱退した人やその家族、パート、アルバイトで働いて被用者保険に加入していない人、日本に1年以上滞在を認められた外国人登録者で、かつ被用者保険に加入していない人などです。  国保の加入者は、1980年代までは自営業者の割合が高く、1985年度でも自営業者が30.1%、被用者が28.7%、農林水産業13.5%、無職者23.7%、そのほか4.1%でした。ところが、年々、無職者の割合が増加し、後期高齢者医療保険制度で75歳以上の方が外れる直前の2007年度で、自営業者が14.3%、被用者が23.6%、農林水産業3.9%、無職者55.4%、そのほか2.8%で、無職者が55.4%と、ついに過半数を超えています。国保が多くの無職者を抱え、社会保険としての機能を果たせなくなってきている現状がここにあります。  もともと、国保は私的保険のように保険料だけで制度を維持するものではなく、社会的扶養、公費負担、事業主負担等を加味したものでなければなりませんが、年々、国保料・税の負担割合が高くなる傾向にあり、2002年度に平均所得に占める国保料・税の割合が8%を超え、払いたくても払えない状況が拡大しています。  国保はもともと、このように国費で支える必要が高い脆弱な基盤の制度であるため、1979年、大平正芳内閣の時代では、市町村国保総収入全体の64.2%を国が負担していました。ところが、大企業、大金持ち優先の財政運用のため、1984年、中曽根康弘内閣の時代に国保法を改悪し、国保の医療費部分への国庫負担率を45%から38.5%に引き下げ、その後も国の負担額をどんどん引き下げ、2007年、安倍晋三内閣時代に、市町村国保総収入に占める負担を25%にまで引き下げてしまいました。しかも、自民党・公明党政権、続く民主党政権で、中小企業政策や雇用政策での長期間の失政なども重なり、事業者の収入が激減、失業者が増大し、国保財政が一層危機に瀕しているわけです。  このため、多くの市町村は国保税の高騰を抑え、自治体独自の減免などを行うため、一般会計から国保会計に国の基準、法定額以上の公費を繰り入れています。この一人当たりの繰入額で見ますと、平成23年度確定額で、福生市4万3438円、羽村市5万4013円と支えているわけです。この数値でもわかるように、福生市と羽村市を比べると1万575円も福生市が少ない現状があります。  さらに、今回の一般質問等を通じて明らかになったことですが、平成23年度、羽村市との一人当たり比較で、医療費分の支出が福生市26万4656円、羽村市28万5312円と、2万656円も福生市が少ない事実、医療費分の26市比較でも、福生市が25位、羽村市が6位と、福生市民の医療費節約は大変なものです。同じ平成23年度で、保険税は福生市6万8035円、羽村市7万65円と、2030円負担が少ないだけです。福生市の国保加入者平均所得が150万円に対して、羽村市は163万円、負担能力が平均で13万円も少ないのです。しかも、福生市での平成24年度平均所得は、さらに5万円減少の145万円とのことです。日本全体でも、総務省の家計調査によれば、1世帯当たり実収入、1997年、橋本龍太郎内閣のときをピークに102万円も減少しているそうです。市民の厳しい現実を考えるとき、福生市が負担軽減を図ることは極めて重要です。せめて医療費の節約分だけでも値下げすべきことを、一般質問の中でも提案しています。  国保運営協議会への諮問において、保険税が26市中低いこと、繰り入れ水準が高いこと、税のバランスなどが理由で、今回の値上げの答申が出されたとお聞きしました。国保加入者の平均所得が常に26市中最下位か、最下位から2番目であることは論議されていないとの回答もありました。大事な視点が欠けた論議による結論と言えます。国の悪政を市民へ垂れ流すことは、するべきではありません。  一方、東京都も石原慎太郎都政誕生の1999年から市区町村国保への独自支出金を大幅に削減、一人当たりで1998年度7799円が、2010年度では1082円と、6717円も減らしてしまいました。国や都に本来の責任を果たさせる働きかけを強めるとともに、国や都がやらない間は、市民全体で医療保険の最後のとりでを守り、支える立場から、一般会計の繰り入れを現状ふやし、値下げこそするべきであります。
     以上の理由から、議案第62号、福生市国民健康保険税条例の一部を改正する条例に反対であることを表明し、反対討論といたします。 27 ◯議長(田村昌巳君) 次に、賛成者、13番、乙津豊彦君。         (13番 乙津豊彦君登壇) 28 ◯13番(乙津豊彦君) 御指名をいただきましたので、議案第62号、福生市国民健康保険税条例の一部を改正する条例につきまして、正和会を代表し、賛成の立場で討論させていただきます。  この条例については、市民厚生委員会において慎重審議を行った後、賛成多数で可決されたものであります。この条例の内容は、近年、保険給付費の増加が続いており、例年赤字決算を余儀なくされている現状から、平成25年度の国民健康保険税の税率等を改定しようとするものであります。  ここで、国民健康保険の仕組みを確認してみますと、保険給付費-医療のためにかかった費用を国と都で2分の1を負担し、保険税で2分の1を負担することになっておりますが、その不足分を市の一般会計繰入金により負担しております。また、国民健康保険は市の特別会計として運営されていますが、収入に応じて支出を抑制するということはできず、支出に合わせて予算を組む必要があります。医療費が増加する場合は、保険税の値上げか一般会計からの繰り入れにより補うことになりますが、被保険者の負担増となる保険税引き上げには限度があるため、一般会計からの繰り入れによるところが多いのが現状であります。  そこで市民厚生委員会において、赤字補てんのための一般会計からの繰入金-その他繰入金と呼びますが-について質問いたしました。先ほどの委員長答弁と重なりますが、普通会計の歳出に占めるその他繰入金の割合は5.25%で、26市で高い方から4番目、国保会計の歳入に占めるその他繰入金の割合は12.7%で、これも26市で高い方から4番目、また、繰入金総額に占めるその他繰入金の割合は23年度で80.7%、これを普通会計ベースにした割合では82.12%となり、26市で高い方から3番目になります。つまり、財政の厳しい当市において、いかにその他繰入金が多いかおわかりになると思います。  一方、歳出面ではレセプト点検ジェネリック医薬品利用差額通知など医療費の適正化に努められております。予防という観点からは特定健康診査や特定保健指導に力を注いでおり、特定健康診査の受診率は平成23年度では45.9%と西多摩地区で最も高い受診率となっています。特定保健指導については、平成23年度において受診率が下がっておりますが、決算審査の折に向上に対して努力されるよう要望いたしておるところであります。  また、低所得者世帯に対する軽減措置は7割、5割、2割と変わらず行われます。対象者数は被保険者数の35.9%に及びます。  保険税値上げにより、収納率の低下が危惧されるところですが、住民税と同様の方針により、東京都主税局との連携強化を大きな柱として打ち出されており、現年度課税の収納率向上に力を注がれています。  今回上程された改正内容については、国民健康保険運営協議会に諮問され、3回の協議会を開催して協議されています。その結果、このような状況を少しでも改善し、健全な国保財政の運営が行えるよう国保税等の見直しについて答申をいただいており、その結果を尊重したいと思います。  繰入金をさらにふやして保険税の軽減を行うべきとの御意見もお聞きいたしますが、会社などの保険に加入していて国保に加入していない市民からの御理解は、なかなか得られないのではないかと考えます。他市との保険税の比較も行いましたが、所得階層の構成の違いがあるのでしょうか。同じ所得階層の保険税に若干の違いはありますが、これを解消するには将来予想される国民健康保険の広域化を実現せざるを得ないのではないかと考えます。今回改正を行う賦課方式の4方式から2方式への変更も、広域化への布石ととらえることができます。  経済状況の悪い中、国保加入者に御負担をお願いすることは心苦しいところではありますが、国民健康保険財政の健全化という観点から、今回の改正は必要であると考えます。国保加入者におかれましても、医療費削減の意識を高めていただき、特定健康診査や特定保健指導を積極的に受け、健康で安心できる社会の実現に心がけていただきたいと思います。  以上の点を述べさせていただき、議案第62号、福生市国民健康保険税条例の一部を改正する条例についての賛成討論とさせていただきます。(拍手) 29 ◯議長(田村昌巳君) 次に、賛成者、6番、五十嵐みさ君。         (6番 五十嵐みさ君登壇) 30 ◯6番(五十嵐みさ君) 御指名をいただきましたので、議案第62号、福生市国民健康保険税条例の一部を改正する条例につきまして、公明党を代表して賛成の立場から討論をさせていただきます。  国民健康保険運営協議会におかれましては、税率改定という難問を御協議いただき、互助の精神からも繰入金を抑制し、被保険者の負担増加もやむなしとの答申がなされました。  国民健康保険の財政について、平成23年度は歳出の保険給付費が前年度比較で5.4%、2億2800万円増加し、これは22年度の増加率1.6%から比べますと大幅な伸びを示しております。一方、歳入の保険税収の伸びは0.1%、約80万円とわずかな伸びしかございません。国民健康保険は、急速な高齢化や医療の高度化に伴う費用の増大、また景気低迷による雇用状況の悪化など、事業運営は厳しい状況です。  23年度当初予算の段階で、既に6億7000万円の赤字が補てんされておりますが、それでもなお歳出額が不足し、24年度の歳入分から約1250万円を繰り上げ充用して収支の均衡が保たれました。  しかしながら、赤字補てんは3年連続となり、医療費増加に対応する財源の確保から、一般会計からの繰入金は平成21年度が4億3000万円、平成22年度が6億1000万円、平成23年度が8億5600万円と年々増加し、非常に厳しい現状です。  また、このことは市町村単位での国保運営の難しさをあらわにするとともに、国保運営の広域化を見据えていかなければならないことを意味していると考えます。そのために、都内の7割以上の団体が採用している資産割と平等割の廃止、つまり所得割と均等割の2方式に賦課方式を統一していくことは、平成27年度には高額医療費の全面的な広域共同化が決定されており、いずれ国保事業の広域化が進められます。税方式が変更された折の急激な値上げを考えますと、2方式の採用は、将来を見据えての運営上必要なことであり、切りかえは妥当だと考えます。  そして、市としましては、ジェネリック医薬品の利用促進の啓発普及や訪問事業の実施による重複頻回受診指導及び受診の適正化の推進をしています。また、特定健診についても高い受診率で、重症化予防健康促進事業の推進努力をしております。低所得者対策についても、被保険者均等割の7割、5割、2割の軽減を行いつつ、収納率は現年度課税分重視の方針で上げております。  今回の国保税改定については、近隣市並みに一般会計からの繰り出しを多くするという考え方もありますが、一般会計も税金は税金です。国保に繰出金を回して保険料を安くするという論理は、逆にその分、他のサービスに使われる費用が少なくなることを意味しております。国保会計の歳入に占めるその他繰入金の割合は12.7%、26市で高い方から4番目ですので、決して繰入額が少ないわけではなく、今回の税率の改定については、いたし方ないものと判断いたします。  今後も、ジェネリック医薬品の利用促進、重複頻回受診指導、特定健診の受診率向上努力を行い、重症化の予防や健康増進に努めていただくことをお願いいたしまして、賛成討論を終わらせていただきます。(拍手) 31 ◯議長(田村昌巳君) 以上で討論を終わります。  これより議案第62号について起立により採決いたします。  本案に対する委員長の報告は可決であります。  お諮りいたします。  本案は委員長の報告のとおり決することに賛成の方の起立を求めます。         (賛成者起立) 32 ◯議長(田村昌巳君) 起立多数であります。よって、議案第62号は委員長の報告のとおり可決されました。   ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ 33 ◯議長(田村昌巳君) 日程第5、議案第63号、福生市保育所条例を廃止する条例を議題といたします。  本案については市民厚生委員会に審査を付託してありますので、委員長から報告を願います。         (市民厚生委員長 堀雄一朗君登壇) 34 ◯市民厚生委員長(堀雄一朗君) 御指名をいただきましたので、議案第63号、福生市保育所条例を廃止する条例について審査報告をさせていただきます。  理事者の説明の後、質疑に入りました。  委員より、条例の廃止に伴い廃止や変更になる規則や要綱はあるのか。保育の実施主体である市と保育所との関係はどうなるのか。すみれ保育園が民営化されることによって、市の財政負担はどうなるのかとの質疑がありました。理事者より、廃止や改正が必要な例規の数は、一部改正は条例が1本、規則は4本、訓令が7本、告示が1本、要綱が2本の15本、廃止は規則が1本、訓令が1本、要綱が2本の4本で、合計19本となる。保育の実施主体は、児童福祉法第24条により市となっているので、条例が廃止となっても、入所の受付審査、決定は市が行う。市の財政負担は、民営化により国や都から負担金が約6580万6000円交付され、新たにゼロ歳児保育の実施や定員増などで約2958万5000円歳出増となるので、差し引き3622万1000円の削減となるとの答弁がありました。  以上のような質疑、答弁の後、お諮りいたしましたところ全員異議なく、原案のとおり可決することに決定いたしました。  何とぞ、当委員会の報告のとおり御決定くださいますようお願いいたしまして、審査報告とさせていただきます。 35 ◯議長(田村昌巳君) 以上で報告は終わりました。  これより委員長の報告に対する質疑を行います。         (「なし」と呼ぶ者あり) 36 ◯議長(田村昌巳君) 以上で質疑を終わります。  これより議案第63号について採決いたします。  本案に対する委員長の報告は可決であります。  お諮りいたします。  本案は、委員長の報告のとおり決することに御異議ありませんか。         (「異議なし」と呼ぶ者あり) 37 ◯議長(田村昌巳君) 御異議なしと認めます。よって、議案第63号は委員長の報告のとおり可決されました。   ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ 38 ◯議長(田村昌巳君) 日程第6、議案第64号、福生市専用水道事務等の事務委託についてを議題といたします。  本案については市民厚生委員会に審査を付託してありますので、委員長から報告を願います。         (市民厚生委員長 堀雄一朗君登壇) 39 ◯市民厚生委員長(堀雄一朗君) 御指名をいただきましたので、議案第64号、福生市専用水道事務等の事務委託について審査報告をさせていただきます。  理事者の説明の後、質疑に入りました。  委員より、これまでは東京都から受水槽の所有者に通知が届き、オーナーは清掃等を行い、報告書を提出していたが、今後、福生市からの通知とするのかとの質疑がありました。理事者より、事務委託することで、今までどおり東京都が通知等も行うとの答弁がありました。  別の委員より、八王子市と町田市は既に実施しているようだが、先に委託したのか、独自に実施しているのかとの質疑がありました。理事者より、保健所設置市は既に業務を行っているとの答弁がありました。  別の委員より、なぜこのような手続を踏む必要があるのか。事務委託による負担額と他市との比較及びその算出根拠はとの質疑がありました。理事者より、この手続は、事務を委託する場合、地方自治法第252条に議会の議決を得なければならない定めがあるため必要となる。負担額は、福生市116万8576円、青梅市約450万円、あきる野市約145万円、羽村市約130万円で、立入検査等に要する交通費、印刷物作成費、検査機器の維持管理費、検査器材及び試薬の購入費が含まれ、専用水道の立ち入り検査は209円、報告の徴収は2072円、簡易専用水道の立入検査162円、給水開始等の報告受理265円等で算出されているとの答弁がありました。  別の委員より、専用水道と簡易専用水道施設等の数について質疑がありました。理事者より、専用水道は3施設、簡易専用水道が89施設、小規模貯水槽水道等は316施設、飲用に供する井戸等は2施設あるとの答弁がありました。  以上のような質疑、答弁の後、お諮りいたしましたところ全員異議なく、原案のとおり可決することに決定いたしました。  何とぞ、当委員会の報告のとおり御決定くださいますようお願いいたしまして、審査報告とさせていただきます。 40 ◯議長(田村昌巳君) 以上で報告は終わりました。  これより委員長の報告に対する質疑を行います。         (「なし」と呼ぶ者あり) 41 ◯議長(田村昌巳君) 以上で質疑を終わります。  これより議案第64号について採決いたします。  本案に対する委員長の報告は可決であります。  お諮りいたします。  本案は、委員長の報告のとおり決することに御異議ありませんか。         (「異議なし」と呼ぶ者あり) 42 ◯議長(田村昌巳君) 御異議なしと認めます。よって、議案第64号は委員長の報告のとおり可決されました。   ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ 43 ◯議長(田村昌巳君) 午前11時10分まで休憩といたします。       午前10時59分 休憩   ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~       午前11時10分 開議 44 ◯議長(田村昌巳君) 休憩前に引き続き会議を開きます。  日程第7、議案第65号、平成24年度福生市一般会計補正予算(第3号)を議題といたします。  本案については総務文教、建設環境、市民厚生の三常任委員会に審査を付託してありますので、各委員長から報告を願います。  まず、総務文教委員長清水義朋君。         (総務文教委員長 清水義朋君登壇) 45 ◯総務文教委員長清水義朋君) 御指名をいただきましたので、議案第65号、平成24年度福生市一般会計補正予算(第3号)(歳入予算全般及び歳出予算のうち総務文教委員会所管分)について審査報告をさせていただきます。  初めに、歳入予算全般の補正について、理事者の説明の後、質疑を行いました。  委員より、いわゆる国有財産の関係の交付金、両方で800万円ぐらい下がっているわけだが、これについてはパイが同じで、それをいわゆる基地があるところ、対象施設であるところについて配分するということで、全国の状況はどのようになっているのか。金額が変動することについては、いわゆる基地の再編の関係で、例えば岩国は飛行場が新たにできたとか、新たな資産増のところがふえる要素になっていると思うが、どのような状況なのか教えていただきたいとの質疑があり、理事者より、国の予算は335億4000万円、23年、24年と同額で、結局、パイの配分によるところとなっている。全国での増減があったところについては、三沢市が2622万3000円の減、1.3%の減、岩国市は4914万1000円の増、3.0%増、このほかに宮城県の東松島市で2030万5000円の減、10.0%の減などとなっている。大きく変動されたこの要因については、国の方でも詳細について明らかにしていないところであるが、やはり米軍の再編に伴い、いろいろな施設ができたり廃止されたりというような形で資産が変動している部分と、建物の減価償却というのが毎年されていること、それから地価の減少等もあり、そういったところを総合的に計算して資産台帳が登載されており、その台帳のところで同じ減ではあっても交付金の差が出てくるところであるとの答弁がありました。  同委員よりさらに、今回、横田基地の場合には航空総隊司令部ができて、当然、対象外の施設ができたわけだが、従来の米軍の建物が移転して新築をしたところについては、当然増の要因になると思うが、来年度は資産価値がふえるという可能性はあるのかとの質疑があり、理事者より、横田基地内の施設については、日米合同委員会の提供合意がされたという情報を入手しており、その点については東京都にも確認して、提供合意があったその後、時間を置かずに台帳に登載されるという説明をいただいているとの答弁がありました。  別の委員より、雑入の関係で、容器包装リサイクル協会、23年度の確定によるということだが、この内容については、詳細はどのようになっているのかとの質疑があり、理事者より、容器包装リサイクル協会再商品化合理化拠出金282万3000円は、22年度と比較すると54万121円、23.7%の増で、主な理由としては、ペットボトルの実質単価が1キログラム当たり20.7円から47.1円に増となっている。それと、容器包装プラスチック全体の重量が増したもので、ごみ全体の量が減少している中、市民の皆様の分別収集への協力のたまものと考えており、大変感謝しているところであるとの答弁がありました。  別の委員より、スポーツ祭東京2013開催等気運醸成事業助成金500万円は、今年度今までで助成の総額は予算のどのくらいになったのか。また、年度内にまた補正で入れる予定があるのか。気運醸成事業助成金というこの性格は、どういう性格の助成金なのかとの質疑があり、理事者より、まず国体に関して予定される歳入の部分は、予算では競技普及啓発事業費48万円を計上している。また、9月補正でお願いをした東京都の方の開催気運の方の助成金があり、こちらの方が530万円となっている。今回お願いをしているのは、市長会の開催気運ということで500万円ということになっている。そのほかにリハーサル大会の運営費も補助金が入ってくる予定で、今その手続をしているところで、実績額では511万3000円ほどが入ってくる予定となっている。今のところ、まだ見込みではあるが、1589万3000円ほどが入ってくる見込みである。気運醸成の助成金の性質は、国体の開催機運の向上に資する事業という形、またオリンピック、パラリンピックの招致の機運の醸成に資する事業として、主には開催機運を高めるということでPR事業、あとはイベントであったり、そういった大会を盛り上げるための事業については、補助をいただけるものとなっているとの答弁がありました。  続いて、歳出に移り、理事者の説明の後、質疑に入りました。  委員より、福生病院組合費の地方交付税保健衛生費配分金は、例えば羽村市とか瑞穂町にダイレクトに交付するという考え方はないのか、それとも、羽村市と瑞穂町は地方交付税をもらっていなかった不交付団体だったので、そういう関係があるのかとの質疑があり、理事者より、この交付税の配分については、その代表というか、福生市に全額入ってきていて、これは非常にわかりづらいので、東京都あるいは国の方に、それぞれの市に交付してくれるように要望はしているが、今のところ、福生市に全部入ってきている状況になっているとの答弁がありました。  以上のような質疑、答弁の後、お諮りいたしましたところ全員異議なく、原案のとおり可決することに決定しました。  何とぞ、当委員会の報告のとおり御決定くださいますようお願いいたしまして、審査報告とさせていただきます。 46 ◯議長(田村昌巳君) 次に、建設環境委員長、末次和夫君。         (建設環境委員長 末次和夫君登壇) 47 ◯建設環境委員長(末次和夫君) 御指名をいただきましたので、議案第65号、平成24年度福生市一般会計補正予算(第3号)(歳出予算のうち建設環境委員会所管分)につきまして審査報告をさせていただきます。  理事者の説明の後、質疑に入りました。  委員より、商工費、消費者対策費の都支出金200万円の具体的な使途について、最近の消費者相談の傾向についての2点の質疑がありました。理事者より、都支出金200万円の使途については、市民会館小ホールでの講演会と消費者セミナーのレベルアップが主なもので、そのほか消耗品、消費者保護のカレンダー、パンフレット類の作成、消費者生活相談室の備品などが含まれる。また、消費者相談の最近の傾向としては、高齢者をターゲットとしたインターネットを含む詐欺についての相談が多くなっているとの答弁がありました。  別の委員より、講演会の講師謝礼金81万2000円の具体的な内容についての質疑がありました。理事者より、2人の講師を予定しており、1人は小ホールでの講演会講師として著名な方で73万7000円、もう1人は消費者セミナーの講師として7万5000円を考えており、事業の内容については、予算が通り次第、早急に検討を始めたいとの答弁がありました。  以上のような質疑、答弁の後、お諮りいたしましたところ全員異議なく、原案のとおり可決することに決定いたしました。
     何とぞ、当委員会の報告のとおり御決定くださいますようお願いいたしまして、審査報告とさせていただきます。 48 ◯議長(田村昌巳君) 次に、市民厚生委員長、堀雄一朗君。         (市民厚生委員長 堀雄一朗君登壇) 49 ◯市民厚生委員長(堀雄一朗君) 御指名をいただきましたので、議案第65号、平成24年度福生市一般会計補正予算(第3号)(歳出予算のうち市民厚生委員会所管分)について審査報告をさせていただきます。  理事者の説明の後、質疑に入りました。  委員より、民生費、社会福祉費の増額の内訳について、生活保護費の増加の理由について質疑がありました。理事者より、心身障害者福祉手当は当初予算に対して延べ対象者数が70人分の増額、児童福祉法の一部改正により、重症心身障害児施設、医療型障害児入所施設の入所者で、18歳以上の者が障害者自立支援法に基づく療養介護サービスの対象となり、都から福生市に実施主体が移ったことに伴う、一人当たり月額平均34万円、6人分の増額、各種障害福祉サービスの利用は、施設入所等により当初予算見込みよりも利用率が7.7ポイント増加したことによる増額、人工透析や抗HIV治療などの更生医療費は、対象となる身体障害者で人工透析治療の方が当初見込みより3名増加、また、障害者日中活動サービス推進事業費は、NPO法人及び一般社団法人が運営する就労移行支援・就労継続支援事業所2事業所が増加したことによる増額などが内訳になる。生活保護費は1カ月平均の被保護世帯数がおおよそ838世帯、対前年度比で51世帯、6.5%の増加による扶助費の増加が理由との答弁がありました。  以上のような質疑、答弁の後、お諮りいたしましたところ全員異議なく、原案のとおり可決することに決定いたしました。  何とぞ、当委員会の報告のとおり御決定くださいますようお願いいたしまして、審査報告とさせていただきます。 50 ◯議長(田村昌巳君) 以上で各委員長の報告は終わりました。  これより各委員長の報告に対する質疑を行います。         (「なし」と呼ぶ者あり) 51 ◯議長(田村昌巳君) 以上で質疑を終わります。  これより議案第65号について採決いたします。  本案に対する各委員長の報告は可決であります。  お諮りいたします。  本案は、各委員長の報告のとおり決することに御異議ありませんか。         (「異議なし」と呼ぶ者あり) 52 ◯議長(田村昌巳君) 御異議なしと認めます。よって、議案第65号は各委員長の報告のとおり可決されました。   ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ 53 ◯議長(田村昌巳君) 日程第8、議案第66号、平成24年度福生市下水道事業会計補正予算(第2号)を議題といたします。  本案については建設環境委員会に審査を付託してありますので、委員長から報告を願います。         (建設環境委員長 末次和夫君登壇) 54 ◯建設環境委員長(末次和夫君) 御指名をいただきましたので、議案第66号、平成24年度福生市下水道事業会計補正予算(第2号)につきまして審査報告をさせていただきます。  理事者の説明の後、質疑に入りました。  委員より、立川第2排水区の福東地区幹線、下水道管渠埋設工事の大幅な契約差金について、工事の進捗状況についての2点の質疑がありました。理事者より、約2億1000万円の契約差金については、東京都の下水道局の積算基準に基づいて積算を行っており、都の事前のチェックも受けている。また、請負業者も自社の社員等の施工技術の習得や雇用の確保などを勘案し、企業努力による経費の節減を図ったと聞いている。進捗状況については、現在、二つ目の立て坑を完成し、今後、福東グラウンド入り口付近にもう一つの立て坑をつくり、二つ目の立て坑から1350ミリの本管の敷設を実施する予定であるとの答弁がありました。  別の委員より、契約差金による約2億1000万円の減額で、福生市及び昭島市の平成24年度の最終的な負担額についての質疑がありました。理事者より、この工事は、平成24年、25年の2カ年にわたる工事であり工事契約額は2億7825万円で、平成24年度の工事費は1億4966万7297円になる。内訳としては、国の補助は50%の7483万3000円、都の補助は2.5%の374万1000円、昭島市の24年度の工事負担額は1045万5000円、そして福生市の24年度の工事負担額は6063万8297円になる。また、そのほか24年度の管理委託料は750万円になるとの答弁がありました。  以上のような質疑、答弁の後、お諮りいたしましたところ全員異議なく、原案のとおり可決することに決定いたしました。  何とぞ、当委員会の報告のとおり御決定くださいますようお願いいたしまして、審査報告とさせていただきます。 55 ◯議長(田村昌巳君) 以上で報告は終わりました。  これより委員長の報告に対する質疑を行います。         (「なし」と呼ぶ者あり) 56 ◯議長(田村昌巳君) 以上で質疑を終わります。  これより議案第66号について採決いたします。  本案に対する委員長の報告は可決であります。  お諮りいたします。  本案は、委員長の報告のとおり決することに御異議ありませんか。         (「異議なし」と呼ぶ者あり) 57 ◯議長(田村昌巳君) 御異議なしと認めます。よって、議案第66号は委員長の報告のとおり可決されました。   ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ 58 ◯議長(田村昌巳君) 日程第9、議案第67号、福生市教育委員会委員の任命についてを議題といたします。  本案について提案理由の説明を求めます。         (市長 加藤育男君登壇) 59 ◯市長(加藤育男君) 御指名をいただきましたので、議案第67号、福生市教育委員会委員の任命につきまして、提案理由並びにその内容について説明を申し上げます。  このたび福生市教育委員会委員のうち、宮城眞一教育長が、平成25年1月3日をもって任期満了となります。  これまで教育行政に対しまして、すぐれた識見と情熱を発揮していただき、中学校ランチルーム、ふっさっ子の広場等の開設を初め、福生市におきます学校教育の課題、不登校問題、健全育成の問題、学力の定着の問題の改善に向けまして、この場では言い尽くせないほどさまざまな事柄に対しまして、懸案解決に取り組んでいただきました。  私といたしましては、引き続き教育委員会委員として慰留もいたしましたが、辞意がかたく、承認することといたしました。  つきましては、後任として、熟慮の結果、川越孝洋氏を教育委員会委員に選任いたしたく、御提案申し上げたいと存じます。  川越氏は、昭和55年に日本体育大学を卒業し、荒川区の中学校で教鞭をとられてから6校を歴任され、その間、平成7年には、鳴門教育大学大学院にて教育経営学を修了されております。平成19年度から21年度におきましては、福生市教育委員会参事兼指導室長を務めていただき、福生市の教育の現状や市の事情を十分に理解されている方でございます。現在は、東京都多摩市立落合中学校校長として御活躍されています。  なお、政党の所属はございません。  川越氏は熱血漢であり、福生市の教育を熱くリードしていただけるものと期待しております。  履歴につきましては、お手元の議案書に添付してございますので、ごらんいただきたいと存じます。  また、御同意をいただきましたなら、平成25年1月4日付けをもちまして任命いたしたいと考えております。  よろしく御審議を賜りまして、御同意いただきますようお願い申し上げまして、提案理由の説明とさせていただきます。よろしくお願い申し上げます。 60 ◯議長(田村昌巳君) 以上で提案理由の説明は終わりました。  これより本案に対する質疑を行います。         (「なし」と呼ぶ者あり) 61 ◯議長(田村昌巳君) 以上で質疑を終わります。  ただいま議題となっております議案第67号は、委員会の付託を省略することに御異議ありませんか。         (「異議なし」と呼ぶ者あり) 62 ◯議長(田村昌巳君) 御異議なしと認めます。よって、議案第67号は委員会の付託を省略することに決定いたしました。  これより議案第67号について採決いたします。  お諮りいたします。  本案は、原案のとおり同意することに御異議ありませんか。         (「異議なし」と呼ぶ者あり) 63 ◯議長(田村昌巳君) 御異議なしと認めます。よって、議案第67号は原案のとおり同意されました。   ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ 64 ◯議長(田村昌巳君) 日程第10、福生市選挙管理委員会委員の選挙を行います。  お諮りいたします。  選挙の方法については、地方自治法第118条第2項の規定により、指名推選の方法によりたいと思いますが、御異議ありませんか。         (「異議なし」と呼ぶ者あり) 65 ◯議長(田村昌巳君) お諮りいたします。  指名の方法については、議長において指名することに御異議ありませんか。         (「異議なし」と呼ぶ者あり) 66 ◯議長(田村昌巳君) 御異議なしと認めます。よって、議長において指名することに決定いたしました。  それでは、福生市選挙管理委員会委員として、井上武君、木村勝代君、平田ヒロ子君、野島征三君を指名いたします。  お諮りいたします。  ただいま指名した4名を福生市選挙管理委員会委員の当選人と定めることに御異議ありませんか。         (「異議なし」と呼ぶ者あり) 67 ◯議長(田村昌巳君) 御異議なしと認めます。よって、ただいま指名いたしました井上武君、木村勝代君、平田ヒロ子君、野島征三君の4名が、福生市選挙管理委員会委員に当選されました。   ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ 68 ◯議長(田村昌巳君) 日程第11、福生市選挙管理委員会委員補充員の選挙を行います。  お諮りいたします。  選挙の方法については、地方自治法第118条第2項の規定により、指名推選の方法によりたいと思いますが、御異議ありませんか。         (「異議なし」と呼ぶ者あり) 69 ◯議長(田村昌巳君) お諮りいたします。  指名の方法については、議長において指名することに御異議ありませんか。         (「異議なし」と呼ぶ者あり) 70 ◯議長(田村昌巳君) 御異議なしと認めます。よって、議長において指名することに決定いたしました。  それでは、福生市選挙管理委員会委員補充員として、第1順位、岩崎澄雄君、第2順位、佐藤和男君、第3順位、小野澤正子君、第4順位、原紀子君を指名いたします。  お諮りいたします。  ただいま指名した4名を福生市選挙管理委員会委員補充員の当選人と定めることに御異議ありませんか。         (「異議なし」と呼ぶ者あり) 71 ◯議長(田村昌巳君) 御異議なしと認めます。よって、ただいま指名いたしました第1順位、岩崎澄雄君、第2順位、佐藤和男君、第3順位、小野澤正子君、第4順位、原紀子君の4名が、福生市選挙管理委員会委員補充員に当選されました。   ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ 72 ◯議長(田村昌巳君) 日程第12、諮問第1号、人権擁護委員候補者の推薦に関する意見聴取についてを議題といたします。  本案について提案理由の説明を求めます。         (市長 加藤育男君登壇) 73 ◯市長(加藤育男君) 御指名をいただきまして、諮問第1号、人権擁護委員候補者の推薦に関する意見聴取につきまして、提案理由並びにその内容について説明申し上げます。  人権擁護委員の推薦に当たりましては、人権擁護委員法第6条の規定により議会の御意見を拝聴いたしまして、法務大臣に推薦いたすこととなっております。  当市には、3名の人権擁護委員の方がおられるわけでございますが、委員のうち、島田しのぶ氏におかれましては、平成25年6月30日をもって3年の任期がまいります。
     島田委員におかれましては、現在1期目の任期をお務めいただき、人格、識見ともにすぐれた方でございます。また現在、国際ソロプチミストあきる野会長、あきる野市社会福祉協議会評議委員をお務めになっており、高邁な人権意識をお持ちでございます。私といたしましては、引き続き人権擁護委員として御活躍をいただきたく、ここに再び推薦申し上げ、本議案を提案いたした次第でございます。  なお、履歴につきましては、お手元に添付してございますので、御高覧いただきたいと存じます。  また、議会の御答申をいただきましたならば、早速、法務大臣にその旨推薦申し上げたいと存じます。  御審議を賜りまして、御答申いただきますようお願い申し上げまして、提案理由の説明とさせていただきます。 74 ◯議長(田村昌巳君) 以上で提案理由の説明は終わりました。  これより本案に対する質疑を行います。         (「なし」と呼ぶ者あり) 75 ◯議長(田村昌巳君) 以上で質疑を終わります。  ただいま議題となっております諮問第1号は、委員会の付託を省略することに御異議ありませんか。         (「異議なし」と呼ぶ者あり) 76 ◯議長(田村昌巳君) 御異議なしと認めます。よって、諮問第1号は委員会の付託を省略することに決定いたしました。  これより諮問第1号について採決いたします。  お諮りいたします。  本案は、諮問どおり異議ない旨を答申することに御異議ありませんか。         (「異議なし」と呼ぶ者あり) 77 ◯議長(田村昌巳君) 御異議なしと認めます。よって、諮問第1号は諮問どおり異議ない旨を答申することに決定いたしました。   ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ 78 ◯議長(田村昌巳君) 日程第13、災害に強いまちづくり特別委員会中間報告についてを議題といたします。  本件について災害に強いまちづくり特別委員長から中間報告を願います。         (災害に強いまちづくり特別委員長 田村正秋君登壇) 79 ◯災害に強いまちづくり特別委員長(田村正秋君) 御指名をいただきましたので、災害に強いまちづくり特別委員会の調査・検討経過について、中間報告をさせていただきます。  なお、既に御配付しております災害に強いまちづくり特別委員会中間報告書を御参照いただきたいと思います。(別添資料参照)  1ページをお開きください。「1、災害に強いまちづくり特別委員会の調査目的」にありますとおり、本特別委員会は、東日本大震災の教訓を学び、新たな視点で福生市防災計画の見直しと東日本大震災被災地への復興支援及び災害に強いまちづくりに関して調査研究し、市民生活の安全安心のための措置を講ずることについてを付議事件としております。  「2、取り組みの背景」として、平成23年3月11日に発生した東日本大震災は、地震、津波により甚大な被害が発生しました。さらに、東京電力福島第一原子力発電所の事故により、放射性物質が大気中に放出され、さらにその被害が甚大なものになりました。福生市においても、帰宅困難者、計画停電、放射能対策など市民生活にも大きな影響が出ました。このような状況の中、近く想定されている首都直下地震に対しても、従来の想定よりも大きな震度に備える対策を策定し、市民の安全安心を図る必要性が出てきたことから、平成23年5月に本特別委員会を設置いたしました。  次に、1ページから2ページにかけ、3の「調査経過と内容」として、17回の審査、2回の現地視察、1回の行政視察について表にしてまとめてございます。  次に、3ページをごらんください。「4、調査結果と市への提言」であります。本特別委員会は、最も緊急性を要すると考えられた被災地復興支援に関することから検討を開始いたしました。ボランティアバスの運行や、さらなる物的支援についてはさまざまな角度から検討した結果、第6回特別委員会において、現段階では特に被災地復興支援については、市に提言する内容はないとの結論に達したことを述べております。  その後、東京都の地域防災計画見直しで示された立川断層帯地震による震度7を想定した対策も含め検討する中、大地震による被害を最小限にとどめ、復興を着実に進めるには、地域ごとの自主防災組織の強化が最も大切であることが確認をされました。大地震発生前、発生直後の自主防災組織の取り組みをイメージしながら、自助、共助、公助の三つの柱ごとに課題を整理し、調査研究をしました。こうして絞り込まれた施策をまとめたものです。  それでは、5、6ページの提言書をごらんください。「新たな視点での福生市防災計画の見直し」では10項目16施策を、「災害に強いまちづくりに関して調査・研究し、市民生活の安全安心のための措置」では12項目35施策を提言するものです。  以上でございますが、何とぞ各議員の皆様におかれましては、本特別委員会の中間報告書の活動内容について御理解をいただきまして、提言書につきましては御可決いただきますようお願いいたします。  簡単ではございますが、災害に強いまちづくり特別委員会の中間報告とさせていただきます。よろしくお願いいたします。 80 ◯議長(田村昌巳君) 以上で中間報告は終わりました。  これより委員長の中間報告に対する質疑を行います。         (「なし」と呼ぶ者あり) 81 ◯議長(田村昌巳君) 以上で質疑を終わります。  これより災害に強いまちづくり特別委員会中間報告書中の災害に強いまちづくり特別委員会提言書について採決いたします。  お諮りいたします。  本中間報告書中の災害に強いまちづくり特別委員会提言書について、原案のとおり可決することに御異議ありませんか。         (「異議なし」と呼ぶ者あり) 82 ◯議長(田村昌巳君) 御異議なしと認めます。よって、本中間報告書中の災害に強いまちづくり特別委員会提言書については、原案のとおり可決されました。   ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ 83 ◯議長(田村昌巳君) 日程第14、議員派遣についてを議題といたします。  お諮りいたします。  地方自治法第100条第13項及び福生市議会会議規則第159条の規定に基づき、閉会中において議員派遣を行う必要が生じた場合、その日時、場所、目的及び派遣議員名等について議長に御一任願いたいと思いますが、御異議ありませんか。         (「異議なし」と呼ぶ者あり) 84 ◯議長(田村昌巳君) 御異議なしと認めます。よって、さよう決定いたしました。   ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ 85 ◯議長(田村昌巳君) 日程第15、閉会中の継続審査申し出についてを議題といたします。  建設環境委員長から、目下同委員会において審査中の案件について、会議規則第103条の規定により、お手元に御配付のとおり閉会中の継続審査の申し出が1件ありました。  お諮りいたします。  本件申し出の陳情第24-5号、原発問題に関する陳情書については、閉会中の継続審査とすることに御異議ありませんか。         (「異議なし」「異議あり」と呼ぶ者あり) 86 ◯議長(田村昌巳君) 陳情第24-5号について御異議がありますので、起立により採決いたします。  お諮りいたします。  本件は閉会中の継続審査とすることに賛成の方の起立を求めます。         (賛成者起立) 87 ◯議長(田村昌巳君) 起立多数であります。よって、本件は閉会中の継続審査とすることに決定いたしました。   ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ 88 ◯議長(田村昌巳君) 暫時休憩いたします。       午前11時48分 休憩   ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~       午前11時49分 開議 89 ◯議長(田村昌巳君) 休憩前に引き続き会議を開きます。  日程第16、特定事件の継続調査についてを議題といたします。  委員会の特定事件については、三常任委員会及び議会運営委員会から継続調査の要求がありました。  本件は、お手元に御配付のとおり閉会中の継続調査としたいと思いますが、御異議ありませんか。         (「異議なし」と呼ぶ者あり) 90 ◯議長(田村昌巳君) 御異議なしと認めます。よって、本件特定事件は閉会中の継続調査とすることに決定いたしました。   ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ 91 ◯議長(田村昌巳君) 以上をもって本日の日程は全部終了いたしました。  会議を閉じます。  これをもって平成24年第4回福生市議会定例会を閉会いたします。       午前11時50分 閉議・閉会                  署名議員                       福生市議会議長  田 村 昌 巳                           副議長  青 海 俊 伯                            議員  末 次 和 夫                            議員  杉 山 行 男                            議員  乙 津 豊 彦 Copyright © Fussa City, All rights reserved. ↑ ページの先頭へ...