• "NHK放送受信料免除"(/)
ツイート シェア
  1. 福生市議会 2010-06-11
    平成22年横田基地対策特別委員会  本文 2010-06-11


    取得元: 福生市議会公式サイト
    最終取得日: 2022-12-25
    ↓ 最初のヒットへ(全 0 ヒット) 1       午前9時59分 開議 ◯高橋委員長 ただいまから横田基地対策特別委員会を開会いたします。  なお、本日の議題終了後に、行政視察の件について委員会において御協議していただくことがございますので、よろしくお願いいたします。  これより議事に入ります。  1の横田基地周辺対策等要望事項(案)についてを議題といたします。  本件について理事者からの説明を願います。 2 ◯内野主幹 それでは、横田基地周辺対策等要望事項(案)につきまして、資料1により、御説明させていただきます。(別添資料No.1参照)  この周辺対策等の要望については、当委員会で毎年7月に要請行動をお願いしているものでございます。こちらが今回、事務方で作成しました原案でありますが、昨年と変更になっている部分にアンダーラインをつけさせていただいております。それでは、要望内容について、項目ごとに概要を御説明させていただきます。  まず、1の横田基地に関する在日米軍の再編に係る対応についてでありますが、(1)では、4ページに別紙をつけさせていただいておりますが、平成18年3月に外務大臣や当時の防衛庁長官などに対して提出いたしました6項目の要請書について、引き続き誠実に対応されたいという内容であります。  また、(2)から(4)につきましては、航空機騒音など基地周辺住民の生活への影響を増大させないよう具体的な対策を事前に示してほしい旨の要望や、航空自衛隊の活動等には特段の配慮をされたい。また、情報の提供に努めるとともに、地元自治体の意見に十分配慮されたいなどであります。  次の(5)は新規でありますが、米軍普天間飛行場の移設問題に関しての要望です。内容は、「米軍普天間飛行場移設問題等、沖縄の基地負担軽減に関しては、横田基地関東空軍施設整理統合計画(KPCP)を初め、航空自衛隊航空隊司令部の移駐等、沖縄と同様に基地機能の強化が行われており、現状を超える基地機能の強化は容認できない。今後、情報の提供に努められるとともに、横田基地の現状を超える基地機能の強化がなされないよう図られたい。」とさせていただきました。  次の、2の平成23年度の防衛補助事業の要望については、既に北関東防衛局に対しまして概算要望書を提出しております。内容については、後ほど議題3の防衛補助事業概算要望の中で御説明をいたしますので件名だけ申し上げますと、市道幹線II-19号線外1改良事業市道幹線II-20号線改良事業南公園改良事業消防施設消防ポンプ自動車)の4事業について採択されるよう要望するものでございます。  次に、3については、昨年度までは「横田基地周辺対策事業充実について」となっておりましたが、これを「横田基地周辺対策及び基地交付金調整交付金予算等の充実について」と修正し、導入部の最後のところに、ここは1ページから2ページにまたがってしまいますが、御容赦ください。「また、総務省所管基地交付金調整交付金予算については、制度の目的に沿った増額措置がされず、自治体の財政を圧迫している状況にあるため、基地対策の一環であるとの認識の下に、」ここで「所要の予算を確保されるよう」というふうにおつくりしたのですが、ここを「所要の予算が」に修正していただければと思います。「所要の予算が確保されるよう積極的に支援願いたい。」と追加し、総務省所管基地交付金に対して、防衛省からも所要の予算を確保されるよう支援願いたいという内容にいたしました。  次に(1)ですが、この項目は、昨年度は「福生第五小学校の防音機能復旧事業」と、具体的な事業名が記入されていましたが、この「福生第五小学校の防音機能復旧事業」は、昨年度、9条交付金を活用し実施いたしておりますので、その部分を省いたものであります。防音機能復旧事業の採択については、調査時の状況が事業採択適用基準に達していないという理由により、不採択となっている状況は変わってはおりませんので、今回も「調査時の騒音数値がたとえ低くても、実際には、常駐機や飛来機の騒音が基準値を超えることもあり、基地が存在する以上、今後、態様の変化はいつ起こるか分からない状況であるので、適用基準調査方法等の見直しを行い、すべての学校について防音機能復旧事業を採択されたい。」という要望内容は変えてございません。  次の(2)でございますが、この項目は特定防衛施設周辺整備調整交付金、9条交付金に関する要望事項でございますが、昨年と一部内容を変更してございます。昨年は9条交付金の増額とともに、再編交付金と同様にソフト事業への充当や複数年運用ができるなどの充実を図られたいとの内容でありましたが、今回は「ソフト事業への充当など、その充実が図られるようであるが、交付額の増額及び再編交付金と同様に、複数年運用ができるなど、より一層の充実を図られたい。」といたしております。  次の(3)住宅防音区域の拡大と電気料金の助成の要望と、(4)のNHK放送受信料免除区域の拡大と受信料の全額免除の要望は、昨年と同じ内容でございます。  次の(5)は地上デジタル放送移行の関係で、昨年新規に加えた項目ですが、防衛省からデジタル放送の中継局が八王子に整備後に受信障害調査を行った結果、横田基地の建造物の影響による受信障害はないと聞いておりますので、現在はまだ移行期間中ですので、今後のことも考慮して、「また、地上デジタル放送移行後においても基地に起因する受信障害が発生した場合には、万全な防止策を講じられたい。」と1文追加いたしました。  次の(6)は、新規に追加いたしたもので、防衛省所属行政財産の市民からの使用要望を踏まえまして、「横田基地周辺に所在する、防衛省所属行政財産無償使用については、市民の要望もあることから、幅広く利用できるよう使用範囲の拡大を図るとともに、積極的に使用許可していただくよう取り組まれたい。」という内容になっております。  次に、4の横田基地の運用に伴う安全確保の徹底については、「横田基地の運用に当たっては、安全確保の徹底に努め、周辺住民に不安を与えることのないよう細心の注意を払うこと。」といたしまして、(1)から具体的に要望しております。(4)までは昨年と同様で、その内容は、常駐機などの点検整備を強化し、事故防止に万全な措置を講じることや、輸送管理の安全についての徹底、あるいは燃料貯蔵施設及び給油施設点検整備を強化し、事故防止に万全な措置を講じること、横田基地老朽化施設の点検など、火災予防に向けた万全な措置を講じることを米軍に要請されたいという内容になっております。  次の(5)は、新規でございますが、昨年度は大きな8項目目といたしまして、「横田基地における新型インフルエンザ感染拡大防止に向けた取組みについて」の要望をいたしましたが、現在、新型インフルエンザは鎮静化していることから、この横田基地の運用に伴う安全確保の徹底の中に(5)として「新型インフルエンザ等の感染症が発生した際などは、感染拡大防止のため、適切かつ万全な予防措置を講じるとともに、具体的な措置状況をできるだけ多く、かつ、速やかに情報提供するよう米軍に要請されたい。」といたしました。
     次に、3ページをお願いいたします。次の5は、米空軍艦載機による着陸訓練全面中止についてであります。横田基地では平成12年を最後にNLPの訓練は行われておりませんが、「引き続き、訓練については暫定施設ですべて実施し、横田基地では予備日を含め、一切行わないこと。なお、暫定施設に変る本格的な訓練施設早期設置を米軍に要請されたい。」という内容であります。  次の6の「騒音防止対策の推進」につきましては、「市民生活に配慮し、航空機騒音被害を軽減するため、日米合同委員会合意事項を遵守するとともに、次の対策を講じることを米軍に要請されたい。」ということで、22時から6時までは飛行訓練などを行わないことの徹底や、21時から22時まで及び6時から7時までも極力行わないこと。また、土曜日、日曜日や市の大きなイベント等が開催される日においては飛行訓練エンジンテストは行わないこと、基地周辺上空での航空機の低空訓練飛行を行わないことという内容でございます。  次の7、「在日米軍の事件・事故に関する的確な情報提供について」では、日米合同委員会の合意に基づく事件・事故情報以外でも、基地に起因する事故等が発生した場合は、速やかに事故等の情報提供をすることという内容でございます。  最後に、8の「基地外における軍人等の法遵守、マナーの向上について」ですが、「基地の外で行動する際には、法の遵守はもちろんのこと、市民の迷惑とならないようマナーの向上に努め、市民との友好を図るよう米軍に要請されたい。」という内容になっております。内容は書いておりませんが、先ほども説明したとおり、昨年、8項目目として新規で要望した新型インフルエンザ感染拡大防止要望を4の(5)に組み入れたことにより、1項目繰り上げて、8項目目の要望となっております。  以上が、事務方で作成をいたしました平成22年度の要望事項の原案でありますが、追加要望等がありましたら、本日お伺いをした上で、正副委員長と調整をさせていただきまして案文を作成したいと考えておりますので、よろしくお願いいたします。  なお、要望行動の日程でございますが、正副委員長との打ち合わせの中で、本年も昨年度と同様、北関東防衛局及び防衛省本省に対して同日に行ってはどうかとのお話がありましたので、日程については大変恐縮でございますが、防衛省とも調整する中、7月28日、水曜日にさせていただければと思っております。 3 ◯高橋委員長 説明は終わりました。  本件について御意見等がありましたら、お願いいたします。 4 ◯末次委員 4の(5)の新型インフルエンザですが、今、内野主幹の説明で、昨年は8項目目という形で要請しているのですけれども、内容を見ますと、ほとんど変わっていないのです。それで、今の説明では鎮静化の方向に向かっているからということで話していたのですが、鎮静化のときこそ、こういうのはちょっと強く要望した方がいいのではないかと。この内容では、結局今までと同じルートでの連絡という形になってしまうので、私は一般質問でも言ったのですが、ダイレクトな、ホットライン的な要望というのをもう少し強く入れていいのではないかと。日米の安保の地位協定の問題とかがあって、これが限界なのかどうかということもちょっと私はわからないのですが、こういう文面で。  あと、周辺基地対策連絡会ではもう少し強く要望するのかどうか、その辺のところをちょっとお聞かせ願いたいと思うのですが。 5 ◯内野主幹 1点目のルートにつきましては、ちょっと難しいかと考えております。  あと、2点目の件に関しましては、これから5市1町にも提案してまいりたいと思いますので、そういったところで、御理解をいただければと思います。 6 ◯末次委員 要請ですから、多少こういうふうに強い言葉で構わないと思うのです。だから、特に5市1町の方でまとまった方がより要請力とか要望力というのは強くなるのでしょうから、もう少し強い内容でひとつ要請の方をよろしくお願いいたします。 7 ◯堀委員 2点ほどお伺いさせていただきたいのですけれども、3の(6)「横田基地周辺に所在する、防衛省所属行政財産無償使用については、市民の要望もあることから、幅広く利用できるよう使用範囲の拡大を図るとともに、積極的に使用許可していただくよう取り組まれたい。」という部分ですけれども、「横田基地周辺に所在する防衛省所属行政財産」というのは、これはどういったものが含まれているのか、これをちょっと教えてもらいたいというので、質問させてください。  それと、これは基地の中にある、あるいは、これからいろいろ建築されてドンドンできてくる物の中にもこのことは対象として含まれて考えているのかということも、こういう文章になっているのかをちょっと教えてください。  あとは、6の「騒音防止対策の推進について」ですが、これについては、私はこの文章の流れ、どこかに入れることができるのかできないのか、ちょっと検討してみたのですが、難しいのですけれども、最近の苦情の中で基地の中でのイベントの大音量、これは逆にこちらの住居地域に向かって大きなスピーカーで音楽が流れたりとか、そういうことで迷惑しているということが、入学試験時期にあったことがありまして、その部分については配慮をいただきたいというような意見があったのですけれども、これは飛行とか訓練とかとはまた違った話で、基地を開放されているとか、あるいは基地内でイベントをやられているときの話なのですけれども、その点についての配慮を求めることはここに含まれているのか、あるいは盛り込めないかということについての2点、お聞きしたいと思います。 8 ◯坂本副市長 3の(6)周辺財産の関係ですが、これは基地内の施設を指しているのではなくて、基地の外で、騒音のうるさい区域について、国がいわゆる移転等をお願いして、土地を買ったという部分がございます。福東地区運動施設がございます。あれはみんな防衛施設庁所管行政財産、これを無償でお借りしているのが現状としてあるわけですが、さらにまだかなり広い土地の周辺財産がございます。それをぜひ積極的に市の方へ無償で貸してくださいと。使用範囲が割りかし限定されていますので、もっと幅広く活用ができるような配慮をしていただきたい、こういうお願いをしていただこうというものでございます。よろしくお願いいたします。 9 ◯内野主幹 もう一点、騒音防止対策の推進について、イベントの際の大音量等を考慮しているのかということでございますが、この中にはそういったことは考慮しておりませんので、そういったところの表現をこの場で委員の皆さんに協議いただければと思いますので、よろしくお願いいたします。 10 ◯奥富委員 加えていただきたい関係で、ちょっとお聞きしておきたいのですが、一般質問市内業者に対する基地関連事業の発注の状況ということで、2004年と2008年について聞いたのですが、ここの4年間について、平成19、20、21、22年のところでの思いやり予算と、それから航空総隊の移駐に関連して発生した事業、こういったものが市内業者に何件で、幾らぐらい発注されているのか聞いておきたい。  それと、今後の可能性、そういった工事の関連で、今後についてそういう契約が発生することが見込めるのかどうか、そこら辺のところがわかっていればお聞かせいただきたい。  それと、あと23年度の予算情報で、思いやり予算とか自衛隊の移駐関連でどのぐらいになるのか。  それと、思いやり予算、これも一般質問の中で電気の関係の消費税が出てきたのですが、思いやり予算契約ベース歳出ベース水道光熱費の関係について、電気、水道、その他に分けてわかれば聞きたいというふうに言っていたのですが、ここら辺の回答がもし来ていればお聞かせいただきたいのと、あわせて、いわゆる東京都によるCO2の排出量データで、福生市のデータの中に横田基地のデータが含まれているということで、横田基地を一企業ととらえ、電力会社情報管理上、横田基地のデータのみを明らかにできないとしている点、要望に関連して、これを聞かないと、要望が出ないから、そこを教えてほしい。要するに、電気のカウント、それを福生市に全部おっつけられているわけだけれども、それを分離するように要望できないかと、そこら辺のところを聞きたいために、そこら辺をちょっと聞いているのですが。 11 ◯内野主幹 奥富委員から、何点か質問を受けましたので、お答えさせていただきたいと思います。まず、市内業者への発注状況ですとか、今後の可能性ということがございましたけれども、北関東防衛局に確認いたしましたところ、市内業者への発注状況でございますが、平成19年度から今年度までの4年間、思いやり予算関連、航空総隊司令部移駐関連ともに発注はなかったと聞いております。また、今後の市内業者への発注の可能性については、この時期ではわからないとのことでした。  次に、23年度の予算情報思いやり予算自衛隊移駐予算に関する御質問であったかと思いますが、こちらについても北関東防衛局に確認いたしましたが、23年度の思いやり予算関連、航空総隊司令部移駐関連ともに、この時期でのお答えはできないとのことでございました。  3番目の、思いやり予算について契約ベース歳出ベース横田基地水道光熱水費について、電気、水道、その他に分けてわかればお聞かせいただきたいというような内容だったかと思いますが、この思いやり予算についてはこちら側の北関東防衛局に確認いたしましたところ、水道光熱水費については現行の日米地位協定第24条2についての新たな特別の措置に関する協定というのがございまして、その往復書簡に平成20年度から平成22年度までの概算要求額がもう定められており、それに基づき全国分を一括計上していることから、横田基地分を区分することはできないとの回答をいただいております。 12 ◯奥富委員 今、最初の方に聞いた3点については、要は市長にも含めて、せっかく544億円も仕事が移駐関連であるわけだし、それから64億円ですか、思いやり予算であるわけで、この仕事が福生の業者に直接発注されていないというのは、やはりおかしいと。底上げをして、やはりちょっと福生市が発注するのと同じように、一定の底上げをしていただいて、市内業者が1個でも2個でも、例えば電気配線とかそういうのを部分発注してくれればできるかと思うので、そういう配慮をしてもらえるような要望はできないものか。ぜひ、僕としてはやってほしいということと、それからCO2の削減で、もう一個の方は、分離できない───全国一括でやっているからできないと言われてしまうとそれまでなのだけれども、それをやられてしまうと、福生の電気の消費量だけではなくて、横田基地の消費量も全部一緒にやられたのではどう努力したって、これは異常値が入り過ぎてしまっていて、どうしようもない。それの改善について、何らかの改善策がないものかどうかというそういう働きかけを、この際要望の中に含めたらどうかということ、この2点ですが、いかがでしょうか。 13 ◯高橋委員長 暫時休憩いたします。       午前10時24分 休憩   ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~       午前10時35分 開議 14 ◯高橋委員長 休憩前に引き続き会議を開きます。 15 ◯坂本副市長 奥富委員のお話の件、いわゆる市内業者優先の件につきましては、この要請と別に私ども執行部の方でいろいろと防衛省との間でお話をさせていただくような形に、当面させていただきたいというふうに思うところでございます。  それから、電気の使用料につきましても、私ども事務方としてのさまざまな要請や協議をちょっとさせていただく、そんな時間をいただければ、こんなふうに思うところでございます。よろしくひとつお願いします。 16 ◯高橋委員長 それでは、戻りまして、先ほど堀委員の方から質問がありましたイベントでの大音量の騒音ですか、それに対しての要望をどのようにしていくかということで、ひとつ御協議を願いたいと思います。 17 ◯堀委員 自分で申し上げておいて申し訳ないのですけれども、今お聞きしたのは、それは文面の中に意味として含まれていますかというようなことも含めてお聞きしたのです。当然入れていただくことを想定してお聞きしたのですが、今、他の委員の質問との議論等をずっと見ていまして、基地のイベントというのは今回の基地に対する騒音とか、福生市がこうむっているという負担に対してのいろいろな配慮を考えてくださいという話の中とは少し意味が違うので、これは口頭等でも、例えば今の話はすごく細かい話なのですけれども、イベントをやるのに反対しているのではなくて、イベントのときのスピーカーを外に向けて大きな音を流されると直撃してしまう。だから、スピーカーの向きをそういうことであれば反対向きにしてくれれば済むとか、そういうレベルの話なので、イベントを中止してほしいとかそういうことではなく、ちょっと難しいことなので、口頭で伝えていただくとか、私がその場で伝えるとかという形にさせていただければいいのかなというふうに思いました。 18 ◯坂本副市長 今の堀委員の件でございますけれども、まず一つは、私どもの方、事務方として基地側に対しまして、別途そういう形の要請をさせていただくような形をまず取らせていただくということでいかがでございましょうか。もし防衛に行かれて、その他の中でそういう御意見等がございましたら、御発言をいただくことはよろしいのではないかと思うのですが、直接的に基地側に対して私ども市の方からお願いをしてみると、こんなことでお許しをいただければと思うのですが、いかがでございましょうか。 19 ◯堀委員 私はそのようにしていただければと思います。委員会としても、そのように取り扱っていただければと思います。 20 ◯高橋委員長 今、堀委員の方から「委員会として」という言葉が出たのですが、よろしいですか。         (「はい」と呼ぶ者あり) 21 ◯高橋委員長 了解しました。ほかにありますか。 22 ◯串田委員 自衛隊移駐に伴って、昨年ですか、横田基地の火災で雨水管に薬物が混入して魚が死んでしまうと、それは要望とかそういったものはこの中に入っていますか。雨水管へ、どっちへ、武蔵村山に流れるのか、こっちに流れるのか。 23 ◯坂本副市長 大きな4の(4)をごらんになっていただきたいと思うのですが、「横田基地老朽化施設の点検など、火災予防に向けた万全な措置を講じるよう米軍に要請されたい。」、つまり、ここで読み取っていただくということだろうと存じますが。 24 ◯青海委員 基本的なことを聞いて恐縮ですが、毎年、北関東防衛局、防衛省の方に要望事項をこうやって持っていくではないですか。この要望事項というのが、内野主幹の位置づけはこの基地対の事務局のようでもあり、また市の窓口でもありということで、この要望事項というのは理事者側の方々も横田基地に対しての問題点、課題はこういうことなのだよと。で、車の両輪だから、理事者側も言うけれども、年に一遍の議会としての要望事項で、特別委員会の方でもしっかりと言ってもらいたいよという認識でいいのかどうかをまずお聞きしてから、先に進めたいのですが。 25 ◯坂本副市長 まさに車の両輪ということで、基地対策の問題、ここに盛り込ませていただいている案につきましては、理事者としてもこれは防衛や基地に対して強く申し入れをさせていただいているところでございます。  で、大変恐縮ですが、私どもは、これは我々理事者、執行部が言っているだけではないのだよと。市民の代表である議会も大変厳しく、また、強く要請されているのだという、大変失礼ですが、委員の方々のお声をバックボーンにしながら申し上げているという経緯もございます。そういった意味からも、やはり基地対策特別委員会でこうしたことに対して御発言、要請をしていただくということが、なるほど市を挙げての課題なのだなという防衛側の理解を深めさせてもらうには大変にありがたい、こんな思いでお願いもしているというところでございます。ひとつよろしくお願いします。 26 ◯青海委員 この委員会も、質問は3回まででしたか。では、まとめてお聞きします。  ということで、私もそういう理解のもとでこの文面を読ませていただきまして、ことしは、これから私が申し上げることについては難しいかもしれませんが、提案方々発言をさせていただきたいのですが、ということであれば、この要望事項の背景にある現状の課題、特に普天間飛行場の移設に伴って、基地の機能が強化される、全国に強化される可能性がいまだあるということ、まだ未定ではあるけれども。なおかつ航空総隊の司令部がこちらに来る、まして今、基地内では着々と準備が進んでいる。そして、自衛隊の本隊の何千名かの人が来られるということを、隊員の方も住まわれるということ等を考えてみた段階で、この要望事項に含まれているこの文面で、大きな8項目でもって、理事者側の方々の懸念とされている課題が全部網羅されているか、必要かつ十分なところとして、これ以外にはないのかということをまずお聞きしたいのです、1点。  それで、車の両輪であるならば本来ですと、例えば3番のところの基地交付金の関係等々に入りますか、防音機能の復旧事業についても、第五小学校の問題とかで非常に低い数値になった。なかなか、その数値まで達成しないというようなことがあった場合に、共通認識として、今、うるささ指数の75レベルでやったときには、どの状況でもなかなか出てこないのだというのをみんな周知した上で、ではどうすればいいかとかという、一つ、一つの問題点を現時点で全部一覧にした上で、理事者側も基地対のメンバーも、「こういうふうな現状認識だよ」というのをした上で、こういう要望を出しましょうというのが、本来筋ではないかとこう思っているのですが、そのような手法を次年度からでも、次年度は改選になってしまうのですか、でも、まあ次年度からでも組めればありがたいかなというのが一つでございます。これは、お答えできなければ結構でございます。これは、理事者側だけに求めることでもなし、委員会の運営上の問題でもあるので、委員長の方で答えられればそれに越したことはないと、こう思っております。  もうちょっと具体的なところでございますが、大きな3のところの2ページの(1)ですが、防音機能復旧事業の件でございます。第五小学校の件、今後、各小・中学校は何年かにわたりますと機能回復の工事をしなければいけないというときに、第五小学校の例を見ても、もしかしたら数値的にクリアできない可能性が出てくると思われます。その場合に現下の、従来取った手法でうまく切り抜けられるのかどうかというのが甚だ実は心配をしております。そういう意味で、この防音復旧事業については、ここに書いてあるように騒音の基準値が云々ではなしに、基地が存在することによって必然的に起きている、迷惑なことなのだという認識で、せめて小・中学校の教育設備についてはその基準が云々にかかわらず、防音の復旧工事については、事業については防衛補助の対象にするというような形での、できれば第一番のところの、まさにKPCPだって横田は負担をこうむったのだと、これ以上の基地の機能強化は認められないというくくりの中でとらえた方がいいのではないかと、このように思います。そうでないと、必ず「いや、数字は数字ですから、基準値でやっていくのです」などと、必ず初回は跳ねられてしまうという可能性が出てきたときに、やはり理事者側の窓口の方で御苦労されて、なかなか難しい、離れわざをやって、予算を獲得するというのではよくないのではないかという気がしておりますが、その辺のところのお考えをお伺いさせていただきたいと、このように思っております。 27 ◯坂本副市長 防音機能復旧の件、まあこういう形で私どもはお願いしたい。しかし、今、青海委員がおっしゃられたような発言を、ぜひ防衛当局に対して強くおっしゃっていただきたいのです。私どもも、「まさに基地があることによって相当の被害を受けているのだから、基準なんて余り考えないでよ」ということは言っていますが、しかし、事務当局は事務当局としての理論構成というのがあるわけで、なかなか突破口を開けない部分がございます。そこを、まさに市民の代表である議員方が強く述べていただく、このことが大変ありがたいことと思いますので、今の御意見をぜひあちらに強く強くぶつけていただければ、私ども大変ありがたく、力強く思うところでございます。ぜひひとつ、その辺はお願い申し上げたい。 28 ◯青海委員 やはりかなわないですね(笑声)、わかりました。それでは、役割を分担しましょう。理事者側の方々はそれぞれの今の立場で言っていただいて、なおかつそれぞれの現場では「そうじゃないんだよ」と言っていただく。で、口頭でこの件については───ほかの方もこの件について言いたい方はいっぱいいらっしゃるでしょうから、もし役割分担をするときに「おれは言うぞ」というのであれば、どんな論調で言うのかお聞かせいただいて、すり合わせをさせていただいて、代表質問のような形でぶつけていただければと思いますので、委員長、ぜひとも役割分担は明確にしていただきたいとこう思いますので、よろしくお願いします。 29 ◯高橋委員長 ほかにございますか。         (「なし」と呼ぶ者あり) 30 ◯高橋委員長 ほかになければ、本件については以上で終わります。   ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ 31 ◯高橋委員長 次に、2の平成21年度防衛補助事業実施状況についてを議題といたします。  本件について、理事者から説明を願います。 32 ◯内野主幹 それでは、平成21年度防衛補助事業実施状況について御説明を申し上げたいと思います。資料は2でございます。(別添資料No.2参照)  まず、防衛施設周辺の生活環境の整備等に関する法律、いわゆる環境整備法の第3条、障害防止工事と、第8条の民生安定施設の助成事業の実施状況でございます。初めに、3条案件、第一中学校講堂防音機能復旧(復建)事業でありますが、この案件は、平成21年度に実施設計をいたしまして、22年度に二重防音サッシを新型防音サッシに交換する工事を予定しております。事業費については21年度は実施設計費83万9000円、そのうち補助対象事業費が、括弧書きの部分でございますが52万2000円、補助率は9割で、補助額46万9000円であります。  次に、8条案件でございますが、市道幹線II-18号線改良事業です。これは通称田園通りで、睦橋から第七小学校の交差点までの全長1330メートルを、3工区に分けて車道及び歩道を改良する事業であります。第2工区の明神下公園入口交差点付近から、五日市線ガード下付近までの435.7メートルにつきましては、20年度に発注をし、21年度の2カ年で整備いたしました。21年度の補助対象事業費は8015万7000円、また、補助率については歩道の部分が7割、車道の部分が6割で、補助額は5110万5000円であります。また、第3工区の福生第七小学校までの462.9メートルにつきましては、21年度に発注をし、22年度、2カ年で整備を予定しております。21年度の補助対象事業費は2710万7000円、補助額は1897万5000円であります。  また、次のページには実施箇所の図面をつけさせていただきました。  次に、3ページをお願いいたします。9条案件でございます。一つ目の鍋ケ谷戸児童公園整備事業につきましては、本公園は南北に長い形態で、出入口は南側に割と広い入り口が1カ所だけでありました。公園西側の空き地の一部を用地買収することができましたことから、公園の奥に新たな出入口を設置し、公園全体の見通しを改善するとともに、公園の出入口を2方路確保し、防犯面での安全対策を図ったものであります。事業費は880万6000円、交付額は800万円であります。  次に、耐震性防火水槽新設事業です。これは、災害時の同時多発火災等の災害に備えるために、60立方メートル級の耐震性防火水槽1基、市内の水利不足地域に設置いたしたものであります。事業費は1186万5000円で、交付額は1000万円であります。  次に、福生第五小学校空調設備整備事業です。これは、昨年12月補正を組ませていただき、9条交付金を活用し、個別空調機を2台設置いたしたものです。事業費は732万4000円で、交付額は680万円であります。なお、今回はあくまでも特例的に実施したものでございますので、今後、他の小・中学校におきましても、防音機能復旧事業が必要になってまいりますので、先ほどの青海委員の意見とも関連がございますけれども、引き続き防音復旧事業の採択に向けて要請等行ってまいります。  次に、福生市民会館小ホール舞台改良整備事業です。これは、舞台の照明や幕などをつるためのバトンの上げ下げを今までの手動から電動化するとともに、一定の高さでバトンを停止させることのできる高さ調整機能を持たせることによりまして、利用サービスの向上並びに利用促進を図ったもので、実施設計と舞台機構改良工事を行っております。なお、実施設計は補助対象事業費が249万4000円で、交付額は200万円、舞台機構改良工事は補助対象事業費6175万6000円、交付額は5900万円であります。  次の福生市民会館屋上防水改良整備事業です。これは老朽化に伴い、防水機能が低下したため、防水工事を実施したもので、事業費が2152万5000円、交付額が1800万円であります。  次の福生野球場整備事業は、国体に向けての整備とともに、年間を通して多目的使用が可能となるよう、また、バリアフリー等利用者の利便性の向上を図ることを目的として整備するもので、整備内容は外野フェンスの改修や、防球ネットのかさ上げ及び外野部分の人工芝化を、当平成21年度と22年度の2カ年で行う予定にしており、21年度については既存構造物の撤去及び照明灯や防球ネット、スコアボード等の材料の製作を行いました。事業費は、補助対象事業費が1億2745万7000円で、交付額は1億2068万6000円でございます。  最後に、市営競技場整備事業でありますが、こちらも福生野球場整備事業と同様の目的で、グラウンドの整備や防球ネット、スタンドベンチ、だれでもトイレ、ジョギング走路を新設いたしました。事業費は、補助対象事業費が7158万4000円、交付額が6000万円であります。  また、4ページには実施箇所の図面をつけさせていただいております。説明は以上でございます。 33 ◯高橋委員長 説明は終わりました。  本件について御意見等がありましたら、お願いいたします。         (「なし」と呼ぶ者あり) 34 ◯高橋委員長 なしということでございますので、本件については以上で終わります。   ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ 35 ◯高橋委員長 次に、3の平成23年度防衛補助事業概算要望についてを議題といたします。  本件について理事者からの説明を願います。 36 ◯内野主幹 それでは、平成23年度の防衛補助事業として概算要望をしております事業につきまして、資料3により御説明させていただきます。(別添資料No.3参照)  まず、市道幹線II-19号線外1改良事業でございます。これは、市道幹線II-19号線、通称加美立体通り1190メートルと、市道幹線II-2号線720メートルの区間を、23年度から28年度まで6年間で整備しようとするものです。23年度は実施設計を予定し、事業費については2114万9000円、補助額は1480万3000円であります。  次に、市道幹線II-20号線改良事業、こちらは田園通り570メートルの区間を整備しようとするもので、23年度は実施設計と工事の一部を発注する予定でございます。事業費については4674万7000円、補助額は3121万4000円であります。  次に、福生南公園改良事業は、当初の計画では平成22年度に実施設計、23年度に工事をする予定でございましたが、北関東防衛局への強い要請活動により、22年度に工事費の追加の内定をいただきましたので、22年度に工事の発注をし、23年度に2カ年との整備を予定し、今現在要望しているところでございます。なお、23年度は事業費6476万3000円、補助額は4317万5000円であります。  最後に、消防施設消防ポンプ自動車)でございます。これは、23年度から27年度までの5年間で、毎年消防ポンプ自動車を1台ずつ買いかえる予定をしており、23年度は第四分団の消防ポンプの自動車を取りかえようとするものでございます。補助対象事業費については1095万5000円、補助額は730万3000円であります。  また、2ページは要望事案の位置図をつけさせていただきました。説明は以上でございます。 37 ◯坂本副市長 補足させていただきますが、23年度に補助事業をということで、今、防衛に概算要望を出したところでございまして、南公園はもう22年度から事業をさせていただいて、大体23年6月ぐらいまでに仕上がる予定ですから、南公園はもう確定でありますが、この道路の2本とポンプ自動車は、まだどうなるかこれからが勝負ということで、28日にはぜひこれが実現できるような御要請をお願いしたいと、こういうことでございますので、よろしくお願いいたします。 38 ◯高橋委員長 説明は終わりました。  本件について御意見等ありましたら、お願いいたします。         (「なし」と呼ぶ者あり) 39 ◯高橋委員長 なければ、本件は以上で終わります。   ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ 40 ◯高橋委員長 午前11時10分まで休憩いたします。       午前11時1分 休憩   ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~       午前11時9分 開議 41 ◯高橋委員長 休憩前に引き続き会議を開きます。  次に、4の航空自衛隊航空隊司令部の移駐に伴う建設工事等についてを議題といたします。本件について、理事者から説明を願います。 42 ◯内野主幹 それでは、航空自衛隊航空隊司令部の移駐に伴う建設工事等につきまして、資料4により御説明させていただきます。(別添資料No.4参照)  まず、1の工事の進捗状況についてでありますが、航空総隊司令部庁舎棟の建設工事については躯体工事が完了し、現在は内装等の工事が行われているとのことでございます。また、航空総隊隊員の隊舎及び第5ゲートに建設される警衛所は、来年2月末までの工期で着工準備中と聞いております。  それ以外の建設工事では、米軍関連施設では下士官教育施設と託児所は既に完了しており、保冷倉庫は基礎工事中、高級幹部外来宿舎は躯体工事中、航空総隊司令部の移駐に伴い移設する事務所及び運動施設は着工に向けて準備中と聞いております。  航空総隊司令部関連では、通信局舎は躯体工事中、武蔵村山市内に建設される隊員宿舎は躯体工事中、厚生施設、補給倉庫、将官宿舎、通信線路整備工事は、現在着工に向け準備中と聞いております。  次に、工事に伴う車両台数でありますが、まず、車両台数につきましては、生コンクリートの打設時には1日40台程度で、通常は、資材搬入車両が1日30台程度と聞いております。  次に、苦情等につきましては特に入ってございません。また、交通事故等の報告も北関東防衛局から受けておりません。
     次に、3番の平成21年度の3月基地対以降の契約実績でありますが、防衛省からの情報ではここにございますようにアからシまで12件の契約を行ったとのことであります。なお、4ページに実施箇所の図面をつけさせていただきましたので、4ページをごらんいただければと思います。  12件全部説明するとちょっと時間もかかりますので、この中で主なものを説明させていただきます。  まず、アの庁舎B新設等建築その他工事ですが、図面は真ん中一番下になります。この庁舎Bは防空指揮群の庁舎のことで、ほかに医務室、救急車庫を新設する工事と聞いております。なお、防空指揮群の任務につきましては、航空警戒管制及び要撃部隊の運用に必要な情報等の支援業務であると聞いています。  次に、図面の右下にありますウの警衛所新設等建築工事、エの警衛所新設等設備工事、オの警衛所新設等土木工事は、米軍と自衛隊が共同する第5ゲートに関する工事で、警衛所1棟、衛兵所5棟、車両検問所、監視塔を新設する工事で、オの警衛所新設等土木工事が第5ゲートの外周に関する工事と聞いております。  次に、図面の左下、クの運動施設新設等土木工事その他工事と、ケの運動施設新設等電気その他工事は西住宅地区に2カ所と、航空総隊司令部庁舎がある管理地区に1カ所、屋外バスケットボールコート1面、野球場1カ所、屋外バレーボールコート2面を整備する工事です。設置場所は西住宅地区の託児所の下がバスケットボールコート、その右側は野球場、管理地区にバレーボールコートが整備されると聞いております。 43 ◯高橋委員長 以上で説明は終わりました。  本件について御意見等ありましたら、お願いいたします。 44 ◯奥富委員 大変丁寧で、ありがとうございました。二つですが、契約ベースでの平成22年度の移駐に伴う予算額の約56億円の内訳が、前回開けていないので、今回わかったかどうか、わかったら教えていただきたいのと、それから、平成23年度以降についての移駐に伴う概算要求の情報についてお聞かせください。 45 ◯内野主幹 今、奥富委員から2点ほど質問をお受けいたしましたが、航空自衛隊航空隊司令部の移駐に伴う22年度予算額56億円の内容ということでございますが、こちらについては北関東防衛局に確認をしておるところですが、いまだ回答はいただけておりません。  あと、23年度以降についての移駐に伴う概算要求の情報ということでございますが、こちらについても今、確認をいたしましたが、23年度以降についての移駐に伴う概算要求の情報は、現時点はお答えできないということを聞いております。 46 ◯高橋委員長 ほかにございますか。         (「なし」と呼ぶ者あり) 47 ◯高橋委員長 なければ、本件について以上で終わります。   ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ 48 ◯高橋委員長 次に、5の運用即応演習及び5月の夜間離着陸訓練についてを議題といたします。  本件について理事者から説明を願います。 49 ◯内野主幹 それでは、運用即応演習及び5月の夜間離着陸訓練について、資料5により報告いたします。(別添資料No.5参照)  まず、運用即応演習についてでございます。3月の基地対策特別委員会以降、横田基地内での運用即応演習は3月28日から4月1日までの5日間と、5月23日から27日までの5日間、計2回実施されております。  まず、運用即応演習の内容でございますが、3月28日から4月1日まで行われました運用即応演習は、第12ゲート(ターミナルゲート)及び第2ゲート(福生ゲート)、こちらにおいて写真撮影者に対しての憲兵隊の対応及び第12ゲートにおいて、車が基地に侵入しようとする状況を想定し、その対応演習などを行ったとのことでございます。  なお、この演習に関する問い合わせは4件ございました。その主な内容でございますが、サイレンが鳴っていることへの問い合わせが3件と、演習中の航空機への騒音苦情が1件でございました。  また、5月23日から27日の演習は、横田基地上空を飛ぶ航空機からの攻撃を受けたことを想定したもので、特に24日には滑走路上にヘリコプターを実際に駐機させ、同機から出火したとしての訓練を行ったとのことでございます。なお、この演習に対する問い合わせ等は航空機騒音の苦情が1件と、訓練なのかという問い合わせが1件でございました。  次に、これらの演習に対して市の対応でございますが、全議員及び行政協力員に対しましてファックスにより演習内容を連絡するとともに、市ホームページにも記事を掲載いたしました。また、横田基地に対しては演習時の大音量等による影響が基地外に及ばないよう措置することを強く要請するとともに、訓練中は担当も訓練終了時まで待機しておりました。  なお、今回の要請に対して、基地広報部からはできる限り基地外に影響が出ないようにしていくが、演習上やむを得ずPASなどを使用するので、一定の御理解をいただきたいとの回答を得ております。  次に、5月の夜間離着陸訓練についてでございます。通告の内容は5月5日から5月15日までの間、硫黄島で実施された空母ジョージ・ワシントン艦載機の夜間離着陸訓練の代替訓練で、硫黄島における天候等の事情により所要の訓練が実施できない場合に、5月12日から5月15日に横田基地で訓練を実施するというものでございました。  今回の硫黄島における訓練は、5月15日をもってすべて終了いたしましたことから、横田基地の訓練は実施されなかったため、苦情は入ってございません。  この訓練に対する市の対応でございますが、全議員及び行政協力員に対して演習内容を連絡するとともに、市ホームページに記事を掲載しました。  また、横田基地に関する東京都と周辺市町連絡協議会で国及び米軍に対し、昼夜を問わず横田基地における空母艦載機による離着陸訓練を実施しないよう要請もいたしたところでございます。 50 ◯高橋委員長 以上で説明は終わりました。  本件について御意見等がありましたら、お願いいたします。 51 ◯田村(正)委員 運用即応演習についてですが、この期間たまたま国道16号線を通ったときに、やはり憲兵隊が車が侵入しようとする状況を想定して、盾でやっていたのをちょっと見たのですが、そのときに日本側はかなり警察の方も随分出ていたというふうに思うのですが、その辺の状況というか内容について、もう少し細かく説明をしていただきたいと思うのですが、わかる範囲で結構ですが。 52 ◯内野主幹 その辺の情報については、市としては把握してございません。 53 ◯奥富委員 16日の100を超えた騒音については、結局今の時点でも何も答えは来ていないのかどうか、その点をお聞かせください。 54 ◯内野主幹 そちらについてまだ回答はいただいてございません。 55 ◯奥富委員 引き続き明らかにするよう交渉をぜひ続けていただきたいと思います。 56 ◯高橋委員長 ほかにございますか。         (「なし」と呼ぶ者あり) 57 ◯高橋委員長 ほかになければ、本件については以上で終わります。   ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ 58 ◯高橋委員長 次に、6の横田基地友好祭に伴う自由広場の貸し出しについてを議題といたします。  本件について、理事者からの説明を願います。 59 ◯内野主幹 横田基地友好祭に伴う自由広場の貸し出しにつきまして、資料6により御説明をさせていただきます。(別添資料No.6参照)  この案件は、毎年行われております横田基地の友好祭のときに、自由広場の一部を来場者用の駐車場用地として昨年と同様に観光協会に貸し出しをいたそうとするものでございます。ことしの友好祭については、8月21日の土曜日と22日の日曜日の両日を予定しているとのことでございます。  また、貸し出しをする場所ですが、次のページをごらんいただきたいと思いますが、中央が自由広場でありますが、この中で斜線の部分、3000平方メートルでありますが、この部分を貸し出す予定にしております。  前のページにお戻りいただきたいのですが、次の6の使用料であります。この土地は現在、行政上の用途や目的が決まっていない普通財産でありますが、普通財産を貸し付ける場合の算定方法などに決まりがありませんので、行政財産を貸し付ける場合の算定方法により算出しております。それは、福生市行政財産使用料条例の第2条第1号に、土地を使用される場合は、当該土地の適正な価格に1000分の2.5を乗じて得た額とあります。ここで言う適正な価格については、固定資産税と都市計画税の課税標準額を利用しておりまして、この価格が7万7600円でありますので、それに1000分の2.5を乗じた金額が194円ということになります。これは1平方メートル当たりの金額でありますので、3000平方メートルでは月額58万2000円となりますので、2日間では、ここにありますように3万8800円となります。  また、昨年度の実績を申し上げますと、大型車89台、中型車12台の計101台とのことでありました。説明は以上でございます。 60 ◯高橋委員長 説明は終わりました。  本件について御意見等がありましたら、お願いいたします。 61 ◯青海委員 参考までに教えてください。昨年実績で、観光協会大型89台、中型12台、多分これは駐車料を取るのだと思うのだけれども、収支合わせはざっくりとどのくらいになったかというのは、押さえていますか。 62 ◯高橋委員長 暫時休憩いたします。       午前11時23分 休憩   ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~       午前11時23分 開議 63 ◯高橋委員長 休憩前に引き続き会議を開きます。 64 ◯川野課長 まず、収入ですが、詳細はちょっと把握してはおりませんが、合計で61万9000円の収入があったというふうに聞いております。あとは、駐車場の運営にかかわる経費でございますが、14万6000円ということでございます。その差額につきましては、市全体の観光協会が実施する事業に充てているということでございます。 65 ◯青海委員 了解しました。差し引きとして四十五、六万円ぐらいですか、それがどうのではないのですが、やはり土地を貸し出すということは、貸し出して観光協会が万全の体制をとってやるにしても、大型で90台、約100台近い車が出入りするということで、図らずもここの真ん中に作業しているところがありますから、変形的な使い方になるわけで、くれぐれも事故のないように観光協会の方と事前に打ち合わせ等をしていただいて、事故が起きたらやはり市有地を貸して事故が起きたとなると、やはりどこまで詰めて貸したのだということになりますので、その辺のところは万全な体制を引いていただけますかという質問をしますので、御答弁をお願いいたします。 66 ◯川野課長 事故等につきましては、万全の体制を整えまして実行するようにやっていきたいと思います。 67 ◯奥富委員 毎回言っていることですが、法律的には弁護士が市の方に責任はないというふうな答えをしているということですが、やはりこういう公共の施設を貸して、横田基地の中に人を入れていくことになりますので、あそこは海外の扱いですよということぐらいの看板なりを立てておかないと、やはり責任というものが───法的には発生しないということは弁護士の意見でわかっていますが、道義的には発生するのではないかという意味で、検討されるよう要望しておきます。 68 ◯高橋委員長 ほかにございますか。         (「なし」と呼ぶ者あり) 69 ◯高橋委員長 なければ、本件について以上で終わります。   ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ 70 ◯高橋委員長 次に、7の北関東防衛局からの情報提供についてを議題といたします。  本件について理事者から説明を願います。 71 ◯内野主幹 それでは、北関東防衛局からの情報提供につきまして、御説明させていただきます。(別添資料No.7参照)  本日御配付いたしました資料7は、議員各位には、先月31日に取り急ぎファックスさせていただいた文書と同じものでございますが、改めて当委員会へ正式に御報告をさせていただくものでございます。  既に御案内のとおり、米軍普天間飛行場移設問題では、先月28日、外務・防衛担当閣僚による日米安全保障協議委員会の共同発表があり、これを受けて政府による臨時閣議が開かれ、対処方針が決定されたところでございます。  この情報は、先月28日に防衛省北関東防衛局からファックスにより情報提供がありましたが、31日には北関東防衛局次長が来庁され、市長に対して正式に資料7と同じものを持参いただき、情報提供をいただいたものでございます。  その席上、横田基地への影響が心配されるところでございますので、お聞きいたしましたところ、現時点では日米安全保障協議委員会の共同発表に記載されているとおりで、それ以外の情報はないとの説明でございました。  なお、新たな情報が発表されたときには、北関東防衛局を通じて速やかに情報提供いただけるとの確認をいたしたところでございます。 72 ◯高橋委員長 理事者からの説明は終わりました。  本件について御意見等がありましたら、お願いいたします。 73 ◯奥富委員 これの英文も含めて、どこのインターネットで見れば検索できるか、わかりますか。防衛省のを見れば出ているのですか。そこまで確認していないのだけれども、もしわかったら教えてください。 74 ◯内野主幹 改めて調査しまして、後日、御報告申し上げたいと思います。 75 ◯高橋委員長 暫時休憩いたします。       午前11時28分 休憩   ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~       午前11時29分 開議 76 ◯高橋委員長 休憩前に引き続き会議を開きます。 77 ◯乙津委員 私が調べた限りでは、外務省の方から正式に、仮訳ですが日本文と英語版が公開されております。(「ありがとうございます」と呼ぶ者あり) 78 ◯高橋委員長 ほかにありますか。         (「なし」と呼ぶ者あり) 79 ◯高橋委員長 なければ、本件については以上で終わります。   ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ 80 ◯高橋委員長 次に、行政視察ですが、去る3月の定例会の委員会で、6月定例会ごろまでに視察目的を御案内いただき、22年度委員会として視察に行くかどうかお決めいただくということになっておりましたので、ここで目的がございましたら、お願いいたします。 81 ◯田村(正)委員 先日の、前回の基地対の中で、やはり視察に値するくらいの内容でお願いしたいというふうなお話がございました。いろいろインターネット等で検索しまして、旅費の方もなかなか厳しいというふうなお話がございましたので、岩国市の基地を視察をしたいというふうに思います。なぜ、岩国基地かということになりまして、先ほどの議題の1のところであったのですが、NLP、当時、平成13年に岩国市に呼びかけ、NLPの基地での関係で四つの基地の代表、5市の市長が、当時野沢市長も入っていたというふうなことですが、硫黄島でのNLPをやってくれと、それ以降福生市もそういうNLPの演習は行われていないのです。ただ、こういう事態になってどうなるかわからないものですから、やはりそんなことも含めましてぜひ勉強させていただきたいというふうに思います。  それと、特定防衛施設9条の関係についても、この市は9条を受けているというふうなことがありまして、向こうはどちらかと言うと軍艦の方ですが、基地を抱えるまちといたしましても、非常に重要な共通する問題があるのではないかというふうに思います。  それと、先ほどもお話がありましたが、沖縄の普天間の移設の関係で、それと絡んでやはり影響を受けるのではないかなというふうな問題もありまして、岩国市を私としては推薦したいと思いますので、よろしくお願いいたします。 82 ◯杉山委員 私も岩国市を調べてきたのですけれども、別な観点から申し上げたいと思うのですけれども、まず簡単なことから言いますと、委員になって2年目になります。いろいろなお話を伺う中で、先輩の議員の皆さんはいろいろなところに行っていらっしゃる。話によるとあそこも行った、ここも行った、岩国も行ったし、三沢にも行ったし、どこも行ったしということで、皆さん研究をなさっておられます。しかしながら、私は1度もそういう研究をしたことがありません。したがって、ぜひ研究する機会を与えていただきたい。まず、それが1点でございます。  夕べ、米軍の横田の管制空域の話が、ちょっと本を見ていまして、米軍が管制空域をずっとやっているわけですけれども、自衛隊との共同の管制空域にだんだん移行していくと。その本によりますと将来は、もし100%日本が横田の管制空域を自衛隊が任うようなことになると、軍事上も非常に、本当に独立したことになるというふうな本を読んでいまして、例えば岩国なら岩国のそういった、岩国は自衛隊ですけれども、米軍の海兵隊が来て訓練をしています。そういう意味では、今の沖縄の状況も含めると、やはりそういった現場の状況をぜひ行って伺ってきたいというのが僕の意見です。 83 ◯高橋委員長 今、2点ほど同じ岩国市ということで出ておりますが、ほかに御意見がもしなければ、今お話がありましたような方向というか、場所的にはいかがでしょうか。また、目的に関しては………。 84 ◯青海委員 お二人の委員からそれぞれ違ったと言いますか、テーマで岩国基地ということでございますので、ぜひともお願いしたいなと思いますが、そのときに調査目的、明確に正副委員長の方ですり合わせて確認していただいて、先方の方にも───漠然と行くのではなしに、本当に杉山委員が言うように、現地に行って、これだけ確認できたと、目からうろこだったという思いだとか、いや違ったとか、次の横田基地対策に生かせるような形にテーマを絞り込んで、集中して行けるような形で先方と、事務方と調整をしていただきたいし、また、事前に公表されている資料等であれば、ホームページのどこそこに開示されていますとか、何々だということを事前に教えていただければ、より実のあるものになるのではないかとこのように思っておりますので、その辺のところのお取り計らい、よろしくお願いしたいと、要望でございます。 85 ◯高橋委員長 ただいま御意見がありましたので、今年度は視察をすることでいかがでしょうか。         (「異議なし」と呼ぶ者あり) 86 ◯高橋委員長 それでは、本年度は視察を行うということにいたします。なお、相手方の都合があることもありますので、何月ごろに行くかどうかをお決め願います。  暫時休憩いたします。       午前11時36分 休憩   ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~       午前11時39分 開議 87 ◯高橋委員長 休憩前に引き続き会議を開きます。  それでは、いろいろ日程の関係上調整をさせていただきたいと思いますけれども、よろしくお願いいたします。
     なお、今後の日程等の手続については、正副委員長に一任をいただければと思います。決定次第、また皆様に報告したいと思いますので、よろしくお願いいたします。   ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ 88 ◯高橋委員長 以上で予定の事項は終わりました。  これをもって、横田基地対策特別委員会を閉会いたします。       午前11時40分 閉議 Copyright © Fussa City, All rights reserved. ↑ ページの先頭へ...