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  1. 福生市議会 2005-09-13
    平成17年決算審査特別委員会  本文 2005-09-13


    取得元: 福生市議会公式サイト
    最終取得日: 2022-12-25
    ↓ 最初のヒットへ(全 0 ヒット) 1       午前9時 開議 ◯高橋委員長 ただいまから平成16年度福生市一般会計決算審査特別委員会を開催いたします。  なお、議事に入る前に去る9月9日の特別委員会においてお決めいただいております決算の審査方法について、事務局より確認願います。 2 ◯小林局長 おはようございます。よろしくお願いいたします。  それでは御報告いたします。本日から始まります決算審査特別委員会の審査の方法につきましては、去る9月9日の平成16年度福生市一般会計決算審査特別委員会において御協議をいただいたことにつきまして報告をいたします。  初めに、当委員会におきまして理事者に要求いたしました資料につきましては、本日お手元に御配付してありますNo.1から25まで、こちらの方の資料でございます。(別添資料参照)  それで、前回の委員会のときに確認をいたしましたところをちょっと確認いたしますと、No.2のところの「平成16年度事務事業評価実施結果について」これは施行を除いてございます。それから5番が新たに「都市計画税の充当状況」ということで提出しております。それから8番でございますが、「平成16年度保育所入所児童保護者負担金(保育料)」となっておりますが、これは三つを一緒にさせていただきまして、徴収率の状況、それから年度別滞納状況、保育園別の収納状況ということで15ページから17ページに資料を提出してございます。それからもう1点は、19番の「学童クラブ待機児童数の状況」これが新たに追加された資料でございます。  次に、審査中における資料の要求につきましては、その都度当委員会に諮ってお決めいただくことになっております。  次に、決算の内容につきましては、主に前年と変わったところを簡潔に説明をお願いし、事務報告書のページを言っていただいて説明することとなっております。  次に、質疑についてでございますが、決算全体及び歳入全般に共通する質疑につきましては歳入に入る前に、それから歳出全般にわたる質疑につきましては歳出の各款に入る前にお願いいたします。  次に、審査の方法でございますが、歳入は市税と市税以外の二つに分けて審査をお願いいたします。  また、歳出につきましては、原則的には順次各款ごとに審査をお願いすることといたしておりますが、そのうち労働費、農林水産業費、商工費、それに土木費につきましては一括して審査することになっております。  また、公債費、諸支出金、予備費につきましては消防費の次に一括でお願いすることになっております。  それから、教育費につきましては歳出の最後に審査をお願いいたします。  次に、総括質疑につきましては、政策的な内容を中心として質疑を行うことになっております。その際、同一会派による重複した質疑については避けていただくことになっております。  次に、委員長に対する審査報告及び質疑でございますが、ほぼ全員で構成されております委員会でございますので、本会議での委員長の報告及び委員長に対する質疑につきましては省略しております。  次に、質疑の回数につきましては、会議規則を準用いたしまして3回までとしております。  その他といたしましては、質疑及び答弁につきましては要領よく簡潔にお願いすることになっております。  また、理事者につきましては、答弁者の交代につきまして速やかにお願いしたいというふうに思います。  以上が先般の決算審査特別委員会で決まった内容でございます。よろしくお願いいたします。
    3 ◯高橋委員長 以上が確認事項ですので、よろしくお願いいたします。  これより議事に入ります。  議案第63号、平成16年度福生市一般会計決算についてを議題といたします。  それでは、政策的なことを抜きにして決算全体及び歳入全般に共通する質疑がありましたらお願いいたします。 4 ◯遠藤委員 平成16年度の決算について4点ほど、毎年伺っているのですけれども、一つは決算に占めます全体的な航空機騒音、米軍基地と我が市ではどのようになっているのか、ばらけていて出てこないこともあって。  それから、2番目は1996年から始まっています、いわゆる基地周辺の自治体に交付税の傾斜配分が、まだこの年度で続いたはずなのですけれども、いつまでやるか、もうそろそろ終わりかと思いますが、基準財政需要額に編入されている基地関係経費はどれぐらいになっているかということを伺いたい。  それから、3番目は基地交付金を、いわゆる二つの交付金を基準財政収入額に含めた場合の財政力指数とか、経常経費比率についてどのような変化があるかということを伺いたい。  それから、これはちょっと、今や戦争中なので無理かもしれないのですが、市内に在住する、最近のデータで結構ですから、軍人軍属のこの年度、16年度決算における財政への影響について知りたいと思います。以上四つです。 5 ◯渡辺主幹 それでは、16年度における航空機騒音対策に要した経費につきまして御答弁申し上げます。  この経費につきましては、3点ございまして、まず学校等の防音関係でございますが、第一小学校で防音機能復旧工事を、また第三中学校では防音機能復旧工事の実施設計を行っておりまして、その総事業費は1億2913万472円、これに対しまして補助額は8310万8000円でございます。  次に、防音関連の維持費、これは空調設備等の電気代でございますが、市内の小・中学校11校と保育園4園の維持費に6899万4392円でございます。これに対しまして補助額が1702万5000円となっております。  また、航空機騒音の測定等の経費といたしまして、滑走路近くの誘導灯付近と市役所の屋上での測定経費に241万4305円の経費をかけているところでございます。  航空機騒音対策経費の合計額は2億53万9169円でございまして、補助額は1億13万3000円となっております。  以上が航空機騒音対策に要した経費でございます。 6 ◯大越課長 それでは、私の方は3点御質問いただいております。  まず、第1点目の普通交付税の基準財政需要額に算入されております基地関係費でございますが、その他諸費の人口分という項目の中で特に加算をされておりまして、16年度のこの人口分の基準財政需要額は、全体で10億8062万4000円となっておりまして、このうち基地の加算分につきましては2億1892万6000円となっております。  また、この基地分の補正係数につきましては、軍人・軍属1人当り6万7000円、人数につきましては2927人、提供面積1平方キロメートル当りが682万円、基地提供面積3.32平方キロメートルが基礎数値となりまして設定されております。  次に第2点目ですが、基準財政収入額に基地交付を含めた場合の財政力指数と経常収支比率についてでございますが、16年度の基地交付金は13億6857万7000円でして、この75%分、10億2643万3000円を基準財政収入額に含めまして試算しますと、財政力指数につきましては、通常の算定で、単年度で0.773となっておりますが、基準財政収入額に基地交付金を含めますと0.894となりまして、0.121ポイント上昇することになります。  一方、経常収支比率につきましては、平成13年度分の決算分から経常一般財源減税補てん債臨時財政対策債を加えて算出することになりまして、この方法による通常の算定では95.6%となりますが、基準財政収入額に基地交付金を含めて計算いたしますとその分、先ほど申し上げました基地交付金の75%分、10億2643万3000円が普通交付税から減額となりまして、計上一般財源の額が減少いたしますので、経常収支比率は104.1%となりまして、8.5ポイント上昇することになります。  次に、第3点目の市内に居住する軍人・軍属等の平成16年度決算における影響額でございますが、ごみ処理費、軽自動車税、市民税の個人分、それから職員人件費に絞って試算をしておりますので、その影響額を申し上げます。  なお、試算の基礎となります軍人・軍属等の市内居住人数につきましては、14年12月1日現在の情報を最後に公表されておりませんが、17年5月1日現在の基地全体の軍人・軍属とその家族数、基地の外の市内の居住人数はちょっとわかっておりませんが、その家族数の概数を基地広報部から聞いておりますので、14年12月現在の基地全体の人口と市内居住者の割合を参考に推計いたしますと、市内に居住する軍人・軍属が219人、その家族は38人、合わせて250人という推計となっておりまして、この人数をもとに影響額を試算いたしますと、初めにごみ処理費の関係ですが、17年3月31日現在の市民1人当りが、これは事務報告書にある数字ですが、1万5329円、これは事務報告書257ページになります。軍人・軍属の人数257人を掛けますと393万9553円となりまして、次に軽自動車税の不均一課税の関係でございますが、これは実数で出ておりまして、236台分、市民と同じように課税された場合にはその差額が年間で70万3700円となっております。  次に、市民税の個人分の関係でございますが、納税義務者1人当り10万6008円でございまして、この額に家族を除きまして軍人・軍属が全員納税義務者であると仮定しますと、計算式は10万6008円掛ける軍人・軍属の数219人となりまして、影響額は2321万5752円と推計されます。  次に、職員人件費の関係でございますが、これは一般会計ベースで市民1人当りが6万2581円ということでございますので、これに257人を掛けますと1608万3317円となるものでございます。  以上、合計いたしますと、推計影響額は4394万2322円となりまして、この数字が現在持ち合わせております試算数値でございます。 7 ◯遠藤委員 どうもありがとうございます。毎年のように伺っているのでわかりましたが、数字上のことで申しわけないのですが、軽自動車税の減免のところは236台、これは基地に住んでいる、居住している大人よりも多い───大人というか、軍人よりも多いということは、家族も含まれるという理解でいいのかな。だって推計される数が219でしょう。それで持っている数が236というのは、ここだけ教えてくれる。 8 ◯大越課長 軽自動車税につきましては軍人・軍属、基地の中に住んでいる人と基地の外のマンションですとかアパートに住んでいる人がおりますので、全体では基地の人の分もございますので、多くなっているというふうに考えております。 9 ◯遠藤委員 はい、了解。 10 ◯松山委員 3点ほど。これはもう例年聞いているところでありますけれども、一つは国や東京都に対するさまざまな予算要望等をやってきているわけですが、この決算書にはどのように反映されているのか、ひとつお聞かせください。  それから二つ目は、消費税の影響額についてです。  3点目は、自主財源と依存財源の割合とか、一般財源と特定財源の割合、経常収支比率、こうしたものの数値と、26市の中で福生市がどのぐらいの順位になるのか、そんな点をひとつお聞かせください。 11 ◯大越課長 それでは、3点御質問いただいております。  まず、第1点目の国や東京都に対する予算要望の決算への反映についてでございますが、国に対しましては全国市長会を通じまして各省庁に要望しておりまして、16年度予算につきましては、都市税財源の充実強化、国民健康保険制度、少子化対策、保健福祉、障害福祉、公立学校の整備に関する要望等のほか地方分権推進などの決議等を含めまして48項目にわたり要望いたしているところでございます。  また、基地関係の予算要望につきましては、全国基地協議会防衛施設周辺整備全国協議会を通じまして防衛庁、防衛施設庁、総務省、財務省に要望、要請活動を行っております。  また、東京都への要望につきましては、東京都市長会を通じまして市町村調整交付金等の増額、子育て環境、高齢者福祉、心身障害者福祉の充実、国民健康保険事業への助成、一般都道、都市計画道路の整備促進など43項目にわたり要望いたしております。  16年度決算での国庫支出金の額は、全体で3698万円ほどの増額となっておりまして、これを主な省庁別で見ますと、厚生労働省関係では三位一体の改革関係で、公立分保育所運営費負担金の減などはございましたが、国民健康保険基盤安定負担金、児童手当、児童扶養手当負担金心身障害者ホームヘルプサービス事業補助金の増額などによりまして1億4133万円ほどの増となっております。  また、国土交通省関係では福生駅東口の都市再生交通拠点整備事業の完了に伴いまして、16年度の交付額は3億3695万円ほどの減となっておりますが、新たに拝島駅自由通路整備事業の開始に伴い交通結節点改善事業補助金5220万円が新たに交付されております。  また、文部科学省につきましては、第五小学校便所改良事業の事業量の減などによりまして前年度に比べ648万円ほどの減となっておりまして、また総務省関係では、耐震性貯水槽の新設事業が15年度は1カ所の採択でございましたが、16年度につきましては2カ所の採択となっております。  また、防衛庁関係では要望しました事業すべて採択されておりまして、原ケ谷戸緑地新設事業防衛施設周辺道路整備事業補助金の増などによりまして、交付額は前年度に比べ2億4100万円ほど増加しております。また、基地交付金につきましても5071万4000円の増額となっております。  次に、東京都の関係でございますが、都支出金の額は全体で7435万9000円ほどの減額となっておりますが、内訳といたしまして、負担金は国民健康保険基盤安定負担金児童育成手当児童手当負担金の増、生活保護費負担金の増などによりまして593万円ほどの増となっております。  また、補助金につきましては、事業量の減に伴いまして市町村振興交付金を初め柳通りの都市計画道路整備事業補助金が減となっておりまして、合計で5993万1000円の減とはなっておりますが、市町村調整交付金心身障害者ホームヘルプサービス補助金、借上高齢者住宅建設費の補助金などが増額となっております。  都委託金につきましては、都税の徴収委託金の減、選挙費委託金の減などによりまして全体で2036万円ほどの減とはなっておりますが、都の環境確保条例委任事務委託金や、屋外広告物許可事務費委託金などが、わずかではございますが増となっております。  16年度決算への予算要望の反映状況につきましては以上でございます。  次に、第2点目の消費税の関係でございますが、消費税の影響額につきましては、16年度決算の歳出中の普通建設事業費、物件費、維持補修費等に含まれます消費税の額は2億977万3000円となっております。  一方、歳入中の国や東京都からの補助金、交付金、起債等の消費税転嫁分といたしましては3696万9000円となっておりまして、この歳入歳出の額を相殺いたしますと、マイナス1億7280万4000円が影響額と考えられるところでございます。  次に、3点目の自主財源と依存財源、一般財源と特定財源の割合、また経常収支比率と、その26市中の順位でございますが、普通会計ベースで申し上げますと、比較いたしますと、まず自主財源の割合が45.2%、依存財源の割合が54.8%となっておりまして、これは26市中自主財源の割合の高い方から25番目、低い方からは2番目でございます。順位は昨年と同じでございます。  次に、一般財源と特定財源の割合でございますが、一般財源の割合は67.5%、特定財源の割合が32.5%でございます。これは26市中で一般財源の割合の高い方から23番目、低い方から4番目なっております。これも前年度と同じ順位でございます。  また、経常収支比率についてでございますが、福生市は前年度より0.4ポイント上昇し、95.6%となっておりまして、この数値は低い方が望ましく、それだけ自由になるお金が多いわけですが、福生市は26市中高い方から5番目、低い方から数えますと22番目となっております。この順位につきましては、高い方から5番目は前年は3番目でした。低い方からは前年は24番目で、16年度は22番目となっております。  なお、分母には臨時財政対策債減税補てん債分が含まれておりまして、この分を除きますと102.0%となりまして、前年度比では逆に0.5ポイントの減となっております。臨時財政対策債減税補てん債を除きますと0.5ポイント改善された のかというふうな理解をしておるところであります。  なお、経常収支比率の上昇の要因につきましては、分母の計上を一般財源で、所得譲与税ですとか配当割交付金株式譲渡所得割交付金が16年度から新設されまして増となった部分もございますが、臨時財政対策債が16年度は前年よりも1億円少なく借りておりまして、また市税の計上分、これが1億5500万円の減等による影響が大きいところでありまして、全体で分母は1650万円の減となっておりまして、分子では市債の償還費───公債費ですね。あるいは物件費、補助費等への経常経費充当一般財源が減額となっておりますが、扶助費への計上経費充当一般財源が1億200万円ほど増となっておりまして、全体で3200万円の増となっておりますことから、0.4ポイントの増となったと考えております。 12 ◯松山委員 どうもありがとうございます。一つだけもうちょっとお聞きしたいのは、この経常経費比率なのですけれども、推移は資料のNo.3に出ていますけれども、平成12年と13年度、いわゆる12年度を境にしてというか、13年度を境にして減税補てん債とか臨時財政対策債、これを加える、加えない、これはどちらで、他市との比較のときにはどっちを使ってやっているわけなのですか。その点だけ。 13 ◯大越課長 臨時財政対策債減税補てん債を加えた分で比較をしております。 14 ◯松山委員 そうだよね。そうしないとおかしいものね。福生だけ加えないという話にならないものね。これは今回はこれだけにしておきます。ありがとうございます。 15 ◯青海委員 お願いいたします。決算審査意見書の14ページでございます。  収入役にお尋ねいたしますが、16年度の歳計現金収支実績及び資金繰替運用状況なのですが、この16年度、繰替運用額の合計が75億4750万円ということで、14年度、15年度が確か43億円程度と約2倍近い額になっておりますが、この原因について、かなり7月から3月まで資金不足でこういう形になっていると思いますが、例年と、過去2年と違った形になっておりますので、その辺のところ、主な原因等お聞かせください。 16 ◯並木収入役 ただいまの繰り替えの関係で御答弁申し上げます。  意見書の14ページでございますが、一番下の表の欄外に繰替運用額合計75億4750万円とありますが、これは昨年の意見書は43億2705万円でして、昨年に比べて32億2000万円ほど多くなっております。  大変決算書の中味そのものもやはり厳しいということはありますが、これはあくまでも現金の動きでございまして、やはり現金の動きも大変厳しくなってきております。  例えばこの14ページの中で11月分を見ていただければよろしいかと思うのですけれども、11月分に繰替運用の残高が27億5400万円ということになっておりまして、この要因がやはり月々ありまして、特に16年度の11月分を見てみますと、例えばこういうことになっております。支出額の主なものを見ますと、福生病院の負担金が6000万円、西多摩衛生組合の負担金が7300万円、それから消防事務費の東京都への委託金、これが2億400万円、それから大きいのは臨時的なこれはあるのですが、原ケ谷戸公園用地の買収費でございまして、これが7億8000万円ありまして、これらを合わせますともう10億を超えると、こういう形になっておりまして、例えばで申し上げますと、原ケ谷戸緑地公園の用地買収費7億8000万円は、地主さんに用地代金7億8000万円を支払いまして、それの2分の1が防衛施設庁からの補助金があるわけなのですが、これは支払って領収印を押した契約書等、領収印を押したそういったものの実績報告に基づきまして施設庁から補助金が入ってくる、こういうシステムになっておりますから、収入の方がどうしても翌月になってしまうと、そうするとその月が現金が不足をしてくると、こういう状況が、やはり今の松山委員さんの質問ではないのですが、依存財源が54.8%もあると、こういうことで、補助金がありますので、補助金だとか地方債は後々で入ってきますので、そういった傾向で現金がその月々が不足してくると、それをどう補っているかというのは、おかげをもちまして福生市の場合財政調整基金、あるいは都市施設整備基金等がありますから、そちらからお借りをして、それで現金は賄っているということでございまして、そこのところで昨年、繰替運用の利率を幾らぐらいにするとかということなのですが、一応16年度は0.004%で運用させていただきました。  ところが、これがもし基金がなくて市中銀行からお借りをすると、短期ですから、一時借入金ですと1.2、3%になってくると、これは借りてないので交渉していませんから。そうしますと試算をちょっとしてみますと、16年度、繰替運用の利息が33万円で済んだのですが、これを銀行からもし借りると、多分1億円ぐらいになってくると、そんなふうになると思います。  そういう意味では、現金、不足していますけれども、おかげさまで市の基金がもっていますから、そちらから運用していますから、30数万円で済んでいると、こういうことですので、そんな形で現金の動きはさせていただいております。大きく言いますとそんな形になろうかなと思います。 17 ◯青海委員 ありがとうございます。そうすると今、11月の例で福生病院とか原ケ谷戸のこととかあるわけですけれども、これを足しても10億円ちょっとぐらいかな。全体で30億円ぐらい多いじゃないですか。それはこの11月のことがあったのでということなのですか。それとも自主財源と依存財源の割合がといっても、そんなに極端に昨年とことしとぶれたわけでもないと思うのだけれども、ほかに何かあるのでしょうか。 18 ◯並木収入役 ほかには特段はないわけですが、やはり臨時的に、今、原ケ谷戸緑地の例で話ましたけれども、例えば学校の工事ですとか、例えば16年度ですと柳通りの工事をしたり、そういったものが、後でお金は入ってきますけれども、支払う方はその月で支払って、それに見合う歳入は後で入ってくると。ですから、今お話したのは11月を例えばでお話しましたけれども、これが毎月そういう形で行われていると、それの繰り返しと、こういう形になろうかと思います。よろしいでしょうか。 19 ◯青海委員 ありがとうございました。 20 ◯田村(正)委員 それでは、ちょっと全体的なことをお伺いしたいなと思うのですけれども、この年度、特に行政改革とか地方分権が非常に強くうたわれた年だと思っております。  その関係で、地方ができることは地方が、国ができることは国がというふうなことなのですが、ここで助役の方にお伺いしたいなと思うのですが、この年度は国会議員が2名おりまして、都会議員も2名おったわけですけれども、大体力の配分というのですかね。我々がよく都道とかいろいろ改修工事にしてもなかなか見込みがつかなかったことが具体化したというような話なんかもいろいろあるのですが、そういうふうな、4名の方が大きな力の関係の中で動いているというふうに確認しているのですが、この辺の福生市と都会議員、国会議員との関係の、そういう流れというのはどういうふうに地方分権の中では変わってくるのか。  それと、もし具体化して何か、理事者はそういう議員の方にお会いしていろいろと御相談も申し上げていると思うのですが、そういう会談の回数みたいなものも確認できたらお願いしたいと思います。よろしくお願いします。 21 ◯高橋助役 今、御質問いただいたのですが、私、助役としては国会議員、都会議員、皆さんに同じことをお願いすることもしますし、あとは市長がおりますので、全国市長会を通じ、また東京都を通じ、そういったお願いをしているところでございまして、個々には直接のお願いというのは私、助役としてはやってないところでございますので、よろしくお願いいたします。 22 ◯田村(正)委員 そういうふうな答弁なのですけれども、いろいろハード面の関係の中なんかでも、我々会派としても、個人的にも一般質問とかでお願いしていたものが非常に急展開して、早く具体化したというふうな例なんかもあるのですが、その辺での地元の議員さん方との関係というのはどうなのか、わかりましたらお願いします。 23 ◯野澤市長 国会議員、あるいは都議会議員と、それから市の行政との関係ということになろうと思います。  基本的には国会議員さん、それから都議会議員さんに、要するに───どう言えばいいのですかね。国の問題でいいますと、例えば基地の問題なんかですと、全国関係の会議の副会長を私がしている関係もありますから、そちらで国に全体的なことをお話いたします。その上で個別の問題について地元の国会議員さんにお話をしておくと、こういうやり方になります。  それから、例えば国道の問題、16号なんかが典型ですけれども、16号を早くしてくれという問題につきましては、これは議長と一緒ですけれども、国会議員さんに御案内をしていただいて、国土交通省に行っていろいろお願いすると、こういうやり方があります。  いわゆるそういった形での陳情といいますか、あるいは要請行動といいますか、そういうものというのは今までほとんどなかったのでありますが、最近「行った方がいいよ」というようなお話をいただいたり、あるいは「話しておいたら」というような話があったりしまして、そういう意味では大変ありがたく思っているのですが、そういうお話をさせていただいて、そのことによって、これもなかなかわかりづらいのですね。すぐできているか、すぐできていないかということになるとなかなかわかりづらいのですが、ただ地元の、例えば相武国道事務所から「その問題については大変重要なので一生懸命やります」というようなお話をいただくというようなことはあるわけです。ですからそういった意味での、お願いをしていることに対していろいろと真摯に取り組んでいただいているという、そういう側面はあると思います。  都道の問題については、まさに都議会議員の力でありますし、それから同時に、我々がお話申し上げていることについては、西多摩建設事務所との直接の会議がありますので、そういった中で地ならしがされていて、それを都議会議員がプッシュをしてくれるという形で、さまざまな形でスピードが上がっていると、こんなふうにも思っています。  どちらかというと、ハードの側面の仕事が大変多くて、ソフトの側面ではなかなかそういう形での仕事というのは、むしろ事務方同士でやはりきちっと話をしないと先へ進まない、あるいは市長会の中できちんと処理をしないと先へ進まない、こんな形にはなっておりますが、いずれにいたしましても、大変大きな役割を国会議員、都議会議員の方が果たしてくださっていることは確かでありますし、また福生の実情をよく知っていてくださることも確かであると、こんなふうに思っておりまして、感謝をしております。 24 ◯田村(正)委員 終わります。 25 ◯高橋委員長 ほかにありませんか。         (「なし」と呼ぶ者あり) 26 ◯高橋委員長 ほかになければ、決算全体及び歳入全般に共通する質疑は終わります。   ───────────────・─────────────── 27 ◯高橋委員長 次に、歳入中の市税について、理事者側の説明を願います。 28 ◯石川部長 それでは、平成16年度決算のうち市税関係につきまして御説明を申し上げます。  恐れ入りますが、決算書の25、26ページをお開き願います。  事務報告書では191ページから208ページまでに市税関係の数値等を記載してございますので、あわせて御参照いただきたいと思います。  経済情勢はごく一部には回復の兆しが見えるものの、倒産、リストラ等による無職者の増加、あるいは雇用形態の変化等によりまして、所得の減少が市税への影響も大変厳しいものが続いているところでございます。  それでは、市税の内容につきまして御説明させていただきます。  まず、第1款、市税全体の収入済額の総額は76億7433万4233円で、前年度と比較いたしますと額で1億6485万3003円の減額、率にいたしまして2.1%の減となっております。  収納率につきましては、事務報告書の204ページに記載してございますが、職員も日々いろいろと大変な努力をしてまいりましたが、大変長引く景気の低迷が大きく影響しているところから、特に市民税の調定額の推移では平成10年度から毎年落ち込んでいる状況がございます。  平成16年度の市税全体での収納率は92.3%でございまして、前年度比較0.1%の減となっております。この収納率の内訳でございますが、現年度課税分は96.9%、前年度比較0.1%の減、しかしながら、滞納繰越分におきましては努力のかいありまして2.1%の上昇となったところでございます。  収納率の順位でございますが、26市中22位でございますが、今後も引き続きいろいろな収納対策等考えまして、一層の収納努力をしてまいりたいというふうに考えております。  次の不納欠損でございますが、事務報告書では206ページでございます。不納欠損額は1億1390万4558円で、前年と比較いたしまして1271万9186円、12.6%の増でございます。  収入未済額につきましては5億2447万6463円で、前年度対比1830万4520円、3.4%の減となっております。  以上が市税全体の決算状況でございます。  次に、第1項の市民税から御説明を申し上げます。  事務報告書は195ページから197ページ及び204ページでございます。  まず、市民税でございますが、1目個人一節の現年度課税分の収入済額は27億3959万8792円、収納率では96.3%でございます。前年度と比較いたしますと、額で1億7209万6588円、5.9%の減となっております。  この内訳でございますが、備考欄の均等割額は前年度比較968万8718円、16.8%の増でございまして、平成16年度の税制改正により、人口段階の税率区分の廃止になり、税率が2500円から3000円に改正されたことによるものでございます。所得割りでございますが、前年度比較1億8178万5306円、6.4%の減となっておりますが、これはやはり長期にわたる景気の低迷により倒産、リストラ等により市民の方の所得の落ち込みなど長引く不況の影響が大きいところではないかというふうに考えてございます。  次の市民税個人分の2節滞納繰越分の収入済額は6985万595円で、前年度対比10.1%、額にして640万6735円の増額となっており、収納率では28.3%、前年度と比較いたしますと4.2%の上昇が見られたところでございます。  次に、市民税の2目法人分の1節現年度課税分の収入済額は5億1050万5940円でございまして、前年度比較いたしますと額で1276万5940円、率にいたしまして2.6%の増となっており、金融、保険、運輸、通信等の業種は若干でありますが昨年を下回っておりますが、他の建設、あるいは製造、サービス業等につきましては昨年並みかやや増額となっている状況でございます。  2節の滞納繰越分につきましては250万1980円の収入済額で、前年度比較59万5620円、19.2%の減となっているところでございます。  次に、2項1目の固定資産税でございますが、1節の現年度課税分の収入済額は30億9075万1171円で、前年度比較326万2634円、0.1%の減でございまして、収納率は96.8%でございました。
     この減額の要因につきましては、土地については地価の下落により評価額が下がったこと、あるいは工場用地等の商業地がマンション等の住宅用地として宅地化されたため、課税標準額が低くなったことにより2383万4000円、1.5%の減、家屋につきましては新築家屋の増加したことにより3271万5000円、2.8%の増額、償却資産では新規の設備投資が少なく、減価償却による資産価格の減により1214万4000円、3.8%の減となっておりまして、全体ではこれらの相殺で326万2000円の減額となったところでございます。  2節の滞納繰越分につきましては、5720万3833円で、前年度比較485万6922円、9.3%の増額となっております。収納率につきましては25.7%で、0.8%上昇いたしております。  次に、2目の国有資産等所在市町村交付金及び納付金でございますが、収入済額で8267万2600円、前年度比較1113万3700円、11.9%の減でございまして、備考欄1の国有資産等所在市町村交付金の減で、公立福生病院組合の用地が国保連合会から福生病院組合に移管したことにより面積1万314平方メートル、額にして1648万2752円の減額が主なものでございます。  2目の日本郵政公社有資産所在市町村納付金321万7700円は、新たに郵政省からの公社化により対象資産となったところでございます。  次に、第3項軽自動車税でございますが、決算書の27、28ページをお開き願います。事務報告書では191、192ページでございます。  軽自動車税、1節の現年度課税分の収入済額は4473万4000円で、前年度と比較いたしまして率では218万1300円、4.9%の増額となったところでございます。  この増額の要因といたしましては、軽四輪乗用及び軽二輪等の増、また原動機付自転車の減等、これらの相殺で272台の増加、またアメリカ合衆国軍隊構成員等分が30台の増加となっております。収納率では94.7%で、0.3%上昇しております。  なお、合衆国軍隊構成員等分の特例分の不均一課税分については、該当台数236台、税額にして35万1500円となっておりますが、これを日本人並みに課税いたしますと105万5200円となりますことから、その差額分は70万3700円となっております。滞納繰越分につきましては111万6675円の収入済額で、前年度比較22.3%、24万9275円の増で、収納率は21.2%となっているところでございます。  次に、第4項市たばこ税でございますが、事務報告書は192ページでございます。  収入済額は4億1698万3682円、前年度と比較いたしますと524万5407円、1.3%の増額となっております。  たばこ税につきましては、喫煙場所の制限や、健康増進法による健康上の面からも売上本数が減少しておりますが、15年7月より税率の変更がございましたことから、税収につきましては前年度比較増額となったものでございます。  次に、第5項都市計画税でございますが、事務報告書は199ページでございます。  現年度課税分の収入済額は6億4417万2556円で1.7%、1094万9728円の減額となっておりますが、これは先ほど申し上げました固定資産税と同様でございます。収納率は96%でございまして、前年度比較0.1%の減でございます。滞納繰越分につきましては1424万2409円の収入済額で、前年度比較11.6%、147万9688円の増額となっており、収納率は25.5%で、前年度比較0.2%の上昇となっております。  以上、市税の説明とさせていただきますが、慎重御審議賜りますようお願い申し上げまして説明といたします。 29 ◯高橋委員長 以上で説明は終わりました。  これより質疑を行います。 30 ◯大野(聰)委員 それでは、毎回質問させていただいておりますけれども、市民税の関係について何点かお伺いします。  まず、今年度、今資料、決算の審査意見書の72ページに各市の収納状況が出ております。73ページの部分に本年度の収入率ということで、現年が96.9%、滞納繰越分が26.7%、合計で92.3%ということで、この数字を前年度比較すると現年で0.1ポイント下がっておりまして、滞納繰越分で0.1ポイント上がっておりますけれども、現年だけで見るとこれは26市中26位になってしまっているのですよね。  毎回いろいろ、今回の資料で全職員で滞納整理をしてやるとかいろいろ御努力はされておると思うのですけれども、結果的にこういう状況になってしまったということですが、やはり努力されている状況はわかるのですが、もうちょっと上がるような、もう少し何か具体的な方策はないのかどうかということを考えられないかどうか、これは他市の状況などを含めてされたのかどうか。それから16年度、その辺の努力、具体的にどういうことをやったかということ、資料には一部出ておりますけれども、その辺のところをお願いしたい。それから、それに関して東京都の市税局でいわゆる市都民税なんかの場合に収納、いわゆる合同なり収納委託とかというのを受けているというふうに聞いておりますけれども、そういうこともやられたかどうかということについてちょっとお伺いしたいと思います。  それからもう一つは、これは課税の方の関係になると思うのですけれども、法人住民税、市民税の調定が2.4ポイント上がっていると思うのですけれども、この辺は企業の収益が若干上がったのかどうかなのですけれども、この辺が具体的な特定な業種なのかどうかも含めてどんな状況なのかちょっと教えていただきたいということです。  それからもう一つ、都市計画税につきまして、前回、本会議でも一般質問させていただいて、今回資料を出していただきました。中身的にはわかりましたけれども、これについてちょっと御説明をいただければ。これはいわゆる歳出があって、それぞれを合計して、逆に財源内訳の一つとして都市計画税を充てたよという手法になっているようですけれども、本来はこういう都市計画事業をやるから都市計画税をかけるのだというのが本来だと思うのですが、こういう表を見ると結果だけでこういう形になっているのかなという感じがするのですけれども、この中身について大体見ていればわかるのですけれども、もう1回御説明いただければと思いますので、よろしくお願いいたします。 31 ◯高橋委員長 10時5分まで休憩いたします。       午前9時55分 休憩   ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~       午前10時5分 開議 32 ◯高橋委員長 休憩前に引き続き会議を開きます。 33 ◯石川部長 4点ほど御質問をいただいておりますが、私の方からいわゆる収納対策の向上について答弁させていただきます。  多くの議員さんから一層の努力をしてほしい旨御指摘をいただいております。今後、財政的にも自主財源の市税等の確保が最大の課題となっているというような状況でございます。  収納率でございますが、13年が92.3%、14年が92.4%、16年が92.3%と御指摘のとおり横ばいの状況でございます。そんなことから、何か新しい対策を考えていかなければ増収もなかなか難しいのではないかというようなことから、現在考えておりますのは、市税等の収納対策の本部を設置をしたいというふうに思っております。これにつきましては、助役を本部長にいたしまして収入役、教育長、あるいは本部員と各部長、参事の方のメンバーで収納対策に当っていこうというようなことを考えております。  したがいまして、現在、他市では7市ほどが、名称は違いますが、徴収対策本部とか推進本部とか、このような形のものをつくって成果を上げているというふうな状況がございます。  この対策本部でございますが、一つには基本方針のようなものをつくりまして、対策本部での情報の提供、あるいは情報の収集、これらを行いまして、実質的な成果を目指す具体的な方針等を取りまとめていく本部にしたいということでございます。そして定期的に達成目標を検証したり、あるいは達成のための他の部課との連携を密にし、必要な措置について常に研究、検討を行い、対策本部とするというようなことを考えているところでございます。  いずれにしろ、対策本部の中でいろいろな形での収納対策があるかと思います。それと同時に、さらに全庁的な滞納整理の強化、あるいは口座振替の推進、いろいろな形でのことを実施をしていきたいというふうな思いがございます。  このような状況で、少しでも多くの税収を確保いたしまして、分権時代がまいりますので、やはり自主財源の確保というようなことから、そんなことを現在進めているところでございまして、今後、施策検討会、あるいは庁議等で確認をさせていただきまして、できれば早急に進めていきたい、こんな思いでございます。 34 ◯薄田課長 それでは、私の方から2点目の16年度の徴収方法、どのような形でしたか、3点目の東京都の特別徴収、地方税法48条関係の個人都民税にかかる徴収及び滞納処分の特例について、そして3点目の他市の状況、収納状況、対策状況の参考等についてお答え申し上げます。  まず、2点目の16年度の徴収、対策状況でございますけれども、16年度におきましては、収納率向上のための運営方針を策定いたしまして、基本的には前年度と同様になりますけれども、昨年度に引き続きまして自主納税の意識の高揚、そして納税機会の拡大、現年度課税分の早期対応並びに収納強化、滞納繰越分の収納強化というような基本方針をいたしまして、納税交渉の推進、文書と電話による納税についての催告、夜間・休日の臨戸訪問、納税窓口の納税相談等をいたしまして、滞納者の実態調査、財産調査を行いながら収納率の向上を目指し、収納業務を実施してきたところでございますが、結果といたしまして、先ほど御案内のありましたとおり、現年度分で96.9%、滞納繰越分は26.7%でございますが、総体的に92.3%となった次第でございます。  その具体的な内容でございますけれども、納期内納税の推進ということで、市広報並びにホームページに納期限内納税や口座振替のお願いを登載するとともに、水曜日の開庁時間の延長、昨年の場合は9月までは試行期間で午後9時まででございましたが、16年10月からの本格実施に伴いまして8時ということでございますけれども、並びに土曜日開庁による納税窓口のPRをしてまいりました。  また、各税目ごとに納税通知書の中に口座振替利用のちらしとともに、市の内外にお住まいの納税義務者の方々に口座振替依頼書を同封いたしました。口座振替を申し込まれる方は口座振替依頼書、これは葉書でございますけれども、必要事項を記入の上金融機関の届け出印を押していだきまして、ポストに投函していただければ、収納課あて銀行に届けられている納税サービスを実施しております。  また、納税強化月間ということで、15年度と同様でございますけれども、12月、3月、5月を納税強化月間といたしまして、集中的な納税強化を図りました。  また、この期間に市役所の方に懸垂幕を掲げまして、また福生駅、牛浜駅、両駅に横断幕を4カ所設置したところでございます。  納税機会の拡充といたしましては、13年度から実施しております、先ほど申し上げました督促状の圧着はがき、ポスティックス化でございますけれども、簡単に言いますと、督促状のはがきをのり付して圧着したものをはがしていただきまして、それがそのまま銀行で納められるというものでございます。  以上のような対策をしたところでございます。  3点目の東京都直接徴収でございます。こちらにつきましては、地方税法48条関係の個人都民税にかかる徴収及び滞納処分の特例ということでございますが、福生市にお住まいの方の個人都民税は、地方税法41条の規定に基づき福生市の個人都民税と合わせて賦課徴収することになっております。つまり、市・都民税という形でございます。地方税法48条、個人都民税にかかる徴収及び滞納処分の特例ではこの反対で東京都のある一定条件、こちらにつきましては個人都民税の滞納額が高額であること、多摩地区で100万円以上、特別区で300万円以上に基づき、福生市が抱える徴収困難な市・都民税、つまり個人都民税と個人市民税について債権をすべて東京都にお引渡ししまして、福生市の代わりに回収していただくものでございます。  実績といたしましてでございますけれども、東京都の方に市・都民税の対象となるものは、原則として滞納繰越分でございます。ですから、16年度の決算の影響といたしましては、15年度に引き継ぎを行った滞納額でございますけれども、200万400円分の、これはお2人分でございますけれども、引き続きまして、徴収金額といたしまして106万9800円、徴収率で53.5%を回収していただきました。また相乗効果と申しますか、引き継ぎされた滞納者の方が固定資産税と他の税目をお持ちでした。そのような形で、そちらの方もたまたま一緒に納めていただきましたことと、16年分の市・都民税の一部を納めていただきまして、これが50万9900円を納税されました。合計といたしまして157万9700円でございます。  なお、この引き継ぎで残りましたところの市・都民税未納分93万600円でございますが、こちらにつきましては東京都の調査結果を経まして執行停止、こちらにつきましては地方税法15条の7の第5項、即日停止となりまして、以上のことによってすべてこの引き継いだ案件につきましては100%完結したこととなります。  そして、3点目の他市の状況等の収納対策等の参考でございますけれども、私どもで新聞等でも話題になっている狛江市さんの方の電話自動催告システムでありますとか、また区部等でも実施しておりますところのコンビニ収納等につきましても調査、研究させておりまして、また先ほど収納対策の一貫といたしまして部長の方から御説明申し上げました収納率向上対策本部等につきましていろいろとお諮り申し上げまして、何とかこの収納率の向上のために努力してまいりたいと思いますので、よろしくお願い申し上げます。 35 ◯岡野課長 それでは、2目の法人の状況について御答弁申し上げます。  決算書の25、26ページ、備考欄をごらんいただきたいと思います。  備考欄、現年度分でちょっと説明の方をさせていだきます。均等割額が1億2817万1589円、前年度439万2003円の減、3.3%の減というふうな格好になっております。法人税割額につきましては3億8233万4351円、1715万8177円、4.7%の増というふうな状況になっております。  この内容でございますけれども、恐れ入ります。事務報告書の195ページをごらんいただきたいというふうに思います。  195ページの(1)納税義務者のところのイ、法人分とあります。法人分の会社数でございますけれども、前年が1251社、本年が1254社ということで、この部分につきましては3社、内容的にはふえているわけでございますが、この内容の中で減となりましたのが3号法人、上から3番目でございますけれども、こちらの方が10社というふうなことでございます。  ふえたのが7、8、9号法人が主にふえておりまして、均等割の税額にいたしましても下の方でございますので、こんなことから均等割の方の税額の方は減っているというふうな状況でございます。  法人税割額の方の状況でございますけれども、先ほど説明の中でもございましたけれども、業種別で見ますと、よい方の業種が建設業で昨年並み、製造業で1.1%、卸小売業が1.05%、不動産業が1.14%、そのほかサービス業で1.26%昨年より業績は、法人税割額は伸びているというふうな状況でございます。  この中で主な、いわゆる税額の占める割合でございますけれども、製造業が1億2300万円ほど、このいわゆる税割の中では23.8%、卸小売業は1億5800万円程度で30.8%というふうな状況になっております。  簡単ですけれども、内容の状況とさせていただきます。 36 ◯大越課長 それでは、決算特別委員会に提出しております都市計画税充当状況の資料について、私の方から説明させていただきます。  お手元の9ページに資料がございます。No.5でございます。  それでは、都市計画事業に充当しております街路、公園、下水道の部分についてまず御説明いたします。街路につきましては、柳通りの都市計画道路整備事業でございまして、これが8313万9000円、それから公園につきましては10億4357万6000円とありますが、これにつきましては原ケ谷戸緑地の整備事業の関係でございます。それから下水道のところで8億5449万3000円とございますが、これにつきましては、内訳といたしましては下水道への繰出金でございまして、これが基準内繰出金、これは雨水の関係ですが、雨水の関係が4億4410万5000円ほど、それから汚水の分が、これは基準外繰出金というふうに呼んでおりますが、この公債費分が4億152万7000円、それから流域下水の関係の負担金が886万1000円でございます。  それから、地方債償還金4億9130万8000円の部分ですが、これにつきましては、内訳といたしまして公園の新設事業が40本、21公園分ございまして、この起債の償還分が3億1745万6000円、それから土地区画整理事業が8047万4000円、都市計画道路整備事業が264万6000円、それからこれはリサイクルセンターの関係ですが、これも都市計画事業でリサイクルセンター建設事業、これの公債費が9073万2000円となっております。  合計が24億7251万6000円でございまして、この内訳が国都支出金、地方債、その他一般財源等々となっておりますが、資料にございます一般財源等の2の欄、この額のうち都市計画税6億5841万4000円を充当していると、充当割合は46.1%となります。  ちなみに、14年度が33.9%、15年度が38.1%、年々率については上がってきております。  次に、現在の充当環境といいますか、市の施設の整備状況ですが、福生市は都市計画の整備が進んでおりまして、充当率もただいま申し上げましたように下がってきております。26市の中でも整備が進んでいる武蔵野ですとか、三鷹などにおきましてはやはり都市計画税の税率が低いようでございます。  整備が進みましても、経費負担につきましてはその事業が終われば終了というわけではございませんでして、起債の借入金がございますので、17年度で現在の都市計画税条例につきましては時限条例3年間が終了しますので、ここで終了となりますが、今後については現在、都市計画条例につきまして、改めてあり方について現在検討しておりますので、今後ともどうぞよろしくお願いいたします。 37 ◯大野(聰)委員 ありがとうございました。今、大越課長からお答えいただいた点については、前にもちょっとお話をしましたけれども、市民の方にも使途について十分周知をしていただくようにお願いしたいと思います。  それから、税の収納率、本当に担当課の方々、皆さん御努力されている状況はわかるわけですけれども、何とか具体的な形で今後とも御努力をお願いしたいということと、それから昨年度の実績の中で、納通の中に口座振替依頼書を出されたという話がありましたけれども、これに対するいわゆる実績というかな、どのぐらいの効果があったかというのをちょっと参考に教えていただきたいと思います。  それから、関連なのですけれども、予算編成の考え方というか、これは決算ですからこういう話を聞いていいのだと思うのですけれども、市税の16年度の当初予算額は78億2300万円だったわけですよね。減額補正1億7100万円やっております。  たまたま今、15年度の決算書を拝見しますと、この年も31億400万円の当初予算で1億4600万円減額補正をして、今年度を見ますと、今年度も34億1600万円の当初予算なのですけれども、例えば15年度の決算の歳入状況を見ますと、市税の合計が78億3900万円なのですね。なのに今年度の当初予算が34億円ということで、もともとやはり決算より歳入のあれですけれども、決算が全然参考にされてない状況、ましてこういう景気が低迷している状況の中で収納率もなかなかままならない状況の中で、こういう予算計上というか、これは予算のときに本来やらなければいけないのかもしれないのですけれども、減額補正をやっての後のまとめの話なので、単なる当初予算の数字合わせみたいな感じがしないでもないのですが、その辺のところのお考えというか、こういう形で今後も続くのかどうかを含めてちょっと参考に教えていただければと思いますので、よろしくお願いいたします。 38 ◯薄田課長 それでは、先ほどの口座振替の納付書の方に振り込まれました影響等でございますけれども、こちらにつきましては御説明申し上げます。  市民税の方、現在の口座振替率につきましては31.72%でございます。こちらにつきましてポイントが2.78%上昇いたしました。こちらにつきましては、ただ納税通知書に一緒に入れたものだけではなく、銀行等に備え付けてあるもの、また広報等でも御案内申し上げておりますけれども、各公共施設の方にも口座振替書を置いております。いろいろな意味で口座振替の方に協力していただきたいということをお願いしているところでございます。 39 ◯岡野課長 それでは、予算のことでございますけれども、いつも予算の組み方につきましては委員さんの御指摘のとおり前年度の決算等を参考にいたしまして、予算の方は組んでいるわけでございますけれども、やはり景気の状況等を見まして予算を組むというふうな格好になっております。  ただ、このところの状況を見ますと、景気につきましては上向いていてもなかなかそれが収入にはね返ってこないというふうなことがございます。先ほども話を申し上げましたけれども、法人についてはプラスになり、個人の方についてはマイナスというふうな状況がございます。  企業については相変わらずリストラ等賃金の抑制等を続けているようでございまして、また雇用形態もいろいろと変わってまいりまして、なかなか今までの状況のような形で収入の方がふえてこないというような新たな状況が見えておりまして、私どもも前年度等につきましてはやはり景気も上向いてきたので収入の方もふえるのではないかというようなこと、もう一つ固定資産税の方につきましても、土地等の状況が大きく、例えばいわゆる商業地といいますが、工場ですとか、そのようなものが、大きいものが一遍になくなってしまうというような形で、ちょっと見込みの方が違ってしまうというような状況がございまして、減額というふうな状況になっております。 40 ◯大野(聰)委員 本来、予算の方で答弁があるのかなと思ったのですけれども、そうしますと今年度、まだまだ先行きが見えない状況になるわけですけれども、今後こういう編成の仕方を基本的にされるのかどうか、明らかに1年、2年を見ても歳入、調定が落ちているという状況の中で、やはりこれから、先ほどの決算の中でいろいろ経常収支比率の問題とかいろいろな問題が課題として出てくると、ますますこういう自主財源の見込みを確実に立てなければいけないという当然状況があると思うのですよね。  ここ2年、その前は私はわかりませんけれども、当初予算からかなりの額を減額補正しているという状況があるということですけれども、そうなると単なる見かけの予算計上みたいな感じになってしまうと思うのですが、そういう意味では決算というのは今後の予算計上をする上で重要なやはり決算で、だから昔は11月だとか12月だったと思うのですけれども、今それが9月になったということだと思うのですけれども、その辺のところで、そういう決算を反映した予算編成というのは当然あってしかるべきだと思うのですけれども、たまたま市税の関係でそういう状況がここずっと見受けられるということについてちょっと伺いたいのですけれども。 41 ◯大越課長 予算編成につきましては、各項目を精査して予算計上を行っているところでございますが、昔のように市税等が豊かな時代では、歳入は少なめに、歳出は多めに組んでおりましたが、昨今のような厳しい状況の中では、ともすれば歳入は多めに、歳出は少なめにという状況がないとは言えない部分がございますので、ただ、そうは申し上げましても、予算ですので、きちっちりした数字を追いまして予算編成に努めていきたいと考えております。 42 ◯大野(聰)委員 ありがとうございました。最後に要望です。  今、大越課長の方から御答弁いただきましたけれども、本来、予算編成の基本的な考え方というのは、「入りをはかって出ずるを制する」ということが基本になってくるのだと思うのですけれども、そういう意味では本当にこれからまだまだ厳しい状況が続くと思いますので、歳入については確実な予算編成を、見込みを立てていただければと思います。  来年また同じようなことを伺うかもしれませんけれども、そういうときはそういうことがないようにぜひお願いします。ありがとうございました。 43 ◯青海委員 市税のところで2点ほどお聞きします。  決算書の26ページ、あと事務報告書は195ページ、6ページのところでございますが、初めに、事務報告書の196ページのところでお聞きしたいのですが、196ページの(4)に所得の状況で、1人当りの所得額が349万7000円だとあります。これは昨年は355万8000円なのですよ。98.5%と1.5ポイントほど昨年と比べて下がっております。  今回、この場でお聞きしたいのは、いわゆるよく言われる担税力といいますか、税を納める力といいますか───の観点から見た場合に、26市の中で福生市は1人当りの所得額に置き換えますと、給与所得者の場合に昨年よりも1.5ポイント下がってこういう金額になっておりますが、どれぐらいのポジションなのか、地域性というものがあるのか、多分あると思うのですが、福生にお住まいの方だけが景気動向のあおりでかなり厳しい環境に置かれているのかということでございます。その辺のところをお聞かせいただきたいのが1点。  もう1点は、決算書の26ページの法人分のところで不納欠損が210万5100円、繰り越し分でですね。現年の部分の収入未済額で364万何がし出ておりますが、それでその部分は事務報告の195ページにあります、先ほど法人の数のところで1号法人から9号法人までございますが、どこの区分の法人のところがそれに該当しているのか、例えば1号法人というのはこれは一番大規模ですよね。所得50億円以上でもって50人を超える従業員ということですから、2号法人が10から50億円で50人を超えないとかなっているわけで、どこの部分の何号法人の該当する企業が現年の収入未済額、あるいは繰り越しの部分の不納欠損にきているのかをお聞かせいただきたいと、このように思っております。  以上、大きく二つなのですが、よろしくお願いいたします。 44 ◯岡野課長 決算の状況でございますけれども、他市の状況ということでございますけれども、先ほどのいわゆる給与所得というようなことでございますけれども、これはちょっと給与所得という形で単独で他市の状況はわかりませんので、全体の市税というふうな形で見ますと、いわゆる26市全体を合わせましても、昨年と比べまして98.1%というふうなことで、全体的に10.5%下がっているというような状況でございます。 45 ◯薄田課長 法人税につきましては、収納欠損における影響のところでございますけれども、9号法人でございます。資本金額が1000万円以下、従業員50人以下が大半でございます。 46 ◯青海委員 そうしましたら、岡野課長の答弁だと、今のところの349万7000円で前年の1.5%下がっているのは給与所得以外の営業だとか農業所得全部ひっくるめた所得で見ると、全市でも約2%ほど下がっていますよということまでしかわからないということだよね。下降になっているということだよね。それはそれで結構でございます。  それとあと、法人分は、そうするとここの9号法人の所得1000万円以下で従業員が50人以下の一番下というか、規模の小さいところが、これは二つともそうですか。現年度の収入未済額の部分と、全部この9号法人、1254社の中の何社かが該当していると、こういう認識でよろしいのでしょうか。 47 ◯薄田課長 はい、御指摘のとおりでございます。 48 ◯青海委員 それでは、ちょっと別な角度から。  法人の数が前年度は合計で1640社、それが16年度が1637社と、多少入り繰りはありますけれども、その中で3号法人が10社で、3号法人だから所得が10億円以上で従業員が50人以下というところが10社、15年度と比べて少なくなっているのですが、これは内容的にはどんな、本店の移転した分なのか、倒産した分なのか、その辺のところというのはわかりますか。首をかしげているからわからないかな。どなたかわかるとありがたいかなと、こう思っておりまして、そこだけ、わからなければわからないでいいですから答弁ください。 49 ◯岡野課長 申しわけございません。今の回答でございますけれども、今ちょっとそこの詳しいところまで資料がございませんので、よろしくお願いいたします。 50 ◯青海委員 わかりました。わからないということがわかったということで、ただ、大事なのは自主財源と依存財源とよく言われる中でたえず、まだ景気がこの16年度は回復してないから、さっき言った個人の所得についても26市でも2ポイントぐらい、2%ぐらい下がっているだろうと、所得金額にすると福生で1.5ポイント、98.5%になっているという中で、金額的にはそんなに大きい金額ではないにしたって、現年度の収入未済額がそのまま必然的に翌年度は繰り越されて不能欠損に何割か回っていくわけですよね。  そうしたときに、1640から1630社になってしまって、せっかく法人の1号から9号までを分けて、分けられているのだから、その中でやはり10億円というと月間で売り上げといったら8000万円ぐらいでしょう。結構そこそこですよね、福生の中では。そんなに多くなのだから。その中の120社のうちの10社、1割が少なくなったといえば原因はどこにあるかなと、単なる本社移転したものか、倒産してしまったものか、何がしかというのは、それぐらいの、1割ぐらいの影響があるときはわかるような情報として、バックデータとして持っていてもらいたいなという要望にとどめておきましょう。以上です。ありがとうございました。 51 ◯羽場委員 1点だけお願いします。今の事務報告書の195ページの企業数、法人分、法人数なのですが、その前の15年度の事務報告書で見ますと1293社ということになっていまして、前年度1640社が1293社になっているのですが、この違い。特に3号法人だと49社になっているわけですが、税法上の違いで変わったのかどうかというところですね。  それと、税法上の違いでもかなり数字の入れ替えがあって、これはその数字自体がちょっとわからないのですが、教えていただければと思います。 52 ◯岡野課長 今の件でございますが、最初にお断りしておけばよかったのですけれども、申しわけございません。  実は統計上、ことしからちょっと変わりまして、昨年まではこの法人の会社数なのですけれども、法人税割額を納めている法人を対象にいたしまして割り振っていたというふうなことになりまして、ことしにつきましては均等割の納税義務者で割らせていただきました。  したがいまして、去年までは実は法人税割額、会社はあっても法人税割額がなければこの中に入ってこないというふうな状況がございましたので、実数はなかなかつかみにくいというふうなことで、今回からはいわゆる均等割、会社があれば均等割をいただきますので、その数がわかりやすいようにということでちょっと変えさせていただきました。 53 ◯増田委員 それでは、お伺いさせていただきます。決算書の27ページ、28ページです。事務報告書では191、192ページでございます。  まず、軽自動車税についてですが、予算に対して御努力されまして、現年課税分では収入済額がオーバーしているということで、その成果があらわれてきていると思うのですが、まず1点目は、予算額に対して調定額との差異が出ておりますが、この辺のところの御説明を少しいただきたいと。  それから、2点目として収入未済額が出ておりますが、その原因とか理由、おわかりの範囲内で結構でございますので、御説明いただきたいと。
     それから、3点目はやはり不納欠損額が出ておりますが、この理由と、どんなことで今回また出ているのか御説明いただければと思います。 54 ◯岡野課長 それでは、お答えいたします。  軽自動車税の関係でございますけれども、軽自動車税につきましては、事務報告書の191ページをごらんいただきたいというふうに思います。先ほども説明の中でございましたけれども、昨年と比較いたしまして台数で272台の増加でございます。この中で大きいものは軽四輪の乗用車が275台というふうなことで、これははっきりはわかりませんけれども、いわゆる普通車から軽自動車への乗り替えというようなものがふえているのではないかなというふうに思います。  そのほか軽四輪貨物につきましても17台というふうなことで、昨年まではこの辺が減っていたのですが、この辺についても全体につきまして軽自動車がふえているというふうな状況が調定額を引き上げた要因だろうというふうに考えております。よろしくお願いします。 55 ◯薄田課長 それでは、軽自動車税の不納欠損の内容等につきましてでございますけれども、軽自動車税、16年度におきましては99万5175円の不納欠損を出しております。昨年に比べまして56万5175円増となっております。  こちらにつきましては、何とか税を納めていただくためにいろいろ調査をいたしました。調査をした結果、それぞれ執行停止の15条に該当するものでございますけれども、納める財産がない、所在不明等によりまして欠損になったものでございます。  続きまして、収入未済の理由でございますけれども、こちらにつきましてはやはり軽自動車税、住所等が福生市の場合特異的でございまして、住所移転等がたくさんございます。そのような状況の中で所在が変わってしまって、またバイクを、軽自動車というものの中で特にバイク等でございますけれども、税額が非常に安いというようなこともあるのかもしれませんけれども、ほったらかし、御本人が廃車したつもりでそのまま賦課がされている状態等いろいろな事情がございますけれども、その中でなかなか、納めていただくためにしていた御本人が「いや、私はもうとっくに廃車したから」と言って現実は納まっていないような、そんなような細かな事情がございまして、いろいろなそういったものが積み重なったものでございます。 56 ◯増田委員 ありがとうございました。今のお話の中でいろいろ調査してということで、決算とかということでございますけれども、今後の考え方というのですか、収納対策についていろいろとこれから方策を講じていきたいということのお話がありましたが、基本的なことで大変恐縮なのですけれども、この軽自動車税の仕組みですか、税の収納の、どうして、どこで収納できるのかの仕組みを、基本的なことで本当に恐縮なのですけれども、お教えいただきたいのと、それと関連してですけれども、たばこ税の方もどんな仕組みで収納できるのか、お教え願えればと思っております。よろしくお願いします。わかる範囲内で結構でございますから。 57 ◯岡野課長 軽自動車税のいわゆる課税から納税の仕組みということでございますけれども、課税の方につきましては、その年の4月1日現在のいわゆる所有者につきまして課税をいたします。5月に納税通知書をお送りしまして、いわゆる普通徴収というような形で納めていただくというような形でございます。  あわせてたばこ税の関係でございますけれども、たばこ税につきましては、こちらの方につきましては売上本数等、いわゆる卸売り業者さんがたばこ税の納税義務者というふうな形になりまして、お納めいただいているというふうな形です。こちらの方につきましては申告納付という形でございますので、福生に卸した本数にあわせまして税金を納めていただくというふうな形になってございます。よろしくお願いいたします。 58 ◯増田委員 ありがとうございました。たばこの方は卸売り業者ということでございますね。それは福生の場合はどこが卸し屋さんになるのかちょっと僕もわからないのですけれども、そんな、たばこは結局、さっきのお話では本数は減っているけれども、税がアップしたのでなっているということなのですけれども、前回、何かの機会で僕もちょっと質問した記憶があるのですけれども、1人当たり喫煙者が大体30本ぐらいだと想定すると、20歳以上の方だと1万3000人ぐらいが吸っている勘定になろうかと思うのですよね。  そんなことで、このたばこについてはいろいろな角度でこれからも論議をかもしていきたいなと思っておりますが、何と言ったらいいのですかね、たばこ───たばこは後また別の機会で質問させていただきますけれども、軽自動車の方は、今はずっと上昇傾向にあるということですか、これからはどんどん。  そうすると、その納税の方策について、課税とか、そういったものについては今後もっともっと厳しくというか、厳密にやっていければこの収入は上がっていくということですよね。どんどん上がっていくということですよね。そのお願いをさせていただきまして終わらせていただきます。ありがとうございました。 59 ◯小野沢委員 いろいろ質問が出てしまって───出てしまってというのはおかしいのですけれども、同じことになってしまうのだよね。この収入はやはり収納率を上げる以外にここは質問がないのでしょうけれども、皆さんも含めて。  先ほど来から収納努力、いろいろやっている話がありました。資料の1でも収入の向上ということで土曜日も含めた形の延長が入っているし、全職員交代制での実施、支援強化ということで、以前に幹部職員を全部動員したらどうだと言ったら、もう辞めた職員ですけれども、そんなもの行ったって足手まといで邪魔になるだけだからやらない方がいいと、これはやりたくないからそう言ったのだろうけれども、ここでいきますと交代制、実施したわけだよね。何だかの形でね。それは具体的にどういう形でやったかというのを、ちょっと中身を説明していただける。  滞納する方からすると、やはり家に来られるというのはすごく抵抗があって、しようがないから払うかなということになるわけですので、その辺の中身をちょっと説明してください。もう少しわかりやすくね。  それから、やはり何と言っても不納欠損をなくすことが、税の公平からいくとまさにそこが原点だと思うのですけれども、毎年不納欠損は出てくるわけですけれども、今回の不納欠損にした額のうちの大きなやつを、毎年だれか聞いていると思うのですけれども、幾つか上げていただきたいと思います。  それから、現年度中に繰り越しにしない、未済にしないということで重点はそちらに置いてやっていると思うのです。またそうでないと実際の数字は上がってこないのですよね。それでこの16年の現年分の収入未済の関係が結構あるのですけれども、この辺も年度分の大きいやつをいくつか例として出していただければと思います。  それから、これで数値が出るかわかりませんけれども、例えば分けると難しい。税収全般を見て1000円かせぐのに幾ら人件費がかかっているか。特徴だとか今のパチンコなんていうのは恐らくほとんど税金をかけなくても集まってくる部分ですけれども、だから分けると難しくなるので、総経費でちょっとわかりやすく出してくれる。  それから、たばこの関係、毎度おれたちは税金を払っているのだと言って言われます。4億1600万円で前年よりふえていますので、御協力いただきましたから結構なのですが、市民に説明するのに1箱、今1箱普通幾らだかちょっとわからないのですけれども、一般的な単価のやつで、それを売ると市に入ってくるのは今59円ぐらいではないかと思うのだけれども、その辺の数字だけちょっといただければ、市民にたばこ1箱吸うとこれだけ入るのだよと説明ができるので、そこだけちょっと教えてください。 60 ◯高橋委員長 11時5分まで休憩いたします。       午前10時55分 休憩   ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~       午前11時5分 開議 61 ◯高橋委員長 休憩前に引き続き会議を開きます。 62 ◯薄田課長 それでは御質問、まず1点目の全庁支援による収納対策等について御答弁申し上げます。  こちらにつきましては、ほかでは例がないのでございますけれども、先ほど委員さんの方から御指摘もありましたとおり、管理職の方がこういった支援体制をするところは他市にもたくさんございます。ただ、全庁あげての支援というのは知っている限りでは福生市だけでございます。  こちらにつきましては、まず収納職員、私ども、私を含めまして11名おりますけれども、主に携わる10名の者に対しまして、通常は2名1組での班編成を組みまして臨戸訪問させていただいているところでございますが、この10名に1人ずつ応援をつけていただきまして、合計10組、通常でしたら5組でしたものを10組、倍増させて収納の効率を上げるものでございます。  実績といたしましては、16年度につきましては16年12月3日から14日までと、それから17年3月11日から3月25日まで、17年5月13日から5月22日までで、支援をいただきましたのは延べのうちの17日間でございますけれども、こちらにつきまして総体的な効果で、総額で、訪問日の徴収額でございますけれども、416万1900円、そしてこの訪問日から翌月までの効果状況等を調査しましたところ6394万2700円の実績が上がっております。以上のような大変な実績を受けているところでございます。  続きまして、2点目の不納欠損の上位という市税の状況でございますけれども、個人の普通徴収で685万8429円、個人の特徴でございますけれども、こちらにつきましては12万4016円、法人市民税、こちらは38万8100円、固定資産税1511万35円、軽自動車税につきましては12万8575円、都市計画税382万2165円でございます。  こちらにつきましての状況等でございますけれども、高額の方につきましては、財産の方の競売等をさせていただいたのですけれども、その結果、市の配当もなくて、全くそういう財産もなくなったという形で欠損となった次第でございます。  続きまして、収入未済の方の上位でございますけれども、市民税の個人普通徴収分でございますけれども、こちらにつきましては392万2499円、特徴分でございますけれども、159万851円、法人市民税でございますが、27万1100円、固定資産税1070万4351円、軽自動車税8万4000円、都市計画税248万8746円でございます。  この中で、特にあえてよいことなので申し上げさせていただきますと、普通徴収の392万2400円、上位の方でございますけれども、こちらにつきましてはすべて今月、8月31日にこちらも含めまして、また固定資産税等もある方でございますけれども、すべて完納となりまして、現年分も含めて1700万円の収入がありました。  以上、御報告とさせていただきます。 63 ◯岡野課長 先ほどのコストの関係でございますけれども、コストの計算の方をいたしまして、歳出の方で後ほど出てまいりますが、その事務費を単純に収入済額で割った形で出しておりまして、大変恐縮なのですが、簡単な形ですが、ちょっと説明の方をさせていただきたいというふうに思います。  市民税の関係でございます。コストなのですが、恐縮ですが、課税コストと、いわゆる収納課の方の収納コストとちょっと別にさせていただきましたので、その辺のところも、収納の方につきましては、いわゆる市税のほかに、例えば介護ですとか国保等を一緒に取りにいっているものですから、それを分けるというのはなかなか難しいというふうなことがございますので、分けて説明の方をさせていただきたいというふうに思います。  まず、個人の市民税でございますけれども、普通徴収、特別徴収合わせますと、1000円集めるのに25円60銭かかるというような格好になります。普通徴収でございますけれども、普通徴収の方は申告等の受け付け等いろいろございますので、これだけ見ますと45円60銭というような格好になります。特別徴収につきましては15円20銭というふうなことで、ちょうど3分の1で済むような格好になっております。法人市民税でございますけれども、こちらにつきましては16円70銭という格好になります。  固定資産税、都市計画税、こちらの方は一緒に送りますので、あわせましてこちらについては29円80銭というふうな形になります。  次に、軽自動車税でございますけれども、軽自動車税につきましては249円90銭というふうな形で、大変コストがかかっているというふうな格好でございます。  たばこ税でございますけれども、たばこ税につきましては、経費の方は先ほど申し上げましたように申告納付というふうな形で、向うから上がってきたものをそのままというような形なのですが、今、マナーアップ等のものもございますので、消耗品、20万円程度なのですが、それをかけておりますので、たばこについては1000円やるのに40銭経費がかかるというような格好になってございます。  それで次に、今度は徴収の方でございますけれども、徴収の方につきましては全部、いわゆる市税、国民健康保険、介護保険等全部ひっくるめまして1000円集めるのに12円30銭かかっているというふうな今年度の決算になります。  それでは、市税全体では全部ひっくるめるとどのぐらいになるのかというようなことなのですけれども、市税全体、単純に割りますと、いわゆる徴税費を収入済額で割りますと48円40銭というふうな格好になります。  ちょっとほかの市と実はこれを比べてみますと、担税力の違いといいますか、福生市が経費的には一番かかっているというふうな格好になります。低いところでは20円台で済むというふうなところもございます。そんなことでございます。  次に、たばこの関係でございますけれども、270円のたばこを1箱当たり税率でいきますと59円54銭というふうな格好になります。たばこですけれども、今、大体30%ぐらいの方が吸っているというふうなことでございますので、これでやりますと福生市では1万4000人ぐらいの人がたばこを吸っているというような形になります。これを1万4000人ということで割りますと、1人当り2万8900円ほどお納めいただいているというふうな状況でございます。1日当り114万8000円ほどたばこ税についてはお納めいただいているというふうな状況でございます。 64 ◯小野沢委員 ありがとうございます。いろいろ御答弁いただきまして、収納努力の方はびっくりしました。全庁ということでは福生が初めてということなので、やはりこまめに行かないとなかなか、これは何でもそうですよ。サラ金屋さんなんかまったくこまめに行きますよ、あれは。一番悪いところになってくると朝来て、夜来て。そうまではしないにしても、努力していただきたいと思います。  そこで、今の薄田課長の17日間実施したという話ですよね。ですからこれは計算すればすぐわかると思うのです。例えば17日間のうちの職員は今10組になっているから、それを掛ければいいのだろうけれども、そうすると一般職員、収納の関係の職員ではない一般の職員はこの中で何日参加していますか。17日の間の中で一般の職員が何人、それは管理職ではなくてどういう方ですか。そこのところだけ一つお願いいたします。  それから、不納欠損、現年の分の未済の今説明もしていただきましたけれども、これはただ督促を送って、催告状を送って、そこに例えば何度か訪問したけれども、5月末に集まらなかったということで未済になったと思うのだけれども、今言ったことを全部やっている。催告まではくるけれども、その家に訪問に行ったのは1回とか2回とかという形で訪問している。言っている意味はわかるよね。そこのところをちょっと、行ったのか行かないのか、催告状で来なかったから未済にしてしまったことはないと思うので、その間にだから1回とか2回とか担当が行ったけれども、納めていただけなかったので未済になってしまったという部分なのか、そこの説明だけしてください。言っている意味はわかっているよね。  それから、たばこの関係、おかげさまで1箱で60円ぐらいの収入がありまして、それで以前に、今、卸しているところという話があったのですけれども、パチンコ屋さんを調べていただいて、市内に卸してない、よそから、チェーン店ですから回ってきてしまってというのがあって、個々にお願いにいって市内から仕入れてくれという話があって、そのときはそういうふうに言ったと思うのです。今はパチンコ屋さんなんかはどうなっていますか。例えばさっき大野委員も言っていたのだけれども、キヨスクなんかもうちの売り上げになっているのかどうか、そこのところの説明をしてくれる。  それから、事務報告書の192ページのたばこ税の関係のところでよくわからないのが、返還控除本数、たばこって普通買い取りだよね。その税額もあるのだけれども、その内容をちょっと説明をしていただきたいと思います。 65 ◯薄田課長 それでは、まず1点目の全庁支援の参加者、状況等につきましてでございますけれども、先ほど17日と申しましたが、17日間が実際に全庁支援をいただいた日数でございまして、この中で総体で107名の方に御支援をいただいております。部長職1名、課長職7名、課長補佐職27名、主査職39名、主任職23名、主事が10名でございます。  総体的に先ほど実績の方では、恐れ入ります。日曜日等につきましては収納課職員単独で管外等を訪問させていただいた実績も含まれておりますので、総体、先ほど申し上げました数字、実績は21日間、収納課職員が実施したものも含まれております。  2点目の収入未済の方の徴収、訪問等でございますけれども、基本的に先ほど御案内申し上げました上位の方については、特徴を除きましてすべて行っております。また全体的な中では催告書、全部の納税滞納者の方につきましては、全員に行くわけにいきませんので、催告状だけの場合もございます。 66 ◯岡野課長 たばこ税の関係でございますけれども、まずパチンコ屋さんとかキヨスクの関係ですが、大変申しわけないのですけれども、実は卸し先の方、卸しの業者さんはわかるのですが、どこへ卸しているのかということまでについてはちょっと私どもで把握できておりません。大変申しわけないのですけれども。  ただ、例えば大きいパチンコ屋さんができたとか、いわゆる大量にたばこを消費するようなところがあれば、もしそういうところがあればそこへ行って確認をするというようなことは必要かなというふうに思っております。  2点目の、192ページのいわゆる返還の控除なのでございますけれども、こちらについてはいわゆる売れなかった部分については返還するというようなことでございます。ですからその分については清算と、税金についてはいわゆる小売業者さんがその場で含めて卸業者さんに払ってしまうものですから、その分をまた返還をするというふうな格好になるというようなことでございます。よろしくお願いいたします。 67 ◯小野沢委員 徴収の関係、17日、107名の方がおいでいただいたということで、部長1人だよね。だれだというと怒られてしまうから、それはいいにしても。やはりこれはとても大事なことで、ぜひこれはやはり助役が先頭になってやっていただかないと、助役も1回行ってこいよ。そうしたらみんなに「行け」と言えるよ。やはり全庁をあげて、ほかに例がないならそれで、もうちょっと全体を上げるように、そうすればやはり多少よくやっているなという思いも出てくるだろうけれども、ぜひこれはもうちょっと拡大をしていただいて、収納係の職員は大変だけれども、何とか、一般の職員にもそういう努力、いかにしてお金を集めるのが大変かということをわかってもらわないと、使うのは簡単なのよ。ちょっと線を引いて丸をつければ使うことになってしまうわけだから。特に企画なんかもやはり率先して回ってもらって、あとお金を使うところもやはり原則的には回ってもらうのよ。そうしないと集める人の苦労がわからないからね。ぜひそれは続けてください。また機会があったらこの107人が150人ぐらいになるように、助役も行ったよという答えが出てくるようにまた聞きますのでお願いします。  それから、たばこの方なのですけれども、ぜひ1回、それをやってもらったのは何年か前ですよ。各ところへ行って元を探してもらって、それで一遍にふえた時期があったので、ぜひもう1度どこかで、それは継続してあると思うのだけれども、確認できないのであればもう1度確認してください。以上です。ありがとうございました。 68 ◯串田委員 たばこついででたばこの質問で、近隣市でのたばこ税の収入はどのぐらいあるのか。もしわかったらお願いします。 69 ◯岡野課長 申しわけございません。今手元に資料がございませんので、後ほどお願いします。 70 ◯串田委員 はい、結構です。 71 ◯高橋委員長 保留でよろしいですか。それでは後ほどお願いします。 72 ◯田村(正)委員 それでは、28ページの関係です。先ほども増田委員から軽自動車の関係があったのですが、米軍軍隊構成員に対しての軽自動車の収入があるわけなのですが、これにつきましては地位協定の関係で、我々も毎回言っているのですけれども、市民並みに課税してもいいのではないかというふうには思っているのですが、そういった折衝みたいなものについても、確かにこれは法律なのですけれども、やはり今後、福生市がこういうふうな地域を抱えているというようなことでもあるので、ぜひやはり国等に対しての要望みたいものについてもどのように考えているのか、お願いします。  それと、軽四輪自動車が年間3000円、原付きが500円というふうなことなのですが、これを市民並みに課税するとしたらどのぐらいの課税になるのか、お願いいたします。 73 ◯岡野課長 先ほどのいわゆる合衆国軍隊構成員に対する均一課税というふうなことでございますが、先ほど委員さん御指摘のとおり、日米地位協定等の関係から額が違うという格好になってございます。  この件につきましては、いわゆる日本全体という形になるというふうなことでございますので、なかなか我々一地方自治体では無理かなというふうな形もございますので、上の方から要望等をしていただくというような格好で進めていくということでお願いしたいと思います。  もう1点の、いわゆる我々一般市民並みにしたらどのくらいになるのかということでございますが、実は原動機付き自転車、50CCから125CCまでございますけれども、これにつきましては米軍の軍属につきましては500円ということでございますが、これは一般でございますと段階がございまして、1000円、1200円、1600円というふうな格好になってございますので、2倍から3倍、一般市民の方が余計に払っているというふうな格好になります。  普通の250CC以上の軽二輪のバイクでございますけれども、これにつきましては米国軍人が1000円で、一般市民が2400円というふうな格好になってございます。  あと、軽四輪の軽自動車でございますけれども、こちらの方が3000円でございますが、一般の市民については7200円、軽四輪の貨物ですと、3000円が4000円というふうな格好になってございます。  あと二輪の小型の自動車ですけれども、大きい方でございますけれども、1000円のところが4000円、一般分というような格好でございます。 74 ◯田村(正)委員 そうしますと総額的には幾らになるかわかりますか。総額的、35万円ということなのですけれども、市民並み。 75 ◯岡野課長 先ほどの総額でございますけれども、一般並みに課税の現行では35万1500円でございますが、普通一般に課税した場合については105万5200円という形で、この差額は70万3700円というふうな差額になります。よろしくお願いします。 76 ◯田村(正)委員 市民並みに課税すると70万円というふうなことで税収が入るというふうなことなので、地位協定の関係、特に国との関係もあるものですから、今後ぜひいろいろなところでやはり市民並みに課税できるようなお願いをしていただきたいと思います。終わります。 77 ◯松山委員 参考にちょっとお聞きしたいのですが、26ページで収入未済の金額が出ているわけですけれども、この決算を閉めた5月31日以降いろいろ納入はされているわけですけれども、今時点でいわゆる多額の滞納している、言ってみれば上位5番目ぐらい、ちょっとそれの金額を出してみてくれますか。個人、それから固定資産税。 78 ◯薄田課長 それでは、今現在、未納の上位5名程度について御案内申し上げます。  個人市民税普通徴収分でございますけれども、1位が392万2499円、2位の方が352万1352円、3番目の方が226万2394円、4番目の方が188万6230円、5番目の方が177万6122円。  特徴分でございますけれども、1位の方が159万851円、2位の方が42万5347円、3位の方が41万3817円、4位の方が26万3350円、5位の方が21万7940円。  法人市民税でございます。1位の方が27万1100円、2位の方が26万円、3位の方が17万5800円、4位の方が15万5400円、5位の方が12万600円。  固定資産税でございます。固定資産税は1位の方、1070万4351円、2位の方が771万5709円、3位の方が383万7489円、4位の方が258万1666円、5位の方が239万5135円。  軽自動車税でございます。1位の方が8万4000円、2位の方が1万8400円、3位の方が1万8400円、4位の方が1万6800円、5位の方はちょっと出ておりません。  都市計画税でございます。1位の方が248万8746円、2位の方が179万3891円、3位の方が89万2211円、4位の方が60万234円、5位の方が55万6865円。以上でございます。 79 ◯松山委員 ありがとうございます。まあとにかく我々庶民感覚からすればとても考えられない。年収300万円ぐらいで家族を養って食べている方もいらっしゃるわけで、皆さん方から見て、一生懸命徴収努力をしているというのは先ほど来の質疑の中でもよくわかるわけですけれども、正直な話、皆さん方から見てこの例えば個人住民税392万円とか352万円とか200万円、このような人たちは、納めるに納められないという事情があると思われますか。その辺の、客観的にこの人たちは納められないのだという、納められなくて今日に至っているのだという、そういう理由があるのかもしれませんけれども、その辺をちょっと聞かせてください。固定資産税もこういう財産も、その辺ちょっと。 80 ◯薄田課長 現在、収入未済、こちらの滞納者の方々でございますけれども、納めていただけるものとして、滞納処分等を含めまして事務を進めさせていだいております。そのために、実績といたしまして、先ほどちょっと若干申し上げましたけれども、現年でございますけれども、個人市民税の普通徴収分の方が392万2490円の方等ございます。こちらの方はいろいろと各税目に上位に入っている方なのですけれども、こちらについては御本人の方で任意の売買によりまして土地の方を売っていただきまして、税金の方を納めていただきました。  どうしてもこのような中で納めることができない方につきましては、こちらにつきましてはそれぞれの地方税法等に基づきまして不納欠損となるものと思われます。 81 ◯松山委員 だから私が聞きたいのは、皆さんは大変努力されているのだよ。だけどこのいわゆる該当する人間は、客観的に見て納める能力は───能力というか、資力はあるのだけれども納めてないというふうに見られるわけですか。悪くいえば悪質滞納者、善意の滞納者、どちら。 82 ◯薄田課長 悪質滞納者というような御指摘、確かにそのような形で、非常に努力をなさっている方々、こちらにつきましては私どもの方も既にいろいろな交渉、納税交渉をする中で、いろいろな分納等をしていらっしゃる方もいらっしゃいます。また逆にそのような形で、先ほどの繰り返しになりますけれども、任意売買とかを含めた中でいろいろ努力をして、その経過を見ながら私どもの方も進めさせていただいております。ですから、すべての方が悪質な滞納者とは思っておりません。 83 ◯松山委員 それはそうだと思うよね。そうするともう一つ、ばらばらに聞きましたけれども、一番、全部合算して滞納ベスト3は、合算したらどのぐらいになるわけ、第1番目の人は。1、2、3、上位3位ぐらいこれを合算して教えてください。その人はどこまで教えられるのかな。どういう職業をしていて、どういう収入、もちろんだって収入があったわけでしょう。収入がなければこんなのはかかってこないわけだから。その収入はどこに使ってしまったの。どこか株か何かに突っ込んで使ってしまったのか、いずれにしたって収入があったことは間違いないわけで、その点ちょっと。 84 ◯薄田課長 今、全体的な上位3名ほどという形なのですけれども、こちらにつきましてはちょっと今、数値的にはすぐには出ませんけれども、御容赦賜りたいと思います。  こちらの方の状況等でございますけれども、なかなか、今、説明をしていきます中で個人情報に触れる部分というか、もう特定されてしまう部分も多分に懸念される部分もあるのでございますけれども、基本的には土地家屋が多い方でございます。そういった形で固定資産税関係が多い方でございます。  そんな中で、こちらの方は本来市税分でございますけれども、この方は当然のごとく各税目ごとで、保険税等も未納になっている方もいらっしゃいまして、税額では総体では相当な税額でございますけれども、あとまた過去にやはり大きな実績があった方でございますけれども、なかなかいろいろなバブル崩壊後か以降軒並みに、不動産の方は若干残ってはいるのですけれども、そちらの方については競売しても全然価値がないような状態ですから何とか納めていただく、同じく金融機関的にいうところの不良債権的要素はございますけれども、そちらの中でもやはりまだ分納で納めていただいた方が市のためになるような形の方等々でございまして、大変口ごもった言い方で恐縮でございますけれども、以上、説明とさせていただきます。 85 ◯高橋委員長 先ほどの答弁保留がありましたので、答弁をお願いいたします。 86 ◯岡野課長 申しわけございません。先ほどの串田委員さんの他市の、近隣のたばこ税の状況というふうなことでございますけれども、近隣では青梅市が16年度、8億3817万7935円ということでございます。隣の昭島市が7億9663万89円ということです。羽村市でございますけれども、4億7802万6829円、あきる野市が4億6628万5912円、このような格好になっております。よろしくお願いいたします。 87 ◯串田委員 ありがとうございます。 88 ◯高橋委員長 ほかにありませんか。         (「なし」と呼ぶ者あり) 89 ◯高橋委員長 ほかになければ、歳入中の市税の質疑は終わります。   ───────────────・─────────────── 90 ◯高橋委員長 次に、市税を除く歳入全般について理事者から説明を願います。 91 ◯野崎部長 それでは、市税以外の歳入につきまして説明をさせていただきます。  恐れ入りますが、決算書の27、28ページをお開きをいただきたいと存じます。  中段よりやや下の第2款地方譲与税でございますが、決算額は2億3799万6000円でございまして、対前年度比1億1033万5000円の増額、率で86.4%と大幅な増となっております。
     増額の理由でございますが、第1項の所得譲与税が国の三位一体の改革に伴う国庫補助負担金の削減に対する税源移譲の暫定措置として新たに創設され、1億281万4000円の収入があったこと等に伴う増額でございます。  また、第2項の自動車重量譲与税は9959万4000円で、対前年度比455万4000円、4.8%の増額、それに第3項の地方道路譲与税は3558万8000円で、対前年度比296万7000円、9.1%の増額でございますが、ともに国予算の伸びによるもので、いずれも道路に関する費用に充てるため国から交付されるものでございます。  29、30ページをお願いをいたします。  次に、第3款利子割交付金でございますが、これは預金利子に課税される都道府県民税である利子割収入額の一定割合が市町村に交付されるものでございまして、決算額は6866万2000円で、前年度比1407万円の減額、率で17%の減となっております。これは低金利の影響等による全体の課税対象額が減となったことなどによるものでございます。  次の第4款配当割交付金につきましては、個人住民税課税の見直しによりまして平成16年度新たに創設されたものでございますが、都道府県民税である配当割収入額の一定割合が市町村に交付されるもので、決算額は1800万2000円となっております。  次に、第5款の株式等譲渡所得割交付金でございますが、これも同じく個人住民税課税の見直しにより16年度新たに創設されたものでございまして、都道府県民税である株式等譲渡所得額の一定割合が市町村に交付されるもので、決算額は1856万1000円でございます。  次に、第6款地方消費税交付金でございますが、都道府県民税である地方消費税収入額の2分の1が市町村に交付されるものでございまして、決算額は6億7478万9000円で、前年度比12.5%の増、7484万5000円の増額となっております。これは平成15年度の交付分が消費税の納期限の関係で実質1カ月分が16年度交付分に含まれたことから増額となったことなどによるものでございます。  次に、第7款の特別地方消費税交付金につきましては、前年度と同様収入はございませんでした。  なお、この特別地方消費税につきましては、平成11年度をもって廃止をされておりますことから、平成17年度当初予算からはこの款を廃止をいたしております。  次に、第8款自動車取得税交付金でございますが、都道府県民税でございます自動車取得税収入額の一定割合が道路に関する費用に充てるため市町村に交付されるものでございまして、決算額は1億4039万5000円で、前年度比1573万8000円の減額、率で10.1%の減となっております。  続きまして、第9款の国有提供施設等所在市町村助成交付金等、いわゆる基地交付金でございますが、決算額は13億6857万7000円で、前年度比5071万4000円の増額、率で3.8%の増となっております。これは国予算額の増額等によるものでございまして、内訳といたしましては第1目の国有提供施設等所在市町村助成交付金が11億5241万7000円で、前年度比3951万6000円の増額、率で3.6%の増、また第2目の施設等所在市町村調整交付金が2億1616万円で、前年度比1119万8000円の増額、率で5.5%の増となっております。  恐れ入ります。31、32ページをお願いをいたします。  次に、第10款の地方特例交付金でございますが、この制度は平成11年度に創設されたもので、恒久的な減税に伴う地方税の減収額の一部を補てんする地方税の代替的な性格を有する財源でございます。決算額は3億855万5000円で、前年度比2128万4000円の減額、率で6.5%の減となっておりますが、これは平成16年度の市民税所得額の減等に伴う減収見込額の減によるものでございます。  続きまして、第11款地方交付税でございますが、決算額は23億8238万円で、前年度比4258万9000円の減、率で1.8%の減となっております。  備考欄1の普通交付税が19億2729万7000円で、前年度比1859万円、1%の増となっておりますが、備考欄2の特別交付税につきましては4億5508万3000円でございまして、全国で災害等の特別な財政需要等により前年度比6117万9000円の減額、率で11.9%の減でございます。  次に、第12款交通安全対策特別交付金でございますが、これは交通反則金の一定割合が市町村に交付をされるものでございまして、決算額は1563万4000円で、前年度比59万7000円の減額、率で3.7%の減となっております。  続きまして、第13款の分担金及び負担金でございますが、2億2299万7200円で、前年度比71万7440円の減額、率で0.3%の減となっております。特に大きな変化はなかったところでございますが、第1項の負担金では、前年度までは田園西地区の下水道事業負担金の収入がございましたが、事業の完了に伴い収入がなくなっております。  なお、第2項の地元負担金41万400円につきましては、田園西土地区画整理事業の保留地処分金で換地処分の確定に伴うものでございます。  次に、第14款使用料及び手数料でございますが、4億7939万9484円で、前年度比68万4623円の減額、率で0.1%の減となっております。内訳といたしまして第1項の使用料につきましては2億2734万4664円で、前年度比1320万8683円の減額、率で5.5%の減となっております。  主な内容でございますが、第1目総務手数料の第1節交通安全施設使用料の備考欄1市営駐車場使用料が952万4000円でございますが、立体化整備工事に伴い閉鎖期間がございましたことから829万7000円の減額、33、34ページをお願いをいたしますが、それに第3目の土木使用料の第3節住宅使用料の備考欄1の市営住宅使用料が入居者の転居、転出に伴う住宅の返還件数が多かったことなどにより438万4600円の減額でございます。  また、第4目教育使用料の第6節体育施設使用料の備考欄6体育館使用料が前年度には近隣市、昭島市、あるいはあきる野市等で体育館のリニューアル工事が実施をされていたことによりまして、工事期間中他市の利用者がふえておりましたが、16年度ではその他市の利用者の減等により111万6970円の減となっております。  また、第2項の手数料につきましては2億5205万4820円で、前年度比1252万4060円の増額、率で5.2%の増となっております。  恐れ入りますが、35、36ページをお願いをいたします。  その主な内容でございますが、第2目の衛生手数料の第2節清掃手数料の備考欄1塵芥処理手数料が2億2430万9390円となっておりますが、これはこの金額につきましては対前年度比1258万6590円の増となっておりまして、内訳といたしましては家庭用の指定袋売上分が809万円ほどの減となりましたが、一般分が事業系廃棄物の直接搬入分手数料の改定などに伴い2068万円ほどの増額となっております。  次に、第15款国庫支出金でございますが、33億8974万4232円、前年度比3698万997円の増額、率で1.1%の増となっております。  内訳といたしまして、第1項の国庫負担金につきましては21億6426万362円で、前年度比1億2847万1683円の増額、率で6.3%の増となっております。  主な内容でございますが、第1目民生費国庫負担金の第1節社会福祉費負担金の備考欄1国民健康保険保険基盤安定負担金につきましては、保険料負担の軽減を図るため交付されておりますが、均等割保険税率の改定に伴う軽減額の増加等によりまして609万円ほどの増額、それに第5節児童福祉費負担金の備考欄1保育所運営費負担金が三位一体の改革に伴う公立保育園分の負担金の一般財源化等により5548万円ほどの減額、備考欄2の児童手当負担金が対象年齢引き上げにより4302万円ほどの増額、備考欄3の児童扶養手当負担金が対象者の増加に伴い967万円ほどの増額、また6節生活保護費負担金が医療扶助費の増加等に伴い1億1902万円の増額となっております。  恐れ入ります。次のページの37、38ページをお願いをいたします。  第2項の国庫補助金につきましては11億9916万5527円で、前年度比8620万2378円の減額、率で6.7%の減となっております。  主な内容でございますが、第1目の総務費国庫補助金では備考欄2の防衛施設周辺まちづくり構想策定事業補助金が、15年度決算では14年度からの繰越明許費分が含まれておりましたことから1003万円ほどの減となっております。  第2目民生費国庫補助金の第1節心身障害者福祉費補助金は、これにつきましては支援費利用者の増に伴う備考欄1の心身障害者ホームヘルプサービス事業補助金の増等によりまして1715万円ほどの増額、それに第3節の児童福祉費補助金につきましては、15年度の事業の完了に伴うつくし保育園防音機能復旧事業補助金の減などによりまして1671万4000円の減額となっております。  第3目衛生費国庫補助金は、備考欄1の低公害車普及等事業費補助金が、これはディーゼル車2台への触媒取りつけに対する補助金で29万1000円でございますが、15年度には天然ガス車への買替分の補助があったことと、それとまた15年度の環境基本計画策定に対する地域環境総合計画策定補助金の減によりまして870万3000円の減額となっております。  第4目の土木費国庫補助金の第1節道路橋りょう費補助金は、これは備考欄1の拝島駅自由通路整備事業の実施に伴う交通結節点改善事業補助金の増、それに備考欄2の市道幹線II-5号線整備工事の継続実施に伴う防衛施設周辺道路整備事業補助金の増等によりまして6081万5000円の増額、また第2節の都市計画費補助金、これにつきましては5億536万5000円でございますが、備考欄1の原ケ谷戸緑地(仮称)新設事業の開始に伴い5億536万5000円の増となりましたこの一方で、都市再生交通拠点整備事業補助金が15年度をもって事業が完了したことに伴い4億790万円の減、それに下の川緑地新設事業補助金が同様に事業の完了に伴い1億9093万5000円の減となっておりまして、相殺をいたしますと9347万円の減となっております。  それと、第3節の住宅費補助金は、シルバーピア北田園の建設等に伴う市営借上高齢者住宅建設費補助金の増などによりまして1874万6000円の増額、また第5目の消防費国庫補助金は備考欄1耐震性貯水槽新設事業補助金が15年度は設置場所が1カ所でございましたが、16年度は2カ所となったことに伴い657万5000円の増額となっております。  恐れ入ります。39、40ページをお願いをいたします。  第6目の教育国庫補助金は、第1節の小・中学校費補助金が防音機能復旧事業の事業費の減少により6303万8000円の減額、また第2節の社会教育費補助金は備考欄1の民生安定施設改修事業補助金が、これは市民会館等リニューアル事業に対するものでございまして、15年度に調査、16年度に設計委託を実施をいたし、134万6000円の増額となっております。  第7目の特定防衛施設周辺整備調整交付金、いわゆる9条調整交付金でございますが、2億7464万2000円で前年度比198万円の増額、率で0.7%の増となっております。  第3項の委託金につきましては2631万8443円で、前年度比528万8308円の減額、率で16.7%の減となっております。  主な内容でございますが、第2目民生費委託金の第2節児童福祉費委託金が三位一体の改革に伴う児童手当及び児童扶養手当事務取扱委託金の一般財源化等により589万1000円ほどの減額となっております。  続きまして、第16款の都支出金でございますが、20億6461万9970円で、前年度比7435万9204円の減額、率で3.5%の減となっております。  内訳といたしまして、第1項の都負担金につきましては5億9318万3345円で、前年度比593万7679円の増額、率で1%の増となっております。  主な内容でございますが、第1目民生費都負担金の第1節社会福祉費負担金の備考欄4国民健康保険保険基盤安定負担金が国庫負担金と同様均等割、保険税率の改定に伴う軽減額の増加等により304万6867円の増額、第2節の心身障害者福祉費負担金は1億1582万1700円で、158万6700円の増額でございますが、これは利用者の増に伴う備考欄2の重度心身障害者日常生活用具給付費等負担金及び備考欄3の重度心身障害者住宅設備改善給付事業負担金の増などによるものとでございます。  恐れ入りますが、41、42ページをお願いをいたします。  第3節の児童福祉費負担金は3億5436万1251円で、994万2449円の減額でございます。  これは備考欄3の保育所運営費負担金が三位一体の改革に伴う市立保育園分の負担金の一般財源化等により2774万円ほどの減額となっておりますが、備考欄1の児童育成手当負担金で対象者の増加に伴い802万3000円の増額、それに備考欄4の児童手当負担金では対象年齢の引き上げにより1077万円ほどの増額となったこと等によるものでございます。  また、第4節の生活保護費負担金につきましては、居住地がないか、または不明な被保護者が対象でございますが、被保護者の入院件数の増加等に伴い1226万円ほどの増額となっております。なお、この対象経費は国と東京都の全額負担でございます。  次に、第2項の都補助金につきましては13億3075万8861円、前年度比5993万1645円の減額、率で4.3%の減となっております。  主な内容でございますが、第1目の総務費都補助金は4802万円ほどの増となっております。  第3節の市町村調整交付金は、都予算の増により5954万5000円の増額、一方で第4節の市町村振興交付金は都予算の減少により2000万円の減額、それに第5節の緊急地域雇用創出特別補助金が中小企業特別委託事業の追加などにより832万円ほどの増額、また第6節の市町村まちづくりチャレンジ事業交付金は、都市景観基本計画策定委託を新たに対象として加えたことなどにより207万9000円の増額となっております。  第2目の民生費都補助金は25万円ほどの増で、総額としては変化はございませんが、内訳でございますが、第1節の社会福祉費補助金は、恐れ入ります。43、44ページをお願いいたしますが、備考欄4の福祉改革推進事業補助金が、16年度に高齢者いきいき事業補助金が包括されたことなどにより324万3000円ほどの増となっております。  なお、備考欄5の福祉サービス総合支援事業補助金は、成年後見相談等福祉サービス総合支援事業に対する補助でございます。  第2節の心身障害者福祉費補助金は、備考欄8の心身障害者ホームヘルプサービス事業補助金で、支援費利用者の増に伴い1149万6000円ほどの増額、また第3節の老人福祉費補助金は備考欄7の介護予防・地域支え合い事業補助金が、これは介護予防生活支援事業が名称が変更となったものでございますが、対象のメニューがふえたことにより799万30000円増加した、この一方で15年度にございました高齢者いきいき事業補助金が福祉改革推進事業補助金に包括されたこと、また同じく15年度には高齢者在宅サービスセンターと緊急整備補助金1471万9000円がございましたことなどから1884万5000円の減額となっております。  第5節の児童福祉費補助金は419万円ほどの増額でございますが、備考欄3の保育所運営費補助金が民間保育所給与等改善費の加算停止措置の撤廃により1082万円の増額。恐れ入ります。45、46ページをお願いを申し上げます。備考欄8のひとり親家庭医療費助成事業補助金が対象者の増により208万2000円の増額、備考欄9の乳幼児医療費助成事業補助金が153万4000円の増額となっておりますが、一方では備考欄11の市町村福祉費交付金が都の保育事業の包括化に伴う激変緩和措置として交付されておりますが、15年度の2分の1となったことに伴い1005万3000円の減額でございます。 92 ◯高橋委員長 午後1時まで休憩いたします。       午後0時3分 休憩   ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~       午後1時 開議 93 ◯高橋委員長 休憩前に引き続き会議を開きます。 94 ◯野崎部長 恐れ入りますが、45、46ページの真ん中よりやや上の第3目の衛生費都補助金から説明を続けさせていただきます。  この衛生費都補助金でございますけれども、備考欄1の休日診療、2の休日準夜診療、3の休日歯科診療、これらが開設日数の減により355万3000円ほどの減額となっております。  また、備考欄7の地域保健サービス推進事業補助金646万2000円は、保健センターの健康管理システム導入等に対しまして交付をされたものでございます。  第5目商工費都補助金の第2節商工費補助金は、備考欄3の新・元気を出せ商店街事業補助金が12件のイベント等事業に対し508万2000円交付されております。  第6目土木費都補助金の第1節都市計画費補助金は、前年度比1億2033万7000円と大幅な減額でございますが、これは15年度に実施をいたしました柳通りの都市計画道路整備費補助金が減となったことによるものでございます。  それに第2節の住宅費補助金は前年度比1743万1000円の増額でございますが、これは備考欄3の市営借上高齢者住宅建設費補助金が15年度はシルバーピア北田園の設計費に交付されておりましたが、16年度は建設費の補助となったことにより増額となっております。  恐れ入りますが、47、48ページをお願い申し上げます。  次に、第3項委託金でございますが、1億4067万7764円、前年度比2036万5238円の減額、率で12.6%の減となっております。  主な内容でございますが、第1目総務費委託金の第2節徴税費委託金の備考欄1都税徴収委託金が都税徴収金の減少に伴い362万5000円ほどの減額、それに第5節の選挙費委託金が、15年度には都知事選挙と衆議院議員選挙が行われたことにより前年度比988万2000円の減額でございます。  第2目の民生費委託金の第2節心身障害者福祉費委託金の備考欄6の小児慢性疾患医療費助成申請事務費交付金、それに7の難病等医療費助成申請事務費交付金、それと8の原子爆弾被爆者等援護事務費交付金、これらは16年10月からの事務移譲に伴うものでございます。  第3節の老人医療事務費委託金は、事務取扱い手数料等に対する交付分の廃止に伴い536万2000円ほどの減額、また第4節の児童福祉費委託金の備考欄1育成医療事務交付金は、障害のある児童に対する医療事務費交付金でございまして、これらの事務移譲に伴うものでございます。  第3目の衛生費委託金でございますが、49、50ページをお願いをいたしますが、第2節の保健衛生費委託金の備考欄1養育医療給付事務費委託金は、未熟児の入院給付事務に対するもので、備考欄2の大気汚染健康障害者医療費助成事務費委託金は、気管支炎、気管支喘息等の医療費助成事務に対するものでございまして、いずれも事務移譲に伴うものでございます。  続きまして、第17款財産収入でございますが、856万8760円で、前年度比6998万5776円の減額、率で88.5%と大幅な減となっております。  主な内容でございますが、恐れ入りますが、51、52ページをお開きを願います。  第2項の財産売払収入の第1目土地売払収入でございますが、15年度には睦公園の一部を道路用地として都に売却した収入がございましたことから6039万円ほどの減額となっております。  第2目の物品売払収入は、15年度には一般競争入札による庁用バスの売却収入がございましたことから、418万3000円ほどの減額となっております。  次に、第18款寄附金でございますが、決算額は155万6417円で、前年度比79万6417円の増額となっております。これは第2目の民生費寄附金で、保育園運営備品購入費寄附金の増等によるものでございます。  続きまして、第19款の繰入金でございますが、9億6579万6727円で、前年度比4900万521円の減額、率で4.8%の減となっております。  主な内容といたしましては、第1項の特別会計繰入金は3100万9000円ほどの増額となっておりまして、第1目の国民健康保険特別会計繰入金では15年度の出産育児一時金繰出分の精算に伴うもので180万円の減額、それに第2目の老人保健医療特別会計繰入金が15年度医療費の確定に伴い2502万8000円ほどの増額、また第3目の介護保険特別会計繰入金が15年度介護給付費の確定に伴い2119万円ほどの増額となっております。  なお、15年度には多摩川上流雨水幹線青梅市協力金として下水道事業会計繰入金が1340万9000円ほどございましたが、16年度には事業の完了に伴い収入がなくなっております。  第2項の基金繰入金につきましては、第1目の都市施設整備基金繰入金では、15年度には都市再生交通拠点整備事業補助金への充当等15年度と比較をいたしますと、普通建設事業の減少に伴い3億円の減額、それに第2目の学校施設等整備基金繰入金は第二中学校ランチルーム等整備事業費等に充当した繰入金の増等により1億7400万円の増額、また第3目の財政調整基金繰入金は15年度より1000万円増額の2億2000万円を繰り入れいたしております。  第4目の庁舎建設基金繰入金は、16年度から新たに繰り入れをさせていただいておりますが、基本計画策定委託料、基本設計委託料等に充当をしております。  恐れ入りますが、53、54ページをお願いをいたします。  第5目の市営住宅等管理基金繰入金は、第3市営住宅屋上防水改良工事等の実施に伴い900万円の皆増でございます。  次に、第20款繰越金は前年度繰越金でございまして、決算額は3億1386万8660円で、前年度比3億6187万9824円の減額、率で53.6%の減となっております。  次に、第21款諸収入でございますが、2億1461万6008円で、前年度比4311万2445円の減額、率で16.7%の減となっております。  主な内容といたしまして、第1項の加算金及び過料が市税延滞金の増加に伴い227万9000円ほどの増となっておりますが、第4項受託事業収入の第1目民生費受託事業収入は、備考欄1の管外受託児分保育所運営費が他市から市立保育園への受け入れ児童の減に伴い504万9000円ほどの減額となっております。  第5項の雑入につきましては4033万5000円ほどの減額でございまして、第1目の雑入の第1節弁償金には、備考欄2の生活保護費弁償金の増により842万8000円ほどの増額となっておりますが、第2節の過年度収入は備考欄2の生活保護費国庫負担金の減等により6594万2000円ほどの減額となっております。  恐れ入りますが、55、56ページをお開きを願います。  また、第4節の雑入は1483万4000円の増額となっております。増額となった主なものといたしましては、備考欄8の資源売払収入が新聞、雑誌、ダンボール等紙類の売払い単価の上昇等により977万3000円ほどの増額、それに備考欄25の換地清算徴収金が、これは田園西地区土地区画整理事業の換地清算金でございまして、685万円ほどの皆増、また備考欄28の地域新エネルギービジョン策定補助金で750万円の皆増、恐れ入りますが、57、58ページをお開きを願いますが、備考欄36は認証保育所事業から撤退をいたしました事業者からの認証保育所開設準備費補助金返還金で、1800万円のこれも皆増でございます。  また、減額となった主なものといたしましては、15年度にございました福生駅東口の自転車等駐車場土地借上料負担金1437万円ほど、それに睦公園工作物保障料628万5000円ほどなどでございます。  続きまして、第22款市債でございますが、26億2270万円、前年度比13億1340万円の増額、率で100.3%の大幅な増となっております。これは平成7年、8年度の住民税等減税補てん債借替分合わせて13億8190万円が含まれていることに伴う大幅な増でございまして、この額を控除をいたしますと6850万円、実質5.2%の減となっております。  主な内容といたしましては、第1目の土木債は拝島駅自由通路整備事業債の増などにより2560万円の増額、第3目の住民税等減税補てん債が平成7年度、8年度の借替債を除きますと50万円の減額、また第4目の臨時財政対策債が6億8000万円で1億円の減額となっております。  以上、市税を除く歳入全般の説明とさせていただきます。  よろしく御審議をいただきますようお願い申し上げます。 95 ◯高橋委員長 以上で説明は終わりました。  これより質疑を行います。 96 ◯沼崎委員 それでは、3点お願いいたします。  先ほど三位一体の御説明がございました。その新たに入ってきました決算書の27ページ、所得譲与税と、それから29ページに当ります配当割交付金と、その下の株式等譲渡所得割交付金について、改めてその内容をお聞かせいただきたいと思います。  それと、2点目は決算書の42ページの都の補助金なのですけれども、その1の総務費都補助金のうちの備考欄の緊急地域雇用創出特別補助金、決算額が3720万2015円と、その下の市町村まちづくりチャレンジ事業交付金、決算額が250万9000円ですが、それぞれの内容についてお聞かせいただきたいと思います。  それから、3点目が決算書の51ページと52ページでございますけれども、備考欄の寄附金のところでお尋ねいたします。真ん中の方のちょっと上ですが、保育園運営備品購入費交付金と、それが寄附金が84万6417円、青少年健全育成費寄附金が15万円ですね。育英資金運営費寄附金が26万円ですか。それから保健体育振興費寄附金が30万円、それぞれ寄附の目的と内容についてお聞かせいただきたいと思います。その3点でございます。 97 ◯大越課長 まず、所得譲与税と配当割交付金株式譲渡所得割交付金についてでございますが、まず27ページの所得譲与税についてでございますが、所得譲与税につきましては、所得税から個人住民税への本格的な税源移譲を実施するまでの間の暫定措置として使徒を限定せずに創設されたものでございます。
     16年度の国の総額は全国で4249億円でございます。都道府県、市町村にはそれぞれ2分の1ずつが交付されまして、各自治体には国勢調査人口により按分して交付されております。  なお、使徒は限定されておりませんが、三位一体の改革等に伴います福祉関係の国庫補助金、負担金削減の補完的な性格を持っていると考えております。  次に、29ページの配当割交付金についてですが、配当割交付金は個人住民税課税の見直しによりまして16年度に新たに創設されたものでございまして、株式等の配当に対し都が徴収した配当割、これは税率5%ですが、20年3月までは3%でございます。その総額の3分の2の額が市町村に配当されまして、市にはその額に都民税払込総額に占める福生市分の割合3カ年平均を乗じて得た額が交付されるものでございます。  次に、株式等譲渡所得割交付金につきましても個人住民税課税の見直しによりまして新たに創設されたものでございまして、株式等の譲渡所得に対し都が徴収した株式等譲渡所得割額、これは税率が5%でございますが、19年12月までは3%でございます。その総額の3分の2の額が市町村に配分されまして、市にはその額に都民税払込総額に占める福生市分の割合3カ年平均を乗じた額が交付されるものでございます。  この三つの交付金はいずれも市税等と同様に一般財源となるものでございます。 98 ◯野島課長 それでは、決算書42ページ、下の方の段の総務費都補助金のうちの緊急地域雇用創出特別補助金につきまして御説明をさせていただきます。  この補助金は、厳しい雇用情勢に対応するため緊急かつ臨時的な雇用、就業機会の創出を図ることを目的といたしまして、平成13年度の中途から16年度末までの期間の特別補助金でございまして、16年度決算額は3720万2015円、前年に比較しまして832万1015円、28.8%の増額となっております。  この増額の部分につきましては、15年2月、この補助要綱の改正によりまして対象事業が拡大になりまして、中小企業特別委託事業と申しまして、社員50人未満であるとか、あるいは事業費に占める人件費の割合が5割を超えているとか、ちょっと厳しい要件がございますが、それらも対象事業となったということで前年よりふえたというところでございます。  16年度の内容でございますが、電算業務技術支援委託へ1071万円、廃棄物減量監視事業委託へ1224万7200円、小学校授業指導補助員謝礼へ621万2000円を充当させていただいておりまして、また新たに対象事業となりました中小企業特別委託事業といたしまして南公園池設計委託へ143万850円、ペデストリアンデッキ等清掃委託へ378万3465円、道路等の設計委託へ281万850円を充当させていただいております。  次に、その備考欄の下の段の方の市町村まちづくりチャレンジ事業交付金でございますが、これにつきましては決算額は250万9000円、前年度比較で207万9000円、483.5%の増ということでございますが、これにつきましては対象事業の事業費が増額になったことによります増でございまして、この交付金につきましては個性あふれる独自のまちづくり事業を支援する目的で創設されました。これも14年度から16年度の期間の制度でございます。  16年度におきましては、都市景観基本計画策定委託へ225万7000円、萌芽更新事業で備品を購入いたしまして、それに14万3000円、子ども110番の家事業での避難所のあの目印の旗でございますが、こちらの購入等へ10万9000円を充当させていただいております。 99 ◯西湖課長 決算書51、52ページ、備考欄中段から上の保育園運営備品購入費寄附金84万6417円の目的と内容ということで御説明申し上げます。  この寄附金につきましては、2件、1団体と1名の方より福祉関係に役立てていただきたいと寄附の申し出がございましたので、私どもとしてはすみれ、つくし保育園におきまして備品類が不足しておりましたので、ジェットタオル───空気で手を乾かすものですね。それと大型の三輪車、また室内の体育用具等12点を購入いたしまして、4園とも大変有効に使用している状況でございます。 100 ◯古谷(光)課長 それでは、青少年健全育成費寄附金、それから育英資金運営費寄附金につきまして御答弁申し上げます。  まず、青少年健全育成費の寄附金15万円でございます。東京福生ロータリークラブ様から寄附をいただいてございまして、教育関係にとの御意向がございまして、子ども110番の家の事業、先ほどありました旗、あるいは保険の関係に充当させていただいております。  続きまして、育英資金の運営費の寄附金でございますが、市民の方から継続的に寄附をいただいておりまして、育英補助金に充当させていただいております。  なお、御寄附をいただいております方につきましては、以前にお子様が育英補助を受けられておりまして、お世話になったということから親御様の方からいただいておりまして、お名前につきましては伏せさせていただきたいということでございますので、よろしくお願いいたします。 101 ◯野方課長 保健体育振興費寄附金30万円でございますが、この寄附は青梅信用金庫から青少年のスポーツ振興のためにということで毎年御寄付をいただいているところでございます。  16年度につきましては、福東第一少年野球場へスポーツベンチ、その他小・中学校や市営競技場などにコートブラシ、それから木製ベンチ等購入いたしまして活用させていただいております。 102 ◯沼崎委員 どうもありがとうございました。先ほどの三位一体の関係でございますけれども、所得譲与税は税源移譲の暫定措置とのことでございますけれども、今後も国の改革が進んでいく中で地方自治体の不利な方向にいくと、市としても非常に財政が苦しくなると思いますので、そうした状況にならないように今後も市長会等を通じてぜひ国などへの働きかけをやっていただきたいと思います。  2点目でございますが、ここでちょっと一つ再質問させていただきますけれども、先ほどの御説明によりますと、大体16年度で交付金が終わるということなのですけれども、3年度の間、どのような効果があったのか。それと、緊急雇用の補助金では新たに雇用された人数など、またまちづくりチャレンジ事業交付金ではどのような事業を進めることができたのか、この2点お聞かせください。  それと、3点目でございますけれども、寄附の目的と内容についてはわかりました。ありがとうございます。 103 ◯野島課長 それではまず初めに、緊急地域雇用創出特別補助金の関係でございますが、この制度は16年度で終了というようなことでございますので、一応総括のような形で、若干総体的な事業費等も含めまして御説明をさせていただきます。  この特別補助金は、国が総額で4300億円の事業費を充てまして行ったものでございまして、東京都全体では301億7100万円の配当と申しましょうか、福生市では総額で9679万円、これを、言葉は悪いのですが、使い切れというような形で雇用を創出しなさいというようなことで行われた事業でございます。  実際この一般事業、電算業務技術支援委託であるとか、廃棄物減量監視事業委託、これらにつきましては、人件費の割合が10分の8以上であるとかというような要件なのでございますが、先ほどもお話申し上げました中小企業特別委託事業、これが年途中から追加されまして、福生市では829万2000円の枠というような形になってまいりました。  しかしながら、この中小企業特別委託の方は要件が大変厳しくて、過去3年で赤字があるとか、売り上げが減少しているとか、そういうような事業主というのが対象というようなことで、全国的に見ましてもなかなかこれについては使い切るということが難しかったようなデータもあるそうでございます。  若干申しますと、福生市の場合は平成13年度では人事管理システムデータの入力委託等を行いまして、新規雇用者は1名でございます。これは市外が1名、14年度では3件の事業を行いまして合計で31名の雇用がございました。これの内訳は市内が12名、市外が19名、15年度では3件の事業で41名、市内が19名、市外が22名、16年度では中小企業の方も含めまして6件で49名、市内が25名、市外が24名、この事業がございました3年度間合計では新規雇用者は122名、市内が56名、市外が66名というような形になってございます。  次に、市町村まちづくりチャレンジ事業交付金の関係でございます。これにつきましては、平成14年度当初では蛍公園の水路改修工事など2件行いまして、総事業費が658万507円で、補助金の交付額が328万9000円、15年度は保存樹木指定樹命版購入事業など2件行いまして、平成16年度では先ほど申し上げましたが、3件の事業を行いました。そして、この3年度間の総事業費でございますが、7件で1371万1507円、そして補助対象事業がそのうちの1246万円でございまして、その半分の622万8000円の補助金を得たところでございます。  なお、基本的に補助金、交付金への対応につきましては、補助金、交付金ありきという対応ではございませんので、基本的に福生市が単費でも行わなければならない事業、これらの中から補助金が合うかどうかという形で充当させていただいているところでございます。 104 ◯沼崎委員 いろいろとありがとうございました。終わります。 105 ◯清水委員 2点お願いします。34ページ、福祉センター使用料と道路占用料のことについて。予算書で見ますと、福祉センター使用料の予算は18万円計上してあって、これで決算では9万3500円、約50%でした。それから、道路占用料は予算書では4008万9000円の計上が実際には3326万8744円、700万円の減ということですが、この2点の理由をお願いします。 106 ◯古谷(久)課長 決算書34ページ、福祉センター使用料でございますが、これにつきましては事務報告書の295ページの関連でございまして、大変多くの高齢者の方に利用がされているわけでございますが、比較でいきますと、福祉センター使用料につきましては、ことし9万3500円ということで、昨年につきましては9万600円ということで、2900円ほどふえております。  内容につきましては、2階の学習・集会室が主な内容でございまして、内容的にはそのようになっております。 107 ◯滝島課長 それでは、34ページの道路占用料の関係でございますけれども、当初予算が4008万9000円でございましたけれども、それの決算額3326万8744円ということで、どうしてそういうことなのかということでございますけれども、これは12月議会におきまして683万8000円の減額補正をさせていただいております。  これにつきましては、道路占用料につきましては、福生市道路占用料徴収条例の第3条、占用料の減免という項目がございまして、占用者の申請によりまして減免があるということになりまして、一応その部分の減免をさせていただいたわけでございます。それで大体決算額についてはこの金額になっておりますので、よろしくお願いしたいと思います。 108 ◯古谷(久)課長 大変失礼いたしました。予算額との差ということでございますけれども、やはり当初見込んでおりました利用者の方に比べて若干利用が下回ったというふうな、そういう状況になっております。 109 ◯清水委員 ありがとうございました。道路占用料はよくわかったのですけれども、その主なものは何でしょうか。道路占用の電柱とかいろいろあると思いますけれども。 110 ◯滝島課長 大きなものは管類ということで、特にガス管等が大きな減免のものでございます。それが大体減免額としまして、ガス管等ですけれども、365万7000円程度の減免がございます。それが大きな減免でございます。 111 ◯清水委員 ありがとうございました。 112 ◯田村(昌)委員 同じく34ページの土木使用料の2番、駐車施設使用料151万2000円について、どのようなところを貸しているのかということと、どこか会社に貸しているのではないかと思いますけれども、事務報告書に3件で21台と書いてあるのですけれども、その辺のところをちょっと教えていただきたいと思います。 113 ◯滝島課長 それでは、34ページの駅前駐車施設使用料の御質問でございますけれども、この場所は福生駅の東口と西口のタクシープールがございますけれども、この部分をタクシー会社に駐車場施設として使用させている使用料でございます。  これは福生市駅前駐車施設の設置及び使用料に関する条例を制定をしているわけでございますけれども、これが58年の12月26日に制定してございまして、これは福生駅の東口の土地区画整理事業によりまして東口にタクシープールが設置されたことに伴いましてこの条例を制定したものでございます。  それで、内訳でございますけれども、使用料としては1台6000円いただいているわけですけれども、内訳としましては、福生駅東口が全部で18台ございまして、このうち京王と太陽にそれぞれ9台ずつ貸しております。それと西口につきましては3台の使用施設がございまして、京王、太陽、秋川の各1台に使用させてございます。 114 ◯田村(昌)委員 大変ありがとうございました。それで最近、東口の方のそこの部分に車が少ないのではないかということと、ほかのタクシー会社がそこを使用させてくれというような申し込みがあるのかないのかということと、これからふえる可能性があるかどうか、その点ちょっとお聞かせ願いたいと思います。 115 ◯滝島課長 御指摘のとおり、東口につきましては18台ございまして、各9台ずつということでございますので、昼間はちょっとやはり現地を見ますと空いている状況がございます。それで夜はある程度稼働しているのだと思うのですけれども、また使用料としてはその台数をいただいておりますので、とりあえずそこら辺の使用料については問題ないのかなという感じがするのですけれども、それと今後ふえる可能性があるかというお話でございますけれども、これにつきましては、たまたまことしの2月なのですけれども、1社新規参入ということで市の方に申請がございました。東西、東口と西口に各1台ずつということで来たわけでございますけれども、それでこの件につきましては、駐車場条例の第3条の使用の許可に「福生市内に営業所を設けているもの」ということがあるわけですね。それでたまたまその会社につきましては、営業所がございませんでしたので、そのときには不受理という形で受理をしておりません。  ただ、そのときにその業者いわく、今、営業所があるということで特定の会社、そこら辺を指定して保護していることがどうなのかという御指摘を受けまして、その後、ちょっとうちの方も弁護士さんとか運輸省とか東京都とか、いろいろ調査したわけでございますけれども、結果としてそれぞれの明確な、営業所を設けていないことが悪いという明確な理由がないのですけれども、ちょっとやはり今、現状は機会均等とか平等の精神等、あと規制等がございますので、条例改正をする方向で今内部で検討しているところでございます。これにつきましては、またそこら辺のことがまとまりましたら、議会にお諮りしていきたいと思っておりますので、よろしくお願いいたします。 116 ◯田村(昌)委員 もう1点よろしいですか。インポートフェアの関係で、あそこをだから1日、ほかにいっていただいたじゃないですか、会社に。その関係の費用かなんかはタクシー会社に払ったのかどうか、かなり文句を言われたのではないかと思うのですけれども、その辺ちょっと───それは参考でいいです。 117 ◯森田(秀)課長 ことしのインポートフェアの関係でございますが、商工会から聞いたところでは、特に払ってないということでございました。 118 ◯田村(昌)委員 それではそのようにこれからもしていただきたいと思います。大変ありがとうございました。終わります。 119 ◯前田委員 9ページでございますが、私はお聞きしたいことは、国庫補助金と都の補助金の関係ですが、両方とも最終の予算現額と実際の収入額、調定額ですが、大幅に違うのはこの二つだけなのですけれども、これは三位一体の関係で今後読み切れないのか、どうしてこういう大幅な、片方は、国庫支出金については大幅なマイナス、それから都の支出金については大幅なプラスの金額ですが、これらはどうして一体こうなったのか、最終まで予算は詰めて詰めて詰め切ってこういう結果と、ということは最初から読めなかったのかということをお聞きしたい。 120 ◯大越課長 国庫支出金と都支出金の予算減額との収入済額、結構差がございます。大きいもので言いますと、国庫支出金では知的障害者施設訓練等支援費負担金、これは380万円ほど、それから保育所運営費負担金が290万円、児童手当負担金939万円、それから生活保護費で3480万円ほど等がございまして、福祉関係につきましては歳入と歳出があるわけでございまして、その辺のところは年度当初、あるいは補正予算で精査はしているのですが、サービス料、それから市民からの申請等で必ずしも把握できない部分等もございまして、結果的には収入が下回っているものもございます。  それから、都支出金につきまして、大きいところでは介護支援センター補助金ですとか、高齢者いきいき事業補助金、これが介護支援センターが530万円ほど、高齢者いきいき事業補助金が940万円、それから大きいところでは産休等代替職員の補助金、これが320万円等がございますが、いずれも歳出の方とのリンク等もございまして、補正予算で下げる機会があれば減額するのでございますが、歳出との絡みでなかなか見込みがわからない場合もございますので、収入済額が予算より少ないという状況がございます。  これが逆に予算より収入が多くなるということは、歳出の方もオーバーしてしまうということもございますので、この辺につきましては例年、歳出、歳入リンクしている部分につきましてはその差が出てしまうということがございますが、今後精査していきたいと思いますので、よろしくお願いいたします。 121 ◯前田委員 私はそういう細かいことを聞いたわけではなくて、結局読み切れるのか切れないのかということをお聞きしているわけなのですよ。これは三位一体の関係でそうなっているのかどうかということでね。細かいことは私は聞いておりませんから。読み切れるのか切れないのか、それだけで結構ですから。 122 ◯野崎部長 予算額に比しまして決算額の読みといいますか、動向といいますか、そういった関係でございます。  まず、東京都の補助金につきましては、3月のもう最終補正に間に合わなかったもの、例えば調整交付金の増ですとか、また国庫支出金につきましては特別交付税の減ですとか、そういったことで3月の補正予算に間に合わなかったものがこうやって予算額と比べて収入額の減、あるいは収入額の増というような、そんな現象を起こしておりまして、補正予算が可能なものにつきましては補正予算で対応しているところでございますけれども、ただいま言いましたように3月の補正に間に合わないもの、こういったものがこういった決算額の傾向となっているということでございまして、なかなか読みづらい部分もございますけれども、国の総額の予算ですとか、あるいは例えば特別交付税でいいますと災害の状況ですとか、そういったもの、もろもろの要因がございますので、できるだけ当初予算の段階で決算額に近い数字を推計して算出はしておりますけれども、こういった決算の結果となっているというようなことでございまして、予算編成の段階から決算に向けましての的確な把握をしてまいりたいと、そんなふうに考えております。 123 ◯前田委員 そういう事情だとすればよくわかりますが、ここ3年も4年もずっと同じ傾向があるのですよね。だとすれば、そこら辺は何とか読めればもっと事務量が減るのではないかと、行政コストが減ってくるのではないかと、こういうことでございます。  以上でございます。ありがとうございました。 124 ◯大野(聰)委員 何点か。収納率についてはなかなか毎回いろいろ申しわけございません。  まず、決算書の31、32ページの民生費負担金の児童福祉費負担金の関係ですけれども、保護者負担金、いわゆる保育料ですけれども、収入未済額が昨年の決算よりは大体半分ぐらいになっているのですね。  いろいろそういう意味では御努力されたのかなと思うのですが、ただ、不納欠損と収入未済額を入れると、調定額のやはり1割、10%がいわゆる債権の放棄を含めて年度内に収納されないという状況があるということは、御努力についてはそれなりにやっていらっしゃるのだと思うのですが、具体的にどんな滞納整理といいますか、保育園で納付書を持っていくとかということをやっていただいているというふうに前に伺ったような気がするのですけれども、その辺について再度お伺いしたい。それから、きょういただいた資料で結構D6階層からD8階層の数、これはもう絶対数が多いのですかね。多いのかもしれませんけれども、この辺が滞納件数がやはり多いと、要するに階層によって滞納比率といいますかね、件数がどうなるのかわかりませんが、たまたまここに出していただいた資料によると、D6が95、7が123、8が108と結構高いのですよね。この辺がどういう傾向になるのかちょっと教えていただきたいのと、それからもう一つは、園別の収納状況を出していただきまして、結構バラつきがあるのですよね。必ずしもこの傾向、公立だから収納率が高いとか、民間だから高いとかということは必ずしもないようなのですけれども、ただ、滞納繰越分の場合はそれぞれバラつきがあるみたいですけれども、要するに今までは保育園、各園で私人に収納委託することはなかなかできなかったわけでしょうけれども、この辺は、これは今後のことになると思うのですけれども、今後どういうふうに向上に努めていかれるかということをまずお伺いしたい。保育園の関係は以上です。  それから2点目は、これも31、32ページの市営駐車場使用料ですね。事務報告書を見ますと、233ページに駐車場利用状況というのが書いてあります。昨年、立体化の工事があったということで8、9、10、11月まで稼働がない部分があるわけですけれども、これを見ますと4月が5402台、ずっと毎月7月までは4000台の上から5000台ということですね。立体駐車場ができた12月以降を見ますと2000台に減ってしまっているのですね。これはどういう見方をしたらいいのか、実際に厳密に、要するに利用台数が平面のときより減ってしまっているのかどうか、その辺をちょっと教えていただきたい。それから稼働率ですね、工事終了後の稼働率がどうなっているか。80何台でしたか、かなり駐車できるのだと思うのですが、その稼働率がどうなっているのか、これは駅前の違法駐車の関係もあるのですけれども、前のお話では駅前のところには一切違法駐車はないのだということで、なくなるのだというお話もちょっと伺ったのですけれども、むしろこれは利用台数が減っているということなのですが、この辺についてお伺いしたいと思います。  それからもう一つは、放置自転車等撤去保管料が56ページにありますけれども、それでこれも事務報告書の231ページの駅周辺の放置自転車撤去及び保管状況の中のアがシルバー人材センターにあの辺の管理を委託して、それぞれの駅の撤去とかいろいろお願いをしているということで、昨年の11月までは9時から4時までやっていたと、それから12月からは時間を延長したということで書いてあるのですが、実際に例えば福生の駅なんかを見ても余り減った状況が見受けられないのですが、配置した上で4時までやられたときと、それから時間延長されたときの実績数が変わっているかどうかということをひとつ伺いたいのと、それからもう一つは、これも昨年だったと思うのですけれども、福生駅東口については、平面駐車場から西友の地下に駐車場が移転しましたよね。その辺のところでの状況がどのぐらい変わったのかについて教えていただきたいと思います。  一応それだけ教えていただきたいと思います。よろしくお願いします。 125 ◯西湖課長 それでは、私の方からは決算書32ページ、保育所入所児童保護者負担金のことで3点いただいておりますので、まず具体的な対応、整理方法ということでございます。平成16年度につきましては、毎年度当初、収納率の向上対策ということで、組織一丸となって収納率の向上を図る。また過年度についてはそういった細かい分析をしまして収納に導いていく。また滞納者との接触を図り、粘り強く交渉して収納の確保を目指すということで、平成16年度におきましては組織も今までの児童福祉課から保育課に課が組織されまして、そういう点ではひとつ課としての動きやすい面が出できたかなと思っております。その結果といたしましては、現年度分につきましては98.8%、また滞納繰越分としては11.3%、合計で89.6%という収納率で、昨年からそれぞれ若干ですが、上がっているような状況がございます。  具体的に私どもは、要は今いる方々に100%、どれだけ100%に近い収納率を上げるかということが自分たちの使命かなということがありまして、大変恐縮なのですけれども、過去5年、6年前の部分については、なかなか交渉してもあやふやな答え、またいついつか払いますよということになってしまうと、それ以上のことははっきり言ってできませんので、現年度、今、保育園に入っている方々を中心に収納に導いていくということを、16年度は当初からそういった考え方でやってきたおかげで、現年度についてはある程度上昇を見たという部分がございます。  それと、これは3点目にかかってしまうのですけれども、保育園との関係につきましては、保育園側としてもなかなかそういった具体的に「あなたは保育料が未納です」とか、そういうことは言えませんので、その辺のやり方は、今、大野委員さんおっしゃったようにちょっとまた今後、私どもはどうするかということがあろうかと思うのですけれども、具体的には私どもとしてはある程度封筒を持っていき、「これをお渡し願えますか」というようなことからずっと今まで、具体的には保育園とも連携を取りながら、ある程度収納率の向上に努めているという状況がございますので、それについては先ほど委員さんもおっしゃったように、ある程度私人の部分で委託できるということですから、当然納税窓口が拡大されることもあるのですけれども、現状、私どものような小さいところですと、そこそこ今の状況の中で、またもうひとふんばりしていけば収納率も少し見えてくるのかな、よくなっていくのかなという状況がございますので、そこについてもまたもうしばらくそういったことで様子を見ながら、また保育園とは2カ月に一度全体の協議会がございますので、そういった中で常にお願いしているところでございますので、そこについては御理解いただきたいと思います。  それと、2点目のDの6から7の階層が多いということの部分でございますが、なかなかその辺については分析しづらい面があります。もともと保育料そのものがかなりそこに集中している部分がございますので、そうするとどんどん滞納整理していく中で、やはり残ってしまうのがそういった平均的な一番多いところの部分ではないかなという部分がございます。一応15、16のその階層部分の具体的な比較はしているのですけれども、実際的にそういった部分と実際の収納というのは、絶対数の最初のバランスがそのまま、大体そういうふうに残ってしまうというようなことでございまして、私どももある程度5年という年数の中で、滞納者を出さないように努力しているわけでございますが、またそういった階層別、また先ほども申し上げましたように保育園別というのは、その保育園に行っている方の状況によって大分これは変わってきますので、それは全体的なこととして各保育園には協力を願っているところでございますので、それも引き続きお願いしていきたいなと思っておりますので、全体的な保育料については現年度を重視しながらできるだけそういった不納欠損を出さないように努力してまいりたいと思いますので、よろしくお願いいたします。 126 ◯森田(秀)課長 それでは、決算書32ページの市営駐車場の関係でございます。  事務報告書233ページにございますように、4月から8月頭までなのですが、この場合は平場で39台でございました。12月から立体駐車場を稼働いたしまして、80台の稼働なのですが、ここで大きな差が出ております。利用者の方、ちょっとお聞きしたところによりますと、やはりちょっと立体になってから自由に止められない、狭さをちょっと感じると、柱が太いもので、ちょっとなかなか狭い、全般的に運転の未熟な方はなかなか止めづらいのですというような話を聞いたことがございます。そのようなこともありまして、若干減っていたのではないかというふうに思います。  また、うちの方のPRも不足していたと思いまして、1月からシルバー人材センターの者を出しましてびらを配ったり、違法駐車の件数も調べておりますので、その際に駐車場の案内の広報をさせていただいております。またホームページ等に駐車場の案内を載せることによりまして増加を図っておりまして、現在ですと約3000台、日に100台を超えるところが大体半数になるような形、今の状況で言いますと3000台ぐらい、7月が3454台、これが最大でございましたが、そのような形に戻っておりまして、統計的に見ますと若干ですが増加をしているのではないかというふうに思っております。  稼働率といたしましては、今、80台でございますので、大体1.3ぐらいの回転率かというふうに思っております。  次の自転車の返還の関係でございます。決算書56ページ、諸収入のところの放置自転車の関係でございます。今年度の撤去台数が1932台ということで、前年と比べまして約500台程度ふえております。  これの大きな撤去台数がふえたところの要因といたしましては、東口の大店舗の周りから撤去の台数がふえておりまして、それに伴いましてまた返還台数もふえております。先ほど御指摘のありましたように、返還の時間を12月からちょっと試験的に変更いたしまして、6時まで延長させていただきました。と言いますのは、やはり4時ですと、学生さんなんかですと、撤去されて戻ろうと思ったときはもう返還場所が閉まってしまっていて、結局丸々1日、次の日まで待たないとしようがないということで苦情がございまして、そのところにつきましてはシルバーと打ち合わせをしまして、人員の割り振りですとか、その辺のところを調整をいたしまして6時までやっていただくようにいたしました。  その結果、何台そこでふえたかといいますと、ちょっと申しわけございませんが、資料、手持ちがありませんが、今のところ特に苦情とか寄せられておりませんで、大体当初始めたところでの二、三台でしたでしょうか。6時以降聞きましたところ「きょうもありましたよ」という程度のところでございましたが、好評でございますので、4月以降も続けているようなところでございます。  それから、東口の自転車の利用状況でございますが、15年度と比べましても地下の駐輪場になりましてから利用はふえているような状況でございます。 127 ◯高橋委員長 2時15分まで休憩いたします。       午後2時3分 休憩   ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~       午後2時15分 開議 128 ◯高橋委員長 休憩前に引き続き会議を開きます。 129 ◯大野(聰)委員 ありがとうございました。それでは保育園の関係、お話させていただきます。御努力されているという状況がわかりました。  ちょっと再度二、三点伺いたいのですが、実は昨年のこういう決算委員会の資料の、やはり年度別滞納状況というのがありまして、階層別なのですけれども、それを見ますと、昨年の資料ですから、平成15年度の資料ですから、当然卒園したりなんかをされているのかもしれませんけれども、この中で11年度のところにD20階層で滞納者数1、下段が滞納月数9というすごい886万9千何がしというのがあるのですが、これは11年度ですから、これはもう、どういう処理になったか、てんまつをちょっと教えていただきたいと、収入されたのか、今回の1100万円の中に含まれてしまったのか、ちょっと急で恐縮でございますけれども、教えていただきたいと思います。  それからもう一つ、私も保育園にいたことがあるものですから、前にもこういうことはどうですかということでお話したのですが、武蔵野市の場合、例えば滞納の御家庭がある場合には、それぞれ夕方、保護者の方がちょうど子供さんを迎えにくる時間帯にそれぞれの保育園に来て待っているのですよね。それで保護者の方が来ると「ちょっと、ちょっと」と言ってお話をして、何とか協力していただくというような方法をとった事例、現に私もかかわりましたけれども、保育園そのものは実際には立ち会いませんけれども、そういうことで市の職員が見えたことがあったのです。その結果がどうなったかはもちろん聞いておりませんけれども、そんなような方法でできれば、少しでも財源確保に努力をしていただくのがいいのではないかと思うのです。  当然保育園があのうちは保育料を払ってないからとか、そういうことは子供たちにとって非常にいいことではありませんから、絶対にあってはいけないと思いますし、保育料を払わないから給食をあげないとか、そんなことも絶対あり得ないわけだし、そういう意味ではやはり親御さんに御理解をいただくためにいろいろな手段をとることが必要だと思いますので、よろしくお願いいたします。  それから、市営駐車場の関係なのですけれども、いろいろ御事情があるというふうに伺いました。ただ、反対側の臨時駐車場だったところが、その後商工会が引き続き借りて駐車場にしたというような事情もあったと思うのですけれども、それにしてもいかんせん、1.2台とおっしゃいましたね。ということは、一つの駐車場が1日1.2台しか利用されないということですよね、1日にね。  そういう意味でいえば、結果的には非常に失礼な言い方かもしれませんけれども、元どおりでよかったのではないかという話になると思います。いろいろな事情があったし、地元の要望が強かったと思うのですが、それでもまだ前の年までいかないという状況があるわけですよね。  いろいろ御努力されても前の駐車場の状況までいかないという実態はあるわけだし、そういうところにそれなりの経費をかけてつくられたということですけれども、確かに柱が太いとか、私も実はまだ利用させていただいたことがないので状況がわかりませんけれども、いずれにしても、高額な経費をかけてやって、結果的にどうだったといういろいろ批判を招きかねないような部分があると思うのですね。  そういう意味で、これからPRするとかという話があったし、前にもちょっと確か駅前通りにこういう看板を出したらどうかという話をして、それもやっていただいたと思うのですね。「市営駐車場入り口」というのがちょうど中森さんの前のところの公園のところに張ってありますけれども、そういう意味ではそれなりに御努力されている事実はわかるわけですけれども、何とかもう少し、せっかく立派なものをつくられたわけですから、これもいずれ指定管理者とかという話になるのかもしれませんけれども、やはり実経費ばかりかかって収入が上がらないとかという話になると問題だと思いますので、今後の集客というか、利用の促進について具体的にどういうふうに考えるのか、再度お伺いをしたいと思います。  確かにいろいろその後の状況は変わったというお話はわかりますけれども、ただ、状況が変わったからそれでいいのだという理屈にはならないと思いますので、その辺のところをお願いをしたいと思います。  それからもう一つ、放置自転車に関していえば、さっき私はちょっと勘違いして、保管場所の待機の関係だったのですね、この表はね。私が伺いたかったのは、要するに駅前の監視というか、撤去指導、放置自転車があるとその辺がいわゆる指導しますよね。それが確か時間帯をずらしたのですよね。少し遅くまでしたよね。その辺の状況がどうなったのか、今も現実にどういうふうにやっていらっしゃるのか、ちょっと伺いたいと思います。  というのは、ダイソーのところ当りを、せっかく市の方で「この駐車・駐輪禁止」とこういうステッカーを下に張ってありますよね。何箇所も張ってあるのですけれども、その上にいろいろな方が、特にそういう困った方が、学生さんだとか、御婦人だとか、結構置いていらっしゃる方もいらっしゃるように、平気でステッカーの上に置いている状況があるし、これはまさにマナーの問題だと思うのですけれども、そういう意味でどの程度時間をふやしてどういうふうな効果があったかも含めてちょっとお伺いしたいと思います。よろしくお願いします。 130 ◯西湖課長 決算書の32ページ、保育料の関係でございますけれども、昨年の決算委員会のときDの20の階層の方がいたけれども、その後どうなったかということでございまして、ことし実は不納欠損額の中の全体の中の一部ということで、その方は平成11年度で1名の方でございまして、保育料にいたしまして23万3100円ございました。残念ながら不納欠損という形で欠損処分にしたところでございますので、よろしくお願いします。 131 ◯森田課長 それでは、先に駐車場の関係でございます。  御指摘のように工事中に臨時駐車場、商工会の方でやっていただきましたが、12月以降もそのまま続けてやっているというのはこの実数にひびいているかなというふうには理解をしております。  利用促進でございますが、先ほども言いましたようにPRですとか、それは欠かさずやっております。最近では地元の商店街、その方たちとも御相談しまして、違法駐車の一掃ということで道路にほかの駐車場案内ですとか、カラーコーンを置くようなことをしてそこから路上駐車を追放するとともに、利用促進を図れないかということでいろいろお話し合いをさせていただいている状況でございます。  また、地元の商店街を通じまして回数駐車券の購入をしていただいております。そこにつきましてもパンフレット等をつくりましてPRもしているところでございます。  自転車の駐車の関係ですけれども、福生駅東口、16年中は福生駅東口では6時半から9時半までの指導を行っておりました。放置自転車の指導を行っておりました。現在ではそれを4月から時間を変えまして、8時半から11時半というような形で昼間のまた指導も行っております。そのほかに2時半から3時半と2回に分けまして福生駅東口では指導を行っているところでございます。そのようなことを続けまして、放置自転車の追放を目指したいなというふうに考えております。よろしくお願いします。 132 ◯西湖課長 答弁漏れがございまして申しわけございませんでした。  確かに委員さんおっしゃったように私どもも保育園を通じて、また逆にそういった方々になかなか会えない場合につきましては、今、これから保護者の方が迎えに来るかどうかということを、定期的ではございませんが、一応そのケースケースによって実施している状況がございますので、委員さんおっしゃったように総合的にそういったことが非常に私どもとしても保育料収納に早く導きますことがございますので、引き続きその辺につきましては園と連携をとりながら実施して、滞納整理をしていきたいと思っておりますので、よろしくお願いします。
    133 ◯大野(聰)委員 どうもありがとうございました。ぜひその辺の御努力をお願いしたいと思います。  最後に、放置自転車は東口だけですか。今、時間をずらしてやっていらっしゃるというのは───東西ということですね。その辺は徹底をしていただきたいと思います。  最後に、市営駐車場、しつこいようですけれども、駅前の方、それなりにもちろんお仕事をやっていらっしゃるわけですから、駐車の問題についてはなかなか難しい部分があると思うのですね。ただ、郊外に住んでおりますと、たまに出ていってかなりやはり車が止めてあると、両側に止めてあったりなんかしてすごく通りづらいとか、バスが交差できないとか、結構いろいろな問題があるのですね。  そういう意味では、そういう違法駐車の徹底をしていただきたいと同時に、ちょっと最後にその辺の、私はまだあれなので、ぜひ駐車場の利用台数がふえるような決意表明をぜひお願いしたいと思うのですけれども、どなたか。 134 ◯野島課長 市営駐車の活用と申しましょうか、そういうようなことでございますが、市営駐車場につきましては指定管理者にいたすということで、本議会にもできる条例ということで条例改正の方をお願いしてございまして、基本的には来年4月からは指定管理者制度を使って、そして違法駐車対策等も含めまして市営駐車場を活用してまいりたいと考えております。 135 ◯大野(聰)委員 ありがとうございました。 136 ◯青海委員 1点だけお聞かせください。事務報告書に冒頭に市長の施政方針が載っていまして、16年度の施政方針と決算というのは一致するといいますか、一体化のもので、そこでちょっとお聞きしますが、その中で住宅対策について「高齢者住宅の供給の促進を図ってきましたけれども、平成16年度の計画戸数を超えると目標戸数を充足することになってまいります云々」とありまして、「このことから、住宅施策の次のステップとして新たな施策が必要であると。そこで定住化の促進を図るような施策も今後検討していく必要がある」とこの16年の冒頭の施政方針で述べられました。  そこで、決算書の45ページのところの住宅費補助、一番下のところに絡んでお聞かせいただきたいのですが、本年度でもって高齢者の住宅については当初目標を達成したとお考えになっていらっしゃるのかということが1点と、定住化促進というのは研究の頭の中での段階なのか、どこか決算の中で費用としてといいますか、実際の費用負担として出てきてどこかに載っておるのか、その辺の部分をお聞かせいただければと思います。 137 ◯野崎部長 私の方から定住化促進に向けましての住宅施策ということで答弁させていただきます。  この定住化促進対策でございますけれども、これにつきましては住宅施策を総体的にとらえまして、例えば環境面から見ますとこれは太陽光発電ですとか、また福祉対策から見ますとバリアフリー、あるいは防災面から見ますと住宅の耐震化とか、また住宅に関連しましてもろもろの施策が考えられるところでございまして、こういったものを統括いたしまして、包括しまして、定住化促進のために、例えば利子補給制度ですとか、利子に対する補助金ですとか、そういったことを16年度から今現在にかけまして検討、研究をしている段階でございます。来年度、平成18年度に住宅マスタープランの改定がございますことから、その中で住宅条例の制定等も踏まえまして総体的に検討しているというような、そんな段階でございます。 138 ◯古谷(久)課長 それでは、高齢者住宅事業につきまして、今後についてはどうかということと、達成をしたのかというふうなことでお尋ねだと思いますが、事務報告書でいきますと290ページの19番、高齢者住宅事業というふうなことで一覧を示させていただいております。  その中で昨年6月、シルバーピア北田園の住宅条例の改正等でもお話のあった部分でございますが、その時点で高齢者の住宅につきましては、需要そのものもさることながら、具体的には、例えば公団ですとか、そういったところがかなり高齢者用、バリアフリー等におきましていろいろかなり経費をかけてそういった住宅に改造されていたり、私もそういった実態を福生団地で管理人さんにお聞きをいたしまして、これから空いたところを予算の範囲で、状況を見ながらそういった高齢者住宅に変えていかれると、そしてまた現に改造したところも見てまいりました。  そういったことや、あるいはそのときの説明の中に、市内、かなり民間の住宅の中でも、ただ、高齢者の方が入りづらい状況もあるわけではございますが、かなり空き屋ののぼり旗も見られたりだとか、そういったことで、昨年の6月の議会の時点では高齢者住宅にはやはりランニングコストの問題がかなり大きくのしかかってくるというふうな実態がございますので、その建設につきましては様子を見させていただきたいというふうなことでお願いをしたような経過があると思っております。  また、高齢者住宅の福祉計画等の中におきましても、その達成につきましては120で127ということで達成を、十分かどうかは別として、計画をクリアをしたというふうな実態があるというふうなことで理解をしてございます。 139 ◯青海委員 ありがとうございました。とりあえずは決算のこの時点では高齢者の住宅、いわゆるシルバーピアを含めまして一応当初計画は満たしたという判断を福祉計画の中からもされているということですよね。実態その他云々については、また今度の予算のときにでもどういう考えかはお話をすればいいわけですが、それはそれでわかりました。  それで、そうするとさっきの定住化促進のものというのは、年頭に市長が16年度こうしたいと、研究をしたいということで、いわば研究だけだったということだよね。ずっと研究をしているということだよね。そうですか。ではまた、それも今度は関連させて予算の中でお聞きするようにしましょう。ありがとうございました。 140 ◯小野沢委員 ページでは40ページで、今まで質問が1回もなかったと思うのだけれども、民生費都負担金の中の社会福祉負担金の中の備考の3で行旅死亡人取扱負担金で随分、倍ぐらいになっているのですよね。それでこれを、歳出の方でいろいろ調べたのだけれども見つからない。事務報告書にも載ってないのではないかと思うのだけれども、どこの課がどういう処理をするのですか。それで中身は、今回のこれの、どういう状況ですか。何人かいたのかどうか。それでこの費用は全部都費だけでやっているのか、そこのところをちょっと、どこを見てもなかなか見つからなかったものですから、ちょっとお願いします。  それから、46ページの上段の11番の市町村福祉費交付金、激変緩和ということで、当初予算のときに説明がなかったのではないかなと思うのですよ。全然書いてないから。これのだから事業概要と、どういうことで激変緩和なのか、中身の説明をちょっとお願いいたします。  それからもう1点、56ページの雑入の24番、公共施設職員等駐車料、大体800万円超すぐらいの収入があるかなと思って見ていたら、結果的には随分減って711万6000円、前回が840万円ですから随分減ってしまったわね。減ってしまったわねというのは、環境対策の一環ですから減るのは当たり前で、いいのだけれども、その半面、余り減られても困るのだなと思っている部分があるのですが、実際にどこがどういうふうに減ったのか、そこだけです。 141 ◯羽生課長 46ページ、行旅死亡人についてでございます。社会福祉課が担当しております。昨年は2件ほどございました。支出の方につきましては120ページの7番、事業費の7というところで行旅死亡人取扱費ということがございます。こちらの手数料が歳出になっております。取扱費は都費でございます。  それから、事務報告でございますが、載っていると思いましたら載ってないということで、2名を載せてないということで、すみませんでした。  それから、2名なのですけれども、16年10月12日と、それから16年11月13日、10月12日は多摩川の河川敷、それから16年11月13日は睦橋の方ということで、警察の方から一応連絡がございまして、行旅死亡人ということで、葬祭費というような形で出させていただいております。 142 ◯西湖課長 私の方から46ページ、備考欄上段の11番、市町村福祉費交付金ということで、委員さんおっしゃるように、予算の状況のときにはそういうことを言わなかったような、私の方もそういう感じでございまして、大変申しわけございませんでした。  この交付金でございますが、実は平成10年度に一応「保育所運営事業の補助率適正化に当たり市町村の福祉サービス水準の確保を図るため予算の範囲内において市町村に交付する東京都市町村福祉費交付金の交付」ということの目的で平成11年度から始められた交付金でございまして、平成11年度につきましては3015万9000円、それが14年度まで続きまして、16年度に2010万6000円、またその半分で16年度、ここに決算書に書いてあります1005万3000円ということで、17年度以降は打ち切りということで、交付金の使い道については、実際に子供とか障害者とか、そういった部分で一般財源を補完するものだということで、東京都の方で今言った年度間にそれぞれ市町村に交付したものでございます。 143 ◯村野課長 決算書56ページの公共職員等駐車料でございます。こちらにつきましては、昨年度が247人の方から駐車料をいただいておりまして、16年度においては201人ということで、46件ほど少なくなっております。  そこの大きく減ったところでございますけれども、小学校関係が28台と大分少なくなっております。あとはそこそこでということで、第四庁舎ですとか田園会館、そんなところで少し少なくなってきておりまして、あと若干増もございますけれども、そんなところでございます。 144 ◯小野沢委員 わかりました。羽生課長の話、2名、わかりました。  それで、これは葬儀費用だけ。例えば担当の職員がそこへいって何かするということは全くないの。だってこれは手当がつくのではなかったかな。特殊勤務手当の中に入っている。だから職員、どこの課の職員が行って、触ったりなんかするのか全くしないのか、そこのところをちょっと、現場の話をお願いいたします。  それから、46ページの激変緩和のことはわかりました。何にでも使えるいい費用だったのだね、そうして見るとこれは。こういうのはずっと欲しいよね。  それから、職員の駐車料金の関係ですが、そうですか。小学校が減った。異動があって減るのだろうから結構なのですが、取りっぱぐれというのか、そういう未収金みたいなものはないですか。それだけお願いします。 145 ◯羽生課長 昨年、このごろはそういうことが多いのですけれども、大体行旅死亡人ですとか、不審死になりますので、警察が入りますので、職員が手を出すということはほとんどございません。ですから払ってないのですけれども、もしもあった場合には1500円ということでございます。 146 ◯村野課長 職員等の駐車料ですけれども、おかげさまをもちまして不納の分はございません。全額いただいておりますので、よろしくお願いいたします。 147 ◯小野沢委員 結構です。 148 ◯田村(正)委員 それでは、56ページの8番、資源売払い収入というところなのですが、事務報告書は258ページとかいろいろとあるのですけれども、今回は987万円増加したというふうなことなのですが、ちょっとどことどこが合算でこの金額になったというふうに確認しているのですか。お願いします。 149 ◯土井課長 いろいろなものがふえていたり減っていたりしておりますけれども、新聞、これが56.6%増、それから雑誌が130.7%増、ダンボールが128.1%増、逆に牛乳パックが100%のマイナスになっております。そういうものを積み重ねていきまして、それで970何万円のお金がふえたということでございます。よろしいでしょうか。 150 ◯田村(正)委員 もう少し詳しくお願いしたいなと思うのですけれども、どうしても足し算していくとよくわからない部分があるのですけれども、そうしますと指定袋とかそういったものも入っているのですか。それとあとリサイクル事業の関係の、リサイクルセンターでのそういった事業も入っているのか、あるいは最近ではペットボトルも売払対象になるというふうなことなのですが、その辺も入っているのかどうなのか、もう少し細かくお願いしたいのですが。 151 ◯土井課長 基本的には資源回収団体が収集していただいたものがここに入ってきております。  それで、具体的に言いますと、単価も大分動いております。例えば新聞で言いますと7円から9円であったり、キログラムですけれども。雑誌ですと3円から6円であったり、それからダンボールですと5円から9円というような形で、ちょっと単価が上がり気味なという部分があるということが多くなっている理由になるのかなというふうに思っております。 152 ◯田村(正)委員 資源収集団体、市が集めたもの。 153 ◯土井課長 失礼しました。これは市が集めたもの、ちょっとごっちゃに、勘違いをしまして、市が集めたものの中で資源化したものです。  それでもうちょっと具体的に言いますと、例えば不燃系のものですと、生瓶が39トンで、単価が1円から15円で、売上の総額が15万5400円、それからカレットという砕いたものなのですけれども、これが477トンで、単位がマイナス1円から、1.5円ということでこれは1円を割ったときもあるということですね。それが30万4133円、それから鉄類、これが188トンで1.5円から19.5円のところで売られております。それで47万1384円、一番大きいのがアルミです。これが単価がゼロ円から93円、704万9288円、トン数が100トン。  ですから、ざっといっぱいありますけれども、このアルミ類が700万円と、それから新聞が約1000万円、それから雑誌がそういう意味で700万円という形で上がったものと、そういう形で2888万7100円の売上がトータルでありました。それでアップしたのが970万円ということです。 154 ◯田村(正)委員 今回、非常に税金が上がったということで、987万円の増というふうなことなのですが、やはり決算委員会ですから、市が集めたものについてはやはり我々も確認する関係があるので、できればそういった口頭のみではなくて資料みたいなものが出せるのかどうなのか、もしできれば資料要求をお願いしたいのですが、委員長、いかがでしょうか。 155 ◯高橋委員長 ただいま田村委員から資料要求がありましたが、皆さんいかがでしょうか。         (「異議なし」と呼ぶ者あり) 156 ◯高橋委員長 暫時休憩いたします。       午後2時51分 休憩   ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~       午後2時52分 開議 157 ◯高橋委員長 休憩前に引き続き会議を開きます。  ただいまの資料要求に関し、きょうじゅうに提出できるということですので、いかがでしょうか。         (「異議なし」と呼ぶ者あり) 158 ◯高橋委員長 異議なしと認めます。それではよろしくお願いいたします。  暫時休憩いたします。       午後2時53分 休憩   ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~       午後2時54分 開議 159 ◯高橋委員長 休憩前に引き続き会議を開きます。  資源売払い収入の一覧表でいいですね。市が集めたものということで、そういうことでよろしくお願いします。 160 ◯遠藤委員 短いというのはきっと資料があるからだと思って短いのですが、まずかかわりのあるページは、29ページ、30ページのところの国有提供施設等所在市町村助成交付金等のところでちょっと伺いたいのですが、長い名前ですけれども、これにかかわって事務報告書の102ページ、103ページにあるのですけれども、基地対策関係要請等という一覧表が出ていて、大変よくわかりやすいのですが、ここで質問の一つは、安全等の確保、例えば8月に横田基地所属のヘリコプターの緊急着陸に伴う安全等の要請(口頭)となっているのですね。それからC-130からのヘルメットの落下事故、あのお間抜けな兵隊が下をのぞいたら落っこちてしまった、あれも口頭なのですよ。それから11月のヘリ関係も口頭なのですよ。それから12月の騒音に関する排除についても口頭なのですよ。  この口頭という形で事務報告に残っているから確かなことなのですけれども、現実には口頭で行ったこうした要請に関してはどのような記録で残っているのでしょうか。つまり、僕は前からずっと20年近く言っているのは、基地に対する対応の場合に、最初はほとんど口頭でやりあいをしていたわけで、それではまずいと、せめてファックスになさいと、それがだめだったら文書の交換にしてくれと、それでなかったら記録が残らないではないかという話の中で随分記録で、記録というか、ファックスでやるようになった、あるいは文書で、5市1町全部そうですが、やるようになってきて、非常にその意味からいうと厳密な交流ができていると思っているのですが、この場合の口頭は口頭でしたものの記録を残すということをしているのかどうかということをちょっと伺いたいのです。  そうでないと、口頭ですからね。聞かなかったと、そんなこと言わないと思うよ。聞かなかったと言われればそれまでだけれども、こうやって記録に残っている以上はどういう口頭───どういう口頭の文書であったかというのを聞くのは少し変だよね。だけど口頭だけだと中身がわからないわけだから、一つは結論的にいえば、要望としては、口頭はその場だけだけれども、きちんとその後にフォローする文書を出すような形式をとってはいかがですかということをまず、それは結論で言うのですけれども、その前に口頭の中身をちょっと聞かせてください。  それからもう一つ、決算書に戻りますけれども、いわゆる基地交付金の本年度の決算が終わったわけですが、これで、もうわかっていますよね。周辺5市1町のこの交付金のそれぞれの額というのがわかっているかな。わかっていれば立川から瑞穂町までのそれぞれの交付金の額を(「うちが一番多い」と呼ぶ者あり)うちが一番いいのがわかっているから聞きたいのよ。  それともう一つは、これの算定基準になった横田基地の全体の今年度の、このとしの評価額ですよね───が幾らで、実際に交付金はこれだけになったという額を、それだけ教えてください。 161 ◯高橋委員長 3時10分まで休憩いたします。       午後2時58分 休憩   ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~       午後3時10分 開議 162 ◯高橋委員長 休憩前に引き続き会議を開きます。 163 ◯渡辺主幹 私の方からは、口頭による要請についての記録が残るかどうかということでございますが、横田防衛事務所に要請をする場合には、口頭の要請の場合はほとんどが5市1町の幹事市、あるいは東京都とその幹事市の団体の課長が要請に行くわけですけれども、その後、要請をした後、その幹事市の方から本日、あるいは何月何日これこれこういう要請をしましたというファックスで連絡をいただいておりますので、記録は残っております。 164 ◯岡野課長 基地交付金の周辺5市1町の交付金額の状況ということでございますけれども、立川市が助成交付金、調整交付金両方合わせまして2億380万3000円、昭島市が1931万7000円、武蔵村山市が4億5359万1000円、羽村市が2億3576万1000円、瑞穂町が6億8879万1000円、福生市が13億6857万7000円ということでございまして、合計いたしますと29億6984万円という形になります。  横田基地の国有財産の台帳価格でございますが、16年度は6237億2330万6000円という形になります。  それと、横田基地の、いわゆる横田基地だけの資産価格でございますけれども、こちらの方は事務報告書の200ページにも記載がございますとおりでございまして、一番上の方に資産価格がございます。横田基地資産価格が5473億9815万6000円というふうな形で、前年度より14.9%ふえているというふうな形になってございます。 165 ◯遠藤委員 はい、わかりました。要請した方はきちんとこれこれで要請したということがあったから、実際には───それだったら別に文書をあわててつくって持っていっても変わらないような気もするけれども、口頭と文書の要請の重さの違いというのはあるの。ここで聞きたいのだけれども、どういう場合に口頭にして、どういう場合に文書要請という形にしているの。  それと、口頭で承った方は、それはどうしているの。何か記録に残しているの。国の方の記録はあるのだろうね。きょう周辺5市1町がこれこれこれで行ってきたという。だってそうでなかったら公文書になって残らないじゃない、お互い。そこはどうなのかな。それは僕が情報公開請求を国にすべきことなのかもしれないけれども、少なくともアメリカ合衆国ではそういった文句とか電話とか手紙とか全部記録になっているね。ひどいのはファックスのメモみたいなものまで記録になって公文書で出てくるけれども、我が国の場合───我が国の場合といえばそうだな。相手の人はどうしているか御存じ。知らなかったらそれでいいけれども、でもやはりそうすると、毎回行ってやはり口頭ではなくて文書の方がいいと思うけれども、とにかくその基準をちょっと教えて。  それから、その次の方の横田基地の資産についてはよくわかりました。ありがとうございます。 166 ◯渡辺主幹 国の方からの回答というか、そういうふうな部分についての記録でございますが、やはり同様に口頭による連絡というふうな場合につきましても、幹事市の方からファックスでこれこれこういう連絡が入りましたというふうな形でファックスで送られてくることがほとんどでございますので、そういうことでございますので記録は残ります。  それから、文書でやる場合と口頭でやる場合の違いといいますか、その部分につきましては、航空機の緊急着陸とかというふうな場合については口頭でやる場合が多いのですけれども、もっと重要な部分というか、事前にわかっているようなものについては5市1町、あるいは東京都を含めた形の中でこういうふうな要望をするという形で電話等、あるいはファックス等で連絡を事前にとりながら文書をつくっていく、あるいは会議を設けて案文をつくるという形をつくっておりますので、そういうふうな形でやっておりまして、緊急な場合については主に口頭というふうな形で、事前に承知している部分については文書でやっているというふうな色分けをしているところでございます。 167 ◯遠藤委員 とにかくざっくりいえば緊急なものは口頭でと、それからあらかじめ用意できるものは文書でと。しかし、それにしても僕はさっき言ったとおり緊急でも文書が残る方がいいと思うけれども、さっき渡辺主幹がおっしゃった、ファックスの最初話を頭になさったけれども、それは防衛施設庁がきょう口頭でこういうものがきましたよという確認ファックスをこっちにくれるという意味。そうではないの。  僕はさっき聞いたのは、5市1町なりが口頭で申し入れた、要請した、あるいは文句を言ったということの記録はどういう形で、人の役所のことだからどうでもいいかもしれないけれども、残っているのかと聞いているのです。そうでないと言いっぱなしの可能性は十分にあるから、そのレスポンスは、口頭でできたということに対する文書的なレスポンスはあるのかということを聞いたのだけれども、どうなの。その意味、さっきのファックスで云々というのはどうですか。 168 ◯高橋委員長 暫時休憩いたします。       午後3時22分 休憩   ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~       午後3時22分 開議 169 ◯高橋委員長 休憩前に引き続き会議を開きます。 170 ◯渡辺主幹 ほとんど要請の場合、横田防衛事務所を通してやっていただいているわけなのですけれども、横田防衛事務所の方ではそれを受けて、確認はしておりませんけれども、文書で要請分を出しているのだろうと思っております。それについてはちょっと確認させていただきたいと思います。 171 ◯遠藤委員 もう3回目終わってしまったので要請だけしておきます。  だから今初めてわかったのだよね。つまり、幾多の人が苦労して、あるいは大変なことが起こったといって口で言ったのが、向うは文書にきっとして、きっと横田基地に出していると、そこは信頼関係といえば信頼関係だけれども、でもほったらかされていると思えばほったらかされていることもあり得るわけで、今後ちょっとルールをつくっていただけませんか。どの場合の、口頭でもいいですけれども、どの場合にはまず緊急の口頭での要請を行い、その後に同じものが文書で出て、向うで受領のものがくるとか、あるいはその前日口頭で5市1町、もしくは福生市、基地からきた、貴団体からきた要請文については何々でどこどこに伝えましたというようなことをするのが普通は役所だと私は思いますけれども、そこはもうお返事を今はもらえるものではないので、要請だけしておきたいと思います。 172 ◯松山委員 この臨時財政対策債、6億8000万円この年度は借りたわけですが、このときには借入限度額は幾らまで借り入れ可能な額だったのですか。その点ひとつお願いします。 173 ◯大越課長 16年度の臨時財政対策債の発行可能額につきましては、9億1790万円でございました。 174 ◯松山委員 その数字は事務報告書の93ページに出ているわけですね。だから9億1700万円、この発行可能額まで借りた場合には、そうすると経常収支比率というのは本来ならその額で計算すると幾らになりますか。何ポイントほど下がるかな。 175 ◯大越課長 臨時財政対策債を発行可能額まで満額借り入れますと、1.8ポイントほど下がることになります。93.8%となります。 176 ◯松山委員 だから9億1700万円と6億8000万円との差額というのは非常に大きな金額なのですよね。経常収支比率で1.8ポイントも影響する金額でしょう。これは本来、だって借りなければ、借りられるわけですよ。現実にこの地方交付税、決算の金額に入ってしまっているわけですね、その数字は、借り入れるということを前提に。  ですから単純にいくと幾らだ。2億3000万円ぐらいか。借りなかったらね。それは野澤市長言うことに、後で返さなければならないからという、必ずそういうことを言うわけだけれども、それは単なる借金の話ではないわけで、地方交付税で元金、全部償還をみているわけで、いつになったら我が市が不交付団体になるなんて、そんなことがあり得るはずはないわけで、だからやはりそれは私は借り入れて、しかるべき今の経済不況の中で各種のいろいろ住民に対する施策の手当のいわゆる財源とすべきだろうと思うのですね。この点は強く申し上げておきたいと思います。それだけにしておこう。 177 ◯高橋委員長 ほかにありませけんか。         (「なし」と呼ぶ者あり) 178 ◯高橋委員長 ほかになければ、市税を除く歳入全般の質疑を終わります。   ───────────────・─────────────── 179 ◯高橋委員長 次に、歳出に入ります。  各款別の質疑に入る前に、まず各款にわたっての質疑がありましたらお願いいたします。
    180 ◯青海委員 それでは、去年も聞いたのですが、ここのところでお聞きをしておきたいなと思っております。  一つは、パソコンのこと、先々のことは電子計算機費で聞きますが、事務報告の115ページ前後のところでお聞きをしたいのですが、115ページに情報システム機器配置状況、パソコンがなんと620台ありますと、予備機と更新用で30台ありますということでございますが、通常、一般企業ですと一つの戦略を持って、パソコンを買うにしても、メンテナンスにしましてもメーカーをそろえるとか、あるいは機能をそろえるとかという形である程度集約化をしてくるのが当然と言われておりますが、この620台、メーカー別だとかメンテナンスの業者だとか含めましてどのような形になっているかまずお聞かせください。それと予備機、更新用の30台ということは、日常使ってないわけで、これは日常どのような形で使用されているものなのかお聞かせいただきたいのが1点。  続いて、隣の事務報告116ページ、一番上に担当職員の方の作業記録が年間で載っておりますが、これは渉外対応から始まりましてデータの抽出まで、1878件という非常におもしろいくくり方をされていまして、通常の場合ですと、件数で把握するよりも、例えば質問、回答が107件、開発改良が11件と件数からいくと明らかに11件の方が少ないけれども、その職員が携わった時間、いわゆる通常ずっとマンアワー、あるいは人工と言いますが、それからいくと全然今度は開発改良の方が多くなると思うのです。そういう意味でこの職員の方、係員5名の方ですが、この1878件を逆にかかった時間等で管理をしてみるとどのような割合になるのか教えていただきたい。  これは毎回パソコンのところを言うのは、非常に行政改革の最たるもので、ここになかなかメスが入らないので弱っているのですが、そういう意味でお聞きをするわけでございます。  3番目、お隣の117ページに、オのところで職員へのパソコン配置と、70台新規のパソコンを導入しているのですね。旧型機との交換を行ったと、この内容をお聞かせください。どのような理由で変えられたのか。  そして最後に118ページ、複写印刷用紙の発注約290万枚ですね。これはこれだけOA化をしてやっているのに全然枚数は減らない。大体260万枚から300万枚前後ぐらいということで、ペーパーレスの時代に、必要最低限のものはもちろん、市民の方々のサービスを提供しなければいけないから当然かと思いますけれども、圧倒的に多いのは内部の管理用その他ではないかと思うので、その辺の考え方を、この620台ものパソコンを使って、1年間で70台入れ替えて、それでもって用紙が格段と減らないというのはどういう管理をされているのかお聞かせいただきたいと、このように思っております。  それが一つと、あと職員のところで去年も聞いたのですけれども、退職される方について一定の勤続年数以上の場合に2号報上がるというやつが、昨年もお聞きしました。そのときには、去年の答弁では組合の方と今協議中ですというお話ですが、16年度は15年度と違ってその後、その辺のところが進展がありましたかどうですかのところをお聞かせいただきたいと、これは去年も聞いていますから多分いけると思います。  パソコンについては細かく質問の内容をお話してありますので、答えは明確に、長くなくていいですから、要領よくお願いします。 181 ◯戸室課長 4点ほど質問をいただいてございます。  まず1点目は、事務報告書115ページの620台のパソコンの機種別メーカーとメンテナンスでございますが、事務報告書115ページの表は市役所の各課に端末パソコン、プリンター等が何台設置されているかを示したものでございます。システムの系統や管理所管、予算を問わずに配置されている台数を集計したものでございます。情報システム課の所管のものと各担当課からの報告によるものと、パソコンソフトで台帳をつくり、管理しております。620台は情報システム課が配備した373台と、その他各課の所管分247台とに大別できます。  初めに、情報システム課が配備した主なものでございますが、平成12年度に財務会計用パソコン100台がエプソンデスクトップ一体型、13年度に部課長用パソコン60台がエプソンノート型、平成15年、16年度に一般職員用にデスクトップ一体型70台、ノートが80台、平成16年度に基幹住民情報系の入れ替え分として70台が富士通デスクトップ一体型でございます。  平成12年、13年度配備分につきましては、5年リースで保守なしで予備機を用意して対応しております。平成14年度以降配備分からは5年間の保守サービス付の製品をリースするようにいたしました。  故障時は予備機を担当課に配備して、故障機を引き上げ、情報システム課から配送でメーカーに送り、有償で修理いたします。修理後、アプリケーションのインストールや設定変更を行い、予備機として保有しております。  次に、各課の所管分のパソコンですが、各課の業務用システムとして導入されたパソコンがほとんどでございます。システム導入業者により各社製いろいろでございます。  主なものとして以下のようでございます。介護保険システムは東芝製小型デスクトップで、16年度導入でして、5年リースで保守を組んでおります。障害福祉システムはNEC製小型デスクトップで、平成15年度購入でして、5年リースで保守を組んでおります。図書館システムは富士通製で、小型デスクトップとノートで、平成13年度導入でして、5年リースで保守を組んでおります。生活保護・保育所入所システムは富士通製デスクトップ一体型で、平成12年度導入でして、5年リースで保守を組んでおります。その他エプソン、コンパック、デル等が少数あります。  予備機につきましては、後ほど係長から説明をさせていただきたいというふうに思ってございます。  それから2点目の、次の116ページの職員の作業記録の区分ごとのおよその処理時間の関係でございますが、ここには障害対応からデータ抽出まで10項目が記録されております。情報システム課職員の係員4人と派遣SE1人の合計5人による作業内容の件数でございます。  障害及び庁内各課職員からの依頼に基づく作業についての件数の集計でございまして、課内の一般事務や内部打合わせ会議、電算室の日常の運用管理の仕事などは含んでございません。障害対応や作業依頼が特に件数が多くなっております。ケーブルのはずれなど軽微なものでも電話で二、三分で済んでしまうものから、データの復旧、機材のメーカー修理などが伴い半日から1週間かかってしまうものまでさまざまでございます。障害対応のうちメーカー修理になったものや、情報システム課で部品交換をしたものなど重要な履歴は機器台帳に記録しておりますが、軽微なものは件数のみのカウントでございまして、処理時間の集計は行ってございません。実際には日に何度も依頼の電話がかかってきており、すべての依頼に即応できているわけではございません。  障害対応につきましては、なるべく業務に与える影響を少なくするため、窓口にいらっしゃる市民の方をお待たせするようなものは最優先で対応し、内部的な事務の場合で、パソコンが複数配置されているような場合には、しばらく他のマシンを使ってもらうようにしたりしております。予備機がある場合はおおむね1日から2日程度で代替マシンを配備するようしております。  次のページの117ページ、70台のパソコンを導入し、旧型機を交換したとあるが、どのぐらい使用したのかということでございますが、平成11年度、平成12年度に備品で購入したパソコンでございます。5年以上使用したもので、基本ソフトもWindowsNTということで古くなり、交換することにいたしました。  次の118ページ、用紙の使用枚数がふえてきているが、その理由についてでございますが、15年度使用枚数は274万9000枚、16年度には293万4000枚でして、18万5000枚、6.7%の増でございます。その理由でございますが、1点目には、2年ほど前、15年10月に本庁舎における用紙の使用実態を把握する調査をいたしました。その結果、多い順から1位が社会福祉課、2位が介護福祉課でした。生活保護、障害者福祉、介護福祉などの業務で多くの用紙が使われてございました。ちなみに、議会事務局は4位でございまして、17万5000枚でした。今の1位と2位と4位の3課だけで36%の使用割合でございました。  2点目には、この間の新しい業務の展開で使用がふえてございます。新庁舎建設、環境、協働、子育て支援などといったところでございます。  3点目には、毎年予算編成についてで、可能な限り庁内印刷で対応し、節減を努めることとの指摘を受け、以前は庁外の印刷所へ発注していました各報告書等の印刷について、内部で印刷することが多くなったところでございます。  4点目には、最近はいわゆる東京都や他の自治体からの文書が電子メールで送られてくることが多くなりまして、その内容をプリンターで打ち出しするものがふえてきております。これらにより使用する用紙が多くなりまして、発注の増になったものと考えております。  なお、できるだけ画面の確認で済むものはプリントアウトはしないようにする。それから2番目として個人使用ではなく職場の回覧用とする。そういうもので済むものはそのようにする。3番目として用紙の両面使用をする。それから4番目として用紙の裏面の使用をするなどに努めているところでございます。  先ほどの予備機について、担当の係長の方からちょっと補足で説明させていただきます。よろしくお願いいたします。 182 ◯桑原係長 115ページ、機器配置状況の予備機更新用30台についてお答えいたします。  平成10年度、11年度に購入したパソコンと、それからあと13年度まで導入しましたリースのパソコンについては、今お答えしましたように保守を組んでおりません。したがいまして、やり方として予備機を保有しておきまして、それを現場に即投入して、代わりを有償で保守するというためのそのマシンとして予備機を保有しているという状況でございます。  それと、基幹の業務系でいきますと、税の申告用、これは臨時に作業場所を別に設けて端末を配置しますので、こういう作業用のもの、それからあと国保の当初課税のときの作業で、やはり事務所を移って作業をする場合があるのですが、そのときの予備用、それから財政の方で当初予算作成、あるいは決算の時期にやはり別の事務所に移りますので、そのときに使う機材、そういうものが含まれております。それとリースが満了したものでまだ状態のいいものにつきましては、そのまま残しまして予備機として保有しているものもあります。それが合わされまして大体この30台という数字になっております。 183 ◯坂本(勝)課長 退職時の2号報の特別昇給の関係でございますが、見直しにつきまして組合との進展、交渉状況ということになりましょうか、そういった御質問をいただきました。  昨年来から団体交渉で協議をしているわけでございますが、現在、まだ妥結に至っておらないという状況でございます。  この関係につきましては、当市につきまして55歳の定昇ストップとか、そういったことが一つの要素としてあります。ただし、東京都の見解ではそういうふうな55歳定昇ストップとは定昇の2号は別な問題であると、そういったことの解釈を東京都もしております。  したがいまして、今後人事院勧告もあります。そういった中で今後も組合と粘り強く、この退職時の2号報アップにつきましては協議していきたいというふうに思っております。 184 ◯青海委員 今、坂本課長からお話の退職時の2号報については、16年度についてもこの決算時点においてもそのままといった形ということですよね。わかりました。いろいろな意味で課題のあるところですので、それはしっかりと目標を持ってやっていただければと思いますので、これはそのままにしておきます。  さて、電算の方です。電算の方でいきますと、620台の、やはり縦割りなのですよね、16年度においてもね。答えるのはいつも電算になると戸室課長が答えるのだけれども、要は各課ごとに買っているのですよ。373台は情報システムで買っているからそれはそれでいいとして、あとの部分の247台かな───については各課で買うものだから、介護保険が東芝、もうほとんど入っているね。東芝、NEC、富士通、エプソン、コンパック、デルとほとんど入っている。  そうしてみると、例えば職員が異動なんかするでしょう。そうすると若干使い勝手が違うはずなのだよ。パソコンの使い勝手が。私なんかも今ソニーを使っているけれども、ほかのところにいって急に違うものをやると、キーボードの感覚からしたって何からしたって大分違ってくるはずなのだけれども、そういうことをやはり16年度は全く考えない。だれもこれは考えないというか、そのままになっているような気がしてならないのだけれども、16年度のこのパソコン関係に含めての最高責任者はどたなですか。それをお聞かせいただきたい。どんな方向性を持ってこれだけのものを管理しているかをお聞かせいただきたいのが1点と、それと116ページの職員の作業記録が取れてないと、そういったときに業務改善をやろうとか、事務事業評価をやろうというときに、一番の大事なところはどの仕事にどれぐらいかかったかというのをやるのは当たり前ではないですか。まして専門のSEを1人配置しているわけだから、SEの人が1日どこでどの仕事をやったかいうのは当然のことながら日誌として報告されるのは当たり前の話であって、そのときにこの10種類に分けなさいというのはいとも簡単に工数は出るはずでしょう。そういう概念がないから、いろいろな理由をつけてそのままなしくずしの結果としてこうなってしまいますと、こうなってくるわけですよ。  それと、続いて117ページの70台のパソコンの件、それで今の件をそのままにしておくわけにいかないから、これは決算だからもう結果論だけれども、これはそういう仕事量の把握の仕方ができないのか、やる気がないのかやらないのか、できるのかできないのか、はっきりしていただきたい。  そういうところができないと、よくSEの仕事は業者さんを外から頼まないで自分たちの力でやったらどうかとずっと言い続けているわけですよ、予算、決算の中でね。そういうときに全く手が入らないまま毎年きているということなので、作業記録の部分をそういう件数だけではなしに、どういう仕事にどのぐらいかかったかという分析が、こんなのはそれこそパソコンを使えばわけもないよ。毎日の日報をエクセルに落とし込んで、10種類に分割すればできないことはないと思うのだけれども、どんなものでしょうか。今言ったようにやるのかやらないのか、できるのかできないのか、明確にお答えいただきたい。  70台のパソコン、PCを導入して旧型機と交換という件については了解いたしました。  それとあと複写と印刷用紙の件ね。もう新しい事業がふえたからと、理由は後からくっついてくるのであって、これは先々ずっとこういうパターンで、紙を200何十万枚も使っていくという、もちろんサービスを低下させてはいけないけれども、この中で本当に市民のサービスのために、市民にコピーとして渡さなければいけないがために印刷なり何したというのがどれぐらいあるのか。また、いろいろな部分を外注した部分を努力によって内部で印刷したというのなら、それはプラスの要因だから、それがどれぐらいあるのか。もう多分わからないだろうと思うのだけれども、普通はそういう分析をすべきだと思うのだけれども、そういうものの考え方が16年度はあってできなかったのか、そんなこと言われるまでそんな発想がなかったのか、それを聞かせてください。  それと、最後に予備機の30台の使い方、メンテナンスを組んで契約してないから、その都度予備機でやって、その分を直してもらうというやつなのだけれども、昨年聞いたのですが、故障の内容、去年は書類を積み上げていて、書類が崩れてきてしまってパソコンが壊れてしまったという件と、コーヒーとかお茶とかひっくり返してなってしまったという件がありましたが、16年度はそういうのは解決つきましたでしょうか、どうでしょうか。その辺のところ、去年も聞いております。答弁を願います。 185 ◯野崎部長 まず、1点目のパソコン関係の最高責任者でございますけれども、私だというような、そんな認識をしておりまして、そういう心構えで取り組んでおります。  そこで、機器の関係でございますけれども、情報システム課関連373台というふうに御答弁してございますけれども、こちらの機器につきましてはほぼ、先ほど課長の方から答弁ございましたように、エプソンの機種で統一をいたしております。  今後につきましては、各課の生保ですとか、またその他福祉の関連、いろいろな業務の関連がございますけれども、今のところそういった部分、まだ手がついてございませんけれども、今後統一化へ向けましての検討をさせていただきますので、よろしくお願いいたします。 186 ◯桑原係長 作業記録の内容と、あと保守の故障の状態ですね。これについて申し上げます。  作業記録につきましては、時間を、職員が5人おりまして、それぞれ一つのエクセル表に一応書いたら記録するというルールになっております。やっているのですが、なかなか軽微なもの、それから重症なもので時間がかかるものとレポートを書く自体がなかなか大変でして、基本的には障害を繰り返さない、次に障害が起きたとき何が原因かわかるように記録を残すことはやっているのですが、処理時間を書くところまではなかなかできておりません。  と申しますのは、実際に障害、原因がわかって解決するまでにその仕事だけを、私どもはメンテナンス部隊ではありませんので、やっているわけではありませんので、いろいろな仕事を間にやったりしますので、積算をしますと時間がなかなか合わないと、トータルは我々が働いている職員の時間の中でやっておりますので、内訳としてでその分がどれぐらいかかったかということはちょっと集計は難しいというふうに、途中であきらめたような部分がありまして、内容記録に努めるということになっております。  それから、故障の昨年度の状態なのですが、やはり圧倒的に多かったのは4年目、5年目を迎えました財務会計及び部課長のパソコンの故障が非常に多くなってまいりました。内容としましては、ディスクの障害、それからあとは電源が入らなくなったという電源ユニットの故障等が多くなりました。  ディスクの障害につきましては、予備機の方であるものはディスクを入れ替えまして、データを移行して渡すというような作業を職員の中でやっております。データを失うことが非常にこわいので、各職員につきましてはバックアップをなるべく励行してくださいというふうにお願いをしているような状況です。 187 ◯戸室課長 用紙の件ですが、先ほど少しお話させていただいたのですが、実際に例えば社会福祉であれば生活保護等、それから障害者福祉、それから介護福祉課の、これは時代ですけれども、ちょうど2年前ですが、その時代にはいわゆる介護の判定のためにというような形で、現実にそういったものが数字で、先ほどお話しましたように全体で当時、1箱2500枚の紙の用紙でいうと、全体で本庁舎関係で759箱だったのですが、そのうちの社会福祉課だけで110箱、介護福祉課だけで96箱というような形で、そういう用紙、把握する前よりもはるかにそういう業務で、そういう医療の関係とかそういうふうな形で使っているということがよくわかりました。  それから、例えばこの一、二年実施計画ですとか、それからIT計画ですとか、あとさまざまな庁内の、従来だと外注していたものが、今すぐには言えませんが、そういうものをさまざま庁内で経費節減のために印刷物として確保してございます。その調査が終わったあと、先ほど読み上げたようなことを徹底するようにということで奨励したわけですが、現実にはまたこういうふうな数字になってしまったというのが現状でございます。よろしくお願いいたします。 188 ◯青海委員 最高責任者は野崎部長ですね。ぜひとも今言った、エプソンがいいのかどこのメーカーがいいのかはいろいろ総合的に専門のスタッフの方と調整した上で、なるべくならば統合した方が絶対に作業環境、どこへいったって同じ機種のパソコンがあれば仕事がやりやすいに決まっているのだからということで、よくお願いをいたします。  それで、係長さんのお話伺ったけれども、やろうと思えばできるのだよね。エクセルで入れ込んでいるから、ただ、集計をやると合わなくなりますよ。多分合わなくなると思う。  ただ、大事なことは、何にどれぐらいかかっているかというのを大ざっぱにやっていくと多分1.5倍ぐらい、1人1日の労働時間を何時間もオーバーすると仮にしたって、それをあとで単純に割り込んでしまえば傾向性は出るわけだから、だからそういうものの発想も大事だと思うのですよ。記録を残しているところにどれぐらいかかったのだというところは、やはり作業の記録としてはやるのはこれは当たり前の世界ではないかなという気がしているので、ぜひとも挑戦してみてください。これはお願いでございます。  あとは印刷の関係ですけれども、最終的にはあいまいもことしてしまうのですよ。業務改善をしていって、外の外注の部分を内部でやるという、自分たちでやろう、どこでもそのコストが安ければいいわけだけれども、そういうのを逃げ道にしてしまって、何にどれだけ使っているかわからない。  本当は市民サービスを低下させない中でお互いの管理の部分の紙はなるべくペーパーレスにしていくというのが本来あるべき姿だと思うのだけれども、実際にはパソコンを使うとどうしても印刷したくなってしまうのね、人情的に。そうするともう印刷の、我が家もそうだけれども、もう山になってしまうのですよ。だから、それはわかるのだけれども、個人所有ではなしに共通のファイリングをするとか、そういうことも含めてぜひともお願いしますよ。  今、ちょうど来年度の予算、つくっている最中だと思うので、連動して予算のときにもまた聞くけれども、予算のときも同じような答弁をしたら本当に怒りますからね。今言ったようなことを本当に肝に命じて、同じことを毎回毎回聞かせないでいただきたいのですよ。  このパソコンについては、今回のこの部分についてはこれで、あとの問題のやつは歳出のところでしっかりと聞きますので、ありがとうございました。私の質問を終わります。 189 ◯高橋委員長 それでは、4時10分まで休憩いたします。       午後3時58分 休憩   ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~       午後4時10分 開議 190 ◯高橋委員長 休憩前に引き続き会議を開きます。 191 ◯羽場委員 1点だけお願いします。以前に例えば市議会だよりの配布委託料とか、広報の委託料、いっぱいあるわけですが、まとめたら少しは節減になるのではないかということを申し上げたのですが、いわゆる水道まで含めていろいろな配布委託料をばらばらではなくて一緒にやったらどうかという話をさせていただいたのですが、そういったことが行われたか、あるいはその効果があったかどうかにつきましてお伺いしたいと思います。 192 ◯福島課長 一括してやったかという御質問ですけれども、やっておりません。  例えば、昨年度ですけれども、単発的に「私の便利帳」とか作成いたしまして、それも全戸配布いたしましたけれども、便利帳はかなり厚さが、1センチ弱ほどあったりして、それぞれ重さによって金額も違うということもあって、調整もつかなかったということもありますし、時期もちょっと重なってなかったということもございまして、実施しませんでした。 193 ◯羽場委員 例えば月に、毎月同じような時期に配布するものがあって、1日ずらしたり2日ずれたりするのではなくて、一緒に配れるものは一緒に配ったらその委託料自体は、半分とはいわないまでも、7掛けとかになるのではないかということで、例えば「私の便利帳」のような単発的なものはこれはしようがないと思いますけれども、いわゆる毎月1回なり2回なりと決まっている、ローテーションが決まっているものについてはすべて見直しをして、水道から何からすべてあるわけですので、一緒にするというようなことは、検討はできるのではないかと思うのですが、どうでしょうか。 194 ◯野島課長 やはり一括すれば安くなるというのは自明の理でございまして、これも行政改革の中でやはり検討すべきものかと思います。  ただ、現状はやはり発行日が違ったりとか、ページ数で1ページ幾らというような配布委託料の計算式もございますので、その辺でちょっと対応が遅れているということでございますが、検討には十分値するものと考えておりますので、今後検討させていただきたいと思います。よろしくお願いします。 195 ◯羽場委員 確か常山さんだったと思うのですけれども、検討するということであったので、期待していたのですけれども、よろしく御検討いただきたいのと、ほかにも例えばホームページの策定とかなんかいろいろなものが、各課にわたるものについては寄せて一発でできないものかというのを、例えば今後そういうのを検討していただきたいと思いますので、よろしくお願いします。 196 ◯松山委員 一つだけ。資料でいただいたNo.15、16年度の工事入札結果一覧、大変おもしろい資料ですね。総括的にいえば、予定価格の事前公表をしたのは平均落札率が90.28、しなかったのが95.08という感じではっきり出ているわけですよね。  お聞きしたいのは、とにかくNo.15の15だね。99.81なんていう入札があり得るわけはないのだよ。これはある意味では価格を知らなければ。こんな数字出るわけはないのだよ、99.81。だからやはり公開、事前公表をして、やはり適正な競争をした方がいいというのはこのデータからはっきりしているのだろうと思うのですけれども、どのような今後のお考えなのですか。聞かせてください。 197 ◯大越課長 事前公表についてでございますが、現在、継続思考しておりまして、12年から14年の間につきましては、事前公表の方が未公表よりも落札比率が高かったということがございます。15年度から、現在15年度、16年度実際やっておりますけれども、16年度におきましては公表の方が低かったのですが、また必ずしも現状ではそうでない状況も見られておりますので、必ずしも事前公表がいいのかというとちょっと疑問がわいてきているのですが、事前公表につきましては16年度結果はいい方向に出ておりますので、もう少し推移を見ていきたいと考えております。 198 ◯松山委員 全国、今、いわゆる談合問題というのはもう全国的な大きな問題になっているわけですよね。それで、やはり私はいずれにしても事前公表した方がいいと思うのですよ。それは結果は入札の業者がどう判断するかの話だろうけれども、それは一般に市民に公開すればいいわけで、あの業者、やはり95%とか98%で事前公表して入札していれば、やがてそういう会社はだめになってきますよ。取れなくなっていくわけですから、結果的には。それよりも低い競争を真面目にやる業者というのはいっぱいいるわけですから、そういう談合になるような温床を残しておいては私はいかんと思います。今後十分に考えてやっていただきたいと思います。 199 ◯高橋委員長 ほかにありませんか。         (「なし」と呼ぶ者あり) 200 ◯高橋委員長 ほかになければ、各款にわたっての質疑は終わります。   ───────────────・─────────────── 201 ◯高橋委員長 次に、議会費について理事者側から説明願います。 202 ◯島田次長 それでは、議会費につきまして説明をさせていただきます。  決算書の59ページから62ページ、また事務報告書では49ページから76ページを御参照願います。  それでは、決算書の59ページから60ページをお開き願います。  議会費は当初予算額2億9212万7000円で、議員期末手当支給率の引き下げ等によりまして442万5000円の減額補正を行いまして、予算減額は2億8965万5000円となっております。  収出済額におきましては、総額が2億8796万1565円で、執行率は99.4%、前年度に比較しまして609万670円、2.2%の増となっております。  議会費におきましては、16年度では隔年実施の議会運営委員会及び特別委員会の行政視察の実施、事務局職員1名減に伴いますパートタイマーの雇用、統一選挙に関係する経費の支出がなかったこと、また委員会室会議システムの故障による買い替え等がございました。  それでは、備考欄について説明をさせていただきます。  まず、予備費からの充用195万3000円でございますが、これは当初予算には計上はございませんでしたが、委員会室のマイクの老朽化により使用不能となったことから、急遽委員会会議システムの購入をしたことに伴うものでございます。  次に、備考欄1の議会運営費2億1321万9547円は、前年度に対しまして645万556円、3.1%の増でございます。  主なものといたしまして、1の議員報酬1億1977万4000円は議員22名分の報酬でございまして、15年度では4月分において議員1名の欠員と、副議長が委員長を兼ねた委員会が1委員会がございましたので、例年より増額となっておるものでございます。  3の議員期末手当5269万4400円につきましては議員22名分で、これは統一選挙がありました15年度は、6月期分は新人議員分は3割支給でしたが、16年度はこれが10割支給になったことによる増額と、12月期分を議員提案によりまして2.65カ月を2.4カ月としたことの減額を相殺して前年度より増額となったものでございます。  7のパートタイマー賃金54万6120円は、平成16年4月から事務局職員の1名減に伴いまして事務量のふえる定例会の月とその前後にパートタイマー一名を雇用したものでございます。  9の費用弁償1336万1710円及び職員旅費(2)の59万6460円は、16年度において隔年実施の議会運営委員会と特別委員会を含めて6委員会が行政視察を実施したことによりまして前年度より増となっております。  11の消耗品費1、187万1721円及び印刷製本費の2、278万8071円は、利用のない加除式法令集の追録の取りやめ、15年度の統一選挙に伴います新人議員用防災服購入等の諸費用及び臨時会がなかったための会議録や市議会だよりの印刷製本の経費等がなかったこと、また会議録の印刷単価におきまして、15年度は年度途中で委員会記録をインターネットに掲載した関係で印刷部数が減っておりますが、掲載前は単価が1ページ16円、それが掲載後は12円50銭となっておりましたが、それが16年度は1ページ9.8円と下がったことがありまして、前年度より減額となっております。  13委託料関係でございますが、市議会だより配布委託料162万5169円は、単価におきまして15年度に比べて8ページもので一般の15円50銭が15円20銭に、団地の12円50銭が12円20銭に下がったことによりまして前年度より減額となっております。  次の速記事務委託料395万7385円は、庁舎建設に伴い関係委員会の開催数がふえたことにより前年度より増額となっております。  14の会議録検索システムプログラム使用料142万3800円は、平成15年度は11月からのホームページで会議録の検索ができるようにしましたが、16年度は1年分を執行したことによりまして前年度より増となっているものでございます。  18の備品購入費125万4195円は、委員会室の会議システムが使用に耐えなくなったことによります買い替えを行ったものでございます。  なお、不用額の75万8505円は入札差金が主なものでございます。  次に、恐れ入りますが、61ページから62ページをお開きいただきたいと存じます。  19の負担金補助金及び交付金関係でございますが、これは東京都市市議会議長会等九つの各種会議負担金と、議員22名分の政務調査費交付金でございます。内容的には前年度とほぼ同様でございます。
     次に、備考欄2の職員人件費7359万2351円は、議会事務局職員7名分の16年度中の給料、職員手当等の支出でございます。  次に、備考欄3の議会事務費95万982円でございますが、このうち手数料(3)10万8549円は、16年度に隔年で実施している委員会室等のカーテンクリーニングを行ったものでございます。  次に、備考欄4の自動車管理費19万8685円でございますが、公用車の管理等に要した経費の支出でございまして、15年度には車検がありましたが、16年度はございませんので、減額となっております。  以上、議会費の説明とさせていただきます。よろしくお願いいたします。 203 ◯高橋委員長 これより質疑に入ります。  ほかにありませんか。         (「なし」と呼ぶ者あり) 204 ◯高橋委員長 ほかになければ、議会費の質疑は終わります。   ───────────────・─────────────── 205 ◯高橋委員長 次に、総務費について理事者から説明を願います。 206 ◯野崎部長 それでは、総務費につきまして説明をさせていただきます。  総務費につきましては、各部にまたがっておりますことから、企画財政部で説明をさせていただきますので、御了承いただきたいと存じます。  恐れ入りますが、決算書の63、64ページをお願いをいたします。  まず、総務費全体の支出済額でございますが、24億1480万9292円でございまして、執行率は98.5%、平成15年度と比較をいたしますと1億1179万3936円の増額、率で4.9%の増となっております。  増額の内容でございますが、市営駐車場立体化整備事業の実施や、土地評価業務委託料の増額など、また新庁舎建設事業に着手をいたしておりますことから、全体として増額となっております。  なお、総務費の主要な施策につきましては、事務報告書の27ページから29ページに掲載をいたしております。  それでは、内容につきまして説明をさせていただきます。  第1項総務管理費の第1目一般管理費は10億1348万2238円でございまして、執行率は99.4%、前年度と比較をいたしまして107万1398円の減額、0.1%の減となっております。  内容といたしまして、備考欄2の職員人件費は特別職3人と、年度途中の欠員がございましたが、一般職員につきましては72人分でございまして、決算額は8億9648万64円で、前年度と比較をいたしまして3369万5787円の減額、3.6%の減となっております。これは職員給料、職員手当等につきましては、組織改正等により2名の増員となっておりますことから増額となりましたが、勧奨退職者の減に伴い退職手当組合特別負担金が減額となったことなどによるものでございます。  なお、退職手当の支給状況につきましては、事務報告書の165ページに掲載しております。  次に、備考欄3の秘書交際費は507万2131円で、前年度比22万3724円の増額、4.3%の減となっております。大きな変化はございませんが、15年度に新都市連絡協議会を福生市で開催したことに伴う食糧費の増額分が16年度に減となったことなどによるものでございます。事務報告書は101ページでございます。  続きまして、66ページの備考欄5の庁舎等改良及び管理費は、これは68ページに及んでおりますが、決算額は6659万7817円で、前年度比399万9515円の増額、6.4%の増となっております。これは主に68ページの備考欄の上から3段目の電話交換業務委託料が職員の退職に伴い通年化したことによる増でございます。  なお、庁舎等の工事関連でございますが、16年度はもくせい会館雨漏り改修工事の1件でございましたが、平成15年度には市役所前歩道橋改良工事、公用車車庫改良工事等7件の工事を実施し、合計で560万円ほどとなっておりまして、工事関連では69万円ほどの減額でございます。なお、事務報告書は138、139ページでございます。  68ページでございますが、備考欄6の争訟関係費は154万9000円で、前年度比29万3000円の減額となっております。これは弁護士謝礼の成功報酬分の減額などによるものでございます。  備考欄8退職手当特別負担金準備基金積立金及び備考欄9庁舎建設基金積立金は、基金積立金利子分の積み立てでございます。事務報告書は397ページを御参照願います。  備考欄10の交通事故等賠償金は98万6686円で、前年度比60万4734円の増額でございますが、これは市公園内の倒木による自動車損傷等の増などによるものでございます。事務報告書は155ページに掲載をしております。  備考欄11の新庁舎建設事業費につきましては、16年度からの新たな事業となっておりますが、初年度としての16年度におきましては決算額が2699万120円となっておりまして、主に基本計画、基本設計に要した経費でございます。内容は事務報告書27ページに掲載をいたしております。  備考欄12の自動車管理費は70ページに及んでおりますが、決算額は715万9円で、前年度比30.1%の増となっております。これは15年度途中から庁用バスの借り上げを開始したところでございますが、年度を通しての借り上げとなったことに伴う増などによるものでございます。  次に、69、70ページの第2目人事管理費でございますが、事務報告書は158ページから167ページに掲載がございます。  支出済額は7435万635円で、執行率は98.4%、前年度と比較をいたしまして1108万9679円の増額、17.5%の増となっております。  内容といたしまして、備考欄1の職員等人事管理費が3998万2755円で、前年度比1107万3400円の増額、38.3%の増となっております。これは産休代替、育児休業代替パートタイマー賃金の増、それに臨時職員等社会保険料の増、それと70ページの備考欄の中ほどにございます人事考課評価者等研修講師謝礼、これは目標管理制度へ向けた管理職員を対象とした新たな研修でございますが、これらの増額などによるものでございます。  備考欄2の職員研修福利厚生費につきましては、72ページに及んでおりますが、決算額は3436万7880円で、ほぼ前年度並みとなっておりますが、内容といたしましては、職員に対して実施している人材育成のための研修や、健康管理のための各種健康診断等の経費が主なものでございます。  次に、71、72ページの第3目文書管理費でございますが、事務報告書は147ページから157ページでございます。  支出済額は2939万1365円で、執行率は96.9%、前年度と比較をいたしまして223万1027円の減額、7.1%の減となっております。  内容といたしまして備考欄1の文書管理費は、これは74ページに及んでおりますが、決算額は2054万4231円で、前年度比308万6000円ほど、13.1%の減となっております。これは法令集、判例集システムの整備により加除式法令集等の配備を全庁的に見直したことによる消耗品費340万5000円ほどの減、それに例規集の印刷部数の見直し等による印刷製本費98万円ほどの減などによるものでございます。  74ページの備考欄3文書事務機械管理費は、これは76ページに及んでおりますが、827万8037円で、前年度比8.9%の増となっております。これはカラー資料等の複写枚数の増に伴う複写機借上料の増などによるものでございます。事務報告書は118ページでございます。  次に、75、76ページの第4目広報費でございますが、事務報告書は106ページから110ページでございます。  支出済額は3659万5298円で、執行率は97.4%、前年度と比較をいたしまして197万1956円の増額、5.7%の増となっております。  内容といたしまして、備考欄1の広報活動費は2991万3262円で、前年度比22.8%の増となっております。これは3年ごとに作成をいたしております市勢統計及び「わたしの便利帳」作成委託料の増などによるものでございます。  備考欄2の公聴活動費は654万896円で、前年度比27%の減となっております。これは15年度に実施をいたしました市政世論調査委託料200万6000円ほどの減などによるものでございます。  恐れ入ります。77、78ページをお願い申し上げます。  次に、第5目の財政管理費でございますが、事務報告書は89ページから98ページに記載がございます。  支出済額は539万2029円で、執行率は91.6%、前年度と比較をいたしまして92万2717円の増額、20.6%の増となっております。  これは主に契約管理システム改良委託料の増に伴うものでございまして、このシステム改良は業者の入札参加資格審査申請受付登録について、従来まではデータ入力委託により市の契約管理システムに取り込んでおりましたが、東京電子自治体共同運営による電子入札参加資格審査申請受付の開始に伴い市の契約管理システムを改良することにより、その登録データが入手可能となったため実施をしたものでございます。  次に、第6目の会計費につきましては、特段大きな変化はございません。  次に、79、80ページの第7目財産管理費でございますが、事務報告書は130ページから136ページに記載がございます。  支出済額は244万3932円で、執行率は51.8%、前年度と比較をいたしまして41万6544円の増額、20.5%の増となっております。  これは田園西土地区画整理事業の完了に伴い市の普通財産となった土地にかかる空き地除草委託料の増などによるものでございます。  次に、第8目の企画調整費でございますが、事務報告書は81ページから86ページでございます。  支出済額は1675万6473円で、執行率は80.2%、前年度と比較をいたしまして1230万14円の減額、42.3%の減となっております。  内容といたしまして、備考欄1の企画調整費は354万502円で、前年度比18%の減となっております。これは主に15年度に実施した市内循環バス導入検討調査委託料の減などによるものでございます。  備考欄4の政策課題チーム運営費は4万6241円で、前年度比44万4000円ほどの減となっておりますが、これは15年度は都市景観プロジェクトチームが実施したまちづくり企画演習委託料の減によるものでございます。  備考欄6の総合計画策定費、これは82ページに及んでおりますが、決算額は441万1517円で、31万3000円ほどの減額でございます。82ページの上から2段目の総合計画策定支援委託につきましては、平成12年度に策定した第3期基本構想に基づく修正後期基本計画の策定でございますが、15年度には基礎調査の実施、16年度には計画の策定をいたしております。  次に、82ページ、備考欄7の防衛施設周辺まちづくり構想策定事業費につきましては758万4850円で、前年度比1086万円ほどの減額となっております。これは14年度に基礎調査の実施、それに15年度に市民会議による市民プランを策定し、16年度には市としてのまちづくり構想を策定をしたところでございますが、15年度の執行額には14年度からの繰越明許費が含まれていたことに伴う減額でございます。  次に、第9目電子計算機費でございますが、事務報告書は113ページから117ページに記載がございます。  支出済額は1億3012万8066円で、執行率は95.9%、前年度と比較をいたしまして1277万4249円の減額、8.9%の減となっております。  内容といたしまして、備考欄1の基幹システム管理費、これは前年度の電子計算機管理費から事業名称の変更をしておりますが、住民情報、税情報、国民健康保険関係のシステム管理に要する経費でございまして、決算額は6496万5653円で、前年度比54万3890円の増額となっております。  これは電算機借上料がホストコンピューターのリース期間満了により減額となりましたが、各種住民情報の新システム、ニューライフ・ツーへの移行委託料及び据付調整委託料などが増額となったことなどによるものでございます。  備考欄2の情報化推進事業費は、これは84ページに及んでおりますが、全庁的な情報化推進にかかる経費でございまして、決算額は5783万9387円、前年度比1506万円ほど、20.7%の減となっております。  これは主に15年度にはセキュリティの確保を図りながらインターネットやLGWANなどの外部ネットワークとの接続等の条件整備を図ったこと等庁内ネットワークの再構築が終了したことなどによるものでございます。  84ページの備考欄3ホームページ等管理費は、前年度ホームページ推進事業費、これから事業名称を変更しておりますが、これはホームページ及びインターネットに要する経費でございまして、前年度広報費にございましたホームページ運営費分もこの事業費にまとめております。決算額は723万3026円で、前年度のホームページ推進事業費と比較をいたしますと31.2%の増となっております。これはホームページの充実を目指して職員の手により編集等を行っておりますが、これに伴う機器借上料の増などによるものでございます。  次に、第10目の交通安全対策費でございますが、事務報告書は229ページから233ページでございます。  支出済額は2億4450万148円で、執行率は99.3%、前年度と比較をいたしまして1億8537円5366円の増額、313.5%と大幅な増となっております。  内容といたしまして、備考欄1の交通安全対策費は、これは86ページに及んでおりますが、決算額は1515万6354円で、前年度比8.2%の減となっております。これは消耗品費のうち交通安全推進委員会委員さんの改選に伴う被服等購入費の減などによるものでございます。  86ページの備考欄2駅周辺放置自転車等対策費は2677万8077円で、前年度比964万2000円ほど、26.5%の減となっております。これは福生駅東口地下自転車駐車場の開設に伴い、従来まで使用しておりました福生駅東口第一、第二臨時駐車場を閉鎖したことによる自転車等駐車場土地借上料の減などによるものでございます。  備考欄3の市営駐車場改良及び管理費は、88ページに及んでおりますが、決算額は952万6025円で、前年度比62.1%の増となっております。これは主に駐車場の立体化に伴う管理委託料の増などによるものでございます。  次に、88ページ、備考欄4の市営駐車場立体化整備事業費でございますが、決算額は1億9277万5264円で、この事業費は交通安全対策費の大幅増の主な要因となっております。駐車場の立体化により駐車可能台数を39台から80台に増加し、管理棟のほかだれでもトイレを設置いたしております。  次の第11目の交通災害共済事務費につきましては、特段大きな変化はございません。  次の第12目の表彰費につきましても、内容的に大きな変化はございません。  恐れ入ります。89、90ページをお願いを申し上げます。  第13目諸費でございますが、支出済額は1億4556万3875円で、執行率は98.1%、前年度と比較をいたしまして3498万4717円の減額、19.4%の減となっております。  内容といたしまして、備考欄2の町会等関係費は2229万6658円で、前年度比58.8%の減となっております。これは15年度の南町会の会館建替え終了に伴う町会会館等建設費補助金の減などによるものでございます。なお、事務報告書は263ページでございます。  備考欄4の防犯活動費は、92ページに及んでおりますが、156万8483円で、前年度比23.3%の増となっております。これは防犯パトロール用の腕章、タスキ、その他防犯関係の消耗品費の増などによるものでございます。事務報告書は229ページでございます。  次に、92ページの備考欄6私立幼稚園等園児保護者負担軽減事業費は5477万591円で、前年度比6.3%の減となっております。これは園児の減少等による私立幼稚園等園児保護者負担軽減補助金の減額によるものでございます。  また、備考欄7の幼稚園就園奨励事業費及び備考欄8の未就園児入学祝い金支給事業費は、前年度比でともに減となっておりますが、これらにつきましても対象となる園児の減少に伴うものでございます。  備考欄9の私立幼稚園教員振興事業費は608万6400円で、前年度比6.6%の減となっておりますが、私立幼稚園施設整備借入金利子補給金の減によるものでございます。なお、私立幼稚園の関連につきましては、事務報告書124ページから127ページに記載をしております。  備考欄10の市民契約保養施設利用者宿泊助成事業費は、94ページに及んでおりますが、決算額は525万7862円で、前年度比5.9%の増となっております。これは利用者のうち民宿利用者は減となっております一方、旅館、ホテル利用者の増加によるものでございます。なお、事務報告書は185ページでございます。  次に、94ページの備考欄12外国人学校就学児保護者負担軽減事業費は前年度申請がございませんでしたが、16年度は2人申請がございました。決算額は3万1200円でございます。事務報告書は127ページでございます。  備考欄13の市民活動推進費は、市民活動を推進し、市民との行政の協働によるまちづくりをさらに推進していくため、協働推進課の設置とともに新たに設けた項目でございます。決算額は53万3644円で、内容といたしましては市民活動講演会の実施、それに情報誌の発行にかかる経費等でございます。事務報告書は264ページでございます。  備考欄14の男女共同参画推進費は、16年度より教育費から総務費へ移しておりますが、決算額は112万1086円で、内容といたしましては男女共同参画社会を進めるための情報誌の発行、その他啓発等の事務経費でございます。事務報告書は264ページでございます。  続きまして、第2項の徴税費でございますが、事務報告書は191ページから208ページに記載をしております。  支出済額は3億7172万3605円で、執行率は98.3%、前年度比487万9685円の増額、1.3%の増となっております。  内容といたしまして、第1目の税務総務費は、これは96ページに及んでおりますが、決算額は2億6261万3591円で、執行率は99.9%、前年度比1036万3232円の減額、3.8%の減となっております。  内容といたしまして、恐れ入りますが、95、96ページをお願いをいたしますが、備考欄2の職員人件費は年度途中の欠員も含め前年度から2名減の職員30人分でございまして、決算額は2億5816万5689円で、前年度比1084万6000円ほどの減額、4.0%の減でございます。  備考欄5の自動車管理費は169万2261円で、前年度比114万5000円ほどの増となっておりますが、これは公用車の買い替えによるものでございます。  次に、第2目の賦課徴収費は、98ページに及んでおりますが、決算額は1億911万14円で、執行率は94.6%、前年度比1524万2917円の増額、16.2%の増となっております。  内容といたしまして、備考欄1の市民税賦課事務費は2501万5815円で、前年度比9.3%の増となっております。これは98ページをお願いをいたしますが、配偶者特別控除の一部廃止と条例改正に伴う、真ん中よりやや上のシステム改良委託料の増などによるものでございます。  備考欄2の固定資産税等賦課事務費は4939万1553円で、前年度比42.9%の増となっております。これは18年度の評価替えに向けた土地評価業務委託料の増などによるものでございます。  備考欄3の諸税賦課事務費は、これは100ページに及んでおりますが、363万4910円で、前年度比109.2%の増となっております。これは100ページをお願いをいたしますが、ナンバープレート分類番号の3桁化に伴いまして、上から2段目の軽自動車税システム改良委託料の増などによるものでございます。  100ページの備考欄4収納事務費は1625万9036円で、前年度比7.9%の増となっております。これは市税等還付事務の集約化による税務事務嘱託員1名の増員、それにこれまでは国民健康保険税の収納嘱託員として掲示をしておりましたものを、市税全般への対応としていくため市税等収納嘱託員2名の報酬として収納課へと移管したことに伴う増額などによるものでございます。  備考欄5の市税還付金及び還付加算金は1480万8700円で、前年度比24.4%の減となっております。これは還付件数が減少したことなどによるものでございます。  続きまして、第3項の戸籍住民基本台帳費でございますが、事務報告書は173ページから188ページに記載がございます。  支出済額は2億1147万6533円で、執行率は99.6%、前年度比759万5978円の増額、3.7%の増となっております。  内容といたしまして、備考欄1の職員人件費は職員16人分でございまして、決算額は1億2889万9953円で、前年度比7.5%の増となっております。これは15年度中には1名の欠員があったこと、その他異動等によるものでございます。  恐れ入ります。101、102ページをお願いをいたします。  備考欄3の住民基本台帳費は1233万3792円で、前年度比24.5%の減となっております。これは15年度に実施した住民基本台帳ネットワークシステム作成委託料等の減などによるものでございます。  備考欄6の火葬関係費は4235万9600円で、前年度比3.9%の増となっております。これは瑞穂町斎場組合負担金の増などによるものでございまして、16年度組合決算における前年度繰越金の減、それに新施設の稼働に伴う維持補修費の増などによるものでございます。  恐れ入ります。103、104ページをお願いをいたします。  備考欄7の窓口事務費は146万5912円で、118万7000円ほどの増となっております。これは総合窓口の一貫として配置をいたしました窓口事務嘱託員報酬の増などによるものでございます。  続きまして、第4項の選挙費でございますが、事務報告書は511ページから514ページでございます。
     支出済額は6420万8643円で、執行率は95.7%、前年度比3590万4567円の減額、35.9%の減となっております。  第1目の選挙管理委員会費は3731万4624円で、執行率は98.7%、前年度比59万4200円、1.6%の減となっております。  主な内容といたしまして、備考欄2の職員人件費は職員3人分でございまして、決算額は3100万6674円で、前年度比1.9%の減となっております。これは15年度には都知事選挙、市議会議員選挙、衆議院議員選挙の3回の選挙が行われましたが、16年度には実質参議院議員選挙の1件でございましたことから、超過勤務手当の減でございます。  次の105ページ、106ページの第2目の常時啓発費につきましては、特に大きな変化はなかったところでございます。  第3目の市長選挙費は、これは108ページに及んでおりますが、決算額は、無投票でございましたことから、499万5573円で、執行率は77.5%でございます。  次に、107、108ページの第4目の参議院議員選挙費は、110ページに及んでおりますが、決算額は2119万2486円で、執行率は96.3%となっております。  続きまして、109、110ページの第5項の統計調査費でございますが、事務報告書は128ページから129ページでございます。  支出済額は2527万1647円で、執行率は98.4%、前年度比122万2755円の減額、4.6%の減となっております。  第1目の統計調査総務費は、これは112ページに及んでおりますが、2193万1477円で、執行率は100%、前年度比42万4138円の増額、2.0%の増となっております。これは主に備考欄1の職員人件費2人分でございますが、この減額によるものでございます。  次に、111ページ、112ページの第2目指定統計調査費は327万3170円で、執行率は88.8%、前年度比164万4893円の減額、33.4%の減となっております。これは16年度に備考欄4の全国消費実態調査、恐れ入りますが、114ページの備考欄6農林業センサス調査、備考欄7の国勢調査調査区設定事務等が増額となっております一方で、15年度に行われました住宅・土地統計調査費450万円ほどの減などによるものでございます。  次の113、114ページの第3目人口統計調査費は特に大きな変化はございません。  次に、第6項の監査委員費でございますが、事務報告書は517、518ページでございます。  支出済額は3575万1459円で、執行率は99.5%、前年度比40万4312円の増額、1.1%の増となっておりまして、内容的に特に大きな変化はなかったところでございます。  以上、総務費の説明とさせていただきます。よろしく御審議をいただきますようお願い申し上げます。 207 ◯高橋委員長 以上で説明は終わりました。  質疑に入る前に、先ほどの資源の売却に関する資料ができましたので、御配付させていただきたいと思いますが、いかがでしょうか。         (「異議なし」と呼ぶ者あり) 208 ◯高橋委員長 それでは、よろしくお願いいたします。         (資料配付) 209 ◯高橋委員長 ただいまお手元に資料を配付させていただきましたけれども、いかがでしょうか。よろしいでしょうか。 210 ◯田村(正)委員 非常に貴重な資源売払い収入というふうなことで、やはり今後は事務報告書の中にもこれぐらいのことは記載していただきたいと思うのですが、ぜひ来年度よろしくお願いします。 211 ◯高橋委員長 お諮りいたします。  本日の審査はこの程度にとどめ、明日9時より引き続き審査をしたいと思いますが、いかがでしょうか。         (「異議なし」と呼ぶ者あり) 212 ◯高橋委員長 異議なしと認めます。よって、明日9時より審査することに決定いたしました。  本日はこれをもって散会いたします。  なお、明日の委員会通知については特に出しておりませんので、御了承願います。       午後5時 散会 Copyright © Fussa City, All rights reserved. ↑ ページの先頭へ...