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  1. 国分寺市議会 2020-03-26
    令和2年 第1回定例会(第4日) 本文 開催日: 2020-03-26


    取得元: 国分寺市議会公式サイト
    最終取得日: 2021-08-20
    検索結果一覧に戻る トップページ 使い方の説明 (新しいウィンドウで開きます) 令和2年 第1回定例会(第4日) 本文 2020-03-26 文書発言の移動 文書 前へ 次へ 発言 前へ 次へ ヒット発言 前へ 次へ 文字サイズ・別画面表示ツール 文字サイズ 大きく 標準 小さく ツール 印刷用ページ(新しいウィンドウで開きます) 別ウィンドウ表示(新しいウィンドウで開きます) ダウンロード 表ズレ修正 表示形式切り替え 発言の単文・選択全文表示を切り替え 単文表示 選択表示 全文表示 発言者表示切り替え 全 143 発言 / ヒット 0 発言 すべての発言ヒット発言表示切り替え すべての発言 ヒット発言 選択表示を実行・チェックの一括変更 選択表示 すべて選択 すべて解除 発言者一覧 選択 1 : ◯議長皆川りうこ君) 選択 2 : ◯議長皆川りうこ君) 選択 3 : ◯市長井澤邦夫君) 選択 4 : ◯議長皆川りうこ君) 選択 5 : ◯議長皆川りうこ君) 選択 6 : ◯議長皆川りうこ君) 選択 7 : ◯議長皆川りうこ君) 選択 8 : ◯議長皆川りうこ君) 選択 9 : ◯総務委員長及川妙子君) 選択 10 : ◯議長皆川りうこ君) 選択 11 : ◯議長皆川りうこ君) 選択 12 : ◯議長皆川りうこ君) 選択 13 : ◯議長皆川りうこ君) 選択 14 : ◯総務委員長及川妙子君) 選択 15 : ◯議長皆川りうこ君) 選択 16 : ◯議長皆川りうこ君) 選択 17 : ◯議長皆川りうこ君) 選択 18 : ◯議長皆川りうこ君) 選択 19 : ◯総務委員長及川妙子君) 選択 20 : ◯議長皆川りうこ君) 選択 21 : ◯議長皆川りうこ君) 選択 22 : ◯議長皆川りうこ君) 選択 23 : ◯議長皆川りうこ君) 選択 24 : ◯総務委員長及川妙子君) 選択 25 : ◯議長皆川りうこ君) 選択 26 : ◯議長皆川りうこ君) 選択 27 : ◯議長皆川りうこ君) 選択 28 : ◯議長皆川りうこ君) 選択 29 : ◯議長皆川りうこ君) 選択 30 : ◯厚生文教委員長(丸山哲平君) 選択 31 : ◯議長皆川りうこ君) 選択 32 : ◯議長皆川りうこ君) 選択 33 : ◯議長皆川りうこ君) 選択 34 : ◯議長皆川りうこ君) 選択 35 : ◯厚生文教委員長(丸山哲平君) 選択 36 : ◯議長皆川りうこ君) 選択 37 : ◯議長皆川りうこ君) 選択 38 : ◯議長皆川りうこ君) 選択 39 : ◯議長皆川りうこ君) 選択 40 : ◯厚生文教委員長(丸山哲平君) 選択 41 : ◯議長皆川りうこ君) 選択 42 : ◯議長皆川りうこ君) 選択 43 : ◯議長皆川りうこ君) 選択 44 : ◯議長皆川りうこ君) 選択 45 : ◯厚生文教委員長(丸山哲平君) 選択 46 : ◯議長皆川りうこ君) 選択 47 : ◯議長皆川りうこ君) 選択 48 : ◯議長皆川りうこ君) 選択 49 : ◯議長皆川りうこ君) 選択 50 : ◯厚生文教委員長(丸山哲平君) 選択 51 : ◯議長皆川りうこ君) 選択 52 : ◯議長皆川りうこ君) 選択 53 : ◯議長皆川りうこ君) 選択 54 : ◯議長皆川りうこ君) 選択 55 : ◯建設環境委員長(田中政義君) 選択 56 : ◯議長皆川りうこ君) 選択 57 : ◯議長皆川りうこ君) 選択 58 : ◯議長皆川りうこ君) 選択 59 : ◯議長皆川りうこ君) 選択 60 : ◯建設環境委員長(田中政義君) 選択 61 : ◯議長皆川りうこ君) 選択 62 : ◯議長皆川りうこ君) 選択 63 : ◯議長皆川りうこ君) 選択 64 : ◯議長皆川りうこ君) 選択 65 : ◯国分寺駅周辺整備特別委員長(尾作義明君) 選択 66 : ◯議長皆川りうこ君) 選択 67 : ◯議長皆川りうこ君) 選択 68 : ◯議長皆川りうこ君) 選択 69 : ◯議長皆川りうこ君) 選択 70 : ◯公共施設等総合管理特別委員長(さの久美子君) 選択 71 : ◯議長皆川りうこ君) 選択 72 : ◯議長皆川りうこ君) 選択 73 : ◯議長皆川りうこ君) 選択 74 : ◯議長皆川りうこ君) 選択 75 : ◯補正予算審査特別委員長(中山ごう君) 選択 76 : ◯議長皆川りうこ君) 選択 77 : ◯議長皆川りうこ君) 選択 78 : ◯議長皆川りうこ君) 選択 79 : ◯議長皆川りうこ君) 選択 80 : ◯議長皆川りうこ君) 選択 81 : ◯予算特別委員長(高瀬かおる君) 選択 82 : ◯議長皆川りうこ君) 選択 83 : ◯11番(丸山哲平君) 選択 84 : ◯議長皆川りうこ君) 選択 85 : ◯14番(及川妙子君) 選択 86 : ◯議長皆川りうこ君) 選択 87 : ◯15番(高橋りょう子君) 選択 88 : ◯議長皆川りうこ君) 選択 89 : ◯3番(岡部宏章君) 選択 90 : ◯議長皆川りうこ君) 選択 91 : ◯9番(岩永康代君) 選択 92 : ◯議長皆川りうこ君) 選択 93 : ◯1番(木村 徳君) 選択 94 : ◯議長皆川りうこ君) 選択 95 : ◯議長皆川りうこ君) 選択 96 : ◯議長皆川りうこ君) 選択 97 : ◯議長皆川りうこ君) 選択 98 : ◯予算特別副委員長(田中政義君) 選択 99 : ◯議長皆川りうこ君) 選択 100 : ◯2番(中沢正利君) 選択 101 : ◯議長皆川りうこ君) 選択 102 : ◯議長皆川りうこ君) 選択 103 : ◯議長皆川りうこ君) 選択 104 : ◯4番(中山ごう君) 選択 105 : ◯議長皆川りうこ君) 選択 106 : ◯13番(星いつろう君) 選択 107 : ◯議長皆川りうこ君) 選択 108 : ◯議長皆川りうこ君) 選択 109 : ◯議長皆川りうこ君) 選択 110 : ◯4番(中山ごう君) 選択 111 : ◯議長皆川りうこ君) 選択 112 : ◯議長皆川りうこ君) 選択 113 : ◯議長皆川りうこ君) 選択 114 : ◯2番(中沢正利君) 選択 115 : ◯議長皆川りうこ君) 選択 116 : ◯議長皆川りうこ君) 選択 117 : ◯議長皆川りうこ君) 選択 118 : ◯議長皆川りうこ君) 選択 119 : ◯議長皆川りうこ君) 選択 120 : ◯議長皆川りうこ君) 選択 121 : ◯補正予算審査特別委員長(中山ごう君) 選択 122 : ◯議長皆川りうこ君) 選択 123 : ◯議長皆川りうこ君) 選択 124 : ◯議長皆川りうこ君) 選択 125 : ◯議長皆川りうこ君) 選択 126 : ◯補正予算審査特別委員長(中山ごう君) 選択 127 : ◯議長皆川りうこ君) 選択 128 : ◯議長皆川りうこ君) 選択 129 : ◯議長皆川りうこ君) 選択 130 : ◯議長皆川りうこ君) 選択 131 : ◯議長皆川りうこ君) 選択 132 : ◯17番(尾作義明君) 選択 133 : ◯議長皆川りうこ君) 選択 134 : ◯議長皆川りうこ君) 選択 135 : ◯2番(中沢正利君) 選択 136 : ◯議長皆川りうこ君) 選択 137 : ◯議長皆川りうこ君) 選択 138 : ◯議長皆川りうこ君) 選択 139 : ◯議長皆川りうこ君) 選択 140 : ◯議長皆川りうこ君) 選択 141 : ◯議長皆川りうこ君) 選択 142 : ◯議長皆川りうこ君) 選択 143 : ◯議長皆川りうこ君) ↑ 発言者の先頭へ 本文 ↓ 最初のヒットへ (全 0 ヒット) 1:                    午前9時47分開議 ◯議長皆川りうこ君)  皆様、おはようございます。  ただいまの出席議員は22人であります。  これより本日の会議を開きます。     ────────────────── ◇ ──────────────────             日程第1 議案第39号 平成31年度国分寺市一般会計補正予算(第11号)             日程第2 議案第40号 令和2年度国分寺市一般会計補正予算(第2号) 2: ◯議長皆川りうこ君)  日程第1、議案第39号及び日程第2、議案第40号を一括議題といたします。  市長に提案理由の説明を求めます。 3: ◯市長井澤邦夫君)  おはようございます。それでは、一括して、提案理由を申し上げます。  議案第39号。  本案は、歳入歳出予算の総額に歳入歳出それぞれ2,358万6,000円を追加し、その総額を歳入歳出それぞれ483億5,424万8,000円とするとともに、債務負担行為として、国分寺市融資制度による利子補給(小口事業新型コロナウイルス感染症対策資金)外1件の追加を行いたいというものでございます。  主な内容といたしましては、歳入において、子ども・子育て支援交付金1,402万4,000円等の増額を行い、歳出においては、基金積立金積増分2,358万6,000円の増額を行いたいというものでございます。  議案第40号。  本案は、歳入歳出予算の総額に歳入歳出それぞれ253万2,000円を追加し、その総額を歳入歳出それぞれ477億9,119万7,000円とするとともに、債務負担行為として、国分寺市融資制度による利子補給(小口事業新型コロナウイルス感染症対策資金)外1件の追加を行いたいというものでございます。  主な内容といたしましては、歳入において、財政調整基金繰入金253万2,000円の増額を行い、歳出においては、小口事業資金融資に要する経費253万2,000円の増額を行いたいというものでございます。  御審議のほど、よろしくお願い申し上げます。 4: ◯議長皆川りうこ君)  これより一括して質疑に入ります。                 (「なし」と発言する者あり) 5: ◯議長皆川りうこ君)  質疑なしと認めます。
     お諮りいたします。ただいま議題となっております日程第1、議案第39号及び日程第2、議案第40号は補正予算審査特別委員会に付託いたしたいと思いますが、これに御異議ございませんか。                (「異議なし」と発言する者あり) 6: ◯議長皆川りうこ君)  御異議なしと認めます。よって、日程第1、議案第39号及び日程第2、議案第40号は補正予算審査特別委員会に付託することに決しました。  ここで、委員会審査のため、暫時休憩いたします。                    午前9時50分休憩                    午後2時16分再開 7: ◯議長皆川りうこ君)  会議を再開いたします。     ────────────────── ◇ ──────────────────             日程第3 議案第13号 国分寺市固定資産評価審査委員会条例の一部を改正す                        る条例について(審査報告) 8: ◯議長皆川りうこ君)  日程第3、議案第13号を議題といたします。  本案に関し、委員長の報告を求めます。  総務委員長。                  (14番 及川妙子君登壇) 9: ◯総務委員長及川妙子君)  議案第13号、国分寺市固定資産評価審査委員会条例の一部を改正する条例について、総務委員会の審査模様を御報告いたします。  本案は、行政手続等における情報通信の技術の利用に関する法律の改正に伴い、文言を整理する必要があるため、条例の一部を改正いたしたいというものでございます。  委員会では、担当より本案の説明が詳細になされ、委員による質疑が行われております。  慎重な審査の後、採決を行いましたところ、全員賛成により、本案を原案のとおり可決すべきものと決しております。  御審議のほど、よろしくお願い申し上げます。 10: ◯議長皆川りうこ君)  ただいまの委員長報告に対する質疑に入ります。                 (「なし」と発言する者あり) 11: ◯議長皆川りうこ君)  質疑なしと認めます。  討論を省略いたします。  これより直ちに採決いたします。本案を原案のとおり決することに賛成の方は起立を願います。                    (賛成者起立) 12: ◯議長皆川りうこ君)  全員賛成。よって、本案は原案のとおり可決されました。     ────────────────── ◇ ──────────────────             日程第4 議案第14号 国分寺市行政手続における特定の個人を識別するため                        の番号の利用等に関する条例の一部を改正する条例に                        ついて(審査報告) 13: ◯議長皆川りうこ君)  日程第4、議案第14号を議題といたします。  本案に関し、委員長の報告を求めます。  総務委員長。                  (14番 及川妙子君登壇) 14: ◯総務委員長及川妙子君)  議案第14号、国分寺市行政手続における特定の個人を識別するための番号の利用等に関する条例の一部を改正する条例について、総務委員会の審査模様を御報告いたします。  本案は、行政手続における特定の個人を識別するための番号の利用等に関する法律別表第2の主務省令で定める事務及び情報を定める命令等の改正に伴い、特定個人情報に関する規定を整備するなど必要があるため、条例の一部を改正いたしたいというものでございます。  委員会では、担当より本案の説明が詳細になされ、委員による質疑が行われております。  慎重な審査の後、採決を行いましたところ、全員賛成により、本案を原案のとおり可決すべきものと決しております。  御審議のほど、よろしくお願い申し上げます。 15: ◯議長皆川りうこ君)  ただいまの委員長報告に対する質疑に入ります。                 (「なし」と発言する者あり) 16: ◯議長皆川りうこ君)  質疑なしと認めます。  討論を省略いたします。  これより直ちに採決いたします。本案を原案のとおり決することに賛成の方は起立を願います。                    (賛成者起立) 17: ◯議長皆川りうこ君)  全員賛成。よって、本案は原案のとおり可決されました。     ────────────────── ◇ ──────────────────             日程第5 議案第16号 国分寺市営住宅条例の一部を改正する条例について                        (審査報告) 18: ◯議長皆川りうこ君)  日程第5、議案第16号を議題といたします。  本案に関し、委員長の報告を求めます。  総務委員長。                  (14番 及川妙子君登壇) 19: ◯総務委員長及川妙子君)  議案第16号、国分寺市営住宅条例の一部を改正する条例について、総務委員会の審査模様を御報告いたします。  本案は、公営住宅法の改正に伴い、明渡請求に係る利率に関する規定を改める必要があるため、条例の一部を改正いたしたいというものでございます。  委員会では、担当より本案の説明が詳細になされ、委員による質疑が行われております。  慎重な審査の後、採決を行いましたところ、全員賛成により、本案を原案のとおり可決すべきものと決しております。  御審議のほど、よろしくお願い申し上げます。 20: ◯議長皆川りうこ君)  ただいまの委員長報告に対する質疑に入ります。                 (「なし」と発言する者あり) 21: ◯議長皆川りうこ君)  質疑なしと認めます。  討論を省略いたします。  これより直ちに採決いたします。本案を原案のとおり決することに賛成の方は起立を願います。                    (賛成者起立) 22: ◯議長皆川りうこ君)  全員賛成。よって、本案は原案のとおり可決されました。     ────────────────── ◇ ──────────────────             日程第6 陳情第2-4号 天皇陛下の御即位をお祝いする賀詞決議に関する                          陳情(審査報告) 23: ◯議長皆川りうこ君)  日程第6、陳情第2-4号を議題といたします。  本件に関し、委員長の報告を求めます。  総務委員長。                  (14番 及川妙子君登壇) 24: ◯総務委員長及川妙子君)  陳情第2-4号、天皇陛下の御即位をお祝いする賀詞決議に関する陳情について、総務委員会の審査模様を御報告いたします。  陳情第2-4号は、令和2年2月3日受理、国分寺市東元町2-9-25、原田雅章氏より提出されたもので、署名者数は28人です。  本陳情の要旨は、昨年4月30日、上皇陛下の202年ぶりの御譲位のもと、翌5月1日午前0時、天皇陛下は第126代天皇に御即位されました。同時刻に元号も改められ、令和時代がスタートいたしました。  天皇陛下は「即位後朝見の儀」の中で、「皇位を継承するに当たり、上皇陛下のこれまでの歩みに深く思いをいたし、また、歴代の天皇のなさりようを心にとどめ、自己の研さんに励むとともに、常に国民を思い、国民に寄り添いながら、憲法にのっとり、日本国及び日本国民統合の象徴としての責務を果たすことを誓い、国民の幸せと国の一層の発展、そして世界の平和を切に希望します」と述べられました。  私どもは国民の幸福と国家の発展、そして世界平和を祈られる、第126代天皇陛下のもと、新しい令和の時代を築いていきたいと存じます。  つきましては、天皇陛下の一世一代の御慶事を市民がそろってお祝い申し上げていきたいと思いますので、貴市議会におきましても、ぜひとも賀詞決議を上げていただきたいというものです。  陳情事項は、貴議会にて天皇陛下の御即位をお祝いする賀詞決議の奉呈をお願いいたしますというものです。  委員会においては、陳情提出者補足説明会を令和2年2月25日に開催し、提出者より、陳情の要旨について詳細な説明を受けております。  委員会といたしましては、慎重な審査の後、採決を行いましたところ、賛成多数により、本陳情を採択すべきものと決しております。  御審議のほど、よろしくお願い申し上げます。 25: ◯議長皆川りうこ君)  ただいまの委員長報告に対する質疑に入ります。                 (「なし」と発言する者あり) 26: ◯議長皆川りうこ君)  質疑なしと認めます。  討論を省略いたします。  これより直ちに採決いたします。                (「異議あり」と発言する者あり) 27: ◯議長皆川りうこ君)  御異議がありますので、本件は原案について、挙手により採決いたします。  陳情第2-4号を採択することに賛成の方は挙手願います。                    (賛成者挙手) 28: ◯議長皆川りうこ君)  賛成多数。よって、本件は採択と決しました。     ────────────────── ◇ ──────────────────             日程第7 議案第9号 平成31年度国分寺市国民健康保険特別会計補正予算                        (第4号)(審査報告) 29: ◯議長皆川りうこ君)  日程第7、議案第9号を議題といたします。  本案に関し、委員長の報告を求めます。  厚生文教委員長。                  (11番 丸山哲平君登壇)
    30: ◯厚生文教委員長(丸山哲平君)  議案第9号、平成31年度国分寺市国民健康保険特別会計補正予算(第4号)について、厚生文教委員会の審査模様を御報告いたします。  本案は、歳入歳出予算の総額110億6,386万1,000円から歳入歳出それぞれ877万5,000円を減額し、その総額を歳入歳出それぞれ110億5,508万6,000円といたしたいというものでございます。  歳入において、その他繰入金4,224万6,000円等の増額、国民健康保険税医療給付費分現年課税分5,099万9,000円等の減額、歳出においては、国庫支出金等超過収入額返還金547万4,000円の増額、特定健康診査委託料861万1,000円等の減額を行いたいというものでございます。  委員会では、担当より本案の説明が詳細になされ、委員による質疑が行われております。  慎重な審査の後、採決を行いましたところ、全員賛成により、本案を原案のとおり可決すべきものと決しております。  御審議のほど、よろしくお願い申し上げます。 31: ◯議長皆川りうこ君)  ただいまの委員長報告に対する質疑に入ります。                 (「なし」と発言する者あり) 32: ◯議長皆川りうこ君)  質疑なしと認めます。  討論を省略いたします。  これより直ちに採決いたします。本案を原案のとおり決することに賛成の方は起立を願います。                    (賛成者起立) 33: ◯議長皆川りうこ君)  全員賛成。よって、本案は原案のとおり可決されました。     ────────────────── ◇ ──────────────────             日程第8 議案第10号 平成31年度国分寺市介護保険特別会計補正予算(第                        4号)(審査報告) 34: ◯議長皆川りうこ君)  日程第8、議案第10号を議題といたします。  本案に関し、委員長の報告を求めます。  厚生文教委員長。                  (11番 丸山哲平君登壇) 35: ◯厚生文教委員長(丸山哲平君)  議案第10号、平成31年度国分寺市介護保険特別会計補正予算(第4号)について、厚生文教委員会の審査模様を御報告いたします。  本案は、歳入歳出予算の総額90億8,494万3,000円から歳入歳出それぞれ1億9,386万8,000円を減額し、その総額を歳入歳出それぞれ88億9,107万5,000円といたしたいというものでございます。  歳入において、支払基金介護給付費交付金現年度分6,803万3,000円等の減額、歳出においては、介護給付費準備基金積立金6,970万5,000円の増額、施設介護サービス費給付1億3,039万4,000円等の減額を行いたいというものでございます。  委員会では、担当より本案の説明が詳細になされ、委員による質疑が行われております。  慎重な審査の後、採決を行いましたところ、全員賛成により、本案を原案のとおり可決すべきものと決しております。  御審議のほど、よろしくお願い申し上げます。 36: ◯議長皆川りうこ君)  ただいまの委員長報告に対する質疑に入ります。                 (「なし」と発言する者あり) 37: ◯議長皆川りうこ君)  質疑なしと認めます。  討論を省略いたします。  これより直ちに採決いたします。本案を原案のとおり決することに賛成の方は起立を願います。                    (賛成者起立) 38: ◯議長皆川りうこ君)  全員賛成。よって、本案は原案のとおり可決されました。     ────────────────── ◇ ──────────────────             日程第9 議案第11号 平成31年度国分寺市後期高齢者医療特別会計補正予算                        (第2号)(審査報告) 39: ◯議長皆川りうこ君)  日程第9、議案第11号を議題といたします。  本案に関し、委員長の報告を求めます。  厚生文教委員長。                  (11番 丸山哲平君登壇) 40: ◯厚生文教委員長(丸山哲平君)  議案第11号、平成31年度国分寺市後期高齢者医療特別会計補正予算(第2号)について、厚生文教委員会の審査模様を御報告いたします。  本案は、歳入歳出予算の総額29億832万4,000円に歳入歳出それぞれ1,150万1,000円を追加し、その総額を歳入歳出それぞれ29億1,982万5,000円といたしたいというものでございます。  歳入において、療養給付費繰入金870万7,000円等の増額、歳出においては、療養給付費負担金870万7,000円等の増額を行いたいというものでございます。  委員会では、担当より本案の説明が詳細になされ、委員による質疑が行われております。  慎重な審査の後、採決を行いましたところ、全員賛成により、本案を原案のとおり可決すべきものと決しております。  御審議のほど、よろしくお願い申し上げます。 41: ◯議長皆川りうこ君)  ただいまの委員長報告に対する質疑に入ります。                 (「なし」と発言する者あり) 42: ◯議長皆川りうこ君)  質疑なしと認めます。  討論を省略いたします。  これより直ちに採決いたします。本案を原案のとおり決することに賛成の方は起立を願います。                    (賛成者起立) 43: ◯議長皆川りうこ君)  全員賛成。よって、本案は原案のとおり可決されました。     ────────────────── ◇ ──────────────────             日程第10 議案第17号 国分寺市特別職の職員で非常勤のものの報酬及び費用                        弁償に関する条例の一部を改正する条例について(審                        査報告) 44: ◯議長皆川りうこ君)  日程第10、議案第17号を議題といたします。  本案に関し、委員長の報告を求めます。  厚生文教委員長。                  (11番 丸山哲平君登壇) 45: ◯厚生文教委員長(丸山哲平君)  議案第17号、国分寺市特別職の職員で非常勤のものの報酬及び費用弁償に関する条例の一部を改正する条例について、厚生文教委員会の審査模様を御報告いたします。  本案は、福祉事務所嘱託医等の報酬の額を改定等する必要があるため、条例の一部を改正いたしたいというものでございます。  委員会では、担当より本案の説明が詳細になされ、委員による質疑が行われております。  慎重な審査の後、採決を行いましたところ、全員賛成により、本案を原案のとおり可決すべきものと決しております。  御審議のほど、よろしくお願い申し上げます。 46: ◯議長皆川りうこ君)  ただいまの委員長報告に対する質疑に入ります。                 (「なし」と発言する者あり) 47: ◯議長皆川りうこ君)  質疑なしと認めます。  討論を省略いたします。  これより直ちに採決いたします。本案を原案のとおり決することに賛成の方は起立を願います。                    (賛成者起立) 48: ◯議長皆川りうこ君)  全員賛成。よって、本案は原案のとおり可決されました。     ────────────────── ◇ ──────────────────             日程第11 議案第36号 東京都後期高齢者医療広域連合規約の一部を変更する                        規約について(審査報告) 49: ◯議長皆川りうこ君)  日程第11、議案第36号を議題といたします。  本案に関し、委員長の報告を求めます。  厚生文教委員長。                  (11番 丸山哲平君登壇) 50: ◯厚生文教委員長(丸山哲平君)  議案第36号、東京都後期高齢者医療広域連合規約の一部を変更する規約について、厚生文教委員会の審査模様を御報告いたします。  本案は、後期高齢者医療保険料の軽減に係る経費を各市区町村の一般財源から分賦金として支弁する必要があるため、規約の一部を変更いたしたいというものでございます。  委員会では、担当より本案の説明が詳細になされた後、採決を行いましたところ、全員賛成により、本案を原案のとおり可決すべきものと決しております。  御審議のほど、よろしくお願い申し上げます。 51: ◯議長皆川りうこ君)  ただいまの委員長報告に対する質疑に入ります。                 (「なし」と発言する者あり) 52: ◯議長皆川りうこ君)  質疑なしと認めます。  討論を省略いたします。  これより直ちに採決いたします。本案を原案のとおり決することに賛成の方は起立を願います。                    (賛成者起立) 53: ◯議長皆川りうこ君)  全員賛成。よって、本案は原案のとおり可決されました。     ────────────────── ◇ ──────────────────             日程第12 議案第12号 平成31年度国分寺市下水道事業特別会計補正予算(第                        3号)(審査報告) 54: ◯議長皆川りうこ君)  日程第12、議案第12号を議題といたします。  本案に関し、委員長の報告を求めます。  建設環境委員長。                  (12番 田中政義君登壇) 55: ◯建設環境委員長(田中政義君)  議案第12号、平成31年度国分寺市下水道事業特別会計補正予算(第3号)について、建設環境委員会の審査模様を御報告いたします。  本案は、歳入歳出予算の総額27億3,909万8,000円から歳入歳出それぞれ7,110万3,000円を減額し、その総額を歳入歳出それぞれ26億6,799万5,000円とするとともに、繰越明許費として、道路排水施設等共同施工負担事業を計上し、地方債の補正として、公共下水道事業債及び流域下水道事業債の限度額の変更をいたしたいというものでございます。
     主な内容といたしましては、歳入において、公共下水道事業債及び流域下水道事業債6,620万円等の減額を行い、歳出においては、都道道路整備に要する経費の工事請負費1,760万5,000円の減額等を行いたいというものでございます。  委員会では、担当より本案の説明が詳細になされ、委員による質疑が行われております。  慎重な審査の後、採決を行いましたところ、全員賛成により、本案を原案のとおり可決すべきものと決しております。  御審議のほど、よろしくお願い申し上げます。 56: ◯議長皆川りうこ君)  ただいまの委員長報告に対する質疑に入ります。                 (「なし」と発言する者あり) 57: ◯議長皆川りうこ君)  質疑なしと認めます。  討論を省略いたします。  これより直ちに採決いたします。本案を原案のとおり決することに賛成の方は起立を願います。                    (賛成者起立) 58: ◯議長皆川りうこ君)  全員賛成。よって、本案は原案のとおり可決されました。     ────────────────── ◇ ──────────────────             日程第13 陳情第2-1号 西国分寺駅東口の早期設置と日影山西側に恋ヶ窪                          側乗降口の設置を伴う南北自由通路の整備を求                          める陳情(審査報告) 59: ◯議長皆川りうこ君)  日程第13、陳情第2-1号を議題といたします。  本件に関し、委員長の報告を求めます。  建設環境委員長。                  (12番 田中政義君登壇) 60: ◯建設環境委員長(田中政義君)  陳情第2-1号、西国分寺駅東口の早期設置と日影山西側に恋ヶ窪側乗降口の設置を伴う南北自由通路の整備を求める陳情について、建設環境委員会の審査模様を御報告いたします。  陳情第2-1号は、令和2年1月27日受理、国分寺市西恋ヶ窪一丁目41番地6、西国分寺駅東口恋ヶ窪側乗降口の開設を求める会代表、坂本賢治氏ほか連署者2人より提出されたもので、署名者数は16人です。  本陳情の要旨は、西国分寺駅は開設以来、国分寺駅と国立駅の中間に居住している住民の利便性向上に寄与してまいりましたが、西恋ヶ窪一丁目と東恋ヶ窪の住民は、西国分寺駅の利用に際して、常に3つの難点を抱えて生活してまいりました。1つ目は、阿弥陀堂霊園横の急な坂を上らなくてはならないこと、2つ目は、交通量の多い府中街道を渡らなくてはならないこと、3つ目は、武蔵野線下の狭いガードの下をくぐらなくてはならないことです。  国分寺市都市計画マスタープランの中では、「西国分寺駅東口開設及び南北自由通路整備にあわせ、都市生活・文化交流の拠点となるよう、西国分寺駅北側の利便性の向上や駅南側周辺のエリアへの回遊性を確保しつつ、駅北側周辺の緑地や住環境も考慮したまちなみの形成を図ります」とあります。また、国分寺市総合ビジョンにおける実行計画では、「鉄道駅周辺等のバリアフリー化を推進し、西国分寺駅東口の開設についても、駅の乗降客数の増加など、今後の周辺の状況変化を踏まえて、安全で快適な駅利用の研究を進めていきます」と記述されています。  さらに近年、西国分寺駅東側周辺地区において都市計画も検討されていて、西国分寺駅の北東方面と南東方面を接続させ、駅周辺の回遊性を高めることがますます必要となってきていますというものです。  陳情事項は、西国分寺駅東口の設置と日影山西側に恋ヶ窪側乗降口の設置を伴う南北自由通路の整備を、JR東日本と東京都の協力を得て、早期に実現するようお願いいたしますというものです。  委員会においては、慎重な審査の後、採決を行いましたところ、全員異議なく、本陳情を採択すべきものと決しております。  御審議のほど、よろしくお願い申し上げます。 61: ◯議長皆川りうこ君)  ただいまの委員長報告に対する質疑に入ります。                 (「なし」と発言する者あり) 62: ◯議長皆川りうこ君)  質疑なしと認めます。  討論を省略いたします。  これより直ちに採決いたします。本件を委員長報告のとおり決することに御異議ございませんか。                (「異議なし」と発言する者あり) 63: ◯議長皆川りうこ君)  御異議なしと認めます。よって、本件は委員長報告のとおり、採択と決しました。     ────────────────── ◇ ──────────────────             日程第14 議案第8号 平成31年度国分寺都市計画事業国分寺駅北口地区第一                        種市街地再開発事業特別会計補正予算(第3号)(審                        査報告) 64: ◯議長皆川りうこ君)  日程第14、議案第8号を議題といたします。  本案に関し、委員長の報告を求めます。  国分寺駅周辺整備特別委員長。                  (17番 尾作義明君登壇) 65: ◯国分寺駅周辺整備特別委員長(尾作義明君)  議案第8号、平成31年度国分寺都市計画事業国分寺駅北口地区第一種市街地再開発事業特別会計補正予算(第3号)について、国分寺駅周辺整備特別委員会の審査模様を御報告いたします。  本案は、歳入歳出予算の総額14億6,844万4,000円から歳入歳出それぞれ4,200万4,000円を減額し、その総額を歳入歳出それぞれ14億2,644万円とするとともに、繰越明許費として、公共施設整備事業を計上し、地方債補正として、市街地再開発事業債の限度額の変更をいたしたいというものでございます。  主な内容といたしましては、歳入において、市街地再開発事業等管理者負担金補助金4,700万円等の増額、市街地再開発事業債1億1,680万円等の減額、歳出において、一般会計繰出金47万6,000円の増額、公共施設整備委託料3,000万円等の減額を行いたいというものでございます。  委員会では、担当より本案の説明が詳細になされ、委員による質疑が行われております。  慎重な審査の後、採決を行いましたところ、全員賛成により、本案を原案のとおり可決すべきものと決しております。  御審議のほど、よろしくお願い申し上げます。 66: ◯議長皆川りうこ君)  ただいまの委員長報告に対する質疑に入ります。                 (「なし」と発言する者あり) 67: ◯議長皆川りうこ君)  質疑なしと認めます。  討論を省略いたします。  これより直ちに採決いたします。本案を原案のとおり決することに賛成の方は起立を願います。                    (賛成者起立) 68: ◯議長皆川りうこ君)  全員賛成。よって、本案は原案のとおり可決されました。     ────────────────── ◇ ──────────────────             日程第15 議案第15号 国分寺市新庁舎建設事業者選定審査委員会設置条例に                        ついて(審査報告) 69: ◯議長皆川りうこ君)  日程第15、議案第15号を議題といたします。  本案に関し、委員長の報告を求めます。  公共施設等総合管理特別委員長。                 (16番 さの久美子君登壇) 70: ◯公共施設等総合管理特別委員長(さの久美子君)  議案第15号、国分寺市新庁舎建設事業者選定審査委員会設置条例について、公共施設等総合管理特別委員会の審査模様を御報告いたします。  本案は、国分寺市新庁舎建設事業者選定審査委員会を設置する必要があるため、新たに条例を制定いたしたいというものでございます。  委員会では、担当より本案の説明が詳細になされ、委員による質疑が行われております。  慎重な審査の後、採決を行いましたところ、全員賛成により、本案を原案のとおり可決すべきものと決しております。  御審議のほど、よろしくお願い申し上げます。 71: ◯議長皆川りうこ君)  ただいまの委員長報告に対する質疑に入ります。                 (「なし」と発言する者あり) 72: ◯議長皆川りうこ君)  質疑なしと認めます。  討論を省略いたします。  これより直ちに採決いたします。本案を原案のとおり決することに賛成の方は起立を願います。                    (賛成者起立) 73: ◯議長皆川りうこ君)  全員賛成。よって、本案は原案のとおり可決されました。     ────────────────── ◇ ──────────────────             日程第16 議案第39号 平成31年度国分寺市一般会計補正予算(第11号)(審                        査報告) 74: ◯議長皆川りうこ君)  日程第16、議案第39号を議題といたします。  本案に関し、委員長の報告を求めます。  補正予算審査特別委員長。                  (4番 中山ごう君登壇) 75: ◯補正予算審査特別委員長(中山ごう君)  議案第39号、平成31年度国分寺市一般会計補正予算(第11号)について、補正予算審査特別委員会の審査模様を御報告いたします。  本案は、歳入歳出予算の総額483億3,066万2,000円に歳入歳出それぞれ2,358万6,000円を追加し、その総額を歳入歳出それぞれ483億5,424万8,000円とするとともに、債務負担行為として、国分寺市融資制度による利子補給(小口事業新型コロナウイルス感染症対策資金)外1件の追加を行いたいというものでございます。  主な内容といたしましては、歳入において、子ども・子育て支援交付金1,402万4,000円等の増額を行い、歳出においては、基金積立金積増分2,358万6,000円の増額を行いたいというものでございます。  委員会では、財政課及び担当より本案の説明が詳細になされた後、委員による質疑が行われております。  慎重な審査の後、採決を行いましたところ、全員賛成により、本案を原案のとおり可決すべきものと決しております。  御審議のほど、よろしくお願い申し上げます。 76: ◯議長皆川りうこ君)  ただいまの委員長報告に対する質疑に入ります。                 (「なし」と発言する者あり) 77: ◯議長皆川りうこ君)  質疑なしと認めます。  討論を省略いたします。  これより直ちに採決いたします。本案を原案のとおり決することに賛成の方は起立を願います。                    (賛成者起立) 78: ◯議長皆川りうこ君)  全員賛成。よって、本案は原案のとおり可決されました。  この際、10分程度休憩いたします。                    午後2時51分休憩                    午後3時04分再開 79: ◯議長皆川りうこ君)  会議を再開いたします。     ────────────────── ◇ ──────────────────
                日程第17 議案第1号 令和2年度国分寺市一般会計予算 80: ◯議長皆川りうこ君)  日程第17、議案第1号を議題といたします。  本案に関し、委員長の報告を求めます。  予算特別委員長。                 (10番 高瀬かおる君登壇) 81: ◯予算特別委員長(高瀬かおる君)  議案第1号、令和2年度国分寺市一般会計予算について、予算特別委員会の審査模様を御報告いたします。  本案は、2月21日開催の本会議において、予算特別委員会の設置とともに本委員会に付託されたものであり、3月17日から23日までの4日間にわたり審査を行いました。  本案の審査に当たりましては、各担当からの説明及び各種提出資料を審査の参考とし、委員からは、多岐にわたる質疑が行われております。  慎重な審査の後、採決を行いましたところ、賛成多数により、原案のとおり可決すべきものと決しております。  委員会における慎重審査を踏まえ、議員の皆様におかれましては、賛否の判断を賜りますようお願い申し上げます。 82: ◯議長皆川りうこ君)  委員長報告に対する質疑につきましては、申し合わせのとおり省略いたします。  これより討論に入ります。本案に係る討論につきましては、さきの議会運営委員会にて確認された順でお願いいたします。  最初に、自由民主党市議団を代表しまして丸山議員。 83: ◯11番(丸山哲平君)  それでは、議案第1号、令和2年度国分寺市一般会計予算について、自由民主党市議団を代表し、賛成の立場で討論をいたします。  初めに、長きにわたる予算編成作業及び今回の予算審査に際しての資料作成に当たっていただいた職員の皆様に対し、心より感謝と敬意を表したいと思います。特に今回は、後ほど述べさせていただきますが新型コロナウイルス感染症の世界的流行と、それに伴う対応で当市も非常事態ともいうべき状況、体制の中での予算審査であり、大変な緊張の中での御対応であったと認識しております。この点においても、重ねて御礼を申し上げます。  また、この場をおかりし、例年とは異なり短縮された日程期間においても、極力充実した審査を行うべく尽力いただいた正副委員長に対しても御礼申し上げたいと思います。  それでは、財政全体についてです。令和2年度の一般会計予算額は476億8,885万4,000円と、前年度と比較し金額にして15億6,374万8,000円、率にして3.4%増の過去2番目の規模での予算となっております。  歳出において、引き続き解消が求められる待機児童問題に対応するための保育所委託費の増加を代表として増加要因が多くあること、また歳入においては、依然増加するふるさと納税を原因とする財源流出など、決して楽観視できない状況にありながらもゼロベースでの見直しを進め、経常収支比率の引き続きの改善、公債費の未償還額の減少、基金残高全体の堅調な推移、収支均衡型予算として高く評価できる編成であると考えております。  一方で、債務負担行為については、翌年度以降の支出予定額が大きく増加傾向にあることは、若干気になる部分ではあります。当然、事業一つ一つは、その必要性に基づき設定されたものではありますが、将来にわたり、一定市の財政を拘束する要因でもあり、他自治体の状況把握を初めとして全体としてどのようにコントロールしていくのか、今後の検討を求めたいと思います。  今後、中長期においては人口の減少局面は不可避とされており、また市税によるところが大きい当市としては、引き続き楽観視できない状況に変わりないと考えております。先憂後楽という言葉ではありませんが、将来世代にしっかりとつなぐ財政経営の継続を求めます。  続いて、個別政策についてですが、新たに多くの事業、進展が織り込まれております。その中でも何点か申し上げます。まず、新庁舎建設についてです。来年度より、いよいよ具体的な建設に向け、事業者選定実施が予定されております。また、これにあわせて仕事改革、生産性向上を目的に、AI-OCRやRPA活用推進に関連する予算も計上されております。ハード面、ソフト面あわせ、既存のやり方にとらわれることのない新たな市役所をつくり上げるべく、この好機を逃さず尽力願いたいと思います。また、現庁舎用地の活用についても衆知を集め、恋ヶ窪周辺から全市において納得感のあるにぎわい創出に資する取り組みを求めます。  続いて、市民の安心・安全について、こちらも多くの施策が盛り込まれておりますが、その中でも市内の道路に面する全てのブロック塀の実地調査を行うブロック塀等委託調査事業について述べたいと思います。  本事業については、昨年の決算特別委員会の中で、私からも市内全域のブロック塀の状況確認を求めていたこともあり、非常に高く評価するものであります。今回、全市における直接のチェック調査は、多摩26市において初とのことであり、井澤市長の市民の安全にかける思いの強さのあらわれであると高く評価をしております。  また、子どもたちの安心で快適な環境整備ということで、市内小・中学校の屋内運動場、体育館におけるエアコン設置事業については、委員会中に我が会派の尾作委員も触れましたが、我々としても強く求めてきたことであり、高く評価をいたします。特に市の姿勢、対応として、単にニーズのみを捉え、施策を打つということではなく、既に設置稼働している第一中学校においての効果測定を踏まえ、また他自治体の状況等の情報も十分検討した上での判断であった、このことについて高く評価をするものであります。吉田委員も触れておりましたが、費用対効果、採算性という観点は何事においても欠かせないものであると、このように認識しております。加えて、学校施設自体の増築改造工事や、内容をより拡充させて展開されるプレイステーションの整備についても評価をいたします。また、幼児教育・保育の無償化の非対象児童に対する幼児養育費補助制度についても、子どもを大事にする姿勢のあらわれと評価をするものであります。  続いて、当会派では本橋議員を初め求めてまいりましたペットボトルの戸別回収事業が開始されることもあわせて評価をいたします。市民へのさらなるごみ減量に向けた啓発とあわせ、循環型社会実現に向け推進をいただきたい、このように考えております。  このほか、引き続きの保育所の誘致整備、学童保育所の拡充、そして高齢者分野も含めた人材確保に伴う支援事業の充実、健康寿命の延伸に向けた各種取り組み、都市農業の地産地消の推進、国分寺駅北口事業の完成等々、全てをここで述べることはできませんが、これまでの取り組み、事業をさらに推進強化することにおいても取りこぼすことなく計上されていると、このように認識し、評価をするものであります。現在、多摩地区において人口増加率ナンバーワンということで多くの方々に住みたいまちとして認識されている当市において、ここまでに述べた諸政策をしっかりと進めていただき、その評価を確固たるものとすることを望みます。  最後に、新型コロナウイルス感染症流行による環境激変と、それに伴う対応について一言申し上げます。日々刻々と状況が変化しており、現時点においてどこまで影響が及ぶのか、いつ収束するのか、断定できない状況にあります。しかしながら、既に現時点において学校の一斉休校、経済、消費といったもろもろの活動の停滞等、市民生活に大きく影響がもたらされ、さらにオリンピック・パラリンピックの延期も決定されるなど、日本全体において大きな変化と対応が迫られております。  こうした中、当市においては、何より市民の安全を担保することが第一義的に求められ、そして、それに加えて市民生活の安定を実現することが必要であることは言うまでもありません。そこで、これより先、対策に伴う新規歳出の必要性が出てくるであろうことが予想されます。さらに歳入減少も、特に再来年度に影響が出ると思いますが、予想されるところであります。この状況下で、改めて市長のリーダーシップを強く発揮されんことを求めます。大きな財政的支出も、必要とならば果断に進めていただきたいと思います。もとより経常的支出に対し基金等を活用することは、我々は慎重であるべきと考えておりますが、こうした臨時的かつ緊急的な対応については、政策資本の漸次投入ではなく大胆な取り組みが必要になろうと考えます。我が会派といたしましても、建設的な議論と姿勢を持って臨み、行政議会一丸となって市民生活を守るべく努めてまいりたいと思います。  以上、もろもろ申し上げてまいりましたが、来年度においてさまざまな課題と懸念が山積する状況ではございますが、状況認識はシビアに、しかしその対応には希望を持って、一つ一つ実行力を持って解決されることを望む次第です。  以上をもちまして、賛成討論とさせていただきます。 84: ◯議長皆川りうこ君)  続きまして、国分寺政策市民フォーラムを代表いたしまして及川議員。 85: ◯14番(及川妙子君)  国分寺政策市民フォーラムを代表して、令和2年度国分寺市一般会計予算について賛成の立場で討論いたします。  まず初めに、予算特別委員会の日程が短くなりましたが、資料作成等に御尽力いただいた職員の皆様に御礼を申し上げます。ありがとうございました。  令和2年度の予算規模は476億8,885万4,000円で過去2番目の規模ですが、平成29年の国分寺駅北口再開発ビル関連の予算を除くと過去最大になります。昨年の財政フレームでは、令和2年度は2億9,000万円余りの財源不足になると予測されておりましたが、予算編成方針に基づき歳入歳出ともにゼロベース積み上げ方式で編成した結果、財政調整基金を取り崩すことのない収支均衡予算を編成されたことは、厳しい財政状況を考えると大いに評価できます。  国分寺市の人口は、新しい人口ビジョンでは令和12年度まで増加が続き、昨年の人口増加率は多摩26市で1位でした。人口増と雇用所得状況の安定により、収入の50.1%を占める市税は昨年比5億4,000万円増の238億8,800万円を見込んでいます。当市にとっては課題の多いふるさと納税による5億円の減少、法人市民税の税率改正による1億円の減少はあるものの、地方消費税交付金の6億円増なども見込み、令和2年度も引き続き普通交付税は不交付となる見込みであります。  歳出については、保育所委託費12億9,700万円増などで扶助費が142億3,600万円、人件費は会計年度任用職員制度の導入などに伴い5億3,000万円増の76億9,600万円、道路、公園、学校などの建設や大規模修繕に要する経費である事業費は42億3,600万円、補助費等は、下水道事業が令和2年度から公営企業会計に移行することに伴い4億9,600万円増の51億3,000万円となっています。令和6年までの財政フレームでは、令和3年度から財源不足が見込まれます。新庁舎の建設費用100億円や土地取得費40億円、その他さまざまな経費を考えれば一定理解できますが、令和6年度に基金残高が54億4,700万円では基金残高50億円の目標ぎりぎりであり、その先が心もとなく、楽観できない状況であると考えます。  ことしの一番大きなイベントであった東京2020オリンピック・パラリンピック競技大会は、新型コロナウイルスの世界的な感染拡大で1年程度延長することになりました。大変残念であり、当市でもさまざまな影響は避けられません。関連イベントなどもあり、予算が今後どうなるかわかりませんが、来年に向けていろいろと工夫して、違った形で何かイベントなどの工夫ができればと考えています。  その他新規事業についても、小・中学校体育館へのエアコン整備、バリアフリー基本構想の検討、西武線のホームドア整備、保育所4園新設、幼児養育費補助金の創設、新幹線のリフレッシュ、PR動画の作成、国分寺駅北口交通広場の工事完了、プレイステーションの移設、ブロック塀の全調査、正規職員採用年齢の40歳までの拡大などの取り組みについて評価いたします。  4月1日から、いよいよ長年の懸案であった可燃ごみの共同処理が始まります。試行期間があったとはいえ、清掃センターの火災など予期せぬことも起こり得ることから、事業の順調な進行管理をお願いいたします。7月から予定されているペットボトルの戸別収集については、あくまで排出抑制を目標にして市民の皆様への丁寧な説明を十分行い、店頭返却へのより一層の周知を徹底していただくことを要望いたします。  同じく、4月1日から新しく会計年度任用職員制度が導入されます。導入に当たっては、それまでの報酬月額を下回らないことが確認されていますが、適正配置を行ったことから、新しい制度ですので職場での混乱がないように、こちらについても慎重かつ柔軟な対応をお願いいたします。  何よりも令和2年度は長年の懸案であった国分寺駅北口再開発事業が、年内の交通広場完成をもって終了する年です。また、新庁舎の場所がようやく決まり、新しいスタートを切る節目の年であると思います。現庁舎の跡地利用もあわせて、当市が大きくリスタートするよい契機になると思います。市民の皆さんの期待も大きいと思いますので、大いに市民参加を進めて盛り上げていただきたいと期待しています。  新型コロナウイルスの感染拡大で3月2日から小・中学校は一斉休校、イベントは4月いっぱい中止、公共施設も、一部の屋外スポーツ施設は23日から開放されていましたが、それ以外は3月いっぱい休館となり、昨日、さらに4月15日まで休館が延長されることになりました。日本以外でも世界各地で感染拡大がとまらない状況が続いています。今後については、収束も含めてはっきりとはわかりませんが、経済を初めさまざまな影響があることと推察されます。当市の予算にも、多分いろいろな影響があることでしょう。税収の落ち込み、またオリンピック・パラリンピック関係のイベントの中止などが考えられます。想定外のことが次々と起こる昨今、自治体経営も至難のわざだと思いますが、常に危機意識を持ち、何が最善かを考え、何よりも市民のためを第一に予算の執行に当たっていただきたいと強く要望いたしまして、賛成の討論といたします。 86: ◯議長皆川りうこ君)  続きまして、公明党を代表いたしまして高橋議員。 87: ◯15番(高橋りょう子君)  公明党として、議案第1号、令和2年度国分寺市一般会計予算に対し賛成の立場で討論をさせていただきます。  連日長きにわたる予算編成作業に当たられた職員の皆様、このたびの新型コロナウイルスの感染症拡大防止対応中での予算特別委員会であったことから、資料作成なども制約がある中で作業に当たっていただき、ありがとうございました。  市税収入は増加傾向を示してはおりますが、令和2年度一般会計の予算規模が総額476億8,885万4,000円、対前年度比で3.4%増の過去2番目の予算規模とのことでした。今後大きな支出が見込まれる新庁舎建設では、新たな土地の取得費用を初め設計、施工、建設、現庁舎用地の検討にも入ります。築年数を重ねる学校を初め公共施設の維持修繕・更新はもちろん、公共施設個別施設計画に基づいた取り組みが開始されます。  また、人件費では会計年度任用職員制度が開始され7.4%増等、令和2年度は新たな支出が伴う事業も続きます。幼児教育・保育の無償化に係る経費増、幼稚園施設利用への給付金、私立保育所委託料、待機児対策の民設民営保育所整備や、狭隘な学童保育所の新設など課題は続きます。ここ数年、年々増加するふるさと納税は、来年度約4億円以上の税源流出が想定され、財源確保は厳しい現実です。将来にわたる歳入歳出の見込み額を念頭に置きながら財政規律を堅持し、将来世帯の負担だけは避けなければなりません。  一方、令和2年度は各部局が歳入歳出ともにゼロベースから見直し、検討を重ね積み上げた予算を編成した結果、財政調整基金を取り崩すことなく収支均衡型予算として編成できたことは評価いたします。  個別の施策では新たな取り組みもあります。子育て支援策については、幼児教育・保育の無償化が昨年10月から開始されましたが、無償化の対象とならない施設の利用者に対し、国に先駆け市独自の幼児養育費補助金制度で利用者負担を図る点については大きく評価いたします。  児童虐待対策について、親による虐待が後を絶たず、昨年10月より児童相談所から市区町村にも事案送致が行えることとなり、令和2年度は情報の一元管理と庁内連携のための児童家庭相談システムが導入されることとなります。虐待の解決には初動調査の迅速な対応協議が重要となります。体制整備については、しっかりと対応をお願いいたします。  女性特有のがん検診について、長年要望してきた乳がん検診の受診環境拡大が図られます。マンモグラフィーの車両導入で土日受診の環境が整うことは大いに評価いたします。早期発見治療のためにも、今後は対象者への情報提供、周知に力を入れ、受診率アップに努めていただきたい。  予防接種への助成について、このたびの新型コロナウイルス感染症の流行で意識も高まっております。乳幼児期にかかりやすい感染力の高いロタウイルスの予防接種、そして発症すると重篤化する高齢者の肺炎球菌予防ワクチン、この年齢制限撤廃を評価いたします。収束の段階で未受診者に対する受診喚起、周知に努めていただきたいと思います。  地域福祉推進事業整備について、学生や会社勤めの10代、20代の若者が家族の介護を担っているヤングケアラーの問題は顕在化されず、大変深刻です。また、ひきこもりや虐待など地域の潜在的な課題解決には、地域福祉コーディネーターの役割は大変重要と考えます。令和2年度、その活動記録をまとめる人員採用により、地域の課題の把握が進むことを期待いたします。庁内連携して取り組み、解決に向けて着実に進めていただきたい。  教育環境の整備について、小・中学校体育館への冷暖房設備の整備については、平成31年度に設置された第一中学校の検証をもとに、市内小・中学校全校へ2年間かけて設置する取り組みは、我が会派を初め全会派が求めていたものであり、大いに評価をいたします。昨今の猛暑対策、災害時の避難所として大変有効と考えます。計画どおり進めていただけるようお願いいたします。  戦後75周年平和推進事業について、ことしは戦後75周年に当たります。戦争体験者が年々少なくなっておりますが、長崎から伝承者の方をお招きし、被爆体験や平和への思いを語っていただく取り組みが行われること、これを高く評価いたします。戦争の惨禍を忘れず、世界平和の大切さを市民に呼びかけ、平和推進事業にしっかり取り組んでいただけるよう求めます。  防災対策について、災害時、夜間にも使用できる携行型LED掲示板の配置や、障害者が支援を求めやすくするバンダナ導入など、高く評価いたします。導入後は防災訓練等で実際に使用調整し、災害時に活用されるよう求めます。また、乳幼児を抱えた避難者に対する液体ミルクについては、取り扱いのあるドラッグストアとの災害協定の締結を進めていることを評価いたします。  市民の安全対策として、これまで国分寺市独自のブロック塀撤去工事費助成は上限を撤廃し、拡充してまいりましたが、さらに令和2年度は多摩地域初のブロック塀実態調査を行う撤去促進の取り組みをされますが、これは倒壊防止のみならず、狭隘道路の見通し解決の交通安全対策にもつながります。今後起こり得る災害に備え、市民の命を守る大事な施策と評価し、着実な取り組みをお願いしたい。  最後に、このたびの新型コロナウイルス感染症の拡大によるさまざまな分野への影響がじわじわと広がり始め、今後の景気動向の予測は困難です。市内農業、商工業や中小企業、小規模事業者等に対する支援策や制度補償、休業や失業により収入減少となっている児童生徒の保護者への給付など、国や東京都の対策や情報を敏感に察知し、迅速な対応をお願いしたい。  SDGsの基本理念でもありますが、国分寺の市民、事業者等を誰一人取り残さない持続可能な市政運営に向け、井澤市長のもと、職員の皆様が全庁一丸となってこの難局を全力で乗り切り、安定した市政運営に取り組むよう強く求め、令和2年度本予算に対する公明党の賛成討論といたします。 88: ◯議長皆川りうこ君)  続きまして、日本共産党国分寺市議団を代表しまして岡部議員。 89: ◯3番(岡部宏章君)  議案第1号、令和2年度国分寺市一般会計予算について、反対の立場で討論いたします。  今、消費税の増税を初め市民への負担増がめじろ押しとなっています。これにより、家計消費は安倍政権による増税の前の2013年からの7年間で31万円以上減少し、およそ1カ月分が奪われたことになります。このことが日本経済全体に及ぼしている影響ははかり知れません。既に明確になっている限りでも、昨年10月から12月のGDPは6.3%もの落ち込みとなっています。さらに、それに加えて1月からは現在も直面しているさなかである新型コロナウイルスの惨禍が襲いかかり、この影響で減収となっている家計も少なくないことと思います。このような困難な事態にある今だからこそ、政治は市民の暮らしに心を寄せ、暮らしを支えていく策を講じなくてはなりません。  市民の暮らしは一面的に見ることができません。生活していく上でさまざまな負担がかかります。とりわけ自治体として、社会保障制度において負担がかけられる国民健康保険税や介護保険料、後期高齢者医療保険料や利用者負担、窓口負担を軽減することなど、とることのできる手だてはあります。しかし、他市でも実施の例が広がっている国民健康保険税の子どもの均等割軽減の実施を私たちが求めても、市独自に実施する考えはないとの返答は、市民の暮らしの危機と混乱を支える姿勢に欠けていると言わざるを得ません。安倍政権は、全世代型社会保障の実現をうたい文句にしていますが、検討が進められているその実質は、介護サービスの原則2割負担化、後期高齢者医療保険料の特例軽減の廃止と窓口負担の原則2割化など、現役世代ばかりでなく、高齢者にも新たな負担を求めて全世代で負担するというものです。進められているのは社会保障の理念の変質、投げ捨てにほかなりません。  新型コロナウイルスの問題でも、これまで進められてきたこと、今後進められようとしていることの矛盾が噴出しています。国が感染症対策の医療の機能を縮小してきたことによって、対策が後手に回っていることが指摘されています。感染症対策で最も重要な役割が期待される全国の保健所は、国により1992年の852カ所から削減が続き、直近の2019年で472カ所にまで後退させられています。さらに国は地域医療の再編を名目に、全国で400カ所以上の公的医療機関を名指しで廃止縮小の対象として挙げ、批判を招いています。東京都はこの動きにも乗じて、かけがえのない役割を果たしている都立病院を、より民間経営に近い形態とする独立行政法人化を進めようとしていますが、利益を優先とされ、必要な医療の機能が失われるおそれがあります。現在の市民の家計や経済の状況を見るならば、このような現状を打開する役割こそ政治が果たすべきです。今こそ自治体の役割を根本から見直し、市民の暮らしを支え、福祉の増進を図る自治体へと、さらなる前進を図るべきときです。  本予算案を審査するに当たって私たちが重視した第1の問題は、国や都の政治的な動向に対して、それが市民の負担増やサービス低下を求めるものであるときは、1つの自治体、1人の市長といえども、市民の利益を守る立場から堂々と是正や中止を求めること。さらに、市としても可能な限りの施策の展開によって市民の生命と暮らしを守るために努力するという立場に立ってもらうように私たちは求めます。市長初め理事者、執行部がこうした立場に立っているかどうかを重要な判断の基準としました。  このことは、その後安倍内閣が新型コロナウイルス感染症対策として提出し、可決成立させた特別措置法改定案を見たときに、改めて基礎自治体の長の姿勢を問うことの重要性を考えさせられるものとなりました。首相の緊急事態宣言が国民の基本的人権を広く制約することを可能にする重大な内容を含んでいること、発令要件は非常に曖昧で歯どめがないこと、そして宣言が行われた後に都道府県知事はさまざまな制限と停止の期間と区域を決めることになります。また、地方財政に深くかかわる問題も多くあることから、地元の市町村長の意見と立場は、市民の利益と安全、基本的人権のありように大きな影響を与えることになります。政治姿勢の問題が重要な基準となることの一例です。  私たちは、個々の施策と予算化について判断することは当然です。審査に当たってその評価は率直に申し上げましたし、感謝を表明したものもあります。したがって、総体的に見ても予算案と、それを執行する政治姿勢が市政全体で市民に責任を負える内容となっているかどうか、いつにも増して真剣に考え、結論を出しています。予算特別委員会での本案の採決直後に、何をやってもだめなのかとの懸念が伝えられましたので、以上の点について、あえて申し上げることにいたしました。  以下、個別の分野や事業について述べたいと思います。まず、一昨年の暮れから市議会でも議論を行ってきた小・中学校の体育館のエアコンについてです。温暖化が進み、毎年のように夏の猛暑が襲いかかる昨今、体育館にエアコンがなくては児童生徒の健康や命を守ることはできません。体育などの授業にも支障があるため、授業を保障することもままならない状況です。体育館へのエアコン設置は極めて切実な要求となっています。本予算においてエアコン設置の決断がなされたことは、私たちも求め続けてきたものであり、評価をしています。  一方、今回のこの決断に至るまでの経過について意見を表明したいと思います。エアコン設置が令和元年度ではなく2年度になったことは、率直に言って遅きに失したと言わねばなりません。周辺の自治体では令和元年度に設置を開始したり、全小・中学校に設置を行った自治体もあります。一方、国分寺市は昨年既にエアコン設置をした他の自治体の視察を行うとの見解を示し、実際に視察も行っています。市みずからが検証を行うと言っていたわけですから、その視察なども踏まえて判断を出し、補正予算で対応していれば、全小・中学校においてことしの夏までに設置を間に合わせることも可能でしたが、実際はそうなっていません。設置自体はするのだから、令和3年度になってからでもよいということではなく、教育環境を整える市の役割が求められているのですから、少しでも早く設置を完了させるとの姿勢が求められています。この点では、令和2年度に設置を予定している学校については、本予算の執行の上で可能な限り夏までに設置を間に合わせる努力を、令和3年度での設置を考えている学校については、補正予算対応も含めて令和2年度中に設置を完了させ、遅くとも来年の夏に間に合わせるという努力を求めます。  次に、平和に関する事業について述べます。日本政府は、今こそ核兵器禁止条約に署名するとともに、唯一の戦争被爆国の政府として世界各国政府に呼びかけるべきです。そのため、国分寺市長としても政府に要望するべきです。年内にも批准国50カ国を達成し、発効させようとの世界の機運が高まる一方で、日本政府は署名自体に背を向けています。それとともに、米国は小型核兵器を既に開発し、日本を含む海外にも配備しようとしています。国分寺市が非核平和都市宣言のもとに努力してきたことには評価しています。井澤市長みずからが被爆者の声を聞こうと提案したり、条約にも批准にすべきと発言していることなどです。その立場をもう一歩前に進めて、政府への直接の意見表明を行うべきと求めました。重ねて要望いたします。  マイナンバーカードについて、全国的に24%申請、20%交付と普及は進んでいません。多くの人は情報漏えいや不正使用などのリスクのおそれを感じ、申請していないためです。それにもかかわらず、国はマイナンバーカードを普及させようとさまざまな手だてを講じようとしています。その一つに、マイナンバーカードに健康保険証を結合しようという方針があります。質疑の中では、令和3年3月からこの機能を使えるようにするために、国分寺市でも来年度中に準備することになるとの答弁がありました。しかし、今必要なのは、普及していない理由の根本に大きなリスクがあることを直視し、本当にマイナンバーカードが必要であるのかを問い直すことです。健康保険証の結合についても、慎重に再検討することを求めます。  生活困窮者自立支援について、相談件数はふえている一方で、この相談から生活保護受給となった方は3件との答弁がありました。生活困窮者への必要な支援は進める一方で、この事業が生活保護受給を必要としている方への保護開始の足かせとなるようなことのないよう、制度の適切な運用を求めます。  高齢者緊急通報システムについては、対象者となる要件が慢性疾患となっているのは厳し過ぎるとの高齢者の声が上がっています。また、市のシステムでは月1,200円であるのに対して、民間の類似サービスでは月3,000円から6,000円の自己負担になるとの答弁にも示されているように、市のサービスだからこそ低負担で利用することができます。低所得者への配慮は必要との見解もありましたので、なおさら要件を緩和し、利用者を拡大していくことが必要です。この方向で対応するよう求めます。  高齢者配食サービスについて、新規受付は既に終了しているもとで、登録者は減り続けています。一方で、配食数は大きく減っていないという現状が明らかになりました。このことは、たとえサービスが終了する予定となっても、真に必要としている方は利用を継続していることを示しています。実態から見ても、今後も必要とされているサービスであることは明らかです。また、民間の同様のサービスがふえているから市のサービスは廃止してよいということではなく、高齢者の栄養摂取、食生活の実態も把握して、市の健康福祉の必要な施策化につなげていく上でも重要なサービスです。廃止の方針を再考し、継続するよう求めます。  公共施設の老朽化についてです。第2庁舎では、空調機器の延命化のためにエアコン4台を購入する予算が計上されています。この対応は評価するものですが、一方で、福祉センターにおいては、2019年10月の台風の影響によって、必要になっていた屋上防水修繕が2020年の当初予算での対応まで先延ばしになっています。市の財政負担を軽減するためには施設の長寿命化が求められていますが、この対応は長寿命化に逆行するものです。この間求めています予防修繕の考え方について、個別施設計画を所管する政策部において早急にまとめることを求めます。また、福祉センターや恋ヶ窪公民館・図書館など庁舎移転に伴う再配置の対象となり得る施設について、仮に再配置となるにせよ10年ほどかかることが想定されることから、それまでの施設修繕、利用者の利便性を向上させるためにエレベーターの設置などの必要な改修を求めます。なお、学校施設の長寿命化についても、適正な維持管理をしつつも、可能である学校は個別施設計画以上の長寿命化を求めます。  恋ヶ窪駅周辺まちづくりの市民参加による検討と、庁舎移転後の跡地の活用の検討について、既に周辺のまちづくりにかかわる問題として、実質的に跡地の活用方法が検討されています。しかし、そこでは民間企業へのサウンディング調査の結果から出てきた民間による活用案は検討されている一方で、市の公共施設の移転にかかわる検討はいまだなされていません。市民の活動の場としての公共施設がどのようになるのかは市民にとって影響も大きく、関心の強いことです。早急に市の公共施設についての市民参加による検討を進めるよう求めます。  幼児養育費補助が新たに新設され、幼保無償化の中でも対象とされていなかった方に補助を行うことは、我々も要求してきたことから一定の評価はいたします。一方で、保護者の皆さんが不安を抱え、要望しているのは、我が子が通う事業が幼保無償化の対象となっていないことで今後利用者が集まらず、かけがえのない役割を発揮してきた取り組みがなくなってしまうのではないかという点です。この点から見ると、1人月5,000円という水準は不十分であると言わざるを得ず、早急な改善が必要です。今後、迅速な対応を図っていただくよう求めます。  学童保育所の拡充について、第二小、第五小の敷地内に増設することは、これまで強く求めてきたことからも評価いたします。今後とも、この路線をさらに進めてもらうよう改めて要望いたします。狭隘状況の改善と、高学年児童の受け入れを一体的に進める事業計画の策定を求めます。  児童館について、地域ごとのバランスをどのように考えるか質疑いたしました。その中で、例えば第十小学区のお子さんはしんまち児童館に戸倉通りを渡っていくことになるため、第十小学区にも児童館が欲しいとの声があることが挙げられました。一方で、児童館の新設の考えは今ところないとの答弁でしたが、今後新設を含めて検討するべきです。  地球温暖化防止行動計画について、市役所版に基づいて、これまで市役所が排出するCO2が年々着実に削減されてきていることは一定の評価をいたします。一方で、市民版の策定の必要性も認識はされていると同時に、今後の課題とされていることも明らかになりました。日本は大型台風の上陸による風水害など昨今の温暖化の最大の被害国と言われていると同時に、石炭火力発電所をいまだに新設しようとしているなど最大の加害国でもあり、国際会議で化石賞を繰り返し受賞するなど不名誉な地位にあります。今、気候変動の危機と言われている緊急事態にふさわしい対応が求められています。したがって、既に策定されている環境基本計画実施計画に基づいて緊急行動計画を検討する必要があります。まずは現在の到達の評価とともに目標と計画をレベルアップできないか、市も事業所として排出削減目標と計画を持つが、一人一人の市民が差し迫った危機回避のために何をすべきか、何ができるかを明示することです。結果として、市民も行政も事業者も問題と目標を共有して立ち向かっていくためのステージをつくるときだと呼びかけたいと思います。  プラスチックの処理をめぐって質疑を行いました。温暖化ガスの発生をさらに抑制していく上での課題とともに、今、考えることとして、ペットボトルの戸別収集によって起こる変化への対応です。市民が懸念していることは、出しやすくなることでお店へ返却回収すべきものまで戸別収集に流れて、結果として市の処理量が増大することをいかによく抑止するかです。それを近いうちの有料化によって阻むという政策は、安易で不適切であると考えます。市民を信頼して、ともに考え、よりよい解決を見出していく自治体らしい努力と取り組みをどう進めていくか、市民参加による検討を求めます。  ビルや住宅解体時のアスベスト飛散防止について質疑しました。国や都からの依頼に基づいて調査を行ってきたとのことでした。アスベスト材を使用した建物を解体する際には国からの補助が出される一方、アスベスト材除去の工事に対しては補助がないために、工事着手のおもしになっているとの答弁がありました。この問題に対する方策を早急に検討していただくよう求めます。  小学校給食調理設備の災害時における活用について質疑しました。地域防災計画上では、給食の食器を含む生活必需品を使用していることになっているとの位置づけにとどまっていることが明らかになりました。しかし、災害時には避難所としての学校に避難している方、また自宅にいる方であっても、ガスなどのインフラが停止していることによって調理が困難となり、避難所において食事の手配をしようとする場合もあります。災害時、とりわけ避難生活が長期化するほど、温かい食事を提供して健康維持することは、切実かつ最優先の課題となります。防災備蓄倉庫の中に炊き出しのための設備は配備しているとの答弁もありましたが、災害のときこそ活用できる設備は最大限に活用するとの発想に立つべきことを考えれば、小学校の給食調理設備を活用することは当然ではないでしょうか。二次避難所に指定されている公民館の調理器具などの活用についても同様な検討が必要です。地域防災計画見直しの際に、この点も新たに追加するよう求めます。  公立保育園の民営化について述べます。私たち会派は民営化に反対してきました。しかし、ことしの4月からしんまち保育園が民営化され、ついに公立の保育園は直営が1カ所、公設民営が2カ所となってしまいました。保育の質を高めていくには公設公営園の役割が大切で、直営保育園を1カ所にしてしまったことは、市が担うべき責任を放棄するに等しいことだと言わざるを得ません。質疑では、昨年4月からもとまち保育園が民営化されたことによって起きた問題を指摘しましたが、公立保育園の民営化という政策のために起きた問題であります。そもそも民営化がなければ起こり得なかった問題でした。そのことによる一番のしわ寄せは子どもたちです。前後で引き継ぎがあるとはいえ、ある日を境に今までなれ親しんだ保育士がいなくなり、新しい保育士にかわるということは、子どもたちにとって大きな負担です。保護者の負担もやはり大きなものがあります。民営化の弊害が表面化した問題でした。  保育園民営化の根本的な問題としては、保育を実践する保育士の処遇、特に賃金を低く抑えることを目標、目的とした市の政策判断にあります。民間園における保育士の低賃金が社会問題になっている中で、低賃金化となる民営化は時代に逆行する政策です。その大もととしては、国が公立保育所への補助金を廃止し、自治体における予算が一般財源にかえられてしまったことから始まっている問題ですが、少なくとも今まで直営で運営してきた保育園は直営での運営を続けるべきだったと指摘いたします。今後も子どもたちを真ん中に置いて、子どもたちの最善の利益としていくことが必要です。焦眉の課題としては、保育の質が伴った認可保育園での待機児童解消と保育士の処遇改善が真っ先に解決すべき問題としてありますので、その解決に向けた最大限の取り組みを求めます。  GIGAスクール構想について、新年度予算では無線LANの構築などが補助の対象となっているとのことでした。しかし、この構想のもとでは企業の教育への参入が大きく進むことになり、これまでの教育のあり方を大きく変えることになります。教育長も、代表質問に対する答弁においてメリットはあると述べつつ、一方で懸念はわかるとも発言されました。国が補正予算で2,300億円を既につけている中、果たしてこのまま進めてよいのか、教育のICT化について市民的な議論の場はないことが明らかになりました。学校公開の中で保護者や地域の皆さんに見てもらい、意見を聞くことができるとのことでもありましたが、市民参加の仕組みをつくることが必要です。  教育の変形労働制の導入について、令和3年度からの実施が検討されていますが、制度上、残業時間の実態が月45時間、年間360時間という基準を下回らない限り導入はできないことになっています。変形労働時間制は、通常時の勤務時間を延長し、そのかわりに夏休み期間の勤務時間を短縮したり、休暇のまとめどりをするというものですが、睡眠のまとめどりができないのと同様に、休暇をまとめてとるというのは人の働き方にそぐわないものです。この点で制度導入には大きな問題があり、強い批判の声が上がっています。国分寺市の個々の教員の皆さんに同制度を適用するか否かの問題は、現場の意見を十分に聞いた上で判断するものだと国も見解を示しています。そのような対応を、形だけでなく実際上行うよう強く求めます。これまで国分寺市が教職員の働き方改革として会議や研修の見直し、縮小といった取り組みをされていることは一定の評価をいたします。  教育の現場は本来やりがいのある人間的な職場であるはずが、今やブラック職場と言われ、その担い手が不足していると言われています。異常な長時間労働による過労死や精神疾患に追い込まれる教員の働き方を改善するためには、教職員定数の抜本的な拡充が必要であるはずです。ところが、政府の予算では小・中学校の教職員定数を2,199人も減らすものとなっており、全くの逆行です。国や都にこの点での改善を強く求めるべきです。  小学校給食の調理について、令和2年度は新たに第二小学校において民間委託がされます。しかし、今、むしろ必要であるのは公的な役割を拡大していくことです。震災や風水害など災害が多発している中、いざというときには市がその役割を発揮し、学校給食の設備も活用して温かい給食を被災者に提供するということが欠かせないものとなります。答弁の中で、委託先にも災害時に協力をしていただけるといったことも挙げられていましたが、人口3万7,000人のある自治体では、3つの給食調理施設で災害時には4,000食を賄うという計画を持ち、災害に備えています。国分寺市もやってできないはずはありません。市が期待される役割を発揮するためには、学校給食調理の民間委託を進めていいのか再考すべきです。  学校給食におけるパンへの農薬グリホサート残留のおそれに関して質疑いたしました。小麦の栽培時に使われるこの農薬に対して多くの国で食の安全への懸念が広がり、輸入を取りやめる措置も行われています。一方、国分寺市の学校給食では輸入小麦のパンを用いる場合もあるとのことで、国産のみにするのは難しく、国の安全基準を下回っているものを使うとの答弁はありましたが、その基準自体が適当なものなのか、安全性に懸念のあるものは使用しないという自治体の自主的な判断もあり得ます。児童生徒の安全を守る立場で御検討をお願いいたします。  ジェンダー平等について議論をいたしました。今、選択的夫婦別姓の問題は、民法など国の制度を改正して実現するよう求める声が上がっています。世論全体も選択的夫婦別姓の賛成が圧倒的多数となっています。また、同性婚も認めていくパートナーシップ制度の実施も課題となっています。日本はジェンダー平等では世界153カ国中121位という極めておくれた現状にあります。この現状が社会の中でより認識され、前進を図ることが求められています。一方、一定の認識の変化により、ジェンダー平等の問題とは男女平等という従来からの課題にとどまらず、多様な性を持ちながら生きている方々の権利を保障する問題として認識が広がっています。当事者が街頭でパレードなどのアピール行動によって声を上げていることは、とりわけ大きな影響を及ぼしています。一人一人があるがままに生きていっていいんだとの社会全体のメッセージが大切です。その点で、呼称の問題は重要です。何よりも市の認識をより拡大するために、男女平等という従来の呼称をジェンダー平等といったより広い概念を含む呼称へと発展させることを提案いたします。  以上、目指すべき政治姿勢について申し上げるとともに、個別の分野や事業について述べてまいりました。指摘させていただいたことは真摯に受けとめていただくことを強く求めまして、反対討論といたします。 90: ◯議長皆川りうこ君)  続きまして、無会派(国分寺・生活者ネットワーク)を代表しまして岩永議員。 91: ◯9番(岩永康代君)  議案第1号、令和2年度国分寺市一般会計予算に対して、無会派(国分寺・生活者ネットワーク)を代表して、賛成の立場で討論いたします。  まず初めに、このたびの新型コロナウイルス感染症への対応に加えて、委員会審査のための多くの資料の作成、準備等に当たられました職員の皆様の御労苦と御尽力に心より感謝申し上げます。  さて、令和2年度一般会計予算額は、昨年度より約15億6,000万円増加し約476億8,000万円となりました。保育所委託費などの扶助費の増と新教育系システムの導入、運用委託料などの物件費の増などにより、国分寺駅北口再開発の保留床処分に伴う歳入があった平成29年度を除くと過去最大の予算規模となりました。昨年12月に出された国分寺市人口ビジョンによりますと年少人口のピークは令和4年、生産年齢人口は令和5年と間もなくピークを迎える見通しとなっていますが、一方で高齢者人口は令和24年まで増加し、特に75歳以上の後期高齢者人口は令和37年まで増加が続く見込みとなりました。このような人口動態を見ても、社会保障費を初めとする扶助費の増加を見込んだ備えをしていく必要があります。また、このたびの感染症による影響や、大規模災害や台風を初めとする自然災害など不測の事態への対応も含めて、いざというときに対応できる財政的な備えが必要です。  財政フレームでは、総合ビジョンの終了年である令和6年度までの財政見通しが示されました。この期間には、新庁舎の建設に加えてリサイクルセンターの建設などの大型事業が続けて予定されていることもありますが、令和2年度には約123億円となっている基金残高が、令和6年度には54億円になる試算がされています。今後はさらに現庁舎跡地の利活用を初め、公共施設の適正再配置を含めた公共施設マネジメントにも多額の予算が必要となります。そのような中で、学校施設の長寿命化計画の中間報告では、学校施設の質的向上と修繕、更新コストの縮減や平準化を達成することを計画の目的、位置づけとしております。障害があったり、医療的ケアが必要な子どもたちが地域の小・中学校でともに育ち、学ぶための教育環境の整備という観点からも、令和2年度からの学校施設の長寿命化計画の実施に当たっては、施設の維持管理のみならず、バリアフリー化の推進や学習環境のさらなる整備、環境への配慮などの機能向上についてもあわせて進めることが重要です。必要な学校施設の維持管理や更新が計画的に、かつ確実に実施できるように、その裏づけとなる資金計画についても今後の財政フレームの中で具体化していくことを求めます。  続きまして、個別事業について何点か取り上げさせていただきます。まず、国際化推進についてです。団体補助金の考え方について、必要があれば増減について適宜見直していくとの御説明がありました。国際協会の補助金については昨年度と同額の予算計上となっておりますが、ここ数年の外国人市民の増加やオリンピック・パラリンピック事業を初めベトナムのホストタウンなど多文化共生、国際化推進への対応など、国際協会が担う役割と事業が急速にふえています。今後は外国人市民への相談対応も含めて業務分担を明確にし、補助金の増額も含めて国際協会との協働のあり方を見直すことを要望いたします。  次に、DV支援についてです。令和2年度から民間のDVシェルターへの運営費補助金が廃止されました。この補助金は多摩地域の16市が連携して行ってきたもので、国分寺市はその中でもいち早く平成15年からの助成を行ってきたこと、また30万円という金額についても16市の中で一番高い額であったことなど、市の取り組みを評価しています。今回は運営団体の都合により活動を終了することに伴う補助金の廃止となりましたが、今後は新たな民間の支援団体との連携の可能性について模索いただくとともに、DV関連の相談事業等において、相談時間や日数を拡充するなどの支援の充実について検討をお願いします。  続きまして、障害児支援についてです。医療的ケアが必要な障害のある児童の支援のための協議の場が新たに設置されます。大きく前進する一歩と捉えております。現在、市内では10名程度の児童が訪問看護などの医療だけでなく、障害児通所支援や短期入所などの福祉サービスを受けられているとのことです。医療的ケアが必要な子どもたちがこれからの長い人生を地域でともに育ち、学び、暮らしていくことを考えると、少しずつでも環境を整えていく必要があります。今回ようやくスタート地点に立つところですが、ライフステージに応じて保険、医療、福祉、保育、教育等の各関連分野が連携したサポートを受けられるよう、児童を取り巻く課題の抽出や、必要なサポート資源の充実に向けた協議と、関係機関の連携体制の構築を要望いたします。また、保護者や当事者である子どもも含めて、現場の声を十分に聞きながら進めることを求めます。
     続きまして、子どもの居場所づくりについてです。子どもの居場所づくり推進協議会が終了し、令和2年度は懇談会が行われるとのことです。子どもの居場所づくりは、当事者である子どもたちの参加はもちろんのこと、多くの市民や市民団体との協働が欠かせないため、地域で子育て支援にかかわる活動をされている方や事業者を含めて、広く市民が参加できるようなワークショップ形式の懇談会を要望いたします。  次に、子育て世代包括支援センターについてです。産後ケア事業については、乳幼児健診を利用してニーズ調査をし、今後の支援について検討するとのことです。今後の支援のあり方や具体的な支援内容については、地域の助産師会や助産院、産婦人科等とも連携して検討をお願いします。また、令和2年度より新設された東京都の補助事業、とうきょうママパパ応援事業も活用し、地域で必要とされている産後ケア事業の取り組みと、産後うつ予防の推進を要望します。  農薬の使用についてです。市有地と公共施設での農薬、除草剤の使用について、使用成分を含めて調査いただきました。道路脇等の除草のために、海外では発がん性の疑いなど安全性が指摘されているグリホサートを含んだ除草剤の使用がありましたが、現在は食品原料の除草剤に変更されたということです。迅速に対応いただいたことを評価いたします。農薬は、使用する人を初め人体への影響も懸念されています。今後は市として農薬は極力使わないこと、また、どうしても必要な場合は成分についても十分に配慮するなど市民の健康面を考慮するとともに、環境を守るためにも環境基本計画実施計画の次期計画策定の中で方針を示していただくことを要望します。  気候変動への対応についてです。気候変動、地球温暖化防止への対応は待ったなしのところに来ています。東京都は昨年末に気候危機行動宣言を表明するとともに、ゼロエミッション東京戦略を策定しました。都民や企業を初め多様な主体に共感と協働を呼びかけて、ともに気候危機に立ち向かう行動を推進するものです。国分寺市では、平成29年に策定された環境基本計画実施計画に、地域のエネルギーの方向性などを含め、市域を対象とした総合的な地球温暖化対策実行計画(市域版)の策定について盛り込まれておりますが、その後の取り組みが進んでおりません。SDGsを推進する市として、市民や事業者の参画で速やかに策定し、市民や事業者を初め多様な主体とともに進めるべきと考えます。気候危機は喫緊の課題であるという認識のもと、令和2年度にはぜひ取り組んでいただくことを強く求めます。  続きまして、不登校児童生徒への支援についてです。不登校児童生徒の人数の推移を確認させていただきました。ここ数年増加傾向となっており、平成30年度は小学校25人、中学校90人で合計115人ということです。そのうちトライルームを利用しているのは合計31人ということで、割合とすると3分の1弱の人数になります。令和2年度の指導者の人員体制については、現在指導に当たられている4名のうち2名の方が時間額から月額への任用に変更になることで時間数の増加が図られるということです。特に夏休み期間は9月の新学期を前にとても重要な時期でありますので、相談を含めた学習支援の充実をお願いします。  また、指導員の配置人数については、文部科学省の指針では児童生徒の実定員10人に対して少なくとも2人程度置くことが望ましいという配置基準が示されています。現在は通室時間もそれぞれのペースのため、全員が同時に在室する状況はないということですが、今後さらに人数がふえる場合には人員配置の増加やさらなる部屋の確保が必要です。ひかりプラザ内で部屋数をふやす対応も検討されているとの御答弁でしたが、部屋の確保とあわせて人員配置の検討をお願いいたします。あわせて、ひかりプラザが市の西側にあるという地域性も考慮して、例えば東側など現在通いにくい地域に分室をつくることなども視野に入れた検討を要望します。  また、義務教育の段階における普通教育に相当する教育の機会の確保等に関する法律の制定を受けて平成29年に文部科学省が策定した基本方針、また昨年10月に出された通知では、通所を希望しない子どもたちへの訪問支援の実施など、機能強化についても盛り込まれています。今年度から市内全校に設置されたサポート教室の活用、各学校での保健室、図書室との連携など、子どもたちを各学校で受けとめる体制づくりを進めることとあわせて子どもの学びを保障するためにも、どこにも通っていない児童生徒への支援策として、訪問も含めた支援についても検討をお願いいたします。  国分寺市ではトライルームという親しみやすいニックネームをつけて、適応指導教室(トライルーム)という表記を使っています。この適応指導教室という名称は広く使われているものですが、ニックネームと併記しているところでも教育支援室などの名称に変更している自治体もあります。不登校の要因もさまざま多様化している中で、適応指導という言葉には不登校の子どもだけに原因があるようなニュアンスが感じられます。教育機会確保法の趣旨に照らしても、これからのトライルームは適応指導を超えた役割を担っていくときに来ているのだと思います。文部科学省では教育支援センターと表記していることも踏まえ、適応指導教室という名称を子どもや保護者にとっても受け入れやすい名前に変更することの検討を要望いたします。  特別支援教育の推進についてです。令和元年度に第七小と第二中が東京都の補助事業で特別支援学級の専門性向上の指定校として、都立武蔵台学園から教員の専門性を高める指導を受けたことで、その内容を令和2年度は市内の特別支援学級連絡会で共有し、各校に伝えて現場の指導につなげていくということです。大変重要な取り組みだと思いますし、各校での研修やOJTなどを通して、教員のみならず支援員の皆さんにも共有いただき、現場の指導力の向上につなげていただくことを求めます。さらには通常学級における合理的配慮にも役立つことだと思いますので、特別支援学級設置校のみならず、ぜひ全校で共有してください。令和2年度においても年度当初に示される東京都の補助事業等も積極的に活用しながら、ともに育ち、学ぶ教育を推進していただくようお願いいたします。  また、特別支援教育にかかわる人員体制については、特別支援学級の介助員が増員になる一方で、クラスアシスタントの人数が昨年度より24人減っています。理由については、年度当初に予定している配置人数の減少や、特別支援教室の設置に伴ってクラスアシスタントの時間数や日数が減少したこと、宿泊行事への付き添いが必要な児童生徒がいないためという御説明がありました。クラスアシスタントの配置については、特別支援教室を利用している場合でも、必要があればこれまでどおり配置できることも確認させていただきました。今後とも子どもに寄り添った支援をお願いいたします。  続きまして、学校給食における瓶牛乳の導入についてです。令和2年度から新規予算として、小・中学校の給食の牛乳パックの回収委託料と処理の委託料として合計529万3,000円が計上されました。学校給食会に加盟している牛乳提供事業者の全てが飲み終わった紙パックを回収しないことになり、各自治体で回収処理を行わなければならなくなったためです。事業者によっては回収後に焼却処分する、また子どもたちが手洗い場で紙パックを水ですすいでから回収に出さなければならないなどさまざまな状況があるとお聞きしておりますが、国分寺市が委託する事業者は回収後にきちんとリサイクルすることを確認させていただきました。  これを機に、近隣では多摩市と青梅市が来年度から瓶牛乳に変更するそうです。ほかにも令和3年度以降の切りかえの可能性について、幾つかの自治体で検討を進めているとお聞きしています。環境負荷軽減の観点からは、何度もリユースできる瓶のほうが紙パックよりもよいですし、リサイクルされるとはいえ、プラスチックストローも毎日約8,000本をごみとして出し続けることには変わりません。市では、SDGsを推進するためにグリーン購入ガイドラインにプラスチック製品、特にワンウェイプラスチックを発生抑制の視点で調達しないようにしていくという方針のもと、これから全庁的にプラスチック製品の調達をできるだけやめていくという考え方が示されたところです。子どもたちへの環境教育、毎日の学校生活の中からSDGsを実践していくという観点からも、瓶牛乳への変更に向けた検討を求めます。  質疑からは、現在の課題として冷蔵庫に入り切らない学校への対応や、給食費の値上げの問題等があるとのことでした。冷蔵庫については、国分寺市が以前に瓶牛乳から紙パックに変更した平成17年度以前は現在よりも児童生徒数が多かった時期もありますし、当時の冷蔵庫を現在も使用している学校では、容量としては対応できる可能性もあります。また、給食費の牛乳代金については、国分寺市では現在1本55円で提供されておりますが、近隣で瓶牛乳を導入している国立市、小平市、東村山市では1本59円で提供されており、わずか4円の違いとなっています。年間約530万円の回収処理費は今後も毎年払い続けなければならないため、できることを模索すべきです。今すぐに切りかえるにはさまざまな課題があり、難しいことは理解しておりますが、多摩市や青梅市の取り組み、国立市、小平市、東村山市、日野市など現在も瓶牛乳を提供している自治体の状況を情報収集し、今後どうしたら実現できるかという観点から検討を進めていただくことを要望いたします。  最後に、学校キャンプについてです。令和2年度から市の主催ではなくなりますが、保険加入や警備員の配置の予算はこれまで同様に計上されていること、市の備品の貸し出しについても行われることを確認させていただきました。学校キャンプについては、地域や学校ごとの特性を生かしてそれぞれのスタイルで展開されておりますが、地域と学校との連携はもちろんのこと、地域とのつながりを日常的につくりにくい子育て世代が地域のさまざまな団体と連携する貴重な場ともなっております。市民との協働で進めていくに当たり、今後も市としてできる支援やフォローをお願いいたします。特に学校施設の使用に当たり、学校の協力は欠かせません。市の主催でなくなることで学校施設をお借りすることが難しくなることがないよう、教育委員会からも各学校への協力依頼をお願いいたします。  以上、さまざま指摘をさせていただきましたが、このように経済が楽観視できないときだからこそ、市民や地域の事業者の声を聞きながら丁寧に合意を図り、市政運営を進めていくことが重要なのだと考えます。SDGsに掲げられる持続可能な地球環境と、誰一人取り残さない地域社会の実現に向け、市民とともに考え、ともに進めることを求め、賛成の討論といたします。 92: ◯議長皆川りうこ君)  続きまして、無会派の木村議員。 93: ◯1番(木村 徳君)  既に1時間以上が経過しているようでございますので、現下の状況も鑑みて簡潔に討論させていただきたいと思います。  それでは、令和2年度国分寺市一般会計予算に対して賛成の立場で討論をいたします。まず初めに、この予算特別委員会を通じて答弁並びに資料作成等に御尽力をいただきました職員の皆様方に深く御礼を申し上げたいと思います。  今回のこの令和2年度の予算案は収支均衡予算ということで、私も財政にかかわる議論を長年にわたってやってきた議員の1人として大変高く評価をいたしております。しかしながら、令和3年度以降、財政フレームでその数値を追っていきますと、令和3年度以降は毎年歳出超過になっていきます。令和3年から令和6年までの4年間で約30億6,000万円の歳出超過、これは中長期的な財政ビジョンというものをしっかりと持っていかなければ、令和2年度の収支均衡ということに満足をしてしまっては、近い将来、非常に厳しい局面を迎えるということをこの財政フレームは暗示しているんだろうと。ましてや現在、コロナ問題において、令和2年度、新年度を迎えて以降も非常に厳しい経済状況、それに伴う市の歳入の厳しい見込みということも容易に想定される中でございますので、ぜひ令和2年度の収支均衡ということに満足をせずに、むしろより厳しい財政の規律統制というものをしっかりと各職員お一人お一人が持っていただきたいと思っております。  財政調整基金について触れさせていただきます。現在、約48億8,000万円と、3.11のほぼ底をついてしまったあのときから振り返れば隔世の感があると、このように言えるわけでございます。ただ一方で、今も申し上げましたようにコロナ対策、これによって大きく経済も沈んでいく、その中で財政調整基金というのは、まさにこういったときに使うために積み立ててきた、そのための原資であるということで指摘も申し上げたところでございますけれども、しっかりこの48億8,000万円を緊急事態の際にはためらうことなく使っていただきたい。ただ一方で、今申し上げたように財政が非常に厳しくなる見通しがあるわけでございますので、このことも申し上げましたけれども、より一層財政支出のあり方というものについてはさらにチェックを入れていただいて、無駄な支出というものにならないようにお願いしたいと思っております。  特にふるさと納税にかかわって申し上げれば、ふるさと納税の流出というものは、恐らく制度の仕組み上、とめることはなかなか難しいだろうと。これを少しでも取り返すためには、それに対抗するための策というものをしっかりと立てていかなければ、さらに財政が厳しくなるということも想定されるわけでございますので、また私もさらにいろいろ知恵を絞って御提案申し上げていきたいと思っておりますので、ともにこの財政の健全化の維持というものに皆様方も御尽力いただければと思っております。  歳入のところで、滞納にかかわる催告書の問題を取り上げさせていただきました。これは直近の催告書の御案内の部分でありまして、先月出されたものでございました。そういったこともあって歳入のところで触れさせていただいたわけでございますけれども、事は極めてセンシティブな個人情報にもかかわる問題で、その個人情報を誤って混入させてしまった催告書が第三者に送付されてしまうと、こういったことは既に複数回起きているということを明らかにしたわけでございますけれども、決して再び起きない事務の改善というものを求めていきたいと思っております。  歳出につきましては、例年より日程が少ないということもあって、一定日程に配慮しながらの質疑をさせていただいたわけでございますけれども、その中でも必要な議論はさせていただきました。冒頭申し上げましたように時間の配慮もさせていただく関係で、それぞれ一つ一つの評価等は割愛させていただきたいと思っております。総じて適切な予算計上であると、このように評価し、判断させていただきます。  ただ1点だけ申し上げますと恒久的な公共施設、これにつきましては賃貸借での土地の利用ということではなくて、市が市有地として持って、それで公共施設を設置すると。債務負担のところで申し上げましたけれども戸倉二丁目テニスコート、これは長年にわたりまして地主の方の御協力をいただいての施設の運営になっておりますけれども、今後に向けては市が独自の市有財産においてこういった施設を設置し、整備し、また維持していただく、このことについては、財政の問題になりますけれどもしっかりと受けとめていただいて、改善を図っていただきたいと思います。  ちょうどタイミングといたしまして、この時期に新型コロナウイルス感染症の問題が大きくクローズアップされて、その前の段階で昨年の10月初旬に予算編成方針が示され、そしてその後、予算編成作業がされて出されている予算案でございます。その後のコロナの問題でございますので、恐らくはこの予算計上のまま令和2年度を乗り切れるという可能性のほうがもしかしたら低いのかもしれません。しかし、イレギュラーなさまざまな危機対応、こういったものに直面した際には、今まで以上に井澤市長にリーダーシップをとっていただいて危機を乗り切って、また市民の生命、安心・安全、そして健康と、こういったものを守っていただきたいと強く念願いたすところでございます。  結びになりますけれども、この31日をもって定年退職されます内野会計管理者を初めといたしまして何人かの方が退職を迎えられると思います。これまで長きにわたって国分寺市政発展のために本当に多くの御努力、お力添えをいただいたことに感謝を申し上げますとともに、新年度を迎えても引き続き国分寺市政発展のためにお力添えをいただければと、このようなこともお願いをさせていただき、令和2年度一般会計予算の賛成討論とさせていただきます。ありがとうございます。 94: ◯議長皆川りうこ君)  以上で討論を終わります。  これより採決いたします。本案を原案のとおり決することに賛成の方は起立を願います。                    (賛成者起立) 95: ◯議長皆川りうこ君)  賛成多数。よって、本案は原案のとおり可決されました。  この際、10分程度休憩いたします。                    午後4時24分休憩                    午後4時37分再開 96: ◯議長皆川りうこ君)  会議を再開いたします。  この際、議事の都合上、会議時間を延長いたします。     ────────────────── ◇ ──────────────────             日程第18 議案第2号 令和2年度国分寺都市計画事業国分寺駅北口地区第一                        種市街地再開発事業特別会計予算             日程第19 議案第3号 令和2年度国分寺市国民健康保険特別会計予算             日程第20 議案第4号 令和2年度国分寺市介護保険特別会計予算             日程第21 議案第5号 令和2年度国分寺市後期高齢者医療特別会計予算             日程第22 議案第6号 令和2年度国分寺市下水道事業会計予算 97: ◯議長皆川りうこ君)  日程第18、議案第2号から、日程第22、議案第6号までを一括議題といたします。  本案に関し、委員長の報告を求めます。  予算特別副委員長。                  (12番 田中政義君登壇) 98: ◯予算特別副委員長(田中政義君)  議案第2号、令和2年度国分寺都市計画事業国分寺駅北口地区第一種市街地再開発事業特別会計予算から、議案第6号、令和2年度国分寺市下水道事業会計予算までの5件を一括して、予算特別委員会の審査模様を御報告いたします。  本5議案は、2月21日開催の本会議において、予算特別委員会の設置とともに本委員会に付託されたものであり、3月24日に審査を行いました。  本5議案の審査に当たりましては、各担当からの説明及び各種提出資料を審査の参考とし、委員からは多岐にわたる質疑が行われております。  慎重な審査の後、採決を行いましたところ、議案第2号及び議案第3号につきましては賛成多数により、議案第4号につきましては全員賛成により、議案第5号につきましては賛成多数により、議案第6号につきましては全員賛成により、原案のとおり可決すべきものと決しております。  委員会における慎重審査を踏まえ、議員の皆様におかれましては賛否の判断を賜りますようお願い申し上げます。 99: ◯議長皆川りうこ君)  委員長報告に対する質疑につきましては、申し合わせのとおり省略いたします。  これより個別に討論及び採決いたします。  議案第2号についてお諮りいたします。  討論はございますか。 100: ◯2番(中沢正利君)  それでは、時間を意識して簡潔に行いたいと思います。議案第2号、令和2年度国分寺都市計画事業国分寺駅北口地区第一種市街地再開発事業特別会計予算に、反対の立場から討論申し上げます。  近く本事業の終結を迎えようとしています。実に多くの課題と時間を要したことでありました。私たちはこれまで、住宅都市国分寺の身の丈にふさわしい駅前の整備を求めてまいりました。この点から駅前広場、多くの費用を必要とする駅前広場の規模は大き過ぎないかなど適切かどうか。2つ目は、再開発ビルは権利者の移転先と営業を保障し守ることを基本に、地元商業を犠牲にする大企業サービス、大型店中心になっていないかどうか、適正な規模になっているかどうか。3点目は、駅前のみの拠点集中開発に偏っていないか、周辺のまちづくりと一体に考える政策と方針になっているかどうか。4点目が、権利者対応について、あくまで参加と合意を大切に民主的に丁寧に進めることなどを繰り返し求めてまいりました。こうした重要な問題点で予定が大きくおくれた要素には、経済状況の悪化だけでなく、今述べたような点での市の対応に不十分さ、問題点があったことを指摘せざるを得ません。  同時に、都市再開発法自体が持っている問題点があります。時間の関係で多くは触れませんが一、二だけ申し上げれば、1つは権利者の地元の弱小権利者などなどが多分に犠牲になっている各市の例を見ることができます。国分寺市でもこうした点から地元の権利者が予想以上に多く転出し、これで第一種再開発と言えるのか、こういう指摘も受けながら進められてまいりました。さらに地元の市の自治体の負担も過大なものがございます。この結果、本事業の完成を間近にしていますが、これまでの市政運営に当たって実に大きな影響を及ぼし続けてまいりました。全ては再開発のためといっても過言ではないような状況が続き、庁内職員の公共行政への考え方、あるいは市民のさまざまな要望など、想像を超える大きな影響を受けてきたと考えております。さまざまな問題点がありますが、これまでの過大な先行投資の一部がようやく返ってきた、このように考えます。本事業の完成を前に、市財政への都市再開発ビルの完成による用地費の歳入をもとに市財政への貢献を理由に事業の正当性を強調する論もありますが、過大な先行投資の一部が返ってきたことにほかならないと考えています。  我々は、今、申し上げたようにこの事業に厳しい態度で臨んでまいりましたが、本議案はいよいよ集約段階を迎えつつあるとはいえ、以上述べた基本的な問題点を踏まえて反対の立場を表明します。  以上です。 101: ◯議長皆川りうこ君)  ほかに討論はございますか。                 (「なし」と発言する者あり) 102: ◯議長皆川りうこ君)  以上で討論を終わります。  本案を原案のとおり決することに賛成の方は起立を願います。                    (賛成者起立) 103: ◯議長皆川りうこ君)  賛成多数。よって、本案は原案のとおり可決されました。  議案第3号についてお諮りいたします。  討論はございますか。 104: ◯4番(中山ごう君)  議案第3号、令和2年度国分寺市国民健康保険特別会計予算に反対の立場で討論いたします。  質疑を通じて、改めて国民健康保険の広域化がもたらした矛盾が鮮明になりました。国保の構造的な問題、矛盾として、周知の事実として加入者には高齢者が多く医療費の水準が高い。また、低所得者が多い一方で、所得に対する国保税の負担率が高い、特に低所得者ほど保険税の負担率が高くなっている、こうした社会保障制度として大きな矛盾があります。これは皆保険制度としての根幹をなす市町村の国民健康保険として避けられない構造的問題です。ところが、被保険者に対しては保険税を上げざるを得ないと答弁があったように、広域化によって構造的矛盾がより深刻になることが明らかです。このことの根本的な原因は、国が国庫補助を大きく減らしてきたことにあることは間違いありません。  そうした中で、地方自治体が独自の努力で被保険者の負担軽減に取り組んできたのがその他繰入です。住民の福祉の向上を本旨とする地方自治体にとって第一義的な役割の1つだと考えますが、自治体のその他繰入を国は一方的に赤字だと決めつけ、さらにその解消をペナルティまで課して自治体に強要することは、地方分権の考え方からしても逸脱したものだと考えます。安倍政権が進める社会保障費の削減のための広域化だったと指摘しておきます。  そのような状況下でも、地方自治体では少しでも被保険者の負担を減らそうと、特に喫緊の課題となっている少子化対策と結びつけて子どもの均等割保険税の軽減に取り組んでいます。子どもも含め健康保険の扶養者一人一人に保険税を課す均等割という仕組みは被用者保険にはなく、均等割があることによって国保加入者の保険税が高くなっています。国分寺市では子ども1人に年4万円の保険税が課され、子どもの人数がふえればふえるほど保険税が高くなります。このような子育て支援に逆行する子どもの均等割は、根本的には国が制度を変更するべきであり、その分の保険税も国が負担するべきものではありますが、国が実施しない中では、実施する地方自治体がふえているように、国分寺市の努力で実施するべきと考えます。質疑でも触れましたように、子どもの均等割軽減を実施する自治体がふえることが国を動かす一番の力となります。ところが、国分寺市は実施に向けた検討すらやめてしまい、国の対応を待つという姿勢です。この姿勢は早急に改め、できる限り早く子どもの均等割軽減を実施することを求めまして討論といたします。 105: ◯議長皆川りうこ君)  ほかに討論はございますか。 106: ◯13番(星いつろう君)  議案第3号、令和2年度国分寺市国民健康保険特別会計予算に反対の立場から討論いたします。  国による制度変更である都道府県化に伴いまして、一般会計からの法定外繰入が赤字とみなされることになっています。国分寺市においては、他市より長い期間、20年間をかけて変更を実施していくとしています。そうした中でも、東京都が求める保険税率を被保険者である市民に求める、つまり保険税の値上げとなっていかざるを得ません。このことに伴う市民生活の影響が懸念されます。そういう思いで、被保険者はどういった構成になっているのかという問いをしましたが、市では把握していないとのことでした。国民健康保険の被保険者は非正規雇用、無職、高齢者といったいわゆる低所得者の占める割合が多いとの傾向がある、そうした一般的な説明をされている中で、負担増による暮らしへの影響は杞憂なのかどうか、今のはっきりしない中でこの判断に当たりましてよりどころの1つとしましたのは、私たちは貯金を切り崩してでも支払っていくけれども、値上げに伴って若い世代の将来がどうなっていくのか不安になるとの市民の声でした。  2018年の第3回定例会厚生委員会資料を確認すると、年金による年収317万円の60代夫婦というモデルケースでは、3年に1度の保険税7,800円の値上げを行うことで、20年後には約5万円の負担増となる見込みが示されています。つまり、今の40代半ばの人たちの将来像です。政府はデフレ脱却を掲げるものの、それがなかなか達成されないのは、将来不安を抱える中で、特に若年層が消費を控えていること、それが要因の1つとされています。負担を重くせず、その部分を消費に回してもらい、そのことによって経済を活性化させ必要な財源を確保していく、特に新型コロナをきっかけとして日本経済はこれまで見たこともないほど落ち込むおそれがあると言われている事態では、こうした社会的な転換を検討していくべきとの意見を申し上げ、討論といたします。 107: ◯議長皆川りうこ君)  ほかに討論はございますか。                 (「なし」と発言する者あり) 108: ◯議長皆川りうこ君)  以上で討論を終わります。  本案を原案のとおり決することに賛成の方は起立を願います。                    (賛成者起立) 109: ◯議長皆川りうこ君)  賛成多数。よって、本案は原案のとおり可決されました。  議案第4号についてお諮りいたします。  討論はございますか。 110: ◯4番(中山ごう君)  議案第4号、令和2年度国分寺市介護保険特別会計予算に賛成の立場で討論いたします。  まず、特別養護老人ホームについてです。市内特養の空室の状況と、その主な要因として介護人材不足ということが明らかになりました。一方で、特養の待機者については要介護3以上の方が172人、うち在宅の方が71人、緊急に入所を要する方が22人と答弁があり、これは深刻な事態です。また、ヤングケアラー、ダブルケア、8050問題など家族介護についての質疑がありました。これも深刻な事態です。  しかしながら、これらの深刻な事態をより一層深刻にすることばかりを国では検討しています。施設介護給付については、要介護者を自宅でケアする流れのもとに介護報酬は減額され続け、介護人材の不足もあり、施設の経営は非常に厳しくなっています。利用者にとっても負担増がこれまで押しつけられ、さらに補足給付の縮小、多床室の室料負担など負担増が検討されています。家族介護についてはサービス利用料を原則2割に、ケアプランの有料化、総合事業を要介護1、2への拡大など、これらの検討は家族介護の深刻な事態に拍車をかけるものです。介護保険者として国の動向を注視するのではなく、これらの負担増が実施されないように国に意見を上げていくことが重要です。  次に、2021年度から始まる第8期介護保険事業計画策定について、主には保険料の問題です。保険料の算出のもととなる保険給付費の見込みについて、第6期に続き第7期でも給付費の見込みが課題になっています。第6期では給付費の見込みが実績よりも17億円以上も多くなっています。そして同様に第7期では現在の状況で12億円も多くなっています。質疑で確認したように第7期において給付費を10億円少なく見積もることができていれば、月額標準保険料で230円下げる影響があることを確認しました。第6期から第7期の保険料の値上げ額は183円でしたので、保険料の据え置きもしくは微減であっても保険料を下げられる可能性がありました。新年度の計画策定となる第8期事業計画に向けては、要介護認定率や介護施設給付費において若干伸びが鈍化しているという答弁とともに、介護保険外の住宅型有料老人ホーム、サービス付き高齢者住宅の増加も影響している、これまでのように伸びていく一方ではなくなってきている現状があるので、しっかりと分析して精査していきたいとの答弁でした。この答弁の立場で保険給付費の見込みを精査していただき、第8期には保険料を引き下げる方向での検討を求めまして、討論といたします。 111: ◯議長皆川りうこ君)  ほかに討論はございませんか。                 (「なし」と発言する者あり) 112: ◯議長皆川りうこ君)  以上で討論を終わります。  本案を原案のとおり決することに賛成の方は起立を願います。                    (賛成者起立) 113: ◯議長皆川りうこ君)  全員賛成。よって、本案は原案のとおり可決されました。  議案第5号についてお諮りいたします。  討論はございますか。 114: ◯2番(中沢正利君)  議案第5号、令和2年度国分寺市後期高齢者医療特別会計予算に反対の立場から討論を申し上げます。  私どもが今定例会に臨む最も重視すべき基本的な立場として経済の情勢、消費指標が悪化する中で、市政の名において負担増をもたらすことは最大限の努力で回避するということがございます。代表質問でも申し上げましたが、212億円にもなる財政安定化基金の活用で、初の10万円台となる保険料の値上げは行わずに済むことを提起しました。市長にその行動も求めましたが、なりませんでした。結果、年金収入300万円以下の高齢者ほど値上げ幅の大きいこととなりました。加えて、秋にも現行の窓口1割負担が倍の2割負担に倍増されることが狙われています。お金の切れ目が縁の切れ目、こういう事態はあってはなりません。多くの医療関係者からも、医療機会の平等に反し、むしろ重症化を招くことになると反対の声が上がっております。今からでもこうした市民の叫びを受けとめ、全世代型社会保障の名によって世代間格差の対立をあおりながら高齢者を追い詰めていく政策を改めるよう求めていくことを強く呼びかけ、反対の討論といたします。 115: ◯議長皆川りうこ君)  ほかに討論はございませんか。
                    (「なし」と発言する者あり) 116: ◯議長皆川りうこ君)  以上で討論を終わります。  本案を原案のとおり決することに賛成の方は起立を願います。                    (賛成者起立) 117: ◯議長皆川りうこ君)  賛成多数。よって、本案は原案のとおり可決されました。  議案第6号についてお諮りいたします。  討論はございますか。                 (「なし」と発言する者あり) 118: ◯議長皆川りうこ君)  討論なしと認めます。  本案を原案のとおり決することに賛成の方は起立を願います。                    (賛成者起立) 119: ◯議長皆川りうこ君)  全員賛成。よって、本案は原案のとおり可決されました。     ────────────────── ◇ ──────────────────             日程第23 議案第38号 令和2年度国分寺市一般会計補正予算(第1号) 120: ◯議長皆川りうこ君)  日程第23、議案第38号、令和2年度国分寺市一般会計補正予算(第1号)を議題といたします。  本案に関し、委員長の報告を求めます。  補正予算審査特別委員長。                  (4番 中山ごう君登壇) 121: ◯補正予算審査特別委員長(中山ごう君)  議案第38号、令和2年度国分寺市一般会計補正予算(第1号)について、補正予算審査特別委員会の審査模様を御報告いたします。  本案は、歳入歳出予算の総額476億8,885万4,000円に歳入歳出それぞれ9,981万1,000円を追加し、その総額を歳入歳出それぞれ477億8,866万5,000円にいたしたいというものでございます。  主な内容といたしましては、歳入において財政調整基金繰入金9,981万1,000円の増額を行い、歳出においては焼却残灰他処理に要する経費4,925万2,000円等の増額を行いたいというものでございます。  委員会では、財政課から一括で本案の説明が詳細になされた後、採決を行いましたところ、全員賛成により原案のとおり可決すべきものと決しております。  御審議のほど、よろしくお願い申し上げます。 122: ◯議長皆川りうこ君)  ただいまの委員長報告に対する質疑に入ります。                 (「なし」と発言する者あり) 123: ◯議長皆川りうこ君)  質疑なしと認めます。  討論を省略いたします。  これより直ちに採決いたします。本案を原案のとおり決することに賛成の方は起立を願います。                    (賛成者起立) 124: ◯議長皆川りうこ君)  全員賛成。よって、本案は原案のとおり可決されました。     ────────────────── ◇ ──────────────────             日程第24 議案第40号 令和2年度国分寺市一般会計補正予算(第2号) 125: ◯議長皆川りうこ君)  日程第24、議案第40号、令和2年度国分寺市一般会計補正予算(第2号)を議題といたします。  本案に関し、委員長の報告を求めます。  補正予算審査特別委員長。                  (4番 中山ごう君登壇) 126: ◯補正予算審査特別委員長(中山ごう君)  議案第40号、令和2年度国分寺市一般会計補正予算(第2号)について、補正予算審査特別委員会の審査模様を御報告いたします。  本案は、歳入歳出予算の総額477億8,866万5,000円に歳入歳出それぞれ253万2,000円を追加し、その総額を歳入歳出それぞれ477億9,119万7,000円にするとともに、債務負担行為として国分寺市融資制度による利子補給、小口事業新型コロナウイルス感染症対策資金ほか1件の追加を行いたいというものでございます。  主な内容といたしましては、歳入において財政調整基金繰入金253万2,000円の増額を行い、歳出においては小口事業資金融資に要する経費253万2,000円の増額を行いたいというものでございます。  委員会では、財政課及び担当より本案の説明が詳細になされた後、委員による質疑が行われております。慎重な審査の後、採決を行いましたところ、全員賛成により本案を原案のとおり可決すべきものと決しております。  御審議のほど、よろしくお願い申し上げます。 127: ◯議長皆川りうこ君)  ただいまの委員長報告に対する質疑に入ります。                 (「なし」と発言する者あり) 128: ◯議長皆川りうこ君)  質疑なしと認めます。  討論を省略いたします。  これより直ちに採決いたします。本案を原案のとおり決することに賛成の方は起立を願います。                    (賛成者起立) 129: ◯議長皆川りうこ君)  全員賛成。よって、本案は原案のとおり可決されました。  この際、暫時休憩いたします。                    午後5時01分休憩                    午後5時11分再開 130: ◯議長皆川りうこ君)  会議を再開いたします。     ────────────────── ◇ ──────────────────             日程第25 決議第1号 天皇陛下御即位を祝す賀詞に関する決議 131: ◯議長皆川りうこ君)  日程第25、決議第1号、天皇陛下御即位を祝す賀詞に関する決議を議題といたします。  提案者に提案理由の説明を求めます。  尾作議員。                  (17番 尾作義明君登壇) 132: ◯17番(尾作義明君)  案文の朗読によって、提案にかえさせていただきます。             天皇陛下御即位を祝す賀詞に関する決議(案)  天皇陛下におかせられましては、風薫るよき日に御即位されましたことはまことに慶賀にたえないところであります。  天皇皇后両陛下のいよいよの御清祥と令和の時代の末永き安寧と繁栄をお祈り申し上げます。  ここに国分寺市議会は、謹んで慶祝の意を表します。   令和2年3月26日提出                                       東京都国分寺市議会  御審議のほど、よろしくお願い申し上げます。 133: ◯議長皆川りうこ君)  これより質疑に入ります。                 (「なし」と発言する者あり) 134: ◯議長皆川りうこ君)  質疑なしと認めます。  討論はございますか。 135: ◯2番(中沢正利君)  決議第1号について賛成の立場から討論を行います。  なお、本案に先立って審議された陳情第2-4号が採択されたことに伴って決議第1号が提案されていることから、同陳情に対しても簡潔に一言つけ加えます。  1点目は、陳情の中で述べている天皇の代がわりに関する一連の行事、儀式についてでありますが、これらのあり方、内容について、私たちは重大な問題点があると考えています。それは国民主権を明確にしている現憲法の条項と精神に照らして逸脱があることです。大日本帝国憲法の時代につくられた儀式をそのまま踏襲するという事態は時代錯誤と言わざるを得ません。日本共産党は2018年3月、政府に対して申し入れを行い、是正を求めてまいりました。一連の儀式が戦前の天皇を絶対的な君主としたもとでつくられ、現行憲法のもとで廃止、失効した旧皇室典範と登極令をそのまま踏襲したものであることは、国民主権と政教分離の憲法原則に反するものです。したがって、その是正を強く求めてきたものであります。政府はそれに応えようとせず、伝統的なやり方と説明しますが、伝統といっても明治期以降のものであり、それが大きく変わった現憲法の原則と食い違ったら、憲法の原則に則して改めるべきであります。陳情第2-4号はこれらの問題点について触れていないだけではなくて、市民がそろってお祝い申し上げていきたいのでと決議を求めております。私たちはどなたのためのお祝いであれ、そのことを市民に等しく求めることは内心の自由、表現の自由の原則に照らしてあるべきではないと考えます。したがって、陳情には同意せず、決議とは分けて態度を決めました。  次に、議題となっている賀詞決議について賛成意見を申し上げます。  本案には市民がそろって等の表現はありません。そして当初の案文に入っていた懸念される表現も是正されました。この点は評価しています。天皇の制度というのは憲法上の制度であって、この制度に基づいて新しい方が天皇に即位したことを祝意としてあらわすことは儀礼の問題としてあり得ることであります。  なお、国会での決議に対しては、一つ一つの文言を厳密に精査して問題が是正されたときは賛成し、憲法の原則と相入れない場合は反対していることをつけ加えて賛成討論といたします。 136: ◯議長皆川りうこ君)  ほかに討論はございますか。                 (「なし」と発言する者あり) 137: ◯議長皆川りうこ君)  以上で討論を終わります。  これより直ちに採決いたします。本案を原案のとおり決することに賛成の方は起立を願います。                    (賛成者起立) 138: ◯議長皆川りうこ君)  賛成多数。よって、本案は原案のとおり可決されました。  ただいま可決されました決議書の取り扱いにつきましては、議長に一任願いたいと思います。     ────────────────── ◇ ──────────────────             日程第26 閉会中の継続審査について 139: ◯議長皆川りうこ君)  日程第26、閉会中の継続審査についてを議題といたします。  お手元に配付いたしました閉会中継続審査申出等一覧の記載案件については、閉会中審査することを認めたいと思いますが、これに御異議ございませんか。                (「異議なし」と発言する者あり) 140: ◯議長皆川りうこ君)  御異議なしと認めます。よって、閉会中の継続審査について、認めることに決しました。                各委員会の閉会中継続審査申出等一覧 総務委員会 ┌────────┬─────────────────────────────┬─────┐ │  種   別  │        件           名        │付託年月日│ ├────────┼─────────────────────────────┼─────┤ │  調   査  │行政改革について                     │R元.7.2│ │ 陳情第2-2号 │国に対し「主要農作物種子法廃止法案にかわる日本の種子保全の│R2.2.21│ │        │法整備を求める意見書」の提出を求める陳情         │     │ └────────┴─────────────────────────────┴─────┘                                閉会中審査予定  R2.4.27
    厚生文教委員会 ┌────────┬─────────────────────────────┬─────┐ │  種   別  │        件           名        │付託年月日│ ├────────┼─────────────────────────────┼─────┤ │  調   査  │地域福祉計画について                   │R元.7.2│ │  調   査  │子育て・子育ちいきいき計画について            │R元.7.2│ │ 陳情第2-3号 │学童保育所の狭隘状態解消と高学年児童受け入れに関する陳情 │R2.2.21│ │ 陳情第元-4号 │小中学校体育館にエアコン設置を求める陳情         │R元.6.13│ └────────┴─────────────────────────────┴─────┘                                閉会中審査予定  R2.5.13 建設環境委員会 ┌────────┬─────────────────────────────┬─────┐ │  種   別  │        件           名        │付託年月日│ ├────────┼─────────────────────────────┼─────┤ │  調   査  │都市計画マスタープランに掲げる土地利用計画の見直しについて│R元.7.2│ │  調   査  │まちづくり条例の見直しについて              │R元.7.2│ └────────┴─────────────────────────────┴─────┘                                閉会中審査予定  R2.5.12 議会運営委員会                                閉会中審査予定  R2.4.14 国分寺駅周辺整備特別委員会                                閉会中審査予定  R2.5.11 公共施設等総合管理特別委員会                                閉会中審査予定  R2.5.7     ────────────────── ◇ ──────────────────             日程第27 議員派遣について 141: ◯議長皆川りうこ君)  日程第27、議員派遣についてを議題といたします。  お諮りいたします。会議規則第165条の規定により、閉会中において議員派遣を行う必要が生じた場合、派遣の目的、場所、期間、その他必要な事項については議長に一任願いたいと思いますが、これに御異議ございませんか。                (「異議なし」と発言する者あり) 142: ◯議長皆川りうこ君)  御異議なしと認めます。よって、さよう決しました。     ────────────────── ◇ ────────────────── 143: ◯議長皆川りうこ君)  以上で、本定例会の会議に付議された事件は全て終了いたしました。  ここで、3月末日をもって退職される皆様に一言御挨拶申し上げます。  議場におられる内野会計管理者ほか退職される職員の方々には、大変長い間、国分寺市市政発展のために御尽力いただきました。このことに対し、心より感謝を申し上げます。  今後とも健康に留意され、その経験を生かし、後輩の育成や市政の発展のために一層の御協力をいただきますよう心からお願い申し上げます。  長い間、本当にお疲れさまでした。  以上で令和2年国分寺市議会第1回定例会を閉会いたします。皆様、お疲れさまでした。ありがとうございます。                    午後5時19分閉会 発言が指定されていません。 Copyright © Kokubunji City, All rights reserved. ↑ 本文の先頭へ...