国分寺市議会 2020-02-12
令和2年 国分寺駅周辺整備特別委員会 本文 開催日: 2020-02-12
申し込み金額は428万5,420円、また、申し込み件数は166件ということになっております。
内訳については、資料の記載のとおりという形になっております。当初の歳入予算に対する申し込み金額の割合ということでございますけれども、こちらについては400万円の歳入予算に対して7%増という形で、当初予算の金額を既に超えている状況になっています。多くの寄附をいただいている状況になっております。
また、こちらについては受付が3月16日までという形になっておりますので、完了しましたら、結果については、また報告をさせていただきたいと考えております。
最後に、資料No.1-4をお願いしたいと思います。国分寺駅北口交通広場の維持管理についてということで、交通広場完成後の維持管理の方法についてを検討しているという中身の報告になります。
まず、包括的な維持管理について、令和2年1月以降に、こちらの維持管理を開始するという形に予定しているところでございます。その方法について、この交通広場が多機能な機能・設備を有するということで、効率的・効果的な維持管理を行うため、交通広場完成以降、交通広場内の維持管理を包括的な業務委託により行っていきたいというふうに考えてございます。
具体的には、令和2年度、3年度の2カ年でこういった委託をするということで、委託の内容としましては、舗装や設備、水景施設等の構造物の点検、修繕、部品交換、また、清掃や植栽の管理など、このような中身を考えているところでございます。
また、その後も維持管理における課題ですとか費用面を検証しつつ、将来的には指定管理者制度の導入であったり、エリアマネジメントの手法も視野に入れながら、引き続き運用しながらの調査研究を進めていきたいというふうに考えているところでございます。
また、こちらの管理委託の中身ですけれども、デジタルサイネージについては、その特殊性もございますので、専門事業者に別途委託をしていきたいと考えております。
次に、交通広場の運用についてということでございますけれども、交通広場については道路交通法上の道路という扱いになってございますけれども、一方で、イベント広場など多様な機能を有しておりまして、交通広場をより効果的に運用するための仕組みづくりを、現在、進めているところでございます。
特にイベント広場の利用者の手続に関する負担の簡素化など、一般的な道路である場合の現状と課題を踏まえて、資料の下側に整理したような方向性で検討を進めていきたいと考えております。
現状と書いておりますけれども、具体には、道路管理者による管理ということで、道路法上の道路としての扱いということで、一般的な道路と同様のルールが適用されることから、道路の占用許可の申請であったり、道路の使用許可の申請が必要になります。これらの申請書の提出先が異なることですとか、あるいは審査期間がおおむね2週間ほどかかるという現状もございますので、利用者に御負担もかかってしまうという部分がございます。こちらについては、また新たに広場管理者ということで定義をいたしまして、方向性としましては、1点目に交通広場に関する条例を制定したいと考えております。
こちらの条例の想定項目ということで、下のほうに記載がございますけれども、イベント広場等の使用に関するルール、手続、また、使用料に関すること、また、将来的な部分では、指定管理者制度の導入に関すること、また、広場内での禁止行為に関することなど、交通広場での独自ルールを定めていくことが可能というふうに考えております。こちらについては、令和2年9月ごろに条例の御提案をしていきたいと考えてございます。
次に、道路管理者の権限の移行ということで、道路管理者の権限を広場管理者に移行することで、イベントなどを行う際に簡易な手続に変えることが可能と考えております。また、先ほどの包括的な維持管理とあわせて、よりきめ細やかな管理が可能になるのではないかというふうにも考えております。
また、道路使用許可の申請に係る手続の簡素化について、交通管理者と協議を進めていきたいと考えてございます。こちらは、具体には、広場の道路占用許可申請書と道路使用許可申請書の提出を一括化するとか、そういった手続を簡素化する方向で検討を進めていきたいと考えているところでございます。
また、特に交通広場の運用に関して、詳細の検討を進めまして、本
委員会のほうにも御報告をしていきたいというふうに考えてございます。
説明は以上です。
4:
◯尾作委員長 説明が終わりました。交通広場についての報告ではありますけれども、かなり範囲が広くなっておりますので、資料ごとに質問をお受けしたいと思いますが、よろしいでしょうか。
(「異議なし」と
発言する者あり)
5:
◯尾作委員長 それでは、まず資料No.1-1について、御質問のある方は挙手にてお願いいたします。
6: ◯はせべ
委員 まず1点目は、この交通広場の整備で、動線の切りかえがされ、今度は、STEP4に変わるということでよろしいかと思うんですけれども、約1カ月早まった要因というか、内容について、御説明をよろしくお願いします。
7:
◯細川駅周辺整備課長 当初の予定ですと、今、工事が行われている街築の関係の工事、ロータリー内の整備であったり、あとはシェルターの基礎の工事だけを進めておりますけれども、その進捗の関係で、なかなか、このロータリー手前のところの滞留スペースというのが確保できないのではないかというようなこともございました。こちら、工事の進め方の段取りの検討を行いまして、若干作業工程の時期をずらしていくような工夫をすることで、このロータリー前の歩行者空間の確保というのができる見込みになったということで、1カ月程度の前倒しが可能になったということでございます。
8: ◯はせべ
委員 きっと工事の期間中も、歩行者の方とトラブルなく、工事が早目に行われ、進捗が早まったということで、よかったかなと思います。ありがとうございます。
もう一点は、確認させていただくと、今後、工事の進捗に合わせてロータリー内で移設してということを看板で周知しますというところですけれども、あとは何か問い合わせとか、歩行者が聞きたいというようなときに、看板だけでというところは大丈夫な状態なんでしょうか。
9:
◯細川駅周辺整備課長 現地に看板の掲示を行うということでございますけれども、実際、切りかえのときには、誘導員を各所に配置しまして、お声がけをするような対応も考えていきたいと思っております。
また、現在もやっておりますけれども、自動音声を流して、各バス乗り場がどちらになるのかというような御案内も、引き続きやっていきたいと思っております。
10: ◯はせべ
委員 わかりました。では、そのように混乱がないようにお願いします。
あと、以前から障害者団体への周知等もしてくださっているかと思うんですけれども、その辺は今回どういう形になっているんでしょうか。
11:
◯細川駅周辺整備課長 前回、大きなバス乗り場の移設等ございましたので、さまざま、障害者団体を含めて、個別に周知を行っているところでございます。今回も切りかえに伴って、同じ団体等に周知を行っているという状況でございます。
12: ◯はせべ
委員 わかりました。よろしくお願いいたします。
13:
◯木村委員 今、はせべ
委員がSTEP4に変わるということでおっしゃっていたような気がしますけど、STEP4でもないんだよね。何というのかな、STEP3.5。2月24日からのものというのは、今までのSTEP図にはないものになりますよね。例えば、工事範囲でいえば、従来のSTEP3のままだし、タクシーの待機場というのも、ちょっとこの新しい図だと、どこになるんだろうというのがよくわからないんだけども、従来のSTEP3、あるいは4は待機場の明示はあるんですけど、それがなかったりだとか。ただ、今、はせべ
委員がおっしゃっていた懸念というのは私もよくわかるわけで、今まで広報して、市民が承知をしていたものとは別物のステップがここで生まれたということなんじゃないんですかね。
だから、その辺は前倒しということなんだけども、一方で、混乱を最小限に抑えるという意味では、やはりなぜなんだろうということですね。
私が見ていて、これまでの国分寺駅
周辺整備特別委員会でも御意見があったかと思いますけども、現在の仮設のぶんバスと立川バスの乗り場が、ただ地面に白い線をテープで張ってということで、それってどうなのという御意見がどなたかからあったかと思います。その辺を解消するためなのかなと勝手に思っていたんですけど、どうやら説明を聞いていると、そこは関係ないようですね、一切触れてないので。
ただ、従来から示してきた1から4とは異なるステップをここで加えた理由というのは、今の説明でもよく理解できないんですよね。混乱のリスクがありながらも、なお、この1から4のSTEP図になかったステップを加えた理由というのを、よりわかりやすく御説明いただけますか。
14:
◯細川駅周辺整備課長 確かに御指摘のとおり、形としては、以前お示ししたSTEP3に近いような形です。ロータリーの中に入れるという部分では、以前お示ししたSTEP4と近い形です。
こちらの前倒しした理由ということもございますけれども、やはり今の乗り場というのが駅から大分離れたところということもございまして、乗り場とおり場が分かれていたり、御不便をおかけしているという部分もございますし、バスが車道上に停車しているというところもありますので、そういった危険性をできる限り短期間にしたいということもございまして、検討して、今回の切りかえの前倒しに至ったというところでございます。
15:
◯木村委員 そういう説明を、私や、はせべ
委員の質問以前に御説明いただければわかりやすいのに、なぜそこを言わないのですか。その説明だったらわかりますよ。利便性、あるいは安全性ということでしょう。じゃあ、そこはわかりました。
そうすると、先ほどちらっと触れたタクシーの待機場ってどこなんですか。
16:
◯細川駅周辺整備課長 図にはお示しはしてございませんけれども、こちらの右側の図でいいますと、当初はちょうどロータリーという記載があるあたりにタクシーの待機場については設置をするということで、また、この工事範囲というところの範囲も変わってございますので、タクシー待機場については、このロータリーの中で、適宜、工事の進捗に合わせて移設するという予定でございます。
17:
◯木村委員 この2月24日からの工事範囲が変わるということですか。2月24日からの工事範囲として示されている図なんだけど、必ずしもこうならないという説明ですか。ちょっとずつ動くということですか。
確かに待機場所なので、市民には直接は影響がないのかもしれませんけどもね。それというのは、市は承知しているんですよね、当然ね。だから、広く市民の方々に広報するSTEP図としては、こんな感じでいいのかもしれませんけど、我々はやっぱり市民からもいろいろ問い合わせをいただいたりとか、質問を投げかけられたりという立場でもありますし、ちょっとずつ変わるんであれば、そのちょっとずつ変わる図面というのはあるんでしょうか。少なくとも議会にはお示しいただけるんですか。
18:
◯細川駅周辺整備課長 こちらのお示ししている図面は、とりあえず2月24日の状態でお示ししておりますが、今後も工事の進捗に合わせて、若干、工事範囲が変わったり、バス乗り場についても若干の移設というのを考えているところでございます。
まだ、具体の工程について、いつごろからどういうふうに行うということは、その状況に応じて、本
委員会にもお示ししていきたいと思っております。
19:
◯木村委員 じゃあ、そこは随時、ちょっとずつ変わるということでは、第1回定例議会の国分寺駅
周辺整備特別委員会のあたりには、もう変わっているのかもしれませんし、我々はそれもわからないわけですので、速やかに、そこはお示しをいただければと思っています。
あと、ちょっと気になっているのは、従来の、去年の10月に示されている資料を私は見ていますけども、10月31日という日付のものですが、現在でいえば、ここのSTEP3になるわけですね。今この10月31日の資料だと、仮設タクシー乗降場という文字が入っているあたりで、今、資料お持ちじゃない方もいるかもしれないので、きょうの資料でいうと、ピンク色の部分が面になって塗り潰されているあたり、これは、従前、いわゆる線だったわけですよね。ところが広がって面になった。でも、実態として、今ここのスペースがどうなっているかというと、工事関係者の駐車場のようになっているんですよね。その辺は、多分、工事そのものの車両というよりも、関係者の、現場たる、この国分寺駅北口に通勤をされてくる車なんじゃないのかな。自家用車っぽいのもよくとまっているのでね。ここを面として開放するのは、これは当然、市民としては喜ばしいことではあるんですけども、そういう工事関係者の車両の行き場ですよね。それがその辺にとめられたんじゃ、逆に安全性を損ないますし、その辺は、これは面として開放の範囲を広げることによっての問題というのは大丈夫なんですか。
20:
◯細川駅周辺整備課長 こちらは、やはりロータリー内にバス・タクシー乗り場が移設するということで、できる限り広い歩行者空間というのは必要になってございますので、このような形で行うということで、また工事関係車両等、そういうスペースは、また別途確保していくということで調整しておるところでございます。
21:
◯木村委員 これで終わりますけれども、あと1点だけ。
多分、この24日からの図面を見ると大丈夫なのかなと思ってはいるんですけども、現状でいうと、この北側の本町二丁目交差点に近い側の自転車駐車場の入り口があり、その両脇は通れるんですよ、今。通れるんだけども、通っていくと、例えば、東方向から来て、真っすぐ行っても、そこには横断歩道もないし、いきなり仮設の広場の入り口部分に当たるんですけど、そこは今もバスとかが転回するのに使ったりしているので、出入りがあるので、危ないんですよね。ただ、現状、じゃあ、そこで行きどまりかというと、市民の方々は、やっぱり渡ったりしている状態はありますよね。だから、24日からは、これは完全に工事範囲というところが変わるので、塞がれるんでしょうかね。今までも何となく危ないなと思っていたんですよ。実質行きどまりなんだけど、行きどまりの形にはなっていないので行けちゃうんですよね。道路を渡ったりとか、広場の真ん中のロータリー部分のところを横切ったりというのは、ちょこちょこ見るんですよ。その辺の安全対策について、24日からは工事範囲がここにかかるので大丈夫だとは思いますけども、その確認です。23日までまだ日もありますので、多少注意は必要かなと思いますが、いかがでしょうか。
22:
◯細川駅周辺整備課長 確かに現在の形に切りかえた当初は、やはり横断される方とか、そういうことも現実には見受けられました。そういったことから、対策としては、なるべく横断を抑止するような形での、置きガードで塞ぐとかですね。それでも、バスの乗降に際しては、そういったすき間が必要になりますので、どうしてもそういったすき間から、まだ横断されるという状況も現実にもあったということです。国分寺駅の方向を現地で案内、掲示をして、そういった迷われることがないような形での対策も行ってきましたけれども、いずれにしても、やはりこの現状の位置というのが限界もあるということも考えております。そういったところでも、引き続き23日までの安全対策については注意をしながら、スムーズに24日の形以降の、この形に切りかえて、安全性をより高めていきたいと考えております。
23:
◯木島委員 24日以降の、バスとタクシーが、より駅の近くにとまるということでは、去年の11月ですか、大きく動線が変わった後、バス停が遠くなったということで、私自身は一番多くの御意見もいただきました。さまざま検討していただいた上で、このような状況にもなってきているということでは、もちろん安全第一を旨としての判断だとは思いますけれども、円滑に何とか切りかえが、今後また進んでいくことを期待したいと思います。
今、木村
委員からも御指摘のあった、ピンクで塗られている部分が、いわば歩行者の動線として供用できるということだと思うんですけれども、一方で、工事自体は完成してないですよね、ここの地面の部分というのは。なので、いずれ、このピンクで今塗られている部分も工事が入ってくると思いますけれども、このあたりというのはどういう工程なんでしょうか。そこがやはり、また大きく、歩行者の方にとっても、動線がまた変わり得る部分になってくると思いますので、そのあたりの進め方がどうなっているのか、確認をしたいと思います。
24:
◯細川駅周辺整備課長 現在、こちらの歩行者動線となって色がついている箇所についても、御指摘のように、今後、工事が入ってくると、歩行者動線として使えないという現状が出てきます。その場合には、バス・タクシー乗り場については、このロータリー内で移設を行います。ただ、バスの乗客等の滞留スペースというのも当然必要になってきますので、同じような形で、滞留スペースについても、この位置を変えながら、工事については引き続き進めていきたいと考えております。今後、いつごろどういう形でということが、まだお示しできる段階にはございませんので、先ほど申し上げましたように、適宜、
委員会のほうにも、御報告しながら進めてまいりたいと思います。
25:
◯木島委員 一遍に塞いでということは多分できないというか、部分的に少しずつ東西、また中央に位置したバスに乗られる方、また東西の方向に歩いて向かわれる方、駅に向かってくる方もそうですけれども、丁寧に、やはりここはそのあたりの影響が本当に最小限になるような取り組みを求めておきたいと思います。1点、そこが気になるところだったので、お願いしたいと思います。改めて一言見解をいただいて終わりたいと思います。
26:
◯細川駅周辺整備課長 御指摘の部分については、やはり安全性を第一に、また利便性も損なわないような、できる限りそういった対応を図ってまいりたいと思います。
27:
◯木島委員 それと、バス乗り場が、また変更になることに伴って、音声のガイダンスをされるということですけれども、今も仮設のこの乗り場で運用がされているわけですけれども、ここの音声のガイダンスが、たしか駅を北口からおりてくる方を中心としたガイダンスなんでしょうかね。ぶんバス・立川バス乗り場は左、タクシー乗り場は右ですというような、たしかガイダンスだったと思います。この辺は、どういうふうにガイダンスをするのかというのも御苦労がある部分だとは思いますけれども、やはり双方向というんですか、基本的には、乗る方もおりる方もということを考えれば、いろいろ、そこは丁寧に工夫をして、わかりやすい案内の仕方を何とかとってほしいと思いますので、その状況について、もし、どんな感じなのかがわかれば教えていただきたいと思います。
28:
◯細川駅周辺整備課長 御案内のあった音声ガイドについてなんですけれども、現地の立体広場に設置しているのと、あとは複数箇所、この現場内に各所に設置しているという状況で、各所の場所に応じた音声ガイダンスというのは行っております。ただ、今回、切りかえに伴って、こちらも変えていく必要がございますので、現在、調整を進めているということでございます。特に視覚障害等をお持ちの方にも、的確に、迷われることのないように、音声ガイダンスでの対応を進めていきたいと思います。
29:
◯木島委員 わかりました。場所によって違うんですね。済みません。私もわかっていなかったので、そういったきめ細かな配慮をしていただいているということでは、いいことだと思います。また、そういった方向で、じゃあ、ぜひ取り組んでいただきたいと思いますので、よろしくお願いします。
30: ◯星
委員 木村
委員に関連しての質問です。タクシーの待機場については、先ほどの木村
委員の御質問でわかりました。夜、タクシー乗り場に並ぶという話も聞いていましたので、夜遅くても、きちんとタクシーの仮設の待機場があるということを確認しましたので、わかりました。
それで、従来のSTEP3ですと、バスの待機場も仮設であったのですが、今回も、それはここにはあるのかということで、2月24日からは記載されていませんが、こういうのは、もう必要なくなったのか、それとも、書いてないけれども、ロータリー内にあるのか、その確認だけお願いいたします。
31:
◯細川駅周辺整備課長 現在のバスの待機場については、やはりバス停が車道上にあるということで、乗客が、時刻になるまで、そちらのロータリー内に待機しているという状況でスペースを確保しておりますが、今後の切りかえ後は、そういった待機が必要ないと、乗降場が同じ場所になるということもございますので、こちらの場所で、バスは停車をいただくという形になります。
32: ◯岩永
委員 スケジュールのことで、改めて確認させていただきます。今回、1カ月、切りかえが早まったというところで、全体の工事の進捗が、早目に前倒しにされているということなのか、それとも、一応、スケジュールとしては12月に、今もこの表の中では記載されているので、全体スケジュールの中では大きな変更はなくという、そういう捉え方でいいのか、そのあたりのところを教えてください。
33:
◯細川駅周辺整備課長 今回の切りかえの前倒しなんですけれども、工事の工程の組みかえで前倒しが可能になったということで、工期が前倒しになるということではございません。今、進めている、その1の工事という状況でございますけれども、こちらについては8月の末ごろ完了という形です。あと、全体工程についても、その2工事の終了としては、現在は12月末を見込んでいるという状況で、変わりがないという状況でございます。
34: ◯岩永
委員 わかりました。10月31日の
委員会資料の中での全体スケジュールをお示しいただいて、そのスケジュールに沿った形で、今やっていらっしゃるということでの確認でした。
そのときの資料で、工事がその1とその2の2種類があって、8月で1が終わってというところもありますが、今後、このSTEP図、特に歩行者動線を中心にお知らせをいただいているところなんですが、ここも大きな切りかえとしては、今はここまでなんだけれども、細かく、また変動しながらということで、先ほど駅前の、すぐ駅に近い部分の、例えば、植栽であったりとか、また細かい部分の工事が入ってきたりとかということも後半にあるんだろうなということを考えると、そのあたりでも、また細かいステップというのが出てきて、切りかえということが何度か行われていくということでよろしいですか。一応、そういうことだと思いました。
35:
◯細川駅周辺整備課長 現在進めているその1の工事の終了後も、今度、その2工事ということで、修景施設、御案内いただいた植栽ですとかの工事も入っていますので、その工事の都度、若干、歩行者動線とかバス乗り場というのは移設するということになってございますので、また詳細が決まりましたら、お示しをしていきたいと思います。
36: ◯岩永
委員 わかりました。そういったときの市民の方へのお知らせですとか御案内というのは、これまでもやっていただいていると思いますけれども、また丁寧にやっていただくことを改めてお願いしておきたいと思います。
あと、あわせて、10月のときでしたか、安全管理員の方が6名ぐらいいらっしゃってということで、たしか、御説明があったのかと思っております。大体その人員配置とか、誘導に関しても、来年度、このステップが切りかわった以降も、12月までのようなイメージで配置されていかれるのか、自転車駐車場のほうの安全管理の方もかかわっていたのかというふうに思いましたので、人員配置というのが、今後、12月まで、どんな感じになるのかというイメージがあったら教えてください。
37:
◯細川駅周辺整備課長 現在の形に切りかえる当初は、5名とか6名体制の誘導員で対応していたという状況がございます。今回の切りかえ、それからその後については、こちらの工事のほうの誘導員としては4名程度の体制でやっていきたいというふうに考えているところでございます。こちらの駐輪場のほうの誘導員とは、また別途、工事のほうでは、こちらに配置をしていくということでございます。
38: ◯野口交通対策課長 地下自転車駐車場の誘導員は、指定管理者のほうで両方の入口付近に1名ずつ、あとシルバー人材センターのほうに東側と西側で2名ずつお願いしています。それで合計6名ということで、こちらのほうは見ていただいているということでございます。
それと、先ほど御報告ありました交通広場の完成後の管理まで、交通対策課で担当するということでございます。
39: ◯岩永
委員 そうしますと、交通対策課の駐輪場関連で合計6名いらっしゃって、工事関連で4名いらっしゃるということなんでしょうかね。今の話を合わすと、そういうことですか。
40:
◯細川駅周辺整備課長 委員がおっしゃるとおり、今回の切りかえに伴っては、工事のほうでは4名ですね。それから駐輪場のほうでは変わらずの人数で引き続き対応するということでございます。
41: ◯岩永
委員 わかりました。そういったソフト面でも非常に手厚くしていただいて、10名という人数ですので、この面積の中では、人員配置をしてくださっていることがわかりました。
先ほど言ったように、掲示板とか音声案内だけでは、なかなか周知し切れない部分もあります。また、サポートが必要な方がいらっしゃった場合には、マンパワーで助けていくということも1つ大事なことなのかなというふうに思いました。そのあたりは、来年度、工事の進捗に合わせて、一緒に、大事な視点だと思いましたので、配置いただければと思いますので、お願いいたします。
42:
◯木島委員 状況だけ確認しておきたいのですが、去年の11月ごろに大きな動線の変更があったときに、一番大きいと思われたのが、車両の動線が、大きく東西に延びる横の道路から、一般車両乗降場と書いていますけど、将来の、いわば原型が今もできている状況だと思います。こちらのほうは、今、どうでしょうか。順調に運用されているという理解でいいんでしょうか。最初の切りかえの大きな部分だったと思いますので、状況だけ確認をさせてください。
43:
◯細川駅周辺整備課長 やはり、もともとありました駅前の東西の、私どもは中央貫通路と呼んでいますが、こちらの廃止に伴って、一般車両で迷われている状況も見受けられました。その後、時間がたつにつれ、迷われることなく、一般車両乗降場での転回とかをしていただける状況になったかと思っています。
また、こちらの案内もやはり必要だということで、現地に一般車両向けの誘導のサインなんかもつける対応を行って、現在については、支障なく使っていただいているのではないかと考えております。
44:
◯木村委員 一応聞いておきますけれども、バス事業者との協議というのは進んでいるのですか。こうやってステップを踏んで、いろいろバスがとまる場所が変わっていますけども、完成はもう12月ですからね。いかがでしょうか。
45:
◯細川駅周辺整備課長 こちらの切りかえの協議というのは、もちろん調整をしている状況でございます。また、その広場の完成後の乗り入れの協議については、現在はまだ調整を進めている状況でございます。また、この交通広場の運用のお話も今後ございますので、この中であわせて協議を行っているという状況で、またお示しできる段階になったら、
委員会のほうにお示ししたいと思います。
46:
◯木村委員 お示しできる段階になるものが、もう整いましたと、これ以上は報告だけで何も変わりませんという、全部整った後に御報告されても、我々議会として意見を言う場がなくなりますので、そこは途中経過も含めて、随時御報告いただきたいと思っています。よろしいですか。
47:
◯細川駅周辺整備課長 現在の検討の状況としましては、こちらの広場の管理に係る部分ということで、具体的にはランニングコストに相当する部分について、何かしらの御負担をいただくというような形でお話をさせていただいているところでございます。
また、このコストの根拠については、今、まだ内部での検討中ですけれども、資料No.1-4にもありますような交通広場に関する条例を根拠に、何かしらの料金というのを設定したいというふうには考えておりますが、また引き続きの協議になりますので、また協議の段階においてもお示しはしていきたいと思っております。
48:
◯木村委員 わかりました。今のような御報告を、随時、ぜひいただきたいと思っております。
あと一点だけいいですか。
この資料No.1-1の裏面の図も、当然、これはお金を払って描いていただいているんですよね。これを1枚描いていただくのって、どのぐらいお金がかかっているんですか。予算上というか、実際、これが成果物なので、もう実際にお支払いになられているのかもしれません。
49:
◯細川駅周辺整備課長 こちらについては、もし確認ができれば、後でお示ししていきたいと思います。今年度の調査設計費用というのがありますので、そちらの中で、東京都道路整備保全公社のほうに委託という形で、委託料の中で出しているという状況でございます。
50:
◯木村委員 保全公社への委託の費用に含まれていると。要は、お金が発生しているということですよね。
この図面を見て、結構適当だなと思うのは、これは、北側に太陽があるんですよね。この図の奥は北じゃないですか。北から南に影が伸びているんですよ。絶対にあり得ないし、真ん中辺に、いわゆるレンズのハロというのかな、いわゆる反射の六角形の光が入っているじゃないですか。これはちょっとしたデザイン的なもので入れたんでしょうけども、一方で、右側の木漏れ日は右上から左下にというように真逆なんですよね。こんな光も絶対あり得ません、太陽が2つないとね。北側にも太陽あるとなると3つになっちゃうのかな。お金を払って描いてもらった図面にしては、余りにもずさんですよ。この程度だったらお金をかけずに美術大学の学生に描かせたっていいぐらいの話で、お金をかけて描いてもらう図面じゃないと思いますけど、いかがですか。
51:
◯細川駅周辺整備課長 確かに御指摘の部分については、不十分な点だと思いますので、こちらについては道路整備保全公社と調整をしていきたいと思います。
52:
◯木村委員 だから、この図1枚だって貴重な税金が投じられているわけですから、言っちゃ何だけれども、素人的では困るわけです。これだって市民に公開されていくんでしょう。このままだったら。やっぱり適切に成果物として納品されたのであれば、担当だってチェックをしなきゃいけないし、指摘するところは指摘して、直させるんだったら直させるで、適切な対応というのを、ぜひ求めたいですよね。よろしくお願いします。
53:
◯尾作委員長 そのほかに御質問のある方はいらっしゃいますでしょうか。
(「なし」と
発言する者あり)
54:
◯尾作委員長 それでは、資料No.1-1については、これで終わらせていただきます。
資料No.1-2に進めさせていただきたいと思います。質問のある方、いらっしゃいますでしょうか。
55: ◯新海
委員 まず、今の木村
委員がおっしゃった、参考資料の図ですよね。これは、間違いなく、これほど広く見えないですよ。この感じでは、えらい遠く見えますけど、バス乗り場までは、もっと距離が近いですよ、実際に見ると。
それと、身体障害者用の屋根がもっと左側に来るはずなんだけど、それもないですし、最初に提案というか、原案が示されたあたりで、もう少し意見を言ったほうがよかったかなというふうには思いますね。
それはそれとして、植栽のほうですね。コンセプトが武蔵野の雑木林ということですから、全体的な植生については、かなり多様な植栽が入っているなというふうな感じはいたします。ただ、これは、花が咲いたとき、どう見えるんですかね。やはり、それなりに、国分寺駅前おりたら緑ばっかりだというよりも、少し花があったほうがいいような気がするんです。見ると花の植物も入っていますけど、桜みたいに目立つようなのは余りないんですよね。ですから、そのあたり、もうちょっと、おりたときに、あっ、きれいだなというような感じの駅前にしてもらいたいという感じはあります。
あと、この植栽は国分寺市内の業者で大体賄えるのかどうか。いずれにしても市内業者優先というか、司シルエットは入っていますけど、その他のものも、どの辺でここへ調達するのか、そのあたりをお聞かせください。
56:
◯細川駅周辺整備課長 まず、植栽計画については、大体これで決まっているというところでございます。また、花のつく木ということについては、御意見として受けとめさせていただきまして、対応が可能かどうか考えさせていただきたいと思います。
また、こちらの実際の樹木の発注については、あくまで道路整備保全公社のほうが直接発注するということになりますので、市のほうが直接、市内から仕入れるという形はとっていないということです。限界はあるかと思いますが、ただ、地元産のものを活用するようなことは、例えば、発注の仕様等の条件にできるのかどうか、今後、道路整備保全公社のほうと調整はしていきたいというふうに考えております。
57: ◯新海
委員 何にしても市内優先でやってもらわないと、造園業の人たちもたくさんいますし、本来ならば、工事自体、国分寺市の造園業者が入ってやるというのが筋だろうと思いますので、そのあたりは、ぜひ申し入れをお願いしたいと思いますので、一言いただきます。
58:
◯細川駅周辺整備課長 委員の御指摘のような形で対応ができるか、十分調整していきたいと思います。
59:
◯木村委員 ササの草地で、ちょっと懸念をするのは、ロータリーの真ん中は、タクシーとかバスの運転手しか通常は入っていかない場所なんでいいんでしょうけども、乗降場、キスアンドライドの部分なんかは、いわゆる一般の方々なんかも通る部分なんですけども、いわゆる、ごみのポイ捨てとかですよね。こういう形態の植物のところにごみを捨てると結構見えなくなるんですよね。だから、ちょっとそこは心配なんです。先ほどの新海
委員の御意見なんかとあわせれば、こういったところこそ、花とかを植えてもいいんじゃないのかなと思いました。私の質問の趣旨とすれば、ごみのポイ捨てが懸念はされるかなと思っておりますけども、どうでしょうか。
60:
◯細川駅周辺整備課長 確かに、特にこの交通島と呼ばれる部分については地被類の対応ということで、そんなに背丈については高くならないような形での植生ということです。ただ、やはり放置していると伸びてきて、ごみのポイ捨てとか、そういったものを誘発しかねないという状況もありますので、こちらについては、こちらの植物としての適正な管理と、それからごみのポイ捨て等については、また別途の問題かと思いますので、また、そちらについては注意喚起を促すなど、対応は必要になってくるのではないかというふうに考えております。
61:
◯木村委員 もう一点、このササだと、いわゆる竹の類いじゃないですか。いわゆる地下茎、地下の根っこですよね。これは、めちゃくちゃ広がっていくんですよね。だから、放っておくと、このエリアにとどまらず、このエリアを出て、地下茎って横に伸びていくので、どこかの節目で上に伸びていくという伸び方をする植物じゃないですか。その辺というのは大丈夫なんですかね。植物の専門家じゃないので、よくわからないですけど、伸びないのですか。大丈夫なんですかね。横に広がっていっちゃうということはないのですか。
62:
◯細川駅周辺整備課長 こちらについては、ササ草地というところでは、コグマザサという植物を使用する予定でございます。こちらについては、植栽時がおおむね10センチとか20センチ程度で、それ以上伸びたところでは、適宜、刈るような管理という形で考えております。また、伸び過ぎたり、密生し過ぎたり、横の部分についても、こちら適正な管理でやっていくのと、また、こちらの各植栽についても、今のところ、地下に伸びるということについても、専門家のほうにも意見を聞いた中では特に問題ないということで確認をしているという状況です。
63: ◯新海
委員 それほど行かないと思うんですよ。ササですから、竹と違いまして。ただ、この場所は、ロータリーの中は、下がもうあるんですよ。下がコンクリで、その間に入っているんですね。ただ、このキスアンドライドのほうの下は土ですから、幾らでも下に行く可能性はあるんですね。でも、それほど心配じゃないかなと。適度なところで刈ってもらうのが一番いいですね。
それと、でき上がった後に、全体の景観を見て、やっぱりこれはこっちのほうがいいんじゃないか、今言ったササじゃなくて、花物のほうがいいんじゃないかというようなことがあったときは、どのぐらいの間隔で変更できるんでしょうか。
64:
◯細川駅周辺整備課長 こちらについては、維持管理の中で、適宜、植えかえとか行っていくということでございます。そもそも、この植栽をそのまま変更するということは、今のところ想定はしておりません。また、今後、そういった完成後の御要望に応じた対応という形になってきますので、その時点で検討はしていくような形になるのかと思います。
65:
◯木村委員 関連で新海
委員に引き取っていただいたのを、さらにその関連のようになっちゃうんですけども、先ほどの話で、保全公社がこれを選ぶというか、選んで植えるのかな。その後、12月に完成した後は国分寺市の管理になるわけですよね。そうすると、今の新海
委員のお話に関連すると、国分寺市の意思が変更すべきだとなった場合、あるいはそういう御要望の声が大きいとなったら、もうそこは保全公社とか関係なく、国分寺市の意思、判断で変更が可能だと。時期は、新海
委員のやりとり聞いていて、明確によくわからなかったんだけども、国分寺市の意思において変更も可能になる、そういう仕組みだという捉え方でよろしいんですか。
66:
◯細川駅周辺整備課長 完成後においては、
委員のおっしゃるとおり、市の管理という形になりますので、変更についても市の判断でという形になるかと思います。
67: ◯田中
委員 ロータリーの中のササのところは、この形じゃないと警察のほうからも許可がおりないという話は、今までずっと聞いてきました。今後、このロータリーの中を何か活用しようとかということは余り考えていないということですかね。出初式は、多分、この形だと難しいんじゃないかなと思います。なので、可能であれば、タクシーとバスバースのところはフラワーポットのようなものでできないかという話をずっとしてきたのですけども、それはなかなか難しいという話だったんですね。でも、もうこれは最後かなと思いますけど、できることならば、ぜひ、もう一度、交通管理者のほうにもお話をいただきたいなと思いますが、いかがでしょうか。
68:
◯細川駅周辺整備課長 以前にも御質問をいただいて、交通管理者とも調整を行った中では、なかなか、こちらの変更というのは厳しい状況だという形になりますので、このような形で進めさせていただければとは思っているところです。
また、このロータリー内でのイベント等の活用は、そういうことも今後は検討していく必要はあるかと思っていまして、具体には、今、お話にありました出初式についても、このロータリー内で可能かどうか、どういう形でなら開催ができるかについては、担当課と調整を行っているところでございます。
69: ◯田中
委員 わかりました。何かイベントとかで利用を考えているのであれば、イベント自体のやり方を変えるという工夫ができるのかなとも思います。
お祭りの中で、おみこしが入るとかは難しい感じですね。外周だったらいけるかもしれないけど、やっぱり段差があると、どうしてもけがにつながってしまうかなと思われるので、それはいいかなと思います。わかりました。
70: ◯小坂
委員 国分寺駅南口にあった木が、台風のとき折れたので切られたそうです。以前、ムクドリでしたか、すごくいっぱいいたんですけど、このシンボルツリーになるケヤキの木とかにも、鳥とかって来る感じなんでしょうか。そうした場合、その対処法というのはあるんでしょうか。
71:
◯細川駅周辺整備課長 いわゆる鳥害についても、以前から御意見をいただいているところで、専門家にも意見を聞く中では、余り植物を密に植え過ぎると鳥が集まりやすくなるという状況もあるようですので、そういった中で、今回、本数を減らして、結構、木同士の間隔も少し広げるなどして、なるべく集まりにくいような状況はしているという状況でございます。
また、実際は、完成後に適切な管理で、その辺は一定、対策を行っていく必要があるのではないかというふうに考えております。
72: ◯小坂
委員 今、駅前の鳥の居場所がなくなって、結構、迷惑かけているので、どうぞお願いいたします。
73: ◯岩永
委員 植栽整備のコンセプトが、ここに武蔵野の雑木林ということでありますので、先ほど新海
委員もおっしゃっておりましたけれども、やはり、この地域、この土地で育った樹木をできるだけ植えていただきたいなと、私のほうからも改めてお願いをさせていただきたいと思います。
それから、この下のほうに、植栽の育成・管理方針ということで、初期、中期、長期と、やはり長期的な管理、視点を持って見据えた上で管理をしていくということが、すごく大事だというふうに思いました。
たまたま先日、国分寺市議会で青梅市議会の議場の視察に伺ったときに、車で行った途中の街路樹のイチョウの木が非常に隣との間隔が狭い形で、ずっと植えられていて、そのことが原因なんだと思いますけれども、枝も葉っぱも全部剪定されてしまって、柱のようなイチョウがずっとあったというのがすごく印象に残っています。やはり最初から、5年後、10年後と長期を見据えた管理のあり方であったり、それを見据えて植えていくということも大事なのかなというふうに思いました。
先ほどの鳥のこともおっしゃっておりましたけれども、そういった植物との共生とか動物との共生ということも含めて、駅前のロータリー全体を1つの心地のいい空間ということで管理をしていただきたいというふうに思います。この点は、また今後の管理のあり方というところでもお話があるのかなというふうに思いますが、長期的な視点を持ってというところでお願いしておきたいと思いますので、一言いただいて終わります。
74:
◯細川駅周辺整備課長 本日は抜粋ということで、詳細をお示しできていない部分もございますけれども、樹形についても維持管理の方針の中に入っておりまして、なるべくこの導入時の樹形、また自然樹形を基本に、この管理を行っていくということで、せん定などについては基本的には行わないで、枯れ枝とか込み枝が発生した場合にとどめるというようなこともあります。また、そういった方針をもとに、適正に維持管理をして、景観への配慮、それから老木になって倒木ということになると危険性を増しますので、そういった安全性の配慮についても、長期的な視点で維持管理を行っていきたいと思います。
75: ◯新海
委員 この図面ですけども、このシェルターがありますけど、ササ草地と書いてある下のシェルターは本当はないんじゃないですか。ここは切れているはずなんですよ。
76:
◯細川駅周辺整備課長 御指摘の部分、確かにこの背景の交通広場の図が過去のものを使ってしまったところがあると思います。まだ、こちらは修正可能ですので、修正をしていきたいと思います。
77:
◯木村委員 御担当でお答えになれないとなると、もう国分寺駅
周辺整備特別委員会での質問じゃないので、予算特別
委員会かなと思っちゃうんですけど、ここというのは約2ヘクタールで、広場だけだと何ヘクタールあるのかな。8,000平米か。8,000平米というのは、いわゆる緑地率に算入される面積になるんでしょうか。それとも、この全体的に木は、緑は散りばめられているわけですけど、それをもって全体が緑地率に算入されるのか、あるいは実際、植わっているところだけになるのかね。その辺というのは緑被率になるの。よくわからないけど、緑被に入るということでいいのかな。
78:
◯細川駅周辺整備課長 一定、公の道路に設置するという緑地部分にも算入される部分もあるかと思いますし、あとは緑被率にも一定算入されるというふうな認識は持ってございます。
79: ◯星
委員 1点だけお伺いしたいのですが、植栽の育成管理方針のところの青い欄のところですけれども、除草とか病虫害防除というのがありますが、このやり方、考え方についてだけ質問したいんです。国分寺市の環境報告書なんかを見ると、農薬などの化学物質について、いろいろ考慮しなければならないことがありますが、これはやはり多くの人が利用されるところなんで、その辺の考え方について、お伺いできればと思います。
80:
◯細川駅周辺整備課長 御指摘の部分、確かにそのとおりだと思っていますので、今回の管理の方針の中でも、農薬についても原則として使っていかないという方針となってございます。
81:
◯尾作委員長 そのほかに御質問のある方。
(「なし」と
発言する者あり)
82:
◯尾作委員長 なければ、資料No.1-2を終了させていただきます。一定時間たちましたので、10分間休憩させていただきます。
午前10時41分休憩
午前10時51分再開
83:
◯尾作委員長 それでは、
委員会を再開いたします。
資料No.1-3で質問のある方はいらっしゃいますでしょうか。
84:
◯木村委員 予算が400万円に対して、あと1カ月以上も募集期間を残して予算を既に超えているというのは大変喜ばしいことです。市外の方もいらっしゃいますけど、多くは市内の方のようですので、そういう意味では、市内の方も待ち望んでおられて、関心も高いというのは非常に感じるところです。ただ、現にこれに応募というか、クラウドファンディングで寄附をされた方からの声というのが届いているので、検討が可能なのかどうかね。
これって金額も載せるんですよね、たしか。金額まで載せられるのはどうかなということを、ちらっと伺ったんですけど、載せないんですか。名前だけですか。高額の方はそうなんでしょうけども、金額まで書かれちゃうのはなという御意見をいただいたんですけども、違いましたか、これは。そうであれば、その御意見をお寄せいただいた方が勘違いされていたのかもしれません。
だから希望者は金額を載せてもいいんでしょうけども、寄附をすると自動的に、自分が寄附した金額まで載っちゃうのはと言いながら、その方は寄附をされたようなんですけども、ちょっとそういう御意見があったんですけど、いかがでしょうか。
85:
◯細川駅周辺整備課長 御質問の部分ですけれども、今のところの銘板の掲載方法としては、一応、金額順に金額とお名前を載せるということで考えております。
ただ、もし、そのような御要望があれば、私どももどういう対応ができるかについては、考えてみたいと思います。
86:
◯木村委員 じゃあ、やっぱり金額は載るんですね。だから、金額順というのは何となくわかるんですけども、具体的な金額、数字まで載っちゃうと、どうだろうという御意見だったので、その辺は、例えば、希望者は載せますとか、逆に希望されない方は載せませんよとか、やり方は工夫としてあるのかなとも思ったりもします。一応、そういった声も、実際に寄附された方の声としてお伝えしておきますので、御配慮いただけるようであれば、されてもいいのかなと。
金額まで載せられちゃうんじゃということで寄附をためらっている方も、もしかしたらいるとすれば、それはもったいない話だから、今後、まだ1カ月以上あるわけですから、そこで寄附をより促すというところの工夫にもつながるのかなとも思います。そこはちょっと、1カ月以上あるとはいえ、1カ月ですから、早急な御検討と、可能であれば何らかしらの御対応をぜひお願いしたいと思いますので、よろしくお願いします。
87: ◯はせべ
委員 市民がどれだけ関心を寄せてくださっているのかという件数のところで、今回、ふるさと納税でも寄附ができることになっていますが、ふるさと納税の金額がどのくらいここに入っているかみたいなことがわかれば教えていただきたいんですけど、いかがでしょうか。
88:
◯細川駅周辺整備課長 個人で御寄附いただいたということになりますと、ふるさと納税の対象だということにはなってこようかと思います。そういう意味で、この個人の金額については、ふるさと納税の対象であるということになろうかと思います。ただ、このうち市外の方については、金額で申し上げますと322万5,420円のうちの73万円という内訳になっています。
89: ◯はせべ
委員 その73万円が市外の方からのふるさと納税の寄附になるんですね。わかりました。
90:
◯木島委員 1点、感じたことというか、一定の予算上の目標を超える方の御寄附をいただいてということで、この二、三日なんですけれども、『ぶんぶんチャンネル』で北口の交通広場のせんだって放映を全部見られたわけじゃないんですけれどもたまたま見ていて、非常に大切だと思ったんです。そのときは、その段階での途中経過のクラウドファンディングの状況をお伝えして、さらなるPRもされていましたけれども、そこで、テレビで撮影に出られていた職員の方が、すごく丁寧に、この御寄附をいただいた方に対してお礼を言われているシーンも映っていて、非常に大切なことだなと改めて思った次第です。
まだ、もう少し期間もあるようですので、しっかりと周知もしつつ、また、本当に最後、締めた段階で、改めてそういったお礼というか、大きく宣伝も市報などでも出されたという経過もありますし、最後、終わった後も、銘板にそのお名前を載せていただくということもそうなんですけれども、何がしか、やはりそういった広報の形と、そういうことも考えていただければなというふうに思いますので、よろしくお願いします。一言見解を伺います。
91:
◯細川駅周辺整備課長 このクラウドファンディングについて、御寄附いただいた方には、感謝の旨を申し上げるということで、お礼状については送付をしております。それとは別途、また完成後、銘板の設置後などについても、直接、お知らせをするなど、また広報でも、そういった部分についてのお礼という部分での広報というのも打っていく必要があると思いますので、そのような形で進めていきたいと思います。
92:
◯木村委員 今の木島
委員の御意見を聞いていて、なるほどなと思ったのは、私の経験でのお話になるんで、参考程度にしていただければと思います。
私もかつて卒業した大学の学部が学部の校舎を建てかえるということで寄附をしたことがあるんです。そのときに学部として募集した寄附であったんですけども、大学の総長からお礼状が来たんですね。それにとどまらず、大学ということもあって、生年月日も先方は把握しているので、誕生日にバースデーカードまで来たんですね。私の個人の感想ですけども、うれしかったというか、ありがたかったなと。そういう感謝の意を総長が示してくれたんだという感想を当時持ちまして、今、木島
委員の御意見を聞いていて、そうだよなと思いました。
現に、そういう学校法人の関係ですけども、寄附をした経験者としては、そういうお礼をいただくと、寄附してよかったなというふうに思うでしょうし、なおのこと、その完成後の北口広場に愛着も持っていただけるでしょうし、最終的には印刷になっちゃうのかもしれませんけども、市長の直筆か何かの感謝状で一筆書いていただいて、そういったものを市長の御了解をいただきつつ出してもいいのかなと思いました。今、木島
委員の御意見でしたけども、私からも、ぜひ、それはやったほうがよろしいかと思いますので、一言つけ加えておきます。
93:
◯細川駅周辺整備課長 御意見をいただいたとおり、この寄附をいただいて、完成後もしっかりと、感謝の意をあらわしていくというのは必要になってくるかと思います。こういう市長名での
文書の発送などを検討してみたいと思います。
94:
◯木村委員 今、ふと思ったんですけど、今、お話しした延長線にあるのかもしれませんけども、12月に完成をして、いわゆるこけら落とし的なセレモニー的なものというのはあると思うんですけども、完成の節目のイベントに、こういうクラウドファンディングをされた方々へ、広く市民にも、そこはお知らせはするんでしょうけども、特別に御案内状を差し上げるとかというお考えはありますか。
95:
◯細川駅周辺整備課長 こちらのオープニングイベントということで、一応、検討はしている状況でございます。そちらの寄附をされた方に御案内をするということも、担当レベルでは若干検討はしているところでございますので、具体にできるかについては、これから検討を進めてまいりたいと思います。
96: ◯はせべ
委員 今の木村
委員の意見からなんですけれども、先ほど寄附してくださった方にお礼状なり何なりの検討をしてくださると言っていた中で、一応、実施要項のところでは、銘板設置完了通知によりと、通知のときに一緒にお出しするということで検討してくださるという確認でよろしいでしょうか。
97:
◯細川駅周辺整備課長 委員のおっしゃるとおり、もともと銘板設置の旨の通知は予定しているところでございます。その際に、さらに感謝状のような形でできるかどうか、検討していきたいと考えております。
98: ◯はせべ
委員 ありがとうございます。私も木村
委員と同様に、できるだけ感謝の意をあらわせたらいいと思っています。木島
委員のお話にも同感ですので、どうぞよろしくお願いいたします。
99:
◯尾作委員長 そのほかに、こちらで御質問のある方。
(「なし」と
発言する者あり)
100:
◯尾作委員長 それでは、一定程度進みましたので、資料No.1-3を終わらせていただきます。
資料No.1-4の質問をお受けしたいと思います。
101: ◯岡部
委員 まず、イベント広場の利用の手続の負担を簡素化するということで御説明があったのですけども、その方向性というところで、道路管理者権限は広場管理者に移行して、それで簡素化が可能ではないかという御説明なんですけども、広場管理者に移行することで、どのように手続が簡易になるのか、もう少し詳しく御説明いただけたらと思うんですが、いかがですか。
102:
◯細川駅周辺整備課長 道路管理者に出している道路の占用許可申請については、やはり一定程度の時間がかかるということで、市内全域の許可申請の中の交通広場一部という形になろうかと思いますので、一定、そのあたりで手続の時間がかかるということが、広場に特化した管理であれば、その時間的なものについては一定短くすることができるのではないかと。
また、あわせて、交通管理者に提出する道路使用許可の申請も、これはまだ、今後、交通管理者との調整ではございますけれども、市のほうで一括して受けるのと、そうすることが可能になれば、そのあたりの手続の簡素化も図れるのではないかというところでございます。
103: ◯岡部
委員 今、道路管理者への申請、交通管理者への申請が一括して受けられるようになるんではないかというふうに、理由をお話しされているので、もう少し基本的なところでお聞きしたいと思っています。道路管理者は資料の表の左側にあるように、国分寺市ですよね。ここで言う広場管理者というのも、これも国分寺市ということになるんですか。国分寺市が広場管理者という位置づけがどういうものなのかというのを、もうちょっと詳しくお答えいただければと思います。広場管理者として、道路管理者への申請と交通管理者への申請をまとめて、2つをまとめて受けられるようになるということなんですか。
104:
◯細川駅周辺整備課長 まず、こちらの広場管理者と書いてございますが、こちらは法に基づいた用語ではないですけれども、実際の運用は道路法に基づいた運用ということになります。道路法の中には、こういった兼用工作物というふうに専門用語で呼んでいますけれども、道路管理者以外に管理を行わせることができるという規定がありますので、交通広場の管理の部分についてを道路管理者から一部移行するという形です。こちらの広場管理者というのは市になってくるということでございます。
また、その管理の権限の移行とはまた別に、イベントの申請などについて、広場管理者に管理を移行することとあわせて、手続の時間をより短く、手続も簡素化できればということで、あわせて検討を行っているという状況です。
105: ◯岡部
委員 道路管理者への申請は、広場管理者であっても国分寺市なので、国分寺市が道路管理についての申請を受けるというのはわからなくもないんです。交通管理者である警察への申請の部分での広場管理者は、どういう扱いになるんですか。やはり最終的に警察に申請書が提出されることは変わらないことになるのか、それとも広場管理者が受けつけるというような法的な位置づけになっているのですか。
106:
◯細川駅周辺整備課長 なかなか、やはり交通管理者の権限を市に移すということは法的に難しいということにはなろうかと思います。あくまでも簡素化ということですので、国分寺市で交通管理者にかわって申請を受けて、それを交通管理者に送るとか、そういった運用を考えているところです。
107: ◯岡部
委員 そういうことなんですね。ですので、広場管理者という位置づけは市の中でできても、道路管理者への申請、交通管理者への申請って、それぞれ一括して受け付けるというイメージなんですね。交通管理者への申請のほうは、市から警察署に提出がされるという、そういうイメージでよろしいんですか。
108:
◯細川駅周辺整備課長 おっしゃるようなイメージで、今、検討を進めているところで、具体には、道路管理者、交通管理者、それぞれと協議を詰めて、決めていきたいと思っています。
109: ◯岡部
委員 じゃあ、その申請の簡素化ということで、一括して行えるというのは、そういう方向で検討されていることはわかりました。
それから、その下にありますイベント広場などの使用に関するルールというところなんですけども、ことしの9月ですか、条例制定を考えているということで、条例ですので、大事な事項になってくると思います。市民の方々、市民団体の方々が、イベント広場を利用されたいと、既にもう希望をお持ちの方とかもたくさんいらっしゃると思いますが、公共の場ですので、最低限のルールを守って利用していくということは大事なことだと思います。
ただ一方で、何か仮に意味がないようなルールが設けられて、何のためのルールなのかというようなことがあるのも、やっぱりそれはいかがなものかということも出てきかねないということもあり得ると。ちょっとそこのところ、ルールというものが、9月の条例提案ということであるんですけども、こういったことが考えられるということ、今、お考えのことがもしあれば、具体的に教えていただければと思います。
110:
◯細川駅周辺整備課長 そうですね。申請手続全般についても、そのルールということになります。それとあわせて、交通広場では、こういうことをやらないでくださいというような、いわゆる禁止行為も記載していく予定ではございます。今のところ想定としては、公序良俗に反するような行為であったり、その他、掲示物や広告などのものであったりとか、それから広場利用者の通行の支障になるおそれがある行為とか、もしかしたら法にも別途記載があるかもしれませんけれども、交通広場としての独自のルールは設けて、秩序をもって使っていただくというような、そういったことが必要ではないかと思っています。
111: ◯岡部
委員 今おっしゃっていただいていることは、どれもごく当然のことだと思います。公共の場を利用する上で、最低限守っていくことをおっしゃっていると私も思うんですけども、いずれにしても条例でこういった市民が守るルールというのを決めていく上で、市民の方の意見を十分よく聞いて、利用者の方が納得の上で、こういう条例がつくられていくということは大事だと思いますけども、そういった意見をお聞きする場というのは、今、どんなふうにお考えでしょうか。
112:
◯細川駅周辺整備課長 それも今後になりますけれども、まだ具体なスケジュール等を、次回以降の
委員会にお示ししていきたいと思っています。今のところは、やはり特にイベントで使われる方への団体ヒアリングとか、そういったことを中心に、これから進めていきたいと思っています。
113: ◯岡部
委員 今後の御提案を準備される過程でも、ぜひ節目で御報告いただければと思っていますし、今おっしゃっている団体へのヒアリングというのは非常に大事なところだというふうに思います。
団体ヒアリングということでおっしゃっているので、もう少し詳しくお聞きしておければと思うんですけども、どういった種類の団体を、今、お考えでしょうか。
114:
◯細川駅周辺整備課長 ヒアリング先の団体としては、こちらのイベントで活用されたいということですので、国分寺駅の周辺でイベントを行っている団体が中心になるのかなというふうには考えております。
115: ◯岡部
委員 それは市のほうから、そういった団体にお声かけをしていくということで、団体を選んでお声かけしていくのか、何かもっと広報して、団体としてのヒアリングを名乗り出て、市と団体とでヒアリングする場を設定するように、団体から申し込めるような仕組みというのはお考えなんでしょうか。
116:
◯細川駅周辺整備課長 基本的に、最初の段階では、国分寺駅周辺で行っているイベント等を行っている団体に市のほうからお声がけして御意見を聞いていくという、まずは手順で考えています。ただ、こちらを、条例化を検討していく中では、やはりそれだけでは不十分かと思いますので、別途、そういう御意見を募るような機会であったり、説明会であったり、そういうことは必要ではないのかというふうに考えております。また具体なスケジュール等については、お示しを今後していきたいと思います。
117: ◯岡部
委員 その説明会で、市民が誰でも参加して、意見も一定述べられるような場所を設けていかれるんだろうと思うんですけども、団体のヒアリングについては、団体のほうから申し出というのではなくて、市のほうから北口の周辺の関係の団体にお声がけするということでお考えということなんですが、団体にヒアリングを呼びかけて、申し出てくださいということで団体ヒアリングされているという例は、ほかにも幾つもあると思うんですけども、私としては、この条例化に当たっても、そういったことをぜひ呼びかけていただきたいと思いますが、検討していただけないでしょうか。
118:
◯細川駅周辺整備課長 市からお声がけをする団体というだけでは不十分な感じもいたします。広く御意見を募っていくというのは、いずれにしても必要なことではないかと思っておりますので、何かしらの方法については考えていきたいと思います。
119: ◯岡部
委員 わかりました。では、ぜひ御検討いただいて、そういった意見をお聞きする前に、こういったことで行っていきますという御報告を待ちたいと思いますので、よろしくお願いいたします。
120:
◯木村委員 法律の仕組みがよくわからないんです。道路法は、いわゆる規制法であって、権利法じゃないじゃないですか。規制をかけている法律ですよね。ところが、この交通広場に関する条例は、その規制を緩和するというのかな、簡素化という話もありましたけども、いわゆる法律によって規制をかけているものを、条例によって緩めることってできるんですか。いわゆる権利法であれば、法が認めている権利に、さらに条例によって上積みの権利を認めるというのは幾らでもあると思うんですけど、こういう規制法というのは可能なんでしょうか。
121:
◯細川駅周辺整備課長 これについても、法律の枠組みの中で基本は行っていくという形になってこようかと思います。ただ、広く交通広場に関する条例を制定している自治体なんかもありますので、その辺の調査を今進めている状況でございます。ただ、あくまでも道路占用許可の申請が不要になったりとか、法の枠組みを脱したような形ではないということを確認しているところでございます。運用の中で、どの範囲であれば運用できるのか、より柔軟にできるのかというところを、これから詰めていきたいと思います。
122:
◯木村委員 わかりました。その辺も含めての交通管理者との協議というのもあるでしょう。
既存の条例で、国分寺市立公園条例ってありますよね。一方で、交通広場というのは、じゃあ、市の例規上、何に位置づけられているんだという議論が、たしか、この
委員会だったと思うんですけども、結構前だったと思いますけど、議論したことがあって、いわゆる位置づけがないんですね。交通広場というくくりになるとね。そういったところも踏まえての今回の条例化という動きのような気もするんですけども、そういうことでいいのかな。
そうなった場合に、いわゆる既存の公園条例。例えば、公園条例を見ると、例規集3,689ページなんかには、行為の禁止という、第9条で載っています。あるいは第10条だと行為の制限というのがあるんですけども、あくまでも公園条例の改正ではなくて、(仮称)広場条例として立てる以上は、公園条例に引っ張られるものではなくて、交通広場独自のルールとしての条例設置を目指しているという認識でよろしいですか。この公園条例をベースにするものではないと。
123:
◯細川駅周辺整備課長 委員のおっしゃるとおりでございまして、あくまでも交通広場に特化した独自のルールをつくっていくということで考えてございます。
124:
◯木村委員 その独自のとなった場合に、いわゆる交通広場じゃないですか。ただ、その交通広場というくくりにすると、西国分寺駅にも交通広場はあるわけですよね。だから、ここは条例が出てこない限りにはわからないわけですけど、9月予定とは書いてありますので、それを待ってもいいんですけども、考え方だけ、あらかじめ知っておきたいというところで、これはあくまでも国分寺駅北口の広場なのか、それとも、その他の交通広場と称されるものも含めてなのか、これはどちらで想定をされているのですか。
125:
◯細川駅周辺整備課長 あくまでも国分寺駅北口の交通広場に特化した条例という形で、今のところは考えております。
126:
◯木村委員 わかりました。じゃあ、あくまでも国分寺駅北口の周辺の状況であったり、広場のありようだったり、そういったところをベースにした上でのイベントだったりとか、条例上の許可条件の設定のあり方というのを検討した上での条例提案になっていくということですね。わかりました。
127: ◯岩永
委員 今の御質問で何となくわかった部分も多々あるんですけれども、まず、広場の範囲というのは、どのあたりを想定されていらっしゃるのか。駅の本当に北口の近い部分なのか、それとも本町二丁目交差点のほうまで、スペースとしてはあるんですけれども、そのあたりの今の現時点での想定でいいんですけれども、イメージをするために、教えてください。
128:
◯細川駅周辺整備課長 この広場の条例の対象とする区域についても、現在、検討を行っていますが、一応、こちらの交通広場のロータリーの中と、その周りの歩道の区域という形で考えてございます。したがって、この外周の車道であったりとか、あとはキスアンドライドも車道の一部のようなものですけれども、こちらは除いた形での範囲の設定というのを考えているところです。
129: ◯岩永
委員 そうしますと、イベント広場を含み、ロータリーの中も含み、その北側の部分も含んで、いわゆる一般道路というんでしょうか、東と西にある道路の部分を、キスアンドライドを除いたところということで、割と広範囲に及ぶスペースということですよね。わかりました。
そうすると、活用の仕方もさまざまで、使う範囲も、そのイベントによってはさまざまある感じになるということで、いろんな活用を想定した形が必要なのかなということは、今、思ったところです。
それから、もう一つ、質問というか教えていただきたいのが、資料No.1-4の上から4行目にありますね。指定管理者制度の導入やエリアマネジメントの手法ということであるんですが、このエリアマネジメントというのはどういう考え方なのか、教えていただければと思います。
130:
◯細川駅周辺整備課長 広場の維持管理については、とりあえず2カ年、包括的な委託ということで進めさせて、その間にいろいろと課題の検証を行いつつ、もし、例えば、地域の方々によって、エリアマネジメントの手法による管理などの、例えば、御要望、御提案などがあれば、こういったものは協議を行って、そういったものの実現に結びつけていければというようなイメージで、こちらに書いてございます。今のところ、まだそういう機運というのは、特に具体なお声をいただいている状況でもございません。やはり、まず交通広場の完成と条例による運用、それからイベントの運用、こういった中で、よりそういった機運を高めていければというふうに考えております。
131: ◯岩永
委員 そうしますと、地域の方による管理のあり方というのがエリアマネジメントということになるということですね。わかりました。
そのエリアマネジメントという言葉と、今のスケジュールの表にある包括的な維持管理委託というのは、また違うものなんですか。言葉の意味がよくわからないです。
132:
◯細川駅周辺整備課長 あくまでも維持管理の委託という形になりますので、当面、短い期間では市のほうでの事業、管理という形でいきたいと。ただ、その後については、エリアマネジメントなどの機運が高まれば、地元による自主組織による自主的な管理、それからイベントの運営とか、そういったことが、もしかしたら可能になってくるんではないかというふうにも考えております。あくまでもエリアマネジメントについては、住民であったり、事業主であったり、それからそういった方々の自主的な取り組みという形になってきますので、市が主導でやっていくというものではないので、逆の発想にはなるんですけれども、そういった機運が高まって、そういうものが実現すれば、より地域の活性化ですとか、まちの魅力を高めるとか、そういう効果が期待できるのかなというふうに思います。
133: ◯岩永
委員 地域の方の主体的な発意とか、そういった運営を想定しているということがエリアマネジメントということですね。わかりました。
あと、もう一点なんですが、9月に条例制定の予定ということでありますけれども、やはり広場の名前とか、そういったことも今後決めていくことになるんでしょうか。そのあたりはいかがでしょうか。
134:
◯細川駅周辺整備課長 まだ仮称という状態でもないんですけれども、国分寺駅北口の交通広場に関する設置条例というか、そういった形になるのかなというふうには思っていますが、具体な名称も含めて、今後、検討を進めたいと思います。
135: ◯岩永
委員 cocobunjiプラザを決めるときにも、市民の方に御意見をいただきながら、参加型で公募したということもあって、そういう流れもあったりするので、愛称というんでしょうか、広場の通称名というのもあるとなじみやすいということもあったりするのかなというふうに思いましたので、今後、その条例制定に向けて、そういったことも含めて検討ができるといいのかなというふうに思いますので、ちょっと確認をさせていただきました。そのあたり、何かお考えがあれば、お伺いしておきます。
136:
◯細川駅周辺整備課長 こちらの北口交通広場ということで、今のところは進めたいというふうに考えておりますけれども、ただ、既存のタウンネーミングなどもございますので、そういったネーミングが適当なのかどうかを含めて、こちらについては検討を行っていく必要があるのかなというふうに思います。
137:
◯木島委員 包括的な、この業務委託なんですけども、言葉ではこういう表現で、イメージとしては大体の部分は共有できるんですが、市として、具体的に取り組むこととしては、多分、初めての事例にもなるのかなという印象は持っています。改めて、そのメリットと、やはり課題がそれぞれ多分あるとは思うんです。なので、市として、そのあたりをどういうふうに認識しているか。メリットについても、一定、説明ありましたけれども、もう少し市の考えをお聞きしたいのと、あと、市として何らかちょっと課題もあるかなという認識があるのであれば、それはそれで、逆にこちらも共有しておきたいというか、そういう部分もあるので、そのあたりについて、どのような見解を持たれているか、確認しておきたいと思います。
138:
◯細川駅周辺整備課長 包括的な維持管理についてのメリット、効果でございますけれども、やはり交通広場自体が、さまざまな施設があり、多くの人が集まるという、市内でも特殊性がある場所ではないかというところです。管理のあり方についても、やはり一般の道路の一部として管理するよりも、より、こういう包括的な委託ということでまとめて管理したほうが効果が高いんではないかというふうに、まず考えております。
また、そういった多くの人が使う広場ですので、あと、安全性の確保というところも必要ですから、やはり日常的な、きめ細やかな、目の行き届く、例えば、点検とかも行えるとか、そういったこともございますので、対症療法的な対応ではなくて、未然に、そういったふぐあいな箇所を見出したりとか、あるいは直接利用者の方のお声を聞いたりとか、そういったこともできて、より改善につながっていけるような、あるいは長期対応することで、施設の長寿命化とか、そういった効果ももしかしたら見込めるのかなというふうには考えているところでございます。また、複数年の契約とすることで、一定、この計画的な維持管理というのも可能になるのかなというふうに思っています。
逆に、懸念材料という部分では、特段今のところ考えておりません。ただ、一括して1業者のほうに発注するという形にはなろうかと思いますので、単発で別途契約するということになると、やはりそういった発注の機会という部分では、多少減る部分はあるのかなというふうに思います。
139:
◯木島委員 わかりました。想定されていることだと思いますよね。そのメリットの部分も、より今の説明でわかりましたし、私も、この件に関しては、何度かこれまでも議会でも議論を皆さんとも交わしている経緯もあるので、いわゆる業者が、やはり絞り込まれるというか、それぞれの得意分野が、当然、事業者にもあって、それをどうやって市内事業者の方にも少しでも担っていただけるのかという部分ですよね。
国分寺駅北口の再開発のビル自体は、そういった地元事業者が仕事を受注できたかどうかというのは、地元の方も相当厳しい見解を持たれています。私もたくさん、そういうお声を頂戴していますので、そういったことを踏まえて、これは今後、北口だけじゃないですけれども、庁舎も含めた今後の公共施設マネジメント全般にも言えるんですが、市内事業者が大事だと、もっと活用していくべきだという部分を言うんだけれども、現実的に、それがなかなか実っていないということですよね。これにどこまでアプローチできるかというか。
包括的な維持管理、ある意味では大きな1者が取るというイメージがある中で、私も何度か言っていますけれども、例えば縛りをかけるというか、細かい仕様の部分で、例えば、設備の部分であるとか、清掃の部分であるとか、部分的に絞る形になるかもしれませんが、ここだけは市内の事業者を必ず採用してくださいとか、そういった仕様のもとで、こういった包括管理委託を発注している自治体の例もかなりあるようですので、やはり地元事業者を意識した、なおかつスケールメリットが出るという、やはりこの2つをしっかり求めていくと、その上での国分寺市らしい包括的な管理委託のあり方を目指してほしいなというふうに思いますので、一言、見解をお伺いしたいと思います。
140:
◯細川駅周辺整備課長 私どもとしても、やはり市内事業者に発注することへのメリットというのは、大きな部分、あるかと思いますので、今回のこの委託業務についても、まだ1年弱先の話ではありますが、これから具体に、市内業者の活用について検討していきたいと思っております。
141:
◯木島委員 わかりました。ぜひ、お願いします。
そうですね。先ほどメリットの部分でも言われていた、対症療法型から予防・保全型というんですかね。だから、先ほど植栽の計画などでも一定議論がありましたけれども、こういった管理についても、そういった部分では、しっかりと委託がされることによって、対応なんかも速やかにできるということも、当然、期待もされます。その上で、やはり民間の活力をいただきながらという部分では、適正な管理は管理で当然のこととしてやっていただいた上でのプラスアルファのサービスといった部分がより向上するということが得られるような取り組みに何とか結びつけていってほしいというふうに思います。近隣でも府中市のけやき並木通りの周辺なんかも包括的な管理委託で行われているということですので、これも部分的に始めたのが一定の効果が得られているということを踏まえた上で、徐々に区域が拡大しているという事例もあるようですし、近隣の市の取り組みなども参考にしていただきながら推進をしていただきたいと思いますので、改めて一言、見解を求めておきます。
142:
◯細川駅周辺整備課長 木島
委員がおっしゃるとおり、周辺市での先行事例というのがありますので、ヒアリングなどを行うなどして、より詳細な検討を進めていきたいと思っております。
いずれにしても、国分寺駅北口ということで、多くの人が集まる、また、今、期待されている部分も多くあると思いますので、より質の高い市民サービスが提供できるような形で努めてまいりたいと思います。
143:
◯木村委員 これは包括委託をした場合のコスト計算はされてらっしゃるんでしょうかね。恐らく、これだけ範囲が広いと、1者が独自にみずからできるということではなくて、下請とかにやっていただくということになるとは思いますよ。例えば、建築物とかであれば、それはわかるんですよね。それぞれ1個ずつ、電気設備から配管から何から、別個にというわけにいきませんもんね。建物は1つですから。ただ、こういう、いわゆる屋外のもので、従前であれば、舗装は舗装、設備は設備、水景施設は水景施設で、それぞれ発注ができて、直に発注ができるからこそ、いわゆる中間コストとしての、そういう下請等へ仕事を流すコストというのを考えなくてもよかったんだと思います。でも、包括委託になれば、そこも踏まえての金額設定になった場合に、コスト的には私はデメリットのほうが大きいような気がするんですけど、その辺の計算というのはされているんでしょうか。
144:
◯細川駅周辺整備課長 今回、委託をする場合の見積もりを取得している状況でございます。ただ、実際に完成して、管理が始まっているわけではないので、実際の費用がどうなるのかというのは、今後、詳しく検証は行ってみたいと思います。スケールメリットは一定あるのかなというふうにも考えております。
他市の事例を聞く範囲では、一定、コストの削減につながっているという実態はあると聞いています。
145:
◯木村委員 他市の事例も既に調査されているようなんですけども、事はランニングコストで、ずっとお金が発生してき得る部分に対しての話ですから、一たび包括委託したから永遠にそうでなければいけないということではないんですけども、それをベースにした場合、結果、コストがかさむということになれば、累積していきます、金額的には。そこは、より詳細なコスト計算をした上での検討というのを、ぜひやっていただきたいと思いますので、よろしいでしょうか。
146:
◯細川駅周辺整備課長 今後、費用対効果という部分で、より最大化するような形で、引き続き研究を進めていきたいと思います。
147:
◯木島委員 今、木村
委員の指摘というのは、ごもっともな部分で、そういった部分での懸念というのは確かにあるわけですよね。
あと、あわせて、コストという部分での現実的な金額ベースでのことです。あとは、一方で、これがなぜ今、期待されているか、取り組みが広がっているかという1つの効果として出ているのは、やはり事務量が減っているというのは間違いなくあるようなんですね。だから、やはりそういった部分の職員の方にとっての働き方にも、どういうふうな影響が出てくるのかという部分ですね。だから、こういったことも、目には見えない、予算上ではわからない部分もあると思いますけども、複数年先を見据えた上でどうなっていくのかという部分ですよね。こういった部分も含めた、より具体な検証を、最初だから本当に大切に、ここは説明というか、検討してほしいということを私からもあわせて申し添えさせていただきたいと思いますので、一言、見解を伺います。
148:
◯細川駅周辺整備課長 この委託をすることで、
委員がおっしゃるとおり、人件費の削減というところの効果は一定あるのかなと思いますが、どのぐらいの効果なのかというところも含めて、あとは実際に、どこまで市がかかわっていくのかなどの中身についても、引き続き、先ほどのとおり、費用対効果という部分では検証を進めていきたいと思います。
149:
◯尾作委員長 そのほかに御質問のある方。
(「なし」と
発言する者あり)
150:
◯尾作委員長 なければ、資料No.1-4を終了いたします。
これで報告事項1番を終了いたします。
────────────────── ◇ ──────────────────
151:
◯尾作委員長 それでは、報告事項2番 その他の報告を受けたいと思います。
152:
◯細川駅周辺整備課長 その他の報告1点目としまして、さきの
委員会でも報告いたしました、この再開発地区に係る事業計画変更について、東京都の変更認可が取得できたというところの報告になります。
資料については、1月8日付で東京都知事からございました通知をつけさせていただいてございます。
以上でございます。
153:
◯尾作委員長 前回の
委員会でも御報告いただいたところが書面で提示されたということでございます。
そのほかの報告はございますか。
154: ◯野口交通対策課長 その他の報告の2点目になります。
本町四丁目臨時、本町二丁目臨時自転車駐車場の原状回復についてになります。資料はございません。
12月12日の本
委員会におきまして、本町四丁目臨時自転車駐車場の原状回復につきまして、契約に基づく対応となっていない旨の御指摘をいただきました。御指摘を踏まえまして、相手方と協議しました。原状回復については、契約終了日をもって全て完了していた旨の協議確認書を取り交わしましたので、御報告いたします。
また、本町二丁目臨時自転車駐車場につきましても、一部原状回復での返還となりましたので、相手方と協議の上、原状回復に関することにつきまして、協議確認書を取り交わしましたので、御報告をいたします。こちらの本町二丁目臨時自転車駐車場につきましては、2月中旬ごろに、民間事業者により駐輪場として運用を予定しているということでございます。
報告は以上になります。
155:
◯尾作委員長 前回の
委員会で木村
委員から御指摘いただいた点でございます。
そのほか、報告はございますでしょうか。
(「なし」と
発言する者あり)
156:
◯尾作委員長 特にないということで、
委員の皆様からは、よろしいですか。
(「なし」と
発言する者あり)
157:
◯尾作委員長 それでは、以上をもちまして、国分寺駅
周辺整備特別委員会を閉会いたします。皆様、お疲れさまでした。
午前11時45分閉会
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