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平成30年環境まちづくり委員会 本文 開催日: 2018-09-18
平成30年環境まちづくり委員会 名簿 開催日: 2018-09-18

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  1. 日野市議会 2018-09-18
    平成30年環境まちづくり委員会 本文 開催日: 2018-09-18


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    ↓ 最初のヒットへ(全 0 ヒット) 1           午前9時59分 開会・開議 ◯委員長(中野昭人君)  これより平成30年第3回環境まちづくり委員会を開会し、直ちに本日の会議を開きます。  初めに、お手元に配付した日程に従って議事を進めることに御異議ありませんか。     〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 2 ◯委員長(中野昭人君)  御異議ないものと認め、日程に従って議事を進めてまいります。  本委員会には委員会録の作成のために速記者が入っています。説明、答弁については簡潔にお願いいたします。また、説明、答弁をされる方は挙手と同時に役職名を言ってください。あわせて、説明員の方々は委員会出席者名簿に役職名、氏名を記入してください。  お諮りいたします。本委員会の審査に対し傍聴の希望がありますので、許可いたしたいと思いますが、これに御異議ありませんか。     〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 3 ◯委員長(中野昭人君)  御異議ないものと認め、これを許可いたします。  質疑に入る前に、委員の方々に申し上げます。挙手につきましては、確認をいたしますので、はっきりと挙げていただくようお願いいたします。 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ 4 ◯委員長(中野昭人君)  これより議案審査に入ります。  議案第69号、平成30年度日野市一般会計補正予算(第3号)の件を議題といたします。  本委員会での審査部分は、歳出のうち、総務費(項1・目13・諸費の公共公益施設費返戻金)、衛生費、商工費、土木費です。  担当部課長より説明を求めます。都市計画課長。 5 ◯都市計画課長(岡田正和君)  それでは、議案第69号、平成30年度日野市一般会計補正予算(第3号)について、御説明申し上げます。  恐れ入ります。お手元の補正予算書30、31ページをお開き願います。  下段になります。款2総務費、項1総務管理費、目13諸費、説明欄3、公共公益施設費返戻金として861万5,000円の補正をお願いするものでございます。  平成25年10月に違法な造成工事が原因で土砂崩れが発生した七生公会堂東側の三沢三丁目48番1ほかにおける民間開発事業につきましては、工事が未完成であった土地の所有権が移転し、新たな開発事業者から平成29年7月に開発基本計画書が市に提出され、まちづくり条例に基づく市との事前協議や周辺住民説明会等の手続を経て、平成30年4月に、市は事業者との協定書を締結いたしました。その後、開発事業者は東京都の開発許可も得て宅地造成工事に着手しておりますが、雨水排水の放流先として同意を得ていた隣接地の京王電鉄株式会社の排水施設について、同社から、改修工事が必要となったため接続が認められなくなったとの見解が示されました。このことに伴い、市では京王電鉄及び開発事業者と雨水排水計画の見直しについて協議してまいりましたが、今般、開発事業者の負担により、開発区域に最も近い市の雨水排水幹線まで排水施設を整備し、事業完了後、市に帰属することで協議が調いましたので、公共公益施設費、いわゆる開発負担金の算定をし直し、平成29年度に開発事業者から納入された公共公益施設費を地域の雨水排水施設を整備する費用として全額返戻することとしたものでございます。  私からは一旦以上でございます。
    6 ◯委員長(中野昭人君)  ごみゼロ推進課長。 7 ◯ごみゼロ推進課長(小澤幸一君)  恐れ入ります。補正予算書36、37ページをお開き願います。  款4衛生費、項2清掃費、説明欄7、清掃総務費のうち、容器包装リサイクル法関連事業経費ショベルローダーリース料14万円を新たにお願いするものでございます。ペットボトルやトレーの圧縮こん包を行うために使用しているショベルローダーは平成12年に購入したものでございます。この間、修繕対応により使用してまいりましたが、形式も古く、部品も中古品対応のため、故障した場合は修理に時間を要し、中間処理が滞るおそれがあることから、新車リースへの切りかえをお願いするものです。現在建設工事中のプラスチック類資源化施設稼働後も、ペットボトルの圧縮こん包による中間処理は引き続き現在の場所で行うことから、ショベルローダーは必要となります。既存圧縮こん包設備ペットボトル等の投入口まで届くショベルローダーのアーム部分を特別注文する必要から、納品まで5カ月程度の期間を要するため、9月補正でお願いし、納車予定の来年3月の1カ月分のリース料を計上いたしたものでございます。  次に、その下、説明欄4、ごみ処理費のうち不燃ごみ収集経費処理困難物等収集運搬処分業務委託料1,195万5,000円の増額をお願いするものでございます。不燃ごみ処理施設では、市内で収集した不燃ごみ、不燃性粗大ごみを破砕し、鉄、アルミの資源物、可燃性残渣に分別しております。破砕鉄は、平成28年度までは有価で引き取ってもらえましたが、平成29年度は市場価格の落ち込みや破砕鉄自体の品質の問題から処分費用としてキロ当たり15円を支払うこととなり、平成29年度6月補正で1,190万円ほど増額していただいた経緯がありました。平成30年度予算では平成29年度と同じ15円の見積もりから積算しておりましたが、準備行為として契約手続を進める中で、品質面から引き取りの困難を言われ、4月以降の取り扱いを検討した結果、破砕鉄に大量のプラスチック類やポリ袋の破片が絡みついていることが最大の課題であり、既設の不燃ごみ設備の改良は困難であるため、クリーンセンター内で破砕鉄から風力でプラスチック類を飛ばし、再度磁選機にかけた後、残ったプラスチック類を手作業で除去する方法が一番効果的であり、費用もキロ35円程度に抑えられることから、本年4月からこの方法により破砕鉄の処分を実施いたしております。これまで当初予算で対応してまいりましたが、日量約2トンから3トン排出される破砕鉄からプラスチック類を安定的に除去できることを確認できたため、このたび不足分の増額補正をお願いするものでございます。  私からは以上です。 8 ◯委員長(中野昭人君)  シティセールス推進課長。 9 ◯シティセールス推進課長(小松利夫君)  恐れ入ります。38、39ページをお開きください。  款7商工費、項1商工費、目3観光費、シティセールス推進事業経費、3土方歳三没後150年PR事業経費でございます。来年の2019年は、新選組の副長、土方歳三の没後150年の節目を迎えます。このため、土方歳三の認知度を活用し、市の魅力をPRする土方歳三150年プロモーションを計画してございます。2019年1月から本事業をPRする経費を計上させていただいているものでございます。  12役務費、市内タクシーラッピング広告料156万6,000円は、市内タクシー会社3社にロゴマークのラッピングをお願いし、市内外に向けて本事業をPRするものでございます。  13委託料、ロゴデザイン制作業務委託料64万8,000円は、プロモーション期間を通じて広く使用してもらえるロゴデザインを制作するもの、情報誌制作業務委託料86万4,000円は、土方歳三の魅力を広く紹介する冊子を作成するものでございます。  私からは以上でございます。 10 ◯委員長(中野昭人君)  新選組のふるさと歴史館長。 11 ◯新選組のふるさと歴史館長(金野啓史君)  同じく、予算書38、39ページを御覧ください。  4番、観光施設費、説明欄11、日野宿交流館施設整備経費でございます。  こちらは、日野宿交流館で発生している雨漏りの原因を特定する調査を実施するものでございます。日野本町にございます日野宿交流館は平成30年6月の時点で4カ所に雨漏りの箇所があり、壁一面が湿気を帯び、建築部材や調度品の腐食、床面リノリウムの剥離、あるいは、悪臭やカビの発生などの被害が発生しております。また、雨漏りの箇所には電気の配線もありまして、被害が拡大すれば漏電等の事故が発生するおそれもございます。本年7月には応急の修繕を行い、雨漏りを防ぐことができた箇所もございますが、依然、雨のたびに外面接地面に雨水が発生することが続いてございます。このため、計画的に修繕を行って雨漏りを防止するという目的で、この調査を実施するものでございます。  これまでも小規模修繕により雨漏り対策を行ってまいりましたが、局所的でございます。漏水の根本的な原因は特定できてございません。今回予定をしております調査は足場を組んで実施する大規模なものであり、この調査の結果をもとに修繕計画を策定し、関係部署と協議の上、雨漏り修繕を初め、施設の整備を実施してまいりたいと考えております。  私からは以上でございます。 12 ◯委員長(中野昭人君)  建築指導課長。 13 ◯建築指導課長(崎井優樹君)  続きまして、1枚おめくりいただきまして、40、41ページをお開き願います。  款8土木費、項1土木管理費、目2建築指導費、右説明欄の1、建築審査会等経費6万円の補正をお願いするものでございます。  平成20年4月より日野市建築審査会委員を務められ、現在も建築審査会会長として長きにわたり市政に貢献をいただいております会長につきまして、このたび全国建築審査会会長会議におきまして表彰を受けることとなったため、その会議負担金並びに会場である岐阜県までの旅費といたしまして、6万円を計上させていただくものでございます。  今回、表彰者として会長が選出されましたのが平成30年7月11日であり、会議の開催日が11月1日を予定しておりますため、本定例会におきまして補正をお願いさせていただくものでございます。  私からは以上でございます。 14 ◯委員長(中野昭人君)  緑と清流課長。 15 ◯緑と清流課長(平 義彦君)  恐れ入ります。同じく説明書40ページ、41ページをお開き願います。  上段になります。款8土木費、項3河川費、目3河川新設改良費について御説明いたします。  右説明欄を御覧ください。  3河川新設改良経費のうち、13委託料、程久保川整備基本設計業務委託料について、410万4,000円の補正を新規でお願いするものです。  程久保川は、その多くは東京都管理ですが、最上流域に日野市管理区間がございます。上限は旧多摩テックあたり、下限は多摩都市モノレール多摩動物公園付近で、おおむね1.1キロメートルの範囲が日野市が管理する程久保川となっています。平成24年9月、程久保川の改修、護岸工事等の計画的な推進について請願が採択され、その後、平成25年度から5カ年度で境界確定測量を計画的に実施してまいりました。ここで、川と接する民有地の地権者と境界確定が完了し、また、基本設計費に関する補助金協議も調ったため、基本設計を実施するものです。  その下段、19負担金、補助及び交付金、向島用水水門地区農業用河川工作物等応急対策事業負担金32万円の補正を新規でお願いするものです。向島用水取水施設は浅川の高幡橋とふれあい橋の間にあり、水門一門操作台鋼製スライドゲート及び水門から取水しやすくするための沈床工約600平米がございます。これらの施設は老朽化が見られ、特に沈床工は機能が低下していることから、その改修について東京都、農水省、河川管理者と協議を進めており、今年度は測量と設計について都営事業として実施するものです。事業の負担割合は農水省が50%、東京都が42%、日野市が8%であり、今年度は、都営事業400万円に対し、8%である32万円を日野市が負担するものです。  私からの説明は以上です。 16 ◯委員長(中野昭人君)  都市計画課長。 17 ◯都市計画課長(岡田正和君)  同じページ、項4都市計画費、目1の都市計画総務費のうち、説明欄5、まちづくり計画経費、13委託料、都市計画基礎調査業務委託料153万5,000円でございます。本調査は、都市計画法第6条第1項に基づき、東京都が実施する都市計画に関する基礎資料の収集に協力するものであり、市内の公有地現況図宅地開発現況図、緑地現況図などを作成するものでございます。調査に必要な費用は、全額を東京都が負担することとなっており、このたび委託費について東京都との協議が調いましたので、補正をお願いするものでございます。  その下、多摩平一丁目9番地マンション再生まちづくり計画策定業務委託料として、454万7,000円の補正をお願いするものでございます。  多摩平一丁目9番地は、西友豊田店と四つの分譲マンション管理組合によって構成される街区でございます。このうち、三つのマンション管理組合から、老朽化に伴い共同での建て替えを計画するため、日野市まちづくり条例に規定された地区まちづくり準備会を設立したいとの申し出があり、市では平成30年6月にこれを認定いたしました。  市としましては、三つの管理組合の取り組みが、旧耐震建築物の更新や駅前にふさわしい土地の高度利用を促進する取り組みであり、東京都で平成29年4月に創設したマンション再生まちづくり制度の要件にも適合することから、東京都と協議し、今般東京都の補助を受けられる見込みとなりましたので、まちづくり協議会と協働でマンション再生まちづくり計画を策定しようとするものでございます。  その下、程久保五丁目重点まちづくり計画調査業務委託料として273万4,000円、及び、その下の15工事請負費、程久保まちづくり事務所トイレ設置工事費として126万1,000円の補正をお願いするものでございます。本年6月に、新市営火葬場基本構想について、移転候補地とした程久保五丁目の関係権利者の皆様に御説明したところ、火葬場の建設に向けた検討だけでなく、地域のまちづくりに関する計画を同時に検討するよう要望がございました。この地域におきましては、市街化調整区域内の樹林地の保全や程久保川の河川改修についての請願が市議会で採択されており、市としてもまちづくり条例に基づく地区まちづくり準備会へのアドバイザーの派遣やまちづくり事務所としてユニットハウスの設置費を補助するなど、まちづくりに関する地域の皆様の話し合いを支援してまいりました。今後はこの地区をまちづくり条例に規定するまちづくり重点地区に指定することを視野に入れ、地域の課題や市が進める施策などを整理し、地域の皆様との協議を活発化してまちづくり計画を策定したいと考えており、計画策定のための調査及び地域の皆様から強い要望があった地域の皆様との協議の場であるまちづくり事務所へのトイレ設置工事を実施するものでございます。  その下、10生産緑地保全活用検討経費、12役務費、郵便料として13万3,000円の補正をお願いするものでございます。生産緑地法の改正により、指定から30年を経過して、いつでも買い取り申し出が可能となるかわりに、固定資産税の特例措置が受けられなくなる生産緑地について、固定資産税の特例措置や相続税の納税猶予の適用を可能とするため、特定生産緑地制度が創設されました。本年6月に、特定生産緑地の指定を受けるための申請様式等について、東京都から案の提示がございましたので、このたび市として様式を確定し、一日でも早く制度の利用を働きかけるため、平成34年に指定から30年を経過する生産緑地の所有者約400名に対して、郵送により制度の説明資料や申請書類一式、説明会の御案内などを送付するものでございます。  その下、項5住宅費、目2住宅対策費、説明欄、2耐震化促進経費、19負担金、補助及び交付金、木造住宅耐震化及びバリアフリー化補助金として、678万円の補正をお願いするものでございます。木造住宅の耐震改修工事の補助金について、平成30年度より国の制度改正を受け上限額を増額したこともあり、当初の見込みを上回る申請及び相談が寄せられていることから、全ての希望者への補助金の交付が可能となるよう、予算を増額するものでございます。  その下、3空き家等対策経費、11需用費、収入印紙代として1,000円、及び、19負担金、補助及び交付金、相続財産管理人等選任申立予納金として100万円の補正をお願いするものでございます。平山三丁目におきまして、相続人が不存在である管理不全の空き家が発生し、早期に改善を図る必要があることから、日野市空き住宅等の適切な管理及び活用に関する条例第13条及び民法第952条第1項の規定に基づき、家庭裁判所に対して相続財産管理人の選任の申し立てを行うものでございます。  相続財産管理人は、相続財産の整理、また、相続人の捜索を実施し、相続人があらわれない場合には財産を精算し、申し出のあった利害関係人等への弁済を行い、財務財産がある場合は国庫に帰属することとなっております。従いまして、この予納金等につきましては、財産管理人による財産の精算に伴い、市に還付されるものと考えております。  説明は以上でございます。よろしく御審議のほどお願い申し上げます。 18 ◯委員長(中野昭人君)  これより質疑に入ります。新井委員。 19 ◯委員(新井智陽君)  私からは、38、39ページ、観光費のシティセールス推進事業についてお聞きいたします。  まず、土方歳三没後150年のPR事業ですが、開催することになりましたきっかけ、経緯、背景などはどのようになっているでしょうか。 20 ◯委員長(中野昭人君)  シティセールス推進課長。 21 ◯シティセールス推進課長(小松利夫君)  この背景には、シティセールスでこれまで行ってきました認知度調査などがございます。一つには、日野について印象を聞かれたときに、特にないと言った方が31.9%、そういった方がいらっしゃいました。また、このPRにおきましては、いきなり出た話ではなく、新選組まつりなどを通じて、日野市がこれまで新選組を使っていろいろPRをしてきた中でですね、来年は土方歳三の150年の記念するメモリアルであるということ、そして、これまでの認知度調査の中でも、新選組と聞いて何を思い浮かべますかという答えで、1位が土方歳三であるという、そういったことも踏まえまして、土方歳三の認知度を使いまして日野市のPRをしていきたい、こういった背景の中からですね、今回のPRが生まれてきたところでございます。  以上でございます。 22 ◯委員長(中野昭人君)  新井委員。 23 ◯委員(新井智陽君)  土方歳三をですね、行政として前面に出すというのは初めてだとお聞きしました。ぜひ成功させていただきたいと思っています。  3点ですね、お聞きしたいと思います。  1点目です。先ほどの日野の広報に土方歳三を掲載するというふうにお聞きしましたが、どのようにこれを活用されるのでしょうか。  2点目、タクシーラッピングについてでございますが、市内3業者にそれぞれ3台ずつ実施をするというふうにお聞きをしております。より多く効果、また、より多くの方に参加をしてもらうためにですね、例えば、小さなシールを作成して、例えば、その参加者だったりとか、それについて、自分の車に張ってもいいよなんという人がいたらですね、ぜひそういった参加なんかもですね、募ったらいいのかなと思うんですけど、どのように考えているでしょうか。  また、3点目、ロゴデザインの制作のことですが、ロゴデザインの制作につきましては、コンセプトとか思いというのが大変重要だと思っています。どのような方法でこのロゴデザインの選考とか作成についてやるのでしょうか。お伺いいたします。 24 ◯委員長(中野昭人君)  シティセールス推進課長。 25 ◯シティセールス推進課長(小松利夫君)  今、3点御質問をいただきました。順次回答させていただきます。  まず、情報誌の制作でございます。こちらは、1月15日号の広報に折り込む部分と、それから、冊子として活用する部分がございます。土方歳三でございますが、非常に人気が多くございまして、特に、若い女性でお好きな方も多くいらっしゃいます。ということがございますので、まずは、新しく市民になられた方にも、こんな人がいるんだというようなことをわかっていただく、まさにこのプロモーションの最初のきっかけとしての情報誌を作成したいというふうに思っております。  それから、2番目の市内のタクシーラッピングでございますが、これは、新選組にゆかりのある日野駅、高幡不動駅、こちらに停留していただいている市内の3社のタクシー会社様と少し御相談をさせていただいておりますが、タクシー、特にですね、いろんなところに行っていただけます。また、新選組の資料館の中ではタクシーを御利用いただいたほうがいいような場所もございますので、そういったところにラッピングしたタクシーに乗っていただきまして、運がよければ乗れるというような形で大きくPRができればと思っております。また、今、新井委員からありましたようなシール、こういったものは、現在、まちおこし連絡協議会などでもこの話をさせていただいておりますが、そういったものをつくってもらえれば張るよというようなお声もいただいておりますので、そういった中でですね、ぜひ検討させていただきたいと思っております。  それから、最後の、ロゴのデザインでございます。これは、これから選定に入っていきますが、特にですね、今回のPR、プロモーションの中のテーマがですね、やはりリアルという言葉をよく使わせていただいています。このリアルですけども、要は、土方歳三が生まれたまちであり、そして、京都や函館など、いろいろなところで活躍をされていますが、いろんな記録を、手紙を送ったのは、やはり日野が一番多いというところがあります。また、このテーマでございますけども、土方さんは、最後は5月11日に函館で亡くなりますが、その前に、やはり日野に自分の肖像画を、写真を送ったということもありますので、そういったところでのリアル、こういったものをしっかりと出しながら、多くの観光協会や関係団体の皆さんとプロモーションを仕掛けていきたいと思っております。ですから、このロゴデザインにつきましても、当然プロの方にお願いはするんですけども、そこのコンセプトというものを皆さんと共有しながら、しっかりとお伝えしながら、このロゴマークというのを決定していきたいというふうに思っております。  私からは以上でございます。 26 ◯委員長(中野昭人君)  新井委員。 27 ◯委員(新井智陽君)  先ほど答弁でありましたテーマのリアルさですね、このリアルさですが、リアルさをどのように伝えていくのでしょうか。 28 ◯委員長(中野昭人君)  新選組のふるさと歴史館長。 29 ◯新選組のふるさと歴史館長(金野啓史君)  平成30年度はプロモーションの期間、周知期間ということになりますけども、いよいよ31年度に入りますと、この5月は土方歳三の命日、5月11日がやってまいります。その間、新選組のふるさと歴史館では、土方歳三没後150年をテーマとした特別展を開催いたします。ここでは、土方歳三の素性であるとか関連した史料であるとか、土方歳三が実際に生きた歴史に基づく史料というのが展示されている。それは、アニメでも創作でもない、実物の歴史の中の証言をする史料というものが展示されているということでございます。そちらをまず使って、大きくアピールをしたいと考えております。  そしてまた、日野市の中には、これは土方歳三の出身地でございますので、例えば伝承という部分も入ってまいりますけれども、実際に遊んだとされている川であるとか森であるとか、そういった場所が残っている。そして、御子孫の方、あるいは、支援者の方のお宅のほうには、実際に書いた手紙であるとか、あるいは、形見と申しましょうか、遺品でありますとか、あるいは、何かの土産であるとか、そういった土方歳三が触れたもの、さわったもの、使ったものというのは数多く日野に残っております。歴史館の展示、あるいは、その他のプロモーション、そして、関連の施設との連携中で、そういった土方歳三が触れた、さわった、実際に関係した、その当時からあった史料といったものを展示することでリアルを伝えたいというふうに考えております。  以上でございます。 30 ◯委員長(中野昭人君)  新井委員。 31 ◯委員(新井智陽君)  ありがとうございます。これでオーケーです。 32 ◯委員長(中野昭人君)  島谷委員。 33 ◯委員(島谷広則君)  私のほうから、41ページになります。  まちづくり計画経費の中の多摩平一丁目9番地マンション再生まちづくり計画策定業務委託料について、幾つか質問のほうをさせていただければと思います。  まずは、先ほどの説明の中で、なぜ多摩平一丁目9番地の選定に至ったかというところでは、住民要望があったこと、あとは、東京都の事業があったことということで御説明いただきましたけども、その中で3点ほどですね。今のこの事業がスタートして、住民の方々への説明といいますか、今、どういう状況まで進んでいるかというところの進捗をまずお伺いしたいのと、この事業自体は、お尻が決まっている事業なのかどうかですかね。今後の予定等についてもお伺いしたいと思っております。  あとは、2点目ですけども、この件に関しての住民の方々への相談窓口体制というものがどういうふうな形で敷かれるのか、それとも、協議会の中での質疑で十分説明をする形で調整を、合意形成を図っていくのか、この点についてもお伺いしたいと思っています。  最後、3点目ですけども、この事業に関しては、先行モデル事業ですかね。杉並、品川、多摩市、こちらのほうでも行われているかと思っています。そちらについて、その中で上がった住民の方々からの意見など、今の現在状況とか、そういったところについても情報収集されているか。  この3点について、お伺いしたいと思います。お願いします。 34 ◯委員長(中野昭人君)  都市計画課長。 35 ◯都市計画課長(岡田正和君)  まず、現在の活動状況というところですけれども、平成30年、ことしの6月19日に地区まちづくり準備会ということで設立はされているんですけど、その以前からですね、まちづくり協議会ということで、単純にマンションの建て替えという形での相談について、特に、第2富士マンションさんと、それから、第1富士マンションという、旧耐震基準で建てられたマンションがございましたので、単独での建て替えについての御相談が過去から寄せられておりまして、なかなか資金的にも単独で建て替えるのは難しいということで、非常に困っていたところでございます。そこで、東京都のこの制度ができたというところで、私どもから住民さんのほうに御説明したところ、ぜひこの制度を活用して建て替えに向けて動きたいというお話がございました。そういった意味で今回の準備会の設立に至ったところでございますので、そういうマンション建て替え制度に関する勉強については、ある程度有志の方とはやってきたところでございます。ただ、一般の所有者さんや居住者さんで、なかなか今、建て替えの制度等について御存じのない方もいらっしゃいましたので、昨年の11月と12月に三つのマンションの所有者さんと、それから、居住している方向けに説明会を行いました。有志の方を募って準備会が今回設立されたところですけども、先ごろ、第2回の準備会が9月9日に開催されまして、その中では現在の場所に関する都市計画の現状等について、私どものほうから説明をさせていただいたところでございまして、今後、西友さんともう1個、平成17年に建てられた新しいマンションさんがもう1個ございますので、その方々は協議会には今、入っていないという。西友さんと新しいマンションの方に、どう、3管理組合さんのほうから建て替えに向けての考え方みたいなところを説明するかというところを、今後協議していくという段階でございます。今は、都市計画や建築基準法の勉強と、それから、ほかの同じ地区に住まわれている方、あるいは、企業さんへの説明をどうしていくかというところを相談しているところでございます。  以上が1点目でございまして、それから、窓口、それから合意形成の仕方というところでございますよね。窓口については、都市計画課のほうで、私どものほうで一括して担当していきたいというふうに考えてございます。必要に応じて、話が進んでいく中でですね、例えば建築基準法の件が、話が必要になれば、相談が必要になれば建築指導課さんにも出ていただくとかというようなことで、都市計画課が窓口で進めていく考えでございまして、最終的には、これはまちづくり条例に基づいて、地区まちづくり計画という、これは都市計画の、例えば容積率等を緩和すべきだとかという、そういう要望等も含めた計画になりますけども、そちらについては、地区の住民さんだけではなく、周辺の方にも、準備会を協議会にまず格上げするということが前提でございまして、協議会でまちづくり計画をつくって、それを周辺の皆さんに説明して、地区内の方の合意もある程度得た上で、市に対して計画を提案するという流れになるというふうに考えてございます。合意形成については、しっかり私どももアドバイスしながら、協議会を主体に図っていきたいというふうに考えております。  それから、今後の予定なんですけども、基本的には31、2年、来年度には、今の準備会を協議会に格上げした上で、31年度に計画の検討をより進めていただいて、32年度にはまず計画案の提案を市に対して行っていただく。実際の建て替えになりますと、やはり5年から10年ぐらいはそれからかかるんじゃないかなというふうに考えているところでございます。  以上でございます。  先行モデル事業については、先ほど申し上げたとおり、29年の4月にできた制度でございまして、今のところ、多摩市さんのほうでは結構、結構というか、検討については進んでいらっしゃるというふうに聞いておりまして、地区の住民さんから、──既にマンション再生まちづくり推進地区という指定が多摩市のほうではされておって、それから、土地利用の方向性、主に歩行者の動線とか、それから、造林、緑の保全、コミュニティの形成についての土地利用の方向性について、市のほうで公表をされたということで聞いてございます。  以上でございます。 36 ◯委員長(中野昭人君)  島谷委員。 37 ◯委員(島谷広則君)  ありがとうございます。大丈夫です。 38 ◯委員長(中野昭人君)  近澤委員。 39 ◯委員(近澤美樹君)  私は、31ページの公共公益施設費返戻金861万5,000円の件と、41ページ、まちづくり計画経費の委託料の程久保五丁目重点まちづくり計画調査業務委託料273万4,000円、並びに、次項目の工事請負費、程久保まちづくり事務所トイレ設置工事についてお伺いします。  最初に、31ページの公共公益施設費返戻金について伺います。  先ほど簡単に御説明があったんですけれども、そもそも公共公益施設費861万5,000円は、そもそも寄附としていただくことになっていたはずのお金なんですけれども、これはどういう根拠で算出がされたのでしょうか。これを最初に教えてください。 40 ◯委員長(中野昭人君)  都市計画課長。 41 ◯都市計画課長(岡田正和君)  そもそも、こちらの公共公益施設費につきましては、日野市住みよいまちづくり指導要綱に基づきまして、開発の規模に応じて事業者の方から寄附をいただいているところでございまして、今回の件につきましては、公園の整備、公園緑地の整備費用という名目で算出されておりまして、算出の根拠につきましては、今回の開発区域の面積が2,815.79平米ぐらい、それに対して、算出方法、市のほうの基準に基づいて、公園の面積の6%、それに1平米当たりの市の定めた単価ということ、標準単価ということで、5万1,000円をかけた額ということで寄附をいただいたところでございます。 42 ◯委員長(中野昭人君)  近澤委員。 43 ◯委員(近澤美樹君)  そうして算出されたものなんですけど、先ほど御説明がありましたけれども、雨水管の設置ということで、これを返戻することになったと。その場合に、返戻することになった、公園緑地でいただくことになっていたんですけど、それ以外の公共施設をつくるということで、今回、雨水管をつくることが必要になったために戻すことになったということなんですけど、その際の基準というのはまた異なるんでしょうか。つまり、公園のとき、公園でいただいたと。その後は公共施設に変わったということで、戻すときは、これは同額になっているんですけども、この根拠は、また異なるものが適用されたのでしょうか。 44 ◯委員長(中野昭人君)  都市計画課長。 45 ◯都市計画課長(岡田正和君)  こちらにつきましては、日野市のほうで公共、公益施設及び経費負担・緑化推進経費負担の基準というものを公表しておりまして、その中で経費負担の特例というのがございまして、事業者は、市長が認めるときは、用地提供、関連施設の整備をもって公共、公益施設の経費負担にかえることができるという規定がございます。これに基づいて、今回は全額、もしくは、それ以上の関連雨水、地域の雨水排水施設の整備について事業者がやっていただくということで協議が調っておりますので、今回、全額を返戻するということにしたものでございます。 46 ◯委員長(中野昭人君)  近澤委員。 47 ◯委員(近澤美樹君)  もう1点、この件で伺います。この現場というのは三沢の三丁目、七生公会堂の裏側に当たり、その現場に立つとですね、見上げるようなところに、本当に急斜面地、その西側は一度土砂が崩れた、そうしたところの、ここは持ち主が変わり、また造成が始まっている、その東側で、上は高幡台団地の駐車場の下の面を、法を削って、そこを造成していると。見上げるような本当に急斜面があり、ここを集合住宅も含む造成が行われるというような話だと思うんですけれども、こうしたところにも雨水管が通っていないと、そもそもはね、市の負担で雨水管が通っていないとならないと考えるものなのかなというふうに、私は疑問を持ったんですけど、それは今回は、そのことがどうこうということではあれなんですけど、質問をするということでね、終わらせておきたいと思うんですけど、今回の雨水管の設置というのは、そもそも誰の責任において設置されるべきなのか。今伺ったところでは市の責任ということなのかもしれませんけど、なるとは思うんですけど、一応、そもそもあの部分の雨水管の設置というのは誰の責任において設置されるべきものなのかと日野市は考えているのかを伺わせてください。 48 ◯委員長(中野昭人君)  都市計画課長。 49 ◯都市計画課長(岡田正和君)  開発区域内の雨水管の設置については、開発事業者が当然やるべきものだと考えておりますけれども、今回は開発区域外となります。いわゆる市道の中の雨水施設を事業者に整備させるということでございます。基本的に、市道、市全域において、雨水排水の計画というのは市のほうで持っておりまして、順次整備はしているところですけれども、やはり、汚水管の整備等を優先しているところもあって、雨水の整備についてはなかなか追いついていないというところがございます。そういった中で、開発事業が発生して、その影響で雨水排水管が必要になった場合ということになりますので、これについては、本来は市がやれれば市が、最初から整備されていればそこに流すというだけなんです。今回はちゃんとした管がないというところなので、そこについて、事業者の都合で造型なり改良をしなきゃいけないという、そういうところは事業者にやっていただくというところです。その経費について、開発負担金というか、公共公益施設費でもって充てるということで考えておるということでございます。 50 ◯委員長(中野昭人君)  近澤委員。 51 ◯委員(近澤美樹君)  この項目については、これで結構です。
     41ページの、こちらも都市計画課さんなんですけれども、程久保五丁目重点まちづくり計画調査業務委託料273万4,000円と、程久保まちづくり事務所トイレ設置工事126万1,000円。  先に、まちづくり事務所トイレ設置工事のことについて、項目の並びは逆なんですけども、トイレのほうを伺いたんですけども、このまちづくり事務所というのはそもそもなぜ設置がされたのでしょうか。 52 ◯委員長(中野昭人君)  都市計画課長。 53 ◯都市計画課長(岡田正和君)  こちらについてはですね、程久保五丁目の土地を、程久保五丁目については、過去に、冒頭に説明したとおりですね、議会でまちづくりに関する請願が採択されたという経緯もございまして、住民の方、あるいは、土地の所有者の方と、まちづくりについて、市としても協議をしてまいりました。そういった中で、市のほうから、まず住民主体で、市のまちづくり条例の制度がございまして、地区まちづくり協議会というのを立ち上げて、皆さんで協議をしていただければというお話をした中で、地区まちづくり協議会地区まちづくり準備会というものを平成29年度に地区の皆さんでつくっていただいたと。その準備会が活動する中で、あの地区には地区センター等がまだなくて、なかなか協議する場が見つからないというところもあって、皆さんから協議する場が欲しいということでありましたので、皆さんが設置するユニットハウスですけれども、それに市が補助金を出して設置されたということでございます。ということで、土地自体も、地区の住民の方の個人の民有地の上にユニットハウスが設置されて、今はリースという形で、リース代を市が補助しているというところです。 54 ◯委員長(中野昭人君)  近澤委員。 55 ◯委員(近澤美樹君)  といいますと、まちづくり事務所トイレ設置工事については、今回の新火葬場基本構想策定業務報告が出る前からの準備会のときから、地域の皆さんが、地区センターもないので、何もないので、とにかく話し合い、寄り合いをする場所が必要だということで、このプレハブをリースでつくり、設置されたということと、ここでは理解をさせていただきます。その後、計画、3月に策定業務報告書が3月に出されたという、時間軸はそういうふうになっているということの確認をさせていただきました。  それでは、その上の程久保五丁目重点まちづくり計画調査業務委託料について伺いたいんですけれども、今回のこのまちづくり計画調査というのは、この報告書が出されていますので、火葬場を整備するということを前提に調査を行う。つまり、今までは住民主体の地区まちづくり協議会、準備会ということで、このまち、この地域をどうするかということからスタートして、皆さんと一緒に協議が始まったんだけれども、このたびについては、火葬場を整備することを前提にこの調査に入っていくということに、明確にこの協議会の目指す方向が、市と住民との間で転換がある。火葬場を整備することを前提に行われるということでよろしいでしょうか。 56 ◯委員長(中野昭人君)  都市計画課長。 57 ◯都市計画課長(岡田正和君)  今回、計画の中で重点まちづくりという言葉を使っておるのですけれども、日野市のまちづくり条例の第38条第1項で、まちづくりの重点地区というのを指定して、そこについては、今までの住民主体の地区まちづくりと違って、市が主体でまちづくり計画を策定していくという地区で、豊田駅北口の多摩平のURの団地の再生の際も、市が重点地区に指定してまちづくり計画をつくったというところでございます。  今回についても、重点地区の指定の要件として、まず一つは、まちづくりに関する施策等において重点的な整備、開発及び保全が必要とされている地区ということで、あの地区は市街化調整区域という、市内でも珍しい、余りない都市計画の指定がかかっている部分でございますので、そういった意味では、まちづくりに関する施策等について重点的に検討する必要があるということでございます。  それから、もう一つ、公共施設または公益施設の整備にあわせて総合的なまちづくりが必要な地区というのも要件になってございますので、まさに、本年6月に火葬場の基本構想について住民の皆さんに説明した中で、私どもとしてはある程度構想については受けとめていただいて、ただ、まちづくりについてもあわせて検討してほしいという御要望を受けたというところでございますので、まさに重点地区に指定するのにふさわしい要件があるというふうに考えているところでございます。 58 ◯委員長(中野昭人君)  近澤委員。 59 ◯委員(近澤美樹君)  今、市主体になるに当たって、構想についてはある程度受けとめていただいたというふうに課長にお答えいただいたんですけれども、これは紛れもなく、市のほうは、火葬場とセットでこのことを、重点まちづくりというのはこういう、そうした理由というか、市のここを重点にするという理由がなければそうした方向へは進みませんので、セットでこのまちづくり計画は進めていくというふうに市のほうが考え、市民は構想についてはある程度受けとめたというふうに市は考えているということは確認できました。  それでは、新火葬場基本構想策定業務報告書においては、建設可能エリア、A地、B地というのが出されていて、A地、B地はそれぞれ地権者の方がおると思うんですけれども、それぞれ何人ずついて、このA地、B地、全ての地権者の合意というのが得られているのでしょうか。 60 ◯委員長(中野昭人君)  都市計画課長。 61 ◯都市計画課長(岡田正和君)  A地、B地というエリアをきちんと決めているわけではなくて、概要でおおむねA、おおむねBとしているので、何人というところは、正確を期すためちょっと申し上げられないですけれども、AもしくはBで、完全に地権者の方の合意を得られているかということに関しては、得られていない部分もございます。 62 ◯委員長(中野昭人君)  近澤委員。 63 ◯委員(近澤美樹君)  得られていないにもかかわらず、こうしたことは市の構想だということで次の段階に踏み出すというのは大変危険なことですし、危険というか、やってはならないことなのかなということなんですが、もう少しその部分を突っ込んで聞きたいと思います。  そもそも、新火葬場基本構想の説明会というのは、地権者、また程久保五丁目の周辺の住民の方だけ、全市的なこの説明会というのが行われていないんですけど、これはなぜなんでしょうか。 64 ◯委員長(中野昭人君)  環境保全課長。 65 ◯環境保全課長(長谷川浩之君)  先日、6月24日に、新市営火葬場基本構想に係る報告説明会をさせていただいたところでございます。こちらはもともと、住民の方々からもですね、地権者も含めですね、要望がございました関係で、火葬場設置するならどういったものが想定されるのか、そういったところから始まっているものでございます。その説明におきましては、地権者を中心に、また、お住まいの住民の方を対象といたしまして行ったというところでございます。  以上でございます。 66 ◯委員長(中野昭人君)  近澤委員。 67 ◯委員(近澤美樹君)  なぜ全市的に行われないのでしょうかという御質問にはお答えいただいていないと思うんですが、再質問させていただいてよろしいでしょうか。 68 ◯委員長(中野昭人君)  環境保全課長。 69 ◯環境保全課長(長谷川浩之君)  こちらにつきましては、まだ地権者全員から合意を得られているところではございません。まず、地権者を最優先に説明をさせていただいているという状況でございます。 70 ◯委員長(中野昭人君)  近澤委員。 71 ◯委員(近澤美樹君)  ありがとうございます。  合意が得られていないのに、これほどの報告書、しかも、程久保五丁目A地、B地、地図まで引かれたものが、全市的に説明会が行われたならば、それはそれで大変な乱暴なことであり、市民も驚きますでしょうし、いわんや、地権者の方がどういうことだということで大変びっくりしますでしょうし、まあ、やってはならないことだなというふうに思うんですが、今、市のほうも合意が得られていないので、全市的な説明会をしなかったとおっしゃいました。でも、これはホームページに公開されていますよね。それはいかがでしょうか。 72 ◯委員長(中野昭人君)  環境保全課長。 73 ◯環境保全課長(長谷川浩之君)  まずですね、説明会と、先ほどの地権者、住民等に先にお示しし、こちらも配布させていただいています。その上で、一定のですね、市の報告として策定をいたしましたので、ホームページには公開させていただいたという状況でございます。  以上です。 74 ◯委員長(中野昭人君)  近澤委員。 75 ◯委員(近澤美樹君)  市民説明会を開かれていないけれども、報告書はホームページに公開されていると。日野市のホームページはwwwで世界中に発信されていて、世界中の人がアクセスできると思うんです。つまり、世界にこの報告書は発信してしまったということになるんですけれども、合意がないのにそうしたことをやってしまってよろしいのでしょうか。 76 ◯委員長(中野昭人君)  済みません、説明員の皆さん、少し大きな声でお願いします。環境保全課長。 77 ◯環境保全課長(長谷川浩之君)  地権者のほうに丁寧に説明をさせていただき、その場でもですね、御説明させていただきましたが、地権者及び周辺住民にはお示しをしていますので、その上で公開をさせていただいたというものでございます。  以上です。 78 ◯委員長(中野昭人君)  近澤委員。 79 ◯委員(近澤美樹君)  地権者の方の合意もないのに、程久保五丁目と、ここまで具体的な地名まで挙げ、こうした計画そのもの、こういう地名まで上げた報告書、私は、全般読んでいるときは、大変細かな分析があってすばらしい報告だと思っていたんですけど、突然、もう場所がここしかないと特定できるような報告書になっている、こうしたものをつくったこと自体が大変問題だと思いますし、それをまた世界にもう発信してしまっているということは、やってはならないことにまた日野市は踏み出してしまっているなと思っています。  それで、火葬場に反対している地権者の方がおられるんですから、この報告書を報告書だと言って出すことも、それから、さきの一般質問で、市長もこれについては大高議員の質問に答えて、日野市には基本構想で示している場所以外の候補地はないと思っております。という答弁まで市長はしてしまっているんです。これは、やってはならないのに、ここしかないと決めつけて、それで、こうした報告書まで出してしまった。それから、まちづくり計画も進めようとしている。これは世界中に、まるで、挙げられたA地でもB地でもいいんですけど、何人もいる地権者の方にとっては、もうここに火葬場できるということで、日野市は構想を持っているんだよと、正式文書として出しているよと、正式報告書として出しているんだよということで報告されてしまっているんですけど、これは大変な人権侵害じゃないかと思いますけど、いかがでしょうか。 80 ◯委員長(中野昭人君)  環境共生部長。 81 ◯環境共生部長(小笠俊樹君)  まず、1点、御理解いただきたいと思います。この新火葬場の基本構想につきましては、3月の末にですね、基本構想として策定させていただきました。  まず、一般質問でもお答えさせていただきましたとおりですね、地権者とは検討会を6回、それから、関係地権者との住民の個別ヒアリングというものを2回行ってまいりました。こういった前段階の中で、まず、程久保五丁目の権利者からは、形に見えるものがない限り検討もできないということで、こういう基本構想の策定の依頼がございました。こういうことによって、今までのこの火葬場の基本構想をどういう場所に、また、どういう施設ができるのかというイメージをしたいということを前提におきましてつくってきたわけでございます。こういったものができたことによって、まずは、当然、迷惑施設という名のもとにですね、権利者に御説明をさせていただいて、理解を深めていっているところでございます。  まだ、現実のところ、全権利者がですね、同意というようなことではございませんけども、これからしっかりとこのことについては、丁寧に説明をさせていただきながら、御理解をいただきたいと思っております。  その中で、このたび、6月の説明会では、この火葬場の基本構想はできたけれども、火葬場だけじゃなくて、やはり、地域のまちづくりを望んでいるという声の中、ぜひともこの基本構想とあわせてまちづくり構想をつくっていただきたいというような御依頼、御要望がございましたので、こういった形で補正予算を計上させていただいているという経緯でございます。御理解をいただきたいと思います。よろしくお願いします。 82 ◯委員長(中野昭人君)  近澤委員。 83 ◯委員(近澤美樹君)  今おっしゃったんですけど、全権利者が同意していないですよね。絶対だめだと言っている地権者の方はおられないのでしょうか。 84 ◯委員長(中野昭人君)  環境共生部長。 85 ◯環境共生部長(小笠俊樹君)  今おっしゃったことは、私のほうで申したとおり、まだ全員の方には御理解をいただいておりません。ですので、これから丁寧な説明をしながら、きちんと御理解をいただくように努力を重ねていきたいと思っております。  以上でございます。 86 ◯委員長(中野昭人君)  近澤委員。 87 ◯委員(近澤美樹君)  全地権者、権利者の方が同意していないままに、こうした重点まちづくり計画を市の構想を押しつけるようなことは絶対にやってはならないと思います。  質疑のほうは結構です。 88 ◯委員長(中野昭人君)  ほかにありませんか。  奥野委員。 89 ◯委員(奥野倫子君)  済みません、私は質問しないつもりだったんですけど、ちょっと確認だけさせてくださいませ。(「やめてよ、最初に手を挙げてくれよ」と呼ぶ者あり)だって、質疑を聞いての関連質問ですから仕方ないですよ、それは。 90 ◯委員長(中野昭人君)  奥野委員、どうぞ。 91 ◯委員(奥野倫子君)  済みません、31ページなんですけれども、この公共公益施設費返戻金ですけれども、払戻金ですけれども、一応、公園の開発のために寄附をするわけですよね。でも、そのお金を雨水管に充ててくださいよとお返ししたと。それは、まあ、そういうこともあり得るだろうというふうに思うんですが、そうすると、2,815平米の中につくる公園は誰の責任でつくることになりますか。 92 ◯委員長(中野昭人君)  都市計画課長。 93 ◯都市計画課長(岡田正和君)  開発指導の中で、一定規模以上の開発ですけど、開発面積の6%を公園緑地として市に提供するとなっているんですが、規模が小さい開発ごとに一つずつこの公園をつくっていっても無駄というかですね、小さい公園がいっぱいできてしまいますので、それをお金でいただいて、まとめてその地域に、将来的に公園を、一定規模の公園が整備できるための負担金という形で、この制度の負担金というのはいただくものなので、今回のその開発の中では公園は整備されない、地区の中では整備されないということで考えております。 94 ◯委員長(中野昭人君)  奥野委員。 95 ◯委員(奥野倫子君)  では、その地域で、市が新たに広い範囲で整備しようとしている計画はあるんですか。 96 ◯委員長(中野昭人君)  都市計画課長。 97 ◯都市計画課長(岡田正和君)  今現在はそういう計画はございませんが、そういったときのために、皆さんに、過去にさかのぼってというか、皆さんに均等で負担していただくという趣旨で、開発事業ごとに将来のためということで、開発の負担金をいただいているということでございます。 98 ◯委員長(中野昭人君)  奥野委員。 99 ◯委員(奥野倫子君)  この2,800平米というのは、何個分ぐらいに当たるんですかね。 100 ◯委員長(中野昭人君)  都市計画課長。 101 ◯都市計画課長(岡田正和君)  今回の規模はですね、宅地造成としては7区画分になりますが、その一つ一つの規模が戸建て住宅ということではなくて、共同住宅、並びに長屋住宅ということなので、340平米から380平米ぐらいの宅地が7区画という計画になっております。 102 ◯委員長(中野昭人君)  奥野委員。 103 ◯委員(奥野倫子君)  その件については了解しました。ただ、その周辺にこれから広い公園を整備する計画はないということで、できればちゃんと、その周辺にないのであれば、計画を持っていただきたいということを申し添えたいと思います。  それと、先ほどの41ページ、程久保五丁目重点まちづくり計画調査業務について、近澤委員との間でやりとりがありましたけれども、合意が全員の皆さんからとれたわけではないということでありましたが、その状況というのは火葬場そのものがだめなんだという反対の方がおられるのか、それとも、今、これから協議の内容によっては、条件によっては認めてもいいけれども、その中身を見てみないとわからないよという状況なのか、最初からもう絶対だめという反対者の方もいらっしゃるのか、それをちょっと聞かせていただけますでしょうか。 104 ◯委員長(中野昭人君)  環境保全課長。 105 ◯環境保全課長(長谷川浩之君)  地権者の方の中にですね、まだ現時点では、慎重なお話をしておりますが、土地を売ることはない、したくないというような、特に明確な理由まではうたってきてはおりませんが、そのような御返答はいただいているという状況でございます。 106 ◯委員長(中野昭人君)  奥野委員。 107 ◯委員(奥野倫子君)  土地を売ることは絶対嫌だと。この計画は、売らないとできないものなのでしょうか。 108 ◯委員長(中野昭人君)  環境共生部長。 109 ◯環境共生部長(小笠俊樹君)  一つ、まず、この程久保五丁目の火葬場の話になりますと、約10ヘクタール、この五丁目の地域がございます。火葬場をつくるに当たっては、ただ火葬場つくって終わりということではなくて、この地域の、例えば市街化調整区域の森の保全をやっていくとかですね、それから、程久保川の整備をやっていくとかという、いろんな項目が出てくるかと思います。ですので、火葬場をつくるに当たって、10ヘクタールの権利者全員に同意をいただいて、この10ヘクタールをある程度市で公有化して、緑も守り、また、火葬場もつくり、また、ほかの公共施設を、公園とか広場というようなものをつくりながら整備をしていきたいなというふうな考えはございます。ただし、まだ、権利者の中には、火葬場について、やっぱりアレルギーがある方もいらっしゃいますので、こういった方が反対していることは事実でございます。ですが、A地、B地というような形で、おおむねある程度この中にも平場がございますので、平場の中で建物が建てられるところとして、A地、B地というような形で候補地を挙げております。適切だと思われる部分につきましては、A地のほうがより平場で、開発等の造成がより少なくなると思っておりますが、A地側にまだ同意をいただいていない方がいらっしゃるということは事実でございますので、こういった方々と今後のまちづくりの中のいろんなメニューを出し合った中で、御同意をいただけるように、我々は鋭意努力していきたいなと思っているところでございます。  以上でございます。 110 ◯委員長(中野昭人君)  奥野委員。 111 ◯委員(奥野倫子君)  もともとが、というか、今現在が市街化調整区域ですので、それを市が買い取って市が保全するというのは、私はとてもいいことだなと思います。ただ、その合意ができなかった場合にですね、いつの時点で、これはもう合意形成は無理だと判断するのか。そして、判断したら、ちゃんと調査もし、皆さんに説明もし、丁寧にやってきたけれども、やっぱり合意がもう形成できないというときに、やっぱりこの計画はリセットされるのか、というところをお聞かせ願えますでしょうか。 112 ◯委員長(中野昭人君)  環境共生部長。 113 ◯環境共生部長(小笠俊樹君)  まずはですね、やはり、程久保五丁目の10ヘクタールの方に、A地で行うにしろ、B地で計画を進めるにしろ、全員の方に合意いただいて、全員に御納得いただいた中、地域として火葬場も受け入れて、また、まちづくりも進めるという理想な形を進めていきたいというふうに思っているところでございます。そのために我々は努力をしているところでございます。火葬場につきましては、今までも申し上げていたとおり、今の多摩平の場所では建て替えが大変困難であるということ。それから、ほかの適地を日野市内に探したとしても条例上のもとから原則として住宅地から250メートル離すというような条例の中では、この程久保五丁目地区しかないということで、我々はこの程久保五丁目を鋭意努力して、リセットすることなくここで進めていきたいと思っておるところでございます。  以上でございます。 114 ◯委員長(中野昭人君)  奥野委員。 115 ◯委員(奥野倫子君)  合意が全員から得られなくてもリセットせずに進めていくという答弁ですよね。それを聞くとちょっと賛成できないのですが。 116 ◯委員長(中野昭人君)  環境共生部長。 117 ◯環境共生部長(小笠俊樹君)  リセットすることなくというよりも、鋭意努力して、合意できるように我々は努力していきたいというふうに、全員の理想な形で合意が得られるように頑張っていきたいなというふうなところでございますので、そのぐらいの意識をもって、決してリセットしないように努力していくという意味でございます。  以上でございます。 118 ◯委員長(中野昭人君)  奥野委員。 119 ◯委員(奥野倫子君)  幾ら公共の福祉のためにといってもですね、やっぱり、クリーンセンターの禍根を残したわけですから、またさらにここで失敗したら、もう日野市は大変なことになると思うんですね、私は。もう二の舞にならないように、ぜひぜひ本当に慎重にしていただきたい。私は、じゃあ、代替地はどこなのかと。私は、じゃあ中央公園につくる、日野市の隣の公園につくると、クリーンセンターだと思っていました。代替地はないですから、公園の地下につくると思っていましたが、莫大な費用をかけてそんなことはできないわけですよね。だから、じゃあ、どこで折り合いをつけるかという話になってくるわけですけれども。だから、代替地を提案できない以上、私もそんなに簡単に、この計画を本当に丁寧に丁寧に進めていって、何とか合意に持っていっていただければというふうに願っています。だけども、本当にリセットなしでなんて言われたらですね、賛成できませんので。しかし、リセットしないように努力はするけれども、強引にはしないということで、何年もかけてきちんと合意に持っていくという意思はわかりますが、何年もかけて合意できなかったときに、それは押し通すのかというところでですね、例えば広域で、また、広域で違うところを探して歩くことだって選択肢のうちに入るわけですよね。そういったこともいろいろ勘案してですね、やっぱり途中でリセットはあり得ると思うんですが、それだけちょっと確認させていただきたいのですが。 120 ◯委員長(中野昭人君)  環境共生部長。 121 ◯環境共生部長(小笠俊樹君)  おっしゃるとおり、何しろ、委員のおっしゃることはよくわかります。合意に向けてですね、いずれにしても努力していって、全員の方々が合意いただけるように、我々は努力をしていって、そういったもとに、決してリセットがないような形で進めていきたいということでございます。ですので、努力をしてですね、権利者、程久保五丁目の権利者の全員の方に全て合意いただいて、理想な形で進めていくよう、リセットがないよう努力していきたいと思っております。  以上でございます。 122 ◯委員長(中野昭人君)  奥野委員。 123 ◯委員(奥野倫子君)  一応調査の段階なので、私は賛成したいと思います。調査は大事。本当に皆さんが合意できるような方向で何とか持っていっていただけたらと思います。調査の段階なので賛成するということで、後で意見は集約したいと思います。 124 ◯委員長(中野昭人君)  ほかにございませんでしょうか。     〔「なし」と呼ぶ者あり〕 125 ◯委員長(中野昭人君)  なければ、これをもって質疑を終結いたします。  本件について御意見があれば承ります。新井委員。 126 ◯委員(新井智陽君)  私からはですね、39ページの土方歳三没後150年PR事業とですね、41ページの程久保五丁目重点まちづくり計画調査業務についての意見を述べさせていただきます。
     まず、1点目の土方歳三没後150年PR事業、ぜひ成功をですね、させていただきたいと思っています。先ほど答弁でございました日野の広報、1月15日掲載予定のですね、土方歳三の特集号についてですけど、シティセールスという観点から、日野市以外にですね、住んでいる、日野市に住んでいない方にもいろいろ見ていただく、そういった工夫なんかをしていただきたいと思っています。例えば、スマートフォンで見られたりだとか、あとは、海外の人のために、概要だけども英語版に、英語版をちょっと作成してスマートフォンで見られたりとか、そういった工夫なんかをぜひしていただきたいなと思っています。  41ページの程久保五丁目重点まちづくり計画調査についてですけど、私はこの質疑、委員会の前にですね、程久保の自治会の役員の方々に意見を聞きに行きました。そうしましたら、大半の方が賛成をされているということで、確かに、一部の方が強烈に反対をされているという状況でした。しかしですね、緑地保全について、そういった森林の管理なんかもなかなか負担になっていて、例えば、すごくこの木が大きくなり過ぎちゃって、切りたいんだけど切ることがなかなか難しいだったりとか、また、夜になると大変地域が暗くて、安全面についてもすごく不安だということもおっしゃっていました。そういうところに、例えばまちづくりで、多くの方が程久保のほうに来ていたりとか、また、場合によっては、これから公共交通についてもですね、いろいろと考えられるということであれば、ぜひですね、そういったことを進めていただきたいという声が多くございました。  以上でございます。 127 ◯委員長(中野昭人君)  賛成ということですよね。 128 ◯委員(新井智陽君)  賛成という、(「賛成か反対、どっちか言わないと、意見ですから」と呼ぶ者あり)賛成でございます。 129 ◯委員長(中野昭人君)  近澤委員。 130 ◯委員(近澤美樹君)  私は、先ほどの41ページの程久保五丁目の重点まちづくり計画調査業務を委託することをもって反対をさせていただきたいと思います。理由を申し述べます。  質疑では、程久保五丁目の重点まちづくり計画の調査は、市の3月に出されたこの構想を進めるために、新市営火葬場を程久保五丁目に整備することを前提に進められることが今の質疑でよくわかりました。火葬場のような迷惑施設になり得る施設の更新というのは大変難しい問題ですけれども、施設更新の必要性、どの場所で更新を行うのか、立地の決定、立地はそこに通過する車両等、火葬場ということになると、霊柩車ということも起こり得ます。立地の決定から基本計画、実施計画の策定、工事、運用全てのプロセスにおいて、全市民に情報を公開し、市民の民主的な参加と合意形成は不可欠です。先ほども話に出ましたが、石田の新可燃ごみ処理施設計画は、計画を進めることと理解を得ることを並行して行うと言いながら、いまだに住民の合意が得られていません。市は結論ありきで、決してその結論を変えることをしないので、同時進行で行うと言いましたが、議論そのものが公平な議論が成立しませんでした。住民の理解なしに進めないと言いながら、途中で公益性が高いという理由で計画が強行されています。なぜ市は火葬場についても同じ過ちを繰り返そうとしているのでしょうか。石田の方々は、今でも悔しくて仕方がない、最初の説明会の段階から、川のわずか数メートル南にお住まいの方は、川を挟んだだけであるのに、最初の段階の説明会、新井の地域ですけれども、説明会にすら呼ばれませんでした。そこからこの話はスタートがいたしました。つまり、当事者が知らないようなところで、いわんや今回は、もうこの構想は世界に発信されてしまっています。そんなやり方は絶対にしてはなりません。当の地権者は、この地域に火葬場をつくることに合意していない地権者がおられるということは市のほうもおっしゃいました。今回も理解を得ることを同時並行で行うと。多くの議員からリセットの問題について質疑はありましたけれども、市の考えはリセットしない、そうしたお答えだったと私は理解しました。火葬場をこの場所に整備することありきで重点まちづくりを進めることは市が個人を追い詰めることであり、絶対どんなことがあってもやってはならないこと、そうしたことに踏み出そうとしていることについて、この補正、そうした予算を含んでいることから、補正予算については反対をいたします。 131 ◯委員長(中野昭人君)  島谷委員。 132 ◯委員(島谷広則君)  私のほうからは、補正予算第3号、賛成の立場でですね、御意見のほうさせていただきます。  先ほど質問させていただいたマンションの再生事業の計画ですね。こちらのほうは、住民の方々の期待というのが大変大きい今回の計画になっているかなと認識しております。ですので、先ほど、先行モデル事業ですね、ほかの地域で実施している中で、住民の方々から上がった意見というのも、いろいろ情報交換の中でですね、ほかの市、区市町村とも連携を取りながらですね、そういった情報も踏まえてですね、住民の方々と合意形成を図っていただきたいと思います。また、やはり、こういった事業、住民の方々の要望の中でかなう部分と、かなわなかった部分というのは必ず出てくるかなと思います。かなわなかった部分というのをどういうふうに説明していくかというのが、合意形成を図る上では非常に重要なところにもなってくるかなと思います。例えば、理想は言うけど、将来の建て替えになったときの負担がその分増すんだよとかですね、そういったところについても十分に説明をいただきながら、将来像にですね、乖離が出ないように、今回の計画案を進めていただきたいと思います。  一つ要望なんですけども、近くで言うと多摩市なんですけども、今回の事業がどういう形で、ほかの先行モデルと一緒かどうかというのも踏まえながらの検討にはなりますけども、ぜひとも、今進んでいるところの住民の代表者の方と、今回進める多摩平地区の代表者の方々との、例えば意見交換会だったり、そういったところでですね、この事業がどういった形で進んでいくのか、より具体的にですね、イメージしやすいような取り組みも間に入れていただきながらですね、進めていただければと思っております。  私のほうからは賛成の立場の意見となります。  以上です。 133 ◯委員長(中野昭人君)  ほかに御意見はありませんか。     〔「なし」と呼ぶ者あり〕 134 ◯委員長(中野昭人君)  なければ、これをもって意見を終結いたします。  これより本件について採決いたします。  本件を可決することに賛成の諸君の挙手を求めます。     〔賛成者挙手〕 135 ◯委員長(中野昭人君)  挙手多数であります。よって、議案第69号の件は可決すべきものと決しました。 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ 136 ◯委員長(中野昭人君)  これより議案第75号、平成30年度日野市一般会計補正予算(第4号)の件を議題といたします。  本委員会での審査部分は歳出です。  担当部課長より説明を求めます。都市計画課長。 137 ◯都市計画課長(岡田正和君)  それでは、議案第75号、平成30年度日野市一般会計補正予算(第4号)について、御説明申し上げます。  恐れ入ります。お手元の補正予算書8、9ページをお開き願います。  款8土木費、項5住宅費、目2住宅対策費、右説明欄、5ブロック塀等安全対策事業経費のうち、相談点検員雇上として81万5,000円、ブロック塀等撤去及び改良工事補助金として194万4,000円の補正をお願いするものでございます。  本議会の初日における一般会計補正予算(第2号)の御審議の際にも、古賀委員の御質問を受けて、まちづくり部長より御説明させていただいたところでございますが、本年6月18日に発生した大阪府北部地震により、ブロック塀の安全性が社会問題化する中で、当市での点検結果等を踏まえ、地震によるブロック塀等の倒壊による被害の防止を図り、災害に強いまちづくりを推進するとともに、生垣設置による緑化の推進及び安心で快適な歩行空間の形成を推進することを目的として、市内にあるブロック塀等の所有者に対し、当該ブロック塀等の撤去、及び、撤去後に行うフェンスまたは生垣の設置に要する経費の一部を補助する制度を創設するものでございます。  補助の内容でございますが、他市の状況を参考に、また、ブロック塀の所有者に撤去へのインセンティブが働くよう、撤去工事のみの場合の補助率を4分の3、上限額12万円。ブロック塀を撤去してフェンスを設置する場合は補助率10分の3、上限額12万円。ブロック塀を撤去して生垣を設置する場合は補助率3分の2、上限15万円としております。  10月から申請を受け付け、今年度、残り6カ月で20件の補助を実施することを想定しております。これとあわせ、市民や所有者等からのブロック塀に関する御相談に対応し、ブロック塀の状態について現地にて点検確認するとともに、補助制度等の情報を適切にお伝えできるように専属の技術職員を相談点検員として配置し、十分な相談体制を整えるための雇い上げにかかる費用を計上させていただきました。  よろしく御審議のほどお願い申し上げます。 138 ◯委員長(中野昭人君)  これより質疑に入ります。近澤委員。 139 ◯委員(近澤美樹君)  まとめて伺いたいと思います。  相談点検員の方の業務についてなんですけれども、先ほど御相談業務と言ったんですけど、例えば、アウトリーチで市内の巡回など点検に行って、ちょっとここは御相談させていただきたいというようなお宅にアウトリーチをしていくということはあるのかどうか。  それから、生垣の設置については減少していったということで伺っているんですけれども、この減少の理由というのはどういうふうに考えているのか。  それから、市長もこの必要な予算は今後確保していきたいということで、大高議員の質問にもお答えになっていますけど、今後、補助率を上げていくということも検討されているのか、まとめて伺わせてください。 140 ◯委員長(中野昭人君)  都市計画課長。 141 ◯都市計画課長(岡田正和君)  相談点検員の業務でございますけども、まずは、通学路で、市内通学路についての点検を行っておりますので、そちらを重点的に相談点検員のほうも、戸別訪問等も場合によってはやるということも考えてはございます。  その上で、当然、御相談があった、電話で御相談を受けた件については、速やかに相談員が現地にて相談に乗るというところで、まずは、通学路、その次に、一般の、一般の要は通路等のブロック塀という話で考えておりますけれども、基本的にはそういう外に出かけていって積極的に啓発するということも考えております。  それから、生垣の需要が減少したというところでございますけども、こちらについては、やっぱり生垣の手入れがいわゆる大変だと考える市民や、それから、外構設計の際の開口部がやっぱり多くなるという……。済みません。最近の傾向として、屏等がないフラットな、道路とフラットなお宅を好まれるような嗜好も出てきているというところが影響しているのかなというところでございます。  それから、今後の補助率についてなんですけども、今のところ、他市と比較しても、私どもの補助率は結構柔軟な補助率じゃないかなというふうには考えているところでございますけども、今後の、10市のうち、単純に、例えば10メートルスパンでどれぐらいの補助額が出るかというのを比較計算すると、10市中、大体上位3番目ぐらいに位置しているんじゃないかというぐらいの補助率で考えております。今すぐに見直すということは考えておりませんけども、今後の全く制度が使われないとかということになった場合は考えなきゃいけないという。  以上でございます。 142 ◯委員長(中野昭人君)  近澤委員。 143 ◯委員(近澤美樹君)  市民の不安を取り除き、そして、安全安心のまちづくりに努めていただきたいということと、生垣の手入れの問題についてもぜひ御検討いただきたいということだけ申し上げて、質疑はもうこれで結構でございます。 144 ◯委員長(中野昭人君)  ほかに御質疑はありませんか。     〔「なし」と呼ぶ者あり〕 145 ◯委員長(中野昭人君)  なければ、これをもって質疑を終結いたします。  本件について御意見があれば承ります。     〔「なし」と呼ぶ者あり〕 146 ◯委員長(中野昭人君)  なければ、これをもって意見を終結いたします。  これより本件について採決いたします。  本件を可決することに御異議ありませんか。     〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 147 ◯委員長(中野昭人君)  御異議ないものと認めます。よって、議案第75号の件は可決すべきものと決しました。 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ 148 ◯委員長(中野昭人君)  そのほか、委員の方々より何かございますでしょうか。     〔「なし」と呼ぶ者あり〕 149 ◯委員長(中野昭人君)  なければ、これより今年度の行政調査についてお諮りしたいと思いますが、説明員の方々については、説明が終わりましたので、退出していただいてよろしいでしょうか。     〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 150 ◯委員長(中野昭人君)  それでは、説明員の方々につきましては退出していただいて結構です。ありがとうございました。 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ 151 ◯委員長(中野昭人君)  それでは最後に、今年度の行政調査についてお諮りいたします。  日程については10月2日火曜日、10月3日水曜日の2日間ということで、既にお知らせをさせていただいております。  お手元の資料を御覧ください。  10月2日につきましては、滋賀県米原市、テーマは集合乗合タクシー「まいちゃん号」について。10月3日につきましては、奈良県宇陀市、テーマはデマンド型乗合タクシーについてといたしたいと思いますが、いかがでしょうか。     〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 152 ◯委員長(中野昭人君)  御異議ないようですので、そのように決定させていただきます。  なお、関係部署の職員が同行しますので、御承知おきください。  また、詳細については別途事務局より連絡させていただきますので、よろしくお願いをいたします。  また、調査テーマに関する質問事項などについては、あらかじめ調査先に照会をいたしますので、質問を予定される方は事務局までお願いいたします。 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ 153 ◯委員長(中野昭人君)  それでは、本日予定いたしました案件は、全て終了いたしました。  これをもって平成30年第3回環境まちづくり委員会を閉会いたします。              午前11時28分 閉会 Copyright © Hino City, All rights reserved. ↑ ページの先頭へ...