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  1. 日野市議会 2017-09-27
    平成29年第3回定例会(第6日) 本文 開催日: 2017-09-27


    取得元: 日野市議会公式サイト
    最終取得日: 2023-06-08
    ↓ 最初のヒットへ(全 0 ヒット) 1                                     午前10時15分 開議 ◯議長(西野正人君)  本日の会議を開きます。  ただいまの出席議員22名であります。  日程に入る前に議会運営委員長から報告があります。     〔議会運営委員長 登壇〕 2 ◯議会運営委員長(鈴木勝豊君)  それでは御報告申し上げます。  8月28日までに議長に提出された意見書案は4件でございます。仮受付第3号、国民健康保険税負担軽減のための財政支援を求める意見書案、及び仮受付第4号、ミニバスなど地域公共交通への財政支援を求める意見書案につきましては、成案となりませんでした。  仮受付第5号、国民健康保険制度における国の公費負担割合拡充及び子育て世代負担軽減策に関する意見書案は、成案となりました。  次に、仮受付第6号、森友学園問題・加計学園問題の徹底究明を求める意見書案は、成案となりませんでした。  以上、報告申し上げます。 3 ◯議長(西野正人君)  これをもって議会運営委員長の報告を終わります。 ============================================= 4 ◯議長(西野正人君)  これより議案第66号、平成29年度日野市一般会計補正予算(第2号)の件を議題といたします。  本件については、3常任委員会に分割付託いたしておりますので、順次審査報告を願います。  企画総務委員長審査報告を求めます。     〔企画総務委員長 登壇〕 5 ◯企画総務委員長(谷 和彦君)  おはようございます。  議案第66号、平成29年度日野市一般会計補正予算(第2号)のうち、企画総務委員会に付託されました内容についての審査経過並びにその結果を御報告申し上げます。  主な質疑といたしましては、1、商工会に協力していただいた技術研修会を通じて、職員の意識にどのような変化があったのかなどでございました。  主な意見といたしましては、1、市民の暮らしのために予算を有効に使わず、基金に積み立てるやり方は認められない。反対などでございました。
     審査の後、採決の結果、挙手多数で可決すべきものと決しました。  よろしく御審議のほどお願い申し上げます。 6 ◯議長(西野正人君)  これより質疑に入ります。     〔「なし」と呼ぶ者あり〕 7 ◯議長(西野正人君)  なければ、質疑を終結いたします。  これをもって企画総務委員会関係審査報告を終わります。  次に、民生文教委員長審査報告を求めます。     〔民生文教委員長 登壇〕 8 ◯民生文教委員長(大高哲史君)  議案第66号、平成29年度日野市一般会計補正予算(第2号)のうち、民生文教委員会に付託されました内容についての審査経過並びにその結果を御報告申し上げます。  主な質疑といたしましては、1、保育園の大規模改修工事監理業務について、市職員のスキルアップのため、外部委話ではなく自分たちで行うということで素晴らしいことだが、この業務に限らずほかでも行われているのか問う。2、小・中学校のトイレ改修で残っている学校はどこなのか。また、残された学校について、東京都の補助金を活用できるときに実施する予定なのか問うなどでございました。  主な意見といたしましては、1、民間保育園開設の支援や学校トイレ改修の追加について評価するが、ほかの委員会に付託される部分で賛同できない部分がある。態度保留などでございました。  態度を保留する委員がおりましたが、審査の後、採決の結果、挙手多数で可決すべきものと決しました。  よろしく御審議のほどお願いいたします。 9 ◯議長(西野正人君)  これより質疑に入ります。     〔「なし」と呼ぶ者あり〕 10 ◯議長(西野正人君)  なければ、質疑を終結いたします。  これをもって民生文教委員会関係審査報告を終わります。  次に、環境まちづくり委員長審査報告を求めます。     〔環境まちづくり委員長 登壇〕 11 ◯環境まちづくり委員長(大塚智和君)  議案第66号、平成29年度日野市一般会計補正予算(第2号)のうち、環境まちづくり委員会に付託をされました内容についての審査経過並びにその結果を御報告申し上げます。  主な質疑といたしましては、1、公園へのソーラースタンド設置について、近隣住民への説明はあるのか。2、ごみ減量推進会議の設置目的と議論する内容について問う。3、とよだ市民ギヤラリーエアコン修繕の金額は適正かなどでございました。  主な意見といたしましては、1、ごみ広域化前提でのごみ減量推進会議の設置は、認められない。反対などでございました。  審査の後、採決の結果、挙手多数で可決すべきものと決しました。  よろしく御審議のほどお願い申し上げます。 12 ◯議長(西野正人君)  これより質疑に入ります。     〔「なし」と呼ぶ者あり〕 13 ◯議長(西野正人君)  なければ、質疑を終結いたします。  これをもって環境まちづくり委員会関係審査報告を終わります。  各委員長報告について御意見があれば承ります。有賀精一議員。 14 ◯1番(有賀精一君)  反対の立場で反対討論をしたいというふうに思います。  ごみ処理広域化の問題に関する住民合意のことについては、たびたびこの議会でも取り上げられてきましたけれども、いずれにいたしましても、市の側も、一定の御理解という修飾語をつけて物事が進んでいるということは、皆さん御存じのとおりであります。  最終的な住民合意にはほど遠い状況がある中で、今回のような、ごみ減量という名を冠して3市で委員会をつくる。しかも市民が各市2名ずつ、全部で6名でしょうか、選ばれると。こういうものがつくられるということ自身がですね、既成事実化していく、そういう流れの一つだというふうに受けとめざるを得ないわけです。  私は何度も言いましたけれども、国分寺や小金井の市議会ではですね、この問題おかしいねという声が出ないんですね。とんでもない話じゃないかと思います。日野市でどんな状況があるのかということぐらいですね、ぜひ議会が呼んで、市民の意見を聞くということが私は必要ではないのか。ある意味、迷惑施設はほかの市に行くからお願いねという、そういう安易な形で議会が運営されているんだというふうに、私は思います。  それと同時にですけれども、やはり市民の皆さん、国分寺や小金井の市民の皆さんも意識のある、ごみの問題について関心の高い皆さんは、この問題、真剣に考えていらっしゃる方、多いと思うんですけれど、やはり人ごとのように受けとめている方が多数を占めてしまっている現実があるのではないかというふうに懸念します。  ですから、こうしたごみ減量の会議をつくってですね、そこに市民の2名の選出された方が出てくるというんですが、その選出すら説明の中では述べられていませんでしたし、一体どんな形でその2名の市民が選出されるのかと。数の力でですね、反対という立場の市民を除いて賛成する立場の市民を中に入れて、ごみ減量会議ということが進められるのであれば、これもう本当におかしな方向に議論が行ってしまうんではないかと、私は思っています。  そういう意味で、今回のこの予算、その観点から反対をしたいというふうに思います。  以上です。 15 ◯議長(西野正人君)  清水登志子議員。 16 ◯9番(清水登志子君)  日本共産党日野市議団を代表して、反対の立場から意見を申し上げます。  本補正予算は、昨年度の繰越金21億円を主な原資としています。そのうち約13億円は基金の積み立てに、2億3,000万円は臨時財政対策債の減額に充てられ、市民の暮らしに回るのは、約5億7,000万円にすぎません。市は将来への備え、災害時のための積み立てと言いますが、果たしてそれが最善の選択と言えるのでしょうか。  今、日野市には、保育園に子どもを預けることができずに、仕事に復帰ができない、または仕事につけない方がたくさんおられます。生活道路はぼろぼろで、修繕計画の抜本的な前倒しを求める声は、与野党問わず上がっています。学童クラブでは、狭い育成室に多くの子どもが詰め込まれ、外遊びも満足にできない、板の間にござを敷いて雑魚寝をしなければならない。人権侵害とも思えるような環境下に置かれています。  21億円の繰越金は、このように本来、昨年度に解決すべきであったができなかった施策、事業を行うことを最優先に行うべきです。  また、生活道路、学校、公園、学童などの修繕は、市内の事業者の仕事をつくり出すことにもつながりますし、保育園や介護施設、サービスの充実は働ける人、雇用をふやす未来への投資でもあります。疲弊した市民の暮らしを考えれば、こうした施策こそ最優先にすべきです。  また、3市のごみ減量推進審議会の発足については、日野市内で、まだ市民の合意もできていない中、見切り発車のように、こういう形で3市の可燃ごみ処理、これが前提とした形で開かれるということは賛同することはできません。  また、生活保護費過不足支給をめぐる損害賠償金も計上されていますが、市の職員さんが市の業務に携わる中で生じた損害について、市の使用者責任、この問題をきちんと明確にすることもなく、この損害賠償金を受け取るということにも賛同できません。  よって、この補正予算案には反対を表明するものです。 17 ◯議長(西野正人君)  馬場賢司議員。 18 ◯20番(馬場賢司君)  公明党を代表いたしまして、議案第66号、平成29年度日野市一般会計補正予算(第2号)について、清掃費、(仮称)3市ごみ減量市民会議発足準備経費について取り上げ、賛成の意見を申し述べます。  この補正予算につきましては、今回、同じタイミングで国分寺市、小金井市でも計上されているということで伺っております。  可燃ごみ処理で連携する国分寺市、小金井市は、平成27年度の市民1人当たりのごみ排出量が、多摩地域では小金井市が1位、国分寺市が3位、日野市は5位となっており、現在においても3市とも積極的なごみ減量の取り組みが行われております。ごみ減量に力を入れている3市が今後連携することで、確実にさらなるごみ減量につながっていくものと考えます。  この3市ごみ減量市民会議は、3市の市民の皆様が各市のごみ減量施策についての情報交換や意見交換を行い、各市のさらなるごみ減量について考えていく場、また3市の市民の皆様の交流の場、クリーンセンター周辺地域の状況や周辺住民の皆様のさまざまな思いを御理解いただける場として実施されていくということであります。  今後、こうした新たな発想によるごみ減量の取り組みを3市が連携しながら、他市に向けて発信していけるような、そうした取り組みをしっかりと取り組んでいただくことを求め、そして、平成32年の新可燃ごみ処理施設稼働に向けて、引き続き全力で取り組んでいただくことを求め、賛成の意見といたします。  以上です。 19 ◯議長(西野正人君)  ほかに御意見はありませんか。     〔「なし」と呼ぶ者あり〕 20 ◯議長(西野正人君)  なければ、意見を終結いたします。  これより本件について採決いたします。  本件に対する各委員長報告は原案可決であります。本件は委員長報告のとおり決するに賛成の諸君の挙手を求めます。     〔賛成者挙手〕 21 ◯議長(西野正人君)  挙手多数であります。よって議案第66号の件は、原案のとおり可決されました。 ============================================= 22 ◯議長(西野正人君)  これより議案第72号、平成29年度日野市一般会計補正予算(第3号)の件を議題といたします。  本件については、2常任委員会に分割付託いたしておりますので、順次審査報告を願います。  企画総務委員長審査報告を求めます。     〔企画総務委員長 登壇〕 23 ◯企画総務委員長(谷 和彦君)  議案第72号、平成29年度日野市一般会計補正予算(第3号)のうち、企画総務委員会に付託されました内容についての審査経過並びにその結果を御報告申し上げます。  本議案につきましては、慎重審査の後、採決の結果、全員異議なく可決すべきものと決しました。  よろしく御審議のほどお願い申し上げます。 24 ◯議長(西野正人君)  これより質疑に入ります。     〔「なし」と呼ぶ者あり〕 25 ◯議長(西野正人君)  なければ、質疑を終結いたします。  これをもって企画総務委員会関係審査報告を終わります。  次に、環境まちづくり委員長審査報告を求めます。     〔環境まちづくり委員長 登壇〕 26 ◯環境まちづくり委員長(大塚智和君)  議案第72号、平成29年度日野市一般会計補正予算(第3号)のうち、環境まちづくり委員会に付託をされました内容についての審査経過並びにその結果を御報告申し上げます。  主な質疑といたしましては、1、中央自動車道路のり面崩落事故を受けての市の対応を問う。2、今後の道路改修計画及び維持管理のあり方について問う。3、水害対策への考え方について問うなどでございました。  本議案につきましては、慎重審査の後、採決の結果、全員異議なく可決すべきものと決しました。  よろしく御審議のほどお願い申し上げます。 27 ◯議長(西野正人君)  これより質疑に入ります。     〔「なし」と呼ぶ者あり〕 28 ◯議長(西野正人君)  なければ、質疑を終結いたします。  これをもって環境まちづくり委員会関係審査報告を終わります。  各委員長報告について御意見があれば承ります。     〔「なし」と呼ぶ者あり〕 29 ◯議長(西野正人君)  なければ、意見を終結いたします。  これより本件について採決いたします。  本件に対する各委員長報告は原案可決であります。本件は委員長報告のとおり決するに御異議ありませんか。     〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 30 ◯議長(西野正人君)  御異議ないものと認めます。よって議案第72号の件は、原案のとおり可決されました。 ============================================= 31 ◯議長(西野正人君)  これより議案第60号、日野市職員の退職手当支給条例の一部を改正する条例の制定の件を議題といたします。  企画総務委員長審査報告を求めます。     〔企画総務委員長 登壇〕 32 ◯企画総務委員長(谷 和彦君)  企画総務委員会に付託されました1議案につきまして、審査経過並びにその結果を御報告申し上げます。  この議案は、雇用保険法の改正により失業時の給付の内容が変更されることに伴い、退職手当の支給内容について所要の改正を行うものです。  なお、本条例は、公布の日から施行するものです。  本議案につきましては、慎重審査の後、採決の結果、全員異議なく可決すべきものと決しました。  よろしく御審議のほどお願い申し上げます。 33 ◯議長(西野正人君)  これより質疑に入ります。     〔「なし」と呼ぶ者あり〕
    34 ◯議長(西野正人君)  なければ、質疑を終結いたします。  本件について御意見があれば承ります。     〔「なし」と呼ぶ者あり〕 35 ◯議長(西野正人君)  なければ、意見を終結いたします。  これより本件について採決いたします。  本件に対する委員長報告は原案可決であります。本件は委員長報告のとおり決するに御異議ありませんか。     〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 36 ◯議長(西野正人君)  御異議ないものと認めます。よって議案第60号の件は、原案のとおり可決されました。  これをもって企画総務委員会関係審査報告を終わります。 ============================================= 37 ◯議長(西野正人君)  これより議案第61号、日野市印鑑条例の一部を改正する条例の制定、議案第62号、日野市市税条例の一部を改正する条例の制定、議案第64号、日野市立保育園設置条例の一部を改正する条例の制定、議案第67号、平成29年度日野市国民健康保険特別会計補正予算(第2号)、議案第68号、平成29年度日野市介護保険特別会計補正予算(第1号)、議案第69号、平成29年度日野市後期高齢者医療特別会計補正予算(第2号)の件を一括議題といたしたいと思いますが、御異議ありませんか。     〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 38 ◯議長(西野正人君)  御異議ないものと認め一括議題といたします。  民生文教委員長審査報告を求めます。     〔民生文教委員長 登壇〕 39 ◯民生文教委員長(大高哲史君)  それでは、民生文教委員会に付託されました6議案につきまして、審査経過並びにその結果を御報告申し上げます。  まず、議案第61号につきまして御報告申し上げます。  この議案は、コンビニ交付に用いる多機能端末機が、サーバーメンテナンス等により停止した際の証明書の交付手続についての規定を追加するものです。  なお、本条例は平成29年10月1日から施行するものです。  主な質疑といたしましては、1、多機能端末機が故障したことをどのように確認するのか問うなどでございました。  審査の後、採決の結果、全員異議なく可決すべきものと決しました。  続きまして、議案第62号につきまして御報告申し上げます。  この議案は、平成29年3月31日に地方税法等の一部を改正する法律等が公布されたことに伴い、子育て関連の施策を税制の面からも応援する特例を定める等、条例の一部を改正するものです。  なお、本条例は公布の日から施行するものです。  ただし、本条例付則第5条の5第1項の改正規定及び付則第3条の規定は、平成31年1月1日から施行するものです。  本議案につきましては、慎重審査の後、採決の結果、全員異議なく可決すべきものと決しました。  続きまして、議案第64号につきまして御報告申し上げます。  この議案は、日野市立とよだ保育園の閉園に伴い、条例の一部を改正するものです。  なお、本条例は平成30年4月1日から施行するものです。  質疑はなく、主な意見といたしましては、1、公立保育園を残しつつ、民間でふやせるところをふやして待機児をゼロにするということを、まず行うべきと考える。反対などでございました。  審査の後、採決の結果、挙手多数で可決すべきものと決しました。  続きまして、議案第67号につきまして御報告申し上げます。  補正額は、歳入歳出それぞれ3,345万3,000円を追加し、歳入歳出予算の総額を195億8,171万1,000円とするものです。  歳入につきましては、前年度繰越金を増額するものです。  歳出につきましては、退職被保険者等療養給付費交付金の精算に伴う返還金及び一般会計繰出金を増額するものです。  本議案につきましては、慎重審査の後、採決の結果、全員異議なく可決すべきものと決しました。  続きまして、議案第68号につきまして御報告申し上げます。  補正額は、歳入歳出それぞれ2億918万6,000円を追加し、歳入歳出予算の総額を131億8,193万円とするものです。  歳入につきましては、国庫支出金、都支出金、繰入金などを増額するものです。  歳出につきましては、地域支援事業費、基金積立金、諸支出金を増額するものです。  本議案につきましては、慎重審査の後、採決の結果、全員異議なく可決すべきものと決しました。  続きまして、議案第69号につきまして御報告申し上げます。  補正額は、歳入歳出それぞれ1億1,560万4,OOO円を追加し、歳入歳出予算の総額を40億9,424万4,000円とするものです。  歳入につきましては、一般会計繰入金、雑入及び前年度繰越金を増額するものです。  歳出につきましては、広域連合負担金及び一般会計への繰出金を増額するものです。  本議案につきましては、慎重審査の後、採決の結果、全員異議なく可決すべきものと決しました。  以上6件、よろしく御審議のほどお願い申し上げます。 40 ◯議長(西野正人君)  これより議案第61号の質疑に入ります。     〔「なし」と呼ぶ者あり〕 41 ◯議長(西野正人君)  なければ、次に議案第62号の質疑に入ります。     〔「なし」と呼ぶ者あり〕 42 ◯議長(西野正人君)  なければ、次に議案第64号の質疑に入ります。     〔「なし」と呼ぶ者あり〕 43 ◯議長(西野正人君)  なければ、次に議案第67号の質疑に入ります。     〔「なし」と呼ぶ者あり〕 44 ◯議長(西野正人君)  なければ、次に議案第68号の質疑に入ります。     〔「なし」と呼ぶ者あり〕 45 ◯議長(西野正人君)  なければ、次に議案第69号の質疑に入ります。     〔「なし」と呼ぶ者あり〕 46 ◯議長(西野正人君)  なければ、これをもって本6件の質疑を終結いたします。  議案第61号について御意見があれば承ります。     〔「なし」と呼ぶ者あり〕 47 ◯議長(西野正人君)  なければ、意見を終結いたします。  これより本件について採決いたします。  本件に対する委員長報告は原案可決であります。本件は委員長報告のとおり決するに御異議ありませんか。     〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 48 ◯議長(西野正人君)  御異議ないものと認めます。よって議案第61号の件は、原案のとおり可決されました。  次に、議案第62号について御意見があれば承ります。     〔「なし」と呼ぶ者あり〕 49 ◯議長(西野正人君)  なければ、意見を終結いたします。  これより本件について採決いたします。  本件に対する委員長報告は原案可決であります。本件は委員長報告のとおり決するに御異議ありませんか。     〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 50 ◯議長(西野正人君)  御異議ないものと認めます。よって議案第62号の件は、原案のとおり可決されました。  次に、議案第64号について御意見があれば承ります。有賀精一議員。 51 ◯1番(有賀精一君)  保育園の問題で、日野市の今の方針としては、公立保育園を縮小させて、民間の認可保育園をふやしていくという立場だというふうに思うんですですけれども、なぜ公立の保育を廃止して民間に変えていくのかと。やはり大きな理由は、恐らく経費の問題であっただろうと。  でも今はですね、経費削減ということが、やはり低賃金の保育労働者にしわ寄せされているという現実から、それを見直す動きが生まれようとしています。今度の総選挙にも、安倍さんは、少子化対策ということは国難だと言ってですね、やろうとしているわけですね。  あえて、今ある公立保育園をどんどん縮小していくということではなしに、民間の保育園の保育労働者たちの立場を、やっぱりサポートしていく、そういう方向にかじを切っていくことが、私は必要ではないかというふうに思ってまして、この問題については、一応反対の立場で臨みたいと思ってます。  以上です。 52 ◯議長(西野正人君)  清水登志子議員。 53 ◯9番(清水登志子君)  議案第64号、日野市立保育園設置条例の一部を改正する条例の制定について、日本共産党日野市議団を代表して反対の立場から意見を申し上げます。  この議案は、とよだ保育園を廃止するものです。日野市では、待機児の増加に対して保育園の増設が追いつかず、ことし4月現在で認可保育園に申し込んでも入れなかった子どもの数は373名に上っています。  このような中で、仮にとよだ保育園を廃止せず、民間保育園を単純に増設をしていたら、120名の定員を純増とすることができましたが、とよだ保育園を民営化したために、定員増はわずか8名にすぎなくなりました。本気で待機児をなくそうとするなら、今は少しでも多くの定員を拡大することに力を注ぐべきで、保育園を減らすなどもってのほかです。  よって、とよだ保育園を廃止するこの条例改正には反対を表明するものです。(「減らしてないじゃん。変えているんだよ、変えているんだ」と呼ぶ者あり) 54 ◯議長(西野正人君)  ほかに御意見はありませんか。     〔「なし」と呼ぶ者あり〕 55 ◯議長(西野正人君)  なければ、意見を終結いたします。  これより本件について採決いたします。  本件に対する委員長報告は原案可決であります。本件は委員長報告のとおり決するに賛成の諸君の挙手を求めます。     〔賛成者挙手〕 56 ◯議長(西野正人君)  挙手多数であります。よって議案第64号の件は、原案のとおり可決されました。  次に、議案第67号について御意見があれば承ります。     〔「なし」と呼ぶ者あり〕 57 ◯議長(西野正人君)  なければ、意見を終結いたします。  これより本件について採決いたします。  本件に対する委員長報告は原案可決であります。本件は委員長報告のとおり決するに御異議ありませんか。     〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 58 ◯議長(西野正人君)  御異議ないものと認めます。よって議案第67号の件は、原案のとおり可決されました。  次に、議案第68号について御意見があれば承ります。     〔「なし」と呼ぶ者あり〕
    59 ◯議長(西野正人君)  なければ、意見を終結いたします。  これより本件について採決いたします。  本件に対する委員長報告は原案可決であります。本件は委員長報告のとおり決するに御異議ありませんか。     〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 60 ◯議長(西野正人君)  御異議ないものと認めます。よって議案第68号の件は、原案のとおり可決されました。  次に、議案第69号について御意見があれば承ります。     〔「なし」と呼ぶ者あり〕 61 ◯議長(西野正人君)  なければ、意見を終結いたします。  これより本件について採決いたします。  本件に対する委員長報告は原案可決であります。本件は委員長報告のとおり決するに御異議ありませんか。     〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 62 ◯議長(西野正人君)  御異議ないものと認めます。よって議案第69号の件は、原案のとおり可決されました。  これをもって民生文教委員会関係審査報告を終わります。 ============================================= 63 ◯議長(西野正人君)  これより議案第63号、日野市生産緑地地区に定めることができる区域の規模に関する条例の制定、議案第65号、日野市農業委員会委員定数条例の制定の件を一括議題といたしたいと思いますが、御異議ありませんか。     〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 64 ◯議長(西野正人君)  御異議ないものと認め一括議題といたします。  環境まちづくり委員長審査報告を求めます。     〔環境まちづくり委員長 登壇〕 65 ◯環境まちづくり委員長(大塚智和君)  環境まちづくり委員会に付託をされました2議案につきまして、審査経過並びにその結果を御報告申し上げます。  まず、議案第63号につきまして御報告申し上げます。  この議案は、生産緑地法の改正により、生産緑地の面積要件を条例で定めることができるようになったことに伴い、生産緑地の面積要件を現行の500平方メートルから300平方メートルと定めるため、条例を制定するものであります。  なお、本条例は公布の日から施行するものであります。  主な質疑といたしましては、1、面積要件緩和の実行理由及び生産緑地の増加見込みについて問う。2、生産緑地保全への今後の施策を問うなどでございました。  本議案につきましては、慎重審査の後、採決の結果、全員異議なく可決すべきものと決しました。  続きまして、議案第65号につきまして御報告申し上げます。  この議案は、平成28年4月1日に施行された農業委員会等に関する法律の一部改正により、委員は市町村長が議会の同意を得て、また、任命委員の定数は条例で定めることとされたことに伴い、日野市農業委員会委員の定数を定めるため、条例を制定するものであります。  なお、本条例は公布の日から施行するものです。  主な質疑といたしましては、1、委員の定数及び構成の根拠を問う。2、委員の選出について、どのようにして公平性を保つのか問うなどでございました。  主な意見といたしましては、1、従前と同様の人数構成としたことを評価。賛成。2、農業基本条例の理念に沿った人選が、公正に行われることを望む。賛成。3、都市農地保全のための先進的取り組みを評価。賛成などでございました。  本議案につきましては、慎重審査の後、採決の結果、全員異議なく可決すべきものと決しました。  以上2件よろしく御審議のほど、お願い申し上げます。 66 ◯議長(西野正人君)  これより議案第63号の質疑に入ります。     〔「なし」と呼ぶ者あり〕 67 ◯議長(西野正人君)  なければ、次に議案第65号の質疑に入ります。     〔「なし」と呼ぶ者あり〕 68 ◯議長(西野正人君)  なければ、これをもって本2件の質疑を終結いたします。  議案第63号について御意見があれば承ります。     〔「なし」と呼ぶ者あり〕 69 ◯議長(西野正人君)  なければ、意見を終結いたします。  これより本件について採決いたします。  本件に対する委員長報告は原案可決であります。本件は委員長報告のとおり決するに御異議ありませんか。     〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 70 ◯議長(西野正人君)  御異議ないものと認めます。よって議案第63号の件は、原案のとおり可決されました。  次に、議案第65号について御意見があれば承ります。近澤美樹議員。 71 ◯2番(近澤美樹君)  議案第65号について、日本共産党市議団を代表して賛成の立場で意見を申し上げます。  農業委員会法の改正に当たりましては、これまでの農業委員の公選制を廃止して、市町村長の任命制にするということについては国会で議論がありました。農業委員会は、地域の自主的な農地管理を通じて、地域農業と家族経営の維持、発展という農民の地位の向上に寄与することを目的に、民主的機関である役割と性格を持つ独立した行政委員会として設置されました。  日本の農業をめぐる環境の変化の中で、そのあり方について法が議論され、改正が行われたわけですが、新たな法のもとで条例制定し構成される日野市の農業委員会においても、委員には農業者の地位と農地を守る公正な議論が行われ決定されることを求めるものです。  日野市における条例制定に当たっては、その構成をこれまでと同じ人数にするということについては評価すべき点と考えます。また、公募により農業者、利害関係農業者、すなわち利害関係者以外の方、中立的な立場の方を農業委員に加えることになるとのことですが、この選出につきましては、日野市の農業基本条例の基本理念、農業を永続的に育成し、将来の世代に継承していくということを十分に理解し、委員の役割を果たしていただける方の選出が公正に行われるように要望し、賛成意見といたします。 72 ◯議長(西野正人君)  ほかに御意見はありませんか。     〔「なし」と呼ぶ者あり〕 73 ◯議長(西野正人君)  なければ、意見を終結いたします。  これより本件について採決いたします。  本件に対する委員長報告は原案可決であります。本件は委員長報告のとおり決するに御異議ありませんか。     〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 74 ◯議長(西野正人君)  御異議ないものと認めます。よって議案第65号の件は、原案のとおり可決されました。  これをもって環境まちづくり委員会関係審査報告を終わります。 ============================================= 75 ◯議長(西野正人君)  これより議案第53号、平成28年度日野市一般会計決算の認定の件を議題といたします。  一般会計決算特別委員長の審査報告を求めます。     〔一般会計決算特別委員長 登壇〕 76 ◯一般会計決算特別委員長(中嶋良樹君)  平成28年度一般会計決算特別委員会の審査報告を申し上げます。  一般会計決算特別委員会の日程は、9月19日、20日、21日の3日間開催され、平成28年度決算に対し、延べ47名の委員から質疑や行政への提言、指摘が行われました。  議案審査に入る前に委員長、副委員長の互選が行われ、委員長には私、中嶋良樹、副委員長には鈴木洋子委員が当選いたしました。  決算の審査に当たり、委員の皆様には、長時間にわたりお疲れさまでした。おかげさまをもって慎重審査ができましたことに対し、敬意を表するとともに、資料の提出や誠意を持って決算内容の説明に当たられた市長初め関係各位に対し、厚く御礼を申し上げます。  委員会の冒頭に審査方法及び審査日程を協議し、審査に入りました。初めに、歳人の決算額659億7,854万9,853円の内容説明がございました。その後、4名の委員から質疑が行われました。主な質疑は、次のとおりでございます。  1、地方交付税の当初予算と決算の差を生んだ原因とトップランナー方式の検証はしたか。2、市史資料集売り上げ増加の理由を問う。3、個人市民税の実績と市民生活は、どのようになっているか。4、税収が厳しい中、どのような取り組みをしたか。  以上が、歳入全般の決算の審査状況でございます。  次に、歳出の決算額636億8,522万2,189円の審査に入りました。  歳出のうち議会費、総務費の歳出の内容説明があり、その後、6名の委員から質疑が行われました。主な質疑は、次のとおりでございます。  1、戦争の記憶の伝承など、学校教育、社会教育の中での考えを問う。2、街頭防犯カメラについて、今後の駅への設置予定を問う。3、姉妹都市締結後の紫波町との行政間での取り組みについて問う。4、広報の発信活動及びホームページについて、取り組み状況を問う。5、期日前投票所の増設についての検討状況を問う。6、庁用車事故の原因分析と安全運転講習の効果は発揮されているのか問う。  以上が、議会費、総務費の審査状況でございます。  次に、民生費の審査状況でございますが、8名の委員から質疑が行われました。主な質疑は、次のとおりでございます。  1、高齢者民間住宅家賃助成事業について、平成28年度の周知方法について問う。2、児童館における子どもたちの居場所の工夫について問う。3、高齢者困りごと支援業務について、業務は拡充されたのか問う。4、障害者差別基本方針はどのようなメンバーで策定されたのか。5、民生委員と自治会の橋渡し、相互連携の必要性について問う。6、児童扶養手当の現況届の相談対応について問う。7、ケースワーカーが抱えている悩み、問題をどのように把握しているのか。8、子どもの学習支援事業の今後の展開について問う。  以上が、民生費の審査状況でございます。  次に、衛生費、労働費の審査状況でございますが、6名の委員から質疑が行われました。主な質疑は次のとおりでございます。  1、体操事業の種類を問う。2、みんなで川へ繰り出そう!事業の成果と内容を問う。3、ヘリコプターの騒音苦情は、市にはないか。4、市内で出産したくなるような施策はできないか。5、ふらっとエクササイズ事業の開始からの利用状況を問う。6、乳幼児健診未受診の方のフォローは、どのようになっているか。  以上が、衛生費、労働費の審査状況でございます。  次に、農業費、商工費、土木費、消防費の審査状況でございますが、8名の委員から質疑が行われました。主な質疑は、次のとおりでございます。  1、外国人受入環境整備ステップアップ事業の概要を問う。2、公園遊具の点検作業方法について問う。3、日野宿交流館の整備状況について問う。4、買い物弱者支援の進捗状況について問う。5、多摩平の森産業連携センターの管理運用状況について問う。6、農地相談のワンストップ窓口の現在の取り組みについて問う。7、トイレが不足しているエリアについて調査しているのか。8、防火用水のチェック体制と水量が確保されているのか問う。  以上が、農業費、商工費、土木費、消防費の審査状況でございます。  次に、教育費、公債費、諸支出金、予備費の審査状況でございますが、9名の委員から質疑が行われました。主な質疑は次のとおりでございます。  1、学童クラブの法的根拠、位置づけ、目的について問う。2、小島善太郎記念館の駐車場の整備について問う。3、28年度の豊田小、五小の学童クラブの入所状況について問う。4、南平体育館の建て替えスケジュールについての変更はあるのか。5、奨学金支給事業経費において、アンケート調査の中身を問う。6、市民プール整備経費における修繕の内容を問う。7、第二の七生緑小をつくるつもりはあるか。8、日野宿発見隊事業の事業内容と市としてどのように捉えているかを問う。9、第二中学校の校庭整備の調査状況を問う。  以上が、教育費、公債費、諸支出金、予備費の審査状況でございます。  次に、決算全体に及ぶ総括質疑が、6名の委員から行われました。主な質疑は、次のとおりでございます。  1、給食の直営校と委託校での違いがあるか問う。2、人札及び契約制度検討委員会の報告書の概要について問う。3、主要な祭りについて、何人くらいの体制でどのような取り組みをしたのか問う。4、子どもの貧困対策を進めていく上で、人への投資という観点での予算確保について問う。5、保育料、学童クラブ費などの値上げにより、一部の市民の方へ負担いただくことになった施策について、分野ごとに紹介してほしい。6、第4次行革を踏まえ、第5次行革についての考えを問うでございます。  その後、決算に対する意見は、本会議において各会派代表などによって行うことに決定し、採決に入り、挙手多数で議案第53号、平成28年度日野市一般会計決算は認定すべきものと決しました。  以上でございます。よろしく御審議のほどお願い申し上げます。 77 ◯議長(西野正人君)  これより質疑に入ります。     〔「なし」と呼ぶ者あり〕 78 ◯議長(西野正人君)  なければ、質疑を終結いたします。  本件について御意見があれば承ります。奥住匡人議員。     〔7番議員 登壇〕 79 ◯7番(奥住匡人君)  自民党新政会を代表して、議案第53号、平成28年度日野市一般会計決算に認定の立場から意見を申し上げさせていただきます。  まず、市税の根幹である税収について申し上げます。  市税は、前年度比1.3%、3億9,816万円の減、299億5,700万円となりました。市内人口の増加や緩やかな景気回復による名目賃金の上昇、雇用の増加によって、個人市民税は、前年度比1.2%増の129億4,600万円となりました。しかしながら、法人市民税は、法人実効税率の引き下げや市内一部輸出企業のアジア経済の落ち込みの影響などから、前年度比30.7%、9億617万円減少となりました。  また、利子割交付金などの各種交付金などは、全体で約7億円の減少、さらに普通交付税は約4,300万円のみの増加となりました。  経常収支比率は、前年度の91.8%から93.9%と2.1ポイント悪化しております。平成28年度基金の取り崩しは29億6,943万円、市債の借り入れは33億3,150万円あり、歳入の確保と歳出の削減への努力が、さらに求められる状況にあります。  第4次行財政改革の最終年となった平成28年度は、学童クラブ費、保育料の見直し、国民健康保険税の税率改定、第三幼稚園と第四幼稚園の統合、窓口業務による民間委託モデル自治体への参加、公共施設等総合管理計画の策定、第5次行財政改革大綱の策定などが行われました。多岐にわたる住民サービスを充実させるためにも、平成29年度からの第5次行財政改革をしっかりと進めていただくことを求めます。  次に、歳出について項目ごとに申し上げます。
     総務費について。  1月30日に姉妹都市締結した紫波町とは、この間住民や各種団体、職員同士の交流が進められてきました。新たに学校や新直売所での紫波町産米の活用も実施、そして計画され、さらなる都市間交流を進めて、相互の商業、観光振興につなげていただくようお願いをいたします。  また、職員研修においては、平成26年からの職員採用試験の見直しの結果、大幅な志願者増で、新たな人材が活躍してきています。平成27年から人材育成基本方針が見直され、みずから考え行動し、チームワークで未来をひらく職員が目標とされています。こうした方針にのっとって、建築営繕課での職員みずからによる設計監理業務によって、委託料の削減効果がもたらされたり、地域協働課による地域アクションプランの遂行によって、地域づくりが根づき始めてもおります。こうした予算書や決算書には見られない、職員独自による業務の遂行が随所に見られ始めております。人材の育成に拍車をかけていただきたいと思います。  次に、民生費について。  児童館事業とキャンプ運営経費について申し上げさせていただきます。  屋根のある遊び場、児童館での子どもの居場所づくりが進められています。ひの児童館での空き室を活用した自習室、音楽室、卓球室が新規に開設され、全ての境遇の子どもたちの放課後の居場所がつくられています。  キャンプ運営事業は、子どもたちの思い出づくりの大変大切な機会ではありますが、参加する子ども、そして参加しない子どもも含めた、今後の児童館の運営について、さらに工夫して運営に当たってほしいと思います。  次に、衛生費。  平成28年度初開催となった第1回浅川アユまつりについてです。平成28年度第1回目は6,000人の参加者、第2回目のことしも8,500人にも及ぶ参加者があり、盛況に事業が展開されています。市の魅力の発信の場として、発信力を高めるようさらに充実をしていただきたいと思います。  次に、土木費。  LED街路灯導入促進事業についてです。平成28年度の調査を経て、本年度末までに、市内全街路灯1万2,255基のLED化が終了予定であります。環境負担の軽減や電気料の削減が期待されるところでございます。  空き家対策経費についてです。平成28年度は地域の交流の場としての5件の活用と、4件が不動産物件として流通され、2件が成約に至ったとお聞きをいたしております。平成29年度も改修費として1件が申請され、3件は専門家派遣として実績を重ねてきております。さらなる活用を求めます。  みんなで川へ繰り出そう!事業経費、トイレ整備についてです。28年度からの3年間の河川敷へのトイレ整備、1基約2,000万円、補助率4分の3の補助金を活用しながら、市民の健康増進へ寄与している事業だと思っています。今後の着実な整備を求めていきたいと思います。  教育費。  七生緑小学校合唱団ミニコンサート開催経費についてです。NHK全国学校音楽コンクールで、898校の頂点を連続4回、全国1位の名誉をたたえる報告会が実施されました。平成25年度から庁舎や高幡不動駅、学校と横断幕の設置や、広報ひのの号外も発行されてきております。これを機に5連覇へ向けて、市としてもしっかりと支えていただきたいと思います。  施設整備管理経費、学校のトイレ改修工事についてです。平成28年度の三小、四中での改修工事が実施をされました。また七小、八小への設計も行い、平成29年度は改修工事も実施されました。引き続き着実な実行を求めます。  次に、市民プール整備経費についてです。老朽化した市民プールヘの整備とともに、指定管理による修繕も実施されています。さらなる利用者拡大に向け、周辺の活用や自主事業の強化をしていってほしいと思います。  市民グラウンド整備経費についてです。実践女子大学グラウンドヘの代替施設の整備について設計が行われました。平成30年度からの利用に向け、着実な実行を期待するところでございます。  以上の理由から、平成28年度日野市一般会計決算認定の意見とさせていただきます。 80 ◯議長(西野正人君)  鈴木洋子議員。     〔3番議員 登壇〕 81 ◯3番(鈴木洋子君)  自由民主党日野市議団を代表いたしまして、平成28年度日野市一般会計決算を認定する立場から意見を申し上げます。  28年度の国内景気経済の動向は、雇用、所得環境に改善が見られ、企業収益も上昇する中、税収の増加などから基礎的財政赤字が縮小するなど、緩やかではありますが、経済再生、デフレ脱却に確かな進捗が見られた一方で、GNPの6割を占める個人消費は一進一退、可処分所得は伸び悩み、将来不安の高まりが見られる子育て世代、定年退職者など、働き方の変化に直面している世代の消費の慎重化により、所得改善が支出に十分つながっていないなど、需要に力強さを欠いている状況であったというふうに思います。  人手不足感の高い企業分野への円滑な労働移行が、十分に図られていない状況に、市といたしましても、働く意欲のある人が働きやすい環境整備、保育施設の充実や保育人材、介護人材の確保に取り組み、長時間労働の見直しなど、労働供給と需要のミスマッチを是正し、多様な働き方を広めてゆくことや人材力強化への道筋を確立しながら、経済情勢を注意深く見守る中で、将来のリスクの芽に対して、一層迅速な対応が求められます。  経常収支比率の2.1ポイントの上昇を考えますと、新規事業への影響が懸念されます。将来世代に負担を先送りすることのないよう、地方債発行や債務負担行為に基づく支出には、慎重な判断と抑制に向けて、そして、2020プランで定めました目標値85%の適正水準まで押し上げていただく引き続きの努力を願わなければなりません。  自然災害への備えや税収の落ち込みに対応するための財政調整基金は、将来負担を鑑みながら配慮していく姿勢は、非常に重要であると思います。9月10日の茨城県常総市の豪雨水害被害時には、復旧に19億円の取り崩しが行われた状況を見ますと、その人口比からしても、我が市は、45億円を超える額を目指していくべきであろうと考えます。  歳入につきましては、市財政の根幹である市税収入が人口増に伴う納税義務者増、収入増により、個人市民税が前年度比1.9%増加したものの、税制改正により法人市民税が、また、各種交付金が減少したことにより、一般財源が1.3%、3億9,816万円の減収となりました。情報収集力を高め、工夫を凝らして、国、都の補助金を獲得する努力をさらに重ねていっていただきたいと存じます。  適切な対応を心がけながらの徴収率98.9%の実績は、高く評価しつつ、滞納繰越分の解消に向けて、関係部局の引き続きの御努力に期待をいたします。また、トップランナー方式を活用して、財務体制強化及び地方交付税増につなげていっていただきたいと思います。  歳出については、義務的経費が2.5%増、中でも社会保障費関連経費である扶助費は5.5%、9億262万円の増でございます。8月に公表いたしました第5次行革を着実に実行することにより、歳出削減につなげていっていただきたいと存じます。  それでは主要事業について、参画と協働のまちから申し上げます。  第5次日野市行財政改革大綱が策定されました。さらなる行財政基盤強化に向けて、100%税で賄う発想から意識改革を職員の皆さんに浸透する取り組み、ネーミングライツの導入、クラウドファンディング制度の活用などを実施して、歳入の確保を図っていただきたいと存じます。  公共施設など総合管理計画の策定により、人とまちの高齢化の進展を踏まえた、公共施設全体の総合マネジメントを進めていただくための方向性が示されました。床面積の総量16%削減は、歳出削減と市民サービスの充実の双方を進めながらの方針であり、難しさはあろうかと思いますが、利用者と丁寧な対話と理解を深めつつ、目標達成に向けて御努力をお願いしたいと存じます。  学校施設整備に関する中長期計画策定につきましては、実施した老朽化状況などの調査を精査して、地域の財産でもあります学校施設の整備を、今後、公共施設等総合管理計画と整合性を図りながら着実に実施してください。  2008年以降、1件から4件で推移しておりましたふるさと納税でございますが、28年度は、返礼品の工夫や周知の御努力を重ねていただいた結果が890件、2,290万円の寄附という形であらわれたというふうに高く評価をさせていただきます。これをはずみに、シティーセールスにつながる日野市の魅力開発に磨きをかけ、さらなる増へと御努力をお願いしたいというふうに思います。  子どもが輝くまちについて申し上げます。  28年度も保育の受け入れ枠拡大を実現していただきました。31年度に待機児童解消の目標に向けて、さらなる御努力をお願いしたく存じます。  保護者の要望に応じ、スーパーひのっち「なつひの」を4校から6校に拡大して実施していただき、夏休み中の多くの子どもたちの安全な居場所が確保されました。スタッフの拡充を図りながら、全小学校実施を進めていっていただきたいと存じます。  28年度も引き続き、学童クラブを必要とする全ての児童の受け入れを実施していただきました。将来の児童数増に向けて、対応をしっかり検討しながら、育成時間の拡大と延長育成の通年実施のための御準備推進をお願い申し上げます。リソースルームの増設、特別支援教室の取り組みなどにより、課題を抱えた児童・生徒について、自立に向けた支援体制整備の拡充が図られました。指導を希望する子どもたちの増加が見込まれることから、今後一層の充実した取り組み強化をお願いします。  子どもの豊かな育ちを支え、子育てしやすい環境整備の幅広い取り組みの進展に敬意を表したいと思います。  健やかでともに支え合うまちについて申し上げます。  子どもの貧困対策に関する基本方針が策定され、市の目指す姿、全ての子どもたちが夢と希望を持って成長していけるような地域に向けて、全庁的取り組みの必要性が確認され、また地域と一体となった連携の重要性が明確化されたというふうに思います。今後は、オール日野市で基本方針に掲げられた施策を実現する御努力を求められると思います。よろしくお願いしたいと存じます。  関連して、子どもの居場所、学習支援ほっともの設置を3カ所に拡大していただきました。貧困の連鎖を断ち切るための効果的、最前線の取り組みでもあります。全中学校区に設置するなど、拡充に期待をいたします。  発達・教育支援システムのかしのきシートの運用を、幼稚園から中学校まで統合する取り組みにより、分断されていた支援体制から、切れ目のないより充足した支援の実現へと大きく進展したと言えます。今後の高等学校への連携に向けてという新たな展開に期待をさせていただきたいと思います。  日野人、日野文化を育てるまちについて申し上げます。  南平体育館が建て替えにより、市民の交流、健康のためはもとより、南部地域の防災機能を担う施設として、新たに生まれ変わるということでございます。北はふれあいホール、南には南平体育館という二大拠点の完備は、市民が長らく望んでおりました。策定した基本計画にのっとって、しっかりと推進していただきたいと思います。  昭和7年に建築され、日本の近代化を象徴する桑ハウスの国登録有形文化財の登録申請が行われました。29年に日野市初の登録が決定したことを受けまして、今後、日野市の宝でもあります歴史的文化財の保護と活用を、市民とともに取り組んでいただきたいと願います。  自然と調和した環境に優しいまちに向けては、市民生活の基盤を支える新可燃ごみ処理施設の建設準備、周辺環境整備に着手をされました。平成32年度の操業開始に向けて、これまでどおり丁寧な説明を重ねながら、計画に沿って円滑な事業推進をしていっていただきたいと思います。  安全で安心して暮らせるまちについて申し上げます。  防犯カメラの5駅の計6台設置、そして、防災行政無線のデジタル化工事の完了により、災害発生時の情報伝達の機能強化が図られました。引き続き、市民の安全安心の暮らし向上のための御努力をお願いしたいと存じます。  地域の魅力を活かした活力あるまちについて申し上げます。  孤立しがちな高齢者の活動の場を広げる、そしてまた、免許返納という重い決断をされた方々の足確保という意味でも、重要なミニバスの利便性向上が図られました。今後も、病院や公共施設の直行便など市民要望の高い路線の新設など、さらなる拡充を期待させていただきたいと思います。  岩手県紫波町との姉妹都市盟約締結が行われました。行政間の交流を文化、観光、産業面に、そしてまた教育面などにもさらに深めていただき、相互の発展に寄与する取り組み、期待をさせていただきたいと思います。  厳しい財政状況が引き続き予測されます。今後も、入りと出のバランスをとりながら、市長を先頭に適正な事務執行、事業推進に努めていただくことをお願いしまして、自由民主党日野市議団を代表しての意見とさせていただきます。  ありがとうございました。 82 ◯議長(西野正人君)  大高哲史議員。     〔8番議員 登壇〕 83 ◯8番(大高哲史君)  日本共産党日野市議団を代表し、2016年度決算に対し、不認定の立場から意見を申し上げます。  最初に、決算不認定の主な理由を2点述べます。  第1の理由は、普通会計ベースの実質収支で過去3番目に高い23億円の剰余金を生み出し、黒字会計となった2016年度の日野市のお金の使い方についてです。この間、学校の老朽化、トイレの改修、道路の舗装の劣化、学童クラブ、公共施設の未耐震問題や雨漏り補修、進まない公園遊具の補修などを取り上げ、早期修繕と計画の前倒しを求めてきました。また、待機児の解消や大規模学童の解消は一向に進んでいないことも指摘し、早期の解消を求めています。  こうした課題に正面から向き合い予算配分を行い、予算の使い残しを減らすことができれば、市民の暮らし、福祉を増進させることができたにもかかわらず、今回の決算では、23億円も使い残す結果となりました。しかも、2016年度は、9月の3号補正で、2015年度の繰越金24億6,800万円余りを含む約27億7,000万円の増額補正が行われましたが、市はそのほとんど、25億円余りを基金に積み上げました。  市は決算討論の中で、アベノミクスは中小企業には行き渡っていない、非正規雇用の増大という問題がある、景気については全体としてなかなか厳しいということを認めました。そうであるならば、市民の暮らしを支える施策にこそ、より税金を配分すべきでした。しかし、今回市が行ったことは、市民の切実な課題は残したまま、将来のため、大災害に備えるといって基金を積み上げることでした。これは、市民の暮らしをよくしようと、課題に正面から向き合っている市政運営とは到底言えません。これでは、基金が積み上がったとしても、市民の暮らしが立ち行かなくなってしまいます。是正することを求めます。  決算を不認定とする第2の点は、可燃ごみ処理の広域化をめぐって、強引な市政運営が続いている点です。ごみ搬入路建設では、公園予定地内に道路を建設するという違法を強引に進めようとする余り、住民から裁判を起こされている中で、工事車両を通すためと道路工事を強行しています。一方で、いまだに広域化後のごみの搬入車両を通せる見通しは立っていないことが、決算委員会の討論の中でも確認がされました。  また、市がごみ処理広域化、共同処理施設の建設のためにどうしても必要としていた地元協議会が、市民の合意が得られないために、いまだにつくれていないでいることも、この事態を象徴しています。しかも市は、この地元協議会を、市民の意見を計画に反映させるために設置するのではなく、報告と意見交換の場と目的をすりかえ、形だけの地元協議会を立ち上げようとしている点も、ますます市民から信頼を失う結果となっています。  期限先にありきで住民を置き去りにし、工事だけは進めるという市の姿勢は直ちに改めるべきです。ボタンのかけ違いを直すためには、一旦立ちどまり、計画を一から市民とともに考え直す以外に方法はありません。計画の白紙撤回を改めて求めます。  以上2点が、決算認定できない主な理由です。  次に、決算委員会の中で議論し改善を求めてきた点について、9点に絞って意見を述べます。  第1に、保育園待機児と大規模学童の解消についてです。  保育園待機児は28年4月時点で372名となっていましたが、この時点で、市は具体的な解消策を示すことができていませんでした。今年度ようやく解消のための具体的な計画を示しましたが、潜在的待機児を考慮し、計画にさらなる上乗せ整備を行い、本当に待機児をなくすための計画とするよう求めます。  学童クラブについては、2016年度予算が提案された時点では、71名以上の在籍の大規模学童が4カ所存在し、現在でも1カ所が解消できずに残されています。また、分設されたとする学童の中には、間仕切り等で部屋を仕切っただけの括弧つき分設の学童が23カ所あることも、決算討論の中で明らかになりました。子どもたちの育ちを支えるにふさわしい生活の場を確保するために、分設は一つ一つの独立した建物で行い、集団の規模を独立させることを求めます。  あわせて、職員の処遇を大幅に見直し、働きやすい環境を確保するとともに、専門職として学童職員が自立して生活できる賃金を保障するよう求めます。こうしてこそ、人手不足を解消することが可能となり、子どもたちにとっての本来の生活の場が実現することになります。ぜひ、こうした方向での改善を求めるものです。  第2に、公共施設等総合管理計画に関連し、旧耐震基準で建設された公共施設の中で、診断すら行われていない施設について、耐震診断を行うよう求めます。  廃校となった小学校を保育施設や学童、公民館などとして使っていますが、多くの市民が普段から利用している施設が、老朽化に伴い躯体にひびが入るなど、利用者に不安を与えるような状態が放置されています。まずはそうした公共施設の耐震診断を行うとともに、施設の今後のあり方について早急に定めるよう求めます。また、修繕が十分に行われておらず、雨漏りをしている施設もありました。普段の修繕予算を確保するとともに、雨漏りについても早急に改善することを求めておきます。  第3に、学校長寿命化中長期計画と学校トイレの改修についてです。  この間、臭くて汚い学校トイレの改修を早期に完了させるよう求めてきましたが、市は、毎年2校2系統の改修というペースを改めようとしませんでした。こうしたことから、いまだに全てのトイレ改修を完了させるめどが立っていません。補助金等も活用し、残された学校トイレの改修を全て終わらせるよう、計画を立てることを求めます。  その際、過去の改修で和式トイレを残した学校についても改修を進め、全てを洋式化するように求めます。また、学校についても、雨漏りが見られる施設があります。早急に改善するよう求めます。  第4に、公園遊具等の修繕についてです。  我々市議団が調査した約70の公園だけでも、撤去予定の遊具がぼろぼろになった状態で放置されていたり、タイヤブランコのタイヤのみが撤去され、フレーム部分が置かれたままになっているなどの実態が明らかになっています。全ての公園を調査し修繕計画をつくるところまでは評価ができるものですが、計画の中身を見ると修繕計画というよりは、ほぼ遊具撤去計画となっており、計画をそのまま進めれば、市内の公園から遊具が半減してしまうことになってしまいます。市は、子どもたちが遊びたくなる、市民が憩える公園となるよう、市民の声を聞きながら遊具の更新、修繕を早急に完了させる必要があります。そのための予算をしっかり確保し進めることを求めます。  第5に、道路舗装補修計画についてです。  市は、年平均約1億8,000万円、40年間で72億円かかるという道路舗装補修計画を策定しました。我々市議団は、科学的調査に基づく計画策定は評価していますが、計画期間が余りにも長過ぎることから、予算を大幅に増額し計画期間を抜本的に短縮するよう求めてまいりました。この間、工事の前倒しなどの努力もあり、当初10年かかるところを8年に短縮できたとの見通しも示されたところです。さらに努力を進めていただき、計画期間を抜本的に短縮するよう求めます。  第6に、ミニバス、ワゴンタクシーの充実と買い物弱者対策についてです。  今や市民の生活の足となっているミニバス、ワゴンタクシーですが、さらなる増便や運行コースの充実などの市民の願いに応え切れているとは言えません。次期の公共交通再編に向けて、市民の声をしっかりつかむ努力を進め、乗り継ぎの解消、ワゴンタクシーの土日運行など、市民の移動の足を充実、発展させることを求めます。その際、買い物弱者対策にも有効な、乗り合い型タクシーについても検討することを求めておきたいと思います。  第7に、学校図書館司書についてです。  学校図書館法の一部が改正され、学校に専任の司書を配置し、先生などとも連携するよう努めることが改めて法に位置づけられました。しかし日野市では、有償ボランティアと呼ぶ最低賃金以下で働かせる市政協力員の配置を続け、市政協力員のやる気に頼った学校図書館運営を続けています。市は、法改正の趣旨を踏まえ、全ての学校に、正規、専任で資格のある学校図書館司書を配置して、学校や司書教諭と連携し、充実した教育活動が進められる体制を早期に実現することを求めておきます。  第8に、南平体育館の建て替えについてです。  これまで示してきた、市民の切実な願いを実現するためには、たくさんの税金が必要です。にもかかわらず市は、基金をふやすことや借金を減らすことにお金を使い、一方で、行革だと市民へのサービス削減と負担増を続けています。  こうした中において、南平体育館については、34億円以上の巨大プロジェクトであるにもかかわらず、防災のため、耐震性確保するためなどと、南平体育館を全てに最優先して建て替えを急がなければならない理由とは言えない理由を持ち出し、とにかく東京オリンピックの時期に合わせて建て替えるとしています。  市からはいまだに、わざわざ建設コストが最も高い時期に建て替えを急がなければならない説得力ある理由は示されていません。市民の税金を無駄に使わないためにも、建設時期を再検討するよう強く求めます。  第9に、公契約条例の制定についてです。  この間、市の工事発注実績から、設計労務単価の8割を確保できないなど、総合評価方式の限界が明らかになっています。公契約条例の強みは、賃金の下限を設定できることにあります。公契約条例の制定で、労働者の賃金を保障し、委託事業も対象に加えて日野市から官製ワーキングプアをなくしていくように求めます。  最後に、市政全般について意見を述べます。  この間の大坪市政は、市政の重要な課題について、早期解決を目指した決断をせず、平準化だと先延ばしにする市政運営を行っています。その一方で、ごみ処理の広域化や南平体育館の建て替え、また大型道路建設など、市民の声を十分に聞かないまま、合意なき見切り発車で政治的に進めている事業もあります。  こうした市長の姿勢は、一部の市民や関係者には受け入れられたとしても、多くの市民に歓迎されるものでないことは、この間の市民の運動や行動、議会論戦でもはっきりしています。  市民の合意を得ながら、一から丁寧に計画を進めていくことは、一見遠回りのように見えても、最終的には最も身近で合理的な方法であることは、多くの他市の例からも明らかです。  以上、市長の市営運営に対する姿勢を改めるよう求め、2016年度決算不認定の意見といたします。 84 ◯議長(西野正人君)  峯岸弘行議員。     〔11番議員 登壇〕 85 ◯11番(峯岸弘行君)  公明党を代表し、平成28年度日野市一般会計決算に対し認定する立場で意見を申し述べます。  まず、平成28年度の国内景気の動向は、雇用、所得環境が改善し、緩やかな回復基調が続いている一方、前年度前半には海外経済で弱さが見られたほか、国内経済においても、個人消費及び民間設備投資は、所得、収益の伸びと比べ、力強さを欠いた状況となりました。また、物価の動向を見ると、これまでの原油価格の下落の影響等により、平成27年度と比べて伸びが低下しています。  平成28度予算は、大坪市長が初めて編成をした26年度の予算基本姿勢を基礎とし、任期最終年の28年度は産官学金それぞれのネットワークをさらに強化し、諸力融合の推進をより鮮明に打ち出し、日野市第5次行財政改革大綱の策定、公共施設等総合管理計画の策定、長寿命化及び改築等の学校施設整備に関する中長期計画の策定、第4次日野市特別支援教育推進計画の策定、第3次ごみゼロプランの策定、保育園の待機児童解消のための定員拡大と認証保育所開設、新可燃ごみ処理施設の建設準備及び周辺環境整備の推進など、国の総合戦略に連動し取り組んでいただきました。また、日野市子どもの貧困対策に対する基本方針を策定し、具体的な予算づけを始めるなど、子どもの貧困対策元年とも言うべき年となりました。  それでは、平成28度日野市一般会計歳入歳出決算について述べます。
     歳入決算額は、659億7,854万円で前年度比2.9%の増、歳出決算額は、636億8,522万円で前年度比4.0%の増と、歳入歳出ともに増額しました。形式収支は22億9,332万円の黒字となりましたが、今後は2025年問題、2040年問題という言葉に象徴されるように、人口減少、高齢化がさらに進み、税収の減少、社会保障関連経費の増大、公共施設の老朽化に伴う更新費用の増大など、将来に向けて財政状況が一層厳しくなることが予想されます。  このようなことを念頭に置きながら、歳出につきまして、主な項目について順次述べていきたいと思います。  まず、総務費についてです。  ふるさと納税事業経費を、アニメ「薄桜鬼」とのコラボ企画の返礼品を活用し、2,290万円の寄付を集めたことを高く評価したいと思います。  次に、街灯防犯カメラ設置事業について。市民の安全安心と犯罪防止、抑止力向上に資する対策として、設置が進んでおり、2年目の28年度は日野駅、万願寺駅、百草園駅、南平駅、平山城址公園駅に合計6台設置し、市民の安全安心な環境整備を図りました。今後、平成30年度までに市内の全ての鉄道駅への設置を着実に進めていただきたいと思います。  続いて、民生費についてです。  生活困窮者自立支援事業として始まった学習等支援事業、ほっともは、高幡地区、栄町地区に2カ所増設されたことを高く評価します。今後、各中学校区への開設及び事業の広報周知に注力し、支援を必要としている家庭に情報が着実に届くように御努力をお願いいたします。  障害者差別解消促進事業経費では、(仮称)障害者差別をなくす条例の制定に向けて、引き続きの御努力をお願いするとともに、市役所に加えて市立病院への手話通訳者の配置も要望しておきます。  認知症高齢者支援事業経費では、年々増加する徘徊高齢者対策として公明党が要望してまいりました、靴シールを必要とされる高齢者に配布していただきましたが、今後は、このシールに本人の名前と連絡先がわかるQRコードの掲載も提案します。  また、高齢者等困りごと支援業務委託料につきましては、これまで要望してまいりました新聞紙等のごみ出しも、作業内容に加えていただいたことを高く評価したいと思います。  高齢者公営住宅事業経費につきましては、シルバーピアの管理人の不在の問題点も指摘をしておきます。  駅前ミニ子育て応援施設「モグモグ」経費では、国の補助金メニューを活用して、現在使用していない土日と土日の夜間を活用した夜間子育てカフェや三世代交流コミュニティーカフェの運用を御検討ください。  児童虐待防止等対策事業経費では、虐待の認知件数の増加により、子ども支援ワーカーを増員され、相談体制を強化されたことを高く評価いたします。今後も引き続き、あらゆるアンテナを張って、子どもたちの命を守るためのネットワークづくりをお願いいたします。  認証保育所経費では、新たに5園の開設及び園舎の建て替え支援が行われましたが、さらに引き続き、保育園の増設に御努力をお願いいたします。  親の子育て力向上支援事業経費では、産前産後ケアとして、生後28日以内の新生児訪問を実施し、育児不安や虐待予防に力を入れた取り組み強化を評価いたします。また、家事育児支援ヘルパーの利用を1時間単位に利用できるように工夫をされて、利用回数が倍増しました。今後は妊娠期から子育て期にわたる多様なニーズに対応する子育て世代包括支援センターの早期設置を要望いたします。  次に衛生費についてです。  さわやか健康体操事業経費については、地域によっては希望しても受け付けから漏れてしまう方もいるとのことです。新たな会場の確保への御努力をお願いいたします。  みんなで川へ繰り出そう!事業経費では都の補助金を活用して川を利用した新たなまつりとして、多くの市民が川遊びを楽しまれました。2020年までの補助事業ですが、今後も継続実施に向けて御努力をお願いいたします。  市立病院事業経費につきましては、一般会計からの操出金が初めて11億円を超えてしまいました。今後、市立病院の公営企業法全部適用に向けて、着実にロードマップを作成していただきたいと思います。  続いて、商工費についてです。  日野まちゼミ補助金につきましては、商店街活性化の切り札としてのまちゼミの事業に、図書館もブックリストの作成で協力をし、顧客満足度も99%を超える事業となっています。今後、新規創業者には参加費を補助するなど引き続きの支援をお願いいたします。  多摩平の森産業連携センター管理経費では、PlanTの使用状況はまだ低い状況ですので、豊田駅前へのサインを設置するなど周知、PR活動に注力をお願いいたします。  新選組のふるさと日野ガイドボランティア活用事業経費にきましては、会員の高齢化が気になります。新たな人材の育成や、大学や企業との連携を御検討ください。  また、外国人受け入れ環境整備ステップアップ事業経費については、4カ国語の観光パンフの作成や多言語翻訳アプリVoiceTraの活用を、高く評価します。  新選組のふるさと歴史館展示事業経費については、ことしの年末の井上源三郎没後150年記念特別展から再来年の土方歳三没後150年記念特別展に向けて、意義深い特別展が続きます。子どもたちに、より楽しんでもらえるような、パソコンを使ったひの新選組クイズ検定などの実施についても、ぜひ御検討をお願いいたします。  続いて、土木費についてです。  木造住宅耐震化促進経費については、新たに9軒の耐震化を支援されました。  さらに、新たな予算として分譲マンション耐震化促進事業補助金では、アドバイザー派遣や耐震工事を支援されました。  LED街路灯導入促進事業経費については、公明党も要望してきた事業で耐用年数も15年となり、大きな経費削減につなげられたことを高く評価したいと思います。  空き家等対策経費につきましては、日野市においても条例が制定されました。空き家発生防止、適正管理の意識啓蒙、空き家の利活用等に資する運用にも、今後も期待するとともに評価をいたします。  次に、市営住宅整備経費並びに橋梁長寿命化事業経費についてです。公営住宅や橋梁の耐震化、長寿命化修繕は喫緊の課題であります。28年度も計画に基づき、対策工事や設計業務を進展していただきましたことを評価いたします。  また、道路舗装補修計画においては、計画の前倒しを図るなど、スピード感を持って事業を進めていただきたいことを要望しておきます。また、路面下空洞調査につきましては、実施も着実に進めていただくようにお願いいたします。  また、みんなで川へ繰り出そう!事業経費の中で、新たに平山中学校裏の土手にトイレが設置されました。今後は、アユまつりの会場でもある浅川ふれあい橋付近への設置についても、計画的に実施を要望いたします。  続いて、消防費についてです。  日野市は、計画的に災害時備蓄計画推進事業として、食料、飲料水など公的備蓄を実施していただいております。また、防災、減災のかなめとして、日野市消防団への運営経費、活性化経費についても、消防団装備品の拡充、団員確保などの実施を評価いたします。また、昨今の北朝鮮からのたび重なるミサイル発射を受けて、Jアラートの受送信についても、必要な際に着実に実行できるように訓練をお願いするとともに、総合防災訓練などにおいても、ミサイル攻撃に対する避難の方法について、市民に説明ができるように準備をお願いしておきます。  続いて、教育費についてです。  系統性のある支援研究事業経費について、かしのきシートのシステム化により、幼児期から小・中学校と切れ目のない体制が整いました。発達・教育支援センター、エールでの相談体制のさらなる充実と19歳以上の方への相談体制づくりを要望しておきます。また、スクールソーシャルワーカーの全中学校区への配置とスクールサポートスタッフの配置もよろしくお願いいたします。  以上述べてまいりましたが、総論として、社会保障関連費は、今後もますます右肩上がりで増加をしていく。93.9%という経常収支比率は非常に厳しい状況にあり、一般会計だけを見ても、市の借金は317億円であります。限られた財源の中でさらなる工夫が求められています。市職員でなくてもできることは、アウトソーシングしていかなければなりません。  共産党が、23億円も予算を余らせているのだから、保育所増設やトイレ改修や公園整備などにもっともっと予算を使うべきという主張を繰り返し述べていますが、現状はそういう状況ではありません。22億9,000万円のうち2億7,000万円は、平成29年度補正予算に活用し、臨時財政対策債として2億3,000万円、残りの12億円は将来の基金として積み立てている。これは、かつてのリーマン・ショックのときのような、将来の税収が急に落ち込んだ際の対応や、地震や豪雨の大災害発生時に備えるために必要な資金であり、目的外使用はできないことも答弁で明らかになりました。  最後に、日野市は28年度より公明党が要望してまいりました新公会計制度を導入されました。そのことで、これまで見えなかった減価償却費や資産、負債などが見えてきたと思います。委員会の質疑の中でも、公共施設の約61%が減価償却しており、老朽化が進んでいることがわかったという御答弁がございました。公共施設の修繕には財源が必要であります。今後もさらに、公会計制度の取り組みを生かして、基金と市債、つまり貯金と借金のバランスをしっかりととりながら、現在のことだけではなく将来も見据えた慎重な財政運営をお願いして、公明党の賛成意見といたします。 86 ◯議長(西野正人君)  秋山 薫議員。     〔23番議員 登壇〕 87 ◯23番(秋山 薫君)  市民クラブを代表し、意見を申し上げます。  平成28年度一般会計決算の認定に当たり、市民クラブでは、多くの市民の意見や要望をもとに、今、必要な施策が、市が適切に判断しバランスよく使用されているか確認しながら審査を行いました。結果、本決算について認定すべきものという判断をしたところでございます。  平成28年度の決算審議は、大坪市長の1期目の最終年に当たる節目の年であります。市民クラフでは、予算の執行状況については、石田代表監査、議会選出の鈴木勝豊監査委員により厳密に行われておりますので、議案とともに配付された一般会計決算書、決算等審査意見書、そして主な施策の成果をもとに確認しながら、広い視野に立ち決算審議に当たりました。  これから述べる決算審議を通して指摘した具体的な課題や要望については、次の予算編成作業に役立てていただくようお願い申し上げます。  市財政の根幹となる市税収が伸び悩む中、社会保障関連経費については増加が続いているのが日野市の全体像であります。多額の予算を必要とする庁舎の建て替え、南平体育館の建て替えなど課題も多くあることが見て取れます。無駄やむらなど、ざるですくえるような時代ではないと思いますが、テーマに向かい一歩一歩確実な前進を望みます。  歳入についてです。  市民税の歳入決算額では149億8,278万円で、前年度決算額に比較し、法人市民税を主に7億4,703万9,000円、4.7%の減少となっています。このことについては、市の力が及ぶところではありませんが、景気動向など注視するとともに、安定した市民サービスの提供を行うよう心がけていただくようにお願いいたします。また、そのためにも、一定の基金の積み立てについて行うべきと考えます。  また、会派で注目している市税の徴収についてですが、現年課税分は99.5%と、多摩26市でも高い徴収率となっております。担当部の努力とともに、評価したいと思います。一方、収入未済及び不納欠損については、粘り強い活動が必要で、引き続きの努力を求めます。  ことしは、ふるさと納税について、返礼品を充実するなど改善をした結果、納税額の増加を図ることができました。日野市におけるふるさと納税については、いろいろな考えがあると思いますが、これからも、少しの予算と知恵でふやすことができるよう、戦略的な検討委員会の立ち上げなど行い、推進すべきと思います。  そのほかにも、市として行える事業としては、ホームページの公告収入の増加や、ネーミングライツの取り組み、デジタルサイネージ──これ電子看板でございますが、こういうものの設置、活用などが挙げられます。新しい財源の創出、将来的な財源の確保について取り組みにも期待いたします。  次に歳出でございます。  さきにも述べましたが、予算の執行については監査も実施されておりますので、事業評価を中心に評価いたしました。  まず、総務費です。  第4次日野市行財政改革大綱の計画期間が、平成28年度末で終了することを受け、第5次日野市行財政改革大綱作成事業が行われました。2020プラン、まち・ひと・しごと創生総合戦略及び各種個別計画との関係性と役割の整理が行われています。よい計画と評価されるには、目標と最終到達点を明確にすることが最大のポイントであると思いますので、ベンチマークなどにより目標設定が肝であると思います。これからの成果に期待します。  紫波町との姉妹都市盟約締結式が実施されました。これまでの海外都市とは違う生きた交流を望みます。また、今回の姉妹都市まで行かないものの、友好都市など拡大し、市民の積極的な交流の場づくりを望みます。  職員研修についてですが、会派で要望していましたが、積極的に進められています。特に、常任委員会の行政調査に課長職の方々が同行してたただくようになったことは、高く評価します。結果がすぐ出るとは思いませんが、係長職の方々への展開など継続を望みます。  人件費ですが、再任用管理職任命制度が28年度から開始されましたが、所管部署の長が再任用された場合に、総務費の中の再任用枠で一括管理をされるという狙いがよくわかりません。制度の変更や新しい施策の実施に伴う見直しは、その都度確実に実施すべきと思いますので検討ください。  同じく再任用ですが、能力があり評価した上で役職をつけていると思いますが、部長職であった方が、再任用時に役職が課長につくことは、ある意味降格人事を思わせます。この役職でこの仕事をやってほしいと言われれば辞退することも可能と思いますが、これではせっかくの制度の意味がなくなるのではと疑問でございます。これからもっとふえるベテラン職員の力を発揮していただくためにも、制度の充実に向け見直しを希望します。  庁用車の管理に関連し、運転者講習会など実施され、再発防止について取り組みをされていることはわかりましたが、この項目については、継続的な再発防止活動と職員の意識改革が必要と思いますので、継続的な活動の標準化を望むとともに、これからの専決処分の議案として上程されないことを祈ります。  民生費ですが、生活保護事件後の適正実施のための体制強化として、チェック体制の強化、現金管理の見直しが図られたことによる、これからの事件、事故の発生がないことを望みます。しかし、いろいろなケースがあるというものの、担当1人当たりの人数は多いようにも思います。チェック体制の強化の中で管理者と担当者のコミュニケーションの強化を望みます。  子どもの貧困対策を総合的に進める指針について、制定され動き始めたことを評価します。子どもの貧困対策活動は、目標は貧困の連鎖を断ち切ることであり、2世代3世代にわたるかもしれないと思いますし、その対策内容もいろいろあると思います。就学前の援助、居場所づくり、学びの場拡充などが必要と思います。対策には、まさに対象となる子どもの把握することができるのかが、ある意味課題となるようにも思いますので、個人情報の取り扱いを含め、これからの活動に期待します。  親の子育て力向上支援事業ですが、子育てしやすいまちを目指し、産後ケアを含め育児支援家庭訪問事業などさまざまな事業が展開され、その充実ぶりは評価したいと思います。  その中でゼロから3カ月に利用した方が、3カ月以降、家事支援やベビーシッターを依頼したいときに家庭支援センターに依頼し、安く派遣していただけるが、どなたが来てくれるかわからないので使いづらいとの指摘があります。できれば支援してくれる方の登録制度があり、利用する方が指名することができれば、制度が利用拡大するのではないかと思います。特にベビーシッターについては、自分で気に入った方を指名し、安心し出かけたいなどの声も聞かれます。また、これらの方々をお願いした場合、市の設定金額の約倍の費用がかかるのが現状でございます。市の方で何とか補助ができないかと思うところでございます。東京都区内では実施している区もあると聞いておりますので、さらなる充実を望みます。  衛生費ですが、里帰り等妊婦健診助成金に関連し、市内での出産件数について、出生数は約1,500人程度あるものの、市内で実際に産む件数は3分の1に当たる500人程度になっています。このままでは市内の産院がなくなってしまうことにもつながりますので、市内で産むことにつながる奨励金の創設など、目に見える早急な対策を望みます。  消防費ですが、地域防災活動推進事業経費に関連し、自主防災活動が充実しスタンドパイプの準備も図られてきましたが、角型のマンホールは非常に重く市民の開閉では困難で危険です。消防団や消防署が手伝っていただけない、いざ本番になれば自治会の方々が直接手を出すことになり、2次災害の発生につながりますので、マンホールのふたの軽量化は計画的に進めておりますけども、事故につながらないよう変更などを早期に対策を望みます。  教育費ですが、放課後子ども教室のひのっちは、子どもの放課後の居場所として重要な役割を果たしており、年々利用者も増加しています。中でも夏休みのスーパーひのっちは、2校追加され6校になったものの、保護者の強い要望があります。実施に当たっては多くの問題があることも理解できますが、早い時期での全校展開を要望いたします。  日野市内の中学校をより魅力あるプロジェクトについては、部活動外部指導員謝礼に関連し、学校の文化、運動系に成果が出ています。私も関係するバレーボールなど、都大会など明らかな成果が出ておりますので、これからの支援、継続をお願いいたします。  オリンピック・パラリンピックの気運醸成事業ですが、多くの有名なアスリートにおいでいただいておりますが、一過性の活動に終わることなく、新たな前向きなレガシーづくりに結びつくことを期待します。一校一国運動など、子どもたちが実際に直接参加することができる活動についても計画いただくように要望いたします。  南平の体育館の整備経費ですが、南平体育館建替基本計画案に対し、周辺の住民の方々は、新たな防災機能など盛り込みに期待する声が多く聞かれます。(「そうだ」と呼ぶ者あり)その中で体育館機能に追加される避難所として、煮炊きができる場所がほしいなども聞かれますので、十分意見を聴取されるよう要望いたします。  まとめでございますが、これからもPDCAをうまく運用する中で、その現状についてさらにアップすることを期待いたします。  市長は、まちづくりは諸力融合が必要だと言っています。多くの方々の諸力融合を、より効率よい市政の運営にこれからも期待いたします。  以上、平成28年度の一般会計決算に当たり市民クラブの意見といたします。 88 ◯議長(西野正人君)  ほかに御意見はありませんか。     〔「なし」と呼ぶ者あり〕 89 ◯議長(西野正人君)  なければ、意見を終結いたします。  これより本件について採決いたします。  本件に対する委員長報告は認定であります。本件は委員長報告のとおり決するに賛成の諸君の挙手を求めます。     〔賛成者挙手〕 90 ◯議長(西野正人君)  挙手多数であります。よって議案第53号の件は、認定されました。  これをもって一般会計決算特別委員会関係の審査報告を終わります。  お諮りいたします。議事の都合により暫時休憩いたしたいと思いますが、これに御異議ありませんか。     〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 91 ◯議長(西野正人君)  御異議ないものと認めます。よって暫時休憩いたします。                                     午後0時00分 休憩 =============================================                                     午後1時34分 再開 92 ◯議長(西野正人君)  休憩前に引き続き会議を開きます。  これより議案第54号、平成28年度日野市国民健康保険特別会計決算の認定、議案第55号、平成28年度日野市土地区画整理事業特別会計決算の認定、議案第56号、平成28年度日野市下水道事業特別会計決算の認定、議案第57号、平成28年度日野市介護保険特別会計決算の認定、議案第58号、平成28年度日野市後期高齢者医療特別会計決算の認定、議案第59号、平成28年度日野市立病院事業会計決算の認定の件を一括議題といたしたいと思いますが、御異議ありませんか。     〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 93 ◯議長(西野正人君)  御異議ないものと認め、一括議題といたします。  特別会計決算特別委員長の審査報告を求めます。     〔特別会計決算特別委員長 登壇〕 94 ◯特別会計決算特別委員長(奥野倫子君)  それでは、平成28年度特別会計決算特別委員会に付託された6議案について、審査報告を申し上げます。  特別会計決算特別委員会は、9月22日に開催されました。議案審査に入る前に委員長、副委員長の互選が行われ、委員長には私、奥野倫子、副委員長には大塚智和委員が当選いたしました。  決算の審査に当たり、委員長といたしましては、6部門の全ての特別会計において活発な議論が繰り広げられましたことをもちまして、慎重審査ができたのではないかと感じております。  それでは、議案第54号、平成28年度日野市国民健康保険特別会計決算の審査経過と結果を申し上げます。  主な質疑といたしましては、1、30年度の広域化について、28年度決算との関係性を問う。2、国保加入者の減少の要因について問う。3、レセプトデータ分析の他課との連携について問う。4、国民健康保険の世代別の加入者数を問うなどでございました。  主な意見といたしましては、収入が低い人ほど負担が大きい。滞納者についての差し押さえは、生活を脅かす。反対という意見がございました。
     審査の後、採決の結果、挙手多数で認定すべきものと決しました。  次に、議案第55号、平成28年度日野市土地区画整理事業特別会計決算の審査経過と結果を申し上げます。  主な質疑といたしましては、1、豊田南地区の保留地の総面積はどれぐらいか。2、公園や公共公益施設は、宅地開発などに合わせて整備するべきと考えるが市の考えを問う。3、市施行4地区それぞれの事業費ベースの進捗率を問うなどでございました。  主な意見といたしましては、1、予算などいろいろな面を含め仕切り直しをした方が、経費削減と迅速に事業を進められるのではないか。反対。2、事業は身の丈に合った財源で進めるべきである。代行買収において話し合いが始まったことは評価するが、認定には反対などという意見がございました。  審査の後、採決の結果、挙手多数で認定すべきものと決しました。  次に、議案第56号、平成28年度日野市下水道事業特別会計決算については、慎重審査の後、採決の結果、全会一致で認定すべきものと決しました。  次に、議案第57号、平成28年度日野市介護保険特別会計決算の審査経過と結果を申し上げます。  主な質疑といたしましては、1、介護予防教室の事業効果を問う。2、介護職の確保について、事業者、研修制度、資格取得の助成を問うなどでございました。  主な意見といたしましては、1、介護報酬の改定や総合事業の導人、利用者負担の引き上げの実態を把握して、事業者、利用者の声に耳を傾けてほしい。賛成。2、しっかりとした介護のあり方をつくっていく仕組みを市民と一緒につくり上げ、介護職員の処遇改善を求める。賛成という意見がございました。  審査の後、採決の結果、全会一致で認定すべきものと決しました。  次に、議案第58号、平成28年度日野市後期高齢者医療特別会計決算については、慎重審査の後、採決の結果、全会一致で認定すべきものと決しました。  次に、議案第59号、平成28年度日野市立病院事業会計決算の審査経過と結果を申し上げます。  主な質疑といたしましては、1、市立病院の公営企業法の全部適用がよいのではないかという第三者委員会での中間報告の中で、そのメリットについて問う。2、29年度全部適用に向けての思い、心構え、決意について問う。3、非正規労働の数について問う。4、救急車の応需率と不応需の理由について問うなどでございました。  主な意見といたしましては、1、今後、公営企業法の全部適用に向けて、患者別、疾病別の原価計算を検討材料として第三者委員会の中で協議してほしい。賛成。2、市民に愛される病院にするためには、どういうことが必要なのか、コンセプトをしっかり持つことが大事。賛成。3、経営改善の努力、救急の充実、地域の医療機関との連携については評価するが、公営企業法の全部適用後、経営が悪化して民営化せざるを得ない状況となる危険も招きかねないため、慎重な対応を求める。賛成という意見がございました。  審査の後、採決の結果、全会一致で認定すべきものと決しました。  以上6件の議案について、よろしく御審議のほど願います。 95 ◯議長(西野正人君)  これより議案第54号の質疑に入ります。     〔「なし」と呼ぶ者あり〕 96 ◯議長(西野正人君)  なければ、次に議案第55号の質疑に入ります。     〔「なし」と呼ぶ者あり〕 97 ◯議長(西野正人君)  なければ、次に議案第56号の質疑に入ります。     〔「なし」と呼ぶ者あり〕 98 ◯議長(西野正人君)  なければ、次に議案第57号の質疑に入ります。     〔「なし」と呼ぶ者あり〕 99 ◯議長(西野正人君)  なければ、次に議案第58号の質疑に入ります。     〔「なし」と呼ぶ者あり〕 100 ◯議長(西野正人君)  なければ、次に議案第59号の質疑に入ります。     〔「なし」と呼ぶ者あり〕 101 ◯議長(西野正人君)  なければ、これをもって本6件の質疑を終結いたします。  議案第54号について御意見があれば承ります。清水登志子議員。 102 ◯9番(清水登志子君)  議案第54号、平成28年度日野市国民健康保険特別会計決算の認定について、日本共産党日野市議団を代表して、決算の認定に反対の立場から意見を申し上げます。  平成28年度は国保税の改定が行われた年でした。年額1人当たり9,300円、世帯当たり1万4,600円の大幅値上げです。その内容は、資産割の廃止に伴い均等割が増額され、人数の多い世帯の負担が重くなりました。さらに応益割の割合が引き上げられたために、所得の低い人ほど負担が重くなりました。  一方、加入世帯の平均所得は、とうとう150万円を切り、滞納世帯の割合は上がりました。さらに、こうした滞納者に、滞納者の生活実態を把握することなしに生計費口座の預金を差し押さえるという、生存権を脅かす差し押さえが行われておりますが、委員会の審議では、こうした行為に対する反省は見られませんでした。  よって、国保の決算の認定には反対を申し上げます。 103 ◯議長(西野正人君)  ほかに御意見はありませんか。     〔「なし」と呼ぶ者あり〕 104 ◯議長(西野正人君)  なければ、意見を終結いたします。  これより本件について採決いたします。  本件に対する委員長報告は認定であります。本件は委員長報告のとおり決するに賛成の諸君の挙手を求めます。     〔賛成者挙手〕 105 ◯議長(西野正人君)  挙手多数であります。よって議案第54号の件は、認定されました。  次に、議案第55号について御意見があれば承ります。有賀精一議員。 106 ◯1番(有賀精一君)  区画整理のことに関しては、私も何度か一般質問等で取り上げ意見も言ってきております。  やはり30年が限度と言われる区画整理そのものが、今回の決算委員会の質疑の中でも、やはり倍の60年、場合によったらもっとかかるんではないかというような状況で推移しているということがよくわかりました。やはり仕切り直しをすべきであるということが一つ。  もう一つは、一般質問の中で取り上げた審議委員の改選というか、補選ですね、済みません。補選について、弁護士からの話を受けて、弁護士が問題ないと言っていると。だから、選挙をしなかったという問題について、当該の弁護士に市民が質問状を出したところ、お答えできない旨伝えてほしいということが、なぜか公社の所長からあったと、新都市公社。これも非常に不可解な話。弁護士のバッジをつけているわけですから、なぜ問題ないのかということぐらいちゃんと発言すべき、回答すべきだと思うんですが、それすらなかった。  しかも、前から申しているとおり、市は弁護士の言ったことを、回答文書なりあるいは証拠として何か資料を持っているわけでも何でもない。一体、これは市民に説明責任を果たすことができるのかと、より一層疑いが深まったなというふうに、私は感じております。  そうした意味でも、区画整理の今後の進行ということで、透明性、公平性、情報公開という観点からも、今回の認定に関しては認めないという立場です。  以上です。 107 ◯議長(西野正人君)  清水登志子議員。 108 ◯9番(清水登志子君)  議案第55号、平成28年度日野市土地区画整理事業特別会計決算の認定について、日本共産党日野市議団を代表して反対の立場から意見を表明いたします。  反対理由の1点目は、立替金についてです。区画整理事業への一般会計からの繰入金がふえつつある中、区画整理事業は身の丈に合った財源の裏づけをもって進めることが大事になっています。しかし、立替金は補足説明資料という形で示されるだけで、議会の議決にもよらない債務負担行為という形で進められているという点では問題です。  2点目は代行買収です。都市づくり公社との協議が始まったことは評価をするものですが、今後、用地の必要性、諸経費の精査を行って、必要がある用地についてはきちんと予算措置を行うこと、諸経費についても明確に議会に示すことを求め、日本共産党市議団の意見といたします。 109 ◯議長(西野正人君)  ほかに御意見はありませんか。     〔「なし」と呼ぶ者あり〕 110 ◯議長(西野正人君)  なければ、意見を終結いたします。  これより本件について採決いたします。  本件に対する委員長報告は認定であります。本件は委員長報告のとおり決するに賛成の諸君の挙手を求めます。     〔賛成者挙手〕 111 ◯議長(西野正人君)  挙手多数であります。よって議案第55号の件は、認定されました。  次に、議案第56号について御意見があれば承ります。     〔「なし」と呼ぶ者あり〕 112 ◯議長(西野正人君)  なければ、意見を終結いたします。  これより本件について採決いたします。  本件に対する委員長報告は認定であります。本件は委員長報告のとおり決するに御異議ありませんか。     〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 113 ◯議長(西野正人君)  御異議ないものと認めます。よって議案第56号の件は、認定されました。  次に、議案第57号について御意見があれば承ります。清水登志子議員。 114 ◯9番(清水登志子君)  議案第57号、平成28年度日野市介護保険特別会計決算の認定について、日本共産党日野市議団を代表して意見を申し上げます。この決算の認定には賛成をするものですが、若干意見を述べさせていただきます。  日本共産党市議団が行った介護事業所、施設、利用者へのアンケートには、介護保険制度の影響について事業者、利用者から深刻な影響を訴える声が寄せられました。介護報酬の改定や総合事業の導入によって、事業所の収益は100万円規模で減っていることが明らかになりました。そのため、総合事業混合型の引受手が見つからないといった事態も生まれています。  また、一定所得の方々への2割負担の導入によって利用抑制が起きていることも事業者、利用者、双方の声から明らかになりました。ぜひ市内の事業所、施設へ足を運んで実態をつかみ、必要な対策を講じていただくよう求めます。  また、多くの事業所から介護職の確保に大変苦労しており、市の支援を切実に求める声がたくさん寄せられました。市がかつて行っていた介護資格取得のための助成の復活、求人広告や人材紹介にかかる費用の助成、市の就職相談会や保育士に対して行っているような住宅費補助等の施策を求めて、日本共産党日野市議団の意見とさせていただきます。 115 ◯議長(西野正人君)  ほかに御意見はありませんか。     〔「なし」と呼ぶ者あり〕 116 ◯議長(西野正人君)  なければ、意見を終結いたします。  これより本件について採決いたします。  本件に対する委員長報告は認定であります。本件は委員長報告のとおり決するに御異議ありませんか。     〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 117 ◯議長(西野正人君)  御異議ないものと認めます。よって議案第57号の件は、認定されました。  次に、議案第58号について御意見があれば承ります。     〔「なし」と呼ぶ者あり〕 118 ◯議長(西野正人君)  なければ、意見を終結いたします。  これより本件について採決いたします。  本件に対する委員長報告は認定であります。本件は委員長報告のとおり決するに御異議ありませんか。     〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 119 ◯議長(西野正人君)  御異議ないものと認めます。よって議案第58号の件は、認定されました。  次に、議案第59号について御意見があれば承ります。清水登志子議員。 120 ◯9番(清水登志子君)  議案第59号、平成28年度日野市立病院事業会計決算の認定について、日本共産党市議団を代表して賛成の立場から意見を申し上げます。  経営改善の努力、救急の充実、地域医療との連携が進んでいることについては評価をするものです。ただ、非紹介患者加算については、かかりつけ医で受診をしていただくという導入の目的に対する効果は見られず、むしろ地域医療からの紹介患者への優遇策や地域訪問のほうがずっと効果的であることが、質疑で明らかになりました。第5次行革で、非紹介患者加算の引き上げの方向が示されていますが、効果のない市民負担増はきっぱりやめるよう求めます。  また、公営企業法の全部適用は市立病院に医療と経営の責任と権限を与え、機動的に運営することができるようになる反面、一般会計の繰入金を削減し、経営責任を病院とすることで経営目標が達成できない場合には、民営化へと進める危険性もはらんでいます。慎重な検討を求めて意見といたします。 121 ◯議長(西野正人君)  ほかに御意見はありませんか。     〔「なし」と呼ぶ者あり〕 122 ◯議長(西野正人君)  なければ、意見を終結いたします。  これより本件について採決いたします。  本件に対する委員長報告は認定であります。本件は委員長報告のとおり決するに御異議ありませんか。     〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 123 ◯議長(西野正人君)  御異議ないものと認めます。よって議案第59号の件は、認定されました。  これをもって特別会計決算特別委員会関係の審査報告を終わります。 ============================================= 124 ◯議長(西野正人君)  これより請願第29-4号、オスプレイの墜落事故の原因究明と日野市上空への飛行中止、横田基地配備計画の中止を、日米両政府に要請することを求める請願、請願第29-5号、核兵器禁止条約に、日本は参加・批准することを政府に対して求める請願の件を一括議題といたしたいと思いますが、御異議ありませんか。     〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
    125 ◯議長(西野正人君)  御異議ないものと認め、一括議題といたします。  企画総務委員長審査報告を求めます。     〔企画総務委員長 登壇〕 126 ◯企画総務委員長(谷 和彦君)  企画総務委員会に付託されました2件の請願につきまして、審査経過並びにその結果を御報告申し上げます。  請願第29-4号、オスプレイの墜落事故の原因究明と日野市上空への飛行中止、横田基地配備計画の中止を日米両政府に要請することを求める請願につきまして、御報告申し上げます。  この請願は、オーストラリア沖でのMV22オスプレイの墜落事故に関し、原因究明、再発防止策が明らかにされるまでオスプレイの日野市上空及び全国での飛行中止を米軍に申し入れること。防衛省は、日野市と住民に納得できる説明を行うこと。また、CV22オスプレイの横田基地配備計画を中止する意見書を、政府に提出することを求めるもので、あわせて請願主旨説明の申し出があり、審査の冒頭に参考人から説明を聞きました。  主な質疑といたしましては、1、横田基地周辺は、今どういう状況か最新情報を教えてほしいなどでございました。  主な意見といたしましては、1、なぜ日本政府は欠陥のあるオスプレイを購入し、配備するのか。採択。2、日本政府が出した判断に対し、請願として国に出すことはできない。不採択。3、日本政府の対応については、支持をしたい。不採択。4、日野市は既に北関東防衛局に対して、当該事故の原因究明と再発防止について、米軍に申し入れることを要望している。防衛問題は、国が決定している。不採択などでございました。  審査の後、採決の結果、挙手少数で不採択とすべきものと決しました。  次に、請願第29-5号、核兵器禁止条約に、日本は参加・批准することを政府に対して求める請願につきまして、御報告申し上げます。  この請願は、日野市議会が核兵器禁止条約に、日本が参加、批准することを求める意見書を政府に提出することを求めるもので、あわせて請願主旨説明の申し出があり、審査の冒頭に参考人から説明を聞きました。  主な質疑といたしましては、1、被爆国が核の傘に入ることについて、どう考えるか。2、日本非核宣言、自治体協議会に加盟しているが加盟の経緯、加盟年度、役職、会費について伺いたいなどでございました。  主な意見といたしましては、1、この請願の主旨に沿って、日本政府も動くべきだ。採択。2、核廃絶は、核保有国と非保有国の対話の積み重ねの上にある。不採択。3、唯一の被爆国が、核廃絶へのはずみにブレーキをかけることには、違和感がある。採択。4、日本の置かれている立場、東アジアの情勢を考えれば、まずその問題を議論すべきである。不採択。5、日本の役割とは、核保有国と非保有国の橋渡しに徹し、最終的には核兵器を全て放棄するところに結びつけていくことである。不採択などでございました。  審査の後、採決の結果、挙手少数で不採択とすべきものと決しました。  以上2件、よろしく御審議のほどお願い申し上げます。 127 ◯議長(西野正人君)  これより請願第29-4号の質疑に入ります。     〔「なし」と呼ぶ者あり〕 128 ◯議長(西野正人君)  なければ、次に請願第29-5号の質疑に入ります。     〔「なし」と呼ぶ者あり〕 129 ◯議長(西野正人君)  なければ、これをもって本2件の質疑を終結いたします。  請願第29-4号について御意見があれば承ります。有賀精一議員。 130 ◯1番(有賀精一君)  この請願に賛成の立場で意見を述べたいというふうに思います。  オーストラリア沖での事故に続いて、国内でも佐賀空港で、また問題が起こりました。かつ最近では、嘉手納基地へですね、足が出ないということでの事態も発生している。もう欠陥機であるということはですね、検証を待たずとも、この間の状況で明らかになってきているというふうに思うんですね。  で、小野寺防衛大臣ですら自粛を要請したのに、それを無視する形で米軍は飛行を再開し、かつ腰砕けのごとく日本の政府はそれを追認してしまう。一体誰のために政府があるのかわからない。欠陥機のために、人命が失われる可能性も十分あるという状況なわけです。  先ほど北関東防衛局にも出しているからというふうな話、あったんですけど、出すだけじゃだめではないですか。国からちゃんとした説明が一度たりともありません。ひどい話だというふうに思います。米軍もしかり。  このような状況を続けていくことによって、場合によったら、日本の民家あるいは施設、そういうところに墜落する可能性も十分あるんです。こういう状況を、やはり断ち切って、しっかりと政府に対して自治体の立場、そして議会の立場というのを示していくことが、今、一番求められています。  沖縄では連日のごとくオスプレイが問題飛行を繰り返しています。この日野も横田基地を抱え、沖縄と同じような状況が、さらに強まってくることが予想されています。CV22オスプレイの配備も延期されたとはいえ、また刻一刻と配備の日が近づいているという現実があります。  ぜひ、この請願に関して賛成の立場で議会が動くことを強く要請します。  以上です。 131 ◯議長(西野正人君)  奥野倫子議員。 132 ◯17番(奥野倫子君)  日本共産党日野市議団として、本請願の採択に賛成の立場から意見を述べます。  今現在、沖縄の普天間基地にはオスプレイ24機が配備されたまま、連日のように訓練が繰り返されているだけでなく、普天間から日本全土の演習場に飛び立っては、人員や物資の投下訓練、低空飛行や夜間飛行訓練が繰り返されています。基地負担の軽減どころか米軍の基地機能の強化が、日本全土において進行しています。  しかし、軍事力の強化と威嚇が何をもたらしたかと言えば、日米韓の共同軍事演習に刺激された北朝鮮が、ここに来て、ついに核兵器を開発するに至った経緯に見られるように、とめどない軍拡競争をあおることになり、極東アジアの軍事的緊張を高める結果を招いただけにすぎませんでした。  そして、軍事力強化の象徴とも言えるこのオスプレイについては、昨年12月に名護市安部で普天間基地所属の1機が墜落し、ことし8月に3名の死亡事故を起こしていますが、現在に至るこのたった8カ月間の間に、既に5回の事故を起こしています。そして、この頻繁な事故件数こそが、オスプレイが欠陥機であることの何よりの証明となっています。  ところが、日本政府は、一たび事故が発生しても、米軍に対して自粛要請はしても、飛行中止を要請することさえしてきませんでした。  名護市安部で起きた墜落事故については、日米両政府によって調査報告書が発表されていますが、アメリカ国防研究所でオスプレイの主任分析官を務めたレックスリボロ氏は、その報告書の内容を読めば、緊急着水ではなく制御不能な状態で墜落したことが読み取れると、琉球新報社の取材に対して答えています。  オスプレイは、ヘリモード中は制御が不安定なため空中給油できないという構造上の欠陥を抱えていますが、これを固定翼モードに切りかえたとしても、給油機のホースをオスプレイの機体前方にある給油口につなごうとして、同じく前方にある大きなプロペラに接触した瞬間、墜落につながってしまいます。  リボロ氏は、今回の事故について操縦士のミスで片づけることなく、設計ミス、構造上の欠陥についても追及されるべきだと指摘しています。  米軍が発表した飛行マップに基づけば、今現在、オスプレイは196市町村の上空を自由に飛び回っていることになりますが、五つの飛行ルートの中継地点に当たる横田基地へは、最も飛来が多くなっています。  普天間基地にオスプレイが配備された2012年以来、横田基地への飛来を監視し続けてきた西多摩地域の市民運動団体によれば、例えば日米共同訓練が行われたことし3月は、1カ月で103回もの離発着訓練が確認されたとのことです。そして、横田へ飛来するたびに、日野市の西部上空を通過しているわけですが、そもそも人口密集地の上を飛ばないという約束がほごにされただけでなく、飛行モードからヘリモードに転換する際に事故が多発していることを踏まえて取り決められた、住宅地の上空ではモードの転換を行わないという約束についても、全く守られていません。  ところが、日本政府は、国民と政府米軍との間で交わしたこの約束をほごにしている現実について、説明責任さえ果たしていないのが現実です。  こうした深刻な状況を鑑み、アメリカの国益を代表する立場にあるリボロ氏でさえ、人口密集地で事故が起きればどれだけ危険か。米軍や日本政府は、もっとリスクを考え、沖縄以外のほかの基地に移動させるとか、横田のような人口密集地では飛ばないなど、対策をとるべきだと訴えています。  ハワイ州ではハトに影響があるからと、オスプレイの飛行が停止されています。ハワイ州の許可がなければオスプレイは飛べないのと同じく、日本国内においても日本政府の許可がなければ、オスプレイが日本の空を飛ぶことはできません。  政府に対して、墜落の危険性の高いオスプレイの訓練を日本国内で行うべきではないとして、飛行中止を求める意見書を政府に提出してほしいという本請願は、まさしく日本国民の生存権や財産権を保障する日本国憲法を、国家として投げ捨てるのかという問題提起でもあります。  オスプレイの欠陥性が明らかとなり、日本人の生命、財産を奪いかねない以上、北朝鮮の脅威や日米安保優先などのどのような理屈を持ち出したとしても、こじつけにほかならず、常識的に通用いたしません。議決に当たり、本請願の採択に反対するような政党、議員があったとしたならば、日本人の命はハトよりも軽いという価値判断を下したも同然ではないでしょうか。  日本共産党日野市議団は、国民の命を軽視することなく、日本の領域内におけるオスプレイの飛行中止を日本国政府に対し厳重に求めるものであり、よって、本請願の趣旨に共鳴し、採択を主張するものです。  以上、日本共産党市議団として採択に賛成する意見表明をさせていただきました。 133 ◯議長(西野正人君)  梅田俊幸議員。 134 ◯19番(梅田俊幸君)  請願第29-4号に不採択の立場で意見を申し上げます。  平成28年12月の沖縄県名護市沖での不時着し大破した事故は、パイロットの操縦ミスだったということで最終報告書が発表されました。(「そうだ」と呼ぶ者あり)  先月のオーストラリア沖での墜落事故では、海兵隊員3名が殉職されました。普天間基地所属であり日本の安全保障に関して尽力されたということで、心より御冥福をお祈り申し上げます。この事故報告は、まだ時間を要すると思いますが、日本政府は、安全保障政策の必要性を通して、日米間で議論を行っているものと思いますが、同時に安全性などに最大限配慮して運用し地元住民にも十分な配慮がなされ、日米合同委員会での合意が適切に実施されるように米軍に対し強く要請しておりますし、政府ではしっかりと対応しているものと思います。  当市でも要請を行っていると思いますが、以前から早期の情報開示を求める声が多くあり、日米両政府には真摯な対応をお願いしたいと思います。  オスプレイMV22の事故率を指摘されている方がいますが、防衛省の資料によりますと、最近10年間の米軍の主な航空機事故率では平均より下であることが読み取れます。事故率の全般的な傾向では、大型機の事故率は低く、戦闘機やヘリコプターの事故率は高いとされ、(「そうだ」と呼ぶ者あり)同系列の機種でも任務が異なると事故率が極端に違ってくることがわかります。特殊作戦機や救難機は任務が過酷で事故率が高くなります。民間機との比較をする方もいらっしゃいますが、このように飛行条件は格段に違いますので比較になりません。大型機でも事故率が高いB1戦略爆撃機は空軍の悩みとされており、F22戦闘機は長い間、不具合の問題が解決されていませんでした。CH46シーナイトの代替機がMV22オスプレイですが、CH47チヌークに変更すればとの意見もありますが、事故率の面ではオスプレイのほうが低い数値であり、戦略的にも総合的なデータでもオスプレイのほうが優秀であると言えます。  どのような機体でも、開発中や導入初期は事故が頻発し、運用実績がたってくると事故率は低くなります。オスプレイは導入初期から事故報道が多くあるようですが、米軍全軍種で見た事故率では低いほうであります。現在配置されているCH46シーナイトは、老朽化しており性能面での比較は最大速度は約2倍、搭載量は約3倍、行動半径は約4倍となり、即応性に格段にすぐれた機種であり、尖閣諸島周辺など、我が国を取り巻く安全保障環境が一層厳しさを増す昨今の状況から、米軍、自衛隊がリバランス政策や即応体制整備の一環として配備することは、日米同盟の抑止力、対処力を向上させ、ひいてはアジア太平洋地域の安定にも資するものであると考えます。このようなことから、反日国からは懸念されるものであるということが推察されます。  また、安全保障環境だけでなく大規模災害を考えた上でも、横田基地への配備により、在日米軍司令部と航空自衛隊航空総隊司令部との災害活動を含む連携は、緊急事態対応にも大いに期待ができます。実際に、昨年の熊本大震災での際には、米軍による支援活動で活躍しました。  現状、残念ながら首都圏の空域制空権はまだ米軍にあります。その上で日米連携は必要不可欠な状況でもあります。  先ほど申しましたが、政府においては、今後も周辺自治体への早期の情報開示とともに、以前からの日米合意に基づいた安全な運用、地域住民への安全を十分に確保し、市民への不安解消をお願いするものでありますが、政府対応を支持し、本請願には不採択とします。 135 ◯議長(西野正人君)  ほかに御意見はありませんか。     〔「なし」と呼ぶ者あり〕 136 ◯議長(西野正人君)  なければ、意見を終結いたします。  これより本件について採決いたします。  本件に対する委員長報告は不採択であります。よって原案について採決いたします。  本件を採択することに賛成の諸君の挙手を求めます。     〔賛成者挙手〕 137 ◯議長(西野正人君)  挙手少数であります。よって請願第29-4号の件は、不採択と決しました。  次に、請願第29-5号について御意見があれば承ります。 138 ◯議長(西野正人君)  吉岡奈津恵議員。 139 ◯4番(吉岡奈津恵君)  請願第29-5号、核兵器禁止条約に、日本は参加・批准することを政府に対して求める請願に対して、採択の立場で意見を申し上げます。  1週間前、9月20日、ニューヨークの国連本部で核兵器禁止条約の署名式が行われ、初日に50カ国が署名し、条約発効の要件となる50カ国以上の批准に現実味を増しました。式では、核廃絶に向けて達成すべき新たな課題とともに、同席した被爆者への熱烈な賛辞が語られ、グテレス事務総長は、対話、橋渡し、実践的手段が必要だと述べ、保有国と非保有国との分断を乗り越える必要性を指摘されました。  唯一の被爆国である日本がその役割を担うことは明らかであり、核廃絶へのはずみにブレーキをかけるのには、大きな違和感がございます。  国際法に違反する核兵器は、日本国憲法の前文、第9条の趣旨から憲法が禁止する武力に当たると考えられ、核兵器と日本国憲法第25条の基本的人権の保障とは、根本的に両立いたしません。地方自治は、日本国憲法第8章に定められたとおり、民主主義の基盤であり、地方自治体の存続理由は、地域住民の福祉の増進であり、基本的人権の保障です。  1999年、地方自治分権一括法の大幅な改正により、国と地方の関係は、法律的に上下の関係から対等な位置づけとなり、国は地方自治体、地域住民の意見を尊重することが求められ、私ども地方自治体議員は、地方自治体、地域住民の声を国に届ける役目を担うことになっています。  この請願の代表者は、被爆者である市民です。また、被爆者手帳を持たれている60名の市民が在住、日野市にはしておられます。地域住民の声として、この請願が議会に届けられております。  さらに1982年10月8日に、核兵器廃絶・平和都市であることを宣言した日野市は、現在、平和宣言都市となりました1,620自治体のうち約20%のみが加盟している日本非核宣言自治体協議会に籍を置き、大坪市長は、核兵器の非合法化実現に向け活動をする325自治体首長の中で26人いらっしゃる役員のお一人として、関東ブロック幹事の重責を務められております。  日野市の首長として、日本政府に国連交渉会議の中で核保有国と非核保有国の橋渡し役として力強いリーダーシップを発揮することを要請され、ことし8月に行われた平和首長会議では、核兵器禁止条約の批准を求める決議にも署名されております。  私どもの愛する日野市、そして日野市首長と地域住民の声を日本国憲法、地方自治分権一括法に基づき国会に届けさせていただきたく、採択の意見とさせていただきます。 140 ◯議長(西野正人君)  有賀精一議員。 141 ◯1番(有賀精一君)  賛成の立場で意見を述べたいというふうに思います。  一般質問でも核兵器禁止条約の問題について取り上げました。その場で明らかになったことは、日野市は他の首長会議の加盟自治体と同じく、日本政府に対して、この核兵器禁止条約に参加するようにという立場であるということがはっきりいたしました。  ところが、企画総務委員会の中では、残念なことに、この請願が否決をされてしまいました。前提として、この核兵器禁止条約がいかなる歴史の上で実ることになったのか、私たちは知る必要があるのではないでしょうか。  その意味で、ことしの8月9日長崎で開かれた平和記念式典、長崎の市長である田上氏が述べた発言を、ここで私は全文紹介をしたいというふうに思います。  「ノーモア ヒバクシャ」  この言葉は、未来に向けて、世界中の誰も、永久に、核兵器による惨禍を体験することがないように、という被爆者の心からの願いを表したものです。その願いが、この夏、世界の多くの国々を動かし、一つの条約を生み出しました。  核兵器を、使うことはもちろん、持つことも、配備することも禁止した「核兵器禁止条約」が、国連加盟国の6割を超える122か国の賛成で採択されたのです。それは、被爆者が長年積み重ねてきた努力がようやく形になった瞬間でした。  私たちは「ヒバクシャ」の苦しみや努力にも言及したこの条約を「ヒロシマ・ナガサキ条約」と呼びたいと思います。そして、核兵器禁止条約を推進する国々や国連、NGOなどの、人道に反するものを世界からなくそうとする強い意志と勇気ある行動に深く感謝します。  しかし、これはゴールではありません。今も世界には、15,000発近くの核兵器があります。核兵器を巡る国際情勢は緊張感を増しており、遠くない未来に核兵器が使われるのではないか、という強い不安が広がっています。しかも、核兵器を持つ国々は、この条約に反対しており、私たちが目指す「核兵器のない世界」にたどり着く道筋はまだ見えていません。ようやく生まれたこの条約をいかに活かし、歩みを進めることができるかが、今、人類に問われています。  核兵器を持つ国々と核の傘の下にいる国々に訴えます。  安全保障上、核兵器が必要だと言い続ける限り、核の脅威はなくなりません。核兵器によって国を守ろうとする政策を見直してください。核不拡散条約(NPT)は、すべての加盟国に核軍縮の義務を課しているはずです。その義務を果たしてください。世界が勇気ある決断を待っています。  日本政府に訴えます。  核兵器のない世界を目指してリーダーシップをとり、核兵器を持つ国々と持たない国々の橋渡し役を務めると明言しているにも関わらず、核兵器禁止条約の交渉会議にさえ参加しない姿勢を、被爆地は到底理解できません。唯一の戦争被爆国として、核兵器禁止条約への一日も早い参加を目指し、核の傘に依存する政策の見直しを進めてください。日本の参加を国際社会は待っています。  また、二度と戦争をしてはならないと固く決意した日本国憲法の平和の理念と非核三原則の厳守を世界に発信し、核兵器のない世界に向けて前進する具体的方策の一つとして、今こそ「北東アジア非核兵器地帯」構想の検討を求めます。  私たちは決して忘れません。1945年8月9日午前11時2分、今、私たちがいるこの丘の上空で原子爆弾がさく裂し、15万人もの人々が死傷した事実を。  あの日、原爆の凄まじい熱線と爆風によって、長崎の街は一面の焼野原となりました。皮ふが垂れ下がりながらも、家族を探し、さ迷い歩く人々。黒焦げの子どもの傍らで、茫然と立ちすくむ母親。街のあちこちに地獄のような光景がありました。十分な治療も受けられずに、多くの人々が死んでいきました。そして72年経った今でも、放射線の障害が被爆者の体をむしばみ続けています。  原爆は、いつも側にいた大切な家族や友だちの命を無差別に奪い去っただけでなく、生き残った人たちのその後の人生をも無惨に狂わせたのです。  世界各国のリーダーの皆さん。被爆地を訪れてください。  遠い原子雲の上からの視点ではなく、原子雲の下で何が起きたのか、原爆が人間の尊厳をどれほど残酷に踏みにじったのか、あなたの目で見て、耳で聴いて、心で感じてください。もし自分の家族がそこにいたら、と考えてみてください。  人はあまりにもつらく苦しい体験をしたとき、その記憶を封印し、語ろうとはしません。語るためには思い出さなければならないからです。それでも被爆者が、心と体の痛みに耐えながら体験を語ってくれるのは、人類の一員として、私たちの未来を守るために、懸命に伝えようと決意しているからです。  世界中のすべての人に呼びかけます。最も怖いのは無関心なこと、そして忘れていくことです。戦争体験者や被爆者からの平和のバトンを途切れさせることなく未来へつないでいきましょう。  今、長崎では平和首長会議の総会が開かれています。世界の7,400の都市が参加するこのネットワークには、戦争や内戦などつらい記憶を持つまちの代表も大勢参加しています。被爆者が私たちに示してくれたように、小さなまちの平和を願う思いも、力を合わせれば、そしてあきらめなければ、世界を動かす力になることを、ここ長崎から、平和首長会議の仲間たちとともに世界に発信します。  そして、被爆者が声をからして訴え続けてきた「長崎を最後の被爆地に」という言葉が、人類共通の願いであり、意志であることを示します。
     被爆者の平均年齢は81歳を超えました。「被爆者がいる時代」の終わりが近づいています。日本政府には、被爆者のさらなる援護の充実と、被爆体験者の救済を求めます。  福島の原発事故から6年が経ちました。長崎は放射能の脅威を経験したまちとして、福島の被災者に寄り添い、応援します。  原子爆弾で亡くなられた方々に心から追悼の意を捧げ、私たち長崎市民は、核兵器のない世界を願う世界の人々と連携して、核兵器廃絶と恒久平和の実現に力を尽くし続けることをここに宣言します。  なぜこの一文を読み上げたか、被爆者が、(「携帯電話だめだろう」と呼ぶ者あり)被爆者が、(「そうだよ」と呼ぶ者あり)被爆者が、(「ルール、守ってくださいよ」と呼ぶ者あり)企画総務委員会の中でも必死に訴えました。今、(「何で携帯電話持ち込んでんですか」と呼ぶ者あり)被爆者の声ということをしっかり受けとめることが重要ではないでしょうか。(「使用しちゃいけない」と呼ぶ者あり)企画総務委員会の中では、橋渡しをするという話が出ましたけれども、この中でも述べられているとおり、核兵器のない世界を目指してリーダーシップをとり、核兵器を持つ国々と持たない国々の橋渡し役を務めると明言しているにもかかわらずという一文が出てきましたけれども、全く核兵器禁止条約の趣旨を、私はこの橋渡しをするということで理由にしたこと自身は、意味がないのではないか。どちらの立場に立って橋渡しをするのかということが大事であり、長崎市長や被爆者たちは、そのことを求めているわけです。  核兵器の核の傘の下にいて橋渡しをするといっても、果たして相手の国は信用してくれるでしょうか。全くそうではないというふうに思います。  それから、この条約の問題について企画総務委員会の中では、国会の中で重要な問題が審議されなかったという、この問題が審議されなかったというふうに発言をされた方がいました。しかし、森友・加計学園問題、この疑惑をごまかし、そして稲田防衛大臣の問題についてもごまかし、あげくの果てには、共謀罪を強行可決して国会を閉じてしまったのは誰だったんだろう。幾らでも国会で審議する時間を野党は拒否していなかったと思うんですね。これは全然違う。企画総務委員会の中で言っていることは、全く私は違うというふうに思いました。  それで、私はもう一つ最後につけ加えたいというふうに思うんです。  今、北朝鮮と、そしてアメリカの間で核の恫喝合戦が続いています。被爆国日本、何をするべきか。安倍首相は、(「どっちが恫喝してる」と呼ぶ者あり)対話は無駄だということ言ったんです。それは、全く日本国憲法の立場とは相入れない立場。逆に緊張を激化させることになっているのではないかというふうに思うんです。  戦後72年たっても、(「請願要旨と違うんじゃないか」と呼ぶ者あり)いまだに被爆者は報われていません。そればかりではありません。あの戦争の空襲で傷ついた一般戦災傷害者に対して、国は戦後72年……(「そろそろまとめてくれよ」と呼ぶ者あり)謝罪もすることなく、またその補償すらしていないのが現実なんです。  私も学生のころお世話になった全国戦災傷害者連絡会の元会長の杉山千佐子さんは、去年9月17日、101歳の誕生日の日にお亡くなりになりましたが、一貫して、政府に対して二度と戦争をしない、その立場からも、戦災傷害者に対する謝罪と補償を求めて活動されてきた方です。(「この請願要旨と違うじゃない」と呼ぶ者あり)  9月17日のその日の命日ということで、実は台風で延期しましたが、24日の日曜日に一周忌がありました。その場で、私たちは戦争のない社会、核兵器が使用されない、核兵器のない社会を強く求めることを新たに決意した次第であります。  溝は、核兵器の保有、そしてその傘の中にいる国と、核兵器禁止条約に賛成する国との間に、確かにあるのかもしれません。しかし、その溝は深まっては全くいません。この条約ができたことが歴史の前進ではないでしょうか。そして、核兵器廃絶非核都市宣言をあげ、議会でも議決している日野市議会は、今回の請願に対してしっかりと、その市民の思いを受けとめ、採択することを強く求めます。 142 ◯議長(西野正人君)  議長より有賀議員に申し上げます。  日野市議会会議の内規におきましては、議場への携帯、スマホの持ち込みは禁止はしておりませんけれども、電源は切るなど、また音が出ないようにしてくださいということになっておりますけれども、今後、スマホを使っての意見内容を、できれば控えていただきたいと思いますので、よろしくお願い申し上げます。(「控えじゃない、だめだよ」「できるわけないよ」と呼ぶ者あり)  梅田俊幸議員。 143 ◯19番(梅田俊幸君)  請願第29-5号に対しまして、不採択の立場で意見を申し上げます。  本年3月、核兵器禁止条約が提案され、検討委員会が発足されました。国連加盟194カ国中124カ国が、この検討委員会に入り議論され、7月7日に122カ国が賛同し、採択されました。しかし。常任理事国、核保有国、また核の傘に依存している周辺国等70カ国は、この検討委員会にも採択にも加わっておりません。国連加盟194カ国が加入した検討委員会であり、かつ採択したのであれば、大変意義のある画期的な採択だと思いますが、現実的には、全世界が認めたわけではなく、残念ながら実効性はないと思います。  私も全世界から核兵器がなくなり軍縮が進み、核保有国が放棄できる環境になればと願う一人ですが、現実的には誰もが難しいと感じていることと思います。  日本政府も、この検討委員会にも採択にも加わっておりません。唯一の被爆国である日本が先導役となり、この条約の批准をすべきであるとの思いは理解できますが、核保有国である中国、今月まで6度の核実験を実行している北朝鮮等との周辺諸国での問題を抱えている現実を考えた場合、米国の核の傘に依存してきた日本にあって難しい立場ではないでしょうか。  昨年、オバマ前アメリカ大統領が現職の大統領として初めて広島を訪問しました。皆さん、さまざまな思いがあったと思いますが、感動した方も多かった。本当によかったと思った方が多かったのではないでしょうか。私もそう思った一人です。  しかし、現実として、アメリカ大統領には帯同している米軍将校が常に持っている、通称核のフットボールと言われるブリーフケースがあり、核攻撃の許可が出せる道具が入っています。いわゆる核のボタンと言われているものです。当然、広島訪問の際にも帯同していました。これが現実だと思います。  このときのオバマ前大統領の演説の中に、私たちは、人間が悪事を働く能力を無くすことはできないかもしれない。だから、私たちの国や同盟は、自ら守る手段を持たなければなりません。しかし、我が国を含む核兵器保有国は、恐怖の論理から抜け出し、核兵器のない世界を目指す勇気を持たなくてはなりません。しかし、私が生きているうちにこの目標は達成できないかもしれないが、破滅の可能性を引き下げる努力はしなければならないと演説しています。  しかし、米国では大統領がかわり、今年の1月米国議会に民主党議員が、トランプ大統領になったことから、議会承認なしに大統領の考えだけで核のボタンが使用できることを懸念し、法案を提出しました。早期成立を願い50万人の署名が集まり、5月には議会提出されたということです。今後の米国での議論をどうなるか注視したいと思います。  日本政府では、非常に残念なのは国連で議論されている間、国会での議論がほとんどなかったことです。本市議会で、このような議論をされるのを、私は問題があるとは申しませんが、本来であれば、通常国会でほとんど森友・加計問題の質疑に終始し、議論されなかったのは情けないことだと思います。(「国会を閉会したのは誰なんだ」と呼ぶ者あり)  核兵器だけの問題だけでなく、領土上空をミサイルが6度も飛び越えられている状況にあって、日本を取り巻く安全保障環境は厳しさを増しており(「そうだ」と呼ぶ者あり)緊急事態が起きた場合、本当に国民の生命は守れるのか、国会での議論が余りされてないことも問題であり、それを問題視しないマスコミ、そして日本国民の姿勢にも問題があると言えます。  以上、政府の立場には、今回の対応には理解を示し、本請願に対して不採択の意見といたします。 144 ◯議長(西野正人君)  奥野倫子議員。 145 ◯17番(奥野倫子君)  橋渡し役なので日本政府は批准しないんだという話がありますが、橋渡し役というのは、核の傘の下にいてはできない仕事だと思います。中立で、公正で、本当に世界からも一目置かれている、平和を構築する先頭に立っている国だと、そういうふうに認められない限りは、橋渡し役はできない、(「そんなことはない」と呼ぶ者あり)こういうふうに思っております。  それでは、日本共産党日野市議団として、本請願に賛成の立場から意見を述べます。  広島と長崎にアメリカの原子爆弾が投下されてから72年を経たことしの7月7日、国連において核兵器禁止条約が採択されました。国連加盟国193カ国中122の国々が賛成し、核抑止力論にすがる国が、世界の少数となったのは喜ばしい限りです。  この国際条約成立の大きな力となった被爆者国際署名は、平均年齢80歳を超えた広島、長崎の被爆者が生きている間に何としても核兵器のない世界を実現したいと願い、世界中に呼びかけて、2016年4月からスタートしており、エレン・ホワイト議長に約300万筆のヒバクシャ国際署名が、市民社会の核廃絶の意思として手渡されました。  そして、日野市においても、被爆者自身が行動しなければと市内在住片山昇さんから本請願が提出され、そして、86歳にして御本人みずから主旨説明に立たれたことは、日野市議会としても大変貴重な経験に値するものと認識しております。万全ではない体調を押して御自身のつらい体験を語ってくださったことに対し、日本共産党日野市議団としても、心から敬意を表します。  本請願が日本国政府に対して批准を求める核兵器禁止国際条約は、核兵器について破壊的な結末をもたらす非人道的兵器と烙印を押した上で、その悲惨な被害を防ぐ唯一、そして確実な道として核兵器廃絶を明確にうたいました。  かつ核兵器は、国連憲章、国際法、国際人道法、国連人権法に反すると明確に書き込まれたことによって、歴史上初めて違法な兵器と認定されました。  条約の第1条は、核兵器の使用のみならず、開発、生産、実験、製造、取得、保有、貯蔵、さらには使用の威嚇に至るまで、核兵器に関するあらゆる活動について禁止しています。すなわち核兵器の使用をちらつかせて他国を威嚇すること自体が違法となったことで、核抑止力論を振りかざす前提が崩れました。  先ほど述べた条約第1条で禁じられた活動、開発、生産、実験、製造、取得、保有、貯蔵、使用、使用の威嚇といった第1条で禁ずるこの活動をした国に対して、援助、奨励、勧誘する行為も禁止し、かつ、そうした国から要請された核兵器の配置、設置、配備を受け入れることまでも禁止しています。  これによって、核保有国の核の傘に入るという選択肢もなくなり、核兵器に関する全ての抜け道が全面的に禁止されました。当初の原案にはなかった核兵器使用の威嚇の禁止規定が、白熱する議論の過程において挿入された経緯は、人類にとって大変有意義であり、この条約の価値を普遍的に高めたものと言えます。  そして、条約は、全世界の被爆者が核廃絶に果たしてきた役割を高く評価し、かつ、被爆者の耐えがたい苦しみと損害にも心を寄せ、その援護についても規定しました。  13歳で被爆なさった片山昇さんは、友が原爆症に苦しみながら死ぬ間際に、かたきをとってくれと懇願されたのだそうです。自分に一体何ができるのかを自問自答する日々を過ごされた中で、死者のかたきをとるということは、核兵器をなくすことだと気づかれたとのこと。  ここに来て、北朝鮮はかたきをとる手段を間違え、核の所有という方向に走ってしまいましたが、その北朝鮮に対して、平和的に核を放棄させる方法があるとするならば、この国際条約に基づいて核保有国が核兵器を一斉に廃棄処分することしかあり得ません。そして、なおかつ、たとえ長い年月がかかろうとも、世界中の名もない一人ひとりの個人が、片山さんのように核廃絶を目指して地道に対話を続け、その努力を惜しまずに一歩一歩前進することでこそ、世界の平和は構築されるものと胸に刻むことが大切だと思います。  世界中の核廃絶を願う市民運動が、戦後70年にわたってたゆみなく継続された経緯をもって、国連での成立に至ったこのすばらしい国際条約への批准に関して、世界唯一の被爆国である日本政府として、一刻も早く参加すべきことは言うまでもありません。  よって、日本共産党日野市議団として、本請願の採択を主張します。 146 ◯議長(西野正人君)  峯岸弘行議員。 147 ◯11番(峯岸弘行君)  公明党を代表して、核兵器禁止条約に、日本は参加・批准することを政府に対して求める請願に対しまして、不採択の立場で意見を申し述べます。  今回、請願を出された片山昇さんの被爆体験のお話は、以前伺いました。片山さんが、これまで生涯をかけて反戦、反核のために闘われてきたことに対し、まず心から敬意を表するものでございます。  さて、核兵器禁止条約は、核兵器を違法化する初めての規範であり、核兵器のない世界へ大きな一歩となることは間違いありません。  公明党は、核禁止条約を高く評価しており、同条約の規範のもとで核廃絶への具体的な歩みを進めていくこととしております。その上で、核廃絶は核保有国と非保有国の対話の積み重ねの上にあると考えており、双方の溝が深まり、核軍縮を着実に進めるための現実的な対話がなされず、核軍縮ができない状況は絶対につくってはならないという立場です。  残念ながら、この採択をめぐって核兵器の非人道性を訴えて条約を推進した国々と、核兵器によって戦争を防ぐという核抑止論を主張する核保有国の溝は深まりました。しかし、現実の国際政治の中で核が存在することは事実であり、核保有国を抜きにして核廃絶を実現することはできません。条約の採択を推進してきた被爆者団体や反核NGOも、条約の採択が到達点ではないとしており、ここからが核廃絶の正念場であります。  まずは核保有国と非保有国の溝を埋める対話が不可欠です。核兵器のない世界の実現には、核禁止条約の採択などを巡って深まった核兵器保有国と非保有国の亀裂の橋渡しが求められており、これこそ唯一の戦争被爆国である日本の責務だと考えます。  このため、日本政府は今年の5月、核保有、非保有国双方の有識者による核軍縮に関する賢人会議の設立を表明いたしました。11月27、28の両日に被爆地の広島で初会合が開催される予定です。核軍縮を実質的に進展させるための提言をまとめて、来年4月に開かれる2020年NPT運用検討会議の準備会合に提出することになっております。  公明党はこの賢人会議を真の橋渡しのスタートとし、各国が被爆の実相を共有して実効性のある提言をまとめられるように、全力で後押ししていく所存です。  以上、この請願に対して不採択の意見とさせていただきます。 148 ◯議長(西野正人君)  ほかに御意見はありませんか。     〔「なし」と呼ぶ者あり〕 149 ◯議長(西野正人君)  なければ、意見を終結いたします。  これより本件について採決いたします。  本件に対する委員長報告は不採択であります。よって原案について採決いたします。  本件を採択することに賛成の諸君の挙手を求めます。     〔賛成者挙手〕 150 ◯議長(西野正人君)  挙手少数であります。よって請願第29-5号の件は、不採択と決しました。  これをもって企画総務委員会関係審査報告を終わります。 ============================================= 151 ◯議長(西野正人君)  これより日程第21、企画総務委員会の継続審査議決に関する件を議題といたします。  企画総務委員長より、企画総務委員会の所管する事件の調査研究のため、閉会中の継続審査にされたいとの申し出があります。  お諮りいたします。委員長の申し出のとおり、閉会中の継続審査に付することに御異議ありませんか。     〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 152 ◯議長(西野正人君)  御異議ないものと認めます。よって委員長の申し出のとおり、閉会中の継続審査に付することに決しました。 ============================================= 153 ◯議長(西野正人君)  これより日程第22、民生文教委員会の継続審査議決に関する件を議題といたします。  民生文教委員長より、民生文教委員会の所管する事件の調査研究のため、閉会中の継続審査にされたいとの申し出があります。  お諮りいたします。委員長の申し出のとおり、閉会中の継続審査に付することに御異議ありませんか。     〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 154 ◯議長(西野正人君)  御異議ないものと認めます。よって委員長の申し出のとおり、閉会中の継続審査に付することに決しました。 ============================================= 155 ◯議長(西野正人君)  これより日程第23、環境まちづくり委員会の継続審査議決に関する件を議題といたします。  環境まちづくり委員長より、環境まちづくり委員会の所管する事件の調査研究のため、閉会中の継続審査にされたいとの申し出があります。  お諮りいたします。委員長の申し出のとおり、閉会中の継続審査に付することに御異議ありませんか。     〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 156 ◯議長(西野正人君)  御異議ないものと認めます。よって委員長の申し出のとおり、閉会中の継続審査に付することに決しました。 ============================================= 157 ◯議長(西野正人君)  これより日程第24、議会運営委員会の継続審査議決に関する件を議題といたします。  議会運営委員長より、議会の効率的な運営等に関する事件の調査研究のため、閉会中の継続審査にされたいとの申し出があります。  お諮りいたします。委員長の申し出のとおり、閉会中の継続審査に付することに御異議ありませんか。     〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 158 ◯議長(西野正人君)  御異議ないものと認めます。よって委員長の申し出のとおり、閉会中の継続審査に付することに決しました。 ============================================= 159 ◯議長(西野正人君)  これより日程第25、議員派遣の件を議題といたします。  お諮りいたします。地方自治法第100条第13項及び会議規則第166条の規定に基づき、閉会中において議員派遣を行う必要が生じた場合、その日時、場所、目的及び派遣議員名については、議長に御一任をお願いいたしたいと思いますが、御異議ありませんか。     〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 160 ◯議長(西野正人君)  御異議ないものと認めます。よって本件については、議長一任と決しました。 ============================================= 161 ◯議長(西野正人君)  これより議員提出議案第2号、国民健康保険制度における国の公費負担割合拡充及び子育て世代負担軽減策に関する意見書の件を議題といたします。  提案者から提案理由の説明を求めます。古賀壮志議員。 162 ◯14番(古賀壮志君)  議員提出議案第2号、国民健康保険制度における国の公費負担割合拡充及び子育て世代負担軽減策に関する意見書でございます。  案文は、お手元に配付させていただいております。  よろしく御審議のほどお願い申し上げます。 163 ◯議長(西野正人君)  質疑、意見を省略し、直ちに本件について採決いたします。  本件は原案のとおり決するに御異議ありませんか。     〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 164 ◯議長(西野正人君)  御異議ないものと認めます。よって議員提出議案第2号の件は、原案のとおり可決されました。
    ============================================= 165 ◯議長(西野正人君)  本日の日程は全て終わりました。  これをもって平成29年第3回日野市議会定例会を閉会いたします。                                     午後2時47分 閉会 Copyright © Hino City, All rights reserved. ↑ ページの先頭へ...