• 日の丸君が代(/)
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  1. 日野市議会 2015-12-16
    平成27年第4回定例会(第7日) 本文 開催日: 2015-12-16


    取得元: 日野市議会公式サイト
    最終取得日: 2023-06-08
    ↓ 最初のヒットへ(全 0 ヒット) 1                                     午前10時25分 開議 ◯議長(菅原直志君)  会議の冒頭で皆さんと確認をしたいと思います。  ちょっときょう、電気系統のトラブルだと思われます。幾つか不測の部分もありますけれども、議事録を作成するための速記者の方の御了解もいただきましたので、この状態で会議を始めてもよろしいかどうか、ちょっと会議の冒頭で確認したいと思いますけど、(「異議なし」「異議なし」と呼ぶ者あり)よろしいですか。よろしいですか。それでは、そのような形で進めたいと思います。 ============================================= 2 ◯議長(菅原直志君)  本日の会議を開きます。  ただいまの出席議員24名であります。  日程に入る前に議会運営委員長から報告があります。議会運営委員長。     〔議会運営委員長 登壇〕 3 ◯議会運営委員長(馬場賢司君)  おはようございます。それでは御報告申し上げます。  11月24日までに議長に提出された意見書は2件でございます。そのうちブラッドパッチ療法の保険適用および脳脊髄液減少症の治療推進を求める意見書は、成案とはなりませんでした。医療機関に対する消費税制度の改善を求める意見書は、成案とはなりませんでした。よって、成案とならなかったものは2件でございます。  以上、報告終わります。 4 ◯議長(菅原直志君)  これをもって議会運営委員長の報告を終わります。 ============================================= 5 ◯議長(菅原直志君)  これより議案第111号、平成27年度日野市一般会計補正予算(第4号)の件を議題といたします。  本件については、3常任委員会に分割付託いたしておりますので、順次審査報告を願います。  企画総務委員長審査報告を求めます。     〔企画総務委員長 登壇〕 6 ◯企画総務委員長(奥住匡人君)  議案第111号、平成27年度日野市一般会計補正予算(第4号)のうち、企画総務委員会に付託されました内容についての審査経過並びにその結果を御報告申し上げます。  主な質疑といたしましては、1、公共用地を取得するに当たり、一般財源でなく、周辺環境整備基金で購入となったのはなぜか。2、広報活動経費における映像配信について、具体的に視聴数等、当初に目標を立てたのか。3、百草台コミュニティセンターの利用件数の推移について問うなどでございました。  主な意見といたしましては、1、財政運営において筋道を立てて運営しなければならないので、再検討してほしい。反対。2、さまざまな施設について、必要な手当ては計画し確保してほしい。賛成などでございました。
     審査の後、採決の結果、挙手多数で可決すべきものと決しました。  よろしく御審議のほどお願い申し上げます。 7 ◯議長(菅原直志君)  これより質疑に入ります。中野昭人議員。 8 ◯16番(中野昭人君)  委員会審査におきまして、質疑を通じて改めて疑問に思う点などを資料請求をさせていただきました。一昨日、資料請求に応えていただきまして資料を御提示いただきました。ありがとうございました。改めて提出いただいた資料に基づいて質疑をさせていただきたいというふうに思います。委員長をして、議長に質疑のお取り計らいをお願いしたいというふうに思います。 9 ◯議長(菅原直志君)  企画総務委員長。 10 ◯企画総務委員長(奥住匡人君)  今の質問に関しまして、答弁の正確性を期すため、議長の御配慮により、理事者側から御答弁をいただきたいと思いますが、いかがでしょうか。 11 ◯議長(菅原直志君)  内容については、この後だと思いますけれども、委員会の後に提出された資料、それに基づいた質問ということで受けとめました。  中野昭人議員、どうぞ。 12 ◯16番(中野昭人君)  それでは、資料提出5点お願いをいたしました。確認をさせていただきたいと思いますが、3点目の資料、つまり今回の公共用地の購入費、27ページの購入費に当たって、購入用地についての東京都からの取得希望調査が出されているということで、その経過、協議内容について資料を求めたものです。  これを見させていただきますと、平成26年10月6日に石田一丁目の13番4、5番地、石田一丁目の13番11、12番地、これについて買い取る、土地取得の希望ありということで、日野市が東京都に対して回答をしているものです。  この利用目的、利用計画について、こうなっています。周辺環境整備の事業用地として確保の上、事業実施までの期間については、石田一丁目11番1に所在する日野市東部会館駐車場として使用するというふうになっております。  これ、確認なんですが、委員会質疑の中でも、東部会館、すぐ前にある第1駐車場については、地主の方から返還の要望があるということが答弁されました。この用地についての返還要望については、ことしに入ってからその意思が伝えられたというふうに、委員会ではそういうふうに理解しているんですけども、そういう理解でよろしいのでしょうか。1点確認をさせていただきます。 13 ◯議長(菅原直志君)  企画部長。 14 ◯企画部長(大島康二君)  正式に最終的な結論としてということでは、委員会での答弁のとおりでございますが、それ以前からこの土地、第1駐車場の土地につきましては、できる限りは公共の用に供する土地ということで協力はしたいんだがというところで、ただ、相続等の問題も発生が予見されるという中で、何らかの結論を提示する可能性があるということは、かなり前からお話をいただいていたところです。  そういうことができたときには正式に伝えますよということを、お話としていただいていたという経過がございます。  経過については、そういうことでございます。 15 ◯議長(菅原直志君)  中野昭人議員。 16 ◯16番(中野昭人君)  以前からというのは、いつぐらいからの話なのか。それと、最終的に地権者の方からそういう申し出があったのが1月ということで、ことしに入ってからということで理解してよいのか確認です。もう一度お願いします。 17 ◯議長(菅原直志君)  企画部長。 18 ◯企画部長(大島康二君)  私が聞いているところでは、平成25年の2月という時点で、今後契約については考えていただくことがあるかもしれないという意思表示をいただいたのは、25年2月ということでございます。  で、最終的な、その間、さまざまやりとりはあったわけですけれども、最終的な結論としては、27年の1月という、最終結論をいただいたということでございます。 19 ◯議長(菅原直志君)  中野昭人議員。 20 ◯16番(中野昭人君)  了解しました。  いま一つ確認をしておきたいことがあります。資料請求、5点ほどお願いをいたしましたが、新石自治会、あるいは広域化委員会と日野市との協議の議事録については、残念ながら御提示いただけませんでした。その経緯について御説明をいただきたいというふうに思います。 21 ◯議長(菅原直志君)  クリーンセンター長。 22 ◯クリーンセンター長(小笠俊樹君)  新石自治会ごみ広域化対策委員会との協議は、平成26年5月から行ってまいりました。新石自治会ごみ広域化対策委員会は、新石自治会が主導で開催されてきたものでございまして、全ての会に市が呼ばれているわけではなく、新石自治会内のみで開催されていることもございました。  そういうようなことから、正式な議事録を新石自治会と市との双方で交わしているものはないということでございます。  以上でございます。 23 ◯議長(菅原直志君)  中野昭人議員。 24 ◯16番(中野昭人君)  つまり、今回、1億2,400万円で周辺環境整備費が投入されて購入するという予算になっているわけですけども、議会として、地元の皆さんの新石自治会含め、地元中の地元の皆さんの意向が確認されたものかどうかが判断するに足る資料が、私は必要だと、少なくとも必要だということで資料請求を求めたわけでありますけれども、そういう協議の資料も十分ではない。市と新石自治会、あるいは住民の皆さんとの公共施設をつくるということでの合意や契約書、協定書などは存在しているのかどうか、これを確認をしておきたいと思います。いかがですか。 25 ◯議長(菅原直志君)  クリーンセンター長。 26 ◯クリーンセンター長(小笠俊樹君)  新石自治会と日野市の間での覚書だとか協定の締結というものはございません。  平成27年、ことしの5月でございますが、3月の新石自治会の総会で、広域化への反対活動の終結の決議がなされまして、5月の10日に3市の市長が、新石自治会の組長会の前に呼ばれまして、新石自治会主催のもと3市長がごあいさつとお礼に伺ったわけでございますけども、その際に、新石自治会からある程度の要望がございましたコミュニティー施設と呼ばれているような形でのですね、健康増進的な施設につきましては最大限努力をしていくという形で、市長のほうから報告させていただきました。  これにつきましては、新石自治会が発行しております5月18日付発行でございますが、新石自治会の会報にも、その議事内容が記されているところでございまして、この会報につきましては、新石自治会会員に配布されたものでございます。  以上でございます。 27 ◯議長(菅原直志君)  ほかに御質疑はありませんか。     〔「なし」と呼ぶ者あり〕 28 ◯議長(菅原直志君)  なければ、質疑を終結いたします。  これをもって企画総務委員会関係審査報告を終わります。  次に、民生文教委員長審査報告を求めます。     〔民生文教委員長 登壇〕 29 ◯民生文教委員長古賀壮志君)  議案第111号、平成27年度日野市一般会計補正予算(第4号)のうち、民生文教委員会に付託されました内容についての審査経過並びにその結果を御報告申し上げます。  主な質疑といたしましては、1、発達障害者向けの支援事業において、相談の順番待ちの人が多いとのことだが、どのように対応しているか。2、第一中学校の卒業式が、体育館でできないほど生徒数がふえた理由を問う。3、難病医療費助成システム開発改修業務委託料について、改修は全国─律の基準で、他の自治体も同様のシステム改修をしているのか。4、認可保育所の補助については、補助金を出す基準が要綱で決まっているのか問うなどでございました。  審査の後、採決の結果、全員異議なく可決すべきものと決しました。  以上、よろしく御審議のほどお願い申し上げます。 30 ◯議長(菅原直志君)  これより質疑に入ります。中野昭人議員。 31 ◯16番(中野昭人君)  委員長にお伺いしたいと思います。  1点、37ページ、民生費の保育園費のところであります。この間、日野市の保育園の職員の勤務実態を踏まえて、八王子の労働基準監督署が立入調査に入ったということを伺っております。その人件費に絡むことですけれども、そのことについての質疑があったどうかを伺いたいと思います。  いま一つは、今、委員長からの報告でもありましたが、認証保育所内装工事費補助金について、この内訳などについてのやりとりはあったでしょうか。この2点再度確認をさせていただきたいと思います。 32 ◯議長(菅原直志君)  民生文教委員長。 33 ◯民生文教委員長古賀壮志君)  1問目の労働基準監督署云々の話に関する委員会内での質疑はございませんでした。  2問目の認証保育所に関する補助金申請云々の話につきましては、質疑がございまして、資料請求等の質疑があったところでございます。  以上です。 34 ◯議長(菅原直志君)  中野昭人議員。 35 ◯16番(中野昭人君)  それではですね、改めて質疑を1点目についてはさせていただきたいと思いますし、内訳についても正確なところ、確認をさせていただきたいというふうに思いますので、委員長をして、議長に質疑のお取り計らいをお願いできたらというふうに思います。 36 ◯議長(菅原直志君)  民生文教委員長。 37 ◯民生文教委員長古賀壮志君)  ただいまの質問に関して答弁の正確性を期すため、議長の御配慮いただき理事者側から御答弁をいただければと思います。 38 ◯議長(菅原直志君)  答弁を求めます。  もう1回質疑しますか。じゃあ整理して、もう一度質疑お願いいたします。中野昭人議員。 39 ◯16番(中野昭人君)  まず1点目の労基署の立入調査の件についてです。  10月8日付で、日野市に対し是正勧告書が出されております。保育園職員155名に対し、時間外勤務手当100分の25が支払われていなかったということを中心にして、是正勧告書が出されているということだと思います。  この件について、改めて確認をさせていただきたいというふうに思います。 40 ◯議長(菅原直志君)  じゃ、とりあえず1点目だけで。2点目は、後ほどさせていただきます。  答弁を求めます。子ども部長。 41 ◯子ども部長(池田正昭君)  今、1点目の是正勧告の件につきましては、職員課のほうともですね、協議をして整理をしていく予定でございます。  以上でございます。 42 ◯議長(菅原直志君)  中野昭人議員。 43 ◯16番(中野昭人君)  じゃ、ちょっと一つ確認をさせていただきたいと思います。  今回155名の保育園職員について、超勤──時間外手当が支給されていなかったということだと思います。総額230万円余に及ぶ不支給ということだったと思いますけれども、これは正規職員のみということでよいのか。それとも、非正規の職員の皆さんの超勤の実態もあったのかどうかということについて教えていただきたいというふうに思います。 44 ◯議長(菅原直志君)  総務部長。 45 ◯総務部長(篠崎忠士君)  御質問の内容につきましては、正規職員の内容ということで理解をしております。  以上でございます。 46 ◯議長(菅原直志君)  中野昭人議員。 47 ◯16番(中野昭人君)  保育園だけこういう実態が、今回是正が必要になったということだと思いますけども、本庁を含め他の事業所というか、いわゆる事業所と言われるところでは、この正規職員のこういう超勤が100分の25が支払われていないという実態などについてはあるのかどうか。市としての認識を確認しておきたいと思いますけど、いかがですか。 48 ◯議長(菅原直志君)  総務部長。 49 ◯総務部長(篠崎忠士君)  ほかの事業所については、そのような内容がないという認識でございます。 50 ◯議長(菅原直志君)  中野昭人議員。 51 ◯16番(中野昭人君)  改めて伺いたいと思いますけども、保育園、全て11園の現場でこういう実態があったということですけども、なぜ保育園の現場では、こういう法令違反の実態が常態化していたのかどうか。なぜこういう実態があったというふうに御認識でしょうか、伺いたいと思います。 52 ◯議長(菅原直志君)  子ども部長。 53 ◯子ども部長(池田正昭君)  保育園の関係につきましてはですね、労使協議の中で、そのような形で進んでたというふうに認識しているところでございます。  以上でございます。 54 ◯議長(菅原直志君)  中野昭人議員。 55 ◯16番(中野昭人君)  労使協議の中で、時間外の手当については100分の25を払わないでよしとする合意があったという理解でよろしいんですか。 56 ◯議長(菅原直志君)  副市長。 57 ◯副市長(荻原弘次君)  お答えさせていただきます。  今の御質問ですと、いわゆる100分の25、時間外の分が支払われていないのではないかということのように、ちょっと誤解を招くといけないんですけれども、100分の25、いわゆる時間外についての対応としまして、半日勤務の場合に、事前に半日代休をとるか振りかえをとるか、その後のですね、対応という、これが原則でございます。これは、ですから本庁勤務などについても、それを勤務させていただいておりますけれども、それについて労使協議の中で、保育園職場という環境の中で、0.5日というのをなかなかとりにくいというようなことがあり、その0.5日の部分について、またその0.5日を足して1日それに当ててお休みをいただくということが、これまで保育園、事業所の中で行われていたということでの労使協議のもとということで御理解をいただきたいと思います。  以上でございます。 58 ◯議長(菅原直志君)  中野昭人議員。 59 ◯16番(中野昭人君)  よくわからない、今、答弁なんですけど、時間外手当を払うべきところが払われていなかったからこそ、是正勧告が出されているんではないんですか。私の認識、誤りですか、ちょっと確認をしたいと思います。 60 ◯議長(菅原直志君)  副市長。 61 ◯副市長(荻原弘次君)  時間外の取り扱いとして、いわゆる振りかえでですね、事前に休みをとるという、その分をですね、それによって時間外分を賄う──賄うというか、それで当てていくという、これは一つの制度の上でのことでございます。  そういう中において、今回の指摘というのは、そういう労使協議の上での運用ではなく、きちんとそこの行われない部分については、支払うべきだということの勧告というふうに認識をしております。  以上でございます。 62 ◯議長(菅原直志君)  中野昭人議員。 63 ◯16番(中野昭人君)  労働協約等で代替、休日出勤など、そういうことについては1週間以内に確保しなければならないと、日野市の条例などでも定められていて、これを超えた対応があって、この部分については100分の25を払わなければならないということで是正勧告が、私、出されているというふうに受けとめているんですね。  これ、やっぱり異常な事態で、労使協議によって、こういう暗黙の実態がやられていたとしても、これはやっぱりまずいんだということで、是正勧告が出されているわけですよね。  だから、私は改めて、この局面できちっと受けとめ直さないと、労使協議で合意されているからといって、やっぱり労働者の保護を前提としている労基法、あるいはそれに基づいた条例、それを準拠した条例等に照らして、イレギュラーな実態があったということだと思うんです。  そのことについての、やっぱり市の受けとめが必要だというふうに思いますけども、いかがですか。 64 ◯議長(菅原直志君)  副市長。 65 ◯副市長(荻原弘次君)  今、議員おっしゃるように、労基署からの勧告内容は真摯に受けとめて、これについて対応すべく、現在調整をしているところでございます。
     以上でございます。 66 ◯議長(菅原直志君)  中野昭人議員。 67 ◯16番(中野昭人君)  労基署の監督が及ばないところとして、自治体などは、自治体の長自身が労基署の監督官としての意味を持っていますので、これまでそういう形でやられてきたと思いますけれども、特に現業というか、事業所に値するような保育園であるとかクリーンセンターであるとか、あるいは市立病院であるとか、そういうところについては、改めて事業所として労働契約も結び、就業規則も定め労基署に届け出るということが必要だということで勧告になっていますね、ほかの分野でも。  改めて、私は保育園だけではなくて、いわゆる事業所と言われるところについて、こういうイレギュラーな何らかの慣例で実態があるのではないかと、市立病院にしてもクリーンセンターにしても。これは労働者の権利と保護に関する問題ですから、きちっと調査をして、保育園だけ今回是正措置とられてますけどね、対応が必要なんではないかというふうに思いますけども、市としてそういう調査、把握はされていますでしょうか、確認したいと思います。 68 ◯議長(菅原直志君)  総務部長。 69 ◯総務部長(篠崎忠士君)  まず、勧告の内容については、その内容については真摯に受けとめをしております。  今後の対応としましてはですね、まず振りかえ休日については同一週に、基本的には取得をするという前提になりますんで、それをまず取り組みたいと。その上で、何らかの事情でその同一週にとれない場合に、別の日に振りかえ休日をとるわけですけども、その際には、今お話が出たような100分の25のですね、時間外を支払うという形になると思いますんで、基本的な考え方に沿ったですね、対応を今後していきたいというふうに思っております。  また、他の事業所についても同じようにですね、そういう内容があるのかどうかも含めまして確認をして、もしあればですね、是正をしていきたいというふうに考えております。  以上でございます。 70 ◯議長(菅原直志君)  中野昭人議員。 71 ◯16番(中野昭人君)  今回は、正規職員でそういう事態があったということですけども、多摩地域のほかの自治体などでは、非正規の保育園職員からの通報によって労基署が動いて、保育園だけでなく役所全体が調査の対象になって是正がされるということになったということも伺っています。  私は、この機に、やっぱり労働者、この議会でもさまざまな立場、角度から公務員たるはいかにあるべきかという議論がされていますけれども、本当にやりがいと誇りを持って仕事ができる、そのための労働環境の改善と確保を図るという点で、大事な提起が、指摘がされているというふうに受けとめてですね、この是正勧告を生かしていただきたいというふうに要望しておきます。  もう一つ伺っておきたいと思います。  保育園──認証保育園の内装工事費補助金7,100万円についてです。これは、東京都の認証保育制度に基づいて各市町村、区市町村が、補助要綱などを連動して定めています。その東京都の補助要綱あるいは区市町村が、裏負担という俗っぽく言えば、言い方になろうかと思いますけど、その制度のもとで支出されるべき補助金というのは一体幾らなのか、いうことについて教えていただきたいと、確認をさせていただきたいというふうに思います。 72 ◯議長(菅原直志君)  子ども部長。 73 ◯子ども部長(池田正昭君)  今回の補助金につきましては、安心こども基金、こちらをですね、使っております。この安心こども基金についてはマックスが3,200万、それとですね、補助金額を超えて市ができる、要は待機児解消の関係の補助金が3,800万ということでございます。残り約2,000万弱は事業者負担というような形になっております。  それをですね、今回、この補正予算の中身としましては、国・都の分が約3,460万、日野市の持ち分が約3,700万、事業者持ち分が約1,700万というような形になっております。ただ、この中で、事業者負担の約1,700万のうちの約半分程度、約1,000万ぐらいを市が単独で補助するというような形をとっているところでございます。  以上でございます。 74 ◯議長(菅原直志君)  中野昭人議員。 75 ◯16番(中野昭人君)  今、総額補助金が7,100万円。この内装工事費全体は8,900万ほどだと思いますけど、そのうちの7,100万円が補助金として支出されるという予算になっています。そのうち、都あるいは市の補助要綱の基準に照らして支出されるべき補助金は、合わせると6,100万余りになると。つまり、国・都の補助金が3,400万。日野市が裏負担というか、として支出すべき補助金が2,600万余ということで、合わせて6,100万というふうになろうかと思います。  今御説明の中では、これを超えて、いわゆる補助要綱の東京都の補助要綱に基づいた市の補助要綱を超えて1,000万余を独自補助を行うというふうに説明されました。  この根拠について御説明をいただきたいと思います。 76 ◯議長(菅原直志君)  子ども部長。 77 ◯子ども部長(池田正昭君)  先日の委員会の中でですね、補正予算の説明に当たりましては、補正予算の内容の交付要綱等の件について説明が不足しておりました。その点についてはおわびを申し上げます。  今回、要綱を改正して、その超える部分について約1,000万を支出するような形になるわけですけど、その要綱改正につきましては、自治法の222条によりまして、議会の議決を得てから要綱は改正しなければいけないというような規定がございますので、その法令に遵守して、今回、この議案を認めていただきました後に、要綱については改正をする予定でございます。  以上でございます。 78 ◯議長(菅原直志君)  中野昭人議員。 79 ◯16番(中野昭人君)  私は地方自治法222条について持ってないもんで、私はそういう答弁が来るとは思わなかったんですけれども、今の要綱に基づけば、今回の支出はできないということだと思うんですけども、その点はいかがですか。 80 ◯議長(菅原直志君)  子ども部長。 81 ◯子ども部長(池田正昭君)  今回についてはですね、要綱改正をして支出をするということでございます。その前提といたしましては、今回、要綱改正が、今回の補正予算に伴うものについては、議会の議決を、予算の議決を得た後でなければ要綱の改正ができないということになりますので、その今回の議決を得た後に要綱の改正をして、この1,000万を、市単独分約1,000万を支出できるような形にしていきたいというふうに考えております。  以上でございます。 82 ◯議長(菅原直志君)  中野昭人議員。 83 ◯16番(中野昭人君)  議会の議決の根拠にかかわる、この予算を議会として通していいかの根拠にかかわるものについて、要綱や条例に基づいて議会は妥当性を判断するわけですね。その要綱が、今回、この予算ではね、要綱に根拠ないんですよね。要綱では、例えば認証保育所、A型については、最寄りの駅の改札口から徒歩で5分以内に通える場所にあることをいう。5分以内。ほかは該当しない。  第9条では、市は、運営費補助金及び改修経費補助金として、当該年度の東京都認証保育所運営費等補助要綱別表に定める基準額を基準に算定した額を予算の範囲内で当該認証保育所に交付すると。つまり東京都の補助要綱の範囲でしか支出はできない、この要綱に照らすとですね、いうふうになっているわけです。  私、逆に伺いたいんですけども、なぜ歴史的に、補助金を支出する場合には要綱をつくって補助金支出のルールを定めてきた、いろんな問題について。どうして補助要綱を定めるというふうにされてきたのか。どうお考えですか。補助要綱を議会で議決した後に改正するなどというのは、その根本的な考え方を、私、理解されてないんじゃないかと思うんですけども、いかがですか。 84 ◯議長(菅原直志君)  子ども部長。 85 ◯子ども部長(池田正昭君)  今回の旭が丘物流の施設の中に建ちます認証保育所につきましては、豊田駅から15分から20分程度離れております。通常ですね、5分以内に開設される一般的な認証保育所に比べて、園児の募集だとか、あと保育士の確保等が厳しいような状況になっております。  今後ですね、待機児解消をしていくという日野市の考えの中でも、この保育園の安定的な運営についてはですね、支援をしていく必要があるというふうに判断をしたところでございます。  そのような中で、今回の市単独の補助分として約1,000万を支出をプラスして、補助として、この7,100万の中に含めたものでございます。  以上でございます。 86 ◯議長(菅原直志君)  中野昭人議員。 87 ◯16番(中野昭人君)  私の質問にお答えいただいてないんですけどね、自治体が補助金を出すということは、いろんな事業で行われています。しかし、その補助金が公正に、法のもとの平等原則に基づいて支出されなければならない、いうことが、補助金支出の今や前提中の前提となっているわけですね。ですから、ピンポイントで幾ら公益性がある、必要性があるといっても、ピンポイントで出すことは、その公平性や、法のもとの平等原則に照らして担保できないから、補助金行政で補助金をつくって公正にやるということで行われてきたと思います。  最近は、分権改革の中で、いやこれ補助金ではだめだと。議会立法である条例で定めなくちゃいけない。そのぐらい公平性と透明性が、その確保が求められる、そんな時代になってきているわけです。  それを、今の補助金に照らしても理屈が立たない、いや、議会の議決が終わった後、要綱改正すればいいんだと。とりあえず公益性が、必要性があるからいいんだ。私は、そんな理屈は通用しないんじゃないか、いうふうに思うんです。  市長、いかがでしょうか。こういう補助金の支出のルール、これを軽んじて支出するようなやり方自体が正されなくちゃいけないんじゃないか。私は思いますけど、いかがですか。 88 ◯議長(菅原直志君)  副市長。 89 ◯副市長(荻原弘次君)  先ほど来、子ども部長から答弁をさせていただいているとおり、恐らくその委員会の席で、補助の内訳等は御説明をさせていただいてきたかと、そういうふうに報告を受けておりますけれども、その中で根拠となる要綱について一部改正をする必要があるというようなことを、きちんと御説明をさせていただかなかった。そこの言葉が足りなかったのかなというふうには考えております。  そういうところにつきましては、先ほど部長からございましたようにおわびをさせていただくところでございますが、よりどころとなるものにつきましては、先ほど部長申し上げましたとおり、必要な予算上の措置が講じられる、いわゆる今回、この補正予算を議会で御承認いただいた後、その内容を持ってですね、要綱の改正の手続を行っていくと、そのように考えて行わせていただいているものでございます。  以上でございます。 90 ◯議長(菅原直志君)  中野昭人議員。 91 ◯16番(中野昭人君)  私は、それが異常だというふうに指摘をさせてもらっているんですよね。逆転してるんですよ。(「そうだ」と呼ぶ者あり)  最後に伺いたいと思いますが、確認をしたいと思いますが、本当に公平性と透明性の確保が求められる補助金行政に当たって、今回、条例、規則、要綱にも応えられない支出になっているというふうに思います。  今回の支出先の認証保育所については、株式会社立だというふうに伺っていますが、この株式会社立に選定、決まった経過については、これはどういう形態、入札なのか随契なのかお願いなのか、どういう経過で決まったのかということについても確認をさせていただきたいと思います。 92 ◯議長(菅原直志君)  子ども部長。 93 ◯子ども部長(池田正昭君)  経過の関係でございますが、私がですね、聞いてる限りでは、場所がちょっと離れている、認証保育所としてはちょっと離れているということもございます。それと、短期間で、ある程度開設をしなきゃいけないというようなことも聞いております。  そういう中でですね、市のほうからの要請で、今回開設する事業者が決定したというようなことでございます。  以上でございます。 94 ◯議長(菅原直志君)  中野昭人議員。 95 ◯16番(中野昭人君)  本当にこういう補助金行政について、補助金が適正に公正に支出されるということが、行政としては欠かせないというか、信頼性にかかわるような行政のあり方ですよね。  だから、今、一般的に保育園、増設でつくる場合も公募でやる。しかも、補助金については、同じ基準でこの範囲でしか出しませんと。その範囲でプロポーザル、公募で選定していくという作業がやられるようになっているわけです。  残念ながら、この一連の経過、日野市からピンポイントで、ある株式会社にお願いをした。そして、補助金のルール、今の定めにある要綱のルールに照らしても、それをはるかに超えた補助金の支出を、根拠なしにしようとしている。私は、こういうやり方は本当に是正されないと、(「それだったらみんなやりたいよ」と呼ぶ者あり)財政に関する規範が失われているというふうに、私は感じざるを得ません。(「お手盛り行政」と呼ぶ者あり)厳しく指摘をさせていただきたいと思います。  結構です。 96 ◯議長(菅原直志君)  ほかに御質疑はありませんか。     〔「なし」と呼ぶ者あり〕 97 ◯議長(菅原直志君)  なければ、質疑を終結いたします。  これをもって民生文教委員会関係の審査報告を終わります。  次に、環境まちづくり委員長の審査報告を求めます。     〔環境まちづくり委員長 登壇〕 98 ◯環境まちづくり委員長(鈴木勝豊君)  それでは、議案第111号、平成27年度日野市一般会計補正予算(第4号)のうち、環境まちづくり委員会に付託されました内容について、審査経過並びにその結果を御報告申し上げます。  主な質疑といたしまして、1、道路新設改良費について、通行どめをする際、通学路などが迂回路として含まれているかどうか問う。2、幹線市道I-20号線について、都市計画道路として事業認可され、当初いつ整備を終了する予定であったか問うなどでございました。  主な意見といたしまして、1、全ての委員会での考え方をまとめて最終日に意見を述べたい。態度保留などでございました。  態度を保留する委員がおりましたが、審査の後、採決の結果、挙手多数で可決すべきものと決しました。  よろしく御審議のほど、お願い申し上げます。 99 ◯議長(菅原直志君)  これより質疑に入ります。     〔「なし」と呼ぶ者あり〕 100 ◯議長(菅原直志君)  なければ、質疑を終結いたします。  これをもって環境まちづくり委員会関係の審査報告を終わります。  各委員長報告について御意見があれば承ります。中野昭人議員。 101 ◯16番(中野昭人君)  日本共産党市議団を代表して、補正予算に反対する立場から意見を申し上げます。  何より指摘したいのは、小金井市、国分寺から拠出されている周辺環境整備費を財源とする1億2,400万円の公共用地購入費についてであります。私どもが、今回の用地購入費を周辺環境整備費から拠出することに道理はなく反対だとする主な理由は、以下3点です。  第1に、周辺環境整備の本来の趣旨である地元の合意、コンセンサスが得られていないという点であります。市は、これまで周辺環境整備について、地元の中での議論と合意によって活用されるものとの立場を示してきました。9月議会で担当部長は、周辺環境整備費等につきましては、500メートル圏域の中で、しっかりとどういったものが必要なのかということを詰めていきたいとの立場を表明し、同じく9月議会で市長は、具体的にこれから地元の皆様といろんな議論をしていかなければならない。ただ問題は、地元の方々とのテーブルを据えて議論していくには、まだまだそれができていない状況でございますので、したがって、70億円の全体計画はできていない。これから議論していく中で、でき上がっていくということでありますと述べてきました。  その時点から3カ月、500メートル圏域の関係5自治会の中での議論や合意形成がされたという事実はなく、地元協議会の設置などによる周辺環境整備費の全体計画もつくられていない。つまり基本的な様相自体は何ら変わっていない。そのことが、委員会質疑でも明らかになりました。  地元の当該自治会をもってしても、どういう公共施設が必要なのか調査中ということであり、また、市との合意、協定も結ばれておらず、協議内容さえ確認できないという状況です。  そうした状況のもとで、何より公正で公平、透明な活用が求められる周辺環境整備費を活用すべきではない、いうふうに考えます。  第2に、当面の用途とされている駐車場としての位置づけを踏まえても、周辺環境整備費を活用すべきではないし、する必要はないということであります。市は、この公共用地について、当面は東部会館のすぐ前にある第1駐車場の地主の方への返還、廃止の代替地として活用するとしています。当面そうした性格の用地として活用を図るという方針ならば、なおさら周辺環境整備費を財源にしておく必要はなく、市の一般財源で確保できる、すべきものであります。  土地購入が必要だとしても、その当面の活用方針を踏まえるならば、一般財源で購入するのが筋、道理であり、周辺環境整備費は地元の意向調査と合意、500メートル圏域の自治会を初めとした住民の意向に基づく全体計画の合意を得た上で活用を図るべきだ、いうふうに考えます。  第3に、ごみ収集車の搬入ルートの確保が法的にも困難に直面しているという、この間、明らかになった事実に照らしても、他の2市からの周辺環境整備費を活用するようなことはすべきではないということであります。  市は、これまで北川原公園用地へのごみ搬入路の設置は可能と思い込み、判断して、3市共同の枠組みづくりを進めてきました。しかし、その前提であるごみ搬入ルートの設定自体が、法的に困難な事態に直面しているわけであります。この局面においてなすべきは、これまでどおり何もなかったかのように周辺環境整備費を活用することではなく、3市共同の前提となる搬入ルートの問題で困難に直面している事実を、誠実に市民にも他の2市にも伝え、率直に基本から、1から相談し直すことであります。  以上が、公共用地の購入に当たって周辺環境整備費を財源とすることに反対の理由であります。  なお、本補正予算案には、このほかにも今質疑をさせていただきました認証保育所の開設に当たり、内装工事費補助金7,100万円余りが予算化されていますが、これは日野市の認証保育所実施要綱に照らしても不適切だと考えます。市は、補助金とはそもそも何か、対象事業の公益性とともに、その公正な支出、平等原則を担保するために条例や要綱で、その基準、要件を定めていることの重要性を再認識すべきであります。  今、日野市には法規範とともに財政規律、財政規範性がするどく問われている、そのことを指摘し、反対の意見といたします。 102 ◯議長(菅原直志君)  ほかに御意見はありませんか。(「なんで今、手を挙げてんのよ。初めに手を挙げなさいよ」と呼ぶ者あり)有賀精一議員。 103 ◯1番(有賀精一君)  本補正予算の執行に反対の立場から意見を述べます。  一般質問の中でも、ごみ処理広域化をめぐる搬入路の問題について、関連して意見を述べましたけれども、そもそもごみ処理広域化の全体計画そのものがしっかりとつくられずに、泥縄式に問題が進められている、そこに大きな問題があるのではないかというふうに思います。  今回のこの東部会館の駐車場をめぐる問題もそうですけれども、やはり一体どういう青写真があって執行するのかというものがない中で、個別、個々で問題が進められて、いつも問題がそこで発生するということを繰り返されています。  搬入路の問題をめぐっても、今度新たにつくるプラスチックの処理施設、このプラスチックを運ぶ搬入路はどうするのかということでも、地元の住民の皆様から、非常に危惧を感じるということでの意見も、最近伺っている次第です。  そうした意味からも、今回のような支出の仕方というのは、やはり大きな問題であるというふうに思います。  以上です。 104 ◯議長(菅原直志君)  ほかに御意見はありませんか。     〔「なし」と呼ぶ者あり〕
    105 ◯議長(菅原直志君)  なければ、意見を終結いたします。  これより本件について採決いたします。  本件に対する各委員長報告は原案可決であります。本件は委員長報告のとおり決するに賛成の諸君の挙手を求めます。     〔賛成者挙手〕 106 ◯議長(菅原直志君)  挙手多数であります。よって議案第111号の件は、原案のとおり可決されました。 ============================================= 107 ◯議長(菅原直志君)  これより議案第92号、日野市消費生活センター条例の制定、議案第93号、日野市行政手続における特定の個人を識別するための番号の利用等に関する条例の制定、議案第94号、日野市個人情報保護条例の一部を改正する条例の制定、議案第95号、日野市情報公開・個人情報保護審査会条例の一部を改正する条例の制定、議案第96号、日野市情報公開条例の一部を改正する条例の制定、議案第97号、日野市特定個人情報保護条例の一部を改正する条例の制定、議案第98号、日野市一般職の職員の旅費に関する条例の一部を改正する条例の制定、議案第99号、日野市職員の退職手当支給条例の一部を改正する条例の制定、議案第100号、日野市議会の議員その他非常勤の職員の公務災害補償等に関する条例の一部を改正する条例の制定、議案第101号、日野市人事行政の運営等の状況の公表に関する条例の一部を改正する条例の制定、議案第115号、東京都市公平委員会を共同設置する地方公共団体の数の増加及び東京都市公平委員会共同設置規約の変更、議案第121号、日野市一般職の職員の給与に関する条例の一部を改正する条例の制定の件を一括議題といたしたいと思いますが、御異議ありませんか。     〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 108 ◯議長(菅原直志君)  御異議ないものと認め一括議題といたします。  企画総務委員長審査報告を求めます。     〔企画総務委員長 登壇〕 109 ◯企画総務委員長(奥住匡人君)  企画総務委員会に付託されました12議案につきまして、審査経過並びにその結果を御報告申し上げます。  まず、議案第92号につきまして御報告申し上げます。  この議案は、消費者安全法の一部が改正されたことに伴い消費生活相談室の名称を日野市消費生活センターに改めるとともに、その組織及び運営等について必要な事項を定めるものです。  なお、本条例は平成28年4月1日から施行するものです。  主な質疑といたしましては、1、消費生活相談員の研修を行ったり、相談室に助成制度の資料を置いているのかなどでございました。  主な意見といたしましては、1、相談員の欠員1名をなるべく早く補充してほしい。賛成などでございました。  審査の後、採決の結果、全員異議なく可決すべきものと決しました。  続きまして、議案第93号につきまして御報告申し上げます。  この議案は、行政手続における特定の個人を識別するための番号の利用等に関する法律に基づき、個人番号等を市独自に利活用する範囲及び取り扱い等について定めるものです。  なお、本条例は平成28年1月1日から施行するものです。  主な質疑といたしましては、1、マイナンバーの申請状況や誤配送等について、件数や対応について問う。2、マイナンバーを使うことによって、事務の変化やメリットをどのように考えているのかなどでございました。  主な意見といたしましては、1、導入費用や情報共有について大きな問題を抱えた制度であり、必要性は感じられない。反対などでございました。  審査の後、採決の結果、挙手多数で可決すべきものと決しました。  続きまして、議案第94号につきまして御報告申し上げます。  この議案は、行政不服審査法の全部改正に伴い、個人情報に関する審査請求について日野市情報公開・個人情報保護審査会が審査する仕組みを継続するために必要な規定を設ける等所要の改正を行うものです。  なお、本条例は行政不服審査法の施行の日から施行するものです。  本議案につきましては、慎重審査の後、採決の結果、全員異議なく可決すべきものと決しました。  続きまして、議案第95号につきまして御報告申し上げます。  この議案は、行政不服審査法の全部改正に伴い情報公開等を除く審査請求について、裁決の内容を審査する機能を加える規定を設ける等所要の改正を行うものです。  なお、本条例は行政不服審査法の施行の日から施行するものです。  本議案につきましては、慎重審査の後、採決の結果、全員異議なく可決すべきものと決しました。  続きまして、議案第96号につきまして御報告申し上げます。  この議案は、行政不服審査法の全部改正に伴い、情報公開に関する審査請求について日野市情報公開・個人情報保護審査会が審査する仕組みを継続するために必要な規定を設ける等所要の改正を行うものです。  なお、本条例は行政不服審査法の施行の日から施行するものです。  本議案につきましては、慎重審査の後、採決の結果、全員異議なく可決すべきものと決しました。  続きまして、議案第97号につきまして御報告申し上げます。  この議案は、行政不服審査法の全部改正に伴い、特定個人情報に関する審査請求について日野市情報公開・個人情報保護審査会が審査する仕組みを継続するために必要な規定を設ける等所要の改正を行うものです。  なお、本条例は行政不服査法の施行の日から施行するものです。  本議案につきましては、慎重審査の後、採決の結果、全員異議なく可決すべきものと決しました。  続きまして、議案第98号について御報告申し上げます。  この議案は、赴任に伴う移転料を新設するなど旅費に関する制度を充実するための所要の改正を行うものです。  なお、本条例は公布の日から施行するものです。  本議案につきましては、慎重審査の後、採決の結果、全員異議なく可決すべきものと決しました。  続きまして、議案第99号につきまして御報告申し上げます。  この議案は、行政不服審査法の全部改正に伴い所要の文言の整理を行うものです。  なお、本条例は行政不服審査法の施行の日から施行するものです。ただし、第2条第1項の改正規定は公布の日から施行するものです。  本議案につきましては、慎重審査の後、採決の結果、全員異議なく可決すべきものと決しました。  続きまして、議案第100号につきまして御報告申し上げます。  この議案は、被用者年金制度の一元化等を図るための厚生年金保険法等の一部を改正する法律の一部の規定が施行されたことに伴い、所要の文言の整理を行うものです。  なお、本条例は公布の日から施行し、この条例による改正後の付則第5条の規定は平成27年10月1日から適用するものです。  本議案につきましては、慎重審査の後、採決の結果、全員異議なく可決すべきものと決しました。  続きまして、議案第101号につきまして御報告申し上げます。  この議案は、行政不服審査法の全部改正に伴い所要の文言の整理を行うものです。  なお、本条例は行政不服審査法の施行の日から施行するものです。  本議案につきましては、慎重審査の後、採決の結果、全員異議なく可決すべきものと決しました。  続きまして、議案第115号につきまして御報告申し上げます。  この議案は、東京都市公平委員会に青梅市及び浅川清流環境組合が新たに加入するため、東京都市公平委員会共同設置規約の一部を改正するものです。  なお、本規約は平成28年4月1日から施行するものです。  質疑はなく、主な意見といたしましては、1、広域化に対する住民合意は成立していない。広域化ができるのか、一旦立ちどまって考えるべきだと思う。反対などでございました。  審査の後、採決の結果、挙手多数で可決すべきものと決しました。  続きまして、議案第121号につきまして御報告申し上げます。  この議案は、行政不服審査法の全部改正に伴い所要の文言整理を行うものです。  なお、本条例は行政不服審査法の施行の日から施行するものです。  本議案につきましては、慎重審査の後、採決の結果、全員異議なく可決すべきものと決しました。  以上12件、よろしく御審議のほどお願い申し上げます。 110 ◯議長(菅原直志君)  これより議案第92号の質疑に入ります。     〔「なし」と呼ぶ者あり〕 111 ◯議長(菅原直志君)  なければ、次に議案第93号の質疑に入ります。     〔「なし」と呼ぶ者あり〕 112 ◯議長(菅原直志君)  なければ、次に議案第94号の質疑に入ります。     〔「なし」と呼ぶ者あり〕 113 ◯議長(菅原直志君)  なければ、次に議案第95号の質疑に入ります。     〔「なし」と呼ぶ者あり〕 114 ◯議長(菅原直志君)  なければ、次に議案第96号の質疑に入ります。     〔「なし」と呼ぶ者あり〕 115 ◯議長(菅原直志君)  なければ、次に議案第97号の質疑に入ります。     〔「なし」と呼ぶ者あり〕 116 ◯議長(菅原直志君)  なければ、次に議案第98号の質疑に入ります。     〔「なし」と呼ぶ者あり〕 117 ◯議長(菅原直志君)  なければ、次に議案第99号の質疑に入ります。     〔「なし」と呼ぶ者あり〕 118 ◯議長(菅原直志君)  なければ、次に議案第100号の質疑に入ります。     〔「なし」と呼ぶ者あり〕 119 ◯議長(菅原直志君)  なければ、次に議案第101号の質疑に入ります。     〔「なし」と呼ぶ者あり〕 120 ◯議長(菅原直志君)  なければ、次に議案第115号の質疑に入ります。     〔「なし」と呼ぶ者あり〕 121 ◯議長(菅原直志君)  なければ、次に議案第121号の質疑に入ります。     〔「なし」と呼ぶ者あり〕 122 ◯議長(菅原直志君)  なければ、これをもって本12件の質疑を終結いたします。  議案第92号について御意見があれば承ります。     〔「なし」と呼ぶ者あり〕 123 ◯議長(菅原直志君)  なければ、意見を終結いたします。  これより本件について採決いたします。  本件に対する委員長報告は原案可決であります。本件は委員長報告のとおり決するに御異議ありませんか。     〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 124 ◯議長(菅原直志君)  御異議ないものと認めます。よって議案第92号の件は、原案のとおり可決されました。  次に、議案第93号について御意見があれば承ります。有賀精一議員。 125 ◯1番(有賀精一君)  共通番号を使用したこうした問題についてなんですけれども、御存じの方も多いと思いますけれども、100名を超える市民がこの共通番号の問題をめぐって、プライバシー権の侵害であるということで裁判まで提訴されています。
     そうした意味からも、一般質問でも共通番号の問題点については指摘をしてきましたけれども、この案については反対をいたします。 126 ◯議長(菅原直志君)  清水登志子議員。 127 ◯9番(清水登志子君)  議案第93号、日野市行政手続における特定の個人を識別するための番号の利用等に関する条例の制定について、日本共産党日野市議団を代表して、反対の立場から意見を申し上げます。  この条例は、マイナンバーの取り扱い範囲を定めるものですが、マイナンバー制度は、国が税や社会保障に関する個人情報を一元管理するもので、個人のプライバシー情報が容易に照合、集積される上、個人情報の漏えい防止ができない欠陥制度であると同時に、導入費用3,000億円をかけながら具体的なメリットや費用対効果が示されていない点、徴税強化や社会保障給付削減の手段とされかねないことなど、重大な問題を抱えた制度です。  同じ制度を導入したアメリカや韓国では情報漏えいや、成り済まし犯罪が多発し、見直しを迫られている状況です。  また、内閣府の最新の世論調査でも、マイナンバーの内容を知らない人が過半数以上となっております。国民の支持や理解も広がっていない状況であり、中止すべきと考えます。  よって、この条例には反対を表明をいたします。 128 ◯議長(菅原直志君)  ほかに御意見はありませんか。     〔「なし」と呼ぶ者あり〕 129 ◯議長(菅原直志君)  なければ、意見を終結いたします。  これより本件について採決いたします。  本件に対する委員長報告は原案可決であります。本件は委員長報告のとおり決するに賛成の諸君の挙手を求めます。     〔賛成者挙手〕 130 ◯議長(菅原直志君)  挙手多数であります。よって議案第93号の件は、原案のとおり可決されました。  次に、議案第94号について御意見があれば承ります。     〔「なし」と呼ぶ者あり〕 131 ◯議長(菅原直志君)  なければ、意見を終結いたします。  これより本件について採決いたします。  本件に対する委員長報告は原案可決であります。本件は委員長報告のとおり決するに御異議ありませんか。     〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 132 ◯議長(菅原直志君)  御異議ないものと認めます。よって議案第94号の件は、原案のとおり可決されました。  次に、議案第95号について御意見があれば承ります。     〔「なし」と呼ぶ者あり〕 133 ◯議長(菅原直志君)  なければ、意見を終結いたします。  これより本件について採決いたします。  本件に対する委員長報告は原案可決であります。本件は委員長報告のとおり決するに御異議ありませんか。     〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 134 ◯議長(菅原直志君)  御異議ないものと認めます。よって議案第95号の件は、原案のとおり可決されました。  次に、議案第96号について御意見があれば承ります。     〔「なし」と呼ぶ者あり〕 135 ◯議長(菅原直志君)  なければ、意見を終結いたします。  これより本件について採決いたします。  本件に対する委員長報告は原案可決であります。本件は委員長報告のとおり決するに御異議ありませんか。     〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 136 ◯議長(菅原直志君)  御異議ないものと認めます。よって議案第96号の件は、原案のとおり可決されました。  次に、議案第97号について御意見があれば承ります。     〔「なし」と呼ぶ者あり〕 137 ◯議長(菅原直志君)  なければ、意見を終結いたします。  これより本件について採決いたします。  本件に対する委員長報告は原案可決であります。本件は委員長報告のとおり決するに御異議ありませんか。     〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 138 ◯議長(菅原直志君)  御異議ないものと認めます。よって議案第97号の件は、原案のとおり可決されました。  次に、議案第98号について御意見があれば承ります。     〔「なし」と呼ぶ者あり〕 139 ◯議長(菅原直志君)  なければ、意見を終結いたします。  これより本件について採決いたします。  本件に対する委員長報告は原案可決であります。本件は委員長報告のとおり決するに御異議ありませんか。     〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 140 ◯議長(菅原直志君)  御異議ないものと認めます。よって議案第98号の件は、原案のとおり可決されました。  次に、議案第99号について御意見があれば承ります。     〔「なし」と呼ぶ者あり〕 141 ◯議長(菅原直志君)  なければ、意見を終結いたします。  これより本件について採決いたします。  本件に対する委員長報告は原案可決であります。本件は委員長報告のとおり決するに御異議ありませんか。     〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 142 ◯議長(菅原直志君)  御異議ないものと認めます。よって議案第99号の件は、原案のとおり可決されました。  次に、議案第100号について御意見があれば承ります。     〔「なし」と呼ぶ者あり〕 143 ◯議長(菅原直志君)  なければ、意見を終結いたします。  これより本件について採決いたします。  本件に対する委員長報告は原案可決であります。本件は委員長報告のとおり決するに御異議ありませんか。     〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 144 ◯議長(菅原直志君)  御異議ないものと認めます。よって議案第100号の件は、原案のとおり可決されました。  次に、議案第101号について御意見があれば承ります。     〔「なし」と呼ぶ者あり〕 145 ◯議長(菅原直志君)  なければ、意見を終結いたします。  これより本件について採決いたします。  本件に対する委員長報告は原案可決であります。本件は委員長報告のとおり決するに御異議ありませんか。     〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 146 ◯議長(菅原直志君)  御異議ないものと認めます。よって議案第101号の件は、原案のとおり可決されました。  次に、議案第115号について御意見があれば承ります。有賀精一議員。 147 ◯1番(有賀精一君)  ごみ処理広域化、住民合意のないままに進められるごみ処理広域化について反対をしておりますけれども、実際、浅川清流組合はつくられてしまいましたけれども、ごみ処理広域化の計画に対して反対する立場から、この案についても反対をしたいと思います。 148 ◯議長(菅原直志君)  清水登志子議員。 149 ◯9番(清水登志子君)  議案第115号、東京都市公平委員会を共同設置する地方公共団体の数の増加及び東京都市公平委員会共同設置規約の変更について、日本共産党日野市議団を代表して反対の立場から意見を申し上げます。  本条例の日野市、小金井市、国分寺市のごみ広域化に伴い設置される浅川清流環境組合を追加するという点について、ごみ広域化についていまだに地元住民の合意が得られていません。また、他市からのごみ収集車の搬入路が法的につくれない、こういう事態も明らかになりました。  こういう状況を踏まえれば、一旦立ちどまって広域化について検討をし直すべきだと考えます。(「そうだ」と呼ぶ者あり)  よって、議案第115号には反対を表明いたします。(「よし」と呼ぶ者あり) 150 ◯議長(菅原直志君)  ほかに御意見はありませんか。     〔「なし」と呼ぶ者あり〕 151 ◯議長(菅原直志君)  なければ、意見を終結いたします。  これより本件について採決いたします。  本件に対する委員長報告は原案可決であります。本件は委員長報告のとおり決するに賛成の諸君の挙手を求めます。     〔賛成者挙手〕 152 ◯議長(菅原直志君)  挙手多数であります。よって議案第115号の件は、原案のとおり可決されました。  次に、議案第121号について御意見があれば承ります。     〔「なし」と呼ぶ者あり〕 153 ◯議長(菅原直志君)  なければ、意見を終結いたします。  これより本件について採決いたします。  本件に対する委員長報告は原案可決であります。本件は委員長報告のとおり決するに御異議ありませんか。     〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 154 ◯議長(菅原直志君)  御異議ないものと認めます。よって議案第121号の件は、原案のとおり可決されました。  これをもって企画総務委員会関係審査報告を終わります。  お諮りいたします。議事の都合により暫時休憩いたしたいと思いますが、これに御異議ありませんか。     〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 155 ◯議長(菅原直志君)  御異議ないものと認めます。よって暫時休憩いたします。                                     午前11時37分 休憩 =============================================                                     午後1時11分 再開 156 ◯議長(菅原直志君)  休憩前に引き続き会議を開きます。  これより議案第102号、日野市住民基本台帳ネットワークシステムに係る個人情報の保護に関する条例の一部を改正する条例の制定、議案第103号、日野市市税条例の一部を改正する条例の制定、議案第104号、日野市国民健康保険条例の一部を改正する条例の制定、議案第107号、日野市福祉オンブズパーソン条例の一部を改正する条例の制定、議案第108号、日野市立児童館条例の一部を改正する条例の制定、議案第109号、日野市特定教育・保育施設、特定地域型保育事業等の利用者負担に関する条例の一部を改正する条例の制定、議案第110号、日野市立幼稚園保育料条例の一部を改正する条例の制定、議案第112号、平成27年度日野市国民健康保険特別会計補正予算(第2号)、議案第114号、平成27年度日野市介護保険特別会計補正予算(第3号)の件を一括議題といたしたいと思いますが、御異議ありませんか。
        〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 157 ◯議長(菅原直志君)  御異議ないものと認め一括議題といたします。  民生文教委員長審査報告を求めます。     〔民生文教委員長 登壇〕 158 ◯民生文教委員長古賀壮志君)  民生文教委員会に付託されました9議案につきまして、審査経過並びにその結果を御報告申し上げます。  まず、議案第102号につきまして御報告申し上げます。  この議案は、住民基本台帳法の一部を改正する法律が施行されたことに伴い、住民基本台帳ネットワークシステムに係る組織の名称を改めるものです。  なお本条例は公布の日から施行するものです。  本議案につきましては、慎重審査の後、採決の結果、全員異議なく可決すべきものと決しました。  続きまして、議案第103号につきまして御報告申し上げます。  この議案は、地方税法の一部を改正する法律が公布されたことに伴い条例の一部を改正するものです。  なお本条例は、平成28年1月1日から施行するものです。ただし本条例付則第1条各号に掲げる規定は、当該各号に定める日から施行するものです。  主な質疑といたしましては、1、減免の申請書類に個人番号、法人番号の記載欄を設けるのは、マイナンバー制度の実施によるものなのか。2、減免の申請において、個人番号の記載がない場合に受理されるのかなどでございました。  審査の後、採決の結果、全員異議なく可決すべきものと決しました。  続きまして、議案第104号につきまして御報告申し上げます。  この議案は、医療の高度化や被保険者の高齢化により、伸び続ける医療費に対し収入が不足していること及び持続可能な医療保険制度を構築するための国民健康保険法等の一部を改正する法律が公布されたことを踏まえ、また国民健康保険運営協議会の国民健康保険税率等の改定に係る審議結果を受け、日野市国民健康保険税率を改めるものです。  なお本条例は平成28年4月1日から、ただし第5条第1号の改正規定は公布の日から施行するものです。  主な質疑といたしましては、1、滞納者の中には減免の対象者がいないか。申請を待つのではなく、減免が必要な対象者には減額をすべきではないか。2、市民税が含まれたものではなく、国民健康保険税のみの滞納者のデータはないのか問うなどでございました。  主な意見といたしましては、1、職員が努力しているのは理解できるが、市民の可処分所得が減っている中で値上げは、今の市民生活に対して非常に重い。反対。2、国民健康保険は社会保障であるという原則を否定し、自己責任という考えでやっていくのはおかしい。制度そのものを抜本的に改める必要がある。反対などでございました。  審査の後、採決の結果、挙手多数で可決すべきものと決しました。  続きまして、議案第107号につきまして御報告申し上げます。  この議案は、行政不服審査法の全部改正に伴い所要の文言の整理を行うものです。  なお、本条例は行政不服審査法の施行の日から施行するものです。  本議案につきましては、慎重審査の後、採決の結果、全員異議なく可決すべきものと決しました。  続きまして、議案第108号につきまして御報告申し上げます。  この議案は、学童クラブに入会した児童の保護者から徴収する費用の額の適正化を図るため、児童1人につき月額5,OOO円から月額6,OOO円に改めるものです。  この条例は、平成28年4月1日から施行するものです。  ただし、第1条及び第8条第1項第1号の改正規定は公布の日から施行するものです。  主な質疑といたしましては、1、日野市は学童クラブ費が低い方から3番目とのことだが、低い方の自治体の金額と多摩地域の平均額を問う。2、学童クラブについて、登録しているのにほとんど利用がない人の理由はなどでございました。  主な意見といたしましては、1、共働きの勤労世帯のために、利用時間の延長などの検討もしてほしい。賛成。2、子どもが健全に育つかどうかは社会の問題であり、利用料を取ること自体が適切とは言えない。ただ単に負担の押しつけだと考える。反対。3、子育て世代に選ばれるため、安い金額を維持して、日野市が子育てに手厚いというイメージを守ってほしい。少しの金額でも、イメージは大分違うと思う。反対などでございました。  審査の後、採決の結果、挙手多数で可決すべきものと決しました。  続きまして、議案第109号につきまして御報告申し上げます。  この議案は、日野市特定教育・保育施設、特定地域型保育事業等の利用者負担額のうち保育に係る利用者負担額の適正化を図るため、その額を改定するほか利用者負担について必要な規定を整備するものです。  この条例は、第1条の規定は公布の日から、第2条の規定は平成28年4月1日から施行するものです。  主な質疑といたしましては、ほぼ一律5%の値上げをするのは、低所得者に対して配慮を欠いていると思うが、市の見解はなどでございました。  主な意見といたしましては、1、第1条について異論はないが、第2条については2年連続の値上げになっている人もいるので、やってはいけない。もっと低所得者に対しての配慮をするべきである。反対。2、子どもを産み育てるのに、若年層が経済的な問題でちゅうちょする人が多い現状を考えると、幼児教育の充実と無償化に向けて進んでいくことが必要と思う。値上げはすべきではない。反対などでございました。  審査の後、採決の結果、挙手多数で可決すべきものと決しました。  続きまして、議案第110号につきまして御報告申し上げます。  この議案は、日野市立幼稚園保育料の適正化を図るため、その額を改定するほか保育料について必要な規定の整備を行うものです。  この条例は、第1条の規定は公布の日から、第2条の規定は平成28年4月1日から施行するものです。  質疑はなく、主な意見といたしましては、1、議案第109号と同様の意見である。反対。2、子育て支援の中で負担増を市民に求めるべきではない。反対などでございました。  審査の後、採決の結果、挙手多数で可決すべきものと決しました。  続きまして、議案第112号につきまして御報告申し上げます。  補正額は、歳入歳出それぞれ6,503万1,OOO円を追加し、歳入歳出予算の総額を206億4,655万4,000円とするものです。  歳入につきましては、主に財政調整交付金及び前年度繰越金を増額するものです。  歳出につきましては、主に一般被保険者高額療養費保険者負担金及び結核・精神医療給付金支給費を増額するものです。  本議案につきましては、慎重審査の後、採決の結果、全員異議なく可決すべきものと決しました。  続きまして、議案第114号につきまして御報告申し上げます。  補正額は、歳入歳出それぞれ4,444万8,OOO円を追加し、歳入歳出予算の総額を117億698万5,OOO円とするものです。  歳入につきましては、主に歳出の増に伴い財源となる国庫支出金、支払基金交付金などを増額するものです。  歳出につきましては、主に介護サービスの利用状況が当初の想定を超える見込みとなったため、保険給付費を増額するものです。  本議案につきましては、慎重審査の後、採決の結果、全員異議なく可決すべきものと決しました。  以上9件、よろしく御審議のほどお願い申し上げます。 159 ◯議長(菅原直志君)  これより議案第102号の質疑に入ります。     〔「なし」と呼ぶ者あり〕 160 ◯議長(菅原直志君)  なければ、次に議案第103号の質疑に入ります。     〔「なし」と呼ぶ者あり〕 161 ◯議長(菅原直志君)  なければ、次に議案第104号の質疑に入ります。     〔「なし」と呼ぶ者あり〕 162 ◯議長(菅原直志君)  なければ、次に議案第107号の質疑に入ります。     〔「なし」と呼ぶ者あり〕 163 ◯議長(菅原直志君)  なければ、次に議案第108号の質疑に入ります。     〔「なし」と呼ぶ者あり〕 164 ◯議長(菅原直志君)  なければ、次に議案第109号の質疑に入ります。     〔「なし」と呼ぶ者あり〕 165 ◯議長(菅原直志君)  なければ、次に議案第110号の質疑に入ります。     〔「なし」と呼ぶ者あり〕 166 ◯議長(菅原直志君)  なければ、次に議案第112号の質疑に入ります。     〔「なし」と呼ぶ者あり〕 167 ◯議長(菅原直志君)  なければ、次に議案第114号の質疑に入ります。     〔「なし」と呼ぶ者あり〕 168 ◯議長(菅原直志君)  なければ、これをもって本9件の質疑を終結いたします。  議案第102号について御意見があれば承ります。     〔「なし」と呼ぶ者あり〕 169 ◯議長(菅原直志君)  なければ、意見を終結いたします。  これより本件について採決いたします。  本件に対する委員長報告は原案可決であります。本件は委員長報告のとおり決するに御異議ありませんか。     〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 170 ◯議長(菅原直志君)  御異議ないものと認めます。よって議案第102号の件は、原案のとおり可決されました。  次に、議案第103号について御意見があれば承ります。     〔「なし」と呼ぶ者あり〕 171 ◯議長(菅原直志君)  なければ、意見を終結いたします。  これより本件について採決いたします。  本件に対する委員長報告は原案可決であります。本件は委員長報告のとおり決するに御異議ありませんか。     〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 172 ◯議長(菅原直志君)  御異議ないものと認めます。よって議案第103号の件は、原案のとおり可決されました。  次に、議案第104号について御意見があれば承ります。奥野倫子議員。 173 ◯17番(奥野倫子君)  日本共産党日野市議団として、議案第104号に反対の立場を表明します。  議案第104号は、日野市国民健康保険税を来年度、すなわち平成28年度から12.9%増額する改定を行うものです。5年前の平成22年度と値上げ後の来年度とを比較すると、1世帯当たりの控除前所得は12万円も減っている状況のもとで、1世帯当たり平均の負担額は約1万5,000円、1人当たり保険税に至っては約2万円もの増額となってしまいます。また、今回の改定には、1人につき5,400円の均等割の増額も含まれており、家族の多い世帯の負担がふえることになります。  こうした指摘に対して、日野市は、国の法改正によって27年度から、これまでの4割減免、6割減免の2段階から、2割、5割、7割減免の3段階方式へと拡充されたことにより、低所得者への配慮がなされていることを理由に、問題はないと説明しています。  しかし、27年度に行われたその措置は、28年度からの適用となる本議案の税率アップには全く影響の及ばない話で、所得ゼロの階層ですら新たに負担がふえることになり、逆に所得の低い階層ほど負担増になってしまいます。  しかも、日野市においては、平成23年度に18%増という、過去に例のない大幅な税率アップが行われたばかりです。これまで一般会計からの国保会計への繰り入れについては、20億円を限度にしてこれを認め、その額を超えそうになったときに値上げに踏み切ってきた日野市ですが、前回のこの大幅改定によって、平成26年度決算においては、一般会計からの法定外繰入額は20億円から12億8,000万円にまで下げることに成功しています。現時点で、国保会計自体に何ら支障が起きているわけではないにもかかわらず、平成30年度から開始予定の国保の広域化に向けて、一般会計繰入額をできる限り減らす方向への方針転換が図られたことにより、今回の道理のない値上げ改定が提案されるに至りました。  しかし、社会情勢を鑑みれば市民生活は今なお厳しく、日本経済はいまだに不況の域を抜け出せていません。平成26年度における日野市の国民健康保険加入者の平均所得は154万円、加入者の3分の1に当たる約9,000世帯が所得ゼロという状況です。所得150万円未満、すなわち軽減適用を受ける非課税世帯というくくりで見れば、1万2,500世帯、つまり国保加入者の約半分を占める状況を鑑みたときに、この増税を強行した場合に、これ以上の負担増に耐えられる加入者がどれほどいるのだろうかという疑念が生じます。  国保は、日野市における高齢者と低所得者をカバーする大切な社会保障制度です。市民の命を守る大事な医療制度を市民全体で支えていかなければならないのは、当然のことと言えます。  今回のような払えない方をふやしてしまいかねない増額改定は、公共の福祉に寄与すべき自治体が、医療制度の根幹を壊すに等しい行為ではないでしょうか。市民生活に影響を及ぼす税金改定については、大変慎重に進めなければならない課題であり、あらかじめ幅広い御意見に耳を傾ける姿勢が必要です。  今回のさらなる大幅値上げの経緯については、市民に周知し、意見聴取のための時間を十分に確保したとは言えません。市民的な理解を得ずして、安易に負担増を求めるその強引な手法は、行政にあるまじき姿であることをもって、本議案には反対の意を表明します。 174 ◯議長(菅原直志君)  吉岡奈津恵議員。 175 ◯3番(吉岡奈津恵君)  議案第104号、日野市国民健康保険条例の一部を改正する条例の制定について、賛成の立場で意見を申し上げます。  国民健康保険事業の運営目的は、社会保障及び国民保健の向上に寄与することであり、すなわち命にかかわることです。本議案への賛成は、私としても厳しい選択でございました。2011年から2014年、拠出金については国保分の低減にもかかわらず8.5%、約6.2億円増加しており、特に介護保険及び後期高齢者医療分については15%、約4.6億円を超える著しい伸びとなっております。一般会計繰入金は、2015年9月18日現在の資料によりますと、2015年度は決算見込みではございますが、約26億円、2014年度決算12億8,000万の約2倍増と試算されております。広域化への移行に伴う一般財源からの繰り入れを、改定しない場合の見込みとしてお伺いをしたところ、上限25億円が必要とのお答えでした。第2回国民健康保険運営協議会資料並びに他の事業のバランスも考え、それ以上の繰り入れは望めないとしても、保険税の値上げは、市民にとって厳しい現実でございます。  低所得者への低減措置が継続されても、平均で値上げになってしまうことや、値上げすることで保険者への医療費削減や健康施策などによるメリットを一般財源で示すことができないこと。常任委員会での質問に対しても、滞納者の滞納理由の詳細なデータがまとめられていないことなど、値上げに対して、市民への説明責任が十分に果たされていないように感じたのは、私だけでしょうか。とても残念に思います。
     しかしながら、資産割を外して4方式から均等割、平等割、所得割による3方式に変更することは、資産は所得を生まないなどの理由から、所属しております生活者ネットワークとしても、これまで継続し要望させていただいてきたことです。この点、大いに評価をさせていただきたいと思います。  国民健康保険の安定化に向けた改革には、低所得者対策として、財政安定化基金を段階的に造成するため保険者支援制度の1,700億円拡充支援が行われ、被保険者当たり約5,000円の財政改善効果が見込まれています。2017年以降は、毎年約3,400億円の財政支援の拡充も予定されており、さらに2016年からも低所得者への軽減増について、国会での審議が行われる予定との報道もございます。  国保税の構造的な課題として、年齢構成が高く医療水準が高い、所得が低い、保険料負担が多いなど、主に3点が挙げられます。この国保税の改正あるいは値上げのみが課題解消策としてではなく、予防健康づくりの推進を強く要望させていただきます。  具体的には、データを活用した予防健康づくりの充実、予防健康づくりのインセンティブ強化、栄養指導など、これまで何度も要望させていただいてまいりました内容です。これに関して着目したい点は、インセンティブ加算です。このような医療費の適正化に向けた取り組み、保険料の収納率向上など事業運営の改善の促進による加算交付に着目をしたいと思っております。  また、日野市では、日野市国民健康保険人間ドック受診料助成要綱に基づき、人間ドック受診料、上限2万円の助成を受けることもできます。現在は事前申告制ですが、市民が利用しやすいような要綱改正も含め、多くの市民の皆様に御活用いただければと、そのような形での御検討、お願いをしたいと思います。  また、滞納者への対応は、職員の皆様も丁寧に対応されていると思いますが、個々に寄り添いそれぞれの事情に合わせた徴収をお願いするとともに、支払い不可能な場合には、セーフティネットや生活福祉課などへつないでいただくことがスムーズに行えるような連携体制の構築をお願いをいたします。  最後に、マイナンバー制度が導入されることで社会保障制度の充足が期待されます。必要なサービスを必要とする方へ伝えることができるように、またどの部署が情報を総合的に判断し支援を提供できるか、福祉の連携、拡充の整理もあわせて御検討ください。  今後は、値上げの際、十分な資料を準備し、市民への説明責任が十分に果たされることを強く要望し、賛成の意見とさせていただきます。 176 ◯議長(菅原直志君)  有賀精一議員。 177 ◯1番(有賀精一君)  反対の立場で意見を述べます。  国民健康保険が、この間、多くの滞納を生み出し、現実にはこの制度そのものを維持することが難しいということも一時言われておりました。現状は、全く変わっていないものだというふうに思います。1人当たり9,300円の値上げ。これがどれほど大きな重みを持つものなのか。とりわけ生活が厳しい人にとっては深刻な問題だというふうに思います。高齢者、そして高齢者ばかりではなく非正規で働いている人たち、最近では、中年で職を失った人たち、あらゆる階層に貧困の問題が大きな問題として出てきている中で、これ以上、この国民健康保険の値上げをしていけば、制度の存続はおろか、貧困の問題を一層深刻なものにしてしまうのではないかと危惧する次第です。  ぜひこの値上げについて、当然、自治体だけの問題ではなく、国に大きな責任があるというふうに、私も思います。であるならば、抜本的な改革、そして国に対してしっかりとした財源を保障すること、それを要求することを、自治体としてしていくのが筋ではないかというふうに思います。  以上から、この議案に対しては反対をいたします。 178 ◯議長(菅原直志君)  谷 和彦議員。 179 ◯14番(谷 和彦君)  議案第104号、日野市国民健康保険条例の一部を改正する条例の制定について、自由民主党日野市議団を代表して賛成の意見を述べさせていただきます。  国民健康保険税率等の改定は、支出に対する収入不足であることに加えて、本年5月の法改正を踏まえて行うものとの説明がありました。平成30年度からは、国保運営を都道府県単位で広域化するなど、国は大規模な国保の制度改正を行っているところですが、制度改正に伴って保険者支援などの多額の追加公費投入も決定しており、日野市に対しても増額されていると伺いました。  12月10日付で、平成28年度の税制改正大綱が出ましたが、課税限度額を超える世帯への限度額引き上げとともに、国民健康保険加入者の低所得世帯に対する軽減が、さらに拡充されるとのことです。  また、国保への財政支援として、前期高齢者交付金があります。被用者保険と国保との財政力の格差を埋める制度ですが、被用者保険である健保組合や協会けんぽは、その会社に勤務している間にかかった医療費を給付するもので、定年退職後や、働き盛りであっても精神を病むなどして退職した後は、国保が医療費の給付を行うことになります。社員の退職後の医療に対する企業の責任において、このような制度があるわけで、その交付額の原資は被用者保険の加入者の保険料です。  日野市と多摩市は、65歳から74歳までの前期高齢者と言われる世代の人口割合が非常に大きいとのことで、近隣市に比べて非常に高額の、約50億円の交付を受けています。国保の財政力は脆弱であるために、さまざまな援助の制度がある中で、今、国が行っている制度改正の目的は、これから訪れる超高齢化社会であっても、国民皆保険制度を維持していくためのものであります。  日野市の国保につきましても、税率等見直して財政を安定させて、将来に備えていくことは重要であると思います。これまで日野市は、多額の一般会計繰入金で国保の赤字を補填してきました。今後も国保の税率改定や運営努力では対処できない場合には、必要な補填であると考えます。  ただし、超高齢化社会を迎える準備が必要なのは国保だけではありませんので、国保への支出が抑制できるのであれば、一般会計にてやるべき事業は数多くあるはずです。  国保は、高齢者や低所得者世帯が多く加入する国民健康保険であるため、税率等の改定については慎重に考えなければなりませんが、改定後の均等割等についても、近隣市の平均的であるとのことです。東京の税率等が全国的に見ると低いほうであるとのことですから、決して高いほうではないと言えます。  また、日野市は、医療レセプト等の分析をもとに効果的、効率的に健康施策に取り組もうとしていますが、これからは、健康増進や予防に積極的に取り組んでいただき、医療費適正化を図っていくなどが財政健全化にとって重要であると思います。  さまざまな要素を総合的に考えて、今回の改正は妥当であると考えております。  以上、賛成の意見とさせていただきます。 180 ◯議長(菅原直志君)  ほかに御意見はありませんか。     〔「なし」と呼ぶ者あり〕 181 ◯議長(菅原直志君)  なければ、意見を終結いたします。  これより本件について採決いたします。  本件に対する委員長報告は原案可決であります。本件は委員長報告のとおり決するに賛成の諸君の挙手を求めます。     〔賛成者挙手〕 182 ◯議長(菅原直志君)  挙手多数であります。よって議案第104号の件は、原案のとおり可決されました。  次に、議案第107号について御意見があれば承ります。     〔「なし」と呼ぶ者あり〕 183 ◯議長(菅原直志君)  なければ、意見を終結いたします。  これより本件について採決いたします。  本件に対する委員長報告は原案可決であります。本件は委員長報告のとおり決するに御異議ありませんか。     〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 184 ◯議長(菅原直志君)  御異議ないものと認めます。よって議案第107号の件は、原案のとおり可決されました。  次に、議案第108号について御意見があれば承ります。有賀精一議員。 185 ◯1番(有賀精一君)  本議案に反対の立場で意見を述べたいというふうに思います。  児童館にかかるお金ということで、他市との比較について私は伺いましたけれども、今度の値上げによって、いわゆるこの26市中の平均の額になるということでありました。子育てについて、この日野のまちが若い世代から支持を得ると。そういう側面から見ても、わずかではあれ、近隣市とは違ってこの額が安いということは、私は一つの魅力的な側面だというふうに思います。  今回の値上げによって、そうした子育て世代における魅力が一つ失われていくという意味で、この問題については反対ということにしたいというふうに思います。  以上です。 186 ◯議長(菅原直志君)  奥野倫子議員。 187 ◯17番(奥野倫子君)  日本共産党日野市議団として、議案第108号に反対の立場から意見を表明します。  本議案は、学童クラブ費を年間1万2,000円値上げをするものです。少子化を食いとめるために、子育ての負担解消が声高に叫ばれている昨今でありますから、反対の理由を言うまでもありません。  日野市は、今年度から学童クラブの出席率が悪い子どもには通知を出し、それでも改善のない場合には、その子どもに対して退会勧告を出すという規約改正を行いました。  利用者がふえれば人員配置もふやさざるを得ませんから、利用児童の数を頭打ちするための方策と、市民から受け取られても仕方がありません。年度初めの規約改正後は、300人の子どもに対して勤務変更届の提出を求め、その後、毎月1人から2人の是正・退会勧告が出ているとのことです。そして、今現在、10人の長期欠席児童がいるにもかかわらず、担当課はその理由さえ把握していません。担当課のするべき一番の仕事は、子どもたちが放課後を過ごす場所が安全で快適と言えるのか、また、困難を抱えた子どもたちが、学童クラブにさえ来られずに引きこもっている状況があるとしたら、解決をするためにどのような手を差し伸べたらよいのかといったことに、細心の注意を払うことではないでしょうか。子どもたちに惜しみなく愛情を注ぐ行政であれば、まずは、子どもや保護者に満足してもらえるような環境整備することにこそ心血を注ぐことでしょう。その取り組みを実現する予算の確保という目的を持つ値上げであればまだしも、ただ単に値上げだけを提示した上、保育料、幼稚園利用料も同時に値上げをすることによって、兄弟姉妹のいる御家庭にとっては過重な負担を強いられることになります。  ただ単に機械的に負担増だけを求める今回の利用料改定については、出席日数の足りない子どもに退会の是正勧告を始めたことに引き続いて、利用料負担の重い御家庭に対して、嫌なら出ていってもいいですよというメッセージを与えてしまうに等しい心ない施策と言えます。  学童クラブの利用抑制につながるような値上げをストップし、働く意欲と状況にある御家庭に対しては、心置きなく安心して働くよう求め、本議案に対し反対の意見とさせていただきます。 188 ◯議長(菅原直志君)  ほかに御意見はありませんか。     〔「なし」と呼ぶ者あり〕 189 ◯議長(菅原直志君)  なければ、意見を終結いたします。  これより本件について採決いたします。  本件に対する委員長報告は原案可決であります。本件は委員長報告のとおり決するに賛成の諸君の挙手を求めます。     〔賛成者挙手〕 190 ◯議長(菅原直志君)  挙手多数であります。よって議案第108号の件は、原案のとおり可決されました。  次に、議案第109号について御意見があれば承ります。有賀精一議員。 191 ◯1番(有賀精一君)  本議案に反対の立場で意見を述べます。  先ほどの問題とも関連しますが、子育て世帯にとって、この値上げが大きなダメージを与えることは間違いありません。一方で、国が今、幼児教育の無償化ということを掲げている中で、このままどんどんどんどん値上げをしていく。一体どこに整合性があるのかということを、私自身考えさせられます。  やはり子育てしたいまち、そういう意味からしても、この値上げについては反対といたします。  以上です。 192 ◯議長(菅原直志君)  谷 和彦議員。 193 ◯14番(谷 和彦君)  議案第109号、日野市特定教育・保育施設、特定地域型保育事業等の利用者負担に関する条例の一部を改正する条例の制定について、自由民主党日野市議団を代表して賛成の立場で意見を述べさせていただきます。  今回の改正は、基本的には利用料金の値上げということではありますが、経済的基盤が弱い世帯については負担増とならないよう配慮しつつ、適正な受益者負担に基づいた改正になっていると思われます。  まず、多摩地域では、利用者負担額の対国比率を50%程度としている市が多く、26市平均では49.6%となっており、日野市は現在46.5%であります。前回の改正である平成11年度は、対国比率の50%を視野に入れて、改正前の47%から改正後は49.7%になっております。  今回、16年ぶりの改正ということで、他市平均の49.6%まで引き上げるためには7%の値上げが必要になってきますが、7%にすると最大2,900円の値上げとなり、家計への影響が大きいと思われることから約5%の値上げにとどめ、年収300万円世帯、D1階層の場合は4,500円から4,700円へ値上げ、値上げ幅は200円ということになります。また、600万円世帯であるD8階層の場合は、2万3,800円が2万5,000円と1,200円の値上げということになります。  今回の改正は、低所得者層に十分配慮されており、生活保護世帯や市民税非課税世帯については、引き続き無料となっております。また、今回の改正については、子ども・子育て支援会議でも報告されており、参加の委員からは反対意見はなく肯定的な意見が出されたということでありました。  以上のことから、今回の利用者負担に関する条例の一部を改正する条例の制定は妥当であると判断します。  改正後は、日野市の保育園の質の向上、サービスの向上を図っていただき、待機児解消に向けたさらなる施策を推進していただくこと。さらには、保護者の方が安心して働くことができるよう延長時間の拡充も検討していただくことを要望し、この議案に対する賛成意見とさせていただきます。 194 ◯議長(菅原直志君)  近澤美樹議員。 195 ◯2番(近澤美樹君)  議案第109号について、日本共産党日野市議団を代表して、議案に反対の立場で意見を申し上げさせていただきます。  議案の第2条の利用者負担の改正について、反対をいたします。このたびの提案では、3歳未満児で1人年額1,200円から最高で2万5,200円の値上げになります。今議会の議論では、一般質問等を通じて、若い世代が経済的な不安で子どもを持つことをためらっているということを示し、少子化克服のためには、国も市も本気になって子育て中の世代に経済的な支援を行うことが、最重要課題だということは確認されました。  また、現在、消費税率の改定を行う際の軽減税率の議論も行われているところですが、民間税制調査会という団体が行った試算では、たとえ軽減税率を実施したとしても、200万円と1,500万円、所得が200万円、1,500万円の世帯を比較した場合に、低所得者層が高所得者層の2.58倍もの負担を強いられることになり、さらに貧困と格差を拡大する逆進性が、さらに強まるという試算も示されています。  この先、増税が実施されたら、若い世代には大打撃になることが予測されます。今回の値上げによる市の増収は約3,000万円とのことですが、この値上げを実施しなければ、今後、待機児解消が行えないような日野市の財政状況では、決してないことも明らかになっています。  これまで市が続けてきた保育料を他市よりも低く抑える努力は、さらに続けるべきで、今、その努力をやめる理由がありません。  政府では、幼児教育の無償化の議論が行われており、保育料は、子どもの保護者の直接の受益者負担という考えから、保育の費用は国全体で保障していくという考えのもとに拡大の方向に進んでおり、今回の日野市の値上げは、こうした流れにも逆行していると言えます。  また、ことしの4月から、国の子ども・子育て支援新制度の施行に伴って、新しい保育の基準表が適用になっておりますけれども、この国の制度変更により、ことし保育料が上がった方がいることを市も認めておきながら、さらに来年4月にも上がるという2年連続の値上がりになる方に対して、何の配慮もされていないこともわかりました。とんでもない値上げです。  今回の値上げは、行革大綱の実施であるとの答弁もありましたが、行革の名のもとに、市がこれまで行ってきた子育て支援に、今、手をつける、そんなときでは当然ありません。こんな負担増を認めるわけにはいかず、109号については反対を表明させていただきます。 196 ◯議長(菅原直志君)  ほかに御意見はありませんか。     〔「なし」と呼ぶ者あり〕 197 ◯議長(菅原直志君)  なければ、意見を終結いたします。  これより本件について採決いたします。  本件に対する委員長報告は原案可決であります。本件は委員長報告のとおり決するに賛成の諸君の挙手を求めます。     〔賛成者挙手〕 198 ◯議長(菅原直志君)  挙手多数であります。よって議案第109号の件は、原案のとおり可決されました。  次に、議案第110号について御意見があれば承ります。近澤美樹議員。 199 ◯2番(近澤美樹君)  日本共産党日野市議団を代表して、議案第110号に対する反対意見を申し上げます。  この改正によって、これまでの幼稚園保護者の負担は4階層から新たに5階層に設定されて、5階層は所得の高い世帯となります。この世帯については月額2,600円、年間では3万1,200円もの負担増になります。  先ほど109号議案の反対意見の際に申し上げましたけれども、幼稚園保護者に対しても、今、市がとるべき施策は全ての子育て世帯への支援であって、低所得者世帯に配慮があったとしても、あらゆる子育て世代に経済的負担増を求めることは、今すべきことではありません。  以上、反対の意見とさせていただきます。 200 ◯議長(菅原直志君)  有賀精一議員。 201 ◯1番(有賀精一君)  前議案において述べた反対意見と同様の趣旨で、この議案に関しては反対したいと思います。  以上です。 202 ◯議長(菅原直志君)  ほかに御意見はありませんか。     〔「なし」と呼ぶ者あり〕 203 ◯議長(菅原直志君)  なければ、意見を終結いたします。  これより本件について採決いたします。  本件に対する委員長報告は原案可決であります。本件は委員長報告のとおり決するに賛成の諸君の挙手を求めます。
        〔賛成者挙手〕 204 ◯議長(菅原直志君)  挙手多数であります。よって議案第110号の件は、原案のとおり可決されました。  次に、議案第112号について御意見があれば承ります。     〔「なし」と呼ぶ者あり〕 205 ◯議長(菅原直志君)  なければ、意見を終結いたします。  これより本件について採決いたします。  本件に対する委員長報告は原案可決であります。本件は委員長報告のとおり決するに御異議ありませんか。     〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 206 ◯議長(菅原直志君)  御異議ないものと認めます。よって議案第112号の件は、原案のとおり可決されました。  次に、議案第114号について御意見があれば承ります。     〔「なし」と呼ぶ者あり〕 207 ◯議長(菅原直志君)  なければ、意見を終結いたします。  これより本件について採決いたします。  本件に対する委員長報告は原案可決であります。本件は委員長報告のとおり決するに御異議ありませんか。     〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 208 ◯議長(菅原直志君)  御異議ないものと認めます。よって議案第114号の件は、原案のとおり可決されました。  これをもって民生文教委員会関係の審査報告を終わります。 ============================================= 209 ◯議長(菅原直志君)  これより議案第105号、日野市自転車等の駐車秩序の確保に関する条例の一部を改正する条例の制定、議案第106号、日野市中小企業事業資金融資あつせん条例の一部を改正する条例の制定、議案第113号、平成27年度日野市下水道事業特別会計補正予算(第1号)、議案第116号、日野都市計画事業西平山土地区画整理事業用地における市の義務に属する事故に係る和解の締結及び損害賠償の額の決定、議案第117号、市道路線の廃止、議案第118号、市道路線の認定の件を一括議題といたしたいと思いますが、御異議ありませんか。     〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 210 ◯議長(菅原直志君)  御異議ないものと認め一括議題といたします。  環境まちづくり委員長の審査報告を求めます。     〔環境まちづくり委員長 登壇〕 211 ◯環境まちづくり委員長(鈴木勝豊君)  それでは、環境まちづくり委員会に付託されました6議案につきまして、審査経過並びにその結果を御報告申し上げます。  まず、議案第105号につきまして御報告申し上げます。  この議案は、将来を見据えた自転車等駐車環境整備実施戦略を実現するため、市営自転車等駐車場における自動二輪車の利用の特例及び放置自転車等の撤去手数料の増額等、所要の改正を行うものでございます。また豊田駅北第9駐輪場を市営自転車等駐車場として追加するものでございます。  主な質疑といたしましては、1、自転車利用促進と、自転車等撤去手数料値上げの目的と効果について問う。2、計画の中に、駐輪場の拡大はあるか問う。3、自転車等撤去手数料の値上げにより、どのような効果があるか問うなどでございました。  主な意見といたしましては、1、撤去手数料値上げと同時に自転車の利用促進策が含まれていない。反対。2、駐輪場がどのように改善されたか、検証しながら推進してもらいたい。賛成などでございました。  審査の後、採決の結果、挙手多数で可決すべきものと決しました。  続きまして、議案第106号につきまして御報告申し上げます。  この議案は、株式会社商工組合中央金庫法及び中小企業信用保険法の一部を改正する法律の施行に伴い、新たにNPO法人を融資あっせんの対象にするなど、所要の改正を行うものでございます。  質疑はなく、主な意見といたしまして、改正の成果についてしっかりと目配りをし、事業を推進してほしい。賛成などでございました。  審査の後、採決の結果、全員異議なく可決すべきものと決しました。  続きまして、議案第113号につきまして御報告申し上げます。  この議案は、日野市下水道事業特別会計において、歳入歳出それぞれに2,566万6,000円を追加し、歳入歳出予算の総額を55億5,785万8,000円とするものです。  歳入につきましては、前年度繰越金を増額するものです。  歳出につきましては、給料と職員共済組合負担金ほかを減額し、一般職手当を増額するとともに公共汚水桝設置業務委託料及び水道管等移設補償料を増額するものでございます。  本議案につきましては、慎重審査の後、採決の結果、全員異議なく可決すべきものと決しました。  続きまして、議案第116号につきまして御報告申し上げます。  この議案は、地方自治法の規定に基づき、土地区画整理事業用地における市の義務に属する事故について和解し、損害賠償の額を決定することについて議会の議決を求めるものでございます。  主な質疑といたしましては、定期的な樹木の維持管理、点検について問うなどでございました。  審査の後、採決の結果、全員異議なく可決すべきものと決しました。  続きまして、議案第117号につきまして御報告申し上げます。  この議案は、2路線について道路法の規定により市道路線を廃止するものでございます。A127号線については、今回新たに認定する道路に含まれるため廃止するものです。Lll-8号線については、現況が廃減しており公共の用に供されていないため廃止するものでございます。  本議案につきましては、慎重審査の後、採決の結果、全員異議なく可決すべきものと決しました。  続きまして、議案第118号につきまして御報告申し上げます。  この議案は、5路線について道路法の規定により市道路線として認定するものでございます。A128号線については、道路用地の寄附に伴い認定するものでございます。C168号線、E139号線、E140号線、E141号線、P122号線については、開発行為の完了に伴い新設道路が帰属されたため認定するものでございます。  本議案につきましては、慎重審査の後、採決の結果、全員異議なく可決すべきものと決しました。  以上6件、よろしく御審議のほどお願い申し上げます。 212 ◯議長(菅原直志君)  これより議案第105号の質疑に入ります。     〔「なし」と呼ぶ者あり〕 213 ◯議長(菅原直志君)  なければ、次に議案第106号の質疑に入ります。     〔「なし」と呼ぶ者あり〕 214 ◯議長(菅原直志君)  なければ、次に議案第113号の質疑に入ります。     〔「なし」と呼ぶ者あり〕 215 ◯議長(菅原直志君)  なければ、次に議案第116号の質疑に入ります。     〔「なし」と呼ぶ者あり〕 216 ◯議長(菅原直志君)  なければ、次に議案第117号の質疑に入ります。     〔「なし」と呼ぶ者あり〕 217 ◯議長(菅原直志君)  なければ、次に議案第118号の質疑に入ります。     〔「なし」と呼ぶ者あり〕 218 ◯議長(菅原直志君)  なければ、これをもって本6件の質疑を終結いたします。  議案第105号について御意見があれば承ります。有賀精一議員。 219 ◯1番(有賀精一君)  反対の立場で意見を述べます。  撤去料を値上げするということで問題が解決するのか……(「何でも反対」と呼ぶ者あり)ということであります。何でも反対という声があったんですけれども、実際にですね、生活が何度も言うように、今の状況で厳しくなっている人が圧倒的多数なわけですね。(「違反だよ、違反」と呼ぶ者あり)ですから、今回のように、もう値上げのラッシュということが現実には、いろんなところで起こってしまっているわけで、私としては、やはり安易にこうした問題について値上げすべきだとは思いません。  私自身も、自転車の駐輪場、豊田駅北口の一番直近にあるところ、月々2,360円でいつも使用しております、もう十数年ですね。それまでに告白しますと二度ほど撤去されまして、(「まずいよ、それは」と呼ぶ者あり)中央自動車道のですね、(「守らないといけない、守らないと」と呼ぶ者あり)済みません。中央自動車道の例のところにですね、取りに行ったことありますけれども、値上げをしたからといってですね、違法駐輪がなくなるというふうには、私にはとても思えません。  やっぱり多くの皆さんに利用していただくためには、(「必要経費」「必要経費」と呼ぶ者あり)値上げというよりは、値上げというよりは、税金を使って、やはり多くの皆さんに自転車を利用していただく、そういう方向に政策を進めていっていただきたいというのが、私の意見です。反対です。  以上です。 220 ◯議長(菅原直志君)  大高哲史議員。 221 ◯8番(大高哲史君)  議案第105号、日野市自転車等の駐車秩序の確保に関する条例の一部を改正する条例の制定について、日本共産党日野市議団を代表して反対の立場から意見を述べます。  今回提案された条例改正には、自動二輪車を受け入れるための改正や駐輪場の追加など、必要な改正とあわせて自転車撤去手数料の増額という改正が含まれています。  日野市では、第5次日野市基本構想・基本計画、また第3次日野市地球温暖化対策実行計画、第2次日野市環境基本計画、また環境配慮指針などで自転車利用の促進をうたい取り組むことが位置づけられておりますが、利用促進のための、具体的施策は今ほとんどといっていいほど取り組まれていないのが現状です。そうした中で、日野市は、利用促進と相入れない将来を見据えた自転車等駐車環境整備実施戦略を策定して、市営駐輪場の大部分を有料化いたしました。  そして、今回の条例改正により、自転車撤去手数料を増額しようとしています。これでは、違法駐輪の抑制どころか、自転車の利用自体を抑制しかねず、CO2削減とは逆の効果を生んでしまうのではないでしょうか。  撤去自転車の中には、買い物等で駅前や商業施設周辺の歩道にとめられた自転車も多く含まれています。こうした違法駐輪をなくすための方策は、鉄道事業者や商業施設がみずから駐輪場を整備するということが大前提でなくてはならないと考えます。  ですから、撤去手数料の増額で違法駐輪が減るということを期待するという方法ではなく、歩道に違法駐輪があふれているのであれば、この歩道に駐輪場を整備させるなど、商業施設や駅周辺に、より駐輪場をふやすことで、違法駐輪の解消を図るべきです。  自転車利用促進策が具体化されない中で、有料化と撤去手数料の値上げばかりが推し進められるという、逆立ちしたこの自転車政策を抜本的に改めるよう強く要望して、この条例改正に対する反対意見といたします。 222 ◯議長(菅原直志君)  ほかに御意見はありませんか。     〔「なし」と呼ぶ者あり〕 223 ◯議長(菅原直志君)  なければ、意見を終結いたします。  これより本件について採決いたします。  本件に対する委員長報告は原案可決であります。本件は委員長報告のとおり決するに賛成の諸君の挙手を求めます。     〔賛成者挙手〕 224 ◯議長(菅原直志君)  挙手多数であります。よって議案第105号の件は、原案のとおり可決されました。  次に、議案第106号について御意見があれば承ります。     〔「なし」と呼ぶ者あり〕 225 ◯議長(菅原直志君)  なければ、意見を終結いたします。  これより本件について採決いたします。  本件に対する委員長報告は原案可決であります。本件は委員長報告のとおり決するに御異議ありませんか。     〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 226 ◯議長(菅原直志君)  御異議ないものと認めます。よって議案第106号の件は、原案のとおり可決されました。  次に、議案第113号について御意見があれば承ります。     〔「なし」と呼ぶ者あり〕 227 ◯議長(菅原直志君)  なければ、意見を終結いたします。  これより本件について採決いたします。  本件に対する委員長報告は原案可決であります。本件は委員長報告のとおり決するに御異議ありませんか。     〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 228 ◯議長(菅原直志君)  御異議ないものと認めます。よって議案第113号の件は、原案のとおり可決されました。  次に、議案第116号について御意見があれば承ります。     〔「なし」と呼ぶ者あり〕 229 ◯議長(菅原直志君)  なければ、意見を終結いたします。
     これより本件について採決いたします。  本件に対する委員長報告は原案可決であります。本件は委員長報告のとおり決するに御異議ありませんか。     〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 230 ◯議長(菅原直志君)  御異議ないものと認めます。よって議案第116号の件は、原案のとおり可決されました。  次に、議案第117号について御意見があれば承ります。     〔「なし」と呼ぶ者あり〕 231 ◯議長(菅原直志君)  なければ、意見を終結いたします。  これより本件について採決いたします。  本件に対する委員長報告は原案可決であります。本件は委員長報告のとおり決するに御異議ありませんか。     〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 232 ◯議長(菅原直志君)  御異議ないものと認めます。よって議案第117号の件は、原案のとおり可決されました。  次に、議案第118号について御意見があれば承ります。     〔「なし」と呼ぶ者あり〕 233 ◯議長(菅原直志君)  なければ、意見を終結いたします。  これより本件について採決いたします。  本件に対する委員長報告は原案可決であります。本件は委員長報告のとおり決するに御異議ありませんか。     〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 234 ◯議長(菅原直志君)  御異議ないものと認めます。よって議案第118号の件は、原案のとおり可決されました。  これをもって環境まちづくり委員会関係の審査報告を終わります。 ============================================= 235 ◯議長(菅原直志君)  これより請願第27-14号、日野市議会議場において国旗及び市旗の掲揚を求める請願、請願第27-16号、地方自治の尊重を求める意見書提出に関する請願の件を一括議題といたしたいと思いますが、御異議ありませんか。 236 ◯議長(菅原直志君)  御異議ないものと認め一括議題といたします。  企画総務委員長審査報告を求めます。     〔企画総務委員長 登壇〕。 237 ◯企画総務委員長(奥住匡人君)  企画総務委員会に付託されました請願につきまして、審査経過並びにその結果を御報告申し上げます。  請願第27-14号、日野市議会議場において国旗及び市旗の掲揚を求める請願につきまして御報告申し上げます。  この請願は、国際感覚、郷土愛の育成、市の発展のためにも市長や議員が一堂に会する本会議場に国旗及び市旗の掲揚を求めるものです。  質疑はなく、主な意見といたしましては、1、市議会とは多様な市民の代表が集まっているところである。少数意見と議論する努力を怠っている。不採択。2、国旗は日本の平和のシンボルとして国民にも敬愛されている。しっかり議論もした。採択。3、国旗は明確な法的立場にあり社会の認知を得た。市旗の掲揚も適切と言える。採択。4、法と規則のもとに行動する議員が議論を行う場の本会議場に、国旗や市旗を掲揚することに反対する理由はない。採択などでございました。  審査の後、採決の結果、挙手多数で採択すべきものと決しました。  次に、請願第27-16号、地方自治の尊重を求める意見書提出に関する請願につきまして御報告申し上げます。  この請願は、地方自治を尊重し辺野古新基地建設を強行しないことを求める意見書を日野市議会から政府及び関係機関に対し提出することを求めるもので、あわせて請願主旨説明の申し出があり、審査の冒頭に参考人から説明を聞きました。  主な質疑といたしましては、1、辺野古への新基地建設と普天間固定化論についてどう考えているのか。2、発言の中で私たちも応分の負担をすべきと言ったが、どういうことをイメージしているのかなどでございました。  主な意見といたしましては、1、歴史の真実に向き合わなければならない。地方自治、日本の民主主義が問われている。採択。2、過去に同様の趣旨の請願があり、一定の結論が出ている。不採択。3、日米安全保障条約で今日の平和が保たれている。じっくり経過を見守る必要がある。不採択。4、一定の結論が出されているものと思っている。国や他市にかかわる問題に対し、当市議会で意見を述べ結論は出しにくい。不採択などでございました。  審査の後、採決の結果、挙手少数で不採択すべきものと決しました。  以上2件、よろしく御審議のほど、お願い申し上げます。 238 ◯議長(菅原直志君)  これより請願第27-14号の質疑に入ります。     〔「なし」と呼ぶ者あり〕 239 ◯議長(菅原直志君)  なければ、次に請願第27-16号の質疑に入ります。有賀精一議員。 240 ◯1番(有賀精一君)  今回のこの市民請願として出されております地方自治の尊重を求める意見書提出に関する請願、これはですね、同趣旨のということで、今、奥住委員長のほうから報告された委員の皆さんの発言がありましたけれども、今回のこの請願というのはですね、地方自治の尊重を求める意見書というふうになっておりまして、かつ、これ辺野古新基地建設反対ということをですね、文言として盛り込んでいるわけではなくて、(「請願事項、載ってる」「請願事項の中に入ってますよ」と呼ぶ者あり)強行しないことを求める意見書という形になっているんですね。  で、これを見るとですね、(「どこを見てんの」と呼ぶ者あり)ですから、請願の中身の、その何というんですか内容について、請願を出された方、同じ方が出されているというのは私もわかりますが、訴えている中身については、それなりに私はちょっと違った角度から今回の請願が出されているというふうに受けとめているんですが、特にこの請願について反対を述べられている方たちの意見の中で、この地方自治の尊重、しかも強行しないように話し合えということをですね、中を読んでもわかるとおり言っているわけです。それについての何らかの質疑なり等々はあったんでしょうか。 241 ◯議長(菅原直志君)  企画総務委員長。 242 ◯企画総務委員長(奥住匡人君)  私の記憶が正しければ、そういった議論はありませんでした。 243 ◯議長(菅原直志君)  有賀精一議員。 244 ◯1番(有賀精一君)  はい、了解しました。  もう1点、私も実は傍聴をしたんですけれども、ある議員からはですね、公有水面の使用許可に関する前仲井眞知事の許可を取り消すということを翁長知事は行ったわけですけれど、そのことがですね、何か意見書の中に盛り込まれていないというか、説明がされていないというような意見を述べられた委員がいらっしゃったと思うんですが、そのことについてですね、当然、請願者がそこに来ているわけですから、その請願者に対して、これはどうなんですかということを問うということが、ものすごく大事なことだし、請願者にとってもですね、そういう質問をされるということが望むところだというふうに思うんですが、そういう質問はそもそもあったんでしょうか。 245 ◯議長(菅原直志君)  企画総務委員長。 246 ◯企画総務委員長(奥住匡人君)  ございませんでした。(「資料について言ったのに」「了解しました」「何聞いてんのよ」「傍聴、何してんだ」と呼ぶ者あり) 247 ◯議長(菅原直志君)  ほかに御質疑はありませんか。     〔「なし」と呼ぶ者あり〕 248 ◯議長(菅原直志君)  なければ、これをもって本2件の質疑を終結いたします。  請願第27-14号について御意見があれば承ります。清水登志子議員。 249 ◯9番(清水登志子君)  請願第27-14号、日野市議会議場において国旗及び市旗の掲揚を求める請願について、日本共産党日野市議団を代表して不採択の立場から意見を申し上げます。  国旗及び国歌に関する法律は、国旗を日章旗とし、国歌を君が代とすることを定めたもので、国旗・国歌に対する一人ひとりの態度については決めたものではありません。日の丸君が代は、日本の国家主義と軍国主義の象徴とされた歴史的な背景があります。それゆえに、法制化に当たっては、政府も国民に新たな義務を課すものではないと繰り返し明言をしております。  日野市議会には、多様な市民を代表する議員が選出されており、日の丸についての考え方も分かれています。また、議会運営に当たっては、少数意見を尊重し議論を尽くして、全員の一致をもって進めていくことが求められています。  こうしたことを踏まえて、日野市議会では議場への国旗掲揚は数の力で強行することはしないとしてきました。  よって、この請願については不採択すべきものと表明をしたいと思います。 250 ◯議長(菅原直志君)  有賀精一議員。 251 ◯1番(有賀精一君)  不採択の立場で意見を述べます。  国旗・国歌法、今、清水議員が述べたとおり、具体的な内容についてどうこう決めたものではありません。実際ですね、この法律が制定されたときの時の総理大臣である小渕氏も、法律はできても強制はしないと、国会の中でもはっきりと答弁をしております。  この国旗や国歌の問題をめぐるこの間の学校現場でのさまざまな問題を見るにつけ、私は非常に閉塞感といいますか、そもそも国を愛するということがどういうことなのかという問題について考えさせられております。  本来、国を愛するとは、国家による強制によって国旗や国歌を敬愛しなさい、歌いなさいということによって培われるものでは全くありません。  今回出されている市民からの請願につきまして、日本国憲法ということが出されていますね。日本国憲法、地方自治法に基づき置かれた日野市議会もということで出ているんですけれども、私は逆に日本国憲法の中で出されている憲法19条、こうしたことを鑑みる立場からですね、今回のこの議場への掲揚というのは、日野市議会の発展にとって好ましいものだとは思いません。  以上の理由から、反対をいたします。 252 ◯議長(菅原直志君)  池田利恵議員。 253 ◯23番(池田利恵君)  平成11年制定の国旗・国歌法は、それまで不安定な状態にあった日本の国旗及び国歌について、明確な法的立場を与えました。戦争の暗い記憶を背負ったまま戦後に引き継がれてきた日の丸君が代は、この時点でようやく正式に社会の認知を得たと言えます。これ以降、国旗・国歌法に対して国会で廃案を求める提案はなされていないことからも、現在、法は国民に広く浸透し定着してきていると言って差し支えないものと考えられます。  また、全ての公務員は日本国の法律を遵守する義務を負っており、このことは、日野市議会議員及び議会の場に参加する首長など各部局の特別職、一般職員も例外ではありません。同様に、日野市民の生活を守り、日野市のさらなる発展を願うシンボルである市旗を、議会に参加する者全てが尊重し、そのもとで市民の負託に応えるための議論を展開することを誓う意味で、市旗の掲揚も適切と言えます。  以上のことから、議場に国旗及び市旗を掲揚することを求めた市民の請願は、当然のものと受けとめることができます。したがって、自由民主党日野市議団は、本請願を採択するものとします。  以上。 254 ◯議長(菅原直志君)  ほかに御意見はありませんか。     〔「なし」と呼ぶ者あり〕 255 ◯議長(菅原直志君)  なければ、意見を終結いたします。  これより本件について採決いたします。  本件に対する委員長報告は採択であります。本件は委員長報告のとおり決するに賛成の諸君の挙手を求めます。     〔賛成者挙手〕 256 ◯議長(菅原直志君)  挙手多数であります。よって請願第27-14号の件は、委員長報告のとおり採択と決しました。  請願第27-16号について御意見があれば承ります。奥野倫子議員。 257 ◯17番(奥野倫子君)  請願第27-16号について、日本共産党を代表して、採択の立場から意見を述べます。  米軍新基地建設をめぐって国と沖縄県との対立が激化しています。その一番の原因は、国の地方自治の軽視にあることは、この間の経緯によっても明らかです。(「そうだ」と呼ぶ者あり)国が差し出した莫大な補助金を手にした途端、県民を裏切って埋め立て申請を承認してしまった仲井眞前沖縄県知事の行政手続をめぐって、これを検証した第三者委員会は、普天間飛行場を移設する必要性から、直ちに辺野古を埋め立てる必要性ありと判断した県のこの審査は、環境保全措置を初めとした審査が欠落をしており不十分であると指摘しています。  そして、埋め立て申請そのものが法的要件を満たしていない。これを承認した行政手続にも四つの法的瑕疵があると結論づける600ページにも及ぶ報告書を受け取った翁長現知事は、この報告書に基づき、公有水面埋め立て法上の瑕疵を認定し埋め立て承認を取り消しました。  沖縄県の埋め立て処分の取り消しを受けて、沖縄防衛局は、国土交通省に対して不服申し立てを行い、国土交通省はこれを受けて、県に対して仮差しとめを行うと同時に代執行を求めて、国が沖縄県を相手に裁判に訴えたわけですが、そもそも行政不服申立法に基づき、不服申し立てをする権利があるのは、行政行為によって違法に権利を侵害された国民のみとなっており、国には申し立てをする根拠がありません。(「そうだ」と呼ぶ者あり)にもかかわらず、法の趣旨を無視して、沖縄防衛局という国の機関が国土交通省という国そのものに対して、沖縄県民の民意を踏みにじり、その権利を奪うための申し立てをするわけですから、法治国家の体をなしていないと言わざるを得ません。(「そうだ」と呼ぶ者あり)  よって、まず国土交通省と沖縄防衛局については、(「県民の声にもいろいろある」と呼ぶ者あり)この請願の言うとおり地方自治を尊重してもらわなければなりません。  また、安倍首相自身についても、知事の処分取り消しは違法だ、移設の目的は一刻も早い普天間の危険除去であり、それを中断する行為は著しく公益を害することになるという見解を述べているわけですが、これもまたおかしな話で、辺野古でなければ日本国民の公益を害するのでしょうか。また、安倍首相の言うように、辺野古でなければ違法なのでしょうか。  とんでもありません。安倍政権は、辺野古でなければならない根拠について公式見解を出したことは一度もありません。それどころか1972年に沖縄が本土復帰するに当たって在沖米軍は、海兵隊の撤去を余儀なくされることを想定し、既にそれ以前から在沖米軍基地をテニアンに移転する計画を立て、滑走路やら交番やらを備えた複合的基地建設を、テニアンにて着々と進めていました。  ところが、この計画は、復帰2年後の74年に大幅に縮小されることとなり頓挫いたしました。その理由ですが、この間、機密指定期間とされる40年が経過したことにより、次々と復帰に関する日米の機密文書が公開をされていく中で、日本側が沖縄の米軍の兵力の維持を望んだからだということが、アメリカ国家安全保障会議NSCの機密文書によって明らかになっています。  米軍はテニアンでも問題なしとしていたのに、日本政府がそれを引きとめたという経緯を見れば、沖縄に駐留する理由として、日米両政府が説明する地理的優位性については、その根拠が崩れていると言えます。(「そうだ」と呼ぶ者あり)  安倍首相は、翁長知事が正式な手続を経てとり行った処分取り消しについて、違法だというのであれば、国がとった仮差しとめの措置についても、地方自治法に基づき、行政も不服申立法に基づき、違法ではないとする根拠、そして辺野古でなければならない理由を、県民に対してきちんと説明責任を果たさなければならないとともに、そもそも国と地方の対等、平等をうたう憲法のどの条項に基づけば、このような強権的に押しつけるような行為ができるのか。その法的根拠はどこにあるのかを、県民に対して明確に提示すべきです。  国は、埋立工事について、その変更等の手続を一々県の了承を経ることなく処理するために、代執行の権限を求めて裁判まで起こしたわけですが、代執行に踏み切ることで、国がいざ強権発動をすれば、もうそれ以上は逆らえないんだという空気を醸成して、強引に従わせようとするやり方であり、もはや民主主義と地方自治の破壊としか言いようがありません。(「そのとおり」と呼ぶ者あり)  米軍の統治下の沖縄において、独裁者のように振る舞っていたキャラウェイ高等弁務官が、沖縄住民にとっての地方自治は、単なる神話でしかない。地方自治は、沖縄において存在しないと語ったことを、沖縄自民党県連の幹事長であった翁長知事でさえ、ふんまんやる方ない思いをしたと語っているわけですが、その翁長知事が菅官房長官との会談の後に、この菅官房長官の対応について、まるでキャラウェイ高等弁務官のようだと述べました。  名護市長選や沖縄県知事選、そして、直近の衆議院選挙で示された沖縄県民の民意をキャラウェイのごとく、存在しないかのように振る舞う安倍首相と、その閣僚の政治手法を見れば、日本が独裁国家になりつつあるかのごとくです。  こうした状況を受けて、ニューヨークタイムズ電子版は、辺野古の米軍基地建設問題について、社説を掲載しています。翁長現知事が埋め立て承認を取り消したにもかかわらず、日本政府がそれを無視して工事を強行していると指摘し、沖縄県民の民意を否定している。  県民の怒りの確信は、日米両政府による権利の大侵害だと断じました。さらに平和、人権、民主主義を守るという日米両政府の主張が本物かどうかが試されているとも論じています。  このように世界中が沖縄の自治権の回復を願い、その動向について注目しています。沖縄の日本からの独立も辞さないほどのこのような状況に、地方自治体を追い込むようなことが、日本政府としてとるべき道なのか、国内の各地方議会からも声を上げて、国のこの姿勢をただすことは大変重要であると考えます。  よって、日本共産党日野市議団として、地方自治の尊重を求めるこの請願を、国に上げることを求める本請願の採択を主張します。 258 ◯議長(菅原直志君)  池田利恵議員。 259 ◯23番(池田利恵君)  本請願は、沖縄県宜野湾市所在の在日米軍普天間基地を、同県名護市辺野古地区へ移設することをめぐる日本政府と沖縄県との対立が、いわば実行行使と訴訟合戦の様相を呈している現状から、地方自治の観点を重視して、政府に対話を継続するよう要請するものと言えます。  沖縄県に、国内の在日米軍基地が集中して立地している現実は広く知られているとおりであり、その負担軽減は、沖縄県民のみならず、国民共通の課題と言うべきものです。そして、その基地の持つ危険性が最も危惧されているのが普天間基地であったことから、撤去後の移転先は、米国との長期の交渉を経て、1996年に辺野古に決定され、沖縄県も一旦その結論を是としたことで、移転計画が進んでいたところです。  しかし、その後、政権交代後の民主党鳩山首相の迷走発言を経て事態が混乱し、沖縄知事選挙などを通じて辺野古への移設反対という民意が示されたことで、国と県の溝が埋まっていったことも周知のことと言えます。この間の双方の動きを見れば、数度の協議にもかかわらず、県による埋立承認取り消しと、国による行政不服審査の提起及び代執行手続への移行という異様な展開をたどっており、現状は極めて遺憾な状態にあると言えます。  そこで、本請願の取り扱いを考えるに当たっては、改めて国と地方の役割分担と責任のあり方を考えることが重要と言えます。  その観点からいえば、1、防衛、外交は専ら国の責任においてなされる領域の政治行政課題であること。2、基地移転は、日米間の国際公約であること。3、地元同意という点においても、国が十数年という年月をかけて同意を取りつけ、移転計画を進めていたこと。4、行政の継続性からも、白紙撤回は困難なこと。5、地方自治という観点でいえば、県は既に地方分権改革の果実である第三者機関である国地方係争処理委員会に提訴し、その判断を待っている段階にあること。  以上から、現状において政府に対し、地方自治を尊重する立場から、対話を継続するよう要請する状況にあると考えることは困難だと言えます。したがって、本請願は不採択とすることといたします。
     なお、日野市議会も日本の地方自治を構成する一員であり、本請願の取り扱いを不採択とした一方で、沖縄県及び県内市町村の自立的発展を願う立場に、いささかの変わりもないことも付言しておくことといたします。  以上。 260 ◯議長(菅原直志君)  有賀精一議員。 261 ◯1番(有賀精一君)  本請願に賛成の立場で意見を述べたいというふうに思います。  先ほど企画総務委員会での議論について、いろいろ質問をしたわけでありますけれども、奥野倫子議員が、先ほど意見をされた中にも、その部分は重なる部分があるんですが、まず述べておきたいというふうに思います。  そもそも仲井眞知事が許可申請を出したということでありますが、この許可申請が一体どんなものであったのかというのは、第三者委員会の綿密な調査によって瑕疵があるということがはっきりいたしました。今、私は手元に公有水面埋立承認取消通知書という、これ15ページにわたる文書をもっていますけれども、この概略が、第三者委員会の概略が書かれています。  先ほど奥野議員も言われていました。説明責任を全く政府は果たしていません。そもそも辺野古に基地をつくらなければいけないという根拠がどこにあるのか。軍事的理由等々も含めて何ら明らかにされていない。しかも、先ほど辺野古基地の経緯が述べられていましたけれども、琉球新報が先々月でしたでしょうか、ちょうど少女暴行事件が起きたときの駐日大使、モンデール駐日大使だったわけですけれども、彼へのインタビュー記事を掲載しております。  辺野古に基地をつくるというのは、アメリカ政府の意思ではないと、彼ははっきりと断言をしているわけです。つまり日本政府から辺野古に基地をつくってほしいということで、アメリカも、じゃあそういうことであればという話であったというふうに言ってるわけですね。  ですから、よく日本政府が対米公約だとかいろんなことを言っていますけれども、日本の政府が勝手に辺野古に基地をつくろうとして、アメリカとの公約だといって持ち出すのは、それは全くの筋違いではないかというふうに思います。  しかもですね、この基地建設の問題、先ほど池田議員の発言の中で、ちょっと違うんではないかなというところがありました。実は、稲嶺県知事時代もですね、この基地建設ということに合意を出したという言われ方、してるんですけれども、今進めようとしている辺野古の基地建設に、稲嶺知事はゴーと言ったわけでは全くありません。軍民共用の15年期限、そういうことも言っておりましたし、つまり過去において合意がされたとか、いろんな言葉遣いをしておりますけれども、今進められている基地建設というのは、沖縄の当時の県政を担っていた人たちも認めたことでは全くありません。  そもそも仲井眞県知事が何と言っていたのか。最低でも県外、あるいは国外ということを言って選挙に彼は当選をしたわけであります。それが、突然病気のふりをして姿を隠して、安倍首相との間での、ある意味、密約的な形で承認をした。しかも、国会議員、自民党の国会議員も皆、この仲井眞知事と同様に、最低でも県外、国外と言っていた。それを翻して、菅官房長官を前にして首をうなだれ、5人の国会議員が、それを承認するという映像がテレビで流れました。この屈辱的な映像を見て、沖縄の方たちは第2の琉球処分だと、そう言ったわけであります。  なぜ選挙で10万票もの大差がついて仲井眞県知事が負けたのか。現職の知事が負けたのか。それは、彼がやっていることがいかに選挙公約に反し、また沖縄の民意を売り渡すものであったかを物語っているのではないでしょうか。  沖縄で行われた選挙、去年の名護市長選挙、そして名護市議会議員選挙、県知事選挙、衆議院の総選挙、全てにわたって基地反対の民意が勝利をしているわけであります。  本来、地方自治の尊重というのは、こうした正式の選挙によって民意が反映された結果を、しっかりと国が受けとめる、このことが大事ではないでしょうか。(「感情的過ぎますよ。もっと冷静に判断してください」と呼ぶ者あり)感情的な……(「すぐ反応する」と呼ぶ者あり)決してそんなことではありません。  皆さん、自分の住んでいるこの日野のまちのど真ん中に、戦争に負けて米軍が乗り込んできて、私有地を取り上げて、銃剣とブルドーザーで取り上げて基地をつくって、何十年間もの間、その基地がずっと残り市民生活、県民生活に大きな影響を与えている、そんな状況の中で冷静な云々かんぬん、そんな言葉が使えるでしょうか。(「そうだ」と呼ぶ者あり)  沖縄県民の訴えというのは、まさに何十年もにわたる苦難の歴史、沖縄戦、そしてその後の占領政策、どれだけ多くの事件や事故が起こり、人命が失われ、多くの人々が傷つけられたのか。そのことによって、沖縄の人たちは、もう基地は要らないんだ。基地は経済発展、これを阻害している。自分たちのまちを壊している。(「請願について」と呼ぶ者あり)そういう思いによって、(「地方自治の尊重でしょう」と呼ぶ者あり)そういう思いによって、今、日本政府と対決せざるを得なくなっているんです。本来、日本政府が沖縄県をこのような立場に追い込むなどということは、絶対あっては、私はならないことだというふうに思います。  皆さん、地方自治、今回のこの問題をめぐってどれだけずたずたにされたのか。選挙によって示された民意を無視することばかりではありません。先ほど奥野議員の討論にもありました。そもそも行政不服審査法というのは、行政に対する個人の申し立てであります。にもかかわらず、行政が私人になりすませて、この行政不服審査法を使うなどというのはとんでもない話です。地方自治の破壊、きわまれり。まさにそうではないでしょうか。  そればかりではありません。久辺三区、久志、豊原、辺野古、この3地区は、確かに辺野古に基地ができれば大きな被害が及ぶ地域であります。しかし皆さん、この行政権限のない自治会組織である三区。しかもこの三区そのものは、民意としてどうなのかという具体的な取り組みもないままに、名護市を飛び越して、菅官房長官が、各区に1,000万円の交付金を出すよ、3,000万円。こんなことが認められるんですか。これも、まさに地方自治破壊のとんでもない安倍政権のやり方であります。(「国会じゃないんだよ、ここは」「退場」「退場」と呼ぶ者あり)  これだけ多くの地方自治破壊、沖縄県民の民意を無視するやり方に、今、本当に多くの沖縄県民が憤っているんです。わずか0.6%の国土面積しかない沖縄。そこに73.8%もの米軍基地が押しつけられている。しかもですよ、皆さん、海兵隊の基地というのは、本土から沖縄に移されていったんです。もともと沖縄にあったんじゃないんですよ、米軍基地としても。(「請願の内容言ってよ」と呼ぶ者あり)  そればかりじゃないですよ。今どうですか。佐賀県でのオスプレイの基地の問題、どうなったんですか。(「外でやって、外で」と呼ぶ者あり)佐賀県民が反対すれば、(「外でやってよ、外で」と呼ぶ者あり)佐賀県民が反対すれば、すぐにもうそれを取り下げて……(「請願とは違うだろう」と呼ぶ者あり)認めるにもかかわらず、沖縄の県民の訴えには一顧だにしない、こういう日本政府の沖縄無視、沖縄差別、これに沖縄県民は本当に怒っているんです。  このままこの地方自治破壊を日本政府が続ければ、日本という社会から沖縄の人々を遠ざけてしまう、そういう方向に進んでしまう。私は、これは絶対に避けなければいけないし、沖縄県民の思いにぜひ共感をしてほしい。沖縄県民の訴えに、ぜひ耳を傾けてほしい、このことを申し添えて、この請願に賛成の意見といたします。  以上です。 262 ◯議長(菅原直志君)  傍聴人に申し上げます。  傍聴席での遵守事項の中に、次のような記載がございます。読み上げます。  議場における言論に対し、拍手など公然と可否の表明をしないことと、これは基本的なルールでございますので、お守りいただければと思います。指示に従っていただけない場合は、地方自治法第130条第1項の規定を適用いたしますので、どうぞ御協力をお願いいたします。  窪田知子議員。 263 ◯12番(窪田知子君)  公明党を代表して、本請願に不採択の立場で意見を申し上げます。  請願事項で求めている辺野古への新基地建設をしないよう求める意見書の提出については、これまで同様の請願が出され、日野市議会として一定の結論を出してきております。  よって、この請願はこれまで同様不採択といたします。  以上です。 264 ◯議長(菅原直志君)  ほかに御意見はありませんか。     〔「なし」と呼ぶ者あり〕 265 ◯議長(菅原直志君)  なければ、意見を終結いたします。  本件に対する委員長報告は不採択であります。よって原案について採決いたします。  本件を採択することに賛成の諸君の挙手を求めます。     〔賛成者挙手〕 266 ◯議長(菅原直志君)  挙手少数であります。よって請願第27-16号の件は、不採択と決しました。  これをもって企画総務委員会関係審査報告を終わります。 ============================================= 267 ◯議長(菅原直志君)  これより請願第27-15号、国民健康保険税の値上げ中止を求める請願の件を議題といたします。  民生文教委員長審査報告を求めます。     〔民生文教委員長 登壇〕。 268 ◯民生文教委員長古賀壮志君)  民生文教委員会に付託されました請願につきまして、審査経過並びにその結果を御報告申し上げます。 269 ◯議長(菅原直志君)  請願第27-15号、国民健康保険税の値上げ中止を求める請願につきまして御報告申し上げます。  この請願は国民健康保険税の値上げを行わないことを求めるもので、あわせて請願主旨説明の申し出があり、審査の冒頭に参考人から説明を聞きました。  主な質疑といたしましては、1、日野市の保険税額の全国的な位置づけと、低所得者に対する軽減の状況を問う。2、国からの財政支援の拡充はどのようになっているか。3、こうしたことを決める際に、市民の意見を聞く場を設けてほしいという提案を、請願者は市へ要望したようだが、市の考えはなどでございました。  主な意見といたしましては、1、庶民の暮らしが改善していない中で、これだけの値上げをするのは度を超えている。情報の公開もしっかりやってほしい。採択。2、値上げをする前に、市民が意見を言う場を保障するべき。資産割がなくなったことも不公平である。採択。3、1人当たりの医療費がどんどんふえていく中で、低所得者には全く負担がないという状況は、平等性の観点から考えていかがなものか。不採択などでございました。  審査の後、採決の結果、挙手少数で不採択とすべきものと決しました。  以上、よろしく御審議のほどお願い申し上げます。 270 ◯議長(菅原直志君)  これより質疑に入ります。     〔「なし」と呼ぶ者あり〕 271 ◯議長(菅原直志君)  なければ、質疑を終結いたします。  本件について御意見があれば承ります。有賀精一議員。 272 ◯1番(有賀精一君)  賛成の立場で意見をいたします。  議案104号でも述べましたけれども、国民健康保険の大幅な値上げ、これが市民生活に与える影響というのは非常に大きなものがあるというふうに思います。アベノミクスということで言われてきましたけれども、実質的には多くの庶民の所得というものはふえていない、それが現実であります。  こうした中において、国民健康保険を大幅に値上げすること、そのこと自身が国民生活を大きく壊してしまう。しかも、国民皆保険と言われつつ、値上げによってこの制度が壊れていく、そんな方向に進んでほしくありません。  本請願に関しては、賛成をいたします。  以上です。 273 ◯議長(菅原直志君)  吉岡奈津恵議員。 274 ◯3番(吉岡奈津恵君)  請願第27-15号、国民健康保険税の値上げ中止を求める請願について、議案第104号で申し上げました意見をもって、不採択の意見とさせていただきます。 275 ◯議長(菅原直志君)  峯岸弘行議員。 276 ◯11番(峯岸弘行君)  公明党を代表して、国民健康保険税の値上げ中止を求める請願に対し不採択の立場で意見を述べさせていただきます。  被保険者1人当たりの医療費は49市区の中で第6位であり、医療費は伸び続けております。歳出増に対する歳入不足を解消する必要があります。また、国保法改正により、平成30年度からの広域化に伴い、今後、東京都から課せられる納付金額に見合った税収の確保により、一般会計繰入金に頼らない健全な国保会計を目指す必要があります。  そういう状況下にあって、現在の日野市の国民健康保険税率は都内49市区の中で第44位の低さであり、下から6番目となっていますが、今回の12.9%の値上げを実施しても、他市区も値上げを予定している自治体が多い中で、値上げ後も49市区の中で平均よりも下の位置を維持する見通しであります。  そして、低所得者に対しては、7割軽減の方が値上げが大きくならないために均等割額、平等割額を考え、現行1万円のところを、改正案では1万1,700円と値上げ額を低く抑えました。結果的に、日野市の7割軽減の方の税額は、49市区の中で平均を維持する見通しです。  一方で、国保税滞納世帯に対しては、より丁寧な対応を、また生保対象者の方には確実に生保の相談窓口につなげていただくことをお願いして、反対の意見とさせていただきます。 277 ◯議長(菅原直志君)  近澤美樹議員。 278 ◯2番(近澤美樹君)  日本共産党日野市議団を代表して、請願第27-15号、国民健康保険税の値上げ中止を求める請願について採択に賛成の立場で意見を述べさせていただきます。  請願を行った国保をよくする市民の会の方々は、わずか1カ月ほどで今回の請願の賛同署名を3,015筆も集められました。既に国保税が高くて払いたくても払い切れない上に、年金が減らされ消費税が増税され、これ以上の国保値上げは到底容認できるものではないという市民の声に、議会はしっかりと向き合わなければなりません。  請願者らが請願署名を集める中で、年金暮らしの高齢者、特に年金額の低い女性の高齢者からは、この上、国保が値上げになったら、一体この先どうしたらいいのかという悲鳴のような声が特徴的に聞かれたとのことです。  また、請願者は市長に対して、今回の値上げについて市民説明会を開いてほしいと要望いたしましたが、説明会は開かれていません。これでは、市民の声を聞かず、暮らしの実態も顧みず、強引な値上げであると言わざるを得ません。  請願者はこのように訴えています。国保の加入者は年金暮らしの高齢者や自営業者、非正規雇用などの収入の少ない人が多くを占めています。だからこそ、社会保障の制度として国や自治体が国保に対する財政支援を行って、国保税の負担軽減に努める責任があります。この請願者の訴えはもっともです。  国保は、戦前制度が誕生した際には、相互扶助──助け合いであるとの規定がありましたけれども、戦後、国保は社会保障であると規定をし、受診する権利、健康になる権利、生きる権利を保障するために、国民皆保険体制が整備されてきました。こうした歴史に逆行する値上げとなります。  今議会での一般質問、委員会の質疑で、高過ぎて払えない市民の実態と、それに対して、市は払えなくとも払うべきと考えて容赦なく取り立てるという実態が明らかになりました。  収入に対する国保の負担は逆進性を帯びており、収入の階層が低いほど負担割合が大きいという設定になっており、これでは、いつまでたっても払いたくても払えないという状態は改善されません。高過ぎて払えない国保の主な原因は、国庫支出金の削減であることは明らかです。議会は、保険料負担を根本から改める制度にすることを国に求めていくとともに、これ以上の負担はもう限界だという市民の暮らしの実態をきちんと把握し判断しなければなりません。  以上をもって、請願は採択すべきという意見とさせていただきます。 279 ◯議長(菅原直志君)  中嶋良樹議員。 280 ◯4番(中嶋良樹君)  民主市民クラブを代表いたしまして、請願第27-15号につきましては、不採択の立場から意見を申し上げます。  厚生労働省は、昨年26年度に病気やけがの治療で全国の医療機関に支払われた医療費は、12年連続で過去最高を更新したと発表いたしました。医療費の全体に当たる国民医療費は40兆円を超えることが確実になり、人口減少や価格の安いジェネリック医薬品の使用促進などで全体の伸び率は抑えることができていると言えますが、医療費は高齢化や医療技術の進歩で年々ふえ続け、国の財政を圧迫しております。社会全体が高齢化していく中で医療費がふえていくのは、自然なことであります。ただし、それらを全て保険料だけでカバーするとなると、毎年値上げすることになってしまいます。  日野市の場合、24年から27年の4年間、被保険者数は減り、医療費はふえている状況だということもわかっております。また、28年度以降につきましても、同じような予測がされております。これまで日野市としては、一般会計からの繰り入れを行い、保険料の軽減にも最善の努力をして努めてきたことも事実であります。  日野市国民健康保険運営協議会におきましても、日野市長から諮問をいただき10月1日に答申を出されております。単に保険料を軽減するための安易な繰り入れは適切ではないというような国の通知もあったと、お聞きしております。  請願事項の中でも、年金暮らしなどの収入の少ない人が多くを占めている人たちに対しては、これまで保険料に対する財政支援の強化も、同時に行ってまいりました。  被保険者の高齢化などにより、保険給付費の増大などから、28年度以降、今後も恒常的に赤字が続く見込みであると認識しております。今後の健全な国民健康保険財政の運営を維持するためには、収支の均衡を図り、また適正な税率の見直しも図っていかなければなりません。  日野市の市の基本方針といたしましては、一般会計からの繰入金を極力減らす、また保険料の平準化を目指す、また急激な負担増は避ける、また歳入をふやす、この四つの視点に沿って適正に運営がされております。これらを考えれば、問題を先送りせず、広域化を見据えて、今回値上げ率、議案第104号でも議論されておりましたけれども、値上げ率12.9%は妥当な判断であると言えます。  以上、市として歳入確保の努力、また医療費の適正化、また低所得者への対応に、より一層の運営努力と、また市民の健康づくりやメタボリックシンドローム、介護予防の取り組みを強化していることを考えますと、高く評価できると思います。  以上、今回の請願につきましては、不採択の意見とさせていただきます。 281 ◯議長(菅原直志君)  谷 和彦議員。 282 ◯14番(谷 和彦君)  請願第27-15号、国民健康保険税の値上げ中止を求める請願について、自由民主党日野市議団を代表して、不採択の立場で意見を述べさせていただきます。  当請願に関しまして、議案第104号、日野市国民健康保険条例の一部を改正する条例の制定についてのところで反対の意見を述べさせていただきました。同じような趣旨の内容で、本請願に対しては不採択とさせていただきます。  また、日野市としましては、医療レセプト等の分析をしっかりと行い、効果的、効率的に健康施策に取り組んでいただき、また健康増進や予防に積極的に取り組んでいただき、医療費適正化を図っていただきたいと思います。  以上の理由より、請願は不採択とさせていただきます。 283 ◯議長(菅原直志君)  ほかに御意見はありませんか。     〔「なし」と呼ぶ者あり〕 284 ◯議長(菅原直志君)  なければ、意見を終結いたします。  本件に対する委員長報告は不採択であります。よって原案について採決いたします。  本件を採択することに賛成の諸君の挙手を求めます。     〔賛成者挙手〕 285 ◯議長(菅原直志君)  挙手少数であります。よって請願第27-15号の件は、不採択と決しました。  これをもって民生文教委員会関係の審査報告を終わります。 =============================================
    286 ◯議長(菅原直志君)  これより日程第32、企画総務委員会の継続審査議決に関する件を議題といたします。  企画総務委員長より、企画総務委員会の所管する事件の調査研究のため、閉会中の継続審査にされたいとの申し出があります。  お諮りいたします。委員長の申し出のとおり、閉会中の継続審査に付することに御異議ありませんか。     〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 287 ◯議長(菅原直志君)  御異議ないものと認めます。よって委員長の申し出のとおり、閉会中の継続審査に付することに決しました。 ============================================= 288 ◯議長(菅原直志君)  これより日程第33、民生文教委員会の継続審査議決に関する件を議題といたします。  民生文教委員長より、民生文教委員会の所管する事件の調査研究のため、閉会中の継続審査にされたいとの申し出があります。  お諮りいたします。委員長の申し出のとおり、閉会中の継続審査に付することに御異議ありませんか。     〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 289 ◯議長(菅原直志君)  御異議ないものと認めます。よって委員長の申し出のとおり、閉会中の継続審査に付することに決しました。 ============================================= 290 ◯議長(菅原直志君)  これより日程第34、環境まちづくり委員会の継続審査議決に関する件を議題といたします。  環境まちづくり委員長より、環境まちづくり委員会の所管する事件の調査研究のため、閉会中の継続審査にされたいとの申し出があります。  お諮りいたします。委員長の申し出のとおり、閉会中の継続審査に付することに御異議ありませんか。     〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 291 ◯議長(菅原直志君)  御異議ないものと認めます。よって委員長の申し出のとおり、閉会中の継続審査に付することに決しました。 ============================================= 292 ◯議長(菅原直志君)  これより日程第35、議会運営委員会の継続審査議決に関する件を議題といたします。  議会運営委員長より、議会の効率的な運営等に関する事件の調査研究のため、閉会中の継続審査にされたいとの申し出があります。  お諮りいたします。委員長の申し出のとおり、閉会中の継続審査に付することに御異議ありませんか。     〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 293 ◯議長(菅原直志君)  御異議ないものと認めます。よって委員長の申し出のとおり、閉会中の継続審査に付することに決しました。 ============================================= 294 ◯議長(菅原直志君)  これより日程第36、議員派遣の件を議題といたします。  お諮りいたします。地方自治法第100条第13項及び会議規則第166条の規定に基づき、閉会中において議員派遣を行う必要が生じた場合、その日時、場所、目的及び派遣議員名については、議長に御一任をお願いいたしたいと思いますが、御異議ありませんか。     〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 295 ◯議長(菅原直志君)  御異議ないものと認めます。よって本件については、議長一任と決しました。 ============================================= 296 ◯議長(菅原直志君)  本日の日程は全て終わりました。  これをもって平成27年第4回日野市議会定例会を閉会いたします。                                     午後3時00分 閉会 Copyright © Hino City, All rights reserved. ↑ ページの先頭へ...