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  1. 日野市議会 2014-11-28
    平成26年第4回定例会(第1日) 本文 開催日: 2014-11-28


    取得元: 日野市議会公式サイト
    最終取得日: 2023-06-08
    ↓ 最初のヒットへ(全 0 ヒット) 1                                  午前10時22分 開会・開議 ◯議長(菅原直志君)  これより平成26年第4回日野市議会定例会を開会し、直ちに本日の会議を開きます。  ただいまの出席議員24名であります。 ============================================= 2 ◯議長(菅原直志君)  これより日程第1、会議録署名議員の指名を行います。  会議録署名議員については、会議規則第88条の規定により、議長において、     7番  奥 住 匡 人 議員     8番  大 高 哲 史 議員 を指名いたします。 ============================================= 3 ◯議長(菅原直志君)  次に、日程第2、会期の決定の件を議題といたします。  議会運営委員長の報告を求めます。     〔議会運営委員長 登壇〕 4 ◯議会運営委員長(馬場賢司君)  それでは、御報告申し上げます。  去る11月25日、午後2時より議会運営委員会を開きまして、今定例会の運営について審議いたしました。  会期につきまして、本日より12月16日までの19日間と決定いたしました。  また、理事者より追加議案の予定をされていることを申し添えておきます。  日程の内容につきましては、お手元に配付いたしました資料のとおりでございます。  以上、確認いただきまして、御審議のほどよろしくお願い申し上げます。 5 ◯議長(菅原直志君)  お諮りいたします。ただいまの議会運営委員長の報告のとおり、会期を決定することに御異議ありませんか。
        〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 6 ◯議長(菅原直志君)  御異議ないものと認めます。よって会期は、本日から12月16日まで、期日19日間と決定いたしました。 ============================================= 7 ◯議長(菅原直志君)  次に、日程第3、行政報告を行います。  市長から報告を求めます。市長。     〔市長 登壇〕 8 ◯市長(大坪冬彦君)  おはようございます。  本日より平成26年第4回日野市議会定例会を開いていただきます。よろしくお願い申し上げます。  先の定例会以降、今定例会に至る間の主要な行政事項について、私より8件の報告を行い、他は資料提出をもってかえさせていただきます。  1、豊田南地区1号公園内集会施設を開設。  10月4日、豊田南土地区画整理事業地区内の1号公園予定地に、集会施設を開設しました。  この施設は、浅川に近接しているという自然環境にも恵まれていて、公園との一体活用が可能であり、子どもから高齢者まで幅広い世代の交流の場として豊田地域の多くの皆様にご利用いただける施設となっています。  開設までには、地域の皆様と長い時間をかけて話し合いを行って来ましたが、ようやく開設することが出来ました。  2、GEヘルスケアジャパン株式会社と協定を締結。  11月17日、市内企業GEヘルスケアジャパン株式会社と「少子高齢社会における地域連携モデル作りのためのパートナーシップ協定」を締結しました。  市とGEヘルスケアジャパン株式会社は、高齢社会における生活の質の向上を目的に平成24年から市職員と社内ボランティアチームによる話し合いを進めてまいりました。  本協定はこれまでの経過を踏まえ、地域の課題解決に向けた新たな取り組みとして、1)地域の健康・医療・福祉の向上に関すること、2)地域産業の活性化に関すること、3)産官学連携による地域人材の育成に関すること、4)女性が働きやすいまちづくりの検討に関することなどの連携内容を盛り込みました。  今後、本協定を基に諸力融合を進め、新たな価値の共創や課題解決に取り組んでまいります。  3、日野市総合防災訓練の実施。  11月1日、自助・共助・公助の連携をテーマに日野中央公園をメイン会場として、日野市総合防災訓練を実施しました。  従来からの関係機関及び市民の皆様による演習などに加え、メイン会場ではライフライン事業者との通信訓練、防災行政無線等を活用した情報伝達訓練、消火栓及びスタンドパイプを活用した初期消火訓練及び応急給水訓練、そして小中学校全校では、災害初動緊急地区担当員による指定避難所開設と開設後の通信訓練を行いました。各会場とも多くの市民にご参加を頂き、緊張感を持った訓練が実施されました。  今後も、自助・共助・公助の連携をさらに強化し、市の防災力向上に努めてまいります。  4、イオン株式会社と協定を締結。  9月30日、イオン株式会社と、地域の活性化、市民サービスの向上を目的として、相互協力・連携に関する協定を締結しました。  本協定では、まちづくりに関する連携、産業の活性化と地域雇用創出、環境保全、災害対策など様々な分野での連携と合わせ、市のヘルスケア・ウェルネス戦略に基づく健康維持増進連携が盛り込まれております。  連携の第1弾として、イオン株式会社による「ひの新選組WAONカード」の発行に合わせ、日野市商工会では同カードを活用した市内共通の「ひの新選組ポイント」サービスを開始いたしました。  このサービスは、市内加盟店での買い物の際にカード1枚で電子マネー決済とポイント利用が同時にできるもので、商業の活性化が高まるものと期待しております。  5、新可燃ごみ処理施設環境影響評価について。  東京都環境影響評価条例に基づく、『日野市・国分寺市・小金井市 新可燃ごみ処理施設整備事業』の環境影響評価調査計画書が公示され、縦覧と意見書提出期間後の東京都環境影響評価審議会を経て、11月7日に東京都知事より審査意見書が交付されました。  今後の調査・予測評価作業にあたっては、審査意見を踏まえ環境影響評価書案を作成してまいります。  6、市内8か所目の認知症高齢者グループホームが開設。  9月1日、百草に認知症対応型共同生活介護事業所グループホーム あすなろ」が開設されました。  この施設は、日野市高齢者福祉総合計画に基づき、平成24年度の新規整備についての公募・選定を経て、このたび開設されたものです。施設では認知症の高齢者が共同で生活することができるよう、食事や入浴その他の介護サービスの提供が行われます。  また、自然に恵まれた環境の中で、地域の皆様との交流の輪が広がることを期待しております。  今後も、「住み慣れた地域で生き、看取られる」まちの実現に向けた施策を展開してまいります。  7、七生緑小学校2年連続日本一。  10月12日、NHKホールで開催された「第81回NHK全国学校音楽コンクール」小学校の部で七生緑小学校が2年連続で金賞(全国1位)に輝きました。  今大会には、全国940校が参加し、予選を勝ち抜いた11校により本選が行われました。当日は課題曲「ゆうき」と自由曲「お日さま」を熱唱し、全国に多くの感動を届けることが出来ました。  2年連続の日本一はまさに快挙であり、日野の誇りです。  “ひのっ子”たちの努力と、ご指導いただいた先生方に感謝とエールを送らせていただきます。  8、平山小学校ICT文部科学大臣賞受賞。  10月6日、平山小学校が、情報化促進の貢献により文部科学大臣賞を受賞しました。  これは、最新のICT教材を用いて児童の学力や学習意欲を向上させる等、教育の情報化に大きく貢献したことが認められたものです。  日野市の学校がICTの分野で、その功績を認められたことは非常に喜ばしいことであり、学校の努力に敬意を表したいと思います。  以上、主要な行政事項について御報告を申し上げ、議会の御理解、御指導をお願い申し上げます。 9 ◯議長(菅原直志君)  これをもって市長の報告を終わります。  なお、会計管理者以下については、お手元に配付いたしました報告書のとおりですので、報告を省略いたします。  これをもって行政報告を終わります。 ============================================= 10 ◯議長(菅原直志君)  次に、日程第4、諸般の報告を行います。  会務報告については、お手元に配付いたしました報告書のとおりですので、事務局長の報告は、これを省略いたします。  次に、常任委員会の行政調査の報告を行います。環境まちづくり委員長。     〔環境まちづくり委員長 登壇〕 11 ◯環境まちづくり委員長(鈴木勝豊君)  それでは、環境まちづくり委員会として、10月2日、3日の2日間にわたって実施いたしました行政視察について御報告申し上げます。  1日目に、歩いて暮らせるまちづくり、坂の上の雲のまちづくりについて、愛媛県松山市を、2日目には、新ごみ処理施設整備今治タオルプロジェクトについて、愛媛県の今治市を、それぞれ視察してまいりました。  初日に訪れました松山市は、現在では、市域を広げながら観光、商業、港湾、空港などの近代都市として発展してきました。しかし、近年は市街地の拡散、都市機能の流出、中心市街地の活力低下、ライフスタイルの多様化などにより、まちなかの空洞化が進んでいます。  そこで松山市では、集約型のまちづくり、そして、遅い交通の道づくりを始めております。その一つとして、道後地区における歩行空間の整備充実がございます。これまでは自転車の主動線と歩行者の主動線が、滞留空間が錯綜している危険がございました。道後温泉地区の顔である駅前で人々が滞留する空間が十分なかったのが現状とのことでした。  しかしながら、歩行者優先の道づくりとして、交通規制を行って、歩行空間の創出や、自動車と歩行者の主動線を分離することによって、安全な回遊動線、滞留空間ができました。それにより、安全性の向上や、滞在期間の延長が確保できたということでございます。  これが歩いて暮らせるまちづくりの概要でございます。  次に、坂の上の雲のまちづくりについては、司馬遼太郎の小説「坂の上の雲」で主人公の3人が抱いた夢や希望をまちづくりに取り入れたのが、坂の上の雲のまちづくりです。地域で古くから培ってきた、既存の地域資源を最大限活用し、市内全体を屋根のない博物館として捉えて、回遊性の高い物語のあるまちづくりを目指したものでございます。  具体的には、松山城周辺をセンターゾーンとして、その周りに六つのサブゾーンを配していて、それぞれのゾーンの魅力を地域住民が主体となって、松山らしさを生かしたまちづくりを進めているところでございます。  これら、二つの施策は、当市のヘルスケア・ウェルネス戦略や新選組のふるさとを掲げたまちづくりの参考になると考えております。  以上が、松山市の報告でございます。  続きまして、2日目、今治市の新ごみ処理施設整備今治タオルプロジェクトについてでございます。  まず、新ごみ処理施設整備についてですが、今治市は、平成30年3月の完成を目標として、新ごみ処理施設整備に取り組んでいます。  現在、市内のごみを処理している四つのクリーンセンターは、老朽化が進み、環境への影響、経済性などから一つの施設に集約化することになったそうです。新施設の整備に当たっては、地元の方の理解を得ながら、事業を進めていますということですが、まだ理解が得られていない方もいるとのことです。  基本コンセプトは、安全・安心で人と地域と世代をつなぐ いまばりクリーンセンターとして、健康で衛生的な市民生活を支え、地球をよりよい環境にし、未来の世代につなぐ施設に位置づけています。また、東日本大震災の教訓を踏まえて、地域を守る防災拠点としての役割に配慮しながら、地域の人々に親しまれる交流の場となるように整備を進めているのが特徴でございます。  次に、今治タオルプロジェクトについてです。今治市は、世界最大のタオル産地と言われています。しかしながら、現在のタオル生産は安価な外国製などが主流になっており、国内のタオル産地は厳しい状況に立たされております。こうした背景から今治市では、高品質で高価な製品の生産に方向を転換してきております。今治タオルプロジェクトの取り組みについては、著名なデザイナーを起用してブランドマークとロゴを作成して導入しました。そして、新商品を積極的に開発するほか、世界観のある話題づくりとして、タオルソムリエ資格制度を導入しています。また、海外展示会への出展などで、知名度アップを図っているとのことでございます。  当市における地域振興、雇用創出の観点から、参考になる部分があると考えております。  以上が調査の概要でございます。今回調査した松山市と今治市の取り組みについて、当市にも反映すべく参考になるところについて、これから取り組んでいきたいと思っております。  これをもって、環境まちづくり委員会行政調査報告とさせていただきます。 12 ◯議長(菅原直志君)  これをもって諸般の報告を終わります。 ============================================= 13 ◯議長(菅原直志君)  これより議案第68号、平成26年度日野市一般会計補正予算(第6号)の専決処分の報告承認の件を議題といたします。  理事者から提案理由の説明を求めます。市長。     〔市長 登壇〕 14 ◯市長(大坪冬彦君)  議案第68号、平成26年度日野市一般会計補正予算(第6号)の専決処分の報告承認についての提案理由を申し上げます。  本議案は、衆議院の解散に伴い、衆議院議員選挙及び最高裁判所裁判官国民審査が執行されることになったため、この経費にかかる補正予算について地方自治法第179条第1項の規定により、平成26年11月21日付で専決処分をしたものであります。  補正額は、歳入歳出それぞれ5,958万6,000円を追加し、歳入歳出予算の総額を570億5,251万7,000円とするものであります。  詳細につきましては担当部長より説明いたさせますので、よろしく御審議のほどお願い申し上げます。 15 ◯議長(菅原直志君)  担当部長から詳細説明を求めます。企画部長。 16 ◯企画部長(渡邊博朗君)  議案第68号、平成26年度日野市一般会計補正予算(第6号)の専決処分につきまして御説明させていただきます。  第1条でございます。歳入歳出予算の補正額は、歳入歳出それぞれ5,958万6,000円を追加し、歳入歳出予算の総額を570億5,251万7,000円とするものでございます。  第1条第2項の歳入歳出予算の補正につきましては、第1表、歳入歳出予算補正によりますが、詳細につきましては、歳入歳出予算の事項別明細書で御説明させていただきます。  恐れ入りますが、6、7ページをお開き願います。  歳入の都支出金でございます。衆議院議員選挙最高裁判所裁判官国民審査費といたしまして、5,958万6,000円を増額するものでございます。  次に、歳出でございます。次ページ、8、9ページをお開き願います。  総務費でございます。説明欄の最上段、衆議院議員選挙最高裁判所裁判官国民審査人件費でございます。投票及び開票における管理者、立会人の報酬、職員手当等につきまして、2,895万3,000円を増額するものでございます。  続きまして、その下、衆議院議員選挙最高裁判所裁判官国民審査運営経費でございます。こちらは、選挙に必要な臨時職員の雇い上げや公営ポスター掲示場の設置及び撤去の委託料など、3,063万3,000円を増額するものでございます。  本補正は、衆議院の解散に伴い、平成26年12月14日の選挙執行に向け、速やかに準備を進める必要があることから、専決処分とさせていただいたものでございます。  以上でございます。よろしく御審議のほどお願い申し上げます。 17 ◯議長(菅原直志君)  これより質疑に入ります。     〔「なし」と呼ぶ者あり〕 18 ◯議長(菅原直志君)  なければ、質疑を終結いたします。  お諮りいたします。ただいま議題となっております本件については、委員会付託を省略いたしたいと思いますが、御異議ありませんか。     〔「なし」と呼ぶ者あり〕 19 ◯議長(菅原直志君)  御異議ないものと認めます。よって本件については、委員会付託を省略することに決しました。  本件について御意見があれば承ります。     〔「なし」と呼ぶ者あり〕 20 ◯議長(菅原直志君)  なければ、意見を終結いたします。
     これより本件について採決いたします。本件は原案のとおり決するに御異議ありませんか。     〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 21 ◯議長(菅原直志君)  御異議ないものと認めます。よって議案第68号の件は、原案のとおり承認されました。 ============================================= 22 ◯議長(菅原直志君)  これより議案第69号、日野市情報公開・個人情報保護運営審議会条例の一部を改正する条例の制定の件を議題といたします。  理事者から提案理由及びその趣旨の説明を求めます。市長。     〔市長 登壇〕 23 ◯市長(大坪冬彦君)  議案第69号、日野市情報公開・個人情報保護運営審議会条例の一部を改正する条例の制定についての提案理由を申し上げます。  本議案は、行政手続における特定の個人を識別するための番号の利用等に関する法律に基づく特定個人情報保護評価に関する事項を、日野市情報公開・個人情報保護運営審議会の所掌事項として新たに追加するものであります。  本条例は、公布の日から施行をするものであります。  よろしく御審議のほどお願い申し上げます。 24 ◯議長(菅原直志君)  これより質疑に入ります。     〔「なし」と呼ぶ者あり〕 25 ◯議長(菅原直志君)  なければ、質疑を終結いたします。  お諮りいたします。これをもって議案第69号の件は、企画総務委員会に付託いたしたいと思いますが、御異議ありませんか。     〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 26 ◯議長(菅原直志君)  御異議ないものと認め、企画総務委員会に付託いたします。 ============================================= 27 ◯議長(菅原直志君)  これより議案第70号、日野市一般職の職員の給与に関する条例の一部を改正する条例の制定の件を議題といたします。  理事者から提案理由の説明を求めます。市長。     〔市長 登壇〕 28 ◯市長(大坪冬彦君)  議案第70号、日野市一般職の職員の給与に関する条例の一部を改正する条例の制定についての提案理由を申し上げます。  本議案は、東京都人事委員会の勧告を踏まえ、一般職職員の給与の改定を行うものであります。  本条例は、公布の日から施行をするものであります。  詳細につきましては担当部長より説明いたさせますので、よろしく御審議のほどお願い申し上げます。 29 ◯議長(菅原直志君)  担当部長から詳細説明を求めます。総務部長。 30 ◯総務部長(篠崎忠士君)  それでは、議案第70号、日野市一般職の職員の給与に関する条例の一部を改正する条例の制定について御説明申し上げます。  この条例は、公務員の給与及び勤務条件が社会一般の情勢に適用するよう、適切な措置を講ずるために、東京都人事委員会が勧告した内容に従って、日野市職員の給与制度を改定するために制定するものでございます。  改正点は、主に三つございます。まず1点目は、民間給与水準との均衡を図るために見直された東京都職員の給料表に合わせて、日野市職員の給料表を改定するものでございます。2点目といたしましては、同じく見直された期末・勤勉手当の年間支給月数に日野市職員も合わせるために改定を行うものです。3点目といたしましては、東京都職員の初任給改定内容に合わせ、日野市職員の初任給も改定を行うものでございます。  具体的な内容につきましては、お手元にお配りしております資料、平成26年給与改定概要で御説明させていただきます。  2ページの上段2、今年の日野市の取り組み、1)給料表の改定の中の囲み線、給与改定率をごらんください。東京都人事委員会の勧告に従って改定したものでございます。給料表(一)は、一般行政職員の給料表ですが、給与改定率は平均0.13%、額にして495円の引き上げとなっております。給料表(二)は、技能労務職員の給料表でございます。平均0.11%、額にして442円の引き上げとなっております。給料表(三)は、病院医師の給料表でございます。平均0.12%、額にして591円の引き上げとなっております。給料表(四)は、病院看護職員の給料表でございます。平均0.13%、額にして428円の引き上げとなっております。  続きまして、その下、2)期末・勤勉手当支給月数の改定をごらんください。期末・勤勉手当につきましても、東京都人事委員会の勧告に従い、年間支給月数を3.95月から4.20月に引き上げるものでございます。また、引き上げ分の0.25月につきましては、12月に支給をする期末・勤勉手当のうちの勤勉手当に配分して支給いたします。  続きまして、その下、3)初任給の改定でございます。初任給につきましても、東京都の改定内容に合わせ、短大卒と高校卒の初任給を、ともに300円引き上げるものでございます。大学卒につきましては、東京都の対応及び国の大卒総合職との均衡を図るため、据え置きといたします。  それでは、次に、議案書に沿って御説明を申し上げます。  恐れ入りますが、議案書の3ページをお開き願います。給料表(一)は、一般行政職員の新しい給料表でございます。  8ページ、給料表(二)は、技能労務職員の新しい給料表でございます。  15ページ、給料表(三)は、病院医師の新しい給料表でございます。  19ページ、給料表(四)は、病院看護職員の新しい給料表でございます。  次に、23ページをお開き願います。  付則1です。この条例は、公布の日から施行し、この条例による改正後の条例の規定は、平成26年4月1日から適用するものでございます。  付則2につきましては、公民較差解消にかかわる差額支給についてのものでございます。公民較差は、本年4月時点の比較に基づいて、公務員給与と民間給与を均衡させるものであることから、給料表の改定につきましては、平成26年4月1日に遡及して実施をいたします。また、遡及より生じた4月から11月までの差額について支給を行うものでございます。  付則3は、正規職員の12月支給の勤勉手当改定率として、0.25月分を引き上げるものでございます。  付則4は、再任用職員の12月支給の勤勉手当改定率として、0.1月分を引き上げるものでございます。  お手元には議案書と一緒に、先ほど御説明いたしました、平成26年給与改定概要とあわせて、給料月額新旧対照表を資料として提出をさせていただいております。御参照いただければと思います。  以上で説明を終わらせていただきます。よろしく御審議のほどお願いいたします。 31 ◯議長(菅原直志君)  これより質疑に入ります。     〔「なし」と呼ぶ者あり〕 32 ◯議長(菅原直志君)  なければ、質疑を終結いたします。  お諮りいたします。ただいま議題となっております本件については、委員会付託を省略いたしたいと思いますが、御異議ありませんか。     〔「なし」と呼ぶ者あり〕 33 ◯議長(菅原直志君)  御異議ないものと認めます。よって本件については、委員会付託を省略することに決しました。  本件について御意見があれば承ります。     〔「なし」と呼ぶ者あり〕 34 ◯議長(菅原直志君)  なければ、意見を終結いたします。  これより本件について採決いたします。本件は原案のとおり決するに御異議ありませんか。     〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 35 ◯議長(菅原直志君)  御異議ないものと認めます。よって議案第70号の件は、原案のとおり可決されました。 ============================================= 36 ◯議長(菅原直志君)  これより議案第71号、日野市市税条例の一部を改正する条例の制定の件を議題といたします。  理事者から提案理由及びその趣旨の説明を求めます。市長。     〔市長 登壇〕 37 ◯市長(大坪冬彦君)  議案第71号、日野市市税条例の一部を改正する条例の制定についての提案理由を申し上げます。  本議案は、都市計画税の税率の特例の適用を平成29年度まで延長するため、条例の一部を改正するものであります。  本条例は、平成27年4月1日から施行をするものであります。  よろしく御審議のほどお願い申し上げます。 38 ◯議長(菅原直志君)  これより質疑に入ります。     〔「なし」と呼ぶ者あり〕 39 ◯議長(菅原直志君)  なければ、質疑を終結いたします。  お諮りいたします。これをもって議案第71号の件は、民生文教委員会に付託いたしたいと思いますが、御異議ありませんか。     〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 40 ◯議長(菅原直志君)  御異議ないものと認め、民生文教委員会に付託いたします。 ============================================= 41 ◯議長(菅原直志君)  これより議案第72号、日野市自転車等の駐車秩序の確保に関する条例の一部を改正する条例の制定の件を議題といたします。  理事者から提案理由の説明を求めます。市長。     〔市長 登壇〕 42 ◯市長(大坪冬彦君)  議案第72号、日野市自転車等の駐車秩序の確保に関する条例の一部を改正する条例の制定についての提案理由を申し上げます。  本議案は、新たに開設予定の豊田駅北第8駐輪場及び豊田駅南臨時駐輪場等の名称並びに位置を条例別表に定めるものであります。  本条例は、平成27年4月1日から施行をするものであります。  詳細につきましては担当部長より説明いたさせますので、よろしく御審議のほどお願い申し上げます。 43 ◯議長(菅原直志君)  担当部長から詳細説明を求めます。まちづくり部長。 44 ◯まちづくり部長(石本弘一郎君)  それでは、議案第72号、日野市自転車等の駐車秩序の確保に関する条例の一部を改正する条例の制定について御説明申し上げます。  この条例の第15条第2項では、設置をする市営自転車等の駐輪場の名称及び位置を、別表第2で定めております。平成26年5月に制定されました、将来を見据えた自転車等駐車環境整備実施戦略にあわせて改定をするものでございます。  それでは、議案書に沿って御説明を申し上げます。  恐れ入りますが、議案書6ページ、7ページをお開き願います。  別表第2の新旧対照表にて御説明をいたします。左側の6ページが新、右の7ページが旧、現行となります。6ページの豊田駅の欄につきましては、豊田駅北第7駐輪場及び多摩平N街区内の豊田駅北第8駐輪場を追加し、さらに、4段下の豊田南土地区画整理事業地内の豊田駅南臨時駐輪場を追加するものです。その下、高幡不動駅及び南平駅の欄につきましては、7ページの閉鎖された高幡不動駅北第1駐輪場、南平駅北第3駐輪場を削除するものです。  続きまして、8ページ、9ページをお開きください。  万願寺駅の欄につきましては、万願寺駅東第1臨時駐輪場及び万願寺駅東第2臨時駐輪場を追加しております。その下、甲州街道駅の欄につきましては、上段の甲州街道駅北駐輪場及び、4段下の甲州街道駅南駐輪場を追加し、9ページの閉鎖された甲州街道駅南第1臨時駐輪場を削除しております。その下、程久保駅の欄につきましては、上段の程久保駅東駐輪場及び、2段下の程久保駅西第2駐輪場を追加するものでございます。  本条例は、平成27年4月1日から施行するものであります。  説明は以上でございます。よろしく御審議のほどお願い申し上げます。 45 ◯議長(菅原直志君)  これより質疑に入ります。     〔「なし」と呼ぶ者あり〕 46 ◯議長(菅原直志君)  なければ、質疑を終結いたします。  お諮りいたします。ただいま議題となっております本件については、委員会付託を省略いたしたいと思いますが、御異議ありませんか。     〔「なし」と呼ぶ者あり〕 47 ◯議長(菅原直志君)  御異議ないものと認めます。よって本件については、委員会付託を省略することに決しました。  本件について御意見があれば承ります。     〔「なし」と呼ぶ者あり〕 48 ◯議長(菅原直志君)  なければ、意見を終結いたします。  これより本件について採決いたします。本件は原案のとおり決するに御異議ありませんか。     〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
    49 ◯議長(菅原直志君)  御異議ないものと認めます。よって議案第72号の件は、原案のとおり可決されました。 ============================================= 50 ◯議長(菅原直志君)  これより議案第73号、日野市市民農園条例の一部を改正する条例の制定の件を議題といたします。  理事者から提案理由及びその趣旨の説明を求めます。市長。     〔市長 登壇〕 51 ◯市長(大坪冬彦君)  議案第73号、日野市市民農園条例の一部を改正する条例の制定についての提案理由を申し上げます。  本議案は、市民農園の年額使用料を、現行の2,400円から6,000円に改めるものであります。  本条例は、平成27年4月1日から施行をするものであります。  よろしく御審議のほどお願い申し上げます。 52 ◯議長(菅原直志君)  これより質疑に入ります。     〔「なし」と呼ぶ者あり〕 53 ◯議長(菅原直志君)  なければ、質疑を終結いたします。  お諮りいたします。これをもって議案第73号の件は、環境まちづくり委員会に付託いたしたいと思いますが、御異議ありませんか。     〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 54 ◯議長(菅原直志君)  御異議ないものと認め、環境まちづくり委員会に付託いたします。 ============================================= 55 ◯議長(菅原直志君)  これより議案第74号、日野市障害者生活・就労支援センター条例の制定、議案第75号、日野市心身障害者(児)福祉手当支給条例の一部を改正する条例の制定の件を一括議題といたしたいと思いますが、御異議ありませんか。     〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 56 ◯議長(菅原直志君)  御異議ないものと認め、一括議題といたします。  理事者から提案理由及びその趣旨の説明を求めます。市長。     〔市長 登壇〕 57 ◯市長(大坪冬彦君)  議案第74号、日野市障害者生活・就労支援センター条例の制定についての提案理由を申し上げます。  本議案は、障害者(児)等やその家族に対し、生活や就労に関する相談、支援を行い、また、市民に対し、障害理解に関する啓発等を行うため、日野市障害者生活・就労支援センターを設置し、その運営及び管理について、必要な事項を定めるものであります。  本条例は、平成27年4月1日から施行をするものであります。  次に、議案第75号、日野市心身障害者(児)福祉手当支給条例の一部を改正する条例の制定についての提案理由を申し上げます。  本議案は、難病の患者に対する医療等に関する法律が公布されたことに伴い、手当の対象となる難病の範囲の拡大について改正を行うものであります。  本条例は、平成27年1月1日から施行をするものであります。  以上、2議案につきまして、よろしく御審議のほどお願い申し上げます。 58 ◯議長(菅原直志君)  これより質疑に入ります。     〔「なし」と呼ぶ者あり〕 59 ◯議長(菅原直志君)  なければ、質疑を終結いたします。  お諮りいたします。これをもって議案第74号、議案第75の件は、民生文教委員会に付託いたしたいと思いますが、御異議ありませんか。     〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 60 ◯議長(菅原直志君)  御異議ないものと認め、民生文教委員会に付託いたします。 ============================================= 61 ◯議長(菅原直志君)  これより議案第76号、平成26年度日野市一般会計補正予算(第7号)の件を議題といたします。  理事者から提案理由及びその趣旨の説明を求めます。市長。     〔市長 登壇〕 62 ◯市長(大坪冬彦君)  議案第76号、平成26年度日野市一般会計補正予算(第7号)の提案理由を申し上げます。  補正額は、歳入歳出それぞれ12億8,787万7,000円を追加し、歳入歳出予算の総額を583億4,039万4,000円とするものであります。  本補正は、歳入では、法人市民税の増収など、歳出では、生活保護費など扶助費の増加への対応、定員増のための民間保育園施設整備への支援、小規模保育事業開始のための施設整備への支援、小学校の給食調理等業務委託の準備など、早急に対応が必要なものといたしました。  歳入の内容から御説明申し上げます。  市税につきましては、一部法人の増益により9億727万円の増となります。この増収の影響などにより、来年度の普通交付税と臨時財政対策債の発行可能額は、地方交付税制度における財政調整機能により、大幅な減が見込まれます。また、法人市民税も、今後は一部国税化などによる減収が見込まれることから、本補正予算の財源余剰分については、今後の財源とするため、基金に積み立てるものであります。  国庫支出金につきましては、生活保護費負担金などにより1億4,609万1,000円の増。  都支出金につきましては、保育所緊急整備事業などにより1億2,203万4,000円の増。  寄附金につきましては、緑地保全の指定寄附金により1万9,000円の増。  繰入金につきましては、公共施設建設基金繰入金など、各種基金の繰り入れにより8,900万円の増。  諸収入につきましては、ごみ処理施設負担金などにより4,146万3,000円の増。  市債につきましては、対象事業への都支出金の増額などにより1,800万円の減であります。  次に、歳出について御説明申し上げます。  総務費では、基金積立金に7億8,477万3,000円など。  民生費では、ひよこハウス多摩平増築等補助金に8,350万1,000円、たまちゃんキッズルーム改修費等補助金に486万円、医療扶助費など生活保護経費に1億5,447万円など。  衛生費では、ごみ処理施設延命化対策修繕料に2,218万4,000円、市道C-2号線道路改修工事など、ごみ処理施設周辺環境整備に2,487万2,000円など。  商工費では、保証協会保証料補助金に1,800万円など。  土木費では、放置禁止区域標示板等設置工事に948万2,000円など。  消防費では、消防団の装備拡充備品の購入に602万5,000円など。  教育費では、小学校の給食調理等業務委託の準備として、学校給食施設の修繕料に604万7,000円、備品などの購入に2,525万円などをそれぞれ計上いたしました。  以上、概略について申し上げました。よろしく御審議のほどお願い申し上げます。 63 ◯議長(菅原直志君)  これより質疑に入ります。     〔「なし」と呼ぶ者あり〕 64 ◯議長(菅原直志君)  なければ、質疑を終結いたします。  お諮りいたします。これをもって議案第76号の件は、関係各常任委員会にそれぞれ付託いたしたいと思いますが、御異議ありませんか。     〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 65 ◯議長(菅原直志君)  御異議ないものと認め、それぞれの委員会に付託いたします。 ============================================= 66 ◯議長(菅原直志君)  これより議案第77号、平成26年度日野市国民健康保険特別会計補正予算(第3号)、議案第78号、平成26年度日野市介護保険特別会計補正予算(第2号)の件を一括議題といたしたいと思いますが、御異議ありませんか。     〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 67 ◯議長(菅原直志君)  御異議ないものと認め、一括議題といたします。  理事者から提案理由及びその趣旨の説明を求めます。市長。     〔市長 登壇〕 68 ◯市長(大坪冬彦君)  議案第77号、平成26年度日野市国民健康保険特別会計補正予算(第3号)の提案理由を申し上げます。  補正額は、歳入歳出それぞれ267万5,000円を追加し、歳入歳出予算の総額を177億8,232万4,000円とするものであります。  歳入につきましては、繰越金を増額するものであります。  歳出につきましては、過年度の特定健康診査等都負担金及び高齢者医療円滑運営事業費補助金の精算に伴う返還金を増額するものであります。  次に、議案第78号、平成26年度日野市介護保険特別会計補正予算(第2号)の提案理由を申し上げます。  補正額は、歳入歳出それぞれ2,000万円を追加し、歳入歳出予算の総額を120億1,598万6,000円とするものであります。  歳入につきましては、国庫支出金、支払基金交付金、都支出金、繰入金を増額するものであります。  歳出につきましては、保険給付費を増額するものであります。  以上、2議案につきまして、よろしく御審議のほどお願い申し上げます。 69 ◯議長(菅原直志君)  これより質疑に入ります。     〔「なし」と呼ぶ者あり〕 70 ◯議長(菅原直志君)  なければ、質疑を終結いたします。  お諮りいたします。これをもって議案第77号、議案第78号の件は、民生文教委員会に付託いたしたいと思いますが、御異議ありませんか。     〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 71 ◯議長(菅原直志君)  御異議ないものと認め、民生文教委員会に付託いたします。 ============================================= 72 ◯議長(菅原直志君)  これより議案第79号、東京都市公平委員会を共同設置する地方公共団体の数の増減及び東京都市公平委員会共同設置規約の変更、議案第80号、あきる野市油平193番地の1先路上における市の義務に属する庁用車の事故に係る和解の締結及び損害賠償の額の決定、議案第81号、日野市栄町四丁目6番地先路上における市の義務に属する庁用車の事故に係る和解の締結及び損害賠償の額の決定の件を一括議題といたしたいと思いますが、御異議ありませんか。     〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 73 ◯議長(菅原直志君)  御異議ないものと認め、一括議題といたします。  理事者から提案理由及びその趣旨の説明を求めます。市長。     〔市長 登壇〕 74 ◯市長(大坪冬彦君)  議案第79号、東京都市公平委員会を共同設置する地方公共団体の数の増減及び東京都市公平委員会共同設置規約の変更についての提案理由を申し上げます。  本議案は、昭和病院組合の脱退及び武蔵野市の加入並びに地方公務員法の引用条番号の変更について、東京都市公平委員会共同設置規約の一部を改正するものであります。  本規約は、東京都知事へ届出の日から施行をするものであります。  次に、議案第80号、あきる野市油平193番地の1先路上における市の義務に属する庁用車の事故に係る和解の締結及び損害賠償の額の決定についての提案理由を申し上げます。  本議案は、地方自治法第96条第1項第12号及び第13号の規定に基づき、庁用車による事故に係る和解の締結及び損害賠償の額の決定について、議会の議決を求めるものであります。  次に、議案第81号、日野市栄町四丁目6番地先路上における市の義務に属する庁用車の事故に係る和解の締結及び損害賠償の額の決定についての提案理由を申し上げます。  本議案は、地方自治法第96条第1項第12号及び第13号の規定に基づき、庁用車による事故に係る和解の締結及び損害賠償の額の決定について、議会の議決を求めるものであります。  以上、3議案につきまして、よろしく御審議のほどお願い申し上げます。 75 ◯議長(菅原直志君)  これより質疑に入ります。
        〔「なし」と呼ぶ者あり〕 76 ◯議長(菅原直志君)  なければ、質疑を終結いたします。  お諮りいたします。これをもって議案第79号、議案第80号、議案第81号の件は、企画総務委員会に付託いたしたいと思いますが、御異議ありませんか。     〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 77 ◯議長(菅原直志君)  御異議ないものと認め、企画総務委員会に付託いたします。 ============================================= 78 ◯議長(菅原直志君)  これより議案第82号、市道路線の認定、議案第83号、浅川清流環境組合規約の件を一括議題といたしたいと思いますが、御異議ありませんか。     〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 79 ◯議長(菅原直志君)  御異議ないものと認め、一括議題といたします。  理事者から提案理由及びその趣旨の説明を求めます。市長。     〔市長 登壇〕 80 ◯市長(大坪冬彦君)  議案第82号、市道路線の認定についての提案理由を申し上げます。  本議案は、B101号線、E138号線及びH63号線について、道路法第8条第2項の規定により、市道路線として認定するものであります。  当3路線は、開発行為の完了に伴い、新設道路が帰属されたため、認定するものであります。  次に、議案第83号、浅川清流環境組合規約についての提案理由を申し上げます。  本議案は、可燃ごみ処理施設の設置及び運営等に関する事務を日野市、国分寺市及び小金井市で共同処理するための一部事務組合設立のため、地方自治法第284条第2項の規定により、規約を定めるものであります。  以上、2議案につきまして、よろしく御審議のほどお願い申し上げます。 81 ◯議長(菅原直志君)  これより質疑に入ります。中野昭人議員。 82 ◯16番(中野昭人君)  議案第83号、浅川清流環境組合規約について伺いたいと思います。  この議案、提案されることになったわけですけれども、規約の中身については、他の委員会等での審議に譲りたいと思いますが、私は、この議案を出す上で、日野市自身がいわば前提条件だと、前提だと説明されてきた地元住民の合意、理解、また市民全体の理解、この点について市の認識を伺いたいというふうに思います。  まず、地元住民の皆さんの合意という点についてです。去年3月13日、大坪市長になる前の馬場市長のときに交わされた覚書についてであります。第1項で、周辺住民の理解を得てという文言が盛り込まれております。この意味について、市は議会でも、あるいは住民説明会、地元説明会の説明においても、住民の理解を得られなければ前には進めないということだと、繰り返し説明をされてきました。その立場、その見解に、現時点でも相違はないかということについて、まず確認したいと思いますが、いかがですか。 83 ◯議長(菅原直志君)  答弁を求めます。クリーンセンター長。 84 ◯クリーンセンター長(高野賢司君)  その認識に、今も変わりはございません。 85 ◯議長(菅原直志君)  中野昭人議員。 86 ◯16番(中野昭人君)  具体的にですね、市はこの文言について、停止条項だ、停止条件つきだというふうに、議会でも、住民説明会でも言われているわけですね。今、市もそのスタンスに変わりはないというふうに言われました。  そこで、伺いたいと思います。今回の一部事務組合に関する規約を提案するに当たって、その停止条件はクリアされたのか。つまり、住民の理解は得られての提案だというふうに市は認識しているのかどうか、伺いたいと思います。 87 ◯議長(菅原直志君)  クリーンセンター長。 88 ◯クリーンセンター長(高野賢司君)  平成24年11月から、クリーンセンター周辺住民の皆様へ、可燃ごみ処理の広域処理に向けた説明を始めさせていただきました。今お尋ねの、その平成25年3月の時点では、まだ一定の理解を得るまでには至っておりませんでしたので、環境省へ提出する地域計画の添付書類となったこの覚書では、今議員がおっしゃられたように、周辺住民の理解を得て、可燃ごみ処理に向けた新施設の建設について、共同で進めるものとする、といたしました。その後も説明を継続しまして、本年5月からは、クリーンセンター周辺の自治会を中心に意見交換の場を持っていただき、ごみ処理施設建設基本計画の内容や環境影響評価調査の説明をする中で、膝を突き合わせて意見交換ができる関係に、環境が変化してきたと市では感じております。これまでも、地元の方々の御理解をいただく努力と並行して、ごみの広域処理を進めていくということは申し上げてまいりました。これまでの議会では、広域化に伴う補正予算も御承認をいただきました。今回の一部事務組合の規約の議案につきましても、ごみの広域処理を進めるに当たっての事務手続の一つと考えております。  以上でございます。 89 ◯議長(菅原直志君)  中野昭人議員。 90 ◯16番(中野昭人君)  明確にお答えいただきたいんですけれど、停止条件つきだと、この覚書の意味について、繰り返し説明をされてきたわけで、今、この停止条件つきだという、この条件をクリアしたのか、地元住民の理解が得られたということで提案されているのかということについて、明確にお答えをいただきたいと思いますが、いかがですか。 91 ◯議長(菅原直志君)  クリーンセンター長。 92 ◯クリーンセンター長(高野賢司君)  少し繰り返しになるかもしれませんけれども、新しい可燃ごみ処理施設が建設される予定のクリーンセンター周辺の地区の方々とはことしの5月以降、継続して意見交換を重ねております。特に建設を予定しております新石自治会の中に設置されましたごみ広域対策委員会とは、これまで5回にわたって基本設計の概要や環境影響評価調査のこと、あるいはごみ収集車の搬入ルートの工事概要など、かなり細かい説明をして、御意見も伺っているところでございます。先月は、モニタリングを重視している西多摩地区の可燃ごみ処理施設の視察を一緒に行うなど、一定の御理解をいただきつつあると考えております。  しかし、私どもも、それから国分寺市も、小金井市も、新施設建設は待ったなしの状況でございます。このような状況で、地元の方々とは、話し合いとごみ処理広域化に向けた手続は同時並行で進めさせていたことも、胸襟を開いてお話をさせていただいているところでございます。引き続き、より一層の御理解がいただけるよう、最大の努力を重ねてまいりたいと考えております。  以上でございます。 93 ◯議長(菅原直志君)  中野昭人議員。 94 ◯16番(中野昭人君)  同時並行で進めると。理解は得られてないということを前提に今、お話がされたと思います。とんでもない話だと、私、思います。この覚書については繰り返し、前に進める上での前提条件だというふうに説明をしてきました。しかし、それでも前に進めてきました。最終的に、最後のとりで、条件はどこにあるのかということについて、実は去年の3月、予算委員会で、副市長がこう述べられています。  他の2市との覚書でございますので、他の二つの市に最終的に契約を結んで進めていくわけです。前提条件というのは、協定であるとか、ここからですけれど、一部事務組合など、もしつくるのであれば、その前段として周辺住民の理解を得ていなければ、これは進まないんですよという意味での停止条件。明確に、一部事務組合を設立するに当たって、地元住民の理解がなければ進められないんですよ。ここはクリアに言っておられる。いかがですか。同時並行で進めるなんていうことはできない。そういう縛りがかかっているんです。どう受けとめますか。 95 ◯議長(菅原直志君)  クリーンセンター長。 96 ◯クリーンセンター長(高野賢司君)  縛りがかかっているというお話でございますが、先ほど申し上げましたとおり、この覚書が結ばれた当時と今の状況は、私どもは、環境が変化してきた。環境というのは、市と地元自治会との関係という意味での環境なんですが、それが変化してきたというふうに感じております。  で、先ほど来申し上げておりますように、ことしの5月からは、膝を突き合わせて月に1回程度、話し合える場ができてきた、意見交換をすることができてきた。その中では、基本設計の内容を御説明したり、9月に縦覧をいたしました環境影響評価の調査の中身、こういったものも御説明させていただいて、そういった意味で、当時も一定の御理解をいただいているというふうに感じましたが、こういった意見交換の場を通じてさらに御理解は、少し深められていただいているものというふうに感じております。  以上でございます。 97 ◯議長(菅原直志君)  中野昭人議員。 98 ◯16番(中野昭人君)  5月から、胸襟を開いて、膝を突き合わせて議論してきたと、協議してきたということで、変化しているというふうに言われましたが、直近でどういう意思表明が新石自治会などからされているのか。御存じだと思うんですけれども、環境影響評価に関する意見書が新石自治会から上がっています。新石自治会は、日野市単独処理は認めているが、広域化は認めていない。これを前提に意見書を提出する。周辺住民に丁寧に説明を行うとしているが、合意、理解をしていないのは事実である。このまま事業が進めば、市と住民の間にさらに不信感が募り、周辺自治会とコミュニティーにも影響があらわれる。明確です。11月14日、これは四つの団体、新石自治会も含まれています。四つの団体で、一部事務組合設置のための条例、これは規約議案ですけれども、提案しないよう強く求めると。会談をあわせて求めるというふうになっています。新石自治会は、市と立場は違っても、広域化、単独化、立場は違っても、話し合いできるところがあるから、話し合いを誠実にやろうと。市も謝罪をして、話し合いを始めたものですよ。またここで、自治会の理解、了解も得ないで進めることは困る。こういう意思表示をされているんです。信義違反じゃないですか。何度繰り返せばいいんですか。いかがですか、これについて。 99 ◯議長(菅原直志君)  クリーンセンター長。 100 ◯クリーンセンター長(高野賢司君)  信義違反というふうにおっしゃられましたけれども、この間、5回にわたって、膝を突き合わせて席を持っていただいているということ自体は、繰り返すようですが、当初とはもう大分環境が変わっているという認識でおります。我々としては、より一層の理解を得られるように進めてまいりたいというふうに思っておりますし、繰り返しですが、この計画自体が、もう待ったなしの状況であると。時間を幾らでもかけて、5年でも10年でもかけられるような期間があれば、それは別なんですけれども、私どもの施設も老朽化が進んでおります。昭和62年に建てられて、もう27年稼働しております。それから国分寺の施設も、同様に老朽化を迎えております。平成32年度には、新しい炉を立ち上げて動かしたいという予定は、当初から述べているとおりでございますけれども、待ったなしの状況であるということで、この事務手続と、それから地元の皆様の御理解ということは、同時並行で進めさせていただきたいということは、前々から申し上げていることでございます。  以上でございます。 101 ◯議長(菅原直志君)  中野昭人議員。 102 ◯16番(中野昭人君)  本当にまずいことだと思います。地元住民に対して、ずっと説明を続けてこられていますけれど、絶対に押しつけることはしないっていうことを、繰り返し表明されているんですよね。今やられていることは、まさに押しつけじゃないですか。三度にわたる裏切りですよ。単独処理で合意していたのを、突然、頭ごなしに前市長が地元に押しつけてきた、この内部決定を。それでも、地元の理解がなければ前に進めませんと約束していたにもかかわらず、前に進める手続をとってきた。まずいと思って、大坪市長が陳謝をして、テーブルをつくり直した。そしてまた今回、こういう形で、時間がないから先に進める。これだけ住民の皆さんを裏切ってよいのかということだと思うんです。地元半径500メートルということで考えますと、新石自治会だけではありません。新井地域の自治会、また新井地域の住民の皆さん、対岸の百草、落川地域の住民の皆さん、自治会も対象になっています。ここの同意、理解はどういうふうに進んでいるのか、伺っておきたいと思います。 103 ◯議長(菅原直志君)  クリーンセンター長。 104 ◯クリーンセンター長(高野賢司君)  今、議員がおっしゃったように、私どもクリーンセンターを中心とした半径500メートルの地域をこれまで対象に、我々は地元というふうに呼んでいるわけですけれども、今お話のあった新井自治会につきましては、地元の意見交換をする場をつくってくださいということでお願いをしておりまして、間もなくそれがつくられるというふうに思っております。それから落川地域につきましては、複数の自治会等々ありますけれども、ここでは2回ほど会合を持たせていただきまして、その中で新石自治会さんにお話ししたような内容等々をお話ししながら、御理解をいただいているという状況でございます。  以上でございます。 105 ◯議長(菅原直志君)  中野昭人議員。 106 ◯16番(中野昭人君)  新井自治会、まあ、もちろん、住民を代表する、必ずしも自治会だけではないと思います。自治会に入っておられない方もいらっしゃるから。わかりやすく、この間、意思表明をされてきた自治会の意思表示はどこにあるのかということだけ確認しておきたいと思いますが、新井自治会でも、おととしから去年にかけてだと思いますけれども、意思表示が市に報告されていると思うんですね。新井自治会については、473世帯中313世帯、66%が反対と。百草園自治会、対岸の百草園に関する自治会は、アンケートをとったら、65%が反対と。9%が賛成、20%がわからない。新石自治会は御存じのとおり、98%と。この三つの自治会からの、市に報告書が上がっているということについては、確認できますか。 107 ◯議長(菅原直志君)  クリーンセンター長。 108 ◯クリーンセンター長(高野賢司君)  大変申しわけありません。新石自治会については承知しておりますが、新井自治会、それから、今申し上げられた落川地区の自治会の数字については、把握しておりません。ただ、この間、4月以降のことで大変申しわけありませんけれども、新井自治会の役員を経験された方等々と話す場がございました。その中では、重立った反対というような意見は聞こえてきませんでした。それから落川地区につきましては、先ほど2回意見交換の場を持っていただいたというようなお話をいたしましたけれども、確かに参加されている方の中には、反対だという方もいらっしゃいますけれども、総じて申し上げれば、新しい施設をつくることについて、特に反対はされないということでしたし、特に落川地区の特徴としては、建て替えは仕方ないにしても、30年後には焼却施設がないような、そんな環境を、自治会というか、地域住民がみずからつくっていかなければいけない、そういう活動をしなければいけないというような、将来を見据えたような御発言もされていまして、そういった意味で、市と意見交換を今後もやっていきたいというような御意見をいただいているところでございます。  以上でございます。 109 ◯議長(菅原直志君)  中野昭人議員。 110 ◯16番(中野昭人君)  各自治会から、自治会が真剣に議論を、新井自治会などは、一面的な議論はしないと。賛成の立場の意見も、反対の立場の意見もよく聞いて、判断をしていこうということで手続がとられて、アンケートなどがやられている。それでもですよ、アンケートだったら、個人情報がわかるじゃないか。どうしたらいいのかということも含めて、議論がされているわけですよね。しかし、それで出てきた結論、もしくは百草園自治会も同じような意思表示がされている。少なくとも、これ、変わったと、変化しているというならば、その根拠、ちゃんと示して、市が勝手に、主観的に判断するんではなくて、目に見えるような形で判断を求めていく、また判断をしていくということが、新石自治会を初め、必要な事態になっているんではないかというふうに思うんです。どういう根拠で判断をされているんですか。理解が得られているとか、感触ですか、市の。そうあってほしいなという思いで、今言われているんですか。明確な、客観的な根拠があれば、それをお示しいただきたいと。自治会からこういう意思表示が出されたということであれば、教えていただきたいと思います。いかがですか。 111 ◯議長(菅原直志君)  クリーンセンター長。 112 ◯クリーンセンター長(高野賢司君)  その、何をもって理解を得られたのかということの判断というのは、非常に難しいと思います。  ただ、我々は、新石自治会さんの中につくられたその対策委員会の方々とお話をしていますし、落川は落川の交流センターの運営協議会というところが、地区の自治会も、それから市民活動を行っている方々も、総じて集まっているというところで、そういう方々にお声をかけて、そういう場を持っていただいているわけですけれども、そういうところでの意見交換をする中で、明確な反対だというような、新石自治会さんはちょっと違いますけれども、落川について言えば、そういった感触を得ているし、それぞれの地域から反対だ、反対だというような声が聞こえてはいないという判断で今、申し上げているところでございます。 113 ◯議長(菅原直志君)  中野昭人議員。 114 ◯16番(中野昭人君)  判断が難しいというのは、あり得ないというか、できない。ちゃんと判断しなくちゃいけないと思うんです。基準をつくってですね。もちろん、賛成の方もいらっしゃると思います。反対の方もいる。そこをちゃんと客観的に判断できるように、意思表示できるようにしなければならないんですね。私、これ、なぜ、きちっと判断しなければならないのかということについて言うと、重い意味を持っているからだと思うんです。市は覚書で、停止条件と。住民の理解を得てというのは。地元住民の理解を得てと言いました。停止条件というのは、法律用語です。法律用語でどう言っているか。停止条件というのは、法律行為の効力の発生について、条件とされる事項のこと。つまり、効力、覚書に基づいて前に進めるというこの効力を発生させる上で、条件なんだと、法律的に。そういう意味を持った重い条件なんですね。だから、これを曖昧にして、こうじゃないかとか、根拠のない説明で判断をしていくというのは許されないんですよ。(「そのとおり」と呼ぶ者あり)  いま一つは、少なくとも三つの自治会が、それぞれが一定のアンケートなりをとって出されている意思表示、結果があるわけですよね。これがあるならば、きちっとした数字で示されて、あっ、これはしょうがないと。前に進めるにしても、白紙になるにしても、そういうふうにして行政が進めないと、地域のコミュニティーは壊れてしまう。何でこういう形で進んでいくのか。市への信頼はもちろんのこと、地域の自治会やコミュニティー自体が困難を抱え込むことになってしまうんです。今、極めて大事な局面だと思います。私は、このまま暴走すると、突き進むということは、行政にとって極めて重大な事態、つくってしまうと。本当にこのまま進むんですか。地元住民の理解という点で、市長、いかがですか。 115 ◯議長(菅原直志君)  副市長。 116 ◯副市長(荻原弘次君)  今、これまでの経過の中での、たしかそれぞれの三つの地区での数字という、98%、並びにほかの地区でのアンケートということでの数字を御発言いただいておりますが、たしかこれは、平成24年の12月のころだったと思います。その数字というのは、アンケートの結果というのは、私どもも、まずその時点で受けとめさせていただいていたものでございます。そこで、私どもが何度も何度も皆様方に、各地域の方々に、そのいただいた内容、そのときにも、これまでもお話をさせていただいてきておりますが、確かに、そのアンケートの反対意見などをいただき、分析しますと、こちらの説明の仕方が十分でなかった内容もかなりあるということ。それを踏まえまして、私どもは、説明を地元の方々に繰り返し、丁寧にやらせていただいた。その結果、先ほどクリーンセンター長も答弁をさせていただいておりますが、環境が変わってきている。いわゆる住民の方々が私どもの話を聞いていただく。要は席に着いていただけるような状況になってきたということで、今回、こういう形で進めてさせていただくというようなことでございます。  以上でございます。 117 ◯議長(菅原直志君)  中野昭人議員。 118 ◯16番(中野昭人君)  最後に、市長に伺いたいと思いますけれども、本当にこんなやり方をしていたら、ごみ行政というのは、市民の理解、参加、協力、不可欠ですよね。ごみ減量、進みませんよ。参加どころか、市民不在で、これ進めてきているわけですよね。地元住民の理解も得られないで進めようとすると。こんなやり方を進めると、破綻しますよ。  もう一つの質問に移りたいと思います。市民全体についてです。市民全体の理解について、市長はどういうふうに認識をされているんでしょうか。 119 ◯議長(菅原直志君)  クリーンセンター長。 120 ◯クリーンセンター長(高野賢司君)  市民全体の理解ということでございます。  まずは、一つは、この広域化の件が市長選挙でテーマになったということが、まず一つはございますけれども、その後、地域のみならず、中学校区ごとの全体の説明会、それから私どもが持っているごみの情報誌等々、こういうものを発行させていただいて、我々から、この広域化、新しい可燃ごみ処理施設の概要について市民の皆様にお伝えしているというところでございます。市民全体の御意見がどうなのかどうかという確認するすべとすれば、それはこの市議会で我々が提案している議案なり補正予算を御承認いただけるかどうかというのが、その一つのバロメーターというんでしょうか、ものだというふうに考えております。  以上でございます。 121 ◯議長(菅原直志君)  中野昭人議員。 122 ◯16番(中野昭人君)  クリーンセンター長になる前、そこにつかれる前なんですけれど、去年の8回にわたる市民説明会をやられていて、市民からどういう判断でこれ進めるのかと。市長選挙で、今お話があったけれども、そういう性格のものじゃないんだ、なじまないんだと、市長自身が語られているんですね。私、これ、見識だと思います。市長選挙で自分が当選したから、天下御免でこれやるんだっていうふうにはいかない代物なんですよ。私は、何を根拠に、ワンイシュー選挙じゃないですから、市長選挙は。さまざまな市民の声、要求を踏まえ選挙は戦うものですから、重要な一つの物差しではありますけれども、これをもって了とするわけにはいかないわけでしょう。だから市長も説明をされてきているわけですよ。理解を得るために努力をされてきているわけでしょう。何を根拠に市民の理解が得られるということになるのかというのは、大事な問題だと思うんです。  私は、市民説明会が終わった後に、去年の9月議会で説明会の結果はどうだったのか。大高議員の質問に対して、やっぱり、発言された参加者の多くは反対だった。ほとんど多くの部分は反対の意見が多かったという認識だと。8カ所開いた市民説明会ですよ。公で開いた市民説明会で、そういう声が多数だったと言われている。とても市民説明会では理解を得られているような状況じゃないことは明らかだというふうに思うんですね。それだけではありません。そんなこと言ったら、説明会する意味がないじゃないですか。  具体的に伺いたいと思いますが、市はこの市民説明会で説明してきた中身、重要な中身について、基本設計をこの間、つくられてきていますけれども、ことごとくほごにされています。ほごにされている中身について、市民に一切説明がされていません。どうしてこれで、市民の理解を得るという姿勢になっているのか。私は、本当に疑問だというふうに思うんです。御説明いただきたい。なぜ、説明しないんですか。 123 ◯議長(菅原直志君)  傍聴人に申し上げます。静粛に願います。クリーンセンター長。 124 ◯クリーンセンター長(高野賢司君)  ことごとくほごにされたというその意味が、私は、申しわけありません、わかりませんが、この間、議会で御指摘をいただいたのは、建設費のことであれば、今お答えいたしますけれども、建設費のこと、それから生ごみのことですかね。この間の議会で指摘されたことは。  で、生ごみにつきましては、確かに説明会の中でそれは資源化をしていくんだということは申し上げておりますけれども、これも、これまでの議会の中で御説明いたしましたとおり、施設をつくる上では、その規模をどこかの時点で決めなければいけません。これから一生懸命減量して、例えば生ごみを堆肥化してごみを減らしていこうと。確かに可燃ごみの半分は生ごみでございますから、それがなくなってしまえばごみは半分になるわけですけれども、じゃあ、すぐに半分になるかといったら、それはなかなか難しいと。一方で、でも、施設の規模を決めなければならないとすれば、それは今の推計値でやらざるを得ないんだということと、生ごみなり、あるいは資源物を分別して、それで有効にリサイクルしていくということとは、相矛盾することでは、私は決してないというふうに思っております。  それからもう一つ、建設費についてですが、これも何度か御質問いただきましたけれども、あくまで基本設計をつくる中で、こういう施設規模で、こういう内容でと、焼却の処理の方法でというようなことでメーカーのほうから出された、あくまで概算の費用であるということでございます。確かに、当初説明会でお話しした額からは、かなり高騰はしておりますけれども、ただ、それは、この間のいろんなものが影響している、社会的な問題も影響しているということも、9月の議会の中でも御説明したかと思いますけれども、それをもって、その額で決まったというわけではないということもまた、申し上げております。今の時点で見積もりをとればこのぐらいになるだろうという、あくまで概算の数字でございます。  以上でございます。 125 ◯議長(菅原直志君)  中野昭人議員。 126 ◯16番(中野昭人君)  建設コストのことについて最初に伺いたいと思いますが、当初、100億円ぐらいはかかるだろうという説明から、104億円という数字が出てきました。基本設計でふたをあけてみると、191億円。そして直近の報告書では、199億9,200万円、200億円というふうになっています。まだ概算だというふうに言われました。市民説明会では、こう言っています。単独との比較において、まだ基本設計もできてないから、炉の性能や基本設計に基づいて積算されるのが正確な数字だと、こう言われています。焼却施設や設備機材の構成が異なるなど、設備ごとに特徴があるため、正確な費用比較を行うのは、広域処理の基本設計を行うことが必要だ。その前には、概算では出せないというふうに言ってきたんですね。しかし、基本設計ができれば、正確な基準、もちろん、それは予定価格、入札でまた変わっていきますけれどね。これは客観的な数字として基本設計で示せるんだっていうふうに、これ、やりとりで出されているんですね。倍になっているんですよ、104億から。200億です。200億円だけにとどまりません。このPFIの報告書によると、オリンピックの問題がある、東日本大震災復興事業の問題がある。人件費の高騰、資材の高騰、人員不足などでさらに上がることが想定されると。予定価格を見積もるに当たっては、もっと上がっていくことを想定しなさいと書いてあるわけですね。これだけ膨れ上がっているわけですよ。市民に説明もせずに、ゴーサイン出せるんですか。いかがですか。なぜ説明しないんですか。基本設計で見積もれる。説明されているんですよ。市民に104億円だけ、広報で説明してきているんですよ。説明するのが筋じゃないですか。いかがですか。 127 ◯議長(菅原直志君)  少し議事整理をさせていただきたいと思います。  建設費のことは、単独でも共同でも、同じ論が立てられると思われますので、まずその部分を整理されたほうが明確になるかと思います。ぜひ、その部分を勘案して議論していただければと思います。クリーンセンター長。 128 ◯クリーンセンター長(高野賢司君)  建設費の問題でございます。  104億円という数字が当初、確かに示されましたけれども、その後で、123億という数字も示しておりますが、残念ながら、今の議員のお話の中には、説明会で使ったこの123億というのが一度も出てこなかったというのはどうなのかということはございますけれども、その建設費が上がったのは、今議員が御説明されたとおりの話であって、で、基本設計では確かにそういう数字が出て、その後で行ったPFIの導入可能性調査では、また違った数字が出ている。ただ、PFIはPFIで、施設の建設だけでなく、今後の運営形態等も含めてどうなるのかということで、これも概算でとった数字でございます。それぞれの状況によって、数字が若干ずつ異なってくるというのは、これはあり得る話ですし、その数字自体が固定化されたものではないというふうに思いますので、あえて、例えば広報等々、あるいは我々のごみの情報誌で、その数字を載せていないということで、あくまで概算だということで、我々は考えております。  以上でございます。 129 ◯議長(菅原直志君)  中野昭人議員。 130 ◯16番(中野昭人君)  概算だと言っても、倍になっているわけですよ。私、123億というのは承知しています。私が言っているのは、広く市民に広報で説明してきたことに照らしてね、それ、104億しかないんですよ。広報で新たに説明するとか、エコーで説明するとか、少なくとも、まだ概算ですけれども、191億になっている。さらに199億、200億になっている。金利を合わせれば、210億ですよ。もっと上がる可能性はあります。これで前に進めますかどうか、市民にちゃんと説明責任を果たして、問うのが当たり前じゃないですか。倍になっているんですよ。  ちなみに、市は、あの当時は馬場市長のときでしたけれども、国の高効率発電の補助金2分の1を、3分の1から2分の1をとれる期間が今年度いっぱいだと。24年度いっぱいだということで、それによって10億円ぐらい経費が節減できる。だから補助金申請をさせてほしいという説明を繰り返していました。3市で合わせて10億と説明しています。今、100億ですよ。膨れ上がっているのは。私、全く市民に説明つかない、建設費が膨張しているのを説明しないで突き進むということはあり得ないと思います。  別の角度からもう一つ、プラスチックのごみについて伺いたいと思います。  先ほど生ごみの話をされました。プラスチックについては、マテリアルリサイクル施設をつくるということで、これは私も、6月議会でやりとりをさせていただきました。なぜこれが、プラスチック類の分別回収がほごにされたのか。そのことを市民に説明しないのか。御説明をいただきたいと思います。 131 ◯議長(菅原直志君)  クリーンセンター長。 132 ◯クリーンセンター長(高野賢司君)  プラスチックの分別についてでございますが、特にほごにしたつもりはございません。分別という方針は変えておりません。  以上でございます。 133 ◯議長(菅原直志君)  中野昭人議員。
    134 ◯16番(中野昭人君)  分別収集方針は変えていないと。これは市民説明会が終わった後に、市がQ&Aをつくったホームページで公開されているものですけれども、こう書いています。広域化により大型炉をつくった場合、将来ごみ減量が進み、ごみが足らなくなるため、他地域からごみを集めたり、プラスチックを燃やすことにつながると。じゃないかというクエスチョン。これに対して市は、そんなことはないんだと説明されている。こう言っています。施設の設計は、プラスチック類の分別収集を想定して設計を行う。プラスチック類は燃やさない。燃やすことを前提にしないと。収集することを前提に炉はつくると。だから、プラスチック類を過剰に燃やすことは難しくなる。炉の性能上、プラスチックを燃やさない性能でつくっちゃうから、できないんだと。やりたくても。だから心配しないでほしい、というふうに言っているんです。プラスチックは燃やさない、そんな炉の設計になっていますか、基本設計で。分別収集を前提に、そういう設計をするって言っているわけですから。いかがですか。 135 ◯議長(菅原直志君)  クリーンセンター長。 136 ◯クリーンセンター長(高野賢司君)  新しい施設の計画ごみ量の中には、プラスチックが入っております。これは、今の日野市の分別収集形態が可燃、不燃という、それから資源と、大きくわけて三つに分かれているわけですけれども、プラスチック類については不燃の中に入っているということで、それが分別されていれば、当然それは入らないわけですけれども、現状では、それが入っているという中で、計画ごみの中では、そのように算定しております。  以上でございます。 137 ◯議長(菅原直志君)  済みません、よろしいでしょうか。議事整理をさせていただきたいと思います。  委員会付託を前提として、今回、きょうの上程が行われております。そして、委員会に出席する説明員と出席しない説明員というのがあります。例えば、市長は出席されないので、この場で総括的に市長の見解を問うんであれば、それはありだと思いますけれども、細かな前提を、今までも議論されてきた前提を一つ一つ確認するということだと、多少、委員会の議論にも入っていくのかなというふうに判断いたしますので、質問者のほうである程度コントロールできる部分、よろしくお願いしたいと思います。中野昭人議員。 138 ◯16番(中野昭人君)  私も、ですから、本会議でこの規約議案の出すに至る根拠についてお話を伺いたいと。できれば市長に、まとめてではなくて、こういう問題については市長に堂々と御説明をいただきたいというふうに思って、質問させてもらっています。引き続き、させてください。  プラスチック類は、市民説明会、または市が広報している中身では、燃やさない計画だと。炉はそうやって設計するっていうふうに説明しているわけです。違うでしょう。その違う、ほごにした市民説明と違う中身について、市民に説明する。私、それ自体、許されないことだと思いますけれども、説明さえしないというのはおかしいんじゃないですか。そこを言っているんです。いかがですか。 139 ◯議長(菅原直志君)  クリーンセンター長。 140 ◯クリーンセンター長(高野賢司君)  プラスチックの分別の方針は変わらないというようなお話を差し上げました。当初は、単独で建てて、同時並行で、今おっしゃったマテリアル、易しく言えば再資源化施設というふうに申し上げたいと思うんですけれども、同時並行で建てるということでしたので、そのときには、分別されてプラスチックを燃やさないということが可能なのかなというふうに思われたわけですけれども、今回の広域化の3市共同による新可燃ごみ処理施設の基本設計をした中では、施設の面積的にはそれでいっぱいになってしまうと。日野市で単独で建てようとしている再資源化施設が、同時並行ではなかなか建てられないということがあるものですから、先ほど申し上げた、現在計画している計画ごみ量の中には、そのプラスチックが入ってきてしまうということでございます。 141 ◯議長(菅原直志君)  中野昭人議員。 142 ◯16番(中野昭人君)  おわかりだと思うんですよ。説明つかないと思います。プラスチック類、同時並行では施設がつくれないからというお話だったんですけれど、一方で、ホームページでは何て書いてあるか御存じですか。まあ、御存じだと思うんですけれど、つくっておられるから。マテリアルリサイクル推進施設の内容は、今後、費用対効果、社会情勢、環境面等考慮して今後検討すると。つくるか、つくらないかすら、検討するっていうふうになっているんですよ。施設が土地の利用状況上、同時にはつくれないからと今説明をされましたけれど、全く違う説明がホームページ上ではやられているじゃないですか。つくるか、つくらないか別にして、少なくともこの説明では、プラスチック類は燃やさない。そういう炉の設計をするんだというふうに説明していることに照らして、全く説明がつかない中身になっているんです。  最後に、市長にこれは伺いたいというふうに思います。地元住民の理解について、新石自治会、新井、百草地域含めて理解が得られた根拠を示せないという状況のもとで、これを進める。しかも、市民全体については、説明とことごとく違う。また説明をほごにした中身で設計がされているにもかかわらず、これをごり押しすると。これが大坪市政のやり方なのかというふうに思います。  市長、二つ、市長のお話を紹介して伺いたいと思うんですが、市民説明会でこう言われていて、私は、見識だというふうに思った発言があります。  住民投票で判断すべきだという質問に対して、市長は、それはなじまないと。仮に住民投票で広域化が賛成になったとしても──住民投票ですよ。──賛成になったとしても、地元が反対というときには、住民投票で決まったことであっても、広域化は難しいと思うと。ここまで地元住民を重視する。地元がだめだと言ったら、前に進めないという見識を示しておられるわけです。今市長がとっている態度は、この市長が言われたことについてどうなのか。  もう一つ、紹介したいと思います。これは、私は、この発言自体は、非常に残念な発言ですけれども、ことし3月議会、自民党さんの代表質問に答えて──ごめんなさい、これ、自民党じゃなかった。我が党でした──答えてこう言っています。  時には、行政は権力的にならざるを得ない局面もある。一定の判断をせざるを得ない。これ、私、非常に問題だと思いますけれども、その上で、もちろん、その際には、丁寧な説明責任は求められていると考える。やり方はともかくも、説明責任を果たさなくちゃいけないというふうにも言っている。説明責任を果たしていないじゃないですか。これだけ中身が変わっているのに、建設費が倍になっているのに、何も説明しないで強行する。こんなことが許されるのかということだと思うんです。市長、いかがですか。市長の発言に照らしてお答えいただきたいと思います。 143 ◯議長(菅原直志君)  市長。 144 ◯市長(大坪冬彦君)  2点にわたって御質問をいただきました。  昨年、説明会において、確かに住民投票を、この問題についてはやらないのかというふうに御質問をいただきました。それに対して、今議員がおっしゃったようなお答えをしたというのは、確かに記憶があります。そこで申し上げた趣旨は、当然、機械的に多数決でやるということが、この問題についてどこまでなじむのかということがあります。それがあったので、そういう答弁をしたと。ですから、機械的な多数決ではなくて、丁寧に地元の方々と今、膝を突き合わせて、理解をいただくために全力を挙げて説明をし、やりとりをしているという真っ最中でございます。それをやっておりますので、その立場と、先ほどの住民投票に対する返答の立場は、矛盾するものではないというふうに思っております。  それから二つ目の質問でございます。権力的なことをやる場合に、しかし、丁寧な説明もないのではないかというお話について、先ほどずっと議論の中で数字、特に建設費が説明のときと変わった話等があります。今、現在、このプロセスというのは、基本設計が行われて、そして、同時並行で環境影響評価、アセスメントが行われております。アセスメントは、先ほどの行政報告で御説明しましたように、まだ東京都の知事に御意見をいただいて、あのアセスメントはこういう形でやっていこうという、そういう方向づけ、枠組みのアセスメント。その中身についてはこれから行うわけでございます。ということは、この問題はアセスメントの内容の反映、そして、基本設計はあくまでも基本設計でございますので、いろんな諸条件を反映させて、まだまだ変わり得るものですから、その段階で、いろいろ数字が動いていく。その環境影響評価の結果によってはまた変わり得る。その状況で、まだ固定的でないものを市民に対して説明するのはいかがなものかという判断がありますので、この段階ではまだ発表していないということでございます。昨年の説明会、一昨年の説明会においては、とりあえず説明会を開く場合に、一定の数字や枠組みのフレームが必要ですから、それをつくった。その時点で言えることについて申し上げた。  ただ、その後、具体的、現実的に、今、ここまで来た段階では、ある程度の材料が上がってきた。それについて、いろんな条件がある。その場合に、余りにも可変的な条件がある場合については、それはその都度、市民の方々に広報として流すのはいかがなものかという判断があって、それをやっていないということは、ぜひ御理解をいただきたいと思います。  で、建設費123億、そして199億、200億という話がありますが、それはとりあえずその話について、私がゴーサイン出したわけではありませんので、いろんな諸条件を考えて、幾らの設計費にするか、これから基本的な設計の後に実施設計もするわけでございます。その場合には、いろんなプロセスがございます。したがって、その数字がひとり歩きするような数字の段階で、それをそういうふうに出すということは、今のところ、控えているということでございます。確かに議員のおっしゃるように、昨年の説明会以来、部分的には広報、それからいろんな広報誌等でお話をしていますけれども、昨年の説明会に対して、今どうなっているという広報は、足りないことは足りないと思っています。ただ、それについては、今申し上げた事情がありますので、そのための準備期間というふうに考えていただければと思います。  以上です。 145 ◯議長(菅原直志君)  中野昭人議員。 146 ◯16番(中野昭人君)  コストについて、市長、まだひとり歩きさせちゃまずいというふうに言っているけれど、市自身が説明してきたことですよ。正確な費用比較を行うには、基本設計を行うことが必要だと。基本設計は、正確な費用比較できるものとして出されてきているわけですよ。少なくとも、一定のフレームは、最初は提示する必要があったと。一定のフレームが大きく変わっているわけですよ。今、地元、地域住民の皆さん、これが200億近くに膨れ上がっていることについては驚きですよ。倍になっていることについては。首都圏見渡せば、建設費高騰でストップする自治体も生まれているわけですから。もっと税金がこういう形で使われるということについて、よく心を寄せていただきたいと。感覚、研ぎ澄ませていただきたいというふうに思うんです。市長、本当にこういう形で地元住民、市民全体の理解もなく、説明も不十分。違う説明のまま放置して、前に突き進むということは、私は、暴走以外の何物でもないというふうに思います。  3月議会、最後に紹介したいと思いますけれども、これが自民党の方の代表質問に対する答えです。議会と市長部局がいかにあるべきか。なれ合ってはならないんじゃないかという趣旨の質問をされています。これに対して、市長もこういうお話をされています。  再三、私、申し上げているように、市議会と行政は車の両輪となって、一体となって市政を推進するものでございます。しかしながら、両者の関係は、当然なれ合いであってはだめでございます。一定の緊張関係がなければならないと思います。ある意味、市議会は行政の暴走にチェックを入れる。また場合によっては、行政が進めようとしていることに対し、否定をする、批判をする、また修正する、そういう役割が必要であります。そういう役割を持つということによって初めて、二元代表制というものがあるんだというふうに考えております。市長、この思い、この立場、今でもお持ちですか。伺いたいと思います。いかがですか。 147 ◯議長(菅原直志君)  市長。 148 ◯市長(大坪冬彦君)  当然、そのように考えております。 149 ◯議長(菅原直志君)  中野昭人議員。 150 ◯16番(中野昭人君)  市長が、みずからがごみ行政で重ねてきた約束違反、暴走について無感覚、無自覚であるならば、私は、議会が市長のこの求められる役割に応じて、暴走をチェックするときだというふうに思います。委員会での徹底審査と賢明な判断を呼びかけて、質問を終わりたいと思います。 151 ◯議長(菅原直志君)  傍聴人に申し上げます。傍聴人は、議事について可否を表明し、また騒ぎ立てることは禁止されておりますので、静粛に願います。  お諮りいたします。議事の都合により暫時休憩いたしたいと思いますが、これに御異議ありませんか。     〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 152 ◯議長(菅原直志君)  御異議ないものと認めます。よって暫時休憩いたします。                                     午後0時11分 休憩 =============================================                                     午後1時20分 再開 153 ◯議長(菅原直志君)  休憩前に引き続き会議を開きます。有賀精一議員。 154 ◯1番(有賀精一君)  先ほど地元合意の話で、中野議員のほうからも大分質問のほうが深く追及されたと思うんですが、先ほどクリーンセンター長のほうで、要するに地元と膝を突き合わせて、胸襟を開いて話をしているということで、あきる野の施設の見学の話もありました。当然、地元がどういう──自治会がですね、新石自治会が──ことを考えているのかということをしっかりつかんでいらっしゃるかどうか、私自身、非常に不安を覚えるんですけれども、施設を見学した後に感想だとか、そういうものというのは、ちゃんと集約をされたんでしょうか。 155 ◯議長(菅原直志君)  クリーンセンター長。 156 ◯クリーンセンター長(高野賢司君)  集約をされたかどうかという話ですけれども、もともと新石自治会の中のごみ広域対策委員会というところと今、お話をさせていただいているわけですけれども、当初から情報公開で進んでいるその施設を見学したいんだというようなお話がありましたので、その時期をいつにしようかということで、たまたま10月になったということです。それについてどうでした、こうでしたというようなことは、また次回、次の会合があれば、そういうような意見というか、感想とか、出されるのかなというふうには思っております。  以上でございます。 157 ◯議長(菅原直志君)  有賀精一議員。 158 ◯1番(有賀精一君)  この質問をしたことの私の意図は、新石自治会の皆さんがこの施設を見学した際に、要するに、ここでもやっぱり、大分時間をかけて、地元住民の皆さんと話し合いをして、この施設ができているわけですね。私自身も去年ですか、ふじみ衛生組合見学バスツアー、参加させていただいたんですけれども、議会の中でも何度も話されているように、十数年かけているわけです。つまり、こうした迷惑施設について一番大事なのは、市民が行政としっかりと向き合って、市民合意で話を進めていくというプロセスを経ないと、問題は進んでいかないんだと。先ほどもありましたように、地元の合意や理解がないところでこの施設を建設するということは、やっぱり絶対やってはいけないことなんですね。だから、年月をかけてほかの自治体では、こういう取り組みをしているわけです。それがですね、やはり馬場市長が勝手に決めて、もうあとはトップダウンですね。市民が参画していないわけですよ。  市長が事あるごとに諸力融合であるということを強調されますけれども、一番大事なのは、このごみ焼却場の施設建設というのは、住民としっかり話し合いをする。市民と一緒につくるという視点なんですよ。それが今回のこの計画は、はっきり言って、一切ない。しかも、疑問に対しても答えてない。事務監査請求でも、何項目かありますけれども、先ほどの中野議員からの質問についても、明確な答えがやっぱりないというところに、今回の問題の大きな私は欠点があると思います。確かに建設費が高騰するとか、いろんな問題ありますよ。だけど、一番大事なのは、市民がかかわっているか、かかわってないかなんですよ。行政が一方的に進めるから、不信がでかくなるんです。  もっと言わせてもらうと、ごみ処理広域化の問題、市民がどこまで理解しているというのは非常に複雑な問題があるんです、これは。で、一番私は、大きな問題だと思っているのは、不燃、可燃の分別をしていますよね。オレンジの袋に分別しているわけですよ。市民はみんな。だけど、その90%弱は燃やされているわけです。こういう事実一つとっても、行政は市民にちゃんと知らせてないんですよ。そういうことを考えると、今回のこのごみ処理広域化の問題、前のめりになって事務組合つくる。しかも、7月1日ってもう、ここに書いてありますよね。地元の合意がないままに日にちを決めてやるという、この傲慢なやり方、どう考えても、市民感覚からしても、私は許せないことだというふうに思うんです。この辺について、先ほど中野議員のほうから、真っ当な発言をするかと思えば、権力的にならざるを得ない。まあ、揺れている市長の状況はよくわかるんですが、今どう考えているのかということを、ひとつお聞かせ願いたいということと、もう一つは、小金井、国分寺の市民の皆さんたち、どう考えているのかというのをつかんでいらっしゃるんでしょうか。トップの市長がどう思っているかっていうのは、よく顔を合わせていらっしゃいますから、わかると思うんですけれども。  ただ、新聞や何かに載っているのを見ても、きょうこれ、市政図書室のほうから配られたものですけれども、稲葉市長は、日野市民に他市のごみを受け入れることについて根強い反対があることについて、小金井市が自分の地域で処理できないごみを受け入れていただく。市として、与えられた責任を果たし、日野市民の御理解を得るようにしたいという、型通りのあれなんですけれども、私が小金井の市民の皆さんから伺ったところでは、第三者にアンケートをこのごみの問題でとったところ、これは別に人間を選んだんじゃないですよ。無作為。小金井市民。他市というか、日野市でごみの焼却をしていただくことに対して、納得していない市民が相当いますよ。賛成という市民よりも、圧倒的にやっぱり、他市で、日野市にごみを押しつけて燃やすのはいかがなものか。そういうふうに考えている市民もいるわけです。小金井に相当数。国分寺については、私、しっかりつかんでいませんけれども。だから、そういう状況も含めて、行政がしっかりとつかんでいるのか。確かに議会は誰も、反対する議員がいない。小金井や国分寺。これは私、非常に悲しいなと思うんですけれども、そのことについてしっかりと答えていただきたい。この事務組合をつくるということを提案しているわけですから。  以上です。よろしくお願いします。 159 ◯議長(菅原直志君)  質問者に申し上げます。今は質疑の場でして……(「質疑ですよ」と呼ぶ者あり)今は私の発言中なので、まずは聞いていただけますでしょうか。質疑というのは、個人の意見の開陳の場ではありません。ですので、まずはそのことを申し伝えたいと思いますので。そうしないとですね、傍聴席、ぜひ聞いていただければと思います。静かに聞いてください。意見の開陳の場ではなくて、質疑というのは、議員必携の中でも書かれておりますように、その提案されたもの、基本的にはそれに準じた形で質疑していただかなければ、論点が明確になりません。それは残念なことですので……(「なぜ、私のときに、それだけ言うんですか。じゃあ、前の発言とどう違うんですか。午前中にやった質問とどう違うんですか」と呼ぶ者あり)済みません、別に午前中と比較しているわけではありません。その提案した話をされた内容に、そのまま私の判断で議事整理をさせていただいているだけですので、そんなに感情的にならないで、整理をして議論をしていただければと思います。  答弁をお願いいたします。市長。 160 ◯市長(大坪冬彦君)  前段のまず、7月1日を目指してやるやり方の問題ですよね。これは午前中お話ししたとおりでございます。まずこの問題、当然、今ある炉の建て替えの問題をどうするかというところから出発して、その建て替えのあり方について、当初単独を共同化ということになって、その点で、どう地元の方々を中心に合意をとっていくのかというお話でございます。  私どもの進め方は、あくまでも理解をいただきながら進めるということで、今現在も、現在進行形でやっている。で、7月1日、これは先ほど申し上げましたように、もろもろの平成31年度の稼働を目指したスケジュールからして、一部事務組合の設立も逆算して時期をはじき出しておりますので、来年7月1日予定ということでやらざるを得ないのかなと思っております。それについては御理解いただくように努力をしてまいります。  それから小金井、国分寺市民の状況を把握しているのかということ。先ほど議員からもありましたように、私が把握している限りでは、少なくとも両市の議会は、この問題について御理解をいただいております。基本的に両市議会の理解をいただくということは、両市民の理解もいただいているかなと思っております。  ただ、もちろん、いろんな問題に対して、いろんな議論はあります。賛成、反対あろうかと思いますけれども、どこまでそれを私どもが小金井、国分寺の方々に聴取に行くのかというのは難しいところでございまして、市議会を通じて基本的に市議会が全体として御支持いただけるならば、基本的な同意はいただいているものというふうに考えております。  以上です。 161 ◯議長(菅原直志君)  有賀精一議員。 162 ◯1番(有賀精一君)  他市のことを言わせていただきますと、やはり日野で焼却していただくという感じで、人ごと的な受けとめ方が一方では、私は非常に強いんじゃないかというふうに危惧しているわけです。ですから、他市でしっかり説明してないというのは、市民から聞くとわかるんですよ。行政がしっかり説明してないと。議員が確かに了解しているというのは、それはそうなんでしょうね。だけど、説明してないんですよ、やっぱり。市民にしっかりと。日野でも、まだ課題があると言われている。それどころじゃない。もっとそれよりひどい状況だと、私は思います。小金井、国分寺ね。このことについては、質問はここでこれ以上しませんけれども、これについて私は、非常に重大な問題だというふうに受けとめています。  最後にもう一度、市民参画の話で聞きたいんですけれど、浅川清流組合という名前がつけられているわけですけれども、これは誰が一体ネーミングをしたのかということと、名は体をあらわすと言うわけですけれども、清流までつけるというのは、非常に私としては、いかがなものかとは思うんですが、もう一度ですね、市民参画に戻って、この問題について、市民も加える形で、この3市広域化の問題、撤回、いろんな意見ありますけれども、市民をいろいろ加えて、こういう話を進めていくという意思はあるかないか。私は、やっぱり、一部事務組合をつくるということを言われている以上は、形は絶対市民参画ということで進めることにしないと、もう本当に一方的にやるっていうのは、非常に問題が大きいと思います。そのことについて1点だけ。これで質問を終わります。 163 ◯議長(菅原直志君)  市長。 164 ◯市長(大坪冬彦君)  申しわけありません。御質問は、清流組合の名前の由来も御質問していただいているんでしょうか。(「できれば」と呼ぶ者あり)これにつきましては、名称案として、国分寺、日野、小金井3市の環境担当部長に依頼し、名称案を行政内部で募集した形でございます。今のところ、仮称という形でこの名前に決定しております。それが最初の御質問でございます。  それから、市民参画に戻してというお話でございます。今、一部事務組合、今回の議会で規約を議決いただいて、東京都に申請したという事務的な手続があって、予定では来年7月1日にスタートしたいと思っておりますが、当然、この一部事務組合を運営していく上で、処理施設を市民の方々と、その運営の仕方について、建設の仕方についていろいろと議論していきながら進める必要がございますので、当然、そういう意味合いでの市民参画は必要だと思っております。今、主に三つの地元の方々と話し合いを進めておりますけれども、もうその話し合いも、やがてそういうものに結びつけたいという希望を持って今、話し合いを進めているところでございます。そういう意味では、そういう形での市民参画をつくっていきたいなというふうに思っております。  以上です。 165 ◯議長(菅原直志君)  有賀精一議員。 166 ◯1番(有賀精一君)  最後にしたいと思ったんですけれど、要するに一部事務組合をつくった上での話として、市長は市民参画をするということを言っていらっしゃるわけですね。ということで理解してよろしいですか。 167 ◯議長(菅原直志君)  市長。 168 ◯市長(大坪冬彦君)  そういう意味です。今現在の話し合いが、そういう形につながっていくだろうという意味合いでございます。今、新石自治会も含めて、理解いただく努力を続けている。それが、その延長線上に一部事務組合のもとでの、市民と行政側の運営組織につながっていくという形での市民参画を目指しているという意味合いです。 169 ◯議長(菅原直志君)  有賀精一議員。 170 ◯1番(有賀精一君)  ということは、もう一度確認なんですけれども、市民を交えて論議をして、決定していくということではなくて、一部事務組合はつくると。その上で市民が参画する。つまり、広域化について、その線上で市民参画を進めますということなんですね。了解しました。 171 ◯議長(菅原直志君)  ほかに御質疑はありませんか。     〔「なし」と呼ぶ者あり〕 172 ◯議長(菅原直志君)  なければ、質疑を終結いたします。  お諮りいたします。これをもって議案第82号、議案第83号の件は、環境まちづくり委員会に付託いたしたいと思いますが、御異議ありませんか。     〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 173 ◯議長(菅原直志君)  御異議ないものと認め、環境まちづくり委員会に付託いたします。 ============================================= 174 ◯議長(菅原直志君)  これより議案第84号、日野市東部会館の指定管理者の指定、議案第85号、日野市立交流センターの指定管理者の指定(日野市立多摩平交流センター)、議案第86号、日野市立交流センターの指定管理者の指定(日野市立万願寺交流センター)の件を一括議題といたしたいと思いますが、御異議ありませんか。     〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 175 ◯議長(菅原直志君)  御異議ないものと認め、一括議題といたします。  理事者から提案理由及びその趣旨の説明を求めます。市長。     〔市長 登壇〕 176 ◯市長(大坪冬彦君)  議案第84号、日野市東部会館の指定管理者の指定についての提案理由を申し上げます。  本議案は、地方自治法第244条の2第3項の規定により、日野市東部会館の指定管理者に株式会社日野市企業公社を指定するものであります。  指定管理者の指定期間は、平成27年4月1日から平成30年3月31日までとするものであります。  次に、議案第85号、日野市立交流センターの指定管理者の指定について(日野市立多摩平交流センター)の提案理由を申し上げます。  本議案は、地方自治法第244条の2第3項の規定により、日野市立多摩平交流センターの指定管理者に特定非営利活動法人市民サポートセンター日野を指定するものであります。  指定管理者の指定期間は、平成27年4月1日から平成30年3月31日までとするものであります。  次に、議案第86号、日野市立交流センターの指定管理者の指定について(日野市立万願寺交流センター)の提案理由を申し上げます。  本議案は、地方自治法第244条の2第3項の規定により、日野市立万願寺交流センターの指定管理者に特定非営利活動法人日野子育てパートナーの会を指定するものであります。  指定管理者の指定期間は、平成27年4月1日から平成30年3月31日までとするものであります。  以上、3議案につきまして、よろしく御審議のほどお願い申し上げます。 177 ◯議長(菅原直志君)  これより質疑に入ります。     〔「なし」と呼ぶ者あり〕 178 ◯議長(菅原直志君)  なければ、質疑を終結いたします。  お諮りいたします。これをもって議案第84号、議案第85号、議案第86号の件は、企画総務委員会に付託いたしたいと思いますが、御異議ありませんか。     〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 179 ◯議長(菅原直志君)  御異議ないものと認め、企画総務委員会に付託いたします。 ============================================= 180 ◯議長(菅原直志君)  これより議案第87号、日野市市民会館の指定管理者の指定の件を議題といたします。
     理事者から提案理由及びその趣旨の説明を求めます。市長。     〔市長 登壇〕 181 ◯市長(大坪冬彦君)  議案第87号、日野市市民会館の指定管理者の指定についての提案理由を申し上げます。  本議案は、地方自治法第244条の2第3項の規定により、日野市民会館及び七生公会堂の指定管理者に株式会社日野市企業公社を指定するものであります。  指定管理者の指定期間は、平成27年4月1日から平成30年3月31日までとするものであります。  よろしく御審議のほどお願い申し上げます。 182 ◯議長(菅原直志君)  これより質疑に入ります。     〔「なし」と呼ぶ者あり〕 183 ◯議長(菅原直志君)  なければ、質疑を終結いたします。  お諮りいたします。これをもって議案第87号の件は、環境まちづくり委員会に付託いたしたいと思いますが、御異議ありませんか。     〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 184 ◯議長(菅原直志君)  御異議ないものと認め、環境まちづくり委員会に付託いたします。 ============================================= 185 ◯議長(菅原直志君)  これより議案第88号、日野市立福祉センターの指定管理者の指定(日野市立七生福祉センター)、議案第89号、日野市立児童館の指定管理者の指定(日野市立たまだいら児童館ふれっしゅ)、議案第90号、日野市立児童館の指定管理者の指定(日野市立みなみだいら児童館ぷらねっと)の件を一括議題といたしたいと思いますが、御異議ありませんか。     〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 186 ◯議長(菅原直志君)  御異議ないものと認め、一括議題といたします。  理事者から提案理由及びその趣旨の説明を求めます。市長。     〔市長 登壇〕 187 ◯市長(大坪冬彦君)  議案第88号、日野市立福祉センターの指定管理者の指定について(日野市立七生福祉センター)の提案理由を申し上げます。  本議案は、地方自治法第244条の2第3項の規定により、日野市立七生福祉センターの指定管理者に株式会社日野市企業公社を指定するものであります。  指定管理者の指定期間は、平成27年4月1日から平成30年3月31日までとするものであります。  次に、議案第89号、日野市立児童館の指定管理者の指定について(日野市立たまだいら児童館ふれっしゅ)の提案理由を申し上げます。  本議案は、地方自治法第244条の2第3項の規定により、日野市立たまだいら児童館ふれっしゅの指定管理者に社会福祉法人雲柱社を指定するものであります。  指定管理者の指定期間は、平成27年4月1日から平成32年3月31日までとするものであります。  次に、議案第90号、日野市立児童館の指定管理者の指定について(日野市立みなみだいら児童館ぷらねっと)の提案理由を申し上げます。  本議案は、地方自治法第244条の2第3項の規定により、日野市立みなみだいら児童館ぷらねっとの指定管理者に公益財団法人社会教育協会日野社会教育センターを指定するものであります。  指定管理者の指定期間は、平成27年4月1日から平成32年3月31日までとするものであります。  以上、3議案につきまして、よろしく御審議のほどお願い申し上げます。 188 ◯議長(菅原直志君)  これより質疑に入ります。     〔「なし」と呼ぶ者あり〕 189 ◯議長(菅原直志君)  なければ、質疑を終結いたします。  お諮りいたします。これをもって議案第88号、議案第89号、議案第90号の件は、民生文教委員会に付託いたしたいと思いますが、御異議ありませんか。     〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 190 ◯議長(菅原直志君)  御異議ないものと認め、民生文教委員会に付託いたします。 ============================================= 191 ◯議長(菅原直志君)  これより議案第91号、日野市教育委員会委員の任命の件を議題といたします。  理事者から提案理由の説明を求めます。市長。     〔市長 登壇〕 192 ◯市長(大坪冬彦君)  議案第91号、日野市教育委員会委員の任命についての提案理由を申し上げます。  本議案は、日野市教育委員会の委員に西田敦子氏を任命したいので、地方教育行政の組織及び運営に関する法律第4条第1項の規定により、議会の同意を求めるものであります。  よろしく御承認のほどお願い申し上げます。 193 ◯議長(菅原直志君)  これより質疑に入ります。     〔「なし」と呼ぶ者あり〕 194 ◯議長(菅原直志君)  なければ、質疑を終結いたします。  本件について御意見があれば承ります。     〔「なし」と呼ぶ者あり〕 195 ◯議長(菅原直志君)  なければ、意見を終結いたします。  これより本件について採決いたします。本件は、これに同意することに御異議ありませんか。     〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 196 ◯議長(菅原直志君)  御異議ないものと認めます。よって議案第91号の件は、同意することに決しました。 ============================================= 197 ◯議長(菅原直志君)  これより報告第13号、平成25年度環境の保全等に関する年次報告の件を議題といたします。  理事者から提案理由の説明を求めます。市長。     〔市長 登壇〕 198 ◯市長(大坪冬彦君)  報告第13号、平成25年度環境の保全等に関する年次報告について申し上げます。  本報告は、日野市環境基本条例第18条の規定により、日野市環境審議会の意見をつけて、平成25年度環境の保全等に関する年次報告をするものであります。  詳細につきましては担当部長より説明いたさせますので、よろしくお願い申し上げます。 199 ◯議長(菅原直志君)  担当部長から詳細説明を求めます。環境共生部長。 200 ◯環境共生部長(中島政和君)  報告第13号、日野市環境基本条例第18条に基づく、平成25年度環境の保全等に関する年次報告、環境白書について御説明いたします。  恐れ入りますが、環境白書の説明に入ります前に、議案書2ページ、日野市環境審議会の意見についてをごらんください。  去る10月7日に開催いたしました日野市環境審議会において、雨水の地下浸透について御意見をいただきました。いただいた御意見は、市内の湧水量及び河川水量の確保につながる施策として、今後の環境行政に生かしてまいります。  続きまして、平成25年度年次報告の内容について御説明いたします。  恐れ入りますが、お手元の環境白書の表紙をおめくりいただき、巻頭の「はじめに」をごらんください。環境白書は、大坪市長の「はじめに」の後段で語られているとおり、日野市という身近な環境を見詰めながら、私たち一人ひとりの暮らしのありようが環境に与える影響の重さを知り、個々の認識を日野市民から地球市民へと高め、一人ひとりが環境負荷の低減に向け、行動していく市民となることを願い、そのきっかけとなるよう、毎年市が実施した環境保全等に係る事業の概要について報告しているものでございます。  恐れ入りますが、アラビア数字の1ページをごらんください。平成25年度の環境への取り組みの中から三つのトピックスを御紹介いたします。  (1)日野市市制施行50周年・多摩動物公園開園55周年記念日野市環境フェアの開催につきましては、平成20年度から市民団体、事業者、その他機関団体との皆様との実行委員会を組織し、CO2削減に向け、協働してこれまで取り組んでまいりました。今回は、日野市市制施行50周年・多摩動物公園開園55周年記念事業として、多摩動物公園を会場に共催事業として開催いたしました。当日は天候にも恵まれ、多くの御来場者の中、平成25年度に実施した緑のカーテン事業において、模範的に取り組まれた方々を表彰するとともに、旭が丘小学校児童による取り組みの紹介や、エコクマ・エコアラによる環境啓発ショー、動物園ならではの飼育員によるスペシャルトークや園内ツアーなどを通して、生物多様性や身近な行動の積み重ねが地球環境とどのようにかかわっているのかを考えるよい機会となりました。今後も引き続き、省エネ・省資源活動を展開し、一人ひとりの暮らしの積み重ねの中から、地球温暖化防止に取り組んでまいります。改めて皆様方の御支援、御協力をお願いいたします。  続きまして、3ページをごらんください。  (2)水辺のある風景日野50選についてでございます。平成25年1月、日野市の50年後を見据えた日野ビジョンが策定・公表され、この中で水都・日野構想が描かれました。平成25年度は、構想を実現化する第一歩として、水辺のある風景日野50選選定事業を実施し、その成果として、水辺のある風景日野50選の冊子を作成いたしました。今後、この水辺のある風景日野50選を生かしたまちづくりに向け、取り組んでまいります。  続きまして、4ページをごらんください。  (3)街路樹キーパー制度導入についてでございます。この制度は、日野市が管理している街路樹等の守り手として、剪定等の維持管理や緑化活動を、ボランティア精神あふれる市民の皆様に、無理のない範囲で担っていただく制度でございます。おかげさまで平成26年11月1日現在、個人を含む30団体、107人の方々の御協力をいただき、まちのそこここの街路樹や植樹ますなどの維持管理を通じて、身近な環境美化に御尽力いただいております。この場をおかりしまして、改めて感謝を申し上げます。  次に、11ページから51ページでは、環境基本計画における望ましい環境像を実現する五つの分野であります。みどり、水、ごみ、地球温暖化、生活環境についての環境の状況と市の取り組み状況について評価をし、分野ごとに市民コメントを添えてまとめております。おおむね順調に推移しているという評価をしておりますが、なかなかに厳しい現状のテーマもございます。今後も、環境基本計画の基本方針にのっとり、広範な市民の皆様と協働して、よりよい環境の保全に努めてまいります。  次に、52ページから100ページでは、環境への取り組み状況として、市内における市民、行政、事業者、学校等のさまざまな主体による環境への取り組みを紹介させていただいております。  次に、101ページから108ページでは、環境関連の決算額、環境マネジメントシステムを初めとする行政の環境配慮の状況、環境基本計画の推進体制について紹介しております。  最後に、平成24年度環境白書に対する審議会からの意見及び指摘事項を参考として掲載しております。  以上、平成25年度環境の保全等に関する年次報告、環境白書の説明とさせていただきます。よろしく御審議のほどお願い申し上げます。 201 ◯議長(菅原直志君)  これより質疑に入ります。     〔「なし」と呼ぶ者あり〕 202 ◯議長(菅原直志君)  なければ、これをもって報告第13号の件を終わります。 ============================================= 203 ◯議長(菅原直志君)  本日の日程は全て終わりました。  次回本会議は12月2日、火曜日、午前10時より開議いたします。時間厳守で御参集願います。  本日はこれにて散会いたします。                                     午後1時52分 散会 Copyright © Hino City, All rights reserved. ↑ ページの先頭へ...