小金井市議会 2020-06-23
令和2年第2回定例会(第8号) 本文 開催日: 2020-06-23
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◯議長(五十嵐京子議員) おはようございます。ただいまから本日の会議を開きます。
日程第1、2請願第1号、小金井市議会の議員定数の削減を求める請願書から、日程第29、2陳情第36号、市庁舎等建設の実施設計については1年程度凍結し新型コロナウイルス問題に対して行政と議会が全力を傾注することを求める陳情書までの29件を一括して議題といたします。
ここで、コロナ対策のために、半数の皆さんのご退席をよろしくお願いいたします。
以上29件について、各委員長の報告を求めます。
議会運営委員長の報告を求めます。
(12番小林正樹議員登壇)
2 ◯12番(小林正樹議員)
議会運営委員会委員長報告を行います。
議会運営委員会は、令和2年6月10日及び19日に開催し、請願1件、陳情5件、調査1件の計7件を審査いたしましたので、その審査の概要と結果につきましてご報告申し上げます。
なお、2陳情第37号、市議会の視察にかかる旅費を全額補正減して、
新型コロナウイルス対策費用に充当することを求める陳情書及び2陳情第40号、(仮称)「
新型コロナウイルス感染症対策等調査特別委員会」を設置し感染対策と市民や事業者の支援充実を図ることを求める陳情書の以上2件につきましては、引き続き審査する必要があると認め、継続審査と決定しております。
また、議会改革に関する諸問題の調査につきましては、引き続き調査する必要があると認め、継続調査と決定しております。
2請願第1号、小金井市議会の議員定数の削減を求める請願書。本件につきましては、令和2年6月9日の本会議において当委員会に付託され、6月10日及び19日の計2回にわたり審査を行いました。なお、6月19日の委員会では、委員外議員から発言申出があり、採決の結果、発言を認めることと決定いたしました。6月19日の委員会では、質疑を終了し、起立採決の結果、起立少数により、不採択すべきものと決定いたしました。
2陳情第19号、議会動画配信用のカメラが現在位置に設置されていることに対しなぜそのように決定したのかの説明を議会に求める陳情書。本件につきましては、令和2年6月9日の本会議において当委員会に付託され、6月10日の委員会で審査を行いました。同日の委員会では、質疑を終了し、採決の結果、採択すべきものと決定いたしました。
2陳情第21号、ICTを有効に用いた
未来型議会運営改善を目指すことを求める陳情書。本件につきましては、令和2年6月9日の本会議において当委員会に付託され、6月10日及び19日の計2回にわたり審査を行いました。6月19日の委員会では、特段の質疑もなく、採決の結果、趣旨採択すべきものと決定いたしました。
2陳情第39号、請願書や陳情書の「郵送」「オンライン」提出を可能とすることを求める陳情書。本件につきましては、令和2年6月9日の本会議において当委員会に付託され、6月10日の委員会で審査を行いました。同日の委員会では、質疑を終了し、起立採決の結果、起立なしにより、不採択すべきものと決定いたしました。
以上で、議会運営委員会の報告を終了いたします。
3 ◯議長(五十嵐京子議員) 議会運営委員長の報告に対する質疑を行います。
(「なし」と呼ぶ者あり)
4 ◯議長(五十嵐京子議員) 質疑を終了することにご異議ありませんか。
(「異議なし」と呼ぶ者あり)
5 ◯議長(五十嵐京子議員) ご異議なしと認め、質疑を終了し、議会運営委員長の報告を終了いたします。
─────── ◇ ───────
6 ◯議長(五十嵐京子議員) 次に、厚生文教委員長の報告を求めます。
(19番紀 由紀子議員登壇)
7 ◯19番(紀 由紀子議員)
厚生文教委員会委員長報告を行います。
厚生文教委員会は、令和2年6月11日及び19日の計2回にわたり開催し、議案2件、議員案1件、陳情9件、所管事務調査3件の計15件を審査いたしましたので、その審査の概要と結果につきましてご報告申し上げます。
なお、2陳情第42号、
リサイクル事業所廃止に対する高齢者就業支援の立場にある福祉保健部の見解と廃止推進派との調整の内容の開陳を求める陳情書及び2陳情第43号、
リサイクル事業所廃止に対し
現職職員兼務シルバー特別会員理事の果たした役割について福祉保健部の見解を求める陳情書の以上2件につきましては、引き続き審査する必要があると認め、継続審査と決定しております。
また、所管事務調査(小金井市保健福祉総合計画に関する諸問題の調査)、所管事務調査(子ども施策に関する諸問題の調査)及び所管事務調査(社会教育施策に関する諸問題の調査)の以上3件につきましては、引き続き調査する必要があると認め、継続調査と決定しております。
また、平成30年12月20日の本会議において当委員会に付託されておりました議員案第69号、小金井市子どもの権利に関する条例の一部を改正する条例につきましては、令和2年6月18日に提案議員から撤回願が提出され、6月19日の本会議において撤回が承認されましたので、ご報告いたします。
議案第47号、小金井市
放課後児童健全育成事業の設備及び運営に関する基準を定める条例の一部を改正する条例。本件につきましては、令和2年6月2日の本会議において当委員会に付託され、6月11日の委員会で審査を行いました。同日の委員会では、質疑を終了し、採決の結果、原案のとおり可決すべきものと決定いたしました。
議案第48号、小金井市学童保育所条例の一部を改正する条例。本件につきましては、令和2年6月2日の本会議において当委員会に付託され、6月11日の委員会で審査を行いました。同日の委員会では、質疑を終了し、採決の結果、原案のとおり可決すべきものと決定いたしました。
元陳情第36号、(仮称)
スポーツ振興審議会の設置を求める陳情書。本件につきましては、令和元年9月10日の本会議において当委員会に付託され、9月12日、10月10日、11月13日、令和2年1月14日、3月11日、5月21日及び6月11日の計7回にわたり審査を行いました。6月11日の委員会では、質疑を終了し、起立採決の結果、起立少数により、不採択すべきものと決定いたしました。
元陳情第38号、(公財)小金井市体育協会理事による不正受給金返還の確認を求める陳情書。本件につきましては、令和元年9月10日の本会議において当委員会に付託され、9月12日、10月10日、11月13日、令和2年1月14日、3月11日、5月21日及び6月11日の計7回にわたり審査を行いました。6月11日の委員会では質疑を終了し、起立採決の結果、起立少数により、不採択すべきものと決定いたしました。
元陳情第39号、福祉的視点から、母子・父子自立支援員(兼婦人相談員)体制の充実と、非常勤化体制の検証を求める陳情書。本件につきましては、令和元年9月10日の本会議において当委員会に付託され、9月12日、10月10日、11月13日、令和2年1月14日、3月11日、5月21日及び6月11日の計7回にわたり審査を行いました。なお、9月12日の委員会では、陳情者からの発言の申出がありましたので、審査に先立ち、委員会協議会を開催し、発言していただきました。6月11日の委員会では、特段の質疑もなく、採決の結果、趣旨採択の上、市長に送付すべきものと決定いたしました。
2陳情第18号、厳しいコロナ禍にさらされている市民に対し生活支援金、一人当たり2万円を配布することを求める陳情書。本件につきましては、令和2年6月9日の本会議において当委員会に付託され、6月11日及び19日の計2回にわたり審査を行いました。19日の委員会では、特段の質疑もなく、採決の結果、趣旨採択の上、市長に送付すべきものと決定いたしました。
2陳情第41号、国に対しCOVID-19対策としての学生・高等教育機関への支援と高等教育無償化の計画を求める意見書の提出を求める陳情書。本件につきましては、令和2年6月9日の本会議において当委員会に付託され、6月11日及び19日の計2回にわたり審査を行いました。なお、11日の委員会では、陳情者からの発言の申出がありましたので、審査に先立ち、委員会協議会を開催し、発言していただきました。19日の委員会では、特段の質疑もなく、起立採決の結果、起立多数により、採択の上、関係機関に意見書を送付すべきものと決定いたしました。
2陳情第44号、
新型コロナウイルス禍の下、国民健康保険の負担軽減と制度の改善を求める陳情書。本件につきましては、令和2年6月9日の本会議において当委員会に付託され、6月11日及び19日の計2回にわたり審査を行いました。19日の委員会では、特段の質疑もなく、起立採決の結果、起立少数により、不採択すべきものと決定いたしました。
2陳情第45号、
新型コロナウイルス感染症の感染防止策について、国等に更なる改善を求める陳情書。本件につきましては、令和2年6月9日の本会議において当委員会に付託され、6月11日及び19日の計2回にわたり審査を行いました。19日の委員会では、特段の質疑もなく、起立採決の結果、起立多数により、採択の上、関係機関に意見書を送付すべきものと決定いたしました。
以上で、厚生文教委員会の報告を終了いたします。
8 ◯議長(五十嵐京子議員) 厚生文教委員長の報告に対する質疑を行います。
(「なし」と呼ぶ者あり)
9 ◯議長(五十嵐京子議員) 質疑を終了することにご異議ありませんか。
(「異議なし」と呼ぶ者あり)
10 ◯議長(五十嵐京子議員) ご異議なしと認め、質疑を終了し、厚生文教委員長の報告を終了いたします。
─────── ◇ ───────
11 ◯議長(五十嵐京子議員) 次に、総務企画委員長の報告を求めます。
(2番村山ひでき議員登壇)
12 ◯2番(村山ひでき議員)
総務企画委員会委員長報告を行います。
総務企画委員会は、令和2年6月15日及び19日の計2回にわたり開催し、議案1件、陳情17件、所管事務調査2件の計20件を審査いたしましたので、その審査の概要と結果につきましてご報告を申し上げます。
なお、元陳情第24号、公文書管理条例の制定を求める陳情書、元陳情第41号、東小金井駅
北口まちづくり事業用地の活用に向けて整備基金の創設を求める陳情書、元陳情第45号、平成29年市議会議員選挙で、立候補者が市の指定管理である施設の名簿を選挙活用した事が法令に照らし適正だったかの検証陳情書、元陳情第46号、都選管の収支報告書に記載されている寄附の事実解明を求める訴え陳情書、2陳情第6号、元市議候補による個人情報盗用など一連の疑惑について地方自治法100条に基づく調査を求める陳情書、2陳情第14号、小金井あんず園への委託事業継続の是非に関し、小金井市議会に厳正調査を求める陳情書、2陳情第15号、審査請求手続において審理員意見書が主要な記載事項において虚偽の事実を記載した行為に対し小金井市長の監督責任を問う陳情書及び2陳情第32号、行財政改革を推進するために財政援助団体における天下りの実態を解明することを求める陳情書の以上8件につきましては、引き続き審査する必要があると認め、継続審査と決定しております。
また、所管事務調査(小金井市
公共施設等総合管理計画の進捗状況と方針についての諸問題の調査)及び所管事務調査(地域防災、減災及び被災者支援についての諸問題の調査)の以上2件につきましては、引き続き調査する必要があると認め、継続調査と決定しております。
議案第46号、小金井市市税条例の一部を改正する条例。本件につきましては、令和2年6月2日の本会議において当委員会に付託され、6月15日の委員会で審査を行いました。同日の委員会では質疑を終了し、起立採決の結果、起立多数により、原案のとおり可決すべきものと決定いたしました。
元陳情第26号、自動車等の「武蔵野ナンバー」及び「デザインナンバー」導入に向けた検討を求める陳情書。本件につきましては、令和元年6月24日の本会議において当委員会に付託され、8月5日、11月18日、令和2年2月3日、6月15日及び19日の計5回にわたり審査を行いました。6月19日の委員会では特段の質疑もなく、起立採決の結果、起立少数により、不採択すべきものと決定いたしました。
元陳情第34号、財務会計ルールの全庁的な見直しと不祥事等非違行為があった際の危機管理の在り方の改善を求める陳情書。本件につきましては、令和元年9月10日の本会議において当委員会に付託され、9月17日、24日、11月18日、27日、令和2年2月3日及び6月15日の計6回にわたり審査を行いました。6月15日の委員会では、質疑を終了し、採決の結果、採択の上、市長に送付すべきものと決定いたしました。
2陳情第1号、市民の生活を守るための≪新たな条例≫についての陳情書。本件につきましては、令和2年3月10日の本会議において当委員会に付託され、3月12日、6月15日及び19日の計3回にわたり審査を行いました。6月19日の委員会では、特段の質疑もなく、採決の結果、趣旨採択の上、市長に送付すべきものと決定いたしました。
2陳情第2号、「小金井市第6次
男女共同参画行動計画」に、多様な性を尊重する市の姿勢と、具体的な施策を明記することを求める陳情書。本件につきましては、令和2年3月10日の本会議において当委員会に付託され、3月12日及び6月15日の計2回にわたり審査を行いました。なお、3月12日の委員会では、陳情者からの発言の申出がありましたので、審査に先立ち、委員会協議会を開催し、発言していただきました。6月15日の委員会では、質疑を終了し、採決の結果、採択の上、市長に送付すべきものと決定いたしました。
2陳情第8号、庁舎建物内及び敷地内の全面禁煙を求める陳情書。本件につきましては、令和2年3月10日の本会議において当委員会に付託され、3月12日、6月15日及び19日の計3回にわたり審査を行いました。6月19日の委員会では、特段の質疑もなく、起立採決の結果、起立多数により、採択の上、市長に送付すべきものと決定いたしました。
2陳情第16号、部課長手当を市民や議会に知らせずに大幅に引き上げたことに抗議し、すみやかな是正を求める陳情書。本件につきましては、令和2年3月24日の本会議において当委員会に付託され、6月15日の委員会で審査を行いました。同日の委員会では、質疑を終了し、起立採決の結果、起立多数により、採択の上、市長に送付すべきものと決定いたしました。
2陳情第28号、コロナ禍で苦境のアーティスト支援を求める陳情書。本件につきましては、令和2年6月9日の本会議において当委員会に付託され、6月15日及び19日の計2回にわたり審査を行いました。なお、6月15日の委員会では、陳情者からの発言の申出がありましたので、審査に先立ち、委員会協議会を開催し、発言していただきました。6月19日の委員会では、特段の質疑もなく、採決の結果、本件は、「陳情項目のうち、項目2と項目3が特に重要であり、市に対し、アーティストの活動に対する継続的な支援策を早急にとられることを求める」との意見をつけて、採択の上、市長に送付すべきものと決定いたしました。
2陳情第35号、市職員のボーナス引き上げによる、2019年度及び2020年度の影響額を市民に明らかにすることを求める陳情書。本件につきましては、令和2年6月9日の本会議において当委員会に付託され、6月15日の委員会で審査を行いました。同日の委員会では、質疑を終了し、採決の結果、採択の上、市長に送付すべきものと決定いたしました。
2陳情第38
号、事業継続支援給付金につき他市でも例のある「飲食店等加算」「売上減少段階区分による加算」等を追加実施することを求める陳情書。本件につきましては、令和2年6月9日の本会議において当委員会に付託され、6月15日及び19日の計2回にわたり審査を行いました。6月19日の委員会では、特段の質疑もなく、採決の結果、本件は、「既に様々な支援策が講じられているところではあるが、飲食店に限定することなく、これまで対象となっていない事業者への支援を検討されることを求める」との意見をつけて、採択の上、市長に送付すべきものと決定いたしました。
以上で、総務企画委員会の報告を終了いたします。
13 ◯議長(五十嵐京子議員) 総務企画委員長の報告に対する質疑を行います。
(「なし」と呼ぶ者あり)
14 ◯議長(五十嵐京子議員) 質疑を終了することにご異議ありませんか。
(「異議なし」と呼ぶ者あり)
15 ◯議長(五十嵐京子議員) ご異議なしと認め、質疑を終了し、総務企画委員長の報告を終了いたします。
─────── ◇ ───────
16 ◯議長(五十嵐京子議員) 次に、予算特別委員長の報告を求めます。
(10番湯沢綾子議員登壇)
17 ◯10番(湯沢綾子議員)
予算特別委員会委員長報告を行います。
予算特別委員会は、令和2年6月16日及び19日の計2回にわたり開催し、議案2件を審査いたしましたので、その審査の概要と結果につきましてご報告申し上げます。
議案第29号、令和2年度小金井市
一般会計補正予算(第3回)。本件につきましては、令和2年6月2日の本会議において当委員会に付託され、6月16日及び19日の計2回にわたり、歳入、歳出、総括の順で審査を行いました。16日の委員会では、質疑を終了し、19日の委員会では、採決の結果、原案のとおり可決すべきものと決定いたしました。
議案第50号、令和2年度小金井市
一般会計補正予算(第4回)。本件につきましては、令和2年6月19日の本会議において当委員会に付託され、同日の委員会で審査を行いました。同日の委員会では、歳入、歳出、総括の順で審査を行い、質疑を終了し、採決の結果、原案のとおり可決すべきものと決定いたしました。
以上で、予算特別委員会の報告を終了いたします。
18 ◯議長(五十嵐京子議員) 予算特別委員長の報告に対する質疑を行います。
(「なし」と呼ぶ者あり)
19 ◯議長(五十嵐京子議員) 質疑を終了することにご異議ありませんか。
(「異議なし」と呼ぶ者あり)
20 ◯議長(五十嵐京子議員) ご異議なしと認め、質疑を終了し、予算特別委員長の報告を終了いたします。
─────── ◇ ───────
21 ◯議長(五十嵐京子議員) 次に、庁舎及び
福祉会館建設等調査特別委員長の報告を求めます。
(6番白井 亨議員登壇)
22 ◯6番(白井 亨議員) 庁舎及び
福祉会館建設等調査特別委員会委員長報告を行います。
庁舎及び
福祉会館建設等調査特別委員会は、令和2年6月17日に開催し、陳情4件、調査1件の計5件を審査いたしましたので、その審査の概要と結果につきましてご報告申し上げます。
なお、庁舎及び福祉会館建設等に係る諸問題の調査につきましては、引き続き調査する必要があると認め、継続調査すべきものと決定しております。
2陳情第17号、契約金額約130億円で購入した蛇の目跡地に全市民が活用できる施設群建設を求める陳情書。本件につきましては、令和2年3月24日の本会議において当委員会に付託され、5月14日及び6月17日の計2回にわたり審査を行いました。6月17日の委員会では、質疑を終了し、起立採決の結果、起立なしにより、不採択すべきものと決定いたしました。
2陳情第22号、可燃ごみ処理で50億もの損害を市民に与えた小金井市は自ら自重し既成概念的庁舎建設を止め低額庁舎更新案の策定を求める陳情書。本件につきましては、令和2年6月9日の本会議において当委員会に付託され、6月17日の委員会で審査を行いました。同日の委員会では、質疑を終了し、起立採決の結果、起立なしにより、不採択すべきものと決定いたしました。
2陳情第30号、3密不可避な集合・複合型庁舎建設案はパンデミック時代における安全軽視の愚案であるとし新庁舎計画の即時停止を求める陳情書。本件につきましては、令和2年6月9日の本会議において当委員会に付託され、6月17日の委員会で審査を行いました。同日の委員会では、質疑を終了し、起立採決の結果、起立なしにより、不採択すべきものと決定いたしました。
2陳情第36号、市庁舎等建設の実施設計については1年程度凍結し新型コロナウイルス問題に対して行政と議会が全力を傾注することを求める陳情書。本件につきましては、令和2年6月9日の本会議において当委員会に付託され、6月17日の委員会で審査を行いました。同日の委員会では、質疑を終了し、起立採決の結果、起立少数により、不採択すべきものと決定いたしました。
以上で、庁舎及び
福祉会館建設等調査特別委員会の報告を終了いたします。
23 ◯議長(五十嵐京子議員) 庁舎及び
福祉会館建設等調査特別委員長の報告に対する質疑を行います。
(「なし」と呼ぶ者あり)
24 ◯議長(五十嵐京子議員) 質疑を終了することにご異議ありませんか。
(「異議なし」と呼ぶ者あり)
25 ◯議長(五十嵐京子議員) ご異議なしと認め、質疑を終了し、庁舎及び
福祉会館建設等調査特別委員長の報告を終了いたします。
お諮りいたします。ご報告いただきました日程第1から日程第29までの29件は、討論・採決を一時保留することにご異議ありませんか。
(「異議なし」と呼ぶ者あり)
26 ◯議長(五十嵐京子議員) ご異議なしと認め、日程第1から日程第29までの29件は、討論・採決を一時保留することと決定いたしました。
─────── ◇ ───────
27 ◯議長(五十嵐京子議員) 日程第30、議案第51号、小金井市総合体育館大規模改修工事(第2期)請負契約についてを議題といたします。
提案理由の説明を求めます。
28 ◯市長(西岡真一郎) おはようございます。議案第51号、小金井市総合体育館大規模改修工事(第2期)請負契約についてをご提案申し上げます。
小金井市総合体育館大規模改修工事(第2期)を施行する必要があるため、本案を提出するものであります。
細部につきましては、担当部長から説明させていただきますので、よろしくご審議の上、ご議決賜りますようお願い申し上げます。
29 ◯総務部長(加藤明彦) それでは、細部についてご説明いたします。
初めに、1、契約の目的でございますが、小金井市総合体育館の大規模改修工事を行うものでございます。
工事の概要でございますが、議案資料1をご覧ください。3、工事概要でございますが、プール設備改修工事、空調設備改修工事、剣道場の床改修工事、2階のトイレ洋式化工事、シャワー改修工事、照明設備改修工事を実施するものでございます。
1枚目の本文にお戻りください。2の契約の方法でございますが、総合評価方式による制限付一般競争入札でございます。
次に、議案資料の2をご覧ください。初めに、上段の参加業者一覧表をご覧ください。参加業者は5者となっております。参加業者名、工事主要実績、資本金等は記載のとおりでございます。
次に、議案資料の2の下段、入札経過調書をご覧ください。価格評価点と技術評価点を合計した総合評価点及び落札結果を記載してございます。
続きまして、1枚目の本文にお戻りください。3の契約金額でございますが、落札金額4億6,009万6,500円に消費税及び地方消費税4,600万9,650円を加えました5億610万6,150円となります。
4、契約の相手方は、ムサシノアロー株式会社、東京都小金井市緑町五丁目21番23号、代表取締役福平恵一でございます。
次に、議案資料の3、契約の相手方の会社概要についてでございますが、こちらは記載のとおりでございますので、後ほどご覧ください。
最後に、1枚目の本文にお戻りいただきまして、5、工期は、契約確定日の翌日から令和3年3月19日まででございます。
説明につきましては以上でございます。よろしくご審議の上、ご議決賜りますようお願い申し上げます。
30 ◯議長(五十嵐京子議員) これより質疑を行います。
31 ◯6番(白井 亨議員) 本会議なので、簡単に2点ほど質問させていただきます。今、ご報告というか説明がありましたように、入札状況でいきますと、参加業者は5者あったんですが、入札辞退は2者であったと。2者が辞退、1者が無効であるということですね。入札された2者の中で、総合評価でいきますと、受注された会社様が圧勝というような状況なんですね。競争原理ということで考えていくと、その仕組み上は一般競争入札でやられているという点においては、そのようになっていると思うんですが、実質的な競争原理というものが本当に働いているかどうか、これについて管財課はどのように考えているのかについて一応確認させてください。
もう1点、今回、総合体育館の大規模改修工事の第2期ということで、もともと内容は決まっていたと思うんですね。そういう準備はされてきたと思うんですが、今回、新型コロナの影響を受けて、例えば感染症対策として、殺菌対応じゃないや、そういう防菌対応の設備であったりだとか、場合によっては、感染しにくい環境整備であったりだとか、この大規模改修の中でそういった工夫というのはどれだけ検討、反映されているのか、これについて一応確認させていただきたいと思います。
32 ◯管財課長(根本礼太) 白井議員から1点目、今回の競争入札に関しまして、競争原理がしっかり働いているのかと、そういった観点からご質問いただきました。まず、入札参加者につきましては、より数が多い方が競争性が確保されているものとして理想とするところではございますが、一方で、一般競争入札は広く公告して、入札参加者を募集するものでございますので、入札参加者が少数であったとしても、他の者が競争に参加する利益を放棄したことにより競争に破れたというような見方もできるというふうに考えてございます。したがいまして、入札参加者が少数の場合であっても、入札に必要な競争性は失われるものではなく、有効であるものと認識してございます。
33 ◯オリンピック・パラリンピック兼スポーツ振興担当課長(内田雄介) 今回の工事に関する新型コロナウイルスへの対策でございますが、議員おっしゃるように、今回の工事はあくまでも平成30年度設計委託で完成した総合体育館の長期修繕計画に基づき、準備をしてきた工事になります。老朽化した箇所を洗い出しまして、総合体育館を今後も利用していくに当たって必要不可欠な工事であると考えております。
ただ、今年の工事においても、空調設備改修工事を行う予定としております。こちらに関しては、経年劣化による性能低下に伴う設備機器の更新であり、新型コロナウイルス対策という観点から予定した工事ではありませんが、新型コロナウイルス対策も考慮の上、指定管理者、それから関係部署とその効果を協議しつつ、検討の結果、必要であれば、運用面、設備面も含めて、時宜にかなうよう適切な対応に努めたいと考えております。
34 ◯6番(白井 亨議員) まず1問目、入札の状況等、競争原理について答弁を頂きました。まず、おっしゃったように、一般競争入札の特性という観点からすると、そもそも公開して募集しているという点ですよね。ただ、結果的に、実際の入札そのものの中での競争というか、できればそういうところももう少し競い合うような形になった方が本当はいいと思うので、ちょっと課題というか、そういうふうな認識ではいていただきたいということだけ申し述べておきます。
2点目の新型コロナ対策ということなんですが、何でも言い出すと切りがないところはございますので、現段階でできる範囲でちょっといろいろ考えていただいて、結局、ハードの部分で対応する部分と、あと、大事なのは運用の部分で対応する部分と分けて考えればいいと思いますので、このハードの部分で、改修工事の中でできることは最大限、業者とも話し合いながら進めていっていただければという意見だけ述べておきます。
35 ◯議長(五十嵐京子議員) 他にございませんか。
36 ◯24番(水上洋志議員) 工事で施設が使えなくなる期間が生まれるのではないかと思うんですが、定期的に利用されている団体への周知や、代替施設などの案内とか含めてどうされるのか、その点、ちょっとご説明いただけますでしょうか。
37 ◯オリンピック・パラリンピック兼スポーツ振興担当課長(内田雄介) 今回の工事によりまして、今、一応予定としては、休館期間として、温水プールが令和2年10月1日から令和3年3月5日、全館休館となるのが令和2年11月1日から令和3年1月31日までを予定しております。この間の代替施設に関しては、申し訳ないんですが、各団体において対応していただきたいと考えております。
なお、この旨は、昨年度中に行っております公共施設の優先予約会議というのが毎年ありますので、その席上でも予告して申し上げております。それから、この旨、6月下旬からホームページで広報させていただこうと思っておりますし、また、8月号の市報にも掲載させていただこうと考えております。一応そういう形で周知は図っていきたいと思っております。
38 ◯議長(五十嵐京子議員) 他にございませんか。
(「なし」と呼ぶ者あり)
39 ◯議長(五十嵐京子議員) 質疑を終了することにご異議ありませんか。
(「異議なし」と呼ぶ者あり)
40 ◯議長(五十嵐京子議員) ご異議なしと認め、質疑を終了いたします。
お諮りいたします。本件は、委員会付託を省略し、討論・採決を一時保留することにご異議ありませんか。
(「異議なし」と呼ぶ者あり)
41 ◯議長(五十嵐京子議員) ご異議なしと認め、本件は委員会付託を省略し、討論・採決を一時保留することと決定いたしました。
─────── ◇ ───────
42 ◯議長(五十嵐京子議員) 日程第31、議案第52号、パススルー冷蔵庫等の買入れについてを議題といたします。
提案理由の説明を求めます。
43 ◯市長(西岡真一郎) 議案第52号、パススルー冷蔵庫等の買入れについてをご提案申し上げます。
パススルー冷蔵庫等を買い入れるため、本案を提出するものであります。
細部につきましては、担当部長から説明させていただきますので、よろしくご審議の上、ご議決賜りますようお願い申し上げます。
44 ◯総務部長(加藤明彦) それでは、初めに契約の目的でございますが、パススルー冷蔵庫等の買入れを行うものでございます。数量等につきましては、別紙の1、パススルー冷蔵庫等概要に記載のとおりでございます。
次に、契約の方法でございますが、1枚目の議案本文の3のとおり、指名競争入札で実施しており、本入札に当たりましては、電子入札により行ってございます。
次に、議案資料1の参加業者一覧表をご覧ください。参加業者は12者となっております。参加業者名、主要実績、資本金等は記載のとおりでございます。
次に、議案資料の2の入札経過調書をご覧ください。入札金額が最も低かった株式会社中西製作所多摩営業所が3,890万円で落札をしてございます。
次に、1枚目の本文にお戻りいただきたいと思います。4の契約金額ですが、落札金額3,890万円に消費税及び地方消費税389万円を加えました4,279万円となります。
5の契約の相手先につきましては、東京都府中市四谷三丁目46番1号、株式会社中西製作所多摩営業所所長、有村浩久でございます。
次に、議案資料の3、契約の相手方の会社概要についてでございますが、こちらは記載のとおりでございますので、ご覧いただきたいと思います。
最後に、1枚目の本文にお戻りください。6、契約期間につきましては、契約確定日から令和2年9月30日まででございます。
説明につきましては以上でございます。よろしくご審議の上、ご議決賜りますようお願い申し上げます。
45 ◯議長(五十嵐京子議員) これより質疑を行います。
(「なし」と呼ぶ者あり)
46 ◯議長(五十嵐京子議員) 質疑を終了することにご異議ありませんか。
(「異議なし」と呼ぶ者あり)
47 ◯議長(五十嵐京子議員) ご異議なしと認め、質疑を終了いたします。
お諮りいたします。本件は、委員会付託を省略し、討論・採決を一時保留することにご異議ありませんか。
(「異議なし」と呼ぶ者あり)
48 ◯議長(五十嵐京子議員) ご異議なしと認め、本件は委員会付託を省略し、討論・採決を一時保留することと決定いたしました。
─────── ◇ ───────
49 ◯議長(五十嵐京子議員) 日程第32、議案第53号、教育用タブレット端末等の買入れについてを議題といたします。
提案理由の説明を求めます。
50 ◯市長(西岡真一郎) 議案第53号、教育用タブレット端末等の買入れについてをご提案申し上げます。
教育用タブレット端末等を買い入れるため、本案を提出するものであります。
細部につきましては、担当部長から説明させていただきますので、よろしくご審議の上、ご議決賜りますようお願い申し上げます。
51 ◯総務部長(加藤明彦) それでは、初めに契約の目的でございますが、教育用タブレット端末等の買入れを行うものでございます。数量等につきましては、別紙の1、教育用タブレット端末等概要に記載のとおりでございます。
次に、契約の方法でございますが、1枚目の議案本文の3のとおり、指名競争入札で実施しており、本入札に当たりましては、電子入札により行ってございます。
次に、議案資料1の参加業者一覧表をご覧ください。参加業者は12者となっております。参加業者名、主要実績、資本金等は記載のとおりでございます。
次に、議案資料2の入札経過調書をご覧ください。入札金額が最も低かったユニアデックス株式会社が3億206万3,480円で落札をしてございます。
次に、1枚目の本文にお戻り願います。4の契約金額ですが、落札金額3億206万3,480円に消費税及び地方消費税3,020万6,348円を加えました3億3,226万9,828円となります。
5の契約の相手方につきましては、東京都江東区豊洲一丁目1番1号、ユニアデックス株式会社代表取締役社長、東常夫でございます。
次に、議案資料3、契約の相手方の会社概要についてでございますが、記載のとおりでございますので、ご覧いただきたいと思います。
最後に、1枚目本文にお戻りください。6、契約期間につきましては、契約確定日から令和2年9月30日まででございます。
説明につきましては以上でございます。よろしくご審議の上、ご議決賜りますようお願い申し上げます。
52 ◯議長(五十嵐京子議員) これより質疑を行います。
53 ◯24番(水上洋志議員) 今回、タブレット端末ということで、クロームブックを購入するということになっていると思うんですが、この間の議会の質疑の中でも、3年間クロームブックを使ってきた実績があるのでクロームブックにしたいという話はあったんですが、今回こういう契約を結ぶに当たって、改めて学校や教員からの、要するに、クロームブックを購入するんだということについて、何か意見を聞いたりとか、そういうことをやった経過があるのかどうか、それをちょっと確認しておきたいと思うんですが、いかがでしょうか。
あともう一つは、入札の経過調書なんですが、結局、2者の応札で1者選ばれたということになっているんですけど、さっき2者でも競争原理が働いているという説明だったんですけど、議案第52号の方も指名競争入札で、ほかが辞退、また不参加という形になって、2者による応札で1者が選ばれるという形になっているんですけど、競争性は働いているという見解だとは思うんですが、こういう状況になっていることの課題みたいなことについて何か考えることがあるのかないのか。辞退の状況とか、そういう状況もある程度把握されているとは思うんですけれども、例えば金額が適正なのかどうかということももう一回考え直す必要があるんじゃないかなと思うんですが、そういう点について、見解があったら伺いたいと思うんですが、いかがでしょうか。
54 ◯学務課長(河田京子) 1点目のご質問で、クロームブックの導入に関して、現場の意見、学校の意見を聞いて決めたのかどうかということですが、数年前よりクロームブックの方を導入しておりまして、こちらの方は、教員が使用したり、研修をしたりしているところでございますので、こちらを引き続き使っていくということで、教育委員会の方針として、特段、校長会等に諮って、反対意見とかというのはございませんでしたので、こちらの方で進めさせていただいたという状況でございます。
55 ◯総務部長(加藤明彦) 2問目ですけれども、指名業者の12者については、実績等を勘案して選定をいたしているところでございますが、議員ご案内のように、結果として2者の参加となったということになっております。
議員のおっしゃるように、競争原理は働いているという認識はございます。こちらも持ってございますが、辞退の理由ですけれども、今回につきましては、取扱いがたまたまなかったというようなことや、また、仕様書の要件を満たせない、そういったような理由があったと伺っております。ですので、そのような状況下から、課題という意味では様々なことがあるだろうとは思うんですが、一応今回のところについては、辞退の理由も一定把握した上で入札がされているというような形で、こちらは認識しているというところでございます。
56 ◯24番(水上洋志議員) まずクロームブックなんですけれども、校長会の意見は聞かれたということだったんですが、国の方針も大きく急に変わったということもあったとは思うんですけど、クロームブック導入については、ぜひ私は、教員の現場の意見をもう少しきちんと把握すべきだったのではないかなということは意見として申し上げておきたいと思います。
57 ◯12番(小林正樹議員) 不用額が1,900万円ということで、応札したのが2者ということで、かなり辞退、不参加も多くて、厳しい業界というところで、水上議員のご質問にも関係すると思うんですが、この額で出せるところというのはかなり限られてくるのかなというような業界の体系になっているのかなと思うんですけれども、これだけ結構大きな差が出たというのは、仕様に違いはないと思うんですが、保証とか何か違いがあるんですか。それとも、同じものだけれども、やっぱりこういうことに流通の関係でなっているということなのか、一応感想だけお伺いしておきたいと思います。安くなっている分にはうれしいことですので。
あと、今後のスケジュールとして、一応契約としては9月30日までに納入というような形になっていますが、実際にこちらの会社が落札されたということで、どういうスケジュールで入ってきて、生徒が使えるまでにはどういう作業があって、いつぐらいから使う予定になっているのかというのが一つ。
あと、もし第2波、第3波となったときに、ご自宅で利用していただくということにもなった場合に、生徒の免責みたいなのはどのようにお考えなのか。以前、この機械は、何か保証をかけるよりも買い換えた方が安いんだというような話もあって、そういう扱いの機材だと思うんですが、実際にご自宅で使うようになった場合はどう考えているのか、その点だけ教えてください。
58 ◯学務課長(河田京子) 1点目の入札の状況でございますが、同じ仕様書の中でやっているもので、ここで一定の競争原理が働いたのではないかと思っております。当初予算で、各校40台分を措置させていただきまして、それから、この間の補正予算で、追加分ということで予算をご議決いただきました。実際の予算金額と契約金額を比べますと、契約差金が650万円ほど出ておりますので、全体の金額から比べれば、こちらの方で事前にいろいろ見積りをした予算というのは、ある程度適当な価格ではなかったかというふうに考えてございます。
2点目のスケジュールに関してでございます。こちらの機器に関しましては、9月30日までに随時、各学校の方に納品するということになっております。ただ、実際に使えるようになるためには、ネットワークの構築が別途必要になりまして、こちらの方が、国の交付決定が若干遅れるという情報がございますので、交付決定を待って、そちらの設定委託の方を早急に進めて、なるべく早く実際に児童・生徒たちが使える状況にしたいと思っております。
3点目の機器の持ち帰りに関しましては、学校を通して、児童・生徒にまず使い方を周知していただいて、それでも壊れてしまったような場合については、予備の機器も準備しておりますので、そういうもので対応していきたいというふうに考えております。
59 ◯議長(五十嵐京子議員) 他に。
60 ◯15番(片山 薫議員) 今、小林議員からの質問で、国の補助金の交付の決定が遅れているという答弁がありましたけれども、私もちょっとそこは確認したかったんですけれども、これで、実際、最初に示されているようなスケジュールとはどんなふうに変わってくるんでしょうか。なぜ遅れているのかということについてまではまだ分からないですよね。ちょっと確認したいなと思っています。
それから、水上議員からの質問の中では、学校への説明については、校長会からの意見はなかったというぐらいの話だったんですが、この機器ということだけではなく、全体の予算の審議のときにあったような、そういった教育全体の改変などについて、これは、現場の先生方にどのような説明がされて、どういった準備が進められているんでしょうか。
それから、これ以外に通信環境のネットワークの構築のことについてはこれからの契約になっていくのかと思うんですが、これはいつ頃どのような形での契約になっていくというような形なんでしょうか。
61 ◯学務課長(河田京子) 1点目の国の補助金の方でございますが、こちらは、今回の議案のタブレット端末購入に関しては予定どおりとなっております。少し交付決定が遅れるというのは、ネットワーク環境の委託料の契約の方が若干遅れてしまう予定となっておりますが、交付決定が7月の上旬というふうに今のところ聞いておりますので、その後、早急に契約決定をして、いち早く入れていただいた端末を使える状況に持っていきたいというふうに思っております。
62 ◯指導室長(浜田真二) 2点目の教員への周知等ですけれども、まず、先日の校長会で、教育長の方から丁寧に説明を申し上げたところです。副校長会が今度ありますので、そこでも説明するところです。そこから教員にも説明させたいというふうに思っていますが、この後、次世代教育推進委員会、各校から1名の教員が集まって、そこで、今回のことの説明プラス、これからどのように使っていくか、子どもたちにどのように活用能力を育てていくかということも含めて、教員と一緒に考えていきたいというふうに思っています。
63 ◯学務課長(河田京子) 通信環境の整備でございますが、先ほど申し上げましたとおり、国の補助金の方が決定次第、契約の方を進めて、一日も早く使えるようにしたいというふうに考えております。
64 ◯15番(片山 薫議員) そうすると、このタブレットの補助についてはスケジュールどおりということで、通信の方が、ネットワークの方が後になるわけなんですが、これが、当初の予定の中では、夏休み期間というか、夏休みが短くなるのでちょっとあれなんですけど、9月の下旬までに構築していくということだったと思うんですが、そこがある程度ずれていくというような可能性もあるというふうに考えていらっしゃるんでしょうか。
そして、現場への話はまだないということなんですよね。今のお話ですと、校長会に説明したというのがそこまでということで、副校長会もこれからということで、現場にはまだこれから説明というか、これから話し合っていくというような状況ということでよろしかったでしょうか。一応その確認と、私の意見としては、大きな改革というか、変えていくような形についての取組については、本来は現場と話し合ってから決めていくようなものかと思っておりますので、それがこうやって下ろしていくというような形はいかがなものかと思っております。
65 ◯学務課長(河田京子) 当初は9月30日までに使えるような状況にしたいというふうに想定しておりましたが、国の方の事情が、詳細は分かりませんが、交付決定され次第、早急に進めていきたいというふうに考えてございます。
66 ◯指導室長(浜田真二) 昨年度までは情報教育推進委員会、これを通して教員たちと一緒にICTの活用方法を話し合って、いろいろと考えてきたところなんですけれども、今回はちょっと前倒しになってしまって、本来であれば3年後、4年後に1人1台を達成するはずだったんですが、今回については前倒しになって、急遽このようなことになったということをご理解ください。
67 ◯議長(五十嵐京子議員) 他にございませんか。
68 ◯6番(白井 亨議員) まず、契約の在り方というか入札についてなんですけど、さっき競争原理の話もさせていただきましたが、結局、12者ある中で辞退と不参加が10者であったということで、その理由につきましては、さっき部長の説明によると、取扱いがないということや仕様に合わないということだったんですね。そうなると、そもそも指名した企業が適切だったのかということが疑問に思われるわけなんですけれども、そこについてどういう見解なのでしょうかということが1点です。
あと、納入のスケジュール云々の話、今、学務課長からありましたが、これ、ちょっともう一回確認しておきたいんです。もともとの補正予算(第2回)に出していただいたスケジュールには、ネットワークと端末の今後のスケジュールのところで、8月下旬に設置作業完了になっていて、9月下旬、稼働開始になっていたんですね。恐らく設置作業というのは、パソコン端末そのものの納品をそこまでに一旦終えて、あとは、その設定とかネットワークをつなげるという作業の設定を9月下旬までにやって、そこから稼働させるという、多分こういうスケジュールだったと思うんです。ところが、国の交付決定が7月上旬に遅れると。これは多分、予定から大幅に遅れるような形になると思いますから、そこから現実的なスケジュールを考えたときに、端末は予定どおり入ったとしても、その設定作業ができないわけですよね。
だから、さっき交付決定が下り次第、早急に進めていきますみたいな話をされていましたけど、現実的に9月下旬稼働ではなくて、これが10月下旬になるかとか、その辺、ちょっと現実的な路線でちゃんと共有しておかないと、今後の準備期間がもともと短い中でも、9月下旬なのか10月下旬なのかによって、いろんな人たちの取組方ってやっぱり変わってくると思うんですね。だから、そこをはっきりさせないといけないと思うんですよ。なので、それ、ちょっとスケジュール的にもう少し具体的に、現実路線で稼働はいつぐらいになりそうかというのは多分明らかにしておいた方がいいと思うんですが、いかがでしょうかということと、これ、契約期間が9月30日まで、ユニアデックスになっていますけれども、設定とかの作業まで考えると、要するに、稼働できるところまで契約しないといけないと思うんですが、何かその辺って、9月30日に縛るのではなくて、この契約の中で、その後、延びることも許容されているのか、そこについていかがでしょうか。
69 ◯管財課長(根本礼太) 先ほど白井議員より、指名業者につきまして、それが、今回の結果を受けて適正だったのかというような観点でご質問いただきました。先ほどのご答弁と重なる部分もございますけれども、私どもは、今回の議案資料1にございますとおり、各業者の実績等に基づいて勘案した結果、選定をしてございます。結果としては2者となってございますが、この実績から勘案して選定する方法ということ自体は適正であるものと考えてございます。
70 ◯学務課長(河田京子) スケジュールに関しまして、ちょっとはっきりは申し上げられないんですが、交付決定が遅れた分だけ納期、契約期間が延びると考えていただければと思いますので、2週間なのか1か月なのか、でも、国の方も早く決定してもらえると思いますので、その分だけはちょっと遅れてしまうということになります。
それと、設定作業につきましては、今回の案件については、端末の購入で学校に納品するまでが契約になっておりますので、その後の設定作業と、あと、ネットワーク環境の整備については別の委託料の方でやるということになっておりますので、こちらの本契約については、順次、学校に物として入れていただくという契約になっております。
71 ◯6番(白井 亨議員) まず1点目、入札の件ですが、課長の方からは、資料1にあるような、これまでの実績を基に選定したということなので問題ないということだったんですが、実質、辞退、不参加の理由の中の大きく二つ、取扱いがないということと仕様に合わないという、恐らくこれ、納入期限も含めてだと思うんですけど、実は納入期限に間に合わないというのが大半の理由だったとしたら、今おっしゃったことというのは当てはまるんですけど、例えば10者の中で、取扱いがないのが逆に大半だったとした場合には、今言った答弁というのは当てはまらないと思うんですよね。だから、もう少しその精査が必要なんじゃないですかと思いますので、改めて問いませんが、そういう観点で、必要に応じて、やり方については適宜見直しをお願いいたします。
スケジュールについては分かりました。だから、おおむね2週間もしくは1か月程度遅れる見込みはあるということ、それをしっかり共有していただいて、現実路線でこれから準備していった方がいいと思いますので、よろしくお願いします。最後の質問は分かりました。
72 ◯議長(五十嵐京子議員) 他にありませんか。
(「なし」と呼ぶ者あり)
73 ◯議長(五十嵐京子議員) 以上で、質疑を終了することにご異議ありませんか。
(「異議なし」と呼ぶ者あり)
74 ◯議長(五十嵐京子議員) ご異議なしと認め、質疑を終了いたします。
お諮りいたします。本件は、委員会付託を省略し、討論・採決を一時保留することにご異議ありませんか。
(「異議なし」と呼ぶ者あり)
75 ◯議長(五十嵐京子議員) ご異議なしと認め、本件は委員会付託を省略し、討論・採決を一時保留することと決定いたしました。
会派代表者会議等を開催するため、しばらく休憩いたします。
午前11時01分休憩
────────────
午後4時48分開議
76 ◯議長(五十嵐京子議員) 再開いたします。
お諮りいたします。ただいままでの議事の進行状況から考えて、しばらく時間延長することにご異議ありませんか。
(「異議なし」と呼ぶ者あり)
77 ◯議長(五十嵐京子議員) ご異議なしと認め、しばらく時間延長いたします。
休憩いたします。
午後4時49分休憩
────────────
午後5時12分開議
78 ◯議長(五十嵐京子議員) 再開いたします。
休憩中に議会運営委員会を開催しておりますので、議会運営委員長の報告を求めます。
(12番小林正樹議員登壇)
79 ◯12番(小林正樹議員) 休憩中に議会運営委員会を開催しましたので、その結果についてご報告いたします。
議員提出議案として、条例4件、意見書13件、決議4件が提出されましたので、その取扱いについて協議いたしました。その結果、議員案第23号から議員案第35号、議員案第40号から議員案第43号の計17件につきましては、本日の本会議に上程し、説明、質疑、委員会付託を省略し、即決とする。議員案第37号については、本日の本会議に上程し、説明、質疑後、委員会付託を省略し、即決とする。議員案第38号及び議員案第39号については、本日の本会議に上程し、説明、質疑後、厚生文教委員会に付託の上、閉会中の継続審査とする。議員案第36号については、本日の本会議に上程し、説明、質疑後、委員会付託を省略し、即決とすべきとの意見と委員会に付託すべきとの意見が出され、不一致となりましたので、議長において所定の手続を取ることと決定いたしました。
次に、市長から本日付で議案第54号、令和2年7月に小金井市長、小金井市副市長及び小金井市教育長に支給する給料の特例に関する条例が送付されましたので、その取扱いについて協議いたしました。その結果、議案第54号については、本日の本会議に上程し、説明、質疑後、委員会付託を省略し、即決することと決定いたしました。
以上で、議会運営委員会の報告を終了いたします。
80 ◯議長(五十嵐京子議員) 議会運営委員長の報告に対して質疑はありませんか。
(「なし」と呼ぶ者あり)
81 ◯議長(五十嵐京子議員) 質疑を終了することにご異議ありませんか。
(「異議なし」と呼ぶ者あり)
82 ◯議長(五十嵐京子議員) ご異議なしと認め、質疑を終了し、議会運営委員長の報告を終了いたします。
お諮りいたします。議会運営委員長の報告どおり決定することにご異議ありませんか。
(「異議なし」と呼ぶ者あり)
83 ◯議長(五十嵐京子議員) ご異議なしと認め、議会運営委員長の報告どおり決定いたしました。
─────── ◇ ───────
84 ◯議長(五十嵐京子議員) ここで、先ほど保留いたしました日程第1から日程第32までの32件の保留を解き、順次議題とし、討論・採決を行います。
2請願第1号、小金井市議会の議員定数の削減を求める請願書。
本件は討論を行います。
初めに、本件に賛成の者の発言を許可します。
(9番吹春やすたか議員登壇)
85 ◯9番(吹春やすたか議員) 小金井市議会の議員定数の削減を求める請願書へ、自由民主党・信頼の小金井を代表し、賛成討論を行います。
この請願は、市民団体より出されたものである。請願書には、苦境に立つ市民のことを十分に考えて、本年2月19日の議決結果を改め、適切な措置を取っていただけないでしょうかとある。苦境に立つ市民、今ほどこの言葉の切実感を大きく感じるときがあるだろうか。コロナ禍の中、精一杯の努力を重ねる市内事業者の姿を多くの議員が目にしているはずである。本請願書には、感情的な要求ではなく、具体的に2月19日の議決結果を改めることを求め、定数削減による財源の活用を提案している。請願だけではなく、240筆を超える署名も提出されている。署名は、移動や人との接触が困難な中で集められたものであり、現在も増えていると聞く。
コロナウイルスによる影響は、新しい生活様式を取り入れながら、教育や働き方をも変えていくことが予想される。これらのことを市議会も考えるべきではないだろうか。今、小金井市議会が選ぶべき議会とはどのような形であるかを。繰り返すが、この請願は市民の声であり、市民の思い、市民の願いである。小金井市議会は、小金井市民生活のこれからを鑑み、市議会が率先して身を切り、議員定数を24人から22人へと削減することが市民の声に応えることと重く受け止めるものである。
以上をもって、本請願への賛成討論とします。
86 ◯議長(五十嵐京子議員) 次に、本件に反対の者の発言を許可します。
(4番岸田正義議員登壇)
87 ◯4番(岸田正義議員) 2請願第1号、小金井市議会の議員定数の削減を求める請願書に、反対の立場から討論します。
議員定数削減については、従来から申し上げているとおり、私自身も否定するものではありません、では、なぜ現段階では反対かというと、議員定数の根拠を私は持てないからであります。同様の議員提案条例がありました2019年7月31日の議会運営委員会では、定数の根拠を尋ねた私の質問に対して、自由民主党・信頼の小金井の提案議員自らが次のように答弁されました。客観的にふさわしい人数というのは非常に難しいと。24人という根拠もない。だから考えていかないといけないし、22人という根拠もなかなかこちらとしては示すことはできないと、正に22人の根拠がないまま提案したことを提案議員自らが認めました。だからこそ、その根拠をつくる努力をするべきではないかと訴え、議員定数について多角的な研究をするために、議員定数を考える小金井市議会研究会を発足させて、全ての議員に呼びかけましたが、提案会派の皆様にはご参加いただけなかったことは残念ですし、さきの6月19日の議会運営委員会での委員外議員の発言においても、この点に対する言及や反論はありませんでした。この根拠をつくるために特別委員会等を立ち上げて議論している議会が多数あることは、提案会派の皆様もご存じのはずですが、なぜその議論を避けるのでしょうか。
私自身も根拠を考えるべく、そのような先進事例を綿密に研究した結果、現時点で反対する理由は四つあります。まず一つ目が、請願理由にある他市比較であります。地方自治法の一部改正によって議員数の上限が撤廃されたことにより、人口規模での議員定数を説明することが難しくなり、その自治体の特性に合わせて考えていくべきものとなりました。つまり、議員提案や請願書にある他市比較は、参考にはなるが、理由にはならないということです。先ほど述べた多くの議会が特別委員会等を立ち上げて議論していることは、この表れであります。
二つ目は、同じく請願理由にある財源論です。議員定数を検討する前提としては、最小の経費で最大の効果を上げる効率性の実現である行財政改革の論理と地域民主主義の充実・実現である議会改革の論理は異なるものであって、行財政改革や財源論では語れないということです。他市がやっているから、財源が必要だからを理由とするならば、また他市が削減すれば、それに倣うのでしょうか。財源が枯渇すれば、また削減するのでしょうか。それではあまりに情けなくはないでしょうか。小金井市議会としてどのような市議会を目指すのか、住民福祉の増進及び市政の発展に寄与するためには何が必要なのか、そのために議員の定数や報酬はどうあるべきかを議論すべきではないでしょうか。
この点について、請願紹介議員は、委員外委員発言でも、議会改革で議論してきたことを挙げられます。その間のご努力を否定するつもりは全くなく、素直に感謝を申し上げたいと思いますが、その議論の中で、住民自治の根幹としての議会をどう作り上げるか。つまり、小金井市議会基本条例第1条の目的に掲げられた市民福祉の増進及び市政の発展に寄与するためにどのような議会を目指すのかということが議論され、共有されたでしょうか。当時から指摘されていたこの議題を避けては、小金井市議会としての根拠はつくれません。
これは、12月17日の議員研修会でも、行政視察で伺った堺市議会、京丹後市議会でも同様の指摘がありました。そして、それは議会だけではなく、住民自治を担う市民とともに市民フォーラムや懇談会を実施して、共通理解を進める必要があることも学んだはずであります。果たしてこれが行われたでしょうか。これが三つ目です。
そして最後に、四つ目に、議員定数の改正に当たっては、市政の現状及び課題を十分に考慮し、市民の意見を聴取した上で定めるものとする議会基本条例第21条第2項で定めた市民意見の聴取を行っていない。議会自らが定めた条例に違反する点です。提案会派の方々は、2012年の市民意向調査で議員定数についてアンケートを取っていると、委員外委員発言でも相変わらず主張されています。あるいは、我々議員が直接市民の皆様から伺っているそうしたご意見なども踏まえて、市民からの聴取をしているとの発言もありましたが、それで足りるのであれば、なぜ議会基本条例に明記したのですか。議員個々ではなく、議会として市民の意見を聴く機会を設けることを定めたのではないでしょうか。2016年に議会基本条例を策定して以来、市民意見の聴取を行っていないことは明白であり、あれだけ時間をかけて全議員で作り上げ、自ら議会の最高規範とした条例を自ら破るのでしょうか。今議会後に、議員定数削減のレポートを出される際には、否決されたことだけではなく、自らが議会基本条例に定めた市民意見の聴取を行っていないことも併せてご掲載いただければ幸いです。
このような指摘は私だけではなく、複数の会派から同じ趣旨の質疑や討議がありました。本当に議員定数削減が必要であると主張されるのであれば、定数の根拠もつくらない、他市頼りの結論ありきの提案ではなく、一致点を生み出していく、より一層の努力をお互いが行うべきではないでしょうか。まさに委員外委員が発言された熟慮を行うための環境整備が必要であると考えますが、実際は、議員提案条例が否決されてからの4か月の間、特段の歩み寄りも提案もなく今回の請願に至っています。同じ趣旨の意見が出された2017年の議会運営委員会から取り組んでいれば、今頃、何かしらの結論が得られたのではないでしょうか。
以上のような私の疑問点を踏まえて、小金井市議会としての根拠をつくるために、委員外委員が発言された熟議を行うことに私は協力しますし、熟議が行われた結果として定数削減が必要であれば、私個人は大いに賛成します。熟議というのであれば、議会基本条例に定めた市民意見の聴取を行いましょう。先進自治体のように特別委員会等を立ち上げて、熟議を行いましょう。しかし、今からそれらを行っては、来年3月21日執行予定の市議会議員選挙には間に合わないおそれがある以上に、議員定数や報酬の問題は、現職の私たちだけではなく、議員を目指す全ての方々にとって重要な問題でもあり、これ以上議論を継続していくのではなく、現時点では早く結論を出すべきと考えます。
最後に、請願書にある財源の捻出については、議会としても一定の努力をしているところであります。請願者のお気持ちは理解いたしますが、定数削減については、このような課題があるがゆえに、現段階では賛成できないことをご理解いただきますようお願い申し上げて、討論といたします。
88 ◯議長(五十嵐京子議員) 次に、本件に賛成の者の発言を許可します。
(19番紀 由紀子議員登壇)
89 ◯19番(紀 由紀子議員) 小金井市議会公明党を代表して、2請願第1号、小金井市議会の議員定数の削減を求める請願書に、賛成の立場で討論いたします。請願書に書かれているとおり、小金井市議会は令和2年2月19日、議員定数を2名削減して22名とするという議員提出条例を、賛成10、反対13で否決しました。三多摩の中で、小金井市と人口が同一水準の人口11から12万人台の市は、国分寺市、昭島市、東久留米市で定数削減を行い、22名としているので、厳しい財政状況を考えると、少なくとも他市並みの削減努力はすべきである。また、今、新型コロナウイルス問題の発生で市財政も大きく影響を受けることになるため、2名削減によって生み出された財源、年約2,200万円は、市民生活を支えるために活用することとあります。市民の福祉の向上のための貴重な財源となります。この請願は、議員定数を2名削減し、22名にするという議員提出条例が僅差で否決となってしまった現実を目の当たりにした市民がやむにやまれず、議員定数削減の私たちの声がどうして届かないのかとの切実な叫びであります。
議会の議員定数については、議会制度の自由度を高めるため、定数の決定は各地方公共団体の自主的な判断に完全に委ねることとし、地方自治の本旨たる住民自治、団体自治の双方を満たすには、多様な民意を集約しつつ、社会状況、財政状況を勘案し、最適な選択肢を示すという民意の統合も議会に課せられた重要な責務であり、権限とも言えます。直接市民との触れ合いの中で民意をはかることはこれまで以上に重要でありますが、インターネットやSNSを始め、様々な広報媒体が普及している今日、様々な方法で民意を計り、また発信することも可能となっていて、現在の定数24名を維持しなければ市民の負託に応えることができない根拠はありません。
一方、小金井市の職員数は、昭和50年代、1,200名に近いものでしたが、現在、人口が12万人と増加したにもかかわらず削減され、約半数に近い職員数650名となっています。正に少数精鋭で市民サービスに対応しています。議員定数は、小金井市が誕生した昭和33年は26名で、平成9年には25名、平成13年には24名となり、今日に至っております。議員定数は、この20年近く1人も削減されておりません。議員定数について、議会が自ら身を切り、改革をしていく姿勢を示すこと、それこそが市民からの信頼に応えるものであると考えます。
議会は今、変わらなければならないと思うものです。議員各位の賛同を願い、小金井市議会の議員定数の削減を求める請願書に心より賛成して、討論といたします。
90 ◯議長(五十嵐京子議員) 次に、本件に反対の者の発言を許可します。
(24番水上洋志議員登壇)
91 ◯24番(水上洋志議員) 小金井市議会の議員定数の削減を求める請願書に反対の立場で、日本共産党小金井市議団を代表して討論します。
議員定数の削減については、過去、陳情審査、また議会改革のテーマとして、長年にわたり議論してきました。議員案による定数削減条例は今年の第1回定例会で否決となり、定数削減については様々な論点がほぼ出し尽くされ、一定の結論が出されているものと思います。今回の請願の趣旨は、財源の問題と類似団体の他市議会比較を基に削減を求めるもので、新型コロナウイルスによる状況変化を除いて、この間、議論してきた内容と同様の内容となっていますが、改めて反対の見解を表明します。
反対の理由の第1は、
新型コロナウイルス感染症により市民生活は大変な状況にあり、議会として財政的な協力を行う必要があると考えるものの、財源の問題として議員定数の問題を議論することは問題があり、議会の権能、役割を今こそ発揮する必要があるからです。
新型コロナウイルス感染症の広がりで、今まで経験したことがない事態に直面しています。市民の暮らしや営業、子どもたちの生活も大変深刻な事態にあることは言うまでもありません。こうしたときに市議会の役割は、市長の政策のチェックをしっかり行い、市民生活をしっかり支援するために全力を挙げることではないでしょうか。単に財源の確保策の一つとして、定数の議論を行うべきではありません。声が大きい、また財政が厳しいと言いますが、議会としてやるべきことは、国や東京都に財政支援を求め、事業の見直しなどによる財源確保をどうするのかについて議論し、方向を示していくことが求められています。こうしたときに、議会の権能を弱める定数削減を行う必要はありません。
第2に、多様な民意を反映する市議会の役割が今こそ求められています。
新型コロナウイルス感染症の広がりに、ポストコロナ、アフターコロナ、ウィズコロナなど感染症とどう共存し、感染に強い社会をどうつくるのかが問われています。私たちにとっても新たな課題であり、様々な分野や角度から議論を深める必要があります。多様な市民の意見を把握し、反映できる市議会が必要であり、少なくとも現在の議員定数を維持することが必要です。
さらに、新自由主義そのものの見直しの声が上がっています。私も一般質問で日本医師会会長の発言を紹介し、競争や効率重視の新自由主義の影響が医療機関にも及んでいるということを紹介しました。効率化が追求され、格差と貧困を広げるなどの社会の在り方が今、問われています。保健所の削減をはじめ、自治体での効率化、人員削減や民間委託、民営化など、自治体の在り方が問われているのではないでしょうか。こうしたときに、他市と比較して削減するという単純な考えで議員定数を考えていいのでしょうか。
新型コロナウイルスにより新たな問題提起がされ、ジェンダー平等など新しい課題も増えています。こうした新しい時代に、議会がどうあるべきかについてしっかり議論することこそが大切です。
そして、私は、議員定数を削減した方がいいという方ともお話をしてきました。その多くは、議会や議員の活動を知らないことから、削減して当然との意見を持っていると思われます。ある方は、誰も議員を知らない、何の役に立っているかも分からないのに24人も必要なのかとおっしゃっていました。もちろん請願に署名された全ての方がそうだと言うつもりはありませんが、過去行われた市議会のアンケートは、議員定数について直接聞いたものではありませんが、議会や議員の活動がほとんど知られていないということが、あのアンケートで明らかになったのではないでしょうか。私は、議会や議員の活動をもっと市民に分かってもらい、市民生活に役立っていると市民が実感できるように努力することが必要であり、議員定数を削減するということにはならないというふうに考えます。
そして、職員定数が減ってきているので、議員定数も削減すべきだとの意見がありますが、職員定数については、確かに正職員の数は減っておりますが、非正規雇用の職員などを含めると、職員数全体では大きな変化はありません。つまり、行政需要としては、それだけのマンパワーを必要としている、こういうことではないでしょうか。しかも、行政の職員と議会との役割が違う、そういう定数について、同じように議論することは間違っているのではないかというふうに考えております。そういう点から議員定数削減は行うべきではないと重ねて述べて、討論を終わります。
92 ◯議長(五十嵐京子議員) 次に、本件に賛成の者の発言を許可します。
(22番渡辺大三議員登壇)
93 ◯22番(渡辺大三議員) 2請願第1号、小金井市議会の議員定数の削減を求める請願書に、情報公開こがねいとして賛成の立場から、簡潔に討論いたします。
賛成の理由の第1は、多摩26市中、人口が類似する4市を見ると、小金井市が24名で、他の3市は22名となっています。したがって、定数2減は他市と同程度にするものであって、市民常識に照らして、至極妥当な措置であるからです。
賛成の理由の第2は、市議会が実施した市民意向調査でも、現在の定数24名を多いと感じている市民が非常に多く、そのような民意に的確に応えていく必要があるからです。
賛成の理由の第3は、小金井市の予算、決算を見るに、市民1人当たりの予算については下位に低迷しており、この改善には国や東京都の財源を小金井市に導入するための頭金が必要であるからです。定数2減の財政効果は、単年度では2,200万円、任期4年間では8,800万円になると推計されます。8,800万円を頭金として生み出せれば、国費や都費を導入することも含めて、3億5,000万円ほどの市民サービスが展開できることになります。
新型コロナウイルスの影響で、少なくとも3年から4年間は厳しい社会経済状況が続くとされています。未曽有の国難に当たり、市民、事業者、学生、アーティストなどの生活を支えるためにも、市議会としても財源捻出への一定の努力が求められているものと思います。本来であれば、新型コロナウイルスの影響も含めて、秋に示されることになる小金井市の財政計画を見定めて、請願書の審査に反映させるべきところ、財政計画を一切見定めることもなく、市民の意見も一切聴かず、拙速に委員会で採決されたことは、市民の請願書を軽視するものであり、熟議の否定であり、強い疑問を感じざるを得ません。引き続き、9月議会で改めて判断が求められるものと思います。その際に、しっかりと熟議をしていきたいと考えております。
以上で、討論を終わります。
94 ◯議長(五十嵐京子議員) 次に、本件に反対の者の発言を許可します。
(14番田頭祐子議員登壇)
95 ◯14番(田頭祐子議員) 2請願第1号、小金井市議会の議員定数の削減を求める請願書に対し、反対の立場で討論いたします。
昨年の6月定例会では、議員定数削減条例案が議員提案され、本年2月19日に、定例会最終日で不採択となりました。この2月のことであり、議会意思としては変わりようがないと考えます。しかし、今回は市民の方々からの請願であり、改めて生活者ネットワークの考え方、反対の理由を述べさせていただきます。
昨年の条例案でも、議員を現状から2名減とし、市民サービスの財源を捻出することが目的とありました。しかし、財源の問題であれば、議員報酬や政務活動費なども言及すべきであり、市議会議員のあるべき姿の議論がないままの提案は賛同できませんでした。
また、今回の請願の趣旨は、議員2名削減で生み出された年約2,200万円を、市民生活を支えるために活用することとしています。新型コロナウイルス問題の発生から起こる市民生活や市財政への懸念からの真摯なご提案であると受け止めます。しかし、コロナ対策には今後も、ひとり親家庭や商業者など多様な市民への経済的支援が必要となります。それには財源捻出は当然のことながら、予算の優先度の確認、チェックが欠かせないことは、これも当然であります。また、多様な立場の市民とコミットできる多様な選出母体を持つ議員も必要です。年代、性別はもちろん、職業経験、市民活動、子育て経験など多様な活動経験を持つ議員が、孤立しがちな高齢者や、ひきこもりの若者たち、生活困窮者など、地域の様々なニーズから本当に必要な支援を洗い出すことが可能となります。
昨年の条例提案の時点では、定数削減に疑問を持つ13人の議員で議員定数を考える小金井市議会研究会を発足し、議員定数について調査研究を行っている他市事例の調査や、自分たちの日々の活動を記録して、仕事を可視化する試みなどを行いました。講師を招いてのシンポジウムを開催し、議員定数についての根拠を持つ試みも行いました。市議会のあるべき姿、議員の役割については、さらに市民とともに議論を重ねる必要があります。
生活者ネットワークは、小金井市の特徴である多様な市民活動の実態を反映させるには一定数の議員が必要と考えます。しかし、その議論を市民参加で行い、小金井市議会として議員定数に関する根拠も持つべきと考え、本請願の反対討論といたします。
96 ◯議長(五十嵐京子議員) 次に、本件に反対の者の発言を許可します。
(8番坂井えつ子議員登壇)
97 ◯8番(坂井えつ子議員) 2請願第1号、小金井市議会の議員定数の削減を求める請願書に反対の立場から、端的に討論します。
市民の中に議員定数削減を求める声があることは事実ですし、請願が提出されてからおよそ17日間で集められた245名の方からの政策提案であることは受け止めています。一方、請願項目は、これまで議会運営委員会で熟議を重ねてきた内容を超えるものではありませんでした。市議会、今任期4年のうち前半2年の議会運営委員会では、議会改革の提案が不一致で終わり、後半2年の議会運営委員会では、議員提案の条例を審議し、3月議会で否決をしています。
請願では、
新型コロナウイルス感染症のことにも触れられ、経費節減の努力を求められています。財源を捻出するために議員定数を削減するという考え方には反対をします。緊急事態宣言の下、私たち市議会議員は、行政が把握し切れない市民の声を聴取し、市長に要望書を提出するなどの政策提言をし、施策の充実に尽力をしてきました。各会派が提出した要望書の内容は異なったことからも、それぞれの議員が意見聴取した市民は異なることも推察されます。緊急時だけではなく、日常的にも私たち小金井市議会議員は、日々の暮らしに、市民感覚に近いところで政治に関わっています。多様な民意を聴取し、民意を反映するため、住民自治のために必要な経費は、市議会の責務として確保することが必要で、それでもなお財源を捻出する必要があれば、報酬の見直しから検討すべきと考えています。
多様な市民の声を市政に伝える役割を担い、市民と市政をつなぐ役割のある市議会議員の定数は削減すべきではないと考えますが、議論することは必要です。その前段として、市議会として市民意見を聴取する必要がありますし、言うまでもなく、私たち小金井市議会議員は、2016年に市議会の最高規範として制定した議会基本条例を遵守すべき立場にあります。第21条の2では、議員定数の改正に当たっては、市政の現状及び課題を十分に考慮し、市民の意見を聴取した上で定めるものとするとあります。
ちなみに過去、2011年に議員定数削減を求める陳情書が提出されています。議会基本条例制定前ですが、当時の市議会は、2012年に議員定数に関する公聴会を開催し、市議会に対する市民の意識調査の結果を公表しています。2020年の今から8年前に行ったこれらの市民意見聴取を現在、議員定数を削減するに当たっての根拠とすることには反対しますので、市議会として、現段階で市民の意見を聴取した上で議論していくべきという提案をしましたが、一致せずに実現しませんでした。市議会として市民意見を聴取しないままに議員定数を変えることは、市議会が自ら制定した市議会の最高規範である議会基本条例に背く行為であると考えるため、反対をします。議場の皆さん、ぜひこの意見に賛同をお願いして、討論を終わります。
98 ◯議長(五十嵐京子議員) 以上で、討論を終了いたします。
本件は起立採決をいたします。
本件についての議会運営委員長の報告は不採択です。
お諮りいたします。本件は、採択することに賛成の皆さんの起立を求めます。
(賛成者起立)
99 ◯議長(五十嵐京子議員) 起立少数。よって、本件は不採択と決定いたしました。
─────── ◇ ───────
100 ◯議長(五十嵐京子議員) 2陳情第19号、議会動画配信用のカメラが現在位置に設置されていることに対しなぜそのように決定したのかの説明を議会に求める陳情書。
これから討論を行います。
(「なし」と呼ぶ者あり)
101 ◯議長(五十嵐京子議員) 本件に対する討論を終了することにご異議ありませんか。
(「異議なし」と呼ぶ者あり)
102 ◯議長(五十嵐京子議員) ご異議なしと認め、討論を終了いたします。
直ちに採決いたします。
本件についての議会運営委員長の報告は採択です。
お諮りいたします。委員長報告どおり、採択することにご異議ありませんか。
(「異議なし」と呼ぶ者あり)
103 ◯議長(五十嵐京子議員) ご異議なしと認め、本件は採択することと決定いたしました。
─────── ◇ ───────
104 ◯議長(五十嵐京子議員) 2陳情第21号、ICTを有効に用いた
未来型議会運営改善を目指すことを求める陳情書。
これから討論を行います。
(「なし」と呼ぶ者あり)
105 ◯議長(五十嵐京子議員) 本件に対する討論を終了することにご異議ありませんか。
(「異議なし」と呼ぶ者あり)
106 ◯議長(五十嵐京子議員) ご異議なしと認め、討論を終了いたします。
直ちに採決いたします。
本件についての議会運営委員長の報告は趣旨採択です。
お諮りいたします。委員長報告どおり、趣旨採択することにご異議ありませんか。
(「異議なし」と呼ぶ者あり)
107 ◯議長(五十嵐京子議員) ご異議なしと認め、本件は趣旨採択することと決定いたしました。
─────── ◇ ───────
108 ◯議長(五十嵐京子議員) 2陳情第39号、請願書や陳情書の「郵送」「オンライン」提出を可能とすることを求める陳情書。
これから討論を行います。
(「なし」と呼ぶ者あり)
109 ◯議長(五十嵐京子議員) 本件に対する討論を終了することにご異議ありませんか。
(「異議なし」と呼ぶ者あり)
110 ◯議長(五十嵐京子議員) ご異議なしと認め、討論を終了いたします。
直ちに採決いたします。
本件は起立採決をいたします。
本件についての議会運営委員長の報告は不採択です。
お諮りいたします。本件は、採択することに賛成の皆さんの起立を求めます。
(賛成者起立)
111 ◯議長(五十嵐京子議員) 起立少数。よって、本件は不採択と決定いたしました。
─────── ◇ ───────
112 ◯議長(五十嵐京子議員) 議案第47号、小金井市
放課後児童健全育成事業の設備及び運営に関する基準を定める条例の一部を改正する条例。
これから討論を行います。
(「なし」と呼ぶ者あり)
113 ◯議長(五十嵐京子議員) 本件に対する討論を終了することにご異議ありませんか。
(「異議なし」と呼ぶ者あり)
114 ◯議長(五十嵐京子議員) ご異議なしと認め、討論を終了いたします。
直ちに採決いたします。
本件についての厚生文教委員長の報告は原案可決です。
お諮りいたします。委員長報告どおり、原案のとおり可決することにご異議ありませんか。
(「異議なし」と呼ぶ者あり)
115 ◯議長(五十嵐京子議員) ご異議なしと認め、本件は原案可決と決定いたしました。
─────── ◇ ───────
116 ◯議長(五十嵐京子議員) 議案第48号、小金井市学童保育所条例の一部を改正する条例。
これから討論を行います。
(「なし」と呼ぶ者あり)
117 ◯議長(五十嵐京子議員) 本件に対する討論を終了することにご異議ありませんか。
(「異議なし」と呼ぶ者あり)
118 ◯議長(五十嵐京子議員) ご異議なしと認め、討論を終了いたします。
直ちに採決いたします。
本件についての厚生文教委員長の報告は原案可決です。
お諮りいたします。委員長報告どおり、原案のとおり可決することにご異議ありませんか。
(「異議なし」と呼ぶ者あり)
119 ◯議長(五十嵐京子議員) ご異議なしと認め、本件は原案可決と決定いたしました。
─────── ◇ ───────
120 ◯議長(五十嵐京子議員) 元陳情第36号、(仮称)
スポーツ振興審議会の設置を求める陳情書。
これから討論を行います。
(「なし」と呼ぶ者あり)
121 ◯議長(五十嵐京子議員) 本件に対する討論を終了することにご異議ありませんか。
(「異議なし」と呼ぶ者あり)
122 ◯議長(五十嵐京子議員) ご異議なしと認め、討論を終了いたします。
直ちに採決いたします。
本件は起立採決をいたします。
本件についての厚生文教委員長の報告は不採択です。
お諮りいたします。本件は、採択の上、市長及び教育委員会に送付することに賛成の皆さんの起立を求めます。
(賛成者起立)
123 ◯議長(五十嵐京子議員) 起立少数。よって、本件は不採択と決定いたしました。
─────── ◇ ───────
124 ◯議長(五十嵐京子議員) 元陳情第38号、(公財)小金井市体育協会理事による不正受給金返還の確認を求める陳情書。
これから討論を行います。
(「なし」と呼ぶ者あり)
125 ◯議長(五十嵐京子議員) 本件に対する討論を終了することにご異議ありませんか。
(「異議なし」と呼ぶ者あり)
126 ◯議長(五十嵐京子議員) ご異議なしと認め、討論を終了いたします。
直ちに採決いたします。
本件は起立採決をいたします。
本件についての厚生文教委員長の報告は不採択です。
お諮りいたします。本件は、採択の上、市長及び教育委員会に送付することに賛成の皆さんの起立を求めます。
(賛成者起立)
127 ◯議長(五十嵐京子議員) 起立少数。よって、本件は不採択と決定いたしました。
─────── ◇ ───────
128 ◯議長(五十嵐京子議員) 元陳情第39号、福祉的視点から、母子・父子自立支援員(兼婦人相談員)体制の充実と、非常勤化体制の検証を求める陳情書。
これから討論を行います。
(「なし」と呼ぶ者あり)
129 ◯議長(五十嵐京子議員) 本件に対する討論を終了することにご異議ありませんか。
(「異議なし」と呼ぶ者あり)
130 ◯議長(五十嵐京子議員) ご異議なしと認め、討論を終了いたします。
直ちに採決いたします。
本件についての厚生文教委員長の報告は趣旨採択です。
お諮りいたします。委員長報告どおり、趣旨採択の上、市長に送付することにご異議ありませんか。
(「異議なし」と呼ぶ者あり)
131 ◯議長(五十嵐京子議員) ご異議なしと認め、本件は趣旨採択の上、市長に送付することと決定いたしました。
─────── ◇ ───────
132 ◯議長(五十嵐京子議員) 2陳情第18号、厳しいコロナ禍にさらされている市民に対し生活支援金、一人当たり2万円を配布することを求める陳情書。
これから討論を行います。
(「なし」と呼ぶ者あり)
133 ◯議長(五十嵐京子議員) 本件に対する討論を終了することにご異議ありませんか。
(「異議なし」と呼ぶ者あり)
134 ◯議長(五十嵐京子議員) ご異議なしと認め、討論を終了いたします。
直ちに採決いたします。
本件についての厚生文教委員長の報告は趣旨採択です。
お諮りいたします。委員長報告どおり、趣旨採択の上、市長に送付することにご異議ありませんか。
(「異議なし」と呼ぶ者あり)
135 ◯議長(五十嵐京子議員) ご異議なしと認め、本件は趣旨採択の上、市長に送付することと決定いたしました。
─────── ◇ ───────
136 ◯議長(五十嵐京子議員) 2陳情第41号、国に対しCOVID-19対策としての学生・高等教育機関への支援と高等教育無償化の計画を求める意見書の提出を求める陳情書。
本件は討論を行います。
本件に賛成の者の発言を許可します。
(16番たゆ久貴議員登壇)
137 ◯16番(たゆ久貴議員) 2陳情第41号、国に対しCOVID-19対策としての学生・高等教育機関への支援と高等教育無償化の計画を求める意見書の提出を求める陳情書について、日本共産党小金井市議団を代表して、賛成の立場で討論します。
賛成の理由は、陳情の趣旨と同じく、新型コロナウイルス対策としての学生支援は大変に不十分であり、さらなる緊急の支援策が必要であると考えることと、本来、高等教育は国の責任で無償化するべきと考えるからです。
コロナウイルスの影響で、学生生活にも大きな困難をもたらしています。大学が休校になり授業ができないだけでなく、アルバイトができなくなり、学費が払えないという学生がたくさん現れました。高等教育無償化プロジェクトFREEが行ったアンケートでは、コロナ危機の中で、退学を検討している学生が5人に1人に上るという調査結果を発表しました。緊急の支援策が求められています。しかし、国は、当初は授業料減免の学生支援は7億円のみで、対象となる学生は2,300人のみで、全学生の1,600人に1人の規模でしかありませんでした。大変に不十分な支援しか表明されない中で、全国の200を超える大学で授業料の減額や返還などを求めるオンライン署名が自然発生的に沸き起こり、その世論と運動が政治を動かして、国はその後、予算規模を530億円とし、対象となる学生も43万人に増やしました。しかしながら、それでも、その対象は収入が減って生活に困窮している学生に限っており、対象が学生の1割にしか行き渡らないとの批判も上がっているように不十分です。学生が求めているのは、全ての学生への一律の学費の半額であり、さらなる緊急の支援策が必要です。
そして、教育は、憲法で等しく教育を受ける権利が定められているように、高等教育についても無償であるべきです。世界的に見ても、日本の教育費の高さは異常です。OECD加盟先進諸国のうち、およそ3分の1で公立の授業料が無料ですが、日本では、国立大学では授業料に平均54万円、私立大学なら平均90万円かかります。この高過ぎる学費が学生に進学を諦めさせ、教育を受ける権利を脅かしています。国は、高等教育の無償化に向けて動き出すべきであります。お金のあるなしにかかわらず、学生の誰もが進学でき、将来に希望が持てる社会であるべきです。
日本共産党は、全ての学生を対象に、大学、短大、専門学校の授業料を速やかに半分に値下げし、段階的な無償化を図ることと、給付型奨学金は、政府案の低所得者を対象にした制度に加えて、月約3万円(年額36万円)の給付奨学金制度をつくり、全体で70万人の学生が利用できるようにすること、全ての奨学金を無利子にすること、既卒者の奨学金返済の救済制度を拡充することを求めています。
この陳情にも全面的に賛成できます。また、今回、この陳情は、小金井市内の大学に通う大学生から提出されました。学生自らが、自身が直面している困難について政治が問題だと声を上げたことは、とても大きな意義を持つものだったと思います。まさに当事者がその生活実態を示し、声を上げたことで、小金井市議会においても学生への支援をどうするかの議論になり、活発な質疑となりました。日本共産党は、市の奨学金制度の拡充を求める条例提案を行う予定で考えておりますが、これについても活発な議論を期待したいと思っております。
日本共産党は、小金井市議会において、国に対し、この陳情の内容の意見書を提出するべきものと考えます。よって、以上、賛成する理由を申し上げ、賛成討論を終わります。
138 ◯議長(五十嵐京子議員) 以上で、討論を終了いたします。
本件は起立採決をいたします。
本件についての厚生文教委員長の報告は採択です。
お諮りいたします。本件は、委員長報告どおり、採択の上、関係機関に意見書を送付することに賛成の皆さんの起立を求めます。
(賛成者起立)
139 ◯議長(五十嵐京子議員) 起立多数。よって、本件は採択の上、関係機関に意見書を送付することと決定いたしました。
─────── ◇ ───────
140 ◯議長(五十嵐京子議員) 2陳情第44号、
新型コロナウイルス禍の下、国民健康保険の負担軽減と制度の改善を求める陳情書。
本件は討論を行います。
本件に賛成の者の発言を許可します。
(23番板倉真也議員登壇)
141 ◯23番(板倉真也議員) 日本共産党小金井市議団を代表しまして、2陳情第44号への賛成討論を行います。
新型コロナウイルス感染症の影響で、国内経済は、12年前のリーマン・ショック時を上回る深刻な停滞状況に陥っております。この状態が今後も続くことは避けられず、倒産や廃業に追い込まれる事業所は、小規模事業所にとどまらない事態となっております。既に非正規雇用を中心に職を奪われ、多くの失業者が出始めております。本陳情書は、自営業者や失業者、非正規雇用者が多くを占める国民健康保険税の負担軽減を求めるとともに、制度の改善を求めるものとなっております。
小金井市の国民健康保険税の被保険者1人当たりの平均課税額は、三多摩で1、2位という高額なものとなっております。収入に占める負担割合が大きいことから、国民健康保険税を年度内に納め切れずに滞納せざるを得ない方々が被保険者の14から15%になっているにもかかわらず、西岡市長が市長に就任して以降、3年連続の値上げが行われております。しかも、西岡市長は東京都から言われるままに、国民健康保険会計への財政繰入れを段階的に削減し、2029年度には繰入額をゼロにする財政健全化計画を策定。この計画に基づき、2018年度から繰入額の削減が強行され、削減された分、被保険者への負担増が進められております。この計画を撤回、もしくは見直しがされない限り、少なくとも2029年度までは国民健康保険税の負担増が毎年繰り返され、たとえ収入がアップしなくても負担だけが増えていくことになります。市民の暮らしはただでさえ厳しい状況に置かれているにもかかわらず、このような仕組みが続いていけば、払えるものも払えなくなってしまいます。
加えて、年明けから世界中に広がった
新型コロナウイルス感染症は、小金井市民の生活にも大きな打撃を与えています。しかし、西岡市長は、小金井市内の商工業者や市民の暮らしが厳しい状況になっていることを認めているにもかかわらず、今年度からのさらなる国民健康保険税の値上げや、毎年、値上げを繰り返す国民健康保険会計の財政健全化計画を撤回あるいは見直そうとはしておりません。国民健康保険加入者の生活よりも国民健康保険会計の健全化を優先するという姿勢が貫かれております。これでは、国民健康保険に加入している方々はたまったものではありません。
西岡市長の昨年12月の市長選挙の公約は、つながる、見守る、安心のまちづくりですが、これでは、切られる、捨てられる、不安だらけのまちづくりそのものです。12月の市長選挙からまだ半年だというのに、早くも公約を投げ捨ててしまうのでしょうか。公約を守るというのであれば、新型コロナが暮らしを破壊している今日、少なくとも今年度からの国民健康保険税の負担増と国民健康保険会計の財政健全化計画は中止、もしくは見直すべきであります。
新型コロナの影響で、国民健康保険税が払えなくなる方々が増加することは論をまつまでもありません。しかし、今年度、収入が大きく落ち込んでも、それが国民健康保険税額に反映されるのは来年度になります。そのため、国民健康保険税の納税額を軽減、もしくは免除することが必要です。
国は、今回の事態を受けて、新型コロナで影響を受けた国民健康保険加入者に対する国民健康保険税の減免制度を打ち出しました。厳しい暮らしへと追い込まれている庶民の声に応えたものとして評価できるところであります。しかし、前年に比べて収入が10分の3以上減少との縛りがあることや、この制度が今後も継続されるかは不明なことなど、高過ぎる国民健康保険税の支払いから納税者を解き放つには十分とは言えません。小金井市は、国の制度のみに頼るのではなく、市独自で減免要件を緩和し、納税者の実情に沿った仕組みへと制度を改善すべきであります。
国民健康保険税は、世帯の中の国民健康保険加入人数が多いほど納税額が増える仕組みとなっております。均等割と呼ばれるもので、収入を得ることのない赤ちゃんや子どもにまで課税されます。この間、国の制度改定によって、所得の低い家庭においては均等割額が一定程度軽減される仕組みが導入されましたが、赤ちゃんや子どもにまで課税される仕組みそのものがなくなったわけではありません。少なくない自治体で取り入れられている第二子以降を減免する制度を小金井市でも早期に確立し、払える国民健康保険税へと仕組みを改めるべきであります。
6月定例会では、新型コロナウイルスに感染した被保険者の中の被用者、雇用されている人に傷病手当金を支給する条例改定が行われました。国の制度改定に合わせて小金井市も条例を改定するというものですが、傷病手当金は国民健康保険加入者全員を対象にすべきであり、少なくとも自営業者の事業主も対象に含めるべきと考えるものであります。新型コロナウイルスに感染する方々が今後、小金井市内でどれほどの人数になるか分かりませんが、感染された方々のうちの国民健康保険加入者を対象にしたとしても、小金井市の持ち出し額が莫大なものになるわけではありません。要は、西岡市長の決断一つであります。
新型コロナウイルス感染症との共存生活は今後も続くことになります。6月定例会では対応できなかったにしても、9月定例会もしくは12月定例会では、ぜひとも今述べた事柄を反映されることを強く求めるものであります。今は組合健保などに加入している方々も、新型コロナウイルスの影響で会社の経営が厳しくなり、職を失い、国民健康保険に加入する事態へと変わる可能性が誰の下にも否定できない状況となっております。
国民健康保険は、法律で社会保障と明記しています。あまりにも高い税額のために払えず、滞納処分を被ったり、国民健康保険税を納めるために、暮らしに必要とされるものさえも我慢せざるを得なくなるという状況はあってはなりません。ぜひ多くの方々が本陳情に賛同され、払える国民健康保険税額へと変えていこうではありませんか。よって、本陳情に賛成をするものであります。
142 ◯議長(五十嵐京子議員) 以上で、討論を終了いたします。
本件は起立採決をいたします。
本件についての厚生文教委員長の報告は不採択です。
お諮りいたします。本件は、採択の上、市長に送付することに賛成の皆さんの起立を求めます。
(賛成者起立)
143 ◯議長(五十嵐京子議員) 起立少数。よって、本件は不採択と決定いたしました。
─────── ◇ ───────
144 ◯議長(五十嵐京子議員) 2陳情第45号、
新型コロナウイルス感染症の感染防止策について、国等に更なる改善を求める陳情書。
本件は討論を行います。
本件に反対の者の発言を許可します。
(11番渡辺ふき子議員登壇)
145 ◯11番(渡辺ふき子議員) 2陳情第45号、
新型コロナウイルス感染症の感染防止策について、国等に更なる改善を求める陳情書について、市議会公明党を代表して、反対の立場から討論を行います。
新型コロナウイルス感染症は、いまだ感染拡大が続いており、日本国内はもとより世界の脅威となっております。人類が出会ったことがない未知のウイルスとの闘いに手探りの状態の中、今日まで持てる力を全て出し尽くして、日本が一つになって感染拡大防止に取り組んできたと思っております。
私たち公明党は、国にあっては1月27日、政府に先駆けて党対策本部を設置し、各分野別に9チームに分かれて、各種団体との意見交換を重ねてきました。現場の切実な訴えを聽き、対策本部も週に2回、3回と会合を開き、政府に声を届けてまいりました。また、都議会公明党も1月28日に都知事に対し、初めて新型コロナウイルス感染拡大防止に関する緊急要望を行っており、21回、全179項目に及ぶ緊急要望を行い、都内における医療体制や検査体制の強化、緊急事態宣言下における産業、中小企業対策、フリーランスや低所得者等、コロナ禍の影響を受け、困窮するあらゆる分野の方々の声を届けてきました。
私たち小金井市議会公明党もこの間、5回にわたる市長への緊急要望のほか、市内病院のクラスター発生に関しては、東京都への申入れを行うとともに、現在も都議会、国会議員に随時、現場の声を届けております。
こうした中で国は、コロナ禍の影響を受けている全国の全ての人に一律10万円の特別定額給付金支給を実現し、児童手当受給世帯に子ども1人当たり1万円の給付、家計急変世帯への緊急小口資金や総合支援基金の貸付上限の引上げを行うとともに、返済免除などの特例を創設し、支援をしています。家賃相当額を支援する住宅確保給付金の要件緩和等を行うとともに、社会保険料や所得税、光熱水費などの減免や支払い猶予も行っております。
中小企業の事業継続のためには、売上げが半減した法人に最大200万円、個人事業主には100万円の持続化給付金、今年創業の企業やフリーランスも対象としました。中小、小規模事業者の固定資産税などの減免も行われました。
医療機器や感染予防マスクの生産支援、治療薬、ワクチンの開発支援、PCR検査の保険適用と検査費用の全額公費助成等を推進し、現在も全力で取り組んでおります。
さらに、過日、新型コロナウイルスの追加対策を盛り込んだ2020年度第2回補正予算が、自民公明与党両党と野党などの賛成多数で可決成立いたしました。共産党は反対をいたしました。一般会計の歳出総額は、補正予算として過去最大の31兆9,114億円、中には雇用調整助成金が日額8,330円から1万5,000円に引き上げられ、中小企業の労働者が自ら申請できる休業支援金も月額33万円を上限に創設されますし、医療従事者等への慰労金支給も準備されております。コロナ禍の克服を目指し、事業者への家賃支援や医療提供体制の強化、地方自治体向け臨時交付金の大幅増額を始め、我が党の主張も数多く反映されております。
さきの陳情第44号にありました国民健康保険税の減免についても、コロナウイルス感染症の影響で収入が30%以上減少した世帯について減免され、後期高齢者医療、介護保険についても既に保険料の減免が決まっています。国、東京都においては、財源についても、予備費や財政調整基金を大胆に取り崩して充当するなど、責任を持って緊急事態に対応してきたものです。
これらの対策はほんの一部ですが、我々公明党は今後も、最も手当てが必要な場所に支援が届き、襲い来る未知の波を乗り越えることができるよう、何より一日も早い
新型コロナウイルス感染症の終息を目指して、ネットワーク力を生かし、現場の声の実現に取り組んでまいります。
本意見書における陳情項目については、国や東京都に対して、医療、商業、建設業者を守るコロナウイルス対策の抜本的改善を求めるものですが、いずれも既に取り組んできたものであり、まさにあらゆる角度から現時点で対応できる最大の努力を重ねている最中であります。給付金支給の迅速化や個々への配慮は自治体に求めることとし、消費税、住民税の減額や免除については、感染症対策を進めるための財源の確保の上からも難しいことから、本陳情については反対をいたします。
146 ◯議長(五十嵐京子議員) 以上で、討論を終了いたします。
本件は起立採決をいたします。
本件についての厚生文教委員長の報告は採択です。
お諮りいたします。本件は、委員長報告どおり、採択の上、関係機関に意見書を送付することに賛成の皆さんの起立を求めます。
(賛成者起立)
147 ◯議長(五十嵐京子議員) 起立多数。よって、本件は採択の上、関係機関に意見書を送付することと決定いたしました。
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148 ◯議長(五十嵐京子議員) 議案第46号、小金井市市税条例の一部を改正する条例。
これから討論を行います。
(「なし」と呼ぶ者あり)
149 ◯議長(五十嵐京子議員) 本件に対する討論を終了することにご異議ありませんか。
(「異議なし」と呼ぶ者あり)
150 ◯議長(五十嵐京子議員) ご異議なしと認め、討論を終了いたします。
直ちに採決いたします。
本件は起立採決をいたします。
本件についての総務企画委員長の報告は原案可決です。
お諮りいたします。本件は、委員長報告どおり、原案のとおり可決することに賛成の皆さんの起立を求めます。
(賛成者起立)
151 ◯議長(五十嵐京子議員) 起立多数。よって、本件は原案可決と決定いたしました。
─────── ◇ ───────
152 ◯議長(五十嵐京子議員) 元陳情第26号、自動車等の「武蔵野ナンバー」及び「デザインナンバー」導入に向けた検討を求める陳情書。
これから討論を行います。
(「なし」と呼ぶ者あり)
153 ◯議長(五十嵐京子議員) 本件に対する討論を終了することにご異議ありませんか。
(「異議なし」と呼ぶ者あり)
154 ◯議長(五十嵐京子議員) ご異議なしと認め、討論を終了いたします。
直ちに採決いたします。
本件は起立採決をいたします。
本件についての総務企画委員長の報告は不採択です。
お諮りいたします。本件は、採択の上、市長に送付することに賛成の皆さんの起立を求めます。
(賛成者起立)
155 ◯議長(五十嵐京子議員) 起立少数。よって、本件は不採択と決定いたしました。
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156 ◯議長(五十嵐京子議員) 元陳情第34号、財務会計ルールの全庁的な見直しと不祥事等非違行為があった際の危機管理の在り方の改善を求める陳情書。
これから討論を行います。
(「なし」と呼ぶ者あり)
157 ◯議長(五十嵐京子議員) 本件に対する討論を終了することにご異議ありませんか。
(「異議なし」と呼ぶ者あり)
158 ◯議長(五十嵐京子議員) ご異議なしと認め、討論を終了いたします。
直ちに採決いたします。
本件についての総務企画委員長の報告は採択です。
お諮りいたします。委員長報告どおり、採択の上、市長に送付することにご異議ありませんか。
(「異議なし」と呼ぶ者あり)
159 ◯議長(五十嵐京子議員) ご異議なしと認め、本件は採択の上、市長に送付することと決定いたしました。
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160 ◯議長(五十嵐京子議員) 2陳情第1号、市民の生活を守るための≪新たな条例≫についての陳情書。
これから討論を行います。
(「なし」と呼ぶ者あり)
161 ◯議長(五十嵐京子議員) 本件に対する討論を終了することにご異議ありませんか。
(「異議なし」と呼ぶ者あり)
162 ◯議長(五十嵐京子議員) ご異議なしと認め、討論を終了いたします。
直ちに採決いたします。
本件についての総務企画委員長の報告は趣旨採択です。
お諮りいたします。委員長報告どおり、趣旨採択の上、市長に送付することにご異議ありませんか。
(「異議なし」と呼ぶ者あり)
163 ◯議長(五十嵐京子議員) ご異議なしと認め、本件は趣旨採択の上、市長に送付することと決定いたしました。
─────── ◇ ───────
164 ◯議長(五十嵐京子議員) 2陳情第2号、「小金井市第6次
男女共同参画行動計画」に、多様な性を尊重する市の姿勢と、具体的な施策を明記することを求める陳情書。
これから討論を行います。
(「なし」と呼ぶ者あり)
165 ◯議長(五十嵐京子議員) 本件に対する討論を終了することにご異議ありませんか。
(「異議なし」と呼ぶ者あり)
166 ◯議長(五十嵐京子議員) ご異議なしと認め、討論を終了いたします。
直ちに採決いたします。
本件についての総務企画委員長の報告は採択です。
お諮りいたします。委員長報告どおり、採択の上、市長に送付することにご異議ありませんか。
(「異議なし」と呼ぶ者あり)
167 ◯議長(五十嵐京子議員) ご異議なしと認め、本件は採択の上、市長に送付することと決定いたしました。
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168 ◯議長(五十嵐京子議員) 2陳情第8号、庁舎建物内及び敷地内の全面禁煙を求める陳情書。
これから討論を行います。
(「なし」と呼ぶ者あり)
169 ◯議長(五十嵐京子議員) 本件に対する討論を終了することにご異議ありませんか。
(「異議なし」と呼ぶ者あり)
170 ◯議長(五十嵐京子議員) ご異議なしと認め、討論を終了いたします。
直ちに採決いたします。
本件は起立採決をいたします。
本件についての総務企画委員長の報告は採択です。
お諮りいたします。本件は、委員長報告どおり、採択の上、市長に送付することに賛成の皆さんの起立を求めます。
(賛成者起立)
171 ◯議長(五十嵐京子議員) 起立多数。よって、本件は採択の上、市長に送付することと決定いたしました。
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172 ◯議長(五十嵐京子議員) 2陳情第16号、部課長手当を市民や議会に知らせずに大幅に引き上げたことに抗議し、すみやかな是正を求める陳情書。
これから討論を行います。
(「なし」と呼ぶ者あり)
173 ◯議長(五十嵐京子議員) 本件に対する討論を終了することにご異議ありませんか。
(「異議なし」と呼ぶ者あり)
174 ◯議長(五十嵐京子議員) ご異議なしと認め、討論を終了いたします。
直ちに採決いたします。
本件は起立採決をいたします。
本件についての総務企画委員長の報告は採択です。
お諮りいたします。本件は、委員長報告どおり、採択の上、市長に送付することに賛成の皆さんの起立を求めます。
(賛成者起立)
175 ◯議長(五十嵐京子議員) 起立少数。よって、本件は不採択と決定いたしました。
─────── ◇ ───────
176 ◯議長(五十嵐京子議員) 2陳情第28号、コロナ禍で苦境のアーティスト支援を求める陳情書。
これから討論を行います。
(「なし」と呼ぶ者あり)
177 ◯議長(五十嵐京子議員) 本件に対する討論を終了することにご異議ありませんか。
(「異議なし」と呼ぶ者あり)
178 ◯議長(五十嵐京子議員) ご異議なしと認め、討論を終了いたします。
直ちに採決いたします。
本件についての総務企画委員長の報告は採択です。
お諮りいたします。委員長報告どおり、採択の上、市長に送付することにご異議ありませんか。
(「異議なし」と呼ぶ者あり)
179 ◯議長(五十嵐京子議員) ご異議なしと認め、本件は採択の上、市長に送付することと決定いたしました。
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180 ◯議長(五十嵐京子議員) 2陳情第35号、市職員のボーナス引き上げによる、2019年度及び2020年度の影響額を市民に明らかにすることを求める陳情書。
これから討論を行います。
(「なし」と呼ぶ者あり)
181 ◯議長(五十嵐京子議員) 本件に対する討論を終了することにご異議ありませんか。
(「異議なし」と呼ぶ者あり)
182 ◯議長(五十嵐京子議員) ご異議なしと認め、討論を終了いたします。
直ちに採決いたします。
本件についての総務企画委員長の報告は採択です。
お諮りいたします。委員長報告どおり、採択の上、市長に送付することにご異議ありませんか。
(「異議なし」と呼ぶ者あり)
183 ◯議長(五十嵐京子議員) ご異議なしと認め、本件は採択の上、市長に送付することと決定いたしました。
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184 ◯議長(五十嵐京子議員) 2陳情第38
号、事業継続支援給付金につき他市でも例のある「飲食店等加算」「売上減少段階区分による加算」等を追加実施することを求める陳情書。
これから討論を行います。
(「なし」と呼ぶ者あり)
185 ◯議長(五十嵐京子議員) 本件に対する討論を終了することにご異議ありませんか。
(「異議なし」と呼ぶ者あり)
186 ◯議長(五十嵐京子議員) ご異議なしと認め、討論を終了いたします。
直ちに採決いたします。
本件についての総務企画委員長の報告は採択です。
お諮りいたします。委員長報告どおり、採択の上、市長に送付することにご異議ありませんか。
(「異議なし」と呼ぶ者あり)
187 ◯議長(五十嵐京子議員) ご異議なしと認め、本件は採択の上、市長に送付することと決定いたしました。
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188 ◯議長(五十嵐京子議員) 議案第29号、令和2年度小金井市
一般会計補正予算(第3回)。
本件は討論を行います。
初めに、本件に賛成の者の発言を許可します。
(20番宮下 誠議員登壇)
189 ◯20番(宮下 誠議員) 議案第29号、小金井市
一般会計補正予算(第3回)の採決に当たり、市議会公明党を代表し、賛成の立場から討論を行います。なお、今定例会の補正予算は、いずれも新型コロナ感染症対策が主な柱になっていることから、討論の回数を短縮する意味合いも込めて、既に専決処分が行われた補正予算(第1回)と可決成立している第2回、また、この後採決される補正予算(第4回)についても含めた内容とし、概括して我が会派の主張を述べたいと思います。
冒頭、
新型コロナウイルス感染症でお亡くなりになった方々に心から哀悼の意を表しますとともに、療養中の方々に心よりお見舞い申し上げます。また、昼夜を分かたずウイルスと闘いながら地域医療を懸命に支えてくださっている医療従事者の方々を始め、緊急事態宣言の中にあって、危険をいとわず第一線で働き、市民の生活を支えてくださった、いわゆるエッセンシャルワーカーの方々に対し、心から感謝申し上げます。
本年初頭から世界を混乱に巻き込んだ新型コロナウイルスは、我が国でも感染が拡大し、6月20日現在で累計感染者数1万7,799人、死亡者数952人、入院治療を要する者767人と厚生労働省のホームページに公表されています。私たち公明党市議団は、緊迫する感染拡大の中にあって、地域住民の声を積極的に拾い上げ、都議会議員や国会議員へ迅速に伝えるとともに、公明党として、小金井市に対してはもちろん、東京都や国へも要望や提言を重ねてまいりました。特に、国では、公明党の強い主張により、1人一律10万円の特別定額給付金が実現しました。また、学校の休校で休まざるを得なくなった場合の小学校休業等対応助成金について、フリーランスで働く保護者も対象としたほか、自粛で業績が悪化した中小企業などに払う持続化給付金の対象にもフリーランスを加えました。さらに、世帯収入の激減、アルバイト収入の激減により、学びの継続が困難になった学生を支援する最大20万円の学生支援緊急給付金は、公明党の主張で第1次補正の予備費から経費を充てるなど、学生支援にも力を入れてきました。さらに、第2次補正予算では、減収した中小企業に対して最大600万円の家賃支援給付金の創設のほか、創業直後の企業やフリーランスも持続化給付金の対象とするなど制度の拡充や、文化芸術、スポーツの活動支援にも力を入れてきました。
東京都においては、休業に協力していただいた店舗等の事業者に対する協力金について、公明党の要望に応えて、東京都は第2弾まで実施することにしたほか、文化芸術の支援策として東京都が実施するアートにエールを!東京プロジェクト事業をさらに拡充するよう求めたところ、東京都は同事業の募集人数を2万人まで拡大し、さらに新たな取組として、1公演につき200万円を支援することになりました。
また、感染拡大協力金は、第2回の申込みがこのたび始まりましたが、小金井市行政書士会の皆様には絶大なご協力を賜るなどスムーズな申請が進められていることに、この場をお借りし、感謝申し上げます。
さて、私たち小金井市議会公明党としては、緊急事態宣言に伴う小金井市の対応に関する緊急要望として、4月7日に第1弾、4月23日に第2弾、4月30日に第3弾と第4弾、5月14日には第5弾を提出して、市長や教育長に対し、様々な対策を求めたほか、定例会の中でも一般質問等を通じて、市民の生活に根差した多くの提案を行いました。この間、市内300事業所への影響調査アンケートも実施させていただいたところであります。
こうした中で、小金井市第1回補正予算で計上された国補助10分の10の122億円を超える特別定額給付金については、市に対し、迅速な執行を求めていたところ、5月2日からはマイナンバーカードを活用したインターネット経由の電子申請が始まっただけでなく、5月11日から5日間の日程で、ダウンロード版申請による特別申請の受付が行われました。給付金の支給について、子育て世帯への臨時特別給付金はスムーズに支給を進めていただきました。ところが、特別定額給付金の方は、公表されている6月18日現在の支給数を確認すると、申請者総数のいまだ12.3%にすぎません。ご努力いただいているところとは思いますが、さらなるスピードアップをお願いしたいと思います。
小金井市第2回補正予算では、新型コロナ感染拡大に伴い、売上げが減少している市内の中小企業等に対する給付金支給が組み込まれたほか、小・中学校におけるICT環境の整備について、市として新たに7,500台を超える教育用パソコンを購入する予算が提案され、児童・生徒1人1台のパソコンが配備されることになりました。契約議案も本日、議決する予定です。これは、オンライン教育に注目が集まる昨今、高く評価できます。併せて、図書館本館と貫井北分館に1台ずつ図書消毒機の設置が予算計上され、市民が手軽に本の消毒を行いつつ、安心した利用が図られるのはすばらしいことであります。
さて、小金井市第3回補正予算では、東京都の補助金を積極的に活用して、産前産後のヘルパー利用の拡充や、コロナ禍の移動を支援するタクシー券を含む子育て応援1万円商品券を送るなど、妊娠期から子育て期にわたる母子保健や育児に関する様々な悩みに対する、とうきょうママパパ応援事業が組み込まれています。
そして、国の制度拡充に伴って、安定した住まいの確保を図るため、離職しないまでも休業等に伴う収入の減少により住居を失うおそれが生じている方などに対し、支給対象が拡大された住居確保給付金事業についても第3回補正と第4回補正において計上され、適切に対応されています。この制度では、4月から5月における申請数が前年よりはるかに多くなっており、生活の基盤ともなる住居を確実に保障するためになくてはならない取組と言えます。今後、窓口となっている社会福祉協議会とも連携を取りつつ、申請状況に応じた迅速な対応を行うよう、市に対し、重ねて求めます。
第4回補正では、自転車駐車場定期利用料の補助金が組み込まれました。これは、市内の学生からの相談を受けて、緊急要望として上げていたものの一つで、東京都の要請による学校の休校によって駐輪場を利用しなくなった学生等に対し、定期利用料の補助を行う内容です。申請の複雑さの解消や対象地域に対する検討を要望させていただきましたが、可能な限り利用者の立場に立った対応を改めて市に求めるものです。また、この第4回補正で、介護施設や障害者施設への支援も予算化されており、評価できます。
最後に一言申し上げます。今定例会の中で、市は6月2日、総額107億円の新庁舎・福祉会館建設に向けて、2か月間も停滞していたにもかかわらず、新型コロナによる財政、設計への影響を考慮するよう求める議会に説明もないまま、突然実施設計の契約を取り交わしたことを明らかにしました。市は、財政調整基金から3億3,000万円を取り崩して新型コロナ対策に充てているほか、今後の数年間に及ぶ税収減も見込むとしているにもかかわらず、一度たりとも立ち止まることなく突き進んでいくことについて、市民の理解は得られません。
地方自治法には、地方公共団体は住民の福祉の増進を図ることを基本とする旨うたわれています。新型コロナウイルスによる影響は、いわゆる会社勤めの方に限らず、中小の企業や商店も含め、あらゆる業種に幅広く及んでいます。今、小金井市がやるべきことは、まずは窮状を訴える小金井市民へのきめ細やかな支援です。地域住民が何に困っているのか耳を傾け、安心して暮らしていけるようオーダーメードで応えていくことをまず第一に考えなければなりません。今後、地方創生臨時交付金を有効活用するなど、一層の努力を要望し、討論を終わります。
190 ◯議長(五十嵐京子議員) 以上で、討論を終了いたします。
本件については起立採決をいたします。
本件についての予算特別委員長の報告は原案可決です。
お諮りいたします。本件は、原案のとおり可決することに賛成の皆さんの起立を求めます。
(賛成者起立)
191 ◯議長(五十嵐京子議員) 起立全員。本件は原案可決と決定いたしました。
─────── ◇ ───────
192 ◯議長(五十嵐京子議員) 議案第50号、令和2年度小金井市
一般会計補正予算(第4回)。
本件は討論を行います。
初めに、本件に賛成の者の発言を許可します。
(2番村山ひでき議員登壇)
193 ◯2番(村山ひでき議員) 議案第50号、令和2年度小金井市
一般会計補正予算(第4回)のみに対し、みらいのこがねいを代表し、賛成討論を行います。
本件は、
新型コロナウイルス感染症の影響で困窮している市民や、感染拡大防止を図りつつサービスの継続に努めている最前線の関係団体に支援策を実施するものであり、6月2日に可決した第2回補正予算、本日、つい先ほど可決した第3回補正予算に続く、小金井市にとって実質3回目となるコロナ対策予算となります。新型コロナウイルスによる様々な影響へあらがうための支援策は合計六つとなりました。
最初に、新型コロナウイルス感染拡大防止のため、市民交流センターの定員制限を行い、利用料金を2分の1に減額する市民交流センター指定管理委託損失補償金は、芸術文化活動の継続支援並びに利用者目線に立った施策であると評価いたします。次に、離職または休業等による収入の減少により住居を失うおそれがある方々への支援策となる住居確保給付金は、相談件数が今年4月、5月で大幅に増加しており、6月に入って落ち着いてきたという状況のようですが、引き続き着実な申請事務と支給対応ができるよう要望いたします。
そして、障害福祉事務所等介護事務所の運営補助事業で、公益性の高い福祉サービスを維持継続して実施する事業者に運営を補助し、さらに、最前線の各施設で働く職員へ感謝の意を伝えるための慰労品プリペイドカードを贈呈することは高く評価いたします。慰労品は、受け取った職員の皆様が、明日からも頑張ろうと励みになるような直接的な感謝のメッセージを託してもらうことを提案しておきます。
同時に、小金井市医師会を始めとした皆様の献身的な協力で設置することができているPCR検査センター事業補助金についても高く評価します。既に5月25日からPCR検査センター業務が開始されており、市民の不安を除くため、この間、迅速な対応をいただいている小金井市医師会など関係者の皆様に、改めてこの場をお借りして深く感謝を申し上げます。
また、ひとり親世帯への臨時特別給付金ですが、さきに可決した第2回補正予算でも、ひとり親世帯への児童扶養手当を倍増で給付することを決定しており、今回さらに追加給付するもので、多摩地域の他市と比較しても比較的手厚い施策となっていますし、会計年度職員による雇用創出を行ったことも評価します。第3回補正予算でも会計年度職員報酬が盛り込まれていましたが、コロナで失った仕事はコロナで生まれた仕事で埋めるくらいの意識を全庁的に持っていただくことを望みます。
最後に、学生支援策の一環としての自転車駐車場定期利用料補助金です。小金井市は学生の町であり、学生支援策はいわゆる小金井らしい施策、支援策になり得ると考えます。既に市外駐輪場利用者でも利用、対応できる等工夫が見られるところですが、加えて、この施策が直接的な学生支援策となるよう、運用面でさらに利用しやすくなるよう努めてください。
以上、六つの支援策を評価し、今後も国や東京都も含めた支援策から漏れた人々を対象とした4回目の支援策が近日中に提案されることを期待しつつ、本議案に対する賛成討論といたします。
194 ◯議長(五十嵐京子議員) 次に、本件に賛成の者の発言を許可します。
(7番水谷たかこ議員登壇)
195 ◯7番(水谷たかこ議員) 議案第50号、令和2年度小金井市
一般会計補正予算(第4回)に限定して、小金井をおもしろくする会として賛成の立場から討論を行います。
今回の補正予算は、いずれも
新型コロナウイルス感染症対策として行う事業であり、賛成いたします。しかしながら、事業の実施方法等に関して不十分な点や、さらなる検討課題等があると感じておりますので、ここで述べさせていただきます。
まず、芸術文化施策に関する経費、市民交流センター指定管理委託損失補償金についてです。これは、市民交流センターを利用するに当たって、利用定員を半数以下に制限していることから、利用する団体から徴収する料金を半額とし、半額分を市が負担するというものです。この件については、チケットの販売金額が半額しか見込めないのに、利用料がそのままではイベントを行えないという市民からの要望も出されていたところであり、それに応えるものとして評価いたします。しかしながら、実際には、小ホールの利用定員は本来の3分の1とされているにもかかわらず、利用料は半額とするだけでは不十分です。制限された利用定員に応じた利用料として運用していただくように要望いたします。また、市民交流センターだけでなく、有料の集会施設についても、今後、同様の対応をすることを求めます。
次に、障害福祉事業所等運営補助に要する経費並びに介護事業所運営補助に要する経費についてです。新型コロナウイルス感染の不安を抱えながら現場でご尽力いただいている事業者、職員の皆様に心より感謝申し上げます。事業継続のための支援金は必要ですし、職員お一人お一人に感謝の意を表することも大切です。ただ、ほかにも生活を支えてくださった、いわゆるエッセンシャルワーカーと言われるようなたくさんの職種の皆様がおられる中で、小金井市として特定の事業だけを先行して実施することは、これを受け止める市民の皆様のお気持ちとしていかがでしょうか。今後、引き続き、他の職種への配慮を求めます。
そして、自転車駐車場定期利用料補助金事業については、経済的に影響を受けている学生を支援しようという目的については賛同するところです。しかし、対象が自転車を利用している学生のみに限られてしまいますし、手続の手間と支給金額とを見比べて、申請をしない学生が多いのではないかと懸念しているところです。240万円という予算をかけるのであれば、例えば10万円の奨学金を24人に支給するなど、目的に合致するほかの方策も検討されたのでしょうか。本定例会へは、市内大学に通う学生から国への意見提出を求める陳情も提出され、先ほど採択されました。学生が多い町、小金井市として、学生の皆さんに対する支援策を今後も引き続き検討していくことを求めます。
以上、幾つかの点を指摘させていただきましたが、新型コロナウイルス対策として必要な事業である予算については全体として評価し、賛成いたします。
以上をもって、小金井をおもしろくする会の討論とさせていただきます。
196 ◯議長(五十嵐京子議員) 次に、本件に賛成の者の発言を許可します。
(13番斎藤康夫議員登壇)
197 ◯13番(斎藤康夫議員) 議案第50号、小金井市
一般会計補正予算(第4回)に賛成討論をいたします。
本予算は、中国武漢から拡大された新型コロナウイルス対策の予算であります。それぞれ必要な対策ではありますが、これだけでは全く不十分であります。しかし、地方自治体の財源には限りがあり、独自に十分な対策をすることには限界があります。国からの地方公共団体への臨時交付金の大幅な追加が必要不可欠であります。日本銀行は、国債購入上限を撤廃しております。日本国民、地方行政、地方議会は、通貨発行権を持つ国に対して財政出動を求める必要があります。小金井市議会は、国の第2回補正予算に向け、国民を守るための真水100兆円規模の財政出動を求める意見書を本定例会で既に可決しております。
日本は、新型コロナによる死者数は、世界各国と比べ、抑え込むことに成功したと言えるでしょう。医療関係者の皆様のご努力とご労苦のたまものであり、深く感謝を申し上げたいと思います。しかし、その他の理由は不明であります。政府の対応策が最善のものだったとは思えません。国は国民活動の自粛を求めましたが、この自粛により感染者の減少につながったとは言えないとの評価が最近あります。確かに、新たに感染を確認された人が、潜伏期間の2週間前に実際に感染したと仮定すると、8割の自粛を呼びかけた時点では、新感染者のピークはとうに過ぎて、3分の1に減少した時点のものでありました。折れ線グラフで見ると、これは明らかであります。しかし、2か月にわたる自粛を行ったことは事実であります。実際の、現在の段階的自粛が日本経済に対する影響は甚大なものであります。その対策は遅きに失しているし、その量もあまりにも少ない状況であります。経済の影響が出るのは今後も続き、むしろこれからが本格的な影響となる可能性があります。国の財政出動を求めることの必要性を重ねて主張いたします。
小金井市民への支援策は、本予算に限らず、今後も含めて、スピードと公平性と手続の簡素化を求めます。例えば、本補正予算であれば、自転車駐車場の学生に対する返戻金は、民間及び市外の駐輪場を利用している場合は現執行予定の手続でよいですが、市営駐輪場であれば、市はデータを持っているので、6、7月分の料金を無料にすることで手続が簡素化した上で、全ての市営の駐輪場利用者が支援を受けられることになります。これが公平性であります。民間、市外の利用者と同じ手続をすることが公平でなく、同じ支援を受けることができることが公平だと考えます。
また、ひとり親世帯臨時特別給付金受給者への追加支援策であります。これは、対象者は既に児童扶養手当を受けることを希望している市民であり、意思確認の手続を省略することにより手続の簡素化となります。加えて、議案第29号になりますが、傷病手当は、給与所得者だけではなく、個人事業者を含めて支給すべきである。
以上、意見を付して、賛成討論といたします。
198 ◯議長(五十嵐京子議員) 次に、本件に賛成の者の発言を許可します。
(15番片山 薫議員登壇)
199 ◯15番(片山 薫議員) 議案第50号、2020年度
一般会計補正予算(第4回)に賛成の立場から討論を行います。
本補正予算は、本議会初日ではなく追加送付ではありましたが、予算特別委員会に付託して、ある一定の質疑が行われたことについては評価をするものです。コロナウイルス対策については、国や東京都からの補助など、急遽決定されることが今後も考えられますが、専決処分や即決などではなく、閉会中でも必ず臨時議会に諮り、公開の場での議論を経て決定してほしいと要望します。
今回の補正予算での市民交流センターの定員減に応じた利用料減額は、市民活動を支援するために必要な措置であり、また、住居確保給付金については、もっと積極的で分かりやすい広報が必要と考えます。特にひとり親家庭の支援について、市民団体による調査では、学校一斉休校期間、保育所登園自粛などが要請された緊急事態宣言期間に収入がなくなり、食べる物にも困ったという声が寄せられています。子どもに食事させるため、自分自身は2日に1度しか食事を取らなかった、水でしのいだ、母乳が出ず、ミルクもなく、赤ちゃんが痩せたなど、とても今の日本とは思えない悲惨な報告がありました。
府中市の後援をもらい、4月に府中市で行われた緊急派遣村の相談会のお知らせは、子育て支援関係の情報ツールに流れたので、シングルマザーが何人も訪れ、食糧支援を受けていました。府中市の相談会には国立市長も視察に訪れ、5月には国立市役所の隣で、市民団体による相談会が開かれています。国立市の相談会には多摩市長が視察に訪れ、市民団体とともに多摩市での開催を検討しているとのことです。ぜひ西岡市長には、各地で行われている相談会などを自分の目で見ていただきたいのです。行政の相談にはなかなか寄せられない声を行政がどう拾って、どう適切に支援していくことができるのか、今後もより検討を深めていただきたいと思っています。
また、今後、提案する補正予算の中では、自治体の直接事業または委託事業などで働いている会計年度任用職員以外の非正規の方々への休業補償や、より安定的な労働形態にしていくための予算組み、また、今後、収入が下がり、家賃や住宅ローンが払えなくなる可能性を見越し、市民への住宅支援、そしてまた、今補正予算にある自転車駐輪場代の補助のみではなく、さらに上乗せした学生への支援など、先んじたセーフティーネットの提案をお願いし、賛成討論を終わります。
200 ◯議長(五十嵐京子議員) 以上で、討論を終了いたします。
本件は起立採決をいたします。
本件についての予算特別委員長の報告は原案可決です。
お諮りいたします。本件は、原案のとおり可決することに賛成の皆さんの起立を求めます。
(賛成者起立)
201 ◯議長(五十嵐京子議員) 起立全員。本件は原案可決と決定いたしました。
─────── ◇ ───────
202 ◯議長(五十嵐京子議員) 2陳情第17号、契約金額約130億円で購入した蛇の目跡地に全市民が活用できる施設群建設を求める陳情書。
これから討論を行います。
(「なし」と呼ぶ者あり)
203 ◯議長(五十嵐京子議員) 本件に対する討論を終了することにご異議ありませんか。
(「異議なし」と呼ぶ者あり)
204 ◯議長(五十嵐京子議員) ご異議なしと認め、討論を終了いたします。
直ちに採決いたします。
本件は起立採決をいたします。
本件についての庁舎及び
福祉会館建設等調査特別委員長の報告は不採択です。
お諮りいたします。本件は、採択の上、市長に送付することに賛成の皆さんの起立を求めます。
(賛成者起立)
205 ◯議長(五十嵐京子議員) 起立なし。よって、本件は不採択と決定いたしました。
─────── ◇ ───────
206 ◯議長(五十嵐京子議員) 2陳情第22号、可燃ごみ処理で50億もの損害を市民に与えた小金井市は自ら自重し既成概念的庁舎建設を止め低額庁舎更新案の策定を求める陳情書。
これから討論を行います。
(「なし」と呼ぶ者あり)
207 ◯議長(五十嵐京子議員) 本件に対する討論を終了することにご異議ありませんか。
(「異議なし」と呼ぶ者あり)
208 ◯議長(五十嵐京子議員) ご異議なしと認め、討論を終了いたします。
直ちに採決いたします。
本件は起立採決をいたします。
本件についての庁舎及び
福祉会館建設等調査特別委員長の報告は不採択です。
お諮りいたします。本件は、採択の上、市長に送付することに賛成の皆さんの起立を求めます。
(賛成者起立)
209 ◯議長(五十嵐京子議員) 起立なし。よって、本件は不採択と決定いたしました。
─────── ◇ ───────
210 ◯議長(五十嵐京子議員) 2陳情第30号、3密不可避な集合・複合型庁舎建設案はパンデミック時代における安全軽視の愚案であるとし新庁舎計画の即時停止を求める陳情書。
これから討論を行います。
(「なし」と呼ぶ者あり)
211 ◯議長(五十嵐京子議員) 本件に対する討論を終了することにご異議ありませんか。
(「異議なし」と呼ぶ者あり)
212 ◯議長(五十嵐京子議員) ご異議なしと認め、討論を終了いたします。
直ちに採決いたします。
本件は起立採決をいたします。
本件についての庁舎及び
福祉会館建設等調査特別委員長の報告は不採択です。
お諮りいたします。本件は、採択の上、市長に送付することに賛成の皆さんの起立を求めます。
(賛成者起立)
213 ◯議長(五十嵐京子議員) 起立なし。よって、本件は不採択と決定いたしました。
─────── ◇ ───────
214 ◯議長(五十嵐京子議員) 2陳情第36号、市庁舎等建設の実施設計については1年程度凍結し新型コロナウイルス問題に対して行政と議会が全力を傾注することを求める陳情書。
これから討論を行います。
(「なし」と呼ぶ者あり)
215 ◯議長(五十嵐京子議員) 本件に対する討論を終了することにご異議ありませんか。
(「異議なし」と呼ぶ者あり)
216 ◯議長(五十嵐京子議員) ご異議なしと認め、討論を終了いたします。
直ちに採決いたします。
本件は起立採決をいたします。
本件についての庁舎及び
福祉会館建設等調査特別委員長の報告は不採択です。
お諮りいたします。本件は、採択の上、市長に送付することに賛成の皆さんの起立を求めます。
(賛成者起立)
217 ◯議長(五十嵐京子議員) 起立少数。よって、本件は不採択と決定いたしました。
─────── ◇ ───────
218 ◯議長(五十嵐京子議員) 議案第51号、小金井市総合体育館大規模改修工事(第2期)請負契約について。
これから討論を行います。
(「なし」と呼ぶ者あり)
219 ◯議長(五十嵐京子議員) 本件に対する討論を終了することにご異議ありませんか。
(「異議なし」と呼ぶ者あり)
220 ◯議長(五十嵐京子議員) ご異議なしと認め、討論を終了いたします。
直ちに採決いたします。
お諮りいたします。本件について、可決することにご異議ありませんか。
(「異議なし」と呼ぶ者あり)
221 ◯議長(五十嵐京子議員) ご異議なしと認め、本件は可決することと決定いたしました。
─────── ◇ ───────
222 ◯議長(五十嵐京子議員) 議案第52号、パススルー冷蔵庫等の買入れについて。
これから討論を行います。
(「なし」と呼ぶ者あり)
223 ◯議長(五十嵐京子議員) 本件に対する討論を終了することにご異議ありませんか。
(「異議なし」と呼ぶ者あり)
224 ◯議長(五十嵐京子議員) ご異議なしと認め、討論を終了いたします。
直ちに採決いたします。
お諮りいたします。本件について、可決することにご異議ありませんか。
(「異議なし」と呼ぶ者あり)
225 ◯議長(五十嵐京子議員) ご異議なしと認め、本件は可決することと決定いたしました。
─────── ◇ ───────
226 ◯議長(五十嵐京子議員) 議案第53号、教育用タブレット端末等の買入れについて。
本件は討論を行います。
本件に賛成の者の発言を許可します。
(6番白井 亨議員登壇)
227 ◯6番(白井 亨議員) 小金井をおもしろくする会として、議案第53号、教育用タブレット端末等の買入れについて、賛成するに当たり、意見を付すために討論いたします。
6月2日に議案第28号、小金井市
一般会計補正予算(第2回)を即決で可決し、その契約議案であります。これにより、小金井市は、児童生徒1人1台のChromebook配布及び学校通信回線の整備により、GIGAスクールに取り組むことになります。国の方針に従い、今、全国どこの自治体でも同様に、その準備に取りかかっています。まずは端末確保が年度内になるという自治体も多く耳にする中で、少し遅れそうですが、9月下旬稼動という早い段階での端末確保をできたことについて、教育委員会の努力を評価したいと思います。新型コロナウイルスの影響で臨時休校が長引き、学びが断絶された経験から、学びを止めないための最低限必要な環境整備であるとともに、これからの学びをよりよく変えていく一歩だと判断しております。
今回の臨時休校で、平時では特に気づかなかった課題が見えてまいりました。子どもの状況を把握し、学びをどう継続させていくのかという点において柔軟な思考と対応が求められた中で、公立小・中学校として十分な対応ができなかったということです。子どもたちに未知なる社会を生き抜いていける力をつけてもらうと言いながら、教育委員会を始め、学校教育そのものが最も柔軟に社会の変化に対応できていなかったということです。ICTのあるなし以前に、根本的に何を変えないといけないのか、しっかり教育委員会の皆様には考え、対応いただきたいと思います。
そして、ICT機器と環境、カリキュラムを組んで、サポーターをつければ万事オーケーなのではありません。大切なことは、そもそも学校での学びとは何かということを再定義することです。教育哲学者で有名な笘野一徳さんは、これまでのような画一的・一斉型のものから、学びの個別化、協同化、プロジェクト化の融合型へと転換していくことが必要であると述べられてきました。学びをまず徹底的にカスタマイズする必要があります。それだけでは全く十分ではなく、私たちはこれに、子どもたちの知恵や思考を持ち寄る協同的な学びと、それぞれの子どもたちが自らの目的を持って挑戦するプロジェクト型の学びを融合する必要があるというのです。
GIGAスクール構想は分かりました。ただ、そもそもの学びの体系を転換して、そこにICTを活用していく、そういう発想が不可欠なのではないでしょうか。早く端末を確保できたことはよいことですが、一方、導入まで時間がなさ過ぎるために、ICT機器を使うことだけに血眼になるのではなく、学びの本質を再確認した上で活用いただけるよう強く要望いたします。
そしてもう一つ、笘野先生が説いている重要なことは、学校を開くということです。閉鎖的な学級文化、人間関係から、より人間関係の流動性に開かれた学校への転換です。これまでも教育委員会をはじめ様々な関係団体、地域の皆さんが関わり、学校運営がなされてきたことを理解しており、感謝しております。しかしながら、それが、家庭環境や地域の状況など様々な社会状況が変わった今、より進化が必要だからこそ、小金井市は今、コミュニティスクールを導入し、推進しているのではないでしょうか。
今回は、ICT機器導入という事象だけではなく、教育長が言う大きな改革だと私は認識しています。それは、学校の役割は何かを再定義した上で、多様な体験と人間関係の構築の場として、子どもたち一人一人の学びをよりよいものにすることに取り組んでいただきたい。併せて、学校ごとでの取組に悪い意味での差が出ないよう、教員と学校へのサポートは最大限手厚くし、保護者への説明も徹底的に分かりやすくやっていただきたい。子ども自身も含め、学校と子どもを取り巻くあらゆる関係者が同じ目線に立ってこれからの学校教育を見ることができるよう、教育委員会のこれからの対応を強く要望、期待して、賛成討論といたします。
228 ◯議長(五十嵐京子議員) 以上で、討論を終了いたします。
本件は起立採決をいたします。
お諮りいたします。本件は、原案のとおり可決することに賛成の皆さんの起立を求めます。
(賛成者起立)
229 ◯議長(五十嵐京子議員) 起立多数。本件は原案可決と決定いたしました。
休憩いたします。
午後6時53分休憩
────────────
午後8時02分開議
230 ◯議長(五十嵐京子議員) 再開いたします。
お諮りいたします。お手元にご配付してありますとおり、追加日程第1から追加日程第22までの22件を日程に追加し、順次議題といたします。これにご異議ありませんか。
(「異議なし」と呼ぶ者あり)
231 ◯議長(五十嵐京子議員) ご異議なしと認め、追加日程第1から追加日程第22までの22件を日程に追加し、順次議題とすることと決定いたしました。
ここで、新型コロナウイルス対策のため、密を防ぐために退席いただいて結構でございます。
─────── ◇ ───────
232 ◯議長(五十嵐京子議員) 追加日程第1、議員案第23号、新型コロナウイルス等の感染症対策として、地方選挙の期日延期を可能とする法整備を求める意見書を議題といたします。
お諮りいたします。本件は、説明、質疑、委員会付託を省略し、討論・採決を一時保留することにご異議ありませんか。
(「異議なし」と呼ぶ者あり)
233 ◯議長(五十嵐京子議員) ご異議なしと認め、本件は説明、質疑、委員会付託を省略し、討論・採決を一時保留することと決定いたしました。
─────── ◇ ───────
234 ◯議長(五十嵐京子議員) 追加日程第2、議員案第24号、東京都に対し、都立病院・公社病院の地方独立行政法人化の中止を求める意見書を議題といたします。
お諮りいたします。本件は、説明、質疑、委員会付託を省略し、討論・採決を一時保留することにご異議ありませんか。
(「異議なし」と呼ぶ者あり)
235 ◯議長(五十嵐京子議員) ご異議なしと認め、本件は説明、質疑、委員会付託を省略し、討論・採決を一時保留することと決定いたしました。
─────── ◇ ───────
236 ◯議長(五十嵐京子議員) 追加日程第3、議員案第25号、オンライン本会議の実現に必要となる地方自治法改正を求める意見書を議題といたします。
お諮りいたします。本件は、説明、質疑、委員会付託を省略し、討論・採決を一時保留することにご異議ありませんか。
(「異議なし」と呼ぶ者あり)
237 ◯議長(五十嵐京子議員) ご異議なしと認め、本件は説明、質疑、委員会付託を省略し、討論・採決を一時保留することと決定いたしました。
─────── ◇ ───────
238 ◯議長(五十嵐京子議員) 追加日程第4、議員案第26号、優先整備路線に位置付けられた小金井市の都市計画道路2路線に関して、今年度の関連事務の停止と、長期的視点で事業化の見直しを求める意見書を議題といたします。
お諮りいたします。本件は、説明、質疑、委員会付託を省略し、討論・採決を一時保留することにご異議ありませんか。
(「異議なし」と呼ぶ者あり)
239 ◯議長(五十嵐京子議員) ご異議なしと認め、本件は説明、質疑、委員会付託を省略し、討論・採決を一時保留することと決定いたしました。
─────── ◇ ───────
240 ◯議長(五十嵐京子議員) 追加日程第5、議員案第27号、予防原則、人権保障の観点から電磁波の更なる安全対策を求める意見書を議題といたします。
お諮りいたします。本件は、説明、質疑、委員会付託を省略し、討論・採決を一時保留することにご異議ありませんか。
(「異議なし」と呼ぶ者あり)
241 ◯議長(五十嵐京子議員) ご異議なしと認め、本件は説明、質疑、委員会付託を省略し、討論・採決を一時保留することと決定いたしました。
─────── ◇ ───────
242 ◯議長(五十嵐京子議員) 追加日程第6、議員案第28号、福島第一原発事故によるタンク貯蔵汚染水の陸上保管を求める意見書を議題といたします。
お諮りいたします。本件は、説明、質疑、委員会付託を省略し、討論・採決を一時保留することにご異議ありませんか。
(「異議なし」と呼ぶ者あり)
243 ◯議長(五十嵐京子議員) ご異議なしと認め、本件は説明、質疑、委員会付託を省略し、討論・採決を一時保留することと決定いたしました。
─────── ◇ ───────
244 ◯議長(五十嵐京子議員) 追加日程第7、議員案第29号、新型コロナウイルス災害下での生活困窮者支援と住宅支援策の充実を求める意見書を議題といたします。
お諮りいたします。本件は、説明、質疑、委員会付託を省略し、討論・採決を一時保留することにご異議ありませんか。
(「異議なし」と呼ぶ者あり)
245 ◯議長(五十嵐京子議員) ご異議なしと認め、本件は説明、質疑、委員会付託を省略し、討論・採決を一時保留することと決定いたしました。
─────── ◇ ───────
246 ◯議長(五十嵐京子議員) 追加日程第8、議員案第30号、プロバイダ責任制限法の改正を求める意見書を議題といたします。
お諮りいたします。本件は、説明、質疑、委員会付託を省略し、討論・採決を一時保留することにご異議ありませんか。
(「異議なし」と呼ぶ者あり)
247 ◯議長(五十嵐京子議員) ご異議なしと認め、本件は説明、質疑、委員会付託を省略し、討論・採決を一時保留することと決定いたしました。
─────── ◇ ───────
248 ◯議長(五十嵐京子議員) 追加日程第9、議員案第31号、不動産価格の急激な下落に備え、都市農地保全のための措置を求める意見書を議題といたします。
お諮りいたします。本件は、説明、質疑、委員会付託を省略し、討論・採決を一時保留することにご異議ありませんか。
(「異議なし」と呼ぶ者あり)
249 ◯議長(五十嵐京子議員) ご異議なしと認め、本件は説明、質疑、委員会付託を省略し、討論・採決を一時保留することと決定いたしました。
─────── ◇ ───────
250 ◯議長(五十嵐京子議員) 追加日程第10、議員案第32号、PCR検査体制の強化と医療現場への財政支援を求める意見書を議題といたします。
お諮りいたします。本件は、説明、質疑、委員会付託を省略し、討論・採決を一時保留することにご異議ありませんか。
(「異議なし」と呼ぶ者あり)
251 ◯議長(五十嵐京子議員) ご異議なしと認め、本件は説明、質疑、委員会付託を省略し、討論・採決を一時保留することと決定いたしました。
─────── ◇ ───────
252 ◯議長(五十嵐京子議員) 追加日程第11、議員案第33号、営業と雇用、暮らし、文化・芸術を支える補償と支援を求める意見書を議題といたします。
お諮りいたします。本件は、説明、質疑、委員会付託を省略し、討論・採決を一時保留することにご異議ありませんか。
(「異議なし」と呼ぶ者あり)
253 ◯議長(五十嵐京子議員) ご異議なしと認め、本件は説明、質疑、委員会付託を省略し、討論・採決を一時保留することと決定いたしました。
─────── ◇ ───────
254 ◯議長(五十嵐京子議員) 追加日程第12、議員案第34号、国に対しCOVID-19対策としての学生・高等教育機関への支援と高等教育無償化の計画を求める意見書を議題といたします。
お諮りいたします。本件は、説明、質疑、委員会付託を省略し、討論・採決を一時保留することにご異議ありませんか。
(「異議なし」と呼ぶ者あり)
255 ◯議長(五十嵐京子議員) ご異議なしと認め、本件は説明、質疑、委員会付託を省略し、討論・採決を一時保留することと決定いたしました。
─────── ◇ ───────
256 ◯議長(五十嵐京子議員) 追加日程第13、議員案第35号、
新型コロナウイルス感染症の感染防止策について、更なる改善を求める意見書を議題といたします。
お諮りいたします。本件は、説明、質疑、委員会付託を省略し、討論・採決を一時保留することにご異議ありませんか。
(「異議なし」と呼ぶ者あり)
257 ◯議長(五十嵐京子議員) ご異議なしと認め、本件は説明、質疑、委員会付託を省略し、討論・採決を一時保留することと決定いたしました。
若干休憩いたします。
午後8時08分休憩
────────────
午後8時09分開議
258 ◯議長(五十嵐京子議員) 再開いたします。
追加日程第14、議員案第36号、小金井市議会の議員の議員報酬及び費用弁償等に関する条例の特例に関する条例を議題といたします。
提案理由の説明を求めます。
提案議員は登壇をお願いいたします。
(3番鈴木成夫議員登壇)
(6番白井 亨議員登壇)
(8番坂井えつ子議員登壇)
(10番湯沢綾子議員登壇)
(14番田頭祐子議員登壇)
(15番片山 薫議員登壇)
(20番宮下 誠議員登壇)
(22番渡辺大三議員登壇)
259 ◯議長(五十嵐京子議員) 提案理由の説明をする方はお手を挙げていただきたい。
260 ◯3番(鈴木成夫議員) それでは、提案理由についてご説明申し上げます。
本議案は、
新型コロナウイルス感染症の感染拡大による市民生活への影響を鑑み、議員報酬を減額するため、法案を提案するものであります。
261 ◯議長(五十嵐京子議員) 提案理由の説明を終了いたします。
これより質疑を行います。
262 ◯21番(篠原ひろし議員) 当初、今定例会で本条例案を出したいというお話があったときに、各人10万円の特別定額給付金が入るから、それをもってという前提があってのお話でありました。私としては、片方から特別定額給付金を10万円もらい、こちらの収入から10万円を削るというのでは、いってこいで、何ら私たち自分自身の収入に腹が痛むわけではないという状況は、私から言わせれば、そういうやり方はみっともないと、どうせならば10万円ももらわずに、自分自身で腹を切って10万円を出すという方が、正しいやり方ではないかというふうに私は思っておりますが、当初、そのようなお話があった方々について、10万円の特別定額給付金をもらった上で議員報酬の減額を行うということは、いまだに変わらないお考えでしょうか。
263 ◯10番(湯沢綾子議員) 当初、私たちの会派としては、特別定額給付金として10万円を受け取ることを前提としてこういった議案が必要ではないかという思いもあったところでありますが、その後、他の考え方を持つ会派の皆様ともいろいろ協議をいたしまして、その結果、この議員案の中にはそういった趣旨は盛り込まれておりませんし、私たちとしてはそういった趣旨も含んでいると思っているところですが、そこの捉え方は会派それぞれではないかというふうに思うところです。
264 ◯20番(宮下 誠議員) まず、今回の特別定額給付金は、全国民の連帯ということが非常に大きなテーマになっておりますので、そういう意味でまずは自分自身が国民の一人としてしっかりもらうということは大前提に思っております。また、それをもってして、議員という立場で小金井市というこの地域のために、いかにしてこうした財源をうまく利用していただけるようにというふうなことをいろいろ考えた結果、今回のこの議案というものについては、多くの議員が賛同できるという範囲で落ち着いた内容だと思っていまして、今回のこの提案については適切だというふうに思っております。
265 ◯22番(渡辺大三議員) ご質問ありがとうございます。篠原議員の態度は大変立派な考え方だというふうに思っておりますが、実は特別定額給付金の10万円を受け取るか受け取らないかに関しては、個々の議員に一々意向は確認しておりません。ひょっとしたら受け取らない方もこの中にはいるかもしれませんので、そのことは確認しておりません。ただ、当初、私も自由民主党・公明党と一緒に、この10万円ということに着目して内容は一旦考えたんですけれども、他の会派の皆様と意見交換をする中で、必ずしもこの特別定額給付金10万円が入ってくるということを前提にしない提案ということで整理をさせていただきました。なので、20%の減額ということで提案させていただいております。これが現在の到達点ということになりますので、篠原議員の発言に関しても受け止めて練ってきた内容でございますので、ぜひご賛同賜れればありがたく存じます。
266 ◯6番(白井 亨議員) 篠原議員、ご質問ありがとうございます。こういうやり取りをせざるを得なくなったことは、大変申し訳ないと思っております。我が会派はちょっと違いまして、スタート時点では私たちはその痛みを共有するという考えは毛頭ございませんで、小金井をおもしろくする会としましては、4月、5月に議会活動が十分できていなかったということを数値的に割り出して、それが全体の2割であるという観点から、20%削減ということを主張させていただきました。なので、ちょっとスタート時点でそれぞれの会派と考え方が違うということは申し上げておきます。ただし、いろいろな考えがある中で、いろいろ意見交換をして、調整をして、今の到達点に至っていると思いますので、そういうご認識でお願いいたします。
267 ◯21番(篠原ひろし議員) 給付金が国会の方で提案された経過については、どの党が提案し、どの党が了解し、国会でどのようにそれが処理されたかということはもう皆さんご存じだと思います。あえて政党名は言いません。しかし、提案された政党の関係者、党首と言われる方々が、自分たちはもらわないよ、また、それを受け取り、与党という中で処理をした政党の国会議員も、自分たちはもらわないというふうに言って、ニュースとして流れておりました。それはそれで、私が考えるには、一つの正しいやり方だろうというふうに思っております。そういう意味で、今、当初の話からこのような形に協議してまとめてきたということはお聞きしましたけれども、どのような経過でこういうふうに変わってきたか、内容が詰められてきたかということについての経過は私はお伺いしておりませんでした。議長の方からこうなっていますからということで、結果を見せていただきました。そういう個々人の、議員個人にも関わってくることについて、そういう進行の仕方というのは大変遺憾であるということは申し上げておきます。
268 ◯議長(五十嵐京子議員) 他にございませんか。
269 ◯24番(水上洋志議員) 提案された条例に対する私たちの意見を述べて、1点だけちょっと確認させていただきたいと思います。
まず、今回の報酬削減の条例提案なんですが、私たちは、一つとしては、議員が報酬削減するので、市民の皆さんも大変だけど、我慢してくれということにはまずならないというふうに思いますし、パフォーマンスのような形で議員報酬削減ということは行うべきではないというふうに考えております。
二つ目に、ただ、市民生活が今、
新型コロナウイルス感染症の関係で大変深刻な状況にあることは明らかですし、小金井市としても一定、財源を使って支援をしているということも事実でありますから、議会として何らか財源負担を捻出していくということも考えられることであるということで、私たちも一定の考えを示してきました。その内容は、期末手当で役職加算という20%の加算が役職者にはついていると思いますが、以前から私たちはこの役職加算は必要ないということを述べてきましたので、役職加算の分、約20万円、期末手当でありますけれども、この分の削減は行えるのではないかというふうなことを述べてきました。そういう点からいうと、今回、約10万円の報酬削減ということなので、条例の中身そのものに反対するものではありません。ただ、今、篠原議員からも表明がありましたけれども、議員個人の報酬という問題について一致をしないまま提案されたということは、私も大変問題だなということで、この間も議会運営委員会などで表明をしてきました。やはり議員の処遇や報酬に関することは全会一致で行うべきであって、多数決で決めるということには全くならないのではないかというふうに考えております。今も表明がありましたけれども、今回の上程に当たって、結局、全員の議員の合意が得られないまま提案に至っているということは事実だと思うんですが、そこまでしてなぜ提案されるのか、今までの小金井市議会としてこういう議員の処遇に関しては全会一致でやってきたのではないかなと私は思っているんですが、そういうことを違った形で踏みにじることになりはしないかという大変大きな懸念を持っておりますが、その点について皆さんどんなふうにお考えになっているのか、見解を伺いたいと思います。
270 ◯15番(片山 薫議員) そもそも、こういった新型コロナウイルス災害時においての議員報酬の削減というのは、他の議会でいろいろ行っていますけれども、私はパフォーマンスだと思っていましたので、本来、特に提案するつもりはありませんでした。しかし、幾つかの会派の方からそういった提案があるという話があって、そしていろいろな議員の案が出てきたというところでは調整をしていくということが必要かと考えておりました。その中では共産党の考えなどについてもいろいろお伺いしてきたかなと思っております。ですので、役職加算分を削減するというような考え方について私は賛同してきたと思っております。いろいろな調整を経る中で今の形になったということはあるかと思いますけれども、ただ、今後の様子を見ながら、12月の期末手当というところでの何か調整はあるということなども考えながらというような今の提案になっているかなと思っております。
ついでに、先ほど篠原議員がおっしゃっていたことについて、調整というか、きちんとした説明がなかなかなかったということについては、大変申し訳なかったなと私は思っております。しかし、この調整の中では、議長が間に立ってくれるというような形で行ってきておりましたので、しっかりとお願いしてきたと思っておりましたので、こういった状況になってしまったのは残念だと私は思っております。ですので、全体が一致しないままでということについての今の水上議員のご意見については、しっかりと受け止めていきたいと思っておりますけれども、これが一般的になるということではないと私は考えております。
271 ◯24番(水上洋志議員) 結局、全議員の合意がないまま提案されていると。いろいろな経過があったことは私も知っているんですけれども、最終的にこういう形になったのは大変遺憾だなというふうに私も思います。何度も言いますけど、議員のこういう報酬であるとか処遇に関することは、やはり全会一致でこの間、小金井市議会は進めてきたと思うんですね。だから、今回こういう形で違った形になるというのは大変残念だなと、今の時点ではそう言わざるを得ないし、私たちとしてはそういう考えを持ってこの条例に対しては一定の態度を取らざるを得ないということを表明しておきたいと思います。新型コロナウイルス対策で市民生活を支援するということは必要だし、私たち議員の姿勢も問われていることはよく分かりますけれども、しかし、議会の運営上の問題、進め方の問題としては大変問題があるということを踏まえて対応していきたいと思いますので、それだけ申し上げておきたいと思います。
272 ◯13番(斎藤康夫議員) 5点あります。
まず、提案理由なんですけれども、市民生活への影響を鑑み、議員報酬を削減すると、よく分からないんですよ。市民生活への影響を鑑み、そして議員報酬を減額ということであれば、私の解釈では、市民の収入が減少したから、議員も減額するんだと、市民と同じ痛みを分かち合うんだということでよろしいのかどうかが1点目です。
2点目は、議員報酬を変えるには、減額にしろ、増額にしろ、特別職報酬等審議会の審査が必要だと思いますけれども、それを省略してしまってもいいのかどうかということの見解を述べてください。
3点目です。減額した金額ですね。予算は一般会計に溶け込んでしまって、新型コロナウイルス対策になるとは限らないですよね。議員として、それぞれ消費という形での新型コロナウイルス対策というものを拒否しているわけではないでしょうけれども、その金額を市長に委ねてしまうということに対してどのようにお考えでしょうか。
4点目、これは誰のために、誰が喜ぶのか。これは約240万円ですよね。であれば、例えば、それぞれの議員が市内で消費という形で行った方が私は有意義な使い方ではないかなというふうに思っておりますが、いかがでしょうか。
それで、5点目には、この条例のつくり込みであれば、なぜ急ぐんでしょうか。本日、委員会付託しないで即決をしてほしいという形で提案議員の皆さんは考えているようなんですけれども、なぜ急ぐのか。このつくり込みでは一般会計にその予算分を戻してしまいますから、使うためには、当然、新たな補正予算を組んで議会の議決という形になれば、すぐに新型コロナウイルス対策に使えるという形にはならないわけです。なぜ急ぐのか、誰のために、何のために急ぐのか、この辺でパフォーマンスと言われても私はしようがないのではないかということですが、いかがでしょうか。5点、お答えください。
273 ◯22番(渡辺大三議員) 斎藤議員、ご質問ありがとうございます。5点、質問を頂いておりますので、それぞれの会派からお答えいたします。
まず、今回のこの提案理由、市民生活への影響を鑑みということでありますけれども、ご案内のとおり、
新型コロナウイルス感染症の拡大に伴いまして、かなり広範な業種にわたって甚だしい減収状態にあり、市民生活が極めて例のない厳しさ、リーマン・ショックを凌駕する厳しさということとなっております。今回の提案で生み出すことができる財源は、それを全てカバーできるだけの財源が生み出されないのは当然のことでありますけれども、しかし、こういった未曽有の市民生活の混乱、困窮ということを目の前にすれば、議会としてこういった市民生活をサポートする意味でも、何らかの姿勢を実際に財源を捻出する形で明らかにしていくということは、それぞれの努力をそれぞれのできる範囲でやっていくということは大事なことだろうというふうに考えておりますので、提案理由として市民生活への影響を鑑みと記載させていただいたものであります。
次に、2番の特別職報酬等審議会の件でございますが、一般には議員報酬の月額に関しましては、特別職報酬等審議会の議を経て、議会で最終的に決めていくということになるというのが正しいやり方でありますけれども、今回の場合は1か月に限定された特例の措置ということでありまして、本則で月額を変えるものではございません。このような特例措置に関しては、特別職報酬等審議会の議を経ないでも変えることができるものと解されると考えております。
次に、3番の一般会計に溶け込んでしまうじゃないかと、市長が使うことになるから、新型コロナウイルス対策に必ずしもならないのではないかというご質問なんですが、それに関しましては、この一つ後に議員案第37号、小金井市
新型コロナウイルス感染症対策基金条例を提案させていただいておりまして、これが可決されて、基金が7月1日付でできましたらば、これは市長にもお願いをしていくことになりますけれども、直近の補正予算におきまして、今回の議員案によって生み出された財源などにつきましても、この基金へきちんと積んでいっていただきたい。この間、提案会派の中でいろいろな議論があったんですが、今、斎藤議員が言われたのと同じ問題意識を結構多くの者が持っておりまして、一般会計に溶け込んでしまうということではなくて、きちんとそこは見える化を図りたいということで、基金にきちんと積んでいくことができるという別の議案、次の議員案第37号でその懸念を払拭するための措置が講じられているところでございます。
次に、4番目で、市内で市議会議員が消費をしたらいいじゃないかということでありました。しかし、例えばの話、それでは、市議会議員が今回のことを行わないで、市内で飲食しているから構わないじゃないか、市内で立派な着物を買ったからいいじゃないかと、これで市民の納得が得られるかというと、それで納得する方もいるかもしれません。ひょっとしたらその買いに行ったお店の人は喜ぶかもしれませんが、そういったことによって直接の利益を受けない多くの市民が見たときに、市議会議員がいろいろな買物をしましたと言って、地域のためになったからよかったじゃないかと、本当にそういう評価を頂けるかに関しては、相当疑問を感じざるを得ないというふうに思っておりまして、やはり市議会議員が自らの所得にしてしまって消費をするのではなくて、公にきちんと生かしていただくという措置を取ることがいいのではないのかなと私は考えております。
最後に、なぜ急ぐのかということでありますけれども、この間、3月ぐらいから被害が顕在化して、4月、5月、大変な時期を迎えておりました。やはり今、この時期に姿勢を明確化することが大事なのではないだろうかということで、これ以上遅れると時期を失することになるのではないのかなと考えたものでございまして、これも提案議員間では、例えば冬にあってもいいではないかという議論など、いろいろあったんですね。いろいろあったんですが、最終的には、現在、ここで即決でお願いするということで提案議員の中では一致を見たところでございますので、ぜひご理解を賜りたいと思います。
不足している点についてはフォローしていただきたい。
274 ◯議長(五十嵐京子議員) 代表しての答弁だそうです。
275 ◯13番(斎藤康夫議員) ありがとうございました。市民の減収が大きいということで、その財源の捻出というふうに聞こえたんですけれども、約240万円という金額になるんですけれども、ですから、最初に聞いたように、市民の影響を鑑みというのは市民の減収ということでよろしいわけですね。ということは、市民が減収したから市議会議員も減収するということで、これというのはお互い足をただ引っ張るだけであって、経済には全くよい効果がない、要するにデフレの考え方なんですよね。一つが、景気が悪いから縮小するという形で、かっこよく言えば、市民と痛みを分かち合うということですけれども、私はじり貧になっていく考え方で、240万円は市全体からすれば大した金額ではありませんけれども、これが原因になるとは思いませんけれども、私たちの一人一人の心の中で新型コロナウイルスによる経済への影響をどのように乗り越えるかということを考えるときには、緊縮財政ではなくて、これは拡大をしていかなければいけないということで私は考えておりますけれども、そのような考え方はできないんでしょうか。再び答弁いただければと思います。
2点目の特別職報酬等審議会なんですけれども、1か月の特例であるから本則ではないからいいんだということで、これは誰が判断したんですか。逐条解説か何かにあったんですか。もしあればどなたがどういう形で出したものか、引用されたのか、明確にしていただきたいというふうに考えております。もし例えば特別職報酬等審議会の委員の方にお聞きになったとすれば、個人的に聞いたのか、議会と特別職報酬等審議会のお互いの団体同士としての見解を求めるという形でやったのか、個人的にただ聞いてみただけだということなのか、いかがでしょうか。
3点目では、どう考えてもこの減額した予算というのは一般会計に溶け込むんですよね。議員案第37号、次の提案で基金をつくるということでありますけれども、基金のことはまたそこでやりますけれども、基金というのは、将来的な、今回でいえば、感染症対策をしていくために、何年かかけてその基金を積んでいく、積めるときに積んで、災害が起こったときに使うという、そういう形でなければ、なかなか使いづらいところです。次の質問と絡むところですけれども、誰のために、誰が喜ぶのか。240万円ですね。ご答弁では、直接利益にならない市民の理解は得られないということだったんですが、では、12万市民の皆さんに公平にこれを使っていただくためにはどういうふうに分けるかというと、1人20円ずつ配ると240万円なんですよ。そんなことはあり得ないですよね。当然どこか1か所にまとめてこれは使っていただくという形になるわけですよ。その使い方は非常に難しいですよね。議会としては、収入を基金に積んだから、市長、その使い方は考えなさいという形で、責任を市長に預けているわけじゃないですか。どういう使い方をするのか、何がいいのかということを具体的にご答弁いただけないですか。この3点目、4点目を併せた形で結構ですから、どういうふうに使ったらいいのか。アイデアで結構ですから、そのアイデアによっては、もしかしたら有効な使い方ができるかもしれないので、こういった報酬から240万円を生み出した金額で何ができるのかお答えください。
なぜ急ぐのかというのは、当然、新型コロナウイルス対策は急いだ方がいいのは当たり前なんです。ただ、こういう条例をつくってしまえば、時間がかかるでしょう。急ごうと思っても急げない。ただ単にこれを提案して可決するということを目的にしているというふうにしか私には見えないんですけれども、もし違っていたら見解を示していただければ幸いです。
276 ◯22番(渡辺大三議員) 再度の質問にお答えいたしたいというふうに思います。緊縮ということなんですけれども、例えば公務員の人件費に関しましては、人事院勧告制度という制度の中でいえば、民間給与に準拠して公務員の給与を決めていくこととなっております。もちろん特別職の報酬はそれとは別次元で特別職報酬等審議会で決まっておりますが、これとても市民の皆さんの収入の動向と無関係に決まっているわけではございません。小金井市の議員報酬が、市長や教育長や副市長もそうなんですが、最後に改正されたのは実は平成5年なんです。そのときの特別職報酬等審議会の方々と私はいろいろな議論をしたんですけれども、そのときの特別職報酬等審議会の方々の考え方は、その当時、市民の皆さんのバブル崩壊後の収入の激減ということがございまして、自殺者も相次いでいる時期でございました。今後、議員報酬とか市長とか教育長とか副市長の給与を上げることは長期にわたってできなくなるよというようなことで当時お話があって、つまり、理事者とか議員の報酬もこういった市民の収入と無関係に決まっているものではありません。また、同時に、先ほどの話でいえば、議員の報酬を高くすれば、市長の報酬を高くすれば、市民の収入が上がるのかといったら、そういう力学には当然なっておりません。逆なんですね。あくまで民間準拠でこちら側のところは影響を受けるというのが原則になっておりますので、今回の措置によって、我々の報酬を下げたからといって何か市民の皆さんの収入に悪影響が及ぶということはないだろうというふうに考えております。
次に特別職報酬等審議会の関係でございますけれども、この間、斎藤議員も何度も議決に参加されておりますけれども、市長の給料、それから副市長や教育長の給料などは、本則は変えないで、時限的に月額給与の削減ということが頻繁に実は行われております。行財政改革に資するためという名目であったり、不祥事の責任を取ったりということで、一々特別職報酬等審議会に諮らずに時限的なものは行ってきたと、短期のものは行ってきたというふうに考えておりまして、斎藤議員も数多く議決に参加されておりますので、そのことはよくご存じのとおりでありまして、短期なもの、本則をいじらないものに関しては、こういった特例的な措置は特別職報酬等審議会に諮らないでもあり得るだろうということは、慣例的にも明らかだろうと。ただ、明文規定があるかといえば、そういう明文規定は特別職報酬等審議会の条例には規定されていないということでありますけれども、この間の行政実例では、短期のもの、臨時のものについては行ってきたというふうに考えております。
次に一般会計に溶け込む云々ということは、実は斎藤議員と我々は問題意識が結構同じでございまして、なので、一般会計に溶け込んでしまわないように議員案第37号の提案をさせていただきました。そして、今般は議員の側も下がりますが、併せて理事者の方も下がってまいりますので、議員の側の金額のみならず、理事者の方の金額も含めて、一定のこういった基金などへの積み立てての見える化が図られていくのではないのかなというふうに思っておりますし、また、プラス、この間も市民の方から寄附があった場合どうなるのかという議論はいろいろあったんですけれども、この基金ができれば、こういったところに積んでいくことができるということで、それこそ一般会計からは区別して、きちんと新型コロナウイルス対策のために生かされるような使い方になっていくのではないのかなというふうに思っております。
それで、どう使ったらいいんだと、どういうふうに使うんだということでご質問を頂きました。実は、斎藤議員はよくご存じのとおりで、いろいろなアイデアがあります。この定例会の中でも、アーティストの件、学生の件、いろいろなことが議論になりました。ただ、ご案内のとおり、予算編成権というのは一義的には市長が持っておりまして、議会は議決権、修正権などを有しているにすぎないところもございます。私としては、この基金に関しては市民の支援ということで、特に緊急性の高いもの、収入の落ち込みの激しい方、やはりこういったところを重点的に市長が政策形成していただいて、予算措置していただいて、我々がそれを議決すると、こういう流れで生かされたらよいのではないかなと思っておりますが、何分、議会の分では240万円でございますので、そんなに大きな口をたたけるような大きな財源ではございませんけれども、ただ、そうはいっても、小さな財源でも積もり積もれば大きな財源になってまいりますから、今回の私たちの分もそのことにお役立ていただければありがたいというのが、提案議員の共通した思いではないかと考えております。
最後に、急いでいる理由でございます。今回、急がなくてもいいではないかということなんですが、ただ、考えてみると、ここで削減をきちんとしないと、例えばそれを冬に回したりすれば、その分、たかだか240万円かもしれませんが、財源が出てくるのが遅れていくことになるんですね。だったら、斎藤議員が言われるように、早い方がいいんだということであるならば、早くこのことについては議決した方がいいだろうというふうに思っていて、すぐにでも市長にこの財源はつくりましたよということで通知した方が、市長としても予算編成の作業に当たりやすいのではないかと思うので、スピードを急ぐんだったら、ここで議決をする方が望ましいのではないかと考えるところでございます。
277 ◯20番(宮下 誠議員) 時間の関係もありますけれども、我が会派も、討論の中で申し上げたとおり、今、やるべきは、市はしっかりと市民の皆さんの声を聴き、そしてオーダーメードで対応していく、一人一人の窮状に沿って市民を支援していくというふうな意味合いで、しっかり政策を打っていくべきだというふうに申し上げましたので、考え方はそれぞれの会派様々あると思いますけれども、いろいろな提案というのはこの定例会の中でも様々各会派から出ておりますので、それは市長がしっかりと受け止めて、あとは実行するのみと思っております。
278 ◯13番(斎藤康夫議員) このアイデアでこういうふうに使うんだといういいアイデアがあったら、私は賛成してもいいと思っていたんですよ。今までは、市民が減収だから市議会も減らすんだという、デフレスパイラルに入っていく考え方は正しくないというふうに思っておりますので、この方向に関しては反対でしたけれども、240万円をこういうふうに使えるんだということがあれば、話は別ですよ。多分、市長だって、240万円、基金に積められて、どうやって使っていいのか悩みますよ。多分、すぐ使えないんですよ。いろいろこれからやろうとしていた一般会計から繰り出すものを、基金からただ出すだけですからというふうにやらざるを得ない。市議会としての240万円はどこに行ったか分からない、お金には色がないからという形で、それイコール、一般会計に溶け込んでしまうということであります。
それから、早く議決しろと言うんですが、早く使える条例になっていないから、私は、委員会付託をして、使い方も含めていろいろ協議した上で議決すればいいんだろうなというふうに思っております。
それで、使い方ですね。アーティスト、学生、いいですよ。それ以外の外れた方たちはこれでいいわけですか。アーティストに240万円、どういう形か分かりませんけど、市内の方からアーティストの方、フリーランスの方、この方々を募って、その人たちにこの240万円を人数割にしてお渡しするということになれば、それ以外の飲食店も含めた方も、また苦しい学生の方も、議会のお金はアーティストには行ったけど、私のところには来ないという形になって、不公平感というか、いい印象ばかりに私はならないというふうに思っているんです。いかがでしょうか、使い方ですばらしいアイデアがあったら、私はこれに賛成してもいいというふうに思っておりますけれども、もし再度ご答弁があれば頂きたいと思うし、なければないで、それで結構です。判断させていただきます。
279 ◯22番(渡辺大三議員) 今回の定例会の中で様々な議決をしておりますし、決議なども可決をこの後されるものがあります。その中に様々な議会の要望というものも入っております。それで、240万円という財源でできることに限りがあるというのは、まさに当然そのとおりなんでございますが、例えば1億円で何かやるとしても、240万円が内訳として入っていれば、1億円で行う事業のそれぞれの事業に240万円はそれぞれ溶け込んでいることになるわけですね。というようなことから考えますと、きちんと基金として、つまり、もし今回のことをやらなければその財源はないわけです。その財源をきちんとつくれば、それが1億円という事業をやった中では内数になるわけですよ。それぞれに溶け込む。実は一般財源というのはそういうものでございまして、一般財源ということでよく一般的に言うのは、それでどこに使ったんだと私もたまに質問することがあるんですが、あちらこちらに溶け込んでおりますというのがいつも役所の答弁でございまして、そのとおりで、240万円が内数になっている大きな金額、そこで行われる全ての事業にそれぞれ溶け込んだと考えていくしかないのかなというふうに思っておりまして、240万円で何ができるんだという論理の立て方は、私は斎藤議員がそういうふうに真面目に考えられることはすばらしいことだと思っているんですが、役所の財務会計というのはそういうふうにはなっていないのではないのかなというふうに思っておりまして、あちらこちらにきちんと生かされていくものだというふうに思っております。つまり、無駄にはならないで、どこかには生かされていくと、しかもそれは新型コロナウイルス対策だということで、基金に積むことで明確化されるわけでございます。
280 ◯13番(斎藤康夫議員) 今、渡辺大三議員が代表して答えたけど、それでいいですか。一般会計に溶け込ますんだということを今、明確におっしゃったわけですけれども、そのとおりでよろしければ結構ですけど、何かあればご答弁いただければと思います。
281 ◯22番(渡辺大三議員) 一言だけ言っておきます。新型コロナウイルス対策をやる場合には特別会計はないわけですから、一般会計の中で行うしかないんですね。つまり、どうやるかといえば、新型コロナウイルスの基金に積んだお金を(「ほかの人に聞いている」と呼ぶ者あり)使う場合には、一般会計に呼び戻して使うことになるので、斎藤議員、そこはぜひ、財務会計は斎藤議員はプロなので、ご理解いただきたいと思います。一旦、一般会計に呼び戻して使うことになるんですよ。
282 ◯議長(五十嵐京子議員) ほかの方、補足ございますか。
283 ◯15番(片山 薫議員) 私はもともとパフォーマンスに見えるから反対だと言っていましたけれども、だけど、こういった形で調整をして、一応そういった財源を生み出そうということについては、やはり基金という形でまずはそこに置いておくと。ただ、使うときには、もちろんそういった形で基金から出さないと使えませんから、違う形になってくると思っています。私は、別の市民団体のところでいろいろな基金を集めていて、いろいろな方からいろいろな寄附が、私ではないですけど、ほかのところに、市民団体に来ているのを見ています。それはやはりこういった状況の中で皆さんこうやって寄附をしたいんだという思いを持って、そして一番打撃を受けている方に渡してほしいという思いで何千万円も集まってきたりしているんですよ。だけど、それは最初はすごく僅かなお金だったと思います。だから、こういった形で小金井市議会が提案して基金条例をつくったということで、そして、市議会から、本当に僅かかもしれないけれども、まずはそういったお金を入れた、それを市民に知らして、そこに何かしらぜひ寄附してくださいということを広報してもいいと私は思っています。また、今回、理事者のお金も多少入ってくるということであれば、それを元にして、こうやっていろいろな形で寄附を集めていって、お金を積み立てて、それをできるだけ収入が激減している方に分けていきたいというふうに私は思っています。
284 ◯6番(白井 亨議員) 斎藤議員、いろいろなご意見ありがとうございます。実はこちら側にいて聞いているんですが、おおむね斎藤議員のご意見に賛同しております。ただ、何でこちら側にいるかというと、先ほども若干、篠原議員の質問に対する答弁で述べましたが、そもそも私どもの会派は提案理由が違います。パフォーマンスと言われるかもしれませんが、4月、5月、議会活動ができなかったというところの、私自身の仕事ができなかったという反省において、その分の歳費を今、改めて削るという考えです。これは小金井をおもしろくする会としての考えです。ただ、そういう考えだけに固執しても仕方がないので、いろいろな会派の意見がある中で調整して、今、ここの提案の会派の中にいるということだけは改めて申し述べておきます。
確かに、お金の使い方、出口の戦略については、斎藤議員がおっしゃるとおりで、見え方によっては一般財源に溶け込むという表現にどうしてもなってしまうと思うんですね。ただ、今、片山議員がおっしゃったように、今回、単に基金に積むよというだけではなくて、一般の人たちから新型コロナウイルスに対する対策に使ってくださいという寄附を受け付ける窓口が、市になかったということが議会の中で明らかになりました。これは私どもの会派も含めて幾つかの会派が、そういうことをしっかり設けて、集めて、それとして使うべきだという話もしてまいりました。結果的には溶け込むかもしれませんが、目的を持って集めて、そこに対して使うというものの受皿をつくるという、基金そのものをつくること自体が一つの政策だと思っていましたので、そういう観点でまず捉えていただきたいということです。
あと、一致しているわけではないんですけれども、実は小金井をおもしろくする会の中では、削減して出てくるお金は、例えば議会として、新型コロナウイルス対策で必要なことで、必要な支出が見込めるものとか、必要な何かやらないといけないとなったときに、それが使えるじゃないという話があったんですよね。これは別に共有しているわけではないんですけれども、これは一致していませんが、例えばオンラインで会議が開けるようにしないといけないとか(「反対です」と呼ぶ者あり)そういう場合の経費に充てようかとか、そういう発想もできるよねという話などは実は会派の中でやっていました。ただ、おっしゃるように、反対の方もいらっしゃるのでね。これから第2波、第3波、何かが起こったときに、お金をかけて設備をもっと整えないといけないよねみたいな話になったときに、やはり執行部側からお金を出してもらわないと、議会費はありませんから、そういうときのための財源としても使えるのではないかという話は、実は会派の中ではやっておりました。すみません、これだけですが。
285 ◯議長(五十嵐京子議員) 他に質疑はございませんか。
(「なし」と呼ぶ者あり)
286 ◯議長(五十嵐京子議員) 以上で、質疑を終了することにご異議ございませんか。
(「異議なし」と呼ぶ者あり)
287 ◯議長(五十嵐京子議員) ご異議なしと認め、質疑を終了いたします。
提案議員の方は自席にお戻りください。
288 ◯9番(吹春やすたか議員) 動議。本件は、委員会付託を省略し、本会議即決の動議を提出します。
(「賛成」と呼ぶ者あり)
(「反対」と呼ぶ者あり)
289 ◯議長(五十嵐京子議員) ただいま、9番吹春やすたか議員から、議員案第36号、小金井市議会の議員の議員報酬及び費用弁償等に関する条例の特例に関する条例について、委員会付託を省略し、即決されたいとの動議が提出され、所定の賛成者がありましたので、動議は成立いたしました。
本動議を直ちに議題といたします。
本動議は起立採決いたします。
お諮りいたします。本動議に賛成の皆さんの起立を求めます。
(賛成者起立)
290 ◯議長(五十嵐京子議員) 起立多数。本件について、委員会付託を省略し、即決されたいとの動議は可決されました。
改めてお諮りいたします。本件について、討論・採決を一時保留することにご異議ありませんか。
(「異議なし」と呼ぶ者あり)
291 ◯議長(五十嵐京子議員) ご異議なしと認め、本件は討論・採決を一時保留いたします。
─────── ◇ ───────
292 ◯議長(五十嵐京子議員) 追加日程第15、議員案第37号、小金井市
新型コロナウイルス感染症対策基金条例を議題といたします。
提案理由の説明を求めます。
提案議員の登壇を求めます。
(3番鈴木成夫議員登壇)
(6番白井 亨議員登壇)
(8番坂井えつ子議員登壇)
(10番湯沢綾子議員登壇)
(14番田頭祐子議員登壇)
(15番片山 薫議員登壇)
(20番宮下 誠議員登壇)
(22番渡辺大三議員登壇)
293 ◯22番(渡辺大三議員) 議員案第37号、小金井市
新型コロナウイルス感染症対策基金条例をご提案申し上げます。
提案理由でございます。
新型コロナウイルス感染症の拡大を防止するとともに、同感染症によって深刻な影響を受けている市民・事業者を支援することを目的とする新たな基金を設置するため、本案を提出するものであります。
議案の本文をご覧ください。第1条は、設置を定めるものでございまして、
新型コロナウイルス感染症対策のための事業に必要な資金を確保するために基金を設置するものとし、第2条は積立ての方法として、毎年度の一般会計歳入歳出予算で定める額、そしてまた
新型コロナウイルス感染症対策のために寄せられた寄附金、以上をもって基金として積み立てていくことを想定しております。第3条以下は他の基金条例と共通となっておりますので、ご覧ください。付則で施行でございますが、令和2年7月1日から施行するものでございます。
どうぞよろしくご審議のほどお願い申し上げます。
294 ◯議長(五十嵐京子議員) 提案理由の説明を終了いたします。
これより質疑を行います。
295 ◯18番(遠藤百合子議員) 本条例には賛成の立場でございます。1点だけ確認をさせていただきたいと思います。本条例は
新型コロナウイルス感染症などの対策のための基金を設立するものでございます。感染の拡大、いずれは終息すると思っております。その際に、終息後も本基金が残り続けることになってはいかがなものであるかというふうに存じますので、基金を廃止するタイミングの辺りはどういうふうにお考えになっているか、お聞かせいただきたいと思います。
296 ◯22番(渡辺大三議員) 遠藤議員、ご質問ありがとうございます。ただいまご質問いただいたとおりでございまして、基金はその目的を達すれば、いつまでも基金条例として維持する必要はないものだというふうに考えております。それで、終息の時期なんですけれども、これはまず、政府など、責任のある機関が終息をしっかりと宣言するということが一つなんですが、ただ、ウイルス感染症の終息イコール経済的な影響の終息は意味しないと思われますので、そこから数年間程度になるのか分かりませんが、経済的な影響が残存している間は、なおこの基金は維持いたしまして、市民生活の維持・発展のために使っていければなと思っておりますが、役割を終えた段階で、これは議員側からか長の側からの提案になるかは別ですが、廃止条例を出して廃止すべきものと考えております。
297 ◯議長(五十嵐京子議員) 他にございませんか。
298 ◯13番(斎藤康夫議員) 私は何らかの基金はあってしかるべきだなというふうに思っているんですが、名称が新型コロナウイルスということになっているんですよね。今回の新型コロナウイルスだけのことなんでしょうかね。だから、今、遠藤議員の質問とも少しかぶるところではあるんですけれども、例えば何年かたって、新たなコロナウイルスが来れば、それは新型コロナウイルスなんですよね。それがどこから出たかが分からない。今回、中国の武漢から拡大したわけですけれども、COVID-19という名称もあるんですけれども、今回のためなのか、将来のためなのかという形ですよね。基金に入れてしまうと、やはり私は非常に使いづらいということで、今回のためなのか、将来のためなのかということをご答弁いただきたいと思います。
それと、基金に入るお金の動きなんですけれども、4月20日の歳費に関して我々は20%を受け取らないとなると、その20%分の金額を市長部局で新たな基金の中に移すということになるんですけれども、これは多分市長には質問できない、提案議員ですよね。市長にはできないんですけれども、議員案第36号のお金というのはいつ入るんですかね。そこに入れるにも、これは議会の議決が要りますよね。まず入れるのに議会の議決が要る。何らかがあって、出すのも議会の議決が要ると。開会中ならいいですけれども、本会議を開かなければならない、臨時会だ云々ということで、結構使い勝手が悪いというふうに思うんですけれども、この辺をどのようにお考えになっているのか。お金の動きが私より明確に分かっている方がいらっしゃったら、ご答弁いただければと思います。
299 ◯22番(渡辺大三議員) ご質問ありがとうございます。まず1点目でございますが、実は、最初、私の方で原案をつくった段階では、
新型コロナウイルス感染症の後の括弧書きの中、法的な根拠はあまり明確に書いていなかったんですね。それで、部局の方からもいろいろお知恵を頂いたり、議会事務局を通じて交渉した結果、基金としてしっかりつくっていくということになると、財務会計に関わる条例でございますので、対象をやはり明確化する必要があるだろうということとなりまして、
新型コロナウイルス感染症に関しての定義を明確にするために、どの法律に基づく感染症なのかということについて、ここに明文規定を設けるということとなりました。それで、今後、新型コロナウイルスがいろいろ発生する可能性は当然あるかなというふうに思っているんですが、現時点ではなかなか予見できません。予見できないものを前提とした基金はつくることができないので、あくまで現在の特別措置法に定められている
新型コロナウイルス感染症をターゲットとした基金というふうにお考えいただきたいと考えているところでございます、というのが1点です。
それから、2点目なんですが、議員の方の今回の減額措置で生み出される240万円ということなんですが、これは(2)の寄附金には該当しないということになりますので、ストレートに入れることにはなりません。(1)の毎年度の一般会計歳入歳出予算で定める額というところで、この部分から入れていくということになるんですが、そのためには、長において補正予算を編成していただいて、その中で、240万円に加え、理事者の減額から生み出される額もありますし、また、昨年度の黒字に関しましては、今後どうなるかはよく分かりませんけれども、少なくともこれまでの小金井市の財務会計からいえば、前年度の黒字に関しては、様々な基金に計画的に積み立ててきたというふうに思っておりますから、そういった運用も考えられるかもしれません。それで、何が大事かというと、実は、今回、昨年度の黒字を丸々すぐここで、例えば第3回定例会で全て予算化できるか、何かの歳出に組み込むことができるかというと、そこまで行き着かない場合もあります。そういう場合にどうするんだといった場合に、一般財源に入れてしまうのか、こういった基金に積み立てるのか、この辺りの編成権は市長にあるわけでございますけれども、この基金条例ができることによって、そういった当面生み出された財源に関して、すぐにきちんとした歳出の予算が組み立てられなくても、基金に積んでおくことによって、後でそこから引き出して、例えば定例会の途中でも補正することができるわけですけれども、そういった機動的な対応もできるようになってくるだろうというふうに思っております。いずれにしましても、先ほど申し上げましたが、予算編成権そのものは市長の方に専属しておりますので、私としては、この基金条例ができた暁には西岡市長には十分に活用していただいて、新型コロナウイルス対策のしっかりとした財源としても活用していただきたいということを期待したいと思っているところでございます。
300 ◯13番(斎藤康夫議員) 分かりました。ただ、今回の新型コロナウイルスも、新型インフルエンザ等対策特別措置法の改正でここに使えるようになったわけですから、次の新たなウイルスが発生しても、これはこの中で使えるということで、私は逆に、基金に入れるのであれば、将来的なものも含めた形で考えた方がいいだろうと。ただ、今、提案者が言われたように、予算編成権は市長にあるんだと、こういう枠組みと、議会から240万円入れたということは実績で、それ以降は市長にお任せということであるというふうに受け止めさせていただきます。
301 ◯議長(五十嵐京子議員) 他にございませんか。
302 ◯21番(篠原ひろし議員) 1点お伺いします。1点だけです。今回、報酬を20%カットして基金に積むわけなんですが、これは今年だけと、議員としてやるのは今年だけということですか。それとも、来年も何がしかのカットをしながら基金を増やしていこうという考えなんですか。それだけお伺いしておきます。
303 ◯22番(渡辺大三議員) ご質問いただいた点でございますけれども、今後、
新型コロナウイルス感染症の第2波、第3波というものがまた来るのか来ないのか、有効なワクチンが開発されるのかされないのか、まだちょっと将来系のところは見通すことができません。先ほど、一つ前の議案で提出したのは、提案会派の合意に基づいて提出したものでございまして、今後どうしていくのかということに関しては、これはまた、先ほどの提案議員のみならず、篠原議員も含めて全ての議員で協議が必要ということで、提案議員だけで先走ってやるつもりはございません。協議が必要になれば、改めてその段階で協議をすると。また、来年度以降の話は、実は我々の任期は本年度で終わるわけでございまして、来年度以降の新しい議員の皆さんのことにまで言及するのは不適切と思うので、その分の発言は控えさせていただきます。
304 ◯議長(五十嵐京子議員) 他にございませんか。
(「なし」と呼ぶ者あり)
305 ◯議長(五十嵐京子議員) 以上で、質疑を終了することにご異議ありませんか。
(「異議なし」と呼ぶ者あり)
306 ◯議長(五十嵐京子議員) ご異議なしと認め、質疑を終了いたします。
提案議員の皆さんは自席にお戻りください。
お諮りいたします。本件は、委員会付託を省略し、討論・採決を一時保留することにご異議ありませんか。
(「異議なし」と呼ぶ者あり)
307 ◯議長(五十嵐京子議員) ご異議なしと認め、本件は委員会付託を省略し、討論・採決を一時保留いたします。
─────── ◇ ───────
308 ◯議長(五十嵐京子議員) 追加日程第16、議員案第38号、小金井市子どもの権利に関する条例の一部を改正する条例を議題といたします。
提案理由の説明を求めます。
提案議員は登壇をお願いいたします。
(6番白井 亨議員登壇)
(14番田頭祐子議員登壇)
(15番片山 薫議員登壇)
(22番渡辺大三議員登壇)
309 ◯14番(田頭祐子議員) それでは、議員案第38号、小金井市子どもの権利に関する条例の一部を改正する条例についてご説明いたします。
この条例案は、2018年12月18日の本会議で提案した議員案第69号、小金井市子どもの権利に関する条例の一部を改正する条例を撤回し、出し直し案として再提案するものであります。そのため、少し経過の説明など、長くなりますが、提案させていただきますので、どうぞお聞きくださいませ。
2018年12月の提案理由は、同年11月29日に小金井市議会が賛成多数で採決した二つの陳情書、子どもの権利に関する条例を推進するための計画の策定と継続的な検証を求める陳情書及び子どもの最善の利益を保障する子どもオンブズパーソンの設置を求める陳情書が求めた三つの項目を採択した議会の責任として満たすためでありました。この間、厚生文教委員会では継続審議となっておりました。提案会派としては、のびゆくこどもプラン小金井の改定に向けた子ども・子育て会議の議論を確認し、担当部局との意見交換を重ねました。改定されたのびゆくこどもプラン小金井には、推進計画とその検証について、不十分ながらその記述がなされました。子どもオンブズパーソンについては、その設置が示されましたが、役割や権限を規定する条例の検討は、今後の市民や専門家による議論に委ねられることになっています。今回は特に小金井市で初めて設置される子どもオンブズパーソンにどのような役割を持たせて、どのような効果を期待するのか、そのことによって何を変えたいのか、方針を持つことが、子どもの救済だけでなく、社会の仕組みを変える観点からも大変に重要であります。この重要な時期だからこそ、最高規範となる子どもの権利条例で子どもの権利保障を最優先にする規定が必要と考え、子どもにも分かる易しい表現の改正を行いました。
条例の新旧対照表をご覧ください。
第15条の第3項中、「整えます」を「整えるとともに、子どもの権利が保障されるように、その推進計画をつくります」に改めます。
さらに第4項として、「市は、子どもにやさしいまちづくりを進めるための計画が、この条例を生かし子どもにとって最も良いものとなるように、市民や専門家とともに点検と評価を行い、市民へ報告します」を付け加えます。
第16条第2項中、「相談について速やかに対応します」を「相談や救済に対し速やかに対応するだけでなく、子どもの権利を保障できる権限を持つ子どもオンブズパーソンを設置します」に改めます。
付則として、「この条例は、公布の日から施行します」を加えました。
この改正について、条例の周知度を上げて、大きな課題であった子どもの権利に関する条例の認知度の低さの改善効果が期待できます。子どもたちや子どもの周辺にいる大人たちにも周知を広げて、いじめや虐待のない小金井市を目指すためにも、この条例の改正が必要と考えるものであります。
以上で、小金井市子どもの権利に関する条例の一部を改正する条例の説明を終わります。
310 ◯22番(渡辺大三議員) 手短に補足をいたしますが、今回、提案議員に加わりましたのは、私がちょっとびっくりしているのは、これは議会が陳情を採択してきた案件でございまして、一刻も早くきちんと条例化しないと、議会の議決とは何ぞやという、やはりこういったことにもなってくるというふうに考えております。その観点からも、皆様におかれましても、このたびこそは早急に条例がきちんと改正されますように、様々提案議員とキャッチボールしていただいて、早期の可決をぜひお願いしたいということを、提案議員の一名として申し上げたいと思います。どうぞよろしくお願いいたします。
311 ◯議長(五十嵐京子議員) 提案理由の説明を終了いたします。
これより質疑を行います。
(「なし」と呼ぶ者あり)
312 ◯議長(五十嵐京子議員) 質疑を終了することにご異議ありませんか。
(「異議なし」と呼ぶ者あり)
313 ◯議長(五十嵐京子議員) ご異議なしと認め、質疑を終了いたします。
提案議員の皆さんは自席にお戻りください。
本件は厚生文教委員会に付託いたします。
お諮りいたします。ただいま付託いたしました議員案第38号、小金井市子どもの権利に関する条例の一部を改正する条例は、閉会中の継続審査とすることにご異議ありませんか。
(「異議なし」と呼ぶ者あり)
314 ◯議長(五十嵐京子議員) ご異議なしと認め、本件は閉会中の継続審査と決定いたしました。
─────── ◇ ───────
315 ◯議長(五十嵐京子議員) 追加日程第17、議員案第39号、小金井市奨学資金支給条例の一部を改正する条例を議題といたします。
提案理由の説明を求めます。
提案議員は登壇をお願いいたします。
(14番田頭祐子議員登壇)
(15番片山 薫議員登壇)
(16番たゆ久貴議員登壇)
(22番渡辺大三議員登壇)
(23番板倉真也議員登壇)
(24番水上洋志議員登壇)
316 ◯16番(たゆ久貴議員) 厳しい経済状況を踏まえ、その状況でも学生がお金を理由に進学を諦めることのないように、学業と希望ある未来を保障するために、小金井市奨学資金の支給額と支給人数を増やす本条例案を提出します。
内容は、高校生については、現行では毎月5,300円を35人に支給していますが、これを1万2,000円を50人の支給に増やします。大学生については、現行では1万2,200円を3人に支給していますが、これを2万円を10人に増やします。予算については、現行では高校生の部分で222万6,000円、大学生の部分で43万9,200円で、合計266万5,200円でありますが、条例案では、高校生の部分で720万円、学生の部分で240万円で、合計960万円になります。267万円から960万円ですから、約693万円の新たな支出で実現できます。
今、生活が大変なご家庭の深刻な実態があります。高額な授業料を払うことができずに、高校や大学の進学を諦めたり、入学しても中退してしまう方が珍しくありません。授業料だけでなく、交通費や衣服類、部活動費、教材費など学生生活には様々な多くのお金がかかり、それらも負担になっています。学ぶ意欲があるのに学べないことは、学生にとって絶望的です。保護者にとっても、子どもを希望する学校に行かせられないことは本当につらいことです。また、大学生の8割がアルバイトをしていると言われております。せっかく進学しても、学費を稼ぐために長時間のアルバイトに追われ、授業をさぼって働かないといけないなど、肝心な学業に専念できずに支障が生じている状況です。そして、現在、そこに新型コロナウイルスの影響も現れました。休校により授業ができないだけでなく、アルバイトもできなくなり、学費を稼げなくなり、親の収入も減り、仕送りも減るなど、学生生活の深刻な状況に追い打ちがかかっています。学生の5人に1人が退学を検討しているというアンケート結果も出ています。
このような状況を生んでいるのは、そもそも日本の学費が高過ぎることが原因です、国立大学で54万円、私立大学で90万円の平均の授業料がかかります。高校も、授業料は実質無償化されておりますが、学習費総額は、公立で46万円、私立で97万円、平均でかかる調査結果もあります。世界的に見てもこの異常な高学費に対し、抜本的な負担軽減が求められております。このような状況の下で地方自治体独自の支援も求められております。
その中で、小金井市も現行制度で一定の支援を行っています。しかし、その支給額と対象者数は、現在必要数に追いついていないと考えます。利用実績を見ますと、高校生では、直近3年は、定員35人を応募者が数人下回っておりますが、それ以前は応募者が定員を上回っておりました。大学生については、定員3人に対し毎年応募者は10人前後おり、高い倍率となっています。利用したくてもできない状況です。小金井市奨学資金運営委員会から出ている意見でも、平成25年には拡充の答申が一度まとまりましたが、財政状況を鑑みて、取りやめた経過があります。平成30年度には、予算を増やすことはできないのかといった声や、令和元年度には、今後については予算が今のままでいいのかじっくり考えていくべきであるといった意見も出され、拡充の必要が言われております。
以上、様々申し上げさせていただきました。学生が進学を諦めるか、バイト漬けか借金漬けで進学するか、この究極の選択を迫られている今、市として支援を拡充する必要があると考え、条例案を提案させていただきました。皆様、よろしくご審議の上、ご議決賜りますようよろしくお願い申し上げます。
317 ◯議長(五十嵐京子議員) 提案理由の説明を終了いたします。
これより質疑を行います。
318 ◯6番(白井 亨議員) 委員会付託されると思いますので、そこでしっかりやらせていただきたいと思いますが、資料要求をさせていただきたいんですね。非常にいい政策提案をされていると思うんですが、ただ、一方で、お金がかかるものですから、しっかり議論すべきだと認識しております。資料要求ですが、今回のこの条例改正の政策形成の根拠ですね。いわゆる計画との整合性と財源の根拠ですね。あとは、さっきちょっといろいろ提案理由を述べられておりましたが、いわゆる大学生にしても高校生にしても、学びを諦めないといけない大学生や高校生がどういう状況の中でどれぐらいいらっしゃるのか、これも一つの根拠になると思いますので、何かしらのデータなのか、根拠みたいなもの、併せて政策をつくる根拠となるその辺の状況、データなどを整理してご提出いただきたいと思います。
319 ◯16番(たゆ久貴議員) 要求議員と調整の上、出せるものは出したいと思います。
320 ◯5番(沖浦あつし議員) 昨日、いろいろ話しましたけれども、資料要求でお願いしたいと思います。小金井市の奨学資金、過去10年の高校生・大学生の応募人数と定員枠に関しての資料。
そして、多摩26市でこのような奨学資金の給付型あるいは貸付型の支給をされている自治体、その詳細ですか、それを示したもの。
あと、今回、支給月額、高校生1万2,000円、大学生2万円と、ここのいわゆる積算根拠、今までの金額より上がっているということで、その根拠と内訳。そして、定員枠も現状よりは増やしているという状況だと思います。高校生が50人以内、大学生が10人以内、その根拠というか、それがどういうところからこの人数がいればいいのではないかと思われたかということで、それを何か示せる資料があればお願いします。
321 ◯16番(たゆ久貴議員) 要求議員と調整の上、出せるものはお出ししたいと思います。
322 ◯議長(五十嵐京子議員) 他にございませんか。
323 ◯12番(小林正樹議員) 資料要求で、白井議員の資料に追加になるのか分からないんですが、ここ数年間、高等教育の授業料の無償化補助については、国においてもかなり加速的に進んでいると思います。制度が当たる前と今と、数段階に分けてになるかと思いますが、学生の授業料の負担が分かるように資料を作っていただければと思います。
324 ◯16番(たゆ久貴議員) 要求議員と調整の上、出せるものは出したいと思います。
325 ◯議長(五十嵐京子議員) 他にございませんか。
(「なし」と呼ぶ者あり)
326 ◯議長(五十嵐京子議員) 以上で、質疑を終了することにご異議ありませんか。
(「異議なし」と呼ぶ者あり)
327 ◯議長(五十嵐京子議員) ご異議なしと認め、質疑を終了いたします。
提案議員の皆さんは自席にお戻りください。
本件は厚生文教委員会に付託いたします。
お諮りいたします。ただいま付託いたしました議員案第39号、小金井市奨学資金支給条例の一部を改正する条例は、閉会中の継続審査とすることにご異議ありませんか。
(「異議なし」と呼ぶ者あり)
328 ◯議長(五十嵐京子議員) ご異議なしと認め、本件は閉会中の継続審査と決定いたしました。
─────── ◇ ───────
329 ◯議長(五十嵐京子議員) 追加日程第18、議員案第40号、第5次基本構想・前期基本計画の内容について、新型コロナウイルスの社会的影響を踏まえることを求める決議を議題といたします。
お諮りいたします。本件は、説明、質疑、委員会付託を省略し、討論・採決を一時保留することにご異議ありませんか。
(「異議なし」と呼ぶ者あり)
330 ◯議長(五十嵐京子議員) ご異議なしと認め、本件は説明、質疑、委員会付託を省略し、討論・採決を一時保留することと決定いたしました。
─────── ◇ ───────
331 ◯議長(五十嵐京子議員) 追加日程第19、議員案第41号、新型コロナウイルス感染の情報公開の在り方に関する決議を議題といたします。
お諮りいたします。本件は、説明、質疑、委員会付託を省略し、討論・採決を一時保留することにご異議ありませんか。
(「異議なし」と呼ぶ者あり)
332 ◯議長(五十嵐京子議員) ご異議なしと認め、本件は説明、質疑、委員会付託を省略し、討論・採決を一時保留することと決定いたしました。
─────── ◇ ───────
333 ◯議長(五十嵐京子議員) 追加日程第20、議員案第42号、
新型コロナウイルス感染症を踏まえ、新庁舎及び(仮称)新福祉会館建設に関して、慎重な検討を求める決議を議題といたします。
お諮りいたします。本件は、説明、質疑、委員会付託を省略し、討論・採決を一時保留することにご異議ありませんか。
(「異議なし」と呼ぶ者あり)
334 ◯議長(五十嵐京子議員) ご異議なしと認め、本件は説明、質疑、委員会付託を省略し、討論・採決を一時保留することと決定いたしました。
─────── ◇ ───────
335 ◯議長(五十嵐京子議員) 追加日程第21、議員案第43号、議案第50号令和2年度小金井市
一般会計補正予算(第4回)対する決議を議題といたします。
お諮りいたします。本件は、説明、質疑、委員会付託を省略し、討論・採決を一時保留することにご異議ありませんか。
(「異議なし」と呼ぶ者あり)
336 ◯議長(五十嵐京子議員) ご異議なしと認め、本件は説明、質疑、委員会付託を省略し、討論・採決を一時保留することと決定いたしました。
─────── ◇ ───────
337 ◯議長(五十嵐京子議員) 追加日程第22、議案第54号、令和2年7月に小金井市長、小金井市副市長及び小金井市教育長に支給する給料の特例に関する条例を議題といたします。
提案理由の説明を求めます。
338 ◯市長(西岡真一郎) 議案第54号、令和2年7月に小金井市長、小金井市副市長及び小金井市教育長に支給する給料の特例に関する条例をご提案申し上げます。
新型コロナウイルス感染症の感染拡大による市民生活への影響を鑑み、市長、副市長及び教育長の給料を減額するため、本案を提出するものであります。
細部につきましては、担当部長から説明させていただきますので、よろしくご審議の上、ご議決賜りますようお願い申し上げます。
(「省略」と呼ぶ者あり)
339 ◯議長(五十嵐京子議員) 省略との声がございますが、省略することにご異議ありませんか。
(「異議なし」と呼ぶ者あり)
340 ◯議長(五十嵐京子議員) それでは、これより質疑を行います。
(「なし」と呼ぶ者あり)
341 ◯議長(五十嵐京子議員) 質疑を終了することにご異議ありませんか。
(「異議なし」と呼ぶ者あり)
342 ◯議長(五十嵐京子議員) ご異議なしと認め、質疑を終了いたします。
お諮りいたします。本件は、委員会付託を省略し、討論・採決を一時保留することにご異議ありませんか。
(「異議なし」と呼ぶ者あり)
343 ◯議長(五十嵐京子議員) ご異議なしと認め、本件は委員会付託を省略し、討論・採決を一時保留することと決定いたしました。
議会運営委員会等を開催するため、しばらく休憩いたします。
午後9時26分休憩
────────────
午後10時13分開議
344 ◯議長(五十嵐京子議員) 再開いたします。
ここで、先ほど保留いたしました追加日程第1から追加日程第15まで及び追加日程第18から追加日程第22までの20件の保留を解き、順次議題とし、討論・採決を行います。
議員案第23号、新型コロナウイルス等の感染症対策として、地方選挙の期日延期を可能とする法整備を求める意見書。
これから討論を行います。
(「なし」と呼ぶ者あり)
345 ◯議長(五十嵐京子議員) 本件に対する討論を終了することにご異議ありませんか。
(「異議なし」と呼ぶ者あり)
346 ◯議長(五十嵐京子議員) ご異議なしと認め、討論を終了いたします。
直ちに採決いたします。
お諮りいたします。本件について、原案のとおり可決することにご異議ありませんか。
(「異議なし」と呼ぶ者あり)
(「異議あり」と呼ぶ者あり)
347 ◯議長(五十嵐京子議員) ご異議がありますので、本件は起立採決をいたします。
お諮りいたします。本件は、原案のとおり可決することに賛成の皆さんの起立を求めます。
(賛成者起立)
348 ◯議長(五十嵐京子議員) 起立多数。本件は原案可決と決定いたしました。
─────── ◇ ───────
349 ◯議長(五十嵐京子議員) 議員案第24号、東京都に対し、都立病院・公社病院の地方独立行政法人化の中止を求める意見書。
これから討論を行います。
(「なし」と呼ぶ者あり)
350 ◯議長(五十嵐京子議員) 本件に対する討論を終了することにご異議ありませんか。
(「異議なし」と呼ぶ者あり)
351 ◯議長(五十嵐京子議員) ご異議なしと認め、討論を終了いたします。
直ちに採決いたします。
お諮りいたします。本件について、原案のとおり可決することにご異議ありませんか。
(「異議なし」と呼ぶ者あり)
(「異議あり」と呼ぶ者あり)
352 ◯議長(五十嵐京子議員) ご異議がありますので、本件は起立採決をいたします。
お諮りいたします。本件は、原案のとおり可決することに賛成の皆さんの起立を求めます。
(賛成者起立)
353 ◯議長(五十嵐京子議員) 起立多数。本件は原案可決と決定いたしました。
─────── ◇ ───────
354 ◯議長(五十嵐京子議員) 議員案第25号、オンライン本会議の実現に必要となる地方自治法改正を求める意見書。
これから討論を行います。
(「なし」と呼ぶ者あり)
355 ◯議長(五十嵐京子議員) 本件に対する討論を終了することにご異議ありませんか。
(「異議なし」と呼ぶ者あり)
356 ◯議長(五十嵐京子議員) ご異議なしと認め、討論を終了いたします。
直ちに採決いたします。
お諮りいたします。本件について、原案のとおり可決することにご異議ありませんか。
(「異議なし」と呼ぶ者あり)
(「異議あり」と呼ぶ者あり)
357 ◯議長(五十嵐京子議員) ご異議がありますので、本件は起立採決をいたします。
お諮りいたします。本件は、原案のとおり可決することに賛成の皆さんの起立を求めます。
(賛成者起立)
358 ◯議長(五十嵐京子議員) 起立多数。本件は原案可決と決定いたしました。
─────── ◇ ───────
359 ◯議長(五十嵐京子議員) 議員案第26号、優先整備路線に位置付けられた小金井市の都市計画道路2路線に関して、今年度の関連事務の停止と、長期的視点で事業化の見直しを求める意見書。
これから討論を行います。
(「なし」と呼ぶ者あり)
360 ◯議長(五十嵐京子議員) 本件に対する討論を終了することにご異議ありませんか。
(「異議なし」と呼ぶ者あり)
361 ◯議長(五十嵐京子議員) ご異議なしと認め、討論を終了いたします。
直ちに採決いたします。
お諮りいたします。本件について、原案のとおり可決することにご異議ありませんか。
(「異議なし」と呼ぶ者あり)
(「異議あり」と呼ぶ者あり)
362 ◯議長(五十嵐京子議員) ご異議がありますので、本件は起立採決をいたします。
お諮りいたします。本件は、原案のとおり可決することに賛成の皆さんの起立を求めます。
(賛成者起立)
363 ◯議長(五十嵐京子議員) 起立多数。本件は原案可決と決定いたしました。
─────── ◇ ───────
364 ◯議長(五十嵐京子議員) 議員案第27号、予防原則、人権保障の観点から電磁波の更なる安全対策を求める意見書。
これから討論を行います。
(「なし」と呼ぶ者あり)
365 ◯議長(五十嵐京子議員) 本件に対する討論を終了することにご異議ありませんか。
(「異議なし」と呼ぶ者あり)
366 ◯議長(五十嵐京子議員) ご異議なしと認め、討論を終了いたします。
直ちに採決いたします。
お諮りいたします。本件について、原案のとおり可決することにご異議ありませんか。
(「異議なし」と呼ぶ者あり)
367 ◯議長(五十嵐京子議員) ご異議なしと認め、本件は原案のとおり可決することと決定いたしました。
─────── ◇ ───────
368 ◯議長(五十嵐京子議員) 議員案第28号、福島第一原発事故によるタンク貯蔵汚染水の陸上保管を求める意見書。
これから討論を行います。
(「なし」と呼ぶ者あり)
369 ◯議長(五十嵐京子議員) 本件に対する討論を終了することにご異議ありませんか。
(「異議なし」と呼ぶ者あり)
370 ◯議長(五十嵐京子議員) ご異議なしと認め、討論を終了いたします。
直ちに採決いたします。
お諮りいたします。本件について、原案のとおり可決することにご異議ありませんか。
(「異議なし」と呼ぶ者あり)
(「異議あり」と呼ぶ者あり)
371 ◯議長(五十嵐京子議員) ご異議がありますので、本件は起立採決をいたします。
お諮りいたします。本件は、原案のとおり可決することに賛成の皆さんの起立を求めます。
(賛成者起立)
372 ◯議長(五十嵐京子議員) 起立多数。本件は原案可決と決定いたしました。
─────── ◇ ───────
373 ◯議長(五十嵐京子議員) 議員案第29号、新型コロナウイルス災害下での生活困窮者支援と住宅支援策の充実を求める意見書。
これから討論を行います。
(「なし」と呼ぶ者あり)
374 ◯議長(五十嵐京子議員) 本件に対する討論を終了することにご異議ありませんか。
(「異議なし」と呼ぶ者あり)
375 ◯議長(五十嵐京子議員) ご異議なしと認め、討論を終了いたします。
直ちに採決いたします。
お諮りいたします。本件について、原案のとおり可決することにご異議ありませんか。
(「異議なし」と呼ぶ者あり)
376 ◯議長(五十嵐京子議員) ご異議なしと認め、本件は原案のとおり可決すること決定いたしました。
─────── ◇ ───────
377 ◯議長(五十嵐京子議員) 議員案第30号、プロバイダ責任制限法の改正を求める意見書。
これから討論を行います。
(「なし」と呼ぶ者あり)
378 ◯議長(五十嵐京子議員) 本件に対する討論を終了することにご異議ありませんか。
(「異議なし」と呼ぶ者あり)
379 ◯議長(五十嵐京子議員) ご異議なしと認め、討論を終了いたします。
直ちに採決いたします。
お諮りいたします。本件について、原案のとおり可決することにご異議ありませんか。
(「異議なし」と呼ぶ者あり)
(「異議あり」と呼ぶ者あり)
380 ◯議長(五十嵐京子議員) ご異議がありますので、本件は起立採決をいたします。
お諮りいたします。本件は、原案のとおり可決することに賛成の皆さんの起立を求めます。
(賛成者起立)
381 ◯議長(五十嵐京子議員) 起立多数。本件は原案可決と決定いたしました。
─────── ◇ ───────
382 ◯議長(五十嵐京子議員) 議員案第31号、不動産価格の急激な下落に備え、都市農地保全のための措置を求める意見書。
これから討論を行います。
(「なし」と呼ぶ者あり)
383 ◯議長(五十嵐京子議員) 本件に対する討論を終了することにご異議ありませんか。
(「異議なし」と呼ぶ者あり)
384 ◯議長(五十嵐京子議員) ご異議なしと認め、討論を終了いたします。
直ちに採決いたします。
お諮りいたします。本件について、原案のとおり可決することにご異議ありませんか。
(「異議なし」と呼ぶ者あり)
385 ◯議長(五十嵐京子議員) ご異議なしと認め、本件は原案のとおり可決することと決定いたしました。
─────── ◇ ───────
386 ◯議長(五十嵐京子議員) 議員案第32号、PCR検査体制の強化と医療現場への財政支援を求める意見書。
これから討論を行います。
(「なし」と呼ぶ者あり)
387 ◯議長(五十嵐京子議員) 本件に対する討論を終了することにご異議ありませんか。
(「異議なし」と呼ぶ者あり)
388 ◯議長(五十嵐京子議員) ご異議なしと認め、討論を終了いたします。
直ちに採決いたします。
お諮りいたします。本件について、原案のとおり可決することにご異議ありませんか。
(「異議なし」と呼ぶ者あり)
389 ◯議長(五十嵐京子議員) ご異議なしと認め、本件は原案のとおり可決することと決定いたしました。
─────── ◇ ───────
390 ◯議長(五十嵐京子議員) 議員案第33号、営業と雇用、暮らし、文化・芸術を支える補償と支援を求める意見書。
これから討論を行います。
(「なし」と呼ぶ者あり)
391 ◯議長(五十嵐京子議員) 本件に対する討論を終了することにご異議ありませんか。
(「異議なし」と呼ぶ者あり)
392 ◯議長(五十嵐京子議員) ご異議なしと認め、討論を終了いたします。
直ちに採決いたします。
お諮りいたします。本件について、原案のとおり可決することにご異議ありませんか。
(「異議なし」と呼ぶ者あり)
393 ◯議長(五十嵐京子議員) ご異議なしと認め、本件は原案のとおり可決することと決定いたしました。
─────── ◇ ───────
394 ◯議長(五十嵐京子議員) 議員案第34号、国に対しCOVID-19対策としての学生・高等教育機関への支援と高等教育無償化の計画を求める意見書。
これから討論を行います。
(「なし」と呼ぶ者あり)
395 ◯議長(五十嵐京子議員) 本件に対する討論を終了することにご異議ありませんか。
(「異議なし」と呼ぶ者あり)
396 ◯議長(五十嵐京子議員) ご異議なしと認め、討論を終了いたします。
直ちに採決いたします。
お諮りいたします。本件について、原案のとおり可決することにご異議ありませんか。
(「異議なし」と呼ぶ者あり)
(「異議あり」と呼ぶ者あり)
397 ◯議長(五十嵐京子議員) ご異議がありますので、本件は起立採決をいたします。
お諮りいたします。本件は、原案のとおり可決することに賛成の皆さんの起立を求めます。
(賛成者起立)
398 ◯議長(五十嵐京子議員) 起立多数。本件は原案可決と決定いたしました。
─────── ◇ ───────
399 ◯議長(五十嵐京子議員) 議員案第35号、
新型コロナウイルス感染症の感染防止策について、更なる改善を求める意見書。
これから討論を行います。
(「なし」と呼ぶ者あり)
400 ◯議長(五十嵐京子議員) 本件に対する討論を終了することにご異議ありませんか。
(「異議なし」と呼ぶ者あり)
401 ◯議長(五十嵐京子議員) ご異議なしと認め、討論を終了いたします。
直ちに採決いたします。
お諮りいたします。本件について、原案のとおり可決することにご異議ありませんか。
(「異議なし」と呼ぶ者あり)
(「異議あり」と呼ぶ者あり)
402 ◯議長(五十嵐京子議員) ご異議がありますので、本件は起立採決をいたします。
お諮りいたします。本件は、原案のとおり可決することに賛成の皆さんの起立を求めます。
(賛成者起立)
403 ◯議長(五十嵐京子議員) 起立多数。本件は原案可決と決定いたしました。
─────── ◇ ───────
404 ◯議長(五十嵐京子議員) 議員案第36号、小金井市議会の議員の議員報酬及び費用弁償等に関する条例の特例に関する条例。
これから討論を行います。
(「なし」と呼ぶ者あり)
405 ◯議長(五十嵐京子議員) 本件に対する討論を終了することにご異議ありませんか。
(「異議なし」と呼ぶ者あり)
406 ◯議長(五十嵐京子議員) ご異議なしと認め、討論を終了いたします。
直ちに採決いたします。
お諮りいたします。本件について、原案のとおり可決することにご異議ありませんか。
(「異議なし」と呼ぶ者あり)
(「異議あり」と呼ぶ者あり)
407 ◯議長(五十嵐京子議員) ご異議がありますので、本件は起立採決をいたします。
お諮りいたします。本件は、原案のとおり可決することに賛成の皆さんの起立を求めます。
(賛成者起立)
408 ◯議長(五十嵐京子議員) 起立多数。本件は原案可決と決定いたしました。
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409 ◯議長(五十嵐京子議員) 議員案第37号、小金井市
新型コロナウイルス感染症対策基金条例。
これから討論を行います。
(「なし」と呼ぶ者あり)
410 ◯議長(五十嵐京子議員) 本件に対する討論を終了することにご異議ありませんか。
(「異議なし」と呼ぶ者あり)
411 ◯議長(五十嵐京子議員) ご異議なしと認め、討論を終了いたします。
直ちに採決いたします。
お諮りいたします。本件について、原案のとおり可決することにご異議ありませんか。
(「異議なし」と呼ぶ者あり)
412 ◯議長(五十嵐京子議員) ご異議なしと認め、本件は原案のとおり可決することと決定いたしました。
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413 ◯議長(五十嵐京子議員) 議員案第40号、第5次基本構想・前期基本計画の内容について、新型コロナウイルスの社会的影響を踏まえることを求める決議。
本件は討論を行います。
本件に反対の者の発言を許可します。
(12番小林正樹議員登壇)
414 ◯12番(小林正樹議員) 議員案第40号に対して、市議会公明党を代表して一言討論申し上げます。
基本的に、最上位計画である第5次基本構想・前期基本計画策定過程において、新型コロナウイルスの影響を踏まえた検討をせず、市が方針を示さずにパブリックコメントを実施していることについては、大変に遺憾であり、本議員案の趣旨については賛同するものです。そもそも、6月15日の総務企画委員会の宮下委員の質疑の中で、市長は、6月定例会中に一定の方向性を示すべきと考え、議会と共通の認識を持ちたいと考えていると答弁をしておきながら、6月19日の予備日の総務企画委員会では、審議会の意見を聴きながら決めたいと、全く無責任な答弁に変わっています。結局、本日最終日まで何も方針が示されないどころか、議会に相談もない状況であり、最上位計画を策定していくという責任を全く感じるものではありません。
一方で、新庁舎・(仮称)新福祉会館建設については、
新型コロナウイルス感染症対策に関連する今後の財政支出や減収の影響については、市の財政計画を示し、検討を行い、市民に示すこともなく、議会の指摘にも耳を傾けずに、107億円の事業を断行していく姿勢は、基本構想の進め方とは異なり、矛盾を感じる市政運営と言わざるを得ません。
しかし、この決議文で言及されている、予定したスケジュールに縛られることなく審議をすることを求めるという部分については、賛同しかねます。スケジュールについては、市長がご自身の責任で決断すべきであり、この決議の結果をもって議会が責任を背負うものではないと考えます。
よって、本決議の趣旨には賛成しますが、反対とさせていただきます。
415 ◯議長(五十嵐京子議員) 以上で、討論を終了いたします。
本件は起立採決をいたします。
お諮りいたします。本件は、原案のとおり可決することに賛成の皆さんの起立を求めます。
(賛成者起立)
416 ◯議長(五十嵐京子議員) 起立多数。本件は原案可決と決定いたしました。
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417 ◯議長(五十嵐京子議員) 議員案第41号、新型コロウイルス感染の情報公開の在り方に関する決議。
これから討論を行います。
(「なし」と呼ぶ者あり)
418 ◯議長(五十嵐京子議員) 本件に対する討論を終了することにご異議ありませんか。
(「異議なし」と呼ぶ者あり)
419 ◯議長(五十嵐京子議員) ご異議なしと認め、討論を終了いたします。
直ちに採決いたします。
お諮りいたします。本件について、原案のとおり可決することにご異議ありませんか。
(「異議なし」と呼ぶ者あり)
(「異議あり」と呼ぶ者あり)
420 ◯議長(五十嵐京子議員) ご異議がありますので、本件は起立採決をいたします。
お諮りいたします。本件は、原案のとおり可決することに賛成の皆さんの起立を求めます。
(賛成者起立)
421 ◯議長(五十嵐京子議員) 起立多数。本件は原案可決と決定いたしました。
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422 ◯議長(五十嵐京子議員) 議員案第42号、
新型コロナウイルス感染症を踏まえ、新庁舎及び(仮称)新福祉会館建設に関して、慎重な検討を求める決議。
本件は討論を行います。
本件に反対の者の発言を許可します。
(5番沖浦あつし議員登壇)
423 ◯5番(沖浦あつし議員) 議員案第42号、
新型コロナウイルス感染症を踏まえ、新庁舎及び(仮称)新福祉会館建設に関して、慎重な検討を求める決議に対し、反対の立場で討論します。
パブリックコメントにもあるように、賃借庁舎早期解消のため、新庁舎を早く使用可能にすることが大事、理想的な庁舎・(仮称)新福祉会館を求めるのは、資金が十分にある場合、くれぐれも工期が遅れないようにお願いいたします。
市民の大半は「いつ建つの」です。決議文にあるように、国内では、庁舎建設の発注を延期したり、建設計画そのものを凍結したりする事例も発生している。このような事例と本市を比較したときに、前提として根本的に違う点は、本市は賃貸庁舎であり、待ったなしの状況であること。現在、市役所第二庁舎は既に27年間賃借し続け、賃借料だけで総額約62億円、今年度の第二庁舎の賃借料は約2億2,000万円、1日60万円が単に借りているという理由で毎日かかり続ける。賃借していない自前の庁舎の建て替えの他市と、本市の置かれている状況が全く違うということ。賃貸庁舎に関しては、国も東京都も大丈夫ですかなんて心配はしてくれません。市が自主的にやらなければ誰も助けてくれない事業。後回しにしていては、市民が利用する公共施設の老朽化、建て替えは、もっともっと後回しにされ、どんどん遅れていく。この数十年来の歴史を繰り返すだけである。賃借料がかからない自前の庁舎である国分寺市、清瀬市さえ着々と計画を進めている状況で、賃借料が毎日60万円もかかっている本市が、実施設計という事務的作業を前にして立ち止まる必要があるのでしょうか。
建設コストに直接影響を及ぼす延べ床面積について例を取ると、人口がほぼ同じで他市比較で引用されるお隣、国分寺市の庁舎建設基本構想では、延べ床面積1万9,600平米から2万2,800平米としており、一方、同等の人口である本市においては、庁舎単体で地下駐車場空間を加えたとしても1万2,900平米であり、この点で本市がコスト削減に関して決して無頓着だとは言えません。無論、実施設計段階においてもさらなるコスト削減については、最大限努める必要があることを申し上げます。
また、決議文にある、感染症発生に対する要素を加えた設計の見直しとは、何をどこまで見直せと言っているのでしょうか。庁舎は一体何倍の広さになるのでしょうか。感染症に対しては運用で対応していくべきであり、自主責任の範疇で可能である。であれば、事務的作業である実施設計で立ち止まる必要があるのでしょうか。この点において、一方ではコストダウンを求めながら、一方では感染症対応を理由に設計を見直す、やり直すということは、そこに合理的な理屈はなく、出てきたものがおめがねにかなわなかったからではないですか。設計の自由度が狭まった状況はこの間議会が選んできたわけであり、市民に対しては早期竣工をと唱えているにもかかわらず、実際、議会の中では、これでは駄目、そっちがいい、でもやはりそれも駄目、よりよい庁舎を求めるあまり、いつの間にか足元で毎日かかる60万円、コロナ禍であろうがなかろうが、かかる60万円のことをつい忘れてしまっていませんか。見直しの必要性を検討することで仮に一致しても、結局、その先はまた、あれがいい、やはりこれがいいと、それぞれが言い出して、船が山に登って、単に時だけがたってしまうのではないですか。何年そんなことを繰り返しているのかという市民の声が今にも聞こえてきそうです。
理想的な庁舎を望めば望むほど、時間とコストはどんどん膨らみ、その間、毎日60万円はかかり続ける。事務的作業である実施設計の目前でこの決議を仮に選んだ場合は、新庁舎はおろか、(仮称)新福祉会館の早期竣工の可能性を議会が自ら諦めたと判定されるのは明らかであり、本決議案に反対するものである。
424 ◯議長(五十嵐京子議員) 以上で、討論を終了いたします。
本件は起立採決をいたします。
お諮りいたします。本件は、原案のとおり可決することに賛成の皆さんの起立を求めます。
(賛成者起立)
425 ◯議長(五十嵐京子議員) 起立多数。本件は原案可決と決定いたしました。
─────── ◇ ───────
426 ◯議長(五十嵐京子議員) 議員案第43号、議案第50号令和2年度小金井市
一般会計補正予算(第4回)に対する決議。
これから討論を行います。
(「なし」と呼ぶ者あり)
427 ◯議長(五十嵐京子議員) 本件に対する討論を終了することにご異議ありませんか。
(「異議なし」と呼ぶ者あり)
428 ◯議長(五十嵐京子議員) ご異議なしと認め、討論を終了いたします。
直ちに採決いたします。
お諮りいたします。本件について、原案のとおり可決することにご異議ありませんか。
(「異議なし」と呼ぶ者あり)
(「異議あり」と呼ぶ者あり)
429 ◯議長(五十嵐京子議員) ご異議がありますので、本件は起立採決をいたします。
お諮りいたします。本件は、原案のとおり可決することに賛成の皆さんの起立を求めます。
(賛成者起立)
430 ◯議長(五十嵐京子議員) 起立多数。本件は原案可決と決定いたしました。
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431 ◯議長(五十嵐京子議員) 議案第54号、令和2年7月に小金井市長、小金井市副市長及び小金井市教育長に支給する給料の特例に関する条例。
これから討論を行います。
(「なし」と呼ぶ者あり)
432 ◯議長(五十嵐京子議員) 本件に対する討論を終了することにご異議ありませんか。
(「異議なし」と呼ぶ者あり)
433 ◯議長(五十嵐京子議員) ご異議なしと認め、討論を終了いたします。
直ちに採決いたします。
お諮りいたします。本件について、原案のとおり可決することにご異議ありませんか。
(「異議なし」と呼ぶ者あり)
434 ◯議長(五十嵐京子議員) ご異議なしと認め、本件は原案のとおり可決することと決定いたしました。
─────── ◇ ───────
435 ◯議長(五十嵐京子議員) お諮りいたします。お手元にご配付してありますとおり、追加日程第1から追加日程第3までの3件を日程に追加し、順次議題といたします。これにご異議ありませんか。
(「異議なし」と呼ぶ者あり)
436 ◯議長(五十嵐京子議員) ご異議なしと認め、追加日程第1から追加日程第3までの3件を日程に追加し、順次議題とすることと決定いたしました。
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437 ◯議長(五十嵐京子議員) 追加日程第1、請願・陳情の委員会付託を行います。
今定例会の6月19日までに受理した請願・陳情は、2陳情第46号、2陳情第48号から2陳情第78号まで、2陳情第80号及び2陳情第81号の34件です。以上34件のうち、2陳情第50号及び2陳情第54号除く32件は、お手元にご配付いたしました請願・陳情委員会追加付託予定表のとおり、所管の常任委員会及び議会運営委員会に付託いたします。
お諮りいたします。2陳情第50号、利用者数の数字も調査されず設計されている新庁舎建設計画は素人の遊びですから一から設計をやり直すことを求める陳情書及び2陳情第54号、市民による利用の少ない市役所は、利用頻度の高い部局を除き、市内の利便の良い土地を無駄に占拠しないことを求める陳情書、以上2件については、庁舎及び
福祉会館建設等調査特別委員会に付託したいと思います。これにご異議ありませんか。
(「異議なし」と呼ぶ者あり)
438 ◯議長(五十嵐京子議員) ご異議なしと認め、2陳情第50号及び2陳情第54号を庁舎及び
福祉会館建設等調査特別委員会に付託することと決定いたしました。
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439 ◯議長(五十嵐京子議員) 追加日程第2、閉会中継続審査案件を議題といたします。
各常任委員会委員長、議会運営委員会委員長及び各特別委員会委員長から、委員会において審査・調査中の事件につき、会議規則第74条の規定により、閉会中継続審査案件一覧表のとおり申出がありました。
お諮りいたします。本件は閉会中もなお審査することにご異議ありませんか。
(「異議なし」と呼ぶ者あり)
440 ◯議長(五十嵐京子議員) ご異議なしと認め、閉会中継続審査案件一覧表のとおり継続審査とすることと決定いたしました。
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441 ◯議長(五十嵐京子議員) 追加日程第3、議員の派遣についてを議題といたします。
お諮りいたします。地方自治法第100条第13項及び会議規則第120条の規定に基づき、閉会中に議員派遣を行う必要が生じた場合、その日時、場所、目的及び派遣議員名等については、議長にご一任いただくことにご異議ありませんか。
(「異議なし」と呼ぶ者あり)
442 ◯議長(五十嵐京子議員) ご異議なしと認め、ただいま申し上げましたとおり行うことと決定いたしました。
以上で、今定例会に付議された案件は全て終了いたしました。
これをもちまして会議を閉じ、令和2年第2回小金井市議会定例会を閉会いたします。お疲れさまでございました。
午後10時39分閉会
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