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  1. 小金井市議会 2019-11-29
    令和元年第4回定例会(第6号) 本文 開催日: 2019-11-29


    取得元: 小金井市議会公式サイト
    最終取得日: 2021-08-14
    ↓ 最初のヒットへ(全 0 ヒット) 1        午前10時09分開議 ◯議長(五十嵐京子議員) おはようございます。ただいまから本日の会議を開きます。  日程第1、認第1号、平成30年度小金井市一般会計歳入歳出決算の認定についてから、日程第25、議案第73号、令和元年度小金井市一般会計補正予算(第7回)までの25件を一括して議題といたします。  以上25件について、各委員長の報告を求めます。  決算特別委員長の報告を求めます。      (4番岸田正義議員登壇) 2 ◯4番(岸田正義議員) 決算特別委員会の委員長報告を行います。  決算特別委員会は、令和元年9月30日、10月1日、2日、3日、4日、8日、11月7日及び11日の計8回にわたり開催し、決算認定案件5件を審査いたしましたので、その審査の概要と結果についてご報告申し上げます。  認第1号、平成30年度小金井市一般会計歳入歳出決算の認定について。本件は、令和元年9月2日の本会議において当委員会に付託され、9月30日、10月1日、2日、3日、4日、8日、11月7日及び11日の計8回にわたり、歳入、歳出、総括の順に審査を行いました。なお、歳出におきましては、議会運営委員会で確認された4区分に分けて審査を行いました。11月11日の委員会では、質疑を終了し、起立採決の結果、起立少数により、不認定すべきものと決定いたしました。  認第2号、平成30年度小金井市国民健康保険特別会計歳入歳出決算の認定について。本件は、令和元年9月2日の本会議において当委員会に付託され、10月4日、8日、11月7日及び11日の計4回にわたり、歳入歳出一括、総括の順に審査を行いました。10月4日の委員会では、質疑を終了し、11月11日の委員会では、起立採決の結果、起立多数により、認定すべきものと決定いたしました。  認第3号、平成30年度小金井市下水道事業特別会計歳入歳出決算の認定について。本件は、令和元年9月2日の本会議において当委員会に付託され、10月4日、8日、11月7日及び11日の計4回にわたり、歳入歳出一括、総括の順に審査を行いました。10月4日の委員会では、質疑を終了し、11月11日の委員会では、採決の結果、認定すべきものと決定いたしました。  認第4号、平成30年度小金井市介護保険特別会計歳入歳出決算の認定について。本件は、令和元年9月3日の本会議において当委員会に付託され、10月4日、8日、11月7日及び11日の計4回にわたり、歳入歳出一括、総括の順に審査を行いました。10月4日の委員会では、質疑を終了し、11月11日の委員会では、採決の結果、認定すべきものと決定いたしました。  認第5号、平成30年度小金井市後期高齢者医療特別会計歳入歳出決算の認定について。本件は、令和元年9月3日の本会議において当委員会に付託され、10月4日、8日、11月7日及び11日の計4回にわたり、歳入歳出一括、総括の順に審査を行いました。10月4日の委員会では、特段の質疑もなく、11月11日の委員会では、起立採決の結果、起立多数により、認定すべきものと決定いたしました。  以上で、決算特別委員会の報告を終了いたします。 3 ◯議長(五十嵐京子議員) 決算特別委員長の報告に対する質疑を行います。      (「なし」と呼ぶ者あり) 4 ◯議長(五十嵐京子議員) 質疑を終了することにご異議ありませんか。     (「異議なし」と呼ぶ者あり) 5 ◯議長(五十嵐京子議員) ご異議なしと認め、質疑を終了し、決算特別委員長の報告を終了いたします。    ─────── ◇ ───────
    6 ◯議長(五十嵐京子議員) 次に、厚生文教委員長の報告を求めます。     (19番紀 由紀子議員登壇) 7 ◯19番(紀 由紀子議員) 厚生文教委員会委員長報告を行います。  厚生文教委員会は、令和元年11月13日及び27日の計2回にわたり開催し、議案1件、議員案1件、陳情5件、所管事務調査4件の計11件を審査いたしましたので、その審査の概要と結果につきましてご報告申し上げます。  なお、議員案第69号、小金井市子どもの権利に関する条例の一部を改正する条例、元陳情第36号、(仮称)スポーツ振興審議会の設置を求める陳情書、元陳情第37号、スポーツ関連3施設に設置されている自販機の収益の公平な分配を求める陳情書、元陳情第38号、(公財)小金井市体育協会理事による不正受給金返還の確認を求める陳情書及び元陳情第39号、福祉的視点から、母子・父子自立支援員(兼婦人相談員)体制の充実と、非常勤化体制の検証を求める陳情書の以上5件につきましては、引き続き審査する必要があると認め、継続審査と決定しております。  また、所管事務調査(小金井市保健福祉総合計画に関する諸問題の調査)、所管事務調査(子ども施策に関する諸問題の調査)及び所管事務調査(社会教育施策に関する諸問題の調査)の以上3件につきましては、引き続き調査する必要があると認め、継続調査と決定しております。  議案第67号、小金井市特定教育・保育施設及び特定地域型保育事業の運営に関する基準を定める条例の一部を改正する条例。本件につきましては、令和元年11月7日の本会議において当委員会に付託され、11月13日及び27日の計2回にわたり審査を行いました。27日の委員会では、特段の質疑もなく、採決の結果、原案のとおり可決すべきものと決定いたしました。  元陳情第40号、学務課職員による「任意の寄付」に返還請求権はなく、返還しないこと等を求める陳情書。本件につきましては、令和元年10月8日の本会議において当委員会に付託され、10月10日、11月13日及び27日の計3回にわたり審査を行いました。11月27日の委員会では、特段の質疑もなく、起立採決の結果、起立なしにより、不採択すべきものと決定いたしました。  また、11月13日の委員会では、閉会中の行政視察の視察項目として、障がい児医療的ケア費の給付について及び認知症施策についてを所管事務調査事件として、閉会中の継続調査とすることと決定しております。  以上で、厚生文教委員会の報告を終了いたします。 8 ◯議長(五十嵐京子議員) 厚生文教委員長の報告に対する質疑を行います。      (「なし」と呼ぶ者あり) 9 ◯議長(五十嵐京子議員) 質疑を終了することにご異議ありませんか。     (「異議なし」と呼ぶ者あり) 10 ◯議長(五十嵐京子議員) ご異議なしと認め、質疑を終了し、厚生文教委員長の報告を終了いたします。    ─────── ◇ ─────── 11 ◯議長(五十嵐京子議員) 次に、建設環境委員長の報告を求めます。     (13番斎藤康夫議員登壇) 12 ◯13番(斎藤康夫議員) 建設環境委員会委員長報告を行います。  建設環境委員会は、令和元年11月14日に開催し、議案4件、陳情2件、所管事務調査4件の計10件を審査いたしましたので、その審査の概要と結果につきましてご報告申し上げます。  なお、所管事務調査(駅周辺整備に関する調査)、所管事務調査(市内都市計画、自然環境及び住環境に関する調査)及び所管事務調査(資源循環社会形成に関する調査)の以上3件につきましては、引き続き調査する必要があると認め、継続調査と決定しております。  議案第68号、小金井市道路占用条例の一部を改正する条例。本件につきましては、令和元年11月7日の本会議において当委員会に付託され、11月14日の委員会で審査を行いました。同日の委員会では、質疑を終了し、採決の結果、原案のとおり可決すべきものと決定いたしました。  議案第69号、小金井市立公園条例の一部を改正する条例。本件につきましては、令和元年11月7日の本会議において当委員会に付託され、11月14日の委員会で審査を行いました。同日の委員会では、特段の質疑もなく、採決の結果、原案のとおり可決すべきものと決定いたしました。  議案第70号、小金井市下水道条例の一部を改正する条例。本件につきましては、令和元年11月7日の本会議において当委員会に付託され、11月14日の委員会で審査を行いました。同日の委員会では、特段の質疑もなく、採決の結果、原案のとおり可決すべきものと決定いたしました。  議案第71号、小金井市下水道事業の設置等に関する条例。本件につきましては、令和元年11月7日の本会議において当委員会に付託され、11月14日の委員会で審査を行いました。同日の委員会では、質疑を終了し、起立採決の結果、起立多数により、原案のとおり可決すべきものと決定いたしました。  31陳情第8号、小金井市道路新設問題に関する陳情書。本件につきましては、平成31年3月4日の本会議において当委員会に付託され、3月7日、22日、6月13日、8月26日、9月13日及び11月14日の計6回にわたり審査を行いました。なお、3月7日の委員会では、陳情者からの発言の申出がありましたので、審査に先立ち、委員会協議会を開催し、発言をしていただきました。11月14日の委員会では、質疑を終了し、起立採決の結果、起立多数により、採択の上、市長に送付すべきものと決定いたしました。  元陳情第32号、都市計画道路小金井3・4・1号線及び3・4・11号線の計画及び概略設計に関する陳情書。本件につきましては、令和元年9月10日の本会議において当委員会に付託され、9月13日及び11月14日の2回にわたり審査を行いました。なお、9月13日の委員会では、陳情者からの発言の申出がありましたので、審査に先立ち、委員会協議会を開催し、発言していただきました。11月14日の委員会では、質疑を終了し、起立採決の結果、起立多数により、採択の上、市長に送付すべきものと決定いたしました。  また、11月14日の委員会では、閉会中の行政視察の視察項目として、「マイレポはんだ」について及び生物多様性おかざき戦略についてを所管事務調査事件として、閉会中の継続調査とすることと決定しております。  以上で、建設環境委員会の報告を終了いたします。 13 ◯議長(五十嵐京子議員) 建設環境委員長の報告に対する質疑を行います。      (「なし」と呼ぶ者あり) 14 ◯議長(五十嵐京子議員) 質疑を終了することにご異議ありませんか。     (「異議なし」と呼ぶ者あり) 15 ◯議長(五十嵐京子議員) ご異議なしと認め、質疑を終了し、建設環境委員長の報告を終了いたします。    ─────── ◇ ─────── 16 ◯議長(五十嵐京子議員) 次に、議会運営委員長の報告を求めます。     (12番小林正樹議員登壇) 17 ◯12番(小林正樹議員) 議会運営委員会委員長報告を行います。  議会運営委員会は、令和元年11月15日及び27日に開催し、議員案1件、陳情4件、調査2件の計7件を審査いたしましたので、その審査の概要と結果につきましてご報告申し上げます。  なお、議員案第23号、小金井市議会議員定数条例の一部を改正する条例及び元陳情第44号、議員定数に関する公聴会の議論を踏まえ小金井市議会は市民意思の代弁者か判定者かまず明らかにしていただくこと等を求める陳情書につきましては、継続審査と決定しております。  また、議会改革に関する諸問題の調査につきましては、引き続き調査する必要があると認め、継続調査と決定しております。  元陳情第18号、議会「ゆるキャラ」の活用による分かりやすい議会広報の実施を求める陳情書。本件につきましては、令和元年6月7日の本会議において当委員会に付託され、6月12日、7月31日、9月11日、24日、10月29日及び11月15日の計6回にわたり審査を行いました。11月15日の委員会では、委員から次の意見・要望がなされました。  初めに、議会を身近に感じてもらうためにゆるキャラを作ることは、一定の必要性もあり、反対するものではない。しかし、これからゆるキャラを作ることになると、いろいろな課題があり、今すぐに実現することは難しいことが明らかになったが、今後、一定の段階で検討する必要があると考え、日本共産党として本陳情の態度をとっていきたい。  また、別の委員から、私どもの会派としてはゆるキャラに反対するものではないが、本陳情の内容によると、議会にゆるキャラの作成を委ねており、このとおり進めると、非常に複雑な工程を踏むことになると思われる部分がある。そのため、以前、委員から優先順位と照らし合わせる考え方もあるという発言もあったので、そういったことも踏まえて態度を表明したい。  以上で質疑を終了し、起立採決の結果、起立少数により、不採択すべきものと決定いたしました。  元陳情第22号、市議会主催の議会報告会を定例議会終了ごとに実施すること等を求める陳情書。本件につきましては、令和元年6月7日の本会議において当委員会に付託され、6月12日、7月31日、9月11日、10月29日及び11月15日の計5回にわたり審査を行いました。11月15日の委員会では、特段の質疑もなく、起立採決の結果、起立多数により、採択すべきものと決定いたしました。  元陳情第31号、請願・陳情の審議未了の取扱を止めることを求める陳情書。本件につきましては、令和元年9月10日の本会議において当委員会に付託され、9月11日、10月29日及び11月15日の計3回にわたり審査を行いました。9月11日の委員会では、陳情者からの発言の申出がありましたので、審査に先立ち、委員会協議会を開催し、発言していただきました。11月15日の委員会では、特段の質疑もなく、起立採決の結果、起立なしにより、不採択すべきものと決定いたしました。  また、11月15日の委員会では、閉会中の行政視察の視察項目として、議会BCP(業務継続計画)について、議会力向上への取組について、議員定数等に関する調査について、議会基本条例の改正について及び市民と議会の懇談会についてを所管事務調査事件とし、閉会中の継続調査とすることと決定しております。  以上で、議会運営委員会の報告を終了いたします。 18 ◯議長(五十嵐京子議員) 議会運営委員長の報告に対する質疑を行います。      (「なし」と呼ぶ者あり) 19 ◯議長(五十嵐京子議員) 質疑を終了することにご異議ありませんか。     (「異議なし」と呼ぶ者あり) 20 ◯議長(五十嵐京子議員) ご異議なしと認め、質疑を終了し、議会運営委員長の報告を終了いたします。    ─────── ◇ ─────── 21 ◯議長(五十嵐京子議員) 次に、総務企画委員長の報告を求めます。     (2番村山ひでき議員登壇) 22 ◯2番(村山ひでき議員) 総務企画委員会委員長報告を行います。  総務企画委員会は、令和元年11月18日及び27日の計2回にわたり開催し、議案3件、陳情6件、所管事務調査3件の計12件を審査いたしましたので、その審査の概要と結果につきましてご報告申し上げます。  なお、元陳情第24号、公文書管理条例の制定を求める陳情書、元陳情第26号、自動車等の「武蔵野ナンバー」及び「デザインナンバー」導入に向けた検討を求める陳情書、元陳情第34号、財務会計ルールの全庁的な見直しと不祥事等非違行為があった際の危機管理の在り方の改善を求める陳情書、元陳情第41号、東小金井駅北口まちづくり事業用地の活用に向けて整備基金の創設を求める陳情書及び元陳情第42号、次世代を生きる市民のための《行政サービスのあり方》についての陳情書につきましては、引き続き審査する必要があると認め、継続審査と決定しております。  また、所管事務調査(小金井市公共施設等総合管理計画の進捗状況と方針についての諸問題の調査)及び所管事務調査(地域防災、減災及び被災者支援についての諸問題の調査)につきましては、引き続き調査する必要があると認め、継続調査と決定しております。  議案第65号、成年被後見人等の権利の制限に係る措置の適正化等を図るための関係法律の整備に関する法律の施行に伴う関係条例の整理に関する条例。本件につきましては、令和元年11月7日の本会議において当委員会に付託され、11月18日の委員会で審査を行いました。同日の委員会では、特段の質疑もなく、採決の結果、原案のとおり可決すべきものと決定いたしました。  議案第66号、小金井市手数料条例の一部を改正する条例。本件につきましては、令和元年11月7日の本会議において当委員会に付託され、11月18日の委員会で審査を行いました。同日の委員会では、質疑を終了し、起立採決の結果、起立多数により、原案のとおり可決すべきものと決定いたしました。  議案第72号、小金井市民交流センターの指定管理者の指定について。本件につきましては、令和元年11月7日の本会議において当委員会に付託され、11月18日の委員会で審査を行いました。同日の委員会では、質疑を終了し、採決の結果、可決すべきものと決定いたしました。  元陳情第43号、天皇陛下御即位奉祝「賀詞」決議に関する陳情書。本件につきましては、令和元年11月11日の本会議において当委員会に付託され、11月18日の委員会で審査を行いました。同日の委員会では、質疑を終了し、起立採決の結果、可否同数のため、委員長裁決により、不採択すべきものと決定いたしました。  また、11月18日の委員会では、閉会中の行政視察の視察項目として、内部統制の整備・運用について、地域防災計画改定の概要について及び平成30年7月豪雨災害時の避難所での対応についてを所管事務調査事件として、閉会中の継続調査とすることと決定しております。  以上で、総務企画委員会の報告を終了いたします。 23 ◯議長(五十嵐京子議員) 総務企画委員長の報告に対する質疑を行います。      (「なし」と呼ぶ者あり) 24 ◯議長(五十嵐京子議員) 質疑を終了することにご異議ありませんか。     (「異議なし」と呼ぶ者あり) 25 ◯議長(五十嵐京子議員) ご異議なしと認め、質疑を終了し、総務企画委員長の報告を終了いたします。    ─────── ◇ ─────── 26 ◯議長(五十嵐京子議員) 次に、予算特別委員長の報告を求めます。     (18番遠藤百合子議員登壇) 27 ◯18番(遠藤百合子議員) 予算特別委員会委員長報告を行います。  予算特別委員会は、令和元年11月19日及び27日の計2回にわたり開催し、議案5件を審査いたしましたので、その審査の概要と結果につきましてご報告申し上げます。  議案第61号、令和元年度小金井市一般会計補正予算(第6回)。本件につきましては、令和元年11月1日の本会議において当委員会に付託され、11月19日の委員会で審査を行いました。同日の委員会では、歳入、歳出、総括の順で審査を行い、質疑を終了し、起立採決の結果、起立多数により、原案のとおり可決すべきものと決定いたしました。  議案第62号、令和元年度小金井市国民健康保険特別会計補正予算(第1回)。本件につきましては、令和元年11月7日の本会議において当委員会に付託され、11月19日の委員会で審査を行いました。同日の委員会では、歳入歳出一括、総括の順で審査を行い、質疑を終了し、採決の結果、原案のとおり可決すべきものと決定いたしました。  議案第63号、令和元年度小金井市下水道事業特別会計補正予算(第2回)。本件につきましては、令和元年11月7日の本会議において当委員会に付託され、11月19日の委員会で審査を行いました。同日の委員会では、歳出、総括の順で審査を行い、特段の質疑もなく、採決の結果、原案のとおり可決すべきものと決定いたしました。  議案第64号、令和元年度小金井市介護保険特別会計補正予算(第2回)。本件につきましては、令和元年11月7日の本会議において当委員会に付託され、11月19日の委員会で審査を行いました。同日の委員会では、歳入歳出一括、総括の順で審査を行い、特段の質疑もなく、採決の結果、原案のとおり可決すべきものと決定いたしました。  議案第73号、令和元年度小金井市一般会計補正予算(第7回)。本件につきましては、令和元年11月27日の本会議において当委員会に付託され、同日の委員会で、歳入歳出一括、総括の順で審査を行いました。また、委員外議員からの発言申出があり、採決の結果、発言を認めることと決定いたしました。同日の委員会では、質疑を終了し、起立採決の結果、起立多数により、原案のとおり可決すべきものと決定いたしました。なお、本件につきましては、採決に当たり、継続審査を求める意見がありましたので、初めに継続審査について採決をした結果、起立少数により、継続審査は否決されたことを申し添えておきます。  以上で、予算特別委員会の報告を終了いたします。 28 ◯議長(五十嵐京子議員) 予算特別委員長の報告に対する質疑を行います。      (「なし」と呼ぶ者あり) 29 ◯議長(五十嵐京子議員) 質疑を終了することにご異議ありませんか。     (「異議なし」と呼ぶ者あり) 30 ◯議長(五十嵐京子議員) ご異議なしと認め、質疑を終了し、予算特別委員長の報告を終了いたします。  お諮りいたします。ご報告いただきました日程第1から日程第25までの25件は、討論・採決を一時保留することにご異議ありませんか。     (「異議なし」と呼ぶ者あり) 31 ◯議長(五十嵐京子議員) ご異議なしと認め、日程第1から日程第25までの25件は、討論・採決を一時保留することと決定いたしました。    ─────── ◇ ─────── 32 ◯議長(五十嵐京子議員) 日程第26、議案第74号、損害賠償の額を定め、和解することについてを議題といたします。  提案理由の説明を求めます。 33 ◯市長(西岡真一郎) おはようございます。議案第74号、損害賠償の額を定め、和解することについてをご提案申し上げます。  自動車事故による損害を賠償するため、地方自治法第96条第1項第12号及び第13号の規定により、本案を提出するものであります。  細部につきましては、担当部長から説明させていただきますので、よろしくご審議の上、ご議決賜りますようお願い申し上げます。 34 ◯総務部長(加藤明彦) それでは、細部についてご説明いたします。  初めに、議案第74号資料の見取り図をご覧ください。事故の概要並びに交渉の経過をご説明いたします。令和元年9月20日金曜日午前11時30分頃、小金井市本町三丁目1番先路上において、職員が運転する庁用車が公民館本館駐車場から右折にて車線に入ろうとしたところ、停止中の相手車両後部に接触した事故でございます。相手方は、事故当日の午後、自宅近くの整形外科を受診し、治療を受け、頸椎捻挫と診断をされました。本件につきましては、交渉の結果、慰謝料関係について全て合意いたしましたので、本案を提出するに至りました。  それでは、議案の本文にお戻りください。和解する相手方は、国立市在住のA氏。和解の内容につきましては、1点目としまして、市は、相手方に対し、治療費、慰謝料、通院費及び物損品賠償額として118万4,837円を賠償するものでございます。内訳といたしましては、治療費2万6,407円、慰謝料8,400円、通院費30円、物損品賠償額115万円、合計しまして118万4,837円の賠償額となります。2点目は、本件和解の日以後、本件事故に起因する後遺障がいが生じた場合は、医師の診断に基づき別途協議するものでございます。3点目は、2点目にお示しした後遺障がいが生じた場合を除き、相手方は市に対し、今後、本件に係る損害賠償請求等を行わないという内容でございます。賠償額の支払いにつきましては、議決後に、全国市有物件災害共済会から直接、相手方に支払われる予定でございます。
     なお、当該事故を起こした職員及び所属長に対しましては、安全運転管理者である管財課長より、安全運転について十分に留意するよう、口頭にて注意してございます。また、全庁職員に対しても、安全運転の徹底に関する注意喚起を文書にて通知したところでございます。  本案件は、相手方が早期解決を望まれているところ、11月21日に全国市有物件災害共済会より、相手方と示談内容についておおむね了解を得たとの連絡があったことから、追加案件として提案させていただくものでございます。  以上で、説明を終わらせていただきます。よろしくご審議の上、ご議決賜りますようお願い申し上げます。 35 ◯議長(五十嵐京子議員) これより質疑を行います。 36 ◯22番(渡辺大三議員) 議案そのものは賛成でございますけれども、ちょっと不可解な事故なので、もうちょっと細かく説明していただきたいのですが、公民館本館の駐車場は我々もよく通るところでありますけれども、あそこから出るわけですよね。それで、目の前の車に激突するわけですよね。ちょっと考えにくい事故なので、どんなことが理由だったのかということですね。アクセルとブレーキの踏み間違いなのか、脇見運転なのか、居眠りということはないですよね。駐車場から出した瞬間に寝る人はいないので、どんな理由でこういう事故が起きたのかということについて、ひょっとしたら左側の安全確認の方に気をとられて、がしゃんといったということもあり得ますよね。だから、もうちょっと、不可解な事故なので、なぜこういう事故が起きたのかだけ説明いただいておけばと思いますが、よろしくお願いします。 37 ◯総務部長(加藤明彦) ただいまの質問ですが、議案の資料にございますように、この見取り図ですと、3台車が止まっているのがありますが、その先に信号がございまして、この信号が青になったということで、公民館から車両が出る際に、左を確認して、左から車が来ないということで右折をしたということなんですが、そのときに、今、申し上げました信号が青になっているので、3台目にある車が当然進んでいくだろうというのを予測して、左を確認しながら、その際に多分前方の不注意があって、それで追突してしまったと、そういうような事情を伺っております。 38 ◯議長(五十嵐京子議員) 他にございませんか。      (「なし」と呼ぶ者あり) 39 ◯議長(五十嵐京子議員) 質疑を終了することにご異議ありませんか。     (「異議なし」と呼ぶ者あり) 40 ◯議長(五十嵐京子議員) ご異議なしと認め、質疑を終了いたします。  お諮りいたします。本件は、委員会付託を省略し、討論・採決を一時保留することにご異議ありませんか。     (「異議なし」と呼ぶ者あり) 41 ◯議長(五十嵐京子議員) ご異議なしと認め、本件は委員会付託を省略し、討論・採決を一時保留することと決定いたしました。  会派代表者会議等を開催するため、しばらく休憩いたします。        午前10時39分休憩      ────────────        午後4時45分開議 42 ◯議長(五十嵐京子議員) 再開いたします。  お諮りいたします。ただいままでの議事の進行状況から考えて、しばらく時間延長することにご異議ありませんか。     (「異議なし」と呼ぶ者あり) 43 ◯議長(五十嵐京子議員) ご異議なしと認め、しばらく時間延長いたします。  休憩いたします。        午後4時46分休憩      ────────────        午後7時13分開議 44 ◯議長(五十嵐京子議員) 再開いたします。  休憩中に議会運営委員会を開催しておりますので、議会運営委員長の報告を求めます。     (12番小林正樹議員登壇) 45 ◯12番(小林正樹議員) 休憩中に議会運営委員会を開催しましたので、その結果についてご報告いたします。  議員提出議案として意見書4件が提出されましたので、その取扱いについて協議いたしました。その結果、議員案第52号から議員案第55号の計4件につきましては、本日の本会議に上程し、説明、質疑、委員会付託を省略し、即決することと決定いたしました。  以上で、議会運営委員会の報告を終了いたします。 46 ◯議長(五十嵐京子議員) 議会運営委員長の報告に対して質疑はありませんか。      (「なし」と呼ぶ者あり) 47 ◯議長(五十嵐京子議員) 質疑を終了することにご異議ありませんか。     (「異議なし」と呼ぶ者あり) 48 ◯議長(五十嵐京子議員) ご異議なしと認め、質疑を終了し、議会運営委員長の報告を終了いたします。  お諮りいたします。議会運営委員長の報告どおり決定することにご異議ありませんか。     (「異議なし」と呼ぶ者あり) 49 ◯議長(五十嵐京子議員) ご異議なしと認め、議会運営委員長の報告どおり決定いたしました。    ─────── ◇ ─────── 50 ◯議長(五十嵐京子議員) ここで、先ほど保留いたしました日程第1から日程26までの26件の保留を解き、順次議題とし、討論・採決を行います。  認第1号、平成30年度小金井市一般会計歳入歳出決算の認定について。  本件は討論を行います。  初めに、本件に賛成の者の発言を許可します。     (5番沖浦あつし議員登壇) 51 ◯5番(沖浦あつし議員) 認第1号、平成30年度小金井市一般会計歳入歳出決算の認定について、賛成の立場で討論いたします。  決算年度は、多摩26市中で上位となる市税収納率の確保・維持を目指し取り組んだ歳入確保策、公民連携、アウトソーシングの推進として取り組んだ街路灯の一斉LED化、それに伴うCO2、二酸化炭素排出の抑制など、2億円の財政効果を上げ、市民サービスに還元したこと、また、市町村総合交付金は3億3,000万円の増額査定を受けたこと、27年来、長年の課題であった庁舎建設は、行政・福祉・防災の拠点として(仮称)新福祉会館との複合施設を目指し、基本設計の予算を組み、市制施行60周年とともに区切りの年であり、これらを評価する。そして、課題になった点は、学務課元職員による不適切な会計処理事案に見る庁内の危機管理体制の強化である。  中長期的に見て大切なことは、将来、高齢者を支える生産年齢人口の減少をいかに食い止め、市税歳入を目減りさせないこと、行財政改革の不断の努力、そして持続可能な自治体運営に欠かせない人材育成、基金の積み増しと地方債の返済である。  東洋経済新報社による財政が健全な都市ランキング、全国21位と初めてランクインしていることをとっても、少しずつ財政健全化に向け動き始めている。また、決算年度、小金井市市民意向調査においては、住みやすさの肯定回答が84.5%と、4年前よりも9.2ポイント上昇、住み続けたいの肯定回答が80%と、4年前より4ポイント上昇した。保育園待機児がゼロに至らなかったことは大変残念だったが、決算年度は保育定員286人増員と、多摩26市トップクラスの定員増を図りつつ、保育の量だけではなく、保育士の処遇改善策の継続、西岡市長就任前までは検討もされてこなかった保育計画策定委員会経費を予算計上し、保育の質に対してもウエイトを置いたことを評価する。ありがたいことに、小金井市では子どもの人口が増え、これからの5年間で19.1%の多摩地域トップの増加率や、令和2年度には平均年齢が44.1歳と、多摩26市の中で一番若い自治体になるという東京都の人口推計の数字も出ている。子育て世帯に選ばれるまちとして客観的な評価を受けてきている今だからこそ、このまちに愛着を持ち、住み続けたいと思ってもらえるまちにすることで、高齢者福祉と安心した生活に更に注力できるという市政運営の好循環を生む基盤作りの決算年度となっている。  都内の自治体4例目である障害者差別解消条例の制定や、市内で18年ぶり、3か所目となる特別養護老人ホーム、ぬく井の杜が開業し、特別養護老人ホーム入所の待機者数は年々減少してきている。また、新事業である福祉総合相談窓口の運用、支援体制の検討や小金井モデルとなり得る、商店会と福祉施設が連携した地域見守り合いの取組が、東京商店街グランプリ優秀賞を受賞するなど、これまで以上に福祉の充実を期待するところまで至った決算年度、誰もがつながり、見守り合い、このまちにいれば安心だねと思ってもらえるまち、誰もが自分らしい生き方を全うできるまちへの出発点に立ったことを評価する。  しかし、事務執行ミスの発覚については、再発防止、初動対応や危機管理、処理スキームの組織的対応を切に求め、長年のうみを出し尽くすための全庁的キャンペーンが必要なことを指摘しておきます。  まいてきた種が少しずつ芽を出し、客観的な評価を受けられるようになってきたそのスタート地点である決算年度を認定し、会派みらいのこがねいの賛成討論といたします。 52 ◯議長(五十嵐京子議員) 次に、本件に反対の者の発言を許可します。      (9番湯沢綾子議員登壇) 53 ◯9番(湯沢綾子議員) 認第1号、平成30年度小金井市一般会計歳入歳出決算の認定についてに対し、自由民主党・信頼の小金井を代表して、反対の立場から端的に討論いたします。  決算年度を一言で表現すると、市のコンプライアンスが問われる1年であったということになります。既に繰り返し質疑等がされておりますので、中身まで言及はしませんが、社会福祉委員への報酬誤支給の問題、移動支援費の過払いの問題に関わる決算が含まれており、学務課職員の不適切な会計処理の問題、そしてまた調査中ということで答弁されませんでしたが、障害者福祉センターの給食費の問題なども新たに発覚いたしました。西岡市長は、学務課の件を受けて、コンプライアンス推進委員会の設置を表明されましたが、最初の問題が発覚した時点で、議会からの指摘などを真摯に受け止め、全庁的な対応を検討していれば、その後に続いた問題についてまた違った展開があったのではと思うところです。  特に学務課の件については、市長ご自身が決算の認定を議会に付したにもかかわらず、会計処理の方針を定めることができないままに保留が繰り返され、結局、継続をされるに至ったことは、議案提出の姿勢そのものが問われる事態であったと言わざるを得ません。そして、その間、学校教育に関わる大切な本来業務に支障が生じていたとすれば、これは市にとってあってはならない損失が生じたということになります。  数々の問題は、多分に法律的な論点を含むものですので、その処理は原課に任せ切りにするのではなく、関係各課を含めて適切な連携を行うことが、組織として合理的な在り方であり、トップである市長から指示を出していただくべきであったと思っております。今後は、コンプライアンスを推進することは当然として、人は誰でもミスをすることがありますので、万が一、それでも問題が生じた場合の対応についても見直していただくことを求めます。  決算年度を通じて、コンプライアンス、ガバナンスの欠如を指摘せざるを得ない状況であったことから、決算には反対いたします。ご清聴ありがとうございました。 54 ◯議長(五十嵐京子議員) 次に、本件に反対の者の発言を許可します。     (20番宮下 誠議員登壇) 55 ◯20番(宮下 誠議員) 認第1号、平成30年度小金井市一般会計歳入歳出決算の認定について、採決に当たり、小金井市議会公明党を代表して、不認定の立場から討論を行います。  平成30年度は、西岡市長の政治姿勢を象徴する年度だったと言えます。  まず、市民を欺く、分かりにくい財政運営です。平成30年度の一般会計当初予算は、平成30年第1回定例会で提案されるも、社会福祉委員報酬誤支給問題で紛糾した上、政策反映を含めて目的や効果が不明確な小金井グランドデザイン策定に要する経費や、職員の勤勉手当の年間支給額の引上げなどの項目が散見され、予算特別委員会の採決では否決となりました。そこで、市民生活を守るため、小金井市議会公明党を含む3会派で組替え動議を提案したところ、市長与党会派も賛成する結果となり、可決されました。この採決の結果を受け、西岡市長から、議会の意思を受け止め、組替え動議の内容に即した補正予算を第2回定例会に提出することを約束するとの発言があり、動議の内容に即した補正予算が提案されることが約束されました。こうした異例の経過から予算原案が可決されたのです。そして、その後の第2回定例会で組替え動議の内容に基づく対応がとられました。ところが、第3回定例会では再び勤勉手当の増額が復活提案されるなど、その分かりにくい財政運営は市民を欺く結果となったものです。  次に、脆弱な内部統制の実態が発覚したことです。社会福祉委員への報酬誤支給問題では、事務検査を委任された総務企画委員会の検査結果が平成30年12月に報告されました。同報告書では、市の対応について地方自治法等に違反する行為や虚偽公文書作成・同行使罪の構成要件に該当する可能性があったこと、一連の事務手続において起案文書が存在せず、文書管理規程に反する行為であることなどを挙げ、西岡市長に対し、市の管理執行権限を持つ者として許される行為ではなく、刑事事件へと発展する可能性がある行為を職員に強いたことを自覚すべきだとする厳しい指摘が行われています。同報告書は全会一致で検査終了が議決されました。  次に、市長の一番の公約で、67億円市民負担ゼロで建つと掲げた新庁舎建設へ向けたずさんな進め方についてです。平成30年第2回定例会では、今では多額の市民負担を必要とされる、総額で100億円規模にもなる新庁舎・(仮称)新福祉会館の建設であるにもかかわらず、発注方式について具体的な内容に乏しい提案に質疑が集中、結果、発注方式等の再検討の方針が示されました。市民の多額の血税を投入する事業を行うという自覚が本当にあるのか、疑問に思わざるを得ない内容でした。また、市長は、建設の基礎となる施設配置でさえ、自ら方針をはっきりと示せず、質疑は何度もストップしました。現在、市長は27年ぶりに前進させたと喧伝していますが、建設へ向けた歩みを止めてはならないとする多くの議員が、市長に代わり、その打開策を提案してきたのが事実であります。その中で、市議会公明党や自由民主党・信頼の小金井などの会派を含む6会派12人で提案し、8会派14人が賛成をした付帯決議がきっかけとなり、ようやく基本設計の着手へと進め始めたと言えます。  次に、人件費の増大を省みない放漫経営です。様々な市政の課題が議会で指摘され続ける中、西岡市長は第3回定例会と第4回定例会とで連続して職員給与の増額を提案しました。特に第3回定例会では、会期中、既に人件費における3億円以上の財政効果を見込んでいた公立保育園の民営化について、先送りするとの発表も行われました。職員給与の増額は、東京都人事委員会勧告が示した方針に沿った対応とはいえ、このような行財政改革後退とも言える発言があった中で職員給与の増額を平然と提案してきたことは、市民生活を省みない重大な問題であると指摘せざるを得ません。こうした放漫な経営体質により、市の人件費は、西岡市長が就任した平成27年度の59億円から、年を重ねるごとに60億2,000万円、60億8,000万円、61億6,000万円と増大し続け、平成31年度の当初予算では63億7,000万円を組む事態に至っています。  以上、決算年度の重大な欠陥を指摘し、不認定すべきとの表明をもって討論を終わります。 56 ◯議長(五十嵐京子議員) 次に、本件に反対の者の発言を許可します。     (15番水上洋志議員登壇) 57 ◯15番(水上洋志議員) 日本共産党小金井市議団を代表して、認第1号、平成30年度小金井市一般会計歳入歳出決算の認定について、不認定の立場で討論を行います。  不認定の理由の第1は、市長は市民生活をきっちり守ると公約しておきながら、市民生活に大変冷たい決算となっているからです。決算年度は、がん検診の更なる有料化が行われ、保育料も引き続き値上げされ、国民健康保険税も2年連続の増税、難病者福祉手当は、対象疾病が拡大されたものの、支給制限により多くの方が利用できなくなる条例改定が行われました。この条例提案の際の試算も大変ずさんで、日本共産党小金井市議団の指摘でその誤りが認められる事態となったことは大変重大です。有料化された大腸がん検診は、受診率が大きく低下する事態となりました。受診率を高め、市民の命と健康を守る事業で、本末転倒の結果と言わざるを得ません。国民健康保険税は、加入者1人当たりの金額で三多摩一高い金額です。さらに、西岡市長は、今後12年間の連続値上げ計画を策定しました。その他繰入金は三多摩ワースト2位の低さとなっており、負担軽減のために繰入金を増額すべきです。国民健康保険特別会計は約9,000万円の黒字ですから、値上げは行わなくても良かったと言える結果です。全国知事会、市町村長会が求めている、国費1兆円投入の実現に向けて、市長も先頭に立って努力することを要望します。これが実現すれば、約半額に国民健康保険税を全体引き下げられることが明らかになっております。市長は過日の公開討論会で福祉を市政の真ん中になどと発言しました。言っていることとやっていることが違うのではないでしょうか。市民を欺くかのような無責任な発言は慎むよう要望します。  第2の理由は、19億円の繰越金、黒字が生まれる一方で、市民に犠牲を負わせる行財政改革が行われていることに問題があるからです。そして、結論ありきの進め方が行われていることは大変重大です。決算年度において市民課窓口の民間委託方針が示されたことは問題であります。また、婦人相談員が非常勤化されました。市民から正規職員の配置を求める陳情が提出されるなど、専門的知識と経験が求められる婦人相談員の安定的な相談と支援の体制が求められる中で強行されたことは重大です。今定例会の厚生文教委員会で、市長は突然正規職員の配置を表明しました。自らの政策が間違っていたことを認めるものであり、アクションプラン2020の内容とは全く変わらないとのことで、なぜ今まで対応しなかったのか大変疑問です。しかも、現在、検証作業が行われている中で結論を先に表明したことは、なぜ今なのか全く分かりません。公立保育園の民営化について延伸するとの表明が決算年度に行われました。民営化について保護者の理解が得られていないことは明らかです。保護者の合意が得られない、質の低下につながる民営化を行うべきではありません。延伸の一方で、保育の質ガイドラインなどの保育計画を策定するとのことでしたが、民営化を進める準備と計画策定が同時並行で行われていることは問題で、何のための保育計画なのかと言わざるを得ません。婦人相談員も男女共同参画審議会には決定後に伝え、保育園の民営化も民営化ありきで進められています。審議会や関係者を飛び越えて結論ありきの進め方はやめるべきです。決算年度の実質収支は18億1,450万4,000円、2017年度は24億6,516万7,000円です。こうしたお金の一部を活用すれば、市民生活の支援は可能です。市民に犠牲を強いる行財政改革ではなく、市民生活を支援するために税金を効率的に使うことを求めます。  第3の理由は、こうした市民に負担を押し付ける一方で、大型開発や不要不急の道路建設には税金が投入されていることは問題だからです。武蔵小金井駅第2地区再開発には29億円もの補助金が投入され、賛否がいまだ拮抗する都市計画道路小金井3・4・8号線整備に要する経費は1億8,000万円などとなっています。今後、聖域なく事業の見直しを行うことを求めます。また、都市計画道路3・4・11号線、3・4・1号線の整備に関して、決算年度において市長の道路の必要性に関する考えが問われましたが、道路は必要なのか不必要なのかについては一切明確な答えがなかったことは大変問題です。都知事宛てに文書を提出しましたが、大もとの計画である都市計画マスタープランを尊重する、現時点では賛同できないとして、来年行う両路線についての市民アンケートの結果を政策判断にいかしたいと述べています。今後、オープンハウス型説明会も行われていくとのことで、市長がこの道路について不要か必要か、態度が全く不明です。東京都に対して明確に反対、中止を述べるべきです。  第4の理由は、規則に基づかない移動支援費の支給の問題が明らかになり、学務課職員による上下水道料金などの私費払いが発覚するなどの事態に市長が法令に即して対応できずに、解決が遅れる事態となっていることは大変遺憾です。社会福祉委員の問題の教訓をどういかしてきたのかが厳しく問われます。学務課職員の問題は法的な整理と検証が大変不十分で、決算審査が継続審査となる事態となり、結局、その問題は未解決のままの状態であると言わざるを得ません。改めて市長自身が法令遵守と法令に基づく事務の執行と説明責任をしっかり果たすよう求めるとともに、その責任を厳しく指摘するものです。  第5の理由は、西岡市長は前回の市長選挙で、アリバイ作りのような市民参加はもうやめようなど、市民の声を聞く市民参加を強調していますが、全くそうなっていないからです。リサイクル事業所の閉鎖について、市民から陳情が出されるなど、存続が求められてきました。今年度に入り、補助金を出さないやり方で存続することになりましたが、今後、閉鎖するとの方針であります。現場の意見や市民の意見をしっかり聞くことや説明も不十分なまま、リユース事業の方向性も示さずに閉鎖方針を示したことは重大です。また、みどり号の存続を求める陳情が採択されたものの、その後の対応は極めて不十分です。結論を押し付ける進め方とともに、一体どこが市民参加が前進したと言えるのか全く理解できません。  最後に、市長の公約が問われる決算年度でした。無責任な公約を掲げた責任が厳しく問われます。市庁舎建設において、市民負担なく67億円で図書館も含めて6施設複合化方針を掲げたことについて、市民説明会で、67億円は建設費だけだったこと、6施設複合化は一つの事例だと述べたことは重大です。選挙公報にも掲載した6施設複合化が破綻し、庁舎建設に遅れを作ったことについて市民に謝罪すべきです。また、子育て環境日本一も、日本一の基準はないことが明らかになり、待機児童率も結局、三多摩ワースト2位となるなど、言葉だけで市民を惑わすものだったと言わざるを得ません。言葉だけが先走るのではなく、実態を伴う市政運営を行うことを強く求めます。私たちは、市民と協働で誰も置き去りにしない市政実現に全力を挙げることを表明して、討論を終わります。 58 ◯議長(五十嵐京子議員) 次に、本件に反対の者の発言を許可します。     (14番田頭祐子議員登壇) 59 ◯14番(田頭祐子議員) 認第1号、平成30年度小金井市一般会計歳入歳出決算の認定についてに対し、生活者ネットワークは不認定の立場から討論を行います。  決算年度は、学務課職員による、小学校光熱水費や電話代の私費による立替払い事案が発生していました。この不適切な会計処理に所管課では誰も気付かずに事務処理が行われ、本来、支出されていたはずの金額が決算書に記載されない状態で決算認定議案として上程されてしまいました。不完全な決算報告は当然認定できません。審査前から不認定と考えざるを得ない議案の上程は、異常事態であり、誠に残念です。処理経過を含め、市長には一連の出来事の検証を徹底して行い、再発防止を肝に銘じていただくように求めます。監査委員の指摘にあるように、毎月の予算執行状況のチェック体制の管理強化のために、財務会計事務担当職員が執行状況マニュアルの活用を徹底することを通し、財務会計システムの活用能力を向上させる取組を強く求めます。  また、この不適切な会計処理は、不適切な職員配置に端を発していたものと考えます。職員が自らの能力をいかして更に事務執行能力を向上させるためにも、配置替えもタブーとしない適材適所の配置、困ったときや悩んだときにはヘルプを出せる、風通しの良い職場文化が必要です。その点で、問題が起きたときには職場で抱え込まないようにと指揮をする市長のリーダーシップが不足していたと考えます。市長は、再発防止のためにコンプライアンス推進委員会の立ち上げを指示されたそうですが、法令遵守や報告・連絡・相談体制の徹底などだけでなく、職員の自己尊重感を高めて、メンタルに強い職員を育成する視点も持っていただきたい。そのことが、冷静に物事を捉え、適切に判断できる人材育成につながるからです。毎年、職員の普通退職者数を資料で出していただいています。決算年度は13人でした。前年度と総数は変わりませんが、20代、30代で退職者が増えています。他の自治体職員に転職するケースも毎年のように出ていると聞きます。働き続けたいと思える職場環境と職場文化作りが、市民サービス向上につながる市役所改革の基本です。決算年度の大きな反省をいかして、人材育成につなげることを求めます。  市民生活では、扶助費が増えていることからもうかがえるように、一般的な暮らし向きは厳しさを増しています。その中で職員手当等給与は増額されており、決算年度の度重なる職員による事務執行ミスや会計処理のミスが続けば、市民の行政への信頼は大きく損ないます。これをしっかりと重く受け止めて、市長を始め、市役所全体で緊張感を持ち、市民の幸せを中心に据えた本来の市役所改革を行うことを求め、決算への反対討論といたします。 60 ◯議長(五十嵐京子議員) 以上で、討論を終了いたします。  本件は起立採決をいたします。  本件についての決算特別委員長の報告は不認定です。  お諮りいたします。本件は、認定することに賛成の皆さんの起立を求めます。        (賛成者起立) 61 ◯議長(五十嵐京子議員) 起立少数。よって、本件は不認定と決定いたしました。    ─────── ◇ ─────── 62 ◯議長(五十嵐京子議員) 認第2号、平成30年度小金井市国民健康保険特別会計歳入歳出決算の認定について。  これから討論を行います。      (「なし」と呼ぶ者あり) 63 ◯議長(五十嵐京子議員) 本件に対する討論を終了することにご異議ありませんか。     (「異議なし」と呼ぶ者あり) 64 ◯議長(五十嵐京子議員) ご異議なしと認め、討論を終了いたします。  直ちに採決いたします。  本件は起立採決をいたします。  本件についての決算特別委員長の報告は認定です。
     お諮りいたします。本件は、委員長報告どおり、認定することに賛成の皆さんの起立を求めます。        (賛成者起立) 65 ◯議長(五十嵐京子議員) 起立多数。よって、本件は認定と決定いたしました。    ─────── ◇ ─────── 66 ◯議長(五十嵐京子議員) 認第3号、平成30年度小金井市下水道事業特別会計歳入歳出決算の認定について。  これから討論を行います。      (「なし」と呼ぶ者あり) 67 ◯議長(五十嵐京子議員) 本件に対する討論を終了することにご異議ありませんか。     (「異議なし」と呼ぶ者あり) 68 ◯議長(五十嵐京子議員) ご異議なしと認め、討論を終了いたします。  直ちに採決いたします。  本件についての決算特別委員長の報告は認定です。  お諮りいたします。委員長報告どおり、認定することにご異議ありませんか。     (「異議なし」と呼ぶ者あり) 69 ◯議長(五十嵐京子議員) ご異議なしと認め、本件は認定と決定いたしました。    ─────── ◇ ─────── 70 ◯議長(五十嵐京子議員) 認第4号、平成30年度小金井市介護保険特別会計歳入歳出決算の認定について。  これから討論を行います。      (「なし」と呼ぶ者あり) 71 ◯議長(五十嵐京子議員) 本件に対する討論を終了することにご異議ありませんか。     (「異議なし」と呼ぶ者あり) 72 ◯議長(五十嵐京子議員) ご異議なしと認め、討論を終了いたします。  直ちに採決いたします。  本件についての決算特別委員長の報告は認定です。  お諮りいたします。委員長報告どおり、認定することにご異議ありませんか。     (「異議なし」と呼ぶ者あり) 73 ◯議長(五十嵐京子議員) ご異議なしと認め、本件は認定と決定いたしました。    ─────── ◇ ─────── 74 ◯議長(五十嵐京子議員) 認第5号、平成30年度小金井市後期高齢者医療特別会計歳入歳出決算の認定について。  これから討論を行います。      (「なし」と呼ぶ者あり) 75 ◯議長(五十嵐京子議員) 本件に対する討論を終了することにご異議ありませんか。     (「異議なし」と呼ぶ者あり) 76 ◯議長(五十嵐京子議員) ご異議なしと認め、討論を終了いたします。  直ちに採決いたします。  本件は起立採決をいたします。  本件についての決算特別委員長の報告は認定です。  お諮りいたします。本件は、委員長報告どおり、認定することに賛成の皆さんの起立を求めます。        (賛成者起立) 77 ◯議長(五十嵐京子議員) 起立多数。よって、本件は認定と決定いたしました。    ─────── ◇ ─────── 78 ◯議長(五十嵐京子議員) 議案第67号、小金井市特定教育・保育施設及び特定地域型保育事業の運営に関する基準を定める条例の一部を改正する条例。  これから討論を行います。      (「なし」と呼ぶ者あり) 79 ◯議長(五十嵐京子議員) 本件に対する討論を終了することにご異議ありませんか。     (「異議なし」と呼ぶ者あり) 80 ◯議長(五十嵐京子議員) ご異議なしと認め、討論を終了いたします。  直ちに採決いたします。  本件についての厚生文教委員長の報告は原案可決です。  お諮りいたします。委員長報告どおり、原案のとおり可決することにご異議ありませんか。     (「異議なし」と呼ぶ者あり) 81 ◯議長(五十嵐京子議員) ご異議なしと認め、本件は原案可決と決定いたしました。    ─────── ◇ ─────── 82 ◯議長(五十嵐京子議員) 元陳情第40号、学務課職員による「任意の寄付」に返還請求権はなく、返還しないこと等を求める陳情書。  これから討論を行います。      (「なし」と呼ぶ者あり) 83 ◯議長(五十嵐京子議員) 本件に対する討論を終了することにご異議ありませんか。     (「異議なし」と呼ぶ者あり) 84 ◯議長(五十嵐京子議員) ご異議なしと認め、討論を終了いたします。  直ちに採決いたします。  本件は起立採決をいたします。  本件についての厚生文教委員長の報告は不採択です。  お諮りいたします。本件は、採択の上、市長及び教育委員会に送付することに賛成の皆さんの起立を求めます。        (賛成者起立) 85 ◯議長(五十嵐京子議員) 起立少数。よって、本件は不採択と決定いたしました。    ─────── ◇ ─────── 86 ◯議長(五十嵐京子議員) 議案第68号、小金井市道路占用条例の一部を改正する条例。  これから討論を行います。      (「なし」と呼ぶ者あり) 87 ◯議長(五十嵐京子議員) 本件に対する討論を終了することにご異議ありませんか。     (「異議なし」と呼ぶ者あり) 88 ◯議長(五十嵐京子議員) ご異議なしと認め、討論を終了いたします。  直ちに採決いたします。  本件についての建設環境委員長の報告は原案可決です。  お諮りいたします。委員長報告どおり、原案のとおり可決することにご異議ありませんか。     (「異議なし」と呼ぶ者あり) 89 ◯議長(五十嵐京子議員) ご異議なしと認め、本件は原案可決と決定いたしました。    ─────── ◇ ─────── 90 ◯議長(五十嵐京子議員) 議案第69号、小金井市立公園条例の一部を改正する条例。  これから討論を行います。      (「なし」と呼ぶ者あり) 91 ◯議長(五十嵐京子議員) 本件に対する討論を終了することにご異議ありませんか。     (「異議なし」と呼ぶ者あり) 92 ◯議長(五十嵐京子議員) ご異議なしと認め、討論を終了いたします。  直ちに採決いたします。  本件についての建設環境委員長の報告は原案可決です。  お諮りいたします。委員長報告どおり、原案のとおり可決することにご異議ありませんか。     (「異議なし」と呼ぶ者あり) 93 ◯議長(五十嵐京子議員) ご異議なしと認め、本件は原案可決と決定いたしました。    ─────── ◇ ─────── 94 ◯議長(五十嵐京子議員) 議案第70号、小金井市下水道条例の一部を改正する条例。  これから討論を行います。      (「なし」と呼ぶ者あり) 95 ◯議長(五十嵐京子議員) 本件に対する討論を終了することにご異議ありませんか。     (「異議なし」と呼ぶ者あり) 96 ◯議長(五十嵐京子議員) ご異議なしと認め、討論を終了いたします。  直ちに採決いたします。  本件についての建設環境委員長の報告は原案可決です。  お諮りいたします。委員長報告どおり、原案のとおり可決することにご異議ありませんか。     (「異議なし」と呼ぶ者あり)
    97 ◯議長(五十嵐京子議員) ご異議なしと認め、本件は原案可決と決定いたしました。    ─────── ◇ ─────── 98 ◯議長(五十嵐京子議員) 議案第71号、小金井市下水道事業の設置等に関する条例。  これから討論を行います。      (「なし」と呼ぶ者あり) 99 ◯議長(五十嵐京子議員) 本件に対する討論を終了することにご異議ありませんか。     (「異議なし」と呼ぶ者あり) 100 ◯議長(五十嵐京子議員) ご異議なしと認め、討論を終了いたします。  直ちに採決いたします。  本件は起立採決をいたします。  本件についての建設環境委員長の報告は原案可決です。  お諮りいたします。本件は、委員長報告どおり、原案のとおり可決することに賛成の皆さんの起立を求めます。        (賛成者起立) 101 ◯議長(五十嵐京子議員) 起立多数。よって、本件は原案可決と決定いたしました。    ─────── ◇ ─────── 102 ◯議長(五十嵐京子議員) 31陳情第8号、小金井市道路新設問題に関する陳情書。  これから討論を行います。      (「なし」と呼ぶ者あり) 103 ◯議長(五十嵐京子議員) 本件に対する討論を終了することにご異議ありませんか。     (「異議なし」と呼ぶ者あり) 104 ◯議長(五十嵐京子議員) ご異議なしと認め、討論を終了いたします。  直ちに採決いたします。  本件は起立採決をいたします。  本件についての建設環境委員長の報告は採択です。  お諮りいたします。本件は、委員長報告どおり、採択の上、市長に送付することに賛成の皆さんの起立を求めます。        (賛成者起立) 105 ◯議長(五十嵐京子議員) 起立多数。よって、本件は採択の上、市長に送付することと決定いたしました。    ─────── ◇ ─────── 106 ◯議長(五十嵐京子議員) 元陳情第32号、都市計画道路小金井3・4・1号線及び3・4・11号線の計画及び概略設計に関する陳情書。  本件は討論を行います。  本件に賛成の者の発言を許可します。     (23番板倉真也議員登壇) 107 ◯23番(板倉真也議員) 日本共産党小金井市議団を代表して、本陳情書への賛成討論を行います。  都市計画道路3・4・1号線と3・4・11号線を10年以内に整備する方針が東京都から示されて以降、はけの自然を守ってほしい、野川や武蔵野公園の環境、生態系を守ってほしい、地元住民との話合いを継続してほしいなどの陳情書が出されてまいりました。市議会は、その都度、賛成多数もしくは全会一致で採択をしております。ところが、小金井市を代表する西岡市長の態度は曖昧なままで今日まで来ております。当初、西岡市長は、独自に東京都が決定したものであり、市は判断する立場にはないと述べ、国分寺崖線や野川、武蔵野公園の貴重な緑、自然環境に影響が出ようとも我関せずの態度を示しました。これに対して市民や議会から疑問の声が噴出し、西岡市長は態度を修正するに至りました。しかし、それでも現時点では事業化に賛同いたしかねるという範囲で、現時点を枕言葉に置いております。しかも、東京都が事業化の動きを加速させている3・4・11号線に対して、整備促進をうたった都市計画マスタープランを尊重する立場とわざわざ東京都に表明し、3・4・1号線に対しても路線変更などの可能性について検討しますとの都市計画マスタープランの表現をそのまま伝えるのみとなっております。ここで見えてくるのは、事業を進める上での条件を示しつつも、整備促進をうたった都市計画マスタープランはそのまま認めるという西岡市長の政治姿勢であります。しかも、その条件は、市民の理解の進展が十分ではないからというものであり、理解の進展が十分だと西岡市長が感じ取れば賛同しますというものになっております。3・4・1号線に対しても、一定区間の路線変更などの可能性の検討で済ませており、小金井市の貴重な自然環境、生態系を破壊する都市計画道路の建設に異論を示しているものではありません。  西岡市長は、4年前の市長選挙のチラシで、野川の中に膝下までつかりながら、野川や国分寺崖線の自然の大切さをアピールするかのような写真を大きく掲載しておりました。しかし、この間の西岡市長の対応は、市長選挙の際のアピールの内容が果たして本心だったのかと疑わざるを得ないものとなっております。市民の中から、4年前の市長選挙時に配布したカラーチラシの写真は一体何だったのかとの疑問や怒りが沸き起こるのは当然であります。現行の都市計画マスタープランは、前市政時代に策定されたものであります。その後に新たな市長が誕生したのであれば、自らの政策意思に従って都市計画マスタープランの見直しを行うのは当然にあり得るものであります。しかし、そうではなく、前市政時代に策定された計画に寄りかかり、その計画の範囲内で物事を考えていく、これが西岡市長のスタンスとなっております。都市計画道路の問題においても、西岡市政は前市政と同じ流れを組む市政だったということになります。市民は何のために新たな市長を選んだのでありましょうか。  小金井市民のみならず、小金井市を訪れる方々にとって、国分寺崖線から野川、武蔵野公園に至るグリーン地帯は、緑の和室とも言える緑のベルト地帯となっております。陳情書で述べているように、この一体には植物が400種、昆虫250種、蝶類が40種生き続け、江戸時代以前からの自然の生態系が根づいております。小金井市は市民憲章で、緑ゆたかな自然と、貴重な文化を守り、次の世代に誇りうる、美しいまちをつくりましょうと明記し、同じ内容をまちづくり条例にうたっております。したがって、この貴重な自然環境を傷めつけるような動きや行為に対しては、小金井市の総力を上げて立ち向かわなければなりません。そのためにも、環境共生モデル都市宣言を制定すべきと考えるものであります。  ところで、ここに来て、西岡市長は、二つの優先整備路線に対する市民アンケートを行うと表明いたしました。現在、担当部局でアンケート案が練られており、来年2月下旬に発送予定とのことであります。しかし、アンケートを行うまでもなく、地元住民の意思は、この間の市議会への数々の陳情と署名の数及び東京都のパブリックコメントに対する多くの意見で明白となっております。なのに、西岡市長は、地元住民が明確に都市計画道路建設に反対の意思を示しているにもかかわらず、地元住民の声を無視して、アンケートを強行しようとしています。到底許せるものではありません。西岡市長は、アンケートを直ちに取りやめるとともに、数々の陳情書や東京都のパブリックコメントに寄せられた市民の声に応えて、自らの意思で都市計画道路建設に反対を下すべきであります。そのことこそ、4年前の市長選挙で前市政に替わって市長に選ばれた西岡市長の果たす道であります。しかるに、都市計画道路の是非について判断できず、なおかつ地元住民の意思をじゅうりんし続ける市長であるならば、即刻退陣すべきであります。日本共産党市議団は、小金井市の貴重な自然環境と生態系を守る抜くために、東京都に対して都市計画道路建設に真っ正面から反対を突きつけることのできる人物を市長へ送り出すために全力で奮闘するものであります。よって、本陳情書に賛成をするものです。 108 ◯議長(五十嵐京子議員) 以上で、討論を終了いたします。  本件は起立採決をいたします。  本件についての建設環境委員長の報告は採択です。  お諮りいたします。本件は、委員長報告どおり、採択の上、市長に送付することに賛成の皆さんの起立を求めます。        (賛成者起立) 109 ◯議長(五十嵐京子議員) 起立多数。よって、本件は採択の上、市長に送付することと決定いたしました。    ─────── ◇ ─────── 110 ◯議長(五十嵐京子議員) 元陳情第18号、議会「ゆるキャラ」の活用による分かりやすい議会広報の実施を求める陳情書。  これから討論を行います。      (「なし」と呼ぶ者あり) 111 ◯議長(五十嵐京子議員) 本件に対する討論を終了することにご異議ありませんか。     (「異議なし」と呼ぶ者あり) 112 ◯議長(五十嵐京子議員) ご異議なしと認め、討論を終了いたします。  直ちに採決いたします。  本件は起立採決をいたします。  本件についての議会運営委員長の報告は不採択です。  お諮りいたします。本件は、採択することに賛成の皆さんの起立を求めます。        (賛成者起立) 113 ◯議長(五十嵐京子議員) 起立少数。よって、本件は不採択と決定いたしました。    ─────── ◇ ─────── 114 ◯議長(五十嵐京子議員) 元陳情第22号、市議会主催の議会報告会を定例議会終了ごとに実施すること等を求める陳情書。  これから討論を行います。      (「なし」と呼ぶ者あり) 115 ◯議長(五十嵐京子議員) 本件に対する討論を終了することにご異議ありませんか。     (「異議なし」と呼ぶ者あり) 116 ◯議長(五十嵐京子議員) ご異議なしと認め、討論を終了いたします。  直ちに採決いたします。  本件は起立採決をいたします。  本件についての議会運営委員長の報告は採択です。  お諮りいたします。本件は、委員長報告どおり、採択することに賛成の皆さんの起立を求めます。        (賛成者起立) 117 ◯議長(五十嵐京子議員) 起立少数。よって、本件は不採択と決定いたしました。    ─────── ◇ ─────── 118 ◯議長(五十嵐京子議員) 元陳情第31号、請願・陳情の審議未了の取扱を止めることを求める陳情書。  これから討論を行います。      (「なし」と呼ぶ者あり) 119 ◯議長(五十嵐京子議員) 本件に対する討論を終了することにご異議ありませんか。     (「異議なし」と呼ぶ者あり) 120 ◯議長(五十嵐京子議員) ご異議なしと認め、討論を終了いたします。  直ちに採決いたします。  本件は起立採決をいたします。  本件についての議会運営委員長の報告は不採択です。  お諮りいたします。本件は、採択することに賛成の皆さんの起立を求めます。        (賛成者起立) 121 ◯議長(五十嵐京子議員) 起立なし。よって、本件は不採択と決定いたしました。    ─────── ◇ ─────── 122 ◯議長(五十嵐京子議員) 議案第65号、成年被後見人等の権利の制限に係る措置の適正化等を図るための関係法律の整備に関する法律の施行に伴う関係条例の整理に関する条例。  これから討論を行います。      (「なし」と呼ぶ者あり) 123 ◯議長(五十嵐京子議員) 本件に対する討論を終了することにご異議ありませんか。     (「異議なし」と呼ぶ者あり) 124 ◯議長(五十嵐京子議員) ご異議なしと認め、討論を終了いたします。  直ちに採決いたします。  本件についての総務企画委員長の報告は原案可決です。  お諮りいたします。委員長報告どおり、原案のとおり可決することにご異議ありませんか。     (「異議なし」と呼ぶ者あり) 125 ◯議長(五十嵐京子議員) ご異議なしと認め、本件は原案可決と決定いたしました。    ─────── ◇ ─────── 126 ◯議長(五十嵐京子議員) 議案第66号、小金井市手数料条例の一部を改正する条例。  これから討論を行います。      (「なし」と呼ぶ者あり) 127 ◯議長(五十嵐京子議員) 本件に対する討論を終了することにご異議ありませんか。     (「異議なし」と呼ぶ者あり)
    128 ◯議長(五十嵐京子議員) ご異議なしと認め、討論を終了いたします。  直ちに採決いたします。  本件は起立採決をいたします。  本件についての総務企画委員長の報告は原案可決です。  お諮りいたします。本件は、委員長報告どおり、原案のとおり可決することに賛成の皆さんの起立を求めます。        (賛成者起立) 129 ◯議長(五十嵐京子議員) 起立多数。よって、本件は原案可決と決定いたしました。    ─────── ◇ ─────── 130 ◯議長(五十嵐京子議員) 議案第72号、小金井市民交流センターの指定管理者の指定について。  これから討論を行います。      (「なし」と呼ぶ者あり) 131 ◯議長(五十嵐京子議員) 本件に対する討論を終了することにご異議ありませんか。     (「異議なし」と呼ぶ者あり) 132 ◯議長(五十嵐京子議員) ご異議なしと認め、討論を終了いたします。  直ちに採決いたします。  本件についての総務企画委員長の報告は可決です。  お諮りいたします。委員長報告どおり、可決することにご異議ありませんか。     (「異議なし」と呼ぶ者あり) 133 ◯議長(五十嵐京子議員) ご異議なしと認め、本件は可決と決定いたしました。    ─────── ◇ ─────── 134 ◯議長(五十嵐京子議員) 元陳情第43号、天皇陛下御即位奉祝「賀詞」決議に関する陳情書。  本件は討論を行います。  初めに、本件に反対の者の発言を許可します。      (3番鈴木成夫議員登壇) 135 ◯3番(鈴木成夫議員) 元陳情第43号、天皇陛下御即位奉祝「賀詞」決議に関する陳情書について、会派みらいのこがねいを代表し、反対の立場から討論を行います。  上皇陛下が終戦直後にお暮らしになり、皇室とは深いご縁がある小金井市民として、天皇陛下のご即位をお祝いする気持ちは、多くの市民の皆さんと変わりありません。しかし、議会が、本陳情のように、天皇陛下に関する内容を取り扱う場合は、賛否を問うことは好ましいことではなく、全会一致で決議することが望ましいと考えています。しかし、一方で、天皇制をめぐっては様々な意見があることも事実であり、多様な意見や異論があることをお互い認めることが市議会という言論の府であるはずです。第3回定例会において複数会派により提案されようとした天皇陛下ご即位に当たっての賀詞決議については、提案会派以外から疑義が出されたこともあって、取り下げられた経過がありました。そうした経過があった後に提出された陳情ですので、会派内でも慎重に議論を重ねました。陳情者のお祝いしたいお気持ちは理解できます。しかし、繰り返しになりますが、議会から一定の異論が出てしまう状況では、かえって天皇陛下に失礼に当たると考えます。陛下のご即位をお祝いする気持ちは極めて個人的な問題で、多様な価値観や主張を持つ市民の付託を受けて活動する私たちが、市議会として天皇陛下の即位について賀詞を送ることはなじまないと考え、本陳情には賛成できないことを表明します。 136 ◯議長(五十嵐京子議員) 次に、本件に反対の者の発言を許可します。     (8番坂井えつ子議員登壇) 137 ◯8番(坂井えつ子議員) 元陳情第43号、天皇陛下御即位奉祝「賀詞」決議に関する陳情書に対し、反対の立場から端的に討論いたします。  天皇の即位について、市民にも議員にもお祝いの気持ちを持っている方がいらっしゃることは理解しています。一方、市民や議員にも天皇の即位について、信教や思想等の理由で淡々と受け止めている方、あるいは抵抗感のある方がいることもご理解いただけるところと思います。天皇即位について、お祝いの気持ちに関してはそれぞれの気持ち、立場は尊重されるべきで、憲法第19条の思想及び良心の自由にも関わる事項と考えます。多様な市民の信託を受け、多様な議員がいる市議会において本決議を上げることは適切でないと考えていることから、賀詞決議を求める本陳情には反対いたします。 138 ◯議長(五十嵐京子議員) 以上で、討論を終了いたします。  本件は起立採決をいたします。  本件についての総務企画委員長の報告は不採択です。  お諮りいたします。本件は、採択することに賛成の皆さんの起立を求めます。        (賛成者起立) 139 ◯議長(五十嵐京子議員) 可否同数でありますので、地方自治法第116条第1項の規定により、議長が本件に対して裁決いたします。本件について、議長は採択と裁決いたします。    ─────── ◇ ─────── 140 ◯議長(五十嵐京子議員) 議案第61号、令和元年度小金井市一般会計補正予算(第6回)。  これから討論を行います。      (「なし」と呼ぶ者あり) 141 ◯議長(五十嵐京子議員) 本件に対する討論を終了することにご異議ありませんか。     (「異議なし」と呼ぶ者あり) 142 ◯議長(五十嵐京子議員) ご異議なしと認め、討論を終了いたします。  直ちに採決いたします。  本件は起立採決をいたします。  本件についての予算特別委員長の報告は原案可決です。  お諮りいたします。本件は、委員長報告どおり、原案のとおり可決することに賛成の皆さんの起立を求めます。        (賛成者起立) 143 ◯議長(五十嵐京子議員) 起立多数。よって、本件は原案可決と決定いたしました。    ─────── ◇ ─────── 144 ◯議長(五十嵐京子議員) 議案第62号、令和元年度小金井市国民健康保険特別会計補正予算(第1回)。  これから討論を行います。      (「なし」と呼ぶ者あり) 145 ◯議長(五十嵐京子議員) 本件に対する討論を終了することにご異議ありませんか。     (「異議なし」と呼ぶ者あり) 146 ◯議長(五十嵐京子議員) ご異議なしと認め、討論を終了いたします。  直ちに採決いたします。  本件についての予算特別委員長の報告は原案可決です。  お諮りいたします。委員長報告どおり、原案のとおり可決することにご異議ありませんか。     (「異議なし」と呼ぶ者あり) 147 ◯議長(五十嵐京子議員) ご異議なしと認め、本件は原案可決と決定いたしました。    ─────── ◇ ─────── 148 ◯議長(五十嵐京子議員) 議案第63号、令和元年度小金井市下水道事業特別会計補正予算(第2回)。  これから討論を行います。      (「なし」と呼ぶ者あり) 149 ◯議長(五十嵐京子議員) 本件に対する討論を終了することにご異議ありませんか。     (「異議なし」と呼ぶ者あり) 150 ◯議長(五十嵐京子議員) ご異議なしと認め、討論を終了いたします。  直ちに採決いたします。  本件についての予算特別委員長の報告は原案可決です。  お諮りいたします。委員長報告どおり、原案のとおり可決することにご異議ありませんか。     (「異議なし」と呼ぶ者あり) 151 ◯議長(五十嵐京子議員) ご異議なしと認め、本件は原案可決と決定いたしました。    ─────── ◇ ─────── 152 ◯議長(五十嵐京子議員) 議案第64号、令和元年度小金井市介護保険特別会計補正予算(第2回)。  これから討論を行います。      (「なし」と呼ぶ者あり) 153 ◯議長(五十嵐京子議員) 本件に対する討論を終了することにご異議ありませんか。     (「異議なし」と呼ぶ者あり) 154 ◯議長(五十嵐京子議員) ご異議なしと認め、討論を終了いたします。  直ちに採決いたします。  本件についての予算特別委員長の報告は原案可決です。  お諮りいたします。委員長報告どおり、原案のとおり可決することにご異議ありませんか。     (「異議なし」と呼ぶ者あり) 155 ◯議長(五十嵐京子議員) ご異議なしと認め、本件は原案可決と決定いたしました。    ─────── ◇ ─────── 156 ◯議長(五十嵐京子議員) 議案第73号、令和元年度小金井市一般会計補正予算(第7回)。  本件は討論を行います。  初めに、本件に反対の者の発言を許可します。     (16番たゆ久貴議員登壇) 157 ◯16番(たゆ久貴議員) 議案第73号、令和元年度小金井市一般会計補正予算(第7回)について、日本共産党小金井市議団を代表して反対の立場で討論します。  反対の理由は、学校管理費における不適切な会計事務処理について、市の対応方針は明確な法的根拠が示せないままでいるからです。日本共産党小金井市議団は、学校管理費における不適切な会計事務処理における私費払いされた水道料金について、当該元職員の意思を尊重し、返還の請求があれば、市が返還することは妥当なことだと考えています。そして、その方法については、しっかりとした法的根拠を持ったやり方であるべきです。しかしながら、市の対応方針はその法的見解について議会からの質問に対し十分に答えられておらず、しっかりとした検証がされていないと言わざるを得ません。市は私費による支払い行為は事務管理であり、求償権を有するという考え方を示しましたが、それ以外にも不当利得という考え方に立ち、不当利得返還請求というやり方や、そもそも市の債務は消滅していないという考え方に立ち、市は改めて水道料金を水道局に払い、私費払いの分は水道局から当該元職員に返してもらうというやり方など、様々な考え方がある中で、なぜ事務管理という方法が一番優位性があるのかが明確になっていません。議会からの質問に対して明瞭な答弁はありませんでした。市は、事務管理1本で考えをまとめており、それ以外の方法については検討も行っていないことは問題です。また、事務管理という考え方だとしても、市は私費による支払いは他人による第三者の支払いと言いつつ、一方では市として支払ったとも言っており、見解に矛盾が生じ、その整理がきちんとされていません。私費による支払いが市としての支払いなのか、第三者の支払いなのか、また、債権債務の関係が消滅したのか、していないのかについてなどの考え方について、明瞭な整理や根拠は不十分であります。市長は理事者主導で取り組むと言ったが、市長自身が市長として明確な法的見解を持っていないことは問題です。これのどこが理事者主導なのかと言わざるを得ません。当該元職員や水道局ともっと十分に相談や調整をして事案の解明や最善の対応策について協議をするべきでした。市の顧問弁護士に対しても簡単なアドバイス程度しかもらっておらず、設置要綱に基づく相談は行っていないということも明らかになりました。もっと法律の専門家と十分に相談するべきだったと指摘せざるを得ません。また、予算の上程についても、当該元職員からの請求書が来てから準備を進めるべきでした。今回は結果的に予算の上程の前に請求書が届きましたが、市はその前からいつ請求書が来るか分からない状態で予算の上程の準備を進めていました。根拠を持たない予算を上程しようと進めていたことにも問題があったと申し上げます。  最後に、もう一つ、今定例会に出されている令和元年度小金井市一般会計補正予算(第6回)には、債務負担行為により、小・中学校の学校事務共同実施を進めるための東中学校へのパソコン導入費用も含まれています。共同事務については西部地区で既に行われておりますが、現場では様々な問題や課題が生じており、その解決も図られていない状態です。本当に業務が効率的になるのかという検証が不十分な中で、更に東部地区も導入することについては問題があると申し上げます。  以上、学校管理費における不適切な会計事務処理においての市の対応について、法的根拠が明確になっていないため、継続審査が必要であり、賛成はできないことを申し上げ、反対討論を終わります。 158 ◯議長(五十嵐京子議員) 次に、本件に反対の者の発言を許可します。     (22番渡辺大三議員登壇) 159 ◯22番(渡辺大三議員) 議案第73号、令和元年度小金井市一般会計補正予算(第7回)に、情報公開こがねいを代表して、反対の立場から討論いたします。  平成30年度決算における監査意見書でも触れられているとおり、平成30年度から平成31年度、令和元年度にまたがって、教育委員会学務課職員による不適切な財務会計事件が発生しました。新聞各紙でも報道され、小金井市の財務会計に対する市民の信頼が失墜することとなりました。当該元職員は何らの人事上の措置、ペナルティも受けず、退職金を満額受給して、既に普通退職しております。本件不適切な財務会計事件の経緯は、市側作成資料に記載されております。ただし、当該元職員が私費払いしたことを証明する会計証拠書類は存在しないので、当該元職員が私費払いしたとの市の見解は推測の域を出ず、物証に基づくものではありません。市民が補助金を市からもらう場合は、会計証拠書類をきちんと用意しなければなりません。職員に対してだけは推測で公金を支出するのは不適切であります。  令和元年11月7日、学校教育部学務課は市議会に対して、学校管理費における不適切な会計事務処理についてなる参考資料を配布しました。内容は以下のとおりでありました。ア、本来の債務者は地方公共団体たる小金井市である。イ、当該元職員は小金井市の債務を弁済した。ウ、当該元職員は小金井市に対して求償権を有する。エ、当該元職員は求償権を行使する意思を有している。  市は、その見解に基づいて、つまり、当該元職員の行為を民法上の事務管理に該当するものとして、当該元職員が求償権を発動する場合、その全額を支払う旨を議会に説明しました。市の説明によれば、当該元職員が事情聴取に対して学校の水道が止まることを避けるために私費払いしたと供述していることを根拠として、事務管理に該当すると議会に説明しております。
     しかし、私は、以下の理由で、当該元職員の行為は民法上の事務管理には適合しないと判断をしているものであります。  まず、ア、事務管理は他人のためにする行為であることが要件となっておりますけれども、当該元職員の行為は学校施設の水道料金や電話代の支払いを失念してしまったミスの発覚を防ぐことを目的に行った極めて利己的なものであり、市のためになることを企図して行ったものではありません。事実、仮に誰が私費払いしたのか不明の場合でも、市は供託等の方法で当該債務相当額を支払うことになるので、財産上の利益は一切生じません。結果的に、このような不適切な財務会計の後処理に要する経費が損害として発生するだけです。全く市のためにならないことは明らかです。当該元職員がその程度のことは十分に想定できたものだと考えるものであります。  イ、そもそも民法第90条は、公の秩序又は善良の風俗に反する事項を目的とする法律行為は、無効とすると規定しており、当該元職員の行為は地方公務員法違反の非違行為であり、市の財務会計に関する諸規定に違反して、正常な業務を妨害する不法行為であり、領収書の廃棄を含めて刑法への抵触すら疑われる行為であり、民法上、保護されるべき行為とは到底言えません。  ウ、民法第699条は、管理者は、事務管理を始めたことを遅滞なく本人に通知しなければならないと規定しておりますが、当該元職員は発覚するまで隠蔽を続けております。これは当該元職員の行為が市のためにならない、でたらめな行為であることを自覚していたからにほかなりません。本人が普通退職したことは、本人が自分自身の行為に問題があったことを自覚していたことの証明ともなるものであります。  エ、当該元職員は、私費払いの証拠書類となる領収書を全部廃棄したとしております。このため、市は、支払い状況の調査という本来不要な事務を行うこととなり、余計な人件費を支払うこととなりました。これは市にとって大きな損害であります。  オ、当該元職員は、1月上旬に督促書類を確認しながら、1か月以上にわたって支払いをせずに放置をしております。学校の水道が止まることを避けるために私費払いをしたとの供述は、全く信憑性に欠けるものであります。本来であれば、市は水道局や電話会社に連絡し、事情を説明して、請求書の再発行を求めるべきでありました。そして、債務の弁済を自ら行うべきでありました。しかし、市は水道局や電話会社には一切の要請をしておりません。これは当然に行う行為を怠るものであって、看過できません。令和元年11月20日、当該元職員は小金井市長に対し92万6,017円の返還を求める請求書を提出しました。領収書等を廃棄しているにもかかわらず、年月日や金額などを詳細に記載しているのは極めて不可解であります。西岡市長は、当該元職員が提出した請求書に基づいて、令和元年度一般会計補正予算(第7回)、本補正予算を市議会に提出しました。当該補正予算の作成に要した経費も市にとっては損害であります。小金井市議会は、本日の本会議でこの補正予算に関して賛成多数で可決する公算でありますが、可決はこの予算の範囲内において市長が当該元職員に支払いを行うことを容認する行為であり、全く無責任であると言わざるを得ません。  結びに、本件の全体像を俯瞰するに、市当局と当該元職員のなれ合いが感じられるところであります。市が行うべきは、水道局や電話会社に対して自ら債務を弁済する方策を講じることであったのではないでしょうか。しかし、その努力の痕跡は全く見受けられないのであります。当該元職員が水道局や電話会社から私費払いしたお金を取り戻すのは、証拠書類を自ら廃棄したため、難易度が高いと思われますが、これは自業自得です。そこで、市当局が状況証拠のみで当該元職員にお金を支払うスキームを構築したのではないか、当該元職員が提出した請求書も、市側が書き方を指導して提出されたものではないかと私は感じております。このような無法地帯の市政がいつまで続くのだろうかと暗たんたる思いになるものであります。  以上、本件に関しては、本日、住民監査請求を提起したことを申し添えて、反対討論といたします。 160 ◯議長(五十嵐京子議員) 以上で、討論を終了いたします。  本件は起立採決をいたします。  本件についての予算特別委員長の報告は原案可決です。  お諮りいたします。本件は、委員長報告どおり、原案のとおり可決することに賛成の皆さんの起立を求めます。        (賛成者起立) 161 ◯議長(五十嵐京子議員) 起立多数。よって、本件は原案可決と決定いたしました。    ─────── ◇ ─────── 162 ◯議長(五十嵐京子議員) 議案第74号、損害賠償の額を定め、和解することについて。  これから討論を行います。      (「なし」と呼ぶ者あり) 163 ◯議長(五十嵐京子議員) 本件に対する討論を終了することにご異議ありませんか。     (「異議なし」と呼ぶ者あり) 164 ◯議長(五十嵐京子議員) ご異議なしと認め、討論を終了いたします。  直ちに採決いたします。  お諮りいたします。本件について可決することにご異議ありませんか。     (「異議なし」と呼ぶ者あり) 165 ◯議長(五十嵐京子議員) ご異議なしと認め、本件は可決することと決定いたしました。    ─────── ◇ ─────── 166 ◯議長(五十嵐京子議員) お諮りいたします。お手元にご配布してありますとおり、追加日程第1から追加日程第4までの4件を日程に追加し、順次議題といたします。これにご異議ありませんか。     (「異議なし」と呼ぶ者あり) 167 ◯議長(五十嵐京子議員) ご異議なしと認め、追加日程第1から追加日程第4までの4件を日程に追加し、順次議題とすることと決定いたしました。    ─────── ◇ ─────── 168 ◯議長(五十嵐京子議員) 追加日程第1、議員案第52号、関西電力における、「原発マネー」還流疑惑の全容解明を求める意見書を議題といたします。  お諮りいたします。本件は、説明、質疑、委員会付託を省略し、討論・採決を一時保留することにご異議ありませんか。     (「異議なし」と呼ぶ者あり) 169 ◯議長(五十嵐京子議員) ご異議なしと認め、本件は説明、質疑、委員会付託を省略し、討論・採決を一時保留することと決定いたしました。    ─────── ◇ ─────── 170 ◯議長(五十嵐京子議員) 追加日程第2、議員案第53号、教員の「1年単位の変形労働時間制」導入の中止を求める意見書を議題といたします。  お諮りいたします。本件は、説明、質疑、委員会付託を省略し、討論・採決を一時保留することにご異議ありませんか。     (「異議なし」と呼ぶ者あり) 171 ◯議長(五十嵐京子議員) ご異議なしと認め、本件は説明、質疑、委員会付託を省略し、討論・採決を一時保留することと決定いたしました。    ─────── ◇ ─────── 172 ◯議長(五十嵐京子議員) 追加日程第3、議員案第54号、ゲノム編集技術など遺伝子操作技術の規制と表示を求める意見書を議題といたします。  お諮りいたします。本件は、説明、質疑、委員会付託を省略し、討論・採決を一時保留することにご異議ありませんか。     (「異議なし」と呼ぶ者あり) 173 ◯議長(五十嵐京子議員) ご異議なしと認め、本件は説明、質疑、委員会付託を省略し、討論・採決を一時保留することと決定いたしました。    ─────── ◇ ─────── 174 ◯議長(五十嵐京子議員) 追加日程第4、議員案第55号、再審法(刑事訴訟法の再審規定)の改正を求める意見書を議題といたします。  お諮りいたします。本件は、説明、質疑、委員会付託を省略し、討論・採決を一時保留することにご異議ありませんか。     (「異議なし」と呼ぶ者あり) 175 ◯議長(五十嵐京子議員) ご異議なしと認め、本件は説明、質疑、委員会付託を省略し、討論・採決を一時保留することと決定いたしました。  会派代表者会議等を開催するため、しばらく休憩いたします。        午後8時18分休憩      ────────────        午後9時53分開議 176 ◯議長(五十嵐京子議員) 再開いたします。  ここで、先ほど保留いたしました追加日程第1から追加日程第4までの4件の保留を解き、順次議題とし、討論・採決を行います。  議員案第52号、関西電力における、「原発マネー」還流疑惑の全容解明を求める意見書。  これから討論を行います。      (「なし」と呼ぶ者あり) 177 ◯議長(五十嵐京子議員) 本件に対する討論を終了することにご異議ありませんか。     (「異議なし」と呼ぶ者あり) 178 ◯議長(五十嵐京子議員) ご異議なしと認め、討論を終了いたします。  直ちに採決いたします。  お諮りいたします。本件について、原案のとおり可決することにご異議ありませんか。     (「異議なし」と呼ぶ者あり) 179 ◯議長(五十嵐京子議員) ご異議なしと認め、本件は原案のとおり可決することと決定いたしました。    ─────── ◇ ─────── 180 ◯議長(五十嵐京子議員) 議員案第53号、教員の「1年単位の変形労働時間制」導入の中止を求める意見書。  これから討論を行います。      (「なし」と呼ぶ者あり) 181 ◯議長(五十嵐京子議員) 本件に対する討論を終了することにご異議ありませんか。     (「異議なし」と呼ぶ者あり) 182 ◯議長(五十嵐京子議員) ご異議なしと認め、討論を終了いたします。  直ちに採決いたします。  お諮りいたします。本件について、原案のとおり可決することにご異議ありませんか。     (「異議なし」と呼ぶ者あり)     (「異議あり」と呼ぶ者あり) 183 ◯議長(五十嵐京子議員) ご異議がありますので、本件は起立採決をいたします。  お諮りいたします。本件は、原案のとおり可決することに賛成の皆さんの起立を求めます。        (賛成者起立) 184 ◯議長(五十嵐京子議員) 可否同数でありますので、地方自治法第116条第1項の規定により、議長が本件に対して裁決いたします。本件について、議長は否決と裁決いたします。    ─────── ◇ ─────── 185 ◯議長(五十嵐京子議員) 議員案第54号、ゲノム編集技術など遺伝子操作技術の規制と表示を求める意見書。  これから討論を行います。      (「なし」と呼ぶ者あり) 186 ◯議長(五十嵐京子議員) 本件に対する討論を終了することにご異議ありませんか。     (「異議なし」と呼ぶ者あり) 187 ◯議長(五十嵐京子議員) ご異議なしと認め、討論を終了いたします。  直ちに採決いたします。  お諮りいたします。本件について、原案のとおり可決することにご異議ありませんか。     (「異議なし」と呼ぶ者あり)     (「異議あり」と呼ぶ者あり) 188 ◯議長(五十嵐京子議員) ご異議がありますので、本件は起立採決をいたします。  お諮りいたします。本件は、原案のとおり可決することに賛成の皆さんの起立を求めます。        (賛成者起立) 189 ◯議長(五十嵐京子議員) 起立多数。本件は原案可決と決定いたしました。    ─────── ◇ ─────── 190 ◯議長(五十嵐京子議員) 議員案第55号、再審法(刑事訴訟法の再審規定)の改正を求める意見書。  これから討論を行います。      (「なし」と呼ぶ者あり) 191 ◯議長(五十嵐京子議員) 本件に対する討論を終了することにご異議ありませんか。
        (「異議なし」と呼ぶ者あり) 192 ◯議長(五十嵐京子議員) ご異議なしと認め、討論を終了いたします。  直ちに採決いたします。  お諮りいたします。本件について、原案のとおり可決することにご異議ありませんか。     (「異議なし」と呼ぶ者あり)     (「異議あり」と呼ぶ者あり) 193 ◯議長(五十嵐京子議員) ご異議がありますので、本件は起立採決をいたします。  お諮りいたします。本件は、原案のとおり可決することに賛成の皆さんの起立を求めます。        (賛成者起立) 194 ◯議長(五十嵐京子議員) 起立多数。本件は原案可決と決定いたしました。    ─────── ◇ ─────── 195 ◯22番(渡辺大三議員) 動議。市民の個人情報が違法に盗み出され、市議会議員候補の政治活動に使用された事実はあるのかないのか、緊急質問を行いたいので、同意の上、日程に追加し、直ちに発言を許可されることを求めます。      (「賛成」と呼ぶ者あり)      (「反対」と呼ぶ者あり) 196 ◯議長(五十嵐京子議員) ただいま、22番渡辺大三議員から、市民の個人情報が違法に盗み出され、市議会議員候補の政治活動に使用された事実はあるのかないのか、緊急質問に同意の上、日程に追加し、直ちに発言を許可することを求める動議が提出され、所定の賛成者がありましたので、動議は成立いたしました。  直ちに本動議を議題といたします。  お諮りいたします。22番渡辺大三議員の緊急質問に同意の上、日程に追加し、直ちに発言を許可することに賛成の皆さんの起立を求めます。        (賛成者起立) 197 ◯議長(五十嵐京子議員) 起立多数。よって、22番渡辺大三議員の緊急質問に同意の上、日程に追加し、直ちに発言を許可することは可決されました。  資料配布のため、休憩いたします。        午後9時59分休憩      ────────────         午後10時開議 198 ◯議長(五十嵐京子議員) 再開いたします。  22番渡辺大三議員の発言を許可します。 199 ◯22番(渡辺大三議員) こういった時間でございますので、余り背景説明は行わずに、端的に伺いたいと思います。  市民の個人情報が違法に盗み出され、市議会議員候補の政治活動に使用された事実はあるのかないのかという表題で伺います。この件に関しましては、この間、本年11月18日及び11月27日の総務企画委員会の陳情の審査などでも一定の質疑を行わせていただいております。この度、陳情も提出されましたけれども、今、提起されている疑惑とでも言うんでしょうか、これは前回の市議会議員選挙に立候補された、西岡市長が推薦された市議会議員候補の方が、職場の利用者の情報などを使った政治活動を行ったのではないかということが疑惑として提起をされておりまして、私としては、本当にそういうことがあったのかなかったのかということについては、きちんと解明する必要があるだろうということで、総務企画委員会の場で西岡市長に対してきちんと調査をしてご報告いただくようにお願いをしたところでございます。ただ、本日時点できちんとした公の場でご報告をいただけていないので、総務企画委員会、11月18日及び11月27日で私が求めた件に関しての調査の結果については、当該市議会議員選挙の立候補者の方はどのように回答しているのかということについて明らかにしていただきたいんですが、明らかにするに当たっては、まず、いつその方に市長は面会されたのか、また、市長が1人で会われたのか、市役所の職員などとともに複数で聴取に当たられたのかということについて明らかにしていただきたいというふうに思います。そしてまた、そういった名簿データというものが指摘をされているわけでありますが、その名簿データの中で小金井市の責任に属する個人情報とそれ以外の個人情報といろいろあるのかというふうに思っておりますけれども、そういったきちんと区分けをした上でその事実確認は行われたのかどうかということ、そして、その質問に対して、当該本人はそういった名簿を使ったという事実について事実関係を認めているのか認めていないのかということについてお知らせいただきたいと思います。  また、その回答いかんということにもなるんですけれども、もし仮に本人がそのような事実はないと、事実無根であるというふうに答えたのならば、現時点ではそのように受け止めざるを得ないということになりますけれども、もし仮に名簿を使用したということを認めた場合には、犯罪ということになりますので、市は犯罪があるということを知れば、告発義務を法的にも有するものでございますから、当然、それに即した行動を速やかに、直ちに、遅滞なくとらなければなりません。そのことに関して、回答の内容も踏まえて市としてはどういう行動されるご予定なのかということですね。それからまた、当該人の方に関しては、どのように現に行動されているのかということについてお知らせいただきたいと思います。もしそんな事実はないんだということになれば、何も行動することはないんでしょうけれども、もし事実ということになれば、例えば小金井警察署などに行くのか、どうするのか私はよく分かりませんけれども、警察署などに行って事情を説明するとか、出頭して何か話をするとか、そういう行為も行われているのかいないのかなどについても、事実関係を市長がご存じの範囲で明らかにしていただきたいというふうに思います。  それから、三つ目でありますけれども、もし仮にこういった個人情報の漏えいということがあったとした場合には、その被害を最小限にするために、直ちにあらゆる手立てを講じなければなりません。具体的に言えば、もし本当にそういった事実があるのであれば、直ちに流出した個人情報に関しては返還などを求めて回収しなければならないと思われておりまして、そういったことを早急にやらなければいけないというふうに思っているんですが、もちろん、これはそういった事実があったというふうに本人が回答している場合に限られた話でございますけれども、そういったことについてどのように対応されていくのかということについて明らかにしていただきたいということであります。  それで、この間の総務企画委員会の質疑で分かったことは、この市議会議員選挙に立候補された方におかれては、小金井市の主催の福祉の講演会、講演会というのは学ぶ方の講演会でありますが、講演会のチラシ、市主催の事業のチラシであるにもかかわらず、実際に講師として登壇される方と司会者である自分自身の写真を同じような大きさで掲載したチラシを(不規則発言あり)背景を説明しているんです。すみません、議長、教育長による言論妨害をやめていただくようにお願いいたします。同じですよ。背景を説明しているんです。何で言論妨害するんですか、教育長。それでもあなたは教育者ですか。 200 ◯議長(五十嵐京子議員) 質問を続けてください。 201 ◯22番(渡辺大三議員) いい加減にしてください。  ということでありまして、そのチラシには、講演をやられた方の写真と司会を務める自分の写真が同じような大きさで掲載されたものが小金井市に持ち込まれ、小金井市の心ある職員が、そのような非常識なものは認められないとのことで是正を求めたところ、写真は小さくなって掲載されましたが、結果的にもう市議会議員選挙への出馬の意思を固めていた段階で、市の主催事業のチラシまで使ってそのような売名行為を行おうとしていたのではないかということも、総務企画委員会の質疑で明らかになっております。そのような方でございますので、公私混同でそのようなことが行われていたということまで委員会で明らかになっている方の行われることでございますので、私は名簿の件に関しても様々なことを懸念しているんだということを言いたかったので、教育長、分かっていただけましたか。なので、私としては、市民の皆さんの個人情報がおかしな形で使われていないか非常に懸念しております。そして、もしそういった事実があるなら、早急に事実関係を解明する必要があるというふうに思っておりますので、包み隠さず、今現在、何が起きているのか、どのようなことがあったのかということについては、市長、明らかにしてください。 202 ◯市長(西岡真一郎) 渡辺大三議員のご質問でございます。ご指摘の当該人は一私人でありまして、個人情報に関することであり、現時点では私からの答弁は差し控えさせていただきたいと思います。ご理解のほど、よろしくお願いいたします。 203 ◯22番(渡辺大三議員) やはりこれはおかしいというふうに思います。一私人であるというふうにおっしゃっているんですが、この方は公職の選挙に立候補された方でありまして、しかも、私が現在指摘していることが行われたとされる期間に関しては、公職の選挙への立候補の意思を固めて、後援会ももう立ち上げ、後援会を立ち上げているということは、選挙への立候補を意図しているということですから、その期間に関することを伺っているわけであって、選挙に落選された後、私人になったという後の話は一切伺っておりません。なので、市長、私人ということは当たらないんですよ。だから、その期間において、しかもこの当該市議会議員選挙立候補予定者には、西岡市長個人から現金も供与されているということもこの間明らかになっているだろうというふうに思っておりまして、市長、そういった特殊関係が市長とある市議会議員候補者だからかばうんでしょうか。おかしいじゃないですか。公職の候補者になろうとする者という位置付けの期間のことで私は伺っているわけで、私人のことを伺っているわけではございません。しかも総務企画委員会ではきちんと調査をしていただきたいというふうにお願いしているわけでございますから、きちんと答えていただけませんか。  一番大事なところを繰り返しますけれども、その方への聴取は行われたのか行われていないのか、また、市長が1人で行ったのか、複数できちんと行ったのか、また、実際に名簿を使った使わないということについては、本人は認めているのか認めていないのか、また、市の責任に属する個人情報に関してはちゃんと区分けして確認がされているのかどうか、また、警察に出頭するなどの行為も行われているのかいないのかなどについて、今現在の事実関係については明確にしていただきたいということであります。  この方が選挙に落選して一私人になられた後のことは一切伺っておりませんので、私は公職の候補者としての期間に関わることの行動に関して伺っているということでありますから、是非包み隠さず、明らかにしていただきたいというふうに思いますし、もし仮に名簿を使った事実を認めているのであれば、市長には告発する義務が当然にあるわけでございますし、また、流出した個人情報は回収しなければなりませんので、早急なる対応が求められておりますから、そのような答弁では全く納得できません。是非明確な答弁を頂いておきたいし、このようなことをうやむやにしたまま市長選挙が戦われるということに関しては、市民を愚弄するものだと言わざるを得ません。きちんと答弁していただきたいと思います。 204 ◯市長(西岡真一郎) 冒頭、渡辺大三議員から現金供与という言葉がありましたけれども、この件につきましては11月27日の総務企画委員会の中で一定、私の方からご答弁させていただいております。今般の緊急質問でご質問いただいております内容につきましては、先ほどの答弁と同様となりますことをどうかご理解いただきたいと思います。 205 ◯22番(渡辺大三議員) こういった時間帯でございますから、押し問答する気は全くないんですね。ただ、今、大事なことは、今、どういうことが行われているかということに関して明確な答弁が全くありませんでした。これは非常に大きな問題だというふうに思っておりまして、なぜかというと、この間、陳情も新たに提出され、陳情者から提出された資料によれば、小金井市の公的な施設に係る情報、個人情報、そのことについても流出したのではないかと疑われる資料も添付されて、陳情者から提出されているということでありますから、こういったことに関してはやはり早急に調査をする必要があるだろうというふうに思っております。したがって、今現在、市長が、まず、そもそもきちんと本人に聴取したのかどうかも隠蔽してしまう。1人で当たったのか、複数で当たったのかも隠蔽してしまう。それから、その本人が個人情報、名簿を使ったのか使っていないのかを認めたのか認めていないのかも、何もお話しにならない。こういったことでありまして、全てがブラックボックスの中ということであります。もし、本日のこの段階でそういったことは実は分かっていたけれども、本会議での答弁で隠蔽したとなれば、後日、重大な責任が市長に発生するということについては、この場で明確に申し上げておきたいというふうに思っております。市民の個人情報が外へ出たのか出ないのか、そのことが市長から何ら語られないということに関しては、市長自らが推薦されて立候補されて市議会議員選挙に出た方の行状でありますから、非常に不透明だということで、私としては全く納得ができないということでございます。そのことについてだけは厳しく申し上げて、緊急質問は終わらせていただきます。 206 ◯議長(五十嵐京子議員) 以上で、緊急質問を終了いたします。  会派代表者会議等を開催するため、しばらく休憩いたします。        午後10時11分休憩      ────────────        午後11時42分開議 207 ◯議長(五十嵐京子議員) 再開いたします。  休憩中に議会運営委員会を開催しておりますので、議会運営委員長の報告を求めます。     (12番小林正樹議員登壇) 208 ◯12番(小林正樹議員) 休憩中に議会運営委員会を開催しましたので、その結果についてご報告いたします。  本定例会の会期は、本日11月29日までと議決されておりますが、議事の都合により、11月30日まで1日間延長することと決定いたしました。  以上で、議会運営委員会の報告を終了いたします。 209 ◯議長(五十嵐京子議員) 議会運営委員長の報告に対して質疑はありませんか。      (「なし」と呼ぶ者あり) 210 ◯議長(五十嵐京子議員) 質疑を終了することにご異議ありませんか。     (「異議なし」と呼ぶ者あり) 211 ◯議長(五十嵐京子議員) ご異議なしと認め、質疑を終了し、議会運営委員長の報告を終了いたします。  お諮りいたします。議会運営委員長の報告どおり決定することにご異議ありませんか。     (「異議なし」と呼ぶ者あり) 212 ◯議長(五十嵐京子議員) ご異議なしと認め、議会運営委員長の報告どおり決定いたしました。    ─────── ◇ ─────── 213 ◯議長(五十嵐京子議員) お諮りいたします。お手元にご配布してありますとおり、追加日程第1を日程に追加し、議題といたします。これにご異議ありませんか。     (「異議なし」と呼ぶ者あり) 214 ◯議長(五十嵐京子議員) ご異議なしと認め、追加日程第1を日程に追加し、議題とすることと決定いたしました。    ─────── ◇ ─────── 215 ◯議長(五十嵐京子議員) 追加日程第1、会期の延長を議題といたします。  お諮りいたします。今定例会の会期は、11月29日までと議決されておりますが、議事の都合により、11月30日まで1日間延長したいと思います。これにご異議ありませんか。     (「異議なし」と呼ぶ者あり) 216 ◯議長(五十嵐京子議員) ご異議なしと認め、会期は11月30日まで1日間延長することと決定いたしました。  重ねてお諮りいたします。本日の会議は、以上をもって散会とし、明11月30日の会議は、議事の都合により、特に午前0時5分に繰り上げて開くことといたしたいと思います。これにご異議ありませんか。     (「異議なし」と呼ぶ者あり) 217 ◯議長(五十嵐京子議員) ご異議なしと認めます。したがって、明11月30日の会議は午前0時5分に繰り上げて開くことと決定いたしました。  本日はこれをもちまして散会いたします。        午後11時44分散会 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