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平成30年度決算特別委員会(第4日目) 名簿 開催日: 2019-10-02
平成30年度決算特別委員会(第4日目) 本文 開催日: 2019-10-02

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  1. 小金井市議会 2019-10-02
    平成30年度決算特別委員会(第4日目) 本文 開催日: 2019-10-02


    取得元: 小金井市議会公式サイト
    最終取得日: 2021-08-14
    ↓ 最初のヒットへ(全 0 ヒット) 1         午前10時開会 ◯岸田委員長 おはようございます。ただいまから決算特別委員会の会議を開きます。  直ちに、認第1号、平成30年度小金井市一般会計歳入歳出決算の認定についてを議題といたします。  本件につきましては、昨日、歳出第2区分に対する質疑を終了しておりますので、本日は歳出第3区分として、環境部、都市整備部の所管部分について質疑を行うこととします。  なお、歳出歳入決算事項別明細書の該当ページとしましては、330ページから357ページまでの衛生費、368ページから413ページまでの土木費、528ページから531ページまでの諸支出金が中心となりますが、先にお配りしております令和元年第3回定例会決算特別委員会審査区分についての資料も参考に、委員の皆様のご協力をよろしくお願いいたします。  それでは、質疑を行います。 2 ◯沖浦委員 気の優しい者から質疑を始めます。3点お伺いします。まず1番、373ページ、コミュニティバス再編事業支援委託料コミュニティバス運行補助金、こちらが1番。2番目が385ページ、街路灯LED化事業委託料。3番目に、407ページの公園等整備基本方針策定支援委託料、この三つを行います。  まず、コミュニティバスに関して、これは資料を出していただきました。ありがとうございます。CoCoバス年度別収支表の資料を見ながら質疑を行いたいと思います。総体的には例年と傾向というのは変わらず、北東部循環の黒字の収支と、その他4ルートは赤字という状況、これは例年どおりということで、その状況は変わらないんですけれども、例えば利用者数に関しては、前年比と同数程度、あるいは中町循環のように2万人増という結果もある中、運行経費がここ数年の比較で、一律上昇しているという傾向も見られます。貫井前原循環は顕著に決算額の赤字が増えている。決算年度中の変更や決算額あるいは利用者数の増減の原因など、この辺を総括していただければと思います。  次に2問目にいきます。街路灯LED化事業委託料、市内の街路灯がLED化されて、非常に道を明るく照らして、安全な町並みという観点で市民サービスの向上につながっていること、これは非常によろしいことだと思いまして、感謝申し上げます。以前は、例えば市民の方から、あそこの明かりが消えているとか、そういう通報があって、私も所管課の方にも何回かその対応をお願いしたという経緯があって、これは皆さん結構そういう経験はおありだと思います。直接担当課の方に市民からそういう連絡も以前は多くあったのかなと思うんですけれども、この点、LED化をして、電球交換に対応する業務量というものに変化があったのではないかと推察します。それらに対応する業務は一定使命を終えてきたのかなという感もあるのですが、街路灯LED化にしてどのような効果が起こったのか。行財政改革の観点でご答弁をお願いします。  3点目にいきます。公園等整備基本方針策定支援委託料です。公園整備に関して、決算年度中に基本方針が策定されました。細かい点はいろいろありますけれども、市民のワークショップなどを重ねて、おおむね良い出来栄えになっているのではないかとは思っています。それは、必要な公園・緑地については力を入れて発展に努める。また、低未利用公園については活性化方針として考えていこうというもの。私から見ると、その所管課の考え方がこの方針の策定によってシフトしたというか、この方針によって、今まで不明瞭であったところの考え方に一定の線が引かれたのかなと思うのですが、この点、所管課としてどのように見解をお持ちでしょうか。お願いします。 3 ◯森戸委員 関連。1点目のコミュニティバスに要する経費であります。先ほど、主質問者からは赤字だというお話がありましたけれども、これは赤字ではなくて補助金を出しているということだと思うんですよね。13番、静かにしていただけますか。人が質問しているときには静かに聞いていただきたいんです。それで、昨年度、私はCoCoバス問題について市民の皆さんとの意見交換会を持ちました。議会では収支は赤字だと言われているという話をしたら、ある方から、赤字だというのはおかしいではないかと。なんで赤字だと言うんだということを随分怒られました。そういう議員がいたら今度は落としてやるとか言われて、そういう勢いの方でした。私も、いや、赤字ではなくて、これはあくまでも収支の差額を市が補助金を出しているんだということを説明をしました。その点は、私たちもちょっと言葉に気を付けないと、高齢者の皆さんでコミュニティバスを切実に改善してほしいと思っている皆さんからすれば、きちんとそういう補助金は出してほしいという思いを持っていらっしゃるんだということなんです。ですから、昨年度、市が取ったアンケート調査も赤字とは書いていなかったと思うんですよ。補助金という言い方で書かれていたかなと思っていて、その点についてはちょっと認識を確認させていただきたいというのが1点であります。  もう1点目は、今回のことで見ると、収支表を提出していただいておりますが、この間行われている意見交換会でも分かったことは、この決算年度で運行会社の方から幾つかの提案があって、委託料が見直しをされているということだったのではないかと思います。今、資料を持ってこなかったんですが、補助金関係です。ここで質問すると思っていなかったものですから。この前の説明の中で、運行補助金が伸びているということについて市民から質問が出たんですが、その際に、補助額が平成30年度はぐっと伸びていると。例えば、貫井前原循環は936万8,000円だったのが、一気に1,503万9,000円、それから東町循環も694万2,000円だったのが1,094万8,000円という形です。野川・七軒家循環が840万6,000円だったのが994万9,000円に補助金は上がっています。この理由については何なのかという質疑が行われたんですが、明確にご答弁はなかったんです。当日、回答はされなかったんです。それで、前段の質疑応答のところで質問があって、東センターで五つぐらい質問をされた方がいらっしゃったんですが、その質問に対してはきちんと答えられなかったのかなと思っています。後で課長の方に伺ったら、人件費を若干上げたんだという話をされておりました。平成30年度決算で運行会社との関係でどういう変化があったのかということを説明していただきたいと思います。その結果、補助金の額が前年度に比較して増えたのかどうかということを確認をさせていただけないでしょうか。 4 ◯白井委員 関連。コミュニティバスの運行経費について関連したいと思います。趣旨的には、関連された森戸委員と似たような質問になるんですが、運行補助金に関してなんです。今、関連された森戸委員も補助金が上がっているという話がありましたが、そもそも運行経費が結構前年対比で上がっているわけです。北東部循環で約400万円、貫井前原循環で551万円、東町循環で456万円、中町循環で266万円、野川・七軒家循環で153万円、合計、前年対比で決算年度は1,829万3,000円運行経費が増であるということがこの収支表を見て分かるんです。これがどういうことかというのは、森戸委員の質問にも通じるところなんですけれども、何で運行経費が上がっているのかということです。これは決算の話ですから、そもそも予算はどうなっていたのかなと思って見てみました。平成30年度、決算年度なんですけれども、予算は4,460万8,000円になっていたんです。運行補助金の予算ですけれども、前年までは3年連続で3,400万円台の運行補助金の予算でした。決算自体は前年までは大体3,000万円ぐらいの決算だったんですが、結局決算年度は4,000万円になっていると。だから、運行補助金自体、予算額ベースで既に1,000万円単位で上がっていた。決算額も約1,000万円上がっているということなんですが、議事録を見たんですけれども、平成30年度、決算年度の当初予算の審議の中でも、この経費について特に取り上げられていなくて、説明も受けていないから取り上げられていない、誰も気付かなかったのか分かりませんけれども、すみません、僕も気付かなかったんです。平成30年度、決算年度の当初予算のときの予算説明資料とかを見ても、特にレベルアップうんぬんの話も上がっていなかったんです。書いていないですよね。要するに、運行経費が1,000万円上がっていますよ。だから、3,400万円から4,400万円に上がっているわけだから、20%以上上がっているわけです。でも、そういう説明もどこにも書いていないし、説明を受けていなかったんですよね。誰も前年の予算額とも見比べていないから気付かなかったという話だと思うんですけれども、まず予算段階で既に運行経費が恐らく上がるだろうということも含めて予算設定されていたはずなんです。これは予算審議ではありませんが、決算内容を踏まえて、改めてそこに我々としても気付いた部分がありますので、申し訳ありませんが、予算段階でどういう算段で1,000万円予算を上げて、結果的に決算額としてどのようになったのかということも含めて、ちょっと丁寧にご説明いただきたいと思います。 5 ◯府川交通対策係長 それでは、沖浦委員、あと森戸委員の関連質問についてお答えをさせていただきます。まず、収支の状況でございます。運行経費につきましてご指摘をいただきましたけれども、こちらにつきましては、各路線を増額しているところでございます。こちらにつきましては、改めて運行事業者と確認をさせていただいたところ、実態といたしまして、今まで算定の中身といたしましては、運転手につきましては定時社員の算定をさせていただいていたところでございます。しかしながら、現状という点で言いますと、かなりドライバーが不足しているという現状を確認してございます。その中で、人を募集しても集まらないという現状がある中で、その穴埋めといたしまして、正規社員を充てているという現状を確認してございます。それを踏まえまして、今回、平成30年度より補助金の内訳といたしまして、現状に合わせた算定ということにさせていただいた中で、増額となっているところでございます。  あと、全体的な利用者等のお話でございます。こちらにつきましては、特徴的な部分といたしましては、東町循環あとは中町循環というところの利用者人数が増えているというところが顕著になっているのかなと思ってございます。こちらについては、昨年、武蔵境駅から武蔵小金井駅の京王バスの路線バスの大幅な減便によりまして、その結果といたしまして、これまでの利用者がCoCoバスの方に移行しているという傾向はあるのかなと思ってございます。 6 ◯堀池交通対策課長 森戸委員の赤字の表現というところについてでございます。こちらにつきましては、昨年度の決算特別委員会でも同様の質問を頂いております。その中の答弁をお話しさせていただきます。補助金なのか、赤字なのかというところの整理のご質問でございます。市といたしましては、あくまでも収入より上回った経費に対して補助金として交付するという考えに立っているという答弁をさせていただいており、今もその考え方に変わりはございません。  あと、LED化に対しての行財政改革の観点でお答えしていただきたいというご質問ですが、LED化に伴って行財政改革の観点になりますと、LED化に伴って電気料が下がります。また、省エネ効果もございます。あと、先ほど沖浦委員からもありましたとおり、業務量の減にもつながってきております。今年度につきましては、事務報告書で言う280ページの街路灯の新規設置及び補修状況で補修件数が48件、平成29年度が1,667件の補修件数がございました。そういう差を見ていただければ、業務量としても減ってきているなと。それは実感としては持っているところでございます。それを受けて、行財政改革というところでお話しさせていただくと、平成30年度よりこういう業務量の減は見込まれておりましたので、平成30年度から非常勤職員1名を減している状況でございます。 7 ◯平野環境政策課長 公園等整備基本方針についてでございます。公園等整備基本方針につきましては、委員にご紹介いただきましたとおり、市民の皆様に大変ご協力していただきまして、将来の小金井市の公園のあるべき姿というものを作れたという部分では、担当としては大変満足しているところでございます。小金井市の水と緑を保全し、創造していくという考え方そのものには今も変わりはございませんが、持続可能で将来適切な公園を運営していく部分におきましては、選択と集中による維持管理というのは絶対条件であると考えてございます。そういった部分で、そういった考え方がここで決められたというのは大きなところであると考えてございます。  特に、低未利用公園等につきましては、これまでも維持管理の部分などでいろいろ課題がございましたが、この方針を定めることによりまして、今後、もう既に緑や公園が充足している部分につきましては、例えば借りてほしいですとか、購入してほしいですとか、寄附を受けてほしいという部分につきましては、明確に不要であることも考え方として示すことができるようになりましたので、そういった部分でも、方針として示せるというのは市としても、また市民に対しても寄与するものであると考えているところでございます。 8 ◯沖浦委員 ご答弁いただきました。運行経費なんですけれども、ドライバー不足という、そういう現状があると。運行経費の中には、今まで含まれていなかったか、少ししか含まれていなかった正規社員としての人件費というのが予算の中に含まれたのが、運行経費が増額している要因だという話がありまして、これは今後どこまで増えていくんだろうという、そういう気がかりが出てくるんですけれども、その辺、何かつかんでいるものがあるかどうか。あればご答弁いただければと思います。
     東町循環、中町循環の利用者数というのが増えている、この要因の一つとして、武蔵小金井駅から武蔵境駅に行く京王バスが減便となっていると。それが大きな要因ではないかというご答弁をいただきました。これは今年度の話なので、余り深くは言わないですけれども、コミュニティバスの再編事業の支援委託業者等でこの辺の事情というのはちゃんと酌んでいくというか、先週も懇談会がありましたけれども、そういう中に、ここをどうしていこうかというご意見も多分出てくると思いますので、この辺が今後、再編に向けての中にこういう事情があるというものはかなり含まれてくるのではないかとは思うんですけれども、その辺の今後の動向ということで、何かお考えがあれば教えていただければと思います。  私は議員になる前、CoCoバスは黒字でなければいけないのではないかみたいなことを書いた記憶がございまして、実は議会の中に入って、いろいろ諸先輩方のお話とか、実際のことを聞いて、自分の考えというのは実は変わりまして、それは、例えば路線バスがなかなか通れないとか、採算が合わないところを、高齢者を中心とした市民の足の代わりになって外出機会を増やすと。これというのは行政でないとできないことなのではないかというところがCoCoバスが始まった一番の趣旨というところを私も受け止めております。この表によると、1人当たりの補助額というのがだんだん増えてきているというところも見えるんです。コミュニティバス再編事業支援委託業者の方で利用者アンケート、これは今年度の話になるのか、いろいろとられて、その集計等において、例えば、いろいろ市民の声が上がっていることで、仮にシルバーパスを導入した場合の試算とかどの程度になるんだろうかとか、その検討というのは、試算したことというのはあるのでしょうか。まずはそれをお伺いします。例えば指標というか、指数というか、1人当たりの補助額がどの程度までだったらよしとするというか、例えば運行価格の見直しとか、いろいろ何か見直していこうという目安としているのか。何かしらのボーダーラインとか数値を持っているのか。ここは是非お伺いさせていただきたいと思います。  次は、街路灯LED化、電気料、省エネ、そして業務量がかなり減ったということで、今年度も非常勤職員1名減ということで、この辺というのは、所管課として業務量が減ってきて、またその効果というのが、例えばもう少し何かできるなというような人員配置などのプランというのは、今後これはこの先反映していけることになるのでしょうか。市民サービスが向上して業務量が減る、または効率的になるということが市の行財政改革につながると思いますが、所管課としてこの点どのようなご見解でしょうか。お伺いします。  あと、公園等の整備基本方針、こちらについてなんですけれども、あるべき姿、もちろん水と緑は保全していく。選択と集中というお話もありました。私が着眼しているのが低未利用公園についてなんですけれども、基本方針の中では、活性化の方策を考えていく道筋として、用途変更や売却という選択肢も出てきたところ、これが基本方針の一つの目玉なのかなと思って見ています。そう感じるんですけれども、今現在、周辺住民、町会、自治会からの例えば用途変更の希望や売却等、どうにかしたいんだというような問い合わせというのはどのくらい寄せられているのでしょうか。こえをお答えいただければと思います。 9 ◯森戸委員 今、お答えをいただきまして、収支の関係について、赤字だという認識は市も持たれていないということでありますので、私たちもそこはきちんと踏まえた上で言葉を使わないと、間違えてしまうなと思いますので、お互いに気を付け合いたいと申し上げておきます。  もう一つは、この決算年度はなかなかドライバーが集まらない関係から、運行会社の方は正規社員を充てるということで変更をしたということでありました。しかし、そのことは、先ほど白井委員からもあったんですが、何も説明がなくて、この4回行われた意見交換会の中で市民からもそういう疑問が出されていたということで、私も気付いたということであります。正規社員になったということは、これはいいことだとは思いますけれども、もう少し市議会に対してもきちんと説明をしていただきたかったなと思いますが、その点でどうでしょうか。  また、もう一つは、今日頂いている決算の資料なんですけれども、これと事務報告書との関係で伺いたいんですが、例えば北東部循環は運行等収入額が4,896万8,663円という、ちょっと端数が出ているんですけれども、何で端数が出るのかということなんです。いつも端数が出ているんですが、事務報告書で見ると、乗車人数は51万6,571人なんです。単純に100円を掛けると5,165万7,100円になるんですけれども、運行収入と乗車人数との関係はどういうことなのか。もしどこかで説明していらっしゃったら申し訳ないんですが、今、比較をしたときに、何でかなと思ったので、そこの説明をお願いできないかということです。  3点目に、京王バスの武蔵境・武蔵小金井線が大幅な減便と、運行ルートの変更になりました。その結果、東町循環については、平成29年度が9万9,015人だった乗車人数が、決算年度は10万4,495人に増えると。中町循環は12万9,755人だったのが15万3,183人で、1.2倍近く乗車人数が増えているという状況です。現状では中町循環は時間帯によっては立たなければいけない状況になっていて、満席状態ということで、高齢者の皆さんがなかなか座れないという状況などもございます。そういう意味から言うと、東町循環、中町循環をどうするのかということが問われると思うんですが、当面の改善点などを含めて何らかの検討をされているのかどうか伺います。  ちょっと前後して申し訳ないんですが、運行経費が各ルート400万円近く増えているんですね。北東部循環は400万円、貫井前原循環は550万円、東町循環も460万円くらいですね。それから中町循環が270万円、野川・七軒家循環が150万円ぐらいかな。それは全て人件費と見ていいのかどうか。その点、確認をさせてください。 10 ◯白井委員 答弁いただきまして、平成29年から平成30年、決算年度まで比較すると、平成30年度、決算年度の予算段階でもう既に正規職員を充てるということも想定されて、ドライバーを確保できないということを前提にして予算が上がっていたということですよね。これは市議会に説明はされましたか。していないですよね。予算額で言っても130%なんですよ。決算年度の予算説明資料がありますよね。これで新規事業、レベルアップの主な事業というのが表になっているでしょう。これも、主な事業のままになっていて、備考欄にも何も書いていないんですよね。事業者に対する運行経費等の補助、だから前年の金額と見比べて、僕らが気付かなかったと言われればそれまでなんですけれども、全部の項目、確認するときもありますけれども、できないこともあるんですよね。気付かなかったわけなんです。  問題は、ドライバー不足ということがそこまで深刻であるというメッセージにもなるわけなんです。それまでも確かそういう議論というのは議会でもなされていたとは思うんですけれども、130%の予算で人件費を上げるということまでやらないといけないぐらいドライバー不足が深刻だということが決算年度の当初予算の段階ではあったわけで、そこまでが恐らく共有されていないと思うんです。130%予算が上がっているということとか、そういう説明も受けていないということだから、1年半たってようやく今それが共有された感じがありまして、ドライバー不足は聞いていましたよ。でも、既に予算段階でそのようになっていて、正規職員を充てていると、皆さんは知っていましたか。知らないですよね。誰も知らないですよ。だから、今さら時間を巻き戻すわけにいかないので、あれなんですけれども、そういう説明というのはしっかりやっていただきたいということが一つなので、これはもう別に要望で結構です。  あとは、森戸委員の最後の質問に似通っているんですけれども、さっきの運行経費の増なんです。北東部循環から野川・七軒家循環までそれぞれ幾ら上がっているという話は先ほどもしましたが、運行経費がそれぞれのルートで上がっている金額というものが、金額がまちまちだと思うんですよね。要するに、そもそもの決算年度の運行経費の割合で換算すると、北東部循環は8.6%上がっています。貫井前原循環は15.5%、東町循環は22%、中町循環は13.2%、野川・七軒家循環は8.2%、どういう基準でそれぞれのルートの運行経費というのが上積みされているのか。そこの根拠をもう少し明確にしていただけないでしょうか。よく分からないんです。だから普通で考えると、北東部循環が一番運行経費がかかっているわけだから、そこの増額分はもっと多いはずなんですよね。ところが、一番多いのは貫井前原循環になっているわけです。この辺の説明をもう少し丁寧にしていただきたいと思います。お願いします。 11 ◯府川交通対策係長 それでは、沖浦委員のご質問にお答えをさせていただきます。まず、東町循環、中町循環の減便のお話をいただいてございます。こちらにつきましては、現在、再編支援委託ということで、再編事業を実施しているところでございます。当然、先般行われた地域懇談会におきましても、当然、様々なご指摘をいただいているところでございます。そういったものも貴重なご意見ということで、今回踏まえさせていただきまして、これからルートとか具体な設定に入っていきますので、そういったできる、できないも含めまして精査いたしまして、そちらについては当然ながら参考とし、検討させていただきたいと考えてございます。  補助金の算定につきましては、例年、運行事業者より予算の段階で一定ヒアリング等をさせていただいた中で、現状等の意見を確認はさせていただいているところでございます。その中で、ドライバー不足等の窮状というのは指摘は受けたところでございます。今後につきましても、やり方としては変わることなく、毎年毎年丁寧にバス事業者等からは意見を収集いたしまして、丁寧な対応を心がけていきたいと考えてございます。  シルバーパス等のということですが、補助金等との兼ね合いということで、どこまでの補助金額が目安かというご指摘をいただいてございます。現行、再編事業を行っているところでございます。その中で、再編運行基準、案の段階ですけれども、お示ししてございます。その中で、運賃及び収支率等につきましては今後検討と考えてございます。まずはルート、あと本数、時間帯等を設定した後、その次の段階というところで運賃、収支率というところの検討をさせていただこうと思ってございますので、現時点では具体な目安というのはまだないところではあるんですが、今後検討させていただきたいと考えているところでございます。  あと、森戸委員につきまして、私の方から2点回答させていただきます。運行人数と収入との兼ね合いというところのお話でございます。確かにお一人当たり100円という運賃でございますので、運行収入につきましては切りのいい数字なのかなとは一見見えるところではございます。しかしながら、この運行収入につきましては、その100円から消費税であります8%を引いた金額になってございますので、こういった端数というところが違いが生じているところでございます。  あと、京王バスの武蔵境駅から武蔵小金井駅のところ、時間帯によって非常に立たれていたりとかいう状況をご説明いただきました。こちらにつきましては、確かにご指摘のとおり、時間帯によっては非常にいっぱいであると、車内に乗っている方が多いということでは考えているところでございます。現時点でこの路線についての対応というところは、現段階では何も申し上げられないんですけれども、現在想定していることといたしましては、再編事業というところで一定、この地域も踏まえて検討してまいりたいと考えてございます。 12 ◯堀池交通対策課長 森戸委員と白井委員のCoCoバスの予算のところでございます。今後、予算については気を付けてまいりたいと思っております。ご理解いただきたいと思います。  街路灯LED化の今後の人員配置などのプランというところでございます。私ども、先ほども人員の話で言うと、非常勤職員1名減をして、平成30年度が1名減をしているところをお話しさせていただきました。交通対策課、私を含めて正規職員6名、平成29年度までは非常勤職員2名で対応しておりました。それを平成30年度から正規職員6名、非常勤職員1名という配置で、非常勤職員1名減をしているところでございます。今後につきましても、LED化だけではございませんが、今、様々私どもが行っている業務の中で、行財政改革の観点を持って効率的に効果的な業務の手法を検討しているところでございまして、今後のアクションプラン2020の方でもありますけれども、今後、正規職員1名、会計年度任用職員の関係で、今年度1名減に向けて検討をしていく予定でございます。 13 ◯岸田委員長 運行経費の増は全て人件費なのかということと、ルート別によってその違いがあるのはなぜかということで、2点ご答弁をお願いします。 14 ◯沖浦委員 議事進行。シルバーパスの導入をした場合の仮の試算等の検討はしたことはあるのかということでお伺いしております。 15 ◯府川交通対策係長 運行経費の増の影響というところでございます。先ほど、確かに人件費というところ、運転手の人件費というところは申し上げさせていただきました。これが基本的には主な要因となってございます。その他、燃料費の高騰であったりとか、別途そういった要素はございますけれども、修繕費も、特に野川・七軒家循環等も運行開始から10年以上同じ車両を使っておりますので、ここでいろいろ、ドアが開かなくなったとか、そういった修繕もかさんでいる状況はございますが、大きな要因といたしまして、人件費というところが大変大きな要因となってございます。 16 ◯堀池交通対策課長 大変申し訳ございません。各ルートにおきましては、北東部循環で言えば、朝7時から3台で走っておりまして、それに対しての人件費、人員配置、各ルートによって、時間帯、本数によって人員配置が異なってきておりますので、各ルートごと、それに応じた人件費であったり、車両の修繕費であったり、燃料費であったりというところで差が生じてきているというところでご理解いただければと思います。 17 ◯白井委員 議事進行。最後の答弁なんですけれども、恐らくそういうことなんだろうなと思うんです。だから、逆に言うと、それは運行会社側の都合というか、配置の都合によって、どのルートのところに厚く正規職員を手配するから高くなっているとか、増加分が増えているとか、そういう状況があるのではないかと思うんです。だから、さっき言いましたように、一番上がっているのは貫井前原循環ですよね。一番運行経費が高いのは北東部循環ではないですか。その次に上がっているのが東町循環なんですよね。だから、そこの説明が余り具体的ではなくてよく分からないんです。何でこれを聞いているかというと、決算年度の話ではないですけれども、この間の地域懇談会の中で、CoCoバス各路線の補助額が、特に貫井前原循環と東町循環は昨年度跳ね上がっていますみたいな説明をされているわけですよね。それがルートの問題なのか、運行会社の人員配置の問題なのか。そこによって話は違うわけではないですか。今の説明を聞いていなければ、貫井前原循環と東町循環はとりあえずものすごい赤字なんだねみたいな印象で終わってしまうわけです。それは適切な情報提供ではないと僕は思うんです。だから、かかっている運行経費の割合とそれぞれ違う割合で上がってきているのがどういうことなのかという、その根拠を聞いているわけです。これは説明がつかないので、もう少し説明いただかないと、この間、地域懇談会で説明されたことが、適切ではない説明をされたと私は捉えてしまいますので、委員長、整理をお願いします。 18 ◯若藤都市整備部長 ちょっと検討のお時間を頂きたいと思いますので、保留の方をお願いいたします。 19 ◯岸田委員長 お諮りします。ただいまの白井委員のコミュニティバスの人件費の質疑に対する答弁につきましては一時保留といたしたいと思います。これにご異議ありませんか。     (「異議なし」と呼ぶ者あり) 20 ◯岸田委員長 ご異議なしと認め、そのように決定いたします。 21 ◯平野環境政策課長 低未利用公園の用途変更や売却についてでございます。まず用途変更につきましては、基本的に他の公共施設への用途変更を想定してございまして、今年度、夏前頃に全庁に対しまして照会をかけさせていただきました。各課は関係自治体等々と打合せをする中で、現在、1件の用途変更の希望を頂いてございます。また、売却につきましても、公園等整備基本方針をご覧になった市民の方から1件のお問合せを頂いているところでございます。 22 ◯沖浦委員 3問目に入りますけれども、コミュニティバスに関して、シルバーパス導入を仮にした場合の試算、こういうものを検討された経緯があるかどうかということでお答えいただければと思います。利用者アンケートをとって、大体どういう世代の人が利用されているというものが出てくれば、そういう試算というものは可能なのかなと考えたところなんです。そういう声もある中、例えばそれを導入したらこれだけ補助額が上がってくるとか、そういう検討というのはされているのでしょうか。それをお伺いします。  今、運行経費が今後どうなるのかという質問もしたんですけれども、これは保留するのかどうかというのはあれなんですが、毎年ヒアリングで運行経費がどのくらいかかるかというのが分かってくるということであれば、いろいろな要因はあるけれども、毎年毎年ヒアリングしないと、どのぐらいの程度の予算になってくるかというのが逆に分かっていないという、そういう感じで年々来ているという、そういう感覚でよろしいでしょうか。それだけをお答えいただければと思います。  現在、ルート再編にも取りかかっているところであるんですけれども、そういう懇談会とかで、私も1回傍聴にも行きましたけれども、よく聞くのが、自宅の近くに停留所が欲しいというのをすごく言われるんですよ。このルート再編に向けて本当に集約されている一言かなと思うんですけれども、自分の自宅の前ではないんですよね。通ってほしいけれども、停留所は前ではなくて、ちょっとだけ離れたところにあればいいと。本当にこの一言に集約されているなというのをいろいろ感じながら聞いていたところなんですけれども、ただ、現在のルートでも相当停留所の距離があいているというところもありますよね。所管課としては、例えばその間に停留所があった方がいいという声は入っていると思うんですよ。そういう声に応えようと、いろいろ現場に足を運んでいるというお話も聞いています。私は、こういう問題こそ、例えばそこの町会や自治会の方々の力を借りるというか、そのように持って行くべきだと思うんですけれども、その点、今後のルート再編をしていくときに必ずこういうことは直面する課題だと思うんです。この課題について所管課としてはどのようにお考えでしょうか。これを質問させていただきます。  街路灯LED化事業、これに関しては、行財政改革の中で本当によくやったというところですので、今後も人員配置等も検討されていくということなので、これは是非進めていただければと思います。これは意見でございます。  公園等整備基本方針等ですけれども、そこそこそういう動きというか、問合せ等も来ているという状況でございました。件数もお聞かせいただきました。私はこの先のことを考えていろいろ質問するんですけれども、用途変更後の管理は誰がやっていくのかという話なんですよね。例えば、広さもそれほどない低未利用公園があって、例えば町会の人たちがそこに備品を置きたいとか、今、いろいろ話があることで言えば、自主防災倉庫を置きたいとか、そういう話があった場合に、今後、所管課の維持管理から手が離れていく、環境政策課から手が離れているということもあると、そこに樹木とか普通ありますよね。これというのは誰が管理していくのか。一応手が離れるということで、一旦それは伐採になるんでしょうか。この樹木を残したとしても、例えばその場所に何か備品を置いたりするところで、借りた人が高木の剪定とかそういうのも担当していくことになるのかなとか、その辺がまだイメージができていないところなんです。多分、これはどうしますかと言うと、ほかの課にもまたがっていくような話にはなるのかもしれないですが、所管課としてのお考えということでお伺いをさせていただきます。 23 ◯堀池交通対策課長 3点目のシルバーパスの検討をしているかについては、それに対しても調査する必要があるのではないかというご質問と一緒にお答えさせていただきます。現状については、今回、再編事業に伴って利用者アンケート等をとってございます。そういった中での年齢構成とかも一定承知しているところでございますので、今後の運賃の検討であったりというところで、シルバーパスの検討はできるのかなとは考えているところでございます。  あと、予算措置の仕方として、そういうヒアリングをしないとできないのかというご質問でございます。基本的には、今まで例年、当初予算については前年10月に直近年度の実績分等を基に運行収入と運行経費を精算し、予算要求を原則的にはさせていただいています。また、当該年度4月から9月までの実績に基づいて、それに対してどう補正を組むのかを考慮し、補正予算をするのかという見込みを立てるような形での事務の流れを基本的にしてございます。それに応じて、必要に応じて補正予算を要求しているところでございます。そういった中で、今回、平成30年度については、運転手不足による正規社員での運行を必要と感じたので予算措置をしているというところで、基本的な流れは前段にお話しした流れになってきます。  あと、停留所の問題でございます。確かに停留所については、基準案の方にも書かせていただいておりますけれども、基本的には法令上決まっている部分と、あとは近隣のご理解がないとなかなかそこは設置ができないというのが極めて大きな問題だと思っております。私どもも市内、そういうところでは現場に行ってご理解いただくような努力もさせていただいているところでございます。そういった中では、委員おっしゃられたような町会、自治会の力を借りるというところは、私どももそれができればいいなとは考えておりまして、それができるかどうかというと、その町会、自治会があるか、ないかの問題もございますし、様々な課題があると思ってございますので、そこも再編の中で課題としては思っておりますので、今後の停留所設置の基準の中で検討もしていきたいとは思っております。 24 ◯平野環境政策課長 用途変更後の管理についてでございます。先ほどご答弁申し上げたとおり、基本的には公共施設への変更を考えてございますので、変更後は管理は原則としてその所管課が行うという考え方がございます。また、どのような形で維持管理されていくかという部分ですが、まず、その目的によって、どこまで伐採が必要ですとか、撤去が必要ですというのが異なってきますので、それは用途に合わせてということになりまして、実際に変更ができるということになりましたら、環境政策課の方で予算化の上、まずはそのような形に整えた上で各所管にお渡しするというような手はずになってございます。また、その後、樹木などが残った場合の管理についてでございますが、こちらにつきましても所管の方で考えていただくところではございますが、例えば自治会などで利用されるという中で、自治会の皆様と所管課で協力して管理していこうなんていう話があるのであれば、是非そのようにしていただければと考えているところでございます。 25 ◯村山委員 2項目質問させていただきます。最初に1項目目、347ページのごみ減量啓発に要する経費、ここに関連して、フードドライブ事業について質問いたします。  余っている食べ物を集めて、そして生活困窮者の方や子ども食堂の方にお配りするというフードドライブ事業ということなんですけれども、前段の部分のいかに集めていくかということについて、そういう観点で質問しようと思っているんですけれども、フードドライブの拠点回収実施状況についてということで資料も提出していただいております。1年前の決算特別委員会でも同様の資料が提出されておりまして、今回、その二つの資料を見比べて、いろいろと増減を確認させていただきました。2017年、平成29年8月から始まった事業でありますので、まだまだ数字、データ不足の感はあるんですけれども、これを見比べてみますと、月ごとに特徴はないのかなと。何月だったら特に多く集まるとか、そういったことは特にないんだなと思います。分かったのは、市報とかで宣伝したり、そういったときにはぐっと量が増えるんだなということだけは分かりました。まだ1年間で、年度として終わっているのが平成30年度、この決算年度の1年間だけなので、単純には言えないんですけれども、平成29年、2017年8月から3月までの合計量を足すと、回収量として177.4キログラムなんです。この決算年度、平成30年度の2018年の同じ月、8月から3月までのところの合計というのが161.9キログラムで、少し減っていると思うんです。私は、ごみの減量をいろんな観点、福祉的な立場からもいい事業だと思いますし、ちゃんときちんと集めるべきかなと思っています。  それでお聞きしたいのが、全体的にその回収量がちょっと減りつつあるのかなという傾向の中で、どうやって増やしたらいいのかということを考えると、まず受付窓口そのものを増やす方法というのがありますよね。今、社会福祉協議会に第2水曜日の午後2時から3時半という形でお願いしているわけですけれども、社会福祉協議会以外に、例えば市役所の本庁舎、第二庁舎、例えば健康センターといった、市の職員の方が密接に関わるような施設で受け付けることはできないのかどうかということであったりとか、それから、今、お願いしている社会福祉協議会に、月1回ではなくて、月に2回、3回、増やすようにお願いするというやり方があるかと思っています。  それで、質問としてまず1点目お願いしたいのが、そもそも市のフードドライブ事業に対する考え方、回収量というもの、回収という言い方も、どういう言い方がいいのかなと思っているところはありますけれども、食べ物を集める、これをデータとして多いと思っているのか、少ないと思っているのか。今後は多くしていきたいと思っているのかどうかという方針、それを1点目確認したいです。  2点目として、決算年度の中で、私が今、言いましたような、例えば受付そのものの場所を増やすという考え方、それから社会福祉協議会に時間帯、回数を増やしてもらうという考え方といった以外に何か、今、私が言ったような考え方、アイデアに基づいた検討というのはされたのかどうか。もしくは別のアイデア、こういったことで集めていこうと思っているというようなものを検討したことがあったかどうか。もしあれば、それをお示しいただきたいというのが最初の1項目目です。  2項目目、403ページの緑地等維持管理に要する経費について質問いたします。1年前の昨年の平成29年の決算では、この項目は3,521万7,591円で、この4,418万59円、896万2,468円も増えています。どういうことなのかなと思って比較してみると、保存樹木及び保存生け垣調査委託料が次ページにあるんですけれども、これが昨年比で約394万円増えております。あと、新たに平成30年度のところで加わった項目として、危険樹木処理等委託料が約432万円、これが追加されて増えていると。つまり、394万円と432万円を足すと約826万円になりますので、これらが増やしている原因かなとは思うんですが、保存樹木及び保全生け垣調査委託料が昨年比で394万円増えているんですけれども、具体的にどんな調査をされているんでしょうか。調査の内容を知りたいと思っています。これが1点目です。  それから、新たに加わった危険樹木処理等委託料なんですけれども、恐らく昨年9月30日に到来した台風24号による被害だと思うんですけれども、事務報告書の149ページに、同じく危険樹木処理等委託料が2,259万6,790円と書かれています。数字がずれているんですけれども、恐らく学校費とかにも含まれている、そういうものが全部入っていてこの値段かなと思っているんですけれども、多分そうではないんですね。その内容を説明してください。どのように理解したらいいのかということで、内容を説明していただければと思います。 26 ◯小林委員 関連。1点目のフードドライブについて、資料を出していただきましたので、関連をさせていただきたいと思いますが、趣旨としては主質問者と同じになりますが、毎回お願いしているように、社会福祉協議会での随時回収について、決算年度での打合せ状況について確認をしたいと思います。これが1点です。  平成30年度の239.5キログラム、この内訳というか、どういうものが集められているのかということを確認していきたいと思います。生活困窮者ですとか子ども食堂などで活用いただいているということで、非常に効果があるかなと思うんですが、実際にどういうものなのかということをお伺いしたいと思います。  あともう一つは、拠点の他の場所という話もありましたけれども、他市だと、例えば大型スーパー、そういったところでも回収を年に何回か、お願いをして行っているようなところとか、物を売り買いしているような場所で、古いものを持ってきて新しいものを買うというような意識も高いところでやっていると。それが宣伝にもなるということでやられているところもあります。企業としても社会貢献という意味で、そういった取組をされているようなところもあるんですが、そういったご検討というのはされているのかお伺いしたいと思います。  もう一つ、細かいことばかりで申し訳ないんですが、市報、いつも9月号で打っていただいているようでありまして、これは何か検討された上での9月15日号の市報なのかということです。単純に素人的に考えると、3月とか12月とか、大掃除をするようなときとか、引っ越し前とか、そういったときに、お中元の何かが残っていたとか、そういったものが出てくる。出てきたときに届けられた方が一番効果は得やすいんだろうけれども、あえて9月15日というのが年末の大掃除を狙ったいいタイミングなんだとか、そういったことがあればそれでも結構なんですが、何かその辺の工夫がされているのかお伺いしたいと思います。  市民まつり、昨年やっていただいて、効果はどうだったかということもお伺いしたいんですが、今年のチラシを見たら書いていなかったような気も、ありますか。これは読んだんだけれども、ブースは出るけれども、フードドライブをやっていただくということで、よろしくお願いします。 27 ◯板倉委員 関連。村山委員の2問目の緑地等維持管理に要する経費の危険樹木処理等委託料で伺いたいんですが、決算年度に環境政策課で危険樹木処理等委託料ということでやっているんですけれども、過日の台風15号の千葉県の状況などを見ていて、一括して小金井市内の、環境政策課だと公園、緑地が中心になると思うんですけれども、そのほかに学校施設、子どもたちの関連施設、沿道、道路沿いとか、いろんな部分の樹木をどのように管理していくかという課題が出てくると思うんです。私は、地域安全課がそれを担当するのかなと思っているんだけれども、ただ、教育部分を見ると、小・中学校のそれぞれのところに、倒木処理委託料とか倒木危険高木剪定処理委託料とか、一括管理する部署というのはないのかなと思っているんですよ。多分、環境政策課は公園緑地だけを管理しているのか。学校関係だと学校の部分だけで管理しているのか。一括して管理する部署が必要なのではないかというのを、台風15号の千葉県の状況などを見ていると思う。特に学校施設関係などは、今、桜などもあって、桜の寿命というのは一定決まっていて、もし子どもたちが近場で遊んでいるときに倒れてきて被害が生まれてしまうと大変なことになってしまう。そういう部分では、どのように管理体制をとるかというのは、今、課題として出てきているのではないか。それぞれの部署がそれぞれでやりなさいとなるのか。一括して管理していくのか。その部分を今、考えなければいけない時代に来ているのではないかと思うんです。環境政策課は緑地公園だけを管理しているんですか。その部分も含めて、そういう方針を持たなければいけない時期に来ているのではないかと思う。そうすると、樹木医にお願いして、そういう予算も組んでいく必要があるのではないかと思うんですが、その点どのようにお考えでしょうか。 28 ◯高田清掃係長 フードドライブ事業についてでございます。フードドライブ事業の市の方針ということでご質問がございました。ごみ対策課としましては、燃やすごみの減量、また食品ロスの削減を目的にこの事業を始めたところでございます。委員がおっしゃったとおり、平成29年8月から拠点回収ということで始めさせていただきまして、これまで大体月20キロ平均ぐらいで推移しているところでございますが、ここでは回収量というところで報告はさせていただいていますが、そのとき集まるものによって、例えば軽いものであれば重量は出ませんし、調味料みたいな重いものであれば重量が出るという形ですので、品数でいくと結構ばらばらなところがございますので、単純にこれは回収量で見ていますので、どこの月が多い、どこの月が少ないという形になっているところでございます。  ただ、私ども、事業をやる以上、多くの方から多くのものが集まるような努力はしていきたいと思っているところでございまして、当初、平成29年度は拠点回収をリサイクル事業所の方で行っておりました。ただ、ここの場所も将来的には使えなくなるということでして、次の場所を考えなければいけないというところがございました。併せて、回収量を増やすためにどこでやればいいかと考えたところ、社会福祉協議会で集めた後のものの市内循環を図るというところだったり、ごみ減量でというところで始めたところでございますが、社会福祉的な支援イメージを付加した方がいいだろうというところも含めまして、平成30年度からは社会福祉協議会の敷地の駐車場の中で集めるということをさせていただければ、少しでも回収量が増えるのではないかというところでやらせていただいております。  ちなみに、集めているものは社会福祉協議会の職員ではなくて、ごみ対策課の職員が2人そこに行きまして、毎月第2水曜日の2時から1時間半そこに待機させていただきまして、市民の方からものを集めているようなところでございます。今後とも回収量が増えるようなアイデアを随時考えて努力していきたいと考えているところでございます。  それから、小林委員から頂きましたご質問ですが、どういったものが集まっているかというところです。先ほど言ったとおり、調味料ですとかお米、レトルト食品、乾麺、本当に多彩なものが集まります。社会福祉協議会などは、その後、行くところのことを考えると、お米だとかレトルト食品だとか乾麺などが非常にありがたいというお話を頂いているところでございます。  それから、スーパーなどの民間施設を拠点として集めたらどうかというようなご質問でございます。私どものフードドライブ以外にも、昨今は民間企業の方でも独自にこういったフードドライブをやられているところでございます。ただ、私どもの方でその事業が順調にいっているかどうかというところはまだ把握はできておりませんで、ただ、こういったところと私どもが協働でやることも視野に入れて今後検討していきたいと思っております。  最後の質問で、市報9月15日号でフードドライブ事業をご紹介しているのに何か意味があるのかというところでございますが、ごみ対策課がこの事業を一番初めに始めたのが、市民まつりのごみ対策課ブースで始めさせていただきました。毎年、市民まつりが10月に行われますので、そのタイミングに合わせてこの市報記事を出しているところがございましたので、どうしても9月15日号になるという形でしたが、特にここに出さなければいけないということもございませんので、今後、そういった集まりやすいときとか、逆に人が来られないようなときに来ていただく努力として、適切な時期に広報していきたいと考えているところでございます。 29 ◯岸田委員長 村山委員の1点目で、決算年度、回収増に向けた取組等の検討状況ということがありますが、ご答弁お願いします。 30 ◯小野ごみ対策課長 回収増という部分なんですけれども、我々ごみ対策課職員が行くというところから、なかなか増が今まで難しかったところなんですが、小林委員の関連の質問でもございます社会福祉協議会の方でこの事業をやっていただくという部分が一番集めやすいという部分もあるかなと思っていて、協議はさせていただいているところなんですが、ちょっと問題がございまして、市民の方が持ってきていただいたものの中で、例えば賞味期限が1か月に足りていないものを持ってこられたときに、私どもの説明の中ではお返しをさせていただいて、ごみとして出してくださいというお話をさせていただいているんですが、そういう部分ですとか、また、社会福祉協議会として欲しくないという言い方はおかしいですけれども、必要としていない食材をお持ちの場合、今のところ全量を社会福祉協議会の方で受け取っていただいてはいるんですけれども、そうでないものについては、NPO法人と書いてありますけれども、NPO法人の方にも回すルートというのは確立されてございますので、そういう問題があり、なかなか社会福祉協議会との協議が進んでいないというところがございます。今後も引き続き社会福祉協議会の方とは丁寧に協議をさせていただきまして、私たちの希望としても、できれば社会福祉協議会の方にやっていただく方が、毎日窓口があるわけですから、そこに持ってきていただくということも可能であると考えてございますので、そこは努力させていただきたいと考えてございます。 31 ◯小林緑と公園係長 私の方から村山委員のご質問に答弁させていただきます。まず、保存樹木、保存生け垣につきましては、5年間の協定を結ばせていただきまして、5年ごとに更新されている方につきましては、樹木につきましては、木の高さ、太さ、生け垣につきましては、延長が指定の基準に合致しているかというのを1件ずつ調査させていただいております。  増となった理由につきましては、平成29年度の調査、樹木につきましては75本、平成30年度につきましては356本、280本の増となっておりまして、生け垣につきましては、平成29年度が636メートル、平成30年度は1,897.2メートル、こちらは1,261.2メートルの増となっていまして、委託料の増ということとなっております。  2点目の危険樹木の処理委託につきましては、台風24号の影響によりまして、こちらは緑地だけではなくて、児童遊園、都市公園にまたがって被害が生じておりまして、そちらの方を合算した数字が事務報告書の2,159万6,790円の金額でございまして、事項別明細書で言いますと、403ページの児童遊園・子供広場維持管理に要する経費、405ページの緑地等維持管理に要する経費、407ページの都市公園等の維持管理に要する経費の危険樹木の委託料を合算した数字となってございます。 32 ◯平野環境政策課長 板倉委員の関連質問についてでございます。まず、樹木の一括管理についてでございますが、委員おっしゃるとおり、一括で管理している現状は今、ございません。各公共施設での管理となってございます。これについてなんですが、各公共施設の樹木につきましては、学校なら学校、道路なら道路の都合に合わせた樹木という形でどうしても植栽させていただいておりますので、その管理を一括して、ある部署が行うというのは非常に難しいのかなとまず考えてございます。仮に行ったとしても、公共施設の樹木全体を合わせると相当な本数になりますので、そちらを一括で行うとなると、その専用の部署が必要になるぐらいの業務量になるかと考えてございます。そういった意味でも、一括での管理は難しいと考えているところではございますが、現在、環境政策課が作成しております緑の基本計画、この中では、各公共施設の緑の適正な維持管理の方法、そういったものを定めておりまして、そこで各公共施設はその基本計画に合わせて適正な維持管理を行っていただくという考え方がございますので、今はそのように行っているということでございます。 33 ◯村山委員 2問目でお聞きしますけれども、月に平均20キロぐらい集まっていますと。多くを集める努力はしていきたいというようなお話でございました。私は、回収日を増やすことができないかなと思っています。社会福祉協議会に配るところとかいろいろお願いしているということで、それまではごみ対策課の方が当日、場所に行っているということもあるんでしょうけれども、もし可能であるならばお願いするということは考えられないでしょうか。社会福祉協議会に月1回のところ、2回ぐらいできませんかとか、可能かどうかということを2問目で聞いておきたいと思います。  あと、関連質問の小林委員からもありましたけれども、集める時期です。お引っ越しの時期、それからお歳暮、お中元あるので、多分その時期からちょっとずれたぐらいのところで、これはうちではもう食べないなということで、提供できるなというようなことをお考えになる方も多いと思うんです。そこのところを捉まえた開催していただきたいと思っているんですけれども、いかがでございますでしょうか。  それからあと、受付の場所そのものを増やすということなんですけれども、もちろん本来担当業務の妨げにならないようにという縛りはあると思うんですけれども、市役所とかそういったところで受け付けられないものなのかなと思います。今はごみ対策課の方が実際社会福祉協議会へ2名行かれているということでしたけれども、ずっとでなくてもいいので、例えば日にちを決めて、1階のフロアのところに持ってこれれば、重いものとかもあるでしょうから、場所は1階の方がいいかなと思っています。窓口を設けて受け付けることというのは検討できないものなのでしょうか。その場合は、仕事をしているわけですから、今、社会福祉協議会は90分という時間になるではないですか。それが開庁時間、開館時間であれば、長い間、そのときは受け付けることができるので、それは検討可能なのではないかなと思っているんですけれども、それも併せてご検討いただけないものかということを重ねて2問目で聞いておきます。  あと、危険樹木の件で、数字の違いというのは分かりました。上のところにありましたね。環境政策課関連のものだけで約2,259万円、こんなにかかったということで、台風の被害というのは恐ろしいなと改めて思うものです。  保存樹木とか保存生け垣の大幅増という内容も分かりました。でも、何でこの年だけ、どんと増えたのかというのは2問目で聞いておきたいと思います。保存樹木と保存生け垣の調査ですね。それまでは数字が、75本から356本、636メートルから1,897メートル、どうしてこの年だけこんなに増やすことになったのかということは聞いておきたいと思います。  それから危険樹木に関してなんですけれども、今年も台風の被害があって、倒木とかに関する資料を地域安全課から参考資料ということで、全議員にも情報提供されていると思うんですけれども、台風の被害が連続して続いているということを考えても、危険樹木の調査というのはちゃんとしっかりした方がいいんだろうなと思います。公園から道路から、それから学校、今日は学校は分野が違いますので質問できないと思いますけれども、そういったところの危険樹木の調査というのは日頃やっておく必要があるのではないか。いざ倒木になったときに、今回の千葉県の被害とかを見ていても、電柱にかかって電線が切れて停電になったとか、隣の敷地の建物を倒壊させてしまったりだとか、いろんな倒木による被害というのが出ていたと思います。そういうことを思うと、日頃からの危険調査ということをちゃんとやっておかないといけないのではないかと思うんですけれども、その点どのようにお考えでしょうか。 34 ◯小林委員 ご答弁ありがとうございます。社会福祉協議会の調整については引き続きお願いしたいと思います。  今、ごみ対策課がずっと続けていて、福祉の方でやった方がいいのではないかという話もあったりして、だから今、続けていくのであれば、皆さんの課の名前自体を自然循環課とか、もう少しやっている意義が感じられるような課に変えるべきだなと思うんですが、今日はここでご答弁いただける人はいないので、この件は聞いておいていただければと思いますけれども、ごみ対策課よりそっちの方が皆さんもテンションが上がりますよね。そういうことでお伝えしておきたいと思います。  市報9月15日号がいけないと言っているわけではなくて、あの特集号をすごく楽しみにして見て、カラーで分かりやすくていいと思っています。プラスアルファ、そういういい時期に市報とかツイッターとか、市報でなくてもいいですけれども、ツイッターとか、あとはごみ分別カレンダー、スマホのアプリ、あれのニュースなどにも、今まで拠点が変わったときしか出していなかったと思うんですけれども、ああいったところにも定期的に載せていただくとか、そういった方法もあるのではないかと思いますので、工夫いただければと思います。  いずれにしても、昨日、食品ロスの削減の推進に関する法律が施行になりましたということで、今後、区市町村でも具体計画を立てていかなければならないという形になりますので、その推進法の骨子の中にもフードドライブ、フードバンクの推進というのがありますよね。となると、今、言われたところも、もう少し計画だって、自分たちがずっとやっていくのか分からないけれども、方針を持っていかなければならないという時期がもうすぐそこまでいずれにしても来ていますので、先進的な取組をしていただきたいと、この点はお願いしておきたいと思うんですが、あえて突っ込んで質問をもう1個しておくのであれば、スーパーとのフードドライブの協力については今、ご検討いただけるということだったのでいいんですが、そもそもスーパーやコンビニから期限切れのものをお預かりするということができないのか。先進的に条例制定をすることはできると思うんです。恵方巻きとかクリスマスのケーキとか、ああいうものは注文制にして廃棄を少なくするというのは、各コンビニ業者の方で大分取組が進んできているようです。それ自体が大体オーナーの負担になっていたということでありまして、結構以外と注目を浴びていないのは、缶詰とか乾麺とかそういったものも当然期限切れが来るわけです。それほどの量というのは多分出ないとは思うんですが、廃棄として出てくるのであれば、フードドライブをせっかくやっているので、お金をかけてごみに捨てるのであれば、こちらの方でお預かりしますよということを周知させておくということは可能だと思うんです。それに手間とかお金をかける話ではないと思って、そういったことを先進的に行っていくといういい流れが来ているのかなと。国の法案施行も併せて考えるんですが、いかがでしょうか。 35 ◯板倉委員 村山委員が質問されている内容、私もそうだと思いまして、今は環境政策課は公園、緑地を中心に樹木を見ていると。学校教育施設関係は教育委員会がやっていると。では、公民館や児童館などの敷地内にある樹木については社会教育関係がやっている。要するに、各部署がそれぞれの受け持ちをやるというのは、ある意味では環境政策課長が述べたように、一括管理が全体である部署でやるのは範囲が広すぎてできませんというのは分かるんですが、ただ、今の教育関係については、倒木・危険高木剪定処理委託料というのがあって、あらかじめ事前にこれは危ないなと思ったら剪定するとなっているんだけれども、それ以外のところは、どう見ても考えられるのは、基本的には倒れたら処理するという方法なんです。要するに、倒れる前に危険なものに対応するとはなっていないと思われる。教育部分はなっているように思うんだけれども、私の見方でいくと、そうすると、私は先ほど樹木医ということを述べました。樹木医の方に一括して委託をし、それをどこかの部署で予算化をして、その予算の部分を各部署が充てていくとするのか。あるいは、各課で樹木医との委託をしていく予算を組むのか。そういう選択が求められているのではないか。基本的に教育委員会のところも、これは剪定しないと多分危ないんだろうなということで剪定をするという形になっていて、その樹木の危険度合いというのを見ていくとは今はなっていないのではないか。この決算の費目を見ているとそう思われるんだね。ここについては、私は地域安全課が窓口なのかなと思っていたんだけれども、今日は総務部長もいないので、理事者の方でどのような方針を持っていくのかが今、問われているのではないか。台風15号のあの影響を見ていると。公共施設の中にある公園、緑地だけではなくて、公民館も学校施設もある。それが場合によっては民間側に倒れることもあり得るし、電線に倒れて停電が発生するということもあり得る。そうなると、どこかで一括して集中的に管理をし、そのための予算を計上する。樹木医なら樹木医。そういうことが求められている時代に来ているのではないか。今回の台風が頻繁にやってくるような状況になってくると。これは環境政策課だけでは対応できない部分があって、理事者の一定の方針が求められているのではないかと思うんですが、ご答弁いただけないでしょうか。 36 ◯小野ごみ対策課長 まず、回収回数と回収場所の件でございますけれども、月2回ということでございますが、社会福祉協議会の駐車場の方は多分お貸しいただけるんだと思ってございまして、あとは人員体制の分だと思ってございます。今、ごみ対策課の清掃係が主体となってやっているところでございますが、減量推進係も含めてごみ対策課として回数を増やすことはできるかという部分に関しては、ちょっと検討させていただきたいと思ってございます。  それと回収場所でございますが、ごみ対策課の4階窓口で回収するという部分に関しても、ちょっと検討させていただければと思っているところでございます。  あと、市報の時期等につきましては、先ほど答弁させていただいたとおり、市民まつりに合わせてフードドライブについてお知らせさせていただいているところでございますが、私どもは年に4回特集号がございますが、ごみ対策課として市民の皆さんにお伝えしたいことは本当に盛りだくさんで、毎回どの記事をカットしなければいけないか、新しく伝えていかなければいけないかというところについては、毎回打合せをさせていただきながら、その時期に一番合った内容をお知らせさせていただいているところでございますので、市報の掲載の時期につきましては検討させていただく必要があるのかなと思ってございます。  また、小林委員がおっしゃられたTwitterとかアプリの活用につきましては、早速取組に向けて準備をしていきたいと思ってございます。  あと、スーパーとかコンビニとかの連携という部分でございますが、まず、スーパーもコンビニも最近は賞味期限が残り少なくなってきたものについてはお買い得コーナーというのがどこのお店にも設けられていると思ってございまして、そういうところを市民の方々はまず活用されているのかなと思っているところがございます。それでもなおまだ売れ残ってしまったものというのは、私どもフードドライブ、フードバンクとしても、本当に賞味期限が残りわずかなものという形になってしまうのかなと思ってございますので、なかなか難しいところはあると思いますが、例えばスーパーとかコンビニというのは毎日のように集配の車が出入りしているわけでございますから、その中で、市内にはフードバンクはございませんけれども、フードバンクの方に賞味期限がまだ残っていて、だけど商品としてはちょっと売れないものとかいうものがあれば、そういうところに直接持ち込みをしていただくということの働きかけというところは必要かなと思ってございます。それは、すみません、私ども小金井市だけでできるものではないと思ってございますので、研究をさせていただければと思ってございます。 37 ◯小林緑と公園係長 村山委員の2問目について答弁させていただきます。まず、保存樹木、保存生け垣が増えている理由なんですけれども、この制度自体が昭和58年から始まっておりまして、昨年がちょうど35年目を迎えていまして、当初、初年度の登録いただいた保存樹木、保存生け垣が今回7回目の更新を迎えたというところでございまして、初年度ということで本数が多かった。昨年は制度が始まって5年目ということで、一定初年度から4年目にかけて、ある程度の本数が保存されたのかなと考えております。  2点目の危険樹木に関しまして、危険判定につきましては、昨年、台風21号、24号につきまして、公園につきましては甚大な被害がありまして、この委託の中でも、各公園、緑地、児童遊園を回らせていただきまして、造園業者と危険なものについては一定剪定と伐採の方をさせていただいております。今後につきましては、平成29年に国土交通省の方から都市公園の樹木の点検・診断に関する指針というものが出されておりまして、そちらに基づいて、目視による点検等を造園業者の方と回らせていただきまして行わせていただいております。先行しまして、栗山公園健康運動センターにつきましては、計画的に進めていこうということで、剪定するものについては印をつけさせていただいて、今後どの木を切っていくのかというのを決めさせていただいております。他の公園につきましても順次、本数が多いので、すぐにはできませんが、計画的に樹木の診断、危険度の判定をさせていただきたいと考えております。 38 ◯平野環境政策課長 板倉委員の2問目でございます。まず、倒れる前に公園等の樹木の管理はやっていないではないかというご質問ですが、公園の維持管理につきましては、児童遊園また緑地、都市公園、それぞれ予算がございますが、その中に管理委託料というのがございます。この管理委託料というのがそれぞれの科目の中で一定の金額をつけていただいているのですが、この中で樹木の剪定や伐採というのを日常的に行ってございます。主に造園業者と契約させていただいているんですが、そういった方々の専門家の目から、この樹木は今後危険ではないかというようなご報告をいただいた場合は、即座に伐採ですとかを日常的に行ってございます。なので、科目の名称が多少違ったりとかございますが、公園につきましてはそういった管理を日常的に行っているということでご認識いただければと思います。 39 ◯日野道路管理課長 村山委員及び板倉委員のご質問について、一括して答弁させていただきます。道路における樹木、街路樹の管理の仕方についてでございます。道路管理課では約2,900万円で街路樹管理委託を行っておりまして、市内の約1,300本を維持管理しております。その委託先は、市内に事業所または支店がある専門の造園業者でありまして、委託した剪定作業等を行いながら、専門家の目視で街路樹をチェックしていただいております。もしキノコが生えているなど、倒木の危険性が高い街路樹を発見した際には、即座に市の方に報告がありまして、剪定ではなく、思い切って伐採をするなどの対応を日々行っているところでございます。 40 ◯西岡市長 関連質問の板倉委員から、樹木の一括管理についての見解を理事者に問われてございますので、ご答弁いたします。結論から申し上げますと、緑地、樹木だけを尖端化して、今、横断的にまたがっている課を集約して、樹木のみを補完する一括管理というのは、正直なかなか難しいなという思いであります。と言いますのは、先ほど答弁もありましたように、道路管理には道路管理の視点の樹木の保存、保全の仕方、あるいは剪定の仕方があったり、公園には公園にある管理の仕方があったり、また管財課が管理しているもの、非常に住宅地に隣接しているようなところについては、それなりの管理があったりと、個々の所管課においてかなりその目的や管理の仕方には違いがあるということや、また、管理する樹木の保全数というものも相当な数に上るかと思います。  しかし、まずは災害対応ということで、昨年と今年と大変な被害を受けました小金井市なので、私も両日ともに終日庁舎におりまして、そして翌日朝からどんどん被害の報告が入ってまいりまして、倒木の数も増えてまいりました。思いましたのは、まず予算確保をしっかりしなければいけないということと、それから、非常に老朽化している樹木、特に桜、これは学校教育で多かったものでありますが、学校敷地内に五十数年前以前に植えられた桜がかなり老朽化しているということでございます。先日も3校で行われた運動会の中で、ある小学校の樹木を是非見ていただきたいということで、職員の方にご案内いただいて、校庭を一周して樹木をじっくり見せていただきましたが、かなり老朽化が深刻でありまして、これから学校教育の中では、今、教育長とも話をしますが、14校の桜の今後の植樹計画なるものをしっかり作っていかないといけませんねという共通認識を持っているところでございます。  したがいまして、あれだけのたくさんの倒木が出ますと、緊急の予算を確保しなければいけないということ、また、今後もこういう災害は発生する可能性が十分にあるということを踏まえて、所管課においてそういったこともしっかり想定内において適切な対応をするということと、老朽化した老木対策というのが今後大きな課題になっていくことの認識を持ってこれからの業務に臨んでまいりたいと思っております。 41 ◯村山委員 フードドライブ事業に関しては、もし開催日、実施日を増やすということであれば社会福祉協議会がご了承いただけるかもしれませんけれども、あとは人員体制の問題、役所内での話だというようなお話でした。その受付場所自体を市役所の方に増やしてもらいたいというお話に関しては、ごみ対策課のある4階の方で検討するというお話でしたけれども、先ほど2問目でも言いましたけれども、持ち運びもあるので、できれば1階の方がいいのではないかなと思っています。本来業務の邪魔をしないように、例えば窓口を作っておいて、そこに持ってきた人は置いてもらうというぐらいで対応できないものなのかなと思っているので、ご検討はいただきたいと思っています。  あと、これは要望ですけれども、食品ロス2020運動のポップ、三角柱がホームページからダウンロードできるようになっているではないですか。ああいう形で、フードドライブ事業もこういうことでやっているというようなチラシとか、そういうのも是非作ってみることをご検討ください。今回、私の言いたい観点としては、いかに集めていこうかという話をしているつもりなんですけれども、宣伝は重要だと思っていまして、そういうときにチラシとかがあると、例えばいろんな市内の市民の方、いろんなところに配って、そういうことがあるんだったらということでいけるツールにもなり得るかなと思っているので、ご検討いただきたいということで要望しておきます。  それから危険樹木の方です。生け垣保存の樹木の方に関しては、そういう更新時期にちょうど来たんだということで、よく分かりました。  あと、危険樹木の危険度判定ということに関しては、樹木医という話も出ていましたけれども、国土交通省の指針に基づいて目視もしているし、街路樹に関しても日頃から委託しているところが専門家の目として目視して考えているということで、その点は安心したんですけれども、ある程度どこかのところで、きちんとやっているということで答弁をもらいましたけれども、市民の方、民間企業の方とかにも、本来だったら市に頼んだらそういうのを見てもらえるというようなサービスができればいいなとは思っています。これはまた研究して、いつか提案したいと思っています。全部意見、要望で終わります。 42 ◯宮下委員 時間はかかりません。小金井市議会はオリンピックの話題が少ないなということで、あえて質問したいと思います。資料で出していただきました、都市鉱山からつくる!みんなのメダルプロジェクト、所管が違うと言わないでください。349ページの資源ごみ回収に要する経費4億8,281万円、ここにあえて関連ということで質問させていただきます。  資料を出していただきまして、ありがとうございます。小型家電リサイクルの定着と環境に優しい持続可能な社会を目指すことを目的としてということで、東京大会2020でアスリートに授与される約5,000個の入賞メダルについて、使用済み携帯電話などの小型家電から金属を集めて制作する取組ということで、これは基本的には東京都の事業ということに市で協力したというスタンスだと思いますけれども、これについてまとめていただいた資料を拝見いたしました。調べますと、メダル5,000個に対して必要な金属は、金が30キログラム、銀が4,100キログラム、銅が2,700キログラムということで、銀が特に多いんだなと。銅がちょっと少ないんですよね。それに対して金属の回収は、この資料に書いてございますとおり、十分な回収ができたということでございます。そういうことでございまして、結果的には何とかうまくいったのではないかと感じております。  話題が余り出なかったものですから、あえてこの資料に入れていただいたんですが、小金井市においても2,127台の携帯電話、重さにして246.7キログラムの携帯電話、スマートフォンを回収できたということで、金メダル1個の制作に必要な金属量を確保することができたと。これは非常にすばらしい成果だったのではないかと思いまして、あえて議事録に残しておきたいと思います。オリンピックで1個金メダルが手渡される瞬間に、ああ、これは小金井市からの金なのではないかということを実感できるのではないかということで、来年のオリンピックに向けて楽しみが一つ増えたと感じております。この取組、特に工夫した点とか、また、決算年度における市民の皆さんの関心の度合い、いろいろご苦労があった点もあったかもしれませんが、その辺を含めまして、決算年度の取組の状況を是非お聞かせいただきたいと思います。  続けて、2問目に、次への取組についてもお聞きしたいと思います。 43 ◯大久保減量推進係長 それでは、宮下委員からのご質問に回答させていただきます。都市鉱山からつくる!みんなのメダルプロジェクトにつきましては、公益財団法人東京オリンピック・パラリンピック競技大会組織委員会が実施していたものでございますけれども、小金井市としてもこの取組に賛同させていただきまして、平成29年度から実施させていただいておりました。プロジェクトについては、先ほどもありましたけれども、市報のごみ・リサイクル特集号でタイミングがあるごとに掲載させていただいておりまして、先ほどご紹介のあったとおり、金メダル1個を小金井市から回収したもので作るというのを目標にさせていただきながら取組を進めさせていただいたところでございます。市報以外にも、市長の方にも市民の方と交流していただく際にはご紹介していただいたりということで、市民の方のご認識というか、意識啓発にも努めていただいたのかなと思っております。 44 ◯宮下委員 私も自宅にあった古い携帯電話をかき集めまして、家族の分17台を寄附させていただいたところでございます。携帯電話でオリンピックに参加ということで、参加することに意義がある、このオリンピックを応援していきたいと感じております。  せっかくこうやって集めた携帯電話、そして一番大事なのは、みんなが関心を持ってくれた、都市鉱山というキーワードがあるんですけれども、この資源回収に向けた市民の皆さんの機運、こういったものが非常に大事だと思っておりまして、資源リサイクルのこういった機運をここで絶やしてはいけないというのが担当課の思いではないかと感じておりますけれども、その辺、1点確認です。  それから、環境省として、今年の4月2日の広報で、アフターメダルプロジェクトを開始したということが出ていまして、更なる取組、都市鉱山からつくる!みんなのメダルプロジェクトの成果を受けて、これを終わらせてしまってはいけない。レガシーとしてきちんと活用していくんだという取組を発表しています。環境省、自治体、小型家電リサイクルの認定業者や企業などが連携して取組をしていくんだということなんですけれども、小金井市としてこの辺の流れを受けてどのように施策を継続的な展開へと結び付けようと思っているのか。もしくは既に行っているというのであれば、お知らせ願いたいと思います。 45 ◯大久保減量推進係長 今、宮下委員の方からご質問に対してなんですけれども、我々としても、使用済みの携帯電話等のリサイクルの定着については、メダルプロジェクトが終わった後も引き続き努めていかなければいけない認識かと思っておりますので、8月1日からになるんですけれども、アフターメダルプロジェクトの中で環境省の方から紹介がありました取組の中で、スペシャルオリンピックス応援プログラムという事業を開始させていただいております。内容なんですけれども、メダルプロジェクトと同様な流れになるんですけれども、知的障がいのある方のスポーツ活動の支援に役立てるために、スペシャルオリンピックス応援プログラムに参加しまして、使用済みの携帯電話等の回収を実施してございます。回収ボックスの設置場所につきましては、市役所の第二庁舎1階、あとは第二庁舎4階のごみ対策課の窓口に設置しておりますので、是非議員の方々にもご協力いただければと思っておりますので、よろしくお願いいたします。 46 ◯宮下委員 形を変えてアフターメダルという取組をしているということでございますので、せっかく機運として盛り上がったこの取組を是非続けていただきたいというか、市民の思いというのも更に盛り上がっていけるのではないかと思っておりますので、よろしくお願いしたいと思います。一番大事なのは、何度も繰り返しますが、小型家電リサイクル制度の普及促進、これに向けて資源循環型社会を構築していく、こういった取組が非常に重要だということを強調しておきたいと思います。
     1点だけ付け加えますけれども、市民の方々も様々な思いで小型家電もしくは電子機器を回収しようという流れも生まれているということが議会でも紹介されていますので、その辺は大きく捉えていただいて、資源循環型社会を作っていくんだという大きな目的があるわけですから、そういった市民の思いもしっかり受け止めて、上手に施策の推進を進めていただきたいということで要望して終わります。 47 ◯岸田委員長 質疑の途中でございますが、昼食休憩といたします。        午前11時57分休憩      ────────────         午後1時開議 48 ◯岸田委員長 再開します。  休憩前に引き続き質疑を行います。 49 ◯湯沢委員 では、非常に簡潔に1点だけ伺います。ページ381、都道134号線整備に要する経費についてです。  現在、都道134号線、連雀通りは東京都のみちづくり・まちづくりパートナー事業で整備をされているということで、主要な施策の成果に関する説明書によりますと、電線共同溝及び道路照明を整備し、道路機能の充実を図るとともに、快適な都市環境の整備を図ったとあります。この箇所数を見ましても、小金井街道と緑中央通りの間で間もなく工事も完成というところかと思いますが、該当の区間は現在も車道と歩道の境に三角コーンですとか、バリケードなどが置かれている状況となっておりまして、こちらには街路樹を植えるご予定なのかなと思っています。以前より市内の街路樹については関心を持って一般質問等でも質問をさせていただいてきましたが、沿道条件に合った樹種を選定することが重要であるということを申し上げてまいりました。過年度中にもこちらに植える樹種を選定するための協議など進んでいましたら状況をご説明ください。 50 ◯岸田委員長 答弁お願いします。 51 ◯吉永工事係長 湯沢委員の連雀通りの樹種の選定の状況の質問に対して答弁させていただきます。  現在、平成11年度から連雀通り、都道134号線において東京都のみちづくり・まちづくりパートナー事業で市が整備しているところでございます。その都市計画道路3・4・3号線小金井街道と緑中央通りの間における街路樹の樹種については平成19年度に市報により意見募集を行い、関係各課や緑地保全対策審議会や環境市民会議へ相談を行っている経緯がございます。その中で中高木として最終的に候補に挙がったのは落葉樹であるサルスベリとハナミズキでございました。  そこで昨年度より都道の管理者である東京都北多摩南部建設事務所と再度協議を行ったところ、街路樹は常緑にしてもらいたいとの指摘を受けたところでございます。これは国や東京都等に対し提訴した東京大気汚染訴訟の和解条項により大気汚染対策の実施を行わなければならないとされていることから、都道におきましては原則常緑樹を植樹しているとのことでございました。  本市におきましても、平成29年4月に東京公害患者の家族会から、街路樹は常緑樹を植えてほしい旨の要望をいただいているところでございます。そこで、東京都からは最終候補の一つであり、現在、市役所の前にも植えているハナミズキ、別名アメリカヤマボウシと同じ系列である常緑ヤマボウシの植樹を推薦いただいたところでございまして、大気汚染や連続性を考慮に入れた結果、常緑ヤマボウシを植樹することといたしております。 52 ◯湯沢委員 またハナミズキだなという思いもあるところではありますが、大気汚染の対策を重要視し、各所と相談や協議を行った上で選定をされたということです。  今、高木についてお答えをいただいたわけですが、該当の区間は交通量も非常に多い道路ですし、低木の植樹ですとか、ガードレールの設置も必要になるのかなと思います。低木の植樹を予定されているとしたら、そちらの樹種の検討の状況も教えていただきたいと思います。 53 ◯日野道路管理課長 続きまして、連雀通りにおける低木についてでございます。小金井街道から緑中央通りの間における連雀通りの低木は、平成19年に環境市民会議代表より、低木はドウダンツツジを植えてほしいとの要望がございました。そこで、ドウダンツツジを第一候補として、都道の管理者である東京都北多摩南部建設事務所と協議を行ったところ、ドウダンツツジは落葉樹であり、大気汚染対策や横断防止の役割としては効果が薄いとのご意見を頂戴いたしまして、常緑樹であることが望ましいというご意見でございました。  また、現在、既に仮の低木としてサツキツツジが植樹されていることや、サツキツツジは常緑であることから、費用面や大気汚染対策、横断防止の役割としてサツキツツジがよいのではないかというご意見を東京都の方から頂いたところから、低木はサツキツツジを植樹することといたしました。 54 ◯湯沢委員 ありがとうございます。夏の間、市内の各所で低木が繁茂してしまって、通行の妨げになっているというお声を市民からも頂戴することがありました。ツツジであればそのような心配はないかとも思いますが、反対に枯れてしまったり、まばらになってしまっているようなところも散見されますので、景観にも配慮してメンテナンスを継続していっていただくようにお願いしたいと思います。  さて、決算年度中に電線共同溝を整備されたということで、これは無電柱化のための準備に当たるものと思います。無電柱化も是非市内において積極的に進めていただきたい事業の一つでして、無電柱の区画が増えるのは大変うれしいなと思っているところです。  こちら、無電柱化や先ほどの街路樹の植樹の時期など含めまして、当該区画、今後の事業の予定を教えていただければと思います。 55 ◯日野道路管理課長 次のご質問の今後の予定でございます。既に全ての用地の買収を終え、現在、街路築造工事及び電線共同溝設置工事を進めているところでございます。平成30年度には電線類を地中化して、無電柱化を実施するために必要となる電線共同溝の設置は既に完了してございまして、今年度末までにケーブルをその電線共同溝に入線し、電柱の撤去が実施される予定でございます。  また、同じく今年度末までにまだ残っている道路照明の設置や道路築造工事、それから低木を含む街路樹の植樹を実施いたしまして、令和2年度末、来年度末までには補修工事等を実施し、完了を迎える予定でございます。 56 ◯小林委員 379ページの道路調査委託料126万3,600円について、こんな時間ですので、端的に伺います。  資料も出していただきました。ありがとうございます。平成28年度にサンプル調査を始めて平成29年度、平成30年度ということで、今年も行っていただいているわけですが、この資料によると、平成30年度に、要緊急対策箇所というのが1か所、4路線というんですか、4区間調査をした中で、そういった箇所が1か所見つかって、それが既に対応済みとなっているということでありますが、もし差し支えなければ場所と、どういう規模の穴が見つかったのかという詳細ですね。それと原因と、それに対してどのような対応をとったのかお伺いいたします。また併せて令和元年の、今、半年ぐらいの調査結果なども分かれば教えてください。 57 ◯岸田委員長 答弁、お願いします。 58 ◯吉永工事係長 小林委員のご指摘どおり、平成28年度に試験的に行っていただいた路面下の空洞調査の結果から試掘による原因の確認や埋設管の修繕などを実施したことにより、すぐにでも陥没につながるような空洞を事前に発見でき、事故等を未然に防げた効果を参考とさせていただきまして、道路管理課では平成29年度から市の幹線道路の空洞調査を実施しているところでございます。  平成30年度の空洞に関しては緊急対応ということで、路面下、大体20センチぐらいのところに大体1メートル角ぐらいの空洞がございまして、アスファルト、コンクリートを剥がして調査したところ、実際に空洞が確認されまして、更に掘り進めて試掘調査した結果、下水道の取付管などの破損しておりましたところから土砂が流出しまして、池の上通りの市道3号線の貫井南住宅ですか、その辺りの箇所になりますけれども、そういったものの原因としては下水道につながっている、宅地から流れている汚水管が老朽化していまして、原因は下水道課の方で対応しているといった経緯がございます。  今後もそういった調査を進めまして、空洞が発見され次第、そういった緊急対応が必要なところを対応していきたいというふうに考えております。 59 ◯日野道路管理課長 答弁漏れございました。失礼いたしました。今年度の調査委託の内容についてでございます。資料の方を出させていただいておりまして、その中で一点破線の路線について調査を実施しているところでございまして、現在のところ委託契約中でございまして、今のところ調査中というところでございます。詳細な空洞の位置はまだ把握していないという状況です。 60 ◯小林委員 ありがとうございます。池の上通りということで今幹線を調べていただいているので、ここもバス通りですね。ということで、1メートル角の大きな穴ということなので、そのまま放置していたら大変なことになっていたということで、順次アスファルトが剥がれていたりとか、路面が波打っていたりとか、そういったところは通報などあればそういったところを優先して、皆さんからしたら表の道路の補修をやっていくというような対応になっていたと思うんですが、この路面下空化洞調査を始めてから、確か平成28年度のサンプル調査も農工大通りの、大きな小金井街道の交差点近くだったと思うんですね。北九州の事故はまた少しあれですけれども、全国でこのような事故が増えている中で、2年に1か所ということでたくさんあればいいということではないですけれども、年額126万3,600円の調査の中では、私としては多くの方の人命を早期に守っていくという意味でも、また、対応されたのは下水道課ですよね。だから、課を超えての対応がそこからできると。要は穴を掘って修繕して、また埋め直すというのが、道路管理課がやりました。穴を掘って帰るわけにいかないわけですから、1回埋めて帰ると。下水道課の所管が原因でしたよといって、下水道課がまた来て、もう1回掘って対応するというのは2度対応が必要になったのが、こういった調査をすることで1度の工事で済むということにもつながっていて、要緊急対応箇所というのはこのような状況ではありますが、私としては非常に大きな費用対効果があって、今後も十分続けていく必要があるのではないかと考えておりますが、改めてその考え方をお伺いしておきたいと思います。  あと、今後の今黒く破線と実線で引いていただいていますが、どのぐらいの計画で幹線を終えて、次には何年後ぐらいからもう少し内側の路線に入っていくんだというような方針、計画ですか。それをお伺いできればと思いますので、お願いいたします。 61 ◯岸田委員長 答弁お願いします。 62 ◯日野道路管理課長 小林委員の再質問にご答弁させていただきます。委員ご案内のとおり、空洞による道路の陥没は、津々浦々全国で発生しているところでございまして、それに起因する事故を未然に防ぐため、空洞化調査は大変有効であり、安全で安心な道路の利用促進につながるものと認識しているところでございます。  しかしながら、現在、道路管理課で維持管理している道路の延長は、遊歩道等も含め、約180キロメートルございます。これは東京駅から東海道新幹線に乗ると、静岡駅までの距離に匹敵いたします。これだけの延長、幅員が狭く交通量の少ない道路まで、全て空洞化調査するというのはちょっと現実的ではないと感じているところでございます。  部局といたしましては、北大通りや西の久保通り等の幹線道路や生活道路にあっては緑中央通りや上水桜通り等のCoCoバス路線から優先的に調査しまして、その後、抜け道等で利用されているような比較的交通量の多い道路を調査してきております。今後も同様な考え方で実施してまいりたいと考えているところでございます。  また、現在までの調査の中で、緊急性はなくても、要経過観察と診断されている空洞につきましても引き続き再調査を実施してまいりたいと考えております。  現在のところ、そういった路線を抽出して次々と調査しているところでございますので、第2巡目は何年後になるかというところはまだちょっと検討しているところでございます。今後も予算の範囲内で安全・安心な道路の維持管理に努めてまいりたいと考えているところでございます。 63 ◯小林委員 ありがとうございます。1点確認ですが、要経過観察箇所というのは、ここの平成29年度は7、平成30年度の4から緊急対策の1を引いた3、これが要経過観察という場所と考えていいのか。  様々幹線とCoCoバスルートなどの生活道路、抜け道道路という、ある意味考え方を持って対応していただいているということはいいことだと思います。またその中でも当たりをつけて道を選んでいただいていると思いますので、今後も効果のあるような調査にしていただきたいと思います。  それでちょっと関連して、非常に効果のある技術を使って無電柱化の工事の事前調査などにもこういった超音波検査を使って路面下の配管の設計図面を3Dで作り出すみたいな、そうすると手戻りなど少なく効率的な工事ができるというようなのも、確か展示会などで目にしたことがあるんですが、そういったことも検討材料としてはお持ちになっているのか、併せて伺えればと思います。 64 ◯岸田委員長 お願いします。 65 ◯吉永工事係長 小林委員が今ご指摘いただいた、空洞の技術を使いまして、3D調査に関してですけれども、今、工事係の方では電線共同溝の推進計画を立てまして、無電柱化の設計の方をちょっとやらせていただいているところでございます。その一つとして商店街とかそういったところにおきましては埋設管等が結構ふくそうしていまして、商店街ですので、いろいろ商店の方とか、そういった経営しているところに関しては掘って埋設管を確認するということがなかなか難しいようなところがございます。そういったところに関しては、東京都の方からもそういった技術があるような情報提供もいただきまして、来年度にそういった3D調査を含めた非破壊の調査というのを今検討しているところでございます。 66 ◯岸田委員長 よろしいですか。次の方。 67 ◯白井委員 さきの答弁保留がまだ解消していませんが、別のところで聞かせていただきます。  2点です。335ページ、住宅用新エネルギー機器等普及促進補助金。もう一つは同じコミュニティバスなんですが、今度再編事業の新委託料のところ。この2点について質疑をしたいと思います。  まず1点目、住宅用新エネルギー機器等普及促進補助金なんですけれども、他の方が要求されたんでしょう、資料が出ております。住宅用新エネルギー機器等普及促進補助金交付状況の推移についてということで、平成26年度から決算年度まで5年間にわたって補助対象機器についてどれぐらいの件数、額が補助されているかという、その辺の推移が出されております。額としては平成26年から若干減少傾向にあるかなということと、件数も若干そういう傾向もあるかなと思うんですね。  ここでお聞きしたいのは、多分昨年も決算でお聞きしたような気もするんですけれども、実際に住宅用新エネルギー機器ですね。こういった普及の促進の補助金を出して設置したものが実際どこまで稼働しているかどうかの確認とか、チェックというのはされているんでしょうかと、こういった質問を以前もさせていただいたと思います。これについては何らかアンケートとか、そういう手法もあるよねみたいな話は確か1年前されていたと思うんですけれども、結果的に、決算年度を含めて、そういう指摘をさせていただいた上でどういう取組があったのかどうかというところをちょっとお聞きしておきたい、確認しておきたいと思いまして、質問をしております。  一応、補助金の要綱を見ますと、いろいろあるんですね。第8条に調査等ということで、市長は補助金の交付に関し必要があると認めるときは、補助決定者から報告を求め、または自ら調査することができるとか、第9条では報告の聴取等ということで、市長は補助の交付を受けた補助決定者に対し、引き続く6か月以上の期間における取組内容の達成状況について報告を求め、又は意見を述べることができる。要綱にはこういうふうに書いてあって、できないわけではないと思うんですね。ただ、事務的なところであったりとか、いろいろ課題はあろうかと思うんですけれども、1年前にそういう質問をさせていただいた上で、担当課としては決算年度、どういうふうに取り組まれて検討されたのか、これについてまずお聞きしておきたいと思います。  2点目がコミュニティバス再編事業の支援委託です。これについては決算年度の当初予算の段階で資料が出されてて、コミュニティバスの再編事業の概要が書かれてあったんですね。決算年度は何をしたかというと、4月に事業者公募して、事業者を決定して、6月から事業開始と、こういうスケジュールが決算年度当初予算の中で資料として示されておりました。アンケートをやって、コミュニティバス再編基本方針の検討策定と。(3)としてコミュニティバス運行基準の検討ということで、現段階においては運行基準案も示されている、こういう状況になるんですね。  先ほども少し触れましたが、地域懇談会というのを第1回目やられていて、全3回予定してて、第2回は恐らく運行ルート案も今年度中に示した上でもう1回やられるだろうと、こういう流れだということで認識しております。  そこでちょっと確認しておきたいんですが、決算年度、再編の基本方針の検討、策定においてと。もう一つ、運行基準案が作られる。この決算年度の取組の中においてどういうポイントで検討されたかというところなんですね。そこでフォーカスしたいのは、さっきから答弁の中に出てきていましたドライバーの確保の課題ですね。さっき運行補助金の話のところで出てきたのは、結局、ドライバーの確保が実は大きな課題であって、決算年度の予算の段階では既に人件費の増が設定されていたと。我々としては初めて知ったんですけれども、そういう状況であったということで。だから、ドライバー不足というものが実は非常に深刻な課題として既に如実にあらわれてきているということであるということですね。  ということは、ドライバーは高齢化しているということが、公共交通の担い手の事業者側の大きな課題として抱えているわけで、これは今だけの課題ではなく、これからより深刻になっていくということも予想されるわけですね。  地域懇談会のときに課長に若干お伝えしたので、大体何を言いたいか分かると思うんですけど、そうなると、担い手のドライバー不足というのは今より深刻化されるということが想定される中においては、自動運転ということについては本格的に考えていかないといけない。そういう検討もされるべきだと私は思っているんですけれども、今回、コミュニティバス再編事業を検討していく中において、決算年度、そういう検討の中においては自動運転の可能性であったりとか、そういうことを導入することうんぬんについてどこまで検討というのがなされたのか。これについてお答えいただきたいと思います。 68 ◯渡辺(ふ)委員 関連。それでは住宅用新エネルギー機器等普及促進補助金の交付状況ということで資料も出していただきましたので、ここで関連をさせていただきたいと思います。  補助金の推移を見ますと、残念ながら若干減ってきているというような状況も見受けられておりますので、これについてはどのようにお考えかということは伺いたいと思います。  最近の国連、アメリカでの地球温暖化対策に向けての様々な大きな、世界的な会議がありましたけれども、こうした中でも、本当に環境保護活動家の16歳の女性の方が涙ながらに訴えているということで、私たち自身もこのままではという思いを、また、口先だけではなく何を行動するのかということを改めて考えていかなくてはならないんだということを考えたところです。  日本は2030年までに26%の温室効果ガスの削減をしていくということで、2013年度比ですけど、そうしたことも考えられておりますし、また、国連では2050年までにCO2をゼロにするという、そうした目標も掲げておりまして、私たち小金井としても、何をしていくのかということはとても一つ一つ大事な取組ではないかと思っております。  こうした中で減少しているということもありますけれども、これについてのお考えと、予算案についてはいっぱい使い切れているのか。また、そのほかに温暖化対策ということを考えたところでどのような取組を検討しておられるのかということも改めてお聞きしたいと思います。環境配慮型住宅も小金井にはありまして、これは大変すばらしい住宅だと思っております。こうしたものをしっかり活用して市民への啓発を進めていくということも改めて必要ではないかと思っておりますが、どのように検討されているのか、伺いたいと思います。 69 ◯岸田委員長 答弁お願いします。 70 ◯平野環境政策課長 それでは、白井委員の1問目、新エネルギー機器のその後のトレースは、この1年間でどうなったかというところでございます。委員にご紹介いただきましたとおり、小金井市も補助金を交付した後、アンケートの調査というのはこれまでも行ってまいりました。ただし、これまでもご答弁差し上げたとおり、なかなか回収率が上がらないという中で、その実績が確認できていなかった部分がございます。  このような中で、小金井市は、他市の状況も当然調べる必要があるだろうということで調査に取りかかってございました。現在、26市中19市がこのような補助金を補助している中で、その後のアンケートなどを行っている市は8市ございます。8市について、どのようなアンケートを行っているのかというのも確認させていただきましたが、おおむね小金井市と同じような方法で行われているというのが確認できました。ただ、その中でも一定回収率が上がっているような市というのは、例えば補助金を出すときに義務化を最初からしてしまうですとか、あと補助金を交付した後ランダムで、その後どうですかというような形でアンケートを送らせていただいているというような市もあるというお話でございました。  また、小金井市は今お願いしているアンケートは導入前の1年間と導入後の1年間を全てトレースしてくださいというような状況になっていますので、ある意味ハードルが高いのかなと。市によっては、それが3か月であったり、6か月であったりというような工夫もございますので、そういった部分で小金井市もこの辺は予算化の部分も含めて考えなければいけないんですが、アンケートの手法を抜本的に考えよう、変えようということを今、係の中では検討させていただいております。したがいまして、早ければ今年度、遅くても来年度にはそういった形でもう少しアンケートを有効な形で行っていきたいと考えてございます。  また、渡辺ふき子委員の関連質問でございます。まず新エネルギー機器の減の要因ですが、こちら様々な要因があるとは思うんですが、まず一番大きなところとしましては、資料にもお示ししているとおり、太陽光発電の減が顕著に見られると。こういった部分は、東日本大震災から消費税が8%に増税する直前までの間に設置が急激に進みまして、その後も宅地造成がコンスタントにある中で一定のニーズがあったのかと思います。設置可能な屋根への設置がある程度進んでいく中で、2019年11月で電力の固定価格の買い取り制度が終了するということも受けまして、設置が落ち込んでいるのではないかと分析しているところでございます。  そのような結果、予算は使い切れているかという部分につきましては数字が落ち込んでいるとおり、若干余らせてしまっているような状況ではございます。  今後このようなことをどのように対応していくかというところなんですが、この辺はアンケートを調査していく中でもいろいろと他市の事例が見えてきたところで、例えば省エネを進めるという意味では、いわゆるペアガラスみたいなものを入れるというような仕組みで、室温をある一定に保つというような仕組みもございますので、本当に機器に限らず、例えばそのような形で地球温暖化対策に取り組むような補助金を新たにこのメニューに組み込むですとか、メニューの充実なんかも今後は考えていければなと考えているところでございます。  また、環境楽習館を是非PRする中でそういった取組を今後もやっていくべきだというところにつきましては、環境政策課といたしましても環境楽習館は環境啓発の発信基地という位置付けにしておりますので、引き続きそのように行っていきたいと考えているところでございます。 71 ◯府川交通対策係長 それでは、白井委員のCoCoバス再編事業についての回答をさせていただきます。コミュニティバス再編事業につきましては、4年間の事業ということで平成30年度は初年度の事業となってございます。初年度につきましてはスケジュールどおり進捗させていただく中で、これまでの要望、課題分析、あとは現状の分析、あとは市民アンケート、利用者アンケート、そういったことをさせていただきました。それを踏まえて、調査、分析等による課題抽出等を踏まえまして、一定の課題を洗い出ししたところでございます。洗い出しを一定させていただいた中で再編事業における基本方針ということで、公共交通不便地域における交通弱者の対応、路線バスを補完するサービスの提供、日常生活に即した運行サービスの提供、持続可能な運行形態、サービスの提供ということで、一定、再編事業における骨格というところの方針を打ち出したというところでございます。  あとすみません。それを踏まえまして、再編運行基準案というものを策定して、先般、地域懇談会においてお示しさせていただいたところでございます。 72 ◯堀池交通対策課長 2点目の自動運転の検討を決算年度で行ったかというところでございますが、検討については行っていない状況でございます。 73 ◯白井委員 まず1点目であります。住宅用新エネルギー機器等普及促進補助金については一通り答弁いただきまして、昨年、問題提起させていただいて、それとしてアンケートの分析であったりとか、多摩地域の同様な補助をやっている自治体の取組をいろいろ研究いただいたというところについては感謝しております。  現段階においては、アンケートを根本的にどうやって変えていくかというところをこれから具体的に検討していくということなので、これについては答弁を受け止めたいと思います。ただ、渡辺(ふ)委員からも関連質問であったように、やはり二酸化炭素量というか、温室効果ガスをどうやって減らしていくかというのは大きな課題ではあって、施策マネジメント結果シートの評価シートの13番に市全域から排出される二酸化炭素量という、それについては評価はBであって、課題としては様々な対策を打っても大きな二酸化炭素の削減にはなかなか結び付かないため、どのような対策がより効果的であるかの研究をしていく必要がある、こういうふうにも書かれてあるので、それについてはさっき若干述べられたところが表現されているのかなと思っております。  今回のところはこれで終わりにしておきますが、言いたいのは、やりっ放しになっていませんかということ。これは行政は往々にしてあるようなことで、議員もそうなんですけど、やりっ放しになっていませんかということが一つと、あと、小金井は環境ということが一つのアピールポイントのキーワードの一つであるわけですから、これだけやっていますよというのを、稼働していますよということも含めて宣伝できるのであればそれはそれでまた大きな具体的なPRの素材になると思うんですね。そういう両面から捉えてやっている事業、1個1個効果的に行っていただきたいという思いを込めまして、更なる改善、問題提起を具体的にアクションとして起こしていただくよう強く要望してこの質問は終わっておきます。  コミュニティバスですね。私が聞いたのは自動運転についての検討をやったかどうかという1点だけだったので、それについては行っていませんということでした。多分そういうことだろうなというのは、地域懇談会、一通り僕も傍聴させていただきまして、そういう記述が一つもないということで、「あれ」と思ったわけなんですが。ただ、何でここをフォーカスしているかというと、さっきも運行補助金の話の中で経費が上がっている理由としては人件費であるということ。ドライバーの確保が困難であるということ。それがこれからより深刻になっていくということ。それは地域懇談会で配られた資料にも書いているんですね。今後はより一層ドライバー不足が深刻になると考えられるということが書かれてあるわけです。  日本政策投資銀行が「自動運転の地域公共交通への活用可能性」という、こういう報告書を出しているんですけれども、その中で既に実証実験をやっている自治体があるということで、その辺は多分一端はお知りのところだと思うんですけれども、実際やっているところは、いわゆるザ・地方なところが多いんですね。なぜかというと、そもそも乗る人が少なくなっているということも含めて、公共バスというのが成り立たない。民間が完全に撤退してしまってどうしようもないと。そういう中においてはコストも含めて考えると、自動運転というのが一つの切り札であると。こういうふうに考えられているわけです。ただ、ドライバー不足というのも、この報告書の中に書かれてあって、それは近い将来、小金井市だって直面する課題であろうかと思うんですね。  コミュニティバスの運行状況の資料を出していただいたのを見ると、乗降客は増えているわけですね。増えているというか、横ばいで、いい状況で、別に大きく減っているわけではないんですけれども、やはり運行コストであったりとか、持続可能な公共交通を実現するというのが今回再編事業の一つの鍵だと思うんです。さっき述べられましたね。基本方針。それは持続可能な運行形態、サービスを提供するということを書いてあるわけですから、今さらながらなんですけれども、自動運転の可能性というのは一つ検討すべきであろうと私は思うわけなんですね。逆に言うと、多摩地域は多分やっているところはないのかな。検討しているところはあるかもしれませんけれども。(不規則発言あり)多摩市でやっている。やっているところはあるということなので、逆に言うと、そういうところをもっと研究いただいて、今回、せっかく再編して、持続可能な運行形態を目指すというんですから、そこを検討しないで、再編事業でこれが持続可能なコミュニティバスなんですと言われても、大事なところが抜け落ちているわけで、それは説得力がないなと個人的には思うんですね。  一通り私の意見として述べさせていただきましたけれども、それを受けて、もし担当課として何か答弁がございましたらお願いいたします。 74 ◯渡辺(ふ)委員 それでは、主質問の方が要望で終わってしまったんですけれども、一つだけすみません。  一つお聞きしたいのは、アンケートのことなんですけれども、平成30年度も様々アンケート調査をされていると思うんですが、この中で、平成31年度にも太陽光発電など利用されている方がいらっしゃると思いますけれども、実際にアンケートで返ってきたものはあるのかということはお聞きしたいと思います。なぜお聞きするかというと、これは前もお話ししたんですけど、すばらしいアンケートで、毎月毎月、使用量をチェックするという、本当に大変な、これはかなり大変なアンケートで、すばらしい結果が出るのかもしれませんけど、やはり補助金を頂いた方がこんな面倒くさいことに協力しなければならないのかと思わず思ってしまうようなアンケートだったかなと私も思っていて、そういったアンケートに協力してくださった方がいるのかということはちょっとお聞きしてみたいと思っています。  また、そういう意味では、是非早く改善していただいて、やはり多くの方に実際にアンケートに答えていただくということが大事だと思うので、これは、もしまだでしたら、早急に新しいアンケートを取り入れていただきたいと思っておりますが、いかがでしょうかということと、よろしくお願いしますということをひとつお聞きしたいと思います。  あとは、省エネを更に推進するために新たな省エネ対策の使用のメニューなども考えて、補助金については考えておられるということもありましたので、多くの方が省エネに取り組んでいこうと、また、そういったインセンティブを与えられるような補助金にしていっていただきたいと思っておりますので、これは要望としておきます。  一つだけお願いします。 75 ◯平野環境政策課長 では、渡辺ふき子委員の2問目にご回答いたします。  まず、アンケートの返ってきた状況ですけれども、平成30年度は1通でした。ちなみに、今年度は3通返ってきています。ただ、やはり非常に難しいと。1年間とるのは難しいという部分があるので、こういった結果なのかということも受け止めまして、検討させていただきます。 76 ◯堀池交通対策課長 白井委員の、当市としての今後の見解というところでございます。一定、自動運転については多摩市の方で実証実験中という情報は得ておりますので、そういう動向も注視しながら、確かに持続可能というところではドライバー不足をどう本当に補填していくのかというところは重要な課題だと思っておりますので、多摩市のそういう実例とかを研究しながら、公共交通会議の中で事業者も含めて対応できるもの、今後どうしていくのかという検討はしていくべきだろうなというふうに担当課では考えております。 77 ◯白井委員 コミュニティバスの再編事業の件なんですけれども、今課長からそういう答弁を頂きました。現段階ではそれを受け止めざるを得ないんですけれども、ドライバー不足がより深刻化するというのは年々そうなっていくんだろうということと、併せて小金井市も何十年かけてより高齢化していくという状況ですから、公共交通の役割というのは今よりもっと高くなってくるんですね。となると、今のままで行った場合に、本数がどうしても増やせないんですとか、年々人件費を上げざるを得ないんですとなったときに、持続可能な運行形態、仕組みとして作り上げられるかというと、疑問符がついてしまうんですね。  なので、もう1回言いますけれども、現段階においてできるだけ早く自動運転について、今回の再編事業にのせられるかどうかも含めて検討していきただきたいということで、併せて仮に今回の再編事業の中で組み込めないとしても、検討した上で今後の長期的な公共交通の在り方の部分、コミュニティバスだけの話ではなくて。そういう中において、いろいろな公共交通の在り方の中の一つに自動運転の可能性というのをどこかで組み込んでいけるような、そういう検討というのを場合によっては長い目線をもって取り組んでいただきたいということは強く要望して質問を終わります。 78 ◯岸田委員長 次の方。 79 ◯吹春委員 すみません。テーマは一つだけでお尋ねいたします。335ページ、エコドライブ教習会運営委託料についてなんですけれども、これ、私、以前から伺ってはいるんですけど、今年もこの項目を拝見したとき、やはりちょっとぴんと来ないことが二つと、どうしても考えていけば、ある程度話を伺っていると状況は分かっているんですけれども、ちょっともやっとする部分があってしまうんですけれども。  まず、それで最初の1問目、端的にお尋ねしますけど、エコドライブ講習ですけれども、該当年度もやられたということで、そのときなんですけれども、何人の方が受講された、参加されたんでしょうか。それを教えてください。それと、講習の内容というのはどういったものだったのか、簡単でいいですから、教えていただければ有難いです。  それと、受講された方たちの感想というのは聞いていらっしゃるのか、できれば教えてください。  あと、これは何年前からやっていらっしゃるんでしたっけ。あと、何年後までやられるのかをお答えいただければ有難いです。 80 ◯岸田委員長 答弁お願いします。 81 ◯平野環境政策課長 エコドライブについてでございます。まず、何人参加されたかというところですが、決算年度、22人の方にご参加いただきました。  また、どういった内容ですかということですが、まず最初に座学でエコドライブとはどういうものかというものをお勉強いただきまして、次に実際に教習車に乗っていただきまして、まずはいつもどおりの運転をしていただく。そのときの燃費を見ていただいて、次に、講習で受けたエコドライブの運転をしていただくと。そうすると、それによって大分燃費に改善が生まれるというのを実感していただくというような内容でございます。  何年前かというのが今手元に資料がございませんので、少々お待ちいただければと思いますが、アンケートを最後にとるんですが、そこでの評価なんですけれども、おおむね皆さん好評価を得ていまして、生の声といたしましては、実際に今までの自分の運転がいかに燃費の悪い運転をしていたかというのを実感できたですとか、また、燃費の改善に非常に貢献できたというような感想、自分の車でもエコドライブを今後続けていきたいというような体験、また、すごく楽しかったというような純粋な意見も頂いているところでございます。 82 ◯吹春委員 議事進行。あと何年ぐらいやられるかということは。 83 ◯岸田委員長 今、時間がかかるということで先ほど答弁があったかと思いますが。 84 ◯吹春委員 いいですか、2問目。分かり次第教えていただきたいんですけれども、環境政策課がやっているということなので、二酸化炭素の排出をいかに少なくするかということで、エコドライブということをやられたんだと思うんですけれども、偶然ではあるんですけれども、先ほど白井委員が自動運転のことも、CoCoバス、私は以前も建設環境委員会での質問の中に盛り込ませてもらいましたけれども、特に公共交通機関だけでなく、個人が所有する車も自動運転化になるだろうというのは予測されることだと思うんですね。その場合、特に化石燃料を直接燃焼させながら動力を得るものだけではなくて、いろいろな形のものが今後は出てくるかと思うので、そこで、最初のまずぴんと来ないと言ったのが、1点目が、エコというのは大事なことは分かっているんですけど、それを講習というのはどういうことなんだろうなというのがちょっとぴんと来なかったりもしました。しかも、このことについて相談、何人かの人にしたんですけれども、それでもエコドライブって何と逆に聞かれたりとかすることも多かったんです。つまり、エコに対する意識が低くなったわけではないと思うんですけれども、これをずっと続けられるのはいかがなものかなと。もちろんこれは東京都からの10分の10の補助でやっていらっしゃるのは分かっているんですけれども、これを続けるというのはどういうことなのかなというふうに非常に不思議な思いがしました。  ただ、今風水害による被害なども非常に多く報道されたりすることもあるわけですけれども、地球温暖化というものはかなり深刻な状況を迎えておりまして、これについて本当に地球に住んでいる一人一人が正面から取り組んでいかないと解決できないことではないかと言われるのが事実であるわけです。それで、もしエコドライブをやられるということは今年22人。大体30人ぐらいの方が受講されているのかなと思うんですけれども、やっていらっしゃるのは年に1回ですね。何回。2回。合わせて22人。であれば、もうちょっと増やしたりする必要があったのではないのかなと思うんですよ。本当にCO2の排出量を減らすということであれば。できれば。10年間やったとしても仮に1年間で30人の方が受講されているとすれば、10年間やったとすると300人の方が受講されたという実績になるかと思うんですけれども、ただ受けられた方たちの感想を伺ったところ、おおむね好評であると。エコドライブを続けていきたいということで、かなりここは評価が高かったんだろうなと思うので、それだけCO2の削減には貢献されたのではないかと思います。
     つまり、もっと数を増やせばもっとCO2の削減には小金井市としては正面から取り組んでいくことができるのではないかと思うんですけれども、ただそういったことも含めて、今後のことについても具体的な取組については考え方はないということなのかなと思うんですけれども、そこのところを教えていただきたいということ。  あと、これ以外のことも、例えばエコドライブ以外のこと、生活に関するエコというふうなこととかに関しても、いろいろな意味での講習会をやれば、それは環境に対する配慮というのは効果があるのではないかと思うんですけれども、環境政策課としてはそういったほかの講習会などの予定というのはあるんでしょうか。それを教えてください。 85 ◯平野環境政策課長 エコドライブについての2問目です。まず1問目でご回答できなかった件ですが、エコドライブ講習会は平成22年度から行わせていただいてございます。  エコドライブ、今後どういう考え方でというところですが、現在の環境基本計画、また、地球温暖化対策地域推進計画において、エコドライブ教習会というのは推進していくという施策で重要取組として位置付けてございます。当然自動車が出す二酸化炭素というのは一定ございまして、この自動車の運転の仕方で二酸化炭素の排出が変わってくるという、そういう考え方から行われた事業でございます。  今、委員にご紹介いただいたとおり、約10年間やらせていただいて、300人ぐらいの方にそういった講習を受けていただいたことになるんですが、今環境審議会の中でも一定議論させていただいているのは、自動車が、この10年間で大分電気自動車ですとか、ハイブリッドカーなどが増えてきて、エコドライブというのを今後どうしていくかという考え方が一定ございます。ガソリン車がまだまだ多い中でエコドライブを根付かせていくことは大事なんですが、事業として位置付けていくというのはそろそろ見直しを考えてもいい頃なのではないかという考え方も一定ございます。なので、ここは今年度から2か年かける計画の策定の中で一定考えていきたいと。ただ、二酸化炭素の排出削減という意味では、自動車での排出の削減というのは重要と捉えているところでございます。 86 ◯吹春委員 ご答弁いただきました。調べていただいてありがとうございます。10年ほどやっていらっしゃるということで、そろそろ見直し的なことも含めて考えていらっしゃるということで、そのお答えを伺って私としてはほっといたしました。というのは、ひょっとするとこのまま漫然と続いていくのかなというふうな、その心配もあったんですが、そうではなくて、ちゃんとしっかりと見据えていらっしゃると。特に平成22年からということですけれども、10年間進んだ中で自動車の燃費も随分向上している部分もあるかなと思うのと、今後もどんどんと内燃機関というのが進化していくわけでしょうから果たしてエコドライブというのがいつまで効果があるものなのかというのもちょっと疑問だったところだったんですけれども、その辺の見直しを考えていらっしゃるということでよかったです。  それで、最初に二つぴんと来ないといったことがあったんですけど、もやっとする部分になってしまうんですけれども、エコドライブ講習ということなんですが、今ドライブ講習というと、エコよりもマナーだろうと僕は思ってしまうんです。ちょっとこれは環境政策課の話と違ってしまいますけれども、今あおり運転など含めて、ドライブ、ハンドルを握るときのマナーとか、考える部分があるかなと思うんです。それで、せっかくこういう貴重な時間を市民の方が講習会という形で受けていただく。講習会について調べました。警察署、小金井警察でやっているところでは、こういった形での一人一人の方、実際にドライバーの方が車に乗ってからの講習というのはやっていないと。どうしても展示会形式で集まっていただいて見ていただく形になる。実際にそこで講師の先生とともに車に乗車してやるというのは非常に効果があると思うんですね。それでやる形というものはかなり伝わる力が大きいのではないかと思うので、特にドライブマナーとかについても講習していただければと思ったりとかしていたんですけれども。  特に私、今は小金井市内に住んで小金井市内で働いたりとかしているわけですけれども、以前は小金井市から台東区の方まで仕事に行っていたんですよ。そのとき、車だったりとか、バイクだったりとかしました。都心に近づくほど意外なことに運転マナーはすごく良くなるんですよ。ところが、こちらに戻ってくると、良かった運転マナーがちょっと希薄になってくる感じがすごくしたものですから。  特に、今、通勤途中とか、朝、うちの周り、道路が狭いところがあったりします。自転車に乗っていて、車と行き違うときに、私は自転車を止めて傍らに身を寄せるような形で待っていると、中には車のドライバーの方がすれ違いざまに手を挙げてくださる方もいらっしゃるんですよ。そうすると、そういうことをお互いにやると非常に気持ちがいいではないですか。そうではない方も中にはいらっしゃいます。そのまま憮然とした表情で通り過ぎられる方もいらっしゃいます。  以前、私は議会の場で申し上げたことがあるんですけれども、ここの本庁舎から大きな買い物施設に行くときに横断歩道を渡るときに止まってくれないドライバーの方が意外とすごく多いんですね。中にはにらみつけるような目をされる方もいらっしゃったりするんですよ。ですので、そういったところをうまく使って、こういったエコドライブ講習などうまく使ってやることによって車に乗られる方が非常に気持ちがよくなるかと思うんですけれども、こういった、この辺ちょっとしようがないかなと思うんですけれども、せっかくやられる講習なので、今後は市役所として何か考えていただければということを要望にして終わります。 87 ◯岸田委員長 次の方。 88 ◯渡辺(ふ)委員 それでは、飼い主のいない猫対策に要する経費と自転車対策に要する経費について質問させていただきたいと思います。  まず、飼い主のいない猫対策に要する経費は331ページですけれども、資料も出していただきまして、ありがとうございます。平成29年度からということで、3年目になっている飼い主のいない猫対策であります。質問といたしましては、現在のボランティアの活動状況、それから、自治会、地域との連携がどのような状況で今行われているかということ、それと流れですね。一番初めに流れを言っていただいた方がいいか。まず市民から電話が入って、どのような活動をされているのかということを流れといたしましてお話を伺えたらと思っております。  それから、飼い主のいない猫かどうかが分からない場合というのがあると思うんですけれど、そうした中で、中には飼い猫だったりとかという場合もあると思います。この度の飼い主いのいない猫では手術などをした場合に耳カットなどをされるわけですけれど、そのときに首輪がついているとかということも大事ですし、あと最近ではマイクロチップを埋めていらっしゃる方も大変多くなっていたりするわけなんですけれど、そういったことも含めまして、どのように判断されて行われているのかということも併せて伺いたいと思います。  それから、自転車対策に要する経費。これは387ページですが、これも自転車駐輪場について資料を出していただきました。大変多くの財源を必要としておりまして、決算上も大変多くの金額が出ているところであります。1億7,000万円ですね。こういった大きな金額でもあります。こうした中で、また放置自転車の撤去委託料も1,100万円ということなので、これもまた大きな金額になっていると思います。こうした中で質問をするわけなんですけれども、現在、武蔵小金井駅周辺、そして、東小金井駅周辺に設置されている自転車駐輪場ということで資料を出していただきました。そして、全部の駐輪場それぞれですけれども、駅の周辺というのは100%というところが多いわけです。しかし、ちょっと離れますと70%台であったりとか、武蔵小金井駅周辺であっても41.9%という武蔵小金井西側自転車駐車場ですね。そうした場所もあるわけでありまして、こういったところ、なかなか100%のところに行って置けなくて、あちこち歩くということもあると思うんですけれど、分かるような、そういう対策というのがあればスムーズに置くこともできるのかなと思っているわけです。  そしてまた、駐車場、これから様々な状況の中で東小金井駅の方にしますと、最近も区画整理の部分で駐輪場がなくなったところも実際にはあるわけなんですが、これからの事業の中で近々なくなる予定などがあるものがあるのか。  もしそうした中で今の駐輪場、空いているところもありますので、特に東小金井駅西側については利用率が28.3%ということで、非常にたくさん空いているというような状況もあります。今後の見通しというものを伺いたいと思います。今ある自転車駐輪場で全て賄われるということでいいのかということを伺いたいと思います。  武蔵小金井駅の南側の小金井街道の前原交差点の下のところに金蔵院の裏に駐輪場があると思うんですけれど、この駐輪場は確か無料だと思うんですね。シルバー人材センターの方がついていたりするわけなんですが、こうしたところももっとしっかり整備していただいて、お金を取っていただく。有料にするとか、そうしたことで利用者を確保する。若しくはきちんとした整備をしていくということもできるのではないかなと思っているんですけれど、この中には入っておりませんでしたので、これについては伺いたいと思います。  まずはそこで伺います。 89 ◯遠藤委員 関連。渡辺ふき子委員の自転車に関する問題のところで関連させていただきます。軽く1点だけですのでお答えいただければと思います。  放置自転車が発見された場合に、それを撤去して貫井北町の自転車の管理置き場に持っていかれるわけですけれども、そこで取りにいきますね。はがきが来て、取りに行きます。そうすると、保管料をお支払いして受け取って戻ってくるわけですけれども、たまたま受け取らないで、そこで処分してもらうということも可能だということが分かりました。その際は手数料を取られないんですね。  ちょっと意外に思ったんですけれども、撤去されて、保管場所に取りに行くときには保管料としてお金を支払うということが義務付けられているわけなんですけれども、放置自転車としてそのまま取りにこない場合はその自転車は放置自転車として市が何らかの形でそれを処分するということになるだろうと思うんですけれども、たまたま取りに行ったんだけれども、もう使わないという意思表示があった場合にそちらの方で処分しますということらしいんです。  その際に手数料は取られなかったということを聞いたものですので、そういう場合においてもともとの持ち主が取りにいって、使わないというような意思表示が相手に伝わった場合、例えば鍵がないとか、いろいろなことで。どうして放置自転車になったかというと、多分、自分がそこに置いたということも考えられますけれども、どなたかに乗っていかれてしまって、自分の知らないところでそれが放置自転車になったということも考えられると思うので、そういう場合に自分が置いた場合はそれは分かるんですけれども、例えば盗難に遭って、たまたま自分が知らないところで放置自転車になっていたといったところで、保管場所にとりに行った場合に保管料を取られなかったということがあったので、それはその場合においては保管料等々、撤去料を徴収してもいいのではないかなと思いますけれども、その点についてお考えをお聞かせいただきたいと思います。 90 ◯吹春委員 関連。すみません。私も関連で質問させていただきます。  自転車駐輪場ですけれども、自転車周りの状況もすごく環境が変わってきて、何がかというと特に自転車に乗られる若いお母様たちの状況が変わっているかと思います。そこには電動アシストサイクル、低重心であって、しかも今までと違って2人若しくは3人のお子さんを連れても乗れたりするわけですけれども、逆に、これが最近、事故の報道は少ないですけれども、報道がないからといって、危険ではないというわけではないかと思うんですけれども、そういったことを注意喚起するような、例えばポスターだったり、看板だったりが必要かなと思うんですけれども、そういった配慮というのは該当年度の中の例はあったのかどうか、教えていただければありがたいです。 91 ◯岸田委員長 駐輪場との関連は非常に薄いですが、まとめて自転車ということでお願いします。 92 ◯平野環境政策課長 まず1問目、飼い主のいない猫対策についてでございます。まず、飼い主のいない猫、いわゆる野良猫と呼ばれるものですが、飼い主のいない猫は、アライグマと違いまして、動物の愛護及び管理に関する法律で保護されている動物でございまして、行政によって捕獲して、いわゆる駆除のようなものはできないという大前提がございます。そういった中で、猫は必ず地域にいるものであり、猫に関わるトラブルは猫を適正に地域で管理いただくことで減らしていこうという考え方で事業が行われているのが地域猫活動でございます。猫を捕獲し、不妊・去勢手術をすることで猫が増えなくなるという部分と、手術をしますと、ふんのにおいが多少弱くなったりですとか、鳴き声が小さくなったりとかというのもございまして、有効な手だてとして不妊・去勢手術を行っているのでございますが、まず、事業の流れといたしましては、市の方でそういった猫に関する相談のようなものを受け付けます。受け付けた際に相談いただいた方に地域で猫の面倒を見ていただけますかというようなお話をさせていただきます。地域猫活動についてご説明させていただきます。その上で、捕獲し、手術を行った上で地域に戻した際に是非適切な管理を行ってくださいというようなお願いを差し上げているところでございます。いわゆる地域への啓発ですとか、捕獲の作業に登録ボランティアと呼ばれるボランティアの皆様と市で協力して行っているというような事業の流れでございます。  ボランティアですが、昨年度、平成30年度にボランティア募集セミナーというのを行いました。ボランティアの数が圧倒的に足りてないのでないかというボランティア内からの意見もございまして、いわゆる地域でのセミナーに合わせまして、今度は募集セミナーというのを行って、ボランティアというのはこういうことをやるんだよというようなお話をさせていただいたところ、資料にもお示しさせていただきましたけれども、令和元年度で実際差引きだと5名なんですけれども、6人のボランティアが増えまして、1名辞められた関係なんですけれども、6人のボランティアを増やすことができました。  地域との連携というところなんですが、先ほど申し上げたとおり、本来は地域猫活動の主役は地域住民の方だという事業でございます。そういった意味では捕獲作業や手術の助成は市で行っているところでありますが、何とか地域の方々にこういった面倒を見ていただきたいというお願いをしているところですが、ここはなかなか進んでいないのが現実でございます。猫の世話をするというのは難しいというところと、どうしても相談される方というのはもともとそこで迷惑をこうむっているという部分もありまして、なかなか猫への理解というのは進まないというのが現状でございます。したがいまして、この3年間、どうしてもボランティアと市が中心になって、捕獲と手術を中心に行ってきたというのが実際のところではございます。  今まで飼い猫と飼い主のいない猫をどうやって見分けるのかというようなところもございましたが、こちら、まずご相談いただいたときにこういった猫がいるんだというようなお話も大体伺ってから捕獲に伺いますので、大体猫に当たりがつけられるという部分と、実際に捕獲させていただきますと、明確に飼い猫と飼い主のいない猫は見た目から明らかに違いますので、そういった部分では間違えることもございませんし、いわゆる捕獲作業を行う前提でこれから捕獲を行いますので、飼い猫は一定期間外に出さないでくださいというような周知もさせていただいていますので、そういった部分での間違いはないと考えてございます。 93 ◯府川交通対策係長 それでは渡辺(ふ)委員の自転車に関するご質問にお答えさせていただきます。  まず、駅から少し外れたところの駐輪場の利用率が余り良くないというところの対策ということでございます。確かにご指摘のとおり、資料でもお示ししたとおり、駅から少し離れた駐輪場につきましては利用率は余り良くないというところは認識しているところでございます。これを受けまして、当然、利用率の良いところと悪いところというのはございますので、例えば良いところは本当に朝早く満車になるような状況にもなってございますので、では、いっぱいになったときの次のアナウンスの仕方とか、そういうのはまた今後工夫させていただければなと思ってございます。  続きまして、自転車駐車場、今後の整備等の見通しというところでございます。こうしてお示しできる整備予定というのは、現行のところはございません。  すみません。先に遠藤委員のご質問にお答えさせていただきます。放置自転車のご質問を頂いてございます。恐らくご質問といたしましては撤去された自転車に対して引き取らないよという意思表示をされた際にその後の処分の仕方とか、対応とか、そういうことでよろしいんでしょうか。(「金銭的に無料であるということに対して、引き取る場合は保管料が要るんですけれども、要らないと言って向こうで処分しますからいいですと言われた場合に、何もお支払いしないで戻ってきてしまったので、それでいいのかどうかということです」と呼ぶ者あり)こちらにつきましては通常撤去した自転車については所有者がいるわけですので、基本的にうちのアナウンスといたしましては引き取りを前提にお願いしているところでございます。しかしながら、それを最終的に、例えば中には新しい自転車を買ってしまったという方もいます。確かにおります。あくまでも、「では、いいです」というアナウンスは、うちの方は特にはしておりませんで、基本的には引き取りを前提にお話をさせていただいた中で、それでも引き取らないというのはその方のご判断もあるのかなと思っておりますので、一定期間、到来して結果的に引き取らない自転車につきましては売り払いという形で処分はさせていただいていると。そういうところでございます。 94 ◯堀池交通対策課長 あと、渡辺ふき子委員の中町置き場の有料化についてと吹春委員の注意喚起についてでございます。中町置き場、有料化につきましては、現在、市内では無料置き場としては東小金井南第3、武蔵小金井では先ほどおっしゃっていただいた中町置き場、中町四丁目置き場がございまして、そこは無料で、今させていただいております。  経過といたしましては、そこの土地については無償でお借りしている状況でございます。そういった中で、一定所有者の意向もあって、現状無償で、無料の置き場として開放しているという状況でございます。有料化についてなんですが、担当としましても、当然、そこは一定視野には入れて、土地所有者とはお話しする機会を通じて、一応打診はしている状況ではございますが、まだ土地所有者からのそういう方向性というところでの確認はとれていない状況でありますので、今、無料置き場としている状況でございます。  あと、吹春委員、お子さんの小さい、自転車の大きいサイズが今非常に多くなってきているというところでの交通安全上の注意喚起というところでございます。そちらにつきましては、一応、駐輪場内でも、一定交通安全上のポスターとかの掲示はさせていただいておりますが、ただ、そこのピンポイントのそういう自転車に対してのそういう周知、ルール、マナーであったり、安全上のポスターの啓発とかということは、今までにはなかったかなと思っております。ただ、なかなかそれ自体のポスターも現状ない状況でもありますので、そこは交通安全ルール、マナーを守りましょうみたいな啓発の中でさせていただいているという状況でございます。 95 ◯渡辺(ふ)委員 ご答弁ありがとうございました。飼い主のいない猫対策につきましては、今はボランティアの皆さんと特に市が中心となって、捕獲と手術を中心に活動していただいているということでありました。また、ボランティアの募集セミナーも平成30年度には1回開催して、実際、新しいボランティアが登録されているということであります。せっかく登録していただいたボランティアでありますので、また思いもある方々だと思いますので、しっかり活動を今後も続けていっていただけるように市としても取り組んでいただきたいと思っております。  また、地域に戻した後の対策というのが非常に難しいということもありました。これは長く餌をやってられる方、餌やりの方をちゃんと特定して、そして、特定した餌やりの方が餌をやるとともに、確かふん尿の始末もしていくという、そういった流れが当初あったと思うんですけれど、それについては今もそのようにされているのかということは確認したいと思います。  実際、お電話をくださる方は、先ほど課長からもありましたけれど、どっちかというと迷惑を感じている方が、電話をくださる方が多いということでありますので、その方に何か求めるのはやはり難しいだろうなと思っています。そういうときにボランティアにお願いしたりとか、地域の猫の餌やりの方を突き止めるといいますか、そうしたことも大変ではありますけど、本当に大事なことだと思います。ただ、餌だけをやるというのは、ほったらかしにして、後からカラスとか、他の動物がやってきて食い散らかすとか、そういうことにも直結して、それがまた、新たな被害といいますか、苦情を生むという、そうしたことも、よくお分かりだと思いますけれど、そうした中では今回3年目になっていますので、平成29年度、平成30年度と続けてくる中で、学んだことをまたこれから課題といいますか、そうしたことも徐々に明確になってきているのではないかと思いますが、その辺の課題、また、これからこのように取り組んでいきたいということがありましたら、それについてはお聞きしておきたいと思います。  また、平成29年度では80頭、平成30年度では76頭、また、今年度でも36頭ということで、確実に手術することによって猫が増えるということがなくなっていると思います。やはり犬猫の殺処分というふうに言われていますけど、犬は既にボランティアの方々の活動もありまして、殺処分ゼロになっているそうですが、一番多いのはやはり猫、野良猫とか、生まれたばかりの赤ちゃんが持ち込まれることがとても多いというふうに伺いました。こうした実際の悲惨な、そうした犬猫の処分、殺処分をゼロにしていくという取組にも直結してくるわけですし、是非とも大事な活動だと思いますので、しっかり一つ一つ丁寧に活動を進め続けていっていただきたいと、このように考えておりますが、いかがでしょうか。  それと、自転車対策につきましてですけれども、駅の近くのところは実際すぐにいっぱいになってしまって、空いているところが他にあるというところまで持っていけない、行き着かないということがあると思います。ですから、アナウンスについては工夫するということでありましたけれど、是非そうしたアナウンスがあれば、そこに行けば置けるんだということになると思うんですど、私もいつも東小金井で置けなくて、ぐるぐる回ることがよくあります。こうした中で、朝忙しい方は近くに自転車を置いていってしまうというようなことが放置自転車にもつながる、直結しているのではないかなと思っておりまして、放置自転車対策としてもこうしたアナウンスを工夫していただく必要があるのではないかと考えますので、もう1度これについてはお願いしたいと思いますが、いかがでしょうか。  それともう一つ、放置自転車対策ということでは、東小金井の駅前にはSuicleが設置されておりまして、当初は余り認知されていませんでしたけれど、最近よく利用されております。特に土日には小金井に来られた方が使われるということもありますし、学生も利用されていたり、社会人といいますか、サラリーマンの方でも使っている方がおります。実際、東小金井駅でこうした状況を見ている方からは、武蔵小金井の駅前にも是非作ってもらったらどうなのかという声もありまして、これはJR東日本との協力が必要かと思いますけれど、Suicleを武蔵小金井駅でも導入していただきたい。(「もうある」と呼ぶ者あり)あるの。もう既に設置されている。これは大変失礼しました。では、今のは遠いから近くに欲しいと言いましたけど、それができればですけどね。その辺は使いやすいところにあればそうした利用も進むのではないかと思っておりますので、今後の駅前のnonowaなどの利用につきましてもそういった中でSuicleの場所の変更などもできればお願いしたいと思いますが、いかがでしょうか。  それと、小金井街道の中町駐輪場につきましては、また東小金井の南第3駐輪場につきましても無償でお借りしているということで現在は無料になっているということです。しかし、シルバー人材センターの方が整理してくださっているんですけど、そのシルバー人材センターの方はどうなっているんですか。市の方でお願いしているのではなく、シルバー人材センターの方がボランティアで、ではない。分からない。すみません。お聞きできたらと思います。私もシルバー人材センターの方からここを有料にすればもっとちゃんと置くのではないかとかと言われることもあったりしまして、どのように考えておられるのかということにつきましてはお聞きしておきたいと思います。無償でお借りしているということですので、納税猶予になったりとかするのかどうか。その辺もあると思いますけれども、無料だと思うと雑然と置いていってしまう方も多いようなので、そうした点でシルバー人材センターの方が整理してくださっているのかなと思いますが、きちんと整備する必要はあるのかなと改めて思いますので、それについてはいかがでしょうか。 96 ◯遠藤委員 もう1度お伺いさせていただきますね。撤去された放置自転車が、貫井北町に放置自転車の置き場があるんですけれども、そこで引き取りのない自転車に関しては売り払い処分していくということでした。それで、自転車の持ち主が分かった場合に、でも、この自転車は使わないということになった場合に、新たにその方からも手数料を取ったらいかがですかという質問をしたつもりだったんですけれども、質問の趣旨がよく分からなかったかなと。私の言い方がまずかったかなとも思うんですけれども、明らかに持ち主が分かって、なおかつ使わないといった場合に、放置自転車の管理をされている方から「こちらで処分しますからいいですよ」と言われたそうなんですね。何もそこでお金の徴収はなかったということですので、その際に、普段私たちが自転車を処分するときにはマークをつけて有料で引き取ってもらうということをしておりますので、それに準じた形で万が一引き取り手がない自転車は売り払い処分するということですので、引き取り手があらわれて、なおかつその自転車を使わないというふうに申し出た場合にそれは無料で処分しますよということは何かおかしいのではないかなと思ったので、そこの点について、数は非常に少ないと思いますけれども、そういった事象が起こった場合には手数料を取るというふうにお考えいただけないか、検討していただけないか、質問します。 97 ◯吹春委員 ご答弁いただきました。ピンポイントでというか、周知するようなポスターとか、そういうものはないという非常に残念なお答えを頂いたんですけれども、データで申し上げると、7年半、8年ほど前から警視庁の方でデータをとっているんですけれども、東京、横浜管区で小さな子を乗せた自転車、お母様が運転する自転車が転倒した事故というのは実際に56件あったそうなんです。56人の子どもたちがけがをしてしまったと。中に1件亡くなってしまった方もいらっしゃいます。それはどうしても今小さなお子様たちを乗せている自転車は、近くで見ると、乗せる部分、椅子がしっかりして、その周りにはガードの部分があったりするように見えるので、非常に頑丈そうなイメージがあるんですけれども、実際にはスピードがかなり出るように電動アシストサイクルはなっておりまして、しかもスピードが出る割には止まるときには急に止まれないということがあります。これが普通の天気のいい日でもそうなんですけれども、特に雨の降っている日などは曲がり角ではかなり危険な状態を招いてしまうことにつながっているようなんです。56件という転倒件数についても雨の日だったりとか、曲がり角だったりとかというのがかなり多くの形でデータとして上がっている状態です。  しかも、私、別に小さなお子さんを乗せているお母様たちだけに対して言いたいのではなくて、特に最近、前もお話ししましたけど、ワイヤレスイヤホンがかなりの勢いで普及していまして、つまり、音楽やそれ以外の何かのメディアを聞きながら自転車に乗っている人がいる。若しくはスマホなどを操作している。そういう方も多いですし、あとは特に自転車は持ってなくても、今、レンタサイクルで乗っている方をかなり町中で見かけるんですね。私の住んでいるアパートとかにもいつも止まってない自転車が止まっていたりとかする。それが駐輪場近くにあるレンタサイクルだったりとかする。そういう形で見るので、実際には自転車を所有してなくても自転車に乗る機会は増えているのかと思います。つまり、注意喚起しておくことによって、耳をふさいでの運転だったりとか、目や手を不自由な状態で、使えない状態での自転車の運転などを防ぐことによって事故など避けることになるかと思います。特に自転車は加害者になることもあれば、被害者になること、どちらもあるわけですから、これはやはり注意喚起を、課長がおっしゃったのは分かるんですよ。確かにポスターは見ます。自転車に乗るときはルールを守り、マナーを守ってくださいというふうなことで、ちゃんと文字では出ているんですけれども、それだけでは私、イメージがすとんと落ちてこない部分がありまして、ここはピンポイントな警告というか、注意、啓発をするべきではないのかなと思うんですけれども、それについてやっていらっしゃらないということであれば、やってない理由をできればお答えいただければありがたいです。 98 ◯岸田委員長 答弁をお願いします。 99 ◯平野環境政策課長 飼い主のいない猫対策についての2問目でございます。いわゆる餌やりの方のお話です。餌やりの方が特定できている場合、また、餌やりの方とお話ができて、こちらの趣旨をご理解いただける場合につきましては、委員ご紹介いただいたような形での管理というのが行えるのですが、なかなかここが難しいというのが現実でございまして、2問目で言うところの課題の一つでもあると考えてございます。  また、最大の課題といたしましては、平成30年度の当初の頃にボランティアの皆様からのお話がございましたが、なかなか地域での活動が根付かないという中で、どうしても猫の相談に対応するためにボランティアと市の職員が日中、夜間、自分の時間を全て犠牲にしたり、業務を犠牲にしたりして従事したという事実がございまして、ボランティアの皆様からもこれ以上このやり方では難しいというようなお話を頂いた経過もございます。こういった中で、何とか捕獲して手術を行うための方策としてボランティアの皆さんの数をまず増やすですとか、市内の動物病院にご協力をいただいて、手術をしやすい体制をとるとかという対策はとってきたのですが、なかなか地域に根付かないというのが最大の課題と考えてございます。こういった中で、今年度3年度目を迎えてございます。現在は東京都10分の10の補助金を頂いて、この事業を推進しているところですが、令和2年度から補助金が一定削減される中で、また、地域になかなか根付かない中で、どういった形で今後この飼い主のいない猫対策を推進していくかという部分につきましては、課題を整理した中で、ボランティアの皆様と再度お話し合いをしていきながら考えていきたいと考えているところでございます。 100 ◯堀池交通対策課長 渡辺ふき子委員の1点目のアナウンスの工夫についてでございます。アナウンスの工夫については、先ほども係長が答弁したとおり、駐輪場でのアナウンスもあり、また、他市では満空情報とかアプリを使った情報とか、そういうものもされているところは情報としては得ております。そういった意味ではどういった手法、費用もかかることですから、そういうところを含めまして検討はさせていただきたいと思っております。  また、Suicleのお話も出ました。Suicleは年々利用状況は増加しているところでございます。Suicleについては武蔵小金井駅の西側と東小金井駅についても西側でSuicleをJR東日本の方で設置しておりますと。そういった中で、武蔵小金井駅のところは分かりづらいという話でございました。それについてはJR東日本の方にも、今後東側の方も開発されるであろうという中では市として少しそういうところも含んで、駐輪場という整備も含めてなんですが、伝えていきたいなというところを感じているところでございます。  あと、置き場の話でございます。置き場については、先ほど私、経過から答弁したとおりでございます。置き場についての状況をシルバー人材センターの方からの情報を知ったというところでございますが、一応市としては市の予算として自転車対策に要する経費の自転車置場整理・誘導及び清掃委託料で、平成30年度決算額で言いますと314万5,009円、シルバー人材センターに委託してございます。そういった中の自転車の整理であったり、ごみの収集であったり、そういう整理をお願いしているところでございます。そういったところで置き場については適正な管理に努めているところでございます。  あと、吹春委員の周知の関係でございます。先ほども言いましたとおり、交通安全全体としての全国交通安全週間でのポスターであったりとか、そういうところでの周知啓発で駐輪場にポスター掲示であったり、あと、ホームページでの周知であったり、そういった中では全国交通安全週間であったら、ツイッターで周知をかけたりとか、そういうところはしておりますが、個別具体的なピンポイントでの対応についてのそういうポスター掲示であれば、そういうポスターがなかなかないというところで、できてないという状況でございますので、ポスターを作るにも費用もかかりますし、優先順位的なところもあります。そういうところでは今後の参考にはさせていただきたいという答弁でさせていただきます。 101 ◯府川交通対策係長 それでは、遠藤委員の放置自転車についてでございます。実際、引き取らなくてもいいというやりとりというのはどこで行われたお話なのかというのは定かではございませんが、通常、放置自転車の撤去、引き渡しにつきましては条例に基づいて行っているところでございます。あくまでも撤去した自転車につきましてはお引き渡しをするという前提で必要な措置を講じているところでして、一つといたしましては所有者に対して警察に所有者照会した後に引取通知書等を郵送でお送りするなど、引き渡しを前提とした対応をさせていただいてございます。  そういった措置を講じたにもかかわらず利用者が引き取らない自転車等につきましては相当の期間経過後、処分することができるという規定がございますので、現行としては条例に基づいて対応させていただいているところでございますし、今後につきましても現行はこのやり方でさせていただくのかなというふうに考えてございます。 102 ◯渡辺(ふ)委員 ご答弁ありがとうございました。まず飼い主のいない猫対策につきましてはなかなか課題もまだまだ多いということでありますし、令和2年度になりますと東京都からの補助金もなくなるかもしれないということなのですが、まだまだこういった対策はどうしても時間がかかると思っておりますが、今後も是非続けていっていただきたいと思いますし、また、獣医師会の方でも随分協力的な獣医が増えてきているということでもあります。本当に地域の方々とともに、地域猫として、そして愛される、こうした活動に是非つながっていくように、今後も対応をお願いしたいと思います。大変だと思いますが、協議会やボランティアの方々とのお話し合いなどを通して長く続けていくということが大事だと思っておりますので、本当に無理があっては続かないということもありますので、これは是非ともこの辺につきましては対応をよろしくお願いしたいと思います。  それと、先ほど見た目で野良猫か、それとも飼い猫かがすぐ分かるというふうにも言われていましたけれど、今度の動物の愛護及び管理に関する法律の改正では、動物を販売する繁殖業者は必ずマイクロチップの装着をしなければならないということを義務付けられることになりました。また、いなくなってしまったり、災害が起きたときにはマイクロチップを装着していることによって飼い主が分かるということもありまして、これについては更なる啓発をこれから進めていっていただきたいというふうに考えております。  それで、最近なんですけど、マイクロチップの装着をしたんだけれど、登録をしなくては、装着しただけではどこの飼い主なのかというのは分からないので、飼い主の登録というのをする必要があります。これについては公益社団法人日本獣医師会のAIPOという事務局で登録を受け付けておりまして、そこにきちんと登録をすることによって初めてマイクロチップを装着した猫なり、犬なり、それと飼い主がつながるわけで、その登録をしていなければマイクロチップだけ埋められていても飼い主の元には行かないということがありまして、これはとても大事な施策だと思っております。小金井市に問い合わせをしたら分からなかったというようなことを最近聞いたものですから、こうした最低限知っておくべき、動物の愛護及び管理に関する法律についてはご存じかもしれませんけれど、こうした勉強会などもしっかりと職員の間でも持っていただき、また、市民の方々にも知っていただく、こうしたセミナー、講習会などを今後是非開催していただきたいと思っておりますが、それについて伺いたいと思います。  それから、自転車対策ですけれども、これについては分かりました。シルバー人材センターの方で自主的にやってくださっているのかもしれませんけれども、費用対効果も考えながら、今後の駐輪場につきましては対応を考えていただくようにお願いします。  また、Suicleについてもよろしくお願いしたいと思います。  一つだけお聞きしたいんですけれど、武蔵小金井の方ではバイクの駐車場もあるんですけど、東小金井の方にもバイクの駐車場はあるのかどうか。自転車ではありませんが、自転車駐車場と一緒に置いてあることが多いと思うんですけど、それだけお聞きできたらと思います。ないときには作ってほしいという声をよく頂いておりましたので、今後の対応も含めまして、現状どうかだけお聞きしたいと思います。 103 ◯小林委員 議事進行。遠藤委員の質問の答弁がちょっと分かりにくいので、もう1回、正確に答えていただきたいんですが、要は、例えばはがきを持って取りにいったら、盗難自転車で、自転車は乗って帰れないような状況になっていたとしますね。その自転車は持って帰らせるのがルールだと。壊れているどうこうではなくて、持って帰ってもらうのがルールになっていますという答弁まではあったんだけど、実際乗れないからバスに乗って取りに来てという話もありましたけど、そのとき要らないよと言ったときの対応は、市としてはどれが正解なのか。それを聞いておきたいんです、今日は。その対応について、もし不徹底なところがあれば徹底しないと不公平があって、その場のシルバー人材センターの方の状況で、顔見知りだったらオーケーとか、かわいそうだったらオーケーとか、そういうことだとしようがないので。という質問の趣旨ですよね。そのとき終わったことかどうかというよりも。正確に答えていただければ。 104 ◯岸田委員長 まずは渡辺ふき子委員の質問で3問目。 105 ◯平野環境政策課長 猫の登録についてでございます。飼い主のいる犬ですとか、猫の登録という話になりますと、所管が違うのかなというところではございますが、猫に関する事業というところでは、例えば飼い主のいない猫セミナーですとか、チラシなんかも配布することがございますので、そういったところで登録はお済みですかというような周知というのは一定できるのかなと思いますので、今後の研究とさせていただきます。 106 ◯岸田委員長 オートバイの件。東小金井のバイク駐輪場の件。 107 ◯堀池交通対策課長 すみません。バイクの件について答弁させていただきます。一定駐輪場については場所によってもありますけれども、基本的には原動機付バイクについては駐輪場内に置ける場所もございます。また、大型については今は市では取り扱ってはいないという状況で、東小金井で言うとまちづくり事業用地のところとか、ああいうところの用地のところ、あそこで大型とかのバイクは置けるような駐車場はございます。 108 ◯岸田委員長 今の議事進行の撤去自転車の件ですが、市としてはそもそも引き取りを前提で、それは要りませんよということは了承はしないということですね。一定の期間が過ぎた場合には処分をするということですね。整理をしていただいて、ご答弁をお願いします。 109 ◯堀池交通対策課長 本市におきましては、放置された自転車として撤去してございます。そちらについて、盗難されたかどうかという事実は、本市は分からない。あくまでも放置してはいけないところに放置されているものに対して撤去しているのみで、それに対して保管し、その保管に関して、手数料を頂いているということで、それについて差があって対応しているということはございません。 110 ◯岸田委員長 そういう対応はないと思うんですが、仮にあったということであれば、そういうことがないように徹底するとか、そういうご答弁ないですかね。 111 ◯堀池交通対策課長 本市としてはそういう原則に基づいてやってございます。そういった事実があったというところであれば、そういうところは徹底してまいりたいというところの答弁でご理解いただきたいと思います。 112 ◯岸田委員長 よろしいですか。次の方。なしでよろしいですか。 113 ◯田頭委員 2点伺います。まず最初に先ほどもあったんですけれども、335ページの新エネルギーですね。住宅用新エネルギー機器等普及促進補助金についてです。これは一つはこの補助金が今は住宅用の屋根に載せるものになっていて、もちろん他の温水器なども対象なんですけれども、太陽光発電については、私、実は今回の台風15号で実家が被災地になりまして、千葉県市原市なんですけれども、3日間全く電気が来なかったというところで、電気だけではないんですね。実は、携帯などの基地局もダウンしていたので、弟との連絡も一切とれませんでした。どうなっているのか、全く分からずに、いてもたってもいられずにアクアラインを越えて、議会の前日に様子を見に行ったりというようなこともありました。  電気がないものですから、トイレも使えずに母は3日間トイレを我慢しているという状況でした。その電気も、水道も、公設水道は出るんですけれども、たまたま母というか、実家は井戸を掘って、電力でモーターでくみ上げていたので、その電気がダウンしたために水道、トイレも使えないという状況だったんですね。つくづく思ったのは、井戸を掘るなら、絶対太陽光発電とセットで掘るべきだなということは印象として強く思いました。  そういったことも含めて、今後はまちの中でも大きな地震とか津波とかではなくても、こういった台風のような災害でもブラックアウトということはあり得るわけですから、それに際しては備えるべきだろうなということです。若い方たちは自動車を使えますから、自動車で充電して、スマホなどが使えるところまで出かけていって通話するとか、連絡をとることができるんですけれども、車も運転できない高齢者はそういったことが全くできません。ですので、住宅に何らかの自然エネルギー源は必要だなということは本当に感じました。  そういった観点から、少し今回は決算年度は太陽光発電の申請される方が落ちていたということなんですけれども、台風の状況を見て、また増えるかもしれませんね。それにしても、一つは大型の一般住宅の屋根に載せる太陽光発電への補助だけではなくて、今、ベランダ発電という形でもうちょっと小型のものもかなり普及しています。パネル、10ワット以下なのかな。小型のものなのですけれども、いろいろ見てみると、100ワット未満のもので1万円から蓄電池などもセットされたものでも10万円程度のものまでいろいろと種類は出ているようです。こういったことに対しても、一定の補助まで行くのは厳しいのであれば、こういった情報提供ですとか、また、今、環境市民会議のエネルギー部会の皆さんたちも、盛んにベランダ発電などの発電機を自分で作ってみませんかというようなパネルを自分で作りませんかというようなワークショップなどもやっておられます。また、市内には大手の市民発電の社長の、世田谷でやっておられる発電会社の社長も実は市民でお住まいなんですね。ですので、自然エネルギーに詳しい方は、一定の方はいらっしゃいます。  そういった市民や市民団体と連携しながら、こういうベランダ発電のような手軽な、一戸建ての住宅だけではなく、マンション住まいの方などでも利用できるような自然エネルギーの機器についても市の方が一定の普及及び支援を考えないかということを今回は伺いたいと思います。こういった考え方について、あるいは情報など、キャッチしておられるのかどうかということです。  それから、この項目での2点目は、先ほどアンケートのことが言われました。私もホームページで分かりやすく補助を行っている方たちに対しては市内でどれだけの発電ができているのかというような実態などをお知らせすることとか、また同時に、そうやって市の補助金を得た方たちについては市の方にも協力してもらうという形でアンケートを同時に送ってはどうかということで提案してまいりました。しかし、一定年月がたって、なかなか回収率がよろしくないというところで、今回見直すということはいいことだと思います。先ほど言われたように、8市がアンケートをとっているということは調査されていたということですので、その中で取り入れてみたいというようなこと。実際にどういう目的でとって、どういう活用をしているかなど、参考になるような事例があったのかどうか。その辺を今どのようにキャッチしておられるのか伺っておきたいと思います。この項目ではそのところですね。  それから、343ページや351ページ、廃プラスチック運搬委託料など。プラスチックの処理の経費とペットボトルの回収運搬委託料がありますね。次のページにはペットボトル処理ライン借上料というのが522万2,880円、載っています。毎年、廃棄物会計の方で出るんですけれども、平成30年度のプラスチックとペットボトル、それぞれの処理単価はどのくらいになるんでしょうか。キロ当たりの単価を今お手元にあれば教えてください。ペットボトルはいつも2リットル当たりで幾ら幾らというふうに出ていたと思いますので、それで教えてください。  それから、プラスチック、ペットボトル、それぞれ今回の一般質問で、本庁舎と第二庁舎の排出量が多い、増えている傾向にあるよということは申し上げました。それについて一定の危機感は持っているというご答弁もあったわけなんですが、平成30年度の実態が分かれば、今、本庁舎のプラスチックは何キロだったのか、第二庁舎はどうだったのか。ペットボトルは何キロ、第二庁舎のペットは何キロだったのかという数字を教えてください。 114 ◯片山委員 関連。田頭委員のプラスチックごみのところで関連したいんですが、私が請求したものではないんですが、資料として出ているもので、多摩26市における1人1日当たりのごみ量について(平成30年度)というところで、可燃ごみはいつも26市で一番少ないわけなんですが、不燃ごみについては26市で一番多いわけですね。こちらについてはどういうふうに減らしていくのかということについて、検討をもう少しした方がよろしいのではないかと思っております。今年度の平成31年度の一般廃棄物処理計画を見ても、昨年度の実績を基にしながら、今年度については、削減量をマイナス4グラムのうち、燃やすごみは3グラム、そのほか燃やさないごみ、プラスチックごみ、その他が約1グラム減量に向けて取り組むということがあるわけなんですが、それでは少な過ぎるのかもしれないなということと、それをどうやってプラスチックごみを燃やさないごみもなんですが、減らしていくかというのはかなり真剣に取り組むべきかなと考えております。特にこの10月から消費税が上がって軽減税率という形で持ち帰りが推奨されてしまうという。食品についてその場で食べていくのではなくて、持ち帰ることによってごみが更に増えていくということがあると思います。特にプラスチックごみがかなり増えるのではないかなと私は思っておりますので、軽減税率対策のプラスチックごみをどうやって減らしていくかということについてはかなり真剣に考えていただかなければいけないかなと思っておりますので、どういった対策を昨年実績から考えながら検討しているのかをお聞かせいただければと思います。 115 ◯岸田委員長 答弁をもらうところですが、おおむね2時間経過いたしましたので休憩したいと思います。        午後2時57分休憩      ────────────        午後3時30分開議 116 ◯岸田委員長 再開します。  休憩前に引き続き質疑を行います。答弁からお願いします。 117 ◯平野環境政策課長 では、新エネルギー機器の関係のご質問でございます。まず、小金井市の温室効果ガスの排出なんですが、小金井市のいわゆる市域全域の温室効果排出ガスというのは26市中でもかなり低い方にあるということをご理解いただきたいと思います。そういった中で、小金井市の排出ガスの5割以上が一般家庭から排出される温室効果ガスということなんです。これは小金井市域にいわゆる企業ですとか、工場が少ないということに原因があるということは分かってございます。そういった中で、一般家庭での温室効果ガスの削減というのは非常に難しいという認識の中でこの削減率という部分では、やはり他市に比べて劣っているというような現状がございます。そういった意味でも一般家庭での温室効果ガスの削減というのが最も重要であるという位置付けから新エネルギーの機器の補助金を推進しているところでございます。  ただいま田頭委員からご提案いただきました、いわゆる小型の太陽光発電ですとか、ベランダ型の太陽光発電とかいろいろございますが、こういった部分がどれぐらい温室効果ガスの削減に寄与するものかというのはまだ研究が進んでいない部分ではございますが、一般家庭の温室効果ガスの削減につながるものということではございますので、そういった意味では今後研究させていただきたいと考えてございます。  2問目のアンケートについてですが、他市のアンケート、先ほどもご答弁差し上げましたが、大体同じようなアンケートであるという部分はございますが、我々として一番参考になったのは、先ほどもご答弁差し上げましたが、断熱の窓と家庭用の蓄電池を導入したところが大人気であるということで、補助が一気に進むという話もございました。このような部分もございますので、今後、補助の在り方も含めて検討させていただきたいと思います。 118 ◯大久保減量推進係長 それでは、田頭委員からのペットボトルとプラスチックごみに関係するところについてご回答させていただきます。  まず、平成30年度における処理単価についてなんですけれども、プラスチックごみが1キロ当たり142.8円になります。続きまして、ペットボトルにつきましては2リットルのペットボトル75グラムで換算させていただいていますけれども、こちらが18.9円ということで算出させていただいております。  続きまして、平成30年度の本庁舎、第二庁舎のプラスチックごみの量の推移についてということで、こちらにつきましては田頭委員から定例会の一般質問の方で資料要求していただいていたものの平成29年度までのものに付け加えさせていただいて、それに併せて回答させていただきますと、平成30年度が本庁舎が689キログラム、第二庁舎が2,540キログラムで合計が3,229キログラムとなってございます。平成29年度との対比でいくとマイナス113キログラムとなってございます。 119 ◯小野ごみ対策課長 片山委員の関連の質問でございます。資料の方の多摩26市における1人1日当たりのごみ量についてから出していただきました可燃ごみと不燃ごみの部分でご質問いただいたかなと思ってございますが、この不燃ごみの中には私どもの分別区分としては燃やさないごみとプラスチックが入っているという状況でございます。ただ、各市と比較するという形になりますと、当然市ごとに分別の区分が違いますので、ごみの総量として考えていただきますと、この間の市民の皆様方のご理解とご努力によりまして、多摩26市の中では少ないという結果にはなっているところでございます。  今後の不燃ごみの減量施策ということに関しまして、軽減税率の関連のご質問がございましたけれども、法に基づいて、ごみの量が増えるか増えないかという部分については私どもの方で特に今の段階でお答えすることはできないのかなと思ってございますが、私たちの基本的な姿勢といたしましては発生抑制を最優先とした3Rの推進という形になりますので、家庭に持ち帰らないというところが大前提になると思っています。今後、今年度中に小金井市一般廃棄物の基本計画を策定いすけれども、併せまして令和2年度の一般廃棄物処理計画の方も策定させていただきます。その中で不燃ごみの減量施策についても減量審議会の意見を聞きながら策定していく形になるというふうに思ってございます。当然、今のこのような状況の中でプラスチックごみの問題ですとか、あとは食品ロスの関係等についても当然新しい基本計画の方には盛り込んでいかなければいけない内容だと私どもも認識してございますし、それに向けての施策体系というものについても今検討を行っているところでございますので、先ほどの発生抑制を最優先とした3Rの推進というところを基本に、それぞれの施策体系については今年度中に策定し、来年度にはお示しできると思ってございます。 120 ◯田頭委員 家庭用の新エネルギー機器補助金の方については、一定の考え方は示されたかなと思っています。ベランダ発電のような小型の発電のパネルについては電力契約そのものを変えていくわけではないので、確かにそれだけではそうなんですけれども、まずは一般家庭の幅広い方が自然エネルギーという形で災害時などには非常に有効なものとして、備えておけるということと、メリットということと、それから、それをきっかけにして、であれば、では、やはり屋根にも付けてみようかというような、そういった導入、切り換えていこうかというようなことを促していく効果もともにあろうかと考えます。ですので、一定、今後の研究というふうに言われましたけれども、早急にいろいろ調べていただいて、できるところからまずやっていただきたいと思います。  また、先ほど申し上げたように、多分、今度11月にあるはらっぱ祭りなどでもベランダ発電のワークショップなどもあると思うんですね。そういったところに多分環境市民会議も協力していくんだろうと思いますが、是非職員の方も一緒に参加してもらって、市民の様子なども、また取組の様子なども見ていただけるといいのかなと思っています。  こういった市民の取組について、市も一緒に参加していくというところから、まず協働の形を模索していただく。支援の形、補助も含めてですけれども、そういったことについてはどのようにお考えでしょうか。  それから、アンケートの方ですね。アンケートの方は、導入について断熱の窓ですね。私も学校の体育館、クーラーを設置するというところで、一番気になったのは断熱効果があるのかどうかということです。学校のような大きなところでも当然そうですから、各家庭で断熱、そして蓄電池ですか。併せ持った導入というところは非常に有効化と思います。これも是非研究していただきたいと思います。  それから、そういったことでアンケートを改定していくという方向性ですね。それはよく分かります。
     今、市のホームページを見ていくと、これまで市が助成した機器を使っての発電総量と、小金井市内で公共施設に載せている太陽光パネルによって市内全体での発電量、最大発電容量という形ですけれども、これが載っています。これで見ると、小金井市から補助金を交付した一般家庭が599件もあるんですね。2,385.14キロワットです。これが公共施設全体よりも、公共施設と併せ持っても2,467.99キロワットですから、一般家庭の方がぐっと割合が大きいわけですね。こういったことを市民の皆さんにもお知らせしていくということと、その599件の方は少なくとも自然エネルギーについて関心をお持ちなわけですから、実際に設置してみて、また、使ってみてどうなったのかとか、ご自分のお宅でそれぞれ工夫している節電の工夫、また、省エネの工夫などを皆さんで共有する。そういった場があると、更にこの事業もまた広がりを見せるのではないかと考えます。  そういった観点では、環境家計簿、前回もちょっと、一般質問だったかな、申し上げたんですけれども、環境家計簿が東京都の方でも推奨されていますし、また、自治体によって独自に作っているというところもあります。こういった様々な形で分かりやすく市民の節電への意識を高めていくといいますか、醸成していくということと、そして、お互いにやっていることが共有できるような、そんな取組がこの事業についてはもう一つ必要なのではないかと思います。一時、市報で節電の取組というのが載ったことがあったかなと思いますが、それを定期的に毎年やっていくとか、市民の皆さんの我が家の節電の工夫とか、省エネの工夫なんていうものをアイデア募集して載せていくなんていうこともよかろうかと思います。  また、環境家計簿については実際にそれが幾らぐらいの財政効果を生むのかというか、家計に優しい取組になるのかということが数字で出てくると一つの張り合いにもなると考えますので、是非これも他市の事例など研究しながら、まだ始まったばかりなので、目覚ましい効果はないかもしれません。しかし、継続していくことで必ず形は変わっていきますので、そういった観点で導入なども検討していただきたい。これも市が全て行うのではなくて、様々な共存の形があろうと思います。せっかく環境市民会議という長年続けてきている協働の組織として、関係性ができていますので、こういったところと、また環境楽習館も場所としては使えたり、また、学習、広報、啓発の場所や共有する場所としては使えるわけですから、市民協働ですね。やはり協働の形でやっていくのが一番いいかと思います。これについてはどのようにお考えなのか、是非お考えをお聞かせください。  それから、プラごみ、ペットボトルのごみの量については平成30年度、決算年度の数値を今教えていただきました。しかし、私が伺っていたのがペットボトルの方も前回一般質問で把握していたのが平成29年度だったので、本庁舎と第二庁舎のペットボトルの排出量が知りたかったわけなんですけれども、今、お手元にあれば、もう一度そこで教えてください。  ペットボトルは、小金井市の場合は、庁舎から五つの自販機で扱っていないにもかかわらず、平成29年度で115キロとか、また、1,285キロというふうにあるということは恥ずかしいことだと私は考えます。市民の皆さんにはなるべく買ったところに返してくださいというふうにお願いしていますし、また、2リットル当たり18.9円ですよ。この処理料は市民の税金です。市民の税金をかけて私たち市役所にいる者がここで排出する、使うということは本当に考えなくてはいけないと思います。これについてはいかがお考えでしょうか。  こういったことも含めて、小金井市議会では、市議会全体でプラごみゼロ宣言を行おうと。起草委員会を作って取り組もうという、今、機運が高まっているところです。是非、これは市と一緒にやっていきたい。当然、市議会だけでやることではなくて、議会と市役所と一緒になって庁舎からプラごみをなくしていくんだということですね。その取組を宣言という形で出していこう、示していこうということを前回も提案いたしました。是非もう一度前向きに考えていただきたいと思いますが、いかがでしょうか。 121 ◯片山委員 小金井市の方針としては家庭に持ち帰らないのが基本ということで、幾ら軽減税率で8%だからといっても、10%かけても食べてこいということなのか。あるいは、そうやってどうしても増えていってしまう可能性があるということを念頭に置きながら対策を立てるべきだと私は思っております。  そして、こういった法制度は問題であるということをこのごみ減量の観点からも国に訴えていただけないかなと思っております。こうやって差をつけることでプラスチックごみが増えてしまうという厳然たる事実があったとしたら、非常にいい事例になると思いますので、こういった制度の問題について訴えていくきっかけになるかなというふうに考えますので、消費税の増税に伴う問題について、是非ごみ減量の観点から小金井市としての姿勢を打ち出していただきたいと意見を言って終わります。 122 ◯岸田委員長 答弁をお願いします。 123 ◯平野環境政策課長 新エネ関係の2問目についてでございます。市民との連携についてということでございます。現在、小金井市では環境基本計画の計画改訂に取りかかっておりまして、環境市民会議との連携というのを強めているところでございます。環境市民会議にはいろいろな環境分野に造詣の深い方々がいらっしゃるということで、そういった方々に直接お話を伺う中で、今後の施策にどのようにいかしていけるかという部分を我々としても考えていますので、今、ヒアリング等行うような調整を行っておりまして、環境基本計画に関わらずですが、今後も市民との連携を強めていって、環境の啓発を進めていきたいと考えております。  また、そのような中で、先ほど田頭委員から、様々な、こんなことをやったらどうだ、こういうことを紹介してはどうだというようなご意見を頂きました。このような部分につきましても、今、環境基本計画、また、行動指針の改訂をしているところですが、そのような中のアンケートの中で、例えば市民の皆様、現在、環境啓発、環境への取組にどのようなことをやられていますかというようなアンケートをさせていただいております。こういったものを今後集計していって、おもしろいものがあれば、またこれを皆さんに報告していって、市全体の機運を高められればというようなことも考えてございますので、そういった形で、いろいろな形で市民の皆様の声を集めていきたいと考えているところでございます。 124 ◯小野ごみ対策課長 まず田頭委員の再質問の中のペットボトルの量なんですけれども、申し訳ございませんが、今手元に数字を持ち合わせていないんですけれども、確かにおっしゃられるとおり、庁舎内の自動販売機ではペットボトルは置いていないわけですけれども、毎日毎日、ペットボトルの量というのはボックスからはみ出るぐらい出ているという状況でございます。  その中で、私どもといたしましても職員に対する取組ということに関しましては、マイボトル等の利用についてのお願いと言いますか、そういうことは訴えかけているところではございますが、まだまだマイボトルの利用状況は高くないのかなという実感はございます。  そのような中で、市議会としてのプラスチックゼロ宣言という部分に関しまして、市と協力してということで今お話しいただきましたので、そこは私どもといたしましても一般質問の中でもお答えさせていただいたかなと思ってございますが、他市の先進事例の部分については当然研究しながら、小金井市として何ができるかというところは考えていかなければいけない部分だと思ってございますので、ご協力ができるところは当然あると思ってございますので、是非一緒に取組をさせていただければなと思っております。  職員のペットボトルゼロ宣言という話とは、それはまた置いておいて。(「ごみ対策課ゼロ宣言」と呼ぶ者あり)ごみ対策課として。でも、何ができるか、当然いろいろなことで一緒に考えていきながら、できることは出てくると思ってございますので、そこは是非協力をさせていただければと思ってございます。 125 ◯田頭委員 住宅用機器ですね。自然エネルギーへの取組の方向性について、今、環境基本計画を作っているわけで、来年度が地球温暖化対策地域推進計画の改定になるのかな。これも今年度、一緒にやっていって、そして行動指針を来年作るという形。これも今年。では、全部一緒なんですね。行動指針だけ来年かと思っていましたけど。そうですか。一緒の方が、同じものだから、その方がいいには違いないんですけれども。そうでしたっけ。2年間やるのか。2年間かけてやるということね。分かりました。  2年間かけてやっていくのであるのだから、是非市民参加で作れるようにしていきましょうよということをずっとこの間提案させていただいています。今は、アンケートをとっているということとか、環境市民会議の各部会ですかね。ヒアリングしていただいて、それぞれの専門分野のところで何が必要なのかとか、ご意見を頂いているというところは聞きました。  これは基本的な計画作りということと、市民が実際に環境行動を起こしていく。環境に対して環境に優しい、地球に優しいことは何だろうということを一緒に考えて、そして、一緒に行動できるような、そういうものを今年度と来年度で作っていけるチャンスですので、是非市民参加で作る。市民が一緒に作った。作った感があるものを作っていただきたいんですよ。市が作っただけではなくて、自分たちが作ったもの。そういう意識を持てるような、そういった形で特に行動指針の部分が大事だと思うんですね。市がやるべきこと、市民がやるべきこと、そして、事業者がやるべきことというふうに分けて作っていますのでね。この中で特に市民がやるべきこと。できることというところは、市民の皆さん、たくさんご意見をお持ちだと思います。  先ほど申し上げた環境家計簿もその一つかなと思うんですけれども、これもお隣の小平市などでは今、環境家計簿を作っている、毎年毎年更新しているようですけれども、これも行動指針を作るときに市民参加でエコダイラという市民団体の方ができたそうなんですね。公募市民の方が集まってチームを作り、そのチームが行動指針を作った市民版の環境配慮行動指針を作った市民団体の方たちで、今度は環境家計簿の策定についても協力して一緒に市のホームページなどで公開するということもやっているようです。  こういった形で行動指針のところは非常に市民に密接な部分なので、是非策定についても意見を聞くだけではなくて、策定についても市民参加でやっていただきたいということをお願いしたいんですけれども、いかがでしょうか。  それから、プラスチックやペットボトルの減量と、減量についての、これも行動指針、それを宣言にしていかないかという提案です。これについては今回の消費税増税のゆがみというか、課題点は片山委員の言われたとおりだと考えます。持ち帰りのものが安いのであれば、少しでも安くしたいのは市民感情ですから、そのことによって本当にプラごみが増えてしまうのは、私は心配です。であれば、マイ容器をもって、お鍋を持って、そしてまた、タッパーウェアのような容器を持ってお買い物に行くとか、そもそもお店、商店から、はかり売りだったり、ばら売りのものを増やしてもらうとか、そういった投げ掛けもしていかなくてはいけないと思うんですよ。そういう意味でのリサイクル、また、環境エコ協力店、エコショップ協力店というような、そういった呼び掛けや認定制度なども今後は検討していただきたい。これはお願いで終わりにします。  それから、そういった市民、利用者に対してだけではなく、市役所が自ら職員と市議会と、そして市民の皆さんに対してのできること、呼び掛けを宣言にしていこうということです。これは前回の一般質問よりももう一歩進んだ課長のご答弁を頂けたかなと思っています。市議会と一緒に市も取組をしていこうと。プラスチックごみを、ゼロを目指すですからね。ゼロにするではなくて、ゼロを目指すというところは、そこはいろいろなやり方があろうかと思います。  先進市を研究していただいているというところだったんですけれども、亀岡市が市と市議会と両方やっているんですけれども、ここは非常に細かく作り込んでいます。ここの亀岡市の危機意識というのは、やはり大きな川があって、川下りという商業的な取組もあって、その川下りの船頭が大雨の後に川を下ると、プラごみがあちこちにたまっていて、商業的にも景観的にも台なしだと。これは何とかしなくてはというところから行政と市議会の取組につながったそうです。  ともかく断トツに多いのはレジ袋の破片だそうです。こういったものを削減していくというところは、今後亀岡市は条例を作ってレジ袋禁止というふうにしましたけれども、そこまで行くのかどうか。それはまた検討していかなくてはいけない。業者との協力も要りますので、そこは検討していただきたいんですけれども、今行っているレジ袋協力店を増やしていくということもできると思います。  また、ペットボトルについては何度も申し上げますけれども、飲まないでとか、買わないでということはなかなか言えないとは思います。確かにあれば便利なものには違いありません。しかし、コスト意識、2リットル当たり税金が18.9円、19円もかかるんですよ。保管して運搬して処理していく経費がこれだけかかるということですから、これは本来ならば拡大生産者責任というところで買ったところに返していく。そういう方向性ですね。その協力店舗を増やすのと行動意識を市民の方に呼び掛けている市役所がまず率先して行うということです。これは是非やっていただきたいと、宣言の中にも具体的な取組として取り入れていただきたいと思っています。  質問としては、プラごみゼロ宣言を行うときに市議会の方もこれから起草委員会を作る予定でおりますが、市役所の方と是非協力をしながら作っていければと考えます。こういった中で、プラごみゼロ宣言に伴うアジェンダ、行動内容なども調整ができればなと。ご一緒に相談ができればなと思いますけれども、是非そういったときには協力していただきたいと思いますけれども、その辺りについてはいかがお考えでしょうか。 126 ◯岸田委員長 答弁をお願いします。 127 ◯平野環境政策課長 環境基本計画及び環境行動指針につきましては、環境基本条例でも市民参加による策定が定められているところでございます。したがいまして、現在も市民が委員に構成される環境審議会、また、環境市民会議だけでなく、市内事業者、市内の各環境関係の団体へのヒアリング、3,000人を対象とした市民アンケート、中学生を対象とした市民ワークショップ、最終的にパブリックコメントと、あらゆる形で市民の皆様の参加で策定する手法をとってございます。委員おっしゃっていただいたとおり、市民の皆様と一緒に作った計画となるよう努めてまいります。 128 ◯小野ごみ対策課長 協力をということでございまして、先ほどもお話をさせていただいたかなと思っているんですけれども、プラスチックをゼロという宣言を自分にして、それを約束することは減量及び適正な資源化には一定の効果が期待できるものというような認識は当然私たちも持ってございます。ということで、先ほどお話をさせていただいたとおり、まず先進的にそういう取組をしているところのお話を伺って、実際に宣言したことによる効果ですとか、宣言に当たっての問題点ですとか、職員一人一人に対する啓発ですとか、そういう部分についても当然聞いていかなくてはいけないのかなと思ってございまして、そういうところを研究した上でご要望といいますか、協力できるところがあれば、是非協力はさせていただきたいなと思ってございますし、今、市議会としてのごみゼロ宣言というお話でございましたけれども、それが職員としてのごみゼロ宣言にもしつながって効果があるようでしたらば、私どもとしても考えていかなければいけない部分だと思ってございますので、まずは先進自治体の事例を研究するところから始めさせていただきたいということで一般質問のときも答弁させていただいていると思ってございますので、そこからまずやらせていただければと思ってございます。 129 ◯岸田委員長 よろしいですか。では、次の方。 130 ◯たゆ委員 すみません。では、質問します。大きな項目では二つあります。一つが385ページの交通安全施設の設置及び補修委託料についてであります。もう一つは355ページのリサイクル事業補助金についてであります。先に交通安全対策なんですけれども、市内の道路に白線が引いてあると思うんですが、消えかかっていたり、対策が必要だと思われるところがあると思うんですね。私、市民の方からここに白線を引いてほしいという話を伺いまして、その方は目の視野が狭くて、高齢で、杖をついて歩いているから、道路ですれ違うと怖いと。だから、消えかかっている白線を塗り直してほしいだったり、ないところに引いてほしいという要望があったんです。それを市の方に伝えたんですけれども、そのときには、毎年秋に小学校、中学校などの通学路の学区域の安全点検をやるから、それまで待って判断したいというふうに言われました。それは今年の話なんですけれども、決算年度も同じようなやり方で行っていると思います。私は要望があったら随時対応できることが必要だと思うんですけれども、なぜこのように待たせるような状況、このようなやり方を市はとっているのか、伺います。1問目はそれです。  リサイクル事業についてです。今定例会、私、一般質問を行いまして、現状やこれからについてはそこで伺ったので、今は決算の場なので、今後のことは述べなくても構わないんですけれども、平成30年度は閉鎖に至りまして、閉鎖に至る過程で伺います。1度閉鎖してしまった過程でシルバー人材センターとの協議状況を、決算審査なので、改めて伺わせてください。  それと併せて答弁の中に入れていただきたいのが平成30年度のリサイクル事業計画書の中には課題というふうに書かれていまして、6)のところなんですけれども、平成30年度予算申請時において、当該年度で事業閉鎖となる旨の連絡がなかったためにうんぬんと書いてあるんですね。つまり、最初、平成30年度予算の段階では当該年度で閉鎖することをリサイクル事業所は知らなかったと。しかしながら、リサイクル事業計画書は、平成30年6月にできているんですけれども、これは閉鎖する前提で作られているので、そのようなことになったと。だから、予算申請時になぜ伝えていなかったのかというところも含めて、シルバー人材センターとの協議の経過状況、改めて伺います。 131 ◯岸田委員長 答弁お願いします。 132 ◯堀池交通対策課長 たゆ委員の1点目の交通安全施設整備及び補修委託料の対応についてでございます。平成30年度決算額が687万7,701円でございます。例年690万円強の予算をつけていただいており、その中で限られた予算の中で、そういったたゆ委員も言っていただいたような小学校の通学路安全点検を第一義的に大優先として整備をするところで、また地域からの要望等もございますので、そういうところでは優先順位をつけさせていただきながら、限られた予算の中で整備をさせていただいているという状況でございます。 133 ◯小野ごみ対策課長 リサイクル事業所の件でございますが、一番最初にシルバー人材センターの方に閉鎖のご相談をさせていただいたのが平成29年12月ぐらいだったかなと思ってございまして、今、そのときの状況について手元の資料を探しているところでございますが、そういうところでございます。この間の協議といたしましては、あそこの場でこの事業を行うという部分に関しましては、私たち小金井市の行政としてはこれを存続していくということは今のこういう社会的な状況を考えると、このまま続けていくということは難しいというお話をさせていただいてございます。シルバー人材センターの方としてもこの間の状況ですとか、そういうものについてお話を伺った上で、閉鎖に向けて、清掃関連施設の整備の計画も併せて協議をさせていただいたところではあるんですけれども、閉鎖に向けて協議をさせていただきたいということで、平成29年12月頃だったと思うんですけれども、お話をさせていただいたところから始まってございます。平成30年度末をもって閉鎖するということを何回かの協議を経て決めさせていただいたという状況でございます。  その後の経過については資料の方でお示しをさせていただいてございますので、その後の経過については資料のとおりでございますけれども、閉鎖に至った経過というのはそういう状況でございます。平成30年10月1日にリサイクル事業所の営業終了に関する解約合意書というのを締結させていただいたところでございます。 134 ◯たゆ委員 先に道路の白線についてであります。限られた予算で学校周辺を優先したということであります。私が思うのは、学校を優先していることで一般の学校ではないところが後回しになっているという状況が分かりましたので、予算が足りてないのではないかと思うんですけれども、いかがでしょうか。なので、通学路の安全のための予算というものは、その枠は別として持っておいて、それとは別にそれ以外の一般的な部分も枠として持って、すぐ対応できるような、そういったやり方の工夫もやる必要があるのではないかと思うんですけれども、いかがでしょうか。  それと併せて伺いますが、先ほど毎年予算は680万円前後使っているということで伺いましたけれども、私も直近3年は調べまして、平成30年は680万円から690万円前後でありました。ただ、ちょっと気になりましたのが平成30年度の実際の区画線をどれだけ引いたかというのが1,139メートルあります。しかし、平成29年度はそれより多く4,049メートルで、平成28年度は5,343メートル、同じ予算の範囲内で引いているんですね。平成30年度だけ4分の1、5分の1程度に減ってしまった理由は何でしょうか。伺います。  だから、今の予算額ではやりようによっては1,000メートルぐらいしか区画線としては引けないような予算の範囲で運用している状況だというふうなことと言えると思うんですけれども、いかがでしょうか。  次がリサイクル事業であります。シルバー人材センターの方に最初に伝えたのは平成29年12月に伝えたということでありましたけれども、そうすると、リサイクル事業計画書にある平成30年度予算申請時においては閉鎖の旨がなかったというのは、それとの関係はどうなるんでしょうか。予算申請時というのが12月に聞いたときより前だから知らなかったということなんでしょうか。この辺の整合性を正しくして答弁を頂きたいと思います。  それと、シルバー人材センターとの協議において、協議をした相手というのはリサイクル事業所の所長の方のみということなのかどうか伺います。  同時に、従業員の方の中には継続を求める声があったと私は思うんですけれども、そういった声は、市は聞こえていなかったのか。耳に入っていなかったのどうか。耳に入っていたのであれば当然考慮するべきだったと思うんですけれども、いかがでしょうか。  それと、本当は1問目にやる予定だったんですけれども、同じリサイクル関係なので、すみませんが。資料を出していただきまして、可燃・不燃ごみ有価物売払収入の内訳について(平成26年度~平成30年度)ということで資料をいただきまして、そのうち金属と小型家電についてはリサイクル事業所に回すことが可能な品目ではないかと思います。それで、率先してリサイクル品に回すべきだと思うんですけれども、いかがでしょうか。金額で言うと、金属であれば平成30年度は217万円ありまして、100万円を超えている年もあります。小型家電についても2万5,000円ほどの実績があります。なので、この辺をリサイクル品に、素材として有価物売払収入にするよりも商品として付加価値があるうちにリサイクルに回すべきものだと思うんですけれども、いかがでしょうか。  あと同時に、誰が、これはごみなのか、売払収入にできるのかどうか、また、リサイクル品にできるのかできないのかなどの分別のチェックをしているのかどうかを伺います。 135 ◯岸田委員長 答弁をお願いします。 136 ◯堀池交通対策課長 再質問にお答えさせていただきます。1点目の予算上の工夫についてでございます。通学路の安全点検につきましては毎年各PTAからの要望に基づいて優先順位をつけた重点箇所として要望が上がってきます。それに基づいて交通対策課が主導となり、学務課、道路管理課、警察とPTAの方と一緒に重要箇所を点検して回るという作業をしてございます。そういった中で、点検内容については毎年内容が変わってきます。そういった中では幾らそれに対して予算を措置するというのはなかなか判断しづらいかなというふうな課題が生じてございます。  あと2点目の区画線が減っている理由でございます。平成30年度におきましては今まで道路反射鏡、カーブミラーの話なんですが、単独ポールでつけているところを、職員が市内を循環するときとか、現場に出るときとかで、見て、腐食しているかどうかとかというところを見ながら現場に向かったり、調査もしております。そういった中で単独ポールにおいて腐食しているところが多々ありましたので、それについては単独ポールをやめ、近くにある電柱の方に取り付けるような作業を重点的に平成30年度はさせていただいたというところと、主要な施策の成果に関する説明書でもありますけれども、ミストグリップという項目がございます。そちらについては、内容としては路面表示で、赤表示だったりとか、あとは通学路のところに緑表示していると思いますけれども、そういうのをミストグリップといいます。そういうのをちょっと単価は高いんですけれども、そちらにおいて、平成29年度は53.8平米、平成30年度においては91.5平米、ミストグリップ、そちら、路面表示の方を多く対応しているという状況において、区画線の方が減っているという状況でございます。 137 ◯大久保減量推進係長 たゆ委員からの有価物売払収入の方から先にお答えさせていただきます。こちらにつきまして、金属と小型家電をごみと誰が判断しているかというところをまずご説明させていただきたいんですけれども、こちらはあくまで家庭から排出されるものでして、小型家電につきましては燃やさないごみに含まれているものでございます。ですので、他の燃やさないごみと同じように塵芥車で収集して、中間処理場の方で燃やさないごみの中からピックアップして分別させていただいているようなものになりますので、塵芥車の中で圧縮されていますので、リユースができないような状態になっているようなものということでご理解をいただければと思います。  金属であるとか、小型家電についてをリサイクル事業所の方に渡さないのかということなんですけれども、こちらについてはあくまで以前からごみの減量とか資源化のために協力をいただいている事業者であるとか、協力していただいているところと契約させていただいて単価を決めさせていただいて、売払いをさせていただいているというような流れがございますので、なかなかそういったことにはならないかなというふうな理解でございます。 138 ◯小野ごみ対策課長 先ほど答弁させていただきましたが、ちょっと補足させていただきますと、もともと現在のリサイクル事業所のあの場所でございますけれども、庁舎の建設の計画の中で空き缶とペットボトルの処理施設を仮移転させるという話がありました。その中で、当然敷地のスペース等もありますので、リサイクル事業所をあのまま存続することはできないというところがまず一つ理由としてございます。それをシルバー人材センターの方にお話をさせていただいて、この間、協議をして、平成30年度末をもって閉鎖するという形にしたわけでございますけれども、その後、庁舎の計画の方が大きく変更されてきたということがございます。  ただ、リサイクル事業所の閉鎖をするに当たりましては、当然のことながら、今あそこに置いてある品物をなるべく少なくするということを前提に、また、人の配置ですとか、そういうところもなるべく早く準備をしていかなければいけないということで協議を進めてきたわけでございますけれども、庁舎の計画が変わったとしても、それをまた元に戻すということがなかなか難しいというところがあり、結果としてはシルバー人材センターとの協議の中で、最初に決めた平成30年度末をもって閉鎖するというところについてはそのまま閉鎖するということで決定させていただいたところでございます。その協議の中で、働いている方々のお声というのは私どもは聞いてございません。働いている方々のお声を伺ったのは平成31年3月が初めてでございますので、それまでの間はシルバー人材センターの事務局長と所長のお二人と協議をさせていただいたというところでございます。 139 ◯たゆ委員 議事進行。簡単な議事進行で、平成30年度予算申請時においては事業閉鎖となる旨の連絡がなかったとシルバー人材センターは言っているんですね。市の答弁は、平成29年12月には閉鎖は伝えたと言っているので、予算申請時というのが平成29年12月の前か、後なのかによって市の答弁によれば前ということでなければつじつまが合わないんですけれども、前ということでいいのかどうかということを聞いたので、お願いします。 140 ◯小野ごみ対策課長 お話の方はさせていただいたところでございますけれども、実際決定したのは平成30年10月でございますので、それまでの間、リサイクル事業所の方の実施計画との整合性といいますか、時期的なずれというのは当然出てくるというふうに思ってございまして、リサイクル事業所の方の計画の段階ではまだ決定というところまでは至っていなかったという認識ではございます。 141 ◯たゆ委員 交通安全施設、道路の白線の方ですね。予算を別枠にするのは判断がしづらいということでありました。しかしながら、これをやっていただきたいと思います。つまり、秋の通学路の点検の判断のときを過ぎてからでなければできないということになったら、直後の秋から冬にかけた段階で市民が市に要望を出しても丸1年、市の都合で待たなければいけないことになっているわけです。これは改めていただきたいですが、改めて伺います。改めるべきだと思うんですけれども、いかがでしょうか。  それと平成30年度に区画線の実績が少なかった理由としては、ミラーを単独ではなく電柱に付け替える作業やミストグリップの方に力を入れたということでありました。これは平成30年度で一定完了したということでいいのかどうか。つまり、平成31年度、今年度や今後もそっちに力を入れてしまっているので、区画線の方は予算が少なくなってしまうという状況になっているのか、なっていないのか、伺います。  それと最後ですけれども、市民から要望があったのが、本町一丁目のある部分でありまして、具体的なところは1度要望に行ったときに既に伝えているんですけれども、ここをすぐにでも直していただきたいと思うんですけれども、いかがでしょうか。  リサイクル事業についてです。まず有価物売払収入のところでありますけれども、塵芥車で圧縮されているから使えるものがないということでありました。しかしながら、何かしらのただ単にごみになってしまうような今のシステムを工夫する必要があるかと思うんですけれども、リユースできるかできないかのチェック機能を強める必要がありますから、市の職員だったり、若しくはリサイクル事業所の職員がやってくださるのなら、その職員の方々に塵芥車に入る前に何かチェックできるようなシステムがあったらというか、あるべきだと。そういうようなシステムを作って、ごみを増やさないような取組が必要だと思うんですけれども、いかがでしょうか。工夫をしていただきたいと思います。  それと、シルバー人材センターとの協議は答弁を頂きました。ここは最後、意見だけ申し上げますけれども、1度閉鎖してしまったことは大問題でありまして、状況の変化に柔軟に迅速に対応できない、硬直的な行政運営でありましたし、市民の声も聞く耳を持つことをしなかったということだと思います。大問題だと思います。さらに今後も閉鎖するというふうな予定でありますので、それは大問題だということは意見を申し上げます。  質問はお答えを頂きたいと思います。 142 ◯堀池交通対策課長 3番目で、予算措置についてでございます。端的に言うと現状の措置のままかなと思っております。理由につきましてはその年その年によって地域から出る要望、町会、自治会を通しての要望、交通安全、通学路安全点検による要望によっては格差が生じております。やはりその中では一定規模の予算措置の中で対応するものかなと考えておりますし、例えば広い、白線で言うと長い距離、消えているとなると、そこには一定、また通学路で先ほども言いましたとおり、路面表示、緑の表示をしていると更に予算がかかっていきます。そういうのを1回するとかなりの費用もかかってきますので、そういうところはそのときそのとき、ケース・バイ・ケースとしてできる限り早くしようとは考えていますけれども、ケース・バイ・ケースがあるというところではご理解いただきたいと思っております。  区画線を今年度増やしていくのかというような形だったと思いますけれども、こちらについても毎年毎年の要望であったりによってどうしても変わってきてしまうので、その状況、状況で判断はさせていただきたいという答弁をさせていただきます。  先ほど言った本町一丁目の対応についてなんですが、確かあのところも区画線が長くて、あそこは路面表示もされているところだったと認識しております。そういったところでは一定の費用も想定はするところでございますので、今後の対応は考えていきたいというところで答弁させていただきます。 143 ◯柿崎環境部長 それでは、たゆ委員のご質問にお答えをさせていただきます。先ほど係長、それから課長等からのご答弁があったかと思いますけれども、基本的に燃やさないごみというのは各家庭から有料袋に入れていただいて、戸別で回収をさせていただいているものでございますので、出てきて、それを回収する時点でその中から使えるものを取り出すというのは基本的に収集の人はパッカー車に入れる前に袋を破るなり何なりして全部見ていくのかという形になりますと、ちょっとそれは申し訳ございませんが、収集の効率とか、そういうことを考えるとなかなか厳しいのかなと思います。  先ほども言ったとおり、燃やさないごみに出てくる基本的に小型家電というのは大体ご自宅で使われていて壊れたものがほぼ全てかなと思っているので、その中からむしろ中間処理場等の作業員の方が作業の中で袋を破いて中から1個ずつ小型家電を取り出したりすることによって、むしろ最終的には形を変えてになりますけれども、資源になっていくという形が現状で考えられる一番のシステムなのかなと思っておりまして、ご本人が使わなくなっても、他の人が使えるようなものであれば、むしろ例えば民間のリサイクルショップやなんかに出していただいている方もいらっしゃるかなと思いますけど、基本的に壊れたもので燃やさないごみに出てくるものをなかなかそのままの形でというのは厳しいかなと我々は考えているところでございます。すみません。 144 ◯岸田委員長 次の方。 145 ◯渡辺(大)委員 何点か伺います。まず一つが383ページの小金井街道関連ということで伺いたいと思います。それで、監査の意見書などにもいろいろ記載があるのですが、監査意見書の26ページ。不用額の説明なんですけれど、小金井街道に関してはこう書いてありまして、用地取得、1画地の0.48平米及び物件補償費1件について、平成30年度中の契約を見込んでいたが、契約締結にまで至らなかったため。物件調査、補償説明委託及び測量委託について、事業の進捗、地権者との調整等により不用額が生じた。またその次は、主要地方道15号線街路築造工事について、整備の支障となる電柱等の占用物が予定の時期に除去等されなかったことから、大部分の工種が未実施となり、次年度送りとなったということで大きな不用額が出て、執行率も下がっているということなのでありますが、この遅れてしまった理由などについて予定していて遅れたということのようなので、どういうやむを得ざる事情がいろいろあったのかということについて少しお知らせをいただきたいということです。  ここでまたそういうずれが生じて、今新しい年度になりましたね。今のは決算年度の話で、今もう新年度になっているので、そういった遅れていたものについてのリカバリーは、本年度も10月ですからね。どんな状況になっているのかということについてお知らせいただきたいということです。  懸念しているのは、今、小金井街道は、いろいろ進めていただいているとは思うんですが、なかなか目に見えてきちんとしていない状況、いつまでも工事中みたいな状況なわけですね。早期の整備が必要だということと、あと一番気になっているのは、来年6月に2地区のまち開きがあるわけですね。700世帯以上の世帯ということで、大きな2棟のマンションもできるわけだし、また人の流れもいろいろできるだろうということで、それまでにきちんと整備が終わるということなのか。工事中のまままち開きを迎えるのか。理想形はまち開きまでには一定整備がきちんと進むのが理想だけれども、その辺り、決算年度も遅れてしまったわけでしょう。予定していたものが遅れてしまったということなので、大丈夫なのかなということを懸念しているんですね。前も申し上げたとおり、今の状況だと歩行者の方からも今まだ中途半端な状況になっているからおっかないと。車がスピードを上げて走る場合もあるのでね。ガードレールなんかもなくなってしまっているわけではないですか。だから、おっかないというような声もあって、早期の整備が求められているなと思っておりますので、その辺り、今後のことも含めて、どんな時期的見通しを持って作業が今進んでいるのか。決算年度の遅延の理由及び今後のことについても併せてご説明を賜っておきたいということが大きな1点目であります。  次に2点目が同じく383ページで、私道整備舗装工事に関して、当初予算は864万円の予算措置をしておりましたが、決算としては643万6,800円ということで、220万3,200円の残額を残しております。このことに関しても監査意見書26ページにいろいろ理由の説明が書いてあるんですが、こう書いてあります。私道整備に要する経費で、私道整備舗装工事について、申請済みの私道のうち未整備の私道が残額では整備できないことから次年度送りとしたこと及び契約差金が生じたためというふうに書いてありまして、何が気になったかというと、契約差金はしようがないですね。契約差金はしようがないんですけれども、予算としては一応組んであったわけですけれども、年度途中で不足が生じたと。この額では、残っている額ではできないということでしょう。だから見送ってしまって、こういう不用額が出ていると思うんだけど、補正予算を提出して行ってしまうということは時期的に判断としては無理だった時期だったということなのか。それは補正を組んでまではやらない、翌年送りだということだったのか。  市民ファーストな立場で行けば補正を組んででも、だって実質収支があれだけ出ているわけでしょう。大黒字なわけだから。前の小金井市は、そんなこと年度途中で事由が発生したってお金を突っ込めるような財政状況になかったからね。それはしようがないんだけど。昨今は、だからといって財政規律を緩めるべきではないけれども、幾らか補正のチャンスがあって、補正すればやれてしまうんだったら、それは補正でも組んでやってしまってもよかったのではないのかなとも思うんですね。だから、もしやむを得ざる事情があるんだったら伺っておきたいと思うんですが、字面だけ読むと、何らか対応してあげれば、決算年度中に終わってしまえばよかったのではないかなと思われるので、その点に関しては事情の説明などもしていただきたいなと思っております。  それから次に、385ページの東小金井駅北口まちづくり事業用地の取得費ということで、10億7,920万円の取得費が決算されているわけでありますね。ちょっと事務的に伺いたいんですけど、これは今回、交通対策課関係経費のところで決算の額で出てくるのでここで聞くしかなかったんだけどね。ここにこういうふうに計上するしか、交通対策課は関係ないよね。まちづくり事業用地、交通対策課、何か関係したっけ。元の話は知っているんだけど、今後のことでは何の関係もないですね。どういうふうに利用していくかとか。今、広場と公共施設と言っているから、交通対策課は基本的に関係なくなってしまうんだけど、決算としてここに載ってこざるを得なかった事務的な理由は説明していただきたいんですが。  今、この間、先般、白井委員も一般質問で取り上げていらっしゃったわけなんですけれども、こうして10億7,920万円もの巨額のお金を投じて取得するということでありまして、これを10年内外も塩漬けするとか、本来の活用が図られないということに関しては問題が多いのではないのかなと思っておりまして、もちろん計画行政という中では、きちんと計画を立てながらやらなければいけないことは当然のことながら、ただ、10年というのはちょっとあり得ないだろうというふうに思っておりまして、当然この決算年度にこれだけのお金を投じて取得したということでありますから、早急に本来あるべき活用の在り方についてきちんと検討して、早期に整備をすべきだと思うんですが、さきの一般質問にも一定の答弁があったかと思いますが、こうして決算で額が大きく出ておりますので、今後の方針について、もっと急ぐべきであるということについてはどのように考えていらっしゃるか、基本的な考えを伺っておきたいと思います。  次に、379ページ、道路新設改良に要する経費と385ページ、交通安全施設整備に要する経費なんですけれども、この間、一般質問やその他もろもろ、いろいろお願いしておりまして、非常に誠実に、速やかに対応していただいているなと思っております。大変有難く存じておりますので、この場をかりて一言御礼申し上げておきたいと思います。  それで、今日伺っておきたいのは、決算年度中もいろいろ伺う場面もあって、その後どうなったかなということで伺いたいのが、中央通りの北側の歩道の部分ですね。この間のご説明だと、小金井市の方で無償譲渡を受けて、つまり、小金井市の土地となって、その上で整備していくという、こういう段取りが説明されていたんですね。決算年度を含めて、今日までどんな状況になって進んできているか。現状、皆さんご存じのとおり、まだ全くぺんぺん草が生えていて、自動車教習所のところは縁石が崩れかかっていて、三角コーンが二つ置いてあって、犬があそこにおしっこするんですが。ということで、状況の変化は今のところは表立って見られないということと、中山谷通りとの交差点のところは、元の道路だったところが囲われているところは今どうなっているかというと、学生長屋、学生コミュニティハウスの工事のための工事事務所ではないけれど、それの置き場になっておりまして、ぱっと見は全然変化がないというような状況になっているんですけれども、決算年度を含めて、例えば所有権の移転がどうなったのかとか、その後どんな整備していく方針でいるのかとか、全体的な北側の歩道の整備の方向性については時期的な見通しも含めて伺っておきたいということ。  あと、中央通りというのは後からできた道路なので、いろいろ不備があって、中山谷通りを北に上がってきて、中央通りにさしかかったところに実はカーブミラーがまだ未設置ということで、実はこれまではカーブミラーがなくても、何もなかったので、右側も左側も結構安全確認しやすかったんですね。ところが、この間、白のフェンスを透明なフェンスに即日していただいて有難かったんですが、ただ、今後、建物があそこに並んでいくと左右の安全確認が非常にしにくくなってきているので、中山谷通りを北上する車が中央通りを東西で走ってくる車を確認できるカーブミラーは、かなりはっきりと車を確認できるミラーは設置が急がれるかなと思っておりまして、その点に関してどうかということです。  あと、実は別の場所のことで、小金井 宮地楽器ホールの南側、つまりふれあい通りという通りがあるんですけれども、ふれあい通りが市外の大型マンションの送迎バスのバス停と化しておりまして、市民の方からバスがとまっていると、歩行者がその前を渡ったりするとき、危ないということで苦情がありました。それで、あそこがバス停化することについては事前に何か市役所に相談があったのかなかったのか。つまり、ゲリラ的にバス停となってしまったのか。何かあったのか。よく分からないので、市民の方から苦情があったので、どんな経過であそこは事実上のバス停となったのかということについては教えていただけないでしょうかということですね。決算年度中もずっととまっておりましたね。  あと373ページ、コミュニティバスに要する経費はいろいろなことを伺いたいんですが、今日は時間がないので1点だけに絞らせてもらいますけれども、貫井前原循環がありまして、前原町、貫井南町の議員は詳しいんですが、ハナダイコン緑地というバス停があるんですね。それの次のバス停は前原小学校というバス停なんですが、この二つのバス停の間は非常に距離が長いんですね。それで、どこが二つのバス停の中間点かというと、実は野川の橋、大城橋という橋がかかっているところが大体中間点になっています。常識的に言うと、橋の上にバス停なんか作れないのではないかとずっと私は思い込んでいて、橋の上だったら民家の許可は要らないではないですか。公のものだから。ところが、この間、貫井南センターにある用事で行った帰り、CoCoバスを使って帰ってきたら、ふと思って調べてみたら、全国的に見ると、橋の上にバス停を作っている例は山ほどあります。名古屋市、神戸市、西東京バスでもあって、沖縄県にもあって、西鉄バス、福岡にもあって、全国山ほど橋の上のバス停というのはあるんですね。ということは、分かったことは、野川にかかっている橋の上にバス停を作ればそこで降りられるということが分かったわけで、あそこは、近辺の人たちは前原小学校で降りても相当あるし、ハナダイコン緑地で降りても結構あるので、迷惑されておりますから、では、全域的なコースの見直しまでほったらかすかというと、そういうふうにもならないだろうと思うので、ちょっとした工夫で便利になりますから、橋の上のバス停ということを、今日はまだ研究のレベルでいいんですが、研究してみていただけないかなと思っておりますが、その点に関してはいかがでしょうかということ。CoCoバスに関してはそのことだけです。  あとは最後に各区分で伺っている公約の関係でありますが、一気に早口で聞いてしまいますよ。まず公約ナンバー6、CoCoバス等の収益改善に関しては収益が悪化しているので、当然これはバツになるんですけれども、市長の指示についてはどのような指示が出ているんでしょうか。大体なんとなく分かるんですが、今具体の検討でいろいろやっていますけど、市長の指示は具体的にどういう指示なんでしょうか。  ナンバー19、屋根貸しなど市民共同発電所で再エネ普及という公約を掲げておられますが、市長の指示はいかがな指示で、市が関わってこのことを実現しているんでしょうか。実現しているかどうかの部分についてお知らせいただきたい。  次に、ナンバー33、駅周辺のまちづくりを更に進めるというふうに書いてありまして、このことについては自由民主党・信頼の小金井からいろいろな質疑もあったんですけれども、前の市長の時代からの継続事業以外で、つまり、西岡市長就任以降、新たに前進している事業というのは何があるんでしょうか。具体的に言うと、再開発の1地区、2地区と区画整理を除いて駅周辺のまちづくりで西岡市長の手で物事が前進したというのは何があるんでしょうかということについて伺いたいですね。  それから、ナンバー35、どうぞのベンチを作りますという公約だったんですね。どうぞのベンチをまず一つはバス停、一つは遊歩道、一つは野川、一つは玉川上水に設置するということが公約されておりましたが、市長の指示はどのような指示で、バス停、遊歩道、野川、玉川上水のそれぞれに関してどうぞのベンチが実現しているのか、いないのかについてお知らせをいただきたいと思います。  次、ナンバー42は、駅のホームへのホームドアやホーム柵の設置を進めるということで、これは何も設置されていませんから実現はしていないので、バツという印がつくんですが、市長の指示としてはどういう指示が出ているのでしょうか。  ナンバー41は、緑と花を増やす運動を行うということが書いてありますが、拡充させるということですが、緑と花を増やす運動はどのように拡充が市長の指示でなされたのか、なされてないのか。また美化清掃活動も拡充するとありますが、市長の指示で何か拡充されているのか、されていないのか、お知らせください。  ナンバー45、全ての公園に非常用防災設備を拡充とあるんですが、これは環境政策課長に伺うといいんでしょうかね。全ての公園というのは幾つありまして、非常用防災設備が備わった公園というのはこの4年間で幾つになったんでしょうかということについてお知らせいただきたい。  それから次に、ナンバー47、雨水浸透ますの設置の拡充、野川の水量確保、他自治体に呼び掛ける。野川の水量確保、雨水浸透ますのことでしょうか。他自治体へ呼び掛けとあるんですが、これについての市長の指示や、具体の実現しているか、していないか。また、他自治体への呼び掛けなどもどのように行ったのか、行っていないのかなどについてもお知らせいただきたい。  ナンバー49はまず一つは省エネの拡充というのがあって、どのような指示があって実現しているのか、していないのか、お知らせいただきたいのと、再エネの拡充というのがあって、これも市長の指示と実現の有無についてお知らせいただきたい。  最後になりますけれども、ナンバー53で散策路の整備を行うということと、自転車走行空間を整備するということが公約されておりましたが、東京都がやっているのは東京都がやっているので、市として行ったことですね。小金井市として散策路の整備は何か行ったんでしょうか。また、小金井市として自転車走行空間を何か整備されたんでしょうか。そのことについて市が行ったものということでお知らせをいただきたいということです。市長からどのような指示が出ているか。また、実現例もお知らせください。 146 ◯岸田委員長 紀委員と水上委員、いますが、先に時間延長だけ、すみません。  ここで、お諮りいたします。ただいままでの議事の進行状況から考えて、しばらく時間延長いたしたいと思います。これにご異議ありませんか。     (「異議なし」と呼ぶ者あり) 147 ◯岸田委員長 ご異議なしと認め、しばらく時間延長いたします。 148 ◯紀委員 関連。渡辺大三委員の何点目か、コミュニティバスに要する経費ということで、これについて373ページに関連させていただきます。  決算年度におきましては、この主要な施策の成果に関する説明書のところにありますように、コミュニティバスの再編事業に着手して基本方針の検討を行ったということで書かれております。そして、先日も説明会にCoCoバスの再編事業の第1回地域懇談会に参加させていただきましたけれども、その折にも再編事業における基本方針ということで書かれておりまして、その前に再編事業の目的等についてということで、CoCoバスの運行開始から15年が経過しており、JR中央本線連続立体交差化事業や駅前再開発事業等により市内の交通状況及び市民ニーズが変化してきているということで書かれております。それで、これまで中央線の高架化によりまして南北交通がスムーズになったときにはCoCoバスも南北に走らせるというような話があったわけですけれど、このことにつきましてきちんと検討がなされているのか伺いたいと思います。  そして、前原坂下の東八道路の南の方では大変交通不便地域となっておりまして、バスの延長とかいうことも出ておりますけれども、そういった検討ができているのか、伺いたいと思います。  もう1点は、先日のコミュニティバス再編事業の第1回の地域懇談会に参加した折に市民の皆様から、やはり使い勝手がなかなか悪いので、乗換えができるようにしてほしいということで、100円払って、また次のところにも乗換えができるようにしてほしいというような要望も出ております。このことについてはどのようにお考えか、聞かせていただきたいと思います。 149 ◯岸田委員長 決算年度の検討状況ということですね。 150 ◯水上委員 関連。渡辺大三委員の3問目だったと思うんですが、まちづくり事業用地について私もちょっと伺いたいと思うんですが、費目としてなぜここに載っているのかという質問だったんですけど、多分駐車場で10年間使うということでここなんだろうとは思うんだけど、まちづくり事業用地取得費という形で載っているとちょっと違和感があって、なぜかなということで伺いたい。  あとは一般質問でも質問があって、僕も繰り返し質問してきたんですけど、結局、先々の取組はよく分からないと。10年間駐車場なんだけど、その後は公共施設整備という計画について考えていくんだというんだけれども、いつ、どういうふうにしていくのかという話も全くないんですね。その辺については、僕は結論から言うと、市長の政策意思が明確に示されていないということが一番の問題ではないかなと思っているんですが、その点、どういうことなのか、伺いたいと思うんです。  市長の選挙のときの小金井の未来をつくる会NEWS11月29日付けを見ると、市役所問題を決着するということで、市役所を決められないから公共施設の改修計画も将来ビジョンも決まらないと。今までの小金井だったんだと。あと市役所庁舎を建設する。福祉会館、図書館も併設するんだと。その次に現庁舎など売却、リース庁舎もやめれば建設費が捻出できて、いろいろな施設ができるというふうなことで、市役所問題を決着すればいろいろな公共施設の将来も見えてくるんだという話だったと思うんですが、市役所問題を決着するということで言うと、今、何もまちづくり事業用地に限らず、例えば保健センターをどうするのかとか、ここの本庁舎跡地をどうするのかとか、図書館をどうするかとか、いろいろな公共施設については全く何もないではないですか。いつ、どう検討するかもないではないですか。
     まちづくり事業用地もそうなんです。やはり市長がどういうふうな考えを持って、公共施設全体の話になると話がずれていくので、少なくともまちづくり事業用地は10年後ということで言ったら、準備行為も含めて考えたら、もうある程度の考えを持っていかないといけないではないですか。10年後から考え始めるなんていうことにならないですね。だから、市長としては、僕は市長の政策意思がはっきり示されていないから、全く動いていないのではないかというふうに考えているんですけれども、その点、市長としてどんなふうに考えているのか。まちづくり事業用地については10年後に市民施設建設計画があるわけだから、それに向けて着実にいろいろな準備をしていくということに考えているのかどうか。その点、ちょっと明確にお答えいただけないでしょうか。 151 ◯岸田委員長 答弁お願いします。 152 ◯田部井都市計画課長 渡辺(大)委員より小金井街道の不用額についてご質問いただきました。  まず1点目でございます。遅れた理由でございます。当該の未執行の用地取得費及び用地取得費に伴う物件補償費でございますが、これは1画地分でございます。詳しい状況でございますけれども、2名の共有名義の事業用地でございまして、地権者の方と交渉を重ねて、地権者1名の方には事業にご理解をいただきまして、了解はいただいておりました。もう1名の地権者のご了解をいただけていないという状況でございました。このようなことから、もう1名の地権者の方のご了解をいただけた時点で年度内の最後まで契約できるよう予算を確保させていただいておりましたが、契約に至らなかったという状況でございます。  続きまして2点目、現在の状況でございます。現在の状況でございますけれども、先ほどご説明させていただきましたもう1名の方にはまだご了解をいただけてないという状況でございます。 153 ◯吉永工事係長 小金井街道の街路築造工事の費用が計上されていましたが、執行率が低く、そういった不用が生じた原因ということで答弁させていただきます。平成30年度は小金井街道が車両や歩行者が多い路線となってございまして、夜間工事が主の工事となっております。そういった形で制約がございまして、小金井街道の東側について工期や予算の範囲で街路築造工事というのを予定してございました。しかしながら、予定した工事に向けて過去にあった撤去済みのアーケードを避けるために移設していた電柱が支障となってございまして、平成28年度までに電線類を地中化するために電線共同溝の整備というものは完了していたのですが、工事着手までに先行して無電柱化を図りまして、工事の方を予定していたんですけれども、電力や通信の切換え工事について協議とか需要が多くて、難航したことから、予定の時期までに電柱の撤去が完了しなかった影響で予定した工事の大幅な見直しの検討が必要になりました。このことから検討した結果で、内容を見直しまして、主たる工事が不可能となった次第でございます。今年度中に工事に向けた可能な限りの工事のみとさせていただきまして、大幅に変更したのが原因としてございます。 154 ◯日野道路管理課長 続きまして、小金井街道の今年度を含めた、今年度以降の工事の進捗状況についてでございます。平成28年度までに電線類を地中化するための電線共同溝の設置が完了したことから、今年の8月中に電柱を抜柱して無電柱化が完了しているという状況でございます。今年度からの街路築造工事の展開でございますけれども、今年度に東側の歩道の街路築造工事、来年度は西側の街路築造工事や車道の舗装工事、それから、歩道のインターロッキングブロック舗装等を順次行ってまいりまして、令和2年度末まで、来年度末までに拡幅整備を進めていきたいと考えてございますので、2地区のまち開きには間に合わないという状況ではございます。  続きまして、私道舗装の工事の件でございます。予算が864万円に対して支出済額は643万円ということでございます。これは私道所有者の方から申請があったものを順番に整備しているという状況でございまして、委員ご案内のとおり、先の案件がちょっと延長があるもので規模が大きかったものですから、整備ができなかったという状況でございます。そもそも申請者とは平成30年度中の整備はお約束はしていなかったという状況と、あとは予算の範囲内で整備するという大原則がございますので、補正してまでの整備には至らなかったという状況でございます。 155 ◯天野企画財政部長 では、私の方からまちづくり事業用地についてのご質問に対してお答えしたいと思います。  予算につきましては、先ほど水上委員のご説明があったかと思うんですけれども、まちづくり事業用地につきましては整備活用計画を推進するため駐車場としての現状を引き継ぐこととし、利息のみ支払いを続けている状況の改善策として、市の所有として取得したという経過がありますので、駐車場というような形で、予算措置及び決算がなされたということになります。  それから、今後の進め方ということでご指摘を頂いてございます。今後の進め方なんですが、公共施設や今後の行財政運営を踏まえまして考えていかなければならないわけでございますが、大きな話で言えば、第5次基本構想の策定や都市計画マスタープランの策定ということがございます。こういった計画も踏まえながら考えていくということも一つございます。  それから、今後、新庁舎、(仮称)新福祉会館、清掃関連施設の整備状況も見つつ、学校の長寿命化ということもあります。そういった市の財政状況も的確に把握して区画整理事業の進捗に合わせた形で検討していくという形になります。  それから、実際に進めていく場合ですと、地域の皆さんの考え方、地域の団体の皆さんの意見も踏まえながらやっていくという形になります。中長期的にはおおむね10年間は起債の関係もございますので、駐車場運営を継続して、起債の償還、市財政負担の軽減に努めて、その間に計画を詰めていくということになります。ですけど、水上委員のご心配の点ですね。10年間何もしないのかということではなくて、そういった長期的、10年間のスパンを考えながら的確に計画を進めながら市民ニーズも捉えてまちづくり事業用地の活用を考えていくという形になるというふうに考えてございます。 156 ◯日野道路管理課長 続きまして、中央通り北側歩道の整備についてでございます。中央通りは緑町一丁目1番地から緑町五丁目3番地までの中央線北側の側道でございまして、平成23年度から平成24年度に都市計画道路の計画幅である全体幅員8メートルで築造しております。幅員構成は車道6メートル、歩道2メートルでございまして、その歩道北側に約70センチメートル幅のJR用地があるという状況でございます。既にJR東日本からはその用地は全線にわたって取得、寄附いただいているという状況でございまして、今年度、市道787号線歩道拡幅工事ということで予算計上してございますので、予算の範囲内で東側、教習所辺りから順々に整備を進めていくという予定にしているところでございます。 157 ◯堀池交通対策課長 それでは、渡辺(大)委員の4問目と5問目と紀委員の関連質問についてお答えさせていただきます。  まずふれあい通りのバスの件なんですが、あちらにつきましては、考え方としては、料金を取ってないというところで民間という扱いになり、市として何かできるという方策はございません。そこに対して何か認可を出すとか、許可を出すとかというところではございません。よって、一応、交通管理者である警察署の方にご案内をさせていただいている状況でございます。  あと5番目のCoCoバスのバス停設置につきましては今後の研究、橋にバス停という案というのは研究させていただきたいというふうに考えております。  あと紀委員の関連の質問でございます。再編の懇談会の話も踏まえてになりますけれども、今、平成30年度では基本方針を策定したというところでございます。そういった中では様々なご意見に対しては、今後、検討し、どう判断していくかというところでございます。  次の市長の公約の関係になります。6番のCoCoバス等の収益改善についてでございます。こちらにつきましては、これまでも議会等で経年の課題であり、市長レク等においても、総合的見直しとして進めるようにと指示は頂いております。現状につきましては平成30年度よりCoCoバス再編事業に着手しているところでございます。  では続いて、33番、駅周辺のまちづくりを更に進めるというところでございます。こちらにつきましては都市計画マスタープランにおきましても、駐輪場整備という命題がございます。放置自転車対策も含めてでございますが、そういった中では都市計画マスタープランに基づき指示をいただいており、平成30年度において武蔵小金井北第1自転車駐車場、1階部分の追加の整備をしているところでございます。  続きまして、53番、自転車走行空間整備についてでございます。こちらにつきましては現状としては都の事業として都道である東大通り、東八道路など、自転車レーン、歩行者の歩道の分離を整備しており、また、警視庁事業として自転車ナビマークの整備を推進してございます。現状、市の事業として進捗はありませんが、今後、基本方針、都市計画マスタープランでも記載しているとおり、当然検討を進めるようにというところでは指示を頂いているところでございます。 158 ◯平野環境政策課長 では、環境政策課の分野についてお答えします。19番、屋根貸しについてでございます。  未利用屋根の活用による発電の検討につきましては小金井市地球温暖化対策地域推進計画において取組項目となっておりますので、計画の推進は市長の公約と合致しているというところから、指示を頂いているものと考えてございます。  実現の有無につきましては、担当ではこれまで先進市の事例等につきまして研究してまいりました。その中で共同による発電事業には効果的にパネルを設置できる場所の確保と安定的な電力の供給が課題と認識しているところでございます。市民共同発電で一般的なのは公共施設の屋根を利用する方法ですが、太陽光パネルを載せる場合、その重量に耐えられる構造や耐震性の確保が必要となり、施設の老朽化が進む小金井市では適当な屋根がない状況でございます。また、パネルを設置できるような十分な公共空地も少なくなってございます。このような理由から公共施設における市民共同発電につきましては現在難しい状況にございますが、再生可能エネルギーの普及啓発は環境基本計画にも定める重要な事業でございますので、どのようなことからできるかも含め、次期計画策定に合わせて研究してまいりたいと考えてございます。  続きまして、41番、緑と花を増やす運動と美化活動を拡充し、美しいまち小金井市実現につきましてでございます。小金井市緑の基本計画では、市民参加で緑を守り、つくり、活かすことを重点施策として掲げ、現在、市民が主体となって行っている公共施設などの植栽の剪定、公園の花壇作り、公園や道路の美化清掃活動などがございまして、市長の公約である美しいまちに合致しており、指示を頂いているものと考えてございます。  実現の有無につきましては、平成30年度に策定した小金井市公園等整備基本方針でも、市と市民が連携した地域主体での公園作り、維持管理を推進することとしており、ボランティアや地域住民と積極的に連携を図っているところでございます。平成30年度に新設したむさこぷらっと公園には花壇ボランティアの意見を取り入れた花壇を設置し、栗山公園では噴水があった場所を花壇に作り変えました。現在、これらの花壇は花壇ボランティアの皆様のご協力により、きれいに花が咲いているところでございます。また、栗山公園では定期利用している団体に池の清掃を申し出ていただき、新たに協定を結んでいるところでございます。このような協働を今後も推進し、小金井市を美しいまちとできるように取り組んでまいります。  45番、全ての公園に非常用の防災設備を拡充し、防災拠点機能の向上でございます。現在、小金井市には211の市立公園がございます。小金井市地域防災計画では、公園は災害時に安全を確保するための広場スペースと定めており、1,000平米以上の公園には防災用井戸や災害用トイレ、耐震性貯水槽を設けることを方針として定めております。したがいまして、全ての公園という考え方ではございませんが、防災設備の拡充という考え方は市長の公約と合致している部分があるとは考えてございます。  実現の有無についてでございます。公園は災害時の避難等に資するという側面を有する公共空地でございます。このため、小金井市地域防災計画においても梶野公園が一時避難所に指定され、一定の防災機能を備えてございます。一方、防災公園であっても、あくまでも一時的な集合場所であり、正式な避難所は別にあることから、公園の防災機能充実につきましては慎重に検討する必要があると考えてございます。  47番、世界ナンバーワンの雨水浸透ますの設置を拡充し、湧水の枯渇を防ぎ、野川の水量確保を他自治体にも呼び掛けるでございます。小金井市第2次環境基本計画では、基本施策として地下水、湧水の保全を掲げており、更なる雨水浸透ますの設置や道路の雨水浸透舗装の採用等を取組として推進しているところでございまして、これらの取組は市長の公約と合致しているものと考えてございます。  実現の有無でございます。市では、地下水及び湧水を保全する条例等により、一般家庭はもとより、開発行為においても水循環のための対策を求めており、雨水浸透ます、浸透トレンチ等は年々増えていると認識してございます。都市化により農地の宅地化が進む中で、このようにできる限り雨水を地下に浸透させる設備を設置することが湧水、野川の枯渇を防ぐことにつながり、非常に重要であると認識してございます。また、このような取組は野川流域の行政で組織される野川流域環境保全協議会や東京都が中心となり、野川に関係する市民団体や流域の行政で組織する各種協議会等で認識は共有されているところでございます。  49番、省エネと再エネの拡充により環境負荷の少ないまちづくりを進めます。小金井市地球温暖化対策地域推進計画及び地球温暖化対策実行計画市役所版では、省エネや再エネの拡充について市民の取組、事業者の取組、そして、市役所の取組を定め、普及啓発を実施してございます。そういった点で市長との公約と合致しているものと考えてございます。  実現の有無につきましては、市役所の実績としては平成29年度にESCO事業により街路灯の全灯LED化を実施し、省エネに大きく寄与してございます。また、令和元年度には、小金井市で初めて電気自動車を導入する予定もあり、さらに現在、基本設計を進めている新庁舎におきましてもZEB Readyの導入を前提として検討を進めているところから環境負荷の少ないまちづくりを公共施設において進めているところでございます。 159 ◯日野道路管理課長 次に、35番、どうぞのベンチについてでございます。ベンチの設置につきましてはここ数年、数か所設置、または設置予定としておりますが、全て市長から直接口頭にて指示があったところでございます。  緑中央通り、都市計画道路3・4・12号線の整備の中で中央線高架下やその北側において5基ほど設置してございまして、また、ふれあい通りのオカメザクラ周りにおいても今後設置する予定でございます。  次に、武蔵小金井駅前におけるバス停へのベンチの設置についてでございますが、道路管理者で設置できるベンチは、道路利用者のための施設でございまして、いわゆる休憩施設のためのベンチでございます。一方で、バス停のベンチはバス待ち客のための施設でございまして、気軽に歩行者が自由に利用できる状況ではございません。したがいまして、本市からバス事業者に駅前におけるバス停へのベンチの設置をお願いしているという状況でございまして、現在はその回答を待っているという状況でございます。  続きまして、53番の歩いて楽しめる市内の散策路の整備についてでございます。新設の散策路となると、なかなか難しいというところでございますが、現在ある遊歩道等の維持管理につきましては委託で除草等の作業を進めるのと同時に、市民から急を要する要望、通報等がございましたら、職員の方で直接作業を行うなど、迅速な対応をさせていただいているところでございます。これは市長の基本政策である健‘幸’長寿・ささえ愛の小金井、歩いて楽しいにぎわうまち小金井につながるものであると認識しているというところでございます。  また、道路管理課では坂と遊歩道マップを発行させていただいております。これは市民が市内を散策する道しるべとして活用していただいているものと認識しております。その坂と遊歩道マップの在庫が少なくなってきた際には、市長から増刷するよう指示を頂いているところでございます。 160 ◯田部井都市計画課長 42番、駅ホームへのホームドアやホーム柵の設置を進めるについてご説明させていただきます。指示についてでございます。ホームドアの設置につきましては事業者であるJR東日本が設置するものでございますが、要請を行っております。具体的には都知事及びJR東日本に対しまして、市長が直接要請を行うとともに、中央線沿線自治体の首長に対し、ホームドア設置に向けて呼び掛けてきた経過がございます。  現状についてもご説明させていただきます。東京都は本年9月にホームドア設置の補助制度を拡充する方針を示したところでございます。これまで利用者が1日当たり10万人以上の駅を優先的に整備しておりましたが、今後は10万人未満もホームドア設置の補助対象とするというものでございます。これによりまして、JR中央線の武蔵小金井駅及び東小金井駅も対象になったところでございます。また、JR東日本によりますと、中央線はグリーン車導入のためのホーム延長工事の関係から、ホードアの設置は令和6年以降になる予定と聞いております。 161 ◯渡辺(大)委員 ご答弁ありがとうございました。  まず1点、小金井街道の件でありますけれども、ご説明丁寧にしていただいたので概略分かりましたが、これ以上遅延がないように是非、本来まち開きにきちんと間に合えばよかったなと思っているんですが、いろいろ相手方の意向もあるので、これ以上は遅れがないように是非進めていただきたいと。小金井の正にメインストリートでありますから、整備に当たっても、よそから来た方々が小金井街道を見て、いいまちだなと思っていただけるような整備も是非進めていただきたい。遅れのないように進めていただきたいということだけ要望しておきます。  次に、私道の整備の関係は、考え方は分かったんですけれども、ただやはり以前に比べて幾らか実質収支も一定出るようになってきているので、どのくらい必要性があるかということから考えて、場合によったら、どのくらいオーバーするのか、今聞いてなかったけれども、例えば年度途中である程度補正を組めるような状況だったら組んででもやっていくという考え方を持ってもいいのかなと思っておりまして、他の自治体と比べてどのぐらい予算措置がこの部分で十分なのか、十分ではないのか、私は調べたことはないんですが、多分、小金井市は全般的に一時期どうしようもないくらい財政がめちゃくちゃだった時期というのがあって、相当絞っている。例えば交通安全対策のものも予算を調べてみたらいいと思うんです。他の市と比べてみてどうなっているのかとか、余り調べてみたことはないですか。他の市だと幾らとか。全体的に放漫経営はよくないんだけど、必要なことも我慢させてきた歴史だから、そういう点で考えると、私道の件で言ったら場合によったらどのくらいの水準で予算措置されているのか、調べてみていただいて、少し格上げできるんだったらしていくという手もあると。つまり、整備を促進するというやり方はあるかもしれないということで申し上げておきたいということで、もう少し機動的にやってもよかったかなということは申し上げておきたいなと。これは意見だけ申し上げておきます。  それから、東小金井駅のまちづくり事業用地の取得費ということで、水上委員からも関連質問があったんですが、結局、駐車場として引き継ぐから交通対策課経費で決算したというんですけど、どうなんですかね。あくまでまちづくり事業用地であって、駐車場事業用地ではないわけですよ。だったら、本来のまちづくり事業用地で、東部地域における基幹的な公共施設ということだったらば、ここで決算しているのはおかしいのではないか。つまり、あくまで駐車場というのは暫定利用なわけですね。暫定利用のもので購入したというふうに決算が出てくるのはいかにもおかしいのではないかと。だったら、例えばどこがいいのかな。企画調整の方の経費になるのか、どこになるのか分かりませんけれども、少なくとも交通対策課経費ではないのではないですかと思っていて、これだと言葉は悪いけど、暫定利用するもので決算されると、いわば粉飾決算ではないけど、事実と異なることで決算していることになってしまって、しかも、金額が10億円ですから、全体的な統計的なあれから見ても、交通対策課だけ課題に予算をとっていることになっているけど、交通対策課のための予算ではないわけだから。こういう決算の在り方で本当にいいんですかね。暫定的に何かやるなら暫定の方に引きずられて決算しなければいけないの。財政課か、会計課か、いいのかな。こういう考え方でいいんですか。暫定利用の方で決算していいんですか。本来のことで決算すべきではないんですか。その点どうなのかということです。  あと、今、企画財政部長から一定の答弁を頂いたんですけれども、区画整理というのは、私も最初から、私が議員になった直後から起きていることなのでずっと見てきているんですけれども、その間、行政の側もまちづくり事業用地については地元の人たちにこういういいこともあるからということで説得の材料に使ってきた経過もあるわけです。水上委員の先代の議員もいらっしゃったけど。ずっといろいろなことが積み重なってきたわけなんですね。だから、ここに来て、10年先送りだとか、駐車場でしばらくほっておこうとか、これは地元への背信行為ではないかと思っておりまして、もう少し前倒していくということを考えていく必要があります。  あと2問目で伺いたいのは、そうは言っても、ない袖は振れないというのはあるので。例えば福祉会館も3億円を超える寄附を頂いて弾みがついたといいますか、そういうことがありましたよね。だから、先立つものがないとなかなか計画も進まないので、例えば東小金井のまちづくり事業用地の活用に関しては、それに特化した基金などもきちんと作って、毎年の実質収支の中から積めるものは積んでいくと。こういう計画的なことも少し組み立てられたらいかがかなというふうに思うんですね。でないと、いざ、そのときになってどういう財政状況か分からないけど、また10年たった段階でお金がないからやめておこうとか、先送りの先送りになっていくのではないかということで、少なくともこういった基金なども作って、きちんと活用に向けて備えると。早期の活用に向けて財政的な条件も整えると。こういうことぐらい誠意を見せていただきたいと思っているんですが、そのことについてのお考えについても、基金創設なども検討してみていただきたいんですが、いかがでしょうか。これは2問目で伺いたいと思います。  それから4番目の件で、中央通りの件、取得は済んだということで、本年度工事が始まるということですが、前々からいろいろ提案させていただいた緑化の件とか、これは実は、今、中央通りという名前ですけど、事実上の将来、市役所通りになるのかなと。東小金井駅方面から市役所までの最短ルートになるということもありますので、それ相応の緑化とかいろいろなものは工夫していただきたいというふうにお願いしておきたいと思います。特にこれも市役所の建設、今のスケジュールでいくと大体見えますね、いつ頃までにできるかというのは。それまでなるべく急いで、きちんと整備しておく必要があるかなと思っております。  あと、実は、学生コミュニティハウスができて、ランブリングウォークの方も反対側に整備されていくことになって、地元の人は喜んでいますよ。ということで、今度、蛇の目ミシン工場跡地の北側も、一定、高架下、活用されれば、そこもランブリングウォークができるんでしょうから、北側も南側も歩行者空間が整備されてくるかなということで是非的確に事業を進めていただきたいし、緑化に関してはいろいろ工夫もしていただいて、歩いて楽しい道にしていただきたいということは要望しておきたいと思います。  あとカーブミラーの件、やったっけ。なかったっけ。(「ないです」と呼ぶ者あり)ないよね。すみません。それで、中山谷通りを北に上がってきて、中央通りに出るところにこれまでは両方が見えたんですが、工事が始まって、学生コミュニティハウスができると、左右の視認性が悪くなので、カーブミラーが必要になるのではないかと思われますがという話をさっき1問目で聞いて。分かりますか、イメージ。そこに必要ではないかと思われますが、いかがかということはご答弁を頂きたいということですね。  あと、ふれあい通りに関しては、民間だから市としては手出しはできないということでありますが、市民の方からしてみると、歩行者優先道路という位置付けがあるから、事実上小金井市の考え方は、バス停は全部駅前ロータリーで整備してきているわけですね。ところが、ああいう形で、無秩序までは言わないんですけれども、バスがずっとかなりの時間停まっていて、歩行者がバスの陰から出てくると結構危なかったりして、車も結構通りますからね。ということなどもありまして、市民の方からそういう苦情があったということは申し述べて、もし停める位置などについていろいろ苦情などもあるようだったら適切に対応していただきたいということはお願いしておきたいと思います。  あとコミュニティバスに関しては、今後研究していただけるということなんですが、以前、北東部循環で、大分前の話ですけど、前、郵便局のところで曲がっていたのを日進堂という文房具屋のところでパニックになっていたので、提案してコース変更していただいたんです。稲穂神社というバス停ができたということは前話したこともあったと思うんですが。ここの今回の貫井南町、前原町のところも乗ってみて、ぐるっと回ってきてみると、あそこは、野川のところあたりに住んでいる人たちは大変不便だろうなということは、相当な区間、バス停がないので、不便だろうと思っておりまして、今般いろいろ調べてみて、橋の上にバス停ができるということが分かったので、是非いろいろ工夫してみていただきたいと。あそこのとりわけ前原町の方々と貫井南町の方も一部かな。利便性が向上されるように、鋭意検討していただいて、全体的な路線の変更を待つのではなくて、すぐできる工夫として是非研究して実行に移していただきたい。これは要望しておきたいと思います。  公約の件に関しては、いろいろ言いたいこともあるわけでありますけれども、一とおりの答弁は出ていたか。1個だけ、すみません、ちょっと確認できなかったので、全ての公園に非常用防災設備を拡充という公約については、そもそも全ての公園に非常用防災設備を拡充するかどうかは慎重に検討が要るという答弁までは分かったんですが、それで4年間の市政の運営の中で、では、非常用防災設備を拡充した公園というのは211の中で幾つあるというふうに理解すれば。ないということでいいですか。慎重にこれから検討するというぐらいだから、ないということでいいんですか。あるんですか。あるんだったら幾つあるのかということを教えていただきたい。211あるわけですから。それだけ確認させてください。  あともう一つ。ナンバー35で、バス停に関しては民間事業者にどうぞのベンチの設置をお願いしているということのようなんですが、遊歩道と野川と玉川上水についてのご答弁がなかったので、遊歩道と野川と玉川上水にはどうぞのベンチはどうなったのかについては担当からそれぞれお知らせください。 162 ◯紀委員 全くご答弁されなかったなと思っております。質問させていただきましたけれども、運行開始からCoCoバス、15年もたって、それまでに何度も私も中央線高架化になったことで南北交通はどうなるんだということで言ってきましたし、それは市として課題ということは分かっていたと思います。どのように検討されたかということで、決算年度で聞かせていただきましたので、お答えいただきたいと思います。  そして、乗換えができるようにしてほしいという、これも市民の声で前も質問させていただいたと思います。その点についてどのように考えているか、伺いたいと思います。  もちろんこれで決定ということではないので、今から市民の方に、この間も聞きましたけれど、また聞いていくということでございますけれども、様々工夫していただいて、きちんと対応していただきたいなと思っております。東八道路の南側にもCoCoバスをということで、実際にきちんと基本方針にも書かれておりますけれども、CoCoバスにおいては市内全域を路線バスとCoCoバスの両者が一体となってカバーする地域公共交通ネットワークを形成すると書かれております。路線バスを補完するサービスの提供ということで書かれておりまして、効率性の観点も踏まえると、一つのルートで結ぶ施設には限界があるため、他の施設にもできるだけ負担なく移動できるよう、CoCoバス路線での乗り継ぎに伴う移動距離、運賃、ダイヤ接続、待ち空間等の観点から利便性向上を図るということで、ここにも基本の方針として書かれておりますので、これまでの決算年度における検討状況を伺いたいと思います。 163 ◯水上委員 まちづくり事業用地はやはり費目としてここに載っているというのはちょっと違和感がありますね。それは渡辺大三委員も質問されたので、その答弁、ちょっと注目して聞いておきたいと思います。  あと、まちづくり事業用地は是非前倒しも含めてスケジュールを示してもらいたいと思うんです。要するに、企画財政部長が言われたのは、都市計画マスタープランなどを踏まえて考えたいという話でしょう。そうしたら都市計画マスタープラン、3年後ではないですか。行政内部の検討があって、市民検討して、基本設計、実施設計ということを考えたら、大体5年ぐらいかかるわけです。そういうふうに考えたら3年後で8年でしょう。企画財政部長が言ったスケジュールで言うと、大体丸々10年は駐車場という話になりかねない話なんです。それで本当にいいのかどうかということになるので、是非前倒しも含めて、ある程度どういうふうな段取りで進めていくのか、せっかく市民検討で作った計画案があるわけだけど、新しい基本構想や都市計画マスタープランということになってくると、あの計画は全く1から見直しということにならざるを得ないことになってしまうので、せっかく市民を集めて作ったものがあるわけだから、それを踏まえて考えていただきたいというふうに思うんですね。  市長の政策意思を聞いているので、市長は、このまちづくり事業用地の購入に当たってどういう指示を出されたんでしょうか。市長が言っている市役所庁舎が決まれば公共施設の全体の計画が決まるんだというふうに言っていましたけれども、まちづくり事業用地については市役所の建設が終わった後から考えるということなんでしょうか。それとも今から考えていくということなのかどうか。市長の考えを明確にお答えいただきたいというふうに思うんです。  企画財政部長が言ったみたいに、新しい都市計画マスタープランを踏まえてから考えるという、いわゆる10年計画という形でいいんですかね。今から何らか準備を始めないと、僕は市民に説明がつかないと思うんですが、その点、いかがでしょうか。 164 ◯岸田委員長 質問が少ないのでそのまま行ってしまいます。答弁お願いします。 165 ◯天野企画財政部長 暫定利用なので、予算についてどうなのかというご質問を頂いたところでございますが、私どもとすれば、まちづくり事業用地を利息のみ支払い続けている状況の改善策として、駐車場としておおむね10年間、継続するというプランの下、今回の事業がまず基本的にあるということであります。  まちづくり事業用地は長年の懸案課題でありまして、なかなか金額も大きくて塩漬けになっていたということがあります。そういった状況の中、今回そういうプランの下、一定振興基金の方から借入れを10年間行うというような計画に基づいてまず行っているということをお話しさせていただきました。したがいまして、予算、決算につきましてはこの科目、この款項目で適切であるというふうに考えてございます。  それから、東小金井地域の方々のお気持ちということで、それは区画整理事業が始まったときから私ども感じているところでございまして、そういう思いは私どもも持っているということであります。しかしながら、財政状況も踏まえながら、まとまった公共施設とすれば、ここもなかなか少ない貴重な用地でございます。その活用をいたずらに時間をかけてという気持ちはないんですけれども、計画的に進めてまいりたいということはお話ししたいと思います。  それから、基金の創設ということであります。まちづくり事業用地を1期、2期というふうに分けて、2期の方を売却ということも考えてございます。そこで、一定市の方に財源が生まれたときにはそういった資金も活用しながら、ここの土地の活用を行っていくということを考えてございます。そういったときは、必ず計画的行政ということを訴えているわけでございますので、実施計画または財政見通し、そういったところでまちづくり事業用地の活用を計画的に位置付けて進めてまいりたいというふうにお答えいたします。 166 ◯岸田委員長 中山谷のカーブミラー。お願いします。 167 ◯堀池交通対策課長 4点目の中山谷のカーブミラーの件でございます。現状、立てられているような状況でございまして、状況を見させていただいて判断はさせていただきたいかなというところで答弁させていただきます。 168 ◯日野道路管理課長 次に、市長公約のベンチの件でございます。遊歩道、野川、玉川上水に設置するベンチについてでございます。そもそもベンチはどこでも設置できるわけではなく、基本的には車椅子同士がすれ違い可能な有効幅員2メートルにベンチ設置部の1メートルを加え、全体で3メートル以上、必要になってまいります。遊歩道については、遊歩道というくらいなので、幅員というのは狭い状況でございますが、その中でも、遊歩道の中で設置できるところがあれば、検討はしてまいりたいなと考えているところでございます。  野川につきましては、野川は河川区域内ということでございまして、基本的には東京都の管理する区域になります。既に東京都の方で、野川沿いにはある程度ベンチを設置していただいているところでございますので、市としては今のところベンチの設置は考えてはおりません。  続きまして、玉川上水沿いなんですけれども、玉川上水は平成11年に東京都における自然の保護と回復に関する条例に基づき、歴史環境保全地域に指定されており、平成15年には文化財保護法に基づく国の史跡に指定されてございます。そのため、ベンチ設置についても国の許可が必要になってまいりますので、設置するのは非常に難しいのかなと考えているところでございます。 169 ◯平野環境政策課長 公園の防災設備の件でございます。この4年間で5か所の公園に耐震性貯水槽を埋設してございます。 170 ◯岸田委員長 CoCoバスの件。あくまでも決算年度はどういう検討をしたかということですね。お願いします。 171 ◯堀池交通対策課長 平成30年度において、南北交通であったり、乗換えであったり、そういったところの検討状況というところでございます。再編事業におきましては、平成30年度基本方針を策定させていただいております。そういった中で、アンケート等もとっている状況の中、一つの課題として、意見として伺っているところでございます。ただ、私どもで作成しているこちらの方に南北の乗換えの問題という形では細かくは記載できない状況でありますので、アンケートをとった自由意見などでそういう意見は集約してございます。そういった中を踏まえまして、検討した結果、今、基本方針の四つが出てきているという状況でございます。今後につきましてはそういったルートで現実的にはなる話ではございますが、それについては今年度以降、これからの検討という状況でございます。 172 ◯紀委員 議事進行。南北交通については市としては全く検討してないということですか。アンケートだけが頼りみたいなことをおっしゃっているんですけど。 173 ◯水上委員 議事進行。市長の見解を質問していますので、どういう指示をしているのか。 174 ◯堀池交通対策課長 個別に南北のというところでは検討はしてございません。 175 ◯西岡市長 一番最後に答弁させていただくつもりでございました。すみません。東小金井駅のまちづくり事業用地の今後の市の方針についての見解でございます。まず東小金井駅北口エリアは、言うまでもなく、小金井公園ともつながり、また人口も増えている場所でもあります。そして、朝通学されてくる学生も多く、小金井市域の中では本当に大切な場所でもあるとともに、これからその魅力も更に発揮され、活性化していくべきまちだと思っております。  そして、東小金井駅の南口ともつながり、小金井市の東部地域の一つの核をなすエリアだと思っております。現在は計画を延伸したものの、令和元年度末までに事業費ベースでは80%の達成率になる見込みでありますが、区画整理の事業を今進めております。こちらは今後の東小金井駅北口の第一段階のまちづくりだと私の中では考えております。今後、まちづくり事業用地や事業用地周辺の土地の活用方策というのは、これからの東小金井駅の在りようにおいて非常に重要な場所です。そして、高架下には福祉共同作業所が現在入っている施設もありまして、その活用も現在庁内において種々検討しているところでございます。  今後、区画整理を行うことによって、まちの中ににぎわいや様々な機能やいろいろなマンションのみならず、民間の店舗もこれから計画されてまいります。そういう中において、私も、委員おっしゃっているような、のんびりと考えているわけではなくて、当然、10年間という想定の中で駐車場用地を現状は暫定的な形で対応してまいりました。これは土地開発公社において、かなりの年数、ずっと利子を補給してきたという状況があり、その金額は3,000万円台だったでしょうか。かなりの金額を毎年ということが積み重なっておりましたので、ここはまずは一刻も早く対応しなければというのが市長就任時に考えたものです。  私の指示としては、まずまちづくり事業用地の利子をずっと払い続けていかなければいけないという状況は、何らかの形で打開しなければいけないということの対応をいたしました。そして、今後は、部長からも答弁がありましたように、第5次基本構想、都市計画マスタープランの策定をしながらも東小金井駅北口における区画整理につながる次なるまちの在りよう、まちづくりについてしっかりと取り組んでいく方針が一つ思っておりますが、これはやはり地元の方々や関係機関との協議も必要になってくると思っておりますので、私としては、庁舎、福祉会館、清掃関連施設を優先的に行っておりますが、さらにこの度学校施設についても長寿命化計画の策定に取り組むなど、公共施設の全体の取組方針が少しずつ動き始めたわけであります。その軸の中で北口の区画整理のまちづくり用地の活用も含めた課題はしっかり取り組まなければいけない課題だと。そしてまた、大変重要な課題であり、また、まちづくり事業用地だけではございません。そういった意味で東小金井駅北口のまちの在り方というのはこれから市民の方々とともに考えていきたい、このように思っております。 176 ◯岸田委員長 質疑の途中でございますが、おおむね2時間を経過いたしましたので、休憩といたします。        午後5時40分休憩      ────────────        午後5時55分開議 177 ◯岸田委員長 再開します。  先ほど保留といたしました白井委員のコミュニティバス運行経費に係る部分に対する質疑の保留を解き、答弁を求めます。 178 ◯若藤都市整備部長 長い間お時間を頂きまして、大変申し訳ございませんでした。それでは、CoCoバスに係るご質疑につきまして担当よりご答弁をさせていただきます。 179 ◯堀池交通対策課長 大変お時間を頂きまして、ありがとうございます。答弁に入らせていただきます。  結論といたしましては人件費が要因となっておりますが、平成30年度より新たに正規運転士人件費等の計上及びCoCoバス補助金制度の見直しを行ったことにより、算定方法に変更が生じております。その結果、人件費については、これまで全体にかかった人件費を各路線の運転士要員数に応じて案分しておりましたが、平成30年度より正規運転士分を新たに加味するため、各路線の年間労働時間に応じて算出しております。例えばイメージとして人件費全体を100と仮定しますと、算出方法の変更により北東部循環が占める割合は前年度、平成29年度で38%であった割合が、平成30年度では35.3%となります。また、貫井前原循環では平成29年度で28.7%が、平成30年度では29%になると。このことから、北東部循環は割合としては減っているんですが、人件費全体が増額していることから、北東部循環における人件費の増額率については各路線に比べて小さくなっているというところでございます。  一方、貫井前原循環につきましては算出方法の変更により人件費全体に対して占める割合が大きくなり、かつ人件費全体が先ほども申し上げましたが、増額していると。このことから北東部循環と比べると増額率が大きくなっているという状況でございます。なお、東部循環についても同様の考え方により他路線に比べると増額率が大きくなっている状況となってございます。 180 ◯白井委員 議事進行。今、答弁されたとおりだと思います。しっかり聞きましたので分かりましたが、ただ、一言言いたいのは、地域懇談会でそこまで細かい説明は要らないまでも、算定方法が変わったとか、そこの状況は簡単にでも説明すべきだったと思いますね。それを聞かないまま、この資料を見て説明を受けると、北東部循環と貫井前原循環、ここの補助額がかなり上がっていますねというふうにしか捉えられないので、そこだけは私としては不適切だったということで、今後また改善を求めたいと思います。 181 ◯岸田委員長 申し訳ありません。第2回説明会もあると思いますので、そこでお話をしていただくなり、工夫をお願いいたします。  それでは質疑を続行します。次の方。 182 ◯水上委員 私からは2点、ごみ減量と都市計画道路3・4・8号線について伺いたいと思います。347ページのごみ減量啓発に要する経費で伺いたいと思うんですが、今年度はごみ処理基本計画策定という形になっていまして、そういう意味で、平成30年度の決算について、幾つか細かい点も含めて伺いたいと思うんですが、一つは、小金井市のごみ量についての認識について伺いたいと思うんですね。  資料も出してもらいまして、ごみの総量の1日1人当たりで見ると、小金井市は三多摩26市中、一番少ないという形になっていて、これは全国トップだと思うんです。ただ、これは新しい共同処理施設ができたときに事業系ごみの共同処理施設での処理が始まってくると、処理基本計画では一般廃棄物処理手数料の改定など、事業系可燃ごみの取扱いに変更があった場合には、今民間の一般廃棄物処理施設で処理されている約2,000トンが新可燃ごみ処理施設に搬入されることも想定されるということになっていて、今は2,000トンというのは、これは想定の数字だと思うんだけれども、民間の処理施設で処理されていて、これから例えば共同処理施設ができたときに2,000トンが新たに入ってくる可能性があるということを踏まえて考えると、平成30年度の1日1人当たりのごみ量というのは2,000トンプラスすると、平成29年度の統計なんですけれども、市町村自治調査会の資料なんですが、これで2,000トンがプラスになったときの1人当たりのごみ量を計算すると、今1位なんだけど、残念ながら2位とか3位とか、場合によっては4位という形になってくる可能性があるのではないかなというふうに思っていまして、以前、1番でなければいけないんですかという議論も過去にありましたけれども、やはり小金井市の場合は広域支援という形で特殊な形のごみ処理になって、他市にいろいろな負担や迷惑をかけてきたということや、共同処理施設を始めるに当たってもごみ減量というのは小金井市が努力していかなければいけないことだと思うんですね。ですから、僕らもトップクラスという意識があるんだけれども、こういうふうに見ると、決してトップという状況ではないということが言えるのではないかなと思います。  それと、要するに、収集量で見ると、1日1人当たりの収集量、可燃ごみ、不燃ごみ、資源、粗大、有害、全部入れた収集ごみ量で見ると、可燃ごみは小金井市は三多摩26市で一番少ないんですけれども、収集ごみの総体で見ると13位ぐらいだと思うんです。要するに、平成29年度の市町村自治調査会の資料で見ると。だから、ごみ減量についてはまだまだ努力する必要があるということを、そういう認識を持つ必要があるし、そういう認識を持って取り組まれているとは思うんですけれども、改めて小金井市のごみ量についての認識を伺いたいと思うんですが、この点ではどうでしょうか。  あと、平成30年度のごみ量の目標の問題なんですけれども、平成30年度の目標は1人当たりマイナス16グラムですか。だから、達成の見込み、達成したということだったと思うんですね。毎年4グラムずつ、1日1人当たりのごみ量を減らしていこうという目標だと思うんですけれども、さっき示した総体のごみ量なんかを考えると、例えば事業系ごみとか、そういうことも含めて、目標の持ち方も検討する必要があるのではないかなと思っているんですけれども、その点、どう考えるか伺っておきたいと思います。  今までの目標の持ち方は、結局、家庭系の収集ごみの1人当たりのごみ量を減らしていこうという形になっていると思うんですね。平成36年度までに10%減量で、1人356グラム以下という形で4グラムずつ減らしていこうというようなことになっていると思うんですけれども。収集ごみ量全体で見ると13位という中位ぐらいになっているわけだから、家庭系ごみ収集で、目標を持っているものについては、新しい目標を立てるに当たってはもうちょっと積極的な目標を持つ必要があるのではないかと私は思うし、事業系ごみを含めて、全体的な目標も併せて持つ必要があるのではないかなと思っているんですが、この目標の持ち方についてどんなふうに考えているのか、伺いたいと思います。  あと平成30年度の廃棄物処理基本計画と平成31年との比較で余り具体化されていないと思われるものについて伺いたいと思うんですけれども、一つは地域ネットワークの構築ということが言われていると思うんですけど、この地域ネットワークの構築って僕も意味がよく分からなくて、担当としてはどういうイメージを持たれてやっているんでしょうか。一切具体化されていないと思うんですね。地域ネットワークの構築というのは平成30年度、どんなふうに取り組んできたのか伺いたいと思います。  あと、転入者に対するごみの分別の説明窓口の設置。これは現状どうなっているんでしょうか。多摩市に小金井市も視察に行っていると思うんですけれども、この中では多摩市はごみの説明の窓口があって、転入手続をしている間にごみの分別の説明窓口に行って、それでごみカレンダーみたいなものを渡されて、大体20分ぐらい説明を受けて、転入手続が終わる間に説明を受けるという形になっていまして、小金井市も多分ごみ対策課の方に転入者は行くことになっているのか分かりませんけれども、そういう対策が新庁舎ができたときにどうなるかということもあるんだけれども、これはずっと廃棄物処理基本計画の中では一つの課題として乗っかっている部分だと思うんですね。これが平成30年度どういうふうな具体化になっているのか。この点について伺いたいと思うんですが、どうでしょうか。  あと、食品ロスの問題が一定質疑がありましたけれども、食品ロスについては提案したいと思うんですけれども、法政大学と東京農工大学と包括連携協定を結ばれていますね。八王子市などは包括連携協定を結んだ大学と協力・協働して、食品ロスについて学生からいろいろなアイデアを出してもらって、要するに、大学生と一緒になって新しい施策を考えたということがあって、東京農工大学とか、こういう得意分野なのではないかなと思ってて、そういう形で食品ロスの問題もせっかく包括連携協定を結んでいるわけだから力をかりて知恵を出すということも必要ではないかと思うんですが、この点、どんなふうに考えているか、伺いたいと思います。
     あと、事業系ごみの問題なんですけれども、いずれにしても事業系ごみが今後増えてくるという可能性が大きいと思うんですね。さっきプラスチックごみの話もあって、当然、僕らもなるべく排出しないような努力をしなければいけないんですけれども、一番は拡大生産者責任というか、事業所の責任は大きいと思うんです。コンビニとかで物を買うと、大体プラスチックとか、不燃ごみですよね。レジ袋も言わなくてもレジ袋に入れてくれるわけだから、今随分変わってきて、レジ袋は要りますかみたいな聞くところもありますけれども、拡大生産者責任について小金井市としても立入指導であるとか、国や東京都への要請を行うということが基本計画でも明記されているし、廃棄物処理計画の中でもうたわれている部分だと思うんですね。平成30年度においては事業系ごみのごみ減量や、排出しているものが適正な排出の内容になっているかどうかも含めて、どの程度立入検査や指導を行ってきているんでしょうか。また、国や東京都に対して拡大生産者責任を問うという形で何か他市と連携して行うということになっているんですが、具体的な行動がとられているのかどうか。この点確認しておきたいと思うんですが、この点ではどうか伺いたいと思います。  あと、粗大ごみも小金井市は一定量が出ておりまして、大体、多摩地域のごみ実態調査で見ると第7位ぐらいの多さになっているのではないかなというふうに感じているところなんですね。さっきリサイクル事業所の話がたゆ議員からありましたけれども、粗大ごみに影響がどれだけあるのか分からないという話だったんですけど、私もリサイクル事業所の閉鎖については昨年10月ぐらいに決定したということだったと思うんですが、確かそうですね。閉鎖するということを決めたというのが。その後、陳情などがあって、シルバー人材センターと協議をされて、今形を変えたけど、再開という形になりましたね。  僕、10月の決定のときに、なぜリユース事業についてもうやらないと。イベントなどでの普及啓発に努めるんだというふうに方針転換されたわけだけど、もうちょっとリサイクル事業所の実際の職員の人の声とか、市民の声とか、そういうものを聞いて、今後のリユース事業をどうするかということをなぜ検討しなかったのかというのがすごく疑問で、結論を最初に決めて、陳情など市民から意見が上がって、議会の議論があって、結局、再開になるという形になりましたね。そういう点で言うと、市のやり方というのは、結論を決めて押しつけるみたいな形に結果としてなってしまったのではないかなと思ってて、シルバー人材センターの方もごみ減量に協力しようということで一生懸命やっているわけだから、そういう人たちの思いも含めて、あと市民にもきちんとリユース事業を進めていくに当たって、本当は説明して行うべきだったんじゃないかなというふうに思っているんですが、この点、リサイクル事業所について改めて伺っておきたいんですが、この点いかがでしょうか。  あと、都市計画道路3・4・8号線整備に要する経費なんですけれども、ページは401ページですね。これは都市計画道路3・4・8号線、確か事業認可されて9年目、約10年経つと思うんですね。10年経って、今状況がどういうことになっているかという資料を出していただいていますけれども、北側部分、梶野町一丁目、五丁目は契約が7件で、賛成10件なんですね。反対が8件で保留7件、未折衝が2件になっているので、大体交渉状況で言うと明確な賛成、契約が17件でしょう。あと反対、保留、未折衝で言うと17件ではないですか。だから、まだ合意に達している状況というのは半々なんです。しかも、南側で言っても契約が5件でしょう。反対が2件、保留が4件だから、まだ反対、保留の方が契約件数と比べると多いという状況になっていて、事業認可されて約10年経とうとしているのに、こういう状況になっているということについて、小金井市はどんなふうに考えているんでしょうか。  しかも未折衝が2件ありますけれども、未折衝はどういうことなんですか。連絡がつかないということなんでしょうか。この点、どういう状況なのか、伺いたいと思います。  あと、3・4・8号線については小金井市の負担で事業計画では14億円というふうに言われていたと思うんですね。今回、資料を出してもらったんですけど、先々のお金は分からないということで、出てこないんですけれども、今、起債と一般財源を合わせると、その金額で今の小金井市の進捗率で計算すると、大体16億円ぐらいになるのではないかと思うんです。ただ、用地取得に幾らかかるのかというのは実際のところ分かりませんから、何とも言えない数字だと思うんだけれども、しかし、当初言われていた14億円よりも更に地価がちょっと上がっているという関係もあって増えていくということではないかなと思うんですけれども、その点どんなふうに見込んでいるのかどうか。この点、ちょっと伺いたいと思います。  それと、北側と南側ですね。事業年度、どうなっているのか、ちょっと伺いたいと思うんですが、いかがでしょうか。 183 ◯渡辺(ふ)委員 関連。1点、簡単に関連させていただきたいと思います。都市計画道路3・4・8号線についての見解を伺いたいと思います。平成30年度、決算年度に大きく進展している、土地全体の事業費が大きく前進しているわけなんですけれど、いろいろな今までの経緯はありますが、北大通りとの交差点は非常に変則的な交差点で、子どもたちの通学路にもなっている場所でもありました。また、南北の相互通行ができないという点では非常に危ない3・4・8号線ということで、そうした中で大きく事業が進んだということは安全対策が大きく進んだということにもつながっているなと私はいつも通りながら思っているところです。この辺は評価したいと思っております。  しかしながら、きれいに道路を整備していただいたところ、歩行者の方も今大変多く通られております。そうした中で、道路が広がっていないということについては非常に残念だなという思いもありまして、1台相互通行するときは止まらなければ通行できないような状況にもなっておりますが、この辺の整備について何とかならないのかなというふうにも思ったりするわけなんですけれど、この辺について伺いたいと思います。また、東側は大きく進んできた3・4・8号線の整備であります。西側についてはまだまだ時間がかかるのかなとも思いますけれども、丁寧に行いながら、しかし、せっかく拡幅事業が進んできているところでもありますので、しっかりと調整をし、土地の取得も進めていっていただきたいと考えておりますが、いかがでしょうか。 184 ◯岸田委員長 答弁お願いします。 185 ◯小野ごみ対策課長 幾つかご質問を頂きました。まず事業系ごみの関係でございます。今、実際に小金井市の現在の状況の中で、事業系ごみに関しましては、市内の事業所から収集許可業者を通じて民間の処理施設の方に行っているわけでございますが、総量は私ども把握してございません。あくまでも想定ということで2,000トンということで基本計画の方にも書かれているところでございます。今後、浅川清流環境組合の方の新可燃ごみ処理施設の稼働後、2,000トンの全てが帰ってくるか、または一部が帰ってくるかという部分に関しましては、今、各許可業者の方とヒアリングをしながら我々は今後のごみ量については考えていかなければいけないという状況にあるところでございます。  それで、次、お話しいたします。毎年4グラム減していくという目標の設定の考え方ですとか、事業系のごみが増えていくということに関しての今後のごみ量の推移とか、現在、今年度中に策定を行います基本計画の見直しの中で当然盛り込んでいかなければいけない内容だというふうには認識をしているところでございまして、来月、減量等推進審議会の方に諮問を予定してございますけれども、その中で、一定、私たちの考え方を含めて、素案の方を諮問させていただきまして、減量等推進審議会の方でご議論いただく予定となっているところでございます。ですので、目標の在り方に関しましても、今、家庭から出る、資源ごみを除く家庭ごみという形で、燃やすごみ、燃やさないごみ、プラスチックごみがここに入っているわけでございますけど、その目標の設定の考え方についても見直しをしていく必要があるということは認識をしているところでございます。  続いて、地域のネットワークの構築でございますけれども、基本計画に書いてございます地域ネットワークの構築に関しましては、ごみゼロ化推進会議との関わりという部分だと考えてございまして、今、ごみゼロ化推進会議については大きく啓発部会、事業者部会、まち美化部会というふうに分かれているところでございますけれども、私たちがイメージしている内容は地域が抱えているごみ、また不法投棄とか、ごみ全体に関する問題、課題を市と共有して、市の考え方を地域のネットワークの方に下ろし、地域に根付いたごみの減量を行っていくという考えの中で基本計画の中に盛り込んでいるところでございます。実際にごみゼロ化推進会議の方にはその旨のお話もさせていただいたこともございます。具体的な取組の内容等については前期の5年間で具体的な取組はできませんでしたが、今後の更に5年間に新しい基本計画の中ではより具体的な地域のネットワークの構築については盛り込んでいかなければいけないというふうには考えているところでございます。  それと、転入者対策でございますが、転入者対策については私たちごみ対策課が抱える大きな課題でございまして、転入者にも小金井市のごみの分別ですとか、様々な施策についてご理解をいただかなければいけないという中から、転入者対策は大切なことだというふうに認識してございます。  現在の市民課の窓口における状況を考えると、あそこのフロアで私たちの職員、もしくはごみゼロ化推進会議の方たちが説明して、より混乱してしまうということも想定されていますので、昨年、平成30年度なんですけれども、ごみゼロ化推進会議の方々のご協力によりまして、2日間転入者対策の試行といいますか、やらせていただきました。その形をやらせていただいて、効果があるかないかという部分に関しましてはまだ検証の途中ではございますけれども、ここも新しい基本計画の中では転入者対策についてはごみゼロ化推進会議との連携も含めて構築していく必要があるとは考えてございます。  それと、市内の大学との連携というところでございますけれども、食品ロスに限らず、ごみの減量と資源化の推進に関しましては、大学との連携は必要だと思ってございまして、具体的に言いますと、昨年度、ごみゼロ化推進会議の方の研修といいますか、行ったんですけれども、海ごみに関しまして、東京農工大学の先生に講演をいただいている実績がございます。東京農工大学とは引き続きいろいろな部分で相談させていただき、ご協力いただける部分についてはご協力いただきたいと考えてございます。  また、法政大学に関しましても、法政大学の方の依頼によりまして、私ども職員が行って、ごみのことについてお話をする機会を10月末に行わせていただきます。それをきっかけといたしまして、法政大学との関わりもより深めていきたいと考えているところでございます。  拡大生産者責任の基本計画に書いてある状況でございますが、これは私ども小金井市だけで単独でできるものではございませんので、清掃に関する26市ですとか、いろいろな一部事務組合とのそういう会議体がございますので、そういうところの中で情報共有しながら訴えかけていけるものがあれば、それを訴えかけていかなければいけないと思ってございますし、また、小金井市といたしましても各事業者に対して自主回収推進という部分についての働きかけの方はこの間させていただいてございます。より強化して、自主回収を行っていただく事業者を増やしていきたいと考えているところでございます。それは実際に年度ごとの実施計画の中にも盛り込んでございますし、そこは引き続き取組を強化していきたいと思ってございます。  あと事業系ごみについて、先ほどの2,000トンの関係もございますけれども、大規模事業所調査というのを毎年やってございます。また、各市内の事業者に対して、今後、ごみの分別ですとか、ごみの素材といいますか、内容について、確かに家庭系のごみよりもちょっと汚いという部分もございますので、そこについての働きかけについては今後というか、今年中に強化するという形で働きかけの方を行う予定でございます。  それと、粗大ごみを含みますリユース事業の関係でございますが、リユース事業に関しましてはこの間ずっと答弁をさせていただいてございましたけれども、清掃関連施設の整備の中でリユース事業の在り方というところは検討を行っていきます。具体的には今後建物を建てるための事業者の方が決まっていくわけでございますけれども、その中で事業者の提案の方もいただきながら我々としてはリユース事業をどうしていくかというところをより固めていきたいというふうに思っているところでございます。  リサイクル事業所の閉鎖に関しましては市民の方々の声という部分については確かに聞いてございませんけれども、この間、陳情等で頂きましたお声については私ども重く受け止めさせていただきます。ただ、私どもがもともと考えている考え方という部分についてもご理解いただきながらリユースという部分については、今年度策定いたします基本計画の中で具体的にどういうものをやっていくのかというところは盛り込んでいく予定でございます。 186 ◯田部井都市計画課長 水上委員と関連で渡辺ふき子委員からご質問をいただいております都市計画道路3・4・8号線についてでございます。  まず、どのように考えているのかというご質問でございます。保留についても何名かいらっしゃるわけでございますけれども、保留については権利者の方々の様々なご事情がございまして、お考えについてもいろいろでございますので、一概には反対の方ばかりというふうには認識はしてございません。  当事業の進め方といたしましては、用地取得、無電柱化のための電線共同溝設置工事、街路築造工事を順次進めていくものでございます。用地取得に向けましては、地権者の方々のご意向を把握いたしまして、丁寧に説明責任を果たしていくことでご理解、ご協力をいただけるように取り組んでまいりたいというふうに考えております。さらに電線共同溝設置工事、街路築造工事などにつきましては事業進捗に伴いまして、事業認可期限を目指して計画的に進めてまいりたいというふうに考えております。  次に未折衝とは何かというご質問でございます。未折衝といいますのはなかなかお会いするのが難しいという状況の権利者の方々というふうに認識しております。  続きまして3番でございます。どう見込んでいるのかということでございますけれども、これにつきましては3・4・8号線につきましては、現在、用地取得及び事業進捗に伴う工事を実施しております。今後につきましては用地取得、事業の進捗に伴う必要な工事、電線共同溝設置工事、街路築造工事などにつきまして事業認可の期限を目指しまして、順次進めてまいりたいというふうに考えております。事業費につきましては第4次基本構想の中期財政計画及び実施計画にて令和2年度までの計画が示されているところでございますけれども、それ以降の令和3年度以降につきましては当計画の策定に合わせまして示されるものであると考えております。  次の4番目の南北についてというご質問でございますけれども、大変申し訳ございません。質問を聞き漏らしました。(「事業年度です」と呼ぶ者あり)事業年度。失礼いたしました。南北のそれぞれの事業年度でございます。北側を1期、南側を2期といたしまして、1期北側は令和6年3月まで、2期南側は令和5年3月までの認可期間となっております。 187 ◯吉永工事係長 渡辺ふき子委員の関連質問、北大通りとの交差点辺りの暫定整備の件についてでございます。該当の箇所については事業用地取得後に厳重な管理が必要になることから、簡易的な防じん舗装、現道と取得した敷地の境に管理上の仮囲いとしてガードパイプを設置しているところでございます。よって、ガードパイプを避けて車が乗ると簡易的な舗装となっていますので、舗装がへこんでしまい、管理上の問題が懸念されるところでございます。しかしながら、委員のおっしゃるとおり、車の通行の際の利用に供するのであれば、整備までに期間を要することもございますので、多少仮囲いの移設や舗装についても車が乗ってもへこまないような厚さに変えることができれば予算の限り不可能ではないのではないかなと思っておりますので、検討はしていきたいなと考えているところでございます。 188 ◯水上委員 ごみのことなんですけど、一つはごみの1人当たりの処理量の問題で、まだまだごみ減量が必要な到達点ではないかな。1人当たりの総ごみ量排出が26市トップだということで安住はしていられないのではないかなというふうなことなので、その辺の認識はどう持たれているのかということなんですけど、どうでしょうか。  あと、目標の持ち方は基本計画の中で考えていきたいと。見直しも含めて考えるんだということなんですが、さらに4グラムという目標についてはもっと減量していくという方向で見直していくという心づもりなのか。あと、事業系ごみ全体を含めて、何か目標を持つという考えがあるのかどうか。この点、ごみ減量の審議会にかけるに当たってもある程度の腹づもりが小金井市としては必要だと思うので、どういう目標を持たれようとしているのか、伺いたいと思います。  地域のネットワーク作りは、ずっと地域のネットワーク作りという課題が出ているんですけれども、なかなか具体化されてこなかったことではないかなと思って、今、小中学校で生ごみの投入事業をやっていますね。ああいうことも含めてもう少し地域全体で取り組むとかいうこともネットワーク作りではないかなと思うので、これは引き続き是非具体化していただきたいというふうに要望しておきたいと思います。  あと転入者対策なんですけれども、新しい庁舎ができたときにどうするかということも視野に入れる必要があると思うんですけれども、平成30年度の計画の中でもこれが出ていて、決算年度もいろいろな努力をされているということを踏まえると、新庁舎建設計画の中にはそういうことも含めた、要するに、担当課からの要望がされているのかどうか、これを確認しておきたいと思います。  あと、転入者対策で、大規模集合住宅ができたときに、他市では、ボランティアの皆さんとか、NPO法人を立ち上げるとかして、ごみ減量の特別の対策を大規模集合住宅に対して行っているというところもあって、小金井市もこの間で言うと幾つかマンションもできているし、これから第2地区のマンションもできるということで、こういう点については何か考えていることがあるのかどうか。この点ちょっと伺いたいと思うんですが、どうでしょうか。  あと、大学との連携ですね。これは是非いろいろ考えてもらいたいなと思いますね。学生の知恵をかりていろいろやっているところもありますから、せっかく農工大とか、法政大学とか、こういう関係ができているとすれば、更に協力を強めていただきたい。これは要望しておきたいと思います。  あと拡大生産者責任なんですけど、26市全体で行動する必要があるということなんですが、何か市長会を含めて、拡大生産者責任に関して国や東京都に要望したという経過はないでしょうか。今分からなかったらいいんですけれども。地球温暖化の問題で16歳の女の子が国連で発言した話が話題になってて、僕らもいろいろな形でごみ減量とか環境問題を考えなくてはいけないわけだから。そういう意味で言うと、こういう問題というのはプラスチックごみの問題もあるし、事業者責任というのをきちんと追及していく必要があると思うので、是非こういう点では市長に頑張っていただきたいと思っているんですが、この点、どうでしょうか。市長の公約を見ると、いろいろあるんですけど、ごみ処理について余り見られないので、是非この点頑張っていただきたいと思っているんですが、どうでしょうか。  事業系ごみについては、大規模事業所には調査しているということなんですけれども、今日は時間がないので、これ以上質問しませんけれども、立入調査を含めて、事業系ごみについてはここも減量というのが非常に大事だと思うので、この点、是非努力していただきたいというふうに申し上げておきたいと思います。  リサイクル事業所の閉鎖の一連の経過を振り返ると、市長が言う市民の声を聞くとか、市民参加ということが貫かれていないということが大きな問題だったのではないかなと私は思います。市民の皆さんへのリユース事業の説明であるとか、リサイクル事業所の職員も含めたきちんとした検討を小金井市も聞いていくとか、そういう対応が必要だったし、これからは、今のリサイクル事業所が閉鎖されたとしても、一つのシルバー人材センターの中でのいわゆる職班みたいな形になっているわけではないですか。つまり、小金井市が補助金を出してやって、小金井市の事業とは違ってシルバー人材センターの一つの取組としてやられているわけでしょう。だとすれば、そういうものとして支援していくということだって考えられるわけだから、新庁舎ができるに当たってあの場所がなくなるから閉鎖だというような、非常に乱暴な議論に僕は聞こえるんですね。  そういう意味で言うと、一連の経過で言うと、市民参加手法が貫かれてなかったということが一番大きな問題だったし、しかも、リユース事業の新しい展開については何ら方針を示すまでもなく、とにかく閉鎖ということについてやはり問題があったと私は思うんですね。そういうリユース事業については今後もリサイクル事業所は建物がなくなる、閉鎖になるということになるんだけれども、平成30年度のいろいろな議論を踏まえると、何らか事業を継続ということを考えていく必要があると思っているんですけれども、改めてその点どう考えているか、伺いたいと思います。  あと都市計画道路3・4・8号線なんですけれども、10年たって、こういう状況なんですよ。公社進捗率で50%でしょう。どう考えてもあと6年、5年という事業年度が来るわけだけれども、そこまでには終わらないではないですか。終わらないまま暫定整備みたいな形で買収した土地が残っていくと、渡辺ふき子委員が言われたみたいに、人が通るのに不便だということになるわけです。だから、僕は、これだけ反対の方もいるわけだから、あの道路はこの時点で暫定整備すべきですよ。それで事業を一応完了する。市施行だから、私は可能だと思うんですね。例えば地権者の皆さんに説明が必要であれば、事業年度、少なくともこの年度で終わりにしますという形で暫定整備して、東側部分は買収が進んでいるわけでしょう。道路としては一定規模が拡幅されている部分があるわけだし、北大通りから入口部分は買収が済んだわけだから、交通安全対策も一応大丈夫になると思うんです。今の時点でもしどうしても買ってもらいたいという方がいれば応じるということになるとは思うんですけれども、全部終わるまで事業を継続するということになると、いつになったら安全な道になるのかという話になるわけだから、今の拡幅の状況で暫定整備して、きちんとした道路として、多少でこぼこしている部分が残るかもしれないんだけど、そういうものとして事業を完了すべきであると私は考えているんですが、この点どうでしょうか。こういうふうにすると、渡辺ふき子委員が言われているように、暫定整備で車どめとか置かれているところが通れないという話にならないわけだから。是非そういうことで判断していただきたいと思うんですが、その点ではいかがでしょうか。 189 ◯渡辺(ふ)委員 ちゃんとした整備をしていただけたら本当に安全になるなと思っております。特に、さっき一つ、聞くのを忘れてしまったんですけど、高架下が、南側から来まして、高架下を抜けて、区画整理のところはきれいになっているわけなんですけれど、あそこまでできていて、とても危ないのが高架下ということが非常に残念だなと思っておりまして、高架下の安全対策はどのようになるのかということをお聞きしたいと思います。  そしてまた、やはり南側もでこぼこになっていたりとか、新たな安全対策も必要であると、そのように思っておりまして、都度都度お願いはしているわけなんですけれども、特に粘り強く東側については一日も早くきちんとした整備をしていただく。そしてまた、南から高架下を抜けて、区画整理に入っていく。場所の安全対策も早期に進めていただきたいと考えておりますが、これについてはいかがでしょうか。 190 ◯岸田委員長 答弁お願いします。 191 ◯小野ごみ対策課長 事業系の今、民間事業者に行っているものが帰ってくるということを想定すると、当然のことながら、今、多摩ではトップ、全国でもトップという位置付けにあるわけでございますけれども、私たちが今まで各市にご迷惑をおかけしてきたというところも考えると、引き続きごみの減量と資源化の推進というところには本当に力を込めて取り組んでいかなければいけないと思ってございます。  特に、先ほど委員からもありました転入者対策ですとか、事業者への働きかけですとか、とにかく1事業所でも多くの方に市が行う施策に関しましてご理解とご協力をいただくという展開を図っていかなければいけないと、私たち、本当に強く感じてございますので、そこは大きなことを言ってしまうとあれですけれども、この次の計画の中でどこまでできるかというところは期待まで言っていいのかどうか分かりませんけれども、見ていただければなと思ってございます。  当然、減量等推進審議会の委員の皆さんのご意見、商工会からも来ていただいているところもございますので、そういうところはきちんとご意見を踏まえて、計画作りに取り組んでいきたいと考えてございます。  施策の展開を図って目標を設定するという考え方と、初めから目標を設定して行うというやり方はございますけれども、無理な目標というのはいろいろな部分で課題も出てきますし、問題も出てくると思ってございます。ですので、現在でも毎年1人1日当たり4グラムずつ減らすということに関しまして、市民の皆様方とか、事業者の皆様方の努力があってのものでございますので、更に増やすという部分に関しましては慎重に検討しなければいけないのかなと思ってございますので、今日の段階ではそういう答弁とさせていただきます。  それと、転入者対策の部分でございますが、新庁舎の設計の段階での要望という部分に関しましては出してございません。ただ、転入者対策という部分に関しましては、私どもは本当に取り組んでいかなければいけないものだというところは強く感じてございますので、今後、市民課ですとか、関係する課と協議検討させていただきたいと思ってございます。  それと、転入者対策の中で大規模住宅への取組というところでございますが、大規模住宅に関しましては出張講座の方もいろいろご要望いただいてございまして、出てございます。そこで説明させていただくということもかなり年間を通じて多くやってございます。また、現在、ごみゼロ化推進会議の方には町会、自治会からの推薦の方というのに来ていただいてございますけれども、マンション管理組合の方からは特にそういう依頼というのはしてないので、今後、ごみゼロ化推進会議への参加という部分に関しましても、マンション管理組合等に働きかけの方は行っていきたいと考えているところでございます。  それと拡大生産者責任の部分でございますが、市長会要望としては出してございます。また、市町村の清掃協議会の中でもその旨の話は出ているところでございます。  あとリユース事業の在り方に関しましては、私たちが考えているのはリユースという部分に関しましていろいろなやり方があると思ってございます。今リサイクル事業所でやっていることもリユースですし、形を変えてリサイクルということではなくて再利用するということも一つの考え方だと思ってございますので、清掃関連施設の中では例えば集めたごみの中から粗大ごみについては手解体を予定してございますので、手解体した素材を使った工作教室ですとか、そういうこともやっていきたいということは考えの中ではございます。ただ、それもスペースがあっての話になりますので、今後、清掃関連施設の整備の事業者が決まる中でより具体化していくのかなと思ってございますので、今の段階の中では私たちがやりたいことということでの答弁ということで、ご理解いただければと思ってございます。 192 ◯田部井都市計画課長 水上委員から再質問いただきました。暫定整備に対する考え方でございます。まず、事業認可でございますけれども、1期北側、2期南側とも平成24年9月となっております。  あと、暫定整備につきましてでございますけれども、当該の都市計画道路3・4・8号線でございますが、市道456線と都市計画道路3・5・5号線を結んでおりまして、避難所である東小学校及び一時避難場所である梶野公園への避難道路というふうになっております。当該道路の現在の幅員は歩道も含めて約7メートルということでございまして、西側には歩道がございますが、東側には歩道がない状況でございます。当該の事業を実施することで、両側に3.5メートルの歩道を整備いたしまして、全体幅員を16メートルに整備する予定でございます。その歩道の下に無電柱化のための電線共同溝工事を行うことから、災害時の救助活動の円滑化など、都市防災機能の向上や安全、円滑な交通の確保を図るためにも暫定整備という、一部区間ではなく、当事業区間全体で整備を行う必要があるというふうに考えております。 193 ◯日野道路管理課長 続きまして、渡辺ふき子委員の再質問でございます。都市計画道路3・4・8号線の高架下につきましては現状は現道の幅でしか通れないような状況となっているかと思います。拡幅予定地につきましては、今フェンスで囲まれている状況かと思いますが、その囲われている土地はJR東日本から買収する土地ではなく、買収しないで道路として使わせていただくような土地になってまいります。その土地が、今の段階で早期に道路として使用できるか。歩行者用通路として使用できるかどうかにつきましては、今後の研究課題とさせていただいて、JR東日本、警察の関係機関と協議していきたいなと思ってございます。 194 ◯水上委員 ごみの問題については是非基本計画の中で検討いただきたいと思うんですけれども、ただ、生ごみとか水切りの問題の小委員会が立ち上がったではないですか。一応平成30年で検討が終わったと思うんですね。議会でも確か趣旨採択になったのかな。生ごみの分別収集みたいな陳情がありましたね。趣旨採択だったかな。という形にもなっているものもあって、生ごみ減量とかはいろいろ市民からの提案もあって、HDMとか、なかなか市としては実現が難しいという話になっているわけだから、ごみ減量ということで言うともっと努力してもらいたいなと思います。市長の公約の中にはごみの問題はほとんどなかったのかなと思うんですけれども、是非努力してもらいたいと、これは時間もないので再質問しませんけれども、お願いしておきたいと思います。  全体基本計画の中で是非具体化を図っていただきたいと思うんですが、リサイクル事業所の問題は何で市民とか実際に働いている方を含めて、今後の在り方を一緒に考えようという形で見直さなかったんですかね。閉鎖を決めて、リユース事業は新しい展開にするんだということを決めてやられたわけでしょう。そういうことについて、リサイクル事業所が閉鎖になるというのは誰が見ても明らかなわけだから。閉鎖になる、あの場所ではできないと。それを含めてどんなふうな形がいいんでしょうかということを何で一緒に議論するという形にならなかったのかな。私はそういうふうな形でやっていれば、また違った展開になってきたし、今後の知恵ももっと出てくるのではないかなと思うので、そういう点ではまだ遅くないので、是非シルバー人材センターの実際に働いている皆さんの意見や、あと市民の皆さんの声も聞いて、当然ごみ減量の審議会の皆さんもいますから、そういう方の意見も聞いて、今後のリユース事業についてはああいうリサイクル事業所みたいな展示場について廃止するということにこだわらずにどうできるか検討いただきたいということはお願いしておきたいと思います。  都市計画道路3・4・8号線は、一通りの答弁はあったんですけど、東小学校まで続くということは、東小学校まで続いてないではないですか、3・4・8号線は。その先の都市計画道路も抜いていかないと東小学校までは行けない道路になっているわけだから、今の課長の答弁は絵に描いた餅ですよ。しかもこういう合意状況になっているわけだから、見通しが立ってないわけでしょう。権利者の同意がなければ勝手に進められないではないですか。だから、現時点で今後十数億円もかかるような事業でもあるし、この時点で終了ということを是非ご判断いただきたいということは強く申し上げておきたいと思います。 195 ◯岸田委員長 次の方。 196 ◯森戸委員 それでは、最後であります。てきぱきと行きたいとは思いますが、よろしくお願いします。  まずごみ関係であります。一つは341ページのごみ収集委託の運搬委託料が決算として提出されて計上されております。ちょっと調べますと、このごみ収集委託料はずっと5年間ぐらい、同額だったんですね。新年度、初めて若干上がったと。例えばプラスチックのごみ収集委託料なんですが、8,411万400円という決算になっているんですね。これは3、4年ずっと同じだったと思うんです。新年度は8,489万円。多分これは10月からの消費税増税分が入っているのかなと思うんですが、ごみ収集をやっていらっしゃる方々の賃金がどうなっているのかなということが非常に心配です。最低賃金は毎年のように上がって、10円とか、そういう形で上がってきているわけですが、収集運搬委託の中には最低賃金については反映されてきているのかどうか。平成30年度決算はどうだったのか伺います。  次に、343ページの清掃関連施設についてであります。一つは、この新年度になってから清掃関連施設については一括発注していたのが、入札者がいなかったのかな。ということで、中間処理場と二枚橋焼却場跡地と、別々に発注するということになったということであります。この平成30年度の決算の中では清掃関連施設事業者選定委員謝礼ということで、これは5万円ということが計上されていますね。要綱で見ると、この事業者選定というのは、学識経験者は入ってこられているのかどうか。その点を確認させてください。私が見た限りでは事業者ではなくて、全て庁内で選定委員を作っていらっしゃったのではないかなと思いますが、いかがでしょうか。  また、345ページに清掃関連施設建設工事発注支援委託料2,052万円が決算として出ています。この工事発注支援委託、ある意味CMですね。コンストラクションマネジメントということで、支援委託を計上されたわけですが、このCMからは一括発注についての何らかの意見というのは出なかったのか、CMとの調整はどのようにされてきているのか。CMに委託する意味があったのかどうか。その点について確認をさせてください。  もう一つは、この清掃関連施設についての住民の合意形成ができていたかどうかという問題であります。清掃関連施設の整備計画について、この平成30年2月には整備計画のパブリックコメントが行われました。この中で多くの市民が二枚橋焼却場跡地に清掃関連施設を造ることには異論を述べる。そういうパブリックコメントの結果が出てきたわけです。そういう声が一方ではあると。  一方で、この決算年度では市民の皆さんに意見を伺う会というのが開催されました。しかし、この意見を伺う会は自由な意見が言えなかった。つまり、清掃関連施設について批判的な意見を言ったら、それを抑えるという、そういうことが行われるということでありました。市長は平成30年度の施政方針の中で対話を大切にするということを掲げながら、対話どころか清掃関連施設整備に批判を持っている人たちと対話を一つもやらなかったというのが実態だったではないでしょうか。やったというんだったら、そのことはちゃんと述べていただきたいと思いますが、いかがでしょうか。  そもそもこの意見を伺う会という流れの中で、建物の意匠はどうかとか、そういうことしか物が言えないようなやり方というのは前代未聞ですよ。しかも清掃関連施設の地元の二枚橋の協議会とは決裂して、結局、協議会としての結論も出さなかった。今後は協議会については持たないということで、こういう状況を作りながら、清掃関連施設整備を進めるということは私はやり方がおかしいと思っています。その点で地元の合意形成を、決算年度、どういうふうにとってきたのか伺います。  次に、349ページの生ごみ減量化処理機器購入費補助金についてであります。ごみ減量啓発に要する経費の執行率は78%で不用額として監査意見書でも計上されています。生ごみ減量化処理機は、大型生ごみ処理機についてずっと補助制度を作ってから申請はゼロでした。この決算年度も申請はゼロだったということでよろしいでしょうか。  それでもう一つ伺うと、新年度に頂いた補助要綱の中に、私が見る限り、大型生ごみ処理機の補助要綱がちょっと見つからないんですね。新年度は補助要綱をどういうふうに取扱いをされているんでしょうか。  それと、課長は昨年の決算の中で大型生ごみ処理機のことについて、私の方で質問をしたら、課長はご利用いただくようにいろいろな対策を考えていきたいと答弁されています、昨年の決算特別委員会で。では、決算年度、一体何を検討されて、どういう新しい秘策でも考えられたんでしょうか。その点について見解を伺います。  続いて、375ページ、道路管理事務に要する経費ということで伺いたいんですが、全体的に道路管理の中で、東小金井駅の南口について、あそこは下のインターロッキングの色でJR東日本の敷地と小金井市の敷地と分かれているのではなかったでしたっけ。色が変わっているんですよ。私たちは言われたんです、JR東日本から。ここからこっちはやってはいけないとか、高架化された当初に言われて、できる限りものは市側に置いて駅頭で宣伝をやったりしているんですけど、それは元議員が東小金井の歴史をJR東日本の方に語って、それでできるようになったんですけど。(「うちの父が作ったんですと」と呼ぶ者あり)父だったっけ。おじいちゃんではなかったか。(「確かお父さんです」と呼ぶ者あり)お父さんか。あ、そうかそうか。  それで、ここはかなりイベントも最近やられるようになっていて、nonowaの主催のイベントで使われたりしているんです。全体、南口について広場としてどうするのかということを検討しなければいけないのではないかなと思っているんですが、実は決算年度に私もけがをしまして、松葉杖をついていたんですが、つくづく駅前にベンチが必要だなと思ったわけです。と思っていたら、市民からも一つ作っていただいて、あのベンチはよかったんです。木の下に置いていただいて、憩えるんですよ。もう一つ作っていただけないかというのを決算年度中に言われて、多分決算年度中に私は担当課に伝えているとは思うんですが、進み具合についてどうなのか、伺います。  次に5番目に、393ページの都市計画道路街路事業促進協議会負担金の決算が出ております。全体的に都市計画街路事業については東京都と市が一体となって進めるということが口実となっております。決算年度は、都市計画道路の基本方針案を策定するに当たっての検証項目のパブリックコメントが行われたのかなと思っております。ところが、これは予算上出てくるかというと出てこないんですが、市は大いに関わって進めている問題だと思います。  このパブリックコメントは非常に難しくて、市民の方々がこれを見て何らかの意見を出せと言われても非常に難しいパブリックコメントだったと思います。大事なことは、今後の都市計画道路未整備路線の見直し基本方針案を作るに当たっての検証項目だったわけですが、この中には住民合意の問題や財政力と合った道路を作るという問題を含めて、非常に検証項目が、そういうものが欠如していたと言わざるを得ません。併せて、市はこの決算年度で検証項目を市民にどういう形で知らせる努力をされたのかですね。その点について確認をさせていただきたいと思います。  続いて、これで最後です。397ページの木造住宅耐震助成に要する経費であります。これは監査意見書の不用額のところで執行率が9.1%になっているんですね。実は、これは決算年度の第3回定例会の中で耐震化のリーフレット配布委託料12万8,520円を補正し、併せて耐震補強工事の補助を5万円から8万8,000円に増やしたという経過があります。一つは、結局、リーフレットを配っても、相談に来られたのは4件だったかな。資料を提出していただいていますけど、4件だったということであります。今後、この木造住宅耐震診断補強工事、まず補正してリーフレット配布した結果の評価をどういうふうに見ているのか、その点について伺います。  また、予算特別委員会の審査の中でなぜ8万8,000円の補助なのかという質疑がございました。当時、5万円だったときには国が2分の1、市が2分の1でしたからお互いに2万5,000円ずつの補助でよかったわけです。8万8,000円に増やしたときに、東京都も補助するという形になって、国が2分の1で、限度額8万8,000円だったかな。それで東京都が4分の1、市が4分の1。そうすると、国は4万4,000円、東京都は2万2,000円、市は2万2,000円なんです。つまり、5万円のとき、市は2万5,000円の支出をしていたんですが、それが8万8,000円になったら2万2,000円になったと。だから、市は負担が減ったわけです。だったら負担を減らした分、8万8,000円でなく、9万にするとか、10万にするとか、もっと耐震補強工事の補助を増やすべきだという議論もやってきました。  そういう意味から言うと、やはり8万8,000円では不足だったのではないかなと考えざるを得ません。ごめんなさい。今言ったのは耐震診断の方ですね。私、耐震補強と言ってしまったんですが、そこは訂正します。耐震診断なんですが、これを10万円に引き上げることもできたのではないかなというふうに思います。その辺りの議論も行った経過の中で、今度の平成30年度決算で執行率9%ということについて、どのように評価しているのか、見解を伺います。 197 ◯板倉委員 関連。一番最後の木造住宅耐震化助成事業で伺いたいんですけれども、今、森戸委員が説明されましたように、昨年10月から東京都が補助するようになってまいりました。私は耐震診断の問題も執行率の問題では重要だと思っていますが、耐震改修が決算年度は皆無だったんですね。これは提出資料で分かるわけであります。東京都が昨年10月から耐震診断に対して1件当たり上限2万2,000円、補助するようになりました。耐震改修についても東京都が1件当たり上限15万円補助するようになったんですが、小金井市の負担は耐震診断では森戸委員が言われましたように、1件当たり3,000円減りました。耐震改修については助成上限額は30万円から60万円と2倍になったんですが、市の負担額は10月以前の15万円から10月以降も15万円で変わっていません。つまり、小金井市は、耐震改修では負担は上下せず、耐震診断は逆に3,000円減少になったんですね。小金井市の負担は、全体として軽減している。だから、私は6月定例会の一般質問で耐震改修を上げるために助成額を上げるべきだという質問をしています。  小金井市の計画というのは、2020年度末までに、令和2年度末までに住宅の耐震化率を95%以上にするとうたっています。2017年度末時点では85.6%の到達となっています。建物の耐震化というのは避難所生活を防ぐ。あるいは建物の倒壊をなくして、建物が倒壊すれば、木造ですから、燃えやすくなります。火災を減らしていくという観点でも一番最重要の課題になるわけであります。そうすると、耐震改修事業は決算年度ゼロということは、やはり事業を拡充するという方向にならないと、いずれやってくると思われる直下型地震に対する生命を守るという観点でもよくないのではないかと思っています。この決算年度の耐震改修ゼロというものを見て、どのような総括をされるのか。PRだけではもう駄目。南側でPRをやって、こういう結果ですから。今年度は北側のPRを行っていますけれども、現状どおり助成額では厳しいだろうと思います。どのように見ているでしょうか。 198 ◯小野ごみ対策課長 まず、収集委託の関係でございますが、収集委託料に関しまして予算に関しましては、委員ご指摘のとおり、前年同額という部分が非常に多いわけでございますけれども、この中で最低賃金に関して確保されているかどうかという部分に関しましては、私どもは確保されているというふうには確信、認識しているところでございます。契約の中で最低賃金うんぬんという部分については当然書いてないわけでございますけれども、最低賃金の部分に関しましては各委託業者の方については当然認識しているところであると思ってございますので、最低賃金は確保されているものと思ってございます。  それでは、清掃関連施設についてですけれども、まず選定委員会でございますが、廃棄物処理施設の建設に関する専門的な知見を有する学識経験者のご意見は必要だというふうに認識してございまして、全国都市清掃会議からも委員会の関係者として参加していただきまして、様々多くの専門的なご意見を頂いたところでございます。  それと、業者の関係の発注支援の委託料の関係でございますが、設計施工を二枚橋焼却場跡地の施設と中間処理場の方の施設の方を一括発注するという部分に関しましては当然選定委員会の中でも議論になりましたし、私たち、決してごみに関する専門的な知識をそんなに多くは持ってございませんので、そういう部分についてご意見を、アドバイスを頂きながら選定委員会に諮ってきたところでございます。  今回、応礼がなかった理由に関しましては、当初、私たちの方が考えていた状況と大きく変わったというところがございます。見積りの設計の協力事業者にその辺を確認いたしましたところ、見積り段階から市の方で内容を精査することで事業費を抑制したということもございます。その乖離が余りにも大きかったというところはご意見として頂いているところでございまして、当然、選定支援の委託業者の方からもアドバイスを頂きながらやってまいりましたが、最終的に金額を私たちの中で査定して、市で決定したという部分になります。先ほどの学識経験の方にもその辺の状況も伺いながら行ったというところでございます。見積りをとった段階と入札したときの社会的情勢も大きく変わったというところも一因にあるのかなと思っているところでございます。  それと、二枚橋焼却場跡地の方のご要望を伺う会でございましたけれども、まず、ご要望を伺う会は、清掃関連施設整備基本計画に基づきまして、二枚橋焼却場跡地に施設整備を進めるに当たって、施設の外観や周辺への景観に対するご要望等伺うために開催したものでございます。それは開催通知の方にも記入はさせていただいたところでございます。開催通知に関しましては事前に東町一丁目、五丁目等へ全戸配布いたしまして、繰り返しになりますが、通知にもその旨、ご要望等を伺う会の趣旨に関しましては記載したところでございます。  市といたしましては、当初から清掃関連施設に関しましては、建設予定地周辺にお住まいの方々のご意見、ご要望等を伺いながらより良い施設を整備していきたいと考えていました。しかし、協議会、全部で12回行いましたが、協議会の中でこれは以前にも答弁させていただきましたが、一部の委員からは、二枚橋に建設することに納得がいかないや、このままこの協議会を続けていくと二枚橋に施設を建設することに賛成したようにされるので協議会を終了しろ等のご意見がございまして、私どもといたしましては、このまま協議会を継続させることは非常に困難であると苦渋の決断をして、改めて施設整備に向けてのご要望等を伺う場を設けていきたいと述べ、協議会を終了させていただいたものでございます。このような結果の中で、今回のご要望を伺う会を開催していますので、ご理解をいただければと思ってございます。  協議会の中では1回目の協議会から最後まで、二枚橋に建設することに対して反対を表明している一部委員とはそもそも協議会の位置付け等に関する考え方から隔たりがありまして、隔たりを埋めるまでには至らず、信頼関係を築くこともできなかったことに関しましては非常に残念に思ってございます。ですが、一方で、協議会の中では一部の委員からの反対表明だけではなく、他の委員からは施設の整備についてのご意見もいただきました。市といたしましては決して全ての委員と対話ができていないわけではなかったと思ってございます。  それと、生ごみ処理機の関係でございますが、平成30年度、大型生ごみ処理機の申請件数はゼロ件でございます。それで、昨年の私の答弁の中でできることをやっていくというような内容の発言をしたと思ってございまして、実際に大型生ごみ処理機を、要綱を作る段階で地域の方々と調整していただいたごみゼロ化推進員の方がいらっしゃいます。その方との意見交換の方はさせていただきましたが、課題は私どもも認識しているところでございましたけれども、意見交換の中ですね。課題は同じ共通認識であったところであるんですけど、課題解決という部分に関しての策というのが、申し訳ございませんが、現時点では出てございません。今後も引き続き大型生ごみ処理機に関しまして今後どうするかということも含めて更なる検討は進めていきたいと考えているところでございます。(「要綱にないんですけど」と呼ぶ者あり)  要綱は、小金井市大型生ごみ減量化処理機器購入費補助金交付要綱というのがございますので、そこに明記されているところでございます。 199 ◯永井道路管理係長 それでは、森戸委員から頂きました東小金井駅南口駅前広場について答弁させていただきます。まず、前提としてですけれども、こちらの駅前広場のところの所有権、所有者はJR東日本になってございます。先ほど質問の中にもありましたが、インターロッキングブロックが張ってあるところの境界ですが、こちらは正確ではないんですけれども、管理区分が違うということです。JR東日本と管理協定を結んでいまして、インターロッキングが張ってあるところについては市が管理していて、張っていないところについてはJR東日本が管理しているというところでございますので、きっとJR東日本と話したときには、そういった管理の話をされたのではないかと思いますが、所有権は全てJR東日本になってございます。  それで、駅前広場の整備、改良については、我々も市としましても、今後何か取り組んでいきたいなということは考えてございますが、所有者がJR東日本ということで、所有者の意見も当然重要になってきます。我々としましても、先ほど市長の公約にもありましたが、ベンチの設置については積極的に推進できるところについては推進していきたいという気持ちを持ってございますので、駅前広場、一定、歩道の幅がとれるところがありますので、そういった面についても、今後進められるところはやっていきたいと考えてございますが、所有者との話し合い、それから、整備に要する費用といったところもありますので、そういった面も含めて、今後、調整が必要と考えております。  整備に当たっては、地元商店街のご意見とかそういったものも聞いていきたいなと考えてございますので、その点はこれからしっかり取り組んでまいりたいと思います。 200 ◯田部井都市計画課長 森戸委員からパブリックコメントについてご質問をいただきました。基本方針案を市民にどのように周知したのかというご質問でございます。これにつきましては、7月12日に東京における都市計画道路の在り方に関する基本方針(案)を公表いたしまして、7月12日から8月12日までの1か月間、東京都民の皆様から基本方針案に関するご意見、ご提案を募集いたしました。  周知の方法といたしましては、8月1日号の市報、7月12日発信の市の公式ツイッターでもお知らせをいたしました。市のホームページでは、東京都のホームページへのリンクを張りまして、東京都のホームページから基本方針案や概要版、各自治体ごとの検証結果などを閲覧できるようにいたしました。  また、基本方針案につきましては都民情報ルーム、市情報公開コーナー、市都市計画課都市計画係と都市整備局ホームページ、市ホームページ、市内の公共施設などで資料を閲覧できるようにしておりました。 201 ◯森住宅係長 耐震化リーフレット配布についての評価というご質問をいただきました。こちら資料にございます耐震相談の決算年度の件数5件とございますのは、その多くが耐震化リーフレットを配布した後にあったものでございます。また、電話での問い合わせ等も配布した後というのは反響が多く、かなりの問い合わせがあったということで、一定の効果があったというふうに評価してございます。 202 ◯黒澤まちづくり推進課長 森戸委員と板倉委員から耐震診断、改修についての結果についての評価についてお尋ねになられたと思いますので、一括して答弁させていただきます。  まず、先ほどご案内のありましたとおり、診断は5万円から8万8,000円、改修は30万円から60万円にということでこの制度を開始以降初めて今回値上げ、拡充をさせていただいたということでございまして、8万8,000円は中途半端な額ではないかというご指摘も頂いたんでけれども、これは国、東京都の事業上限額に合わせたものでして、診断、改修ともに上げ幅がちょっと少なかったというふうには考えていないところでございます。  また、市の補助額が診断の方は2万5,000円を負担していたのが2万2,000円になっているから減らしているというご指摘も頂いたんですけれども、これはアクションプログラムを策定することが都費、国費を充てる条件となっておりまして、アクションプログラムの中で周知活動をやることが条件となっておりましたので、一見市の補助負担額だけ見ると減らしたように見えますけれども、実際はリーフレットの配布事業であるとか、また、工務店等の技術力向上を目指して木造耐震改修事業者講習会をやることもまた義務付けられておりまして、東京都と共催で木造住宅耐震改修事業者講習会も昨年より実施させていただいておりまして、このチラシを職員が商工会の方に持っていって配るのを頼んだり、また、各関係団体の方に郵送させていただいたり、そういった見えないところで職員の努力等もございますし、郵送料もかかっておりますので、事業全体としては縮小したというふうには考えていないところでございます。  ただ、結果についてどうだったかと言われますと実際に診断が6件、改修はゼロ件ということで、非常に残念な結果でございました。これは率直に、周知活動がなかなか結果につながらないところは、年々、実際にもともと関心があった方は診断、改修を終わられて、年を追うごとに周知活動が結果に結び付きにくくなっているなというのは実感として感じているところでございます。これにつきましては、職員の方が実際に診断を行った後、改修をされていない方などに電話をしまして、どうして至らないのかというのを聞いたり、今年度も行っておりますけれども、多くある答えが旧耐震建築物の所有者の皆様のご年齢も高齢になられているということもありまして、今さら余りお金をかけたくないというようなお気持ちがあるということもよく聞くお話でございます。ですので、補助額の問題というよりも耐震化についての必要性を感じていない方も、今さらお金をかけたくないというような方も多くいらっしゃいますので、周知活動について全然効果がないというふうには考えておりませんので、その辺、耐震化の必要性についてのご理解も得ていきたいと思っておりますので、引き続き周知活動に努めてまいりたいと考えております。 203 ◯森戸委員 1点目の収集委託です。今の答弁は最低賃金については確保されていると思っているということなんですね。しかし、思っているだけであって、確認はされていないわけですね。ずっと5年間委託料が変わらないというんだけど、社会情勢はいろいろ変わっていて、物価が上がったりガソリン代が上がったりとかいろいろなことがあって、業者を泣かせているのではないかというふうに思わざるを得ません。是非来年度予算編成に当たっては、東京の最低賃金は1,013円、1,000円を超えたんですね。今年初めて。そういうこともあるので、しかも消費税が10%に上がる。ガソリン代も上がる。いろいろなものが上がっている中で業者泣かせにならない、きちっとした委託料を計上していただきたいと。一番大変な作業をやっていらっしゃる分野です。燃やすごみは言いませんでしたけど、燃やすごみは行く場所が変わったりしているから委託料は変わっていると思うんですけど、暑い最中も本当に汗だくになってまちを走っていらっしゃる姿を見ると本当に有難いなと思うわけで、その点は来年度に向けてしっかりと予算を計上していただきたいと思いますが、その点、いかがでしょうか。  次に、清掃関連施設の整備計画の問題であります。アドバイスをもらってきたというんですが、結果としては一括発注というか、一括でやることは難しかったと。それから、事業費が抑制され過ぎていたのが原因だったということだと思うんですね。これは別々に今後発注することになっていくわけですが、清掃関連施設の整備計画ではこの二つの施設についての管理運営の在り方は直営か、若しくは直営プラス包括委託というんですか、長期の包括委託でやっていくんだ。どちらかだというふうに結論がつけられています。これは一括発注しなくても管理運営についてはそういうふうな形になっていくのか、その辺りに影響は出ないのか確認をさせてください。  それからもう一つは要望を伺う会であります。趣旨を記載して配布して来てもらっているんだから、この趣旨に沿ってやったんだという今の答弁でした。しかし、では整備計画を作られて以降、地元の方々とどれだけ話し合いをされましたか。東町五丁目。一丁目はそうでもない。一丁目、五丁目、それぞれどういうふうな話し合いをされたのか。市長も直接、整備計画策定後、何らかの話し合いはされたんでしょうか。その点について確認をさせてください。  いずれにしても、協議会も破綻するような整備計画を地元住民に押しつけるというのは、やり方としては私はよろしくないと思っています。長年、半世紀にわたって、二枚橋焼却場の公害に悩まされてきた住民の皆さんがどれほどまでにあそこを公園にしてほしい。いろいろな声を出されています。6割、7割の方々が公園にしてほしいという声を出されました。パブリックコメントでも公園にしてほしいという声が多数だったと思うんですね。結構あったと思うんです。にもかかわらず市長がこういう態度をとられたというのは、本当に対話とは裏腹の事態だということは指摘させていただきます。
     大型生ごみ処理機ですが、ごみゼロ化推進員の方と協議したということで、しかし、課題解決にはなっていないと。すみません。この要綱集に大型生ごみ処理機の要綱が消えているんですね。調べたけど、私は目に入らなかったんですね。もしそれは存在しているとしたら存在しているでいいんだけど、分かりました。ありました。ごめんなさい。  生ごみ処理機について課題解決には至っていないと。課題解決は何かと言ったら、場所の問題と電気代の問題だと思うんですよ。何で5、6年もこのことが解決できないんでしょうか。また、議会はHDMIの生ごみ処理機の陳情採択をしてきたという経過もあって、私たちの採択してきた責任も問われています。その点で、今後どうするおつもりなのか、明確にご答弁を頂きたいと思いますが、いかがでしょうか。  次に、東小金井駅南口であります。最初に、1問目で聞かなければいけなかったんですが、実は、あそこの東小金井駅の南口の改札口に入るところですね。コーヒーショップがあって、その向かって左側の雨どいが丸出しになっていて、雨が降ると、あそこから水が流れて、水たまりになるんですね。南口が。これは都市計画課の方の話かなとは思うんですけれども、決算年度のときに市民から指摘されて、要望していた場所なんですけれども、そもそも地中に雨水が入っていかない設計そのものがおかしいのではないかと。本来、雨水などといから流れてくるものは敷地内の中で完了させると私は道路管理課長から勉強させていただきまして。しかし、あそこはそうなってないんですよ。JR東日本に1回聞いてもらったら、ちゃんとした回答がなかったというか、難しいと言われたということなんですね。しかし、やはりおかしいですね。その点は是非直して、改善をお願いしたいと思います。水たまりができて、本当に幅が2メートル、横が3メートルぐらいは水たまりになって、歩行者が通れないという状況ですので、是非改善をお願いしたいと思っております。平成30年度の決算の中で一定JR東日本に問い合わせをしていただいたんですけれども、そのことについても併せて伺っておきたいと思います。結果と今後の方向についてですね。  ベンチの点は、是非お願いしたいと思います。費用との関係もありますが。併せて全体の広場の整備については、地元商店会、市民の方の意向を反映していただきたいと思います。東側の大きなスーパーとの間の通路を空けてもらったのは、救急車も通れるようにするためにあそこは空けてもらったというふうに思っておりますので、その辺りの状況もありますので、よろしくお願いしたいということを要望しておきます。  次に、都市計画道路の関係であります。結局、東京都のホームページにアクセスするんだけれども、市がいつもホームページにアクセスするようになっているんですけど、東京都のホームページを開くといろいろな事業が載っている中の一つに見直し方針案というのがあるわけです。その下には第四次事業化計画があってということで、直接行かないわけです。見直し方針案だったら見直し方針案で直接アクセスできるようにしていただけないかというのが一つであります。  同時に、この整備方針については検証についても今回の未整備方針についてもほとんど市民は知らないということです。10路線の未整備路線について。この決算年度でも何らかのことが行われたんですかね。市長は市民と対話するとおっしゃったんですが、こういう重要な問題、市内の10路線の問題について、市民と対話されたんでしょうか。皆さん寝耳に水の話ですよ。これをそのまま残しておくということ自体が。意見があったら意見を言うべきときに皆さん言われたんだろうと思うんですが、市民の声を聞くという点でどうだったんでしょうか。  まちづくりは東京都がやるのではなくて、市がやるものでしょう。東京都の上を見て何か物が言えないみたいな話というのは私はおかしいと思うんですよ。言うべきことはきちっと市民の声を代弁して言っていただきたいと思うんですが、いかがでしょうか。  次に、木造住宅耐震化の問題であります。5件というのはリーフレットを配布以降5件あったので、かなり効果があったということであります。一定の努力は認めたいと思いますが、しかし、私はやり方に非常に問題というか、もっとやれる方法があったのではないかと思います。例えば耐震化が進んでいない地域が一定危険度マップなどで指定されています。そういう地域について、全戸訪問ではありませんけれども、リーフレットを持って訪問し、相談に乗るなどのこともできたのではないかというふうに思います。  耐震補強が進んでいないのは、私は耐震化を考えていない方が多いからではなく、耐震化しようと思っても一体どれだけのお金がかかるのか、その不安が非常に大きいんだろうと思います。ある専門家に聞いたら、別に家全体を耐震化しなくても、ある1部屋だけを耐震化すると。地震が起こったらそこに逃げ込めば助かるという方法もあると聞きました。それであれば、安価な経費でできるやり方なんだということもあるようです。そういうことも含めて、もっと情報を発信していく必要があると思いますが、いかがでしょうか。  また、この耐震診断と耐震補強工事について、限度額をアップすることを考えるべきだというふうに思っています。今回、耐震診断も8万8,000円、耐震改修も60万円に変更していただいたわけですけれども、しかし、他市を見ると、国分寺市などは耐震改修100万円ですよ。建替えのための除却に国分寺市は70万円支出しています。武蔵野市なども建替えが100万円、除却が50万円という形で、もうちょっと補助金、助成制度の在り方を検討すべきではないでしょうか。  来年度が目標達成の時期であります。本来は必要な耐震化戸数は来年度までに6,400戸という推計値を担当課は出されております。これが今年度耐震改修がゼロで耐震調査が4件ということでは到底間に合わない状況なんですが、その点もっと抜本的にこの助成制度を拡充していく必要があると思います。これは市長の判断が問われる問題だと思いますので、耐震補強、耐震診断、この補助の在り方を抜本的に見直して、もっと耐震補強工事をやりやすくしていただきたいと思うんですが、いかがでしょうか。見解を伺います。 204 ◯板倉委員 まちづくり推進課長の言われることを、私、全面的に否定するものではありませんが、問題は東京都がなぜ助成を行うようになったのかという部分では、木造住宅の耐震化が早期に求められているという観点だと思われるんですね。だから、東京都が15万円、1件当たり改修事業に出しますよとなっています。しかし、小金井市の持ち出し分というのは、耐震改修では変化なし。耐震診断では3,000円減少。確かにリーフレットの配布委託料で12万8,520円ということで、耐震診断の減額分が、例えば25件分で計算すれば7万5,000円だから、その倍ぐらいのお金を配布委託料で使っていますよというのは説明がつくんですけれども、ただ、耐震診断の予算額は25件持っていたんですね。それが6件でしょう。耐震改修は10件分の予算を組んでいたのにゼロと。今の課長の答弁でいくと、同じ予算を計上していても、この先、余り見込みはありませんよということを言っているようなものですよ。しかし、首都直下型地震が30年以内に70%の確率で来ると。木造住宅が倒れると、先ほど言いましたように、火事になりやすい。隣の家は耐震補強などがあって、ちゃんとあって、そこで人が避難所に行かずに済んでいたとしても、隣の家で火が起きてしまったらば、消しに来る余裕はないわけですよ。道路は寸断されているんだから。そういうものを考えると、抜本的な対策というものを市の助成額を増やしてでもやっていかなくてはいけない時期に来ているのではないか。その点について、先ほどの答弁だと、あとは高齢者の方がお金を使いたくないから、このまま行くんですよというのは、それはおかしいと思う。抜本的な対策を行うべきではないか。もう一度伺いたいと思います。それは場合によっては市長の判断になるかと思います。いかがですか。 205 ◯岸田委員長 答弁お願いします。 206 ◯小野ごみ対策課長 まず、収集運搬委託料の関係でございますが、今回、予算化をする段階では当然見積書を頂く中でやらせていただいているところでございますが、私どもとしては見積書を頂いた状況の中で予算化をしているというところがございますので、今後の社会情勢の変化等につきましては私たちもちゃんと認識はしてございます。そこについては適正な価格で収集運搬を行っていただくような形になると思ってございますので、そこは今後も引き続ききちっと収集運搬される業者の方の意見も聞きながら予算化はしていく必要があるのかなというところは認識はしてございます。  それと、清掃関連施設でございますが、一括ではなくて、分離で建物を建てるということになったことに伴う運営事業者への影響という部分でございますが、そこはないと思ってございます。今も一括でやった場合でも、出来上がる建物の時期というのは違いますので、当然契約としては2本になるものと思ってございまして、運営事業者の方を選定するに当たっての影響はないというふうに答弁させていただきます。  それと、二枚橋焼却場跡地周辺自治会等の東町一丁目、五丁目周辺の方々への働きかけという部分に関しましては清掃関連施設の整備基本計画ができた後でも様々な調査等実施する段階で事前に伺わせていただいて、もちろん町会、自治会の代表の方にはなりますけれども、伺わせていただきまして、きちっとご説明をさせていただきながら事業の方は行わせていただいてございます。  それと大型生ごみ処理機を今後どうするかという部分でございますが、先ほど委員の方からご指摘がありましたとおり、課題となっているのは大型生ごみ処理機を置く場所と電気代だというふうに我々も認識しているところでございますが、町会、自治会に限らず集合住宅でも同じような大型生ごみ処理機を置きませんかということは、この間、集合住宅の方から打診があったときはきちっと説明をさせていただいて、一応ご検討はいただいてございます。結果として、今回設置しないということの報告をいただいているところが多くありますけれども、そういう状況でございます。電気代に関しましては、大型生ごみ処理機の要綱を作ったときに、家庭用の乾燥式生ごみ処理機がございますけれども、そこでも当然電気代というのは発生するんですが、大型生ごみ処理機については要綱の中で、おおむね20世帯以上の方が家庭等で構成される団体の方に補助金を出しますよという形にしていますので、電気代に関しましても20世帯で割っていただくと、当時、家庭用生ごみ処理機と大きく差はなかったんですね。ということで、電気代についてもご負担をお願いしているというところがございます。なので、結論といたしましては、今の段階で課題として残っているのは、私たちの認識の中では置く場所だというところだと考えてございます。  それで、集合住宅に関しましては、この間も何回か答弁させていただいてございますけど、大型生ごみ処理機を置く場所は集合住宅を新しく作るときには設けるようにお願いしてございまして、実際に設けていただいているマンションもございますので、そういうところに関しましても今後働きかけの方はさせていただきますが、実際にマンションの管理組合の中でご議論いただいた中で結論として大型生ごみ処理機を置かない、家庭の生ごみ処理機でやるよという形のマンションも出てくるというふうに考えてございますので、今の段階ではゼロでございますが、私どもといたしましては引き続き導入していただくことを前提に働きかけの方を行っていき、基本計画の中で、この旨をどのように表記するかという部分については問題がございますが、基本計画の中でもその辺は含めて計画として表記をさせていただきたいと考えているところでございます。 207 ◯岸田委員長 東小金井駅南口、雨どいは。 208 ◯田部井都市計画課長 森戸委員から東小金井駅の駅舎の雨どいの雨水の処理についてご質問をいただきました。この雨水の処理が利用者の支障になっているというご説明でございました。この件につきましては適切に、具体的な処理方法についてはこの場でご答弁することは難しいところでございますが、このようなご指摘があったことを踏まえまして、駅舎を管理しているJR東日本に適切に対処していただけるよう要望を伝えてまいりたいというふうに考えております。 209 ◯永井道路管理係長 JR東日本との協議状況についてです。東小金井駅の南口駅前広場の先ほどベンチの設置を含めた改良についてですけれども、今年7月、JR東日本八王子支社の担当の方と直接お会いしまして、我々の考え方についてはお話ししてまいりました。今後も引き続き情報共有を図りながら一緒に話し合いを進めていくということになりましたので、今後、適宜情報交換しながらうまく進めていけるように調整していきたいと考えております。 210 ◯田部井都市計画課長 東京における都市計画道路の在り方に関する基本方針について再質問を頂いております。市のホームページから東京都のホームページへのアクセスが見やすくならないかというご質問かと思います。これにつきましては、当初市のホームページから東京都へのアクセス、リンクにつきましては、当該のページに直接行かないという状況がございまして、これについては当初見にくい状況であったということがございまして、その後改善いたしまして、直接、当該のページに飛ぶように改善したという経過がございます。このように、当初見にくい状況であったことについては反省しまして、今後注意してまいりたいというふうに考えております。  続きまして、2問目でございます。検証について市民が知らないということで、説明会、対話などで周知を図るべきではないかというご質問でございます。これにつきましては周知の方法につきましては都民の皆様に各自治体で同様の対応をさせていただいているところでございます。市報、ホームページなどでお知らせするとともに、内容のお問い合わせにつきましては電話や窓口などで個別に対応させていただいております。今後につきましても市民の皆様にご理解をいただくためには丁寧な対応が必要だと考えておりますので、内容などのお問い合わせにつきましては適宜電話や窓口などで個別に対応してまいりたいというふうに考えております。 211 ◯黒澤まちづくり推進課長 木造耐震化事業につきまして、まず森戸委員から周知の方法や情報発信などについてもっと工夫する余地があるのではないかというご指摘を頂いております。現在の耐震化助成事業の仕組みとしまして、木造建築物の耐震化の指標としまして、上部構造評点Iw値を1.0以上とするということを耐震化の助成の条件とさせていただいております。このIw値1.0以上というのは大地震の際の倒壊のおそれが低いという建物全体の構造の評価が1.0以上ということになってございまして、現状の考え方といたしましては大地震の際に市民の生命、身体、財産を守るという考え方でありまして、建物全体の耐震化を推奨しているということから、助成事業としては、こちらに助成金を充てているということでございます。ただ、部分改修についての情報冊子なども窓口に備え付けておりまして、これをもっと広く知っていただけるように周知の方法なども考えてまいりたいと考えております。  また、森戸委員と板倉委員から助成金の拡充についてのご意見を頂きましたけれども、これについては直ちに上げるという考えは現状では持っていないところでありますが、小金井市の耐震改修促進計画が令和2年に5年たつということで、令和2年中に改定する予定でございます。そして、令和3年から新計画に改定するということで、来年度、制度自体の中身について検証を行う予定がございますので、この制度の在り方についてその中で様々検証させていただきたいと考えております。 212 ◯岸田委員長 まちづくり推進課長、危険度マップなどで直接訪問するなどもっとできる方法があるのではないかというご指摘も頂いていますが、いかがでしょうか。 213 ◯黒澤まちづくり推進課長 そういったことにつきましても1度で回ると非常にお金がかかってしまうので難しいというのは以前答弁させていただいておりますが、部分的に少しずつ行っていくかどうかとか、そういった在り方につきましても来年度計画改定の際に併せて研究させていただければと考えております。 214 ◯岸田委員長 市長、抜本的対応ということで。 215 ◯西岡市長 主質問者、関連質問者からの耐震改修、耐震診断助成の更なる拡充についての見解でございます。何度も答弁しておりますが、阪神・淡路大震災のときに命を守る地震対策として建物対策が大事な要諦の一つであるということは私たち日本人は教訓として学んだと思います。その上で私も命を守る地震対策を考える際に建物対策は極めて重要な視点だと思っております。その中で耐震診断、耐震改修助成は大事な制度であり、決算年度において国や東京都の補助金を活用させていただいて、従来のスキームが拡充したことはよかったと思っております。  しかしながら、結果として今お示しさせていただいている資料にありますように、私たちが思ったほど、なかなか結果としてその成果が上がっていない執行率であります。その要因は種々あるかと思います。防災意識というものの市民の方々の思い、あるいはその制度の周知の仕方など、様々な課題を抱えていると思いますが、まずは令和元年度においても同額の措置をしてございますので、引き続き市民の方々に活用していただけるように周知徹底を図っていくための工夫をしてもらいたいと思っています。  また一方で、最近は空家対策なども含めて、建物に対する関心を高めていただくことがとても重要になってまいりましたので、他課との連携や他の事業との連携というものも視野に入れながら、今も空家対策のときにはセミナーなどでは耐震改修助成のチラシをお配りするなどしておりますけれども、担当課におかれましても、これまでにない視点での工夫を凝らした周知でありますとか、他課との連携なども視野に入れて、この制度を多くの方々に知っていただいて、活用していただけるように努力してまいりたいと思っております。  なお、増額の判断などにつきましては、今後の来年度の予算編成の過程の中で考えていくべきものと思っておりますが、担当課からも答弁がありましたように、今後の計画とも連動させながら必要なときに必要な判断をしていくということになろうかと思います。 216 ◯森戸委員 3回目ですので。ごみ収集の委託料は是非適正な価格になるように予算の編成をお願いしたいということは要望しておきます。  あと清掃関連施設でありますが、当初の整備計画そのものの立て方にやはり問題があったと。一括発注という問題と、建設事業費・整備費そのものの試算の在り方などに問題があったということは担当者からも述べられました。それらを含めて、相当な経費がかかるということが分かったわけで、その辺り安全で長持ちするものにしていかなければいけないと思いますので、努力をお願いしたいと思います。  ただ、二枚橋焼却場跡地周辺の地元住民との合意形成は、私は残念ながら失敗したと思っています。今、整備計画後、町会、自治会の方々には情報を届けているということでありますが、直接的な話し合いについてなかなかできない状況になっているのかなと。この平成30年度の市長の施政方針は先ほど申し上げたように、対話をやるんだということは大きな柱でした。しかし、残念ながら、この対話はやれなかったということは申し上げておきたいと思います。  大型生ごみ処理機については今後どうするか。場所の問題が一番大きいと思います。この第2地区の再開発事業のマンションは、こういうものは設置されていないわけですね。ディスポーザーという形になっているので、マンションなども十分に考える必要がありますが、町会、自治会単位でやりたいという意欲があったわけで、それがそがれたというのが実情ではないかと思っています。是非前向きに市民が取り組めるように今後改善を行っていただくよう要望しておきます。  それから、ベンチを始めとした東小金井の問題は雨どい、是非要望していただきたいと思いますので、これはお願いします。  あと駅前広場を含めて7月に話し合いをしてきたということですので、進捗についてはどこかでご報告をいただければと思います。  それから、都市計画道路ですが、やはりおかしいですよ。周知の方法は各自治体で同様の扱いをしていると。周知は個別に対応していきたいと。何で小金井市独自のことができないんでしょうか。小金井市のまちづくりは小金井市民が決めていくのではないですか。東京都が決めるわけではないでしょう。交通ネットワークだと東京都は言っていますけれども、それは東京都の判断であって、小金井市民がどう判断するかは小金井市民自身が決めていくべきなわけです。そのことをきちっと市長会でも言っていただきたいと思いますね。10月10日、都市計画道路問題でお話をされるようですが、道路の問題については、まちづくりについては市民が決めるということを私は是非市長の中でも貫いていただきたいと。このことは強く要望しておきます。  最後の耐震化の問題です。耐震化については市長から建物対策は極めて重要だと思っているというご答弁がありました。ただ、防災意識がどうなのかという。私は防災意識がないわけではないと思うんですよ。ただ、どうやっていいか分からない。また、どのくらいかかるか分からない。そういう中で、耐震診断をやれと言っても、なかなかそこに踏み込めないのが実情ではないかと思います。95%でしたっけ。6,400戸の推計値は、来年度はもうできないと。天文学的な数字になっているわけですね。これをやり上げるためにどうするのか。そのために私は提案したいんですが、一つはまだ耐震補強をやれていない未実施のご家庭に対してアンケート調査ができないだろうかということであります。  それともう一つは、各地域ごとに、公民館ごとなど地域の相談会を行って、身近なところで耐震補強問題についてどうしたらいいのかという相談ができる。そのお知らせを未実施のご家庭に配布していく。未実施はどこか分からないというのがあったから全戸を対象としてもいいですけれども。(「分かります」と呼ぶ者あり)分かりますよね。だから、そういうことを含めて、やはりきめ細かに行っていただきたいと思うんです。最後、委員長、すみません、これだけご答弁いただきたいんですが、いかがでしょうか。 217 ◯岸田委員長 答弁お願いします。 218 ◯黒澤まちづくり推進課長 未実施の家庭についてのアンケート調査ということですけれども、アンケート調査につきましては東京都の方から未実施家庭へのアンケート調査を各市について行うので、協力する市は協力してほしいというような依頼がつい最近ございまして、協力してくれた市にはアンケート結果の情報を返しますということで、依頼が来てございました。本当につい最近のことなんですけれども。それならば傾向をつかみたいということがありますので、小金井市も参加したいというふうに事務レベルで回答しております。結果が小金井市だけでまとめられてくるのか、東京都全体でまとめられてくるのかどうか、詳細が分かりませんけども、その結果を参考にもらって研究したいと考えております。  また、地域の相談会などというご提案をいただきまして、耐震化の必要性などが、大きな地震があったりすると皆さんはっと気がついて関心を持たれることもあるんですけれども、平常時はなかなか関心を持たれにくいのかなというのもありまして、そういった周知の方法ですね。先ほどの繰り返しになりますけれども、どうやったら届くのかということも頂いたご意見を参考にしながら考えてまいりたいと考えております。 219 ◯岸田委員長 よろしいでしょうか。ほかにございますか。      (「なし」と呼ぶ者あり) 220 ◯岸田委員長 以上で、歳出第3区分に対する質疑を終了することにご異議ありませんか。     (「異議なし」と呼ぶ者あり) 221 ◯岸田委員長 ご異議なしと認め、歳出第3区分に対する質疑を終了いたします。 222 ◯渡辺(大)委員 議事進行。ということで第3区分が終わりまして、明日第4区分になるんですが、実は先ほど教育委員会の方がお見えになりまして、この間説明したことと何ら変化はないということが、明日も何の変化もないし、明後日も何の変化もないということになって、となりますと、そのまま入ると学務課の問題で膨大な保留が出るだけなので、明日の朝、何らか会派代表者会議がいいのか、今決算の代表者会議はなくなってしまっているけど、朝、交通整理をちゃんとやって入っていかないと大変かなと。第4回定例会にならないとというような話だとすると、決算がここで採決できるかどうかすらよく分からないので、朝、その整理が要るだろうなと思っているので、正副委員長におかれて明日の朝混乱しないようにいろいろと作戦をめぐらせておいていただきたいということだけ申し上げます。 223 ◯宮下委員 議事進行。私もそれは大事だと思っていまして、委員長と副委員長だけだと、今会派代表者会議と言ったので、基本は四者、要は議長が絡んでこないとちょっと難しいと思うので。(「議長は出てこない」と呼ぶ者あり)いないの。ちょっとそこのところは事務局長とうまく連携をとりながら対応していただきたいと思います。 224 ◯岸田委員長 議事進行2件承りました。先の件については正副委員長、そして議長、副議長ともご相談しながら適宜対応してまいりたいと思っております。  お諮りいたします。本日の審査はこの程度にとどめ、延会とし、この続きは明日午前10時から行うことにご異議ありませんか。     (「異議なし」と呼ぶ者あり) 225 ◯岸田委員長 ご異議なしと認め、そのように決定いたします。  本日はこれをもちまして延会いたします。お疲れさまでした。        午後8時05分延会 Copyright © Koganei City, All rights reserved. ↑ ページの先頭へ...