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  1. 小金井市議会 2018-12-18
    平成30年全員協議会(12/18)  本文 開催日: 2018-12-18


    取得元: 小金井市議会公式サイト
    最終取得日: 2021-08-14
    ↓ 最初のヒットへ(全 0 ヒット) 1        午後1時01分開議 ◯五十嵐議長 こんにちは。ただいまから全員協議会を開催いたします。  本日の協議事項は、2件であります。  初めに、協議事項1、本町住宅の建て替えに係る都市計画変更について(本町四丁目地区地区計画の決定、一団地の住宅施設の廃止、本町第一公園及び本町第二公園の変更)を行います。  部局から資料が提出されておりますので、資料の説明を求めます。 2 ◯東山都市整備部長 それでは、本町住宅における都市計画変更についてご説明させていただきます。失礼して、座って説明させていただきます。  まず、本町住宅の位置ですが、市の北西部に位置し、武蔵小金井駅から約1キロメートルほどにございます。都市計画における用途地域は、第一種中高層住居専用地域に属しており、中高層住宅の良好な住環境を保護することを目的とした地域です。建ぺい率は60%、容積率は200%となっております。都市計画法における一団地の住宅施設に指定されており、地区内には二つの都市計画公園、本町第一公園、本町第二公園がございます。  今回、本地区について、一団地の住宅施設の廃止、地区計画の決定、都市計画公園の変更と廃止の三つについてご説明させていただきます。  当該地西側の道路を挟んだ向かいには、国家公務員住宅がございまして、こちらでも同様の都市計画変更の手続を平成17年度に行っております。  まず、一団地の住宅施設の廃止についてでございます。一団地の住宅施設とは、都市計画法に規定された都市施設の一つで、50戸以上の集団住宅及びこれらに附帯する通路、その他の施設のことです。都市の総合的な土地利用計画に基づき、良好な住居環境を有する住宅やその居住者の生活の利便の増進のため必要な公共公益施設を一団の土地に集団的に建設することで、適切な居住機能の確保や都市機能の増進を図ることを目的としております。  本地区は昭和35年に一団地の住宅施設として、住棟の配置、階数、戸数、建築の密度、住棟以外の共同施設などが決められております。しかしながら、社会状況等の変化により規制内容が実態に合わなくなる場合が生じており、国の都市計画運用指針では、既に一団地の住宅施設の都市計画が指定されている区域において建築物の老朽化等により建て替えの必要が生じているなど、特に社会・経済状況の変化により現状の規制内容が必ずしも実態に合わなくなった場合にあっては、当該地区の土地利用計画上の位置付け及び周辺の市街地の状況等を勘案し、住民等利害関係者の意向にも配慮しながら地区計画の活用等により引き続き良好な居住環境を確保した上で、一団地の住宅施設に関する都市計画を廃止することが望ましいとされております。さらに、小金井市都市計画マスタープランにおいても、建て替え時期に来ている団地は、地区計画の活用により宅地内の緑化推進を図り、地域の特性をいかした魅力ある新たな団地へと誘導しますとされております。  今回、東京都住宅供給公社では、住棟の建て替えによる団地の再編整備に取り組んでおり、市としては良好な環境の確保や居住環境の改善のための円滑な建て替えの推進など、社会状況の変化に対応したまちづくりの推進等のため、地区計画を決定し、一団地の住宅施設を廃止するものでございます。  次に、地区計画の決定についてでございます。地区計画制度とは、その地区の個性に合わせ、住みよいまちづくりを考えていく制度でございます。地区に応じた更なる良好な都市環境の形成を図るために、用途地域等による建築制限に加えて、より詳細な土地利用の規制・誘導を行います。主に街区内の居住者等の利用に供される通路、緑地等の施設を計画します。地区計画は生活に密着した身近な計画です。町丁目や街区などの一定の地区を単位として、その地区の特性に応じたきめ細やかなまちづくりの計画を作ります。地区計画で定める内容は、地区計画の方針と地区整備計画の二つから成り立っております。地区計画の方針とは、今後どのようなまちづくりを進めていくのか、その基本方針を定めます。土地利用の方針、地区施設の整備の方針及び建築物の整備の方針から成り立っています。地区整備計画とは、地区計画の方針に沿って具体的に計画を定めるもので、建築物や敷地に関することや地区施設に関することについて、その地区に必要な事項を定めます。  以上を踏まえ、内容について説明いたします。  地区の面積は約6.9ヘクタールです。一団地の住宅施設とおおむね同じ面積であります。  地区計画の目標としては、豊かな水と緑に恵まれた潤いのある都市環境を形成すること、安全で住みよい質の高い住宅市街地を形成することとしております。  土地利用の方針ですが、北側の複合地区は、新たに公益施設を整備する地区として今後の社会的な状況を考慮し、高齢者が安心して暮らせ、子育て支援にも配慮した福祉施設等の整備を図ります。住宅地区Aは、建て替えにより新たな住宅団地を誘導する地区として、周辺地域と調和し、良好な自然環境と適切な密度と住宅規模を有した良好な住環境を形成します。また、北東側に集約する都市計画公園は、緑の拠点にふさわしい、緑が連続する、地域にとって親しみやすい公園を整備します。住宅地区Bは、現在の良好な住環境を維持・保全する既存住棟地区として、将来の建て替えに際しては良好な住宅市街地を形成し、適正かつ合理的土地利用が図れるよう方針を定めるものとしております。  地区施設の整備の方針です。通路や緑地など、建物以外を定める内容になっております。地区内通路、幅員6メートルを配置します。地区の北側中央部を南北に通り、西側の公務員住宅内の市道第471号線に向かいます。延長は260メートルです。また、地区内通路に沿って、歩道状空地、幅員3メートルを配置します。敷地内緑地は、原則として現状の良好な緑地を維持・保全しながら、やむを得ず減少する分については、新設緑地を再配置することにより、変更前と同じ面積以上を確保いたします。河川緑地につきましても、既存の緑地を維持・保全し、良好な住環境の形成を図ります。  建築物等の整備の方針です。建築物の形態等を規制いたします。本地区は全て第一種中高層住居専用地域内でありますが、用途地域などの建築物に関する都市計画上の規制に加えて、地区計画により更に制限を加えます。複合地区及び住宅地区Aは、高さの最高限度を22メートルとしております。これは西側の国家公務員住宅地区計画と同一の規制となります。都市計画上の容積率は200%ですが、住宅地区Aについては150%に規制しております。また、住宅地区Bについては、現況の建物に合わせ、容積率を65%にしております。また、都市計画上の建ぺい率は60%ですが、住宅地区Bでは、現況の建物に合わせて25%にしております。複合地区、住宅地区A住宅地区Bの3地区に共通で制限されるものとして、建築物等の用途、壁面の位置、建築物等の形態または色彩その他の意匠、垣または柵の構造の制限がございます。用途規制については、都市計画上の用途地域である第一種中高層住居専用地域において建築できないものに加え、神社、寺院、教会、その他これらに類するもの及び公衆浴場を制限しております。これにより、集合住宅の良好な住宅市街地公益施設等が共存する市街地の形成を図ります。なお、西側の国家公務員住宅地区計画と同様の制限となっております。  壁面の位置の制限については、紫色部分が1号壁面線です。西側道路境界から3メートルとし、既存緑地部分における建築を制限します。青色部分が2号壁面線です。北側道路境界から7メートルとし、さらにそこから13メートルの範囲については、高さ15メートルまでとする立体的な壁面制限をかけ、既存緑地を確保するとともに、北側住民への圧迫感についての配慮をしております。オレンジ色部分が3号壁面線です。敷地内通路境界から3メートルとし、敷地内通路に沿って配置されている歩道状空地部分における壁面の制限をかけます。これらにより、周辺の街並みへ圧迫感等に配慮した緑豊かな空間形成を図ります。
     形態または色彩その他の意匠については、周辺市街地と調和した形態、意匠にするとともに、落ち着いた色調とするとし、秩序ある街並みや景観形成を図ります。  垣または柵の構造については、道路に面して設ける垣または柵の構造は、生け垣またはフェンスとする。ただし、コンクリートブロック造り、れんが造り、鉄筋コンクリート造り及びその他これらに類する構造の部分の高さが0.6メートル以下のものについてはこの限りでないとし、緑豊かで良好な市街地の住環境の保全・育成を図るとともに、倒壊による被害を未然に防止し、防災面にも配慮した安全なまちづくりを推進いたします。  以上、地区計画へ移行し、地区施設及び建築物等の整備方針について制限することで、現在の環境は維持しつつ、柔軟でよりきめ細やかなまちづくりを行うことが可能となり、より良い団地への保全・活用を図りたいと考えております。  続きまして、都市計画公園の変更及び廃止についてでございます。現在の本町第一公園・本町第二公園については、昭和35年に決定した一団地の住宅施設における地区内の共同施設としての児童公園を、その後、昭和37年に都市計画公園として決定したものであります。面積はそれぞれ0.2ヘクタールです。この度、団地内の住棟の建て替えに伴う再編整備において地区計画を策定し、引き続き良好な住環境を確保した上で、一団地の住宅施設を廃止する中で、敷地内の通路のみに接している該当公園の配置を見直し、公道に面し、市民に開放された公園に再配置することとなりました。こうしたことから、公道へ接道及び既存の緑を取り入れた一体的な公園整備による緑の保全等を検討した結果、2公園を統合した上、本町第一公園を一団地敷地の北東側に配置し、約0.49ヘクタールの面積に変更するものであります。こちらが都市計画公園予定地を南西側から見た11月時点の現況です。こちらは南東側から見た現況です。  最後に今後の予定でございます。都市計画法に基づく説明会を来週12月26日の水曜日に、第一中学校体育館で行います。その後、来年1月より、今回ご説明した地区計画についての内容を原案として公告・縦覧いたします。東京都との協議については2月を予定しており、都市計画法第17条に基づく公告・縦覧につきましては3月に行います。3月28日に都市計画審議会を開催し、4月に都市計画決定する予定でございます。  以上で、本町住宅における都市計画変更についての説明を終わらせていただきます。 3 ◯五十嵐議長 それでは、これから質疑を行います。 4 ◯渡辺(大)議員 何点か伺います。私は本町住宅の隣の国家公務員住宅に15年ぐらい住んでいたので、本町住宅は子どもの頃の思い出の地なのでございますが、今回、こういう形で見直しがされるということで、ちょっと伺いたいのは、本町第一公園と本町第二公園の件で今、ご説明がありました。国家公務員住宅のときもそうだったんですけど、国家公務員住宅も実は敷地内に二つ公園があったんですよね。それを統合して一番南西の端に公園を配置して、今みたいな形に整理されました。今回の本町住宅も二つ、つまり二つ公園があるというのは割方合理的で、これまでの本町住宅も北と南にそれぞれ公園があったので、団地の端っこまで行かなくても、団地の中央に公園がある位置付けなんです。ところが、国家公務員住宅の場合も今回の本町住宅の場合も、公園が一番隅の方に追いやられてしまっているような感じもあって、また、今回、新たに公園として本町第一公園で0.49ヘクタールのところは、割方斜面みたいなところもあって、フラットな、これまで本町住宅の公園は二つともフラットな公園だったんですけれども、だから、子どもたちが結構遊びやすかったりもしたんですが、今度、少し斜面みたいになるのかな。この辺りはどんな公園のイメージになるのかということも含めて、出来上がりはどんなイメージになるんでしょうか。今、例えば斜面になっているところも、地ならししてフラットな公園として整備するのか、今の地形をそのままにして公園化させるご予定なのか、この辺り、東京都も含めて協議されてきたと思うんですが、公園についてのコンセプトといいますか、どういうものなのかということについて少しお知らせを頂けないでしょうか。  あともう一つが、これもいろいろと提案は大分前からしていて、なかなか前進しないので諦めていたんですが、仙川が敷地内に流れております。それで、ここは、今日頂いた資料でも、河川緑地というふうに名付けているんですが、ただ、河川緑地とはいいましても、事実上、今、川は流れていませんので、空堀になっているんですけれども、フェンスで全部覆ってしまっていて、基本的には入らないでくださいという位置付けになっているんですね。昔よく提案していたのは、もったいないので、川の方にふたかけしても構わないから、子どもたちが自由に入って、お年寄りの方も、地域の住民の方が入れる公園としてきちんと整備するべきではないかということを前々は提唱していたんですが、なかなか実現していない実情がありますが、事実上、子どもたちはフェンスを乗り越えて入って遊んでいますけれども、私も随分遊びましたけれども。それから考えると、これから本町住宅、何十年ぶりの抜本的な手直しを、こういう都市計画も含めてしていくとなれば、仙川にはふたかけなりして、子どもも安心してそこで公園として活用できるようにすべきではないか。特に、今回、もともとの本町第一公園の場所から団地の北側の方へ公園が移動していってしまうわけです。そうすると、団地の中の南側の方には、いわゆる公園スペースがなくなってしまいますからね。それから見ると、仙川の河川敷といいますか、非常にいい、大きな樹木もあったり、そのままあそこをふたかけさえしてフェンスを撤去すれば、いい公園になるんですよね。こういうことも、この団地の今後の建て替え、南側は今すぐ建て替えではないんですけれども、そういうことも視野に入れた見直しを住宅供給公社、東京都ともども、小金井市も一緒になって、地域の住民がちゃんと正規に入れる公園空間として整備をしていくことが、地域の住民の利益にかなうのではないのかなと思っているんですが、この辺りはどういうふうにお考えでしょうか。  あと、最後に、今回、本町第一公園と本町第二公園を統合して北へ持っていくんですが、現在の本町第一公園は、今回の建て替えのゾーンには含まれていないわけですけど、とりあえずどうなるんでしょうか。何かに転用するということになるんですか。ごめんなさい、本町第二公園か。現在の本町第二公園の方ね。これが今回なくなるわけですよね。今、公園になっているわけですけど、何かに転用するということなんでしょうか。建て替えゾーンじゃないから、すぐそこに何か建物とかが建つわけではないですよね。本町第二公園の方は当面どうなるんでしょうか。資材置にするんですか。どうなっていくのかということについてご説明いただけないでしょうか。  以上、公園のことを中心に3点ぐらい伺います。 5 ◯たゆ議員 関連。2点目と3点目で関連します。  本町第二公園については、ほとんど趣旨は同じなんですが、建て替え地域は左、北西の部分なので、本町第二公園については、取壊しの工事などが終わっても、そのまま利用できる状況が続くかと思うんですが、その現場では利用できる状況がいつまで続くのか伺います。  それとあと、仙川についてです。ふたをして公園にという意見も出たんですけれども、水を流れるようにするというのもまた一つの手だと思いまして、市民からも要望が出ていまして、親水公園、水が流れる公園のようなコンセプトもあると思うんです。なので、仙川についての考え方を私も伺いたいと思います。 6 ◯五十嵐議長 答弁をお願いいたします。 7 ◯平野環境政策課長 では、1番目にお答えいたします。本町第一公園と本町第二公園は、一団地の住宅施設で建設された団地と併せて整備した公園を後から都市計画決定した都市公園ということになってございます。今回、本町第一公園を含む街区で住棟の建て替えを検討しており、その中で公園の配置等も検討した結果、公園へのアクセス等も考慮し、地区北東側の街区に集約して配置することといたしました。なお、新しい公園が整備されるまでは、現在の本町第二公園はそのまま使えるようにお願いしているということです。また、斜面についても、そのままの形で行うと聞いているところでございます。 8 ◯永井まちづくり係長 まず、仙川の整備についてですけど、実は、所管課がどこかというのはちょっと難しいところなので、私がお答えさせていただこうかなと思いますが、こちらは東京都が管理している河川になりますので、頂いた意見は東京都にお伝えさせていただこうかなと思いますが、今回、仙川を含むエリアについては建て替えのエリアではないので、今後、建て替え等に合わせて整備ができるタイミングになれば、その内容も含めて検討することができるかなと思います。  本町第二公園は、環境政策課長からそのまま使うという答弁をさせていただきましたので、そのとおりです。 9 ◯渡辺(大)議員 ご答弁ありがとうございました。  今、ご答弁で、公園へのアクセスを考えたら北の外れになったというお話でしたか。公園へのアクセスを考えると、端っこに持っていくのがよく分からないんです。アクセスを考えるんだったら、今のままで動かすべきではないとか、硬直的なことは言わないんですけど、今の配置はすごく合理的にできているんですね。本町住宅は実は、地域の人はご存じなんですけど、それぞれ結構間取りが違うんです。ファミリータイプ向けのところと、割方1人でも住めるようなところとか、今現状、古い団地ではあったんですけれども、具体的に言うと、3部屋あったり、2部屋あったりとか、いろいろあったんですが、北の人は大体、今の本町第一公園、北の公園で遊んでいて、南の方の本町第二公園の方では南の方の人がということで、割方アクセシビリティは団地の中では良かったんです。今回、それを北の外れに持っていったら、間違いなくアクセシビリティは悪くなるんです。だから、アクセスのことを理由に挙げられて、北の端へ持っていくと言われると、分かりましたと言いにくいので、もうちょっと合理的な説明が何かないんですか。アクセスだけを考えたら絶対悪くなりますよ。団地に住んでいる気持ちになって、団地内のアクセスを考えてみてください。だって、今、仙川の南にだって住んでいるんですよ。仙川の南の人は、これまで仙川を渡りさえすれば目の前に本町第二公園があったんですよ。それが、延々と北まで行かなければいけない。しかも、駅への動線を考えたら、例えば駅の方に人が向かうとか、あとグルメシティかな、あっちの方へ向かうという動線は、この団地の人たちの動線は、どっちかといったら、南の方へ向かう動線の方が便利がいいわけでしょう。駅に行くんだって、スーパーに買物に行くんだって、南に向かうんだから。北に行ったら、貫井北町三丁目の住宅くらいしかないわけです、桜町二丁目とね。それから見たら、北の方へ公園を全部集約するということは、団地内の人の公園に行くアクセシビリティは絶対悪くなるんですけど、今の私の考え方は間違っていますか。アクセスだけ考えたら、どう考えても悪くなるじゃないですか。だから、何か合理的なことを説明してくれないと、説明している内容と実際、公園を持っていく位置が全然符合しないので、こういうのは良くないと思いますよね。その点どうなのかということについて説明を求めたいということがまず一つです。アクセスは絶対悪くなります。地域でずっと暮らしていたから分かります。誰だって分かる。あそこの近所で住んでいる人に、これでアクセスが良くなるなんて思う人は多分いないと思いますよ。説明をちゃんとしていかただかないと分からないということが一つです、再質問。  あともう一つ、仙川のところなんですけれども、何十年も前から実は提案しているんです。私はどっちかというと、ふたをかけて公園にした方がいいという、関根元議員は確か水を流せと言っていましたね。ただ、水を流すとなると、日本共産党北多摩中部地区委員会のところが仙川の上流のはずなんですが、共産党のあそこの事務所のところから水が湧き出てこない限りは水は流れないので、幾らかかるのかなとか思ってしまうんですけど、あそこの日本共産党の事務所の隣に仙川上流端と看板があるでしょう。あそこが上流の端なんです。今では考えられないんですけど、私が子どもの頃は、仙川の水があふれて、団地の人たちがびっくりして、どんどん増水したことがあったんですが、今はそんなこともおかげさまでなくなりました。ところが、仙川のところに関して、私も言ったとおり、例えばですよ。北の方に新しく公園を配置したいということであるならば、やはり南の方々が、お年寄りも多いわけですから、一々えっちらおっちら北の端まで行くのかということですよね。ただ、目の前の仙川のところで、あそこはふたかけさえしてあれば、あそこの緑地に入れるわけです。今だとフェンスで覆っているでしょう。あれでは誰も入れないんですけど、乗り越えていくしかないから。もし公園を北側に持っていくのなら、今回、一体として整理をした方が合理的ではありませんか。そう思わないですか。ずっと私も言っていたんですけど、建て替えのときにいろいろ考えるみたいな話で、何十年前はお茶を濁されてきたから、ここでもしこうやって本当に建て替えるんだったら、仙川の公園化、親水公園にするのか、ふたかけて普通の公園にするのか、いずれにしてもそういうことをセットでここでやった方が絶対まちのためにもいいし、地域住民は喜びますから、そういうことを少し東京都と協議して進めていただきたいんですけど、東京都との協議の俎上にのせて、北へ公園を配置すると、集約するということとの兼ね合いで、仙川のところについてはここで一体整理をしていただきたいんですけれども、そういう努力をしていただけないかどうか、責任ある方からご答弁を頂きたいと思います。  それから、本町第二公園の方なんですけど、先ほどのご答弁だと、新たな公園ができるまでは現在のまま供用されると。新たな公園ができたところで閉鎖されてしまうのかな。ただ、閉鎖する必要はあるんですか。あれだけのスペース、何にするのか。工事の資材置にでもするのか。何かに使うのか。使わないんだったら、別にそのまま、南側の今回建て替えをやらない街区の公園として、そこが建て替えになるまではそのまま公園として供用しておけばいいんじゃないですか。もし何かに使う、例えば新築住宅の工事の資材置に要るとか、どうしてもそこがないと困るんだと言うなら別でしょうけれども、南側の街区は建て替えないんですから、しばらくは公園としてそのまま、暫定的にでもなるんでしょうけど、暫定広場として、中町暫定広場じゃないけど、本町暫定広場としてそのまま使っておけばいいんじゃないかと思うんですけど、もしどうしても閉めなければいけない必然性があるなら、私が分かるように説明してもらえませんか。何となくその必然性はないように思うんですけど、あそこを無理やり閉めてしまわなければいけない必然性は感じないんだけど、どうでしょうかということについてご説明をお願いしたい。地域住民の気持ちになっていただいて、できるだけ迷惑をかけないようにやっていただきたいと思うので、その点、東京都住宅供給公社の敷地でありますから、市としていろいろ限界もあるんですけど、ただ、市からそれを言っていっていただきたいと思うんですけど、その点いかがでしょうか。 10 ◯たゆ議員 仙川については、確か武蔵野市の桜堤団地だと思うんですけど、団地に降った雨水を利用して川にするなど、そういったことをやっていると聞いていますので、そういったことも含めて是非考え方を持って検討、また市民からの要望があるということを申し上げたいですし、東京都にも伝えて協議をしていっていただきたいと思うんですけど、いかがでしょうか。  また、公園についてなんですが、さっきの答弁で、北東の公園は斜面も含んでいるということでして、そうすると、なかなか斜面を利用しづらい状況になるかなと思います。これまでの本町第一公園は0.2ヘクタール、本町第二公園は0.2ヘクタール、新しい一つにまとまった公園は0.49ヘクタールということで、数字上は0.09ヘクタール増えているんですが、斜面になると、実際に利用できる部分がどうなっていくのかなというのがありまして、斜面の部分の面積というのが分かれば、今、答弁を頂きたいと思います。 11 ◯永井まちづくり係長 2問目は全て私から答弁させていただきます。  まず最初の、渡辺大三議員から公園を北東側に集約するとアクセスが悪くなるというご質問を頂いたんですけれども、アクセスと言っているのは、あくまで公道からのアクセスという意味でございます。実は、今、団地の中にある公園というのは、団地内通路に面しておりまして、市の公道では実はないんですね。都市計画公園の場合、公道からのアクセスが可能になるように配置するということを考えて、アクセスが良くなるという、そういった意味でございます。都市計画公園は団地内住民の方のためではなく、市内全域のための公園ですので、公道からのアクセス、周辺からのアクセスがいいところに配置するというような考え方を持ってございます。  それから、二つ目、仙川の親水化に関するご質問も頂いたところです。こちらについては、私でいいのかどうかあれですけれども、先ほどご質問の中でもありましたとおり、現在の仙川は水がなかなかない状況がありまして、親水化についてがなかなか難しい現状というのもあるかと思います。たゆ議員からのご質問も頂いています。併せてご答弁させていただきますが、あくまで河川であるというところですので、公園としての整備というのはなかなか難しいところはありますが、頂いたご意見がありますので、東京都にはお伝えさせていただこうかなと思います。  それから、本町第二公園の話ですが、利用しないのであれば閉めなくてもいいのではないかとご意見を頂いたところですが、こちら、確かに今後も引き続き活用するエリアの中にありますので、慌てて建て替えするわけではないです。ですので、北側の建て替えのときには公園として使えるようにするんですが、その後は、今回の建て替えエリアの中にある集会所の代替地等もありまして、こちらの公園の用地を使って何かされたいとJKK東京も考えられていますので、その活用の仕方を見ながらということになるかと思いますが、現在は公園として存続するということは余りないかなと思います。  あと、北東側に公園を集約した場合、斜面部分が利用しづらいのではないかと、たゆ議員から頂いていますが、今後の公園の整備については斜面地も使って一体的な公園の利用の方法というのを、東京都住宅供給公社には整備に当たって考えてもらいますので、斜面があるから一概に利用できるところが少なくなるのではなくて、斜面も使った一体的な公園の在り方というのを検討してもらうということで、0.49ヘクタールというのを全部使えるように頑張っていただきたいなと思っています。 12 ◯渡辺(大)議員 ご答弁いただいたところでありますが、一つには、地域住民のアクセシビリティではないよということで、公道からのアクセスだということなんですが、やはり地域住民の視点に立ってというものも大事かなと。というのは、国家公務員住宅のときにも公園が二つあったんです。昔、あそこで国家公務員住宅の運動会とかもあったんですが、あのときも、結局、二つの公園を二つともなくして、一番西側のところに持っていってしまったわけですよね。あの団地の中からのアクセスが非常に悪くなってしまっているわけです。今回もまた端へ持っていこうとしているから、動かす度に公園を一番端の方ヘ持っていくというのがやり方になっているんですね。ということで、確かに団地内公園といっても、団地の人のための公園ではないというのはそのとおりなんですが、ただ、さっきも言ったとおり、人の流れを考えてくださいと言って、買物に行くんだって、この地域の人たちはみんな南へ向かうんでしょう。北に行ってもスーパーも店も何もないんだから。駅に行くんだって南へ向かっているわけですから。だったら南にあった方が、団地内のアクセシビリティもいいし、団地の北側に住んでいる人だって、そこを通って駅の方とかスーパーへ行くわけですらね。どう考えたって、地域全体から考えたら、人の流れを小金井市は考えてください。小金井市は中央線が市域の真ん中を通っているから、南の人は北へ上がるんでしょう。北の人は南へ下りるのが基本的に動線ですよ。だから、北の方へ持っていくということは絶対アクセシビリティが悪くなるわけ、何かのついでに行くという場合には。そういう観点から見直す必要があるかなと思うので、これは一応意見として述べておきたいというふうに思います。  あと、冒頭で1問目でも聞いて、さっきたゆ議員からもあったんですが、あそこは急な斜面ですよ。分かりますよね。北の外れのところ。あれは人が歩けるような斜面ではないですよ。あそこも含めての面積だから、確かにその分も面積かもしれないけど、これまでフラットな公園が2か所あって、いろいろな使い方が地域の人もできていたわけじゃないですか。斜面になると、斜面の公園もある種魅力的ではありますが、フラットなものはなくなってしまうわけでしょう。フラットなものもあって、斜面も造るんじゃないんですよ。今回、斜面のところ、ほぼ斜面になっているから、あそこ。だから、地域の方々にとって本当に利便性のあるものになるのかということになると、ちょっとクエスチョンマークがつくなということで、あとどんな意見が説明会などで出てくるかということです。  あと、仙川に関して、北の外れに持っていくんだったらという前提をさっき申し上げましたけど、北の方に持っていくんだったら、やはり南の方の公園スペースというか、わざわざ北の外れまで行かなくても、目の前にあった方がいいのは、仙川。将来、建て替えのときというより、ここで公園の位置を大きく変えていくんだったら、団地内の公園環境ということから一体的に整理されてしかるべきだろうなというふうに思います。他の市に行ったって、河川敷を公園にしている例なんて山ほどあります。多摩川の方へ行ったってそうでしょう。入っていって、下りていって、くつろげるようになっていますよ。フェンスはないです。多摩川ですらですよ。あれだけ大きな河川でも。もちろん四六時中入っているわけではないかもしれませんけど、フェンスで覆っていないから基本的に入れますよ。ということがあって、少し工夫されてみたらいかがかなというふうに私は思います。水を流すとなると、またお金がかなりかかるんでしょう。だから、ふたをかける方がいいかなというふうに思います。仙川だって一部ふたがかかっていますよね。あそこの本町三丁目、議長の家の南側のところ、あれはふたがかかっていて、あの下は川でしょう。伏流しているというか、あの下を。歩道の下は川ですよね。ああいうやり方だって部分的にできているわけじゃないですか。だから、やってやれないこともないと思うんです。少し工夫してみる価値はあるんじゃないかなと私は思っています。全体ができなくたって、一部だけだって、それをやっただけだっていいと思いますよね。そういうことは工夫ができるんじゃないかなと思って、今回、公園の位置を動かすならこの機にやるべきじゃないかなということは申し上げておきたいと思います。  それから、現在の本町第二公園なんですけれども、どういう形になるかは別なんですけれども、基本的にはなるべく、南側は今回、建て替えゾーンじゃないということを踏まえて、集会所を一部移してくるんですか。建て替えるということで集会所を整理するんじゃなくて、暫定施設か何かを東京都は造る気なのかな。よく分からないけれども、基本的には、ただ、あのスペースを全部集会所にするわけはないから、例えば半分なら半分だって残せるじゃないですか。地元の人の利便性に配慮して、必要がないのに北に造ったんだから南はもう潰すよという発想じゃなくて、そういう官僚的なやり方ではなくて、なるべく残せる間、つまり、南側の抜本的な建て替えの時期もいずれは来るでしょう。そのときまでは暫定広場として活用するとか、都市計画上は公園でなくなっても、暫定広場としては活用しておくとか、そういう地域住民に寄り添った考え方で、遊び場がなくなったとか、遠くなったと言われないように、丁寧な事業の進め方を是非小金井市と東京都で協力しながらやっていただきたいと、要望だけしておきます。 13 ◯五十嵐議長 他にございませんか。 14 ◯森戸議員 都市計画の変更で地区計画ということでありますが、これまで一団地だったのを分割するということになるのかなと思うんですね。分割ですよね。一団地ではもうなくなるということで。それで、地区計画をこの地域にかけるんですが、一つは、14ページにある容積率・建ぺい率なんですが、複合地区のところには何も書かれていないんですが、先ほどの説明だと、複合地区と住宅地区を合わせて、100分の150だったかな、ということかなと思っているんですが、もう少しそこを詳しく教えていただけないかなと。100分の150でいいんですか。  それと、高さの最高制限が22メートルということですが、ここはくぼ地でありますが、周辺の住居との高さの差はどういう形になっていくのか、もし分かるようでしたら教えてください。  あと、住宅地区B、7階か8階建てだと思うんですよね。7階建てかな。(不規則発言あり)そうですよね。住宅地区Bについては、良好な住環境を引き続き維持するということであります。これは11ページに書いてあるんですが、なお、将来の建て替え等に際しては、良好な住宅市街地を形成し、適正かつ合理的な土地利用を図るため、建て替え計画を踏まえた土地利用の方針を定めるものとするというふうになっていますが、ここはJKK東京が所有し、管理運営をしている土地で、全体的な土地の利用計画がないままに都市計画公園を北東の方に寄せていくというのは、ちょっとどうなのかなと思うわけです。先ほど来議論になっているんですが。現状は、真ん中に公園があって、ここでかなり親子連れで遊んだりしていらっしゃって、周りから見える場所に公園があることで、子どもたちの安全性の確保などもできていたのではないかというふうに思います。都市計画公園を北東に寄せていく理由というのがよく分からないし、全体的な土地利用計画の中で都市計画公園の位置付けを明確にしていくことが重要ではないかと思っていまして、部分的にここに持っていくよということだけで、私たちは余り良くはないというふうに思うので、既存のこの真ん中にある都市計画公園がいかされるような地区計画にしていくことが必要ではないかと思うわけです。その点でどうでしょうか。見解を伺います。 15 ◯田部井都市計画係長 森戸議員から容積率・建ぺい率の考え方についてご質問を頂きました。14ページをご覧いただいて、住宅地区A住宅地区B、複合地区とありまして、その中の容積率の最高限度のところで複合地区は横棒が引いてあると、建ぺい率の最高限度のところで住宅地区Aと複合地区は横棒が引いてあると、これはなぜかというお尋ねだったかと思います。これにつきましては、現状、用途地域が第一種中高層住居専用地域ということでかかっておりまして、建ぺい率60%、容積率200%というような都市計画の規制がございます。これに加えて地区計画で更に規制を強めているところだけ数字が入っているということでございますので、この表の読み方としては、住宅地区Aにつきましては、容積率の最高限度を、通常ですと200%のところを150%に制限しているということでございまして、住宅地区Bにつきましては、200%のところを65%、建ぺい率については25%に制限しているということでございます。  高さについてご答弁させていただきます。現在、高さは22メートルというふうに決めてございますけれども、この高さの考え方でございますが、あくまでも建築基準法上での高さの考え方というふうになっておりまして、今回の当該地での地盤面からの高さが22メートルというふうに決めております。さらに、周辺との高低差ですけれども、概算ですが、2メートルから3メートルぐらいだというふうに推察されます。 16 ◯永井まちづくり係長 森戸議員からの3問目、住宅地区Bの方はまだ建て替えないので、北東側に公園を集約するということに対しての考え方をもう一度整理ということを頂いたかと思います。先ほど、渡辺大三議員、あとたゆ議員の関連質問でもありましたけれども、北東側に公園を集約するという考え方については、私からも答弁させていただきましたが、外周、公道からのアクセスがいいところに集約させていただくということを考えて、こちらの場所に集約することを考えているわけですが、まず、もともと本町第一公園のところが建て替えエリアに含まれていましたので、これがあることによって建替計画に支障がある。都市計画公園の配置についても当然一緒に考えていかなければいけないということで、今、集約の案になってございます。併せて、本町第二公園の今後の在り方についても、相当議論がある、ご意見を頂いたところなんですけれども、こちらについては今後どのように活用していくかというのは、JKK東京とも今後相談ということになりますが、まず、北側の建て替えエリアのところが工事期間中というのは、当然、本町第二公園は開放していただけるのかなということはお願いしてございます。ただ、その後は、南側のこれからも使っていくゾーンの活用の仕方、先ほど私は渡辺大三議員の答弁で集会施設などもここに来るかもしれないという話をさせていただきましたが、そうやって活用する考え方もありますので、公園としてそのままずっと続けられるかどうかというのはちょっと分からないですが、なるべく頂いたご意見を参考に東京都住宅供給公社にはお願いしていきたいと思っています。 17 ◯森戸議員 1点目は分かりました。基本的には現状の容積率・建ぺい率でいくということで、ですから、複合地区は200%ということになっていくということは分かりました。  それから、高さなんですけれども、現状が4階建てでしたか。(「5階」と呼ぶ者あり)5階だから、15メートルが7メートルぐらい上がるということになると、高さの高低差があったとしても、北側の住宅に影響することは十分に考えられるというふうに思います。その際にやはり日影の問題だとかいろいろ問題になると思いますが、適切に対応ができるようにしていただきたい。JKK東京にすれば、現状の限度いっぱい造って利益を上げたいと思うのが、そういう方向性というのはあるんだろうと思いますが、一方で、環境の問題もありますので、その点は是非十分に配慮していただきたいと思いますが、そういうことでよろしいですかという確認をさせてください。  それから、公園なんですけれども、住宅地区Bは今後どうするかというのはまだこれからであって、当面、住宅地区Aと複合地区と言われる場所を整備すると。住宅地区Aの中に都市計画公園があるので、この際だから一緒にということなんですが、別に一緒にしなくてもいいんじゃないですか。それぞれ分けて都市計画公園があっても何も問題がないと思うわけです。住宅の真ん中に人が集まる場所が空地としてあるということは、災害対応も含めて考えると非常に重要ではないかと思っていて、北東地域に集めてしまうというのは、私としては、陰になるようなところに公園を造っても余り意味がないのではないかなと。くぼ地なわけですから、この辺りはそう日は当たらないわけですよね。ここは南側に住宅がありますからね。だから、その点ではどうなんだろうかと思います。したがって、北側のものを東側に持っていくということで、真ん中にある公園はそのまま残しておいても私は何ら問題はないのではないかと思いますので、その点は変更などが可能なのか、もうこれでJKK東京はいくと言っているので、変更する余地はないということなんでしょうか。できればもうちょっと固まる前に私たちに示してほしいんです。もっと市民代表である議会の意見も聞いて、これだけの大規模な計画、土地の利用変更ですから、是非その点をお願いしたいなと思います。いかがでしょうか。 18 ◯西川都市計画課長 それでは、森戸議員の1問目にお答えいたします。北側の住民への配慮ということでございますけれども、先ほどパワーポイントでもご紹介いたしましたけれども、道路の壁面後退のことが資料の36ページの地区計画の内容6)というところで、建築物等の整備の方針という中に載ってございます。図面がちょっと見づらいところもあるんですけれども、北側の東西の青い線のところに壁面後退線を、ここはかなり厳しく設けておりまして、まずは建物が建てられる範囲は北側から7メートル以上下がった位置でございますけれども、高さ15メートルを超えますと更に13メートル離れた位置、ですから、団地側の方に寄ってこないと建物が建てられないということで、壁面線と書いてある点々々の右側ですね。右側に建物が建てられるような形状になりますので、そういう意味ではここにつきましては北側の住民の方にかなり配慮しているような地区計画となっているというふうに考えてございます。 19 ◯永井まちづくり係長 2問目の都市計画公園に関する質問ですが、まず、JKK東京の方でいくのかという話もありましたが、今、決まっているのは、建て替えをするエリアが決まっているのであって、今回お示ししている都市計画の変更については、当然、JKK東京とも協議しながら進めてきた行政の考え方ということです。都市計画公園の集約の考え方についても、現在ある面積は確保して、更に少しでも多くということで、もともとは0.2ヘクタールずつ、合わせて0.4ヘクタールの都市計画公園だったものを、今回は0.49ヘクタールと微増できるという配置案になっているというところで整理してきています。傾斜地があることで使いづらいのではないかというご意見も頂いたところですが、先ほども私が答弁させていただきましたが、この傾斜地を何か使って新しい公園の在り方というのを検討していただくということも必要なのかなと思っております。くぼ地なので日当たりはというふうにご心配も頂いていますが、ここは実は大きな木もたくさんあって、日当たりは割と良好な方ではないかなと思います。ただ、今後の建て替えに合わせて、空地を少しでも出していって、既存の緑を保全していきたい、それによって、現在の良好な住環境を保全していくということをこの地区計画で担保していきたいということは変わっていませんので、今ある良好な、自然が多い住宅地というんですか、この団地の今後の環境を保全していく考え方は市も持ってございます。 20 ◯森戸議員 大体分かりました。13メートルぐらい離れるということですね。  それであと、公園の方ですが、私はこの計画、二つの公園を一つにまとめるというのは理解できないです。ここで理解できないといっても、もう決定して報告するだけですから、あとは都市計画審議会みたいな話になっていくので、本来ならもうちょっと議会とよく相談をしていただきたかったなということだけは申し上げたいし、こういうやり方というのはどうなのかなと個人的には思っておりますので、そのことは意見として申し上げます。 21 ◯五十嵐議長 他にございませんか。 22 ◯斎藤議員 小金井市の都市計画、まちづくりをしていく上での手続、順序という意味で、今、森戸議員がおっしゃられたように、土地の所有者、JKK東京と小金井市の行政の中で決めたものをただ示すと。今回も全員協議会ということで、この意見が都市計画そのものを変えていくということはないんだと思うんですね。議会としても議決をする事項ではないですから、議会からどんな反対意見が出たとしても、行政としてはこのとおりの都市計画を進めていくということであれば、小金井市のまちづくりって何だろうなということで本当に思うところであります。ただ、土地の所有者の活用の仕方とすれば、この二つの公園を北東側に持っていくということは土地の利用としては活用しやすいということになるのと、このエリアだけで考えれば、北東の隅っこということになるんですが、小金井市全体とすれば、今まで奥まっていた公園を地域に開放できる都市計画公園ということで、考え方の違いでこれはどうでも言えることではあります。逆に言うと、今度、その地域の中での建物の建て方によって、それぞれの居住者の皆さんのための公園とか広場を造っていけばいいことであり、都市計画としてそこまで私たちが言及する必要はないんだろうなというふうに思っております。  ただ、今後のスケジュールも、これから12月26日に説明会をしますよと、それから公告・縦覧して、都知事協議をして、平成31年3月28日に都市計画審議会で、その数日後の4月には都市計画決定ということで、都市計画審議会も全て決まった上で後追いで承認をするという機関でしかないんですよね。機関っていうのは、審議会自体が。これは非常に問題があるなと。審議会でも何でもないですよね。ただ単に後追いで賛成させられる、行政からすれば機関として活用するというだけで、決して審議をするところではないということで、これは今回の都市計画に限ったことではなくて、生産緑地も含めて都市計画審議会の在り方というのも非常に問題であるということを申し上げて、今回の都市計画とは別なんですけれども。  それで、一つだけ疑問、先ほどの14ページの各地区の建ぺい率・容積率なんですけれども、それぞれ、いわゆる大きく都市計画でいえば、第一種中高層住居専用地域ということで、建ぺい率60%、容積率200%。その中で地区計画としてそれぞれ制限を少し厳しくしていますよと、複合地区以外のところは低くしていると。逆に言うと、今度、住宅地区Bは、建ぺい率が25%、容積率が65%という、これはかなりきつい制限をしているわけです。小金井市とすれば、住宅地区Bも含めて建て替えを望んでいくという姿勢があっていいというふうに思うんです。居住者の方々も、かつてはファミリーで住まわれていたと思うんですが、今、多分単身とかご夫婦2人という形が多くて、なおかつエレベーターがなくて5階建てということで、住環境としても決して恵まれている建物ではないということで、また、簡単に言うと、人口密度が非常に低いという形になって、小金井市とすれば、ここを東京都住宅供給公社に、都市計画上許される範囲でできるだけ戸数を入れていただいた方がいいのかなと。居住者とある程度は住環境とは相反するところはあるかと思うんですが、ただ、エレベーターのない5階建てというのは、今、ほとんど東京都住宅供給公社の建物しかないと思うんです。ですから、質問とすれば、65%・25%という建ぺい率と容積率は、基準というか、何かあってこういう数字になっていると思うので、なぜそうなっているかということと、小金井市のまちづくりとして、逆に言えば、もう少し活用の密度の高い地区計画になぜしなかったのかということでご答弁いただければと思います。 23 ◯西川都市計画課長 それでは、建ぺい率と容積率のご質問でございます。この数字の違いでございますけれども、まず、住宅地区Bというところにつきましては、JKK東京としての考え方としては、長期活用エリアということで、今、既存の建物をまだもうしばらく使っていくというような場所になります。そのようなことから、今の一団地の住宅施設で定められている制限内の容積率を踏襲しているということになります。この団地の建設の際の計画数値としましては、一団地の住宅施設として指定されていたということで、建ぺい率が20%で、容積率が52%で守られるような計画となっておりましたために、これを今、踏襲しているということでございますけれども、今後、今回の複合地区・住宅地区Aの新築等が終わりまして、また、南側のところで改築等がされる場合につきましては、そのときに再度地区計画の方を見直していくということになるということでございます。 24 ◯斎藤議員 一団地を設計した場合、この頃、5階建て、いわゆるようかん型と言われる建て方なんですけれども、こういう配置をしたら結果的に25%・65%に近い数字になったと。それを今回踏襲するということで、次回、住宅地区Bが建て替えというふうになれば、そのときに見直すということですよね。まちづくり、都市計画って、それでいいんですかね。ある程度小金井市がこうしたい、ああしたいということがあって、それが市民の皆さんの理解を得た上で、小金井市の利益になる、小金井市民のためになるというような形の都市計画というのを考えていく必要があって、ただ単に後追いとか、今までがそうだったからこうだと、何か不具合があればこれから変えていくんだというだけではなくて、今回、それは考えていく必要があるのではないかなというふうに思うんですけれども、小金井市の行政の典型的な例ですかね。今までこうだから、それを踏襲していくというのはね。これ以上質問しませんけれども、小金井市のあるべき都市計画、まちづくりというものを担当課、担当部で是非研究していただいて、目の前のことだけを考えて対応するのではなくて、将来的に見据えた形でこのエリアをどうするかということで是非考えていただきたいということで意見として終わらせていただきます。 25 ◯五十嵐議長 他にございませんか。 26 ◯吹春議員 本町住宅の建て替えのことでございます。私はいまだに息子と2人で暮らしているんですけれども、その息子とはかつて本町に住んでおりまして、それから本町小学校に入学しました。その後、貫井北町に引っ越しをして、貫井北町で本町小学校を卒業して、第一中学校に通ったんです。ですので、この本町住宅というのは友達もたくさんおりまして、特にこの二つの公園ではよく遊んでいたことを、学校から帰った子どもの口から聞いたりとか、いろいろな会話の中でそういったことを読み取ったりとかしていたわけですけれども、まず最初に、新しく造られると言えばいいですか、公園のこと、場所だけ出していただいていいですか。北東の、一番前のところ。ただ、上から見た絵だけだと、ちょっと気が付かない。皆さんも気が付いていらっしゃる方はたくさんいらっしゃるかと思うんですが、新しくできる公園のところですけれども、確か0.49ヘクタール、0.2ヘクタールと0.2ヘクタールを足して、それよりも大きいから、0.09ヘクタール増えるんだと思いがちですけれども、これは斜面じゃないですか。さっき渡辺大三議員も質問されていましたけれども、斜面の部分、有効活用するのではないかということですけれども、まず気になるのは、安全性はどうなのかなとすごく思うんです。公園の脇を道路が南北に走っていますよね。そうすると、その道路はかなり急斜面だったりとかすると思うんです。今もそうだと思うんですけど、かなり急斜面の道路で、小さな子が自転車で1人でそこを下ろうものなら、ちょっと危ないと思うぐらいの道なんですけれども、それの真横に公園があるって、ちょっとどうなんだろうというふうなところがあったりもするんですけれども、その辺の安全性とかというのはどういうふうに聞いていらっしゃるのか教えていただけないですか。 27 ◯永井まちづくり係長 まず、斜面のところ、実は整備自体はこれから具体的になってきますので、その考え方についてはJKK東京とよく相談して決めていきたいなと思っていますが、斜面の利用の方法についても併せて今後検討していく内容になっています。現在考えているのは、今ある自然をなるべく壊さないで、今あるものは保全しながら建て替えを進めていくために何ができるかということで今、考えています。都市計画公園についても、北東側に配置して、今ある自然はなるべく残していくという考え方の下、今の斜面についてはそのままがいいな。ただ、斜面があると、先ほどからご質問いただいているとおり、平地が少なくなるのではないかということで、斜面を使った公園の在り方を検討してもらいたい。その中では、先ほど吹春議員からも頂いたとおり、安全面についても十分考えなければいけないことですので、整備の内容に合わせてその安全面もしっかり確保できるようにJKK東京とは協議していきたいと思っています。 28 ◯吹春議員 今、写っていますけど、これはちょっと角度が違いますけれども、車が止まっているのが写っているんですけれども、斜面のところも実際に、僕が通る度に、団地内ですから、路上という言い方が当てはまるかどうか分からないですけれども、車がよく止まっているのを見ます。つまり、視界の死角を作り出してしまうことが非常に多いところなんです。なので、僕はここの本町住宅の中に入ったときに、今現状、公園がそれらのところからちょっと離れたところにあるので安心できるなと思うところがあったのは事実なんです。それが、直接、急斜面の道路の真横に公園ができてしまうということは非常に危険ではないかという大きな危惧がまず1個あるんですけれども、それと、この公園二つ、本町第一公園・本町第二公園、先ほどから何度も説明いただいていますけど、二つ公園があるというのは、実はあの中で生活されている方たちにはとても意味があることなんです。自然とその意味が出来上がっているので、今、お話ししますと、片方の本町第二公園の方というのは、日当たりが非常にいい公園と僕は感じているんです。それに対して本町第一公園の方は、割かし木立だったりとか建物に囲まれて、余り日が当たっていない感じが僕はイメージとしてあるんですけれども、それで、子どもたちがよく遊んだりとかしていますけれども、例えば本町第一公園で遊ぼうと思って行ったりとかして、他の方たちが使っていたりとかすると、もしくは他の競技をやっていて、同じ競技をやっていたりすると、じゃ、本町第二公園の方に行こうとか移ったりもするんですね。つまり、ちゃんとうまく分散できる。お互いに干渉し合うことなくできる。しかも、本町第二公園の方は遊具などが周りにありますよね。なので、割かし小さなお子さんたちがいたりとかするので、子どもたちも小学校中学年・高学年になってくると、そういう子がいたりすると、わざといない場所を選んで遊んだりするようになるらしいんです。ところが、将来的にはということで0.49ヘクタールの方に寄ってしまう。当然、公園ですから防災機能を持たせた防災倉庫もこちらの方に移ってくるんじゃないかなと僕は思っているんですけれども、そうなると、1個になることによってかなり手狭になってしまうのではないかと。公園が二つあるところが、うまく分かれていたところが、1個になることによって、そこに集中してしまう。これはかなり危ないのではないかなと思うんです。今は軟式のボールとかを使いたかったら、軽いキャッチボールとかはしていないですか。させていない。(「禁止している」と呼ぶ者あり)禁止している。サッカーはしていますか。球遊びだったらやっている。(不規則発言あり)やっていますものね。そういったこともあったりとかすると思うんですけれども、その辺のことはすごく大事なことですよね。今、できる場所がなくなってきているから、少しでも場所として供給してあげたいなと思うんですけれども、急な斜面しかなかったりすると、先ほどから何度もそれをうまく使った公園になるようにするんですとおっしゃっていますけれども、どうしますか。急斜面を使ってボルダリングでもそこでやりますか。  それ以外に、公園の安全性はもう一つ防犯面でもあるかと思うです。公園の西側に公務員住宅がありますけれども、あそこの公園というのは、一番西側に寄ってしまいましたよね。そうすることによって、すごく視界が、ほぼ360度から見えますよという状況になったんです。ということで、子どもたちの安全性が逆に保たれているんじゃないかなと思うんです。でも、今、この計画図を見ている範囲では、公園がかなり目につかない部分に追いやられてしまっているのではないかなと思うんです。つまり、子どもたちが遊んでいても、非常に子どもたち自体が視界の死角に入ってしまう可能性があるのではないかと思うんですけれども、そういったことまでJKK東京の方では考えていらっしゃるかどうかの確認をされているのかどうか教えていただけないでしょうか。 29 ◯渡辺(大)議員 議事進行。私、さっき主質問やったんですが、さっき吹春議員への答弁で、今現在、一番北側のところが緑になっていますよね、緑地帯に。今の答弁だと、それは基本的にはそのまま使っていくということで、そうすると、結局、現状、敷地内緑地になっているところを公園というふうに呼び替えて、悪いけど、ちょっと面積の水増しもしているので、今度、0.49ヘクタールの公園にすると言っているんだけど、現状、敷地内緑地になっている面積は、0.49ヘクタールのうちどのぐらいの面積になるかも言ってもらわないと、今、そのまま大体緑地みたいに使っていくという方向性が答弁されたから、そうすると、さっきと前提が違ってくるからね。公園として整備すると言うからそうなのかなと思ったけど、そのまま緑地だったら敷地内緑地のただの呼び替えだから、だったら、その分の面積が幾らあるのか併せて説明してもらわないと、さっきからの答弁と整合しないから。0.49ヘクタールのうち、現状、敷地内緑地になっているところの面積がどのぐらいになっているのか、数字で明らかにしてください。でないと、我々、吹春議員も私もちゃんと地元に説明ができないから、よろしくお願いします。 30 ◯永井まちづくり係長 まず、吹春議員のご質問から答弁させていただきますが、斜面地の使い方も含めてなんですけれども、しっかり安全性が確保できるように考えていきたいと思っていますので、なるべく死角が出ないような格好で今後協議を進めていきたいと思っています。  意見の中で、斜面地にあって車が止まっていると、ちょっと死角が出て危ないのではないかというご質問も頂きましたが、実はこの写真にもあるとおり、ちょっと見づらいですが、団地内の通路については基本的に駐車禁止になっていますので、車がそのまま放置されて止まっているという状態は基本的に少ない状況で団地内は使われているはずなんです。そういう意味でいうと、外周のちょっと高台になった道路については車は通りますけれども、団地内についてはあくまで団地を利用されている方が通る団地内通路ですので、車との接触というのは中では少ないのかなと思います。ただ、安全面に配慮した公園になるようには今後協議していきたいと思います。  それから、渡辺(大)議員から頂いた議事進行ですけれども、ちょっと私の答弁が紛らわしかったのかなと思って反省しておりますが、実は重複してはおりません。従前の二つの公園、0.2ヘクタールずつ、合わせて0.4ヘクタールですけれども、それと既存緑地を合わせて、全体で9,550平米ほどの緑地と公園面積に現状なっています。今後、地区計画の地区施設として位置付ける緑地と都市計画公園の0.49ヘクタールを合わせて9,590平米ほどの公園緑地を確保する予定ですので、重複してカウントしているとか、そういうことでは全くなく、どちらも従前・従後同じような面積は確保できるように計画をさせていただいております。 31 ◯渡辺(大)議員 議事進行。ではなくて、現状、あそこの北のところは、敷地境の斜面になっているところが全部植栽になっていますよね。いろいろなものが植わっているんですけど。あそこのところが、今回の新たな都市計画公園0.49ヘクタールの中に取り込まれるわけでしょう。斜面の緑地になっているところ、結構の幅だけど、あれの面積は現状、どのぐらいの面積があるんでしょうかということを聞いている。どう考えたって、あんな急斜面は公園などで使えないから。とすると、公園として使えない緑地について、幾ら0.49ヘクタールの中に含まれているんですかということを伺っているから、それに対しては数字で答えてもらえばいいと思うんです。それが、例えば900平米なのか、1,500平米なのか分かりませんけど、それを数字で、つまり斜面のところ、現状緑地になっているところは、新たに造る都市計画公園の中のどのぐらいの面積を占めているんですかということを聞いている。 32 ◯永井まちづくり係長 詳細な面積を答弁することは難しいですが、大体ですけれども、全部で4,900平米ありまして、斜面地を除くと、3,000平米ほどだと思います。ただ、この斜面地も使って公園を考えていきますので、単純に、平地部分は少ないけれども、公園が減ったとか、そういったことにならないように今後の整備は考えていきたいと思います。 33 ◯渡辺(大)議員 議事進行。だから聞いてみるものなんだけど、今だって二つ公園があって、0.2ヘクタール、0.2ヘクタールで0.4ヘクタールあるんでしょう。今の話だと、それが斜面地を除いたら0.3ヘクタールになるということになったら、斜面地を公園だと呼ぶのは相当住民からは理解されにくいというふうに思います。斜面地はあくまで斜面地で、別にスキーにするわけではないでしょう。だから、斜面なんていうのはそもそも使えないわけ。そんなところ、お年寄りだって危ないし、子どもだって危ないじゃない。斜面、公園だと言って、そんなことを言われたらどう思いますか。0.4ヘクタールあるのを0.3ヘクタールにしてしまうんでしょう。だから、やはり納得は得にくいと思うよ。どう考えたって、あんな斜面は公園として使えないよ。急過ぎるもの。そんな緩い斜面じゃないじゃない。こんな斜面だよ。あんなのどうするの。そしたら、実質面積は減るから、こんなもの説明に臨んだって、緑で生きているような小金井市が公園面積を減らしてどうするんですかということになってしまうよ。ということを議事進行上は確認して良かったなということで申し上げたい。すみません、吹春議員、邪魔してしまって。続けてやってください。 34 ◯吹春議員 ご答弁いただきまして、ありがとうございます。  ご答弁いただいたのはありがたいんですけど、ちょっとかみ合っていない気もすごくするんですが、できれば、面積のこともですけれども、斜面を使った公園はどこかご存じだったりとかされますか。資料請求とまでは言いませんけれども、ちょっと立ち話的にでも今度教えていただければありがたいです。 35 ◯小林議員 簡単に伺いますけれども、複合地区のところの高さ制限の話が先ほど来ありますけれども、複合地区、東西で高さが10メートルぐらい違う、東西の斜面になっていますよね。どこをもって高さ22メートルとするのか。道路に沿って、あそこをがくっと下げて複合利用するということではないと思うんですけれども、あそこの使い道と高さの問題をご説明いただければと思います。  併せて、ここでどうお答えいただけるか分からないんですが、複合地区の利用の仕方というのは、要はJKK東京が完全にデベロッパーみたいな形になってどういう利用の仕方かということを検討していくのか、これは前にも議会で質疑があったと思いますけれども、それとも市としてこういう福祉施設にしてくれとか、そういうことを言っていくのか、その辺、要望していっていただきたいんですが、どんな要望を今しているのかというのも含めてお伺いしたいと思います。  あと、公園については、都市計画公園の計画を立てていく上で、公園としてのスケジュール、市民の声を聞くタイミングだとか、今みたいな声がいっぱい出てくるわけです。そういうのを丁寧に進めるべきだなと思うんです。私もボールが使えるようにした方がいいとか、いろいろ考えもあるし、斜面は斜面の使い方もいろいろあろうと思いますので、丁寧に進める上でどういうスケジュール観で都市計画公園を造っていくのかお伺いしたいと思います。  あと、これは要望に近くなりますが、住民という意味で考えると、南のエリアに、憩いの場所というか、ある程度の空地というのがあった方がいいと思います。これはJKK東京に要望する内容だと思いますが、そういったものをしっかり、本町第二公園がなくなるタイミングでいいと思うんですけれども、南側の中心部にでも、家から出てこれるような場所を造っていけるように要望していただきたいんですが、その点いかがでしょうか。 36 ◯森戸議員 関連。小林議員の2点目の今後の複合地区の活用も含めてなんですが、全体的にそうなんですけれども、この地域には高齢者の借上住宅はないわけです。かねてから高齢者の借上住宅を西北地域にも造ってほしいということを私たちは申し上げてきたわけですけれども、URが緑町の建て替えを行ったときも借上住宅を造っていただいたわけですけれども、ここもそういう活用方法も含めて市として検討する方向性というのは出ていないのかどうか確認をさせてください。  それから、3点目かな、都市計画公園で、先ほどの質疑を聞いていて、平地で考えると3,000平米なわけですよね。だから、4,000平米あったものが3,000平米になるということになると、実質、のり面の部分は、活用しますなんて言ったって、そんなに活用できないわけで、そんな無理な話をするというのはおかしいし、これで広がりますというのもちょっと説明は違うのではないかと思っていて、この地区計画を決定するに当たって大事なところは、都市計画決定するのは小金井市決定というこの部分ですよね。この部分と言ったって分からないよね。表紙から、11ページから17ページまでを決定し、都市計画公園の変更の21ページから24ページまで、これを決定するわけですよね。だから、そこにはのり面があると。実質には3,000平米と書かなければおかしいし、しかし、そうなると、あそこでゲートボールをやったり、子どもたちが遊んだりドッジボールしたり、いろいろなことをやっている場所なわけですから、実質的に減って、そういう遊び場がなくなるということはやはりよろしくないと思いますので、現状の平面、4,000平米を確保する。小林議員もおっしゃったんですが、南側の公園も含めて何らかの方策を考えていく、本町第二公園を廃止するとあるんですが、廃止しないでいく方向で検討する必要があるのではないかと思います。たゆ議員がまた補足で質問すると思います。 37 ◯五十嵐議長 答弁お願いします。 38 ◯田部井都市計画係長 小林議員から高さについてのご質問を頂きました。複合地区の高さ規制22メートルの算定の考え方ですけれども、これは周辺と10メートルぐらいの高低差があるというご指摘ですけれども、この建物を建てる宅地敷地の地盤面からの高さになります。当該地は多少高低差がございますので、そういった場合は平均の地盤面からの高さということになります。 39 ◯永井まちづくり係長 まず、小林議員の2問目、複合地区のところの今後の使い方というんですか、どういうふうにやっていくのかということをご答弁させていただきますが、まず、この地区計画を決めるに当たって、当然ですけど、JKK東京と協議を進めてきました。複合地区の整備の方針を考える上で、今日お配りしている地区計画の土地利用の方針の複合地区に書かれている言葉、こちらの文言を調整してきたわけですけれども、目標とする言葉ですね、今後の社会的な状況等を考慮し、高齢者が安心して暮らせ、子育て支援にも配慮した福祉施設等の整備を図る、これに基づいて、JKK東京が公募して、民間事業者を募集して、ここで運営していくことになると思います。 40 ◯黒澤まちづくり推進課長 続きまして、この地区で高齢者向けの借上住宅という考え方はないかというご質問があったかと思います。東京都住宅供給公社の考え方によりますと、東京都住宅供給公社が経営面で運営できるかどうか、近隣のニーズがどうかということも踏まえて計画を立てているということなんですけれども、今回のこの地区に関しては、ファミリー向けの住宅を考えているということで、現段階では高齢者向けの借上住宅を造るという考え方はないということと、あと、東京都住宅供給公社の場合、基本的には中所得者向けの住宅を運営しておりますので、市や都で行っているような公費負担を入れた低所得者向けの高齢者住宅というのはもとより考えとしてないというふうに考えております。 41 ◯永井まちづくり係長 今後の公園の整備に当たっての考え方について答弁させていただきます。この公園についてですが、現在もJKK東京が底地を所有し、管理している公園となっております。今回の都市計画変更後も引き続きJKK東京が底地を所有して管理していくということで今、協議を進めておりますので、どうやって今後の地域の声というものを聞いていくかということ等があるんですけれども、それについても、当然環境政策課も入っていくと思いますが、JKK東京と一緒に整理していきたいと思っております。  住宅地区Bのところで空地を生み出すことを考えていった方がいいということをご意見いただきましたので、確かに今後、建て替え等があった場合に空地の確保などいろいろな面で協議をしていかなければいけないなと思いますので、JKK東京とよく協議して空地を生み出す考え方というのは整理していきたいと思っています。 42 ◯森戸議員 議事進行。私は、都市公園の計画変更について、本町第一公園が0.2ヘクタールから0.49ヘクタールとなるというのは、これは違うのではないかと。のり面を含めて0.49ヘクタールであって、平地は0.3ヘクタールなわけですよね。だから、のり面を含めてとか書いておかないと、これは誤解を与える表現ではないかということを申し上げています。その点を答えていただきたい。  本町第二公園を廃止するというのは、これは反対であるということはそうなんですが、そういうことを申し上げておきたい。  それから、質疑をする度にいろいろな新しいことが出てきていて、うーんと思うんですよ。ここは底地はJKK東京が持って、民間が建物を建てて管理するということですか。そういうふうにおっしゃったように、全体的に、住宅地区Aについて。複合地区の話ですか。(不規則発言あり)分かりました。複合地区はJKK東京が管理しないで、民間でやるというのを、最初からそういう説明をしていただかないと、質問したら新しいことがどんどん出てきていて、もうこれ以上新しいことはないよなと思わざるを得ないので、洗いざらいちゃんと説明していただけないですか、もうちょっと丁寧に。でないと、後からこうだったと言われても私たちも困るので、説明しきれていないことがあったら、議長、説明してほしいんですよ。その辺りは是非よろしくお願いします。 43 ◯五十嵐議長 記載の仕方について何か答弁ありますか。4,900ヘクタール、3,000ヘクタールの記載の仕方、のり面の、方法ありますか。 44 ◯永井まちづくり係長 まず、森戸議員の議事進行の1個目、都市計画公園のところののり面の表現の方法ですけれども、都市計画公園の図書としては、そういったことを書く場所というのはないので、このとおりでさせていただきたいと思っています。ただ、整備に当たってはしっかりJKK東京とは協議していきますので、よろしくお願いします。  それと、2点目、複合地区のところの使い方についてもう一度ご説明させていただきます。複合地区については、今後、JKK東京が公募によって業者を呼んできて、今回、地区計画で示したような土地利用の方針に合う施設を誘導していくということを考えています。ですので、まだ具体的に我々が知っている情報というのは少ないですけれども、底地を売るという考え方はないということは聞いていますので、引き続きJKK東京が底地は持ちます。ですので、借地権のような形で公募されていくのではないかなと思いますので、建物自体は公募で選ばれた業者が造って、施設を誘導していく形になります。 45 ◯小林議員 ご答弁ありがとうございます。  何を聞いて、何が答えられたのか、もう忘れてしまいましたけれども、地盤が22メートルの件は分かりました。外側のところとの高低差ではなくて、複合地区内での高低差が大分あるのでということでありましたけれども、今の答弁でそこも分かりましたので、了解しました。北側から下りてくる道路の横にある棟のところ、7-1号棟かな、あそこから22メートルというと、かなりの高さになると思いますけど、当然、北側に配慮したものになるのかなと思っておりますので、その北側は民家だと思いますので、よろしくお願いします。  それで、民間がということであれば、市の考え方というのをしっかり伝えていっていただきたいなと思います。なかなか場所もないという小金井市の特徴の中で、あれだけの場所が創出できるというのは、また公のところですよね。都なり市が意見が言える場所というのはなかなかないわけですから、庁内に既にあったのか分からない、プロジェクトなりで、子育て・高齢者それぞれの意見をまちづくりの方に下さいというような、そういった進め方をされてもいいのではないかと思うんですけれども、こういった質疑も昔あったかもしれないですが、改めて、そういうプロセスを経てJKK東京と協議していくということについて、市全体の考え方をお聞かせいただければと思います。先ほどの子育て・高齢者うんぬんという目的だけだと、やはりアバウトですよね。市としてはこれが必要なんだ、これが足りないんだと、こういう地域にはこれが必要なんだというのはあるわけですから、そういったものを具体的にお伝えいただきたいと思いますが、いかがでしょうかということです。  公園についてなんですけど、私は斜面等もどううまく使っていくのかなというのはいろいろ計画の段階で見させていただきたいなというのはあるんですが、手元の資料の7ページ、ありますよね。児童公園が2か所あるものがありますよね。左上の児童公園が本町第一公園ですよね。これがいわゆる公園ですと。今言っているのが、右上の場所になりますというところで、本町第一公園の右側に棟が三つあると。薄く書かれていますよね。今既に右上の棟が二つなくて、あそこが更地になっていると。いわゆる平らなエリアというのはあれなんですよね。比較すると、本町第一公園とも今の平らなエリアとも、あれで打ち消し合うというか、あれが同一の広さ。そうすると本町第二公園の広さというのは、斜面に委ねなければいけないというのが現状なので、上手にやってくださいというところなんですけどね。計画はそういうことだと思うので、現状としてはそういうことだということを認識した上で、斜面を削るとかそういうことも当然考えられているということだと思います。一部分はね。しっかりとその辺を市民なり議会の意見を聞きながら進めていただきたいということを現時点ではお伝えしておきたいと思います。よろしくお願いします。 46 ◯森戸議員 複合地区を含めてこの地域に高齢者の借上住宅などは造る予定はないということなんですが、以前、この地域に高齢者住宅がないということで質疑をしたときに、新たな建て替えなどが出てきたときに高齢者住宅なども含めて検討するような答弁をされていたかなと私は認識をしています。中所得者向け住宅が対象だということでありますが、しかし、依然として高齢者住宅を求める高齢者の希望というのは多いわけで、複合住宅の部分で何らかの方策が考えられるのであれば、それは検討していくべきではないかというふうに思います。その点はどうなのかということなんです。  それと、もう一つ、全体として地区計画なんですよね。まちづくり条例でいうと、本来、まちづくり協議会などを作って、この地域をどうするのかという話合いを地元周辺の住民と持って検討していくということも一つの方策としてあったと思うんです。それがJKK東京と市との間だけで計画を立て、これをもって周辺住民や私たち議会に説明をされるというのはいかがなものかなというふうに思うわけです。さっきから言うように、結論だけ持ってきて、しかも私たちには議決権もない、変更する権限もないということで、本来、まちづくり条例の趣旨はやはり市民参加でいろいろなことを検討していくということにあったんだろうと思うんです。これを計画するに当たって、そういうことは全く考えなかったのか、その点について市長からどういう指示をもらってやってこられたのか、市長自身はこの地区計画を含めて市民参加で新しい住宅を中心としたまちの在り方を考えるという方針は持っていなかったのか、その点については市長の見解を伺っておきたいと思いますが、いかがでしょうか。  それから、この小金井市決定をする都市計画地区計画でありますが、やはりこの公園の面積の出し方は非常に誤解を与えるので、ただし書きなどを入れて、のり面が幾らあって、実際にはこうなるということは明記した上で決定していただきたいなと思いますが、いかがでしょうか。 47 ◯東山都市整備部長 本日、議員の皆様からいろいろとご意見またご要望を伺いました。公園の整備、それから福祉施設の整備、あと仙川の整備などもございました。この辺のことにつきまして、整理しまして、またJKK東京の方には要望として上げまして、できる限り対応していただきたいというふうな形でもって要望してまいりたいと考えております。  何か足りないものがありましたら、答弁の方は担当からお願いします。 48 ◯黒澤まちづくり推進課長 まず、1問目の庁内で検討などをしてはどうかというお話を頂きましたが、今回の話を受けまして、企画政策課を通しまして庁内関係部署と連携し、今後の社会状況等を考慮した施設の誘致に努めてもらうようにということで、各関係課から意見をもらいまして、その上で今回の複合地区の、今後の社会的な状況等を考慮し、高齢者が安心して暮らせ、子育て支援にも配慮した社会施設等の整備を図るとさせていただいております。その背景といたしましては、本市における高齢化率が24%に達し、高齢者が2万9,000人を超えると見込まれる2025年には、特別養護老人ホームを始めとする高齢者の施設、住居系サービスの不足が見込まれるというような意見が関係課からありました。その中で、住み慣れた地域で施設等の利用ができるように、高齢者を対象とした福祉施設等の整備が必要という意見が出てきたこと、またもう一つ、昨今の社会状況等の背景により、福祉施設等の整備に合わせて子育て支援への配慮も意識してもらう必要があるということをまた他の課からも意見がありまして、例えばですけれども、福祉施設に従業員用の保育施設を整備したりと、そういったことはできないかと、そういった意見があった中で、複合地区のこの文言を考えて、JKK東京の方に市の方から申入れをしたという経過がございます。実際の事業の形態につきましては、この地区計画の文言をもちまして、今後、JKK東京の方で公募を図っていきますので、なるべく地区計画の考え方に沿った施設を誘致してもらえるように引き続き今後も協議を続けてまいります。  森戸議員の1問目にもちょっと通ずるので続けてお答えさせていただこうと思いますが、そういった考え方でございましたので、高齢者対応につきましては、高齢者関係の関係課からの意見をもって、例えば特別養護老人ホームのようなものということで、今回はそういった考えでこの文言を作らせていただいております。 49 ◯永井まちづくり係長 森戸議員からまちづくり条例を使った住民参加の考え方はないかということをご質問いただいたかと思います。まず、冒頭、都市計画課からも説明させていただいたとおり、今回の地区計画決定に当たっては、もともと一団地の住宅施設が決定されていて、それを地区計画に移行したというところから始まっています。地区計画の区域を見ていただいても、一団地の住宅施設とほぼ変わらないということで、この区域で決定したというところが最初に入っています。それから、まちづくり条例の地区まちづくり協議会、準備会もそうですけれども、基本的には地権者に入っていただいて地区計画を考えていくということですと、今回、しっかりJKK東京とは協議しながら進めていますので、まちづくり協議会とは変わらない形を考えています。周辺住民との話合いの考え方についても、今後、説明会等をやっていきますので、しっかり都市計画の手続の中で意見を収集していきたいと考えています。 50 ◯五十嵐議長 他に。 51 ◯たゆ議員 いろいろやり取りがありまして、複合地区の福祉施設についてなんですけれども、民間がやって建物も建てると、公募していくということで、市としても要望を伝えていきたいということだったと思うんですけど、それはいつぐらいにそういったものができると考えているんでしょうか。そういったタイミングはどうやって市は計っていくのか伺います。市とか市民とかの意見が反映されるようにするべきだと思うんですけど、いかがでしょうか。  また、12月26日に行われる説明会なんですけれども、内容はどういったものでしょうか。今日説明された内容のままなのかどうか伺います。
     また、公園の面積について、私も斜面が面積に含んでいるというのは納得がいきませんし、市民も納得がいかないものだと思います。なので、その点の説明はどのようにされるのかも伺います。また、説明会では市民からの質疑応答をする時間を設けるのかどうかもちょっと確認したいと思います。 52 ◯永井まちづくり係長 創出用地の活用に当たってのご意見を頂いたと思います。こちらについては、先ほど答弁させていただいたとおり、今後、JKK東京が公募して、具体的な福祉施設の誘致を図っていくということになるんですけれども、詳細なスケジュールは、実は我々が把握しているというわけではないんですが、来年度辺りから徐々に公募に向けた準備を進めていくということを聞いていますので、それに向けて我々としてもしっかりJKK東京とは調整していきたいと考えています。 53 ◯西川都市計画課長 12月26日に開催予定の説明会のお問合せでございます。説明会につきましては、本日、全員協議会でお示ししましたような形でパワーポイント等を使いまして、第一中学校で行う予定でございます。そして、質問の時間ですね。当然、質問の時間も取ってまいりたいというふうに考えてございます。 54 ◯たゆ議員 説明会の内容で、公園についてどう説明するのかを伺ったので、市庁舎の問題ではないですけど、説明している内容が違うじゃないかというようなことにならないようにしていただきたいんですけど、公園の面積は斜面も含んでいるということを話すのか話さないのかを言っていただきたいと思います。  あと、市は斜面も公園として活用したいという考えにのっとってやるということなんですが、斜面が公園というのは具体的にどういったことを考えているのかを伺いたいと思うんです。緑化をしたところ、公園だというふうな考え方になっていると思うんですけれども、例えば斜面に遊具を置く可能性があるのか、ベンチを置く可能性があるのか、それとも、木も植えずに全くの更地、土なのか、斜面の状況はどういったことが考えられているのか伺いたいと思います。 55 ◯西川都市計画課長 斜面を利用した公園の考え方でございますけれども、説明会でも、やはり0.2ヘクタールと0.2ヘクタールを足して0.49ヘクタールという説明の仕方だけではなくて、斜面を利用した公園という形で、斜面が公園の一部に入っているということも含めて説明する予定でいます。今、議員おっしゃるような、斜面を利用した遊具とかそういうのはなかなか、今すぐこちらの方で答えを出せるわけではなくて、実際にこちらを整備していくのはJKK東京になりますので、東京都住宅供給公社の方の安全の問題とか、いろいろな遊具を造るにしても、東京都ですからそういういろいろな規制があると思いますので、そういう中で安全なものを造っていただいて、皆さんが使いやすい公園にしていきたいというふうに考えてございます。 56 ◯たゆ議員 最後ですけど、市とJKK東京とでこの都市計画の協議が進んで、JKK東京も今後、建て替えに進んでいくと思うんですけど、JKK東京は来年春に建て替え問題の説明会をすると以前言っていたんですが、それについての情報は市に行っているかどうかだけ伺いたいと思います。 57 ◯永井まちづくり係長 今後のJKK東京の説明会についてご質問いただきましたが、我々として具体的にいつというのは聞いていませんので、しっかり説明する機会を作るようには我々からも要望しておきます。 58 ◯板倉議員 いろいろ質疑を聞いていて、小金井市は東京都住宅供給公社とどの時点から協議を始めたのかなというのをすごく考えるわけです。質問の中でどんどん答弁が発展していって、ある程度詰めた段階の協議はされているのではないかと推測できるんです。本来ならば、全員協議会に経過が分かるようなものを資料として出して、今、こういう段階まで協議されていますということを明らかにすべきだと私は思うんです。もし今日間に合わないのであれば、3月28日の都市計画審議会に最低それは必要だと思うし、要するに、相手が東京都住宅供給公社だけだから、そこと小金井市だけの協議でどんどん進めていく。そこがいろいろな地権者が入っていれば、もっといろいろな情報がオープンになってきたと思うんですよね。だから、こういう質疑に発展してくるのではないかと私は考えてしまうわけです。そもそも今日の全員協議会ではあるべき資料が不足していると思う。もし今日、経過が資料として出せないのであれば、何らかの形で出していくべきだと思う。こういう協議が今、進められていて、ここまで今、調整がされていると。私は都市計画審議会の委員のメンバーだから、都市計画審議会でその資料要求をしてもいいわけです。出なかったらば、延期しろと私は言ってしまいますよね。必要な資料が整えられていませんよと。そういうことも今後予想されるんです。どういう流れになって、どこまで議論になっているのかというのを明らかにできないでしょうか。 59 ◯渡辺(大)議員 関連。簡単に関連で、今、板倉議員からこの間の経緯についての話があったんですが、JKK東京との間の協議記録というのは作成されていて、情報公開請求などを行った場合には出てくるんでしょうか。都合何回にわたって協議されていて、何回分の協議記録が市政情報として作成されているんでしょうか。あと、そこで用いられた資料に関しても情報公開できるような内容で、どのぐらいの分量のものがあるんでしょうか。もうすることを前提の話で聞いていますけど、ちゃんと協議記録を作っているかどうかとかも含めてご説明いただけないでしょうか。 60 ◯五十嵐議長 時間も時間ですので、ここで3時休憩にしますので、30分休憩いたします。        午後2時56分休憩      ────────────        午後3時30分開議 61 ◯五十嵐議長 再開いたします。  それでは、休憩前の板倉議員の質問に対する答弁を求めます。 62 ◯西川都市計画課長 すみません、お時間を頂きましてありがとうございます。  板倉議員から、本日までの経過につきまして都市計画審議会で資料として出してほしいというご要求でございました。そちらにつきましては、都市計画審議会、会長がおりますので、会長にもご相談しながら、参考資料という形でお出しできるのかなと思っておりますので、今後、協議を進めまして、そのような形で出していきたいというふうに考えてございます。 63 ◯永井まちづくり係長 それでは、これまでの協議の経過についてご説明させていただきます。  まず、JKK東京、東京都住宅供給公社の方では、平成32年度末までに所有している団地全ての耐震化100%を目指していくというところから始めております。それに当たって、本町住宅もそうですが、耐震化を進めてきた経緯がございます。実は、今回、地区計画で建て替えエリアと今後も住棟として残していくエリアと分かれているんですけれども、耐震化ができた部分についてはそのまま残る形、住宅地区Bです。耐震化が図れない部分、つまり建て替えしかないというところで、建て替えを選択してきたという経緯はございます。今回、複合地区と住宅地区Aについては、建て替えを考えているエリアの中で中身を検討してきております。なので、実はここだけ制限がかなり具体的になっていて、壁面の制限もかかっておりますし、通路や歩道状空地など具体的なものがかかっているというのは、そういった経緯でございます。協議の中では市としてここを建て替えていくのであれば、周辺への影響も含めて壁面の制限をかけさせていただいたり、高さの最高限度を定めさせていただいたり、容積率の最高限度を定めさせていただくということで、一定制限をかけさせていただいて、周辺への影響を考慮してもらうというようなことをお願いしてきています。このお願いを受けて、今後、JKK東京がこの枠の中で建物を考えていくことになりますので、今、建物の計画があって、その計画に基づいて制限を定めていくわけではなくて、あくまでここで建て替えていくのであれば、こういったことを考えて、その中で建て替えを考えてくださいというような協議を進めてきたところでございます。 64 ◯板倉議員 今の説明ですと、要するに、耐震化100%を平成32年度末までに予定していて、住宅地区Bについては今はいじらなくても済むと、ただ、北側については建て替えしかないという判断になったということなんですね。北東側に公園を集めるとか、あるいは一番北側を複合地区にするとか、そういう絵図というのかしら、構想というのは、どちらが持ち出してきたのか。それに対して小金井市は壁面後退という形での対応になったのか、それとも、何か違う、例えば小金井市の方からいろいろな提案をしてきたのか、今の説明だけではちょっと分からないんですよね。南側については今のところいじらないということは分かったんですが、何で公園を1か所に集めるのかというのも、それは小金井市側から提案したのか、東京都住宅供給公社の方からこういうふうにしたいというふうに言ってきたのか、今のままでは経過が全然分からない。小金井市が地区計画を決定する権者なんだから、その下で我々議員が市民代表で来ているわけですから、やはりキャッチボールがあってしかるべきだと思うんです。もう一定部分固まってしまったという感じをこちらは受け止めて、何を言っても駄目なのかと。そうすると、何で途中でもっと議会側とキャッチボールしなかったのかというふうになってくる。その点でもうちょっと具体的に明らかに示していただけないでしょうか。 65 ◯渡辺(大)議員 休憩中に調整ができましたので、明日でも情報公開請求すると年末がお忙しくて大変そうだから、年明け1月4日に情報公開請求しますので、よろしくお願いします。 66 ◯永井まちづくり係長 JKK東京側か市側かどちらが提案したものかというご質問なんですけれども、先ほど私が答弁したとおり、協議の中で決まってきているのは確かです。どちらが決めてということではなくて、お互い考えながら協議の中で決まってきたんですけれども、北側の建て替えがあるエリアは、今、すみません、青以外で着色されているところが全部そうなんですけれども、この中で考えていくというのが前提になってきますので、その中で、例えば都市計画公園であれば、周辺の公道からのアクセスの良さを考えた配置を考えると、西側に寄せる、北側に寄せる、今回の北東側に寄せると、こうやっていろいろなところでの配置を考えて、どういうふうにやっていけるかというようなことを協議しています。その中で現在のあの場所に都市計画公園を配置して、北側の創出用地、南側にはその建て替えエリアというような形で協議がまとまったので、地区計画に落とさせていただいたというような経緯でございます。 67 ◯板倉議員 最後、確認したいんですが、現在二つある都市計画公園のうちの南側の公園はなくなってしまうわけですよね。そこを廃止しなければいけなかった理由はあるんでしょうか。だって、当面建て替えはないわけでしょう。一応、建て替えまでは残る。だけど、地区計画上は廃止されてしまう。建て替えのときにはなくなってしまうという流れに南側はなりますよね。何でそういう選択をしていったのか。それは協議の中でなっていったということなんですが、小金井市はそれに異を唱えなかったということでしょう。なぜそうなってしまったのか。公園というのは、当然周辺住民の方もいらっしゃいますけれども、その地域の中の、東京都住宅供給公社を利用されている方の一番の憩いのですから、人が集まるように真ん中に持ってくるというのが私などの発想です。それは渡辺大三議員が最初から言われているように、私もそうだなと思っているんです。何で小金井市は廃止するという方向に同調されたのかがよく分からない。今後についてはどこまで今、住宅供給公社との間で調整されているのか述べていただけるでしょうか。公園を廃止する経過も含めてお願いいたします。 68 ◯永井まちづくり係長 都市計画公園を北東側に集約して本町第二公園をなくすことはなぜなのかということをご質問いただいたわけですけれども、先ほど来、質問でも頂いていますが、今回、2か所ある公園の面積、0.2ヘクタール掛ける2といことで0.4ヘクタールが従前あって、従後も0.49ヘクタールと、微増という形で都市計画変更していきたいと思っています。都市計画公園は本当に都市計画制限になりますので、公園を増やしていけるのであれば、確かに板倉議員がおっしゃるように、本町第二公園は残して、本町第一公園だけ増やしていくという考え方もあるのかもしれないですけれども、制限がかかって、公園としてしか利用できない敷地になっていきますので、それは当然敷地の所有者、JKK東京とも協議しながら、どこまで公園として出していただけるのか、空地として出していただけるのか、そういったものも考えていかなければいけないのかなと思います。ですので、協議の中で、今は0.4ヘクタールの都市計画公園があるんですけれども、それを集約して0.49ヘクタールまで増やしますというような協議でまとまってきた。ですので、その中で更にもっと0.2ヘクタールを残してほしいというのはなかなか難しかったというところです。  今後のJKK東京の、建替計画というんでしょうか、計画の内容についてですけれども、我々としてはっきり全てを聞いているわけではございません。ただ、先ほど答弁させていただいたとおり、平成32年度末までに耐震化100%を目指していくという考え方は聞いてございます。つまり、住宅地区Bについては、今のまま耐震化は図られています。北側の建て替えエリアのところについては、除却することによって耐震化を図っていくということを目指していきますので、平成32年度末までには除却を完了させて、その後、建築工事に着手していくということは説明されております。建築としては大体2か年ぐらいを想定していますので、平成34年度末ぐらいまでの竣工を目指していかれるのではないかなと思いますが、その辺については明確にここまでに全部整理できますというようなことは今、示されているわけではございませんので、それについては今後、JKK東京としっかり協議していきたいと思っています。 69 ◯五十嵐議長 他にございませんか。      (「なし」と呼ぶ者あり) 70 ◯五十嵐議長 以上で質疑を終了することにご異議ありませんか。     (「異議なし」と呼ぶ者あり) 71 ◯五十嵐議長 ご異議なしと認め、質疑を終了いたします。   ────────────────── 72 ◯五十嵐議長 次に、協議事項2、三楽公園の都市計画変更についてを行います。  部局から資料が提出されておりますので、資料の説明を求めます。 73 ◯東山都市整備部長 それでは、小金井都市計画公園の変更について説明させていただきます。  今回の小金井都市計画公園の変更の内容は、現状の三楽公園に新たに区域を追加するというものです。三楽公園は小金井市の南西部に位置し、武蔵小金井駅から南西方向約1.2キロメートルのところにあります。昭和57年9月1日から供用を開始し、都市計画公園として使用してきました。この写真は公園の南西側から北東を撮影したものです。グランドゴルフや野球、子ども会の行事等、地域イベントにも利用されております。また、学童保育に隣接し、ブランコ、滑り台、砂場では子どもが遊ぶ一方、健康遊具はお年寄りが利用するなど、多世代の方が交流できる場所として地域住民の方々にとって欠くことのできない公園となっております。  追加する区域は、赤で表示されている部分約0.07ヘクタールです。既存の三楽公園約0.35ヘクタールと合わせて、全体で約0.42ヘクタールでございます。追加する区域は、国分寺崖線景観基本地区内にあり、小金井市緑地保全及び緑化推進条例により環境保全緑地に指定して、緑地として保全することが必要な土地として位置付けております。この写真は追加する区域を南側から撮影したものです。  昨年、地権者から買取り申出があり、都市計画の区域の変更後、優先整備区域に位置付けた上で用地の取得をしてまいります。取得後の施設整備につきましては、現状の自然をそのまま保全することを基本に考え、大規模な整備は計画しておりません。  最後に今後の予定でございます。都市計画法に基づく説明会を、平成30年12月27日の木曜日に三楽集会所で開催いたします。東京都との協議につきましては来年2月を予定しており、都市計画法第17条に基づく公告・縦覧につきましては3月に行います。3月28日に都市計画審議会を開催し、4月に都市計画決定する予定でございます。  以上で、三楽公園における都市計画変更についての説明を終わらせていただきます。 74 ◯五十嵐議長 これから質疑を行います。      (「なし」と呼ぶ者あり) 75 ◯五十嵐議長 以上で質疑を終了することにご異議ありませんか。     (「異議なし」と呼ぶ者あり) 76 ◯五十嵐議長 ご異議なしと認め、質疑を終了いたします。  以上で、本日の協議事項は全て終了いたしました。  これをもちまして、全員協議会を終了いたします。お疲れさまでした。        午後3時45分終了 Copyright © Koganei City, All rights reserved. ↑ ページの先頭へ...