小金井市議会 2017-01-30
平成29年第1回定例会(第3号) 本文 開催日: 2017-01-30
↓ 最初のヒットへ(全 0 ヒット) 1 午前10時開議
◯議長(
篠原ひろし議員) おはようございます。
本日の会議を開きます。
日程第1、平成29年度施政方針を議題とします。
本件については、1月27日の本会議において保留となっております。保留を解き、引き続き質疑を行います。
2 ◯12番(小林正樹議員) おはようございます。
それでは、本日最初の質問をさせていただきます。6点ほどになりますので、端的にお答えいただければ結構でございます。
まず、行財政改革について。この点は2点になりますけれども、この間も質疑が様々ありましたが、なかなか具体性というものに欠けているのかなというように思います。人事交流という話もありましたけれども、やはり民間とは少し違うかなというような交流でありますので、銀行、信用金庫とということであります。そこはそこで効果を発揮していただきながらも、次なることも検討いただきたいということであります。
その上で、
行財政改革プラン2020というところで、今日までの
行財政改革調査特別委員会の中でも、その骨子というか案というものはいろいろ示されてきたわけでありますけれども、それは担当の部署と現場がなかなか一致していない部分もまだあるのかなというところがありますが、殊、施政方針の段階でございますので、庁内一致して進んでいっていただく必要があると思いますが、この中の星となる部分、具体的なものを幾つか決意としてお示しいただきたいということが1点でございます。
また、今も少し言いましたけど、これまでの行財政改革の後半というか、やはり庁内の認識の統一というのが非常に課題であるということは、うちの宮下幹事長からも何度も指摘をさせていただきました。市庁内のアンケートの結果としても、それが顕著に出ているというところです。行財政改革、言っていることは分かるけれども、これでは難しいよというような現状もあったのではないでしょうか。その辺り、
行財政改革プラン2020を進めていく上で、今、そこの意識の醸成というか、それが庁内でどういう状況になっているのか。また、今後どうしていこうと思っているのか。この点、2点目としてお伺いしておきたいと思います。
それから3点目になりますが、その下に、公共施設全体の将来ビジョンの策定うんぬんというように出ております。12月の議会の中でも、我々の会派からも、中長期の財政計画をしっかりと示すべきであるというような指摘をさせていただいております。一般質問の最終日辺りに市長の報告があるということで、お話も少しずつ出ているところでありますけれども、何分、この間、議会に、積上げとなるような相談というか、調整というか、そういったものはないようにも思っております。これだけ大きな課題が残って、定例会が閉まっているわけですが、ここ数日間のうちに、そういった大きなご提案がされる、問題を解決するための報告がされるということになりますと、今、状況として十分に整理されていると考えたいところでありますが、そこのところ、ここに書かれている公共施設うんぬんかんぬんというところと、12月に課題になったところの財政計画、そこの問題解決がどれだけ進んでいるのかお伺い、確認をしておきたいと思っております。
それで、同じ3ページ目の中盤になりますが、このような記述があります。(仮称)新福祉会館の竣工時期の目標を平成33年度とする考えを市議会にご報告申し上げ、既に
庁舎建設予定地における測量や地歴調査の実施などを進めているところでありますというように書かれております。引っかかるところは「既に」というところでございまして、「既に」から続くわけですけれども、議会が、前半の平成33年を了承して、だから、測量や地歴調査が進んでいるんだ、この予算が通過をしているんだと取れるような書き方に、大事な施政方針の中でなっているのがすごく違和感があります。平成33年竣工も含め、この課題については、まだ何も認められていない。どちらかといえば差戻しになっているような現状であると私は考えているんです。
また、その上で、測量や地歴調査というのは、いずれにしてもやっておくべきである。時期等をもっと早めるという話もあり、また、もっと具体性を求めるという声もあり、けれども、この点はやっておいて無駄はないという判断であったわけですが、この書きっぷりだと、全てが認められて、一歩前に進んでいると。あの時、12月に出た全会一致の決議は何だったのかと取られかねない表現でありますが、ここのところのご認識をお伺いしておきたいと思います。
次に、話は大きく変わりまして、8ページ目に桜の保全について書かれてございます。非常に大事なことだと思いますけれども、昨年の
予算特別委員会の中で、私が、市長の施政方針にも絡めまして、今までの経過も踏まえた上で、
シティプロモーション、桜を非常に大事にするということで、今回の施政方針の中にも、そう書かれておりました。
そういった中で、経済課ですとか、企画財政部も含めて、これを市の財産として、もっと、どう活用していくのか。今ある保全を中心とした
プロジェクトチームから一歩前進をした庁内での検討が必要ではないかという質疑をした中で、市長の方からも、これまで行ってきた事実は分かっているという中で、取組を精いっぱい進め、将来世代に小金井桜を継承していけるように取り組んでいきたい、一歩前に進めていきたいということで、経済課もプロジェクトに含めていくということについても、保全という立場に立ってチームが結成されているものと理解していますけれども、今後は、小金井市の貴重な魅力の一つでもございます、市民の方々や市内外の方々に小金井桜の魅力を改めて知っていただくことも大切だと思っておりますと。経済課の介入につきましても検討課題として検討を進めていくというような、一歩前に進むような力強いご答弁を頂いたわけでありますが、この間の検討経過というか、この1年どう変化してきたか。早速にでも、
プロジェクト体制の中で、
シティプロモーションというところとも併せまして、変化してきたと思いたいところでありますけれども、そこの取組について確認をしておきたいと思います。
また、そこの下の、都市農業の保全というところであります。学校給食における地場産野菜の提供、ふれあい農業の充実、食育を通じた支援うんぬんということは当然必要でありますが、いかにして都市農業を守っていくのかということが具体的に検討されていかなければならないというところであります。
都市農業振興基本法が昨年、閣議決定をして、いよいよ、さらに、様々な税制改正等も、この1、2年で検討されていくという中であります。小金井市がもっと主体性を持って、東京都、また国の打ち出しを自らつかみ取っていくような形で進めていく必要があると思いますけれども、具体的なお考えがあればお伺いしていきたいと思います。
3 ◯市長(西岡真一郎) おはようございます。
それでは、小林正樹議員からの施政方針へのご質問に答弁させていただきます。もし答弁漏れがございましたら、ご指摘ください。
まず行財政改革についてでございます。ほかの議員の方々からも、行財政改革については具体性がないのではないかというご指摘は多々頂いたところでございます。一致している答弁ですけれども、現在、
行財政改革プラン2020を策定してございまして、この定例会中にはお示しをする。そして、市民の方々へも
パブリックコメントをかけるなど、今、大詰めの作業をしているところでございまして、その具体性のところまで、施政方針の中に踏み込めていないことにつきましては、ご理解をいただければと思っております。
歳入面と歳出面、両方の改革が必要だと思っております。それから、組織改正の必要性も感じているところでございます。また、職員研修など、行政の質的転換を図るというところもとても大切だと思っております。特に、歳出面におきましては、やはり職員数をどのように削減していけるのか。そのためには、今、行っている仕事、業務の在り方をしっかり根本から見つめ直していくという姿勢も必要だと思っておりまして、こういった取組をしっかり進めていかなければいけないと思っております。
また、ご指摘のように、担当者や、私、理事者だけが必死になっても、行財政改革は進まないというご指摘はそのとおりでございまして、全庁挙げた取組が求められると考えております。私は、小金井市の市役所という組織を、組織でしっかりと仕事をし、そして、一つの業務についてはチームで取り組んでいく、こういうことが必要だと考えております。
庁内の認識を高めるためにどんなことをしているかということでありますが、私が市長に就任をさせていただいて、管理職の皆様方を一堂に会して発言をする機会というものがございます。一つは、就任して一番最初の初日、私の思いを伝えさせていただきました。また、年頭の挨拶というのがありまして、1月4日でございますけれども、この日も全管理職の方々が集まる場面がありますので、そういった場で、私なりの行財政改革への思いをお伝えしています。また、市長に就任して1年ということで、昨年12月にも、余り過去に例はなかったようでございますが、就任1年ということで、特別に管理職の方々に全員集まっていただいて、行財政改革への取組について理解を求めたところでございます。
特に、私の方からは、管理職の方々に、その集まっていただいたとき、ちょうど12月でありましたので、
行財政改革プラン2020策定の非常に重要な時期でありましたから、各部や課で更に取り組むべき、取り組める行財政改革の検討事項、現場からの発想も絶対に必要でありますので、現場からやるべき改革について、更なる検討課題を挙げるようにという強い指示を出したところであります。
また、昨年は、これは私主催というわけではありませんが、1回管理職の方々を対象に、民間の方をお招きいたしまして、管理職研修を開催させていただきました。そのときのテーマは、様々なテーマがありましたが、やはり管理職としてどうあるべきなのかというところもテーマとしたところでございます。この管理職研修につきましては、職員課の方々と検討を重ねて、今後、年に1回ぐらいは、私が是非こういう方の話を聞いてほしいという、そういう管理職研修の場をこれからも継続して作ってまいりたいと思っております。あらゆる場を通じて、全庁挙げた取組になるように頑張っていきたいと思っております。
もう一つ、職場懇談会というのを、職員の、主に若手の方々を中心に、課ごとに開催しております。そのときにも、行財政改革の取組、特に、必ず申し上げていることは、1人であっても、継続、継承すべきこと、見直すべきこと、新たに取り組むべきこと、この物差しを持って、常に業務に当たっていただきたいということを申し上げ続けております。まだまだ、明日、すぐに変わるかと言われると難しいところもあるかもしれませんが、諦めずに、そして、市役所の職員の方々もやる気を持って取り組んでいただいていると思っておりますので、頑張って取り組んでいきたいと思っております。
一定、行財政改革という意味には直接的にはつながらないかもしれませんが、とてもいい取組になっているなと思いますのは、継続して若い職員の方々が、8団体なり10団体ぐらいのNPO、市民団体の方々のところに、短期で研修に行かせていただいております。その報告会が先般、行われまして、市民活動をやっている方々の現場の声、どういう理念を持ってこのまちで活動しているのか、そして、どういうところに行政の支援が必要なのか、そんな様々な気づきを多くの職員の方々に発表していただきました。この取組は非常に良い取組だと私は思っておりまして、これも行政の質を転換していくという意味では意味のあることではないのかなと思ってございます。
十分なお答えになっていないかもしれませんが、
行財政改革プラン2020、今、策定の大詰めを迎えておりますので、精いっぱいその策定を進め、そして、何よりも平成29年度は実践の年に入りますので、このプランの実践に向けて取り組んでまいりたいと思っております。
公共施設の問題でございます。まず、議会の皆様方、多くの方々からご指摘いただきました中長期の財政計画につきましては、現在、庁内で鋭意その策定に取り組んでいるところでございまして、議長とも相談させていただいておりますが、定例会の前半部分で、皆様方にお示しをする庁舎、福祉会館などの検討の成果、そして予算などについてご説明する機会を頂きたいと思っておりますが、そのときに、この財政計画につきましてもお示しできるように、鋭意検討を進めているところでございます。
それから、2月7日につきましては、まだ2月7日と正式に決まっているわけではないんですけれども、議会の皆様方のご判断、議会内の機関の皆様方にご議論をいただきたいと思っておりますが、その場、私なりの方針、検討の成果をご報告する際には、丁寧に議会の皆様方にお伝えしていけるように、しっかりと努力をしてまいりたいと思っております。
また、ゼロベースにさせていただいて、庁内で鋭意検討してきましたけれども、私たちとしては、庁内で検討した、積み上げてきたそれなりの成果というものをしっかりとお示しできるように、最後まで努力してまいりたいと、このように考えております。
それから、平成33年度の竣工目標というものが、議会で了承されているという前提で明記されているのではないかということでございますけれども、私といたしましては、市の方針を示す必要がありましたので、まずお示しをさせていただきましたし、議会の皆様方からも、市長の考えをしっかり示すべきだというご指摘を多く頂きましたので、また、庁舎問題の解決というのは、本当に解決しなければならない大きな課題でありますので、何としても前に進めたいという強い思いから、平成33年度竣工目標ということも報告させていただきました。
また、議会の皆様方からは、全会一致で、新庁舎と新福祉会館を早期に建設するようにという重たい決議を頂いておりますので、その議会の声も大切にしているところでございます。
なお、測量と地歴調査につきましては、やれるべきことはしっかりやっておく必要があるということで、第4回定例会に予算計上させていただき、これは議会の皆様方のご理解、ご議決を賜りまして、事業を進めているところでございます。
続きまして、小金井桜についてであります。小金井桜は、本当に小金井市の大切なシンボルであると私も考えております。国の名勝でもございます。武蔵小金井駅発祥の原点でもございます。小金井市と小金井桜というのは密接不可分、大変重要な関係にあるものと考えております。
この活用につきましては、まず、何といっても、小金井桜が将来世代にわたって、枯死をして壊滅することがないように、数十年、数百年先も小金井桜をしっかりと残せる、そういう取組をしていかなければいけないと思っております。また、この小金井桜を活用した
シティプロモーションということにつきましては、まだ現在、その具体策というものは明確にここでご報告できることはありませんが、桜を大切にするという取組は、全庁挙げて取り組んでいきたいと思っております。
ちなみに、今、民間団体の方々と協力をして、武蔵小金井駅北口ロータリーの中に、小金井桜ではありませんけれども、桜を植樹する取組が検討されておりまして、これは、小金井公園、小金井桜への玄関口である武蔵小金井駅の北口でございますので、間接的にはつながることと思いますけれども、桜を大切にするまちづくりの一環として取り組んでいけたらいいなと思っておりますし、今、都市計画道路3・4・12号線の拡幅工事が行われておりますけれども、この都市計画道路3・4・12号線の街路樹としても桜が活用できるような内部検討を進めているところでございます。
また、沿道の商店街の方々、これは都市計画道路3・4・12号線とか武蔵小金井駅北口ということではありませんけれども、桜を活用したいという声はほかの地域にもありますので、様々な関係機関との調整はございますけれども、やはり小金井市は桜を大切にするまちというのはしっかりと意識をして取り組んでいきたいと、このように考えております。
また、個人的な話で恐縮ですが、小金井桜に関しましては、今、観光大使の方々が使っている名刺があるんですけれども、それを私も自分でお金を払って作っています。その名刺の表紙に、小金井桜の写真を全面に使わせていただいておりまして、ちょっとしたことかもしれませんけれども、多くの方々と名刺交換をしますので、私は小金井桜というものを一番にPRすることに努めて、市内外の方々に、その魅力を伝えているところです。
いよいよ桜が開花する時期が迫ってまいりました。オリンピック・パラリンピックの旗もちょうどその頃に届けられますので、4月に関しましては、小金井桜、小金井市の桜をもっと市内外に知ってもらえるような、そういう取組には是非挑戦させていただきたいと、かように考えております。
続きまして、食育に関してでございます。特に都市農業に関してでございます。都市農業を守り、継承していきたいという思いは、私も大変強いものを持ってございますし、小金井市の農業関係者の方々とお会いする機会も多く、また、小金井市の農業、農地を大切にしてほしいという強い市民の願いもございます。また、市議会の皆様方が策定された食育基本条例に関しましては、農業、農地を守るということがとても大切に明記をされておりまして、その精神をしっかり守っていきたいと思っております。
学校給食におきまして、これまで以上に活用していきたいという思いもありますし、また、学校給食だけではなくて、民間の保育園もございます。病院もございます。いわゆる食品を加工しているお弁当屋もございます。飲食店もたくさんございます。小金井市でお食事を作られる民間の事業者の方々にも、小金井産の野菜や江戸東京野菜というものをたくさん活用していただきたいなと思っております。
まだ結果は聞いておりませんが、江戸東京野菜を活用したお店の認定制度で、昨年、募集をかけてございます。レストラン等ですね。こういった取組も進めてまいりました。
また、一昨日には、はけの森美術館に附属してございます喫茶棟の
プレオープニングレセプションというものが行われました。事業者の方々も、運営をお手伝いいただく方々も決まっておりまして、今、新たな魅力となる喫茶棟の準備を進めておりまして、3月下旬に正式にオープンできる見込みでございますが、この事業者の方々も小金井産の野菜を大いに活用していこうということになってございます。
土曜日に行われました
プレオープニングレセプションでは、小金井市の地場産野菜を活用したたくさんのお料理が提供されまして、参加された市民の方々に大いにPRできたなと思ってございます。こういった小金井市の地場産野菜、江戸東京野菜などを活用していただく取組というのをしっかり進めてまいりたいと、このように考えてございます。
4 ◯12番(小林正樹議員) ご答弁ありがとうございます。
常任委員会、
予算特別委員会等々続きますので、余り長々とは行いませんけれども、1点目、2点目の行財政改革の部分に関しましては、これまで頂いたご答弁の範囲かなと思いますが、1点は、やはり業務見直しというところは大事だと思います。大きく2点あると思いますけれども、足元に結構大事なことがあって、それはさておきというところで検討している中で、なかなか本質的に前に進まないということは、行財政改革に限らずあろうかなと思います。しっかりと、そういったところはすぐに成果が出るところではないと思いますが、そういったところに関しましても目を向けて進めていっていただきたい。痛いところかもしれませんけれども、それが必要だと思います。
それから、やはり、長の揺るがない方針というものが大事だろうなと思っております。残念ながら、私たちの感覚では、この1年間というのは、進んだものもあるけれども、後退したものも多かったのではないかなという認識であります。しっかりと揺るがない方針を持って進めていっていただきたいと思いますので、よろしくお願いします。
いずれにしても、市民が喜ぶ行財政改革を行う。財政的な部分もあるし、市民サービスの向上もあると思います。それが職員の皆さんの喜びにもなるし、結果として、いろいろな施策にも影響してくると思いますので、喜びのある行財政改革を、市長もそういう方向性だと思いますが、進めていっていただきたいと思いますので、揺るがずに進んでいっていただきたいと思います。
3点目の部分に関しましては、2月7日に向けて、鋭意努力をされているということであります。ほかの方からも質疑等でご見解がありましたけど、やはり、この間の調整というか積上げがないなというのが感覚、感触であります。中間報告のときもそう、最終報告のときもそう、12月の報告のときもそうでありますけれども、今回も、鋭意努力しているので当日を待ってくれというところだと、基本的な幾つかの質疑をしたところでデッドロックになってしまうというようなことが繰り返されておりますので、その辺を、今回は同じことはないのかなと思いつつ、1か月半たってしまったというところが正直な感触であります。市長は、議会での対話、それ以外での対話、そういったものを持って進めていきたいということを何度も言われているわけですから、しっかりとそこを見直していただきたいということをあえて苦言だけ申し上げておきたいと思います。
また、既に示したというところの前後の文脈のところは違和感がありますよねということは、重ねて申し上げておきたいと思います。
桜の保全、質問はここだけかなと思いますけれども、端的に。昨年の
予算特別委員会でご答弁いただいた後、具体的に体制としては強化されたのか。また、プロジェクトの目的意識、そういったところが、具体的に文面として変わってきたのか。いろいろな取組が目に見えて出てきているというご紹介はありましたけれども、体制として強化をしたのかしていないのか、これは○×で結構ですので、確認だけしておきたいと思います。
また、都市農業の部分は、ブランディングも必要でしょう。これも絶対行っていかなければならないと思います。そういった価値もあります。また、施政方針の中で抜けているのは、やはり
地域コミュニティの大事な拠点として、農地がいかされているし、また、いかされていないところもあるけれども、小金井市の中で都市農業をどうして残していくのかというところ、その大切さというか、小金井市はこういう目的で残していかなければいけないんだというところをしっかりともう一回思い描いていただきたいなと思っております。我々も様々な答えを持っておりますので、いろいろな部分で共有していきたいと思っております。
しかしながら、一番の課題は、後継者を含めた生産者の課題であります。ここで、学校給食、ふれあい農園、また、様々な部分への野菜の提供とありますけれども、誰が作り続けていけるんだということが一番の課題かなと思います。農業の支援の政策も昨年から進んできておりますけど(「援農ボランティア」と呼ぶ者あり)農業ボランティアね。これは一過性の形になる可能性もあるし、全体的な農家の課題になっている数からしたら、まだ少ない状況であります。そういった状況を乗り越えて、今、出ているような目的をどう達成していくのかというところを今後、具体的な政策へ落とし込んでいっていただきたいと、このようにお願いをさせていただきます。
1点だけ回答をお願いいたします。
5 ◯市長(西岡真一郎) それでは、小林議員の再質問にご答弁させていただきます。頂いたご意見に対する私なりの思いもちょっと触れさせていただく部分もあるかもしれませんが、よろしくお願いします。
まず行財政改革につきましては、業務の見直しというところが大きな課題であるということで、私も同じ認識を持っております。足元が大事ということでございます。全庁を挙げて、現場でしっかり行財政改革に取り組む、そういう庁内体制を整えられるように頑張りたいと思っております。そして、喜びのある、市民の喜びを感じられる行財政改革にする。それは同じ思いでございますので、しっかり努力してまいりたいと思います。
それから、(仮称)ですが、(仮称)市長方針に向けてという意味でありますが、しっかりと丁寧に進めていきたいと、このように考えております。
桜についてのプロジェクトの関係でございますが、正直申し上げて、まだ検討段階というふうに答弁させていただきます。体制の強化が図られたということで答弁ができる状態ではありませんで、現在、まだ道半ばと思っております。しかし、桜を大切にするまちというのは、これからも大事にしていきたいと考えております。
それから、農業に関してでありますけれども、確かに平成28年度から援農ボランティアというものを進めさせていただいております。また、農業者の方々が進めていただいている体験農園というものも非常に価値がある、意味のある取組だなと私は思っております。
また、
地域コミュニティが大切という観点でありますが、ご指摘のとおりだと思っておりまして、小金井市は最近、保育園が増えておりまして、私も何園かの方々に、お芋堀りができる場所を是非探してほしい、ありませんかなんて相談を頂いて、農家の方等をご紹介して、芋堀りが行われて、実際に僕もその芋堀り現場に行ったことがありますが、子どもたちと、親子が楽しく、小金井市の農園でお芋を掘って、そして、それを持ち帰って保育園で食べるという、コミュニティの醸成にもなるし、食育にもつながる。小金井市は農地が多いので、そういった小学校、保育園、幼稚園の子どもたちと農地がつながる、生産者の方とつながるということも非常にすばらしい取組だと私は思っておりまして、これは、民間の方々も、市が把握していないところで進めている例も多々あろうかと思いますけれども、そういったことの相談があれば、積極的につなぐ努力をしてまいりたいと思っております。
また、平成29年度の予算の中では、防災及び農業に活用できる井戸を掘る補助の関係の予算なども計上して、詳細は
予算特別委員会でご質疑いただければと思いますが、そういう新たな取組も計上させていただいているところでございます。
農地、都市農業があるまち小金井市というのは、小金井市の大変大きな魅力の一つだと思っておりますので、精いっぱい取り組んでまいりたいと思っております。
6 ◯24番(森戸洋子議員) それでは、何点か伺います。
一つは、ちょっと施政方針の書き方について、市長がどういう思いで書かれたのかを確認させていただきたいと思います。昨年度は、長期基本構想に基づく分野について、市政運営をどう進めていくのかが中心的に書かれていたと思うんですが、四つの基本理念というのは昨年もあったわけですが、今回の七つの基本政策は、市長の選挙公報にも掲載されている七つの基本政策という、自らの公約に基づく書き方をされているわけです。
それで、そういう書き方もあるのかなと思うわけですけれども、そうなると、基本構想との関係で、市政運営をどうしていくのかということが、一般的にはなかなか見えづらい状況になるのではないか、なっていると思うわけです。基本構想と施政方針、市政運営という形で、市長自身がどういうふうに捉えられているのか。そして、この施政方針を、自らの七つの公約に基づいて書こうと思った経緯について伺いたいというのが1点であります。
それから2点目は、そういうふうな構成になっている関係もあるのか、何人かからも欠落していることがあるではないかということの指摘をされているわけですが、市民の生活の問題を始め、国政や都政の状況を含めて、国際情勢も時には書かれたこともあったわけですけれども、そういうものがないわけです。私が心配しているのは、来年度の国の予算でありますが、どう見ても社会保障を切り捨てる予算になっていて、この点について、市長はどういうふうにお考えになるのか、見解を伺いたいと思うわけです。
それで、2017年度は、政府は、社会保障費を、自然増を含めて1,400億円削減する、そういう予算になっているわけです。実際にどういうことがやられようとしているのかということで言うと、70歳以上の高額療養費は、一定収入以上については上限額を増にする。それから、療養病床型の病院について、65歳以上の居住費を値上げする。さらには、介護納付金の総報酬割を導入する。後期高齢者医療の保険料の特例軽減を縮小、廃止する。こういう社会保障の改悪が次々と行われる国の予算になっているわけです。
本当に今、高齢者の方は、よく下流老人ということが言われるんですが、介護や医療にかかってしまうと、病院に入院するだけで10万円以上の費用がかかって、到底やっていけないという声が私たちのところには寄せられているわけで、やはりこういう下流老人を作らない、安心して老後を受けられる、老後を過ごせる、そういう国の取組を求めていかなければならないのではないかと思うんですが、その点で、市長自身が、国の来年度予算編成についてどういうふうに考えていらっしゃるのか。こういう社会保障の削減についてどのように考えていらっしゃるのか、見解を伺います。
3点目ですが、施政方針の中で、選ばれるまちということが3回使われているわけであります。とりわけ9ページに、本市を「選ばれるまち」とするためには、最小の経費で最大の効果を得ることを念頭に置いて、新たな財源を生み出していく知恵と勇気が不可欠であるというんですが、そうすれば、選ばれるまちになるということなんですか。これは、市民が選ぶのではなくて、ほかの市の人たちが小金井市を選ぶという意味なんでしょうか。
私は、選ばれるまちというよりも、住んでいる市民自身が本当に満足できるまちになれるかどうかということが重要ではないかと思うわけです。やはり今、他の市民からどういうふうに見られるかというと、ごみの問題の小金井市ですねということが冒頭で必ず出てくる。市民から、そういう話を伺うんです。その辺りからすると、やはり行政がきちんと運営される、最低業務がしっかりとできていくことが大前提なわけで、ただ新たな財源を生み出せば選ばれるまちになれるということではないと思うので、私は、この文章上の表現は、日本語上からいっても非常に違和感を感じるわけです。市長はどういうふうに選ばれるまちの基準を考えていらっしゃるのか伺いたいというのが3点目です。
4点目は、この中で、冒頭の方に、幾つか反省というか、激励やお叱りなどを含め、様々な意見を承ったということが2ページ目に書かれています。しかし、昨年の市政運営については、私は、本当に右往左往した市長の市政運営だったということを言わざるを得ないんです。とりわけ市長は、公約で6施設複合化を掲げられたわけですけれども、これは一旦、実現不可能だと判断されたことは良かった、賢明だったと私は思うわけですが、その後の、蛇の目ミシン工場跡地に二つの施設を作る、これは揺るぎない方針だと言われ、5か月後には、これもゼロベースにするという話をされ、市長自身が非常に揺らいだ1年ではなかったか、市政運営ではなかったかと思うわけです。
その点で、市長自身は、きちんと反省をし、しっかりとした方針を市議会や市民に示すべきだと思うんですが、新年度の市政運営に当たって、その点の決意はどのようにお持ちなのか伺いたいというのが4点目であります。
5点目ですが、市長は、市政運営に臨む四つの基本理念ということをおっしゃっています。基本理念というのは、あくまでも考え方だと思うんです。しかし、施政方針に出ている四つというのは、考えではなく市長の政策ですよね。そこは、私は、基本理念と言われると非常に違和感を感じていて、言うとしたら市長の政策大綱なんでしょう。これを重視してやりたいということを言いたいのではないかなと思っているわけですが、ちょっとこの表現の在り方については、どういうことで四つの基本理念とおっしゃっているのか。改めるつもりはないのか伺います。
それと、この中の3ページにありますが、「公共施設全体の将来ビジョンの策定と庁舎問題の解決」の問題であります。それは、この間ずっと質問がされているわけですけれども、先日の質問の中でどなたかがおっしゃっていましたが、1月23日に西岡市長が記者会見をされ、一般新聞でそのことが報道をされております。それで、この会見の中で、市長は、新聞報道によれば、新福祉会館については、現段階では、建設場所については未定である、市民の声を聞いて決める必要があると述べられています。その新福祉会館については、子育て中の母親や妊婦も使える新たな役割も担うべきだというご自分の意見を述べられているわけです。
しかし、この施政方針の中には、市民の声を聞いて進めるということや、子育て中の母親や妊婦も使える新たな役割も担うというような文言はどこにもないわけです。まず、こういうふうに言われたのかどうか。ちょっと事実について確認をさせていただきたいというのが1点であります。
それから2点目は、子育て世代の、子育て中の、そういう新たな役割も担うべき施設を作るということについては、庁内で検討された結果を述べられたんでしょうか。庁内では、どういうふうな検討をされているんですか。担当部局とは検討されているんでしょうか。その点について確認をさせていただきます。
次に、同じく3ページに「駅周辺のまちづくりの推進」について書かれております。武蔵小金井駅南口第2地区の市街地再開発事業の円滑な事業進捗を目指すということを述べられていますが、まず武蔵小金井駅南口第2地区でありますが、先日、土曜日に、説明会が開催をされました。この中で、参加者から、理事長と1度も話合いを行っていないということが述べられました。回答は、忙しいからできないということなんですが、私たち市議会に、この周辺の住民の皆さんから陳情が出されて、協議の場を持ってほしいという陳情などもあったわけで、それは採択をしてきているわけです。
風環境、電波障害などを含めていろいろな意見があったわけですけれども、結局、この2年間、地元の周辺の住民の皆さんと再開発組合の直接的な協議の場は持ってこられなかったのかなというふうに、多分、参加した議員はみんな、そう思ったのではないかと思うんです。やはり周辺住民の皆さんの理解を得て進めるということが第一だと思っているわけでありまして、新年度を含めて、市長は努力をしていくべきだと思うんですが、その点についてどういうふうにお考えなのか伺いたいと思います。
それから、同じく3ページのその次の文章に、同駅北口駅前地区市街地再開発準備組合への必要な支援を行うということが書かれております。今年度の予算の中には、この準備組合への支援の予算は、私が見る限りは組まれていないのかなと。ただ、2016年から2018年にかけての長期基本構想に関わる実施計画の中では、新年度、2017年度は、450万円が都市計画決定に向けた図書策定委託料として組まれていたわけですが、これは何らかの変化があったと捉えていいのかどうか、その点について伺いたいと思います。
そして、新年度、必要な支援を行うとなっていますが、市としてどういう支援を行っていくのか、市長の見解について伺いたいと思います。
続いて、7ページであります。清掃関連施設の基本計画の策定について述べられております。この文章の中では、慎重かつ丁寧に協議を進め、安定的な適正処理の維持に努めてまいりますと述べられているわけですが、この間、2回ほど清掃関連施設整備基本計画検討会議が開催をされております。2回ほど、地元のそれぞれの協議会が開催をされているわけですが、残念ながら、清掃関連施設整備基本計画策定の検討会議には、一方の地元の協議会の代表は参加をされていないという状況であります。
地元の協議会に出ますと、なぜ二枚橋ということになってきたのか説明責任を果たしてほしいなどの声もあり、まだ合意を形成するというふうにはいかない状況があると思っています。市長としては、この不正常な形をどういうふうに打開をされていくおつもりなのか。その点について見解を伺いたいと思いますが、いかがでしょうか。
それから最後ですが、重要政策に対する市民との対話や市民参加についての市長の姿勢を質しておきたいと思いますが、この間、保育料の値上げを始めとした様々な市民に関わる重要施策が、市長の方で進められてきましたが、ほとんど説明会も開かず、ただ文書を出すだけで終わっているという状況であります。
市長の公約、選挙公報を見ますと、みんなの声をしっかり聞く、市民と職員が対話できる市役所にということを目標に掲げられて、三つの基本姿勢を示されているわけですが、この公約とはほど遠いと言わざるを得ないと思っています。市長は、その点、2017年度どういうふうに市政運営を進められていくのか。その点、見解を伺いたいと思います。
7 ◯市長(西岡真一郎) 大変たくさんのご質問を頂きまして、ありがとうございます。答弁をさせていただきますが、答弁漏れがありましたら、どうぞご指摘いただきたいと思います。
まず、施政方針の書き方でございます。昨年、私が初めて皆様方にお示しをした施政方針では、従来のものに余りなかったように感じておりますが、向こう4年間の、私が任期中に貫かなければならない基本的な考え方をお示しさせていただき、かつ、平成28年度の、当該年度の基本政策などについてお示しをいたしました。
その姿勢は今回も継承してございまして、4年間にわたって私が貫いていきたいと思っている基本方針です。これは大きく五つあると思っていますが、可燃ごみの処理という小金井市の重要なごみ問題を解決することやグランドデザイン作り、そのための対話、行財政改革、公共施設の将来ビジョン、そして、駅周辺のまちづくり。今般も、その流れは継承し、あれからまた1年たっておりますので、直近の進捗状況なども含めてお示しをさせていただいております。
変わったところは、基本構想という大きな段落に基づいて明記するということから、私は、お示しをさせていただいている基本政策のところに、ちょっとシフトをさせていただきました。それは、やはり選挙で市民の皆様方からご信任をいただいてございますので、そのときに掲げさせていただいた政策を重視させていただきました。
ご指摘のように、基本構想との整合性というものが大きな課題になりまして、ここは、書きながら、進めながら、いろいろと調整はしたところでありまして、ところどころに、基本構想との整合性などについては明記をさせていただいているところでございますが、私といたしましては、選挙という大変重要な、市民の方々とのスタート地点ですね。ここの思いを大事にさせていただいたというところでご理解いただきたいと思います。
なお、基本構想は大切なものでありますので、常に念頭にあるものでございまして、こういう書き方をしたからといって、基本構想との整合性が失われるものでは全くないと考えてございます。
それから、市民生活や国際情勢、国や東京都の動向などが明記されていないのではないかというご指摘でございますけれども、市民生活につきましては、様々な政策的切り口、子育ての分野、いろいろな分野から、市民生活の向上を掲げてございまして、やはり小金井市におきましては、総体的には、行政の市民サービスを向上させるという思いは強く持っておりますので、決して市民生活に対する思いがないがしろにされているということではございません。
また、国や東京都の動向などにつきましては、今般は、市議会議員選挙の関係がありますので、予算編成が相当早い、秋口から相当な検討が行われておりますが、直近の予算の動向につきましても、国や東京都の動向にはよくアンテナを張って対応するということは、あるいは、補助金の活用などについては最大限努力をしてきたところでございます。庁内としては、国や東京都の状況や財政状況などについてはしっかりと目配せをしながら策定したものと理解をしてございます。
それから、来年度の国の予算に対する見解を問われてございます。私も一部報道などで、来年度の、確か97兆円規模の予算だったでしょうか、過去最大の予算規模となっていることなど、また、その動向について注視をしているところでございます。消費税の動向というものが、やはり社会保障など現場を担う地方自治体にとっては、それなりに大きな影響があるものと考えてございます。消費税の考え方が一定の判断が行われましたので、そういう状況の中で、私たち地方自治体といたしましても対応していかなければいけないと考えてございます。
しかし、ご指摘のような、国が一方的に社会保障を減額しているという印象を私は持っておりませんで、やはり限られた財源、それから、今、日本の少子高齢化の動向、総体的に見て、必要な判断が行われていると考えております。ただ、小金井市は小金井市として、市民の方々の生活を支えるという上で、私たちが何をすべきなのかというところが問われているということも事実でありますので、私は、民生費につきましては、今般、児童福祉費や、保育も含めてでありますけれども、結果として約10億円、昨年度に比べて増額になりました。これも限られた財源でありまして、それで全てなのかと言われたら、そこはまだ大きな課題があるところでありますけれども、小金井市といたしましては、限られた財源の中で、福祉の分野、福祉といっても幅広いわけでありますけれども、最善を尽くしたつもりでございます。
なお、国に対しましては、持続可能で安定的な社会保障制度の構築に関する決議というものが全国市長会で行われておりまして、一方で、国に対しては、現場で社会保障を担う自治体としての様々な要望をお伝えしたところでございます。社会保障に係る安定財源の確保、国民健康保険制度、介護保険制度、子育て支援、生活保護制度など、現場を担う私たち自治体に対する財政的支援は、国や東京都には、これからもしっかりと求め続けてまいりたいと、このように考えております。
それから、「選ばれるまち」とは何を言っているのかでありますが、私の考えている選ばれるというのは、市外の方を想定しただけではありません。市民の方からも、市外の方からも選ばれるまちになる必要があると考えております。したがいまして、市民の方々をないがしろにしているということでは全くありません。
なお、私は、誇れるまち、住み続けたいと願われるまち、市民力、地域力が結集するまちというものを目指しております。これは、市民の方々にとってそう願われるまちであるということも、一方で申し上げているつもりでございます。基準は何か。それは、市民の方や市外の方々の満足度になると思ってございます。ご理解いただければと思います。
それから、6施設複合化や4施設複合化、これまでの経過につきまして一定のご見解を頂きました。確かに様々な検討を行わせていただきました。私は、小金井市にとって最良の選択をすることが求められているということで、拙速ではなく、慎重に市民の方々の声、議会の方々の声、そして、もちろん庁内の検討状況を総合的に判断しながら、この間、市政運営を行ってきたところであります。新任市長ゆえ、反省しなければいけない点もあるとは思っております。
しかしながら、第4回定例会にお示しさせていただきましたように、庁舎、新福祉会館、清掃関連施設は、今、優先すべき大変重要な課題だと思っておりまして、この三つの分野、この三つの施設の解決を図ることが何よりも私の責任だと思っておりまして、併せて決意も問われておりますけれども、私は、この庁舎問題、新福祉会館、それから清掃関連施設、これは可燃ごみも、そして不燃系や資源系も含めた全てのことでありますけれども、清掃関連の課題をしっかりと解決していくということが私に課せられた課題でありまして、それを解決することが私の何よりの責任と思って、平成29年度も精いっぱい取り組んでまいりたいと考えております。
それから、四つの基本理念というところで、これは理念的な表現ではなく、政策的な課題であり、もう少し書き方があるのではないか、表現を改める必要があるのではないかということでありますが、私が掲げさせていただいた基本理念の中には、対話を大切にすることでありますとか、行財政改革は市民サービスの向上のためにあることでありますとか、また、市民生活をしっかり支えるために、行政が行うべき課題は、まずは行財政改革を行うこと。そして、公共施設の老朽化という問題にしっかりと取り組むということ。そして、駅周辺のまちづくりを進めることによって、市民生活の利便性を高め、そして、税収構造の改革にもつなげていく。様々な思いが込められた基本理念だと思っておりますので、ご理解をいただければと思っております。
続きまして、新福祉会館についてであります。事実関係というのは、先般もどなたかのご質問にお答えをさせていただきましたけれども、記者の方々から様々なご質問を頂きました。基本的には、検討段階にあるものを記者会見の場でお伝えするわけにもいきませんし、市議会の本会議などしかるべき場で、これまでの検討の成果や関連予算、それから財政指標、こういったものを示す準備を進めておりましたから、記者会見では、私は答弁、会見での受け答えは特段してございません。
ただ、私の思いとして、福祉会館というものは幅広い世代の方々に活用されるべきものというのは従前から思ってまいりましたし、限られた世代の方々、限られた層だけではなくて、長く使う福祉の拠点になるべきものと考えておりましたので、当然のことながら、子育て世代や、子どもや、あるいは妊婦や、本当に幅広い世代の方々に、今までの福祉会館だってそうだったかもしれませんけれども、そういう幅広い世代の方々に利用されるべきものという思いを申し上げたものでございます。
詳細な検討状況というのは現在行っているわけでございまして、その検討の成果につきましては、しかるべき場でしっかりとご報告をさせていただきたいと思ってございます。
続きまして、駅周辺のまちづくりでございます。武蔵小金井駅南口第2地区の説明会につきましては、私は残念ながら、他の公務等がありまして、出席はできませんでしたけれども、まだ担当の方から正式な報告といいましょうか、受けておりませんので、この中身につきましての言及は、今この時点では、ちょっと差し控えさせていただきたいと思っております。
ただ、市も支援する立場にございますし、これまでも、組合施行ですから、施行者の方々から市民の方々に、適切に進捗状況などについては、施行者の方からも市民の方々にPRしていただきたいということは、議会の方々からもお声として頂いていますし、そういう声があることは承知しておりますので、小金井市としても、市の立場で、施行者の方々に伝えるべきことなどにつきましてはしっかりとお伝えをしてまいりますし、その努力は平成29年度もしっかりと続けていきたいと思っております。
何よりも、この事業が円滑に行われて、そして、着実に完成をして、駅周辺のまちづくりがしっかりと成し遂げられ、市民生活の利便性が高まることが大切でありますので、この事業の完成に向けて、小金井市としての果たすべき責任をしっかりと果たしてまいりたいと思っております。
武蔵小金井駅北口への支援でございますが、これは、地元の地権者の方々と協議、相談をしながら進めていくべきものと考えてございます。なお、平成29年度の予算の中には、この武蔵小金井駅北口地区に絞った形での予算計上は特段ありませんけれども、平成29年度、補正予算も含めて、何か必要なものが発生してくれば、それは、そのときに適切にしっかりと対応してまいりたいと思っております。いずれにしても、武蔵小金井駅北口もこれからの駅周辺のまちづくりの大きな対象地になるという考え方は持ってございます。
続きまして、清掃関連施設。たくさんのご指摘を頂いておりますけれども、まず申し上げたいことは、慎重かつ丁寧に、周辺住民の方を交えて、清掃関連施設の解決に向けて一生懸命に取り組んでまいりたいと考えております。
二枚橋の地区からの代表者、地元の周辺地区の代表者が検討協議会に入っていないのは不正常な形ではないかというご指摘だと思っておりますが、私が聞いている限りでは、協議会の皆様方ともいろいろと話が進んでいるということでございます。ただ、今回、暫定的な対応だと私は理解しておりまして、しかるべき時期には、地元の周辺の方々の代表者が検討協議会に入られる形を目指しておりますので、これからも丁寧に皆様方と話合いを進めてまいりたいと思っております。
また、ごみの問題は、確かに周辺住民の方々にとっても大変大きな課題であります。そして、二枚橋周辺の方々への、長い間、焼却施設と向き合ってきていただいた感謝の気持ちは、私も本当に心の底から持ってございます。また一方で、このごみの問題は、小金井市の市民全体の大きな課題でございます。この課題をしっかりと解決していけるように取り組んでまいりたいと思っております。
私の姿勢、姿勢というのは向き合う姿勢ですね。重要な問題について対話がないのではないか、みんなの声をもっと聞いてという、私の基本姿勢が市政に貫かれていないのではないかというご指摘でございます。おっしゃっている森戸議員の思いは分かるんですけれども、私も、今後そういうご指摘がないように一生懸命努めてまいりたいと、このように努力をさせていただきますが、不十分だというご指摘もあるのはよく理解いたしますが、しかし、私もこの1年間、かなり現場にも行きましたし、職員の方々とも話合いをしてきましたし、当事者の方々とも可能な限り向き合って、いろいろな思いを伝えてきた、努力をしてきたという思いもございます。
保育料の見直しに関しましては、これも小金井市の長年の課題でありまして、国基準の35%という近隣自治体に比べても、また、これからたくさん、多額の財源を必要とする保育園、子ども・子育て環境を充実させるためには、この適正化は、小金井市が乗り越えなければいけない課題の一つと考えております。小金井市の様々な条例に照らし合わせながら、保育料の見直しにつきましては、適切に関係者の方々に、市の考え方などにつきまして、私たちは丁寧に情報をお伝えしてきたつもりでございます。これからも、丁寧に伝えていこうという気持ちを大切にしながら市政運営に努めてまいりたいと考えております。
不十分な点がありましたら、ご指摘いただければと思います。
8 ◯24番(森戸洋子議員) 今、答弁を頂きました。
1点目の、施政方針の書き方というか、どういうふうに私たちにアピールしていくかということでありますけれども、基本構想との関係で整合性が失われるものではないとおっしゃるんですが、私たちから見ると、基本構想があって、その流れの中で、どう計画的に計画行政が進められていくのかということをチェックする役割があるわけですよね。全体的に、総体として進んでいたらいいではないかということになるかもしれませんが、どこかで分かりやすいものは作っていかなければいけないのではないかなと思います。
それで、基本構想については、地方自治法で、議会の議決を経なくても良くなったわけです。その一つの理由は、やはり市長がかわったときに、市長の公約と、それまでの前市長の立てた計画に齟齬が生じたりするということなどもどうも背景にはあって、基本構想を自治体の義務にしなくなったわけですよね。
そこで問われるのは、こういうふうに変わっていくとなると、市長自身が、先ほど基本構想は重要であるとおっしゃったので、今後も基本構想に基づく行政運営をされるだろうと思うんですが、その辺りは、今後も基本構想は継承というか、策定をしていくというふうになっていくんですか。どうも自治体によっては、基本構想を立てないで、各政策の事業計画で進めていくような市もあるように聞いているわけですけれども、その点、市長は今後、基本構想を基に市政運営を進めるんだということで確認をしてよろしいかどうか伺います。
それで、2点目なんですが、国の動向で、社会保障を一方的に減額しているとは思わないとおっしゃるんですが、一昨年来、介護保険制度が改悪をされ、特別養護老人ホームの対象も介護度3以上、要支援1、2は、介護保険サービスではない別枠に移されようとする。しかも、医療関係は負担が増えていく状況になっています。特別養護老人ホームも、一定収入の人は食事代、居住費を払わなければいけない。こんな状況が社会保障の削減でなくて、一体何だと言うんでしょうか。減額とは思わないという答弁が市長からあったんですが、私は、市長の国に対する見方というのはやはり甘いのではないかなと思うわけですが、いかがですか。
したがって、本来、高齢者がそういう実態になっているにも関わらず、5ページの「健‘幸’長寿・ささえ愛の小金井」については、そういう高齢者の実態とかけ離れた方針しか述べられていないなというのが私の実感であります。もう少し高齢者を支援する体制、経済的な支援も含めて検討していくことが必要ではないかと思います。市長会などで、財政的な支援を含めて求めていく決議などを上げていることは理解できますけれども、是非小金井市政において、国がこういう社会保障削減で、高齢者の生活を厳しくされているのなら、その盾となって、もっと高齢者への支援も含めて行うべきではないかと思うんですが、いかがでしょうか。
それから、3点目の「選ばれるまち」の問題です。市民の満足度が基準であるということであります。確かにそうなわけなんですが、やはり平成27年度、2015年度に行われた市長への手紙などを読みますと、満足度はそう低くはないと思うんですけれども、自由意見はかなりいろいろな意見が述べられています。その点からすれば、私は、選ばれるまちというよりも、市民が満足できる、住み続けられるまちをどう作っていくのかということを柱に置いていただきたかったなと思います。その点で、いかがでしょうか。
あと、私は、9ページの文章は、「選ばれるまち」とするために、新たな財源を生み出していく知恵と勇気が不可欠だと述べているわけですが、この意味がよく分からないと申し上げているんです。新たな財源を生み出し、新たな政策、満足ができる政策を確立していくことが不可欠であるという文章であれば、なるほどなと思うわけですけれども(不規則発言あり)もう一回。「選ばれるまち」とするためには、新たな財源を生み出し、市民が満足できる小金井市のまちを作っていくことが必要であるという言い回しだったら分かるんです。新たな財源を生み出すことが「選ばれるまち」になると、ちょっと、私がうがった読み方をしているんですかね。結果として、どうすれば「選ばれるまち」なのかという文章になっていないなということを指摘していて、その点、もう一度市長の明確なご見解を頂ければと。
やはり、先ほども申し上げましたが、ごみ処理施設がないということに対する市民の非常に強い思いが、市長への手紙などを読むとあるなと思いましたし、他市から見ても、そのことが非常に悪いイメージを持っている。これを払拭するのはなかなか厳しいものがあるなと思っていて、その点では、
シティプロモーションとかいろいろおっしゃっているわけですけれども、最低限の必要業務ができる、そして、本当に政策的にも市民の声がいかされる、市民が主人公となる、そういうまちを作っていく必要があるのではないかと思うんですが、その点、市長の見解を伺いたいと思います。
それから4点目に、市長としても三つの解決をすることが何よりも責任だと思っている、反省をしているという文言、言質もありましたので、そこは受け止めておきたいと思いますが、大きな事業を進めるわけですから、私も拙速に行うべきではないと思っています。是非慎重に、これは進めていただきたいと思います。今後、これは市長報告なども出ますので、この程度にとどめておきたいと思います。
それから5点目の、四つの基本理念の問題でありますが、基本理念を述べているとおっしゃるんですが、この四つ自体は政策大綱だと私は思うんです。そこは、ここで見解の違いを言い合っていてもしようがないので、是非今後、よく検討をしていただきたいということを申し上げておきたいと思います。
問題は、新福祉会館の市長の記者会見でありまして、思いを述べたということであります。市長、やはり市長は行政の長であります。もちろん、思いを述べてはいけないということはないんですが、では、部局内で、そういう話というのはされていて、ある程度まとまっているんですか。先日行われた厚生文教委員会でも、私が質疑したときには、一定の場所で市長が表明するということをおっしゃっていたので、そうなのかなと思ったんですが、記者会見では、こういう形で踏み込んで述べられているわけです。では、議会はそういう位置なんだなと思いました。記者にはこういうところまで述べられて、議会で聞いても述べられないわけですから。
それで、一つは、施政方針には、現段階では、新福祉会館の建設場所は未定である、市民の声を聞いて決める必要があるということをおっしゃっているわけですけれども、市民検討委員会を設置して行うということだと思うんですが、その文言はここにないんです。それで、予算説明資料にも、新福祉会館の市民検討委員会の予算は載っていないんです。説明資料の新規プランとか、ありますよね。新規とか、それから、充実させるものとか。私は、やらないのかなと思って、説明を聞いたら、いや、やる、予算には載っていると。
そういう意味では、記者会見では、市民の声を聞いて決めるということなんだけれども、そういう文章が残っていないということからすると、市長としては、市民の声を聞いて進めるということは余り重視されていないのかなと。レベルアップ事業のところとか新規事業の一覧のところに、ないんです。大体そこを見て、私たちは、どうやって組替えを作るかなといつも検討をするわけで、その点から見て、そういう思いはないんだ、きちんと市民と一緒に検討するんだということであれば、そういう答弁を頂きたいと思うんですが、その点でどうなのか。なぜ施政方針にそういうことを書かないのか、市長の見解を伺いたいと思います。本気で市民と一緒に考える、建設場所も含めて検討する意思があるのかどうか確認をさせてください。
次に、武蔵小金井駅南口第2地区を含めた再開発事業であります。是非これは、もう一度施行者に伝えていただきたいと思います。私たちの考え方は先日述べていますので、それ以上言いませんから、ただ、現実的に起こっていることでありますので、その点、お願いしたい。要望をしておきます。
それから、武蔵小金井駅北口なんですが、当初予算で載っていないけど、補正予算で載せることもあるということなんですが、これは、都市計画決定に向けて、地元の地権者との協議が今行われているという状況だと思うんですが、実際問題として、市長の方で、どういうふうになっているのか把握をされた上でのそういう答弁なのか伺います。
あと、7番目の清掃関連施設であります。慎重かつ丁寧に検討していきたいということでありますが、地元から一定の提案などがあれば、是非新年度、協議の中で、検討すべきものは真摯に受け止めて検討していただきたいと思いますが、いかがでしょうか。見解を伺います。
あと、最後の問題ですが、市民と対話する点については、ご指摘がないように努力するということでありますので、これは、現時点では受け止めておきたいと思います。
9 ◯市長(西岡真一郎) それでは、森戸議員の再質問にご答弁をさせていただきます。
まず、基本構想の進捗管理ということだと思いますけれども、これは大変大切なことでありまして、適切な時期に、事業の評価でありますとか進捗状況などについては、議会の皆様方にもお示しをさせていただいております。また、今後とも、基本構想を基に市政運営を行っていくのかということでありますけれども、基本構想を下に、今後とも市政運営を行っていくものでございます。
それから、高齢者の施策をもっと強力に進めるようにということでございますが、それは同じ考えでございます。平成30年5月を目途に、新しい民間の特別養護老人ホームの建設の準備なども進められております。また、介護事業者の方々にも様々なサービス展開に取り組んでいただいております。また、元気な方々がより元気であるための取組、シルバー人材センターの方々への支援、介護ボランティア制度への支援、これは国内初の取組でありますけれども、サブスタッフ制度の取組、あるいは、老人クラブの活動も、高齢者の方々の大変なやりがい、生きがいを感じられるとても大切な場所でありまして、こういったものに関する小金井市の支援、総合的にしっかりと取り組んでまいりたいと思っております。
そして、これからの時代、やはり地域包括ケアシステムの在り様というものがとても大切になってくると思っております。また、認知症ケアパスの作成など新たな取組にも、平成29年度からは取り組ませていただくということになっております。今後とも、国や東京都に対して、必要な要望をしっかりと行ってまいりたいと思っております。
選ばれるまちでありますが、住んでいる人が大事ということはおっしゃるとおりでございまして、私も、今、住んでいる方々が、小金井市にどういう思いを抱かれているかということが非常に大切であると思っております。その市民の方々の満足度向上は重要な目標だと思っております。
1点気になりましたのは、何年のどの調査だったか、ちょっと今、資料がないんですけれども、満足度があって、住み続けたいという回答があって、満足度が確か8割ぐらいなんですが、住み続けたいだと70%に落ちているんですね。私、それ、大変気になりましたというか課題だなと思っておりまして、住み続けたいと願う方々を増やすため、やはりもっと小金井市を向上させていかなければいけないと考えておりまして、その乖離の部分はどういったところに原因があるのか、よく分析をしなければいけないと思っております。どのデータか、今、明確にお示しできないのはちょっと申し訳ないんですけれども、そこを私は非常に大きな課題だと考えております。
それから、可燃ごみ、小金井市のごみ問題というものに対する、市内外からのイメージということであります。確かに私も、親戚とか遠方にいる方から、小金井市というのはごみの問題が大変なところだよねというふうに第一報で言われた経験はございます。しかし、私は、このごみ問題は、本当に多くの方々のご理解、ご協力、そして、稲葉前市長のご尽力、市民の方々のご理解、ご尽力、多摩地域の方々のご理解、ご尽力があって、何とか今、ここまで前に進んできていると思っておりますので、これまでの取組、信頼関係を継承しながら、浅川清流環境組合が平成32年4月から円滑に稼動できますように、そして、平成29年度からは、引き続き3年間可燃ごみの処理の支援を多摩地域の方々にお願いしていかなければいけません。その責任はしっかり果たしてまいります。
ただ、この長い取組、ピンチがチャンスになったと私は思いますけれども、一方で、市民の方々のご努力によって、ごみ1人当たりの排出量が、一定規模の人口の中での自治体でありますが、一番少ない。そして、リサイクル率も50%を超えまして、大変大きな数字で、他の自治体の関係者の方々とお会いするときに、50%近いリサイクル率というのは大変すごい数字だねというふうにご評価いただける場面もあります。これは、むしろ誇れるべきことだと思っております。
小金井市のごみの減量について、施政方針の中には、今後、枝木、雑草類、落ち葉の回収方法を、平成29年4月から変更いたしますとあります。しかし、この変更によって、燃やすごみの量も相当減ると思っておりまして、更にごみの減量が進む、リサイクル率が高まると期待をしてございます。そのための説明会を丁寧に行っておりまして、確か第1回の説明会が先般行われたと記憶してございます。
確かにそのイメージはありますが、私は、このイメージをどうやって払拭するのかという意味で言えば、小金井市の環境問題、ごみ問題の市民挙げての取組というものを、むしろ全国の方々に知っていただくそういう機会があれば、積極的に行っていきたいと思っております。
昨年は、韓国や中国、海外の方々も小金井市に視察に来られております。東南アジア、アジアを含めて、環境問題というのは非常に大きな課題になっていると私は理解しておりますので、門戸を開いて、小金井市の様々な取組というものを全国に波及できるようであれば、そういう取組も必要になってくるのかなと思っております。
それから、あとはご意見を頂きました。
新福祉会館に関してでありますけれども、まず予算ですが、
予算特別委員会ではないので、私、どこまで答弁したらいいのか分からないんですが、歳入歳出予算説明書の60ページのところには、(仮称)新福祉会館建設事業概要という資料を掲示してございまして、ご指摘いただいた一覧表には、明確な、細かな明記はないかもしれませんが、この(仮称)新福祉会館建設事業概要の中には、平成29年度に想定している事業についてご説明を、資料でさせていただいております。今後、議会の皆様方に、庁舎、新福祉会館、財政状況などについて、これまでの検討状況をお示しする機会がございますので、その中で、これまでの検討状況はお伝えしてまいりたいと思っております。
改めて申し上げますが、私が記者会見で申し上げたのは、福祉会館という大切な福祉の拠点となる施設に関しましては、幅広い世代の方々に、長い間お使いいただく施設である、それだけ大切な施設だという認識を申し述べたものでございまして、議会を軽視したり、何か議会の皆様方を軽視して述べたという思いは全くございません。
それから、後段につきましてもご意見として受け止めさせていただきますが、武蔵小金井駅南口第2地区の再開発などに関しましては、市民の方や議会の皆様方からお寄せいただくご意見、お声の中で、私どもが必要と判断したことについては、事業者の方々、施行者の方々にお伝えしてまいりたいと考えております。
10 ◯24番(森戸洋子議員) 議事進行。すみません、早く終わりたかったんですけど、新福祉会館については、幅広い世代でという話について述べられているんですが、これは、部局でも話し合って、こういうことになっているんですかと聞いています。事実関係を聞いていますので、そこだけ答弁をお願いします。
11 ◯市長(西岡真一郎) その検討状況については、追ってご説明をいたしますが、私の方から、福祉会館というのは、本当に幅広い世代に利用される施設が望ましいという思いは、いつかと言われると、ちょっと今すぐ答弁できませんけれども、かなり早い段階から、庁内検討を進める際に、私の方から指示をしてあるテーマでございます。
12 ◯24番(森戸洋子議員) 今いろいろお話を伺って、時間もありませんので、新福祉会館の問題なんですが、市長から答弁はあったんですが、ただ、きちんと答えていただいていないんです。担当部との調整がついて、そういう発言を表でなさっているのかと聞いても、思いだとおっしゃっているので、これはきっと担当との調整はなさっていないんでしょう。市長の姿勢として、担当が知らない、私たち議会もそういう話は聞いていない。議会は聞いていなくてもいいかもしれないけれども、担当が聞いていないとか、市役所内でそういう話は出ていないということが、市長の思いだけで記者会見で答えられるというのはどうなんですか。その市長の見解、思いがまたひとり歩きしていくわけでしょう。そういう市政運営だと、後々大変になるのではないですか。
担当の中できちんと確認をされたことだとか、ある程度話し合っていることなどを表明されるということはあるかもしれませんが、思いだけを語られて、それが後付けになって、担当や市役所内、議会もついていかなければいけないということは余りいい形ではないかなと私は思っていて、その点の市長の今後の市政運営、1年間どういうふうに考えていらっしゃるんでしょうか。見解を伺っておきたいと思います。
13 ◯市長(西岡真一郎) 私と担当職員の皆様方とは、一体となって課題の解決に取り組んでいくのがあるべき姿だと思っておりますし、また、そうでなければならないと考えております。
14 ◯議長(篠原ひろし議員) 以上をもって質疑を終了することにご異議ありませんか。
(「異議なし」と呼ぶ者あり)
15 ◯議長(篠原ひろし議員) ご異議なしと認め、質疑を終了します。
以上をもって、平成29年度施政方針を終了します。
─────── ◇ ───────
16 ◯議長(篠原ひろし議員) 日程第2、報告第1号、小金井市土地開発公社の経営状況についてを行います。
報告を求めます。
17 ◯市長(西岡真一郎) 報告第1号、小金井市土地開発公社の経営状況についてをご報告申し上げます。
本件は、地方自治法第243条の3第2項の規定により、平成28年度変更事業計画、収入支出補正予算及び変更資金計画、並びに平成29年度事業計画、収入支出予算及び資金計画について報告するものであります。
細部につきましては担当部長から説明させていただきますので、よろしくお願い申し上げます。
18 ◯都市整備部長(東山博文) それでは1ページ、平成28年度小金井市土地開発公社変更事業計画につきまして、今年度の用地取得事業として、都市計画道路3・4・8号線及び都市計画道路3・4・12号線を予定しておりましたが、土地収用手続を適用したことに伴い、1億9,421万7,000円を減額し、159万7,000円とするものです。土地面積につきましても、2ページのとおり、401.85平米を減少し、6.09平米とするものでございます。
続きまして3ページ、平成28年度小金井市土地開発公社収入支出補正予算について説明させていただきます。先ほどの事業計画の変更に伴い、収入支出それぞれ1億863万8,000円を減額し、収入支出それぞれ5億5,736万9,000円とし、また、短期借入金の限度額を1億9,421万7,000円減額し、159万7,000円とするものでございます。細部につきましては、4、5ページに記載されたとおりでございます。
次に7ページ、平成28年度小金井市土地開発公社変更資金計画につきましては、ただいま説明いたしました内容と同様ですので、説明を省略させていただきます。
続きまして9ページ、平成29年度小金井市土地開発公社事業計画について説明させていただきます。来年度の用地の取得は、都市計画道路3・4・8号線と小長久保公園の土地445.11平米を、2億8,022万1,000円で取得する予定でございます。用地の売却は、都市計画道路3・4・8号線とまちづくり側道の土地576.37平米を1億6,415万円で処分する予定でございます。
次に11ページ、平成29年度小金井市土地開発公社収入支出予算につきまして、収入支出予算の総額は、収入支出それぞれ4億9,241万4,000円とし、短期借入金の限度額は2億8,022万1,000円と定めるものでございます。細部につきましては、13ページ以降をご覧ください。
19 ◯議長(篠原ひろし議員) 質疑はありますか。
(「なし」と呼ぶ者あり)
20 ◯議長(
篠原ひろし議員) 質疑を終了することにご異議ありませんか。
(「異議なし」と呼ぶ者あり)
21 ◯議長(
篠原ひろし議員) ご異議なしと認め、質疑を終了します。
以上で、報告第1号を終了します。
─────── ◇ ───────
22 ◯議長(
篠原ひろし議員) 日程第3、報告第2号、専決処分の報告についてを行います。
報告を求めます。
23 ◯市長(西岡真一郎) 報告第2号、専決処分の報告についてをご報告申し上げます。
本件は、地方自治法第180条第1項の規定により、議会が議決した委任専決事項の指定についてに基づき、市長において専決処分した事項につきまして、同条第2項の規定により、本市議会に報告するものであります。
細部につきましては担当部長から説明させていただきますので、よろしくお願い申し上げます。
24 ◯総務部長(中谷行男) それでは、細部につきましてご説明いたします。
地方自治法第180条第1項の規定により、議会の議決により指定しました軽易な事項につきましては、市長において専決処分することができるものとされております。この内容につきましては、100万円以下の和解及び100万円以下の損害賠償額の決定でございます。市長において専決処分をした場合は、地方自治法第180条第2項の規定により、議会に報告しなければならないとされているところでございます。以上の内容について、今回ご報告申し上げますのは、平成28年1月1日から平成28年12月31日までの間に専決処分を行ったものでございます。
報告の内容につきましては、お手元の議案の中の報告書に沿ってご説明申し上げます。報告書の2枚目に、委任専決事項に係る専決処分報告書という表題を付けてございます。これは、専決処分の年月日、和解事件の概要、和解の相手方、和解の条件として損害賠償額とその他の条件と分類し、記載してございます。件数は全部で3件、損害賠償額は、市が損害賠償したものが16万5,655円で、相手方が賠償したものは112万1,928円でございます。
事件の内訳として、1点目は道路管理課所管の事件で、市道を歩行していた者が道路上に空いた穴に足を踏み入れ転倒し、右肩を骨折したもの。2点目に、交通対策課の事件で、前原町三丁目36番先路上において発生したバスによる交通事故により、旧武蔵小金井南第4自転車駐車場のフェンスが損壊し、同駐車場の運営ができなくなったもの。3点目に、ごみ対策課の事件で、道路上で庁用車が停車していた際に、後方から前進してきた車両に追突され、後方ナンバー付近を破損したものについてでございます。
25 ◯議長(
篠原ひろし議員) 質疑はありますか。
26 ◯24番(森戸洋子議員) 1点目の、市道に穴が空いていて、足を踏み入れ転倒して骨折をしたということであります。大変お見舞いを申し上げたいと思うんですが、市内にこういう道路は幾つかあって、改善が求められているわけですけれども、担当の課、現下の課の方は、こういう道路について、きちんと点検をされているのかどうか。
それで、この穴の空いた道路、穴が空いていたというところは、かねてからそういう指摘はなかったのかどうか。(「東町四丁目だから、森戸議員が言っていたはず」と呼ぶ者あり)そうなんですよね。その辺りは、総務部長の方で、こういう事故が起こらないように、適切な指摘なりをされていたんでしょうか。こういうことで事故を起こすというのは、道路管理責任者の市長の責任が問われる問題だと思うんです。私も指摘した場所が別にあるんですが、その点、今後こういうことがないようにしていただきたいんですが、市としての見解を伺いたいと思います。
27 ◯道路管理課長(日野靖久) ご答弁差し上げます。
まず、事前に指摘はなかったのかというご質問でございます。当該現場につきましては、事故後に通報がありまして、そこにつきましては速やかに穴を塞いでございます。
日頃の管理体制でございますけれども、道路管理課職員によりまして、道路パトロールを随時実施しておりますが、現在、市の方で管理している道路というのは、延長にして約180キロメートルございます。したがいまして、全ての道路をパトロールだけで対応するというのはちょっと難しいのかなと考えております。
そこで、足りない部分につきましては、市民の皆様から寄せられる通報、それから、改善、要望等により対応しているところでございます。つきましては、私どもも気づかないところで、事故がこのように発生してしまうというような事態が起きているという状況でございます。
今後も、市民の方からの通報、それから要望により、迅速に対応することはもちろんのこと、道路パトロールの回数を増やすなどして、今後につきましても安全・安心な道路を維持してまいりたいと考えているところでございます。
28 ◯24番(森戸洋子議員) 道路パトロールの強化、また、市民や私たち議員が気づいた場所を常にご連絡をしていると思うんです。是非その点で、穴が空いているということだけは早急になくしていただきたい。
私がかねてから指摘したところもまだ穴が埋まっていないので、ちょっと心配をしているところがあります。また後で、それはお伝えしますが、是非今後とも、こういう事故が起こらないような体制作りをお願いしたいということだけ申し上げておきます。
29 ◯議長(
篠原ひろし議員) ほかにございますか。
(「なし」と呼ぶ者あり)
30 ◯議長(
篠原ひろし議員) 質疑を終了することにご異議ありませんか。
(「異議なし」と呼ぶ者あり)
31 ◯議長(
篠原ひろし議員) ご異議なしと認め、質疑を終了します。
以上で、報告第2号を終了します。
ここで、昼食のため休憩します。
午前11時53分休憩
────────────
午後1時開議
32 ◯議長(
篠原ひろし議員) 再開します。
日程第4、議案第1号、平成28年度小金井市一般会計補正予算(第8回)を議題とします。
提案理由の説明を求めます。
33 ◯市長(西岡真一郎) 議案第1号、平成28年度小金井市一般会計補正予算(第8回)をご提案申し上げます。
本案は、歳入歳出予算の総額から歳入歳出それぞれ1億3,119万5,000円を減額し、歳入歳出予算の総額を歳入歳出それぞれ421億4,201万8,000円とするものであります。この歳入歳出予算の補正の款項の区分及び当該区分ごとの金額等は、第1表、歳入歳出予算補正のとおりであります。次に、地方自治法第213条第1項の規定に基づき、翌年度に繰り越して使用することができる経費は、第2表、繰越明許費のとおりであります。次に、地方債の変更は、第3表、地方債補正のとおりであります。
以上のとおり補正するため、本案を提出するものであります。
細部につきましては、担当部長から説明させていただきますので、よろしくご審議の上、ご議決賜りますようお願い申し上げます。
34 ◯企画財政部長兼庁舎建設等担当部長(天野建司) それでは、細部についてご説明いたします。
予算書本文の1ページをお開きください。第8回補正予算を編成する項目につきましては、第1条の歳入歳出予算補正、第2条の繰越明許費及び第3条の地方債補正の3項目でございます。本予算は、年度末に向けての補正予算でありますことから、契約差金及び不用額等の計数整理を主たるものとしてございます。
その編成基準でございますが、歳入予算におきましては、100万円以上の増減が見込まれるものや、歳出予算の補正と連動するもの、そして、給付金を計上してございます。歳出予算につきましては、現計予算に不足が見込まれるものや、50万円以上の不用額または未執行額が見込まれるものを基本としたところでございます。なお、現時点での50万円以上の未執行事業につきましては、本町小学校非構造部材改修工事の1,954万8,000円など、全8項目の5,936万7,000円と集約しているところでございます。
それでは、予算の説明に入りますが、先ほど申し上げましたとおり、そのほとんどが計数の整理となっておりますことから、おおむね1,000万円以上の増減と特徴的な項目のみの説明とさせていただきますので、ご理解のほどよろしくお願い申し上げます。
それでは、歳入予算でございますが、事項別明細書の14、15ページをお開きください。款1、市税でございます。項1、市民税、目1、個人、右側説明欄1、現年度分3億8,328万8,000円につきましては、納税義務者数の増、また株式や土地建物等の譲渡所得の増によるものでございます。説明欄2、過年度分1,014万7,000円の減につきましては、これまでの調定実績から減ずるものでございます。
目2、法人、右側説明欄1、現年度分6,760万4,000円につきましては、法人数の増や建設、不動産業の業績の向上による増でございます。
16、17ページをお開きください。款13、国庫支出金でございます。項1、国庫負担金、目1、民生費国庫負担金、右側説明欄3、障害者自立支援給付費負担金2,074万9,000円につきましては、歳出の身体障害者補装具給付に要する経費の補装具費給付、介護給付に要する経費の介護給付費及び訓練等給付に要する経費の訓練等給付費を対象とする負担金で、補助率は2分の1でございます。
次に、二つ飛びまして、説明欄1、生活保護費等負担金1,802万円につきましては、歳出の生活保護扶助に要する経費の生活保護扶助を対象とする負担金で、補助率は4分の3でございます。
項、国庫補助金、目2、民生費国庫補助金、右側説明欄1、地域生活支援事業費等補助金1,760万1,000円の減につきましては、歳出の地域生活支援事業に要する経費等を対象とする2分の1の補助金ですが、予算内での措置となることから減となるものでございます。
説明欄3、臨時福祉給付金給付事業費補助金4,500万円の減及び説明欄4、臨時福祉給付金給付事務費補助金1,033万9,000円の減につきましては、歳出の臨時福祉給付金給付に要する経費の給付金支給対象者数の減等によるものでございます。なお、補助率は10分の10でございます。
説明欄6、年金生活者等支援臨時福祉給付金給付事務費補助金594万3,000円の減及び18、19ページの説明欄7、年金生活者等支援臨時福祉給付金給付事業費補助金3,900万円の減につきましては、歳出の年金生活者等支援臨時福祉給付金給付に要する経費の支給対象者数の減等によるものでございます。補助率は10分の10でございます。
次に、説明欄7、保育対策総合支援事業費補助金4,335万7,000円につきましては、歳出の保育施設開設及び改修に要する経費の改修費や賃借料を対象とした補助で、補助率は3分の2でございます。
目3、衛生費国庫補助金、右側説明欄1、疾病予防対策事業費等補助金1,189万1,000円の減につきましては、歳出の子宮がん検診に要する経費及び乳がん検診に要する経費を対象とした2分の1の補助金でございますが、予算内での措置となることから減となるものでございます。
目4、土木費国庫補助金、右側説明欄1、社会資本整備総合交付金環境政策課分1,250万円の減につきましては、歳出の都市公園の整備に要する経費の用地取得費を対象とした2分の1の補助金でございますが、予算内での措置となることから減となるものでございます。
次の、まちづくり推進課分4億1,762万9,000円の減につきましては、歳出の市街地再開発等の事業に要する経費、木造住宅耐震助成に要する経費及び特定緊急輸送道路沿道建築物耐震化助成に要する経費の各事業の進捗状況による減であります。
次の、区画整理課分2億955万円の減につきましては、歳出の土地区画整理事業に要する経費における事業の進捗状況による減でございます。補助率は10分の5.5でございます。
続きまして、款14、都支出金でございます。項1、都負担金、目1、民生費都負担金、右側説明欄5、障害者自立支援給付費負担金1,037万4,000円につきましては、歳出の身体障害者(児)補装具給付に要する経費、介護給付に要する経費、訓練等給付に要する経費を対象とした補助率4分の1の負担金でございます。
20、21ページをお開きください。項2、都補助金、目2、民生費都補助金、右側、下から6番目、説明欄8、子ども家庭支援区市町村包括補助事業補助金4,502万円の減につきましては、歳出の負担金補助金、ひとり親家庭ホームヘルプサービス事業に要する経費、民間保育所助成に要する経費の事業実績によるものでございます。
説明欄9、待機児解消区市町村支援事業補助金3,272万円につきましては、歳出の保育施設開設及び改修に要する経費の整備費や改修費を対象とした補助で、補助率は事業者負担軽減分として16分の1、改修費で基準額を超える場合は16分の7でございます。
説明欄19、小規模保育整備促進支援事業補助金2,195万3,000円につきましては、歳出の保育施設開設及び改修に要する経費の改修費と賃借料を対象とした補助で、補助率は3分の2でございます。
説明欄22、賃貸物件による保育所整備事業補助金4,518万6,000円につきましては、歳出の民間保育所助成に要する経費の賃借料を対象とした3分の2の補助と事業者負担軽減分8分の1でございます。
22、23ページをお開きください。説明欄26、認定こども園施設整備事業補助金2億246万1,000円につきましては、歳出の保育施設開設及び改修に要する経費の整備費を対象とした補助で、補助率は保育機能分3分の2、教育機能分2分の1でございます。
目6、土木費都補助金、右側説明欄3、東小金井駅北口土地区画整理事業補助金1億980万円の減につきましては、歳出の土地区画整理事業に要する経費の事業の進捗状況による減でございます。補助率は10分の2.25でございます。
説明欄4、緊急輸送道路沿道建築物耐震化促進事業補助金2億9,168万4,000円の減につきましては、歳出の特定緊急輸送道路沿道建築物耐震化助成に要する経費の補助率3分の1の補助金で、事業の進捗状況による減でございます。
説明欄6、都市計画公園事業補助金1,462万4,000円の減につきましては、歳出の都市公園の整備に要する経費の用地取得費を対象とした補助金で、社会資本整備総合交付金が減となったことによる減でございます。
項3、委託金、目4、土木費委託金、右側説明欄1、新みちづくり・まちづくりパートナー事業委託金1,943万円の減につきましては、歳出の都道134号線整備に要する経費の事業の進捗状況による減でございます。補助率は10分の10でございます。
24、25ページをお開きください。中頃、款17、繰入金でございます。項2、特別会計繰入金、目3、国民健康保険特別会計繰入金、右側説明欄1、国民健康保険特別会計繰入金4億円につきましては、国民健康保険特別会計からの繰入金でございます。
26、27ページをお開きください。款19、諸収入でございます。項5、雑入、目2、弁償金、右側説明欄1、弁償金1,111万9,000円につきましては、生活保護法第63条及び第78条に基づく被保護者からの弁償金でございます。
続きまして、款20、市債でございます。項1、市債、目1、土木債、右側説明欄1、東小金井駅北口土地区画整理事業債1億4,800万円の減につきましては、歳出の土地区画整理事業に要する経費の事業費の確定見込による減でございます。
説明欄4、小長久保公園用地取得事業債530万円及び説明欄5、貫井けやき公園用地取得事業債1,540万円につきましては、事業の進捗に当たって国、都補助の減額に伴う増でございます。
28、29ページをお開きください。続きまして、歳出予算でございます。初めに、各事業別分野共通の経費でございます。職員人件費その他欄に計上する人件費につきましては、ここで一括して説明させていただくものとし、今後の各事業別分野での説明につきましては省略させていただきたいと思います。各事業別の職員人件費その他につきましては、特別職、一般職及び再任用職員の給料、職員手当等及び共済費の各項目を最終整理の上補正し、総額で4,154万2,000円を減額するものでございまして、併せて、旅費については43万3,000円を増額するものでございます。
それでは、94、95ページをお開きください。給与費明細書でございます。人件費の内訳を記載してございます。上段、特別職につきましては、左側、職員数において、副市長の退職に伴い長等が1人減、その他の特別職であります非常勤嘱託職員及び各種委員につきましては43人の減、また、委員会開催数の減及び欠員、欠席等によりまして、その結果、合計2,344万1,000円の減となるものでございます。一般職につきましては比較欄をご覧ください。
給料につきましては、職員の異動、退職等の変動による増減及び昇任・昇格による増等を考慮の上、一般職及び再任用職員合わせて4,448万4,000円の減とするものでございます。
次に、一般職の職員手当につきましては、4,564万6,000円の増とするものでございます。うち退職手当については、定年退職者9人分、普通退職者22人分の合計31人分となるものでございまして、普通退職者が当初対比11人の増となることから増額とするものでございます。時間外勤務手当については、当初予算時において10万時間以内と見込みましたが、これまでの実績からの不足が生じる見込みのため増額するものでございます。
次に、共済費につきましては、職員の異動、退職等の変動による増減等を考慮の上、一般職、再任用職員合わせて2,066万8,000円の減とするものでございます。なお、一般職の児童手当につきましては、給与費明細書上記載されておりません。
それでは、これから歳出の個々の事業ごとの内容説明に入らせていただきますが、歳入のところでも申し上げましたとおり、最終補正ということから、そのほとんどの項目が不用額等の計数整理となっているところでございます。したがいまして、新たに歳出等を伴う新規事業項目など、特徴的な項目のみの説明とさせていただきますので、ご理解のほどよろしくお願い申し上げます。
それでは、32、33ページをお開きください。款2、総務費でございます。項1、総務管理費、目11、財政調整基金費、右側説明欄1、財政調整基金積立金の節25、積立元金6億7,000万円であります。97ページの資料2、平成28年度基金現在高調べをご覧いただきたいと思います。財政調整基金につきましては、12月の補正予算において4億5,000万円取り崩しましたことから、今回、積み増すもので、その結果、本年度末の現在高見込額は約21億800万円程度となる見込みでございます。
次に目13、庁舎建設基金費、右側説明欄1、庁舎建設基金積立金の節25、積立元金3億円につきましては、今後の建設に備えるため積み増すもので、今年度末の現在高見込額は約15億2,000万円程度となる見込みでございます。
少し飛びまして、44、45ページをお開きください。款3、民生費でございます。項1、社会福祉費、目1、社会福祉総務費、右側説明欄21、自立支援医療・更生医療給付に要する経費の節20、更生医療給付686万4,000円につきましては、受給者数の増によるものでございます。
目2、障害者福祉費、右側説明欄5、身体障害者(児)補装具給付に要する経費の節20、補装具費給付265万3,000円及び説明欄24、介護給付に要する経費の節20、介護給付費2,442万7,000円については、利用者数等の増によるものでございます。
説明欄25、訓練等給付に要する経費の節20、訓練等給付1,441万8,000円につきましては、単価増によるものでございます。
少し飛びまして、50、51ページをお開きください。項2、児童福祉費、目1、児童福祉総務費、右側説明欄8、民間保育所助成に要する経費の節19のうち、賃貸物件による保育所整備事業補助金4,994万5,000円につきましては、待機児童解消に向けた取組として、平成27年度、平成28年度に賃貸物件による整備を行った民間保育所5園に対して補助するもので、補助率は、都3分の2と事業者負担軽減分8分の1であります。
次の、保育所等賃貸料補助金879万8,000円につきましては、開設後5年以内で賃貸物件を活用している認可保育所3園、小規模保育事業3園、認証保育所1園に対して補助するものでございます。補助率は都4分の3であります。
説明欄23、私立幼稚園補助金に要する経費の節19、私立幼稚園等就園奨励費補助金220万1,000円につきましては、申請実績によるものでございます。
説明欄26、保育施設開設及び改修に要する経費の節19のうち、小規模保育施設改修費等補助金2,658万3,000円につきましては、平成28年7月開設及び平成29年4月開設予定の特定地域型保育事業に対して改修費及び賃借料を補助するものでございます。補助率は都3分の2でございます。
次の認定こども園施設整備事業補助金2億8,923万1,000円につきましては、平成29年4月開園予定の幼保連携型認定こども園に対して補助するものでございます。補助率は保育所機能分で都3分の2と、事業者負担軽減分で都16分の1、幼稚園機能分では都2分の1と事業者負担軽減分で都16分の1でございます。
次の、賃貸物件による保育所改修費等支援事業補助金7,928万6,000円につきましては、平成29年度開設または定員拡充を行う3園への改修費及び賃借料を補助するものでございます。賃料につきましては、国または都3分の2補助であります。改修につきましては、国3分の2、事業者負担軽減分として都16分の1であります。なお、補助基準額を超える場合、都16分の7であります。
目2、児童措置費、右側説明欄2、民間保育所等運営に要する経費の節13、保育所運営等委託料2,934万4,000円につきましては、平成28年度中の開設園2園に対する給付費や処遇改善加算等の不足額でございます。補助率は、国2分の1、都4分の1であります。
少し飛びまして、54、55ページをお開きください。項3、生活保護費、目2、扶助費、右側説明欄1、生活保護扶助に要する経費の節20、生活保護扶助3,705万4,000円につきましては、世帯数の増等によるものでございます。補助率は、国4分の3でございます。
少し飛びまして、58、59ページをお開きください。款4、衛生費でございます。項1、保健衛生費、目1、保健衛生総務費、右側説明欄7、乳幼児及び産婦の健康診査に要する経費から説明欄14、水痘ワクチン接種に要する経費までのそれぞれ節13の委託料につきましては、対象者数の増によるものでございます。
60、61ページをお開きください。項2、清掃費、目4、環境基金費、右側説明欄1、環境基金積立金の節25、積立元金900万円につきましては、可燃ごみ共同処理事業負担金返還金を積み増すものでございます。
少し飛びまして、72、73ページをお開きください。款8、土木費でございます。項4、都市計画比、目1、都市計画総務費、右側説明欄11、特定緊急輸送道路沿道建築物耐震化助成に要する経費の節19の特定緊急輸送道路沿道建築物耐震補強設計助成金1,900万8,000円の減につきましては、助成件数が6件から2件となったことによるものでございます。
次の、特定緊急輸送道路沿道建築物耐震改修助成金8億1,166万6,000円の減につきましては、助成件数が3件から1件となったことによるものでございます。
目2、土地区画整理費、右側説明欄1、土地区画整理事業に要する経費の節13の東小金井駅北口土地区画整理事業委託料4億1,833万6,000円の減につきましては、事業の進捗状況によるものでございます。
少し飛びまして、78、79ページをお開きください。款10、教育費でございます。項1、教育総務費、目4、教育施設整備基金費、右側説明欄1、教育施設整備基金積立金の節25、積立元金5,232万6,000円につきましては、本町小学校給食機器設置に伴う設備工事等が未執行となったことに伴い、基金へ積み増すものでございます。
80、81ページをお開きください。項2、小学校費、目3、学校保健給食費、右側説明欄3、学校給食に要する経費の節11、消耗品費の一部及び節18、給食関係備品の一部及び目4、学校建設費、右側説明欄1、学校施設整備に要する経費の節15、本町小学校給食機器設置に伴う設備工事につきましては、当該工事ができなかったことによる減でございます。
少し飛びまして、88、89ページをお開きください。款11、公債費でございます。項1、公債費、目1、元金、説明欄1、市債償還元金の節23、市債償還元金639万1,000円につきましては、平成17年度債の10年利率見直しに伴い、金利が下がったことによる元金の増でございます。
目2、説明欄1、市債償還利子の節23、市債償還利子1,620万円の減につきましては、平成17年度債の10年利率見直しに伴い金利が下がったことや、平成27年度債の利子の確定に伴う減でございます。
90、91ページをお開きください。款12、諸支出金でございます。項2、開発公社費、目1、開発公社費、右側説明欄1、土地開発公社に要する経費の節19、土地開発公社支出金1,454万5,000円の減につきましては、用地交渉の進捗による物件調査委託料、役務費の減、所有地売却による支払い利息の軽減に伴う減でございます。
恐れ入りますが、2ページ、3ページ、4ページにお戻りください。第1表、歳入歳出予算補正でございます。ただいまご説明いたしました歳入歳出予算を款項に区分の上、歳入歳出それぞれ1億3,119万5,000円を減額し、補正後の額を歳入歳出それぞれ421億4201万8,000円とするものでございます。
5ページをお開きください。第2表、繰越明許費でございます。全部で4件、2億2,491万1,000円を繰越明許費とするものでございます。1件目、個人番号カード関連事務費交付金885万4,000円につきましては、平成28年度分を繰り越すものでございます。なお、財源といたしましては、全額、国からの未収入特定財源となるものでございます。2件目、都道134号線用地取得に伴う物件補償費4,325万9,000円につきましては、建物の所有者との契約は年度内に締結するものの、事業の進捗状況から、年度内に事業が完了しない見込みであることから、6件分繰り越すものでございます。なお、財源は全額、東京都からの未収入特定財源となるものでございます。
3件目、東小金井駅北口土地区画整理事業委託料1億949万5,000円につきましては、事業の進捗状況から、年度内に事業が完了しない見込みであることから、3件分を繰り越すものでございます。なお、国からの財源につきましては、未収入特定財源となるものでございます。
4件目、都市計画道路3・4・12号線整備事業6,330万3,000円につきましては、土地収用の裁定が年度内にある予定でありましたが、年度を超える見込みであることから繰り越すものでございます。なお、財源といたしましては、全額一般財源でございます。
6ページをお開きください。第3表、地方債補正でございます。地方債の変更でございます。東小金井駅北口土地区画整理事業、小長久保公園用地取得事業、貫井けやき公園用地取得事業の3事業の地方債につきまして、当該起債対象事業費等の増減に伴い、それぞれの限度額を変更するものでございまして、地方債全体の限度額を1億2,730万円減の5億1,170万円とするものでございます。なお、地方債変更の詳細につきましては、96ページの地方債に関する調書補正を後ほどご覧いただきたいと思います。
以上で、説明とさせていただきます。よろしくご審議の上、ご議決賜りますようお願い申し上げます。
35 ◯議長(
篠原ひろし議員) 説明が終わりました。
資料要求をお受けいたしますが、資料要求の内容については、明日、1月31日午前10時までに書面で議会事務局にご提出ください。
それでは、資料要求はございますか。
36 ◯15番(水上洋志議員) まず、15ページの個人市民税の増額になった内訳を出していただきたいと思います。
それと、53ページ、学童保育所運営に要する経費の指導員補助金賃金の減額補正の内容と、今年度中の学童保育所における指導員の入れ替わりと言うんですか、それがちょっと分かるものを出していただきたいと思います。
それと、あとは55ページの生活保護扶助に要する経費で、この間、世帯数が増えているということなんですが、その内訳が分かるもの、例えば、年齢ですとか主な理由など含めて、分かるものを出していただきたいのと、生活保護に関しては、弁償金のこの数年間の推移を出していただけないでしょうか。
あと、最後に、73ページ、土地区画整理事業に要する経費の委託料が減額になった主な内容、状況についてお出しいただきたいと思います。
37 ◯22番(渡辺大三議員) 何点かお願いします。
まず、49ページなんですけれども、臨時福祉給付金の件なんですが、郵便料が147万2,000円の減額補正となっているんですけれども、この臨時福祉給付金のご案内を送る先の世帯の選び方の基準と言うでしょうか、送付先を決める基準というものを、まず、小金井市がどういう基準になっているかということと、あと、ちょっと26市だと大変なので、近隣市と類似市だけで結構ですが、近隣市と類似市はどういう基準で選んでいるでしょうか。それから、それぞれの近隣市、類似市と小金井市の総世帯に占める、このご案内を送付した世帯数の割合というのはどのような割合になっているかの比較ができる資料を出していただきたいというのが一つであります。
次に、55ページの生活保護扶助でありますけれども、過去10年間ぐらいでいいんですが、生活保護の類型別で、世帯数と人口の推移を、この生活保護扶助に関してお出しいただきたいということであります。
それから、31ページの職員人件費その他、いろいろなところに出てくるんですけれども、普通退職者の数に関して、平成11年度以降の普通退職者数の推移、それから、定年退職する人は定年退職者なので、それを除いた職員に占める、普通退職者の発生率とでもいうんでしょうか、それが、平成11年度以降、各年度分かるようにして出していただきたいということです。
それから、33ページの庁舎建設基金なんですが、庁舎建設基金設置以降の積立と、それから取崩しの状況が、設置以来年度別に分かるものを出していただきたい。それから、今後の積立方針も市長から示されておりますので、今後の積立方針についても提出していただきたい。一表にまとめていただいて結構でありますので、出していただきたいということであります。
それから、最後に、39ページで、選挙に関する経費というのがあるんですけれども、本番ポスターとか確認団体のポスターとかいろいろあるんですけれども、これを、選挙期間中に市役所庁舎内、例えば市議会の議員控室に張り出すことについて、公職選挙法上や庁舎管理規則上許容されるのかどうかについての法的見解についてお出しいただきたい。
38 ◯12番(小林正樹議員) 50ページの児童福祉総務費について、過去4年間の待機児童数に対して、何人補ってきたかということと、それに対する予算と、あとは補助金等の数字が分かるようにしてください。併せて、保護者の補助金ですとか、利用者負担の増とか、あと、幼稚園に関することも含めて、いろいろな施策がこの4年間あったと思いますけれども、そういうのもその下に一覧で記していただければと思います。
39 ◯8番(林 倫子議員) まず、一つ目が、先ほど渡辺大三議員からも要求があったんですけれども、普通退職者の属性と勤続年数、それから退職理由、その後の進路の状況が分かるもの、過去5年間分でいいので出してください。
それから、37ページで、住民基本台帳の事務に要する経費で、通知カードの状況と個人番号カードの交付状況が分かるものをお願いします。
40 ◯23番(板倉真也議員) まず、未執行事業が50万円以上で8項目あるということですので、それの一覧表をお願いしたいというのが1点目であります。
次に、歳入歳出に関わるんですけれども、予算外支出となるためという説明がいくつかございました。例えば、17ページの地域生活支援事業費等補助金、あと、19ページでは疾病予防対策事業費等補助金、社会資本整備総合交付金の環境政策課部分、また、もう一つが、23ページの都市計画公園事業補助金、これは、社会資本整備総合交付金が減となったことによるということなんですけれども、これと、例えば27ページの小長久保公園用地取得事業債、貫井けやき公園用地取得事業債、これは、国、都補助金が減額となったためとなっていて、歳出の方でその財源内訳が変わるわけですよね。当初、予定していた財源内訳と、最終補正での財源内訳がどのようになったのかというのを、歳出の部分も併せて分かるように、可能な部分で組み立てていただけないでしょうか。もし、歳出部分に該当させるのが難しければ、歳入部分の当初予算の財源内訳と、それが最終的にどうなったのかというところ、分かればお願いしたいと思っています。つまり、自治体の持ち出しが増えてしまうことになるのではないかなということも考えてお願いしております。
次に、49ページの臨時福祉給付金の4,500万円減額と、年金生活者等支援臨時福祉給付金3,900万円の減額です。渡辺大三議員からも資料要求がありましたが、制度概要、当初の対象人数、対象となる人へのお知らせ、周知の方法や、どういう状況で行ったのか、最終的な実績見込みを表でお願いしたいということであります。
次が、51ページです。民間保育所助成に要する経費の負担金補助及び交付金で、三つの減額、増額があります。それと、23、私立幼稚園補助金に要する経費の220万1,000円の増、26、保育施設開設及び改修に要する経費で、負担金補助及び交付金が三つの事業でなっているんですが、それぞれの、例えば、減額になる部分については、当初の予定がどのように予定されていたのかということを、まずお願いしたいのと、今回の補助金の積算内訳と財源の内訳及び時限措置が予定されている場合は、その期間内の財源割合の推移、例えば、同じ補助率でお金が入ってくるのか、補助率が変わってくるのであれば、その期限が設けられていれば、その補助の割合の推移をお願いしたいということであります。
最後ですが、73ページの武蔵小金井駅南口第2地区第一種市街地再開発事業補助金で720万円減額になっています。第2地区の補助金については、対象となる項目があるんですね、それに対して補助を予定しているわけですが、720万円が減額になるその理由が分かるものをお願いしたい。
次に、同じページの東小金井北口土地区画整理事業の委託料の4億1,833万6,000円の減額なんですが、その減額となった理由が資料で出せればお願いしたいのと、繰越明許費に1億949万5,000円が組まれますが、その繰越明許となる部分の内訳が、もし示せればお願いしたいと思います。
41 ◯7番(田頭祐子議員) 2点、お願いいたします。
1点は、先ほど林倫子議員から請求がありました普通退職者の状況ですが、勤続年数のところに年代も付けていただきたいと思います。
それから、2点目、今、板倉議員も資料請求されました51ページの民間保育所助成に要する経費、私は、この部分の、対象となる保育施設、保育所の規模などの状況と定員や職員数などの状況と、それから、財政効果といいますか、この補助金によって得られた職員や保育者の増加された数も付けていただきたいと思っています。
42 ◯議長(
篠原ひろし議員) ほかには。
43 ◯24番(森戸洋子議員) 51ページの保育関係で資料をお願いしたいんですが、小林議員が、この5年ぐらいの定数の増とか、そういう資料をおっしゃっていたんですが、私の方からも、分かる資料をお願いしたいと思います。これは、平成29年度も、年度中に新たに、平成29年4月1日から開設するものも併せてお願いしたいということであります。
それから、同じく51ページの児童措置費の民間保育所等運営に要する経費であります。新たに新設するものも含めて、委託料の内容が分かる資料をお願いしたいと思います。
44 ◯9番(中山克己議員) 私も51ページで資料を1点お願いします。目1の細節8、それから、細節26、それから、目2の細節2に関しまして、対象となる施設名を明記したものをお出しいただければと思います。
45 ◯17番(露口哲治議員) 緊急輸送道路沿道建築物耐震化促進ということで、歳入の方と、それから歳出の方、それぞれ計上されておりますので、その件について、分かりやすいような形での資料を求めたいと思います。
46 ◯議長(
篠原ひろし議員) それでは、いろいろ多岐にわたった資料要求がありましたが、この資料要求に対する答弁をお願いします。
47 ◯副市長(上原秀則) 要求のありました各種の資料につきましては、調整の上、
予算特別委員会に提出させていただきます。
48 ◯議長(
篠原ひろし議員) これから、歳入歳出一括で質疑を行いますが、本件は議長を除く23名の委員で構成する
予算特別委員会に付託し、審査する予定となっております。この本会議においては大綱的な質疑にとどめ、議事の進行に特段のご協力をお願いいたします。
歳入歳出一括で質疑を行いますが、ございますか。
(「なし」と呼ぶ者あり)
49 ◯議長(
篠原ひろし議員) 質疑を終了することにご異議ありませんか。
(「異議なし」と呼ぶ者あり)
50 ◯議長(
篠原ひろし議員) ご異議なしと認め、質疑を終了します。
お諮りします。本件は23人の委員で構成する
予算特別委員会を設置し、これに付託の上、審査することにご異議ありませんか。
(「異議なし」と呼ぶ者あり)
51 ◯議長(
篠原ひろし議員) ご異議なしと認め、本件は23人の委員で構成する
予算特別委員会に付託することと決定いたしました。
お諮りします。ただいま設置されました
予算特別委員会の委員の選任については、委員会条例第5条第2項の規定により、
1番 吹春 やすたか議員
2番 湯 沢 綾 子議員
3番 鈴 木 成 夫議員
4番 岸 田 正 義議員
5番 坂 井 えつ子議員
6番 片 山 薫議員
7番 田 頭 祐 子議員
8番 林 倫 子議員
9番 中 山 克 己議員
10番 遠 藤 百合子議員
11番 渡 辺 ふき子議員
12番 小 林 正 樹議員
13番 斎 藤 康 夫議員
14番 百 瀬 和 浩議員
15番 水 上 洋 志議員
16番 関 根 優 司議員
17番 露 口 哲 治議員
18番 中 根 三 枝議員
19番 紀 由紀子議員
20番 宮 下 誠議員
22番 渡 辺 大 三議員
23番 板 倉 真 也議員
24番 森 戸 洋 子議員
以上、23人を指名することにご異議ありませんか。
(「異議なし」と呼ぶ者あり)
52 ◯議長(
篠原ひろし議員) ご異議なしと認め、ただいま指名しました23人の皆さんを予算特別委員に選任することと決定いたしました。
─────── ◇ ───────
53 ◯議長(
篠原ひろし議員) 日程第5、議案第2号、平成28年度小金井市国民健康保険特別会計補正予算(第3回)を議題といたします。
提案理由の説明を求めます。
54 ◯市長(西岡真一郎) 議案第2号、平成28年度小金井市国民健康保険特別会計補正予算(第3回)をご提案申し上げます。
本案は、歳入歳出予算の総額から歳入歳出それぞれ986万4,000円を減額し、歳入歳出予算の総額を歳入歳出それぞれ128億8,269万3,000円とするものであります。この歳入歳出予算の補正の款項の区分及び当該区分ごとの金額等は、第1表、歳入歳出予算補正のとおりであります。
以上のとおり補正するため、本案を提出するものであります。
細部につきましては、担当部長から説明させていただきますので、よろしくご審議の上、ご議決賜りますようお願い申し上げます。
55 ◯市民部長(藤本 裕) それでは、細部についてご説明申し上げます。
今回の補正予算は、年度間の最終補正でありますことを念頭に、決算見込を見据え、確定通知等に基づき編成したところでございます。
それでは、歳入予算でございます。事項別明細書の8、9ページをお開きください。まず、款9、繰入金でございます。目1、一般会計繰入金、節1、保険基盤安定繰入金です。説明欄1、保険料軽減分で449万2,000円の減額、保険者支援分で6万8,000円の増額補正をするものでございます。これは国及び都からの確定通知に基づき補正するものでございます。
節2、職員給与費等繰入金は、人件費等の決算見込により573万9,000円の減額補正でございます。
次に、款11、諸収入でございます。過年度収入として国の特定検診負担金の清算に係る追加交付として29万9,000円を補正計上するものでございます。
続きまして、10、11ページをお開きください。歳出予算でございます。款1、総務費、説明欄1の職員人件費その他でございます。これは、人件費等の決算見込により、573万9,000円の減額補正をするものでございます。
次に、12、13ページをお開きください。款3、後期高齢者支援金等でございます。社会保険診療報酬支払基金からの確定通知に基づき、後期高齢者支援金10万4,000円の増額補正をするものでございます。
次に、14、15ページをお開きください。款4、前期高齢者納付金等でございます。こちらにつきましても、社会保険診療報酬支払基金からの確定通知に基づき、前期高齢者納付金8,000円の増額補正をするものでございます。
続きまして、16、17ページです。款6、介護納付金でございます。こちらにつきましても、社会保険診療報酬支払基金からの確定通知に基づき、108万5,000円を減額補正するものでございます。
次に、18、19ページをお開きください。款11、諸支出金で、項1、目5、償還金の説明欄1、交付金等の返還金でございます。平成27年度の清算に伴う療養給付費等国庫負担金などの返還金で、4,247万7,000円を増額するものでございます。
続きまして、20、21ページをお開きください。同じく款11、諸支出金の項2、繰出金になりますが、説明欄1の一般会計繰出金で4億円を補正計上するものでございます。昨年の第3回定例会での補正予算では、4億9,762万8,000円の前年度繰越金について、国民健康保険事業運営基金条例に規定される基金積立金を除いた額を予備費に保留させていただきました。今回の最終補正では、繰越金に含まれていた国庫負担金の清算による返還金などを計上した残りの額について、一般会計繰出金に計上するものです。平成27年度は5億円近い実質収支額となりましたが、これは国民健康保険税の収納率の向上や、国や都の成績分の補助金の獲得などが大きな要因になっております。一方、一般会計からの法定外の赤字補てん8億8,500万円を繰り入れたことにより、実質収支が黒字になっている側面もございます。これらのことを総合的に鑑み、今回、繰越金を構成している額について整理するものでございます。
続きまして、22、23ページをお開きください。款12、予備費でございます。本来、歳入総額と歳出総額の差額を財源調整するものでございますが、国庫負担金の返還金や一般会計繰出金等の財源にするため、不測の事態に備え、最小限の額を残し4億4,562万9,000円を減額補正するものでございます。
続きまして、24、25ページをお開きください。給与費明細書でございます。上段の特別職におきましては、比較欄、合計31万8,000円の減でございますが、共済費での非常勤嘱託職員に係る社会保険料の減に伴うものでございます。下段の一般職の比較欄、合計518万6,000円の減でございますが、人事異動などによる給与費などの減に伴うものでございます。
恐れ入りますが、2ページにお戻りください。第1表、歳入歳出予算補正でございます。ただいま説明を申し上げました歳入歳出予算を款項に区分の上、歳入歳出予算それぞれ986万4,000円を減額し、補正後の額を歳入歳出それぞれ128億8,269万3,000円とするものでございます。
以上で説明とさせていただきます。よろしくご審議の上、ご議決賜りますようお願い申し上げます。
56 ◯議長(
篠原ひろし議員) 資料要求はありますか。
57 ◯24番(森戸洋子議員) 20、21ページの繰出金4億円ですが、先ほどの説明では、国の国庫負担金、あと調整交付金の変更があったものだということでありますが、
予算特別委員会、第3回定例会で出されている資料では、国民健康保険税延滞金の額が2億4,292万円で、これが非常に大きな影響を与えているんだろうと思います。
それで、収入率による影響額や繰越滞納金などの影響額もあるので、ちょっと、改めてこの4億円を客観的に一般会計に繰り出すということが分かる資料と、4億円を繰り出すということについて政策決定をした、その過程が分かる資料をお出しいただきたいと思います。
58 ◯議長(
篠原ひろし議員) ほかには、資料要求はないですか。
59 ◯市民部長(藤本 裕) 要求委員と調整の上、提出できるものについては提出したいと思います。
60 ◯議長(
篠原ひろし議員) それでは、歳入歳出一括で質疑を行いますが、ございますか。
(「なし」と呼ぶ者あり)
61 ◯議長(
篠原ひろし議員) 質疑を終了することにご異議ありませんか。
(「異議なし」と呼ぶ者あり)
62 ◯議長(
篠原ひろし議員) ご異議なしと認め、質疑を終了します。
お諮りいたします。本件は
予算特別委員会に付託することにご異議ありませんか。
(「異議なし」と呼ぶ者あり)
63 ◯議長(
篠原ひろし議員) ご異議なしと認め、本件は
予算特別委員会に付託することと決定いたしました。
─────── ◇ ───────
64 ◯議長(
篠原ひろし議員) 日程第6、議案第3号、平成28年度小金井市下水道事業特別会計補正予算(第2回)を議題といたします。
提案理由の説明を求めます。
65 ◯市長(西岡真一郎) 議案第3号、平成28年度小金井市下水道事業特別会計補正予算(第2回)をご提案申し上げます。
本案は、歳入歳出予算の総額から歳入歳出それぞれ6,398万9,000円を減額し、歳入歳出予算の総額を歳入歳出それぞれ14億3,452万8,000円とするものであります。この歳入歳出予算の補正の款項の区分及び当該区分ごとの金額等は、第1表、歳入歳出予算補正のとおりであります。また、地方債の変更は、第2表、地方債補正のとおりであります。
以上のとおり補正するため、本案を提出するものであります。
細部につきましては、担当部長から説明させていただきますので、よろしくご審議の上、ご議決賜りますようお願い申し上げます。
66 ◯環境部長(柿崎健一) それでは、細部についてご説明いたします。
今回の補正は、年度間の最終補正であることから、決算見込みを見据え、契約差金及び不用額等の計数の整理を主たる目的として行うものでございます。
それでは、歳入です。事項別明細書の10、11ページをお開きください。款2、使用料及び手数料、項1、使用料、説明欄1、現年賦課分61万7,000円の減額については、決算見込額に基づく減でございます。説明欄2、滞納繰越分102万8,000円の増額につきましても、決算見込額に基づく増でございます。
款3、国庫支出金、項1、国庫補助金、説明欄1、社会資本整備総合交付金681万5,000円の減額は、対象事業の雨水浸透施設等設置助成事業について、申請が見込みより少なかったため、31万5,000円の減、公共下水道地震対策緊急整備事業に係るマンホールトイレ用下水道施設設置工事の契約差金による302万円の減、また、下水道長寿命化支援事業に係る公共下水道長寿命化第1期事業計画策定支援委託料の契約差金による348万円の減となります。
款4、都支出金、項1、都補助金、目1、土木費都補助金、説明欄1、雨水流出抑制助成事業補助金17万6,000円の減、目2、下水道防災事業費補助金、説明欄1、公共下水道地震対策緊急整備補助金の15万1,000円の減及び目3、下水道長寿命化支援事業補助金、説明欄1、下水道長寿命化支援事業補助金の17万3,000円の減額は、それぞれ国庫支出金と同様の理由による減でございます。
12、13ページをお開きください。款8、繰越金、項1、繰越金、説明欄1、前年度繰越金2,191万5,000円は、平成27年度の決算額が確定したことによるものでございます。
款10、市債、項1、市債、目1、下水道債の7,900万円の減額は、説明欄の公共下水道債4,900万円及び流域下水道債3,000万円について、歳入歳出の調整の結果、市債の発行が不要となったものでございます。
次に、歳出でございます。14、15ページをお開きください。款1、下水道費、項1、下水道管理費、目1、下水道総務費の説明欄1、職員人件費その他867万6,000円の減額につきましては、正規職員10人、再任用職員1人で予算計上しましたが、正規職員9人、再任用職員2人となったことなどによる減となります。説明欄2、一般業務に要する経費525万9,000円の減につきましては、下水道使用料検討支援委託料が契約差金により50万3,000円の減、消費税及び地方消費税が減額の確定により460万6,000円の減をしたことなどによるものでございます。説明欄4、受益者負担金及び下水道使用料賦課徴収に要する経費の1,680万4,000円の減につきましては、下水道使用料徴収事務委託料の精算額が確定したことにより1,642万1,000円の減及び下水道使用料の減免還付金が見込みより少なかったため、38万3,000円の減をしたことによるものでございます。説明欄5、雨水浸透施設等設置助成事業に要する経費64万円の減につきましては、申請が見込みより少なかったことによるものでございます。説明欄6、水質管理に要する経費168万1,000円の減につきましては、東京都流域下水道本部水質検査共同実施負担金の確定によるものでございます。説明欄7、雨天時放流水の水質測定に要する経費20万5,000円の減につきましては、16、17ページをお開きいただき、説明欄にあります雨量測定観測システム借上料が契約差金により13万1,000円の減になったことなどによるものでございます。
目2、下水道維持費、説明欄1、下水管きょの維持管理に要する経費1,531万1,000円の減につきましては、公共下水道管きょ及び雨水桝清掃委託料が328万3,000円の減、公共下水道維持管理工事が988万2,000円の減、維持補修用原材料費が144万1,000円の減になったことによるものでございまして、いずれも緊急対応分が見込みより少なかったことによるものでございます。
18、19ページをお開きください。項2、下水道建設費、目1、下水道建設費の説明欄1、管きょ建設に要する経費3,108万4,000円の減でございます。内訳は、委託料2件の契約差金が1,306万5,000円の減、工事請負費6件の契約差金が1,798万9,000円の減となったことなどによる減でございます。
20、21ページをお開きください。款2、基金積立金、項1、基金積立金、説明欄1、公共下水道事業基金積立金2,191万1,000円の増については、前年度繰越金を公共下水道基金に積み立てることによる増でございます。
24、25ページをお開きください。款4、予備費、項1、予備費、目1、予備費でございます。歳入総額と歳出総額の差額分を調整するものでございまして、624万円を減額し、230万円とするものでございます。
26ページから27ページに給与費明細を記載しております。説明は省略させていただきます。
28ページをお開きください。地方債の平成28年度末現在見込額については、対象事業費の減等の理由により起債額が7,900万円の減となったことから、14億6,077万円となるものでございます。
恐れ入りますが、本文の2ページにお戻りいただきたいと思います。第1表、歳入歳出予算補正でございます。ただいまご説明しました歳入歳出予算を款項の区分の上、歳入歳出それぞれ6,398万9,000円を減額し、歳入歳出予算の総額を歳入歳出それぞれ14億3,452万8,000円とするものでございます。
3ページをご覧ください。第2表、地方債補正でございます。補正後の限度額を0円とするものです。
以上で説明とさせていただきます。よろしくご審議の上、ご議決賜りますようお願い申し上げます。
67 ◯議長(
篠原ひろし議員) 資料要求はございますか。
(「なし」と呼ぶ者あり)
68 ◯議長(
篠原ひろし議員) 歳入歳出一括で質疑を行います。
69 ◯23番(板倉真也議員) 歳出の19ページで、この補正予算書の作り方でちょっと私が分からない部分がありますので伺いたいんですが、18ページに下水道建設費で地方債が7,900万円減額になるとなっています。その内訳というのは、歳入の方の13ページで、公共下水道債が4,900万円減、流域下水道債が3,000万円の減なんですね。18ページに戻ると、では、歳出で公共下水道債の4,900万円減は登場するんですが、流域下水道債3,000万円の減が登場しないんですね。財源の内訳では、下水道使用料が反映されるその他のところは、この18ページでは5,474万円増になっているんだけれども、2,474万円分しか記載されていない。残り3,000万円については登場しないんですね。この予算書の作り方はおかしいのではないかと、私は疑問を持っていますが、いかがでしょうか。
70 ◯下水道課長(林 文男) それではお答えいたします。
7,900万円の市債の減によります財源内訳の補正ということになるんですけれども、お話ありましたとおり、7,900万円というのは、公共下水道債の4,900万円と、それから流域下水道債の3,000万円ということになりまして、この地方債の方で言いますとマイナスの3,000万円というのが、実際には、財源の方では減になっておりまして、その他、こちらは使用料なんですけれども、使用料の方が3,000万円増になっているということにはなるんですけれども、一方、歳出の方になりますと、この流域下水道債を充当する事業というのが流域下水道の建設負担金ということになりまして、こちらの方の、歳出の方の補正がゼロ、なかったということで、財源の組替えだけによりますこちらの内訳の方は記載されないということになっております。
71 ◯23番(板倉真也議員) その説明では、私、納得できないんです。というのは、例えば、今回の第8回補正の方で見ると、74ページに款8、土木費の項4、都市計画費の目5、公園緑地費では、財源の振り分けが変わるわけですね。国都支出金が2,712万4,000円減額になって、その分、地方債に2,070万円行って、一般財源で642万4,000円で対応しますよと変わっていて、こういうものが登場して歳入、歳出の計算がちゃんと合うようにするわけです。同じように、次に提案予定の第3回介護保険特別会計補正予算でも同じようにやっているわけですね。財源の振り分けが変わるだけでも、ちゃんとそれを登場させて、金額はちゃんと整合性が合うように組むわけです。ところが、今の説明だと、下水道事業特別会計ではそれをやらないということなんですね。流域下水道債の3,000万円減額とその他の3,000万円増額については記載しないと。計算が合わない。
そこで伺いたいんだけれども、財政担当では、こういう作り方は認めているんですか。一般会計補正予算はちゃんとやっている、介護保険事業特別会計もちゃんと、財源内訳が変わることについては記載していて、計算が合うようにしているんだけれども、下水道事業特別会計はやらない、これはいいんでしょうか。
72 ◯財政課長(大津雅利) 下水道課の下水道事業特別会計の18、19ページの関係でございます。こちらにつきましては、款項目の目のところで押さえております関係から、目の下水道建設費の中で、説明欄の1が今回、補正ということで出てきているわけでございますが、先ほどの3,000万円の関係する事業につきましては補正をしていない関係から、ここに出てきてございません。
したがいまして、事業は出てきていないんですが、財源内訳のところできちんと補正していくという形になります。
先ほど議員がおっしゃった一般会計の方につきましては、目のところもない、事業もないという形で、ああいう1行が出てくるような形になってございますが、今回、この下水道につきましては、目のところで事業が重なっているということで、こういう現象が起きているということで、ご理解いただきたいと思います。
73 ◯議長(
篠原ひろし議員) ほかにございますか。
(「なし」と呼ぶ者あり)
74 ◯議長(
篠原ひろし議員) 質疑を終了することにご異議ありませんか。
(「異議なし」と呼ぶ者あり)
75 ◯議長(
篠原ひろし議員) ご異議なしと認め、質疑を終了します。
お諮りします。本件は
予算特別委員会に付託することにご異議ありませんか。
(「異議なし」と呼ぶ者あり)
76 ◯議長(
篠原ひろし議員) ご異議なしと認め、本件は
予算特別委員会に付託することと決定いたしました。
─────── ◇ ───────
77 ◯議長(
篠原ひろし議員) 日程第7、議案第4号、平成28年度小金井市介護保険特別会計補正予算(第3回)を議題とします。
提案理由の説明を求めます。
78 ◯市長(西岡真一郎) 議案第4号、平成28年度小金井市介護保険特別会計補正予算(第3回)をご提案申し上げます。
本案は、歳入歳出予算の総額から歳入歳出それぞれ3億1,405万5,000円を減額し、歳入歳出予算の総額を歳入歳出それぞれ76億5,307万3,000円とするものであります。この歳入歳出予算の補正の款項の区分及び当該区分ごとの金額等は、第1表、歳入歳出予算補正のとおりであります。
以上のとおり補正するため、本案を提出するものであります。
細部につきましては、担当部長から説明させていただきますので、よろしくご審議の上、ご議決賜りますようお願い申し上げます。
79 ◯福祉保健部長(佐久間育子) それでは、議案第4号の細部につきまして、ご説明申し上げます。今回の補正予算の内容は、歳入にあっては介護保険料の減額、保険給付費、地域支援事業費の減額に伴う国庫支出金等の減額、繰入金の減額で、歳出にあっては総務費の増額及び保険給付費の減額、地域支援事業費の減額等となってございます。
それでは、事項別明細書の10、11ページをお開きください。歳入でございます。款1、項1、目1、第1号被保険者保険料です。合計で4,106万6,000円の減額となってございます。これは、被保険者数が当初見込みより下回ったことに伴うものです。
次に、款3、項1、目1、介護給付費負担金です。これは、保険給付費に対する国の法定負担分で、保険給付費の減に伴い6,128万1,000円を減額するものです。
続きまして、その下の項2、目1、調整交付金です。保険給付費、地域支援事業費の減額に伴い5,528万1,000円を減額するものです。
同じく目2、地域支援事業交付金(介護予防・日常生活支援総合事業)です。これは、同事業に対する国の交付金で、事業費の増に伴い33万7,000円を増額するものです。
目3、地域支援事業交付金(介護予防・日常生活支援総合事業以外の地域支援事業)です。地域支援事業の包括的支援事業、任意事業に対する国の交付金で、同事業の減に伴い75万6,000円を減額するものです。
12、13ページをお開きください。款4、項1、目1、介護給付費交付金です。これは、第2号被保険者の保険料の法定負担分で、保険給付費の減に伴い9,247万円を減額するものです。
同じく目2、地域支援事業支援交付金です。地域支援事業の介護予防事業・日常生活支援総合事業に対する交付金で、事業費の増に伴い47万1,000円を増額するものです。
款5、項1、目1、介護給付費負担金です。これは、保険給付費に対する都の法定負担分で、保険給付費の減に伴い4,605万1,000円を減額するものです。
その下の項2、目1、地域支援事業交付金(介護予防・日常生活支援総合事業)です。これは、同事業に対する都の法定負担分で、事業費の増に伴い21万円を増額するものです。
同じく目2、地域支援事業交付金(介護予防・日常生活支援総合事業以外の地域支援事業)です。地域支援事業の包括的支援事業、任意事業に対する都の法定負担分で、同事業費の減に伴い37万8,000円を減額するものです。
14、15ページをお開きください。款8、項1、目1、介護給付費繰入金です。保険給付費に対する市の法定負担分で、保険給付費の減に伴い4,128万2,000円を減額するものです。
目2、地域支援事業繰入金(介護予防・日常生活支援総合事業)です。同事業に対する市の法定負担分で、事業費の増に伴い21万円を増額するものです。
目3、地域支援事業繰入金(介護予防・日常生活支援総合事業以外の地域支援事業)です。地域支援事業の包括的支援事業、任意事業に対する市の法定負担分で、同事業費の減に伴い37万8,000円を減額するものです。
目5、その他一般会計繰入金は、職員人件費や保険事業に係る事業費に係るものですが、職員人件費の増に伴い1,645万円を増額するものです。
その下の項2、目1、介護給付費準備基金繰入金です。この基金繰入金は、保険料収入額と保険給付費等のうち、保険料で負担すべき額との間の単年度収支の赤字相当分になっており、基金から繰入れを行い、赤字分を補てんするものです。介護保険料収入の減額に伴い721万円を増額するものです。
16、17ページをお開きください。歳出でございます。款1、項1、目1、一般管理費です。職員人件費の増等に伴い1,810万円の増額となっております。
目2、運営協議会費では、介護保険運営協議会の欠席委員報酬分等19万1,000円を減額し、目3、介護給付適正化事業費では、契約差金2万5,000円を減額してございます。
18、19ページをお開きください。項2、目1、賦課徴収費は、事務補助員賃金において交通費が見込みを下回ったこと等により1万6,000円を減額しております。
20、21ページをお開きください。項3、目1、介護認定審査会費です。審査会の開催回数の減や欠席委員の報酬分等で97万9,000円を減額してございます。
その下の目2、認定調査等費につきましては、前年度活動実績が反映される認定調査の福祉サービス総合保障保険料が見込みを下回ったことに伴う減額等により5,000円を減額しております。
22、23ページをお開きください。款2、保険給付費です。全体では3億3,025万1,000円の減額となっております。項ごとにご説明申し上げます。22、23ページに記載しております項1の介護サービス等諸費では2億9,067万8,000円の減額となっております。主な理由として、目1の居宅介護サービス給付費、目3の地域密着型介護サービス給付費及び目5の施設介護サービス給付費等で、見込みを下回ったものでございます。
24、25ページをお開きください。項2、介護予防サービス等諸費では、全体で2,216万7,000円の減額となっております。主な理由は、目1の介護予防サービス給付費と目6の介護予防住宅改修費が見込みを下回ったものでございます。
28、29ページをお開きください。項4、高額介護サービス等費では、845万8,000円の減額となっております。目1の高額介護サービス費で見込みを下回ったためでございます。
30、31ページをお開きください。項5、高額医療合算介護サービス等費では916万円の増額となっております。目1の高額医療合算介護サービス費が見込みを上回ったためでございます。
32、33ページをお開きください。項6、特定入所者介護サービス等費では1,810万8,000円の減額となっております。目1の特定入所者介護サービス費で見込みを下回ったためでございます。
34、35ページをお開きください。款4、地域支援事業費、項1、目2、一次予防事業費です。報償費や介護予防体操に関する保険料が当初見込みより下回ったため11万9,000円を減額いたします。
次に、目3、総合事業費清算金です。10万円を皆減しております。これは、新しい介護予防・日常生活支援総合事業を開始したことに伴い、40、41ページの介護予防・生活支援サービス事業費の中の介護予防サービス負担金に組み替えることによって不用となったものでございます。
36、37ページをお開きください。項2、目1、包括的支援事業費です。193万7,000円の減額となっております。生活支援体制整備事業に要する経費と認知症総合支援事業に要する経費において、委託料を減額したことが主な要因です。生活支援体制整備事業に要する経費では、多様なサービスの担い手として市内の元気な高齢者にデイサービススタッフの補助としての役割を担っていただく市民ボランティアを養成し、事業所でサブスタッフとしてご活躍いただくことを目的とした委託を4か所予定しておりましたが、うち3か所で開始が遅れたため、減額するものでございます。認知症総合支援事業に要する経費では、認知症初期集中支援事業委託の対象者が、当初見込みより下回ったための減額でございます。
40、41ページをお開きください。項4、目1、介護予防・生活支援サービス事業費です。191万3,000円の増額となっております。予防サービス事業に要する経費において、介護予防サービス負担金を増額したことが主な要因です。介護予防サービス負担金は今年度10月から新しい介護予防、日常生活支援総合事業の実施を開始したことにより、保険給付費の介護予防サービス給付費の中の訪問介護・通所介護が地域支援事業費へ移行され、発生するものですが、当初見込みを上回り増額となりました。
その下の目2、介護予防ケアマネジメント事業費です。1万1,000円の減額となっております。これは、介護予防ケアマネジメント原案作成支払処理手数料について、総務管理費に移行したことによるものです。
46、47ページをお開きください。款8、予備費でございます。予備費は歳入歳出を調整する形で43万4,000円を減額しております。
48ページをお開きください。給与費明細書です。特別職の人数に変更はございませんが、認定審査会などの欠席委員の報酬などで、115万5,000円を減額し、また、一般職ですが、職員の異動や諸手当の増により1,839万6,000円の増額となってございます。
恐れ入りますが、2、3ページにお戻りください。第1表、歳入歳出予算補正です。ただいまご説明申し上げました歳入歳出予算を款項に区分いたしまして、歳入歳出それぞれ3億1,405万5,000円を減額して補正し、補正後の額を歳入歳出それぞれ76億5,307万3,000円とするものでございます。
以上で説明とさせていただきます。よろしくご審議の上、ご議決賜りますようお願い申し上げます。
80 ◯議長(
篠原ひろし議員) 資料要求はありますか。
81 ◯24番(森戸洋子議員) 歳入歳出で3億1,405万円なんですが、主には保険給付費が3億3,025万1,000円の減額になっています。いつも提出していただいていますが、事業計画と、それから予算、また、今回の補正でどのように変わっているか、件数等、提出していただきたいというのが1点であります。
それから、2点目は、特別養護老人ホームの、2016年度、現時点での待機者数と、各市の整備率がどのようになっているか分かる資料をお願いしたいと思います。
82 ◯福祉保健部長(佐久間育子) (録音なし)
83 ◯議長(
篠原ひろし議員) 歳入歳出一括で質疑を行いますが、ありますか。
(「なし」と呼ぶ者あり)
84 ◯議長(
篠原ひろし議員) 質疑を終了することにご異議ありませんか。
(「異議なし」と呼ぶ者あり)
85 ◯議長(
篠原ひろし議員) ご異議なしと認め、質疑を終了いたします。
お諮りします。本件は
予算特別委員会に付託することにご異議ありませんか。
(「異議なし」と呼ぶ者あり)
86 ◯議長(
篠原ひろし議員) ご異議なしと認め、本件は
予算特別委員会に付託することと決定いたしました。
─────── ◇ ───────
87 ◯議長(
篠原ひろし議員) 日程第8、議案第5号、平成28年度小金井市後期高齢者医療特別会計補正予算(第2回)を議題とします。
提案理由の説明を求めます。
88 ◯市長(西岡真一郎) 議案第5号、平成28年度小金井市後期高齢者医療特別会計補正予算(第2回)をご提案申し上げます。
本案は、歳入歳出予算の総額から歳入歳出それぞれ973万5,000円を減額し、歳入歳出予算の総額を歳入歳出それぞれ24億7,328万2,000円とするものであります。この歳入歳出予算の補正の款項の区分及び当該区分ごとの金額等は、第1表、歳入歳出予算補正のとおりであります。
以上のとおり補正するため、本案を提出するものであります。
細部につきましては、担当部長から説明させていただきますので、よろしくご審議の上、ご議決賜りますようお願い申し上げます。
89 ◯市民部長(藤本 裕) それでは、細部についてご説明申し上げます。
今回の補正予算は、年度間の最終補正でありますことから、決算見込額を見据えた東京都後期高齢者医療広域連合からの確定通知等に基づき補正するものでございます。
それでは、歳入予算でございます。事項別明細書の8、9ページをご覧ください。2の歳入でございます。まず、款1、後期高齢者医療保険料でございます。目1、特別徴収保険料では8,955万1,000円の減額、目2、普通徴収保険料で1億1,796万9,000円の増額、合わせまして、2,841万8,000円を増額補正するものでございます。
特別徴収保険料と普通徴収保険料とで増減もありますが、広域連合からの当初予算の見込額通知との差額を補正計上するものでございます。
次に、款3、繰入金でございます。広域連合へ支払う負担金に対する一般会計の負担分で、節1、療養給付費繰入金では1,541万6,000円、節2、保険基盤安定繰入金では56万円、節4、保険料軽減措置繰入金では1,984万3,000円をそれぞれ減額補正するものでございます。
次に、款5、諸収入、項3、目1、節2の葬祭費受託事業収入は、歳出の葬祭費の支出が減額することに伴い、255万円を減額補正するものでございます。
次に、10、11ページの款5、諸収入、項4、目1、節1、雑入の説明欄2、長寿健康増進事業補助金につきましては、例年、人間ドック受診費用の助成について、交付対象としていましたが、今年度も、一般会計で実施しているフォロー検診の中の75歳以上の方の眼底検査についても対象となることとなりましたので、21万6,000円を増額補正するものでございます。
次に、12、13ページをお開きください。3の歳出でございます。まず、款2、保険給付費、項1、目1、葬祭費でございます。葬祭費の対象者の減が見込まれますことから、255万円を減額補正するものでございます。
次に、14、15ページ、款3、項1、目1の広域連合分賦金でございます。15ページの説明欄の下から3行目、保険料等負担金では歳入の後期高齢者医療保険料の決算見込に合わせ、2,841万8,000円を増額補正するものでございます。市が徴収した後期高齢者医療保険料を広域連合へ負担金として支出するものです。他の負担金につきましては、広域連合からの決算見込による通知に基づきまして補正計上するもので、療養給付費負担金では1,541万6,000円、保険基盤安定負担金では56万円、保険料軽減措置負担金では1,984万3,000円をそれぞれ減額補正するものでございます。
次に、16、17ページの款5、諸支出金、項2、目1の繰出金でございます。説明欄にありますように、一般会計への繰出金でございます。先ほどの歳入でもご説明いたしました一般会計で行っている眼底検査が補助金の対象となりますことから、その財源分を一般会計に繰り出すもので、21万6,000円を補正計上いたします。
それでは、大変恐縮でございますが、議案の本文にお戻りいただきまして、2ページをお開きください。第1表、歳入歳出予算補正でございます。ただいま事項別明細書でご説明申し上げました補正予算の内容を、款項に区分の上、歳入歳出予算の総額から973万5,000円を減額し、歳入歳出予算の総額を24億7,328万2,000円とするものでございます。
以上で説明とさせていただきます。よろしくご審議の上、ご議決賜りますようお願い申し上げます。
90 ◯議長(
篠原ひろし議員) 資料要求はありますか。
91 ◯24番(森戸洋子議員) 8ページと9ページの後期高齢者医療保険料で、特別徴収保険料と普通徴収保険料の補正額が、大変大きな変化があると思っています。
当初予算と今回のものと比較していただきたいのと、それから、何も説明がなかったので、その理由が分かる資料をお願いしたいと思います。
92 ◯市民部長(藤本 裕) 要求資料につきましては、調整の上、
予算特別委員会の方に提出したいと思います。
93 ◯議長(
篠原ひろし議員) 歳入歳出一括での質疑はございますか。
(「なし」と呼ぶ者あり)
94 ◯議長(
篠原ひろし議員) 質疑を終了することにご異議ありませんか。
(「異議なし」と呼ぶ者あり)
95 ◯議長(
篠原ひろし議員) ご異議なしと認め、質疑を終了します。
お諮りします。本件は
予算特別委員会に付託することにご異議ありませんか。
(「異議なし」と呼ぶ者あり)
96 ◯議長(
篠原ひろし議員) ご異議なしと認め、本件は
予算特別委員会に付託することと決定いたしました。
─────── ◇ ───────
97 ◯議長(
篠原ひろし議員) 日程第9、議案第6号、平成29年度小金井市一般会計予算を議題とします。
提案理由の説明を求めます。
98 ◯市長(西岡真一郎) 議案第6号、平成29年度小金井市一般会計予算をご提案申し上げます。
我が国の経済は、一部に改善の遅れも見られるが、緩やかな回復基調が続いているとされ、先行きについては雇用、所得環境の改善が続く中で、各種政策の効果もあって、緩やかに回復していくことが期待されております。
このような状況の中、本市における歳入の根幹をなす市税収入は、前年度当初対比約1億3,700万円、0.7%の増と見込まれるものの、配当割交付金などの税連動交付金については、前年度当初対比で約3,800万円、1.3%減と見込まれ、財政調整基金の取崩しや前年度繰越金を活用し、更なる市民サービスの維持向上に努めたところであります。
本予算は、将来的な少子高齢化と生産年齢人口の減少等に対処し、次世代から選ばれるまちを目指すため、未来をひらく小金井市改革を推進し、誇りの持てる小金井、住み続けたいと願われる小金井、市民力が結集された小金井を創造する予算と位置付けたところであります。
予算の総額を、歳入歳出それぞれ399億8,200万円と定め、歳入歳出予算の款項の区分及び当該区分ごとの金額は、第1表、歳入歳出予算のとおりであります。
地方自治法第214条の規定により、債務を負担する行為をすることができる事項、期間及び限度額は、第2表、債務負担行為のとおりであります。
地方自治法第230条第1項の規定により、起こすことができる地方債の起債の目的、限度額、起債の方法、利率及び償還の方法は、第3表、地方債のとおりであります。
地方自治法第235条の3、第2項の規定による一時借入金の、借入金の最高額は50億円と定めるものであります。また、地方自治法第220条第2項、但し書きの規定により、歳出予算の各項の経費の金額を、流用することができる場合は、各項に計上しました給料、職員手当等及び共済費の各項との間と定めております。
以上の通り、本案を提出するものであります。
細部につきましては、担当部長から説明させていただきますので、よろしくご審議の上、ご議決賜りますようお願い申し上げます。
99 ◯議長(
篠原ひろし議員) 細部説明に入りますが、担当部長においては、長時間の説明になりますので、着席したままで結構であります。
要点を簡潔明瞭にご説明いただくようお願いいたします。
100 ◯企画財政部長兼庁舎建設等担当部長(天野建司) それでは、平成29年度当初予算編成方針についてであります。
平成29年度予算編成は、国の経済、財政の状況と地方財政の動向、そして、本市の財政状況を踏まえ、小金井市第4次基本構想後期基本計画、小金井市まち・ひと・しごと創成総合戦略に基づき、若年層や子育て世代の定住を図ることで、生産年齢人口の維持や増加、将来を担う年少人口の増加を目指し、次世代から選ばれるまちを目指すものといたしました。子育て環境の充実、駅周辺の街づくり、可燃ごみの安定的な処理体制の確立、清掃関連施設の再整備、防災拠点としての庁舎及び公共施設等の計画的整備と有効活用など、重要課題に取り組み、安全・安心に暮らせるまちづくりを進めるなど、将来課題をしっかりと認識し、未来をひらく小金井市改革を推進し、市民力が結集された選ばれるまちを目指すための予算の編成としたところでございます。
詳細につきましては、お手元に配布してございます歳入歳出予算説明資料の1、2ページ、平成29年度予算編成方針をご参照いただきたいと思います。
それでは、初めに事項別明細書の2ページから7ページまでの総括でございますが、歳入歳出それぞれ款項に区分し、前年度との比較、歳出予算では性質別、目的別の分類につきまして、予算説明資料の3ページから8ページに掲載してございますので、細部の説明につきましては省略させていただきたいと思います。
それでは、歳入からご説明いたします。事項別明細書8ページから11ページまでの市税からご説明いたします。最初に、市税の見込みです。予算説明資料の35ページ、市税調定額及び予算額の前年度との比較の最下段をご覧ください。市税全体の調定額比較では、平成29年度は平成28年度当初に対して8,901万6,000円、率で0.42%の増ですが、予算額では1億3,714万8,000円、0.67%の増としております。
収入見込額の増減税目の内訳は、個人市民税が5,349万3,000円、法人市民税が6,426万3,000円、固定資産税が2,558万9,000円、軽自動車税が467万5,000円、都市計画税が1,156万8,000円のそれぞれ増、市たばこ税が2,244万円の減としているところであります。
この主な要因の概要についてご説明いたします。まずは、本市の課税収入の基幹をなす個人市民税です。平成28年7月に内閣府から発表された平成28年度内閣府年央試算によると、我が国経済は企業収益、雇用、所得環境といった指標は引き続き良好であり、経済再生デフレ脱却に向けて大きく前進している。一方、世界経済の不透明感が増しており、国内経済についても、個人消費や設備投資といった民需に力強さを欠いた状況となっている。今後については、雇用所得環境が引き続き改善し、堅調なニーズに支えられた景気回復が見込まれる。
今後については、原油価格の下落等により、前年度比で見た上昇率が鈍化しているものの、経済の好循環の進展により需給が引き締まっていく中で上昇し、デフレ脱却に向け、更なる前進が見込まれる。
このようなことから、平成28年度のGDP成長率は、実質で0.9%程度、名目で2.2%程度、また、消費者物価(総合)は、前年度比0.4%程度と見込まれるとされたところであり、その後の速報値においても同様の傾向がございました。
このような経済動向の情勢下において、雇用情勢は堅調に推移しており、本市においては、納税義務者数が引き続き増加していること、株式市場は、日経平均株価は比較的安定していたことなどを背景に、課税対象となる所得額全体を考慮しますと、平成29年度の当初予算、現年度課税分については、これらの背景を踏まえ、個人市民税の増収が期待できると見込み、平成28年度当初予算との対比では増としたところであります。
続きまして、法人市民税です。平成29年度の当初予算編成においては、国内総生産における成長の鈍化等、景気回復の遅れはあるものの、経済動向ではゆるやかに上昇基調が継続していることから、これらの景気動向等の要因を踏まえ、平成28年度当初予算に比して増といたしました。
なお、平成28年度の税制改正に伴う法人税、法人割税率の改正につきましては、消費税率引上げ延期に伴い、施行期日が延期となったため、平成29年度当初予算には表れておりません。
続きまして、軽自動車税です。軽自動車につきましては、近年、自家用軽四輪乗用の登録台数は微増ではあるものの、原動機付自転車や小型自動二輪などの軽自動車税の対象となる二輪車全体の登録台数は減少傾向が続いております。このことも踏まえ、平成29年度当初予算における軽自動車税の見込みについては、現在の登録台数を基本として、平均増減数の推移等を考慮し、平成28年度当初予算に比して増としております。なお、平成28年度の税制改正に伴う軽自動車税環境性能割の創設につきましては、消費税率引上げ延期に伴い施行期日が延期となったため、平成29年度当初予算には表れておりません。
続きまして、市たばこ税です。近年の健康増進への意識向上、喫煙に対する禁煙、分煙などの規制強化などの複合的な要因から、販売本数は減少傾向にあるところです。また、喫煙人口につきましても、平成27年度には一時的には止まったものの、近年は年々、減少傾向にあるところです。このため、平成29年度予算においては、平成28年度税制改正による旧三級品の税率改定も見込み、平成28年度当初予算に比して減としております。
続きまして、固定資産税です。固定資産税につきましては、平成29年度は評価替えの第3年度で、評価額は原則として据え置きでございます。固定資産税で0.27%の調定増、都市計画税では0.56%の調定増を見込んでおります。
以上のように、市税全体では総じて増額の見込としております。
それでは、税目ごとの概要をご説明いたします。予算説明資料の35ページ、市税調定額及び予算額の前年度との比較をご覧ください。市民税でございますが、個人、法人の予算額は、最上段左側、平成29年度、総額で110億1,388万2,000円、右側比較欄では1億1,775万6,000円、1.08%の増となっております。
この予算額の内訳は、個人市民税102億8,534万6,000円、前年度当初比5,349万3,000円、0.52%の増としまして、法人市民税は7億2,853万6,000円、前年度当初比は6,426万3,000円、9.67%の増といたしました。
個人市民税の算出方法ですが、平成29年度当初課税状況実績をベースとして見込額を算出しております。予算説明資料32ページの年度別当初調定額及び当初予算額等の調べをご覧ください。納税義務者数につきましては、平成28年度の当初課税状況実績では、所得割の納税義務者が、平成27年度の当初課税状況実績の5万9,215人から6万157人と942人増、均等割の納税義務者が6万1,292人から6万2,314人と、1,022人の増となっております。また、平成27年1月1日現在での人口と、平成28年1月1日現在での人口比較では551人、平成28年1月1日現在と平成29年1月1日現在では1,381人余り増加しているところであり、この人口動向と雇用情勢が改善傾向にあることを踏まえ、平成29年1月1日現在で課税の賦課の対象となる納税義務者の推移についても緩やかに増加するものと見込み、当初課税における納税義務者につきましては、前年に比して増と見込んでおります。
次に、総所得金額です。総所得金額の見込みに当たっては、景気動向としては一部に弱さがあるものの、東京都賃金統計によれば、賃金水準の上昇は緩やかな改善傾向にあり、また、先ほどの雇用情勢を背景とした納税義務者数が増加していることなどを背景に、平成28年度当初予算調定見込においては、前年度費微増としたところであります。平成29年度予算においても、その背景を踏まえ、過去5年の平均額及び伸び率等を勘案し、微増と見込んでおります。
続きまして、税額控除額等です。平成28年度の当初予算調定見込額は、過去5年間の平均額を用い、寄付金、税額控除の増及び平成27年中の株式市場の好況な状況を背景に、分離課税に係る配当所得、株式等の譲渡所得の控除額を考慮した上で、前年比37.7%の増として見込んでおりました。平成29年度当初予算調定見込額につきましても同様に、過去5年間の平均額を用いつつ、配当所得、株式等の譲渡所得の控除額と寄付金税額控除額の増を加味し、前年比18.4%の増として見込んでおります。
また、譲渡退職分ですが、こちらの傾向としては、平成26年度から経年化していることから、平成27年度当初予算からは、過去の平均増加率により調定額を見込んでいるところです。平成29年度当初予算においても、その背景を踏まえ、過去の平均増加率による調定額を算定し、前年度比4.7%の増と見込んでおります。
これらのことから、個人市民税現年度分の調定額は103億505万6,000円、対前年度比5,147万6,000円、率で0.5%の増としております。なお、過年度分につきましては、過去の実績などから算出し、調定額3,830万7,000円としております。
資料の35ページの市税、調定額及び予算額の前年度との比較にお戻りください。個人市民税の滞納繰越分の欄です。平成29年度の収入未済見込額2億7,487万7,000円を調定見込額といたしまして、平成28年度までの収入率の実績を勘案し、37.1%を乗じた額1億208万3,000円と見込んでおります。この額は、対前年比167万5,000円の減です。以下、他の税目の滞納繰越分につきましても、同様の算出方法により予算額を算出しています。以上が、個人市民税関係です。
次に、法人市民税です。資料の33ページの下の表です。年度別当初調定額及び当初予算額等の調べをご覧ください。法人数につきましては、現年度分について、従来から課税状況調査実績をベースに見込みを算出しており、直近の実績から推定いたしまして、前年度比61社増の2,469社としております。現年度分の均等割額は、この法人の区分ごとの税率に法人数を乗じた合計額とし、2億4,335万円を調定額として見込んでおります。また、現年分の法人税割については、平成27年度実績及び平成28年度の見込みを見据え、先ほど申し述べた経済状況の動向を勘案し、調定額を4億7,875万7,000円と見込んでおります。これらの結果、均等割及び法人税割の現年分、合計調定見込額を7億2,210万7,000円とし、収入率を99.5%を乗じて算出し、予算額は7億1,835万9,000円、対前年度6,430万8,000円、9.8%の増としています。
なお、過年度分については、現年度分と同様に、過去の実績額等により算出しております。
次に、固定資産税です。平成29年度は評価替えの第3年度で、評価額は原則として据え置きです。土地については、据え置き年度でも地価の下落傾向がみられる場合には価格修正できる特例措置がありますが、平成28年7月1日現在の東京都地価調査及びそれを補完する鑑定評価で地価の状況を調査したところ、下落地点はありませんでした。
それでは、予算説明資料の35ページ、市税調定額及び予算額の前年度との比較の固定資産税の欄をご覧ください。予算額は、総額で73億3,898万2,000円を計上し、前年度当初との比較では2,558万9,000円、0.35%の増と見込んでおります。この予算額の内訳は、準固定資産税71億8,681万9,000円、前年度比3,123万円、0.44%の増、交付金は1億5,216万3,000円、前年度比564万1,000円、3.57%の減となっています。
固定資産別にご説明いたします。初めに、土地についてです。平成24年度税制改正により、平成26年度に住宅用地と市街化区域農地の負担調整の据置措置が廃止されたため、今年度は住宅用地の約3.4%、市街化区域農地の約7%の土地が引上げ対象となります。また、現況調査による地目変更に伴う影響額を4,623万円の減と見込んでおります。予算額は39億5,501万8,000円、前年度比3,657万円、0.92%の減と見込んでおります。
次に、家屋ですが、新築、取壊しによる家屋の増減が調定額に影響することとなります。予算算定時点における新築住宅について、木造住宅517棟、非木造住宅82棟を見込み、取壊しについては、木造住宅310棟、非木造45棟を見込んでおります。予算額27億412万7,000円を計上し、前年度比で8,566万1,000円、3.27%の増を見込んでおります。
次に、事業の用に供する償却資産です。総務大臣配分、市長決定分ともに、3年間の伸び率と財務省発表の法人企業統計調査結果等を勘案し、予算額5億48万6,000円、前年度比753万5,000円、1.48%の減と見込んでおります。以上が固定資産税です。
次に、国有資産等所在市町村交付金です。国有資産等所在市町村交付金は、貸付財産について、固定資産税に代わるものとして交付されています。原則として、価格及び算定標準額は、国有財産台帳に記載された固定資産の価格として交付されます。交付金については、予算編成時において国、都の関係機関から通知を受けた1億5,216万3,000円を予算額としています。
次に、軽自動車税です。引き続き、35ページ、市税、調定額及び予算額の前年度との比較をご覧ください、軽自動車税につきましては、平成28年度の登録台数をベースとして、種別ごとの台数にそれぞれ税額を乗じて算出しました。現年調定見込額は5,666万1,000円で、収入率96.7%を乗じて、予算額は5,479万5,000円。対前年度比460万1,000円、9.17%の増と見込んでおります。
次に、市たばこ税です。市たばこ税につきましては、喫煙者人口が減少することに伴い、販売本数の減少に伴う税収の減は今後も想定され、平成29年度は、過去の販売本数の平均下落率を参考として、旧3級品の税率改正の影響も踏まえ、前年度当初予算から減となるものと捉え、調定額は5億700万2,000円、収入率は100%として、調定額と同額を予算計上し、対前年度比では2,244万円、4.24%の減を見込んでおります。
次に、都市計画税です。予算額は総額で17億7,982万円を計上し、前年度当初との比較では1,156万8,000円、0.65%の増を見込んでおります。土地につきましては、予算額12億2,319万4,000円を計上し、前年度比では488万3,000円、0.39%の減を見込んでおります。
次に、家屋ですが、固定資産税と同様に、増築分の増で予算額が5億4,983万2,000円を計上、前年度比で1,897万1,000円、3.57%の増を見込んでおります。
以上で、市税の説明を終わらせていただきます。
それでは、事項別明細書の10、11ページ及び12、13ページをご覧いただきたいと思います。款2、地方譲与税、款3、利子割交付金、款4、配当割交付金及び款5、株式等譲渡所得割交付金でございます。いずれも、例年、東京都からの通知に基づきそれぞれ予算計上しているところでございますが、通知が間に合いませんでしたので、前年度と同額または平成27年度決算を基に措置しているところであります。
14、15ページをお開きください。款6、地方消費税交付金につきましては、平成28年2月の通知に基づき、款7、自動車取得税交付金、款8、地方特例交付金につきましては、前年度と同額をそれぞれ予算計上しているところでございます。
次に、款9、地方交付税でございます。平成27年度より不交付団体となりましたことから、特別交付税のみ5,000万円を見込んだところでございます。
16、17ページをお開きください。款10、交通安全対策特別交付金でございます。これにつきましても、平成28年度と同額を計上しているところでございます。
次に、款11、分担金及び負担金です。左側、節1、総務管理費負担金の右側説明欄1、東日本大震災に係る被災市町村に対する職員派遣に伴う給与等負担金につきましては、東日本大震災において被災された市町村に対する職員派遣に伴う負担金でございます。
次に、左側節3、児童福祉費負担金、右側説明欄1、保育所運営費保護者負担金につきましては、利用者の増及び利用者負担の見直しを3年間の激変緩和措置することに伴う6,472万9,000円の増でございます。
次に、左側節1、保険衛生費負担金の右側説明欄1、養育医療費自己負担金につきましては、未熟児養育医療給付に対する扶養義務者の負担金で、平成27年度実績に基づき30万2,000円の増でございます。
18、19ページをお開きください。次に、款12、使用料及び手数料でございます。左側節1、総務使用料、右側説明欄1、行政財産使用料、コミュニティ文化課につきましては、はけの森美術館に付属している喫茶棟の使用料でございます。
次に、節1、民生使用料、右側説明欄1、学童保育育成料につきましては、学童保育所に通う学童の保護者からの育成料で、入所見込児童数の増等により1,378万3,000円の増でございます。
次に、節1、保険衛生使用料、右側説明欄3、行政財産使用料につきましては、二枚橋焼却場跡地の一部を公共工事の資材置き場として民間建設会社に貸し付ける案件が増したことによる増でございます。
20、21ページをお開きください。左側、節1、市民農園使用料、右側説明欄1、市民農園使用料につきましては、貫井北市民農園が新たに開園するものの、栗山市民農園の救援及び緑第3市民農園の経営に伴う前年度対比37万9,000円の減でございます。
節2、駐車場使用料、右側説明欄1、自転車駐車場使用料につきましては、主に東小金井駅南第3自転車駐車場の廃止に伴う1,939万9,000円の減でございます。
22、23ページをお開きください。左側、節1、清掃手数料、右側説明欄1、一般廃棄物処理及び清掃手数料、一般家庭系ごみ処理手数料につきましては、ごみ減量に伴い、2,673万円の減となるものでございます。
次に、左側節2、放置自転車等撤去手数料、右側説明欄1、放置自転車等撤去手数料につきましては、放置自転車の撤去台数の減による116万円1,000円の減でございます。
24、25ページをお開きください。款13、国庫支出金です。今回から款13、国庫支出金及び款14、都支出金につきましては、補助率等について記載してございます。その記載方法につきましては、原則、東京都総務局行政部発行の区市町村に対する補助等の調べから、各補助金等の補助率を記載してございます。したがいまして、ルール上の補助率等の起債であって、複数のリストがある場合などは、各事業によって補助率等が異なる場合があることをご理解ください。
それでは、款13、国庫支出金です。左側節1、社会福祉費負担金、右側説明欄3、障害者自立支援給付費負担金につきましては、受給者数の増に伴い9,083万円の増でございます。
左側節2、児童福祉費負担金、右側説明欄3、障害児通所給付費負担金につきましては、障害児通所給付費における放課後等デイサービスの利用人数が増加していることなどによる3,000万円の増でございます。
26、27ページをお開きください。下の方をご覧ください。左側節1、総務管理費補助金、右側説明欄1、2は、個人番号カード交付事業及び事務に対する10分の10の補助金でございます。
28、29ページをお開きください。左側節1、社会福祉費補助金、右側説明欄5、生活困窮者就労準備支援事業費等補助金につきましては、生活困窮者に対する従来の支援のほか、家計相談支援事業及び学習支援事業を新たに実施することに伴う339万1,000円の増でございます。
次に、節2、児童福祉費負担金、右側説明欄5、保育士宿舎借上支援事業費補助金につきましては、新規の補助で、保育従事職員宿舎借上支援事業費補助金に対する国2分の1の補助金でございます。その下、説明欄1、疾病予防対策事業費等補助金につきましては、国の制度改正に伴い、前年度比1,238万4,000円の減でございます。
その下、説明欄1、社会資本整備総合交付金の都市計画課につきましては、都市計画道路3・4・12号線電線共同溝設置工事及び都市計画道路3・4・8号線、用地取得の減による2,970万円の減でございます。まちづくり推進課につきましては、特定緊急輸送道路沿道建築物耐震化促進事業助成金及び武蔵小金井駅南口第2地区第1種市街地再開発事業補助金等の減により4億8,449万9,000円の減でございます。道路管理課につきましては、橋梁長寿命化補修設計委託料に対するものでございます。区画整理課につきましては、区画整理事業に対する補助で、1,842万5,000円の減となるものでございます。
30、31ページをお開きください。左側節1、小学校費補助金、右側説明欄2、学校施設環境改善交付金につきましては、小学校の非構造部材改修工事5件に対する、国3分の1の補助でございます。
次に、節2、中学校費補助金、右側説明欄2、学校施設環境改善交付金につきましては、トイレ改修及び非構造部材改修工事に対する補助でございます。
34、35ページをお開きください。次に、款14、都支出金でございます。右側説明欄4、障害児通所給付費負担金につきましては、障害児通所給付費における放課後等デイサービスの利用人数が増加していることなどによる増でございます。
36、37ページをお開きください。左側節1、教育費負担金、右側説明欄1、不登校中途対策費負担金につきましては、新規の補助で、不登校児童・生徒支援モデル事業に要する経費に対する都10分の10の補助でございます。
左側節1、市町村総合交付金、右側説明欄1、市町村総合交付金につきましては、財政状況割、経営努力割、振興支援割の実績から10億円と見込んだものでございます。
38、39ページをお開きください。真ん中辺りです。説明欄14、元気高齢者地域活躍推進事業補助金につきましては、新規の補助で、在宅療養支援窓口事業に要する経費に対する都10分の10の補助でございます。
40、41ページをお開きください。上から三つ目、右側説明欄9、家庭福祉員事業等補助金につきましては、保育室家庭福祉員運営委託料に対する都2分の1の補助金でございます。利用者数の減により前年度比271万6,000円の減でございます。
説明欄11、都型学童クラブ補助金につきましては、民営化した学童保育所の運営委託料に対する都2分の1の補助金で、補助対象となる施設数の減により、前年度比1,037万円の減でございます。
説明欄15、保育従事職員宿舎借上支援事業費補助金につきましては、新規の補助で、保育従事職員宿舎借上支援事業費補助金に対する国庫活用事業では、都4分の1、都単独事業では4分の3の補助金でございます。
その下、説明欄16、認可外保育施設利用支援事業補助金につきましては、新規の補助で、保育室等保護者助成金に対する都2分の1の補助金でございます。
その下、説明欄17、保育所等賃借料補助金につきましては、新規の補助で、保育所等賃借料補助金に対する都4分の3、平成27年度、平成28年度開設分については8分の7の補助金でございます。
説明欄1、医療保険政策区市町村包括補助事業補助金につきましては、医療保険政策に対する都2分の1、10分の10ポイント制の補助金で、新たに開始する在宅療養支援窓口事業補助10分の10、飼い主のいない猫対策事業補助10分の10等の補助対象経費の増により、前年度対比722万9,000円の増でございます。
42、43ページをお開きください。右側説明欄の一番上、出産子育て応援事業補助金につきましては、新規の補助で、新たに開始する妊婦等への面接相談事業に対する10分の10の補助金でございます。
左側節1、農業費補助金、右側説明欄4、都市農業活性化支援事業補助金につきましては、都市農業活性化支援事業補助金に対する都3分の2の補助でございます。
その下、説明欄5、都市農地保全支援プロジェクト補助金につきましては、都市農地保全支援プロジェクト補助金に対する都4分の3補助でございます。
左側節2、都市計画費補助金、右側説明欄2、市町村土木費補助金、都市計画道路3・4・12号線につきましては、都市計画道路3・4・12号線電線共同溝設置工事の減により450万円の減でございます。都市計画道路3・4・8号線につきましては、都市計画道路3・4・8号線用地取得に対する都2分の1補助でございます。
説明欄4、緊急輸送道路沿道建築物耐震化促進事業補助金につきましては、特定緊急輸送道路沿道建築物耐震化促進事業助成金の減による1億9,620万8,000円の減でございます。
説明欄5、東京都市街地再開発事業補助金につきましては、武蔵小金井駅南口第2地区第一種市街地再開発事業補助金の減による1億3,912万5,000円の減でございます。
44、45ページをお開きください。右側説明欄6、空き家利活用等区市町村支援事業補助金につきましては、空家等対策の推進に関する特別措置法が施行され、空家の実態調査を実施することに伴うものでございます。
左側節1、教育費補助金、右側説明欄2、公立学校運動場芝生化維持管理経費補助金につきましては、中学校2校の芝生維持管理委託料に対する補助対象期間終了に伴う前年度対比297万2,000円の減でございます。
説明欄6、スポーツ振興等事業費補助金につきましては、2020年東京オリンピック・パラリンピック競技大会の気運醸成を図るため、スポーツ振興や地域の活性化につながる事業に対する都2分の1、また5分の4補助でございます。
その下、説明欄7、家庭教育支援基盤形成事業費補助金につきましては、社会教育活動に要する経費のうち、講座の一部に対する都3分の2補助でございます。
その下、説明欄1、市町村消防団用防火衣整備費補助金につきましては、消防団活動に使用する防火衣を整備する費用に対する補助でございます。
48、49ページをお開きください。左側節1、保健衛生費委託金、右側説明欄4、風疹抗体検査事業委託金につきましては、東京都からの受託事業である風疹抗体検査事業に対する委託金で、受診者数の減により前年度比95万1,000円の減でございます。
50、51ページをお開きください。右側説明欄2、新みちづくり・まちづくりパートナー電線共同溝設置事業委託金の都道134号線につきましては、都道134号線の電線共同溝設置工事の増による9,460万円の増でございます。
その下、説明欄3、主要地方道15号線整備事業委託金につきましては、電線共同溝設置工事等の減による3,605万円の減でございます。
左側節1、教育費委託金、右側説明欄4、不登校中途対策費委託金につきましては、新規の補助で、不登校児童・生徒支援モデル事業に要する経費に対する国10分の10の補助でございます。
以上で、款14、都支出金は終わります。
次は、款15、財産収入です。52、53ページをお開きください。下の方でございます。節1、土地売払い収入、説明欄1、土地売払い収入につきましては、塵芥集積所市内1か所、東町三丁目の水路敷及び緑町一丁目の梅の木緑地11.47平米の売払いを見込んでございます。
54、55ページをお開きください。款17、繰入金です。左側説明欄1、財政調整基金繰入金につきましては、実施計画のとおり6億3,000万円を取り崩すもので、更なる市民サービスの維持向上に努めるため、前年度対比1億3,000万円の増となるものでございます。
次に、説明欄1、庁舎建設基金繰入金につきましては、新庁舎等建設調査等のため、2,090万円の繰入れとなっているものでございます。
次に、説明欄1、地域福祉基金繰入金につきましては、(仮称)新福祉会館建設基本計画策定のため、1,080万円を取り崩すものでございます。
56、57ページをお開きください。左側節1、国民健康保険高額療養費等貸付基金繰入金、右側説明欄1、国民健康保険高額療養費等貸付基金繰入金につきましては、国民健康保険高額療養費等貸付基金が廃止となるため、一般会計へ繰り入れるものでございます。
次に、款18、繰越金でございます。右側説明欄1、前年度繰越金につきましては、市民サービスの維持向上のため、実施計画のとおり5億円とするものでございます。
64、65ページをお開きください。款19、諸収入の右側説明欄62、地域の文化・芸術活動助成金につきましては、芸術文化振興計画推進事業運営委託料のうち、地域創造事業に対する10分の10の助成金でございます。
次に、説明欄69、梅の木緑地の一部、東京都譲渡に伴う工作物移転等補償金につきましては、東大通り拡幅に伴い土地及び工作物の補償金について、新たに計上するものでございます。
66、67ページをお開きください。款20、市債です。民生債が1件、土木債が4件の合計5件の起債を予定しているところでございまして、総額で4億1,730万円、歳入に占める依存度は約1.0%となるものでございます。なお、交付税の振替措置であります臨時財政対策債につきましては、試算上、平成29年度についても発行不可であると見込んでおり、臨時財政対策債の平成29年度末の現在高見込額は75億8,402万9,000円となるものでございます。
市債充当率等の詳細につきましては、予算説明資料の20ページ、起債事業一覧をご覧いただきたいと思います。
以上のとおり、歳入合計399億8,200万円を計上するものでございます。
101 ◯議長(
篠原ひろし議員) 3時休憩に入ります。
午後3時10分休憩
────────────
午後3時40分開議
102 ◯議長(
篠原ひろし議員) 再開します。
では、歳出から。
103 ◯企画財政部長兼庁舎建設等担当部長(天野建司) それでは、続きまして歳出予算であります。
初めに、各事業別分野共通の経費でございます職員人件費、その他欄に計上する人件費につきまして、ここで一括して説明させていただくものとし、今後の各事業別分野での説明につきましては省略させていただきたいと思います。
恐れ入りますが、事項別明細書の418ページをお開きください。給与費明細書でございます。一般会計の給与費の総額は特別職が11億8,233万9,000円、一般職が51億1,621万8,000円、合計で62億9,855万7,000円となるものであります。これは前年度対比3,235万9,000円、0.5%増となるものでございます。このほかに給与費明細書には記載がございませんが、一般職の児童手当がございます。
特別職でございます。常勤の特別職を始めといたしまして、市議会議員、非常勤嘱託職員及び各審議会等の委員報酬につきましては、関係条例で定めるところにより必要額を計上してございます。また、期末手当につきましては、長等、それから議員ともに3.95月分を計上してございます。
次に、一般職でございます。419ページをご覧ください。職員の予算定数を638人とするもので、前年度対比で12人の増となっています。また、給与費については、平成28年11月1日現在の職員数を基礎に異動、退職、採用等の人員を調整の上、平成29年度の予算人員とし、給与費は定年退職者、新規採用者及び定期昇給を加味して算出しております。この結果、給料は23億2,548万7,000円となります。これは、前年度対比2,585万7,000円、1.1%の増となるものでございます。
次に、職員手当でございます。給与費明細書の内訳のとおりでございますが、期末勤勉手当につきましては4.3月で積算し、また、退職手当につきましては、定年退職者7名、普通退職者11名の計18名分、1億8,890万2,000円を計上してございます。一般職の給料及び職員手当の合計から退職手当分を除いた、いわゆる職員給は41億1,803万3,000円で、これは前年度対比7,645万4,000円、1.9%の増となるものでございます。
最後に共済費です。算定の基礎となる職員数及び給料等の増減により817万6,000円、1.0%の減となっております。420、421ページには給料及び職員手当の状況について記載してございます。
以上で、給与費明細書の説明を終わります。
それでは、個々の事業の説明に入らせていただきます。78、79ページをお開きください。
款2、総務費です。右側説明欄7、秘書に要する経費につきましては、平成30年度に市制施行60周年を迎えるに当たり、名誉市民を選考するため、名誉市民選考委員会を2回開催するものでございます。
84、85ページをお開きください。右側説明欄13、安全・安心まちづくり対策に要する経費、節11、需用費の消耗品費につきましては、こがねいし安全・安心あいさつ運動の更なる運動の推進を図るため、広報物品等を購入するものでございます。
節13、委託料の空き家データベース構築委託料につきましては、空家による防災・衛生・景観上の問題を解消するため、まちづくり推進課の実態調査を基に情報を一元管理できるデータベースを構築するものでございます。
88、89ページをお開きください。右側説明欄4、内部情報システムに要する経費では、マイナンバー制度の本格稼働に伴い、住民情報の流出等を防ぐため、ログオン環境とインターネット環境の分離、セキュリティソフトの導入等を実施し、情報セキュリティ対策を強化するものでございます。
100、101ページをお開きください。右側説明欄一番上、イクボス研修会講師謝礼につきましては、仕事と子育てを両立しやすい職場環境の実現のため、公式にイクボス宣言を行うとともに、イクボスの趣旨やワークライフバランス等への理解を深めるための研修会を実施するものでございます。
その下の節13、委託料の女性総合相談委託料につきましては、近年の相談希望者の増加に対応するため、相談回数を年12回増やすものでございます。
102、103ページをお開きください。右側真ん中辺り説明欄1、財産管理に要する経費、節12、役務費の不動産鑑定手数料につきましては、平成30年8月に予定している第二庁舎契約更新時の資料として必要なことから、不動産鑑定評価を行うものでございます。
108、109ページをお開きください。右側説明欄7、市制施行60周年記念事業に要する経費につきましては、平成30年度に市制施行60周年を迎えるに当たり、ロゴマーク、キャッチコピーを公募し、機運醸成を図るとともに、ロゴマークシール等を作成し、市内外に周知を図るものでございます。
110、111ページをお開きください。右側真ん中辺り、節15、工事請負費の前原町丸山台集会所トイレ改修工事につきましては、前原町丸山台集会所を改修し、女性トイレに便器を1か所増設いたします。また、新たに男女共用トイレ1か所の増設を行うものでございます。
118、119ページをお開きください。右側説明欄8、はけの
森美術館事業に要する経費につきましては、所蔵作品展2回、企画展2回の展覧会等を実施するものでございます。
120、121ページをお開きください。右側説明欄1、新庁舎建設に要する経費につきましては、新庁舎建設に向けて
庁舎建設予定地を最も有効かつ効果的に活用する方策などを検討するため、庁舎等執務環境調査及び新庁舎等建設計画調査を実施するものでございます。
126、127ページをお開きください。右側真ん中辺り、説明欄1、収納事務に要する経費の節12、役務費の徴税手数料につきましては、公平な担税や市税徴収率の維持向上を図るため、インターネット購買システムを利用し、換価制を有する動産の購買を開始するためのものでございます。
138、139ページをお開きください。右側真ん中辺り、説明欄1、都議会議員選挙に要する経費につきましては、平成29年7月22日、任期満了に伴い、都議会議員選挙を実施するものでございます。
以上で、款1、総務費を終わります。
156、157ページをお開きください。款3、民生費です。右側説明欄21、自立支援医療・更生医療給付に要する経費、節20、扶助費の更生医療給付につきましては、受給者の増により2,782万円の増でございます。
158、159ページをお開きください。右側一番下、説明欄28、生活困窮者自立相談支援事業に要する経費につきましては、生活困窮者に対する従来の支援のほか、家計相談支援事業及び学習支援事業を新たに実施するものでございます。
164、165ページをお開きください。右側中ほど、説明欄13、その他事業に要する経費、説11、需用費の消耗品のうち16万3,000円につきましては、内部障がいや難病を抱える方など、周囲の方に配慮を必要としていることをお知らせするマークを作成し、配布することで普及啓発を図るものでございます。
168、169ページをお開きください。右側一番下、説明欄24、介護給付に要する経費、説20、扶助費の介護給付費につきましては、利用者数等の増による6,445万6,000円の増でございます。
170、171ページをお開きください。右側説明欄25、訓練等給付に要する経費、節20、扶助費の訓練等給付費につきましては、単価増等により1億3,102万7,000円の増となってございます。右側説明欄28、地域自立支援協議会運営に要する経費、節11、需用費の印刷製本費につきましては、障がい者差別の解消に向けて、地域自立支援協議会において協議を重ねた内容等をリーフレットにまとめ、広く市民へ周知し、普及啓発を行うものでございます。
172、173ページをお開きください。右側説明欄31、障がい者グループホーム防災対策助成事業に要する経費、節19、負担金補助及び交付金の障がい者グループホーム防災対策助成事業補助金につきましては、消防法の改正に伴い、既存の障がい者グループホームにおける自動火災報知器やスプリンクラー等防災設備の整備に要する経費の一部を補助するものでございます。
186、187ページをお開きください。右側一番下、説明欄40、在宅療養支援窓口事業に要する経費につきましては、在宅介護連携支援室として専用相談員の窓口を小金井市医師会に設置し、地域の医療関係者、介護事業者等からの相談に応じる事業でございます。
188、189ページをお開きください。右側真ん中辺り、説明欄1、福祉会館に要する経費につきましては、市民参加で建設基本計画策定を行うため、市民検討委員会5回、市民説明会2回、
パブリックコメント等を実施するものでございます。なお、節15、工事請負費の福祉会館解体工事につきましても計上しているところでございます。
194、195ページをお開きください。右側説明欄1、臨時福祉給付金給付に要する経費につきましては、消費税引上げの影響等を踏まえ、一定の低所得者を対象に給付金を平成29年度についても実施するものでございます。
198、199ページをお開きください。右側説明欄8、民間保育所助成に要する経費、節19、負担金補助及び交付金の民間保育所補助金につきましては、新規認可保育所開設1園、認定こども園開設1園及び認可保育所の定員拡充1園等による増でございます。保育所等賃借料補助金につきましては、賃貸物件を活用した保育所等に対して、建物賃借料を補助するものでございます。
200、201ページをお開きください。右側説明欄10、保育室等保護者助成に要する経費、節19、負担金補助及び交付金の保育室等保護者助成金につきましては、認可外保育施設に通う児童の保護者助成金を月額1万円から、第1子2万円、第2子3万円、第3子以降4万円に増額及び対象年齢3歳までから小学校就学前までに拡大するものでございます。
206、207ページをお開きください。右側説明欄23、私立幼稚園補助金に要する経費、説19、負担金補助及び交付金の私立幼稚園等園児保護者補助金につきましては、私立幼稚園等に通う園児の保護者の負担軽減を図るため、月額補助単価を2,000円引き上げるものでございます。
説明欄26、保育従事職員宿舎借上支援事業に要する経費、節19、負担金補助及び交付金の保育従事職員宿舎借上支援事業費補助金につきましては、保育従事職員の宿舎借上を実施する保育所等に対し、その費用の一部を助成するものでございます。
208、209ページをお開きください。右側説明欄2、民間保育所等運営に要する経費、節13、委託料の保育所運営等委託料につきましては、新規認可保育所開設1園、認定こども園開設1園、小規模保育施設開設1園及び認可保育所の定員拡充1園等による増でございます。
210、211ページをお開きください。右側説明欄2、児童館維持管理に要する経費、節15、工事請負費の本町児童館改修工事につきましては、本町学童保育所分所機能を本町児童館2階に移転することに伴い、改修工事を実施するものでございます。
214、215ページをお開きください。右側説明欄、保育園維持管理に要する経費、節13、委託料のくりのみ保育園南園舎2階通路整備工事設計委託料につきましては、災害等の非常時に対応するため、くりのみ保育園南園舎2階の通路を整備するためのものでございます。
節15、工事請負費のわかたけ保育園2階テラス柵改修工事につきましては、わかたけ保育園の2階テラスに設置されている転落防止柵を整備するものでございます。
220、221ページをお開きください。右側一番下、説明欄4、母子家庭及び父子家庭自立支援給付金事業に要する経費、節19、負担金補助及び交付金のひとり親家庭高等学校卒業程度認定試験合格支援給付金につきましては、ひとり親家庭の親または児童の高卒認定を助長するため、通信講座を含む高卒認定試験用の講座受講終了時及び高卒認定試験合格の際に費用の一部を補助するものでございます。
以上で、款3、民生費を終わります。
232、233ページをお開きください。款4、衛生費です。右側中ほど、説明欄5、両親学級に要する経費につきましては、たんぽぽクラス(土曜日2日間コース)について、カリキュラム内容や講座順番の見直し、一部講義を2グループ制にするなどにより、定員を24組48人から32組64人に拡大するものでございます。
238、239ページをお開きください。右側一番下、説明欄15、胃がん検診に要する経費から241ページ、説明欄18、肺がん検診に要する経費までにつきましては、乳がん、子宮がん検診クーポン券の配布に代わり、胃がん、肺がん検診と合わせて受診率向上を図るため、個別受診勧奨、再勧奨を拡大するなど、勧奨方法を一部変更するものでございます。
242、243ページをお開きください。右側一番下、説明欄21、成人歯科健康診査等に要する経費につきましては、成人歯科健康診査の対象年齢を35歳から80歳の節目年齢5歳刻みから30歳から80歳の節目年齢5歳刻みへと拡大するものでございます。
246、247ページをお開きください。右側説明欄、節19、負担金補助及び交付金の在宅使用済注射針回収事業補助金につきましては、小金井市薬剤師会が在宅医療廃棄物の適正で安全な処理のため実施している、在宅使用済注射針回収事業に対して、その経費の一部を補助するものでございます。
248、249ページをお開きください。右側説明欄31、妊婦面接に要する経費につきましては、妊婦の心身の健康保持及び増進を図るために、妊婦等の面接相談事業を開始し、妊娠期から各家庭のニーズに応じた支援を行うものでございます。
260、261ページをお開きください。右側説明欄3、飼い主のいない猫対策に要する経費につきましては、市民を対象とした飼い主のいない猫対策セミナーの開催、それから、飼い主のいない猫対策協議会委員謝礼、飼い主のいない猫を捕獲するための捕獲器購入、飼い主のいない猫の不妊去勢手術費について、一部補助を行うなどでございます。
262、263ページをお開きください。右側説明欄、節19、負担金補助及び交付金の在宅用新エネルギー機器等普及促進補助金につきましては、市民が設置した住宅用新エネルギー機器等の購入費用の一部補助について、平成29年度より補助対象機器に蓄電池システムを追加するためのものでございます。
268、269ページをお開きください。右側説明欄2、塵芥処理に要する経費、節13、委託料の可燃ごみ処理委託料につきましては、広域支援による可燃ごみ処理経費、処理料1万3,600トン分でございます。清掃関連施設整備基本計画策定支援委託料につきましては、不燃、粗大ごみ、資源物の処理について施設の老朽化等を考慮し、循環型社会の形成に資する施設の再配置を進めることを含めた施設整備計画を平成28年度から平成29年度にかけて慎重かつ丁寧に策定するものでございます。
270、271ページをお開きください。右側説明欄、上から2番目、浅川清流環境組合負担金につきましては、日野市、国分寺市及び本市の3市による可燃ごみの共同処理を行うため、新可燃ごみ処理施設の整備運営に関連する事業についての負担金でございます。
説明欄3、中間処理場維持管理に要する経費、節11、需用費の修繕料のうち8,402万1,000円につきましては、処理機器等の基幹部分の修繕を行い、適切な維持を図るものでございます。
272、273ページをお開きください。右側説明欄、節13、委託料のごみ分別アプリケーション改修委託料につきましては、ごみ分別アプリケーションに外国人向けのページとして、英語、中国語、韓国語の増設を行うものでございます。
節19、負担金補助及び交付金の生ごみ減量化処理機器購入費補助金につきましては、市内在住の個人及び市内事業者を対象に、生ごみ減量化処理機器の購入費用の一部を補助するものでございます。
大型生ごみ減量化処理機器購入費等補助金につきましては、町会、自治会、集合住宅等を対象に、大型生ごみ減量化処理機器の購入費用の一部を補助するものでございます。
説明欄5、資源ごみ回収に要する経費、節12、役務費の郵便料のうち1万4,000円につきましては、食べられるのに捨てられてしまう食品、食品ロスを減らすことによってごみの減量を図るため、家庭で余っている食品を拠点回収し、フードバンクに送付するものでございます。
282、283ページをお開きください。款6、農林水産業費です。右側説明欄1、農業振興対策に要する経費、節19、負担金補助及び交付金の小金井市農業振興連合会補助金につきましては、従来の市内農産物生産団体への補助のほか、新たに子どもたちの都市農業への理解が深まることを目的として、農業絵画コンクールの入賞作品を使用した食育カレンダーの作成費用を補助するものでございます。
その下、都市農地保全支援プロジェクト補助金につきましては、農地の持つ防災、環境保全等の多面的な機能を活用し、農地の保全を図るため、防災兼用農業井戸の導入費用に対して補助するものでございます。
286、287ページをお開きください。款7、商工費です。右側説明欄1、商工振興に要する経費、節13、委託料の江戸東京でおもてなし事業委託料につきましては、江戸東京たてもの園を中心とした市内回遊を促進する事業の実施及びプロモーションを行うものでございます。
288、289ページをお開きください。右側説明欄1、観光振興に要する経費、節19、負担金補助及び交付金の小金井市観光まちおこし協会補助金につきましては、第50回記念となるお月見の集い等のイベント事業への補助、観光案内や中間支援組織としての業務に対して支援を行うものでございます。
298、299ページをお開きください。款8、土木費です。右側説明欄1、道路新設改良に要する経費、市道498号線道路補修工事、霊園通りにつきましては、一昨年度及び今年度の工事に引き続き、南側へ約100メートルの補修工事を行うものでございます。市道135号線道路補修工事、農工大通りにつきましては、東町二丁目地内の西武多摩川線踏み切り付近から東へ約63メートルの範囲の補修工事を行うものでございます。市道345号線道路補修工事、ナンジャモンジャ通りにつきましては、市道363号線、本町住宅北側市道付近から南へ約120メートルの範囲の補修工事を行うものでございます。
説明欄2、都道134号線整備に要する経費、(1)都市計画関係経費につきましては、用地取得464.15平米、物件補償費及び事務費等を計上するものでございます。(2)道路管理課関係経費につきましては、街路築造、電線共同溝設置工事、設計事務費等を計上するものでございます。
300、301ページをお開きください。右側説明欄3、主要地方道15号線整備に要する経費、(1)都市計画課関係経費につきましては、用地取得1.67平米、物件補償費、事務費等を計上するものでございます。(2)道路管理課関係経費につきましては、維持補修工事設計事務費等を計上するものでございます。
310、311ページをお開きください。右側説明欄6、市街地再開発等の事業に要する経費、節19、負担金補助及び交付金の武蔵小金井駅南口第2地区第一種市街地再開発事業補助金につきましては、都市計画決定され、組合設立の認可を受けた武蔵小金井駅南口第2地区事業主体である組合に対して補助金を交付するもので、前年度対比5億5,650万円の減でございます。
312、313ページをお開きください。右側説明欄11、特定緊急輸送道路沿道建築物耐震化助成に要する経費、節19、負担金補助及び交付金につきましては、震災時における避難、緊急消火活動及び緊急輸送物資の輸送等を確保するため、対象となる道路に沿った建築物の補強設計、耐震改修の費用を助成するもので、前年度比5億4,062万6,000円の減でございます。
説明欄12、空き家実態調査に要する経費につきましては、空家等対策の推進に関する特別措置法が施行されたことに伴い、空家の実態調査を実施するものでございます。
314、315ページをお開きください。右側説明欄1、土地区画整理事業に要する経費、節13、委託料の東小金井駅北口土地区画整理事業委託料につきましては、仮換地の指定、建物の移転補償及びそれに伴う調査、敷地及び道路築造工事を行うもので、対前年度5,756万4,000円の減でございます。
続きまして、右側説明欄1、都市計画道路3・4・12号線整備に要する経費、(1)道路管理課関係経費につきましては、引込管路等整備、街路築造工事、予定地管理整備工事等を計上するものでございます。
326、327ページをお開きください。款9、消防費です。右側説明欄1、消防施設維持管理に要する経費、節11、需用費の修繕料につきましては、消防団詰所(第2分団以外)の4分団に団員募集の案内やイベント情報を掲載する掲示板を取りつけるものでございます。
右側説明欄2、消防団活動に要する経費につきましては、消防団の機能強化を図るため、古い形式の防火衣から新型防火衣へ順次更新するなどがございます。
328、329ページをお開きください。右側説明欄、節18、備品購入費の維持管理機器類につきましては、災害時のスムーズな活動を目的とし、東京消防庁の活動状況を把握するため、消防団幹部団員10人に受令機を配備するものでございます。
右側説明欄1、災害対策に要する経費につきましては、329ページから331ページのとおり、備蓄計画に基づき備蓄を進め、衛星携帯電話の導入、耐震性貯水槽を1基設置、災害時に避難所となる市内小・中学校14か所で特設公衆電話を設置するための配線整備、東中学校と南小学校の校門近辺に避難所案内板の整備、老朽化した第二中学校の備蓄倉庫1台を入れ替えるとともに、マンホールトイレ13基を設置することなどがございます。
以上、款9、消防費を終わります。
346、347ページをお開きください。款10、教育費です。右側説明欄15、教育課題研究推進委員会に要する経費、節11、需用費の印刷製本費につきましては、命の大切さを教育テーマとして、児童、保護者等から勇気と希望が湧いてくる言葉を募集し、これまで発行したものと合わせ、魔法の言葉集として冊子を作成するものでございます。
348、349ページをお開きください。右側説明欄19、小金井市学習支援制度に要する経費、節8、報償費の学習支援ボランティア謝礼につきましては、市立小・中学校の児童・生徒の学習支援等に従事する学生ボランティアに謝礼として図書カードを配布するものでございます。
352、353ページをお開きください。右側説明欄25、不登校児童・生徒支援モデル事業に要する経費につきましては、もくせい教室を不登校対策支援センターに位置づけて、福祉や医療等の様々な関係機関及び専門家と連携し、不登校の児童・生徒、保護者の支援を行う事業でございます。
358、359ページをお開きください。右側説明欄、節15、工事請負費の通学路防犯カメラ設置工事につきましては、緑小学校の通学路に防犯カメラ1台を設置するものでございます。
360、361ページをお開きください。右側説明欄1、教育振興に要する経費、節18、備品購入費の教育振興備品につきましては、次期学習指導要領実施に向けて、ICT機器と無線アクセスポイント等の周辺機器を導入するものがございます。
362、363ページをお開きください。右側説明欄3、学校給食に要する経費、節11、需用費の消耗品費につきまして、小学校給食委託化による財政効果分により、本町小学校に給食用強化磁器食器の導入をするものなどでございます。
364、365ページをお開きください。右側説明欄、節18、備品購入費の給食関係備品につきまして、小学校給食委託化による財政効果分により、第三小学校に食器消毒保管庫、本町小学校に食器洗浄機、食器消毒保管庫、オーブンなどを購入するものでございます。
右側説明欄1、学校施設整備に要する経費につきましては、第一小学校、第二小学校、第三小学校、前原小学校及び本町小学校の非構造部材改修工事について、照明器具やつり下げ式バスケットゴール等における落下防止対策を行うものでございます。
本町小学校給食機器設置に伴う設備工事については、平成18年度に延伸した工事であり、コンベクションオーブン、アレルギー用調理台等の給食室設備の改修を行うものでございます。
第四小学校屋上防水等改修工事は、屋上からの雨漏りを防ぐために屋上の防水工事、教室及び廊下の天井の張り替え等の改修工事を行うものであります。
374、375ページをお開きください。右側説明欄1、教育振興に要する経費、節18、備品購入費の教育振興備品につきまして、小学校と同様、次期学習指導要領実施に向けてICT機器と無線アクセスポイント等の周辺機器を導入するものでございます。
378、379ページをお開きください。右側説明欄1、学校施設整備に要する経費につきましては、第一中学校、第二中学校及び東中学校の非構造部材改修工事について、小学校と同様にバスケットゴール、体育館や柔剣道場の釣り天井の落下防止改修工事等を行うものです。第一中学校トイレ改修工事は、男女各居室の床、壁、便器等を含む全面的な工事を行うものです。
386、387ページをお開きください。右側説明欄2、公民館維持管理に要する経費、節15、工事請負費の貫井南分館外構工事につきましては、貫井南分館の老朽化したコンクリートブロック塀を撤去し、新設するものでございます。
396、397ページをお開きください。右側説明欄、節15、工事請負費の小金井市立図書館本館空調設備改修工事につきましては、図書館本館全フロアの空調設備改修工事を行うものでございます。
398、399ページをお開きください。右側説明欄1、少年自然の家維持管理に要する経費、節15、工事請負費の少年自然の家非常用照明交換工事につきましては、少年自然の家の非常用照明の交換工事でございます。
404、405ページをお開きください。右側説明欄、節13、委託料の野川駅伝大会運営委託料につきましては、2020年東京オリンピック機運の向上を図るため、野川駅伝大会において新たに長距離走等のトップアスリートを招致するものでございます。
アシスタントティーチャー事業委託料につきましては、小学校体育授業の活性化を図り、子どもの体力及び運動能力の向上を目的として、体育教師を目指す大学生等が体育授業等に出向いて指導を行うものでございます。ストレッチ体操普及啓発委託料につきましては、市民スポーツレクリエーション等の大きなイベントを実施する日に合わせて、総合体育館においてストレッチ体操の実技指導を行うものでございます。
以上で、款10、教育費を終わります。
416、417ページをお開きください。款13、予備費です。8,201万5,000円を計上するもので、前年度対比4,571万4,000円の増となります。以上のとおり、歳出合計の399億8,200万円を計上するものでございます。
なお、本予算に関する代表的な財政指標でございます人件費比率は15.8%、前年度比0.2ポイントの増、投資的経費の比率につきましては、9.2%、前年度比3.5ポイントの減となっております。
以上で、事項別明細書の歳出の説明を終わります。
それでは、恐れ入りますが、予算書本文にお戻りいただきたいと思います。
予算書2、3ページ及び4、5ページをご覧ください。第1表、歳入歳出予算です。ただいまご説明いたしました歳入歳出予算を款項に区分の上、歳入歳出予算の総額を歳入歳出それぞれ399億8,200万円とするものでございます。
6ページをご覧ください。第2表、債務負担行為です。地方自治法第214条の規定により、債務を負担する行為をすることができる事項、期間及び限度額となります。小金井市土地開発公社用地先行取得事業(平成29年度)を始め、全7件の事項となっております。
一番下、街路灯LED化事業委託料3億2,696万7,000円につきましては、平成29年度から平成39年度の債務負担行為による事業で、平成29年度末までに市が管理する街路灯のうち、LED化されていない約7,000灯について、ESCO事業にて平成29年度末までに一斉にLED化を行い、10年間の街路灯維持管理を委託するものでございます。
債務負担行為の詳細につきましては、事項別明細書の422ページから425ページの調書を後ほどご覧いただければと思います。
次に、本文の7ページをご覧ください。第3表、地方債です。地方自治法第230条第1項の規定により、起こすことができる地方債の起債の目的、限度額、起債の方法、利率及び償還の方法です。福祉会館除却事業を始め、全5事業で限度額を4億1,730万円とするものです。
なお、地方債の詳細につきましては、事項別明細書の426ページ、地方債に関する調書をご覧ください。
平成29年度末の現在高見込額につきましては、222億6万6,000円となるものです。平成28年度末の現在高見込額と比べまして20億4,044万9,000円の減となっております。
以上で、平成29年度の一般会計当初予算につきまして、説明を終了させていただきます。よろしくご審議の上、ご議決賜りますようお願い申し上げます。
104 ◯議長(
篠原ひろし議員) それでは、これから資料要求をお受けいたしますが、要求資料の提出については、各発言後、副市長から、先ほどと同じように一括して答弁をしていただきましょう。
また、資料要求の内容については、明日1月31日午前10時までに書面をもって、また議会事務局にご提出をください。
では、資料要求をお受けいたします。
105 ◯17番(露口哲治議員) 皆さん、お忙しいところ申し訳ないんですけれども、一つは、補正の中でも言いましたけど、緊急輸送道路に関してですね。この歳入と歳出、両方あるんですけれども、歳入の方は29ページ、それから43ページに関わっていると思います。歳出の方は313ページなんですけれども、これの増減、減っているということなので、詳細の分かるものをお示しいただきたいと思っております。これが一つです。
もう一つは、注射針の回収の予算なんですけど、247ページですか、これは一般財源というふうになっているんですけれども、本来、都の補助金などもあったような気がするので、その辺の関連がよく分かるようなものを提出いただきたい。
もう一つは、去勢の予算なんですけれども、261ページですね、これの予算、公的な予算だと思うんです。小金井市の一般財源では無いと思うんです。何を使って、どういう東京都の条例に基づいて、要綱に基づいてか、そこのところが分かるようなものをお示しいただきたいと思います。
それから、最後なんですけれども、418ページですか、職員給与というところで総括的にお願いしたいんですけれども、全体にわたって23か所にわたって職員給与というのが出ております。人数は634人とまで把握できたんですが、この地域手当が15%で全体額が分かっておりますが、それぞれに23か所に分かれている中での地域手当を全部表に作っていただいて、1人当たりの単価を出していただくと同時に、それを平成26年度決算、それから平成27年度の予算、11%のとき、それから、平成27年度の決算、これは12%に市長が上げられたので、平成27年度のときの数値、それから平成28年度の予算を、平成29年度の予算の中と列挙していただきたい。こういった資料をお願いしたい。私も作ったので、もしよろしければ、こういうふうな形で続けていただきたいというのを。1か所、今年度分しか、私、作っていないので、エクセルでぱっぱっと作れると思います、皆さんなら。私、随分時間がかかりましたけど。これ、是非作っていただきたいと思います。
106 ◯22番(渡辺大三議員) たくさんあるのですが、まず1点目、2ページから7ページのところですが、平成27年度、平成28年度、平成29年度における当初予算ベースの款項別の市民1人当たり予算の措置状況。
次に、2点目、これも同じく2ページから7ページで平成11年度から平成29年度までの経常収支比率の推移、平成29年度は見込み、平成28年度は最終補正までのものです。いつもどおり、幾つかの要素も含めた、いつものパターンで出していただきたい。
それから、3番目、273ページから275ページで、資源物回収運搬に係るトン当たり品目別のコスト、多摩26市のもの、もし難しければ近隣市と類似市との比較ができるものを出していただきたい。
それから、4番目、75ページ、平成27年度決算における小金井市、国分寺市の時間外手当総額、時間総数の比較及び時間外の削減についての両市の対策の共通している事項と、異なっている事項。
次に、5番目、121ページ、市役所庁舎の基本設計委託業務の中に、執務環境調査委託料と計画調査委託料を加えて、1本で委託した場合に、委託料はどのような額になるか、試算をしたものを出していただきたいということと、あと、執務環境調査委託料と計画調査委託料の仕様書を出していただきたいということと、及び多摩26市の庁舎建設の中で、執務環境調査委託料とか計画調査委託料というものを実施した例があれば、どの市でどのようなことが行われているか。どのぐらいの期間をかけて、どこが主体になっていらっしゃるか。あと、委託料の額は幾らだったのかについてお出しをいただきたいということです。
それから、6番目、103ページの第二庁舎借上料、維持管理料については、借上を開始して以降、各年度の金額について出していただきたいということと、現在、市長が平成34年3月庁舎竣工という方針を出しておられますので、そこまで支払いを続けた場合に、毎年度どういう支払い状況になっていくのか。見込額ということにもなろうと思いますが、最終的に幾ら払うことになるのかの総額も含めて出していただきたい。
それから、7番目、2ページから7ページのところで、これも一応多摩26市と申し上げておきますが、もし難しければ近隣市、類似市で結構ですが、審議会などの設置数、それから委員総数、それから年間の委員報酬の総額がどうなっているか。委員1人当たりと市民1人当たりで換算した額と総額も合わせて出していただきたい。
それから8番目、189ページの新福祉会館ですが、まず一つは支援委託料の仕様書を出していただきたい。それから、次に、この支援委託料と新福祉会館の基本設計の委託料を仮に1本化した場合は、どのような額で委託できるのかということを試算したものについて出していただきたい。
次に、9番目、293ページ、コミュニティバスの関係ですが、庁舎の位置変更に伴う運行ルートあるいは運賃などの変更などに関して、今後の見直しのスケジュール、案のようなものでも構わないんですが、を出していただきたい。
それから、10番目、311ページは武蔵小金井駅南口第2地区の再開発の関係ですが、予算年度における補助金の内訳、積算根拠なども出していただきたい。それから、支払い済みの補助金の内訳、それから後年度、予算年度以降なども補助金の内訳ですね。国、東京都、小金井市の、幾ら、各年度どういう内容で支出していくのかということについても、ちょっとここでまた整理して出していただきたいと思います。それから、1月28日に、小金井 宮地楽器ホールで説明会が行われておりますので、質疑応答の、要旨で構わないんですが、どういう質問が出てどういうふうに回答されているかということで、質疑応答の要旨を出していただきたい。
それから、11番目、315ページの区画整理についてですが、北口の駅前ロータリーが新設されることになりますけれども、この街路樹の植栽計画、それから、道路や歩道のサイン計画、それからトイレはできるのかな、どういう導入機能計画、照明計画、それから、信号等の交通規制計画、それから市の広報板、市民掲示板、それから選挙の公営掲示板などの看板類の掲示板の配置計画を図面で出していただきたい。
次に、12番目、97ページ、小金井市全体の話ですが、市の広報掲示板と市民掲示板について、掲示板のあるところから半径100メートル以内を円でくくっていただいて、どこに空白地域があるのかを、広報掲示板と市民掲示板のそれぞれについて地図で分かるようにして出していただきたい。
それから、13番目、これも2ページから7ページですが、行財政改革全般についてですけれども、平成29年度、この予算年度において市長並びに行政が真の行財政改革に資すると考える取組は、この予算の中のどこにどういう項目で入っているんでしょうか。あくまで市長と行政が、これが真の行財政改革が反映されているものだと言えるものがあれば、一覧表にして出していただきたい。また、合わせてそのことによる捻出財源額も、そこに付記していただきたい。
それから、14番目、これも同じく2ページから7ページなんですが、予算編成方針がここでがらっと変わったような気がするんですね。そこで、ちょっと平成27年度、稲葉市長のときの予算編成方針、それから平成28年度、それから今度の平成29年度の予算編成方針を新旧対照表で取りまとめていただいて、なぜ予算編成方針が変わっているのかということについての変更理由について解説をした資料を出していただきたい。
それから、15番目、これも2ページから7ページ、市長が提唱されているところのグランドデザインの策定に関しまして、策定に向けて、任期中に取りまとめると市長が繰り返しておられますので、どのようなスケジュールで、この予算年度を含めて策定に当たっていくのかのスケジュール案を出していただきたい。
それから、16番目、同じく2ページから7ページ、今回の当初予算の、いわゆるレベルダウン事業、それから廃止事業を一覧表で出していただきたいのと、そのことで捻出できた財源を個々の廃止事業、レベルダウン事業で捻出財源も出していただきたい。
それから、17番目、2ページから7ページ、先ほど露口議員が、私の言いたいことは言ってくれているんですが、地域手当の引上げについてですね。平成27年度、平成28年度、それからこの予算年度の平成29年度、さらには平成30年度、地域手当をいろいろ小刻みにとか大幅に引き上げてきたんですが、どういう影響が予算全体、特別会計含めて出てきているのか、分かりやすく整理したもので出していただきたい。
それから、18番目、これも全体に関わるので、2ページから7ページと申し上げておきますが、NHKの受信料の支払いについて、小金井市における受信機の設置場所とか設置台数とか、受信料、幾ら総額で年間払っているのかということについて、近隣市や類似市と比較できるようにして出していただきたい。
それから、19番目、303ページは北大通りの件ですが、ここで手直ししていただけるようなんですけど、どのような手直しが行われるのかということについて、できれば図面などに、ここはこうなるんですということで、誘導用表示設置と、あと段差改良工事ということなんですが、どこがどう直るのか、図面なども含めて詳細に出していただきたい。
それから、20番目、296ページ、中央通りの緑化を前から提案しているんですが、なかなか実現しないので、ちょっとこのことに取り組み始めてから現在まで、時系列的にどういう経過をたどってきているのか、今後、どういう手順で進めて実現をさせようとしているのかということについて分かりやすく資料にまとめて出していただきたい。
それから、21番目、290ページから325ページ、ちょっと全体だと大変なので、今回はちょっと都市整備部だけにしますが、東久留米市と小金井市の比較で、都市整備部の課及び係の配置、正規職員、再任用、非常勤の職員配置、都市整備部同士で比べてみてどうなっているのか。今回は都市整備部だけで結構ですが、出していただきたい。
最後の22番目は、419ページでありまして、平成11年度からこの予算年度、平成29年度において、当初予算ベースでの比較で構わないんですが、正規職員、再任用職員、非常勤職員はどのように推移をしてきているか。また、人件費総額が当初予算ベースではどのように推移してきているのか。特別会計まで含めた全会計において、平成11年度以降、今回の予算年度まで、推移が分かるようなもので出していただきたい。
107 ◯6番(片山 薫議員) 313ページ、85ページなどですが、空家利活用の検討状況が、ほかの自治体の何か参考事例などがあれば、こちらも合わせてお願いしたいと思っています。
それから、101ページの女性相談の体制なんですが、相談員の専門性、また、問合せ、相談の関係などの全体の体制についてお願いしたいと思います。
それから、159ページの生活困窮者自立支援事業の検討状況なんですが、この体制と庁内連携の状況など。
それから、189ページなんですけど、旧福祉会館、旧公民館本館の利用団体の活動状況を調べていただきたいと思います。
それから、201ページの認可と認可外保育所の保育料の比較についてをお願いしたいと思います。
それから、221ページ、高卒認定試験の周知と受験の状況、今後の周知の方法についてをお願いします。
それから、353ページ、不登校モデル事業の具体的な内容をお願いします。
それから、361ページ辺りなんですが、入学準備に必要な経費についてを調べていただきたいと思います。
それから、273ページ、フードバンクの取組についてを具体的な体制などについてお願いしたいと思います。
108 ◯15番(水上洋志議員) まず、9ページの法人市民税について、この間の法人号数ごとの状況などが分かるものを出していただきたいと思います。
次に、これはちょっと是非調整させていただいた上でということで、企画調整費関係で出していただきたいんですが、いわゆる多摩格差について、児童相談所の数であるとか義務教育就学児助成金の問題であるとか、そういうことをちょっとまとめたものをお出しいただけないかと。多摩格差と思われるもの。ちょっと調整させていただきたいと思います。
次に、125ページの特別徴収税額決定通知書封入委託料がありますが、マイナンバーが要するに事業所に対して、個人の意向に関係なく第三者に示されているということになっているのではないかと思われるんですが、このようにマイナンバーが、いわゆる事業所や第三者に情報提供されるというか、明記されたものが、送付されているものが、これ以外にないかどうか。あれば是非出していただきたいというふうに思います。
あと、167ページの生活支援事業に要する経費、これでいわゆるそらに運営委託している中身を出していただきたいのと、あとはいわゆる成人の発達障害に対する支援事業の一覧についてお出しいただきたいと思います。
次に、189ページ、在宅療養支援窓口事業委託料と、デイサービス元気づくり拠点化事業委託料について分かるものを出していただきたいと思います。
あと、219ページ、学童保育所運営に要する経費、この間の学童保育所の委託に伴う財政効果、いわゆる財源内訳がどうなっているのか、これがちょっと推移が分かるものをお出しいただきたいと思います。
279ページ、労働調査啓発に要する経費で、この間、雇用のための会社紹介事業などをやられていると思うんですけれども、その実績とポケット労働法の活用状況が分かるものを出していただきたいと思います。
次に、313ページの木造住宅耐震助成に要する経費で、三多摩26市の助成状況が分かるものを、ちょっと改めて出していただきたいのと、あとは相談事業を26市、やられているところがあったら、それが分かるものを出していただきたいというふうに思います。
次に、319ページの土地区画整理事業に要する経費は、これ、いつもお願いしていますが、進捗状況が分かるものを出してもらいたいと思います。
あと、321ページの委託料、障害者団体の清掃委託料がありますけれども、この委託料の積算根拠が分かるものを出していただきたいと思います。
あと、339ページ、指導室関連経費で、要するに教員の多忙の問題がこの間、一つの社会問題にもなっていますが、教員のいわゆる残業実態が分かるような調査をされていたら、その資料を出していただきたいのと、26市の中で学校にタイムレコーダーを設置している市もあると聞いているんですが、その調べを出していただきたいと思います。
あと、353ページ、不登校児童生徒支援モデル事業に要する経費では、いわゆる不登校児童の現状について、分かるものを出していただきたいと思います。
361ページ、就学援助に要する経費では、就学援助費を前倒しで支給している現状について、26市の調べを出していただきたいと思います。
109 ◯8番(林 倫子議員) まず、全体的に関わると思うんですけれども、資料では主な事業の一覧ということで出ていたんですが、新規事業の全部が分かるもの、それから渡辺(大)議員も要求していましたけれども、廃止事業の全てが分かるもの、これは内容と廃止にした理由が分かるものをお願いしたいと思います。
それから、79ページ、職員研修に要する経費の部分で、研修の概要が分かるもの、平成29年度で新規のものがあれば、それについては具体的な内容が分かるものをお願いしたいと思います。
それから、89ページのほか、いろいろ散らばっていると思うんですが、社会保障税番号制度に係る経費全般で、制度対応にかかる経費、財源内訳などが分かるものをお願いしたいと思います。
それから、119ページからで、保育所運営に係る経費、これもいろいろ散らばっていると思うんですが、施設ごとの運営費が分かるもの、財源内訳や施設に関わるものでどれぐらいかかっているのか、保育士など、人員でどれぐらいかかっているのかというのが分かるものをお願いしたいと思います。
それから、211ページの本町児童館の改修工事の、施設改修の概要が分かるものをお願いします。
それから、同じく211ページ、東児童館の運営委託業者選考委員会、これも事業者選定までのスケジュールが分かるものをお願いします。
それから、301ページ、街路灯維持管理に要する経費で、ESCO事業導入を決定するまでの庁内での調査や検討状況が分かるものをお願いします。
それから、321ページ、都市公園の整備に要する経費で、滄浪泉園の改修工事の経費が上がっているんですが、この改修工事の概要が分かるものをお願いします。
それから、335ページからなんですけれども、学校給食に要する経費で、小学校、中学校で出していただきたいんですけれども、直営の調理員の人件費の額、正規と非正規の内訳ですね。それと、委託料の比較ができるものをお願いします。
それから、最後です。365ページ、第四小学校の屋上防水等改修工事の詳細が分かるものをお願いします。
110 ◯20番(宮下 誠議員) 幾つかお願いいたします。
101ページのところにある財政事務に要する経費で、固定資産台帳整備及び財務書類作成支援委託料、これは今年度から債務負担行為で始まっていると思いますけれども、統一的基準で作る財務諸表、これについて、内容と進捗状況の分かるものを一覧でお願いいたします。
それから、213ページ、保育園費に関連して、これはその前の201ページの方にも保育室等保護者助成金のところで一定の金額が出ておりますけれども、この保育園の関係で、サービスを拡充した部分と、その財源等を対比して分かるような形で出していただきたい。保育料の改定も行っていると思いますので、その根拠となる財源、そしてそのサービスの拡充として必要となった金額、これを対比して分かるような形でお願いしたいと思います。
それから、287ページですけれども、江戸東京でおもてなし事業委託料、これは資料にも簡単に書いてございますし、先ほどの説明でもちょっと出たんですけど、もう少し詳しい内容で具体的にこれとこれを行うという形で出していただければ有難いです。
続いて、301ページ、外灯の維持管理に要する経費のところで、市内全域をLED化するESCO事業について、これは資料が出ていますけれども、もう少し財源と経費のところでどういうふうに対応していくのかと、ここで分かるような形で出していただきたい。また、今後のスケジュール、これも組み合わせて出していただきたいと思います。あと、主な効果でエネルギー消費といったものも、どういうふうに改善していくのかといったものも資料として出していただきたいと思います。
それから、363ページ、学校給食における主な消耗品、備品などの整備改善について、過去に資料出ていますけれども、確か平成18年からだったか、学校給食の民間委託が始まっていますけれども、そこから平成31年度までの計画が出ていると思いますので、今年度までの実績、そして今後の計画について、学校ごとにどういうふうに整備していくのか、一覧にしたものを出していただきたい。これは363ページのほかに、中学校としては377ページがあると思いますので、よろしくお願いします。
それから、367ページ、学校施設維持管理に要する経費のところで、小学校の部分がここに書いていまして、中学校の方は379ページに同じように項目がありますが、既に答弁で雨漏りなどの施設の維持管理については、台帳を整備して記録をとっていくという答弁が出ていますので、もし今年度、この予算案を出した中で台帳がもし準備されているのであれば、その台帳をコピーして、資料として出していただきたい。これはお願いでございます。
それから、393ページ、これで最後です。市内の各図書館について、新年度の予定で結構なんですが、各図書館ごとに開館時間と会館日数の予定を出していただきたいと思います。
111 ◯議長(
篠原ひろし議員) ただいままでの議事の進行状況に鑑み、時間延長をいたします。ご異議ありませんか。
(「異議なし」と呼ぶ者あり)
112 ◯議長(
篠原ひろし議員) ご異議なしと認め、時間延長をいたします。
113 ◯10番(遠藤百合子議員) 119ページなんですけれども、はけの森美術館の喫茶棟について、試験的に土日開催というような話も聞いておりまして、4月以降どういう状況でオープンしていくのかという背景が分かるものを含めて、どこがやっていくのかということも含めてお願いいたします。
それから、先ほど露口議員の方からもありましたけれども、261ページの飼い主のいない猫に関しての施策が出ておりますけれども、今後の予定ですね、そして、今まで説明会があったのではないかというふうに聞いておるんですけれども、その説明会をやった中で何か意見があったかどうかということも含めて、概要についてもうちょっと詳しく教えていただきたいということがございます。
それから、林議員の方からもありましたけれども、365ページ、これは第四小学校の屋上の工事ということで大々的に雨漏りについてご検討いただいて予算をつけていただいたということだろうと思いますので、これはちょっと感謝とともに、是非具体的な内容について教えていただければと思います。
以上、3点お願いします。
114 ◯23番(板倉真也議員) 私も何点かお願いしたいと思うんですけれども、まず、歳入のところの市民税の個人市民税と法人市民税で、ふるさと納税でほかの自治体から小金井市へ来ている状況と、小金井市からほかの自治体へ行っている状況を、この制度がスタートしてから平成28年度まで出していただきたいと思います。
次が、159ページの生活困窮者自立相談支援事業に要する経費で、三つの委託料が載っておりますが、この積算根拠を出してください。社会福祉協議会に委託するのかなと思いますけれども。
次に、261ページの飼い主のいない猫の不妊去勢手術費補助金の54万円の、この金額が算出された根拠をお願いしたい。
次が、329ページの災害対策に要する経費、過去に出ていたらご指摘いただければ自分のをコピーしますけれども、備蓄計画、それと、この当初予算でこの備蓄計画に基づいてどのような対応になっているかを出してください。
次が、ちょっと嫌らしい質問になるかと思うんですが、小学校費と中学校費で就学援助に要する経費があります。私、一般質問でこれまで行っていて、学校教育部長は検討しますという答弁をされているんです、一般質問に対して。どのように検討して今日に至ったかを時系列にお願いしたいということであります。検討しますとはどういうことを言ったかというと、先ほど水上議員が資料要求しましたが、入学準備金を検討しますと述べたんですよ。その部分について、検討結果、どうなったのかということを、検討の状況を時系列でお願いしたいということであります。
最後ですけれども、387ページの貫井南分館外構工事です。工事着工に至るまでのスケジュール、住民対応を含めてのスケジュール、どのように考えているのかを、もしありましたら出していただきたい。
115 ◯14番(百瀬和浩議員) まず1点目は、121ページ、新庁舎建設に要する経費、委託料、庁舎等執務環境調査委託料並びに新庁舎等建設計画調査委託料、この二つにつきまして、業務の内容の詳細が分かるものをお願いしたいと思います。
二つ目です。189ページ、福祉会館に要する経費ということで、委託料、福祉会館解体工事管理委託料、これの業務の内容が分かるもの、それと、(仮称)新福祉会館建設基本計画策定支援委託料、これも発注仕様書などの業務内容が分かるものをお願いいたします。それと、15、工事請負費ということで福祉会館解体工事ということで、これの工事内容の分かるものをお出しいただきたいと思います。
3点目、311ページ、6番、市街地再開発事業等の事業に要する経費ということで、南地区、第二地区の再開発ですが、現在、この地区のエリアと東側市道との間に存在するインフラの種類と位置が分かるもの、これ、図面でお示しいただきたいと思います。その撤去に関する具体的な時期と手段、手順など分かる資料をお出しいただきたいと思います。
それと、4点目、249ページの31、妊婦面接に要する経費ということで、この事業の詳細が分かるもの、それと、もし近隣自治体で同様な事業があれば、その辺のことが分かるものもお出しいただきたいと思います。
それと、5点目、365ページ、学校施設整備に要する経費ということで、工事請負費、非構造部材改修工事ということで、五つの小学校がありますが、この小学校それぞれどんな工事を行うのか、工事の内容が分かるものをお知らせいただきたいと思います。全く同じで、379ページ、学校施設整備に要する経費ということで、非構造部材改修工事で、三つの中学校が挙がっております。各中学校別の工事の内容、詳細が分かるものをお出しいただきたいと思います。
それと、7点目、最後になります。387ページ、公民館維持に要する経費ということで貫井南分館外構工事ということで、工事請負が載っておりますが、これの工事内容の詳細が分かるもの、発注仕様書や設計図等で結構です。
116 ◯5番(坂井えつ子議員) 重複しない点で申し上げます。1点目が173ページ、障がい者グループホーム防火対策助成事業補助金について、現状で障がい者グループホームの防災対策がどのようになっているのかの一覧、今回の補助金で何が補助されるのかといったものが分かる資料をお願いします。
2点目です。359ページ、通学路防犯カメラ設置工事、これは緑小学校に新設されることと思いますけれども、現状でどこに設置をされているのかの地図に加えて、どこに置かれるのか。置かれることになった理由も含めて、分かる資料をお願いしたいと思います。
117 ◯11番(渡辺ふき子議員) それでは、2点お願いします。
がん対策についてのところで、239ページから241ページのがん検診がこのたび変わっているということなんですけれども、これまでのがん検診と、今後、今回のがん検診の対応の違いと、これから目指すところ、目標とするところを具体的に書いていただけたらと思います。
それから、もう一つ、287ページ、農工大多摩ベンチャーポート、それから事業創造センターKO-TOについて、商工費のところですが、この入居の状況と、それぞれ今年の取組、どのようなものを取り組まれようとしているのか、お聞きしたいと思いますので、よろしくお願いします。
118 ◯7番(田頭祐子議員) 4点あります。
まず1点目が、これは片山議員と重なるところもありますが、女性総合相談事業委託料、これが増えてきているということですので、その増えてきている状況が分かるような3年分の資料でお願いしたいと思っています。相談事業の内容、分類、年代や、また連携先などある場合には、そちらもお願いします。
それから、159ページ、家計相談支援事業と学習支援事業です。これも事業の詳細が分かるものということで、専門委員の方や実施場所、対象の方、実施の回数などが分かるものをお願いいたします。
それから、263ページは環境配慮型住宅施設があります。こちらがNPOに委託されていますので、委託事業の内容と利用実績が分かるものをお願いいたします。
それから、最後は、子どもが利用する施設、公共施設での洗浄剤などの利用実態です。これもいつもお願いしているものですので、これまで今年度、もう既に資料請求、資料をお願いしているところはもう結構ですが、とりあえず申し上げます。199ページが保育所、それから201ページ、子ども家庭支援センター、211ページ、児童館、213ページ、保育園、217ページ、学童保育、231ページ、保健センター、355ページ、小学校、369ページ、中学校、それから、これが可能であればということですけれども、109ページに集会施設ということで載っています。387ページが公民館、393ページが図書館。
119 ◯24番(森戸洋子議員) 1点は8ページの固定資産税に関わって、5年間、平成29年の予算を含めて、木造、非木造の棟数の推移が分かる資料をお願いしたいと思います。できれば、土地が宅地化の面積というんですか、そういうことが分かる資料をお願いしたい。
それから、17ページの保育所運営費負担金であります。保育料の5年間の推移で利用者数も含めてお願いしたいと思います。
それから、20ページの市民農園の使用料についてであります。今回、値上げをされるということですが、市民農園の場所、それから利用者数、値上げ前と後の影響がどうなっているか、分かる資料をお願いします。
それから、23ページの一般家庭ごみのごみ処理手数料でありますが、5年間の世帯数と手数料の推移が分かる資料をお願いいたします。
それと、歳出の方ですが、159ページに生活困窮者自立相談支援の委託料が3件計上されておりますが、これまでやってきたものもあると思いますが、内容と、それから実績、これが分かる資料をお願いいたします。
それと、201ページ、保育室等保護者助成金の予算が計上されております。説明は分かるわけですが、積算根拠が分かる資料をお願いいたします。
それから、209ページ、民間保育所を含めた保育園の年齢別の定数、推移、これが5年間ぐらいで分かる資料をお願いしたいのと、多摩26市の待機児童率が分かる資料をお願いいたします。
それで、あと、311ページの武蔵小金井駅南口の再開発事業です。第2地区ですが、渡辺(大)議員からは補助金の内容が分かるものということで、私も是非お願いしたいんですが、改めて総事業費を含めて事業内容が分かるもの。それとこの間、周辺住民との話し合いなどの実態が分かるもの。それから、権利変換の公告縦覧が行われて、結果が出ていると思いますが、その内容が分かるもの。それから、説明会で配布をされておりますが、計画の図面、全部とは言いませんが、代表的なもので結構です。それと、環境に関わる資料も提出されております。これらが分かる資料をお願いしたいと思います。
それで、次に、361ページ、373ページですが、小・中学校の特別支援学級の通級学級も含めて、固定もそうなんですが、申請、申込み状況と待機者数、実態が分かる資料をお願いしたいと思います。
それから、365ページ、375ページの就学援助費で水上議員、板倉議員から要求があったわけですが、加えて、平成27年、平成28年、平成29年の対象人数と予算の状況が分かる資料をお願いいたします。
それから、前後して申し訳ないんですが、361ページと375ページの教育振興費に関わる、いつも提出していただいております消耗品費、備品費、印刷製本費が分かる資料をお願いいたします。
それから、最後に424ページ、425ページの債務負担行為でLED化についてでありますが、具体的な内容と、この効果など、検討された内容が分かる資料をお願いいたします。
120 ◯9番(中山克己議員) 私の方からは、まず103ページの第二庁舎維持のためのスケジュール予定と、必要になるアクションが細かく分かるものをお願いします。
それから、107ページ、ホームページの管理システムの修正委託料の作業内容、もしくはその仕様が分かるものをお願いしたいと思います。
それから、113ページの、これは前原暫定集会施設なんですが、こちらの維持管理というか、こちらの先行予約に関して、そのフローと作業されている方の状況が分かるものをお願いしたいと思います。
それから、あと、前後しますが109ページの市制施行60周年記念事業の内容の分かるものをお願いしたいと思います。
あと、117ページの美術館のオリジナルグッズの製作委託料に関して、そのオリジナルグッズの内容の分かるものをお願いしたいと思います。
それから、121ページでありますが、こちらは環境調査と設計調査の契約内容と、工程スケジュール、これが契約書などがあればお示しいただければと思います。
それから、127ページ、こちらは収納事務に関する経費で、滞納整理要員の作業範囲と配置目的、仕様の分かるもの。それから、平成29年度の滞納整理の計画の分かるものを教えていただければと思います。
それから、すみません、105ページが飛んでいましたけれども、105ページのオリンピック・パラリンピックフラッグの監視補助員の賃金に関連しまして、このオリンピック・パラリンピックフラッグのイベントの内容が詳しく分かるものと、このフラッグの管理体制の分かるものをお示しいただければと思います。
それから、最後です。359ページの通学路防犯カメラの設置工事ですけれども、この設置計画、それから予定の分かるものをお示しいただければと思います。
121 ◯19番(紀 由紀子議員) 3点の資料をお願いいたします。
21ページの市民農園の使用料ということで、多摩26市の使用料がどうなっているのか、お願いします。
187ページ、介護支援ボランティアポイント事業に要する経費ということで、現状と課題、そして取組について分かるものということで、それぞれ介護施設が行っていると思いますが、そこに何名の人が配置されてボランティアに来ているとか、そういった詳しい状況の分かるものということでお願いしたいと思います。
そして、249ページ、妊婦面接に要する経費ということで、資料は出されておりますが、もう少し詳しい内容の分かるものということでお願いしたいと思います。
122 ◯3番(鈴木成夫議員) 私から、ちょっと1点だけお願いしたいと思います。
329ページ、災害対策に要する経費のところなんですが、板倉議員からも備蓄計画ということで資料の要求があったかなと思うんですけど、私はこれに、もし可能ならば、これにつける形でいいんですが、現状、どの倉庫にどういったものが置かれているのか。恐らく担当課では、リストを持って管理されているのかなと思うので、そういった資料をお願いできればと思います。
123 ◯議長(
篠原ひろし議員) ただいま資料を各議員の方から要求いただきましたけれども、副市長の方から一括して、これについて受けてもらうということになりますけれども。
124 ◯副市長(上原秀則) ただいま要求のありました多岐にわたる各種の資料につきましては、調整の上、
予算特別委員会に提出をさせていただきます。
125 ◯議長(
篠原ひろし議員) それでは、資料要求は終了といたしますが、これから質疑があるわけですが、歳入一括、歳出は事項別明細書68ページの議会費から277ページの衛生費までと、278ページの労働費から予備費最終までの2区分で行うわけですが、ご異議ありませんか。
(「異議なし」と呼ぶ者あり)
126 ◯議長(
篠原ひろし議員) ご異議なしと認め、歳入一括、歳出は以上の2区分で行いますが、先ほど申しましたとおりに、
予算特別委員会を設定いたします。
予算特別委員会に付託し、審査するので、本会議においては大綱的な質疑にとどめて、議事の進行に特段の協力をお願いいたします。
歳入に対する質疑はございますか。
(「なし」と呼ぶ者あり)
127 ◯議長(
篠原ひろし議員) 歳入に対する質疑を終了することにご異議ありませんか。
(「異議なし」と呼ぶ者あり)
128 ◯議長(
篠原ひろし議員) ご異議なしと認め、歳入に対する質疑を終了します。
次に、歳出の議会費から衛生費に対する質疑はございますか。
(「なし」と呼ぶ者あり)
129 ◯議長(
篠原ひろし議員) 歳出、議会費から衛生費に対する質疑を終了することにご異議ありませんか。
(「異議なし」と呼ぶ者あり)
130 ◯議長(
篠原ひろし議員) ご異議なしと認め、歳出の議会費から衛生費に対する質疑を終了します。
次に、歳出の労働費から予備費最終に対する質疑はありますか。
(「なし」と呼ぶ者あり)
131 ◯議長(
篠原ひろし議員) 歳出の労働費から予備費最終に対する質疑を終了することにご異議ありませんか。
(「異議なし」と呼ぶ者あり)
132 ◯議長(
篠原ひろし議員) ご異議なしと認め、歳出の労働費から予備費最終に対する質疑を終了いたします。
以上で、本会議での質疑を終了といたします。
お諮りします。本件は
予算特別委員会に付託することにご異議ありませんか。
(「異議なし」と呼ぶ者あり)
133 ◯議長(
篠原ひろし議員) ご異議なしと認め、本件は
予算特別委員会に付託することと決定いたしました。
お諮りします。本日の会議は議事の都合により、この程度にとどめ、これをもって延会することにご異議ありませんか。
(「異議なし」と呼ぶ者あり)
134 ◯議長(
篠原ひろし議員) ご異議なしと認め、延会することと決定いたしました。
本日はこれをもって延会します。
午後5時10分散会
Copyright © Koganei City, All rights reserved. ↑ ページの先頭へ...